何本も同じようなスレ立てんな!!
ひとつのスレッドは、レスが1000を超えると、または容量が一定レベルを超える と、見ることが出来なくなります。 ゆえに、本スレのようなタイプのスレではレスが800を超える前後から同一名称 の継承スレが創設され、適当なところで移住の勧告が行われます。 この習慣は、2チャンネル全体で共通ですよ。
8 :
他板@名無史さん :02/01/23 13:05
エジプトのスレってないんでしょうか? 古王国時代に有名ピラミッドが集中した理由がしりたいんですが。
9 :
世界@名無史さん :02/01/23 13:12
>>8 自分で立てなさい。レスがつくかはわかりませんけどね。
「なんでも質問スレ」じゃないのか・・・ 知識無いおいらがスレ立てても叩かれそうだし。
11 :
世界@名無史さん :02/01/23 13:41
>>10 この板は他板と違って荒らしが少ないよ。
たとえ荒らしが来てもそのあと必ず親切な人がレスしてくれるよ。
12 :
世界@名無史さん :02/01/23 14:00
>8 普通、単発の質問は質問スレでやるものだけど、 いまエジプト関係のスレがあまり無いようだし、 その質問は割合奥行きがあると思うから、 がんばって新スレを立ててみてもいいんじゃないかな。
13 :
世界@名無史さん :02/01/23 19:59
ジュゴンやマナティを人魚と見間違えた、という話がありますが、 実は昔の船乗り達が性欲処理に使ったのでそれら海獣が人魚に例えられたというのは真実なのでしょうか?
知ってるだろ。 ジサクジエンダカラナー
16 :
世界@名無史さん :02/01/23 21:54
難しいと思いますが、知っている方いらっしゃったら教えてください。 イギリスの労働党から過去に首相になった人は、誰と誰と誰ですか?
17 :
世界@名無史さん :02/01/23 21:58
www.nowget.com/0096/0096-04_01.gif ↑の人物は、ある人にとっては建国の英雄、 しかしある人にとってはこれ以上の悪人はいない、 というような存在。さて、ここで問題。この人物の 作った組織が開発した地域は、後にある国のもとと なりました。その国とは?
平和5原則について詳しく説明してるHP教えてください。
19 :
世界@名無史さん :02/01/23 23:21
>>16 これは難しくないでしょう。
ちょっとした政治学事典などには載ってるのでは?
と言っても暇だから・・・・
1924年:ジェームズ・ラムゼイ・マクドナルド
1929〜35年:ジェームズ・ラムゼイ・マクドナルド
1945〜51年:クレメント・リチャード・アトリー
1964〜70年:ハロルド・ウィルソン
1974〜76年:ハロルド・ウィルソン
1976〜79年:ジェームズ・キャラハン
そんでトニー・ブレア。(こいつ、いつからだったっけ?)
>>19 マクドナルドは1931年くらいに党籍を剥奪されてるけどな。
Аge
22 :
世界@名無史さん :02/01/24 12:06
よっこいしょ。
23 :
世界@名無史さん :02/01/24 13:30
>>19 ブレア党首が首相に就任したのは1997年です。
>>17 セシル=ローズか?
残念ながら、ここはクイズスレではない。
頼むからもっと真面目にやってくれ。
25 :
世界@名無史さん :02/01/24 20:05
なんでsageるんだろう? まだ前スレが残っているのかな。
26 :
世界@名無史さん :02/01/24 21:02
非漢民族の王朝である清朝が中華思想を強調したのは なぜなんでしょうか? また、それを調べるにはどんな本を読んだらいいんでしょうか?
27 :
世界@名無史さん :02/01/24 22:35
社会主義共和国と人民共和国と民主主義人民共和国はどうちがうのでしょうか? また、社会主義各国で社会党、共産党、労働党と名称が違うのはなぜなのでしょうか?
28 :
世界@名無史さん :02/01/24 22:39
歴史にイフは、ありますか?
29 :
世界@名無史さん :02/01/24 22:40
>>26 だって、中央(中国)を征服した者が中国の国家そのものなんだろ?
中国というのは、中央にあるただ一つの正しい国、と言う概念だろ?
自動的に中華思想(オイラが一番エライ!)を持つのは当然ぢゃないか。
30 :
世界@名無史さん :02/01/24 22:43
>>28 君が作れれば、ある。
普通は考えるだけ時間の無駄だ。
32 :
世界@名無史さん :02/01/25 00:36
>>28 もしうまくやれば、小説のネタにはなるだろう。しかしそれは歴史学の対象とは成り得ないし、多くの架空戦記がそうであるように単なる妄想で終わることが多い。
>>27 人民民主主義は社会主義の前段階。
>>28 イフがないという主張は因果関係放棄に直結する。「××が原因である」というのは、
「もし××がなければ違った結果がおきたはずだが、実際には××があったので」と
いう意味だ。だから歴史学にもイフは隠れて存在する。
強力な理論命題に支えられていれば、表だったイフもちゃんとした学問的主張になる。
とはいえそのためには、一事件のイフを出す前に、理論ができあがっていなければな
らない。そういう方向につきすすんだものは、歴史学ではなく政治学とか経済学とか
いうのさ。
34 :
世界@名無史さん :02/01/25 22:54
35 :
世界@名無史さん :02/01/25 23:51
ギリシャ人は今でも集会などで人々に呼びかけるとき 「さて、ローマ人の諸君」て言ってるって話を聞いた けど・・・・これは本当ですか?彼らはまだローマ人 だという意識があるんでしょうか?
36 :
世界@名無史さん :02/01/26 05:12
もしルーズベルト大統領が生きていたら、世界はどう変わっていたんですか?
37 :
世界@名無史さん :02/01/26 07:20
>>36 日本に原爆を落とす可能性は少なくなったかもしれない。
カリフォルニア大学バークレー校教授のロナルド・タカキが
トルーマンについての本で書いている。個別の対応は多少変わった
かも知れないが、アメリカ合衆国の対応による歴史の歴史がそんなに
変わったとは思えない。日本の件についても、原爆が落ちなくても、
敗戦は時間の問題だったわけだから。
>>35 東ローマ帝国の威光を追っている、という感じなのでしょうか。
今はどうか分かりませんが、かつてはコンスタンティノープル奪回を狙っていましたし・・・
イタリアでも、いまだに街のあちこちで"SPQR"の文字を見かけますね。
39 :
世界@名無史さん :02/01/26 11:02
>>38 カイザーさんありがとう。
他にも東ローマ関係で興味深い話がありましたら
宜しくお願いいたします。
世界史で果たした役割が大きいわりに扱いが小さいので・・・・
これって西欧人の陰謀ですよね。
高校の世界史の中ではローマの扱いは小さいですね・・・ あまり突っ込むと授業が成り立たなくなるのかもしれませんが。
41 :
世界@名無史さん :02/01/26 12:28
>>38 に関連して。
今でもギリシアで発行される世界地図には
イスタンブールをコンスタンティノポリス
と書いてあると聞きました。
42 :
世界@名無史さん :02/01/26 12:38
アメリカ合衆国の歴史の時間は何を教えるんだろう。 たかだか200年しか時間がたっていないから。 (米国の人たちごめんね。馬鹿にしてるわけじゃないよ)
43 :
世界@名無史さん :02/01/26 12:44
世界中あちこっちにチョッカイ出してるから 密度が濃いんとちやうか? だから年数無くても成立するんじゃないか。
>>42 「アメリカ流の正義」を教える時間、になってるのでしょうかねぇ・・・
キリスト、イスラムの原理主義よりも怖い・・・
45 :
ゾロアスター :02/01/26 13:01
>>42 に関連して
イギリスではジョージ・ワシントンは
反逆者として教科書に載っていると
聞きましたが本当ですか?
46 :
世界@名無史さん :02/01/26 17:02
47 :
世界@名無史さん :02/01/26 17:16
>>42 けっこうコロンブス以前の歴史からやっているそうですね。まあ、中学レベルでは。
で、最近はコロンブスは「発見」した人ではなくて「到達」した人なんだそうです。
ヴァイキングの「到達者」も書いてあるのかな。
そうですね。「発見」とするのは、あまりにも西欧中心史観に偏っている、とのことで。 英語のテキストにも、「アメリカ大陸をはじめて発見した人は、誰だかわからない。」とありました(w 厨房時代にアメリカ出身のALTの先生に聞いたんですが、原爆のこともあまり触れないそうで・・・
>30 作れません。もっと、別に考える事があると言うことですか? >31 ありますね。(wara) >32 下手に展開すると、下らない空想になりますよね。 それがあるので、個人的には「歴史にifはない」と言いたいんですが... >33 ifを立てることで様々な歴史の事象の原因が明確になるとは思うんですが、 「もし××がなければ」の××が登場する要因となったモノは、××が 登場しないとき、どうなるのか?とか考えるのは、無意味ですかね。 みなさん、ありがとう。 哲学板で同じこと聞いたら、歴史学だと言われたんだが、歴史学ですらなく、 政治学、経済学でしたか...。
50 :
世界@名無史さん :02/01/27 00:05
イスラムについて勉強できる大学ってあります? 聞いたことないなぁーと思って。
51 :
世界@名無史さん :02/01/27 00:12
>>50 北大とか東大とか。
あとはしらんけど。
ただ、イスラム史やるためにはアラビア語とかペルシア語とかトルコ語とか、そういう言語を習得しなきゃいけないので大変らしい。
ドイツ史だったらドイツ語、フランス史だったらフランス語、このあたりは教養で習うからまだマシ、とか……。
52 :
世界史@名無しさん :02/01/27 16:56
世界史の有名サイトで お勧めってありませんか? ぜひ教えて下さい。
54 :
世界史@名無しさん :02/01/27 23:03
ありがとうございました。
55 :
世界@名無史さん :02/01/27 23:59
>>49 さん
マックス・ウェーバー著『歴史学の方法』(講談社学術文庫)
第二章「歴史的な因果考察における客観的可能性と相当因果関係」
をお読みください。おそらくそれが一番早く正しい理解が
得られる方法と思います。
↑それ、学生時代から読み出していまだに理解できない。 俺って馬鹿なんだろうか?
>>56 さん
いや〜ここレスが早いっすねー。
確かに、あのウェーバー独特のもったいぶった表現は
自分も良く理解できないところが正直ヤマホドあります。
ただ49さんに対する私なりのお答えをするなら(ウェーバーの孫引きで)
次のようになります。
この章はエドワルト・マイヤーの学説に対するウェーバーの批判ナわけ
ですが、
「例えばビスマルクが仮に戦争を決意しなかったとしたら、
何が生じ得たであろうか」という問題設定を「無駄な」議論とする
マイヤーに対し、ウェーバーは「このような問題設定こそ、
現実を歴史的に構成する際に決め手となる」と主張するわけです。
すいません、ちょっとまた書き込みます。
58 :
世界@名無史さん :02/01/28 00:51
>>50 北大、東大以外では京大、九大、慶応など。
その他、東京や関西に関係の講座がある大学が若干。
私立や地方国立ではできるとこは少ないね。
>>37 さん
レスどうもありがとうございます。
その本も読んでみます。
60 :
世界@名無史さん :02/01/28 20:39
ジョージ・ワシントンについていろいろと解説をしたりしているHPなんかないですか?
61 :
世界@名無史さん :02/01/28 22:47
唐代から宋代にかけての大変革期を、政治・社会・経済・文化 などに注目するとどのようなことが述べれますか?
政治・社会・経済・文化に注目て・・・そら全部やねん
63 :
世界@名無史さん :02/01/28 23:14
まあそうやなw 政治・社会・経済・文化 などに分けるとどのようなことが述べれますか? に訂正。
64 :
世界@名無史さん :02/01/28 23:59
66 :
世界@名無史さん :02/01/29 06:48
日本で外国語大学以外でアラビア語やペルシア語の 講義があるところはどこですか。 なんか普通の大学では第2外国語は仏・独・中ぐらいしかなくて 露・西よりマイナーな言語はほとんど教えていないと聞いたのですが。
67 :
世界@名無史さん :02/01/29 08:06
>>62 ふっふ、軍事と人種・民族がないぜ。
あ、これ日本の史学界ではタブー? (w
70 :
世界@名無史さん :02/01/29 22:33
ギリシア・ヨーロッパ文化圏において、「奴隷をつまらぬかんしゃくで殺すのはもったいない」という発想が生まれたのはいつごろからなのでしょうか?
71 :
世界@名無史さん :02/01/30 13:20
ローマでは帝政期に「自分の奴隷であっても理由もなく殺害した者は罰する」 という立法が行われている。 それ以前には主人には奴隷を殺す権利があったわけだが、奴隷というのは自分 の財産であって、むやみやたら殺してしまえば財産が減るだけなので、「もっ たいない」という発想自体は奴隷制発祥と同時にあっただろう。 ただ、共和制後期から急激な領土の拡張によって奴隷の価格が暴落した時期が ある。この頃には多くの奴隷が使い捨て同然に扱われ、散々ひどい目に合わさ れたらしい。スパルタクスの剣闘士反乱が起きたのもちょうどこの頃。 その後帝政期には領土拡張がほとんどなかったため奴隷の価格も上昇した。基 本的に奴隷の待遇は価格に比例するものなので、状況はよくなっていったこと だろう。また、ローマには奴隷解放制度があったので、帝政後期には全住民の 大半が解放奴隷とその子孫という状態になっていたとのこと。
72 :
世界@名無史さん :02/01/30 14:20
民衆の正当な欲求を満足させることにより、革命の時代を閉じる。 この文言で何を連想しますか?
>72 真っ先にナポレオンを連想した。
74 :
世界@名無史さん :02/01/30 14:56
中国古代の「王安府」って何ですか?
75 :
世界@名無史さん :02/01/30 16:15
76 :
世界@名無史さん :02/01/30 16:53
77 :
世界@名無史さん :02/01/30 17:51
78 :
世界@名無史さん :02/01/31 20:51
どなたか教えてください。北朝鮮の前主席の金日成は、国家主席になる前は 首相の肩書きだったとおもいますが、首相というからには実質的な最高権力者 だとしても、その上に名目的なものであれ元首が存在するはずです。 たとえば、インドにはあまり知られていないけれど大統領がいます。それでは、 金日成首相の時の国家元首は誰だったのでしょうか。
79 :
世界@名無史さん :02/02/01 21:52
あ
80 :
世界@名無史さん :02/02/02 02:40
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と書いている次に米国、韓国、なんて略して書いてるのを見ると腹が立ちます。 民団の人たちは抗議しないのでしょうか?
81 :
世界@名無史さん :02/02/03 04:50
ヴァイマル共和制は何故、ヒトラーを生んだんですか? 当時、世界でもっとも民主的な憲法を持っていたはずなのに。
82 :
世界@名無史さん :02/02/03 04:52
起草者のフーゴー・アロイスの精神を、ブリューニングをはじめとする政府部内の誰もが 守ろうとしなかったから
83 :
世界@名無史さん :02/02/03 05:09
でも、フーゴー・プロイスも、マクス・ヴェーバーと 憲法草案の論争をやらかして、結局は48条の大統領大権を 容認してますよね?
84 :
世界@名無史さん :02/02/03 05:18
お?授権法の条文教えてほしいとか昔いってた人? なら、答えはご存知のはずだ。ハインツ・ヘーネか何かで読めるよ
>>81 ナチスも立派な政党のひとつで、合法的に第一党になった。
憲法によってすべてがうまくいくわけではないのは周知の事実。
86 :
世界@名無史さん :02/02/03 13:06
>>81 民主主義も万能ではないということでは。
ナチス政権は確かに、大恐慌であえいでたドイツ経済を回復したわけですから、支持する理由も十分にあったでしょうね。
87 :
世界@名無史さん :02/02/03 13:24
>>85 >>86 アルジェリアでも軍事政権が倒れて民主的に選挙したら
イスラム原理主義政党が圧倒的多数になって、軍がまた
クーデター起こして、今度は軍事政権にしたらやばいと
考えて過去の人だったブーテフリカを首班に据えたのが
今の政権。民主主義を標榜するアメリカもクーデターに
文句をつけなかったんだからひどい二枚舌ぶりだった。
88 :
世界@名無史さん :02/02/03 19:34
民主政権できない例としては西サハラが思いつくが。 遊牧民ばっかで国境を平気で越境するんで住民投票できないらしい。 そのあとどうなったか誰か知らない? 結局モロッコが支配してるの?
89 :
世界@名無史さん :02/02/03 21:49
アフリカ各国は統合すべきだ。 そして名ばかりの中央政府を置いて、あとは都市ごと部族ごと宗派ごとに自治区なりを形成した方がわかりやすい!
>>84 さん
いや、私は別人です(w
ハインツ・ヘーネは卒論で使おうと思ったんですけど、
案外、使えないすよ。エーリヒ・アイクの焼きなおしみたいで(w
まだ、山口定の「ヒトラーの台頭」のほうが、ナンボか新しい学説状況
が知れます。
ちなみに、「授権法」というとヒトラー政権に対するアレと混乱しますな。
でも、以前この板で、論争があったんですか。私も入りたかった。
又やりませんか?
質問です。 アメリカ公文書館で資料を調べのはどうすれば良いの?よろしくお願いします。
92 :
世界@名無史さん :02/02/04 01:49
ああ。微妙に偉そういうたのは、お宅か。ま、スレの流れ見てみましょう。 2回もW使われると萎えるでな
>>92 失礼しました...。
ヘーネの名前が出てきたんで、ついつい、学生時代を
思い出してしもうたんです。
確かに読み返すと偉そうですね。スマソ。
94 :
チェキナ名無しさん :02/02/04 04:07
レオナルドダヴィンチは貧乏だったんですか?
95 :
世界@名無史さん :02/02/06 11:29
>>94 一部の貴族階級以外すべての人が大なり小なり貧乏だった、という意味で、Yesだね。
96 :
世界@名無史さん :02/02/07 23:55
ハインリヒ4世が破門を解かれたあと、 グレゴリウス7世を追放しましたが、 なぜ、このとき教皇の権威は失墜しなかったのですか。
97 :
世界@名無史さん :02/02/08 21:52
教皇の権威を利用したい人たちがいっぱいいたから。
98 :
世界@名無史さん :02/02/08 22:24
よく分からんが急スレがあがってる。 みみっちいな(藁
100 :
世界@名無史さん :02/02/10 02:22
>>99 といいながらageない奴もみみっちいな(藁
>>100 何気なく100とってしまったな(藁
向こうを食いつぶす気らしいので、しばらくやりたいようにやらせておくのでsage
102 :
世界@名無史さん :02/02/11 17:47
中国の北にある国々が好きでたまらないので、その地方についてご指導お願い致します。 吐蕃、柔然の読み方と滅びた年代を教えて下さい。
103 :
世界@名無史さん :02/02/11 17:48
>>102 「吐蕃」=「とばん」
「柔然」=「じゅうぜん」
ただし中国語(あるいは騎馬民族の言語)での読み方はわかりません。
この辺の歴史については、
『遊牧民から見た世界史』(97年、日本経済新聞社 杉山正明 著)
という名著があります。
104 :
世界@名無史さん :02/02/11 17:54
105 :
世界@名無史さん :02/02/11 18:55
第二次世界大戦の時日本は資源も物資もなくて寺の鐘まで使って 弾とか作ってたみたいですけど、ドイツとかはどーだったんです か?やっぱ日本みたいに石油やくず鉄まで輸入をとめられて、ほ とんどなにものこってない状態だったんですかね??
106 :
世界@名無史さん :02/02/11 18:59
他の板は飛んでるのに何でこの板はぶっ飛ばないんですか?
107 :
ぎるがめ斎藤 :02/02/11 19:43
うっかり、消え行く(1)のほうに質問してしまいました。あらためて、 メソポタミアの神話、「ギルガメシュ叙事詩」の第12書板は、どう考えても蛇足だと思うのですが、どうして付け足されたんですか?教えてください。 おしえてくださいっ。
108 :
世界@名無史さん :02/02/11 20:20
>>106 チョンの攻撃リストから漏れてるからです。
mentaiは学問系の板しかないからねえ
あんまりデマながすな。 ========== 現状 ========== ・鯖は落ちてはいない ・回線の不具合でもない(pingとかtracerouteも順調) ・アクセス過多によるものでもない(teriやexは軽々) ・古い鯖は問題なし→老朽化でもない ・スイッチのせいでもない ・nimdaタソに負けるような夜勤 ★さんじゃない ==========ここまで========== ========= 要するに ========= 1.F5とかの、いわゆる『アクセス過多』とは違います。 2.FWは無いです、設置には1000万以上+維持費がかかります 3.相手は分かってません。 4.IPを偽装して来てるので、アクセス規制や、反撃なども不可。 5.相手がわかったところで解決する問題じゃない。どうするかが肝心。 ========= てこった =========
age
112 :
世界@名無史さん :02/02/12 19:58
何故、16世紀後半にポルトガルは スペインに占領されることになったんですか?
113 :
世界@名無史さん :02/02/13 01:16
115 :
世界@名無史さん :02/02/13 01:42
>>102 吐蕃は北じゃないかとまあ、それは置いといて。
柔然の滅亡は6世紀の半ば、新興の突厥に滅ぼされました。
吐蕃はどうも「チベット」の地名の音訳だったらしく
9世紀にソンツェンガンポ王の王朝が衰えた(絶えた?)のちも
吐蕃って呼ばれているみたいですね。
だいたい11世紀ごろから13世紀にモンゴルに服属するまで、
チベット各地に仏教の教団と氏族が結びついた地方権力が乱立していたようです。
山川の「中央ユーラシア史」やその旧版「北アジア史」などが
中国の周辺地域を扱う手ごろな通史ですから、
まず図書館で探して読んでみると良いでしょう。
2つ質問します。 1.18世紀ヨーロッパ絶対主義のころイギリスがフランスに対して優位を占めた要因 2.プロイセンとロシアとを比較して、類似している点 お願いします。
>>116 ありがとうございました。
図書館で探してみます
昨夜コロンボみてて思ったんですが、 コロンボ警部って何系ですかね? ギリシア系かヒスパニック系のようにも見えるのですが。 もちろんピーター=フォークではなく、 役柄としてのコロンボ警部の民族系統です。 コロンボの犯人って、たいがい金髪碧眼のWASPですよね。 犯人はいつも、初対面のコロンボを少しバカにした目つきで見る。 それはヨレヨレのコートやモジャモジャの頭だけでなく、 彼のエスニックさもあってのことじゃないか、と。 そのコロンボが「知性」だけでエリートWASPたちを 追いつめてしまうのだから、こんな痛快な話はないよなあ、と。 よーく見てみると、コロンボの部下たちにも ヒスパニックっぽい連中が目立つんだなあ。 まあ、いかにもロス市警だからね。
120 :
世界@名無史さん :02/02/14 00:35
>>119 イタリア系です。おっしゃるとおり、白人では下の方の
イタリア系の刑事がWASPを知性でやりこめるところが、
このシリーズの肝です。
121 :
世界@名無史さん :02/02/14 08:00
クリストファー・コロンブス = クリストフェロ・コロンボ ちがったっけ? 世界史っぽいネタだ。
122 :
世界@名無史さん :02/02/14 11:25
日本で定着している「コロンブス」はラテン語読み。 意外と知られてないけど、刑事コロンボは、大航海者と同姓なのだ。
「あう」て何をやった人なんですか? すいません。新参者なもんで。
>>123 「嵐を呼んだ16才」のことか? いや、36才だったっけ?
あんまり思い出したくない。だれか、親切な人誘導リンクお願い。
オイラは勘弁してくれ。 (w
んーー、スレ違いと書こうと思ったけど、ここで間違いはないな。
ホーエンシュタウフェン家とシュタウフェン家はどう違うのか?
マジで消されてるよ。なんで?
127 :
世界@名無史さん :02/02/15 02:21
>>117 フランスは17世紀に頑張りすぎ。
ルイ16世が金使いすぎて借金だらけ→無理が利かなかった。
あと、イギリスでは産業革命がフランスより早く始まった。
ロシアとプロイセン(ドイツ=プロイセンという記述から18世紀の話と判断するが)は
産業革命が英仏より遅れたため、英仏に学んだという点が似ている。
128 :
世界@名無史さん :02/02/15 08:06
>>126 記録する価値はないけど、ないとなると不思議だね。倉庫になければdat?
なんか削除されるけど再び質問するよ。 西安事件で行方不明になった張学良はどこうしているんですか?
こないだハワイで亡くなったのではなかったですか?
張学良はえらい長生きでつい最近まで生きてたけど、亡くなりました。 ちなみに、西安事件以後は政治的に失脚していて、 国民党政権下で肩身の狭い思いをしておられた模様。
132 :
世界@名無史さん :02/02/15 21:46
>>131 補足 NHKスペシャルでインタビュ番組やった。俺見た。
あの後、蒋介石に捕まり命だけは助けてもらったという長い余生
を送り、表にも出されず、飼い殺し。
死に間際最初で最後の日本人へのインタビュー。
133 :
世界@名無史さん :02/02/15 23:28
いやあ、なんか描きこんだら削除されてるから、(あぼーん)でもなくて とってもきいては行けないことかと思いましたよ。みなさんどうも でも国共合作なしとげたことは ショー解析にとって面白いことでもなかったの?つかまったのは屈辱だろうけど
張学良のやったことは中国のためにはなったけど、 国民党のためにはならなかったからだよ。 国共合作の直前、国民党は共産党を追い詰めていたのに、 この時手を組んだばかりに最終的に自分たちは台湾に追い払われてしまった。 そういう事情だから、張学良の立場は複雑になったのさ。
135 :
世界@名無史さん :02/02/16 21:16
長征の最中、共産党軍は民間人から略奪を一切行わなかった、というのは真実なのでしょうか? そんなこと信じたくないです!!
136 :
世界@名無史さん :02/02/16 21:28
すみません、以前、 エドワード・ベア『ラスト・エンペラー』(ハヤカワ文庫) という清朝最期の皇帝に関する本を読んだのですが、 この本の内容はどこまで信じていいのですか? なんか落合信彦風のセンセーショナルな書き方なので。
137 :
世界@名無史さん :02/02/16 22:02
例のマカニーニだかパガニーニの『天皇の陰謀』いうトンデモ本もってきた部分は やはりトンデモでしょう。三羽烏がバーデンバーデンの湯治場で世界征服の陰謀を はかったとか、うーん・・・・。 ただし、それ以外の部分は割りと面白く、それなりによく調べて書いた歴史ダイジェストの印象で 読めた記憶あります
138 :
世界@名無史さん :02/02/17 04:10
>>137 バーガミニはトンデモという評価が定着してるようです。
それに、この時代とくらべて史料状況がはるかに改善してるし
ビックスの昭和天皇の伝記でも読んだ方が、まだましではないですか?
139 :
世界@名無史さん :02/02/17 22:05
あの、大英帝国が独立したのはいつなのか教えて欲しいのですが、、、、 是非ともお願いします。
誰か教えて!! ここは人口が少ないようだな。
>>139 独立ってあんた、大英帝国を何だと思ってんの?
142 :
世界@名無史さん :02/02/17 22:41
大英帝国はでかくなったときの慣用表現だから独立の時期などと言われても困る。 ブリテン島はローマ帝国領だった。ローマが撤退したときをもって独立と言えな くはないが、そのとき一個の国家が独立したと言うわけでもないのだよ。 現地の人がいろいろいたってだけで、そこからあれやこれやと国の興亡があった。 それを統一してできあがったのがイングランドだ。しかしわれわれがイングランド と呼んでいるものは、さらにウェールズとスコットランド(お好みならアイルラン ドも)を含んだ国だ。独立年は、ない。
143 :
自己訂正のトホホ :02/02/17 22:43
×イングランドと呼んでいるもの ○イギリスと呼んでいるもの
144 :
世界@名無史さん :02/02/17 22:54
ドイツには爵位を持ってる貴族が残ってるのに、どうして日本には残っていないのでしょうか? 同じ敗戦国同士ということで違いが気になります。
アングロ・サクソン七王国の成立が六世紀末。 エグバート王によるイングランド統一が825年。 征服王ウィリアムによるノルマン朝の樹立が1066年。 イングランド系の王によるプランタジネット朝の成立が1154年。 どれも「独立」ではないが、イングランドの起源はこのうちのどれかだ。
146 :
世界@名無史さん :02/02/18 01:07
どなたかフランスで初めて議会政治が行われた場所なんて分かりますか? 教えて下さい。
147 :
世界@名無史さん :02/02/18 02:51
いや、スコットランドのイングランド併合(つまりユニオンジャックをつかう)は意外と遅い。 たしか1700年代。 大英帝国の成立については、ぼくも何ヶ月かまえ質問したが、案外、みんな「知ってるつもり」
「大英帝国の成立」は、ヴィクトリア女王のインド皇帝即位だっけ?
149 :
世界@名無史さん :02/02/18 03:00
British Empireって通称じゃないの? 明確な「成立」の日が定められるの?
世界で一番、ヒトラーよりも人を殺したえげれす民族がえらそうにしてますか?
>>150 ヒトラー=個人
えげれす民族(≒アングロサクソンと考えておく)=民族名、歴史も長い。
比べるのが間違ってると思う。ヒトラーと比べるならチャーチルとかにしなくては。
152 :
■■時代の判別方法■■ :02/02/18 17:06
古代遺跡の時代を判別するにはどんな方法があるのでしょうか?
>152 地層とか、放射性同位元素とか。 ようは知らんけど。あと何だ?
154 :
世界@名無史さん :02/02/18 17:39
一昔前なら土器様式
155 :
■■時代の判別方法■■ :02/02/18 18:30
>>153 すみません、
放射性同位元素というのは炭素の含まれる量で判断する奴ですか?
>>155 普通は、放射性炭素法。これだと半減期が5千年程なので、遺跡などにはちょうどよいです。
とてつもなく古い(隕石など)ものになると、ウラン・鉛法やカリウム・アルゴン法がありますが、
これだと半減期が数十億〜数百億年になります。
157 :
世界@名無史さん :02/02/18 22:43
158 :
世界@名無史さん :02/02/18 22:45
神聖ローマ帝国ってどういうふうに終わったんですか?
161 :
■■時代の判別方法■■ :02/02/19 00:12
>>156 ありがとうございます。
それでは、もし石の神殿が地表で見つかった場合はどうするのでしょう?
162 :
世界@名無史さん :02/02/19 00:18
ドイツは第1時大戦と第2次大戦の敗戦国ですが、その間に起きた大恐慌時代のインフレ率は、どの位だったでしょうか。 どなたか知ってたら教えてください。
>159 1648年に事実上崩壊し、ナポレオンにライン同盟を作られ1806年8 月6日にフランツ二世が退位して名実ともに崩壊。 もっとも2年前に情勢を察知して彼は「オーストリア皇帝」を名乗っていた 為、皇帝号というブランドは存続した。
164 :
世界@名無史さん :02/02/19 00:20
165 :
世界@名無史さん :02/02/19 01:02
>>145 >イングランド系の王によるプランタジネット朝の成立が1154年
プランタジネットは思いっきりフランス系だぞ。アンジュー伯だろ。
>>161 有機物ゼロってことはないと思うんだけど。
166 :
世界@名無史さん :02/02/19 01:19
質問します 第一次大戦でドイツは二正面作戦となります ロシアとは汎スラブと汎ゲルマンとで分かるのですが なぜフランスに攻め込む必要があったのでしょうか 露仏同盟があったから?
