世界史なんでも質問スレッド10

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1世界@名無史さん
スレッドを立てるまでもない質問はここで。
専門的な質問は各分野のスレにした方がいいこともある。

過去ログ等は>>2

関連スレ
中・高生用質問スレ Part 5
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1054745865/l50
俺の世界史の宿題を手伝ってくれ!@世界史
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1056300607/
◇  無視された質問はここで訊け  ◇
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1045309230/

★★★世界史板・統一雑談スレ Part 10★★★
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1067313167/l50
2世界@名無史さん:03/10/29 10:51
「くだらねぇ質問はここに書き込め!@世界史板 」
http://mentai.2ch.net/whis/kako/984/984814136.html
「世界史なんでも質問コーナー」
http://mentai.2ch.net/whis/kako/999/999874075.html
「世界史なんでも質問コーナー」2
http://academy.2ch.net/whis/kako/1011/10117/1011702958.html
「世界史なんでも質問コーナー」3
http://academy.2ch.net/whis/kako/1022/10221/1022151987.html
「世界史なんでも質問コーナー」4
http://academy.2ch.net/whis/kako/1032/10328/1032853642.html
「世界史なんでも質問コーナー」5
http://academy2.2ch.net/whis/kako/1040/10405/1040538142.html
世界史なんでも質問スレッド 6
http://academy2.2ch.net/whis/kako/1047/10477/1047759810.html
世界史なんでも質問スレッド 7
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1052765276/
世界史なんでも質問スレッド8
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1058540006/l50
世界史なんでも質問スレッド9
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1062598314/l50

*このスレは常時age進行でお願いします。
*答えてもらえなくても怒らないでね?
3世界@名無史さん:03/10/29 11:19
ソクラテスがホモだったって本当?
男娼か何かと寝た事があるって話を読んだんだけど・・・
4世界@名無史さん:03/10/29 18:06
>>1
5世界@名無史さん:03/10/29 22:11
ageるか
6世界@名無史さん:03/10/29 22:21
>>3
ふむ。そのレベルの質問じゃと、中・高生用質問スレ Part 5

http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1054745865/l50

のほうが良いかもしれんの。

ソクラテスが現代風に言えばホモじゃったかということならば、
そのとおりなのじゃが、当時は両刀使いは普通のことじゃよ。
7世界@名無史さん:03/10/29 22:32
世界史の質問としては微妙なのですが。
中東のイスラム諸国では、女性が肌をあらわにすることが厳しく禁じられています。
それなのに、肌もあらわな女性が腰を振って踊るベリーダンスというものがあります。
どのような歴史で、ベリーダンスが生まれたのでしょうか。
8世界@名無史さん:03/10/29 23:27
>7
中東本場のベリー・ダンスは肌は露出してません。
顔が露出しているだけです。

肌が露出するベリー・ダンスは、おそらくはハリウッド映画の創作と思われ。
9世界@名無史さん:03/10/29 23:29
ベリーダンスなのにヘソは見えないの?
どういう由来でベリーダンスって名前がついたんだろう?
10世界@名無史さん:03/10/29 23:37
>>8
 NHKの特集かスペシャルでみたイスタンブールとカイロのベリーダンスで、
 おへそが出まくってたんですけど。
11世界@名無史さん :03/10/29 23:38
>7
本来は「Raqs Sharqi」と言うそうで、ベリーダンスというのは、欧州人が腰の動きを
見て名付けたものです。
従って、元々のものとは似て非なるものらしいです。

で、耳学問ですが、エジプトでは薄布で体を覆っているので、問題ないそうです。
流石に最近は宗教的にやかましくなってきているそうですが。

起源に関しては諸説有り、一番それらしいのが、オスマン・トルコの後宮で女たちが
スルタンの気を引くために踊ったというものです。
即ち、女性たちとスルタン(夫)のみしかいないプライベートな空間での踊りであり、
特に目くじらを立てられるものではなかったようです。

他の説として、「Raqs Sharqi」即ち、「東方の踊り」と言うことで、中央アジアを起源とする
説もあります。
また、異説としては、イスラームの人々にはこの様な扇情的な踊りを踊ることは出来ない。
従って、エジプトにいた異教徒、特にユダヤ人が広めたものだ、と言う説もあります。

現在のように店で踊るようになったのは、1900年代にその萌芽が見られますが、1930年代に
Badia Mansabnyと言うレバノン人女性によって開かれた欧米型のナイトクラブCasino Badiaが
発祥とされています。

ちなみに、Raks Sharkiは主に腕、体の上部を動かす洗練された踊り、このほか、民のダンスという
意味のRaks Baladyがあり、こちらは腰部を動かすものです。
欧米人は、後者を指して、Belly Danceと呼びました。
他に、インドからエジプトに流れてきたジプシーのダンサーによる祝いの踊り、Raks Ghawazee
と言うのもあるそうです。
12世界@名無史さん:03/10/30 10:19
梅毒はなぜ「梅毒」と表記するのでしょうか?
googleで「梅毒」または「梅毒 由来」を検索してみましたが
恐ろしい症例がたくさん読めたモノの、名称の由来はわからず

どなたかご存知でしたらお教えいただけませんでしょうか
13世界@名無史さん:03/10/30 10:27
>>12
梅毒の発疹が楊梅(ヤマモモ)に似ているので、中国で楊梅瘡と言われたのが由来だそうです。
「楊梅瘡」でぐぐると色々詳しい話が出てきます。
14世界@名無史さん:03/10/30 14:38
>>13
ありがとうございました。参考になりました。

フランス病、ナポリ病、琉球病、南蛮病 なんて呼び方もあったみたいですね……。
15世界@名無史さん:03/10/30 17:15
日本の警察予備隊って、
警察官の訓練や新規募集などで、新規に作られたんですか?
それとも、大日本帝国軍の生き残りを編入して作られたんですか?

後者だとすると、
いわば韓国軍(これは旧大日本帝国軍からの編入が多い)の兄貴分みたいな関係になるが
16世界@名無史さん:03/10/30 19:10
>15
生き残りも多くいました。

詳しくは軍事板か自衛隊板で聞いたほうがいいんじゃないかな?
17世界@名無史さん:03/10/31 02:13
>>15
よほど詳しく知りたいのでなければ
ぐぐった方がいいよ・・・と言おうとしたんだが
自衛隊か赤いのしかひっかかんないな

簡単にいうと警察とは別物 階級とかは参考にしてたりするが(あくまで軍隊ではないとして)
朝鮮有事のおり、日本防共に苦慮するGHQが日本政府(吉田首相)に指示して創設された
旧軍の服部中佐が旧軍人、軍属を集めたことも大きい 隊員数七万五千人
装備は米軍の中古が大半(それでも評判は悪くなかった)
海上保安庁も似たような経歴を持つ(だから旧海軍の伝統が海自より色濃く残っている)
一応 図書館にも詳しい史料はあるから調べるといい 
187:03/10/31 06:48
ベリーダンスについて返してくださったみなさんありがとうございました。
参考にします。
19世界@名無史さん:03/10/31 10:00
海自は陸自よりも旧軍の伝統が濃いときいたことがあります。
空自はほとんど和製米軍のようなものらしいです。
20世界@名無史さん:03/10/31 12:38
陸自=「一致団結 頑迷固陋 用意周到 一歩後退」
海自=「伝統墨守 唯我独尊」
空自=「勇猛果敢 支離滅裂」
21世界@名無史さん:03/10/31 19:48
スターリンはソ連人のドイツへの憎悪を煽り
戦争に動員できたので独ソ戦に勝てたらしいですが
具体的に何をしたんですか?
22世界@名無史さん:03/10/31 21:07
植民地に大学を作ったのは日本だけって
本当ですか?
23世界@名無史さん:03/10/31 21:34
多くの独裁者は
幼少期に虐待を受けてるって本当ですか?
それが、暴力信仰に繋がるとか
24世界@名無史さん:03/10/31 22:04
>>22
嘘です
25世界@名無史さん:03/10/31 22:22
すいません、ちょいと失礼しますね。
1930年代の石油産出量の国別グラフって無いのでしょうか?
26世界@名無史さん:03/10/31 22:28
>>23
サダム・フセインの場合は図星
27世界@名無史さん:03/10/31 23:19
ヒトラーも図星
28世界@名無史さん:03/10/31 23:20
>>23
いわゆるトラウマってやつですね。
29世界@名無史さん:03/10/31 23:25
ヒトラーって虐待されてたか?
30世界@名無史さん:03/10/31 23:29
親父が横暴で、妻が姪だったのは知ってる
31世界@名無史さん:03/10/31 23:34
>>30
ゲリとは結婚してはいないだろ
毛沢東も親父が横暴だったが、トラウマ説は信用できんな。
親に虐待されて暴力嫌いの人間もゴマンといる。
32世界@名無史さん:03/10/31 23:49
>>31
30が言ってるのはヒトラーの父のアロイスと母のクララが叔父姪の関係だったということじゃないの。
ただ村瀬興雄の「アドルフ・ヒトラー」には、その証拠は無い、と書いてあるけど。
ただアロイスが私生児で父親がはっきりしないのは確からしい。
ヒトラーがユダヤ人という説もそこから出てるんだよね。
33世界@名無史さん:03/11/01 00:04
父のアロイスは官吏として相当出世してるからヒトラーの家は裕福な方だった。
アロイスは厳格であたたかい家庭ではなかったらしいが、子供をなぐるようなことはなかったとのこと。
3415:03/11/01 00:43
>>17、19
情報どうも
そのあたり、気になってたんで

35世界@名無史さん:03/11/01 01:28
最近、中国の清朝の頃の人物画を見たのですが、
男性の爪が長かったことに驚きました。
清朝(それとももっと前から?)に、爪を伸ばすという風習があったのでしょうか。
また、その理由などもあれば教えていただきたいです。細かいことですいません…
36例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/11/01 01:43
>>35
爪が長いというのは要するに、手仕事をする必要のない立場の人間だという証。
世界各地の貴族階級でよく見られる風習です。
37世界@名無史さん:03/11/01 09:10
>>36
ありがとうございます。納得しました。
それにしても西太后の爪はひどいですねw
38ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/11/01 21:16
爪以外にも手なども同じで、
手仕事をする必要のない立場の人間=貴族階級
として、ロシアでは革命で?貴族狩りの時に白い手を見て判断していた
映画があったような気がします。
39世界@名無史さん:03/11/02 16:44
1793年の6月末〜12月末のヴァンデ戦争の経過で重要な部分ってどういうところでしょうか?
40世界@名無史さん:03/11/02 16:47
age
41ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/11/02 21:44
ヴァンデの反乱における93年6月から12月の主な内容は以下のとおり

1793年6月カトリック王党軍はカトリノーを指揮官に選出するが、
ナント攻撃中にカトリノーが狙撃され、それがもとで7月4日に死去。
7月には一進一退となる。7月下旬にはカーン(カン)が陥落し穏健派
の反乱が鎮圧されてしまう。10月にショレの戦いで惜敗。カトリック
王党軍は北へ逃れる。最後の頼みはイギリスの増援だが、イギリスは、
港の確保を要求。11月中旬グランヴィル港を攻撃するが共和国軍は
少数ながら奮戦し撃退。カトリック王党軍はラヴァルへ退却。12月23日
サヴネーで壊滅的な打撃を受け軍隊としては消滅してしまった。
なお、95年までゲリラ戦は続いた。皮肉な運命で12月2日には
ブルターニュ海岸にイギリス軍+エミグレが到着していたが合流できなかった。

このことから、ヴァンデの反乱の快進撃から苦戦にかわり、実質的消滅
までの期間で、主要なところは
1 カトリノーという指導者を失う
2 分離し有機的に戦えていないので各個撃破気味
3 イギリス軍と合流できなかった
(4) フクロウ党との協力などか

参考 「ヴァンデ戦争」森山軍治郎 筑摩書房
 家の中を捜したのですが発見できず詳細は確認できませんでした。
42質問:03/11/02 22:03
ベトナムの社会主義は成功していますか?
43世界@名無史さん:03/11/02 23:45
>>42
失敗したので「ドイモイ」を始めた。
44世界@名無史さん:03/11/03 01:25
>>41
おぉお、凄い!参考になりました。レポート頑張ります。
45世界@名無史さん:03/11/03 01:40
カチンの森でなんなの
46アラン・チューリング:03/11/03 01:45
カチンの森でどんじゃらほい。短い独ソ蜜月の間に、ポーランドを東西に分割した
ソ連軍は、抵抗の元を根こそぎにしようと、武装解除したポーランド軍将校1万人を
カチンの森で・・・。

おっとっと。これ以上は言えない。ハッシュハッシュ
47世界@名無史さん:03/11/03 10:10
昨日見た「グラディエーター」で、ローマ辺境、現代ではイスラム圏に当たるような
土地の住民はターバンを巻いて現在の中近東の住民と変わらないような服装していましたが、
実際に当時からアラブ人のあのスタイルは確立していたのですか?
48世界@名無史さん:03/11/03 10:45
>>46
世界革命の一里塚であり、問題無い。
49パシッチ ◆mWYugocC.c :03/11/03 11:47
>>46,48
質問スレなんだからちゃんと答えてやりなよ(笑
1939年にドイツとソ連がポーランドに侵攻して第二次世界大戦が始まったが、
この時ソ連につかまった多数のポーランド軍将校が行方不明になっていた。
しかもソ連はロンドンに逃れたポーランド亡命政府を承認しようとはしなかった。

1941年に独ソ戦が開始されると、ソ連は戦線の向こうでレジスタンス活動を続けているポーランドとの協力を始め、
ソ連の捕虜となっていたポーランド軍部隊からポーランド軍団を編成することになった。
この時、多数の将校が行方不明になっていることが明らかになり、ポーランド部隊は東部戦線を離脱。
イタリア作戦に参加して戦果を挙げた。

1943年、ナチスドイツはカチンの森でポーランド将校の集団埋葬地を発見したと発表。
ポーランド亡命政府が赤十字に調査を依頼すると、ソ連はロンドンのポーランド人がナチと通じている、として外交を絶った。

ソ連もポーランド共産政府もこの事件の存在は否定し続けたが、1万5千の将校がロシアの秘密警察に虐殺されたとも言われており、
常に両国のわだかまりとして伏流し続けた。
1989年、ポーランドの「連帯」政権は、この事実を認めた。

ちなみに余談だが、ソ連は亡命政府側のレジスタンスを潰すために、1944年のワルシャワ蜂起の際に進軍を止め、
ナチスに鎮圧させている。
50異邦人:03/11/03 13:50
すいません 質問です

イギリスに確かロジャーベーコンがアメリカに無職ダメ人間を集めて
開拓村を作って失敗した話がどっかにありましたがあの話を詳細に説明した
ホームページはありますか? ぐぐっても見つからない・・・。(T∇T)
2ちゃんの世界史板で端的に5、6行にまとめた文章をみかけたんですが・・・・・。
どっかいっちゃいました・・・・。なにとぞよろしくおねがいいたしまする
51世界@名無史さん:03/11/03 13:58
>49
そんくらいのことはgoogleでも簡単に分かるわけだから、
なんでもかんでも親切にすりゃあいいってもんでもないと思うがね。
52世界@名無史さん:03/11/03 14:00
教えたがりの人だっているんだからいいじゃないの
53世界@名無史さん:03/11/03 15:47
>>50
ロジャー・ベーコンは中世の人だよ。ロバート・オーウェンあたりと間違えてるんじゃないの。
54異邦人:03/11/03 15:58
おっと間違い フランシスベーコンでしたww 神の降臨 期待age
55世界@名無史さん:03/11/03 16:18
ベーコンの「ニュー・アトランティス」と違う?
56世界@名無史さん:03/11/03 16:20
>>47
北アフリカだったっけね。自分も後世のイスラム時代の風俗に
予想以上に似ていたのでちと驚いた。

同じイスラム圏でも西アジアなどは帽子や髪型などの外見で
どの民族かが区別できるほど多彩だったようだが・・・
57アマノウヅメ ◆2atuWPtiaQ :03/11/03 16:34
>>53
ロジャー・ベイコンなら、エリザベス時代からスチュアート朝にかけての
哲学者兼政治家でで、大法官になってますけど。
シェイクスピア作品は誰が書いたかという議論になるとすぐに出される人です。
58世界@名無史さん:03/11/03 16:40
>>57
だからそりゃフランシス・ベーコンだろ。
59世界@名無史さん:03/11/03 16:40
>>57
そりゃフランシスの方やろ。
ロジャーは13世紀のフランシスコ会士の方や。
60世界@名無史さん:03/11/03 16:42
戦後の不条理画家ベーコンはどっちの子孫?
61異邦人:03/11/03 16:44
ニューアトランティスは小説だそうです F・ベーコンが書いた
しかし 探してもみつからんのぅ・・・・・。どっかにあるはずだが
62世界@名無史さん:03/11/03 16:48
夕飯はいつものレストランのベーコン・ピザにしようっと。
63異邦人:03/11/03 16:57
マックの ベーコンエッグバーガーくいてえ・・・・・。
64世界@名無史さん:03/11/03 18:40
中学生です。
テストで、出来事の並べ替え問題が苦手です。
どうやったら克服できますか?
65世界@名無史さん:03/11/03 18:46
問題こなす+ひっかけパターン覚える

後は出題予想して書籍を読み込む
66世界@名無史さん:03/11/03 19:34
ジャマイカの首都キングストンの気候を教えて下さい!
なんとか気候ってやつです。
67世界@名無史さん:03/11/03 19:35
>>66
熱帯性海洋気候
6866:03/11/03 19:51
>>67
ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!
69世界@名無史さん:03/11/03 20:44
サバナ気候はAw、このAとwの意味は?
70世界@名無史さん:03/11/03 20:59
>>69
地理板逝って来い
71パシッチ ◆mWYugocC.c :03/11/03 21:57
なんで世界史板で気候の話を……。

>>64
いつ何があったのかを覚えるんじゃなくて、
何があってその結果どうなったのか、という流れを覚えるといいのでは。
72世界@名無史さん:03/11/03 22:04
>>71
同感ですね。
原因>理由>結果の流れで覚えると、比較的覚えやすい&後々忘れにくい
と思います。
本来、歴史に限らず人文科学分野はこういう風に勉強するものだと思うんで
すけどね〜(w
73  :03/11/03 23:11
遺骨から顔が復元されている歴史上の人物って
ティムール以外に誰がいますか。
74世界@名無史さん:03/11/03 23:25
ちと質問させてください。
この歴史認識はどこか間違いがありますでしょうか?
↓20,000年前 日本に縄文人流入。(北方ルート+海洋ルート)



↓15,000年前 温暖化で日本列島から大型動物絶滅。

↓13,000年前 アムール川流域で土器発明(世界最古の土器)
↓12,000年前 シベリアから日本列島に土器流入。(新宿遺跡)


↓9,000年前 ニューギニアで農耕始まる
↓8,500年前 黄河流域で稲作始まる

↓6,000年前 黄河文明

↓3,500年前 中国殷王朝
↓2,900年前 日本で稲作始まる
↓2,500年前 仏陀、孔子。日本に弥生時代到来。
↓2,000年前 朝鮮からの亡命者達が中国で倭と呼ばれる

↓現代 
75世界@名無史さん:03/11/03 23:45
>>74
黄河文明は、稲作じゃありません。
コーリャンや麦が主産物じゃなかったでしたっけ?
76世界@名無史さん:03/11/04 00:27
アルジェリアで
五十年代になって
初めて独立戦争が始まったのってなぜですか?
77世界@名無史さん:03/11/04 03:38
>>74-75
稲作と言えば長江流域。
黄河は粟や稗、麦が主流だったような。
78世界@名無史さん :03/11/04 08:41
>76
実際には1830年のフランス占領以来、ベルベル人による抵抗は収まっていなかったのですが、
組織的な戦闘行動は19世紀末で一旦収束します。

それが変わったのは1940年のフランス崩壊が引き金になっており、ヴィシー政権から自由フラ
ンス軍が他の委任統治領を自陣営に引き込む際に、独立を餌にしたのがきっかけです。
しかし、自治を求めた1945年5月のプティット・カビリアでの暴動は弾圧されています。

もともと、アルジェリアにはアルジェリア法規に従った議会制自治が存在しており、此処に原住民
も加わっていました。
1946年、各国の植民地独立の動きに呼応して、自由民主勝利運動(MTLD/メッサリ・ハジ指導)と、
アルジェリア人宣言民主同盟(UDMA/フェルハト・アッバス指導)が完全なる原住民による自治を
要求します。
ところが、フランス人入植者(コロン)はそういった自治が発展して独立し、自分たちの土地や資産を
没収されることを恐れ、1947年に不正選挙によって、そのアルジェリア法規を骨抜きにしてしまいます。
つまり、イスラム系と欧州系は6:1の人口比なのに、議員の半数は欧州系で占められていました。
しかも、1948年の選挙では、選挙権を行使したのは少数のイスラム系住民で、その議席数は僅かな
ものでした。

これに伴い、原住民側は態度を硬化させ、ベン・ベラ、クリム・ベルカセム、ベン・キデルなどによる
民族解放戦線(FLN)を組織し、各種の抵抗運動を行ないますが、これらは悉くフランス駐留軍の
妨害に遭い、しかも、第四共和制政府は当初、仏領インドシナと並んで、この土地の死守を考えて
いたため、彼らコロンの動きを消極的に支持しました。

1954年、アルジェリアの原住民内部の暗闘の結果、武装闘争派が多数を占めるようになり、各種
ゲリラ作戦を展開、こと此処にいたって、消極的支持だった総督府の姿勢は積極的介入に転換され、
泥沼の戦いが始まった訳です。
79異邦人:03/11/04 13:35
結局ベーコンに関しては解決策はなしか・・・。ショボーン━━(´・ω・`)━━(´・ω・)━━( ´・ω)━━(…)
80世界@名無史さん:03/11/04 18:43
こだいメソポタミアか、ペルシアの遺跡に(エジプトではないと思う)
 壁画に髭ツラの兵士達が、ライオンを狩る様子を描いたのもがありますが、
当時は、ユーラシアの方にもライオンが生息していたのでしょうか?
 それとも、こういった絵は「強さのイメージ」でしょうかね?
トラならアジアにいるけれど、ライオンはサハラ以南のサバンナにしか生息
しないはず?
 先日神戸でアレキサンドロス大王展でもライオンの皮を着たギリシャの神
の像というのがありました。
81世界@名無史さん:03/11/04 19:11
NHK「生きもの地球紀行」平成10年9月放送より

インド・ギルの森のライオン
http://www.nhk.or.jp/daishizen/abangumi/indolion.html

※先月リクエスト再放送されました。
82世界@名無史さん:03/11/04 19:47
クレオパトラが”大口開き”やら”一万の男の為に大口を開いた女”やらの渾名で
ローマ人に呼ばれていたと聞いたんですが、典拠は何なんでしょうか。
83世界@名無史さん:03/11/04 20:53
74です

75さん、77さん、どうもありがとう。
84世界@名無史さん:03/11/04 21:42
>81さん、80の質問者ですありがとうございます。
インドのライオンは初耳です、古代人達が捕らえたのはおそらくこの
種類のライオンですね。
「へえー」が20個くらいつきそうだな。
85世界@名無史さん:03/11/04 21:55
インドにライオンがいるの常識だと思ってたが。
8681:03/11/04 22:27
放送の内容でサイトに書かれていないのをいくつか。


アフリカライオンは雌を中心とする集団行動を取るが、
インドライオンは雌雄どちらもほとんど単独行動。

雄のたてがみはアフリカライオンより短い。

腹を縦走してヒダが下がっている。

獲物を追いかけることは少なく、待ち伏せでの狩りがほとんど。

アフリカライオンも決して速いとは言えないが、森林生活のインドライオンはさらに遅いようである。
8781:03/11/04 22:30
ちなみに、小学生の時に読んだ動物図鑑でインドライオンのことは
私はずっと知っていましたが、これ、トリヴィアなんですかね。
88世界@名無史さん:03/11/05 07:56
>>78
ありがとうございますた。
じゃあ、ナチの侵攻が間接的に独立を助けたわけでつか。
89世界@名無史さん:03/11/05 10:08
ちせい学ってなんですか??
ググッてもかからないんですが。。。
90世界@名無史さん:03/11/05 10:15
地政学でぐぐれ
91世界@名無史さん:03/11/05 11:30
わかったならクラウゼヴィッツを読め
92世界@名無史さん:03/11/05 16:25
水の枯渇が原因で、何年も戦った国ってどこがありますか?
93世界@名無史さん:03/11/05 17:54
94世界@名無史さん:03/11/05 19:14
>>93
こんなスレがあったのか。サンクス。
95世界@名無史さん:03/11/08 18:11
>>89
知性が苦
96世界@名無史さん:03/11/08 18:59
古代に白村江の戦いで朝鮮まで兵を送れていた日本が
遣唐使、遣隋使であんなに苦労してるのはなぜ。
造船技術が途絶えでもしたのでしょうか。
97世界@名無史さん:03/11/08 19:20
>古代に白村江の戦いで朝鮮まで兵を送れていた日本が
その主体は九州王朝。
>遣唐使、遣隋使であんなに苦労してるのはなぜ。
それは大和朝廷。
98パシッチ ◆mWYugocC.c :03/11/08 21:05
……新羅と仲悪くて、東シナ海を直に越えなあかんかったからちゃうの?
99世界@名無史さん:03/11/08 21:26
船の大きさがある。木造船は継いだり張ったりする箇所が少なければ
少ないほど強い。ゆえに巨船は脆い。

朝鮮半島までいった軍船は、丸木船を改造したもので、とても強かった。
古代には太い木材が手に入ったので、丸木船とてかなり大きい。

ところが遣唐使船は板を張り合わせた構造なので、サイズは大きく、
居住環境もよくなったが、かわりにとても弱くなってしまった。
100世界@名無史さん:03/11/08 21:30
バイキングのロングシップも同じことだね。あんな小さな船なのに、
ではなくて、あんな小さな船だからこそ、大西洋を横断できた。
乗った人の体力と根性も賞賛すべきだが。
101世界@名無史さん:03/11/08 21:55
>99
なんでそんな事まで知っているんですか?。
研究者の方ですか。
それともある程度歴史を知っていれば常識の範囲なのでしょうか。
102世界@名無史さん:03/11/08 22:36
丸木船で大洋横断なんて無謀かと思ったら実は安全だったんですね。勉強になりました。
103世界@名無史さん:03/11/08 23:24
トルコ人ってどんな服着てたの?
アジアとヨーロッパのちょうど中間にある国やで、どっち想像したらいいかわかんない。
104世界@名無史さん:03/11/09 01:08
>>103
東京外大のHPに、オスマン朝時代の男性衣装に関する論文(絵画資料多数あり)
があったけど…いまなぜかつながらない。
105104:03/11/10 22:25
106世界@名無史さん:03/11/11 02:29
火炎瓶が発明されたのはいつ頃ですか? 何となくフランスで発明された
気がするんですが。
107パシッチ ◆mWYugocC.c :03/11/12 11:47
ageとくよ。
108世界@名無史さん:03/11/12 21:01
大陸やらローマの戦記では云十万の軍勢とか出てきますが、この数字ってどの位
信憑性あるんでしょう?
当時の人口考えるとこんな人数を長期間動員してたってのが信じられなくて・・・
109世界@名無史さん:03/11/12 21:14
>>106
自然発火型のキューリー式は対戦中のレジスタンスが作ったらしいけど、
オードソックスなモロトフカクテルはどうだろう?
冬戦争以前は間違いないけど。
110世界@名無史さん:03/11/12 21:42
>108 「場合による」としか言えない。たまたま歴史書に「三十
万でした」とあっても疑うしかないが、軍の編成や動員形態
が詳しくわかれば桁が正しいかくらいはわかる。

古代や中世にも、発達した兵站組織を備えた軍隊はある。
何年も戦える兵站組織を持つ数万の軍勢なら、珍しくはない。
アレクサンドロスの軍隊やローマ軍がそう。以後もいろいろ。

国民皆兵的な動員制度を持つ国なら、数十万の兵力も珍し
くない。小国日本でさえ、古代に約十万、近世に約二十万は
出せた。兵站が一年ももたなかったが。

数十万を何年も臨戦状態におくのは、確かに壮絶なことだ。
大国の組織力をふりしぼって初めて達成できる偉業だろう。
たぶん中国が、時代によってはそういう軍隊を持てた唯一
の国だろう。
111世界@名無史さん:03/11/12 21:55
どうして秦の始皇帝が統一したのに漢字なの?
112世界@名無史さん:03/11/12 22:38
漢民族の用いる字=漢字。あるいは漢字を用いる者=漢民族。
どっちでもいいが、ともかく、そんなアイデンティティが
成立したのは始皇帝のずっと前のこと。始皇帝は(おそらく)
統一帝国内における意思伝達の円滑化のためにその完成度を
高めようとしたというわけだ。漢代に成立したから漢字、ではないぞよ。
113 :03/11/12 23:18
>>49
ありがとうございました。
114世界@名無史さん:03/11/13 22:16
ありがとうございました。>104
115世界@名無史さん:03/11/13 22:22
コロンブスはインディアンを殺したことで罪に問われていますが。
それについて反論はないでしょうか?
116世界@名無史さん:03/11/13 22:51
四代目正当カリフのアリーが暗殺の対象にされた理由って何ですか?
うちの先生は知りませんでした。
117世界@名無史さん:03/11/13 23:03
>>116
アリーはシリア総督のムアーウィヤと対立して戦ったが、いったん妥協して協定を結んだ。
しかし、アリー派の急進的な一部は
「判断は神によってのみなされるべきで人間の手に委ねられるべきものではない」
という理由から彼の下を離れハワーリジュと呼ばれる一派を形成した。
自身の主張に反するものを不信者とみなすハワーリジュ派は急進的な動きを示したので
アリーはこれを討伐するが生き延びたものたちは先の理由で不信仰者であるとみなした
アリーとムアーウィヤ及びその部下でエジプト総督のアムルに刺客を送るがアリーだけ成功した。
118世界@名無史さん:03/11/13 23:06
>>116
そもそもアリーとムアーウィヤの対決の時元々アリーの支持者だったが、
アリーがムアーウィヤと和睦したことを信仰からの逸脱とみなして、
アリーとたもとをわかったハワーリジュ派の者が、
いまやアリーはイスラム共同体の指導者に相応しくないという理由で暗殺した。
119世界@名無史さん:03/11/13 23:41
>>117
>>118
ありがとうございます!明日、先生に報告だ!!
120世界@名無史さん:03/11/14 01:31
ユダヤ教の「シナゴーグ」は支那と関係あるのですか?
そして支那はシナゴーグの名称にイチャモンつけているのですか?
121世界@名無史さん:03/11/14 02:50
ヒトラーの統制経済政策とは
「四ヵ年計画に基づく大土木事業で失業者を救済し、
強力な軍需産業育成を目指し、
経済各分野に一種の強制カルテルを形成させるものであった。」
とあるのですが、
「一種の強制カルテル」とは具体的にどのようなものなのですか?
122世界@名無しさん:03/11/14 06:32
価格競争の禁止や仕事の均等配分では?
競争で仕事が無くなる人を減らすためだから。
123世界@名無史さん:03/11/14 08:27
>>120
そのような勘違いをするのは一部の無知な日本人だけ。

支那     :China
シナゴーグ:Synagogue
124世界@名無しさん:03/11/14 08:33
サタン(悪魔の中の王)とサターン(土星、ローマ神話の豊穣の神)
みたいなものか。
125世界@名無史さん:03/11/14 08:39
チック・コリアはコリア出身か、と聞くようなものか。
126世界@名無史さん:03/11/14 14:24
ローマはなぜ滅びたのですか。
127世界@名無史さん:03/11/14 16:03
>>126
豊かな東方地域に見捨てられたから。
128世界@名無史さん:03/11/15 15:02
シェルブールって雨傘以外に有名なエピソードないの?
129世界@名無しさん:03/11/15 15:08
西ローマには富裕な層はほとんど残ってなかったらしい。
130世界@名無史さん:03/11/15 15:42
日本がお世話になっているシェルブール核燃料再処理工場。
131世界@名無史さん:03/11/15 16:02
>128
第2次大戦のシェルブール攻防戦

>126
形あるもの、いつかは壊れる
132世界@名無史さん:03/11/15 16:37
カエサルの言葉はどっちがあってますか?
「見た!来た!勝った!」
「来た!見た!勝った!」
133世界@名無史さん:03/11/15 17:32
VENI VIDI VICI
134世界@名無史さん:03/11/15 17:56
度忘れして思い出せないので教えてください。
フランス革命のときにロベス・ピエールの親衛隊かなんかで、詩も書いた人の名前です。
135世界@名無史さん:03/11/15 18:08
革命の大天使サン・ジュスト。

サン・ジュスト攻め、ロベスピエール受け。
136世界@名無史さん:03/11/15 19:05
>>132
来る前に見えたら予知能力者だろw
137世界@名無史さん:03/11/15 19:52
>>126
1457年、オスマン・トルコのメフメト2世に
征服されたからです。
それまではちゃんと存続してました。
138世界@名無史さん:03/11/15 19:55
>>134
どうでもいいが、ロベス・ピエールじゃなく、
マクシミリアン・ド・ロベスピエールな。
139世界@名無史さん:03/11/15 20:24
>135 青少年に変な知識を植えつけるな。とか言いつつ藁タ
ロベスピエールは総受け。
140世界@名無史さん:03/11/15 21:04
ドイツ軍のポーランド侵攻後、
ヒトラーの思惑とは異なり英仏がドイツに宣戦してきたといわれていますが、
ヒトラーはなぜ英仏が宣戦してこないと踏んでいたのですか?
141パシッチ ◆mWYugocC.c :03/11/15 21:07
>>140
英仏のそれまでの態度が、
「ナチスが東に拡大して、ソ連と戦ってくれるんなら俺ら漁夫の利嬉しいなー」
という態度だったので。
142世界@名無史さん:03/11/15 21:47
>>140
ポーランドに戦争ふっかける前の段階で、ドイツは独系住民を扇動してオーストリアを併合、チェコのズデーテン地方に
揺さぶりかけたりと好き放題やってたわけだけど、国内で戦争反対論の強かった英仏では、独に対する宥和論が強くて、
ミュンヘン会議で「ここまでにしとくなら見逃してやるから」ってことで手打ちしたわけ。
でも結局ドイツはチェコを解体、やっぱり併呑してしまう。面目潰された英仏はそりゃ怒りますがな。

でまあドイツはソ連と密約してポーランド分割に乗り出すわけだけど、
ここにきてさすがに英仏も「お前、ポーランドにまで手出したら覚悟しとけよ」とプレッシャーをかけます。
しかしヒトラーは「どうせまた最後には妥協するんだろ? ( ´,_ゝ`)プッ」としうことで、お構いなしに白作戦を開始。
結局、第2次大戦は始まっちゃいました。

ただこの後も、どうにか英仏との本格戦争は避けたかったドイツは、西部戦線では全く進撃せず、
「いかさま戦争」と呼ばれる期間がしばらく続くことになります。
143140:03/11/15 22:04
>>141
>>142
なるほど!解説ありがとうございます
144こっちに書きます:03/11/15 22:31
試験の問題に、
「アメリカの対独ヴェルサイユ講和条約の批准拒否」に関連して
「アメリカ合衆国は、1921年にドイツと単独講和条約を結んだ」
とあったのですが、この条約には何か名前は付いていますか?
用語集にはなくて、ぐぐっても見つからなかったんですが。
145世界@名無史さん:03/11/15 22:49
独裁国家に対する譲歩なんてものが何の利も生まないことは
過去のドイツの例でも明らかなのに、我が国では北の独裁国家に対して
譲歩すべきと叫びまくっていた敗北主義の党もあったわけですが…
146世界@名無史さん:03/11/16 00:03
同意。宥和政策はろくでもない結果しか生まんね。
軍事独裁国家には「ガタガタうるせぇとヤっちゃうよ」が一番。
連中をつけあがらせちゃいかんのです。が、左巻きな人たちには
それがわからんのですよ。
147世界@名無史さん:03/11/16 01:16
>145-146
強硬策を実行したアメリカは、イラクで泥沼に嵌まりつつあるわけだが。
148世界@名無史さん:03/11/16 02:33
すみませんこれって本当にあったことなのでしょうか?
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/ryu.cgi

