★☆★中・高生質問スレ Part6★☆★

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1世界@名無史さん
・必ず回答が得られるとは限りません。
基本的に、質問がおもしろいと思った人が答えるだけです。
・一応礼儀正しく
堅苦しく考える必要はないですが。あまり礼を逸した質問は無視されることもあります。
普通に質問を書いていれば問題はおきないと思います。
・質問を整理するよう工夫しましょう。
あまりにあバク然とした質問は、答えづらく、回答率が低くなります。質問の意図を明確にし、範囲を限定しましょう。
主に◎◎の面について教えてください、◆◆世紀の★★について知りたいです、などの限定付けがされた質問は回答を得易くなります。
・催促はひかえる
例えば「明日までに教えてください」なんて書いても、都合よく回答をもらえるとは限りません。しばらく様子をみる余裕を持ちましょう。
催促をするくらいなら、回答を得易い質問を工夫しましょう。
・自分でも調べてわからないことを質問しましょう。
あまりに単純な質問は自分で調べなさいと言われがち。
自分で調べたのはどこまでか、そして何がわからなかったか書くなどすると解答率が高くなります。
特に、宿題の丸なげは叱責されます。
・質問したら、追跡しましょう
もし、思うように質問ができなくて、意図と違う回答が来たり、話題がズレたりした場合、質問者は話題の修正を試みてよいと思います。
が、そんなことにならないように、はじめに整理された質問ができた方が、なおよいです。
話題の修正をあまり強引におこなうとヘソを曲げる人も出るかもしれません。うまくやってください。
・基本的にアゲ進行でお願いします。

Part1
http://mentai.2ch.net/whis/kako/987/987692542.html
Part2
http://mentai.2ch.net/whis/kako/1009/10096/1009621327.html
Part3
http://academy.2ch.net/whis/kako/1020/10206/1020659057.html
Part4
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1040693271/l50
Part5
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1054745865/-100
2世界@名無史さん:03/11/02 14:36
ソメイソシノは韓国起源でしょうか?
トヨタ・ホンダは秀吉に強制連行された人々の子孫が作った企業でしょうか。
3世界@名無史さん:03/11/02 17:43
1823年のモンロー宣言により確かに欧米大陸の相互不干渉は定めらてます。
この方針は約100年にもわたり維持され続けたんですね。かなりすごいと思います。
かなり時代が離れていたので、頭の中にさえありませんでした。

>>995>>997-999で答えてくださった方、どうもありがとうございます。
4  :03/11/02 18:55
>>3
まだあるよ。中米諸国に干渉してて忙しかった。
西暦1914〜17年 メキシコ革命に干渉
西暦1915年   ハイチ出兵、保護国化
5世界@名無史さん:03/11/02 20:08
>>4
1915.7.3 アメリカがハイチの革命に干渉
1915.9.16 アメリカがハイチほを保護領にする

調べてみたらこういうのがありました。
15年にルシタニア号が撃沈されていながら参戦が17年となったのは、
軍事的な体制を整えるために時間が必要だったということに感じます。

その時代の情勢を判断していくという作業は面白いですね。
6世界@名無史さん:03/11/03 13:07
オーストリア継承戦争と七年戦争の勢力関係について質問です。
前者は オーストリア、英VSバイエルン候、ザクセン候、普、西、仏
後者は オーストリア、仏、露、スウェーデンVS普、英
ですが、基本線はオーストリアVSプロイセンということと、フランスは外交革命
でオーストリアと同盟したことは分かりました。

質問 英がオーストリア→プロイセンとなったのはフランスとの対抗上ということですか?
   単に勢力均衡の考えで動いたと取っているのですが…。

   フベルトゥスブルク条約の中にプロイセンは戦争中に占領した領土をザクセンに返還
   するというのがありますが、ザクセン候はオーストリア側で参戦していたと考えてい
   いのですか?
 
   外交革命が結ばれた背景には何があるんですか?継承戦争でプロイセンが強くなりす
   ぎたと両国が感じたからでしょうか?

長くなってすみません。
7世界@名無史さん:03/11/03 13:49
世界史学習にオススメのマンガあったら教えてください・・・
8ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/11/03 15:12
「世界史学習に」漠然としていて、対象を絞らないと。
でも絞りすぎると、マンガがなかったり。

とりあえず「好きな歴史ものマンガ」というスレがあるので
参考にしてみては、なければ、また質問すれば良いのでは?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1002079641/l50
9世界@名無史さん:03/11/04 02:49
>>6
>英がオーストリア→プロイセンとなったのはフランスとの対抗上ということですか?
>単に勢力均衡の考えで動いたと取っているのですが…。
概ねそういうことだと思います。

英の事情
1.墺が仏に接近しつつあるから、新しい欧州でのコマが欲しい。
2.普に資金を注ぎ込んでやれば、ドイツにおける普−墺間の力関係が均衡し、欧州で戦争は起こらない。
よって英は仏との植民地戦争に専念出来る。
(議会がうるさいわけですね。欧州での戦争は金を食うだけだと・・・)
3.ハノーファーの安定。特に普はハノーファーに対する潜在的脅威だったのでこれを取り込めるのは大きかった。

普の事情
1.墺がリベンジを企んでるし、露が西方進出を企んでいるからとにかく金が欲しい。
(実は露にも英の金が流れていたわけですが・・・この辺、英国外交の迷走です。)
2.英から財政援助受けても、普仏間の友好関係にはひびが入らないだろう(と甘い見通しを立てたわけです。)

で、成立したのが1756年1月のウェストミンスター協定。
10世界@名無史さん:03/11/04 02:50
>>6
>外交革命が結ばれた背景には何があるんですか?継承戦争でプロイセンが強くなりす
>ぎたと両国が感じたからでしょうか?
これも概ねそうです。

仏の事情。
1.英との植民地抗争に専心したい。
2.欧州での戦争に巻き込まれたくはないが、
最悪、墺領ネーデルランド・墺領北イタリア方面から包囲されることは避けたい。
(←スペイン継承戦争の悪夢)
3.味方と思っていた普が突然、英と通じやがった!(ウェストミンスター協定の衝撃)

墺の事情。
1.どうしても普にリベンジしたい。
2.オーストリア継承戦争の二の舞を避けるには仏との同盟が不可欠だ。
2.一方、英は欧州での現状維持を望み、まるで使えない。
それどころか普に金渡してやがる!(ウェストミンスター協定の衝撃)

ということで成立したのが1756年5月の第一次仏墺同盟。
11世界@名無史さん:03/11/04 02:56
>>6
>フベルトゥスブルク条約の中にプロイセンは戦争中に占領した領土をザクセンに返還
>するというのがありますが、ザクセン候はオーストリア側で参戦していたと考えていいのですか
「ザクセン侯の参戦」という事実があるのかどうか良くは知りませんが、次のようには言えると思います。

7年戦争中、ザクセンは国際政治上の主体としての立場を失っていたので、勢力関係を考える際には無視して良い。
フベルトゥスブルクで問題になったのは、この実質的に滅亡したザクセンに独立を回復するかどうか、
という点だった。(結論は1756年時の原状復帰)

1.まず7年戦争中ザクセンは国としても軍事力としても実体を成していない。
7年戦争はプロイセン軍のザクセン侵攻で始まり、
そして戦争中のほとんどの期間、ザクセンは普の占領下に置かれたからである。
(ザクセン軍も普軍に編入された。)

2.ついでに、プロイセンのザクセン侵攻も、ザクセンが何か敵対行為を取ったからというわけでもなかった。
ここがフリードリッヒの非難されまた賞賛される点だが、彼は
 1.シュレジェンとブランデンブルクの安全を保障しかつベーメンへの進撃路を確保する。
 2.ザクセンの金と人員を搾取しまくって戦争を戦い抜く。
という2大目標を達成するために、何ら大義名分なしにザクセンに侵入したのである。

ただ、ザクセン侯が墺か仏か、どこかに亡命して従軍・参戦していた可能性もあるけど、
それについてはあんまり聞かないなあ。
12世界@名無史さん:03/11/04 03:25
>ただ、ザクセン侯が墺か仏か、どこかに亡命して従軍・参戦していた可能性もあるけど、
>それについてはあんまり聞かないなあ。
自己レスだが、
当時のザクセン選定侯フリードリヒ・アウグスト2世は同時にポーランド王アウグスト3世。
彼はプロイセンによるザクセン占領後はワルシャワで暮らしたという。

ポーランド自体は中立を保ったが、ロシアの軍事拠点として散々利用されたとのこと。
13世界@名無史さん:03/11/04 19:46
親子そろって不遇だな。>フリードリヒ・アウグスト
146:03/11/04 21:22
>>9-12

詳しく解説していただいてありがとうございます。
15世界@名無史さん:03/11/04 23:21
同君連合って何ですか?
一人がいくつもの国の王になることだとは分かるんですけど、
それが国が1つになったということでは無いらしいんですが、そ
の辺がよく分かりません。
16世界@名無史さん:03/11/04 23:37
野球部の部長が吹奏楽部の部長を兼任しても、野球吹奏楽部にならないがごとく。
>>15
喩えれば、カナダの首相がアメリカ大統領選に出馬して当選しますた、って感じかな。
この場合このひとはカナダ首相の仕事をしながら、アメリカ大統領の仕事もしなきゃいけない。
片っぽの国での選挙戦で落ちたがもう片方では再選できたり、そもそも選挙の日取りが一緒な
ワケじゃないから、両国の仕事をまとめてしまったりする事は出来ない。

つまり、同君連合国内では、頭(=国王)は一緒だけど、議会だとか行政組織だとか法体系
とかはそれぞれの国で別個にあるわけだ。だから、王が片方の国を依怙贔屓するような政策
を執るともう片方の国の貴族や議会によって、そっちの王座から引きずり降ろされて、同君
連合が破綻したりする。
現在の英連邦なんかのように、国王に権力がなかったりすると(・∀・)人(・∀・)ナカーマ意識を
育んだり他国に比して親密にしたりする以上の意味がなかったり。
18パシッチ ◆mWYugocC.c :03/11/05 00:33
>>15
同君連合というのは、あくまで「トップが同じ」ということでしかないのです。
それ以外は、議会も違えば法律も違う。あくまで、「別の国」。

例えばハプスブルク家はハンガリーからスイスにかけての沢山の国を「同君連合」した。
けど、それらは別の国なので、別々に議会はあるし、法律も違う。
国境がちゃんとあって、そこに関所があって関税を取られたりもする。

法律が違うということは、次期国王の選び方が違うということでもある。
例えば、1714年からイギリスとハノーヴァー公国は同君連合をしたけど、
イギリスが女性への相続を認める法律だったのに対し、ハノーヴァーの法律は女性への相続を認めなかった。
それで、1837年にヴィクトリアがイギリス王になったとき、
ハノーヴァー王位はその叔父のエルンスト・アウグストゥスが継承して、同君連合は解消された。
19世界@名無史さん:03/11/05 20:22
>>16-18
ありがとうございました
20世界@名無史さん:03/11/05 21:32
1724に雍正帝がキリスト教布教を全面的に禁止したにもかかわらず、キャフタ
条約(1727)で北京にギリシア正教の宣教師の滞在を認めたのはなぜですか?
21世界@名無史さん:03/11/06 00:55
オーストリア・ハンガリー二重帝国って具体的にどういうことですか?

ただ単に同じ皇帝、別々の議会ってことですか?
そんなんでうまくいくのですか?
22世界@名無史さん:03/11/06 01:26
>>31
これを読むべし。ちょっと手に入れにくいかも知れぬが。
大津留 厚『ハプスブルクの実験―多文化共存を目指して』中公新書
23世界@名無史さん:03/11/06 01:29
近代史ってどのへんからよ?
24世界@名無史さん:03/11/06 07:35
ポーランドのヤゲロー朝の前の王朝って何というんでしたっけ?
カシミール大王が居た頃の。
25パシッチ ◆mWYugocC.c :03/11/06 17:16
>>21
二重帝国は同君連合とはちょっと違います。
オーストリア皇帝=ハンガリー王。
議会は別々(ちなみに選挙権の範囲も言語も別)。
内閣も別。
ただし、「共通業務」として、外交と軍事と財政は両国共同でした。
オーストリアの外務大臣、陸軍大臣、財務大臣は同時に、
ハンガリーの外務大臣、陸軍大臣、財務大臣でもありました。
軍隊も両国共同です。

この制度はあくまでハンガリーへの妥協として一時的に現れたもので、
固定的に運営するつもりはなかったと言われているようです。
しかもハンガリーだけが特殊な位置を占めることに反感を持った民族もありました。

>>24
ピアスト朝のこと?
26世界@名無史さん:03/11/07 01:10
age
27世界@名無史さん:03/11/08 01:01
すいません、教えてください。
旧ソ連が進めたジェンダーフリーの具体的な政策・・・
そして、その結果どのような犯罪が増え、どのような社会問題が起こったのか・・・
それを説明している本(洋書・和書)、またはサイトがありましたら教えてください。

すいません、お願いします。
28世界@名無史さん:03/11/08 01:22
かなり結論を先取りした調査ですな
29世界@名無史さん:03/11/08 14:24
よろしくお願いします。

実は、私は中年の歴史関係の仕事をしてる者ですが、先日某出版社の中学生用
教科書の年表に、西洋の欄がありまして、古代・中世・「近世」・近代・現代との
区分になってました。

「近世」は日本のみという私の古い頭脳が吹っ飛びましたので、さっそく出版社の
編集部に問い合わせたところ、
1、西欧での歴史区分に近世を入れたのは、中学生用では、わが社1社のみである。
2、近年、西欧の学界で、多くなっている説である。フランス革命ないし清教徒革命まで。
とのことでした。
検索をしてみたところ、確かに、近年、このような主張が見受けられました。

で、質問なのですが、
1、西欧史の「近世」区分は、文部省検定教科書に載せるほど一般化した説なのでしょうか。
2、近世開始は、東ローマ崩壊か、大航海時代開始か、ルネサンス開始でしょうか。
3、高校や大学の教科書ではどうなっているのでしょうか。特に年表が気になります。
4、フランスでは、近代以前をアンシャンレジームと呼んで、近世概念の一つと
してるようなのですが、西欧の学者は「近世」にあたる用語を、原語でなんと呼んでいる
のでしょうか。英仏独の学術用語がわかれば幸いです。

質問スレが見つからず、中・高スレで申し訳ありません。
スレ違いなら誘導ください。
新しい研究にふれている方、また、ふれていた方、是非、私の古い頭脳に
刺激を与えてください。
部分的でもかまいませんので、ご指導お願いいたします。
30世界@名無史さん:03/11/08 14:42
近世=Early Modern
だいたい15-18世紀(東ローマ帝国崩壊からフランス革命まで)
って感じじゃないの?
英語圏のこの時代を扱った史書の表題には確かに、
Early Modernを冠するものが増えてる。
それと、佐藤彰一、池上俊一、高山博「西洋中世史研究入門」名古屋大学出版会
あたりの158p以後をよんでみそ。この概念(近世)が西洋史学において
市民権を獲得していった経緯が簡潔に書かれている。
が、これが中学高校で教えるべきなほど定着した概念なのかどうかはわからん。
あとは詳しい人、補完よろ。
31パシッチ ◆mWYugocC.c :03/11/08 15:25
ドイツ史では「初期近代」Früher Neuzeitと呼んでるみたいです。知り合いが連呼してました。
けど、あくまで中世史の一部という扱いみたいです。
普通に使っているので定着しているものと思ってたんですけど、言われてみれば高校生の時分に習った覚えありませんね。
32世界@名無史さん:03/11/08 15:57
アンリ=ピレンヌの「マホメットなくしてシャルルマーニュなし」の意味と、どうしてピレンヌはそう考えたのか?っていう宿題が出て、
意味の方は、アッバース朝が成立してアフリカ北部を制圧したためにウマイヤ家はイベリア半島に移って後ウマイヤ朝を開いた。そしてフランク王国は地中海の西と南と東をイスラム教徒に囲まれて制海権を握られ、閉じこめられてから独自の歩みを始めた。
っていうかんじかなと思うんですが、どうしてピレンヌがそう考えたのかが分からないんです。どなたか教えていただけませんか?
33世界@名無史さん:03/11/08 17:56
>>32
 アッバース朝が成立して、アフリカ北部を制圧したために、ウマイヤ家の残党はイベリア半島に移って後ウマイヤ朝を開いた。
そのため、フランク王国は、地中海の西と南と東をイスラム教徒に囲まれて制海権を握られ、閉じこめられてから独自の歩みを始めた。
と考えたためです。

34世界@名無史さん:03/11/08 20:54
35世界@名無史さん:03/11/08 22:48
>>30
>>31
ありがとうございました。
さらに、何かわかりましたらお願いします。
サイトでもありましたら、ご紹介ください。
36世界@名無史さん:03/11/09 00:36
名誉革命のときのウイレムとメアリ夫妻と
直後王位に就いたウイリアム3世とメアリ2世は別人なの?
37世界@名無史さん:03/11/09 00:40
そう思う理由は?
38世界@名無史さん:03/11/09 00:41
ウィレムとウィリアムの違いなら、
オランダ語→ウィレム
英語→ウィリアム
で同一人物のことだよ
>>29
私は逆に「近世は日本史のみ」という概念の方が驚きです。
パシッチさんの言うとおり、普通に使ってる言葉なので。
高校のときは世界史専攻じゃなかったのでわかりませんが、
個人的常識として、
市民革命以前と以後を同じ概念区分(近代)でくくることはありえないと思っておりました。
単なる感想で申し訳ありませんが…。
4036:03/11/09 01:00
>>38
はい、最初はそうだと思ったんですが・・・

>>37
なんか家系図みたら、両方書いてあったもんで・・・
41パシッチ ◆mWYugocC.c :03/11/09 01:09
同一人物で、即位前と即位後の名前を併記しただけなんじゃないでしょうか。

>>39
市民革命以前を中世とくくるか、中世+近世(初期近代)とくくるかの違いじゃないでしょうか。
市民革命で近代が始まるというのは変わらないと思います。
42世界@名無史さん:03/11/09 10:36
明治に西欧歴史区分が日本に移入され、当時は西欧歴史学は古代・中世・近代
の3区分でしたので日本もそれを当てはめました。
「近世」とは、明治初めでは「今の時代」と言う意味でしたので、近代が始まった
ばかりの日本は、近代でもなく中世でもない、どっちにしていいかわからない
江戸ごろを「近世」としました。
ですから、西欧歴史学界で3時代区分が主流の間は、「近世」と言う時代区分は、
日本だけでした。
1970年代くらいまで、そうだったと思います。

西欧歴史学が3区分なのは、古代とルネサンスでの古代復活を近代として、間の
停滞期を中世としました。
その中世の見直し=復権から、古代・中世・近世(=前期近代)・近代・現代
の5時代区分が出てきたようです。
43世界@名無史さん:03/11/09 19:44
>>32
答え方がまずいんじゃないの?
「どうしてそう考えたのか」というのは、
普通に考えれば、ピレンヌ・テーゼに対する実証如何ということになるけど
フツー高校生にそこまで聞かないでしょう。

「マホメットなくしてシャルルマーニュなし」というのは比喩的な表現だから、
その意味としては、
「イスラム勢力の勃興(=マホメット)なくして西ヨーロッパ世界の成立(=シャルルマーニュ)なし」
と、比喩を解きほぐすように答えればよいと思う。
その上で「どうしてピレンヌそう考えたか」に対する答えとして、あなたが色々上げている史実を説明すれば良いのでは?

ただし、ピレンウは社会経済史の人だから、
「イスラム勢力の勃興で、一体的な地中海商業圏が崩壊し、
 遠隔地商業網から切り離された西欧は、極度に農業的な経済に退行した(とピレンヌが考えた」
点は外せないと思います。

ps.一応ピレンヌの論拠をいくつか上げておくと、
・8世紀以降、パピルスや香辛料等の奢侈品が西欧でほとんど見られなくなる
・8世紀以降、西欧で金貨の流通が途絶える・・・・等々。

更についでだが、ピレンヌがこのテーゼを唱えた動機としては、次の点も考えられます。
ピレンヌのピレンウ・テーゼ以外の業績としては、中世都市起源論があるが、
彼は、(城・教会といった在地の領主制的要素や、ローカルな商業活動の中心地などにではなく)
遠隔地商人の定住地に、中世都市の起源を求めています。
つまり「10〜11世紀の(遠隔地)商業の復活→中世都市の成立」という論理ですね。
したがって、彼の理論構成としては、どうしても中世初期にいったん遠隔地商業が衰退して貰わないと困るわけで・・・
・・・というのは言い過ぎか? まあ参考までに。
44世界@名無史さん:03/11/11 02:42
43番さん、ピレンヌについていろいろ教えて下さってありがとうございました。私はまだまだ未熟者ですが、世界史大好きなので頑張ります☆
45世界@名無史さん:03/11/12 22:34
今日のトリビアの泉で、
「小便小僧は、小便で爆弾の導火線の火を消した」
っていうネタがあったんですが、本当でしょうか?

確か、14世紀の後半だったような気がします(1380年頃?)
いろいろ調べたら、14世紀の中ごろにヨーロッパで火薬が発明された
ようですが・・・・爆弾は存在したんでしょうか?

お願いします。
46世界@名無史さん:03/11/13 23:47
火薬に関する最古の記録は「真元妙道要略」という道教の経典といわれています。
(9世紀に書かれた書物で、その中の煉丹術に関する記述の部分です。)
西洋では、フランシス・ベーコン(1214〜1294)が火薬を発明したのが最初だといわれていますが、火薬の威力を体験したのはモンゴル軍の侵攻を受けたハンガリーが最初のようです。
(モンゴル軍は「震天雷」という初期の大砲を対ハンガリー戦で使用。)
その後、英仏の百年戦争(1337年〜1453年)には、大砲が攻城戦で使用されたようですが、音ばかり大きくて実戦向きではないという評価だったようです。
ヨーロッパでは、火薬の原料のひとつである硝石(低緯度地域で入手易)が入手難だったためで、爆発力の高い火薬は製造難だったようです。
(硝石の割合を75%程度にすると爆発力の高い火薬が製造可能です。)

その番組は見ていないので詳しい検証はできかねますが、以上の火薬の歴史から考えると爆弾があってもおかしくはない時代のようですね。
47パシッチ ◆mWYugocC.c :03/11/14 00:28
爆弾はあっても不思議はないと思うが、ベルギーはないと思ったぞ……あの番組。
48世界@名無史さん:03/11/14 02:53
試験の問題に、
「アメリカの対独ヴェルサイユ講和条約の批准拒否」に関連して
「アメリカ合衆国は、1921年にドイツと単独講和条約を結んだ」
とあったのですが、この条約には何か名前は付いていますか?
用語集にはなくて、ぐぐっても見つからなかったんですが。
49世界@名無史さん:03/11/14 18:49
>>45
中国などと違って、西欧では、「火薬の歴史≒火砲の歴史」となってるみたいなのですが、
The Reader's Companion to Military History(eds.by Cowley & Parker)によると、
火砲の発達する以前に、petard, petar と呼ばれる城門等に取り付ける小型の爆弾が存在したが、
技術的に製造が難しくかつ信頼性にも欠けるためその発達は停滞し、
むしろ火薬の爆発力を推進力に用いる火砲の進化によって追い越された、とのこと。

だから、14世紀に爆弾が存在した可能性は、自分もあると思います。
(あと、北イタリアや低地諸地方は、この面での先進地方だったので、
ベルギーの名前が出てくることも不思議ではないと思われますが・・・)
ただ、手持ちの他の資料にはこのpetardのことはどこにも出てないので、ちょっとこれ以上はよくわからない・・

※petardの信頼性について。
シェイクスピア(16世紀初頭)の「ハムレット」には
"Hoist with your own petard"という文句が登場するとのこと。
これは、「自分の仕掛けたpetardで吹っ飛ぶ」(≒「墓穴を掘る」「自縄自縛」)という意味らしい。
どうやら当時のpetardは甚だ危険な(←味方にとって)代物だったようで・・・
50世界@名無史さん:03/11/15 12:22
17世紀に導火線が発明されるまでは、
着火が難しかったみたいですね。<爆弾
51世界@名無史さん:03/11/15 13:57
独立宣言書いたジェファソンと、第三代大統領のジェファソンは同一人物ですか?
52パシッチ ◆mWYugocC.c :03/11/15 14:05
ジェファソン Jefferson,Thomas,1743-1826
米第三代大統領(1801-09)。アメリカ独立の際大陸会議代表としてアメリカ独立宣言を起草。
ヴァージニア州知事、駐仏公使を経てワシントン大統領の国務長官、アダムズの副大統領。
この間、ハミルトンに反対して民主共和党を結成。1803年ルイジアナを仏から買収し、大陸国家発展の基を築く。
引退後ヴァージニア大学を創設。

手元の世界史事典より。
5351:03/11/15 14:31
>>52
さんくす
54世界@名無史さん:03/11/15 16:17
すみません、初心者ですが、世界史Aと世界史Bの違いを教えてください。
55世界@名無史さん:03/11/15 17:05
先日、図書館で世界文学紀行のロシア・ソビエトの巻を読んでみたのですが、
ソ連人の生活がかなり豊かに描かれていました。
分厚いパンに負けず劣らず塗られているバターも厚かったとか、うまい飯を食ってるのです。
自分の印象だと、ろくに物資も流通せず配給も滞っていてお上の目も厳しくて貧しい感が強いのですが、
(今でいうなら北朝鮮のような印象です)
これは自分の考えが間違ってるのでしょうか?本当は豊かだったのでしょうか。
それとも書き手が本当のことを隠しているのでしょうか。
他にも幸せな条件に満ちあふれていたのですが、どうにも疑ってしまいます。

誰か、ソ連人が本当に豊かだったのか教えてください。
56世界@名無しさん:03/11/15 18:27
小説は、ニュース映画と同じくプロパガンダ。

  大量に流通しているものを信用するな

これは、社会主義国だけでなく、マック文化のアメリカにもあてはまる。
57世界@名無史さん:03/11/15 19:16
一度「シベリア抑留」体験者から話を聴こう。
58世界@名無史さん:03/11/15 19:28
>55
> 自分の印象だと、ろくに物資も流通せず配給も滞っていてお上の目も厳しくて貧しい感が強いのですが、
> (今でいうなら北朝鮮のような印象です)
そりゃ言いすぎ。ゴルバチョフ後期(80年代後半)に
グラスノスチで「物不足で商店に並ぶ人々」などの映像が
西側に報道されたせいでソ連=貧しい、物不足というイメージが強くなってしまったが、
実際は現在の北朝鮮並みにひどい状況は革命直後や戦時中を除いてはない。

ま、西側基準で言ったら充分「貧しい」んだろうけどね。
車を買うのに何年も待たなきゃいけなかったりするから。

ちなみにロシアはもともと農業国なので、
流通さえきちんと機能していればメシは非常にうまい。
59世界@名無史さん:03/11/15 21:43
ベルリンの壁が崩壊した時、東側の人たちが一様にバナナを大量に買い込んでいたのを思い出すなぁ・・・。
まあ、なぜバナナ? と若い人たち疑問に思うんだろうなぁ。
60世界@名無史さん:03/11/16 00:01
そういえば解体直後のソ連に行って、街中に歩いている人に
「あなたたち、こんなもの食べたこともないんでしょ?」
と得意げにバナナを突き出して露骨に不興を買った
バカテレビ局&女子アナがいたなあ。
他にもロシア駐在ビジネスマンの中に
「ソ連人はナイロンストッキング1本で買春できる」なんて
週刊誌のヨタ記事を真に受けた香具師もいたりなんかして、
かなり日本人の評判を下げていた。

ソ連=貧しいというのはまるっきりハズレじゃないにせよ、
どうもそのほとんどが都市伝説の類なんじゃないかなあ、と思ったり。
61世界@名無史さん:03/11/16 00:21
貧しい、っつーか、共産主義末期の勤労意識の乏しさから
流通が円滑でなかった、って感じかね。こういう話を聞いたことがある。

貨車にはたくさんの物資が積まれていたが、どこにも運ばれず、ただ腐るに任せられていた。

そりゃ滅びますよ、ねぇ?
62世界@名無史さん:03/11/16 00:35
ソ連末期は、輸送中の物資が横流しされることも日常茶飯事。
「3割は天使の取り分」なんてアネクドートが堂々とまかりとおる時代だったとか。
6355:03/11/16 08:37
みなさんレスありがとうございます。

>>56
やはりそうですか。
正直、例の文章を読んだときソ連って実は天国だったのかと騙されかけてしまいました。
騙されないように心がけているのですが、どうも騙されやすくて駄目です。

>>57
以前インターネットでシベリア抑留者自身が書いた体験談を読んだのですが酷いなぁと思いました。
それ以来、露助は嫌いです。

>>58-62
自分が思ってるよりは、ソ連は豊かだったってことですかね。
仮にもアメリカと世界の覇権を争っていたわけだから、
国民もそれなりには豊かだったということですか。
64世界@名無史さん:03/11/16 22:37
>>63
「露助」なんて言葉を使っている時点で、

>騙されないように心がけているのですが、どうも騙されやすくて駄目です。

これは当然のことだよ。
騙されるのは身から出た錆だということを自覚せよ。
65世界@名無史さん:03/11/17 23:20
唯物史観ってなんですか?
66世界@名無史さん:03/11/19 14:54
第3回十字軍でコンスタンティノープルを占領してラテン帝国を建てたって書いてあるんですけど、もともと十字軍ってピザンツ皇帝アレクシオス1世の要請で始まったのになぜこんなことしたんですか?
67世界@名無史さん:03/11/19 17:28
共産主義と社会主義の違いを詳しく説明出来る人いらっしゃいますか???
少し参考にしたいのですが…
68世界@名無史さん:03/11/19 22:09
唯物史観はマルクス主義の歴史観です。歴史発展の究極の原動力は物質的、経済的な
生活関係にあるとしています。つまり、ものの動きが歴史をつくってきたという事です。
例えば米などを巡っての土地の争いがそれです。この考えによると、社会的、政治的及び
精神的生活過程の一般は、物質的、経済的生活の生産様式によって規定されます。これは
宗教や身分制度もそうだということでしょうか。しかもこの物質的基盤そのものは、それ
自身の弁証法的発展の必然性にしたがって展開されるものとされています。はっきり言って
あんまよく分からないんですが…。ようはものを巡った争いが歴史を動かしてきたってこと
です。この対義語は唯心史観です。
69世界@名無史さん:03/11/19 22:27
わかりやすくはあるよ
世の中ゼニじゃ
色とカネじゃ
てのと一緒
70世界@名無史さん:03/11/19 22:28
>>66
>コンスタンティノープルを占領してラテン帝国を建てた
それは第四回十字軍の間違いです。
それはさておき、
第一〜三回十字軍遠征によってもっとも利益を得たのは
軍の海路運搬に従事したヴェネチアなどのイタリア海港都市でした。
地勢上黒海の入り口にあって東方貿易を独占していたのがコンスタンティノープルで、
特に絹織物などはビザンツの独占状態でした。
コンスタンティノープルは彼らイタリア海港都市の商売敵だったのです。
ちなみにイタリア海港諸都市はこの第四回十字軍の後
教皇イノケンティウス3世により破門されています。
71世界@名無史さん:03/11/19 22:29
>>66
イタリア商人はアジアと貿易をしていました。これがもうかることははっきりして
いました。しかしイタリア商人の独占はビザンツ商人によって破られてしまいました。そ
こでイタリア商人は何とかして取り戻そうと考えました。ここで利用されたのが十字軍です。
イタリアから海路を進むためにここで船をチャーターするのですが、貧乏な西ヨーロッパ
からやってきた野郎どもに金なんてほとんどありません。タダで乗せてやるからあいつらを
追っ払って来いと言ったわけです。この結果として引き起こされてます。
ただこれは1つの要因であって、他にもビザンツ帝国内の主導権争いも絡んでいます。ア
レクシオス4世はクーデターに対抗するために十字軍の支援を求めました。4世は失脚し
殺されますが、その後の5世が4世の時に約束していた金を払わないと言ったことに十字
軍が切れて、だったら潰してやれと言う背景もあります。
あと十字軍はウルバヌス2世のクレルモン公会議の提唱で始まってます。また第4回十字軍
はインノケンティウス3世の提唱です。
72世界@名無史さん:03/11/19 22:36
社会主義と共産主義の決定的な違いは再分配の仕方です。
共産主義  働きに応じて分配
社会主義  平等に分配
平等に分配とかいいながらあいつは俺より働いてないじゃないかっていうのが
出てきますね。結局は働かないやつを優遇するコトになってった。
73世界@名無史さん:03/11/19 22:45
>>72
ちゃうでそ。

共産主義  必要に応じて働き、必要に応じて分配する
社会主義  能力に応じて働き、能力に応じて分配する

だよ。共産社会では働きに応じて、という概念はない。
7472:03/11/19 22:51
>>73
政経でこんな風に習った記憶があったので。
明日ノート調べてみます。
75 :03/11/19 22:51
※コピペ推奨 在日の精神構造がよーく分かります

在日コリアン魂の(わがままな)叫び
http://www.geocities.co.jp/Milano-Kotto/1518/
ムービー直リン
http://www.geocities.co.jp/Milano-Kotto/1518/genejan_20021117_extraction.asf

在日朝鮮人のカク・チョンフン君(19)は、
警官に職質されそうになって逃げた→捕まった→犯罪者と見なされて当然なのに→逆ギレ
→警官の胸ぐら掴んでおいて→警察からイジメを受けたと主張

76世界@名無史さん:03/11/19 22:59
>>67
この2つって、中々うまく説明できないよな!
似たり寄ったりしているけど、政治的思想の根本は同じだからね。
77パシッチ ◆mWYugocC.c :03/11/19 23:43
>>67
社会主義……20世紀に多く見られた、巨大な国家が人々の暮らしを守るべきだという考え方。
共産主義……古代や未来に想定される、国家や階級の存在しない状態。

ととらえると、全く逆だと言うことも、出来なくもない。
78世界@名無史さん:03/11/20 01:12
ん? 俺も質問スレで>>67とおなじ質問をしたことがあるが、
そのときは「社会主義とは、共産制に至る途中の暫定的な
政治体制」みたいな答えを貰ったがの。暫定的に地歩を
固めていく段階だから政党もあれば国家もあるが、
いずれは解消されてゆく、みたいな。
79パシッチ ◆mWYugocC.c :03/11/20 01:18
>>78
いや、共産主義を志向しない社会主義もありますので、そうとも言えないです。
北欧型の社会主義なんか、組合と党とが賃金決めて、高賃金を維持し、
政府が高い税金を取って福祉を充実、といった具合で。
80世界@名無史さん:03/11/20 04:58
共産主義者の解説する「共産主義と社会主義の違い」が>>78
共産主義を志向しない社会主義者が解説する社会主義が>>77

解説する人によって答えが違ってくるから理解困難。
そのまま論争に突入して……というのを何十年も続けている。
81パシッチ ◆mWYugocC.c :03/11/20 12:51
あー>>80さん言い得て妙ですね。
実際のとこ、こういう質問のスレはよく立つけど、混乱したあげくにdat落ちしていくのが大抵という気がします。
82世界@名無史さん:03/11/20 18:02
まあ、詳しく知っていたところで何の役にも立たない知識になってしまった事だけはおさえておいてくれ。>67
83世界@名無史さん:03/11/20 21:11
まぁ、あまり深く立ち入ってしまうとロバート・オーエンなんかの話から
始まって、現代資本主義論やらマルクス経済原論とかの一昔前の
大学の講義になっちまうわな。

漏れの理解では共産主義ってのはありあまる生産物が提供される
ほど社会の生産力が高いので、基本的に働かなくても良い。
単純に自己実現のための職業としてのみ職につき、生活を営んでるっ、
つーユートピアなんだな。

あの世界で個々人の労働インセンティブが発生したり富や資源の
再分配が各人の不満なく行われるには、そういう解釈しかなりたたん
気がするよ。
84世界@名無史さん:03/11/20 23:51
福祉国家と社会主義国家は全く違う。見た目の近似点で一緒にする
べからず。

北欧型・イギリス型のいわゆる福祉国家はあくまで私有財産制度を
基にした社会。でも、社会主義国家は私有財産制度を基本的には
認めない。これは、生産手段を独占する資本家階級を打倒するという
思想の根本に関わること。
社会主義は貧富の格差の源泉となる生産手段の私有を廃止して
社会的に所有し、資本家を打倒した労働者階層が管理運営する、
つまりは国の支配層になる、という考え方。注意して欲しいのは、
資本家というのは働かない(労働を提供しない)けど富を得ることが
出来る階層であって、権力者そのものを否定しているわけじゃない。
労働者が資本家達の後に、あらたに権力者になることは当然。

共産主義は、生産手段だけではなく私有財産制は完全に存在せず、
従って、私有財産をめぐる争いがそもそも発生しないので、それを
管理する国家が存在する必要もない。よって権力者もいない。

で、福祉国家は生活保障の範囲をいわゆる夜警国家よりも拡大した
だけだよ。「巨大な国家が人々の暮らしを守るべきだという考え方」は
ナチの考え方。大衆はバカだから国が生活を保証してやんなきゃ
なんめえ、そんかわり選択の自由度はへっちまうぜ!って発想だね。
85世界@名無史さん:03/11/21 03:19
こうやって際限ない議論に突入していくと。
86世界@名無史さん:03/11/21 18:50
・共産主義
  私有財産ゼロ
・社会主義
  生産手段は公有だが、私有財産も認められる。
・国家社会主義
  基本的に私有財産だが、生産に関わる基幹産業などの一部は国有
・福祉国家
  基本的に私有財産だが、生活に関わる公共資本の国有率が高い
87世界@名無史さん:03/11/21 18:52
ただ、暴力闘争での政権奪取を目的とするのが共産、平和闘争での
政権奪取が目的なのが社会、という見方もある。第1から第3までの
インターナショナルの流れを検索のこと。
88世界@名無史さん:03/11/22 13:17
>>82
確かにそうですね。
資本主義諸国も社会主義的な思想を取り入れて、中国なども資本主義的な思想を導入
してますし。純粋な資本主義で神の見えざる手があるから大丈夫なんて言ってるとあの
世界恐慌みたいなケースになる可能性もあり、厳格な社会主義を取り入れようとすると
ソ連みたいに立ち行かなくなってしまうわけですから、いろんな主義、思想のいい所を
バランスよく取り入れていかなければダメなんですね。
それから質問なんですが、どうしてソ連は崩壊したのですか?授業も現代史に入ってき
ましたがあまりよく分からないので…。できたらユーゴ解体の経緯とかも教えてもらえ
たら嬉しいです。
89カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/22 14:16
パシッチ改めカラジチです。
>>88
>いろんな主義、思想のいい所を
>バランスよく取り入れていかなければダメなんですね。
「マルクス主義」(社会主義とか共産主義とか言うとややこしいのでこっち使いますね)を標榜すると、
資本主義の導入は後退になるのでそれが難しいのではないかという気がします。
誰かが言っていましたが、国自身が思想を標榜すると面倒ですね。

ソ連については私はよく分からないので、ユーゴの解体について。
ユーゴの解体は1960-70年代から水面下で進んでいました。
ユーゴスラヴィアの最大の問題点は、
国民はユーゴスラヴ人で、セルビアやクロアチアはユーゴ人の一部に過ぎないのか、
それともセルビア人、クロアチア人などが国民で、ユーゴスラヴィアはその連合体に過ぎないのか、
でした。第二次大戦後は、「我々の協力でナチスを追い出した」「ソ連の圧力を払いのけた」という意識が
ユーゴスラヴ人という意識を支えていたのですが、60-70年代にはそれも薄れてきます。
それに加えて、経済が不景気に陥りました。
この不景気に、「ユーゴスラヴ人」という意識を高めていたエリートたちは国外に流出。
クロアチア・スロヴェニアなどでは、「我々の税金をなぜセルビアやコソヴォなんかに投資しなければならないんだ」という不満が巻き起こります。
こういった情勢を背景に、1970年に、「クロアチアの春」という事件が起こります。
クロアチアのユーゴからの独立を要求したこの運動は、チトーによって踏みつぶされましたが、
チトーは独立派の懐柔のために、クロアチアに大幅な自治権委譲を認めました。
つまり彼は、目の前の反乱の鎮圧のために、崩壊への道へ進むことを承認してしまったわけです。
90カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/22 14:17
1960年代はまた、冷戦の対立がゆるんだ時代でもありました。その結果、ユーゴは「反ソ連」で固まることも難しくなります。
そして一方で、EC、EUの拡大がありました。