ドイツとフランスは一千年の宿敵。
168 :
世界@名無史さん :02/02/19 02:33
普仏戦争でエルザスとロートリンゲンを併合したからです。 ドイツ統一後のビスマルク外交は、フランス一国を徹底して孤立させる のを鉄則にしていたので、宿敵関係になっていました。ビスマルクの 判断は、一番怖いフランスを孤立させていれば、ドイツは両面戦争に 巻き込まれずにすむというものでした。しかし・・・
ヴィルヘルム2世が皇帝になったことで、「世界政策」を推進、 ビスマルクはその邪魔と言うことで、彼を更迭。
170 :
世界@名無史さん :02/02/19 12:08
最近この板読むようになったんですけど、「あやめ」さんってもういないんですか? あ、こんな質問でもこのスレでいいんですか?
171 :
世界@名無史さん :02/02/19 16:11
大戦後、東欧なんかでソ連を背景にした共産党が次々に誕生したが、 そのときの権力奪取の方法は、まず中道政党と連立政権をつくり、 治安機関と警察組織や内務省を党員で押える。 そして内務省を押え終わると、その組織を手先にして連立内部の 共産党以外の要人を捏造犯罪で逮捕したり暗殺していく。 そして完全に排除して、共産党が政権を奪取するという手口だった。 という書き込みをニュース議論板で見つけたんですが、これって正しいんでしょうか? あと、正しいのならこういうのが詳しく載ってるサイトか本を教えてください。
北アフリカのイスラム国家はなぜ南に勢力を広げなかったのか?
173 :
世界@名無史さん :02/02/19 19:58
連中は奴隷狩りをするので嫌われたってのがあります。 が、にもかかわらず、歴史時代を通じてじわーと広がっています。現在進行形。
174 :
世界@名無史さん :02/02/19 20:01
考えてみれば、イスラム教もキリスト教もアフリカ人にとってみれば奴隷貿易 を持ち込んだ悪の宗教、悪魔崇拝みたいなものだ。なのに信者が増えていく。
175 :
世界@名無史さん :02/02/19 20:02
>>162 ひどい時はその日の夕刊の値段が朝刊のが3倍になってたそうな
176 :
世界@名無史さん :02/02/19 23:13
>>161 科学ネタになるけど、石をぽんと出されても年代は測定できないよ。
年代測定というのはこういう理屈。
炭素の中には一定の割合で崩壊していく「同位元素の炭素」がある。
生物は必ず体内に炭素を持ち、それは必ず常に新陳代謝で交換されている。
だから、君が5歳の時も80歳の時も、体内の炭素の中の炭素同位元素の割合は必ず一定だ。
ところが、仮に君が死んで化石になったとする。
炭素の新陳代謝はなくなる。
何千年、何万年、何億年経った時、掘り出された君の化石の炭素同位元素は、時間に見合う正確な量だけ減っている。
これが炭素による年代測定。
177 :
世界@名無史さん :02/02/19 23:36
>>176 なるほど。ちょっと頭がよくなったような気がするが、明日になれば忘れてるだろうな。(藁
>>172 ケニアのナイロビではイスラムは少数で嫌われてましたが インド洋岸のモンバサなどでは盛んそうでしたね。
179 :
世界@名無史さん :02/02/20 00:38
>>172 サハラ砂漠が邪魔だからでしょう。
エジプトやモロッコの政権は何度か南下を試みています。
180 :
世界@名無史さん :02/02/20 01:45
ティムールはなぜチンギスハーンの子孫をなのっていたのでしょうか?
181 :
世界@名無史さん :02/02/20 02:10
>>180 それは昔の歴史家による誤解です。
ティムールはチンギス・ハーンの子孫とは名乗っていません。
それどころか、チンギス・ハーンの子孫の娘と結婚して
チンギス家の「婿」と称しました。
モンゴル帝国以後、中央ユーラシアではチンギス家の男系子孫でなければ
ハーンの位につけないとする慣行が一般的であったためです。
ティムール自身は実際には、
チャガタイ家に仕えるモンゴル系遊牧貴族の子孫だったようです。
182 :
世界@名無史さん :02/02/20 03:31
183 :
世界@名無史さん :02/02/20 05:43
昔、学研の世界の歴史みたいな漫画を読んだたら、インカ帝国の最後の皇帝のマンコなる人物がでてきました。 誰かマンコについて教えてください
184 :
世界@名無史さん :02/02/20 14:43
>>171 国によりますな。
おおむね、第二次大戦直後は、共産党はたんなる「連立政権の中の一党」だったようです。
ユーゴとかアルバニアは最初っから共産党の勢力が強かったようですが、ソ連の指示で亡命政権との連立を強要されたとか。
詳しい本は
「現代東欧史」ジョセフ・ロスチャイルド、共同通信社
なんてのはどうでしょう。
追記。 ちなみにその手法、策略と言うよりは、「アメリカの原爆怖い」ゆえの融和策、みたいなことを聞きました。
187 :
世界@名無史さん :02/02/20 17:22
>>184-185 レスありがとうございました。
紹介された本、早速本屋に探しに行きます。
映画「恋に落ちたシェークスピア」のらすとシーンで エリザベス女王が水たまりをおこりながら 「おそい、おそすぎりのよ」といいながら歩いていく シーンがあります。なんとか女王のパロディらしく イギリス人なら誰でも爆笑だとか。 何がおもしろいかわかります?
>>188 んーと、だれだっけ、
自分の着ていたコートをサッと脱いで水たまりに敷いて、女王が汚れずに通れるようにした、っていう話。
190 :
ドイツにん ◆ayJofU/E :02/02/21 12:29
ラテンアメリカ世界ではカトリックが優勢だと聞きますが、南アメリカ大陸 北部にあるガイアナというところには若干のヒンドゥ教徒がいるそうです。 こんな地域にヒンドゥ教徒がいるのは驚きでありました。その起源をご存知 の方はレスお願いします。
191 :
世界@名無史さん :02/02/21 12:37
>>190 ガイアナはかつてイギリス領でした。
そのため、英領インドから多数のインド人が流入し、現在ガイアナの人口の半数超がインド系です。
そのため、ヒンドゥー教徒がいるのです。
ほとんど地理学なんですけどね、 かつてのイギリス領≒インド系移民がいる、と考えてよろしいかと。
193 :
アマノウヅメ :02/02/21 12:46
>>189 ウォルター・ローレイ卿と記憶しますが。
煙草をはやらせた人。
194 :
ドイツにん ◆ayJofU/E :02/02/21 14:16
195 :
世界@名無史さん :02/02/21 16:10
ラテン語で erexit ってどういうこと? 史書読んでて時々出てくるこういう単語を調べるには ラテン語事典買えばいいのかしらん?
>>195 erigo=erect/establish=立てる
の3人称単数・完了過去だから
He erected〜とかShe erected〜
の意味ではなかろうか?
いや〜ラテン語って死ぬほど苦労しますよね。当方も勉強中。
>>197 ありがとうございます
A erexit B
という場合、AがBを立てた、BがAをたてた、
どっちの意味でしょう?
ラテン語ってなにかいい入門書ありますかね
>189>193ありがとうございます。 そういう紳士が昔いたのに自分のときは 誰も動かなかったんで怒ってたのねん。
201 :
かってに転載 :02/02/21 23:01
202 :
世界@名無史さん :02/02/21 23:03
204 :
世界@名無史さん :02/02/21 23:32
>>203 スペイン継承戦争の時に占領。
1714年のユトレヒト条約で獲得。
205 :
世界@名無史さん :02/02/22 00:24
>>204 追加として、
「なぜ」そんなところが欲しかったのかといえば、
地中海の西の出口だからですね。
それにしてもイギリスは東の出口のスエズは抑えるは
マラッカ海峡も早々に抑えるはで本当に抜け目ないなー。
日本も少しは見習いたいものだ。
206 :
世界@名無史さん :02/02/22 01:13
こんにちわです。自分リア工なんですが、この度、世界史で 誰か1人、人物についてのレポートを書くことになりました。 ちょっと変わったテーマで、「自分的に燃える英雄(偉人)」みたいな感じです。 映画「ブレイブハート」のウォレスのような、燃える漢をご教授いただきたいです。 どうせ書くなら人が取り上げないような人物がいいかな、とも思ってます。 名前と簡単なエピソードなんか付け加えていただけると調べやすいかなと思います、 ドあつかましいですが、よろしくお願いします。
>>206 皇帝ボカサ様をレポートすべしw
でもこれって高校生用質問スレに書くべきことでは?
メキシコ革命はどうだろう。高校的には無名だが、それぞれ本が一冊出てるから 書きやすいと思う。 ビリャ。山賊あがり。米国でWANTEDされた男。革命勃発で仲間とともに挙兵。連戦 連勝で北部から首都まで攻め上った。陽気な馬鹿。革命後の内紛で敗れて引退した。 暗殺。 サパタ。農民あがり。「土地と自由を」に忠実な男。革命勃発で挙兵。地元でゲリラ 戦を展開して首都まで攻め上った。内気で糞真面目。革命後も土地を求めて戦い続けた。 戦死。
211 :
世界@名無史さん :02/02/24 02:19
ブローデル著、神沢栄三訳『地中海世界』みすず書房(LA MEDITERRANEE: L'ESPACE ET L'HISTORE)は、同じ著者(浜名優美訳)の『地中海』藤原書店 (LA MEDITERRANEE ET LE MONDE MEDITERRANEEN A L'EPOQUE DE PHILIPPE II)と 比較してどのような位置づけになるのでしょうか。 どなたか教えていただけませんか。
212 :
世界@名無史さん :02/02/24 02:35
ガリシア地方(イベリア半島北西部)は、どうしてスペイン領なのですか? 言語学板によると、ガリシア語は中世の頃まではポルトガル語と全く同一の言語であり、現在でもスペイン語よりもポルトガル語との方が共通点が多いと聞いたのですが。
213 :
世界@名無史さん :02/02/24 04:16
>>212 まず、ポルトガルの成立史はこんな感じです。
1.1096年、レオン・カスティーリャ王アルフォンソ6世がアンリ・ド・ブルゴーニュを
Condado Portucalense(ポルトゥカーレ伯領)の伯に封じる。
2.アルフォンソ6世の没後、レオン=カスティーリャは内紛状態に陥る。
伯アンリの息子アフォンソ・エンリケスは領内の親レオン勢力を討って自立の方向に向かい、
1139年頃からポルトガル(←ポルトゥカーレの訛り)王を称する(→アフォンソ1世)。
3.レオン=カスティーリャ王アルフォンソ7世(←6世の息子)との封建的関係の調整及び、南ガリシアの領有を巡って、
レ=カ王国とポルトガルとの抗争が続くが、(南ガリシアの領有は進まず)
1143年にポルトガル王国を、封建的上位関係にある「アストゥリアス皇帝」アルフォンソ7世が承認するという形で決着。
まず1の時期に、騎馬戦術と築城術に長けたフランス出身の騎士達が、
レコンキスタの切り込み役として最前線に送られ、
ポルトガルの原型としてのポルトゥカーレ伯領を作るわけですが、
最前線だから、後方の安全地帯、ミーニョ川の向こうのガリシアは不要なんですね。
というか、レオン王は自分で持っていたい。
(ポルトゥカーレ:Portus は現在のポルト(オポルト)、Caleは対岸(ドーロ川)のヴィリャ・ノバ・デ・ガイア)
で、この「持っていたい」の理由の一つには、ガリシアが当時の国際的な宗教センター、サンチャゴ・デ・コンポステラ
を抱えていたということも挙げられると思います。
で、3以降は(北部での国境調整を含む)ポ、レ=カ両国の関係が取りあえず確定し、
両国はムスリム勢力に対して南進するのみ、になりますので、
結果ガリシアはポルトガル領には成り得なかった、ということです。
214 :
世界@名無史さん :02/02/25 21:07
>>162 ハイパー・インフレーションは1923年、世界恐慌は1929年末から。
混同のなきよう。
ちなみに世界恐慌のときは、インフレよりも失業問題と工業製品の販売問題、
それに金融問題が課題となった。
215 :
世界@名無史さん :02/02/25 23:23
WWU開戦時、ソ連はどういう名目でバルト三国、ポーランド東部、ベッサラヴィアを侵略したのでしょうか? また、フィンランドへの領土交換要求ですが、ソ連が用意した代替地は要求した地峡地帯ととつりあうだけの価値はあったのでしょうか?
第一次世界大戦時のアルザス・ロレーヌ決戦思想について教えてください。 お願いします
ベルギーという国は小さな国なのに、ある時期アフリカの植民地や アジアで帝国主義国家として活動していたのに急におとなしく なってしまったのはなぜですか?
218 :
世界@名無史さん :02/02/27 13:21
くだらない質問でスミマセン。 「ゆりかごから墓場まで」ってどこの国が発祥? 友人と話していたらいろんな意見が出てきたのでゼヒ教えて下さい。 出来ればソース教えて頂けると幸いです。
219 :
世界@名無史さん :02/02/27 13:31
>>219 早速レスありがとうございます。
ボクも自分なりに調べてみたのですが、北欧諸国(フィンランド、デンマーク等)でも
使われていてどこの国が発祥なのかはっきりしません。
実際のところ、イギリスが発祥で良いのでしょうか?
世界に貢献したことはありますか? 無いように思いますが、どうでしょうか?
222 :
世界@名無史さん :02/02/27 16:14
>>217 ベルギーって植民地持ってましたっけ?
コンゴは正確にはベルギーの植民地じゃなく、国王レオポルドの私領だったそうですよ。
223 :
世界@名無史さん :02/02/27 23:38
>>213 そういへば、ポルトガルは婚姻関係によって1580年から60年間スペインに統合されてゐましたよね?
何故再び分離してしまったのでせうか?
同様に婚姻によってカスティリャに統合されたカタルーニャ(アラゴン)は現在までスペイン領のままなのに。
たんに独立運動が押さえられなかっただけじゃないのかな。オランダの様に。 ポルトガルより先にカタルーニャでも反乱が起こってたからそっちに力を集中したんだと思う。
225 :
世界@名無史さん :02/02/28 08:19
港湾都市・海港都市・港市 意味に違いはあるのでしょうか?
226 :
世界@名無史さん :02/02/28 09:29
>>225 港湾=湾状の地形、つまり陸地に海が入り込んだ場所に成立する港。
海港=海に直接面した港をもつ交易都市。河港(河岸港)の対義語。
港市=港の交易地。
227 :
世界@名無史さん :02/02/28 11:07
>>226 どうもありがとうございます
細かい部分で違ってくるんですね
南京は港湾都市、上海は海港都市になりましょうか
>>227 上二つは手持ちの日本語辞典で調べたんですけど、港市は当てずっぽうです。
間違ってるかも(港市は漢文の用法だったような気も?)。
>>227 港湾って、海港の一種じゃないの?
少なくとも漏れにはそう思えるのだが・・・
230 :
世界@名無史さん :02/03/02 02:55
李鴻章の北洋艦隊の戦力は日本海軍よりもまさっていたのですか?
231 :
世界@名無史さん :02/03/02 17:45
>>230 軍事力の比較は難しいです。ただ軍艦の数字上の性能なら北洋艦隊が勝っていました。
ところが、訓練はほとんど出来ていなかったようですし、そもそも北洋艦隊自体が、李鴻章の私兵的存在で南洋艦隊等との協力があるませんでした。
士官たちも、海軍の知識に怪しく、軍事顧問団のドイツ人が実質指揮しているようなものでしたので、日本海軍に負けたのも無理はないといった感じです。
232 :
世界@名無史さん :02/03/02 17:52
>>223 「統合」がポイントです。正確には「同君連合」 一人の君主が2つ以上の国の元首を兼ねる事です。詰まりエスパーニャとポルトガルは、たまたま同じ人が王様だったという事で後に分かれても不思議は在りません。
もちろん同君連合といっても、この場合エスパーニャがポルトガルを占領したというのが実質的な意味です。だから多くのスペイン人がポルトガルに「駐留」しましたが、完全にエスパーニャ化する前に分かれてしまったという事でしょう。
>>221 どうぞ
→kaba.2ch.net/korea/
お仲間がいっぱいいるよ。
234 :
世界@名無史さん :02/03/02 20:17
なんでこの板って、こんなに薄味なの。 どのスレ見てもつまんなーい。 おすすめのスレ教えて!
235 :
世界@名無史さん :02/03/02 21:25
>>234 君は何が面白いと考えるのか、そのあたりの認識のズレがあるように思うが?
罵詈雑言と煽りと晒しの横行をさして「濃い味だ」というのではないと思いたい。
いずれにせよ、この状態が「濃くて」「面白い」と考える人たちの巣窟なのさ、ここは。
236 :
世界@名無史さん :02/03/02 21:34
司馬遼太郎が 日清戦争は清は北洋艦体などが内部対立していて李鴻章のコントロールの 聞く軍隊だけと戦ったとありましたが本当ですか?
>>234 とっつきやすいほうでは、ゲバラスレとか、なりきりおしゃべりスレ、
古代から2chがあったらスレなどかな?
娯楽スレッドではあるものの、世界史の知識がないと楽しめない、味わい深いスレばかりですが。
238 :
世界@名無史さん :02/03/02 21:58
では改めて質問です。「歴史」という概念はどういうものですか? というか「歴史」とは何ですか?それは「報道」とか「文学」とは 違うものですか?
239 :
世界@名無史さん :02/03/02 22:20
ジサクジエンの宣伝ですか。それもまたオッケーだがな(w
241 :
世界@名無史さん :02/03/02 22:27
>>239 ありがとうございます。
3分でざっと読んだ限りではやはり、
「歴史」=「報道」+「文学」
としか書かれてないようでした。
242 :
世界@名無史さん :02/03/02 22:31
>241 それ、絶対に違う。
243 :
世界@名無史さん :02/03/02 22:45
>>230 結果が解ってしまっている現在から見ると、比較は難しいということになりますが、開戦前の
艦隊戦闘力の比較であれば、定遠と鎮遠の2隻の30センチ砲装備の戦艦を保有していた
北洋艦隊が優勢と考えられていました。
日本海軍にはこの2艦に対抗できる艦が存在せず、最大の扶桑も両艦の半分の排水量で、
無理に30センチ砲を搭載した三景艦も、単なる気休め程度で、実際には船体に対して砲が
強力すぎて実用にはならない状況でした。
ただ、訓練不足と兵員の質が低いために、訓練度に勝る日本海軍が小口径の速射砲によっ
て戦闘力を奪い、圧倒したという結果になりました。
しかし、艦隊決戦では定遠と鎮遠を沈めることはできず、水雷艇の夜襲でやっと定遠を撃沈
しています。
日清戦争全体の帰趨からすれば、黄海の制海権を確保した段階で、日本海軍の勝利という
ことですが、単純に北洋海軍より日本海軍が強かったとは言いにくいですね。
244 :
世界@名無史さん :02/03/03 00:48
>北洋艦隊自体が、李鴻章の私兵的存在で 軍艦を売った会社は代金を回収できたのかしらん
245 :
世界@名無史さん :02/03/03 00:53
>>244 知らなかった。じゃあ、クルップは個人に戦艦二杯も売ったのか?
俺も買いたいぞ!
246 :
世界@名無史さん :02/03/03 01:05
日清戦争で強硬な姿勢をとったのは李鴻章と対立してた廷臣達で 李は無理矢理戦わされたあげく私兵団を消耗させられたってどっかで聞いたな。
>>234 自分自身で面白いと思えるスレッドを立てることをお勧めする。
人がそれを面白と思うかは保証できかねるが。
248 :
世界@名無史さん :02/03/03 05:31
ヨーロッパ各国の三色旗はフランス革命の影響を受けているんでしょうか?
249 :
世界@名無史さん :02/03/03 05:32
小ドイツ主義はバイエルンなどプロイセン以外の国でも支持されていたんでしょうか?
250 :
世界@名無史さん :02/03/03 06:43
なぜイギリスはサッカーでの呼び名になると(ワールドカップとかの国の呼び名 イングランドになるのでしょうか よろしくお願いしまっす
251 :
世界@名無史さん :02/03/03 07:10
UK連合王国だから。 うーん説明不足
>>250 ワールドカップへの参加は国ごとではなくて協会ごとに行うから。
イギリスはイングランド、ウェールズ、スコットランドの各協会が参加しているので、
それぞれが予選、本選を勝ち抜いていけば、優勝イングランド、準優勝スコットランド
ということもありうる。
中華圏ではなぜ奴隷制が発達しなかったの?
奴隷制はあったぞ>253
>>254 発達、です。
少なくとも西方に比べて、という意味での疑問なんですが・・
256 :
世界@名無史さん :02/03/03 12:43
>>255 西方の奴隷制度の発達というのは、どの時代を想定しているのかな。
ギリシャ・ローマの古代奴隷制度なら、対応する時代は周代の奴隷制度だろう。
西欧の古典時代ほどは都市国家間の戦争や征服戦争が多くなかったために、
量的には少なめだろうが、制度的にはほぼ等値だと思う。
近代の植民地プランテーションの労働力としての奴隷制度であれば、対応する
制度は東アジアには存在しない。
中世から近世の農奴を中心とする奴隷制度だと、ちょっと複雑になるな。
中国そのものでは、後漢の時代に奴隷解放が行われて、その後は実質的な農
奴制は存在しても制度としての奴隷制はなかったことになる。
ただ、中華圏というのが周辺国を含むのであれば、朝鮮は奴婢という戸籍制度
を持っていて、19世紀中頃でも人口の30%は奴隷だった。
後漢時代に奴隷解放が行なわれた必然性は、ローマにそれが成されなかった 事と比べて、一体何だったんでしょう? 奴隷制度の是非を問題にしているんじゃありません、一応。
258 :
世界@名無史さん :02/03/03 16:15
倭奴国の贈った生口は開放されたのか?
259 :
世界@名無史さん :02/03/03 21:14
世界史を、まず流れだけでも大まかに把握したいのですが・・・ 漫画で全集なんて、お勧めありますか?
ヒトラーが総統になるきっかけは、 ヒンデンブルク大統領の死ですが、 このヒンデンブルクは、タンネンベルクの戦いで、 露軍を大破さした人と関係あるのですか? それと、国会法か事件は誰の仕業なのですか?
ラテランですか、ラテラノどちらですか? 条約は。
262 :
世界@名無史さん :02/03/03 22:09
>>259 世界史モノ学習マンガって迷うほど種類あったっけ?
263 :
世界@名無史さん :02/03/03 22:50
オランダ独立戦争に興味があります。 題材にした歴史小説があればベストなのですが 面白い本があれば紹介していただけませんか。
264 :
世界@名無史さん :02/03/03 22:56
>>263 中央公論社「世界の歴史」の8巻(絶対君主と人民)の最初の方はオランダ独立戦争について
あつかっています。
265 :
世界@名無史さん :02/03/03 22:58
>>260 同一人物です。
たしか優勢なソ連軍を沼沢地に誘い込んで
袋叩きにしたんだったと思う。
戦争終了後、混乱期を纏め上げたシュトレーゼマンの
引退後、戦争時の名声を背景に政治家に転身する。
ヒトラーを警戒していたが結局かれとかれの政党の
台頭を抑えることはできませんでした。
ヒンデンブルクも独裁者じゃなかったっけ?
>>260 >>260 辞典を引けば済むこと、質問するまでもないと思うのですが・・・
高校生レベルの質問は、「高校生用質問スレ」で。
荒れてるけど無視してください。
265さんに補足して・・・
ヒンデンブルクといえば、飛行船・・・ ではなく、
タンネンベルクの戦いでロシア軍に圧勝した将軍です。
敗戦後は大統領を務めたものの、世界恐慌に対して無策で、
ナチスの台頭を招きました。
国会議事堂放火事件は、共産党員ルッベらの仕業とされました。
ナチスを真犯人とする説もありますが、真相はいまだ不明です。
268 :
世界@名無史さん :02/03/03 23:05
515 :世界@名無史さん :02/03/01 00:03
ドイツ軍が占領政府に解散させられなかったのはなぜですか?
518 :世界@名無史さん :02/03/01 09:35
>>515 第二次大戦後のことか? 日本と同じだよ。共産主義東独を牽制するため。
あと、ナチスの軍とは関係ないことを示すために、国防軍はいろいろと宣伝した。
国防軍の将校がやった「ヒトラー暗殺未遂事件」のシュヴァルツェンベルクを
英雄視したりね。
519 :世界@名無史さん :02/03/02 02:30
日本は軍隊が解散させられて朝鮮戦争が起こってから警察予備隊が
新たに組織されたけど、ドイツ軍は解散させられていませんよね
269 :
世界@名無史さん :02/03/03 23:05
>>264 サンクス。
やはり一冊丸々オランダ独立戦争を扱っているものや
小説などで扱っているのはさすがにないか・・・。
あると思いますが・・・。 ただ小説となると日本語訳はないかもしれないです。
「水晶の夜」や「長いナイフの夜」ってどういうネーミングセンスなんですか?
272 :
世界@名無史さん :02/03/03 23:18
大統領と首相ってどうちがうんですか。
>>272 スレ違いというか、なんというか…。
辞書を引けばわかることだと思う。
275 :
世界@名無史さん :02/03/04 00:59
この板で聞くべきか疑問でもありまた厨房質問なんですが・・・ 教科書的説明ではなく感覚的に人類が セクース(膣内射精)=子作りという認識を持ったのはいつからですか?
276 :
世界@名無史さん :02/03/04 01:07
歴史時代以前だろうね。
277 :
世界@名無史さん :02/03/04 01:34
>>271 俺も知りたいぞ。なんか文学的だよ。このネーミング。
「水晶の夜」−1938年11月9,10日にドイツ・オーストリア各地で起こった ユダヤ人に対する大規模な暴動事件。 このとき破壊されたユダヤ系商店などのガラスが地面で街灯に反射し キラキラと輝いたのを見て、当時のドイツ人たちが「クリスタルナハト(水晶の夜)」 と呼んだことに由来する。 しかし現在研究者の中では「十一月のポグロム」と呼ぶのが一般的。 「長いナイフの夜」−1934年6月30日から行われたヒトラー、親衛隊による SA(突撃隊)の粛清事件。一般的には「レーム事件」といわれている。 突撃隊の歌『われらは長きナイフを磨かん』に由来する。
なるほど、「水晶の夜」というのはあくまでも美称であって、被害者たるユダヤ人からしてみればそれどころではないという話なんですね。
つーかナチスは宣伝上手過ぎ(笑
282 :
世界@名無史さん :02/03/04 16:38
東西ドイツが統一されたときに東ドイツから逃げ出そうとした人を撃ち殺してた兵が処罰されたって本当ですか? 軍人は上からの命令には絶対従わなければならないと思うのですが・・・
283 :
世界@名無史さん :02/03/04 17:15
基本的人権などを無視した命令は法的根拠が無く無効。 したがって兵士は良心をもってそれを拒否する義務があります。 よって有罪。
284 :
世界@名無史さん :02/03/04 17:39
とはいえねえ……。 状況にもよるが、銃殺を拒否した場合、今度は自分や家族の 身の上が心配になるよ。「それでも撃つべきではなかった」と言えようか。
285 :
世界@名無史さん :02/03/04 20:30
それは脅迫罪が適用されるのかな?その上官に。
286 :
世界@名無史さん :02/03/04 22:50
良心にしたがったら戦争自体できんくなる可能性もあるぞ。 軍人が意思をもったらそれは単なる暴力っしょ。
287 :
世界@名無史さん :02/03/04 23:08
意思を持った単なる暴力装置は法的根拠のない命令をした上司でしょ。 まあ、抽象的な法哲学の話になってしまうが。
288 :
世界@名無史さん :02/03/04 23:16
すいません、うちの世界史のテストでこんな論述をだすっていわれたんですけど 日清戦争に至るまでの経緯を、日本のねらいを明確にしながら、次の「 」内に挙げる語を 必ず一度は使って説明せよ 「内政改革要求、全州和約、甲午農民戦争、済物浦条約、宗属関係」 あきらかに日本史っぽいんですけど、世界史からの視点でって言われてるので日本史板じゃ聞けないんです。 教えてください。お願いします。
289 :
世界@名無史さん :02/03/06 18:21
「帝国主義」という言葉は誰が言い出したのでしょうか?
レーニンの「帝国主義論」かな?
>>288 「世界史からの視点」って、なんなんでしょう?
清の立場から、世界情勢を考慮して書けということ・・・?
291 :
世界@名無史さん :02/03/06 18:58
レーニンだろ
292 :
世界@名無史さん :02/03/06 19:09
ホブソンじゃないか?>帝国主義
いや、やっぱレーニンかな。どっちが早かったっけ?
>>288 世界史からの視点で、日本のねらいを明確にするのは難しい。
「全州和約」って何だ? これだけがわからん。難しいテストだね。
294 :
世界@名無史さん :02/03/06 21:10
>>293 さんくす。つまり、
「東学党による李朝鮮政府に対する[内政改革要求]は民衆的な高まりを見せ、甲午
農民戦争に発展した。朝鮮政府は反乱軍側と[全州和約]を結んで、収集を図ったが、
すでに宗主国である清は事態収拾のために半島に出兵し、一方で朝鮮進出の機会
を伺っていた日本軍もまた、日本大使館の保護を取決めた[済物浦条約]に基づいて
出兵。朝鮮半島で日本と清は激突し、日清戦争が勃発した。日本が勝った結果、
朝鮮は清との[宗属関係]を放棄し、日本は朝鮮進出の足がかりを得た」
て感じですか? でもこれじゃあ世界史的視点にはならないので、
中国の弱体化→西欧列強による中国分割の激化
を書いておくとか。
295 :
トレビサン :02/03/06 22:18
マルクスやレーニンの考えた共産主義に移行するべき社会主義とは、実質的にはいかなる 矛盾を含んでいたのでしょうか。かのヒエラルキー状のシステムの失敗点を克明にしつつ 説明して欲しい。
296 :
世界@名無史さん :02/03/06 23:52
>>294 内政改革要求って普通、甲午農民戦争後の事態収拾のために
日本が提案した日中両国による改革の要求だと思うよ。
それに日本が出兵した根拠は天津条約じゃないかな。
>>296 では済物浦条約はどこにつかうんだろう? あれって確か在朝日本人の保護を
取決めた条約だよね?
内政改革要求は、東学党も清も日本もみんな要求してるから、どれのことやら(w
298 :
世界@名無史さん :02/03/07 05:32
西洋史では日本が1543年にポルトガルに「発見」されたことになっているのは本当ですか?
299 :
世界@名無史さん :02/03/07 12:11
済物浦条約は壬午軍乱の賠償と公使館に兵を置く権利を得たもの。 天津条約で日清両国とも撤兵することになった。 そして甲午農民戦争で朝鮮が清に出兵を要請したため、 日本も再び出兵した。 農民軍の沈静化以後も日本はイギリスの対日好意を背景に 日本軍は撤兵せず、王宮の占領、朝鮮軍を武装解除した。 朝鮮政府は日本の圧力をうけ、内政改革を承認。 (これには全州和約も反映している) そして日清戦争の講和条約である下関条約で朝鮮の独立が明記されて、 中朝の宗属関係は否定された。 あと農民軍の要求は「弊政改革要求」というらしい。
300 :
世界@名無史さん :02/03/07 13:59
300get!!!!!!!!!!!!!
>>299 さんくす。やっぱうろ覚えの知識じゃ正確にはいきませんね。
302 :
世界@名無史さん :02/03/07 20:11
韓国自身以外に、お隣の半島を「韓半島」と“漢字表記”している国はあるのですか? 中国、北朝鮮は論外、日本は慣習的に朝鮮だし、ベトナムは社会主義国。 台湾、旧香港・マカオあたりはどうかなあ。
あなたがたは神です!!!マジありがとうございます!!