○二〇〇〇年に、イタリーのローマで、イタリー警察は、ユダヤ人の
 ギャング団を逮捕した。
○警察発表によれば、このユダヤ人ギャング団は、二才から五才までの、
 非ユダヤ人の子供たちを誘拐し、強姦し、そして殺害した。
○彼等ユダヤ人ギャング団は、その状景をフィルムに操り、そしてそれを、
 悪名高き、世界的なスナッフ・フィルム市場で販売した。
○千七百人の客に、一本、二万ドルで販売したと言う。
○二〇〇〇年九月二十七日、APとロイターは、この犯罪事件を報道した。
149世界@名無史さん:03/11/16 03:10
BBCの報道
Italian police crack net porn ring
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/europe/995016.stm

イタリアRAIテレビが間違って警察の押収した児童ポルノ映像を放映してしまった
TV chiefs quit over child porn
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/europe/946678.stm

犯人は「ロシア人」と報道されているが「ユダヤ人」
"Italians in Uproar Over Child Porn" (ローマ発AP通信)
http://www.theunjustmedia.com/three%20jews%20run%20kiddie%20porn%20ring%20out%20of%20russia.htm
150世界@名無史さん:03/11/16 03:43
>>148
頼むから300人委員会とか言ってるヤシの言葉を信用しないでくれ…

下のソースも筆者注とか勝手に付け加えてるし、元記事にリンクしてないし、
ユダヤ人云々は怪しいもんである。

※基本的に欧州でユダヤ人は(2chにおけるコリアンなみに)嫌われてるのだ。
151世界@名無史さん:03/11/16 04:54
>>149さん>>150さんありがとうございますm(__)m

>>149さんのリンクを見てみると本当のようですね・・・
こんなに素早く調べられるなんてさすがですね^^

>>150さんユダヤ人ってチョソ並だったんですね。
勉強になりましたありがとうございます^^

トンデモ系のサイト見ててこのおじいさん誰もわからないだろうとか思って
適当なこと書いてるんじゃないのってちょっと気になってしまいまして(^^;
でも、ローマの知り合いに聞いたらそんなこと聞いたこと無いって言うんですよ。
たいした事件じゃなかったのかもしれませんね。
お騒がせいたしましたm(__)m
152世界@名無史さん:03/11/16 05:24
浅野健一先生がおっしゃるように、ヨーロッパだと匿名報道が主流なんですが
Italian paper names paedophiles
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/europe/893162.stm
イタリアの新聞が犯人の実名をスッパ抜いてしまったんですね

名前出るとアチラの人にはわかっちゃうんで、まずいんです
153世界@名無史さん:03/11/16 05:33
>>150
いやいや違うぞ、待てコラ勝手に納得するな。

>>149 のリンクのうち、上のふたつはBBCの公式サイトだから、まあ内容は信用できる。
「イタリア警察がロシアのチャイルドポルノ組織を摘発した」
「中には少数だが殺人ビデオまで含まれていた」というものだ。

で一番下のサイトはAP通信の記事を紹介してるように見えるが、
筆者が勝手に「犯人はユダヤ人」と註を打っている。
元記事へのリンクもないから、本当にこういう記事があったのかすらわからん。
ついでにここはトップページ見りゃわかるが、バリバリの反ユダヤサイトだ。

てことで、とても >>148 が真実だというソースにはなってない。細かい内容や日時も間違ってるしな。
まあ >>148 のページを信用するのは君の自由だが、あまり人には言わない方がいいぞ。
間違いなく知性を疑われるから。


しかし世界史の質問じゃないよな…
154世界@名無史さん:03/11/16 05:55
>153 俺も読んで検索かけてみた。正確にはAPではないな。もう
一つ、イギリスのThe Observerの記事を引用した中に、Dmitri
Vladimirovich Kuznetsov(Jews)とある。場所はもちろん反ユダヤ
サイト。

ところが、このオブザーバーの記事は他にも一つのチャイルド
ポルノ反対サイトと、一つの反ユダヤサイトが引用していて、そこ
には(Jews)はない。つまり、(Jews)は反ユダヤ側の改竄だ。

犯人がユダヤ人だという話がどこから発信されたのかは不明。
いくつかの反ユダヤサイトが唱えている。その中では電波な陰謀
がめぐらされている。そもそもこの事件はユダヤによってもみ消
されるところであった、間違って放映した人が辞任したのはこの
陰謀の一環であり以下略。

とはいうものの、>>151はもう手遅れなので、ユダヤ陰謀説をふれ
まわっても今以上に馬鹿にされることはないだろう。好きにしろ。
155世界@名無史さん:03/11/16 06:33
最近は「4大文明」とか「四大河文明」という言葉は使わないそうですが、
それはなぜ?五つか六つにでもなったの?
では最近ではなんという言い方をするのでしょうか?
156世界@名無史さん:03/11/16 06:59
ただ口先だけで平和ほざくより1000倍マシじゃん
157世界@名無史さん:03/11/16 07:08
>>153>>154
ユダヤ工作員必死だな(w
158世界@名無史さん:03/11/16 07:10
>>153ー154
こんな朝早くから2ちゃんにはりついて
長文ごくろう(プププ
159世界@名無史さん:03/11/16 13:53
工作員ねえ。板違い野郎が、語るに落ちたな。
世界史板をみくびって、あっさりひねられてやんの。帰れ。
160148・150:03/11/16 14:29
>>152さん>>153さん>>154さんありがとうございますm(__)m

>>152さんスーフリ以上の香具師らでも匿名報道なんてひどい国ですね・・・
>>153さん反ユダヤサイトだったんですね。そうなると北チョソの
    労働新聞並みに信じられないですね。
>>154さんやはり反ユダヤの改竄かもしれないんですね。たしかに太田のおじいさん
    ユダヤ陰謀説唱えまくりですからね・・・

みなさんが調べてくださった情報から判断してやはり
太田のじいさんは電波人間という結論に達しました。
板違いにもかかわらず親切に教えていただきまして大変ありがとうございました。
以後気をつけますm(__)m
161世界@名無史さん:03/11/16 17:59
>>135
遅くなりましたが、助かりました!ありがとうございました!
162世界@名無史さん:03/11/16 21:51
>>155
四大文明というくくり方自体が、すでに時代遅れに
なりつつあります。
たとえば、かつて黄河文明とされてきた文明も、
細かく見れば同時期に長江流域や四川などでそれぞれ
独自の文明が発達し、互いに影響を与えながら発展して
いるわけで、それを「黄河」文明と呼ぶのは、はなはだ
乱暴な見方であるわけです。
163155:03/11/17 02:13
>>162
では今ではなんと言ってるんでしょうか?
164世界@名無史さん:03/11/17 02:50
質問するときはageればいいのに
165世界@名無史さん:03/11/17 03:45
世界史Aと世界史Bの違いを教えてください。
大検勉強始めようにも始められない・・・・
166世界@名無史さん:03/11/17 08:32
>>165
凄い大雑把に言うと、
世界史A-簡単、世界史B-難しい。
167パシッチ ◆mWYugocC.c :03/11/17 18:31
>>165
世界史Aは近現代史中心の、やさしめの科目です。
大学受験では世界史Aを認めないところも多いようなので、世界史Bをやっておいた方がいいです。
168世界@名無史さん:03/11/17 21:21
>>166
しかし、センター試験ではAもBも難易度は変わらないという罠。
169世界@名無史さん:03/11/18 23:19
イスラム教社会が数百年間に渡り社会的、文化的に停滞している理由を書いた本
があったら教えてください。講談社か新潮みたいに安い本で、できるだけ向こう
の人(アラブ系の人)が書いたものの翻訳物がいいです。
170世界@名無史さん:03/11/18 23:38
>>163
英語の「Early Civilization」を邦訳して「初期文明」と呼ぶ場合もあるようです。
171世界@名無史さん:03/11/19 10:20
>169
その「イスラム教社会が数百年間に渡り社会的、文化的に停滞している」ってのは
いつの時代のお話?
例えば現在から遡って数百年でもとてもそんなことは言えるとは思えないんだけど。
172世界@名無史さん:03/11/19 16:34
フランス史をやっているんですが、
封という概念の定義がわかりません。

こういった単語の意味を調べる良い方法はありますか?
173世界@名無史さん:03/11/19 19:53
>169
国連から最近そういう報告書が出たと新聞にでていたような気が・・・
アラブの人が書いたとか・・・
1週くらい前だったか・・・
174例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/11/19 21:26
>>169
アラブ民族 その苦悶と未来:サミール・アミーン著
http://product.esbooks.yahoo.co.jp/product/keyword/keyword?accd=09593426

安くもないし、どちらかといえば列強に浸食されていった過程に重きをおいてて、
しかも著者はバリバリのマルキスト。
あまりおすすめはしない。
175世界@名無史さん:03/11/20 07:29
マルキストじゃだめだな。お話にならない。
176世界@名無史さん:03/11/20 19:51
朝鮮半島が中華民国領になってる地図を見たことがあるのですが
中華民国が朝鮮の領有を主張したことがあるのですか?
177世界@名無史さん:03/11/20 20:05
外モンゴルと同じくないと思う
178世界@名無史さん:03/11/20 20:09
外蒙は中華民国領じゃなかったっけ?
179世界@名無史さん:03/11/20 20:12
地図のうえではね^_^;
180世界@名無史さん:03/11/20 21:08
>>177 :世界@名無史さん :03/11/20 20:05
>外モンゴルと同じくないと思う

ギャグでつか(w


181世界@名無史さん:03/11/20 21:11
外交で主張したことはないと言う意味(゚-゚)
182世界@名無史さん:03/11/20 21:51
>>181
その前に支那本部を回復せんことには、外蒙古なんて言ってられない。
183世界@名無史さん:03/11/20 22:59
スタニスワフ2世アウグストってなに家ですか?
184カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/20 23:05
>>183
ポーランドのスタニスワフ2世ですよね?
『世界歴代王朝王名総覧』『ポーランド・ウクライナ・バルト史』によれば、
ポニャトフスキ家、とのことです。
185世界@名無史さん:03/11/20 23:57
天然痘は世界最初の生物兵器だった。
っておかしいよね。南アメリカとかオーストラリアへの
欧人の侵入のことを言ってるんだけど。
186とてた ◆0Ot7ihccMU :03/11/21 00:07
>>185
北アメリカでは天然痘患者の衣服を「贈り物」にしたそうですが。

南米はともかく、オーストラリアでは意図的な感染手法はとられなかったのでは。
187世界@名無史さん:03/11/21 15:55
子供を牛に変える実験をするため、牛痘を接種したら、子供は牛にならず、
しかも天然痘予防にもなってしまったという、マヌケなマッドサイエンティストがジェンナー

吉田戦車の説による
188某研究者:03/11/21 18:19
ロードス島伝説の最後のフラウスが天の使いとして出て来る場面を
描きたいのだが
女の天使と言うのはキリスト教では存在していたのだろうか
189某研究者:03/11/21 18:22
http://www.angel-sphere.com/angels/figure_of_angels.htm
一応存在する様だが
絵ではどの様に描かれているのだろうか
190某研究者:03/11/21 18:31
http://www.angel-sphere.com/angels/wings_of_angel.htm
天使の翼と言うのはギリシャ神話のニケが起源であるし
ある意味女が原型と言う事だろうか
191某研究者:03/11/21 18:39
http://www.angel-sphere.com/gallery/image/Raphael3.jpg
まあ上は女の天使なのだろうか
矢張り天使=白い服・白い羽根で頭に輪が有るとは
限らないと言う事なのだろうか

http://www.angel-sphere.com/gallery/image/Raphael1.jpg
まあ上等は昔描かれたとは思えない構図だが
192世界@名無史さん:03/11/21 18:43
シモン=ド=モンフォールに爵位はありましたか?
193某研究者:03/11/21 18:51
http://nara.cool.ne.jp/kisaragi0528/gasyuu-botticelli-kawaikunai.htm
これの下は女の様であるし
この様な物を描けば良いと言う事だろうか
194世界@名無史さん:03/11/21 19:32
>>192
レスター伯じゃなかったかな。
195世界@名無史さん:03/11/21 19:40
>>194
サンクス!!ヽ(*・∀・)ノφ(・_・)メモメモ
196世界@名無史さん:03/11/21 20:00
ルイ17世は幽閉されてたときその世話役のシモンに虐待されてた
とかいわれていますが、医者にかかっていた記録があるのでそんな
事実はなかったと否定する人もいる、とどこかで読んだ気がするん
ですが、実際にそのような調査をした人はいますか?

すみません記憶が曖昧で…
197世界@名無史さん:03/11/22 01:48
>>188-191
キリスト教の天使には性別はない。

ちなみに天使の起源はギリシア神話じゃなくてゾロアスター教。
198世界@名無史さん:03/11/22 12:31
>>197
> キリスト教の天使には性別はない。
あの…コレは無性別と解釈するのが正しいのでしょうか?
それとも両性と?
199世界@名無史さん:03/11/22 13:13
ナチスなどが言ってたアーリア人って
どのあたりの民族まで含まれるんですか?
200カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/22 13:51
>>198
無性別だったはず。
201世界@名無史さん:03/11/22 13:54
>>197
と、言いつつ、受胎告知の天使ガブリエルは女性格として描かれていて、
その後も女性として扱うのが通例。

まあ、そのあたりの矛盾はどこの宗教でもあるわけだが。

> ちなみに天使の起源はギリシア神話じゃなくてゾロアスター教。
これについては諸説ある。(ゾロアスター起源というのが多数説であるのは
確かだが)

それとは別に、カトリック絵画に於ける天使のイメージが、ギリシア神話の
ニケをモチーフにしているのは既に定説。(翼を持つ人のイメージな)
かな〜り的外れな指摘になってるぞ。
202世界@名無史さん:03/11/22 17:10
>>199
ヒトラーの言う(およびその先駆者たちも含む)「アーリア人」は、
一般的な意味での民族とは異なります。実は、ヒトラー政権ができてから、「ユダヤ人」はだれか、どう判定するのかということが議論になるくらいにいいかげんな「人種論」「民族論」です。

大雑把に言って、
1.印欧語族のことを指しているときと(反セム主義、セムとはユダヤ人を指す)
    「アーリア人は、鉄器をもたらした優れた民族」

2.印欧語族の欧州諸語人をさすとき(要するにヨーロッパ人を指すとき)
    「有色人種に、文明を築く力なぞない」

3.印欧語族の欧州系のゲルマン系をさすとき
4.ドイツ人を示すとき

の四つがごちゃ混ぜに使われていてはっきり本人の中でも定義づけられていません。

203  世界@名無史さん     :03/11/22 18:39
自分は工房なのですがナポレオンの大陸封鎖に対抗して
イギリスの行った海上封鎖がわかりません
海上封鎖→米英戦争とどうしてなるのですか?
204世界@名無史さん:03/11/22 18:48
米英戦争の原因は、海上封鎖で英国がアメリカの対仏通商を妨害したから。
205世界@名無史さん:03/11/22 19:16
>>202
分かりやすい説明、どうもありがとうございました。
206世界@名無史さん:03/11/23 01:00
>>200
>>201
少なくとも男性ではないわけですね…(´・ω・`)
ありがとうございました
207世界@名無史さん:03/11/23 01:35
ヨーロッパの法律(大陸法?)で、民事と刑事の概念が分かれた経緯を
知ってる方いませんか

ローマ法の頃は、民事や自然法が中心だったような気がするんですが
検索しても自然法が、立憲主義のほうへ流れていく過程とかで・・・

208世界@名無史さん:03/11/23 02:10
モルトケからファルケンハインに替わったのはマルタの戦い敗北の所為ですか
209世界@名無史さん:03/11/23 03:08
>>207
何を知りたいのか意味不明なんだけど。

1 法制度としての刑事法・民事法の区別であれば、ローマ法の当時か
らそれは存在してる。国家の権能の基本的なことの一つに「治安の維持」
がある以上、刑事法が存在しない国家と言うのは存在しない。
(成文法だけでなく慣習法も含めて、と言う趣旨ね)

2 近代法としての民事法の成立がいつか?と言う質問であれば、成文
法としてのそれは、「ナポレオン民法典」であろうと推測される。現在主流
となっている民法の大本になるものだ。

3 法思想としての民事法・刑事法の概念の成立がいつか?と言う質問で
あれば、ちょっと分からない。識者の登場を期待しよう。

とりあえず、1〜3のどれかを明らかにしてくれ。
210世界@名無史さん:03/11/23 04:39
唐突で常識かもしれない質問で申し訳ないのですが
日本語って表音文字と表意文字の組み合わせな訳じゃないですか。

これって、表音文字の覚えなければいけない文字の数が少ない。
表意文字の文字から意味を考えることができる。etc・・・。
の、メリットを持った、比較的優れた(?)文章を作ることができる言葉って事になりませんか?

もちろんデメリットとして、表意文字の多くの文字を覚えなければいけない。
と、言うのも継承してると思いますが・・・。

日本語のこういった点について、学術的にはどういう解釈が一般的なのでしょうか?
211世界@名無史さん:03/11/23 06:23
板違い。
212世界@名無史さん:03/11/23 07:35
1900年代に入って欧米の列強国はアフリカやアジアの国々を植民地にしたけど
ドイツの殖民地ってアジアとアフリカにはほとんどないよね?
どうしてですか?
213世界@名無史さん:03/11/23 07:41
>>212
ビスマルクがあんまり興味を持たなかったから。
214世界@名無史さん:03/11/23 09:30
>>213
なげやりだなぁw
>>212
ドイツは帝国主義国家としての確立が遅くて、海外に進出するのが
遅れたんですな。気付いたらみんなイギリスだのフランスだのに
分割されちゃってて、割り込む隙がほとんど無かった、と。
それで「そんなん不公平やん、もう一回分けなおそうや」ってんで
軍拡→大戦へと突き進んでいったわけです。
215カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/23 09:32
>>210
現在の言語学が言語や文字に関して優劣を論じることはないと思います。
結局言語と文字の関係は、あうあわないというのがありますしね。

表音文字だけの言語でも、意味の類推は出来ますよ。文字の並びから。
216世界@名無史さん:03/11/23 09:34
>>212
内海に面していて大西洋に出にくかったから。
217世界@名無史さん:03/11/23 09:48
>>212
ドイツは第一次世界大戦で敗れて植民地を手放すまで、現在の国名で言うと、
アフリカのブルンディ、カメルーン、ナミビア、ルアンダ、タンザニア及び
トーゴ、オセアニアのナウル、西サモア、パプア・ニューギニア(北半分)
といった国々を植民地にしていたんだがなあ。
218世界@名無史さん:03/11/23 10:15
タンザニアに関しては民間が勝手に植民地化に着手して国家はあとから追認したんだよ。
本国が最初は乗り気でなかったのは本当。
219世界@名無史さん:03/11/23 13:01
>>208
まず、他人に理解しやすいように、回答しやすいように、質問してください。

 >モルトケからファルケンハインに替わったのはマルタの戦い敗北の所為ですか<
   ↓
  第一次大戦のときのドイツ陸軍の参謀長について質問します。
  大戦当初の参謀総長フォン=モルトケが、途中フォン=ファルケンハインに交代したのは、
  丸太の戦いに敗北したためでしょうか?

回答
  「マルタの戦い」ではなく「マルヌ川の戦い」「マルヌの戦い」誤りだと思います。
  フォン=モルトケはマルヌの戦いでの敗北の責任をとって辞任しました。後任は、陸相だったフォン=フォルケンハインが任命されています 
220212:03/11/23 13:21
>>213 >>214 >>216 >>217
わかりました!!
どうもありがとうございました。
221世界@名無史さん:03/11/23 13:23
(テロを除き)軍隊として
アメリカの大陸本土攻撃をした国は、
日本、イギリス以外にどこかありますか?

ドイツ軍も攻撃したというような事を聞いたような・・・
222世界@名無史さん:03/11/23 14:31
>>221
メキシコはどうだろう?
 米墨戦争で

スペインは?
 米西戦争で

223世界@名無史さん:03/11/23 14:39
>>221
インディアン。
224世界@名無史さん:03/11/23 14:45
>>221
パンチョ・ヴィラの自称メキシコ革命集団
225世界@名無史さん:03/11/23 19:50
世界最古の印刷術は朝鮮で生まれたんですか?
226世界@名無史さん:03/11/23 20:24
そう言う事にしといて下さい。
227とてた ◆0Ot7ihccMU :03/11/23 20:42
>>217
マーシャル諸島が抜けてます。

追加すると、米西戦争後のグアムを除くミクロネシアの残部も。
228世界@名無史さん:03/11/23 21:44
>>225 >>226
違うに決まってるでしょ。中国だよ。
版画的な印刷術(?)、金属以外の活字を用いた活版印刷術(中国)、
金属活字を用いた活版印刷術(おそらく朝鮮)、
金属活字とプレス印刷機を用いた活版印刷術(グーテンベルク)。
全部違うんだから。
229世界@名無史さん:03/11/23 22:37
そう言うことにてのは別の意味が含まれていると思われ
230世界@名無史さん:03/11/23 22:51
>228
なんでグーテンベルクの印刷技術が普及してその他の印刷技術は普及しなかったのですか。
日本も版木でなくて金属活字使ったら字彫る手間はぶけて印刷楽だったのに。
231カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/23 23:05
>>230
金属活字って……
和文タイプって見たことあります?
私の高校にはありましたが、活字で部屋一つ必要でしたよ。
揃えるだけで大変です。しかもその大半は滅多に使わないし、そのうえ整理も大変。
版木でその都度彫った方が楽だったのでは。
232世界@名無史さん:03/11/23 23:16
文字の種類が少なく相応の技術力があれば金属活字による活版印刷が理想。
だがアルファベット圏と漢字圏とで
どっちがたくさんの種類の活字が必要だと思う?
漢字圏の場合、版木を使う整版の方が当時の技術では合理的だっただけ。
233世界@名無史さん:03/11/24 00:28
中国では黄色の服って皇帝専用とどっかで聞いたんだけど
皇族も可なの??
234世界@名無史さん:03/11/24 08:42
どういう状況なのか不明なんだけど、
朝鮮王朝の金属活字印刷では、技術者に事故死や廃人になる人が多かったらしい。
235世界@名無史さん :03/11/24 08:50
>233
溥儀の「我が半生」では、皇弟の溥傑が黄色い服を着ていたと言って、弟を
厳しく叱責するという下りがありますたにゃ。

とすると、皇族でも不可ではないかと思いまする。
236世界@名無史さん:03/11/24 09:43
中国で本当の所は知らないが、中国を手本にしている日本では
黄櫨染御袍は天皇しか着られないから、多分同じなのだろう。
237世界@名無史さん:03/11/24 10:06
なんでいまグルジアは揉めてるんですか?
って板違いかしら
238世界@名無史さん:03/11/24 10:09
>>233>>235
映画『ラストエンペラー』でもそのくだりがあるよ。
まだ子供のふたりがそれでけんかするシーン。
239世界@名無史さん:03/11/24 12:31
>>235 >>236 >>238
やはりそうですよね。
今「楊貴妃」ってドラマ見始めたとこなんですが、
のっけから寿王が黄色の服着ていたんで、あれっと
思いまして。実はこのドラマだめだめなんでは?
回答有難うございます。
240世界@名無史さん:03/11/24 16:31
>>239
王朝によって「礼」の内容はかわる。むろん変わらない部分もあるけど
唐と清じゃ1000年も離れてんだから一応物知りさんに確認した方がいいね。
241世界@名無史さん:03/11/24 17:31
「元朝は色目人を優遇した」というのはよく言われますが、
具体的にどんな優遇があったんですか?

242世界@名無史さん:03/11/24 17:46
官僚に登用された程度
イスラム教はむしろフビライから嫌われた
243世界@名無史さん:03/11/24 18:02
>>237
シュワルナゼが辞任して国外退去して解決です。
経済良くならないのに不正選挙したからです。
244世界@名無史さん:03/11/24 20:33
>>237
ずっと前から揉めてます。
以前からあった対立が、徐々に徐々に膨れあがって臨界点を超えたというのが正しいかと。
245世界@名無史さん:03/11/24 21:00
スパルタクス団って名前の由来は剣奴スパルタクスが由来なのですか?
246世界@名無史さん:03/11/24 21:34
>>245
その通り。反乱した奴隷というのは、革命をしたい
勢力としてはうってつけの旗頭だったんでしょう。
247世界@名無史さん:03/11/24 21:49
エムス電報事件ってビスマルクが勝手にやったことですよね?
皇帝はそのことについて怒ったりしなかったのでしょうか
248世界@名無史さん:03/11/24 22:04
フランス革命で、ルイ16世が特権身分に対する課税を企て、
特権身分がこれを拒否し、三部会の召集を要求した場面で、
「貴族が革命をはじめた」と誰かが皮肉りましたが
これってどういう意味なんですか?
249世界@名無史さん:03/11/24 22:09
貴族階級が自らを没落させる変革の引き金を引いたってことでしょう。
250世界@名無史さん:03/11/24 23:05
>237
直接的には経済的苦境、政治的対立(国内にアブハジア・北オセチアという
火種を抱えている)のせいですが、
わざわざ米露の外相直々にお出ましになったのは
グルジアがカスピ海油田〜ヨーロッパへの
パイプライン敷設コースに位置しているからです。
251世界@名無史さん:03/11/25 15:38
ヨルダンについて質問させてください。

1949年に独立したとあるのですが、
パレスチナ戦争で、ヨルダン州西岸地区を加えて"ヨルダン=ハシミテ王国"
に改称とあります。これは、48年のパレスチナ戦争でヨルダンは
英米イスラエル側について戦ったという事でしょうか?

それとも94年にイスラエルと平和条約を結ぶまでは他のアラブ諸国同様
イスラエルとは敵対関係にあったのでしょうか?

アラブの一国であるヨルダンの立ち位置が良く分からなくなりました。
一つお願いします。
252カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/25 16:58
ヨルダンは、第一次中東戦争(パレスチナ戦争)ではアラブ側で戦っているはずです。
戦争後の1950年にイスラエルと密約を結び、西岸地区を併合しました。
この裏切り行為によって、翌51年に国王アブドゥラーが暗殺されています。
その後は同じくアラブ連盟から脱落したエジプトと接近し、
これに対しても57年にクーデターが発生し王制の危機に陥ります。
この危機にアメリカが介入し、以後親米国となったようです。
253251:03/11/25 17:46
>>252

はぁ〜、知らんかったです…有難う御座いました!
254世界@名無史さん:03/11/25 18:23
三十年戦争が舞台の映画で、どちらか不明ですが「バリー」か「パリー」という人物が登場する映画のタイトル、ご存知の方いらっしゃいますでしょうか。
255世界@名無史さん:03/11/25 18:55
バリー・リンドン
256237:03/11/25 19:43
>>243 >>244 >>250
ありがとうございました。
(遅レスですいません。)
257世界@名無史さん:03/11/25 20:04
フランス・マルセイユについて聞きたいのですが
これは市なのですか?パリ市があるようにマルセイユ市なんで
しょうか?あとマルセイユの有名なものもあれば教えて下さい
258世界@名無史さん:03/11/25 21:29
そもそも滅亡ってなんなんですか?
どういう条件を満たせば滅亡とみなされるでしょうか?
259世界@名無史さん:03/11/25 22:12
滅>君主・領主の家系が途絶えること
亡>領地の面積がゼロになること
260世界@名無史さん:03/11/25 23:48
>>257
フランスの都市っていうのはそういう市とか郡とか県とかには分かれてないらしいのね。
だから市っていう単位はほんとは無いんだって。
だけど呼びづらいからパリ市って言ってるんだって。

と、こないだの講義(フランス語)で教授から聞きました。
ほんとかどうかは知らない。
261世界@名無史さん:03/11/26 07:32
アメリカ国歌の歌詞が1番から4番まで全部載ってるサイトや資料ありますでしょうか?
できれば対訳で…
262世界@名無史さん:03/11/26 07:47
戦争に使用された、名前のある歩兵の陣形って
八陣とファランクス以外にどんなのがあるのでしょうか?
263世界@名無史さん:03/11/26 11:39
なんでユダヤ人は迫害を受けてたんですか?

264世界@名無史さん:03/11/26 13:06
>>262
斜線陣
265世界@名無史さん:03/11/26 13:24
>>263
キリスト教社会のヨーロッパにおいて、かたくなにユダヤ教の
信仰と、それに基づく文化を守っていたから。身近に自分たち
と異なる宗教・文化の集団がいれば、どうしても軋轢が生じる。
また、中世において金融業者といえばユダヤ人。いつの時代も
金貸しは嫌われる。
266世界@名無史さん:03/11/26 13:47
<補足>
なぜ「金融業者といえばユダヤ人」か。
それは、西欧キリスト教社会において異教集団ユダヤ人が土地の所有を禁止されたから。
中世において土地の所有を禁止されれば農業に従事するのは不可能であり、
借家一軒だけで生活の糧を得るには結局金貸しになるしかなかった。
267カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/26 13:49
キリスト教徒が金貸しを禁止されていた、というのもあったかと。
268世界@名無史さん:03/11/26 13:49
266一部訂正
>中世において土地の所有を禁止されれば農業に従事するのは不可能であり、
商業の未発達な中世において土地の所有を禁止されれば農業に従事するのは不可能であり、
〜〜〜〜〜〜〜
269世界@名無史さん:03/11/26 22:15
なんで中国はチベットの独立を認めないんですか?
270世界@名無史さん:03/11/26 22:15
マケドニアが1991年に独立したときに、
ギリシアが「マケドニア」という国名に反対したのはなぜですか?
271世界@名無史さん:03/11/26 22:25
>>270
反対したのは国旗にたいしてじゃないかな。
古代マケドニアのシンボルを国旗を使おうとしたから。
272世界@名無史さん :03/11/26 22:29
>269
認めてしまうと中華地域を除く周辺部が全て分離独立してしまうから。
特に新彊ウィグル自治区、貴州省、青海省といった奥地は中国にとっても一種の植民地
の扱いであり、チベットだけを特別扱いする訳にはいかない。
ちなみに、新彊ウィグル自治区は東トルキスタン共和国として一時独立してたりする。

>270
マケドニアはギリシャはアレクサンドロス大王ゆかりの古代マケドニア王国から来ているから。
ちなみに、マケドニアと言う言葉は、古代ギリシャ語の「高地の人」という意味。

ギリシャは、今でこそEUの圧力で独立を認めているが、本来は「マケドニア人などいない。あそこに
住んでいるのは、ギリシャ人だ=自国領土に編入されるべき」という姿勢を持っている。
(これ自体、ブルガリア人も同じ見解を持っているのだが)
273( `_ゝ´)&rlo;水&lro; ◆TCygujgOWY :03/11/26 22:32
>>270-271
俺もこれは聞いたことがある。
アレクサンドロス大王の紋章だか旗を国旗にしたのを
反対したとかだった。
ギリシアの方は征服されたから悪いイメージがあるとかで反対した
だったか。
274カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/26 22:46
>>270
「マケドニア」という言葉自身が複雑な経緯をたどってるので。
まず、みんなが思い浮かべるマケドニア、といえば古代ギリシアのアレだと思いますが、
現在のマケドニア人は、古代マケドニアとの関係はよく分かっていません。

バルカン半島の諸国が19世紀に独立していったとき、マケドニアはオスマン朝の中心のひとつだったこともあって独立が遅れました。
結果、
・慣習を理由に「マケドニア人はセルビア人の一部」と主張するセルビア
・言語を理由に「マケドニア人はブルガリア人の一部」と主張するブルガリア
・歴史を理由に「マケドニア人はギリシア人の一部」と主張するギリシア
・「マケドニア人は独立した民族であり、国を作る権利がある」と主張するマケドニア
の4勢力が乱れ争うことになります。これが1911年の第二次バルカン戦争の争点ですが、
結局第二次バルカン戦争で勝利したセルビアとギリシアがマケドニアを併合することになりました。
独立を主張する勢力はブルガリアと協力し、テロ組織化します。
その後、第二次世界大戦の時、ユーゴスラヴィアのチトーが独立を主張する人々と協力し、
ユーゴ連邦内の「マケドニア共和国」が出来ました。これが今のマケドニアです。
で、マケドニアの一部は今でもギリシア領です。

ギリシアは、マケドニアがユーゴから独立したときに、「ギリシア領のマケドニアを要求するんじゃないか」と警戒しました。
そして争点になったのが、マケドニアが国旗の真ん中にでかでかと掲げたアレクサンドロス大王の紋章、「ベルギナの星」です。
ギリシアの英雄であるアレクサンドロスの紋章を使うとは何事か、ということなんですが、
そもそもその背景として最初から警戒心があったわけです。

ちなみにギリシア人がアレクサンドロス時代のギリシア人の子孫だという確証も、ありません。
275例の170 ◆vBOFA0jTOg :03/11/26 22:49
>>270-272
憲法の条文にもなんか問題があったそうだけど。
「『ギリシャ領マケドニア地方』への野心が窺える」とか。
276世界@名無史さん:03/11/27 01:29
世界の歴史って奥が深いね。

中学くらいに歴史のおもしろさをわかっていれば、今は違う人生を歩めたかも。。。
277ミルトン ◆cA7oIM8fok :03/11/27 17:45
最近掲示板の投稿でよくみかける
末尾を (ry とする表現はいったい何を
意味してるのですか?
278ミルトン ◆cA7oIM8fok :03/11/27 17:47
私の推測では「以下略」を
あらわしたものであると考えるわけですが。
略を「ry」で表現してるのではないかとね。
279カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/27 18:20
(略の略かと。
280世界@名無史さん:03/11/27 18:40
(以下略→(略→(ry

2ch暦一年半の俺は、この推移を見ていた。
281世界@名無史さん:03/11/27 19:09
>>277
>>278
謎の自演だな
282世界@名無史さん:03/11/27 19:11
今日、アラブ系イスラエル人が
フセイン人形とビンラディン人形を持ち込んだニュースがありましたが、
「アラブ系イスラエル人」とは一体なんですか?
アラブ系はパレスティナ人だと思っていたんですが。
283カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/27 19:15
>>282
7時のニュースですか?(笑
イスラエル建国以前から、パレスチナにはユダヤ教徒も住んでおりまして、
彼らは見た目はアラブ人と同じですが、ユダヤ教徒なんでイスラエル国民になりました。
こういう人らのことかと。

イスラエルの紛争で、なまじ見た目がアラブ人と同じなせいで、
イスラム教徒を排斥する先頭に立った、という指摘があります。
(「イスラム教徒だ」と誤解されて排斥されないためには、排斥の先頭に立つ必要があった、というわけです)
284ミルトン ◆cA7oIM8fok :03/11/27 19:16
>>281
わたしは自分の解釈にかなり自信を持っているが
あいにく全知全能ではない。
勘違いということもよくあるから
他の人の意見も聞いてみようとしただけですが。
285カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/27 19:29
2ch語に関しては、こういうサイトがありますよ。参考までに。
http://www.media-k.co.jp/jiten/

「(ry」も載ってました。
http://www.media-k.co.jp/jiten/wiki.cgi?%A1%E3%A3%C1%2D%A3%DA%A1%E4#i109
286ミルトン ◆cA7oIM8fok :03/11/27 19:38
>>285
ソースをだしてくれてどうもです。
また一つ自分に自信がつきましたw
287世界@名無史さん:03/11/27 20:58
>>283
ユダヤ教徒じゃなくてもイスラエル国籍を取ったアラブはいますけど。
(キリスト教徒やドゥルーズ派が多いようです)
それのことじゃないかと思ったのですが。
ttp://www.mainichi.co.jp/eye/feature/article/chuto/200102/07-6.html
ttp://www.geocities.com/inazuma_jp/israel2.html
ttp://www.ttl-news.com/kisochisiki/kiso1.html
288ミルトン ◆cA7oIM8fok :03/11/27 21:06
>>287
ドルゥーズ派ですか。
20年前のミリタリー・バランスなどという文献では
イスラエルがユダヤ教徒の他にドゥルーズ派も
徴兵してるということで何者なんだ?と思ったものですが。
アラブ系イスラエル人という表現をした
NHKに聞くしかわからないでしょうな。
どういう意味でアラブ系イスラエル人と表現したのかはね。