クロアチアやスロヴェニアは、
「豊かなのに連邦に搾取されているからうまくいかない」
「貧困に喘ぎ、暴動の発生するコソヴォやマケドニアと俺達は違う。俺達はヨーロッパ人だ」
という意識を高めていきました。
一方、これに危機感を持ったのがセルビアです。
セルビア人は多数クロアチアにも住んでいましたし、第二次世界大戦の際にはクロアチア人に迫害、虐殺されたという過去がありました。
セルビア人の不安は、「裏切り者クロアチア人」への敵意に変わっていきました。
そして、チトーが死んだとき、こういった分解の流れを止めるものは何もなかったのです。

長文スマソでした。
91世界@名無史さん:03/11/22 14:57
一般生活上の法律問題は、こちらでご相談ください。

やさしい法律相談その57【相談者はその1を読んで】
http://school.2ch.net/test/read.cgi/shikaku/1068898156/l50
●慰謝料が気になったらageるスレ●
http://school.2ch.net/test/read.cgi/shikaku/1065261585/l50
遺産相続相談スレッド その6
http://school.2ch.net/test/read.cgi/shikaku/1068521089/l50
ネット上】名誉毀損!〜総合スレ【現実】
http://school.2ch.net/test/read.cgi/shikaku/1052422385/l50
『決意 【自己破産についての質問です】 PART 6』
http://school.2ch.net/test/read.cgi/shikaku/1060952663/l50
92世界@名無史さん:03/11/23 05:54
>>カラジチさん
イェラジッチ将軍の気持ちになってユーゴの歴史を振返りなさい。
私に言えるのはそれだけだ。
正義は一つじゃない。
ティトーの正義も、イェラジッチが生涯をかけて守ろうとしていた正義と同じなんだ。
そこに錯誤があったから、当然まもられるであろう正義に、
付け込まれる隙が生まれたんじゃ。
それを除外しても、自国で一例でも隠蔽された残虐行為を犯し、
それを隠蔽しようとした以上は、批難は免れまいがの。
93カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/23 12:08
>>92さん
えーと、突っ込みどころをいくつか。
・ここは質問スレであって私とユーゴ崩壊について議論するスレではないんで、
私の見解が違うと思うならあなたの見解を示して欲しい。
・「正義は一つじゃない(正義は複数あって、どれも同等だ)」と言い出すと何も言えなくなりませんか?
その主張は私の主張する正義を否定できない。テロリストの正義も否定できない。
矛盾を来している気がします。
・ジェラジッチを知らないので解説して欲しいのですが。
94世界@名無史さん:03/11/23 12:20
ネストリウス派キリスト教がよくわかりません。アリウス派やアタナシウス派はわかりやすいんですが。

『キリストを人間性と神格性に分ける』というようなことが用語集に書いてあったけどよく意味がわかりません。
異端とされたわけと『キリストを分ける』という意味を教えて下さい。
9592じゃないけど:03/11/23 14:04
>カラジチさん
> 彼は、目の前の反乱の鎮圧のために、崩壊への道へ進むことを承認してしまったわけです。
とか、見解が分かれることを断定的に発言するのも問題では。

確かに歴史は立場によっていかようにも見え方が変わってしまうということを知っていれば、
価値判断を含んだ歴史記述というのは別に問題ではないですが、
中高生質問スレなのでその辺配慮してもよかったのではないかと。

(まあ価値判断がどうとか面倒なこと教えても役に立たないんだから
中高生に対しては周囲に害をなさないようなストーリーを適当に教え込んでおいて
社会に放り出す、あとは知りたきゃ自分で調べろ、というのも
それはそれでひとつの「配慮」と言えるけれど)
96カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/23 14:53
>>95
う……確かに。走りすぎました。
反省します……。

60-70年代に流出したエリートたち、の本ばっか読んでるからだ、きっと……。
97世界@名無史さん:03/11/23 15:24
>>94
当時すでに、アリストテレスによって整理され尽くしたギリシア哲学には、「原因があり、原因から結果が生まれる」という考えが強固にありました。
それを踏まえての、「イエスの本質は何か?」 言い換えると「イエスは、神か・人間か」という議論です。
神(=神100%)と聖母マリア(=人間100%)の子であるイエスは、「神100%」か「人間100%」か、その間のどこかかというのが問題になりました。
不完全な人間(そもそも神が創ったもの)と神との子が、神? という疑問の発生です。

三位一体説=アタナシウス派 は、イエスは「神100%」かつ「人間100%」とという主張です。

これに対してネストリウス派は、『キリストを人間性と神格性に分ける』
つまり、イエス個人は、完全な神ではないし、すべて人でもない と主張したのです。
9882:03/11/23 20:01
>>89-90
 アウトラインがはっきりと示されていたので、よく分かりました。
ありがとうございます。
 ソ連の崩壊と東欧の変革について、WWUのときの状況によって性格が異なると
言われたので、それについて個人的に調べていました。要するにドイツにやられて
ソ連に解放された国、もともと共産主義だった国、ドイツを自力で追い返した国、
ソ連に対抗した国などで変わっているんですね。
99世界@名無史さん:03/11/23 21:01
スターリングブロックについて詳しく載ってるサイト教えてください
100世界@名無史さん:03/11/23 23:10
季節風貿易ってどういう貿易なんですか?
いまさら恥ずかしいと思い、誰にも聞けませんでした。
一行レスでもいいので教えてください。
ちなみに、学校ではローマ帝国の初期をやっています。
101カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/23 23:11
季節風に従って行う貿易。

……でいいの?
季節風の説明はいるかい?
102世界@名無史さん:03/11/23 23:14
>>カラジチさん
季節風に従って他の国まで移動して貿易するって事ですか?
103カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/23 23:17
うん。つまり、冬にA国(まあ地方でもいいけど)からB国へものを運んで売りさばき、
夏に風向きが逆になったらB国で買った品物を載せてA国に戻って売りさばく、と。
104世界@名無史さん:03/11/23 23:23
>>カラジチさん
ありがとうございました。良く分かりました。
105世界@名無史さん:03/11/25 00:55
こちら数時間後に世界史のテストを受ける者です

確かに授業で何度か耳にしていましたが、特に気にすることなく聞き流していた言葉があります
「パン」とはどういう意味なのでしょうか。「パン=スラブ」だの「パン=ゲルマン」だのいうアレです
御察しの通り、テストの範囲は第一次世界大戦です。教科書には特に説明はされていないので困っております
教科書の文章を読むと「パン=同盟」という雰囲気はあるのですが、確証はつかめません

googleで「パンとは」で調べても「メロンパンとは」くらいしかでてきませんし、
友達に聞いてみても「パンがわからなければケーキにすればいいじゃない」などと言いますし
今さら世界史の先生を呼ぶことも出来ずに焦っている私に救いの手を差し伸べてはいただけませんでしょうか
106世界@名無史さん:03/11/25 01:00
汎スラブ主義とかのことかいな?
http://www.tky.3web.ne.jp/~ashigal/ww1/yougo/hansura.htm
107カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/25 01:02
またぎりぎりなタイミングで(笑

パン(pan)というのは、「全ての」という意味のギリシア語です。パンドラ(全てを与えられた女)のパンと一緒です。
汎、という字を当てることもあります。
つまり、「パンスラヴ主義」とは、「全てのスラヴ人を一つの国に統合することを目指す思想」、
「パンゲルマン主義」は、「全てのゲルマン人を一つの国に統合することを目指す思想」です。
108世界@名無史さん:03/11/25 01:21
>>106-107
ありがとうございます

>>106のリンク先ほど詳しくはテストにはでないと思いますが、興味深い内容なので読みふけってしまいました
もうパンスラブについては100点をとることが出来そうです
そしてそれをカラジチさん、どうも端的にまとめてくださってありがとうございました。かなり頭の整理がつきました
109世界@名無史さん:03/11/25 21:19
西ヨーロッパの中央集権国家の成立のあたりで、
荘園制の崩壊、領主の貧困化の原因に、
貨幣経済の浸透と、それに伴う超物価高が影響しているらしいのですが、
それらがなぜ、どのようにして影響したのかよく理解できませんでした。
どうかご教授願えないでしょうか。

テスト範囲なのにわかるようなわからないような、うまく文章にできないようなで理解できてないのです_| ̄|○
110世界@名無史さん:03/11/25 21:21
グーテンベルクは印刷機械を製作するために贖宥状の販売を行ったと「本が出来るまで」とかいう本で読んだのですが、
当時問題にならなかったのでしょうか?
それとも当時はまだルターのようなぶりっ子はいませんでしたか?
111世界@名無史さん:03/11/26 22:12
>>110
別の確かなソースを示してもらいたいです。
グーテンベルクが上層階級出身であった点を考えると疑問に感じられます。

ただ書籍印刷なくして宗教改革なしといわれるほどで、宗教改革の指導理念を普及させるに
あたって、印刷術のはたした役割を強調してしすぎることはありません。ある研究によると
1510〜1517(95ヶ条の論題の年)の8年間で1710点の書籍が出版され、うち39.4%、次の3年
間では1680点の61.8%が宗教書だったようです。ただ当時は識字率がかなり低かったために
宗教改革関連のパンフレットは挿絵を多様し視覚に訴えています。

ここからは予想になりますが、免罪符を大量発行しようと考えた教会が印刷機械を買い取った、
あるいは製作の資金援助をしたのではないかもと考えられます。だいたい一般人に免罪符を販売
する権利なんてありません。

何の答えにもなってなくてすみません。グーテンベルクの詳細は知らないので…。
112世界@名無史さん:03/11/26 22:18
>>109
貨幣経済の発達により領主は現金がほしくなります。そこで土地を農民に売って
カレンシー(貨幣)を手に入れます。その時はいいのですが、カレンシーは使ってし
まったら無くなります。こうして財産をすり減らして領主は貧困化します。また
物価高騰により、カレンシーを手に入れたはいいけど、モノが高くなってしまって
買える量も減ります。

だいたいこんな感じです。
113世界@名無史さん:03/11/26 22:22
林則徐、洪秀全、曽国藩の人物評を書け、というレポート課題が出ています。
何か参考になるサイト等あれば教えていただけないでしょうか。
114世界@名無史さん:03/11/26 22:30
中高生の質問スレに大学生がまじってるような気がするな。
学生の思考レベルが中高生並みということなんだろうが、
ぐぐることすらできんのか??
林則徐や洪秀全なんか少しぐぐれば山のように出てくると思うが。
115世界@名無史さん:03/11/26 22:36
すいません、高校生です。
3人合わせてレポート用紙1枚で充分、と言われているのでなるべく簡潔に纏める必要があったので…
116世界@名無史さん:03/11/26 22:40
>>115
つまりはここで簡潔にまとめてくれってことかい?
117世界@名無史さん:03/11/26 22:45
もちろんしていただけたら勿怪の幸なのですが、さすがに
そこまでおこがましく要求するつもりはありませんw
ググってみると詳らかに説明されているところはあるのですが、
ここの方でしたら何かいいサイトを知っているのではないかと思い…
118Krt:03/11/26 23:01
>>110
まず、年表を見ること。グーテンベルクの活版印刷は1450年頃始まったとされるが
(有名な42行聖書は1455年頃)それに対してルターの宗教改革は十六世紀の話だ。
従って君の話はアナクロニズム(年代錯誤)、ということになる。
それとグーテンベルクの生涯(特に前半生)に関しては生年を含め、実は殆ど
わかっていない、というのが実情である。彼の生涯に関する情報は、わずかに
残っている種々の裁判記録から推測されているものが殆どなのであるし、
そこからの推測では印刷機作成資金の大半は借金によって得られたと考えられる。
(実業家ヨハン・フストから1450年に800グルデン、二年後にさらに800グルデン)

とはいえ、グーテンベルクが免罪符と全く無関係ではなかったわけではない。
十九世紀末のカルル・ディアッコという研究者によると、グーテンベルクは
自宅と、フストとの共同経営の印刷所で初期の印刷を行ったが、その対象には
売れ行きの確実なドナトゥスの文法書や暦と並んで、免罪符もあったという。
これはおそらく教会の許可の下での印刷であろう。
(参:高宮利行「グーテンベルクの謎」:岩波書店)
119世界@名無史さん:03/11/27 00:45
>>118
>>110はルター「が」いたとは言ってないんだから時代錯誤じゃないだろ。

つーか免罪符ってレオ10世が考案したんじゃなかったのね。
大学入試レベルじゃ免罪符のルーツなんて出ないからなぁ。
免罪符批判を生み出したのが免罪符とは(それだけじゃないだろうけど)皮肉ですね。
120世界@名無史さん:03/11/27 13:39
資本主義、社会主義、共産主義がよく分かりません。
これらを説明する時はどのようにすればいいのでしょうか。
121カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/27 19:26
>>120
>>67-87

……この違いについてのスレッドもあるんですが、数百もレスついても結論は出てません。
そんなもんです。
122世界@名無史さん:03/11/27 19:33
 皆さん、すごく知識がありますけど、どんな勉強されたんですか?
 あと、ご職業はなんですか?
123世界@名無史さん:03/11/27 22:21
ぐぐってるだけです。
124世界@名無史さん:03/11/28 00:35
>>112
109ではないのですが、関連して。
地代の定額銭納化の進行は、関係していませんか?
つまり、
  「地代の定額銭納化+物価上昇」→「領主の相対的収入減少」
という図式はなかったのでしょうか?
時期的にずれるのでしょうか?
125カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/29 00:10
ageますよー。

>>122
じつは>>123の言ってることもちょっと当たってたり。
調べたらすぐ出てくる質問も時々あります。
職業……私は学生ですけど、意外と平均年齢高かったような。
126世界@名無史さん:03/11/29 00:35
>>122
メモ魔が多いと思うよ。

こんなスレが参考になるかも

世界史の勉強方法を考察するスレ
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1051782424/l50
世界史を勉強したいんだけど
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1040132139/l50
新刊情報スレッド
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1004870500/l50
どんな本を読んで知識を身に付けたんですか?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1044008365/l50
世界史板住人がおすすめの本を紹介するスレ
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1025253558/l50
世界史板住人お勧めの映画
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1061282109/l50
【1789年】年号の覚え方【いいな野球】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1055502961/l50
好きな歴史もののマンガ
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1002079641/l50
127世界@名無史さん:03/11/29 11:14
イラン人がシーア派になったのはいつからでしょうか。
また、何故シーア派を信じたのでしょうか。
128世界@名無史さん:03/11/29 13:17
近代の貿易には国際貨幣として銀を用いていましたが、
いつ、どうして、銀→金に切り換えたのか押してえて欲しいです。
129122:03/11/29 13:45
>>126さん、ありがとうございます。
130ベンゼン☆@@@@:03/11/29 16:15
なんで、世界史板ではベンゼンマンセーをしてはいけないのですか??
教えてください(w  (´#`)
131チェルシー:03/11/29 16:42
シーア派の定義はいいよね?

時期はウマイヤ朝成立時からでしょう。
当時はアラブ人至上主義で、ムスリムに改宗しても他民族は差別されていた。
独自の長い歴史を持つイラン人がシーア派として結束することで
民族的プライドを保ち得た、ということはいえるでしょう。

その後実際に民族国家として分離独立することになります(ブワイフ朝)。
132世界@名無史さん:03/11/29 16:50
イランがシーア派優勢になったのはサファヴィー朝からだと聞いたんだが。
133世界@名無しさん:03/11/29 17:17
○淵の明の、○の部分にはなんていう漢字が入るんですか?
あと読み方も教えて下さい

変な質問ですみません
134世界@名無史さん:03/11/29 17:28
サファヴィー朝がシーア派の12イマーム派を国教としたからだね。
135127:03/11/29 18:09
>>131>>132>>134

ありがとうこざいます。
サファヴィー朝を中心に自分でもっと調べてみます。
136世界@名無史さん:03/11/29 21:32
>>128
ローマ帝国が分裂した時に西ヨーロッパ社会は銀、東ヨーロッパ社会は金で決済
されるようになりました。ただ西ヨーロッパはゲルマン民族の侵入により、交通や
商業は衰えていきます。一方で東ヨーロッパは貨幣経済が衰えず、コンスタンティ
ノープルは世界商業の中心となります。つまり西欧は閉鎖的社会となり、東欧は
アジアとの交易があったわけです。この頃は金で取引がされていますね。西欧に経
済が戻ってくるのは十字軍の後です。
137136:03/11/29 21:40
さて話しを本題に移していきます。金でも銀でも1つの商品であったと考えて
ください。アジアの物産を手に入れるために金銀と交換していたのです。もちろ
ん西欧内の金銀は枯渇してきます。これは大航海時代への理由のひとつとなるの
ですが、ジパングを探すわけですよ。そして金銀を持ち帰ってアジアと取引する。
こういう構図が出来上がった分けです。アジアでは金銀のうち特に銀が喜ばれま
した。この理由は知りません。実は日本も銀の輸出国でアジアには大量の銀がたま
っていきます。
138136:03/11/29 21:53
ヨーロッパ人もバカではないので金銀が流出し続ければいつか完全に無くなって
しまうことは理解していました。そこでアジアから手に入れていた物産を自力で
つくろうとします。その代表的な製品が木綿ですね。これが産業革命が興った理由
の1つです。まずは自給自足が確立されます。機械化により生産コストが低下する
ことによって逆にアジア(特にインド)の製品を圧倒していきます。この段になって
金銀を受け取る所がアジアからヨーロッパへと変化していきます。アジアに蓄積さ
れた銀は西欧に逆流していきます。
139136:03/11/29 22:00
ではなぜ銀が通貨としてやり取りされていたのでしょうか?つまり銀は十分な
量が確保されていたためです。もし仮にダイアモンドが大量にあれば、1つの
通貨にもなりえます(非現実的ですが…)。十分な量が無ければそれは通貨では
なくてただの貴金属としての扱いになります。ここで金が通貨として扱われる
ようになった理由もはっきりしました。要するに蓄積されて量が十分に確保され
たんです。例えば南アフリカの鉱脈やアメリカのゴールドラッシュなどが影響
してますね。ちなみに世界中の金の総量はせいぜい大きめのプールくらいしか
ないらしいです。
140世界@名無史さん:03/11/29 22:13
古代ローマ人の名前に付いて教えて下さい。
例えば、クラウディウス氏族のルキウス・コンスタンティヌスと言う人が
ユリウス氏族のカエサル家に養子に行ったら、名前はルキウス・何々・コンスタンティアヌス
になるんですか?

それから、アレクサンドロス大王は何人ですか?

141世界@名無史さん:03/11/29 22:14
>>133
セン淵の盟
センは、サンズイ+亶
おそらく外字

1004 宋が遼と結んだ和約ですね
142世界@名無史さん:03/11/29 22:17
133の答えは「陶淵明」かと思った。
143カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/29 22:24
>>140
ルキウス・クラウディウス・コンスタンティヌス
→ルキウス・ユリウス・カエサル・コンスタンティアヌス
だったような。
てもとに羅和ないから自信ない。
★古代ギリシア・ローマ何でも質問室★
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1060301832/
で聞いてみた方がいいかも知れません。

アレクサンドロス大王は古代ギリシア人です。
144世界@名無史さん:03/11/29 22:26
>>136
ちょっとアバウト・・・というか、経済史の流れがおかしい。

銀の総量が多くて通貨として利用するのに都合が良かった、というのは
その通りですが、もう少し経済上の出来事を押さえられたほうが良いの
では?

特に、
>ヨーロッパ人もバカではないので金銀が流出し続ければいつか完全に無くなって
>しまうことは理解していました。そこでアジアから手に入れていた物産を自力で
>つくろうとします。その代表的な製品が木綿ですね。これが産業革命が興った理由
>の1つです。
のあたりは、メキシコ銀の流入により長期にわたり安定的だった
欧州物価を4倍前後に跳ね上げた価格革命というインフレを無視
してます。価格革命により重金主義を標榜していたスペインと
ポルトガルが貿易赤字へと変化していき、貿易差額を重視する
重商主義へ、そして産業革命の引き金へと変化していったのです。
アジア貿易による西欧の貿易赤字が問題となるのは産業革命より
ずっと遅いですよ。
145世界@名無史さん:03/11/29 22:27
>>140
アレクサンドロス大王はマケドニア人
マケドニア人は自分たちをギリシア人だと思っていたが、ギリシア人は彼らを
バルバロイと呼んでいた。
146世界@名無史さん:03/11/29 22:31
金は希少であるが故に通貨としての価値がはっきりしていたので
使いやすかったということもあり、金と銀は同じように利用されてますよ。
また、金は金匠銀行の存在を介して銀行の発展の礎にもなってます。

アジア地域では地丁銀などに見られるように、古くから銀本位での
取引が行われています。これは、銀の総量としての多さと貴金属としての
価値の安定性が他の金属よりも貨幣として適当だったからでしょう。

貨幣は、その絶対量がある程度確保されていなければ貨幣経済の礎
とはなりません。ある程度の量が流通してはじめて、貨幣の商品化(
銀行等を仲介とした取引。)が可能になります。

日常の生活物資の取引以外での貨幣の利用(貨幣としてよりも資産
として取引が行われるような状態)であれば、資産価値の高い金が重宝
されるでしょう。これは、市場経済が未発達な状態であれば、より価値の
高い金が重要となっているとも言えるかも知れません。しかし市場が
発達してくると金では数が足りません。そのような形で主要通貨が
金か銀かで分かれると考えたほうが良いように思います。
147140:03/11/29 22:36
>>143
有難う御座居ます。
148カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/29 22:39
>>145
うー、それ突っ込むとややこしくなる気が。
「マケドニア人」を認めるかどうかって、かなり政治的な匂いがしますよね。
149世界@名無史さん:03/11/29 22:44
ところが、さらに市場が発達してくると、銀でも量が足りなくなります。
で、紙幣という形での取引が活発化していきますが、紙幣という
それ自体では無価値な存在を貨幣として利用するには確かな裏づけ
が必要となります。

その裏づけとしては、価値が安定的であり、高価でもある金の方が
銀よりも適当でした。兌換紙幣の信用の裏づけとしての金が重要
となっていきます。

このあたりの話は、貨幣経済の創成期に金匠銀行(ある意味では
質屋とも言える銀行)が貨幣流通量を増大させたこともあり、そのまま
すんなり金が信用の裏づけとして利用された、という流れの後付の
見方ともいえますが、本質的には
 1.金の価値が安定的であった
 2.高価であるが故に、大量の紙幣発行の裏づけとして適切であった
という二点が、金本位制の成立を促したと言えるでしょう。
150136:03/11/29 22:49
>>144
新大陸からヨーロッパには大量の金銀が持ち込まれた。これにより確かに
価格革命も起こっているが同時に生活革命も起こっている。生活革命は、
中世にはきわめて贅沢品であったアジア文明の物産が日常的に使われるよう
になったことです。木綿や磁器などを相当量輸入したことで成立しました。

しかし、いかに大量の貴金属があっても、流出し続ければ枯渇する。その
危機を克服するには、アジアの物産は自力生産する以外にない。
木綿を例にとってみると、冬用衣類、上着として毛織物をもっていたイギリ
スでは、舶来した薄地のインド木綿を夏着や下着として利用した。その需要
は莫大で、国内の繊維業界に大打撃をあたえたため輸入や使用が禁止された
が、国民の需要は止められなかった。そこでイギリスは、アメリカに自生して
いた綿花を利用し、紡績機械を発明してインド木綿の模倣に乗り出した。イ
ギリス産業革命の中心となった綿工業は、木綿を大西洋をはさんで生産する
ことによって、旧アジア文明から経済的に自立するための輸入代替産業として
成立したのである。(クロニック世界史-モノ需給システムの転換より抜粋)

151136:03/11/29 23:01
さらに言うと価格革命は西ヨーロッパの経済を活性化させたはずです。山川の教科書
でも見てみてください。それから>>124の言うとおり価格革命によろ物価騰貴は固定
地代の収入で生活する領主に打撃をあたえてます。
152世界@名無史さん:03/11/29 23:27
>国内の繊維業界に大打撃をあたえたため輸入や使用が禁止された
>が、国民の需要は止められなかった。そこでイギリスは、

という箇所は経済的な見方ではないですね。輸入抑制(高関税)の
結果として綿製品が高価になった
→高価でも需要は多い。
→当初は低効率の国内綿産業でも高利益となる
→産業の発達と大量生産を可能とする機械化の促進
という流れでしょう。生産を行っているのは生産者であって政府では
ありません。生産者は自己の利益を追求するために行動するので
あって、国の経済状態を見て行動しているわけではありません。

貿易赤字が商人の行動を引き起こしたのではない、ということを
>>144では言っているのであって、当時の生産物の物流について
異議を唱えているのではありません。

また、適度のインフレ(つまり価格革命)は経済を刺激します。
これは、インフレが資産価値を低下させ(安いうちに買っておこう
という心理が働くことから)、商品流通を活発化させることから
明らかです。>>144以下の発言で、経済を悪化させたという箇所が
どこにあったのでしょうか?
(教科書でも見ろ、とまでおっしゃるのならもう少しレスをよく読んで
頂きたい。)
153世界@名無史さん:03/11/30 00:07
アテネ民主制までの過程を論述するんですがどこをおさえて書いておけばいいですか??
154世界@名無史さん:03/11/30 01:11
ソロン、ペイシストラトス、クレイステネス、ペリクレスがポイント。
特にクレイステネスだろう。
155世界@名無史さん:03/11/30 01:41
154は単なる単語の羅列。

ポイントはサラミス海戦じゃろうが。
完全民主性のきっかけであるからのう。
156世界@名無史さん:03/11/30 03:07
私の先祖は、千年まえはなにをやっていたんでしょうか?
一万年前 十万年前も日本人で農業やってたかな
157世界@名無史さん:03/11/30 03:42
郡国制と郡県制って何が違うんですか?
158世界@名無史さん:03/11/30 05:40
郡国制というのは、封建制と郡県制の併用
159カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/30 09:47
>>156
それにどうやって答えろというんですか(笑
比率としては農民が一番多いでしょうけど、1万年前、10万年前に農民ってことはないでしょう。
あと、「日本人」という概念をどう取るかによりますが、ご先祖様方が「俺は日本人だ」と思っていなかったことは確実かと。

>>157
全国に郡を置き、郡の下に県を置くのが郡県制。
全国に郡と国を置き、郡と国の下に県を置くのが郡国制。
郡は皇帝の役人が統治しますが、国は世襲制の王が統治します。
160世界@名無史さん:03/11/30 17:33
中世ヨーロッパのところなんですが、
荘園領主と都市の関係がよく分かりません。

配布されたプリントには

都市の自治・・・領主より特許状を得て、自治権を獲得、市政や商業の自由を確保

とあるのですが、
それは領主が都市に特許状を出せば自治権が獲得できる、
荘園のなかに都市があったということですか?
161136:03/11/30 18:31
>>144
自分としては価格革命の影響を無視しているのではなくて、省いていただけです。
それで筋が通っていないならすみません。

>>146
>アジア地域では地丁銀などに見られるように、古くから銀本位での
>取引が行われています。
中国で地丁銀制が取り入れられたのはヨーロッパなどから流入することで蓄積された
からですね。否定しているわけではありません。

>>152
>生産者は自己の利益を追求するために行動するので
>あって、国の経済状態を見て行動しているわけではありません。
政府が自国産業の保護をしようとした事実はなく、全て貿易商がだけ利益を目的にして
動いていたとでも言いたいのでしょうか?

>>152
>>150は完全な引用なので異論があるなら早大教授の川勝平太氏に言ってください。1つ
言いたいのは視点を広げたほうが良いのでは?と言うことです。自分は基本的に英雄史観
が好きですが、それでも政経的な史観や文化史観も意識しています。唯物史観や唯心史観
というのは正確に把握できていませんが…。
それから、価格革命が赤字貿易につながったと言ってる根拠が分かりません。銀の流入によ
り価格革命がおこったんですよ。自分の言いたいことは、ヨーロッパと新大陸の金銀がアジ
アへ完全に流れてしまう前に何とかしなければ、とヨーロッパ人の意識の中にあったはずだ
ということです。
162世界@名無史さん:03/11/30 19:08
>>160
一言で都市の自治と言いますが、自治都市と自由都市に分けられます。
まず自治獲得の形ですが領主との自治権を巡る闘争や金銭的な取引などがあります。
自治都市は主にイタリアで見られます。国王からも封建領主からも完全に独立しています。
      皇帝・国王
       ↑↓
封建領主 ⇔ 自治都市 ⇔ 封建諸侯

自由都市は帝国都市とも呼ばれ主にドイツに見られます。
封建諸侯に対しては独立していますが国王に対しては従属しています。
       国王・皇帝
        ↑税 
封建領主 ⇔ 自治都市 ⇔ 封建諸侯

もちろん荘園・領地の中にありました。日本を例にとりますが、堺は自治都市でし
たが、周りの土地は河内を治めていた勢力の支配下ですね。見附も自治を与えられ
ていますが、周りは今川家の領土でした。そういうことです。
163世界@名無史さん:03/11/30 19:50
>>162
ありがとうございます。
荘園と自治都市の大小関係については分かりました。

自治獲得についてですが、
自治都市(イタリア)の場合は領主と交渉すれば自治は獲得できる、
自由都市(ドイツ)の場合は国王に従属しているので諸侯と交渉しても自治は獲得できない、
ということでしょうか。
それとも自由都市と国王とは、今の日本の国と自治体のような関係だったのですか。

何か変なこと書いたかもしれませんのでご指摘お願いいたします。
164162:03/11/30 21:45
自分の書き方が悪かったですね。図もずれてたし…。
商業の拡大に伴って領主は都市への課税を重くしました。市民はこれに対して抵抗
し闘争がおこったり金銭的な取引による講和があったりします。>>160にある特許
状は、領主が与えたケースもあるでしょうが基本的には国王や皇帝が与えたともの
のはずです。皇帝や王が諸侯の力をおさえるためです。
それから調べてみたらこんな記事がありました。参考までに。
165162:03/11/30 21:45
先進商工業地帯のフランドル諸都市で都市コミューンが形成される
1100年頃 ベルギー
11世紀末から多くの北イタリア諸都市で自治共同体(コムーネ、コミューン)が形成
された。イタリアと並んで先進工業地域だったフランドルにおいても、同様の運動
がみられる。
フランドル地方はその地理的条件から、北海やバルト海交易の終結点として栄えて
いた。その中心はカントヴィックやドレスタッドの港町だったが、ヴァイキングが
侵入して衰退、すこし内陸に入ったブリュージュがその地位を受け継いだ。
しかし、ブリュージュをはじめとするフランドル諸都市の経済的発展 (アントワープ
は国際金融の中心になり、後にアムステルダムに移ります) を決定したのは、対岸に
位置するイングランドだった。
ローマ時代から毛織物産業 (よくセンターの正誤問題ででます) の伝統をもつフラン
ドル地方は、イングランド物産の高品質の羊毛を輸入して毛織物にすることによっ
て、11〜12世紀以後に飛躍的発展をとげた (中世に英仏が対立した背景の一つです)。
フランドルの毛織物は、このころ西ヨーロッパのもっとも重要な交易品となったの
である。
フランドル諸都市では、商工業が発達するにつれて、諸市民は封建領主から自治権
を獲得する運動を開始する。1127年には、サントメールに都市自治権付与の特許状
が与えられ、ブリュージュがすでに自治都市として法的特権をもっていたことも知
られている。ヘント、イープル、リールなど、ほとんどのフランドル都市が12世紀
に自治権を確立する。
フランドルのコミューンは、商人ギルドを中心とした手工業者などとともに形成さ
れたものであり、封建領主を排除していた。これに対し、イタリアのコムーネは、
諸市民と封建領主双方を含む共同体であった。
166162:03/11/30 21:45
イタリアでは自力によるものが多く、ドイツでは皇帝の援助によるものが多かったん
だと思います。それから自治都市の成立は進んだこと(?)に見えがちですが、これは
政治的分裂につながり近代になっての統一の足を引っ張ります。ドイツではまず関税
同盟が結成されたのは、こことつながっています。
167世界@名無史さん:03/11/30 22:59
>>162
時間を割いて書いてくださったのに私のレスが遅くて申し訳ないです。
詳しく説明していただいて、本当に助かりました。
ありがとうございました。
168162:03/11/30 23:09
>>167
調べてる中でこちらこそ勉強になります
169名無し見学者:03/12/01 07:22
>>161に対してちょっと意見を。

>政府が自国産業の保護をしようとした事実はなく、全て貿易商がだけ利益を目的にして
>動いていたとでも言いたいのでしょうか?
当時のヨーロッパには、国レベルでの貿易収支やGDPといった概念はありません。問題とされるのは、
生産者や貿易商がどれだけ税を納めてくれるか、その前提として彼らがどれだけ儲けることができるか
です。

>それから、価格革命が赤字貿易につながったと言ってる根拠が分かりません。
「貨幣」である銀の価値が下がって物価が上がれば、持ち合わせた銀を使って商品を輸入しなければなら
ないスペイン・ポルトガルは損をするようになります。

>ヨーロッパと新大陸の金銀がアジアへ完全に流れてしまう前に何とかしなければ、とヨーロッパ人の意識
>の中にあったはずだということです。
少なくともイベリア諸国の人たちの意識の中にはありませんでしたね。ヨーロッパ以前に、自分たちの国の
中から金銀の流出を許しています。上に書いたように、近代以前の社会では生産者なり貿易商なりが
儲けて、そこから税が納められれば、国家としては何も問題はありませんでした。さらに、国内生産にせよ
輸入にせよ、十分な財が出回れば、一般市民の立場では何も問題は無かったのです。
170世界@名無史さん:03/12/01 12:30
いま一般にプロテスタントと呼ばれている人たちはカルヴァン派のことなんですか? あとルター派っていまでもけっこういるんですか?
171世界@名無史さん:03/12/01 13:32
>>170
> いま一般にプロテスタントと呼ばれている人たちはカルヴァン派のことなんですか?
違います。歴史的にはパプテストなどのようにカルヴァン派の流れを汲むプロテスタントが
多いのは事実ですが、自分自身がカルヴァン派だと考えているプロテスタントは少ないは
ずです。

> あとルター派っていまでもけっこういるんですか?
います。ドイツや北欧、中欧のプロテスタント教会の多くがルター派です。
172世界@名無史さん:03/12/01 14:43
>>170
プロテスタントはルターとカルヴァン(及び、その他)をひっくるめた
総称。カール5世、つまりカソリックに抗議(プロテスト)した人たち。

イメージとしては、仏教が上座部と大乗に別れてて、これが
カソリックとプロテスタント。で、大乗仏教の中に、本願寺派とか
大谷派とかその他もろもろがひっくるめられてる、と考えれば
いいのでは。
173世界@名無史さん:03/12/01 14:58
便乗質問ですが、英国国教会の位置づけはどうなんですか?
やっぱりプロテスタント系ですかね。
174世界@名無史さん:03/12/01 15:16
>>173
ちゃいます。どっちかというとカソリックに近い。ただ、ローマ法王を
宗教上の首長と認めないだけ。
国教会は
 新教寄り→旧教寄り→旧教と断絶&プロテスタントに傾斜→旧教寄り、
と変遷してます。
ちなみに、イギリスのプロテスタントはピューリタン(清教徒)です。
175世界@名無史さん:03/12/01 15:25
でも国教会ってアイルランドでは人気無いですよね
176世界@名無史さん:03/12/01 15:40
>>173
>>174氏の言うのは神学上の傾向の話でしょう。
本人たちの歴史的な自己認識の点では、国教会は大ざっぱに言って新教系だし、英国は明らかな新教国。

177世界@名無史さん:03/12/01 15:44
中国古典史の要点を教えていただけませんか。
それぞれの時代の大切な語などを・・・。

身勝手な質問申し訳ありませんが、お答えいただけると光栄です。
178世界@名無史さん:03/12/01 16:15
>>176
う〜ん?そういわれると確かにそうなんでしょうけど・・・。
でも、国教会をプロテスタントと言ってしまうのは抵抗があるなぁ。
国教会がピューリタンを迫害して、ピルグリム・ファーザーズの
新大陸行きやら清教徒革命が発生したのだから。
179世界@名無史さん:03/12/01 16:36
>>174
>>178
歴史的、神学的な動向はおっしゃるとおりですが、中学高校生スレで主観的な意見を述
べないでください。
アングリカン・チャーチ=国教会=聖公会は明確にプロテスタントに分類されています。
別にピューリタンだけがプロテスタントというわけではありません。
180世界@名無史さん:03/12/01 18:20
日本の天皇家よりも歴史の長い王室ってあるんですか?
181カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/01 18:35
>>180
雑談スレでも突っ込まれてましたけど、「長い」の定義によるんじゃないでしょうか。
一つの血統が同じタイトルを保持した、という観点から言えば天皇家が一番長いことになるとは思いますが、
王あるいは皇帝という概念そのものの長さで言えばローマ皇帝や中国の皇帝の方が長いという言い方も出来るかと。
182世界@名無史さん:03/12/01 18:44
>>180
あまりよく分かりませんが…。
女帝がでても天皇家は一系で扱いますけど、イギリス王家は女王が出たら基本的に次
の王で王家が変わる形になると記憶してます。それから天皇家は明治天皇や昭和天皇、
天武天皇などで入れ替わってるのでは?という説もありますよね。もしこれを中国で
やったら前16世紀からの殷の湯王から1912までである清の宣統帝まで実に3400年ほど
も続いたことになります。
こういった可能性を無視すれば初代神武天皇から125代今上天皇まで2633年間続いてい
るのだから最長でしょう。
183世界@名無史さん:03/12/01 19:13
でもBC660年は伝説だよね。史実ではいつからなの?
184世界@名無史さん:03/12/01 19:31
エチオピア皇室が三千年持ったとか聞くけど。
185世界@名無史さん:03/12/01 19:43
鄭和の南海遠征についてレポートを書くことになったんですけど、どんな視点
が面白いと思いますか?
186世界@名無史さん:03/12/01 19:59
>>180
現存する王室ということであれば、天皇家が最古の歴史を持っています。
また、問題になるのは「伝承として古い」のか「歴史的事実として古い」のかで
すが、日本の天皇家の場合、伝承としては約2600年、歴史的には1600年、
血統的な継承で言えばおそらく継体天皇以降ということで1500年程度になる
でしょうか。
近現代に存在した王室の伝承としてであれば、エチオピアの皇帝がソロモン王
とシバの女王の子孫を名乗っていましたが、事実関係を遡ることのできない伝
説です。まぁ、帝政が存続している間はあえて指摘されることはなかったようで
すが。
日本の場合、実権を失った天皇に換わろうとする権力者が存在しなかったとい
う特異な歴史を背景として、天皇家が形式的な最高権力者として存続したとい
う事情があるので、外国に類似の例を求めるのは難しいでしょうね。
ただ、気をつけていただきたいのは、類例のない歴史であることがそのまま「日
本の天皇家は世界いち〜!」という発想では進歩というか発想の広がりがあり
ませんよ。
また、王家ではありませんが、中国では孔子の子孫が歴代の人々から敬意を
もって遇せられ、その家系は紀元前6世紀に遡ります。

>>182
> 天皇家は明治天皇や昭和天皇、天武天皇などで入れ替わってるのでは?と
> いう説もありますよね。
一般的には、継体天皇のところで断絶していると考えられています。また、天武
天皇でも断絶があるのではという説があることはあります。しかし、明治天皇や
昭和天皇で断絶があったという説はトンデモ以外には思いつかないのですが。

> もしこれを中国でやったら前16世紀からの殷の湯王から1912までである清の
> 宣統帝まで実に3400年ほども続いたことになります。
ここのことろが全く理解できません。滅亡した王家の子孫を根絶やしにしないと
いう習慣は殷周革命の時代からあったようですから、殷(商)王朝の子孫は商人
として今日まで生き延びているということはいえますが、王家が3400年続いた
とは言えないと思いますが。
187カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/01 20:08
>>186
>>182は、王朝が断絶しても称号が続く限り存続という立場に立つなら中国は3400年、と言いたかったのではないか、
とフォローしてみる。
188世界@名無史さん:03/12/01 20:18
でも普通中国の皇帝は殷からじゃなくて始皇帝からとするだろう。
189世界@名無史さん:03/12/01 20:22
>>187
易姓革命という主旨から言えば、称号は続いても王家は変わったとするの
が正しいでしょうね。実際に血統が続いているか否かはともかく、継承して
いることを主張するか、断絶を主張するかの違いですから。

そもそも、称号からして王と皇帝では違います、というか新義を立てるため
に始皇帝が名乗ったように記憶していますが。

また中夏、中華、中国の王というイデオロギーを共有している王家が存続
したのだということであれば、それもどうでしょうか。後世からの思い入れが
大きいように思いますが。
190世界@名無史さん:03/12/01 21:18
バナナはおやつに入るのか?とか、
蒙古は中国に入るのか?とか・・・・。
191世界@名無史さん:03/12/01 21:32
>>181
>王あるいは皇帝という概念そのものの長さで言えばローマ皇帝や中国の皇帝の方が
>長いという言い方も出来るかと。

ローマ皇帝ってカエサルから東ローマ1453年まででしょ?
概念だけで言っても日本の方が長いじゃん??
192カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/01 21:50
>>189
まあ、なんとでも言えるということですよ。

>>191
神聖ローマは1806まででしょ。
193世界@名無史さん:03/12/01 22:34
山川出版の「詳説 世界史B」と「世界史B用語集」は最強コンビだね。
194世界@名無史さん:03/12/01 23:13
>>192
> まあ、なんとでも言えるということですよ。

そりゃそうですが、限界もあるでしょう。隣国の首領様だか将軍様は5000年前の
伝説上の王様だかを実在するとして、その子孫を名乗り始めてますが、自国以外
の歴史学者で相手にする専門家はいないと思いますよ。
195世界@名無史さん:03/12/01 23:35
質問です
ロシアの極東進出をけん制するために結ばれた日英同盟が
第一次大戦後の四カ国条約で破棄された(解消した)のはなぜですか?