304 :
世界@名無史さん :02/03/09 09:09
日宋・日明・日清貿易における、日本からの主な輸出品としては
刀剣(日本刀)が挙げられますが、これはそのまま刀剣として使
われてたんでしょうか。それとも、一旦溶かして別な用途に使っ
たのでしょうか。
>>302 余談ですが、モンゴル語では韓国(朝鮮全体?)のことを「ソロンゴス」と言います。
中国のことは「ヒャダット(契丹)」、あるいは雅称として「ドトール・ウルス(真ん中の
国)」と言ったりします。ちなみに通常日本のことは、ロシア語から借用した「ヤポン」
という名で呼びますが、同じく雅称としての「ナラン・ウルス(太陽の国)」という呼び
名もあります。このように中国・日本に対する呼称には由来があるのですが、一番
最初に挙げた「ソロンゴス」という朝鮮に対する呼び名だけには、明確な根拠や由
来が伝わっていません。朝鮮半島とモンゴル高原の間に横たわる、太古からのな
にやら因縁めいたものを感じられて、実に興味深いです。またまた余談ですが、
チベット語では中国のこと「ギャナク」と呼びます(由来のほうは寡聞にして存じま
せん)。あるいは「中国」の漢語発音に倣って、「トゥンゴ(またはトゥンハ)」と言った
りもします。
>「ナラン・ウルス(太陽の国)」 なんかイイな
306 :
世界@名無史さん :02/03/09 11:41
ウチのおじいちゃんがさっきから 「ヨーロッパで一番最初に発展したのはイタリアなんじゃよ」 とうるさいのですが、本当ですか。
307 :
世界@名無史さん :02/03/09 11:44
>>306 ローマ帝国(もしくは都市国家ローマ)のことをおっしゃりたいのでしょう
308 :
世界@名無史さん :02/03/09 23:09
ギリシアのほうが先達だ、と言ってあげましょう。
>>306 古典古代を持ち出すまでもなく、
「ヨーロッパ」が成立した中世以降を考えてもそうでしょう。
商工業・金融・軍事・文芸・美術・政治思想・・・等々。
(「ロンバード街」の名称が「ロンバルディア」に由来するという話はご存じでしょう。)
我々は、「おじいちゃん」にもっと敬意を払うべきではないでしょうか。
もちろんイタリアにも。
>>308 俺も、ギリシャが先だと書こうとして、「発達」の度合いが違うことに気付いてやめた。
さまざまな面から見ると、イタリアが今の世界の形成にいかに影響しているか・・・
311 :
世界@名無史さん :02/03/10 02:06
>映画でナポレオンが黒人傭兵をつかっていたのを見ておどろきました。 >第2次大戦でイギリスにつかわれたのは教科書などで知っていましたが、 >黒人が傭兵としてつかわれるようになったのはいつ頃からなんでしょうか。
312 :
世界@名無史さん :02/03/10 03:23
キリスト教とユダヤ教とイスラム教の聖地はなぜ同じエルサレムなのですか?
313 :
世界@名無史さん :02/03/10 03:30
黒人はアメリカ独立戦争でも両軍にいます。 ムーア人傭兵ならシェイクスピア史劇のローマ時代にも
314 :
世界@名無史さん :02/03/10 03:40
映画「グラディエイター」には、ローマ帝国・スコピエ軍傭兵「アフリカーノ」 とか紹介されて、黒人が戦車に乗ってアリーナに登場するけど、ローマ時代から 黒人傭兵はいたんだろうか…。カルタゴは、黒人系遊牧民を傭兵として使ってい たらしいけど。
315 :
世界@名無史さん :02/03/10 03:58
ヨーロッパ文明はクレタ島が源流ニダ!
316 :
世界@名無史さん :02/03/10 04:21
>>312 みんな寛容で仲が良いからです。ピース!
ユダヤ教 ;旧約聖書を読んで下さい。
キリスト教;新約聖書を読んで下さい。
イスラム教;コーランを読んで下さい。
親戚同士だから実家が同じなんだな。<啓典の民
318 :
世界@名無史さん :02/03/10 04:44
>>252 あ、なるほどね〜。FIFAには各協会ごとにつながってるんだ。でも、じゃあ
イギリス(大英帝国)サッカー教会って無いのか?全部ひっくるめた方が強
いだろたぶん。まあ、何はともあれ国民国家は幻想って事でいいですね。
319 :
世界@名無史さん :02/03/10 04:50
>316 親戚でもず〜っと骨肉の争いです。 「啓典の民」は甥っ子イスラムからみた、 叔父さんユダヤ・キリスト教徒の事。
320 :
世界@名無史さん :02/03/10 07:54
>ローマ時代から黒人傭兵はいたんだろうか… エジプトやマグレブあたりの人たちは人種的にはどういう区分なんでしょうか。 真っ黒な黒人もいるけどサハラ以北のアフリカ人はちょっと違うのかな。 ローマの占領下の異人にはアラブ人というかセム系の人がいただろうけど。
コンドームとか、ピルとか無かった頃、避妊はどうしてたんだろう? マジレスで、知ってる人います?
>>321 動物の腸とか。
怪しげな薬だとか。こっそり堕胎したりとか。
323 :
世界@名無史さん :02/03/10 10:30
>>312 三者とも同じ神様だから。
>>321 魚の浮き袋を使ったときいた。
すぐ破れそうな気がするが。
ちょっとそれるが・・・ 非処女が牛の腸で作った袋に鶏の血を詰めて膣に入れる。 で、男が挿入すると袋が破れて血がポタポタ。 「私、処女なのよ」 こうして男はだまされる・・・・。
325 :
世界@名無史さん :02/03/11 23:29
秦檜と岳飛、当時の情勢から見て正しかったのはどっちなんですか?
326 :
世界@名無史さん :02/03/11 23:35
秦檜じゃないの?
327 :
世界@名無史さん :02/03/11 23:39
ごっつ秦檜に決まってます。 なにせ岳飛は、国を戦争に引きずり込もうとした極悪人ですから? 国土回復?なにそれ? 人死にが無いのが一番に決まってるじゃあないですかあ、田中先生。
329 :
世界@名無史さん :02/03/11 23:46
>327 煽り? 当時の状況では戦争やっても金に負けるだけで 国土回復は無理でしょう。 (と言うかこれ以上金と戦っていたら長江以南まで取られかねなかった) 現実的な選択として長江以南をキープした秦檜が正しかったと思うよ。
330 :
世界@名無史さん :02/03/11 23:47
勝てたとしても宋は軍閥の傀儡と化して 晩唐のごとく戦乱に明け暮れてそう。 岳飛自身に野心がなくても後継者がどう思うかは別だからね。 で、じきにモンゴルが勃興してきてあぼーん。
>>329-30 やっぱり金の内情に詳しい秦檜のほうが正しかったんですね、有難うございます。
332 :
世界@名無史さん :02/03/12 00:07
田代は世界史的に見て、すばらしい。
近代史学の方法論とは簡潔に言うとどういうことですか?
334 :
世界@名無史さん :02/03/12 06:05
>333 実証的に。
335 :
世界@名無史さん :02/03/12 08:29
>327 田中芳樹を侮辱するな!!
336 :
世界@名無史さん :02/03/12 20:35
>>321 コンドームの無い19世紀イングランド労働者たちはアナルセックスで我慢したそうです。(真面目な答えです)
337 :
世界@名無史さん :02/03/12 23:20
男に走った権力者もいましたね。 「子供ができないからいい」って言って。 はまりすぎて子孫を作らない奴も出てきましたし。
338 :
名無しさん@1週年 :02/03/13 04:19
ごめんなさい。高校生用質問スレ Part2
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/whis/1009621327/l50 から移動してきました。すんません。
> 博士課程です。さん
すばらしい。簡潔でわかりやすい。
> あなたの「近代国家」の定義をいってもらわないと、答えようがありません。
俺には、近代国家を定義するなど大それたことはできません。というか、国家
というものの本質は何かという問題は、短期的な論文のテーマとしてではなく、
ライフワーク的な課題として、フーコーとか想像の・・・とか家族・私有財産
・・・とかをぱらぱら読んでます。
つづく
339 :
↑も616 :02/03/13 04:19
つづき さて、640でジェントルマン資本主義論と軍事財政国家論との接点を探ってら っしゃいますが、中央政府を独自に意思決定を行う経済主体としたとき、そ れを財政的に支えたのがたとえ中流層であったとしても、意思決定に関与し ていなかったら、主たる担い手とは言えないと思います。江戸幕府は年貢で 動いてますけど、武家政権ですよね?そういう意味で、「「財」は国家が課 す重税を負担した中流層となる。」という解釈は、ちょっと無理があると思 います。 同様に、「イギリス=自由放任vs後進国=国家主導の図式の崩壊」についても、 英政府は巨大な経済主体であり、経済に影響を与えるところ大であったとして も、工業化を促進しようという明確な意思は無かったでしょう。結果的に工業 化促進的だったかもしれませんが、奇しくもあなたが指摘したように、財政革 命によって資金のクラウディングアウトが起こってしまった可能性も否定でき ません。
つづき というわけで、525にもどるんですが、ジェントルマン資本主義論と軍事財政 国家論はどう違うのですか?という問いに対する俺の答えは「全然違う」に なっちゃったんです。 おわり
341 :
世界@名無史さん :02/03/13 05:20
候倭の将サヤカは日本側の史書には載ってないんですか? 兵3000率いていたそうですが
342 :
世界@名無史さん :02/03/13 08:55
南アフリカ史の入門書教えてください。
343 :
博士課程です。 :02/03/13 12:53
>>338 , 339, 340
あなたが「近代国家」をどのようにとらえているかわからないので、前スレへの
回答は保留しておきますね。
>中央政府を独自に意思決定を行う経済主体としたとき、そ
れを財政的に支えたのがたとえ中流層であったとしても、意思決定に関与し
ていなかったら、主たる担い手とは言えないと思います。
ここが一番の問題点です。中流層の要求を無視していたのならば、
フランスよりも重税を課されていたイギリスに、フランスみたいな政治革命が
起きた可能性が考えられます。 なぜ「反税暴動」がほとんどおきなかったのか?
あなたの視角では答えることが出来ません。
いわゆる「Political nation」を18世紀イギリスに即してどのようにとらえるか、
ジェントルマンのヘゲモニー体制の本質をどのように理解するかが問題なわけです。
わたしが前すれでいいたかったことは、そういうことです。
>英政府は巨大な経済主体であり、経済に影響を与えるところ大であったとして
も、工業化を促進しようという明確な意思は無かったでしょう。結果的に工業
化促進的だったかもしれませんが
さあて、そう断言できますか。現在、欧米学界の最先端レヴェルでは、インド産キャラコの輸入代替化
のインセンティブを明確な形でイギリス国家が与えていたという、有名な実証研究があります。
当否はともかく、そういう研究があることを申し添えておきます。
344 :
博士課程です。 :02/03/13 12:56
ジェントルマン資本主義論と財政軍事国家論をあまり方法論的にとらえすぎないほうがいいと思います。 どちらも18世紀イギリスを対象にしているのですから、その理解を促進するためにも、「目指す方向が違う」ということで ストップしてしまうのは、少々、もったいないと思いますがね。
345 :
世界@名無史さん :02/03/13 16:03
第一次大戦末期、ロシア革命で敵がほとんどいなくなってしまったオーストリア=ハンガリーがフランスと単独講和の交渉をしたが、フランスに蹴られたと聞きました。 フランスはどうして蹴ったんでしょう。講和に応じた方がずっとうまみがあると思うのですが。
> 博士課程です。さん う〜ん、重税=公債の高利率だから、引受ができた人たちは自分達の利子収入を その他大勢の納税者から支払ってもらってたわけだし、とか、一般のイギリス人 が自分達がフランス人より重税を課せられていると知っていたのか、とか、納税 者の構成や平等度は英仏で異なっていたんじゃないか、とか、国家が国益を追求 することと工業化が国益に直結すると自覚しつつそれを追求するのはまた別の話 だろうし、とか、いろいろお聞きしたい話はあるのですが、そこまで行くと、自 分で実証研究しろよという話になりそうなので、この辺で。 344は、まったくその通りだと思います。思いがけず、本格的に勉強になりました。 どなたかが紹介してくれてた『西洋史学』の論文も読んじゃいましたよ。ありがと うございました。
347 :
世界@名無史さん :02/03/13 23:34
ノース・コリアン 北方系の民族の血が混じっているため背が高く、顔つきが良く、色が白い。 サウス・コリアン 南洋から渡ってきた民族の血が混じっているため背が低く、顔が潰れてて、肌の色は健康的。 この区分って正しいんですか?
348 :
世界@名無史さん :02/03/14 00:22
フォレストガンプ見たのですが日本人の俺にはよく解らないところが多々ありました。 スレッド立てたいのですがいいですか?
>341 ハングル板でも言われていた通り、三千人も率いていたら大名クラスでしょう。 大名が投降したという記録はありません。
350 :
世界@名無史さん :02/03/14 00:36
>>349 つーことは中隊クラスの兵が投降してきたのを誇張した、ってわけですね
ありがとう。
351 :
世界@名無史さん :02/03/14 01:27
動員可能兵士数が万石につき三百人とか言われてるからねぇ。 三千人は明らかに多すぎる。
352 :
世界@名無史さん :02/03/14 01:27
松岡のことば 「三国同盟の締結は、僕一生の不覚だったことを、今更ながら痛感する。これを思うと、死んでも死にきれない」 『欺かれた歴史 松岡と三国同盟の裏面』 (斉藤良衛著 読売新聞社)より どういう意味ですか?
353 :
世界@名無史さん :02/03/14 01:42
>>352 さっきNHKの「そのとき歴史が動いた」でその話してたな。
松岡は日中戦争で中国を支援するアメリカを牽制するために
ドイツとその同盟国であるイタリア・ソ連と結んで四国協商を築こう、
日本のバックに独伊ソ三国がつけば
アメリカも容易に手出しはしてこないだろう、と考えていた。
ところが(とりあえずソ連抜きで)三国同盟を結んでみたら
アメリカは構わず経済制裁を強めてくるし、
ドイツは日ソの同盟の仲介を渋り、結局ソ連に侵攻してしまう。
気付けば日本は周囲をすっかり敵に回す結果に。
松岡洋右の考えは複雑怪奇な欧州の外交の前では砂上の楼閣であり、
その後彼は同盟を結んだことを悔やんだのだった…
という内容だった。
354 :
世界@名無史さん :02/03/14 02:10
当時アメリカから鉄と石油を禁輸されたら、他にどこか輸入先はなかったんでしょうか
355 :
世界@名無史さん :02/03/14 02:18
>>354 ないんじゃないでしょうか?
欧米植民地での対外資産が凍結されていることからムリだと思います
ウヨクのつもりじゃないんだけど、教科書を素直に読んだら アメリカに一歩一歩詰められて戦争に追い込まれていったという気がするなあ
>356 アメリカの行動は、日本が何かやった後のリアクションだけどね。 追い込まれたってのは違うと思うけど。
358 :
世界@名無史さん :02/03/14 03:21
戦争というか、戦闘の雰囲気ってどんな感じかわかりますか? よく、敵を両側から攻撃するとか、半分の兵力で壊滅させたとか。 なんかリアルに感じることができないんですが・・ 昨日戦国自衛隊みて思いました笑
>>357 しかし、どう考えてもアメリカが煽っているのも事実。
むちゃくちゃな条件をつけて、日本が出してきた和解案を蹴っ飛ばしたり・・・
日本は邪魔だからこの際つぶしとこう、と考えたとしてもおかしくない、むしろ自然ですらある。
・・・専門家の間ではまだ結論は出ていないようだが。
>>358 映画館に行くのはダメ?
プライベート=ライアンんなんかは良かった。
あとは、夢とか(藁
俺はよくあるけど。史書読んだあとなんかは特に。
旅行に行っても、この地形はこう生かせる、とか連想してしまうくらいだから、
なかなかリアルで怖い、というか死んでるし。
この間は、城壁の上から油を流してる夢を見た(鬱
361 :
世界@名無史さん :02/03/14 13:51
資源を持たざる国はつらいね。 松岡とか、文治派はアメリカには勝てないことを知ってたから、 日本が真珠湾に奇襲した時は病床の中で泣いたらしいね。 本気でアメリカに勝てると思っていた陸軍は何を考えていたんだ?
倫理のテストがあるんですけど だれかパウロの回心についておしえてください パウロがキリスト教に回心した理由と、 パウロは典型的な他力宗教としてのキリスト教の基礎をどのように位置づけたかということについてです。 どなたかよろしくお願いします。
363 :
世界@名無史さん :02/03/14 14:46
WW2 前、アメリカを牽制するためには、ドイツではなくイギリス相手に 多少満州の利権を渡してでも同盟を持ちかけるべきだったと思うんだけど、 その選択肢を当時の外交官で考えていたりしたんでしょうか?
364 :
世界@名無史さん :02/03/14 15:15
>>361 おそらく大半の人間漠然と勝てないことはわかってたんじゃないでしょうか?
ただ、欧米の要求を飲めば軍部の不満が内にむけられることを恐れ、
外部に圧力を向けたとも考えられますよね。226事件もありましたし。
おそらく避戦論も対して検討されずダラダラと開戦むかっていったのでしょう
365 :
世界@名無史さん :02/03/14 16:24
仏教って多神教ですよね?
366 :
世界@名無史さん :02/03/14 16:24
367 :
世界@名無史さん :02/03/14 22:39
アメリカが蒋介石を支援していたけど、 それでも蒋介石と停戦を結ぶことはできたんでしょうか
368 :
世界@名無史さん :02/03/14 22:55
ローマ帝国〜中世欧州の人たちは、小麦の生産性を高めるためにどのような技術を使っていたのでしょうか? まさかコルヒチン処理なんてできないだろうし・・・。
この人、なんて言ってるんですか↓
,,,,,,,,,,,,,
[|,,,★,,,|]. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ,,・Д・彡< хлеб за хлеб!
(,, """ ,) \кров за кров!
ミ | シ \_________
(,,,,,,),,,,)
元はここ→
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/whis/1014879858/
>369 「パンにはパンを、血には血を」 第二次世界大戦時にソ連軍が採用していたスローガン。元ネタは 当時のソ連の詩人だったかと。 誰だったかど忘れしたので補完頼む。
371 :
世界@名無史さん :02/03/15 21:59
田単は楽毅を破って出世した後どうなったのですか?
372 :
世界@名無史さん :02/03/16 15:59
>>371 もちろん電波を使用する電探のほうが優秀な兵器です。
日本軍は、音楽学校の生徒を動員して、聴音隊を結成して、防空戦に役立てようとしましたが、ほとんど役立たなかったようです。
373 :
世界@名無史さん :02/03/16 16:49
ハワーリジュ派とアッバース家の革命運動には、何らかの連続性があったのでしょうか?
>>372 ・・・・・・・・・・・・ヽ( ´¬`)ノ
375 :
世界@名無史さん :02/03/16 23:30
>>373 あまり関連性は感じられないけど…。
ムハンマド一家の子孫がカリフとなるべきとするアッバース革命の思想と
敬虔なムスリムならば誰でもカリフになれるとするハワーリジュ派の思想は
大きな隔たりがあるのではないでしょうか。
アッバース革命にシーア派は参加してるけど
ハワーリジュ派は参加してなかったはず。
376 :
世界@名無史さん :02/03/17 00:31
ありがとうございます。
377 :
世界@名無史さん :02/03/17 00:43
このまま時間というか時代が百年、二百年・・・とつづくと後世の子供達は今の私達以上に 覚えるできごとや人名が増えて大変じゃないですか?(変な質問でゴメン)
378 :
名無しですいません :02/03/17 00:47
世界史で良い講義と参考書を教えてください!
379 :
世界@名無史さん :02/03/17 01:25
>>377 ゆとり教育の浸透で些末な知識とみなされたものが
学校教育からはどんどんカットされていくので問題ないと思います。
早慶レベルの入試は大変になるだろうけど(w
>359 アメリカは煽ってないですよ。どちらかというと、日本が他の列強の目を盗んで 国際的な信義に反して戦線を拡大していったというのが実態に近いと思いますが。 満州事変も、当初はアメリカとイギリスは黙認していたくらいですからね。 参考までに、どんな本を読んでそういう意見をもつにいたったのか教えていただけ ませんか。 >363 残念ながら、それは不可能に近かったと思います。日中戦争が開始された時点で 日英関係は相当に悪化していました。これは主に、中国のイギリス利権が、日本に よって脅かされていたためです。
>379 アンジュグンなんて「些末な知識」レベルだよね?
>>380 すみません、日本が煽ったというのには語弊がありましたね。日本とアメリカの煽り合いだったわけですが。
「アメリカの独善的な外交」という視点からとらえてみたわけですが、
日露戦争以降、アメリカは利用価値のなくなった日本に見切りをつけて、
自国の利益のために日本を圧迫していったように思われますが。
早いところに日本に宣戦させて、叩き潰したかったとしか思えません。
真珠湾攻撃を予測しながらも、全く対策をとっていなかったことにしても、世論操作としか思えません。
そもそも、なぜアメリカは自国とは関係の薄い中国での日本の行動を阻害したのでしょうか?
ご教授いただけるとありがたいです。
>382 う〜ん、「利用価値がなくなった日本」というのはどうかと。例の排日移民法 のようなとんでもない悪法(これより早く日本以外のアジアからの移民は禁じら れていたことは忘れ去られていることが多いですが)のようなことはありましたが、 相互にかなりの経済的・政治的な交流があったことは否定できないのでは ないかと。 アメリカの対日感情が悪化するのは、重慶に対する渡洋爆撃が始まるあたり からだと記憶しているのですが、それ以前は、まあ放置に近い態度ですよね。 それから、アメリカが中国と関係が薄かったと考えるのは少々問題があるかと。 アメリカは国民党政権下で行われた幣制改革に深く関わっていますし、それより ずっと以前のことになりますが、門戸開放宣言を出したことは、逆にアメリカが 中国市場に深い関心を持っていることを示していると思われます。
384 :
世界@名無史さん :02/03/18 19:53
流れちゃったんでもう一度聞いてみます。 第一次大戦末期、ロシア革命で敵がほとんどいなくなってしまったオーストリア=ハンガリーがフラン スと単独講和の交渉をしたが、フランスに蹴られたと聞きました。 フランスはどうして蹴ったんでしょう。講和に応じた方がずっとうまみがあると思うのですが。
私はうまみが無かったと思うのですが。
386 :
世界@名無史さん :02/03/19 22:01
広辞苑に「アクア‐ポリス」なる項があります。 人口の水上都市という風に載ってますよね。 ところが水上都市というとヴェネツィア以外にどこにもないじゃないですか。 (沖縄の海洋博覧会でこの語が使われましたが) しかもこの語はアテネのパルテノンのような場所を指し、「安全な場所」という意味らしいのです。 この問題についてご意見ばお願いします。
387 :
世界@名無史さん :02/03/19 22:03
このまま100年、200年と時間が経っていくと、世界史でいう「近世」の部分が どんどんどんどんどんどんどん増えていくんでしょうか?
>>386 アクア‐ポリス
(aquaはラテン語で「水」、polisはギリシア語で「都市」の意) 海上都市。1975年沖縄海洋博で提起された。
だから、1975年に作られた造語だろ?
未来都市=海上都市っつー考えが流行ってたような気がする。
別に特定の都市を指してるわけじゃないと思う。
それに君の言ってるのはアクロポリスだろ。
ちなみに海の上に櫓を立てて住んでるというの東南アジアなんかに行くと
結構見かける。それと比べると、ヴェネツィアなんて陸上の都市だろ。
389 :
世界@名無史さん :02/03/20 00:44
そうそうアクロポリスでした。ボケてました。 実はアクロポリスをアクアポリスと紹介しているページが数件あったもんで。
390 :
世界@名無史さん :02/03/20 05:45
中越戦争の原因を説明してください。
391 :
世界@名無史さん :02/03/20 06:38
朝鮮人はツングースですか?
392 :
世界@名無史さん :02/03/20 06:47
豚を飼育するのがツングースの特徴だそうですが、 朝鮮ではいつ頃から豚の飼育が行われていたのでしょうか。
393 :
世界@名無史さん :02/03/20 07:07
盧溝橋の『謎の銃声』は八路軍の発砲ですか?
394 :
世界@名無史さん :02/03/20 07:33
元皇室の紋章は、笹竜胆に似ていると本に書いてあったのですが、 検索しても見つかりません。 本当に似ているのでしょうか?
395 :
世界@名無史さん :02/03/20 10:18
第1次天安門事件の死者は何人位が正しいのでしょうか。
>>390-
>>395 同一人物臭い。こんな時間に特定地域の事をカキコミするなんて、
厨房の煽りくさい。
よくバカスレであるレスとあるレスを勝手に同一視するのはバカどもだから仕方ないとしても、 学問板で確信的な根拠無しに同一視するのは世界史板が一番多い様に見える。 (あくまでも、見える)
しかし、こう立て続けに質問されると、面倒になって逃げ出してしまうのも 極めてよくあることではある。
399 :
世界@名無史さん :02/03/20 17:11
400 :
世界@名無史さん :02/03/21 02:36
テノティチトランも水上都市じゃなかったっけ?
402 :
世界@名無史さん :02/03/21 05:36
1898年の米西戦争は、キューバのプランテーション農業に投資していたアメリカが 利権を保護するためにハバナ港に停泊中のアメリカ艦船が原因不明の爆発沈没事件 をスペインのせいだと喧伝して起こった。なんかくさいですなあ。後の某国の手口に そっくりだ。 質問は「原因不明」はまだ明らかになっていないのでしょうかということです。
403 :
世界@名無史さん :02/03/21 05:41
アメリカのフロンティア開拓の過程でテキサス併合やカリフォルニア割譲がされますが 隣国のメキシコの歴史(教科書など)においてどう認識されているんでしょうか。
404 :
世界@名無史さん :02/03/21 12:10
402> 最近の研究ではね。メイン号の燃料室と火薬武器庫が近すぎて 爆発を誘発したっていう説が有力なようです。 それがたまたまキューバがスペインともめていて アメリカが介入しようかと考えているときに偶然に(?ここは不明) 爆発が起きてしまったとう...
放置はいや。 誰か答えてくんろ。
さすがに戦艦一隻を代償にしようとはいくらあの無駄遣い大国アメリカでも・・・・。
さらに真珠湾守備隊を丸々代償にしましたが何か? 今度の代償は世界貿易センタービルでした。(藁えない ・・・しかし、うまいこと自分たちを正当化するんだよなぁ・・・ どんなに卑劣なことをしても。 他国の気に入らない指導者は、裏でCIAが糸を引いて失脚させて、傀儡政権を思うがままに操るし。 インドネシアも、フィリピンも、チリも、etc...
408 :
世界@名無史さん :02/03/22 23:15
Ho Chi Ming Kim Dae Jung Mao Tse tung の名前って欧米人からみたら同じ感覚なの?
410 :
世界@名無史さん :02/03/23 13:29
中国において・・・ 19世紀末、康有為などの改革派は「近代化を欧米日が百数十年かけて成し遂げたというのなら、我ら中華は十数年で成し遂げてみせる!」 そして「20世紀は中国人の時代だ!!」と言いました。 そしてつい最近まで中国の“知識人”は 「21世紀は中国人の時代だ!!」とも言っていました。 はたして何時になったら中国人の時代はくるのでしょうか?
中国は常に国威高揚を最優先して国内の矛盾を隠そうとする。 中国が台湾でやったこと、そしてチベットでやったことに対して、誰も突っ込まないのはなぜだろうか…? あれのいったいどこが人民「開放」軍なのか、さっぱり分からん。 まあ、まだまだ外資のおかげで成り立ってる国だからねぇ・・・ 一人っ子政策で生まれた「小皇帝」たちの時代になったらどうなるのか、楽しみ楽しみ。
412 :
世界@名無史さん :02/03/23 14:38
>>402 同じ感覚でしょう。西洋人の名前もゲルマン系やスラブ系やラテン系ありますが、日本人にとっては皆同じに見えますから。
>>408 英語では発音表記なので区別しにくいですね。「孔子」とか言われても分からん。
その点日本人は漢字で表せるので判別しやすいですが。
>>412 Mc- はスコットランド系、とかいろいろ、名前判定スレもあったような。
それぞれ特徴がありますから、知識さえあれば日本人でも見分けることは十分可能です。
少なくとも、皆同じには見えない。
414 :
世界@名無史さん :02/03/23 19:08
>一人っ子政策で生まれた「小皇帝」たち こういうやつらが駅構内にサリンをしかけたりするんだよね♪
415 :
世界@名無史さん :02/03/23 23:38
416 :
世界@名無史さん :02/03/23 23:55
杉山正明vs岡田英弘、 どちらの『モンゴル帝国の興亡』のほうが評判がいいですか?
417 :
世界@名無史さん :02/03/24 00:05
十字軍の遠征の時に、溺死したのって誰か分かりますか? 友達曰く、水溜りでコケて、鎧が重過ぎて立てなくて酸欠で死んだ。」というのですが…。 教科書には「溺死した。」と書いてあったと思います。
>>417 神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世バルバロッサっす。
渡河中に落馬して溺死したらしいが・・・
一説によれば、部隊が一列になって渡りやすいところを渡っていたが、
短気な彼は列を乱して流れが急なトコに突撃したとか何とか。
419 :
世界@名無史さん :02/03/24 01:36
>>417 「水溜り」ってのは聞いたことないなぁ。
その友達に出典を聞いてみてくれないかい?
420 :
世界@名無史さん :02/03/24 03:07
>>418 >>419 レスありがとうございます!フリードリヒ1世かー。
私が大学受験の時に使った「山川」っていうところの教科書です。
「世界史用語集」っていうのに載ってたと思います。
そこには「溺死」とかしか記載されてなかったと思います。
世界史の先生は418さんの説を言ってました。
しかし友人はかなり強く「水溜り横転説」を言うから
詳しくご存知の方いるかなと思い、カキコした次第です。
422 :
世界@名無史さん :02/03/24 08:16
後発国のドイツ、イタリアは戦間期ファシズムに覆われ、第2次大戦中アメリカに 全体主義と民主主義の戦いとして認識されましたが、連合国側も戦争中は統制が 厳しくなるものですが、ファシズムの国側も戦争に出ようとしていたから全体主義に なっていたんであって、ヒトラーやムソリーニは戦後経済などが安定したら統制を とこうと想定していたのではないでしょうか?
424 :
世界@名無史さん :02/03/24 11:17
アメリカは日本軍の仏印進出をみて石油禁輸に出ますが、こういう決定には 当時なにも制約はなかったんでしょうか? 物資の輸出の可否は、法的に制約なく政府がフリーに決定できる事項なんですか?
425 :
世界@名無史さん :02/03/25 02:14
わが国とMr.マッスルの関係について教えてください
>>424 政府に決定できなくて誰が出来るんだよ・…
良心的に貿易しましょう、なんていう自律精神はない。今だってないが。
今は、当時にはなかった諸機関があるだけのこと。
好きなように貿易させたら、国家自体が存亡の危機に立たされることもしばしばだろ?
427 :
世界@名無史さん :02/03/25 09:24
レベル低いな、ここ。 高校生以下の質問は、高校生用質問スレでやってくれ。
428 :
TOEIC930の予定 :02/03/25 10:16
すみません教えて下さい。 日本がパールハーバーを攻撃した時、宣誓布告の電報を領事館に打ったのに、 領事館の職員が送別会で誰もいなかったため受信できなかったと理解しています。 しかしアメリカ軍は、傍聴していてコードも解読できていたとも理解しています。 それではなぜ、そのまま攻撃を防ぐことなく受けたのでしょうか? ハワイに行った時、ハワイの老人がリメンバーパールハーバーと自分にいったのが 印象に残っています。
>>428 TOEICの前に日本語の勉強を優先しましょう。
ところで、「開戦の口実にしたかったから。」と言うありきたりな回答が欲しい?
