宇宙のステルヴィア

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1 ◆wX94FutoNg
宇宙のステルヴィアのエロ小説・SSなどはこちら〜
しーぽん(*´д`*)ハァハァ こー****(自主規制)

*関連スレ
宇宙のステルヴィアハァハァハァ
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1051754513/
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1049639043/ 前(DAT落ち)

宇宙のステルヴィア 16粒目
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1052934919/
2あぼーん:あぼーん
あぼーん
3名無しさん@ピンキー:03/05/16 11:08 ID:bFiw5smy
ちょっとノゾキにきちゃいました
4 ◆wX94FutoNg :03/05/16 11:21 ID:jNYqHlrl
ネタをください、、

光太×志摩/アリサ→光太 この2つしか書けなくなっている。

うーん、アリサ×しーぽん(逆有り)とかは想像できんし
だれか書いてほしぃ…(結局これかよ
5名無しさん@ピンキー:03/05/16 12:43 ID:nUilRDXR
◆wX94FutoNgさん、小唄×しーぽん禿しくキボーン!
6:03/05/16 15:45 ID:k7iG7iaZ
アリサのため息の意味が知りたい。
7 ◆wX94FutoNg :03/05/16 16:21 ID:jNYqHlrl
>>6
最後のですか?
ラブラブカップルに付ける薬はないという意味です。
あのあたりちょっと手抜きだからなぁ、なおしますVer1.1を待って…
というか何の話でしょう、この事で有ってる?(汗)


とりあえず、3次創作で、しーぽん×光太を行ってみます。
光太受けハァハァ
8逆の光? ◆wX94FutoNg :03/05/16 16:23 ID:jNYqHlrl
「よいしょ、…えーと、これは?」
「はい!…うーん…」
「……はは、適当に片づけておくね…」
志摩の大健闘を称えるパーティーは、けっきょく集まったみんなが
飲んで歌って、部屋が散らかって。

マイペースで適度(?)に盛り上がっていた光太と、
誰が持ってきたのか、ジュースのようなお酒を飲んでふらふらになった志摩が残った。
他の皆は、2次会だと言ってどこかへ行ってしまった。

「…ばれなきゃいいけど。でも、本人抜きで出かけて…」
仕方なく部屋を片づけているわけだが、10連発クラッカー、食べ散らかされたお菓子などなど、
片づけはなかなか終わりそうにない。

「…うーん、地球が回ってるよー…」
「大丈夫? 片瀬さん…机で寝ないで、風邪引くよ…」

「うーん」
その言葉にふらふらと立ち上がる、ふらふら
「わっ」
倒れてきた志摩を思わず抱きかかえる。
危うく思いっきり倒れるところだった。

「はぁ…。片瀬さんー! だいじょう…ぶ…。寝てる……」
腕の中で小さな寝息をあげる志摩。
9逆の光? ◆wX94FutoNg :03/05/16 16:24 ID:jNYqHlrl
「……」

ぶんぶん

頭に浮かんだよからぬ事を全力で否定し踏みつぶし宇宙空間に捨てると
光太はベッドに志摩を寝かせた。

「…はぁ…、、片づけ、しておかないと悪いよな…。。」
後ろで、小さな寝息が聞こえる。
できることならこのまま部屋を去りたかったが、
本人の部屋が汚れるだけのパーティーになるのは避けたかった。


「よし…」
ゴミ袋を片手に散らかったゴミを詰め込み、掃除を完了した光太は
さすがに少し疲れ、床に座り込んだ。

ゴンっ
「いてっ」
油断して頭を打った。

押さえながら後ろを振り向くと志摩が眠っていた。
「……眠り姫は、、…かわいい」
しばらく窓の向こうの地球の光に照らされた、志摩の顔を飽きずに見ていた。
10逆の光? ◆wX94FutoNg :03/05/16 16:25 ID:jNYqHlrl
「ぶっ、はぁ」
ベッドの中のなんだかあったかくていいにおい(?)のする世界はともかく
呼吸をするため、顔を出す。

「はぁ、、片瀬さん何を……ぁ」
目の前に志摩の顔がある。
ぼーっと、眠っているのか起きているのか。

「コータくん…嬉しい……むにゃ…」
「かたせ……、、」
目の前数十センチにある、柔らかそうな唇。
引き込まれずにはいられない。

しかし、
「コータくん……」
「ぇ!?」
一瞬だったが確かに、唇同士が重なった。

「きゃっ、私コータくんと…」
「……しま…」
呆然とするしかない光太。
11 ◆wX94FutoNg :03/05/16 16:27 ID:jNYqHlrl
続きは夜にでも…ごめん
酔っぱらいしーぽん…(・∀・)モエッ
12名無しさん@ピンキー:03/05/16 17:27 ID:P3I74vhx
がんばれ。
13SSS ◆0jJpYOGiIU :03/05/16 21:25 ID:dtdtpCaS
>逆の光? ◆wX94FutoNg

Last ExileハァハァスレでSSを書いているSSSと申します。
あなたとは波長が合いそうですね。

もうちょとしーぽんと光太の設定が固まってきたら
勝負をさせていただきます。

ただ自分は基本的にアニメ板のハァハァスレに書き込む主義なので
そこがちょっと難点ですね(w


14ふトンカ ◆wX94FutoNg :03/05/16 22:31 ID:jNYqHlrl
>>13
いい感じですね、さらっとしか読んでないけど…
私は基本的に、2chとはいえどもルールは守るべきということで
ハァハァでエロは書きませんので、萌えSSとかならともかく。

いきなりあぼーん、怖いし…
15逆の光? ◆wX94FutoNg :03/05/16 23:36 ID:jNYqHlrl

「夢…みたい……なんだか熱いよ…」
もぞもぞ

ベッドの中で服を脱ぎ始める。
「あ、う」
あわてて止めようとするが、言葉が出なかった。

「…ん…コータくん、…何かあたってるよ、硬いの…」
「え? わっ、あ、あの、僕はっ」
聞いたことのない志摩の声のトーンと息づかい。

身の危険を感じた光太はベッドから抜け出そうとする。
「だめっ!」
しかし、志摩が飛びかかり、光太を上から押さえつける。
「うわっ、し、志摩さん!? あの、僕はそろそろ帰、っ」

唇がまた重なる。
今度は、長く、深く。

「んっ、ふ…、ん…」
「んんん、ぅぅ……、!んん」
ゾクゾクと、背筋に走る快感。
と突然、志摩が光太の熱くて硬いモノを手で撫でた。

「ふっ、はあっ、志摩っ、」
「ドキドキしてる…それに、硬い…」
「、、…やめて、お願い」
唇を話すと、志摩の興味は違うところへ移った。
16逆の光? ◆wX94FutoNg :03/05/16 23:38 ID:jNYqHlrl
目の前には下着姿の志摩。
ベッドに追いつめられ、興奮したソコを押さえてみたり、なでてみたり。
光太はもう逃げる気力を無くしていた

「あ、う、、志摩っ、」
「コータくん…痛いの?」
心配そうに顔をのぞき込む。
「う、、その、直接……さわって、、」
語尾のかすかな言葉を聞き取った志摩は、ためらいなく、光太の服を脱がせていった。

「わぁ…!」
硬くなっている、そこを見て、志摩が声を上げる。
光太は恥ずかしさに顔を真っ赤にしている。

「…ここだよね…」
優しく手に包まれる。
「あっ、…う…ん、、ゆっくり、ああ…」
服越しの刺激から、直接の刺激へ。思わず声が漏れる。

興奮しきっていたそこはかなり敏感になっていた。

志摩がどこか怖々、半分興味津々で刺激する。
「だめ、、お願い、…もっと早く、動かして…」

「これが……入るんだ…」
光太の切羽詰まったセリフは志摩には届いていなかった。

「はぁ、ああ…っ…」
苦しさに、呼吸が乱れる。
17逆の光? ◆wX94FutoNg :03/05/16 23:39 ID:jNYqHlrl
「光太君…私…なんだか……」
その手の動きも止まる。
「ぁ、、えっ?」

「コータくん……大好き…」
光太を抱きしめる。
「しまっ!?」

そのまま志摩を抱きしめる。
「もう、、だめ」
ベッドの上で半回転する。
「志摩! もう、我慢できない…」
「ひゃ、あ、目が回っちゃうよー」
はは、と笑う。

「光太君…うれしい。きらいって…言われたらどうしようかって…」
「そんなの…好きに決まってる。」

「……ありがとう……。……。」
「あ……」
いつの間にか、酔いも眠気も覚めたのか。
しばらく無言の時間が過ぎた。
18 ◆wX94FutoNg :03/05/16 23:40 ID:jNYqHlrl
「わたし……いいよ…光太くん…その、した、かったら。。私が無茶なこと…したから…」
「え…」
突然のセリフに驚くが、志摩が顔を隠し、ちらちらとこっちを見ている事に気づく。

「あっ」
恥ずかしいところを見られて、さわられてしまったという自覚が光太に重くのしかかる。
が、そこはまだ絶好調な興奮状態が続いている。
隠すのも今更恥ずかしく…。
「いいの…?」

「…う、うん。」

もう一度、二人は唇を重ねた。
甘い感覚。どちらともなく舌を絡ませ味わう。
ゾクゾクとした快感が広がる。
「うっ、ん…、はぁ、はぁ…志摩…」
「ん…光太くん、」

光太は服をはだけさせ、志摩の身体を舌で刺激する。
「ひゃっ!」
膨らみのピンク色の先が、硬くなっている事に気が付くと、その周りをクリクリと舌先で刺激する。
焦れったい快感が身体をモジモジと動かせる。

「コータ、んっ、変、やぁ…」
ちゅる、ちゅ、ちゅ

唇に敏感な先端を含み、舌先で転がす。

突然、身体がはねた。
「やああっ!」
ガクガク震える志摩にかまわず、刺激を続ける。
19逆の光? ◆wX94FutoNg :03/05/16 23:41 ID:jNYqHlrl

しばらくそこを味わった後、ゆっくり口を離す。
先端がぷるんと揺れ、少し充血していた。

「はぁ、あぁ…光太くん……」
「志摩…」

恥ずかしさから身体を隠しながら、起きあがる。
「どうしたの?」
「……」
えへへ、と恥ずかしそうに笑うと、光太の下半身に顔を埋める。

「わっ、し、しまっ!? 何を」
「私だけ、ずるい…よ、、あ、すごい…びくびくして…」
「そ、そんなのいいよっ! あ、」

その声が聞こえたのか、聞こえないのか。
次の瞬間温かい物が光太に絡まった。

「んっ!」
「…ん、」
ちゅ、と先端にキスをする。
それだけで、強烈な射精感が込み上がり、光太は歯を食いしばり耐える。

「だめっ、しま、っ」
行為はエスカレートし、そのモノの堅さ、形を確かめるように手で撫でた後
口に先端が含まれ、舌が絡まった。
20逆の光? ◆wX94FutoNg :03/05/16 23:42 ID:jNYqHlrl
ゾクゾクとそこから駆け上がる快感に悲鳴も上げられない。
「ふも…いい?」
「ひっ、あ…だめっ、あっ」
返事をする余裕もなく、されるがままの状態は続く。
その間にも、舌が敏感な表面を舐め上げ、口が吸う。

志摩も身体の中のむず痒さを沈めようと、
無意識に自分に触れる。

「だめだっ、しまっ! くっっ」
「ぁん……へほう(でそう)?」
「いっ、あああ!!」
必死に耐えようと身体を縮めるが、音を立てて全体を舐められ

ぴちゅ、ちゅゅ
「っ、、、、あうっっっ、、」

びゅく びゅく!
「ふ! んっ… あっ、ひゃっ」
突然すごい勢いで口の中に放出された白濁の体液に驚き口から光太を解放する。
しかし、止まらない射精は、志摩の顔を汚した。

「あ…、、すご…い…」
目の前の現象に、おどろき、しばし呆然とした。

「あ、ぁぁぁ…」
光太は射精の快感に震えた。
21逆の光? ◆wX94FutoNg :03/05/16 23:43 ID:jNYqHlrl
「……、、志摩、…ついてる…」
自分の体液が顔に付いている様子を見た光太は、それを拭き取る。

髪に飛び散った物まで拭き取るには多少の時間を要した。
その間、志摩はもぞもぞと、落ち着きなく動く。
「拭いたよ……その、」
「光太くん……私、…」

しばらくの間見つめ合う。
「……私と…」
「うん…」

すでに堅さを取り戻しているモノを志摩に押し当てる。

「あ、っ…」
「ん、…ごめん…」
「もう少し…上の…」
焦る光太を誘導し少し腰を動かす。
湿ったそこと先端が擦れあい、その刺激に声を漏らす。
「…ん、あっ!」

志摩の中へと続く入り口を軽く、先がつついた。
思わずつばを飲み込む。

次の瞬間、光太が腰を前に出す。
絡み合う粘液で、吸い込まれるように埋まっていく。
「うぅ、っ、…」
熱い包まれる感覚。思わず声が漏れる。
本能的にどんどん奥へと腰を進める。
22逆の光? ◆wX94FutoNg :03/05/16 23:43 ID:jNYqHlrl
「は、あっ、入ってきて、る…光太くん…」
「志摩っ」
ズッ

光太が志摩を抱きしめる。
一気に深く挿入され声を上げたが、キスで声が阻まれた。
「んんっ!はっ、んっ…ん…」
「う、…はぁ、志摩…。ナカが、すごく…」
「あ、ぁ、大きい…熱い…」
すこし涙目になった志摩も、光太を抱き寄せる。
少しの間、二人は一体感を味わった。
23逆の光? ◆wX94FutoNg :03/05/16 23:44 ID:jNYqHlrl
「志摩…いくよ…」
「あ、……は、はい」

ちゅぷ、ちゅ、ぴちゅ

愛液のいやらしい音と共に、痺れるような感覚が渦巻いていた膣の中から
鋭い快感と圧倒的な存在感が全身を駆けめぐる。

「ひゃっ、ああ…あっ、あ」
腰を動かすたびに、志摩の声が響き、自らの身体にも
今まで経験した比ではない気持ちよさが広がる。
「しまっ、すごく…いい…」
一呼吸置き、強く抱きしめると、再び腰を打ち込む。

「ひゃあ! ぁ、ぁあ…」
志摩の中が不定期に収縮を繰り返す。
「くっ、志摩、だめ、…」
先ほど出したばかりなのに、と焦りばかりが募るが
快感は容赦なく、射精を誘う。

「あっあっだめっ…」
「くっ、ああ…」
突然びくびくと大きく震えると、光太の体にしがみつく。
と同時に、そこが急激に収縮した。

「!いっ……あ……」
根本まで打ち込まれたそこから精液が奥に何度もぶつかる。
「志摩っ…うう、っ…くっ」
「……きてる…光太、くん…」
何も出なくなるまで、何度も腰を打ち付け志摩の中を味わう。
24逆の光? ◆wX94FutoNg :03/05/16 23:45 ID:jNYqHlrl
ちゅぷ
「ひゃっ」「あ…」
光太が抜き取ると、白濁した体液が零れだした。
「や、やっ」
志摩は熱い何かがこぼれ落ちる感覚に顔を赤くする。

「……」
光太は志摩の横に仰向けになり、呼吸を整えながら天井を見つめていた。

こぼれる体液を拭きながら、まだ残る異物感に顔をしかめる。
「はぁ……あ、ごめん…」
「え!? あ、ううん」
苦しそうな顔を見られたのか、大げさに否定すると
自分と光太の姿を再認識してまた、恥ずかしさがこみ上げる。

「…志摩…」「え? ひゃっ」
今度は、志摩がベッドの中に引っ張り込まれた。

「わ…」
目の前に光太の顔。
そのまま抱きしめられる。

「しばらく、こうしていて…いい?」「…うん……、光太くん?」
「ん……」 気持ちよさそうに、眠ってしまった。

「……光太くん…」
昼間の位置に移動したのだろうか、窓から地球の光がさし込む。

「大好き…」 小さくつぶやく。
疲れた体は志摩も眠りの世界へと呼び寄せた。
25ふトンカ ◆wX94FutoNg :03/05/16 23:51 ID:jNYqHlrl
>>8-10
>>15-24
「逆の光?」 しーぽん×コータ

Ver0.9ということで…。終わりです。
何というか、微妙に変ですね(汗)
うむむ。

推敲したらまとめて乗せますので。
しかし、なんというか、もうちょっと恥ずかしい話にしたかったんだがなぁ…。
明日の糧になれば幸いです。

次書くのは君だ! (つかれたよん(;´ρ`) グッタリ )
26名無しさん@ピンキー:03/05/17 02:33 ID:Anri5X+X
>>25  乙カレー。堪能しますた。
27名無しさん@ピンキー:03/05/17 09:19 ID:2L6uHvp2
>>25
ありがたう!永久保存します。
小唄攻めとか書いちゃったけど、やっぱ受けがいいっすね。
次は王道の、お風呂でバターリとかw
28あぼーん:あぼーん
あぼーん
29 ◆wX94FutoNg :03/05/17 19:10 ID:189FWlW4
このままスレが落ちたら笑えるな(泣)
あ、推敲できました、サファパラあたりで、ステルヴィアで検索して探してください、

パイロットスーツで閉じこめられるネタ(?)、キボー。
30名無しさん@ピンキー:03/05/18 19:45 ID:VUL0khzg
保守。

アニメのエロパロSSの拠点は落としたくない。
31名無しさん@ピンキー:03/05/21 04:18 ID:lP4LC3Cu
何であぽーんが多いんだろう・・・
32名無しさん@ピンキー:03/05/21 05:39 ID:Ij85XicS
「しぽーんならおーるおーけー!」

「アリサ?それってちがうわよ」
「細かい事気にしない!しーぽんしぽーん!」

「あたしを空気の抜けた風船みたいに…」

「でも、先週は抜けた風船だったぞ?」
「……うん、そうだね…でも…」

「くやしかったら、今度は、ぽんぽん宇宙を飛びなさいね!」
「うん…でもアリサ?」
「何?」
「それをネタに、あたしに、ウルティマちゃんねる掲示板のクラック行為させることと、どんな関係が…」

「あ?知らなかった?そこの掲示板の削除って『しぽーん』らしいから。」
「でも…わるいよぉ…」
「…と言いつつ、自動削除のスクリプト書いて実行しているじゃん?」
「あ、これ…?これは趣味よ。」

「趣味でねぇ……ウルティマチャンネルのカキコ全部しぽーんになってるし」
「こりゃ、大変だぁ〜」
「ステルヴィアの掲示板を荒らした人が悪いのよ」

……その後、ステルヴィアとウルティマの間で、しぽーん戦役が勃発したのは言うまでもない。
33 ◆wX94FutoNg :03/05/21 08:04 ID:7pn5Zt96
私が削除依頼を出しましたが何か
といいつつ保守(汗)
34あぼーん:あぼーん
あぼーん
35名無しさん@ピンキー:03/05/22 02:03 ID:n0eXk3q1
うーん、結局百合路線が受けるのかな?

このアニメのエロパロSS(w
36山崎 渉:03/05/22 02:18 ID:xrMBzNXC
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
37名無しさん@ピンキー:03/05/23 01:43 ID:Ps4oqpM1
百合書けない…(読みたい)
だれかよろしく…。。
38名無しさん@ピンキー:03/05/23 03:09 ID:0eP5ia/d
>>37
んじゃ日曜にでも。

基本はアリサ×しーぽんか…アニメ観直して
キャラの相関関係と性格を把握しないと…。
39名無しさん@ピンキー:03/05/23 18:23 ID:0iubzFJ+
(゚∀゚)神のヨカーン

コータの部屋に初めて来たしーぽん。
なにげに隠されたエロ本発見、珍しく動揺するコータ萌(激しく略
さて、どんなエロ本にしようか、コータといえども持っているはず。
パイロットスーツ専門とかなら笑える…。

それにしーぽんが対抗するわけですな、、

うーん、、一ひねりほしい、、
↑を改良したようなネタをください…(百合は書けません(^^;)
40名無しさん@ピンキー:03/05/23 22:02 ID:vQcFxjsL
保守
41名無しさん@ピンキー:03/05/24 04:39 ID:j0IabDHO
>>39
隠していたエロ本がふたなり漫画で(ry
しーぽんが対抗してコータの(ry

だって、うのまことですし
42名無しさん@ピンキー:03/05/24 17:05 ID:p1hBv6Sy
>>41
(・∀・)イイ!!

しーぽん×コータ 挿入!
ふふふふ、、

光太きゅん処女喪失

ここに投稿できたとして、いいのかな、801ではないな、
いや、801をエロパロに投稿しては駄目というルールはないが、、
近くは無理ですが、、コソコソと書いてみます。
(*´д`*)ハァハァアハァ


(需要は(汗))
43名無しさん@ピンキー:03/05/25 01:05 ID:8mKRKs1K
44黄昏の文芸作家:03/05/25 02:23 ID:TYPhDmh9
期待age
45黄昏の文芸作家:03/05/25 02:24 ID:TYPhDmh9
ageたつもりが…間違えちゃったw
4638:03/05/25 14:47 ID:NP/4T0Qj
すまん、もしかしたら今日は書けんかもしれぬ。

肩痛が……。。・゚・(ノД‘)・゚・。
「という訳で、本日の実習はこれまで…で、以降…」

鬼教官で有名なレイラの声が、オーバヴィスマシンが整然と並ぶハンガーに響くと、
その前に整列していた予科生たちのあいだから、ため息にも似た声が漏れる。

そして、それを感じたレイラは、実習中の緊張が、ほぐれた処を見て
気持ちよく「…以降」の後を続けようとしたが…この雰囲気を
毎回ぶち壊す問題児が居た事を、毎回の事ながら完璧に失念していた。

グレードミッションが近い為、レイラの実習も、予科生にとって
かなり危険な技能拾得を要求する段階になっている。
レイラは昔の些細なうっかりで、やよいを一時再起不能にしたことを
気にしていた。

その懺悔か、それとも、よく言えば多様化する…悪く言えば、
何を考えているのか分からない生徒を、とりあえず使える
レベルに持っていく実習では、彼女は容赦をしなかった。
だから、その緊張と弛緩の境目におけるこの時間は、
レイラにとっては「心の切り替え」という観点で、重要だったはず…。

…だったのだが、彼女はこれを未だに成し遂げた事がない。
そして、この問題を後悔するのは、全てが終わった後だった。

今日も彼女は後悔をする為に、こほんと、一息を付いて「…以降」を続けた…。
そして、忘れている問題が、待ってましたとばかりに寄ってきた。

「今日も大変だったねぇーあっはははっ!」

このクラスの予科生において、常に落第点近辺をさまよっているアリサの声が
ため息とは全く違うベクトルを持って、ハンガーに響き渡った。
無駄に響き渡ったと言うべきか。

「…グレンノース…まだ続きがあるんだが。」
レイラは、ここで思い出す。

そうだ…この生徒だった、また忘れていた。
目立つ生徒の間で走り回っている割に、一人では何故か目立たないので、
つい見落としてしまう、レイラは思う、これが彼女の才能だと。 

アリサは決して落ちこぼれと言う訳でもないが、際立って
優れた物を持っている訳でもない、かといって埋没してしまう平凡人でもない。
ただ、藤沢や音山、片瀬の優等生に、物怖じしない、
ある意味彼ら優等生が失っているものを持っていた。

しかし、そんなもので宇宙を渡り切れるものでもない。
人生経験が長いレイラはそう思う以上に、それを実体験として持っていた。

『ある意味…若い頃の私に似ているか…』

レイラはそう思う事で、口まで出掛かっていた補修命令を呑み込んだ。
「はへ?あれーそーすか?こいつわー失礼しましたー!」

アリサは、笑い顔にちょっと緊張走らせて敬礼をする。

「ははははは…」「くすくす…」「うふふふ…」

生徒のあいだから緊張が抜けた笑い声が木霊した。

「ダメじゃない…アリサちゃん?」

相棒の志麻だけが、心配そうな小声で、アリサに寄り添ってくる。

「いやぁー女の友情とは嬉しいねぇーえへへ」

「そう言う問題じゃなぃー」

「こほんっ…」 レイラはざわめく予科生を押さえるのは無理と思ったか
以降のお話を御和算にすることにした。
だが、グレンノースに対するちょっと疑問が浮かび…こう結んだ。

「グレンノース?ちょっと思ったんだが、出身は大阪か?」
「大阪?大昔のボケと突っ込みの発祥地すかぁー?」
「いや…ちょっと気になっただけだ…忘れろ、以上解散!」
解散命令を受けて、予科生達は敬礼を交わし、各々の宿舎へ散っていく。
ただ、片瀬と藤沢、栢山だけが、アリサの廻りに佇んでいた。

「うーん、大阪ってどういう意味かな?ねーしーぽん?」

そんな感じで、側にいる片瀬に不思議そうに聞くが、
片瀬は、俯き加減に、ぎこちなく、手をもぞもぞさせていた。
そんな二人を見かねてか、大きな縁なしメガネを掛けている藤沢が、
不気味にメガネを光らせ、するするとアリサの頬に手を伸ばし両方で引っ張った。

「ふへぇ?はふなふぁにすふるの〜ひゃひょいぃー。」

藤沢は、じたばた暴れるアリサの耳に顔を近づけてこう言った。

「そういう、大ボケかます天然性が大阪って言うのよぉー。」

「ひゃめてぇ〜おじょううー」

今や彼女らだけのハンガーに、アリサの情けない声が漏れる。
「あはは…やよいちゃん…やりすぎってばぁーダメぇー」

俯き加減だった片瀬も、とうとう吹きだしてしまった。
そして、やよいの腕にとりついてアリサを助けようとするが、
やよいも、こうなるとちょっと意地になっていて、その手を
なかなか放さないばかりか、そのまま身体を寄せて来た。

「やよいちゃーん、だめってばぁーきゃはは」

片瀬もやよいの背中にもたれる様にじゃれつく。

「きゃはは…アリサちゃんったら…なによーしーぽんも…
         と言うかーお嬢ーは〜な〜せ〜きゃはは…」

三人がじゃれ合っている横で、この雰囲気において行かれた
栢山がぽつりと呟く。「賑やかね…この三人」

そして、ハンガーの入り口で、こっそりこの光景を覗いていた
小田原とジョイも、にやけた表情で呟いた

「えっちだ…えっち…とってもえっちだ…。」
「咲き誇る、みっつの華か…美しい」

ピエールは虚空を見つめて嘆息する。
そんな光景を、普段は何をしているのか一切不明な本科生の中、
神出鬼没と特異性をウリにした、ビッグフォーを構成する一人であるナジマが、
ハンガーを一望できる、オペレーションセンターで、周囲の奇異の目を気にもせず
ガラス越しに映る自分の顔と、その下で咲き乱れる百合の花達を眺めて、
過去の巨匠の名言を呟く。

「暴君が三人居る…法と習慣と必要である…メナンドロス」

はた迷惑だなと思っていたオペレーターが、言っても無駄だと思いつつ、
タッチキーパネルを叩き、こうナジマに言った。

「へー今日は、シェースクピアじゃ無いんですね。」
「有り体に言えば…」
「法があのメガネ、習慣があの赤毛ハネ、必要があのテールの娘って事ですか?」

しかし、ナジマは訥々と二の句を継げる。

「腐った百合の花は雑草よりも悪臭を放つ。 シェースクピア」

「なるほど、含蓄ありますなぁー流石はビッグフォーですな」

オペレーターはヘッドアップモニタから目を離す事無く軽口を叩く。

「……」

ナジマは、返事もせず、ルームを後にした。

「ステルヴィアの放課後はまだ始まったばかりだ。」
今回はステルヴィア世界設定の雰囲気を掴むだけね。
掴むのと、どういう手法が取り得るか…だけ

やはり難しいなぁ…。
55名無しさん@ピンキー:03/05/25 21:07 ID:808wu7T6
>54
糞読ますな
56名無しさん@ピンキー:03/05/26 04:15 ID:MzGXHd9f
そんな言い方するもんじゃない。真面目に書いてくれてるんだから。
>>54 さん、気長に待ってますよ!
57名無しさん@ピンキー:03/05/26 05:04 ID:oFhMeJfx
>>42
需要はあります。がんばってください。
58:03/05/26 09:05 ID:I0myiDCB
アリサぐれんのーす×かたせしま
もしくはかたせしーぽん×風祭りんな
もしくは三人絡めての話お願い。
5938 ◆jjhdc3WdwA :03/05/26 14:05 ID:rHPu4vR4
>>55
漏れも読み返すと、確かにクソだと思ったが、糞と言われて8時間程鬱になったYO。(w
しかし、ズバッと言ってくれてありがトン、ヘタなモノは書け無いと思ったよ。
何時かおまいの股間を濡らせる様なモノを書いてやるから待ってろYO。
>>57
どうも、確かに需要はある気がするのですが。(w
別作品に飛ぶと、慣れるまでちょっと時間が掛かります、気長に待ってください。
>>1
しーぽん×アリサは基本でしょうから、その線で行ってみて
キャラのこなれ方を見て、女子3Pの方に広げていこうと思ってます。
60名無しさん@ピンキー:03/05/26 15:43 ID:Pk3bxrS3
しーぽん×コータ キボーン
何とかがんばって書いてほしーと思っておる。
61名無しさん@ピンキー:03/05/26 21:07 ID:lwuzcrQ4
>60
濃ー多はヌッコロ!
62あぼーん:あぼーん
あぼーん
63名無しさん@ピンキー:03/05/27 20:47 ID:wKf8HhEr
思い切って、コータくんをお部屋に誘ったしーぽん。
優しいアリサちゃんの気遣い(?)で、コータくんとふたりっきりです。
ソファーに腰掛けているコータくんは、キッチンで紅茶をいれているしーぽんの背中を見つめています。
そのしーぽんですが、さきほどからどうも様子が変です。
コータくんからは見えないのですが、怪しげな小瓶を右手に持ちながら、ものすごく悩んでいます。
一体どうしたのでしょうか?
「(・・・・・やっぱりこんなの・・・・よくないよぉ・・・)」

『ね、ね、しーぽん!!いいもの貸してあげる!あのね〜、この薬はね、好きな男の子に、
ちょちょっと一滴飲ませるだけで、絶対に結ばれる魔法の薬なんだよ〜っ!!
明日コータと遊ぶんでしょ?だから特別にこれを使わせてあげる。へ?アブナイ薬じゃないかって?!
だいじょーぶ!!心配ないって!毒なんかじゃないから。
ね?だ〜か〜ら〜、このアリサちゃんを信じて!応援してるぞ〜?ふへへ。。』

昨日の夜、そう言ってアリサちゃんが渡してくれた小瓶。
好きな男の子に一滴飲ませるだけで、絶対に仲良しになれるという魔法の薬。
これを今、この紅茶に混ぜてしまえば・・・そうすれば、コータくんに想いが伝わるのだろうか?
でも、いくら好きだとはいえ、薬なんて使っていいのだろうか?
いろいろと考えたしーぽんですが、でもやっぱり、コータくんへの想いは抑えることができません。
しーぽんは思い切って、薬を紅茶に混ぜることにしました。
「(・・・コータくん・・・・ごめんね・・・・でも・・・大好きなんだもん・・・)」
64名無しさん@ピンキー:03/05/27 20:47 ID:wKf8HhEr
「お、おそくなってごめんね・・・。やよいちゃんみたいに上手にいれられなかったけど・・・。」
しーぽんが紅茶とお菓子を持ってきます。
そして、コータ君の脇に少し間を空けて座りました。
「ありがとう。う〜ん、いい香りだね。じゃあ、さっそくいただきまーす。」
何も知らないコータくんが、カップに口をつけます。
もう後戻りはできません。
「・・・・あ・・・あれ・・・?なんだか・・・おかしいな・・・。」
二口目の紅茶を口に含んだとき、コータくんの体がふらふらと揺れはじめました。
どうやら薬が効いてきたみたいです。
それにしても、ずいぶんと強力な薬ですね。
アリサちゃんったら、一体どこでこんなもの手に入れたのでしょう?

コータくんは震える手でカップをなんとかテーブルに置くと、ソファーに深く座りなおしました。
ほっぺがすこし上気して、ぼんやりとした目をしています。
「・・・なんだか・・・急に・・・ふわぁっとして・・・・・・眠たくなって・・・きちゃった・・・」
そう言うと、コータくんはそのまま意識を失ってしまいました。
65名無しさん@ピンキー:03/05/27 20:47 ID:wKf8HhEr
「コータくん・・・?ど、どうしたの・・・?ねぇ、だいじょうぶ・・・・?」
しーぽんの呼びかけにも、コータくんはまったく反応しません。
「(あの薬って、もしかして睡眠薬・・・?)」
「(でも・・・これって、いまなら・・・・何をしてもだいじょぶ・・・そういうこと・・・・?!)」
確かにこの状況は、しーぽんが想像していた展開とはかなり違ってはいます。
ですが、積もり積もった想いをコータくんにぶちまけるには、十分すぎるシチュエーションです。
大好きで大好きでたまらない男の子が、いま自分の目の前で眠っていて、
その気になれば、なんだってできてしまうのです。
部屋にはほかに誰もいないし、時間だってたっぷりある。
ずっとこらえてきたしーぽんの気持ちが、ついに爆発してしまいました。
ゴクリとつばを飲み込むしーぽん。
コータくんに擦り寄って、その顔を見つめます。
やわらかそうなコータくんのくちびる。
その間から、ほんの少しだけ、まっしろで健康的な歯が見えます。
ほとんど無意識のうちに、しーぽんはコータくんにキスをしていました。
はじめて感じるコータくんのぬくもり。
かすかに漏れる吐息が、しーぽんの鼻腔をくすぐります。
相手が眠っているという安心感もあり、しーぽんの行動はどんどん大胆になってゆきます。
荒い息をしながら、何度もコータくんにくちびるを押し付けます。
66名無しさん@ピンキー:03/05/27 20:47 ID:wKf8HhEr
とそのとき、コータくんの股間がぴくりと動きました。
しーぽんが見てみると、コータくんのアレは、
ズボンの上からもはっきり分かるほどにボッキしているではありませんか。
どうやらアリサちゃんがくれた薬は、ただの睡眠薬ではなかったようです。
「コータくんの・・・・おっきくなってる・・・」
恐る恐るチャックに手をかけるしーぽん。
ゆっくりとチャックをおろしてゆくと、びっくりするほど大きなペ○スが飛び出してきました。
「す、すごいよぉ・・・・」
手のひらに、コータくんの熱がじんじんと伝わってきます。
たまらなくなったしーぽんは、真っ赤に充血している先っちょを口に含んでみました。
むわぁっとしたその感じに、しーぽんは余計に興奮してしまいます。
しばらくぺちゃぺちゃと舐めまわしたのち、両手を添えながら、夢中でペ○スにしゃぶりつきます。
「コータくん・・・・ねぇ、きもちいい・・・?」
それに答えるかのように、コータくんのペ○スはびくびくと跳ね上がり、
硬さをどんどん増してゆきます。
たっぷりと塗りつけられたしーぽんの唾液で、ぬらぬらと光っているコータくんのペ○ス。
「コータくん・・・・あたし、もうがまんできないよぉ・・・」
67名無しさん@ピンキー:03/05/27 20:48 ID:wKf8HhEr

うっすら目に涙を浮かべているしーぽん。
ぱんちゅはもうぐちょぐちょで、粘液が太ももまで流れ出しています。
しーぽんはスカートをまくしあげて、ぱんちゅを脱ぎ捨てました。
そして、コータくんにまたがります。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・」
お腹にくっつきそうなくらいにそそりたっているコータくんのペ○スを右手でつかみ、
慎重に穴に押し当てます。
「あぅ・・・・・」
小さなしーぽんのアソコには、明らかに大きすぎるコータくんのペ○ス。
でもしーぽんはためらうことなく腰を落としてゆきます。
コータくんのペ○スが、淡いピンクのひだひだにくわえこまれてゆきます。
ねっとりとしたしーぽんの愛液のおかげで、それは思いのほかなめらかに入ってゆきました。
「ふわぁぁっ・・・!!あっ・・・ああっ・・・!!」
はじめて受け入れる男の子のペ○ス。
自分の体の中で、確かにコータくんが感じられます。
コータくんとひとつになれた。大好きなコータくんとえっちをしている。
しーぽんの目から、小さな涙の粒がひとつ零れ落ちました。
「・・・・コータくん・・・大好きだよ・・・・ほんとうに・・・大好きなの・・・」
繰り返し名前を呼びながら、ゆっくりと、ぎこちなく腰を前後に動かすしーぽん。
コータくんの首に両腕を回し、ほっぺに顔を寄せて、ベソをかきながらおしりを揺らします。
「あっ・・・あふっ・・・はっ・・・ね、ねぇ・・・コータくん・・・・あたしたち・・・えっちしてるんだよぉ・・・」
68名無しさん@ピンキー:03/05/27 20:48 ID:wKf8HhEr
「すごくうれしい・・・コータくんの・・・・きもちいいよぉ・・・・あっ・・・ああっ・・!!」
コータくんの耳元で囁くたびに、勝手にアソコがキュッって締まります。
ただでなくてもきついしーぽんのアソコなのに、こんな風に締め付けられたら、
どんな男の子でも、きっとあっという間にイってしまうはずです。
おまけに意識がないコータくんには、シャセイをコントロールすることなんてできません。
あったかくて、ぬるぬるのしーぽんのアソコに包まれて、
コータくんのペ○スは、どんどん絶頂へと導かれてゆきます。
心なしか、コータくんが眉間にしわを寄せて、苦しそうな顔をしているように見えます。
そして、コータくんの腰が一度おおきく浮き上がると同時に、
しーぽんのなかで、ペ○スが暴れながら勢いよくセーエキを放出し始めました。
「・・・あわわわ?!はっ・・・あぁぁ・・・んっ・・・はぁ・・・あっ・・・ああっ・・・!」
突然のシャセイにおどろくしーぽん。
でも、セーエキが子宮にあびせられる感触に、一気に頂点に達します。
「ああぁ・・すごいよぉ・・・コータくんのがいっぱい・・・あたしのなかに・・・あっ・・あああっ!!」
差し込まれたペ○スの隙間から、セーエキがあふれ出してきます。
震えながら、コータくんに力いっぱい抱きついて、くちびるに何度もキスをするしーぽん。
「コータくん・・・・もっと・・・いっぱい出して・・・おねがい・・・んっ・・んんっ!!」
コータくんのセーエキを最後の一滴まで搾り取ろうと、おしりに力を込めて、
ペ○スを吸い上げるしーぽん。
コータくんは眠っていて、すべてはしーぽんが一方的にやっていることなのに、
そのペ○スは、まるでそれがコータくんの意思であるかのように、大量のセーエキを注ぎ込んできます。
69名無しさん@ピンキー:03/05/27 20:48 ID:wKf8HhEr
白濁液をだらだらと垂らしたまま、コータくんに抱きついているしーぽん。
火照っていた体がだんだんと冷めてゆき、徐々に冷静さを取り戻してゆくうちに、
しーぽんは、自分がすごくいけないことをしてしまったような気持ちになりました。
「あたしったら・・・なんてことしちゃったんだろう・・・・」
「・・・大好きだからこそ、こんなことしちゃいけないのに・・なのに・・・・」
急激に湧き上がってくる後悔の念と自己嫌悪。
「薬なんか使って・・・・あたし・・・どうかしてた・・・・さいていだよぉ・・・」
しーぽんの目から、涙がどんどんあふれ出してきます。
そして、コータくんの胸に顔をうずめると、泣き出してしまいました。
「ごめんね・・・・ごめんね・・・・・ほんとうにごめんね・・・」
涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、必死に謝るしーぽん。
「コータくんのこと、大好きだったから・・・あたし、どうしたらいいかわからなくて・・・
・・・おねがい・・・・こんなあたしを嫌いにならないで・・・・」

当のコータくんはというと、相変わらず何事もないかのように
すやすやと眠っている(?)のでした。押し米。
70名無しさん@ピンキー:03/05/27 21:12 ID:hGl/LUkE
>69
長すぎ読むきになれん 糞
71名無しさん@ピンキー:03/05/27 21:20 ID:BrkLPujv
>>63-69
god job
72あぼーん:あぼーん
あぼーん
7338 ◆jjhdc3WdwA :03/05/27 22:15 ID:NRbxgSAp
>>63-69
ですます調がちょっと気になったけど、
そこは脳内変換して読んだ。(w

がんがれ、
74 ◆wX94FutoNg :03/05/27 23:12 ID:IrsQryRb
不思議とです・ますは、マッチしていたから気が付かなかった(^^;

ハァハァですた
7574:03/05/27 23:27 ID:IrsQryRb
煽りはしーぽん、
無視で〜

またーりハァハァ
76山崎 渉:03/05/28 13:15 ID:1p/RwMnS
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
77 ◆wX94FutoNg :03/05/28 16:10 ID:UrPkkqZb
アリサ→(しーぽん×こーた)を書いていたら
ショタチック100%で失敗。。だれか続き書いて下さい、、
というか、こんなんでよければ投下しますが。

そうですか、、分かりました。
投下しましょう!

(オイオイ
78 ◆wX94FutoNg :03/05/28 16:12 ID:UrPkkqZb
<アリサの陰謀!? 絶頂地獄(仮)> (汗)


「志摩〜」

[第774格納庫で待ってます 志摩]
いつものようにデートの待ち合わせの場所に光太が行くと、
志摩の姿はなく、そんな置き手紙があった。

「何で格納庫なんだろう…」
はぁ、とため息をつくと、奥の方へ歩き出す。
774格納庫は、ステルヴィアの外れにある。
待ち合わせの場所からはとても遠かった。

ピッピピッ

ガシャ
大きな扉が開く。
「…っ、……ん」
「??だれかいるんですか」
光太の耳に誰かの声が聞こえる。
と次の瞬間。

「っ、」
背中に鋭い痛みがはしる、何事かと振り向こうとした時、突然目の前が真っ暗になった。
79 ◆wX94FutoNg :03/05/28 16:13 ID:UrPkkqZb
「、ぁ、、っ…めっ、あ、」
次第にハッキリとしてくる意識。
誰かの声が聞こえる。

「しーぽん、こんなオモチャだけでこんなにビショビショ…」
「あっ、やだっ、アリサっ。なんで、やだぁ。」
小さな卵形のものが、体と下着の間に入れられ、気持ちいい場所に強く押しつけられる。
逃げようと体をひねっても、両手が縛られているせいで、足が動くだけだ。


「う……、、。 しま…? 志摩?」
「あ、おっはよー、こーたくん。よく眠れたかなぁ?」
「わっ、アリサ!?」
「ふふふ。どう、気分は…」
動きにくかった全身が次第に言うことをきき始める。

「あっ、ああーー!!」
びくっびくっ
大きく波打つ身体は、軽い波の上に志摩が上ったことを示した
「あらら、志摩ったら、コータが目を覚ましただけでイっちゃうんだ…」
「志摩…。 アリサ、これ…は、、…志摩!」
志摩を助けようと起きあがるが、
80 ◆wX94FutoNg :03/05/28 16:13 ID:UrPkkqZb
「……アリサ…」
「ふふ、よく自分の身体を見てみなさい」
「…!?」
アリサを睨み付けるが、言われあわてて自分の姿を見る。

いつの間にか服が消え去っていた。

「っ、何で君がこんな事を」
「……よく考えるのね」
冷たく言い放つと、目の前の志摩に近づく。


「志摩に何を!」
「見たとおり…… 気持ちいいコト…」
「ひゃっ、光太くん、あっ、み、見ないっ、、でぇ、っっ」
びしょびしょに濡れたスパッツの上から、振動する小さな物体を身体に押し当てた。

「志摩っ!。アリサ、やめるんだ。今すぐ。」

どこか宙に視線をさまよわせながら言う。
「ふーん、コータくんは志摩のことを心配してるんだ……恋人なら当然だよね…」
そういいながら志摩の胸に触れ、その先端をつねった。
「いっ、、、、っ」
声が出せずガクガクと震える。
81 ◆wX94FutoNg :03/05/28 16:14 ID:UrPkkqZb
「やめろっ!」
「さて…」
ぱっと手が離される。志摩は荒い呼吸を繰り返す。

「最近、ツマンナイの。コータくん、しーぽん助けたかったら、抵抗しないことね…」
クスクスと笑いながら、志摩を見る。

「なんで、こんなこと…」
「、ん、楽しそうだから」
「そ、そんな。っ、」
「しっかり硬くなってるね。変態〜」
「……」
思わず唇を噛み、視線をそらす。

「ルールその1。しーぽんから目を離さないこと」
「え…?」
「言われたとおりにするの」
「……分かったよ」

光太の視線が志摩に向けられる。
荒い息、その間に小さなオモチャの刺激が容赦なく、敏感な場所をとらえる。
「ひゃっ、光太くん、見ないで、恥ずかしい…やだっ、やだっ」
光太の視線を感じ…、必死に隠そうとするが、足をばたばたさせると余計に刺激が強くなるだけだ。

「…ふふ、こーゆーのはどうかな」
光太の硬くなったペ×スを躊躇なく握る、となにやら透明な液体を取り出し、かける。
それは粘りけがあり、すぐにアリサの手と光太を覆った。
82 ◆wX94FutoNg :03/05/28 16:15 ID:UrPkkqZb
「…なに、を…、ぁ…」
じんじんとした痺れが硬くなったそこから全身に広がる。
「効果テキメン! さすが……ほーら」

その液体を、光太の下半身に塗り広げていく。
「えっ、! やめ、そんなとこ…」
「ふふ、さわったこと無いわよね… それともしーぽんにナメナメしてもらってる?」
「あ、っあ、、、、」
左手がその穴の入り口を刺激する。
滑りのある液体が絡まる。

「さて…」
ペニスはさらに堅さを増し、びくびくと震える。
アリサは光太の様子を見ると右手で、硬くなったそれを、ゆっくり刺激し始める。
「!っ、うっ、く……」

「ああっ、あああ!」
突然志摩が悲鳴を上げ、光太の意識がそれる。
「志摩っ」
志摩は、振動に耐えきれず、何度目か分からない快感に身体を震わせていた。

ズッ 「!いっ、」

その時アリサの指が光太に進入した。
ペニスがビクンと震えるが、さらにそこを強く刺激する。
83 ◆wX94FutoNg :03/05/28 16:16 ID:UrPkkqZb
ヌチュ ぬち…
「ほら、裏側から刺激したらイイでしょ…」
「あ、ああ…ぅ」
差し込んだ指をさらに埋めながらゆっくり指先をかき回す。
「くっ、」
痛みに顔をしかめるが、アリサはやめない。

「っ、あっ、あっ…」
アナルの刺激に右手のピストン運動で、光太は追いつめられる。

「ルールその2…、、あんたが1回イクごとに、志摩の気持ちいいオモチャがグレードアップするの……」
「あうっ、そ、なっ、あっ」
右手に力が込められ、全力で上下に動かされる。

「いっ、あ! くっっ、…ああっ!!」
アナルの中がかき回される。

「うぁぁぁぁ、い、っ…」
びゅく、びゅく

精液が飛び上がる。
高く宙を舞い志摩の前に落ちた。
84 ◆wX94FutoNg :03/05/28 16:16 ID:UrPkkqZb
「ひっ、いっ」
「わっ、元気いい! …ふふっ」
まだ満足に出し切っていない光太からあっさりと手を離すと、志摩に近づく。

「しーぽん。お待たせ…、、こんどはこれだよ」
アリサの手には光太のそれをさらに一回り大きくしたような
大きなバイブが握られていた。
表面にはいくつも突起があり、グロテスクな姿を晒していた。
85 ◆wX94FutoNg :03/05/28 16:18 ID:UrPkkqZb
以上です、

続きが(汗)
だれか…

需要無いですか? あ、趣味じゃない。では読まないで下さいね。
(最後に書いても…)
86名無しさん@ピンキー:03/05/28 16:41 ID:EYaBA+n8
>>85
萌え(w 少しずつ上手くなるよ、需要もそれに付いてくると思うけど
87名無しさん@ピンキー:03/05/28 19:54 ID:QJJX7TIw
>>71>>73>>74

ありがとう。。駄文でしたね。ごめんなしゅわい。
88 ◆wX94FutoNg :03/05/28 20:58 ID:UrPkkqZb
>>86
もう、精一杯、上手です。
ということは一生このまま…(*´д`*)ハァハァ



(´・ω・`)ショボーン


あう、推敲すると…もうちょっと、ましになります、がっ
(汗)

と冗談(?)はともかく、推敲してない以前に完成する見込みのない物を投下するのは申し訳ない…。
今は質よりスレ持続(汗)

また、今日の放送でテンションが上がったらガガッと書けるかも……?
いろんな意味で、地震、来ないで。
89名無しさん@ピンキー:03/05/29 19:11 ID:N25v1BPp
〉〉52
ハフゥ〜〜萌えますた…
誰がなんと言おうとオイラは待ってます、あなたを!
90名無しさん@ピンキー:03/05/30 20:18 ID:d3eb/laa
ほしゅ
91名無しさん@ピンキー:03/06/01 12:34 ID:t9dU+3Oo
保守
92名無しさん@ピンキー:03/06/03 02:23 ID:y6b2ulrf
ほしゅ
93名無しさん@ピンキー:03/06/03 21:06 ID:0eu2YwT6
しかし、ハァハァスレでは、しーぽんふたなりが主流派になっているが。
どうしたもんやら。(w
94名無しさん@ピンキー:03/06/04 22:51 ID:fCNbQnsT
「あっ……んっ」
しーぽんは激しく手を動かす。
なぜか気が付いたら付いていたソレは、未知なる快感を止めどなく与え続ける。
「んっ、あっ」

シュッ
「こんにちは!あ、、 し…ま…??」
「あっ、あっあぁぁぁ」
*------*

>>93
という感じでいいのではないでしょうか、保守
95名無しさん@ピンキー:03/06/04 23:53 ID:KDgQQ4JH
しーぽんにちんこなんて付いてませんよ? 保守
96名無しさん@ピンキー:03/06/05 17:02 ID:Ms7KFCjA
「あっ……くっ」
激しく手を動かす。
いつも通りの快感を止めどなく与え続ける。

昨日途中でやめたのが悪いんだ…。

「んっ、あっ」

シュッ
「こんにちは! あ、、 こー…た…??」
「あっ、あっあぁぁぁ」

*----*
やっぱり付いていない方がいいですね…保守?
97名無しさん@ピンキー:03/06/05 20:19 ID:vVnRGX5h
>>96
短編と言うか、シーンネタの出し合いでもいいと思う。(w
>>95
禿同。
98 ◆wX94FutoNg :03/06/06 03:23 ID:LmdYCL+1
「えっ?」 「…だから…」
二人きりの部屋、ぼそりと恥ずかしそうに志摩が何かつぶやいた。

「…おしり…の方も…」 「…う、うん…」
赤面しつつ、ちらりちらり、とこちらを見る視線に思わずドキッと心音が高まる。
同時に違うところも高まった。

「…じゃあ……」 「え……?」
志摩は持ってきたバッグを手に取る。

「震えて、ない?、、大丈夫? 無理はしなくても…」
「あ、うんんん。私…そのドキドキして」
否定すると、バッグの中を探す。

「…あ、、うん、、僕も…ドキドキしてる」
ローションがいるんだよな、と思い起こした光太はバッグを見つめた。
ガサガサ、カシャン
「カシャン?」
「…あ、あの、じゃあ、、入れるね」
かなりでかい…双頭ディルドゥを手に持ち、てへっ、と笑う志摩。
「……し、ま、…さん…?」
「え、あっ、なに…っ、ぁん…」
1ラウンドでしっとり濡れたそこへ、
すばらしくずぶずぶと飲み込まれていく。

「じゃあ…」 「え…」
「コータくんの処女頂きまーす!!」

「なっ、あ、ああああ○×△☆刀!!!!!!」
地球まで届きそうなその悲鳴は果てしなく…。
99名無しさん@ピンキー:03/06/06 03:24 ID:LmdYCL+1
〜〜〜〜
「しーぽん? あれ、、コータは?」
「アリサちゃん…私、わたしっ、、」
「ど、どうしたの!? なにかエッチなコトされたの!!?」

再起不能になった光太は3日ほど部屋から出てこなかったという。

シーンネタですかー、いいですね、といいつつ。
そろそろAGEてみるテスト
100 ◆wX94FutoNg :03/06/06 03:26 ID:LmdYCL+1
広告には取らせない 100⊂(´∀`⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
101アリサの奇妙な冒険:03/06/06 17:28 ID:H+4xT6EI
「ねぇコータ」
「ん、なに?アリサちゃん」
アリサはインフィの前でたそがれていたコータに声をかけた。
「いきなりで悪いんだけどさ」
「?」
「しーぽんのことどう思ってるの?」
「…どうって?」
「だからほら、好きとか嫌いとか」
 アリサは一気にまくし立てる。
 全然アプローチをかけようともしないしーぽんに、
 アリサもイライラしていたのだ。
「んー」
 首を傾げるコータ。
 仕草とは裏腹に、真剣に考えてはいないようにアリサには思えた。
「ひょっとして他に好きな娘、いるの?」
「いるよ」
 即答だった。
102アリサの奇妙な冒険:03/06/06 17:28 ID:H+4xT6EI
「ええ! コータの裏切りもの!」
 このままではしーぽんは失恋してしまう。アリサは焦った。
「裏切りものって…」
「しーぽんの敵! 悪魔!」
「いや、あの」
「問答無用! …で、誰がすきなの?」
 気になるアリサだった。
「…知りたい?」
「知りたい」
「耳貸して」
「ん」
 コータの口元に耳を寄せるアリサ。
「あ」
 突然コータが声を発する。アリサは至近距離でコータの顔を見た。
 するとその瞬間。
「んん!」
 アリサはコータに唇を奪われた。
103アリサの奇妙な冒険:03/06/06 17:30 ID:H+4xT6EI
コータは口付けたまま舌を伸ばし、アリサの口内を蹂躙する。
「んん、はぅ、うんん!」
 アリサが息苦しそうにしたので、コータは唇を離した。二人の唇には光る唾液の橋が出来て、すぐに消えた。
 しばらく見詰め合う二人。
 アリサの方は顔を紅に染めて、コータの顔を呆然とみる。紅い髪の毛と合わさって、アリサの首から上は全部赤色に見えた。
「な…」
 アリサはやっとのことで声を絞り出す。
「なにすんのよ!」
「君が好きなんだ」
「は…!」
 突然の告白。
「好きって、え、だって、しーぽん、え、私は、え?」
「君が好きなんだ」
「でも、しーぽんが…」
「志摩ちゃんは関係ない」
「…」
「僕のこと、嫌いかい?」
 しばらく戸惑ったが、意を決したように首をブンブンと横にふるアリサ。
「じゃあ、好き?」
 今度は俯いて答えないアリサ。
「なにも答えないってことは、いいってことだよね」
「……へ?」
 顔を上げるアリサ。コータは有無を言わさずアリサを抱きしめた。
104アリサの奇妙な冒険:03/06/06 17:30 ID:H+4xT6EI
「ぁ…」
 さらに顔を紅くするアリサ。
「好きだよ。好きだ」
 確認するように言うコータ。アリサはそれを聞くと、言った。
「でも、しーぽんが…」
「それは志摩ちゃんがいなければOKしてくれるってこと?」
「ちが…!」
「志摩ちゃんのことが、大好きなんだね」
 やさしく自分を包み込んでくるコータの声。
 そういえば、自分はコータをどう思ってるんだろう。
「本当に嫌なら抵抗して。じゃなかったらこのまま…」
 コータはそう言うと、アリサを床に寝かせた。
「え、え、ええ!?」
「君を、もっと知りたい。抱きしめたい。…したい」
「えええ!?」
「本当に、抵抗して。僕は、本気だから」
「う、うう、あ、ああ…」
 もう大混乱なアリサ。抵抗しようとするが、力が入らない。まるで、自分がこの先を望んでいるかのように。
 それを感じ取ったコータは、アリサの髪においていた右手を、アリサの胸においた。
「ひゃあ!」
105アリサの奇妙な冒険:03/06/06 17:30 ID:H+4xT6EI
「心臓がどきどきしてるね。僕もだよ」
 そう言って、コータはアリサの服に手をかけた。
「待って…待って…」
 ぶつぶつと呟くアリサだが、コータはわざと無視する。
そのうちに、アリサの上半身は下着のみとなった。意外と膨らんだ乳房が、コータの目を刺激する。
「綺麗だ、とか言えばいいのかな、この状況では」
 コータも少し顔が赤い。アリサはそんなコータの反応を見て、「嬉しい」と感じている自分に驚いた。
「コー…あん!」
 アリサの声をさえぎるようにコータはアリサの胸元に口付けをした。
 どうやら、コータは本気のようだ。それを確信してしまったアリサは、恐怖感と期待感を感じてしまう。
(私、なんでこんな気持ち…)
 次に、コータは容赦なくアリサのたわわな乳房を包む下着に手をかけた。
「あ…あ…」
 慣れないのか、コータはうまくブラをとれない。しかし、ついに小さな音をたててホックが外れた。
 ゆっくりと、露になっていくアリサの乳房。
「駄目だよ…駄目だよ…駄目だよぉ」
 アリサの訴えは、ドッグに響いて、消えた。
106アリサの奇妙な冒険:03/06/06 17:32 ID:H+4xT6EI
そしてアリサの乳房は、冷えた空気に晒された。
 大きめの双房に、小さめの乳首がちょこんと乗っている。
 紅い髪とは反したそのかわいらしい薄ピンクの頂は、コータをどうしようもなく興奮させた。
 アリサの顔は真っ赤になっていて、目はきつく閉じられ、両手はぎゅっと握り締められていた。
「かわいいよ」
 コータはそう呟くと、そのたわわな果実に右掌を乗せる。
 アリサの体がビクンと震えたが、コータはお構いなしに少し握力を込めた。
 ふに、と形を変える乳房。アリサの口から息が漏れた。
 さらに掌に力を込めると、さらに形が変わる。
 本当にマシュマロみたいなんだな。コータは感心しながら、今度は両手でアリサの乳房を弄んだ。
「ぁ…ん、ぅぅ」
 アリサは狂ってしまいそうなほどの羞恥心と、ほんの少しの、まだそうとは気づけないほどの快感を感じて困り果てていた。
 コータの手の動きは止まらない。先ほどから乳房を触り続けているが、少し長すぎるだろうか。
 昔から何でも出来たコータであったが、さすがに経験のない事までは上手にはできない。
 コータは本などの知識をフル騒動させて、標的を桜色の乳首に移した。
「ぁ」
 突然の感覚に閉じていた目を薄く開けてしまうアリサ。視点をずらすと、自分の乳首がコータに指で捏ねられていた。
「コータ…」
 アリサは息だけでそう呟くと、少しずつ自分の体を支配し始めている感覚に身をゆだねた。
「気持ちいい?」
 全然ロマンチックじゃないな。コータは自分でもそう思ったが、ずっと聞きたかったことを聞いた。
 アリサが自分のことを好きだということを、確認していないのだ。
 問われたアリサは答えない。体を震わせながらじっと何かに耐えていた。
107アリサの奇妙な冒険:03/06/06 17:32 ID:H+4xT6EI
「ア…」
 コータは不安に駆られて、もう一度問いかけたが、アリサの言葉にさえぎられた。
「わかんない…」
 こんな所でなければ聞き取れないような声。
「なんか、触られてる、トコが変な感じ、なの。これ、が、気持ちいいってこと、か、な?」
 アリサはたどたどしく呟いた。
 コータは妙な興奮を覚え、アリサの乳首に唇を寄せた。そして含み、舐めた。
「はぅ」
 アリサが声を漏らす。喘ぎ声。コータは理性を失いそうになった。
 しかし、アリサが不意に自分の手を握ってきたことで、留まる。
 コータは目の前で震えている赤い髪の女の子を、もっと好きになった。
 今度は乳首だけでなく、その周り、乳輪、そして乳房そのものを口に含むようにして味わった。
 逆側の乳房は最初よりも少し強く、捏ねるようにして揉む。
「ふぅ、ぅぅ、ぅあ」
 だんだんと大きな声で喘ぐアリサ。コータは調子に乗ってさらに胸にしゃぶりつく。すると。
「…気持ちいい…」
 決定的な一言。コータはアリサの顔を見る。
 そこには、言ってはいけない言葉を言ってしまったことを悔やみ、恥ずかしがる女の子がいた。
 コータはじっとアリサの顔を見詰めて、きっと自分の顔も赤くなっていることを確信した。
 とても嬉しくなったコータは、乳房を触るのをやめた。
「…? コータ…? え、あ、ちょちょっと!」
 急に離れてしまった快感を不思議に思ったアリサが目線をずらすと、そこには自分のズボンを脱がせようとしている男の子がいた。
「あ、あ、いやぁ…」
 拒絶の言葉。コータの心臓は高く鳴った。調子に乗りすぎただろうか。
 しかし、コータはアリサの顔をじっと見詰めた。
「本当に嫌かい? もしそうなら…」
 そこで言葉を止めるコータ。アリサはコータの顔を見る。
108アリサの奇妙な冒険:03/06/06 17:33 ID:H+4xT6EI
 少し泣きそうな顔をしていた。困るアリサ。
 志摩の顔が一瞬浮かんで、今まで考えないようにしていたコータへの思いを、よく考えてみる。
(そうだ、わたしは、コータのことが)
 そこまで思って、そして志摩の顔を思い浮かべる。
「ごめんね…」
 アリサの呟きが、コータは自分へ向けてのものだと思った。しかしその考えは、アリサが自分に唇を重ねてきたことで吹き飛んだ。
 アリサは夢中になってコータに口付ける。ディープキスをしてみたいのだが、うまく舌が入らない。
「ふぅ、んん」
 アリサは泣き出しそうになりながら、さらにコータの唇を求める。もはや何を考えていいのか分からない。
 そんなアリサをたまらなく愛しく思ったコータは、ぎゅっとアリサを抱きしめた。
「あ…」
 少し落ち着きを取り戻すアリサ。
「口、開けて」
 優しい声でそう言われたアリサは、遠慮がちに口を少し開けた。
 コータはそこへ唇を重ね、舌を差し入れていく。
「ん、ん…」
 自分の口内に入り込んでくる、他人の舌。
 歯の裏側や、頬肉を舐められる。とても妙な感覚で、とても心地いい。
 アリサ自身も舌を動かして、コータと舌を重ねあった。
 唾液が溢れる。混ざり合う二人の唾液を、互いに飲みあう。
 息苦しい。でも、とても気持ちがいい。
 ひとしきり自分以外の体液を味わいあった二人は、どちらともなく口を離した。
 お互い、口の周りが唾液にまみれて光っている。
 コータはアリサの口の周りの唾液を舐め取った。すると、アリサも逆の事をする。
 アリサはゆっくりと横たわった。さっきは慌てて気づかなかったが、裸の自分にはここの床はとても冷たい。
 けれど、もうどうしようもなく熱くなってしまった自分の頭の中を考えれば、丁度よかった。
109アリサの奇妙な冒険:03/06/06 17:33 ID:H+4xT6EI
 さっき脱がしかけたアリサのズボンを脱がすコータ。かわいらしい下着が見えた。下着に手をかける。アリサが唇を噛んだ。
「いい?」
 コータはアリサに問いかける。ここまでしておいて。自分でもそう思った。
 アリサも一瞬そう考えたが、すこし考える。再び浮かぶ志摩の顔。
 そして、アリサは深く頷いた。
 それを確認したコータは、下着をゆっくりとおろす。
 そこには生い茂る赤色の茂みがあった。一気に動悸が早くなるコータ。
 それを感じ取ったのか、アリサもまた、赤い顔をさらに赤く染める。
 太ももまで下着を下ろすと、下着と茂みにかけて、透明の糸の橋が数本架かっていることに気づく。
 それがアリサの愛液だと気づくのに、コータはしばらくかかった。そして、つい声を漏らす。
「濡れてる…」
「!!!!」
 目を見開いてコータの顔と自分の股間を交互にみるアリサ。
「い、言わなくてもいいじゃん…」
 アリサはもう死にそうだった。
「ご、ごめん!」
 コータは慌てて下着を脱がす作業を再開する。
 太ももから膝を経て、ふくらはぎへ、足首へ。
 気がつくと、アリサは完全に真っ裸になっていた。
 コータのことだから、誰も来ないのが分かっていてこういう事をしているのだと思う、というより願っている。
 だが、やはりこの格好は恥ずかしすぎた。
 アリサはコータにも脱いで欲しかったが、そんなことは言えない。それこそ今更だが。
 するとそれを感じ取ったのか、コータはTシャツを脱いだ。思ったよりも逞しく、均整のとれた体。
 そして、コータはアリサが閉じた足に手をかけ、開いた。
 指を近づける。アリサが震えているのが、見なくても伝わってくる。
110アリサの奇妙な冒険:03/06/06 17:34 ID:H+4xT6EI
「あぅ」 
 触れた。乳房よりもさらに柔らかいその感触。人差し指と中指で、ソコを開いてみる。
 水音。グロテスクと聞いていたのだが、全然そんな感じがしなかった。
 確かに形自体はアレだが、それでもとても綺麗だとコータは感じる。
 反対の手で中身に触れた。
「ああっ」
 今までよりも全然大きな声で喘ぐアリサ。
 コータはソコを弄ることに没頭する。
「あ、あ、は、あ、はぁっ」
 コータは指を離し、今度は口を近づけた。
「だ、駄目、コータ、あ、あ!」
 コータは調子に乗って、秘肉を舐めあげた。
「ああ!」
 今までで一番大きい声。コータは差し込んだ舌を小刻みに動かした。
 口の中に、なんとも言えない味が広がる。頭に血が上る。
「ん、んん、んん、んん!」
 必死で声を抑えるアリサ。やはり恥ずかしい。
 一方では、無心で舌を動かすコータ。
 彼女が気持ちよくなってくれている。喜んでくれている。それがとても嬉しかった。だが、
「うぁ、はぁ、ひっく、あん、ひっく、うぁ、ふぇぇ…」
 泣き声。コータは驚いて顔を上げた。
 アリサが泣いていた。子供のように、まるで怒られた子供のように、泣いていた。
「ど、どうしたの?」
 アリサは泣きながら、やっとのことで言葉を吐き出した。
「怖いよぉ、頭が変になっちゃうよぉ…」
 その言葉を聞いて、コータは自分を殺してやりたくなった。
 何を思い上がっていたんだ自分は…!?
「ごめん、ごめんね…」
 コータはアリサを抱きしめた。強く、強く。
 アリサもまた、コータを抱きしめ返した。
111アリサの奇妙な冒険:03/06/06 17:35 ID:H+4xT6EI
 そしてアリサは、自分の下腹部を、何かが圧迫していることに気づいた。
「コ、コータ」
「ん?」
「当たってる、コータのが…」
 自己主張を続けているコータの股間。
 アリサは、それが妙に嬉しくて、コータの股間を撫でた。
「!!!???」
「へへ、お返し」
 まだ涙の乾いていない顔で、いたずらっぽく笑うアリサ。
 いつもの笑顔。やはり、自分はこの笑顔が大好きだ。
 コータはアリサの額と自分の額をくっつけ、優しく口付けた。
 ディープキスではなく、ただのキス。
 そして、尋ねる。
「…いい?」
「…ん」
 お互いの同意の上でのセックス。和姦。
 コータは緊張しつつ、ズボンのチャックを下ろし、下着をずらし、性器を取り出した。
 目をまるくするアリサ。
「おっきー…」
 コータは苦笑して、アリサの足の間に体を入れた。
「あ…」
 ついに。コータは自然と荒くなる呼吸を抑え、自分の性器をアリサの性器へと近づけていった。
「熱っ…!」
 二人同時に言って、気恥ずかしくなった。
 コータはアリサの性器に宛がった性器を、軌道修正する。
 自然と擦りつける形になってしまって、アリサは喘いだ。
 苦労して、コータはしっくりとくる場所を発見する。
「ここかな…」
「うん、多分そこ」
 お互いに確認しあって、そして、コータは、腰を押し出した。
112アリサの奇妙な冒険:03/06/06 17:35 ID:H+4xT6EI
「ん…」
 圧迫感。アリサは顔をしかめて、コータはそれを見て動きを止める。
「ごめん、痛い?」
「大丈夫。…どのくらい入ったの?」
「まだ、全然。先端がうまったくらい」
「そ、そうなんだ」
 これで先端なら、自分はどうなってしまうのだろう。
 コータは意を決して、さらに腰を押し出した。
 しかし、どうしてもそこから先へ進めない。
 先が空洞になっているのはわかるのだが、どうしても入らないのだ。
「落ち着いて、コータ」
「う、うん」
 入れる前に出してしまっては、シャレにならない。
 コータは息を吐き出して、再び腰を入れる。
「ん、くぅ…」
 アリサは自分の指を噛んだ。
 コータは心配になったが、ここで止めてしまうのはもっと可愛そうな気がした。
 力を込めると、アリサは腰を浮かせた。すると、コータの性器は、にゅるん、と入ってしまった。
「うああ!」
 アリサは痛みに声を荒げる。
 コータは入り込んだ性器を押し込む。
「ううう…!」
 アリサは目に涙を浮かべて、痛み、というよりは「熱さ」に耐えた。
 コータのモノが入り込んでいる部分が、焼かれるように熱い。
 そうこうしているうちに、二人の下腹部は合わさった。
「入った…の?」
 アリサは辛そうな顔で、コータを見る。
 見られたコータも辛くなったが、自分の下半身からの快感は、とてつもなかった。
「どう? わたしのなか」
 アリサは無理に笑顔を作り、言った。
113アリサの奇妙な冒険:03/06/06 17:36 ID:H+4xT6EI
「すごいよ…。こんなにすごいと、思わなかった」
「あの、コータ」
「分かってるよ、中には出さない。ってコンドーム持ってるんだった」
「…なんでそんなもん持ち歩いてんのよ」
「いや、いつそうなっても困らないように…」
「…」
「う、とにかく、すぐつけるね」
「いいよ」
「え?」
「せっかく繋がったんだもん。このままして」
「でも」
「でも、中には出さないでね。コータ、男の見せ所!」
「見せ所って…」
 自信がない。
 だが、アリサの言うとおり、また入れなおすのは興ざめだ。
「分かった。がんばるよ」
「がんばれー」
 さっきから明るく振舞っているが、アリサの目には依然と涙が浮かんでいる。
 コータはそれを見て、少しずつ腰を動かし始めた。
「くぅ…」
 アリサは痛みに声を上げる。
 コータも、それほどもつとは思わなかった。
 抜け出るギリギリまで抜いて、恥骨を押し付けるようにして差し入れる。
 下腹部がくっついたときに、コータとアリサの陰毛が合わさって、青と赤のコントラストが出來あがる。
「もう少し、強く動いてもいいよ」
 辛いが、もっとコータを感じたい。アリサはその一心でそう言った。
 コータは言われたとおり、少し腰の動きを早める。
「ああ、ああ!」
 アリサは大きな声で、泣く様にして叫んだ。
 痛い。痛いが、それだけじゃない。
 少し裂けたような痛みがあって、あとほとんどは、熱かった。焼かれるように。そして、最奥にほんの少しの快感。
114アリサの奇妙な冒険:03/06/06 17:37 ID:H+4xT6EI
 初めだから、やっぱり痛い。マンガみたいに、処女なのに気持ちよくなったりならない。
 アリサはそんな事を考えながら、その熱を感じていた。
 コータの顔を見る。息が荒い。気持ちよくなってくれてるんだ。アリサにはそれがとても嬉しかった。
「ああ、ふぁ、は、あ!」
「ぐ…ぅ」
「コータ? 終わり? 終わっちゃうの?」
 コータは顔をしかめながら、腰の動きを止めて、ゆっくりと引き抜いた。
 やがて、全て抜け出たそれは、もう限界まで張り詰めて、時折ピクンと動いた。
 コータは息を荒くして、座ったまま動かない。
 やっぱり中で出したかったんだろうな。アリサはそう思って、コータが可愛そうになった。だから、
「アリ…サ…!」
 アリサは、コータの性器を口に含んだ。変な味。これは自分の味なのか。それともコータのか。
 アリサはコータの性器を深く口に入れた。
「うぁ…出…」
 そして、アリサが口のなかでコータの性器をべろん、と舐め上げた瞬間。
「アリサ!」
「!」
 アリサの口の中で、コータは果てた。
 さっきよりももっと変な味だった。

「飲んじゃったね」
「うん、平気」
「…痛かった?」
「っていうか、すごかった」
「…ごめんね。なんか今日はいきなり…」
「なに言ってんのいまさら。ほら」
 コータにキスを求めるアリサ。コータは少し微笑んで、アリサに口付けた。
(しーぽんに悪いことしちゃったな)
 アリサはそんな事を思いながら、コータの唇を堪能した。

 一部始終を、志摩に見られていたとも知らずに。
115アリサの奇妙な冒険:03/06/06 17:59 ID:H+4xT6EI
というワケで、アニメ板に書いたものを少し修正してこっちに貼りました。
アニメ板では希少といわれたコータ×アリサ。
どうだったでしょうか。
どうかというより、まず文章力の無さが目立つ。
同じ表現が重複していたり、描写の不足。
っていうか長い。
どうしたらもっとうまく書けるのか。
誰か助けて!
116あぼーん:あぼーん
あぼーん
117あぼーん:あぼーん
あぼーん
118 ◆wX94FutoNg :03/06/06 23:31 ID:LmdYCL+1
し〜ぽん、祝!グレートミッション成功 (光太も)

と、いうことで、何か書きたいなぁ、、
ところで、投稿するときにいつも困るのですが、
投稿の制限 (文字数・改行数)はどこで分かるんでしょうか。
たしか、なにか、調べる方法があったような気がするけど、思い出せない…。

>>115
素晴らしいですー。でも、続きが怖そう(^^;
私のアリサの格付けは低すぎるんですよね、、うーん、ダメダメ。(私が)

今はしーぽん×コータでいいか、

うまく書くには、、、たぶん書きまくるのがいいかと思います。
私はへたっぴなので(汗)
上手な方が書いて下さると、喜ばしい〜
どんどん書きましょう。たぶんそれでうまくなるかな…?(汗)
119名無しさん@ピンキー:03/06/07 10:32 ID:rzJRr9lH
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1008475938/451
 らしいが、こんなに少なかったかなぁ……
120名無しさん@ピンキー:03/06/07 14:53 ID:jHYfCzox
>
121名無しさん@ピンキー:03/06/07 14:54 ID:jHYfCzox
誤爆った・・・

>>115
あんた神だよ!
俺の息子が見事におっ起ったよ!
アリサ萌え!
122 ◆wX94FutoNg :03/06/07 16:27 ID:/3nhmc/o
>>119
どうもです。自分で探すべきなのに、、気分がいいとSS書いて、…

たぶん合っていると思います。30行大きく超えると、改行多すぎ
文字数に関しては、問題ないですが(私のは改行が多すぎるんですよ、)

光太×アリサ ブームの予感?
123 ◆wX94FutoNg :03/06/07 18:50 ID:/3nhmc/o
勝手にまとめます。完結かどうかは一部推定を含みます。勝手に終わらせるな(゚Д゚#)ゴルァ!!とかあったら失礼。

「逆の光?」 ◆wX94FutoNg 完結
>>8-10
>>15-24

↑の完成版の場所
>>29

しーぽんとあぼーん?(嘘)
>>32-33

「ステルヴィアの放課後」 ◆jjhdc3WdwA 完結?
>>47-54

63氏? 完結
>>63-69

「アリサの陰謀!? 絶頂地獄(仮)」 ◆wX94FutoNg いつか続く
>>78-84

ネタ出し?保守?
>>94-99

アリサの奇妙な冒険 完結 (ハァハァから移動)
>>101-105

これ見て思ったけど、私のは激しくもったいない(1レス短すぎ)
>>122 を参考にあわせます(汗)
124あぼーん:あぼーん
あぼーん
125本スレ住人:03/06/07 20:14 ID:bZqF3rQG
名スレの予感
126名無しさん@ピンキー:03/06/07 20:35 ID:8K7obmno
コータ、頼むから新でくれ!!!!
127名無しさん@ピンキー:03/06/07 22:29 ID:jHYfCzox
コータは天才だから死なない
128名無しさん@ピンキー:03/06/08 01:14 ID:DB9avIP1
死んだらとりあえず泣い(r

は、ともかく、どうなんでしょうね、
一応トップ2(キャラ紹介)ですし、
ぎこちなく愛し合って->インフィーで開発されて->仲が悪くなる?
ということだったので、仲が悪くなるまでは生きてるでしょうけど、、
でもわからんなぁ(しかし公式ネタバレが、、)

本当にラブラブになったら、アンチ光太スレ立てて分かれないとだめなのかなぁ、、
だとしたら悲しいが、萌えキャラ取るな、対決カップリングの2つは
仲良くやっていけてるの見たことないし…

ショタ的に名キャラではあるとは思う。
(今期はライバル少なのかな)
129あぼーん:あぼーん
あぼーん
130名無しさん@ピンキー:03/06/08 22:35 ID:BPkh3JnS
つーか小唄死んでくれいってる香具師多いが
しーぽんだけじゃなく他のキャラもくっつきはじめるぞ
そしたらどうすんの?おまいら
131名無しさん@ピンキー:03/06/08 22:40 ID:tnsOiTDQ
晶のぎこちない恋愛&初体験は記録映画として後世に残してくらはい。
#ええ、おいらが相手してもいいでふよ
132名無しさん@ピンキー:03/06/08 23:03 ID:oqP1gfXy
>>130
結局、「○○氏ね」とか、「ラブコメ禁止」等
形骸化したことしか言うしかないんじゃないの?