289世界@名無史さん:03/11/27 22:05
何で最古のキリスト教国を興したアルメニアが
世界で孤立しているんですか?
290世界@名無史さん:03/11/27 22:56
ソ連のアフガニスタン撤退を決めた1988年のジュネーヴ合意は
ソ連、米、アフガニスタン、パキスタンの4ヵ国間の合意だったらしいのですが、
パキスタンはどこに関係していたのですか?
291世界@名無史さん:03/11/28 11:13
紀元前550年ごろのタルテシア人によるアメリカ植民の記事を見つけたのですが、
どのような出来事かどうかざっくりと教えてください。
ぐぐってもヒット二件でした。
このアメリカとは、北アメリカ大陸のことでしょうか?南アメリカのことでしょうか?
292世界@名無史さん:03/11/28 20:56
>>284
青と同じ傾向の香具師ハケーン。
もう少し日本語の書き方を学んだ方がいいと思うよ。
かなり偉そうにしか見えない。偉そうにしたいんだったら止めないけどさ。
293世界@名無史さん:03/11/28 21:49
そういえば最近青見ないんだけど。
消えた?
294世界@名無史さん:03/11/28 22:29
ケマル=パシャのトルコ革命をソ連が支持したのは何故ですか?
295世界@名無史さん :03/11/28 22:55
>294
当時ソ連は各地で独立運動を抱えていた。
特にザカフカスのアルメニアは革命後いち早く独立を果たした。

そのアルメニアは白軍として連合国に認められた上、トルコのアナトリア半島東部の黒海
沿岸地域を自国の支配地として認められたために、トルコにとっても、ソ連にとっても敵と
なった。
そして、「敵の敵は味方」の論理と、孤立していたもの同士が手を結び、両国はアルメニア
を滅ぼすことで利害の一致を見た訳。
296世界@名無史さん:03/11/28 23:51
いま風呂に入って考えたんてたんだけど、
紙というメディアを発明したのって蔡倫だということになってるじゃん。
それじゃ電子文書っていうか、電圧の高低で情報を表すことを最初に考えたのって誰だろ?
297296:03/11/28 23:55
「電気信号を発明した人」になるのかな?
モールス信号作った人だろうか。
298世界@名無史さん:03/11/29 01:18
情報を2値で表現するって発想はかなり昔からあったんじゃないかな
コンピュータの元祖ということならバベッジのディファレンス・エンジンかな?
299イラン国防相@軍事板:03/11/29 03:02
>>290

アフガン・ゲリラの支援窓口だったのがパキスタンである。
ttp://yomi.kakiko.com/mlt/faq/faq06.htm#pakistan

支援は我が国などもやっておったがな。イスマイル・ハーン経由で。
最大の支援窓口国だったのがパキスタン。

したがって和平交渉にも、最初から当事国として参加しておる。
ttp://yomi.kakiko.com/mlt/faq/faq06.htm#disregard



なお、我輩は元来、ネタスレのキャラであるので、
横柄な書き方に見えたら、それはご容赦されたし。



300世界@名無史さん:03/11/29 14:10
>>262
テルシオ スペインで考案された方陣。1334年頃から始まる。
1550年、マスケット銃を導入。
301世界@名無史さん:03/11/29 19:29
便乗質問

アフガン戦争でイギリス軍が負けたのはどうしてですか?
302世界@名無史さん:03/11/29 20:12
>>301 アフガン人最強
 映画館で、アメリカ人一人+アフガンゲリラ100人ぐらいで、ソ連の機甲師団一つを吹き飛ばしているのを見たことがあります。
303世界@名無史さん:03/11/29 20:55
アフガーニーとアフガニスタンは、何か関係があるのでしょうか?
304世界@名無史さん:03/11/29 21:05
>>303
名前が似ています。アフガーニーは6文字。アフガニスタンは7文字でアフガーニーの117%でしかありません。

アとア、フとフ、ガとガ、二とニの4文字が順番も含めて同じであり、アフガニスタンに対するアフガーニーの内容率は、4/7=57%
ときわめて高くなっています。
305世界@名無史さん:03/11/29 21:09
どうして中国はあんなに大きいの?
最初からあんなに大きかったの?
ヨーロッパに国に攻められなかったの?
守ったの?
306カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/29 21:10
>>303
アフガーニーというのは「アフガニスタン出身の人」とかいうこと。
本名じゃなくてあだ名のようなものですね。

ただし、アフガーニーがアフガニスタン出身という確証はないそうです。一説によればイラン人とか。
307世界@名無史さん :03/11/29 21:58
>301
第一次アフガン戦争は冬にかかってしまい、地形条件が高地故に冬が厳しく、補給
部隊が山道に入って難渋している所で地元諸部族の略奪を受け、壊滅。

英国軍は補給物資が足りなくなった為に、一時撤退しようとするが、その際に各部族から
攻撃を受けてほぼ全滅している。

要は地元部族の懐柔に失敗し、補給路が確保できず、尚かつ地理的条件が伴わなかった
ために撤退、敗北したと言える。
308世界@名無史さん:03/11/29 22:30
そもそも日本は何故満州国を建国したのか?
309イラン国防相@軍板 ◆2ahDXUlKbw :03/11/29 22:45
昔々、ジャマール・アッディーンという者がおったそうな。
彼は我が国西部、ハマダーン近郊の町アサダバードで生まれ、
青少年時代をカーブルで過ごし、そこでイスラームと学んだそうな。
ジャマール坊やは18歳のときに巡礼の旅に出た後、
アフガニスタンに戻って地域政治に関わるようになったそうな。
それが宗教家・政治家・思想家としての彼の出発点じゃった。

ところが困ったことには、ジャマール坊やは両親共にシーア派であるが、
アフガニスタンではスンニが主流じゃった。
これでは地域に溶け込めにくいと考えたジャマール坊やは、
同じアサダバードでも「アフガニスタン東部コナル近郊のアサダバード」出身ということにして、
名前もアフガーニー(アフガニスタン人)と名乗ったのじゃった。

それから先のことは、イスラーム思想史に必ず出てくるから、
この際、学んでみるがよかろう。

310303:03/11/29 22:49
みなさんありがとうございました。
手持ちの本でアフガーニーがイラン人と書かれていたので?と
なった訳でした。
詳しく説明サンクスです。
311世界@名無史さん :03/11/30 00:42
パキスタン人もパキスターニでしたね。
312世界@名無史さん:03/11/30 00:55
イパーン人のテロ対策、どうしたらいい?

http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/iraq/1070091573/

東京でアルカイダのテロが起る時、俺ら2ちゃんねらーは
どうしたらいいか皆で考えようぜ!

アルカイダと闘うヒーローも同時募集中!
映画よりすげえ事しようぜ!! 
313世界@名無史さん:03/11/30 12:12
14世紀頃、
コソヴォの戦いなど敗北してバルカン諸国がオスマン支配に入りましたが、
これがレヴァント貿易の再開をもたらしたというのはどういう意味ですか?
314世界@名無史さん:03/11/30 12:52
チトーって反米だったの?
315世界@名無史さん:03/11/30 18:57
女皇
皇家

それぞれなんて読む?
316世界@名無史さん:03/11/30 22:05
英蘭ってイングランドって読むってホントですか?
となると英蘭戦争はイングランド戦争?
317世界@名無史さん:03/11/30 22:15
マジレスすると
英倫 イングランド
英京 ロンドン
318世界@名無史さん:03/11/30 22:44
なんかイングランドで変換したら英蘭って出たんで言ってみた
319カラジチ ◆mWYugocC.c :03/11/30 22:49
うちのは出ないけど。
英、は英蘭の略ですが英蘭戦争はイギリス−オランダ戦争の略です。
って、マジレスするほどのこともないですが、まあ質問スレなんで、一応。

>>314
親米・反米と割り切るのは危険ですが、
親米だったと思われます。
ソ連と喧嘩別れして、「ユーゴの方が正しいマルクス主義だ」と主張した以上、
資本主義国であるアメリカと表だって同盟したわけではありませんが、
NATOなどとの協力もあったようで。
320世界@名無史さん:03/12/01 00:09
愛新覚羅家って苗字は現存するんですか?
321世界@名無史さん:03/12/01 00:16
アイシンギョロって読むんだよね。
322世界@名無史さん:03/12/01 00:37
かくら
323世界@名無史さん:03/12/01 01:11
昔の映像や写真を見てると、洋の東西を問わず帽子を誰もが被っていますが、
今は世界的にも帽子はあまり流行ってないようです。いつから帽子を被る習慣が
廃れたんですか?またそれはなぜですか?
324世界@名無史さん:03/12/01 01:44
西部劇の酒場でドンパチやってる人達は
普段どうやって収入を得ていたのですか
325世界@名無史さん:03/12/01 11:08
>>324
居候、用心棒、強盗、一宿一飯、カウボーイのアルバイト、雇い主から持ち逃げ、
私設伝令、私設郵便配達夫、南北戦争の恩給、その他日雇いなんでも。
326世界@名無史さん:03/12/01 11:10
保安官もあったな。結構いい給料らしい。
327世界@名無史さん:03/12/01 20:23
賞金稼ぎって本当にいたの?
328世界@名無史さん:03/12/01 20:25
今のアメリカにもいるけど。
329世界@名無史さん:03/12/01 20:31
借りた保釈金を踏倒して逃亡した香具師を捕まえるんだっけ?
330世界@名無史さん:03/12/01 20:32
今でも「生死問わず」なんてことやってんの?
331世界@名無史さん:03/12/01 20:33
そうそう

他に事件解決のため有益な情報提供者にも警察から賞金が出る。
332世界@名無史さん:03/12/01 20:37
>>324
西部劇の登場人物の職業?としてはそのとおりなんだが、日本映画の
影響を受けた1960年代中頃以降の西部劇に出て来るヤクザ風の連中
については史実とはだいぶ違うと思う。

> 居候、用心棒、一宿一飯

あと、初期のガンマンと呼ばれる連中の多くは南北戦争の影響を受けて
いるね。命がけの日々をくぐってまともな生活に戻れなくなったとか。
ジェシー・ジェームズ、ビル・ヒコック、バッファロー・ビルあたりがそうかな。

>>327
実在した。当時の西部は治安維持も民間にゆだねる部分が大きかった。
333世界@名無史さん:03/12/01 21:01
>民間にゆだねる部分が大きかった。
今でもアメリカ合衆国は官僚・役人の人口あたりの割合が圧倒的に低い国でもある。
334世界@名無史さん:03/12/01 23:36
>>333
ふぉ。想像だけで断言してはいかんのぉ。統計数字を調べてみなされ。

ちと数字は古いが、1995年時点で日本の国家公務員数は82万人、地方
公務員数は328万で人口1,000人あたり33人ほどになるのじゃが、アメリ
カの国家公務員は290万人、地方公務員は1,663万人で、人口1,000人
あたりじゃと74人じゃから日本の倍以上じゃな。

民間企業の力の強い社会じゃが、公務員の数が少ないということはない
のじゃよ。
335世界@名無史さん:03/12/02 18:51
>>334
その国家公務員って軍人さん込み?
しかし、スゲー数の地方公務員だねぇ。日本では公務員のやってない
仕事もアメリカではやってるってことだよね。日本で非公務員の仕事が
アメリカで公務員の仕事になってることって、森林警備官とかレンジャー
とかの他に何があるの?
336世界@名無史さん:03/12/02 21:54
しばらく前、商工組合主催でアメリカ西海岸の10市ほど市政府を視察したことがあった。

そこでの話だけど、傾向としては正職員は非常に少なかった。
あとは仕事・プロジェクト毎の契約職員や期限付きの短期職員が7〜8割。
ボランティアも結構いた。
>335とは逆に役所の仕事は非常に少ない。
何か地域での事業が必要になると、市民が行動委員会を組織して計画書を作成し、
市政府に提出して条例整備や予算割り当てをもらい、あとは全てを委員会が進行する。
保安官や公園警備隊員は確か郡政府の契約職員だったかと。

視察したところではこんな状況だったけど、制度は隣の市に行くと全く違っていたりする。
全米ではどれほどヴァリエーションがあるのやら。
337イスラエル国防相@軍事板,の代理:03/12/02 22:17
>>283, 287 288
亀レスですが,参考までに.

基本的にアラブ系イスラエル人と呼ばれる人々は,ユダヤ系ではなく
主にイスラム教徒であると思われます.
第一次中東戦争の結果としてイスラエル領土となった地域に居住していた
イスラム教徒に対しては,イスラエル国籍取得への道が開かれました.

その結果,今日でも100万人程度のイスラム教徒のイスラエル人が
存在します.現在のイスラエルの全人口が600万人程度,しかも1990年代に入り
旧ソ連諸国からの移民が増えるまでは500万を切っていたのですから
かなり多くの非ユダヤ人人口を抱えていたこととなります.

彼らはユダヤ系イスラエル人とほぼ同等の市民的権利を保持しており
参政権もあるために,議会にはアラブ系の政党も存在します.
またイスラエル共産党もかつてはほぼアラブ系住民の政党だったかと.

なお徴兵の義務はありませんが,軍に志願する権利があったかどうかは
失念しました.


338 :03/12/02 22:44
アラブ系でも軍に志願できる権利はあります。
実際、アラブ系イスラエル人であるドルーズ族がイスラエル国防軍に
入隊しています。
アラブ系居住区で問題が起こると同じアラブ人であるドルーズ部隊が
先鋒で行き、説得するらしいです。
339世界@名無史さん:03/12/02 22:57
>>334
いい資料ちと探せなかったですが……

http://www.jcp.or.jp/faq_box/001/990719_faq.html
> 人口一万人あたりの公務員の数は、日本は三百二十一人ですが、サミット
>諸国でこれより少ないのは、カナダの三百人だけです。フランスは千六十二
>人で日本の三・三倍、イギリスは七百三十五人で日本の二・三倍、ドイツは
>六百七十八人で日本の二・一倍、アメリカは六百四十三人で日本の二・〇倍、
>イタリアは六百二十八人で日本の二・〇倍です(一九九四年。イギリスのみ
>一九九三年。OECD=経済協力開発機構の統計から)。

(共産党のページなので主張はアレですが、数値は正しいはず)

ということで、アメリカはむしろ公務員数は少ないほうで、日本が更に少ない
だけです。
340世界@名無史さん:03/12/02 23:13
では、なんで日本の「公務員数」が少ないかというと、特殊法人や公益法人の
類が肩代わりしているからですね。
http://web.sfc.keio.ac.jp/~s97051yw/project/katsudou99.htm
とか参照。

ほか……(以下、板違いはなはだしいので自粛)
341世界@名無史さん:03/12/02 23:16
>>336
アメリカの地方自治体制度は日本のような画一的な制度から見ると無茶
苦茶、非効率的。自治体相互の責任範囲もオーバラップしている状態で、
人口1000人に満たない自治体も多いし、そもそも基礎自治体のない地域
に住む人々が人口の30%くらいになるという穴だらけの制度。
州の権限が強いから、州政府の役人の数は多いし、サンフランシスコ市で
人口70万に対して警官を入れてだけど2万5千人以上の市職員がいる。
例えば医療福祉関係だけでも6千人いるし、非効率的なことは確か。正職
員が少ないと言っても結局は人件費の支出ベースで確実に日本より多い。
おまけに、社会的にも公務員は一生の仕事だと考えられていないから、レ
ベルが低いし、効率のことだけ言えば、日本のほうがましです。
342世界@名無史さん:03/12/02 23:26
>>339
別にどうでもいいけど、その数字だとアメリカは普通の先進国並で
公務員数が特別に少ないということはないように思える。
むしろ、逆に日本とカナダが突出して少ないように見える。

>>340
日本の特殊法人職員を入れたら、人数が倍になるとも思えんが。
343世界@名無史さん:03/12/03 00:13
昔読んだ本で、ヨーロッパの外交史で、戦争に散々に負けたけれど
巧みな手腕で自国有利に交渉を進め、遂には逆に賠償金をせしめて
「キリスト復活以来の奇跡か悪魔の詐欺師」的に呼ばれた、という
ような話を見かけたのですが、本の名前を忘れてしまったので本当に
あった話なのかすら分かりません。
これって実際にあった、もしくはモデルになるような人物がいたんでしょうか?
344世界@名無史さん:03/12/03 15:40
楊貴妃がワキガだったって聞いたんですがどうなんですか?
345世界@名無史さん:03/12/03 15:59
>>344
俺もある。
たぶんフェロモン出しまくってたんじゃないの?
楊貴妃が浸かった後の風呂の水を下女が好んで香水の代わりにしたとか。
346世界@名無史さん:03/12/03 18:53
英仏協商でタイの中立化が取り決められたと教えられたのですが、
資料集には1896年に領土保全が取り決められたと書かれています。
どちらが正しいのでしょうか?
347世界@名無史さん:03/12/03 22:58
>>323
日本の場合、
学生帽の普及によりかぶり初め、
第二次大戦後 男性はなし、女性は盛装時のみ
理由は、流行だからね、みんなかぶっていないし……。
348世界@名無史さん:03/12/04 00:15
中世末から近代初等の農業革命の概要って・・・
んでしかもなんでその上食料不足になったのかな
いまいちわからn

第一次囲い込みとか第2次囲い込みとかもあんまりよくわからんし・・・
いったい何だったんだ?
349世界@名無史さん:03/12/04 00:38
>>343
ウィーン会議におけるフランスのタレイランじゃね?
賠償金を貰ったとなると違ってくるが…(実際はなしにしてもらった)
350世界@名無史さん:03/12/04 05:48
>>348
せめて参考書くらい読みなさい
確かになんでも、とスレタイに冠してあるが
あまりに基本すぎではないかい?
351世界@名無史さん:03/12/04 06:14
>>345 楊貴妃の風呂、観光で行った。殺風景なところ。日本の温泉の方がいい!
352世界@名無史さん:03/12/04 09:05
>>351 1250年前もあんな風景だと思ってるのか!
353世界@名無史さん:03/12/04 15:37
満州国についてちゃんと知りたいんですが、
満州国って朝鮮半島含んでるんですか?
満州事変が起こる前日まであの地域は中国領だったのになんで中国キレないいんですか?
関東軍はなんでこんなダサい名前を付けたんですか?
354世界@名無史さん:03/12/04 15:46
>>353
=====満州国を語るスレ@世界史板=====
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1052023525/l50

満州国について語るスレ
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1013818896/l50

#お好きな方で。
355世界@名無史さん:03/12/04 16:32
満州は朝鮮半島は含んでいません。

「・・・満州の語源は、清朝を建国したツングース系遊牧民族である女真(ジュルチン)族の「文殊(もんじゅ)菩薩」(文殊師利菩薩:梵語で「マンジュシュリ」)信仰と関係があり、
清の太祖・ヌルハチが、1616年、全女真(満州)族を統合・建国した際、国名を「後金国」(Altan Gurun)又の名を「満住国」(満州国 Manju Gurun)とし、
自らの民族名を「満州」(Manju)と称した事に由来すると言われています。
つまり、ヌルハチが、従来からの民族名である「女真」(「女直」共書く)を「満州」に改め、自分達の住む土地を「満州」(満住)と称したのが、「満州」と言う語の起源なのです。・・・」
以上某サイトからのコピペ。

満州は漢民族が支配したことはありません。ここを支配した満州族が清王朝を建てたことによって、中国に組み込まれたのです。
中国(中華民国)は領有を主張しましたが、それ自体は根拠がないことです。
356::03/12/04 16:36
辮髪♪

ヤフーのブロ番ガイドで見つけた。
クリスタル映像のAVがあったので、ちょいラッキー(^^)
http://www.brobanguide.jp/adult/ad200312010000.html
357世界@名無史さん:03/12/04 22:27
>>355
前漢中期、後漢初期〜中期、盛唐期、明永楽帝期には、中華帝国の支配が及んでいる
はずですが<中国東北部。
沿海州までは確かに支配は及んでませんがね。

まあ、そのことと領土の支配権の正当性とは全く関わりのないことです。
(近代的「民族国家」概念が絶対ではないのは言うまでもないですね)

ああ、別に中国共産党の肩を持つ訳じゃありませんよ。チベットなんかはまさに侵略ですな。
358世界@名無史さん:03/12/05 03:54
>>353

>満州国についてちゃんと知りたいんですが、

>>354逝け

>満州国って朝鮮半島含んでるんですか?

含みません。普通に歴史地図をみなされ

>満州事変が起こる前日まであの地域は中国領だったのになんで中国キレないいんですか?

その頃の中国は軍閥ごとに分裂していた群雄割拠の時代。統一政権としての
国はなかった。まぁ後になってから思い出したようにキレてはいるが・・・・

>関東軍はなんでこんなダサい名前を付けたんですか?

関東というのは満洲の別名。
関外とか満洲とか遼西遼東とか東三省とか東北三省とかいろんな言い方がある。
359世界@名無史さん:03/12/05 10:14
満州軍、って名前をつけてたら、満州国の国軍とまぎらわしいわな。
360世界@名無史さん:03/12/05 16:21
駐満軍でいいじゃない。
361世界@名無史さん:03/12/05 17:16
大清帝国における「関東」とは、山海関の東側のこと。

「関東軍」とは、日露戦争の結果日本に割譲された旅順+大連=関東州に
駐屯する日本軍のこと。
362世界@名無史さん:03/12/05 17:26
ちなみに、正しい民族名・地名は「満洲」
五行説で火徳の王朝とされる明王朝に変わる
水徳のものという意味をこめて、さんずいの
ついた字が選ばれている。
363世界@名無史さん:03/12/05 18:31
いつから「支那」は蔑称になったのですか?
364世界@名無史さん:03/12/05 19:29
北アイルランドの宗教問題って
セルビア人とクロアチア人の紛争と同じ?
つまり同じ言語でもカトリックならアイリッシュで
プロテスタントならブリティッシュになるの?
365世界@名無史さん:03/12/05 19:44
アーサー王って誰?実在したの?
昨日、夢ん中で占い師からお前の前世はアーサー王だっていわれて、
聞いた事あるような名前なんでちょっと気になった。
366世界@名無史さん:03/12/05 19:51
>>365
モデルはいたらしいでつが、架空の人物とされていまつ。
古ケルト語で「熊」の意味でつ。
367世界@名無史さん:03/12/05 20:39
古代エジプトで、
ユダヤ人奴隷の男児が全員殺された事に関して。

将来、男手が無くなる筈なのに
王朝がなぜそこまで踏み切ったのか、
男手がなくなった時、どうやって奴隷政策を転換する気だったのか・・・・

368世界@名無史さん:03/12/05 20:44
全員じゃないよ。ある一定の期間に生まれた子供だけ。
といっても2年ぐらいの期間をとっていたと思うが。
369世界@名無史さん:03/12/06 00:11
日本の廃藩置県と近い時期に、ドイツやイタリアでちいさい領土の王様を
沢山やめさせているのですが、その王様や家臣の処遇はどうしていたの?
370世界@名無史さん:03/12/06 07:30
>>369
イタリアは知らんがドイツはやめさせていないと思うぞ。
371世界@名無史さん:03/12/06 12:56
傭兵は戦争が終わったらどうやって生きてゆくのですか
372世界@名無史さん:03/12/06 13:01
>>371
戦争が世界から消える事は無いから他に行く。
要人の護衛(私兵)したりとかもあり。
中世の傭兵の場合、傭兵は元々、長男が家の跡を継ぎ、次男や三男が傭兵となった
ので、村に帰っても仕事がない。
そこで、各地・各国を渡り歩きます。今までの敵側につくこともしばしばあります。
仕事(戦争)がない場合、傭兵隊長などの下で徒党を組んで追いはぎや、
用心棒の様な仕事を行います。
当然雇う側も、戦争終結後の治安悪化を恐れて、わざと、戦力が消耗する
(死にやすい)無駄な戦いに投入したりします。
近世においては、常備軍の創設、国民軍の誕生などにより傭兵は一部の部隊となり
自然消滅して行きます。しかし、今度は戦争後の兵士が祖国に帰ってきても
仕事がなく、失業問題として浮上してきます。そこで、政府は大規模な公共投資に
より、大規模な建設などを行い安定化を図ります。
近年においては、ベトナム戦争など帰還兵士の精神などにも注目が集まっています。
374世界@名無史さん:03/12/06 20:16
アフリカ全体だと、一番人口比が多い宗教って何?自然信仰?
375世界@名無史さん:03/12/06 20:26
>>374
キリスト教やイスラームの方が多そう。
>>338
>アラブ系でも軍に志願できる権利はあります。
>実際、アラブ系イスラエル人であるドルーズ族がイスラエル国防軍に
>入隊しています。
>アラブ系居住区で問題が起こると同じアラブ人であるドルーズ部隊が
>先鋒で行き、説得するらしいです。

彼らがIDFに志願できるのはもちろん知ってます.ドゥルーズ教徒は
ムスリムではないのでね.(彼らに徴兵の義務はありません).
まあユダヤ人に説得させるよりは,成功率が高そうですが
別にイスラム教徒も彼らを同胞と思っているわけではないですよ.

亀レスが続くのはお許しを.普段は書き込みのできない環境にいるもので.
>>371
領主の力が弱いところに住み着いてそこの住民からアガリをもらったりもします。

>>374
キリスト教です。
378世界@名無史さん:03/12/07 06:38
>>377
アフリカ全体ならイスラム教と部族宗教が半々くらいでそ
379世界@名無史さん:03/12/07 15:34
外務省のサイトでざっと調べてみたところ、
やはりキリスト教(列強の植民地だったからね)が最大で、
次はイスラム教(北に行くほど強い)、
あとは伝統宗教って感じです。

結局、宗教も何処の勢力に支配されたかで決まるんでしょうなあ。
380世界@名無史さん:03/12/07 15:46
外務省の分類では北アフリカが中東もしくはアラブ圏に入ってるからではないの?
381世界@名無史さん:03/12/07 19:25
現代のイギリスの上流階級を指してブルジョワというのは正しいのですか?
だって貴族はブルジョワじゃないでしょ?
382世界@名無史さん:03/12/07 21:09
今のイギリスに実業もせずに貴族の体面を保てる香具師はどれだけ居るんだ?
383世界@名無史さん:03/12/07 21:43
>>381
イギリスに限らず、上流階級(ハイクラス)のことをブルジョワ(ブルジョワジー)とは
呼びません。
ブルジョワジーは、英語で言えばミドルクラス(中産階級)のことですから。

ブルジョワジー=金持ち、っつうのはある意味日本独特の誤用ですな。
384世界@名無史さん:03/12/07 22:48
>>383 ブルジョワジーが金持ちでなければなんなんだ。
385世界@名無史さん:03/12/07 23:14
>>384
中産階級という言葉を勘違いしてるのでは?
中産階級とは日本でいう中流階級にあらず。資産があり、労働を
キリキリしなくても暮らしていける階級。家一軒が借金なしに普通に
買える階級をさしている。現代日本なら中小企業の社長クラスだ。
だから今の日本の感覚なら十分に金持ち。
日本の中流ってのは、労働者(サラリーマン)の平均的生活が
可能なクラスって意味だから、意味が全く違う。
上級階級(有産階級)ってのは、全く労働をしなくても十分な生活が
可能なクラス。資産を十分に有し、その資産からの収益で日々、資産
が自己増殖するような階級。
386世界@名無史さん:03/12/08 00:30
日本でも、80年代あたりまでは、生活のために手をつける必要のない「遊び金」
(純粋な余剰)が2000万円あれば、後はなんだかんだで金が勝手にふえていった。

今ならいくらあればいいかな・・・・
387世界@名無史さん:03/12/08 00:42
>>385
それは話を引き伸ばしすぎだよ。

現代にミドルクラスが指すのは、上から三分の一や四
分の一くらいのところだ。ブルジョワジーなら、人口の
ほんの数%になる。ミドルクラスの支持で選挙に勝つ
云々という文を見たときに、あんたはいったいどんな人
たちをイメージしてるのかね。

歴史のことを言えば、貴族とブルジョワジーは結婚で
結びついて共通の上流階級を作った。だからブルジョワ
を「中」とは18世紀にはもう言えない。ゆえに中小企業の
社長クラスをプチブルという。
388世界@名無史さん:03/12/08 01:31
>>387
> ブルジョアジー 4 [(フランス) bourgeoisie]
> ブルジョア階級。市民階級。有産階級。現代では主に資本家階級をさす。

> ブルジョア 0 [(フランス) bourgeois]
> (1)中世ヨーロッパにおいて貴族・聖職者と農民・労働者との中間の階級に位置した商工業者。市民。
> (2)近代社会における有産者。マルクス主義で資本家や資本家階級に属する人をいう。
> ⇔プロレタリア
> (3)富裕者。金持ち。(引用者註:他の辞書には「俗語」との註あり)
以上「大辞林」より参照。

ちなみに、英国での本当の上層貴族は未だにブルジョアとは呼ばない。
そういう層は、もはやほとんど存在しないけどね。
389世界@名無史さん:03/12/08 04:46
プチブルは戦後の新左翼の造語(彼らの専門用語。世間的には俗語)。
390世界@名無史さん:03/12/08 08:52
上流階級:家計を管理するための執事がいる。
中流階級:家事雑用を処理する下男・女中がいる。
庶民:   庶民
391世界@名無史さん:03/12/08 15:07
>>389 またまた阿呆なことを。左翼の造語。新左翼ではない。
>>390 そんなところかな。
392世界@名無史さん:03/12/08 20:04
ロムルスとレムスの母、レア・シルウィアはこの双子を産んだ後
アムリウスによって殺された。が、殺されなかったという話も有るよう
なんですが、実際にはどっちの意見が正しい、というか多いんですか?
393世界@名無史さん:03/12/09 00:47
無用に偉そうな態度を取るのはやめようyo
394世界@名無史さん:03/12/09 22:36
すいません、質問させてください
ラテン帝国における異教徒の扱いについて書かれている文献はないでしょうか?
395世界@名無史さん:03/12/10 17:08
スレ違いだったらごめんなさい。
ロシアの歴史学者ユーリ・アファナシェフの事について知りたいのですが、
ネットで検索してもあまりよくわからないのです。
もし生年月日でもいいので、何かご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか
396世界@名無史さん:03/12/11 00:07
チベットといえば共産中国に占領されて久しいですが、
日中戦争の時の同国の立場はどんなもんだったんでしょう?
国自体はあったんですか?
397世界@名無史さん:03/12/11 11:10
上海の租界に「犬と中国人は入るべからず」という看板があったという話について調べていて、グーグルのキャッシュに
こういうログがあったのを見つけました。こういう論争は本当にあったのですが?この件について紹介している文献なり
サイトなりがあれば教えていただきたいのですが。
http://216.239.57.104/search?q=cache:b3lIZ3_WdHAJ:piza.2ch.net/log2/china/kako/950/950497820.html+%E4%B8%8A%E6%B5%B7+%E7%8A%AC+%E7%9C%8B%E6%9D%BF+%E7%A7%9F%E7%95%8C+%E9%BB%84%E6%B5%A6%E5%85%AC%E5%9C%92&hl=ja&lr=lang_ja&ie=UTF-8
13 名前: 三ッ目犬 投稿日: 2000/02/22(火) 08:32

>イギリス貴族の間で流行...
>12のひと
有名な話で、上海英国租界の公園には、
「犬と中国人、入るべからず」
って看板があったそうですワン。
けしからんですワンワン。
中国残留英国人孤児の話って、「太陽の帝国」
の話以外に、ご存知の方って、います?

14 名前: 株屋 投稿日: 2000/02/22(火) 12:55

>13
それは共同租界だろ。バンドのあたりの。
しかもその看板、実は後世になって民族主義を煽るために中華人民
共和国が捏造した作り話であるとの見解が発表されたハズ。確か香港
の通信社が2〜3年前に。知らない?
で、あったなかったの大論争になったでしょ。ここら辺り南京事件と
似てるねぇ。論争の結論がまた似てて「あったかどうかではなく
当時の上海が外国列強に蹂躪されていた事実が重要だ」とかなんとか
そういう玉虫色で終わったと記憶している。

信じて疑わずワンワン吠える姿勢をとやかく言うものではないが、
大陸関係のこの手の話は、マズは斜に構えて見た方がいろんな物が
見えてくると思うが、いかに?
煽りじゃなく、マジで。
398世界@名無史さん:03/12/11 12:49
また捏造か。
399世界@名無史さん:03/12/11 13:00
>>396
ペマ・ギャルポ『チベット入門』日中出版
400世界@名無史さん:03/12/11 13:28
ムッソリーニとラテラン条約を結んだのはピウス9世と11世どっちでしたっけ?

401世界@名無史さん:03/12/11 14:16
256代 1846〜1878 福者ピウス9世〈bl. Pius IX〉
257代 1878〜1903 レオ13世〈Leo XIII〉
258代 1903〜1914 聖ピウス10世〈St. Pius X〉
259代 1914〜1922 ベネディクトゥス15世〈Benedict XV〉
260代 1922〜1939 ピウス11世〈Pius XI〉
261代 1939〜1958 ピウス12世〈Pius XII〉
262代 1958〜1963 福者ヨハネス23世〈bl. John XXIII〉
263代 1963〜1978 パウルス6世〈Paul VI〉
264代 1978〜1978 ヨハネス・パウルス1世〈John Paul I〉
265代 1978〜   ヨハネス・パウルス2世〈John Paul II〉

ラテラノ条約 1929年2月11日
402世界@名無史さん:03/12/11 18:25
山川の世界史を使っています。
あまりに簡単な質問でお恥ずかしいのですが、度々出てくる『列国』という言葉は、決まった国を指すものですか?それとも場合により変化するのですか?

403Krt:03/12/11 21:46
>>397 <<この問題について以前書いたものを再掲しておく>>

黄浦公園(Public Garden)における「犬と支那人は入るべからず」なる表札の有無の問題だが、
確かに、こういう表札があった、と言うこと自体は、いわゆる都市伝説の類だったらしい。
だがこの話は以下の点で単なるネタとして片づけるわけにはいかない要素がある。即ち、
(1)この伝説は決して日本だけに存在したものではなく世界的普遍性のあるものだったこと
(2)さらに現実においても、これに準ずる規則が存在したことは事実だったこと
(3)ただその規則による公園への入園制限は、より広範囲の存在に対し適用されたのであり
 「犬と支那人」だけが閉め出されたのではなかった、といった点においてである。

この事情について Leo Ou-fan Lee は SHANGHAI MODERN: The Flowering of a New Urban
Culture in China, 1930-1945: Harvard UP: 1999 において以下のように述べている。

A humiliating reminder of the Western imperialist presence was, of course, the
notorious sign of exclusion that reportedly hung at the gate of the Public Garden
in the International Settlement: "No Chinese or Dogs Allowed."
404Krt:03/12/11 21:46
The real sign, though no less humiliating to the Chinese, did not exactly read
this way. It was a bulletin listing five regulations first decreed in 1916.
The first regulation reserved parks for the use of foreign residents.
The second stipulated that "dogs and bicycles are not admitted," and was followed
by the third: "Chinese are not admitted" except "in the case of native servants
accompanying their white employers." The fourth and fifth regulations excluded
Indians (except for those in dignified attire) and Japanese (except for those
wearing Western clothing).(p.29)

つまりこの規則は原則として人間は白人オンリー、自転車や犬もだめ、ということであり
日本人すら洋服を着ていなければ入ることは出来なかったし、逆に中国人であっても、
召使いとして主人と一緒になら入れた。確かに人種差別的ではあり特に中国人には屈辱的
だったろうが、それでも元ネタの「犬と支那人は入るべからず」とはニュアンスが異なる
ことは認めなくてはならない。即ち「犬」は「自転車」と対で入園禁止なのであり、
別に中国人を犬並みの存在と見なし、かつ扱った訳ではなかったのである。
なお、この規則は1927に蒋介石派が上海の実権を掌握したとき廃棄されたという。
405397:03/12/11 22:17
>>403-404

レスありがとうございました。
「犬と中国人は入るべからず」とは看板の書き方としていかにも不自然で
疑問に思っていたのですが、おかげで理解できました。
406世界@名無史さん:03/12/11 22:57
>>402
「列国」ではなく、「列強」なのでは?
407世界@名無史さん:03/12/12 00:12
>>406
レスありがとうございます。

いえ、確かに『列国』となっています。
『…エジプト=トルコ戦争で、ロシアは列国の干渉と英の巧みな外交政策に押さえられて失敗した』 そうですが…。
408世界@名無史さん:03/12/12 00:17
アジアで植民地化されなかったのはタイと日本だけですけど
日本を植民地にする理由って何?
捕鯨の基地?
石炭が欲しかったとか?
409カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/12 00:38
>>407
それは列強のことかと。
まあ力の強い国々、といった意味でしょう。

>>408
質問の意味が分かりません。
植民地化されなかった国を植民地にする理由って……?

