1 :
吾輩は名無しである:
2 :
吾輩は名無しである:03/06/22 06:28
3 :
吾輩は名無しである:03/06/22 06:28
〜野伏翔<演出>より〜
「鹿鳴館」は、明治の欧化主義と、その後の反動の時代を
予感させる設定の中、様々な愛の姿を描き出しています。
この作品は、高いエンターテイメント性を持っていますが、
同時に、明治という近代日本の黎明期の混沌と矛盾を、今に
続く日本人共通の問題として提起しています。
私は明治の日本人たちのあらゆる試行錯誤と選択に、共感と
哀惜の念を持ち、その膨大なエネルギーに、憧憬と尊敬の思い
をこめて、今回の演出にあたりたいと思っています。
ヒロインの朝子役には、三島由紀夫氏存命中、氏の強い希望
で同役を演じた村松英子が、再び挑戦します。
4 :
吾輩は名無しである:03/06/22 06:28
雑誌「正論8月号」(7月1日発売)の中の「私の写真館」というコーナーで
村松英子さんと「鹿鳴館」公演の紹介が掲載されることになりました。
〜村松英子さん(朝子役)のメッセージ〜
サロン劇場は、劇場或いは旧細川邸サロンで、村松英子の演劇上の育て
の親、三島由紀夫氏の「近代能楽集」連続公演も上演して、観客の共感
を得てきました。21世紀になり、以前から観客の要望のあった三島由紀夫
氏の「鹿鳴館」の上演に踏み切る事にしました。三島氏存命中に氏の希望
で村松が若い頃演じたのは36年前になります。「鹿鳴館」は大公演で、
登場人物も多いので、演出の野伏翔氏の劇団「夜想会」の協力を得て、
提携公演の形をとる事になりました。
5 :
吾輩は名無しである:03/06/22 06:53
6 :
吾輩は名無しである:03/06/23 19:51
今回の「鹿鳴館」は、芸術文化振興基金の助成金として、
200万円くらいもらってるらしいね。他の劇団ももらってるのかな。
劇団ってお金のやりくりきつそうだね。
7 :
吾輩は名無しである:03/06/23 20:08
8 :
吾輩は名無しである:03/06/23 20:12
↑
西部は小林よしのり一派とのいざこざでもうぼろぼろだよね。評判とか
9 :
吾輩は名無しである:03/06/23 22:26
大江って三島を意識していない?なんとなく
>>1
過去ログぐらい貼っとけヨ☆
11 :
吾輩は名無しである:03/06/25 01:05
12 :
吾輩は名無しである:03/06/26 00:58
中村義裕氏の『サド侯爵夫人』の演劇批評が出てました。
中村氏は少年の頃より芝居が好きで現在までに2500本を超える芝居を観、
その劇評や記録を残している強者です。今回の公演も、
よく言われるようにやはり日本の女優では『サド侯爵夫人』はきついみたいです。
サド文学の泰斗である澁澤龍彦の「サド侯爵の生涯」に想を得て三島が書いた「サド
侯爵夫人」。あるアンケートに寄れば、戦後の新劇の中でトップの座を占めるこの芝
居、新国立劇場の「現在へ、日本の劇」の棹尾を飾る作品となった。世に悪名高いサ
ド侯爵だが、そのサド侯爵を舞台に出さずに、サドを巡る女性たちだけで構成された
三幕の芝居である。サド侯爵の乱行に対し、厳しい罰を望むサド侯爵夫人の母・モン
トルイユ。長い時間の果てに、やっとサドが釈放されて来たのに、会うのを拒むサド
侯爵夫人・ルネ。そうした女たちの感情の相克を描き、その会話の中から巨大なサド
侯爵という人物像を描き切った作品である。6人の女性の性格を緻密に見極め、三島
の筆は絢爛豪華な宝石を散りばめたような科白を紡ぎ出す。さながらうまく翻訳され
たフランス演劇を観ているかのごとき印象を与える。サド侯爵という、みんなの話題
の主人公を登場させない、という趣向も見事に生かされており、改めて名作であるこ
とを感じる。演出は鐘下辰男。比較的オーソドックスな演出だが、幕切れの音楽が違
和感を与えるのと、裸に近い舞台では科白が持たない。
13 :
吾輩は名無しである:03/06/26 00:58
出演者はルネに高橋礼恵、モントルイユに倉野章子、ルネの妹アンヌに片岡京子、
信心深いシミアーヌ男爵夫人に新井純、奔放なサン・フォン伯爵夫人に平淑恵、女中
のシャルロットに中川安奈。一・二幕を続けて上演するが、最初は膨大な科白の量に
役者が圧倒されてしまい、完全に呑まれている。台本に書かれている科白をしゃべる
のに精一杯で、その緩急や強弱、科白のあわいに込められた情感を表現するだけの余
裕がない。唯一平淑恵がその中で自分の芝居をしていたが、後はただみんながヒステ
リックに怒鳴り散らすだけで、誰も「貴族」には見えない。気品もなければ品格もな
く、これが問題なのだ。特にルネの高橋にはもっと凛然とした気品が欲しい。「貴族」
が背徳を犯したことによるスキャンダルなのだから、その解決法も話し合いも貴族
的でなくてはなるまい。優雅な言葉のやり取りの中に針や毒が含まれていて、心には
あらぬたくらみがある。罠。それが、下町のおかみさん同士の喧嘩のようになっては
まずい。もっと余裕のある芝居にし、メリハリをつけないと、三島の芝居は活きない。
三幕目になってようやく芝居らしい趣を見せる。ただし、最初の二幕で突っ走り過
ぎたために、観客は疲弊してしまっている。ここは、各幕ごとに休憩を入れるべきだ
ったかも知れない。意見の分かれるところかも知れないが。
この舞台に関する評価は意見が分かれるところだろうが、今、この作品を上演した
新国立劇場の行動には意義があると思う。三島を新しい姿勢で演出しようとした鐘下
辰男の姿勢も認めよう。ただ、役者たちがそれについて行けなかったのが惜しかった。
14 :
吾輩は名無しである:03/06/26 19:01
『春の雪』読み終わったぞ〜
15 :
吾輩は名無しである:03/06/27 05:42
>14
『春の雪』は、きれいな小説ですよね。
この『春の雪』は、舞台にもなってて、1969年に芸術座で上演されたんですよ。
なんと女優・佐久間良子さんの初舞台だったんですね。
この舞台、好評のため4ヶ月のロングランとなりました。いつか観てみたいな。
あぼーん
17 :
吾輩は名無しである:03/06/27 11:17
>>15 松本幸四郎が清顕演じたのってそれかなぁ?
前検索してたら出てきた。激しく見たい!
18 :
吾輩は名無しである:03/06/27 12:53
幸四郎が清顕なの?
ちょっと今のごっつい顔が浮かんでしまって駄目だ。
今の俳優で言ったら、クボ塚みたいに白くて目の大きいコが似合うと思うな。
クボ塚自体は好きじゃないが。
映画化したのとか観てみたいけど、
壮大すぎて無理ぽ。
20 :
吾輩は名無しである:03/06/27 17:37
>>15 佐久間さんが聡子ってことですか?
やっぱり豊穣の海は、唯識とか輪廻とかの知識や関心がなきゃ、
理解はむずかしいのかしら?
「春の雪」は単純に綺麗で読みやすいですけど。
21 :
吾輩は名無しである:03/06/27 19:27
22 :
色男no、1:03/06/28 02:52
こんばんは、みなさん、私が色男です。
三島作品と三島の存在とは複雑な入れ子構造の裡に成立し、それはなお拡散して三島的物語が世界的現象として氾濫するような事態として、
ポストモダンが言及されるという事もありました。三島存在は殊に誰にも分かりやすい紋切り型の物語パターンの合金ですから、
様々な物語との構造的類似性が指摘されては物語批判の名のもとに、それを相対化、解体するというのが、専らわが国の文芸批評家の仕事に
なっているところがありました。
三島の事件は同時代を巻き込んだところの象徴性を帯びたものでしたから、フロイト主義者は個人的内的要因に還元するという方法を執拗に
反復して来た訳ですが、時間の経過が歴史の地層のように降り積もり、もはや忠臣蔵を精神分析しても仕様のないように、三島も同様の地点に
まで到達してしまうのは、時間の問題でしょう。
http://laspara.tripod.co.jp/
23 :
吾輩は名無しである:03/06/28 04:39
三島論もあらかた出尽くした感があるがやはり最後に残された謎が「唯識」だな。
「唯識」だけはまだ誰もまともに答えられてないぞ。
24 :
吾輩は名無しである:03/06/28 04:45
「春の雪」が好きなんてまだまだ甘い。
「豊饒の海」ならば第三巻「暁の寺」が好き。と言えるまで読み込め!!
25 :
吾輩は名無しである:03/06/28 05:05
『柘榴の国』に行って『愛される者の園』を観光してみたいです。
できたら性的殺人の劇場も観てみたいな。
26 :
吾輩は名無しである:03/06/28 20:19
唯識というのは唯心論のようなものという解釈でいいのかな?
色男さん唯識についてひとことドウゾ☆
28 :
吾輩は名無しである:03/06/29 02:08
@@@@ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(゜д゜♪ < あらやだ! アーラヤ識♪
┳⊂ ) \____________
[[[[|凵ノ⊃
◎U□◎ =3 コノスレスキナノヨ♪
29 :
吾輩は名無しである:03/06/29 17:50
渡部昇一氏と谷沢永一氏の対談本「宗教とオカルトの時代を生きる知恵」で
三島の話題が出てきます。
「鏡子の家」をほめてました。
しかし、後期の三島を完全にオカルト扱いしてるのにはガッカリです。
所詮、このふたりには芸術はわからないみたいです。
30 :
吾輩は名無しである:03/06/29 19:46
三島もこういう馬鹿な取り巻きいなければもうちょっと評価されるのにな・・・w
>>947 おまえノーベル受賞作ちゃんと読んでるのか??
そーでもないものばっかりだろ。
川端筆頭になw
まあ中身より権威が好きな日本人好みの賞ではあるのだろうがな。
それに候補になろうがどうってことないだろ。
世界中で何人候補になってるのとおもってるのよ。ゲラゲラ
おい、前スレの議論をどさくさに紛れて消すなよ。まだ続いてるぞ?
31 :
吾輩は名無しである:03/06/29 23:46
怒ってるのに「ゲラゲラ」って気色わるいよ〜。
『奔馬』読み終わったぞ〜
>32
『暁の寺』へ直行せよ!
34 :
吾輩は名無しである:03/06/30 01:24
ノーベル文学賞は、1901年から2002年まで数えたら、98人が受賞しましたが、
多少の文学好きでも半分以上は、
受賞者の作品以前に、受賞者のイメージすら全く思い浮かばないですよ。
もし国際的にアンケート調査したら、
はたしてノーベル文学賞受賞者(トーマス・マンなど大物は除いて)
とミシマのどっちが知名度あるかな。ミシマの方が知名度あるはず。
35 :
吾輩は名無しである:03/06/30 01:33
>32
「暁の寺」のベナレス体験はすばらしいですよ。
あと後半の「柘榴の国」ね。w
『奔馬』の勲のモデルは誰か? …いかにも三島が好みそうな人物が一人いる。
阿部局長刺殺事件の犯人の一人、岡田満(18歳)である。
この事件は、後の2・26事件に暗躍した北一輝や辛亥革命とも深く関わっている。
1913年(大正2年)、宋教仁を暗殺することによって中国の覇権を狙った袁世凱は、
英・独・仏・日・露5カ国と借款を結んだ。袁世凱が反対派を武力弾圧するための
軍事資金調達のため借款であることは明白であるが、日本政府は、5ヶ国借款に加わり、
袁世凱と結んで、中国への利権拡大を計ろうとした。この日本政府の軟弱な態度は、
革命を支援する日本人有志、すなわち宋教仁や李列釣を支持し、袁世凱とは敵対する
日本人左翼の憤りを招いたばかりでなく、この中国内紛を機に、武力介入を試み、
中国を分割、直接支配せよという皇国史観の右翼の反感をも招く結果となった。
9月5日、「右翼少年」宮本千代吉(21歳)と岡田満(18歳)は、阿部守太郎外務省政務
局長を、対中国軟弱外交の張本人であるとして、その暗殺を企てた。二人は阿部を襲い、
路上で羽交い締めにし短刀で腹を突き刺し、外務局長は翌日死亡。宮本は、頭山満や
内田良平の手引きで亡命するところを途中で捕まえられた。一方、岡田の方は、背後関係
を洩らす恐れがあるからと自決させられる。
岡田は、1913年(大正2年)9月9日、東京神楽坂の隠れ家で、中国大陸の地図を敷いて
その上で割腹自殺をした。すくすくと伸び盛りであった櫻の若木が、突然の暴風雨に
薙倒されるかの如き18歳の岡田の死! 大陸への夢を断念させられた皇国史観の若者の、
「中国の地図の上で自決する」という華々しいパフォーマンスは、当時の若者たちに、
強烈な印象を与えずにはおかなかっただろう。後に2・26事件を惹き起こした青年たち
の脳裏に、この「岡田の自決」のイメージはなかったか? そして、三島の脳裏には…?
三島は『奔馬』の勲を通して岡田満の死を描き、自らの死をも重ね合わせた。まるで
三島自身が皇国史観の若者の化身であるかのように…。しかし、ここで大事なことは、
三島が描きたかったのは、「岡田満の死」であって、実は、岡田が右翼であっても左翼で
あっても、大差がなかったのではないか、ということである。
中国の革命そのものが三つ巴の争いであった。孫文と深く結びついていた宮崎焔天、
宋教仁と信頼関係にあった北一輝、李列釣と結んだ山中峯太郎、さらに袁世凱を支援
しようとした日本政府…。中国革命の共産主義思想は、日本においては、皇国史観と
強く結びついていた。すなわち、当時の日本においては、右翼思想と左翼思想は、
表裏一体、権力(軟弱な日本政府)に対抗する「両刃の剣」であったのだ。
その後の「赤狩り(共産主義者の弾圧)」によって日本は急速に右翼思想へと傾いていく。
しかし、辛亥革命に関わった時点では、右翼と左翼は混沌として、時には協力し合い、
時には反目して、個々の人間においてはその境界も定まらぬ時代があったということを
我々は、客観的に見直さなければならない。
戦乱に明け暮れた「昭和」という時代が、弱々しいその最後の光を投げかけていた頃、
大正初期の混沌としていた時代の亡霊が、突如、出現した。それは「三島の生首」という
強烈な物体を見せつけ、「戦後」の平和に安穏としていた日本人の心に刃を突きつけた。
それは「両刃の剣」であった。…右翼だとか、左翼だとか、そんなことはどうでもいい。
もう、三島の亡霊に振り回されるのはごめんだ。三島が投げた「石」の波紋など、もう
いいかげんに消えてしまうがいい。
我々は、日本人でありながら、唯一、「姓」を持たない一族を造り上げている。行動は
束縛され、一挙手一投足が報道される。「昭和」という戦乱の時代に、「国家」の頂点に
立たされたために、その一族の人々は、誰もが悲しい顔をしている。彼等の一族の誰が
「権力」など望んだのだろう? 学問に勤しみ、ひっそりと慎ましく暮らしている一族を、
日本人は獰猛な目つきで観察する。彼等の行動に不備はないか? 彼等は国民への義務を
ちゃんと果たしているか? まるで、零落したスターを見るような、卑屈な、しかし侮蔑
をさえも含んだ目で彼等を見る人もいる。…自分は、この一族の人々と妙に縁がある。
自分が会った一族の誰もが、優しく穏やかな目をしている。…自分はこの人たちを愛しい
と思う。日本という国は、彼等を過去の亡霊から解放してやることはできないのだろうか?
39 :
吾輩は名無しである:03/06/30 08:58
唯識って唯心論みたいなもんでいいの?
40 :
吾輩は名無しである:03/06/30 12:51
>39
きみはしつこいから唯識≒唯心論でいいよ。w
>>40 そんな風に言うってことはちゃんと説明できるんでしょね?キミは。
是非唯識に関する見解を聞きたいものです。
42 :
吾輩は名無しである:03/06/30 16:01
何で三島のスレはいつも殺伐としているんだ?
あぼーん
44 :
吾輩は名無しである:03/06/30 17:29
世界も無いが自分も無い>唯識
というものらしい。
(三島に唯識を解説した松山俊太郎の説明による)
45 :
吾輩は名無しである:03/06/30 17:37
>>44 そのことを認識している自分の存在はどうなるんだろう?
46 :
吾輩は名無しである:03/06/30 18:03
自分も世界も無いが自分が世界を認識する現象はある。それがアラヤ識、だったっけ。
今手元に本が無いんで。
インドは意識をコントロールするヨガがあったために唯心論にならなかったらしい。
47 :
吾輩は名無しである:03/06/30 19:22
感覚の主体と認識の主体がどこから来ているかを考えるべきでは?
あぼーん
49 :
吾輩は名無しである:03/07/01 00:50
『唯識三年倶舎八年』って言われてるんですよ。
倶舎論を八年かけてやってて唯識はさらに三年。
そもそも倶舎論自体がメチャ難しい。唯識なんてムリムリ。
50 :
必ず文学業界の刑事責任を問います。:03/07/01 00:55
●●●文芸誌の書き手に盗撮されてるのですが…●●●
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1050463002/-100 79 :吾輩は名無しである :03/04/29 15:36
>>76 んなことに驚いているおまえの方がキモい。「文学業界」というのは
君の幻想の中にしか存在せず、実際にあるのは出版界というのよ、
そこでは盗聴、盗撮、盗作、盗妻、盗愛人なんか日常茶飯事、
君が生まれるずっと前から、伝統的に続いてきたことなんだワ。
無邪気な厨房の君が、ふと迷い込んで驚いたのもムリはないが、
この世界の、とりわけ「モノ書き」と呼ばれる連中が溜まる辺りは
真昼間でも何がなにやら文目もわかぬ闇の領域で、とても君なぞがうろつける場所ではない。
創作に役立つならば、自分の糞を皿にのせてナイフで切りつつじっくりと観察するなんか
朝飯前の作家が、うじゃうじゃ居る。ま、世界が違うんだから、悪い夢を見たと思って、
おかーちゃんとこへ帰って、ションベンして寝なさい。
80 :吾輩は名無しである :03/04/29 19:41
>>79 まるでシャブなんぞを燻らせては粋がっているクソガキみたいな物言いだね。
上っ面にどんな御託を配していたところで、その実態は旧態然としたもの。
権力の横暴がまかり通る“サル山”なみの支配原理からいまだ抜け出せずにいる
点においては、理性や知性の先端と思われがちな出版界も例外でないってことがそんなに新しいことなの?(ぷ
51 :
吾輩は名無しである:03/07/01 19:12
「正論8月号」の「私の写真館」というコーナーで
村松英子さんと「鹿鳴館」公演の紹介が掲載されてます。
村松英子さんと三島氏がいっしょに写ってる写真もありました。
あと、「保田與重郎」をめぐって
中川八洋氏vsロマノ・ヴルピッタ氏のバトルの続きが載ってましたね。
中川氏の反論の冒頭は、
三島由紀夫は愛国者なので、最後まで保田與重郎を評価しなかった云々・・・、
と始まってました。
でも「保田與重郎」読んだことない私には判定できませんが。
52 :
吾輩は名無しである:03/07/01 19:43
だから「我」はないんだろ?
53 :
我輩は名無しである:03/07/01 19:51
松山俊太郎から受け売りの三島式阿頼耶識の解説を聞いた梅原猛が
「こんなことをとうとうとしゃべる仏教学者も学者だが
信じてる三島も相当なものだ」というコメント残してます
54 :
吾輩は名無しである:03/07/01 19:54
梅原猛の方がどうかしてるけどな
40年程前の三島のエッセイの中に、
「若い奴の自殺なんてのは単なるオッチョコチョイ」っていうフレーズがあった。
今日の中学生二人の自殺で思い出した.....合掌。
56 :
吾輩は名無しである:03/07/02 00:59
本箱のスミにあった
新潮カセット、最後の言葉、聞いています。
これが1週間後死ぬことを決意したニンゲンの声か?
このときミシマはどんな心境にいたのだろう
57 :
吾輩は名無しである:03/07/02 01:01
>56
途中で、お煎餅を食べ始めてますよね。w
58 :
吾輩は名無しである:03/07/02 01:10
そうそう、
「ひとつ、いいですか」
と古林に断って、手を伸ばしてムシャムシャ
59 :
吾輩は名無しである:03/07/02 01:15
文壇はめちゃくちゃにケナしたのね、
なにもわからなかったんだと思う、
60 :
吾輩は名無しである:03/07/02 01:30
古林氏を選んだのが不思議だ。
61 :
吾輩は名無しである:03/07/02 01:32
古林氏の最後も哀愁が漂ってました・・・。
62 :
色男no、1:03/07/02 02:36
こんばんは、みなさん、私が色男です。
村上春樹の新約による「ライ麦畑でつかまえて」が話題になっているようですが、70年代には日本のサリンジャーとして、庄司薫の「赤頭巾ちゃん気をつけて」にはじまる薫君四部作シリーズが話題となりました。
私はこのシリーズについては未読でなんともコメントできないのですが、丹生谷貴志によると、
庄司は福田章二という本名で三島にまず発見され、その影響著しく、「豊饒の海」最終巻でそれが書かれる時点の事象をふんだんに描き込んだ追跡小説であろうとした
「天人五衰」を別の形で実現しようとしたもの、と言う事になるらしいです。
庄司は書き止める事というヴァレリー的な(?)テーマを持っていて、
その四部作の完結と同時に完全に作家活動を意図的に放棄した作家で、その後のピアニスト中村紘子さんの夫としての自適の生活は、ある意味、「天人五衰」の透の絹江との入籍後の生活を彷彿させるものである、
という印象があって、隠遁のサリンジャーとともに70年代型の自意識のある典型があると考えられます。
私なども表現者としては隠遁しているようなものかもしれません。
http://laspara.tripod.co.jp/
63 :
細江直矢 ◆DjjhnUajcs :03/07/02 11:43
●●●文芸誌の書き手に盗撮されてるのですが…●●●
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1050463002/-100 79 :吾輩は名無しである :03/04/29 15:36
>>76 んなことに驚いているおまえの方がキモい。「文学業界」というのは
君の幻想の中にしか存在せず、実際にあるのは出版界というのよ、
そこでは盗聴、盗撮、盗作、盗妻、盗愛人なんか日常茶飯事、
君が生まれるずっと前から、伝統的に続いてきたことなんだワ。
無邪気な厨房の君が、ふと迷い込んで驚いたのもムリはないが、
この世界の、とりわけ「モノ書き」と呼ばれる連中が溜まる辺りは
真昼間でも何がなにやら文目もわかぬ闇の領域で、とても君なぞがうろつける場所ではない。
創作に役立つならば、自分の糞を皿にのせてナイフで切りつつじっくりと観察するなんか
朝飯前の作家が、うじゃうじゃ居る。ま、世界が違うんだから、悪い夢を見たと思って、
おかーちゃんとこへ帰って、ションベンして寝なさい。
80 :吾輩は名無しである :03/04/29 19:41
>>79 まるでシャブなんぞを燻らせては粋がっているクソガキみたいな物言いだね。
上っ面にどんな御託を配していたところで、その実態は旧態然としたもの。
権力の横暴がまかり通る“サル山”なみの支配原理からいまだ抜け出せずにいる
点においては、理性や知性の先端と思われがちな出版界も例外でないってことがそんなに新しいことなの?(ぷ
64 :
吾輩は名無しである:03/07/02 12:21
好きな三島由紀夫論ベスト3
@丹生谷貴志
A井辻朱美
B糸圭秀実
あぼーん
66 :
吾輩は名無しである:03/07/02 20:24
ウホッ、いい三島…。
金閣寺が燃えてる!53年前の話か〜。今、テレビ見てたら、アナウンサーが
美への嫉妬から放火したと言っていた。それは三島由紀夫の金閣寺でしょ。
捕まった男がそう言ったって本当の話なの?俺は生まれてないから知らないけど。
68 :
吾輩は名無しである:03/07/03 00:17
なんと今年三度目の「サド侯爵夫人」公演があるそうです。
今度は既に「近代能楽集」全作品の上演を果たしている向陽舎が上演します。
9月4〜7日 於・中野劇場MOMO
演出・久保亜津子
出演・久保亜津子 勝又保幸 岡崎朋代 茂木理英子 他
舞台監督・森徹 照明・津田喜久子 音響・松浦進一 中島裕美
インスタレーイション・日詰明男 美術・二宮知子
衣裳・アトリエ蔵来芸舞留
前売り・予約 3000円 当日 3500円
前売取扱所 チケットぴあ(03−5237−9999) 向陽舎(03−3
530−2674)
4日 、5日 6:30 6日 1:00 6:30 7日 3:00
http://www.aa.cyberhome.ne.jp/~kwgc
70 :
吾輩は名無しである:03/07/03 18:55
71 :
吾輩は名無しである:03/07/03 18:58
D堂本正樹
72 :
我輩は名無しである:03/07/03 21:38
あのなあ、三島は一人で死んだわけじゃないことを忘れるな
三島は残された会員に楯の会会長として自分の自決後の「会の解散と
森田必勝の顕彰」を(後者を特に強く)命令している。
つまり自分と森田が心中したあとには残された会員に
「喪前らはもう用無しだよ」といってるわけよ
当時の会員がこの命令書をどう受け止めどう影響を及ぼしたのか、
誰か具体的なことを知らないか?
73 :
吾輩は名無しである:03/07/03 21:40
74 :
吾輩は名無しである:03/07/03 22:27
>>72 >あのなあ、三島は一人で死んだわけじゃないことを忘れるな
誰もそんな話してないけどな。
楯の会の会員の多数は「三島ファソクラブ」的な要素があった。だから脱落した奴も多いのでは?
残りの人間は自分で団体を旗揚げしたりして、運動やったりしてる。
野村秋介と一緒にテロおこしたり、三島神社建立したりしてるよ。
75 :
吾輩は名無しである:03/07/04 07:17
三島神社ってどこにあるの?
富士山のふもとにあるらしいね。三島文学館の近くかな。
76 :
吾輩は名無しである:03/07/04 20:23
旧盾の会メンバーのHPがあったような
あぼーん
78 :
吾輩は名無しである:03/07/04 22:00
楯の会の有名人といえば、森田忠明さんとかもそうじゃなかった?
野村さんと経団連かなんかに立てこもったりね
違った?
残りの人もやはり憂国してるでしょ
79 :
吾輩は名無しである◇:03/07/04 23:11
前スレで、コソーリ1000取ったのはボキです。なんか文句ありまつか?
・・・はい、腹切って逝き鱒。。。
80 :
吾輩は名無しである:03/07/05 13:29
>>36-38 八名氏
久しぶりに来たら、なんという興味深いレスだ!
『奔馬』の勲のモデルですか…、モデルの方がすごいな。
狂奔する時代の渦中にあって、純なるが故に燃え盛り、結局は至純を逆手にとられ
鮮烈な死を遂げる・・・繰り返す歴史? いや、実に勉強になります。
姓無き方面の行く末に関しては、真摯に憂えている向きも多い。
ぜひまた、書きに来ていただきたい。
81 :
吾輩は名無しである:03/07/06 01:43
三島賞は三島由紀夫と何の関係もない(気がする)。
ゆえに授賞作は一冊も読んでいない。
とうとう、俺の出番が来たようだ。
明朝、唯識について解説する。
題して「死と唯識と三島由紀夫」
83 :
吾輩は名無しである:03/07/06 07:45
☆ チン
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・)< 唯識まだ〜?
\_/⊂ ⊂_)_ \_____
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
| 唯識キボンヌ .|/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
84 :
吾輩は名無しである:03/07/06 07:58
∧ ∧ マチクタビレタ〜 マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜 ./ ヽ ./ ヽ マチクタビレタ〜
/ ヽ―――/ ヽ マチクタビレタ〜 マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜 / l___l \ マチクタビレタ〜
| ● | | ● | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
へ | へ ヽ ./ | < ねえ、唯識まだぁー?
\\ \ \\ ヽ/ / \____________
チン \\ .> \\ ヽ
チン \\/ \\ _ | マチクタビレタ〜
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / ̄ ヽ / _
\回回回回回/ ̄ ̄ヽ / ̄ ̄ /| マチクタビレタ〜
\___/ ヽ____/ / .| マチクタビレタ〜
/ | マチクタビレタ〜
__________________/ .|
| | マチクタビレタ〜
85 :
吾輩は名無しである:03/07/07 11:40
『暁の寺』読み終わりましたよ……ナゼカスゴイツカレタ
「天人五衰」はもっとツカレルかも…。でも嫁。
88 :
あかしやガル婆:03/07/07 18:48
>>82 唯識まだかな?????
>85
『暁の寺』を読み終わったなら、飛鳥の世、大和に現れた「天人」の話をしてあげよう。
『花伝書(風姿花伝)』では、この人物が、申楽・能の創始者ということになっている。
欽明天皇の御世に、大和国初瀬の河が大洪水を起こしたことがある。その際、河上から
一つの壷が流れてきた。三輪山の杉の鳥居のほとりで、宮中に仕える殿上人がこれを
拾い上げたところ、壷の中には顔立ちの美しい玉のような嬰児がいた。「降人(ふるひと:
天から降った天孫人)」に違いないということになって、内裏(帝)に知らせた。
するとその夜、帝は夢をみた。夢枕に立った嬰児は言う「われは、大国秦の始皇(帝)の
再誕(生まれ変わり)である。日域(日本)に機縁ありて、いま現存す(現れた)」と。
帝は、この嬰児を殿上に召した。子供は成長し、その才智が並外れて優れていたため、
十五歳にして大臣の位にのぼり、夢に従って「秦」の姓を賜った。「秦河勝」である。
河勝は、欽明・敏達・用明・祟峻・推古・上宮(聖徳)太子に仕えた(すごく長生き!)。
聖徳太子の時代に、世が乱れたため、太子は、神代・仏法の吉例に従って、秦河勝に
「六十六番のものまね」を命じ、六十六番の面をつくり与えて、紫宸殿で謳い、舞わせた
ところ、天下は治まったという。太子は「ものまね」であるこの歌舞を「神楽」と分ける
ため、部首を外して、「申楽」と名づけた。申楽(猿楽)の縁起である。
秦河勝は、この芸「申楽」を子孫に伝えた後、「化人(神仏が人間の姿となって世に現れた
者)は、跡を留めぬ」と言って、摂津国難波の浦から「うつほ舟(木をくりぬいただけの
丸木舟)」に乗り、風に任せて西海に出て行ったという。うつほ舟が流れ着いた播磨の国で
「荒神(大荒大明神)」になったという民間伝承もあるが、どうやら秦河勝には「神通力」
があったらしい。
89 :
あかしやガル婆:03/07/07 18:48
歌舞、芸能の始祖である秦河勝とは、一体、如何なる天人の生まれ変わりだったのだろう?