漏れはマンセイ派だからむしろ歓迎。
キ ャ ラ が 立 っ て い れ ば 更 に 良 い ん だ が 。
まあこれからに期待ってトコか。
133 ◆wX94FutoNg :03/06/09 05:31 ID:maAsMUJM
推敲前ですが、保守かねて投稿。後半は今日より8日以内には……(汗)
暇つぶしにどうぞ。

<タイトル未定 (光太×志摩2) 10話の続き?> アンチな方はは読むと不快になります。ご注意を。

「うん! ……うん…。…もう、切らないと、混雑してるんだし」
母親と電話を通して涙を拭いながら話をする。
不思議と、次々と言葉があふれ、つい昨日のようでもある出発の日のことを思い起こさせる。

「あはは、……うん…じゃあ…また。」
少し震えた手で通話終了のボタンを押す。
もっと話していたい。
その想いは強いが、今この場で長々と話し続けるわけにもいかない。

「……はぁ……」
深呼吸すると、もう一度、あふれる涙を指先で飛ばす。
滴が光を反射させながら飛んでいった。

「よかったね。志摩。」
「え? あっ、わっ…」
光太の存在が急に思い起こされ赤くなる。

「ご、ごめんね。こんなところで電話なんかして、…恥ずかしい…っ」
「よかったんじゃない? よくは分からないけど…」
笑顔でパネルを時折操作しながら話す光太の声は
とても力強く聞こえた

「あ、、うん…」
「…でも、いけないよね、盗み聞きは。ごめん」
「うんん! 私が喋り続けてたんだし…」
苦笑ながら頭をぽりぽりと掻いてみるが、光太の笑顔にもっと顔が赤くなる。
134 ◆wX94FutoNg :03/06/09 05:32 ID:maAsMUJM
シュヴンンーーーー
「…あれ!?」
「ん?」
突然照明が暗くなり、志摩のパネルから光が消えた。
「ちょっと待ってね…」

光太がパネルを何度か操作する。
「……なんだ…これ」
「え?」
「…全然反応しない」
光太の操作パネルは、どこを押しても何の反応も示さなかった。
思わず志摩は身体をこわばらせた。

〜〜〜〜

「……はぁ……だめ、、」
数分たっただろうか、暗くあまり広くもないスペースで、志摩はいくつかの端末を引っ張り出して、何度も操作を繰り返す。
しかし、反応しないパネルにあきらめ、ぺたりと座り込む。

「そっか…」
「ごめんね、、何カ所もフリーズしてるみたい。いったん最初からやり直さないと…」
「電源切断?」
「うん、いったん切って、入れる。。のかな。 私、プログラムはちょっとは分かるけど…」
首をかしげながら光太を見る。
いくつかのパネルを見ながら動かない様子を観察している様子だ。

「そんなに無茶なプログラムだったのかな…これ。私は操作するのに精一杯でよく分からなかったけど…」
「インフィーのプログラム? …突然動かしたし、操縦システムも変更してるし、」
「そうだよね…、、えっ、わ」
パネルを操作していると突然後ろから抱きしめられ…。
135 ◆wX94FutoNg :03/06/09 05:34 ID:maAsMUJM
「じゃあ、…救助を待つのが良さそうだね」
「あ、あの…」
「なんだか、怖そうだったから。落ち着いた?」
「え……あ、、」
恐怖と喜びと、短時間に起こった出来事を、脳が状況を理解していなかったのだろうか。
時折震えが止まらなくなっていた事を思い出す。

「けが人とか…優先してるから、しばらくかかると思うよ。しばらく待つのがいいよね」
「う、うん……」
志摩が振り向くと、光太の瞳が優しく自分を見つめていた。

「光太くん…。」
「グレートミッション成功おめでとう」
お互い、引き寄せられるように唇を重ねていた。

「ぁ…、、なんだか、、恥ずかしい」
「部屋じゃないもんね…」
唇が再び重なり、ついばむように何度かお互いを確かめる。
唇の柔らかい感覚が伝わる。

「あっ、や…だっ」
パイロットスーツの上から胸を優しく揉む、
「なんだか、新鮮な感覚」
柔らかい膨らみに、その身体を保護するスーツが強い弾力性を持たせている。
「あ、ゃ、、だっ」
「でも、直接触れたい…」
ゆっくり手を動かし続ける。

形を変え、弾力でまた戻り、
「あっ、ん…、でも、汗、っ、かいてるし、ぁ…」
「そんなのかまわないよ…」
手がすっと離されると、光太がゆっくり立ち上がりパイロットスーツを脱ぎ始める。
136 ◆wX94FutoNg :03/06/09 05:34 ID:maAsMUJM
「え、あっ」
思わずどこを見ていいのか分からず、そのまま光太の姿をぼーっと見続けてしまう。
「…はは、、、痛いんだ…」
少し恥ずかしそうにそういうと、スーツのロックを外していく。

「え?…、!?!? ひゃっ」
ばさっ、と脱ぎ捨てらると、光太のペ×スが、硬くそそり立っていた。

「…あ、、」
「志摩も…みせて…」
「すご、い」
目の前で見たのは初めてだったろうか、光太の言葉も聞こえず
無意識にそこに触れる。

「っ、志摩?」
「光太君…」
指先で触れる。
びくっと反応するそれを再び手の平で包むように手に取る。

「志摩?」
「…光太君…つらそうだよ…私…」
そのまま膝で立ち上がると、口元に移動する。

「あ…、おおきい、」
目の前でビクビクと脈打つそれを見て思わずつぶやく。
その言葉に反応するかのように、ビクとはねる。
「こうたくん…」
「志摩…すこし、恥ずかし、っ」
先端が、熱い口に包まれた。
137 ◆wX94FutoNg :03/06/09 05:35 ID:maAsMUJM
「ああ、…いい、志摩っ」
積極的な志摩はペニスに舌を絡めると、深く、奥までくわえる。
舌の感覚がジリジリと光太の快感を生み出し声が漏れる。
「あっ…、ん…」

「ふ、うっ、ん、んん」
少し足をモジモジさせながら、どこか夢を見ているかのようなそんな恍惚とした表情で
光太の形を感じ取りながら、舌でそれを舐め、頭を少しずつ前後に動かす。
「っ、…しまっ、…あっ、…」

粘りけのある透明な液体が先端からにじむ。
舌にその体液が触れ不快な味に表情をしかめるが、かまわず舌を動かし続ける。
不快感から現実に引き戻され、自分の行為に改めて赤面してしまう。

「はっ、あ、…志摩、もっと、、」
苦悶する声に、志摩の身体に何か熱い物が流れた。

「ふっ、はぁ…」
口からはき出し、深呼吸する。息が苦しかった。
「うっ、ぁ…、。 志摩、ごめんね。苦しいこと、させて…」
「はぁ、はぁ…だい…じょうぶ。なんだか私…変だよ、」
全身が敏感になっている。
皮膚の神経は、優しい刺激を快感へと変換し、
それを邪魔するパイロットスーツがとても邪魔に思えた。

「あっ、脱ぐ…ね……。はずかしい、、」
「ぁ、あっち向いてよう、、か…」
早業でスーツを脱ぐ志摩、その身体はわずかに汗ばみ…

「あ…」
秘所から透明な糸が、脱ぎ捨てられるスーツへと続いた。
138 ◆wX94FutoNg :03/06/09 05:37 ID:maAsMUJM
前半おしまい。
パイロットスーツで…、
光太に痛いと言わせたい(笑)
という2点の目標は達成されましたが、、

エロエロに書くのはまだまだ…
後半が心配だ…、、なにかリクエスト有りますか?(汗)
こんな体位(ぉ がいいとか、
139名無しさん@ピンキー:03/06/09 09:07 ID:yjCtjQPu
たしかにインフィのコクピットは広そうだから、こういうシチュエーションもアリだね。
いいところに目をつけた。後半期待してます。
140名無しさん@ピンキー:03/06/11 04:00 ID:0F7koBXx
保守
141名無しさん@ピンキー:03/06/12 02:34 ID:ezlkIGZM
保守
                ,,.-‐''''""゙゙''ヽ、
               /:::'::ヽ:::::::::::、::::::ヽ、
         ,,.-‐''''" ̄``ヾ、::::::、::`ヽ;;:::ヽ、;;;;;;;`、,,__,,
      ./    / , 、ヽ.ヽヽ、ヽ、;;;;;;`''ー;;;;;;;;;;;;;;;;;'ーァ
     ,'/r'⌒r'、 i .|. i .i,|`、`!ヾ`ヾ、,.i'"`';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'フ
     !`'r、,_(,ノ  ', !, i |,.-‐',|`-‐  ` ノ;;;;;;;;;;;;;;;;/
     '、,' i     ,>',ハ! _,, '、,     \;:;:;;;;/
      ,' .i   r'"`      ,!    ノ _,,..>、
     ,' iヽ、  `┬'.      ,'ヽ、,,,、,.-''"   '、,
     .,' . ! .| `''r‐'  ヽ,r--‐'   ',r'"    '"、
     ,' .! .|  ,!゙゙゙゙゙`'''ーi      /  ,.-‐''"`ヽ, '、
    ,'  i ! / ``     '、     / .,''"-‐-、   . ', ',
    .,'  i !,r'-`'`'>、 '、`'"'、   ./.,.' i,  ノ   .i .!
    ,'  i !{二 ,'"○、 `、介、 .,'レ' |\'''",. '">  i |
   ,'  .! .|i'"⌒'、  rヽ '、! ',.,'|/ r'  `"  /   !i
  ,'   ! .i `'r-‐'\'"  \!. i'   /     ./    /!
 . ,'  .i i.  `i''   .\   \|,_,,./     ./    /
  ,'   ! .i   i    | \   ,',      ,r'   ,r'
 ,'  i i   |    !  \  '     ,r'   /
142 ◆wX94FutoNg :03/06/12 02:44 ID:5HEjUkNI
>>141
べたべた貼られてますな(汗)
しかし、なんつーか、、私的には

キタ━━━━ヽ(゜∀゜ )ノ━━━━!!!!
143名無しさん@ピンキー:03/06/12 02:48 ID:OfPlpE/w
種以来の祭り参加だった……
144 ◆jjhdc3WdwA :03/06/12 03:05 ID:7AqE7bnY
>>143
いや、スゴかったな、確かに、あれだけストレートにキスされちゃなぁ<アニメで

こちらも負けられません。
この頃、アニメの方がそれ系の妄想を超えることが多いよ。
145名無しさん@ピンキー:03/06/12 08:51 ID:MUmqK5ab
こーたが照れながら告白すれば人間味も感じるが、
きっとしーぽんが照れながら告白して、
それに大してマイペースこーたがいつもの調子で「キスしようか」と言うか、
見詰め合ったままお互いに顔を近づけて予告のラストになるんだろうな
まあ、ラブラブは好きだしいいさね
本スレで書くとこーたもろとも撲殺されそうだけどw

どうでもいいが、アリサッサが二人のキスシーンを目撃してしまって泣きそうな予感がする
146名無しさん@ピンキー:03/06/12 10:16 ID:bzeEJ92o
アリサ「興味がある、だと?違うな。
    私は音山光太を、殺すのだ」
147名無しさん@ピンキー:03/06/12 13:33 ID:r8yHvP28
本スレでもハァハァスレでもSSに拒絶反応を示す香具師が結構いる。
妥協するのはくやしいが、非エロSSもここで扱うことにすべきか?
148アリサの奇妙な冒険2:03/06/12 18:41 ID:ev0CQXdi
最近志麻の様子がおかしい。
 どこが、と聞かれれば答えられないのだが、確かに違和感があるのだ。
 一週間前のコータとの情事によって生まれた、
 志麻に対しての罪悪感がそう思わせているのだろうか。
 アリサとコータはあれ以来肌を重ねていない。キスも。 
 場所の問題、そして勉強の方が忙しくなってきたのもあるが、
 やはりアリサ自身が志麻に対して抱いたこの気持ちが、歯止めをかけている。
 好きな人に触れられたい。抱かれたい。
 そんな想いが胸に浮かぶたびにそれを振り払い、自己嫌悪した。
 コータとの関係は、以前どおりに努めた。
 口裏を合わせあって、冗談を言い合い、笑い合い。
 仲間にも気づかれていない自信はある。そんな自信欲しくなかったが。
 志麻にはなんと言おう。
 最善策は? 最善? 何をもって最善と?
 アリサがぼんやりとそんな事を考えていると、
「アリサ」
「うわ!」
 後ろから声をかけられ、思わず大声を出してしまった。
 振り向く。やはり志麻だった。
 目をあわせられない。アリサはやっとの事で言葉を発した。
「ビ、ビックリしたぁ」
「びっくりしたのはこっちだよ…」
 志麻は呆れたような目でアリサを見ていた。
「ち、ちょっと考え事しててさ。あは、あははははは…」
 乾いた笑い。
 自分の顔が今引きつっていると、アリサは自信を持って言えた。やはりそんな自信はいらないが。
 今アリサにとって志麻は、ある意味恐怖の対象といえた。
149アリサの奇妙な冒険2:03/06/12 18:42 ID:ev0CQXdi
 軽蔑されるのが恐い。裏切られたと思われるのが怖い。
 最低の女だと思われるのが恐ろしい。大好きな志麻に嫌われてしまうのが何よりも怖ろしい。
 元々志麻とコータの間を取り持つつもりだった自分が、何時の間にやらその相手と恋人同士。
 最低だ。笑い話にもならない。
 アリサはもう一度自分に問うた。何が最善なのか。
 自分はコータと好き合えて、なおかつ志麻にも嫌われない。
 最悪だ。アリサは自分がゴミに思えた。
 そしてアリサは志麻に連れられて、食堂に向かった。

 食堂。
 ステルヴィアの生徒達が、勉学で失われた栄養を補おうと賑わっていた。
 ほとんどの席が埋まっているが、空いている一石を見つけて、アリサと志麻は座った。
 やよいや晶は違う場所で食べているようで、見つけられなかった。
 気づいていなかったが、二人とも同じ食事を選んでいた。
 黙々と食べる二人。
 ムードメーカーのアリサが、今日に限って会話を見つけられない。
 必死で会話を探すのだが、なぜかコータのことばかり思い浮かぶ。
 志麻の様子がおかしいのではなく、ひょっとしておかしいのは自分ではないのか。
 こんな調子じゃ、いつか志麻にばれてしまう。
 いや、最終的には打ち明けるつもりなのだから、いまここで言ってしまおうか。
 いやいや、こんな場所じゃ言えるわけが無い。
 アリサの頭の中は混乱を起こしていた。そんなとき、
「音山くん」
 志麻が言った。
 アリサはビクっと体を引きつらせながらも、後ろを見る。
 そこには、コータが料理の乗ったプレートを持ってこちらを見ていた。
 こともあろうに、コータはこちらへ近づいてくる。
 焦るアリサ。
 いまコータと志麻二人の間に入ったら、自分はどんな態度をとるか分かったものではない。
 来ないで。アリサのそんな願いも空しく、コータはアリサの横に座った。
150アリサの奇妙な冒険2:03/06/12 18:43 ID:ev0CQXdi
 口から心臓が飛び出しそうだった。もしかしたら、顔が赤くなっているかもしれない。
 極度の緊張からか、何時もは意識しないようにしていた、一週間前のあの出来事が思い返される。
 考えたことはあるが、自分がするとは思わなかったセックスという行為。処女の喪失。
 自分はした。してしまったのだ。となりにいる音山コータと。
 ありありと思い出せるわけではないが、あの焼けるような熱さは覚えている。忘れられない。
「コ…」
 言葉を発しようとする。だが、何を言えばいいのか。
 アリサが考え込んでいると、意外な所から声があがった。
「わ、わたし、用事思い出したから、行くね!」
 志麻だった。志麻はそう言ってプレートを持って席を立ち、どこかへ行ってしまった。
 アリサは呆然として、何も言えない。ただ、志麻の去っていった方向を見詰めていた。
 意味が分からない。なぜ志麻があんな態度をとるのか。
 普段なら去るべきなのは自分なのだ。
 志麻たちを二人っきりにしたくて、それで戸惑う志麻の表情が好きで、
 いまのように用事があるフリをして、いきなりその場所から離れてみたりしたことが、何回かある。
 自分もおかしいが。やはり志麻もおかしい。
 まるでアリサとコータに気を使っているかのように。
 まるで『恋人同士を二人きりにしようとしているかのように』。
「ま…さか…」
「そのまさかだよ」
 コータが言った。アリサはコータの顔を見る。無表情だった。
「ばれて…見られて、た?」
「多分。僕は出来る限り用心したつもりだったんだけどね。
 ログを調べてみたら、あの時間帯にあの場所へ立ち入った人間は僕達と、もう一人」
「私と、コータと…」
「志麻ちゃん、さ。彼女、最近態度がおかしかったよね。なんか、無理に僕達をくっつけようとしてたみたいに」
 そう、そうだった。
 最近志麻がおかしいと感じた理由。
 いまのように不必要にアリサ達を二人きりにしてみたり、不自然にコータの話を振ったりしたことが、あった。
「なんで…? なんでしーぽん、あんな…」
 アリサは不安げにコータの顔を見る。無表情。
151アリサの奇妙な冒険2:03/06/12 18:45 ID:ev0CQXdi
「なんで、なにも言ってくれないの?」
「ごめん」
「え?」
「考えなしにアリサにあんなことをした僕のせいだ」
 さっきまでの無表情を崩し、コータは顔つきを変えた。
「アリサと志麻ちゃんの関係を考えれば、当然のことなのに」
 後悔。軽率な自分に対しての怒り。コータの表情からは、それらが読み取れた。
 しかし一息深呼吸してアリサの顔を見ると、コータは微笑んだ。
「コータ…?」
「僕は志麻ちゃんが好きだよ。アリサも、そうだよね?」
 アリサはうなずく。
「志麻ちゃんも、僕らのこと、好きでいてくれるかな」
 コータはまた無表情に戻った。
 アリサは立ち上がった。志麻の姿を探す。
「僕も行ったほうがいい?」
 コータの問いに、首を横に振るアリサ。
「これは、コータとあたしと、しーぽんの問題。でも、あたし一人で行きたい」
 そう言い放つアリサに、コータは頷いた。

 アリサの予想通り、志麻は自室に戻っていた。
 ベッドに腰をかけて、金平糖の入ったビンを抱きかかえていた。
 こちらからは志麻の顔は見えない。
 怖い。アリサは内心怯えていたが、それでも志麻に声をかけた。
「しーぽん…」
 肩を震わせて振り返る志麻。
「しーぽん…」
 アリサは志麻が泣いているのかと思っていたが、そうではなかった。
「アリサ…どうしたの?」
 首を傾げる志麻。
 アリサは、なんと声をかけていいのか分からなかった。
 だが、志麻は確実に気づいている。いまも多分その事を考えている。だから。
152アリサの奇妙な冒険2:03/06/12 18:46 ID:ev0CQXdi
「ごめんなさい」
 アリサは謝った。後に言葉が続かない。だが、ちゃんと志麻の目を見た。そらさなかった。
 志麻もアリサの目を見詰めて、そして首を横に振った。アリサは驚いて目を見開く。志麻は言った。
「アリサが謝ることなんてないよ。最初見たときは、私も驚いたけど。
 私って無神経だよね。アリサが音山君の事好きだって知らなくて、ずっと、私…」
「違う!」
 アリサは否定する。今度は志麻が目を見開いた。
「そんなんじゃない。あたし、あの時まで自分がコータを好きだって気づいてなかった。
 それに元々しーぽんとコータがくっつけばいいって思ってたのに、いつの間にか…。
 最低。最低だよ。あたし。しーぽんを、裏切った…」
「それでも、私はアリサを嫌いになれなかったよ」
「…!」
「あの時、『なんで?』って思った。けど、アリサが時々音山君を見る時の目。
 やっぱり好きな人を見る目だったよ」
 そこまで言われて、アリサは自分の馬鹿さ加減に呆れた。
 なにが気づかれていない、だ。あんな事になるよりも前に、志麻は気づいていたのだ。
「好きな人が幸せなら私も幸せ。私はそんな風に思えるほど凄い人間じゃないけど。
 やっぱりアリサと音山君が幸せなら、私は嬉しいよ」
 そこまで言って、アリサは志麻が目に涙を浮かべていることに気づいた。
 当たり前だ。志麻がコータを好きな気持ちは、紛れも無く本物だったのだから。
 そんなことは、アリサ自信が良く分かっている。
 アリサも不意に涙が出そうになったが、体に力を入れると志麻に近づいていった。
 じっとアリサを見詰める志麻。アリサはベッドの上の、志麻の正面に座った。
「しーぽん、ごめんね…」
 堪えきれずに、涙が少し出た。今時分はどんな顔をしているだろう。答えられる自信は無かった。
153アリサの奇妙な冒険2:03/06/12 18:46 ID:ev0CQXdi
「おなか減ったな…」
「え?」
「私、さっき途中で食べるのやめちゃったから。少し、おなかがすいちゃった」
 そう言って、志麻は笑う。もう泣いていなかった。
 アリサは涙を手の甲でぬぐい、言った。
「よーし、腕によりをかけて作ってあげちゃおう!」
 涙は止まらない。ぬぐってもぬぐっても。
 確か前にもこんなことがあった気がする。その時に泣いていたのは、確か志麻だったけど。
 その後、アリサは志麻のために料理を作って、志麻はそれを食べた。
 とても辛かったらしく、志麻は泣きながら食べた。
 それがおかしくて、二人は少し笑った。

 部屋を出たアリサに、コータが声をかける。
「さすがだね」
「親友ですから!」
 アリサはガッツポーズをとった。コータは笑った。そして、
「え、ちょ、やだ…」
 アリサはコータに抱きしめられる。こんなところで。誰かに見られる可能性は限りなく高い。
「やめてよ、コータ。部屋にしーぽんもいるんだよ」
 訴えかけるように言うと、コータはアリサを開放した。笑っている。
「もう…」
 アリサが呆れと、ほんの少しの怒りを込めた表情をすると、コータは言った。
「寮の端。そこに、誰も使ってない部屋があるんだ。生徒用の部屋じゃないから、防音もされてる。人は絶対来ない」
 そこまで言われて、アリサもコータの意図が掴めた。みるみるうちに顔が赤くなる。
154アリサの奇妙な冒険2:03/06/12 18:47 ID:ev0CQXdi
「な…だ、駄目!」
 アリサが拒絶すると、コータは不思議そうな顔をする。
「なんで?」
「だって、しーぽんとの事が解決してすぐあとに、そんな…待ってましたって感じ、ちょっと…」
「…アリサは、嫌かな」
「……」
「あの時言ったでしょ? 君を知りたいって。あんなんじゃ、足りない」
「足りないって…」
「もっと、アリサが欲しい」
 からかわれているのではなく、真剣な目。アリサをまっすぐに見詰めている。
 拒む理由が見つからなかった。自分だって、コータと同じ気持ちなのだ。
 アリサはコータの後をついて、その部屋に向かった。
 
 そこは別段他の部屋と変わらないように思えた。
 防音がされてるというが、本当だろうか。
 人がこないというのは本当だろうか。
 アリサは心臓の動悸を誤魔化すようにそんなことを考えていた。
 二人でベッドに座る。そしてどちらともなくキスをする。
「今度は、アリサが自分で脱いで」
 そんな事を言われた。
 一週間前にあんな事をしておいて、アリサはまだ恥ずかしかった。
 けれど、自分だって、少なからずともこのときを待っていた。今までは考えられないような自分。
 アリサは気恥ずかしそうに服を脱いだ。下着姿になって、そしてその下着にも手をかける。
 まず、ブラを外した。胸の先端が見えないように、アリサは片腕で胸を覆い隠す。
 それを見て、コータは苦笑した。
155アリサの奇妙な冒険2:03/06/12 18:48 ID:ev0CQXdi
 次は、下着。さすがに躊躇するアリサ。だが、決心を固めると、片腕でそれを脱いだ。茂みが見えるが、ソコも手で隠す。
「その格好、すごくエッチだよ…?」
 コータが少し笑いながら言うと、アリサは顔を真っ赤にしてうろたえながらベッドに横になった。
 もう胸は隠していない。その代わり、両手で茂みを隠している。
 そのせいでふくよかな胸が強調されているとも知らずに、アリサは黙って顔を赤くしていた。
 コータも服を脱いだ。この間は上だけだったが、今度は下も全部脱ぐ。
 二人とも、生まれたままの姿になった。
 そこで、やはりアリサの視線は一点に集中してしまう。
 コータの性器。
 コータも少し恥ずかしそうにしているが、それとは反するようにコータの性器は自己を主張していた。
「ねえ」
「なに? アリサ」
「触っても、いい?」
「…いいよ」
 そう言ってコータはベッドの上に上がった。
 この間、アリサはコータの体液を飲む所までいっているのだが、冷静に考えるとなんて事をしてしまったんだとアリサは思う。
 アリサはコータの了承をえると、コータの性器をまじまじと見た。
 グロテスク。決してかわいいとは思わない。こんなものが自分の体内に入り込んだのかと思うと、信じられない。
「コータって、おっきい方?」
 聞いた後で恥ずかしくなった。アリサは色んな意味で壊れつつある自分を自覚した。
「普通、じゃないかな。僕より大きいサイズの人もいるから」
 アリサは僅かに耳を疑う。コレより、大きいのが存在するなんて。
 そんな事を考えつつ、アリサは目の前の男性性器に手を伸ばした。触る。
「あっつい…」
 コータはなんとも言えない。アリサは、ただ触ったり、握ったりして、それの感触を楽しんだ。
156アリサの奇妙な冒険2:03/06/12 18:48 ID:ev0CQXdi
 そして、上下に擦ってみる。こうすればいいと本で聞いたことがあるから。なんとなく、要求されてやるのは癪だった。
「う…」
 コータが僅かにうめく。気持ちいいのかな。アリサは少し嬉しくなって、今度は口を近づけた。
 もう、一度やっているのだから。これが今のアリサの行動原理だった。
 唇が性器の先端に押し付けられる。舌を少し突き出して舐めてみる。
 コータが顔をしかめるのが分かった。調子にのって、舐めるのではなく、口の中に入れてみる。
 この間は、この状態で体液を飲んだのだ。
 妙な興奮、アリサの行動は大胆になっていった。
 口の深くまで入れて、出す寸前まで抜く。繰り返し。繰り返し。
 コータの荒くなる息とともに、アリサも段々と興奮が高まっていく。
 完全なるフェラチオ。まさか自分がするときが来るとは。
 アリサはこのまま果てて欲しいと思った。
「アリサ、ちょっと待って」
 コータから静止の声。しかしアリサは止めない。
「アリサ?」
 アリサは止めない。というより、聞こえていない。
 興奮が高まって、自分がしている行為に没頭している。
 アリサは肩を揺すられて、
「ん…あっ」
 慌てて口を離す。そして、今までにないほどの赤い顔をすると、言った。
「あ、あたし、つい、夢中になってて…」
 すると、アリサはコータに押し倒された。
「あ…」
「僕にも、アリサの体を味わわせて」
 とんでもないセリフだ。さっきまでのアリサなら慌ててうろたえるが、今は違う。
 黙って頷いて、唇を求めた。
 合わさる唇。お互いに舌を動かして、貪り合う。漏れる吐息。それだけで吹き出る汗。
 十分に堪能したあと、コータは唾液で濡れたままの唇を胸に持っていった。
 ぴちゃりと濡れる先端。薄いピンク色の頂が、艶やかに輝く。
157アリサの奇妙な冒険2:03/06/12 18:49 ID:ev0CQXdi
「は…」
 アリサは息を漏らす。コータは乳首を口に含む。片方だけではなく、交互に。
 滑らかで、柔らかすぎる乳房に指を食い込ませ、自在に形を変える。
 たったそれだけで、アリサの肌は桜色に染まっていった。
 やがて、名残惜しそうにコータが胸を開放すると、乳房はふわふわと揺れて、元の形に戻った。
 コータの唇は、下方へ下がっていく。腹へ。臍へ。下腹部。そして。
「ひゃ…!」
 アリサ・グレンノースの肉体の中で、もっとも敏感で、柔らかい場所。
 コータはそこを舐め上げる。この間は泣かれてしまったから、今度はゆっくりと舐める。
 息を吸おうとすると、赤色の茂みが鼻に触って、くすぐったい。それさえもがコータの興奮を高めた。
 アリサは快感に耐えるのに必死だった。腰から下が痺れたようになっている。
 この間よりも優しい。それゆえに、とても気持ちがいい。
「は、ん、ふぅ、コー、タァ…」
 何度も好きな人の名を呼ぶ。何度も。それだけで満たされる気持ち。
 けれど、決定的に足りない何か。
 無意識に、コータの性器に目が行く。釘付けになる。
 あたしはこんなにエッチな女の子だったのか。
 アリサの中に、新しいアリサが芽生えていく。
「コー、タァ…」
 もう一度名前を呼ぶ。
 コータはそれを聞くと、口を離した。しかし、まだ。
 指でアリサの膣の周りをなぞり、膣口周辺を撫でる。
「んん、やぁ…」
 もどかしい。アリサは泣きそうになってしまう。けれど堪えた。
 コータは動かしていた指を、膣の中に埋め始めた。
「んぁ、ああ…」
 異物の進入。アリサは喘ぐ。
 感覚が鋭敏になっているのか。
 自分の中の、どの部分が触られていて、どの部分を擦られているか、それが手に取るように分かった。
 コータの指が出入りするたびにアリサは声を漏らした。けれど、
「いやだよ…」
158アリサの奇妙な冒険2:03/06/12 18:50 ID:ev0CQXdi
「え?」
 アリサの呟きに、コータが反応する。
「指、だけじゃ、嫌だよ。コータの、…れて欲しいよ」
 アリサは涙で濡れた瞳で、コータに訴えかける。
 こんな、アリサなら絶対に口にしないような言葉で。
 アリサはコータが息を呑むのが分かった。
 コータはアリサを抱きしめる。あの時のように。そしてあの時のようにキスをして。
 アリサの膣にコータの性器があてがわれた。熱い。押し込まれる。
「ふ、あああ…」
 アリサがため息にもにた、深い息を吐いた。
 アリサの最も敏感な部分に、コータの最も敏感な部分が入り込んでくる。結合していく。
 そして、完全に合わさった。もとから一つであったように。
 二人は動かない。じんわりと染みてくるなにかを堪能していた。やがてコータが口を開く。
「痛い? まだ二回目だし…」
「ん、ちょっと痛い。でも、初めてのときとは、全然違う」
「じゃあ、気持ちいい?」
「まだわかんないよ。でも、なんか、お腹のなかがあったかい」
 それを聞いて、コータはゆるゆると腰を動かした。
 初めての時のように、ゆっくり。ギリギリまで抜いて、限界まで差し込む。繰り返し。
 アリサは黙って目を閉じている。自分の中のまた新しい何かを見つけようとしているかのように。
 時折顔をしかめながら、アリサはコータの攻めを受けていた。
「ん…ん…ん…」
 たまに漏らす声は、痛みからのものだろうか。それとも。
「あ、またコンドームつけてない…。どうもタイミング逃しちゃうな…」
 コータは困ったように言った。
「大丈夫だよ、また…ふぁ…」
 そこまで言いかけて、アリサは突然の自分の体の変化に驚いた。
「あ、ごめん、やっぱり痛い?」
 勘違いしたコータは、アリサから抜こうとする。
「待って!」
「?」
 突然の声に、コータは驚いた顔をした。そしてアリサは顔を真っ赤にして、涙を流して、言った。
159アリサの奇妙な冒険2:03/06/12 18:50 ID:ev0CQXdi
「急に…痛いのだけじゃ、なくなってきた気がする」
「アリサ…」
 アリサはコータの体に抱きついた。ここで終わらせて欲しくない。
 それを聞いたコータは、アリサの快感を引き出そうと、入れたままアリサを愛撫した。
 胸をいじる。喘ぐアリサ。手探りで膣をいじる。さらに喘ぐアリサ。
 そしてさっきは触らなかった突起。つつくように触った。
 クッと閉めつけられるコータの性器。危ない。
 アリサの声が大きくなる。コータは腰の動きを再開した。
「ふ、う、ん、ん、」
 アリサの喘ぎ方が変わった。先ほどまでとは明らかに違う。
「アリサ、大丈夫?」
「コータ、ん、すご、い、よぉ」
 質問の答えになっていない。だが、それで十分だった。
 コータは腰の動きを早める。
「あ、ああ、は、あ!」
 アリサはコータの方に引き寄せられた。向かい会う形で繋がった。
 この体位の名称をアリサは知らなかったが、知識として知っている。とても恥ずかしい。
 けれど体重がかかって、普通にするよりも深く繋がって、とても。
「ああ、ああん、ん! ん、は、あ、あ、あ…」
 頭が狂いそうな程の快感。アリサはそれにただ身を任せた。
「アリサ、気持ちいい?」
 コータも興奮しすぎているらしく、変な事を聞いてしまう。
「うん…! うん…!」
 だがアリサは必死に頷いた。するとコータはアリサの涙を舐めとった。
「あ! あ、あ、あ、あ、あ、コータ、コータ、コータ!」
 アリサはコータの名を呼び続ける。
「く、う、アリサ、駄目だ。僕…」
 コータに限界が来た。しかしアリサの耳には届かない。
「コータ! なんか、来る、怖い、あたし、こわい!」
 初めての絶頂。アリサが女の子から女になる波がすぐそこまで来ているようだった。
「アリサ…」
「駄目、お願い、最後まで、お願い!」
160アリサの奇妙な冒険2:03/06/12 18:51 ID:ev0CQXdi
 アリサは懇願する。
 コータは少し考えていたが、意を決したように言った。
「本当に危なくなったら、止めるからね」
 そして、アリサを早く果てさせようと、アリサの腰を強く上下させた。
 結合部からは、液体の混ざり合う音が聞こえてくる。アリサの胸が上下に揺れる。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、コータ、あたし、もう…!」
 絶頂の寸前。もう数秒もしないうちにアリサは果てるだろう。
 それを確認したコータはすぐに引き抜こうとする。すると、
「ア、アリサ!」
 アリサがコータから離れようとしない。
 手も足も全て使ってコータにしがみついている。アリサの胸がコータの胸板に押し付けられた。
「ちょ、まず…うぁ…!」
「コータ、コータぁ、あ、あ! あ! ふぁ…!!」
 静止の声も遅く、アリサの中でコータは果てた。とても熱い何かが、アリサの中で広がった。
 アリサは真っ白になった意識の中で、コータにキスをした。

「なんであんなことしたの?」
「…ごめんなさい」
「…ちなみに今日は」
「安全日、です」
「…そういう問題じゃないんだけどね」
 二人でベッドに横たわりそんな会話を続ける。
 アリサは自分のお腹に手を当てた。
 先ほど自分の中に吐き出されたコータの体液。
 それがとても熱い感覚として、未だアリサの中に残っていた。
 隣には、コータ。アリサのとても大事な人。
 志麻に対しての申し訳ない気持ちは完全に消えたわけじゃない。
 けれど、アリサはコータが好きで、志麻も好きだった。
 だんだんと意識がまどろんでいく。
 このまま眠ってしまっていいのだろうか。
 アリサは少し心配だったが、きっとコータが起こしてくれると思った。
                                 完
161アリサの奇妙な冒険2:03/06/12 18:53 ID:ev0CQXdi
やったー。
完成したぞー。
これも俺の作品を「もったいない」って言ってくれた人たちのおかげだ。
ちょーうれしー。
うわー、なにをするー。
162名無しさん@ピンキー:03/06/12 19:17 ID:r8yHvP28
>>161
よく練り込んで、完成度を高めましたね。
引っかかるところもなく、最後まで一気に読み終えました。
楽しませてもらいました。ありがとう。
163あぼーん:あぼーん
あぼーん
164あぼーん:あぼーん
あぼーん
165名無しさん@ピンキー:03/06/12 21:18 ID:4d3gO5pa
>>161
(・∀・)イイ!!
166名無しさん@ピンキー:03/06/12 23:07 ID:WUxk9z6/
おいらのヨミだと、あのキスシーンは『しーぽんの夢オチ』
うん、間違いない、もう500%以上の確立で。
#誰かそうだといってください:。・゚・(ノД`)・゚・。
167名無しさん@ピンキー:03/06/12 23:12 ID:4d3gO5pa
>>166
そ     う     で     す



別に俺は小唄嫌いでもないから良いんだが、
心の準備は欲しかったな(w
168名無しさん@ピンキー:03/06/13 00:04 ID:TU3j3jLY
ここにいる人は見てるかもしれないけど、一応こっちにも貼っときます。
エロじゃないし、出来悪いし、転載するほどじゃないのでリンクのみ。

http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1054911995/137-140
169名無しさん@ピンキー:03/06/13 00:33 ID:Z6HB3B4W
まあ、もう一歩進んでからでも良かったとは思うな
今回カッコいいところを見せたんだし、次回は光太からしーぽんへの告白だけで終わらせた方がねえ
170名無しさん@ピンキー:03/06/13 00:38 ID:5YozhuKA
171名無しさん@ピンキー:03/06/13 00:43 ID:5YozhuKA
誤爆った。。。

>>161
スゲーな
確かに文章超うめーとは言えねーけど、
そんなん気になんないくらいおもろい
あと、おったちました(爆
あと、あとがきうけた
172あぼーん:あぼーん
あぼーん
173名無しさん@ピンキー:03/06/13 02:18 ID:VAbRoQR7
お嬢×あやかをきぼんぬ
174名無しさん@ピンキー:03/06/13 09:44 ID:nUjHV4EF
>>169
次回予告で見せたということは、、
心の準備だったのでは。

で、来週は本番と。

>>167
ということで心の準備はよろしいでしょうか。
ってまだ日があるな、、そのうちに書かないと、書けなくなりそう。

私も光太は嫌いではないです。
でも嫌われる奴だなとはよく思う。
1話で登場しているのはみんな知ってるよねっ!(どうでもいいな…)

関係ないけど、いつもあぼーんしてくれる、削除人さんにマジ感謝m(_ _)m
175名無しさん@ピンキー:03/06/13 13:48 ID:cigS7zOW
とりあえず、小唄×しーぽん派はこのスレからヽ(・∀・)ノ デデイケ!!
176名無しさん@ピンキー:03/06/13 13:57 ID:fBnta2ok
それは本スレだけにしとけ、な?
177名無しさん@ピンキー:03/06/13 14:17 ID:fCmGCOji
じゃあ
お嬢×しーぽんをきぼんぬ
178名無しさん@ピンキー:03/06/13 15:14 ID:fBnta2ok
初佳としーぽんには生身でジョウストをやっていただきたい
股間に槍をつけて(;´Д`)ハァハァ
179 ◆wX94FutoNg :03/06/13 18:41 ID:nUjHV4EF
やっぱり しーぽん×光太 萌え〜
後半遅れます。ごめんなさい、キスショックです(^^;
180名無しさん@ピンキー:03/06/13 19:10 ID:zFYsn/tH
      _  )::   ::( _ _ _
     /_ _./:::     ヽ_ _/l
     l=========l |
     |:: _________  :| |
     l: ||人从::)从(・;;.i\\:l .l  ゴオオオオオオオ
     |: || д;;人从从 !  \\!::::::::::::::::::
     [:::::  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\о| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
     |三三三三三∧ ∧\|__|::::::::::::::::::::::::::
     """"^^^^^^^^(>д<,,)   ポイッ _
     _         ヽ_ノ〜ミ⊂ヽ/ニニヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   /ニニヽ ∧ ∧       ミ  (∀・  ) < 夏コミ光太×しーぽん本は、並ぶ前にダンボールごと焼却!
   (  ・∀),,;д;)        ⊂[] ´  (   \____________________
   (   []⊃て  )          / 人 ヽ
   / ∧ ヾ    ̄           ( ̄) ( ̄)
  ( ̄)( ̄)                ̄   ̄
.    ̄   ̄

ジャンプ系で実際ある話。
181名無しさん@ピンキー:03/06/13 20:06 ID:aVHA2prs
しーぽん×こーたか、こーた×しーぽんかが気になる
予告見た限りはこーた主導みたいだけど、カップルの危機を乗り越えてからはしーぽんがリードすると(;´Д`)ハァハァ
182名無しさん@ピンキー:03/06/13 21:03 ID:fCmGCOji
>>178
うう、それじゃだめだ
しばらくしたら二人とも”質量をもった分身野郎”にやられちまう…
初佳は超高速で四方八方から突かれ、しーぽんはお餅帰り…
漁夫の利になっちまうよ…ヽ(`Д´)ノウワァァァァン!
183名無しさん@ピンキー:03/06/13 21:05 ID:5YozhuKA
>>181
小唄×しーぽんだよ
「しかも君に思いを伝えられなくて辛かった」
とかいって不意に唇を奪うらしい
公式に予告のってる

「ん! ふぅ…ん…」
 とかいって最初は驚いたけどじょじょにその甘いかんかくに支配されてぇぇええええあああ!!!
184名無しさん@ピンキー:03/06/13 21:33 ID:TqJpj65J
>>183
それは見たです
が、コータが開発されて何やら二人の間に亀裂が入るみたいだから、
しーぽんがそれを修復したらしーぽんがリードする事になるかなあ、とね
185名無しさん@ピンキー:03/06/13 22:09 ID:5YozhuKA
>>184
ウホッ!
「今度はあたしからしてあげるネ、、、。」
とか!?
誰か書いて!
個人的には>>161さんがいーな
でもアリサッサ派ッポイからダメかぁ
186名無しさん@ピンキー:03/06/14 01:27 ID:QNBFSCOQ
まとめてみますた…作者と、その人の作品数順で。あと、エッチの含まれない作品は省きました

名無しさん
 「無題」
 http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/63-69n
 ですます調が少しきになるけど、イイネ!!
 SS書く場合はなるべくHN名乗ってほしいな。いやべつにトリップでもいいけどさっ
名無しさん
・アリサの奇妙な冒険
 http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/101-115n
 すんげー希少な小唄×アリサ
 インフィー格納庫で…みたいな。しーぽんマンセーなオレだが、これでアリサ好きになったかも
 やっぱHN名乗ってほしいっす
・アリサの奇妙な冒険2  作:名無しさん
 http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/148-161n
 上の続編
 しーぽんが・・・つーか一話目と文章力が違うンすけど。。。
 別人?本気だした?(w
◆wX94FutoNg さん
・逆の光?
 http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/8-25n
 正統派小唄×しーぽんという感じ。どちらかと言えばしーぽん攻めかもしれない
 微妙に生々しい描写がオレの肉棒うぉううぉぉぉををを!!
・アリサの陰謀!? 絶頂地獄(仮)
 http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/78-85n
 アリサがぁぁぁ!!!小唄がぁぁぁぁ!!!しーぽんがぁぁ!!!
 やっぱこの人はエッチシーンの生々しさがいいよなぁ・・・
・タイトル未定(前編)
 http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/133-138n
 小唄×しーぽん「逆の光?」の後なのかな。しーぽんはもう開通済みなようだ
 インフィのコクピットでエッチ、というなんともイカした内容だ、ぜ!!
 さあ君はどれがお気に入りだ!?
187あぼーん:あぼーん
あぼーん
188あぼーん:あぼーん
あぼーん
189 ◆wX94FutoNg :03/06/14 07:21 ID:BYNPuVk1
>>186
逆の光?
は、しーぽん×光太 です。

まぁ、読んだ人が決めることか。

タイトルは"地球の光の中で"の逆だったからそうなっただけです。
タイトル未定は"地球の光の中で"の続きになります。
…… 地球の光の中で 投稿してないな(汗)

http://www.geocities.jp/fsfs/
ページ作っておきました、見たい方はこっち見て下さい。需要無さそう…
190名無しさん@ピンキー:03/06/14 13:08 ID:EAi5rEqc
やっぱ非エロだとどこにも行き場がないんだな…
191名無しさん@ピンキー:03/06/14 13:12 ID:QNBFSCOQ
だってここはエロパロだもの。
果物大好きだもの。
192 ◆wX94FutoNg :03/06/14 15:31 ID:BYNPuVk1
>>190
投稿する場所がないのは問題だと思うんですよ…
アニメ漫画小説の2次創作物を投稿し読みたい人に読んでもらう板というのは、、。
もし出来れば、普通のSS、ハァハァSSは両方投稿する場所が確定するわけで。

*2次創作SS☆
アニメ板本スレ or ハァハァスレ or ない
*ハァハァな2次創作SS☆
アニメ板本スレ or ハァハァスレ or ない
*エロ絵(リンクとして)
アニメ板本スレ or ハァハァスレ (たまに嫌がられる)
*エロSS/小説
エロパロスレ

☆がついているのが場合によっては投稿する場所が無くなる物ですが、、

1.アニメ板のルール変更による対応
本スレ、ハァハァスレ、創作スレ の3つを許可するように変更する
2.2次創作板/創作投稿板/アニパロ板(?)
みたいなのを、アニメ・漫画・小説カテゴリに作る。

需要はあると思うんですけどね、、
どなたか時間があって行動力のある方

http://www.2ch.net/guide/faq.html#D3
> 新しい掲示板は、おいらのきまぐれで作ったり作らなかったりします。。。
> ただし、どの程度の利用者が望んでいるかわからないので、適当に話題の似通った掲示板で、スレッドをたてて反応をみてください。
との事なので、誰か「SS投稿する場所がない」みたいなスレを…。

現状ではアニメサロンにスレを立てる(汗) 難民板に(汗) といった方法しかないような…
193名無しさん@ピンキー:03/06/14 15:58 ID:VGaFw/0t
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1008475938/453-458

こんな感じなので、今のところ非エロ二次創作物は行き場がないと (;´д⊂)

個人的にはエロパロ板が受け皿になってくれれば嬉しい。
194 ◆wX94FutoNg :03/06/14 17:42 ID:BYNPuVk1
>>193
もうあったんですね、、無理ですか。。
他の大型掲示板にもないですかね。探してみよう。

> エロパロ板が受け皿
エロ付きで年齢制限付きというところに投稿するのはどうなんだろう。
でも削除対象にはならないから(ですよね)勝手にスレ立てて投稿するのも手じゃないですかね。
エロくないのがあるとか文句言われるくらいたくさん。
そうしたら板ができるかもしれないですし。

分散していると、板作るほど需要有るのか謎と思われるのもたしかに納得できるし。
195名無しさん@ピンキー:03/06/14 18:01 ID:VGaFw/0t
>>194
少なくともこのスレはスレタイに「エロ」って書いてないから、非エロでもOKとか…無理?
196 ◆wX94FutoNg :03/06/14 18:31 ID:BYNPuVk1
>>195
いや、それは私が決める事では…(汗)

それから板的にいいのかどうかよく分かりません。
> 実在する人物の姿態を必要としない作品のエロ妄想・パロディ専門板です。
> 板違いの話題は移動・削除される事があります。

エロ妄想 or パロディ専門板 ならOK
エロ妄想 & (エロ)パロディ専門板 ならNG

どうなんでしょう、、質問スレで聞いてみて下さい。
私はスレを立てただけなので(汗)


> ・タイトル未定(前編)
後半できました。推敲前のを投下します。ひどいなぁ(汗)<文章が
……うーん、、推敲しないと(2〜3日中には推敲してページの方に)
197 ◆wX94FutoNg :03/06/14 18:37 ID:BYNPuVk1
インフィーのコクピットである必要性があまり無い
何度かワープしている(汗) 200行のはずが300行になった。
推敲で直そう、とりあえず投下だ。
■ご注意 光太×しーぽん または逆が嫌いな方は間違って読んでぶち切れないよう注意して下さい。
*-----------*
>>133-138 の続き <タイトル未定→インフィーパニック>

「やだっ、、」
「志摩…いやらしい……」
暗い照明に照らされた志摩の身体は、汗と、
一部は体液で光を反射していた。

目の前の卑猥な光景に、光太の中で本能がその力を増す。
ゆっくり近づくと、頬に軽くキスをした。
「ああ、…」
恥ずかしさのあまりか、なされるがままになってしまう志摩。
しかし、体の芯から、熱い感覚が全身へと行き渡る。

熱い吐息を漏らしながら、光太を待つ志摩だった、が。
「志摩ちゃん…こっち」

恥ずかしさのあまり閉じていた目をうっすらと開くと
その場に座り込んだ光太が志摩を見上げていた。

「え……」
「おいで…、志摩。それとも、、」
目の前の濡れた部分を見つめる。
198 ◆wX94FutoNg :03/06/14 18:38 ID:BYNPuVk1
「え、え…その…」
「自分で来たいって…志摩のそこが言ってるみたいだよ」
ニッコリと笑いながら過激な発言をさらりと流す。
「、、私…」
「いつも僕が"して"ばっかりだったでしょ?」
「…う、、うん」

どう返していいのか分からず、座っている光太のそこを、何度も見たりやはり視線を外し赤くなったり。
「志摩…、おいで」
「あ、、……、…わ、わかったっ」
声が少し裏返ってしまったが、志摩は覚悟を決めた。


「……ひゃっ」
倒れそうになりながら光太に軽く体重をかけ体を安定させる。
そしてゆっくりと腰を下ろす。
硬さを保った先端が予想外の場所に当たり、思わず腰を上げる。

「…こっち…」
志摩を抱きしめながら、先端を調整しゆっくり誘導する。

「そのまま」
「…ん……あっ」
わずかに埋まったペニスから、痺れるような快感が生まれる。

「は、、ああ…」
「しまっ、、そんなに焦らさないでよ…」
「だってぇ…あっ、」
わずかに腰が落ちる。
ビクンと身体が反応してしまう。
199 ◆wX94FutoNg :03/06/14 18:39 ID:BYNPuVk1
「我慢できないよ…志摩…、、」
「でも! 怖い…」
ピピッ

ピピッ

「?あれ」
「え?」
そんなとき、聞き覚えのある電子音が聞こえてきた。


「でんわ?」
「…そうか、あれは志摩が制御してたから…」
集中力をそがれた志摩の足を、光太が軽く広げる。
思わぬ事に力が抜け…。
「あ、きゃ…ひっ!」

そそり立つ光太を半分ほど飲み込んだ志摩は、予想外の衝撃に言葉を詰まらせる。
「っ、っ、あああ、…こうた…くん」

ピピッ

「誰からかな…」
「そんな、ことっ」
「緊急連絡かも…しれないし。肩につかまっててね。」
体制を変える光太、同時に体内のモノが動き志摩をさらに刺激する。
「あっ、ひゃ、え?」
200 ◆wX94FutoNg :03/06/14 18:39 ID:BYNPuVk1
ズッ
次の瞬間、悲鳴が響いた。
「! ! 。いやあっあ、あっあああ!!!」
「っ、届かない…」
軽く腰を上げ、手を伸ばすが、後少しのところで届かなかった。

「あっ! ああ…えっ、、」
「…奥まで、入っちゃったね…ちょっと…重いよ」
中腰のまま、後少しの位置の電話へ手を伸ばす。

「ひゃあああ、動いちゃだめっ!! 光太くんっ!」
「大丈夫。…電話、もうちょっとで…、、」
「ひっ、うっ」
奥が強く突き立てられる感覚に、悲鳴を上げるしかない。
感じたことのない奇妙な感覚が、全身を駆けめぐる。

「よし、…志摩…大丈夫?」
「あっああ!!」
光太が座り込むと、ズッと再び腰が人工重力に従い光太に突き上げられる。

「…電話受けるよ?」
「…ひぇ? ……あ、…」
唖然としたままの志摩は身体を支える手から力を抜き呼吸を整える。

「……じゃとりあえず…志摩、静かにね。」
「はぁ、はぁ…?」

ピッ
201 ◆wX94FutoNg :03/06/14 18:39 ID:BYNPuVk1
「もしもし?」

「はい、…うん、二人とも無事。ああ、なんだかシステムがフリーズして…」
「ぇっ…」
微かにアリサの声が聞こえた。反射的に身体に力が入る。

「っっ」
結果、強く締め付け光太の堅さに押し返される。
ビリビリと今までにない強烈な快感が駆け上がり、全身から力が抜ける。
光太に力無く抱きかかる。

「ん…、、いや、ごめん、救助待ってるんだ。ここは安全だから、え? しーぽん?」
志摩の様子を見るが、自分の胸で荒い呼吸を繰り返すだけで、とてもこのまま電話を替わることは出来ない。

「うんん大丈夫だよ。今万が一にも復旧できないかってがんばってるから、ちょっと代われないんだ。……。」
光太、はゆっくりと志摩を片手で抱きしめ、そのまま軽く腰を持ち上げた。

ズッ
「!ぁっっ、あむっ、、」
「あ、うんん、ごめん、ストリームにノイズが混じったのかな?…」
予想外に強い反応に少し悪戯を後悔するが、志摩の中に有るペニスは、耐えられる限界に近づいていた。
本能が理性を浸食する。

「ごめん、僕に手伝って欲しいって、あ、先生には、大丈夫だからって。うん。うん、ありがとう。じゃ」
ピッ

その時、急激に志摩の中が光太を締め付ける。
「あっ、あああ…」
「っ、、あ…しま…?」
「はぁ、はぁ……わか、んない、やだ、こうたくんのいじわるっ」
「ごめん…」
202 ◆wX94FutoNg :03/06/14 18:40 ID:BYNPuVk1
目の前にいる、いじわるな人を抱きしめると、深いキスが帰ってきた。
「んっ……」

じんじんと痺れる身体。
「ん、あっ、…変だよっ」
「僕も、もう、……志摩、いくよ…」
「え、…」
と、光太が志摩を寝かせる。
「ひゃっふあ」
激しく擦れ刺激が駆け抜ける。
「んっ、んあっっ」
中でぶつかる感覚に、志摩は光太を強く抱きしめた。

上になった光太は一呼吸置くと腰をズッと引いた。
ぬるぬるとした体液と共に、志摩の膣からほぼ根本まで挿入されていたペニスが姿を現す。
「あ、あ、あっっああ、」
「…いくよ!」
次の瞬間、再び深く突き込まれ、二人は完全につながった。

「!!きゃ」
「っ、ぅ…」
ゆっくりと、腰を前後に動かす。
奥まで挿入し、再び手前に引き、さらに挿入する。

「はっ、あっ、」
「しま…すごくきつい…こんなの…」
「変! やっやだっ、」
光太のペニスが与える刺激はスパークのようにソコから、全身へ爆発的に広がる。

今まで感じたことのない光太の堅さや形までも感じられるかのような
敏感になった膣は、脳にその刺激を容赦なく伝える。
203 ◆wX94FutoNg :03/06/14 18:40 ID:BYNPuVk1
ちゅぷ、ぴちゅ、じゅ、
腰が動くたびに、次第に体液の音が大きくなってゆく。

「あうっ、きぁっ、こう、た…くん、変だよ、怖いっ、あ」
深くまで突き立てると、そのまま動きをやめる。
「志摩…ごめんね、、好きだよ。…でも、ガマンできない。早く動いて…いい?」
「あっ、…あ、、光太くん… キス、、して」
「ん…」
チュプ

唇が重なり、お互いを確かめ合う。
絡み合う舌。荒い呼吸、その温度。
「はぁ、あ……光太くん…」
「しま…動くよ」



ジュ、プ、ズチュ、ズチュズチュズッ
「ひっ、あっ、光太君! ひゃっ、あっあっ、!!」
「くっ、しまっ! 気持ち…良すぎる、っっ」

本能のままに動かされ、体内へと何度も入ってくる光太。
その勢いは、今まで志摩と重ねた時間で感じ取ったレベルものではなかった。
「いきっ! ひぃ!! はや、ひゃ、やいっっ」

悲鳴かもはや分からなくなってきた声を上げ、光太のペニスから逃げるように身体を動かす。
しかし、それが叶うはずもなく、つかむシーツも無い。
光太の与える衝撃を必死に受け止め、涙が何粒も流れる。

「くっ、、」
ギュッと光太の堅いモノを締め付ける。その強さもさらに強烈になってきた。
204 ◆wX94FutoNg :03/06/14 18:41 ID:BYNPuVk1
「い、だめっ、き、っ、、」
「しま…、、だめっ!!!」
動きが、さらに強烈な勢いになる。
光太の本能が訴えかけるまま、志摩の身体に侵入を繰り返す。

「き、! ぅ、な、なにっ、か」
「イクっ! しまぁっ!!!!!」
今まで聞いたことのない、光太の叫び声と同時に、熱い精液が体内にぶつかる。
「ひっひっ! あっあああ!! ………あああああああ!!!」
光太のその器官から与えられた刺激で初めて限界を突破する。
目の前は真っ白になり、恐怖と快楽につつまれ、ただひたすら光太の存在を求め強く抱きしめる。

「くっ、ああっ、、」
欲望をはき出す度に、未知のレベルに達した強烈な快感が光太を襲う。
その快感のまま、何度も志摩と身体をぶつける。

二人の悲鳴にも似た声は、しばらく響き、その快楽の余韻が薄まるまでかなりの時間が流れた。


「…こうた…ひどい」
「…ごめん、やりすぎたよね……」
「光太君は……私と、エッチなことばっかりして……」
「うぅ、、でも、つながってると、志摩が深く感じられるから」
「えっちっ! 私の……私の、、あそこが好きなんだ…」
「ちょっ!? そんな事……。 嫌だったら…もうしないよ…ごめん、志摩。」
疲れ切った二人は、誰にも見られない事をいい事に、とても人様には見せられない姿のまま、仰向けになり会話を交わしていた。