430 :
TOEIC930の予定 :02/03/25 13:07
日本は中卒なので文章が幼稚ですみません。英語はこの10倍幼稚だけど。 でも宣戦布告の暗号を解読してたんなら、パールハーバーで迎え撃つことを しても十分解読した時点で開戦の口実になったのでは?
431 :
アマノウヅメ :02/03/25 14:12
>>430 パールハーバー専門のスレがあったんですが。
まだ倉庫行きはしてないはずです。
>>410 とっくに来ていて、過ぎ去ったのでしょう。「明」くらいですか。
433 :
TOEIC930の予定 :02/03/25 15:46
>431 探したけどないみたい。 質問です。英語で白人はホワイト、黒人はブラックと我々も呼びますが、アジア人が イエローといわれることに抵抗があります。 イエローは差別表現でしょうか。
>>433 その質問は、世界史板で聞くべきことでしょうか?
適当な板を再考察することをお勧めします。
>>432 ワラタが、事実でもあるのは確か。
「万暦十五年」てのがなかなか面白かったな。
437 :
世界@名無史さん :02/03/26 22:45
フラン、マルク、ポンドの歴史、そして語源を教えてください。
438 :
世界@名無史さん :02/03/27 00:55
歴史上の人物の画像の一覧みたいなのが載っているHPとかありますか? 首相とか大統領とかはあっても、軍人とか中々ないので
>>437 フランはFrancorum rex(フランク王)の刻印に由来する。
ポンドは重さの単位。
マルクは不明。
まあ、そのうち詳しい人が来るだろうけどね。
マルクも重さじゃなかったっけ?
442 :
王子のきつね :02/03/27 01:55
>>433 黒人(アフリカ系)を「ブラック」っていうかな…今どき。
アフリカン・アメリカン(アフリカ系アメリカ人)と言うのでは?
ロサンゼルス暴動について「ニュース23」で筑紫哲也がアフリカ系の知識人と
話していたとき、筑紫は「ブラック」って言ってたけど、その人は「アフリカ系」
って言ってたよ。「ブラック」って言ってたの1970年代じゃないのかな?
443 :
世界@名無史さん :02/03/27 03:09
昔エジプトに連れて行かれたユダヤ人と、今イスラエルにいるユダヤ人は 別物だと聞いたことがあるのですが本当でしょうか?
444 :
世界@名無史さん :02/03/27 12:44
445 :
世界@名無史さん :02/03/28 00:12
中央公論の世界の歴史っていいんですか? 小説よりおもしろいっていうキャッチコピーらしいですが。
446 :
世界@名無史さん :02/03/28 02:18
ハイハイハーイ。 質問です。ポーランドVS日本でポーランドの観客がポーランド装飾重騎兵の羽飾りをつけてた気がするのですがどうでしょう?
447 :
世界@名無史さん :02/03/28 02:31
中央公論新社の世界の歴史はいいと思いますよ。 日本で世界史の全集の定番といえるものだろう。執筆者も一流。ほとんど 平易で誰にでも読める内容。ただし時たま奇妙な日本語で読みにくかったり するものがある。 ヨーロッパ中世の巻とモンゴルの巻の後半は俺の場合変な 日本語と感じた。巻により書きぶりが違う。いかにも急いで書いたような ものもあるし、また、概説というよりかなり自分の専門のところを書いている 巻もあった。特に政治史だけ書いて文化史は全く書いてない巻もあった。 しかしそれはいかし方ないだろう。とにかくこの三十巻を読破すれば世界史 に関して大体のことは分かる。ただ、もう出てから十年近くたつので多少 古いかもしれない。
448 :
日本@名無史さん :02/03/28 04:59
449 :
世界@名無史さん :02/03/28 07:09
>>443 ところで、厳密なユダヤ人の定義って何よ?
ユダヤ教徒? もしくは親(母親?)がユダヤ人かどうか…?
…低レヴェルな教えて君でスマソ。
450 :
世界@名無史さん :02/03/28 21:11
あの、結構よくある質問なのかもしれないんですけど、いいでしょうか? 第二次世界大戦で、フランスはドイツに早々と降伏?しましたよね…? それが、なぜか終わりに近づくと連合国の会談に出てたり、 国際連合では常任理事国になっていたり、んでもって最終的には ドイツの領土まで一部もらってますよね…?? ここがずっと納得がいかなかった疑問だったのですが… 教えてくださると嬉しいです。
451 :
世界@名無史さん :02/03/28 22:32
>>450 当時は、成立後ドイツに降伏し南仏を統治したペタン政府(ヴィシー政府)と、
イギリスに脱出したド・ゴールらによる亡命政府(自由フランス政府)という二つの勢力があった。
44年8月に連合軍はパリに入り、ド・ゴールが臨時政府を組織した。これが、後の第4共和制となる。
452 :
世界@名無史さん :02/03/29 10:36
>>451 なるほど。ありがとうございます。 そのときはフランスは二つに分かれていたような感じ
だったんですか。 では、そのド・ゴールらの政府では後にドイツと
闘ったんですか? 何もしないであれだけの特権?を受けられるって
ことはないですよね・・・??
>452 ドゴール大佐は、ご自分で自分を将軍に昇進させた、エライ人ですから。 戦いは、下々のアングロサクソンに任せていたのです。
454 :
世界@名無史さん :02/03/29 16:17
>>452 ペタン政府の降伏後、北部フランスはドイツが統治。
そのころド・ゴールは遥かロンドンからラジオでフランスのレジスタンスを鼓舞したりしてました。
そのあと、アイゼンハワー将軍の尻馬に乗って帰国。
>453-454 これこれ、ド・ゴール閣下を貶めるようなことは言わなさんな。
456 :
世界@名無史さん :02/03/29 21:37
>>451 まぁ、歴史的な大国だったからだろう
英米とくれば仏も入れてやろうと
457 :
世界@名無史さん :02/03/29 21:44
戦争と紛争と〜侵攻、動乱の違いを教えてください 例えば、ソ連のアフガン侵攻って戦争じゃないのですか? コソボの民族紛争は戦争ではないのですか 逆に紛争と思われるものでも、戦争と言われているものもあるし 支那事変もいつのまにか日中戦争になってるし 笑い話で 戦争を起こさない方法がある、 それは戦争と名付けず、〜紛争、〜事変、〜侵攻と名付ければ良い つまり、イスラエルとアラブが大規模な戦闘が起こっても 中東戦争と名付けなければ永久に第5次中東戦争は起こらないという事だ
459 :
世界@名無史さん :02/03/29 22:04
>>458 盧溝橋事件がきっかけのなったのは
支那事変ですか?日中戦争ですか?
1950〜53の朝鮮半島の戦争は
朝鮮戦争ですか?朝鮮動乱ですか?
動乱とか反乱とかは諸要因(正当化など)によって変わるだけだろ。 正式な呼称はないため、見方によって変わる。
461 :
世界@名無史さん :02/03/29 23:31
「第二次天安門事件」は、他の国では「天安門虐殺」と呼ばれているって本当ですか?
462 :
世界@名無史さん :02/03/29 23:33
自衛隊がじゃぱんあーみーと訳されてるくらいだから本当じゃないか?
463 :
世界@名無史さん :02/03/30 00:49
万物の根源は数とか水とか火とか 古代ギリシャの哲学者は本気でそんな事思ってたのですか? だとしたらかなり痛い…
>>463 では、あなたは万物の根源は何だとお思いで?
知らん ただし、数ではなければ、水もはない、ましてや火なんかあり得ないと思ってる
火に伴う炎はプラズマの1種であり、プラズマとは原子核と電子が分離している 状態のことで・・・ とか考えると、万物の根源とも思えてくるような気にならないか? 俺はならん。(おい
自然界の多くの物理現象には法則があり数式で表すことができる。 なぜか? この世は神様がさいころを振って作ったからである。 すなわち、万物の根源は数なり。
スレの方向性から逸脱してるな… とりあえず463は逝ってよし。それが事実なんだから仕方がない。 ましてや哲学なんて、膏薬と理屈はどこへでもつくと言う通り… 科学者すら燃素の存在を信じていた時代もあったし、今の普遍真理もいずれひっくり返される。 とにかく研究するしかない、そういうものさヽ(´ー`)ノ
469 :
世界@名無史さん :02/03/30 02:08
とりあえず宇宙が地球の周りを回ってるってことだ。
471 :
世界@名無史さん :02/03/30 16:27
例えば、博多沖に沈んでる蒙古の船から何か価値ある品物(高麗製)がサルベージされたとして、 その所有権はモンゴル共和国、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、大韓民国、我が日本国のどこに所有権があるのでしょうか?
それ、世界史の話かね。
>471 領海内なら、国有財産として、お上に召し挙げられると思う。 もしくは、拾得物として公示して、後に拾得者が、雑所得として申告し、 税金を納める。と言う事になると思う。
>471 なんで中共に所有権があるんやねんと小一時間t
475 :
世界@名無史さん :02/04/01 16:43
アメリカ独立革命と合衆国憲法成立の理論面の説明について、 ロックの影響だけでは納得できません。だれか、詳しい人いたら おしえてください。
476 :
世界@名無史さん :02/04/01 17:27
史学方法論の歴史を簡単に説明してください。 ランケはもう古いんですか?
477 :
チャーチル :02/04/01 19:50
第二次大戦後、英国人捕虜を虐殺したナチスの幹部らを追跡し、 次々に暗殺していったという事実があったと記憶しております。 それが007の殺しのライセンスにつながっていったように 理解しているのですが、このへんの史実について詳しい方、 どうか教えて下さい。
質問です。ボスニア・ヘルツェゴビナのセルビア人、ムスリム人、クロアチア人 は同じ南スラブ系で、同じクロアチア語を使うのに何で人種が違うのですか? そもそもの人種と民族との理解し易い区別の仕方など教えてください。 あと、この地域を理解する為のポイントなど教えてください。 よろしくお願いします。
宗教と使ってる文字が違う。
異論も多いが、 人種:身体的特徴による区別 民族:文化的特徴による区別
481 :
世界@名無史さん :02/04/01 21:33
もしイスラエル独立時にアラブ側が宣戦布告をしなければ、パレスチナの(国連案の)アラブ人居住地域はすんなりと独立できたのでしょうか? それとも、独立前にイスラエル側がすでに予防措置を取ろうとしていたのでしょうか?
482 :
世界@名無史さん :02/04/01 21:41
例のロストメモリ−ズだが、あれはつまり「韓国をしっかりと併合していたら日本は破滅しなかった→韓国はえらい」ということを言いたいのかな?
483 :
世界@名無し :02/04/01 21:43
484 :
世界@名無史さん :02/04/01 21:52
「黒いユダヤ人」ってどういう人たちですか?
485 :
世界@名無史さん :02/04/01 21:56
1923年の、アメリカ大統領ハーディングの急死について教えてください。 私の手元の本によると、まず船でカニの食中毒になり、それから肺炎をおこ し、それが快方に向かったと思ったら脳溢血で死んだ、というのが公式発表 だが、その船の食料リストにカニはなく、大統領以外に中毒になった者もい なかった、とのことですが、どうなんでしょう。
レスが伸びてると思ったら質問ばっかりだな…
>>478 ムスリム人というのは、セルビア人(セルビア正教)・クロアチア人(キリスト教徒)の中の
イスラム教徒(ほとんどはかつてのオスマントルコ帝国領の住民)が、分離独立を唱えて
自らムスリム人と名乗り始めたことで生まれた民族です。
これは、ボスニア=ヘルツェゴビナが取り残される(=スロベニア、クロアチア、マケドニアが独立する)以前の問題。
かつてのユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国は、
「7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字をもつ一つの国」
と呼ばれていました。チトーがいてこそ成り立っていた国だったんですね…
>>484 それくらい自分で調べろって。
ユダヤ人の中でも、混血によって肌の色が黒いものは黒いユダヤ人(アシュケナジー)
と呼ばれる。それぞれの文化的背景が違うこともあって、問題をややこしくする要因の一つ。
488 :
世界@名無史さん :02/04/02 10:10
>>478 さん
>>486 さんに追記。
認識の問題ですが、おおむねムスリムはボスニア語、クロアチア人はクロアチア語、セルビア人はセルビア語を話しているとされている。
この三つの言語は十数年前までは「セルボ・クロアート語」と呼ばれるひとつの言語で、方言的な揺れを無理矢理「クロアチア的」「ボスニア的」「セルビア的」とレッテルを貼って分離させた。
ちなみに「セルボ・クロアート語」時代からクロアチアではローマ字を、セルビアではキリル文字を使うという奇妙な現象が見られていた。
理解のポイント、ねえ。何だろ。
>人種と民族
は480さんのいうとおりだと思う(だからクロアチア人、セルビア人、ていうのは人種じゃなくて民族。)けど、実際のところ認識の問題。
セルビア人とクロアチア人の混血は何人なのかとか言い出したらとてもじゃないが決めつけることは出来ない。
489 :
世界@名無史さん :02/04/02 13:11
485>女房に、毒を盛られたと考えてる説もあるらしいよ。 大統領の死が分かった時点で奥さんが大統領関係の書類を 全部燃やしてしまった...って事もあったようだ。 汚職でかなりキテたみたいだしね。
490 :
世界@名無史さん :02/04/02 19:35
>>486 良い答えだと思います。が、つっこませてください。
じゃあ、そもそも中世ボスニア王国に住んでいた人たちは「何人」でしょうか?
中世の「セルビア人」と「クロアチア人」の混成国家?
491 :
世界@名無史さん :02/04/02 20:33
>490 当時は「民族」「人種」なんて概念は無かった。そういう言葉は 18世紀にはいってから作られたものだから、と言ってみるテスト。
ロシア連邦を形成する国にモルドヴァ共和国(地図によっては地域としてしかみなしてない) ってのがあるんですがNIS諸国の一つのモルドバ共和国と関係あるんですか? もともと同じソビエト連邦なわけだし。かなり謎です・・・・
493 :
世界@名無史さん :02/04/02 22:24
地図帳の「旧ソ連地域の色別諸民族地図」を見ると、シベリア鉄道沿いがスラブ人を示す色に塗られています。 鉄道の保守をする人たちなのでしょうか?
494 :
世界@名無史さん :02/04/03 00:02
つい7、8年前に亡くなった北朝鮮の金日成主席が日本支配時代の抗日の英雄、金日成とは別人だという話は本当ですか? 少し前に朝日新聞が、この疑惑を日曜版で否定していましたが。
495 :
世界@名無史さん :02/04/03 05:23
>>494 その朝日新聞が「100人の20世紀」と言う本で
金成柱→金日成を語った偽者と断言していたが
あの朝日新聞がだぞ…
ちなみに李承晩も悪く書いてた
496 :
世界@名無史さん :02/04/03 05:30
>494 別人。 終戦後に現れた金日成を見て誰もが驚いた。 年齢が合わなかったから。 「なんでこんな若者なんだ」ってかんじで。
497 :
世界@名無史さん :02/04/03 09:55
アメリカ独立革命から現代までのアメリカ政治思想の流れを できるだけ簡単に説明してください。
>>492 日本語で書くと。名前が似ているだけで、旧ソ連の方のモルドバ共和国
は住民がルーマニア系、ロシア連邦内のモルドバ共和国は住民がフィン
系(トルコ系?ここは曖昧)なんです。
ローマ字で書くと
旧ソ連モルドバ Moldavia
露連邦モルドバ Mordovia
で、ちょと違いますね。
499 :
世界@名無史さん :02/04/03 15:16
>>493 スラヴ民族がシベリア鉄道沿いに移民したということでしょう。
というよりも、ロシア(ソ連)の民族地図は注意がひるようです。モスクワの都合の良いように民族分布が書き込まれているからです。その地図はシベリアはロシア人のものと主張していると考えてください。
500 :
世界@名無史さん :02/04/03 20:51
中国当局の見解では、台湾は行政区分上「台湾省」とでもなっているのでしょうか?
501 :
世界@名無史さん :02/04/03 22:19
>>499 ロシア人が都市にしか住まず、
シベリアの中規模以上の都市はみなシベリア鉄道沿線にあるから
つーのもありかと。
502 :
世界@名無史さん :02/04/04 00:20
>>496 そこのところについて詳しく書かれた文献を教えていただけないでしょうか?
ソ連の極秘文章の写しが載っているようなやつを。
いまだに俺の周辺には、「金日成=抗日パルチザン」と思っていて、金正日のことを悪く思わない人がいるのです。
503 :
世界@名無史さん :02/04/04 09:06
落合信彦は信用できる作家なのでしょうか? 十数年前に出した本では、 「冷戦は終わり、もはや米ソ共存の時代になった。このような時代に戦争を起こそうとする馬鹿な国はいない。 日本はこの機に自衛隊を解散し、国防は米ソ二大国に駐留してもらうのが適当だ。 こうすれば、日本を攻撃する事は即米ソを敵にまわす事になる・・・つまり、日本の安全が恒久的に保証されるのだ」 などと語っております。 ソ連崩壊を見抜けなかったことを責めるのは酷にしても、じゅうぶん売国的な発言に思われるのですが・・・。
504 :
世界@名無史さん :02/04/04 09:28
>>503 落合信彦は数々の批判本・暴露本で攻撃されてる作家ですが?
ノビーと言えば 「オレがブルースリーに空手を教えた」だの 「ソウル・オリンピックが開催される可能性は5%以下」だの 多くの名発言が思い出されますなあ。
506 :
世界@名無史さん :02/04/04 19:07
507 :
世界@名無史さん :02/04/05 00:15
イギリス王室で今後ジョンという名が王子に付けられる可能性は皆無ですか? なんだか、エドワードやチャールズもやばい名前に思えてきたんですが。
>>507 人の営為に対して「可能性が皆無」とは言い切れますまい。
エドワードやチャールズがあぶないと言うのは少し同感ですが。
しかし、ひょっとしたらチャールズ王太子が即位後に凄い事(予想出来んw)をする可能性も皆無とは言えない。
例えば、プリンス・オブ・ウェールズが同性愛者であることを告白したりとか(w
>509 スレ違い。
チャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージだから、チャールズ3世以外になる 可能性は結構ある。チャールズは縁起が悪く、フィリップはフランス色が濃く、ジョージは ドイツ色が濃く、アーサーには前例がない。で、全く別の名前とかな。 ・・・ぢつは、次の王はウィリアム5世だったりしち。
512 :
世界@名無史さん :02/04/05 23:39
世界初のコンドームってどこでいつごろ作られたの?
513 :
世界@名無史さん :02/04/05 23:46
39 :世界@名無史さん :02/03/05 20:59 <コンドームの起源> 16世紀にイタリアで考案された梅毒防止策をもとに、17世紀になって 英国の医師コンドンが国王チャールズ2世のために開発したことから この名がついたといわれる。 売春の歴史スレより。 もっとも、そこ見る限りではそれ以前にも似たような避妊具はあったようだが
514 :
世界@名無史さん :02/04/06 00:18
>>506 何でそんなに何度も書き込むかな…。
少なくとも中国に瞳を切り刻む習慣があったなどと聞いたことありません。
第一、瞳を傷つけたら何の役にも立たなくなるでしょうが。
それを後宮で用いるなんてナンセンス。
瞳という漢字の成り立ちについては白川先生の本でも読みなされ。
モーゼの十戒の石板は、もし実在していたとしたら、何語で書かれていたのでしょうか? ヘブライ文字がこの時すでにあったとは考えにくくありませんか? じゃ、ヒエログリフかな?
516 :
世界史的に見て :02/04/06 06:40
グローバルスタンダード 世界標準は、すべてアメリカに 有利と考えていいでしょうか? 会計基準など 日本の銀行が不利
スイマセン、初めまして。 メンヘル板から来ました。 脳内で古代遺跡に逝ってマターリしたいんです。 お勧めの癒し系古代遺跡を教えて下さいm(_ _)m
518 :
世界@名無史さん :02/04/09 23:38
ポルトガルでもっとも最近に軍事独裁を行なった人を教えて下さい。
>>518 サラザール(Salazar)? は文民出身だったよな。(大学教授)
調べたらこんな感じ。
1910〜26:第一共和制
1926年軍事クーデタ
1932〜68:サラザールの独裁制
〜74:サラザールの子分カエターノの政権
1974年軍事クーデタ:スピノーラ、非植民地化・多党制化を促進。
74〜文民政権の時代
極めて短期に、しかも民主化に向けて独裁を行った善玉軍人が
アントニオ・デ・スピノーラ(Spinola)
一方、彼に放逐された悪玉(但し非軍人)がカエターノ(Caetano)。
このどっちかでは?
520 :
世界@名無史さん :02/04/10 00:04
521 :
世界@名無史さん :02/04/10 02:44
ペリーの黒船が来てからたった四杯で夜も眠れずで大騒ぎしてついに開国していく訳ですが、 ペリーの艦隊とそれまでのフェートン号、モリソン号とどこか根本的に違うところはあったの でしょうか?黒船にびびるならそれ以前の軍艦にも同様に恐れるはずだと思うのですが、 ペリー艦隊だけが特別に強力な大砲を装備していたなどの理由があったのでしょうか?
522 :
世界@名無史さん :02/04/10 03:57
サンマリノはなぜイタリアに属してないんですか? 19世紀後半のイタリア統一のときからずっと独立ですか? あと両シチリア王国の両ってなんですか? ガイシュツだったらスマソ
>>522 両シチリア王国の両はシチリアとナポリの両王国、ということ。
サンマリノはよく知らない。スマソ。
>>521 もうちょい文章の勉強してくれるとありがたいのだが・・・。
それはともかく、質問の答えは「蒸気船に乗っていたから」。
ペリー以前の1846年にビッドルが浦賀に来航、通称を要求したが幕府は拒否した。
それは蒸気船に乗ってこなかったから。インパクトがなかったわけだね。
で、ペリーはそれを教訓にして、未知の兵器である黒船でやってきたというわけ。
質問は他人が読んでも理解出来る日本語を書く様に。
526 :
世界@名無史さん :02/04/10 10:27
>>521 フェートン号・モリソン号とペリーの黒船の間にはアヘン戦争がある。
もう、悠長に打ち払いなんかしてる状況ではなくなった。
これも大きいと思うよ。
528 :
世界@名無史さん :02/04/10 15:55
>>522 ,523
シチリア専門の教授(誰かばればれな気もするが)にそれを聞いたら、
「両シチリアなんて言いません!」と激しく怒られた。
すくなくともシチリアの晩鐘以前は「両シチリア王国」と呼ばないのだそうだ。
529 :
世界@名無史さん :02/04/10 21:36
>>527 確かにアヘン戦争のうわさは極めて大きいと思う
つまり、あの清があっさり負けた欧米に日本が勝てるわけ無いと思うのはある意味当然だろう
もし、アヘン戦争がなければ、開国という重大な局面で保守的な人間が多い日本人は
ペリーと抗戦になってたかもしれない
もちろん、薩英戦争ぐらいの被害だったと思うが
>524 文章におかしいところあるか?
531 :
世界@名無史さん :02/04/11 00:41
ペリー艦隊にどの程度の戦力、火力があったんでしょうか? たった4隻の艦船なら江戸に詰めている幕府の戦力で守れそうな気がするんですが。 当時の大砲は海岸から何キロくらいまでとどいたのでしょうか。
532 :
世界@名無史さん :02/04/11 00:41
なんで李氏朝鮮はダメなんですか。
私も李氏朝鮮には蔑称の意味はこめられていない中立な言葉だと思うけど、 当の本人(朝鮮)がやめてほしいというんならしかたないとも思う。
え?いま李氏朝鮮って言っちゃいけないわけ? 漏れはそれで習ったんだけど・・・
535 :
世界@名無史さん :02/04/11 00:55
正直なんで李朝がNGなのか分からない。 韓国では使わないから、てのも変では? あっちの歴史教科書の「倭」を全て 「日本」に変更しろ。って物言い付けるようなものなんじゃ… →系思想じゃないけど普通に考えてもおかしくないか?
536 :
世界@名無史さん :02/04/11 00:57
537 :
世界@名無史さん :02/04/11 00:58
それもこれもあの余計な教科書せいなんだろうね。 あれがなけりゃ、ここまでアホは要求はしてこないだろうに。
日帝と呼ぶな! と韓国に文句つけてる人もいるけどな。
539 :
名無し物書き@推敲中? :02/04/11 03:47
>>523 ,526
非常によくわかりますた。ありがとございました
>>537 そりゃどろぼうを貧乏のせいにしてる様なもんだな。
542 :
世界@名無史さん :02/04/11 10:28
>>530 >>524 の文章がおかしいと言っていた人は、
「太平の眠りを覚ます上喜撰たった四杯で夜も眠れず」この、
解説無用の有名な狂歌を知らない人だったのですよ。
(上喜撰は、上等な酒の事)暗澹たる気分になったのは私だけでしょうか。
543 :
世界@名無史さん :02/04/11 11:10
>542 上喜撰って、お茶じゃなかった? 酒なら、飲めば眠くなるでしょ。 こんなことを言っている私は、 「長屋の花見」この、 解説無用の有名な落語を知らない人だったのです。
544 :
世界@名無史さん :02/04/11 11:11
え?上喜撰って、上等のお茶のことじゃないの? お茶のカフェインで眠れないって事と引っ掛けてるんでしょ?
>>542 分かっていても唐突な引用の仕方で変な日本語だった。
>>543 スマソ。落語はいくつか知ってるんだが、「長屋の花見」ってどんな話だったっけ?
546 :
名無し物書き@推敲中? :02/04/11 12:38
投票してやってください。
547 :
世界@名無史さん :02/04/11 15:07
534>545 大家が長屋の連中を誘って花見に出かけるのだが、酒もご馳走もない。 それでも見栄をはり、いかにも酒を飲んでいるかのようなふりをして お茶を飲み、それで酒を飲んだつもり、酔ったつもりになってバカ騒ぎ をするというお話。 お茶と酒を一緒くたにしたギャグが出てくる。 「どうだ、いい酒だろう、灘から取り寄せたんだぞ」 「灘ですかい? あたしゃまた宇治かと思いましたよ」 とか。 「お、こいつは春から縁起がいい。ほら、酒柱が立ってます」
548 :
世界@名無史さん :02/04/11 15:08
スマソ、547は、534ではなく、543です。
549 :
世界@名無史さん :02/04/11 18:06
何故、旧日本軍は空軍をつくらなかったのです? [ ● ]
550 :
世界@名無史さん :02/04/11 18:13
「玉璽」って今どうなってるんですか? 現存しているのですか?
551 :
世界@名無史さん :02/04/11 18:21
日本人=サイヤ人(死にかけると強くなるところ) アメリカ人=フリーザ(真空でも息できそうなところ) ですか?
552 :
世界@名無史さん :02/04/11 18:21
>>550 三国志演義に出てくる「伝国の玉璽」のことを言ってるの?
>552 そうです。
もしや「玉璽」って演義の架空の物・・・・ カナリ検索しましたが、イマイチ史実が出てこなかったもので・・・・
555 :
世界@名無史さん :02/04/11 19:38
>555 なるほど、ありがとうございます。 ところで伝国の玉璽って今はどうなってるんですかね? 行方不明なのか、どっかの博物館にでも展示されてるのか・・・
557 :
世界@名無史さん :02/04/13 02:50
もういっかい黒船来航 ペリー艦隊の火力はいかほどのものでしょう? 海岸からどのくらいまで弾がとどくんですか。まあ、江戸城は焼かれそうですけど。
>>549 アメリカが「空軍」を作ったのは第二次世界対戦後。
第二次世界大戦当時「空軍」あった国ってあったかな?
560 :
世界@名無史さん :02/04/13 05:37
>558 マカロニ首長国
ナチのプロパガンダについて教えて下さい。彼らはプロパガンダを利用してドイツ国民の心を掴んだと聞きますが・・・
563 :
正義の枢軸 :02/04/13 12:20
失礼な。プロパガンダではありません。 国民大衆の切なる願いを実現するためにこの世に下された 真実の救世主でした。
>>549 それでなくても、陸軍省と海軍省が予算の取り合いで
いがみあってたというのに、この上、3つ目の軍を
作れるものか。
565 :
世界@名無史さん :02/04/13 15:17
>>562 有名なオリンピックの記録映画なんてのは?
聖火リレーとかも。
566 :
世界@名無史さん :02/04/13 15:53
三流の私立大学卒の人で国立(国公立大学も含む)の研究所に 就職している人っているんですか?
567 :
世界@名無史さん :02/04/13 16:38
>>562 国民に無料でラジオを配布しました。本当です。
誰の発案かは、判りませんが。
568 :
かちゅ〜しゃで書き込めない! :02/04/13 17:25
>>557 長い間、沿岸守備の対艦砲の射程距離は3海里とされていました。つまり 5500m
程度です。これが国際法の領海3海里の根拠となっています。
艦載砲の最大射程距離もにたようなものでしょう。
ただ、問題は艦載砲の射程距離や破壊力の多寡ではないのです。
蒸気機関を搭載した軍艦が艦隊を組んで計画的な軍事行動が可能であるということ
は、攻撃地点や上陸地点を任意に選択できるということで、これは大変な脅威だっ
たのです。
569 :
世界@名無史さん :02/04/14 02:18
ローマ人の女の人って、氏族名の女性形(ユリア、コルネリア、アントニア等) で呼びますけど、それ以外のちゃんとした、その人個人につけられた名前って なかったのでしょうか?
570 :
世界@名無史さん :02/04/14 05:29
チュウボウな質問でスマンです >568さん 軍艦4隻が上陸する兵力・人数ってそんなにたいしたものではない気がするのですが。 また、そもそも(幕末の首脳が恐れた)アヘン戦争時の英軍の戦力と日本が戦ったと して日本が負けるんでしょうか?
>>570 実際、清は負けているでしょう?
英軍に比べて圧倒的な兵力があったにもかかわらず。
近代軍とそれ以前の軍との力量差は、数では埋められないほど大きなものです。
それは、後の薩英戦争でも証明されていると思いますが。
572 :
かちゅ〜しゃで書き込めない! :02/04/14 09:14
>>570 日本側としては砲台整備など、それなりの準備をしていたはずの下関戦争で
完敗していますよ。敗戦によって長州藩は攘夷が実現不可能であることを理
解し、近代化路線を選択しています。
まぁ、
>>571 さんの指摘している薩英戦争のほうが相対的に善戦したと言え
ますが、戦闘の結果、薩摩藩も攘夷路線から転向しています。
武士の数はそれなりに存在していても、常備軍としての質も量も劣っていま
したから、艦砲の援護を受けた近代的装備の陸戦隊に対抗できる軍事力はな
かったということですね。
あと、日本の場合には、沿海の制海権の問題も大きいのです。海上輸送が閉
鎖されてしまうと、海運に頼っていた当時の大阪や江戸の物流は大打撃を受
けることになりますね。
573 :
世界@名無史さん :02/04/14 12:22
>>549 空軍は厳密に言うと憲法違反になりかねない。
天皇(大元帥)は「陸海軍を統率す」だから。
ほかの国では問題にならないだろうが、統帥権干犯でおおもめした日本のこと。陸海軍の中に憲法を持ち出して反対するものが出てくるだろう。
574 :
世界@名無史さん :02/04/14 12:43
>>569 あったんだろうけど、それはニックネームみたいな扱いを受けていたん
じゃないかな。男性の個人名だって、「2番目」「3番目」(日本で言えば次郎、三郎か)
とかいう意味の名前も多かったらしいし、ローマでは個人名は
あんまり重要視されてなかったんじゃないかな。同じ名前の人も多いから
家門名やニックネームで呼び合ってたりしたらしいし。
カエサルの個人名「ガイウス」もあまり知られていないしね。
575 :
世界@名無史さん :02/04/14 12:46
古代とは?中世前期、中期、後期とは?近世前期、盛期、末期とは?近代とは? また、その指標となる出来事、特徴を教えてください。
577 :
世界@名無史さん :02/04/14 13:12
ヨーロッパでお願いします。
578 :
世界@名無史さん :02/04/14 13:12
西欧史で
579 :
世界@名無史さん :02/04/14 13:58
古代は476年西ローマ帝国滅亡 中世は1453年ビザンツ帝国滅亡 近代とは1917年ロシア革命が最後 現代が1917年以降
>>570 四隻だけなら大した事無い、日本を占領する事はおろか、上陸がやっとだろう。
だからアメリカは数百隻の艦隊があると法螺をふいて騙したんだ。
ちなみに4カ国艦隊砲撃事件(馬関戦争)では何と17隻の艦隊が押し寄せているが、
(上陸兵は3500人以上)
だが死傷者数は連合軍の方が多かったほどだ。(50数人:60数人)
そんなに簡単に占領は出来ないと思われる。
だが、制海権は完全に相手に取られるので、物流は完全にストップするので、
我慢比べになる可能性が高い。
581 :
世界@名無史さん :02/04/15 03:28
16世紀にイエズス会士が、明はともかく日本は軍隊が強いから征服は難しいと 本国に通信しているらしい。それから300年後にヨーロプは軍事力を強めていて 日本はたいして変わっていないだろうけど。
582 :
世界@名無史さん :02/04/15 18:04
今で言えば「アフリカの奥地にわが社の事務所を建てろ」などと言うのは、通常は左遷と同じ意味でしょうが、 昔のイエズス会などでは地球の反対側に宣教師として派遣されるのは名誉なことだったのでしょうか?