四カ国条約は太平洋の領土保全と権益の相互尊重、
島嶼部の非軍事基地化の約束だと書いてあるのですが。
それでどうして日英同盟が解消されたのかが分かりません。
ソビエトが脅威になったら四カ国でやっちまおうぜ!という条約なのでしょうか。

ソ連は革命後で混乱していたとしても、南下政策を再開すれば日本にとって脅威だと思いますし。
国際連盟にソ連を入れなかったの連合がもソ連を敵視していた現われだと思うのですが。

まとめると、
日英同盟の解消ならば、ほかに機会があったと思うのですがなぜ四カ国条約で?ということです。
196世界@名無史さん:03/12/02 00:35
>>195
米国の要求。
ヴェルサイユ条約で太平洋の旧ドイツ領南洋群島が日本の委任統治領になったので、
米国は日本が、それを足がかりに太平洋での勢力を拡大するのではないかと恐れた。
太平洋をめぐって日米が対決したとき、日本と英国が同盟を結んでいるとやっかい。
197世界@名無史さん:03/12/02 00:54
レインボウ何号だったけ?日英二正面作戦は
198世界@名無史さん:03/12/02 01:05
長安って今現在の中国をさしているんですよね?
ちなみに、まちがってるなら何処ですか?
199世界@名無史さん:03/12/02 15:28
ボルシェビキはどの段階からメンシェビキではなくなったのですか?
200世界@名無史さん:03/12/02 18:18
>>192
・・・神聖ローマを持ち出すとは思わなかった。そこまで持ち出すなら
オーストリア帝国とドイツ帝国を含んで1918年ってしとけば。
201世界@名無史さん:03/12/02 19:15
>>200
神聖ローマよりロシア帝国の方が適切なような気がする
202世界@名無史さん:03/12/02 19:32
>>199
質問の意味がわからんのだが……。

実質的に分裂したのが
1903年のロシア社会民主労働党第2回党大会、
別個の党大会を開いたのが1905年の第3回党大会。
203世界@名無史さん:03/12/02 19:47
>>198
西安
204 :03/12/02 22:29
>>198
中国が間違えじゃない?
西安でしょ
205カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/03 16:57
>>198-199
何を聞いているのかよく分からないのでもう少し詳しくお願い。

>>200-201
実はそれも迷ったんだけど、オーストリアやドイツは「ローマ皇帝」を称してはいないはずなので。
ロシアは称しているかどうか自信なかったので。
ともあれ、オーストリア・ドイツ・ロシアを含めば1918までですね。
206世界@名無史さん:03/12/03 18:18
>>205
ロシアは1917年3月15日までだ。
207カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/03 19:09
あうっ
208世界@名無史さん:03/12/04 14:29
>>191
帝政の開始をカエサルから、とするのは一般的じゃないと思いますよ。アウグストゥスからじゃないですか?
ローマの終焉をいつまでにするかというのは確かに難しい問題ですが、一般的には長くても東ローマ帝国の滅亡まででしょう。
ある国家が法的に連続性を持つということと、継承国家を自称するということは全然違うことのはず。
209カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/04 14:56
雑談になっちゃってるけどいいのかなあ。
まあ、質問が来てないんだからいいのかな。

>>208
全然違うことだけど、強弁は出来るよね。
とくにその継承国家を自称している人たちにとっては、それは真実かも知れない。
だから「なんとでも言える」んですって(笑

ローマ帝国はユスティヌス朝までだ、という論もありますよね。
それ以降はローマ帝国ではなく、「ビザンツ帝国」なんだと。
210世界@名無史さん:03/12/04 16:04
>>209
ただここは中高生質問スレだからね、一般的な見解を示すのが基本的には筋だと思うわけです。
ローマについて言えば Impeium Romanus をそれ以前と隔絶した「帝国」と見なすこと自体、
無理があるわけですからローマの歴史的な統治上の正当性、元老院による権威の付与などが
必要になってくると思われますよ、ローマと認めるには。

ドイツ人にしてもロシア人にしてもローマ人という自意識はなかったわけですし。
私個人は西ローマ帝国の滅亡を区切りとしてもいいと思っています。
それ以後の東ローマ帝国はそれこそビザンツと見た方がいいと。これはあくまで私見ですが。
211カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/04 16:47
>ただここは中高生質問スレだからね、一般的な見解を示すのが基本的には筋だと思うわけです。
これについては同意なんだけど……
あくまで現在の人の歴史観は現在の人の歴史観でしかないし、それは当時の人の歴史観と同じとは限らないわけで。
「○○の滅亡」という概念(一般的な見解)そのものが、結局の所誰かが恣意的に決めたもんだよ、
最古とか長いとかこだわってもしょうがないんじゃない、というのを言いたかったんですが、
回りくどすぎました。

なお、当時の一般的な見解としては、少なくとも神聖ローマ帝国はローマ人の帝国ですよ。
元老院による権威の付与の代わりに、ローマの実質的支配者である教皇によって権威が付与されることによって、
神聖ローマはローマ帝国たり得た、という論理です。

>ドイツ人にしてもロシア人にしてもローマ人という自意識はなかったわけですし。
この話をするとややこしくなってアレなんですが……
中世にローマ人というカテゴリーはありました。但しそれはローマに住んでいる人ということではなく、
ローマ法に従う人、という意味ですが。
ゲルマン人とローマ人では裁かれる法と裁判所が違ったようです。
この方式がいつまで残るのかは国によりますが……。
正教圏では、「ローマ人」という言葉は正教を信仰する人を指すものとして残りますね。
212カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/04 17:54
……てゆーかいい加減くだらん知識の羅列やめれ>俺

・一般的見解としては、ユスティヌス朝あたりまでを「ローマ帝国」とみなす。
・長い短いは、現代の我々から見た恣意的な概念に過ぎないので、余りこだわる必要はない。

ということです。すまんかった。
213世界@名無史さん:03/12/04 18:21
今、村枝賢一が「RED」という「一族を虐殺されたアメリカ・インディアンの
生き残りの青年がその敵をとろうとする話」のマンガを書いています。
で、ちょっとアメリカインディアンの歴史に興味を持って、
選書で読んでみたのですが、そこにはアメリカインディアンの社会は
かなり開放的で他の部族や逃亡奴隷なんかも一族として迎え入れていたみたいな
事が書いてありました。マンガと史実をいっしょにする気はないのですが、
だったら、そもそもアメリカインディアンには「一族の仇」という発想
そのものがないような気がするのですが、どうなんでしょう。
214世界@名無史さん:03/12/04 19:53
民族という意識自体がいつできたかよく分からない。
日本民族、大和民族というのは存在するのか?という疑問もあるが、民族って一体
何なのかという事がはっきりしない。民族は一般に宗教、言語、歴史、文化を共有
する人種集団のことだが、この定義によれば日本人は宗教を共有していないから日
本民族とはいえない。歴史についても同様で、例えばドイツでは統一の過程上にお
いて政治的にゲルマン人の歴史としてまとめられただけだと認識しているし、日本
も明治維新の中で都合よく国内を統治するために、教育によって作り出されたもの
だと思う。
個人的見解になるが定義の意味で民族といえる国民はイタリア人くらいではないだ
ろうか?漢民族は宗教でまとまっていないし、韓民族についても歴史が「つくられ
た」ものだと言える。李氏朝鮮、衛氏朝鮮という呼称を否定するのは韓民族という
意識ができてしばらく経ってからである。
言いたいことはカラジチ氏が>>212で言ってることと似ていて、歴史だとか民族とい
った概念は、現在の視点から作られたものにしか過ぎないということです。
215世界@名無史さん:03/12/04 20:47
>・長い短いは、現代の我々から見た恣意的な概念に過ぎないので、余りこだわる必要はない。

カラジチ氏が一番拘ってるようだが?
「日本の皇室の歴史は現存する政体の王室の中で最古の歴史を持つ」
の回答で何がいかんのか?この回答をするのにワザワザとローマを
持ち出してこじつけたりなんだりする必要性がどこにあるんだ。

あと、
>神聖ローマ帝国はローマ人の帝国
って何でだよ!カール大帝の後継者、ローマ人(この場合は文明人)の
影響を受けた末裔、という意識はあっても、ローマ帝国住人という意味での
ローマ人との意識なんて皆無だったぞ。あの時代・・というより全時代の
欧州全体でローマの影響は大だったろうけど、それは文明人という意味
でのローマ人という意味でだろ。純粋な意味でのローマ人と、その他の
意味でのローマ人なんて全く別種の存在だ。
216カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/04 21:18
>>215
>カラジチ氏が一番拘ってるようだが?
それに気付いたんだから>>212を投稿したんです。
もう勘弁してください。
217世界@名無史さん:03/12/05 21:42
age
218世界@名無史さん:03/12/06 01:02
ゾロアスター教はいつ頃中国に伝わったのですか?
そして、どうのように発展していったのですか?
また、唐代には景教などと共に長安に寺院があったようですが、
その後どうなってしまったのでしょうか?
219世界@名無史さん:03/12/06 05:01
■小泉とブッシュに殺された日本人(外交官2名)の死体映像。

http://a2.v9186a.c9186.g.vm.akamaistream.net/7/2/9186/v0001/reuters.download.akamai.com/9186/t_assets/20031130/JapanBodies1130_WM_BB_cba8a66e16d2ef20ba1b3ff1b166f6f60fdfe2f0.asf?WMCache=0&&s=reuters&c=reuters_television&cb=fr2

(アドレスは長いけど直リンクです。)
●見たらショック受ける人もいると思うけど、見てほしい。目に焼き付けてほしい。

ロイターのインターネットテレビ
http://www.reuters.com
が載せていたストーリミング映像が、どこかのキャッシュに残ったもののようです。

イラク復興だの、国際貢献だの、まやかしの言葉にだまされてなりません。
これは、ブッシュアメリカの、大義なき侵略戦争の尻拭いを、
日本国民にさせている小泉一味の凶行が招いた悲劇の結果です。
どうごまかそうとも、これ以上、アメリカの侵略戦争の片棒を担がせるために、
国民の血を流させてはなりません。

*真実を少しでも多くの日本人に伝えるために、あらゆる関係掲示板に
  転載をお願いします*
220世界@名無史さん:03/12/06 07:31
ここは関係掲示板ではないわけだが
221世界@名無史さん:03/12/06 16:24
>>218                      ケン
ゾロアスター教は南北朝・隋唐時代の中国に伝わり、示天教とよばれた。
以下は推測になるが、ゾロアスター教のその後
@中国に住んでいたイラン人の中では続けられた
A宋代になって衰退した

Aは宋代の文化的特徴から見て十分に考えられる。というのも国際色のゆたかであった
唐代の文化にくらべ、宋代の文化はきわめて中国的なものだったから。

宋代文化(参考までに)
○地主、官僚などの士大夫(読書人)によって発達した
○宋学(朱子学)が北宋の周敦イにはじまり、朱熹によって大成された。朱子学により、華
 夷の区別を論じ、大義名分論がとなえられた。
○司馬光の資治通鑑は編年体の中国通史として名高い。(大義名分論の視点で書かれた)
○文人画や院体画がうまれた。
○青磁・白磁が著しく発展した。隣接諸国にも影響をあたえ、高麗では青磁が作られた。
 ちなみに李氏朝鮮では白磁。
○木版印刷術、火薬、羅針盤が発明された。これはルネサンス三大発明よりも数百年は
 先である。
○禅宗が士大夫により支持された。華北の金では王重陽が全真教をおこした。

222世界@名無史さん:03/12/06 17:17
【社会】宿泊拒否に抗議 元患者と「喜んで一緒に温泉に入ろうじゃない会!」を結成…沖縄
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1070683065/

★ハンセン元患者とお風呂に 沖縄で宿泊拒否に抗議  2003/12/06 11:30

 熊本・黒川温泉の「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」がハンセン病元患者の宿泊を
拒否した問題を受け、沖縄県の学生らが「喜んで一緒に温泉に入ろうじゃない会!」を結成。
ホテルに抗議する署名集めのほか、7日夜に元患者と湯船につかり、旅館・ホテル業関係者に
受け入れを呼び掛ける。
 会を作ったのは、沖縄国際大1年の川満美幸さん(19)、祖堅加奈枝さん(19)、
専門学校生の安里綾乃さん(18)ら。3人は高校3年生だった昨年、沖縄県名護市の
国立ハンセン病療養所「沖縄愛楽園」を訪問、元患者と交流を深めていた。11月末に
宿泊拒否が話題になり、署名集めと元患者との入浴でアピールすることを決めた。
 川満さんは「(元患者と)交流してきた自分たちに、何ができるかと考えた。
ハンセン病を分かろうとしない人たちに、気付いてほしいと思った」と話している。

女子高生? 一緒に入ってもいいんですか?
223世界@名無史さん:03/12/06 17:21
コピペウザ杉。
224世界@名無史さん:03/12/06 18:01
>>221
唐代の中国に伝わったゾロアスター教は会昌5(845)年の
会昌の破仏の時に仏教とともに弾圧を受けて衰退したんじゃないの?
だから、五代、宋代まで生き残ってたとは考えにくい。

ネストリウス派のキリスト教(景教)は会昌の破仏で弾圧を受けると、
中国を逃れて、モンゴル高原の遊牧民に布教活動を行った結果、
後のモンゴル帝国の時代、モンゴル王族、貴族の保護を得て、
帝国の各地で繁栄することが出来たが。
225世界@名無史さん:03/12/07 18:53
ファシズムって右派なんですか?
右と左はどう違うんですか?
226カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/07 19:29
>>225
右派、左派というのはフランス革命に由来します。
革命期、保守派が議会の右側に、革新派が左側に陣取ったのが由来。
なので、本来は「右派=保守派」「左派=革新派」なのですが、
  右派=保守派=現状肯定=お国のために
  左派=革新派=現状否定=革命だ!
という類推が働いて、ナショナリストたちを「右派」「右翼」、共産主義者、社会主義者たちを「左派」「左翼」と呼ぶことも多いです。
ファシズムは右派、右翼と言われますが、それは保守派だからというよりはむしろナショナリズムが強いからでしょう。
227世界@名無史さん:03/12/07 19:36
>>225
日本では右翼は軍国主義、保守などで左翼は赤
欧州での右翼はファシズム、保守で左翼は赤
共産圏の右翼は旧主派で左翼は資本主義的な思想
だと思った
ようは政権の立場から見て行き過ぎているのが右翼、正反対なのが左翼
228世界@名無史さん:03/12/07 19:53
アラブ人、イラン人、トルコ人の相互認識ってどんな感じですか?
アラブ→イラン、トルコ(自分たちの宗教を受け入れた格下)
イラン→アラブ(新参者)、トルコ(もっと新参者)
トルコ→アラブ、トルコ(ちょっと前まで自分の支配下にあった格下)
こんな感じですか?
229世界@名無史さん:03/12/08 18:43
トルコ>イランvsアラブ
こんな感じじゃないかなあ。支配民族だったトルコ人に格下意識はない。
230世界@名無史さん:03/12/08 18:57
>>226-227
ありがとうございました。
231世界@名無史さん:03/12/08 19:05
保護貿易と自由貿易について教えてください。
お願いします。
232世界@名無史さん:03/12/08 23:38
>>231
絞れ。
検索してから質問しろ。
自分の意見を述べろ。
233世界@名無史さん:03/12/09 08:21
>>231
そのまんまじゃ。
 自由貿易 貿易を制約するものが何もない状態
 保護貿易 関税等で輸入を減少させてる状態
もはや世界史でもなんでもないじゃないか。
234世界@名無史さん:03/12/10 20:44
人民民主主義がよく分かりません
なんか人民主権と同じだと言われたのですが、そこが?です
235世界@名無史さん:03/12/10 20:45
インドネシアのスカルノ大統領のフルネーム教えてください。

236世界@名無史さん:03/12/10 21:08
>>235
スカルノ
237世界@名無史さん:03/12/10 22:05
タイの首都バンコクの本名知ってるかたいます?
世界一長いって聞いたことありますけど…
238世界@名無史さん:03/12/10 22:10
クルンテープ・マハーナコーン・アモーン・ラタナコーシン・マヒンタラーユタヤー・
マハーディロックポップ・ノッパラッタナ・ラーチャターニー・ブリーロム・ウドム・
ラーチャニウェート・マハーサターン・アモーンビーマン・アワターンサティト・
サッカタットティヤ・ウィサヌカム・プラシット

神の都にして偉大なる都、インドラ神の造りたもうた崇高なる宝玉のエメラルド仏像が
安置されている大いなる都、九つの宝玉の輝く悦楽の郷にしてインドラによって与えられ
ビシュヌ神が顕現する旧跡
239世界@名無史さん:03/12/11 00:07
>>238
ありがとです
240カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/11 00:29
>>234
人民主権と同じ、というと語弊があるような。
人民民主主義なる用語が生まれたのは、第二次大戦直後のハンガリーやチェコスロヴァキア、だそうです。
これらの国々では、共産党を含めた連立政権が樹立され、
西ヨーロッパ風のブルジョワ民主主義でもなく、ソ連風の社会主義でもない、
反ファシズムのもとに両者を統合するという「第3の道」が模索されました。
この模索の中で、人民の合意による、反ファシズムの民主主義として登場したのが人民民主主義です。

ですがその後、冷戦色が強まり、ハンガリーでもチェコスロヴァキアでも共産党の一党独裁が実現するようになると、
人民民主主義は「人民が協力し、社会主義へと向かう段階」と規定し直されることになります。
241世界@名無史さん:03/12/14 06:50
中高生では無いのですが、
他に適切なスレを見つけられなかったので、質問させて下さい。

フランス革命の結果、権力と財政政策の変化以外は何が変わったのですか?
今レポートを書いているのですが、ここがこれくらいしか解らず、
結果、結論部分が全然書けずに困っています。
242世界@名無史さん:03/12/14 06:58
権力というのが曖昧で、どこまでを含めているのかよく分からんが・・・。
とりあえず、ユダヤ人に市民権は与えられたぞ。
243241:03/12/14 07:54
権力は、主に領主の中の最強の部分(国家の権力を握っていた人々)
までを含めています。
244世界@名無史さん:03/12/14 12:13
>>241
ナポレオンが出てきたぞ。

つまり国民皆兵制度になって、貴族だけの戦争から国民の戦争になった。
つまり民主主義になったというわけ。
245世界@名無史さん:03/12/14 17:03
近代国民国家への変容が始まった、くらいにしとくのが妥当だと思う。
確かに民衆がひとたび与えられた権利を守るために銃を取り、国民皆兵という
現象が現れたのは事実だけど、イコールで民主主義というのはちと乱暴では。
246世界@名無史さん:03/12/14 21:09
メートル法は?
247世界@名無史さん:03/12/15 00:31
宗教面もちゃんと抑えるべきでは?
248世界@名無史さん:03/12/15 01:19
ナポレオンがべらぼうに戦争に強かったのは
国民=兵士で敵国の貴族兵士数を圧倒できたから
これこそ民主主義のはじまりや!

これに耐えかねた近隣諸国もやむを得ず国民皆兵→民主主義へ!

ナポレオン戦争がなければ民主主義は広まらなかった!
249世界@名無史さん:03/12/15 07:01
>>248
あんまり突っ込むのも野暮だけど・・・。
国民皆兵=民主主義とはなかなか言えないような。
なにをもってしてデモクラシィとするかはこれはこれで難しいけども、
戦前の日本にも徴兵制はあった訳だからね・・・。

ちなみに常識ながらアメリカ独立革命は1776年。
フランス革命よりも前。
250世界@名無史さん:03/12/15 07:30
突っ込むようだけど、戦前の日本も一応民主主義でしょ。
まあ、あと兵学校が民主主義の学校とよばれていたのも事実。
現代の民主主義しか認めないってのなら、ちょっと違うけどね。

アメリカ独立戦争もある意味国民皆兵だからなぁ・・・
ある意味民主主義だw
251世界@名無史さん:03/12/15 18:10
アテネの民主制は市民の戦闘参加がきっかけになりしたよね。
そう考えれば>>248氏の言うことも間違ったはいないと思うが…。
ただ国民が兵士だったから強かったのでは無くて、命を懸けて戦わなければならない
状況が強くさせたんだと思います。例えばモスクワ遠征の失敗は「何で俺たちがやら
なきゃいけないんだよ!」という意識が兵の中にあったことが1つの要因ですし、農
民反乱などが強いのも前述のコトに起因しているはずです。
252世界@名無史さん:03/12/15 20:55
ボストン茶会事件の経緯やその後は理解したのですが
なぜインディアンに変装したのかがどうしても分かりません。
なぜですか?
253カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/15 22:13
>>252
ひっじょーにイギリス寄りなインディアンに仮装して、
「親英でも怒ってるんだぞ!」というパフォーマンスをしようとしたのだ、と聞きましたが。
254世界@名無史さん:03/12/15 22:13
>>250
> まあ、あと兵学校が民主主義の学校とよばれていたのも事実。

ふぉ。徴兵された兵士達が娑婆では社長や地主の息子と小作や
工員の倅が一律平等の立場で生活するという日本の兵営が一種
の民主主義の学校じゃったのは事実じゃろが、兵学校はのぉ。
ありゃ帝国海軍のエリートを養成する機関じゃで、あまり民主的と
は言いにくいじゃろうの。
255世界@名無史さん:03/12/15 22:40
>>254
「兵学校(軍隊)は民主主義の学校」とは
フランス革命時のときによく言われたことでしょ。

学校でフランス革命の授業のとき教師がよく言う。

1900年にもなると民主主義は学校で習うようになるしね。
256世界@名無史さん:03/12/16 00:09
天帝って、絶対精神みたいなものですか?
257世界@名無史さん:03/12/16 01:54
まぁ、国民皆兵を始めると国家が変容するのは事実だ。
なんせ戦場から帰ってきた兵たちは、こう疑問を持ち始めるからね。

「俺たちは祖国のために戦った。命を懸けて祖国を守り抜いた。
俺たちがいてこそ祖国は保たれてるんだ。俺たちが主役なんだ。
ねぇ、それなのに、 なんで俺たちの政治的地位ってこんなに低いの?
なんか、やる気失せちゃうよねー。俺たちがいなけりゃ戦争できないのに。」

これに対し国家はなにか、アメをしゃぶらせてやらにゃいけない。
国家が命を懸けて奉仕するに値するものだと、兵=国民に信じ続けさせるために。
さもなきゃ次の戦争で兵が戦ってくれんからね。なし崩しに、国民の地位は高まっていく。
なんというかこれは、民主主義の進展、その一要素ではあるわな、確かに。
258世界@名無史さん:03/12/16 08:02
だからさあ、ナポレオン=民主主義の始まりってのが無茶があるんだって。
国民皆兵がすべからく民主主義を志向するならロシア帝国やモンゴル帝国なんてのはどうなるのかと。
259世界@名無史さん:03/12/16 08:21
ロシアは国民皆兵だっけ? 相変わらず貴族が私兵で戦ってたと思うが。
モンゴルは国民皆兵にちかい遊牧民族特有の戦争するから
民主主義とまで言わんが、個人の独立心強いわな。
260世界@名無史さん:03/12/16 22:58
>>255
はぁ?軍隊(国民軍)は民主主義の学校ってのはともかく、「兵学校」
が民主主義の学校なんて語句は聞いたことないぞ。
つーか、フランス革命の時の兵学校ってなんのことだ?
261世界@名無史さん:03/12/16 23:09
ロシアは徴兵制でしょ?
で、モンゴルは民主主義とはいえないとねw
262世界@名無史さん:03/12/16 23:15
ロシアなんか農奴制の国だったやん。
263世界@名無史さん:03/12/16 23:36
スレ違いだよ、みんな。他の適切なスレで議論を続行してください。
264世界@名無史さん:03/12/17 01:35
チャンパーってどこが滅ぼしたの?黎朝が占城チャンパーを滅ぼしたみたいだけど、真臘も滅ぼしたってなってる…。環王チャンパーを滅ぼしたのが真臘なんかな?
265世界@名無史さん:03/12/17 01:38
チャンパーってどこが滅ぼしたの?黎朝が占城チャンパーを滅ぼしたみたいだけど、真臘も滅ぼしたってなってる…。環王チャンパーを滅ぼしたのが真臘なんかな?
>>264
真臘のジャヤヴァルマンが12世紀にいったん滅ぼしますが、ジャヤヴァルマン没後に
チャンパーは再興することに成功し、その後黎朝が15世紀に今度こそ滅亡させました。
267世界@名無史さん:03/12/17 01:56
>>266
おぉ即レスサンクス!助かりましたm(_ _)m
268世界@名無史さん:03/12/17 20:20
>>266
しかし、1474年にもうひとつの占城国が成立。
1484年には「古来」という名前の王が明に占城王の封を求めた。
大越の勢力拡大を望まぬ明は「古来」を軍船で帰国させ、大越の妨害を排除して王位に就ける。
この占城国は、16世紀半ばまで明に朝貢を繰り返している。
その後、広南国(阮朝)の圧迫を受け続け、17世紀末には歴史から消え去る。

1693年、広南の属国占城国から長崎に来航した船が、日本に来た最後の占城船の記録らしい。
>>268
まぁただの弱小な残存勢力として片づけている史書も多いけどね。ヒドイ話だ。

>>266のジャヤヴァルマンに”7世”って付け忘れてた。
270世界@名無史さん:03/12/17 21:25
マークの正誤問題で
日本は遣唐使を送って唐の臣下として冊封体制をうけ、律令体制を整えた。
というのが×だったんですけど、どうして違っているのか分かりません。
解説によれば日本は冊封体制には無いとあったのですが…。
冊封体制の定義って一体何なんですか?
271世界@名無史さん:03/12/17 21:51
「軍隊とは服従する国民である」って、ナポレオンの名言もあったな。
272世界@名無史さん:03/12/17 21:55
goo国語辞典より
さくほう 【冊封】
古く、中国で冊をもって爵位を授けること。また、その書状。

自分は日本史はよく分かりませんが、当時天皇は爵位を授かってはいない。と記憶しています。
朝貢貿易を冊封体制と定義する人もいます。その場合大和朝廷も唐の冊封体制下にある属国と言うことになります。
足利義満が日本国王に封じられたのは冊封だ、と主張する人はいます。これは日本史の分野なので日本史板の専門スレへどうぞ。
273世界@名無史さん:03/12/18 12:06
>>270
手元に資料も何もない記憶ですが、中国王朝と日本の政権の冊封関係としては、
1)後漢→奴王(漢委奴國王)
2)曹魏→邪馬台国女王卑弥呼(親魏倭王)
3)南朝→倭の五王(鎮東将軍など)
で、次の対中国交渉である小野妹子の遣隋使は例の「日出ずる処の天子」の書で、
少なくとも日本側としては対等の外交関係を結ぼうとしたもの(煬帝激怒するが)。
遣唐使はこの流れに沿ったもので、唐の皇帝の臣下にはなっていないんじゃないかな。
なお、日宋貿易(平氏政権と南宋)は中国側にすれば民間商取引。
日元貿易(建竜寺船とか)もそう。
日明関係にいたって、足利義満とか豊臣秀吉が「日本国王」扱いされる。
…しかし、完全に日本史の話ですな。
274世界@名無史さん:03/12/18 19:18
そうか?日本が絡んでるだけで、世界史の話だろ?
275270:03/12/18 21:24
>>272-273
ありがとうございます。
実際に世界史の問題で出てたんですけどね。
日本国王とされた時点で皇帝の臣下として中国は見ていたと言うことですよね。
解釈によって答えが変わる問題なんて出さないでほしいです…。
276カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/18 21:28
>>275
唐代に国王にされてはいないんだから、唐の冊封体制には入っていないという結論でいいと思われ。
明なら文句言う余地有り。

そういや、ちょっと前に日本史板で義満の日本国王は冊封なのかどうか揉めてた。
277山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :03/12/18 23:15
「義満自身が「日本国王」であることを否定した」とか。皇位簒奪云々の電波
もとびかっていますが、日本史上で「国王」といえば天皇でしたから国内の意
識はまた別だったと思われます。
278世界@名無史さん:03/12/19 18:09
 初歩的な質問で申し訳ありません。
 皇帝と国王の違いは、皇帝が複数の国を治めるのに対し、
国王は一つの国しか治めない、という違いでよろしいので
しょうか?
 あと、皇帝の場合は神、或いは神の代理人という宗教的
な権威を帯びているケースも含まれるのでしょうか?
279270:03/12/19 18:54
東南アジア各国では知識人を中心に民族運動がさまざまに展開されていった。
という部分だけに下線が引かれていて、これに関連とて正しいものを選べという問題です。

@ ヴェトナムではファンボイチャウらが東遊運動を進めた。
A インドネシアではスカルノによってサレカットイスラムが結成された。
B フィリピンではホセリサールやアギナルドがアメリカ支配に抵抗した。
C フランス統治下のビルマでは自治を要求する運動が起こった。

@かBに絞って、ここから分かりませんでした。どっちも正しいですよね?
解説を読んでもBのフィリピンは19世紀末よりスペインへの抵抗を見せた。ホセ
リサールの小説「我に触れるなかれ」(1887)はスペインの暴政を暴き、スペイン
当局に強い衝撃を与えた。フィリピンがアメリカの支配下に置かれるのは米西戦争
後(1898)のことである。としか書かれてなく、Bが不正解で@が正答であるという
根拠が示されていません。どう解釈すればいいですか?
280カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/19 19:08
>>278
初歩的というかすごい面倒な質問ですそれ。
地域や時代によってかなり差があると思われ。

皇帝は複数の国ではなく、一つの文化圏全体の支配者である、というのが一番無難な解答になるのかな。
国王でも複数の国の王を兼ねたりする場合がありますしね(ヨーロッパの場合)。

> あと、皇帝の場合は神、或いは神の代理人という宗教的
>な権威を帯びているケースも含まれるのでしょうか?
ほとんどの場合はそうだったんじゃないでしょうか。
ただ、神などによる宗教的な権威付けは皇帝でも国王でもありました。
王権神授説がその例ですね。

>>279
嫌がらせのような問題ですね。
とりあえずホセリサールはアメリカ支配に抵抗してはいない、というのがBが誤りである根拠のようです。
(抵抗運動はしたけどあくまで反スペインであるということ。)
281世界@名無史さん:03/12/19 19:12
ホセリサールは米西戦争前にスペインに処刑されたんでしたっけ?
282278:03/12/19 19:19
 カラジチさん、ありがとうございます。
283世界@名無史さん:03/12/19 19:21
>>281
ホセ・リサールがスペイン植民地政府により処刑・・・1896年12月30日
米西戦争の勃発・・・1898年4月21日
284世界@名無史さん:03/12/19 19:38
>>280
時代によって異なる、ってのは同意。さらに地域によっても異なるよ。
しかし、
>国王でも複数の国の王を兼ねたりする場合がありますしね(ヨーロッパの場合)。

ってそうか?「一人の人物」が各種国王を「兼任」する場合はあっても
一つの国王号が複数国の王位は兼ねないでしょ。

ちなみに、日本の天皇は英語なら皇帝と訳されてるけど、いわゆる
国王はいない。日本の「王」は親王を意味してるからねぇ。
285カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/19 19:42
>>284
そうですね。
「複数の国王号を兼ねたからといって皇帝になるわけではない」
と言うべきでした。
286世界@名無史さん:03/12/19 19:55
「神の代理人」と言ったら、ローマ教皇のことじゃないのか?
287270:03/12/19 21:11
>>283
そんな細かい知識が必要だったんですね
センター対策問題でそんなのを聞いてくるとはな…
これじゃ満点はきつそう
288世界@名無史さん:03/12/20 14:22
>>287
他の科目もあることだし、世界史で満点とろうと考えないほうがいい。
受験生にとって時間は貴重。あまり細かい知識を詰め込むことに手間取ってられない。
それに、センターの正誤問題は、択一式だから細かい知識はなくても解答は出せる。

この問題の場合、ある程度の知識があれば、選択肢@Bに絞り込める。
問題はここから。

@ [ヴェトナムでは] [ファンボイチャウらが] [東遊運動を進めた。]
B [フィリピンでは] [ホセリサールや] [アギナルドが] [アメリカ支配に抵抗した。]

それぞれの文節が、正しい関連性を持っているかどうか考える。

@の選択肢
 (1)[ファンボイチャウ]は[ヴェトナム]の運動家である →○
 (2)[東遊運動]は[ヴェトナム]で起こった →○
 (3)[ファンボイチャウ]は[東遊運動]を進めた →○
   この文章の中には、疑問点が挟まる余地がほとんどない。

Bの選択肢
 まず、フィリピンの支配がスペイン→アメリカと移っていることを思い出す。
 (1)[ホセリサール]や[アギナルド]は、[フィリピン]の運動家である。 →○
 (2)[フィリピン]では[アメリカ支配]に対する抵抗があった。 →○
 (3)[ホセリサール]や[アギナルド]は、[アメリカ支配]に抵抗した
   →少なくとも、アギナルドらの活動に関して細かい知識は持っていない。ひょっとしてスペインに対してしか抵抗していないかもしれない

という段階まで考えたところで、答えのBを選べばよい。
完全に選択肢を絞れなくても、どちらの文が怪しい点が多いかを判断するだけでも、答えを出せる。
289278:03/12/20 14:36
 284さん、285のカラジチさん、286さん、何度もありがとうございます。
290世界@名無史さん:03/12/22 00:13
冬休み対策あげ
291世界@名無史さん:03/12/22 02:05
史学系学科に行きたいんですが、将来が不安です。
292世界@名無史さん:03/12/22 08:13
将来は不安かも知れんが、史学科や英文科は女子の比率が高い。
293世界@名無史さん:03/12/22 09:58
さほど可愛くはないがな。
294世界@名無史さん:03/12/22 10:03
史学系は公務員になるやつおおい。
295世界@名無史さん:03/12/22 13:03
日本史なら、まだ学芸員の道もあるが。
296世界@名無史さん:03/12/22 16:41
他には社会科の教員くらいか
297世界@名無史さん:03/12/22 16:59
いま社会科の教員はかなり就職が厳しい。
298世界@名無史さん:03/12/22 17:01
スレ違い
299世界@名無史さん:03/12/23 08:00
一浪生です。今回の東大オープンの問題なんですが・・・
(問題)
第二次世界大戦の終了後、東南アジアから南アジアにかけて、多くの国々が
独立を達成した。独立国が獲得した領域を、植民地時代の領域と比較してみると
一致する部分と異なる部分とがあり、単に「列強に植民地化されていた国家が
独立を回復した」と考えるだけでは不十分であることに気づく。すなわち、独立国
はその地域を再編成し、新たに国境線を引いたうえで誕生したものなのである。
最終的にどのような領域を確保して独立するかは、独立運動の主体の選択と
旧宗主国の対応や国際状況にかかっていた。
以上の点に留意して、第二次大戦後東南アジア・南アジアの各植民地が独立する
前後の情勢とその後の展開について、蘭領東インド、仏領インドシナ、英領インド
の3地域を相互に比較しながら540字以内でまとめよ。

この問題で、「英領インドではマラッカ・ジャワも含めて独立した」という記述が加点
対象になるのはなぜでしょう?図表を見ると、両地域とももともと英領インドに組み込まれて
いるので、「植民地時代の領土のままにインドネシアとして独立した」というように
記した方がいいと思うのですが・・・(ちなみにそれだと点は来ませんでした)
300299:03/12/23 08:04
すいません。最後の四行で「英領インド」となってるのは
「蘭領東インド」の誤りでした。
301世界@名無史さん:03/12/23 11:13
>>299
問で聞かれている内容が植民地と独立後の地図の塗り替えであることを考えると
現在のインドネシアと旧宗主国について考える必要がある。

東南アジアでは1824に英蘭協定というものが結ばれている。その内容は
@オランダはインドの全ての商館とマラッカを譲る
Aイギリスはスマトラを譲る
であり、これによりマラッカ海峡をほぼ境とする勢力関係が確定された。
同時にジャワ(1811イギリスが占領、1816オランダに返還)はオランダ領
として確立された。
インドネシアは1945に独立宣言を発し以後4年間の独立戦争に突入する。
最終的にアメリカの仲介でオランダと講和し、インドネシア連邦共和国
として独立を達成した。

整理するとジャワやスマトラ、ボルネオなどはオランダ領だったが、マ
ラッカに関してはイギリス領だった。だからマラッカも含めてと記述す
る必要があったのかも知れない。

ただどう考えてもマラッカがインドネシアに含まれているとは思えない。
明らかにマレーシアのはず。問題側の勘違いである可能性も否定できな
い。
302世界@名無史さん :03/12/23 17:29
質問です、中世ヨーロッパ時に所謂“城”に住んでいたのは、諸侯ですよね?
303世界@名無史さん:03/12/23 17:38
封建制というのは配下に給料として土地を与えることと考えていいですか?そしてそういう制度
をとるのは貨幣経済が未熟だからですか?
304世界@名無史さん:03/12/24 00:30
>>301
お答えありがとうございます。
情けないミスですが、「マラッカ」ではなく「スマトラ」でした。
305世界@名無史さん:03/12/24 01:23
廃兵院って何なのですか?
フランス革命の時にここから武器をかっぱらったみたいですが、ここは退役軍人病院みたいなもんじゃないんですか?
306301:03/12/24 09:22
>>299
満点の解答例は?
307世界@名無史さん:03/12/24 09:28
>>305
よく知らないけど廃兵院から3万丁の小銃を奪ったというんだから武器庫があったんだろ。
308世界@名無史さん:03/12/25 19:23
age
>>303
貨幣経済ではなく、むしろ行政・官僚・軍事組織の未熟さによるもの。
古代エジプトなどの貨幣経済が未熟だった時代では、普通に物納という形で給料を払っていた。

まず王様とその召使いだけではどうやっても支配・行政の行き届く範囲というのは限られている。
そこで、古代帝国や絶対王政国家では地方に「官僚」という、王様の代わりに地方の細々とした
行政や治安・徴税などをしてくれる人材や、自分に忠誠を誓ってくれる軍人が指揮する軍隊を駐屯
させて他国の侵略を防いだりした。
だが、官僚組織が未熟だと、官僚が好き勝手やって王様の土地をメチャクチャにして私腹を肥やし
たり、軍人がかってに独立して王様のところに攻め込んできたり、そもそも最初から派遣するため
の人材がいなかったりする。
そこで、王様は自分に忠誠を誓ってくれる軍事力のある人間(腕っ節の強いアンチャンから数千の
私兵を抱える大豪族まで)に、「この土地をやる(支配権を認める)からここの統治は任せた。それと
ここからのアガリは全部やるから、戦争が起きたら俺のところに来て一緒に戦ってくれ」と地方の
支配を任せてしまい、軍事力と政治的影響力だけは自分のところに来るようにするのが封建制
というわけ。
310名無しさん@英語勉強中:03/12/26 09:48
スペイン継承戦争なんですけど
ルイ14世がスペインの継承権を主張して勃発
結果、スペイン=ブルボン朝承認、ただし永久に西仏合邦不可とならったのですが
ノートを見返してみて?になりました。

