952 :
世界@名無史さん:03/05/31 21:06
950です。遠い記憶だと、「奴隷の目をつぶしたときは、銀〜を払う」だった気がする。
となると、「人の息」は、奴隷よりも、自由人の不可欠な呼吸的存在って事になるのかな?
法典を少し調べてみては?
953 :
世界@名無史さん:03/05/31 21:12
粘土板が解読されるまで、シュメールとかヒッタイトはまったく
知られていなかったのですか?
955 :
世界@名無史さん:03/05/31 22:24
難関校にも対応できてくわしく説明してある世界史Bの参考書はどれだと
思いますか?
これがいいんじゃないかな?っておもうもので良いですから〜。
956 :
水 ◆rDhngbng2E :03/05/31 22:33
957 :
世界@名無史さん:03/05/31 22:50
ありがとうございます!!(^−^) 早速明日買ってがんばります!
やっぱり全般的に覚えなくてはならいですかね?太字とこだけおぼえるのは自殺行為
ですかね?
958 :
水 ◆rDhngbng2E :03/05/31 23:00
>>957 参考書というか図鑑だな。
ただ文書の内容は結構難しいレベルまで書いてある。
だから太字とかはないよ。
ずっと読んで覚えてれば点数も上がってくるだろ。
明日買うとか言ってるけど高いよ。
959 :
世界@名無史さん:03/05/31 23:19
マジですか〜。(;−;)じゃあ三千円程度のぶあつい参考書でも探そうか
しら・・・。難関校目ざしてる人たちが使ってるのはどんなのだろうか・・・
960 :
世界@名無史さん:03/06/01 02:15
アメリカ大統領は最長で12年出来るのですか?
副大統領→
就任翌日大統領が死亡→
大統領一期目当選→
二期目当選
961 :
世界@名無史さん:03/06/01 03:20
副大統領が昇格した場合、残存任期が2年以上の場合は一期と見なされます。
従って、最長任期は、
残存任期が1年と364日の段階で大統領に昇格、2期8年当選で、
足して9年と364日でほぼ10年です。
ただし実際には8年を越えて大統領を務めたのは2期までという規定が法的になかったフランクリン・デラノ・ルーズヴェルトのみです。
大統領任期を2期8年(最大でほぼ10年まで)とした憲法修正条項が採択されたのがトルーマン政権においてのことですので、
この規定はトルーマン大統領以後の大統領に適用されます。
しかし意外な落とし穴があって、2期8年を務めた大統領も副大統領になることは禁じられていません。
もし副大統領になり、大統領に昇格すれば、場合によっては10年を越えて大統領を(通算では)務めることが出来るようです。
もちろん前例はありませんが。
962 :
世界@名無史さん:03/06/01 13:18
1968年に
ジョンソンが出て当選すれば約10年選手か・・・
非常に漠然とした質問で申し訳ないのですが。
日本史とか中国史とかでは君主のことを天皇といいますよね。
(まあ大王と呼んでいた時代もあるようですが)
世界史では皇帝、国王という表現はありますが天皇とは
呼ばれていないようです。
これはいわば、大蔵省が財務省に名称変更したような、
ただの呼び方の違いなのでしょうか。
それから皇帝と国王の違いとはなんでしょうか。
恐れ入りますが、ご教示のほど宜しくお願いします。
王は同時に複数存在することが可能だが皇帝は理念上常に一人しか存在しない。
>>963 まず、「天皇」も「皇帝」も「国王」も漢字で表記された東アジア漢字文化圏の呼称である
ことに留意してください。
そして、例えば英語のEmperorが皇帝と訳され、Kingが国王と訳されたという対比になっ
ています。
なぜそのような対比になったかと言えば、漢字文化圏で「皇帝」を名乗った君主はそれな
りに多いのに対して「天皇」を名乗ったのは日本以外では唐の高宗など、ごく少数だから
です。
つまり、天皇も皇帝も英訳すればEmperorですが、Emperorを訳す場合は「皇帝」となる
という関係です。
皇帝と国王の関係は、それがヨーロッバの話か中華文化圏の話なのかで変ってきます。
>>963 中国史では一般的には「皇帝」です。
天皇は
>>965のような例もあるようですが、基本的に日本オンリーと
考えてもらっていいかと。んで対外的には天皇=皇帝=エンペラーと
捉えられています。
皇帝は王の上に立つ称号です。中国では本来周のみに許されていた「王」
の称号を各地の国が名乗り始めたので本来の権威がなくなったと