583 :
世界@名無史さん :02/04/15 18:53
通州事件って、中国が米にそそのかされて実行したですか? 共産党が血気にはやっただけ?
584 :
世界@名無史さん :02/04/15 19:46
戦国末期の日本は鉄砲の数だけでいえば世界最強の軍事大国。 だったのだが、その後江戸時代を通してほとんど進歩してない。 長州征伐には300年前と全く同じ軍装で井伊家の赤備が出撃したそうな。
>579 うわーそうだったんだ 勉強になりました
586 :
世界@名無史さん :02/04/15 20:32
>>584 江戸末期に赤備えワラタ
日本で政治が停滞してるうちに欧州では
国際会議、絶対王政、市民革命、議会政治ですからね
587 :
世界@名無史さん :02/04/15 21:42
>>584 そうだが、戦国当時はまだ火器が弓矢を圧倒してたわけではない。
それでもオランダ商館員は日本人の武道と忠誠心に畏敬の念を抱いていたそ うで、占領は不可能だという意見も私が知っているだけで二、三あります。 19世紀初めにあちら向けに出版された本にも書かれていた事ですから、ま んざらお世辞ばかりでも無かったでしょう。
589 :
世界@名無史さん :02/04/15 22:11
沿岸航路が発達して、食料運送の大きな部分をそれに依存するようになったために 日本は海上封鎖にとても弱くなってしまった。かといって海軍力を強化するどころかその正反対。 また、鉄砲の威力を危険視した幕府(島原の乱など)が『鉄砲を使うのは卑怯。刀こそ武士の魂』 なんつーよーなアホくさい思想を強制的に広めたお陰で火器は冷や飯を食わされることに。 その結果長期の国内平和の影で外からの攻撃に対する抵抗力は失われていった。
590 :
世界@名無史さん :02/04/15 22:35
「石器を語るスレ」 過去スレにあるかな? 誰か情報キボンヌ 読みたいアルよ〜
そもそも江戸時代の日本という国家の脆弱さの最大の理由は、国家を構成する 「市民」(「国民」か?)がほとんどいなかった事じゃないの? 武士階級は、旗本は将軍家の、地方侍は各領主の私兵かつ官僚でしかないし、 農民は武士の下僕、工商に至っては、お上の目をかすめてもうけて生き残るだけ。 国家意識を持たせず、国民軍の出来ようもないこんな社会を作ることによって 「平和」を達成した徳川政権のつけが、江戸末期に出たわけだよね。 明治のはじめだって、国家を意識した人はほんの一部にすぎなかったしね。
人類史上最も幸福な時代だったとされるローマ帝国時代 当時の性風俗について知ってる人教えて下さい
593 :
世界@名無史さん :02/04/17 17:30
>>592 あれが幸福だったといえるのかは疑問。
タキトゥスの「ゲルマニア」でも、ガリアに比べてローマは風俗が乱れていると批判されていましたが。
具体的には、寝そべって見せ物(舞など)を楽しみつつ食事し、
満腹になると鳥の羽をのどに差し込んで吐いて、また料理を楽しんだり。
浮気も公然の秘密として行われ、一人の夫で満足する女はほとんどいなかったとまでいわれる。
594 :
アマノウヅメ :02/04/17 17:51
>>592 どんな基準で幸福だったち言われるんですか?
生活水準は近世ヨーロッパ、日本の江戸時代より上だと思いますが、皇帝の
気まぐれでいつ一家皆殺しになるかわからないんですよ。
おまけに皇帝はほとんど変態の基地外ときてるし。
性風俗はもう乱れまくりで「サテリコン」でもお読みください。
ローマ帝國の生活水準が日本の江戸時代より上かと言うと、 それすらも疑問。 て言うか、どの階層の事を考えるのかと言う話もある。
596 :
かちゅ〜しゃで書き込めない! :02/04/17 21:50
>594 > 性風俗はもう乱れまくり、、のローマ帝国、ハアハア....
597 :
世界@名無史さん :02/04/17 21:52
権力者の気まぐれで一家皆殺し。 そんなに珍しいことの様に思えないのは 何故だろう。
下層は何時でも生活はキツイと思われ、 上層は何時でも生活は幸せ(相対的)だと思われ。
599 :
世界@名無史さん :02/04/18 00:25
既出でしたらすいません。 アルタミラやラスコーの洞穴壁画って 約一万年も前のものにもかかわらずあんなにきれいに 残っててすごいなぁって思ったのですが、 どんな塗料で書いたのか教えてください。
601 :
世界史的視点からみて :02/04/18 03:08
日本国は、衰退し始めてるんでしょうか? わが国は優秀な 物を作ることでしか生きのこれないと思うですが 今の中高生をみてるともう終わりかなと思う今日このごろ
終了
今の中高年をみてるともう終わりかなと思う今日このごろ
604 :
世界@名無史さん :02/04/18 04:27
>601 マジレスすると、中高生とか中高年とかの問題ではない。 >わが国は優秀な物を作ることでしか生きのこれない この「我が国の優秀な物」を作ってるのは、実は大企業 ではなく、その下請けの、町工場レベルの中小企業。 その中小企業が不況でバタバタ倒れているのがヤバい。
そ、大企業の大量生産粗悪商品で made in japanは安物買いの銭失い。
606 :
世界@名無史さん :02/04/18 07:15
大丈夫です。 日本人は基本的にうたれづよい国民なので、十年後に3等国に転落しても、さらに2,30年後には不死鳥のごとく(以下略
しかし、コイヅミ氏は金属加工工場を視察して、その熟練の職人の技術に感嘆し 「我が国の潜在能力は大きい。もっと希望を持つべきだ。」というようなことをのたもうたとか。 それなら中小企業を助けろと・・・ まあ、とりあえずアメリカ側についておけば、自滅か韓国か北朝鮮か中国に(以下自粛
608 :
世界@名無史さん :02/04/18 13:34
経営板に行ってください。
性風俗が乱れてない時代や国が過去にあったのですか?
610 :
世界@名無史さん :02/04/19 05:12
>521、527 ペリー艦隊はアヘン戦争後に初めて来たわけではないですよね アヘン後ペリー以前に何回も外国船は来航しているはず
611 :
世界@名無史さん :02/04/19 07:09
>599 現在まで残ってるのは、表面が偶然にも鍾乳石で薄くコーティングされて天然の保護幕が出来た為。 塗料その物は何の変哲も無い石の粉とかだったと思う
612 :
世界@名無史さん :02/04/19 07:14
井田制ってセイデンセイと読むの?
613 :
世界@名無史さん :02/04/19 07:27
ポンペイやモヘンジョダロが環境の悪化により風化が進み、その保護が訴えられている、とはよく聞く話です。 では、風化が進んだならば、解体して構造を探った上で新たにどこかから石を切り出して再構築すればよいのではないですか? 古文書や古代の装飾品の類を保存するならともかく、「建造物をまるまる保存」、というのは手間がかかりすぎる気がしますが・・・。
614 :
世界@名無史さん :02/04/19 21:13
>>602 リュクルゴス時代のスパルタなんかどうか?
女も素っ裸で軍事教練してたとさ。
>>594 592は五賢帝時代のことを言ってるんだろうよ。
615 :
世界@名無史さん :02/04/19 22:24
616 :
世界@名無史さん :02/04/19 23:49
コペルニクスって宗教裁判にかけられて有罪になったのは知ってますが、結局処刑されたんでしたっけ? どの文献にも死ぬ直前に論文がだせれたとかなんとかばっかで
早く答えろボケども
618 :
世界@名無史さん :02/04/20 04:08
ワラタ
619 :
世界@名無史さん :02/04/20 12:58
しつもんです。 1918年シベリア出兵の大義名分は西シベリアの チェコスロバキア軍を助けるため、と教科書に書いてありますが、 なぜそんな所にチェコスロバキア軍がいたのですか? 地球の反対側に廻って東からロシアに入ったのですか?
>>619 捕虜になってシベリアに抑留されてただけです。
621 :
世界@名無史さん :02/04/20 14:13
>>620 第三国経由で解放される予定だったが、このままシベリアの奥地で
殺されるんじゃないか、一生帰れないんじゃないかという噂が広がって
捕虜の暴動に発展し、そこに周辺国がつけこもうとしたと聞くよ。
622 :
かちゅ〜しゃで書き込めない! :02/04/20 16:00
>>619 まぁ、
>>620-621 の答えで正しいんだが、もっと基本的な事項から説明しておいた
ほうが良さそうだね。
まず、第一次世界大戦の時には、チェコスロバキアという国は存在していなかった
んだ。現在のチェコやスロバキアはオーストリア・ハンガリー帝国の一部の地域に
すぎなかったんだな。
んでもって、マサリクなどの独立をめざす運動があって、オーストリア軍の一部と
して動員されたチェコスロバキア出身の兵士や将校たちはロシア軍に投降した上で
対ドイツ、対オーストリア戦に参戦したんだ。
これがチェコスロバキア軍と呼ばれる集団で20万人程度の勢力があった。
ところが、ロシアの10月革命が起こってポリシェビキが権力を掌握すると、レー
ニンは対ドイツ単独講和を実施することになる。
で、邪魔になったのはロシア軍と一緒に東部戦線で対ドイツ戦を戦っていたチェコ
スロバキア軍ということになったんだな。
もちろん、いまさらオーストリア支配下のチェコやスロバキアには帰れないから、
引き続き対ドイツ、対オーストリア戦を継続するために一旦シベリア経由で太平洋
岸に出てから、フランスへ回って西部戦線に参加することになったんだが、移動中
にポルシェビキによって武装解除され、捕虜にされてしまったんだ。
つまり、オーストリア軍として東部戦線に→降伏してチェコスロバキア軍となる→
東部戦線にいられなくなってシベリア経由でフランスへ向かう→途中で捕虜になる
→暴動を起こす→救出のために連合国の出兵 って順番だな。
623 :
名無し募集中。。。 :02/04/20 16:03
世界史って所詮昔話ですよね?
>>623 まあ、昔話なのかも知れんが、現在までずるずると引きずってる事象も
多いのは事実。
例えば、ユダヤがなぜ彼の地に固執するのかと言えば、何千年も遡って
考える必要がある。尤も、2次大戦後の混乱は直接的にはフサイン・マクマホンとか
サイクス・ピコとかバルフォアなどの1次大戦時のイギリスの二枚舌の
せいなのだが。
625 :
世界@名無史さん :02/04/20 17:46
シベリア鉄道でも使って太平洋に出ようとしたんでしょうか えらく長い旅路ですよね・・・
626 :
世界@名無史さん :02/04/20 20:57
>>620-622 なるほど!すごくよくわかりました。ありがとうございます!!
もうひとつだけ教えてほしいのですが、シベリア出兵の結果、
チェコスロバキア軍はどうなっちゃったのですか?
連合国軍とロシア軍は激しく戦ったのですか?
教科書には米・英・仏撤退後も日本はそのまま居座ったために
国際的に非難されたとしか書いてないもので。
628 :
世界@名無史さん :02/04/20 23:58
史学の方法論に関する良い本を教えてください。
現在の高校世界史(世界史Aと世界史Bがありますよね)が 以前のカリキュラムの世界史とどのように違うのか教えて下さい。 私は11年ほど前に高校を卒業し、一年間の浪人生活を経て 大学に入りましたが、大学受験を終えてからというもの、 高校のカリキュラムには全く疎くなってしまっています。 なにやら、最近は以前よりも現代史を詳しく教えるようになった という話を聞いたことがあります。 その辺りも含めて、何かご存知の方がいましたら、 ぜひ教えていただけると嬉しいです。
AはBに比べると激しく簡単。 文系ならBが通常の学校向けで、Aがいまいち学力のよろしくない学校向けかと。 確かAは近代以降しかなかったような… 逆?(w
631 :
世界@名無史さん :02/04/21 01:42
Aは近代以前はないわけではないが、かなり分量は絞られている。 近代以前を各地域ごとにやるのではなく「○世紀〜○世紀の世界」という感じの 章立てで、広く浅くやるようになっている。 Aは受験ではほとんど使えない。学力の低い高校や、職業系の専門学科、 進学校の理系クラス用(世界史自体はとりあえず必修らしいので)に開講 されていることが多い。
>>630 >>631 どうもありがとうございます。
私は、今年度から大学で国際関係を教えているのですが、
現在の高校生がどういった形で世界史を勉強してから
大学に入ってくるのか知りたかったのです。
おそらく私が教えている学生たちは世界史Bを学習してきた
のでしょうね(世界史自体が必須科目のようですし、また、
私が教えている大学はそこそこのレベルになりますので)。
世界史Bでは、古代〜現代史までひととおり勉強するのですね。
講義の際の参考にさせていただきます。
633 :
世界@名無史さん :02/04/21 02:23
>>632 文科省HPに掲載された学習指導要綱によると
>地理歴史のうち「世界史A」及び「世界史B」のうちから1科目
>並びに「日本史A」「日本史B」「地理A」及び「地理B」のうちから1科目
が高校の必修科目です。
内容の薄いAでも高校の卒業はできるので、
受験校だと受験に不要だからという理由で日本史・世界史・地理のうち
1つ2つしかBに相当する内容をやらず、
残りはAに相当する内容を軽く学んだだけ、
という学生が少なくないんじゃないでしょうか。
いずれにせよ、講義のときに世界史を学んできたか
学生に質問されるのが得策かと。
>>632 ご丁寧に教えて下さり、ありがとうございます。
>いずれにせよ、講義のときに世界史を学んできたか
>学生に質問されるのが得策かと。
そのようにしてみます。
というより、そんなことはもっと早い時期に質問しておくべき
なのでしょうが、今のところ講義とその準備で精一杯で、
至らないところばかりです。お恥ずかしい限りです。
635 :
世界@名無史さん :02/04/21 12:25
>>611 様
ありがとうございます。
塗料についてはいろいろ調べたら大体わかったんですが
現在まで残ってる理由まで教えてもらい大変感謝です。
636 :
世界@名無史さん :02/04/21 13:56
ミュンヘン一揆で捕まったヒットラーが2,3年ほどのムショ暮らしで 出てこられたのはどうしてですか?政権転覆を狙った罪にしては 刑が軽すぎるような気がするのですが。詳しい方、教えてください。
>636 刑務所暮らしといっても屋敷に軟禁されて少なくなかった支持者が出入りし て話すのが自由、本も新聞も読めたというものだったのでは?
638 :
世界@名無史さん :02/04/21 14:50
今ブームのゆとり教育の問題点として、 欧米やインドの高校では、理科・数学の授業が日本の倍はある。 それなのに授業時間を減らしたら日本は遅れをとる・・・・ということがあげられています。 まさか朝7時から夜7時まで授業を行っているわけではないでしょうから、全体的な授業時間に対して差は無いはず・・・なのにこの差。 いったいどのようなからくり(外国語授業の時間が少ない、自国の真の歴史を教えていない、文学など学んだってお国の役には立たない、家庭科や道徳など家庭か教会で学ぶものetc)があるのでしょうか?
639 :
世界@名無史さん :02/04/21 16:20
中世ヨーロッパで刑史が差別を受けていた理由に 1,ローマ法の影響を受けたから。 2,皮剥ぎ業もしていたから。 3,人殺しの職業であったから。 という説があるらしいのですが、どれが正しいのでしょうか? 詳しい方、どうかお願いします。
640 :
世界@名無史さん :02/04/21 20:32
自己批判三角帽子ってありますよね あれってなんで三角帽子である必要があるんですか? 起源を知ってる方がいらしたら教えてください
世界の各国の国歌がヴォーカル入りで入ってるCDってあるのでしょうか? 所有してるのはポリドールのN響のやつですが、カラオケだけなもので。 もしもヴォーカル入りを所有されてる方いらっしゃいましたら、CDのレー ベル等御教示お願い致します。
642 :
古代オリエントの戦争は冬は休戦? :02/04/22 19:32
ペルシア戦争の事を調べています。 少し時代は後ですが、アレクサンダーについての新書本に 「古代の合戦では冬は休戦期」て主旨の説明がありました。 あのあたりだと積雪とかの理由ではないと思うのですが? 農作業の繁忙期には休戦だとまだわかるのですが。 古代も後半の東地中海沿岸として、なぜ冬は休戦なんでしょうか?
643 :
世界@名無史さん :02/04/22 21:44
>637 なるほどそうなんだ。だから獄中で執筆活動とか出来たってわけですか。勉強になった。
644 :
世界@名無史さん :02/04/22 23:52
ハンムラビ「法典」ってあるでしょ、こんな奴。 ハンムラビ法典Q(Code of Hammurapi) 古バビロニア王国第6代の王ハンムラビ(在位:前1792〜前1750頃)が編纂した法典。 この法典がきざまれた石碑がイラン南西部にあるペルシアの古都スーサで1901〜02年に フランスの調査隊により発見された。高さ2.25m、直径61cmの黒色閃緑岩の円柱に、4000行 にわたる楔形文字をもちいたアッカド語の刻文がある。シュメール法を継承、集大成した成文法で282条からなる。 刑法・商法・民法・奴隷法など日常生活全般にわたり、「目には目を、歯には歯を」で有名な同害報復の復讐法の原則にたつ。 のちにイスラエル人によって継承されるなど、ほかの古代オリエント諸国の法にも大きな影響をあたえた。 また、自由民、半自由民、奴隷の3階級に応じて法の適用が差別されることが明記されており、 階級差別の存在した当時の社会状況を知るうえでの貴重な資料ともなっている。しかし、この法典が現実に実施されていたかどうかについては疑問もある。 で、法典って言うだけあって六法全書みたいなものかと思っていたら、実際に施行されていたものではなく、逆にハンムラビ王が下した判例を集めたものらしいです。 それなら、ハンムラビ「法典」じゃなくハンムラビ「判例集」って名がつくと思うんですけど・・・・ どうして、ハンムラビ「法典」って名前がついたか理由がわかる人教えてください
645 :
世界@名無史さん :02/04/23 00:06
コミンテルンと日本共産党の関係を知りたいのですが、 おすすめの本とかありますか?
646 :
世界@名無史さん :02/04/23 00:46
世界史全集を読もうと思うんですが、どこのものが一番良いでしょうか。 巻ごとのこれは良い/悪いという情報も是非。
647 :
世界@名無史さん :02/04/23 20:20
カエサル、アウグストス、ネロらは何人でしたか? 今のイタリア人とは違いますよね。 そして何語を話していたんですか?
それぞれひとり、 逝ってくるわ。。。
逝って来い(藁)
カエサルは家名、アウグストゥスは称号だから腐るほどいるだろ。
マジレスすると、ローマ人。ラテン語を話していた。
間違っても今の民族意識を古代に持ち込むなよ。
ここでの「ローマ人」というのは宗教や血縁で結ばれた集団じゃなく、
ローマ市民権を与えられた人々、という意味だ。
皇帝はローマ人であればなれたので、属州出身の人でもなれた。
>>642 詳しくはしらんが、冬=農閑期なんだろうか?
なんか向こうでは年中温暖で冬の方が湿度が高いから、
草木は夏に枯れるとか聞いた覚えあるぞ。
本当かどうかわからないんで、あくまで参考に。
650 :
世界@名無史さん :02/04/24 16:30
651 :
世界@名無史さん :02/04/25 04:17
日本共産党系の歴史学者はだれですか?
652 :
世界@名無史さん :02/04/25 07:13
ギリシア人は地中海の各地に殖民都市を造ったそうですが、移民させられるほど人口の余裕があったのでしょうか?
653 :
世界@名無史さん :02/04/25 09:47
>>652 人口の余裕があったと言うよりは、当時の食料生産量に限界があったとみた方がよいでしょう。
特にギリシアのあたりは複雑な地形で農耕用の土地が少なく地味も良くなかった。
だからちょっと人口が増えるとすぐ植民団を出したんです。
親都市にすれば植民都市と交易して食糧を確保するって狙いもありました。
>>652 もうひとつ、ちょっと偏った意見になりますが
ミケーネ文明の崩壊期(紀元前1100年頃)に当時アカイア人と総称された
古代ギリシア人(の祖先)は大挙してイオニア地方に植民しました。
ドーリア人の侵入から逃れるためと思われます。
変な言い方ですけど、このときに社会・文化的に植民癖がついた
という事情もあるかもしれません。
ミケーネ時代は、植民と言うより、移住先の先住都市と交易して
入り交じったようにも思えます。
参照≫村川堅太郎、他、著『ギリシア・ローマの盛衰 古典古代の市民たち』
講談社学術文庫1080、1993.
ISBN4-06-159080-4 C0122
655 :
世界@名無史さん :02/04/26 01:58
廿二史箚記を翻訳してるサイトってどっかにありませんか。 ググルでも中国板逝っても見つからない。
現在の中華人民共和国の漢民族以外の少数民族に対する優遇制度を 教えて下さい。 勿論、偽善政策でもあるんでしょうけど。 例えば 「一人っ子政策は適応されない」 「大学進学が優遇される」 とか。
>>653 >植民都市と交易して食糧を確保
ってのはわかるのですが……
>だからちょっと人口が増えるとすぐ植民団を出した
当時の植民団って、食糧事情を解決できるほど大規模なものだったのですか?
たとえば、(数字は適当ですが)百人乗りの船五隻で植民を送り出す程度だと
都市の人口はたかだか五百人減るだけですよね。(もっと乗れるのかな。)
植民は、戦争並みの大事業だった、ということでしょうか。
658 :
世界@名無史さん :02/04/26 08:10
659 :
明日テスト :02/04/26 08:59
ナチは中産階級の支持を得ていたと聞きますが、何故ですか?
>>649 >冬=農閑期なんだろうか?
言われてみれば、確かに。
確認してみました地中海性気候は冬が雨季でした。
ついでに調べで知れたことは、古代のあの辺は二圃農耕というか
毎年、耕作地の半分は休閑地とし、半分を耕作していたそうです。
これは、冬が農業繁忙期と考えてもよいのでしょうか?
まだ少し決め手に欠ける気もするのですが。
何か手がかりご存知の方、お願いいたします。
>古代も後半の東地中海沿岸として、なぜ冬は休戦なんでしょうか?
なぜ冬を休戦期とする習慣が成り立っていたか、について
どなたかお教えください。
古代ローマが好きなのでいろいろな本を読んでいます。 塩野七生「ローマ人の物語」 辻邦生「背教者ユリアヌス」 ユリウス・カエサル「ガリア戦記」 シェンキェーヴィチ「クオ・ワディス」 マルグリット・ユルスナル「ハドリアヌス帝の回想」 読み物としておもしろいもので、他に何かありませんか? ギボン「ローマ帝国衰亡史」は挫折しました。 特にポエニ戦争を扱った文学作品でいいものはないでしょうか。
昔、眉村卓がカルタゴ物を書いてたな。 タイトル忘れたけど。
664 :
世界@名無史さん :02/04/26 23:50
歴史にロマンを感じることが、研究・考察において客観的な見方を阻害することもあるのでしょうか?
共産主義と社会主義は同じものですか? それとも別のものですか? 別のものならば、どこがどのように異なるのでしょうか。 諸賢よ、お導きを。
666 :
世界@名無史さん :02/04/27 01:00
>>665 すごく大雑把な言い方をすれば・・・
共産主義とは、社会主義の究極進化形態みたいなものです。
強い権力によって社会の富を集め分配するのが社会主義社会であり、
それすらも必要でなく、無条件に、
すべての人が必要に応じて必要なものを得られる社会、
それが共産主義社会です。すなわちユートピア(不可有郷)みたいなもの
ですな。
667 :
世界@名無史さん :02/04/27 01:42
>>666 の説明は、社会主義思想を空想的と貶めた共産主義者の勝手な言い分。
もともと両者はまったく別の思想。
もともと社会主義はどちらかといえば反近代主義で、当時流行した「社会」とは
現代でいう「共同体」のようなニュアンスだった。
共産主義はたんにDQN方向に煮詰めた近代主義。
(日本の社会主義は水で薄めたマルキズムなので問題外)
668 :
世界@名無史さん :02/04/27 01:47
十分の一税とは何故1/10なんですか?
>>666 さん
さっそくのレス、感謝いたします。
とおっしゃると、突き詰められた共産主義社会では、政府は消えると?
その割には、多くの社会主義圏で逆に体制の強化・締め付けが行われたのは、
矛盾しているような感じを受けますね。まぁ、資本主義圏との対峙上、
そうせざるを得ないってのが言い分だったんでしょうけど。
もしソ連が存続したとして、そのユートピア的な共産社会が実現する可能性って
あったんでしょうか?
>>667 さん
よろしければ、その近代主義について御教示願えますか?
671 :
世界@名無史さん :02/04/27 02:18
>>667 ご指摘ありがとうございます。社会主義とマルキズムはイコールではないですね。
>>668 667さんのご指摘のとおり、とりあえずこれはマルクス主義の側での話しということで、
マルクス主義では、社会の生産力が無限に伸びるというのが前提で、それに
合わせた形で社会のシステムが作られると考えます。社会主義の段階では
まだすべての人の必要を満たす社会にはなっていないので、労働者階級を
中心とする強力な権力が、社会の生産を管理し、富を公平に分配するとされています。
(この道の専門家ではないので細かいところは違うかもしれませんが)
これを実現するために、抵抗する資本家階級などを叩き潰して無産階級が権力を握る
いわゆる「プロレタリア独裁」が必要だと考えられたのです。
かつての社会主義国家はこの理屈を用いたものだと思います。
実際は他の主張は社会主義であっても認めない共産党独裁になりましたし、
公平に分配するだけの社会の生産もなかったりしました。
>もしソ連が存続したとして、そのユートピア的な共産社会が実現する可能性って
>あったんでしょうか?
ソ連存続云々ではなく、もし社会の生産が無限大に拡大し、すべての人が
必要な物を必要なだけ得られるようになれば・・・ということです。
実際のところ、共産主義と環境保護は結構相容れない関係だったりします(w。
ブッシュ大統領が「悪の枢軸」という言葉を使ったのは、第2次大戦時の (アメリカにとっての)悪役である枢軸国の言葉のイメージがあったのでしょうか?
マルクス主義では、資本主義→社会主義→共産主義を 不可逆的な「進化」(社会の改革や改良ではなく)であると捉えています。 この辺が、実際はマルクス主義に基づく社会主義国の体制を硬直化させ DQN的と言われるようになるゆえんでしょうな。
>>673 さん
なるほど、よく分かりました。細かな御教示、深く感謝いたします。
ありがとうございました。
>661 リディアとペルシアが戦争を行った時、ペルシア側が常識を破って冬にも戦争を続 行した為に相手を打ち破れたとか。参考としてどうぞ。
676 :
世界@名無史さん :02/04/27 06:54
稲作地帯:春に種まき→秋に収穫→冬に戦争(積雪地及び常備軍は除く) 麦作地帯:秋に種まき→春に収穫→夏に戦争(同上) 農民と兵士が分化していない段階では 上のパターンになる。 東地中海は麦作の本場。
677 :
世界@名無史さん :02/04/27 07:23
麦と米、はたしてどちらの方が優秀な穀物なのでしょうか?
678 :
世界@名無史さん :02/04/27 10:40
米じゃないかな?
679 :
世界@名無史さん :02/04/27 11:16
生産性からいったら、米でしょうな。 中世ヨーロッパじゃ、1の麦を蒔いて収穫は1.2とかその程度、 ちょっと気候が悪けりゃ、蒔いた量より収穫量の方が少なくなった。 その点、米は、集約農業で育てるので手間暇はかかるが、その収穫 は、蒔いた量の何倍にもなる。 その生産量があったからこそ、日本では戦国大名程度でも何千、何 万という軍勢を動かすことができた。 同時代のヨーロッパでは、万単位の軍の兵站を整えるのは容易なこ とじゃなかったのだ。
680 :
世界@名無史さん :02/04/27 11:40
保存の面から言っても米の方が麦より性能がよいと言われますね。
681 :
世界@名無史さん :02/04/27 17:12
今月発売の『歴史諸君!』(諸君!5月臨時増刊号)で、 ハーバート・ビックスの「裕仁天皇と近代日本の形成」という本について、 ほとんどが日本語文献(藤原彰、吉田裕などの論考)の子引き、孫引き だと書いてありましたが、それは本当ですか? 本当なら、翻訳が出てもわざわざ買う必要がないかな、と思うのですが。
682 :
=661=642 :02/04/28 18:57
>>675 =山野野衾
>>676 どうもありがとうございました。
その後、少し調べてみて次のようなこともわかりました。
地中海は冬季に海が荒れるので古代は冬には船を出しづらかったようです。
ご教示ありがとうございました。
683 :
世界@名無史さん :02/04/29 21:42
いつの時代でもいいのですがスペインと文化交流をした日本人 または日本と文化交流をしたスペイン人で有名な人を教えて下さい。
684 :
世界@名無史さん :02/04/30 03:45
685 :
世界@名無史さん :02/04/30 03:53
世界の文明度の推移ってどんな感じに推移していったんでしょうか? ローマが栄えて暗黒時代にバイキング襲来で北斗の拳状態だったってのは 予想がつきますが 数値で表すとどんなかんじ? 例:ローマ60→暗黒時代20→ルネッサンス65→現代100 みたいなかんじで数値で様子を把握してみたい だれか詳しい人知ったかでいいので教えてください
>>685 それは違います。
古代が最高値で人間はどんどん退廃していますから
ローマ100→中世80→ルネッサンス60→産業革命40→現代20
です。
>>685 686のちょっとした証拠を示しましょう。
古典ギリシャ語(今のギリシャ語とは違う)ではテンスが沢山ありました。
英語も普通名詞にも格変化がありました。
ところが例えば英語は今や代名詞に主格・目的格・所有格を残すのみにまで
退化しています。
動詞の変化もbe動詞にしか無くなってしまいました。痕跡が3人称単数と
過去形の不規則変化にありますが、やがて消え去るでしょう。
688 :
遅レス:古代ギリシアの植民 :02/04/30 08:46
>>657 >だからちょっと人口が増えるとすぐ植民団を出した
当時の植民団って、食糧事情を解決できるほど大規模なものだったのですか?