「……えへへ…。冗談だよ。。でも、ちょっと最初、痛かった…」
「はぁ……。でも、ごめん、」
「以後注意するように…」
「注意したら、もっとしてもいいの?」
「えっ、そういう訳じゃないよ……光太君の」
205 ◆wX94FutoNg :03/06/14 18:42 ID:BYNPuVk1
シュッ
「おい、無事かっ!」
「…わ? レイラ先生!?」
「?……」

「お、おまえ達は……」

1分ほど呆然とした後、扉が閉め直された。


「…いつの間にステルヴィアに牽引されてたのかな…」

「光太君!!私お嫁に、行けないよっ」
「……僕じゃあ、だめ?」
「えっ、あ、…そういう意味で言ったんじゃ……なくて」
そうは言いつつ赤面する志摩。


結局、約5分後、バスタオルと服を放り込んでくれたレイラ先生に感謝しつつ、
二人はセカンドウェーブによって大きく変わった宇宙を、ゆっくりと目にする事ができた。
浴槽の中で。

「あっ、やだっ、また汚れちゃうよっ」
「宇宙展望露天風呂貸し切りなんて、そうあるチャンスじゃないよ」
「やっ、宇宙船が、飛んでる!」
「見えないって」
「やだっ、あっ、ああ」
「しーぽん、洗っても洗ってもまた」
「もう、やだーーーー!!!!」

その悲鳴は真空の宇宙にこだますることなく、
二人がのぼせて露天風呂を後にするまで、長々と続いたという。
206 ◆wX94FutoNg :03/06/14 18:43 ID:BYNPuVk1
〜〜〜〜


「やはり…」
「だめですな」

インフィーの前で悩めるご老人方(失礼)が2名。
二人は目の前のインフィーに貼られた1枚のシールを見つめていた。

[ (c) MlCRO SOFT RTWIN2600 ] [SP2]

「やはり…」
「だめですな」
はぁ、と深いため息が続いた。


*--------------*
光太が特に変ですごめんなさい。
正式版できたら後悔します。(誤字じゃない)
207あぼーん:あぼーん
あぼーん
208名無しさん@ピンキー:03/06/14 19:05 ID:VGaFw/0t
>>206
二人は初めてじゃないって設定なのね w
なんとなくカーセックスっぽくて、インフィという舞台は生きてると思いますよ。
最後に見られてしまうのが何とも…ワラタけど。
おつかれさまでした。
209 ◆wX94FutoNg :03/06/14 19:23 ID:BYNPuVk1
>>208
ありがとうです。いや、きっと没頭すると「大丈夫か」「あっ、」「うっ」 って、、(笑)

来週の放送までにということで、かなり無理矢理書き進めてそのまま投下なので、、申し訳ないです。
でも、来週の放送後はきっと書けないから。
210名無しさん@ピンキー:03/06/14 20:31 ID:VGaFw/0t
>>209
ちょっと気になったんだけど、なんか広告の削除依頼を頻繁に出してますね…。
だいたいパターンとしてはageると貼られるって感じですが、頻度からみて
週1回くらい削除依頼すれば十分ではないですか?
いちおう削除人さんの負担も考えて…。
私の場合、10〜20件くらい溜まってから依頼しています。
211名無しさん@ピンキー:03/06/15 02:32 ID:/qvKsy93
>>209
乙でした〜〜
細かいトコの描写があって満足ッス〜ってオレは何様だw
微妙にこーたの方も最中にくらくらしてた辺りに愛を感じる…
212 ◆wX94FutoNg :03/06/15 06:13 ID:DNzq13SW
>>210
ごもっともです。やはりその方がいいですよね……。
削除依頼は巡回して発見できなかった削除対象を報告する物だから多い方がよい?
とか見たので、そうなのかなぁ、と素に信じていましたが(汗)

とりあえず間隔開けます。
今は1日1回?(゚Д゚;)
213名無しさん@ピンキー:03/06/15 12:17 ID:Pe7fT0qG
巧いお話し多いな〜
214あぼーん:あぼーん
あぼーん
215名無しさん@ピンキー:03/06/15 17:35 ID:4vCWZYXi
196-206乙です。ただ光太クンはエッチ中もうちょっと冷静って
感じの方がいいかなどと偉そうな事をいってみて、皆様から殴られます。ハイ
216名無しさん@ピンキー:03/06/15 17:58 ID:0kbVa3ep
 こうた×しまが多いのであきらちゃん調教など書いてみるテスト
#ハァハァスレで書いたやよい×ピエール&あきら×大を下敷きにしていますが、
#あの時大ちゃんとジョジョの名前を完全に取り違えてました。ヽ(`Д´)ノ
#というわけであきら×ジョジョになてますのであしからず。

『しーぽんは、なんでも考え込みたがるクセがある』
 ルームメイトのやよいは浮かない表情のしーぽんをそう評した。
『だから、わたし達が、"導いて"あげないとね』
 彼女のめがねが光ったのは、わたしの考えすぎからくる錯覚だったのだろうか……
 そしてわたしは…… 何をしてるんだろう……

「せっかくしーぽんにも"彼氏"できたんだし、"リラックス"の仕方も、覚えなくちゃね」 やよいがくすくすと笑いながら言う。
 ここはわたし達の部屋。そして、メンバーはわたし、やよい、ピエール、ジョジョ。
 アノ時から、わたし達は完全にやよいに支配されてしまっている。
 支配…… わたしとジョジョの場合は調教といわれても反論できないかもしれない。
「あきらちゃんも、ずいぶん"覚え"ちゃったよね、ふふっ」
 顔が暑い。言葉がダイレクトにおなかの奥に響き、止められない情動が内側からあふれてくる。
 やよいはいつもわたしの心がどうやったら動くのかわかってしまっているとおもう。
 でも、やよいがこうしているときホントに生き生きしてるから、たぶんわたし達は、彼女の心の支えになっていると思う。
「で、どうするんだい? 光太としーぽんつれてきて、なだれ込む?」
 ピエールがこともなげに提案する。わたしと、ジョジョは黙って待ってる係。
「そうねー しーぽん負けず嫌いだから、しーぽんだけ煽れば、あとは何とかなるかも、ねっ、あきらちゃん?」
 やよいのせりふにうなずく。
「それに光太くんがいっしょだと、なんかうまくかわされちゃいそうだし、ねっ、あきらちゃん?」
 やよいのせりふに再びうなずく。
「ほら、こえ出してもいいんだよ、あきらちゃん?」
217名無しさん@ピンキー:03/06/15 17:58 ID:0kbVa3ep
 やよいの手がプラスチックの箱についたボリュームをひねると、わたしのお尻に埋まったローターが動きを激しくする。
 思わず、口に力が入る。
「いたっ」
「ご、ごめん」
 ジョジョの"それ"から口を離し、謝る。口に含むことはなれてきたけど"それ"の名前を口にするのは、まだちょっと抵抗がある。
「あきらちゃん、ちゃんと口を離してからしゃべらないとね、ふふっ」
 やよいは、こういうときが、やっぱり、一番輝いている。
「それでね、じつは…… もう、しーぽん呼んであるんだよ」
 タイミングよく、呼び鈴の音がする。
「あきらちゃんのはしたない姿みたら、しーぽん、どうするのかなぁ?」
 ジョジョの後ろから体を回し、やよいがわたしの耳元でささやく。わたしが赤くなるのを確認してから、ドアの外に声をかける。
「しーぽん入っていいよ」
 入ってきたしーぽんと、精液まみれのわたしの視線があう。わたしの下で、ピエールが"よっ"と手を振る。
 ジョジョのそれを握ったまま、わたしはあぁともうぅともつかない言葉を発する。
 羞恥心が脳髄からつま先まで行き渡ると、さっきよりもひどく赤面する。
「あきらちゃん、締めすぎ締めすぎ。」
 ピエールがそういってわたしの中に幾度目かの精液を吐き出す。
 わたしのバギナとピエールのペニスの隙間から子宮に収まりきらないそれが溢れ出す。
「しーぽんは、もう、こんなの、済ましちゃってるよね〜 参考になんかならないかなぁ〜」
 やよいがめがねを光らせながら、しーぽんの体をなめるように見渡す。
「か、かえる」
 何がなんだかわからないままでも目にいっぱいの涙をためたしーぽんが、くるりときびすを返し部屋を出て行く。
 しばらくそれを見送った後、やよいがジョジョのアナルからストラップディルドを抜く。
「あきらちゃん、ちょっとどいてくれるかな?」
218名無しさん@ピンキー:03/06/15 17:59 ID:0kbVa3ep
 ピエールが体を起こし、後背座位の姿勢になった後で、わたしの下から抜け出す。
 ふたりはざっとタオルで体を拭くと、制服を着だした。
「あれ?ふたりは行かないの? インフィーの格納庫」
 立ち上がろうとして、バランスを崩す。
「あらら、あきらちゃんもジョジョもお疲れね〜 じゃぁ、報告を楽しみに待っててね?」
 やよいがドアから出るときに振り返ると、小さなかぎを投げてよこす。
 それを拾い上げ、ジョジョのもとに歩み寄る。わたしの体に出されたピエールの精液が、ジョジョの体にもかなり付着している。
「ごめんね……」
 耳元でささやいて、ジョジョの体を舌できれいにしていく。首筋から背中、そしてアナル。
 やよいにストラップディルドでいたぶられた穴は、少し赤くなっている。中のローションを掻きだすように舌を這わせる。
前…… さっきまでにぎっていたジョジョのそれは、射精ができないよう、鍵つきの皮ベルトでぎゅうぎゅうに締め付けられている。
「ごめん、わたし、弱いから……」
 ひざ立ちのままジョジョの前で下腹に力をこめる。子宮が収縮し、中のピエールの精液を排泄しはじめる。
 ゴポゴポと音を立てて出てきたそれをシーツでぬぐうと、仰向けのジョジョのペニスをそこに差し入れる。
 はぁあぁん
 そのいやらしい声が自分の口から出たんだとわかって、思わず赤面する。
 後ろ手に鍵を探り、開ける。
 ジョジョの精液が子宮まで勢いよく飛び込んでくる。
 はっはぁんあん  ……ぁん
 わたしのバギナが、もっともっとと、ジョジョのペニスを絞り上げる。知らず知らずわたしの手がジョジョの袋をもみあげる。
 身動きするごとにバギナとペニスが震えあい、お互いを刺激する。
 脈動を終えたペニスをそのままに、体をぐったりとジョジョに預け、唇をむさぼる。
219名無しさん@ピンキー:03/06/15 17:59 ID:0kbVa3ep
「ごめん」
 長いキスの後、呼吸が落ち着いてからそうつぶやく。
 ジョジョの手が、気にするなと言うようにわたしの頭をポンポンと軽くたたいた。
「でも、もうすこし、やよいのそばにいてあげたいんだ……」
 わたしの髪を、やさしい手がなで続けている。
 そのまましばらく、二人の心臓の音を聞いた。だんだんとゆっくりに。そして、二人の心音が重なったとき、どちらともなくくすくすと笑った。
「じゃぁ、二人が戻ってくるまでに、ここ、片付けようぜ」
 普段と変わらないジョジョのせりふ。
「うん、わかった」
 わたしもいつもの笑顔。ちょっと怖いといわれるいつもの笑顔。
「でも、その前に、いっしょにシャワーだ。」
 ジョジョの手を引いてシャワールームへ走り出す。
 シャワーを出しながら、ジョジョに小さくキスをする。
「好きだよ」
 目を白黒させるジョジョの顔をみて、小さく笑った。たぶん、だれにも見せたことのない笑顔を。
-End-
#ちなみに状況は
#やよい:ストラップディルドでジョジョの後ろを開発中、手にはあきらのアナル中のロータのコントローラ
#ピエール:仰向けに寝そべってあきらの背中を見ながら挿入中
#ジョジョ:ひざ立ちでやよいにつっこまれながらあきらにペニスをしゃぶられ中(鍵つきバンドで射精はできない)
#あきら:ピエールにまたがり、ジョジョのフェラ。アナルにはワイヤレスロータ
220名無しさん@ピンキー:03/06/15 18:55 ID:ChVvZZu6
>>219
晶の一人称とはまたレアですな。しかもかな〜りマニアック。参りますた w
>>219 4行目 「やよい」→「あきら」では? 勘違いだったらスマソ。
221 ◆wX94FutoNg :03/06/15 21:01 ID:DNzq13SW
>>215
冷静なイメージ有りますよね、、個人的には対応できる範囲と
それ、はずれると暴走したり赤くなったり、
メリハリを付けた光太が書きたいなぁ。

投下した奴は、途中で休んだり日が空くたびに、光太が(汗)
しーぽんはそれほど変わっていないのは……なんでだろう。
完成すれば多分、、、直ります。

光太×志摩 の次はやっぱり新たなる挑戦かな…(後ろ!?)

次回で…しばらく書けそうにないし、13話超えたら、光太が開発されて(公式より)しーぽんと仲悪くなるみたいだし。
コータが、うざいんだよ! 状態までなると、、しばらく調教モノでも書いてお茶を濁します、、

神のSS/小説よ、光臨したまえ。



最後はラブラブを…おねがい
222216-219:03/06/15 22:22 ID:0kbVa3ep
>220 う"、セリフを省きすぎますタ……
 あのセリフはあきらが、ジョジョに「やよいが満足するまでもうちょっとこのままの関係を続けさせて」といってるつもりのセリフですタ……
とはいえ、感想さんきゅです。
#おいらもまだまだ精進が足りてないでフネ
223名無しさん@ピンキー:03/06/15 22:26 ID:ChVvZZu6
>>222
なるほど、了解。読みが足りませんですた。
それにしても、すごい想像力ですね。ぜひまた書いてください。
224名無しさん@ピンキー:03/06/15 23:44 ID:D48awH0U
新たな感覚やらを開発されてしーぽんに冷たくなったコータの気を引くために、
ちょっと変態チックなプレイも自分から進んでやるしーぽんとかどうでせうか
まあ、本編の展開によるけど
225セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/06/16 12:32 ID:jBmt67BZ
tp://www2.llpalace.co.jp/llpalace/preview/27249.asp?FLG18=1
もう通販にも登場か、、増えそうだな。
226名無しさん@ピンキー:03/06/16 13:24 ID:XnEt471i
>>225
一瞬、業者広告かと思っちまった。こっちに貼ってやれよ。

宇宙のステルヴィアのエロ画像
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1049903154/
227名無しさん@ピンキー:03/06/16 22:31 ID:SGhHFcja
しーぽん 光太の小説うpしますた。
ttp://www51.tok2.com/home/uitti/utage.txt
叩かれる覚悟はできてるんで。
228名無しさん@ピンキー:03/06/16 23:29 ID:oaqbzHGc
>>227
なかなかよかったです。
ゴチソウサマ
229名無しさん@ピンキー :03/06/17 00:14 ID:RpVwR/vU
本スレで読んだけどイイ!
230227:03/06/17 00:52 ID:8KmGMQNu
>>228 >>229
感想ありがdでつ。

初めて来ましたけども、ここは良スレですね〜。
他の小説書きサマの到来を待ちます。そして心の糧にさせてください。
231セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/06/17 01:32 ID:KA3+LHhv
>>226 失礼しますた(汗) 気持ちよく間違った。
232231 ◆wX94FutoNg :03/06/17 02:10 ID:KA3+LHhv
お詫びに
http://www.geocities.jp/fsfs/

インフィーパニック 完成しました。上から3番目です。
お詫びになってないか…

しかし、過去最長になってしまった…。
次は しーぽん開発される!? とかでしょうか。


>>227
ステキ… (*´д`*)ハァハァ
233名無しさん@ピンキー:03/06/17 03:17 ID:yhnGDUL3
>>232
ずいぶん丁寧にディテールを描き込みましたね。
すごくよくなった。おいしくいただきますた。
234名無しさん@ピンキー:03/06/17 03:29 ID:y+aUbuKQ
    /||ミ
   / ::::||
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 |:::::::::::::::|| ̄\   ガチャッ   
 |:::::::::::::::||∀ ゚ )― ||
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 |:::::::::::::::||│ \  ..||
 |:::::::::::::::||∧ ∧∩....||
 |:::::::::::::::||. ゚∀゚ )/....||        しーぽんしてもよろしいですか?
 |:::::::::::::::||∧ ∧∩....||          
 |:::::::::::::::|| ゚∀゚ )/.....||          
 |:::::::::::::::||    〈  ...||          
 |:::::::::::::::||,,/\」 . ..||
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   \ ::::||
    \||
235名無しさん@ピンキー:03/06/17 07:35 ID:GCDDnLih
存分に
236あぼーん:あぼーん
あぼーん
237あぼーん:あぼーん
あぼーん
238名無しさん@ピンキー:03/06/17 13:06 ID:y+aUbuKQ
                \ │ /
                 / ̄\  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ─( ゚ ∀ ゚ )< しーぽんしーぽんしーぽん!
                 \_/  \_________
                / │ \
                    ∩ ∧ ∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∩∧ ∧∩\( ゚∀゚)< しーぽんしーぽんしーぽん!
しーぽん〜〜〜〜! >( ゚∀゚ )/ |    / \__________
________/ |    〈 |   |
              / /\_」 / /\」
               ̄     / /
                   
239名無しさん@ピンキー:03/06/17 13:09 ID:y+aUbuKQ
           、 l ,スィポンスィポン !
          - (゚∀゚) -
              ' l ` ∧∧
          ∧∧ ヽ(゚∀゚)/スィポン !
  スィポン〜 ! ヽ(゚∀゚)/  | |
             vv     W

240名無しさん@ピンキー:03/06/17 21:26 ID:ZMusPbbQ
しーぽん保守。

小唄 しーぽんなにしてんの?
片瀬 あ、光太くん?ビアンカのDLSシステムをちょっとねえ・あはは
小唄 ふーん、で、その手に持つ妖しげな拡張ボードは何?
片瀬 へっ?あっ?これは…見ちゃダメ!
小唄 ふーん、んじゃ、見なかった事にしてあげるよ、んじゃ、僕は校長に呼ばれているから…。
片瀬 ふぅー、ビックリしたー、もー突然くるんだから…。
片瀬 …えーと、マニュアルによると…あ、これか…このボードの側にあるB-1546スロットが開いてるから
    ここに装着っと…うーん届かない…こうして、あ、この横のボード邪魔…。
241名無しさん@ピンキー:03/06/17 21:26 ID:ZMusPbbQ
アリサ ところでみなさーんいかがっすか?

ジョジョ以下男性陣 「しー!」
アリサ「しーて、まあわからんでもないけど…確かにいい眺めよね…小唄恐るべし。
ジョジョ「あのボードの取り付け口って四つ足付かなきゃ手も届かないし。」
アリサ「まぁ、丸見えだよね、ふーんいい色ねー」
ジョジョ「やっぱりいいなー」

アリサ「ではーみなさん、お代の方を…えへへ。」
ジョジョ「うん、一週間分の朝食代はオレ持ちね、これカード…」
アリサ「毎度ー、んじゃせいぜい頑張ってね。」

アリサ「片瀬志麻、キミのパンツは今、明日からの私たち夫婦の糧となった…」

翌日アリサと片瀬の朝食が豪勢になっていた。

片瀬 「アリサちゃん…それちょっと多くない?…それに私のトレイも…何か豪勢…」
アリサ「はむ?しょんなこてょふぁない!」
たまに月に数度、こんなメニューにグレイドアップする訳を片瀬は知る由もなかった。
242名無しさん@ピンキー:03/06/17 21:38 ID:ON6Auj7d
>>241  ワラタ
243名無しさん@ピンキー:03/06/17 22:17 ID:XrWMyeFf
全部で256行って長いかしらね?
人が少なさそうだからよいのかな。悩むところだけれども。
保守かかってる位だから良いのかな(笑)
不評な時は明日の放映後の騒ぎに紛れてしまうことを期待して・・・・
酷薄形式妄想書き飛ばし文、256行投下しまつ。
内容はあれなのでヤバイと思ったら引き返してくだされ。
「しーぽんー、頑張れー、が・ん・ば・れ・しー・ぽ・んーーー」

ここはステルヴィアの学園専用体育館のひとつ、アリサの元気な応援の声が響き渡る中、
いつもの一行は明るいライトの下、中央に隆起する形で段差のつけられた5つの円形のステージの一つを
見つめていた。

「あ・・・・もう駄目かな・・・・」
オペラグラスを片手にアリサの横でステージの様子を観戦していたお嬢ことやよいがつぶやく。
「え、どれどれ見せて見せて・・・・」
やよいの手からそれを奪って息を飲んでステージを見つめるその反対側の隣では晶が冷静に
戦況を分析していた。

「もう膝が笑っていて腰が全然動かせてない。上半身は両手を突いてかろうじて支えてはいるが・・・・
 今にも相手の上に崩れ落ちそうだ。息もすっかり上がってしまっているみたいだし・・・・目も・・・・
 うつろっぽい・・・・。第一、自分が攻撃の側だというのに腰の動きが止まってしまっているから
 相手に下から突き上げられるままになっている。あれじゃ攻守あべこべだ。
 あ、・・・・。」

一行が見つめているステージのサイドに設置されたライトが青く点灯して、その側に座っていた
青いパイロットスーツの3人が肩を抱いて喜んでいるのが見える。反対側の赤いスーツの一団は反対に
がっくりした様子だった。

「しーぽん・・・・逝っちゃったか・・・・」
「逝っちゃったわね・・・・。一人目クリアして3人目までもう少しだったのに・・・・」

「あーあ、いつもの一人目で轟沈から進歩して上出来っ!と言ってあげたいけど、しーぽんこれで5連敗!?
 ・・・・競技成績がこれだと試験の方は?」

「・・・・残念だけど、性技科目の及第はちょっと・・・・むずかしいかもね(苦笑)」
「うーんどうしてこんな競技があるのかなあ。信じられない。ステルヴィアってこういう事とは
 関係ないと思ってたのに・・・・スーツだって前と後ろが外れてあんなにHな恰好になるとは
 思わなかった・・・・幾ら心拍数や脈拍数をモニタする為だからってあんな恰好のままで・・・・」

「あれ?アリサちゃんの居た所にはあったよ?性技実習の科目と試験。
 あたしもあんまり得意じゃなかったけど。それにしーぽんすっぽんぽんの方が良かった?(笑)」

「私の居たところには、な・か・っ・た・の!
 だいたいお父さんのだって見たことなかったのに何で何でいきなり・・・・
 その前の・・・・破瓜処置の手術だって・・・・すっごく恥ずかしかった・・・・」

お疲れさまの声を受けテーブルについてメニューを選びながら志麻のぼやきはまだ続いていた。
寮へと戻る帰り道、志麻とアリサ、やよいは居住区にあるパーラーで寄り道をする事に決めたのである。

「科目実習の開始の前に先生から説明があったんじゃなかった?ええとお、たしか・・・・」
「ファウンデーションでの狭い宇宙空間内に隔絶された社会で長期に渡って安定した社会生活を営むには
 それぞれの専門技術に習熟するだけでなく高度な対人の社会的技術を持つことが必須となる、でしょ?」
「そう!それそれ!」

「でも、でも何も・・・・あんな明るいところでやらなくても・・・・」
「ステルヴィアは元々移民航行を想定して作られたものだから人口維持能力の確保、という意味からも
 どうしても乗員に性的に健全な社会的要素を満たしている事が求められちゃうんじゃないかしら・・・・

 昔みたいに性的な事を抑圧された状態にしておくと何かと都合が悪かったんじゃないかと思うの。
 もし航行中に超高速飛行の実現が間に合わなかったら数世代に渡って航行する事になるのだし、
 選抜試験の前の健康調査でもDNA異常や家系を遡っての世帯数傾向とかが調査されて選抜されてるって
 聞いたことがあるから・・・・
 私達はもともとそういう意味でも選ばれてこの先その方面の資質も要求される存在なのかもね。」

「あははー。難しくて半分位しかわかんないや」
 
「もう(笑)。それよりしーぽん・・・・科目及第の方だけど・・・・そっちは大丈夫?」

「うーん、私も頑張ってるんだけどな・・・・。
 蓮花先生には基準に達しさえすれば良くてそうしたらそれまでの成績は関係ないから頑張りなさい、って
 言ってもらってるんだけど・・・・あと一回しか競技ないし、いつまでたってもああいうこと上手にならないし・・・・
 頑張らなきゃ駄目だっていつも自分に言い聞かせて・・・してるんだけどどうしても慣れなくて・・・・もう駄目かな(涙)」

「こればっかりはアドバイスではどうにもならないことだし・・・・困ったわね・・・・」
「性技って必須科目だからしーぽん落第しちゃうの?」

「いえ、蓮花先生はそんなことしないんじゃないかな。それはやっぱり修得が遅れるだけの話だし。
 ただ・・・・性技科目の補習生扱いされる事にはなると思うの。それはどういう事かというと
 ・・・・本科の男子寮の入り口近くの通路で時々女の子がうろうろしてるの知ってる?」

「あ、知ってる知ってる。なんか枕抱いてうろうろしてる子たちでしょお?あれ何だろっていつも思ってた。」
「あ・・・・あれがそうなの?」

「そう。性技科目を苦手にしてる女の子ってしーぽんの他にも毎年結構多いのよ。
 で、落第者が出ると蓮花先生は落第の代わりにその子を補習生にして前もって決めてある本科の男子生徒の
 部屋番号を伝えるの。次の週末に枕ひとつだけを持ってそこへ行きなさい、って。」
「え!?」
「・・・・それって。」
「・・・・・・・・・・・。」

「乱暴な事にはならないからそれは大丈夫。本科の男子生徒の方は蓮花先生が選んだ生徒だしそれに
 顔を真っ赤にしてドアの前で枕ひとつ胸に抱いてチャイム押す予科の女の子の姿を見ちゃったら
 そんなことになりっこない、って本科の人は言ってたかな。そんな人は最初からステルヴィアなんかには
 合格して来れないでしょ?それと本科の男子寮も予科と同じで二人部屋で、二人とも蓮花先生に言われて
 同時にその子を指導することになるからお互いの目があることもあってそんな滅多な事にはならないって。」

「ただ女の子によっては魅力的すぎたりしてやっぱりどうしてもある程度までは度を超してしまうこともあって
 ・・・・そういう意味では、しーぽんも危ないかな。脅かす訳じゃないけど・・・・。
 しーぽん可愛いし色も白いし声が・・・・ちょっと可愛すぎる時があるから・・・・。
 競技の時も見てたら対戦相手の男子生徒はみんなスーツ姿のしーぽん見てずいぶん興奮してたみたいだし。」

「そーだ!そーだ!」
「もう、やよいちゃんたら。そんなことないよ。」

「話を戻すと、補習生はそうやって週末の二日間ずっとその本科の男子生徒の部屋で過ごすの。
 ベッド2つしかないからそのどちらかに寝かせてもらうかそれともお休みだからずっと夜通しで3人でしてるか
 そのどっちかかな。日曜の晩に自分の部屋に戻ってまた翌週の週末には本科の寮に行って
 それ3回くらい繰り返すんじゃなかったかな。終わったときにはたいていの事はできるようになってるみたい。
 一応最期には試験があってその相手は白銀先生とか・・・・場合によってはリチャード先生になるみたいだけど。
 ・・・・それもちょっとね。」

「うわあ、それ、つらそうだねえ・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

「一応それで落第する事だけは避けられるみたいだけど、どうする?しーぽん?
 あきらめてそれを待つ?」

「・・・・やっぱり・・・・そんなに長い間ずっと知らない人とするのは・・・・私・・・・嫌かも・・・・」

「それはやっぱりそうだよね・・・・。
 ・・・・やよいちゃんは?それは今はお嬢が全然問題ないのは解ってるけど最初からそうだった?」

「私も実は性技科目は苦手(笑)。
 私のときはもう一つ方法があって・・・・それは今も同じだとおもうけど、
 でもこれはしーぽんにはあんまり勧めないな・・・・。やっぱり楽しくはないから・・・・。」

「あー・・・・。辛い話なら思い出さなくていーよ?」

「ううん。今のしーぽんの参考になるかも知れないし。
 でもちょっと長い話になるかもね。
 聞いてみる?口を挟まないで聞いててね。それとこの話は他の人には言わないでね。」

「はーい。」
「了解っ!」
「そうね・・・・ちょっと思い出すのはやっぱり辛いかな・・・・
 この種類の話は寮長に相談する事ができるの。寮長は今もそうだけど本科の女子生徒が勤める事になってるから
 それを希望する女の子に本科の男子生徒を紹介する事もできるし、寮長がその子を気に入った場合には
 自分が参加してる性技実習の自主練習に連れて行って参加させる事もできるのね。

 私の時がそれだったの。落第しそうで悩んでた私の相談を受けた当時の寮長はちょうどすぐに自主練習が
 あるからって、その時同じ悩みで相談しに来ているもう一人の子と一緒に2人して連れて行ってあげるから
 訓練になるしそうしなさい、と言ってくれたのね。私は不安もあったんだけど寮長も居るしそれに2人なら良いかと思って。
 それでその週末に寮長に連れられて本科男子寮の貸し切りの大部屋に行ったの。

 本科の男子生徒は全部で16人。寮長の知り合いばかりだからエリートの人達ばかりだったんだけど
 あんまりその場の雰囲気は良くなかったかな。でもみんなとても紳士的な人ばっかりだった。
 その中には今のビック4の一人のケントさんもいたし・・・・その頃はまだそれほどは目立ってはいなかったけれど
 体育競技ではとても強くてあこがれてる人も多かったのね。だから少し安心してた。
 それから寮長が集めた女子生徒が8人。私ともう一人が予科生でそれが今の町田さん。知ってるでしょ?ビッグ4の。

 町田さんとはそこで顔を合わせたのが知り合った最初だったのだけど、とても驚いた。彼女は成績が良くて気は強かった
 みたいだけれど小柄で今よりずっと可愛らしくて私にはちょっと今のしーぽんと重なる感じがしてた。
 ただそれまでに見かけてた彼女は成績で悩んでる風には全然見えなくて、それがこんな所で一緒になるなんて
 私は町田さんも私と同じなんだなあと思ってちょっとだけ嬉しかったの。
 そのほか本科の6人の女子生徒を含めて男子生徒もみんなその場では私服を着ていて、予科の制服を着た私たちは
 とても目立ってたみたい。歓迎はされたのだけれども。
 しばらくその場でみんなで座って自己紹介や雑談なんかをして
 それから寮長と相手の男子生徒の代表は相談して今日はゲストも居ることだし特別に2グループに分かれて
 競技形式で実技の自主練習をしようと決めたの。男子2人女子1人で1チーム、4チームずつの2グループで
 女子が男子2人に勝つかタイムで勝敗を争って勝った方のチームが抜ける、負けた方は続けて次の相手チームに当たる。
 ベッドが2つあって同時に各グループが一試合ずつ出来る。予科生の2人はそれぞれ別のグループに分かれて
 最初の2つの試合はそれぞれ予科生のいるチームにしよう。予科生はもし恥ずかしかったら制服着たままでいいよ、と。

 私も、たぶんそれにそんな素振りは見せなかったけれど町田さんも制服の話を聞いてちょっと安心してて
 それでそれに気を取られていて、そのルールだと私と町田さんが本科生に勝つ事ができない限り、それぞれのグループの
 全部のチームの相手を二人で最初から最後までし続けなければならない事に気づかなかったのね。
 それに気づいたのは始まってから最初の試合に二人とも負けてお互いに2回戦を開始したときだった。

 試合の合間に抗議してみたのだけれど弱い人がより多く練習できるようになってるルールなんだよ、という答えが
 返ってくるだけで受け入れてもらえなくて・・・・あまりにもつらいルールだったのよ。

 案の定、私と町田さんは本科生にはかなう筈もなくてずっと相手チームの男子生徒に行為されっぱなしだった。しかも、
 試合形式でそれを続けている間は乱暴な事には全然ならなかったのだけど私、そのうち意識がはっきりしなくなってきてて
 気がついたらその部屋には本科の男子生徒たちだけになってて、町田さんと私の他は女子生徒が居なくなってたの。

 最初からそういう取り決めになってたのかどうかは解らないのだけれど、寮長や他の女の子達は私と町田さんの
 二人の予科生を置いてみんな帰っちゃってたのね。とり残された私たちはその後一日かけて残り半分のグループの
 男子生徒の相手を続けるしかなくて・・・・
 私より町田さんの方がその場の男子生徒に人気があったみたいで町田さんの方が余計非道い目に遭ってたみたい。
 ひどいと言ってもそんな乱暴な事にはならなかったのよ。みんな一応紳士的ではあったから。
 
 ただ、同じベッドに私と町田さんのお互いの頭がくっつくような形で仰向けに並べられて、その状態でヨーイドンで行為開始して
 どちらが先に逝ってしまうか、とか、同じようにベッドの上に寝そべった2人の男子生徒の上にそれぞれ私と町田さんが
 並んでまたがって行為開始して、どちらが先に自分の相手の男子生徒を逝かせる事ができるか、とか、競技練習だと言われて
 ずいぶんその手の事はされたかなあ。私たちはもうこの場所に取り残されてこの先どうなるか解らない事を悟ってたから、
 勝った方は休憩して構わないけど負けた方は特別な練習をさせる、と告げられてしまうとどうしても一生懸命にならざるを
 得なかったのね。だから二人並んでそれぞれベッドの上で懸命に腰を動かして・・・・周りの本科生達からするとそんな様子が
 いじらしく見えた、というかどう見ても普段そんな事に慣れて居なさそうな私たちの、その時のそんな様子を楽しまれて
 しまってたんじゃないかと思うの。

 その最中には何度かお互いに顔を合わせる事があってその時の町田さんの顔はひどかったなあ。あんなにたくさん
 男の人の出すあれを被った人の顔はそれまで見た事がなかったから。
 でも彼女もそんな目で私の方を見てたからわたしの状態も似たようなものだったのかも。
 たぶん町田さんもそう思っていてその時は自分のそんな姿を私に見られた事がショックだったんじゃないかな・・・・。
 人気の話をしたけど、そのときの町田さんは今よりずっと可愛らしい印象の外見で、でも意志が強いというか強情そうな所は
 今と同じで色んな事をされてる間にもなるべく声を出さないようにして我慢してるようで、そんな彼女の様子が男子の本科生の間で
 なんというか・・・・妙な感じで少しづつ注目されてる雰囲気になってた。さっき話した競技で結局私が先に勝って結果、
 町田さんが特別な練習、と決まったとき、多分それは特別に出すのが遅い男子本科生が彼女の方に割り当てられていて
 仕組まれてた勝負だったみたいなの。

 「負けだから仕方ないね」と強引に説得すると男子本科生たちは集中して町田さんの指導、て言うのかな?それに取りかかったの。
 「まず君は我慢せず声を出すところから始めた方が良いかな。それが自然なんだ。」とか言ってたかな。彼女はそれまでと同じようにして
 それを我慢しようとしてたみたいだけど今度は全然歯が立たなかった。本科生たちは一人ずつ彼女に覆い被さって絶え間なく声を出すよう
 促しながらそれに従わなければ声が出るまで幾分乱暴に激しく行為して、声を出すようであれば彼女の弱い所を探るような優しい
 動きに変えて、それを3人くらい立て続けに続けることで本科生たちはあっさり彼女の防壁を崩してしまったのね。
 それが満足できる結果に終わると彼らは数人がかりで今度は彼女の泣き声の質そのものを変え始めたの。
 それまではまだ鳴き続けているといっても悲鳴に近かったのだけれど。

 彼女の声がどんどん切なげなそれまでと全然種類の違う物になってくのを私はちょっと信じられない思いで聞いてた。
 町田さん自身もその時自分でもどうして自分がそんな様子で声を上げ続けているのか理解できなかったんじゃないかな。
 本科生たちはその頃にはただほんの少し行為のテンポを変えるだけで、自由に彼女からいろんな表情の鳴き声を引き出す事に
 成功してたのね。
 多分唇を噛んでそれでも無理矢理出るようにされてしまっているような押し殺した喘ぎ声、そこから
 いきなり引きずり出されるたて続けの高い悲鳴のような鳴き声の連続へ、そして明らかにそれとは種類の違う懇願するかの
 ような切なげなすすり泣きからまた抵抗の悲鳴へと・・・・ほとんど自由自在に扱われてしまっていたみたい・・・・。
 多分慣れてない私たちは、これまでずっと性技実習を続けてきている本科生たちにとっては余りにも操作が易しい機械とか・・・・
 扱いやすい小動物みたいなものだったのかも。
 
 最期に「自分がどんな風に仕上がったか友達にも見て貰うといいよ(笑)」と言われながら四つんばいになって行為されてる顔を
 私に良く見えるように晒されて声を上げ続ける町田さんの目はすっかり飛んでしまってた様に見えた。
 でもその時の私の状態が似たようなものでなかったかどうかは自信ないな・・・・私もその間ずっと行為され続けだったから・・・・
 そしてそれがその後もずっとそんな感じで続いたのね。 
 
 それで翌日、2巡目か3巡目か訳の解らなくなったあたりで解放されたの。
 私も町田さんも翌日は授業を欠席しなければならなかったけれど、その次の日あたりからは普通通り出席できて
 私はこれが私だけの話だったら起こったことを誰か先生に抗議する事ができる、とも考えたのだけれど結局それはしなかったの。
 それだと必然的に町田さんの事も明らかになってしまうから。そして町田さんの方も同じだったみたい。
 結局そんな感じで私は性技科目の方も及第することができたんだけど・・・・
 ・・・・今でもちょっと忘れられないな。全部が終わった後・・・・
 「じゃあ科目の方も頑張ってね(笑)」とだけ言われて、丸2日近くずっとその中で過ごした部屋のドアから簡単に送り出され、
 バタンと閉められたドアの前でお互いの顔を見合わせ放心した様子で立ち尽くしている・・・・色んな・・・事をされすぎちゃった
 予科生の制服姿の女の子ふたり・・・・それがその時の私たちだったの。

 ディタイムが終わりに差し掛かっていて夕焼け空だった。ドームから放射される夕方特有のなんだか切ない光のなかで
 私たちは短い間、お互いの顔を見つめていて・・・・そしてすぐに目を逸らしたのね・・・・

 私の目に映る町田さんの顔はいつもの涼やかな整った顔立ちをしていたのだけど・・・・でも私の目には同時に
 何人もの男子本科生を受け入れて少しずつ色んな事を覚えさせられていたときの町田さんの様子がまだハッキリと
 浮かんできてた。多分町田さんの方も同じ。私たちはこれからもずっと、顔を合わせてお互いの顔を見るたびに
 この時の事を・・・・まだ何も知らなくて色々なことをさらけ出してしまったお互いの姿を思い出して重ねて見てしまうのかな
 別々に帰りながらそのときなんだかそんな事を思ってた。
 多分それが一番・・・・その時、取り返しのつかない事だったのかも知れないけれど・・・・」 
「・・・・御免ね。ちょっと思い出に浸っちゃってた(苦笑)。
 他にも色々あったのだけれどこの話はこれでおしまい。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

「うあああ・・・・・・・・お嬢・・・・それはちょっと・・・・。しーぽんの参考には・・・・ならないかも・・・・
 しーぽん?・・・・大丈夫?しーぽん?・・・・おーい、しーぽーんー」

「うう・・・・」
「なんかこの手の情報処理しきれなくてしーぽん固まっちゃってるし(笑)」

「御免ね(笑)。余計なこと話しすぎたかも(笑)。
 でも、たぶん今の寮長でも相談すれば本科男子生徒を紹介する事はしてくれる筈よ。
 っていうか今の寮長って他ならぬその町田さんなんだし(苦笑)。
 町田さんはその後飛び級して、飛び級した子って性技科目の実技ではやっぱりパートナーとして人気者だと聞いてるから・・・・
 自主練習のつてとかはあるんじゃないかしら。
 それで・・・・どうする?しーぽん?」
「・・・・それも・・・・ちょっと・・・・私には・・・・」
「ってお嬢どうするってそれはいくらなんでもしーぽんには無理でしょお!」

「うーんじゃあちょっと頼りないけど同期の予科の男子生徒の誰かに練習相手を頼んでみる?
 ピエール君とか大ちゃんとか光太君とか?
 しーぽんは光太君がいいのかもしれないけど・・・・恋愛と性技は別だから恋愛相手を性技科目の練習相手にするのは
 ちょっと勧めないなあ・・・・しーぽんがどうしても他の人では嫌というならそれしかないんだけど・・・・
 それに競技に光太君が出てるの見てたけれど、光太君、普通の人よりちょっと早くていつも競技には負けてるみたい。
 成績もなんだかぱっとしないし、二人だけじゃ・・・・競技に向けた練習にはならないんじゃないかなあ・・・・」

「それは・・・・・・・・・。そうかも・・・・。」

「うーんこれは難問かもね。かといって、しーぽんを落第させる訳にもいかないし・・・・。
 ・・・・!?よし解った!解決策はこのアリサちゃんにまかせなさいっ!
 やよいちゃんこの後、今日時間ある?」

「あるけど・・・・。それってどういう事?」
「そうよアリサちゃん。またロクでもないこと考えたんじゃ・・・・」

「またとは何かまたとはっ!いいからいいからまかせなさいっ!
 とにかく帰ろっ!話はその後その後っ!」

「ううっ・・・・不安だなあ・・・・どうなるのかな?」
(終わり)
259名無しさん@ピンキー:03/06/17 23:15 ID:ON6Auj7d
>>258
ちょうど投下している最中を目撃しますた w
とてつもない設定だけど、アニメの舞台と人物を生かした上で
しっかりした世界観を構築しているのがすばらしい。
贅沢を言うなら、口調による人物の描きわけをもうちょっと極めてほしい。
アリサが活躍する(?)続編期待します。
260名無しさん@ピンキー:03/06/17 23:22 ID:GCDDnLih
終わりですか。
>>259
どうもです。需要があってよろしゅうございました(笑)。少なくとも一人分は(笑)。
書いてる最中10回位は、書き終わったらビデオ見直して口調もう少し練るぞ>自分、とか思ってましたが
次回本放送=いわゆるサードウエーブが近くなってきてて時間取れませんでした。そのうちまた。

>>260
レズシーンはおろか濡れ場が苦手というか書けないタチで、次が書けるかどうか解らないので終了です。
当初の企画どおりだと次回は1行目から部屋に戻って濡れ場なので(笑)。
書くことがあればUPしますのでそのときはよしなに。

262あぼーん:あぼーん
あぼーん
263名無しさん@ピンキー:03/06/18 02:30 ID:PYCkN7vV
>>261
すげえ!
ステルヴィアに入学したいYO!
しーぽんがどうなるのか、続きに期待です。

直接的な絡み描写はなかったけれど、それでも十分エロですよ。
光太が少し早いというのは、Cランクのためか……。
264あぼーん:あぼーん
あぼーん
265名無しさん@ピンキー:03/06/18 03:35 ID:6e12F4SJ
堪能しまつた
いやマジでw 行為それ自体をまったく書いてないにも係わらず
(ってかそれ故に?)
淡々と語られる状況にむしろ想像力を掻き立てられ脳内保管しまくりっす

この良作(下手すりゃスレ自体)が明日の3rdウェーブで吹き飛んでしまうのか…

忘れてましたが著作権(笑・そんなものは最初からねえっとも言う)を放棄致しますので、
少しでも気に入った設定とか場面とかがありましたならば、足すなり引くなり煮るなり焼くなりして
落書きネタ、CG投稿ネタ、SSネタ、はたまた落ちる寸前の同人誌ネタ等、出来る物があれば
どぞ何にでも有効に再利用して下さりませ。
267名無しさん@ピンキー:03/06/18 13:30 ID:a2gvFnm8
最萌トーナメントの投票に便乗して超々短編。ハァハァだけどエロではありません。

http://ex.2ch.net/test/read.cgi/vote/1055778469/416
268名無しさん@ピンキー:03/06/18 15:30 ID:QxXUYdoH
今晩・・・・しーぽんは小唄に調教されちゃうのかぁ・・・・・鬱だ
269名無しさん@ピンキー:03/06/18 22:27 ID:jhfu6qQD
その心意気や良し!
270名無しさん@ピンキー:03/06/19 01:23 ID:k+jMxCav
最萌はしーぽんもアリサも負けちゃったけど悔いはなし。
271名無しさん@ピンキー:03/06/19 02:44 ID:6HzCl7Hb
すげーな。本編のほうが、そこらのエロアニメよかずっとエロエロだよ。
272名無しさん@ピンキー:03/06/19 02:45 ID:k+jMxCav
ずっとそうだったけど、ちょっとした描写からいろいろ汲み取っていくとますます面白くなる。
かなり見ごたえのある作品だと思う。
273名無しさん@ピンキー:03/06/19 02:58 ID:pdKqLiHe
274セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/06/19 03:16 ID:xtCCF5YJ
>>261
400行投下している人がいます。ここに(死)

明日読みます、、眠い…
275274 ◆wX94FutoNg :03/06/19 03:23 ID:xtCCF5YJ
すいません、書き方すごい失礼でした(汗) お詫びします。

もう、眠くて……すごく面白そうなので…読みたいけど…
(´-ω-`)モエネム…
276 ◆wX94FutoNg :03/06/19 09:48 ID:xtCCF5YJ
おはようです。
とりあえず>>261 の感想を

(・∀・)イイ!!
こういうの好きやーー(素)
277216:03/06/19 19:14 ID:5jeucSbz
>266 ひっじょーに無意味なレスだが、日本の法律上は、著作権の完全放棄はできなかった気がする。
 著作権人格権とかいう書いたそのひとにかならずついて回る権利だったとおもうが(パロディだろうがなんだろうが)
 いや著作権の"行使"を放棄しますって意味での表現だとおもうが。

#っていうか、おいらもこんなとこで書き散らした文に著作権を行使しようなんて気はさらさら起きんが……
#駄レスすまそ
278名無しさん@ピンキー:03/06/19 21:13 ID:UiKGXoKk
初佳×ケントキボンヌ
279名無しさん@ピンキー:03/06/20 07:50 ID:y4/JmiXu
「アリサの奇妙な冒険」シリーズの作者さん!
ハァハァスレで需要があったようですよ。
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1054911995/719-720
280アリ奇作者:03/06/20 15:51 ID:+Y++9UIG
>>279
せ、千回も…!?
地球は元気デース!!
281名無しさん@ピンキー:03/06/20 16:42 ID:BfDLZAEW
>>280
漏れも存分に(;´Д`)ハァハァ させていただきますた。

でも、欲を言えば・・・アリサの相手は小唄以外に・・・
282名無しさん@ピンキー:03/06/21 00:56 ID:WAczr4YP
>>281
じゃあ誰よ?(注:除女性陣でw)
283名無しさん@ピンキー:03/06/21 05:22 ID:yE1s7oBQ
>>291

弟か、お父さんか…。

そんな私は小唄肯定派。
284名無しさん@ピンキー:03/06/21 10:47 ID:BYJ5Iiku
>>283
自分で書け
285初佳の奇妙な冒険:03/06/21 13:28 ID:fZyRgW9a
 終わった。
 何もかも。
 自分の今まで積み上げてきた全てが。
 これから積み上げようとしていた全てが。
 何故? 誰の所為?
 自分の所為。自分に価値が無いから。
 そうだ価値が無いのなら。
 いっそ全て壊してしまおうか。

 片瀬志麻と音山光太の二人が部屋を去った後、初佳は呆然と、ベッドで天井を見上げていた。
 このまま眠ってしまってもいい。けれどそんな気分じゃない。
 考える事が沢山あるはずなのに、いま自分が思うところは一つ。
 壊し方。町田初佳の壊し方。
 もう生きていくだけの価値が無いのだから。壊してしまってもかまわないだろう。
 しかし方法が分からない。
 今まで散々他者を蹴落とし、攻撃し、壊してきたのに。
 そこまで考えていると、自分の名を呼ぶ声がし、ドアが開いた。
「ケント…?」
 初佳は体を起こす。思った通り、そこには自分と同じ「ビッグ4」と呼ばれる男がいた。
「やあ、初佳」
 ケントは笑みを初佳に向ける。大抵の女ならココで卒倒するのだろうが、
 初佳は未だかつて目の前の男を「男」として見たことが無かった。
 ライバル。友達。あるいは、その両方。
「ドア、無用心だよ」
 初佳が無反応なのを見て、ケントはそう言った。
286初佳の奇妙な冒険:03/06/21 13:29 ID:fZyRgW9a
 初佳はケントから目を逸らして、呟く。
「さっきも同じこと言われたわ」
「誰に?」
「音山光太。片瀬さんもいたけれど」
「…来たのか?」
「来たわ。何故私が片瀬さんに怪我させようとしたのか、聞きたかったんだって。決まってるじゃない、そんなの」
 そう言って初佳は嘲笑するように笑った。その対象は。
「初佳。ボクは君を、退学にはさせない」
 その言葉に、初佳はケントの顔を見た。見たことの無いような真剣な顔。
「…退学にさせない? 冗談でしょ? 私はもう二度も…」
「二度じゃない。二度にはさせない」
「…?」
「藤沢くんと掛け合ってきたよ」
「!」
「君を許してくれるように。今はまだ思案の途中だけど、たとえ断られてもボクは」
「余計な事しないで!」
 激昂。初佳は涙を浮かべながらケントを睨んだ。
「初佳…」
「そんなことされたら、私、余計…」
 そこで初佳は気がつく。「余計」なんなのか。
 余計自分のプライドが傷ついてしまう。バカか。
 こんな状況になってまで、自分は自分のちっぽけなプライドを守ろうとしている。
 最低。恐らく自分は人間の中でも最低の部類に入る。
 やはり価値など微塵もない。
 初佳は涙を拭って、ケントの顔を見詰めなおした。そして思う。
 なぜこの男は私にここまでしてくれるのか。簡単だ。この男は私のことが好きなのだ。
 触れたいと、抱きたいと思っている。性欲の対象。ならば、お望み通りにしてやろう。
287初佳の奇妙な冒険:03/06/21 13:29 ID:fZyRgW9a
「抱いて」
「え?」
「私を抱いて」
「初佳?」
「抱いて忘れさせて」
「なにを言ってるんだ。ボクは…」
「あなたがスキなのよ、ケント。愛しているわ」
 初佳は無表情のままそう言って、服を脱ぎ始めた。
 ケントは慌てて言う。
「嘘だ。君は自分を傷つけようとしているだけだ。そんなことをしたって」
「何もならない? じゃあ『何になれば』いいの? 私は何かになれるの?」
 ケントは言葉を失った。
「自分の障害は叩き潰す。今までそうしてきたのよ。これからだって、しないわけが無い。ううん、絶対にする」
 初佳はそこまで言って、ズボンを脱いだ。完全な下着姿。
「だから、変えてよ。あなたが私を変えて。その覚悟もないんだったら、今すぐ出て行って」
 勝手な女だ。初佳はもうそれしか思わなかった。
「違う…ボクは…」
「違う? なにが違うの? 何が違わないの? 私にはもう、何も分からない」
 ケントは顔をしかめて、その場に立ち尽くしていた。
 初佳はそんなケントを見て、イライラしている自分に気がつく。
 抱きたいのなら、早く抱けばいい。
「早くして。じゃないと、やよいがどうするわけでもない、自分でステルヴィアを出て行くわ」
 決め手の一言。それとともに、初佳は下着も全て取り払った。
 ケントはそれを聞いて、唇をかみ締めると、初佳に近づいてきた。
「いいんだね?」
 ケントは確認するように初佳に言う。
「何が良いの? 何が悪いの?」
 初佳はケントの目を見据えて、そう言った。
288初佳の奇妙な冒険:03/06/21 13:29 ID:fZyRgW9a
 逆にケントは初佳の目から目を逸らす。そして一瞬なきそうな顔をすると、初佳にキスをした。
 表情を変えずにそれを受ける初佳。
 ケントは初佳をベッドに寝かせた。
 もう一度口付けられる。ケントの舌が初佳の舌と絡み合う。
 ケントはそのまま、初佳の乳房に手を寄せた。
 触れる。柔らかな、手に丁度収まるくらいの乳房を、いたわるように揉んだ。
 ピンク色の乳首を、両方つまみ、捏ねる。
「ん…」
 ケントのなれた手つきに、初佳が反応した。
 ケントはキスを止めると、乳首に唇を寄せる。含む。乳輪を舌でなぞり、乳首を押し込む。
「あ…」
 初佳の頬が赤く染まる。
 ケントは乳房に触れていた手を、初佳の股間に移した。
 中指で入り口に触れる。初佳の髪の色と同じ茂みに覆われた、そこをなぞる。
「はぁ、ぁ、ん」
 ケントは柔らかな丘の全体を手で包み込むようにして、優しく揉んだ。
「あ、あ、あ」
 息を漏らす初佳。ケントは手を離し、人差し指を膣にゆっくりと差し込んでいく。
「…!」
 唇を噛んで耐える初佳。ケントは中で人差し指を曲げたり、角度を変える。
 自分の内側を擦られる感覚に、初佳は息を荒げた。
 ケントは指を中に入れたまま、もう片方の手で初佳の陰核を触った。
「ぁ…!」
 今までとは異質の感覚。初佳は目を見開く。
 ケントはかまわずそこを捏ね、舐め上げた。
 少しの間そうしていると、ケントは指を離す。
 初佳が引き抜かれた指を見ると、それは濡れていて、部屋の僅かな灯りを反射していた。
「そろそろ、いくよ」
 ケントはそう言って、上半身だけ裸になると、自分の性器を取り出した。
 大きい。
 初佳は一瞬だけそう思うと、来るべき衝撃に目を閉じた。
 ケントが初佳に覆いかぶさる。そして、初佳の性器にケントの性器が擦りつけられた。
289初佳の奇妙な冒険:03/06/21 13:30 ID:fZyRgW9a
「ん、ん…」
 ケントが腰を押し出す。先端が埋まった。
 それを確認すると、ケントは初佳の腰をつかみ、一気に挿入した。
「ぅ…!」
 初佳はケントに抱きついた。顔を見られないように。
「く…初佳…!」
 ケントはゆっくりと腰を動かす。
 潤っているその中で、ケントの性器は音をたてて出し入れされた。
「あ…うぁ、はぅ」
 初佳がケントをより強い力で抱きしめた。
 ケントはその手を少し強引に解くと、体勢を変えた。後ろから突きこまれる。
 深い。自分の一番深い所まで、ケントに触れられている。
 初佳は喘ぎながら、シーツを思い切りつかんだ。
 ケントはやはりこう言ったことに慣れている。
 突きこむ速さや、角度、力加減が一回一回違う。
 そして時折初佳の乳房をつかみ、快感を引き出す。
 また体勢を変えた。ケントは初佳の片足を自分の肩に乗せて、横から突きこんだ。
「あぁ! あ! あ! ああ!」
 擦られている。自分の体内が、熱いものに。
「く、初、佳…」
 名前を呼ばれる。胸の中が少し熱くなる。
 けれど初佳はケントの名を呼ばなかった。
「あ! あ! わ、たし、あ! イ…!」
 初佳が絶頂に達する。収束する膣運動から、ケントは逃げ出すようにして引き抜いた。
 ケントもまた果てた。性器から発せられた体液が、初佳の胸に飛び散る。
 息を荒げて動かない二人。
 そして、ケントはそれに気づいた。
「初佳…きみ、初めて、だったのか…?」
 ケントの性器が引き抜かれた後から、少し色の違う体液が滲み出てきた。
 それはこの暗い部屋では分かりづらいが、確かに赤い色が混じっていた。
290初佳の奇妙な冒険:03/06/21 13:30 ID:fZyRgW9a
「だから…?」
 初佳は未だ整わない息を抑えながら言う。
 ケントは苦虫を噛み潰したような顔をして、言った。
「もう少し、違うやり方もあった…」
 初佳はそんなケントを見て、少しだけ微笑んだ。微笑むことができた。
「優しいのね」
 そう呟いて、服を着始めた。
「初佳…」
 また名前を呼ばれる。
「ケント」
 初佳は名前を呼び返した。そして、言う。
「ごめんなさい」
 ケントは少し驚いた顔をして、
「いいさ」
 そう言った。

 誰もいない部屋。
 ケントが部屋を去った後、初佳は呆然と、ベッドで天井を見上げていた。
「ごめんなさい」
 呟く。
「ごめんなさい」
 もう一度。
 気がつけば、初佳は泣いていた。
「ごめんなさい」
 何度も何度も呟いて、そして泣き続けた。
 そしてその言葉を、自分は驚くほど口にした事がないことに気がつく。
 初佳は先ほどの行為で少し汚れたシーツを抱き寄せた。
 涙が溢れる。体が震えている。
 止まらない嗚咽の中、初佳はもう一度呟いた。
「ごめんなさい…」
                          完
291初佳の奇妙な冒険:03/06/21 13:34 ID:fZyRgW9a
愛がない。
この小説の内容も、そして、俺が初佳に対しても。
まぁ、初佳は全然嫌いじゃないんですけどね。
むしろああいうキャラがいてくれた方がいい感じというか。
それにしてもエッチシーンがちょー適当。
まぁ、こんなのもあるという事で。
とりあえず>>278のリクエストに答えたということで。
とりあえず、さよなら、さよなら。
292初佳の奇妙な冒険:03/06/21 13:37 ID:fZyRgW9a
あれ!
>>278ってもしかして初佳攻めでケント受けを希望してたの?
あれれー!
293名無しさん@ピンキー:03/06/21 14:52 ID:zyrFolys
>>291
読めました。感情的に理解できない物にぶつかる事もなくすんなりと最初から最後まで一気に。
してみるとステルヴィアにもちゃんと普通の視聴者がいるんだな貴重な文章だなあ、とか
思いつつPCの前で休憩して一服しておりまつ(笑)

エロも本家本流の耽美小説形式エロとしては確かに食い足りないかも知れませんが
一般小説形式エロとか、見たことありませんがジュブナイル青春小説形式エロとかと考えて
そういうのでとにかく読める物がたくさん出てくれば嬉しいと思いまつ。
まあ私はとんでも設定妄想文書き飛ばしを投下してる者であんまり普通じゃありませんが(笑)
とまどうことを知らない色とりどりのエロで飾り立てたよな綺麗な夜空が埋まりますように(笑)



294あぼーん:あぼーん
あぼーん
295 ◆wX94FutoNg :03/06/21 17:32 ID:jsC6UvRJ
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1056183694/1-
エロくないSS投稿する場所がない! といっていた方がいたので
作りましたよ、色々大変ですた(汗)

というわけで誘導まで。
かなり前だからまだいらっしゃるかな(汗)

>>291
小説だ!
いいっす…もえー
296名無しさん@ピンキー:03/06/21 19:25 ID:W9vkhbmq
>>291
愛がないなんてことは全然ない。特に結末はとてもよかった。
導入部分で、もう少し女性らしい心の動きを描いてくれたらもっとよかった。
おつかれさまでした。
297名無しさん@ピンキー:03/06/21 19:32 ID:W9vkhbmq
>>295
たしかに色々大変だったようですね。ありがとうございました。
いろんな人がどんどん書いて投下してくれないと廃れるばかり。
あの話題を振ったのは自分なので、感謝の意味でも何か書いて
盛り上げねば、と思いますが…どうなることやら。
298セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/06/21 19:50 ID:jsC6UvRJ
◆wX94FutoNg です、しばらくコテハン変えます。ごめんなさい(泣)

いい作品の後で申し訳ないです、、
次の内どれ書きましょうか… 迷ってます。

1.光太×志摩 の(私が書いたやつの)続き
2.光太×志摩 の間の話、補完して2話連結
3.光太×志摩ベースの12話の続きで聖夜に(略
4.光太×ジョジョ 女の子のイかせ方教室(死)!?
5.志摩→光太 爺目撃され…

どれがいい…って3つも同じCP…
4はどうしましょう、801スレないし、ページに上げてリンクか…
要望多いのを書く予定です。電波が来たら分かりませんが、

あ、他にも、こんなんどうよ。ってのがあったらネタ下さい。



299名無しさん@ピンキー:03/06/21 20:23 ID:W9vkhbmq
>>298
3かなぁ… 書くなら今しかないような気がするから。
仮に4の希望が多くても、このスレでいいような気がします。
300初佳の奇妙な冒険:03/06/21 23:07 ID:fZyRgW9a
レスがついてる!?