アメリカが開国を迫ったのは、捕鯨のための基地にするというのが大きな理由のようです。
石炭は……日本の石炭はあんまり質が良くないそうですが。
410世界@名無史さん:03/12/12 02:23
喜望峰回りで送れる陸軍力は限られていたので、文明地域で
国力がそこそこあれば、軍事的な征服などありえなかった。
軍事を知らない歴史学者は、ヨーロッパにかなうわけないと決
めてかかった上でいろいろ想像しているが、軍事的に不可能と
いうのが正解。

植民地化されなかったのは、中国とトルコも。その事情は日本
と同じ。

じゃあどうしてあちこち植民地化されたのかというと、そもそも
人口が少ないとか、ヨーロッパ人に味方する国内勢力や兵士
がいたとか。軍事的には、いったんヨーロッパ人に要塞建設を
許そうものならもう追い出せない、というのもある。
411世界@名無史さん:03/12/12 02:48
>>409
ありがとうございます。すっきりしました。
412世界@名無史さん:03/12/12 12:07
>>408
植民地建設には時代によっていろいろ理由もありますが
日本が植民地化される可能性のあった時代(幕末頃)に
ついていえば、欧米では産業革命が進行し、本国の工業
製品を売りさばく市場や、工業原料などを供給する産地、
また鉄道敷設などによる利権を得る場を欲していました。
いわゆる帝国主義時代です。
ようするに経済的な利権がほしいから、占領できるとこ
ろは占領して植民地にしてしまえっていう雰囲気の時代
だったのだと思ってください。
413408:03/12/12 20:24
>>409
言葉足らずで悪かったな。
412さんが言ってくれたけど幕末にはそんな危機があったわけだから
聞きたかったわけです。

414世界@名無史さん:03/12/12 21:02
マホメット(570〜632)のもとでイスラム教徒として統一されたアラビア人は、
彼の死後、カリフの指導下に、アラビア半島から各方面に向かって「聖戦」をくりひろげ、
アラブ国家を大規模に拡張した。この制服の経過を、西南アジア世界への方向と、
地中海世界への方向の二つに分けて、前者については7世紀中葉にいたるまで、後者については8世紀前半にいたるまで記述せよ。
その際、それぞれ地域が、アラビア人の支配下に入る前には、どのような政治的、宗教的状態にあったのかが分かるような形で記すこと(400字以内)
【一橋大】

誰かこの解答を教えて下さい
415世界@名無史さん:03/12/12 23:50
前者はだいたいニハーヴァンドの戦まで、後者はトゥール=ポワチエの戦までくらいを
ゾロアスター教だのキリスト教アリウス派だのカール=マルテルだのといった
単語をテキトーにちりばめて、なんとか400文字の文章をでっちあげんだな。頑張れ。
416世界@名無史さん:03/12/12 23:50
セレウコス朝を征服したローマ人って誰ですか?
417世界@名無史さん:03/12/12 23:58
>>416
ポンペイウスか?
418世界@名無史さん:03/12/13 00:02
レスありがとう。どうだろ?
419世界@名無史さん:03/12/13 00:44
>>415
西ゴートはイスラーム勢力に征服されるかなり前に
アリウス派からカトリックに改宗してるだろ?
420世界@名無史さん:03/12/13 00:51
フゴッ! そのとおり。アリウスとアタナシウス(カトリック)を間違えたさ。許してけれ。
421世界@名無史さん:03/12/13 01:04
>>416-417 俺もそう思う。はっきり記述のある資料見たわけじゃない
からなんともいえないけど、ポンペイウスのシリア遠征が前64〜63年、
ちょうどセレウコス朝の滅亡した年とダブってるし。
422世界@名無史さん:03/12/13 01:10
神聖ローマ帝国に関して質問なんですが
だいたい世界史の図表見ると神聖ローマ帝国の領土から
ハプスブルグ家の領土がはみでているのですが
なぜですか?
423世界@名無史さん:03/12/13 06:51
ハプスブルクの家領はひとつの領土ではないからです。
424世界@名無史さん:03/12/13 09:02
一塊の領土しか持ってない大領主は多くなかったのでは?
425カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/13 10:24
>>416-417
私の持ってる世界史事典には、「ポンペイウスに滅ぼされる」と書いてあります。

>>422
それはまず、「神聖ローマ帝国の領土」とはなんなのか、が問題になります。
実際のところ色々な考え方があって、理念上はカトリック世界全てが帝国領だとも言えるのですが、
世界史地図などでは、帝国議会に代表を送っている諸侯たちの領域を帝国の領土として描いているようです。
で、ハプスブルク家はオーストリア、ボヘミアを初め、沢山の諸侯の位を持っていますが、
その中には帝国議会に代表を送る資格を持った諸侯の位(オーストリア太公、ボヘミア王、等々)と、
帝国議会に代表を送る資格のない諸侯の位(ハンガリー王等)があります。
前者の領土は帝国の領土ですが、後者の領土は帝国の領土ではありません。
それではみ出しているように見えるというわけです。
426世界@名無史さん:03/12/13 10:56
>>416-417
とどめを刺したのはポンペイウスです。それも無血で。

まあ、実質的にはそれよりはるか以前に実効支配力を失っていたというのが
現実ですが。
427世界@名無史さん:03/12/13 11:28
ポンペイウスが、セレウコス朝を廃絶してシリアを属州にしたんですね。
428414:03/12/13 12:17
>>415>>419
ありがとうございました!!なんとかやってみようと思います!!
429世界@名無史さん:03/12/13 16:24
>>426 そうだね。乗り遅れたからさらに詳しく補足。

アンティオコス三世がローマに敗れた後、シリアでは延々と絶える
ことなく王家の内紛が続いた。シリアの勢威に頭を下げる国はなく
なった。

第三次ミトリダテス戦争で、ポントゥスとアルメニアを片付けたポン
ペイウスは、ついでにシリアに足を伸ばし、滅ぼして属州にした。
その後エルサレムを攻略してユダヤを属国にした。 ぐるっと一巡
りって感じ。
430世界@名無史さん:03/12/13 19:40
>>395
ユーリという名前で間違いないのですか?
Googleだと発明家が引っかかったぐらいしかなかった。

普通、アファナーシエフといえばこの人を思い浮かべるますが、
アファナーシエフ(Aleksandr Afanas'ev)
ロシアの文学史家、民俗学者、口承文学研究家。1826−71。
ヴォローネジ県生まれ。モスクワ大学卒。外務省に勤務。50年代
初めから口承文学を集大成。ロシアの「神話学派」の初期の代表者。
グリム兄弟などの影響を受けた。主著「ロシア民話集」(1855−64)8巻。
「スラブ人の詩的自然観」3巻、「ロシア民間伝説集」。
431 :03/12/13 23:34
歴史上一番名前の長い人物と一番名前が短い人物を教えてください
432カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/13 23:56
433430:03/12/14 00:14
>>432
いるね。
アルファベット(英語表記ベース)で検索したのが間違いか?
434世界@名無史さん:03/12/14 00:36
ロシアの官等表についてですが、
一等官が何々、二等官が何々という内容の一覧表があると思っているのです、
もし表ならば、表が載っているサイトをご存じありませんか?

おおぼけしていて、実は「表」じゃないという落ちもありますが。
435世界@名無史さん:03/12/14 00:53
ピョートル大帝制定の(1722年の)官等表なら
中公(旧版の文庫版)世界の歴史8巻の307pに出てるが。
436世界@名無史さん:03/12/14 01:00
>>435
ありがとう。チェックしてみる。
437カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/14 01:00
>>395,>>433
キリル文字でぐぐって見たけど大した説明なさげ……。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&c2coff=1&q=%22%D0%AE%D1%80%D0%B8%D0%B9+%D0%90%D1%84%D0%B0%D0%BD%D0%B0%D1%81%D0%B8%D0%B5%D0%B2%22&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2
"Юрий Афанасиев"なんやね。Юлийだとおもってた。
438395:03/12/14 16:50
>>430
多分ユーリだと思うのですが・・
音楽劇「兵士の物語」の脚本の原作を書いた人らしいです。
439世界@名無史さん:03/12/14 17:16
>>431
唐高宗皇帝 李治(り・ち/Li Zhi) かな?
440世界@名無史さん:03/12/14 17:27
>>431
ギネスでは、
ドイツ系米国人で、アルファベットを全部使った名前に
加えて姓が591字、あわせて741字にのぼるらしい。
「ギネスの名前百科」(研究社出版)を読みませう。
441世界@名無史さん:03/12/14 17:30
>>431
ネタなら
ロンゲスト
サミュエル・スマイルズ
ファーロング

日本人なら
清水子丑寅卯辰(ねうしとらうたつ)巳(み)……太郎」
で十二支が続く
「沢井麿女鬼久壽老八重千代子」
「山中いろはにほへと……ゑひもせす子」
真ん中がいろはに
架空なら寿限無寿限無……(132字)
442世界@名無史さん:03/12/14 18:17
>>438=395

この( ttp://www.geocities.co.jp/MusicHall/7932/heishi-kaisetu.html )サイトによると、
『兵士の物語』の台本は、「アファナシェフ編のロシア民話が題材となっている」ということなので、

>>430さんのアファナーシエフ(Aleksandr Afanas'ev)の可能性も高いと思い、
『兵士の物語』の原題の『L'histoire du soldat』と「Aleksandr Afanas'ev」でググッてみると、
次のサイトが見つかりました。

ttp://www.questotrentino.it/2002/03/Classica_Histoire.htm

御質問のアファナシェフは、>>430さんのおっしゃっているアファナーシエフのようですよ。
443世界@名無史さん:03/12/14 19:28
長い名前といえば定番のピカソ

パブロ・ディエゴ・ホセ・フランチスコ・ド・ポール・ジャン・
ネボムチェーノ・クリスバン・ クリスピアノ・ド・ラ・ンチシュ・
トリニダット・ルイス・イ・ピカソ
444世界@名無史さん:03/12/15 07:55
陸奥宗光が「蹇蹇録」で述べた朝鮮半島に対する四つの案とはどういったものだっ
たでしょうか?

たしか四つのうち、一つの案としてスイスのように永世中立国とするだったと思う
のですが、不覚にも忘れてしまい、資料が手元になくググっても出てきません。
どなたか御教示いただけませんでしょうか。
445世界@名無史さん:03/12/15 10:09
中国のことは昔から支那と呼んでいたようですが、朝鮮にそういった「王朝名以外の呼び名」というものはないのでしょうか?
446世界@名無史さん:03/12/15 14:31
イヴァン雷帝はロシア語でどう書いてどう発音するんですか?
447世界@名無史さん:03/12/15 17:15
>>441
壬申戸籍の際に、
「寿限無寿限無・・・(以下ラストまで)」と名付けられた人がいたと思うけど。
448世界@名無史さん:03/12/15 18:44
the Commonwealthの大英連邦という訳は誰が決めたのですか?
連邦では主権国家のようなので大英共同体とでも訳したほうがよさげです
449世界@名無史さん:03/12/15 19:03
中国近代の宋家三姉妹三兄弟の長幼の順と生没年を教えて下さい。
姉妹同士・兄弟同士の順番なら判るのですが、男女合わせた6人の長幼の順を教えて下さい。
450世界@名無史さん:03/12/15 22:13

靄齢 ?
慶齢 1890−1981 孫文夫人
美齢 1901−2003 蒋介石夫人
子文 1894−1971 中華民国財政部長
子良 ?
子安 ?

あとはどう?
451カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/15 22:17
>>446
Иван Грозныйと書いて、「イヴァン・グローズヌィ」と読みます。
ロシア語のV(в)はあまり強く唇をかまないので、発音としては「イワン」の方が近いかも。
452[]:03/12/16 01:26
ベルギーが永世中立国になったのはいつなのでしょうか?
ヒトラーの時は永世中立国なのですがそれ以前はコンゴとかも植民地に
していたと記憶しているのですが。
453世界@名無史さん:03/12/16 02:33
毛沢東の功と罪っていったら簡単に上げるとどんなものがあるんでしょうか?
中国の留学生の知り合いができ少し興味が出てきたのです。
454世界@名無史さん :03/12/16 08:54
>452
1839年5月19日、オランダ、ロシア、オーストリア、プロイセン、英国、フランスとの間で、
新ロンドン条約が締結された。
この条約は3つの部分からなっており、第一の条約はオランダが正式にベルギーとの
合併解除を承認する形のオランダと五大国間の条約、第二の条約は、オランダ・ベルギー
間の平和と友好関係を規定した条約、第三の条約は五大国相互間のもので、ベルギー
を五大国の保証下に置くことを規定したもの。
最後の条約を以て、ベルギーは永世中立国と認定された。

コンゴは植民地というか、そうなったのは1908年のこと。

1885年の獲得時は元々はレオポルド2世王の私有地だった。
彼は虚栄心が強く、貪欲で野心家であり、1865年に王位に就くや、早速、中国、エチオピア、フィリピン
に進出しようとするが、成功せず、1867年に地理学の奨励と奴隷貿易廃止の人道主義の美名の下、
ブリュッセル地理学会議を招集し、アフリカ専門家を招いて表向き植民地主義に反対するそぶりを見せ
ながら、スタンレーを誘って、上コンゴ研究委員会、後の国際コンゴ教会を設立してコンゴ川上流域の
土侯と条約を結び、この一帯を国際コンゴ協会の保護下に置いた。

ところが、スタンレーはレオポルドの野心をグラッドストン政府に密告していた為、英国はコンゴ川下流
域沿岸のポルトガル領有権を認めた。
驚いたレオポルドはフランスとドイツに救いを求め、フランスは国際コンゴ協会がコンゴの買収優先権を
持つという条件で、レオポルドのコンゴ領有を承認し、ドイツも英国との対立から、それを支持した。
かくして、最終的にベルリン会議に於いて、レオポルド2世が統治するコンゴ自由国の創設が認められた。

しかし、その統治期間中、鉄道敷設、土侯叛乱鎮圧などに多大の費用を要したため、ゴム生産に過大な
ノルマを課し、それがためにコンゴの人口は、15年で800万人減少した。
これは「赤いゴム事件」として国内外に波紋を投げかけ、しかも、費用捻出の為に、国外投機家にその利権を
売り始めた為、融資を国王に出していた政府もその経営に疑問符を投げ、国論を二分した大騒動の末、結果
的に1908年に独立国はベルギー政府の植民地として譲渡された。
455[]:03/12/16 13:55
ありがとうございます。
そもそも、永世中立国という定義が怪しそうですね。
現在はスイス・オーストリア・(コスタリカ)が永世中立宣言をして
ますが、それは何かしらの意義があるのですか?
例えば、他国に侵攻された場合に国連軍によって守られるとか。
(スイスは国連に加盟しましたよね?)
456世界@名無史さん:03/12/16 15:48
>444
日清戦争の開戦後に検討された戦後の方針にかんする4つの案。
甲案;朝鮮を独立国として扱う。
乙案;名義上独立国とするが、直接、間接に日本の保護下におく。
丙案;日清両国の指導下におく。
丁案;これがご指摘の案で、スイスのような中立国する。
457世界@名無史さん:03/12/16 16:35
あのー、ユダヤとパレスティナってめっちゃけんかしてるじゃないですか。
あれってイギリスのトリプルブッキングのせいじゃないですか。
なんで怒りの矛先がイギリスに向かわないんですか?
458世界@名無史さん:03/12/16 17:51
>>456
しかし、熊と虎と猿に囲まれて鶏は無事でいられるかな。
459世界@名無史さん:03/12/16 18:30
>>457
それ、俺も習ったときそう思った。
でも赤穂浪士の話を知ったとき、それと同じことかなと思った。
460世界@名無史さん:03/12/16 21:24
461444:03/12/16 23:34
>456
おおっ!ご教示ありがとうございます。
やっと思い出せました。
古くて新しい問題ですね、これは。
462世界@名無史さん :03/12/16 23:48
>455
単に条約によって周辺諸国と大国からその中立を保証されているに過ぎない。
だから、状況によってはベルギーのように戦闘に巻き込まれる可能性が高い。

例えば、スイスは1815年6月に締結されたヴィーン議定書によって、その締約国から
永世中立を保証され、これは更に1920年1月のロンドン宣言によって補強されている。
更に念を入れて、1938年5月に国際連盟によって絶対中立の承認を得ている。
オーストリアについては、4カ国の占領後、1955年に独立する際に、永世中立を宣言し、
これを米ソ英仏が条約により承認する形になっている。

スイスの場合は、国際連盟による追認が受けられているものの、国際連合には長い間加盟
していなかった(連盟には加盟していた)ため、その辺の保証は曖昧になっている。
463世界@名無史さん:03/12/17 03:41
トルクメニスタンってフセインなみの独裁者なのに
とっとと永世中立国になっちゃって。要領いいなぁ
464世界@名無史さん:03/12/17 04:09
単に、452 455 が、「植民地を持たない」を勝手に永世中立国の定義に加えて
勝手に混乱しただけではないのか?

ついでに言うと、462 も、「永世中立国は戦闘に巻き込まれない」なんて幻想を
持っているんではないの?
永世中立を保証しない国からは攻め込まれるは、保証している国だって、いつ、
何等かの言いがかりをつけて攻め込まないとは限らない。
国家間条約なんて、目の前の利益のためにアッサリ破られるものだ。

日本は、日ソ不可侵条約をアッサリ破られて、樺太と千島の領土を奪われ、
大勢の人員が拉致され強制労働に駆り出されただろ。
相互の戦争に中立であるはずの条約が、日本の敗色が露わになるや、簡単に
破られ、簡単に、領土だの労働力だの資産だの奪われただろ。
465[]:03/12/17 12:20
>>462
>単に条約によって周辺諸国と大国からその中立を保証されているに過ぎない。
○○不可侵条約をもっと広くしたようなものと解釈すればいいですか?
と言うことはスイスの場合は国連に加盟し、永世中立が承認されているので
建前上はバチカン市国(他にも国連加盟してない国家ありますか?)以外とは
中立の関係ということですね。変な質問に丁寧に答えて頂き感謝してます。

>>464
>単に、452 455 が、「植民地を持たない」を勝手に永世中立国の定義に加えて
勝手に混乱しただけではないのか?

そういうことです。日ソ不可侵条約の件を実例として挙げてもらい、
理解しやすくなりました。

で、また質問なのですが、日韓の戦後補償の件です。
私は、日本の賠償問題はサンフランシスコ講和会議で解決したのだが、
当時の朝鮮は列強の支配下にあったためにこじれていると解釈しているのですが
そのあたりを教えてください。朴内閣の時にもかなりの金を支払ってますよね?





>>464
466世界@名無史さん:03/12/17 14:05
ドイツ人の「今度はイタリア抜きでやろうぜ」は
よく聞くネタなのですが、実際の所ドイツがヨーロッパ全域、
日本が東アジア・東南アジア全域を支配してた間イタリアは何をしていたのですか?
467世界@名無史さん:03/12/17 15:49
【史記スレッド】その壱
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1071487495/


どうせ立てられたスレなら有効活用したいと思い、
史記列伝を1日1章づつ読んであれこれ議論していきたいと思うんですが
日本語で史記列伝が読めるサイトってありますか?
468世界@名無史さん:03/12/17 20:02
>>466
毎日ワインを飲んでスパゲティを食って歌って踊って、連日楽しく遊び暮してましたが何か?

ごくまれに危険が迫ると戦闘になる前に退却しては
「敵の猛攻によりやむなく退却せり」と打電してましたが何か?
469世界@名無史さん:03/12/17 21:36
>>468
かれらは何の為に参戦したのですか?
470 ◆Ywo7S2Dgv6 :03/12/17 22:12
宿題で
ナチズム体制が後の時代にどのように理解・議論されてきたのかについて、
講義中に取り上げた議論を取り上げ、貴方自身の賛否を述べて論ぜよ。
って出されたのですが、
【ポーランドの保障と独ソ不可侵条約 ・ヒトラーの次の目標はポーランド
チェコの併合によって英仏は態度を硬化】
辺りを骨組みにしようと思っています。 
●後の時代に、ポーランドの保障と独ソ不可侵条約についてどのように論じられてきたのでしょうか?
おねがいします。。<(_ _)>
471世界@名無史さん:03/12/17 23:40
>>466
敗北寸前のフランスへ火事場泥棒的に攻め込むも苦戦、ヒトラーを呆れさせ、
用もないのにギリシアへ攻め込んで負け、ユーゴにクーデターが起こり、
ドイツのバルバロッサ作戦の開始を遅らせ、結果としてモスクワ戦に冬将軍とジューコフのふたりを間に合わせてしまい、
やっぱり用もないのにエジプトへ攻め込んでは、英軍に大逆襲を食らい、またしても独軍に余分な戦線を作らせ、
やっとの思いで獲得したエチオピアの現地軍は英軍に降伏し…

ということで、ありとあらゆる戦場で負け続けましたが何か?


>>469
脆弱な基盤しか持っていなかったムッソリーニとしては、なにか果実を得ない限り、
政権を維持していけなかったのでは…
472世界@名無史さん:03/12/17 23:41
イタリア、日本と組んだのがドイツの敗因だとか言うよね。
473世界@名無史さん :03/12/17 23:54
>466
燃料が無くて、参戦を躊躇していたら、あれよあれよと言う間にフランスが崩壊しつつあった為に、
慌てて宣戦布告。
すると、フランス軍にボッコボコとは行かないまでも、結構伸される。
で、獲得したのはニース近辺の一部地域だけ。
アフリカではエチオピア、ソマリランドから英国領ソマリランドとフランス領ジプチを占領し、凱歌を
挙げる。

次いで21万5000人の兵力がいるリビアからエジプトに侵攻するも、50000人の兵力しか居ないエジプト駐留
の英国軍に逆侵攻を受け、敗退を重ねる。
補給品は6ヶ月有ると豪語したものの、3日後には補給品要請の電報を打つ体たらく。

そんじゃぁと言うので、個人的(ムッソリーニの威信)、歴史的(以前、コルフ島占領に失敗)、政治的(ドイツのバルカン支配阻止)
を目的にアルバニア(こっちは戦前に無血占領してたり)からギリシャに攻め入るも、無様に撃退される。
また、スーダンやケニアから英国軍が侵攻し、東アフリカ地域は制圧。

でもって、ヒトラーに泣きついて兵力を回して貰い、やっと戦線を維持する。
結局、北アフリカでもバルカンでも主導権はドイツに取られている。
バルカンではスロヴェニアとダルマチア沿岸地域は確保。
その代わりに、バトル・オブ・ブリテンやら東部戦線やらに兵力を供出している。
(まぁ大した戦力増強にはならなかったが)

その後は北アフリカは席巻され、バルカンでもパルチザンに巻き返され、艦隊は
ボッコボコに伸され、シシリーに侵攻されて、白旗を揚げる。

でも、戦勝国になってたり。
474世界@名無史さん:03/12/17 23:59
>>470
レスor誘導頼みます(-人-)
475カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/18 00:21
>>473
付け加えると、1943年にもうパルチザンダメだ、という状況でイタリア軍が崩壊、敗北。
パルチザンはイタリア軍のほったらかしにした武器弾薬その他を手に入れて持ち直した、という話も……。
476468:03/12/18 00:42
>>469
ラテン系の人生観を前提とする限り「何のために」という質問自体が愚問。
なにも考えてない。
でもちゃんと戦勝国になれるんだよ。
人間の知能から計算した計画なんて取るに足らないものなんだ。わかる?
毎日ワインを飲んでスパゲティを食って歌って踊って、連日楽しく遊び暮してりゃそれでいいんだ。
余計なことは考えず今この場の幸せを楽しめ。藻前も学問なんかやめれ。今すぐやめれ。
477世界@名無史さん:03/12/18 00:44
つまりイタリアはやはりクソと。
478世界@名無史さん:03/12/18 00:47
賠償金を支払う戦勝国などあるものか。
479世界@名無史さん:03/12/18 01:13
まあ別にイタリア人の皆が皆ヘタレってわけじゃないんだよ。
「イタリア人は11人までは最強の戦闘民族である」という言葉もある。
映画に出てくるイタリアンマフィアはヘタレに見えんだろ?

要は彼らがどれだけ意気に感じるかで違ってくるのよ。
女や食事や車にならいくらでも命を張るが、
戦争なんて無粋なものには興味ない人の方が多いのよ。
もともと都市国家の集合体だから、国への帰属意識あんまないしね。
480世界@名無史さん:03/12/18 01:45
歴史を振り返るに当たりフセインのクウェート占領の主張にも一分の理があると思うのですが、いったいなにが問題なのですか?
481世界@名無史さん:03/12/18 02:21
>>480
> 歴史を振り返るに当たりフセインのクウェート占領の主張にも一分の理があると思うのですが、
>いったいなにが問題なのですか?

フセインのどの主張に理があると言ってるのか不明では回答のしようがありません。
482世界@名無史さん:03/12/18 02:23
クウェートはもともとイラクの土地というところでつ
483世界@名無史さん:03/12/18 02:30
>>482
> クウェートはもともとイラクの土地というところでつ

軍板のFAQから紹介しておきます。
http://yomi.kakiko.com/mlt/faq/faq01b.htm#クウェイト
【珍説】
 クウェイトはもともとイラク領土だったのに,欧米諸国がイラクから港を奪う思惑でクウェイトを
独立させた経緯がある。(阿部政雄)
 したがって,「クウェイト自体がそもそもイラク領である」というサダム・フセインの主張は正しい.

 【事実】
 正しくない.

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/kuwait/data.html
 16世紀にヨーロッパ列強が湾岸地域へ進出するようになりクウェイトの存在が知られるようになった.
18世紀アラビア半島中央部から移住した部族がクウェイトの基礎をつくった.1899年英国の保護国となる.
1938年に大油田が発見され.1961年6月19日英国から独立.

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/iraq/data.html
紀元前6000年頃からシュメール人が世界で最初の都市文明を興し.紀元前18世紀のバビロニア王国.紀元前
7世紀の新バビロニア王国と.古代メソポタミア文明の繁栄の地となった.
アッバース朝(750〜1258年)がバグダッドを首都に定め(766年).イスラム文化が興隆.
その後.イル・ハーン.サファヴィー.オスマン・トルコ等の非アラブによる支配を経て.1920年から英国
の委任統治を受ける.
1932年10月3日.ファイサル(ジョルダンの初代アブドッラー国王の弟)を王とする王国として独立.


 つまり,1932年のイラク独立の遥か前,16世紀からクウェイトという部族国家は存在していたわけである.
 アッバース朝まで遡って考えるなら別だが,そうなるとイベリア半島や北アフリカ,アフガニスタンまでが,
「本当はイラクの領土である」などという無茶な話になってしまう.
484世界@名無史さん:03/12/18 07:31
>>470
ラインラント進駐から論じないと
485世界@名無史さん:03/12/18 08:06
>>483
クウェート独立て、日本でいえば英仏に負けた長州や薩摩だけ別の国って
いってるようなもんだろ。
486世界@名無史さん:03/12/18 09:59
ん〜・・・
482じゃないが、納得したような納得いかないような。
ソースが外務省のリンクってのもなぁ。
オスマントルコとイギリス間のゴタゴタについてはまったく無視してるし。
なぜクウェートが先に独立を果たしたのか等を考慮しなくていいのかね?
あんまし意味ないけど、イラク人はクウェートは自分の領土と思っている人も多いと聞いた事があるが。
487世界@名無史さん:03/12/18 10:19
サイクス=ピコ協定萌え〜
フサイン=マクマホン協定、バルフォア宣言萌え〜
488世界@名無史さん:03/12/18 11:22
アラブナショナリズムの立場からいえばシリアもイラクもエジプトも
モロッコもパレスチナもサウジも統一されるべきで
今の情況は県が独立してるみたいなもんなんだろ。
イラクのみならずどのアラブ国家であっても別のアラブ国家を併合する権利がある。
よってイラクのクウェート併合は正当。ただしクウェートによるイラク併合も同じく正当。
489世界@名無史さん:03/12/18 11:34
>アラブナショナリズムの立場からいえばシリアもイラクもエジプトも
>モロッコもパレスチナもサウジも統一されるべきで
>今の情況は県が独立してるみたいなもんなんだろ。

違う。
490世界@名無史さん:03/12/18 11:38
クウェート人の気持ちにならないと。
491世界@名無史さん:03/12/18 11:42
ナチス・ドイツがズデーテンやオーストリアを併合したのが
類似例ではないかな。
492世界@名無史さん:03/12/18 12:43

  ま あ 戦 争 に 勝 っ た 者 が 正 義 だ か ら

493世界@名無史さん:03/12/18 14:17
残念ながらそれは正しい
494世界@名無史さん:03/12/18 14:32
もともとクウェートがイラクの領土だった云々いうのは
国民向けに戦争を正当化するための理屈にすぎないぞ。
たとえそれが歴史的に事実だったとしても、
諸外国がイラクのクウェート侵攻を認めるか認めないかという問題とはまったく関係ない。
495世界@名無史さん:03/12/18 15:51
まあクウェート人自身が嫌がってたんだから、
フセインの言い草は噴飯ものですな。

ヒトラーのチェコ、オーストリア併合でさえ、ドイツ系住民の意志という名目があったのに。
496 ◆Ywo7S2Dgv6 :03/12/18 17:06
>>484
レスさんくすです。
なんかこのままだと受験用世界史論述に終始しそうです・・・
単位もらえますかね?



ってこれはスレ違いか。 どもでしたーm(_ _)m
497世界@名無史さん:03/12/18 17:19
まぁ、最近は宥和政策を評価する動きもあるようだけど、
やっぱり、ラインラント進駐で早めに叩いておけば、あんな
ことにはならなかったし、やっぱ、チェンバレンはウンコ。
498世界@名無史さん:03/12/18 17:23
>>497
> やっぱり、ラインラント進駐で早めに叩いておけば、あんな

その教訓があるから湾岸戦争では早めに袋叩きにしたってのがある。
周辺の諸国にしたってクウェイトの次は自分かもしれないと思うから
誰もイラクに味方しない。
499トラカテクトリ:03/12/18 17:39
イスラム帝国の首都は、カイロなんですか?バグダッドなんですか?
500世界@名無史さん:03/12/18 17:49
ようするに、サラセン帝国が復活すればいいのさ
501世界@名無史さん:03/12/18 20:20
トロヤ戦争で、木馬の話があるけど、何で木馬なんかわざわざ戦利品として
城に持ち帰ったの? 重たいだけだし、何の役にたつの?
>>499
どの時代の?
ちなみに、正統カリフ時代はメディナ、ウマイヤ朝期はダマスクス、アッバース朝ではバグダード。
カイロはアイユーブ朝〜マムルーク朝さね。
503世界@名無史さん:03/12/18 21:02
横レスで教えてちゃんですみません。
あのぅ、エジプトの言葉で「アンク」「ウジャト」ってありますよね。
それぞれの、英語のスペルを教えてください。
急いでます。ごめんなさい・・・。
504世界@名無史さん:03/12/18 21:29
>>503
ここは語学板じゃないんだがね、、、
Ankh(アンク)
Wdjat(ウジャト)
505世界@名無史さん:03/12/18 21:46
>>504
スレ違いホントにごめんなさい。助かりました。
ありがとうございました。
506世界@名無史さん:03/12/18 23:09
スレじゃなくて板なんだがね、、、
507世界@名無史さん:03/12/18 23:46
>>502
アッバース朝はバグダードの北のサーマッラーに都を置いていた時期もかなりあったし・・・
それにカイロの話をするなら、どうしてカイロを建設したファーティマ朝の事が出てこないの?
508世界@名無史さん:03/12/18 23:53
チンポ=フェラチオの和約の元ネタってなんですか?
509第20軍団兵:03/12/19 00:17
>501
それが本当かどうかがそもそもアヤシイのだけれども、事実ということにして回答すると。

木馬=ギリシア人たちが神々への奉げ物として作って帰ったと思った。

アキレウス等、英雄を失ったのは神々の怒りに違いない。
怒りを静めるには何か奉げ物を用意しておかないと祖国に帰るのもおぼつかない。
*これは当時(=イリアスが愛された時代のことBC1200ではない)かなり一般的な宗教感情

神々に奉げられたものを野晒になどするのは不敬な行為である。祭らなければならない。
..とトロイア人は考え、城内に引き入れ酒宴をはった。

「オデッセイア」の展開は、神々への奉げ物に兵を忍ばせておくなどという冒涜行為を行った
オデッセウスには当然の報いが向けられたと、当時の人は思ったのでは?と思ったりする。
510世界@名無史さん:03/12/20 17:45
カージャール朝のアーガー・ムハンマド・ハーン以外に宦官出身の王様というのはいるのでしょうか?
511名無しさん@英語勉強中:03/12/21 11:24
ネロはマザコンって高校のとき習ったんですけど
実際母親を殺してるんですよね?どういうこと?
512世界@名無史さん:03/12/21 20:03
>>510
ガージャール朝初代シャーのアーガー・モハンマドにしても、幼い時にザンド朝に捕らわれて、
去勢させられて幽閉生活を送っていたとはいえ、代々、ガージャール部族の部族長だった家系の
出身だから、純粋に宦官からシャーに伸し上った人物とは言い難い気がするけどな。
513 :03/12/21 22:35
>>511
ロリコンのなかには少女攫って殺しちゃうやつもいますよね。
それと同じことです。
514お願いします:03/12/22 14:03
某人1(陳舜臣?司馬遼太郎?)がとあるエッセイで、
49年以前の毛沢東が不潔に臭っていたのを
某人2が揶揄して毛に献詩し、
それに毛が答詩したエピソードを
某人3(A・スメドレーか誰か)の孫引きしていました。

が、該当エッセイ収録本題名、孫引き本の題名、
某人1,2,3全部思い出せません…

いずれかご存知の方、お教え下さい。

PS 質問の性格上、一般書籍板某スレと世界史板当スレ、
二重カキコしています。お許しください。
515世界@名無史さん:03/12/22 19:59
>>511
コンプレックスって愛のことじゃないですよ。
いろんな感情の複合って意味。
マザーコンプレックスは母親に対するいろんな感情のことで
それには憎しみや殺意が入っていてもマザコンと呼んでいいんです。
516乱世の奸雄:03/12/22 23:23
NHKで世界の歴史やっている。おまんらもっと勉強せい。
517世界@名無史さん:03/12/22 23:25
ここにスレないのか来てみたんだけどないみたいですね
518510:03/12/22 23:29
>>512
まあそれは確かにそうです。

やはり男なのにティムポのない王様というのはアーガー・ムハンマドだけ?
519乱世の奸雄:03/12/22 23:31
>>518 
上杉嗅げ虎
520世界@名無史さん:03/12/23 00:18
>516 >517

【NHK】映像の世紀をみた感想【スペシャル】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1067599018/

↑これのこと?
521世界@名無史さん:03/12/23 14:33
変な質問ですが、ここでしてみます。

タバコのマルボロ、ありますよね。
その紋章のところに、 カエサルの名言
「来た、見た、勝った」が書いてあるんです。
しかもラテン語で。(veni,vidi,vici)!!!