当時の人は考え、新たな称号を作りました。それが「皇帝」ってわけです。
で最初に名乗ったのは秦のその名も「始皇帝」です。
ま、ヨーロッパの方はまた色々あります。
早速のお答え有り難うございます。
日本語の「皇帝」と「天皇」は地位というか概念は同じものを指していて、
呼び名が違うだけなのでしょうか。
一番高貴な方が天皇と自称すれば天皇で、皇帝と自称すれば
皇帝である、と理解しました。もしこれが早呑み込みなら
改めて教えてください。
皇帝と国王については、ヨーロッパ史と中国史の両方で
疑問に感じていたことです。ご面倒をおかけしますが、
両者についてそれぞれの関係を教えていただけると
有り難いです、宜しくお願いします。
すいません、966さんのレスを見る前に上のカキコをしました。
曖昧に王とか皇帝について考えていたので混乱しています。
そもそも中国では「ある地域を支配する人」を意味する言葉が
「王」とは別にあって、周は大国であるが故にその言葉とは別の
言葉を尊称として用いるようになったと。それが「王」であると。
で年月が経つにつれて、当時の人から見ると「僭越」にも「王」を
名乗る人が増えてしまって以前のような権威がなくなってしまったと。
だから「皇帝」という言葉が必要になったと。
始皇帝は「王」で起きたことを「皇帝」で起こさないために、
以後「皇帝」の呼び名は自国の後継者以外には許さないようにしたと。
以後王朝が変わってもその点は変えないようにして、
中国大陸の国家の支配者を「皇帝」と呼び続けることになったと。
こういうことでしょうか。
そういうことなのでしょうか。
968の最後の「そういうことなのでしょうか」は不要です。
文を書き直しているうちに消すのを忘れました。
申し訳ありませんでした。
引き続きヨーロッパのことについても宜しくお願いします。
970 :
世界@名無史さん:03/06/02 01:54
皇帝は理念上世界にただ一人なので、中国文明圏では王もまた皇帝の臣下ということになります。
朝鮮王が中国歴代王朝の宗主権を受け入れ、その「臣下」という立場をとってきたのはご存知ですね。
日本は中国の宗主権を認めていなかったので、王を名乗らなかったのです。
そういう意味では、韓国の一部マスコミが天皇を日王と称するのは、意味的に誤りだと言うことが解りますね。
欧州についてはこの質問は過去に何度も出ているのですが、
皇帝がまず各国語でなんと呼ばれるか、調べてみましょう。
エンペラー、アンペルール、カイザー、セサル、ツァーリ。
これはすべてローマ帝国初代皇帝カエサル・アウグストゥスに由来します。
彼の公職名インペラトール(独裁官)と彼の家名であるカエサルがそれぞれ訛ったものです。
つまり欧州においてはローマ帝国の「君主」が皇帝なのである、ということです。
ローマ帝国は東西に分裂しましたね。そのうち西ローマ帝国の帝位を理念的に受け継いだのが神聖ローマ帝国皇帝であり、
東ローマ帝国の後継者を自認したのがロシア帝国皇帝ということになります。
欧州では皇帝を名乗れるのは本来この2名のみ、ということになります。
970さん、レス有り難うございます。
日本では何故「王」という言葉を用いずに「天皇」と呼ぶのか
ずっと不思議に思っていましたが、これで納得できました。
ヨーロッパについてのお話しもとてもわかりやすかったです。
964さんの説明はあまりに簡潔で今ひとつ飲み込めなかったのですが、
お二方のお話しを合わせてみると簡にして要を得た説明であることが
わかりました。有り難うございました。
ところでヨーロッパの皇帝についてですが、「本来」はローマ帝国の
君主を表す、ということは、名乗るべきでない人が皇帝を自称したことが
ある、ように思われました。
これは中国の秦以前の王朝で「王」が乱立して権威が低下したときと
同じようなことがヨーロッパでもおきて、それで「皇帝」と名乗る人が
複数存在したことがあると言うことなのでしょうか。
恐れ入りますが続けて教えていただけると有り難いです。
>>971 欧州の帝位や王侯貴族の概念の基礎を形成したローマ帝国とその後継であった
フランク王国ですが、中国と違うのはその前身が共和制であったことです。
つまり、王位のインフレから皇帝位が出現したのではなく、共和政体による帝国の
実現が先行しと帝国の安定的な維持のために必要となった皇帝位であるというこ
とです。
ローマ帝国は東西に分裂して、その段階で皇帝が2人並立しています。
このため、一人しかいないということはありませんが、東西いずれかのローマ皇帝