(ここからは『花伝書(風姿花伝)』には書いてない。出典はしいて言うなら日蓮さん…)
おそらく彼の天界における名は虚空蔵菩薩(Akasa-garbha)であろう。「アーカーシャ」は
天空・虚空、「ガルバ」は抱胎蔵を意味している。広大無辺の功徳を包蔵し、「五智自在」、
輪廻転生をも自在にする「虚空蔵菩薩」の化身は、亦の名を「明星天子」とも呼ばれている。
また、「虚空蔵菩薩」は水銀を司る「鉱山神」でもあったという。
『法華経序品第一』には、「復有名月天子、善光天子、宝光天子」と、天の「三光天子」が
登場する。名月天子は「月天子」にして、勢至菩薩の化身、善光天子は「明星(金星)天子」
にして、虚空蔵菩薩の化身、宝光天子は「日天子」にして観世音菩薩の化身であるという。
日蓮の星信仰、「三光天子」の「日天子」は、太陽の象徴である大日如来ではない。また、
天照大神でもなく、「天孫」である帝でもない。乱れた世に「化人」として現れるはずの
「転輪王」を召喚するため、日蓮は、ひたすら、日、月、明星に祈っていたのである。
とりも直さず、その思想は、天皇をして「日天子」ではないと断言したようなものである
から、日蓮が「法難」に遭ったのは必然であったともいえよう。
ところで、日蓮が会得した護法は「虚空蔵求聞持法」であったという。「聞持」とは、一旦
聞いたことは永久に忘れないという、記憶力の獲得法である。それは智恵を表す摩尼(如意)
宝珠を感得する秘法であったというが、…その詳細をここで書くのはやめておくことにする。
90 :
あかしやガル婆:03/07/07 18:49
…閑話休題。『天人五衰』にかけて、天人の話をしていたつもりだったが、だいぶ話が
逸れてしまったので、三島が好みそうな能楽の話を付け加えておこう。
喜多流能の『田村』を知っているだろうか? ……『田村』はこんな話だ。
東国の僧が上京し、清水寺に参詣したところ、庭を清める美少年に出会った。僧は少年から
清水寺の謂れを聞き、名所を教えてもらった。そのうちに月が出て、満開の桜が照らした。
すると少年は興に乗り、見事な舞を舞った。僧が名を尋ねると少年は答えず、坂上田村麻呂
を祀った「田村堂」の中へ姿を消した。美少年は田村麻呂の化身であったのだ。
坂上田村麻呂が観音信仰により清水寺を開創したのは、789年。本尊は十一面千手観音だ。
能楽には転生する貴人、天人を描いた不思議な話が多い。『羽衣』は広く知られているが、
『杜若』では、杜若の精が現れ、在原業平が、極楽の歌舞の菩薩の化身であると告げ、業平
の詠歌は、法信説法の妙文であり、それを聴くと非情の草木でさえも救われると説く話だ。
海中に住む猩猩(酒を好み舞い戯れる少年の姿の妖精)を描いた『猩猩』もある。これは、
まるで、ギリシア神話のバッコスのようだ。
三島が、「近代能楽集」として書いたのは、『邯鄲』『綾の鼓』『卒塔婆小町』『葵の上』
『班女』『熊野』『道成寺』『弱法師』の8編だが、どうも女性を描くことに拘り、題材が
偏っているように思えてならない。天人、美少年を扱った能楽作品をわざと避けていたの
かもしれないな…。
唯識哲学は形式論理学に反する。
なぜなら、形式論理学においてAは存在するか、存在しないかであって、その中間はない(排中律)。
しかし、唯識ではAは存在するし、同時に存在しないし、またAは存在しないこともないし、存在していないこともないのである。
そして、同様、それを判断する主体も存在するし、同時に存在しないし、また存在しないこともないし、存在していないこともないのである。
つまり、主客の区別ははあるが、また同時に区別はないのであって・・・(ry
92 :
吾輩は名無しである:03/07/07 20:37
ミリンダ王となんとかの問答だね>91
あぼーん
94 :
吾輩は名無しである:03/07/08 18:30
ミッシーのサーカスは全集にしか収録されてないんですか、もう?
激しくよみたいのですが。
短編集として文庫から出てないですかね?
てか短編ですよね?
95 :
吾輩は名無しである:03/07/08 18:39
FOLK SONGS 3 LIVE/ごなっとう
「贈る言葉」のときの衣装がエロすぎる!
特にミキティは減る素性一年生みたいな格好だし、、。
ていうかオレのオキニの減る素性の衣装に似てるんだよな、、、。
ハァハァ
どんな匂いがするんだろう、ミキティの脇の下、、、
きっといい匂いがするんだろうなあ、、、、
香水と汗、体臭が交じり合ったフェロモン
クンクンクン〜〜〜ハ〜〜ァ(^。^)いい匂い
あの衣装を剥ぎ取って汗とおしっこと愛液とでベトベドの
ミキティのおまんこ舐めたい、、、。
ハァハァ(;´Д`)
あぼーん
97 :
吾輩は名無しである:03/07/09 00:59
>>94 新潮文庫「真夏の死(短編集)」に「サーカス」はあるよ。
お待たせしました、私が寺男no,1です。
唯識と唯心の相違も知らぬままに豊饒の海を読むようなオッチョコチョイの諸兄に解説する
には、唯識はあまりに難解であるため、決して唯識が死の理論でないことを前置き
しつつ、ここは豊饒の海と諸兄の興味に即して、遠大な教理の中から死についての
教えのみを概説することにします。
唯識と現代仏教とその怠慢
周知の通り、現代仏教は多くの宗派に分かれていますが、宗旨を超越する根源的
な教えに「空」と並んで「無」があります。一切は常にあらず、という教えです。
この教えの当然の結論として、仏教(禅宗と一部の宗派を除く)では「霊」を
認めていません。なぜならそれを認めることは、すなわち「継続的な有」を
認める事になるからです。では一体、無に帰った人間の何が成仏するのか?
これを解いているのが唯識です。
唯識によりますと成仏するのは俗的に観念化された魂ではなく、5種類の意識体で
ある「五蘊」(詳しくは広辞苑でも)とされ、この矛盾を体系的に解説しています。
霊を食扶持にした現代に唯識を修めた僧は少なく、こうした俗人の至当の質問
に正確に答えられる僧は希少と言われています。
唯識と豊饒の海
さて、いかにも仏教は中間認識であり、とりわけ存在論に関しては晦渋を
極めています。そしてこの形而下的存在と、形而上学的不在の、一種
アンビバレンスな認識を媒介しているのが「仏」と言えるでしょう。唯識は
一切の諸関係が仏の知恵であるとし、この「仏の知恵」の存在を感得
することを目的にしています。
けだし、豊饒の海を仏書と捉えると、輪廻する清顕は精神に去来する「五蘊」の具現
であり、その具現化された形而上学的不在と、知覚的理性的に存在する本多を媒介
している「仏」が聡子という事になる。清顕の不在説は、かくも難解な仏教学的認識
の上に成立しているはずです。
次回はいよいよ本題の「死と唯識と三島由紀夫」に入ります。。。
100 :
吾輩は名無しである:03/07/09 06:50
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| 次回はいよいよ本題の
|| 豊饒の海 。 ∧_∧ 死と唯識と三島由紀夫
|| 唯識! \ (゚ー゚*) に入ります。。。
||________⊂⊂ |
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ∧ ∧ ( ∧ ∧ ( ∧ ∧ | |
〜(_( ∧ ∧ __( ∧ ∧__( ∧ ∧ ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_( ∧ ∧_( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
待たせた、私が和尚だ。寺男がでしゃばって、胡乱な口舌を弄したようだ。
この寺男
>>98-99は、ここに集う若い諸君よりもはるかに卑俗で、
解脱なぞ及びもつかぬ愚昧の下男であるから、
聞きかじりをひけらかすその浅薄な言に惑わされないよう、
とりわけ若年住民の注意を喚起しておく。
>>98 は即ち「五蘊皆空」。広辞苑ではなく、数多く出ている仏教書
(文庫本もあり)の一冊をひもとけばよい。
寺男の浅薄な解説で誤った方向へ向かわないように。くれぐれも。
>>99 >一切の諸関係が仏の知恵であるとし、この「仏の知恵」の存在を感得
>することを目的にしています。
全く逆。一切が相対である諸関係の存在=非存在、を、
理屈や言語を通してではなく直截に「体感」することが
即ち「仏の知恵」である。
「豊饒の海」に関する記述が噴飯モノであることは、
文学板の諸君の慧眼ならばすぐに見抜けるはず。文学のブの字も知らぬ
寺男ゆえ、文学に関する甚だしい誤謬については、遠慮なく
厳しく叱し糺してもらう方が、本人の為にもなることを申し添えておく。
「豊饒の海」に関する記述
>>99 が噴飯モノであることは、
文学板の諸君の慧眼ならばすぐに見抜けるはず。文学のブの字も知らぬ
寺男ゆえ、文学に関する甚だしい誤謬については、遠慮なく
厳しく叱し糺してもらう方が、本人の為にもなることを申し添えておく。
103 :
吾輩は名無しである:03/07/09 14:31
わかったから(わからんけど)、良い解説書を一冊紹介してくれ。
あぼーん
あぼーん
>>101 上述した「豊饒の海」論は私自身の感想ではなくて
仏教的側面を踏まえて捉えてば、清顕不在説が必ずしも奇を衒ったものでなく
そういう説も許容されてしかるべきだということ言ったまでです。
私自身はもっと芸術色の濃いものだと理解しています。
人の文学的素養を詰るまえに、行間を読む国語力を身に付けないとね。
その他は同じ事を言ってるだけのようですが。。。
108 :
吾輩は名無しである:03/07/10 01:24
小泉純一郎首相は「豊饒の海」の神髄を理解しているようです。
「フセイン大統領が見つかっていないから、
フセイン大統領が存在していなかったと言えますか・・・」
109 :
吾輩は名無しである:03/07/10 01:30
110 :
レイプ被害の実態☆☆レイプが厳罰に処すべき凶悪犯罪である理由☆☆:03/07/10 12:53
まゆみは高校のクラスで嫌われ者だった。
常日頃から自分は頭がいいし美人だと根拠もないのに自慢していた。
周りはみんなまゆみの事を馬鹿だと思っていた。
休み時間には三島由紀夫の文庫本を広げて熱心に読んでいた。
友達はなく、たまに話をする女子もまゆみを疎ましがっているみたいだった。
ある日、まゆみはぱったりと学校に来なくなった。
噂で聞いた話では早稲田や東大クラスの頭のいい同級生達にレイプされたのだそうだ。
その様子をデジカメやビデオに撮られたとも聞いた。
俺は複雑な思いだった。
それから数年後、俺は大学を卒業し、一流企業に就職した。
世間は不況下だったが何不自由ない生活を送っていた。可愛い彼女もでき、婚約も交わしていた。
仕事先に向かうため新宿の地下道を歩いていた時の事だ。
小汚い身なりをした女が地べたに座っていた。
女の着ている黒いセーターは汚れで灰色に変色し、ジーンズには穴があいていた。
俺は軽蔑の眼でその乞食を一瞥したが、一瞬目を疑った。
間違いない、目の前にいる女は、”あの”まゆみだった。
ショボイ顔で俯いていたまゆみは物凄い悪臭を放っていた。
小便の色で黄ばんでいる股間が匂いの発生源だった。
俺があっけに取られてすっかり変わり果ててしまっていたまゆみを傍観していた時だ。
まゆみと同い年くらいの通りすがりの美人OLが「えげつな〜」と呟いて
あまりの臭さに口を手で抑え、便所虫を見つけた時と同じ目でまゆみを睨みつけて
大きく弧を描いてそそくさと避けていったのだ。
あんなに頭がいいと自慢していたのに
社会の最下層にまで成り下がってしまったまゆみ。
同性からも避けられ蔑まれていくまゆみ。
俺の目からは自然と涙が零れ落ちた。
そのあと俺は不思議とふわふわと雲の上を歩いているような心地で会社に帰りました。
111 :
吾輩は名無しである:03/07/10 19:47
「フセイン大統領が見つかったからといって、
フセイン大統領が存在していると言えますか・・・」
日本では公開されていない映画「mishima」を見ました。
大学の文学の授業で先生がアメリカ製のDVDを持ってきて上映してくれました。
特に三つの作品の部分の描写は芸術的というかなんと言うかで感動しました。
このDVDは日本で手に入らないのでしょうか?
>>113 日本製のDVDじゃ見られないみたいだね。
115 :
吾輩は名無しである:03/07/11 00:09
「そもそもフセイン大統領をフセイン大統領たらしめている主体はなんなのですか?」
……こんな総理やじゃ
あぼーん
117 :
吾輩は名無しである:03/07/11 00:24
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
豊饒の海を仏教でマジ顔で解釈してる人がいる。最高だなこいつら!
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あぼーん
119 :
吾輩は名無しである:03/07/11 08:59
映画「mishima」はそんなにたいした映画じゃないよね。
近所のレンタルビデオ屋においてあるし。
制作者が豪華だけど、中身は別に外人の見た日本。
三島はやっぱ気狂い少し入ってる人間の書き方の粋をでてないし。
あーやっぱりな、外人・・・
やっぱ憂国みたいよね。
でも、フィルム自体の存在もあやしいし
海外に出てるものも完璧じゃないんでしょ?
生きてる内に見るのは不可能かな。
120 :
吾輩は名無しである:03/07/11 12:02
>119
学生時代、大学紛争の影響で講義がすべて休講になった日、新宿へ出て『憂国』をみたよ。
大島渚の『エロス+虐殺』と『無頼漢』(岩下志摩主演だったからたぶん篠田正浩?)
と『憂国』の3本立てだった。『憂国』は短いから、他の2本の作品の間に上映したが、
一度にみるには3本とも濃い内容で、映画館を出たときはくらくらした。
三島の事件の少し前だったので、モノクロ画面の『憂国』をみた後は、ただ陰惨な印象を
受けただけだったが、事件を知ったときは、さすがにショックだった。あの映画、三島の
小説の中にある耽美的な要素は全く感じられなかったな…。よけいなものはすべて排除し、
淡々と「儀式」としての「腹切り」を延々とみせつけたというか…。後で思ったのだが、
三島は、『憂国』を制作することで、自分を追い詰めていったのだろうな。
121 :
吾輩は名無しである:03/07/11 14:00
午後の曳航 読みなよ
123 :
吾輩は名無しである:03/07/11 14:17
【右翼】まれに見るバカ中宮【キチガイ】
くそ野郎が2chはくだらないと馬鹿にしてます!
12歳少年の実名を晒してます!
宝島社から「まれに見るバカ女」を出したぐらいで浮かれている右翼崩れの中宮崇。
2chレベルのことしか書けねーくせに何いきがってんだか・・・
ライターの癖に、か弱い素人女をホームページと著書で叩きまくり!
結局言い負かされて逃走(藁)
女子学生レイプで大学を退学になった鬼畜!
大月隆寛の金魚の糞!
拉致を売名に利用の守銭奴!
日記で朝鮮人への差別用語連発の変態!
金のために宇多田ヒカルと藤原紀香に粘着!
女の敵!日本のクズ!アメリカの奴隷!
皆さん抗議を集中してください。
http://www3.diary.ne.jp/user/312071/
文学板的想像力によれば・・・
123はその男にこっぴどく振られた女とおぼしい・・・
誰かネタにして小説書け! 2CHを舞台に敵討ちに燃える女の鬱屈した
情念とDQNな日常・・・・・
126 :
吾輩は名無しである:03/07/11 19:56
三島由紀夫ってどう考えてもゲイだよね。
ゲイから見れば、ゲイなんてすぐわかる。
男女ものの恋愛とかだって、ゲイが無理して書いてんのが
よくわかる。
三島由紀夫=ゲイ
三島由紀夫=ゲイ
このことを忘れて読んでてはいけないよ。
>>126 おじょうちゃん、ゲイとホモの区別くらい勉強してから来な。
スカートの下からパンツが丸見えだよ
128 :
吾輩は名無しである:03/07/11 20:42
「フセイン大統領が見つからないことが、
フセイン大統領が存在している証拠になりませんか?」
129 :
我輩は名無しである:03/07/12 00:17
>120
映画『憂国』は全シーンが能舞台の上で演じられている
相手役も小面に似た顔立ちとメイク
三島は能舞台の上で切腹することで切腹の儀式性を強調したかったのかと思った
「近代能楽集」のひとつとして発表されたのに三島が嫌って全集に入れなかった
「源氏供養」ってのがある。
出来は確かに悪い(wが、三島がどこが失敗と考えたかと当て推量で読むのは楽しいよ
130 :
吾輩は名無しである:03/07/12 09:00
>>120 >>129 へえ、憂国みてらっしゃるんですか〜。いいなあ。
大体どういふ映画なのかも憶測でしかわからないんですが
黒澤明に能を下敷きにした蜘蛛の巣城って映画がありますけど
あれの残殺シーンだけをクローズアップしたよふなイメージを想像してたりしますが
違いますよね・・・
豚の腸なんたらとあるのですがそんなに凄まじい光景なんでしょうか?
黒澤の蜘蛛の巣城もスプラッターではないが陰惨さは凄いし
小林正樹の切腹って映画の竹刀で切腹するシーンもリアリティはけっこうあった。
それ以上の完成度の切腹なんでしょうか?
まあ、もう観れないから・・・・
アメリカいくとアングラビデオで出回ってるらしいけど・・・
あぼーん
132 :
吾輩は名無しである:03/07/12 12:12
いい男専用しおり
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| │ 〈 !
| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l |
| | /ヽ! | |ヽ i !
ヽ { | ! |ノ /
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日本文化とは何かという問題に対しては、終戦後は外務官僚や
文化官僚の手によってまことに的確な答が与えられた。それは
占領政策に従って「菊と刀」の永遠の連環を立つことだった。
133 :
吾輩は名無しである:03/07/12 17:13
>>130 アメリカまで行かなくても西新宿へ行けば有るでしょう?
「金閣寺燃やす」と通報 110番した男逮捕
12日午前10時10分ごろ、京都府警の通信指令室に
「これから金閣寺を燃やしに行く」などと、男の声で110番があった。
西陣署員が京都市北区の金閣寺(鹿苑寺)に急行し警戒態勢を敷く一方、
同市東山区の発信場所付近に松原署員が駆け付け、
公衆電話ボックスで電話をかけている男を発見。
職務質問したところ110番したと認め、軽犯罪法違反の
現行犯で住所不定、無職松丸尋嘉容疑者(57)を逮捕した。
調べでは、松丸容疑者は通報で
「京都は冷たい、閉鎖的な町や。三島由紀夫の小説あるやろ。
坊さんだってやってるやろ」
などと話したという。約1時間前にも同じ内容の110番をしたといい、
「むしゃくしゃしてやった」などと供述しているという。(共同通信)
[7月12日17時52分更新]
本題の「死と唯識と三島由紀夫」まだあ?
136 :
吾輩は名無しである:03/07/13 01:59
その火を飛び越えて来い
137 :
吾輩は名無しである:03/07/13 02:05
>136
そのセリフを中国語で言ってるコマーシャルがいま流れてるよね。
なにかの飲料水のCMだったはず。
138 :
吾輩は名無しである:03/07/13 03:05
>>134 昔、中上健次が読むべき小説リストで、わざわざ三島の金閣寺でなく
水上の金閣炎上をあげてたのにムッとした記憶がある。
でも絶対に、
「京都は冷たい、閉鎖的な町や。水上勉の小説あるやろ。 ・・・」
とはならないよね。
139 :
吾輩は名無しである:03/07/13 11:24
140 :
吾輩は名無しである:03/07/13 12:15
>>113 お前理科大野田キャンパスの学生だろ。
……俺も見たからな。
ちなみに自分,mishimaを持ってますが,何か?
ネトオークションで買った。
141 :
吾輩は名無しである:03/07/13 21:50
>>136-137 サントリーウーロン茶のCMですね。
いま、シュワルツェネッガーのエンド・オブ・デイズ見てたら流れてたよ。
142 :
吾輩は名無しである:03/07/14 03:33
ターミネーター3のあの結末。おいおい本当に核・・・。
T4は大変だな。マッドマックスみたくなるのかな?
143 :
吾輩は名無しである:03/07/14 05:18
☆ チン
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・)< 「死と唯識と三島由紀夫」まだ〜?
\_/⊂ ⊂_)_ \_____
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
| 唯識キボンヌ .|/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
144 :
吾輩は名無しである:03/07/14 05:18
∧ ∧ マチクタビレタ〜 マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜 ./ ヽ ./ ヽ マチクタビレタ〜
/ ヽ―――/ ヽ マチクタビレタ〜 マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜 / l___l \ マチクタビレタ〜
| ● | | ● | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
へ | へ ヽ ./ | < 「死と唯識と三島由紀夫」まだぁー?
\\ \ \\ ヽ/ / \____________
チン \\ .> \\ ヽ
チン \\/ \\ _ | マチクタビレタ〜
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / ̄ ヽ / _
\回回回回回/ ̄ ̄ヽ / ̄ ̄ /| マチクタビレタ〜
\___/ ヽ____/ / .| マチクタビレタ〜
/ | マチクタビレタ〜
__________________/ .|
| | マチクタビレタ〜
145 :
吾輩は名無しである:03/07/14 05:21
∧ ∧ イライライライライラライライライライライラ
/ ヽ / ヽ イライライライライライライライラ
/ ヽ___/ ノ( ヽ イライライライライライライライライラ
/ ノ( ⌒ \
| ⌒ ▼ ┌─ ▼ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
へ | ノ( / \ | < 「死と唯識と三島由紀夫」 まだぁ?
/ \\ \⌒ / ̄ ̄ ̄\ / \____________
/ /\\ .> ヽ
チンチンチン// \\/ i i _ |
チンチンチン i | ‖| / ̄ ヽ / _ イライライライライラライライライライライラ
チンチンチン Σ [ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ / ̄ ̄ /| イライライライライラライライライライライラ
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/  ̄ ̄ヽ____/ / | イライライライライラライライライライライラ
チンチンチン \回回回回回/ チンチンチン / | イライライライライラライライライライライラ
\___/ チンチンチン / | イライライライライラライライライライライラ
チンチンチン チンチンチン
あぼーん
147 :
吾輩は名無しである:03/07/14 06:16
,,,,,,,,,,,,,
f,;ー、;;;;ー、ヽ
i 〉 〈i _________
|| ,=;;、 r;;=、|| / たとえば安田講堂で
!!´ /ハヽ `,!! | 全学連の諸君がたてこもった時に、
'! /,二ヽ j' < 天皇という言葉を一言彼等が言えば、
|ゝ、 ̄`,ノ| | 私は喜んで一緒にとじこもったであろうし、
__人__  ̄___人__\ 喜んでいっしょにやったと思う。
r;;;;;;::::::::;;;;;;;;;;:(##)::::::::::::::::::::ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/::::::::::;;;;;;;;;;::::::::::}三 ヽ::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::;;;;;;;:::::::::::}ニ、 `rュ::::::::::::::::::::)
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::甘ー〈ノノ::ヽ:::::::::::::::l
/::::::::::::::イ:::::::::::::::::::::::;;::::::::::ヽ::::::::::::ト::::::::/
/:::::::::::::ノ |:::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::\::::::::::::::::/
〈:::::::::::::{ |::::;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::;;;;;;;:::::\::::::::::ノ
ヽ::::::::ヽ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|  ̄
ヽ:::::::::ヽ|::::::::::::::;;::::::;;:::::::::::::::::::::|
ヽ:::::::r|::::::::::::::::::::::;;:::::::::::::::::::|
ヽ「. ヨ::::::::::::::r-ー-、:::::::::::::::|
ゝ、ヨニllニニ( (☆) )ニllニ |
148 :
吾輩は名無しである:03/07/14 16:07
>>97 サンクスです。
新潮社の本はかなーり集めてたのですが、
真夏の氏に入ってたとは!
さっそく買いにいきます。
あぼーん
150 :
吾輩は名無しである:03/07/15 05:27
,,,,,,,,,,,,,
f,;ー、;;;;ー、ヽ
i 〉 〈i _________
|| ,=;;、 r;;=、|| / 私の大嫌いなサルトルが『存在と無』
!!´ /ハヽ `,!! | の中で言っておりますけれども、
'! /,二ヽ j' < 一番ワイセツなものは何かというと、
|ゝ、 ̄`,ノ| | 一番ワイセツなものは縛られた女の肉体だ
__人__  ̄___人__\ と言っているのです。
r;;;;;;::::::::;;;;;;;;;;:(##):::::::::::::::::::ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/::::::::::;;;;;;;;;;::::::::::}三 ヽ:::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::;;;;;;;:::::::::::}ニ、 `rュ:::::::::::::::::::)
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::甘ー〈ノノ::ヽ::::::::::::::l
/::::::::::::::イ:::::::::::::::::::::::;;::::::::::ヽ::::::::::::ト:::::::/
/:::::::::::::ノ |:::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::\:::::::::::::::/
〈:::::::::::::{ |::::;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::;;;;;;;:::::\:::::::::ノ
ヽ::::::::ヽ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|  ̄
ヽ:::::::::ヽ|::::::::::::::;;::::::;;::::::::::::::::::::|
ヽ:::::::r|::::::::::::::::::::::;;::::::::::::::::::|
ヽ「. ヨ::::::::::::::r-ー-、::::::::::::::|
ゝ、ヨニllニニ( (☆) )ニllニ |
151 :
吾輩は名無しである:03/07/15 06:50
,,,,,,,,,,,,,
f,;ー、;;;;ー、ヽ
i 〉 〈i _________
|| ,=;;、 r;;=、|| / 私は陛下が
!!´ /ハヽ `,!! | 万葉集時代の陛下のような
'! /,二ヽ j' < 自由なフリー・セックスの陛下
|ゝ、 ̄`,ノ| | であってほしいと思っている。
__人__  ̄___人__\ それが私の天皇像で、・・・
r;;;;;;::::::::;;;;;;;;;;:(##)::::::::::::::::::ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/::::::::::;;;;;;;;;;::::::::::}三 ヽ:::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::;;;;;;;:::::::::::}ニ、 `rュ::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::甘ー〈ノノ::ヽ::::::::::::ヽ
/::::::::::::::イ:::::::::::::::::::::::;;::::::::::ヽ::::::::::::ト:::::::l
/:::::::::::::ノ |:::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::\:::::::::::::::/
〈:::::::::::::{ |::::;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::;;;;;;;:::::\::::::::ノ
ヽ::::::::ヽ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|  ̄
ヽ:::::::::ヽ|::::::::::::::;;::::::;;:::::::::::::::::::|
ヽ:::::::r|::::::::::::::::::::::;;:::::::::::::::::|
ヽ「. ヨ::::::::::::::r-ー-、::::::::::::::|
ゝ、ヨニllニニ( (☆) )ニllニ |
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
153 :
吾輩は名無しである:03/07/15 10:52
山崎age
久しぶりに金閣寺をぱらっと読んだら引き込まれた。
彼に引き込まれ、文を読んでると法学部というのがなんとなく
わかりました。彼の4部作?って面白いのかな。
昔潮騒ってテレビでやってました?
155 :
吾輩は名無しである:03/07/15 15:23
>>154 私としては『金閣寺』と『潮騒』は、ある意味同種の作品なのよね。
ていうか『潮騒』は、本当はもっと深い意味があると思うのよ。
『潮騒』は確かテレビでやったと思います。
『豊穣の海』四部作もとても面白いですよ。でもこれは、何回も繰り返して読むことが必要かな。
一つ一つの完結した小説としても読めるのかもしれんが。
156 :
吾輩は名無しである:03/07/15 20:02
「潮騒」は「金閣寺」の真逆を意識して書かれた作品て感じかな?
「剣」ってなかなか(`・ω・´)イイ!
158 :
吾輩は名無しである:03/07/16 00:44
中村光夫/三島由紀夫
対談「人間と文学」(講談社文芸文庫)\1,100
160 :
吾輩は名無しである:03/07/16 00:56
文庫で千百円は高くないか?
「三島由紀夫のレター教室」の登場人物名っていったい・・
162 :
吾輩は名無しである:03/07/16 21:25
ags
163 :
吾輩は名無しである:03/07/16 21:27
164 :
吾輩は名無しである:03/07/16 22:32
なんか未公開の写真が公開されるらしいぞ
165 :
吾輩は名無しである:03/07/17 00:54
166 :
吾輩は名無しである:03/07/17 01:13
今年三度目の「サド侯爵夫人」公演。
既に「近代能楽集」全作品の上演を果たしている向陽舎の上演です。
9月4〜7日 於・中野劇場MOMO
演出・久保亜津子
出演・久保亜津子 勝又保幸 岡崎朋代 茂木理英子 他
舞台監督・森徹 照明・津田喜久子 音響・松浦進一 中島裕美
インスタレーイション・日詰明男 美術・二宮知子
衣裳・アトリエ蔵来芸舞留
前売り・予約 3000円 当日 3500円
前売取扱所 チケットぴあ(03−5237−9999)
http://t.pia.co.jp/ 向陽舎(03−3530−2674)
http://www.aa.cyberhome.ne.jp/~kwgc 4日 、5日 6:30 6日 1:00 6:30 7日 3:00
167 :
チケット、発売中!:03/07/17 01:24
読売日本交響楽団 第420回 10・15 (水) 19:00 開演
指揮 ゲルト・アルブレヒト
黒田 房子 緑川 まり(ソプラノ)
塚崎 竜二 三原 剛(バリトン)
黒田 登 高橋 淳(テノール)
二号 米良 美一 (カウンターテノール) ほか
歌劇〈午後の曳航〉 ヘンツェ
(改訂日本語版・世界初演・演奏会形式)
原作 三島 由紀夫
原曲 ヘンツェ作曲・歌劇〈裏切られた海〉
168 :
吾輩は名無しである:03/07/17 01:59
「レター教室」と「永すぎた春」しか読んでないけど
なんか三島由紀夫には独自の「おばちゃん像」があると思った。
あと老いていく事が許せないタイプだったのか?と。
169 :
吾輩は名無しである:03/07/17 02:16
三島が変名で書いたという小説を映画化した『愛の処刑』が今度再映され
るんだが、上映館がハッテン場なので見に行けません……
171 :
吾輩は名無しである:03/07/17 23:45
おっさんよりもおばさんを描くのがうまい。
172 :
吾輩は名無しである:03/07/18 00:37
173 :
吾輩は名無しである:03/07/18 00:50
>>104 亀レスだが,読んでみた。
頭が痛くなった。
文学の解説本ってみんなあんななの?
とてもじゃないが理系には読めん(俺は理系)。
いろいろ断言してるけど,どこが根拠なのかよくわからん。
それに理系の用語の不適切な使い方。
比喩としてもあの使い方は大きく間違っている。
かって損したと思った本のひとつ。
174 :
吾輩は名無しである:03/07/18 01:14
新潮社の決定版三島由紀夫全集、ビニールかぶったまま。
だれか買ってくれますか?
175 :
吾輩は名無しである:03/07/18 01:14
176 :
吾輩は名無しである:03/07/18 01:37
177 :
吾輩は名無しである:03/07/18 01:39
色男No.1って何者なの?
ありとあらゆる板の三島スレでうざい妄言を垂れ流してるんだけど
はっきり言ってウザイし迷惑なんだけど
179 :
吾輩は名無しである:03/07/18 19:08
三島由起夫はニーチェの『悲劇の誕生』などにだいぶ影響受けているのが彼の小説などを読むと解る。
後、三島由紀夫は自分の気性にあった一番の小説はカフカの『審判』といっていた。
でも尊敬する作家の欄にカフカやニーチェ(こいつは思想家だが)を三島は挙げなかった
んだろう。というよりこの二人について三島由起夫はほとんど語ってない。不自然だと思うのだが……
×三島は挙げなかった
○三島はなんで挙げなかった
に訂正して読んでください。
すみません。
181 :
吾輩は名無しである:03/07/18 21:50
下記のスレを立てた女が患っている病名とその症状を100字以内で述べよ。(配点:20点)
三島由紀夫大好きな人!!
1 名前: 名無しさん
なんっかさ〜自作自演してストーキングしてくる不細工思想政治オタクがいる
からキショイわ〜。ほれたのかー?ミス日本に相手してもらいな。
ほらほらほらほら
182 :
吾輩は名無しである:03/07/18 22:09
>>181 病名 知的薄弱病
症状 震えた指でタイピングする頭の足らないバカ女
183 :
吾輩は名無しである:03/07/18 23:54
『天人五衰』読み終わりました。
なんだかすごかった……。
>>183 凄いとしかいえない読後感ですよね
潮騒CM見たよ〜感涙!
185 :
吾輩は名無しである:03/07/19 00:29
>183
つぎは「花盛りの森」の最後のシーンを読んでね。
即刻、飛越其焚火!
