<新型インフル>研究を強化 2チームに約7億円配分
6月8日20時10分配信 毎日新聞
文部科学省所管の科学技術振興機構は8日、新型インフルエンザの発生を踏まえ、
インフルエンザ研究を強化すると発表した。河岡義裕・東京大医科学研究所教授らと、
喜田宏・北海道大教授らの国内の二つの研究チームに3〜5年で計6億8000万円を
新たに配分する。
河岡教授らは、生体内でウイルス同士の遺伝子が混ざり合う過程などを詳しく調べ、
新型インフルエンザウイルスが病原性を獲得する仕組みの解明を目指す。喜田教授ら
は、どんな型の新型ウイルスが出現しても迅速な治療薬開発につながる候補物質の
リスト作りを急ぐ。【西川拓】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090608-00000101-mai-soci 科学技術振興機構が2大学に助成金、インフル関連研究拡充
科学技術振興機構(JST)は8日、インフルエンザ関連の研究を拡充すると発表した。
東京大と北海道大の治療薬研究などに3〜5年間で計6億8000万円を助成する。
東京大医科学研究所の河岡義裕教授らは新型インフルエンザに感染した人の体内
で起こる反応を解析。海外では若者で重症化するなど季節性インフルエンザにはない
特徴があり、病態の解明につなげる。複数のウイルスが遺伝子を交換し合って混合ウ
イルスが生まれる「遺伝子再集合」のメカニズム解明も進める。
北海道大の喜田宏教授らは理論上144通りの組み合わせが存在するA型ウイルス
すべてに対する抗体を集めた「抗体ライブラリー」を構築する。免疫の働きを利用して
ウイルスを攻撃する抗体医薬の開発などに結びつける計画だ。(08日 22:32)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090608AT1G0802C08062009.html
589 名前:Nanashi_et_al.[] 投稿日:2009/03/20(金) 21:57:44 柏木:しかし、先生方のデータをみるといわゆる自然免疫が過剰に反応したことが原因ではないかと思っていたのですが・・・。 河岡:われわれの報告の仕方が悪かったというか、誤解だと思うのですが、スペインかぜのウイルスが感染したときに 実際にはどういうことがおこっているかというと、普通のウイルスが感染したときと比較して、インターフェロンの産生が少ないのです。 インターフェロンの産生が少ないとウイルスが増えます。 ウイルスが増えるから、ほかのサイトカインやケモカインがたくさん出るわけです。 インフルエンザウイルスの場合は、ウイルスのいないところにサイトカインとケモカインは出ていないのです。 いわゆるサイトカインストームというほどの量は出ていなくて、ウイルスが増えているから出ている量だと思います。 ですから、免疫抑制をしても個体は死ぬのです。なぜなら、ウイルスが増え続けているからです。 ポイントは、なぜスペインかぜウイルスは感染初期にインターフェロンが出ないようにしているかということです。 菅谷:では、サイトカインストームではないわけですね。 河岡:サイトカインストームではありません。 菅谷:サイトカインはウイルスが増え続けるから出ているだけなのですね。 河岡:普通のインフルエンザウイルスを感染させた場合には、インターフェロンが出てきて感染が終ってしまうわけです。 ところが、スペインかぜに感染したときにはその産生が少ないのです。 そのためウイルスは増殖し続けます。 菅谷:スペインかぜのウイルスの病原性の大きな要因は、インターフェロンの産生を少なくしているというところにあるかもしれませんね。 河岡:要するに、感染した後にウイルスがものすごくよく増えるのです。そのせいで最初に動く宿主の応答を変化させているのです。 それがインターフェロンの産生が少ないという結果につながるのですが、普通のウイルスとは増え方のベクトルが全く違います。
590 名前:Nanashi_et_al.[] 投稿日:2009/03/20(金) 22:01:05 柏木:H5N1ウイルスではインターフェロンは出るのですか。 河岡:それについては現在調べています。 柏木:いわゆる通常のインフルエンザは、そういったインターフェロンなどが出てくるから、self limited だけれども H5N1ウイルスではそれが障害されてウイルスが増え続けると考えてもよいのですね。 河岡:そうです。しかし、ウイルスが増え続けるので、サイトカイン、ケモカインが出てきます。 ですから、今よくいわれているようなスタチンなどでサイトカインストームを抑制しようという話は全くナンセンスなのです。 ウイルスは増え続けて、やはり細胞傷害で個体は亡くなります。 