フランス(ブルボン朝)がスペインの継承権を主張してそれが承認されたんですよね?
なのにスペインとフランスの合邦が不可ってどういうことですか?
すでに同じ国のようなものになっているのでは・・・
311世界@名無史さん:03/12/26 12:53
ECにイギリスが参加せず対抗してEFTAをつくったのにはどんな背景がありますか?
312世界@名無史さん:03/12/26 13:16
>>310
スペイン継承戦争では、正統性の原理と勢力均衡の原理の二つが働いていたからです。

たしかに、「継承」戦争という名前が付いているとおり、この戦争は、
「俺の方が正しい相続人だ!」という法的な争いがこじれて勃発したという側面がある。

一方、英国やオランダのような部外者にとっては、「誰が正統な継承者か?」ということよりも、
「広大なスペイン領の相続によって、欧州に飛び抜けた強国が出現する恐れはあるのか?」ということが懸念の対象だったわけです。

同時に注意したいのは、ルイ14世やハプスブルク家の方も、こうした勢力均衡的な発想を共有しており、
戦前外交では、スペイン領を分割相続するという妥協が成立寸前まで行きました。
(結局、勢力均衡の現実主義が、正統性の原理に圧される形で開戦にいたるわけですが・・・)

したがって
>スペインとフランスの合邦が不可
というのは列強間の妥協の産物で、勢力均衡原理が強力に働いたということですね。

>すでに同じ国のようなもの
これはちょっと違う。君主も法律も政府も違う、やっぱり別の国です。
ただ、「血は水よりも濃い」というか、
18世紀のフランス〜スペインは「家族同盟」と称されるような緊密な関係を結局は取り結ぶことになりますが。
313世界@名無史さん:03/12/26 16:44
具体的な経緯には不案内ですが、一般論としては、
欧州の王国は同じ人物が国王を兼任していても、
政府・議会・軍隊などが別に存在しており、
国家として合併(合邦)はしないのが普通ですね。
【同君連合】と呼ばれるもので、まぁ、戦争で敵味方になることはないとしても、
内政の法制度はもちろん、経済面の外交なんかは独自にするはず。
逆に合邦した例でいえば、まさにスペイン(イスパーニャ)王国がそれで、
カスティーリャ王国とアラゴン王国の合邦で成立した国ですよね。
スペインはハプスブルグ朝のときも初代カルロス1世(神聖ローマ皇帝カール5世)
以降はオーストリア系とスペイン系の分離を約束させられてます。
ブルボン朝スペインは、フランス王がスペイン王を兼ねていませんし、
フランスにとって親戚筋が継承する心強い同盟国ではあっても、
国家体制として1つではない、ということでは?
314世界@名無史さん:03/12/26 18:25
後進国or野蛮人であったはずのヒッタイトが何故鉄器という
高度な技術を持ってたんですか?
しかもその鉄器を持った民族がなぜ海の民とかいう訳わからん
連中に滅亡させられにゃならんのですか!
315世界@名無史さん:03/12/26 21:32
>>312
別スレで聞いてたろ?他の質問する前に他に言うことは無いのか?
316世界@名無史さん:03/12/26 21:40
>>312
それと、それぐらいなら資料集とか読めば書いてあるでしょ。質問スレで
考え方のヒントを知ることはいい事だと思うけど、全部聞いてても役に
立たないよ。関連資料とかを調べて、系統だって覚えないと、断片的な
知識の集積にしかならず、応用がきかないからね。
317世界@名無史さん:03/12/27 09:45
>>314
一応質問スレだからマジレスするが、
ヒッタイトが鉄器製作できたのはマーズピープルから技術を授けてもらったから。
ちょっと前の学研の科学雑誌に詳しい考証が掲載されてたから間違いない。
で、海の民はそのマーズピープルの末裔。
ヒッタイトが調子付いたから海の民が滅ぼした。

分かった?
318世界@名無史さん:03/12/27 16:34
先生!日本でも離婚率30lの時代ですが、
本場、アメリカの離婚率はどれぐらいなんですか?
319世界@名無史さん:03/12/27 17:32
>>318
半数が離婚と聞いたことある。
320世界@名無史さん:03/12/27 19:54
>>311
知らないけど取り合えずECじゃなくてEECだろ
321世界@名無史さん:03/12/27 20:47
>>320
そこまで遡るなら、
1951年4月のECSC(欧州石炭鉄鋼共同体)が最初。
ただ、もともとECを形作る計画の一環として設立されてるから、
この場合はECで問題ないと思われる。
ちなみに、1957年3月にEEC(欧州経済共同体)とEURATOM
(欧州原子力共同体)が設立され、67年にこの3者を合併して
ECが成立。

一方の欧州自由貿易連合(EFTA)は1960年に設立されてる。
ただ、石炭鉄鋼共同体もEFTAも、設立年よりずっと前から
協議されて計画されてたものだから、設立年でどちらの計画が
先行していたかを論じるのは無理。

要は、イギリスは独仏連携に警戒感をもってたし、独仏はイギリスを
嫌っていた(なにせドゴール時代だしね)。結局、独仏とイギリスの
主導権争いで、どちらも欧州全域にまたがる経済圏を構築できなかった
というのが始まり。その後、加盟している国の地力から、EC側が有利
になり、地すべり的にECが拡大されていったという流れになってる。
まぁ、イギリスもEECが出来る頃にはEFTAに見切りをつけてたんで、
早い段階で勝負は決まっていたんだけど、ドゴールがイギリスの加入を
拒否しまくった結果、加盟が遅れた。
これは独仏にしてみれば単なる意地悪ではなく、早い時期のイギリス
加入は主導権争いを再燃させることにもなり、独仏の立場が低下する
恐れがあったためだろう。
イギリスの加盟が遅れたことは、結果的にはECの拡大を早めた効果
があったのかも知れんが。
322例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/12/27 23:35
>>314
まず、鉄器の技術はヒッタイト自身が発明したのではなく、ヒッタイトの傘下にあった
一部族が発明したもの。
そして鉄器に限らず前近代の新技術の発明というのは、文明度などよりも環境と必要に
よって生まれる例が多い。エジプトでもラムセス2世がカデシュの戦いの後に、戦利品の
鉄製武器をサンプルとして製鉄技術を編み出そうとしたが失敗した。おそらくは”環境”と
して必要な鉄鉱がエジプトに無かったためだろう。
そしてヒッタイトが本当に野蛮で後進国であったかどうかは分からない。それに時代はdで
11世紀の十字軍時代には、野蛮で遅れていたはずのフランク人はイスラムより高度な攻城
兵器や築城術を持っていた。一つの文明文化がある点だけ突出してたり逆に遅れている
ことはごく普通のことである。

肝心の鉄器についてだが、その威力は極めて疑わしい。実際に、正しく鋼でない鉄器は青銅
器に硬度で劣る。青銅が軟らかいというのは大嘘。中国では春秋時代に製鉄技術が発明され
たが、鉄製武器が使われるようになったのは焼き入れなどの技術が発明された(らしい)戦国
時代に入ってから。そしてそれ以後も秦は青銅武器を使い続けていた。
鉄器の青銅器に対するアドバンテージといえば、それは材料が簡単に手に入ること。鉄鉱自体
銅鉱より埋蔵量が多いし、何より青銅のもう一つの材料である錫は生産地が限られている。
おそらくヒッタイトにとっての鉄の価値とは、錫の入手ルートを絶たれたときの代替品として
ではないだろうか。

実際にヒッタイトの鉄器が見つからなければ何とも言えないんだが。実際に、発掘される
ヒッタイトの鉄器がことごとく隕鉄製であるため、ヒッタイトの製鉄技術すら疑問視する
向きもある。
323名無しさん@英語勉強中:03/12/28 05:40
山川の世界史ノートなんですけど
@セルジューク朝の強大化のところで
 ガズナ朝より自立したホラズムに領土の頭部を奪われ内紛で分裂して消滅

Aセルジューク朝のところで
 耶律大石の建国した西遼に敗れ、東部にホラズムが自立。

少しこんがらがってしまったんですけど
Aのところは
セルジューク朝の東部からホラズムが自立
ではなくて
セルジュークの東部にあるガズナ朝から自立したホラズムが、ってことですか?
324世界@名無史さん:03/12/28 08:03
第二次中東戦争は国連の即時停戦決議によって解消ってあったけど
これってつまりアメリカの判断ですよね?
なんでアメリカがソ連の味方をしたのかと思ったらちょうどフルシチョフのスターリン批判
の年だったから何となくわかったんですが
第3次中東戦争でソ連がアラブを、アメリカがイスラエルを支援してまた対立っぽくなってるんですが
これはなんで?
>>305
>退役軍人病院みたいなもんじゃないんですか
そんな感じのものです。

廃兵院(はいへいいん)、アンヴァリッド、アンバリド、invalides
ルイ14世が戦傷兵を収容するために建てられた建物。
設計はリベラル・ブリュアン。4000人を収容。


フランス革命勃発の朝、群衆は押し寄せ、「廃兵院」の長官に武器を要請。
あらかじめ、予期していたパリの軍司令官ブザンヴァルは小銃を使えないように
司令を出すが、サボタージ、20人の廃兵は6時間で、3万2000挺のうち
20挺しか実行しなかった。長官は、ヴェルサイユからの命令でしか渡せないと拒む。
銃3万2千挺と大砲を奪ってバスティーユに向かった。
326世界@名無史さん:03/12/31 01:11
朝鮮戦争に旧日本軍が参加した『事実』は今のところ無いんですか?
機雷除去じゃなしに。

あと、『マルコポーロが「世界の記述」を著した』っつー正誤問題はかなり微妙だと思うんですけど
コレ×にしていいんですよね?ルスチアーノでしたっけ、確か。
327世界@名無史さん:03/12/31 01:27
>>305
廃兵院というのは傷痍軍人に仕事を与える施設で、
主に武器の整備をさせていた関係で大量の武器がおいてあり
蜂起した群衆が武器を手に入れるために、殺到した、

という話を聞いたけど。
328世界@名無史さん:03/12/31 03:09
カイザーとカエサルって言葉似ているけど
これって関係ありますか?
329世界@名無史さん:03/12/31 09:10
>>326
○に決まってんだろ、高校教科書にルスチアーノが載ってるのか?
口述で著したと良心的に解釈しる。
330世界@名無史さん:03/12/31 12:03
>>323
文章がよくわからんが「ホラズム」は王朝名ではなくて地名だから
別々のものを指してる可能性もあるのかなあ。
ホラズム・シャー朝はガズナ朝がホラズム方面を失ったずっと後に
セルジューク朝のホラズム総督が自立して生まれた王朝です。
331世界@名無史さん:03/12/31 12:31
ラテン語 カエサル
英語   シーザー
ドイツ語 カイザー、ツェーゲル
仏語   セザール

教科書の後ろのほうとかに人名対照表かなんか載ってるだろ?
     
332世界@名無史さん:03/12/31 12:43
慶応の過去問で六割前後しか解けないんですけど
あと本番まででどうにか八割いきたいです!!
どうかアドバイスください!
333世界@名無史さん:03/12/31 14:21

(ノ゚∀゚)ノ●ウンコクラエー
334世界@名無史さん:03/12/31 21:55
>>332
受験板の方がきっと速いぞ
335世界@名無史さん:03/12/31 23:57
>>329
高校教科書に載ってないことを出すのが大学受験なんだよなぁ。
どっかの大学じゃこの問題出たし。
336世界@名無史さん:04/01/04 14:36
>>328
ローマ帝国では、アウグストゥスとカエサルの名は、皇帝の称号として使われた。
正帝…アウグストゥス 副帝…カエサル


で、現在、各国語の皇帝という単語は、カエサルか彼の称号インペラトールに由来している。

インペラトール → 英エンペラー 仏アンペルール
カエサル     → 独カイザー 露ツァーリ
337カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/04 17:30
age
338世界@名無史さん:04/01/04 17:59
インンペラトル・カエサル・アウグストゥスが正式名称
インペラトル  永続的最高司令官
カエサル    カエサル家の後継者
アウグストゥス 神々に近い存在
その後の皇帝にも受け継がれた
339世界@名無史さん:04/01/05 21:25
雑誌名は忘れたんですが、ぱらぱらめくった少女漫画に
プーシキンは母方の方に黒人の血を引いていたと合ったんですが、本当ですか?
小国では会ったが王子で、オスマン・トルコ帝国に国が滅ぼされた後、
オスマン・トルコ帝国からロシア宮廷に献上され、優秀だったため、
当時の皇帝に気に入られて、陸軍の将軍にまでなった人物、とあるんですが。
340漏れは慶應生だが:04/01/05 21:29
亀レスながら、慶應なら6割とれたら充分。

英語でアドバンテージとらんきゃ受からないぞ。
341世界@名無史さん:04/01/05 22:57
>>339
>プーシキンは母方の方に黒人の血を引いていたと合ったんですが、本当ですか?

だいぶ誤解も混じっているようですが、本当です。
プーシキン(Alejsandr Sergeevich Pushikn, 1799-1837)は19世紀後半にロシア文学に近代文章語の
技法と国民文学の創造をもたらした詩人で、著作には『スペードの女王』『大尉の娘』などが知られます。
父方が由緒ある貴族の家系で、彼の伯父ワシーリーもカラムジン派の詩人として名を馳せました。
一方母方の曾祖父はエチオピア出身の将軍ガンニバル(Abram Petrovich Gannnibal, 1697-1781)
といい、プーシキンの相貌にはアフリカ系の特徴が色濃く出ています。
1811年ツァールスコエ・セローに開校された貴族の子弟専門の学校へ1期生として入学、詩作に長け
在学中に約150の詩篇を書き上げ、卒業後は外務省に勤務しながら創作活動を続行。この過程で
デカブリストらに共感し農奴制を批判したことで南ロシアへ放逐され、ニコライ1世の時代にようやく
謹慎は解かれたものの、晩年は終生秘密警察の監視下で言論統制をなされたといいます。
オスマントルコのくだりについてはわかりませんが、彼の妻ナターリアを見初めたピョートル1世に
寵愛され、年少侍従(カーメル・ユンケル)の位を叙勲しています。しかしプーシキン自身は「貴族」の
出であることを誇りとしていたため、「小貴族」に与えられるこの位階には不満を抱いていたようです。
342世界@名無史さん:04/01/05 23:10
ГаннибалってHannibalのことだろうな。
あだ名かな?
343339:04/01/05 23:42
>>341
やっぱり、漫画は史実とだいぶ違いますね(w
でも、エチオピア出身の将軍の曾孫がそんなに宮廷の中に入っていたということは、
当時のヨーロッパは、アフリカ諸国と交流があったのですか。
344カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/05 23:52
>>342
ロシア語では外来語の"h"を"г"に写すことが多いです。
ロシア語には"h"無いですから。"х"は"h"よりも奥の音だし。
345世界@名無史さん:04/01/06 00:10
チェコ映画の『コーリャ・愛のプラハ』で、ロシア人は威張り散らしている割に
「H」の発音もできない、とチェコ人がロシア人を皮肉ってたシーンがあったな。
346世界@名無史さん:04/01/08 14:14
東方正教会ってのは何なんですか?
いまいち教科書とか見ても意味フーなんですが。
東方正教会の中でもカトリックとプロテスタントの両者があるのですか?
347世界@名無史さん:04/01/08 14:33
東方正教会とカトリックとプロテスタントは別物です。

もう一回、よーく教科書を読むことをお奨めします。
348世界@名無史さん:04/01/08 14:47
>>346
ローマ帝国ではキリスト教が国教とされましたが、ローマ帝国の東西分裂の後、東ローマ帝国の領域を中心に
発達したのが東方正教会、西ローマ帝国の領域を中心に発達したのがローマ=カトリックです。
両者はキリストを信仰し旧約・新約聖書を聖典とする点で
キリスト教のカテゴリーに入りますが、中世に至るまでに礼拝の仕方や教義の解釈等を巡って
対立し別の教会として分裂したのです。
ちなみに16世紀以降礼拝の仕方や教義の解釈等を巡って西欧でローマ=カトリックから分離したのが
プロテスタントになります(ルターとかカルヴァンといった名前を聞いたことがあると思いますが
彼らが立てた各教派を総称してプロテスタントと言っています)

そして東方正教会は東ヨーロッパを中心に各地に広がります。
ロシア正教会もこの流れに属し、現在でも多数の信徒が存在します
(日本で”ハリストス正教会”と名乗っているのがこの流れに属します。
北日本の港町に多く見られるのはロシア貿易の名残といえます)

もっと知りたい場合は 八木谷涼子『知って役立つキリスト教大研究』新潮OH!文庫 を読んでみて下さい
礼拝等の基本的な特色がイラスト入りで載っていますので入門として役立つと思います
349世界@名無史さん:04/01/08 19:38
>>326
その論理で言えば、志茂田カゲキの本は秘書の著作ということになる(w
350世界@名無史さん:04/01/08 21:15
>>346
ふぉ。まぁ、348氏の解説で良いのじゃが、ちとつけ加えておくと、現在のキリスト
教は大別して新教と旧教に分類されるのじゃ。
新教がいわゆるプロテスタントと呼ばれる諸宗派に相当し、旧教がオーソドックス
とカトリックに分類され、このオーソドックスを日本語では東方教会とか東方正教
会と呼んでいるということじゃ。
長い歴史の中で、典礼や儀礼は違ってきているが、もともと教義上の違いという
ものはほとんどなく、ローマ教皇の権威を受け入れるか否かが大きな違いじゃな。
351世界@名無史さん:04/01/10 15:07
世界史のレポートって、どういうふうに書けばいいのですか?
締め切りが過ぎているんですが、どうしてもわかりません・・・
高1です。もしよければヒントをいただきたいです。
352世界@名無史さん:04/01/10 15:36
>>351
高校生ならそんなに難しく考えなくてもいいんじゃない?
テーマに関する本を1,2冊読んで内容をまとめて提出すればいいと思われ。
353世界@名無史さん:04/01/10 15:50
347は池沼
354iimono:04/01/10 15:51

画像安定を目的として一般量販店でも売られている、
デジタルノイズキャンセラー(正規品)です。↓
http://www5f.biglobe.ne.jp/~iimono/

9100円即決で、即日発送可能です。

ヤフーオークションでも大人気!!!↓
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/otoku_iimono
355世界@名無史さん:04/01/10 15:56
http://bbs.enjoykorea.naver.co.jp/jaction/read.php?id=enjoyjapan_15&nid=25235&work=list&st=&sw=&cp=1

この訳 他のところに書いてあるのと同じだった
以下翻訳文です

※方法(攻撃)するサイトは http://2ch.net
このサイトはサーバーが64個、掲示板が200個を越す大規模廃人サイトだが
方法するには、現在集めた人員では不足している。方法器1000人くらいは必要だ。

※方法に必要なプログラム”方法2003”は、edonkeyなんかでダウンロードしてください
(このURLでもいいです。http://略

※方法する時刻は1月10日午後8時です
10日という人もいるし、11日という人もいるけど(どうか)10日に統一しましょう

_________________

もー、韓国人最低ってことがよくわかったよ・・・
何回攻撃してくりゃ気が済むんだ?
↓祭り会場
おまえら....祭りだ!!
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1073651253/
356世界@名無史さん:04/01/10 16:10
>>350

旧教というのは、プロテスタント(新教)に対置して、カトリックのことを指す名称と思っていたんですが、
ギリシア正教会も含む呼び方なのでしょうか?
357世界@名無史さん:04/01/10 17:09
>>52
ありがとうございます^^
政治信条とかは述べなくてもいいですよね?
あるサイトに画像をお借りしたいとメールしたところ、
政治信条が違うと貸せない、と言われたのでレポートにもそういうことを書くものなのかな・・・
と思いまして^^;
358世界@名無史さん:04/01/10 17:49
>>357
高校生で政治信条なんて述べても青臭くて痛いだけです。
そして政治信条の違いを理由に貸与を拒否するのは右だろうと左だろうと下等な連中のすることです。
もちろんそんなことをレポートに書く必要はありません。
教師に喧嘩を売りたい場合は別として。
359世界@名無史さん:04/01/10 18:41
多くの独裁者は
幼少期に虐待を受けてるって本当ですか?
それが、暴力信仰に繋がるとか
360世界@名無史さん:04/01/10 18:43
心理学的にどうこうはしらんが、フセインが幼少時に虐待を受けていた
事があるそうだ。
361世界@名無史さん:04/01/10 18:43
なにかおもしろいゴロ合わせがあったら教えて下さい。っというスレたててくれませんか?

1453いよいよこうさんビザンツ帝国
362世界@名無史さん:04/01/10 18:47
363世界@名無史さん:04/01/10 18:58
世界史を勉強することを重視したら大学で第二外国語は何語がたのしいですかね??
364カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/10 19:28
>>356
正教会を「旧教」って呼ぶのは聞いたことないですね。旧教=カトリック、でいいと思いますが。

>>363
そら、自分の興味のある地域の言語でしょ。フランス史ならフランス語。ドイツ史ならドイツ語。
植民地時代を経験した地域なら宗主国の言語も重要。

どれにも当てはまらない場合は……現地語と英語が重要になってくるから、第2外国語の選択とはあまり関係ないかなあ。
365世界@名無史さん:04/01/10 19:59
うーむ世界史は好きだけど特に好きな国がないんだよな〜

ローマ史って・・・
果たしてイタリア語と関係あるんだろうか
366世界@名無史さん:04/01/10 20:02
>>365
古代ローマだったらラテン語やろ。
367世界@名無史さん:04/01/10 20:28
>>365
>>366に同意。あくまで発音だけだが、ラテン語は日本人には習得しやすい。
ただし大学の第二言語でラテン語置いてるところは少ないですが。
イタリア語は覚えると似通った言語(スペイン語とか)を一気に覚えることが
できるので、これもお勧め。スペイン語は覚えると中南米史に移行できますw
368世界@名無史さん:04/01/10 20:50
まあラテン語、アラビア語、中国語あたりがいいんじゃね―の
369世界@名無史さん:04/01/10 23:33
フランス語に一票。
人文系の一般論としては、研究書読むこと考えると英独仏。
重要な研究書については英訳が無ければたいてい仏訳・独訳が出ている。
あまり奇をてらわん方がいいと思う。どうしてもという場合はもちろん別だが。
370世界@名無史さん:04/01/11 00:25
他の人文系ならともかく歴史をやるんだったらやっぱり1次史料読みたい。
ってことで取り立てて志望がないんだったら古典の蓄積が多い368のような言葉を勧める。
中国史はともかく他はフラ語やドイツ語にわざわざ当たらなくても英語だけでなんとかなる。



ま、先にどこらへんのいつ頃をやりたいかを決めるのが一番だと思いますがね。
371世界@名無史さん:04/01/11 00:41
>>369
これからの時代は直接、フランスやドイツに関係する分野を除けば、
学術関係はフランス語、ドイツ語に対して英語の圧倒的な一人勝ち状態が続くと思うがな。
372世界@名無史さん:04/01/11 00:45
>>364
> 正教会を「旧教」って呼ぶのは聞いたことないですね。

ふぉ。それは単に知識や経験が不足しておるだけじゃな。宗教学上というか
文化庁の公式分類ではハリストス教会、東方教会は旧教に分類されておる
のじゃ。

というかの、キリスト教の大分類は新教・旧教で、新教=プロテスタントじゃ
から、旧教がカトリックだけじゃとハリストス教会もプロテスタントということに
なってしまうの。ま、こりゃ冗談じゃがな。
まさか、東方教会を新興宗教並の諸教に分類するわけにもいかんじゃろうて。
373世界@名無史さん:04/01/11 00:49
「新教」や「旧教」って日本だけの言い方?
374世界@名無史さん:04/01/11 09:10
ルター派とカルヴァン派ってどっちも同じ新教なんですか?
だいぶ違うと思うんですけど。
「岩波 キリスト教辞典」で、「旧教」を引くと、
1.ローマ・カトリックの俗称
2.(プロテスタント側から見た場合の)ローマ・カトリック+正教
ローマ・カトリックと正教側からは、「旧教」、「新教」という言い回しを積極的に
使用はしていない。プロテスタント側が「旧教」、「新教」と二分して分けている。
なお、「旧教」に対する英語はのせていない(思い浮かばないでしょ、英単語)。

「旧教」カトリック教の日本における通称(「広辞苑 第5版」)。

「旧教」宗教改革によって起こった新教に対立する古くからのキリスト教。カトリック。
(「小学館 国語第辞典」)。

「東方正教会」カトリック、プロテスタント諸教会と並ぶキリスト教三大教派のひとつ。
(「日本大百科全書」)。

ということで、適切には、三分したほうが好ましい(というか大抵はしてるでしょすでに)。
学生は、「正教」は「旧教」に含まれると覚えると、試験で減点されないとも限らない。
ただ、大昔からあったような組織・書籍・制度において、名称や分類が変わっていない
ところもあるので、このような場合、探すときは「旧教」で探した方がいい。

そうそう、私も 正教を「旧教」って呼ぶのは聞いたことない。
376世界@名無史さん:04/01/11 16:56
2,3ヶ月前に、なんかのスレで
日本とヨーロッパの歴史が似ているのは、それぞれ、アジアの離れ島だったのと
ユーラシア大陸の辺境にあって、中世においてモンゴルの支配を受けなかったので、
封建制が発展したため、というような事を書いてあったのを読んだ記憶があります。
このことをもっと正確に知りたいのですが、新書レベルでいい本はありませんか。
377カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/11 19:20
>>372
初耳。というか違和感感じますな。
日本の東方正教への扱いが未だによく分からない。
文化庁の公式分類では旧教……
なのに「司教」「主教」の使い分けだと新教と同じ「主教」を訳語に当てる……。

>>366-368,370
ラテン語とかイタリア語とかスペイン語とかアラビア語って、第2外国語でやってるの?
うちはなかったなあ。
378世界@名無史さん:04/01/11 19:21
実教の「必携世界史用語」の
【トルデシリャス条約】の説明の中に、

「・・・教皇子午線を西方に270リーグ移動させた条約。
ポルトガルのブラジル領有が決定」

とあったんですが、これってカブラルがブラジルに
漂着する前のことですよね?
トルデシリャス条約締結の時点で、ブラジルの存在は
知られていたんでしょうか?
379世界@名無史さん:04/01/11 19:33
>>377
スペイン語は最近、多いんじゃないの?
380世界@名無史さん:04/01/11 19:53
>>377
最近の大学では結構いろんなの教えてます。
うちでは英仏独露中伊のほか、スペイン、ラテン、ギリシャ、オランダ、トルコ、
ハングルなんかもありましたが。
381世界@名無史さん:04/01/11 20:11
>>373-377
カトリックは「羅馬公教」または「公教」
プロテスタントは「新教」
オーソドクスは「正教」

というのが明治だか戦前だかわからんが大昔からの定訳。
「旧教」というのもあるにはあるが少なくともカトリック側が自称するわけないでそ
382世界@名無史さん:04/01/11 22:21
第二外国語としてスペイン語を置いているところは
(まだ少ないですが)結構増えてきていますね

ラテン語は古典文学やキリスト教の学科を
置いているところなら専門科目の一つとして
おいている所があります。
(キリスト教学科があるところだとギリシャ語、ヘブル語なども学べます。確認してみて下さい)

中世ヨーロッパを勉強し、
直接1次史料(同時代に書かれた年代記の原文など)も読めるようになりたいなら
ラテン語は必要です。

また、西洋史はどこを勉強するにしても本気で勉強したいなら
英語と当該地域の言語(できれば仏独語も)必要です

希望の言語が自分の志望学部のカリキュラムになくても
他学科の科目で勉強するという手が使えます(単位にはなりませんが自分にとって損にはなりません)。
基本的に「勉強したい!」という学生なら教員は歓迎してくれます
383世界@名無史さん:04/01/12 12:10
パレスチナにあったヘブライ人の王国が分裂してイスラエル王国とユダ王国ができました。
イスラエルはアッシリアに、ユダは新バビロニアに滅ぼされた。
新バビロニアはアッシリア崩壊後に成立した国です。
アッシリアはパレスチナを勢力化に入れていた。

この4つの事実が食い違う気がするんですけど…。
つまりアッシリアにパレスチナが治められていながら、その後の新バビロニアによって
パレスチナにあったユダ王国が倒されたというのがどうもつながらないです。
384世界@名無史さん:04/01/12 15:09
>>383
イスラエル王国とユダ王国の滅亡時期を調べてミソ。
イスラエルの方が大分はやくに滅亡しているから、矛盾してない。
385世界@名無史さん:04/01/12 15:49
ナチスってフルネームだと国家社会主義ドイツ労働者党ですよね
ナチは社会主義者を弾圧していたそうですが、ナチはそれ自身が
社会主義政党だったというわけではないのですか?
386世界@名無史さん:04/01/12 16:18
シリアやイスラエルに対抗するためにアッシリアに援軍を頼んだが
軒先貸したら母屋まで取られたユダはアッシリアの属国に転落。
387世界@名無史さん:04/01/12 17:56
386じゃないが、続き
そのアッシリアが先に崩壊してしまったから、新バビロニアが攻撃してきたときに、
ユダはアッシリアに援軍を頼むことも出来なくなってしまっていた。

史料集の後の年表で、それぞれの国を比べれば分かる。
388世界@名無史さん:04/01/14 16:12
質問なんですが、ドイツのこの金貨↓
http://www2.u-netsurf.ne.jp/~gaicoken/Tokusyuu/Gold-Coins/Gold-No2/Gold-Coin-16.htm
って、何年ぐらいまで使われていたかわかりますか?
それと、ヒトラーの支配下である第三帝国でも使用されていたのですか?

あと、文章的な質問なんですが
ヒトラーの大平和演説がありましたよね。
それについてなんですが、残虐独裁者と言われるヒトラーが平和について述べるのは
国民の支持を得るための「   」だと思うんです。
で、「   」の所に嘘とか口だけのこと、という意の言葉を入れたいのですが
漢語的表現、もしくは英語的表現を教えてください。
(パフォーマンス等の言葉も考えたのですが、どうしてもしっくりこなくて。。。)
389世界@名無史さん:04/01/14 16:52
国民の支持を得るためというか
国際社会の支持を得るためじゃないかな。

門外漢なのであまり口は挟めないが
390世界@名無史さん:04/01/14 16:59
「方便」はどうよ?
391世界@名無史さん:04/01/14 17:08
「プロパガンダ」
392世界@名無史さん:04/01/14 18:12
>>389
ありがとうございます^^
国際社会の支持でしたか。無知でごめんなさい!
ヒトラーの所のことは難しくてよくわからないですね・・・
>>390>>391
ありがとうございます^^
方便、プロパガンダ、どちらも使わせていただきます!!
参考になりました!
393356:04/01/14 18:43
遅くなりましたが、新教と旧教の名称に関する質問に答えて下さった皆様、ありがとうございました。
ちょっと混乱しましたが、以下のように理解しました。

1.旧教という呼び方は、プロテスタント側からみた呼称で、自称ではない。
2.通常の用例では、旧教はカトリックのことを指す。
3.ただし、宗教上の分類では、正教会も旧教に分類される場合がある。
4.外国語には、旧教にあたる呼び名は見当たらない。
394世界@名無史さん:04/01/14 19:26
>>388
詭弁
395世界@名無史さん:04/01/14 19:56
>>394
詭弁はつかえんだろ。文脈として意味が違うよ。
396世界@名無史さん:04/01/14 21:54
以下の教科書の中で、世界史を構造的に理解するのに
どれが最も適していますでしょうか。

『詳説世界史』(山川出版)
『新世界史』(山川出版)
『世界史B』(東京書籍)
『詳解世界史』(三省堂)
397世界@名無史さん:04/01/14 22:02
今年の神奈川県の高校の世界史の県下一斉テスト受けた人いる?
398世界@名無史さん:04/01/14 22:48
>>388
ふむ。中学高校生の解答として適切かどうか、ちと自信がないが、通常の文脈
じゃと「マヌーバ」または「(政治的)欺瞞」という語句が該当するじゃろうの。
399世界@名無史さん:04/01/14 23:35
>>388
単純に「方便」でいいんじゃないかな?
400世界@名無史さん:04/01/15 00:39
>>396
>>396さんが何を目的に教科書を読もうとされているのかが
分からないので一般的なポイントを言うと

どれも大きな差は無いと思います。
自分で手にとって一番読みやすいと思ったものが一番かと。

それよりも世界史の教科書を読んだだけですべてが解決するとは
考えない方が良いと思います
(受験だけを考えるのならそれで良いのですが)
教科書は学習指導要綱にも基づいて作成されるため
その性格上最新の研究成果をなかなか反映できません。

私の恩師がある世界史教科書を執筆していますが以前
よく「あそこはこれこれこういった組立で書いた方が正確なんだけど
それじゃ(要項にある指導内容の組み立てとは異なってしまうから)
検定を通らないんだよなあ」とぼやいていました

教科書には構造的限界がありますので
世界史理解のためには教科書以外の様々な文献も
読む必要がどうしても出てきますね

的はずれになってたらスマソ
401なな:04/01/15 17:46
大学で史学部受験して
世界史勉強しようと思って
ます。主にヨーロッパの!
どこの大学がいい
のでしょうか?
402慶應・経B脂肪:04/01/15 18:31
レーニンの封印列車なんですけど、あれはシュリーフェンプラン達成のための措置だったんですか?&その際レーニン暗殺をイギリスの部隊がトイレの通気口に隠れて実行しようとしたところ ある理由で銃弾が出なかったそうですが、なぜですか?
403世界@名無史さん:04/01/15 20:21
>>401
あなたがおもしろい、と思った本を書いてる先生が教えてる大学
404世界@名無史さん:04/01/15 20:33
ミラノ大学とか現地の大学がいいよ
405なな:04/01/15 20:53
ありがとうございます。
調べてみよう!でもやっぱり世界史に
かかわる仕事につくのもがっこの先生くらいのもので
難しいんでしょうね〜


406世界@名無史さん:04/01/15 21:05
>>385
「socialism」と「national socialism」は全く別の概念だと考えた方がいいと思う。
本来socialismはinternationalなものであって、nationalという概念とはなじまない。
national socialismは、nationalismにsocialism「風」の味付けをしたものと考えた方がいい。
407fdbvgt:04/01/15 22:10
大きい東大はどうでしょう?近くにイイ自転車やサンがあります
408世界@名無史さん:04/01/15 22:12
>あなたがおもしろい、と思った本を書いてる先生が教えてる大学

それが女子大なんですがどうしましょう。
409世界@名無史さん:04/01/15 22:24
エリザベス1世がホーキンズとドレークと手を組んだ背景を誰か教えてください。
410世界@名無史さん:04/01/15 23:28
>>408
そんな貴方の為に、性転換は存在します
411世界@名無史さん:04/01/16 00:22
>400

有難うございました。参考になります。
ちなみに、教科書を離れて、

>世界史理解のためには教科書以外の様々な文献も
>読む必要がどうしても出てきますね

とおっしゃっておりましたが、
いくつか世界史の理解という観点から、お薦めの文献が
あればご紹介いただきたいのですが。
412RAM:04/01/16 00:48
スルタン政府とアメリカが軍事同盟を結んだ事ってあるんですか?
もし知ってる方がいたら教えて下さい!お願いします!
413世界@名無史さん:04/01/16 19:24
アケメネス朝ペルシアの王の道ですがスサからサルデスまでで首都のペルセポリスを
通っていないのはなんでですか?
414400:04/01/16 20:47
>>411
一冊で全部が分かるということはないので
山川出版社の世界史リブレットシリーズ
(1冊当たりのページ数も少なく読みやすい。
最近テーマ別の第2部が刊行中です)や
中央公論社の『世界の歴史』シリーズで
興味のわいた巻から読んでみてはいかがでしょうか
(たいていの公共図書館に置いてあります)
無理に古代から順に全部読もうとするとそのうち飽きてしまいますから
好きなところから読んでみるのをおすすめします
415なな:04/01/17 00:37
今日本読んだけど
歴史に残るのって
悪い事の方が多い
んですね・・・
416世界@名無史さん:04/01/17 00:43
>>413
教科書でどう教えているかは知らないが
宮廷がしょっちゅう移動していたアケメネス朝の諸都市の中でも
最重要拠点とみなされるのはスーサであってタフテ・ジャムシードもといペルセポリスではない。
あっちは儀典用の神殿と言う方が適当。
417世界@名無史さん:04/01/17 23:40
宮廷が移動するというのはロシアに夏の宮廷と冬の宮廷があったのと同じ感じですか?
418世界@名無史さん:04/01/17 23:53
モンゴルや清の宮廷も季節毎に移動してたな。
419世界@名無史さん:04/01/18 00:16
かもめや白鳥も季節ごとに移動するしね
420世界@名無史さん:04/01/18 17:53
タフテ・ジャムシードもナグシェ・ロスタムも実際に見た時は感動したなあ。
421世界@名無史さん:04/01/19 22:08
何で西安事件が起こったときに蒋介石に面会したのは
共産党全権の毛沢東ではなく周恩来だったんですか?
422世界@名無史さん:04/01/19 22:58
>>421
西安には張学良、楊虎城などが率いる国民党軍がいて、共産党
トップの毛沢東が行くには危険です。紅軍を連れてくる訳には
いきませんね。蒋介石と張学良の間に立って説得するためには、
単身乗り込む危険を冒さなければなりません。
また、周恩来は黄埔軍官学校時代、校長の蒋介石の下で政治部
主任の地位にいたスタッフの一人で、両者は旧知の仲です。
共産党が送り込むとすれば、周恩来が適任です。
423世界@名無史さん:04/01/19 23:09
普段はロムの世界史版の住人です。
今年のセンターでなかなかよい結果を残すことが出来ました。
ありがとうございました。
424世界@名無史さん:04/01/19 23:51
>>422
なるほど。
分かりやすい解説ありがとうございました!
>>409
外国を抑えるために、政府が私掠船を利用した。私掠船とは、政府から私掠免許状をもらい
敵の船や町への略奪や攻撃を許された民間船で、政府公認の敵国に対してのみ海賊行為を行
う船。金と人材、そして船が充分にそろった軍隊がなかったため補助的戦力として利用した。
私掠船としてのメリットは、安全な港の確保と、略奪した物資をさばくのに都合が良かった。

ホーキンズやドレークと手を組んだと言うよりも、多くの海賊に私掠免許状を持たせて私掠船
の船長に仕立て上げ、その中で、有名になったのがホーキンズ(父子)やドレークなどが生まれた。

結果として、後に組織化され政府に取り込まれるような形になり海軍の基礎となった。
その一方で、それを嫌い、純粋な海賊へと進む流れもあった。
しかし、海賊そのものは徐々に追いやられていくことになっていく。

なお詳細は「海賊の歴史」というスレがありこちらで展開してもよいかもしれません。
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1066324877/l50
426世界@名無史さん:04/01/21 21:02
>>415
特に通史の場合、歴史の叙述は大きな変化が起こった時期を特に取り上げて、
それ以前と以後がどう違っていったのかを書くことが多いです。

大きな変化はどのように起こるかといえば、戦争、革命、クーデター
などなど、大体人の血が流れる時期なのです。
ですから、歴史は悪い事ばかりと感じてしまいます。

しかし、逆の見方をすれば、戦争と戦争の間の時期は、平和で安定して
いたわけです。年表でどちらの時期が長いか、見てみると印象が変わるかも
しれません。
427世界@名無史さん:04/01/21 22:33
魔女とか悪魔とかを信じていることって何思想って言うんでしたっけ?
428例の170 ◆vBOFA0jTOg :04/01/21 22:56
>>427
神秘主義?
429世界@名無史さん:04/01/21 23:14
>>428
神秘主義は瞑想や踊りとかの宗教的行為を通して神秘性(霊的存在)を感得
しようとする宗教的・哲学的思想傾向のことだよね。悪魔崇拝とはちょっと違うのでは。
といいつつ自分も思いつかないのでsage。スマソ
430427:04/01/21 23:48
アニミズムとは違いますよね?
431世界@名無史さん:04/01/21 23:59
>>430
アニミズムは自然界のすべての事象に霊性があると認める宗教観のことで、
これも427さんの求めているものとは違うと思います。まだオカルティズムのほうが近いかも。
ちなみにアニミズムはラテン語で霊、息を表す語animaに由来。
432例の170 ◆vBOFA0jTOg :04/01/22 00:16
>>430
キリスト教以前の神々を崇める現代の魔女が掲げる「新異教主義(ネオ・ペイガニズム)」
というものもあるが…、板違いっぽ。