187 :
吾輩は名無しである:03/07/19 10:55
>183、『愛の渇き』のラストシーンもね。
188 :
吾輩は名無しである:03/07/19 10:58
こいつ糞。話も文体もウソ臭い。太宰読んだあとには1ページも読みたくなくなった。
189 :
吾輩は名無しである:03/07/19 11:00
ダザイマンセー
あぼーん
191 :
吾輩は名無しである:03/07/19 11:02
すれいやーず>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>三島
あぼーん
193 :
吾輩は名無しである:03/07/19 12:08
あぼーん
あぼーん
196 :
吾輩は名無しである:03/07/19 12:59
>>188 あちゃー、すべっちゃったか。
いるんだよな、流れに便乗して
「寒いオレも笑いをゲットするぞー!」みたいな感じで
頑張るヤツ。
でも、あえなく失敗と。
学校とかにもいるよな、空気読めない寒いヤツW
198 :
吾輩は名無しである:03/07/19 19:09
潮騒のCM見ました。
CMの冒頭でわざわざ文庫本の「潮騒 三島由紀夫」って書かれた表紙見せてたけど、
そんなことしなくても一発でわかったね。
本題の「死と唯識と三島由紀夫」まだか?
いつまで待たせる寺男!!
「三島由紀夫」は
「唯識」の小説を残して
「死」んじゃいました。 おしまい。
201 :
吾輩は名無しである:03/07/20 00:35
>>188話も文体もウソ臭い。
なんで文学板に来てるのだ?
202 :
吾輩は名無しである:03/07/20 00:46
今日久しぶりにストラングラーズの「Yukio」を聴いた。
だがミシマは読まなかった。寝る。
203 :
吾輩は名無しである:03/07/20 19:54
大好評につき,またまた再放送されます。お楽しみに!
8月2日(土)NHK ETVスペシャル
「美輪明宏 一番美しいもの」
PM 10:00−11:30 再放送
※三島由紀夫の映像もちょこっと出てきます。
Mishima見たやついるか?
俺はドイツの図書館で借りて見た。
音楽がすばらしかった。それだけ。
205 :
吾輩は名無しである:03/07/20 23:40
>>204 坂東八十助(現・三津五郎)の顔を歪ませた、どもり演技は笑えた。あと印象に残っているのは金閣寺のセットかな。
まあ役者だけはやたらに豪華だった。
206 :
吾輩は名無しである:03/07/21 01:06
>>204 漏れは烏丸せつ子の陰毛が眩しかったがな。
207 :
吾輩は名無しである:03/07/21 01:36
age
208 :
新刊情報!!!:03/07/21 17:42
三島由紀夫 ロゴスの美神
“日本語の天才”を読み解く40のキーワードと600の箴言
君は三島を知っているか
日本語を再発見するムーブメントの中で、日本文化の正当な継承者、
自然主義文学の潮流に対峙する昭和唯美主義文学の最高峰、
また西洋文学と日本語を見事に融合した希有な才能としての
三島由紀夫のエッセンスを新しい形で再構築した「三島ロゴスの世界」決定版。
三島由紀夫という作家の非凡さは美しい言葉が織り成す格調高い文章芸術にある。
決して古くならず、むしろ21世紀の日本人にとって示唆的な
三島由紀夫のロゴスワールドをこの本で体験できる。
新たな三島ファンのための入門編として、また三島マニアの愛蔵版、
研究者の資料としても必携。
http://www.gakuyosha-p.co.jp/book_f/gakubook_f/mishima.htm
209 :
吾輩は名無しである:03/07/21 17:47
210 :
吾輩は名無しである:03/07/22 21:55
『鹿鳴館』よかったです。
紀伊國屋サザンシアターで観てきました。
とくに鹿鳴館大舞踏場のシーンの美しさにはあぁ観てよかったなぁと。
劇場にはいっぱい花束が贈られて来てたが、
その中に三島威一郎という名前があったがたぶん三島氏の息子さんですよね。
安部晋三官房副長官とかピーコとかもあったね。
あと携帯電話電源OFF!!!!!!
第一幕で♪オブラディ、オブラダ〜♪には参ったね。まだいるんだよね。困ったね。
場内で売ってたプログラムにはドナルド・キーンとか、E・G・サイデンステッカー、
ジョルジュ・ネラン(仏訳した人)が文章を寄せてたね。
それにしてもサイデンステッカー氏って一体何歳なんだろうね?
影山役の観世榮夫氏に数日前ドクターストップがかかったそうで、
急遽、飛田天骨役だった曽雌達人氏が景山伯爵を演じましたが、
めちゃくちゃ演技うまかったです。必ずあとで評判になるはずです。
大徳寺顕子役の村松えりさんのローブ・デコルテの姿は西洋人形のようでした。
第三幕冒頭の鹿鳴館大舞踏場での顕子と久雄のシーンは、
まさに『春の雪』の一場面みたいに美しかったです。
『春の雪』を舞台にしたらこんなシーンの連続だろうなと正直思いましたね。
ドナルド・キーン氏の言葉をかりれば『鹿鳴館』は、
ほんと「ヴィクトリア王朝を代表する芝居」のようですね。
よく話題になる第四幕の最後、劇的場面が終わった後の朝子と景山の長い対話のシーン
ですが全然違和感ありませんでしたね。演技がうまかったからかな。
とにかく鹿鳴館大舞踏場のシーンはすばらしかったね。観てよかった。
211 :
吾輩は名無しである:03/07/23 05:25
「卒塔婆小町」の舞踏会シーンもすてき!!
212 :
吾輩は名無しである:03/07/24 00:43
三島由紀夫に対してもたいへん理解のある西尾幹二氏が、
8月1日(金)深夜1:20〜4:19すなわち日付は2日の早朝、
朝まで生TV「激論!日本の不安――理性をなくした社会はどこへ向かうのか?」
に出演予定です。
>>210 村松英子さんの朝子は観てみたかった。
実はわたくし村松英子さんの講演を聴いたことあるんです。
歿後30年「憂国忌」です。そのとき西尾幹二氏の講演もあったんですよ。
おまけに西尾氏にサインまでもらっちゃいました。
>>210 良い観劇記、ありがd! 見た気分になった。
戯曲家三島か・・
214 :
吾輩は名無しである:03/07/24 17:55
サイデンは82歳だよ。好物が日本食なんで長生きなのさ。
215 :
吾輩は名無しである:03/07/25 01:18
あらためて『金閣寺』読み直そ
217 :
吾輩は名無しである:03/07/25 17:39
>215
三島由紀夫「美しい星」はオールタイムベストSFだ!
↑
ワロタ!! 新潮文庫でなく、ハヤカワ文庫SFから出すべき。
218 :
吾輩は名無しである:03/07/25 18:08
暴露本をたまたま読んだのだけど、三島由紀夫が
ネコだったのに衝撃を受けた。でも結構可愛かったw
219 :
吾輩は名無しである:03/07/25 19:18
『回想・回転扉の三島由紀夫 』も面白かったよ。
220 :
吾輩は名無しである:03/07/26 06:44
>>175 Yahoo!掲示板は読みにくいね。
2ch掲示板みたく全部まとめて読めないんだもんね。
耽美のスター三島由紀夫は679もあるじゃない。どうやって全部読むんだよ。
221 :
吾輩は名無しである:03/07/26 15:36
このHPは長い間日本で女子のウンコの紙として使用されてきた
今ではインターネット掲示板でしか見ることの出来ない卑猥(ひわい)な馬鹿者、
そして、多くの男性から白痴対象として見られる
まゆみに対して反対し、日本から永久に追放するためのホームページです。
なぜ、ごく一部のまゆみのようなキチガイの事に考慮して
私たちがまゆみと接しなければいけないのですか?
むしろ善良な人間に対して異常な反応を示し、掲示板荒らしといった逸脱した行為に走る
ごく一部のまゆみのようなキチガイに何らかの対策を立てた方が
理にかなっているし、多くの人が救われます。
この国に思想の自由というものがあり、私もそれに賛成ですから
そんな意見の表明を蓑に着た掲示板荒らしをやめろとは言う気はありませんが、
わざわざスレまで立てて多数のROMしている人間に
そんなあらかさまな痴呆っぷりを剥き出しにするのはやめてください!
↓
http://www.mentai.2ch.net/book/kako/959/959705620.html 善良な人間にそういった思いを持つのなら
電子掲示板やインターネットカフェといった公共の場でなく
自分の家族か精神病院に行ってやってください!
私はそれもやめろというような酷なことは言いません。
上のほうでガイシュツだけど、憂国、みたいよね。
あのポスター(なのか?)は、激しく美しいと思った。
内臓は豚の内臓を使ったとかいうけど・・・ぅぅぅ
224 :
吾輩は名無しである:03/07/27 22:40
CMで『潮騒』の炎をジャンプするシーンが朗読されてるけど、なんでわざわざ裸のシーンを選ばにゃならんのか?
あそこ読むんだったら、処女が裸で読みやがれい!
あぼーん
>>224 っていうか、中国語で言われると萎えると思うのは漏れだけ?
227 :
吾輩は名無しである:03/07/27 23:05
三島は一時、中国で発禁になったらしいね。
シンポジウムも中止になったことあるよね。
いまはどうなんだろうね。
英霊の声、奔馬、憂国、剣とかまとめて読ませたいね。
こんなん拾った
393 名前:重要無名文化財[sage] 投稿日:03/07/28 09:43
玉さん…「三島先生の歌舞伎はやっててすっきりしないから嫌い」だって、そうであったか。
394 名前:重要無名文化財[sage] 投稿日:03/07/28 11:51
三島先生は玉さんにぞっこんだったけど、玉さんは鏡花先生の芝居の方がお好みっぽい。似合ってるし。日本橋観たいよう。
395 名前:重要無名文化財[sage] 投稿日:03/07/28 11:55
鏡花の世界のが玉さんっぽい。
三島センセは空回りか。。。
229 :
吾輩は名無しである:03/07/29 00:24
鏡花とか谷崎とか読むの面倒くさい文体だよね。いらいらしちゃうよね。
230 :
吾輩は名無しである:03/07/29 00:59
谷崎は読みやすいぞ__?
231 :
吾輩は名無しである:03/07/29 01:08
谷崎のは日本一綺麗だと思うんだが。
発禁になった暴露本って、ウソの話なの?本当の話なの?
>232
剣と寒紅?
どうなんだろうね。
ウソだったらかなりひどいと思うけど。
ウソじゃないにしろ、何が気に入らないって、
著者の「ぼくは嫌って言ったのに・・・」っていうような、
自分だけが一方的に愛されていたかのような自信に満ちたところ。
恋愛がらみでああいう暴露(か作り話か知らんが)はイクナイヽ(`Д´)ノ
それも金儲けのためになんて。
でもまぁ、第三者の立場からスキャンダルとしてみると、結構面白いんだけど(w
三島由紀夫を神格化してる人には、薦められない。
234 :
吾輩は名無しである:03/07/30 12:19
そんな一方的な暴露みたいなものに真実があるとはおもえんね。
東京裁判みたいなもんで一方的なものに真実なんてないだろう。
ま、単に金だろうね。
235 :
吾輩は名無しである:03/07/30 23:13
296 :美香 ◆FE5qBZxQnw :03/07/30 23:11
テネシー・ウィリアムズは太宰治にほれこんでいたとのこと。
ま、同時代といえなくもないけれども、意外といえば意外。
で、なんでも太宰嫌いの三島が、
テネシー・ウィリアムズを「構成力がない」と認めなかったらしい。
わたしから見れば「サド公爵夫人・我が友ヒトラー」のどこがおもしろいのか?
わたしは「欲望という名の電車」にものすごい「構成力」を感じるけれども。
236 :
吾輩は名無しである:03/07/31 04:12
1986年のユリイカ三島特集号だれか持ってない?
237 :
吾輩は名無しである:03/07/31 06:14
8月2日 (土)
NHK ETVスペシャル 「美輪明宏 一番美しいもの」
PM 10:00−11:30 再放送
大好評につき,またまた再放送されます。お楽しみに!
三島由紀夫の映像も出てくるよ。
238 :
吾輩は名無しである:03/07/31 08:12
あぼーん
あぼーん
241 :
吾輩は名無しである:03/08/01 01:03
>>232 発売されて比較的すぐに買って読んだ。
十分に真実性があると思ったよ。
と言うより、特に疑う材料は無いと思う。
当時の三島や著者の福島のことを知っている人も
現存しているんだしね。
明らかな嘘を書いたら、すぐにバレるだろう。
それにいわゆる暴露本という感じではない。
著者自身の若き日のホモセクシャルとしての悩みと
三島および三島の家族と過ごした日々の思い出が素直に
つづられているという感じのもの。
三島に対する憧れ、同情、尊敬などの気持ちも
感じられる。
同時に鋭く三島を観察している。
全体的に真摯な態度で書かれているよ。
ホモセクシャルに対して嫌悪感や偏見を持っていない人間
ならば、この本を嫌悪する理由は特にないんじゃないかな。
言い換えれば、この本を嫌悪するとしたらホモセクシャルを
嫌悪したり見下してる人間じゃないだろうか。
242 :
吾輩は名無しである:03/08/01 01:04
(241の続き)
ちなみに発売が禁止となったのは、この本の中に、三島から
著者に送られた手紙の内容が、本の数ヶ所において、そのまま
引用されていたから。
これら三島からの手紙は、著者が、この本を書く以前にすべて
古本屋に売っていたので、手紙の所有者は古本屋であり、
内容を勝手に引用したのがけしからん、とい理由で発売を
禁じられたもの。
(と言っても、引用は大した量ではないし、本の中の数ヶ所に
出てくるだけ)
いずれに、この本は三島という人間を知るうえで貴重な
資料の一つと言えると思うよ。
243 :
吾輩は名無しである:03/08/01 01:47
>241, 242
えー、そうかなぁ。
「尊敬」というようなニュアンスは、冒頭部のところでしか感じられなかったけど。
「まったくいい気になってんなよ」という、嘲笑に似たノリで書かれていた印象。
はっきりいうと、「あんたに(性的)魅力なんて感じてないよ!」って言ってる感じ。
実際にはそうじゃなかったのかも知れないけど、読んでしばらくたっている現在
強く思い出されるのはこんなイメージだけ。
ちなみに同性愛は肯定派だよ。小学生のとき、塾の先生によって
「同性愛差別はいけない」と教育されますた。
いずれにしろ、
>いずれに、この本は三島という人間を知るうえで貴重な
>資料の一つと言えると思うよ。
これは同意。どう感じるかは個人に依存するだろうしね。
(^^)
246 :
吾輩は名無しである:03/08/02 01:49
剣と寒紅を持ってるけどいまだに読んでない。なんとなく読む気がしない。
だだ表紙に『聖セバスチャン』をつかったのは良かったね。表紙はカッコイイ。
247 :
吾輩は名無しである:03/08/02 11:47
巨匠監督の時代劇に出演した男優談。
「そのロケ宿で夜、いかつい顔の悪役俳優Mさんに
『ちょっと部屋にこいよ、面白いもんがあるから』と誘われた。
言ってみるとmさんと、グループサウンズのボーカルから転じた性格俳優のHが
マリファナを吸いながら抱き合っていた。俺はビビったが
2人は当然のようにそのまま男色行為を続けていた。
そして映画の打ち上げの席上、べろべろに泥酔したHが
『おれ、s(その時代劇のプロデューサー)にやらせたよ。まあ、これも仕事のうちだからしょうがねえよな』
と大声で叫んでいた。だが同席していた共演者もスタッフもそれを聞いて表情一つ変えなかった。
そのMとHは後に覚せい剤や大麻取締法違反で逮捕されている」
248 :
吾輩は名無しである:03/08/02 18:16
8月2日 (土)
NHK ETVスペシャル 「美輪明宏 一番美しいもの」
PM 10:00−11:30 再放送
大好評につき,またまた再放送されます。お楽しみに!
三島由紀夫の映像も出てくるよ。
美輪明弘って三島の事を話しすぎるというか、三島に「君の事を美しいと言うのに飽きた」とか言われたのを自慢しすぎというか…
三島由紀夫はお前の自慢のために存在したんじゃないと言いたくなるので嫌い。
250 :
吾輩は名無しである:03/08/03 00:01
>249
美輪明宏は、今でも「近代能楽集」や「黒蜥蜴」を上演し続けて、
三島ファンを開拓している貴重な存在ですよ。
美輪ルートから三島ファンになった人きっと多いはず。
251 :
吾輩は名無しである:03/08/03 00:07
★美輪明宏から臨時のお知らせ★ 8月5日(火) 新聞をご覧ください!!
読売、毎日,朝日、スポニチ、日刊スポーツ、日刊ゲンダイ、の東京本社版、
日経は全国、この日は注目! 産経は8月6日!
252 :
吾輩は名無しである:03/08/03 00:21
ジュンク堂書店池袋本店 8月9日(土)午後6時より
『三島由紀夫 ロゴスの美神』(岳陽舎)出版記念トークセッション
山内由紀人「三島由紀夫 ロゴスの美神」―私の三島由紀夫ノート―
ああいう人がいたほうがマジ面白い。
美輪さんマンセー☆
255 :
吾輩は名無しである:03/08/03 20:20
美輪さんと瀬戸内寂聴さんの対談をまとめた本
「ぴんぽんぱんふたり話」に
三島さんに2.26事件の磯部という軍人の霊がのりうつってた
話が出てきて涼しかった。。
美輪はフツーにうざいだろ。
美輪信者も遺体
>250
>253
いやね、舞台の彼はいいと思うんだが。
確かに彼の近代能楽集や黒蜥蜴の舞台で三島ファンも増えるんだろうし。
でも、直接三島の関係ないテレビ番組のトークなどで事あるごとに名前を出す姿勢がちょっと…
本文はいいけど後書きで全てを台無しにしている文庫本のような…
259 :
吾輩は名無しである:03/08/04 03:35
美輪ガシンダラダレガ緑川夫人ヲヤルノダ。誰モイナイ・・・
260 :
吾輩は名無しである:03/08/04 03:54
美輪さんは絶対長生きすると思う
100歳以上・・
261 :
吾輩は名無しである:03/08/04 03:58
いつの間にか「天人五衰」も改版されて文字が大きくなってた。
ページ数も増えてちょっぴり厚くなったね。
「春の雪」の帯には、東大卒のタレントとして知られる女優、
高田万由子さんの推薦文が載ってた。
ちょっと前、週間新潮に載ってたものかな。
262 :
吾輩は名無しである:03/08/04 04:10
「月曜評論」で連載されてる遠藤浩一氏の「福田恆存と三島由紀夫」が読みたい。
どなたかどんな内容か教えてください。
263 :
吾輩は名無しである:03/08/04 04:23
美輪のしゃべり方はちょっとヘンだ。
映像での三島由紀夫初めて見た。
目がいっちゃってるよ、この人
265 :
吾輩は名無しである:03/08/04 05:30
美輪の例の「オシャベリ」で以前、聞いたことなのだが、
彼(?)が「公・私」ともに親交の深かった三島とダンスを踊ったとき
思ったことを思わずそのまま口にしてしまった。
すなわち、「あらっ!三島さんって背が低いのねっ!、、、、」と。
粟を食った三島は 即座に「不愉快だっ! 帰る!」と言い捨て
その場を後にした、、。
夜会かパーティーか知らないが そういったところでの極私的な出来事を
公の場で(しかもTV..)曝す彼(?)の態度には 訝しいものを感じた。
昔のスレ 見てないので 既出だったら 失礼、。
あぼーん
あぼーん
268 :
吾輩は名無しである:03/08/04 08:33
>>265 だからよ、美輪さんは好きなんだよ、三島さんのことが。
好きな人のことは人に話したいし、自分だけが知ってるって思いたいし、その人の話題を
だすことでその人に触れてたいだろ?
美輪さんがいなかったらつまんねえぞ、きっと。
美輪氏が三島由紀夫の名をよく持ち出すのなんて、別に問題ないと思うし、
むしろもっと語って欲しいけどな。彼ら友達だったんでしょ。いちファンが
文句付ける筋合いは、あまりないような・・。何が気に食わないのか良く
分からない。。
なんだか、美輪氏に対するやっかみというか、嫉妬めいたものを感じるのは
僕だけでしょうか・・。
今はもう本当に、三島みたいな面白い作家がいなくなったね。
賢くて変態で悪党で。…まさに俺のヒーローだったよ。
小利口で常識人ぶった偽善者ばかり。せいぜい印税で優雅な老後を暮らすがいい。
>>269 三島と友達でもさ、聞かれてもない事を話す人ってどうよ?
それに、他のピカソと会っただの各界有名人の話と同列に話してると本当に友情から話してるのかどうかわからなくなる。
>>272 人によって親愛の情の示し方は違うと思うし、自慢好きな人
なのかもしれないけど、「まあいいんじゃない?」程度だなあ・・。
274 :
吾輩は名無しである:03/08/04 12:36
でもちょっと美輪氏は思い込みの激しいところがある。
三島は青年期まで全てが他動的な生き方だったとか(その反面、美輪氏は常に自動的)。
この美輪氏の思い込みの激しさには、徳岡孝夫氏がちょっと抵抗していたね、ある対談で。
275 :
吾輩は名無しである:03/08/04 17:48
ジュンク堂書店池袋本店で新潮文庫夏の100冊、
一番売れてるのは「仮面の告白」と店頭に表示が出てました。
二番は谷崎の「痴人の愛」でした。
>>274 そのような性格傾向を形容するために、「うざい」という現代用語があるのです
>274
そのとおり!やっぱり高卒の人から見ると、三島みたいに学習院を首席で卒業して
東大法学部→大蔵省みたいな高学歴を見ると、親から与えられた人生みたいに見えるんだろうね。
大蔵省辞めて、小説家になった時点で自分で選んでるわけであり、何故、最後の割腹が
今まで他動的な生き方だったから最後は自分で選んだみたいな意見になるのか?
やっぱり、三島はジーンズよりも、ダークスーツにコロニアル様式のイメージでしょ。やはり、
金閣寺に全てが現れてるような気がする。あの学僧が金閣寺に火を放って無かったら
三島は割腹してなかった可能性もある。あの美意識は間違いなく金閣寺に現れているような気がする。
278 :
吾輩は名無しである:03/08/04 23:50
>277 あの学僧が金閣寺に火を放って無かったら
↑
いやいや、金閣寺ではいちおう自分の中では決着は付いたんだよ。
だって、
「仕事を終えて一服した人がよくそう思うように、生きようと思った。」
って言ってるんだから。
三島氏自身が生きよう≠ニ思って作品を造り終えたはずですよ。
あぼーん
280 :
吾輩は名無しである:03/08/05 00:02
あの学僧は美しくなかったから美(=金閣寺)から拒まれたの。
松枝清顕とか勲とかみたく美と心中できなかったのね。
一方、金閣寺を書き終えた三島自身は、
ボディービルで鍛えて美しくなったんだから・・・。もう言うだけ野暮だね。
>278
確かに、金閣寺を書き終えた時点ではまだ割腹してないからね〜。その時点では
生きようと思ったのかもね〜。でもさ〜最後の部分で、「ここまでが私であって、それから
先は私ではない」って書いてあるじゃん。それから先の人生を生きるために火を放つのは
三島由紀夫ではなく、あの現実の学僧を描くために書いたものであって、実際の三島由紀夫は
美を選んで金閣寺に火を放たないで死を選んだんだよ。没後発表された創作ノートに、金閣寺の
幾つかのプランの中に「やはり私は火はつけなかつた。あの男が代行したのだ。行為者は行為者。
芸術家は死の裡にとどまる」という結論も書かれてるように、小説上の構成として内→外という
心情の変化を描く為に最終的にこのようにしたのであって、この金閣寺から三島の美意識が
始まったことには間違いないと思うよ。
三島が美輪さんに最期に残したセリフなんだっけ?
「あんたにはもう会わない」みたいな。
かっこ良かったな。
283 :
吾輩は名無しである:03/08/05 20:16
ヨイトマケの唄?ちょっと圧倒された
284 :
吾輩は名無しである:03/08/05 20:38
金閣寺に火をつけることで、金閣寺を三島が乗り越えた、とは考えらない?
285 :
吾輩は名無しである:03/08/05 21:58
>283
NHKで観たけど
ヨイトマケの唄よりタートルネックのセーター姿の美輪明宏に圧倒されたw
「サド侯爵夫人」9月公演観劇の予習のため
書店で新潮文庫を買ったら改版されて文字が大きくなってた。
なんかちょっとうれしい!
287 :
吾輩は名無しである:03/08/05 22:36
>>281 「ここまでが私であって、それから先は私ではない」
↑
ここ有名ですよね。でもこれは芸術家一般を指しているのではないか。
まさに芸術家とは行為をギリギリまで模倣することに魂を捧げるべき人々なんですよね。
行為をしなくても認識のみで行為を乗り越えようってんだから芸術家って凄いですね。
「金閣寺」が世界中で読まれているのはやはり普遍的芸術論が述べられているからではないか。
と同時に「金閣寺」の凄いところは、三島自身の私小説的な意味もちゃんと織り込まれて、
普遍的芸術論と私小説の二重構造になってるんだよね。
だから、281さんの言ってることも正しいと思うよ。
288 :
吾輩は名無しである:03/08/05 22:43
>>284 安永透の「自分が死ねば世界は破滅する」みたいな意味?
289 :
吾輩は名無しである:03/08/05 23:56
>>289 ファンが増えてもなぁ…ちゃんと作品をまともに読むヤシでなければ
物見高いだけの軽薄なファンなんぞかえって迷惑な話
291 :
吾輩は名無しである:03/08/06 01:40
292 :
吾輩は名無しである:03/08/06 01:42
色男no、1は横尾忠則にサインしてもらったみたいだよ。
293 :
吾輩は名無しである:03/08/06 05:14
ぼくちゃんは神田・三省堂で川島なお美さんにサインしてもらっちゃった。ムフフ。
握手もしてくれたよ。
294 :
吾輩は名無しである:03/08/06 06:35
頭の悪い三島由紀夫=小林よしのり
うまい表現だね。でも文化防衛論は読んでるみたいです。
西部邁氏との対談でちょっと出てきてました。
あとマンガでも一度だけ三島氏は登場してるはずです。
295 :
吾輩は名無しである:03/08/06 07:04
というか、もっと三島由紀夫が登場してもよさそうだけど・・・。
是非小林よしのりから三島由紀夫へ流れていくルートをつくってほしいね。
>>284 288
でもやっぱ金閣寺=美も、それは際限なく繰り返される表象=識に過ぎない
わけでつよね?
297 :
吾輩は名無しである:03/08/06 07:24
心々ですさかいに
298 :
吾輩は名無しである:03/08/06 12:10
『豊穣の海』と『金閣寺』をアウフヘーベンかYO!
299 :
吾輩は名無しである:03/08/06 12:17
三島先生に尻を犯されたい・・・
あぼーん
301 :
吾輩は名無しである:03/08/06 19:39
>>295 恥ずかしながら、俺はリア厨の時に小林にかぶれて、そこから三島に流れたクチだ。
そういう若い奴、俺以外にも誰かいない?
そんな中学生キモい
俺は女の子と遊んでたぞ
リア厨と言ったけど、正確には高校一年の時に『戦争論』読んでからだな。
それから引きこもり、『金閣寺』に自分を見出し、『豊穣の海』に至り、
社会に出たら統合失調になったりしましたよw。
まあ、こんなルサンチマンと狂気に彩られた青春も悪くないかな、と思っていますよ。
>>297 行きたかったのに親が病気で学校にいけなかった日に最後まで読んだ。
泣いた。
何に泣いたかはよくわからない。
多分、虚しさに、だと思う。
>>302 自分はリア厨の時に三島にはまって(思想的に)、
高校時代はかなり精神的に危ない方向へ走っていたよ(文学的に)。
でも、それを経て今にいたっているということも、
それはそれでよかったと今自分は思ってる。
307 :
吾輩は名無しである:03/08/07 00:11
>>270 >賢くて変態で悪党で。…
って一体、三島のどこを見てたんだか・・・
当たってるのは「変態」だけじゃないか(笑)
308 :
吾輩は名無しである:03/08/07 02:10
>>294 マンガでも一度だけ三島氏は登場してるはずです。
小林よしのりがまだ自覚症状なしの薄められたサヨクだった頃、
石原慎太郎に初めて会いに行ったときに三島由紀夫は登場してます。
夕日を背景に、爽やかに三島が登場してました。
潮騒読みました。
最も感動した場面は、東京に戻る女の子が新治に「私って醜い?」との問いに
新治が「美しいがな」と即答する場面。
ストーリー的にはちょっと陳腐じゃないかと思った。
お前は島の美しさを描写したいだけちゃうんか?と
映画ではどうなんですか?
310 :
吾輩は名無しである:03/08/07 07:59
>309
『鹿鳴館』にも同じようなセリフがあるよ。
女中が朝子を裏切って景山伯爵の務めを果たしに行くときに振り返って、
景山伯爵に向かって「まだ私って美しい?」とか言うんだよね。
映画はですね、山口百恵主演のDVD版『潮騒』が出てるよ。
観てないから感想言えない。残念。
311 :
吾輩は名無しである:03/08/07 16:43
>>303
それは、小林のせいでも三島のせいでもなく、
お前の素質が、開いてしまったんだよ。
ゆっくり休め・・
312 :
吾輩は名無しである:03/08/07 17:16
三島由紀夫と小林よしのりに共通点なんかない。
313 :
吾輩は名無しである:03/08/07 17:45
>>312 どっちも独りよがりでオナニストで勘違いクン
314 :
吾輩は名無しである:03/08/07 18:01
演劇雑誌で ←雑誌名忘れた
『サド侯爵夫人』を中心に三島由紀夫について
磯崎新、福田和也、大澤真幸、出口裕弘が対談してます。
あぼーん
316 :
吾輩は名無しである:03/08/07 18:19
三島の生まれ変わり=清原
317 :
吾輩は名無しである:03/08/07 20:32
>>309 「潮騒」は三島作品の極北。あれはあれでいい。
>>314 「演劇人」13号でした。
『サド侯爵夫人』を中心に三島由紀夫について
磯崎新、福田和也、大澤真幸、出口裕弘が対談してます。
音楽読みました。
話がややこしすぎてよく理解できませんでした。
320 :
吾輩は名無しである:03/08/08 15:41
>>319 あの程度の話で「ややこしい」とは。
話が単調でわかりやすい部類に入ると思うのだが。
>320
本当すみません。
もう一度繰り返し読んでみます
322 :
吾輩は名無しである:03/08/08 23:32
323 :
吾輩は名無しである:03/08/09 17:45
『文芸春秋』9月特別号に浅利慶太氏(演出家・劇団四季)が、
連載中の「時の光の中で」(第五回 新劇史のなかの三島由紀夫)で、
おもしろいエピソードをいろいろ披露しています。
そして、こんなことも言ってました。
『サド侯爵夫人』はいつか演出したいと思っている。
劇団四季は今年創立五十周年を記念して五百席の小劇場を建てる。
そこにはぴったりの演目である。
なにしろ私は『サド』の最初の読者なのだから。
さらに同じ9月特別号では、
空前の大アンケート「日本の黄金時代一九六四−一九七四」の
1970年11月25日三島事件の項目で中曽根康弘氏、佐々淳行氏など
23人が証言しています。
324 :
吾輩は名無しである:03/08/09 20:15
小林→三島はありえない。三島をもう反復することは、できない…
325 :
吾輩は名無しである:03/08/10 05:24
>324
やっぱり小林よしのりの影響力はあると思うな。
自覚症状がないサヨクに対して、そのことに気付いてもらうのに貢献してるよ。
特に若い人の場合、自分の考えや発言が左翼を薄めたものだって気付いてくれれば
回復の見込みはあるね。まだまだ自覚症状がない人が多いからね。
326 :
吾輩は名無しである:03/08/10 08:03
コヴァは出てけ!
〉325…三島を、単純に右と言うこと自体が、罠だと思う。彼の再現しようとしたものは何も根拠もないという認識だと思うから…
ゆっきーは右じゃないだろ、むしろ斜め上とかそんなんだろう?