>>293
>感情的に理解できない物にぶつかる事もなくすんなりと最初から最後まで一気に。
そうですか。自分で書いてると分からないものだけど、人からそう言われるとすごく嬉しいです。

>>294
マジで!? とか広告にレスしてみる試験。

>>295
お疲れさまですという名の労いの言葉と、
サンキュウと言う名の感謝の言葉を送りたい。

>>296
女性らしい心の動きですか。難しい…。
いや、あの時の初佳は半ば自暴自棄になってるのかな、とか思ったんで、
思ってもいない事を思わせてみようかなとか俺が思ってみたけれど。確かに描写不足ですね。

>>298
おもしろそうなので「4」で。

>>300
俺。
301名無しさん@ピンキー:03/06/22 00:31 ID:p1S0oCHX
>>298
ん〜… 4はチョト勘弁っスねぇ…。
801はちょっと…。1〜3でキボンヌ。
302名無しさん@ピンキー:03/06/22 00:31 ID:p1S0oCHX
でもできれば3で
303初佳の奇妙な冒険:03/06/22 00:36 ID:EIIIxrNn
>>301
あ、4って801になるんだ。
そうか、光太×ジョジョだもんね。
てっきりジョジョに晶とのエッチを手ほどきする展開なのかと思った。
304名無しさん@ピンキー:03/06/22 00:37 ID:EIIIxrNn
っつーか上のHNうざいな。
コテ名乗ろうかな。
でも本スレでのコテは使うわけにはいかないし。
二個目か…。
305 ◆grMr.KOUTA :03/06/22 02:02 ID:WlG6ihuW
>>304
変更でいいのでは? 小説のタイトルままって言うのも、、、

>>299
聖夜にラブですか。
しーぽんは2度処女喪失(何

>>300
やおいキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
って、おもしろそうなので、ですが、、素で書くので
男性向けやおいエロを。
普通、対応していない人にとってはゴミっすよ。ゴミ

>>301-302
3人気ですね、、、やはり、、、他にまとも(r

>>303
いや、その通りですよ。
エッチを手ほどきしつつ、

「そうそう、だからこうやって」
チュ
「!?うわわ」
そして、服(r
306しーぽん幸せ連盟:03/06/22 02:21 ID:sXgoXavs
3かなぁ。801は勘弁イブの後日談は是非読みたいです。
307あぼーん:あぼーん
あぼーん
308あぼーん:あぼーん
あぼーん
309あぼーん:あぼーん
あぼーん
310名無しさん@ピンキー:03/06/22 17:32 ID:Zq38MyYc
なんか読んでたらこっちも書きたくなってくるけど。
それほど気合いれて視ていたわけじゃないから人間関係を今ひとつ把握していないんだよね。
3バカの区別つかないし。

あと、それぞれのキャラの一人称と他人の呼び方って一覧表みたいのある?
311名無しさん@ピンキー:03/06/22 19:39 ID:p1S0oCHX
ネタうp。
12話の三回目のキスシーン。


 見つめ合う二人。彼女はそっと彼に委ねるように
やさしく瞼を閉ざし、彼を待った。肩に手が置かれた。彼の体温が
制服を通じて感じるその温かさは全てを包まれるような錯覚に
陥ってしまうようだった。
 彼の吐息が掛かる。ゆっくりと、柔らかな彼の唇が触れた。

鼻に。
312あぼーん:あぼーん
あぼーん
313名無しさん@ピンキー:03/06/22 21:11 ID:CpcN3Lxr
>>311
それにきょとんとする彼女。彼は急に頬を赤くして呟いた。
「あの知ってる?」「なにを…」勢を削がれた彼女はちょっと不満顔に答える。
「あのさ…これって伝説みたいなもんなんだけど」「…ん…なんなの?」
「鼻の頭を軽く押して間に割れ目みたいな感じがしたら」「…あーしってる…あはは」
彼女は吹きだした、まるで今までの気まずい雰囲気を払拭する様に。そして笑いながら言った。

「鼻の先の頭を指で押してみてアレって事でしょ?……うふふ」「えー知ってたの?」
彼女は、そんな風に驚いた感じを魅せる彼の表情を伺う様にして、急に彼に近づいた。

「……ごめん…でっ?!」彼の言い訳は、彼女の唇で塞がれ、後にはただお互いを求め合う音が聞こえるだけであった。
314あぼーん:あぼーん
あぼーん
315あぼーん:あぼーん
あぼーん
316あぼーん:あぼーん
あぼーん
317名無しさん@ピンキー:03/06/23 15:21 ID:M9kHPXKN
しーぽん保守
318あぼーん:あぼーん
あぼーん
319あぼーん:あぼーん
あぼーん
320しーぽん:03/06/24 14:11 ID:VGXki4YM
しーぽん
321あぼーん:あぼーん
あぼーん
322あぼーん:あぼーん
あぼーん
323あぼーん:あぼーん
あぼーん
324あぼーん:あぼーん
あぼーん
325あぼーん:あぼーん
あぼーん
326モJOJOJO:03/06/25 00:12 ID:qw3T8INi
どうも、「〜の奇妙な冒険」シリーズ(?)を書かせてもらった野郎です。
コテを適当に考えてみました。これからはこれで。

しかし広告が凄いことになっているな。
327名無しさん@ピンキー:03/06/25 01:12 ID:X0i9hRp/
放送日記念にネタをば。

「ここがこーた君の家かぁ…」
 きんきょーしちゃうなぁ…。
そうしている間に、外は暑いだろうということで、
居間に通された。通された部屋は10畳以上はある大部屋で、
古来日本の佇まいをかたくなに守られているような、畳張りの部屋で、
ふすまなどもあった。もっとも、今は暑いので全て取り払われているのだが。
 これまた“日本!”って感じの、でっかい木の机に、
氷がぷかぷかと浮かぶ冷たそうな麦茶が出されている。その
グラス越しに、彼の両親の姿もあった。
 あーなんでこんなに緊張しちゃうの…。
とても和やかな雰囲気で雑談されているのに、どうも彼女は
ステルヴィアの教官に説教をくらっているような緊張感しか感じない。
 な、なんか私もしゃべらないと…。
「えーと、志麻ちゃん、だったかな?」
「えッ!? あ、ハイ!」
 唐突に話しかけられて、どうも音痴な声になってしまったが、
光太の父親は気にしていない様子だ。
「光太から聞きました。よい友達を持ったと。バカ息子ですけども、
 どうか光太と仲良くやってくださいね」
「あ、はッはい…! あ、その…ふつつか者ですが…」
「しッ志麻ちゃん! 何言って…!!」
「はっはっは。光太、3年後楽しみにしておるぞ」
「父さん!!」

ごめんなさい、季節が夏じゃなくて冬ですねw
海とか出て来たからつい夏だと…。
328セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/06/25 04:43 ID:+LJlMKoG
他スレもすごいですね。
削除人さん忙しいみたいです。
レスせず無視〜

ところで、なぜか進まない、キスの後の話
>>277
著作権てオーバーな話だよなと書いた自分でも笑ってたので読み飛ばして下さいませ(笑)
とりあえず>>266は撤回しときまつ。
告白形式妄想書き飛ばし文2発目、184行投下しまつ。
内容は>>245-257の続きで毎度ワンパで失礼。
内用は毎度どおりあれなのでヤバイと思ったら引き返して下され。
「・・・・やだ、アリサちゃん・・・・アリサちゃんの髪・・・・おなかに当たってへんな感じ・・・・
 それに舌・・・・あんまり強く擦ると・・・・痛い・・・・」

「・・・・ふぇ?・・・・あ!?・・・・」
「あっ!?」

「どうしたの?」
「舌と金平糖でしーぽんの上のあれ、弄ってたら・・・・金平糖、下に落っことしちゃった(笑)
 あわてて舌で取ろうとしたら押し込んじゃって・・・・奥の方まではいっちゃったかも・・・・」

「それ・・・・奥に行っちゃったまま取れなくなったらまずいわよね・・・・きっと(笑)」
「え?え?え!?やめてよう。そんなの困るよ・・・・アリサちゃん、ちゃんと取って!」

「う〜ん、放っとけばそのうち溶けて無くなっちゃうんじゃないかなあ(笑)
 舌で取れるかな・・・・なんか顔・・・・かなり押しつけないと奥まで舌とどかなさそう。どうかな・・・・」
「んぅ!?」
「しーぽん・・・・暴れないで。胸の方、さわりずらいから。
 アリサちゃん、上は私が支えてるから足もっと大きく開いた方がやりやすいんじゃないかしら。」
「・・・・これぐらい?試してみるね」
「んーーー・・・・・・・・んーーー・・・・・・・・」
「どう?」
「・・・・取れた(笑)。しーぽん柔らかいね、・・・・とっても。顔半分埋まっちゃったんじゃないかな。
 それにソックスの付け根までずっとべちゃべちゃにしちゃったかも・・・・。
 あーもう口の周りあごまでべっとべとになっちゃってるよ(笑)」

「んもう・・・・アリサちゃん・・・・。どうしてこんなことになるかな・・・・。」
「良かったわねしーぽん。金平糖入れたまんまの女の子とかにならなくて(笑)」
「やよいちゃんも・・・。はぁ・・・・あたし、どうなっちゃうのかな・・・・」
いつもの志麻とアリサの自室。2人にやよいを加えた3人は志麻のベッドの上にいた。
ステルヴィアの性技科目に落第しそうな志麻の為に、アリサの発案で自主練習を行うことになったのである。
どうして本来関係ないはずのアリサとやよいも服を脱いでいるのか、そして先刻まで二人の間に挟まれ
足を大きく広げ胸をはだけた制服姿の志麻の足に何故黒いニーソックスが着用されたままなのか、それは定かではない。

「んもうっアリサちゃん、金平糖を・・・・そんな風に使うのは止めて欲しいな・・・・
 思い出したら恥ずかしくなってもう外で食べられなくなっちゃう。
 それに・・・・それに、そんな風に使ってるの誰かに知られたら困るよ・・・・」

「あははははあ(笑)。だあ〜いじょうぶ、だいじょうぶだって(笑)
 誰も金平糖食べてるしーぽん見て、この娘はいつもそれ使ってあれを舌と一緒に擦られるのが
 とっても大好きな女の子なんですっ、とかは思わないよ。それにゴツゴツしてて気持ち良かったでしょ?(笑)」
「ア・リ・サ・ちゃんっ!!」
「御免御免(笑)。それで肝心の計測結果の方はどうだったかな?やよいちゃん?」

「(笑)。そうね、そんなに異常な結果ではないみたい・・・・しーぽんちょっと平均より敏感気味なくらいなだけかな?
 この予科本科含めた全女子生徒の性技競技時のデータ集計がデータとして信用できればの話だけど・・・・
 でも・・・・そもそもこんなデータどうやって入手してきたの?このヘッドセットもそうだけど・・・・これDLS?」
「あ、違うよ。というかそれが本当のDLSと言うべきなのかな?
 授業用のDLSはデータが伝わってくるの専用になってるけど、これは逆もできてパイロットの身体情報を
 細かく測定して外に送り出す事ができるんだって。任務遂行中、全パイロットの状態を司令室で一括監視してて
 何か異常が起こったら解るようにしとくんだって言ってた。そんなのが必要になる任務って今のあたしには想像できないけどなあ。

 そうそう、それにその出力の一部を入力側に返してやるとパイロットは今の自分の状態が手に取る様に解って
 さらにそれを自己制御しようとした結果がまた入力に帰ってきてすぐ解るから、そういう自己開発にも使えるって
 言ってたかな。あたしにも仕組みはよく解んないんだけどね(笑)」

「でも・・・・一体どこからこんなの持ってきたの?」
「データと一緒に蓮花先生から借りたの。ちょっと前かな」
「ほんとによく借りられたものね。それに根回しがいいというか・・・・」

「えへへ。そうでしょうそうでしょう。アリサちゃんのお陰でしょう(笑)
 しーぽんそんなに身体の反応悪くないのに、なあんで性技科目苦手なのかな?って前から気になってたから
 不思議に思ってしーぽんの身体データ見れないかなって思ってたの。
 蓮花先生、思ったよりずっと簡単に貸してくれたよ。管理してる身体データは直接見せることはできないけど
 自分達で測定するのは有りよ、って。

 正直、断られる事を予想してなんとかそこをひとつ、ってお願いするためにネタまで用意してたのに
 期待はずれ(笑)。って借りれればそれで良かったんだけど。」

「・・・・ネタって?」
「蓮花先生の恥ずかしい映像記録(笑)
 ステルヴィア全域のストレージからネット経由でしーぽんがいつもの神業で手に入れたの。
 しーぽんさすがねえ。」

「ええー・・・・。それアリサちゃんが無理矢理やらせたんじゃない・・・・。
 アリサちゃんが絶対必要だからって言うから・・・・」
「まあ・・・・だいたい事情はわかるような気がするけど(笑)
 でも蓮花先生のそんなものがあるの?・・・・それにステルヴィア全域って・・・・」

「うん(笑)。最初にメインデータベースでネタ探ししてたら予科時代の蓮花先生の写真がみつかったの。
 昔の蓮花先生ってそれがまた可愛いの・・・・今と違ってなんだかちょっと、いたいけな美少女、とか言う感じ?
 何年前のものかは解らないんだけれど。
 知ってた?蓮花先生や白銀先生、レイラ先生達って元々ここの予科生の同期だったんだって。
 ここにずっと居るステルヴィアのはえ抜きで、そのまま教官になったんだねえ。

 それでピン!ときて、しーぽんに最優先レベルのアカウントモードでセキュリティの回避と、
 映像の自動個人認識かけた上で、ステルヴィア全域の個人ファイルの全検索とファイル抜き出ししてもらったの。
 ほら、ここ娯楽が少ないじゃない。あんなに可愛くてたぶん人気者でそれで予科生の頃からここにいたんなら
 何かしらネタが出てくるんじゃないかと思って。

 ・・・・そしたらまあ出てくるわ出てくるわあちらからもこちらからも山の様に(笑)」

「・・・・うわあまた危ない事を。そんなのバレたら今度こそ退学モノよ。」
「そうかなあ・・・・大丈夫だよきっと(笑)」
「・・・・その蓮花先生のあぶない映像って・・・・どんなの?」
「えへへ。気になる?
予科生時代の物もたくさん有ったけど、一番多かったのは本科生の頃のかな?
白というか薄紫色が基本の制服に小さなナース帽みたいのをちょこんと被ってる姿のものだったから。

あれって多分看護科の制服だよね。それであきらかに性技実習とか競技とかの物もあるにはあったんだけど
なんでだか密室の部屋の中のが一番多かったんだよねえ・・・・それに・・・・連花先生って、今のイメージだと
もうちょっと活発なイメージがあるんだけど、してるっていうよりされてるって感じなのが多かったのが意外な感じ。
まあ昔あんな風に可愛らしかったんなら仕方ないか、って思うけど・・・・」

「それ・・・・学園の中の映像なの?制服着てた?一番多かったパターンってどんなの?」

「あ、そういえば学園の中の映像じゃないのかも。相手は制服着た偉そうな人とかが多いんだけどあの服あんまり
 学園で見たことないよ。蓮花先生は制服着たまましてる。多いのは・・・・そうだねえ・・・・
 そのお偉いさん達が4〜5人ソファに座ってふんぞり返ってる部屋に、ノックして制服姿の蓮花先生が
 入ってくるところからたいてい始まるの。部屋の真ん中で立ち止まって自己紹介して色々質問とかされてたりする。
 立ったままじろじろ身体見られてたりしててやな雰囲気なんだよね、それが。
 それが終わるとそのまま前に進んで並んで座ってるお偉いさんの前に座って・・・・男の人のあれを蓮花先生の
 口でいろいろし始めるパターンかなあ。・・・・ああいう口を使うのって予科にはないけど本科の性技科目になったら有るのかな。
 蓮花先生すごく一生懸命なんだけどなかなか終わらなくてあれ大変そう。・・・・それに蓮花先生のナース帽、気を付けてないと
 頭動かしてしてる最中ずり落ちちゃうから、そうならないように蓮花先生、一生懸命片手で帽子押さえながらしてるんだけど
 なんだかその様子がとても可愛らしいんだよね。周りの人も笑ってそれ見てる。
 させてるひとも自分の足の間で頭動かしてる蓮花先生の一生懸命な様子を面白そうに見てる、って感じかな。
 蓮花先生を部屋中の周りがみんな注目してるところもなんだか変な雰囲気なんだけど。

 で、合図されると蓮花先生、口にそれ咥えたまんまで上を見上げるのね。目を大きく瞠ったまんまで、頭にその帽子
 可愛らしく載っけたまんまで。そのなんだか可哀想な風にも見える様子のままで口の中に男のひとのあれを出されてるの。
 口に銜えてるのが少し痙攣したように動くし、銜えてる蓮花先生の目に涙がちょっと滲むからそれと解るんだけど
 変なのはそこからしばらくそのまま出し入れされて、蓮花先生つらそうに後始末させられてるのは解るんだけど、
 すぐにまたその男の人のが大きくなるとそのまま同じ人のを口でするのが続くんだよねえ、見てたら。

 人によっては同じ人で何回も何回もそれ続くんだよ・・・・次の人も待ってるのに。っていうか男の人のあれって
 普通そんなにすぐには何度も何度も出したりできないよね?ってことはあれはそういう事ができるようになる薬かなんかの
 テストか何かだったのかなあ・・・・同じ人に何回も出されるの蓮花先生とっても辛そうだった。

 それで座ってる人達のを一通りそれし終わると今度は膝の上に載せられて性技し始めてる。
 蓮花先生おとなしく動かされてるって感じなんだけど、ずっと泣きっぱなしな様子だから様子が変なんだよね。
 で、一人終わると身体ごと持ち上げられて、座ってる人達の間で受け渡しされて端から端まで、って感じかなあ・・・・。」

「・・・・。それって・・・・」

「あとは、格納庫の横のパイロット控え室みたいな場所のもたくさんあった。あれ控え室だよね、しーぽん?
 あれもよく考えると学園のパイロットじゃなくてステルヴィア本隊のパイロット相手だったのかも。スーツ黒かったし。
 長期演習中の合間だとか何かなのかな・・・・パイロットがとてもたくさん居て部屋の出入り激しいんだけど、
 みんなすごく気が立ってて言葉づかいとか荒くてピリピリしててちょっと怖い雰囲気なんだよね。

 で、その部屋の奥の方の壁際になんかその為の場所みたいのが出来上がってて、蓮花先生はそこにいるの。
 その為の場所って壁際に小さなテーブルが置かれてて、蓮花先生はそこに手をついて後ろ向いて立ってて
 そこに列作って並んでる先頭のパイロットが発進準備状態のスーツ着たまま蓮花先生の腰を抱えるようにして
 蓮花先生の後ろから順番に行為してるの。動きすごく激しくて蓮花先生も乱暴に扱われていて、あれ・・・・
 大変そうだったなあ・・・・。

 蓮花先生、最初テーブルに手を突いてちゃんと立っててだから身体もテーブル寄りにあるんだけど
 腰を抱かれて前後するたびにうしろへ引っ張られるもんだから、必死に両手でしっかりテーブル掴んでないと
 上半身支えきれなくなっちゃうのね。落っこちそうになっちゃう。ほとんど突っ張った両足と、延ばした両手で
 テーブルの端をかろうじて掴んで、それで身体支えて後から揺らされ続けてるんだけど、その姿勢から今度は前方向に
 腰ごと思いっきり突かれちゃうから、テーブルの上に上半身押し出されてうつ伏せのまま上半身が載っかっちゃう。
 そこからまた腰を抱き寄せられて引っ張られてずり落ちそうになって蓮花先生それであわててテーブル掴んで身体支えて・・・・
 の繰り返しなんだよね・・・・。
 例の白い看護科の本科生の制服着たままの蓮花先生はそれされてる間、ずっと頑張ってて
 声も我慢して出さないようにしてるみたい。だけど、最後に出される時にだけ必ず引っ張った悲しそうな長い鳴き声上げるの。
 まるで猫か何かの動物みたいな?その場でそれが終わった事の合図みたいになってて後ろのパイロットらしい男の人が交代してたみたい。
 その部屋の看護科の女子本科生は蓮花先生だけじゃなかったみたいだけど、その割には・・・・
 蓮花先生の後の列はなんだか結構長くてあれ大変だったと思う・・・・。」

「・・・・。
 ってそれ・・・・やっぱりその映像ってまずくない?そんなもの入手しちゃって・・・・
 バレたら絶対何かあると思うの・・・・。」

「あ、やっぱりそう思う?(笑)
 でもお・・・・多分大丈夫だよ、結局使わなかったしその後すぐ消したから(笑)。

 それに、あんなにあちこち沢山の場所から出てきたんだから・・・・みんな知ってる事なんじゃないかと思うよ。
 たぶんあれって私たちがまだ知らなくても良いことだけど、知っててもそんなに問題じゃない事なんじゃないかな。
 きっとそうだよ。」

「そうかなあ・・・・それにそれって・・・・」
「大丈夫。大丈夫。ステルヴィアはなんてったって理想の宇宙都市なんだから。
 起こって問題のあることは多分最初から起きてないよ。」

「それも・・・・そうよね・・・・・。・・・・しーぽんは?」
「しーぽん?
 あれ?・・・・なんかまたこの手の情報処理しきれなくて固まってるし(笑)
 しーぽん本当にこの手の話苦手なんだから」
「結局ね・・・・しーぽんの身体を詳しく測定しても結果に異常がなかった、っていうことは
 あとはしーぽん自身の慣れの問題だと思うの。
 性技での女の子の感じ方にはかなり個人差があるって、聞いたことがあるわ・・・・」

仕切直しとなって改めてしーぽんの特訓を開始しよう、となった後のお嬢ことやよいの発言である。
ステルヴィアでのカリキュラムや生活においては2年前、半年間の予科生生活の経験のあるやよいのアドバイスには
いつも重みがあった。性技科目に関してもついこの間、過去の自主練習での町田との経緯と経験を聞かされたばかりである。

「長時間刺激を与えられるのに慣れさえすれば、今のしーぽんのその極端に行為に弱いところも
 改善されると・・・・思うの。とにかく今のまんまじゃ相手の攻撃に耐えられないからまずそこをなんとかしなきゃ。」

「そうだよねえ。しーぽんとにかく弱すぎっ。なんてゆうかこお・・・・
 相手のペースに飲まれちゃってるんだよね。やられっぱなしって感じ?もっとマイペースでいかなきゃ」

「マイペースっていわれても・・・・されてるときのペースなんてわかんないし・・・・
 相手の動き止めようとはするんだよ?でもいつも相手からの刺激の方が大きすぎて・・・・
 そのうち訳が解んなくなっちゃう・・・・。あたしこのままじゃ・・・・永遠にやられ屋さんかな・・・・」

「・・・・しーぽん、元気出して。最初はうまくいかないものよ。たぶんわたしも昔そうだった。
 とにかくわたしとアリサちゃんでこれ使って交代交代で攻めてみるから・・・・しーぽんは出来るだけ耐えてみる事にして」

「・・・・うっわ〜、ってお嬢、それって・・・・。一体どこから?2本も?ステルヴィアでそんなの売ってるの?」

「うふふ(笑)。違うわ。地上から持ってきたのよ。手荷物検査の時は恥ずかしかったけどね・・・・
 2年前にもね、必要かなって思ったの(笑)
 とにかく、はじめましょ」
つうところでまたも切ります。続きはまた。
341名無しさん@ピンキー:03/06/25 07:05 ID:RXJac688
     ______________ _____    _
   /´ _____________//__  __ ,〉  / ./
   〈  〈___   ._  _ _  ._     / ./  〉 ,〉 / ./
   ゝ___  ヽ ./ ./  / // ヽ / /__ ./ ./   〉 ,〉 / ./
  .____.ノ  / / ./  / // ∧ ∨ //  / / ./   〉 ∨ ./
 /_____ノ 〈   ̄ .// / ヽ /  ̄ ̄  / ,/    〉  /
342名無しさん@ピンキー:03/06/25 10:39 ID:1BsA8z1m
おもろかった
343名無しさん@ピンキー:03/06/25 23:43 ID:e46s2DpE
>>340
第1作の設定をさらに突き詰めているのが凄い!
蓮花先生の若き日の姿もイイ!
さらなる妄想の深化を期待します。
344あぼーん:あぼーん
あぼーん
345名無しさん@ピンキー:03/06/27 20:02 ID:siqt42NJ
純愛系の百合ウマー!
萌えらせていただきますさ、これからも。
346モJOJOJO:03/06/27 21:59 ID:dek+j5ND
どうもこんばんは。
モJOJOJOです。キモイHNだな。
「〜の奇妙な冒険シリーズ」なんですが、いくつか構想を練っています。

・やよいの奇妙な冒険
 一応ピエール×やよい(順不同)モノになるかもです。
 でもあの二人を特別書きたいと思わないんだよなぁ…。
 エッチシーンで「ピエールピエール」連呼されても。
 なにかリクエストがあればください。出来うるかぎり盛り込みますので。

・晶の奇妙な冒険
 ジョジョ×晶(順不同)モノ。
 二人で志麻たちのおとりになったあとに何故かそんな雰囲気に…みたいな。
 これもリクエストありましたらお願いします。

・志麻の奇妙な冒険
 これはもう、アレですよ。カップリングは言えません。
 ちなみに光太ではないです。上二つはこれを書くための前座です。
 もちろん上二つも全力で書きますが。

あともう一作品あるのですが、まあ、今はいいかな。
俺は基本的に百合は書けません。
っていうか、小説を書くこと自体今まで無かったのですよ!
友達に書けと言われた変な(健全)短編を二作書いて、その次に「アリサの奇妙な冒険」ですよ!
エロすぎだろ、俺…。
347セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/06/27 22:05 ID:pWcVojl0
すいません、教えてくんだ(汗)

12話のキッスでしたけど、あれはクリスマスの前日でしたよね、
翌日ピーー したら聖夜にラブ?
あれ、前日かな、、

それから、まだ13話でも年は越してませんよね、、だよな。
ちょっと書いてて不安になったので。

年越しはやりたい!
(でもそれどころじゃ無さそう(汗))
348モJOJOJO:03/06/27 22:14 ID:dek+j5ND
>>337
「さよならりんなちゃんパーティー」ではイブでした。
しかし二回目のキスで「メリークリスマス」と言っていたことから、劇中に夜の12時を超えてしまったのでは。
ん、イブでも「メリークリスマス」って言いますっけ。
349セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/06/27 23:13 ID:pWcVojl0
>>348
サンクスです。
一日前だけど、だそうだから24日でしょうね、
で深夜超えて25日か、。なんとかしてみます。
1−2−1ラウンドで書きたいが、、うむむ。多すぎか。
計算したら15枚…。


イブでもメリークリスマスは言うと思いますよ。
350名無しさん@ピンキー:03/06/28 01:38 ID:utSxvz2x
ジョジョ×晶物が見られるとは・・・・感動です。




351名無しさん@ピンキー:03/06/28 03:52 ID:YT3zejdd
晶・ジョジョ 読みたいなあ。
いや本当は書きたいんだけど、自分にはエロは難しい。
352名無しさん@ピンキー:03/06/28 14:25 ID:jGMJWUHI
353セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/06/28 21:39 ID:587MjNEc
>>351
といわずにとりあえず書いて晒して楽しみましょう。
だれも初めて書くときはあるのです。

私なんてほとんど上達してませんがね、ははは …… (´・ω・`)ショボー
(……小学生の時から書いてるのに)

ジョジョ×晶 は激しく見てみたいっす!
354351:03/06/28 21:44 ID:FHNYxaOm
>>353
そんなこと言うとホントに書いちゃいますよ…後で後悔しても遅いですよ…
止めるんなら早いとこお願いしますよ…ていうか誰か止めてっ…うぐっ
355あぼーん:あぼーん
あぼーん
356名無しさん@ピンキー:03/06/28 23:49 ID:13mkvEfe
>>346
晶タン見てみたい!
でも晶タンの口調とか原型を留めて書くの大変そう…。

>>354
>ていうか誰か止めてっ…うぐっ
ほら、片道切符って言葉知ってます?w
>>342,>>343
ども。

保守代わりに妄想書き飛ばし文3発目、そうでつね・・・・400行ほど投下しまつ。
途中蹴られて切れるかもしれませんが。
内容は>>331-339の続きで毎度ワンパで失礼。
例によって内容は毎度どおりあれなのでヤバイと思ったら引き返して下され。
ステルビア居住区中心にある医療施設のとある一室。ディタイムも終わり外の様子もすっかり暗くなった中のこの一室で
今、ステルビア学園予科教官の制服を着た一人の男と看護科保健医の制服を着た女性が部屋のスクリーンモニタを前に
会話をしていた。明らかに普段からこうした映像を使った面談に慣れている様子で、女性は肘掛け付きのスツールに
足を組んでにこやかに微笑いながらくつろいで座っており、一方、男の方はと言えばソファに足を広げどっかりと座り込んでおり
両手を組み合わせていてその表情はと言えば太い眉をひそめた仏頂面だった。

「・・・・と、いう所かしら。どう?」

「・・・・・・・・。
 どう、って蓮、そりゃ・・・・というかだな・・・・ひでえなこれは・・・・。
 あいつら俺の前じゃぴーぴーきゃあきゃあいつまで経ってもうるさいだけの嘴の黄色いひよっこ共のくせしやがって・・・・
 教官から見えない所じゃ集まっていつもこんな事をしてるのか?全然そんな風には見えなかったぞ?

 そりゃ性技科目は昔からあって・・・・閉鎖的な地球圏からの新入生の間では受け容れづらい内容の教科だが・・・・
 俺達が予科生の頃はこんな自主練習なんか無かったぞ。もっと恥ずかしそうにしてたもんだ。
 だいたい女の子というものはだな・・・・もっとこう・・・・慎みがあって、だ。とにかく俺達の頃には絶対こんな風じゃなかった。
 ・・・・それとも・・・・もしかして・・・・違ったのか?」

「まあ(笑)・・・・」

制服姿の女性、蓮花蓮はこの上なく面白がっている様子で微笑うと話を続けた。

「迅雷君あなた・・・・あなたは昔から堅物だったから(笑)。そのあなたに解れとは言わないわ(笑)。その為に私たちが居るんだし。
 もちろん同じ様な物だったわよ、昔からね(笑)。あなたが知らなかっただけ。
 性技科目が複雑化してさらにその延長線にあるメンタルな運営対策が重視されている今、そんなこと言うのはあなただけよ(笑)。
 あなたはパイロットコースを断念して・・・・途中から後方士官養成の司令指揮関連コースに移ったから・・・・それもあるんでしょうね。

 でも私たちが本科生だったとき、体育祭のジョウスト競技であなたがチームのキャプテンで私が応援のチアリーダーで・・・・
 あの時の事、覚えてるでしょう?決勝進出まで順調に勝ち上がって前の日に前祝いだって言って部屋に集まって宴会して、
 何だか騒いでるうちにおかしな雰囲気になっちゃってみんなで色んな事しちゃったの・・・・忘れたとは言わせないわよ?(笑)」

「う・・・・」

「最初カップルが幾つか出来上がっていて・・・・抵抗はあったけど雰囲気が盛り上がってたから・・・・
 一人だけ騒ぎたてるのは大人げなく見えちゃうんじゃないかと思って・・・・背伸びしてたのね。
 それに一対一ならカップル同士と変わらないんだしまあいいかなって思ってたら、なんだか夢中になって周りが良く見えないうちに
 なんだか男の子達が私のとこに集中しちゃってて・・・・・・・・。
 頼りのあなたはといえばその頃あなたに熱を上げていた私たちのリーダーに捕まっちゃってて、
 開始早々あっさり二人でどっか行っちゃってて居なくなってるし(笑)。あの時は大変だったんだから(笑)」

「う・・・・それはだな・・・・まあそんな昔の事はおいておいてだ・・・・。
 今日はわざわざこんな物を見せるためにこんな所まで呼んだのか?こっちのオフィスは普段あんまり使ってないんだろ?
 だったらわざわざ・・・・というか蓮の方から呼ばれたから期待して来たんだぞ、俺は。」

「期待って何よ、期待って(笑)。私今付き合ってる人が居るの知ってるでしょ(笑)
 まあいいわ。見てもらいたい所はもう過ぎたんだけど・・・・迅雷君、これ、最後まで見て行きなさいよ。
 生徒達を指導する上でも少しは勉強になるかもよ(笑)」

「なんだか含みのある言い方だな・・・・
 蓮がそういう笑い方したときには、たいていろくな事にならないんだが・・・・それでこれはどうなるっていうんだ?」

「さあ(笑)」

蓮花は微笑うと映像再生装置のスイッチを入れた。
スクリーンには先ほどまでと同じく予科女子寮の一室のベッドの上で痴態を晒している3人組の姿が流れ始めた。

先の映像から2時間後。

「こんな・・・・ところかしら・・・・。しーぽん・・・・すっかり身体が上気して赤くなっちゃってるわね・・・・」

「そういうお嬢も汗がずいぶん光ってるよ。なんだか色っぽい感じ。
 胸、先っぽから汗落ちちゃってるよ(笑)」

「えっと・・・・ちょっと頑張り過ぎちゃったかな(笑) 。腰と腕がなんだか疲れちゃった(笑)。
 アリサちゃんしーぽんの手、もう押さえてなくて大丈夫じゃないかな。タオルで身体、拭いてあげて・・・・
 でも・・・・アリサちゃんと交代交代で2時間?・・・・しーぽんもこれだけ頑張れれば上出来だと思う。
 3回くらい逝っちゃってたみたいだけど、それは・・・・仕方ないわよね(笑)」

「そーだそーだ。よくやったぞしーぽん」

「はあっ・・・・はあっ・・・・そうかな・・・・えへへ」

「しーぽん胸がやっぱり弱いみたいね・・・・横から持ち上げる様に上に撫で上げて先っぽ触ったとき
 女の子の部分が軽く痙攣したのが私の方にも伝わって来てた・・・・
 本番のスーツでも胸は露出しちゃうからそこ気を付けないとね・・・・。

 背中も同じ感じかなあ。こっちの手をしーぽんの後に回して背中撫で上げるたびに
 しーぽんの女の子の部分締まる感触が伝わってくるから・・・・もしやと思って背中撫で上げる手の動きと
 女の子の部分擦り上げる動き連動させたら、しーぽん逝っちゃってたでしょ?
 とにかくしーぽん、身体のどこ触っても女の子の部分に連動しちゃうのは、相手の側にとっても
 刺激的だと思うしメリットはあるとは思うんだけど・・・・逆にそこ読まれて攻撃されちゃうとちょっと辛いかも。

 声は可愛くて満点。あとは目かな。
 しーぽん可愛くて目が大きいからそれは武器になると思うな。相手の首に手を回した姿勢だと
 表情がよく分かるから・・・・そこから何をしても、一体何をするの?って目と表情で下からこっち見上げられるのは
 あれ凶悪な攻撃かもね。思わず腰の動き止まっちゃった(笑)。
 困り顔も良い感じでどうしてもいじめちゃってる感じがするの(笑)

 相手の首に完全にしがみついちゃって身体こすりつけるのも、相手の動き封じるのと必死な感じが伝わってくるのとで
 悪くないんだけど・・・・しーぽんはすこし距離をとって自分の表情と目が相手によく見えるようにしといたほうが良いのかもね。」

「って言われても・・・・意識してしてるわけじゃないから・・・・難しいけどでも頑張る」

「あとは・・・・アリサちゃんが言ってたようにペースの主導権をとられないように
 なんだか相手の腰の動き早くなってきたな、って思ったら女の子の部分で相手の動きにすこし抵抗してみても良いかな。

 ほら、仰向けになって両足を膝の下あたりで掴まれて広げられて、腰を使われて女の子の部分に出し入れされてるときって
 相手は出し入れしながらしーぽんの女の子の中に入ってる自分のあれから伝わってくる感触に集中してるでしょう?
 それで押すとき頭の部分がしーぽんの女の子の部分の内側にこすられる感触が、あれ、なんだか強く感じるな、とか
 腰引くときも引っかりがあって何だか掴まれて裏側が擦られるみたいで感触が違うな、とか思われるようになれば
 相手は自分の思ったようにあれを出し入れし続ける事が難しくなるとおもうの。それだと感じ過ぎちゃうから。
 私の時のが参考になるかどうかわからないけど、私の時にはそれで出しちゃった競技相手もいたの。

 でも、あんまり露骨に抵抗しちゃうとしーぽんの場合、相手の征服欲をかき立ててしまって駄目よね。
 無理にでも出し入れされてそれで落とされちゃったりするかもしれないからあくまでペースを乱す程度で・・・・」

「うん、頑張る」

「それと、今はアリサちゃんがしーぽんの頭の上の方に回って手と肩を押さえつけるようにしてもらってたから・・・・
 両方の太股掴んで腰入れてる私とアリサちゃんとでなんだか二人がかりで覆い被さって無理矢理しーぽんにしてるみたいに
 なっちゃってたけど・・・・でもそうやって肩押さえられてると突かれて感じるたびに背中がどんどん持ち上がってきてて
 身体全体が反り返るようになってきてたでしょう?

 しーぽん腰が細いし身体が華奢だからそうやってしてる最中、どんどん反り返られてくとなんだか・・・・
 いけないことをしてる様な気分になって・・・・本番でもただ寝ててされてるよりもそれが出来るようになってれば
 ポイント高いと思うな。」

「うーん・・・そんなのは・・・・・やっぱ自信ないよ」
「まあだそんなことをいうかこの娘はー(笑)。大丈夫よ、頑張って」
「うぅ・・・・」

「じゃあ今度はしーぽんが攻撃側で。私が下になるわね。
 こっち向いてまたがってみて・・・・

 そう・・・・最初は膝立てにしてあんまり足開かない方が良いかも。背中延ばして姿勢綺麗にしてね。
 両手を足の間の男の人のあれに添えて、手で包むようにして茎の部分の相手から見て裏側の筋を撫で上げるの。
 ぴくぴく動く鳥とかの柔らかくて羽の生えた長い首をそっと手で撫で上げて喜ばせてあげるようなかんじかな・・・・
 しーぽんの手、女の子の整っていて柔らかい指の感触が自分のを触ってるなって相手のあれに伝われば良いと思うの。

そうしたらそれから腰を少し落として、しーぽんの女の子の部分が少し開いてるのが相手によく見えるようにして
男の人のあれを自分の女の子の部分の入り口にあてがって・・・・ああ今当たってるなちょっと濡れてるかもって
伝わる程度でいいんじゃないかな・・・・先端膨らみきった部分だけ女の子の部分の入り口をゆっくりくぐらせて・・・・
ああ咥えてるな、って感じになったところでいったん止めて相手に見せて。

それがすんだらゆっくり腰を落としてくの。目は相手に向けておいた方が良いんじゃないかな。
恥ずかしい?相手の顔に目の焦点合わせなくてもよくて、宙に浮いててもいいの。
しーぽん目が大っきいからそれでいつもみたいに涙目になってれば大丈夫よ(笑)

ゆっくり腰を沈めながら、男の人のあれを包み込みながら、
ああ今この娘、自分の女の子の部分で男の人のあれが入ってくるのを、
内側の壁を押し広げて入ってくる男の人のあれの形や感触を、女の子の部分で確認してるんだなって
いま感触を確認してるんだな、ってそんな風に伝わる目と顔をしていれば良いと思うな。
その通りだからそんなに難しくはないでしょ?

入りきったら、そのまま少し身体反らすようにして止めて、しーぽんがあそこで男の人のあれをしっかり
全部くわえ込んでるところを良く見せて・・・・」

「・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・。」

「・・・・。
 根本まで・・・・入った・・・・よ、やよいちゃん。アリサちゃん。
 見えるでしょ?ちょっと大きい・・・・かも。
 なに?なに?なに?・・・・どうしたの?・・・・?
 どうしてふたりとも黙ってるの?」

「・・・・あはは(笑)」
「(笑)。ちょっと・・・・しーぽんのその足を大きく開いて、その中心で男の人のあれをくわえ込んでる姿が・・・・
 素直というか・・・・無防備というか・・・・似合わないというか・・・・ちょっと見とれちゃってたみたい二人とも。
 御免ね(笑)」

「ええっ?・・・・そんなのひどいよ。
 恥ずかしくなっちゃう」

「しーぽんそのまま少し後に反った姿勢のままで腰を上下に動かして男の人のそれ出し入れしてみてくれる?
 充分堅いから大丈夫だと思うけど外れないように気をつけて・・・・そうね・・・・15分位かなあ。
 動きの強弱とか先っぽだけの動きから深いところまでの上下運動へリズム変えてみるとか工夫してね。
 アリサちゃんと私でずっと見ていてあげるから。一生懸命、頑張ってね。」

「・・・・。」
「返事は?」
「は・・・・い」
「よろしい(笑)」 「頑張ってね(笑)」

「・・・・でもそれにしてもしーぽんって不思議ね。経験あんまり無さそうなのに身体の反応はそんなに悪くないなんて。
 あ、もしかしてマスターベーションとかしてた?
 授業で決まったパートナーが居なくてまだそういう関係が持てない人はそれで健康の自己管理をしなさいって
 強調してたから・・・・」

「え!しないよそんなの・・・・」

「あ、はいはいはいっ!しーぽんのそれはアリサちゃんが担当ですっ。!」

「・・・・アリサちゃんが!?・・・・てゆうかそれじゃマスターベーションとは言わないと思うけどな(笑) 
 でも全然気がつかなかったな。いつから?」

「話す?(笑)」
「アリサちゃん!?」

「しーぽんはそのまま続けないと。腰の動き休めちゃ駄目よ。」
「うう(涙)」

「最初はステルヴィアに来てからすぐの頃かな。しーぽんソファで金平糖の瓶抱えたまま泣いてたんだよね。
 しーぽんマザコンなんだよ(笑)。女の子じゃ珍しいよね・・・・それですっかりホームシックになっちゃってた。」

「アリサちゃんっ!?」

「で、そんなしーぽんが可愛くなって抱きしめて、しばらくそんな風にして慰めてるうちに変な気持ちになってきて・・・・
 気がついたらなんだかそういう事になっちゃってたの(笑)

 でもしーぽんも終わったあと、こうやってアリサちゃんの胸に顔くっつけてると何だかちーちゃんと一緒に居るみたいで
 安心する。ありがとうアリサちゃん、って言ってくれたし、アリサもなんだかそんな様子のしーぽん見てたら
 女の子同士もいいかもって思ったの。」

「アリサちゃん・・・・大親友のときと一緒で・・・・その時も・・・・強引だったと・・・・思うけどな・・・・」
「なるほどね(笑)。二人はいつもどんな風にしてるのかな?」

「しーぽんいっつも抵抗するよ。ルームメイトで、女の子同士で、そんなことしちゃいけないんだって思ってたみたい。
 ベッドの中で前とか触ってて手を下に降ろすと、しーぽん手を掴んでそこは駄目っとか言って引き留めようとするから
 とりあえず大人しくさせようと思って反対に手首掴んで肩まで上げてベッドに押しつけたりするんだけど、そうすると今度は
 そうやって押さえつけられた体勢のままで、アリサちゃんひどい。どうしてこんなことするの?って目でアリサの事見るの。
 いつもおっきな目でうるうるしてて・・・そんなしーぽんが可愛いからにきまってるじゃないっていつも言いたくなる。

 で、しーぽん動けないからそのままキスしたりするのね。しーぽんも抵抗できないしそこまでは仕方ないかな、って感じで
 目を閉じて応えてくれる。しーぽんの唇は甘くてとっても柔らかくて多分あたしはすぐに夢中になっちゃってるんじゃないかなあ。
 時間が経って気がつくといつもしーぽんはまた大きな目を瞠ってうんうんいいながらあたしの舌から逃げようと必死になってる。
 わたしは全然止めるどころの話じゃなくなってて、もがくしーぽんの顔を両手で挟んで上から顔を覆い被せるようにして
 下になったしーぽんの口の奥深くまで舌を入れるの。そうやって舌を上下に出し入れするのね。
 その時の気分はあれかなあ、男の子が自分のあれでしーぽんを襲ってるときこんな気分がするのかなあ、って感じ。
 あたしも手が付けられないくらい興奮してて手加減ができなくなっちゃってて・・・・。

 しーぽんは私の下で必死になってもがくんだけどどうにもならないのね。時々口を離して息継ぎをさせてあげて
 また口を攻めて、また顔を見つめながら息継ぎをさせて、合間にわたしたちの口の間で糸を引くしーぽんの唾液を見せてしーぽんを
 恥ずかしがらせたりして、また口を攻めて、それを何度も何度も繰り返してるうちにしーぽんすっかり大人しくなっちゃう。
 舌を止めて手を離して体を離してしーぽん見ると、目は瞳孔開いちゃってて意識はぼーっとしてて、動けなくなっちゃってる(笑)
 しーぽん?しーぽん?とか声かけても、あ・・・、とか、ううん・・・とかぼーっとした返事しか返ってこなくなっちゃってるの。

 そしたらもうOKで準備完了。なんでもさせてくれるよいつも。そこからが楽しいの(笑)」

「!?アリサちゃんっ!! そんな事まで話さなくてもっ!!」

「アリサちゃん・・・・あ、あんまり・・・・ルームメイトにはしたくないタイプかも(苦笑)
 しーぽん真っ赤になってる。」

「え、そかなあ。反省。反省(笑)
 でもしーぽん本当に可愛いんだから(笑)

 何回かそうやって楽しんで、そしたらそのうちにしーぽん相手をしてくれなくなっちゃった時期があるのね。
 いつもと同じ時刻にしーぽんのベッドに近寄って、シーツ持ち上げてベッドの中滑り込もうとしても
 向こう向いちゃったままでしーぽん全然反応しようとしないの。
 いつもならすぐに気づいて下からこっちをじっと見つめて、それから覆い被さってこられてキスされるの待つのにね。

 後ろからすりよってしーぽんの肩に顔をのせる感じでお互いの身体くっつけて、前に回した手で
 しーぽんの身体まさぐり始めても、全然こっち向かないし目は閉じたままだし声かけても、うーんとか、うう、とかしか返事返してこないの。
 寝たふりしてるのよね(笑)。今日は眠たくてそれどころじゃない、みたいな(笑)
 たぶん抵抗しても止めてもらえないからなんだと思うけど(笑)。」

「ええっ・・・・それってオーバビスマシンの実習が始まったばっかりの頃で・・・・ほんとに疲れてたんだよ・・・・
 アリサちゃんってひどいんだから・・・・」

「え?(笑)そだったかな?(笑)
 でもそれで気持ちは解るんだけどでもそれだと触り放題になってこっちの思うつぼになっちゃう(笑)。
 そのまま身体くっつけたままで表情を確認しながら後ろから思う存分しーぽんの身体の肌触りや柔らかい抱き心地を
 楽しみながら徹底的にしーぽんの弱いところを攻める事ができるのね。

 しーぽんあくまで寝たふりでその間ずっと息を殺して耐えてる(笑)。でも指で女の子の部分を擦り上げるたびに
 そのたび反対側の手の乳首の方まで震えが走るのが解るし、殺した息づかいがどんどん甘くなってきて
 声も抑えきれなくなった可愛いのが時々もれちゃったりするのね。 シーツ被ったままそうやってずっとしーぽんの身体触ってると
 しーぽんの身体の匂いと私の身体の匂いが混ざってそんなHな匂いがシーツの中に充満してるから・・・・それに刺激されて
 どんどん夢中になってく。

 で、思う存分それを続けてるとしーぽんは、このまんまじゃもうすぐ逝かされちゃう、ってぎりぎりの所でそれにようやく気づいて
 あわてて抵抗し始めるの(笑)。こちらはそんなしーぽんの様子を楽しみながら反対にどんどん指の動きを
 早くしてくのね。そうしたらしーぽん可愛く痙攣して簡単に逝っちゃうんだから(笑)」

「!?アリサちゃんっ!!」

「御免御免(笑)。でも終わった後、しーぽんていっつも怒ったふりしながら困り顔してるから・・・・
 もう息切らしててぐったりしてるんだけど、表情では女の子同士でこんな事するのは悪いことで、
 それなのに気持ちよくなっちゃってて・・・・そんな自分に自己嫌悪とか・・・・
 そんな複雑な可愛い表情してるから・・・・アリサちゃんも、そんな風にいつもしーぽんを困らせちゃって
 悪いことしたな、と・・・・反省は一応してるんだよ(笑)。一応ね、毎回(笑)。」

「!?・・・・・・」
「まあまあ(笑)。アリサちゃんあんまりしーぽんを困らせないで(笑)
 しーぽんも・・・・だいぶ良くなってきてるみたいだし(笑)。
 アリサちゃん交代しましょ。仕上げはまかせるから。」

「はいはいっと(笑)。・・・・これでいいかな・・・・交代完了っ」

「アリサちゃん・・・・でもあたし・・・・もう駄目みたいなんだけどな・・・・」

「腰の動きを止めちゃ駄目。こうやってアリサが下から腰を突きだしたら・・・・」

「んんぅ!?」

「切なくなって声が漏れるでしょう?一杯一杯だけど我慢して頑張ってるから、
 切なくなって眉が上がって見開いた目が震えていて思わず涙が出そうな状態になっちゃってるけれど
 でも女の子として一生懸命な自分でいたいから、頑張る自分でいたいから、だから腰を動かすのを止めないんでしょう?
 そんな自分を相手に伝えるの。見てもらうの。

 切なくて泣きたかったらいつもみたいにまるでスコールか何かみたいに泣いたっていいんだよ、しーぽん。
 でも一生懸命な自分を止めてしまったら駄目。腰の動きを止めちゃわないで。」

「アリサちゃん、アリサちゃんっ!
 だけどもうっ・・・・あたし・・・・あたし・・・・」

「こっちを見て。しーぽん。
 今のそのしーぽんが片瀬志麻の一杯一杯?
 そんなのアリサが選んだ大親友のしーぽんなんかじゃない。腰の動きを止めないで」

「アリサちゃん・・・・(涙)」

「しーぽん・・・・聞いて。
 しーぽんもやよいちゃんや町田さんがどんな経験をしててどんな風に一生懸命だったか聞いたでしょう?
 蓮花先生だって・・・・。みんな・・・・みんな・・・・女の子として一杯一杯だったでしょう?
 やよいちゃんだって町田さんだってあんなに沢山の年上の本科生の男子達にいろいろな事をされて
 それがつらくなかった筈なんかない。蓮花先生だってそれが任務だったのかもしれないけど・・・・
 あんなに一杯いろんなことをされてきてそれが恥ずかしかったりつらくなかった筈なんかない。
 そうでしょう?しーぽん・・・・。返事して。」

「アリサちゃん・・・・(涙)」

「でも・・・・でもみんな、そんな女の子として、自分の一番女の子らしいところでも一生懸命な自分でいたいから、
 だから・・・・だから、ずっと頑張ってきた。
 宇宙で、ステルヴィアで、自分の夢を追いかけるために。

 みんな選ばれてこのステルヴィアにやってきて、みんな凄い人ばっかりだけどでもやっぱりそこでも
 出来る人と出来ない人が出来上がっていく。でも自分の夢の為にみんな頑張ることを止めないよ。

 しーぽん・・・・しーぽんはどうして宇宙に上がってきたの?
 何のためにステルヴィアにしーぽんは来たの?
 あなたの夢は何?それは今、腰の動きを止めて、予科生になったばかりのこんなところであきらめることが出来るものなの?
 あたしの大親友・・・・
 宇宙で初めてできた大親友の夢はそんなものだったの?」

「・・・・・・・・
 アリサちゃん・・・・そんなのちがう(涙)。・・・・ちがうよ(涙)。
 そんなのじゃない・・・・そんなのじゃないよ・・・・。私だって、私だって・・・・

 私は宇宙を見上げるんじゃなくてこの目で見てみたい。これまでだって・・・・これからだって・・・・ずっと・・・・ずっと・・・・
 宇宙にかけた夢は・・・・誰にだって負けない・・・・。
 そしてそれに向かって一生懸命で頑張る自分でいたいの・・・・
 それは本当だよ(涙)」

「しーぽん・・・・
 だったらそれを相手に伝えなきゃ駄目。
 今あなたの上で腰を動かしている女の子は、もう女の子として一杯一杯だけど宇宙への夢のために一生懸命だって。
 一杯一杯だけど一生懸命に頑張ってるって。

 ずっと責められて辛いけど切なくなって鳴いてるだけじゃだめ。腰を動かし続けるのよ。
 辛くなっても前に倒れかかっちゃったら駄目よ。ちゃんと目で手を揃えて身体支えて背中のばして・・・・
 あなたはもう一杯一杯だけど、それでもまだ女の子の部分で相手を掴んでそれを動かし続けるんでしょう?
 そんな一生懸命に頑張る女の子をそんな女の子の部分で相手に感じてもらうんでしょう?わかってもらうんでしょう?
 そして出してもらいたいの。それで泣いているの。

 そんなしーぽんの一生懸命さが相手に伝わるような、
 そんなしーぽんじゃなきゃ駄目」

「アリサちゃん(涙)。アリサちゃんっ!(涙)」

「しーぽん、逝っちゃいそうなんでしょう?ずっと男の人の大きいので攻められて来てるから・・・・
 切なくて・・・・女の子としてはもう一杯一杯でこれ以上何かあったらすぐに声を上げて逝っちゃいそうな・・・・
 そんな状態なんでしょう。でも腰の動きは止めない。どうして?

 もう一杯一杯だけど、自分が、そんな女の子として一番女の子らしいところでも頑張る自分でいたいから、
 一生懸命な自分でいたいから、だから一杯一杯だけど腰を振るんでしょう?
 そんなしーぽんをあたしは見たいの。見ていたいの。
 
 だからそんなしーぽんをもっと見せて。腰の動きを止めちゃ駄目だよ。
 そしてあたしをアリサちゃんと思っちゃ駄目。対戦相手の男の人だと思うの。
 しーぽん・・・・濡れて光ってる大きい男の人のが・・・・腰を振るたびしーぽんのちっちゃな女の子の部分に出入りしてるのが
 良く見えるよ・・・・しーぽんがあたしの上で一生懸命腰を振ってる姿も・・・・よく見える・・・・
 しーぽん切ない?女の子として一杯一杯?」

「アリサちゃん!アリサちゃん!アリサちゃん!
 あたし・・・・あたし・・・・もう・・・・もう・・・・」

「しーぽん頑張って。頑張ってもっと一生懸命に腰を振るの。
 どんなにしーぽんが一生懸命かを伝えて、それで相手の人に気持ちよくなってもらうの。
 そんなしーぽんをもっとよく見せて・・・・見てるから、そんなしーぽんの姿を見てるから・・・・
 もっと・・・・もっと・・・・」

「んっ!んぅ!・・・・あっ!?
 ・・・・あ・・・・・・・・・ああ・・・・・・・・・」



「おつかれさま(笑)」
「そうよねまったく(笑)。やよいちゃんも・・・・」

二人はダイニングキッチンで飲み物を用意していた。志麻が最初に果てた後、もう一度今度は
やよいの怪しい器具の射精装置をONにして射精時の感覚で巻き込まれて絶頂に達してしまい結果、
引き分けになったりしない為の特訓をした後、少し休憩という事になったのである。

「しーぽんは?」
「奥でぐったりしてる(笑)。
 やよいちゃん・・・・どうかな?これでしーぽん次の競技は大丈夫そう?」

「そうね・・・・ここまで出来れば大丈夫だとは思うの。今のしーぽんならその辺りの女の子よりはよっぽど・・・・

 ただ・・・・結局これって女の子同士でしてる事だから・・・・しーぽん本番になって男子を前にしちゃうと
 緊張しちゃって実力が出せないかも知れないわね。それに本当なら・・・・相手が出しそうになってるのを感じて
 一気に攻撃に転じるとか、そういう事の練習も・・・・さすがに女の子同士じゃできないし・・・・
 ここまでやって万全を期さないのもなんだか悔しいし・・・・やっぱり呼ぶ?」

「呼びますか(笑)」
「やっぱり音山君?(笑)」
「だね。始める前は他の3人でもいいかも、って思ってたけど・・・・
 さすがにここまで出来上がっちゃったしーぽんを・・・・他の男子連中に見せる気には・・・・ならないなあ・・・・
 みんな目の色変わっちゃうよたぶん(笑)。
 その点、光太なら・・・・」

「(笑)。そうね(笑)。音山君なら・・・・いつものあの妙に不熱心な態度で・・・・
 することだけはしていってくれる感じよね、きっと(笑)。
 じゃあそういうことね・・・・」

「・・・・そういう事で(笑)」
ではそういう事で(笑)。続きはまた。
376あぼーん:あぼーん
あぼーん
377モJOJOJO:03/06/29 12:59 ID:cCWrbWQk
>>375
長編お疲れ様です。
うおおーい光太が来るぞー!
378あぼーん:あぼーん
あぼーん
379名無しさん@ピンキー:03/06/29 13:24 ID:vj8FTLnX
光太クル━━(・∀・)━━!!
真打登場ですな! バリ2期待してまつ!!
380セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/06/29 22:40 ID:HlST5ms3
素敵なものがいぱーい、、、頭もいぱーい(汗) 感想書けなくてごめんなさい。

すげーよおれ、すでに完成している予定サイズなのに3分の1しか話が進んでねーよ(鬱
今週の放送までに投下できるのか、、でき次第推敲無しでどんどん落としていくべきか(汗)

>>298 の3ですが、とか言っている間に神がすごいやつを投下してあまりの素晴らしさに、どうでも良くなったりして…。

うむむ、書いてて短くなる事は多いのに…長くなるとは…困ったな。
ちんこか?
381名無しさん@ピンキー:03/06/29 22:54 ID:ZCNNLC4v
>>375
キャラクターの描き込みが、原作を尊重しつつどんどん入念になってきて、
一人ひとりの反応やお互いの絡みが活き活きとしていますね。
大変とは思いますが、このクオリティを下げることなく書き続けてほしいです。
382名無しさん@ピンキー:03/06/30 00:19 ID:tqPbY00P
ステルヴィアの必須科目(゚∀゚)イイヨ!!
淡々としてる文章が、いい雰囲気を醸し出してる感じだ。

それと、文中の「(笑)」とかどうにかならんかい?
全編会話文だからなんともならんのかもしれんけど。
無理ならこのままでもいいから、続きを頑張ってほしい。
383あぼーん:あぼーん
あぼーん
384あぼーん:03/07/01 11:09 ID:W+73JX6K
あぼーん
385あぼーん:あぼーん
あぼーん
386セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:00 ID:6IVNfPLK
ごめんなさい、パソコンが気持ちよく壊れて復旧に時間かかって、
もう放送やん(゚Д゚;)

というわけで、、途中で無理矢理区切って、しかも推敲なしで、ごめんなさい。
一応区切りなので…、放送までに投稿してしまいます。
ちなみに、この後3回は…(?)

正式版は、、来週までかなぁ、、今週落ち込む内容なら書けなくなるかも(汗)
駄文ですいません、自分のために、投下します。ごめんなさい。
387はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:02 ID:6IVNfPLK
「ん…っ」
「志摩…」
インフィーの前での突然のキス。
そして今、私の気持ちを伝えるために…。


「どきどき、してる」
「僕も。」
少し赤くなった顔のまま、向き合うと自然となんだかおかしくなり
広い格納庫に二人の笑い声が小さく響いた。

「…志摩ちゃんも、僕の事……想っててくれて嬉しかった」
「う、うん…。ちょっとびっくりしたけど…」
「ごめんね。僕、喋るのは」
「それはいいよ…でも、好きだったら誰にでも……その、キスする…とか」
少し視線をそらし呟く。

「そんな事はしないよ。…志摩ちゃんもきっと好きだって思ったから。」
「……そうだよね。はは、ごめん、ちょっと心配になっちゃった…、あはは……」
そんな志摩の顔を見つめる光太。

しばらく時が流れ、言葉が無くなり…、
実際は1分も時間は流れていないだろうが。
「あ……」
光太の方を向くと志摩の困った横顔を見つめていたのか、視線が合う。

「……」

みたび、唇が重なった。

軽く触れるキス
お互いを確かめ合うようなキス
388はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:02 ID:6IVNfPLK

次第に互いを強く求め、唇がわずかな隙間もなく重なる。
しばらく新しいその感覚を感じると、光太が少し、志摩に進入する。

「ん、ふぁ」
ぼーっとなっていた志摩は、驚いてびくりと身体を動かす。
舌は唇に軽く触れると、さらに奥へと入ってくる。

「…ん……」
ばくばくと、心音が急激に高まり、
不安と期待で頭の中がいっぱいになる。

「(わたし、、あ、っ、、わかんない、、けど…)」
唇が震え、光太を抱きしめる力が強くなる。
同時に、自分を抱きしめていた腕が、いつの間にか……

「ん……志摩…」
「ぁ、はぁ、はぁ……ん、光太…くん…」
少し涙を浮かべた瞳が光太を見つめる。
大きな不安と小さな期待、そして好奇心。

腕が、志摩の身体に触れる。
身体をすべり徐々に下へと降りていく。
「ん、、……あ、はずかしい、、あ、」

光太は答えず、なめらかな曲線を描く志摩の身体を撫でる。
そして、後ろから手を伸ばし一番大切な場所に触れた。

「ひゃっ」
突然の事、ではなかったが、驚いて思わず光太を突き飛ばしてしまう。
と、運悪く……。
389はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:03 ID:6IVNfPLK
ガン!

今度はそんな音が格納庫に響き渡った。
「……光太君…?」
「いたっーーーー!!」



「あっ、しーぽん〜〜 おかえり!!!」
「しーぽんおそーい!!」
アリサとリンナの歓迎を受け、ようやっとお別れパーティーに戻ったのは、
光太が探しに出てから1時間もたった頃だった。

「あれ? 光太君は?」
「あ、えっ!? あ、その、頭を打って…」
「ええっ! 大丈夫なの!?」
思わぬ答えに驚く皆だったが、志摩はどこか落ちつきなく…。

「あ、うん、大丈夫。その、眠れば直る程度だって、言われてたし」
「そっか、、」
「あっ! リンナちゃん、ごめんね…。光太くんあやまってたけど……」
「しょうがないなーーー。でも、しーぽんが帰ってきたからOK!」
「へっ! わっ!」

もう一度し切り直しとばかりにクラッカーが鳴らされ、
パーティーはまだまだ続いた。
390はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:03 ID:6IVNfPLK
翌日
ウルティマへと向かうリンナと本当の涙の別れを告げ、
誰も泣くつもりではなかったのだが、結局、志摩が泣いてしまったりした。

そして、機体が見えなくなるまで宇宙を見つめると、
クリスマスの片づけ・年末年始の準備と、全員解散となった。


「…りんなちゃん、…でも、お母さんとお父さんに会えるんだし…」
「あれ?」

インフィーのコックピットの前。
どうしてもそこに行くのは昨日の事があり気が引けたが、
結局無意識に足が向かった先はそこだった。

そんな志摩の目の前に
「あっ、こ、光太くん!?」
「志摩ちゃん、ちょうど良かった。話したい事とかあって、メール打とうかなって…」
「あ、、うん…」
「…昨日はごめんね。僕が、、調子に乗って変な事するから…」
「え、、私も、そのびっくりして。。けがもう…?」
「うん、たいしたこと無いよ。しばらくは頭の中が回ってたけど」
あはは、と少し恥ずかしそうに笑う光太に
落ち着いた志摩は、いっしょになって、少し笑った。

「…そっか、行っちゃったんだね…」
「分かってたのに、私だけ泣いちゃってリンナちゃんに怒られちゃった…」
「…志摩ちゃんらしくていいんじゃない? 我慢する事、無いと思うよ。」
「…うん…」

しばらく光太と話が続いた。
そのうちに落ち着きを取り戻し、ふと、光太と視線が合った。
391はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:04 ID:6IVNfPLK
「…あ、、…」
「……、それで用事の事なんだけど…」
「……えっ、あっ、うん。」
「いつもみたいに満室だと思ったんだけど…クリスマス後だからかな」
「え?」
ステルヴィアは、まさに何でもそろっている1つの大都市のように機能している。
その中には旅館にスケート場、すこし言えない施設、などほぼすべてがそろっていた。

その中で、宿泊においてはナンバー1の人気ホテル、
その目玉は、宇宙が大きく見渡せるスイートルーム。
いつも満室が当然、クリスマスの時などは予約開始数分でいっぱい。

そのはずだったが、セカンドウェーブの影響か、予約は異常に少なく…。
さすがに"聖夜"は満室だったが…。


「それで、とれたんだ。1部屋」
「……」
口をぽかーんとあけたまま、こくこくと頷く。

「…今日よかったら……」
「……え…」
「…だめだったら、ひとりで宇宙を眺めてるよ」
笑顔でそう言うと

「…それじゃあ、僕はこれで」
「あ、、光太くん…それって…」
「嫌じゃなかったら、来て欲しい。あと、頭を打つのは、ね」
苦笑して手を振ると、そのまま格納庫から去っていく。

ぽつんと残された志摩の手には、小さなメモ用紙、
部屋番号がしっかりと書かれたそれが、手の平の上に置かれていた。
392はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:04 ID:6IVNfPLK
「それで、とれたんだ。1部屋」
「……」
口をぽかーんとあけたまま、こくこくと頷く。

「…今日よかったら……」
「……え…」
「…だめだったら、ひとりで宇宙を眺めてるよ」
笑顔でそう言うと

「…それじゃあ、僕はこれで」
「あ、、光太くん…それって…」
「嫌じゃなかったら、来て欲しい。あと、頭を打つのは、ね」
苦笑して手を振ると、そのまま格納庫から去っていく。

ぽつんと残された志摩の手には、小さなメモ用紙、
部屋番号がしっかりと書かれたそれが、手の平の上に置かれていた。


「…う、、これが、いいかな、、」
「だからっ! こっちがいいの!」
「でも、それ、、ちょっと恥ずかしいよ…」
問いつめられた結果、光太とデート、ということになっているらしい。
なされるがまま、着せ替え人形状態の志摩は、どうもしっくりと来ない洋服選びに悩んでいた。

「(…でも、、服はすぐ……)」
「よしっ、これでバッチリ!」
「…は! あ、……あ、いいかも」
「うーん、、妥協を重ねた結果よ…。まぁ、頑張ってきなさいしーぽん! 夜は帰ってこなくても良いわよ」
「……うん…」
「え?」
思わぬ答えにアリサが驚き、志摩があわてて訂正したのは言うまでもない。
393はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:04 ID:6IVNfPLK
〜〜〜

「…237号室……、、、……」
大きな不安を抱えながらも、部屋を探す。

ロビーでは名前を言うだけで
「伺っております」
と、部屋までの経路を案内されてしまった。

時折通る他の宿泊客は、年末だというのにほぼ全員がカップルであり、
さらにほぼ全員が志摩に気が付く事もなく、自分たちの世界を構築していた。

「…あ、、237…」
部屋に書かれた番号に、足を止め、ごくりと唾を飲み込む。
「……うう、、、」
緊張してノックをする手が震える。
少しの時間がかかり

コンコン


カチャ
「わっ」

すぐに開いたドアに驚き、思わずしりもちをつきそうになる。
「ん、、、こーたくん…」
あわてて志摩を支えた光太の顔が目の前にあった。
「大丈夫?」 「あ、、うん…」
394はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:05 ID:6IVNfPLK
「こっちだよ、」
「あ、、うん……」
ぱくぱくと、同じ返事をすると、そのまま左右同じ手と足を出して
カクカクと歩きながら、部屋へと入っていった。

ガチャ

扉が閉められる。
「…志摩…」
1時間以上うろうろと落ちつきなく部屋を歩き回っていた光太は、
そんな後ろ姿を見て小さく呟いた。


「うっ、、、わーーーーーー!」
超が付くほどの高級スイートルームは、天井はほぼ一面の宇宙。

「あ」
超が付くほど巨大なベッド、ふかふか。

「志摩ちゃん、とりあえず夕食運んできてもらおうか?」
「……」
ぽかーんと口を開けたまま動かない志摩に、

「志摩ちゃん」「!?うひゃ」
後ろから抱きつき、

「きゃはははは、こーたくん、きゃ、やーめてー」
もだえ苦しみながら、数秒。

光太はくすぐるのをやめると優しく抱きしめた。
「はー、も、もう、びっくりした…あ、、…」
「志摩……、僕の事、好きでいてくれてうれしいよ」
395はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:05 ID:6IVNfPLK
呼吸を整え耳元でささやかれる声が頭に直接響くように伝わる。
赤い宇宙も、いくつかの宇宙船も、青く美しい地球も
自分たちを祝福してくれているかのような、そんな感覚にとらわれた。

「好きだ、志摩」
「あ、、……私も、光太くん…」
「……、ありがとう」
と、優しく首筋にキスをする。

「ひゃ、ぁ……」
「とりあえず食事にしようか?」
「え、あ…そうだね、…うん」
光太がフロントへ食事を準備するように連絡を入れる。

なんだかぼーっとしたまま、幸せな志摩だった。


食事は豪華でとてもおいしかった。少しお金の事を気にしつつ聞いてみると、気にしなくていいと言われ…。

そうして光太と何度か赤くなりながらも、楽しく話ができた。
いつもは、インフィーの前で味気なく、しかし、大切な会話の時間。
それとはまったく違うこの場所と雰囲気ではあるが、新鮮で心地よかった。


「ごちそうさまでした」
「うん、おいしかった」
豪華、とはいっても量ではない。

おそらくステルヴィアで1、2位を争うであろうシェフの料理に満足した二人は、
早々に料理を片づけてもらう。いよいよとばかりに、志摩の心音が高まる。
396はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:06 ID:6IVNfPLK
「、、あの……私」
「ん?」
部屋のロックはオートロックだが、内側から2つ目の鍵をセットしている光太を見て
思わず言葉が詰まった。
「あ、あ、あの、シャワー浴びてくる、…」
「分かった。じゃあ、先に行っててね」
「…うん」

いよいよ、なんだ。と覚悟を決めると、身体の隅々まで洗おうと思いつつ
やはりこれから自分が何をしようとしているのか思い出しボッと赤くなる。

>(☆追加R1-0)

「……先に…行っててね?」
よく考えると、とても不自然な言葉である。
それに気が付いたのは、シャワーを浴びようと、そこだけで1部屋ありそうな、大きな扉を開けた後だった。
そこにはシャワーだけを浴びるにはもったいないような、洋風とも和風ともいえない
宇宙の見渡せる、お風呂があった。

「…すごい、、シャワーだけじゃ、もったいないかな……」
少し趣旨の違う事を考えつつも、シャワーを手に取り身体にかける。
温度は0.1度単位、お湯の勢いまで細かく調整できるパネルが付いていた。

「…う、、、」
無意識に自分の胸を見てしまう志摩。
「(今から、全部…。でも、自分から…来たんだし)」
シャワーの水が体にあたり、細かな霧になり、一部は体を伝い流れていく。
その光景はしばらく続いた。
397はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:07 ID:31gSTm3Q
「志摩ちゃん、入るよ」
「光太くん……、へっ!?」

シャワーを浴びたまま固まっていた志摩は、我に返った。

「あ、まだ入ってなかったんだ。ここ、いいよね。」
「あ、あ、ぁあああああ………。。。そう、だね」
赤くなった宇宙を見ながら言った。
志摩も真っ赤だった。

その視線が光太のどこに釘付けだったかは言うまでもない。
のかもしれない。

「志摩? どうしたの」
「えっ、いや、だって、光太くんが、、」
ちらちらと、落ち着き無く視線が泳ぐ。

「恥ずかしい、よね。」
「そ、そうだよっ、びっくりした、、し」
必死に身体を隠しながらなんとかそう言う。
「僕だって、恥ずかしいよ。でも、不公平だし…ね。」
志摩に近づくと、顔を近づける。
「ひゃっ、んっ!」

何度目かのキス。
互いの肌が触れ、志摩はそのたびにビクリと、身体を震わせる。

とんでもなく長い時間に思えたが、実際は軽く唇を重ねるだけのキス。
志摩の使っていたシャワーを手に取ると、自分が浴び始める。
398はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:07 ID:31gSTm3Q
「志摩ちゃん…。すごく嬉しいんだ。志摩ちゃんが来てくれて。」
「は……、、あ…、、。」
「さっ、しばらくステルヴィア人工温泉で体を温めないと風邪ひくよ。」
「は…あ、。」
志摩は光太に手を引かれ、肩までお湯につかり、
いつの間にか温泉に入っていた。

「志摩…もう、のぼせたの?」
「…うんん、、びっくりしてる。だけ…。」
「そう?」
「だって、光太くんと…、お風呂…裸で…、、えっ!?」
もう何度目か分からない夢うつつから、現実に戻った志摩。
「志摩ちゃん、すごくきれいだよ。」

「えっ、ひゃっ、あ、ぁ、、恥ずかしい…」
「隠さなくていいよ。もっと、見せて。」
「…う、ぅう、光太くん…いじわる……恥ずかしくて変になっちゃうよっ!」
少し不思議そうな表情のまま、身体を隠す志摩の目の前に移動する。
目をぱちぱちさせ、何が起こるのか、それを待つ。

「…!んっ!?」
一瞬なにが怒ったのか分からなかったが、首筋の少し下、胸の上に軽くキスをされた。
「…やわらかい…」
「…あぅ、…やだっ、」
「ごめん…嫌だった?」
あわてて心配そうに表情を伺う。

「えっ、あ、、うんん…びっくりして、、」
「良かった。」
と、そのまま志摩の横の少し高くなっている段に腰掛けると、
宇宙を眺めながら、志摩を見下ろす。
399はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:07 ID:31gSTm3Q
「こうやって、二人で宇宙を見るのももう、何度目かな。」
「…でも、は、は、はだかなんて、初めてだよ…」
「そう、だね」
楽しそうな表情を見上げていたが、ふと視線をおろすと。

「……あ……光太くんの……」
「え? …、ちょっと、恥ずかしいな…」
「…、、、」

「…志摩ちゃん?、あんまりつかってると、のぼせちゃうよ」
「……あ、」
景色はどこへやら、視線が釘付けになっていた志摩は、あわてて腰を上げ座る。
湯気が上がりそうな、のぼせる寸前だった。

「………志摩…本当、きれいだよ。」
「えっ、あっ、そんな事無い…、、」
「胸、隠さないで見せて」

「そ、そんなの…私のなんてっ、ち、小さいし、」
そういいつつ、じたばたと、手を振り否定する。
「大丈夫、僕がそんなことは無いって保証するよ。」
「あ、……、、」
志摩をしばらく見つめていた視線がまた、外へと戻る。
景色を見ながら、二人で。

いつかあった光景。
志摩も、恥ずかしさが少しだけ忘れられ、宇宙を見た。

「守れたんだ…地球を」
青い光、ステルヴィアから見た地球が朝を迎えようとしていた。
「…うん…」
400はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:07 ID:31gSTm3Q
志摩と、手を重ねる。
違和感なく、目の前の光景を見つめた。