を継承していると称するか、その理念やスタイルを受け継いでいる形をとります。
具体的には、神聖ローマ帝国は西ローマ帝国の継承者であることを自称し、さらに
オーストリア・ハンガリー帝国やドイツ帝国もその継承者であることを自認していま
した。
一方、ロシア皇帝はビザンツ、東ローマ帝国皇帝の後継であることを自称していま
したが、その帝位の専制的な性格には東方、モンゴル帝国のハーン位の性格が混
入しているとも言われています。
これらに対して、ナポレオン皇帝はスタイルにおいて共和国の第一市民から選挙に
よって皇帝位に就くという形でローマ皇帝の理念とスタイルを継承しています。
ちなみに、王位の由来は地方によってまちまちですが、公爵位のもともとの起源は
ローマ帝国時代、その後のフランク王国時代の軍事官、伯爵位は地方財務官など
の官職に由来するケースが多くなっています。
973 :
世界@名無史さん:03/06/03 08:12
欧州において皇帝位はローマに由来するということは、ローマの歴史をざっと眺めると、皇帝のニュアンスがつかめるかと思います。
元々、ローマは王政だったのですが、ルキウス・ブルトゥスらの「ローマ革命」によって王政を倒し、共和政が成立しました。
しかし都市国家から領土国家、そして地中海世界全域を支配する「帝国」となるにつれ、共和政治の問題点が噴出し、ある個人が独裁的な権力を振るうことによって効率的な国家運営が図られるようになりました。
これがローマ帝国です。カエサルが王位を狙っているのではないかと非難された時、「私はカエサルだ、王ではない」と答えましたが、そのカエサルという固有名詞自体が皇帝の意味に転化していったのです。
このことから皇帝という言葉のニュアンスには幾つかの「条件」があることになります。
1.多民族国家の首長、つまり「王の中の王」であること
ドイツ帝国は基本的に単一民族国家でしたが、分裂した諸邦の上に君臨する形でプロイセン王が支配しましたので、プロイセン王=ドイツ皇帝となりました。
2.神意を背負っていること
単なる権力者ではなく、神の意思を体現する存在と見なされる必要がありました。ナポレオンの場合は「自由主義」を神とみたてて、その普及を体現する存在として皇帝を名乗った、という側面があるように思われます。
皇帝は王よりも国際社会儀礼規範では格上になります。それを悔しがって、ヴィクトリア女王は自分も皇帝(女帝)を名乗りたいと駄々をこねました。
ディズレーリ首相がその意を受けて、彼女にインド女帝の称号をプレゼントしました。
インドが独立するまで英国王はインド皇帝を兼務していました。
979 :
世界@名無史さん:03/06/03 19:07
独裁政治と言うのは、忌避されてますが、その原因は、
ナチスドイツや北の国、フセイン政権などによるイメージ的な物も含め
現代社会において、独裁政治はメリットよりデメリットが多い。
と、解釈してもいいんでしょうか?
政治体制だけを見た場合、
僕、個人としての考えでは、有能な人間が行う独裁政治は悪いものではない。
と、考えています。歴史上でも上手くやっている独裁者はたくさん居ますし。
もちろん、時代背景に会わせて、有能の定義付けがあやふやなのは分かってますが。
そこは、どうか好意的に解釈してくださいm(__)m
972,973さん、詳しい説明有り難うございます。
あのう、恥ずかしいお話しなのですが、自分で詳しく調べる前に
安易にこちらのスレで質問させていただいたので、
歴史的背景や政治形態についての基礎知識が私には欠けていて、
せっかくの説明なのに内容が頭にすっと入ってきません。
もう一度用語集などを読み返して内容を自分で整理してみます。
その上でわからないところがはっきりしたらまたこちらで
改めて質問させていただきますので、そのときは宜しくお願いします。
今回は有り難うございました。
981 :
◆OabJU8b1b. :03/06/03 19:41
>>979 あまりむずかしく考えずにシンプルに、
抽象論ではなく「自分の事として」考える。
その独裁者がもし「有能」だとして、
あなた自身ははその独裁者の「有能」の故にどんなことがあっても彼に従いますか?
その独裁者があなたと同じ考えではなくても、「有能」の故に服従しますか?
例えばあなたが何も犯罪を犯していないとして、
ひとにぎりの人々が「有能」であろうとしてあなたを牢獄へ入れようとしても
その独裁政権が「有能」であればあなた自身が牢獄にはいるのもやむを得ないですか?
その独裁政権が「有能」な人物によるのであれば、
自分の言論が制限されてもいいですか?