自決までのエピソードやら書いたものを拾っていったら
あらゆる推測(世界観の完成なり体現から政治的なものまで)
を否定してしまって何がなにやら判らなくなった。
万人を納得させる動機の解明なんて無理が結論。
330 :
吾輩は名無しである:03/08/10 12:58
三島を右などと括るのはどうかしてるよ。
彼の作品を読めばわかるだろうが…
自決にしてもそうだよ。
でも三島こそが本当の右翼だと考えたら、
なんだかそれはそれでとっても面白いと思う
332 :
吾輩は名無しである:03/08/10 17:31
山中湖フォーラム2003 挑発する三島文学X−三島由紀夫の現代的意味−
21世紀を迎えてから、もう三年が過ぎようとしています。日々、さまざまな事件や
出来事に接するたびに、私たちはどのような時代を生き、どこへ向かおうとしている
のかという不安が心を襲います。
三島由紀夫はある意味で、時代の未来を鋭く予見していました。しかし、三島が生
きた時代と現代との間に、大きな時間の隔たりがあるのも事実です。今ここに生きて
いる私たちに、三島は何を語り、何を訴えかけてくるのか。刺激的な評論の書き手で
あり、現代文学の優れた読み手でもある大塚英志氏、清水良典氏、加藤典洋氏をお招
きし、この問題を考えてゆきたいと思います。
日時/2003(平成15)年11月8日(土)〜9日(日)
受付/フォーラム会場/清渓(TEL0555−62−0020)
申込方法/往復はがき、FAX、電子メール(メールアドレス
[email protected])に
@住所A氏名B電話、FAX番号C年齢D懇親会参加の有無を明記の上、三島由紀夫文学
館あてにお申し込下さい。
@ フォーラム参加費/2日間1,000円(当日、会場受付にてお支払い下さい)
A 懇親会費/11月8日、大塚英志氏、清水良典氏、加藤典洋氏と一緒に立食をご希望
の方は4,000円(フォーラム参加費1,000円を含む)を当日、 会場受付にてお支払い下
さい。
申込締切/平成15年(2003年)11月4日。受付は先着順とさせていただきます。
申込・問い合せ先/山中湖文学の森・三島由紀夫文学館
〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野506−296 TEL(0555-20-2655) FAX
(0555-20-2656)
宿泊問い合せ先/山中湖観光協会 TEL(0555-62-3100) FAX(0555-62-6181)
http://www.mfi.or.jp/ysa/ 主催/山中湖文学の森・三島由紀夫文学館
333 :
吾輩は名無しである:03/08/10 17:31
パネリスト(50音順)
大塚英志(おおつか・えいじ) /まんが原作者・編集者
1958年、東京生れ。筑波大学卒。『漫画ブリッコ』の編集人やまんが誌専門の編集者
を経て、現在にいたる。著書に『多重人格探偵サイコ』『木島日記』『物語消費論』
『戦後まんがの表現空間』『戦後民主主義のリハビリテーション』『江藤淳と少女フ
ェミニズム的戦後』『物語の体操』など。
加藤典洋(かとう・のりひろ) /文芸評論家・明治学院大学教授
1948年、山形県生れ。東京大学文学部仏語仏文学科卒。国立国会図書館勤務をへて現
職。主な著書に『アメリカの影』『日本という身体』『言語表現法講義』(新潮学芸
賞)『敗戦後論』(伊藤整文学賞)『日本の無思想』『戦後的思考』『日本人の自画像』
など。
清水良典(しみず・よしのり) /文芸評論家
1954年生まれ。立命館大学卒。愛知淑徳大学教授。文芸評論や書評の活動と並行し、
万人の創造力を引き出す作文教育に携わってきた。著書に『自分づくりの文章術』
『文学がどうした!?』『最後の文芸時評』『作文する小説家』『虚構の天体 谷崎
潤一郎』など。
■司会 井上隆史(いのうえ・たかし/白百合女子大学助教授)
334 :
吾輩は名無しである:03/08/10 19:51
斜め上の右翼だからこそ、現代のコヴァ信者をも包摂できるんだよね。
335 :
吾輩は名無しである:03/08/10 21:01
三島に右も左もないよ。
三島は熊本のなんとか隊とか226事件の将校たちを
カッコいいと思っていた。
特に性的な意味で。
また刃物とか血とか夭折というものに性的興奮を
覚えていた。
そういうものが性的な意味で大好きだっただけで
右翼だとか憂国だとかは後からくっつけた理屈だよ。
336 :
吾輩は名無しである:03/08/10 21:36
>>335 そーいうのは文化防衛論
読んでからにしてね。
>328
335!?
>327
ある意味同意。
339 :
吾輩は名無しである:03/08/10 22:13
奥野建男の「三島由紀夫伝説」は
三島を知る上で、とてもいい
テキストだと思います。
>>337 いやあ、違うよ。残念だね。
自分は>328な訳だけど。
>335は「斜め下」って言ってる感じがするなぁ…
341 :
吾輩は名無しである:03/08/11 01:42
>333
加藤典洋氏は今月の「文学界」(だと思う?)に
「仮面の告白」について話題にしてました。
かつて「敗戦後期」(だと思う?)に「昭和天皇vs三島由紀夫」も書いてたね。
あと大塚英志氏もサブカルチャー関係の本でたびたび三島由紀夫に言及してますね。
なんか面白そうだな。
342 :
吾輩は名無しである:03/08/11 01:58
三島由紀夫は右翼じゃなくて常識派だと思う。
戦後の日本は社会全体が左に寄ってるから中道が右に見えるのだよ。
シュワルツェネッガーも日本だったら右翼になっちゃうんだよ、きっと。
イラクにいる軍人を尊敬するって公言してるもんね。
石原慎太郎も米国だったら当たり前の普通の政治家だよ。
日本はアメリカじゃないからね。
アメリカはさっさと鉄砲を持って、俺たちの国から出ていけ。
344 :
吾輩は名無しである:03/08/11 02:11
>>342 なるほど、2ちゃんには珍しい多角的な視点で面白かった。
若い人かな。シュワやしんたろーのことも納得。
345 :
おさむ ◆UtjVc/v2e. :03/08/11 02:15
三島は右翼だよ。
大体、天皇の解釈自体、己の性癖で決めてるからただの変態だ。
石原は中道だけど。
346 :
吾輩は名無しである:03/08/11 02:32
>345 大体、天皇の解釈自体、己の性癖で決めてるからただの変態だ。
それは間違いだ。共産党寄りの作家・井上ひさしですら、
天皇が存続するなら、三島の文化防衛論の方向しかないと言ってる。
347 :
おさむ ◆UtjVc/v2e. :03/08/11 02:36
井上ひさし←こいつの頭がおかしーんじゃねーの?
だって、天皇って今も持続してるって
348 :
吾輩は名無しである:03/08/11 02:52
>347
作家・井上ひさしは、共産党員?かもしれない。
不破前・委員長との共著(新・日本共産党宣言)でヨイショしまくってますよ。
まだ共産主義社会を夢見てるらしいふしがありますね。
あの世代は何言ってもムダみたいです。
静かに歴史の舞台から去っていくのを待ちましょう。
349 :
おさむ ◆UtjVc/v2e. :03/08/11 02:56
でもな、共産党員にもイイ奴もいるんだよ。
安部公房もそうだし、イタリアの作家も結構そう。
戦争中の共産党はナショナリズムの敵だったから
350 :
吾輩は名無しである:03/08/11 03:08
>349
その通りですね。
元共産党員の渡辺恒雄、谷沢永一、早坂茂三、藤岡信勝、長谷川慶太郎なども
みんな個性的ですからね。
351 :
吾輩は名無しである:03/08/11 03:45
>>342 >三島由紀夫は右翼じゃなくて常識派だと思う。
……で、最後に切れて市ヶ谷に
突入して防衛庁長官を監禁して切腹ごっこで果てるわけだ。w
キミは「常識」という言葉をつかう資格がないな。
>342
揚げ足だが、
防衛庁長官ではなく東部方面総監。
〉342…この論点自体が罠にはまってる気がしてならない。彼は、積極的に何かを実現しようとしたのではないんじゃないかな?徹底的にアイロニカルに撤したんじゃないかな。だから、常識とかの問題じゃないと…
354 :
吾輩は名無しである:03/08/11 17:52
>351
戦前までの常識に還ったんじゃないの。
敗戦を境にして、伝統から折れ曲がってずれた戦後の常識ではなくてさ。
西洋から見ると奇異に映るかもしれないけど・・・。
355 :
吾輩は名無しである:03/08/11 22:07
>351
敗戦で切腹した軍人はたくさんいた。
東部方面総監自身も敗戦で切腹した軍人の介錯をしている。
戦前までならば切腹は軍人なら常識だ。
356 :
吾輩は名無しである:03/08/11 22:42
>351
三島由紀夫が通った学習院の第10代学習院長・乃木希典大将も
切腹した上で、喉を突いて殉死している。戦前までなら切腹は常識だ。
357 :
吾輩は名無しである:03/08/11 22:51
三島は軍人じゃなくてただの作家だろう。
しかもアホみたいな軍事教練やった挙句あのクーデターごっこ。
奴のせいで昼飯食えなかった自衛官は怒ってたってね。(ちょうど昼飯
時に三島は決起していた)
勿論本人は滑稽この上ないのをわかってやっていたのであって、
あの姿を見て常識的だというのはちょっと頭のプラグが数本抜けてる
としか思えんな。
三島は「三島の脳内常識」に従ったんだろ。
359 :
吾輩は名無しである:03/08/11 23:29
三島由紀夫は戦前の常識に従ったの。例えば、
敗戦で阿南惟幾陸軍大臣は切腹。
この切腹により本土決戦辞さずの陸軍内強硬派も含め
全陸軍に統一した大命(天皇の命令)に従うよう諫めた。
戦前ならば切腹は軍人なら常識だ。
360 :
吾輩は名無しである:03/08/12 00:28
>>359 今は戦後。三島が切腹したときでさえ1975年。
「戦前の」常識という時点で,「今の」常識ではない。
そういうのは常識とはいわないの。
361 :
吾輩は名無しである:03/08/12 01:18
>>360 三島が切腹したのは1970年11月25日、1975年じゃない。
362 :
吾輩は名無しである:03/08/12 01:53
三島は、子供の頃から青びょうたんで運動神経ゼロ、典型的な
文学少年で、自分には雄雄しさとか勇猛さなどカケラもなく、徴兵検査も
落ちてラッキーとか思ってた奴だよ。
少なくとも20代まではそういう奴だった。
そんな奴に国防も右翼思想も何もないよ。
そういうものは三島にとって、単に憧れであり性的興奮の対象で
あって、30代以降、突然ボディビルなどを始めて自分もマッチョ路線に
進んでいったが、本当は三島には思想もへったくても無かったんだよ。
そういうのが格好良いと思ってただけ。
363 :
吾輩は名無しである:03/08/12 02:00
鳥肌の奴、馬鹿なくせに三島気取ってんじゃねえよ!
三島作品でアフォリズムがいっぱいつまってるの教えてください。
三島が右翼だとするなら
右翼って女々しくてホモ行為に憧れるってことだね
366 :
吾輩は名無しである:03/08/12 03:25
>364
アフォリズムがいっぱいつまってる手っ取り早い本あるよ。
『三島由紀夫 ロゴスの美神
“日本語の天才”を読み解く40のキーワードと600の箴言』
(山内由紀人編・岳陽舎)(本体2400円+税)最近出たばかりだよ。
あぼーん
368 :
吾輩は名無しである:03/08/12 03:30
>363
鳥肌・・・懐かしい名前ですね。
恥ずかしながらむかしビデオ買ったことあるの。
靖国神社の遊就館で、なんと、
展示されてる飛行機に乗ってる鳥肌には絶句した記憶がありますね。
369 :
吾輩は名無しである:03/08/12 04:10
>362
またまたワンパターンの三島叩きですね。
「子供の頃から青びょうたんで運動神経ゼロ、典型的な
文学少年で、自分には雄雄しさとか勇猛さなどカケラもなく、徴兵検査も
落ちてラッキーとか思ってた奴だよ。」
こんなこと全部「仮面の告白」に書いてあるじゃないか。
ここからどう進化しどう遍歴したかを作品に刻み込むのが芸術家でしょう。
芸術とはその遍歴の過程を鑑賞することですよね。
遍歴の途中から国防も右翼思想も入ってきたっていいじゃないの。
「子供の頃から青びょうたんで男でオナニ、典型的な
ホモ少年で、自分には雄雄しさとか勇猛さなどカケラもなく、徴兵検査も
感じてラッキーとか思ってた奴だよ。」
こんなこと全部「仮面の告白」に書いてあるじゃないか。
ここからどうホモ化しどう男遍歴したかを作品に刻み込むのが芸術家でしょう。
芸術とはその遍歴の過程を鑑賞することですよね。
遍歴の途中からゲイもオカマ思想も入ってきたっていいじゃないの。
371 :
吾輩は名無しである:03/08/12 04:43
>365
またまたワンパターンの三島叩きですね。
オスカー・ワイルド、アンドレ・ジッド、マルセル・プルースト、
ミシェル・フーコー、ジョージ・ゴードン・バイロン、ジャン・ジュネ、
テネシー・ウイリアムズ、ピエル・パオロ・パゾリーニ、ジャン・コクトー。
全員ホモ。全員優秀。だからホモO.K.ね!!
フーン
でも全員ホモになったら子孫残せないじゃねーかよ?
373 :
吾輩は名無しである:03/08/12 05:17
374 :
吾輩は名無しである:03/08/12 06:08
青空文庫で金閣寺は読めたかな?
あぼーん
>>374 没後50年、これが著作権の消滅するまで必要な期間。
坂口安吾の著作の入力へ有志の人びとが着手するのもまだあと2年ある。
ミシマはあと16年。ヘタすると君の息子が読んでいる時期でもある。
あぼーん
あぼーん
クリスチャンでもないのにゲイを叩く奴はガキ。
大人になれば色々分かってくるよ。
色々ね。フフフ……
>>379 同性愛をネタに叩くことによって、自分が上だと錯覚したいんだろ。
それ以外の議論を放棄してな。
381 :
吾輩は名無しである:03/08/12 16:13
音楽→獣の戯れ→永すぎた春の次は何を読んだらイイでしょうか。
金閣や豊饒はようよみません…
382 :
吾輩は名無しである:03/08/12 17:37
>381
エンターテイメント系では「肉体の学校」がいいかな。
ほんとは「サド侯爵夫人」なんか読んでほしいんだけど。
あと「豊饒の海」は「春の雪」だけでも読んで!
383 :
吾輩は名無しである:03/08/12 20:43
「美しい星」はどう?
うん蓄が多いがネタはエンターテイメントだ。逆かな。
384 :
吾輩は名無しである:03/08/12 22:16
三島本人が好きなのは「鏡子の家」と「美しい星」なんだよね。
だから、「美しい星」はいいよ、お薦め。
385 :
吾輩は名無しである:03/08/12 22:24
「美しい星」もいいが、とにかく「春の雪」が一番。
386 :
吾輩は名無しである:03/08/13 01:10
「美徳のよろめき」「純白」あたり。
彼が親しんだラディゲを踏襲しての作品群。面白い。
「クレーヴの奥方」みちょうな殺伐古典が
「ドルジェル伯の舞踏会」で硬派心理描写古典に変わり
「美徳のよろめき」にてエンタメとしても通用する耽美古典が結実
現代性を獲得する内容であるかはさておき、これだけでもソソる。
挙がってない作品だと「絹と明察」なぞ面白いと思う。
喜びの琴をもう一度読みたいと思っているのですが、
新潮文庫に入っていますか?
喜びの琴の入っている文庫を教えてもらえないでしょうか?
389 :
吾輩は名無しである:03/08/13 03:53
>>369 >>373 おまいら本物のバカだね。
ホモだろうが女々しかろうが変態だろうが基地外だろうが
何だっていんだよ。
三島を本気で右翼とか思ってる奴はバカってことだけのことだ。
389は369と同意見じゃないの?
391 :
吾輩は名無しである:03/08/13 04:05
「子供の頃から青びょうたんで運動神経ゼロ、典型的な
文学少年で、自分には雄雄しさとか勇猛さなどカケラもなく、徴兵検査も
落ちてラッキーとか思ってた奴だよ。」
というのを三島叩きだと思ってるところや
>遍歴の途中から国防も右翼思想も入ってきたっていいじゃないの。
とか言ってるところがバカ丸出しねーか。笑
392 :
吾輩は名無しである:03/08/13 06:52
『宴のあと』も意外と読みやすかった記憶がある。
『青の時代』もいいかもね。
あぼーん
394 :
吾輩は名無しである:03/08/13 09:36
389流れ、乱しとるのぉぉー(藁
>>389 >>391 んまいっ! それでこそ、
三島文学なんぞに興味もなかった香具師らまで、釣れるというもんだ。
思わず読んでみる気にさせる見事なキャッチ・コピーだぞ。
>369 >373 >389
お前達は平等に価値がない。
397 :
吾輩は名無しである:03/08/13 12:39
リンク先の番号狂っている?
399 :
吾輩は名無しである:03/08/13 18:05
>>398 同感。どんな馬鹿でもこいつのレスの
平等にってところが馬鹿だな。
400 :
吾輩は名無しである:03/08/13 20:36
豊饒の海と金閣寺は矛盾している・・・・・・・・
401 :
吾輩は名無しである:03/08/13 20:49
>>400 矛盾してたっていいんだよ!
科学者じゃない文学者なんだから!
402 :
吾輩は名無しである:03/08/14 01:34
↑意味がわかりません。
403 :
吾輩は名無しである:03/08/14 03:37
↑意味がありません。
404 :
吾輩は名無しである:03/08/14 08:15
人間の心理は矛盾したものを内包しているものだ,と陳腐なことを言ってみるテスト。
405 :
吾輩は名無しである:03/08/14 12:31
>>398-399 私は大バカだから、私の前ではどんなバカでも平等に「ちょっとしたバカ」でしかないのだ。
407 :
吾輩は名無しである:03/08/14 17:56
>>405 夏厨(終了)
>>406 これ、396かぁ〜?にしても恥ずかしいやっちゃのおー
愚レス垂れ流すにしても、もうちょい頭使いな。
408 :
吾輩は名無しである:03/08/14 18:03
409 :
吾輩は名無しである:03/08/14 18:53
408のレス
404じゃなくて、406でつた。スマソです。
あぼーん
411 :
吾輩は名無しである:03/08/14 20:01
奔馬ってつまらない?
新風連のくだりで止まったまま
412 :
吾輩は名無しである:03/08/14 22:15
↑よくあるパターンです。神風連史話を飛ばして先に進みましょう。
413 :
吾輩は名無しである:03/08/14 22:19
暁の寺でもう一度止まるところがあるよ。
「子供の頃から青びょうたんで男でオナニ、典型的な
ホモ少年で、自分には雄雄しさとか勇猛さなどカケラもなく、徴兵検査も
感じてラッキーとか思ってた奴だよ。」
こんなこと全部「仮面の告白」に書いてあるじゃないか。
ここからどうホモ化しどう男遍歴したかを作品に刻み込むのが芸術家でしょう。
芸術とはその遍歴の過程を鑑賞することですよね。
遍歴の途中からゲイもオカマ思想も入ってきたっていいじゃないの。
ケツマンがばがば!褌で男とチンポくわえ合う!!!!!!!!!
415 :
吾輩は名無しである:03/08/14 22:47
文藝春秋よんだ?
三島が警察に「盾の会の配置はどここですか?」とまじめに聞いたそうだ?
超バカじゃんw
地震のときは家族をおいて真っ先に逃げ出したへタレが笑えるよ
416 :
吾輩は名無しである:03/08/14 23:05
三島が警察に「盾の会の配置はどここですか?」
↑
おもしろいじゃん!!
ローワン・アトキンソン(←Mrビーンのひと)がやりそうなギャグだな。
喜びの琴の文庫について知っているものはおらんのか!!
あぼーん
419 :
吾輩は名無しである:03/08/15 16:11
『金閣寺』はサディズムの心理的メカニズムを、巧みに移しかえたみたいな小説だね。
『午後の曳航』はさらにストレートだけど、ここでも少年たちが竜二を解剖する理由からエロチックな
ものを注意深く取り除いて、秘教的な大義を前面に押し立てている。
420 :
吾輩は名無しである:03/08/15 17:08
うるせーな、喜びの琴は文庫にはなってねーよ。
全集類にしか収録してない。
あぼーん
422 :
吾輩は名無しである:03/08/15 17:33
>>388 ちくま日本文学全集『三島由紀夫』(文庫)収録
423 :
吾輩は名無しである:03/08/15 17:38
>>417 「喜びの琴」は
文庫サイズのちくま日本文学全集(筑摩書房)にあります。
1000円です。
文庫じゃないけど、大きさは文庫と同じくらいです。
424 :
三島先生は怒ってました。:03/08/15 19:15
諸君は今まで私を何と思っていたのか。
思想的に無害な、客の入りのいい芝居だけを書く座付作者だとナメていたのか。
そういう無害なものだけを芸術として祭り上げ、
腹の底には生煮えの政治的偏向を隠し、
以て芸術至上主義だの現代劇の樹立だのを謳っていたなら、
それは商業主義以外の何ものなのか
425 :
吾輩は名無しである:03/08/15 19:32
反共のセリフは吐けましぇ〜ん、って役者が言ったみたいです。
426 :
吾輩は名無しである:03/08/15 19:47
『文芸春秋』9月特別号に浅利慶太氏(演出家・劇団四季)が、
連載中の「時の光の中で」(第五回 新劇史のなかの三島由紀夫)で、
おもしろいエピソードをいろいろ披露していますが、
「喜びの琴」事件の話題も出てきてます。
427 :
吾輩は名無しである:03/08/15 19:56
>>425 反共とか、そんな古い言い回しでなくてさ、
三島の文化防衛論の先進性が出てこないって
のは?自分たちもそうだからか。
428 :
吾輩は名無しである:03/08/15 20:00
当時の状況は知らないよ。本で読んだの。
429 :
吾輩は名無しである:03/08/15 21:18
>>407 だったら何ゆえ文学者だけに矛盾が許されるのか説明しろよ。
>>404に陳腐なんて云われないようにさ。
430 :
吾輩は名無しである:03/08/15 21:45
404
は401を肯定していたんじゃないの。
431 :
吾輩は名無しである:03/08/15 22:06
>>430 そのつもりでした。
ちなみに理科系の学者も結構矛盾に苦しんでいますよ。
特に数学者は常に「矛盾」との戦いでつ。
432 :
吾輩は名無しである:03/08/15 22:16
430
だが、429君よ、わかったかね。(いま、血圧上がってないか?)
いったんこうだから(矛盾はなし)と決めたら(文学者に限らず、それは思考停止
を生むのだよ)
433 :
色男no、1:03/08/16 10:27
漱石においてさえ、近代人の分裂、両義性の問題はあったんだよねえ。明治20年代から近代文学の内面が現われ出てきた訳で、柄谷行人も同時代において乃木将軍の殉死さえアナクロニズムと見られた、とどこかで言ってたよ。
物語批判は性格なんか近代の問題じゃない、内面は基本的に分裂を孕むもので、一貫した性格を描写し得ないところにジャンルとしての小説の近代性があるんだ、というこの30年来耳にたこが出きるほどに繰り返された言説があるね。
それでね、三島は小林恭二なんかの見るところによると、骨がらみの二十世紀最大の近代人と言う事で、三島作品は内面と性格の対話劇なる批評空間で、二項対立が統一されようとする物語批判なんだね。認識と行為とかいうやつね。
文学の次元でこんな事やってる人が生活の次元で「性格」足らんとするんだよね。江藤淳とか慎太郎とか同時代の付き合いあった人たちは、偽者だよと楽屋裏を暴露しようとするけど、福田和也みたいな切腹以後の世代は、
内面の不在証明に成功した一個の「性格」を見る訳。この「性格」が厄介なシンボリズムで、政治的リサイクルを失効化させようとする人は、三島の性的人間の側面をフォーカス、フライデー(覗いて)して、切腹以前の分裂を
呼び戻そうとする。漱石には脱活字世代にアピールするような「性格」もなく、胃潰瘍に吐血するようなモダニストの内面しかない訳。大衆にアピールできなければ革命は成功しないよ。ナチスでもそうだけど、
メディア操作するようなシンボリズムがないとね。
三島の革新性とは、もはや文学が自明のものではない領域において、大衆動員する演劇的空間を創出した点につきる。
http://laspara.tripod.co.jp/
434 :
吾輩は名無しである:03/08/16 20:53
>色男no、1
もっと簡潔に書く練習してごらん。
まずは1/10ぐらいの分量にしてごらんよ。
ずっと分かりやすくなるから(もし書いてることに内容があるならば、だけど)
今のままじゃ長ったらしいオナニーって感じで、まず読んでもらえないよ。
436 :
吾輩は名無しである:03/08/16 22:12
>>433 ゴセツ、ごもっともといいたいところでありますが、論旨がばらばら
ですね。
そりゃそうだ。柄谷、小林、江藤、石原、福田だもんな。
あぼーん
438 :
吾輩は名無しである:03/08/17 23:13
ウッ
「子供の頃から青びょうたんで男でオナニ、典型的な
ホモ少年で、自分には雄雄しさとか勇猛さなどカケラもなく、徴兵検査も
感じてラッキーとか思ってた奴だよ。」
こんなこと全部「仮面の告白」に書いてあるじゃないか。
ここからどうホモ化しどう男遍歴したかを作品に刻み込むのが芸術家でしょう。
芸術とはその遍歴の過程を鑑賞することですよね。
遍歴の途中からゲイもオカマ思想も入ってきたっていいじゃないの。
441 :
吾輩は名無しである:03/08/19 22:24
8月21日(木)『毎日新聞・朝刊』に
「サド侯爵夫人」公演情報掲載予定。稽古場写真も載ります。
442 :
吾輩は名無しである:03/08/20 00:40
>芸術とはその遍歴の過程を鑑賞することですよね。
極々個人的な感情を擁護するために、
芸術をこんな風に著しく狭い定義に押し込めるなど馬鹿げた行為だと思われないのだろうか。
馬鹿丸出しだな。天国で三島が泣いてるぞ。
443 :
吾輩は名無しである:03/08/20 00:59
>>442 いや、この人何回も同じレスして、失笑かってるから(失笑)
あぼーん
445 :
吾輩は名無しである:03/08/20 10:37
446 :
なんでしょうね。:03/08/20 11:05
大した事ないのに自分を美少女と思い込んでる女って馬鹿丸出し。
自信マンマンにアップされてた写真見たけど根拠のない自信に満ち溢れたキモイ笑みでした。
またそういうブッサイ女に限って多弁家で、聞かれてもいないのに自分のことを
「私は妙齢な女ですから」などと涼しい顔で自称します。
魅力ゼロです。もう少し回りを見渡してみてください。
あなた以上の美少女なんていくらでもいますよ。
また本物の美人は己の美しさを語らないものです。
時々男に取り入ろうとしてブリッコしてもキショイだけです。
さっさと自分のキモさに気づいてください。
・・ここは三島由紀夫スレだぞぉ! バカ同士の喧嘩は他でやれ!
しっしっしっ >445−446
>>446 面白い。
三島の小説の一節にも似た様な文言がありましたね。
じえんすなw バカ
>>449 は?446とは別人ですが?
サル以下のバカですか?(w
低脳のワンパターン
自作自演を指摘する
↓
間違いを指摘され面目丸潰れ
↓
面目を必死に保とうと
前レスで明らかに自演を指摘したにもかかわらず
自分に言われたと思うわけ?と卑怯にも誤魔化す。
その時の常套文句、自意識過剰はまさに低脳ザルであることの証。
↓
頼まれてもいないのに更にバカを晒す。
>>451-452 低脳のワンパターン
自作自演を指摘する
↓
間違いを指摘され面目丸潰れ
↓
面目を必死に保とうと
前レスで明らかに自演を指摘したにもかかわらず
自分に言われたと思うわけ?と卑怯にも誤魔化す。
その時の常套文句、自意識過剰はまさに低脳ザルであることの証。
↓
頼まれてもいないのに更にバカを晒す。
>>453 すみません。
いつも馬鹿なジエンを繰り返してるんで
>445-446の愚劣さを指摘されて
頭にきてさらにジエンを続けたんです。スレ汚してすみません。
自分のキモさを棚にあげて、
私って悪い女です、逝ってきます。
ここは「三島由紀夫」スレ。
スレ違いしないように!!>ALL
>>452 おやおや、精神病院帰りの知障が他人を騙ってます。
どこまでもキモイ女ですね。
馬鹿はさっさと逝けばいいのではないでしょうか。
なんかこのスレすさんでるな。
>>446に書かれてる事がよっぽど図星だったんで、
勘違い女が脊髄反射でレスしてるのかな?
458 :
吾輩は名無しである:03/08/20 12:47
今流行の稀にみる馬鹿ってこいつのこと?
↓
三島由紀夫大好きな人!!
1 名前: 名無しさん@1周年
なんっかさ〜自作自演してストーキングしてくる不細工思想政治オタクがいる
からキショイわ〜。ほれたのかー?ミス日本に相手してもらいな。
ほらほらほらほら
459 :
吾輩は名無しである:03/08/20 12:57
>>454 全く、まゆみの書き込みはスレ汚しにしかならないな。
二度と来るなよ、クズ女(笑)
460 :
吾輩は名無しである:03/08/20 22:45
野村萬斎が企画した現代能楽集???
十一月に東京・世田谷で「AOI」「KOMACHI」を上演するそうです。
三島の近代能楽集に対抗したのかな?
しかも「卒塔婆小町」「葵上」と題材も同じですよね。
また、女優・麻実れいさんが共演するんですが、麻実れいさんは
三島の近代能楽集にも出演したことあるんですよ。
なんか妙に三島を意識してんのかな?
「AOI」の舞台は美容院。光はカリスマ美容師。
「KOMACHI」の舞台はうらぶれた映画館。
さて、どんな舞台になるのやら・・・。
461 :
吾輩は名無しである:03/08/20 22:55
8月21日(木)『毎日新聞・朝刊』に
「サド侯爵夫人」公演情報掲載予定。稽古場写真も載ります。
8月22日(金)は、『読売新聞』に載ります。(どちらも首都圏のみ)
463 :
吾輩は名無しである:03/08/22 01:16
三島由紀夫先生の切腹が見れるのは市ヶ谷陸上自衛隊東部方面総監部だけ!
464 :
吾輩は名無しである:03/08/22 02:12
>463
見学ツアーで行ったことあるよ。
解説でちゃんと三島由紀夫の話題も出るんだよ。
三島氏の付けた刀痕がドアにしっかり残ってるんだな。
465 :
吾輩は名無しである:03/08/22 10:51
466 :
吾輩は名無しである:03/08/22 21:05
467 :
吾輩は名無しである:03/08/22 21:19
>466
ぼくは2年前に行きました。まわりの環境はすばらしいですよね。
庭にはアポロン像があるんだよね。
468 :
吾輩は名無しである:03/08/22 21:33
>467
466です。
そうですね。
ああ! もっと早く行っておけばよかった。
うっ、うっ、鬱。
469 :
吾輩は名無しである:03/08/23 21:37
文学館のビデオは、バージョンアップでもして、
おもしろくなっているのだろうか?(笑
たしかに豊饒の海が映像化されてるけど、参ったよね。
環境ビデオみたいな映像にナレーションつけてるだけだもんね。(笑
バージョンアップしてたらいいけど・・・。
470 :
吾輩は名無しである:03/08/23 21:59
文学館で売ってるパンフレットはもっとゴージャスにしてほしいよね。
質素なパンフレットにしてどうすんだよ。(笑
派手好きなんだから、三島由紀夫は。
もっとゴージャスに!!