まず、古代ギリシアに限らず植民一般についてですが、一度の移住では完了しません。
現代風に言えば、植民地が発展すればそこで雇用機会が生まれます。
古代ギリシアの場合、市民の制度があったことは問題として考慮すべきで、
調べてみてもよくわかりませんでしたが、
例えば、植民市が発展して親都市から奴隷を購入するような型での発展で
あったとしてもそれは、食糧対策になるだろうと推測されます。
(この辺は詳しい方に捕捉していただけるとありがたいですが)
調べてみた範囲では、社会不安を原因とする植民の事例もあったようですが、
調べた範囲では、多数の事例は、食糧事情に起因するとみる意見が多かったです。
>>657 >植民は、戦争並みの大事業だった、ということでしょうか。
こちらについては、どう考えたらよいかわかりません。
とりあえず事業規模での比較はむづかしいと思いますが。
ときとして植民が戦争のきっかけになることは古代ギリシアの植民に
関しては珍しくなかったと思います。
エトルリアの妨害で失敗した植民の事例などがあったようです。
シチリアの植民市を巡るカルタゴとギリシアの争いがポエニ戦争の遠因に
なったりもしています。
690 :
世界@名無史さん :02/04/30 10:25
>>685 文明度なんて、見方、考え方、とらえ方次第。人それぞれ。
百人の歴史家がいれば、百通りの数値が示されるでしょうな。
686はあるいはネタかもしれないが、本気でそう考える人も
いるでしょう。
691 :
世界@名無史さん :02/04/30 11:03
>満州国の責任者であった岸信介が戦後の首相になったことを見ても、日 >本の国家総動員体制は官僚機構と共に、戦争を越えてなお実態的には維 >持されていたのである。 満州国が日本にとっての緩和装置だったように。米国にとって日本はそれである。
692 :
世界@名無史さん :02/04/30 11:04
戦争を指揮した女性は、実際にいたのでしょうか?
>>692 「実際に」ということは、
ジャンヌダルクとかは指揮官として認めないっていうこと?
>>693 ≠692ですが
思うに、エリザベス女王が閲兵するなど女性元首の形式的
戦争指揮ではなく、実際に戦場にて指揮をした女性は?
という質問ではないでしょうか?
≠692
古代パルミラのゼノビアは実際に戦場で戦闘指揮をしたそうですね。
古代エジプトの女性統治者にも何人か戦場に出てった人はいたと思います。
695 :
世界@名無史さん :02/04/30 13:26
戦場で指揮をとった女性なら、何人もいるよ。 19世紀インドのラクシュミー・バーイー ローマ軍に反乱したブリテンのケルトの女王ボアディケイア スコットランド軍を撃退したエドワード3世妃フィリッパ バラ戦争時代のヘンリー6世妃マーガレット 漢の支配に反抗したベトナムのチュン姉妹 明末の女性武将、秦良玉 サラミスの海戦の時、ペルシア側で勇戦したアルテミシア など。
698 :
世界@名無史さん :02/04/30 16:53
ローマ時代というのは、ある意味、地中海史の収束点だったのでしょうか?
収束も何も、ほぼ地中海全域を支配したってのに・・・ ある意味ってどういう意味だろう?
700 :
世界@名無史さん :02/05/01 06:39
701 :
世界@名無史さん :02/05/01 08:37
レーニン、スターリン、カストロ、ヒトラーはユダヤ人なんでしょうか?
>>702 『ユダヤ教を信仰し、その生活規範を遵守する人々』ってとこだべか? 不足?
俺は
>>701 じゃないけど、明確なユダヤ人の定義があるなら知りたい。
ところで
>>701 は、ユダヤの世界支配の陰謀とか、そういう与太話を
信じちゃいまいね(藁
ユダヤ系の(ユダヤ人を祖先に持つ)資本家がどうのこうのといっても、 その資本家自身がユダヤ教徒でなければ「ユダヤ系財閥の世界支配」なんてお話にならないんですか?
705 :
世界@名無史さん :02/05/01 18:08
ユダヤ系を「ユダヤ人を祖先に持つ」とすると 範囲が恣意的になり易いですから 歴史の分析概念としてはよろしくないですね これは日系でも華僑系でも同じ事でしょう
706 :
世界@名無史さん :02/05/01 21:04
ユダヤ人の定義は現在でもイスラエルにおける最大の矛盾です。 つまり定義できていない。
707 :
世界@名無史さん :02/05/01 21:28
>698 質問の意味が不明確です。
708 :
世界@名無史さん :02/05/01 21:51
>>706 イスラエルのあれはイスラエル国籍取得の定義と思った方がよい
のはないでしょうか。
イスラエル国家はユダヤ人の定義として打ち出しているわけですが
イスラエル国家が全ユダヤ人の総意を代表しているわけでもありません。
>>708 そのとおりですね。 要は統一見解は無いと言いたかったのです。 適切な補足感謝。
710 :
世界@名無史さん :02/05/01 22:28
セム語族が北上・印欧語族が南下したのは気候の乾燥化・寒冷化が原因だと聞きます。 では、それとは反対に豊かになった地域も存在するのでしょうか?
711 :
世界@名無史さん :02/05/01 22:33
>>710 そりゃぁ人口密度が上がった地域では豊になるのでは。
712 :
世界@名無史さん :02/05/02 10:10
アケネメス朝ペルシアがアレクサンドロス(ギリシャ)に敗北した理由はなんなのでしょうか? 政治的失敗などではなく、単純に武力で負けたのでしょうか?
713 :
世界@名無史さん :02/05/02 12:11
アケメネス朝は皇帝の代代わりのたびに内紛が起こるような国情だった 大ザッパにいって地方分権の上に皇帝権がのっかってるような帝国だったわけ ダレイオス3世の即位は紀元前335年(又は前336年) アレクサンダーがダーダネルス海峡を渡ったのが前334年 代代わりして日も浅く、統治体制をまだ固められてなかったと思われる たまたまアレクサンダーはラッキーなタイミングで攻め込んだ
714 :
世界の名無史さん :02/05/02 22:57
インドの『カーリー』の暗殺教団のタグ(サグ?)について、詳しい本あったら 教えてください。(新書もしくは文庫で) また、それについてのスレがあったら(過去ログでもいいです。)教えてください
715 :
ペルシス地方とはどの辺でしょうか? :02/05/04 23:26
ヘレニズム期前後(もしかしたらもっと長い間)、現在のイラン、ペルセポリスがあるあたりは「ペルシス」地方と呼ばれていたそうです。 大まかに、下メソポタミアの東方を指すのだろうと見当はつくのですが。 当時の地理感覚で、どの辺をペルシスと呼んだか、目安になる地形などご存知の方お教えください。 大まかな目安でも結構ですので、出典こみでお教えいただけましたら助かります。
716 :
世界@名無史さん :02/05/04 23:31
ルイXV世の3人の娘って、確か全員未婚で死んでますよね。 当時の国王の娘としては、珍しいことだったと思うんですけど、なんか理由が あったのですか?
717 :
世界@名無史さん :02/05/05 00:05
歴史的に世界最大の版図を広げたウェブサイトは2チャンネルという解釈でよろしいでしょうか?
>>717 (;´Д`)・・・
もうちょいマシなネタ考えろよ・・・
ヤフー一門のほうがでかいと思う
ルターの一般意志がよくわかりません。「一般」なのに個人の意志なの? 公共心ってこと?
721 :
世界@名無史さん :02/05/06 21:59
世界史において偉大な父をもった息子が自らを父と比較して及ばないことに苦しみ ながらも何事か為し得たという人物といえば誰かいますか? 日本史だと徳川秀忠かなあ・・
722 :
世界@名無史さん :02/05/06 22:48
>721 文脈からして、煬帝のような破滅型は除外? なら、国を更に発展させた (フィリッポス2世→)アレクサンドロス(破滅型の一歩手前、という気がしないでもないけど)、 (洪武帝→)永楽帝、 反射的に思い浮かべるのはこの人たちで、他にもまだまだいるなあ。
723 :
世界@名無史さん :02/05/06 23:14
独裁者としてヒットラーやスターリン、毛沢東などが挙げられますが 彼らは、ほとんど全ての政治的決定を独りで行ったのですか?
>>721 李世民
・・・は違うか。親父、言いなりだし。
725 :
世界@名無史さん :02/05/06 23:27
>>724 最近では、李世民がそれほど活躍していたのか怪しいという話もあり。
後の業績が大だから、後生の史家が歴史書を編纂するときに、
親父や兄弟の活躍も世民のものにしちまったんじゃないかといわれている。
なにせ、兄殺しという手段で王朝をとった人ですから。
726 :
世界@名無史さん :02/05/06 23:31
>>723 意思決定過程におけるマイナスのフィードバックをほとんど考慮しない、
または排除するって意味なら、まぁその通り。
727 :
世界@名無史さん :02/05/06 23:44
>>725 ほほう、初耳ですじゃ。断代史の国ゆえ、史書の記述は確度が
高いと思うておりましたが。
728 :
世界@名無史さん :02/05/06 23:45
旧唐書は当代史でしょ。確か。
729 :
世界@名無史さん :02/05/06 23:56
>>720 >ルターの一般意志がよくわかりません。「一般」なのに個人の意志なの?
ちょっと確認
質問は「ルター」の一般意志ですか?
「ルソー」のではなくて??
730 :
世界@名無史さん :02/05/06 23:56
『旧唐書』は当代史じゃないぞ。
731 :
世界@名無史さん :02/05/06 23:58
>726 独裁者が意思決定しない部分は普通に官僚なりが決定するのですか? 極端な場合を想定すると、独裁者が何も意思決定しない場合でも 何らかの基準に基づいて行政が行われるシステムだったのでしょうか?
>>729 はい、ルソーの誤りです。ですがその疑問は解決しました。
733 :
世界@名無史さん :02/05/07 00:16
>>731 言ってる意味がよく解らん。貴公はたとえば独裁者を、
『来月1日、ワルシャワに向けて進軍せよ』と命令を下した後に、
『2丁目のばーさんの年金受け取りの申請は却下せよ』とか言ったりするような、
それこそありとあらゆる行政作用を一手に引き受ける者とでも定義しておるのか?
過疎の村の村長じゃないんだぞ。それでもそこまではせんがな。
735 :
世界@名無史さん :02/05/07 00:43
ディオニソスとローマのバッカスの違いは何ですか?
736 :
世界@名無史さん :02/05/07 00:56
ギリシア神話のディオニソスは若者の姿で描かれることが多いけど、ローマ神話のバッカスはおっさんの姿で描かれることが多い。 ただし、バッカスは本来小アジア(リュディア?)の神格と言われる。 ギリシア悲劇にも『バッカスの信女たち』という題の劇がある。つまり、ギリシアでバッカスと言っても通じた。 ディオニソスもフリュギア(やはり小アジアの一地方)起源の神格ではないか、と言われている。 個人的意見では、もとは似たような性格の神だったのが、ギリシアとローマに伝わった後にそれぞれヴァージョンが少し違っていったってとこではないかな?
737 :
世界@名無史さん :02/05/07 07:47
>>733 質問が支離滅裂ですいません。私のお聞きしたいのは、独裁者といわれる人
を支える体制についてです。 民意を反映するような体制が一応基盤にあって
しかしそれを自由に変更できるのが独裁者なのか、あるいは独裁者の意向が示されて
初めて物事が動き始めるのかです。もし後者の場合とすると、仰るようにあるレベル
以上の事についてしか意向は示せないと思います。それは案外狭い範囲(その質は別にして)
についてであるとすると独裁のイメージからは遠い気がしたもので。
738 :
世界史に残るべ :02/05/07 09:04
>>737 >独裁者といわれる人を支える体制についてです。民意を反映するような体制が一応基盤にあってしかしそれを自由に変更できるのが独裁者なのか、あるいは独裁者の意向が示されて初めて物事が動き始めるのか
横レスになりますが。
独裁者による意思決定と民意の関係だと、実体的な体制(統治機構)だけでは捉えづらい部分もあると思います。
>>723 では>独裁者としてヒットラーやスターリン、毛沢東などが挙げられますが
とありますよね。
ことに、ヒットラーや毛沢東の場合だと、大衆社会の英雄崇拝が、独裁者による意思決定と民意の関係でも重要かと思います。
同様なことはスターリンの場合も言えるかもしれませんけど、レーニンの後継者って点で少し感じが違うかな(?)。
英雄崇拝されるタイプの方の独裁者は大衆の期待に応えられないとヤバイのであって、それだからこそ、いろいろな情報操作や宣伝活動もすると思います。
大衆社会に広範な不満や不安感があって、それが英雄崇拝に結びついたときに強権で官僚機構を押し切れる独裁者の意思決定能力が生まれる、ってことがあると思います。英雄崇拝が利用されると、体制と異なるチャンネルで大衆の民意を独裁者が集約できると思うんですね。
例えば、ユリウス・カエサルとか。
このタイプでは「民意を反映するような体制が一応基盤にあってしかしそれを自由に変更できる」とは言えないし、「独裁者の意向が示されて初めて物事が動き始める」とも言えない。
すでに構築された独裁体制の後継者など、大衆の方の英雄崇拝が形骸化しちゃってるタイプの方では、「独裁者の意向が示されて初めて物事が動き始める」という印象がしますが。どうでしょうか?
740 :
世界@名無史さん :02/05/07 15:23
大躍進と文化大革命の違いについて教えてください
私も知りたいです。大躍進と人民公社政策の違いを。
>>736 すいません、ディオニソスとバッカス自体についての知識が
あやふやでした。どちらも酒宴の神でギリシア神話とローマ神話
では呼称が違うと言うことですよね。ローマ神話というのも
初めて聞きましたが。
>>742 民俗・神話学板もよろしくね。
ローマ神話スレッドはないようだが。
>>742 いや、酒宴の神と言うのはローマ神話のバッカス。豊穣と酒の神と同一視された。
葡萄の木、蔦、山羊、いるか、蛇、虎などがバッコスと結びつく聖なる物とされた。
本来のディオニュッソスは、ディオニュッソス密儀と言って、宗教的な狂乱を伴う儀式を持った呪術的土俗宗教。
ディオニュッソスの密議宗教は、ギリシア・ポリスやローマの都市祭儀よりは、より古風な宗教だったと考えられている。
ローマ神話の酒と豊饒の神バッカスはこうした性格が弱められた、と言われる。
ディオニュッソスの密議宗教は、小アジアからトラキア、マケドニア〜バルカン半島北部で広く信仰された形跡がある。
つまりローマ地方までは広まったかどうか不明。
ただし、ここで言ってるのは本来のディオニュッソス密儀について。後に密議宗教と総称される小アジア〜東方系の呪術的宗教が、どっとローマやローマ帝国各地に広まる。
これら東方系宗教が「ディオニュッソス宗教(広義の)」と総称されることがある。
アレクサンダー3世(大王)の母親がディオニュッソス密儀の高位信者(←不正確だが巫女のような物と思ってくれ)だった。
マケドニア王国の王家とディオニュッソス密儀にも近しい関係があったと推測されている(オリュンピアスは隣国から入嫁した)。
例えばディオニュッソスの聖地への寄進、ローマに破れたマケドニア王族がこの聖地に逃れようとした、などから言われる。
ドイツ第三帝国は帝(ミカド)なしにしてどうして帝国と呼ばれているのでしょう? 日本語として訳するさいに生じた矛盾でしょうか・・・。
>>745 ←ネタ?
誇大妄想でローマ帝国、神聖ローマ帝国に継ぐ第三の帝国を僭称したからだYO
第一:神聖ローマ帝国 第二:ドイツ帝国(プロイセン) と思われ。 この二つの帝国に対する「第三帝国」という用語を世に広めたのは、メラー・ ファン・デン・ブルックという政治思想家。 ヒトラーはこれをパクった。
748 :
世界@名無史さん :02/05/07 22:01
古代ギリシアやローマ美術の特徴に、 大理石を使用した美術品というのがありますよね。 とある本で読んだのですが、それらの大理石像は、作られた当時、 赤や青などの染料で、塗装が施されていたというのは本当でしょうか? 真っ青な大理石像を想像すると、激しく萎えるのですが・・・
749 :
世界@名無史さん :02/05/07 23:09
>>739 ヒットラーなどを論じるときに冠される「独裁者」という言葉のイメージ
がもうひとつハッキリしないので自分なりの解釈で質問させて頂いたのですが、
「ヒットラーの独裁体制」、「毛沢東の独裁体制」というふうに全く別のもの
として考えたほうがわかりやすそうですね。
750 :
世界@名無史さん :02/05/08 00:23
>>739 分かり易いというか、そういうふうに個別事例の分析→歴史概念の構築→歴史概念間の比較・再検討→より一般性のある歴史概念の検討と進めてくのが歴史議論の王道。
751 :
世界@名無史さん :02/05/08 01:57
>>740 大躍進(正確には第二次五ヵ年計画)とは1958年に毛沢東の主導で始まった、
工業・農業の改革運動のこと。そのために農村の効率化を目指し設立されたのが
人民公社。
ところが、天候不順やソ連との対立による技術供与の途絶により、はかばかしい
成果は得られず、毛沢東はその責任をとる形で一線から引いた。
文化大革命とは1966年、政権を握っていた劉少奇らを排除するために
毛沢東が起こした思想闘争で、実権派(または走資派=資本主義の復活を図る者)と
された劉少奇やケ小平らが失脚、再び毛沢東が政権に返り咲いたことを指す。
この過程で中国全土に紅衛兵による粛清の嵐が吹き荒れ、多大な犠牲者を
出した。現在の中国では文革を『重大な誤り』だったと否定している。
ひどく簡単にまとめると、こんな感じさね。
>>751 大躍進の時は4人組はまだ表舞台にでてきてないんですか?
>>672 :ブッシュ大統領が「悪の枢軸」という言葉を使ったのは、第2次大戦時のアメリカにとっての)悪役である枢軸国の言葉のイメージがあったのでしょうか?
>>681 :『歴史諸君!』(諸君!5月臨時増刊号)で、ハーバート・ビックスの「裕仁天皇と近代日本の形成」という本について、ほとんどが日本語文献(藤原彰、吉田裕などの論考)の子引き、孫引きだと書いてありましたが、それは本当ですか?
>>714 :インドの『カーリー』の暗殺教団のタグ(サグ?)について、詳しい本あったら教えてください。
>>715 :ペルシス地方とはどの辺でしょうか?
>>716 :ルイXV世の3人の娘って、確か全員未婚で死んでますよね。、なんか理由があったのですか?
>>753 ペルシスはペルシア湾の東側沿岸部。ペルセポリスを含む。
高校の副教材レベルの世界史地図にもあるよ。
755 :
世界@名無史さん :02/05/08 22:58
>>752 ないよ。文革のとき毛沢東の思想を喧伝して、一気に時流に乗った。
んで毛の死後、すぐ失脚しちゃうのだ。
ちなみに一番有名な江青は毛沢東の第三夫人。
756 :
世界@名無史さん :02/05/08 23:27
何故ヒットラーはモスクワ陥落を目前にして敢えて攻撃せず冬将軍が来る事が分かっているのに 前線を停滞させてしまったのか ヒットラーは惰眠をむさぼっていたのかあるいはスラブ人など見くびっていたのか それとも単なる馬鹿だったのかお教え願いたい もうひとつナポレオンと同じ愚は偶然なのか
757 :
世界@名無史さん :02/05/08 23:42
>>756 ロンメルが中東から攻め上ってくんのを待ってた
・・・なんてな。嘘だよ。
電撃戦は戦意が強い敵には通用しないってこった。
それとナポ公がやられたのは焦土作戦だからな。ちょっと違う。
758 :
世界@名無史さん :02/05/09 00:01
\ | / ― Θ ― / °\ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ・∀・)< そうだったノカー! ( つ つ \_______ 〈 〈\ \ (__)(__)
759 :
世界@名無史さん :02/05/09 00:35
>>756 ナポレオン動向より、
ドイツが懲りずに2方面作戦に手を出した方がビクーリです。
760 :
世界@名無史さん :02/05/09 01:52
>757 戦力が限界に達しただけではないの? というより、ソ連軍が猛烈に反撃してきたのでは、
761 :
(´Д`) :02/05/09 03:10
アフリカ戦線を拡大したからとユーゴスラビア紛争平定に おもったより時間がかかったからじゃ?
ユダヤ人は歴史上、なぜ迫害されつづけてきたのでしょうか? また、先の大戦中のホロコーストのような大虐殺につながった 直接の原因(ドイツ人に嫌われる原因)は 何だったのでしょうか。?
763 :
世界@名無史さん :02/05/09 08:35
>>762 >直接の原因(ドイツ人に嫌われる原因)は
・第一次大戦の敗戦でドイツが大不況に陥っていたが、西欧に同化しつつあったユダヤ系ドイツ人には富裕層が多かった
・ソ連でユダヤ系が迫害され、東欧系ユダヤ人の難民が多数、布教のドイツに流入した。この東欧系ユダヤ人は独自の風習を護っていたので目立った
・第一次大戦末期、陸軍がまだ戦闘中に首都で革命が起き、降伏した。この件で国民の多くは革命で成立した政府に裏切られたと不満をもっていた。同時にソ連共産主義者を憎んでいた
・ナチはユダヤ人はみんな共産主義者の手先とデマを流し、国民の憎悪を煽った。
とりあえずこんなとこ
764 :
世界@名無史さん :02/05/09 08:43
>>762 >ユダヤ人は歴史上、なぜ迫害されつづけてきたのでしょうか?
一言では言えないが、どこに行っても固まって暮らし、自分たち独自の風習を頑なに護り、周囲の風趣に馴染まない事。
商業や金融業(金貸し)が得意で、金持ちになる一部が目立ったこと(当たり前だが多数のユダヤ人が金持ちでないのは他の民族と同じ)。
子供の頃からの教育で全体として理屈っっぽいこと。
各国のユダヤ人同士に独特の繋がりがあって、周囲から見るとそれがなんとなく胡散臭かったこと。
特に、ローマ帝国末期、初期のキリスト教はユダヤ教の会堂(シナゴグ)を中心に布教された。
要するにはじめは(紀元1〜2世紀とか)、キリスト教はユダヤ教徒をリクルートすることを盛んにやってた。
それで頭に来たユダヤ教徒が、ローマ側にキリスト教徒の悪口をあることないことチクった。
後に、キリスト教がローマで公認されると、今度はキリスト教の聖職者がユダヤ教徒のことをあることないこといって信者を煽った。
とりあえずこんなとこ
765 :
世界@名無史さん :02/05/09 09:01
いつの時代でもどこの国でも、住民にはいろいろと不満がある。 疫病の流行とか、経済的な不況とか。 人間は弱いもので、そういう逆境は誰かのせいにしたがる。 俺たちがこんなに苦労してるのは、みんな、あいつらが悪いからだ、 というわけ。 そして、その「あいつら」とされるのは、最も自分たちの身近にいて、 宗教や風習が自分たちと違う人たち。 ヨーロッパのキリスト教社会では、それがたまたまユダヤ人だった。
>>762 ちと
>>765 を捕捉させてもらう。
>キリスト教がローマで公認されると、今度はキリスト教の聖職者がユダヤ教徒のことをあることないこといって信者を煽った。(<<764)
煽っただけでなく、ユダヤ人はイエスを殺した罪深い連中とかなんとか、わざわざ教礼に定めたりしたんだな。イエスもユダヤ人であることはおかまいなしだった。
これは古代のうちから、つまり中世になる前から。
その後、中世にユダヤ人は、ユダヤのマークを胸につけなくてはいけない、とか、決まったデザインの服をきなくてはいけない、とか差別的な規則を定めた教皇もいた。
信徒は教皇庁組織の言う事に従ったわけ。
教皇がこれは誤りでした、と公式謝罪したのは20世紀も末になってのこと。
だから、ヨーロッパのキリスト教社会では、それが「たまたま」ユダヤ人だった。とは言えない、キリスト教聖職者の責任は大だった。
一言書いておくと、歴史上ユダヤ人差別に抵抗した聖職者も何人もいた。
ナチに抵抗した聖職者や、強制収容所に送られた聖職者もいた。ただ、大勢としてはキリスト教教会は、長い間ユダヤ人に差別的な言説を繰り返していた。
767 :
世界@名無史さん :02/05/09 10:21
765
>>766 了解。765の「たまたま」という言葉は不用意だった。
ご指摘サンキュウ。
とりあえず、765は民族迫害の一般論ということで、
最後の一文は無視してくだされ。
明治−大正−昭和 日本が併合、侵略、植民地化した 国を教えて下さい。私が知っているのは、 中国、清(満州、李氏朝鮮)、台湾、インドネシア、インド北部 シンガポール、サハリン南部、フィリピン、ミャンマー 違っていたらすみません。アフォな為、先週末から色々なサイトを 探しているのですが、いまいち表現にばらつきがあるので.... 出来れば、独立後の現在の国名で宜しくお願いいたします。
>>760 >というより、ソ連軍が猛烈に反撃してきたのでは、
そのとおり。ナチスお得意の電撃戦てぇのは、敵戦力の手薄な所を、航空機と戦車
(もっともこの当時の主力戦車は歩兵随伴用で、あまり強力な火砲を持って
いない。パンテルだのティーガーだのといった、ドイツ軍と言えばコレ!
ってのはもう少し後に開発・配備されるのだ。御参考まで)
を集中動員して叩き、一気に突破して歩兵を敵の後背に流し込み、
連絡を絶たれて浮き足立った敵を短期間に各個撃破する、ってもの。
つまり、敵の反撃はあまり想定してないのだ。
装備が劣悪だったり(ポーランド軍だ)、戦意が弱かったり(フランス軍ね)した
敵はこれでイケたんだけど、スターリンの『祖国防衛』の大号令の下で燃える
ソ連軍は踏みとどまり、あまつさえ反撃して来やがったもんで、
手詰まりになっちゃった、というわけ。
770 :
世界@名無史さん :02/05/09 16:22
>>768 軍事的に侵略して獲得した地域(例:満州)とか、
国際法に基づき正当な手段で獲得した地域(例:朝鮮、異論あるだろうけど)とか、
戦勝国への分配として獲得した地域(例:ドイツ領南洋諸島)とか、
いろいろあるからね。一概には言えないのよ。
771 :
世界@名無史さん :02/05/09 17:11
世界各国ではどのように農地改革は実行されたのでしょう? 1.日本や韓国のように戦争を契機に実行された。 2.中国やロシアのように共産革命により実行された。 ヨーロッパではブルジョワ革命の時分配されたのでしょうか? フィリピンやインドネシアをみて、平和時に農地改革が可能か 考えてしまいます。
773 :
世界@名無史さん :02/05/09 23:07
>768 表現にばらつきがでるのは当たり前で(;^_^A あせあせ 併合も侵略も植民地化もそれぞれ別の意味の言葉だよ。 併合したのは、沖縄と朝鮮半島 割譲を受けたのは、台湾と南樺太 植民地は・・・朝鮮半島と台湾、満州、後太平洋の島を幾つかの事になるのだと思う。 他は 中国の山東半島と福建も勢力範囲という意味では植民地になるのかな? ベトナム(&カンボジアとラオス)も第二次世界大戦開始から太平洋戦争開始までの間*に進駐して占領下においたから植民地かな? *フランスがドイツに降伏したことに乗じた 後、太平洋戦争で占領したの国は フィリピン、マレーシア(含むシンガポール、ブルネイ)、タイ(但し同盟国として) ミャンマー、インドネシア(含む東チモール)、パプアニューギニア 他に インパールは確か今バングラディッシュ領だからバングラディッシュも攻撃したことになるのか? 上陸はしなかったけど、オーストラリアとスリランカ無論アメリカも攻撃したはず。 抜けていたり、間違っていたら誰か指摘して(;^_^A あせあせ
774 :
世界@名無史さん :02/05/09 23:44
>>768 割譲を受けたり、併合したりした地域、また、信託統治を行った地域につい
ては、国際法上、合法的なものですが、武力によって占領、占拠した地域は
見解によっては侵略したということです。
つーか、侵略っていう区分は価値判断が入りすぎて、政治的すぎますね。
進出−勢力圏とした(一応、友好政府などが存在する)
進駐−軍事的に支配・占領した
侵攻−軍事的に攻撃した(地上戦限定)
くらいに分類しないと難しいでしょうね。
>>773 タイは占領してませんよ。
勢力圏にしていれば一律に殖民地というのもいきすぎがありませんか。
パプアニューギニアは侵攻したけど、支配はできなかったってところかな。
インパールも侵攻したけど撃退されたということでしょう。
アメリカやオーストラリアを挙げるのはちょっと違うのでは。
>>770 まぁ、実態は占領国への利益配分だったかも知れませんが、建前としては
信託統治、当該地域が国家として自立するまでの間の統治を委ねられたと
いうことになってますね。
毛沢東 「私は始皇帝より偉大だ。なぜなら私は彼より多くの人を殺したからだ」 スターリン 「一人の死は悲劇だが、一万人の死は統計上の問題だ」 この二つの言葉の出所ってどこでしょう?
>774 サンクス、考えてみれば、タイを占領したというのは言いすぎですね。 後どう分類するかってのは私の勝手な解釈だと思って、笑って許して(;^_^A あせあせ
777 :
世界@名無史さん :02/05/10 22:49
17C18Cのヨーロッパ諸国(イギリス含む)は中国と何を交易していたんですか?
778 :
をいおまえ!いい番号だね。 :02/05/10 23:34
>>777 何を交易していたかという質問は双方の輸出品は何だったかということでしょうか。
まず、中国から欧州への輸出品といえば磁器、茶、絹織物が代表的なものでしょう。
これらは、日本が開国した直後の輸出品目でもありますね。
磁器は英語でchinaつまり中国と同じ綴りの単語です。それほど磁器の本場は中国と
みなされていました。
また、茶は All the tea in China シナの茶全部という言い回しがあるほど、莫大
な利益を生む商品の象徴とされ、中国から新茶を積んで欧州まで運搬する専用の高速
帆船ティークリッパーと呼ばれる船種まで生み出しました。
スコッチウィスキーにカティーサークという銘柄があり、ラベルに優雅な帆船の絵が
付いていますが、これがティークリッパーです。
問題は、欧州から中国に輸出する商品があまりなかったことにあります。
例えばイギリスからは特産の毛織物などが少量輸出されましたが、もともと中国人の
好みは木綿や絹で、毛織物はあまり人気がなかったのです。
このために、その差は中国人の好む貴金属、銀の輸出でカバーされたのですが、銀は
当時の本位貨幣ですから、ひたすら貿易の不均衡が続いたことになります。
あとは、アヘン戦争で検索すれば、事態がどのように進んだかを知ることができます
から、ご自分で調べてください。
779 :
世界@名無史さん :02/05/10 23:36
780 :
世界@名無史さん :02/05/11 00:10
アレッサンドロ・デル・ド・ピエーロとみたいな長い名前で 苗字と名前の間にあるドとかデルとかって一体何なんですか?
781 :
世界@名無しさん :02/05/11 01:56
今回、騒がれてる亡命の件で『ウィーン条約』に反するとかで、 言われてる『ウィーン条約』って今回の場合どんな事の違反なんでしょうか?
782 :
世界@名無史さん :02/05/11 02:23
783 :
世界@名無史さん :02/05/11 02:26
ルイ17世は何故存在しないのでしょうか なんかものすごく既出っぽい気がするが 知っている方は教えて下さい
784 :
世界@名無史さん :02/05/11 03:07
フランス革命やロシア革命で軍隊は王様を守らなかったんでしょうか?