民俗・神話学
http://academy2.2ch.net/min/
433世界@名無史さん:04/01/22 00:30
悪魔崇拝?(devilism, Stanist)
434世界@名無史さん:04/01/22 20:28
教父神学てなんですか・
435世界@名無史さん:04/01/22 20:30
Ozzy Osbourne 万歳!
436世界@名無史さん:04/01/22 21:15
>>427

ふぉ。悪魔崇拝、悪魔信仰(Satanism)のことかの。
437世界@名無史さん:04/01/22 22:44
スパルタクス団のローザルクセンブルクを用語集で調べたら
虐殺された
って書いてあったんですけどどうやって殺されたんですか
気になって寝れません
438世界@名無史さん:04/01/22 23:46
>437
ゴダールの『映画史』でも見よ。
439世界@名無史さん:04/01/23 10:29
早稲田の問題で
禁欲主義を説いたゼノンのように、現実から逃避して個人の幸福を求める傾向が強かった
が世界になってるんですが禁欲って現実からの逃避なんですか?
440世界@名無史さん:04/01/23 10:39
ゼノン=昔の毒男。「リアルの女なんかに振り回されて
おまいら悲惨だな(プ」
441世界@名無史さん:04/01/23 11:06
>437
あぼーんされたときは婆さんだったので、萌える必要はない。
442世界@名無史さん:04/01/23 12:47
>441
な〜んだ、そうだったんですか
いろいろ妄想したのに
443世界@名無史さん:04/01/23 13:03
ヒュパティアの虐殺の方が酷かったか。
444世界@名無史さん:04/01/23 14:14
肉削る前に犯したのかな?
445世界@名無史さん:04/01/24 06:04
そういうネタなら、同時期のバイエルン革命かと。
革命派に拘禁された上流階級が、男女とも性器を削ぎ落とされた死体で見つかったんだそうだ。
年齢は知らん。
446世界@名無史さん:04/01/24 06:53
447名無しさん@英語勉強中:04/01/24 08:51
女の性器ってどうやってそぎ落とすんだろう
448世界@名無史さん:04/01/24 12:31
>>447
子宮コレクターとかいるみたいだけど、確かに謎。
449世界@名無史さん:04/01/29 21:33
英仏百年戦争はヨーロッパの歴史にいかなる変化をもたらしたのですか??
450世界@名無史さん:04/01/29 22:53
イギリスはカレーを除いてフランスの領土を失った。また、フランス王というのが名目
だけになった。
フランスは、フランス国王への権力集中に成功し、絶対王制の基礎をきづく。
ブルゴーニュ公国、勢力を失い、1477年には王領に併合されてしまう。
騎士の役割が低下し、歩兵優位時代になった。また、常備軍を維持できないため、
これにともない傭兵が台頭する。
451449:04/01/30 02:35
>>450
なるほどなるほど。ありがとうございました!
452世界@名無史さん:04/01/30 06:10
問。アステカ帝国とインカ帝国が、いずれも少数のヨーロッパ人によって短期間に征服されたのは何故か、下の説明から誤っているものをひとつ選び、記号で答えなさい

イ。馬のような大型家畜がおらず、ヨーロッパ騎兵に対抗できなかった
ロ。インカ帝国内部の権力争いを、ヨーロッパ人がうまく利用した
ハ。鉄砲、大砲といった火器の威力に圧倒された
二。民衆がいち早くキリスト教を受け入れた為、伝統的な神権政治が崩壊した。


解説も一緒に教えてえろい人
453世界@名無史さん:04/01/30 08:27
ニ。インディオは改宗を拒んだ。
こんな簡単な問題、訊く前にぐぐればすぐ分かるだろ。
454カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/30 11:44
>>450-451
>イギリスはカレーを除いてフランスの領土を失った。また、フランス王というのが名目
>だけになった。
フランス王じゃなくてイギリス王だよね。
書き間違いだと思うし分かると思うけど一応。
455世界@名無史さん:04/01/30 11:50
>454
フランス王でいいんじゃないの。
百年戦争中に英王ヘンリー6世が「イングランドおよびフランス国王」と称したわけだから。
456世界@名無史さん:04/01/30 15:04
題違いですいません
いすぎてわからないのですが毛沢東とヒトラーは結局何人の人を虐殺したのですか?
学校で習った数と本で読んだ数がぜんぜん違うんですけど。。。
457 :04/01/30 15:35
ヒトラーのホロコーストは嘘!
毛沢東は5000万人くらい!
458世界@名無史さん:04/01/30 15:51
>456
どっちケースも、死んだ人間の数も、どこまで責任があるのかも議論の対象なんで明確な答えはない。
ここで聞いてもいろんな答えが出てくるよ。
>>452
ヒント出すから自分で考えろや( `_ゝ´)

イ。
インカでの話
ヨーロッパ人への抵抗運動がしばらく続いた。現地人はヨーロッパ人の
持ち込んだ馬と火薬を駆使し、粘り強く抵抗を続けた。

メヒコでの話
メヒコでの征服戦争は長期にわたり行われまた人員・労働力不足も
深刻であった。そのため先住民と同盟を組み先住民同士に戦争を
させた。

ロ。
インカ帝国は皇帝権が非常に高く皇帝を捕らえたピサロは
悠々と首都のクスコに入りインカ帝国の国家機構をうまく利用し
全国の富を集めた。
460┐(´ー`)┌ &rlo;水&lro; ◆TCygujgOWY :04/01/30 16:55

ハ。
主に先住民同士が戦った戦争での鉄砲・馬の役割とは?
緒戦では有効であっただろうが。

ニ。
ヌエバ・エスパーニャでの某カシケへの尋問時の問答
修道士「おめーキリスト教徒なのかよ?」
カシケ「自分ではそう思ってる」
修道士「んじゃ天地を創造したのは誰か言ってみろ」
カシケ「男神のタガマスタードと女神のシポトッバルだろ」
修道士「そんなもんどこから聞いたんだよ?」
カシケ「先祖」
461世界@名無史さん:04/01/30 17:07
イも微妙じゃないか?
大量の馬を連れて航海するのは難しいだろうし
なおかつ占領する為に騎兵をわざわざ持ってくるのか。

ロも微妙だな。「インカ」と限定すると少し違和感が。
462┐(´ー`)┌ &rlo;水&lro; ◆TCygujgOWY :04/01/30 17:29
>>461
つうか全部微妙
馬は確かコルテスで21頭だったかな?
463カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/31 11:41
ageよかー
464世界@名無史さん:04/02/01 23:00

質問なんですが、ユダヤ教徒はユダヤ教徒以外の
人とでも結婚ができるんですか?

確か、昔はユダヤ教徒以外は駄目だったんですよね。
465世界@名無史さん:04/02/01 23:05
イスラム世界の近代化の遅れは宗教による原因が多いって
聞いたんですけど、それって一体どういうことですか??
466カラジチ ◆mWYugocC.c :04/02/03 23:52
age。

こっち人少ないね。
467世界@名無史さん:04/02/04 00:06
>>465
銀行の禁止

資本の集中が図れない
もっと正確にいうと利子の禁止
468世界@名無史さん:04/02/04 00:25
469世界@名無史さん:04/02/08 09:49
>>464

昔は、ってドノ国のどれぐらい昔の話かい?
例えばスウェーデンとエチオピアでは話が全然違ってしまうのだが。

意地悪はやめて、一般論から言うとできる。
ただし大部分は何らかの形で「改宗」がくっついてるが。

昔からユダヤ教徒と非ユダヤ教徒との結婚はあった。
昔というのは旧約聖書の時代から、ということ。
ダビデ王の曾ばあさん(ルツ)は異教徒からの改宗者だ。
現在ユダヤ人に特有の人類学的形質がほとんどない(金髪も黒人もいる)のは
いかにその土地土地で混血を繰り返してきたかの証拠でもある。
ソ連邦では宗教的な面を社会から取り除くために、
積極的にユダヤ人と他教徒との通婚が奨励されたこともある。

とは言っても特にヨーロッパでは相手が改宗することが条件の場合が多かった。
ユダヤ教への改宗するばあいもあるし、
結婚に際してユダヤ人がキリスト教などにに改宗することも(こちらの方がおそらくは多い)
ユダヤ人が迫害されていた時代と地域では、
ユダヤ人と結婚するのは社会的に(かつ法的に)タブーな場合が多かったのは事実。
実際問題としては地域によっては禁止というか、
それがもとで殺されたりという例も珍しくはなかった。


あげとこか テストも近づいてるやろ
470世界@名無史さん:04/02/10 23:47
文化史の本に回教という名前の由来はウイグル族が信じていたからとあったのですが
用語集を見るとウイグル族の国境はラマ教でした。
どういうことっすか?
471世界@名無史さん:04/02/11 01:51
>>470
用語集は山川かい。山川ならラマ教でなくマニ教と書いてあるよ。

突厥支配下のウイグルは、8世紀中頃突厥を倒して独立したが、その頃
ソグド人の影響でマニ教を受け入れていた。9世紀中頃、クルグズ(キルギス)
によって滅び、一部は11世紀にタングートの支配下に入った。この時代は
ウイグルは仏教の影響が強い。12世紀にカラキタイの支配を受けた後、13世紀に
にモンゴルに帰属した。ラマ教(今はチベット仏教と呼ぶ)に帰依したとすれば
この時期か?その後16世紀までにほぼイスラーム化した。
472世界@名無史さん:04/02/11 09:31
史学科に進学した場合のフランス語の勉強法を教えて下さい。
473世界@名無史さん:04/02/11 11:00
Il faut que vous lisiez beaucoup de textes français à coups de dictionnaire.
474世界@名無史さん:04/02/11 11:57
textes
francais
dictionnaire

これだけわかった
475世界@名無史さん:04/02/11 20:56
翻訳きぼんぬ
476世界@名無史さん:04/02/11 23:08
ニュージーランドの首都ウエリントンってワーテルローの戦いで勝利した人物と関係あるんですか?
それとも偶然の一致?
477世界@名無史さん:04/02/12 00:19
調べてみるけど

日本語でも地名が名字になってることがあるように英語の地名も名字になる場合がある。
従ってこの場合名字としてのWellington にちなんだのか(もしそうなら「あの人」でしょうな)
それとも移民がニュージーランドで母国の地名のWellington にちなんで町に名前をつけたのか。
どっちかです。
おまちください。
478世界@名無史さん:04/02/12 00:24
みつかったよ。
Named by the directors of the NZ Company, after the Duke of Wellington
in recognition of the help given by him in the colonisation in South Australia.

ってことで、やっぱりあの人の名前にちなんでつけたようですね。

http://www.wcc.govt.nz/wellington/suburbs/origins.html
ウェリントン周辺の地名の由来が表になってて面白そうなサイトです。
479沢庵:04/02/12 00:36
>>473

辞書をよく引いてフランス語の文章をたくさん読む必要があります。

かな?
480世界@名無史さん:04/02/12 12:57
パリ講和会議の出席者として
ノートにはケインズ
参考書にはトインビーが出ていたんですが、結局二人とも出席なのですか?
山川と三省堂の用語集を調べてものってなかったので・・
481世界@名無史さん:04/02/12 13:36
>>480
ミルクでそれ聞いて1レスも貰えなくゴミ箱板行ったスレ立てた人?
482世界@名無史さん:04/02/12 13:46
483世界@名無史さん:04/02/12 15:08
二人とも出席していません
誤植でしょう
484世界@名無史さん:04/02/12 15:24
ノート→幸夫
参考書→祝田
485世界@名無史さん:04/02/12 15:49
完顔阿骨打とか耶律阿保機とかヌルハチって名前聞くと、
イメージ的にはなんかモンスターみたいのしか浮かばないんですが
普通の人間なんですか?
486世界@名無史さん:04/02/12 16:27
朱元璋の方がよっぽどモンスターやんけ。
487世界@名無史さん:04/02/12 16:49
或る資料で、女真族(満州族)は蒙古族の一派である、
と言う話を知ったのですが、本当でしょうか。
ちょっと満州とモンゴル高原では遠すぎる気がしないでもないのですが。
ちなみにその資料はデアゴスティーニの「ビジュアル日本の歴史」です。
後醍醐天皇を北朝側と間違ったり、織田信秀と秀信を間違えたりしている、
いかにも素人が資料を片手に書いたような文章の羅列です。
とても痛かった・・・・
488世界@名無史さん:04/02/12 16:58
なわけない。
489世界@名無史さん:04/02/12 17:35
>>485
異民族の名前に、むりやり漢字を当てはめたから、変に聞こえるだけ。

今の中国で、外国人の名前を克林頓、喬治布汁といった風に表記するのと同じ。
490カラジチ ◆mWYugocC.c :04/02/12 20:39
>>487
一派である、というのは問題。

但し、言語学的には結構近いらしい。
女真族の満州語はツングース諸語、
モンゴル語はモンゴル諸語。
ツングース諸語とモンゴル諸語、それにトルコ語が属しているテュルク諸語は、
母音調和の原則があること、語頭にRが来るのを嫌うこと、など種種の類似点を持っていて、
それで、ひっくるめて「アルタイ諸語」と呼ぶ。
ただ、本当に関係あるかどうかは、言語学的研究が進んでないんで、未知数。
491世界@名無史さん:04/02/12 22:25
バクトリアとパルティアはどっちが東にあるんですか
492世界@名無史さん:04/02/13 02:21
まあ、完顔阿骨打は原形をとどめないほど顔面骨折したような名前だわな。
493世界@名無史さん:04/02/13 03:32
>>483
何を根拠に?
494世界@名無史さん:04/02/13 03:46
国頭王子正則ってどういう人物ですか?
495世界@名無史さん:04/02/13 14:08
>>491
偶然だけど前248年パルティア建国で
西は(248)パルティア。東はバクトリア
496世界@名無史さん:04/02/13 14:12
ケインズはパリ会議出たろ。英大蔵省の首席代表で。
497世界@名無史さん:04/02/15 01:52
トインビーは情報局の局員として参加しているぞ。
498世界@名無史さん:04/02/15 01:55
   l|..;' .r''Yj .|'ン_,,,_ナ'‐/ |  _ j゙ l l |l, ', '; ゙
     l |. | (;!.| l<f;':::::j`゙    ,、/ヽ!.| |.|! l l,.リ 
     | lヽ!.l .|'┴‐'      /ィ:ハ リ.j.ハl .j| .j.| 
      l | :| い|      , ヽ/ ゙ィ゙|//.ノ|/j /ノ 
    j .| .|. l' 、      。   /j| j  / ソ
     l  | j |  \,_    _,..ィl,ノj.ノ  
    ,'  j ,r'iノ ./ _,、..Yj'T´l,. | l,     …ちょっと、サービスです。
   /,.- '´:::::l, |  ,.-‐'.ド、;: l,. l,.';、   
  /,ヾ;.、:::::::::::::ヾ!   ´ ノ:::::::「ド、'l l,
/´ ゙\'、'、:::::::::::::l     「:|::::::l.l| ゙l,l,'、
|     \ヽヽ、::::|    j:::|::::/,イ  .j.'、ヽ
l、     ヾ'7-、,.;゙   l、::j;/ト;l,  l, ヾミ、
ト、     .|  ゙'j   Fj.ヒ;'_ノ l   l, ヾ、
 !   ,,...、、.ヽ, /   |´  f/ .レ‐―:、 ヾ;.\
  l,/:::::::::::;;;;;Y    .f7''ト!  〉-‐-、l,  い,.'、
  l;::::;r‐''´  ./    |'  !.!  /   Y゙    ! |. l,
  ヾ;ム   {       |.   |  |    l,
    .|lヽ  l     j   ! ,.ィ'´゙ト-、 l
    l,.|. \     .ハ, /'´.,n i.゙'ヽ. j
      L_ |\,_ .,ィ゙  l/j, .j:r' ノj ,'.ド!
     .j`゙゙'7'''''フ'ーr‐:ッ'/7::l゙ト-:<ノ.ノ
     /::::::/::::/::::/::rシ/:::;'::l:::|:::::|゙'´!'、
     ,'::::::/::::/:::/:://:::::::::Lr‐y:::::|:::::l:::'、
   ./:::::/:::/:::/:://:::::;.ィ'"  .ヽ、,|::::::l;::::'、
   .,':::::/:::/:::/:/::∠,,,,,,_,...--‐'´゙>ァ:::::::l,
  /:::::/::/::://:::/   ∞     /  `'ヽ、,l'、
  .,'::::/::/:::/;'_;;ハ、;         ;/        ゙ト;l,
 /::::/:/::::/;r'    \    /        |〈!
/l:::;':/:::::;イ      `'ドr=/         |:::
499世界@名無史さん:04/02/15 14:39
高校の課題で満州事変について
レポートを5枚仕上げないといけないのですが
なぜ起きたか、何がどうなったか、その後どうなったのか
を教えていただけないでしょうか。
自分で調べてみたのですがいまいちよく解らなくて。
500世界@名無史さん:04/02/15 15:06
高校の宿題で歴史のレポートなんか出るわけがない。
501499:04/02/15 15:31
いや、国語の課題で出たんですって。
まぁ、グループで調べて提出する奴なんですけど
残りあと2〜3時間しか授業時間がなくて、
とても終わらないっつうから一応リーダーっぽいのをしてるので
持ち帰ってやってるんですけど、解らなくて。
誰かわかり易い説明お願いします。
502世界@名無史さん:04/02/15 16:22
浜口雄幸が陸・海相代行を務めていたという話を聞いたんですが、
本当なんでしょうか?お願いします。
503世界@名無史さん:04/02/15 16:25
検索もできない文盲が宿題押し付けとはおめでてーな
504世界@名無史さん:04/02/15 16:26
>>501このスレの1より引用です。
・質問を整理するよう工夫しましょう。 あまりにバク然とした質問
 は、答えづらく、回答率が低くなります。質問の意図を明確にし、
 範囲を限定しましょう。
・あまりに単純な質問は自分で調べなさいと言われがち。 自分で調べ
 たのはどこまでか、そして何がわからなかったか書くなどすると
 解答率が高くなります。 特に、宿題の丸なげは叱責されます。

 参考にしてね。
505世界@名無史さん:04/02/15 16:36
>502
ロンドンの海軍軍縮会議に海相を送り出したときに留守代行をやったことがある。
陸相代行の話は聞いたことがない。
506世界@名無史さん:04/02/15 16:39
日本史板にも同じ質問が・・・>浜口の海相代行
507世界@名無史さん:04/02/15 21:32
こっちに書きます☆
例えばどうゆうふうにですか?
簡単に流れのやり方教えてください(>_<)
508世界@名無史さん:04/02/15 21:47
>>507
何でも質問スレからきたか?(そうならそう書けよ)
まずなにが分からないかを書け。
問題をここに晒せ。
分かりません教えて、だけでは教えようがないだろ。
509世界@名無史さん:04/02/15 21:52
      >-'::.:;;:-‐:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、::.:.:.:ヽ、:.:.゙、
      ,'.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:..;!:.i:.:.:.:.:.:、:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ;::::.:.゙、:.:.゙!
      !,.'.:/:.:.:;.':.:.:.:.:.:.,.'゙!:.、:.:、:.:.:ヽ、:.:.:.:.、:.:.:.゙、:::.:.゙!::.:|
      .,'.:,イ:.:./:.:.:.:.:.:./  ゙、゙、:.ヽ;:.:.:.ヽ、:.:.:゙、.::.:.゙;:::.:.!i:.:!
      .,':;'::.:.:.;':::.:.:.:.:./,,__  ヾ,ヽ:゙、ヽ、:::.ヽ、:.゙!:::.:.゙!:::.|l.;!         
     l::!゙i:.:..;!::.:.:.:.:;' _,,.`ヽミ、、ヾ:.、,.>,、、ヾ!::::.:|::.;'/       
     |:! ゙!::.;イ::.:.:.:;!ィ´!ノ:::::iヽ ヽ、 ` ,イ,ノ:::!゙ヾ::.:.;!iス、      
.      ゙! ゙!:| !::::.:.:|  ゙!::::::ノ      L::::ノ  !|:/.:ヽヾヽ、    溥傑って今何してるの?
        ヾイ、:.:.,. - 、 ̄´           ,!!':.:.:.:.:゙、ヾヽ`ヽ、
       ,.'i゙,' !::ヽ!   \    '     ,.' ゙、:.:.:.:.:.:.゙! ゙!|  ,!
      /,rl::!´゙!::.:.゙、.   ゙、  ´ ̄   ,.::'.::::::::゙、:.:.:.:.:.゙! .i|:.. |   
      .// |:! .゙、:.:.:゙、.   ゙!-/⌒!_,..-'',!:「`_- _:.!|i:.:.:.:.| ! ,. ,!    
    .,.':,'   |!  ゙、:::.:.:.゙! .:..l |  |-‐''゙,'::::! i::ト、` i|_!:.:.:;'-'; ,'     
   .,.'::::!:..    .:.゙、:.:,r' ー--ゝ、 {ニ´ッ::__::! l::゙、テ``!::/   ,!
  んヘ:゙、:..    .:::..,! 、...__  ゙!、゙、,ィ',´-::..、!:::゙、:. |/   |    
     ヾ、:.     .:.!    `ヽ.!  !,ィ´`` ‐--ヽ,_/   _,,.!    
       i゙     .{ '' ´ ̄ヽ y /::..     !- ....二二-'  
       .,! ..:. ,.._ァャ゙、 t‐ 、 ,ソ /:..      ;.ヽ、 /
       ,! .:ィ',./ム-'"ヽ、` ―'゙ /:::..      , i::. Y__,
.     ゙!:.,.:イ |::i       /:::...     ,.:':. :. . !、,.゙!
      `i   !::!      イ|::::::    ,.ィ'::. ..   ,'.! !
510世界@名無史さん:04/02/15 21:55
>509
しんどるっちゅうねん。
511世界@名無史さん:04/02/15 21:58
>507

あなたが数学とかが得意な場合。
この場合は、現代から遡る方がいい。
因果関係を見ながら歴史を過去にたどっていける。

欧州中心史を現在から過去に遡ると、大体のストーリーが見えてくる。
他の地域については別に学習して、後で相互の時代関係をリンクすればいい。


逆に記憶力に自身があって論理的理解力が弱い場合。
過去から順をおって読んでいった方がいい。

この場合、ユーラシア大陸を中心に学習し、他の地域は後回し。
後で時代の整合性をリンクする。

これでよろしい?

512世界@名無史さん:04/02/15 22:07
>>510
生きてるよ。首洗って出直し名w
513世界@名無史さん:04/02/15 22:10
はあ????
溥傑っちゅうたら愛新覚羅溥傑やろ??

1994年2月28日に死んでるぞ?

他の溥傑っちゅういいわけは無しやで??
514世界@名無史さん:04/02/15 22:17
なるほどぉ〜〜!!!
じゃあ、うちは数学が得意だから現代からかぁ★
ってことは、習ってないとこから自分で過去にさかのぼっていけってことですか??
515世界@名無史さん:04/02/15 22:17
そうだな。何年か前の新聞で「死んだ」って読んで
へー まだ生きてたんだー って思った。
516世界@名無史さん:04/02/15 22:19
           , -ァ、
   ヘニ `ヽ _∠∠ -ヽ. ,, _
  /    /´::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
  〈   -/ .:. .::.. .::. . .. :. :..ヽ.:.:: 、
  ヽ_  '..:::::::::::::i::::::::::ト;:!、:::::!|::::!::::リ  まあまあ、お茶でも飲んで落ち着いたらどうどす?
 / / 7!:::::i:::::::::|i,⊥!」 |! L::」'-T7
 ゝ/  ハ::::::、;:イィト-1ヽ   r= !'
  7  , ヽ::f'`!ヘヾ:::ノ    ,   ,
  \ト、_iヾ'_、::\   ー '  イ
    |::i::::|::丁:::\::ヽ  r_ イ|:::!
   イ::|::::!:::i::::::ノ-ヽ;::\!|ヾ`!:| r「 ̄ ̄i|
   i::::|::::::::|:::f _,. `ヽ|`ヽ,!`}_,.っ、__ノェョュ__,
   !:::i|::::r=1´:.  `,>-‐7i'  '´,ニ⊇-' ̄ ̄
   ヽト、::|   ヽ;:...     | !-r<!ィT´
     ` ヽ,  _,,}r'、/`1  i |ヨ!r 1ヾト,
     >" 7 /!  ! ノ-、 Y'T|-、 !,-N
    く  / ィ r゙‐'〇,. < , | |、_O、ノ |
     }/ / | 'ュ_,.Y ヽ-'/  ! |i´Yヽ. |
     ア`V ∧   ゝ-' イ  | iド'_ゝ' j
    ./  ' / ∧  /|  .:| !|   ̄
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  .〈:..  /:. /  '   |  ::i  |
   \/.: /   !   i  .::!  |
     `ヾ、  |   ,   :::|i  |
         ̄7ー‐r----,.L - '
        く \_;,}  - {
         \ ゙7ー- _ゝ、
           `ゝ- ..,,_ )
517世界@名無史さん:04/02/15 22:22
>514
たぶん、既に断片としての世界史はいくらか頭にあると思うので、
現在から普通にさかのぼって行けばよろし。

現在の地勢上の問題は何が元になって発生しているのか、という感じで戻っていくと
それぞれの歴史上のイベントに原因があることがわかります。

唯物史観(階級闘争)で見ても経済学的視点(どっちが儲かるかという視点)で見ても
説明はつく世界なので、どちらのアプローチでも良いでしょう。
518世界@名無史さん:04/02/15 22:26
ほぉほぉ♪
現代といってもどのように行けばいいのかさっぱりです・・・。
教科書の後ろからということでしょうか?
519世界@名無史さん:04/02/15 22:29
教科書には肉付けがされてない事実の羅列になってる傾向が強いので、
別に出てる資料(学校から貰ってるでしょう)を逆引きで見た方が。

教科書はあくまでもヘッドラインと思った方が良いです。

ターゲットが私立文系だとするとここまでやった方がよいかと。

センターならそこまでしなくてもいいと思うけどね〜
520世界@名無史さん:04/02/15 22:35
歴史地図帳、学校で買ってるよね。図表でもいいけど。
現代からさかのぼって地図をずーっと見てみる。
多分ヴィジュアル系で攻めるのがいいと思うけどね。
521世界@名無史さん:04/02/15 22:43
ここホントに中高生いるのか?
522世界@名無史さん:04/02/15 22:43
居ても居なくても別に良いよ。
勉強してみようって思ってるなら誰でも構わないと思う。
523世界@名無史さん:04/02/15 22:48
そかぁ♪
うちはセンターで点がでればいいだけ★
でも全然とれんのやばいけん・・・。
資料集2冊学校で買ってるよ★
逆引きって何から引いていけばいいですか?
どこの時点からはじめればいいのさえわかりません・・・。
524カラジチ ◆mWYugocC.c :04/02/15 22:50
とりあえず「やらなあかん」という考えを捨てて、暇つぶしに読むという方向から攻めたらどうだろう。
義務感に駆られてやるものほど面白くないものはないと思う。
525世界@名無史さん:04/02/15 22:51
まずは欧州史でよいです。
事実は別として、欧州関係史だけで近現代は進行するので。
526世界@名無史さん:04/02/15 22:57
ほぉ☆
じゃあ、まず欧州関係ってやつからやってみます☆
暇つぶしに見るといいらしいですねぇ〜★
社会の先生は高校時代それで世界史得意だったって言ってたし・・・。
まぁ、試してみます!!
527世界@名無史さん:04/02/15 23:02
がんばれ博多もん
528世界@名無史さん:04/02/15 23:03
  //  /'/:/ /::::: .: .. ::: ..::: .: .. :: .::::;::/:::: ::::: ::::l::::::::::::::::::::::::::::::i
..//_,. -_'"l l:::/ /::::.. ..::: ..: ./: .::: :: :/:/:/:::::: ::: .:: !::::::::::::::::::::::::::',::l
',/‐",. ',"'::::l l::;ノ:::::: .::/ ..::: :/ .:.::::/.:::/:/::/:::i::: .. : .: .l .l::. ::::. :: ::',: :',:',丶
、,. :''"/::::,. -''´,.:/:::..::/:.:::::::/:.:::::::/.::/::/i;;/-l|:::::: .:l:/!::|::. ::i::: . :::i: i:ヽ::ヽ
´ ,/:::::::::`フ7´::/:::::::::!::::::::/_,,.:-/'''///´l:| !:i l::::: .:::i/゙|、;、:: :l::::::: ::!:: :!::i `''ー
''´:::::::::::::// /::i::::::::::l:::::::/!:::::://:/-i/;;;;ヾ !| !::::::::/,_ ソ、!:::ノ::::::::/:::ノ::::!   >>526女の子のフリはやめて兄さん…
"::::::::::/:::/ /::::!::::::/,!::::/:l:::::/,;;::''テ''::::Oi゙ ゙' !::::://'ー、、l::/::::/::イ:::/、!:l  
::::::::/:::::/ ./::::::!:::/!∧::i:::|:/!'''、 l :::゚: /   /// ::(/l、/:::ノ:/,'/ 、 !'
::::/:::::::/ ./:::;;::ヾi::ツ:::ヾ:::゙'::|   、>::=''-  /'  ,,゚_,,/ "/ '-!'´、"  l `'、
///:::/ /::::l!::i::::::l::::::::::::::::ヾ            `゙' 7::::::ヾ:::::ヽ   !  ',
/i/i'!:::'ー-':::::l:!::l::::::ヽ::::::::_,!,,.!ヾ-- 、      '    /::::::::::i_、::::iヽ  l   ',
  '´`ー--':、_;;::ゝ‐'''">"   `ヽ、 \   --  ,. : ''゙゙゙゙ヽl、!i `i::! i  ー-'
   ,-=ニニ゙''ー.、  /       \ `''ー-、,. : '´       | ヾ! !
.  /    `ヽ、`ソ         `ヽ / !, /       !  ヽ .|
. /        /            ヾ_,,'/ /  /-、_  /   ゙;、
/         /==ニニ''ー、       >゙'ー ゝ ,. '" `>'       !l`、
529世界@名無史さん:04/02/16 01:16
世界史の勉強は、資料集→教科書&用語集→2ch&ネットだった俺…
それでもかなり力はついたけど。自分のやりたいようにやるのが一番だな。
無理しても長続きしないし。勉強方法は過去ログにたくさんあるから漁ってみれ。
530世界@名無史さん:04/02/17 00:05
なんでヘンリ7世はイギリスなのに
イタリアのカボットに大航海の援助をしていたんですか?
531世界@名無史さん:04/02/17 00:14
なんでカスティーリャのイサベルは
ジェノヴァ人のコロンブスに大航海の援助をしていたんですか?
532世界@名無史さん:04/02/17 01:28
投資
533世界@名無史さん:04/02/17 12:02
初期の大航海には、航海者自身が探検計画を立案し、探検で得られる利益を分配する約束で、
どこかの国の国王(当然、金持ち)に援助してもらう形式で行われた航海があった。

コロンブスにとっては、探検航海を援助してくれるなら、どこの王でもよかった。
現に、ポルトガルの宮廷にも、航海の援助を頼みに行って、断られている。
ポルトガルはアフリカ周りでインドに行く航路を開拓中だったので、コロンブスの計画に乗り気でなかったからだ。

一方、スペインにすれば、アフリカ沿岸を通ってインドに行く航路の開拓はポルトガルに先行されていたので、
もしかしたら別のルートでインドに到達できるかもしれないコロンブスの計画に興味を持った。
また、1492年にレコンキスタが完成したことも、スペインが探検航海に乗り出す一因となった。
534世界@名無史さん:04/02/17 12:22
ジェノヴァやヴェネツィアなどのイタリア港湾都市は、中世から航海技術が発達していたし、
ポルトガルはエンリケ航海王子が頑張って航海技術を高め、船乗りも育成していた。

でも、国内の統一がようやく終わって、これから探検航海に乗り出そうとするスペインやイギリスには、
航海術のノウハウはあまりなかったんじゃないだろうか。
535世界@名無史さん:04/02/17 23:33
なんで菅直人は日本の(ry
536世界@名無史さん:04/02/17 23:55
>>534
アラゴンはバレアレス諸島、サルデーニャ島、シチリア島、イタリア半島南部まで支配してた西地中海の海洋王国じゃねーか。
537例の170 ◆vBOFA0jTOg :04/02/18 00:30
>>534
キャラック船はナバラのビスカヤで発明された物だし、イギリスは荒れまく
北海を舞台にハンザ都市との交易を盛んに行っていた。ちょっと穿ちすぎでは。
538世界@名無史さん:04/02/18 01:37
教科書や年表を片手にいろいろ考えてみたのですが、以下の問題への答えの論旨
がはっきりしません。

10世紀後半から11世紀にかけて,地中海世界は大きな歴史の転換期を迎えていた。
キリスト教世界は拡大し,ローマ皇帝位をめぐる政治交渉も見られた。「ヨーロッ
パ世界の形成」という観点から当時の事情について述べ,その政治的・宗教的背景
について説明しなさい。その際,下記の語句を必ず使用し,その語句に下線を引き
なさい。ビザンツ帝国 オットー1世 ウラジミール1世 ファーティマ朝

与えられたキーワードをてがかりとして、
「キリスト教世界の拡大」については、
・キエフ公国のウラディミル1世がギリシア正教に改宗
 →スラブ世界へ拡大
・イベリア半島でのレコンキスタ
 →イスラム世界への反撃
・(十字軍や南イタリア奪回は12世紀でしょうか・・・)

「ローマ皇帝位をめぐる政治交渉」については、
・マジャール人を撃退したオットー1世の戴冠
 ←神聖ローマ皇帝位をめぐって
・ビザンツ帝国の弱体化(?)+ウラディミル1世がビザンツ風専 制君主制を模倣(+ビザンツ皇帝の妹と結婚)
 ←ビザンツ皇帝位をめぐって

その他の特筆すべきこととして、
・イスラム世界で地方政権が分立(後ウマイヤ・ファーティマなど)
 →キリスト教世界拡大の要因(?)
・ノルマン人の侵入
・東西教会分裂が確定

など列挙してみましたが、これらを「ヨーロッパ世界の形成」という観点からどう
まとめればよいか、また、他にどのような情報が必要なのか・・・アドバイスお願
いします。
539世界@名無史さん:04/02/18 02:50
>>538

えーっと、引っ張ってきてるいろんな点はよく拾えてると思います。
もう少しファティマ朝を手がかりにイスラムとヨーロッパの関係を盛り込むべきでしょう。
それがこの問題のスコープから外れる十字軍の背景になります。
この問題は字数制限ありますか?
なければ自分で設定して書いてみると力がつきます。
例えば200字で、と設定すればこんなにたくさんは盛り込めないわけです。
必須語句から見ると、ヨーロッパとして描く範囲が広く、大まかな枠組みとしてのヨーロッパを
「キリスト教とローマ帝国の遺産の上に成り立つ社会」として描くよう求められている。

ムゴいようだが、一度自分で字数設定した上でまとめてみて、
うまく行かないようなら戻ってきてください。
400字とか600字でチャレンジするといいと思いますよ。
540538:04/02/18 09:13
>>539

コメントありがとうございます。制限字数は400字でした。
書いてみたのでアドバイスお願いします。

ローマ=カトリックを基調とする西欧では、フランク王国を起源とする諸王国が分立して
いたが、北方から移動してきたノルマン人はこれら王国を圧迫する一方でカトリック世界
に同化し、イングランドや北欧などで建国し、さらにはイスラム王国ファーティマ朝が独
占していた地中海への進出もはかった。東部ではマジャールの侵入を撃退した東フランク
のオットー1世が教皇から神聖ローマ帝国の帝位を受け、帝国の故地の回復をめざしてイ
タリアに進出した。イベリア半島では後ウマイヤ朝の分裂をうけてレコンキスタが活発に
展開した。東方におけるローマ帝国の後継者ビザンツ帝国はスラヴ人への布教をすすめ、
ギリシア正教を基調とする東欧世界は拡大した。中でもキエフ公国のウラディミル1世は
改宗に加えてビザンツ帝国風の専制君主体制を模倣し、ビザンツ帝国がセルジュク朝の圧
迫を受けて弱体化していたこともあいまって、帝国の復活を理念とした。
541世界@名無史さん:04/02/18 09:30
ハイデッガーは論文発表の時になぜ偽名をつかったのですか?
542539:04/02/18 10:22
えらいえらい。よくこれだけ盛り込んだな、しかし。

>イベリア半島では後ウマイヤ朝の分裂をうけてレコンキスタが活発に展開した。
これは11世紀のことではないね。時代設定ももう少し厳しくとりましょう。

さて、厳しい字数で総花的に盛り込もうとして事実を羅列した印象を受けます。
問題文をもう一度読んでみると、
>10世紀後半から11世紀にかけて,地中海世界は大きな歴史の転換期を迎えていた。
>その政治的・宗教的背景について説明しなさい。
とあるでしょ。
つまり事実そのものよりもその背景を聞いてるわけ。
10世紀後半から11世紀を「ヨーロッパ社会の成立期」ととらえて書きなさい、と。
神聖ローマ帝位および帝国の故地回復は「ヨーロッパ社会の成立」の視点からどんな意義があるのか。
ウラディミールはなぜ改宗したのか、などなど。
イスラムはヨーロッパ社会の形成にどんな爪痕を残したのか、とかんがえなさいと。
もう一度一つ一つの事柄がいかに有機的に結びついて「ヨーロッパ社会の形成」の背景となり得たか、
その辺を考えて構成を変えましょうか。
一番はじめの一行をつかって「見出し」を付けるつもりで
「なにを書くつもりか」をまとめるとよろし。
その後はそれの説明、という格好をとる。
セルジュク朝をだすなら十字軍の背景一語か二語でいいから述べるべき。
もう一度がんばって書いてみましょか。時代は10後半-11世紀だよ。
年表で確認しよう。


他の方の批評もお願いします。

543538:04/02/18 15:03
>>542

たびたびありがとうございます。非常に参考になりました。
ただ、それを生かし切れているかどうか・・・。
いろいろな意味で今回は冒険してみました。みてやってください。

当時のヨーロッパは政治的に分裂していたが、周辺の異教徒や異民族の圧迫に対応する中
で、ローマ帝国の後継・キリスト教世界としての統一的な特質が鮮明になった。古来ロー
マ帝国はキリスト教を国教として統治の理念としたが、ここにきてムスリムやノルマン人
の侵入に脅かされた西欧は、オットー1世への戴冠でローマ帝国を復活させて結集の精神
的な軸とし、皇帝もカトリックの中心であり旧帝国の首都ローマを確保する名目でイタリ
ア遠征をくりかえした。東欧ではキエフ公国のウラディミル1世がギリシア正教に改宗し、
東ローマ帝国の専制体制を模倣して力を蓄えることで東方の遊牧民の侵入に対処したので
キリスト教世界は拡大した。だが古代ローマの領域のうち、北アフリカはファーティマ朝
が、東地中海沿岸や小アジアはセルジューク朝が領有し、後者の圧迫をうけた東ローマ帝
国に盛時の面影はなく、これがのちにキリスト教世界の反撃である十字軍へとつながった。
544世界@名無史さん:04/02/18 17:42
>>541
相手が悪かった。
545世界@名無史さん:04/02/18 19:08
>>538
一橋の問題だよね。ここの世界史の論述は日本一
難しい。東大の問題が簡単に見えるもの。

論述問題は問題文を厳密に読みとることが大切で、
要求されていることだけを的確に要領よく書かなければ
なりません。一つのテクニックとして、問題文に書いて
ある表現を部分的に使うことで、問題を十分に理解している
ことをアピールしつつ、題意に沿った解答にする方法もあるよ。