激しく気になるので誰か教えてください。
カエサルとマルボロの関係。
522世界@名無史さん:03/12/23 14:59
>>511
愛は憎しみに代わりやすい。何で分かってくれないんだー。

世界史板的回答は、
愛人ポッパエア・サビナと結婚するため離婚を妨害したため母を暗殺。
523世界@名無史さん:03/12/23 16:03
>>511はまだ幼いんだよ、そっとしておいてやれ。
524ミルトン ◆cA7oIM8fok :03/12/23 19:29
大東亜戦争に関する基本的な文献の紹介を希望します。
WW2の欧州方面に関しては学研の欧州戦史シリーズや
文春文庫から児島の「ヒトラーの戦い」などが出版されており
よくまとめてあり安価で入手しやすいものとしてありますが
太平洋方面に関してこれに比するようなものがないように思いますが。
もちろん大東亜戦争の一部分、例えば真珠湾攻撃や
ポツダム宣言受諾といった事項に関して詳しく書かれたもは
いくらでもあるのですが。
開戦から終戦までをある程度統一した編集方針の下に
それなりに軍事作戦にも目を配りながら
書ききった文献はかなり少ないように思いますが。
戦史叢書読めや!って言うツッコミは無しにしてね。
旧帝の総合図書館にも置いてない大部で高価な文献を
手元においていつも参照するというわけにはいきませんからね。
日本を代表する戦史家である児島襄も大東亜戦争に関しては
簡単な概説書のようなものしか書いていないようです。
例えば児島の「太平洋戦争」には打通作戦に関する記述がない。


525世界@名無史さん:03/12/23 21:34
ウイットフォーゲル「維新前の日本は西洋の中世と同じく封建社会で
あって東洋的社会=水力社会ではない」とあるのですが、水力社会とは
何でしょうか?
526世界@名無史さん:03/12/23 23:14
第一次世界大戦が始まった当初、国民は「数週間で戦争は終わる」と
思っていたそうですが、これはなぜなのでしょう
当時は戦争というのは相手国を滅ぼすまで戦わなかったということなのでしょうか?
それとも相手が非常に弱いと誰もが考えていたのでしょうか?
詳しい方どうかよろしくお願いします。
527世界@名無史さん:03/12/23 23:25
朝鮮戦争の際、国連での安全保障会議で
ソ連がボイコットして拒否権を行使しなかったため
共和国軍の行動は侵略と断定された、
と習いましたが、
当時中国はソ連と仲が良かったのに
拒否権を行使しなかったのはなぜでしょうか?
基本的な質問ですみません。

528世界@名無史さん:03/12/23 23:27
朝鮮戦争の際、国連での安全保障会議で
ソ連がボイコットして拒否権を行使しなかったため
共和国軍の行動は侵略と断定された、
と習いましたが、
当時中国はソ連と仲が良かったのに
拒否権を行使しなかったのはなぜでしょうか?
基本的な質問ですみません。

529世界@名無史さん:03/12/23 23:34
>>528
当時国連の議席を持っていたのは人民共和国じゃなくて台湾の方。
530世界@名無史さん:03/12/23 23:38
>>527
当時、国連の代表権は、中華人民和国でなく、
中華民国にあったからではないでしょうか。
531世界@名無史さん:03/12/23 23:41
あ!そうですね。
台湾です。
すっきりしました・
ありがとうございました。


532世界@名無史さん:03/12/23 23:44
すみません、追加させていただきます。
欠席すれば侵略と断定されるという結果は見えていたのに
それでもなおソ連がボイコットしたのは、
戦争も覚悟していたからなんでしょうか。
ボイコットするメリットがわかりません・・。
533世界@名無史さん:03/12/23 23:54
>>526
戦争が長期化しだした一因に兵器の、
特に野砲の性能が上がったからだそうで。
そのせいで塹壕から出ないから戦争が長期化。
534世界@名無史さん:03/12/24 01:38
『ワッサーフ史』を探しているんですけど、英訳はないですか?
535世界@名無史さん:03/12/24 03:05
>>528
当時のソ連は、
「(台湾に追い出された)国民党政権じゃなく、(本土を掌握した)共産党政権が、
 国連で中国の席に座るべきだろゴラァ」
ということで、出席をボイコットしておりました。

>>532
ソ連もアメリカ(+意志を同じくする国々)と決定的に対立したくはなかったのです。
国連決議が成立せずとも、多国籍軍というかたちで救援は派遣されたでしょうから。
536世界@名無史さん:03/12/24 03:06
>>526
戦争を始める時は誰でも、自分の国にとって都合のいい
筋書きを想定しているのです。
「クリスマスまでに終わる」といって始まったはずの
戦争が何年も何年もダラダラ続くなんて話はよくあること
で、第一次大戦に限った話ではありません。

>当時は戦争というのは相手国を滅ぼすまで戦わなかった
>ということなのでしょうか

あながち間違いではないですね。
日露戦争、米西戦争、ボーア戦争、バルカン戦争と、
第一次大戦前の欧米の戦争は、相手国を滅ぼすまで戦ったり
はしませんでした。(アジアやアフリカで植民地を建設する
時は別。その場合は容赦なく在地勢力を滅ぼしましたが)
537世界@名無史さん:03/12/24 13:52
ビンラディンってアフガニスタンに出来た左翼政権を倒すのに、
立ち上がった義勇兵だったんですよね?
それでアメリカがバックについてくれて無事に倒したんですよね。
なんでテロしたんですか?
538世界@名無史さん:03/12/24 14:00
あともう一つ教えて頂きたいんですが、
日本が国際連盟で満州は日本の侵略だみたいので、
賛成42
反対1
棄権1(タイ)
ってノートに書いてあったんですが、(授業休んでしまい友達に見せてもらった。)
タイはなんで棄権したんですか?
反対1ってのは日本ですか?
539世界@名無史さん:03/12/24 18:36
>>533,536
つまり武器が強力になったため塹壕などが登場し、予想外になかなか決着がつかないようになった。
ということなんですね。
レスありがとうございました。
540世界@名無史さん:03/12/24 20:20
>>538
タイは事故って来れなかったから、という話を聞いたことがある。
反対1は日本。
541世界@名無史さん:03/12/24 20:29
近代ロシア史最大のミステリー、アナスタシア生存の可能性について、皆さんは如何お考えでしょう?
あんな・アンダーソンは本当にアナスタシア皇女だったんでしょうか?
542世界@名無史さん:03/12/24 20:40
1994年に皇帝ニコライ一家の遺骨がDNA鑑定をされて、アナスタシアの遺骨とされていたものが確かにアナスタシアであると証明された。
よって、アンナ・アンダーソンはうそっぱち。
この際のDNA標本提供者の中にはロシア皇室とは遠縁にあたるエジンバラ公も含まれていた。
543世界@名無史さん:03/12/24 20:51
>>542

でも、耳の形の鑑定結果やメイプルズ博士の実地調査を無視するのは正直、好ましくないような気がします。
DNA鑑定というのは、それほど万能ではなく、支配的な要因足りえないと思いますし、
それに十年前の鑑定結果でしょう?
今鑑定をすれば、どうなるかは疑問です。

それに、鑑定したときのアンナのDNAサンプルがアンナのものではないという話も聞きましたので。

ここはDNA鑑定という結果ではなく、純粋な状況証拠、現場の状況等で可能性を検討していただきたく思います
544世界@名無史さん:03/12/24 20:54
>>538
まあ正確には満州国は日本がでっちあげた傀儡国家であり、
同地は列強の管理下に置かれるべきだ、という決議案です。

反対票はもちろん日本のもの(この直後、国際連盟を脱退)。

タイ(シャム)は当時、東南アジアに存在する唯一の独立国で、
両国は親密度も高く、日本の立場にも同情的だったのです。


余談ですが、太平洋戦争において、タイは日本のプレッシャーに屈するかたちで、
米英に宣戦を布告します。
しかし日本はボロ負け、終戦…
戦勝国としての当然の配当、領土の要求を剥き出しにした英仏に対し、
「あれは日本の圧力によって出さざるを得なかったものだから、なし! うそ! 見逃せ!」
と主張、どうにか独立を維持できましたとさ。
545世界@名無史さん:03/12/24 20:59
確か、戦中も面従腹背して
日本軍の情報を連合に流してたんじゃなったっけ。
546世界@名無史さん:03/12/24 22:02
そういえばさー、戦争で勝った方の国ってさ、
なんかお金とか土地とかもらえるじゃん。
あれって何か決まりがあるの?
547世界@名無史さん:03/12/24 22:21
>>546
賠償金については停戦後の力関係による。日露戦争で賠償金なしってのは有名。
領土については、戦争中に占領していた地域をそのまま割譲ってのが多い気がする。
548世界@名無史さん:03/12/24 22:23
>>547
相場みたいなもんって決まってんの?
549世界@名無史さん:03/12/24 22:23
>>547
賠償金の話ね。
550547:03/12/24 22:29
>>548-549
詳しく調べたこと無いので良くわからんが、
戦費+自国民の被害者(戦傷・戦死・被災など)への補償額+αと思われる。
551世界@名無史さん:03/12/24 22:47
冬だな…とか言うのは好きじゃないが、最低限の礼儀は守るべし。
丁寧に答えてやるとつけあがるんじゃないかと。
552546:03/12/24 22:54
すみません。
あんまり世界史板来たことないんで、空気読めませんでした。

質問に答えてくれてありがとうございました。
553世界@名無史さん:03/12/24 23:29
たいして調べもせず適当なことを言っておいて礼まで強要するとはなw
554547:03/12/24 23:34
我輩は551ではない。証明する方法はないが。
555世界@名無史さん:03/12/25 00:12
イギリス、デンマーク、スウェーデンがユーロ導入に踏み切れない理由ってなんですか?
それとイギリスのEC加盟が遅れた理由は??
556551:03/12/25 05:36
俺はむしろ>>547氏に文句をつけたわけなので、それくらい読み取ってくれ。
557世界@名無史さん:03/12/25 07:20
>551氏も論旨がわかりにくいですよ。
1行目で「礼儀を守るべし」と言いつつ、2行目は
「丁寧に答えてはいけない」と言っているようにしか
読みとれないのですが?
>552氏や>553氏が混乱して、>551氏のことを>547氏と
同一人物と勘違いした(のでしょう、たぶん)のも無理
ないと思いますよ。
そう考えれば、1行目は質問者への批判、2行目は
自分が丁寧に答えない理由となって、矛盾がなくなるので、
一番自然な解釈となりますから。
558世界@名無史さん:03/12/25 11:23
うぜえなぁ。
こういう空気読めない議論をしてる時点でおまえが冬厨であることだけはよくわかる。
559551とは別人:03/12/25 11:33
頼むからそのくらい普通に読み取ってくれ
560世界@名無史さん:03/12/25 22:47
空気読む読まないの問題ではなく、大事なことですよ。
たまにしか来ないという>552氏は、自分が批判されたと
思って、あわてて丁寧になってるじゃないですか。
たまたま素直なよい人だったからよかったようなものの、
それこそ>553氏のように思われてもおかしくなかった
ところですよ。
561世界@名無史さん:03/12/25 23:45
>>555
経済力が同等になってないと、結局は自国通貨の為替レートを
強制的にアンバランスなレートにして貿易やってるようなものに
なるから。

イギリスの加盟が遅れたのは、当初はECとは別の経済圏(EFTA)を
作って自前でやっていくつもりだったので、結成時は加盟するつもり
自体がなかったから。
562551:03/12/26 11:35
まあ俺は>>546>>552のあまりに投げやりな態度にちょっとなーと思った。
たぶんそのせいで>>547も適当に答えてるんだと思うが。
>>552で厨ではないと分かったし、それはいい…んだが。

>冬だな…とか言うのは好きじゃないが、(全員)最低限の礼儀は守るべし。
>(礼儀を守らない香具師に)丁寧に答えてやるとつけあがるんじゃないかと。
いくらなんでも>>560は釣りだと思うが…ここで釣るなと。
スマン、冬だと思ってるせいか過敏になってるな。毎年学生が流入して混乱する時期だしな…

>>555
統一通貨だと価格が比較しやすいから、どんどこ安いほうに流れるってのもあるし、
結果的に国家・地域間の格差が大きくなるという懸念がある。
563世界@名無史さん:03/12/26 12:25
インド人に思いっきりユーロな名前の人がいるんですが(現国防相ジョージ・フェルナンデスさんとか)
何でですか?植民地時代に改名政策でもあったんですか?
564世界@名無史さん:03/12/26 14:39
朝鮮戦争の前に韓国が日本に攻めこもうとしていたというのは本当ですか?
565世界@名無史さん:03/12/26 14:46
566世界@名無史さん:03/12/26 15:13
>>564
しかし、阪神大震災の時に日本へ攻め込むことは考え、待機命令が出た。
567世界@名無史さん:03/12/26 18:43
「攻め込む」では無いだろw
568世界@名無史さん:03/12/26 20:44
>>566&567
何しようとしてたんですか?
詳しくお願いします
569世界@名無史さん:03/12/26 20:48
>>568
阪神・淡路大震災のときに、在日韓国人が襲われるんじゃないか、という説が流れたため、
仮にそうなった場合に備えて韓国の軍部に待機命令が出たらしい。
東京大震災の時に実際にあったことというから、おかしい憶測ではないけど、
全くそんな不当差別は起きず、国籍関係なく皆で助け合ったというお話。

だと思う。
570世界@名無史さん:03/12/26 21:00
国連に加盟していない国はいくつくらいありますか?
571世界@名無史さん:03/12/26 21:55
>>570
とりあえず国家を名乗っているもので未加盟国は

ヴァティカン市国
チェチェン共和国(ロシアが実行支配?)
中華民国(台湾島を実行支配)
ティベット(中華人民共和国が実効支配 インドのダラムサラに亡命政権)
北キプロス・トルコ共和国(事実上独立 トルコの保護国)
パレスティナ(イスラエルが実行支配?)
サハラ・アラブ民主共和国(モロッコが実効支配)
ソマリランド共和国(ソマリア北部が独立宣言)

まだあるかも。補足または訂正よろしく。
572世界@名無史さん:03/12/26 22:00
どこまでを「国」と認めるか、によると思いますが。↓の()はそういう理由です。
現在国連加盟国は191ヶ国、一般的に言われる(唯一の)非加盟国はバチカン市国です。
たまに誤解されますが朝鮮民主主義人民共和国、イスラエルやスイスは加盟国です。
そのほか、日本は台湾を国家として承認してはいませんが、国家承認している国も
30ほどあり、これらからすれば台湾は「非加盟国」であるといえるでしょう。
573世界@名無史さん:03/12/27 00:05
満州事変の国連決議の具体的な文言はなんでしょうか?
というのは、これをのむしか日本の生きる道は無かったの
でしょうから。中国のためというより、利権を日本が独占
するなということではと思ってますから。
574世界@名無史さん:03/12/27 00:44
>>564
あんまり知られてない話ですが、
当時の韓国大統領・李承晩は武力による半島統一を強硬に主張していました。
ゆえに揉め事を嫌った米国は当初、韓国にろくな武器を与えなかったのです。
これは「ユギオ」開戦当初、韓国軍がボロ負けする一因になります。
ということで、日本にケンカ売ろうにも売れません(今もですが)。

>>573
まんま、その通り。
満州国は日本の傀儡だから認められない、同地は列強の管理下に置かれるべきだ、です。
575世界@名無史さん:03/12/27 07:52
>>574
> >>564 の話の元ネタは落合ノビーの電波であり信憑性は薄い。

しかし

> ゆえに揉め事を嫌った米国は当初、韓国にろくな武器を与えなかったのです。
> これは「ユギオ」開戦当初、韓国軍がボロ負けする一因になります。

ここまでは正しいが、それから

> ということで、日本にケンカ売ろうにも売れません(今もですが)。

と結論付けるのは間違い。
軍事力ってのはあくまで相対的なもの。
当時の日本は警察予備隊すら無い完全非武装国家だよ。
いくら当時の韓国にろくな武器が無いと言っても、「日本にケンカ売ろうにも売れません」
ってのは言いすぎ。
576世界@名無史さん:03/12/27 08:08
軍板FAQから転載しとく。

http://yomi.kakiko.com/mlt/faq/faq03.htm#朝鮮戦争勃発原因
 【珍説】
 戦後、韓国政府が日本の対馬に侵攻するため、軍を南下させて侵攻の準備をした.
 これにアメリカが激怒、朝鮮半島の防衛を拒否してアメリカ軍を朝鮮半島から撤退させた.
 これが原因で、朝鮮戦争が勃発した.

 【事実】
 朝鮮戦争勃発時には、韓国軍には第1、2、3、5、6、7、8、そして首都師団がありました.
 その内,38度線付近に配備された師団は第1、6、7、8、首都師団であり、予備が2師団,
 南部に配置されたのは第3、第5師団のみです。
 日本侵攻など行える戦力配置ではありません。

-------------------
世界史板でもFAQをまとめたサイト作った方がいいかもなあ。
577世界@名無史さん:03/12/27 08:39
>555
通貨を固定すると、マクロ政策もリンクすることになるから。
578世界@名無史さん:03/12/27 08:41
>>570
スイスは去年国連に加盟したな。国連の下部組織にはそれ以前にも加盟していたが。
州単位での国民投票で決定したようだが、12対11でぎりぎりのところだったようだ。
579世界@名無史さん:03/12/27 08:44
なぜポンド経済圏をスターリングブロックという?
580世界@名無史さん:03/12/27 08:56
スターリング・ブロック sterling bloc
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=sterling&kind=ej
>━━ n., a. 英貨[ポンド](の,で支払われる); (純銀92.5%を含む)標準量の;
>標準銀製の; (英国の金貨, 銀貨の)法定純度; (法定)純銀;
>((集合的)) 純銀製品; 純粋の, りっぱな, 信頼すべき.
> sterling area [bloc, zone] (the 〜) ポンド地域.
581世界@名無史さん:03/12/27 09:06
>>579

英国ポンドを正式にはポンド・スターリング(もしくはスターリング・ポンド)と呼ぶから。
スターリングという名称は8世紀以前のアングロサクソン時代の銀貨の呼称に由来する。
ポンドはもともと重量の単位で、転じて1ポンドの重さの枚数の銀貨に相当する価値を
表す通貨単位となった。
582世界@名無史さん:03/12/27 13:00
エンペラー(皇帝)がいる国は日本以外にありますか?
583世界@名無史さん:03/12/27 13:02
>>582
ありません。
584581:03/12/27 14:31
読み返してみると、最後の2行がちょっとわかりづらい表現になっているので下記のように訂正。

ポンドはもともと重量の単位で、1ポンドの重さの銀塊から240枚のスターリング銀貨を鋳造して
いたため、ポンドは1ポンド=スターリング銀貨240枚を意味する通貨単位の呼称となった。
英国の通貨制度が変更されても、通貨の名称としてポンドは既に定着していたため、そのまま
使われ続けた。
585世界@名無史さん:03/12/27 15:03
>576
ブサヨ軍ヨタのFAQなんか貼るな。

>世界史板でもFAQをまとめたサイト作った方がいいかもなあ。

むしろ軍ヨタのFAQがこのスレからも勝手にパクっていることに抗議すべき。
586世界@名無史さん:03/12/27 15:08
ではポンドが「£」(Lのデザイン化?)になっているのは?
ついでにドルのマークが「$」なのはなぜ?
セントが「¢」なのは分るんだけど…
587世界@名無史さん:03/12/27 15:44
>>586
> ではポンドが「£」(Lのデザイン化?)になっているのは?

ノルマン人が英国侵入後、彼らの通貨単位であるリブラを英国の貨幣単位に対応させたことに由来する。

> ついでにドルのマークが「$」なのはなぜ?

スペインの貨幣に由来するためSを用いたという説と、スペインの8レアル貨幣の8を崩した記号との説がある。
http://www.askoxford.com/asktheexperts/faq/aboutsymbols/dollarsign
588世界@名無史さん:03/12/27 16:48
>>587
ありがとう。
いや、実に明快な解説のサイトですね。



…英語読めないけど。
589世界@名無史さん:03/12/27 19:55
>>583
と、いうことは日本の天皇こそ、地球上唯一のエンペラーか。
590世界@名無史さん:03/12/27 19:59
今頃わかったの?
591世界@名無史さん:03/12/27 21:01
>>575
占領軍(在日米軍)の存在は無視かいな。

まあ今も昔も韓国軍は上陸用舟艇を持ってないから、
海を越えての大規模な作戦行動は不可能なんだけどね。

漁船でも徴発する?


>>589
74年の反乱が起こるまでは、エチオピアが世界最古の帝国だったんだけどねぇ…
592世界@名無史さん:03/12/27 21:28
>>572
何故、バチカン市国は加盟してなんですか?
593世界@名無史さん:03/12/27 22:22
単純に政治的中立性を守るためでは。スイスも加盟申請の際に左派がだいぶ
抗議したそうですし。平和と愛と平等を(表面的にとはいえ)訴えるカトリック
の宗主国としては、積極的な国際政治の舞台(特に各地の紛争問題)への介入を
行う国連の姿勢とは一線を画しておいたほうが都合いいのでしょう。
利権上もいろいろと問題があるのかも。
594世界@名無史さん:03/12/27 23:46
>>591
> >>575
> 占領軍(在日米軍)の存在は無視かいな。

占領軍の存在も北朝鮮の脅威も無視してるのは>>574だってば。
よく読み返してみ。
595世界@名無史さん:03/12/28 00:14
>>593
ああ、なるほど。
俺あんまバチカンのことよくわかんないですよね。
バチカンに諜報機関があるってこともゴルゴ13で知ったくらいなんで。
ありがとうございます。
596世界@名無史さん:03/12/28 15:05
バンドン会議は何語で行なわれたんでしょうか。
やっぱり英語?
597世界@名無史さん:03/12/28 22:37
ローマカトリック教会とフランク王国とのかかわりについて説明せよ

どなたか愛の手をお願いします・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
598世界@名無史さん:03/12/29 03:09
>>597
おいおい、そんな簡単な質問は厨房・工房専用質問スレがあるからそっちできけよ
599世界@名無史さん:03/12/29 08:40
>>597
藻前はこっち↓

中高生質問スレ
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1067748985/l50
600世界@名無史さん:03/12/29 08:52
国際連盟がダメになったのって偉大なる大日本帝国の脱退が原因なんですか?
601世界@名無史さん:03/12/29 08:58
世界で最後まで帝政をとった国ってどこ?
602世界@名無史さん:03/12/29 10:31
戦後、米ソ軍がドイツやオーストリアからは撤退しなかったのに
朝鮮からは撤退したのはなぜ?
603カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/29 10:32
舌っ足らずな質問が多いですね。

>>597
もう見てないかも知れませんけど、宿題丸投げは回答が貰える比率が低いです。
自分で答えを作ってみて、あってるかどうか聞く方が、結果的にはお得。

>>600
設立当時からダメでした。
・大国のうち、アメリカ、ソ連、ドイツが加盟しなかった、あるいは認められていなかった。
・全会一致則のためにいざというときに何も出来なかった。
・自前の制裁能力に乏しかった。
等々。

>>601
多くの帝国は成立から滅亡まで帝政なのでは……?
604世界@名無史さん:03/12/29 13:26
>>601
帝政っつうのもアバウトな質問ですな。

ヨーロッパ的(ローマ的)帝政を指しているのか、アジア・中国的帝政
を指しているのか、専制王政を指しているのか、正直意味不明です。

>>603
> 多くの帝国は成立から滅亡まで帝政なのでは……?
世界史的には「ローマ」という帝国の代名詞みたいな国が共和政>帝政
という流れをとっていたり、フランス第1・第2帝政なんつうのもあるので一
概には言えないかと。
605世界@名無史さん:03/12/29 14:40
国際連合も昔からめっきりダメだな。
606世界@名無史さん:03/12/29 15:53
文字通りに最後の帝国って意味だろ?意地悪に回答の焦点を
ぼやかすのはいくないと思われ。
日本も天皇制は残ってるけど、日本国であって帝国じゃないし。

>>601
中央アフリカのボカサを皇帝と見るかどうかは問題あるけど、一応は
中央アフリカ帝国が1977年に成立し、1979年に共和制に戻ってる。

ボカサを除けば、1974年の革命まで、ハイラセラシエが皇帝だった
エチオピア帝国が最後じゃないかな?

ただ、他の回答者が回答しているように、「帝国」と日本語で綴っても、
”一応は”ローマ帝国継承者としての帝国と中国的な”皇帝”、
インドやアフリカの豪族の長としての皇帝、イスラムの皇帝などなど
色んな種類がある。
実際、今でもemperorであり、かつ帝国を名乗っていたこともあるけど、
天皇制下の日本を帝国と見なすかどうかも難しい。

「皇帝」や「帝国」という形で十把一絡げにすることはちと無理がある
んだよ、ってことで納得してチョ。
607世界@名無史さん:03/12/29 16:02
古代オリエントの生活や自然風土ってどんな感じですか?
608世界@名無史さん:03/12/29 16:15
>>606
エンペラーを戴く国はエンパイアなのでは?
609世界@名無史さん:03/12/29 16:18
>>604
国際連盟の議決を「全会一致」にするか「2/3」、多数決にするか、
議長の恣意で決められたらしい。
610世界@名無史さん:03/12/29 16:40
>>608
しかし、それでは教師受けが悪かろう?
611世界@名無史さん:03/12/29 16:41
>>608
今も日本は天皇(emperor)を戴いていますが、日本帝国ではなく
日本国ですが何か?
612世界@名無史さん:03/12/29 16:42
>>611
国号にあるかどうかは関係ないのでは?
イスラエルだって共和制だけどイスラエル国なんだし
613世界@名無史さん:03/12/29 17:05
第一次大戦終了後、全体主義が各国で台頭した社会的背景は何ですか?
なぜイタリア、ドイツでは全体主義政党が政権奪取に成功し、他の国では失敗したのですか?
614世界@名無史さん:03/12/29 17:06
ニューヨーク州だって「エンパイア・ステート」だし。
615世界@名無史さん:03/12/29 17:23
>>612
emperorが「統治」する国がempire。天皇は統治していない。
616世界@名無史さん:03/12/29 17:29
ていうか、天皇を過大評価すると本質を見失う。
天皇好きの諸君には悪いが、戦後の天皇はあってもなくてもいい存在。
エチオピアやイランや中央アフリカの皇帝とは別物。

皇帝が名実ともに君臨も統治もしてたのは、イランのシャーが最後だろうな。
617世界@名無史さん:03/12/29 17:33
>>616
だからそういうことを一々書きなさんな。そういうイデオロギーっぽい
ことをワザワザ言う必要なんかないでそ。

世界史板なんだから、史実を素直に見ていけばいいじゃんか。
618世界@名無史さん:03/12/29 17:39
>>616
”シャー”の全てを皇帝と見なすのも難しい。
例えばパーレビ王朝の場合は国王だったし。
619世界@名無史さん:03/12/29 17:44
>>617
そうか?天皇を根拠に現在の日本を「帝国」とよぶ方がイデオロギーっぽいが。
史実を素直に見れば、いまの日本を「帝国」とよぶのは疑問がある。

あんたの書き方の方こそ、天皇大好きってスタンスがモロ出てると思う。
620世界@名無史さん:03/12/29 17:48
>>613
既存の社会体制が上手く行ってなかった国で全体主義が台頭した
と考えればいいんでは?ドイツはワイマール体制下の混乱期、
イタリアも戦勝国でありながら十分な報酬を獲得できず、既存体制
に対して不満が鬱積していた。

ただし、他の国で全体主義が全く芽生えなかったわけではない。
イギリス、フランス、はてはアメリカでも全体主義的なグループは
存在していたし、一定の勢力を持っていた。でも、既存の政体が
それなりに機能していたわけだから、大多数を占めるには至らなかった。
621世界@名無史さん:03/12/29 17:48
>>618
「国王」というのは日本語表記の上での話でしょう。
マスコミでの表記は「イラン帝国」の「パーレビ国王」だったけど、
講談社版「世界の歴史」では「パフラヴィ皇帝」とあったぞ。
622世界@名無史さん:03/12/29 18:08
>>619
わたしゃ、現体制を日本帝国なんぞと考えてはおりませんが?
まぁ普通に皇室好きではありますけどね。

>>621
ん〜?日本語の表記もそうだったけど、それ以前に
パーレビ朝のシャーってその権限的には皇帝と見なしても
OKなん?
623世界@名無史さん:03/12/29 18:18
パーレビのシャーは皇帝のつもりだったはず。
なんで日本のマスコミが「国王」と訳していたのかわからないが
たぶん英米でキングと訳されてたからだろうかな。

※皇帝であるかないかは、
実際に統治してるかどうかとか
権限が云々とはあまり関係ないと思われ。
624世界@名無史さん:03/12/29 18:20
>623
ん?「帝国であるかは、皇帝がいるかどうかではなく、
皇帝の権限とか統治とかが問題になる」という話ではないのか?
625世界@名無史さん:03/12/29 18:49
>620
世界史の先生方に同じ質問をすると、そのように説明して下さいます。
では既存の政体がそれなりに機能した国としなかった国は何が違うのでしょうか?
世界恐慌で欧州全体が経済不安に見舞われた時、どの国も事態を打開する政策を打ち出せ
ず、政局は不安定で、世界中が自国の共産化に慄いていました。各国共に不安要素を抱えて
いました。どのような要素が人間を思想、言論の自由を自ら放棄した国とそうでない国に
分けたのでしょう?
626世界@名無史さん:03/12/29 19:00
>>625
そこまでいくとご自身で勉強された方がいいと思われ。

ただ、どの国も一色に塗りつぶすのは危険。アメリカの大統領選挙で、
各州で過半数を占めればその州の全得票を独り占めできるのをイメージ
すればいい。
イタリアやドイツで過半数を占めた政党がその国をそのカラーで塗り
つぶしたし、他の国ではその他勢力が過半数をとってやはりカラーで
塗りつぶしたわけだけど、決して全員が同じ向きを向いていたわけじゃない。

また、過半数であっても独裁権限を与えないように、その体制が
確立していた国も多いので、それも影響を与えているんだろうけど。
627世界@名無史さん:03/12/29 19:13
>>623
パーレビって君主としてそれなりのインテリだし、英語も問題なしの人。
そんな人が英訳でKINGになってたのに、自分がemperorだ、なんて
考えてたかなあ?
628カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/29 19:47
>>606
いや、まじでそういう意味だとは気付かなかった……スマソ。

日本の天皇をどう考えるかはかなりめんどくさい問題があったような。
国事行為として国会の召集とか衆議院の解散とかあって、それをどう考えるんだ〜とか。
イデオロギーも絡んでくるんで、天皇以外で、で考えましょ。

>>625
イタリアのファシスト独裁は恐慌前だと思います。
ユーゴの国王独裁も恐慌前から。
まあ、>>626氏の言うように、一色で考えるのは危険だと思いますけど、
一つ指摘できるのは、恐慌に直面したとき、
どの国も第一次世界大戦の戦時経済をもとにした統制経済を採用していったということです。
自由主義的な経済体制(国家は市場に介入しない)を捨てて、国家主導のもとで経済を操ろうとした。
そのためには、国家に権力を委譲しなきゃいけないわけです。
「修正資本主義」とか言われる考え方ですけど、
計画的に経済市場を操るためには権力の集中した独裁主義的な政権のほうが有利ですから。
629世界@名無史さん:03/12/29 20:29
>>623
英語での国号はEmpaire of Iran
君主の称号はペルシャ語ママHis Imperial Majesty Mohammad Reza Shah Pahlavi
軍隊はImperial Iranian Forces
630世界@名無史さん:03/12/29 20:47
失敬、627っす。

http://www.iranchamber.com/history/mohammad_rezashah/mohammad_rezashah.php
こちらのサイトによると、1967年に皇帝に戴冠してますね。ただ、この戴冠が
ペルシャ帝国を意図した戴冠だったので、イスラム階層からはかなりの
反発をくったようで・・・。1976年にイスラム歴を帝国歴(ペルシャ帝国起源)
に変えたことがどうも致命傷だったようなことも書いてありました。

>>629
His Imperial Majesty Mohammad Reza Shah Pahlaviって、称号というか
尊称は英語で、ペルシャ語じゃないですが。"Mohammad Reza Shah Pahlavi"
で(shahはペルシャ語ですけど)人名です。
あと、empire、ね。
631世界@名無史さん:03/12/29 20:49
じゃあ称号ないの?
632世界@名無史さん:03/12/29 20:51
emperor → Shahanshah(King of the Kings)
king → shah
633世界@名無史さん:03/12/29 20:55
>>631
His Imperial Majesty、が皇帝陛下って尊称でしょ?
英語での彼の称号はemperorだったみたいよ。>>630のサイトの
第6段落に、Emperor of Iran、って書いてある。
634世界@名無史さん:03/12/29 20:57
書き直すと
His Majesty the Emperor Mohammad Reza Shah Pahlaviってことか。
ImperialでEmperorだと意味が重なっちゃうからか
635世界@名無史さん:03/12/29 21:01
となると、ますますなんで皇帝なのかナゾ
636世界@名無史さん:03/12/29 21:01
じゃない、なんで日本のマスコミは国王って呼ぶ?
637世界@名無史さん:03/12/29 21:04
شاهنشاه ايران محمد رضا شاه پهلوى
638世界@名無史さん:03/12/29 22:35
日本のマスコミの訳が間違いってことだよ。
639世界@名無史さん:03/12/29 22:39
チャールズ皇太子ってのも誤訳?
640世界@名無史さん:03/12/29 22:42
イギリスの「王太子」を「皇太子」って呼んでることから考えても、
君主の称号の日本語訳なんてかなり適当な気がする。
641世界@名無史さん:03/12/29 22:44
>>639
英国王が「皇帝」じゃない以上、誤訳でしょう。
642世界@名無史さん:03/12/29 22:45
昔独立国君主は全て皇帝という原則のもと
英国皇帝と呼んでた名残
643世界@名無史さん:03/12/29 22:46
>>640
モナコみたいな公国の後継者まで「皇太子」だもんねえw
644世界@名無史さん:03/12/29 22:52
BAKABAKARI
645世界@名無史さん:03/12/29 22:59
شاهنشاه ايران محمد رضا شاه پهلوى
shahanshah abran mohammad reza shah pahlavi
646世界@名無史さん:03/12/29 23:14
天皇を皇帝(emperor)と訳したのはイギリス外交官のアーネスト・サトウ。
queen(king)の訳語として皇帝にしたとある。それ以前から中華皇帝を
emperorと訳していた。

何か書いていて混乱してきたが、イギリス女王と中華皇帝と天皇は同格で、
queenの訳語の女王は皇族の称号だから、訳を変えろといっていたようだ。

わかりづらいとおもうので「一外交官から見た明治維新」を直接読んでくれ。
647世界@名無史さん:03/12/29 23:16
思うに、emperorを皇帝と訳したことより、kingを王として訳したことの方が
間違っていたような……
しかし今どき中華文明的な意味合いで王を使ってる奴はいないか。
648世界@名無史さん:03/12/29 23:24
>>647
今どき中華文明的な意味合いで王を使ってる奴→ <丶`∀´> <日王
649世界@名無史さん:03/12/29 23:41
>>636
「王様」では古めかしいし、「王」ではなんか寸足らず。やはり「国王」と2文字4拍。
650世界@名無史さん:03/12/29 23:48
Empireは、ローマや中華のような広大な辺境や諸侯国を持つ連合体を
束ねる国家を指すものと思ってたが。語源にあたるラテン語のimperiumが
正確にはどういう意味か知らぬが、カエサルやツァーや中国やプロシア生まれのドイツ皇帝
いった広大な国土を束ねる人物を、英語ではAn Emperor。

天皇(天上の王様)は大昔は大王(おおきみ=地上の中津国の王)と呼ばれていた。
その後、天上の王=天皇となって宗教的権威を背景に俗事としての国事行為を摂政や
太政大臣や征夷大将軍に委託してるから、・・・king云々よりJapanise GodとかHis Holiness
とか訳すのは・・・アーネスト・サトウの時代には難しいか。
651カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/29 23:50
>>650
imperatorは兵を率いる人って意味じゃなかったっけ。つまりは将軍。
652世界@名無史さん:03/12/29 23:50
とりあえず、最後の「帝国」はイランと中央アフリカでよろしいな?
653世界@名無史さん:03/12/29 23:54
>>650
周王と覇者、カリフとスルタン>天皇と将軍

単に君主と宰相>天皇と摂関・太政大臣
654世界@名無史さん:03/12/29 23:59
いまローマ法王庁は、ヨハネ・パウロ2世以降、「教皇庁の訳語が正しい」
ってしてるけど、一度外務省に「法王庁」で申請が受理されたので、法王庁のママ
だとか。
パパこと教皇は、神の地上の代理人として、教え導く責を負う「人間的存在としての父親」
なんだけど、天皇の場合は、むしろダライ・ラマ(His Holiness The Dalai Lama)みたいに
それ自身が聖性をもつ宗教的存在(Hirohito His Holiness,the 124th Tennou of Japan),
として考えるほうが、エンペラアと考えるより、判りやすいと思う。
・・・昭和はね
655世界@名無史さん:03/12/30 00:05
いや、最近、ローレンス・ヴァン・デル・ポスト「影の獄にて」(ほれ戦メリ戦メリ)の
読みなおして、明治の立憲君主国家や自由民権すっとばして、昭和十年の国体明徴声明以降、
たしかに「現世に降臨した神=天皇」と原理主義の時期をみると、
Japanise Godとか訳したほうが、kingやEmperorより、日本国の構造が見えて
面白いと思うのだが・・・
656世界@名無史さん:03/12/30 00:12
いまも日本ローマカトリック教会は
公的に「教皇って呼んでちょ」と主張しているのだが
公文書からなにから全部改めるのが面倒で放置プレイ

法王庁といえば、「聖下」なんてのもあるな
657世界@名無史さん:03/12/30 00:18
>651
辞書引くと確かに軍団の司令官みたいな意味がimperator(in-
+ parare to prepare, order 命令を準備するもの)にあって、
そこから1都市国家ローマが武力によって世界帝国に版図を広げ
横滑り的に軍政司令官が世界国家の元首emperorになったようです。