俗悪ほど三島が嫌ったことはないというのに
>471
自分ではわざと演ってみせたがったけどね
473 :
吾輩は名無しである:03/08/23 22:21
その日わが見し眉気負う故もなきに
鼻の小皺に引き連れゆがむ
474 :
吾輩は名無しである:03/08/23 22:29
「この味がいいね」と君が言ったから
七月六日はサラダ記念日
汚すなよ せっかく続く 良スレを
そりゃあ時折 糞もまじるが
476 :
吾輩は名無しである:03/08/25 00:56
むかし、民放の番組でカンボジヤのバイヨン大寺院を紹介したのがあったんですけど、
そのとき三島の戯曲「癩王のテラス」の映像化が少しあったような気がしたんです。
見た人いますか?数年前か、もっと前です。休日の午後の番組だったような気がする。
なんか急に思い出して、気になって・・・。
477 :
吾輩は名無しである:03/08/25 01:36
昨日の京大実践模試で三島の演劇論が出題された・・ツカレタ。
478 :
吾輩は名無しである:03/08/25 02:00
>477
ごくろうさん京大がんばってね!
479 :
吾輩は名無しである:03/08/25 04:40
公演情報「サド侯爵夫人」2003.9.4〜7 東京・中野区、劇場MOMO
4日 、5日 6:30
6日 1:00 6:30
7日 3:00
前売り・予約 3000円 当日 3500円
480 :
吾輩は名無しである:03/08/25 05:31
剣と寒紅って読んだけど、有名人とねた奴が金の為に週刊誌に情報を売った
ってのとレベル的になんの変わりも無いね。小説としても面白くも何とも無いし、
その有名人がたまたま小説家でその関係がゲイ同士のそれだったとしてもさ。
歴史的価値が云々とか言う奴は放っといてw
481 :
吾輩は名無しである:03/08/25 05:52
>480
手紙だけは歴史的価値あるぞ。
たしか古書店で180万円となってたはず。
ようするに「資料の歴史的価値」はあるけど、その資料の世に出す方法が週刊誌レベルって事?>480
483 :
吾輩は名無しである:03/08/25 23:04
金閣寺の、認識と行為云々の哲学的な話が理解できなかった。
うー、難しい。
484 :
吾輩は名無しである:03/08/26 00:10
>>460 剣と寒紅、俺も読んだよ。
週刊誌などに出てくる有名人の暴露話という印象は受けなかったな。
私小説と三島との思い出話が織り交ざってるような感じ。
一応、形にはなっていて、まぁまぁ読めたよ。
ま、三島のことが書かれていなかったら買って読むほどのもの
じゃないと思うが、人間「三島」を垣間見るという意味じゃ
面白かったよ。
484は、
>>482宛てのレス。
番号ずれてるんだね。。
486 :
吾輩は名無しである:03/08/26 02:07
認識と行為 〜 小説の範囲を越えて 表現者の実存に投げ掛けられた根本問題ですね それが犯罪に関与しようがしまいが、、、
三島記念館電車では行けないよね。。。
488 :
吾輩は名無しである:03/08/26 06:24
>487
ぼくは電車で行きました。しかも日帰りでした。
新宿から中央線の特急だか急行だかに乗って大月駅で乗り換えて、
終点の富士吉田駅で降りるの。
駅前のバスに乗って、文学の森のそばのバス停で降りればいいのだ。
489 :
吾輩は名無しである:03/08/26 16:09
金閣寺読んでんですが、これは溝口くんと鶴川くんの同人小説なん?
490 :
吾輩は名無しである:03/08/26 16:12
>>486 その行為も認識もすべて一瞬の表象であり実体のないものだと
『豊穣の海』で書いたんじゃね?
491 :
吾輩は名無しである:03/08/26 17:40
>489
真ん中あたりから柏木というトンデモナイキャラクターが出てくるよ。
おもしろい人だよ。
ほんとは溝口くんと柏木くんの同人小説なんだな。
492 :
吾輩は名無しである:03/08/26 20:32
柏木×溝口ですよ
清顕は総受けだけどなんか文句ある?
494 :
どんな一文を載せたんだ?気になる!:03/08/27 00:12
『「豊饒の海」4部作を語ろう 』スレから飛び火・・・。
↓どんな一文を載せたんだ?
890 :吾輩は名無しである :03/05/24 01:09
川端康成は、「春の雪」「奔馬」の単行本発刊にあたり
新潮社から跋文(推薦文)を書くよう頼まれた。その為に両巻を通読し、
その完成度に驚愕したらしい。わざわざ三島本人にも、
「無上の感動にてまことに至福に存じました」
「この御作はわれらの時代の幸ひ誇りとも存じました」…と
信じがたいほどの絶賛のハガキを出している。(昭和43年10月16日付け)
そして、そのハガキを投函したまさにその翌日に、
川端の元へ、日本人初のノーベル文学賞授賞の知らせが届いた。
受賞インタビューに応えて、川端は言った、
「第一に、日本の伝統のおかげ。第二に、翻訳者のおかげ。
第三に、三島君のおかげ。(三島が若過ぎたから自分に来たという意味)]
当時文壇の天皇とも評された川端の、気弱とも思えるこの↑発言は、
「春の雪」「奔馬」に圧倒された直後だったせいと思われる。
発売された初版の腰巻には、川端の推薦文が刷り込まれたが、
文学史上に残るほどの超絶賛ぶりに人々は「ノーベル賞をもらって
点が甘くなったんだろう」と評した。
「春の雪」「奔馬」は発表時から評価が高かったが、
川端のこの大絶賛の前には、誰の批評も賛美も消し飛んでしまった。
それから2年後、三島は死に、「新潮 ー三島由紀夫追悼号ー」に
川端は、自分の前言を翻すような一文を載せることになる・・・
川端はどんな風なことを追悼号で言うの?
>>488レスサンクス
樹海散策をかねて夏休みに行こうかな。
497 :
吾輩は名無しである:03/08/27 03:47
>495
それが知りたいんです。誰か答えて!
498 :
吾輩は名無しである:03/08/27 13:18
499 :
吾輩は名無しである:03/08/27 17:57
このスレで『豊饒の海』四部作を語ろう。
500 :
吾輩は名無しである:03/08/27 17:58
華麗に500get
501 :
「豊饒の海」4部作を語ろう:03/08/27 21:10
レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
502 :
吾輩は名無しである:03/08/27 21:26
『月曜評論』で連載されている「福田恆存と三島由紀夫」の内容が
知りたいです。どなたか教えて下さい。
503 :
吾輩は名無しである:03/08/27 23:35
>>490 オイッ、知ったような事をホザクんじゃねぇよ
この乞食野郎
504 :
吾輩は名無しである:03/08/28 00:31
三島由紀夫倶楽部8ヶ月以上更新ないんですけど、どうしたのかな?
公演情報に「黒蜥蜴」とか「椿説弓張月」とか載ってるんですよ・・・。
490どんまいな。気にスンナよ!
506 :
吾輩は名無しである:03/08/28 03:11
それにつけても 柏木の独白は悩ましく魅力的だ。
悪意と呪詛に支えられた世界拒否の精神のありったけをぶちまけたような、、
それも根底では、強靭な知性と美意識を曇らせること無しに、、
ああいう観念的暴力性をを眩い詩的言語で奏でる芸当は
やはり凡百の現代作家には無理な相談なのだろう、、
か?
507 :
吾輩は名無しである:03/08/28 04:22
普段冷徹な柏木が、たまに取り乱すのが可愛い。
野球の球を拾う時の足の動きを溝口に観察されてキレたり、
借金返済を迫りに来た鹿苑寺の廊下で
溝口に笑顔で迎えられてビビったり。
509 :
吾輩は名無しである:03/08/28 05:51
→508 幼くて 泣けてくる是 オマエの知能指数言ってみな このセン○リ野郎
510 :
吾輩は名無しである:03/08/28 06:20
数年前、「金閣寺」を舞踊にしたみたいなダンスがあったらしいよ。
柏木のダンス・・・ププッ。想像すると、お・か・し・い。
511 :
吾輩は名無しである:03/08/28 06:23
↑すごいセンスだね!
512 :
吾輩は名無しである:03/08/28 06:57
513 :
吾輩は名無しである:03/08/28 07:24
くだらねえ
514 :
吾輩は名無しである:03/08/28 07:59
なんか変なのが一匹いるね
515 :
吾輩は名無しである:03/08/28 08:31
516 :
吾輩は名無しである:03/08/28 18:09
『月曜評論』で連載されている「福田恆存と三島由紀夫」の内容が
知りたいです。どなたか教えて下さい。
これだから2chは好きになれないんだな。
>>503 俺の書き込みが間違いだと思ったら、わかりやすく指摘してくれ。
俺だって『豊饒の海』の真髄や、唯識論の真髄なんてわからん。
だからこそ俺は知りたいんだ。
批判や質問や自分の思いをお互いにぶつけ合い、いいものを作ってくわけじゃんか。
>>505 ありがとうね。
518 :
吾輩は名無しである:03/08/30 02:49
| ぼくは、三島由紀夫の「金閣寺」を読んで
| 小説家になるのをあきらめたんだな。
, ,-;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,. ヽ─y────────────── ,-v-、
/;:;:;:;:;:;:ミミ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;`、 / _ノ_ノ:^)
/;:;:;:;:彡―ー-、_;:;:;:;:;:;:;:;| / _ノ_ノ_ノ /)
|;:;:;:ノ、 `、;;:;:;:;:;:i / ノ ノノ//
|;:/_ヽ ,,,,,,,,,, |;:;:;:;:;:;! ____/ ______ ノ
| ' ゚ ''/ ┌。-、 |;:;:;:;:/ _.. r(" `ー" 、 ノ
|` ノ( ヽ ソ |ノ|/ _. -‐ '"´ l l-、 ゙ ノ
_,-ー| /_` ”' \ ノ __ . -‐ ' "´ l ヽ`ー''"ー'"
| : | )ヾ三ニヽ /ヽ ' "´/`゙ ーァ' "´ ‐'"´ ヽ、`ー /ノ
ヽ `、___,.-ー' | / / __.. -'-'"
| | \ / | l / . -‐ '"´
\ |___>< / ヽ
519 :
吾輩は名無しである:03/08/30 02:51
↑田原総一朗が、以前「文芸春秋」で言ってたよ。
520 :
吾輩は名無しである:03/08/30 21:46
来週、「サド侯爵夫人」を観てきます。
なんか感想でも書きたいと思います。 お楽しみに!!!
9/4 〜 9/7 劇場MOMO(東京・中野区) 前売り・予約3000円 当日3500円
4日 、5日 6:30
6日 1:00 6:30
7日 3:00
521 :
吾輩は名無しである:03/08/30 21:58
うほっ、いいサド!
>>518 そのAAは田原なのか。土井たか子だと思っていた。
524 :
吾輩は名無しである:03/08/31 00:45
>522
>523 こっちのほうがが似てる。↓
_
_,,-―'' ヽ、
/ ヾ ヽ、
/ 彡ノヽ ヽ
/ ,,ノ-~  ̄ ヽ |
| / へ , 、 ノヾ \ミ ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/彡| ノ ヽ | ) | 手紙を朝鮮から日本に出すなんて許せない
ヽ .| 、_っ | ノ | 当然朝鮮総連に通報しますた・・・
`-| / _ ヽ |_ノ ∠ 公開処刑よ、ダメなものはダメ
.| ノ`-´\ | 頑固に援助 元気に密告
ヽ' ⌒ 丶 丿 頑固に拉致 元気に処刑
,ー - ― '、 \____________
/|ヽ___ノ|ヽ、
525 :
吾輩は名無しである:03/08/31 01:36
春の海のあまりの美しさに感動しますた。
三島さん自身はあんま好きじゃないけど
三島さんの作品はすき。
526 :
吾輩は名無しである:03/08/31 01:43
三島さん自身はあんま好きじゃないけど
↑
なぜ?不満!!!
というか「春の雪」だけど・・・。
>>526 エライまじりますた。豊饒の海、春の雪ですねw
作品の芸術性や哲学性は優れているが
どうも本人は情けない&ナルシスト&コンプレックスの固まり
的なイメージがある。
それを巧みな言葉と知識で誤魔化してはいるけれど。
(↑それは本人も言ってたっけ)
日本最後の芸術家というのは認めるが
人間的にはあんまり好きじゃないどす。
オカマちゃんだからかなー。
葉隠とか凄い感動したんだけどねえ。
528 :
吾輩は名無しである:03/08/31 01:59
>>494 興味あるな。その川端の追悼文というの、誰かぜひうPしる!
529 :
吾輩は名無しである:03/08/31 02:15
>>527 もしかして三島由「起」夫とか書いちゃうタイプね。
三島由紀夫の最高傑作は三島由紀夫だ、って言った人いるのよ。(誰か忘れた)
オスカーワイルドと同類だね。
ワイルドは、「作品には才能しか使わなかったが生活に全部天才を使った」
とか言ったじゃない。同類だ。
やっぱ「三島さん自身はあんま好きじゃないけど 」
「人間的にはあんまり好きじゃないどす。」は間違いどす!!
べつにおまーらが好きでも嫌いでもどうでもいいんだから、
自分語りの垂れ流しはいい加減にしれ>527=529
>>494 三島由紀夫の自死は1970年11月25日だから、
『新潮』が追悼号を出すとすれば1971年始め頃の号だろう。
古書ルートか、雑誌図書館かで・・
531 :
吾輩は名無しである:03/08/31 02:25
申し訳ないけど527≠529 だよ。
526=529。あとは知らない。
532 :
吾輩は名無しである:03/08/31 02:29
まーよーかんがえたらオカマ的感性がなかったら
あんな美しい文章は書けない罠。。
>>532 それは言えてる。耽美的文章が創出される瞬間は、
ほとんど陶酔だろう。・・いや、一字一句に苦悶して、
挙句に到達した流れるような完成形を読み返すとき・・・だなw<至福
534 :
吾輩は名無しである:03/08/31 06:50
女なんだな、三島さんは。
美しい文章といったら谷崎もだけどあの人はオカマ的感性なんてなかったよな
536 :
吾輩は名無しである:03/08/31 17:10
age
537 :
吾輩は名無しである:03/08/31 21:41
午後の曳航は正直、ひいた。
恐いとかなんとかいうより、汚ぇよ。
あらすじだけ読んで面白そうと思ってたが。
538 :
吾輩は名無しである:03/09/01 00:09
「三島由紀夫二つの仮面」NHKというインタビュー番組
があったそうで八年前にも再放送されたみたいなんだけど見た方いらっしゃる?
539 :
吾輩は名無しである:03/09/01 01:08
>>537 きみは、まだまだ読み込みが甘いね。
「午後の曳航」はドイツでは歌劇にもなってる名作ですよ。
今年の10月に日本で上演されるから観にいってみたらどうかしら?
★この記事を読んでちょうだい!!!★
読売日本交響楽団は10月15日にサントリーホールで行う第420回定期演奏会
で、三島由紀夫原作、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ台本・作曲の歌劇「午
後の曳航」の日本語改訂版を上演する。指揮は常任指揮者のゲルト・アルブ
レヒト。ヘンツェの意図した歌詞の意味を壊さずに日本語上演を行うため
に、作品全体にわたって大幅な改作が施され、日本語歌詞の監修を作曲家の
猿谷紀郎、ドイツ語歌詞翻訳は藁谷郁美が担当した。ヘンツェは改訂につい
て猿谷に全面的な信頼を寄せたといわれるが、主人公の性格描写をより鮮明
にするため1場面が付け加えられ、原語版より長い約2時間半の上演となる。
540 :
吾輩は名無しである:03/09/01 01:10
>>538 猪瀬直樹がやってた番組でしょう。見たよ。
「仮面の告白」が執筆された家(残念ながら取り壊された)
が写ってる貴重な映像もあったね。
三島記念館に行こうと思ったら、富士急往復で2000円以上するじゃないか!
ゆ、許せん!!
542 :
吾輩は名無しである:03/09/01 11:28
猪瀬直樹は三島を理解しているとは思えない。
544 :
吾輩は名無しである:03/09/01 15:31
>>541 ぼくの場合、新宿からだったが、
電車、バス全部あわせて往復五千円くらいだったね。
でも日帰りだと他に寄るところもないからお金も使わないし、
(ぼくは文学館だけ見てすぐ帰って来ちゃった)
まあそれくらいの金額でいいんでないか?
545 :
吾輩は名無しである:03/09/01 15:53
>>538 ビデオに撮ってある。内容ははペルソナだな。
546 :
吾輩は名無しである:03/09/01 18:10
〉〉544 記念館全部みるのにどれくらいかかる?なんかいいおみやげとかあった?ごめんね、くだらない質問して。
547 :
吾輩は名無しである:03/09/01 23:46
>>546 絶対、期待して行っちゃダメよ。(笑
↓ぼくがまえに「三島由紀夫Part4 」スレに書いたの転載するね。↓
山中湖のそばにあって環境は抜群なのですが、
まず第1印象は、建物自体が“狭い”なってことですね。
展示室が、実質的には一部屋しかないんですよ。
「狭い」って覚悟して行かないとがっかりするかも。
バブル絶頂期に計画された時はもっと大きかったんですが、
なにしろバブル崩壊しちゃったから、建設断念か、
規模縮小かの選択になっちゃったみたいです。しょうがないね。
となりの徳富蘇峰館の方がでかいのにはちょっとムッとしますよ。
でも景色はきれいだし、空気もきれいだし、環境は本当にいいです。
2階は研究室になってるみたいですが、私が訪れた時は入れませんでした。
庭にはアポロン像が建っててそこまで行けます。
あと映像室みたいなのがあってそこで文学館が制作した三島紹介ビデオが
流れてるんですが、これがまたつまんないんです。(笑
バージョンアップしてることを祈ります・・・。
展示室の一角に「書斎」が再現されているが、
三島由紀夫邸の白亜の洋館の中でたった一つだけ事務的な場所、
つまり「書斎」だけが再現されちゃってるので、再現する意味ないと思う。
ほんとに事務的な書斎なんですよね。完全に企画失敗です。残念。
展示内容は思った通り政治色は一切無し。
天人五衰の最後の原稿が見られたのが唯一の収穫か。
文学館のプログラムと三島由紀夫絵はがきを買って帰ってきました。
またこのプログラムが質素な作りなんだよね。もっとゴージャスにして!
結論、あまり期待しないで行くと、それなりに楽しめるはずです。
期待して行っちゃダメよ。(笑
548 :
吾輩は名無しである:03/09/02 01:41
環境しか褒めどころないんスね。W 樹海には一度行ったことあるから景色の美しさは知ってるし、行くのやめようかな。憂国のビデオぐらい見せて欲しいっス。せっかく地方から出てきたのに、明日どうしよう。
549 :
吾輩は名無しである:03/09/02 11:32
>548
いま「憂国」のビデオを公的に見るのは絶対にムリ。
故瑤子夫人の意向で、すべて焼却処分されてしまったから。
一部その意向に反して所有されている方がいて、数年前アングラに上映会したという話を聞いたことがあるけど、よほどのつてがないと見せてはもらえないだろう。
でも文学館はいいところだと思うよ。絵はがきもよくできてるし。
ビデオも547が言うほど悪くはない。
(というか、文学館の作ったビデオとしては出色と思われ)。
時間があるなら、行って悪くないと思うけど。
憂国が処分されたのはやっぱり夫人の感情的な部分が大きかったの?
世界のミシマだろー。そりゃないよー
アメリカでビデオが出ているらしいが
amazonnで調べても引っかからないんだよ。
海賊版か?
コッポラ、ルーカスが勧進元の「mishima」も夫人の意向で上映、販売禁止くらったな。
カンヌの賞をもらったのに。
夫人の一連の行為は三島の「名誉」を考えてというより、
夫のことでわずらわされるのを嫌ったゆえの印象を受けるんだよ。
自衛隊に謝りに行ったり、マスコミにさらされたり、
元会員の立てこもり事件に巻き込まれたりと散々な目にあったからね・・・
三島ファンにとってはイイ奥さんとは思えないけど普通人なら無理もないな。
552 :
吾輩は名無しである:03/09/03 00:16
【不可解な三島文学館の対応を告発する!!】(熊本日日新聞2000.6.6夕刊より)
三島氏が自ら演じた「憂国」はいま思えば、三島氏のあの衝撃的な死を
予告するような映画であったが、遺族によって持ち出し禁止になっているという。
いや、すでに焼かれてしまっているらしい。ただ一本だけプリントが堂本氏のところ
に残っている。というのは、この映画は三島氏と堂本氏が一緒に作ったものであり、
三島氏から手ずからプリントも渡されたという。最初の三島自筆の台本には
「堂本正樹監督」とあるといい、堂本氏は「私の演出作品」と主張する。最近、
山中湖畔に「三島由紀夫文学館」が造成され、手元にある「憂国」を寄贈しようと
館長の佐伯彰一氏に申し出たら、その時は電話の向こうの館長も喜んでいたが、
以後なしのつぶて。同館でのシンポジウムに出席した堂本氏が「『憂国』のプリントは
焼かれず現存しており、VTR化もされているからご安心を」と報告したところ、
三島家の代理人から強固な抗議がきたという。
>>552 ふ〜ん。熊本と言えば『剣と寒紅』で三島の私信を公開して発売禁止を
くらった福島次郎の地元だろ。福島は地方文芸誌に書き続ける作家
(元高校教師)だから、そっちからのネタかな?
だってさ、堂本正樹は『男色演劇史』はじめ同性愛関係で知られるわけ
だから、その名が出るだけで遺族はなぁ…。…時間がかかるかも・・・
>>551 >元会員の立てこもり事件に巻き込まれたり
すまそ。どうゆう事件だったん? 頼むから教えてくん!
555 :
吾輩は名無しである:03/09/03 00:35
三島オタは結構痛いのが多いよね。
自分もだけどw
556 :
吾輩は名無しである:03/09/03 01:23
三島由紀夫文学館は絶対行くべし。
約1時間のビデオ上映も見入ってしまった。
俺はおもしろかった。
三島ファンなら絶対見ておくべき。
>>554 このスレのどこかにその事件の首謀者の方のホームページのリンクがあったはず。
経団連に殴りこみ立て込むも会長がおず、三島の奥さんに殴りこまれて解散という事件。
でもまぁ三島の言ったように
ある、なにもない経済大国がただあるだろう。
って状態になりましたね。
三島記念館行きゃ良かった。
558 :
吾輩は名無しである:03/09/03 04:54
三島由紀夫文学館のビデオ上映で出てきた話題ですが、
なんでも世界の劇作家を記念した企画で、
世界の劇作家の名前と業績が、
チャイニーズシアターにあるハリウッドスターの手形みたいに
展示されているそうですが、
どこの国のどこの都市でしたか覚えてる人いますか?
東洋人では三島由紀夫の名前だけが刻まれてるとか言ってましたね。
どうしても思い出せないんです。
559 :
吾輩は名無しである:03/09/03 07:10
>>554 森田忠明さんじゃないの?
あの野村秋介たちと経団連の本部に拳銃や日本刀もって殴りこみ。
「金にばかりウツツを抜かしててよいのか!」
「君らは瀬戸内海を死の海としたじゃないか!」
と、檄を飛ばしたのち、三島さんの奥さんに説得されて投降。
森田さんは最近亡くなったらしい。最後は酒びたりの毎日だったと聞く。
「三島さんに置いてかれた…」
って言いながら。
560 :
吾輩は名無しである:03/09/03 08:28
野村氏って国務大臣邸焼き打ち事件等で獄中10何年っていうゴリゴリの民族派でしょ やくざも頭が上がらないという、、
561 :
吾輩は名無しである:03/09/03 12:02
河野一郎邸焼き討ち事件、通称「炎の警鐘」事件っすね。
河野一郎(河野洋平の親父)はソ連の外相と通じて北方領土問題を棚上げにし、
北方領土の漁業権を手に入れ莫大な富を築き、その金で豪邸を建てた。
この男を「売国奴」と呼ばずしてなんと呼ぶか!野村さんはキレたわけです。
そして仲間とともにピストルだのをもって河野邸に乱入する。焼き討ちの前に家人や客を避難させようとするが、
河野邸のメイドさんが腰を抜かしてしまい、仕方ないのでおぶって外に出したらしい。
そしてガソリンを撒き火をつけ、結局千葉刑務所に12年ぶち込まれる。
出所して数年後、「財界の営利至上主義を正す」と主張し、野村秀介や森田忠明ら4人が経団連を襲撃。
三島由紀夫夫人の説得によって投降、と。
野村さんは著書のなかでも三島由紀夫の『金閣寺』の「美」についてご自身の考えを述べられています。
562 :
吾輩は名無しである:03/09/03 12:04
失礼、訂正です。
野村秀介→野村秋介
563 :
吾輩は名無しである:03/09/03 12:10
>>557 あなたはそうやってあの事件を小馬鹿にするかもしれないけど、やはり民族派のテロっつーのは、
そういう人間味があるからいいんじゃないの?
左翼みたいに爆弾爆発させたり後ろから鉄パイプとかよりも、なんか人間味があるんだな。
拳銃もってビルに乱入したはいいけれど、何階にターゲットがいるかわからず、エレベーターの中で困っちゃった、とかさ。
河野邸焼き討ちの際の、お手伝いさんをおぶって外に出したなんてことは外国のテロリストじゃ考えられないでしょうよ。
>>563 いや小馬鹿にしたつもりはないよ。ホームページ読んで心動いたよ。
誤解されるかなとは思って書いた。
結局右翼って人情だもんね。
結局って言葉を使うとまた誤解を与えるかもしれないけど。
そう考えるとエセ右翼はなんだあれは。
やってること共産党のエセ同和と変わらん。
565 :
吾輩は名無しである:03/09/03 17:50
>>553 >熊本と言えば『剣と寒紅』で三島の私信を公開して発売禁止を
>くらった福島次郎の地元だろ
ここのところは正確に言うと、私信を公開したから発売禁止に
なったわけじゃなくて、福島次郎は『剣と寒紅』を書き上げる前に
三島からの手紙を、ある古本屋に売却していたことから
問題が発生したってことだね。
古本屋は三島の手紙は、すでに買い取った自分側に所有権があり、
福島次郎が手紙の内容を勝手に引用したことがイカンと言って
訴えたわけだな。
566 :
吾輩は名無しである:03/09/03 18:02
三島さんの文章を読んだことがなかったのだが、
この間古書店で「愛の渇き」という本が売られていたので買ってみた。
まだ、 読み始めなんだけど、
これはどういう評価を受けているのでしょうか?
567 :
吾輩は名無しである:03/09/03 19:53
野村も襲撃→自殺という死に方をしたけれども 彼も三島も 一般的には 一繰りに 右翼=コワイ という捉え方をされてしまうのかな?
あぼーん
569 :
吾輩は名無しである:03/09/03 21:29
そういえば三島もテロリズムを是認していたっけ。
三島が先駆けたらんと組織した民兵組織は武器を持ってないから軍隊ではないと自ら言っていたっけ。
つまりテロリストなんだよな。国のねぢ曲がつた大本を正す梃子になるのは。
「日本だ。われわれの愛する歴史と伝統の国、日本だ。
これを骨抜きにしてしまつた憲法に体をぶつけて死ぬ奴はゐないのか。」なんつったりして。
570 :
吾輩は名無しである:03/09/04 00:44
>>565 古本屋は三島の手紙は、すでに買い取った自分側に所有権があり、
福島次郎が手紙の内容を勝手に引用したことがイカンと言って訴えたわけだな。
↑
ちょっと違うぞ。原告は、長女及び長男ですよ。それから、判決には、
「三島由紀夫は、本件各手紙の著作者として、
本件各手紙に係る公表権及び複製権を有していた。」 とあるので、
手紙の所有権は古本屋にあるけど、「内容を勝手に引用したことがイカン」
と言えるのは古本屋じゃなくて三島の著作権をもってる長女及び長男だけですよ。
>>569 考えに考えたすえに素朴な事言うおっさんだからなー
その素朴さにみずから気づいてないところがグッド
ダヌンツィオはただのアホだが、三島はゲバラ型だな
572 :
吾輩は名無しである:03/09/04 02:37
「鏡子の家」 俳優志望の男と一緒に自殺する、借金取り立ての女、
どうしてあんな女を書けるのだろう。
「奔馬」 男を死なせたくない女のやり方、三島はどうしてあんな女を書けたのだろう。
イタリア人の男の子に三島の事を聞かれて、あんなの好きじゃない、と
適当に知ったかぶりをしていた、若い頃の自分が恥ずかしい。
以上、初書き込みの懺悔でした。スレ汚しごめんなさい
>>572 祝!初書き込み!
たしかに…。
三島は女を描けない、とか、三島の女は女じゃない、とか…
いわれまつな。女の描写だけを抜き出して論じて…あ、きっと何処かで
ガイシュツでしょう。 また書いてや。
574 :
吾輩は名無しである:03/09/04 04:40
,,,,,,,,,,,,,
f,;ー、;;;;ー、ヽ
i 〉 〈i _________
|| ,=;;、 r;;=、|| / 女に性的な関心が
!!´ /ハヽ `,!! | ないからね。いくらでも
'! /,二ヽ j' < 変な女が書けちゃうんだね。
|ゝ、 ̄`,ノ| | でも醜男は許せないね。その点
__人__  ̄___人__\ イタリア男はいいね。彫刻みたいで・・・
r;;;;;;::::::::;;;;;;;;;;:(##)::::::::::::::::::ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/::::::::::;;;;;;;;;;::::::::::}三 ヽ:::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::;;;;;;;:::::::::::}ニ、 `rュ::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::甘ー〈ノノ::ヽ::::::::::::ヽ
/::::::::::::::イ:::::::::::::::::::::::;;::::::::::ヽ::::::::::::ト:::::::l
/:::::::::::::ノ |:::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::\:::::::::::::::/
〈:::::::::::::{ |::::;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::;;;;;;;:::::\::::::::ノ
ヽ::::::::ヽ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|  ̄
ヽ:::::::::ヽ|::::::::::::::;;::::::;;:::::::::::::::::::|
ヽ:::::::r|::::::::::::::::::::::;;:::::::::::::::::|
ヽ「. ヨ::::::::::::::r-ー-、::::::::::::::|
ゝ、ヨニllニニ( (☆) )ニllニ |
575 :
吾輩は名無しである:03/09/04 04:53
三島由紀夫の「道成寺」をモチーフに、
新しい映像美を追求しようと企画された映画「DOJOJI」。
★★★今年12月公開予定★★★
三村創監督は、寺山修司の天上桟敷で演出を担当していたかたです。
576 :
吾輩は名無しである:03/09/04 16:14
経団連襲撃の伊藤好雄さんも元楯の会でしょ、たしか。
今、真相が明らかになりました。
経団連襲撃の森田忠明は元大東塾、伊藤好雄と西尾俊一が元楯の会でつよん。
578 :
吾輩は名無しである:03/09/04 17:38
いよいよ「サド侯」!!あさって観てくるよん!!
>>577 マジ?森田さんじゃないの?
思いっきり嘘ついちゃったな……。スマソ
>>578 観てきたら、感想をぜひお聞かせくださいな>「サド侯爵」
580 :
吾輩は名無しである:03/09/04 23:46
∧_∧
( ) <「サド侯爵」の感想?
(⊃ ⊂)
| | |
(__)_)
∧_∧
( ・∀・ )彡 <お楽しみに!!