例えば「大きな歴史の転換期」、「ヨーロッパ世界の形成」なんかは
出題者が強調したいキーワードだと思うけどね。
546世界@名無史さん:04/02/18 19:32
問題は難しいわりに、「Владимир」のアクセントの位置間違えて「ウラジミール」かあ。
547世界@名無史さん:04/02/19 03:09
憤死という表現が教科書に多く見られるのですが、怒ったくらいで死ぬものなんでしょうか?
548539:04/02/19 05:15
>>543

よく頑張った。見違える程よくなりますた。
これだけ書ける高校生はそうはいないから胸はってよろし。
目立った減点要素はないとおもいます。
とくに最初のまとめは非常によくできている。
あとは問題製作者や模範解答製作者の意図とどれだけずれているかだが、
こればっかりは「中の人」じゃなきゃ分からんからね。
採点基準が減点法か、積み上げ法かにもよって違うし。
そこまで心配してたら寝れないだろうから、後はお天道様に任せよう。

書いていて分かったと思うが、この時期は少なくとも地中海世界においては
ヨーロッパ=キリ教組さんの方がイスラム組さんより勢力的には弱かったわけです。
「成熟度」という観点ではイスラム世界の方があった。
その視点から見て最終行の「反撃」という語が生きてくる。
異境と、異民族に潰されないようなんとか守りながら社会のシステム変換を通して期を伺った11世紀
そこから「反撃」に転ずる12世紀と、色合いが違っているんですね。

ご苦労さんでした。 
549538:04/02/19 09:30
>>545

実戦的なアドバイスありがとうございます。手持ちの材料をもとにあれこれ考えるのは確
かに楽しいことなんですが、試験という制約が課される状況においては、おっしゃるよう
なテクニックが有用だし、また現実的かなと感じました。その方向での練習も進めていこ
うと思います。残り時間はすくないですが。

>>548

ありがとうございました。難しかったです。「問題製作者や模範解答製作者の意図」に必
ずしも沿えていない解答だったかもしれませんが、アドバイスをもとに、自分なりに(題
意にそうように努力して)出した結論でした。あとは採点者の度量の深さにすがるか、も
しくは特定の「意図」だけにつながるような厳密な条件を題中に提示してもらえることを
祈ります・・・。
550539:04/02/19 21:01
>>549
>特定の「意図」だけにつながるような厳密な条件を題中に提示
これはおそらく期待できないかと思う。
そんなことをすれば、満点か零点かになりかねんから。
この手の論述問題ではふつう受験生は満点を取るよりも
部分点稼ぎを目指すべきだし実際そうだと思う。
語数制限と時間制限(これ重要)がかかっている以上、
大学側としても「なんか書けば点あげよう」型の出題になるでしょう。
また文章構成能力から学力を見抜こうとするはずで、
たまたま知識が足りないか、その場忘れたとしても
作文力を見るためには何か書ける設問にするでしょう。
それでなきゃマークシートでいい訳だよ。

最後に一つだけ細かいことだが
「古来ローマ帝国」は「古代」のタイポだよな?
鉛筆もって書いてるときはこの手の間違いはしないだろうけど。
551世界@名無史さん:04/02/19 22:24
本番では、知識が足りなかったりド忘れしても何とか答案は仕上げないといけないし、
採点するほうも、明らかな間違いがなく、おおかた趣旨に沿った答案ならばそれなりの評価はする。
552世界@名無史さん:04/02/22 19:58
http://www15.big.or.jp/~kaini/gazou/img/348.jpg
この真相教えてください。
553世界@名無史さん:04/02/22 20:00
その写真だけじゃ何のことかわからんよ。
554世界@名無史さん:04/02/22 20:03
ついでに
http://news4.2ch.net/test/read.cgi/news/1077437087/
の画像説明もお願い。
555世界@名無史さん:04/02/22 20:07
ゴキブリも普通に食べるとこだからなあそこは
556世界@名無史さん:04/02/22 20:13
マジレスすると

・その写真だけでは食ってるかどうかまで判断できない
・なんらかの治療中なのかもしれない

三光作戦でTIMEに報道された時と同じ手法。
惑わされるのがアフォ。
中高生ならわからないでもないが、大人が踊らされてるとするとまずは精神病院に直行することを期待する。
557世界@名無史さん:04/02/22 20:13
中国の食人文かについて教えてください。
558世界@名無史さん:04/02/22 20:14
>557
中国板に逝け
559世界@名無史さん:04/02/22 20:15
戦前の日本兵も人食したことあるんだぜ
560世界@名無史さん:04/02/22 20:45
どんな治療の可能性なんだろ?
骨になってるし。
561世界@名無史さん:04/02/22 20:56
おまいら、スレ違いですよ。
562世界@名無史さん:04/02/22 23:42
>>552=>>554はグロ画像をみせたかっただけ
便所水が立てたスレに貼ってあったから>>552=>>554は便所水
563世界@名無史さん:04/02/23 16:32
世界史を1から詳しく学びたいのですが
どこからどのように学べばよいのか分かりません。
ちなみにわたしは世界史(できごと)を全く知りません
よろしくお願いします・・・

564世界@名無史さん:04/02/23 16:34
>>563
どこの星から来たんですか?
565世界@名無史さん:04/02/23 16:55
>563
まずは現状を知ることやな。
現在の世界がどうなってるか知る。
で、何故そういう状態になっているのかを遡って行けばいいのではないかな?
566初心者:04/02/23 18:21
山川世界史
これ最強
567世界@名無史さん:04/02/23 18:34
>>563
このスレに来たということは中高生だと思って話すけど
世界史を勉強する目的はなんですか?
なぜ詳しく勉強したいの?そそれをまず考える。
そしてその興味の方向にあった本を読んでみる。
どんな本がいいか分からなければ、もう一度戻ってきて質問する。
その際は時代と地域や国(例えばフランス革命について、など)をはっきり出して質問する。
興味はそれほどないが、入試やテストのためだったらまず学校の授業が基本です。
興味がないなら正直言って学校以上のことを無理して学んでも定着しない。

もし質問者が大人の方ならこういいたい
「世界史」という区分は本来変なのです。
日本と世界という具合に二分で考えるのはやめて、
身近な歴史から学んでみられてはどうでしょうか?
568世界@名無史さん:04/02/23 18:40
理屈はもっともだと思うけど、二分法を否定したらこの板の存在理由が・・・
569世界@名無史さん:04/02/23 18:45
>>567は中高生の前でカッコつけようと意気込んだはいいが、自爆したな(南無
570世界@名無史さん:04/02/23 18:46
>>563
信長の野望、三国志とかをやってみるとか
571世界@名無史さん:04/02/23 18:47
>>563では漠然としすぎてるが、こういう悩みがある人は多いと思う。
俺の場合、中国史や近世以降のヨーロッパの知識はそこそこあるけど、
オリエントとかイスラムとかギリシャ・ローマはさっぱりw

ま、大学受験は日本史だったし、いまは社会人だから何の支障もないけど、
歴史を勉強する上でやっぱり偏った知識なのかなって気はする。

みんなは世界史の知識をどの程度カバーし、どの程度の本を読んでる?
572世界@名無史さん:04/02/23 18:52
>>568
オマイら、2chのために世界史があるのかよ(ハゲワラ

573世界@名無史さん:04/02/23 18:59
っと>>567で自爆された>>572が言われております
574世界@名無史さん:04/02/23 19:01
前近代は東洋史と西洋史に分けた方が理解しやすいな。
575世界@名無史さん:04/02/23 19:07
そうすると弱くなるのが西〜中央アジア
576世界@名無史さん:04/02/23 19:12
日本への影響の面を考えれば、中国と西欧の比重が高くなるのはいたしかたあるまい。
ユーラシア中部やアフリカ、アメリカ先住民史は中国史・西欧史の基礎の上で理解してもいいと思う。
577世界@名無史さん:04/02/23 19:29
トルコっていつから大統領より首相の権限が強くなったんですか?
ケマルの頃は大統領のほうが強かったけど今はエルドアン首相が権限を
握っている。
578世界@名無史さん:04/02/23 23:11
>>577
あの国は二度クーデタがあって憲法が停止されてますが、
1982年制定の現憲法だとこうなってますね。
http://www.turkey.jp/info/politics/iframe/president.shtml
多分その前の1961年の憲法も同じようなものだったのではないかな。
579563:04/02/24 00:41
こんなわたしにレスを下さってみなさんありがとう。
実は、私は学生ではなく20歳を超えた大人です・・
私は今まで外見重視で外見ばかりを磨いており、
信じられないくらい中身がからっぽです。
恥かしいお話ですが、中学〜高校にかけて(ちなみに高卒)
勉強をした記憶がありません・・
テスト前に多少はしたことはありますが、全く
今となっては頭に入っていません。
私はパッとみ、なぜか教養もあり頭も良さそうにみられます。
だから結構難しい会話をされがちで困っています。
私は、馬鹿な自分がばれるのが毎日怖いです。
たまたま最近クレオパトラに興味をもち
エリザベステーラーが演じているビデオを借りてきました。
前置きがない為、登場人物の名前が知らない人ばかりで、
話の内容を100パーセント理解することはできませんでしたが
(カエサルの存在さえ、最近知ったくらいです・・・・・・)
切ないストーリーがとても楽しめました。
もう自分でもどこからどう学習していいのか分からないです。
こんな馬鹿、みなさんの周りにはいないでしょう・・
私は恥かしいながらもこのサイトを利用して
全部打ち明けました・・
>>567の方は教師ですか・・?勉強の仕方を教えて下さい。
何をどう学べばいいのですか?私には分からないことが多すぎて
本当に手遅れだとおもいますが、少しでも前に進みたいです。
>>565>>566>>570さんも
ありがとう・・・今後もアドバイスください。
580世界@名無史さん:04/02/24 01:24
>>578
THANKS!
581567:04/02/24 01:53
寝る前に戻ってきてみれば
>>579 = 563
あの映画のエリザベステーラーはものすごくきれいですよね。
大人になってから教科書やり直すのはよほどの石の力がないと途中で挫折します。
まあ挫折したとしてもそれはそれでいいんだけど、
もっと気楽に始めるのがいいんじゃないですかね。
クレオパトラとシーザーなら、正直読み切れないほどの本がありますよ。
まずはクレオパトラの本はどうですか?
とりわけ歴史的事実にそったものでなくても、読みやすいもの(歴史小説など)から。
例えば古典的だけど(読みやすいとは言えない)
シーザーとクレオパトラ(岩波文庫)
バーナード ショー 著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003224647/qid=1077553995/sr=1-12/ref=sr_1_0_12/250-4150884-2167409

クレオパトラ(上巻)(新潮文庫)
宮尾 登美子 著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101293147/ref=pd_sims_dp__2/250-4150884-2167409

あと子供向けのクレオパトラの本なども手っ取り早く知識を得るにはいいと思います。
ほかにもいろいろあるんでさがしてみて
そこから願わくば芋づる式に古代エジプトの世界(ピラミッドなど)や
古代ローマ帝国などについて興味が出てくればいいと思います。
あるいは歴史を背景にした映画たくさん見るのでもいいですよ。
とにかくあまり固く考えないで
視野を広げる方向でいろいろやってみてはいかがでしょうか?
リンク先にアマゾン出してるのは宣伝じゃないですよ。単にリンク貼りやすいだけだから。
おやすみー
582世界@名無史さん:04/02/24 04:00
趣味なんだから、ま、肩肘張らずに気楽にいこう。
史学を生業としないなら尚更のこと。興の赴くままに、な?
583世界@名無史さん:04/02/24 07:54
生業にしようなんて思うと、無職予備軍の「キモイ院生」になってしまうからなw
584世界@名無史さん:04/02/24 13:30
歴史を生業にできればどんなにうれしいだろう。
でも食べていける自信が無かったんだ・・・。
今でも趣味だけど、大学の研究費用で趣味が堪能できたらどれだけ素晴らしいだろう。
585世界@名無史さん:04/02/24 14:03
自信なんかあろうがなかろうが、
どのみち食えるようなジャンルじゃないだろ
冷静になれよ
自前で稼いだ金の範囲で好きなだけ研究するのが一番幸せだよ
586世界@名無史さん:04/02/24 17:10
すいまーせん、どうやって世界史覚えればいいんですか?
587世界@名無史さん:04/02/24 19:05
>>584-585
やっぱり定職、定収入を持って趣味として楽しむのが賢明だと思う。
どうしても歴史に関係した仕事がいいのなら、高校の先生でもめざしなさい。
今はコンピューターで採点するから、コネとか関係なしに成績で決まるよ。
一次(筆記)が通ったら、二次(面接)で落ちることはほとんどないし、
現にコネがなくても、一発で採用された人もいるしね。

まあ、最近は採用枠自体が少ないからかなり難しいことは事実だが、
コネと学閥で不透明な大学教員よりは努力次第でチャンスがあるからね。
588世界@名無史さん:04/02/24 19:37
ここは高校生の質問スレであって、オマイラの愚痴のはけ口にしないように。
589世界@名無史さん:04/02/24 20:30
ここを読んで史学科進学を諦める高校生が増えてくれることを望む。
590世界@名無史さん:04/02/24 21:35
>>586
一つ一つを別個に覚えていくのではなく
それぞれの関連を知ることが大事。
591世界@名無史さん:04/02/24 22:02
>>563
世界史の知識があってもなくても日常生活において普通の人は別に困らないので、
気楽に本などを読んで、わからないところ、疑問に思ったことは2chにカキコ
すればいい、世界史板には「***古代エジプトスレッド***」スレがあるので、
本の内容や映画でこんなセリフがあるんだけど何のことですかとか、疑問が
あればカキコすればいい。
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1012025397/l50
書き込めばきっと誰かが答えてくれるかも知れません。
あと、話の内容を100パーセント理解する必要もないので、気楽に進めるのが
一番です。
ツタンカーメンの呪いって何ですか
クレオパトラは弟と結婚したの?とか
ピラミッドは何のために建設したのですか?
そんな内容から進めていけばいい
だれでも最初はその程度の関心で、いつのまにか世界史を勉強するようになっていく
わけで。
592世界@名無史さん:04/02/24 22:15
>>591
2ch はそんなにやさしくないぞ。
「ツタンカーメンの呪いって何ですか」
「自分でそのぐらい調べろ、このチンカス」

593563:04/02/24 23:30
>>581
どうもありがとう・・
本当に適切なアドバイスを頂いてとっても嬉しいです!
科学雑誌のニュートンから出しているクレオパトラという
本を昨日注文してみましたが、それを見てから
>>581さんが貼ってくださった小説も見てみます。
それと図書館に行って子供向けの本から
楽しみながら学習したいとおもいます。
本当にありがとうございます。
エリザベステーラー演じるクレオパトラ、
本当に綺麗で美しいです・・やはり女性は中身が大切ですね。
内側を磨き、綺麗にしてから初めて表に美しさが表れる・・
肌と同じです。また色々アドバイスください。
>>591さんもありがとう。
何だか勉強する気がわいてきました。
色々知りたいです・・
本当にありがとうございます。
今度、私の質問に答えてくださいね。
色々教えて下さい。


594世界@名無史さん:04/02/24 23:34
努力の跡が見える人間には親切にしたくなるのが人情だな。
595SARS=603:04/02/24 23:39
まあ、世界史漫画でも読んで楽しく勉強しろや。
歴史なんか知ってたって社会でいきてく役には立たない。
学生時代は試験勉強があるからしょうがないが。
どうせ世界史やるなら「世界数学史」「世界化学史」とかがお勧めだ。
一石二鳥だし、役にも立つよ。
596世界@名無史さん:04/02/25 00:25
志の低い人間には、歴史にせよ何にせよ、学校の勉強は役に立たんわな。

自分の生きる社会の成り立ちを知ろうともせず、未来を真剣に考える気概もなく、
人間への深い洞察なんて必要ない人間には、歴史なんてまったくもって役に立たない。
597世界@名無史さん:04/02/25 01:34
役に立つ立たないという議論すれば、そりゃ誰にでも納得できる形では
役には立たないんだが。
世界が違って見える>精神の安定の度合いが違う
>同程度の物質的窮乏に対して精神的余裕ができる
ということはあるかもね。
「宗教とかわらんじゃないか!」といわれれば否定もしないが
宗教とちがって理論や知識(理性や知性)で崩されることはない。
歴史ヲタという知的営みは、きまりきった答えではなく、
考え続けることなのだから。

そういう意味ではウヨでもサヨでも特定の歴史観
に拘束されることは不幸だがな。
598世界@名無史さん:04/02/25 02:52
だからスレ違いの話はやめっちゅーに。
別スレ立ててやれ。
599世界@名無史さん:04/02/25 03:07
という余談に流れたところで、真摯な中・高生の質問はないかね?
おいちゃん裏付けのないはったりと見栄で答えちゃうぞ
600世界@名無史さん:04/02/25 03:49
600
601世界@名無史さん:04/02/25 07:47
主に高校生で、世界史が好きでたまんない人
そのまま大学でも史学科にいって世界史を専門に勉強したい!
なんて思っている人。
もう一度考え直してください。

就職の事考えたら史学科は避けるべきです。
ましてや外国史での研究職につく夢はあきらめたほうが賢明です。
602世界@名無史さん:04/02/25 08:30
>>601
別にいいじゃん

地方3流私大史学科でもまぢめにやってる人はきちんと就職してるしな
史学科は、まぢめに頑張れば教員・司書・学芸員の資格が取れる
603世界@名無史さん:04/02/25 09:16
>>602
いや>601はマジに世間のことを知らない高校生向けの
アドバイスだと思うぞ。
歴史が好きで好きでたまらないってのは呪いだよ。
どっかのビル君みたいにコンピュータと会社経営が好きで
好きでたまらないってのは祝福だけど。
604世界@名無史さん:04/02/25 10:37
オマイラホントにうざいから消えれ!
605これでどうかな:04/02/25 20:37

 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
 | 次の方質問どうぞ. |
 |__________|
    ∧∧ ||
    ( ゚д゚)||
    / づΦ
606修正:04/02/25 20:38
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 | 次の方質問どうぞ.|
 |________|
    ∧∧ ||
    ( ゚д゚)||
    / づΦ
60780%の満足度:04/02/25 20:40
   
608あぼーん:あぼーん
あぼーん
609 :04/02/25 21:03


| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 | 次の方質問どうぞ.|
 |________|
    ∧∧ ||
    ( ゚д゚)||
    / づΦ




610世界@名無史さん:04/02/25 23:46
イスラム圏に赤十字が無いのは十字軍の影響ですか?
611世界@名無史さん:04/02/26 01:15
質問はアゲで聞いてね〜

さてイスラム圏に赤十字と同じような組織はありますが
それは「赤新月」と言います。
理由は十字がキリスト教を示しているからです。

赤十字がヨーロッパで設立されたのは19世紀後半
十字軍からおよそ600年以上はあとなので、直接の関係はないです。
612世界@名無史さん:04/02/26 20:21
赤新月社については、

http://www.dotama.net/lifestyle_park/red_cross/emblem.htm

イスラエルでは「ダビデの赤楯」ですが、一般的には使われないようだ。
613世界@名無史さん:04/02/26 20:47
>>611-612
ありがとうございます。疑問が解けました。
614世界@名無史さん:04/02/27 13:45
1.三日月なのになぜ「赤新月」と言うのですか?

2.イスラム教では輸血は認められていますか?
 また輸血を受ける場合、豚を食べた可能性がある人の血は拒否するのですか?
615世界@名無史さん:04/02/27 14:54
الهلال الاحمر
616世界@名無史さん:04/02/27 16:11
>>614
1.الهلال الاحمر をRed Crescent Societiesと訳します。
Red Crescent Societies を赤新月といいます。

そもそも新月は美佳好きです。(岡本美佳 NHKテレビ体操)

2.輸血はOKです。
  クルアーンは「食べるな」 といっているのであり、輸血の禁止や、食べている人からの輸血を禁止する内容はありません。
  特に「聖職者」も禁止していないようです

617世界@名無史さん:04/02/27 23:19
>>614
ふぉ。>>616のお方の説明で正しいのじゃが、これだけではなぜ
新月と三日月が同じものになるのかという理由がわかり難いじゃ
ろうから、ちと補足しておこうかの。

もともとイスラムの宗教暦は太陰暦、つまり月の満ち欠けを基準
としておるのじゃ。そして、天文学上の朔、完全に見えない状態の
新月ではなく、一旦隠れた月が再び人の目にふれる最初の日を
1ケ月の始まりとしておるのじゃな。

で、新月は当然ながら人の目に見えず、実際に人間の目で見え
るようになるのは月齢で3日程度なんじゃ。
このために、クレッセントという言葉には新月という意味と三日月
という意味の両方があるのじゃよ。

現在もイスラムの重要な宗教行事であるラマダン、断食月は、そ
の役目を持つ者が天文上の新月の日から最初に月を目視した日
に始まり、終わるので、予定当日に曇っていたりして確認できんと
断食の日数が延び縮みするくらいじゃな。
618世界@名無史さん:04/02/27 23:34
へ〜へ〜へ〜へ〜。 617へ〜。
619世界@名無史さん:04/02/27 23:37
つーか、単純に訳語の問題のような気も。
日本語は、けっこう月の満ち欠けに細かい言語だから。
620世界@名無史さん:04/02/28 00:05
>>619
それはない。太陰暦を使っていれば、月の満ち欠けに敏感になるのは
世界共通のこと。単に、基準日の考え方が違うだけ。
621世界@名無史さん:04/02/29 04:01
月曜世界史の試験やねんけど、カタカナの名前が本気で覚えられへん!
今は東アジアの年表で、シャイレーンドラ朝とかそこらへんです!
なんか本間やっててムカついてきます。。
覚えれる方法ありますか??
622世界@名無史さん:04/02/29 05:58
>>621
用語集を読め
623世界@名無史さん:04/02/29 07:08
ふーん
624世界@名無史さん:04/02/29 07:33
>>614
確かじゃないが狂信的なイスラム教徒の人が事故った時、
輸血拒否ってそのまま死亡って事件があった気がする。
625世界@名無史さん:04/02/29 08:06
>>624
それは、ものみの塔
626世界@名無史さん:04/02/29 10:49
ソ連が国際連盟に参加したのは、何年ですか?1933年か1934年なのですが、
正確なところを教えてくださる方はいらっしゃいますでしょうか?
627世界@名無史さん:04/02/29 16:20
世界史と国語だけで最高どのへんの大学いけますか?
628世界@名無史さん:04/02/29 16:27
>>626
1934/9/18に加盟して、1939/12/14に冬戦争のせいで除名されてます。

>>621
漏れの高校と範囲も日程もまったく同じだ
629 :04/02/29 16:35
コロンブスをイサベルが援助したのはフェルディナントかが断ったからでなかったかい?
夫婦仲悪くて腹いせみたいな。
630世界@名無史さん:04/03/01 17:21
明治時代より前に日本が外国と戦争したのは何回ですか?
631世界@名無史さん:04/03/01 17:33
>>630
大きなの規模のヤツなら
白村江の戦い
元寇(2回)
秀吉の朝鮮侵略(2回)
くらいかなぁ・・・
632世界@名無史さん:04/03/01 18:21
侵略ねぇ
633世界@名無史さん:04/03/01 21:01
少ないんだなあ
634世界@名無史さん:04/03/01 21:04
好大王碑文に記されている倭の侵攻は対外戦争だと思うけど
日本では具体的にどういう政治背景で高句麗に侵攻したのかねぇ
635世界@名無史さん:04/03/01 21:23
古代では頻繁に半島と往来があり、「倭の五王」が半島の支配権承認を中国に求めたりしていた。
当然戦争も多かった筈だが、いかんせん記録に残ってないからなぁ。
636世界@名無史さん:04/03/01 21:27
七つの海ってどの海を指すのですか?
637世界@名無史さん:04/03/01 21:37
>>636
今と昔では違うそうで
今だと太平洋やインド洋も入るのだろうが
昔はちっちゃな海が入ってたと思う、カリブ海とかね
638世界@名無史さん:04/03/01 21:53
>>637
ふぉ。今と昔で違いがあり、かつては小さな海を1つに数えていたと
いうことろまでは良いのじゃがな。
カリブ海は大航海時代の後でなければ発見されてはおらんので、
七つの海にカリブ海が入ることはないじゃろうの。
紅海、地中海、ペルシャ湾、黒海、アドリア海、カスピ海、インド洋な
どが大航海以前のものじゃろうて。ま、数え方は種々あったようじゃ
がな。
639世界@名無史さん:04/03/01 22:07
皇位継承者であれば、皇帝の息子でなくても皇太子と呼ばれるのでしょうか。

サライェヴォ事件で暗殺された人物は、参考書などではオーストリア皇太子夫妻と書かれているものを見かけますが、
この表記は正しいのですか?(教科書では、皇位継承者夫妻と書いていますが)
640カラジチ ◆mWYugocC.c :04/03/01 22:10
>>639
フェルディナント大公は皇位継承者であって、皇太子ではありません。
詳しくはオーストリアの帝国法を知らないので何とも言えませんが、彼は皇太子として認められてはいなかったのです。
641世界@名無史さん:04/03/01 22:29
身分低い女を女房としようとしたのが原因だっけ?
642世界@名無史さん:04/03/01 22:39
>639
オーストリアとは関係ないですが、サウジなどで王弟が皇太子として報道されてますね。
日本では歴史上は皇太弟という表現もあったようです。
現皇室典範では皇嗣たる皇子を皇太子、皇嗣たる皇孫を皇太孫とするとだけあり
皇弟では皇位継承者でも皇太子とはされないようです。
643世界@名無史さん:04/03/01 22:46
ゾフィーですね。

皇帝フランツ=ヨーゼフ1世は皇太子が自殺し(マイアーリンク事件)、
甥のフランツ=フェルディナント大公を帝位継承者としていた。
644世界@名無史さん:04/03/01 23:19

ヒトラーって、オーストリア国籍しか持って居なかったのに
どうやって、首相までなれたんですか?
途中で、ドイツ国籍を取ったのですか?
645世界@名無史さん:04/03/01 23:26
オーストリアには「皇太子」なる地位があったので、
フェルディナントは「皇太子ではないが皇位継承者である」というややこしい事になっているんです。
しかし多くの国の例では、日本語の訳語の問題です。
つまり日本の天皇家の名称である「皇太子」という呼称を
「皇位継承者」の訳語としてむりむりはめているだけです。
訳語に引きずられている悪い例と言えるでしょう。
「子」がついているからついつい「皇(王)位継承者である息子」と考えてしまう弊害もあります。
皇位継承者 (たとえば英語では Heir to the Throne) は文字どうり「位を継ぐもの」であって、
息子だろうが孫だろうが弟だろうが娘だろうが従兄弟だろうが(継承のルールが許す限りにおいて)全く問題ない
ユニセックスの呼び方です。称号 ( Title )でもありません。
646世界@名無史さん:04/03/02 00:32
>>644
1932年に国籍とってたと思う。
647世界@名無史さん:04/03/02 00:47
この時だれもあのシュワちゃんが、外国人でも大統領になれるようにしようとする発言が
のちのWW3への序曲になるとは思わなかった!
648世界@名無史さん:04/03/02 13:24
こんなバカな質問でも答えてくれる人がいれば是非教えてください!
アヘン戦争とは簡単に言うとどのような戦争だったのですか?
後、日清戦争とその結果も教えてくれる方がいたら流れでいいので
教えてください!
受験じゃないのですが試験でその範囲も出るので心やさしい方
お願いします。
649世界@名無史さん:04/03/02 14:20
こんなことろで聞いたら中高生レベルの回答が帰ってこないんで
試験では点数がもらえんぞ?(w
650世界@名無史さん:04/03/02 17:56
すみません、質問させて下さい。
キリスト教の本を読んでいたら、17世紀のイスタンブールで、
東方正教会の主教だったルカリスという人物を知りました。
この人はトルコの支配下で、何度も追放されながらも、その度、
主教に返り咲いたとその本に書いてあり、とても興味を持ちました。
ですが、このルカリスという人物、ネットで調べてもその名前すら
見つかりません。
世界史板の皆様、よろしければこの人物や当時のイスタンブール、
東方正教会のことが勉強出来る資料などを教えて下さい。
どうかよろしくお願いいたします。
651世界@名無史さん:04/03/02 18:43
>>650
山川出版の世界宗教史叢書3 キリスト教史V P403〜P411
に載っています。正しくは「キュリロス=ルカリス」、または「キリル=
ルカリス」です。
652世界@名無史さん:04/03/02 19:55
653世界@名無史さん:04/03/02 20:52
>>650
Amazon.co.jp: 洋書: The Great Church in Captivity: A Study of the Patriarchate of Constantinople
from the Eve of the Turkish Conquest to the Greek War of Independence (Cambridge Paperback Library)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0521313104/ref=sr_aps_eb_/249-7139065-3358750
654世界@名無史さん:04/03/03 16:09
>>644
「ヒトラーはこの大統領選挙の直前までドイツの国籍を持っていなかった。
 しかし大統領になるためにはドイツ人であることを必要としたので、当時
ナチスと国家人民党が政権をとっていたブラウンシュヴァイク州において名
目的な官職に任命され、それによって初めてヒトラーはドイツ国民となった
のである。」〔『ワイマル共和国 ヒトラーを出現させたもの』林健太郎)

655世界@名無史さん:04/03/03 18:29
>651様>652様>653様

650で東方正教会の主教ルカリスの質問をさせていただいた者です。
ご教授して下さって、ありがとうございます。
教えて頂いた本を図書館で探すか買うかして、調べてみようと思います。
世界史板の皆様、お世話になりました。失礼いたします。
656世界@名無史さん:04/03/03 18:38
礼儀正しい学生さんだ。将来が楽しみ。
657世界@名無史さん:04/03/03 21:01
期末テストやばいんですが参考になる事が書いたサイトなどありませんか?
658世界@名無史さん:04/03/03 21:07
>>657
教科書を読みなさい。
659657:04/03/03 21:08
どこがでるのやらさっぱり
660世界@名無史さん:04/03/03 21:31
どこが範囲やらさっぱり
661世界@名無史さん:04/03/03 21:32
なにが知りたいやらさっぱり
662世界@名無史さん:04/03/03 22:51
教科書のページくらい決まってるでしょ。
範囲が無いわけ?
663世界@名無史さん:04/03/03 22:58
P120〜272です。





とかいう相当意味不明なRESが返って来る予定。
664世界@名無史さん:04/03/04 21:57
age
665世界@名無史さん:04/03/04 22:14
>>663
危うく氏ねってレスするとこだったぞ(w
666例の170 ◆vBOFA0jTOg :04/03/04 23:33
>>629
コロンの話を蹴ったのはポルトガルのジョアン2世だったと記憶してるが。
んで、イザベルがコロンの西回り探検を援助したのはグラナダ陥落のご祝儀
として、という話を聞いたことがある。
667世界@名無史さん:04/03/04 23:41
世界史っていいね。
668世界@名無史さん:04/03/05 07:47
どなたかご回答お願いします。

新大陸の文明に欠けていた三大要素ってなんですか?
この事について書かれたサイトも教えてもらえたら嬉しいです。恐縮です。
669世界@名無史さん:04/03/05 07:51
>>668
マルチは感心しないな。
670667:04/03/05 07:51

すみません。『なんでも質問』のスレ見つけました。
ヨゴシ書き込みごめんなさい。
671668:04/03/05 07:56
すみません、間違えました。668=670です。
何度も申し訳ありません。

>>669
いやいや、本当に質問なんです。検索かけてみたのですがよくわかりませんでした。
パニくってる次第なんです。
672世界@名無史さん:04/03/05 08:36
何なの三大要素って
かならず3つあるの?
誰かがそう言ったの?
673668:04/03/05 08:45
>>672
お返事ありがとうございます。

新大陸の文明が発展するにあたって、障害となったものがあるみたいなんです。
ノートの走り書きには【河川】、【孤立性】とか書いてありました。
たぶんこれだと思うのですが2つしか見つかりません。
これらの欠如が与えた影響を知りたいのです。
674世界@名無史さん:04/03/05 09:07
河川、孤立性。。。何なんだろうそれは
河が無い・・・かなぁ?結構あるような
人口が少なくて交流も無いなら文明が遅れるのは当然
とはいっても先住民らの文明には進んでたものもありますが。
675668:04/03/05 09:22
度重なり質問で悪いのですが、
遅れていたのがはっきり見られる文明というのはあるのですか?
何か一つでも名前がわかればその文明について調べたいと思います。
676世界@名無史さん:04/03/05 11:28
大陸が南北に長いことが新大陸の文明発達を阻害した、
っていう説をどっかで聞いたようなうろ覚え
677世界@名無史さん:04/03/06 11:13
>>668
文明の成立の三つの条件として
1.河川、 2.孤立性、 3.農業の実施 だとおもいます。

1.大河の近くに文明が発達したことはよく知られているところです。灌漑や堤防工事が国家・文明の成立に大きな影響を与えました。
2.他の文明とはっきりと分かれる「孤立性」が分類上必要です。
  たとえば、インダス文明の著名遺跡モヘンジョダロとハラッパーの遺跡の存在を持って、「モヘンジョダロ文明」「ハラッパー文明」とはいわないでしょう。
  これはこの二つの文明が「大河」を利用して、相互に密接に関連しているため「同一の文明=インダス文明としてみなしている」ということです。
3.農業がないと、文明とはいいません。余剰生産物が、食糧生産者以外の人=職業=身分を構成し、その人たちが食料ではなくて文物を製作して、文明というからです。

>>668さんは、ノートの走り書きのようですから、「文明とみなされる三要素」のメモだと思います。この三つが満たされていないから、あまり新大陸の「文明」を四大文明に数えないんだという教授ではなかったでしょうか。
 推測ですが、もしできたら参考にどうぞ。


678世界@名無史さん:04/03/06 20:48
女子中学生・女子高生が質問レスすると回答のレスも気合いの入れようも違いますな(w
質問する時は女の子ぽっく書くのが吉か
679世界@名無史さん:04/03/06 21:19
オレはかわいかったら女でも男でもいいよ。
680世界@名無史さん:04/03/06 21:33
ミシシッピ川の立場は、って感じだが
681例の170 ◆vBOFA0jTOg :04/03/06 21:58
>>677
農業は新大陸にも普通にあるだろ。

「文明に欠けていた」「発展を妨げた」っていってるから『車輪』か『馬』じゃないんか?
前者はその存在は認められるが実用品として戦車や荷車を使いはしなかったようだ。


>>679
同意。
682世界@名無史さん:04/03/06 22:02
俺は使える穴が多いほうがいい
683世界@名無史さん:04/03/06 22:02
金属の使用は?
684世界@名無史さん:04/03/07 12:07
>>682
馬とか象がお好きか
685世界@名無史さん:04/03/07 19:40
義和団事変後の東アジアの情勢に
ついて大雑把に教えてください
おねがいします!!
686世界@名無史さん:04/03/07 19:55
>>685
ふぉ。世界史板の質問スレッド3つにマルチポストするとは、良い度胸
じゃの。結局のところ、宿題の丸投げなのじゃろうが、少しは自分で調
べるという努力も必要なのじゃぞ。

ま、説教はこれくらいとして、高校生の宿題ならば、

1. 清朝が衰退し、中国は半植民地化
2. ロシアは満州に軍事力を維持拡大、事実上の満州占拠
3. 日本とロシアが朝鮮半島と満州をめぐって対立

といったことを押さえればよいじゃろ。2と3が日露戦争の原因となるの
じゃよ。
687世界@名無史さん:04/03/07 20:33
ついでに日露戦争後も書くと、

1.国際紛争の舞台は、東アジアからアフリカ・バルカンに移る
2.ロシア・イギリス・フランス・日本が接近し、三国協商(+日本)成立(1907)
3.日本は朝鮮半島への干渉を強め、ついに併合(1910)
4.中国では、清朝が立憲改革を進めるが、辛亥革命が起こり崩壊(1911〜12)
688世界@名無史さん:04/03/07 21:50
>>681
ナポ淋病とはうまく逝ってるの?(w
689おい、藻前ら:04/03/07 23:39
>>686-687
宿題丸なげのマルチポストがわかっているのに解答して、、、親切ですね。
このスレは質問スレなので、常時age進行でおながいします。
690佐伯勇哉:04/03/08 16:26
19世紀と20世紀前半と第二次世界大戦以降のアメリカへの移民の理由の違いを教えてください
691世界@名無史さん:04/03/08 16:41
>>690
留年することをお勧めします
692世界@名無史さん:04/03/08 16:42
>>690
むしゃくしゃしたから
693世界@名無史さん:04/03/08 16:43
この糞スレが残っている理由を5文字で述べよ
694世界@名無史さん:04/03/08 17:20
絆だから
695世界@名無史さん:04/03/09 00:53
「クレオパトラ」「シーザーとクレオパトラ」以外に
エジプトの歴史、エジプトに関わる人物を知ることができる映画があれば
教えて下さい!
696世界@名無史さん:04/03/09 00:56
「ナイル殺人事件」ミア・ファローがえじぷとの歴史に関わっていないとは
誰にも言えまい
697世界@名無史さん:04/03/09 00:57
>>696
?
詳しく教えて下さい
698世界@名無史さん:04/03/09 00:59
ハムナプトラの意味を教えて下さい。
映画にありますが、実際のエジプトの歴史とは関係あるのでしょうか?
699世界@名無史さん:04/03/09 01:02
おやすみなさい☆彡
700世界@名無史さん:04/03/09 01:17
「ハメナプトラ」しか観た事ないや。
701世界@名無史さん:04/03/09 01:52
糞スレではないが消耗スレである
702世界@名無史さん:04/03/09 03:38
ミシシッピ川殺人事件ってなんですか?
先生が言ってたんですが教科書にも書いてないしで解りません
703世界@名無史さん:04/03/09 06:48
>>702
検索ぐらいしてから来る!
704世界@名無史さん:04/03/09 11:58
705世界@名無史さん:04/03/10 21:03
さがりすぎだな、あげておこう。

入試控えてる中三生ガンガレよ。


706世界@名無史さん:04/03/11 06:42
age

707ぬるぽ:04/03/13 05:24
処女の生き血を浴び、永遠の若さと美貌を保とうと図った16世紀ハンガリーの産んだ
実在の虐殺王女エリザベス・バートリー伯爵夫人の生涯やその時代背景などが詳しく
書いてある本はないでしょうか?
検索しても見つからなかったのでよろしくお願いします。
708世界@名無史さん:04/03/13 06:59
ベルサイユのバラだな。
709世界@名無史さん:04/03/13 09:04
俗受け残酷小説の類にいっぱい出てくるよ
710世界@名無史さん:04/03/13 19:34
俺、童貞なんで現代社会の女の子の下着についてもよくわからないのですが
女の子の下着について聞きたいのです。
ショーツ(つかパンツ)っていつからはかれてたの?
なんかドレスの下ってショーツじゃなくて
あの半ズボンみたいなぼこっとしてる下着着てるじゃない?
貴族みたいなドレスからその辺の一般人のすかーと内まで。
よく萌えイラストとか見るようにドレスの中は現代パンツみたいなのってありえないの?
大体現代もどんなのはいてるかわかりません。AVも得ろ本も気持ち悪いから見たことないし。
後ブラの歴史とか。キャミは下着ではないのですか?ついでにスリップ(?)ていうの?
あのスカートの中に着る白い薄いスカートみたいな奴。アレは下着?アレの中はノーパンなんですか?
知識が非18禁の萌絵のみなので詳しい人解説してください。
女の子わからん。
711世界@名無史さん:04/03/13 19:53
「トラ!トラ!トラ!」って何ですか?
太平洋戦争時代に日本人が言っていた掛け声と言うのは知ってるのですが、
「トラ」でも「TORA」でも検索に引っかからないので誰か教えてください。
712世界@名無史さん:04/03/13 20:53
>>711
以下の「真珠湾」の記述を読む。
http://www.mainichi.co.jp/life/family/syuppan/chronicle/1937_45_3.html

ググったら阪神ばっか出てくるのはご愛嬌か。

713世界@名無史さん:04/03/13 20:59
>>710
一応マジレスしておいてやろう。
あの膨らんだドレスの下にパンチーをはいているかは
時代によっても国によっても違うとしか言えん。
フランスのマリーアントワネットの頃ならはいていたはずだ。
ちなみにレディーが乗馬をする(横すわり)ようになったのがきっかけとも言われる。

ついでに言っとくと日本人の女性がパンチーのようなものをはくようになったのは
そんなに昔の事ではないぞよ。明治維新で洋装が入ってくる前はみんな「お腰」だけ。
714世界@名無史さん:04/03/13 21:01
>>707-708

ベルサイユのバラ外伝「黒衣の伯爵夫人」ですな。

715世界@名無史さん:04/03/13 21:02
>>711
ふむ。「トラトラトラ」が掛け声に聞こえるのかのぉ。まずは電信の話から
始めねばならぬようじゃな。
今では無線通信が発達しておって、携帯電話から海外にも電話できる時
代じゃからあまりピンとこんかもしれんが、半世紀前には有線電話でも長
距離ともなると音質が悪く、無線通信で音声会話などは困難であったの
じゃ。
このため、情報伝達の手段として、単音と長音の組み合わせで文字を伝
えるモールス信号というものがあってな、もともとはアルファベット用じゃが
日本語のカナ文字用のものもあったのじゃ。
このモールス信号の1文字か2文字を組み合わせて、作戦行動などの合
図を決めておったのじゃが、ハワイ奇襲のときには「我奇襲に成功せり」が
「トラ」の連打と決まっておったのじゃな。
モールス信号では、単音を「ト」長音を「ツー」と発声するので、実際にハワ
イ襲撃部隊から届いた信号は、トトツートト、トトトの繰り返しじゃよ。
実際に「トラトラトラ」という言葉が発せられ、使われたわけではないのじゃ。
716世界@名無史さん:04/03/13 21:03
そういや腰巻って何の意味があるんだろうね
まくだけだたら下着として区別する必要ないし
日本人女は下着なかった、でいいと思うんだけど。
717世界@名無史さん:04/03/13 21:21
それを言ったらパンツとパンツを区別する必要も無いな。
現代男は下着が無い、ということで。
718世界@名無史さん:04/03/13 21:37
>>716
黒潮に乗ってやってきた文化の一つと思われ。
南太平洋のぐるぐる巻き「サロン」と根っこは同じもの
ここには書かないが、腰巻きは立派に「下着」でありましたよ。
719世界@名無史さん:04/03/14 04:03
現代のような女性用下着が普及したのは
事実上戦後のことだとどこかで読んだけど
720世界@名無史さん:04/03/14 08:19
フンドシの起源はどこですか?
721世界@名無史さん:04/03/14 14:51
>>720
日本史か民俗?またはファッション?へ
722世界@名無史さん:04/03/14 15:53
おすすめの資料集は何ですか?
723あやめ:04/03/14 18:17
「ふんどし」の漢語は「犢鼻褌」、つまり子牛の鼻みたいに2個の穴が
開いてるということは、今で言ったらブリーフですよね。「ふんどし」も
踏み通しの音便らしいので、開いてる穴に両脚を踏み通すというわけで、
六尺の下帯を締めこむ所謂ふんどしとは違うみたいです。
この辺はやはり山野さんの出番でしょう。
>>710
>あの半ズボンみたいなぼこっとしてる下着
ドロワーズ?
16世紀に男性用として登場、のちに1810年代ぐらいから女性がはき始めた。
当初は、ドレス丈より多少長く見せていた。

>現代パンツみたいなのってありえないの?
ズボンのようなやつじゃなくて、現代女性が履いている下着は1930年代に一般的に
使われるようになり、1980年代にはいると今のような脚全体が露出する形になった。

>キャミは下着ではないのですか?ついでにスリップ(?)ていうの?
キャミソール
1800年代初めに登場、コルセットの上に着用する。シュミーズ、コルセット・カバー
などとも呼ばれた。

スリップ
1 半透明のドレスの裏地(17世紀)
2 キャミソールを参照
3 女性の下着で、バストの位置から下をおおい肩から紐で吊ってドレス丈よりやや短い、
上に着るドレスのシルエットを保つために着用。省かれることが多い(19世紀初から)。
725世界@名無史さん:04/03/15 02:14
>>723
マジ?民明書房じゃなくて?
726世界@名無史さん:04/03/17 01:44
戦時中の日本軍の捕虜の扱いはどんなものだったのですか。
ひどい扱いをしていたのでしょうか。
727世界@名無史さん:04/03/17 01:56
なんで日本史ネタをこっちで聞くのか分からないけど、
日本史板いったほうが識者は多いでしょう。

ちなみに簡単に答えると「ひどい扱いが多かったようです」ですね。
すくなくともジュネーブ条約(捕虜の扱いを定めた国際条約)違反は
日常茶飯事であったとはいえます。
728世界@名無史さん:04/03/17 03:42
捕虜に牛蒡を与えるのは虐待行為になるので捕虜を得たときには注意しましょう
729世界@名無史さん:04/03/17 04:03
ペロニスキー書記長が最後に演説した都市の名前を知りたいのですが?
730世界@名無史さん:04/03/17 14:56
>>726
どの戦争の事?少なくとも日露戦争時の捕虜は丁重な扱いを受けていましたよ。
731世界@名無史さん:04/03/17 16:07
>>730
十五年戦争だろ。
732世界@名無史さん:04/03/17 22:24
世界史の教科書では中国の貨幣を取り上げ、
ヨーロッパやその他地域の貨幣をまったく取り上げないのはどうしてですか?