菅谷:Montoによると、やはりH5N1ウイルスでは成人でも10日どころか20日くらいviral sheddingは続くそうです。 柏木:H5N1ウイルスの高病原性である本態の1つとして、やはりウイルス自体が悪さをしているということですね。 菅谷:日本ではやはりH5N1ウイルスやスペインかぜウイルスの病態がサイトカインストームだと思っている人がすごく多いのです。 しかし、以前鳥インフルエンザに対する治療ガイドラインのWHOの会議に出席したのですが、ベトナムやタイの先生方は H5N1ウイルスに感染した小児にステロイドを大量に使ったけれども全く効かなくて、みんな亡くなってしまったといっていました。 何かいかにも治療の適応のような感じがしますが・・・。 柏木:サイトカインストームだったら、サイトカインを減らせばよいうということになります。 菅谷:そうです。しかし、WHOのH5N1鳥インフルエンザに対する薬物治療のガイドラインでは ステロイドの使用は禁忌になっています。 ですから、そのあたりの誤解も少し気になりますね。もし、日本で鳥のインフルエンザが出た場合でも ステロイドを使う先生が出てきてしまうのではないかと思うのです。 柏木:それは厳しく警告喚起しておかなければいけないですね。 菅谷:まさにウイルスのものすごい増殖性ということが鳥インフルエンザの本態なのでしょうね。 (以上)
新型インフルエンザウイルス出現のメカニズムと対策 喜田宏
(03/11/26 感染症分科会感染症部会新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会第二回議事録)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/11/txt/s1126-5.txt 『これは随分前の話ですが、伊藤壽啓博士が今鳥取大学にいますが、大学院のときに鴨の腸管の
レセプターと豚の呼吸器のレセプターを染め分けてみてちょうだいということを頼みましたが、苦労して
10年かかって、鴨の結腸にはα2−3結合の糖鎖を持ったレセプターがある、2−6のレセプターはない、
豚の呼吸器には2−3と2−6と両方ありますということを見事に証明してくれました。したがって、豚は
人のウイルスあるいは哺乳類のウイルスと鳥のウイルスの遺伝子再集合の場、すなわち新型ウイルス
産生のためのインキュベーターといいますか、場であるという理想的な動物種であるということがわかり
ました。』
「インフルエンザ危機(クライシス) 」 p.33
http://www.amazon.co.jp/dp/4087203131/ 『ブタの呼吸器上皮細胞には、人と鳥のウイルス両方のレセプターが存在することを伊藤寿啓先生
(現鳥取大学農学部獣医学科獣医公衆衛生学教授)とともに私たちウィスコンシン大学のグループが
見つけた。このため一匹のブタが同じ時期に鳥インフルエンザとヒトインフルエンザに多重感染する
ことがあり、このときブタの体内でハイブリッドウイルスが誕生する。これが従来考えられていた、
新型インフルエンザ誕生のストーリーである。
ドクター・ショルティセックがブタの関与説を発表した当時、まだこれを明確に検証する手立てはなく、
否定的な見方をする研究者のほうが多かった。この説を裏づける科学的根拠が得られたのは、90年
代に入ってからだ。1979年以降ヨーロッパの家禽類のあいだで流行していた鳥由来のウイルスと、人
のあいだで流行していたヒトインフルエンザウイルスがブタに感染し、1983年から1985年にかけてハイ
ブリッドウイルスが生まれた。このウイルスが、1993年になってオランダの子供に感染したことを、
私たちは明らかにすることができたのだ。』
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/nougaku/1202735821/23
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1216230173/719 河岡義裕『インフルエンザ危機(クライシス)』 p.103〜
『インフルエンザウイルスは、新しい型が登場すると、それまで勢力を保っていたウイルスが
その座を奪われて消える特性をもっている。1918年に登場したH1N1亜型のスペイン風邪は、
大流行を起こしたあと世界中の人に免疫ができたため、1年後にはそれほど重い症状を引き
起こさないウイルスになった。しかしそののち40年ものあいだ、世界各地で流行をくりかえして
いた。
そのH1N1ウイルスが地上から消えてしまったのが1958年で、この年に出現したH2N2、
通称アジア風邪ウイルスによって、取ってかわられたのである。そしてH2N2ウイルスは、