982 :
世界@名無史さん:03/06/03 19:50
>>981 好意的に解釈してくださいっていってるんだからさ。
現代政治においてはデメリットのほうが大きいと定義しているし。
古代の政治においては有能な独裁者が権力握ったほうが、治安面、経済面
においてメリットのほうが大きくなるケースも一杯あるだろう。
なんだかんだいって治安>自由ではなかろうか?
言論の自由、思想の自由を制限することで、衣食住、治安が維持できれば
そっちのほうがいいとは思う。
もちろん今の自分が無欲のマキャべりストであり、優れた人格者であり、
優れた政治手腕があり、イケメンの、独裁者の下で暮らしたいか?と
いわれるとノーなのだがね。
979氏ではないです。
983 :
◆OabJU8b1b. :03/06/03 20:24
>>982 いや好意的に解釈して、頭から「バカもん」とは言わなかったわけだが(w
結局「言論思考の自由」の元では何考えてもいいから
「独裁のほうがいいかも」なんて思うこともできるわけだ。
しかし「治安より自由だ」と言う独裁だってあり得る(可能性としては w)
アイスクリームを食べ続けなければならない独裁は
ある人にはこの上もなく幸福だが、ある人には耐えられないだろう。
世の中全ては相対なのであって、(多元、と言うのか)
政治なんて自分に心地よければいいんだ、と考えるのが手っ取り早い。
独裁者が自分に心地よい可能性を探ってみてはどうか。と言うのが
上の
>>981 で書いたことなのであるが。
まあ近現代でも評価されている
独裁者もいるしな
マハティール、朴正煕、ケマル・アタチュルクなど
日本にも、独裁者が必要だという馬鹿を言う奴がいるけど
先進国と言われている国に、最終的に成果を残した独裁者はいない
前述した彼らにも問題が多いし、最終的には、民主主義に移行しているか
しようとしている
985 :
世界@名無史さん:03/06/03 23:40
任期付きの独裁者
独裁者いわんかw
986 :
世界@名無史さん:03/06/03 23:50
独裁者の成功と凋落
ダイエーの中内さん
987 :
世界@名無史さん:03/06/04 08:06
基本的には
>>983の言う通りなのだが、時に独裁による効率が魅力的に見える
>>979の気持ちも解らないではない。
何でもいいがある政治体制がそれなりの安定と永続性を持つためには、その政治体制の理念と本質的に相反する機能をどこかに有しなければならない。
例えば共和主義(寡頭政治)を国家原理の根本に据えたローマにおける独裁官であり、ヴェネツィアにおける10人委員会など。
絶対王政のフランスにおいてさえ王を牽制する機関として高等法院があったし、
自己責任に基づく自由主義が半ば宗教と化しているアメリカにおいてさえ、独占禁止法がある。
ところでそろそろ次スレ作らんといかんねー。
>>979 独裁政治を語るにあたって、21世紀の1日本人の心地よさだけで
優劣を決めるのはいささか疑問だと思う。
>>981は今日本にスターリンばりの
独裁者がでてきて、あなたは満足ですか?いやそうじゃないでしょう
いいたいこともいえない。無実なのに収容所に入れられるかもしれない。
と決め付けている気がするのですが。あらゆる時代、あらゆる状況で
考えるのが世界史的かと。
政治体制だけを見た場合、
僕、個人としての考えでは、有能な人間が行う独裁政治は悪いものではない。
この一文を自分が独裁政治を享受できると判断すればもっともな意見なんですが。
うーんと、もし有能な人間が独裁政治を行って、それが素晴らしいものであったとしても、
そいつが死んだあと有能な人間が出てきて独裁政治を引き継ぐという保証はないよな。
そしたら、それは独裁政治という体制がよいということにならないんじゃないか?
990 :
世界@名無史さん:03/06/04 15:13
ところで新スレたてれますか?
たくさんの意見ありがとうございます。
ゆっくり考えないと短絡的な意見を返してしまいそうなので、
引きこもって考えてみます。
ありがとうございました。
993 :
世界@名無史さん:03/06/04 15:39
質問です。
インディアン嘘つかないんですか?
994 :
世界@名無史さん:03/06/04 15:48
どっかのスレ見たことあるが、嘘つきまくった侵略者に対する
皮肉というもの。説得力がある
997 :
世界@名無史さん:03/06/04 15:57
インディアンも侵略している
998 :
世界@名無史さん:03/06/04 16:10
暗黒詐糞尊
999 :
世界@名無史さん:03/06/04 16:17
↓しゃれた1000ゲットをお願いする所存であります
1000 :
世界@名無史さん:03/06/04 16:31
うぐう
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。