布銭刀銭よりマルクやフランの成立のほうが中世絡み(ギルドとか、その辺?)で学習しやすいと思うんですけど。
ちなみに一浪。
733世界@名無史さん:04/03/17 23:48
全く取り上げないという事はない。古代の通貨の話もある。

中国の貨幣制度を細かく取り上げるのは日本の貨幣制度と直結するというのが理由の一つだろう。
ヨーロッパ中世の貨幣は鋳造技術としても優れているとは言えないし。
各地域取り上げるのは高校段階としては煩瑣だな。
ルネサンスまではヴェネチアの貨幣が国際貨幣であった(特に地中海を含んだ交易で)
ぐらいの事は教科書にも押さえてあるとおもうよ。
734世界@名無史さん:04/03/18 01:06
>733
732ではありませんが、ヴェネチア貨幣云々の話は高校世界史では扱わないと思います。
通貨については確かに、オリエントの貨幣の発明のあとは中国貨幣しかなかったような…。
資料集なんかにはヘレニズム国家やササン朝の金貨の写真が載ってますけど、あれは
むしろ国王の肖像画代わりみたいですし(教科書には表記なし)。
735世界@名無史さん:04/03/18 01:18
受験には頻出だがな>ヴェネツィア貨幣
736世界@名無史さん:04/03/18 05:22
ヨーロッパの貨幣は、都市単位で発行していて種類がやたら多いうえ、金銀複本位制でかなり複雑。
737世界@名無史さん:04/03/18 06:10
>>735
fuck you
738世界@名無史さん:04/03/18 20:48
>>735
頻出な訳ないだろ。
少なくとも山川の用語集に載ってないやつは頻出とはいわん。
739世界@名無史さん:04/03/19 09:04
>>729
サンクトペテルブルグ
受験には頻出ですよ。
740世界@名無史さん:04/03/21 19:35
>>710 >>716 >>720
褌と下着、日本史板の識者に聞きました。

66 :日本@名無史さん :04/03/16 21:02
>日本女性の下着
1923年の関東大震災,32年の白木屋の火事が契機となり,着物にも
ズロースをはくことがすすめられ普及した。
>ふんどし
延喜式では、褌を「したのはかま」「あわせのしたのはかま」と訓。
「ふんどし」という用語は、江戸初期ごろから。

67 :日本@名無史さん :04/03/16 21:37
>1923年の関東大震災,32年の白木屋の火事が契機となり,着物にも
>ズロースをはくことがすすめられ普及した。
最近その説は俗説であると否定する研究が出た気がするが
741世界@名無史さん:04/03/21 19:37
71 :日本@名無史さん :04/03/17 03:46
白木や説は最近は俗説という指摘も多い。あと、女性も生理の時は褌のような下帯をつけていた。
下着としての機能と言うが、陰部を隠す機能としての下着という概念は、実はかなり近代的な物。
昭和40年代ぐらいまでは、田舎のバァさんはわりと平気でトップレスで出歩いていた(松本人志も
小学校時代の思い出として、ふつうにしなびた乳をぶら下げた上半身裸のバァさんがいたと言ってた)。
日本人に取ってオッパイってのは性器と言う感覚はなかったし、同様に、下半身ももちろん隠すべき
秘部ではあったけど、西洋のようにそこまで隠蔽すべき部分でもなかったようである。江戸時代は、
あの程度で充分だった。逆にビクトリア朝の女性など「おばに脚があるとは11歳まで知らなかった」
と言う笑い話があるぐらい、性器どころか脚ですら旦那以外に見せなかった。

742連続ごめん:04/03/21 19:38
72 :日本@名無史さん :04/03/17 03:47
我々がイメージするフンドシは、いわゆる越中褌。元々は相撲の廻しと同じように、ただの布(だいた
い身長と同じ長さ)を使っていた。ホモ雑誌で良く見かけるオムツみたいな褌がこれ。いわゆる六尺褌
というやつ。締め込みという言い方の方が一般的だったようだが。ただし、後ろから見ると越中褌が
尻を覆うのに対して、こちらはTバック(笑)。時代劇でたまに見かけるように、もっと長い布を腹部に
ぐるぐる巻きにしていたりと、何パターンかあるし、呼び方も不浄のものという意識があったのか、
いろいろあるようだ。相撲の廻しも昭和の世の玉錦ぐらいまでは「ふんどし」と呼んでいたようで、
褌担ぎという呼び名にその名残がある。なお、六尺褌は実際の六尺ではなく、鯨尺の六尺だから、
実際はもっと長いとウチのバーさんが言ってた記憶がある(うちのじーさんは越中褌を死ぬまで愛用)。

九州では「へこ」という言い方が近年まで使われていた。東京でも「兵児帯」と呼び名に「へこ」と
いう言葉が残っているので、元は締め込み一般を指す言葉だったのだろうと思われる。ただ、六尺褌だ
と布を多く使うので、横紐がついた越中褌が後年普及した。ただこれも、現在のように短い布を前に
たらす形式というのは割り合い新しく、乃木大将が切腹した時などのように、両端に横紐があり、
後ろから前に持ってきた布の端を機微に括りつける形にして、腹掛けのようにしていたようである。

桂文珍のように、健康のために褌愛好派多い。通気性が良く、陰嚢の温度を上げないので、
不妊症に悩む夫婦に、褌をすすめる医者も多い。金冷法?

743世界@名無史さん:04/03/21 19:52
>727
第二次大戦では、なんちゃって参戦国を除いた主要参戦国でジュネーブ条約をキチンと守ったトコはなかったけどな。
米英中ソ、どこの捕虜になった日本兵も虐待されますた。
744世界@名無史さん:04/03/22 00:19
4世紀から5世紀にかけて
大和政権が全国に勢力を拡大するとともに
朝鮮に進出し、百済と手を結んだ際に、
本拠地にした場所はどこですか?
745世界@名無史さん:04/03/22 01:52
ぷさん
746世界@名無史さん:04/03/22 20:16
古バビロニア王国、新バビロニア王国はそれぞれ第一バビロン王朝、第十バビロン王朝というと聞きましたが、
他の第二〜第九バビロン王朝について教えてください。
747世界@名無史さん:04/03/22 20:24
>第二〜第九バビロン王朝

の何が知りたいの?
748世界@名無史さん:04/03/22 23:32
>>747
どういう成り行きで、どういう民族によって作られたかということです。
749世界@名無史さん:04/03/22 23:55
>>478
知りたい理由は?受験には出ないが。史料も無いし。
旧約聖書でも読むしか無いだろうな。



750世界@名無史さん:04/03/23 00:12
>>749
実況中継に古バビロニアは第一バビロン王朝、新バビロニアは第十バビロン王朝だという
記述があったので、チョッと気になってたんです。
もっとも、その著者も受験には関係ないとは言っていたのですが。。。
751479:04/03/23 00:25
王朝という意味はたいがい「姓」の交替、
つまり前の王とは別の一族が政権を握って世襲化するという事であるから、
それは暗殺かもしれないし、世継ぎが生まれなかっただけのかもしれない。
その詳しい事情は分からない。
752世界@名無史さん:04/03/28 10:49
日清戦争で勝って、日本は下関条約で遼東半島を獲得した
のに、なんでロシアはそれに反対したのかがよくわかりません・・・

教科書と用語集を調べても良くわからなかったのですが
どなたか教えてください!!
753世界@名無史さん:04/03/28 19:49
国家元首って必要なのでしょうか?
ドイツとかインドとかイスラエルとか任命権を持ってる大統領が
いてもいなくてもあんま関係ないと思いますが

任命拒否権を持ってたとしても形式的なもので
どんな人間であれ内閣が指名した人事を追認するしかないだろうし
754世界@名無史さん:04/03/28 19:59
>>752
ロシアは遼東半島が前から欲しかったから。
ヴラディヴォストークの港は冬は凍ってしまうからね。
755世界@名無史さん:04/03/28 20:38
メシアになるにはどうしたらいいですか?
756世界@名無史さん:04/03/28 21:04
>>753
現に日本には国家元首はいませんが、何か?


象徴天皇が元首って説はなしね。
757世界@名無史さん:04/03/28 21:12
だからドイツとかインドとか名目的な大統領ってどうしても必要なのか
といってるんだが?
758世界@名無史さん:04/03/28 22:13
立憲君主の代替物。
あってもなくても支障ないが、首相の負担を軽減する役には立つかな。
759世界@名無史さん:04/03/29 00:34
権威と権力を分散させるのが、安定した政治を行うためのコツです。
実際に政治を動かす人間が、正当性を得ると、他者(国民)がコントロールするのが難しくなります。

「血統」や「国民の直接投票」という正当性(権威)を、政治権限をそれほど持たない人間(国王・大統領)が持つことで、
政府の中心人物である首相の独裁や暴走を防ぐ役割を果たしています。
760世界@名無史さん:04/03/29 03:05
もとは国家元首についての質問だろ

これは国家を擬似的に人間に見立てる=国家を形式的に代表する人。
なので君主のかわりという説明もあながち的外れでもない。
任命権云々はあまり関係ない。憲法等の規定があってもなくても
「国家の顔」的な地位があればそれはすでに元首。
たとえば天皇は事実上の元首だし、現にそういう物として扱われている。

質問にかえると、元首はあった方がないよりもとかく便利だが、
べつに条文による規定がなくても絶対まずいというものでもなく、
どんな国家でも物理的必然的に元首は存在する。

759の説明はまちがいではないが、これは実際の権力者が元首である場合には
あてはまらないので、元首一般の説明にはならない。
761世界@名無しさん:04/04/01 07:00
こちれが適当かどうか迷ったのですが…宜しければご教授を願います。

歴史学とは数学の証明のようなものだと私は思います。事実をかき集め、
それを組み上げて、結論を出す。その条件さえ満たしてさえいれば、短い
期間のことしか取り上げなくとも、或いは現代のことを題材に選んでいても、
それは歴史なのでしょうか?

頭が混乱していて、支離滅裂になっているかとは思いますが、宜しくお願い
いたします。
762 ◆6hgEmzypp2 :04/04/01 07:22
>>760

>君主のかわりという説明もあながち的外れでもない。
>任命権云々はあまり関係ない。

数年前にオーストラリアが共和制に行くかどうかの国民投票をやってたが、
そのとき「英女王と大統領では結局どう違うのか」と議論していて、
共和制移行=大統領を選出、は当たり前って感じだった。
っつか、そう思い込んでるんだなあ。
議院内閣制で首相がいる国は現実問題としては
首相が元首で何ら問題はないはずなんだけど。
名目上の任命者がいないと困るなら、
議会の議長が首相を任命すればいいでしょ、どうせ名目だけだし。
763 ◆6hgEmzypp2 :04/04/01 07:36
>>761
短い期間の事でも現代の事でも歴史ってことではありますが、
数学や理科の実験のように考えるのはちょっと待って。

伝言ゲームってあるでしょう。
文章を何人もの人の耳と口を通すと全然違う話になるっての。
あれと同じで、伝聞を書き残した記録はたくさん残るけど、
そのどれが真実を伝えてるのか、後世の我々には分かりにくいでしょ。
さらに目撃者の記録は数的にもすくないし、
同じ事件を目撃しても見た角度が違うと人によって見え方も違ったり。
ある人の目には殺人のナイフがはっきり見えても、
背中の方から目撃した人にはナイフは見えなかったりね。アングルの問題。
そうした「事実?」をかき集めて、組み上げて、結論を出しても、
それで一件落着となるかしらん?
埋もれている「別の事実」が出たら、今までの「事実」は嘘になるのかな
764世界@名無史さん:04/04/01 07:51
>761
>歴史学とは数学の証明のようなものだと私は思います。
数学のような公式はない
証明のようなもの、といわれても、歴史は事象を後付で説明するものですから
なんとでもいいえるようなものなのかもしれないでしょうね

>事実をかき集め、 それを組み上げて、結論を出す。
>その条件さえ満たしてさえいれば、短い期間のことしか取り上げなくとも、
>或いは現代のことを題材に選んでいても、 それは歴史なのでしょうか?
事実を丹念に狩猟しなければ話になりません
そうした確認を組み上げなければ論文の結論なんて書けません

現代を歴史とするには、史料未整備と冷静な視座が難しいことです。
例えばの話です。あなたは自分が生まれいまも生きている時代と出身国を、
ここ数十年のの理解に欠かせない重要な事項を列べて三十分でも一時間
でもいい、どれだけ話せますか?

何とはなしにでも疑問に思うのはいいことです
思いつきでも世界史版では歓迎しますよ
765世界@名無史さん:04/04/01 13:56
よく日本人は農耕民族で、西洋は狩猟民族て聞きますが本当なんですか
またそれによる差は本当にあるのですか。
766世界@名無史さん:04/04/01 17:58
藻前の質問を区切ってみる。

1. 日本は農耕民族って本当ですか?
はい。でも狩猟も同じぐらい重要です。

2. 西洋は狩猟民族って本当ですか。
はい。でも農耕も同じぐらい重要です。

3. またそれによる差は本当にあるのですか?
本当にあると思えますか?

767世界@名無史さん:04/04/01 22:32
いまどき民族全体で狩猟中心の文化を営んでる人たちなんて
ジャングル奥地や極地の少数民族以外でいるのか?
768世界@名無史さん:04/04/02 06:22
狩猟には漁業も含むから。
769世界@名無史さん:04/04/02 13:03
養殖漁業はどうする
770世界@名無史さん:04/04/02 20:41
イェルサレムで創設され、
のちに東方植民を進めた騎士団…というのは何でしょうか?
771世界@名無史さん:04/04/02 21:47
>>769
>767は
  >今どき民族全体で狩猟中心の文化なんて・・・いるのか?

と訊ねているから、768の「漁業も含む」の答えは妥当だが、
「養殖漁業も文化の中心に含まれるかどうか」考えることにどんな意味があるのか
772例のにゃあにゃあ:04/04/02 23:12
>>770
たぶん、ドイツ騎士団だニャ。
たぶんというのは、我が輩の知る限りでは、
イェルサレムで創設された騎士団の内で東方植民に関わったのは聖ヨハネ騎士団だニャ。
ハンガリーのトランシルバニアで東方植民に関わったみたいだニャ。
それと、ドイツ騎士団はアッコで創設されたんだけど、
その元となった病院はイェルサレムで創設されたという説があるニャ。
そして、積極的に推進したのはドイツ騎士団だけみたいだニャ。
773世界@名無史さん:04/04/02 23:15
الاسبتارية
774世界@名無史さん:04/04/03 00:15
>>772
細かいところまでどうもありがとうございます。
感謝。
775世界@名無史さん:04/04/03 14:34
女の子が質問してくれるとうれしいなあ。
女の子は女の子らしく書いてください。(例 綿矢りさ)
>>773
No sè
777世界@名無史さん:04/04/07 17:54
水戸黄門こと光圀の「圀」は、かの武則天の作った則天文字で、朱舜水が持ってきたと聞きました。
なぜ、光圀は「国」でなく「圀」を使ったのでしょう。

なんでも、これは国が発展していくように「八方」を口で囲んで「くに」としたそうですが、
いくらいい意味でも、朱子学者が儒教の婦徳からみて大悪女の武則天の作った文字を
使うのは、なんか意味があったのでしょうか。
778世界@名無史さん:04/04/07 19:58
ササン朝ペルシアが642年にニハーヴァンドの戦いに負けて、651年にヤズデギルド3世
の死により滅亡と書いているのですが、何でニハーヴァンドの戦いで滅亡しなかったのですか?
そして、642年に滅亡しなかったのになぜヤズデギルド3世が死ねば滅亡なんですか?
後継者はいなかったのですか?
それともニハーヴァンドの戦いの後でイスラムに「ヤズデギルド3世存命中まで」という
条件付でササン朝は生かされたのですか(そんなこと絶対ありえないとは思いますが)

779世界@名無史さん:04/04/07 20:23
マルチはスルーで
780世界@名無史さん:04/04/07 21:42
サーマーン朝はイラン系だけどスンナ派ということでいいんでしょうか?
781世界@名無史さん:04/04/07 21:48
中国史で後漢以後の豪族支配→その門閥貴族化→唐末五代の混乱で没落
→新興地主(士大夫・官戸形勢戸・読書人)支配→中国革命までそのまま
という流れを教科書参考書で理解したのですが、豪族台頭前の社会の状況は
どうだったんでしょうか
全くバラバラの個人を王朝が直接支配していたとは思えません
古来からの村落共同体があって、そこの有力者がいたと思うのですが
それは小規模で中央政権に影響を与えるほどの力は無かったということでしょうか
782世界@名無史さん:04/04/07 23:47
疑問があります。教えて下さい。
1917年のロシア革命でロシア社会民主労働党の一派であるボリシェビキが、
権勢を振るいましたがその以前、レニーンわぁ?1903年のブリュッせるぅ・ロンドン
出うぁ屡津負あぁ丑木y−6x湯日とキタアァァァーーーーーーーーー!!!!(w
783778:04/04/07 23:53
同じ質問を別のスレで聞くのはNGとは知りませんでした。
ごめんなさい。。。
ネットやるならこれくらいのこと勉強しとくべきでした。
784例の170 ◆vBOFA0jTOg :04/04/08 01:17
>>778
なにやら愛いので答えよう。

要するに、ニハーヴァンドで負けてもヤズデギルドは別にペルシア皇帝であることを
放棄したわけでもなく、また残存勢力を掻き集めて再起する可能性もあったから、
その首を挙げた651年まで一応滅亡は引き延ばされていた形になる。
肉親についてだが、唐にいたヤズデギルドの息子ピルーズが一応は皇位を継承した
んだけど、全くもって名目上だけな上、男系の血脈は結局その息子の代で途絶えて
しまったので、まだ続いていたと主張することは出来るが、意味無しとしてスルーして
るんだろう。

ちなみに、ヤズデギルドの二人の娘はアブー・バクルの息子ムハンマドと、アリーの
息子ハサンがもらっており、ピルーズの娘を、ウマイヤ朝の最大版図を実現した6代目
カリフのワリードが妻に迎えている。
785世界@名無史さん:04/04/08 01:24
政治の話もいいですか?

首相制と大統領制の違いってなんですか?
>>785
八割ぐらい板違い。
史学板であるこの板で、その手の話で埋め尽くしたがる、その話しか出来ない
ような輩がこの板には常時ウヨウヨ寄ってきてるんだ、悪いが遠慮してくれ。
787世界@名無史さん:04/04/08 02:39
>>784
本当にありがとうございました。
788世界@名無史さん:04/04/08 21:40
>>786 答えられないみたいだね。
789世界@名無史さん:04/04/08 22:29
>>785
ふぉ。大統領制というのは国家の制度形態として確立しておるのじゃが、
首相制という言葉はあまり聞かんの。議院内閣制のことを言っておるの
かのぉ。

近代の大統領制は君主制の代替と考えてよいじゃろ。世襲の君主に代
わって選挙によって選出される大統領を国家元首とするわけじゃの。
同じ君主制であっても、専制君主もあれば君臨すれども統治せずの立
憲君主もいるように、大統領もいわば象徴的な国家元首として祭り上げ
られ、実質的な政治権力は議会と首相にある場合もあるし、法の支配の
下にはあっても強大な権力を手中にしている大統領もおるで、一概にど
ちらがどうということはできんのじゃよ。

ひとつだけ確実なのは、君主の存在する国家に大統領はおらんという
ことじゃな。

>>786
ま、中学高校生の質問であれば許容範囲じゃろう。政治思想にかかわる
話題ではのぉて、制度面の話題じゃから、歴史を抜きに語ることもできん
じゃろ。
790世界@名無史さん:04/04/09 03:55
質問です。

「紀元前二千年記初め」

というのは
紀元前1100年頃 なのか
紀元前1900年頃 なのか
紀元前2100年頃 なのか
紀元前2900年頃 なのか
どれのことでしょうか?
791教員:04/04/09 06:31
「紀元前二千年紀」は紀元前2000年から紀元前1001年
までのことです。

「紀元前二千年紀初め」とは紀元前2000年頃を指します。
792世界@名無史さん:04/04/09 07:18
ありがとうございました。
自分の認識が誤っていたので
聞いてよかったです。
793世界@名無史さん:04/04/10 23:12
>>778,>>784
「ササン朝」とか「なんとか朝」というのは現代人が発想するような意味
での「国」の名前ではなく、あくまで「王朝」の名前。
まず王様なり皇帝なりの君主がいて、次ぎにそのとりまき=王家があって、
これがすべて。領地や国民は、皇帝の私有財産だし、官僚というのも
要するに王家の召し使い。なので、ササン朝それ自体は皇帝さえ在位
していれば、領土などなくても理論上は存在しうる。
漢や唐も、正確には「王朝」の名前。
なので漢文では「滅」と「亡」を区別することがある。
君主の家系が途絶えるのと、領地の面積がゼロになるのとは
同じ「ほろぶ」でも意味が違う。
794世界@名無史さん:04/04/11 07:38
>>793
滅と亡はどっちがどっちなの?
国語辞典は頼りにならなかったよ、やっぱり。
795世界@名無史さん:04/04/11 07:52
>>794
ごめん、その肝心なとこ忘れた。左伝に書いてあったんだけど。
796カラジチ ◆mWYugocC.c :04/04/12 11:15
下がりすぎage
797世界@名無史さん:04/04/12 13:21
漢文は知らんが
現代語では「断絶」と「滅亡」だよな
798世界@名無史さん:04/04/14 05:16
君主の家系が子孫断絶になるのが「滅」
領土の面積値がゼロになることが「亡」
799世界@名無史さん:04/04/15 14:06
サルは自慰しないと思うのですが、
人類、いや生物の自慰の発祥はいつ頃でしょうか。

また自慰は人類だけの習性でしょうか。
800カラジチ ◆mWYugocC.c :04/04/16 11:48
猿は自慰するよ。動物園で見たことある。
カップルがひいているのがすげえ笑えた。
801世界@名無史さん:04/04/17 15:41
本当に最初の最初という感じの質問なんですが。
北京原人が言葉をしゃべったというのは、何から判明したんですか?
できれば、参考資料とかあったらそれも教えてほしいです
802世界@名無史さん:04/04/17 15:52
ネアンデルタールの言語使用についても
いまだに諸説あって真偽不明だったはずだが
803世界@名無史さん:04/04/17 18:24
>>800
ブハハ。俺もみてみたいものだ。
804世界@名無史さん:04/04/17 18:34
サルはもちろんする。
うちのオス猫でさえするのに
805世界@名無史さん:04/04/17 22:55
「エノラゲイ」という名前の由来はなんですか。
806世界@名無史さん:04/04/17 23:18
>>805
「エノラ・ゲイ」 「由来」でぐぐりなさい。
>>801
人類の言葉を話していたかどうかの判断は、音声自体が化石や遺跡など
に残らないので、言語を話していたとするならば、

脳が発達していたのであろうという推測から、
頭骨の形状からブローカ野やウェルニッケ野(脳の言語関係に関わる部分)
に対応する部分が膨らんでいること。

発声に関する器官が発達したであろうという推測から、
話すことと関連している舌骨の形状が、現代人のそれと似ていること
(ネアンデルタール人の場合)。

を上げたりしている。
808世界@名無史さん:04/04/18 17:28
>>805
機長の母ちゃんかなんかの名前
809世界@名無史さん:04/04/20 13:25
age
810世界@名無史さん:04/04/20 22:29
ロミオとジュリエットの作者ってウィリアム=シェイクスピアですか?
811世界@名無史さん:04/04/20 23:11
そうだよ
812世界@名無史さん:04/04/21 21:01
歴史上一地域の戦闘で
実際に動員された双方の兵力が最大の戦闘って
何万対何万ってのがあったんだろ。
やっぱ中国かな?
813世界@名無史さん:04/04/21 21:18
>>812
マルチはやめろ。2ch の数少ない仁義の一つだ。
以下スルーで。
814世界@名無史さん:04/04/22 16:48
 くだらない質問で申し訳ありません。
 前近代と近代を分ける境界線は何によって引かれるのですか?
 資本主義ですか、それとも産業革命ですか?
815世界@名無史さん:04/04/22 18:39
左がかった本だと
1848年から近代になってることが多い
816世界@名無史さん:04/04/22 19:29
別にくだらなくはないが、その書き方だと西ヨーロッパに関してだよね?
それなら一般的にはルネッサンスで線を引きますが。
しかし、これはあくまで教科書的な従来型の考えで、
いつから近代かはそれこそ延々と議論されてるが
このスレの過去ログ見よ
>>29-42
817世界@名無史さん:04/04/22 21:57
>>815
だいたい産業革命ぐらいで分かれるんだなという
ことがわかれば特に問題ないよ。人によって区分けの
解釈違うんだし。
818世界@名無史さん:04/04/22 23:07
イスラムのセルジューク朝の侵略を受けたビザンツ帝国皇帝がローマ教会に泣きついて出撃した十字軍ですが、
どうして第一回十字軍がエルサレムを占領した後にエルサレム王国なんていうものを作ったのでしょうか?

教科書にはエルサレム王国を作ったとしか書いてないのですが、詳しい方お知らせください
819世界@名無史さん:04/04/22 23:13
補足しますと、ドイツやフランスの騎士で構成されていた十字軍なのに
どうして第三者勢力のようなエルサレム王国を作ったのかが疑問なのです。

別に神聖ローマ帝国の飛び地やローマカトリック教会の教皇領でもいい気がするのですが
820世界@名無史さん:04/04/22 23:26
はい
821教員:04/04/23 06:03
もともと十字軍に参加した諸侯達は、ヨーロッパでは獲得できない領地を
求めて参加したという背景がある。イェルサレム王国の他にもアンティオキア
公国、エデッサ伯国、トリポリ伯国などができた。皇帝や教皇も異教徒を
打ち破って聖地を奪還した彼らに、恩賞を認める必要があった。

また、神聖ローマ帝国領・教皇領といっても、周囲を異教徒に囲まれて常に
非常事態だった十字軍諸国家にとって、強力な指導者のもとに強固な結束が
不可欠で、王・公・伯という君主は必要だった。いちいちヨーロッパの皇帝や
教皇に伺いをたてている余裕はない。

822814:04/04/23 19:05
お礼を申し上げるのが遅くなりまして、申し訳ありません。
815さん、816さん、817さん、ありがとうございました。
大変参考になりました。
823世界@名無史さん:04/04/23 20:43
>821
ありがとうございました。
つまり神聖ローマ帝国やカトリック教会の友好国という形の独立国を作った方が効率が良かったという事ですね。

あと、十字軍は統率された部隊というよりも、有志連合みたいな感じだとう認識でいいのでしょうか?
824教員:04/04/23 23:49
>つまり神聖ローマ帝国やカトリック教会の友好国という形の独立国を作った
>方が効率が良かったという事ですね。
ちょっと違います。神聖ローマ皇帝は理念上キリスト教世界全体の守護者で、
帝国と十字軍国家が「友好国」という対等な関係とは言えないでしょう。
また、ローマ教皇の特使を帯同した十字軍は、これも理念上教会の意志を
受けて行動していたわけで、友好国というのはいかがでしょう。

しかし、十字軍がすべて皇帝や教皇の命令通りに動いたということはなく、
第4回が同じキリスト教国のビザンツを攻め滅ぼし、インノケンティウス3世
に破門されるなど混乱は多かったです。

>あと、十字軍は統率された部隊というよりも、有志連合みたいな感じだ
>という認識でいいのでしょうか?
中世封建社会の軍隊であった十字軍は、国王(皇帝)、諸侯、騎士が所有する
軍隊の連合体と考えていいでしょう。近代社会の国民軍とは根本的に違います。

825世界@名無史さん:04/04/24 18:24
「青銅器」って「青」って字が入っているけど、本当のところは何色ですか?
やはり青?

他のより下らん質問ですけど、知ってる方いましたら、ぜひお願いします。
826世界@名無史さん:04/04/24 21:45
>>825
ブロンズ=青銅ですから、基本的にはブロンズ色なのですが、かつてNHK
が組成と製法を実験考古学的に再現した青銅器(鼎と銅鐸の両方とも)
は金色に近い色でした。

漢字表記で青銅と呼ばれたのは、出土する青銅器が緑青に覆われて青
(緑)色であったからでしょう。
827世界@名無史さん:04/04/24 22:48
「海の民」について教えてください
828世界@名無史さん:04/04/24 23:12
>>827
読んで次のごとく海を主要な舞台に生活する人々の事ですが。
829世界@名無史さん:04/04/25 00:33
訂正

× 次のごとく

○ 次のスレのごとく
830世界@名無史さん:04/04/25 01:37
別スレに書いてみた
831世界@名無史さん:04/04/25 02:29
はぁ?
832カラジチ ◆mWYugocC.c :04/04/25 09:52
こいつのことか……

高校2年に「海の民」について教えるスレ
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1082814267/

海の民については昔スレがあったような覚えがあるんだけど。
833世界@名無史さん:04/04/25 10:54
過去ログに詳しい解説あるよ >海の民
834825:04/04/25 12:33
>>826
詳しい情報ありがとうございます。
大変ありがたいです。
835世界@名無史さん:04/04/25 16:36
>>826
詳しい情報をどうもありがとうございます。
大変感謝しております。
このご恩を生涯忘れず、世界史の勉強に取り組みます。
次回の模擬試験では必ず1位をとってみせます!
836世界@名無史さん:04/04/25 17:35
>>835
もしやあなたはT県在住?

新石器時代の農業と今の農業の違いを知りたいです。教科書には文明やそれの歴史しか書かれていないし・・・
機械がなかった、くらいしか思いつきません。もっと他にあると思うので、是非教えてください。
837世界@名無史さん:04/04/28 00:12
質問範囲が広すぎてなんとも・・・
とりあえず思いつくところとしては作物・家畜の馴化、移動式ハック耕、乾燥農法、
灌漑による定着農業なんかが始まってこの時代に発展していったってことか。
838世界@名無史さん:04/04/28 00:16
1932年のドイツの総選挙(ナチスが第一党になったとき)では、
どの範囲で選挙権があったんでしょうか?
ユダヤ人も持っていたのですか?

それともニュルンベルグ法制定以前でも、ドイツにはユダヤ人には選挙権がなかったんでしょうか?
839カラジチ ◆mWYugocC.c :04/04/28 13:37
>>838
分かることだけ答えておくので、誰か補足お願いします。

ワイマール憲法下では、20歳以上の男女普選が行われていました。
従って、ドイツ国籍を持つ20歳以上の人間全てに選挙権があったはず。

なので、その質問は、「ワイマール憲法はユダヤ人にドイツ国籍を認めていたか」ということになります。
840世界@名無史さん:04/04/28 14:53
英国のリチャード獅子王とナバレ王国の王女べレンガリアとの結婚式が
行われた町の名前はなんですか?
キプロス島の南西部の港湾都市リマソル(Limassol)で1191年5月12日に
セント・ジョージ・チャペルで結婚した。
842世界@名無史さん:04/04/29 06:52
>>837
十分です。ありがとうございました。
843世界@名無史さん:04/04/29 09:59
>>842
あなたはT県の人ですか?
844世界@名無史さん:04/04/30 06:28
意味がわからん
845世界@名無史さん:04/04/30 07:26
中学二年生です。質問です!

日本と北朝鮮はなぜ仲が悪いのですか?その理由を教えて下さい。
従軍慰安婦としてひとい事をしたから?
846世界@名無史さん:04/04/30 10:11
お願いします!
847とてた ◆0Ot7ihccMU :04/04/30 11:12
>>845
…釣られてみませう。
「北朝鮮」ということなので、いわゆる「戦後」でいいですね?