志摩の緊張が少しずつだけ解けていった。


「わ、ひゃ」
「ん?」
志摩の驚きの声。

「ああ、志摩ちゃん、かわいいなぁ、って思ってたらね…」
「……」
次第に堅くなっていくソレにこんどは視線が釘付けだが、さすがに恥ずかしいのか…。
「あ、先に出てるね。のぼせるし…恥ずかしいから、」
「…うん、、」

「コータくん、の……、、、、私の胸、かわいい?」

しばらく思い出したり、自分の体を見つめたり。
はっと思い出すと、さらに念入りに体を洗い始める。
ようやく浴室を後にしたのは10分ほどたってからだった。


「長かったね、」
「あ、…光太くん。」
ベッドに腰掛けて、志摩を見つめる。
「いじわる」
「えっ? 私が?」
「うんん、いいよ。でも、もう…」
立ち上がると、志摩の肩を抱きしめ、ぐっとベッドに倒す。
401はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:08 ID:31gSTm3Q
「ひゃぁ!」
少し情けない声を上げながら、ベッドにばさっ、と音を立てて倒れ込む。
柔らかいベッドがその衝撃を完全に吸収した。
「志摩ちゃん…」
驚いている間もなく、光太が視線に入る。手が身体にふれる。

「あ、、ひゃ…」
わかっていたとはいえ身体に触れられ、すこし恐怖を感じた。
「脱がせるね」
バスローブだけという姿に、光太の興奮も限界いっぱいまで高まっていた。
「あ、っ、、ひゃっ、はずか、し」
手のひらを滑り込ませると少し小振りな二つのふくらみに優しく触れ、
そのままバスローブをおろしていく。

次第に露出する志摩の身体のすべて。

「……」
無言の光太が、首筋に軽くキスをし、そのままふくらみを優しく手で触れる。
「は、っ、あ」
視線をおろすと、すぐそこに光太の姿。
そして、なにも身につけていない自分。
現実離れした光景に、一瞬夢ではないかと疑うが、

ちゅっ 「あっ、」
ふくらみの先端を舌が軽く吸う。
その刺激に、びくりと身体を震わせ、目の前の景色がまぎれもなく現実だと
改めて認識する。

光太の呼吸が少し荒い、身体に触れられ、何度もそれに反応し
心からあつくなる感覚。それとともに、光太の体温・呼吸、
普段とは違うそれを感じながらも、自らの体の変化にとまどう。
402はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:08 ID:31gSTm3Q
触れられるたびに、しびれるような快感がはしる。
唇を何度も重ね、首筋にキスをする。
胸を手で優しくもんでみると、そこにキスをされ、唇がどんどん下へと。
「やっやっ、はずかし、、ひゃっ」
思わず両手で顔を隠すが、

「…すごい、志摩のここ…」
「ふぁ? やだ…、、やだっ、そんなの、」
光太の呼吸が大切な場所にあたる。
そして、ゆっくりと添えられた手が…、

「ん、やっ、」
思わず起きあがってそれを制しようとするが、
光太がそれを許さなかった。

にちゅ
「やっ、…ああ、」
広げられたそこは、しっとりと粘液で濡れ、
呼吸とともに、わずかに動いていた。

「志摩、、」
ちゅぴ、

「んあ、っ!! やだ、はず、か…。! あっ、ああ、」
粘膜に舌が差し込まれ、その中を何度も往復する。
じんじんとしびれた何かが志摩のナカであふれ出す。

「ふぁ、…は、…あ、あ」
ぴちゅ、ちゅ、
403はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:09 ID:31gSTm3Q
そこに小さな堅い突起を見つけた、光太は、舌先で押してみる。
「!?ひゃひ、!! だめっ、やっ、そ、そこ、あああ、」
ガクガクと身体が震えるほどの快感の波が志摩に押し寄せる。
思わず、光太の頭をつかみ、ふりほどこうとする。

「んっ、いてて、、志摩ちゃん。」 「あふ、う、ああ…」
「……ごめん、やりすぎた?」
「あ、、ごめんなさい、、変な、感じで、」
「うん、、」
光太に視線を向けると、自然と自分の体も見ることになる。
いろいろな場所に着いたキスの跡、そして、光太の…。

「あ、、光太くん……す……」
「え? 、…す?」
「ああ、うんうん、なんでも、、大きくてびっくりしてビクビク…」
そういいつつも、思わず釘付けになってしまう視線。
10分のブランクのせいか、興奮しきった光太のペニスは、
これ以上にないくらい、堅くなっていた。

「あ、、……、志摩…、、入れてもいいかな」
「……、え!? あ、、うん、」
「ありがとう、……志摩と1つになりたくて、我慢できない…」
「え、ぁ……うん」
恥ずかしそうにしながらも、少しだけ同意する。
光太と1つになるという事実と、ソノ行為に対する恐怖。
そして興味が入り交じっていた。

「ん…」
しばらくモゾモゾと、見えないところで動いている、光太。
起きあがろうかとも思ったとき、光太が覆い被さってきた。
「ひゃ、こうた、くん…」
ちゅ、
404はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:09 ID:31gSTm3Q
何かがあたる感覚。
「うっ、熱い…」
「ああ、光太くん……、、怖い…」
「しまっ、行くよ…」
ちゅく、、ちゅ

何度か、志摩の入り口を探すため、添えられた手に誘導され、
光太が当たる。
わかっていたとはいえ、少し涙目の志摩。
光太は光太の方で、かなり余裕がない。

「ん、いくね、」
「あ、あ」

ぢゅ、
「い"っ!」

ビクン! と強烈に志摩の体がこわばる。
光太のペニスが志摩の中へ一気に進入した。
なんどか激しく突き、半分ほど埋まる。

「う、、ぅ…しま、…」
「、、っ、こーた…くん…、だ、大丈夫…、、思ったほど、痛く、っ」
「最後まで、、」
志摩の呼吸が少し整う時間をおいて、強く押さえつけると、

ずゅっ
「きゃあ!!…あ、ぁ、ぁ……あ、、」
逃げ道のない志摩は、光太のソレがしっかりと埋め込まれるのを
ただ、感じることしかできなかった。
405はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:09 ID:31gSTm3Q
光太の本能が、一瞬、志摩の負担を忘れかける。
「うっ、ぁ、しま、 志摩…ごめん、でも、、」
「ん、ん、、あ、、こー、たくんが、いっぱい、、あ、」
涙がこぼれる。

志摩に深くキスをする。
しばらく二人は、つながったまま、その感覚に身を任せていた。


「ふっ、ぁ、、こーた、くん、いいよ、私は…」
「…うん、、僕も、もう…限界」
歯をかみしめながら、勝手に志摩の中を動き回ろうとする体を抑えるのはもはや限界だった。
暖かく、そして、強烈に締め付けてくる志摩の中。

光太は、一気に腰を引いた。
「、、…あっ、!!あっああ!!」
「っ、」
ペニス全体が信じられないほどの快感を感じ取り、
光太は思わず言葉を漏らした。

「うっ、あああっうあ、またっ、またっ」

じゅ…、ずっ…、
光太のペニスが徐々に中を強く、刺激し始める。

痛みと、なんだか分からない感覚に、どうしていいのか分からず、何度も名前を呼ぶ。
「あっあっ、こーた、あっ、く、、ひっ、あ、やっ!! うっ、ひ…」

すぐに容赦のないものとなった動きは、光太にも、もはや止められず
大切な人と一つになっているという事実と、強烈な感覚だけに支配されてゆく。
406はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:09 ID:31gSTm3Q
次第に込みあがってくる感覚は、限界の感覚だった。
「しまっ! すき、っ、」
「こーた、っ、ん…あ、っ」
「んっ、いくっ、志摩!!」
「あっ、あっ」


ぱしん

強く腰を打ち付けると、ガクガクとふるえる。
すぐに始まった射精が、志摩の中に打ち付ける。

「うっ、うぁ、…志摩、、志摩…」
「はぁ、はぁ、、あったかい…、光太、、ん…」
抱きしめられながら、しばらくの時、お互いを感じあった。



「…ごめん、なんだか、興奮しすぎて。乱暴に…」
「ん…、ちょっと、違う光太くんが見られて面白かったよ…」
そんな答えに、少し困りながらも苦笑する光太。
流れ出してきた体液を拭き取ると、再びどちらともなく抱きしめあい、
何度かキスをして、そのまま体温を感じていた。
407はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:10 ID:31gSTm3Q

「志摩、痛かった、よね…」
「…うん、聞いてたほどじゃなかった…。…光太くんのが大きくてびっくりした」
「そ、そう?」
「一つになったんだよね…、なんだか、」
「なんだか、?」
「……ちょっと、、疲れて…」
「、?」

そういうとまぶたを閉じる。

しばらくすると志摩の寝息が聞こえてきた。

「志摩ちゃん、お休み…」
小さくつぶやくと、光太も、緊張となにやらで、疲れ切ったためか、すぐに眠りに落ちた。
408はじめて ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:10 ID:31gSTm3Q
〜〜〜

志摩とアリサの部屋。
リンナは帰ってしまったその部屋で、一人。

「…本当に、帰ってこないし……、、」
ベッドで横になったアリサは、天井に向かって呟いた。
別に悔しいわけではないが、なんだか、…せつなかった。
409セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/07/02 22:14 ID:6IVNfPLK
初めて「連続投稿ですか?」を見てしまった(汗)
翌朝の話がメインなんですが、、間に合わない。
若いっていいなぁ、ってのを書きたかったのに、

くそっ! 意地でも書いて当社比100%以上の推敲で(略


長々と失礼しました。

↓広告!?
410名無しさん@ピンキー:03/07/02 22:43 ID:aYc6eZXR
広告にはさせませぬ。
小説キタ━━(・∀・)━━!!
しかもこーたvしーぽん! いや〜ここのスレは
こーたvしーぽん(順不同) 肯定派が多くて雰囲気もイイ!
良スレでつ。
411名無しさん@ピンキー:03/07/02 22:59 ID:2l5anzOr
>>409
二人の初々しさにハァハァ。やっぱ初体験モノはこうでなくちゃ。
単語が途切れがちになる会話が特徴的というか、萌えどころですね。
ここで終わっても良作なのに、さらにメインがあるとは…楽しみ!
パソコンのほうはすっかり大丈夫なのですか?
あまり自分にプレッシャーかけずに、のびのびと書いてほしいです。
412モJOJOJO:03/07/02 23:20 ID:zfm1SBxV
すばらしいですね。
初体験というものは、かくも美しいものなのか…!
光太のテンパリ具合がいい感じでした。
完成の程をお待ちしております。

俺は駄目だ!
いまいちイメージが沸かない!
もうしばらくかかるな…。
12月 26日
みんなと合流! 緊急招集だって… なんだろう…。
とりあえずレストランで食事。でもみんなマンネリ化したメニューに飽きたのか、全員オーダーは日替わりランチ。
そんなところで… うぅ、濡れてシミになっちゃった…。
こーた君がしてくれたんだけど… みんなの前で恥ずかしかったよぉ…。
12月 25日
今日から冬休み。でもなんだか表からは出れないみたいで…。仕方なくこーた君と一緒に裏口から、
こーた君の家に遊びに行きました。
海の見える天文台で… あ ん な こ と しちゃった♪
外だからちょっと恥ずかしかったけど、誰もいなかったからいいや。


ステルヴィアを見始めたのは最近組なので、
こーたvしーぽん(順不同) で書けるだけ書いてうpする予定です。
ネタのあるかぎり。
415モJOJOJO:03/07/03 03:17 ID:TpWZqE0Y
>>414
日記形式おつかれです。
このスレを盛り上げてくださいね。

ちなみに、ラスエグスレの方にも小ネタ書いときました。
時間に余裕があったら見てくださいね。
早く晶×ジョジョ仕上げろっつーの俺。
416セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/07/03 03:32 ID:ehtKpW9Q
>>410
おお(笑)
そうですね、ここはいいですね。
もちろん嫌がったり、嫌いだとか思うのはいいんですけど、
あえて違う場で公言するのはイタタっすね。
昔からの伝統なのかな。人間の本能か。(アニオタの?)

>>411
サンクスです。初々しさは注意してます。
名前大杉になってるので、、なおします。見てるとうざい(汗) うむむ

パソコンは直ってます。ただ、クリーン再セットアップなので、
データは残ってますから損害はないです。
ソフトの再インストールとか、IMEの辞書(志摩って出ないし)とか、、

> あまり自分にプレッシャーかけずに、のびのびと書いてほしいです。
暖かいお言葉ありがとうございます。
さっき終わりましたが(私の地域では)、さらにいいのが書けそうです。
というか、、今週がほのぼのラスト、、かな。

だったら来週までには、ですな。マイペースで書きたいが、放送はそれを許さない…
こともなく、終わった番組のSSをたまに書いていたり(笑)

>>412
ありがとうです。
開発されたら、光太のイメージも変わるのかも。
まぁ、あれですね。はい。書きたい物を書くということで、続きかこう〜


ところですいません、小説に追加予定マークがそのまま投稿されていました(汗)
ごめんなさい、、あと、2重投稿がありました(汗汗)
417名無しさん@ピンキー:03/07/03 05:22 ID:5kPsxSD5
今夜のステルビア 何気にエロかったな。
アングルとか、ちょっとしたカットとか。
418名無しさん@ピンキー:03/07/03 12:46 ID:NnYKklAs
お嬢×初佳キボンヌ…
419名無しさん@ピンキー:03/07/03 22:03 ID:DS0IkXYr
小説イイ━━(・∀・)━━!!
やっぱり、初体験はラブラブでないといけないですよね
ラブラブこそが宇宙を救うのです!
420セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/07/03 23:18 ID:ehtKpW9Q
あの先生(?)名前なんでしたか、、
宇宙軍を作ろうぜって言ってた白髪の…、、
あと、志摩の面接をしていた人も、、ああ、名前が覚えられん。

気分転換に
あの先生と仲間たち→光太 (鬼畜)

を書いていたら名前がどうしても出てこなくて、、うーん、、なんだっけ(汗)
421名無しさん@ピンキー:03/07/03 23:54 ID:CwNWYP7v
>>420
上の爺様が
>カール・ヒュッター(♂)       田中 正彦   教授。水髪。
下の爺様が
>リチャード・ジェイムス(♂)    堀 勝之祐   主任教授。白髪爺。

でこれと他キャラ参照したいときのソースが
宇宙のステルヴィア 41粒目
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1057169132/l50

>あの先生と仲間たち→光太 (鬼畜)
はあんまり見たくないですがw

422名無しさん@ピンキー:03/07/04 00:38 ID:42RIzBxq
>あの先生と仲間たち→光太 (鬼畜)

801板へ(・∀・)GO!
423セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/07/04 02:12 ID:TRduyH2o
>>421-422
志摩×光太の糧になっていただくだけです。
セットになっております(汗)

んなばかな。
と、ふと思ったが、女子生徒たちや保健医(?リンク先見てみます、、名前がぁ(汗))に、
男の子の体の仕組みを教えられるサンプルになるとかの方がいいですかね。
801の男性専用スレで聞いてみるか、、あそこは2次創作メインじゃなかったか(汗)

うむむ、需要がない。全くない。
424 ◆jjhdc3WdwA :03/07/04 16:16 ID:7+HDtaEs
>>423
やほいは諸刃の剣だよね。

需要はまずないやろうねぇ…
それ系女史が食いつく元ネタとも思えない、>ステルヴィア
彼女らは結構計算高いし、妄想も巧みだしね。
425名無しさん@ピンキー:03/07/04 21:42 ID:/hBsJCqf
>>424
同意。ここに限らず関連全スレで腐女子の方々の割合そのものは多いと思うのだけどね。
スレ渡り歩いていてハッと気が付いたらあれもこれもまわりじゅうのレス全ての中の人が
実はそうした腐女子の方々じゃないのか?と気づいてガクガクブルブルする時があるが・・・・
426セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/07/05 14:23 ID:8x2zvaT/
>>424
いや、意外と妄想豊かでない物も多い気がしますが、
ただ妄想で構成される割合が極めて高いとか、そもそも絶対ありえねぇ、っていうか
まぁ、それはエロパロも物によりしかりですが。女性向けやおいほどは高くないかなと。

男性向けやおいはそれほど差はないように思いますが、、
ステルヴィア人気は普通◎エロ◎やおい×男性向け801△ かな、私の周りでは。

>>425 それは無いと思いますけど、、いや、でも分からんが(汗)
427 ◆jjhdc3WdwA :03/07/05 17:13 ID:UNFFs9Vp
>>426
そうですね確かに…ピンキリです(w ←結構勇気のいる発言

>そもそも絶対ありえねぇ、っていうか
>まぁ、それはエロパロも物によりしかりですが。

ですねー成人女性向けボーイズラブに、「こんな男いねぇYO!」とか
ツッ込んだり…。(w

>ステルヴィア人気は普通◎エロ◎やおい×男性向け801△ かな、
>私の周りでは。

私の周りでは…(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル そんな同人誌夏に出ますか!(汗

>エロパロ板の女性含有率
>いや、でも分からんが(汗)

なんせ、文字だけじゃ男女の区別つかんですから…(汗
428あぼーん:あぼーん
あぼーん
429あぼーん:あぼーん
あぼーん
430名無しさん@ピンキー:03/07/05 22:24 ID:Fnca1Myi
431名無しさん@ピンキー:03/07/06 01:22 ID:3vFdVJBd
>>430
真剣に愛について語るこのスレにふたなりりんなのエロ情報を張るなんて・・・・ありがとう(笑)
432名無しさん@ピンキー:03/07/06 01:30 ID:TrEV48jG
酒を飲んだ今なあい得る!

アリサ×ピエーうキボンヌ。
433セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/07/06 02:17 ID:bmyvobOX
>>430
ショタ的にも劇ハァハァでふ。リンナは男の子でもかわいい。
これはふたなりでしょうけど…

しあわせなとき[1] (光太×志摩 キスの続き…) ページの方に上げておきました。
まだまだ先が長いな… あと2つ、しかも、数字が増えるごとに2倍の長さに(なるのか)
ページは >>189 です、、もしみたい人がいたらどそ。
434名無しさん@ピンキー:03/07/06 04:25 ID:G8sStBND
>>433
>しあわせなとき[1] (光太×志摩 キスの続き…) ページの方に上げておきました。

404なんですけど…
435名無しさん@ピンキー:03/07/06 04:43 ID:bmyvobOX
>>434
ごめんなさい(汗) うぷしてないやん、、失礼しました。
>>380,>>381,>>382
どもです。妄想投下文なので本人はあんまり難しいことは考えてませんが参考にしまつ。
(笑)は私の妄想の命ですので取りません(笑)

>>377,>>379
私の脳内光太君は多分ずっと今回の物の様な感じです。TV本編で扱いが変わるまでですが。
ご希望に添えなかったかも知れませんが御容赦を。

妄想書き飛ばし文4発目、240行ほど投下しまつ。
途中蹴られて切れるかもしれませんが。
内容は>>358-374の続きで毎度ワンパで失礼。
例によって内容は毎度どおりあれなのでヤバイと思ったら引き返して下され。

場面変わって再び蓮花のオフィス。
蓮花は壁のスクリーンモニタに流れていた映像を止めてソファでいい加減ぐったりしている様子の白銀に声をかけた。

「ここでまた一度止めるわね。おつかれさま(笑)」

「まったくだ。まったく、まったくこいつらときたら・・・・これから連中の事を見る目が変わっちまいそうだよ・・・・
 この映像はこれからまだ続くのか?俺はもう充分なんだが・・・・」

「はいはい(笑)。でも性技科目について言えばね・・・・これが苦手な女の子は多いし、予科生はちょうどこの時期、
 成績とか恋愛とかと絡めて悩んでしまう子も多いのよ。迅雷君もそれ知っておいても損じゃないんじゃないかしら(笑)。
 このあいだも予科生で背の高い綺麗な娘がやって来て、最初DLSの適合性の悩みの相談かと思ったんだけど
 結局内容は性技と恋愛の悩みだった。妙に口の重い娘で話がそこまで来るのに30分は掛かったわよ(笑)。

 映像の方はこの後、音山君がやってきて・・・・そこからまたしばらく続くんだけど、それはまあいいわ
 見てもらいたい所はもうとっくに過ぎてるから。」

「そうか・・・・音山光太も災難だなまったく。あいつも・・・・GMでの事もあるし、あいつの存在が今のステルヴィアの情勢にとって
 重要な駒の一つだという司令部の決定は俺も認めるんだが・・・・いまいち俺にはあいつもよく分からん。
 まあだが、とにかくこれで用件は終わりだな。一緒に食事でもと思ってたんで残念ではあるんだが・・・・
 それはまた次の機会にということで。俺は帰る。じゃあな。」

「待・っ・て・く・れ・る?
 見てもらいたい所があったって言ったでしょう?
 さてはあなた・・・・解っててやってるわね?」

「う、・・・・そ、そんな事はないぞ?ただ俺は今日はもう疲れたからここまでにしよう、と言ってるだけの話で・・・・
 話があるならそれは明日・・・・いや明日は都合悪いな、まあまた今度ということで良いだろ。
 じゃあそういう事で・・・・」

「待・ち・な・さ・い!ってば
 心配しなくても話はすぐ済むわよ。映像巻き戻すわ。ほらここ・・・・」

       映像の自動個人認識かけた上で、ステルヴィア全域の個人ファイルの全検索とファイル抜き出ししてもらったの。
       ほら、ここ娯楽が少ないじゃない。あんなに可愛くてたぶん人気者でそれで予科生の頃からここにいたんなら
       何かしらネタが出てくるんじゃないかと思って。
       ・・・・そしたらまあ出てくるわ出てくるわあちらからもこちらからも山の様に(笑)

「う・・・・、それがいったい俺とどういう関係が・・・・」

「ふぅーん(笑)。あなた・・・・迅雷君のくせに私相手にしらを切り通せるつもりなのね?(笑)。でもそれは甘いんじゃなくて?
 いいわ・・・・順を追って話してあげる。

 ステルヴィアの全セキュリティ上のプロテクトは、ステルヴィアの生徒達に破られる為に存在してるわ。
 それはあなたも知ってるでしょう?極端な知的探求心を持つ候補生を選別するため、その危険性とを秤にかけた上で
 選別を優先するのが開学以来の方針になってるって・・・・ステルヴィアではずっとそうやってシステム把握能力に秀でた
 生徒を選別してきた。それでもまあ天然であそこまで自由にメインサーバーにまでアクセスできてしまう片瀬さんのような生徒は
 特殊な例だけれどもね。

 だから、それはともかく・・・・生徒達に知られて困るのはむしろ完全に網羅されている彼らへの監視システムの方。
 コンピュータへのアクセスログはもちろん必要と思われる生徒の全行動は監視されて記録が残るわ。今回のもそう。
 ところで私は片瀬さんがやってのけた全ステルヴィアのストレージへの検索は、やり方の方はその残った記録で解ったけど
 普通では実行することはできないわ。通常の保険医としての権限ではそこまではとてもできない・・・・でも
 あなたの知ってる通り、私の司令部付け参謀本部参加の心理学エキスパートの方の立場であれば、
 それが監視されている片瀬志摩の行動で有る限り、再実行してみる事ができるの。

 で、興味深々で検索実行してみたわ。あきれたわよ(笑)
 よくもまあ確かに私のあんな映像をこんなにあちらこちらで・・・・という感じではあったけど
 本題はここから。そのよくもまあという個人のコレクションの中で、その最大の物が・・・・私も良く知っているある人物の物だったの・・・・
 ・・・・あなたよね、迅雷君。そうでしょう?」

「う・・・・いや・・・・そういうこともあるかもしれないな・・・・
 いや・・・・だが・・・・そんなこともないだろう・・・・他にもいるんだし・・・・」

「あきれたわね(笑)。全然そんなこと想像もしなかった。いつから・・・・
 というか検索したから解ってるんだけど、是非あなたの口から直接聞きたいの、
 記録を最初に集め始めたのはいつで、最後の物を入手したのはいつ?」

「・・・・・・・・。
 最初はステルヴィアに来て予科生になって知り合ったばかりの頃で、
 一番最近のは・・・・3日前、チェスの賭け試合に勝って・・・・負けました。白銀君にはごほうびに良い物をあげますよ、と言われて
 渡されたディスクの中にあった物だ・・・・。」

「・・・・。そんなに前から、ずっと・・・・なの?・・・・
 それから・・・・賭けチェスの相手ってそれってあのヒュッター先生よね?調べたんだから。
 どうしてあのヒュッター先生が私のあんな映像を・・・・それも他に見つかった映像の全件と一致せず重複しない・・・・
 ・・・・レア物っていうの?内容もきわめつけでまさかあの時のあれが映像に記録されてたなんて、と私が思う様な物を持ってるのよ・・・・
 あの人だけは本当に正体の分からない人ね。それに迅雷君あなた、あなたがあのヒュッター先生にチェスの勝負に
 勝てるなんて何かおかしいって感じなかったの?」

「いやそんな事はないぞ。俺だってその気になれば10回に一回・・・・いやまあ20回に一回位は・・・・」

「・・・・んもう、まったく・・・・あきれるわ(笑)。脳天気屋さんなんだから(笑)。まあそこがいいんだけどね(笑)。でもね・・・・それはね、
 おそらくは片瀬さんの行動記録から、あなたのその趣味がヒュッター先生を始め主な解析班、もしかしたら参謀本部にまで
 既に知られているかもしれない、ということなのよ。そして参謀本部付その方面のエキスパートとして言わせてもらえばね、
 そういう特定の個人への長期間に渡る固執行動と呼べる様な物は、幹部候補生の精神状態としては問題視されるわね、
 確実に。性的な問題行動に到る場合が多いのよ、そういうのは(笑)。放っておくわけにはいかないの。

 ヒュッター先生は多分あなたが気に入ってるかそれとも別の何かの理由で未然にそれを教えてくれたのよ。
 どこからその入手しずらい映像を手に入れたかを考えると、単なるあなたと同好の士だったということも考えられるけど・・・・
 その可能性は・・・・私としては・・・・映像の内容から言っても・・・・あんまり考えたくはないわよね(笑)
 いい?来週からしばらく週に半日位空けておいて。GM後もストレスが残ったとか何とかの別件でカウンセリングを受けにくるのよ。
 医療記録には、問題にならない程度の性的ストレスが認められたがカウンセリングの結果、解消された、という風に
 しておいてあげるわ」

「それは・・・・なんというか・・・・いや、ありがとう。恩に着るよ」

「お礼を言うのはまだ早いんじゃなあい?(笑)。実地カウンセリングは・・・・するのよ、実際に。
 あなたのそのトラウマを解消してあげる(笑)。私にとってはひさしぶりの実地トレーニングになることだしね。
 あなた今の看護本科に私に似てて雰囲気もそっくりな娘が居るの知ってる?」

「ん・・・・ああ・・・・予科の時、俺によくなついてた・・・・
 生意気にも自分が俺の面倒見てるつもりでいるんだよな、俺の制服の着こなしとかチェックしたりして・・・・昔の連みたいに・・・・
 最近は顔を合わせてないが。・・・・おい・・・・まさか・・・・」

「やっぱり。印象には残ってたのね。まああれだけ似てればしようがないけど(笑)
 その娘も一緒にお相手するわ。彼女もあんまり性技科目の成績が良くないのよ。ちょうど良いから。
 ふぅーん・・・・でも本当にちょうどよかったんじゃない?性格も私そっくりでということは可愛らしくって(笑)
 もちろん私も一緒よ。あなた・・・・迅雷君、昔の私と今の私・・・・両方いっぺんに相手をしてちゃんと理性的に
 男らしく振る舞えるかしらね。いつもどおりに(笑)。」

「おいおい・・・・それは・・・・」

「楽しみにしておくわ(笑)。その手配もしておかなくっちゃね。
 音山光太君に関しては別に要請が出てて、そろそろ初回の調整に入らなくてはならないから丁度良いとして・・・
 片瀬さんについては別の予定があるらしいから今回はお灸を据える程度に止めといて、そうね・・・・彼女にはもうすこし
 頑張ってもらう事にして、町田さんは・・・・あの娘がまだ使える状態にあればだけど・・・・そちらも手配しなきゃならないし、
 もう一人の方の手配も・・・・それにパイロット男子本科生のDLS調整も進行中のままだし・・・・忙しくなるわね・・・・。

 迅雷君は・・・・お望み通りもう用は済んだわよ。はい終わりっ(笑)。
 さあ帰った帰った。解ったわね?来週よ、連絡ちょうだい。」

「う、これは・・・・とんでもない事になりそうだな・・・・」

・・・・数日後、講義や実習を行う学園と予科生寮との間にあるカフェテリア形式のパーラーのボックスの一つに
向かい合わせで座るいつもの4人の姿があった。志麻と光太、その向かいにやよいとアリサ、の4人である。
席に着くやいなや開口一番に光太の口から出てきたのは痛烈な批判の言葉だった。

「とにかく・・・・最低だよっ!みんな!」

こんな感じのものである。

「あちゃ〜、怒ってる?御免御免、蓮花先生から貰ったあの薬、
 まさか次の日以降も残るなんて正直言ってさすがのこのアリサちゃんも予想してなくて・・・・」
「そうじゃなくて、殴られた事の方。
 まだ今でも時々頭が痛むような気がするんだ・・・・」

一同が、なんだそっちの話なのか、やっぱりどうも光太の話は何言い出すのか分かりづらいな、と思いながら
それをなだめるための愛想笑いをしている中、光太は先日3人に呼び出された時の事を回想していた・・・・

アリサから深夜にしーぽんが大変だからとにかく来て、との連絡を受け取って大急ぎで二人の部屋に
駆けつけてチャイムを鳴らし、ドアが開いて中に入れてもらった。そこまでは実に自分らしく上手に対処できた、と
自分でそう思う。ドアが開いて戸口に立っていたのが、全裸で身につけている物は眼鏡とソックスだけ、という姿の
やよいだったのにも関わらず、だ。

やよい、藤沢さんはその全裸の姿で、開き始める側のドアの壁に右手を添えて壁に寄りかかるようにして
その奇妙に色っぽい姿で黙ってこちらを見上げていた。

「藤沢さん・・・・何で・・・・はだか、なの?」

僕はうろたえずにそう言った。声も普段と変わらなかった筈だ。普通の男子生徒、僕の仲間達なら大騒ぎして
取り乱しているところだろう。みんなからお嬢と呼ばれる普段から控えめな物腰の藤沢さんが、全裸で戸口に
迎えに出てくる・・・・それだけで充分普通ではないのに、その上にその時の彼女は・・・・全身がなんだか上気していて
微かに色づいている上に汗か何かだろうか身体が濡れているのがはた目でもわかる位で・・・・とにかく普段の彼女からは
想像も付かない姿だったから。

やよいはそんな僕の表情を確かめるようにして上目越しにこちらを見ていて、
僕の言葉にクスッと微笑って僕の腕を取って胸に抱えて中に差し招き、とにかく中に入って、と言った。
真っ暗な部屋の奥へと続く通路に差し掛かったとき、部屋の中に充満する独特の匂いにも僕はすぐ気がついた。
僕はとにかく気がつきはしたが何も言わなかった。我ながら冷静な判断だったと思う。

ただ表情には出てしまっていたらしく、やよいはそんな僕を見てまたクスッと微笑い、
「女の子の匂いがするでしょう・・・・長いことしてたから・・・・かな(笑)」とだけ言った。僕は何も言わなかった。
女の子がこんな風に隠し事をしている様子のときには大人しく騙されていた方が賢明だ、と経験が語っていたからだ。
実に冷静な判断だった、と思う。・・・・ここまでは。

だが・・・・しかしだ、「志麻ちゃん?・・・・どこ?」と声を上げながら通路を抜けて真っ暗な部屋の中央まで進んだとき
まさか背後から棒のような物で思い切り殴り倒されるとまでは全然予測できなかった。そんなの解るわけない。
僕のヴィジョンが優れているとかなんとかと人は言うが、決して後ろに目が付いている訳でない事を証明した様な物だ。
というかまさか深夜に呼び出されてそんなとんでもないことをされるとは思ってもみなかったのだ・・・・・・・・

「思い切り殴ったのは・・・・アリサちゃんよね、でも、御免なさい(笑)。

 でも・・・・音山君・・・・志麻ちゃんの性技科目及第には協力するよ。協力はする。だけど恋愛と性技は別だし
 これはデートしたりしてる時の事じゃないから・・・・僕は今は志麻ちゃんの中には出したくない。出さないよ。
 そんなのは困る・・・・って何かよく分からない変な理屈で音山君、頑固に意地を張るから・・・・それで仕方がないから
 音山君が我慢しきれなくなったところでアリサちゃんと私で交代で・・・・私たちの中に出させてあげたじゃない・・・・。
 普段良く知ってるクラスメートの音山君みたいな男の子に・・・・そんな風に使われちゃうのって女の子からしてみれば
 普通なら絶対我慢できないことなんだけどな。
 だから殴ったのは悪かったけどお互い様ってことで・・・・何といってもみんなしーぽんの為なんだし・・・・」

そのやよいの言葉で光太はもう一度回想に引き戻された。確かにとんでもなかったのは殴られたその後の事だった。
気を失って再び目をさましたとき、自分はクッションか何かを背に志麻のベッドの上に足を開いてだらしなく寝そべっていて、
その足の間、目の前の自分の股間の間にはやよいとアリサの顔が並んでいたのだ。

二人はベッドに身を投げ出すようにしていて、アリサは股間の下の方、毛の生えた陰嚢の間に鼻を突っ込んでいて
大きな目だけこちらに向けながら陰嚢に隠れた口でそれを愛撫している様子だった。
一方、やよいはと言えば気を失っていて半勃ちだった様子の光太の陰茎をすっぽりと口に銜えてしまっていた。
中途半端にまだ柔らかいそれは扱いづらいらしく、やよいは手を使わず陰茎の裏の筋張った隆起を舌と唇ででたどるようにして
そうすることで光太のそれを自分の口に苦労して出し入れしている様子だったが、そのぶんやよいの口の動きが光太の感覚には
生々しく伝わってきてしまっていた。たぶんそれはやよいの方も同じだったのだろうと思う。表情から判断する限りでは。

ひたいを隠している切りそろえられた前髪を揺らしながら、少し首を傾げた恰好で頭だけを動かすような恰好で
口に光太のそれを咥えるやよいの眼鏡のむこうの深緑色の瞳は、なんだかより目がちに少しだけ宙に浮かんでいて、
それは今やよいの口の中にある光太の物が彼女の唇と舌に与える感触か何かを考えながら確かめようとしている表情のように
光太には見えた。そのやよいの表情に応じさせられたかのように、思わず光太は彼女が今、口全体で確認しているもの、光太自身のあれを
そんな様子の彼女の口にほんの少しだけ押し込む動きをしてしまっていたのかもしれない。

陰嚢を咥えて口が隠れたままのアリサの青い目があれ?目を覚ましたかな?、という感じでこちらを見て、それに続いてやよいが
同じく陰茎を根本まで咥えた眼鏡顔でこちらを見て、普段仲こそ良いがお互いそういった面をあまり表に出さずにグループで
付き合ってきていて、普段からそんな様子が想像もつかないクラスメートの女の子二人の口に自分が自分の物で何をしているのかを
認識して、そしてその二人の目と舌の感触を意識した瞬間に、光太はやよいの口の中へ勢い良く射精してしまっていた。

そりゃあするだろ、と光太は考えていた。しない方がおかしい。誰だってそうに違いない・・・・こんな状況なんだから・・・・。
ただその状態でいきなり出されてしまうのは普通の女の子からすれば問題な筈で、まずいかな、とも思ったけれど、
やよいは少し驚いた顔をしたものの口の中の光太の物が跳ね上がって唇の間で放出の脈動を始めた瞬間に、すぐに
何が起こったのかを悟ったらしく、そのまますぐにまたあの自分の口を一杯にしている物の感触と味を確認しているかのような
眼鏡のむこうの目と表情になって、そしてそのまま光太のものを口から離さないままで光太の陰茎の裏の筋張った射精管を
口の中の舌で撫で上げるような動きの刺激を続けていたから、光太は最初の射精に続いて2度3度と続く放出感の律動と満足感を
やよいの頭とその口を股間に捉えたまま感じる事ができた。

今思えばその時にその満足感が大きかった分、その後でようやく口を離して精液が糸を引く舌を小さく出して悪戯っぽく微笑ってみせる
やよいと、その隣に並んでいつも見せている表情とちょっとだけ違う少し大人びた冷やかしの表情でこちらを見ているアリサへの、
クラスメートの女の子二人への罪悪感じみた負い目を感じさせられてしまっていたのかもしれない。
さすがにマイペースな自分としても、そこまでしていてそこで帰ると言い出す訳にもいかなかっただろうと思う。
気持ちが良かった様子を二人に隠せなかっただけに。

たぶん自分の満足感の大きさは少なくともやよいには伝わってしまったのではないかと光太は思った。その後にもやよいには
口に精液を出させてもらう機会があって、そんな時、やよいの前に立って自分の物を取り出しそれから・・・・前に手を突いて
ひざまずいて横座りしこちらを見上げるような裸のままの恰好でこちらを見上げるやよいの顔に自分の物を近づけて、
もし嫌だったら止めておいた方が良いし僕はどちらでも構わないんだけれど・・・・といった涼しい瞳でどうするのかなとやよいを見つめ、
そのやよいが前屈みに跪いた姿勢のままで黙ったままこちらに身体を寄せるようにして口を小さく開けて自分の物にその顔を近づけてきて
そんなやよいの舌の上にそっと自分の物を載せたとき・・・・光太の物を舌と唇で器用に受け止める眼鏡の向こうのやよいの目には
何かを了解したようなそんな瞳の色が動いていたように光太には思えたからだった。そして・・・・

2回目のやよいの口は1度目よりずっと良かった。やよいはこんな状況で光太の股間に頭を押しつけながらもいつものやよい、
僕らより少しだけ年上で何でも良く物事を知っていて、落ち着きがあって物事に動じる事がなく、グループの他の女の子に比べて
年齢の分だけ僕らから魅力的に見える体つきをしていて、それでいていつも微笑んでる印象のやよいのままで・・・・そんないつも通りの様子で、
光太が思わず腰を入れ自分のあれを腰だけでやよいの口に出し入れしてしまうのを・・・・むしろ微笑んで落ち着いた様子で受け止めてくれていた。

そんなやよいの様子とやよいの口から伝わる感触とに光太がひるんでしまったかのように腰の動きを途切れさせてしまった時にも
やよいは光太の腰の後にまわした両手と胸で光太の下半身をしっかり抱きしめたまま、股間に頭をうずめたままの恰好で、光太のあれを包んだ
舌の動きを止めず、ついには耐えきれなくなって腰を引いて逃げるようにしてやよいの口から引き離そうとする光太の腰の動きを、
あれに絡みついたやよいの舌の動きで楽々と制止して、最後に激しい舌と頭の動きで止めを刺すように光太の射精を引き出すと
痙攣し精液を放ち続ける光太の物をそのまま咥えたままで優しく舌で愛撫を続けるその姿のままこちらを見上げにっこりと微笑んで見せてくれた。

光太の側は自分の快感の大きさにとまどいながら再び2度3度と続く律動に身を任せ、やよいの口に精液を送り続けているだけの状態だった。
やよいには何か悟られてしまっただろうか?それに・・・・もしかしてこの満足感はこの先も癖になるのだろうか?これまでもずっとそうだったように・・・・
さらにその後はといえば、志麻の自主練習への協力を約束させられて、アリサがどこからか入手してきた競技用の勃起維持の服用薬、
さらにはDLSまで使っての長時間の行為までさせられる羽目になったのだが・・・・
なかなかしーぽんまでたどり着きませんがとりあえずここで切りまつ。
残りはすぐにまた。
449名無しさん@ピンキー:03/07/06 06:50 ID:G8sStBND
>>448
回を重ねるごとに、完成度が上がってきていますね。
世界設定、人物描写、細かなエピソード等々から、原作に対する深い愛情を感じます。
450名無しさん@ピンキー:03/07/06 06:50 ID:G8sStBND
>>435
読みました。前もそうでしたが、推敲でディテールを描き足していくやり方なのですね。
心理描写がより繊細になり、ストーリーの流れもよくなったと思います。

話のテンポがよいのであまり気にはならないけれど、少し文章を直したらどうかと思う部分も。
例えばこんな表現↓
>普段の時間からは考えられない服選びに、思わぬ時間を取られ、

まあ贅沢な要望ですよね。あまり小奇麗にまとまってもつまらないですし。
どうぞ気にしないで、思い通りに書いてください。
451セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/07/06 09:08 ID:bmyvobOX
>>450
ご意見ありがとうございます。文章変な箇所は気が付けばいいのですが、
勢いで書いたのがそのまま残る事があるので指摘してもらわないと
まず気が付きません(汗)

ストーリーやシチュエーションを思いつく、あるいは小ネタが膨らむ
→(プロット書き、SSの場合は無し)
→思うがままに書く!→※誤字、日本語じゃない、読みにくい、萎えなど間違っている文章を修正
→正式版公開→時間と萌のある限り※に戻る→もう直せないor萌えないor完璧だと思ったら終わり
まぁ、趣味で書くにはこんなものですね、、

ご指摘の点が、、まぁ、ちょっと変な箇所ではあるのですが、なんかよく分かってない気がします(汗)
よろしければ掲示板の方に来ていただければ…気になるところ全部引用とかしてもじゃまになりませんし。
ここに貼った文章ではないので(正式版(何が正式なのやら、)は)、すいません(汗)

>>448
キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!

うーん、わたし的には、誰の視点なのかがハッキリすれば
さらに数倍読みやすくなる気がします。
452あぼーん:あぼーん
あぼーん
453450:03/07/06 09:41 ID:G8sStBND
>>451
>なんかよく分かってない気がします
ご自身で特に違和感を感じていないなら、別に直す必要はないかと。
もし私だったらこんなふうに書くでしょうけれど。

服選びに、普段では考えられないくらいの思わぬ時間を取られ、

本来、他人様の文章をどうこう言える立場ではないので、いちいち指摘するのも
失礼かと思います。掲示板には、いずれ機会があれば。

>うーん、わたし的には、誰の視点なのかがハッキリすれば
前作、前々作はほとんどが台詞でしたからね。今回、一人称の回想が入ることで
ずいぶん雰囲気が変わりましたよね。いちおう一人称に移行するポイントは文中に
示されているので、私はそれほど抵抗なく読めましたが。
454450:03/07/06 10:30 ID:G8sStBND
訂正します。
「考えられない」と「思わぬ」は意味的に相似なので一方を削除。

服選びに、普段では考えられないくらいの時間を取られ、

見直して初めて気が付くあたり、私のレベルの低さを露呈していますね (w
455モJOJOJO:03/07/06 12:58 ID:LzVeq7II
あー、こんにちは。
すっごい投稿しずらい…レベル高いなぁ…。
昨日に完成してたんだから、投稿しておけば良かった。

さて、予定していた晶×ジョジョものです。
基本的にこのシリーズは女の子主観なので、書きづらい事この上ありません。
この板のエグザイルスレに俺の短編があるのですが、
そっちの方は男視点で一人称だから書きやすかった…。
言い訳ですけどね。

それでは、お見苦しい点が多々ある思いますが、どうぞ。
456モJOJOJO:03/07/06 12:58 ID:LzVeq7II
 なぜ私は逃げているのだろう。
 後ろを振り返れば、自分達を追いかけてくるとんでもない大人数。
 笑顔だったり、何故か怒っていたり、様々な表情をした人たち。
 けれど、あの人達が追いかけているのは、私達ではない。
 グレート・ミッションを成功させた要。天才予科生の二人。
 自分達はその代わり。彼らが無事に家へ帰れるための、おとり。
 結構な長い時間を走って、晶の息は切れ、そんなことばかりが頭に浮かぶようになってきた。
 泣きそうだ。何が悲しいのか知らないが、晶は段々視界がぼやけてくるのを感じた。
 ふいに、晶の手を握る力が強くなる。
 ジョイ・ジョーンズ。通称ジョジョ。この間までは友達で、今は、恋人。
 彼は晶よりも体が小さい分体力の消耗も激しいのか、辛そうに汗を流していた。
 けれど、追いつかれまいと一生懸命に走っている。それは多分、きっと晶のために。
 なんとなく、笑みがこぼれる。けれど、余所見をしながら走れるほど、晶は起用ではなかった。
「うわ、あ、わ!」
「お!? お!? のわ!」
 転倒。晶の頭部に衝撃が走る。悲しくもないのに、視界がぼやけた。
 あ、まずいな。
 そんな事を考えながら晶は目線を未だ追いかけてくるおっかけ達に向ける。
 危ない。
 踏み殺されてしまうのではないか、と晶はボンヤリと思った。
 しかしその時、おっかけ達の前に一人の男が立ちふさがる。
 どこかで見たことがある気がする。忍者みたいな人だ。
 その男は彼らに向かって走り出すと、まるで走り来る牛を押さえ込むように、全員を受け止めた。
「百人に一人で押し勝ってる!?」
 そんな驚愕の声が聞こえた。けれど聞こえてくるのはそれだけじゃなく。
「晶、晶!」
 ジョジョが不安そうな顔で呼び立てる。
 晶は彼に何かを伝えたくて、
「……と…」
 なんとか声を絞り出した。何を言ったのか、自分でも分からなかった。
457モJOJOJO:03/07/06 12:59 ID:LzVeq7II

 起きる。
 ベッドの上。
 天井が白い。
 ここはどこ。
 狭い個室。
 周りを見渡す。
 ジョジョの顔。
「…」
 ジョジョの顔。
「ハァイ」
 フジヤマの中での光景とだぶった。晶も同じように返して聞いた。
「ここ、どこ?」
「医務室。空港のな」
 思い出す。思い出した。
 そして晶のなかの重い泥のような感情がざわめく。
 それは今まで時間をかけ、少しずつ沈殿してきたもの。
 晶は体を起こした。
「…だめだな」
「お?」
「やっぱり私、だめだ。あんな、…」
「晶?」
「なんで私は、いつもこう…駄目なんだろう。普通なんだろう」
 格好が悪い。
 例えば「あの」片瀬志麻なら、こうはならないんじゃないか。
 晶の思考ベクトルは、どんどん負の方向へと傾いていく。
 現実的な生活レベルで言えば、恐らく晶の方が高い。
 それは毎日のように志麻と接していた者なら分かる筈なのに。
 思考が泥沼という表現は、まさに言い得て妙だった。
 シーツを抱き寄せる晶。握り締めたそこはシワになった。
「完璧な人間なんていない」
 そんな言葉が聞こえた。
458モJOJOJO:03/07/06 13:00 ID:LzVeq7II
 晶は顔を歪めてジョジョを見る。
 ジョジョは天井を見上げていた。晶の方からは見えないが、恐らくは無表情。
「ジョジョ…?」
「天才なんていない。いたとしても、その分努力すればいい」
 晶は眉間に皺を寄せる。半ばジョジョを睨むような表情になっていた。
 なんでそんな事を言うの? 私は、そんな言葉が欲しいんじゃない。
 けれど、ジョジョはさらに続ける。
「オレたちにだってしーぽんには無い、特別な何かがある」
 そこまで言って、ジョジョは晶の顔を見た。そして、大きなため息をついた。
「そんなん、ふざけんなって感じだよな」
「…」
「けど、やっぱ天才ってのはいるし、なりたいよな。
 努力の天才ってのもなんだかなって思うぜ。努力した時点で天才じゃないじゃん。
 俺だけの特別な才能って言われても、すんげーパイロットになりたくてここに入ったのに、それじゃ駄目なんだよ。
 卑怯だよな。人間の数は滅茶苦茶いっぱいいるのに、才能の数は人数分用意されてねー。
 今までそれなりに頑張ってきたつもりだったけど。言い訳かな。
 あー、なんで俺は特別じゃないんだろ。天才になりてー。なんで光太達なんだ? なんでそれが俺たちじゃないんだ?
 なんでこの世界は、自分の思い通りにならないんだ?」
 そこまで一気に言って、ジョジョはヘヘ、と笑った。
「オレってこんな奴。見損なった?」
 晶はその言葉を、慌てて首を振って否定した。
 すると突然にジョジョは立ち上がり、晶を見据えた。
 そして恥ずかしそうに言う。
「おれ、あ、お、お前が、すきだ。いや、二度目、だけどさ」
 晶の頬が少しだけ赤く染まる。確かに二度目の告白だが、だからと言って慣れるものじゃない。
「がー! なに言ってんだ、オレ!」
 ジョジョはそう言って頭を掻き毟った。
 数秒間そうしていると、ジョジョは晶よりも赤い顔で、
「だから、オレが言いたいのは、アレだよ。
 オレがお前のことを好きな気持ちは、光太があいつを好きな気持ちよりも…! がー! がー!」
 そこまで言って、再度頭を掻き毟る。
459モJOJOJO:03/07/06 13:01 ID:LzVeq7II
 けれど、晶には伝わった。
 伝わってきたこの気持ちは、多分勘違いではないと晶は思った。
「ジョジョ」
 晶は恋人の名を呼んで、こっちへ来て、と手振りで示した。
「…なんだよ」
 恥ずかしさのあまり不機嫌そうなジョジョ。それでも晶に歩み寄った。
 ジョジョの身長は低い。こうしてベッドに腰掛けている状態で、やっと彼の方が高いくらいだ。
 けれど、ジョジョは大きい。きっと、自分よりも。
 晶は目の前まで来たジョジョを、抱きしめた。
「…!」
 突然の抱擁に硬直するジョジョ。
 晶は思う。
 私は、こいつの事が好き。
 上ばかり見ていた私を、こいつは真横からしっかりと見てくれていたから。好きになってくれたから。
 いつもそばにいてくれて、いつでも私を見ていてくれたこいつが、大好き。
「ジョジョ…」
 頬を赤く染めて、息を切なげに吐く晶が、ジョジョにはいつもとは違う晶に見えたのだろう。
 ジョジョの動揺が、晶には手に取るように分かった。
 そんな彼を、可愛いと思う。好きだと思う。
 晶はジョジョをさらに強く抱きしめて、ベッドに引きずりこんだ。組み伏せるような形になる。
「うえぁ!? 晶!?」
 暴走。完全なる大暴走。
 彼女の行動は傍から見ればそう映るかもしれないが、当の晶の意識は、意外にも冷静だった。
「おい、なんだよ。あき、あきら! やめろって!」
「私だって、負けてないよ」
「…!?」
 晶は示したかった。それは光太達に対する対抗心などではなく、ただジョジョに理解してもらいたかった。
 自分の思いの強さを。負けたくないとかそんなことじゃなくて。
 私はこんなにもあなたが好きなの。
 ただそれを伝えたかった。証明したかった。
 手段は、これしか思いつかなかった。
460モJOJOJO:03/07/06 13:01 ID:LzVeq7II
「ん…」
「ん!?」
 晶はジョジョに唇を重ねる。間違いなく、ファーストキス。多分それは相手にとっても。
「…」
「…」
 ゆっくりとしたキス。やがて晶はジョジョを解放する。
「…晶」
「ごめん。でも、好き」
 そう言って、晶は。
「……え、お、え、ええ!?」
 ジョジョの右手をつかんで、自らの胸に押し当てた。
 決して大きくはないジョジョの手が、晶の決して小さくはない乳房に触れている。
 ジョジョは目を見開いて晶を見詰めて、口をただ開閉した。
「ごめん。でも、好き」
「さっき聞いたっつーの!」
 ジョジョはうろたえるばかりだが、晶もまた、困惑していた。
 ここからどうすればいいのだろう。
 いや、何をどうしたらどうなるのかは知っている。けれど、どうすればそうなるのだろうか。 
「…」
 取り合えず、服を着ていたら出来ない事は理解した。
「!」
 目の前で着ている物を脱ぎ始める晶に、ジョジョは驚くと共に、さすがに静止した。
「やめろって! なんなんだよ、急に!」
「ジョジョも脱いで…」
「…まずいって!」
「いやだ。お願い。私に、この気持ちを、伝えさせて」
 懇願。ジョジョの表情が悩むような、恥ずかしがるような、色々な感情が混ざったものになった。
 しばらく考え込むように俯く。そして、
「…分かった」
 承諾。あるいは諦めなのか。けれど、ジョジョの表情は一つに定まった。
461モJOJOJO:03/07/06 13:02 ID:LzVeq7II
 その真剣なまなざし。晶は何故か体が熱くなるのを感じた。
 再び晶は服を脱ぎ始める。ジョジョも、少し躊躇したあとで、服を脱いだ。
 やがて。
「…どうしたの?」
 晶は、自分の方を見ないジョジョに声をかけた。
「いや、別に」
「私だって、恥ずかしいよ」
 そう言って、ブラジャーのホックを外す。そして、その大きい乳房は完全に外気に晒された。
 ジョジョがやっと晶に目を向けて、すぐさま動きを止めた。
 綺麗だよ。そんな事を言ってくれるのかと思ったが、
「すげえ…」
 晶はすこしだけガッカリした。ガッカリして、お互いの姿を見てみる。
 両者とも、下半身に布をつけているだけの格好。
 さっきはとりあえず頭の中だけは冷静だったのだが、今更になって晶は恥ずかしさで震えそうになっていた。
 心臓が壊れるかと思うほどの動悸を聞きながらジョジョにキスを求める。
 ジョジョはそれに答えて、ぎこちないながらも口付けた。
 やがて唇は離れ、晶はベッドの上に背を下ろす。
「さ、触っても、いいかな」
 ジョジョの問いに、晶は僅かに頷くことで返答した。
 さっきとは逆に、今度はジョジョが晶に覆いかぶさった。
 乳房に手が、触れる。今度は直に。
 ジョジョの親しい女友達のなかでは、二番目に大きい。
 手が触れて、少し力を込められると、晶の胸は簡単に形を変えた。
「…」
 ジョジョの顔に驚きの感情色が浮かぶのを、晶は見逃さなかった。
「…どう、かな」
 尋ねてみるが、ジョジョは目を見張るばかりで答えない。
 晶は喋るのを止めた。今はただ、感じるままに。
 ジョジョは両手で晶の乳房を触った。握ったり、押しつぶすような感じで力を加えたり。
 自分の胸はそんなにも柔らかいのか。晶は、目の前で形を変える乳房に、不思議な感じを覚えた。
462モJOJOJO:03/07/06 13:02 ID:LzVeq7II
 しかし、ジョジョが少し強く乳房に力を加えたとき、
「うぁぅっ」
 晶は声を漏らした。
「ごめん、痛かったか!?」
「あ、うん、もう少し、優しく、して」
「…わかった」
 ジョジョは頷いて、愛撫を再開した。
「…ぅ…」
 晶は困惑していた。なんだか、足の付け根の真ん中辺りが、ムズムズする。
 先ほど強く触られたとき、実は痛みなどではなく、何かのスイッチを押されたような感覚があった。
 ジョジョの手によって形を変える乳房。そこから、なにか得体の知れない感覚が伝わってくる。
「は…はぁぅ、あ、ん、あ…」
 思わず声が漏れる。
 胸を触られただけでこんな感じがするの?
 晶はそんな事を断続的に考えつつ、与えられる感覚に翻弄されていた。
「ゃぁう!」
 ピリっと電気が走るような突然の感覚。ジョジョが愛撫の標的を乳首に移行していた。
「あ、また痛かったか?」
 申し訳なさそうなジョジョの口調。晶はさらに体が熱くなった。
「大丈夫、大丈夫だから…」
 晶の了承を得たジョジョは、まるで子供みたいにそこを吸いたてる。音を立てて、必死に吸っている。
 勢いだけの愛撫。けれど、晶はそれが何故か心地よくて、とても。
 突起が乳房に押し込められ、もとの位置に戻る。両の乳房が擦りつけあうように大きく揉みほぐされる。
 声を抑えられない。ものすごい感覚が体を暴れまわっている。
 私、感じてるんだ…。
 けれど、それを理解してしまった後で、彼女はまた困惑した。
 胸だけでは、なんだかもの足りないのだ。
「…」
 言おうか言うまいか。大体何を言えばいいのか。
「あ、あの…」
「…え?」
 少し夢中になっていたジョジョは、晶の声に反応した。
463モJOJOJO:03/07/06 13:03 ID:LzVeq7II
「なんか、そこだけ、さっきから…」
 自分でも何を言ってるんだか分からなかった。
 でも、言えるわけが無い。そんなのは恥ずかしいにも程がある。
「…?」
「だから、その、そこだけだと、だめ」
 表情が更に訝しげになるジョジョ。
「…」
 晶は分かって貰えない苛立ちと、恥ずかしさと、切なさで、少し泣きそうになった。
「…下も、触って」
 遂に口に出して言ってしまう。本格的に泣きそうになった。しかし、
「晶、キレイだ。スゲーキレイだ」
 今更何を…。
 晶はそんな事を思って、でも、なんだか嬉しくて、
「…ありがとう」
 そう言った。
 そして思い出す。意識を失う際に、自分が言った言葉。
「ありがとう」
 もう一度言ってみた。ジョジョは優しく笑うと、体の位置を下げていく。
 そして、下着に手をかけ、ゆっくりと取り払った。
 不安になる晶。どこか変な所はないだろうか。
 しかしそんな間もなく、ジョジョは手を動かす。
「ぁ…」
 触られてしまう。触ってもらえる。対比の感情。しかし矛盾ではない。
 ジョジョが唾を飲み込む音が静かな室内に響いた。当然、晶にも聞こえた。
 指が近づいてくる。そして確かに触れられた感触がして、晶は、
「ふぁう!」
 声を荒げた。
「…大丈夫か?」
 なんだか触れられるたびに心配されている事実に、晶は恥ずかしくなった。今更という感じだが。
464モJOJOJO:03/07/06 13:03 ID:LzVeq7II
「ごめん、なんでもないから…」
 その言葉とは裏腹に、
「…手、どかしてよ」
 晶は両手を性器にかぶせるようにして、隠してしまっていた。
「…だって」
 予想外。予想以上。さっきの感覚には、少し危険を感じた。
 触れられただけであんななのに。
 晶の視線は、自然にジョジョの股間へと移った。
 よく分からないが、下着を押し上げているものがある。
 自分の体に興奮してくれている。この事実は、なんとも言えない感情を晶にもたらした。
「どかさなきゃ、触れねーよ」
「…だって」
 怖い。みんなは、こんなものに耐えているのだろうか。
 本気で触られたりなんかしたら、自分は壊れてしまう。
 けれど、自分から誘ったのだ。そして、あの気持ちは忘れていない。
 晶は、一人で決心して納得すると、おずおず手をどかした。そして驚く。
「…!」
 どかした手と性器の間に橋が渡っていた。体液で出来た水の橋。
 ピチャリと音をたて、晶の処女地からこぼれ出ている。
 一気に赤く染まる晶の頬。ジョジョの顔を覗き見ると、食いつくように見入っていた。
「あんまり、みるなぁ…」
 絞り出された晶の言葉に、ジョジョはハッとなって手を動かし、触れた。
「ぁ…あ! はぁぅ!」
 またあの快感。晶はシーツを掴んで耐えた。唇をかみ締めようとするが、どうしても声が出る。
「ん、やぁ! くぅ…あぁう!」
 入り口の所と、その上の突起に僅かに触れる。
 とんでもない快感。晶の目じりに涙が浮かんだ。
「ああ! く、ぁ! ジョ…!」
「!」
 晶は耐え切れなくなっていきなり飛び起き、ジョジョに抱きついた。
465モJOJOJO:03/07/06 13:04 ID:LzVeq7II
「もう、だめ…」
「…やっぱ、やめるか?」
「違う、そうじゃなくて」
「……いいのか?」
「……………………うん」
 二人はそこでもう一度キスをして、再び晶は寝そべった。
 その間にジョジョは下着を脱ぐ。今まで押し込められていた性器が、ピョンと上下した。
 他のと比較した事がないが、イメージしていたより。
「……大きい…………の?」
「…疑問系かよ。…いや、多分、あんまり」
「そっか…」
 少し安心。何故だろう。
 足を開く。ジョジョがその間に入ってくる。
「……ぃ」
 怖い。晶は誰にも聞こえないようにそう呟いて、そしてそれは誰にも聞こえなかった。
「い、いくぞ」
 ジョジョはそう言って男性性器を女性性器へと押し当てた。
 ピチュリ。水音が聞こえて、圧迫感がした。
「ん…ふぅ…」
 思わず息を吐く晶。
「いま、先っぽがは入った…」
 なぜに実況するのか分からなかったが、ジョジョの顔は苦悶に染まっていた。
 さらなる圧迫感。ピリっと少し裂けるような痛みが晶を襲った。
「やっと真ん中ぐらい…」
 まだ、半分。晶はこの瞬間を異様に長く感じた。しかし同時に、思ったよりも痛みが無いことに安堵も感じる。
「痛い…?」
「大丈夫…ジョジョは?」
「…出ちまいそう」
「や、駄目、中は駄目だからな!」
 晶の言葉にジョジョは、頑張ってみる、と答えて、更に腰を押し出した。
466モJOJOJO:03/07/06 13:04 ID:LzVeq7II
「なんで、ゴムとか、そんなこと、全然考えてなかっ、うああ!」
 ぼやいている最中に急に根元まで入れられてしまい、晶は悶えた。
 晶はジョジョを睨みつける。
「わ、悪い。止まらなくて」
 ジョジョは焦って、アキラの中から抜こうとする。
「ああん! ちょ、っとぉ…!」
「ご、ごめん…」
 ジョジョはもう何も出来ずに、そのままの体勢で止まった。
 晶は少し落ち着きたくて、深呼吸する。でも、結合部がジンジンと、攻め立てる。
 整えたい筈の息が荒くなっていく。
「……ごめん、ジョジョ…」
「ん?」
「…動いて…」
「あ、あ、うん」
 言われたままに、ジョジョはゆっくりと、体を動かし始める。
「あ、ああ!」
「…っ」
 少しだけ動いただけなのにこんな。
 晶の中でゆるゆると摩擦されるたびに、そこから快楽の波が打ち寄せてくる。
 抜き出されればピッチリと閉じ、入り込まれるたびにそこは押し広げられた。
 クチックチックチッ…。
 密閉した空間で粘液をかき混ぜる音。それが確かに二人の耳に届いて、行為を加速させていく。
「んあ、はあ! んやぁ! あ、ああ!」
 声が漏れる。止めることはもう不可能。晶はもう完全に泣いてしまっていた。
 ジョジョはぷるぷると揺れる乳房を鷲づかみ、代わりに晶は必死でシーツを握り締める。
 お互いに何も考えられず、ただ感じることしかできなかった。
 挿入されてから、十数秒ほど経つ。しかし、晶は自分がもう限界に近いことを悟る。
「はぁ! わた、し! も、う!」
 おかしくなる。晶は段々と意識が「高み」へと誘われていく事を感じていた。
「あ、あ、あ、あ、ああ、あ! ぅあああ…!」
 達した。急激な変化にジョジョもまた果て、同時に膣内から抜き出た。
 ギリギリまで膨張した性器から放出された体液が飛び、晶の顔にかかる。
467モJOJOJO:03/07/06 13:05 ID:LzVeq7II
 ツンとする生臭い臭い。真っ白になった晶の意識を、その臭いが覚醒させた。
「…へんな臭い」
「…悪い」
 晶は不機嫌そうな表情で頬辺りについた雫を指で拭い、少しだけ舐めてみた。
「…へんな味」
「…悪い」

 最初に目覚めてからどれくらい経ったのだろうか。
 晶はジョジョと共にベッドでまどろみながら、頭上のデジタル時計をのぞき見る。
 多分、三十分くらい。
 そして、いまさらながら事の重要性に気づく。
 もちろんジョジョとの行為もそうだが、今はそれどころではない。
「ちょ…ジョジョ…!」
「あー…んー…?」
 よほど疲れたのか、眠ってはいないながらも、
 すぐにでも寝息をたててしまいそうな表情で彼は晶を見た。
「起きなきゃ…ここ、医務室なんでしょ?」
「んー…あー!!」
 少々声が大きいが、ジョジョもそれを思い出したらしく、急いでベッドから降りた。
 もちろん何も着ていなくて、それは晶も同じ事で、いま人に来られたらとてもまずい。
 すると、ドアがノックされた。
「入るぞ」
 この声は聞いたことがある。ビッグ4の一人。ショージン。
 あまりにも二人の帰りが遅いのを心配して、様子を見に来たのだろう。
「!!!!」
「まっず…! ちょ、ちょっと待って! くだ、さい!」
 ジョジョは大慌てで下着を履こうとする。
「バッ…! それ私の!」
「んわ! た、助けて!」
 状況の変化に混乱して、ジョジョは思わず助けを呼んでしまった。
468モJOJOJO:03/07/06 13:06 ID:LzVeq7II
「大丈夫か!」
 助けを求められたのなら、見過ごしてはならない。
 ショージンはわざわざドアを蹴破って入ってきた。
 そして二人の痴態を目の辺りにし、
「…そうか」
 何故か落ち込んだ様子で部屋を出て行ってしまった。
 ちなみにドアは多少歪んではいるが直されている。一瞬で。
「見られた…」
「見られた…」
 二人はぐったりとしながら、今度はちゃんと服を着た。

 その後晶たちはショージンと別れ、それぞれの帰路に向かって歩いていた。
 さっきとは違って誰も追いかけてはこない。
 ショージンが「なんらかの方法」で彼らを追っ払ったため、静かなものだった。
「…」
「…」
 二人は何も喋らなかった。
 先ほどの行為への気恥ずかしさもあったけれど、火照った体に風が気持ちよくて。
 今はただ、それを体全体に受けていたかった。
469モJOJOJO:03/07/06 13:06 ID:LzVeq7II
 もうすぐ二人は別れる。住んでいる場所が違うから、当然だ。
 もちろん冬休み中に電話をしあったり、もしかしたらどこかへ一緒にで出かけることもあるかもしれない。
 けれど、なんだか知らないが、ここで別れてしまうのは、とても嫌な感じがした。
 ふいに、ジョジョが晶の手を握った。自分の手よりも小さい。けれど、とても暖かい。
 こんなに暖かいものがこの世界にあるなんて、晶は知らなかった。
 この暖かさを知って、自分は変われるだろうか。
 多分、変わらない。
 これからも多分自分の才能の無さに苛立つし、志麻や光太に嫉妬もするだろう。
 けど、いま横で一緒に歩いている人間は、それをきっと受け止めてくれる。
 自分は天才じゃない。けれど、彼が同じように苦しんだときにそれを受け止められてあげられるように。
 願わくば、そんな人間でありたい。そんな人間に、なりたい。
 少し強い風が吹き抜けて、二人の髪を揺らす。
 晶は少しだけの笑みとともに、ジョジョの手を握り返した。
 
                                     完
470モJOJOJO:03/07/06 13:08 ID:LzVeq7II
あ、題名は「晶の奇妙な冒険」で。
男視点にしたらまずい理由がここに。

あー………。
471名無しさん@ピンキー:03/07/06 13:12 ID:BFcMUxZa
>>470
リアルタイムで見れたw

ジョジョ×晶キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
そしてすごく(・∀・)イイ!
ラスエグスレのほうでもお世話になっておりますw今後もぜひとも。
472セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/07/06 13:35 ID:bmyvobOX
ジョジョ×(略)!