⊂ つ
人 Y
し (_)
581 :
吾輩は名無しである:03/09/05 00:58
『静岡新聞』(2003.9.1)夕刊によると、
ロシアで、ようやく「豊饒の海」を出版だそうです。
「金閣寺」とかは出てたけどね。
582 :
吾輩は名無しである:03/09/05 01:39
三島さんのありえない女性像はジャン・コクトーのそれに
似てる気がする。
それでも豊饒の聡子令嬢は素晴らしい、女のなかの女だと思うのだが。
583 :
吾輩は名無しである:03/09/05 01:57
>581
そういやいきなり日露戦争の話で始まるな。春の雪。
584 :
吾輩は名無しである:03/09/05 02:17
三島は、旧ソ連時代は発禁だったそうです。
ロシアでも春の雪は売れると思いますよ。
売れて評判になって、ロシアでバレエ化でもしないかな。
ロシアならそういう作曲家いそうじゃないか?ムリだな。
585 :
吾輩は名無しである:03/09/05 19:28
ぼくは麗子がいい。といっても憂国じゃなくて音楽なんだけどね。
586 :
吾輩は名無しである:03/09/05 20:13
587 :
吾輩は名無しである:03/09/05 20:29
五人五衰と天人五衰ってどっちが正しいねん
588 :
吾輩は名無しである:03/09/05 20:36
すいません 花ざかりの森って読んでても意味がわからないんですけど
どなたか噛み砕いて説明していただけないでしょうか?
589 :
吾輩は名無しである:03/09/05 20:53
>>570 訴えたのは長女及び長男だったんだ?
勘違いしてたわ。
教えてくれてサンキュー。
591 :
吾輩は名無しである:03/09/05 23:50
>>586 おもしろいんで座布団一枚あげたいんだけど、
本田じゃなくて本多だから座布団没収ね!!
映画「mishima」についての某サイトにあったコメント
>遺族たちがこの映画を封印した気持ちがなんとなく分かった……。
>三島由紀夫の狂気とナルシズムと性的嗜好を誇張しまくってるから。
>正に「捏造ダーク知ってるつもり」だ。
>あと、ぶっちゃけた話、全体的に、ヘン。
>挿入される「金閣寺」の映像化部分では、あまりにもチープすぎる
>20分の1スケールのハリボテ金閣寺がデデレンと登場。
>主人公が行きずりの女性とセックスしようとすると、そのハリボテ金閣寺が
>グングングングン迫ってきて、突然パカッと二つに割れる。意味不明。面白いけど。
カンヌの名前に騙されたのか....(つД`)
見てなくて良かった...
593 :
吾輩は名無しである:03/09/06 04:04
>592
チープはないだろ、チープは!!
後に「ドラキュラ」で、衣装部門のアカデミー賞を取ることになる石岡瑛子さんが
デザインしたんだよ。“妖しい映像”とか形容してくれ!!
594 :
吾輩は名無しである:03/09/06 04:24
まだ話題が尽きてないのが凄いじゃないか。
映画「憂国」「MISHIMA」が残ってんだから。
四方田犬彦も「憂国」はいい、公開すべきと言ってたぞ。
しかし今見ると黒蜥蜴もダサくて、やすっぽ…(禁句)
…時代かね。三島様は文章に限るね。
596 :
吾輩は名無しである:03/09/06 04:48
>>588 最後のシーンは、何度読んでも感動するね。
豊饒の海の最後のシーンといっしょなんだよね。
解説じゃなくてゴメン。
597 :
吾輩は名無しである:03/09/06 04:51
>595
たしかに映画「黒蜥蜴」はダサいよ。60年代の映画だからね。
でもね、戯曲のほうは演出を変えればいつでも新鮮だよ。
598 :
吾輩は名無しである:03/09/06 05:06
憂国もMISIMAも見れないのか。。。
憂国は青年将校を三島が演じて麗子は誰が演じているのですか?
MISIMAは著名監督達の三島由紀夫へのオマージュっすか?
とにかく見たい見たい見たい。
海外での三島の評価ってどんな風に評価されているんだろう?
俺の周りで三島由紀夫読んでる奴いないよー。
村上龍や春樹ばっか。ふにゃちん。
三島由紀夫のこともっと知りたい。
600 :
吾輩は名無しである:03/09/06 07:16
>>596 最後感動するんですか?
じゃあ最後まで頑張って読んでみようかな
だるくなって途中で次の作品に行ってしまったんで
601 :
色男no、1:03/09/06 10:17
こんにちは、みなさん、私が色男です。
日本文学における耽美という問題について考察するならば表現者たる主体は、美をあくまでスタティックな他者として認識するようなところがあって、谷崎や川端は特に美しい日本なるものに主眼があって、
海外市場を意識したオリエンタリズムという批評が、今日的にももっともらしく議論の的になったりしています。
ところで三島の場合、いわゆるギリシア体験以後、死刑囚にして死刑執行人を以って任じ、美を創造するものが同時に美それ自体である、という矛盾を自己の存在論的課題として背負い込むようになります。
祖母、この深情けの恋人との長い蜜月関係が幼い三島に現実にも勝る美的世界の中に自閉する事、
それを耽溺する事の頽廃的な悦楽を教えて、三島にとっての外部=現実に関わる事を困難なものにしたのでしょう。蒼白い貧血気味の子供は祖母の選んだ女の子の友達とだけ遊んで、
絵本などからいつしか同一化の対象として、美しく殺される王子という主題を自らの観念の裡に育んでいきました。祖父を官僚故に
嫌悪したというよりは、兵庫県の成り上がり者であるという出自を忌避したのではないかという説の方が、三島の耽美趣味からは理解しやすいでしょう。60年安保以降の文学外の領域への進出、
肉体改造から政治表現まで、現実にコミットする上でもなお、美は三島自身の問題であり、
「ニヒリストが絶対主義の政治に陥らぬために、「美」がいつも相対主義的救済の象徴として存在する、(略)美は、ともすると無を絶対化しようとするニヒリストの目を
相対性の深淵を凝視することに、連れ戻してくれるはたらきをするのである。」(新ファッシズム論)三島の行動哲学の
役目としては政治を、その本質たるリアリズムへ連れ戻す事にこそあったのです。マゾヒストは権力の玉座ではなく、まさに悲劇の只中において存在論的飢餓は全的に癒され、
陶酔によって鏡を必要とする事なく現実に自足できるのです。
http://laspara.tripod.co.jp/
つまんない。
ホント、最近は龍やら春樹やら武やらが芸術家として
認められてるのが納得出来ん。
三島や川端や太宰とは比べ物にはならん。
奴等は命をかけてる重みがない。所詮金儲けと売名だけだし。
604 :
吾輩は名無しである:03/09/06 14:17
同感・・ 今のものは まったくつまらない
605 :
吾輩は名無しである:03/09/06 23:14
「サド侯爵夫人」を観てきました。
劇場MOMOは、収容数100人くらいの小劇場だったので、
最前列で観ていたぼくのわずか3m前で役者が演技しているという
たいへん贅沢な観劇でした。最前列で観ていると、セリフをしゃべってる
役者さんとよく目が合ってしまうんですよね。ちょっとドキッとしますね。
それで気付いたんですが、シミアーヌ男爵夫人役の本島加奈子さんは、
目が大きくクリクリしてるきれいな人なのですが、異様に大仰な表情をする
女優さんですね。ちょっと可笑しかった?です。ちょっとだけ。
でも遠くから観るとちょうどいいかも。それから、サン・フォン伯爵夫人役が
男優なので最初はギョッとしてましたがなれると全然違和感なかったです。
三島氏自身が「サド侯」の裏に男性的厳格さが隠されてると言ってますから、
本当にその通り、男性的力強さが出るぶんには違和感がないんです。
逆に、ヘンに女らしさが出てきてはいけない芝居なんだなと今回のルネで
わかりました。観客がルネ役の女優に、華奢、弱々しさ、脆さのイメージを
抱いたら良くないんですね。今回は、観客が描くであろうルネ像を演出する
方向がちょっと違ったような・・・? そういう意味ではアンヌ役の女優は
良かった。勝ち気で。傲慢で。言っときますが、ルネ役の女優は演技は
うまかったんですよ。念のため。でも芝居全体は、良かったです。
ぼくの3m前で演技してたんですから迫力あったです。はい。
もう後の席では芝居を観られないです。ほんとに。迫力が違います。
>>605 観劇レポートthX. グッジョブ!!
それにしても、3mで観たとは…いい体験だなぁ〜!
ほんとに今後が…カネかかりそうだ…ガンガレ(笑
607 :
吾輩は名無しである:03/09/07 00:47
>>603>>604 同意。
やはり、芸術家は命を懸ける極限状態まで、己を追い詰め
ないといいモノは出来ないと思います。
608 :
吾輩は名無しである:03/09/07 01:03
>607
同意。
「いいモノは出来ない」というより、いいモノが出来ても、
出来がいいだけじゃ読む方が真剣になれないでしょう。
天才はいるだろうし、命がけで文章を書いている奴もいるだろうけれど、
天才が命がけで小説書いていたのは、三島と太宰だけだと思う。
新潮文庫『女神』買ったんだが字が大きすぎて読む気が起こらん……
『春の雪』とかより大きく感じるのだが気のせいだろうか?
しかしあんまり大きすぎるのもどうかと思うぞ。
ちなみに『沈める滝』は字が小さすぎていまだ読んでませぬ。
といいつつも同じ位の大きさだった『美しい星』はがんばって読んだけどね。
>>603 ドラゴソはたしかにまずい
なんであんなにもてはやされてるの?
612 :
吾輩は名無しである:03/09/07 14:34
>>610 全部改版して欲しいよ。目が疲れてしまうもの。
613 :
吾輩は名無しである:03/09/07 14:37
美しい星はおもしろいのでしょうか?
宇宙人うんぬんで敬遠しています。
良い短編を教えてください。
僕は海と夕焼け、詩を書く少年、憂国あたりが好きです。
614 :
吾輩は名無しである:03/09/07 16:03
>>613 「美しい星」面白いですよ。
「三島由紀夫伝説」、書いた奥野も
世界レベルの前衛小説と絶賛してた気がしまつ。
615 :
吾輩は名無しである:03/09/07 16:11
CS(日本映画チャンネル)で「からっ風野郎」見ましたーage。
616 :
吾輩は名無しである:03/09/07 16:23
美しい星は政治小説とか思想小説と言ったほうがいいかも。
この小説を書いた当時に対する三島の必死さが伝わってきたのを覚えてる。
憂国が好きなら剣なんかいかが?
617 :
吾輩は名無しである:03/09/07 16:59
614ですが、
>>616 レス参考になりまつた。
政治思想の小説として、読み返したら、
なるほど、面白いと思いまつ。
618 :
吾輩は名無しである:03/09/07 17:10
剣って新潮文庫でどの本にありますか?
>>612 確かにそう思うときもあるが、大きすぎると逆に興ざめする。
文字に自己主張されているようで気分が悪い。
いや、そんなこともないか。女神も文句言いつつも読んでるしね。
横レスだが『美しい星』を読んで思ったのは三島の中にも
冷戦時代な人間への希望があったんだなって思った。
非常に面白い作品だと思うよ、SFと呼べるかどうかは分からないが。
短編なら『英霊の声』もお勧めです、はじめて読んだとき怖かった。
『剣』も『英霊の声』も全集にのみ収録されているのではないかな。
あー日本語おかしいな619
あと、やっぱ字が大きい方が良かったと再認識しました、読んでて
621 :
吾輩は名無しである:03/09/07 20:09
美しい星の主人公の使命は人類に陶酔を与えようと地球に来た。
>>601では現実という言葉を使っているが、この小説の中で三島は現在という言葉を使っている。
ちなみに254頁ね。
剣は講談社文芸文庫から980円で出てるけどなかなか見つからない。
>>620 おかしくないよ、ちゃんとした文章。「冷戦時代的」の的が抜けただけじゃねぇ?
君の意見には同感。
623 :
吾輩は名無しである:03/09/07 20:17
>>621 現実ではなく「現在」
ちょっと気にして読んでみようかと思います。
サントリーウーロン茶のCMはもう流れないのかな。見たいんだよなぁ。あの潮騒のやつ。
>>621 レスサンクス
三島の版権って新潮社が全部持っている訳ではないんだね。
こういうのって一社が全部持っていてくれないと凄い面倒だよ。
全集にしか入っていない名作って他にどんなものがありますか?
喜びの琴みたいに埋もれている作品がもったいない。
626 :
吾輩は名無しである:03/09/07 21:06
ひ・き・こ!
>>624 サントリーのホームページから見れるよ。
628 :
吾輩は名無しである:03/09/08 00:21
629 :
洋楽板にて:03/09/08 01:05
280 :トレンチコオト ◆V48onzVAa6 :03/08/28 00:33 ID:xleQIEDz
∧ ∧
(,,´ー`)。〇○(三島なんて真面目に語る方が低能じゃん。)
281 :名盤さん :03/08/28 00:39 ID:lUDPJDQ0
>>280 なんだかんだで君も三島語るの好きそうねw
↓どうぞ
282 :トレンチコオト ◆V48onzVAa6 :03/08/28 00:44 ID:xleQIEDz
∧ ∧
(,,´ー`)。〇○(三島はね、川端の弟子でしょ。
川端にしたって三島にしたって
エロチシズムとタナトスの作家ですよ。
もちろん、川端・谷崎のやったことに比べると、
三島のやったことなんてお遊びにすぎない。
エロスとタナトスをお茶の間仕立てにしただけだから。)
630 :
吾輩は名無しである:03/09/08 01:10
2003(平成15)年11月8日(土)〜9日(日)
『山中湖フォーラム2003 挑発する三島文学X−三島由紀夫の現代的意味−』
★パネリスト(50音順)
大塚英志(おおつか・えいじ) /まんが原作者・編集者
加藤典洋(かとう・のりひろ) /文芸評論家・明治学院大学教授
清水良典(しみず・よしのり) /文芸評論家
司会/井上隆史(いのうえ・たかし/白百合女子大学助教授)
日時/2003(平成15)年11月8日(土)〜9日(日)
受付/フォーラム会場/清渓(TEL0555−62−0020)
申込方法/往復はがき、FAX、電子メール(メールアドレス
[email protected])に
@住所A氏名B電話、FAX番号C年齢D懇親会参加の有無を明記の上、
三島由紀夫文学館あてにお申し込下さい。
@フォーラム参加費/2日間1,000円(当日、会場受付にてお支払い下さい)
A懇親会費/11月8日、大塚英志氏、清水良典氏、加藤典洋氏と一緒に立食をご希望
の方は4,000円(フォーラム参加費1,000円を含む)を当日、 会場受付にてお支払い下さい。
申込締切/平成15年(2003年)11月4日。受付は先着順とさせていただきます。
申込・問い合せ先/山中湖文学の森・三島由紀夫文学館
〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野506−296
TEL(0555-20-2655) FAX(0555-20-2656)
宿泊問い合せ先/山中湖観光協会
TEL(0555-62-3100) FAX(0555-62-6181)
http://www.mfi.or.jp/ysa/ 主催/山中湖文学の森・三島由紀夫文学館
631 :
吾輩は名無しである:03/09/08 01:40
>>625 なんといっても「癩王のテラス」がいい!!
あと「恋の帆影」とか「アラビアン・ナイト」とかも、おもしろいよ。
632 :
吾輩は名無しである:03/09/08 01:44
あと、もちろん「黒蜥蜴」も、おもしろいよ。
633 :
吾輩は名無しである:03/09/08 06:37
★師・清水文雄への手紙★新潮社\1,500
「三島由紀夫」のペンネームの生みの親であり、三島が生涯ただひとりの師と
仰いだ国文学者・清水文雄へ宛てた99通の手紙。『新潮』に掲載されたものに、
その後新たに発見された35通を加えて一冊にまとめる。
634 :
吾輩は名無しである:03/09/08 19:55
昭和四十五年十一月十七日付の手紙を、
師・清水文雄は繰り返し読み、泣いていたと、夫人が証言。
635 :
吾輩は名無しである:03/09/08 20:06
『川端康成・三島由紀夫往復書簡』
『三島由紀夫十代書簡集』
『三島由紀夫未発表書簡――ドナルド・キーン氏宛の97通』
『師・清水文雄への手紙』
↑
今の作家じゃ考えられん。手紙なんか書かんもの。
636 :
吾輩は名無しである:03/09/08 20:19
639 :
吾輩は名無しである:03/09/08 22:54
640 :
吾輩は名無しである:03/09/08 23:07
>>637 たしかにニセモノですね。三島由紀夫の筆跡は、
□□□□□■□□□□□□□□「夫」の字の最後の払いが
□□□□□■□□□□□□□□長いのが特徴ですね。
□□□□□■□□□□□□□□素人でもニセモノとわかりますね。
□□■■■■■■■□□□□□
□□□□□■□□□□□□□□
□□□□□■□□□□□□□□
□■■■■■■■■■□□□□
□□□□□■□□□□□□□□
□□□□□■□□□□□□□□
□□□□■□■□□□□□□□
□□□■□□□■□□□□□□
□□■□□□□□■□□□□□
□■□□□□□□□■□□□□
■□□□□□□□□□■■■■←この払いが長いのね。
641 :
吾輩は名無しである:03/09/08 23:17
本物の筆跡が見れるところない?
642 :
吾輩は名無しである:03/09/08 23:25
三島研のHP
643 :
吾輩は名無しである:03/09/08 23:31
644 :
吾輩は名無しである:03/09/08 23:40
645 :
吾輩は名無しである:03/09/08 23:50
646 :
吾輩は名無しである:03/09/08 23:51
どうなんだろう、こういう筆跡って厳密にわかるものかな。
647 :
吾輩は名無しである:03/09/08 23:58
裁判で筆跡鑑定は重要な証拠になるからねぇ。
みる人が見ればすぐわかるはず。
648 :
吾輩は名無しである:03/09/09 17:46
サンデー毎日ページ開いてみてびっくり、いきなり三島のどアップ写真!!
649 :
吾輩は名無しである:03/09/09 17:50
でつ{テロリスト)
650 :
吾輩は名無しである:03/09/09 22:46
先日、向陽舎「サド侯爵夫人」を観てきました。ふと、配られたチラシを見ると、
『向陽舎三島作品(近代能楽集全8作品)上演の記録は、1999年開館した山中湖
「三島由紀夫文学館」に収められ、永く保存されることとなった。』との記述が
ありました。おそらくこの「サド侯」も永久保存されるでしょう。たしかに
映像を撮ってました。是非、三島全集の映像巻として出してほしいです。
651 :
吾輩は名無しである:03/09/10 01:03
>>605 >>650 続き。収容数80人でした。
\3000×80人×5回上演=120万円で
やっていけるのかこの劇団???心配です。
でも、小劇団はこれが普通なのかな?
653 :
吾輩は名無しである:03/09/10 07:29
野村萬斎って生意気なヤツだな。
「・・・近代能楽集は、ちょっと戦後っぽくて、少し古くなった。・・・」
狂言師って、能楽の合間の暇つぶしパフォーマーだろ?
現代能楽集? ププッ。よく見たら、野村萬斎企画・監修だって、
自分じゃ脚本書けないのね。ププッ。
654 :
吾輩は名無しである:03/09/10 07:44
「・・・近代能楽集より、ぐっと現代性のあるものに・・・」ムカッ。ムカッ。
「AOI」と「KOMACHI」ねぇ・・・。
となりの劇場で美輪明宏に「葵上」「卒塔婆小町」上演してもらいましょう。
美輪版のほうが現代的だったりして。
>>653 マソサイはともかく、狂言全体を悪く言うのはやめてホスィ…
三島ファンだけど、能も狂言も好きなんだ。
656 :
吾輩は名無しである:03/09/10 18:59
>655
和泉元彌と母・節子で、もうすでに「狂言全体を悪く」してる・・・。
657 :
吾輩は名無しである:03/09/10 19:06
三島由紀夫の文体は見事だ、というのが定説ですが、
あれはエラボレートという泥くさい人間的な努力の過程をつうじて、
なしとげられた「美しい文章」ではないのです。三島さんは、
いわばマニエリスム的な操作で作ったものをそこに書くだけです。
書いたものが起き上がって自分に対立してくるのを、あらためて作りなおして、
その過程で自分も変えられつつ、思ってもみなかった達成に行く、というのではありません。
三島さんのレトリック、美文は、いわば死体に化粧をする、
アメリカの葬儀屋のやっているような作業の成果なんです。
若い作家でそれを真似ている人たちがいますから、
ここでそう批判しておきたいと思います。
658 :
吾輩は名無しである:03/09/10 19:15
>657
すでに江藤淳が60年代に言ってるよ。三島激怒したの。話題が古いぞ。
659 :
吾輩は名無しである:03/09/10 23:05
三島の反論きぼんぬ。
660 :
吾輩は名無しである:03/09/10 23:13
江藤って左翼だったんだろ?
いつのまにかすぅーと保守に滑ってったタイプの転向組だろ?
>>656 あれは狂言じゃない。
言うなれば狂言狂言だ。
662 :
吾輩は名無しである:03/09/11 03:23
>>657 その、レトリックを芸術的な域にまで昇華したのが、三島であって
>アメリカの葬儀屋でやっているような作業の成果なんです。
死に体云々はオーケンもいってたような気がするが、葬儀屋と一緒はないでしょw
江藤は三島の自決を嘲笑していたが、江藤の自死の理由はそれを笑えない。
663 :
吾輩は名無しである:03/09/11 04:33
>662
「江藤は三島の自決を嘲笑していたが」、それに対して小林秀雄が怒ったんだよね。
小林秀雄ってカッコいいね。江頭淳夫はダメだな。少し左にぶれた時期があるから。
664 :
吾輩は名無しである:03/09/11 06:35
この前カラオケで「お前のは全部モノマネになってるな」と言われた。
いいじゃないか。カラオケなんて所詮、人様の作った歌を歌わせて貰ってるんだよ。
それを我が物顔で歌ってるお前の方がよっぽど痛い。
そんなに女にいい所見せたいのなら一度自分で作詞作曲して歌ってみろ。
腹抱えて大爆笑してやるから。
>三島さんは、いわばマニエリスム的な操作で作ったものをそこに書くだけです。
>三島さんのレトリック、美文は、いわば死体に化粧をする、
>アメリカの葬儀屋のやっているような作業の成果なんです。
それこそまさに作家、小説家というもんじゃないのか?
>エラボレートという泥くさい人間的な努力の過程をつうじて、
>なしとげられた「美しい文章」
エッセイでも出しとけや。
>書いたものが起き上がって自分に対立してくるのを、あらためて作りなおして、
>その過程で自分も変えられつつ、思ってもみなかった達成に行く
紙粘土でユニコーンでも作っとけ。
665 :
吾輩は名無しである:03/09/11 07:02
666 :
吾輩は名無しである:03/09/11 08:15
667 :
吾輩は名無しである:03/09/11 20:17
>>636 ・・・「豊饒の海」は終りつつありますが、「これが終つたら……」といふ言葉を、
家族にも出版社にも、禁句にさせてゐます。小生にとつては、
これが終ることが世界の終りに他ならないからです。
カンボジヤのバイヨン大寺院のことを、かつて「癩王のテラス」といふ芝居に書きましたが、
この小説こそ私にとつてのバイヨンでした。・・・
668 :
吾輩は名無しである:03/09/11 20:54
ぼくは新潮文庫に文句を言いたい。
なぜ「癩王のテラス」を文庫にしないのか? 不満である。
669 :
吾輩は名無しである:03/09/11 21:21
ぼくは三島全集が発売中なので新潮社は文庫化を控えてるのだと勘ぐってます。
全集一冊5,800円だから「癩王のテラス」と「英霊の声」を読みたいならば、
なんと11,600円もかかるわけです。なんとかしろ!!
670 :
吾輩は名無しである:03/09/11 21:23
ここで文句を言ってしょうがありませんね。では、さようなら。
671 :
吾輩は名無しである:03/09/11 22:56
一番好きなのは「憂國」です。
672 :
吾輩は名無しである:03/09/11 23:17
「癩王のテラス」は中公文庫から出ていたが、絶版になった。
俺はその初版本をなぜか二冊も持ってるんだけどね。
「英霊の聲」は河出文庫から「英霊の聲」、「F104」と出ていたが、これまた絶版。
この二冊とも初版本を持ってる。
古本なら探せばちょくちょく出るよ。よく探しな。
673 :
吾輩は名無しである:03/09/11 23:51
>672
絶版・・・。文庫にはなってたんですね。
なぜ新潮文庫ではないのか・・・不思議だ。
674 :
吾輩は名無しである:03/09/12 20:51
>669
おそらく全集なんて購入するのは図書館なんでしょうね。
出版社も個人で購入することを当てにはしてないでしょう。ていうか買えない。
675 :
吾輩は名無しである:03/09/13 00:56
三島文学館HPに映像関係の質問しても相手にされませんでした。
なんか書き込みづらい雰囲気あるよね。
>>674 マニアやコレクターの存在を無視してないか。
三島は古書業界でもものすごい人気があって、100万単位の
値段が付いてるのだって売れてるんだよ。
三島ものは一定の需要が期待できるのは出版社もわかってること。
677 :
吾輩は名無しである:03/09/13 04:35
>676
だから、江頭淳夫の全集は出ないんだね。(笑
678 :
吾輩は名無しである:03/09/13 04:44
>676
だから、ダイナマイト大江の全集は出ないんだね。(笑
679 :
吾輩は名無しである:03/09/13 08:23
あの、「文化防衛論」を読んでみたいんですけど、
これって、新潮文庫か、他の文庫に収められてます?
全集を買わないと、読めないのですか。
既出の質問ならすいません。
680 :
吾輩は名無しである:03/09/13 10:34
文化防衛論は新潮文庫の「裸体と衣裳」に収められていたが、今年絶版になったばかり。
681 :
吾輩は名無しである:03/09/13 11:24
>>680 レスありがとうございます。
自分は、最近、「葉隠入門」や「若きサムライのために」などを読んでいる三島初心者です。
小説家としてよりも、日本文化論者の三島に興味があります。
うーん、絶版ですか。
新潮さん、なんとかして下さい。
しかたない、Book offあたりでも探してみます。
683 :
吾輩は名無しである:03/09/13 18:49
>682
それ、本物っぽいよ。
684 :
吾輩は名無しである:03/09/13 19:03
>>681 ぼくは、劇作家・三島が一番好きです。
まだ「鹿鳴館」と「サド侯爵夫人」しか観たことないですが・・・。
>>683 どこが本物っぽいですか?三島の筆跡とはかけ離れた書体です。
それに「至誠」「至誠憂国」だの三島の映画「憂国」に関する
ような言葉を書くこと自体、売りの手段にしている。
三島の署名本はいろいろ見ていますが、献呈署名や署名のみが
ほとんどです。筆跡鑑定すれば一発で牢屋行きですがね。
686 :
吾輩は名無しである:03/09/13 19:50
ラウドスピーカーってどんな話?
どれに載ってます??
687 :
吾輩は名無しである:03/09/13 21:10
>>685 同意。全くの偽物。
一見しただけでわかるじゃないか。第一
三島は安易に署名などしていない。贈呈された方も軽々しく手離したりしない。
688 :
吾輩は名無しである:03/09/13 21:25
「橋づくし」を「橋ずくし」と書いていて馬鹿丸出しだな。
俺は実際に著名本を持っていていくつも見てきたが、筆跡はまるで違う。
こんな汚ねー字じゃない。いっそのことみんなで一斉に質問攻めでもするか。
689 :
吾輩は名無しである:03/09/13 23:58
古書店で、著名人の著書を買ってきてサイン真似て売りつけるのか。
いい小遣い稼ぎかもしれないな・・・。
690 :
吾輩は名無しである:03/09/14 04:49
>>681 「日本文化論者の三島に興味があります。」ならば、
『日本文学小史』が素晴らしいので是非読んでみて!!
『文化防衛論』よりもっと日本文化論になってる。
691 :
吾輩は名無しである:03/09/14 08:36
>>684 レスありがとうございます。劇作家としての三島ですか。
そこでも才能を発揮してそうですねえ。
>>690 貴重な情報をありがとうございます。
「日本文学小史」も探してみます。
692 :
吾輩は名無しである:03/09/14 09:44
小説家の休暇に収められている。
693 :
吾輩は名無しである:03/09/14 22:50
いま、NHKで「リア王」やってるけど、三島戯曲やってほしい。
むかし、「鰯売恋曳網」やってたことあるの見たけど。
「鹿鳴館」くらい放送しろ!!
そう言えば、リア王役の平幹二郎は去年「鹿鳴館」やってたんだよね。
695 :
吾輩は名無しである:03/09/14 23:00
来年もまたやるよ。
去年、歌舞伎座に観にいったんだけど「椿説弓張月」を放送してほしい。
696 :
吾輩は名無しである:03/09/14 23:29
「来年もまたやるよ。」って「鹿鳴館」のこと?
やるなら観に行くけど。
697 :
色男no、1:03/09/15 07:27
終りなき日常における覇者としての官僚性、現実に自足して正確に対処する能率優先主義が政治家に求められる資質であり、
いわゆるニヒリストは現実に価値を見出せない虚無論者として、ロマン主義者とはまた別の意味で反政治的存在と言えるでしょう。
ですから、ここで問題設定する場合、ロマン主義とニヒリズムは反政治的資質において共通項の見出せるものと位置付け、
官僚型秀才はリアリストである故に現世の競争原理の中で支配者階層を形成し得る、と考えればよいでしょう。
「政治的人間とはどうあるべきかといふ考察が、つぎつぎと私の心の中に生まれた。私は何かといふと、私はニヒリストである。
しかし幸ひにして、私は小説家であって、政治家ではない。」これは「美の襲撃」というエッセイの中にある三島自身の言葉ですが、
三島が極端な反政治主義者であると自己規定して慎太郎のように国政選挙に出馬するなどの政治参加をしないのは、
もし自分が政治家となれば岸信介のような、あるいは大きなニヒリストであるヒトラーのようなタイプになるであろう事を
あらかじめ分析し、それを自らに禁じたのでしょう。三島にとって栄光とは破滅の美学以外のなにものでもない訳ですからね。
ところで、慎太郎は三島の死後になって、三島は選挙に出るつもりで、その準備もしていたが、自分が三島より先に空前の得票数
で参院選に当選したので、政治家になる道を断念したという事をいろいろなところに書いていますが、私の知っている限りでは
三島自身のエッセイなど公式の発言としては、そのような事実はないようなのです。もっとも慎太郎は同時代に三島と
交際できた特権で、非公式に三島の本意を聞いたのだと強弁するのでしょうから、私には反論の材料はありません。
http://laspara.tripod.co.jp/
698 :
吾輩は名無しである:03/09/16 00:08
石原慎太郎ファンだけど石原慎太郎全集は永久に絶対出ないと思うぞ。
699 :
純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/09/16 21:59
色男NO.1さん「海と夕焼け」についてどういう感想をもたれまするか?
700 :
吾輩は名無しである:03/09/16 23:52
>>575 映画はかなり延びてるよ。
もしかしたら白紙になるかも
>700
ショック!! マトリックス3より、楽しみにしてたのに・・・。
702 :
吾輩は名無しである:03/09/17 00:19
>>699 「海と夕焼け」って梅原猛のお気に入りなんだよね。
703 :
吾輩は名無しである:03/09/17 00:37
「海と夕焼」は、キリスト教から仏教に至る宗教変遷と奇跡待望の
傑作短編小説ですが、遠藤周作も「沈黙」から「深い河」へと
同じようなコースをたどっているのは奇妙ですね。
遠藤周作は三島より先にサドに傾倒していてなんか凄いサド小説を
書く予定だったらしいですが、先に三島が「サド侯爵夫人」という大傑作
を書いちゃったもんで、サド本は何も書けなくなったようです。
その落胆ぶりは凄まじかったと文芸評論家の佐伯彰一氏が書いていました。
704 :
吾輩は名無しである:03/09/17 00:47
遠藤周作は顔で損してると思う。
「沈黙」読んでから作者の顔写真みたらもうガッカリ。
もっと厳粛な顔してたら文豪になったかも。
705 :
純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/09/17 19:03
>>702 左様ですな、新潮の三島特集の特別号に書いてありましたな。
706 :
吾輩は名無しである:03/09/19 12:13
牡丹って短編で日本語の間違いをそのままにしているところがありますが、
なぜ三島はこんなことをしたのでしょうか?