785 :
世界@名無史さん :02/05/11 06:27
>>774 その『殖民地』って書き方にこだわりを感じます。それはともかく、
>建前としては信託統治、当該地域が国家として自立するまでの間の統治を
委ねられたということになってますね。
って、誰が委ねたんですか? 国際連盟? だとすると、日本の国連脱退後の
南洋諸島は国際法的にどのような位置にあったのですか?
786 :
世界@名無史さん :02/05/11 06:51
>>785 「連盟と協力関係にある非連盟国」の立場で委任統治をそのまま継続します。
789 :
世界@名無史さん :02/05/11 14:58
ゲルマンの大移動は家族や血族単位だったの?
790 :
世界@名無史さん :02/05/11 15:31
>>789 同時代の記録からそのように推定されてます。
正確に言うと
血族単位の結合態である氏族が複数まとまった部族が、
状況に応じて部族連合を成したり離合集散したりしながらなだれ込んできて、
ローマ領に入ってからも部族間でくっついたりわかれたりしながら荒らしまわったらしいのが大進入。
実態は戦える男が前に立って女子供は馬車とかで少し後ろを着いてきたりすることが多かったらしい。
791 :
世界@名無史さん :02/05/11 20:14
イギリスは、1915年にアラブ人には、フサイン・マクマホン協定、 1917年にユダヤ人にはバルフォア宣言と、あい対立する約束の結果、 現在にまで深刻な対立が続いているのですが、イギリスは原因を作った 張本人として責任をとったことはあるのですか?
その程度でいちいち責任をとったらイギリス人ではありません。
793 :
世界@名無史さん :02/05/11 22:39
他国の教科書では、日本も明への「朝貢国」として扱われているのでしょうか?
794 :
かちゅ〜しゃで書き込めない! :02/05/11 23:08
>>793 > 他国の教科書では、日本も明への「朝貢国」として扱われているのでしょうか?
まず、世界史というよりも日本史の話題ですね。それと問題意識が歴史とは離れて
いるようにも見えます。
まぁ、ここは質問スレですから、あまり細かいことは言わずに説明しましょう。
現実問題として、明代、おそらくは足利義満の日明貿易をどのように記述している
だろうかということでしょうが、答えは簡単です。
そんなこと、日本の教科書くらいにしか「記載されていない」です。
室町時代の日本と明の外交関係がどうであったか、などという世界史的には全く意
義のない事項について、他国の歴史教科書に記載があるかもしれないと考えるほう
がどうかしてます。
質問の口調からして、日明貿易が「朝貢」でなかったと考えているか、もしもそう
であっても、足利義満が勝手にやったことだから、明から冊封を受けていたことを
否定しようとしているようにも読めますが、歴史的な事実を否定してもはじまらな
いでしょう。
その手の素朴なナショナリズムをふりまわさなければならないほど日本は情けない
国ではありませんよ。
795 :
世界@名無史さん :02/05/11 23:36
>>784 フランス革命では、軍が国民公会(だっけ?)を弾圧しようとして、その気配を
察知した民衆がバスチーユ牢獄を襲撃して革命に火が点いたんじゃなかったかな。
その意味じゃ守ろうとしたけど押し切られた、と言える、かもね。
ロシア革命では、軍はむしろ革命側の推進力でしょ。
中国や朝鮮ではそうかかれていそうじゃない? 別にかまわないと思うけど 日本のでも「朝貢の形をとった」ってちゃんと書いてあるし
>>794 (苦笑)
まあ、今の世界史板の状況から見てもそうですし、私のシンプル極まりない書き方からもそう判断されるのは当然でしょうね。
そうではなくて、
「明の版図」の地図で、明の最大領域(色つき)と共に「明への朝貢国」(斜線)が記されているものを見て、
(鄭和が立ち寄った)セイロン(という遠国)ですら朝貢国であることから「なぜもっと結びつきが強い日本に斜線が引かれていない(=朝貢国でない)のか?」と疑問に思ったのです。
まあ、カチンの森事件を「いまだ真相がはっきりしてない」と書いてある時代の事典でしたからね。
799 :
世界@名無史さん :02/05/12 00:55
>>796 中国の歴史教科書って、日本の歴史教科書よりも必須記載項目が多そうだから、
戦争をしたわけでもない時代について、教科書に日中関係についての記述があ
るとはとても考えられないね。
第一、日本にとっては室町時代の外交関係といえば事実上は対中国と対朝鮮く
らいしかないだろうけど、室町時代の対朝鮮外交関係なんて日本史の教科書に
載ってないだろ。貿易くらいはしてただろうけど、なんかあったのかな。
まして、中国側は同じ時代に近隣の国々と交渉があったのだし、国内の事件も
多いのだから、倭寇や秀吉の朝鮮出兵なら記述があるかもしれないが、義満の
日明貿易なんて項目はないだろ。
それから、韓国の歴史教科書は自国中心に書かれているから、自国と日本の関
係は虚実とりまぜて豊富に記載されていても、日本と中国の関係なんて書いて
ないよ。
ということで、
>>794 の意見が正解じゃないかな。
800 :
世界@名無史さん :02/05/12 00:57
西ローマ帝国にも輝いていた時期はあったのでしょうか? 成立以来、下がりっぱなしだったのでは可哀想ですが・・・。
>>800 カール大帝が西ローマ帝国に即位したときとかな。
レス番がちょうど800だし。(笑)
802 :
かちゅ〜しゃで書き込めない! :02/05/12 01:21
>>797 こりゃどーも、先入観で回答してしまい、失礼しました。
疑問のご趣旨は理解できたので、改めてわかる範囲でお答えします。
結論から言うと、その歴史地図は間違いではありません。
日本史の教科書には、足利義満の日本国王名義での日明貿易が重要事項
として記載されており、明示的な朝貢貿易が行われたことを示していま
すが、逆に言うと、古代はともかくとして、義満が例外的な存在なのです。
明から見ると、日本は義満の時代に明の冊封を受けて朝貢国となってい
ますが、その後、朝貢関係から離脱しています。
本来ならば、この事実をもって中華帝国たる明の膺懲征伐の対象となる
のですが、元ですら遠征に失敗した日本に軍を送る愚を避けて、離脱を
認め、その後は「互市」国として交易の対象となっているのです。
朝貢国であるか互市国であるかの違いは、明にとっては明確なもので、
扱う役所も朝貢国は礼部、互市国は理藩院の所管となっています。
次に、朝貢国の意義ですが、近隣の朝貢国というのは中華皇帝から冊封
を受けて王を名乗り、儀礼的な交易を許されるという形態をとり、遠隔
の国々については、儀礼が中心で冊封関係が存在したとしても形式的な
ものとなります。
どちらのケースであっても分類としては朝貢国なので、事実上の従属国
である場合と儀礼的な交易のみの国の双方が朝貢国として扱われていた
と考えると理解しやすいと思います。
>室町時代の対朝鮮外交関係なんて日本史の教科書に載ってないだろ 「日朝貿易は義満以降16世紀まで非常に盛んに行われた。(日明貿易と違って) 幕府、守護大名、豪族、商人などによって行われ、後に朝鮮は対馬の宗氏を通して 貿易を統制した。応永の外寇1419後一時中断したが活発に行われ、特に輸入された 木綿は日本人の生活に大きな影響を与えた。三浦の乱1510後に衰えた。」
明石書店から韓国、中国の国定教科書の訳本がでています。オススメだと思います。 中国の中学用の歴史ぶ厚い。アメリカの教科書も(歴史短いのに)厚いらしいですね。 日本ももっとページ割いてもいいという議論もあるみたいですけどね。 ランドセルに入らないとダメなんでしょうか?
?? 世界史の教科書がそんなに厚い? それでいて理系科目の授業数が日本よりも大幅に多い? いったい外国の学生は、学校でどんな時間割を送ってるんだ?
806 :
世界@名無史さん :02/05/12 10:06
中世ヨーロッパとか近代ヨーロッパの軍隊って妙に密集して戦ってますけど。 どうしてなんでしょうか? あと中国とか日本もあの当時はあーやって戦ってたんでしょうか?
807 :
世界@名無史さん :02/05/12 11:24
>>806 ごく大雑把に言うと
・密集したほうが突進力が大きくなり、また銃撃の火力も集中するので
敵軍に大きなダメージを与えられる
・騎兵部隊の突撃を妨げる壁となる
・兵士が逃亡しにくくなる
というメリットから。18世紀半ば以降では、連発銃や榴弾砲の発達などで
密集はむしろ危険になり使われなくなった。
日本では西洋や中国のような騎兵部隊というのが発達しなかったので
すこし実態が異なるけど、基本的には密集戦法が行われていた。
808 :
世界@名無史さん :02/05/12 16:22
辛亥革命から日中戦争に至るまでの時期の、中国の軍閥勢力について、 どの地方に誰がいたのか、その人がどういう系統のどんな人物なのか、 わかりやすくて入手しやすい本があったら紹介してください。
809 :
世界@名無史さん :02/05/12 17:18
「ローマの平和」期のローマは、 1.もっと侵略をして帝国拡大→市場拡大&戦争奴隷獲得 2.侵略をやめて戦争を少なくし、軍事費支出抑制 どちらを選ぶべきだったのでしょうか?
1 名前:奈々氏 02/05/12 16:11 質問です。 権利の章典を英語で書くと、〜 of rights(章典は忘れた) 権利の請願を英語で書くと、〜 of right (請願は忘れた) なんで権利の請願のrightにはsがつかないの?
811 :
世界@名無史さん :02/05/12 17:29
結論からいえば2でしょう。
812 :
世界@名無史さん :02/05/12 17:35
>810 調べてみたんですが、 petition of right が権利の請願で bill of rights が権利の章典ですね。 仰るとおりsがないですね。
813 :
世界@名無史さん :02/05/12 18:07
マヤ文明といえば、生贄の儀式が有名ですが、そこで一つ質問があります。 いけにえになる(なる事を許される)者は選ばれた日より、儀式の日までの 数日?間は、周辺の町を踊り歩くのですが、その際の宿はどのような物 だったのでしょうか?町の宿屋、神殿、もしくは野宿?色々調べても この部分の詳細がつかめません。 誰かご存知でしょうか?
814 :
世界@名無史さん :02/05/12 22:24
>>807 密集戦術がすたれていくのは19世紀では?
単なる誤字かな。
琉球王国は明治の始めあたりに併合が始まったようですが、 このときラストエンペラーとなった王はどうなったのでしょうか。? 当時は王国は中国に朝貢などしていたり、建設物も中国様式 だったようですが、言語はいまで言うウチナー口、つまり 文法的には日本語に近いものだったのでしょうか?
816 :
世界@名無史さん :02/05/13 15:05
元朝や清朝の異民族王朝の皇族は、漢族と結婚してたのですか? それとも同族結婚のみ? 今日の講義で某教授が、「康熙帝は漢族の血筋である。清朝漢化の原因」 と言っていましたが。。。
>>672 :ブッシュ大統領が「悪の枢軸」という言葉を使ったのは、第2次大戦時のアメリカにとっての)悪役である枢軸国の言葉のイメージがあったのでしょうか?
>>681 :『歴史諸君!』(諸君!5月臨時増刊号)で、ハーバート・ビックスの「裕仁天皇と近代日本の形成」という本について、ほとんどが日本語文献(藤原彰、吉田裕などの論考)の子引き、孫引きだと書いてありましたが、それは本当ですか?
>>714 :インドの『カーリー』の暗殺教団のタグ(サグ?)について、詳しい本あったら教えてください。
>>716 :ルイXV世の3人の娘って、確か全員未婚で死んでますよね。、なんか理由があったのですか?
>>775 : 毛沢東 「私は始皇帝より偉大だ。なぜなら私は彼より多くの人を殺したからだ」
スターリン 「一人の死は悲劇だが、一万人の死は統計上の問題だ」
この二つの言葉の出所ってどこでしょう?
>>810 :権利の章典を英語で書くと、〜 of rights(章典は忘れた)
権利の請願を英語で書くと、〜 of right (請願は忘れた)
なんで権利の請願のrightにはsがつかないの?
>>672 :ブッシュ大統領が「悪の枢軸」という言葉を使ったのは、第2次大戦時のアメリカにとっての)悪役である枢軸国の言葉のイメージがあったのでしょうか?
>>681 :『歴史諸君!』(諸君!5月臨時増刊号)で、ハーバート・ビックスの「裕仁天皇と近代日本の形成」という本について、ほとんどが日本語文献(藤原彰、吉田裕などの論考)の子引き、孫引きだと書いてありましたが、それは本当ですか?
>>714 :インドの『カーリー』の暗殺教団のタグ(サグ?)について、詳しい本あったら教えてください。
>>716 :ルイXV世の3人の娘って、確か全員未婚で死んでますよね。、なんか理由があったのですか?
>>775 : 毛沢東 「私は始皇帝より偉大だ。なぜなら私は彼より多くの人を殺したからだ」
スターリン 「一人の死は悲劇だが、一万人の死は統計上の問題だ」
この二つの言葉の出所ってどこでしょう?
>>810 :権利の章典を英語で書くと、〜 of rights(章典は忘れた)
権利の請願を英語で書くと、〜 of right (請願は忘れた)
なんで権利の請願のrightにはsがつかないの?
819 :
=818=817 :02/05/13 20:18
ありゃドヂちった。 二重カキコスマソ 逝ってきマス。
>>816 乾隆帝の間違いでは?
彼は漢族の血を引いてるという伝承をあやめさんが昔
紹介してた気がする。
殷帝国の祭祀について教えて
>>816 漢族だろうが関係ないっす。
当時は、皇帝を初めとして、複数の妻を持つことは当然の社会ですよ。
漢族・非漢族にこだわってる奴は少数派でしょう。
っていうか、そんなこと気にしてたら中国支配なんてできませんて。
まあ、一応皇后は満州族を立てるようにしていたようですが(西太后もそうだね)
清朝の漢族趣味は順治帝からでしょう。
順治帝の母后は、父帝の死後、順治帝の叔父であるドルゴンと再婚します。
これは女真の習慣からして、別段不思議なことではありません。
ただ、幼少時から漢民族の中ですごし(即位時六歳。北京入場は翌年。漢人の教育係やとりまきだらけ)
儒学を教え込まれた順治帝にはその風習が野蛮なものに見えたのでしょうね。
それから、順治帝は漢族趣味に染まっていったのです。
ちなみに、康熙帝に漢族の血が流れてるってのは本当ですよ。
孝康章皇后は漢人で、たしか満洲に連れ去られてきた・・・はず(うろ覚え、詳しい方よろしく)
でも、それをもって清朝が漢化する原因だとするのはうなずけませんね。
私は↑に書いたとおり、原因は順治帝だと思ってますんで。
823 :
世界@名無史さん :02/05/14 15:28
>821 えと、甲(亀の甲羅)や動物の骨を火であぶって、ヒビの入り方で占いをしてた。 戦争をしてもいいかとか質問を書いて占って、その結果も書いた。 これが「甲骨文字」。 神様の機嫌を取るために、犠牲を捧げてた。 これも占いで「これだけ犠牲を捧げますがそれで良いですか」 みたいにお伺いを立ててた。 青銅器は凄いけど、解説できる人いる?
824 :
世界@名無史さん :02/05/14 18:05
今誰かいる?
825 :
世界@名無史さん :02/05/14 20:09
厨房扱いされかねない質問です。どなたかわかればよいのですが。 キリスト教圏(欧州・アメリカ)においては人間型ロボットは嫌がられるという話を聞きました。かの地域で人間型ロボットを忌避する文化的背景があるか確認したいのですが、どなたかわかりますか? 最初は宗教的理由と思い、宗教板のキリスト教スレで聞いてみたところ「原理主義教会かロボット排斥を教義に入れた所で無い限り問題無し。所詮は道具だし、バチカンは問題無しと解答」と解答されました。 ならば文化的理由かと思って世界史板に来ました。
826 :
世界@名無史さん :02/05/14 20:13
三国干渉の「三国」って第三国ってこと?三ヶ国ってこと?
827 :
世界@名無史さん :02/05/14 20:23
>>825 そうはいっても、やっぱり宗教的背景ってのは大きいと思うよ。
つまり、キリスト教では、人間は神によって創られしものだから、人間が
人工的に人間に準じた物を創造するという行為は、人間が神に挑戦するこ
とのように感じられるわけ。
バチカンなど教会側はもちろん、ロボット開発はダメだとは言わないけど、
人間には踏み込んではならない神の領域というものがある、生命工学とか、
ロボットなどはそのひとつ、という意識は、信者たち一人一人にすでにす
り込まれているのだと思うよ。
その現れが、メアリ・シェリーの『フランケンシュタイン』であり、カレ
ル・チャペックの『R・U・R』。つまり、被創造物が創造者である人間
を圧倒してしまう、というパターンの物語だね。
殷にとっての祭祀の地位は?
829 :
世界@名無史さん :02/05/14 20:32
>>828 政策決定の中心。祭政一致だったと思われる。
戦争にも祭司集団と思われる一団が従属したくらい。
>>825 という事は、人間以下の能力しかないロボットならOK。ゲーム「TOHEART」に出る異常に人間臭い「HMX-12マルチ」なんかが出たら反発が発生する可能性があるわけですね。
831 :
世界@名無史さん :02/05/14 21:34
827
>>825 もう一つ。
これは私の勝手な想像だけど、ひとつには、被創造物によって創造者である
自分たちが乗り越えられてしまうっていう恐怖があるんじゃないかな?
西洋文化って、割と、個人主義じゃない?
だから、向こうでは、人間というものはやがて自分個人の創造主である親を
のり越えていく、そういう存在。
ギリシャ神話とかでも、子が親を殺す話って多いよ。
だから親としては、子供の成長が嬉しい反面、深層心理では恐ろしくもある。
ロボットも同様。やがて造物主たる人間を滅ぼすのではないか、直接滅ぼさな
いまでも、人間以上の存在になっていき人間を圧倒してしまうのではないか、
そんな本能的な恐怖があるんだと思う。『フランケンシュタイン』や『R.U.R』
はもちろんその恐怖を描いているし、アシモフの三原則ですらその裏返しだ。
一方、家族の絆の強い東洋では、そこまでの恐怖がない。儒教社会では子は親
に従うものという意識がある。だから、鉄腕アトムやドラえもんはぼくらの頼
もしい味方であり、友達として描かれているわけ。
833 :
おぢちゃん :02/05/15 09:00
>>826 ネタ・・・だよね? 教科書読めYo!
一応お答え。ロシアとドイツとフランスが、日本が日清戦争で得た遼東半島を
清に返せって圧力かけてきたんだよ。ロシアは満州から朝鮮への進出を
狙ってたから、この辺に日本の勢力圏があるとウザかったんだろうね。
ドイツとフランスは、ロシアに名前貸してね、って言われただけ。
泣く泣く返還した日本は、このあと国の全力をあげて打倒ロシアに励むのでした。
834 :
世界@名無史さん :02/05/15 10:04
イギリスの貴族はすごい広い所有地があったそうですが どうやって手に入れたですか? ヴィクトリア朝のころを扱った本を読んだらそのへんが前提で書かれてて、 なんでそんな少数の人が土地持ちになったのかは省略されてるのです。
835 :
672さんへ :02/05/15 10:19
せっかくサルベージ業者さんが沈んだ質問を引き上げてくれたのに、
放置プレイはあんまりです。そんなわけで。
>>672 おっしゃる通り。
『正義のアメリカが暴虐な枢軸を倒して、世界は平和を取り戻したのだから、
世界はアメリカに敬意を払い、協力しなければならない。
その世界戦略を邪魔する国は、正義の名のもとに容赦なく潰す。WWUで、
ドイツや日本を打倒したのと同じように』
という含みをもった、まさにユニラテラリズム(一方的外交主義)炸裂の
お言葉と解釈しておけばよいかと思います。
語学的には、枢軸と訳される言葉『axis』それ自体には悪い意味はありません。
中心軸とか回転軸といった意味で、これが『The Axis』になると、戦争を
引き起こした中心勢力(の連合)という意味になり、WWUの日独伊の
同盟を示すのです。
ここから敷衍して、悪の枢軸『The Axis of evil』という言葉を用いることで、
アメリカによって守護された平和で自由な世界に対する、悪意をもった挑戦者(の連合)
である(とアメリカが考える)国々に、調子に乗ってると潰すからね、という一種の
決意表明を示した、ということなのでしょう。
さて、諸賢の存念や如何。
>>672 非常に興味深く、面白い回答ありがとうございます。
>>832 確かに例がアレです。C3POではしっくりこないし、AIは見てないからなんとも。で、人間臭いロボットで真っ先に思いついたのがHMX-12な訳で。
837 :
世界@名無史さん :02/05/15 13:38
ゲームで申し訳ないのですが、大航海時代をプレイして海賊に 興味を持ちました。そこで東洋書林の『図説海賊大全』を購入しました。 海賊にもバッカーニアとか、プライバティアとか種類があること自体、初めて 知りました。なんとなくわかったつもりで読んでいるのですが、やはり 落ち着きません。そこでもし良かったらこれらの海賊の種類について 教えていただけませんでしょうか?ひょっとしたら高校レベルの質問かも しれないのですが、日本史専攻だったものですいません。 併せてこの機会に世界史の流れについても知りたいと思うのですが、 高校の教科書を読む、でいいのでしょうか?? 他にも良い文献があれば教えていただければ、と思います。
838 :
世界@名無史さん :02/05/15 14:48
フランス人で北のノルマン地方に住む人たちは 金髪碧眼が多いけど南の人はラテン系なんですか? フランク王国あたりの頃のフランス人は何系?
839 :
世界@名無史さん :02/05/15 15:31
>>838 古代のフランク族はゲルマン系部族でしたが、
フランク王国成立時(481年)の住民の多数は、ガロ・ローマ人と呼ばれるローマ化したガリア人(ケルト系)でした。
同じ頃今の南仏方面の一角には、ブルグンド王国や東ゴート王国、西ゴート王国の領土が食い込んでいました。
ですから、フランク王国創建時には今でいうフランス人はまだ成立していません。
ブルグンド族、東ゴート、西ゴート、いずれもゲルマン系です。
彼らが王国を割拠させたのはローマ末期の行政区では、ガリアではなく、ヒスパニア、ヴェイエスンシス、イタリア(今のイタリアとは領域が異なります)と呼ばれた地域でした。
いずれでも、ゲルマン系は少数派でした。
今の南仏地域の古代末期の状況は、北仏よりラテン系の比率が高かったはずです。が、他にギリシア系の人やフェニキア系の人もいたはずと思われます。
フランク王国当時の南仏の大勢としては、多数派のガロ・ローマ人&ラテン系(他)がいるところに、少数派のゲルマン系が入っていったという状態でした。
ですから、今の南仏の人を人種的にラテン系、と考えるのははあまり意味がないと思います。
言えるとしても、傾向としてラテンの血がやや濃い、くらいではないでしょうか。
民族的、文化的には南仏の人がオク系と言われることもあります。
が、これは今のフランス人の内での区別(日本で言ったら関東人/関西人の区別)のレベルです。
840 :
世界@名無史さん :02/05/15 15:57
ケルト系の話がでたので質問 古代ケルト民族はどのあたりまで広がっていたのですか? イギリス・アイルランドだけじゃなくヨーロッパ大陸にもいたの ですよね? 彼らがほかから来た民族に支配されて 独自の文化もなくしていったということだろうか?
841 :
世界@名無史さん :02/05/15 16:02
ごめんなさい質問です。 どこで聞いたらいいのかわからないからここで聞きます。 世界には全部でいつの国があるんでしょうか?
842 :
世界@名無史さん :02/05/15 16:16
>>840 >古代ケルト民族はどのあたりまで広がっていたのですか?
>イギリス・アイルランドだけじゃなくヨーロッパ大陸にもいたの
ですよね?
ケルト系の諸族は、古代に今のオーストリアあたりからまず中欧に勢力圏を広げました。
最大活動圏は、ブリテン、アイルランド、イスパニア〜小アジア(今のトルコ)あたりです。
ただし、彼らの活動圏が拡大した後期には、中欧方面にはゲルマン系の諸族が浸透していました。
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844 :
世界@名無史さん :02/05/15 16:18
>>840 >彼らがほかから来た民族に支配されて
>独自の文化もなくしていったということだろうか?
ケルト系言語に関して言えば、アイルランドやスコットランドでずっと後まで残りました。
が、民族的統合に関しては、概ね、ほかから来た民族に支配されて独自の文化を薄くしていった、と言ってよいと思います。
ケルト的な装飾やケルト的な韻文は、地域によって中世にも残存した、と言われますが。民族を統合する文化複合は分散したと言ってもよいでしょう。(アイルランドやスコットランドは例外です)
後、今のスペインあたりに進出したケルト系は、なぜか先住のイベリア人種と同化し、ケルト的な特質を古代の内から失っていた、と言われます。
私は、この経緯を詳しく説いた本は読んだ事がないのですが。
どうも、このイベリアのケルトは「支配されて独自の文化もなくし」たわけではないようです。
845 :
世界@名無史さん :02/05/15 16:22
>>841 >世界には全部でいつの国があるんでしょうか?
今現在と言う事でしょうか?
でしたら地図帳の巻末などに載っている資料をみるとわかりますよ。
えーと、独立国の数は、今、確か200弱だったと思います。
20世紀末に、「21世紀までに、国の数が200を越えるのではないか」と予想する意見がありましたが。今のところ200は越えてなかったと思います。
歴史を通じて、ということでしたら。
多分、答えられる人はいないと思います。
>>840 >ケルト系の諸族は、古代に今のオーストリアあたりからまず中欧に勢力圏を広げました。
>最大活動圏は、ブリテン、アイルランド、イスパニア〜小アジア(今のトルコ)あたりです。 (<<842)
えーと、ガリア(今の北仏)ははぶいちゃいましたけど、中欧から勢力を広げたってことで、問題なかったですよね(?)
>>845 これは地理板で聞く質問でしたね。
板違いな質問に答えてくださってありがとうございました。
848 :
世界@名無史さん :02/05/15 17:00
レオ1世がアッティラ大王の前に立ち、撤退するよう説得しているシーンの絵。 あれってかなり説明だけを見ているとかなり感動的なんですが、本当は頭を下げてお金を出した上での撤退合意だったというのは本当ですか?
>>833 ネタじゃないよー!!
ロシア&ドイツ&フランス全部足して3つ!
なのか第三国の3なのか…
850 :
かちゅ〜しゃで書き込めた♪ :02/05/15 20:00
>>834 いわゆる公侯伯子男といわれるイギリス貴族のうち、国家に対する
功績によって授けられる男爵は置いといて、公爵、侯爵、伯爵はそ
れぞれ領地を所有していることが前提の爵位なのです。
日本の武士や公家は土地を所有することはほとんどなく、徴税権や
統治権をもっていて、土地そのものは農民などが所有していたのに
対して、欧州や英国の貴族は土地そのものを所有し、支配していた
ために、近代になっても貴族の大土地所有が継続していたというこ
とです。
男爵については、もともと領主であった場合と、勲功で爵位を得て
領地のない男爵がありますが、大土地所有が上流階級となるため
の前提条件のようになっていたため、領地のない貴族であってもな
るべく、土地を入手しようと努力する傾向にありました。
ということで、ビクトリア朝あたりでも貴族の大土地所有が続いて
いたということですね。
>>849 833じゃないがよ、教科書になんて書いてあるよ?
じゃなければ参考書に。
852 :
世界@名無史さん :02/05/16 03:08
誰か古代中国の編鐘について知ってるかたいます?
853 :
世界@名無史さん :02/05/16 21:33
えっとー、1895年ロシアがフランス、ドイツと共に遼東半島の清への返還を日本に迫った。
854 :
世界@名無史さん :02/05/16 23:53
>>852 青銅器の製作技術が高度に発達していた古代中国では、編鐘(へんしょう)
と呼ばれる楽器が祭祀などに用いられました。
大小の青銅製の鐘を台から吊り下げ、打具で音を出す打楽器ですが、
正確に調律されているのでメロディを奏でることもできます。
春秋戦国時代(紀元前8〜2世紀)になると、編鐘は楽器として独立し、
音楽的に鑑賞されるようにもなりました。
1970年代末に中国湖北省の遺跡から、ほぼ完全状態で保存された
大編成の編鐘が発見されました。
この編鐘は現代音楽の楽譜による演奏も可能であることが確かめられています。
古代中国においては、すでに1オクターブを半音ごとに12の音律に分ける12律
(六律六呂)が確立されていたのです。
855 :
世界@名無史さん :02/05/16 23:57
856 :
世界@名無史さん :02/05/17 00:02
>>850 公爵は王家に近い親族などがなったんでしょうか?
857 :
世界@名無史さん :02/05/17 01:07
>>775 知ってるつもりの独裁者伝説じゃないの?
あとは
アレクサンダー大王→「我輩は神である」
ヒトラー→「欲望は膨張する」
アミン→「殺せ、殺せ、もっと殺せ、できるだけ殺せ」
858 :
世界@名無史さん :02/05/17 01:59
結局ドナウ文明ってどうなん?
859 :
世界@名無史さん :02/05/17 02:10
組織化された農耕のテクノロジーを有する社会を「文明」と呼ぶ考古学者もいるから、 それで言ったら、ドナウ文明もあり(藁
860 :
世界@名無史さん :02/05/17 08:47
どなたか、1492年以降のスペインのモスリコやコンベルソについて 書いてある本、知りませんか? 『スペインのユダヤ人』(平凡社、1995)以外でおねがいします。
861 :
世界@名無史さん :02/05/17 10:50
>>848 >レオ1世がアッティラ大王の前に立ち、撤退するよう説得しているシーンの絵。〔中略〕本当は頭を下げてお金を出した上での撤退合意だったというのは本当ですか?
言われてみれば、と思い、何冊か本をひっくり返して調べてみました。
フン族は東ローマから同盟費という名目で金を受け取り続けてましたから「本当は頭を下げてお金を出した上での撤退合意」というのはありそうなお話です。
たいていの本には例の伝承だけが載っていましたが、あたった内では1冊だけ、
文庫クセジュの『アッチラとフン族』にだけ、〔問題の会見で〕「どういう会話がこのときかわされたかはわかっていない」とありました。
ただ、私も知らなかったのですが、このときアッチラと会見したのは、ローマの地方総督、元執政官、そして教皇の3人だったそうです。
まったくの想像ですが、会見中教皇は伝説通り「家を焼いたり人を殺したりするのは悪い事」とか1度くらいは言ったかもしれないな、と思いました。
会見団全体としては、なんとかお引き取りいただくという線だったような気もします。
どちらにしても想像ですが。
>>860 コンベルソ〜マラーノ関連
小岸昭「マラーノの系譜」
同「スペインを追われたユダヤ人」
Y・ヨベル「スピノザ 異端の系譜」
アミンについて詳しいサイトとかってありませんか?
864 :
世界@名無史さん :02/05/17 20:04
かちゅ〜しゃを導入してみたのですが、 世界史板がよめないんですが・・・
>>863 ネット環境にあるのならば、検索サイトの世話になってはどうか。
検索ワードは「ウガンダ 大統領 食人」あたりであろう。
アミンだけで掛けると、岡村なんたらのいるデュオが引っかかる可能性大。
867 :
世界@名無史さん :02/05/17 20:21
>>856 この話題は、かなりガイシュツだから、詳細については過去ログを
あたってみてください。
簡単に言うと、欧州の貴族の起源は主としてローマ帝政期の地方官
であるcomesを源流として、フランク王国の時代に貴族化した伯爵と、
やはりローマ帝国の軍事職を起源とする公爵が古い爵位で、伯爵の
上位と下位に侯爵や子爵が派生していったものです。
ただし、イギリスの公爵と伯爵は大陸とは起源が異なります。
公爵はもともと大貴族の家系であるか、伯爵などが勲功によって格
上げされて公爵となった場合がほとんどで、王族の家系であること
は条件ではありません。
ただ、臣下となった王族の子孫が貴族に叙せられることは当然あり
ますから、王族を先祖とする公爵家というのもありえます。
869 :
世界@名無史さん :02/05/17 21:40
なんで公爵と侯爵は音が同じなんですか? コウシャク、って言われたら、 どっちかわかんないじゃんねぇ。いや、輸入元の中国では音が違うんだろうけど。
>854 詳しい説明どうもです♪
872 :
世界@名無史さん :02/05/18 14:20
日本語には同音異義語なんていくらでもありますが、何か?