11年後に誕生したH3N2のホンコン風邪ウイルスによって消えてしまった。
詳しいメカニズムはまだ分かっていないが、古い型と新しい型のウイルスが争うと、必ず新鮮
なウイルスが従来のウイルスを徹底的に駆逐するのである。ウイルスのこの動きを見ていると、
まるで人間社会のポスト争いを見るようで興味深い。
ところで過去に一度だけ、このポスト争いのメカニズムが狂ったことがある。1977年に、H1N1
ウイルスが再び現れたのだ。このウイルスを調べたところ、1918年に登場したスペイン風邪の
末裔として1950年代に流行していたウイルスと、遺伝子的にまったく同じものだった。つまり27年
もたってから再び現れたのである。しかし、ウイルス研究者の常識からすれば、こんなことは
あり得ない。インフルエンザウイルスは動物で感染していくうちにその形を変えていくので、昔
流行したものがそのまま同じ遺伝子で再登場することなど絶対に起こらないはずである。
私たち研究者のあいだでは、この現象についての意見は一致している。人為的なミス≠セ。
可能性として考えられることは二つある。
まず、「このウイルスを使ってワクチンの実験をしていた国から流出した」という説。もう一つは、
「どこかの国の研究者のフリーザーからもれた」というもの。いずれにしても、人為的にウイルス
が流出して広がったとしか考えられないのである。』
闘論:鳥インフルエンザのワクチン接種 島田英幸氏/喜田宏氏
http://lifesciencedb.jp/dbsearch/Shinbun/get_mainichi_html2.php?year=2005&file=VUjvfxJRUXsxPLUSonG37SR0Q== ◇感染自体は防げない メリットはない--北海道大獣医学部教授・喜田宏氏
現時点で鳥インフルエンザのワクチンを接種するメリットはない。養鶏農家に
も業界にも、国全体の経済や公衆衛生にもマイナスだ。接種すべきではない。
ワクチンを打てば感染が防げる、と期待するのは間違いだ。インフルエンザの
ワクチンは、鶏用も人間用も「不活化ワクチン」で、ウイルスから感染力を失わ
せてワクチンにしたものだ。不活化ワクチンは一般に、発病は防ぐが感染は
防げない。
人間の天然痘やポリオ対策にはワクチンが高い効果を発揮したが、これらは
感染予防効果のある「生ワクチン」だった。インフルエンザウイルスは、まず
呼吸器などの粘膜に感染する。感染防止には粘膜に抗体を作る必要がある。
しかし不活化ワクチンを注射する場所は皮下や筋肉だ。抗体は血液中にしか
できない。鶏への接種実験でも、感染は防げないとの結果が出ている。
接種直後なら見かけ上は防げたとの報告もあるが、数カ月後には感染も死も
防げなくなった。ワクチンで防げるのは発病だけだ。
接種すれば、感染しても症状が出ない鶏が放置され、周辺への感染源となり
かねない。こうして感染が次々に広がれば、病原性の弱いウイルスが、鶏を
次々と殺す強毒型に変異する可能性がある。人間に感染するように変異する
機会も増す。
18 :
17 :2009/07/02(木) 01:47:11
一部の鶏をワクチンを打たない「おとり鶏」として残し、ウイルスがきたら症状が 出て分かるようにすればよいとの提案もある。だが、おとり鶏が感染したら鶏舎 の鶏をすべて殺処分するのがルールだ。ワクチンを打つ利益はない。 ワクチンを使えば日本は、ウイルスが常に存在する「非清浄国」とみなされる。 ウイルスがいない「清浄国」へ鶏肉などを輸出できなくなるし、非清浄国からの 輸入も拒めない。輸入した鶏肉にウイルスがついてくる危険が増して、なかなか 清浄国に戻れないし、経済的損害も大きい。 ワクチンを使ったメキシコやベトナムは、結局、国内にウイルスが常在すること になった。日本の感染は茨城県などに限られ、殺処分で清浄化ができる。昨年、 京都などで発生した高病原性鳥インフルエンザもワクチンなしで封じ込めができた。
19 :
Nanashi_et_al. :2009/07/02(木) 02:00:09
>ワクチンを打てば感染が防げる、と期待するのは間違いだ。 >インフルエンザのワクチンは、鶏用も人間用も「不活化ワクチン」で、ウイルスから感染力を失わせてワクチンにしたものだ。 >不活化ワクチンは一般に、発病は防ぐが感染は防げない。 >人間の天然痘やポリオ対策にはワクチンが高い効果を発揮したが、これらは感染予防効果のある「生ワクチン」だった。 >インフルエンザウイルスは、まず呼吸器などの粘膜に感染する。 >感染防止には粘膜に抗体を作る必要がある。 >しかし不活化ワクチンを注射する場所は皮下や筋肉だ。抗体は血液中にしかできない。 >鶏への接種実験でも、感染は防げないとの結果が出ている。 >接種直後なら見かけ上は防げたとの報告もあるが、数カ月後には感染も死も防げなくなった。 >ワクチンで防げるのは発病だけだ。 >接種すれば、感染しても症状が出ない鶏が放置され、周辺への感染源となりかねない。 >こうして感染が次々に広がれば、病原性の弱いウイルスが、鶏を次々と殺す強毒型に変異する可能性がある。 >人間に感染するように変異する機会も増す。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ★★★ 感染予防効果のある「生ワクチン」 ★★★ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「 感 染 予 防 効 果 」 ( ゚д゚)ポカーン