こういうことを一番嫌いそなキャラなのに。
707 :
吾輩は名無しである:03/09/19 18:53
>706
間違いと言えば、川端康成も使った「見れる」なんて有名でしょう。
いいんじゃないか、何個か間違っても。指摘するのもまた楽しいし。
708 :
吾輩は名無しである:03/09/20 12:03
まゆみって普通にキモイ。
頭が悪いのも魅力のない文章しか書けない人間の根源的な悩みも遺伝だから
もう一生直らないって諦めた方がいいよ。
709 :
吾輩は名無しである:03/09/20 15:06
ミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ |ミ彡 再選!!
710 :
吾輩は名無しである:03/09/21 19:08
自民党‘新’執行部・安倍晋三幹事長は、こんな人。
(「小泉内閣メールマガジン 第24号 2001/11/29」の安倍氏の編集後記より)
先週この欄で取り上げた吉田松陰が処刑されたのは旧暦で10月27日、
新暦でいえば11月25日です。
この日を選んだかどうかは議論のあるところですが、同じ日に三島由紀夫
が市ヶ谷の陸上自衛隊駐屯地で自決しました。彼はその年の7月7日付けの
産経新聞に「私の中の25年」という論文を寄せ、将来の日本の姿を次の様
に予言しています。
「無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がな
い、或る経済的大国が極東の一角に残るのであろう」
31年経った今、この予言があたっていたかどうかではなく、21世紀の
日本をどうするか議論して行きたいと思います。
711 :
吾輩は名無しである:03/09/21 20:24
『三島由紀夫君を追悼する会を持ちたいのですが、つきましては発起人になっていただきたい。』
『あなた方は人を悼むのに発起人を必要とするのか、お断りします。』 小林秀雄
文壇政治の権化、小林が何故とぼけたのか。
小林、正当
713 :
吾輩は名無しである:03/09/21 21:18
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714 :
吾輩は名無しである:03/09/21 21:18
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715 :
吾輩は名無しである:03/09/21 21:19
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716 :
吾輩は名無しである:03/09/21 22:02
な・ん・と、小林秀雄は、肝心の「豊饒の海」を読んでないんですよ。
だから、三島について、秀雄に聞いてもムダ。
717 :
吾輩は名無しである:03/09/21 22:11
718 :
吾輩は名無しである:03/09/21 22:16
石原慎太郎が鼻で笑ってるよ。
719 :
吾輩は名無しである:03/09/21 22:20
>718
いやいや、石原慎太郎の方が全然やばいぞ。
総理大臣にでもならないと、永遠に忘却の彼方に飛んでっちゃうよ。
720 :
吾輩は名無しである:03/09/22 01:38
三島>>>>>>>>>>>>死んでも越えられない壁>>>>>>>
>>>>>>口だけアホボン珍太郎
721 :
吾輩は名無しである:03/09/22 02:05
慎太郎 口先器用なだけ 信じちゃいけない
いや慎太郎は若い頃から誇大妄想だったらしい
723 :
吾輩は名無しである:03/09/23 01:56
浜松中納言物語読んだ奴いる?
724 :
吾輩は名無しである:03/09/23 02:59
>723
読んでないけど、どうも「豊饒の海」と浜松中納言物語はあまり関係がないみたい。
というのも、三島は「豊饒の海」がファンタジーとして扱われるのを異常に恐れたわけ。
で、なんとか、古典と接続することで、つまり、浜松中納言物語を典拠にしたり、
唯識論をもってきたりして、ファンタジーじゃありませんよ、と示したかったのね。
だから、浜松中納言物語と比べても実りは少ないと思うな。
725 :
吾輩は名無しである:03/09/23 04:26
三島由紀夫にたいへん理解のある美輪明宏が、明日24日、
フジテレビ 「トリビアの泉」 21:00−21:54
に出演。よろぴく。
726 :
吾輩は名無しである:03/09/23 04:27
三島由紀夫と永井荷風は遠い親戚
へぇ〜♪ へぇ〜♪ へぇ〜♪
727 :
吾輩は名無しである:03/09/23 04:42
本当は、石原慎太郎はエッセイストなんです。
へぇ〜♪ へぇ〜♪ へぇ〜♪ へぇ〜♪ へぇ〜♪ へぇ〜♪
トリビア、ビビる大木(゚听)イラネ
730 :
吾輩は名無しである:03/09/23 20:32
こういう頭の悪い連中は、いったいなにが楽しくて、こういうとこに
きてるんだろうな。可哀相で、笑うに笑えない。
馬鹿はためらわず削除。
731 :
吾輩は名無しである:03/09/23 21:34
決定版三島由紀夫全集、売るといくらになる? ビニール被ったまま。
732 :
吾輩は名無しである:03/09/23 21:54
ビニール被ったままでも、もう新品じゃないから、値段は下がるよ。
ビニールなんていつでも被せられるからね。
733 :
色男no、1:03/09/23 21:59
三島は中村光夫との対談で次のようにも語っています。──荷風の日記は美しい、よい文章であるが、あの現実蔑視というのはモーパッサン以上のものだ。その現実蔑視から荷風は痩せているんだが、自分もそれに共感を感じるから困る。
自分の筋肉は人工的なもので嘘だ。──私が少し編集しましたが、三島はこのような事を語り、自分がニヒリストである事を自白しています。
次に自意識過剰は自己評価の低さからくるか、という話に移りますが、これは完全に三島と太宰を同族として一括する論旨になっていると思います。絶えず他者の視線の中に自らを露出し続けた三島としては、どんなにハードな管理社会が
到来したところで、24時間完璧にスタイリッシュな立居振舞いで応戦した事でしょう。昔から三島嫌いという人の中には、こういったキザな部分が許せないという人が多いんですね。腹が出てくるのは末代までの恥だといい、プール
サイドから中年太りした奥野健男の肉体を見て、豪傑笑いするような人だったようです。自分と同様の資質を持つ太宰に対する嫌悪というのは、太宰が自らを道化にしているところですね。道化というのは、だいたいヒーローの引立て役
で太鼓持ちですよね、太宰は悲壮美の人、イエス、キリストの太鼓持ちです。三島の美意識というのは、自らの肉体から不随意筋及び脂肪を駆逐するかのように、同情を引くような自己憐憫や笑いを駆逐する事にあり、文字通り、
自らの存在にヒーローを体現する事にあるんですね。誰か他者の太鼓持ちなんて死んでもやらないという、強いこだわりがあって、政界なんかに身を置いた日には金に体を縛られて、美意識なんて言ってられなくなってしまう。
江藤淳に無意識過剰と呼ばれた慎太郎は、三島のポートレートに辟易する訳ですが、最後に三島の絶対に美しい写真を見たといいます。それは大自意識家である三島が誰の視線も感じる事なく、その無意識を露見させて、
市ヶ谷の総監室で学生達を指揮しているところを隠し撮りした写真で、慎太郎はそれをさる警察官僚から見せられたといいます。
http://laspara.tripod.co.jp/ 純文学団長さん、それは戦争が終って、夭折という恩寵を奪われた25歳の老人の自画像です。
仏教的時間は日常性の復活としてあり、戦後を生きる私は有罪であるという告白としてあります。
734 :
吾輩は名無しである:03/09/23 22:49
,,,,,,,,,,,,,
f,;ー、;;;;ー、ヽ
i 〉 〈i _________
|| ,=;;、 r;;=、|| / 太宰治?
!!´ /ハヽ `,!! | 第一私はこの人の顔が嫌ひだ。
'! /,二ヽ j' < 第二にこの人の田舎者のハイカラ趣味
|ゝ、 ̄`,ノ| | がきらひだ。 第三にこの人が、
__人__  ̄___人__\ 自分に適しない役を演じたのがきらひだ。
r;;;;;;::::::::;;;;;;;;;;:(##)::::::::::::::::::ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/::::::::::;;;;;;;;;;::::::::::}三 ヽ:::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::;;;;;;;:::::::::::}ニ、 `rュ::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::甘ー〈ノノ::ヽ::::::::::::ヽ
/::::::::::::::イ:::::::::::::::::::::::;;::::::::::ヽ::::::::::::ト:::::::l
/:::::::::::::ノ |:::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::\:::::::::::::::/
〈:::::::::::::{ |::::;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::;;;;;;;:::::\::::::::ノ
ヽ::::::::ヽ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|  ̄
ヽ:::::::::ヽ|::::::::::::::;;::::::;;:::::::::::::::::::|
ヽ:::::::r|::::::::::::::::::::::;;:::::::::::::::::|
ヽ「. ヨ::::::::::::::r-ー-、::::::::::::::|
ゝ、ヨニllニニ( (☆) )ニllニ |
735 :
吾輩は名無しである:03/09/24 03:40
太宰も三島も 所詮 「選ばれた者」の苦悩ではないか というカキコを以前見て 妙に感じ入った記憶がある。
736 :
吾輩は名無しである:03/09/24 06:12
はっきり好き嫌いが分かれるのが太宰。
わたしの場合、「生まれて、すみません。」でもうダメ。
三島は、「春の雪」がいいね。「憂国」も好き。「サド侯爵夫人」もGood。
737 :
吾輩は名無しである:03/09/24 10:16
>>736 『憂国』が好きってのは,なかなかすごいセンスだな……。
あまりふつうじゃない気がする。
俺も好きだけどw
738 :
吾輩は名無しである:03/09/25 12:06
あげ
739 :
綿矢りさ ◆N2.zOWZzT6 :03/09/25 14:38
三島いいよね。あのつまらなさがいい。
特に金閣寺。凄まじく退屈な題材を
選ぶところに純文学の真髄を見た。
金閣寺だけは誉めてやって下さい。
741 :
吾輩は名無しである:03/09/25 16:43
もまいらそれは違うって。
一番なのは卒塔婆小町だよ。
あの中に三島の凡てがあるよ。
742 :
吾輩は名無しである:03/09/25 20:57
いままで三島由紀夫をホモのキチガイだと思っていましたが作品を読んで
考えが変わりました。読んだのは金閣寺、サド侯爵夫人、豊饒の海です。
本当の文学の天才だと思いました。あまりに素晴らしいので途中からは
読みながら涙が止まらなくなり、人前では読めなくなって困りました。
743 :
吾輩は名無しである:03/09/25 23:08
三島は文学の天才かもしれないけど、ホモのキチガイっていうのも本当だろう。
744 :
吾輩は名無しである:03/09/26 00:24
745 :
吾輩は名無しである:03/09/26 00:31
>>742 ボクは、最近、「サド侯爵夫人」を観たんだよ。
やっぱり、読むのとは違うぞ、ライブは。
間違いなく「サド侯」は最高傑作です。次が「金閣寺」だな。
746 :
吾輩は名無しである:03/09/26 00:34
その次が、「春の雪」で、「憂国」「英霊の声」「奔馬」とか続くのね。
三島はつまらない
748 :
吾輩は名無しである:03/09/26 00:38
とどめが、「文化防衛論」だな。反米・親米保守を乗り越えなくちゃね。
749 :
吾輩は名無しである:03/09/26 00:39
おまえ747が一番つまらないよ。w
三島ははっきり言って作家としての才能は皆無
奴は評論家だ
CSで映画『不道徳教育講座』がオンエアされてた。
期待して見たんだけど、映画用に大幅に脚色されていて、
ほとんど名前だけ借りた別の作品。
三島も冒頭にちょこっと出演してるだけだし。
752 :
吾輩は名無しである:03/09/26 00:54
>751
それはよかった。
実は「不道徳教育講座」はフィルム自体がもう無いと噂されてたはず。
フィルムあってよかった。
753 :
吾輩は名無しである:03/09/26 00:55
篠山キシンの写真集はなぜお蔵入りになったの?
754 :
吾輩は名無しである:03/09/26 00:57
>>750 「作家としての才能は皆無」ならなんで海外で
「金閣寺」「春の雪」「宴のあと」など絶版にならないの?
矛盾してるじゃないか。
755 :
吾輩は名無しである:03/09/26 01:01
転任午睡
なんだ春の雪は。
後世の作家はこれを越えるものを目指さにゃならんのか。
途方もないな。
>>754 俺三島大好きだけど、海外の評価を三島の凄さの説明に持ってこられると
嫌な気持になる。
俺たち日本人の作家なんだから、、、、
759 :
吾輩は名無しである:03/09/26 01:05
三島は小説の精巧なレプリカを送り出したという説が有力
春の雪の初読時、三島の文章の衰えに驚いた。
762 :
吾輩は名無しである:03/09/26 01:15
>761
花盛りの森
三島文学館での吉本隆明のアンケートの答えによると、
1花盛りの森
2仮面の告白
3金閣寺
>>762 花盛りの森はどうかなー。
僕こんなにも難しい日本語使えます。
みたいな小説に思われる。
762さん三島の「中世」って読んだことある?
花盛り系ならあっちの方が凄い。
764 :
吾輩は名無しである:03/09/26 01:40
>763
「中世」? 読んでない。新潮文庫にない・・・。
765 :
吾輩は名無しである:03/09/26 01:47
>>763 >僕こんなにも難しい日本語使えます。
なぜかワロタ。学習院のお坊ちゃまらしくてなんか(・∀・)イイ!
>>764 筑摩書房の「三島由紀夫」って文庫に入っているよ。抜粋だけどね。
花盛りが好きだったら絶対好きだと思う。
この文庫には他にも問題作「喜びの琴」も入っていて良いよ。
俺はこの文庫の喜びの琴と海と夕焼けを読んで三島が好きになった。
この他にも筑摩の文庫本の収録作品(三島由紀夫以外も)はわかっているなぁって
収録群だからおすすめでつ。
>>744 >是非詳しく聞きたいもんだ
って、
「文学は語るものではありません。読むものです。本屋へ行けば売ってるんです」
(三島。早大での討論より)
768 :
吾輩は名無しである:03/09/26 15:12
絶頂期がいつか、は各々違うんじゃない?
個人の好き嫌いも介在する部分だし。
文章って好き嫌い出ちゃうよね。
花盛りの森は自選短編集の解説で三島自身も、子供が背伸びしたような
小説で気恥ずかしいみたいなこと言ってた記憶が。
私はやっぱり春の雪が好きかなぁ。
小説読んで初めて背中の毛穴がひらいたステキな経験でした。
あれ経験しちゃうと一生、本から離れられないよね。
あぼーん
770 :
吾輩は名無しである:03/09/26 19:29
絶頂期? 大きな山は2つあると思うよ。
「金閣寺」「鹿鳴館」の昭和31年頃と
「春の雪」「サド侯爵夫人」の昭和42年頃だな。
771 :
吾輩は名無しである:03/09/26 19:36
>>758 そうだよね。三島の凄さを一番よくわかるのはやはり日本人だよ。
日本人に生まれてよかったと思うことはいろいろあるけど
三島の原文を自分の母語で読めるというのもそのひとつ。
772 :
吾輩は名無しである:03/09/26 20:41
_ _
/ ⌒ ヾ
/ 八 )
| ノ ヘ /|
| ゝ ` ´(
(6し ( _ゝ)
ゝヽ へ ( <
| \__)
| >|
そうだよね。韓国文学の凄さを一番よくわかるのはやはり韓国人だよ。
韓国人に生まれてよかったと思うことはいろいろあるけど
韓国の玄圃積玉たる詩の数々を原文を自分の母語で読めるというのもそのひとつ。
773 :
吾輩は名無しである:03/09/26 21:06
>>722 固有名を出せないんじゃ、しゃれにしても切れ味が悪いぞ。
774 :
吾輩は名無しである:03/09/26 21:09
>>771 んだんだ。
母国語が日本語の人間ではないとあの美しさは伝わらないと思う。
776 :
吾輩は名無しである:03/09/27 00:32
>>767 説明してくれなきゃ何が何だかわからんだろ?
ここに来ている意味が無いだろ?
もまいら違うってまで言うんだったら、説明したらどーよ。
三島の凡てまで言うんだったらよ。
逃げ道を作っておいてクダを巻くだけならもれでもできるっつーの。
777 :
吾輩は名無しである:03/09/27 01:42
>776
『山中湖フォーラム2003−三島由紀夫の現代的意味−』(11月8日(土)〜9日(日))
に参加して質問したらいい。加藤典洋(文芸評論家・明治学院大学教授)とか、
大塚英志(まんが原作者・編集者) 清水良典(文芸評論家)とか来るぞ。
あと、美輪明宏の音楽会「愛」(10月1日〜15日パルコ劇場)に参加して、
直接、聞いてもいいな。
778 :
吾輩は名無しである:03/09/27 06:36
779 :
吾輩は名無しである:03/09/27 06:45
ゲイ文化の主役たちって本に三島が出てきてるんだが、仮面の告白は
日本の読書人たちにはテーマが同性愛だと分からなかったらしい
って書いてあってわろた
780 :
吾輩は名無しである:03/09/27 23:39
>779
確か、パゾリーニの次で、60位あたりだったよね。
もっと上でもいいのにと思ったけど、非西欧でランキング入りは大したもんだ。
春の雪以外の豊饒の海はどうなんですか?
782 :
吾輩は名無しである:03/09/28 17:42
「暁の寺」のベナレスの場面、好きだよ。唯識の強引な解説も微笑ましいしね。
783 :
吾輩は名無しである:03/09/28 17:46
神田・神保町の玉英堂。三島の「剣」って書いた色紙、
前にココに書き込んだ時(半年くらい前)、30万円だったけど、
今日見たら、40万円になってた。一枚の色紙だよ。びっくり。
784 :
吾輩は名無しである:03/09/28 20:53
>>781 最近久しぶりに『豊饒の海』を読み返していて,今日読み終わった。
『天人五衰』28の「衰亡はおもむろに進み,終末はしずかに兆していた。」以降が,
今日はなぜか異様なまでに息苦しかった。
29はそれほどでもなかったけれど……。
最後の「庭は夏の日ざかりの日を浴びてしんとしている。……」まで読み終わったとき,
涙がこぼれそうになった。何でだろう?
785 :
吾輩は名無しである:03/09/28 21:13
悲しいっていうよりも、寂しい小説っていう方がしっくりくる気がする>天人五衰
アメリカのアマゾンの三島の書評おもしろいよ。
自動翻訳で読んだんだけど、べたほめされてた。
788 :
吾輩は名無しである:03/09/29 06:36
>787
「・・・べたほめされてた。」
↑
これから読者に買ってもらうんだから当然だと思うよ。
789 :
吾輩は名無しである:03/09/29 06:46
>>786 オークションはじめてだけど、チャレンジしてみようかな。
情報みたら、ニセモノでもなさそうだし。
釣り掘
真偽不明、確かめようもないw
>>792 アマゾン行ったことないでしょ。
疑れば賢いと思ってない?
794 :
吾輩は名無しである:03/09/29 23:18
Amazon.comは、Amazon.com Sales Rankが表示されてるから、
海外での日本人作家の売り上げランキングが作れるよ。
春の雪 24,452
午後の曳航 32,142
奔馬 61,110
金閣寺 87,608
雪国 23,095
鍵 84,131
細雪 97,049
砂の女 35,173
箱男 133,851
個人的な体験 43,623
万永元年のフットボール 94,650
ねじまき鳥クロニクル 6,188
ノルウェイの森 5,469
キッチン 6,807
つぐみ 78,941
コインロッカーベイビーズ 58,563
限りなく透明に近いブルー 875,512
795 :
吾輩は名無しである:03/09/30 00:07
>限りなく透明に近いブルー 875,512
ダントツで一番売れてるんだね。
これが意味するのは、売れた部数と内容の良し悪しは関係が無いってことだな。
宣伝が上手だったのかな?
>>795 逆だよ1が1番売れてるってこと。
透明ブルーは一番売れてないの。
797 :
吾輩は名無しである:03/09/30 08:02
日本人作家のランキングが全体的にまだ数万レベルなのは残念だな。例えば、
老人と海 1,112
ドリアングレイの肖像 4,510 だからね。
でもね、フランスの作家だって、数万レベルだけどね。
花のノートルダム 67,144
恐るべき子供たち 97,836
ん?数字はランキングの順位ってこと?
春の雪 24,452位
799 :
吾輩は名無しである:03/09/30 09:35
村上春樹、相当凄いね。
800 :
吾輩は名無しである:03/09/30 10:21
「盾の会」って・・そこの信号の所を曲がって、まっすぐですか??
802 :
吾輩は名無しである:03/09/30 18:16
三島が切腹したとき解剖したら腸内から森田の精液が
検出されたの知ってたか?
803 :
吾輩は名無しである:03/10/01 00:36
>>799 かの浅田彰氏も危惧しております。
「たとえばノーベル文学賞が次に日本に回ってきたとき村上春樹が受賞する可能性は高いよ。
海外でものすごく翻訳されてるから。彼は、アメリカのミニマリズムを日本に持ってきて、
いわば翻訳小説を書いてるんだけど、それをまた向こうに持っていくから、わかりやすいんだな。
そこはかとない日本的あきらめムードみたいなのをアメリカのミニマリズム風味で書く、と。」
804 :
吾輩は名無しである:03/10/01 00:39
805 :
吾輩は名無しである:03/10/01 01:51
紀伊国屋とかの洋書売場でも春樹はかなりの数が並んでるよ。やれやれ・・・。
806 :
吾輩は名無しである:03/10/01 03:25
ここは三島の板だけど、村上春樹はどこの板でも名前出るねw
やっぱ、気になるんだね!嫌い嫌いも、好きのうち!
,,―‐. r-、 _,--,、
,―-、 .| ./''i、│ r-,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,―ー. ゙l, `"゙゙゙゙゙ ̄^ \
/ \ ヽ,゙'゙_,/ .゙l、 `i、 \ _,,―ー'''/ .,r'"
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{ "" ,/` ヽ、 `'i、 丿 .,/`
.ヽ、 丿 \ .\ ,/′ 、ヽ,,、
゙'ー'" ゙'i、 ‘i、.r-、 __,,,,,,,,--、 / .,/\ `'-,、
ヽ .]゙l `゙゙゙゙"゙゙゙゙ ̄ ̄ `'i、 ,/ .,,/ .ヽ \
゙ヽ_/ .ヽ_.,,,,--―――――ー-ノ_,/゙,,/′ ゙l ,"
` ゙‐''"` ゙'ー'"
808 :
吾輩は名無しである:03/10/01 05:07
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■■■■■■■□■■■■■□■□□□□□□□□□□□■□□□■■■□□□□□□□□□□□■
age
age
sge
kowareta
813 :
吾輩は名無しである:03/10/03 05:33
814 :
吾輩は名無しである:03/10/03 05:47
どこか新宿とかのビデオ店で売ってないかな?
知ってる人いたらおしえて。東京近辺の店ね。
815 :
吾輩は名無しである:03/10/03 19:44
>780 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:03/09/30 18:16
>三島が切腹したとき解剖したら腸内から森田の精液が
>検出されたの知ってたか?
↑良く見るよねこれ。
なんでこんなソースも出せないヨタが出回るのか。
あの日にそんな時間的余裕は無い。(そもそも森田とはそんな仲じゃないだろ)
あの制服で自宅から他の四人と共にコロナで出かけたんだよ?
腸から粘膜から検出されるほどの精子ってどれくらいの量なんだ?
DNA検査なんて出来ない当時になんで森田と判るのか?
816 :
吾輩は名無しである:03/10/03 21:34
817 :
吾輩は名無しである:03/10/04 00:14
現在の価格: 126,000 円 残り時間: 1 日
818 :
吾輩は名無しである:03/10/04 00:23
現在の価格: 151,000 円 ・・・。
>>815 なんでも三島の検死記録には直腸からスペルマが検出されたという記載があるそうだ。
これを聞いて、本当の話なんですかと真面目な顔で尋ねたら、相手は真面目な顔で
うなずいていた。その相手というのがそこそこ名の知られている人物だからというわけ
でもないが、わしはたぶん本当の話だろうと思っている。
>>819 2CHだと思ってくだらんデマ流すな。
デマじゃないなら名前出してみい。ドアホが
なんでもフセインの極秘記録には、ブッシュと愛人関係にあった
という記述があるそうだ。
これを聞いて本当の話なんですかと真面目な顔で訪ねたら、相手は
真剣な顔で頷いていた。その相手というのが、米国CIAの中枢にいる
名前を言えば誰でも知っているような人物だから…
というわけでもないが、わしはたぶん本当の話だろうと思っている。
>>820, 821
ふふふ、三島に関する事実は三島の小説より奇妙であるということわざを
君たちは知らないらしいな。
>>819 「〜あるそうだ」「〜思ってる」
憶測ですね
ソースはないのですか?
824 :
吾輩は名無しである:03/10/04 04:36
彡川川川三三三ミ〜 プゥ〜ン / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
川|川/ \|〜 三島の検死記録には直腸からスペルマ
‖|‖ ◎---◎ |〜 ∠ が検出されたという記載があるそうだ。
川川‖ /// 3///ヽ〜 わしはたぶん本当の話だろうと思っている。
川川 ∴)д(∴)〜 \_______________
川川 〜 /〜 ___
川川川‖ 〜 /川〜 ピュッピュッ .| | |\_
/ 川川 _/ ;|\〜 ρ | | | | |\
/ / ;| | ρ | | | | |::::|
( (;; ・ ・;) ρ | | | | |::::|
\ \ 亠 ρ);;  ̄ ̄\ | | | | |::::|
/: \ \ C)) ;) ̄ ̄\っ))))〜〜| | | | |::::|
/::: \  ̄つ/ / ;) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
/::: \ (__/ _;)  ̄ ̄ ̄.| _________. |
(:::: ;;\__/ ;) シコシコ | | ..|.|
\::: (;;; );; ) \ .| | . ..|.|
\ \;;; \ . | | ..|.|
825 :
吾輩は名無しである:03/10/04 04:50
>>822 「三島に関する事実は三島の小説より奇妙である 」同感ですね。
ボクは決定版とも言うべき三島の伝記はまだ書かれてないと思ってます。
私生活のゴシップから豊饒の海の唯識、演劇、自衛隊・楯の会関係まで
全部有機的に関連づけた伝記はまだないですね。
826 :
吾輩は名無しである:03/10/04 08:29
>>820 2CHだと思ってくだらんケチをたれ流すな。
デマだというなら根拠くらい出してみい。ドアホが
>>779 そうだって、今で言うカミングアウト的な捉え方は、日本の読者には
全然されなかったんだって。
昔から、同性愛じゃなくて、衆道と呼ばれて、
男色の古い伝統があったそうです。
天皇の寝所の警護役の「北面の武士」は、眉目秀麗な若者が選ばれて
じつは…夜伽のお相手でもあったんですって。有名な歌人の西行も
若い頃は北面の武士だったそうで、案外・・。
織田信長と蘭丸は有名だけど、大名とか殿様は、女たちとは別に
傍近くの用をさせる側小姓をもっていて、たいてい美少年だったって。
小姓だった人が成長して政治の中枢に入って活躍したり、
そんな話だけ集めても、もしかしたらたくさんあるかもですね。
近代以降も、旧制高校の全寮制の頃とか、陸軍幼年学校とか、男ばかりの
世界では、あまり凄い抵抗とかタブーでもなく存在した伝統があったみたい。
日本の文化とか伝統は、そんな側面で見直してみると、特殊かも…。
だからって、現在の少女漫画がホモ好きなのは、ちょっと違うのかな?
ジェンダーと関係するのかな・・・わかりません。長くてまとまらなくてごめそ。
828 :
吾輩は名無しである:03/10/04 18:36
今日、渋谷行ったら民族派の街宣車がいたんだけど、
三島さんと全共闘との討論とか三島さんが朗読している(と思われる)英霊の声とか流してた。
三島さんってあんな声してたんだ。知らんかった……。
829 :
吾輩は名無しである:03/10/04 18:50
てゆうか、何で誰も三島が受けで森田が攻めだってことに疑問を抱かないんだ!
830 :
吾輩は名無しである:03/10/04 19:05
>828
「三島さんが朗読している(と思われる)英霊の声とか流してた。」
↑
なんじゃ、そりゃ!! おもろい。ワロタ。聞きたい。
831 :
吾輩は名無しである:03/10/04 19:08
昔の男色は、眉目秀麗の女みたいな男ばっかで、いまのゲイとは全然違う気がする
832 :
吾輩は名無しである:03/10/04 19:10
833 :
吾輩は名無しである:03/10/04 19:10
男色を描いた春画をみたことがあるけど、ちんぽこが書いてなかったら女にしかみえん
834 :
吾輩は名無しである:03/10/04 19:12
>>830 いやいやいや、マジっすよ。
最初、全共闘との討論を録音したのが流れて、
その後に、三島さんの声で英霊の声が流れたんすよ。
835 :
吾輩は名無しである:03/10/04 19:29
,,,,,,,,,,,,,
f,;ー、;;;;ー、ヽ
i 〉 〈i _________
|| ,=;;、 r;;=、|| / 最初、全共闘との討論を
!!´ /ハヽ `,!! | 録音したのが流れて、その後に、
'! /,二ヽ j' < 英霊の声の朗読が流れてた?
|ゝ、 ̄`,ノ| | 一水会かな?
__人__  ̄___人__\ 広告塔に使いやがって・・・。
r;;;;;;::::::::;;;;;;;;;;:(##)::::::::::::::::::::ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/::::::::::;;;;;;;;;;::::::::::}三 ヽ::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::;;;;;;;:::::::::::}ニ、 `rュ::::::::::::::::::::)
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::甘ー〈ノノ::ヽ:::::::::::::::l
/::::::::::::::イ:::::::::::::::::::::::;;::::::::::ヽ::::::::::::ト::::::::/
/:::::::::::::ノ |:::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::\::::::::::::::::/
〈:::::::::::::{ |::::;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::;;;;;;;:::::\::::::::::ノ
ヽ::::::::ヽ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|  ̄
ヽ:::::::::ヽ|::::::::::::::;;::::::;;:::::::::::::::::::::|
ヽ:::::::r|::::::::::::::::::::::;;:::::::::::::::::::|
ヽ「. ヨ::::::::::::::r-ー-、:::::::::::::::|
ゝ、ヨニllニニ( (☆) )ニllニ |
836 :
吾輩は名無しである:03/10/04 19:32
837 :
吾輩は名無しである:03/10/04 19:47
>>825 おまえは三島の伝記どれだけ読んだことあるんじゃ!
839 :
吾輩は名無しである:03/10/04 20:58
840 :
吾輩は名無しである:03/10/04 21:16
>>838 おまえは三島の作品どれだけ読んだことあるんじゃ!
>>840 おまえは三島の作品どれだけ読んだことあるんじゃ!
842 :
吾輩は名無しである:03/10/04 21:29
んじゃ!んじゃ!んじゃ!
韻を踏んでみました。
843 :
吾輩は名無しである:03/10/04 22:21
>>832 こういうものこそMXとかでばら撒いて欲しいな
三島の声初めて聞いた。少年のような声ですね。
845 :
吾輩は名無しである:03/10/05 02:41
三島の声も知らんようなものばかりだな…
トウシローばっかり
847 :
吾輩は名無しである:03/10/05 06:38
825さんの言ってる事は正しいと思う。
848 :
吾輩は名無しである:03/10/05 11:26
849 :
吾輩は名無しである:03/10/06 00:39
某掲示板で仕入れた知識。
三島邸で飼っていた「トラ猫の名前がピーちゃん」ということです。微笑ましい。
850 :
吾輩は名無しである:03/10/06 03:01
851 :
吾輩は名無しである:03/10/07 12:25
憂国忌
11月25日(火)
午後5時開場・6時開会 九段会館真珠の間
記念講演 遠藤浩一氏 「三島由紀夫と福田恒存ーー演劇をめぐって」
852 :
吾輩は名無しである:03/10/07 18:44
>851
それ、月曜評論で連載してるよね。なに書いてるのか知りたかったんだ。
完結したらまとめて出版してほしいね。演劇という視点から
三島由紀夫と福田恆存を語るなんて、あるようでなかった視点だもんね。
参加してみようかな。ぜひ講演の内容もつけて全部連載を本にしてほしいな。
853 :
吾輩は名無しである:03/10/07 19:39
てゆうか『奔馬』の勲のモデルって影山正治でしょ?