その語源が、14世紀の英仏にあっては「諸侯国を束ねるもの」の
ポジショニングを指すものとしてのempereorになったようですが、
当然ローマの政体が、その名を名乗るものの念頭にあるでしょうね
658世界@名無史さん:03/12/30 00:24
天皇の訳語のEmperorには違和感あって、日本的神の訳語をGodとするのに違和感を
感じないのか。適当な奴だな。
659世界@名無史さん:03/12/30 00:25
>>655
問題は、日本の「神」と西洋の「God」が、厳密にいうと
同じ意味ではないという事だが‥
660世界@名無史さん:03/12/30 00:31
On Her Majesty's Secret Service「女王陛下の007」とか
Your Majesty「閣下」His Holiness「聖下」とか日本語の場合訳されるけど、
正確には・・・
On Her Majesty's Secret Service「Her(エリザベスことベッキーの肉体に宿る)王位というう抽象概念が所有する秘密機関」
Your MajestyやHoliness「あなた(チャールズ国王(SFね))の肉体に宿る王の権威や聖性」であって、
おそらく「閣下」「殿下」などの王宮の建築構造に基づく呼び名を訳語にすると混乱すると、
大昔、英語の先生に教えてもらいましただが・・・はて。
正確なところは判らんです

661世界@名無史さん:03/12/30 00:36
ああ、だからHerと三人称なのか。
662世界@名無史さん:03/12/30 00:39
>658
Japanise Godと書いたつもりですが。まあ、Godの訳語は論外いうなら
お説に従い撤回しますがね。

>655
そう。八百万の何とやらという話になりますが、まあ、ダライ・ラマに
職能的には近いだろうと思うのですよ。本来の意味では。
明治国家は維新の嵐の中で、近代国家としての体裁を整えねばならぬから
当然、Emperorとかプロシア風のKaiserを選んだのでしょうが。
663世界@名無史さん:03/12/30 01:45
英語にはEmperorとKingがあって漢字文化圏には皇帝と王があったから
対訳として組み合わせただけだろ。
わざわざややこしいことをいうと話がこじれるよ
664世界@名無史さん:03/12/30 01:47
喪前ら、いっそのこと天皇のこと、Mikadoにしろw
665カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/30 01:52
>>664
こことか「公侯伯子男」スレとか見てると、訳さず言語で理解した方が結局は楽なんじゃないかと思うことが間々ありますなあ。
666世界@名無史さん:03/12/30 02:12
表意文字と表音文字の差がありますので、
「皇」(自(始め)と王の合成で、人類最初の王)
「帝」(三本の平行線を中央で束ねる=締 すなわち宇宙の全てを束ねる至高神)

三皇五帝のあと春秋戦国時代、「王」という文字の乱立とインフレがあって
始皇帝が自ら「皇帝」と名乗ることで、意味上の「最高位」を発明したと。
Emperorは確かに慣習的に>663氏の言うとおり訳語として一般化してますが、
アーネスト・サトウの時代にも、徐々に日本国の連邦的政体とか、ショーグンと
テンノーの違いに気付かなければ、薩長への接近も無い。
必然、Emperorとテンノーは違うという微妙な認識が、当時もあったと思いますがね
667世界@名無史さん:03/12/30 02:25
要するに、間違いかどうかを問うと、シナの皇帝をEmperorと訳したのが
問題の始まりなんだな。
天皇の訳語のEmperorは、シナ皇帝の訳語を機械的にあてはめただけって
ことで。
668世界@名無史さん:03/12/30 04:35
だからさー。訳語にすぎないっていってんでしょーが。
「微妙な違い」って当たり前だろ。
中国の皇帝と西洋の皇帝(エンペラー)と中東の皇帝(スルタン)とモンゴルの皇帝(大ハーン)と
みな微妙もしくは微妙以上に違うんだからさ。
天皇だってそりゃ微妙ぐらいには違うに決まってんだっつの。
669世界@名無史さん:03/12/30 07:26
>>662
3回もJapanise って書いてるところを見るとタイプミスでは無さそうだし
研究社の英和辞典で調べてみてもJapanise は無いから英語ではない
ことも確かなようだ。
どこの国の言葉なのか教えてプリーズ。
670世界@名無史さん:03/12/30 07:31
>>657
> 辞書引くと確かに軍団の司令官みたいな意味がimperator(in-

ローマ皇帝はローマ軍の最高司令官であり、それに由来する称号。
明治後の日本で天皇を「大元帥」と呼んだのと同じことだよ。
天皇以外に大元帥はいないでしょ。
671民明書房:03/12/30 07:32
japanise [動詞] 日本化する
672世界@名無史さん:03/12/30 07:42
>>671
> japanise [動詞] 日本化する

ジャパナイズはseではなくzeだよ。
673世界@名無史さん:03/12/30 08:37
キングよりエンペラー、エンペラ〜っていうとエラそうな感じがするんだろ。
668の言う通り「皇帝」と一緒でその程度の訳だよ。

まあ日本みたいに中東の皇帝はスルタン、モンゴルの皇帝は大ハーンって
ちゃんとした称号も一緒にわかってたほうがベターだけどね。
674世界@名無史さん:03/12/30 08:41
ヨーロッパの選挙で選ばれる「ローマ皇帝」は
カイザーとかカエサルって訳のほうがしっくりくるな。
675世界@名無史さん:03/12/30 08:49
英米圏でもっとも普及していると思われるアストン訳の日本書紀(日本紀)では
天皇はEmperorじゃなくてAugustになってたな。
676世界@名無史さん:03/12/30 08:56
インペラートルはもともと役職についてる権限のことで
古代ローマには役職の数だけインペラートルが存在した。
軍人皇帝の時代に「首都防衛将軍」の意味になったが
これは遠征から帰ってきた凱旋将軍に捧げられる名目的な名誉職。
この時代は凱旋将軍がそのまま皇帝になることが多かった。

アウグストゥスは正帝(東ローマ皇帝)、カエサルは副帝(西ローマ皇帝)
677世界@名無史さん:03/12/30 10:45
japaniseはJapaneseの間違いだな。これは失礼した。
むろん動詞の接尾句はzeですね

ただ、僕は「天皇の訳語はEmperorで間違い」「Emperorの訳語は皇帝で間違い」
と一言も言ってない。その辺、自説への物言いかと敏感に反応しすぎて、
「論ずるに足らない」って片付けたい人もいるようですが・・・。

ただまあ、英文で天皇制を紹介しようとする時、どう表現すべきか迷いましてね。
他国の言葉で、ある職制を表現しようとするとき、わりと文化人類学的に
その「仕組み」を因数分解出来ると思う。するとEmperorだけでは零れ落ちる
ものが多々ある。それを見るのが世界史だと思うのだが。

アーネスト・サトウだってThe Emperor(定冠詞にうしろにつづくof Japanが隠されている)を天皇
(例えばheavenly sovereign天子様)の呼称にとりあえず選んでいるだけであって、
けしてan Emperorと普遍化して書いてるわけではない。of Roma,of Russiaと同じ、各地域の他国には
無い背景を持つ統治者=one and onlyの存在としてTheという定冠詞を用いていると思うのだが

678世界@名無史さん:03/12/30 10:53
>>677
?・・・結局「The Emperor of Japan」でええんと違うの?
別に不都合は無いと思うけど・・・。
679世界@名無史さん:03/12/30 11:03
いまの天皇って、辛亥革命後の紫禁城の中だけの清朝皇帝に似ている。
統治権も臣下もない名前だけの「皇帝」って点でね。
680世界@名無史さん:03/12/30 11:07
うーん。Tenno Systemとは何か、いう表現をしたいのですよ。
>654-655はある時期に区切ったその1例なわけでして。

The Emperor of Japanとは何か?から論点は始まるわけで、「Tenno=The Emperorだけど
どういう意味なの?」というThe last samuraiでsamuraiづいているYahooBBSのお方に
ちょっと説明したく思いましてね
681世界@名無史さん:03/12/30 11:09
だな。>>678に同意。
もともとのローマ皇帝だって、本来はカエサルじゃん。エンペラー
じゃないし。英語でemperorと綴れば、日本の「今上陛下」の意味
意外に普通に皇帝という意味もある、ということでええじゃん
682世界@名無史さん:03/12/30 11:26
いや・・・まあ、それでええならええのですが、an Emperorという直接統治者
とちがって>679のいうとおり、bureaucracy(官僚制)の肥大化した国家で
「無力の王」として摂政 (regent for an emperor still in his minority)や
関白(regent for an adult emperor)に政治的実権をとられてしまう。
しかもそれが単なる廃王ではなく、一定の宗教的権威をan regentに与える。
だからこその万世一系?なのだし、「玉を獲れ!」の英仏には理解しがたい
明治維新の特殊性(革命ではなく王の下の政権交代)があると思うのですがね。

いや、一言、「スレ違いだ!」いえば出てきますよ。はい
683世界@名無史さん:03/12/30 11:40
>>679
内閣総理大臣とか国務大臣って言葉は御存知?
吉田茂が臣茂って書いたことは御存知?
684世界@名無史さん:03/12/30 12:08
>>683
それで、当時吉田は批判されてます>臣茂
憲法が主権在民を打ち出して「臣民」という概念を否定してるのだから、
「大臣」ってのは単なる昔の名残でしょ。
その証拠に、マスコミが共和制国家の閣僚を「○○大臣」って報道してるし。
685世界@名無史さん:03/12/30 12:10
考えたらフランスとかドイツの閣僚を「大臣」と訳すのはおかしいな。
686世界@名無史さん:03/12/30 12:17
じゃあどう訳す?
687世界@名無史さん:03/12/30 12:18
共和国の閣僚は外相とか蔵相って報道されてなかったか。
688世界@名無史さん:03/12/30 12:21
現在は○○相の表記に統一されてるみたいだね
689世界@名無史さん:03/12/30 12:35
日露戦争時、イギリスがバルチク艦隊にした嫌がらせって
中立国の義務を守らせただけなんじゃあないのか?
690世界@名無史さん:03/12/30 12:43
>>684
臣茂について>
誰が批判したの?政府攻撃の一環だろ。

主権在民について>
各国の立憲君主制の国々を見るに、
君主制と主権在民は対立するものとは思えない。
691カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/30 12:48
>>681
本来はカエサルじゃなくてアウグストゥスの方ではないかと。

>>682
いやもうスレ違いどころか板違いの風すら漂ってますが。
っていうかもともともの質問ともかけ離れた話になってますし。
692世界@名無史さん:03/12/30 12:56
相も大臣も同じ意味では?
693世界@名無史さん:03/12/30 13:01
現行法のどこを見ても「臣民」なんて概念はない。
「大臣」という言葉だけで天皇と閣僚に主従関係を見いだすことはできない。
694世界@名無史さん:03/12/30 13:04
>>692
まあ、そうなんだけど「臣」という字が古めかしいからだろうね。
695世界@名無史さん:03/12/30 13:26
よく海外の翻訳小説を読んでて例えば「月を見るもの(MoonWatcher)」とか
「狼と踊るもの(The dancer with wolves?)」とか奇妙な異民族の個体名称が出てくる
けど、多くはある表音化した名前(ex.president)を「みんなの前に座るもの、議長」
と外国人が表意のため自国文字に再構成するから、奇妙に思えることが多い。
「アメリカ大統領」だってThe United States of Americaを「アメリカという土地にある州邦の連合体」
という意味を福沢諭吉か誰かが「合衆国」とルソー風の民衆賛美で訳しちゃったから、
じゃ「統領」でいくかと部族連合体の親玉みたいな話になっちゃった。

あれって、大陸会議の議長が権限拡大して内閣の親玉になっただけで、
その下に「首相」と訳される議院内閣をもつフランスの大統領制度とは
別物じゃなかったっけ?
いや、違うかな???
696世界@名無史さん:03/12/30 13:34
じゃあ内閣主席とでも訳すべきか?>US President
697世界@名無史さん:03/12/30 13:41
合州国主席または連邦主席とか?
698世界@名無史さん:03/12/30 14:15
まーだ合州国なんてヴァカ言ってるヤツ居るのか?
699世界@名無史さん:03/12/30 14:18
日本語訳なんて、適当でいいのよw
700世界@名無史さん:03/12/30 14:19
ていうか、「大統領」で不都合ないだろ?
701世界@名無史さん:03/12/30 14:22
てか大統領ってスゴイ訳だよな、何に対して大なんだか。
中国みたいに国家主席とか総統のがいくない?
702世界@名無史さん:03/12/30 16:09
100レス近くもこの展開か・・・
弛緩しきっとるな。
703世界@名無史さん:03/12/30 16:30
そう目くじらたてんなや
704世界@名無史さん:03/12/30 17:21
いよっ、だいとーりょー!!
705世界@名無史さん:03/12/30 17:27
タリム盆地(タクラマカン砂漠)は、トルキスタン?
706世界@名無史さん:03/12/30 17:30
>>601
整理してみよう。

20世紀なって滅亡した帝政
 朝鮮・李王家
 中国・清朝(愛新覚羅家)
第一次大戦で滅亡した帝政
 ロシア・ロマノフ朝
 ドイツ・ホーエンツォレルン朝
 オーストリア・ハプスブルク朝
 トルコ・オスマン朝
第二次大戦で滅亡した帝政
 日本・天皇家(元首→象徴) 
第二次大戦後、滅亡した帝政
 エチオピア・ハイレセラシェの王家
 中央アフリカ・ボカサさま
 イラン・パーレビ朝


やはり、最後の皇帝はイランかな。
707カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/30 17:32
>>705
トルキスタンです。
トルキスタンはだいたい、中国の新彊ウイグル自治区と、キルギスタン、タジク、トルクメニスタン、ウズベキスタンの領域で、
天山山脈の東を東トルキスタン、西を西トルキスタンと言います。
708世界@名無史さん:03/12/30 17:47
カザフスタンは含まないの?
709世界@名無史さん:03/12/30 17:50
ルーマニア語はロマンス語の仲間だと聞いたけど
なんであのルーマニアの地にこんな言葉が残っているのか不思議です。
ロマンス語圏といえばイタリア・フランス・スペイン・ポルトガル等の
西ローマ帝国の領土内にあった国ばかりだし、
ルーマニアは東ローマ帝国の領土だったからギリシャ語が残っているのが
普通のような気がするのですが。
そもそもルーマニア人ってラテン?スラブ?ゲルマン?
710カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/30 18:09
>>708
カザフは入れないことが多いように思います。
トルキスタンは砂漠とオアシスの世界で、カザフは草原の世界だからかも。

>>709
ルーマニアの主張によれば、五賢帝時代にローマが支配した時代に移住した、とのことですが、はっきりしたことは分かってません。
ルーマニアが東ローマの領土だったことはありません。
まあ、東ローマの領土だったバルカン半島のあちこちで、ルーマニア語の方言らしい言語は見られるようですが。
ルーマニア語は、語彙の面ではラテン系が最も多く、この点で近隣の言語とは違った雰囲気を持っています。
例えば、ルーマニア語も他のラテン系言語も定冠詞として"l"のつく語を用います。
しかし、ラテン系言語とはまったく違う要素も持っています。例えば、
・定冠詞を名詞の後ろにつける。
・複数形に-iを使う(ラテン系言語では普通-s)
・代名詞に強形と弱形がある。
などで、これらの特徴はブルガリア語やマケドニア語などと共通していて、バルカン半島の言語の特徴なので「バルカニズム」とかいうようです。
>そもそもルーマニア人ってラテン?スラブ?ゲルマン?
ラテンとかスラヴとかという種別は言語の種別であって、人種の種別ではありませんが、まあそれはともかく。
とりあえずルーマニア語はラテンである、ということになっています。
711世界@名無史さん:03/12/30 20:53
>>706
最後はどうやらボカサ様みたいだ。
イラン革命が2月、中央アフリカの革命が1979/09/20。
約半年差でボカサ様の勝利。

イラン革命成立は2/11だけど、パーレビ国王の亡命は1/16、
ホメイニ師が評議会設立を宣言したのが、1/17にパリで。
712世界@名無史さん:03/12/30 23:17
ムッソリーニの「全体論」を日本文で読みたいのですがどこで入手できますか?
713世界@名無史さん:03/12/31 00:08
>>710
>>複数形に-iを使う(ラテン系言語では普通-s)

イタリア語の男性名詞の複数形の語尾変化は無視か。
714カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/31 00:14
>>713
うわ、ほんとだ。珍しいですね。
ラテン語では、
男性単数主格-us→複数主格-i
女性単数主格-a →複数主格-ae
中性単数主格-um→複数主格-i
で、
男性単数対格-um→複数対格-os
女性単数対格-am→複数対格-as
中性単数対格-um→複数対格-os
で、俗ラテン語ではだいたい対格が生き残って主格が死んでしまうんですが、
イタリア語では主格が残ったんですね。

複数で-iを取るラテン系って、ほかにもあるのかな?
715カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/31 00:15
……てかここは世界史板じゃないか。外国語板じゃない。
スマソ。
716世界@名無史さん:03/12/31 00:31
第二次世界大戦後の日本、ドイツ、イタリア以外の枢軸側の国の戦後処理って
どうなったの?
717sage:03/12/31 02:48
アメリカ合衆国で禁酒法が施行されていた時代のバドワイザーやクアーズはどうなっていたのかどなたか御存じですか?
718世界@名無史さん:03/12/31 09:59
>>714
>>中性単数主格-um→複数主格-i
>>中性単数対格-um→複数対格-os 

中性単数主格-um→複数主格-a
中性単数対格-um→複数対格-a の間違いだろ。
719世界@名無史さん:03/12/31 11:40
ばーかププ
720世界@名無史さん:03/12/31 13:09
>>719
そのぐらいでエバルナ

>>717
クアーズはこうしていたらしい
ttp://www.coors.co.jp/coor/story04.html
721世界@名無史さん:03/12/31 14:33
スレ立て依頼です。
「テッサ先生の補習授業で勉強しよう!」

テッサ先生の補習授業
ttp://www27.cds.ne.jp/~ungen/kokonoe/sekaisi/Sekaisi_01.html
ソフィア先生の補習授業
ttp://maa.main.jp/tessa/ww2-01.html
ルリ先生の補習授業
http://maa.main.jp/ruri/gulfwar_01.html
722カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/31 14:40
>>718
二重にスマソ……_| ̄|○
ラテン語勉強し直してくるよ……
723世界@名無史さん:03/12/31 15:58
>>714
ラテン語の名詞には第一変化名詞から第五変化名詞まであるのにな。
最初に習う第一、第ニ変化名詞を書くだけで、一番数の多い第三変化名詞は無視かよ。
724世界@名無史さん:03/12/31 16:10
今のフランス料理ってその多くがマリーアントワネットに持ち込まれたものなんですか?
一度に持ちこまれても食べられませんでした
726555:03/12/31 20:42
今更ですが質問に答えてくれた方ありがとうございました。参考になりました。
また同じような質問になってしまうのですが、スイス、ノルウェーがEUに参加していない理由とトルコのEU加盟が遅れている理由をおしえてください。
あたしの学校年明けにすぐテストがあるんです。。。
727カラジチ ◆mWYugocC.c :03/12/31 21:22
>>723
無視ですよ?
第三変化名詞は性別と関係ないですからね。
728世界@名無史さん:03/12/31 22:18
>717
Hundreds of brewers across the country were licensed to produce "near beer", made by brewing real beer, then boiling off the alcohol to conform to the one-half of 1 percent limit.
国中の数百の醸造所は「ビールもどき」、本当のビールを醸造した後に上限の0.5パーセントまでアルコールを蒸発させたもの、を作るライセンスを得た。

詳しくはNear Beerでぐぐれ。またはBeerHistory.comを読む。
今宵はScottish Holy WaterとJapanese Holy Water。でもほんとは、Three Chears for Yuengling!
729世界@名無史さん:03/12/31 23:37
>>726
トルコの加盟が難航しているのは、キプロス問題が解決しないからです。
簡単に言うと、キプロス(地図帳を開こう)は北部のトルコ系政権と南部のギリシャ系政権に
分裂しています(何故かは適当に外務省などのサイトを参照するかしてね)。で、ギリシャは
南部の政権を承認、トルコは北部を正統政権として承認し、対立しています。
いうまでもなくギリシャはEU加盟国ですので、反対しています(軟化したこともありましたが)。
さらに、南部のキプロスもまたEU加盟を狙っているので、話しはかなり複雑です。
ちなみに、日本国が承認しているのは南部の政権です。北部はトルコしか承認していませんし、
国際的に見ると、北部の政権はトルコの傀儡政権として見るのが一般的です。
スイスって加盟してませんでしたっけ?NATOの間違いかな?
取り急ぎ、今日はここまで。良いお年を。そしてテスト頑張ってね。
730世界@名無史さん:04/01/01 00:53
征韓論についてなんですが・・・

当時はまだ「朝鮮王国」だったのに、その時だけ何故、征「韓」論と
言ったのでしょうか? 征鮮論の方が適当だと思うのですが・・
731世界@名無史さん:04/01/01 01:06
スウェーデンの高齢者の割合は異常ですよね。
消費税25l 所得税最大75%とか国民は取られてるらしいね。
何故、老人多いの?
732世界@名無史さん:04/01/01 01:08
>>731
かつて出生率が低く、その後遺症から立ち直ってないから。
733世界@名無史さん:04/01/01 01:25
>>731 
しかしその分社会福祉の法整備・実践状況は世界最高水準。
老後生活の安定は日本とは比べ物にならず。
734世界@名無史さん:04/01/01 04:32
しかし税金の高さも、これまた破格なわけで…
日本の参考になるかどうかは微妙。
735世界@名無史さん:04/01/01 10:38
フランスの先住民族はケルト=ガリア=ゴーロワ人で、
ゲルマン系フランク族のメロヴィング朝に支配されたけど、ラテン系いうのは
何故ですか?
736世界@名無史さん:04/01/01 10:42
>>735
支配者たるフランク人は確か人口の2%程度
737735:04/01/01 12:08
フランス文学で言うゴーロワ精神(esprit gaulois)とクルトワ精神(esprit courtois)
の区別がわからず、ちょっと調べてたら混乱してしまって・・・。

結局、ラテン系俗語のロマンス語がゲルマン語を数で圧倒して、王家も
ラテン化したと考えてよろしいのでしょうか・・・???
738カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/01 12:12
>>731-734
高い老人福祉を求めてEU中から老人が殺到の恐れ。
しかも少子化のせいで社会福祉は破綻状態。
だそうで。

>>735
まず「ラテン系」というのは言語の分類で、血統とは関係ありません。
で、ローマ帝国時代にケルト系先住民がラテン語を受け入れ、「ガロ・ローマ人」という民族が形成されました。
彼らはラテン語の俗語(ケルト系の影響を受けて変化したラテン語)を話しており、これがフランス語の祖先になりました。
それでラテン系言語として扱われるというわけです。
まあ、フランス語の中にはゲルマン系の単語も見られると言いますし、ある程度は恣意的な側面もあると思った方がいいかと。
739735:04/01/01 12:18
なるほど。ラテン系いうのは言語の分類ですか。
混乱の源は私自身にあったようですね。考えた方が整理されて
助かります。

フランスの歴史は知識皆無なのですが、さらに南北フランスが12世紀あたり?
まで別な国だった(アヴィニヨン十字軍とかいうの???)いうスレ、どこかに
あったような?
740カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/01 12:29
>>739
フランス王権は弱かったので、13世紀初めのアルヴィジョア十字軍まで南フランスに権力を及ぼしていませんでした。
それまでの南フランスは歴史的にも言語的にも、スペイン東部のカタローニャと緊密な関係にあったようです。
南フランスの言語はオック語(ラングドック)といいまして、言語学的にはフランス語とは別の言語として扱います。
741世界@名無史さん:04/01/01 13:37
日本がサンフランシスコ講和条約を結んだ当時
世界に国はいくつあったの? 52カ国と講和したけど
742世界@名無史さん:04/01/01 14:20
>>741
90ヶ国ぐらい。
独立国でないが国連に加盟していたウクライナを数えるかどうか、
独立戦争中の国を数に入れるかどうか、
などの問題があるので、国の数を確定するのは難しい。
743世界@名無史さん:04/01/01 17:12
>>724
フランス料理に大きな影響を与えたのは

カトリーヌ・ド・メディチがオルレアン公アンリ(後のアンリ2世)と結婚
したことにより、イタリア料理が取り込まれ、洗練化された。
フォークの使用開始。

太陽王ルイ14世と摂政時代の美食家
コンデ公の料理人ヴァテールが有名

近代フランス料理の祖といわれるアントナン・カレームとその弟子
ユルバン・デュボワ。料理を順番に一品ずつもってくるようになる。

ヌーベル・キュイジーヌによる改革
744Krt:04/01/01 18:18
これもFQAなのかも知れないので、はっきりさせておいた方がいいと思う。
現在では「カトリーヌ・メディチによってイタリア料理がフランスに持ち込まれ
フランス料理が洗練されたものとなった」という説は、ほぼ否定されている。
この立場を取る著者の邦語で読める文献としては、

バーバラ・ウィートン:味覚の歴史:大修館書店:pp.75ff.
ジャン・ラッセル・ルヴェル:美食の文化史:筑摩書房:pp.134ff. などが代表。
Davidson,Alan:The Oxford Companion to Food:に至っては、このカトリーヌの話を
Culinary Mythology:の項目に入れており、完全にネタ扱いなのだ。
彼らの論拠は、以下である。
(1)イタリア料理の影響は料理書の翻訳や人の交流を通じて遙か以前から始まっていた。
(2)仏王家と比べ身分が低くしかも次男坊の14歳の嫁、宮廷には他の有力な女性もおり、
 嫁いで以来長いこと子供も出来なかったカトリーヌには当初宮廷での影響力などなかった。
(3)なにより、1530年代及び40年代のフランス料理に変化が起こったという証拠は皆無。
(4)フランス料理は17世紀後半からゆっくりと変化しだしたことがはっきりしている。
(5)それゆえカトリーヌの影響は後年、宮廷での宴会の様式を荘厳にした程度にとどまる。
745世界@名無史さん:04/01/01 22:55
>729補足

【質問】 なぜトルコはキプロスに派兵したのですか?
http://yomi.kakiko.com/mlt/faq/faq11.htm#cyprus
746世界@名無史さん:04/01/01 22:58
うろ覚えなのですが、産業革命時代のイギリスの都市部では、少しでも生活費の足しにしようして、
一般市民がアパートのベランダで豚を飼っていたという話を聞いたことがあります。
ときどき豚がベランダから落ちることがあり、不運にも通行人に命中することがあったとかとか。
もしかするとネタかもしれないのですが、どなたかこの話知りませんか。
747世界@名無史さん:04/01/01 23:49
冬休みの課題で世界史のレポートが出たのですが、どんな人を調べたらよいでしょうか?
調べやすい人、おすすめの人など出来たら教えてください。おねがいします。
ちなみに先輩などのを見たらアンネ・フランクなどをレポートしていました。
748世界@名無史さん:04/01/02 00:03
>>747
本が安くて手に入りやすい、図書館にもある(開いているのか?)、
ネットで調べやすい、映画化されている人物が簡単。
 ナポレオン、マリー・アントワネット、ユリウス・カエサル
でもお約束過ぎて面白くはない。
749世界@名無史さん:04/01/02 00:10
>>748
お約束すぎると面白くないんですよね^^;
とりあえずネットで今のところは調べようと思っています。
750世界@名無史さん:04/01/02 00:26
>>747=749
「映画作品とその実像」
映画の「○○○」に登場する○○○と、その実像との違いを指摘、なぜ違うのかを
書けばよい。
この場合、映画(ビデオを借りてくる)+本何冊か読むことになる。
751世界@名無史さん:04/01/02 00:27
>740
ありがとうございます。アルビジョワ十字軍とカタリ派って、一時期
よく聞いた名前ですが、探すと参考図書、意外に無いですね。
752747:04/01/02 00:28
なるほど、そういう手もありますね。
753世界@名無史さん:04/01/02 00:42
>>747
ヴラド・ツェペシュなんかどうよ。吸血鬼ドラキュラのモデル。
754世界@名無史さん:04/01/02 01:35
初歩的かも知れませんが、質問させて下さい。
セルビア人(東方正教、キリル文字使用)とクロアチア人(カトリック、ラテン文字使用)は、セルブ・クロアート語という同じ言葉を喋っているが、宗教と使用する文字が違うから、別の民族という扱いなんですよね?
あと、モスレム人も、宗教が違う(イスラム教)だから、別の民族の扱いなんですよね?
では、モンテネグロ人とは、何なのですか?
モンテネグロは、セルビアと宗教も使用する文字も同じですが、何を基準にセルビアとモンテネグロを区別するのですか?
あと、モンテネグロには、ツルナゴーラという別名があると聞いたのですが、それはどういう意味なのですか?
755?J???g:04/01/02 01:41
常盤貴子をどう思いますか?
756ソ連邦:04/01/02 07:55
かつてのソ連邦のことでひとつ質問です。

アンドロポフ第一書記就任後すぐに、何とかと言う8歳の女の子がアンドロ
ポフに手紙を出した。
手紙「なぜ、ソ連は世界を征服しようとしているのですか?」
それに対してアンドロポフが返事をよこした。
「ソ連は平和を望んでいるのであって、世界を征服しようとは考えておりま
せん。」

この話は、当時、テレビとかでも報道されたが、女の子の名前が思い出せない。
Yahoo!で検索して見たけれど出てこない。
誰か、覚えている人はいませんか。
757世界@名無史さん:04/01/02 08:15
>>754
>>セルブ・クロアート語という同じ言葉を喋っているが、宗教と使用する文
>>字が違うから、別の民族という扱いなんですよね?

モンテネグロ人のことはよくわからいけど、話し言葉としては殆ど同じ言語
なのに、文字や話す人々の文化的背景が違う為、別の言語とされている例は
他にもある。

インドのヒンディ語とパキスタンのウルドゥ語は、話し言葉としては大体同
じだけど、前者はデヴァナガリ文字でヒンズー教。後者はアラビアも字でイ
スラム教。
758世界@名無史さん:04/01/02 12:06
Samantha Smith: America's Youngest Ambassador
http://www.suite101.com/print_article.cfm/3679/17086
759758:04/01/02 12:08
あ、>756氏への回答です
760世界@名無史さん:04/01/02 14:52
>>758
御返答有り難う。

リンク先から引用
"Dear Mr. Andropov," she began, "My name is Samantha Smith. I am ten
years old. Congratulations on your new job. I have been worrying about
Russia and the United States getting into a nuclear war. Are you going
to have a war or not? If you aren't please tell me how you are going
to not have a war. . . . God made the world for us to live together
in peace and not fight."
The letter was signed, "Sincerely, Samantha Smith."

この文面を見ると、平和を切実に訴えていますね。当時、私がテレビのニュー
スで聞いた話と少し違っている。
761世界@名無史さん:04/01/02 14:52
続き
Tragically, in August 1985, however, Samantha and her father were killed
in an airplane crash. The little girl who believed that "people can get
along" was gone.
(訳)しかしながら、悲しい事に、1985年8月に、サマンサと彼女の父親は飛
行機墜落で死去した。「人々は供に暮らすことができる」と信じた小さな少
女は去った。

彼女は故人になっていたんですね。

In October 1985 the Samantha Smith Foundation was established.
The organization is dedicated to encouraging friendship between children
of all countries and teaching people about peace.
(訳)1985年10月に、サマンサ・スミス財団が設立された。この機関は、全て
の国々の子供と、平和について教える人々との間の有望な友好に貢献するも
のである。

引用以外にも彼女を記念していろいろなものが創られているみたいですね。
彼女を記念して少女合唱団が創設されたという話も聞いた。
762世界@名無史さん:04/01/02 15:19
ついでに。引用
The Soviet government issued a stamp in her honor, and also named
a diamond, a flower, a mountain, and a planet after her.
(訳)ソ連の政府は、彼女を記念した切手を発行し、さらに彼女にちなんでダ
イヤモンド、花、山および惑星を命名した。

彼女に因んで名づけられた惑星とは、恐らくこれの事だろう。
ttp://www.aerith.net/JANNET/asteroid.per100/03100.html
小惑星番号:3147 惑星名:Samantha 提案者:L. Chernykh
763世界@名無史さん:04/01/02 15:30
『ショワジ・タシャール・シャム旅行記』の、17世紀中頃のシャムに関するところで、

「オランダ人は、スマトラ島も支配している。―中略―その結果、アチェの女王も
その他のスマトラ島の小領主たちも、彼らの胡椒や金をオランダ人以外に売ることは
あえてしない状態であった」

とあったのですが、何故、このような状態になってしまったのでしょうか。
ご教授下さい。
764世界@名無史さん:04/01/02 16:13
古代アッシリアについて専門的に書かれた本またはサイトってないでしょうか?
765世界@名無史さん:04/01/02 17:37
ルクセンブルク大公国の大公国ってなんでしょうか。
大公と言うと、オーストリア大公、トスカーナ大公などを思い浮かべますが、あれは皇帝の臣下としての大公だったと思います。
ルクセンブルクの場合もそうなんでしょうか。
なぜ、神聖ローマ帝国が滅んだのに、ルクセンブルク「王国」に昇格しないのでしょうか。
766世界@名無史さん:04/01/02 18:07
>>765
確か、勝手に「王国」とか名乗れなかったはず。
他の国の承認がないといけないんじゃないのかな。
767世界@名無史さん:04/01/02 19:25
ルクセンブルクってどうしてプロイセンによるドイツ統一の時にドイツに加わらなかったんだろ?
768世界@名無史さん:04/01/02 20:07
号外祭り!!! 2004年は千葉総帥の年!
チバック第3代皇帝の千葉総帥の新スレができたよ!!
この神々しさ!この癒しのお姿!!たまんないね〜
みんなも遊びにいこうよ!!フォウ!
┌────────┐
│J 謹賀新年    │          
│O 臣民たちよ  . │
|K  %%%%%%%%   |
|E   6|-○-○ |  . |
|R   |   >  |   │
|    \ ∇/    ..|
|    /  \     |  
│    |     |   │
│あけまして     .│
│  おめでとう!! │
└────────┘
明けましておめでとう!チバック帝国千葉です
http://tmp2.2ch.net/test/read.cgi/kitchen/1072942920/l50
769世界@名無史さん:04/01/02 20:20
>>767
オランダと同君連合だったから。
770世界@名無史さん:04/01/02 20:30
ルクセンブルクやリヒテンシュタインの大公位や公位は、現在ではどこの誰に認定、保障してもらっているのでしょうか?
「王位はともかく、大公や公爵は国王や皇帝の下にあるべきもの」という認識があるのですが。
771世界@名無史さん:04/01/02 21:03
>>770
そんなもん、神聖ローマ帝国が崩壊した時点で・・・
772世界@名無史さん:04/01/02 22:03
1978年のベトナムのカンボジア侵攻は本当にポル・ポト政権の打倒が目的で侵攻したの?
難民が多く出て、ポル・ポトは逃亡したらしいけど
773カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/02 22:13
>>754
全然初歩的じゃないです。ややこしい問題です。
歴史的には、セルビアとモンテネグロは非常に近い……というか、同一でした。
違いが生まれたのは14〜15世紀にオスマン朝がバルカンを征服したとき。
この頃セルビア王国もオスマン朝によって滅ぼされてしまうんですが、
そのうちのいくつかの部族がひっそりと独立をまもった、というのがモンテネグロの起源です。
そういうわけで、モンテネグロとセルビアが同じ民族だ、という立場も存在します。

一方で、方言程度の差ですが、モンテネグロ語とセルビア語には違いがあります。
実はモンテネグロ語は、セルビア語よりもクロアチア語に近い言語のようです。
(クロアチア語が、モンテネグロの北隣のダルマチアの方言を中心に形成されたため。)
これと、歴史の差(独立をまもったモンテネグロ←→オスマン朝の支配を受けたセルビア)を理由に、
セルビアとモンテネグロは別民族である、とする立場も存在しています。

モンテネグロはモンテネグロ語で「ツルナ・ゴーラ」と言います。
ツルナは「黒い」、ゴーラは「山」。
モンテネグロはイタリア語で、「黒い(ネグロ)山(モンテ)」です。

>>770
公や大公が国王や皇帝の下にあるとは限りませんよ。
中世前期の歴史や19世紀東欧なんかを見れば、国王になれない弱小君主が「公」として扱われる例はザラ。
ただし、「公」(prince)と「公爵」(duke)は実は言語が違うというのに注意です。
公爵はだいたい王の臣下。
公は独立君主の称号。
774世界@名無史さん:04/01/02 23:04
princeは公の意味か君主の息子の意味のどちらが先なのですか?
もともと貴族豪族の称号が
王子に与えられるようになったのですか?
775カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/02 23:09
>>774
princeのpri-は「一つめの」という意味で、プリマハムとかプリマドンナとかの語源です。
その国の第一人者、つーことで、もともとは公ですね。

王子という意味を持つのは、イングランドの王太子がウェールズ公(Prince of Wales)に任じられる慣例によります。
776世界@名無史さん:04/01/02 23:14
なんか頓珍漢な話してるなあ・・・。
無理に知らないこと知ってる風にいわれてもな>カラジチ
777カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/02 23:16
頓珍漢と思うなら解答してくださいな。
778世界@名無史さん:04/01/02 23:22
>>775
じゃあウェールズ公以前は王の息子をプリンスとは言わなかったんだ。
779カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/02 23:26
違うの?
実例希望。
780世界@名無史さん:04/01/02 23:31
>>772
もともとヴェトナムとカンボジアは民族的に仲が悪かったし、
国境線も不明瞭な部分があり、係争中だった。
加えてポル・ポトの酷政で難民が大量発生し、さらにわやくちゃな状況に。

文化大革命以来、ヴェトナムは中国と対立し、その一方でソ連との関係を強化していく。
インドシナ半島全体を影響下に置こうという野心を持っていたヴェトナムにとって、
親中政権のポル・ポトは座視できない存在であった。その逆もしかり。
77年、カンボジアはヴェトナムとの断交を宣言する。

78年、ソ連からのバックアップを受けたヴェトナム軍は、カンボジアに侵攻。
米軍をインドシナ半島から叩き出した百戦錬磨のヴェトナム軍に、
チンピラ同然のカンボジア軍がかなうわけもなく、
3ヶ月で首都プノンペンは陥落、ポル・ポトはジャングルへ敗走、
親ヴェトナムのヘン・サムリンが政権を担うことになる。
というか、ヴェトナムの言うことにはカンプチア救国民族統一戦線がポル・ポトを放逐したことになってる。

メンツを潰された中国は大いに怒り、このことは中越戦争の一因になった。
781世界@名無史さん:04/01/02 23:35
要は両国が喧嘩を始める要素は存在していたが、
ポル・ポトがムチャクチャやったせいで、ヴェトナムにいい口実を与えちゃったってところですね。

しかしヴェトナムが侵攻しなかったら、もっと恐ろしい事態になっていたのも確実でしょうから、
このへんなんとも歴史の皮肉というか。
782世界@名無史さん:04/01/03 03:57
>>773
ご丁寧に有り難う御座います。
ところで、モンテネグロは、オスマントルコから完全に独立を保っていたのでしょうか?
17〜18世紀くらいの歴史地図には描かれていないのですが。
あと、国名がイタリア語起源ということは、やはりイタリアの文化的影響がかなり強いのですか?