ジョジョがいいっすよー。

私事ですが、しあわせなとき[2] 「はじめて」 ページにうぷしました。
さっそく誤字見つけました(鬱) 明日中に更新しよう

>>453-454
うーん、たしかに日本語として変ではありますが、小説の場合何が変なのかという問題も。
3回違う言葉で同じ意味を繰り返したり、1回肯定して違う言葉で否定したり…
ちょっと変な気はするので次の更新(いつかな(汗))で何とかしてみます。
たくさんの人が違和感感じる文章は大抵の場合まちがってますからね(汗)
ご指摘ありがとうございました。

とりあえず変な日本語、程度はごめんなさい、ということで。
これ何語ですか!? まで行くと寝ぼけて打ったのか、、

> うーん、わたし的には、誰の視点なのかがハッキリすれば
いや、勝手を言い申し訳ないっす。
わたしの読み方の特徴ですかね、映像とキャラクターの精神をイメージ化してから見るので。
読むとは言わないかなぁ。
視点が移ったのに気が付かずに読み続ける事が多いので(汗)
もちろんそれが悪いわけではないです。相性ですかね…。

書く場合は読むときの逆をするだけなので簡単に書けますが、
どこまでその場を再現できるかは文章力が…。
その場自体が変だったら、できあがる物も変になるという問題も(汗)
473名無しさん@ピンキー:03/07/06 13:38 ID:G8sStBND
>>470
13話のあのシーンからどうやって行為に持ち込むのか興味津々でしたが、
巧みに作られていて感心しました。
笙人先輩が何気に活躍していてイイ感じ。
晶は無口なキャラだから、しゃべらせるのが難しいけれど、うまく性格が表現
されていると思います。ジョジョの台詞にリアリティがあって萌えました。
474名無しさん@ピンキー:03/07/06 13:55 ID:G8sStBND
>>472
>3回違う言葉で同じ意味を繰り返したり、1回肯定して違う言葉で否定したり…
それはとても真実を衝いていると思います。私の余計な指摘は忘れてください。

>しあわせなとき[2] 「はじめて」
そう言いつつ余計ついでに…。
志麻視点、光太視点(ごく一部)、第三者視点が交錯しているように思えるのですが…。
別に不自然さはないのですが、読みながらちょっと余計なことを考えてしまったり。
意図的なものなのでしょうか?
475名無しさん@ピンキー:03/07/06 14:25 ID:3vFdVJBd
乙ー。お待ちしておりました。

> 晶は思う。
> 私は、こいつの事が好き。
> 上ばかり見ていた私を、こいつは真横からしっかりと見てくれていたから。好きになってくれたから。

> 晶は示したかった。それは光太達に対する対抗心などではなく、ただジョジョに理解してもらいたかった。
> 自分の思いの強さを。負けたくないとかそんなことじゃなくて。
> 私はこんなにもあなたが好きなの。
> ただそれを伝えたかった。証明したかった。

野郎視点では上の2箇所が萌える事ができてお気に入りです。
TV本編にも確実に存在していて野郎の心の琴線に触れる部分で、それを逃さず掴んできちんと話の基調に持ってきてるあたり
共感できる人が多いんではないでしょうか。

読んでいると妄想が拡大してきますな(笑)。なんとなく。
恋愛に慣れていない女の子が自分の中の「あなたが好きです」という気持ちに気づいて当惑すると同時に
その蒼い心を両手に抱いて一途な様子で心のままにあぶない方向に一気に突っ走る、とか・・・・
私はどうしてもエロ外道妄想方向に話を持っていってしまうわけですがね(笑)
参考にしまつ。類似シチュ作品お待ちしてます。では。


476名無しさん@ピンキー:03/07/06 14:46 ID:DzPSvfZi
>>470
晶が、素敵だ…脳内が一瞬で晶たんハァハァになってしまった…
心の動きに彼女らしさがふんだんに出ていて…いい…
477あぼーん:あぼーん
あぼーん
478名無しさん@ピンキー:03/07/06 20:56 ID:uwzHfSl/
>>474
あのさー、偉そうなこと言うようだけど、一人称、三人称くらいは知ってるよね?
キャラ視点か神視点か。
と言っても、すべてがこれに当てはまるわけではなくて、
一人称よりの三人称とか、その逆とか色々な書き方があるわけだ。
書き手の数だけ書き方も多種多様だと思うわけよ。

あー、あと、偉そうついでに>>472
「違和感を感じる」は明らかに重複表現。おかしいです。
○○感は“覚える”ものだと覚えましょう。他には、抱くとかでもいいと思う。
479名無しさん@ピンキー:03/07/06 21:06 ID:G8sStBND
>>478
ん〜一応わかってるつもりだけど。>>451 で「誰の視点なのかがハッキリすれば」
と言ってるのを受けて書いたんだけど。俺的には無問題なんだけど、
セットで萌! さんの書き手としての見解(自分の作品について)を知りたかったんだが、
まずかったかな?
480名無しさん@ピンキー:03/07/06 23:20 ID:rD9cgGKJ
>>448
ステルヴィアの必須科目面白い!
会話中心でここまでエロを表現できるのは素直にすごい。
481モJOJOJO:03/07/06 23:40 ID:POeNDMAd
うおお……!
まさかこんなにレスがついているとは思わなかった…。
読んでくれただけでもありがたいのに、
「いい」とか「萌えた」とか言ってもらえるともの凄く嬉しいものがある。
これからもがんばりたい俺。
ちなみに最後の行。
>自分は天才じゃない。けれど、彼が同じように苦しんだときにそれを受け止められてあげられるように。
受け止めてあげられるように、の間違いですね。肝心なシーンで。死ね俺。

>>448
感想がおざなりになってしまったので改めて。
やっぱりすごい。
>>480で言っているとおり、
地の文無しでここまで表現できるのは、すごいと思われます。
前回の流れから、志麻と光太の絡みを書くのかな、とか思ったんですけど、
なんかくんずほぐれつな展開に…!
あんまり見ない光太の視点はなんだか新鮮な感じでした。
これからも御熱筆の程を。

これから。
とりあえず主要キャラは出したいなと思う今日この頃。
でも、なぜかやよいが一番使い勝手が難しい。
次は、どうしようかな。ここで志麻を出すか…。
482名無しさん@ピンキー:03/07/07 01:01 ID:vNMPFe6v
もう良すぎる!
必修科目もジョジョv晶も両方!!
萌え殺されますた。
483 ◆wX94FutoNg :03/07/07 01:41 ID:8XWuYBX1
>>474
混ざっているのは推敲で直すべき点です。
ただ、「気持ちよく読めればいいや…、売る訳じゃないし」というのがあるので(汗)
厳密に見たら多少混ざっていても流す事は多いです。
ただし、次々と違うキャラクターが混ざっているのはダメダメっす。
これは気が付いたらあわてて直しております。

>>478
書き込みまでは気にしません(笑) 小説は気にしていますが……果たして(汗)
変な日本語に腹が立ったらすいません。
それぜんぜん最高だって!とか、言ってる事ありますから…。はぁ。まぁいいけど。(自分に妥協)

>>479
私は全然まずくないです。自分の文章でまずっているのに、こうしたら…なとど書くのは失礼なのですが。それを言い出すと何も言えないわけで。

どうしてもすっと、入ってこないのが視点が動きすぎだからかなぁ、、とちょっと思ったのでそう書いてみました。
根拠なくそう感じた程度なので、果たして?(汗) ぜんぜん関係ないかもしれないので
きもちよく流すつもりで(汗) >>448 cboFLV.7rcさん

私の書いているものは 三人称です。
多分、、日本語的におかしいところは多いんですが…そのつもりです。

神の視点に固定しているんですが、たまにキャラクターに乗り移る事はあるので、これはたしか上級テクニック。
私なんかがやると当然逆効果なんですが、テクニックじゃなくて、そうしないとどうもしっくりこないような場合に使うので、技量不足と言うべきでしょう。逃げ道に使っているので(汗)

小説バージョンアップしました、、悪くなってる事がたまに…(鬱
484モJOJOJO:03/07/07 05:26 ID:6Pz4MRkC
すいません、ちょっと聞きたいんですけど。
俺は一応三人称を書こうとしていて、
なおかつ擬音もなるべくいれないように。
いや、今回はちょっと入れてみたんですけど。
それで、俺の三人称ってちゃんと成立してますかね。
たまにキャラの心がポッと出てくるので、読みづらいかな。
やっぱり()とか使った方がいいんでしょうか。
485セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/07/07 06:55 ID:8XWuYBX1
>>483
トリップ間違えました(汗)寝ぼけてたか、、
あと、○○すべき、とかいうのは自分の書いている物にたいしてですので
誤解無きよう。 失礼しました。
486名無しさん@ピンキー:03/07/07 20:10 ID:+dTNVSsk
>>484
三人称でキャラの心情が入るとか、そういう手法もあります。
一人称だと確かに心情とか入れやすいけど、
欠点はそのキャラの見えているもの、感じているものしか説明できないと言うこと。
そこで、状況説明のしやすい三人称をベースにキャラ視点を交える、ということをすると↑が解決する、と。
逆もまた然り。

完全な一人称、三人称よりも、そういう手法の方が書きやすいんですけどね。
487あぼーん:あぼーん
あぼーん
488モJOJOJO:03/07/08 00:39 ID:ZZbU2A/g
>>486
レス遅くてごめんなさい。
なるほろ。そうですよねー。
ただ今まで(といってもニ、三作品ですが)は一人称しか書いたことなかったので、
奇妙な冒険シリーズからは三人称のみに挑戦しよう、ということで意識的にそう努めたんです。
もうちょいショージンが必要だと思った今日このごろ。
俺のを呼んでいて、「あれ? ここ意味わかんない」とか「分かりづらいなこの馬鹿」とかありましたら、
どんどん指摘してください。今後の糧としていくので。
それでは、失礼。
>>449,>>451,>>481,>>482
どもです。

>>483
どうかお気にされずに。わたしもしませんので。参考にはさせてもらいまつ。

妄想書き飛ばし文5発目、315行ほど投下しまつ。
途中蹴られて切れるかもしれませんが。
内容は>>437-447の続きで毎度ワンパで失礼。
例によって内容は毎度どおりあれなのでヤバイと思ったら引き返して下され。

視点は完全に光太の物のみ、呼称のみ僕と光太が偏在、というのは前回と全く変わりませんが
文章量の方がちょっとあれになってます。当方、妄想が命じるままに書いてまつので(笑)
その辺り大変かと思いますが適当にお付き合い下さい。

やよいとアリサ、2人のクラスメートに普段の彼女たちからは想像も付かない歓迎を受けたあと、休憩ということで一人置いておかれて
いたらしい志麻ちゃんがリビングから寝室に連れてこられて、そして僕は志麻ちゃんの性技の自主練習に協力することになった。
寝室に入ってきた志麻ちゃんは全裸で身につけているのはソックスだけという自分の恰好を意識していたのか、それとも友人に伴われて
男性、つまり僕の事だけれど、男性の待つベッドのある部屋に呼ばれて入っていく意味を強く意識してしまっていたのか、いずれにせよ
志麻ちゃんは「どう?可愛いでしょ?」と言わんばかりにしているアリサの横で、手で僕の視線から前を隠しながら恥じらいの表情を浮かべて
僕の視線の前でもじもじと恥じらいながら立っていた。

僕はそんな志麻ちゃんの立っている姿を眺めながらオーバビスマシンの初実習で志麻ちゃんの初スーツ姿を目にしたときの事を
思い出していた。あのときも志麻ちゃんは露わになってしまう自分の身体のラインをとても恥ずかしがっていたのだけれど
・・・・今の志麻ちゃんはもちろんスーツ姿とは比べ物にならないくらいに志麻ちゃん自身を僕の目に晒してしまっている。

今、大親友のアリサに伴われて僕の前で所在なさげな様子で立つ志麻ちゃんは、前に回した両手を黒いソックスが強調している
足の付け根の前に置いて志麻ちゃん自身が見えてしまうのをかろうじて防いでいて、ただそれで露出したままになってしまっている
胸を挟む両腕で隆起が強調されてる胸の形や乳房の先端、普段は予科の制服の下に隠されているそうした全身の
志麻ちゃんらしいところが全て露わにされていて・・・・
そして・・・・これから自分がする事への羞恥でそういった物全て・・・・裸の志麻ちゃんの全身を、微かに震わせていたのではないかと思う。

僕はこの部屋に入ってきてからの短い間に2人のクラスメートに何度も驚かされてしまったように、志麻ちゃんもまた僕の知っている
志麻ちゃんとは別の女の子であることを思い知らされるのではないかと心配していた。
でも志麻ちゃんはいつも通りの可愛いあの志麻ちゃんのままだった。元気があって、それでいて
僕の前でだけは普段と違う少しだけおとなしい様子になってしまう・・・・そんないつも通りの志麻ちゃんだ。
その志麻ちゃんは、「それじゃ、はじめますか」というアリサのかけ声とともに自主練習が開始されてすぐに、仰向けに寝る僕の目の前で
膝を突いて足を開いて僕の上に跨って、その足の間の中心にまた元気になった僕の物をしっかりと咥え込んでいた。

僕はそれまで志麻ちゃんのこんな姿をこんな風にハッキリと眼前にしながら志麻ちゃんとした事がない。ベッド脇のスタンドが明るく光っていて
寝そべる僕の腰の上で背中を真っ直ぐに伸ばして胸と顔をこちらに向け、膝をベッドに突いてそれで僕の胴体を挟むようにして
そしてお尻を僕の物に落とし込んだ姿勢の志麻ちゃんがその時の僕の眼前にあって・・・・柔らかい部屋の光の下で
そんな志麻ちゃんの裸の全身が見上げる僕からは良く見えた。

志麻ちゃんは身体の前に延ばして僕のおなかにちょっとだけ手を届かせた右手と、それとは互い違いにうしろの自分の背中の方へ延ばして
そこにある僕の足を掴んで身体を支える左手、身体の中央で直立して志麻ちゃんの身体を垂直に貫いている僕のあれの・・・・その3点で
ぎこちなく何だかずいぶん危なっかしい様子で僕の腰の上で自分の身体のバランスを取っていて、そうして真っ直ぐ背中を伸ばしたまま
ベッドに立てた膝を使ってゆっくり自分の腰を引き上げてはまた落とすといった様子で僕の物を上下に出し入れしていた。
ずいぶんゆっくりした動きではあったけれど、志麻ちゃんの眉根を寄せて目を閉じて僕の物の感触を確かめているような様子の表情と、
顎を引いて口を閉じ身体の中央から伝わってくる感触に思わず漏れる吐息を必死に押さえようとして、失敗して漏れ聞こえてしまう
志麻ちゃんの可愛い喘ぎ声。そんな様子が志麻ちゃんの一生懸命さを僕に伝えてきていてそれが僕を充分に気持ち良くさせてくれていた。

「光太君の前ではもっと女の子らしい志麻ちゃんを見せてあげたいでしょ?」と言いながら、練習を始める前にアリサややよいが二人して
ベッドの脇に座らせた志麻ちゃんを取り囲んで僕にはよく分からないその女の子の準備、というの3人で何だか熱心にしていて
その為なのか練習が始まったとき、志麻ちゃんのいつもは頭の両側でまとめている長い髪は解かれていて、僕の上で喘ぎながら
胸を突き出し腰を上下させて律動する志麻ちゃんの肩から背中、腰のあたりまでその長い髪が身体の上下動に合わせて揺れていて、
そんな志麻ちゃんもとても新鮮に僕には見えていた。

志麻ちゃんは、ずっとそんな風にあれを擦り上げて貰いながら志麻ちゃんをじっと下から見つめる僕の視線の強さに気が付いていた様子だった。
次第に早められていた腰の動きを時折休めて、僕のあれをなだめるように先端から根本まで撫で上げるゆっくりした動きを挟む度に
その喘ぎ声の合間に目を開けて僕の表情をそっと窺い見て、それで僕と視線が合ってしまうと恥ずかしくなってしまったかのようにすぐまた
目を閉じて腰の激しい上下動に戻って、そしてまたそっとこちらを見ては志麻ちゃんをじっと見つめる僕と目を合わせてしまう。
そんなときの志麻ちゃんの表情は何をしてもこの体勢では僕の視線から逃れられないことにいまさらながら気づいてしまい
とにかく困惑して、いつも普段良くするようにどうしようどうしようと言っている時の志麻ちゃんのようで・・・・そんな様子がとても可愛らしかった。
そんな様子では、もし志麻ちゃんが僕の視点を持っていたら・・・・とても恥ずかしいどころの話ではすまなかったのではないかと思う。

僕の目の前には志麻ちゃんの表情、腰を振る志麻ちゃんの全身と、繋がってる二人の・・・・その部分の様子がはっきりと並んで見えていた。
志麻ちゃんの・・・・彼女たちの言う、女の子の部分、にしっかりとくわえ込まれている僕のあれは、多分志麻ちゃんのそれから染み出てきている
液体で濡れて光りながら出入りしていて、志麻ちゃんのその部分、おなかと足の付け根のその部分は太股の黒いソックスで強調されてしまっていて
足の間を伝う白っぽい液体がそのソックスにまで伝わって流れてしまっているのがよく見えた。
・・・・志麻ちゃん・・・・彼女、あとで洗濯をするときにそのソックスを見て恥ずかしい気持ちになるのかな・・・・と僕はそれを見て
その時どうでも良いことを考えていた。こんな事だから・・・・何考えてるのか解らないと言われるのかも知れないな。

上下動する志麻ちゃんの動きと女の子の部分から与えられる気持ちよさに身を任せながら、僕の目の前で長い髪をゆらして
白いおなかをうねらせて、肩を揺らして時折女の子の部分から伝わってくる感覚に瞳を見張り、そんな風に・・・・
懸命に身体を揺らしながら上下動する志麻ちゃんから目を離せずにいながら、その目の前の光景から引き出されるとりとめのない妄想を
脳裏に浮かべ、僕はそれで一層志麻ちゃんを貫いている僕自身を高ぶらせて志麻ちゃんの一生懸命な気持ちよさを味わい尽くそうとしていた。

志麻ちゃんは不安になったとき良く僕の手を握る。小さな柔らかい手でこの手を離さないで、という様に。
今、目の前の僕の上で腰を振る志麻ちゃんの姿もそれと同じだ。志麻ちゃんは彼女の小さな女の子の部分、その入り口でしっかりと僕の物を掴み、
一生懸命に僕の物を擦り上げるのに夢中になっている。いつものあの可愛らしい声で喘ぎ声を漏らしながら。
掴んでいるから、一生懸命に掴んでるから・・・・だからこの手を離さないで、とでも言うかの様に・・・・。
そして志麻ちゃんの女の子の部分を通して僕自身から伝わってくる志麻ちゃんのその懸命さが・・・・僕にはとても気持ちが良かったのだと思う。

僕と志麻ちゃんの二人がそんな風に懸命に自主練習している間、やよいはといえば光太に寄り添うような形でベッドの上に身体を載せていた。
やよいは枕に載せた光太の頭の隣、そのすぐ横で自分の胸を枕の上に載せていて、その姿勢から目の前の志麻の身体の動きにあれやこれやの
アドバイスを入れていた。やよいは少しおっとりしていて解らないところがあるから・・・・わざとやっている訳ではないだろうけれど・・・・
その姿勢では彼女が手を伸ばして何かを指し示したり、手を伸ばして志麻の手を押さえたり位置を変えさせたりするたびに
やよいの裸の胸が光太の顔に接触してその肌の匂いや体温までが伝わってきてしまっていた。一方で、アリサはと言えば同じく狭いベッドの上で
志麻ちゃんに寄り添うような形で手と指を滑らせて二人の結合部分の確認や、光太の勃起状態の確認作業、それから志麻ちゃんの反応と
表情の確認に余念がなくて・・・・もしかしたら・・・・これは練習としてはあまり普通の状況とは言えないかもしれないな、と光太は考えていた。

志麻ちゃんは僕と始めた最初の練習の時からずっと毎回10分と持ちこたえられなくて、その都度冷やかす女の子二人に
「ええっ・・・・だって・・・・だって・・・・光太君だから・・・・」といった返事をしていたけれど、僕も僕で状況に影響されてなのか長くは持たなかった。
僕がまいったをするとアリサは志麻ちゃんを抱きとめて大急ぎで二人の結合を外し、その後、志麻ちゃんは何度かそのままアリサが
何かしきりに言い聞かせながら愛撫を加えるのに身を任せ、仕上げの絶頂まで導かれるままになっていた。
僕の方はと言えば引き抜いた射精寸前のあれが伝えてくる感覚をひたすら我慢しながら、やよいかアリサかそのどちらかかあるいは両方が
僕を射精させるために身体を開いてくれるのを待った。

そんなときの女の子二人は・・・・ずっと自分より大人に見えた。やよいはもちろんそうなのだがアリサにしても・・・・
アリサが志麻ちゃんを見る目が時々普段のおちゃらけた様子とは全く違って大人びて優しくなる事があるのには気付いてはいたが
そのアリサは僕に対しても、僕と僕の腰で反り返る射精寸前の僕自身をまるであやすかのように優しく扱って自分の身体を使って射精させてくれた。
僕の彼女たち2人に対する感情はここに来るまではずっと、同じグループの仲の良いクラスメートの女の子に対するものでしかなかったから
志麻ちゃんとの行為を中断した後、その彼女たちに射精する自分自身というものを僕はなかなか受け容れられないでいた。

志麻ちゃんとの結合を解かれ少し上半身を持ち上げて自分の足の間のまだ天をむいて直立したままの物を何か情けないような気持ちで
眺めているままでいると、そんな時にはすぐにアリサが無言でベッドの上の僕の横に上がり、自分の胸を僕の腹に押しつける様な姿勢で
頭を僕の胸に載せて身を寄せてきて、そのまま片手で僕の物の先端の膨らみを指で包むようにして優しく握り、その柔らかい指の人差し指と
親指とを僕の膨らみの表面に器用に滑らせる様にして僕を愛撫しはじめていて、そうしていると一方ではやよいがベッドの反対側から
裸の身体をすり寄せて僕の身体への舌を使った愛撫を開始していて、それで僕はクラスメートの女の子2人の押しつけられた上半身、
彼女たちの胸の乳首の感触や、彼女たちの裸の胸が同じく裸の自分に押しつけられたときの感触、そして彼女たちの柔らかい身体の重みを
感じながら、そんなやよいやアリサがただのクラスメートというよりは、とても柔い身体ととても気持ちの良い感触の乳房を持っていて
なんだかとても良い匂いがする紛れもない女の子たちだという事を強く意識させられて、それで彼女たちの温かい手、なめらかな感触の指の間を
愛撫に我慢しきれなくて放出を開始した自分の精液で濡らす、という形で終わりを迎えてしまった練習も何回かあった。

「音山君も直前に動き止めるのは大変だろうし・・・・勃起そのものは薬やDLSで何回もすぐにできるのだから、一回私たちで
出せるところまで出してしまった方が良いと思うの」

というやよいの発案で僕は一度途中で女の子二人を同時に相手する羽目にも陥りかけた。
無論寸前で止めることを意識しないで彼女たち自身に出せるのは気持ちの良い事だったけれど・・・・実際それを始めてみると
やよいは2人との行為の合間にアリサに光太の物を咥えさせたまま、後ろから妙な場所を刺激して何度も何度も僕のを勃起させて、
僕の最後の一滴まで搾り取ろうと試してみたりするのを・・・・楽しんでいたように見えたし、実際二人とそうした行為を始める前
志麻ちゃんの練習を続ける為、とは言いながら志麻ちゃんがもう疲れて使い物にならない状態である事への暗黙の了解が
・・・・二人の目・・・・ということは僕の目にもあったと思うから・・・・僕は隣のベッドで疲れ果てて休んでいる志麻ちゃんへの
後ろめたい思いで一杯だった。でも志麻ちゃんの大親友であるはずの二人にはとてもそんな様子は見あたらなかった。
僕が思うのには・・・・やっぱり経験が示すとおり・・・・女の子というのは・・・・魔物そのものなんじゃないのか?

その後、志麻ちゃんはなんとか復帰してきたものの、もう僕の上に乗ってもその身体を前に倒して僕の首にしがみつくようにして
そんな体勢で腰を僕の下半身に擦り付けるようにするのが精一杯、といった状態だった。アリサはそんな僕らの結合箇所を後ろから確認して
僕のあれの志麻ちゃんの女の子の部分への出入りがほとんどおざなりであるのに気が付いて、もう駄目かもね、と言うように
肩をすくめて見せた。そして僕たち、僕とやよいとアリサの3人はもう次でこの練習を最後にする事に決めて、改めてベッドの上で
足を載せる側の端に頭を向けて四つんばいになった志麻ちゃんを眺めていた。最後には僕が志麻ちゃんの後ろから行為をして
それで出来るだけ長く志麻ちゃんが我慢できるよう耐久力を鍛えて今回の練習の仕上げにしよう、ということになったからだ。

「えええーっ?・・・・やだよ・・・・性技競技ではそんなのまだ・・・・やってないよ?・・・・」

という志麻ちゃんの抗議はアリサとやよいに却下されてしまっていた。志麻ちゃんは結局アリサ達の手で仰向けの状態から裏返しにされて
おとなしく四つんばいで足を広げた恰好になってしまい、その姿勢で囲まれるような形で僕ら3人から見おろされている状態をしきりに
恥ずかしがっていたけれど、それは僕も同じだった。志麻ちゃんは両方の肘をベッドに突いて両手でシーツを掴むような姿勢で
胸をベッドに付けたまま、膝を立てた足を開いて括れさせた腰から後ろを高々と僕の方に向けるといった、まるで動物のような・・・・
確かに恥ずかしい恰好になっていたけれど、僕はと言えば同じ様にベッドの上に這い上がって膝立ちで、その四つんばいの
志麻ちゃんの後ろの定位置に控えたまま、やよいとアリサの2人が何やら相談しながら志麻ちゃんを最終的にその姿勢に
固定させるまでずっとその様子を見ていなければならなかったからだ。

準備がすっかり整うまで手持ちぶさたに志麻ちゃんのお尻の上にこちらはすっかり準備完了の自分のあれを載せたままの僕の姿は
間抜けな物に女の子2人からは見えていたのではないかと思う。
志麻ちゃんはいつものえ?え?え?というような少しパニックになった状態で、彼女の大親友2人が志麻ちゃんを僕から見て
貫きやすい姿勢に固定するのに抗いながら結局は身を任せていた。志麻ちゃんは四つんばいのこんな姿勢で行為された事はいままでなくて
心理的にも抵抗があったのだと思う。僕は女の子2人から準備完了の合図を受けるとさすがに酷使されすぎて少し堅さが足りなくなって
しまったように思えて頼りなく見える自分のあれを手で支えながら、志麻ちゃんの開いた女の子の部分に挿入した。
挿入の瞬間、志麻ちゃんはいつもそうされた時と違う可愛らしい声で一声鳴いたように思う。

挿入して腰の前後動を開始してみるとすぐに、志麻ちゃんは前からの時とずいぶん感じ方が違うらしくてこの状態の行為で長くは
持たないだろう事が判明した。僕はその状況に夢中になっていて後ろから志麻ちゃんの腰を突くのが精一杯だったし、
志麻ちゃんはそうされながら唇を噛んで鳴き声を押さえるのが精一杯だったらしい。ベッドの端の向こう、志麻ちゃんの顔の向こう側には
アリサとやよいがその志麻ちゃんの様子と表情とがよく見える位置に陣取っていて、アリサは志麻ちゃんの前に立って
志麻ちゃんの腕と顔の間から自分の腕を彼女の胸にとどくところまで深く差し入れてしばらくそこを愛撫していた。

アリサはその愛撫で志麻ちゃんから身をよじるような動きと鳴き声とを引き出した後、その腕をゆっくりと胸から胸元、首の付け根から喉、
志麻ちゃんの顎までゆっくりと手で撫で上げるように愛撫しながら移動させて、最後に志麻ちゃんの顎を手で持ち上げて
その表情が自分達に晒されるように固定した上で、もっと声を上げるように、じゃないと光太君が反応がわからなくてどうしたら良いか困るでしょ
と志麻ちゃんに話しかけていた。志麻ちゃんはいつものあの、ええっ!?と言うときのように顔を真っ赤にしながら目を見開いてそれを聞いて
結局それにおとなしく従ったみたいで可愛い鳴き声を上げ始めるようになった。

志麻ちゃんはすぐに上体を支えていられるどころの話では無くなって、立てていた肘を崩してベッドに顔を押しつけるような形になってしまい
後ろから僕の物に突かれて前後に移動してしまう自分の身体を、ベッドに押しつけた胸や肩と頭でなんとかベッドの上に止めているという
状態だった。終わりが近くなった事を知った女の子2人は部屋のどこかから鏡を持ってきて志麻ちゃんの斜め前に立てて
それで志麻ちゃんの表情を確認してペースを調整するよう僕に言った。

「もう志麻ちゃん激しい動きに耐えられそうにないから・・・・
 後ろから・・・・顔の横でシーツ掴んでる志麻ちゃんの両手の手首を上から押さえつけるようにして・・・・
 音山君の頭を・・・・志麻ちゃんの頭の斜め上まで持ってきて前進してきて・・・・それで志麻ちゃんに背後から完全に覆い被さるような恰好で
 うんと深く志麻ちゃんの女の子を後から突き上げるようにしたら・・・・どうかな?」

腰が思い通りに動かしづらくなる事にちょっと不満を持ったものの、そのやよいの言葉に従って僕は志麻ちゃんの上に覆い被さって
その僕に押しつぶされるような恰好になってそれでも結合が解けないようなんとか腰を持ち上げ続ける志麻ちゃんの女の子の部分に
自分のあれを思い切り深く差し入れた。
志麻ちゃんはその頃にはそれ以前のすべての段階を通り越して僕の動きに合わせ、ただただ可愛い鳴き声を上げる小動物みたいになっていて
深く僕のを差し入れられた瞬間、身体を大きく反って頭をもたげ、そうされている志麻ちゃんの表情をみんなに良く見せてくれた。
その瞬間、志麻ちゃんの顔のその大きな目はもう完全にパニック状態になっている事を示すように大きく見開かれていて
あ・・・・あ・・・・ア・・・・という既に声にならない吐息と一緒に意味のないあちらこちらに向けてその目を彷徨わせてしまっている状態だった。

その瞬間の僕は裸のクラスメートの女の子2人に見守られる中でそんな風に志麻ちゃんを責めることに明らかに夢中になっていた。
僕はその時・・・・夢中になりながら・・・・同時に大事な何かを悟ったような気がしていたと思う。
それは志麻ちゃんは・・・・僕の大事な人だ、という想いから始まるものだった。

僕は・・・・志麻ちゃんに会ってこうするまで僕にこんな一面が存在するとは考えたこともなかった。
僕の身体の下に押しつぶされて鳴き声を上げる志麻ちゃんはまるで僕の牙の下で悲鳴を上げ続ける小動物のようで
その僕の動きで、僕のもので自分に引き起こされている感覚が理解できなくてすっかりパニック状態になっている事を示す志麻ちゃんの
大きく見開かれた瞳はやっぱり何が起こっているか理解できないままに殺されてしまう哀れな小動物の瞳のように僕には見えた。
その僕は今、そんな状態の女の子、志麻ちゃんを身体の下に組み伏せ狂った様に犯している。

途中で志麻ちゃんはその大きく見開いてパニックになった瞳のままで泣いた。
志麻ちゃんは普段つらいのを我慢していて、それでも感情が高ぶるのを押さえきれなくなると一気に泣きはじめる。
普段の僕がそんな志麻ちゃんを見たら、僕はとても自分の心が痛んだだろうと思う。
ただ・・・・この時は違った。
僕はそんな様子の志麻ちゃんを後ろから突き上げるのがとても気持ちが良かった。

そして今、2人のクラスメートの女の子が見守る中、四つんばいでベッドの上でもつれ合う僕達は狂ったように交尾し合う動物そのものに
彼女たちからは見えた筈だ。志麻ちゃんはベッドの上で頭と肩と胸をシーツにこすりつけ腰だけを高く上げて自分に何が起こっているのか
理解できない様子のままでよがり鳴いている。僕はそんな志麻ちゃんの、肩の所でシーツにしがみついている両手を上から掴んで押さえ込み
僕の胸を彼女の肩に密着させ、志麻ちゃんに完全に覆い被さるようにして後から彼女をこじ開け腰を突き上げている。
だがそうされながら、大親友の女の子2人に見守られながら、僕に背後から犯されて未だ友人である彼女たちにも見せたことのない筈の
パニックに我を忘れた姿を晒している志麻ちゃんを犯しつくすことで・・・・僕が感じていたのは・・・・
今まで僕の中にも存在しているとは全く気づかなかったその感情は・・・・
明らかに他人を力でねじ伏せ支配することへの喜びの感情に間違いなかった。

志麻ちゃんは・・・・志麻ちゃんは・・・・それを僕に気づかせてくれた。

「最後だし光太君は中に出しちゃっていいんじゃないかな・・・・
 あたし・・・・光太君に中に出されてるときの・・・・その時の・・・・しーぽんが見たい。
 しーぽん・・・・いい?」

そう言うアリサの声に志麻ちゃんは大きく見開いて涙ぐんでいる目を何か言いたそうにしてアリサの方に向けたが、
前後に揺り動かされ背後から志麻ちゃんを突く僕の動きに応えさせられるように声を上げるのに忙しくて何も返事は返せなかった。
志麻ちゃんはそれでもそれに耐えて何か言おうとしてもがいて、その途中でついに絶頂に達しかけて目を大きく見張った。

そして志麻ちゃんの女の子の部分の痙攣が始まったとき、僕はそれには一切構わずに思い切り強引に彼女を突き上げる動きを強めて
快感を得るのに集中すると前置きなしで思い切り彼女の中に自分の精液の残り全部を放った。志麻ちゃんはやっぱり大きく目を見開いて、
あ・・・・あ・・・・ア・・・・という既に声にならない声と一緒に焦点の合わない目で、自分の内側、たった今、温かいはずの僕の精液を
受け止めている自分の身体の内部の感触を確かめているかのような目と表情を、周りで見守る僕達3人に見せてくれて、そして
それからようやく自分の身体に何が起こってるかを理解した長い鳴き声と一緒に絶頂に達してベッドの上に崩れ落ちた。
僕の快感はそれまで感じた事がなかったほど強かった。

志麻ちゃんはやっぱり僕の大事な人なんだ・・・・
快感に息を切らせ肩で大きく息をしている状態で、ベッドの傍らのやよいの口で志麻と自分の体液に濡れた性器の後始末をして貰いつつ
ぐったりと倒れ込んでいる志麻の可愛らしい顔を見ながらその時光太はそう考えていた。
おそらく僕は・・・・ステルヴィアにやって来て志麻ちゃんに出会って・・・・
今までとは違った自分に変わっていくのかも知れないな・・・・・・・



 

そこまで長々と思い返したところで光太は、先ほどからずっと自分にかけられていたらしい声に現実へと引き戻された。
ディタイムも終わりに近い夕方の光の中、大きなウインドウから地球の大都市の繁華街にちょっと似た雰囲気のある街並みが見える。
ここは学生寮と講義棟との間のカフェテリア、混み合った店内の中、目の前には女子予科生の制服をきちんと着込んだやよいとアリサ、
賑わっている店内の喧噪が聞こえる中、テーブルの上には彼女たちがたのんだパフェや飲み物が並んでいて
そして自分の隣には志麻が座っているがもちろん全裸などではない。

「光太・・・・君?・・・・。光太君?どうしちゃったの?
 それで蓮花先生は何て?落第にはならなかったんでしょう?」

「あ・・・・・・・」

落第、のひと言で光太は長い回想が引き起こした忘我の状態からようやく完全に我に返ることができた。
あの自主練習の夜の後、アリサに渡された薬がその時たまたまされた事前の薬物検査に引っかかり、光太は性技競技の出場直前に
失格となってその分の単位が危うくなってしまったのである。普段の競技時にはいちいち薬物検査などしないのだが・・・・。
3人はそれを心配していて蓮花先生に面談しに行った光太の帰りを待ち受けていたらしい。

あの晩の事は・・・・全部、自分の夢、妄想だったんじゃないだろうか・・・・。光太にはそう思えてならなかった。
目の前のやよいやアリサ、志麻ちゃんも・・・・こうしていると普段通りのいつものだだのステルヴィアの予科生の女の子だし
あの夜にあったような事を想像させるようなところは今の彼女たちのどこにも見えない。

あの日の翌々日、講義棟にある共同食堂で彼女たちと顔を合わせたとき・・・・そのとき既に光太は普段と全く変わらない様子の
彼女たちに出会って軽い目眩を感じ、それ以降ずっと全てが自分の夢だったのではないかという疑いさえ持ち続けていた。
冷静に考えればそんな筈はなかった。確かに自分は彼女たちと志麻ちゃんの自主練習に参加したのだ。

だが彼女たちは何も変わらない様に見えるし、僕だって・・・・いつも通りの僕で、志麻ちゃんに・・・・
・・・・あんな事をして喜ぶ僕なんかじゃない。
彼女たちは今、僕の性技試験及第を心配しているただのクラスメートの女の子達だ。
蓮花先生が言った内容ならそれも全然心配いらない。彼女たちに伝えて安心させる事ができる。

「・・・・ん・・・・ああ・・・・やっぱ普段の成績がCランクすれすれだったからね。失格で欠場一回は痛くて
 成績としては落第だってさ。でも蓮花先生が言うには補習さえちゃんと受けて蓮花先生がする試験にパスすれば
 それで及第させてくれるって言ってた。」

「え・・・・。」
「ええーっ・・・・そんなぁ・・・・。」
「音山君・・・・それだとその後・・・・メモか何かをもらわなかった?部屋番号が書いてある・・・・」

「あれ?なんで知ってるの?そう、もらったよ。そこに行って言われる通りにしなさい、って。
 そこ誰の部屋なんだろ?」

光太には彼女たちが何故そんなに興奮しているのかが解らなかった。
性技科目の補習についての知識など全く持ち合わせていなかったのである。それでもとにかく蓮花から貰った紙片をとりだして
彼女たちの方へと差し出した。

「ちょっと見せて!」
「13ってこれ・・・・」
「うわあ・・・・よりによって・・・・また・・・・」

「・・・・町田さん・・・・だ・・・・」

「え?町田さんて1号室の筈じゃあ・・・・そうでしょ?行ったことあるし・・・・」

驚いて問い返す光太の声にやよい達の言葉が続いた。

「町田さん、彼女ね、あの後・・・・すぐに寮長を止めて空いていた13号室に移ったの。
 そこが男子本科寮に一番近いから、って事なんだけれど・・・・」

「うわあでもこれきつそうな補習になりそうだね・・・・
 町田さんと光太かあ・・・・よりによってというか・・・・想像するのが大変というかしたくないというか・・・・

 しーぽん?・・・・しーぽん?
 ・・・・固まっちゃってるよ(笑)。そりゃそうか(笑)」

「・・・・光太君?」
「・・・・はい?志麻ちゃん・・・・」
「・・・・光太君なんて・・・・光太君なんて・・・・光太君なんて・・・・
 ・・・・大っ嫌い!」

「あれ?志麻ちゃんどこ行くの?待ってよ志麻ちゃん!
 あれ?二人ともなんで道塞ぐのかな?どいてよ・・・・通してくれないと困るんだけど・・・・」

走ってその場を立ち去っていく志麻をあわてて追いかけようとする光太の前に
彼女の大親友2人は立ちはだかって微笑いながら冷酷に宣告した。

「まあまあ(笑)。音山君はこの場合・・・・補習頑張るしか・・・・ないんじゃないかしら、と思うの(笑)」

「うんうん、そうだね(笑)。頑張れ音山光太!
 まあ光太が週末留守にしてる間、しーぽんはアリサちゃんたちが・・・・」

「・・・・しっかり慰めておいてあげるわね(笑)」

微笑いながらそう宣言する彼女たちの表情はあの夜の彼女たち、光太がつい先刻まで夢じゃないか、と疑っていた
あの自主練習の時の彼女たちの表情と同じ表情だった。

これから・・・・どうなってしまうんだろう?
光太は崩れるように座席に再び腰を戻しながら呆然とした思いで考えていた。
とりあえず僕は・・・・町田さんのところへ補習を受けにいかなきゃならないな・・・・そうだ・・・・何と言っても・・・・
・・・・・・・・・・・
性技科目はステルヴィアの必須科目なんだから。

そう思いながら光太は呆然とレジで勘定を済ませ志麻を追っていく様子の
やよいとアリサの2人の制服姿を見送っていた。

(終わり)

(BGM流れ始める)
私はいつも空を蒼い空を見上げてた〜♪
今回で終わりまつ。次回未定です。
これに続く妄想は存在していて、私自身は今現在必須科目7と必須科目−10のあたりを激しく妄想中ですが
なにぶん光の速さで進む妄想に書く方が追いつきません。
早めに書けるようであればまた定時期に何事もなかったかのように投下しまつ。それでは。
507モJOJOJO:03/07/08 02:56 ID:ZZbU2A/g
うっす!
リアルタイムで見ました。
ってゆーか前回の投稿から早すぎですよ。完成度高いし。
俺も見習わないとな。

読んでみて、まず思ったことが。
光太の主観いいなー。
だんだんと高みに導かれていく二人の描写がとてもよかったです。
今回で一応完結っぽいですが。まだ妄想中とのことで。
その妄想をどんどん形にしていってくださいね。

初佳と光太か・・・ふむ・・・。
508名無しさん@ピンキー:03/07/08 06:27 ID:nlREhO3X
>>506
おつかれさまでした。よかった!
今回も描写が丹念で、エロくて、萌えもたっぷりでした。

前回はそれほど感じなかったのですけれど、一人語りの部分、文章が非常に長いのですね。
そこがまた独特の雰囲気を出していて、持ち味にもなっているわけですが。
ところどころ、読んでいて息切れしそうになることがあります。
一瞬、語句と語句の接続関係を見失いそうになったり。
まあこれは読み手としての体力不足かもしれませんけど。
509あぼーん:あぼーん
あぼーん
510名無しさん@ピンキー:03/07/08 20:57 ID:Dt0n2Baq
>>506
描写の細やかさ、展開、萌え度…たっぷり堪能させてもらいました〜


…しかし何よりも私の心を動かすのは初佳で引いたオチ、そしてEDの歌!!
あの鮮やかな引き際に、余韻が未だ残る…素敵です
511あぼーん:あぼーん
あぼーん
512名無しさん@ピンキー:03/07/09 01:41 ID:tOljgKnY
>>506
長編お疲れ様でした。
様々なシチュエーションで毎回、楽しめました。
勝手にまとめちゃいます。

ステルヴィアの必須科目 >>245-257
ステルヴィアの必須科目2 >>331-339
ステルヴィアの必須科目3 >>358-374
ステルヴィアの必須科目4 >>437-447
ステルヴィアの必須科目5 >>490-505
513モJOJOJO:03/07/09 13:13 ID:CPnEqCzR
>>512
おおう、まとめお疲れです。
やっぱり長編ともなるとこういうのが必要だよなぁ。
このスレももう半分か。
多分1000超えるとおもうけど、そうしたらここも埋もれていくのか。
ああ、儚い…。
514名無しさん@ピンキー:03/07/09 13:59 ID:NMnwGNfV
>>513
スレの性格上、長文の投稿が多いので、1000逝く前にdatの容量オーバーになる
可能性があります。今のペースなら、700くらいで次スレ立てて移動し、こちらは
マターリ保守していけば、いくらかは長く残せるのではないでしょうか。
515あぼーん:あぼーん
あぼーん
516セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/07/09 21:40 ID:27Yn2LjO
ですね、今 350KBくらいだから、、たしか512KB/Maxでしたよね、
1000は無理でしょうね、、このペースなら721で終わりですから
650踏んだ人が次スレ立ましょうてくらいでいいのではないでしょうか。
量が減ったら700踏んだ人になるでしょうが。

まぁ、まだ大丈夫ですね。
次スレたったら、作品倉庫でも作ろうかな(汗)
一時的に見れなくなる。。
517名無しさん@ピンキー:03/07/10 00:46 ID:1ZYkg0zR
518モJOJOJO:03/07/10 08:01 ID:pIwNIF0b
>>514>>516
そんな複雑な事情?があるとは露知らず。
なるほど…。
さて、次は百合に挑戦してみるか。
519セットで萌! ◆grMr.KOUTA :03/07/10 09:06 ID:o2FBEEW1
>>518
百合 クル━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!

私は読みたいけど書けない……
やおいは書けるのに(普通は逆ですね)
520あぼーん:あぼーん
あぼーん
521あぼーん:あぼーん
あぼーん
522やりすぎに注意:03/07/12 16:27 ID:mUx6+unm
ずにゅ、ズチュ
「いっ、ああっ!」
「…ふふ、そんなにいいの?」
「あっ、右っ、右にっ!」
「ぶつかっちゃうよ?」
「ひっ、ひゃっ!」

「え、あ、志摩!? ちょっと、志摩っ!」


「それで、、なんで自主練習中にぶつかったんだ?」
「「そ、それは!あっ」えっ」


「ははは、若いですな」
「そうですか? しかし、どこでもというのは」
「まぁ、保守ですからいいじゃないですか」
「……そうですな」
茶柱が立つと良いなぁ。
523あぼーん:あぼーん
あぼーん
524名無しさん@ピンキー:03/07/12 20:05 ID:HujuLwdl
>>522
茶柱にワラタ
525351:03/07/12 22:03 ID:3jM+zlt3
書いてしまいました(片道切符…)。晶・ジョジョ、初体験モノです。
モJOJOJO氏の >>456-469 とかなりネタが被っています。それもそのはず、>>346 に触発されて
考え始めたものです(モJOJOJO氏に感謝です)。書き下ろした時期もたぶんほぼ同時です。
何とも青臭くてこっぱずかしいので、そういうのに耐性のない方は絶対読まないでください。
また非常に長いので(約300行)、お急ぎの方はすっ飛ばしてください。
なお、最初の4レスくらいはちっともエロくありません。
526太陽の汗 (1/11):03/07/12 22:03 ID:3jM+zlt3
私たちがナスカ宇宙港のメインロビーを走り出してから、どれほどの時間が経っただろう。
慣れないツインテールに結んだ髪の房がぱたぱたと肩口を叩く。
日頃の訓練の成果で、簡単に息が上がるようなことはないが、追いすがる津波のような喚声と
地鳴りのような足音が不安を掻きたてる。そんな私を励ますかのように、ジョジョは私の手を
しっかりと握り締め、すれ違う人々を巧みにかわしながら私を導いていった。

ロビーを出てプロムナードを抜け、ショッピングモールに走り込む。人の流れが密になり、
走るペースが落ちていく。人気の少ない通路を選びながら、私たちは幾度も幾度も角を曲がり、
次第に道に迷っていった。DLS訓練で三次元空間での位置感覚はずいぶん鍛えられたはずだが、
広大な平面を複雑に結ぶ無数の通路は私たちを混乱させた。そして久しぶりに味わう地上の
重力。角を回るたびにかかるモーメントの微妙な違いが体を緊張させ、消耗させる。
いやな汗が背筋を伝い流れた。あせりが手足をこわばらせ、反応を鈍らせていく。
友達のためとはいえ、なんでここまで…。不条理さにめまいがする。
ジョジョが何度も気遣わしげに私を振りかえる。彼自身、いっぱいいっぱいのはずなのに、
そんな素振りは見せず、懸命に私をリードしていく。その様子に、誇らしいような嬉しさを覚えた。

そうするうちに、背後からの足音がだんだんと近づいてくる。野次馬たちは幾手かに分かれたらしく、
喚声があらゆる方角から遠く近く押し寄せる。ほどなく、逃げる私たちの前方にも一団の人影が現われ、
口々に叫び始めた。
「いたぞ、こっちだ!」
いけない、挟まれる! そのとき、どこからともなく、低いがはっきりした声が届いた。
(左手の通路に飛び込め!)
この声は…笙人先輩だ。私たちは、とっさに従った。
そこから先は、何がどうなったのやらよくわからない。
(二つ先の角を右に)(突き当りを左に)
次々と出される指示の通りにひたすら走る。やがて追ってくる喚声に時おり悲鳴が混ざり始める。
背後を窺うと、野次馬たちが何故か急に転んだり、天井から水を浴びせられたり、白煙に巻かれて
せき込んだりしている。そうして追っ手の数は確実に減っていった。
527太陽の汗 (2/11):03/07/12 22:04 ID:3jM+zlt3
いつの間にか足音や喚声が止み、気付くと人のいない殺風景な細い通路を走っていた。
(左手の植え込みの影に非常口がある。急いで入ってドアをロックしろ)
転げるようにドアをくぐる。中は暗い。ジョジョがコンソールを操作すると照明が灯った。
コンテナが雑然と積み上げられた、倉庫のような部屋にいた。さすがに息が切れる。
「…どうやら…撒いたみたいだね」
ジョジョがほっとしたような笑顔を見せる。
「…ああ…」
つられて私も笑う。

「身代わり、ご苦労だった」
いきなり背後から声をかけられ、ジョジョが飛び上がる。
「しょ、笙人先輩、いつの間に?」
「あの二人は無事に専用機で出発した。君たちはシャワーでも浴びて休んでくれ。宇宙局の賓客エリアに
部屋を用意した。荷物もそこに運んでおいた。この先に直通リフトがある」
そう言ってジョジョにルームカードを手渡す。
「君たちにも夕方の便のチケットを取ってある。まだ人目があるから外出は控えるように。その衣装は
借り物だから、部屋に置いて行ってくれ」
「ちょ、ちょっと待ってください。栢山は女の子だし、俺と一緒の部屋はまずいでしょ」
「君が紳士的に振舞えばいいことだ」
「そんな…でも…あの」
しどろもどろに笙人先輩に詰め寄ろうとする。私は、繋いだままになっていたジョジョの手を軽く引いた。
「私は構わない。行こう」
「ええっ?」
その短いやり取りの間に、笙人先輩は気配も残さず立ち去っていた。
「栢山……」
「晶、でいい」

リフトが上昇する感覚と共に、動悸が高まっていく。ジョジョも無口になっている。目的の階に着き、
フロアに出る。そこがフロントのようだ。ジョジョの手にしたカードに反応して、カウンター上の
ディスプレイに「チェックイン完了」の文字が浮かび上がり、部屋の位置が表示された。
528太陽の汗 (3/11):03/07/12 22:05 ID:3jM+zlt3
木材を贅沢に使った重厚なドアを開けると、窓の大きな明るい部屋が私たちを迎えた。インカの石組みを
モチーフにした壁面は赤と金を基調にした幾何学的な文様の染織で飾られ、コロニアル風の落ち着いた
デザインの調度が品よく配置されている。窓からはナスカ高原が一望できる。宇宙港の広大な敷地の外側に、
はるか地平線まで、ほとんど起伏のない荒涼とした大地が広がる。遠く銀の糸のように光るのは川だろうか。
久々に見る吸い込まれそうに青い空。まだ中天に届かない太陽の周りをコンドルが悠然と舞っている。

部屋の中ほどに、私たちの荷物が寄り添うように置かれている。私は自分のカバンから手早く着替えと
ポーチを探し出し、部屋に備え付けのバスローブを一緒に持ってシャワー室へ入った。ジョジョは
窓辺のソファに所在なげに浅く腰掛けている。

髪を解き、念入りに体を洗う。ごく薄いメークを自然に仕上げるために、思わぬ時間を取られる。
あっさりした上品なデザインがお気に入りの下着を身に着け、バスローブをまとって部屋に戻った。
私は、ちょっと怖い顔をしていたかもしれない。ジョジョが慌てたように腰を浮かす。
「あっ、ええと…俺…着替えが終わるまでどっかに行ってるよ」
「いいんだ。ここにいる間は、こうしてくつろいでいたい。ジョジョも汗を流してさっぱりするといい」
「…おう…」

ジョジョがシャワー室に消えると、私は彼が座っていたソファに腰を下ろした。温もりがかすかに
残っている。テーブル表面にプリントされたコンソールを操作して、ライブキャストの音声放送一覧を
絞り込んでいく。ひなびたフォルクローレの旋律が低く流れ出す。過去数ヶ月の出来事が脈絡なく
思い出された。ステルヴィアに向けて地球を出発したとき、私は一人だった。それまでは、競争に
勝ち残ることばかり考えていた。同室のやよいは成熟した寛容な心の持ち主で、愛想のない私に
少しも怯むことなく、いつも行動を共にしてくれた。彼女のおかげで多くの新しい友人ができた。
友達思いで熱血のアリサ。気弱そうだが凄い努力家のしーぽん。伸びやかでまっすぐな心を持つりんな。
529太陽の汗 (4/11):03/07/12 22:07 ID:3jM+zlt3
そして男子生徒たち。繊細で、どこか底知れぬ力を秘めたコータ。しーぽんの恋人。芝居がかった言動の割に、
根は真面目なピエール。飄々としていながら、いろんなことをよく見ている大。それから、それから…。

いつからだろう、彼は私の中で特別な場所を占めるようになっていた。

着替えを終えたジョジョの装いは、白い長袖のワイシャツに濃紺のスラックス、蝶ネクタイだった。
「それ…窮屈じゃないか?」
「これ、何か特別な機会のためにって親に持たされた服なんだ。一度も着たことなかったけど」
「そうか、ちょっと見違えた」
「何だよ、人を見かけで判断するなよ。中身を見てくれっつーの」
「私は…どちらも見てる」
「…俺も」
一瞬、私たちは互いに思いっきり意外そうな顔をして見せ、同時に吹き出した。
こんなふうに一緒に笑えるのが、とても貴重なことのように思えた。

私たちは、備え付けのディスペンサーでコカ茶を注文し、しばらく他愛のない雑談を楽しんだ。
お茶の効能か、それとも肩の荷を降ろしたせいか、ジョジョはフジヤマの中よりも饒舌になり、普段の
ペースを取り戻していた。その明るさが、私には嬉しかった。彼は無理に私を変えようとはせず、ただ
おだやかに、あたたかな光で照らしてくれる。初めてのDLS実習の後、私は自分の周りに高い防壁を巡らしていた。
そうやって、本当は助けがほしいのに、自分で自分を追い込んでしまうのだ。そんな時、彼はするりと壁を
くぐり抜けて、中に入ってきた。それは、彼の特別な才能だ。

「……それで、笙人先輩から作戦を聞かされたとき、ふざけるなって思ったよ。だけど、本音を言えぱ、
ちょっとだけ嬉しかった。ナスカに着いたらもう冬休みが終わるまで会えないと思ってたし、何だか
お姫様を守る騎士になったような気分だった」
「わがままなところはお姫様並か」
530太陽の汗 (5/11):03/07/12 22:08 ID:3jM+zlt3
「…そんなこと言ってないよ。入学した頃から、俺はずっとかや…晶のことを見てた。いつの間にか、目で
追いかけてるんだ。最初のうちは高嶺の花だと思ってた。でも、晶が真剣に悩んだり、泣いたり、そんな
弱いところを見て、本気で好きになった。俺は成績もまだまだだし、チビだし、お調子者だと思われてるけど、
頑張れば晶のことを守れる、いや、どんなことをしても守りたいって思った。今日は、ささやかだけど、
それを実行できた。最後は笙人先輩に助けられたけどな」

「一緒に走れてよかったよ。これからも…傍にいてほしい」
そう言って差し出した私の手を、ジョジョは捧げるように持ち、手の甲に口付けた。
私たちはまだ、キスをしたこともなかったのだ。私は少しの間、目を閉じて、柔らかく、温かく、ちょっと
湿った唇の感触を味わった。目を開くと、ジョジョのこの上なく真剣な表情があった。
私たちは、手を取り合ったまま、どちらからともなく立ち上がり、狭いテーブル越しに、初めてのキスをした。
ジョジョの唇が、最初はおずおずと、ついばむように私の唇に触れる。それから、だんだんと触れ合う部分が
多くなっていく。細く口を開き、互いの唇をより深く重ねる。そこから乾いた喉を潤すような、深い満足感が
ゆっくりと体中に広がっていった。

どれほどそうしていただろうか。ふと唇が離れた拍子に、私はよろめいた。思わずジョジョの手を離し、
テーブルで身を支える。とたんに、壁のスクリーンが明るくなった。全裸で絡み合う男女が映し出される。
女の嬌声が部屋中に響き渡った。コンソールに変な風に手を突いていた。オンデマンドのアダルトコンテンツの
サンプル映像らしかった。頭に血が上る。慌てて操作しようとして、ティーカップをひっくり返してしまう。
バスローブの袖が濡れる。ジョジョが反対側から操作して、音と映像を止めた。
台無しだ! 自分が取り乱しているのが情け無かった。
「どうして恥ずかしいんだろう」怒ったような口調になった。
「恋人同志なら、いつかは……私だって、あんなふうに…」
531太陽の汗 (6/11):03/07/12 22:09 ID:3jM+zlt3
「聞いてみたい」不意にジョジョが口を開く。いつもより低いが、しっかりした声。
「結婚した姉貴が言ってた。あんなものは男に都合のいい幻想だって。でも、二人が本当に愛し合って、
心と体を一つに合わせれば、とても大きな喜びが生まれるって。俺は晶を喜ばせたい。そのために、
できることは何でもするよ」
そうだ。簡単なことだ。私は彼を求めている。さっきからの行動を振りかえってみるがいい。
誰が見たって私から誘っているではないか。次の言葉は自然に滑り出た。
「じゃあ、抱いて。今すぐ」
ジョジョの手を取り、自分の胸に押し当てた。もう戻れない。

私たちは、今度はテーブル越しでなく、ぴったりと抱き合った。ジョジョは小柄な割に肩幅が広い。
骨組みもがっしりしている。やはり男の子だなあと思う。彼の温もりや鼓動が布越しに肌に伝わってくる。
ジョジョが踵を上げる。二度目のキス。ぎこちなく舌先を触れ合わせ、絡め合わせる。唾液が混ざり合う。
彼の手が私の背を撫でるように上下する。その手が胸の後ろあたりに差しかかったとき、
感じたことのない刺激に体がびくりと動いた。
「んっ…」声が漏れる。もう片方の手が下がり、腰の上あたりを押さえる。「…んんっ」
足の力が抜けそうになる。ぞくぞくするような感覚が背筋から胸へ、腰から足の間へと走る。
彼の背に回した腕に一層の力を込める。そうやって、互いの体をむさぼるように、長いこと抱きしめ合った。

そんな最中だったが、ちらりと頭の隅を別の考えがよぎる。私は秋から冬にかけて生理痛がひどく、
薬で排卵を完全に抑制している。そのことを告げるべきだろうか。
私の考えを知ってか知らずか、ジョジョは体を離すと、自分の荷物からピルケースを取り出し、
男性用の事前避妊薬を飲んで見せた。
それから私たちは手を取り合ってベッドへ向かった。

ジョジョが服を脱いでいる。筋肉の動きをぼんやりと目で追っていた。ペニスがトランクスを押し上げている。
私の心臓が飛び出しそうに大きく動いている。ふと、何の脈絡もなく最初のビアンカ実習のことを思い出す。
彼はパイロットスーツの腰にバスタオルを巻いていたっけ。少しだけ動悸が収まり、やさしい気持ちになった。
532太陽の汗 (7/11):03/07/12 22:10 ID:3jM+zlt3
ジョジョの手がバスローブの襟にかかり、そっと押し開く。物心ついた頃から、父親にも肌を見せたことがない。
風呂にはいつも母親が入れてくれた。前が大きく開かれたバスローブはするりと肩から滑り落ち、足許に折り重なる。
胸から上が赤くなるのがわかる。両手で顔を覆ってしまう。ジョジョの手が、その両手を彼の肩へと導く。
目を閉じる。私たちは静かに肌を合わせた。張りのある、なめらかな感触。首筋に息遣いを感じる。
下腹部にペニス。固い。ジョジョの手が動き、私の下着を脱がせる。上。そして下。
「きれいだ」ちょっとかすれた声が聞こえた。
顔がますます火照る。頭がのぼせたようになり、そのまま崩れるようにベッドに座った。

長い口付け。ジョジョの唇が私の耳たぶに移動する。息とともに、熱い感覚が耳の奥から背筋へと流れ込む。
その流れを追うように、ジョジョの手が背中を動く。もう一方の手は脇腹から下腹部、足の付け根あたりを
丹念に触れていく。私の反応を探っては、感じるところを丁寧に撫でさする。唇は首筋をそろそろと這い、
肩から胸へと移動していく。その几帳面さが愛しかった。

やがて唇が乳房に辿り着く。触れるか触れないかくらいの軽さで突付かれると、乳首が立ち上がる。
恥ずかしい。けど感じる。疼くような、こそばゆいような感覚が、体の中にしみこんでいく。
唇が乳首を何度も軽く挟み、舌先が乳首の先にそっと触れる。
「ああっ、んっ」自分のものではないような声。さっき聞いた女優の声とも違う。
でも、確かに私の喉から出ている。それを聞かれるのは嫌ではなかった。
舌は弾くように、また円を描くように乳首を刺激し続ける。手の平がもう片方の乳房を包み込み、
やわらかくもみしだく。唇が胸の谷間を通り、反対側の乳房に移る。乳への愛撫はしばらく続いた。
私が背を反らせ、顔をのけぞらせると、ジョジョの腕が肩を抱き、私をベッドに横たわらせた。

なおも愛撫が続く。唇が、手が上半身を。別の手が下半身を。腿の内側や足の付け根を指先で押されるたびに、
腰の力が抜けたようになる。長い時間をかけて、その指が下腹部の繁みに入ってきた。割れ目をなぞるように、
揺らすように動き、中に押し入ってくる。…濡れている。
「嫌ッ」一瞬、指が止まる。「…じゃ…ないけど…あっ」
533太陽の汗 (8/11):03/07/12 22:12 ID:3jM+zlt3
指が溝の中をすべり、陰部に達する。隅々まで、舐めるように触れていく。動き続ける指が、クリトリスを
かすめて通るたびに、体がびくっと震える。
「はっ、うう、んん」しびれるような感覚。これが快感というものなのか。
正直、そこに自分で触れたことがないわけではなかった。だが、そんな時とは比べ物にならないくらい、
激しく体が反応した。足ががくがくとなり、自分のものではないように、勝手に持ち上がり、暴れようとする。
ジョジョを蹴飛ばしてしまったらどうしよう、と心配になるくらい。自分が声を上げ続けているのをぼんやり意識する。
ただ嵐の海にもてあそばれるように、感覚の大波に身を任せる。自分がどこに連れて行かれるのか、まるでわからない。
両手でジョジョの腕をしっかりと握った。ジョジョの額から汗が流れ、私の胸に滴り落ちる。

不意に、指先が膣口にするりと入り込む。
「痛いッ」思わず悲鳴を上げてしまう。痛いというより、熱い。焼けた金属を押し込まれたよう。
「ごめん…」指が抜かれる。
「気に…しないで」
「…俺、うまくできないかもしれないけど…精一杯やってみる。やさしくするから」
答える代わりに、彼の腕を握る手に力を込めた。口付け。

それからジョジョは、固く閉じた私の両足に下から手を添え、膝を立てさせた。膝が左右に押し開けられる。
「見ないで…」そう言いかけるが、真剣そのもののジョジョの様子に、抵抗するのをやめた。
ジョジョの両手が、緊張をほぐそうとするように、私の下半身をさすり、ときおり軽い力で揉んでいく。
その顔が、下半身に近づけられる。性器に唇が押しつけられた。舌が陰部を外側から、内側から様々に刺激する。
見られていると思うとたまらなく恥ずかしかったが、与えられる感覚がいつかそのことを忘れさせた。
クリトリスに舌が触れる。押し上げたり、押し下げたり、揺らしたり、周囲を巡ったり。強く鋭い快感。
緊張が解け、自然に声が漏れる。それと合わせるように、指が膣に差し込まれた。やっぱり痛い。体が固くなる。
必死に悲鳴をこらえる。指が退く。愛撫は続いている。そんなことが繰り返された。指は徐々に奥へと入り込んでくる。
534太陽の汗 (9/11):03/07/12 22:13 ID:3jM+zlt3
ずいぶんと時間をかけて、ついに小指が根元まで差し込まれるのを感じた。痛みと快感を与えられ続けて、
感覚が飽和したようになっている。でも少しは痛みに慣れたのか、私の内側を指が探るように動くのが
はっきりと意識できるようになった。指が抜かれ、また別の指と入れ替わる。心を決めた。
私は両手でジョジョの頭を挟み、持ち上げるようにして胸元へ引き寄せた。
「ありがとう。もう…大丈夫だと思う」
ジョジョの顔の下半分が私の体液で濡れている。私は自分からその唇を吸った。海水のような味がした。
唇に舌を這わせる。むさぼるような深いキス。

顔を離すと、しばしの間、見つめ合う。ジョジョの大きな瞳の奥で、いろんな感情がせめぎあっている。
それが一つの感情に収束していく。
(いい?) 目顔で尋ねられる。
(うん) 軽く頷く。微笑んだつもりだったが、うまくいったかどうかわからない。

ペニスの先が膣口に押し当てられる。測るように、じわじわと力が加えられていく。
ぬぷり。そんな感じで先端が入ってきた。
「あああぁああっ!!」
言葉にならない悲鳴がこぼれる。だめだ。指とはまるで太さが違う。無理だ。痛いいたいいたい…。
無意識のうちに体が逃げようとする。短く後ずさると、すぐに肩が枕に押し付けられ、動きを止められる。
パニック状態。頭が真っ白になった。

ふと気付くと、ジョジョの手が、乱れて顔にかかった私の髪をかき上げていた。
私はきっとひどい顔をしていたに違いない。
手が頬に回され、唇が吸われた。もう一方の手が、シーツを固く握り締めていた私の拳を探り当て、
やさしく包む。その手を握り返そうとしたが、自分でも驚くくらい力が入らなかった。

ジョジョは、私に体重をかけないように気遣いながら、そっと体を重ねてきた。
二の腕の筋肉が盛り上がる。肌が密着し、あたたかさが伝わる。汗のにおい。
パニックが収まっていく。大丈夫だ。彼のものはまだ私の中にある。どこも壊れていない。
呼吸を整え、気持ちを落ち着けて、言うべき言葉を探す。
「…続けて…」何とか言えた。
535太陽の汗 (10/11):03/07/12 22:13 ID:3jM+zlt3
ジョジョの両手が、やや強い力で乳房に愛撫を加える。そうしながら、ごく僅かずつ、彼自身を
私の中へ沈めていく。少しでも体の力を抜こうと、愛撫に意識を集中する。
思ったほど長い時間ではなかった。ずしん、というような感じで、恥骨が圧迫された。
彼の陰嚢が陰部に触れる。熱いものが私の中を一杯に満たしている。
「ひとつに…なれた」ジョジョが囁く。
「愛してる…晶」
「ジョイ。私も」
固く抱きしめ合う。何故か涙がこぼれた。

ジョジョは労わるように私を抱きしめながら、ゆっくり体を動かした。それが出入りするたびに、
熱さが波のように高まったり退いたりする。次第に体が痛みに慣れて、いい感じに力が抜けてきた。
私は人形のように彼の動きに身を任せた。奥まで挿し込まれると、ペニスの先が子宮の入り口に
当たるのを感じる。鈍いが、何とも言えない不思議な感覚。

だんだんとジョジョの動きが速くなる。息が荒い。薄く目を閉じ、軽く眉間にしわを寄せている。
何かに一生懸命なときの表情だ。カーテンの隙間から入り込んだ日の光が、汗に濡れた産毛を
金色に光らせている。
「あ、晶、俺…もう…」切羽詰まった口調。
男の人がイクときなんだ。両腕を彼の背中に回して抱きしめた。

ジョジョの動きが止まった。がくがく、という感じで結合部が乱暴にゆすられる。体重がかけられ、
肌と肌が激しくこすり合わされる。
その瞬間。
ふわり、と体が浮き上がるような感覚。重力制御が切られたような。何もない空間を、ただ二人、
抱き合ったまま漂う。体の中にあたたかい液体が注ぎ込まれるのを感じる。
やがてゆるやかに上下の感覚が戻るが、ふわふわ浮いているような感覚は続く。
雲の上に寝ているようだ。
536太陽の汗 (11/11):03/07/12 22:14 ID:3jM+zlt3
気が付くと、当たり前だが、シーツの上にいた。ジョジョが私の顔を心配そうに覗き込んでいる。
その背中に回したままの手にもう一度力を込め、微笑んだ。今度はうまく笑えたと思う。
何度目かの長い長い口付け。彼の手が確かめるように私の体を撫でていく。

しばらくして抱擁を解いた。ベッドの上で身を寄せ合う。ジョジョの腕が私の頭の下に差し入れられた。
その腕に頬を押しつけ、軽く口付ける。とても安らかな気持ちだった。

私たちは飽きることなく互いの顔や体を見つめ合い、また触れ合った。
それだけで驚くほど心が通じた。幸せだった。
このひとときが永遠に続けば、と切実に願った。

ふと、ファーストウェーヴの災害にも耐えて残ったというインカの石組みを思った。
人がこの世に残せるものは限られている。しかし形あるものだけがすべてではない。
人の想いは世代を超えて受け継がれていく。グレートミッションを支えてきたのも、
そうした想いだったのだろう。だから、今日愛し合ったように、これからもずっと
愛し合っていこう。子供ができたら、あたたかい家庭を築こう。今のこの想いを伝えていこう。

けれども今は、もう少し、二人だけの時間を味わっていたかった。
そして私たちは、寄り添ったまま、短い眠りに落ちていった。
                   −−− fin −−−
537351:03/07/12 22:15 ID:3jM+zlt3
ホント長くてすみません。
なんか、エロパロSSとしては少々毛色の変わったものを書いてしまったかなと思います。
感情移入できない、萌えどころがない、余計な描写が多い、会話が下手、といったお叱りは予期しています
(ご遠慮なくどうぞ)。
身にしみるようなご批判をいただければ幸いです。
538モJOJOJO:03/07/12 23:37 ID:HPmvZavg
>>537
いや、いやいやいやいや。
>>525の口ぶりから、どんな内容なのかと思ったら。
俺より全然遥かにうまいじゃあないか…。先に出しといてよかった…。
正直驚きましたよ。ちゃんと小説してる。
見比べてごらなさい。俺の小説モドキと。
俺がいかに背景描写等を怠っているかをはっきりと知覚できるから。
いいよね、愛のあるセックスって(?)。

>なんか、エロパロSSとしては少々毛色の変わったものを書いてしまったかなと思います。
毛色なんてものは意識しなくていいと思いますよ。そんな色づけはありません。
自分が書きたいものを書くためにここがあるんですから。
自信持って下さい。これからも投稿お待ちしてます。
いいよね、愛のあるセックスって(?)。

ああああぁぁぁぁ…。
俺って…。
539名無しさん@ピンキー:03/07/13 01:13 ID:zhozNEPM
>>537
片道切符の旅へようこそ(笑)
達筆ですね。それに耽美小説形式でない分も私には読みやすく内容がストレートに伝わってきました。

537で色々書かれていますが私なんぞが言うまでもなく何よりも

>やがて唇が乳房に辿り着く。触れるか触れないかくらいの軽さで突付かれると、乳首が立ち上がる。
>恥ずかしい。けど感じる。疼くような、こそばゆいような感覚が、体の中にしみこんでいく。

に代表されるような細やかで生の感覚が伝わってきていて、なおかつその感覚のぎこちなさも含めて
読む側に晶の実感としてふさわしく思わされる描写、が全編に溢れている点が明白で、印象に残る素晴らしい作品だと思います。

蛇足ですがこれを読んで前半の大切な友人達の描写や、人の想いへの確信の描写、全編に流れる愛の描写に
変な表現な上どこかからの受け売りで申し訳ないですが、正常で秩序だった恋愛沙汰を繰り広げられる能力への羨望、
かつて持ち合わせていた筈なのに失った物の実感、あるいはまだ得られていない物に対する渇望の想いに
のたうちまわった愛に不遇なSS読みの方々が沢山、そうでつね千人くらい発生したのではないでしょうか。

私はそうなりました。ここにいつも愛なきつたないエロ妄想文を投下させてもらっている者なのでつが(笑)
どうかまた読ませて下さい。では。
540名無しさん@ピンキー:03/07/13 07:47 ID:q3fbZM1q
>>538さんの言われるように、
愛があるっていいな〜 と切実に感じました。
自分もいつかこんな優しい描写を書いてみたいひ…。
 余計な描写ではないと思いますよ。
ちゃんと必要なものだと思います。
541 ◆grMr.KOUTA :03/07/13 08:48 ID:5lEY2dta
愛…( ゚Д゚)ウマー

ところで、私が投下したのは1200行なんですが……
ごめんなさい(汗)<改行多いからですな
542名無しさん@ピンキー:03/07/13 12:17 ID:Aa16QwgV
>>538
モJOJOJO氏の作品のほうが、アニメ的な見せ場もあるし、テーマ性もあるし、
キャラの話し方や行動も自然です。拝見したとき、私のはまだ書き上がって
なかったので、正直、筆を折ろうと何度も思いました。
>背景描写等
あまり細かく描くと読者に違和感を与えることもあるわけで…その辺の匙加減が
私はまだまだです。

ともあれ、いつも感想を書いている立場から書かれる立場へ、というのはまさしく
「奇妙な冒険」で、そのきっかけを与えてくれたことに大感謝です。

>>539
ストレート過ぎて、物足りなかったのではないかと心配です。
自分の限界のせいでストレートになった部分もあるでしょうから。
>愛に不遇なSS読み
ああ、私もその一人かも…。まぁ妄想は妄想、現実は現実ってことで。
どんな内容であれ、深く妄想できる能力は凄いなあといつも思います。
職人さん方の想像力には敬服するばかり。

>>540
この二人にはぜひともいい初体験をしてもらいたい!という強い思い入れがありまして…。

>>541
grMr.KOUTA氏が >>353 で背中を押してくれなければ、考えはしても書くことはなかった
でしょう。その意味でとても感謝しています。

HPで公開されている計算法に従うと、私のは400字詰24枚です。
543 ◆grMr.KOUTA :03/07/13 18:40 ID:5lEY2dta
>>542
いや、、改めてゆっくり読みましたが、、
あなたマジでうまいですね、、実はセミプロかプロとかではないですかっ?