854 :
吾輩は名無しである:03/10/07 20:39
『暁の寺』の久松慶子のモデルは?
855 :
吾輩は名無しである:03/10/07 20:48
そもそも主人公・本多繁邦のモデルは誰よ?
856 :
吾輩は名無しである:03/10/07 21:19
福田恒存は新潮文庫のシェークスピア翻訳でしか知らない。
劇作家としては、どう考えても、
三島>>>>・・・・・・・・・・・>>>>福田恒存だろ。
857 :
吾輩は名無しである:03/10/07 21:27
てゆうか福田恒存って誰?????てゆうか恒存←読めない・・・。
858 :
吾輩は名無しである:03/10/07 21:38
859 :
吾輩は名無しである:03/10/07 21:52
>>853 まあ確かに國學院で在学中に神兵隊事件で
逮捕されてるしね
自決もして(これは戦後の話だが)、お父さんも右翼の幹部だったし
860 :
吾輩は名無しである:03/10/07 21:59
>853
蓮田善明じゃないのかな。
861 :
吾輩は名無しである:03/10/07 22:05
いや、飯沼勲は共同幻想なんだよ。
862 :
吾輩は名無しである:03/10/07 22:13
863 :
吾輩は名無しである:03/10/07 22:17
「暁の寺」を今読み返していて、初期の短篇でレズを扱ったものが
あったのをぼんやり思い出した。
題名は「春子」だったと思うけど、かなり昔に読んだ切りなので、
内容をさっぱり思い出せない。
どなたか「春子」の粗筋を簡単にでもご教示いただけませんか?
(ネット検索してもヒットしませんでした)
宜しくお願いします。
864 :
純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/10/07 22:23
新潮文庫の「真夏の死」に収録されている。粗筋を説明…めんどくさ。やめよっと。
865 :
吾輩は名無しである:03/10/07 22:24
「私」が好きな親戚の女の子と、伯母の春子の間で揺れていたら
結局女の子は春子とレズってたっていう落ちの短編。
っていうか暁の寺とは全く同じ流れでビクーリしたよ
どうもありがとう!
なんだか「春子」と「果実」とが自分の中で混乱していたようです。
(「果実」は同性愛者の女学生二人が赤ん坊を死なせてしまう話ですね?)
お陰さまですっきりしました。
近いうちに「春子」を読み直してみます。
867 :
吾輩は名無しである:03/10/07 23:51
「春子」より、「剣」。「果実」より、「英霊の声」。
果実、か。快楽の閉塞状態に陥って窒息死するレズの話だよな。
ねもころに右手をおしひろげ、彼我に甘やかの胸を示しぬ…
生ある番ひの雉鳩を、おおん女神に献ぜたまう様にも似たり
なぜか序詞を覚えてるな。
869 :
吾輩は名無しである:03/10/08 19:28
岬にての物語。オルガン?弾いてた少女どこに消えたの?
870 :
吾輩は名無しである:03/10/10 00:42
三島って童貞失ったの遅いって自白してるけど何歳のころだったのでしょう
871 :
吾輩は名無しである:03/10/10 01:03
宮沢賢治は生涯童貞だったそうな・・・。
872 :
吾輩は名無しである:03/10/10 01:12
>>870 それについて美輪明宏が語っていたが忘れてしまった。
美輪明宏曰く、三島その事と体格が小さい事にすごい
コンプレックスを持っていて、美輪明宏がお店でその事を
冗談でからかうと本気になって怒ったそうだ。
A
874 :
吾輩は名無しである:03/10/10 01:18
875 :
吾輩は名無しである:03/10/10 02:15
三島が読んで欲しいのを一品選ぶとしたら「憂国」と言っていたのを聞いて読んでみた。
読みながら笑ってしまった私は、もう三島を読む資格なしですか?
>>875 いいや、どんどん読みなさい。
彼の小説は見ようによっては爆笑できるように作られている。
その深みが分かる人はなかなかいない。あんた見込みあり。
>>872 三島はコンプレックスが多かったろうね。
ボディビルを始めるまで、ずっと青白く、ひ弱だったこと、
運動がまったく苦手だったこと、それに男色だったこと、etc.
それが旺盛な創作意欲に結びついていたんだろうけど。
878 :
吾輩は名無しである:03/10/10 04:51
欠落したものを 埋め合わせしようとして 溢れかえってしまうほどの 豊穣な表現が産まれた。
879 :
吾輩は名無しである :03/10/10 18:45
俺も太っててコンプレックスあったから童貞捨てたの23の時だったよ。
でもあの時代なら25でもそんなに遅くはないんじゃないか?
今でも20代で童貞なんてゴロゴロいるだろ。俺の会社の若いやつら、
俺のほかに4人いるけど絶対童貞だと思うし。まぁ俺もいまだに素人童貞だけど。
>>877 そうともいえない、学習院中等部ではすでに師清水文雄を瞠目させるほどの
文才を示し成績優秀、戦時下にあって軍事教練など肉体重視に偏重する
世相を嘲るように、王朝絵巻や日本古典の美の世界へのめりこんだ。
学習院高校の卒業式には天皇が臨席し、首席卒業者に銀時計を授けたが、
日本帝国陸海空全軍を掌握する総帥=天皇からじきじきに受けた栄誉は、
当時としても最高のもの。ドイツ大使から原書3冊も授与された。
ただの身体の弱い高校生とは、まるで違う。
処女作『花ざかりの森』が出版されたのはその秋、三島は19歳だった。
881 :
吾輩は名無しである:03/10/10 22:17
>>880 自分はインテリで豊かな感性を持っているというような
優越感やプライドは当然あっただろうけど、同時にひ弱な自分に
対するコンプレックスや自己嫌悪も強烈に持ってたんだよ。
特に青年期以降は、それを強く意識するようになり、それまでの
自分とは正反対のマッチョ・硬派路線に突き進んでいっちゃったんだよ。
883 :
吾輩は名無しである:03/10/11 00:28
>>875 文庫本の自作解説で、三島本人が、
ある銀座のマダムが「憂国」を春本として読んだ、それでもいいよ
って書いてるじゃん!!
884 :
吾輩は名無しである:03/10/11 05:12
三島ならばシュワルツェネッガーを絶賛しそうだね。
“筋肉”のみで加州知事までのぼりつめたんですから。
それにしてもハリウッドの連中にはガッカリだな。
ハリウッドはみんなサヨクだね。
885 :
吾輩は名無しである:03/10/11 14:33
ボディビルやって、筋肉付けて見事にコンプレックス克服したけど、それって簡単なようで
なかなか実行できるモノじゃないんでは? 俺はこの辺りに実は一番、三島を敬服してるよ。
慎太郎を含め、今も多くの人間がコンプレックス克服=ボディビルについてバカにしてるよう
だけど、そういう人達は、自身のコンプレックスを解消する努力が出来ない人種とみた。
「俺も痩せる努力しようかな」とか「俺も人に負けない強さを身につけたい」とか思う人は
多くても、いったいどれだけの人が実際に行動に移せ努力出来るのだろうかね?
俺は三島が肉体のコンプレックスを克服して、負の部分を逆にプラスに変えて
しまった事に素直に敬服してるよ。なかなか出来る事ではないし、その精神が凄い
じゃないかい。
tsd
887 :
吾輩は名無しである:03/10/12 02:53
>>885 同感。口先だけのやつ、自分では何もやらないくせに回りから遠巻きに見ながら冷笑する類のやつが異常増殖した。
コンプレックスは誰にもあるもので、コンプレックスを持つこと自体は別に問題じゃない。
で、コンプレックスに目をつぶって自分で自分を誤魔化し、自分自身を騙し通すようなやつも多い。
直視して実際に行動に移した三島には感服するね。
>>885 慎太郎はもともとスポーツやってて文学少年ではなかったから
文学少年が抱くようなコンプレックスとは無縁だったんじゃないの
889 :
吾輩は名無しである:03/10/12 03:27
慎太郎って全然好きじゃないけど、三島を茶化したような
事をよく書いていて、それはなかなか面白い。多分、三島
ってよくも悪くも滑稽な存在だったんでしょう。
890 :
吾輩は名無しである:03/10/12 04:29
>>889 ああ、確かに同時代に生きていた人には冷笑していたやつが多いね。
これもまた、三島を尊敬する理由なんだよなぁ。つまり、同時代とシンクロしておもねる生き方だけを選択したんじゃない
ということだからね。周りの目を気にするのが、まぁ一般的なわけで、同調させるんだよね、普通は。
三島の場合、遊離してた点が冷笑を買っていたわけで、逆説的にいうと時代を超えた価値、視点を三島が獲得していた
証拠だと思うんだよね。
891 :
吾輩は名無しである:03/10/12 12:35
>>888-889 慎太郎は、文学的才能において決定的劣っている自分をトコトン知ったから
政治に逃げた。コンプレックスの固まり。もしも三島が生きていれば
たたっ斬られているかもしれないw
三島が死んでからのさばった、内面は弱いチンケなヤシ。文学者じゃない、
ただのモノ書き。自分の人生語りを同工異曲で延々と書くだけ。
>>890-891 破綻していません、意図は充分に伝わる。正論。
三島は、安易に時代に流される道を軽蔑し、もっと俯瞰的視角から
長いスパンで全体を凝視していた、それは確かです。
短期的な視野しかもたない人間には、理解しがたい言動。三島の死に
際して、うろたえた馬鹿が様々なあらぬことを口走って後々
失笑をかう結果となったが、青島幸男の「オカマのヒステリー」は
その最たるもの。そんな馬鹿を知事に選んだ東京都民の堕落ぶりも、とうに
三島が予見していたことで、笑える。しかも
その青島が失脚した後を絶好のチャンスと見て、
「もう政治はやめる」と宣言したばかりの舌の根も乾かぬ内に変節した
慎太郎が襲ったのは、さらに傑作な話。三島の哄笑が聞こえるようだ。
894 :
吾輩は名無しである:03/10/12 12:58
>>892 慎太郎が三島を茶化して書いてるのは、結局三島のことが
好きだからでしょう。慎太郎は三島のそういうところが好
いていたのではないかと。多分、慎太郎が嫌ってるのは、
三島ではなくて、徒らに三島を神格化する連中っぽいね。
そういうとこはおれも同意。
895 :
吾輩は名無しである:03/10/12 16:53
>>893 三島本の中で米国で一番売れてるのは「春の雪」なんだよね。そのスレいずれ消えちゃうから、
転載しちゃおう。以下、「あくまで意訳です。」さんのAmazonのレビューの意訳です。
私は今まで三島を2冊読んだ事があるだけです。
今、3回目を読んでいる所ですが、全ての三島の本を読むつもりです。
ああ、私は『春の雪』を初めて読んだ時と比べてそれが良くなくなるのを恐れます。
私は本当に20世紀にこんな作品がまだ書かれる事ができるとは思いませんでした。
というのは、「悲劇的な愛」についてはシェークスピアがそれを完成させるまで古い
主題でしたが、いったい何が三島が数百年後に「悲劇的な愛」について新しい何かを
書くことができたと思わせたでしょうか?
けれども何かがそうしました。そして私はそれがそうしたことが嬉しいです。
なぜなら『春の雪』は(とても面白い)歴史(このような20世紀初期の日本をこんなに
本能的に活き活きと描いている本が他にあるなら私に教えて下さい)の文脈の中に焦点
として恋愛の話があります。そして誰も三島由紀夫のような恋愛小説を書きません。
ともかくも、それは私が本が終わってしまうのが嫌でたまらなかったぐらいに大きな美と
脆さの世界を作り、 センチメンタリズムとメロドラマの落とし穴を避けることに成功します。
もしあなたが三島の伝記を読んだなら、あなたは彼の数々の奇行に関して
おそらく推測の山を見いだすでしょう。
ある人は彼が右翼だという理由で彼を非難し、またある人は彼の国家主義
などについてわめき散らすでしょう。
けれども私はそれらは少しも当てはまらないと思います。
彼は決して政治的な人であった訳ではなく、ただロマンチックな理想が近代的
な社会でポジションを持っていたと信じ、絶望し、惑わされたロマン派です。
『春の雪』は幸いにロマンチックな理想に集中して、政治を含んでいません。
この本はすばらしいほどに詩的な記述だけのために読む価値を持っています。
陳腐な台詞なので、私はこの作品が「あなたの生活を変える」であろうとは
言いません、しかし消えない印象があなたの心の上に持っているでしょう。
最初、あなたはそれに気付かないかもしれません。しかし時が過ぎ去るとあなた
はあらゆる時に『春の雪』の大部分を覚えている自分に気付くでしょう。
そしてあなた自身の一部がその大きな美と純粋の例として覚えていて、そして
反射的にあなた自身の生活に適用している事を見いだすでしょう。
そしてその時、あなたはもしかすると地球の上の最後の夢想家として三島に
声援を送るでしょう。
それはまさしく私に起こったことです。
石原が一番嫌うのはこのスレの住人のような連中だろうな。
どうして2chにいる三島ファンってたちの悪いのがこうも多いのだろう。
898 :
吾輩は名無しである:03/10/12 17:28
このスレの住人は三島も嫌う「女々しい」奴らだな。
三島は石原の健康さ正常さ、政治的能力に嫉妬しまくり。
石原は三島の天才さ異常さ、思想的能力に嫉妬しまくり。
まあ、いい友達関係の典型だね。かわいくて素敵だと思うw
>>895-896 グッジョブ!
>この本はすばらしいほどに詩的な記述だけのために読む価値を
>持っています。陳腐な台詞なので、私はこの作品が「あなたの生活を
>変える」であろうとは言いません、しかし消えない印象があなたの心の
>上に持っているでしょう。
翻訳の生硬さを越えて、ちゃんと通じるよ。
これを読む限り、『春の雪』に関しては日本語からの英訳も
間違ってないことがハッキリわかる。少なくともその真髄はちゃんと伝わり
それを真直ぐに受けとめた感性がアメリカにも存在するという事実・・。
なんか、漠然とだが希望的地平だな。高橋源一郎なぞにも聴かせたい話。
>>895 >そのスレいずれ消えちゃうから
なんかそのスレ、削除人さんが削除を保留したらしい。
良いスレなんで密かに嬉しい。
902 :
吾輩は名無しである:03/10/12 20:05
今日22:00からのNHKテレビ芸術劇場。
情報コーナーで北九州「うずめ劇場」ぺーター・ゲスナー(旧東ドイツ出身)
の紹介があるけど、この劇団の旗揚げ公演(1996年)が、
なんと三島由紀夫「わが友ヒットラー」なんですよね。
三島の話題もちょこっと出るかもしれないよ。出なかったらゴメン。
903 :
吾輩は名無しである:03/10/12 20:26
漏れは三島は笑えて好きだよ。
けど、三島ファンは気持ち悪いのしかいないよ、まじで。
たとえファンでも太宰と三島と春樹、この3人のファンとは死んでも言えません。
なんだ、結局ここには内輪ウケのなれ合いメンバーしかおらんのか…
だからこの板がどんどん偏って廃れていくんだろう
905 :
吾輩は名無しである:03/10/12 22:59
>903
おまえだよ、笑えるのは。w 気持ち悪いのも、おまえだ。w
>904
Part5だぞ、もうすぐPart6だな。ぜんぜん廃れてないじゃん。w
>>903 お前の考えだったら日本人は皆、改憲反対で、
江戸時代の農民は毎日あわとかひえとか食ってたんだろうな。
>>904 なんかのコピペか?ってくらい意味不明。
>>905 そりゃスレだろ。
>>904は板って言ってるんだじょ?
907 :
吾輩は名無しである:03/10/12 23:13
908 :
吾輩は名無しである:03/10/13 08:30
909 :
吾輩は名無しである:03/10/13 18:33
910 :
吾輩は名無しである:03/10/13 18:56
三島由紀夫が翻訳した
ガブリエレ・ダンヌンツィオ『聖セバスチャンの殉教』持ってるよ。
912 :
吾輩は名無しである:03/10/13 20:19
フライデー創刊号の三島の生首見ました。
みなさん言われるように安らかに目を閉じていました。
913 :
吾輩は名無しである:03/10/13 21:08
914 :
吾輩は名無しである:03/10/13 22:55
915 :
吾輩は名無しである:03/10/13 23:02
916 :
吾輩は名無しである:03/10/14 00:53
三島由紀夫の卒業論文は、なんだったのでしょうか? 知ってる人いるかな?
917 :
吾輩は名無しである:03/10/14 08:32
三島は卒論を書いていないよ。
東大法学部は、今でも卒論の義務は課していないはず。
(卒論を書かなくても、通常の講義で所定の単位数を取得すれば卒業できる。)
918 :
吾輩は名無しである:03/10/14 15:26
>917
三島の卒論なんて意外に出ない話題ですよね。
卒論を書いてないので話題にならなかったのですね。
三島の専攻は刑事訴訟法。(大学のこと知らんな、高校生か?)>918
東大卒業前に高等文官試験=国家公務員上級試験に合格。
成績優秀だったから大蔵省(今の財務省)から直で誘われ、
大蔵省銀行局へ入局。作家だと知られていたから、通常業務の他に
大臣演説の草稿を書かされたりもした。大蔵省高級官僚としての勤務と
夜は文筆活動、二足のワラジで睡眠不足になり駅のホームから落ちた。
その事件をきっかけに、
作家になることに反対していた父親(平岡梓=元農林省高級官僚。*弟は
後外務省官僚から大使)もようやく許可し、
三島はたった6ケ月で大蔵省を辞めた。
・・・誰もが垂涎する高級官僚の安定など、メじゃないんだ、
文学の前にはw
920 :
吾輩は名無しである:03/10/14 17:39
>916
三島の卒論?
「Ephebeのトルソオ曲線と血液流出量との関数関係について」でしょう。w
921 :
吾輩は名無しである:03/10/14 17:55
920を真に受けるに10000三島コイン
922 :
吾輩は名無しである:03/10/14 19:24
>>919 詰らない疑問で悪いんだけど、大蔵省辞職と「仮面の告白」執筆との
関係はどうだったんだろう。
・三島本人の回想:辞職して暫くした頃に、河出書房から書き下ろし長篇の話がきた。
・坂本一亀(河出の編集者・坂本龍一の父)の証言:大蔵省在職中の三島を訪問して、
長篇について相談をした。出版計画が固まったのを機に三島は辞表を出し、執筆に専念
し始めた。
もし河出からの依頼がなくても、三島は大蔵省を辞めていただろうし、
「仮面の告白」を書いていただろうと思うけれど、銀座線渋谷駅頭転落事件(w
ともども、辞職に踏み切る要因になったのでは?
923 :
吾輩は名無しである:03/10/14 19:50
自分は919じゃないけど、坂本の証言が真相に近い気がする。
書下し長編出版決定となれば、父親を説得しやすくなっただろうし。
伝記の類では、このあたり、どのように書かれているのかな?
924 :
吾輩は名無しである:03/10/14 20:00
大蔵省時代の経験をネタにした小説もあるね。
大臣・訃音・鍵のかかる部屋
他にもある?
変なスレだな
三島って、高等文官試験の前に、どこか民間企業の採用試験を受けて不合格になっているんだよな。
ハナから私企業に就職する気なんかなかったのかも知れないが。
927 :
吾輩は名無しである:03/10/14 21:17
三島文学館の年譜では、
昭和22年11月東大卒業→同年12月文官試験合格・大蔵省入省 となっている。
まだこの当時は、学制が変則的だったんだろう。民間の就職試験は夏頃に受けたのか?
当時の民間企業就職の難易度については分からないが、復員者の問題なんかがあって、
かなり混乱していたのではないか。
928 :
吾輩は名無しである:03/10/14 21:31
昭和20年代の大混乱の中、超安定した大蔵省をあっさり辞めるなんて度胸あるね。
>926
へぇ〜、一高を落ちたというのは何かで読んだけど、
就職の時も順風満帆じゃなかったのか。
>>922 三島は書き下しのチャンスをくれた坂本一亀に感謝しつつも、
〆切を急かされて「仮面の告白」後半が雑になってしまったと書いてますな。
尤もこれは、「仮面の告白」前半/後半の断層に対する無難な言い訳かも。
>926
勧業銀行(当時)だったか。
今何だっけ?統合大杉てわからん。
932 :
吾輩は名無しである:03/10/14 23:11
>>929 高等文官試験合格で大蔵省入省。 十分、順風満帆だと思うが。
933 :
吾輩は名無しである:03/10/14 23:19
934 :
吾輩は名無しである:03/10/15 03:53
瀬戸内寂聴と三島由紀夫は文通してた。
♪へぇ〜♪へぇ〜♪へぇ〜♪へぇ〜♪へぇ〜♪へぇ〜♪へぇ〜♪へぇ〜♪へぇ〜♪
935 :
吾輩は名無しである:03/10/15 04:45
>>933 「勉強の傍ら、勧銀の入社試験を受けて落ちました。」
昭和22年7月17日付 川端宛書簡
936 :
吾輩は名無しである:03/10/15 06:43
ユキビアの泉
937 :
吾輩は名無しである:03/10/15 09:08
勧銀ってのは、今のみずほ銀行か?
>>933 一高不合格については、河出の「年表作家読本・三島由紀夫」に書いてあるよ。
昭和17年3月のところね。
一高を落ちたといっても、学習院高等科を主席で卒業(天皇から銀時計拝受)して、
東大法学部法律学科に無試験で入学しているんだから、当時の文筆活動を差し引いても、
大変なエリートだったのは言うまでもない。
939 :
吾輩は名無しである:03/10/15 14:53
当時の学習院は華族の師弟が多く、学業に卓越したエリート型の朋輩を
それとなく蔑むような風潮があって、三島の居心地は良くなかっただろうと、
佐伯彰一が書いていた。
戦後に学習院→東大と進んだ蓮実重彦も、学習院の校風について
似たようなことを言っていた記憶がある。
「青の時代」に描かれているような駒場の学生生活を、三島は経験していないわけだな。
入寮式や道玄坂の酒場の情景は、三島が参考にした山崎晃嗣の手記にあるのか?
>>939 それは確か。一般庶民から見れば、
祖父は樺太庁長官、祖母は華族の家柄、父は農林省高級官僚…と
立派過ぎるほどだが、当時学習院の名簿には身分を書く欄があり
「皇族」「華族」「士族」「平民」に分類されていたはず。
祖父は樺太庁長官でも元々は地主の息子だから「平民」。
頭の悪い華族の師弟などが、優秀な平岡公威少年に対抗するには
その虚弱な肉体をからかうか(「蒼白アオジロ」と仇名をつけたが
公威は逆手にとり「青城」を俳号にして俳句を作った)
または「身分」を持ち出すしかなかった。
そういう嫌らしい校風の中で、トップをとって貴族のばか息子共を尻目に
天皇手ずからの銀時計授与を勝ち取ったわけだ
942 :
吾輩は名無しである:03/10/15 15:20
またファン増えるわ
好感度UP
勉強に不熱心な華族の息子・松枝清顕と、成績抜群の裁判官の息子・本多繁邦との間に
友情が成立したのは奇妙なことだった、というような記述が「春の雪」にあるね。
この二人は、三島の父親と同年(1894年)の生まれという設定だけど。
945 :
吾輩は名無しである:03/10/16 00:23
>>939 なんだ、三島は、蓮実重彦の大先輩じゃないか。
それにしては、偉大な先輩に対して態度でかいな、蓮実は。
946 :
色男no、1:03/10/16 01:45
みなさん、こんばんは、私が色男です。スポーツ芸能等の他ジャンルへの越境行為についての三島回答は、
「似合っても似合わなくても、流行には従うべきなのであります。それはあなたの最上の隠れ蓑であって、思想よく隠すのは流行の衣装だけだと言ってよろしい。」
(不道徳教育講座より)
同時代人に知識人の道楽と思わせノーマークを得るのに有効性があるみたいです。社会人として生きるうえで「文学」はよけいもの、とはごく常識的な考えで近代的知性は
時代遅れになったとか大学解体とかは、つまり当時のスローガンでした。大学生、院生(ことに文学部)は極言すれば思想犯予備軍、という認識。これについては澁澤龍彦が
「私のなかの文学者は、私のなかの市民とつねに敵対している。」というふうに簡潔に言っています。若い頭の柔らかいうちに抽象的事柄について徹底的に思考しておくのは、
長い人生行路の貴重な宝で役に立つ時がくるよ、という岩波教養主義ですね。70年代以降、若い世代がこれと決別しました。80年代の最初頃、現代思想がファッションに
なりましたけどね。同時代人として三島に出会ってたら嫌いになっていたろう、あるいは世代によって三島像は大きく異なる、という問題。三島とは遠くにありて思うもの
、です。同時代人は三島にとって役者(しかも脇役)であり、後世の世代は観客です。直接関わらなかった世代の方に完成品としての三島があります。
http://www.laspara.net/
>>944 >この二人は、三島の父親と同年(1894年)の生まれという設定だけど。
自分にとっては面白い指摘だ。これって有名なのかい?
948 :
東京大学文学部生:03/10/16 02:13
同時代に生きた人っていま何歳なの?
949 :
吾輩は名無しである:03/10/16 02:53
>同時代人は三島にとって役者(しかも脇役)であり、後世の世代は観客です。直接関わらなかった世代の方に完成品としての三島があります。
おれ三島に直接関わらなかった世代だけど、安物のガラス陶器
といった感じするね。
>>947 ちなみに、「天人五衰」の終末部、本多が発病するのは1974年という設定。
三島の父親が闘病の末、肝硬変で亡くなったのが1976年。
これは牽強付会もいいとこだけどね。
951 :
吾輩は名無しである:03/10/16 04:35
>>949 頭の悪さがほんの短文でもわかるいい例だ。ガラス陶器とは一体何ものだ? おまえが発明したのか?
952 :
吾輩は名無しである:03/10/16 05:26
いやぁ〜、一高不合格とは知らなかった。
当時のナンバースクールの校風に違和感を持っての主体的意志による学習院進学だと
てっきり思ってたのに、、。
蛮風を持った知的エリートに対する優雅なる貴族精神(=官能性)みたいな対抗意識
をちらつかせていたし、、、。
その実、駒場の寮に入っていたかも知れない人だったんだ、、。
後年どんな気持ちで全共闘との対決に行ったんだろう?、
もちろん不合格の事実が 彼の芸術家としての価値を毫も貶めるものではないけれども、
当時の一高入試の難関が今の東大の比じゃなかったとはいえ、あんなに優秀で天恵に溢れた
人であっても失敗/挫折の苦汁と無縁ではなかったんだ、、。
自意識が旺盛で人一倍気位の高い人だけに そのこととの折り合いはどうつけたのだろう?
まぁ、無学文盲の一庶民の自分から見れば どんな経路を通ろうが 良家の子弟で東大出の
エスタブリィシュメントである事には違いないけど、、。
953 :
吾輩は名無しである:03/10/16 05:54
>>952 ところで、一高不合格が、どうして「挫折の苦汁」と言い切れるわけ?
人によって受け止め方は一様ではなく、もちろん挫折の苦汁といえる人も多かろうが、三島にとってもそうだったと
断言するには情報が足りないと思うよ?
954 :
吾輩は名無しである:03/10/16 07:49
∩
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( ´Д`)//<
>>949 先生! ガラス陶器って、何ですか?
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955 :
吾輩は名無しである:03/10/16 08:11
ガラス陶器っていう間違い方は一級品の馬鹿だな(笑)
ガラスで陶器なんだよ!(ワラ
957 :
吾輩は名無しである:03/10/17 04:31
★☆★「鹿鳴館」待望の再演決定!★☆★
<2004年 1月23日(金)〜2月15日(日)>
三島由紀夫作 山田和也演出
出演:平幹二朗、佐久間良子、近藤正臣、平岳大 他
前売開始:10月16日(木)
チケットのお問合せ:ポイント東京03−3423−7045
958 :
吾輩は名無しである:03/10/17 04:53
959 :
吾輩は名無しである:03/10/17 07:34
三島的な俺。
>>957 なんつー面子だ・・
とか言いつつ見に行くだろうが。
961 :
吾輩は名無しである:03/10/17 13:21
ガラス職人と陶工のコラボレートですか?
962 :
吾輩は名無しである:03/10/17 22:06
「鹿鳴館」の観劇記、書くぞー! 次のスレだな。
963 :
吾輩は名無しである:03/10/18 20:36
初めて読んだのが「真夏の死」
タイトルにひかれて高1の夏休みに読みました。
「真夏の豪華な真っ盛りの間には、われらはより深く死に動かされる」
冒頭の人口楽園(ボードレール)の一節
いっぺんで気に入ってしまいました。
964 :
吾輩は名無しである:03/10/19 11:10
『金閣寺』の主人公溝口吾一(実名林)についてなんですが、警察につかまってその後
自殺したのでしょうか。母親は息子の非をとがめて自殺しましたよね。誰かわかる
方がいたら教えてください。
夏という観念は、二つの相反した観念へ私をみちびく。
一つは生であり活力であり、健康であり、一つは類廃であり
腐敗であり、死である。そしてこの二つのものは奇妙な具合に
結びつき、腐敗はきらびやかな心象をともない、
活力は血みどろの傷の印象を惹き起す。戦後の一時期は
正にそうであった。だから私には、一九四五年から
四七、八年にかけて、いつも夏がつづいていたような錯覚がある。
あの時代には、骨の髄まで因習のしみこんだ男にも、
お先真暗な解放感がつきまとっていた筈だ。あれは実に
官能的な時代だった。倦怠の影もなく、明日は不確定であり、
およそ官能がとぎすまされるあらゆる条件がそなわっていたあの時代。
私はあのころ、実生活の上では何一つできなかったけれども、
心の内には悪徳への共感と期待がうずまき、何もしないでいながら、
あの時代とまさに「一緒に寝て」いた。どんな反時代的なポーズを
とっていたにしろ、とにかく一緒に寝ていたのだ。
それに比べると、一九五五年という時代、一九五四年という時代、
こういう時代と、私は一緒に寝るまでにいたらない。いわゆる反動期が
来てから、私は時代とベッドを共にしたおぼえがない。
「小説家の休暇」
966 :
吾輩は名無しである:03/10/19 12:18
自殺じゃないけど26で死んだらしい
967 :
吾輩は名無しである:03/10/19 12:43
968 :
吾輩は名無しである:03/10/19 12:50
精神病院で死んでるから精神を患ったんだろう。
969 :
吾輩は名無しである:03/10/20 06:57
970 :
吾輩は名無しである:03/10/22 06:09
971 :
吾輩は名無しである:03/10/22 06:26
972 :
吾輩は名無しである:03/10/22 11:07
質問です。どなたかにお答え頂ければ幸いです。
1.映画『憂国』を観るにはどうしたらいいですか?
(VTR/DVDなどの可能性は)
2.もっとも新しい研究成果を反映した「三島本」を
お薦め下さい。国文学別冊の「三島由紀夫必携」は
もう古すぎますか?
973 :
吾輩は名無しである:03/10/22 20:51
974 :
純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/10/22 21:03
>>970 「真夏の死」の朗読下手だよ。持っているけど。
975 :
吾輩は名無しである:03/10/22 21:12
蟹江敬三だよね。w
小遣い稼ぎの軽い気持ちでやったんだな、きっと。
>>973 お答えありがとうございます。
1については、どうやら絶望的ですね。
977 :
吾輩は名無しである:03/10/22 23:53
>>976 俺も見たいとずっと思ってる。
でもオークションであの値段が付いたのを見てあきらめたもんなあ。
文庫サイズの写真集が100円で売ってたから買ってみた。
小学生の頃の習字とか絵とか成績表み
979 :
吾輩は名無しである:03/10/23 17:53
>978
残念ながら、絵の才能はないよね。w
コクトーみたく絵が描ければもっとよかったのに。
石原慎太郎は、絵うまいね。でも肝心の文学の才能がないの。w
980 :
吾輩は名無しである:
小学生の絵なんだぞ? それを弁えた上で言ってるんだろうな?
石原の絵も小学生当時のものでうまいとか言ってんのか?