古本を購入しようと思ってHP等を調べてるんですが、略号とかがわかりません。 たとえば Petit in-12, XXIII-386 (i.e. 356) pp. 本のサイズ、ページ数?だとは思うんですが・・ どなたかご存知のかた、いませんでしょうか?
sageちゃった、あげます
875 :
世界@名無史さん :02/05/19 01:59
具体例じゃないから推測を交えて書くけど、 p.とかpp.の前のローマ数字とアラビア数字はその本のページ数でしょう。 XXIII 386ならローマ数字でページ数がついてる頁が23ページ+ アラビア数字でページ数がついてる頁が386ページあるってことだね。 i.e.は id est 「すなわち」の略だから、その合計ページ数じゃない? Petit in-12ってのは知らないな。 内容についてか本の大きさについての記号だと思うんだけど。
>>875 ありがとうございます
XXIIIローマ数字でページ数、ってのはありそうですね。気がつきませんでした。
ieについては、確かに合計ページだと意味が通るんですが、ページ数があわない。。。
どうせならページ欠損のないものを買おうと思ってるんですが・・
念のため見つけた商品3例についての説明を列挙しておきます。
A)(1749) Petit in-12, XXIII-386 (i.e. 356) pp.
B)(1749) in 12, de XXIII- 386 pp., pl.
C)(1745) In-12 de (8), 11, 302 pp.
年代から見て3例とも同じ版だと思うのだけど、ページ数?がかなり違う。
C)なぞ84ページ欠落しているということか?年代が違うから、別の版ということか?
うーん
877 :
Mr.世界史 :02/05/19 02:49
フリードリッヒ2世(フェデリーゴ)について何か知っている人がいたらお願いします。 m(_ _)m
昔、フリードリヒ2世スレッドがあったな・・・
880 :
世界@名無史さん :02/05/19 06:54
なぁ、小ピピンって一体何なの? わけわからんわ、ほんまに。
喜望峰の英訳はCape of Good Hope これを「希望」とせずになぜ「喜望」と訳したの?
882 :
世界@名無史さん :02/05/19 17:32
>>881 これで南下が終わり東方への新たなる航海が始まる、ということで、
喜びに満ちて東方を眺めた(眺望、と申すであろ?)ことだろう、と。
883 :
世界@名無史さん :02/05/19 20:12
中国って懐が深い国だってよく聞くんですが、高祖?の奥さんの残酷話や、人肉グルメ など2ちゃんで知り、これは確かに日本にはない文化だ(コワ〜)とは思ったんですが それが懐の深さか?と。 中国ってどんな所が懐が深いの??
884 :
世界@名無史さん :02/05/19 22:21
>>883 懐が深い・・・いろいろ含みのある表現ではあるが、世界史ネタで言えば、
外部からの侵略者を飲み込んでしまうところですかね。
元は同化されなかったけど、五胡十六国や北魏、契丹、女真、
こういった勢力は中国を支配しつつも、いつしか中国文明に飲み込まれて
同化してしまっています。秦や周さえも、そのようなものに近いです。
885 :
世界@名無史さん :02/05/19 22:40
>>883 たとえ正面切って争ってる敵でも、水面下では仲良くしてたり
親戚つながりだったり、秘密結社で結ばれてたりと
単純に敵対していなところ。
たとえば周恩来と蒋介石の関係とかね。
886 :
ガス戦士ヘコキマンZ :02/05/19 23:22
イスファハン、みましたかー。 僕は途中で風呂は入れと言われて風呂へ(TへT)。 湯船に漬かりながらふと考えたんです。イスファハンは世界の半分だとかつていわれたという。 でも、それってどーいうことでしょ。西半分(西洋)にたいして、東洋世界の首都のように栄えてたということかな。 よくわからん表現だと思いますが。
887 :
世界@名無史さん :02/05/20 11:21
どなたか暴君放伐論について書かれた本を知りませんか? 最近、古典の訳書が出たと聞いたのですが。 あと、ジャン・ボダンについて書かれた本はありますでしょうか?
888 :
世界@名無史さん :02/05/20 13:23
近世のドイツはたくさんの領邦があったのに、そのわりには小さな戦争が頻発しなかったのはなぜですか? やっぱり小さな諸侯は常日頃から同盟を組んで大諸侯に対抗できるような勢力を形成したりとかしてたんですか?
>>887 「僭主に対するウィンディキアエ」ユニウス・ブルトゥス
→わりと最近出た古典的暴君放伐論の邦訳
「主権・抵抗権・寛容」佐々木毅
→ボダンについての邦語の基本文献
890 :
世界@名無史さん :02/05/20 16:51
ローマ帝国第三代のカリグラ帝が闘技場において、 気に入らない観客を舞台に放り込んで猛獣のエサにさせた、というのは実話ですか?
892 :
世界@名無史さん :02/05/21 13:55
893 :
世界@名無史さん :02/05/21 14:56
殷王朝の国家体制について教えてください
>893 神権政治。商邑が一番強く、他の邑を支配していた。国家と言うよりも 都市国家(邑)連合。
895 :
世界@名無史さん :02/05/21 19:24
その都市国家と祭祀ってお互いになんか関係はあるの?
896 :
世界@名無しさん :02/05/21 21:27
現在使われている世界史・日本史の歴史用語(寛政の改革など)が どのような経過をたどって確定されたのかが載っている本を教えてください。
897 :
世界@名無史さん :02/05/22 07:58
1) おじゃるまるは男なの女なの? 2) なぜおじゃるまるは現代の日本にいるの? 3) なんで「しゃくを返せ」なの?
>>875 ありがとうございます。
結局ドイツ系の古本屋にダメモトでメールしました。
でも、円が高くなってるしー(涙)
899 :
世界@名無史さん :02/05/22 10:29
>>895 殷では商邑の王だけが祭祀をおこなった。王=シャーマン。
宗教的な権威が絶大で、他の邑に強い指導力を発揮した。
他の邑は商邑の王に対し、程度の差はあれ、忠誠心を持っていた。
900 :
世界@名無史さん :02/05/22 10:57
>>888 裁判所がありました。
他人の領邦を勝手に占領できませんし、
もめ事は裁判所域が基本です。
901 :
世界@名無史さん :02/05/22 15:11
スペインのバスク地方の言語は不思議と日本語に似てる単語がある、と聞きました。 具体的にどんなのがあるんでしょうか。 そういえば、イエズス会のザビエルもバスク出身だったようですが。
902 :
世界@名無史さん :02/05/22 18:47
古代ローマ帝国時代に 「000よお前もか」と裏切り者に対して発した やつって誰ですか?言われた奴もだれっすか?
903 :
世界@名無史さん :02/05/22 18:54
>>902 割と常識だぞ。
言った(ことになってる)やつはユリウス・カエサル(英語読みジュリアス・シーザー)。
言われた(ことになってる)やつはブルートゥス。
ついでに、言ったことにしたやつはシェークスピア。
904 :
世界@名無史さん :02/05/22 19:12
漢の武帝とかは死んだ後に自分が武帝と呼ばれることは知ってたんですか?
前近代東アジアの船舶技術・航海法についての良書を教えてください。
907 :
世界@名無史さん :02/05/22 20:54
>862 かなり遅くなりましたが、感謝です。 さっそく『マラーノの系譜』を借りてみました。
909 :
世界@名無史さん :02/05/23 00:28
910 :
世界@名無史さん :02/05/23 02:22
>>906 『中国が海を支配したとき』ルイーズ・リヴァシーズ著 新書館 1996
紹介するのが恥ずかしくなるほどに基本中の基本ですな。ほとんど鄭和に関する
記述ですが、それ以前の航海術や船の構造なんかにも少し触れてます。入門には
いい一冊でしょうね。
まともな図書館なら置いてあると思います。
・・・とか言ってこの一冊しか思い浮かばへんわ。ごめんね。
911 :
世界@名無史さん :02/05/23 02:48
世界最初の動物園の事について知りたいんだけど どうやら3000年くらい前の中国の皇帝が作らせたのが最初だと聞きました。 もっと詳しく知りたいのですが、誰か知りませんか?
912 :
『煬帝陛下!』『おまえ、拷問のあとで死刑な』 :02/05/23 03:11
>>905 ・・・ネタか?
ん〜、どうなんだろね。もしかしたら生前に『諡号は○○帝がいい』とか指定したり
『○○帝なんてどうでしょう』なんて提案を受けた皇帝もいたかもね。
まぁ普通、諡号ってのは、皇帝が死んだ後で生前の業績にちなんだり縁起のいい字を
選んだりして贈るもんだから、知らなかった、はず。
ただ、仮に生前に諡号が決まってたとしても、それで皇帝を呼ぶことは絶対にない。
そんなことしたら、皇帝の死を願ったと見なされて処刑されかねんもんでね。
またあんまりひどい皇帝だと、ものすごく悪い意味の諡号を贈られる場合もある。
そんなので皇帝を呼んだ日にゃ・・・くわばらくわばら。
>>912 いわれてみればたしかに皇帝の死を願う様にみえちゃいますね…ありがとうございました。
周の文王とエジプトのトトメス3世とやらが動物園らしき物を作ったらしい と言うのが分かりました。 どっちの方が古いのかは分からないけど。
915 :
912補足 :02/05/23 08:52
明の洪武帝から一世一元制が採用されるので、それまでのお話、ということで。 それ以後の皇帝はすべて、自分が死後なんと呼ばれるか、知っていたことになる。 ただし、生前にその号で呼ばれることはそれまで同様にない。理由は先述のとおり。
916 :
世界@名無史さん :02/05/23 10:16
祭祀をやることで国家って保てるの? 祭祀は一般人にまでなにかしらの影響があったの?
>>916 もうちょっと整理した質問しないと、質問意図、伝わんないよ。
匿名掲示板だからなおさら。
曖昧質問になってる。
918 :
世界@名無史さん :02/05/23 13:10
>>916 保てたこともあった。
影響を与えたこともあった。
いつの時代のどの地域のことか指定してくれたら、もう少し詳しく教えて
くれるかもよ、誰かが(w
919 :
世界@名無史さん :02/05/23 13:52
>>915 元号による皇帝の称号というのは、あくまで歴史家などによる便宜的な呼び名
諡号のようなオフィシャルなものではないから、皇帝自身も別に気にならない
日本みたいに元号を天皇の正式な追号にするのは、本来的な制度ではない
920 :
世界@名無史さん :02/05/23 13:57
ついでに言っとくと「宣統帝」なんかは生前から呼ばれてた 満洲國皇帝になってからは「康徳帝」と言われてもいた
先週号の週刊新潮に、亡命総領事事件に関して、 「中国のネットでは「生意気な日本」「日本のためにやったのに何事か」という書き込みがなされてる」 とあったのですが、中国は今回の事件は報道規制をかけてるはずです。 なのになぜ中国人がカキコできるのですか? 新潮の捏造ですか?
922 :
世界@名無史さん :02/05/23 18:56
923 :
世界@名無史さん :02/05/23 19:47
永楽大典だけど、いつかどこかで、誰かに 一冊がものすごく大きかったと聞きました。 実物は実際どれくらいのサイズだったんでしょうか。インターネットで 調べたんスがヒットしませんでした。誰か知りませんか?
925 :
世界@名無史さん :02/05/23 20:16
訂正 殷王朝は祭祀をやることで国家を保てたかどうか?です
>>915 > それ以後の皇帝はすべて、自分が死後なんと呼ばれるか、知っていたことになる。
そおですか?
明清以後でも、皇帝の諡号は当人の死後に決定していたとおもいますが。
たとえば清朝の咸豊帝の「文宗」とか同治帝の「 穆宗」という類。
明代以降、一世一元の制によって、元号からも皇帝をアイデンテファイできるようになったことは確かですが、それと、はたして「諡号」が生前に贈られていたかどうかとは、まったく別個の問題だとおもいます。
927 :
世界@名無史さん :02/05/23 20:48
>>923 世界史の教師によればその大きさは道路の代わりに使用したほど
だそうです。そのせいで現物が残ってないらしいですが。
>>927 材質は紙ですかな?
分厚い紙だったのかな…
あー。何だか記憶がごちゃになった。 清末にイギリス軍が道路に敷いて簡易舗装の代わりにしたのって 四庫全書だったっけ?
あ、永楽大典か。 巨大な百科事典?は何だったかな。 俺も知りたい。
931 :
世界@名無史さん :02/05/24 19:44
>>930 大きいんじゃなくれ量が膨大。
>こうしたなかで、古典数学を保存したのが、『永楽大典』(1407年)である。その編集
>方針は、引用した書籍はその全文を載せるというものだった
>>916 =925
そうだよ。祭祀以外に軍事力は当然あっただろうが、それも占いという宗教的的権威の
裏付けがあってこそ。
ところで、
>>925 って質問なの?ちゃんと礼儀をわきまえて文章書けよな。答える気なくなっちゃうぜ。
933 :
世界@名無史さん :02/05/25 18:05
>>932=899 どうもすみません。初心者でしたので。以後気をつけます。
934 :
世界@名無史さん :02/05/25 21:54
「シナ」の漢字変換を載せている機種ってありますか? それと、「シナ」という言葉は中国政府が「使うな」と厳命しているのでしょうか?それとも自己規制? また、地図帳の「東・南シナ海」や「チベット・シナ語族」はタブーに触れないのでしょうか?
機種って何? って突っ込んだら負けですか?
>>935 ほら、ワープロの機種ですよ。(笑)
ルポとか文豪とか〜
937 :
世界@名無史さん :02/05/25 23:10
>>934 シナという言葉自体には、ただ中国という地名を指すだけの意味しかない。
ヒンドゥースタン、パキスタン、アフガニスタンのように、シナスタン
(スタンは○○の地、という意味)と呼ぶやり方があって、それが残ったもの。
それを、戦中の日本のように、差別的なニュアンスを込めて用いるならば問題になる。
・・・と、何巻か前の「美味しんぼ」で読んだな。山岡さんの上司が中国からの
お客さんを『支那そば』と看板を出すラーメン屋に連れて行って怒らせてしまい、
それを例によって山岡さんが料理と舌先三寸で解決する、という話だった。
938 :
世界@名無史さん :02/05/25 23:14
もしかしてChinaがチャイナ→シナと日本語風に転訛してるのが気に入らないのでしょうかね? ジャパンと言われればまだ我慢できるけど、ヤーパンとかヤポンとか言われると、 からかわれたような気分になるような感じで。
天皇を倭王と呼ばれて腹立ててんのと同じだよ。
MS-IMEも、以前のバージョンではシナも変換してたんだが‥ バージョンが上がるごとに、シナに限らずどんどんヤバそうな語を 辞書から消してっている。 まあエンサイクロペディアで日本海(東海)って表記するような 会社だし。
昔読んだイデオロギーとは何ぞやみたいな本に書いてあった例を一つ。 「救急車が動かなかったら、多くの人が死ぬ」。 これは事実かもしれない。 少なくとも、テレビがないと多くの人が退屈で死んでしまう、 というのよりははるかに正しい事実である。 しかし、救急車の乗組員がストをしているときに、 鎮圧する側がこの言葉を言えば、これはイデオロギーになる。 その言葉は単なる事実を言っているのではなく、 その言葉によって相手を動かそうという目的を有しているからだ。 シナという言葉も、これと同じ事でしょう。 少なくとも今の日本でシナという言葉を使いたがる人間が、 差別的目的を持っていないとは思えません。 言語学者は別ですが。
歴史に残っている、もっとも古いオナラ(=放屁)はどのようなものでしょうか?
>>941 朝鮮の人をチョンと言うようなものか。
しかし、このスレすごく勉強になります…。
944 :
世界@名無史さん :02/05/26 17:39
こら、さげてんじぇねーよ
945 :
世界@名無史さん :02/05/26 17:48
>>941 詭弁に類する論理です。
個人的には「支那」という語をあえて使いたいとは思いませんが、「中国」という
語が敗戦によって強要されたものであることを無視しています。
このシナは不可という押し付けをする人々が、一定のイデオロギーを有するこ
とも、また間違いない事実です。
ましてや、この世界史板でそのような発言をするにおいておやです。
ナポレオン氏を世界史板の有力コテハンとして認めてはいますが、この手の露
骨な情報操作は不快ですね。
>>943 まるで違いますね。シナは音からすれば中国の歴史的な呼称として全く差別的
な意味はありません。
チョンというのは、かなり新しく俗語として侮蔑の意味をこめた語です。
私は別に、「シナ」という言葉の使用に反対ではないけど。 「本来の意味では差別的でない」、という論理は、たぶん、「シナ」を 使うなと言ってる人たちには通用しないと思うよ。 「部落」だって、本来は集落という意味であって差別的な意味ではない はずなんだけど、差別用語でしょ。
947 :
世界@名無史さん :02/05/26 18:00
>>945 でも、普通の人はシナなんて使わないし、
使う人は政治思想板の人とかでしょ
差別的にシナという語使う人は覆いと思うけど
歴史的に差別的じゃなくても 指される側が差別を感じるなら わざわざ使ってことを荒立てる必要はないんじゃないの、 というのが大人の応対じゃないのかねぇ。 自虐主義と言ってしまえばそれまでだが。
949 :
世界@名無史さん :02/05/26 18:10
>>947 世界中の人々はシナを普通に使ってますが、何か?
chinaは多くの言葉でシナかそれに類する発音です。
シノワ、シーナなど。
日本人も敗戦までは普通に使ってましたが、何か?
逆に、中国なんて言葉は同じ敗戦国のドイツが公式文書で使うくらいでしょ。
950 :
世界@名無史さん :02/05/26 18:13
>>949 日本でシナって言ってる人の事を言ったんだけど?
反論になってないんじゃない?
951 :
世界@名無史さん :02/05/26 18:54
じゃあ、「中華人民共和国」を正確に英訳すると、 "Dmocratic People's Republic of"の後には、"central"だとか言う単語が続くのでしょうか?
952 :
世界@名無史さん :02/05/26 19:01
>>950 敗戦時に強制されるまでは、シナが普通だったんじゃないかな。
現在でも、公文書や国公立大学、新聞やマスコミなどにはシナを使ってはいけ
ないという強制されているけど、それを無視して自発的に「中国」を使うのが当然
のように誘導するのはなぜだろう。
歴史的な経緯や政治的背景を無視して、今はシナという人が少ないというのは
意図的なプロパガンダにしか聞こえないけど。
953 :
世界@名無史さん :02/05/26 19:07
20代前半の俺は昔から中国で聞きなれてる。
たぶん若い世代だと、シナって言うほうがかえって違和感がある奴のほうが多いんじゃない?
>>952 >それを無視して自発的に「中国」を使うのが当然のように誘導するのはなぜだろう。
だって中国人が差別語だと主張する(と聞く)から。
954 :
世界@名無史さん :02/05/26 19:14
955 :
世界@名無史さん :02/05/26 19:17
>>953 > だって中国人が差別語だと主張する(と聞く)から
それがプロパガンダだよ。まず、日本以外の国々がchaina系の呼称を使い、
シーナとかシノワとかシナと呼んでも問題視せず、シナネットという名称の
サイトすら問題なく国内に存在しているのに、日中の特定のグループがその
ような主張を繰り返している。
ただ、第二次大戦後に中国政府の要求を受けて、公式にはシナを使わずに
中国、中華を使うようになって50年以上もたつから、別に20代でなくても、
シナという語感に違和感を持つ人々は多いけど、それと歴史上の事実とは
別の問題だ。
>>955 なるほど。
でも、シナと呼ぶことには差別はなく問題はないにしても、
いま中国と呼んでいるものをシナに言い換える必要もないと思うんですが。
957 :
世界@名無史さん :02/05/26 19:31
江戸時代や明治時代は、国の名前としては、 明とか清とか言うのが普通だったのです。 そこで、各王朝を通じた議論をする言葉として 戦前の学者が「支那」を使ったわけです。 支那文学とか支那法制史の研究みたいな感じです。 まったく悪気はなかったのに、 「中国と呼ばないのはけしからん」みたいな言い方にはハラが立つわけです。
958 :
世界@名無史さん :02/05/26 19:32
>>956 個人的には中国でもかまわないと思っているけど、シナはけしからんという論調
には抗議するといっているんだ。
一番まずいのは、強制されていることすら知らずに、もともとは極めて政治的な
用語である「中国」をあたかも中立的な言葉のように信じていることだね。
政治家や思想家であえてシナを使っている人については、それで良いと思うよ。
959 :
世界@名無史さん :02/05/26 19:35
そもそも、
>>953 は、昭和21年以降、官公庁や大学、報道機関での「シナ」の
使用が外務事務次官通達で禁止されているという事実を知らないというほうに
1カノッサ。
960 :
世界@名無史さん :02/05/26 20:19
「シナ」という発音がいけないのなら「チャイナ」と言えばよいではないか? (え? そういう問題じゃない?)
シーナと言えば良い(w。 無理に使おうとする方も 無理に文句を言う方もおかしい。 東シナ海、これが無理矢理変更されたら俺は怒るよ。
>>959 うん、知らなかったっす。
けど、国交のある国が外交筋を通じて変えてくれと言ってきたのなら
公的機関での用語を統制するのはしょうがないのでは?
ビルマ→ミャンマーとか、
シャム→タイとか、
ペルシア→イランとか、
コンゴ→ザイール→コンゴと同じことでしょ。
1000取り合戦は??
>>961 結構「東中国海」って書く地図が増えてきたよ。
>962 おや! いつのまにかまた、コンゴに戻っていたのか!
966 :
産経新聞まんせー :02/05/26 22:57
一方、軍事演習用のミサイルが当たったとの憶測が一時飛び交ったものの、台湾国防部(国防省)が「事故当時、演習は行われていない」と否定した。 現場一帯では徹夜で捜索が続けられているが、生存者は見つかっていない。乗客の家族が相次いで同島入りしており、海に向かって「早く帰ってきて」と 泣き叫ぶ姿が見られた。游錫※(※=方を左右に並べ、その下に土)行政院長(首相)に「捜索作業が遅過ぎる」と詰め寄る場面もあった。 (時事通信) [5月26日22時3分更新] これの、 ※(※=方を左右に並べ、その下に土) ってどういう意味?
>>966 游錫※の※の部分に入る漢字が表示出来ないから分解して「方を左右に並べ、その下に土」って表現してるだけでは。
>>945 詭弁とはひどいな…。
でも読み返してみると説明不足だったという気はします。
>>957 さんの言うように、シナは本来は至極中立的な言葉だったわけです。
けれど「向こう」がそれを不快に思うのは、
結局日本帝国主義(この程度の言葉は使わせてくれろ)の膨張に伴い、
本来中立的であったはずのシナという言葉が差別的ニュアンスを帯びるようになったからでしょう。
だから欧米系言語でシナ、チャイナと言われても腹が立たないけど、
日本人にシナといわれると腹が立つ。
私の「救急車の話」は、そんなところを言いたかった訳です。
例として適切かどうかは解りませんが、
「やーい、天才、天才!」とバカにされていじめられた子供は、
いじめていた奴から天才と呼ばれるのを極度に嫌がるようになるでしょう。
「天才ってほめ言葉ですよ。どうしてダメなんですか」なんて詭弁は通用しない。
それと同じことでしょ、と言いたかったのです。
で、今シナという言葉を使いたがる人間は、
「本来の中立的な意味合い」という美名に隠れて、
「差別的な意味合い」を付加させているように見える、
と言いたかったのです(ここのところは個人的感想ね。
田中克彦なんかがシナと言っても、差別臭を感じないから別になんとも思わん)。
実体験としては、
10年位前に中国人のジジイがやってる神保町の中華料理屋に行ったら、
割り箸の袋か何かに
「日本人の皆様へ。中国をシナと呼ばないで下さい。
私達はその言葉で差別されたので大変傷つきます」云々と書かれてて、
イヤーな気分になって出された料理を味わう気分にもならず、
「もう2度といかねえ」とか思ったこともありました。
それから、中国という国名が非常に政治的だという書き込みがありましたが、
世界中どこの国でも国名が政治的なのはあまりにも当たり前のことで、
それをいちいち論難するのはどうかと。
イランやボリビアやフランスといった非常に政治的な国名を、
我々はなんとも思わず中立的だと思って使用しているわけで。
中国にだけ文句を付けるのは、
中国人が欧米系言語でシナと言われても怒らないのに、
日本人にシナと言われると怒る、
という現象の全く裏返しを見ているように思えますが。
強制されている、というのも言いすぎでしょう。
私の大変嫌いな論法を使えば「合法だから問題ない」ということになりますし、
>>962 のようなこともある。
しかも誰も問題にせずその通達を変更しようともしてない。
個人的解決法としては、シナという言葉を使いたい人はフランス人になる。
これ最強。
そうすると日本人の誇りが失われるか。じゃあダメだ
>>956 > なるほど。
> でも、シナと呼ぶことには差別はなく問題はないにしても、
> いま中国と呼んでいるものをシナに言い換える必要もないと思うんですが。
「いま中国と呼んでいるものをシナに言い換える」必要は、確かにありませんが、
「シナとは呼ぶな」といいつつ、中国の方がこれにかわる呼称を提示しないには
使わざるをえなくなります。
***********************
辛亥革命後、北京に発足した民国政府はシナ・モンゴル・満州・東トルキスタン・チベッ
トなどの領域に中国という国家の枠組みを設定、自身をその中国の「中央政府」と位置づ
け、上記各地の民族政権に服属をもとめた。それに対し、チベットとモンゴルは、清朝皇
帝の退陣により、清朝皇帝に服属していた諸国はそれぞれ対等・別個の国家となる、とい
う立場を標榜、民国政府のいう中国という枠組みを断固拒否し、民国政府を中国政府とは
呼ばずに、シナ政府と呼称した。
***********************
上記のシナと等価で置き換えて使うことが可能な、国号としても使用可能な固有名詞の呼
称で、現に中国の人自身が日常使用しているもの、を何かご教示いただけるなら、「シ
ナ」は使わないですむんですけど。
中国の方が「シナとは呼ぶな」といいつつ、これにかわる呼称を提示して下さ らない対象に対しては使わざるをえなくなります。
このままシナ論争で1000か?
またここに中国が民国以後の造語で、
中共政権の強制以外のなにものでもない!
論者ハケーン。
中国という呼称はもともと、
中華もしくは中夏の国の略称として
古典籍でも散々使われてきた言葉。
いわゆるシナと呼ばれる地域は古くは中夏といって、
地域としては、黄河と長江流域を拠点とする国家を
諸夏の国と呼ぶことに始まる。
どうしても「中国」と入れ替えて使用したいなら
「中夏」「中華(夏の美称)」が妥当だが、
また「中」が気に食わないとか言い出すだろ。
だいたい
>>969 で提示している例なんて政治的なもの以外の何者でもないだろ。
それなら、
太陽を神聖視する他国から「日本」という国号が不遜だから、
これからは我が国はそちらを「倭」と呼ぼう。
なんて言われて、唯々諾々としてられるのか?
わざわざ、シナの正当性を声高に主張してまで使いたいたいのは
政治的、差別的意味づけがあるとしか思えない。
中国大嫌いなんだよな。 こないだの領事館事件と言い、色々と。 で、このシナの件だ。 日本にだけ使用禁止を強要して来る。 そうなったら意地でも使ってやりたくなるな。
974 :
世界@名無史さん :02/05/27 12:29
ここで何でも聞いていいの?ラスプティーナってバンドがあるんだけどさ、 ボーカルが歴史好きで歴史を題材にした歌詞が多いのよ。ちょっとHelpしてくれたらウレスイ。。。 まず、バンド名の元、rasputinってロシア史かららしいけどさ、何をした人? donner partyって何? Opheliaって誰? Bolivianってローマ教皇に金曜日にでっかいねずみを食べれるようにお願いしたってほんと?いつの話? Triangle Shirtwaist Fireって1911年に起こった火事みたいなんだけどさ、 そんなに歴史的に重要な事だったの?どこで起こったの? Howard Hughesって誰? 止血のため、蛆虫に血をなめさせてたのはいつごろ?
975 :
世界@名無史さん :02/05/27 12:41
「シナと言いたがるのは差別したいからだ」って主張がわからん。 今時、だれがわざわざ被差別者を作ろうとするのか。 現代では「被差別者」=「特権者」なんだから。
976 :
世界@名無史さん :02/05/27 12:54
だれが被差別者の話してんだよ(藁 名誉や自尊心の問題だろ。 日本語読めんのか?(嘲
977 :
世界@名無史さん :02/05/27 13:16
>>975 ハンセン病患者は間違いなく現代でも被差別者だが特権者といえるか?
わけわからんことばっかいうな。
978 :
世界@名無史さん :02/05/27 13:33
>977 国から金もらってる
俺の質問には誰も答えてくれんの? 「なんでも」質問コーナーだろ?
980 :
世界@名無史さん :02/05/27 13:37
>>976 まあ落ち着け。
で、日本語学校の先生に解説してもらえ。
>>977 金もそうだが、危ない菌を持っていても自由に行動できるのは
相当な特権じゃないかね。
981 :
世界@名無史さん :02/05/27 13:45
>>975 >現代では「被差別者」=「特権者」なんだから。
これは中国人については当てはめることはできないでしょ。
982 :
世界@名無史さん :02/05/27 13:54
レイシストは隔離板へ(゚∀゚)カエレ!!
983 :
世界@名無史さん :02/05/27 13:57
金もらってる身の上でさらに裁判起こして金ぶん取ったしな>帆船
うーんもう一回頼みますわ。 誰か俺の質問、1つでもいいから答えて。。。 オネガイ。。。
985 :
世界@名無史さん :02/05/27 14:13
口うるさい中国がキライで 重度の身障者は隔離して餓死させろと よくいるイカれた厨房そのものだな
986 :
世界@名無史さん :02/05/27 14:42
つまり、シナって言う奴なんてこんなやつばっかって事だ。 ハンセン病患者を差別しまくり。
988 :
世界@名無史さん :02/05/27 14:53
989 :
世界@名無史さん :02/05/27 14:57
ラスプーチンは、ニコライ2世(だったかな、記憶があいまい) の宮廷に取り入ってやりたい放題やってくれた、伝説的怪僧。 皇帝の子供の白血病を治したとか、色々奇跡をみせたとのこと。 聖人と言う人もあれば、トンデモない怪物のように言う人もいる。 興味のつきないキャラとは言える。
>>989 サンクス。それでは支那論争続けてください
>>990 ご丁寧にどうもです。
残り10レスも無いですが、支那論争続けてくださいです
993 :
世界@名無史さん :02/05/27 15:07
支那論争1
994 :
世界@名無史さん :02/05/27 15:38
支那論争U
995 :
世界@名無史さん :02/05/27 15:41
支那論争V
996 :
世界@名無史さん :02/05/27 15:46
支那論争死
997 :
世界@名無史さん :02/05/27 15:47
支那論争GO
998 :
世界@名無史さん :02/05/27 15:48
支那論争ロク
初めての1000・・・かな?
1000 :
世界@名無史さん :02/05/27 15:49
支那論争者 ↓
1001 :
1001 :
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