それから、もう一つ便乗して質問させて下さい。
中世の頃にボスニア王国という国が、セルビアとほぼ同じ頃にオスマントルコに征服されていますよね?
この中世ボスニア王国を構成していた民族は、現在のクロアチア人なのですか?
この段階では、まだモスレム人はいませんよね。
783世界@名無史さん:04/01/03 04:11
>カラジッチさん
ルクセンブルクの場合は Grand Duchy of Luxembourg で Grand Duke ですから、なにがしかの封建臣下ではあるのだろうと思うのですが。
784世界@名無史さん:04/01/03 04:14
セルビアと合併する前の19世紀のモンテネグロも公国だね。
785世界@名無史さん:04/01/03 09:27
共産主義革命が起こった国には例外なく大虐殺が起こったと
聞きますが、
ベトナム・ラオス・インドネシア・キューバ・ルーマニア・北朝鮮などは
どうなんでしょうか?
786世界@名無史さん:04/01/03 09:52
Prince of Walesという称号自体は、
1240年代頃にグウィネズ王ダヴィーズ・アプ・スィウェリン
が使用してました。
エドワード(のち2世)が称号を授かったのが1301年です。

あと、アングロ・サクソンを含めるならば、こんな単語もある
aetheling
atheling
意味 王子、貴族、皇子、皇太子
787世界@名無史さん:04/01/03 11:07
フランス王太子の称号のdauphinはフランス南東部のDauphine地方の領主の称号から来てるな。
788おねがいです:04/01/03 11:22
共産主義とか社会主義とか資本主義とかよくわからないので詳しく教えてください
789世界@名無史さん:04/01/03 11:24
ベトナムのカンボジア侵攻後にベトナムの後ろ盾のもとに政権に就いたヘン・サムリンや
現在の首相のフン・センだって元はと言えばポル・ポト派の幹部や兵士だったんだろ?
ポル・ポト派から離脱した彼らを利用したのがベトナムだった事を考えると
ベトナムのカンボジア侵攻を招いたのもポル・ポト派内部の内輪もめだったとしか思えん。
790カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/03 12:10
>>782
>ところで、モンテネグロは、オスマントルコから完全に独立を保っていたのでしょうか?
自信はありませんが、確か貢納をしていたんだったような気がします。ので、完全に独立というわけではないと思います。
>あと、国名がイタリア語起源ということは、やはりイタリアの文化的影響がかなり強いのですか?
いや、モンテネグロ語の「ツルナ・ゴーラ」という国名を、なぜかイタリア人が「モンテ・ネグロ」とい翻訳して呼び、
このイタリア語訳の国名の方が知られている、ということです。「ツルナ・ゴーラ」がイタリア語起源の国名ってわけじゃないです。
誤解与えてスマソ。

>中世ボスニア
当時は「セルビア人」「クロアチア人」という民族意識はあまり強くないので、どうとも言いがたいのですが、
まあモスレムではありませんね。
宗教的には、少なくとも君主たちはカトリックだったようですが、ハンガリーとの対立のために、
独立した教会組織を持っていたようです。異端宣告されて十字軍を送られたこともあったとか。

>>783
ルクセンブルクはもともと神聖ローマの封臣だったはずです。
それがドイツ統一の加わらず、そのまま残った、と。

>>784
その前は主教と公のタイトルを両方持つという変わった制度だったようですね。

>>786
前々から疑問なんですけど、「王」と「女王」と「王子」がまったく別語源な英語って変ですよね。
aethelingもkingとは無関係なんでしょうか?
791世界@名無史さん:04/01/03 12:39
>>788
同じような疑問は思ったこともあるし、過去に何度も登場してきている質問だが、
お約束のような回答しかでていない。
792世界@名無史さん:04/01/03 14:15
>>782
モンテネグロは15世紀の後半からオスマン帝国の宗主権下の属国になりますが
16世紀前半から正教会の主教を君主として自治、あるいは実質的な独立状態にありました。
この主教をヴラディカ(Vladika)と言って主教公(Prince-Bishops)などと訳します。
1852年に主教公ダニーロ2世が聖俗の分離を果たして最初の公(Prince)になり、
近代化を始めてオスマン帝国からの独立を目指しました。
その甥で後継者のニコラ1世は1878年のベルリン条約において
独立を認めさせることに成功して、1910年には称号を公から国王に改めますが、
第一次世界大戦の折ドイツとオーストリアによって占領され、
セルビアによって解放されたモンテネグロはユーゴスラビアに併合されました。

一昔前に「モスレム人」と呼ばれていたボスニアのスラブ系ムスリムは
現在は「ボスニア人」(BOSNJACI)と自称しています。
従って彼らに言わせれば中世ボスニア王国は
イスラム教に改宗する以前のボスニア人の国、ということになるでしょう。
もっともクロアチア人やセルビア人だって民族意識がはっきり出来てきたのは
かなり新しいので遡ってあれは何人の国かと云々するのは無意味なのですが。
793世界@名無史さん:04/01/03 15:12
ボシュニャク人とボスニア人は別概念じゃなかった?
794世界@名無史さん:04/01/03 18:23
>>カラジッチさん
>ルクセンブルクはもともと神聖ローマの封臣だったはずです。
それがドイツ統一の加わらず、そのまま残った、と。

なぜそのまま残ったか、を聞いているのです。
795世界@名無史さん:04/01/03 18:29
それとも聞いちゃまずかったですかね(w
796世界@名無史さん:04/01/03 18:38
>>788
その話をするとスレが荒れるとしか答えようがない。
797792:04/01/03 18:39
あれー?と思って調べてみた・・・本当だった。
ttp://src-h.slav.hokudai.ac.jp/publictn/48/a-saito.pdf(の注1)
すいません、今日まで勘違いしてました。>>793
798世界@名無史さん:04/01/03 18:44
>>794

>>769を嫁。
799世界@名無史さん:04/01/03 18:45
ハノーヴァーも、第二帝国成立時までイギリスとの同君連合が続いていたら、第二帝国に加入したかどうか微妙だね。
800世界@名無史さん:04/01/03 18:47
>>792
>イスラム教に改宗する以前のボスニア人の国

中世ボスニア王国って、カタリ派だったんですか?
それから、モンテネグロは、南スラヴとイタリア系(ヴェネツィア?)の混血ではないのですか?
801世界@名無史さん:04/01/03 18:52
>>794
ルクセンブルクは1815年のウイーン会議の後はオランダと同君連合で、首都にはプロイセン軍が駐留していた。
1867年にフランスのナポレオン3世がオランダからルクセンブルクを買収しようとしてプロイセンと対立し、
同年のロンドン会議の結果あいだをとって永世中立国とした。これで独立が確定。

オランダとの同君連合は1890年に解消。
802世界@名無史さん:04/01/03 18:58
ちなみにルクセンブルクはもともと公国だったのがウイーン会議の結果大公国となっている。
オランダとはあくまで同君連合だし神聖ローマ帝国も既にないから、どこかの封建臣下という訳ではない。
803世界@名無史さん:04/01/03 18:59
時計(現代の文字盤的)の起源はいつごろなんですか?
804世界@名無史さん:04/01/03 18:59
>>788

右翼(民族主義、nationalism)→極右(國家主義、fascism)
左翼(社會主義、socialism)→極左(共産主義、communism)

そもそも、第二次世界大戰前の世界では、極右勢力(fascism)と極左勢力(communism)といふ2つのイデオロギー的に極端な勢力があつた。
この兩者はイデオロギー的には正反對だが、一黨獨裁を志向し、民主主義とは凡そ懸け離れた體制を築くといふ點で、本質は變はらない。
米英の自由主義勢力は、第二次世界大戰によつて前者を潰滅させることに成功したが、後者については逆に増長させる結果となつた。
そして、戰後はこの communism を如何にして驅逐するのかといふことが、世界全人類的な課題であり、またヂレンマとなつたのである。
なほ、戰前の日本は所謂 fascism には該當しないと思ふが、 fascism を國是とする獨伊と同盟を結んだり、 communism を國是とするソ連と中立條約を結んだことは、長い目で見て正しい選擇だつたとは思へない。
805世界@名無史さん:04/01/03 19:01
ギリシャ戦争での前480年のテルモピレーの戦いで
レオニダス率いるスパルタ軍300人がテルモピレーで数日間ペルシャ大軍を
足止めしたってのは有名だけど、
具体的にどうやって足止めしたんです??
806世界@名無史さん:04/01/03 19:25
中央線での人身事故
807世界@名無史さん:04/01/03 19:42
>>805
戦ったんだ。一生懸命に。
一本の道しかないテルモピレーに陣取ったんだ。
どうもペルシア軍よりも、ギリシア連合軍(スパルタ軍だけじゃないよ)の槍のほうが少し長かったらしい。
そうすると迂回できないペルシャ軍はどうにも抜けなかったらしい。2日間も。
ちなみに海上では、ギリシア艦隊がペルシャ艦隊を翻弄して、海上による迂回を許さなかった。
結局、ギリシア側に裏切り者が出て、テルモピレーの後方に迂回する山抜けの小道を教えたんだ。
3日目の朝、包囲されかかったことにきづいたギリシア軍の司令官 スパルタ王レオニダスは、スパルタ軍を残して、残りのギリシア軍を急遽後退させた。
そして、自分たち300人がしんがりを務め、伝令に出した一人を除いて全員戦死したんだ。

壮烈
808世界@名無史さん:04/01/03 21:15
こういう事をするヒトという生物が未来永劫戦争を無くす事が出来るとは到底思えません。
809例の170 ◆vBOFA0jTOg :04/01/03 21:29
>>805
足止めしてた間は一応ギリシアの陸上兵力1万ほどが集結してた。
狭隘に砦を築き(以前から砦はあったらしい)、ペルシアが攻め寄せてきたら必要な人数だけ
討って出て潰し、疲れたら残りの人員と交代と。

>>805,807
一応、テスピアイも700人、テーバイが400人残って一緒に討ち死にしたぞ。
810カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/03 21:34
>>800
カタリ派じゃなくて、ブルガリアあたりで始まったボゴミル派。
オスマン支配時代にボゴミル派の信徒たちは、教会の圧力に耐えかねてイスラムに改宗した。
それが今のモスレム人の祖先。
……と言われてましたが、最近「ボゴミル派とは関係なく、政治的に異端のレッテル貼られただけじゃない?」という反論もあるようです。

>モンテネグロ
モンテネグロ、とか南スラヴ、という言葉は人種じゃないです。
まあそれはともかく、バルカン半島は人の移動の激しいところなんで、
血統をたどって「〜人は〜人の子孫」とか「〜人と〜人の混血」とかいうことはなかなか難しいようです。
人種研究ってあんまり盛んじゃないですし。
ヴェネツィアの影響を強く受けたのはもっと北の方ではないかと思いますが。
811世界@名無史さん:04/01/04 01:55
イラク人はメソポタミア文明の人たちの子孫ですか?
812世界@名無史さん:04/01/04 03:34
>>811
無茶言うな
813世界@名無史さん:04/01/04 04:45
>>802
1815年のウィーン議定書から、1830年のベルギー独立までの間は、現在のベネルクス三国に当たる地域が、すべてオランダ王の支配下にあったと言える。
なお、ルクセンブルクは、ベルギーが独立した際に、領土の西半分(フランス語地域)をベルギーに割譲している。
814世界@名無史さん:04/01/04 04:50
オーストリアのマリア・テレジアは、どうしてロレーヌ(ロートリンゲン)みたいな弱小国と縁組みしたんでしょうか?
もし、あのときにバイエルンやザクセンのような神聖ローマ帝国内の大諸侯から婿を迎えておけば、ハプスブルク家がドイツ本土方面に進出する足がかりとなったかも知れないのに。
815世界@名無史さん:04/01/04 04:51
ついでに言えば、史実のような形でのオーストリア継承戦争は、起こらなかった可能性が高いと思う。
816世界@名無史さん:04/01/04 05:21
>>813
ベルギーは完全にネーデルラント王国の一部だったがルクセンブルクは同君連合の別の国。
と、一応いっておく。
817世界@名無史さん:04/01/04 05:29
>>816
スレの流れからして、そんなことはわかった上で書いているのは明らかだろ。
もう少し流れ嫁。
818世界@名無史さん:04/01/04 05:33
>>816
スマソ
819世界@名無史さん:04/01/04 05:34
>>816でなく>>817だった。
再びスマソ
820世界@名無史さん:04/01/04 12:25
蛮族に過ぎないゲルマンのゴート族が
最強の軍備と軍隊を揃えた西ローマに勝った
戦術的な理由ってのが知りたいんですが。
821世界@名無史さん:04/01/04 14:05
軍楽隊の起源についてお訪ねしたいのですが、
軍楽隊は、ヨーロッパ独自のものなのでしょうか。
それともオスマントルコの風習を
取り入れたものなのでしょうか。
オスマントルコからヨーロッパ諸国への伝搬ならば
オスマントルコの軍楽隊は、オリエント起源なのか
東ローマ帝国起源なのか、つまり西洋起源か東洋起源か、
知りたいのですが。
822世界@名無史さん:04/01/04 14:46
中国の皇帝で武帝て何人かいるけどこの名前人気あるの?
823世界@名無史さん:04/01/04 14:47
>>814
恋愛結婚だったから。
824Krt:04/01/04 16:02
>>821
近代欧州の軍楽隊は直接的にはオスマン・トルコの軍楽を取り入れた物である。
ただ軍楽自体は、文献に残っている物だけでも古代イスラエル(旧約聖書)や
古代ギリシャ時代(トゥーキュディデース)、あるいはそれ以前からあったわけで
(ここでの主力は太鼓ではなくラッパ、笛の類)その起源を問うのは難しいが、
打楽器に特色のあるオスマン軍楽の直接の先祖は東方イスラム系のものらしい。

なお、この問題は以下の本に詳しい。
上尾信也「音楽のヨーロッパ史」講談社現代新書

この本はよく調べてある良書だと思うが、ギリシャ悲劇の上演形態などの点で
思い違いがあったり、その他全般的にギリシャ関係の記述が今ひとつなので注意。
825世界@名無史さん:04/01/04 16:51

ドイツの戦後賠償について知りたいのですが
ユダヤ人やヨーロッパ人への個人賠償を行っているのは
知っていますが、それで国家同士の戦後補償問題は
一応、決着がついているのですか?
それとも、ポーランドとかロシアとかはまだ賠償を請求して
来ているのですか?

ttp://www.ops.dti.ne.jp/~heiwa/peace/report/010re-m.html
826821:04/01/04 18:08
>>824
おお、お答えありがとうございます。
ご紹介の書籍、さっそく読んでみます。
感謝。
827世界@名無史さん:04/01/04 22:03
>>822
その号はおくり名だから、死んだ後にその皇帝を評価(ではないが)するときにつけられる。漢字には文字自体に
意味を持つので「武」帝とは武をもって領地を獲得した、または、武で中国を制した皇帝などに使われる。
分かりやすい例を出せば
魏の礎を築いた曹操(太祖武皇帝)
匈奴をゴビ砂漠の北までおいやった劉徹(漢の武帝)

多少間違いあるかもしれないがこんなところ
828世界@名無史さん:04/01/04 22:10
フランスで受刑者の健を切るっていう刑罰ってあったんですか?
829怨霊 ◆NRtIkON8C2 :04/01/04 22:19
>>822
827に補足
皇帝の諡(おくりな)に使われる字にも作法があって、
「文」と「武」が良いおくりなの1位と2位です。
但しトップは「文」。「武」はランク的には上から2番目。
意味としては「武」は827氏の言う通り。
「文」はむしろ平和的な名君におくられる傾向にありました。
最低なのは「煬」。煬帝の「煬」です。
830世界@名無史さん:04/01/04 22:38
>>829
上から順に並べてみてなんてあつかましいことは言いません。
でも心中をご察しください。
831怨霊 ◆NRtIkON8C2 :04/01/04 22:46
文>武>>宣≒景≒元あたり(いい方)>>恵≒霊≒哀あたり(結構悪い)>>煬
くらいでしょうか。
実際にはもっと色んなおくりなもあるし、
ランキングが付いていた訳ではないのでこれ以上は難しいと思います。
また、唐からおくりなが超インフレを起こし、書ききれないほどの長さになったので
それ以降は皇帝を廟号で呼ぶのが普通になっています。
832世界@名無史さん:04/01/04 22:54
>>831
それでいうと、趙の武霊王とかはどういう意味の諡なんですかね?
国の異民族化を推進した人だから、やっぱり評判悪いのかな。
833世界@名無史さん:04/01/04 23:14
一般的に、一番最悪なのが「幽」、その次にひどいのが「霊」とされる。
834怨霊 ◆NRtIkON8C2 :04/01/04 23:24
833氏の言うように、良いおくりなでは無いでしょう。
あと、少なくともインフレ前は、おくりなは一文字の文、武が格上。
文、武(一文字)>「文宣」みたいな文、武と良いおくりなの二文字>その他
みたいな感じらしい。
835827 :04/01/04 23:48
怨霊氏補足感謝です。
833氏の言うように幽、霊などは特に悪いとされている
例としては
犬戎に攻められ殺された、周の幽王

隋の煬帝はその後の唐によって悪いおくりなをつけられた
皇帝(唐の正当性を主張するためだと思われ、ただ煬帝が褒められた皇帝であったというわけではない)
悪いおくりなだからといって一概に判断することはできないが、駄目なのが多いのは事実
836世界@名無史さん:04/01/05 00:18
王(king)と皇帝(emperor)って
どう違うの?
具体的にいえばウィリヘルムはなんで「王」じゃなくて「皇帝」
なんでしょう?
また、ローマ法王って王や皇帝より偉いの?
日本における征夷大将軍と天子みたいな関係なのかな?
837世界@名無史さん:04/01/05 01:11
>>836
一般的には皇帝というのは色々な民族を統括する普遍的国家の長、
王というのは一部族の長、つまり民族国家の長という意味といわれてる。

欧州ではローマ帝国の正当な後継のみローマ法王から戴冠され名乗れるとされている。
しかしナポレオンがローマ帝国の正当な継承ではないがフランス皇帝を名乗った
後にフランスとオーストリアを破ってドイツ統一を果たしたヴィルヘルムが皇帝に即位
この頃にはローマ帝国の後継云々は既に無意味になっていたと思われ。

法王はカノッサの屈辱を見ればわかるように、当初力をもっていたが、たびかさなる十字軍遠征失敗と
それにより力をつけた王侯により権威は失墜形式上の存在となる。

面倒になったんで邯鄲に
これは当然西洋についてで、東洋と西洋では皇帝の意味は異なる(東洋でも意味合いは異なるが)



838世界@名無史さん:04/01/05 02:00
>>837
民族と部族は意味(というかカテゴリー)が違うぞ。

「民族国家」っつうのは「国民国家」以降の代物だし、簡潔に説明しようとして
余計に混乱させる書き方になってると思うが。

西欧的に言えば
皇帝=(自称・キリスト教世界に於ける)俗権の長。
王=特定の地域に於ける主権者。封建諸侯の筆頭者。

ついでに
教皇=(自称・キリスト教世界(カトリック世界)の)聖権の長。

教皇と皇帝のどちらが偉いか、というのには当時から両論あって、それが中世
イタリアに於けるゲルフとギベリンの対立の原因になったりしている。
「カノッサの屈辱」あたりが教皇の力が最も強かった頃。ただ、そのころでも教皇
の力を無視しうる力を持った諸侯もいた。
839世界@名無史さん:04/01/05 07:29
>>837
何気にかな漢の初期変換が邯鄲なのがワラタ
840世界@名無史さん:04/01/05 13:54
>>832
「霊」というのは諡号ぜんぶの中では悪い方だが、悪い諡号の中ではまだいくらかましな方だと思う。
たしか死とひきかえに生前の目的を達したとか、生前の目標が死後に実現したとかの意味があったと思う。

死而志成曰霊 極知鬼事曰霊 不勤成名曰霊 死見鬼能曰霊 好祭鬼神曰霊【周書】

乱而不損曰霊【後漢書】
841世界@名無史さん:04/01/05 19:55
「恵帝」や「哀帝」なんかに比べれば随分マシだな。
842世界@名無史さん:04/01/05 19:56
>>721のサイト(・∀・)イイ!!

世界史板の人から見てどうよ?
843世界@名無史さん:04/01/05 20:20
>>836-838
19世紀の帝国主義時代だと、
独立国家の君主=皇帝
どこかの国に従属している国家の君主=王
という分類も一般的だった。
844世界@名無史さん:04/01/05 21:07
武=異民族の風習を取り入れ、軍事力を大いに高めたが、
霊=周りの反発を食い、最後は餓死させられる等、終わりを全うできなかった
という意味かな。


>>842
軍板の人間からすると、
まあ面白おかしくは書いてあるけど、やっぱり思想が偏ってるよなあと。

ネタとして読むのならいいんじゃないでしょうか。
845世界@名無史さん:04/01/05 23:08
最近「ディアスポラ」という言葉が、単にユダヤ人の離散を表す以外の意味を
持っていると聞いたのですが、どういう人々にも「ディアスポラ」が当てはまるのですか?
846世界@名無史さん:04/01/05 23:16
テッサ先生の補習授業
http://www27.cds.ne.jp/~ungen/kokonoe/sekaisi/Sekaisi_01.html
ソフィア先生の補習授業
http://maa.main.jp/tessa/ww2-01.html
ルリ先生の補習授業
http://maa.main.jp/ruri/gulfwar_01.html
847世界@名無史さん:04/01/05 23:21
>>810
現代クロアチア語が、セルブ・クロアチア語のダルマチア方言から始まっているのなら、どうして現在のクロアチアの領土は、真ん中にボスニアが張り出したような変な形をしているのですか?
あと、19世紀後半のイタリアでは、トリエステ、イストリアなどとともに、ダルマチアも未回収のイタリアとされていますよね?
848カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/05 23:37
いや……変な形って……。

それはともかく、順を追っていくとこうなります。
・セルビア人言語学者ヴク・カラジチが「セルビア語文法」を作る。
 この時彼が参照したのは、セルビアでもなくクロアチアでもなく、ヘルツェゴヴィナからモンテネグロ、ダルマチアに広がる方言。
 この地域は今でこそセルビアよりも南だが、中世セルビア揺籃の地で、セルビアの民族的な伝承の舞台。
 これが、カラジチがこの方言を「セルビア語」に選んだ理由。
・クロアチアでイリュリア主義と呼ばれる南スラヴ統一運動が発生。
 クロアチアの独立運動ではなく、セルビアやスロヴェニア、ブルガリアなどの統一をも視野に入れていた。
 クロアチア人たちは「イリュリア語」「クロアチア語」「セルビア・クロアチア語」などという名の言語を統一の目標に掲げたが、
 この言語はカラジチの文法をもとにしていた。
 クロアチアの民族的文学はルネサンス期にダルマチアで花開いたので、カラジチの「セルビア語」とよく似ていた。
 将来のセルビアとの統一という目標もあって、クロアチア人たちはザグレブの方言ではなくダルマチアの方言を選んだのである。
・ユーゴスラヴ主義時代
 セルビアがオーストリアから自立して、ベオグラードとザグレブ双方でユーゴスラヴ統一運動が盛り上がる。
 特にザグレブではユーゴスラヴへの追求は熱狂的で、ザグレブの方言はほとんどダルマチア方言によって駆逐された。
 しかしベオグラードでは、昔の文法や語法への愛着があり、ヘルツェゴヴィナ方言=ダルマチア方言の受容はそれほど進まなかった。
 これは問題となったが、結局ベオグラード方言とダルマチア方言の双方が残存した。
・現代
 ユーゴの分裂により、セルビアは昔のベオグラード方言をセルビア語とし、クロアチアはダルマチア方言をクロアチア語とした。

>ダルマチア
未回収のイタリアとされており、第二次大戦中にはその一部がイタリアに組み入れられました。
ヴェネツィアの支配のもとでスラヴ人とイタリア人が混じり合っていた地域です。
849世界@名無史さん:04/01/06 01:01
普仏戦争の後に起こったパリ・コミューンについて知りたいのですが
世界史板の方のお勧めの本がございましたらご教授ください。
850世界@名無史さん:04/01/06 01:42
>>848
毎度有益なレスをどうもです。
さらに、いくつか質問させてください。

南スラヴ系のなかで、ブルガリアがユーゴスラヴィアに組み込まれなかったのは何故ですか?
ブルガリアは、2度の世界大戦でいずれも敗戦国になっており、編入の機会はいくらでもあったように思うのですが。
もちろん、現代マケドニア人が民族的にブルガリアとほぼ同一だというのは知っています。

あと、コソヴォでアルバニア人が多数派になったのはいつ頃からなんですか?
851世界@名無史さん:04/01/06 03:15
ナポレオンの最初の奥さんは?ご存じのかた少ないのでは…
852世界@名無史さん:04/01/06 03:38
>>851
ジョゼフィーヌ。
ちなみに、ナポレオン3世の妻は、ジョゼフィーヌの孫(要は彼女の連れ子の子)です。
853世界@名無史さん:04/01/06 04:09
854世界@名無史さん:04/01/06 08:12
永遠の青氏は再度精神病院に入院したそうです
病名は精神分裂病


メッセ情報より


855カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/06 18:35
>>850
もともとユーゴスラヴ主義はセルビアとクロアチア中心で、ブルガリアからの参加はほとんどありませんでした。
そしてバルカン戦争でセルビアと敵対し、第一次世界大戦ではオーストリアと呼応してセルビアに侵攻。
言ってみればブルガリアは、ユーゴスラヴの敵になったわけです。
また、第一次世界大戦後には民族自決の原則が立てられましたから、勝利したから併合してしまえというわけにもいかなかったでしょう。

第二次世界大戦後には、ユーゴとブルガリアの合併が試みられたことがあります。
チトーが主導し、ユーゴ、アルバニア、ギリシア、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリーによる「バルカン連邦」を作るという構想です。
これを聞いたスターリンは激怒しました。
理由は、ソ連に匹敵するような共産主義の大国が出来るのは望ましくないということ、
そしてイギリスと秘密裏に結んでいた協定でギリシアには手を出さないとしていたにもかかわらず、チトーがこの構想に従って執拗にギリシア内戦に介入したことです。
スターリンはまずユーゴとブルガリアの連邦を指示し、これにチトーが反発して連邦構想はおしゃかになりました。

>あと、コソヴォでアルバニア人が多数派になったのはいつ頃からなんですか?
これは多分、はっきりといつとは特定できないと思いますが……。
1690年にコソヴォ西部のペーチ総主教アルセニエ3世が対オスマン反乱を指導し、失敗して9万人のセルビア人が南ハンガリーに亡命したといわれています。
セルビア人の反乱と北への亡命はこれが最も有名ですが、人数も当てになりませんし、他にもあったでしょう。
ともあれ、第二次ウィーン包囲が失敗した17世紀末以降のことだと思います。
856ミルトン ◆cA7oIM8fok :04/01/06 20:50
投稿のときに
ERROR ロックは人生だ
というのが出るんですがなんのことやらわかりません
どういう意味?
857世界@名無史さん:04/01/06 22:03
>>851
ご存知じゃない人のが少ないんでは?
ジョセフィーヌの従姉妹はスルタンの愛妾になったんですよね、なんとなくゴージャスな家系
858基本教えて:04/01/06 22:42
古代オリエント人の生活ってどんなふうですか?
859世界@名無史さん:04/01/06 23:11
1月4日日曜の深夜だったか、テレビ朝日のテレメンタリーという
番組で、契丹の王の墓、慶陵が最近くずれただかで、あの有名な
壁画が危ないとかいう番組をやっていた。
で、戦後日本人は調査できないかと思っていたら、どうも最近
慶陵の研究をしているらしい。
また、耶律阿保機の墓も写ったけど、初めて見た。
ここらに詳しい人情報をお願いします。
また番組は前編で、こんど後編をやるらしい。
860世界@名無史さん :04/01/06 23:42
まじめな質問なんですが
ヒトラーがアナルセックスを奨励していたと聞いたのですが
本当ですか?
861世界@名無史さん:04/01/07 01:59
セルビアとクロアチアの宗教が違うのは何故ですか?
862世界@名無史さん:04/01/07 02:00
>>861
中世の地図を見ましょう。
863世界@名無史さん:04/01/07 14:28
以下の文章は、18世紀のある政治家の文章なのですが、
この言葉と現代政治のあり方について世界史板の方々から御意見を戴きたいです。

「議会は異なった利益から派遣された大使の会議ではない、それは、ひとつの利害すなわち全体としての利害をもつ国民の審議機関である。」
864世界@名無史さん:04/01/07 15:17
>>863
国民間に存在する異なる利害点を、国家の利害としてとらえて審議するという
のは国会としての重要な使命ではあるが、ではその細かい国民の利害点を、
誰がどう吸い上げてきて議会に上程するか、という問題が出てくる。

議会では、これを地域選出の代議士が行なっているが、同時に代議士自身
が地域の利害を背負って利権獲得に奔走することに問題が出てくるわけだ。
この問題点を解決するために、代議士ではなく貴族階級が集まって貴族院
として議題をチェックするようになったのだろう。これが二院制の始まりだ。

今では貴族院はほとんどの国で上院(参議院)となったが、下院(衆議院)と
比較して、地域の利権ではなく、国家の対極的見地から議題を審議できる
有識者が集う「良識の府」ということに、少なくとも建前ではなっている。
したがって上院(参議院)議員は「代議士」とは呼ばれない。
865世界@名無史さん:04/01/07 16:56
スイスには、オーストリアのように、同じドイツ系国家
として再三帝国に合流しようとする勢力は存在しなかったのですか?
866世界@名無史さん:04/01/07 16:59
第三帝国です
867世界@名無史さん:04/01/07 17:02
ショボイ質問スマソ
イスラエルと戦っているアラブ諸国を全て教えてください。
868世界@名無史さん:04/01/07 17:15
「イスラエルと戦って」いない国もあるが、アラブ連盟加盟国は
以下の通り。

エジプト、シリア、イラク、ヨルダン、レバノン、サウジアラビア
イエメン、リビア、スーダン、モロッコ、チュニジア、クウェート
アルジェリア、アラブ首長国連邦、バーレーン、カタール
オマーン、モーリタニア、ソマリア、パレスチナ、ジブチ、コモロ
869世界@名無史さん:04/01/07 17:18
>>868
さんくす
870世界@名無史さん:04/01/07 17:24
>>868
ソマリ人ってアラブ人の一支流なの?
871世界@名無史さん:04/01/07 18:20
>>870
ソマリア民主共和国は国民の85%が40部族からなるソマリ族。
アラブ民族は1割にも満たない。
公用語にはアラビア語も含まれるが、主流はソマリ語(クシュ諸語)。

アラブ連盟に加盟したのは、アラブ民族の国としてというより、同じ
イスラム国家としての連携を、他のアラブ諸国に求めたもの。
強国である隣国のエチオピアやケニアをけん制する目的もあったようだ。

アラブ連盟自体が、現在では中東・アフリカのイスラム諸国連合という
色合いが濃くなってきている。

872世界@名無史さん:04/01/07 18:37
>>863
議員は部分代表か、国民代表かというのは、議会政治の
始まりからずっと議論されてきた問題だ。はじめのうちは、
部分代表を批判する意見が圧倒的だった。国民代表論が
強かったのはフランスだが、どこの国にもあった。今もある。

選挙民→代議士→議会
(国民)→代議士→議会

議員を部分代表とする見方では、代議士は一部の人々の
意見を聞いて、その要求を議会に集める。議会では様々
な要求がぶつかるから、全体としてはまあまあいいところに
落ち着くはず、というもの。

こういう考えはアメリカの政治で強くあらわれた。
現代政治学は、その結果がいいものになるとまでは保証し
ないけれど、基本的にはこういう見方をとっている。

873872続き:04/01/07 18:38
国民代表の場合、代議士は「全体としての国民」に接触する
わけではない。選挙区単位の国民は全体としての国民では
ないというのだから、他の分け方で国民が何人集まって要求
しても、どうせ部分にしかならない。

では国民全体は具体的にどこを探せばいいのかというと、議
会にある。まさにそれが議会の役割なのだから、他からの干
渉はいらない。議会の声が国民の声であり、議会の外の声は
部分利益の声。外からの圧力に屈してはならない。国民代表
的議員は、より多くの人の話を聞くのではなく、同僚議員以外
の誰の話も聞かない。
と、そういう話だったのさ。

国民代表的議会は、実際には、名前に反して国民不在的議会
になってしまう。あまり民主主義的でもない。誰の話も聞かない
代議士なんて実際にはいないから、現実的でもない。議員イコ
ール全体代表というイデオロギーが衰退したのはもっともなこと
だ、と、俺なんかは思うのさ。
874世界@名無史さん:04/01/07 19:30
ヨーロッパ政治の形成における、テーマとヴァリエーションについて
具体例を交えながら論ぜよ。って問題がでたんですけど…。
余りにも漠然としすぎてて、何を書けば良いやら皆目想像がつかない
状況なんです。 1000字〜2000字程度で論じなきゃいけない
んですけど、世界史板の皆さんならどのように論じますか?
自分は、「国家」をベースとして、「国民国家」をキーワードに中世〜
近現代にかけて論じようと思っているのですが…。 漠然とし過ぎてい
る、余りにも不躾な質問であるのは百も承知なのですが、何かご意見が
戴ければ…と思いまして…。
875世界@名無史さん:04/01/07 20:38
アタワルパってなんでしたっけ?
876世界@名無史さん:04/01/07 20:42
インカの最後の王さま。暴君ではなかったし、臆病者でもなかったが、
資源も人命もレモンのように絞り使い捨てる白人に対処する能力はなかった。
白人はインカ人をゴキブリていどに思っていたのに、
インカの王さまは白人を人間扱いしてしまった。これがまちがいのもとだった。
877世界@名無史さん:04/01/07 20:51
>>876
即レスありがとうございます。
878世界@名無史さん:04/01/07 21:12
>>876
というより、インカには太陽神という信仰があって、神の使いがいずれ現れるという
迷信があり、アタワルパ皇帝は、白人がその神の使いと思い込んでしまった。
という一面が大きかったようだ。
それで帝国には数万規模の軍隊があったのに、わずか数百人のピサロ軍に
滅ぼされてしまった。
スペインが南米大陸で行なった大虐殺は、人類史上最大最悪といってもいいほど
むごいものだった。これがキリスト教の名のもとに行なわれたのだからなお恐ろしい。
879世界@名無史さん:04/01/07 21:41
まあ、邪神の使いが現れたわけだが。
880名無しおまえもか:04/01/07 22:16

881世界@名無史さん:04/01/08 07:39
>>874
どのレベルが求められているか分からないが、大学の教養部でそこそこ
ありきたりでもいいなら、ウェストファリア体制なんかどうよ。
882世界@名無史さん:04/01/08 09:47
フランコ将軍が戦った人民戦線は、コミンテルンの指導下に
入ったそうですが、共和国は元々共産的なものだったのですか?