でなければ、少なくとも小学校の読書感想文は賞を取った事があるでしょう。
あるいは、もうバリバリSS投稿・あるいはページ持ちか、
うますぎですよ。

シーンの描写の細かさとか、表現方法、大変すばらしいです。
少なくとも(というと失礼か、、)私とは格が違います。
書いてて苦痛でないなら、暇なときになんか書いてみるってのを続けていたら
いい趣味になること、間違い無しです。オリジナルも余裕っぽい気がする。

まぁ、私がこんな事言ってもしかたないんですが、というか怒られたらすいません。
いい物見せていただきました。

(katju88でテスト書き込み中……関係ないか…)
544名無しさん@ピンキー:03/07/14 01:46 ID:eAlbURbr
>>543
人をその気にさせるのがお上手なんですねぇ…。
SS 3作目の素人なんで、もっと厳しいご意見を予期していたんですが(贅沢?)。
もともと、ハァハァスレでSSが除け者にされているのを見て、支援のつもりで
書き始めました( >>168 >>267 )。動機が不純かもしれませんね。
長く多く書き続けてきた人に本物の底力があるのは当たり前のことで、
grMr.KOUTA氏の作品からもたくさん学ばせてもらっています。

>書いてて苦痛でないなら
お話を考えるのは楽しいのですが、エロは初めてのせいか、文章に書き出すと、
読み返すのが恥ずかしくて恥ずかしくて…。推敲していてちょっと胃が痛くなりました(気が弱い…)。
職人の皆様はこの辺どうなんでしょう。慣れの問題ですかね?

今はどうにも引出しがからっぽですが、いろいろ吸収して、また何か書ければと
思っています。その折はどうぞよろしく。

しあわせなとき[3] 楽しみにしています。
545モJOJOJO:03/07/14 12:53 ID:D8pqPPGa
>>544
三作目…。凄すぎ。
確かに経験の多い方が地力があるとは思うけど、
あなたほどの文才がある人が経験をつめば、とてつもない事になると思われますよ。
とりあえず書きましょう。まるで嵐のように。
もったいないって。実際。
と、有給の俺はこんな時間に書き込む。
546 ◆grMr.KOUTA :03/07/14 17:04 ID:zZH1itqG
>>544
いや、、これでもお世辞は言わないことで有名なんですが、
おかげで"すてきな"贈り物とかをページに頂いたりするとコメントに大変困ってしまった過去があったり無かったり、、
もちろん適当にあしらうことはありますが、それはお世辞ではないでしょうし。

読み直しですねーー、最初の2年くらい辛かったです。
あと、今からそのころの作品(?)を見ることがあるかと思うと((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル

まぁ、、もう消えてるのでいいんですが…。
それは慣れますよ。

しかし、恥ずかしいだけならともかく、胃が痛くなるのは困りましたね。
空腹時に恥ずかしくなると胃酸が出過ぎる気がするので満腹時に書くか、ガスター1○(注意書きを…)あたり……
いや、関係ないですね。

> しあわせなとき[3] 楽しみに〜
どうもです、ご期待に添えるか分かりませんが…がんばっています。
今半分弱ですね。。ひたすらやりまくるので(ぉ)、ワンパターン化を避けたりするのに
ちと手間取っています…。

やっぱりストーリーもある方が良いなぁ…
いや、それが1と2なんだが、、

しかし、ウルティマに向かうか…、怖いでしょうな、怖いと人間はセークす、したがりますから
やっぱりするんでしょうね。(謎)

「怖いよ…光太くん…」
「大丈夫だよ…志摩ちゃん」

あんあんあんあ(r (死)
547あぼーん:あぼーん
あぼーん
548あぼーん:あぼーん
あぼーん
549あぼーん:あぼーん
あぼーん
550山崎 渉:03/07/15 11:04 ID:vhmwz+RP

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
551名無しさん@ピンキー:03/07/15 23:08 ID:fNUY0l4m
広告が3連続+山崎かよw

>しかし、ウルティマに向かうか…、怖いでしょうな、怖いと人間はセークす、したがりますから
>やっぱりするんでしょうね。(謎)
同じような時間に放送してた最終兵器彼女も
エチシーンはあったからなー。
無いとは言えないような…。
552名無しさん@ピンキー:03/07/16 16:13 ID:PTELG0HW
 i:::::i::::|''\`、\::\_;;;;;;;;\:::`;:::::::i;:::::::`'''''「、::::',
 |:::::|::::|.  ヽ;\''"\`ヾ、;|_\::ト、::|;::::::;:-、:! 'i::::',
 i::::::';:::|,r'''' `ヾ\          '、/ ,. ! |:::::!
 .|::;::::'、|.             /     ! iソ,ノ .!:::::i  
  i;::';:::::'、  \               ,.ィ.   !:::::|
  !:/、::::'、    ,         \ ,リ'    |::::::!  しーぽんは、ウリナラが起源ニダ
      |::'、    -‐''フ    ,    i    |:::::::!   http://jbbs.shitaraba.com/sports/bbs/read.cgi?BBS=3935&KEY=1052407236
       |:::::`i''-、、,_ .`"  .,.r'"    ',   |:::::::|
      |:::::::i    ``''、‐'"        .',,,_  |::::::::!
553 ◆grMr.KOUTA :03/07/16 23:05 ID:2qGeYbhY
しあわせなとき 3 Ver0.4

*あらすじ(いらねー)
らぶらぶしーぽんと光太はやりまくって疲れて寝てしまいました。
そんな翌日の朝、目を覚ましなにやら堅い物を発見した志摩は…

(なんか違う(汗))
554 ◆grMr.KOUTA :03/07/16 23:05 ID:2qGeYbhY
「…ん」
目の前が少し明るくなる。
24時間という自転が、ステルヴィアにあるわけではないが、
時間に従い、快適に生活できるよう明るさが調整されている。

「…、、あさ……」
ぼんやりと目を開ける。
ごそごそとベッドのなかで動くと、手が何かに触れる。
「ん……ぅ…」

「…?」
ぼんやりした目をこする。と目の前に光太の顔があった。

「……!?」

ゆっくりと昨日の事が思い起こされる。
ばっと赤くなり体に力が入る。

「ぁ…ん、、、」
「ぇ…」
と、光太の寝顔が少しゆがみ、苦しそうな声を上げた。

右手が握っていたなにか堅いモノに気が付く。
しばらく考えた後、ゆっくりと掛け布団をめくって正体を見てみる。

「……」
スースー、と気持ちよさそうに寝息を立てる光太。
起きる様子はない。

「…刀凵H!」
堅くそそり立ったモノを握りしめていた事に気が付き、あわてて手を放した。
555 ◆grMr.KOUTA :03/07/16 23:06 ID:2qGeYbhY
志摩もそして光太も、なにも身につけていない事に気が付いた。
また一段と、恥ずかしさが増す。

「…あ、、…」
びくびくと震えるソレに、ふたたびゆっくり手を触れる。

光太がびくん と震えた。
「あっ、、……す、すごい、、動…いた…」

見た事のない不思議なその器官を、もう一度手のひらで包んでみる。
「…ぅ…」
「こーたくん…きもち、いい?」
自分につぶやきかけるよう、口に出すと、自分までなんだかぼわっとした変な感覚に襲われた。

「……んー……う…」
昨日の疲れがたまっているのか、すこし声を上げると再び寝息を立て始める。

「……すごい、堅くて…、、これが私に…なかに…」
心臓が苦しくなるほど高鳴る。

「(堅くて、びくびくしてる…、長くて……やだ)」
思わずその形を確かめる手の動きをやめる。
自分は何をしていたのだろうと考えるが、光太が少し苦しそうな表情をしている事に気づき、そちらが不安になる。

「(苦しいのかな……)」
恐る恐るさわると、びくっ、と身体が震える。
「ゃっ!……ぁ、、」

その拍子に、布団が少しずれる。
「…あ、う、わぁ…」
目の前に少しだけ姿を現したモノに、思わず固まる。
556 ◆grMr.KOUTA :03/07/16 23:06 ID:2qGeYbhY
「……」
ぼーっと"ソレ"を見つめた。

「…う…」
光太が少し声を漏らす。
「(ぁ……私、、…そうだ、苦しいんだ、、これが)」

知識が正しいならば出してしまえば楽になるはず、とは思ったものの
具体的にどうすればいいものかと途方に暮れる。

「……あ…」
手のひらで優しくつかむと、わずかな反応が返ってくる。
包むようにすると、少し声が漏れた。

「…きもち、いいのかな」
「……」
ぐっすり寝た様子に、ドキドキしながらももっと近くで見ようと顔を近づけた。

「う…ん」
ばさっ

寝返りがヒットした。

「…!? か、ヵた、いのが……ふゃあああああああ!!!」
「!へっ、なにっ、志摩!?」
悲鳴に飛び起きた光太が状況を認識するまで、志摩はたっぷりと"ソレ"の堅さを顔いっぱいに感じることになってしまった…。
557 ◆grMr.KOUTA :03/07/16 23:06 ID:2qGeYbhY
「志摩…なんで、そんな、とこ…、意外と積極的なんだね。」
「ち、ちがうっ! その、辛そうだったから……それだけ」
「…朝はこうなるよ。まぁ、、辛いと言えば…」
「えっ、、そうなの?」
「…まぁ」
少し眠そうな目で苦笑する光太。

「じゃあ、辛いのを楽にしてくれるの?」
「え!? ……そんなの…、、」
「……口で、してくれたら嬉しいな」
「……えっ!!!?」
思わず光太の顔を見つめるが、にっこりとしたままだった。

「(これ…口…って、口に…うそっ)」
「…いやだったらいいよ…汚いよね、やっぱり」
「う、うんん、お風呂入ったし、光太くん…だから、それに!」
「それに?」
「そういうのじゃ! ……はず、かしいよ…」

「じゃあ、…志摩、こっちに…」
志摩の腰をつかむと、自分に引き寄せる。
ばたりと滑るように倒れ込んでしまう。
目の前に現れる、ペニスはまだ堅さを保っていた。

「…あっ、やっ」
自分の恥ずかしい場所が丸見えだと言うことに気が付き、あわてて隠そうとする、

「隠さずに、僕をまたぐようにして。よく見せてほしい」
「そ、そんな……」
「志摩…」
558 ◆grMr.KOUTA :03/07/16 23:06 ID:2qGeYbhY

「コータくんの、いじわるっ、」
はぁはぁ、と何度か呼吸を整え思い切って足を広げる。
光太が軽く支え、身体の上に被さった。

すると、目の前には…

「志摩の、よく見えるよ…」
「やだっ、こ、コータくんのだって、、目の…前」
ビクビクと震えるそれにまたも釘付けになる。

「そうだ…先にいっちゃった方が、1つ言うことを聞くってどうかな?」
「えっ? …そ、そんなこと言ってる…場合じゃ…」
イクというのは何やらすごいらしいことだというのは志摩も理解していた。
しかし、自分にはまだその経験はない。
突然それを競争にされては。

「じゃあ、行くよ…」
「えっ、ひゃっ」

光太は、志摩の腰をつかむと、少しおろさせ、顔をそこへと埋める。
悲鳴を上げる志摩にかまわず、舌をのばした。

「んっ! ひゃっ、いゃっ」
ちゅ、ちゅ

そこに沿って、舌を何度も動かす。
恥ずかしさに声を上げるが、当然のごとく光太がやめる素振りはない。

「はっ、わっ」
思わず右手に触れていたそれに気が付く。
ちょうど口の位置。
559 ◆grMr.KOUTA :03/07/16 23:07 ID:2qGeYbhY
それを見ている間も、強烈な羞恥心と、どこからかわき出した快感が思考を犯す。

「んっ、あ、、」

少し堅くなった突起に唇を重ねると、突然吸い上げる。
ぴちゅ、ちゅ、ちゅっっ

「!ひゃっ! ああーーっ!!!」
身体が反り返る。

「……良い? 志摩…僕もしてほしいな」
「はぁ、はぁ…ああ、……こうた、くん…」
目の前の光太の先端に軽く唇が触れた。


「んっ、ふっ、ん」
自分の膣(ナカ)に入っていた事実がどうしても信じられない志摩だったが。
そんな思いはすぐに解けてしまい、口の中に含んだ堅いものに集中する。
何度か、歯を当ててしまい、光太が声を上げる。

傷つけないように気を付けると、また自分の真を貫く快感が襲う。

「んふっ、!!んんっ、」
「…ふぁ、ああ、その…もう段差になってるところ…、んっ!」
舌の動きと、目の前の光景に予想外に興奮が高まり、次第に押さえることに必死になっていく。

夢中で志摩の中で舌を暴れさせ、突起を舌先でつぶす。
「ふぁぁあ!! あっ、こーたくん、やっ、あっ、」
耐えきれず口を離してしまう。
560 ◆grMr.KOUTA :03/07/16 23:07 ID:2qGeYbhY
「ん、ん…はぁ、、こ…うたくん…」
荒い呼吸とともに、止まった攻めに光太の表情を伺おうと振り向く。
「このままだと、僕が勝っちゃうね…」
「え…あ、、そんな、」
「みんなに昨日あったことを自分でしゃべる事。とかにしようかな」
「……、え!? え! そんな、無茶苦茶だよっ。」
「…そうだね…でも、…」

ちゅ
「あ!」

再開された攻撃に、身構える。
しかしそれは今までとは全く違った物だった。

「いっ、ひっ!」
恥ずかしい場所を指が広げ露わにされる。
舌がクリ×リスをこね回す。
指がナカへと…。

「あっ、あうっ、」
「志摩! 好きなだけ、気持ちよく」
「ひいっ! あ、っ、あああ」
しかし、志摩は必死で光太のペニスをつかむと、夢中で口にくわえる。
「(わっ、…う、、)」
思わぬ反撃に声を上げそうになる。
しかし、刺激を続ける舌が自由にならない光太は声を出すことができない。

「わは、ひっ、も!」
くちゅ、くちゅ、ぴちゅ

「んっ、…まっ、」
ぴちゅ、じゅ、ズっ、ぴチゅ
561 ◆grMr.KOUTA :03/07/16 23:08 ID:2qGeYbhY
部屋に荒い呼吸と体液から発するいやらしい音だけが響く。

「かっ、ん、ん、!」
「うっ、あ」
生まれてから今まで、感じたことがなかった鋭い快感が全身に広がり
思わず光太のソレに、軽く歯が当たってしまう。

しかし、その衝撃に耐えられず志摩から口を離してしまう。
「うわっ、あ、しまっ、っ、あっ!」

「ふわっ、ひゃっ」
ビュッ

昨日は自らの体内に放たれた精液が、志摩の口を汚し、
顔を汚していった。
「あ…、っ、、しま、っ…」

少し精神が戻った光太が見たものは、目の前の志摩の秘所から、
粘りけのある体液が、自分の胸あたりにこぼれようとしている光景だった。
「しま…」

「……! ひっ」
少し乱暴に、志摩に口を付けると、再び攻撃を再開する。
呆然としていた志摩は、突然のことに力が抜け光太を何とか避けるとベッドに突っ伏してしまう。

「やあああっ!!! いっ、きっ、」
こねるように指でクリトリスを刺激する。
鮮烈な快感が飛び散り、悲鳴を上げることしかできない。
562 ◆grMr.KOUTA :03/07/16 23:08 ID:2qGeYbhY
指がかなり深くまで進入してくる。
ナカを自在にかき回され、志摩が生まれて初めての限界を超えたのはすぐだった。

「ひっ! あ! ! ! ! !」
ビクビクと身体を震わせ、シーツを必死につかむ。
世界が真っ白になる感覚。

時間が止まった。



「あふ、、っ」
「かわいい、、」
頭を優しく撫でると、ビクビクと、何度か反応する。

「でも、きれいにしないとね…」

「…ん…ぁ…」
志摩を抱きしめ、起こそうとするが、身体に力が入らない。
そのまま抱き上げてしまう。

「ん…重い……」
「……光太くん…ばかっ…」
そうつぶやくと力尽き、身体の自由がまた無くなった。
563 ◆grMr.KOUTA :03/07/16 23:10 ID:2qGeYbhY
半分弱できました…なんかペースが上がらない。

>>542 氏がすごいうまーなので、、なんか申し訳ないです。
エロだけなのに実用度低いな(汗)
書き直しで追加するせいです…ということにしてください。

よし、がんばるぞっ!

(;´ρ`) グッタリ
564名無しさん@ピンキー:03/07/16 23:48 ID:UwOWWpy/
あー本放送前に見えて幸せ〜な気分です。
グッジョ!
565あぼーん:あぼーん
あぼーん
566あぼーん:あぼーん
あぼーん
567モJOJOJO:03/07/17 00:39 ID:1nsolX6B
>>563
さて始まるぞ、とか言ってテレビを見ていて、もしやと思えば。
やっぱり投下されてる!
グョ(グッド・ジョブの略)!

いやあ、相変わらず生々しいというか、生っぽいというか、
場面が目に浮かぶような文章表現ですね。
見習いたいというかなんと言うか。分けて欲しいぜ、その力。

俺はというと、もう全体の十分の一くらいしか進んでません。
なんとかこのスレが終わる前に全作品投下したいんですけどね。
百合場面は書けそうなんだけど、そこに持ってく方法がなー…。

ああ、なんだかグチになってしまいました。
>>563
実用度ないなんて、そんなことないですよ。
俺も見習って精進しますです。
グョ(グッド。ジョブの略)!
568 ◆grMr.KOUTA :03/07/17 02:48 ID:pHZnGNLD
がんばりますた。。
半分…。

放送のおかげで萌え燃えで、スピーディーに書けました。
例によって推敲前ですが、、投下します。

しあわせなとき 3 Ver0.89
569 ◆grMr.KOUTA :03/07/17 02:49 ID:pHZnGNLD
「ひゃ」
気が付くともうそこは浴室。
シャワーを持った光太も何も身につけてはいない。

「志摩ちゃん、シャワーかけるよ」
「え、うん…」
ぺたんと座り込んだ志摩は、浴室の床の暖かさにうっとりしつつ
光太がお湯で、その顔に付いた体液を流していく。

「……ん、はっ、、くるし、」
「ごめん、気持ち悪かったでしょ…。全部落ちたよ。」
「…うん」
少し思い出しまた恥ずかしがりながら、
身体がまた、ぽかぽか、じんじんしている事に気づく。

「下も洗おうか」
「…え、」
後ろへ回るとそのまま志摩を抱きしめる。

シャワーのお湯が志摩の身体を流れた。
「あっ、、…光太くん」
「足…開いてね」

「あ、…」
まだ、見られないだけ恥ずかしさは少なかった。
ゆっくりと両足を開く。

すーっと、光太の手が、志摩の足を滑る。
「んっ、」

ぴちゅ
少し濡れたそこへ手が到達すると同時に、シャワーのお湯がかかる。
570 ◆grMr.KOUTA :03/07/17 02:50 ID:pHZnGNLD
「あっあつ、、」
「え? 38度だよ?」
「ん、、変な感じがして」
光太の指がなぞるようにそこを開き、お湯がかかる。
「あっ、…」

体温より少し高いだけの温度にびくりと身体を震わせ、
ジンジンとした感覚がまたわき上がる。

無意識にシャワーと、光太の手から逃げようとする。
「志摩…うごかないで、洗えないよ…」
「…ん、、だって、、なんだか」
「…じゃあ、、」
光太は、すぐ近くのパネルを操作した。

流れるようなシャワーの音が、突然噴水の近くにいるかのような
強い音へと変わった。

「このお湯できれいにしよっか」
「!?」


「(志摩の顔、表情、声…もっと知りたい…)」
光太の中のその想いは、昨晩身体を重ねたとき、初めて感じた物だった。
痛みに耐える姿、気持ちよさそうな、そして眠っている表情。

「…きっと、すごくイイよ」
水があらん限りの勢いで噴き出しているシャワーを志摩に近づける。

「えっ、やっ、こう、!!」
びくびく と、強烈に志摩が震え、立ち上がろうともがく。
そのまま後ろから押さえ込んだ光太は、シャワーを片手で開いた秘所に押し当てた。
571 ◆grMr.KOUTA :03/07/17 02:50 ID:pHZnGNLD
「いっ、ひっ!! っっ!! あああっあふ、もああ、めっっ!!」
達してまだ数分しかたっていない志摩の身体。
そのもっとも敏感な部分に無数の水流がたたきつけられる。

しかも、強く押さえられ、腰を引くことも、ましてや逃げ出すこともできない。
先ほどとは比べ物にならない強烈な衝撃に、悲鳴をあげ、呼吸するのにも必死なほどになる。

「いっ、く、! い゛っ! ひぃぃ!」
ビク! ビク!

身体が飛び跳ねるように痙攣し、耐え難い快楽が全身を貫く。

「志摩…イった?」
「あふっ、ああああ!」
しかし、シャワーの水流は全く勢いが変わらない。
光太の指先が、志摩の敏感すぎる芽を何度か撫でる。

「いっ、…やあっ! ぅ、っ…… あああああ!!!!」
体中が耐えきれない快感で破裂する。
志摩は必死にその強すぎる快感に耐える。
572 ◆grMr.KOUTA :03/07/17 02:51 ID:pHZnGNLD
しかし、もはや、自分がどこにいるのか、誰と居るのか、何をしているのか、
もうろうとした意識は答えてくれない、

ぴゅっ

光太は、なにか熱い体液を感じあわててシャワーを離した。
と、同時に、志摩がガクリと自分に体重を預けてくる。

「志摩? …あ、」
ちょろ、ちょろ。
制御できない快楽に意識を手放した志摩は、
呆然と、もたれ掛かったままだった。


「…う……ぁ…?」
ぱたぱた

涼しい風、柔らかい寝心地。

ベッドに寝かされた志摩はゆっくりと目を開けた。

「志摩ちゃん…よかった」
「…こーた、くん…私、あ、あれれ…」
ぼーっと光太を見ながらつぶやく。

どこから持ってきたのか、不安そうに団扇(うちわ)で志摩を扇いでいた。

「…ん、、私…たしか、シャワー……!?」
「ごめんね…僕が無茶するから…こんなことに」
「……う、うん。。なんだかすごかった…気がする。」
「気絶するなんて思ってなかったから。びっくりした。。ごめん。」
珍しく、少し落ち込んだ様子で志摩を心配そうに見つめる。
573 ◆grMr.KOUTA :03/07/17 02:51 ID:pHZnGNLD

「……、なんだか、気持ちいいのかも分からなくなって…、真っ白になった…」
「…。僕のこと許してくれる?」
「え? …、、ちょっと怖かったけど、…もう、無理矢理はいやだよ」
すこし赤くなりながら答える。

安心したのか、ふー、っと息を吐くと、光太の顔が近づいた。
「あ、、」
軽く、唇が重なった。



「…だいじょうぶ、だよね」
「…うん。」
「じゃあ、ちょっと浴室を汚しちゃったから片づけてくる」
「…うん、、……え? よごした、、」
「僕が志摩に無理な事したから…。だから気にしないで。…でも、かわいかった。」
「…かわい、かった? よごした、、」

スタスタと、浴室へ向かう光太の後ろ姿を見ながら志摩はぼんやりと考える。
何か大切な記憶が飛んでいる気がした。

何か…。
574 ◆grMr.KOUTA :03/07/17 02:52 ID:pHZnGNLD
〜〜〜〜

「しーぽん…」
朝食を終えて、部屋でごろごろ、
することが無く暇をつぶしているアリサ。

「昼も帰ってこないのーーーーー!!!」
そんな部屋から、昨夜よりも大きな叫び声が響いた。
575 ◆grMr.KOUTA :03/07/17 02:55 ID:pHZnGNLD
とりあえず、、こんなもんで。

ところでどなたかリクの多い、赤ほっぺちゃんのSSでも(笑)
百合しか思いつかない<書けない

では、ちょっと力尽きたので… (ヘ;_ _)ヘ ガクリ
576あぼーん:あぼーん
あぼーん
577 ◆grMr.KOUTA :03/07/17 03:29 ID:pHZnGNLD
まとめます、、

しあわせなとき 3 Ver0.89
>>554-562
>>569-574

>>567
どうもっす。実は今日が放送だって忘れて投下してました(汗)
後半は見た後ですが。
やはりテンション上がりますねー。

生々しいというか生っぽい、、ですよね。
ちょっとドリーム入っている文体も書きたいのですが、、慣れていないらしく辛いので
まぁ、いいかなと。

ちょっと違う問題ですが、伏せなさいとよく言われますが。
…いいかな(汗) ページの方で、伏せ字も表現方法として使っているせいで
滅多に伏せません(汗)

実用度ありますか、そうですか、

喜 ば し い 限 り !

それなくしてエロパロならず。(健全ベースのエロパロは別だが)

しかし、グョ! はどうでしょうか(汗)
流行ってるんですか?
うーん、はやりには疎い私…。
578モJOJOJO:03/07/17 06:44 ID:1nsolX6B
>>577
どうもです。
後半投稿早いですね…。
俺も急がないと。

いや、「グョ!」は全然流行ってませんよ。
だって俺が作ったんですもの。
恥ずかしいのでもう使いません。
579名無しさん@ピンキー:03/07/17 07:59 ID:mQNTNWUD
>>577
いつもながらすばらしい。
あの物静かで優しそうな光太が、責めるようなことを口にしたり実行したりするのは
異様に萌えますね。個人的に、イかせることが勝ちみたいな考えはあまり好きでは
ないのですが、愛情のある行為として描かれているのでとてもよかったです。

>>578
期待してます。
580名無しさん@ピンキー :03/07/17 09:33 ID:hNeWEJqX
本編がいきなりシリアスな展開になってきた。
今までの「ちょっとHなラブラブモードアニメ」が
またぞろ「死人てんこ盛り鬱アニメ」になりそうな悪寒
581 ◆grMr.KOUTA :03/07/17 12:17 ID:pHZnGNLD
>>579
光太が志摩をいじめたのは訳ありなんですが、
実用性優先でカットしてあります(汗) ごめんなさい(ばっかりだな、俺
正式版で補完予定です。

>>580
ですねぇ、しかし、次回予告でしーぽん泣いてないし、
憤りを怒りに変えて戦いに向かっていくんでしょうか。
まぁ、こういう話ですから。

レギュラー陣が死なないことを祈っております。
582 ◆grMr.KOUTA :03/07/17 13:59 ID:pHZnGNLD
しあわせなとき 1・2・3(Ver1)
出来たので公開しました。

http://www.geocities.jp/fsfs/

結構早くできたが、どうもまとまりが良くない。
また見直したいな、、今は次のを書きたいけど(汗)
583あぼーん:あぼーん
あぼーん
584名無しさん@ピンキー:03/07/17 23:08 ID:v2+fbYw7
>>581-582
実用性優先とか、そういった配慮で筆の勢いをコントロールできるのは素直に
凄いと思いますね。エロパロ書く上では基本の基本なのかもしれませんが。
でも「訳あり」の部分も読んでみたいなあ。いつか書いてもらえると嬉しいです。
個人ページ上のVer1.0では、加筆の結果、アリサのエピソードがちょっと
浮いてしまったようにも思えます。この点に関してのみVer0.89のほうが好きです。
585 ◆grMr.KOUTA :03/07/18 00:22 ID:0vCwJL9l
>>584
どうもっす。
アリサの扱いの悪さはダメダメなんですが
最後は接着剤で無理矢理付けたようになって、そうかといって真ん中に入れるわけにも。
ということで更新しました。

感想ありがとうです。
訳ありの部分もだいぶ書き足し。
今後の更新はページの方でしますので、感想などはあちらでお願いします。


さて、次なんですが、やはり、、あんなに長い間。
光 太 と 二 人 っ き り!!!
というかビッグ4の皆さんとかは居るわけですが、
友達がいない状況で、不安だけが募る…。

となるとすることは1つだけでしょう。

……俺、なんか他のカップリング書けなくなってないか…
そろそろネタ切れのような気がするのですが、ネタがどこぞやの温泉のように湧いてくる(゚∀゚)アヒャ

(末期カモ)
今日は護衛任務をしました。
隊長の指示はすっごくカッコよかったなぁ〜。でも私の一番は
光太君♪ いきなり「付き合ってるのか?」なんて聞かれちゃったしねぇ〜。
ちょっとイタズラっぽく光太君に抱きついちゃったけど、いいよね。
ホントだったらその場でキスとかしちゃいたかったんだけど、さすがにと思って
やめておいた。
 あんなにたくさんの人が死んじゃって…。もう悲しすぎて…。
やっぱりこういうときは光太君に 癒 し て も ら う のが一番。
ってことで明日ぐらいによろしくね♪

これを偶然見てしまって焦る光太萌え。
587名無しさん@ピンキー:03/07/18 03:15 ID:XmABmYaU
>>586
しーぽんの性格がなんか違うような気もするが、これはこれで萌え
588名無しさん@ピンキー:03/07/19 21:35 ID:OD7c37+D
>>586 ネタパクらせてくださいm(_ _)m

< ごく普通のしーぽんの日記 >

今日は、護衛任務でした。
でもまさか戦いになって人が死んじゃうなんて...
私、どうしたら。

なんだか、涙が…、あ。光太くんがき────────〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

−−−−−−−−−−−−−−−−−

「あの二人はどうしたんだ?」
「部屋でやってます」

「…そうか」
>>507,>>508,>>510,>>512
遅いレスですがどもです。

>>507
毎度どもでつ。次回ネタ的に怒らないでもらえると幸いでつ。ばあいによってはスルーして下され。

>>508
気の狂ったように長いと書いてる本人が思いまつ。次回も同様で。頭で情報処理してる間に色んな物が下向いてしまうのは困り物でつ。
持ち味という素晴らしいお言葉を戴いたのでやむを得ず直らなければそれを個人的な心の設定にしようと思いまつ(笑)

>>510
お褒め頂きありがとうございまつ。でももう新EDが明るい曲に思えるような種類の妄想しか思い浮かばず
その手が2度と使えません。でも私は下手をすると本編よりもと言うくらい主題歌とED曲が好きなのでいつも流しながら書いてまつ。
オチの方はその後のTV本編では光太は怒って喫茶店を飛び出すしーぽんを追いかけようともしなかったし
白銀と蓮花も一緒の部屋でしてた会話は実際にはクロスワードパズルでしたね。健全な奴らだと思いまつた(笑)

>>512
ども。次回使わせてもらいまつ。
590見えない翼  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 01:06 ID:hoQr8bhj
今回内容的に一層あれなのでこれどうしたものかとも思いまつたが
妄想書き飛ばし文、141行ほど投下しまつ。
途中蹴られて切れるかもしれませんが。
内容は>>512の関連で毎度ワンパで失礼。
例によって内容は毎度どおりあれなのでヤバイと思ったら引き返して下され。
591見えない翼  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 01:08 ID:hoQr8bhj

「それで?その男の子はあなたに何て言ったの?」

「・・・・やらせろ、と言いました。・・・・そして俺達のグループの自主練習に参加していれば
 そのうちあいつも今の彼女に飽きて必ず顔を出すからそうしたら俺がおまえをあいつに紹介してやる。
 おまえはあいつの彼女になれる。そうやってあいつの彼女になったやつは沢山いるんだ、って・・・・」

「それで、あなたはその彼の誘いに乗ったのね?
 それにしたって・・・・もうちょっとマシな誘い方があると思うんだけどな(苦笑)。その位の年齢の男の子って
 そんなものだったかしら・・・・まあそれはおいておくとして・・・・
 それであなたは彼らのその自主練習に1ヶ月半あまり参加して、それから
 ステルヴィアの入学試験に合格してここへ上がってきたのよね。

 そのあいだの事・・・・その後、彼らとどうなったかについても私に話してもらえるかな?
 いきなりじゃなくて起こった出来事を自分で整理しながら自分に出来る話し方というのでいいの。
 そのうち薬が効いてくるから緊張せずにリラックスして話せる筈よ・・・・
 それで、・・・・最初はいつ?」

「最初は・・・・3月で・・・・ちょうど一年前の冬休みが終わって新しい学期が始まった日の事でした。
 始業式があって・・・・」

592見えない翼  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 01:09 ID:hoQr8bhj

「・・・・始業式があって校長先生が講堂でいつものセカンドウエーブについてお得意の演説を壇上で延々としている間、
 わたしはずっとうわの空でした。それがようやく終わった後、担任の先生に呼び止められて特別に校長室に呼ばれ
 校長先生の言う激励の言葉を受けている間もずっとそうでした。

 わざわざそんな事しなくてもいいのに・・・・わたしの学校はそんなに成績の良い学校という訳ではなかったし、ましてや
 ステルヴィア学園への受験者など、適性試験に合格して受験可能となるのが数年に一人か二人出れば良い方。
 いままでに合格者とかは出ていなかったんです。そしてそんな中で初めて科目試験や適性が認められたパイロットとしての
 シミュレータ成績とかの事前審査をクリアして、残る数回の面接試験までこぎつけたのがわたしでした。

 わたしの学校は特にその為の指定校という訳で何でもなくて、ステルヴィアの為の特別科目などなかったから
 受験したところでもちろん合格するとは限りませんでした。
 ただ一般向け適性試験が広く行われていてそれへの参加に熱心な学校とそうでない学校に別れている中で
 わたしの学校はどちらかと言えば熱心な学校にあたっていて適性試験へは強制的に参加させられていたんです。
 この地区の同じような沢山の学校の受験生全体から毎年10数名が適性試験を通過して、その各適性ごとの事前審査を
 パスして数度に渡って行われる最初の面接試験まで進める生徒が地区全体でそれでも年に数名は出ていました。

 ステルヴィアへの合格者を出すことは学校側にとってはとても重要な事になっているらしくて、
 校長先生は前回のわたしのシュミレータ試験の成績が受験者全体からみても良かったらしい事を
 手放しで喜んでいて残り数回の面接試験を学校を挙げて応援するから是非とも頑張って欲しい、と言っていました。
 君ならまずステルヴィアから派遣される面接官相手の面接でも問題ないだろうが、我々もあらゆる手段で応援する、とも。
 わたしは性格が真面目だと見られていて成績も悪くはなかったので、今回のステルヴィア受験の件で一層、
 先生達やまわりの同級生達からは優等生と思われていたんだと思います。
593見えない翼  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 01:11 ID:hoQr8bhj

 でもその時のわたしにはそんな校長先生たちの言葉なんか全く聞こえてませんでした。
 ステルヴィアへの進学の問題に比べたら馬鹿らしくて子供っぽいと思われるかもしれないけれど・・・・その頃のわたしの同級生達も
 堅物の優等生・・・・というよりは口数が少なくて感情をあまり外に出さないタイプだと思われていたわたし、背だけむやみに高くて
 まるで男の子のようなぶっきらぼうな話し方しかできなくて自分でもとても女らしいとは思えないわたし、あまりそういうことに
 縁のなさそうなわたしがそんな事を考えてるなんて思いもしなかっただろうけれど、わたしには・・・・その時、ずっと好きだった人がいて・・・・
 その自分の・・・・恋愛の悩みで頭が一杯だったんです。

 相手は同級生の男の子でした。同学年の男の子たちなんか皆んな子供っぽく見えていて
 まさか自分がそんな相手を好きになるなんて思いもしなかった・・・・どうして好きになったかも解らないのに
 気が付いたらその人の事を考える事で毎日が手一杯になっていて・・・・自分ではどうしようもありませんでした。

 同じクラスになってから一年近く・・・・わたしはずっとその彼を遠くから見ていて、自分でも可笑しくなってしまう程進展がなかった。
 彼は学年でもあんまり評判の良くないグループの一員で、同じクラスとはいえわたしとは全くと言って良いほど接点が
 なかったし・・・・彼はいつもクラスの中では窓際の後列にある自分の席でそこに集まった男子達と笑い話をしている程度しか
 印象になくて、どちらかといえば授業をサボってグループの他の仲間と遊び歩いている方が多かったから・・・・。
 彼は他のクラスにグループの仲間やそれに女友達が沢山いて、それ以外のクラスメートはあまり相手にしていない様子だったんです。
 彼らのグループについては悪い遊びをしてるという話が生徒達の間でよく噂されてました。
594見えない翼  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 01:12 ID:hoQr8bhj

 わたしはそんな彼をただ見ているしかなくて、自分はそんな性格じゃなかった筈で、そんな自分に自分で腹が立つ位だった。
 多分向こうもわたしの事を全く知らないか、面白みのない優等生の女の子という位にしか意識していなかったはず。
 でも自分でもどうしたら良いのか全然分からなくて・・・・
 あんまり勉強熱心な学校じゃなかったから、女の子たちのグループはいつも休み時間にはそういう話題でずいぶん
 盛り上がってはいたのだけれど、わたしはいつもそんな事には興味がないという顔をしていて、それが周りにも
 伝わっていて、お堅い優等生みたいに見られていて・・・・友達も少なかった事もあったから、誰にも相談する事もできませんでした。

 始業式のその日も、わたしは一人遅れて校長室から教室に戻った所で授業をエスケープしようと教室から出てくるところの彼と
 ドアの所ですれ違いました。彼はわたしの事を全く意識してない様子でわたしの身体の横をすり抜けるように通り過ぎていって、
 その時に、ああ・・・・男子が騒いで授業がなかなか始まらない時、いきなり立ち上がって男子を睨みつける気の強い優等生様かよ、
 といった様子でこちらをちらっと見ただけでした。でもわたしは・・・・そんな風に彼とすれ違うときいつもそうであるように
 すれ違いざまに肩が触れた感触を残して立ち去っていく彼を思わず立ち止まり振り返ってじっと見つめながら見送ってしまうのを
 ・・・・止める事ができなかった。
 そしてそういう時のわたしの表情がいつも・・・・不器用なわたしの気持ちを周囲に物語ってしまっていたのだと・・・・
 後から別の人に教えられたんです。

 授業が終わった後、もう一度今度は職員室へ行って進学の為の資料を貰って、それから教室に戻って一人自分の席で
 帰り支度をしているところでわたしはそこにふらりと現れてそれを教えてくれた男子生徒の一人に話しかけられました。
 その男の子はわたしの好きな彼の悪友の一人でした。
595見えない翼  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 01:13 ID:hoQr8bhj

 おまえ・・・・XXの事が好きなんだろ?でも駄目だな、あいつの好みとは全然違うから、とその男の子はわたしに言いました。
 そんな優等生ぶりっこじゃあな。知ってるだろ?今のあいつの彼女が誰だか、って・・・・
 わたしには心当たりがありました。同じ学年の他のクラスで美人というよりは可愛らしいといったタイプでわたしと違って
 小柄で女らしくて・・・・良く笑う笑い顔が印象的な、やっぱりいつも仏頂面なわたしとは全然違う可愛らしい女の子・・・・
 彼女は私たち女の子の間ではいろんな男の子とつきあっていて次々相手を変える、そういう種類の子だと噂されていました。
 わたしがその子の名前をあげると彼はうなずいて話を続けました。

 でも諦められないんだろ?で、どうにかしたいんだけど、どうしたらいいかわからない。だったら俺と付き合って・・・・
 ・・・・やらせろよ。どうせお前が行くステルヴィアには性技科目とかがあるんだろ?そうすればあいつ好みの女の子になれる。
 そして俺達のグループの自主練習に参加していれば、そのうちあいつも今の彼女に飽きて必ず顔を出すから
 そうしたら俺がおまえをあいつに紹介してやる。おまえはあいつの彼女になれる。
 そうやってあいつの彼女になったやつは沢山いるんだ、って・・・・」

「・・・・・・・・。
 それからわたしは・・・・カバンを持って学校を出て、校門をすぐ過ぎたところにある歩道橋の真ん中で橋の下の車道を通り過ぎる車を
 あてもなくぼんやりと眺めながら・・・・今さっきあの彼の友人に教室で言われた事を考えていました。
 あのときわたしは相手を睨み付けながら立ち上がって、そのまま平手で相手の頬を張りつけてやるつもりだった。
 相手はわたしの怒り顔を見て、狡そうな・・・・それでいて妙に憎めない愛想のある表情でひょいと後ずさると、
 別に今決めなくたっていいんだからな、と言って教室を出ていきました。
596見えない翼  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 01:14 ID:hoQr8bhj

わたしはステルヴィアに性技科目があるという話は聞いてました。わたしの学校や住んでいる地区では実習はないけれど
何回か学校で行われた模範実技は目にしていて科目学習はもちろん履修してる。わたしは去年破瓜処置を受けていて
色んな理由であまり積極的に参加する娘は少ないけれど実技の自主練習と呼ばれてるグループ交際に参加していても
別におかしくはない。ただ今までが勉強で忙しかっただけ。それに・・・・

わたしは始業式や退屈な校長室でのお話の間、ずっとわたしの頭を悩ませていた問題にまた戻ってきてしまってた。
それは、とうとう・・・・最後の学期まで来てしまった、というものでした。
わたしにはもう決断する時間があんまり残ってない、という。

学科試験やシミュレータ実技の成績提出が終わってしまって、それに問題がなければ来月には最初の予備面接が始まって、
翌々月の5月には最終面接、さらにその翌月に合否発表がある。卒業式を迎えてしまえば今の生活とはそれでおしまい。
合格していれば9月からはステルヴィアの一員となって、そうなればそこから何年もの間は休みの帰省期間を除けば宇宙に行ったままになる。
もし不合格でも結果は同じ。宇宙に行ったままになることはなくなるにしても、認められた適性に応じて地上の宇宙局や太陽系連盟の
構成員、ステルヴィア関連施設の職員養成のための特殊な専門学校や大学、そうした何かへの入学が推薦されてそこへ通うことになる筈。
そうしたらそれ以降のわたしの生活は、たぶんわたしの同級生達とはずいぶんかけ離れたものになってしまう。
普通の学校生活を送り、普通に恋愛したりする生活とはかけ離れた生活に・・・・

それにわたしは・・・・今のわたしにはどうしてもステルヴィアに行きたい、という強い理由がない。
全くないとは言わないけれど・・・・今のわたしにはもっと大事な想いがある。
地上に残って彼と恋人同士になって、もし彼と同じ学校に通ってこの恋愛を続けられたら・・・・
たぶんこんな他人から見ればつまらない理由でステルヴィアへの進学を断念する受験生はいないだろうけれど・・・・
597見えない翼  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 01:15 ID:hoQr8bhj

わたしはそのずっと前、冬休み前にもこのお気に入りの歩道橋の上で、夕方しだいに薄暗くぼんやりとしていく風景に溶け込んだ校舎の様子を
飽きることなく眺めていました。小雪がちらついていて傘を持つ手袋の手がかじかんで、それでも帰れなくて待ち続けていて、それでようやく
目にする事ができたもの・・・・それは校門をくぐり帰宅するいつものあの人の姿ではなくて・・・・長いマフラーを二人で分け合って
校門を出たところで立ち止まり、雪の降る夕方の光の中、重なって一つのシルエットになったあの人と・・・・
・・・・その彼女の姿だった。

わたしは・・・・こんな所からこっそりとそれを見つめている自分が・・・・情けなくて・・・・好きになれなくて・・・・
それでもその光景から目を離せなくて・・・・それでもようやく振り切るようにそこを離れる事ができたのは、
二人がそこを立ち去ってからしばらくしての事でした。

今はもうその時のように涙が頬で凍りつくことはないけれど・・・・
一年間まるで進展のなかったわたしの想い、どうしようもなく不器用な自分の性格の事を考えれば
残された時間で何かがどうにかなる可能性は全くない。そんな自分が腹立たしくて・・・・

・・・・それでわたしは・・・・教室でわたしが怒り出したときのあの彼の友人の男子の表情と言葉を思い出しながら・・・・
結局・・・・彼の申し出を受ける事に決めたんです。」
598見えない翼  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 01:19 ID:hoQr8bhj
ちょっと短めですが今回ここで切りまつ。
キャラ名書きませんでした。今後も出てきません。なので問わないで下され。
時間おいて投下しまつが物はだいたい上がっているので続きはまたすぐに。
599モJOJOJO:03/07/20 02:50 ID:kfAS3G8F
>>598
こんばんは。
>>589を読んで、え、俺? と思いましたが、そういうことですか。
いや、全然怒りませんよ。
む、文章じゃいまいち伝わりにくいな。そうだ記号をつけよう。
いや、全然起こりませんよw

でもこれって会話文だけなんですよね。
途中、それを忘れてしまうほど内容に引き込まれました。
「見えない翼」が何を意味するのか。
続き楽しみにしてます。

実は俺の方も一応完成しまして。
投稿しようと思ったら先を越されてしまいました。
邪魔になるのでまた後日。

技術的差が…。投稿しずらいなぁ…。
600 ◆grMr.KOUTA :03/07/20 12:49 ID:T28WxIYQ
>>599
私だけに恥をかかせないでっ(ぉぃ

て、お願いしてみるテスト。
601見えない翼2  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 20:58 ID:hoQr8bhj
>>599
ども(笑)。急ぎまつね。

今回内容的に一層あれなのでこれどうしたものかとも思いまつたが
妄想書き飛ばし文、151行ほど投下しまつ。
途中蹴られて切れるかもしれませんが。
内容は>>590-597の続き、>>512の関連で毎度ワンパで失礼。
例によって内容は毎度どおりあれなのでヤバイと思ったら引き返して下され。
602見えない翼2  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 20:59 ID:hoQr8bhj

「その次の週にはもう、わたしは彼らの言うその自主練習に参加し始めました。
 彼らは上履きを履かないで済むカーペットの敷き詰められた録音室のある校内の放送室をその自主練習に使っていて
 そこは普段ほとんど使われることがないのに内装だけ立派で、ソファやテーブルがあってそこだけ校内の他の場所とは
 かけ離れた雰囲気を持っていました。入り口で見張り番役をしている男子生徒に合図する彼に連れられて
 わたしが録音室に入った時、部屋の中には男子生徒が2人、女子生徒が3人いて彼らの言う自主練習をしていました。

 ソファの一組はその上に寝そべって仰向けに頭を手すりに載せた女の子に男の子が覆い被さるような形で今まさに行為の最中で、
 壁際の床の上の一組も同じように抱き合っていて、行為が終わった後なのかこれからなのかのどちらかの様子だった。
 部屋の中にはソファの女の子が断続的に上げる、授業の模範演技では聞いた事もないような、わたしには悲鳴のように
 聞こえてくる鳴き声が響いていて、最後に残った女の子がはだけた制服の間から白い身体を覗かせたままといった恰好で
 上げた片足を胸の前で抱くようにして椅子に座って面白そうにそれを眺めていました。

 初めて目にする同学年どうしのそうした練習の様子にも、ほとんど半裸で椅子の上の短いスカートの間から性器を覗かせて
 それで平然としているその女子生徒の様子にも、そのどちらにもわたしは動じる事はありませんでした。
 部屋に入ったわたしは背筋を延ばして立ったまま少しだけ眉を上げた目でただ彼らの様子を同じように平然と眺めていました。
 わたしはとにかくここでわたしのする事をすればいい。そんな風に考えていたから。

 そうはいうものの一方で、今ソファの上で行為されている女の子以外の視線が、部屋に入ってドアの近くに立つわたしに集中して
 わたしは居心地の悪い思いをしました。わたしが今日から練習に参加することは前もって知らされていていたのだと思います。
 向けられた視線はどうしてあの優等生が?という好奇心で一杯のものだったから。ソファの男子生徒は私たちに気づくと
 急いで終わらせて観客に回ろうとしているみたいに身体の下の女の子を突く腰の動きを早め始めてさえいました。
603見えない翼2  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 21:00 ID:hoQr8bhj

 その場の雰囲気に居たたまれなくて、どうしたら良いの?と聞いて返ってきた返事が、下着を脱げよ、という物だったから・・・・
 わたしは黙ってその場で下着を外し始めました。その場のみんなが凝視する視線が重たい中、わたしはずっと無言でした。
 椅子に座っていた女の子が立ち上がってその下着を受け取って、いちいちそれを広げて皆に見せびらかすようにして
 冷やかしてからテーブルの上に並べて置いた時も、どうぞ、と言いながら部屋の真ん中まで引っ張り出された椅子に座らされた
 ときも、そのままで胸を外から見えるようにブラウスから出せよ、と言われた時も、それから足をもっと広げて見せろよ、と言われた時も。

 わたしはその何日か前にはその彼と、破瓜処置を済ませてからわたしにとって初めてとなる男の子との行為を済ませてた。
 その為の時間も場所もなかったので、誰もいない教室の窓際の座席の机の上で。それはただただあわただしくて
 みっともなくてまだわたしの身体が慣れないからつらいだけだったけれど、自主練習参加への踏ん切りをつけるには
 充分な行為でした。

 その時のわたしは相手の首にしがみついたまま、剥き出しのお尻の一部を冷たい机の上に載せてそれで重心を支えて
 広げて高く持ち上げた両足を相手の身体に絡めて、そんなふうに両手と相手の背中に回した両足で相手にしがみつくようにしながら
 相手が充分満足してわたしの中に射精する気になるまで、唇を噛みしめて声を押し殺しながら相手の激しく突き上げる腰の動きと
 その相手の性器の感触とにただひたすら耐えてみせるだけの存在でしかなかった。
 こんなのは授業の模範演技で上級生の女の子がしてみせたあの幸せそうな様子とは全然違う。少なくとも
 こんな状態のままのわたしを女の子と遊び慣れている彼が好きになってくれるはずがない・・・・

 後戻りする気なんか全然なかった。今、彼らのしてるのは多分、自分達の自主練習に参加したいと言ってきた優等生の女の子が
 どこまで本気なのか・・・・無口で何を考えているか良く解らず、しかもあまり感情を外に出さなくて今も冷静そうに見えるけれど
 明らかにこうした事に慣れていない様子の同学年の女の子が・・・・どこまでするのか・・・・その好奇心を満たしたいだけ。
604見えない翼2  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 21:02 ID:hoQr8bhj

 わたしはその椅子の上で、次々指示されるままに彼らが満足するところまで足を広げ、下着を付けていない腰を浮かせて見せて、
 優等生のくせにずいぶんHな身体をしてる、とか胸や乳首の形がどうだとか、どんな性器の色をしているかとかの彼らの言葉を
 目を真っ直ぐに前に向けたまま黙って全部受け容れて、・・・・それから外で見張り番をさせられていた男の子が呼ばれて
 わたしの相手に割り当てられて、椅子から降りてそこでも足を広げて身体を愛撫されるのもそこそこに行為が開始されるのも
 全て受け容れました。

 最初の相手がわたしをここに連れてきた男の子でなかったのがわたしには意外だったけれど、彼は最初の回はわたしがそうやって
 他の仲間に行為されているところを見てみたかった、というような事を口にしていました。彼だけではなく部屋の全員がそうやって
 部屋の真ん中の床の上で、やっぱり慌ただしく身体の中心に男の子の性器を出し入れされているわたしをずっと注目していて・・・・
 そんな彼らの視線を感じながら、突き上げられて軽い喘ぎ声を上げるわたしの声の一つ一つが彼らを満足させているみたいだ、と
 わたしは感じていました。皆が見ている中、邪魔っけな長い髪を剥き出しの肩にまとわりつかせて床に身体を広げ、
 慣れてない様子だけど抵抗もしない、そんな風にただひたすら広げた脚の中心を突かれる動きに身体を揺らしているわたしが
 その時どんな風に彼らには見えていたのかは解らないけれど。
 その男の子が短い一声を上げて呻いてわたしの身体の中に射精を開始して、出し終わって精液に濡れた性器をわたしの身体の上に
 引き上げるまで・・・・ずっとそんな風に観察されながら・・・・
 わたしはわたしの・・・・最初の自主練習を終えたんです。」
605見えない翼2  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 21:04 ID:hoQr8bhj

 「結局その日残り3人の男の子全員とも練習を済ませて、次の日から週に2回位ずつの自主練習にわたしは参加していました。
 彼らはいつも最後の授業をサボって早い時刻から練習室に入り浸りの様子だったから、わたしはいつも遅れてそれに参加する形に
 なっていて、2回目に自主練習に参加して部屋で歓迎された時には練習室になっているその部屋の中央にどこの教室からか
 持ち込まれた4〜5個の授業机が固めて並べられていて、そこがそれからずっとわたし専用の練習台ということに決まっていました。

 仰向けに寝てぎりぎり頭を載せてしまえば反対側の足は真っ直ぐ伸ばせない、膝を曲げて足を一杯に開いてそれでようやく
 その上に身体を固定できるような状態で、男の子たちは立ったままわたしに覆い被さるような姿勢で行為していました。
 激しく性器で突き上げられると支えのない机の上でわたしはずり落ちないよう注意していなければならなくて、そんな時には
 わたしは両肘を張ってなるべく上体を引き起こすような姿勢にしていなければならない。そんな不自由な姿勢だったけど
 男の子達がいかにも素晴らしいアイディアのように喜んでいたのでわたしは黙ってその上で身体を開いていました。
 わたしは彼らの自主練習のやり方には全然口出しするつもりがなかったから。

 多分この台は部屋の中央で練習で行為されているわたしが周りから良く見えるようにするための物で、実際男の子たちは
 実際に自分でわたしにする行為そのものよりも、この台の上に乗っている半裸のわたしの姿を見て興奮する方が多かったように
 わたしには見えていました。

 優等生でそれにステルヴィアへの受験も決まっていて、普段教室での生活では口数が少なくて生真面目そうで無表情なすまし顔を
 したままのわたしが、この練習室では部屋の真ん中にいい加減に作られた寄せ集められた机の上であらかじめ下着を外して
 ブラウスのボタンの上幾つかだけを外しそこから胸が見えるようにはだけて、下の方は制服の短いスカートを付けたまま。
 その恰好で仰向けに台の上で足を男の子達に向けて大きく広げて性器を露出してる。
606見えない翼2  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 21:05 ID:hoQr8bhj

 たぶん女の子の身体を見るのは初めてじゃない筈なのに、男の子達はそんな恰好で机の上に載っているわたしを見るのが好きで
 男の子達は普段なら絶対そんなことをされるのを許さないだろう私が、その場所では黙ったまま、されられるままに、その姿勢のままで
 胸で上を向いて堅く持ち上がっているわたしの乳房、自分でもなんだか不自然に白く見えてしまっている乳房の高さを
 手のひらで撫でまわされて触られて確かめられていたり、2段に隆起していて性器のように赤く尖っている乳首を指で弄られていたり、
 脚を手で押さえてさらに一杯に広げさせられてその中心の性器を拡げられたり触られたりしている、そんなわたしの姿を眺めるのに
 大抵いつも夢中になっている様子だった。
 そして行為そのものはいつも簡単な物で終わっていた様にわたしは感じていました。

 行為の最中の男の子たちは、脚を広げたわたしの中に自分の物をただひたすら突き上げて動かし続けているだけ。
 そうやって性器を入れながら、わたしに覆い被さるようにしてブラウスの間から出ているわたしの胸を掴んで揉み上げるか、
 夢中になってその乳首を舐め上げるかのどちらか。
607見えない翼2  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 21:06 ID:hoQr8bhj

 男の子たちはそうやって胸に顔を埋めて乳首を口で弄っているとわたしの身体の柔らかさや肌の匂いが伝わってきてしまい、どぎまぎして
 顔を上げて、そうしたら今度は普段経験したことの無い至近距離から、机の上に髪を広げてその上に頭を載せているわたしの顔、
 裸の胸の上にある普段教室で見るのと同じ瞳でじっと見つめ返しているわたしの顔がそこにあってその抑えた息づかいまで
 伝わってくるのに気づいてしまう。多分突き入れている自分の物でわたしの性器の感触を感じてというよりは、今自分の身体の下で
 押し倒している女の子の身体の様子、目の前に見えているわたしのそんな姿に触発されて、下からじっと見上げているわたしと目を合わせた
 とたん、それと同時に今わたしの中に入れている自分の性器の存在を強く意識してしまったかのように瞬間苦しそうな表情になった後、
 いきなり射精を開始してわたしの開いた脚の中心、わたしの身体の中へひたすら精液を送り込む動作を開始し始めてしまう。
 わたしの身体に性器を入れたまま、まるで出すのを止めることができなくなってしまったみたいに2度3度とそれを脈動させながら・・・・
 自主練習での男の子たちの行為はいつも決まってそんな感じでした。

 男の子がすっかり精液を出し終わるとわたしは肘を張って少しだけ胸と上体を持ち上げて身体を起こして、乱れて肩から胸へと
 流れてしまっていた長めの髪を背中の後ろに払って、それから最後に膝を曲げて大きく開き伸ばしたままの足のその中央に
 ゆっくり片手を伸ばして、精液に濡れたわたしの性器を自分の指で触れてみて、そんな風にしながらちょっとだけすくい上げて
 指についた白い精液に興味を知られないようこっそりと目を向けるのが習慣になっていました。
 いつもそうやって自分の身体に送り込まれる男の子の精液がどうしてこんなに沢山なのか不思議だったから。
 一緒に参加している女の子達がそんな様子の脚を広げたわたしの姿を見て忍び笑いを交わしている時があって
 そんな時の会話を聞いてみるとやっぱり普通より沢山だったのには違いなかったみたいだった。
608見えない翼2  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 21:07 ID:hoQr8bhj

 開いて伸ばした足の向こうには、どうしてだかわたしのそんな姿にすっかり興奮してしまった様子の順番待ちの男の子たちが、
 降ろしたズボンの間からもう勃起してしまった性器を無意識にだか上げ下げさせて待っていて、足を広げ上体を持ち上げたその姿勢のまま
 わたしがその男の子と目を合わせいつもの無表情な瞳で合図すると、男の子は我慢できない様子で慌ただしくわたしに覆い被さってきて、
 息を興奮で荒げながらわたしの胸を揉みしだいて性器の挿入を開始して次の練習を開始し始める。
 練習の様子はいつもその繰り返しだったから・・・・相手が何人でも練習にかかる時間は変わりませんでした。

 練習に参加する男子の数が増えてきて、時々グループのメンバーでない生徒が混じってきた事に気付いた時も
 わたしは全然それには構いませんでした。普段の教室でわたしはそれまでと変わりない様子で振る舞っていて
 その一方でクラスメートを含め周りの男子達のわたしを見る目が変わってきている事に気が付いていたから。
 同じ学年の他のクラスの男子生徒達の会話を聞いてしまった内容から判断すると、わたしのこの自主練習の一部始終は
 映像記録に撮られていてその頃にはもう相当の数が出回ってしまっていた様子だった。

 その映像に映っている練習中のわたしの表情は普段のわたしと変わらなかったと思うけれど・・・・その他の全て、
 剥き出しの裸の肩やその下のはだけた胸、広げられて伸ばされた裸の足やその中央のわたしの性器、練習の最中に
 押し倒された男の子の身体の下で、準備するときや男の子が入れ替わる時の机の上で、そういった普段制服の下に
 隠されている全てが露わになってしまっていた筈だから・・・・普段の授業で指名されて立ち上がりテキストを読んでいる
 わたしの姿や、先生との受け答えの声、黒板に向かうわたしの後ろ姿、あるいはただ単に椅子に座ってノートを取っている
 わたしの姿を見ているだけで男の子達はそんなわたしの色々な姿を想像して喜ぶ事ができるみたいでした。
 面と向かってそういったことを口に出されたこともあったけど・・・・
 それでもわたしはそんな事は気になりませんでした。どうでもよかったんです。
609見えない翼2  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 21:08 ID:hoQr8bhj

 どんどん卒業が近づいてきて授業が休みになることが多くなってきていました。自主練習が開始されて一月近く、
 卒業が近いのにわたしが想いを寄せていた男子生徒は自主練習に姿を現す気配が全くありませんでした。
 わたしの自主練習はもう学年中に知れ渡っている筈だから・・・・たとえわたしを自主練習に誘った男子がわたしを騙していて
 彼にわたしを引き合わせるつもりが全くなかったとしても・・・・自分のグループのしているこうした内容の練習に彼が参加してこない
 のは不自然に思えました。後で解った話では、彼と彼の友人であるわたしを自主練習に誘った男子の二人は、事の最初から
 わたしを出来るだけずっと自主練習に引き留めて置くために示し合わせて参加時期を引き延ばしていたという事でした。

 そしてわたしはそれに気づかないままでした。わたしは自主練習を続けていて、相手をすることになる男子が
 段々増えてきて、それなのに行為そのものが気持ちが良いだとかそういう風に感じる事ができないままでいました。
 わたしは行為されている最中、身体を揺らされながらずっと喘ぐ声が漏れるのを押し殺していて、同じ自主練習に参加している
 他の女の子の様に行為に夢中な様子には決してなりませんでした。

 それでも練習に初めて参加する男子達はわたしが、たぶん同級生達から手に入れて既に見慣れた映像記録と同じように
 わたしが部屋の中央の机の上で本当にそうした姿を晒して行為しているのを見るのと行為するのに単純に満足していて、
 わたしに固執していてずっとわたしから違った反応を引き出そうと努力していた男子、わたしを自主練習に引き込んだ男の子も
 最後にはそれを諦めました。それでようやく・・・・
 わたしが想いを寄せていた男子生徒が練習に参加する事になったんです。
610見えない翼2  ◆cboFLV.7rc :03/07/20 21:10 ID:hoQr8bhj
ここで一旦切りまつ。
キャラ名書きませんでした。今後も出てきません。なので問わないで下され。
時間おいて投下しまつが物はだいたい上がっているので続きはまたすぐに。
611モJOJOJO:03/07/21 00:56 ID:3MaSjG4W
…ゴクリ。
612見えない翼3  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 03:42 ID:DyfoVfts