たしかに日本統治下への反感があったことは否めませんが、
それを利用して、政策的に反日感情を煽ることで国内を安定させようという施策が長くとられたからです。
(…基本的に南北ともに、ですが)

日本側は逆に、北朝鮮への「共産主義への憧憬」と韓国の「軍事独裁政権の嫌悪」「漁業権の争い」もあって
長く親北朝鮮感情がありましたが、それを利用した北朝鮮の日本国内での革命活動(在日朝鮮人への搾取、日本人拉致等)
が明るみになったことで、徐々に悪化していきました。
848世界@名無史さん:04/04/30 13:02
>>847  とてた さま
返答ありがとうございます!
質問は韓国を含まず、北朝鮮だけに焦点を当てて質問させて
頂きました。そして、はい、「戦後」です。
解釈としては

1.反日感情を煽ることで国内を安定(日本統治下への反感。南北共に。)
2.お互い友好的な感情があった反面、在日の方への搾取、拉致等で悪化。

という事です。
本当に有り難う御座いました。
849とてた ◆0Ot7ihccMU :04/04/30 22:36
>>848
2に補足をば。

「友好的」というのは日本側のことで、北朝鮮側にはさほど見受けられません…。
(全体主義的独裁国家には、政治的な意味での「民意」は存在していませんので)
韓国の方は、(とりあえずは)民主国家ですのでそうではないのですが。
850世界@名無史さん:04/04/30 22:38
「ロシア」「スペイン」漢字でどう書くの?
851とてた ◆0Ot7ihccMU :04/04/30 22:42
>>850
「露西亜」「西班牙」。

…漢字変換ででますが。
852カラジチ ◆mWYugocC.c :04/04/30 22:43
露西亜
西班牙

変換したら出てこないか?ATOKだけ?
853カラジチ ◆mWYugocC.c :04/04/30 22:43
かぶった……orz
854842:04/05/02 17:59
>>843
私はT県の人間です。
855世界@名無史さん:04/05/03 01:02
間違えて何でも質問スレに書いてしまった高2です。
センター過去問でつまった所があったのでここに質問します。

問一 オリエントにおける強力な王権のよる政治について述べた文1〜4のうちから
誤りを含むものを1つえらべ。
 
 1、オリエントの王は、大河の組織的な治水・灌漑を行った。
 2、シュメール人の王は、常に現世における神として統治した。
 3、ハンムラビ王は、メソポタミアを統一して中央集権的な国家をつくった。
 4、エジプトのファラオは、人民に貢納と労役を課した。

できれば何故誤りかと理由も教えてください。お願いします
856世界@名無史さん:04/05/03 01:10
ネット上にある世界史の勉強になるゲームのような…
うまく言えませんが大体そこら辺のおすすめゲームはありませんか?
できる事なら楽しく勉強したいので…
857世界@名無史さん:04/05/03 02:19
>>855
消去法でいくと2が残るけど
高校教科書レベルではこれ以上情報がないなぁ
858世界@名無史さん:04/05/03 02:23
都市国家としては、ウル、ウルク、ラガシュ、ウンマなどが知られており、
それぞれ都市の守護神を持ち、神意を受けた王が都市を統治したが、
やがて王権が強化されて王は最高の神官となった・・・・・・

ようするにシュメールの王は王権神授であtって
エジプトのファラオみたいな現人神ではなかったってことかな。
859世界@名無史さん:04/05/03 05:04
関関同立レベルだとどの参考書がいいのですか?今、実況中継シリーズやってるんですけど‥教えて下さい。
860世界@名無史さん:04/05/03 07:52
>>859
受験板へ行った方がはやいと思う。
861855:04/05/03 13:39
ありがとうございます。これからちょくちょく書かせてもらいます。
862世界@名無史さん:04/05/03 17:02
 和辻哲郎の『風土』を読みました。
 そこで質問なのですが、彼の「モンスーン型風土」、「砂漠型風土」、「牧場型風土」による人間の文化形成の違いは、現在ではどのように批判されているのでしょうか?
また、新たに付け加えられていることはありますか?
 できれば、参考文献も教えてください。
863世界@名無史さん:04/05/03 21:40
イタリア統一におけるサルディーニャとドイツ帝国成立におけるプロイセンって

日本でいうと薩摩・長州みたいなもんですよね?
864世界@名無史さん:04/05/03 22:21
学校の宿題なのですが、
先史時代の「農業の変化」と「経済形態の変化」。
どのように農業が始まり、どのように理由で
変化していったのかが解りません。
どのような背景で農業は変化していったのですか?
865世界@名無史さん:04/05/03 22:41
>>864
それを宿題の丸投げというのだ。
>>1 の注意書きを読んで自分でまず調べること。
試しに回答を作ってからここに晒せば誰かがダメ出しをしてくれるかも。
866世界@名無史さん:04/05/03 22:44
中国史を勉強していると
高祖、太宗、高宗などといったような名前がたくさん出てきます。
これらのつけかたにはなにか規則性はあるのでしょうか?
867怨霊 ◆NRtIkON8C2 :04/05/03 23:00
>>866
>高祖、太宗、高宗
これらは廟号といい、皇帝の死後に祀る霊廟の名前です。
昔は初代の「太祖」と、初代の次に重要な「太宗」くらいしか特別な名前は付いていなかったのですが、
次第にどの皇帝の廟にも名前を付けるようになりました。(廟号がインフレした)

またこれと別に「文帝」「武帝」といった呼び方がありますが、こっちは諡号といい、
皇帝死後にその皇帝の事績や人格などを考慮した名前を贈るものでした。
こっちは後の時代(唐あたり)になるとものすごく長くなり、一般に使用する呼び名としては不適切になったのです。
そこで代わりに上の廟号の方で呼ぶようになったのです。
868864:04/05/03 23:22
約150年前に原人が登場した。ジャワ原人、北京原人が
その代表であり、改良された打製石器と火及び言語を使用して
狩猟・採集生活を営んだ。
原人は、氷河期の厳しい環境を生き抜いてアフリカからヨーロッパ、
東アジア、南アジアまで広がった。
役4万年前の新人登場により、道具の発展はめざましいものになった。
石刃、骨角器で狩猟や漁労をより生産性の高いものにして、
他方では農耕と牧畜という新しい食料生産の世界勝への技術開発を
進めていった。
当初の農業は降水量が期待できる乾地での乾地農法や
肥料を施さず連作不能になるまでの略奪農法だったため生産性が
低く、同じ土地にとどまることが困難なため、移動生活を余儀なくされた。
人々は、水の重要さを知っていたので、川周辺に住むようになった。
しかし、川に近すぎても増水で作物がだめになったり、遠すぎても
水を汲みに行くのが大変になってしまう難点があった。
そこで、水をためておける場所を作ったり、水門・水路などの
灌漑設備を設けた。
しかし、このような事業には人手が必要だったため、祖先が共通な
親戚や、結婚で親戚を増やして生活していった。
これらの背景で高い生産性や定住生活が可能になった。
869世界@名無史さん:04/05/03 23:28
>>867
866です。唐から清までを確認してみましたが
初代「太祖」、2代目が「太宗」となってる場合がほとんどした。
あとは例外に注意していけば効率的に覚えられそうです。
また一人の人物に複数の呼び名がある訳も分かりました。
ありがとうございます。
870864:04/05/03 23:30
そして、さらに大規模な土木工事を行っていった結果、
氏族社会の形成、祖先の祭祀を通し呪術的な宗教の発展により
大規模な集落に発展させていった。
生産量も増加し、余剰生産物が発生した。
余剰生産物の発生により、人口の増加、私有の概念が生まれ、
商取引が発生した。こうして貧富の差が生まれと職業の文化が
おこり、そこに経済的・政治的な支配・従属関係が形成され、
指導者・戦士・神官・商工業者・農民等の階級が成立した。
そして、階級・職業の文化に伴って生活拠点の分化が進んだ。
こうして都市と農村が成立し、都市国家が成立した。

俺の足りない頭ではこれぐらいしか考えつかなかったです。
871世界@名無史さん:04/05/03 23:31
>約150年前
これは単なるタイプミスだよな?

定住農耕が可能になった背景には1万〜6千年前くらいにかけての
気候変動により植生が変化したこと、これによりムギなどの穀類の
栽培可能な植物が増えたこと、羊・ヤギなどの動物が馴化できたことも重要。
872864:04/05/03 23:34
>>871
それは定住農耕に関してではなくて、原人が登場した時期
のことです。
873世界@名無史さん:04/05/03 23:40
原人の活躍した時代の最終期であるヴェルム氷期の終わりには
家畜化も定住農耕も出来てませんでしたが・・・

それとも150年ってとこへのレスなのかな?
874864:04/05/03 23:47
>>868
役×
約○

>>873
原人登場から新人登場まで時間が流れるってことです。
875ななしぃ:04/05/04 23:00
なんでも質問スレが1000を越えたので、こちらに移動させていただきます。

なぜ中東の地でイスラエル人とアラブ人が憎しみあっているのか調べなさい。
キーワード
イスラエル・パレスチナ・シオニズム・中東戦争・パレスチナ解放機構
アラファト・インテリファーダ・ハマス

以上のキーワードを用いて作るですけど、
この問題について簡単に説明いただきたら幸いです。
よろしくお願いします。
876世界@名無史さん:04/05/04 23:17
・アラブ人は何百年も自分らの土地だと思ってパレスチナで生活していた。
・WW2が終わった頃、「聖書によると2000年以上前から俺らの土地だ」として、
ユダヤ人が占領してイスラエルを建国した。
・両方宗教がかかっている上聖地が絡むのでで引けない。
・イスラエルは戦争がそこそこ強いので「最終的な解決」もできない
・正規戦で勝てないのでゲリラでテロったら、関係が最悪になった。
おわり。
877世界@名無史さん:04/05/04 23:52
まず、インテリファーダじゃなくてインティファーダですよ。
あと876さんのレスに付加えで・・
イギリスが第一次世界大戦の時、ユダヤ人を味方に付けたいがために
イエルサレム近辺でのユダヤ人国家建設支持(バルフォア宣言 1917年)
その一方でシリア西部という境界がはっきりせず、さらにイエルサレム
近辺とかぶる地域のアラブ人居住域の独占を支持するということを
アラブ人に通告する(フサイン・マクマホン協定 1915年)という
いわば二重外交をしたためにパレスチナ問題はこじれました。
結局このバルフォア宣言からユダヤ人の祖国帰還運動のシオニズムが
活発になり、1947年にイスラエル共和国ができます。ただ、アラブ人に
してみれば居住地を追われることになるので、国無き民がパレスチナ解放機構を
つくり、また他のアラブ諸国が中東戦争をイスラエルにしかけ、
パレスチナのアラブ人はハマスなどの過激なイスラム原理主義集団の
テロ攻撃や市民レベルでの反イスラエル闘争(インティファーダ)を
仕掛けるようになっているのです。
878世界@名無史さん:04/05/04 23:54
>>875
昔はアラブ人とユダヤ人は仲良しだったんですよ。
パレスチナでも揉め事もなく共存していたのです。
ところが20世紀初頭に問題発生。
ナショナリズムが興り、住民が自分たちの国を創ろうとしたのです。
その時に、統治者だったイギリスが二枚舌を使ってしまったのです。
現住人のアラブ人(パレスチナ人)とユダヤ人両方共に国家建設を承認したのです。
そしてヨーロッパ中で迫害され続けていたユダヤ人が大量にパレスチナに入植してきて(シオニズム運動)、
アラブ人を追いだしていったのです。勢力を拡大していくユダヤ勢を周りのアラブ人が危機感を持ち、入植を妨害しようと試みました。
そして、ユダヤ人がイスラエル建国を宣言したらすぐにエジプトが宣戦布告しました(第1次中東戦争)。

別に宗教戦争ではなくて領土問題なのです。反ユダヤでまとめるために周辺のアラブ人がイスラム教の聖戦を掲げたに過ぎないのです。
イスラム教にとってエルサレムは第3の聖地に過ぎません。(第1はメッカ、第2はメディナ)
879世界@名無史さん:04/05/05 00:03
>>863
そのとおり。
880世界@名無史さん:04/05/05 00:33
建てますた

世界史なんでも質問スレッド13
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1083680514/
881世界@名無史さん:04/05/05 23:41
世界の紛争には概ねイギリスが関わっている。
882世界@名無史さん:04/05/06 00:37
>>877-879

の説明はわざわざ点取れる模範解答を書けないように述べられた陰謀だな。
使えねー奴らだ。
883中3:04/05/06 01:34
教えてください!
☆四大文明の共通の特色
☆古代オリエントの統一が短期に終わったのは、なぜか?
☆古代オリエントを再統一したアケメネス朝ペルシアが長期間持続できたのはなぜか?
884世界@名無史さん:04/05/06 02:00
質問です。
教えてください。
ドイツ人(ヒトラー)はユダヤ人を大量虐殺しました。
日本ではあまり聞かないですけど、ドイツ人とユダヤ人の関係ってどうなんでしょうか?
韓国と日本のように、今でも揉めていたりするのでしょうか?
885世界@名無史さん:04/05/06 20:29
関係ないけどアニメは卍が規制されるんだよな
886世界@名無史さん:04/05/07 10:59
ダビデの星もね
887山埼渉:04/05/07 16:41
ナチスはずっとヒトラーが作ったと思っていましたが、
ヒトラー以前にナチスがあって、後からヒトラーはそれに入会したんですよね。
そこで質問ですが、ナチスはいつ、誰がどういう経緯で作ったのですか。

よろしくお願いします。
888世界@名無史さん:04/05/07 23:12
質問です。
カルヴァンとルターの思想の違いがいまいちわからないので教えてください。
本にはカルヴァン主義は基本的にはルターの継承であると書いてあり、それほど大差はないように感じられるのですが。
なにかの本にカルヴァン主義は商工業者に受け入れられたと書いてあったと思うのですがそれはなぜですか。
また、なぜルターとエラスムスは対立したのですか。
そこのところがいまいちわかりにくいのでできればわかりやすくお願いします。
889第20軍団兵:04/05/07 23:43
>883 よ、 >1 を百回読み直せ。

何がどうわからないかを書くのが先決、話はそれからだ。
つーか、共通の特色なんかセンセが授業中に言ったんでないの??

罵倒だけではかわいそうなので...
☆古代オリエントを再統一したアケメネス朝ペルシアが長期間持続できたのはなぜか?
ヘロドトスの「歴史」巻8 はサラミスの海戦に割かれているのだけれども、そこでペルシア王の
周辺にはどのような人物がいて、どのような振る舞いをしているだろうか?
それを歴代のペルシア王の行動として一般化すればおのずと答えは出る。

別の切り口では"サトラップ"という用語を中心にまとめるのも吉。
890世界@名無史さん:04/05/07 23:53
質問です。
歴史学の分野では、気候変化などの自然現象が歴史の流れに影響を与えたという解釈はタブーだと
いう話を聞いたのですが、本当でしょうか?
なんでも、「歴史」は人間の意志で作り上げたので、自然の変化という人間の力の及ばないものを
歴史の変化の原因として考えるのは邪道だ、とか聞いたもので。

そういう主張をしている・あるいはそれを否定している学派がありましたら教えてください。
891世界@名無史さん:04/05/08 00:10
モンゴル史の杉山正明先生は、異常気象や洪水、黒死病などの
長期の天災がモンゴル帝国の崩壊の一因となったと書いてたな。
892世界@名無史さん:04/05/08 00:32
自然現象も歴史だよなぁ。
893第20軍団兵:04/05/08 00:55
>888 大変難しい質問ですが、まずは質問を3つに切り分けて回答してみます。

1,カルヴァンとルターの思想

ルター、カルヴァンの差をざっくりと切り分けるなら、ルターが「恩寵」の存在を信じ、
カルヴァンはそれを信じず「神の予定」によってすべては
定められている。とした点ではないでしょうか?
ルターの信仰に沿えば"最後の審判"の際に、その人が善人であるか、悪人であるかは神が判断し、
その際に、善行を行ったからかどうかでなく、内心の苦悩等も判断の材料として用いられるでしょう。
その人の内面を含めた生涯の行動によって「神に許してもらえるかもしれない」(=恩寵)かもしれないわけです。

それに対しカルヴァンの考えでは、その人が天国に行くか地獄に行くかは最初から決まっていて
(ただし、天地創造の時からではない)最後の審判の時にはあらかじめ決まっていることが言い渡されるわけです。
その人が救われるかどうかは分かりませんが、
"救われるに値する人は多分救われるに値する生活を送っている"
ということは予想できるわけです。
そこで、カルヴァン教徒はその社会で良しとされる生活を送ることを求められます。

その他、正餐式のあり方について両者に差がありますが(キリスト教徒にとっては大事な問題です)、それを
2chで説明できる能力は私には無いので...

なお、ルターは宗教改革の第1世代なので、彼の言動にはいろいろ矛盾があります。
ちなみにカルヴァンは第2世代。

(異論がある方ドゾー)
894世界@名無史さん:04/05/08 01:24
>>890
メジャーなところでエマニュエル・ル=ロワ=ラデュリの『気候の歴史』とか
フェルナン・ブローデルの『地中海』でも読んでみたら。
確かに自然現象を歴史解釈に援用する手法は文献史学の世界じゃ敬遠されがちだけど、
自然地理学や考古学、文献史学をうまく融合して歴史学を構築してる大家もいるにはいる。

環境は文化や経済形態を規定する一要素として歴史に深くかかわるものだろうし、
これらを抜きに歴史は語れんと思うのだが・・・
こうしたアプローチが史学的に嫌がられる背景には
ひとつに自然環境の再現などは実証しにくいということ、
また研究対象そのものが史学者よりも地理学者、気象学者、農学者なんかに
分があるってのも原因なのかもしれん。
895世界@名無史さん:04/05/08 01:28
>>225
ファシズムが右翼と呼ばれるのは元が反共活動だから。
形態こそ共産主義の醜悪なエピゴーネン(模倣)であるが、
その本質はあくまでも反動であり、中でも20世紀初頭の
共産主義運動のうねりの中で誕生したのがファシズムです。

かつて丸山正男はファシズムを以下のように定義しました。

・民主主義から合法的に誕生したものである
・形態は共産主義(レーニン主義)の模倣である
・主目的は反共活動である
(「現代政治の思想と行動」より)
896世界@名無史さん:04/05/08 01:29

あらま。間違えて超遅レスしてしまった。(汗
897第20軍団兵:04/05/08 02:13
2.カルヴァン派は商人になぜ受け入れられたか。
"すべては神の予定にある"ことで商人は救われた気分になったからです。
なぜかというと、それまでの聖書解釈では
・「金持ちが天国に入るのは、駱駝が針の穴を通るより難しい」
・商人は物を右から左に動かすだけで、物を生み出すわけではない職業
(=働かざるもの食うべからずに反する)
・"利子を取るな"
とされていたからです。

よって、商人たちは死ぬときまでに喜捨行為などにより善行を積み、死に際しては
高利貸し当で得た不当な利益の返却を遺言執行者に任せるために遺言に特別枠
を作ったりしています(マルコ・ダティーニの例)

しかし、カルヴァンの思想を発展させれば親代々受け継いできた職業ならば、
神が良しとされたから現在まで存在しているわけで、
たとえば商人が不慮の事故などで死んでも普段からの行いが
道徳に外れたもので無ければ、おそらく自分は天国に入れる側にいるであろうと
信じることができるわけです。
また、商人たちは俗語ならば読める人たちなので、普段から聖書を読むことで、
そこに書かれている"道徳"なるものを身近に置いておくことができます。
898 ◆6hgEmzypp2 :04/05/08 06:56
>>893
異論というより、間違いだけ訂正させてください

>ルターが「恩寵」の存在を信じ、カルヴァンはそれを信じず「神の予定」に
>よってすべては定められている。とした点
神の恩寵そのものををカルヴァンは否定していません。
「神のゆるし」と「恩寵 (Grace)」と、最後の審判での「救済」は
それぞれ独立の概念で、わけて考えた方がいいと思います。

>カルヴァン教徒はその社会で良しとされる生活
あまり「カルヴァン教徒」とは言わないと思います。少なくとも私は聞いた事はありません。

>正餐式のあり方について両者に差
漢字のまちがいだけ訂正、正しくは「聖餐式」です。
大事な用語なんで突っ込ませてもらいました。

ルーテルか改革派系の信徒の方の降臨を祈っております。
899第20軍団兵:04/05/08 14:57
>898 どうも、サンクスコ

カルヴァン教徒(間違い)、
カルバン派とも言わず、長老会ですね。
正餐 これじゃディナーだ(w

>888
ルターとカルヴァンの思想の差があまり感じられないのは。彼らの思想の中心に
「聖書中心主義」が置かれているからだと思います。
これに対しカトリック教会は伝統主義をとる。伝統主義にのっとれば、
マリア信仰も、聖人によるとりなしも、なんでもありでやっていける。

まあ。、素人の私がいろいろ言うよりも、
以下のサイトがプロテスタントの信条について読みやすくまとまっていると思う。
ttp://calvin.org/colamdeo1.htm
900第20軍団兵:04/05/08 16:22
お、900か? 早いもんだ。

3.ルターとエラスムスの対立
論争の軸は人間の自由意志のあり方について、つまり、人間の意志は自己の救済に
役に立つのかたたないのか?という点
エラスムスはそこまで堕落していないとしたが、(「評論」1524年)
ルターは「奴隷的意思」によって反論した。
ルターの主張は人間の意志は不自由であり、奴隷的意思を持つに過ぎないが、
神は全知全能であり、人間の行為は神の思慮と大権に従って行為すると言うのがその骨子
である。

ちなみに、ルターは自身で「奴隷的意思」と「教理問答書」が自身の思想の中心にあると考えています。

ルターが自由意志を否定したのは、これを認めると、善行を積めば天国にいけるという
"積善説"を認めることになるということだと思います。(私見)
ここで人文主義と宗教改革は袂を分かつことになる。
901 ◆6hgEmzypp2 :04/05/08 21:29
>>899-900
プロテスタントの教理の流れについてはここが「めちゃくちゃ」詳しいです
ttp://members.jcom.home.ne.jp/tamach/watanabe/kyorishi.html

しかし、高校生が読んでもまず理解できません(私もお手上げですた)
一応ご参考までに。

それから個人的には Weber の「プロ倫」の考え方は少し古くなりつつあるような気もします。
社会学は門外漢なので間違っていればすんまそん。
902 :04/05/09 01:11
大学受験板からきました

ペルシア戦争の起こった原因、というので揉めているのですが
原因はミレトスの反乱、という人と
それは契機でありあくまで原因は
地中海交易の覇権争いとスキタイ遠征におけるペルシアの課税だと主張する人がいます。

教科書には前者が書かれているのですが、大手予備校では後者で教えるようです
どちらが正しいのでしょうか?
903世界@名無史さん:04/05/09 03:01
>>902
マルチはイクない

放置でよろ(別スレで誰かが答えている)
904ななしぃ:04/05/09 20:58
>>876-878
ご回答ありがとうございますです。
他のキーワードは組み込まれていたのですが、
アラファトさんはどんな役割をしたのでしょうか?
そこらへんもよろしければお願いいたします。
905世界@名無史さん:04/05/10 00:58
>>904
一言で言えば、反イスラエル勢力(PLO)の主流派であるファタハという組織を設立した事かな。
シリアの協力で、ファタハ(後のPLO)を反イスラエル勢力の旗頭に押し上げた。
そして1969年、正式に反イスラエル勢力の盟主となり(パレスチナ解放機構議長就任)、
レバノンを根拠に闘争を繰り広げる。
一時、イスラエル軍司令官シャロン(今のリクード党首にして、イスラエル首相)の攻撃で放逐されるが、
今度は穏健派の盟主として復活を遂げ、1993年のオスロ合意によって復権を事実上成し遂げた。
906世界@名無史さん:04/05/14 20:44
age
907中3:04/05/15 03:19
質問デス。
(メソポタミア文明について・・・)
教科書に
「ヒッタイト人がバビロン第一王朝を滅ぼした。
またカッシート人は第一王朝滅亡後、バビロニアを支配した」って書いてあるんですけど・・・。
ヒッタイト人が滅ぼしたのに、カッシート人が支配しちゃったんですか?!
よく分からないので、教えて下さい!!!
あと・・・メソポタミア文明っていうのは、
シュメール、アッカド、ヒッタイト、カッシート、ミタンニ全てを合わせて、メソポタミア文明というのですか?
908カラジチ ◆mWYugocC.c :04/05/16 12:59
たった10時間で「無視された……」に行くのは早いと思うのです……orz
909世界@名無史さん:04/05/16 13:43
インドの今度の首相のガンジー家とマハトマ=ガンジーって血の繋がりはあるのですか?
910世界@名無史さん:04/05/16 13:48
>>909
無い。このガンジー家は、「ネルー・ガンジー家」というもの。
ネルーはインド独立運動で政治的役割を果たした人物。マハトマ・ガンジーは民衆レベルで活躍した人。
二人は親友同士だったが、血縁関係は無い。
911世界@名無史さん:04/05/16 23:46
>>908
マルチ君だから気にしないでいいッスよ
912世界@名無史さん:04/05/17 15:36
古代エジプト・初期王朝がビブロスに逝ってまで杉を求めた理由とは?
2つあるらしいんですが(しかも1つは結構常識的だとか)、さっぱり・・・
913世界@名無史さん:04/05/17 18:52
>>912
中東からエジプトにかけての植生とレバノン杉の用途を考えればいい。

エジプト・シリアの近辺は年間降雨量の少ない冬も温暖な乾燥地帯であること、
また多くが灰色土による腐植に乏しい流動性の高い土壌であることから
アカシアの仲間やアラビアゴムモドキのような灌木しか生えない。
一方ビュブロス・シドンからアナトリア高原南部にかけては現在こそ赤色・褐色の
地中海性土壌ではあるがかつては間氷期条件のもとで形成された広葉常緑樹などが
多かったため、土壌の乾燥期間も短く大木の生成条件を満たしていた。
中でもヨーロッパナラ、アレッポマツ、シリアスギやセイヨウビャクシンといった
硬質の大型木材は造船に欠かせないものであり、地中海東岸で沿岸貿易を望む
エジプト・ギリシャにとってレバノンと黒海沿岸は絶好の用材供給地となる。
しかし伐採が進んだことで帝政ローマ末期には東地中海沿岸には造船に耐えうるだけの
森林がなくなってしまい、結果現在のような丸裸の土地になってしまった。

また上記の理由とは別に、エジプトではレバノン杉に建材以上の価値を見出していた。
レバノン山系で産出するスギの中でもケドルス・リバニと呼ばれる種類の針葉樹は
煮ることで淡褐色の芳香油(セダー油)を抽出することができ、エジプトの王族は
ミイラの包布をこれに浸して祭祀に用いたとされる。

これらの理由から、エジプトではレバノンへの旅は商用でもあり聖油をもたらしてくれる
レバノンの神々への巡礼行でもあったと考える説もある。
>>912-913
蛇足かも知れないが一応補足。
>エジプトの王族はミイラの包布をこれに浸して祭祀に用いたとされる。
ちょっと古い本だと「それはヘロドトスの勘違い、正しくはビャクシン油」と
か書かれているかも知れないが、最近になって杉油で正しいと証明された。
http://www.google.co.jp/search?q=cache:cCy2ytxnyJ4J:news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20031024/031022192138.ojb3c6d.html
915世界@名無史さん:04/05/18 00:36
えっと、迷いましたが、高校生なのでこのスレでもいいんですよね?質問します。
古代において、イタリア南部の発展の要因となった地理的事情とは
どのようなものだったのでしょうか?
教えてください。お願いします。
916世界@名無史さん:04/05/18 00:56
ギリシャに近い。海がある。
917世界@名無史さん:04/05/18 18:34
質問です・・・
ヒッタイトの首都の「ボガスキョイ」ってあるじゃないですか
あれって「ボガズキョイ」なんですか?
それとも「ボガスキョイ」?

ボガスキョイ文書、アマルナ文書なんてゆうのもありますよね?
カデシュの戦い(前1286)の時の条約で・・・
これって世界最古の国際条約でしたよね??
教えてください〜っっ
918世界@名無史さん:04/05/18 20:29
>>917
英語つづりだとBogazkOy
普通はボガズキョイだな
分かってるとは思うがヒッタイト時代ではHattushaもしくはHattusasだぞ

>>915-916
加えてアルプス山脈をはさんで陸側からの異民族の侵入に対し比較的備えやすかったこと、
ギリシャの険峻な地形と異なり都市国家がまとまって発展しやすかったこと、
マグナ=グラエキアのあたりはコムギ作など食糧生産に適した温暖で肥沃な土壌であったこと
なども。
919第20軍団兵:04/05/18 20:52
>915
藻前、質問をあっちこっちにべたべたはっつけて回るとこうやって答えも拡散するんだぞ。
"古代ギリシア・ローマ何でも質問.."にも答えがあるよな。

920世界@名無史さん:04/05/18 21:09
最近マルチが多くなりますたね
921世界@名無史さん:04/05/20 01:32
age
922世界@名無史さん:04/05/21 22:45
ふっと考え付いた事で、かな〜りどうでもいいんですが、
どうしてギリシャ、ヘレニズムとかあの辺の時代の人たちは
「〜テレス」「〜トス」とか同じような名前ばかりなんでしょうか?
一応高校生なのでこのスレにしました☆
923世界@名無史さん:04/05/21 23:08
>>922
日本人に、「〜子」や、「〜お(夫・男・雄などなど該当する漢字はいろいろだけど、発音上「お」)」
っていうような名前が多いのと同じようなことだと思っておけばどうかな。

まぎらわしくて、覚えにくいかもしれないけど、
ひとりずつ、整理して覚えてあげてくださいな。
924カラジチ ◆mWYugocC.c :04/05/21 23:31
>>922
古典ギリシア語には、語尾の制約があったからです。
ある種類の名詞は、〜エースで終わらなければいけない。
ある種類の名詞は、〜オス(ラテン語だと〜ウス)で終わらなければいけない。
この他、〜アで終わらなければいけない名詞もあって、
国名や地名にアで終わるものが多いのはそのせいです。
925922:04/05/22 14:38
>>923
自作の表を作って覚えてみました〜
でもテスト終わったら速攻忘れちゃいそうな予感w

>>924
 そうだたんですね・・・語尾の制約・・・。。
リディアとかメディアとかマケドニア・・・アレクサンドリア・・・
本当にアで終わってますね・・・!納得です!
926カラジチ ◆mWYugocC.c :04/05/25 22:45
ageますね。
向こうばっか質問が集中してますなあ。
927912:04/05/26 21:21
>>913,914
遅くなってすいません
どうもありがとうございました。
928世界@名無史さん:04/05/31 01:07
世界史の課題でむっちゃくちゃ難しくて全然分からないのです
1問目「紀元前2世紀から後2世紀にかけての時代に、地中海世界と中国は主として2つのルートで結ばれた。
 このことについて、両者の間に存在した諸国家にも触れつつ、下記の語句を使用して400字以内で述べよ。
  安敦、西域都護、季節風、張騫、甘英、扶南」
2問目「北方の匈奴の存在は、秦から後漢に至る中国諸王朝にとって大変な脅威であった。
 両者の対立・抗争と、その過程において生じた中国と西方世界との関係について、併せて400字以内で説明せよ。」
この2つどうかお願いします。
929世界@名無史さん:04/05/31 08:59
930世界@名無史さん:04/06/01 01:07
age
931世界@名無史さん:04/06/01 22:10
アケメネス朝ペルシアとそれ以前の王朝で違っているところは何ですか?
「それ以前の王朝」とやや範囲が広いですが正直「そんな違うところあんのか?」
という気もします。いくつかあったら、ぜひ全て教えていただきたいです。
932世界@名無史さん:04/06/01 23:14
>>931
「それ以前の王朝」の含む範囲を指定していただきたい。
エジプト第一王朝だって、アケメネス朝「以前の」「王朝」なのだから。
933世界@名無史さん:04/06/01 23:19
だね。「アケメネス朝以前にペルシアにあった王朝」ってことなのか、
それとも「全世界ひっくるめて、有史以来、アケメネス朝成立までに
存在したあらゆる王朝」ってことか、はたまたそれ以外の意味なのか、
さっぱり分からんのでいかんともしがたい。
934世界@名無史さん:04/06/02 18:39
age
935世界@名無史さん:04/06/02 20:30
>>933
「全世界ひっくるめて〜」です。
以前はなかった特に目立った政策・雰囲気といったような特色が知りたいです。
どうぞよろしく。
936世界@名無史さん:04/06/02 21:59
>>935
キツっ。
アケメネス朝成立が紀元前6世紀半ばくだいだから、そのへん以前の王朝が比較の対象なのね。

第1〜26王朝あったエジプト、
殷・周・春秋時代の中国、
そしてメソポタミアのバビロン第一王朝(いわゆる、古バビロニア王国)。
インドのガンジス流域の王国は、王朝に入るのかしら・・?

頭がウニウニしてきそうだけど、ちょっと時間かかったらごめんね。
937世界@名無史さん:04/06/07 00:33
皆どうやって人物名とか覚えてるの?
頭の中でストーリーは作れるけどどうしても人名は覚えられない
938世界@名無史さん:04/06/07 08:52
 小学生ですけど質問いいですか
 質問
江戸時代の武士の人はどうやって生きていたんですか
 どうかどうかどうか×100=教えてください
939世界@名無史さん:04/06/07 08:54
>>937
どうしてもダメなら漫画や小説読め。楽しみながら楽に名前と地名はおぼえられるぞ。
ただし史実とごっちゃにせんようにな。
940世界@名無史さん:04/06/07 09:01
いーんしゅーしんかんさんごくしん
なんぼくちょーずいとうごだい
そうげんみんしんちゅうかみんこく
ちゅうかじんみんきょうわこく♪

時間なければ節つけておぼえたり、語呂合わせ。
先生かセンパイに聞いてごらん。色々あるよ。
ちなみに上のは「もしもし亀よ」を歌いながらだよ。人名じゃないけど。
941世界@名無史さん:04/06/07 12:44
世界史の特に紀元前のことについてなんですが、これほどまで昔になると、信憑
性のある史料というものは残されているのでしょうか?
日本史と違ってあまり史料に触れたことがないので、史料を元にしてかかれてい
るのか、そもそもそんな昔の時代に史料があったのかさえ分かりません。
アドバイスお願いします。
942世界@名無史さん:04/06/07 12:53
>>941
広い意味での史料だと、以下の形態が該当します。

メソポタミアだと、碑文(石碑)が有名。
「○○大王が、××を征服した」だの、「△△を建てた」だの、石に彫るのね。
それを発掘すれば、立派な史料となります。

エジプトだと、パピルスという紙のようなものに書いたりしたのも史料ですね。
「死者の書」とか。

古代ギリシアだと、壺の周りに描かれた絵から、当時の社会状況・慣習などが
わかるので、これも立派な史料と言えるでしょう。
943世界@名無史さん:04/06/07 14:19
古代で文字史料を伴って出土するものとしては他に
石棺、円筒印章、コインなんかも有り
944世界@名無史さん:04/06/07 17:01
だれか>>938の小学生君の質問に答えてやれよ。
945世界@名無史さん:04/06/07 18:05
>>942 >>943
ありがとうございます。
なるほど、てっきり史書だけが頭の中にあったもので、碑文とかもあったんです
ね。
「漢書」地理志とか日本書紀みたいな書物的なものや、国史の編纂、歴史をあ
る程度記録したもの等はもっと後になってからなのでしょうか?それとも文字が使
われるようになった同時期からそういう記録は存在するのでしょうか?
946世界@名無史さん:04/06/07 19:06
>>945
例えば西アジアでは比較的早くから文字使用は普及していたけど、
多く記録されているのは商取引や記念建造等に関する単発の記述。
王の治世や業績を讃えるものも多い。
国史的に文字記録が編纂されるのは文字が使われるようになってから
大分後のことだと思う。最古の「国史」はいつのものだかちょっと調べてみないと
分からんが、アッシリア帝国とかあのへんの時代になるとありそうだな。
ヒエログリフの可能性もありそう。

ひとつ言っとくが「史料」ってのは文字資料だけに限らんぞ?
アンフォラみたいな遺物だって竈跡のような遺構だって立派に史料だ。
単に史料の「講読」研究とはアプローチが違うだけ。
日本古代史だって出土した土器や埴輪を基に研究が行われることもあるだろ。
947世界@名無史さん:04/06/07 22:03
>>938をなんとかしてやれ
948世界@名無史さん:04/06/07 22:09
板違い
949世界@名無史さん:04/06/10 19:59
6大ファラオって

メネス
クフ
トトメス3世
アメンホテプ4世
ツタンカーメン
ラムセス2世

でいいんですか?
そもそも「6大ファラオ」なんてありますか?
950世界@名無史さん:04/06/12 11:06
メネスって実在したとして考えていいんですか?
伝説じゃなくて。
951世界@名無史さん:04/06/12 11:13
メネスとナルメル、どっちがエジプト語でどっちがギリシャなの?
クフはエジプト語でケオプスがギリシャがなのは本に書いてるけど・・・
952世界@名無史さん:04/06/12 16:46
>>938
お米を貰って、自分達が食べる以外の米を売って生活してました。
生活が苦しいときは内職したりもしました。
953世界@名無史さん:04/06/12 22:17
age
954茶散:04/06/12 22:32
>952
偉いぞ!だけど938はちゃんと見てるのか?
955世界@名無史さん:04/06/13 00:59
御米を貰ってというのは誰かから分け与えられたということでしょうか?
米はもらえるものなのでしょうか?
それとも自分で作ったのでしょうか?
956世界@名無史さん:04/06/13 01:43
>>955
将軍とか殿様とかの下で働いて、給料をお金ではなく米で受け取っていたのです。

作るのはその将軍とか殿様とかの領地に住んでいたお百姓さんたちです。
957世界@名無史さん:04/06/13 01:48
武家政権では、土地に対して軍役が課せられていました。○○石の土地につき騎兵何人、足軽何人、鉄砲何丁・・・
といった具合です。武士はそれぞれの土地の司として、軍役を取りまとめていました。
いつ軍役を課せられてもいいように、兵隊を常時雇っていましたので、それらの者の扶持米が必要です。
馬も飼っていなければなりませんし、兵器も用意しておかなければなりません。
自分自身も司令官ですので、司令官に見合った給与を貰ってもいいでしょう。
こういった軍役の経費を、それぞれの土地の農民から年貢として拠出させていました。
958世界@名無史さん:04/06/13 02:06
>>956
>>957
>>958
ありがとうございました。m(__)m
これでまた一つ歴史のトリビアが生まれました。
959世界@名無史さん:04/06/13 02:08
自己レスとは只者ではない
960世界@名無史さん:04/06/13 02:09
ヨコヤリで補足。
「〜石」を説明すると、1俵というのが成人男子1人が
1年間に食べるコメの量で、年間1俵とれる田地が「1石」です。
(従って単純に広さのみで決められるのではありません。)
例えば加賀百万石などというと、
1年間におおよそ百万人食べるだけのコメが取れるということになり、
それだけ多くの人を養える国(藩)ということになるのです。
961世界@名無史さん:04/06/13 11:08
>>960
なるほど。いやはや、そういうことを分かった上で日本史を学ぶとさらに面白さ
が沸きますね。
ありがとうございました。
962世界@名無史さん:04/06/13 11:12
間違えました。てっきり日本史板かと思ってた。
>>961
そういうことを分かった上で歴史を学ぶと更に面白さが沸きますね。
ありがとうございました。
963世界@名無史さん:04/06/13 20:56
>>961

お前は何歳の小学生だ?
964世界@名無史さん:04/06/13 21:36
11歳、小学5年生です。
965世界@名無史さん:04/06/13 22:18
偽者も大変だね。
966世界@名無史さん:04/06/13 22:33
な、なんなんだ。。。
967世界@名無史さん:04/06/13 23:05
960の誤りはそのままでいいのか?

1俵=1石ではなく、1俵=4斗=0.4石
1石の米の取れる田の面積は1反または1段
968世界@名無史さん:04/06/13 23:10
はじめの質問者以外全部僕です。
自分もまぁ興味あったったことだし。
それにどうせはじめに質問した人見てないだろうからお礼レスしないだろ
うし。
お礼もしないのかとかおもわれて今度から質問受けてもらえなくなるのも
嫌だから漏れが変わりに。
969世界@名無史さん:04/06/13 23:29
いい子といいたいとこだが、なりすましはよくないな。
マナー違反。
そういうのを社会では余計なことと言う。
970世界@名無史さん:04/06/14 00:03
マナー違反っていうのははなりすましで悪用した場合のみ。
971970:04/06/14 00:34
勘違いしてるやつが多いが、別に荒らしじゃなければなりすましてもよい。
どうせ匿名なんだから、どんどんなりすましてスレを活性化させるべき。
なりすまされた奴がトリップつけないのが悪い。
だから11歳の子はいいことしたんだよ。
972世界@名無史さん:04/06/14 00:43

☆★☆世界史板・統一雑談スレ14☆★☆
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1084443366/

807 名前:山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM 投稿日:04/06/12 16:19
九条改正に反対しているというだけで梅原猛先生や加藤周一先生に「知性」
が無いと言っている某人口の多い板住人の知性とは一体。
まともに著書を読んだことも無いのでしょうが、ああいうのが(2ちゃんね
る限定でも)ぞろぞろ居ると考えると頭痛がして来てしまう

とほざいています。 彼への抗議はこのスレに!
★☆★世界史板・統一雑談スレ15★☆★
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1087122528/

山野さんはサヨクなんですか?
973世界@名無史さん:04/06/14 00:48
彼は右も左も超越してるよ。
そんなことしても人望の厚い彼にはほとんど講義なんてないだろう。
むしろそんなコピペするあんたに講義はあるだろうが。
974世界@名無史さん:04/06/14 00:53
世界史板は山野を崇拝する宗教だったんですねwwwww
ありがとうございましたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
975世界@名無史さん:04/06/14 00:54
>>972はただの煽り厨。
976世界@名無史さん:04/06/14 00:56
厨認定する奴が厨www
977世界@名無史さん:04/06/14 00:57
統一雑談スレ14で、山野氏の意見を曲解して、まわりから集中反論されたあげく、
山野氏本人にもそうではないといわれ、荒らしになった模様。
そっとしとくが吉。
978世界@名無史さん:04/06/14 01:00
天下の愚法憲法九条に執着するチティ学者加藤や梅原を知性があるというキティを擁護する痛いレスを読めるのは世界史板だけですwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

はらいてぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
979世界@名無史さん:04/06/14 01:03
だからさ、思想や体制に偏っていようがいい仕事するヤシは大勢いるっての。
「右翼だから」「左翼だから」「○○学会だからw」という点だけでその人の
活動全体に対して評価を下すことはできないし、そのように安直な結論を下すヤシ
のほうがアフォ。つーか思考停止状態。

ある程度のバイアスがかかっている可能性を考慮し、思想や政治的な
バックヤードを踏まえたうえで判断することはもちろん必要だろうが、
尚その人の仕事が評価できるのであればウヨだろうとサヨだろうとその業績を
無視することはないんじゃないの。
980世界@名無史さん:04/06/14 01:07
知性が無い奴の業績は政治力で仲間褒めさせて作った偽の業績。
プロの目から見れば偽物だよ。
一流の仕事をする人は思想も一流。
なぜなら思想と仕事をする知性は同じだからだ。
それが素人や学生さんには分からない。
ただただ学者センセイをありがたがるだけの奴隷根性。
981世界@名無史さん:04/06/14 01:11
プロとアマの分水嶺はどこにあるのか聞いてみたいもんだ

自称か?
982世界@名無史さん:04/06/14 01:12
祭りってもいいよ。
どうせもうこのスレおわるし。
あげるね。
983世界@名無史さん:04/06/14 01:12
>>982
論破できないから逃げるんだろwww
次は終了のコピペですかああああああああああああああああああああああああああああああああああ
984世界@名無史さん:04/06/14 01:13
まあ3日もすれば飽きていなくなるだろう
985世界@名無史さん:04/06/14 01:14
>>981
素人に説明しても無駄wwww
986世界@名無史さん:04/06/14 01:23
そろそろ次スレおながい
987世界@名無史さん
質問スレから追い出されて、こんな所でやってるのか
惨めな _| ̄|○