フランコ将軍は反共ゆえに反乱を起こしたのでしょうか。
883世界@名無史さん:04/01/08 10:59
>>874
国民国家の形成ならば、
封建国家から近代国家へ
領邦国家が主権国家へ(神聖ローマ)
ウェストファリア体制による近代国家の確立
近代国家の主権移行
近代国家の側面、国民国家と帝国
884863:04/01/08 13:05
皆さん、返答有難う御座いました。
あったまいいすね〜!!
感謝です。
885世界@名無史さん:04/01/08 16:22
質問させて下さい。
コンスタンティノープルがオスマントルコに陥落させられたあと、
ビザンチン帝国のギリシャ正教の総本山の地位は、どこに移ったので
しょうか?
またオスマントルコの占領後、コンスタンティノープルには
ギリシャ正教の教会は残ることを許されたのでしょうか?
世界史板の皆様、どうかよろしくお願いいたします。
886世界@名無史さん:04/01/08 16:32
アウシュビッツ収容所にガス室はあったのですか?
887世界@名無史さん:04/01/08 17:49
>>886
ホロコーストスレがあるよ
(アウシュビッツには害虫駆除用のガス室がありました)
888世界@名無史さん:04/01/08 18:02
>>885
コンスタンチノープル総主教庁は、いまでもトルコのイスタンブールに存在する。
そもそも、イスラム教は他宗教に寛容な傾向があったので、総主教庁を
移転させることはしなかった。
これはインドにおけるヒンズー教との融和策とも似ている。

ギリシャのアテネにも独立した正教会があるが、総主教庁の影響下にある。
東方正教会では教会同士の立場は、あくまで「平等かつ同位」であり、総主教庁
の総主教も名誉職的立場なので、カトリック教会の教皇とは全く異なる地位。

したがって「ギリシャ正教の総本山」という表現は、カトリックにおけるヴァチカン
という意味なら、それは当てはまらない。
889世界@名無史さん:04/01/08 21:01
初めまして。スレ違いだったらすみません。

古代キリスト教世界で、「神殿のイメージ」が持つ意味と、
その史的変遷について教えてください。
890885:04/01/08 21:38
>>888
詳しい解説、ありがとうございます。
てっきり、ギリシャ正教もカトリックのローマに相当する存在が
あるものと思いこんでいました。

重ねての質問で申し訳ないのですが・・・・
コンスタンティノーブル陥落後、アヤ・ソフィアを失ったギリシャ正教は
街の中で、どの建物を総主教庁を置いたのでしょうか?
こちらもご存じの方がいらっしゃいましたら、どうかご教授下さい。
よろしくお願いいたします。
891世界@名無史さん :04/01/08 22:00
>882
スペインは米西戦争で敗北してから、軍を軽んじる動きが強まり、特に労働者階級は軍人への軽侮を隠しませんでした。
労働者階級の方が人数が多いので、その嘲りは一般庶民にも蔓延します。
これが軍人が労働者を敵視する切っ掛けとなります。
その不満をそらす為、1920年からモロッコへ派兵し、一定の成果を収めます。
この時に活躍したのが、フランコで、以降、スペイン領モロッコ駐留の軍隊の間で、フランコの人気は絶大なものになります。

一方国内的には大土地所有制度の下、大地主が多数の小作人を用い、それを教会が支援する図式が出来ています。
1930年の統計では全農地の60%を270名の大地主が所有しており、教会、宗教関係者も22%を所有していました。
自作農は18%程度で、この土地を2000万人の農民が所有していました。
農民の90%はカトリック教徒でしたが、一部の農民からは、そのカトリック教会でさえ、憎悪の目で見られました。

また、都市では国内資本家に加え、英国が多大な投資をしておりましたが、その国内産業では労働者は劣悪な労働条件に
置かれ、かなり不満が鬱積していました。

1931年の地方議会選挙では、こうした不満を利用して、共和勢力が圧勝し、遂に王制を倒します。
そして、宗教教育の禁止、農地解放、軍隊改革が行なわれますが、社会は混乱し、更なる過激な改革を求める共産主義者と、
無政府主義者によるストライキ、武装蜂起、軍隊改革に反対する軍人のクーデター未遂などが発生し、混乱の中で、1933年の
選挙では今度は保守派が辛勝し、諸政策を元に戻そうとしますが、更にゼネストが続き、社会混乱が増大します。

こうした状況の中、1936年に今度は左派勢力が結集して出来た人民戦線が辛勝し、1931年の諸政策を遂行しようとしますが、
今度は右派勢力によるテロが蔓延し、このテロに対して、労働者側はゼネストで対抗し、社会不安が拡大した訳です。
892世界@名無史さん :04/01/08 22:01
人民戦線の中核となっていたPOUM(マルクス主義統一労働者党)は、幹部についてはトロツキー思想支持でした。
このため、人民戦線内部でもUGT、PSUCと民兵同士による大規模な市街戦も起きています。
CNT(労働者総連合)は、農民主体の組織で比較的穏健でしたが、1934年以降無政府主義者の加入によって先鋭化
していきます。
FAI(イベリア・アナーキスト連盟)は、無政府主義者のグループで、過激派的行動により、社会党、共産党共に敵視
されており、しばしば武力闘争を行なっています。
UGT(労働者総同盟)は、社会党系の組織で、比較的穏健なフェビアン主義的な思想を持っていました。
CNTとはそりが合わず、互いに暗殺者を送ったりしています。
JSU(統一社会主義青年同盟)は、共産党の下部組織で、当時のソ連共産党首脳からも信頼されていました。
しかし、我こそは真の共産党員という自負が強すぎ、UGT、CNTと対立しています。
PSUC(カタルニャ統一社会主義党)は、反無政府主義の社会主義者ですが、ソ連共産党の強い支持を受けて
いました。
当然、FAIとも犬猿の仲ですが、UGT、CNTとも対立を引き起こしています。

こういった感じで、ソ連共産党に連なっているのは、PSUCとJSUであり、主流派は1938年まではPOUMが握って
いました。(ちなみに、反人民戦線側も似たり寄ったりの状態でしたが)

フランコは、この政府で軍の参謀総長を務めていましたが、この様な国内の混乱を食い止める為には、最早
軍隊による統治以外に国家の崩壊を免れる手段は無いと考えていました。
別に反共とかそう言うのではなく、最初は純粋に救国を考えていたようです。
しかし、人民戦線との対抗するためには、既存勢力に乗っかるしかなく、結果的に反共にシフトしていったもの
と考えられます。
893世界@名無史さん:04/01/08 22:44
>>892
詳しい解説ありがとうございました!
894レリン ◆0UjkSmThNE :04/01/08 22:53
>>890
 コンスタンチノープル陥落後から現在まで数回移転しています。
1453年から1587年までは金角湾付近にあるパンマカリストス修道院(現在のフェティ
エ・モスク)で、その後ワラキア貴族低やとある修道院(いずれも現在では正確な所
在地不明)、聖デメトリオス修道院(在クシロポルタ)へと移転。1599年からはまた別の
教会を利用したが1941年に焼失し、現在地に至ります。

一部写真はこちらで
ttp://www.jetro.go.jp/turkey/japan/5/5_46/5_46.html

895世界@名無史さん:04/01/09 13:11
Steven Runcimanが書いた「The Great Church in Captivity」にこの辺りの事情は詳しいだろうな。
896世界@名無史さん:04/01/09 16:58
歴史を勉強する過程で、軍事学にも興味を持つ方は多いと思うのですが、
世界史板住人の方々はどのあたりまで手を出されていますか?
897885:04/01/09 17:03
>>894
>>895
ご教授、ありがとうございます。資料やアドレスまでご紹介頂き、感謝いたします。
頂いたデータを元に、自分でも調べてみたいと思います。
博学な世界史板の皆様、本当にありがとうございました。失礼いたします。
898世界@名無史さん:04/01/09 18:37
エドワード証誓王はデーン王朝にいれるべきだろうか。それともウェセックス王朝だろうか。
899世界@名無史さん:04/01/09 22:37
あの、どなたか琉球史スレの行方を知りませんか?
倉庫に逝ったの?
900世界@名無史さん:04/01/09 23:07
>899
↑琉球史を世界史としてとらえる↓
http://academy.2ch.net/whis/kako/991/991601576.html
901世界@名無史さん:04/01/09 23:35
900取るな!!
902世界@名無史さん:04/01/10 00:58
>>898
Norman Conquest 直前期のイングランドは、デーン朝(デンマークの Skjold 家)から、もとのウェセックス(ウェスト・サクソン)系の王家に戻っているはず。
903世界@名無史さん:04/01/10 14:32
>>896
『軍事学入門』を読んで、軍事学なるものは学問のうちに
入らないと思った。基準も方法もない雑論の寄せ集めだな。
歴史からいくなら、軍事史だよ。『軍事史学』、これ。
904世界@名無史さん:04/01/10 15:02
世界史や日本史の先生は日本人で日本人に教育を施す立場にある筈なのに、なんで日本人や日本が嫌いな人が多いの?
「この国は50年前ね・・・グヒヒヒヒ」みたいな事がその国の為になるとは思えんってかそんな歴史教育してる国なんてあるんかいなって感じですわ
905世界@名無史さん:04/01/10 15:10
太平洋戦争を避けることができていたら、
世界や日本社会はどうなっていましたか?
906世界@名無史さん:04/01/10 15:28
あるところに野球(やきゅう)チームがありました。そのチームは優勝候補(ゆうしょうこうほ)で、大会でも
優勝したこともあるチームです。監督(かんとく)は野球の監督で、野球を教える立場の筈(はず)なのに、
なんで野球が嫌いなんでしょうか?監督(かんとく)はいつも、「お前は、バットのふりが遅い」とか、
「持久力(じきゅうりょく)がたらん」とか、「何をやっているいまの投げ方は」と怒鳴(どな)りつけます。
監督はそんな事がその野球チームの為(ため)になるのでしょうか、そんな野球の教え方をしているチーム
なんて他にあるんでしょうか?
907906:04/01/10 15:31
>>906
○監督はそんな事がその野球チームの為(ため)になると思っているのでしょうか、
×監督はそんな事がその野球チームの為(ため)になるのでしょうか
908世界@名無史さん:04/01/10 22:08
>>904
旧軍や戦前の日本≠日本人や日本
909世界@名無史さん:04/01/10 22:37
世界史の国境が動くところに魅力を感じます。
二度の大戦で減っていくドイツ領や、西に移動するポーランド領には
芸術的なものさえ感じます。春秋戦国時代とか。僕だけか・・・

より、細かく領土の変遷がわかるサイトなどご存知でないですか?
歴史資料集は百年ごとだし、
 
910世界@名無史さん:04/01/10 22:47
歴史地図の中の前近代の国境線なんてあくまでも目安じゃないの?
場合によっては、製作者の偏った歴史観が露骨に反映されるのも問題だし。
911世界@名無史さん:04/01/10 23:10
ドイツ語得意な方!このドイツ語ってなんて読むのでしょうか?
「Goetterdaemmerung」神々のたそがれって意味です。
北欧神話に出てくるのですが、読み方が分かりません。
912とてた ◆0Ot7ihccMU :04/01/10 23:16
>>911
「ゲッターダムルンク」と昔きいた覚えが。

合ってますかね?
913世界@名無史さん:04/01/10 23:29
Götterdämmerung
914世界@名無史さん:04/01/10 23:33
daeの部分がラテン語っぽいね。
915世界@名無史さん:04/01/11 00:38
>>904
ドイツや1979年以降のイラン
916世界@名無史さん:04/01/11 01:45
ベトナム戦争で
アメリカは戦争に負けたって認識あるの?
それとも単なる作戦失敗と言う認識?

あとベトナムでは
世界で唯一アメリカに勝った国として自慢してるの?
917世界@名無史さん:04/01/11 01:53
>>916
数人のヴィエトナム人の事なので、
総意としての答えにはなり得ませんが、

自慢どころか、戦争の話もしません。
かなり親しくなって、聞けば教えてくれる程度。
若い世代は日本同様、昔のことだから気にしないという感じ。

「貧しい小国だから」と言っては謙虚さを見せるのですが、
歴史から考えると、そこが抜け目無さに思えてきます。
918Krt:04/01/11 02:10
>>911
しいて仮名書きするとゴェッテァデ(ム)メルングぐらいかな。
カッコの中の(ム)はかるく子音だけで。
難しければゲッターデンメルングぐらいでも可。

本来は913氏のようにつづるんだが、ウムラウトという文字の上につける変音記号
を出すのが難しい場合が多いのでoeとかaeで代用することになっている。
なおGoetter、はGott(=God)「神」の複数形、
daemmerungは夜明けと黄昏の両方の意味がある。
919世界@名無史さん:04/01/11 07:43
>>904
その手の教師の代弁をすると、彼らは日本や日本人を嫌いなのではない。
それどころか、日本という国土(国家ではなく)は深く愛している。
愛しているからこそ、その愛する日本が間違った方向に進んだ(と彼ら
が考える)時代や、その時代の指導者が許せないし、それと同じことを
二度とくり返してはならないと思うからこそ、そういう教育になる。
日本はすばらしい、日本は強い、神に守られてる、日本の政府の
することは正しいと教えられてた人間が、それを本気にしてアメリカに
無茶な戦争をしかけた結果、日本の美しい国土が焼け野原になった
ことを考えてみ?

なんて書くと、日教組の人間か某国人扱いされるんだろな。
920世界@名無史さん:04/01/11 08:04
日教組の言うとおりにして北朝鮮の様になる、なんて事にならなくて良かったよ。

つくづく。
921世界@名無史さん:04/01/11 11:56
マジレスすると、いまどき組合所属の教員なんて、ほとんどいない。
左翼じゃなくても、戦前の政治や軍部が間違っていたと考える人間は多い。

戦前を否定したら、日教組とか左翼とかいうレッテルを貼る連中の方がコワイ。
小林よしのりのマンガにかぶれたリアル厨房やネトウヨなんだろうがw
922世界@名無史さん:04/01/11 12:04
明治日本も昭和日本も嫌いだ>左翼
明治日本は好きだけど昭和は嫌いだ>中道?
明治も昭和も日本は好きだ>右翼?
923世界@名無史さん:04/01/11 12:27
結局やってる事は変わらないでしょ、方向が違うだけで
日教組の「反戦教育」も、
戦前否定=サヨだのチョンだのレッテル貼るのも

時代が変わり思想の方向性が反転してもやり方は同じ、
という点こそ問題かもしれない
924 :04/01/11 20:33
大航海時代やシルクロードなどに関する本で面白い本ありませんでしょうか?
925世界@名無史さん:04/01/11 21:08
世界史って受験終わって勉強してよかったと思う事ってありますか?
もともと、世界史が好きなんですが、知識はあまりありません。
みなさんどうやって勉強してるのかご教授ください。お願いします。
926世界@名無史さん:04/01/11 21:20
オーストリアって19世紀初めまではヨーロッパの強国で
ナポレオンに神聖ローマ解体されても
その後のウィーン会議で主導的立場をとってたのに
19世紀後半にはプロイセンに併呑状態に・・・第一次大戦後は表舞台に
たつこともなく・・・
プロイセンの台頭が凄かったのはわかりますが
それ以外にオーストリアが一気に衰退してしまった理由は何だったのでしょうか?
927世界@名無史さん:04/01/11 22:38
>>925
世界史を勉強してよかった、と一番思えるときは、海外旅行した時
なんかんで歴史遺産を見るときかなぁ。観光旅行って、よく建物を
見てるだけでつまらん、って言う人がいるけど、歴史しっていると
見えるものが全然ちがうよ。新婚旅行に行ったとき、妻のあまりの
歴史への無関心に驚いたけど、普通はそういうもんだと思う。
あと、海外の人と話してるときや本を読んでるときに、歴史背景を
知ってるか否かではやっぱり全然違うと思う。
学校の後の勉強法はみんな本を読んでるだけじゃない?要は教科書
に乗ってたような出典元の本を読むとか関連書籍を読むとか。
勉強って感じじゃなくて、単純に好きだから読みたい、読んでたら知識が
集積した、ってことじゃないかなぁ。

>>926
植民地もってないから。当時の工業化は各先進国が閉鎖的だったから
工業製品を輸出しようとおもったら植民地に売ることが一番確実だったし。
928世界@名無史さん:04/01/11 22:42
>>925
世界史というか、他の国の歴史的な背景を知ってるのと
知らないのとでは、やっぱりその国への理解が違って
くるよ。
929世界@名無史さん:04/01/11 23:22
>>926
オーストリア・ハンガリー帝国って、そんなに衰退してたのか?
世紀末のウィーンやブダペストの活況ぶりを見れば、そんな事言えないだろ。
930世界@名無史さん:04/01/11 23:25
>>927
なるほど、植民地とは気がつきませんでした
>>929
戦争でも国際会議でもまったく主導権を握れなくなってきたからとoも他Tのですが
931世界@名無史さん:04/01/12 00:35
>>926
まともな国民国家に成りきれなかった、
つか、19世紀後半のナショナリズムの波に乗れなかった。

1.イタリア統一運動の高まりで半島から叩き出される。
2.ドイツ・ナショナリズムを利用したプロイセンによって中欧圏の覇権を失う。
3.しかたなく進出したバルカンでは、セルビア民族主義とその背後のロシアに脅かされ・・・
4.一方、国内ではハンガリー人のご機嫌を取らねばならなかった。
932世界@名無史さん:04/01/12 00:57
>>925
まず「世界史を勉強しよう」という意欲が素晴らしいですよ。
出来れば世界史を勉強する意欲を失わないで欲しいです。
最近気になるのは「私高校で世界史を選択していませんから」と言う人が多いことです。
高校のカリキュラムで世界史を選択しなかったことを
世界史を勉強しなくてもいい理由にしてしまっている人がいるのが残念です。
いろんな地域と関わりを持たないと生活していけなくなっている時代ですので
それぞれの地域が経験した事を知っていないといつかどこか気づかないところで
大変な間違いをしてしまうかもしれません。
他の地域の人が何を考えて生活しているのかを理解できるよういろんな文献を
読んでみて下さい。

どんな本を読みたいかに迷ったときの本として
『世界史のための文献案内』(山川出版社)をおすすめしておきます。
933世界@名無史さん:04/01/12 01:54
>>926
なにより、ハプスブルク家の感覚があまりにも時代錯誤、時代
から遅れすぎだった。
929の言うようにウィーンが活況だったといっても、それは
欧州貴族文化の最後の輝きとでもいうべきもの。
過去の栄光の残滓にしがみついてるようなもので、新しい時代
を切り開いていくタイプの活況ではなかった。
934世界@名無史さん:04/01/12 02:11
>>925
いわゆるDQNなのだが、仕事の関係でDQNなりに色々な人種と付き合うことが多い、
そのときに皮膚感覚だけでなく、取りあえずでも知識があると無しでは会話が違ってくる。
結果お互いの理解度も違ってくる。

学生がレポートで評価されるための技術に付いてはコメントできないが、
世界史にひたるには、有る事象について興味を擁いたら、複数の視点から
調べてみることかな。あと地図を見やすい場所に一つ。
自分の場合ビーチボールに世界地図がプリントされた物をオブジェがわりに置いてある
時々彼女の狂暴な武器に変身するが・・・まあガンガレ。
935世界@名無史さん:04/01/12 06:14
>>923
あなたはそうやってレッテルを貼って中立を装っているわけだが。
936世界@名無史さん:04/01/12 09:31
>>933
フロイトやカフカやクリムトが活躍し、
ブダペストに世界で始めて(蒸気機関車じゃない電気運転の)地下鉄を開通させた国が
ひどい言われ様だなw
937世界@名無史さん:04/01/12 09:43
>>936
ま、19世紀後半にドイツに併呑状態ってのはあきらかに言いすぎ。
ウィルヘルムは一次大戦までオーストリアの歓心を買おうと腐心
してたし。なんだかんだ言っても当時の墺海軍の存在(と墺の
アドリア海沿岸の港)はドイツには貴重だった。同じ理由でトルコ
の存在も貴重だったろうけど。

>>936
文化の成熟度の話じゃなくて、産業の持つ地力とか外交発言力の
話でしょ。当時の墺の主要産業って何よ。
938925:04/01/12 09:47
>>927-928>>932>>934
レス有難うございます。とりあえず大学入試レベルの歴史からまなびつつ
そこからあらゆる著書で知識を深めていこうと思います。
世界史好きなんで。頑張ろうと思います。ありがとうございました。
939カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/12 12:52
>>931,933
ユーゴ内戦の経験などから、ハプスブルクも悪くなかったんじゃね、という見直しがされてますけどね。
ナショナリズムを国の根幹にしがたい(どの民族もオーストリア・ハンガリー全人口の50%に満たない)ということを考えると、
時代錯誤というのもどうかと。
事実、1848年革命の時などは、クロアチアとハンガリーのナショナリズムを対立させて難局を乗り切ってます。

ユーゴ史の視点から言えば、第一次大戦の末期になるまで、「ハプスブルク崩壊・クロアチアとセルビアの合併」は夢物語でした。
老大国に見えるのはあくまで我々がその百年後にいるからじゃないでしょうか。
940世界@名無史さん:04/01/12 13:21
>>924
それらしいスレの中を検索してみました?
「★★「NHK特集 シルクロード 絲綢之路」★★ 」というスレがあって、
こんなカキコがある
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1044174298/

36 :世界@名無史さん :03/02/19 18:55
誰かシルクロード周辺で栄えた国(大月氏とか)を詳しく紹介した本知りません?

37 :世界@名無史さん :03/02/20 15:09
>>36
前嶋 信次・加藤 九祚の『シルクロード事典』
かなり古い本ですが。

38 :世界@名無史さん :03/02/20 15:41
>>36
弓月国ならイパーイあるんじゃ

39 :世界@名無史さん :03/02/21 01:41
>>37
探してみます。有難う〜。

40 :世界@名無史さん :03/02/21 10:39
>>36
NHKシルクロード取材班&同行した作家たちの書いたレポ
「シルクロード−絲綢之路」シリーズがおすすめ。
古い本なので本屋の店頭では余り見なくなったけど、
図書館には大抵置いてあると思う。
番組の良い解説になっているし、井上靖や司馬遼、陳舜臣
などの珠玉のようなエッセイも素晴らしい。
941世界@名無史さん:04/01/12 14:37
「シルクロード」概念がここ数十年、学会で批判の対象になってるのに
出版や観光の業界じゃこのキャッチフレーズでどれだけ利益を得てるんだろかw
942世界@名無史さん:04/01/12 17:07
ガンジーの生涯を知りたいのですが、年表がくわしく書いているサイトなどありましたら教えてください。
943世界@名無史さん:04/01/12 17:14
ガンディーなら自伝読めばええやんけ。
944世界@名無史さん:04/01/12 17:16
ガンジー自伝書いてた?伝記じゃないの?とつまらない揚足鳥をしてみるテスト
945世界@名無史さん:04/01/12 17:20
中公文庫から出てるだろ。
946924とは別人:04/01/12 17:22
>>941
>「シルクロード」概念がここ数十年、学会で批判の対象になってるのに

具体的にどういうことですか?
947896:04/01/12 20:51
>>903さん、ありがとうございます。「軍事史学」で戦争が合理的な発展を遂げたか勉強してみます。世界史の「天王山」の戦術についても。
948世界@名無史さん:04/01/12 20:57
>>947
軍事史にも流行り廃りがあるからな。海事関連なんかは下火傾向。
例えば古代なら市民権の拡大とか、政治史と絡めて勉強するのがいいでしょう。
949世界@名無史さん:04/01/12 21:02
軍事史か。リデル・ハートやジェフリ・パーカーの邦訳ぐらいしか読んだことないな。
950世界@名無史さん:04/01/12 22:39
>903
軍事学というのは、
>軍事に関わる学問の総称
なのだから、寄せ集めに見えるのが当たり前。

>947
てなわけで、以下を参考にされたし。
http://yomi.kakiko.com/mlt/faq/faq12.htm#military-science

歴史板FAQも誰か作ったら?
951世界@名無史さん:04/01/13 00:07
>>909
経済・文化のテーマ地図は資料一個を片手にすれば描けるが、
政治地図は全地域に厳密を極める必要がある。大変だよ。
というわけでお役に立てません。

ところで、原書房の『ヨーロッパ歴史地図』は見た?

それと、確かドイツの出版社が出した歴史地図の日本語版が
あって、これもヨーロッパ中心だがいいものだった。十何年も前
に高校の図書館で出会ったんだが、卒業後どこでも見ない。
誰か知らないかなあ。
952世界@名無史さん:04/01/13 00:22
>>946
京都大学の間野英二教授(現・名誉教授)が、講談社現代新書『中央アジアの歴史―草原とオアシスの世界―』
(1977年刊)で提起された、当時、中央アジア研究で主流だった「シルクロード」史観に対する批判の事です。

1、中央アジアの歴史はあくまで二次的な史料にすぎない中国の漢文史料ではなく、トルコ語、ペルシア語
などの現地語史料の記述に基づいて再構成されるべきである。
2、中央アジアの歴史は、北部の遊牧民と南部のオアシス定住民の「南北の関係」を軸に考えるべきである。
3、オアシス定住民を中心に展開され、その盛衰が中央アジアの死命を制したとされる国際交易(シルクロード
による交易)は、中央アジアにとって、いわれているほどに重要とは思われない。

問題提起の骨子はこのようなものです。

本書の出版当初から多くの研究者から好意的な反応が寄せられたのに対して、当然ながら、漢文史料を中心として
東西交渉史をやっている一部の研究者はこの考え方を執拗に批判し続けたようですが、

22年後の1999年に出版された『アジアの歴史と文化8』【中央アジア史】(同朋舎)の冒頭の「総論」の中で、間野先生が、
「小著のような考え方が、学界ではむしろ当然のこととして認められているように思われる」と、事実上の「勝利宣言」を
されているところを見ると、「間野説」は日本の中央アジア研究では今や、主流のようです。

まあ、平たく言えば、学界レヴェルで何の留保も付けずに、無条件に「シルクロード」なんて言葉を使おうものなら、
「コイツ、学界の動向を何も知らないドシロウトだな」と笑われちゃうわけです。






953世界@名無史さん:04/01/13 08:39
「シルクロード」 1970年頃ポッと出のムードコーラスグループ、以後名前聞かず。
954946:04/01/13 12:44
>>952
なるほど。間野氏の本を読んでみます。
955世界@名無史さん:04/01/13 17:03
中国史について質問させていただきます。
三国志に関する書籍をほとんど読んだのですが、
その当時の文化や生活習慣についてはあまり書かれていないのですが
それを知るためにはどのような本がオススメなんでしょうか?
それと他の中国の歴史について知りたいのですが、
誤解せずに大体の概要を知るためには、どれがいいというのはあるでしょうか?
漠然とした内容で申し訳ございませんがお願いします。
956世界@名無史さん:04/01/13 17:05
955ですが補足させていただきますと、
上の質問での薦める書籍に関しては小説でも何でも構いません
957世界@名無史さん:04/01/13 17:08
陳寿も読破したの?!
958世界@名無史さん:04/01/13 17:21
>957
言い過ぎました、スマソ、
筑摩学芸文庫のなら読みました。
959世界@名無史さん:04/01/13 17:34
>>958
それ聞いて安心したw
まずは中国史の通史を読むといいんじゃないの? 
三国時代がほとんど後の時代に影響を与えていない事がわかるよ。
960 :04/01/13 19:56
今クリストファー・コロンブスについて調べているのですが、彼について詳しく紹介してあるHPなどありますか?
961世界@名無史さん:04/01/13 20:21
>958
阿片戦争なら陳瞬臣が読みやすい
962世界@名無史さん:04/01/13 20:24
宮崎市定なんかどうよ?
963世界@名無史さん:04/01/13 21:50
ヒトラー政権下のドイツって、俗に
ドイツ第三帝国とか言われてますが、正式な国名は公式には
何というんでしょうか?
ワイマール共和国も、正式名ではないですよね?
正式名を知りたいです。
964世界@名無史さん:04/01/13 22:16
どっちも、土居チェ・ライヒでは?
965世界@名無史さん:04/01/13 22:20
Das Deutsche Reich
966世界@名無史さん:04/01/13 22:25
>>963
1940年のドイツの5ペニヒ硬貨には、

 表(?):Deu**chesReich
 裏(?):Reichspfennig

と書いてある。(*印箇所は判読不能。ただ、その二文字はtsには
見えない)Reichは通常は帝国と訳してるけど、帝国という意味
以外に「国」という意味もあるから、「ドイツ国」が国名だったんじゃ
ないかな?まぁ、硬貨に正式国名を全部は書いてないだろうけど。

ところで、イギリスの硬貨に書いてある「D.G.REG.F.D」って
どういう意味?
967世界@名無史さん:04/01/13 22:44
>>966
Latin : Dei Gratia Regina Fidei Defensor
English : By the grace of God Queen Defender of the faith
968世界@名無史さん:04/01/13 22:51
>>967
THX!
969世界@名無史さん:04/01/13 23:21
>>966
ドイツ国・・・公式にはそうなのかな。SUNX
970世界@名無史さん:04/01/13 23:39
オーストリアの没落が上で話題になっていますが
オーストリア崩壊後のバルカンを纏め上げたチトーって
相当な政治手腕を持っていると思うのですが
現在の評価はどうなっているのでしょうか
971世界@名無史さん:04/01/13 23:48
「無理矢理いっしょくたにしやがって」ってことで、
少なくともクロアチア人には嫌われてるだろうなあ…

個人的には、辣腕政治家のままで評価を変える必要はないと思うよ。


ところで次スレは?
972世界@名無史さん:04/01/13 23:53
ザグレブに北朝鮮の工作員の活動拠点を認めていた事を知ってがっかりしたな。
ソ連とケンカして独自路線とってたと思いきや、同じ穴のムジナだったのかと。
973カラジチ ◆mWYugocC.c :04/01/13 23:55
>>970
歴史学での評価は悪くありません。
ユーゴをまとめたこと、第三世界の提唱・指導など、政治的・外交的手腕に関して高い評価を受けているようです。
ユーゴの紛争当事者には嫌われているでしょうけど。
彼のパルチザンが第二次大戦中に虐殺を行ったのではないか、という指摘もあるようですが、彼の命令によるのかは怪しいところです。
チトーに対する批判で大きいのは、63年憲法、74年憲法で、クロアチアなどのナショナリズムに寛容な姿勢をとったことです。
この姿勢が、彼の死後、中心を失ったユーゴを内戦へと導いたのだ、という考え方です。

ただし、現在のユーゴ史を引っ張っているのは、チトーのユーゴが上手くいっていた時代に生まれ、育った人たちなので、
平和で国際的発言力を持ったチトーのユーゴに好意的であるのは当然なのかも知れませんが。
974世界@名無史さん:04/01/14 03:07
>972
敵の敵は味方。
975世界@名無史さん:04/01/14 21:34
質問なんですが「神聖ローマ帝国」ってどの辺が神聖で、どの辺がローマ
帝国なんですか?

確か、ローマ帝国の戴冠(後継)貰ったのってカール大帝でしたよね?
976世界@名無史さん:04/01/14 21:36
>>975
「神聖」でも、「ローマ」でもない。
977世界@名無史さん:04/01/14 21:45
>>976
忘れ物

そして「帝国」ですらない
978世界@名無史さん:04/01/14 21:53
以下の教科書の中で、世界史を構造的に理解するのに
どれが最も適していますでしょうか。

『詳説世界史』(山川出版)
『新世界史』(山川出版)
『世界史B』(東京書籍)
『詳解世界史』(三省堂)
979世界@名無史さん:04/01/14 22:58
オーストリア・ハンガリー二重帝国って何ですか?
何が二重なんですか?
皇帝や政府が別々?なのに不都合はなかったのでしょうか?
980世界@名無史さん:04/01/14 23:21
Doppel-Monarchie
981世界@名無史さん:04/01/14 23:24
世界史上3つの指に入る良い匂い、臭い匂いって何ですか?
982975:04/01/14 23:49
>>976,977
んじゃ、なぜ「神聖ローマ帝国」なんですか?
983世界@名無史さん :04/01/14 23:53
>979
1867年の普墺戦争の結果、国内体制に揺らぎを見せたオーストリア帝国は、国内の単一支配を
断念し、ハンガリー人の調停を受入れ、共通の外交・軍事・財政政策と、別個の憲法・行政府・
立法府・国防軍を持つ国家を誕生させます。

この国家は、いずれもハプスブルク家の君主を頂き、オーストリア(ツィスライタニア)は帝政を敷き、
8民族、15州、17議会で構成されており、ハンガリー(トランスライタニア)は、王政を敷いていました。
また、通商・租税・通貨・運輸問題については10年ごとに協定を更新し、共通支出については、関税
徴収、分担金の協定を結ぶようになっています。

要はハプスブルク家の下で統治体制が完全な二重構造だったので、邦訳として二重帝国という名前を
頂いている訳です。

当然、オーストリアのドイツ人と、ハンガリー人だけが統治権者として君臨したので、各地の民族か
らは不満噴出で、オーストリア側ではポーランド人がガリツィアの自治権を獲得するまでになってい
ますし、1880年にはチェコ人に対しドイツ語とチェコ語同権を承認した後も、民族運動に悩まされ、
1907年に普通選挙法が施行された時には、スラヴ人が帝国議会の多数を占め、議会は活動不能となり、
1909年以降、議会を通さず、政府の直接統治が始まります。

ハンガリーも同じで、1868年にクロアチアの自治権を認め、1876年にはトランシルヴァニアの自治権を
剥奪しています。
984世界@名無史さん :04/01/15 00:04
>982
1247年、大空位時代の欧州で教皇党によるフリードリヒII世の対立王に選ばれた
ホラント伯ウィレムが、1254年の公式文書に「神聖ローマ帝国」という国号に使用
したから。

1256年冬、彼はフリースラントへの遠征中に誰も知られることなく沼に馬ごと落ち
て落命し、次の王に選ばれた数名の内、コーンウォール伯リチャードも同じく、
その国号を使った為、以後、その国号が定着してしまった。
985世界@名無史さん:04/01/15 00:10
「神聖ローマ帝国」ってオットーT世の頃からじゃなかったのか。
986世界@名無史さん:04/01/15 03:15
現在のアメリカのベトナム戦争への一般的な評価ってどうなんでしょうか?
「アメリカの侵略で、ベトナムの皆さんごめんなさい」
でしょうか?、それとも
「単なる作戦失敗で、アメリカは決して悪くない」
と考えているのでしょうか?

アメリカにも左翼右翼あるとおもいますが一般的な評価ってどうなんでしょうか?
987世界@名無史さん:04/01/15 03:26
すいませんかなり漠然としてるのですが
ルイ16世が廃止した有名な法律って何か分かる人いますでしょうか?
お願いします。
988世界@名無史さん:04/01/15 03:37
>>982
んじゃ、オットー1世の時は、なんて呼んでいたんだ?
989世界@名無史さん:04/01/15 03:44
>>988
「ローマ帝国」じゃなかったか?
990世界@名無史さん:04/01/15 04:57
新スレ立てますた!

世界史なんでも質問スレッド11
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1074105994/l50
991世界@名無史さん:04/01/15 07:33
>>989
いわゆる「神聖ローマ帝国」の国名(と言うのも微妙だが)の変遷を書いてあった本があったな。
でも忘れたw

で、それによると「神聖ローマ帝国」と言っていた時期は結構短かった記憶がある。
後年は「ドイツ人の」が付くしね。
埋め立てっか
そういえばよー●って便利だよ?
今外国なんだけどよー
よく解らんのだよ。文字とか。
多分三つ国境を越えたんだよな。
ビザとか待ったりして面倒だよな。
馬とか乗りてーけど飼えねーから無理だしよー
●があると規制とか引っかかりにくいな
なんかめんどくせーな
もうそろそろ1000か
カキコを確認しないで1000ゲット
10011001
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。