 わたしが彼のためにこうした自主練習に参加しているということは、グループの誰かから周りに伝えられてしまっていて
 いわば隠れた公然の事実になってしまっていて、そのときわたしがどうなるかがわたし自身には押し隠されてはいたものの
 ずいぶん前から大勢の興味の対象になっていたみたいでした。

 それで・・・・彼が参加する事になったその日、いつものその自主練習の部屋にはどこからかいつのまにか人が集まって来ていて、
 結局わたしは男女合わせて10人以上の生徒たちに囲まれて・・・・まるで・・・・儀式か何かのように彼らに見守られる中で
 その時を迎えることになってしまっていました。

 わたしはそんな雰囲気の中でいつもと同じように下着を外し机の上で脚を開いて中に浮かせた足を伸ばし、
 胸と性器を露出した半裸の恰好で彼に行為されるのを待っていました。
 その息を詰めて見守る観客達の中から彼が一歩前に出て、彼はわたしの前に立って・・・・
 ズボンの前を開いて自分の性器を取り出して・・・・その先端の膨らみをわたしの性器に銜えさせて・・・・
 それから一気にそれを奥まで突き上げました。

 その時のわたしは・・・・自分に性器が挿入されて行為が開始されたときから身をよじって泣き出してしまっていて・・・・そして
 何故だか部屋の中が静まりかえってしまっていて、それで一層響き渡ってしまっている自分の声で自分のそんな様子を
 強く意識させられてしまっている・・・・そんな状態でした。
 多分それまでにわたしと一緒に行為したかその練習の様子を見慣れている観客たちは、すぐにそれまでの練習の様子とは
 全く違うわたしの状態に気づいてました。わたしはそれまでそんな風に練習の最中に泣き出した事はなかったから・・・・。
 観客たちはそんなわたしの様子を見て、期待のような物が入り交じった好奇の目で黙り込んだまま
 じっと部屋の中央のわたしを見つめている状態だったのだと思います。
613見えない翼3  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 03:43 ID:DyfoVfts

 わたしがそれまで想いを寄せていた男子生徒はそんなわたしの様子を見ると自慢げな様子で行為する腰の動きを強めました。
 でもその時わたしが泣いたのは・・・・多分わたしが欲しかったのはこんな事じゃなかった、という自責の想いの為だったんです。
 想いを寄せている男の子に抱かれる女の子の反応を見るために集まった大勢の人間に見られながら、そんななかで
 脚を広げ性器を差し込まれるのは、確かに悪趣味な事だと思います。でもわたしはずっと・・・・それでもいいと思っていました。

 どんな風にしてでも彼とそういう関係が持てれば・・・・たとえそれがどんな気持ちのするものであったとしても・・・・
 そうすれば自分はただ彼を遠くから見つめていただけのそれまでの自分とは違った新しい自分になれる。
 わたしが大嫌いだったそれまでの意気地のない自分とは違った自分に。

 それまで自主練習を続けてきて交代で男の子たちに行為されながら、寄せ集めの机の上で足を開き男の子たちの性器を
 受け容れながら、そうされながら懸命に起こした上体を肘を張って支えて、腰を浮かせて突き上げる男の子たちの性器の動きに
 自分も腰の動きを合わせながら、そうして懸命にぐらつく机の上でバランスをとりながら、ずっとそんな行為を続けて自分に
 覆い被さった相手の顔を見つめ、そうすることでやがて身体の中に何度も何度も送られてくる事になる精液の感触を受け止めながら・・・・
 そんな風に自主練習を続けながら・・・・そんな時ずっとわたしが心の中で考えていたのは、そうすることで今までの自分とは違う・・・・
 別の新しい自分に変わることができる、という想いでした。

 わたしは練習の合間に同じくこの練習に参加している女の子達とも親しくなっていて、卒業した後の進路で彼女たちが
 予定している新しい生活、今までの延長線にあってその大抵が好きな男の子と恋愛して二人であんなことやこんなことがしたい、
 あんな場所やこんな場所に行きたい、といったその女の子らしい内容の夢をわたし自身も夢見たりしていました。
 多分・・・・そう上手くはいかないとは思うけど、わたしもわたしがずっと好きだったあの男の子と恋人同士になれれば
 そんな恋愛の夢を見ることができる。そんな自分になれる。そんな風にも考えていました。
614見えない翼3  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 03:50 ID:DyfoVfts

 でも・・・・その彼との行為が始まってわたしが感じていたのは・・・・
 これは結局・・・・ただのセックスでわたしが夢見ていたものなんかじゃない、という当たり前のものでした。
 今、ずっと想いを寄せてきた彼との行為はそれまでの男の子たちとの物と同じ。ただ性急に腰を振る彼の性器に
 揺り動かされるわたしが居るだけの行為なだけ・・・・わたしの両足を掴んでそれを広げながらひたすら自分だけの感覚に集中して
 わたしのおなかの上に顔から落ちる汗まで伝わらせながら腰を振るその彼の姿は、それまでの男の子たちと同じくわたしには
 とても幼く頼りなく見えていました。それは今までずっと想いを寄せながらわたしが見つめてきた彼の姿とは違っていて・・・・
 わたしはそんな彼との恋愛の夢を見続けることができない自分に気がついたんです。

 わたしは・・・・多分わたしは・・・・自分の、あなたが好きですという気持ちだけで走り出してしまっていて・・・・
 それでこんな自主練習にまでずっと参加し続けて・・・・それでもそれが自分の一人芝居であることに気づくことさえ出来なかった。
 今わたしはそんな夢を見続けることが出来ない自分に気が付いて、もうそれは後戻りができない。
 結局わたしはこの自主練習に参加して別の新しい自分に変わることができたのかも知れないけれど・・・・
 ようやく自分中心な腰の動きから伝わってくるわたしの性器の感触に満足したかのように彼が射精を始めて、それが終わって
 身体の中心から満足げに濡れた彼の性器が引き抜かれるのを感じながらわたしは考えていました・・・・
615見えない翼3  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 03:51 ID:DyfoVfts

 変わることは出来たのかもしれないけれど・・・・。それでも今のこの時のわたしは・・・・自分の想いに夢中で一人芝居を続けた挙げ句、
 その想いをとげるわたしの様子を見届ける為だけに集まった大勢の前で、部屋の中央の寄せ集められた机の上で、そんな中で
 行為が終わった後のぐったりして伸ばしたわたしの足を広げて・・・・そのわたしの両脚の中心から、わたしの性器から
 男の子から送り込まれた後の精液を溢れ出させて机の上に伝わらせている、そんなわたしの姿を周囲の視線にただただ晒していて・・・・
 そんな自分の姿を皆に見て貰っている、そんな・・・・馬鹿な女の子にすぎないんだ、と。

 でももう後戻りはできない。
 いつものわたしの様子とはまるで違った反応を見てすっかり興奮してしまった男の子達が、そんなわたしの状態の
 おこぼれにあずかろうと慌ただしく次にわたしに行為する男の子の順番を取り決めている様子の中で・・・・
 その時わたしは・・・・そんな風に考えていたんです・・・・」





616見えない翼3  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 03:51 ID:DyfoVfts

「その2週間後、わたしはわたしの住んでいた地区のステルヴィア進学の為の面接試験に参加しました。
 試験の方は最終的にわたしの地区から8名が面接まで残っていて、女子が6名で男子が2名。そのほとんどが後方部隊の
 エンジニアや看護生志望で、パイロットとして適性が認められてここまで残っていたのはわたしひとりでした。
 何度か行われる予備面接はその度、ステルヴィアからやってきた面接官のいる場所に私たち全員が集められて
 そこで行われるという形式になっていて、私たちの地区を担当していた面接官はステルヴィアの保安部門の責任者の方で
 いつも武装した保安部員を引き連れて歩いている規律に厳格そうな印象の方でした。

 その日行われたのは予備面接のうちのひとつで、面接もすでに数回が終わって最終面接が近い時期の物でした。
 会場となる宇宙局の施設の一室では、いつもまず最初に面接官が部屋に集められた私たちの前で長々と
 ステルヴィア進学にあたっての心得を訓辞するのが決まりになっていました。訓辞でいわれる内容はいつもだいたい
 決まっていて、私たちはそれを起立して直立不動のままで聞いていなければなりませんでした。
617見えない翼3  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 03:53 ID:DyfoVfts

「合格すれば君たちはステルヴィアでセカンドウエーブを体験しその為のグレートミッションの一翼を担う事になる。
 グレートミッションは知っての通り人類の存亡を賭けて行われるもので一切の予断が許されない物である以上、
 そこへ参加する事になる君たちは普通一般の学生ではない事を当然理解しているものと思う。
 このような厳しい状況下でステルヴィアの一員となる君らには当然厳密な資質が要求される。それは
 ステルヴィアはその設立目的の為に全員が協調して事にあたるひとつの確固たる社会であって
 その社会の成員となる君らにはまず第一にその社会が要求する集団の義務に対する各個人の責任感の自覚と
 任務を遂行できる忍耐力という重要な適性が必須だということだ。それが充分でない者は集団の不適格者として
 この場を去って貰う事にならざるを得ない・・・・」

 そんな内容の訓辞が終わった後、私たちは個別に行われる面談の他、集団で各面接官の任意で行われる色々な審査、
 健康診断や筆記、口述試験を受けることになっていて、その日は女子受験者だけが集められて会場となっている
 施設の建物の裏口に止められた装甲付きの兵員輸送車の前に集合しました。その中で特殊な健康診断と
 適性審査が同時に行われるという説明でした。
618見えない翼3  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 03:53 ID:DyfoVfts

 面接官付きの武装保安部員の一人から私たち女子受験生の最初の3名が前に出るよう命令されて
 兵員輸送車の入り口の一つから中に入っていった後、20分ほどして私たち残り3名も中に入るよう指示されて
 中に入った私たちが感じたのはまず狭い車内のむせ返るような匂い、そして湿った空気だったように思います。

 運転用のモニタの光以外に採光のない薄暗い車内に目がようやく慣れると、壁に沿ったベンチが2つ、その一つに
 装備をつけたままの保安部員たちが3人並んで座っているのが見えて、その他に面接官の保安部門責任者の方が
 運転席の近くに立っていました。そして、意外に奥行きのある車内の向こうにはカーテンの仕切が引かれてあって
 その向こうからは先に車内に入った3人の女の子達のものと思われる、まるで唇を噛んで押し殺しているかのような
 喘ぎ声が聞こえてきていました。
619見えない翼3  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 03:55 ID:DyfoVfts

 「彼女たちは今、社会参加に必要となる忍耐力をきちんと身につけているか、その審査を受けている。
  順番が来るまで君たちはそのベンチに座って心構えをしていたまえ。」

 保安部門の責任者の方は空いているベンチを指し示して私たち女の子にそう言いました。
 私たちはそれからさらに20分間、そこで最後には泣き声に変わりつつあったカーテンの向こうの声を背筋を伸ばして
 ベンチに座ったまま聞き続けて、そしてそれから決められた時間が過ぎてカーテンの向こうから女の子達が姿を現し
 私たちの間の通路を通り抜けて外に出ていくのを見送り、そしてその後、合図と共に起立して
 それぞれ私たちの横に立った保安部員に腕を取られてそのカーテンの向こうへと移動しました。
620見えない翼3  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 03:59 ID:DyfoVfts
ちょっと書き足しまつ。続きはまたすぐに
621名無しさん@ピンキー:03/07/21 04:01 ID:Ri7oXhCv
おおー、何度見てもすばらしい。
キャラモノでもいつか書いてほしいです〜
622見えない翼4  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 06:25 ID:DyfoVfts

 そこで部門責任者の方から指示されたのは、まずボタンを外して前を空けなさい、という物でした。
 それが終わると次に、並んで立って壁に両手を突きなさい、という指示を受けました。私たちは
 それから私たちは私たちの背後に一人ずつ立った武装したままの保安部員の男の人にそれぞれ下着を外してもらい
 後ろから自分の性器に彼らの性器があてがわれるのを感じた後、その姿勢のままちょっとのあいだ待機していて、それから
 部門責任者の方の合図で一斉に背後からの行為を開始されました。

 保安部員の人達はそれが標準装備らしいプロテクタを着けたままで、それでもそれが邪魔にならない慣れた様子で
 私たちに行為を続けていました。私たちは壁に手を突いたまま、ほとんど顔や肩までその壁に押しつけられるような
 恰好で行為されていて、彼らは左手で私たちの腰を支え、右手で私たちの前をまさぐるようにしながら
 機械的に私たちの腰を性器で突き上げて出し入れを繰り返していました。
 保安部員の人達は装備を付けたまま、ヘルメットもかぶったままで、そのひさしが影になって目を隠していて
 無表情のままだったからベンチに向かい合って座っていたときから私たちには誰がだれだか区別がつきませんでした。
 ただその完全武装の恰好で号令に合わせ後ろから私たちの性器をせわしなく突き上げるだけの存在でした。

 わたしは行為が開始されるずっと前からこれから何が起こるのかが解っていて、それですっかり心の準備が出来ていたから
 そのグローブを付けたままの手がはだけられた胸をまさぐる異様な感触にも、そんな風にされながら後から突き上げられる感覚にも
 耐えることができました。そしてそれはわたしのすぐ横で声を押し殺しながら行為されている他の2人の女の子も同じ様子でした。
 私たちのグループの女の子の一人はとてもそんな行為が似合わない幼い可愛らしい外見で、もしかしたら飛び級か何かで
 実際の年齢も普通より低かったのかもしれないけれど、その彼女もわたしのすぐ隣で唇を噛んで性器を突き上げられる動きに
 規則的にくぐもったうめき声を上げるだけでそれに耐えていました。
623見えない翼4  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 06:27 ID:DyfoVfts

 わたしは壁に突いた手の側で横顔を壁に押しつけてしまうと、そうすると薄暗い装甲車の車内に響く女の子たちの押し殺した声
 だけでなく、そうされてる最中の彼女たちの様子、はだけた制服から薄暗い車内に浮かび上がるように見える剥き出しの
 彼女たちの白い胸が後ろからの律動に合わせて揺れている姿が見えてしまうから・・・・
 まくり上げられてそれでも腰と足に纏わりつくように流れているスカートの裾から見える、今にも崩れそうに震え突き上げる動きに
 かかとを上げられるようにされながらそれでも身体を支える為に精一杯伸ばされた彼女たちの足、そんな姿が見えてしまうから
 上体を壁に押しつけるようにして背中を大きく反らされ腰だけを後からしっかりと抱え込まれるようにして、そしてスカートと
 彼女たちの腰の合間からしきりに出し入れを繰り返されて見える保安部員たちの性器と、そしてそんな風にされている
 その最中の彼女たちの・・・・多分自分のと同じ涙の滲んだ虚ろな瞳が見えてしまうから・・・・それが耐えられなくて、それで
 私は壁に真っ直ぐ目を向けるようにしたままただひたすら自分の性器から伝わってくる感触に耐えてなんとか声を押し殺していた。
 それはわたしが行為されることを学んでからずっと経験してきた感覚と同じでした。
624見えない翼4  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 06:28 ID:DyfoVfts

 あの自主練習は、わたしがわたしの想いを寄せていた彼との行為の後もずっとそれまでとは違う反応をし続ける事に気づいた
 男の子達が、それが目当てで毎回その彼を招いて最初にわたしに行為させて、その後で複数の男の子たちが順番にわたしの
 反応を楽しみ続ける、という形でその後もずっと続いていました。
 そんな毎日を続けながらわたしは次第に空を見上げることが多くなってきていて、気が付くとそこに微かに小さく光って見える筈の
 ステルヴィアの姿を探し求める様になっていて・・・・

 そして、ある日校長室に呼ばれ受験生の成績の集計が終わった結果、わたしのこれまで提出された成績が私たちが思っていた以上に
 良い結果で自分が合格候補者に挙げられている事を知らされて、その上でもし自分がどうしてもステルヴィアへ行きたいと
 考えているのなら・・・・とその後の話を切り出されたときに・・・・その時のわたしにはそれがどんなことかが解っていたように思うのに・・・・
 わたしはその校長先生の話に承諾を与えてしまっていました。

 学校に迎えに来た保安部員に連れられてその車でホテルに直行し、その部屋の豪華さに驚くわたしにまだ若くて学校を卒業したばかりだと
 言うその新米の保安部員の男の人は苦笑いして、ここは僕の部屋だけれども上司のお供でこうして地上の担当地区を回る時にしか
 取れない部屋だよと前置きして、君は僕と一緒にこのホテルに来て僕の部屋で僕と一緒に進学の為の資料をずっと見ていた事になる、
 そして君は深夜になる前にこの部屋を出て一人で帰る事になるのだと念を押されました。
 本当は帰りも車で送る所だけどね・・・・君がそれで何を得るのかは僕には関係ないし君は覚悟の上で平気だと思ってるのは解るけれど
 それでも終わった後の君と顔を合わせるのは・・・・勘弁してくれ。僕はもうそんな時の女の子には合いたくない、とも。
625見えない翼4  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 06:28 ID:DyfoVfts

 そして数時間待たされた後にようやくその部屋を訪れたわたしの面接試験の面接官、保守部門の責任者の方は
 事が始まる前に、目の前でこのホテルの豪華な部屋の椅子に制服姿で落ち着かない様子で座るわたし、普段の学生の日常生活からは
 すっかり切り離された場所に置かれて頼りなさげに不安そうな様子をさすがに隠せなくて、この時ばかりは小さく儚げに椅子の上に
 畏まっているように見えた筈のわたし、自分の住み慣れた環境からいきなりここへ放り込まれた世間慣れしていない女の子のわたしに
 こんな風に物事を解りやすく説明してくれました。

 君たちの合格はこれまでの試験結果や面接内容から既に決まっていて、何事もなく放って置けば君たちはもう自動的に
 それぞれの進路に向けてその道を入手できる段階になっているのだ、と。だから仮にもし君が今ここで
 自分にはまだ社会に参加する心構えが出来ていない。その準備が自分には足りない、と自己判断したとして
 その結果別の誰かが君の代わりに君の進路に進む事はないのだと。試験はもう終了していて、ただそこに残念ながら欠員が発生するだけ。

 だからこの後はこれはもう君自身の自分の判断と選択の問題になっている。
 自分に社会に参加するだけの心構えが出来ているかどうか、今ここで自分で選択しなさい、と。
 わたしはその椅子の上で自分に言われた事を理解して、それからその部屋で8時間を過ごしてそれが終わると最後は一人で家まで帰りました
 わたしたちが兵員輸送車の前に集合してその前に立ち車内に招き入れられるのを待っていたとき、わたしが彼女たちの瞳をそっとのぞき見たとき
 窺い見た女の子たちの瞳の奥にあった想いは多分そのときのわたしの物と同じ。それが直接ステルヴィアへの進学とは限らなくて
 宇宙局や太陽系連盟関係への進学だったのかもしれないけれど、そこに並んでいた女の子たちは皆わたしと同じ様な選択を既にしてきていて、
 そしてこれからどんなことが起こるのかも解っていてそれを受け容れた哀しい瞳をしてそこに並んで呼ばれるのを待っていたのだと思います。
626見えない翼4  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 06:29 ID:DyfoVfts

 兵員輸送車の中の私たちの回のそれはわたしがそうやって過去の経験を思い出して心を埋めている間もずっと長時間続いていました。
 私たちの回の3人はたぶんその為に呼ばれて選ばれた3人だったのだと思います。前の回の3人は保安部員が2巡しただけで終わったのに
 私たちのそれは3巡目に入ってまだ終わる様子が見えなかったから・・・・。私たちを後から規則的に突き上げている無表情な保安部員たちに
 割り当てられた時間、彼らが一巡するまでの時間は実際にもそうだったのだと思うけれどわたしには普通でなく長く感じられました。

 2巡目の終わりにわたしのすぐ隣にいた幼い外見の女の子はもうその大きな目を虚ろに見開いたまま突かれる動きのままに声をあげるしか
 出来なくなってしまっていて、3巡目の始めに身体を支えきれなくなってそのまま外へ連れられて行きました。もう一人の女の子は
 3巡目の間、声をずっと押し殺しながらももうこれ以上耐えきれない様子で何度も何度も懇願する様な目で背後の保安部員を振り返るような
 しぐさを見せてそして最後に崩れ落ちてしまいました。そしてわたしはその後もずっとその行為を続けられていました。

 後ろから腰を引き寄せられる動きに両手を壁にまっすぐ伸ばしてそれでかろうじて身体を支えている状態で、たぶん後ろから見れば長い髪も
 背中から前へ流れてすっかり乱れてしまっていて、足を伝って流れる前の保安部員の人の精液を感じながらそれでもその今にも崩れそうな足を
 なんとか伸ばし続けてそれで身体を支えて、たぶんそんな非道い有り様の女の子に見えてしまっていると思うのにとても堅く大きく感じられる
 保安部員の人達の性器を後ろから受け容れながらそれでもわたしは他の女の子より行為され続ける事ができて・・・・
 そして4巡目を終えてようやく解放されてそれでその回の面接を終える事ができたんです・・・・」



627見えない翼4  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 06:30 ID:DyfoVfts

「わたしはそうしてステルヴィアへやって来ました。
 ステルヴィアは素晴らしい場所だった。ここで私は自分が地上で見た夢と違うもの、地上で見つけられなかった夢が
 必ず見付かると思ってた。そんな風に肩肘を張っていつも生真面目に怒ったような顔をし続けていて
 そしてここで出来た友人達、わたしの仲間たちがそんな私を変えてもくれた。

 でも彼女たちはもうしっかりとしたステルヴィアにかけた自分たちの夢を持っていて、彼女たちが宇宙で自分の可能性を見てみたい
 この宇宙のむこうを見てみたい、と話すときわたしは・・・・自分自身がなぜ宇宙に来たのかそれを思い出さずにはいられなかった。
 成績でも性技の競技でもわたしは・・・・同じ場所からスタートした筈のそんな彼女たちにどんどん追い越されて水を空けられてきていて・・・・
 そして・・・・ここで私は宇宙への夢を追いかける筈だったのに・・・・やっぱりまた一人の男の子を好きになってしまった。
 それもあんなガサツで無神経でチンチクリンの奴なんかに。そんな筈じゃなかったのに。
 でもわたしは・・・・それを大事に思う自分の気持ちにもうこれ以上嘘が付けなくなってしまったんです・・・・
 
 わたしが手に入れたもの、わたしができるようになった事は他の人が誉めてくれるものではないと思います。
 それでもわたしはただ何も出来ずに想った人を遠くから眺めているだけだった頃のわたしから大きく変わったと自分では思ってた。
628見えない翼4  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 06:32 ID:DyfoVfts

 わたしは失恋なんか怖くない。なのに今・・・・もしその彼と行為することになって・・・・そうなっても応えられない自分、相手に自分の気持ちを
 伝えられない、以前の経験でそうだったときのそのままのわたしだったら・・・・
 もし彼に挿入されてそれでも何も感じられなくて涼しい目で彼を見上げているだけの自分だったら・・・・
 そうしたら多分彼を傷つけてしまう。そんなのはわたしの望んでいることじゃないから、だから・・・・だから・・・・
 ・・・・・・・・・・・」



629見えない翼4  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 06:33 ID:DyfoVfts

 「・・・・そうね。今日はもうこれで良いかも・・・・大体のところのお話はわかったわ。ありがとう。

 ここで結論は出さないでね。これはあなたが整理して自分の体験を考える事ができるようにする為のもので
 そもそもわたしにはあなたのしてきた選択の善し悪しなんかは決めることが出来る筈がないの。

 前回の話のあったDLSの適合性の話は練習の為の機会を用意してあげられる。個人差はどうしようもないけど
 あなたの場合は慣れでなんとかなると思うわよ。

 競技相手の様子がお友達が競技しているときと明らかに違っていて性技科目でも上手く行ってないようだ、というのは
 記録をチェックしてみたけれど、あれはあなたの側の問題じゃなくて競技相手の男の子たちの側の心理的問題だと思うの。
 前回の検診結果ではあなたの身体には異常はないわ。健康そのものよ。女の子の感じ方は個人差があるものだからという話は前回したわよね。

 それに好きになった男の子との性技についてだけれども・・・・前回も言ったようにそういう場合には何もかも最初から上手く行くんじゃなくて
 不器用ながら少しずつ二人で上手になっていくのが良いんだと私は思うんだけどな・・・・
 でも、それについてのあなたの決心は変わらないのよね?そうであれば・・・・補習授業を用意してあげる。

 転科やステルヴィアを降りる事についての相談は迅雷君やレイラでないと駄目ね。
 でもあなたの場合は・・・・まず最初にそのあなたの経験について自己昇華するのが先で、それは彼らでは・・・・ちょっと無理ね(笑)
 2人ともなんだかそっち方面にはとっても疎い人たちになっちゃったから(笑)。昔はもうちょっとマシだったんだけどな(笑)
 私の個人的意見を聞きたい?」
630見えない翼4  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 06:33 ID:DyfoVfts

蓮花はリモコンに指を伸ばしてそこで映像記録を止めてそれまで座ってそれを見ていた椅子の背もたれに深く身をもたせかけた。
長い自分の経験を語り終えた後、それを話すことそのものの心理的抑制で微かに身体を震わせながら、それでも普段どおりなら
その性格的に決して自分の行動に対する他人の評価をおとなしく受け容れるようなタイプに見えないその少女の瞳の奥の
切実に答えを請い求める瞳の色に彼女自身がどれほど真剣にこの問題を捉えているかを見て取りながら、そんな少女の
まっすぐな瞳や唇を引き結んだその表情を前にして蓮花はその少女に何と答えたのだったか・・・・

「私は・・・・あなたのその好きになった男の子との関係を大事にしたいという気持ち、女の子としての夢をつまらないものだとは思わないな。
 ここは確かに宇宙で、ステルヴィアにあなたは地上で見れない夢をみることができる場所というあこがれを持ってやって来たけれど
 そんなあなたもいずれすぐにステルヴィアが地上の夢と無関係で理想的な場所なんかじゃないことに気が付くと思うの。
 結局それはこの宇宙のステルヴィアもまた人の住む場所だから・・・・

 でもそうだから、ステルヴィアもまた人の住む場所だからこそ、人と人との繋がりを大事にしたい、男の子を好きになってそれを大事に
 したいと思える自分でいたいというあなたのその夢は宇宙にふさわしくない夢、なんかじゃないわ。

 あなたはもう自分自身で自分の経験に整理がついてる。宇宙で自分の可能性を見てみたい、宇宙を自分の目で確かめてみたいというあなたの
 お友達の夢をあなたは応援できるんでしょう?そしてその自分自身が大事にしたい事、自分の、宇宙に上がってきた女の子の、
 その夢へ向かうための何か・・・・何ていったらいいのかな・・・・夢に向かって前進するために必要な何かをあなたはもう手に入れていると思うの。
 それが足りない分は私達教官が、そしてこのステルヴィアが補ってあげられるわ。
 だからあなたのその夢を諦める必要なんかないんじゃない?大事にしていれば?・・・・・・」
631見えない翼4  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 06:34 ID:DyfoVfts

普段のカウンセリングでは滅多に感じない気後れを感じながら蓮花はそのときそんな風に答えたのだと思う。
たぶんあの真っ直ぐな瞳の女の子の中にどうしてだか自分の姿を重ねてしまっているせいよね。だからまるで自分に言い聞かせているような
内容になっちゃってる。もう私は女の子なんかじゃないのにな、と蓮花は帰り支度を始めながら微かに苦笑していた。
それに・・・・本当かしら?今では自分にとっても大事な物となってしまっているこのステルヴィアも、結局は集団の、地上の目的の為に
建てられた施設にしか過ぎないんじゃないかしら・・・・

200年近くもの間人類の懸案だった2ndWaveをしのぎ、その設立目的のほとんどを占めるグレートミッションを終えた今、保安部門を始めとして
この巨大な基地の維持運営に当たり長年の間GMという絶対の目的の元、一方通行で肥大してきた各関連部門がその目的を失ったこの機会に
それぞれの思惑で相手の手を窺いつつ自身の影響力を拡大しようとしている。この私の単なる学園の保健医として一面の職域にしても・・・・
学園は現在ステルヴィアでは最大の運営部門になっている。今のところステルヴィアの司令長官は学園長が兼ねていてそれでこれまでは
保安部門を始めとした対抗勢力からの干渉は極力抑えられてきたのだけれども・・・・とうとう妥協せずにはいられない所まできてしまった。
結局ステルヴィアも彼女に語ったようには、今までと同じ自分や自分の大事な人達の住む場所なだけでは、いられなくなってきてしまっている。

もし彼らの地上の議会への動きが効を奏して学園長を始め現在そのブレーンの役職を兼ねているリチャード教授、ヒュッター教授までもが
更迭されてしまったら・・・・彼らは所詮学識者に過ぎず、将来必要が予測されるそれ以外の現実対処能力を理由に更迭される動きがある事は
充分に予想されていた。何と言っても・・・・結局お年寄り過ぎるのよね。迅雷君がもうちょっと頑張ってくれると有り難いんだけど・・・・
そんなのは無理かな(笑)。なにしろそういう性格じゃないんだから。
それに・・・・もしも観測中の天体の異常で世界が本当に明日にも終わってしまうのなら、ステルヴィアを自分の好きなステルヴィアのまま保つ為に
私達の・・・・私のしている事には何か意味があるのかしら・・・・
632見えない翼4  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 06:36 ID:DyfoVfts

真っ直ぐな瞳が印象に残る、それに今後の蓮花の別の予定にも組み込まれているカウンセリング中の少女についての考えから離れて
とめどなく沸き上がってきてしまう将来への不安を頭から振り払いながら蓮花は帰り支度を急ぎ始めた。一度自室に帰っていつも着ているこの
略装の制服ではない正式の制服に着替えなければならない。まったく・・・・そういうのがお好みなのはなんとなく解るけれど・・・・
そんなに目立つ恰好で外で会うなんて保安部長としては不安に思わないのかしら?だいたいあれは脱ぐのが大変なんだから・・・・
自分の身体には辛いが即効性のある排卵誘発複合剤も持っていこう・・・・長時間になると思うから少しは役に立つはず。

最後に退室するためドアに手をかけて室内を見渡しながら蓮花は最後に考えてみた。
・・・・1stWaveが襲来する前、まだ宇宙にステルヴィアがなかったその頃、一生
・・・・宇宙に上がることがなかった筈の女の子たちもこんな苦労をしていたのかしら。
・・・・そんなの・・・・解るわけないっか(笑)。数百年前も前の世界で誰がどうしてたなんてね。
蓮花は最後にそう思うとクスッと笑ってドアを閉めた。
633見えない翼4  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 06:37 ID:DyfoVfts

(終わり)
634見えない翼4  ◆cboFLV.7rc :03/07/21 06:38 ID:DyfoVfts
今回同様、次回全く未定でつ。それでは。
635名無しさん@ピンキー:03/07/21 15:58 ID:12nU4nUj
>>634
おお。こんな初々しくも切ない青春物語を読ませてくれるとは。嬉しい驚きでした。

cboFLV.7rcさんは、性技という特異なアイデアを軸に、ステルヴィア世界の設定を縦横に自在に織り込んで独自の世界を
描き続けてきました。わたしは最初の頃、その・・・・一種異様な情景がさも日常的に淡々と語られる様子にただ胸躍らせ、
ハァハァしていましたけれど、出てくるキャラが増えるにつれ、それぞれの性格や背景を見事に生かした登場のさせ方に、
作品世界への深い愛情を読み取るのも大きな喜びでした。

回を重ねるごとに、性技というものが存在する社会のあり方、そこで育まれるものの考え方や人間性、派生する現象などが
さらに深く、綿密に考察され、無理なくストーリーに組み入れられていくのをわたしはただ感心しながら見ていました。
そんな中で、作者が行為そのものを生々しく描くことよりも、行為のもたらす鮮烈な感覚的印象を活き活きと伝えることに
心を砕いているのでは、という思いも強まっていて、それはわたしが、日常的な語彙のうねるような連なりによって描かれる
人物の仕草とか表情に心惹かれていたからですけれど、それはいわゆる萌えに似た感情だったかもしれません。

前作から一人称独白という形式が導入されて、それは行為や感覚に伴う心の動きをより繊細に伝えてくれたけれど、
その時のわたしは文章の長さにとらわれて、そのことばかり気にしていた。その意味を深く考えることもせず、作者の
思いもろくに読み取ろうとしなかったし・・・・先の展開も予想できなかったから。
今作で初めて、作者の持ち味であるこの息の長い文体が、こうした瑞々しく微妙に揺れ動く心情を表現する時にこそ
最も真価を発揮するのだと気付かされました。

人が成長する過程で失うもの、その痛みが残酷なまでに直視されていて、その辛さが読む者に実感されるという点で
印象深かったのは言うまでもないけれど、遠い夢に向かって羽ばたくことと身近な人を愛することが決して対立する
わけではないのだと信じる勇気を与えてくれたことにも感謝しなければなりません。
ふと思ったこと。翼は誰でも一枚ずつ持っているけれど、二人になったとき、二枚の翼が一組となってより大きく
羽ばたけるのかもしれません。
636名無しさん@ピンキー:03/07/21 15:58 ID:12nU4nUj
↑この文体には決して悪意はなくて、頭にこびりつくほど熱心に読みましたという作者への敬意の現われですが、
大して面白くもないし、まぁあれなので、気に障ったら許して下され。
637名無しさん@ピンキー:03/07/21 16:12 ID:12nU4nUj
連投スマソ。番組の途中ですが、datのサイズが現在461KBです。
モJOJOJO氏の新作、楽しみなのですが、なんかギリギリぽいですね。
テキストで30KBくらいだったら大丈夫とは思いますが。
そろそろ次スレの季節? > grMr.KOUTA氏
638 ◆grMr.KOUTA :03/07/21 19:52 ID:Ri7oXhCv
480KB超えたら次スレ立てましょう。
スレタイの案、テンプレートなど、提案よろしく。

勝手にテーンプレート

−−−−−−−−
<宇宙のステルヴィア チュウチュウ>( ←スレタイは冗談です…。誰か考えて)

エロ小説・SSなどはこちら〜

前スレ 「宇宙のステルヴィア」 (もしかしてDAT落ち?)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/

*関連スレ
(半角二次元板) [シーポン]宇宙のステルビア その2[アリサッサ]
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1056145886/

宇宙のステルヴィアハァハァハァハァハァ
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/anime/1057169097/

*倉庫など (で、いいでしょうか。ログがDAT落ちしたら保存しておくつもりです。)
http://www.geocities.jp/fsfs/2ch_souko/

本スレはアニメ板で探してください。たまにすごい勢いです。
−−−−−−−−

もし、荒らしとか超大作でいきなりいっぱいになったら
難民板…スレがない。どこに行けばいいのかな(汗)

あと、スレ立て、だれがしますか?
連続は嫌だな…。
639モJOJOJO:03/07/21 20:18 ID:FBWUMFR4
>>638
テンプレおつかれです。
チュウチュウ…。
DVDにならってMISSION2にしては。もしくは第二話。
俺作品は13KBとなんとも軽量なので問題ないですが、
うん、もうちょい待ちますわ。
640 ◆grMr.KOUTA :03/07/21 20:39 ID:Ri7oXhCv
作者:◆grMr.KOUTA/タイトル:逆の光?
>>8-10 >>15-24

作者:◆grMr.KOUTA/アリサの陰謀!? 絶頂地獄(仮) *未完
>>78-84

作者:◆grMr.KOUTA/不明
>>98-99 >>522

作者:◆grMr.KOUTA/タイトル:インフィーパニック
>>133-137 >>197-206

作者:◆grMr.KOUTA/タイトル:しあわせなとき
>>387-407 >>554-562 >>569-574

作者:◆HwC737ZPfQ/タイトル:ちょっと誤解を招くしーぽんの日記
>>413-414

作者:不明/タイトル:ちょっと誤解を招くしーぽんの日記
>>586 >>588

作者:モJOJOJO/タイトル:アリサの奇妙な冒険
>>101-114 >>148-160

作者:モJOJOJO/タイトル:初佳の奇妙な冒険
>>285-290

作者:モJOJOJO/タイトル:不明
>>456-469

作者:◆jjhdc3WdwA/タイトル:ステルヴィアの放課後
>>47-53
641名無しさん@ピンキー:03/07/21 20:39 ID:ikg7iwvA
642 ◆grMr.KOUTA :03/07/21 20:39 ID:Ri7oXhCv
作者:不明/タイトル:不明
>>32

作者:不明/タイトル:不明
>>63-69

作者:不明/タイトル:不明
>>94

作者:不明/タイトル:不明
>>96

作者:不明/タイトル:不明
>>216-219

作者:不明/タイトル:不明
>>227 (外部リンク)

作者:不明/タイトル:不明
>>240-241

作者:◆cboFLV.7rc/タイトル:下記
ステルヴィアの必須科目 >>245-257
ステルヴィアの必須科目2 >>331-339
ステルヴィアの必須科目3 >>358-374
ステルヴィアの必須科目4 >>437-447
ステルヴィアの必須科目5 >>490-505
643 ◆grMr.KOUTA :03/07/21 20:40 ID:Ri7oXhCv
作者:◆cboFLV.7rc/タイトル:見えない翼
>>591-597 >>602-609 >>612-619 >>622-633

作者:不明/タイトル:不明
>>311,313

作者:不明/タイトル:不明
>>327

作者:351/タイトル:太陽の汗
>>526-536

−−−−−−−−
間違い、作者ですー、とかありましたらご指摘を。
といってもこれから投稿があるかもしれませんが。
644名無しさん@ピンキー:03/07/21 21:41 ID:12nU4nUj
>>643
まとめ乙です。
>>470 によれば >>456-469 のタイトルは「晶の奇妙な冒険」ではないかと。

>>638
>スレ立て
連続でも別に構わないとは思いますが、何でしたら私が。
>いきなりいっぱいになったら
もともとマターリ進行ですから、板が落ちたのでなければ次スレ立つのを待てばよいのでは。
>*倉庫など
保管庫については最近、質問スレッドでちょっと話題になっていました。
「転載を希望されない方はスレ内で適宜コメントください。」
みたいな一文を入れてはどうでしょう。
>480KB
この数字にこだわらず、キリのいいところで立てたいような。
長編がスレをまたがったりするのはまずいでしょうから。
今のところ、執筆(完了)宣言が出ているのはモJOJOJO氏だけなので、
このスレの掉尾を飾っていただくか、次スレで先陣を切っていただくか。
その辺はご本人のご意向次第で…などと考えているのですが。
出しゃばりスマソ。
645モJOJOJO:03/07/21 22:25 ID:FBWUMFR4
すいません。
時間がかかりましたが、そろそろ行ってみようかな…。
俺がトリか…。ああ…。
646やよいの奇妙な冒険:03/07/21 22:26 ID:FBWUMFR4
「…どう?」
「少し濃い…かな」
「…そっか」
 初佳はガックリとうなだれた。
 それを見たやよいはクスクスと笑い、
「大丈夫よ。コーヒーの入れ方なんて上手くなくても。プロじゃないんだし」
 そう言ってもう一口飲んだ。やはり砂糖を多めに入れないと、やよいには飲めない。
 だけど、とやよいは思う。
 やよいと初佳が出会ってから数週間。
 やよいが初めてここに来て、声をかけて名前を知ったのは初佳であり、それがルームメイトになれるとは。
 出来すぎていて、今でもやよいは不思議に思う。
 しかしそのルームメイトであり、親友の初佳は、そんな事を微塵にも思っていないのか、
 自分のいれたコーヒーを前にして、腕を抱えて唸っていた。
「この間は薄すぎて、今回は濃すぎる、か。なんで…豆入れるだけなのに…」
 その仕草はとてもかわいい。自分と同い年とは思えない。
 それは単にやよいが年上に見られるだけで、初佳は年相応な外見なのだが、それでもやよいはそう思う。
「でも変わってるわよね。天才的な予科生パイロットが、コーヒーのいれ方だけは下手だなんて」
 やよいは冗談めかして言ってすぐに、はっと表情を変えた。
「……天才って言わないで」
 案の定初佳は不機嫌そうな表情で言って、コーヒーを飲む。眉間に寄った皺がさらに深くなった。
「天才なんていない。町田初佳論…か」
「別にわたしの理論ってわけじゃないわ。だってそうでしょ? 私は努力して技術を磨いたの。
 そんな「才能」なんてチャチな国語的表現で、わたしを表して欲しくないわね」
「じゃあ、コーヒーをいれる技術も磨かなきゃね」
「……」
 何も言い返せない初佳はまた一口コーヒーを飲む。「苦っ」という口ぶりから、もう機嫌は直ったらしい。
 それを見てやよいはまた笑う。
647やよいの奇妙な冒険:03/07/21 22:26 ID:FBWUMFR4
 こういうやり取りをなんども繰り返していくうちに、やよいは初佳の扱いに慣れてしまった。言い方は悪いけれど。
「でも、コーヒーの味が日によって変わるなんて。その心にはなにか迷いが…!?」
「なによそれ」
「誰か好きな人とかいるのかなーなんて思ったのよ」
「いないわね」
「あら、即答」
「だってわたしにそんな暇ないもの」
「恋人が欲しいとか思ったこと無いの?」
「…無くは、ない」
「そうよね…」
「やよいは?」
「…無くは、ない、かな」
 そこまで言って、二人はまた一口コーヒーを飲んだ。
「…苦いわね」
「…努力するわ」

 時計も深夜を回り、二人はベッドに入った。
 目を閉じるとそこには闇。
 目を開けるとそこにはほんの少しの光と、それを多い尽くす程の、闇。
「………」
 寝付けない。カフェインを摂取したせいかもしれない。
「はぁ……」
「どうしたの?」
 初佳のため息。やはり眠れないらしい。
 彼女はしばらく布団の中でモゾモゾとやっていると、不意に言った。
「やよい…楽しい?」
「なにが?」
「ここでの生活」
「ホームシックにでもなった?」
「まさか」
648やよいの奇妙な冒険:03/07/21 22:27 ID:FBWUMFR4
 初佳はやよいの方を見ないままに口を開いている。
 やよいは初佳の顔を覗き見ようとしたが、部屋が暗くてよく見えなかった。
「私は楽しい。今までの人生で一番楽しい。だって、ここは、とても『生きやすい』もの」
「…初佳…?」
 誰だろう。そこにいるのは。
 やよいには、今の初佳は初佳ではないように思えた。
「選ばなくてもいいということは、とても素晴らしいことね」
 町田初佳。
 成績優秀。容姿端麗。絵に描いたような優等生。
 性格は明るすぎず、暗すぎず。たまに冗談なんかも言ってみせる。
 天才という言葉と、負けることが大嫌い。
 コーヒーが好き。でも、コーヒーを入れるのは何故か苦手。
 これが初佳。やよいの知っている、町田初佳。
 しかしこれらは一体、町田初佳という存在の何%なのだろう。
 不意に、初佳がこちらを向いた。表情は分からないが、多分微笑んでいるような気がする。
 やよいはその笑みから、何も読み取れなかった。
「やよい」
「…え?」
「私たち、友達よね」
「そんなの、当たり前…」
「友達で、入られるわよね」
 ここにはやよいと初佳しかいない。
 けれど、その言葉はやよいに向けてのものではない気がした。
 では、誰に。
「おやすみ」
 初佳はその一言と共に、布団を少し深くかぶった。
649やよいの奇妙な冒険:03/07/21 22:28 ID:FBWUMFR4
「…おやすみ」
 やよいももう寝ることにした。
 と、少し、ほんの少しの疑問がやよいの脳裏に浮かんだ。
 やよいは初佳が訓練などで勝利して、喜んだ所を見た事がない。
 決して嬉しそうな顔をしないし、機嫌がよくなるわけでもない。
 町田初佳は負ける事が嫌い。
 それは勝つことが好きであるという事とは、全く別次元のことだ。
 町田初佳は負ける事が嫌い。
 本当にそうなのだろうか。

 やよいは宇宙にいる時間が好きだった。
 ビアンカを操縦しているときの、自分は宇宙の中にいるんだという実感が堪らない。
 入学当時は少しどんくさいイメージがやよいにはあったのだが、最近ではそれも払拭されている。
 最初に比べれば実力もついて、信じられないことに上位メンバーに数えられていた。
 それがやよいには、嬉しくてしょうがなかった。
 なんだか自分が世界に認められているような気がして。
 やよいは上機嫌で、注文した日替わりランチを口に運んだ。
「機嫌いいのね」
 初佳が言った。
 自分は今そんなに舞い上がっているように見えているのか。
 少し恥ずかしくなって、ごまかし気味にコーヒーを飲んだ。
 どこにでもあるような味だが、少なくとも不味くはない。
「やっぱり、コーヒーはこうじゃなくちゃ」
「…意外と意地が悪いのね」
「冗談よ。それより」
「ん?」
「成績出たわよね。掲示板みた?」
「まだ、だけど」
 やよいは端末を取り出して、ステルヴィアの掲示板にアクセスした。
「食事が終わってからにしない?」
「少しで済むから」
 画面が移り変わり、成績の一覧が映し出される。
650やよいの奇妙な冒険:03/07/21 22:29 ID:FBWUMFR4
 もちろん予科生トップは初佳だ。それは何時も通り変わらない。
 だが。
「…!」
「ほら」
 町田初佳のすぐ下。そこには藤沢やよいの名があった。
「………」
「私、ここまで来たの」
「………」
「もう少しで、あなたに追いつける」
「………」
「あなたは、私の目標だか…」
「やよい」
「ん?」
「あなたは、なんの為にステルヴィアに来たの?」
「…初佳?」
「ごめん、なんでもない。おめでとう」
「…ありがとう」
 二人は笑い合って、食事を再開した。
 代わり映えのしないメニューだけど、今日はとても美味しく感じた。
 やっぱり初佳と友達で良かった。
 やよいは嬉しくて、楽しくて、幸せだった。

 なんの為に私はステルヴィアに来たんだっけ。
 自室のシャワーを浴びながらやよいは考える。
 少し熱めの水圧が、柔らかな体を滑り落ちていった。
 そう言えば理由なんて、ここにいる間は考えもしなかった。
 来る前は確かにあったはずなのに。
 ここでは毎日が目まぐるしく動いていて、考えるまもなく時間は進んでいった。
 だけど、もうそろそろ思い出してみてもいいんじゃないか。
 シャワーを止めた。濡れた髪から、雫が落ちる。
「私が…」
651やよいの奇妙な冒険:03/07/21 22:29 ID:FBWUMFR4
 やよいがここに来た理由、それは。
「やよい」
「ひゃっ!」
 突然後ろから声をかけられた。驚いて声を上げてしまう。
 聴きなれた声。振り返る。
「あ、初佳…?」
「……」
 初佳は答えない。
 ここはシャワー室。当然裸になるわけだが、やよいは彼女の裸体を直視できなかった。
 訓練前の着替えでは特に意識もせず見れるわけだが、
 こういう場所で二人きりとなると、どうも意識してしまう。
 大体、ここは二人で入るようには出来ていないのだ。
「なんで…?」
「………」
「あ、や、か…?」
 なんだか様子がおかしい。
 初佳はなんだか切なそうな表情で、やよいに歩み寄ってきた。
 後ずさるやよい。しかしそう広くないここで、その行動は大した意味を成さない。
「やよい」
 初佳はそう呟くと、やよいの肩に手を置き、唇を合わせた。
「……!!」
 反応できない。けれど、反射的にやよいは初佳を突き放した。
 初佳は少しだけよろけたが、すぐに体勢を立て直す。
「初佳…?」
 何度目か。やよいはまた初佳の名を呼んだ。
「ど、どうして…?」
「それは…私が町田初佳だから」
 これは俗に言う『告白』と思っていいのだろうか。
 でも、今までそんなそぶりを初佳は見せなかったし、やよい自身意識したことはなかったのに。
「……」
 再度初佳が唇を重ねてきた。
652やよいの奇妙な冒険:03/07/21 22:30 ID:FBWUMFR4
 今度は、やよいは拒絶できなかった。
 なんだか、こうなることを望んでいたような気さえする。
 けれどそれは気のせいで、この場の雰囲気に流されているだけなのだと、やよいは分かっていた。
 でも今は、こうしているのが自然な気がして。
「ん…ふ…」
「ふぁ…んん…」
 お互いに舌を突き出し、重ね、絡めあう。
 ディープキスなどしたことのないやよいだったが、ただ思うままに口を動かした。
 しばらく続けていて、初佳はやよいの胸を触った。
「ぁ…」
「すごい…こんなに大きい…柔らかくて、ぽちゃぽちゃしてる」
 同学年の同性にはやよい程大きい胸の女の子はいなかった。
 いつも羨ましがられて、けれど自分自身はそれほど良いものだとは思わない。典型的なパターン。
 それがいま、友達の手で弄ばれている。捏ねられ、揺り動かされている。
「ぁ…ぅぁ…」
「…気持ち良いの?」
「はぁ…ぅ…」
 やよいは返答するべきか困ったが、すぐに小さく頷いた。
「そうなの…」
 そう言って、初佳はやよいの手を自分の胸に導いた。
「あや…」
「触って…私のは、やよいほど大きくないけど…」
 やよいは言われたとおり、手の中にある柔らかな果実をそっと揉んだ。
 確かにやよい程ではないけれど、それでも同世代の中では魅力的だ。
 形が良くて、さわり心地が素晴らしく、そしてなにより柔らかい。
 しばらく無言でお互いの乳房を弄びあい、喘ぎあう。
 そして二人が相手の胸の頂を見つけて触ったのは同時だった。
「ぁぁ…」
「あぅ」
653やよいの奇妙な冒険:03/07/21 22:32 ID:FBWUMFR4
 少し気まずい空気が漂ったが、すぐに行為を再開した。
 小さくて、かわいらしい色をした初佳の乳首。
 やよいも触られていて、声が漏れていたが、それでも夢中になって愛撫した。
「ん…ふ…」
「あ、んぅ…あっ」
 気がついたのだが、自分の反応と初佳の反応が違う。
 それは当たり前のことかもしれないが、それでも初佳の方が少し声が大きい。
 やよいは指での愛撫を中断し、初佳の乳首を口に含んだ。
 初佳が驚いたように体を震わせたのが伝わってくる。
 やよいは小さな突起を舐めて、吸った。
 口の中で乳首は硬度を増し、ほんの少し大きくなった。
「あ、あぁ…」
 息を漏らす初佳。いたたまれなくなったのか、やよいの頭をかき抱いた。
「ん…苦しい、初佳…」
「あ、ごめん…」
 開放されて、また見詰め合う二人。
 自然と引き寄せられ、唇を重ねた。先ほどよりも激しいキス。
 シャワー室には、二人が唇を貪りあう音が響いた。
 長い間そうしていて、不意に唇を離す初佳。
「こんどは、わたしが…」
 なんだか呂律が回っていない。
 でもきっと自分もそうなのだろうとやよいは思う。
 初佳はやよいの体を立ったまま壁に押し付けると、手を下半身に移動させた。
 そして、やよいの性器に触れる。
「あ、あや…ふぁ」
 指で性器の周りをなぞられた。そのまま合わせ目の部分を擦られる。
「んぁ、ふぁ、や、ぁ…」
 そしてそこを開かれた。最も敏感な部分が外気に晒される。
 初佳はそこに容赦なく指を這わせると、膣の入り口を指で突付いた。
「ん…やぁ…」
 触られている。自分以外には触られたことのない部分が。
 それも相手は女の子。友達。
654やよいの奇妙な冒険:03/07/21 22:33 ID:FBWUMFR4
 その禁忌な事実が、やよいに興奮を与える。
 それは初佳にとっても同じなのか、さらに愛撫が大胆になった。
 少し硬くなった、最も敏感な場所。
「ん、だ、め、そこ…」
 それでも初佳は止めない。けれど、強すぎる愛撫はせず、絶妙な力加減で。
 陰核の周りを撫でられ、そしてその部分を押し込まれるように触られた。
 初佳は快感に絶えるやよいの顔をじっと見つめていた。
「う、あ、も、だ、めぇ…」
 耐え切れず、やよいはその場に座り込んだ。
 絶頂に達したわけではなかったが、膝が言うことを聞いてくれない。
「やよい…きもちよかった?」
 そう尋ねられ、やよいは恥ずかしさのあまり顔をさらに赤くした。
「わたしも…してほしい…」
 初佳はそう言って、同じように座った。
 やよいには初佳の意図が分からなかったが、構わずに初佳はやよいを優しく組み敷いた。
「あ…」
 しかし、すぐに体勢を入れ替え、お尻をやよいの顔に向ける。
「あ、あや、か…」
 どうすればいいのだろう。
 目の前には初佳の髪の毛と同じ色の茂みがあって、シャワーを浴びたように濡れていた。
「…なめて」
 初佳はそう言って、やよいの性器に口付けた。
「あ、そん、なぁ…あぅ」
 今度は両の指で開かれ、直に唇が押し当てられる。
 先ほど弄られた膣を、今度は舌で舐められた。
「んや、あ、はぁ…!」
 考えられない快感。先ほどの余韻も残ってすぐに達してしまいそうだった。
 けれど、初佳の行為に答えてあげたくて。
「あ、あぁ…!」
 やよいは同じように、初佳の閉じられた部分を広げようとしただけなのだが、触れただけで初佳は声を荒げた。
 自分よりも感じやすい体なのだろうか。
 やよいには初佳の事がいじらしく思えて、性器を舌で舐め上げた。
655やよいの奇妙な冒険:03/07/21 22:33 ID:FBWUMFR4
「あ、ふぁぅ、は、ぁぁ…!」
 自分がされているように、舐める。溢れてくる体液を味わう。
 初佳は声を上げて、快感に悶えた。
 けれどそれに耐えながら愛撫を続けてくる。
 だからやよいにも絶頂は近かった。
 腰から下が痺れている。今までの人生では感じたことの無かった感覚。
 すると、初佳の小ぶりなお尻がすこし痙攣を始めた。果ててしまいそうなのだろう。
「初佳…私も、すぐに、ぁぁ…!」
「やよい…やよい…!」
 やよいは自分が果ててしまう前に初佳を導いてあげたくて、唇を強く押し付けた。
 その気持ちはお互いに同じだったのか、
 二人は全く同時に、相手の一番敏感な場所を舐め上げた。
「ぁ…ふぁ…!」
「あ、あ、ああ…!」
 その瞬間、視界が真っ白になって、なにも考えられなくなった。

 部屋中が良い香りで満たされている。
 やよいは目の前でコーヒーを入れる初佳をずっと見詰めていた。
 ボンヤリと考える。
 いま私が初佳を見詰めている視線は、恋人に向けるような視線だろうか。それとも。
 それに私はレズだったのか。今までそんなことを自覚したことはなかったが、
 あそこまでしておいて否定は出来ない。
 やよいには少しショックだった。でも、不思議とそれと同じくらい嬉しかった。
 初佳は無表情。本当に、表情が無い。何かを考えているのか。
656やよいの奇妙な冒険:03/07/21 22:33 ID:FBWUMFR4
「やよい」
「なに?」
 声をかけられたので、反応した。
 声をかけた初佳の表情は動かない。
「コーヒー飲んだら…練習に付き合ってくれない?」
「練習?」
「うん。今日の本科生とやった訓練。あれを私達二人でやるの」
 初佳の表情が動いた。
 こちらを見てほんの少しだけ微笑んでいる。
「でも…そんなこと出来るの?」
「短時間だけだもの。教官に一言言えば大丈夫よ」
「…うん。分かったわ」
 同意してみたものの、やよいに初佳の心中は図りかねた。
 突然どうしたのだろうか。さっきの行為だってそうだ。
 なにかきっかけになるような出来事が最近あっただろうか。
 考えを巡らせては見るけれど、結局思い至らなかった。
 だけど、一つだけ。
「初佳、私ね、思い出したの」
「何を?」
「ステルヴィアに来た理由」
「…どうして?」
「後で、教えてあげるわ」
 そう言って初佳に笑みを向ける。
 だが初佳は何も言わずに、自分で入れたコーヒーを飲んだ。
 すると僅かにその目が細められる。それは微笑んでいるようにも見えたし、あるいは。
 やよいも一口飲んでみる。
 意外にも、とてもおいしかった。

                          完
657モJOJOJO:03/07/21 22:38 ID:FBWUMFR4
すいません。諸事情で投稿がのびのびになりました。
時間をかけたのにこんなんなっちゃいました。
文章力が向上しないのが悩みの種だったり。
そのくせ小細工が沢山。少しだけ自己嫌悪。
まあ、そのうち慣れるでしょ。

このスレにはあとどれくらい時間が残ってるのかな。
なんか次スレもたってないのに激しくタイミング違いな気がしてきた。
658名無しさん@ピンキー:03/07/21 22:47 ID:Ggi88CB/
>>657
有りそうでなかったこの二人のお話、たっぷ堪能させてもらいました〜

しかしながら、丁度、数話前のサンタやよいの回見たばっかなので、…あれ…涙が…
659 ◆grMr.KOUTA :03/07/21 23:10 ID:Ri7oXhCv
はやり新スレ行った方が良さそうですね。
私が立てます(^^;;

新タイトルは Mission2 でいいかな。

倉庫に関してはもちろん、勝手に転載することにもなるので、
何か書いておくつもりです。

ただいま484KBですので、次は新スレで。
ここは多分雑談などに。
660 ◆grMr.KOUTA :03/07/21 23:21 ID:Ri7oXhCv
宇宙のステルヴィア Mission2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058796898/

立てました。
広告2ゲットがいやだったので自分で爽快に2を取ってしまいました(死)

ごめんなさい。

倉庫ですが、このスレがいっぱいになったら丸ごと(すべて表示)を、HTMLで保存して
置いておくだけにするつもりですが、もし、これは転載厳禁とか、有りましたらご連絡を。
なお、リンクで投稿されている方のファイルを勝手に転載することはないです。

小説別に分けてHTML化してくれる神が居たら
さらに見やすくなりますが、いや、それ以前に倉庫自体してくれる方が居たら(汗)
細かい作業はどうも苦手です…。

では、今後ともよろしくお願いします。
なお、今からしばらく新スレはDAT落ちの危険があります。
もし落ちたら、、、どうしましょう、また立てますね。
とりあえず書き込みして(sageでも落ちないそうです)落ちないことを祈ります。
661モJOJOJO:03/07/21 23:25 ID:FBWUMFR4
>>660
おつかれです。
3ゲッツしときました。
次回作は結構早いうちにできそうですが、
ネタ的に色々と問題があるので、どうしようかな…。
書いてから考えよ。
662名無しさん@ピンキー:03/07/21 23:32 ID:12nU4nUj
>>657
トリにふさわしい印象的な作品でした。
キャラクターの人間性を深く深く掘り下げ、考え抜いて生み出されたのがよくわかります。
かつて、やよいと初佳の心は引かれ合い、一瞬だけ重なり、そして離れていった。
その瞬間をどこに求めるか。絶対にここしか考えられない。読みながら、強くそう思いました。
この瞬間を切り出して見せてくれただけでも、十分過ぎるくらい感動しました。
会話の流れもすばらしい。

>>660
乙です。
663 ◆grMr.KOUTA :03/07/22 20:28 ID:RUcUT7RD
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058796898/17
↑の続き(SSではない)

まじでごめんなさい、、志麻ちゃん。。
今検索したら 6 つ も で で き た ( 死 )

間違っていた字は置き換えました、
4 0 0 箇 所 以 上 あ り ま し(略

ごめんなさい、マジで、名前を間違えるなんて、失礼極まる。

DVD-BOXにあたまぶつけてきます。ごめんなさいごめんなさい。。。
ページ更新しよう、ほとんど全部だ…。 俺の馬鹿野郎!ヽ(`Д´)ノ_彡☆バンバン!

(_ _。)・・・
664 ◆grMr.KOUTA :03/07/23 05:30 ID:VgXMuXhx
【緊急】dat落ち情報&対策検討スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1031536948/l50

ここがありました。どっちも落ちた。とかあれば避難を
多分新スレは大丈夫だと思いますが。
665名無しさん@ピンキー:03/07/23 21:54 ID:DBKpRoWJ
>>664
そのスレ、毎日毎日詳細な日報をまとめていてスゴイですね。頭が下がります。
666名無しさん@ピンキー:03/07/24 00:24 ID:pMonuLe1
>>657
オチの意味が分からんかったよ
なんで急にあややのコーヒー美味しくなっちゃったンよ?
っつーかエロ少なっ!
もっとお嬢とあややの絡みキボンヌ
667名無しさん@ピンキー:03/07/24 00:32 ID:gwWd40Zv
>>666
私はモJOJOJOさんではありませんが、要は二人の関係が微妙に変化したことを
象徴的に表わしたかったのではないでしょうか。味覚って主観的なものですし。
668名無しさん@ピンキー:03/07/24 00:54 ID:UV0f472+
ステビアの時間が近づいている
669名無しさん@ピンキー:03/07/24 01:06 ID:Jb7klh9j
>>666
心理描写0のエロは大抵の場合大変つまらない。
というわけで、エロだけは666さんが書いてね(ぉ

エロだけでも使えるSS書く人もいるけど、やっぱりすごいなぁ。

まったく関係無いが、 皇帝陛下は15歳!が更新されてて ( ゚Д゚)ウマー
何か書けそうな予感…
 
 
(我ながら意味不明だな)
670名無しさん@ピンキー:03/07/24 01:37 ID:MM7egXQ1
今回の作画は結構エロエロ。
教官のケツエロ!
看護婦さんのケツエロエロ!!
671666:03/07/24 02:09 ID:pMonuLe1
>>667
なるへそ
672名無しさん@ピンキー:03/07/24 02:26 ID:Jb7klh9j
今終わりました。
しかし、今回は(・∀・)モエッな作画!
しーぽんもえっ(って言ってる人最近本当に減ったよね…)



「ひ、ひどいよみんなっ。都合のいいときだけっ」
志麻は涙を流してしーぽんしーぽん言っていたファンの前から走り去った。

「そうだよ、なんでぐぶっ」
そして光太は……。
673 ◆grMr.KOUTA :03/07/24 16:52 ID:Jb7klh9j
投稿したあとにageるのって私だけなんですかね、、 
自分で晒しあげーと、 
 
 
だめなのか? 
 
 
うむむ 
674名無しさん@ピンキー:03/07/24 16:59 ID:89y7acwA
>>673
別にageなくてもいいですよ。ブックマークしてますから。
675 ◆grMr.KOUTA :03/07/24 22:16 ID:Jb7klh9j
ふと来た人が(特に職人さんだったら!)見つけてくれることを願っているのです。
やはり大規模投下後はageます。

たしかにお気に入りに入れている人は見れますけどね。
しかし、…広告ほいほいをageたのに効果無かったなぁ(いや、両方に引っかかったと言うべきか…)
消えるまではごめんなさい。

でも広告投稿してるのは私じゃないので許してください(汗)
676 ◆grMr.KOUTA :03/07/25 00:06 ID:ROUXK/hu
キエタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!





















削除人さん、マジでありがとう。
677名無しさん@ピンキー:03/07/25 21:55 ID:4k0HkhEp
678名無しさん@ピンキー:03/07/26 20:29 ID:trdIPAJ4
ほす
679名無しさん@ピンキー:03/07/27 13:23 ID:x5rFus+o
キャラ情報追加

宇宙のステルヴィア(21禁)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/l50

作者:◆grMr.KOUTA
---------------------------------------------------------------
逆の光 (志麻*光太)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/8-10n
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/15-24n
アリサの陰謀!? 絶頂地獄(仮) (志麻*光太)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/78-84n
不明 (志麻*光太)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/98-99n
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/522
インフィーパニック (志麻*光太)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/133-137n
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/197-206n
しあわせなとき (志麻*光太)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/387-407n
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/554-562n
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/569-574n

作者:◆HwC737ZPfQ
---------------------------------------------------------------
ちょっと誤解を招くしーぽんの日記 (志麻*光太)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/413-414n
680名無しさん@ピンキー:03/07/27 13:37 ID:x5rFus+o
作者:モJOJOJO
---------------------------------------------------------------
アリサの奇妙な冒険 (アリサ*光太、志麻)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/101-114n
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/148-160n
初佳の奇妙な冒険 (初佳*ケント)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/285-290n
晶の奇妙な冒険 (晶*ジョジョ)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/456-469n
やよいの奇妙な冒険 (初佳*やよい)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/646-657n

作者:◆jjhdc3WdwA
---------------------------------------------------------------
ステルヴィアの放課後
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/47-53n
681名無しさん@ピンキー:03/07/27 13:38 ID:x5rFus+o
作者:◆cboFLV.7rc
---------------------------------------------------------------
ステルヴィアの必須科目 (初佳・やよい)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/47-53n
ステルヴィアの必須科目2 (志麻*アリサ、蓮花)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/331-339n
ステルヴィアの必須科目3 (志麻*アリサ*やよい、蓮花・白銀)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/358-374n
ステルヴィアの必須科目4 (志麻*アリサ*やよい*光太、蓮花・白銀)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/437-447n
ステルヴィアの必須科目5 (志麻*アリサ*やよい*光太)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/490-505n
見えない翼 (蓮花・不明)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/591-597n
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/602-609n
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/612-619n
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/622-633n

作者:351
---------------------------------------------------------------
太陽の汗 (晶*ジョジョ)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/526-536n
682名無しさん@ピンキー:03/07/27 13:39 ID:x5rFus+o
683名無しさん@ピンキー:03/07/27 15:24 ID:j9Pbgg+o
>>679-682
細かいようだけど気付いた点を


不明 (晶*ジョジョ)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/216-219n
 → 行為にはやよいとピエールも参加してるような

不明 (志麻*光太)※外部リンク
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/227
 → タイトルは「二つの宴」

ステルヴィアの必須科目 (初佳・やよい)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/47-53n
 → レス番号違い http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/245-257

しあわせなとき (志麻*光太)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/387-407n
 → レス番号違い http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/387-408

ちょっと誤解を招くしーぽんの日記 (志麻*光太)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053050699/586
 → 作者:◆HwC737ZPfQ (588は別人と思われ)


登場キャラが微妙な作品については作者のコメントが欲しいところ
684名無しさん@ピンキー:03/07/27 16:57 ID:FZqu2Uxc
ステルヴィアの必須科目(・∀・)イイ!!
685名無しさん@ピンキー:03/07/27 22:14 ID:e5n5hsPb
686名無しさん@ピンキー:03/07/28 01:40 ID:kz+/JKTy
687名無しさん@ピンキー:03/07/28 01:45 ID:kz+/JKTy
688名無しさん@ピンキー:03/07/28 01:46 ID:kz+/JKTy
686 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:03/07/28 01:40 ID:kz+/JKTy
>>1 >>1 >>1>>1生め>>1>>1>>1>>1.>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1
689名無しさん@ピンキー:03/07/28 01:46 ID:kz+/JKTy
686 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:03/07/28 01:40 ID:kz+/JKTy
690名無しさん@ピンキー:03/07/28 01:47 ID:kz+/JKTy
691名無しさん@ピンキー
686 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:03/07/28 01:40 ID:kz+/JKTy
>>1 >>1 >>1>>1生め>>1>>1>>1>>1.>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1