22 :
17 :2009/07/02(木) 05:18:23
23 :
Nanashi_et_al. :2009/07/03(金) 18:46:25
ウイルス 肺で増殖しやすい 7月3日 4時52分
新型インフルエンザのウイルスは、毎年のインフルエンザよりも、肺の
中で増える力が強いことをアメリカなどの研究グループが動物を使った
実験で確認しました。専門家は、肺炎など重い症状になる人の割合が、
毎年のインフルエンザより高くなるおそれがあり、注意が必要だとしてい
ます。
この研究を行ったのは、アメリカのCDC=疾病対策センターとオランダ
の2つの研究グループです。
このうち、CDCの研究グループは、新型インフルエンザのウイルスを
フェレットとマウスに感染させ、ウイルスが体内のどこで増殖しやすいの
か調べました。
その結果、毎年冬に流行するインフルエンザではウイルスが主に鼻や
のどで増殖するのに対し、新型のウイルスは、のどの奥の気管支や
肺でも増えやすいことが確認されたということです。
肺の組織を調べたところ新型ウイルスの量は、毎年流行するウイルスの
数万倍に達していました。オランダのグループも同様の結果を確認して
いて、新型インフルエンザに詳しい東京大学医科学研究所の河岡義裕
教授は「肺で増えやすいと、肺炎など重い症状になるおそれがある。毎年、
流行するウイルスと比べて毒性が強いことを示すもので、患者を早期に
発見して治療する態勢を整えることが重要だ」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014025521000.html#
24 :
Nanashi_et_al. :2009/07/03(金) 18:48:28
タミフル耐性ウイルス検出 7月3日 4時52分
新型インフルエンザに感染した大阪の患者から治療薬「タミフル」の
効きにくい耐性ウイルスが国内で初めて検出されました。
厚生労働省によりますと、今のところ、この患者のほかに耐性ウイルス
に感染したという情報はないということです。
タミフルに耐性を持つウイルスが検出されたのは、5月29日に新型イン
フルエンザへの感染が確認された大阪府の患者です。厚生労働省に
よりますと、この患者は、新型インフルエンザの感染者に接触したとして
5月18日からタミフルの予防投与を受けていましたが、6日後に発症し
ました。患者の症状は軽く、その後、回復しましたが、大阪府立公衆衛生
研究所がウイルスの遺伝子配列を調べたところ、タミフルへの耐性を示す
遺伝子の変異が確認されたということです。厚生労働省によりますと、
今のところ、この患者のほかに耐性ウイルスに感染したという情報はない
ということで、今後、全国の医療機関で監視を続けることにしています。
タミフルに耐性を持つ新型インフルエンザウイルスは、デンマークでも
見つかっていますが、今のところウイルスの変異によって症状が重くなる
危険性はないということです。
国立感染症研究所感染症情報センターの谷口清州室長は「タミフルを
使っていれば耐性を持つウイルスが出てくるのは当然、想定された事態だ。
今回のケースでは患者は重症化しておらず、ウイルスも周囲に広がって
いないので、それほど心配する必要はない。ただし、今後とも、こうした
ウイルスが広まらないよう監視を続けていく必要がある」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014025221000.html
25 :
Nanashi_et_al. :2009/07/03(金) 18:56:11
27 :
Nanashi_et_al. :2009/07/03(金) 19:19:32
■ワクチン製造量 大幅下方修正
年末までに作られる新型インフルエンザのワクチンの量が、
当初の計画を大幅に下回り、1400万人分から1700万人分に
とどまる見通しになりました。
製造の元になるウイルス株の増殖力が弱いことが原因で、
厚生労働省はウイルスの改良などを進めることにしています。
ことしの秋以降に予想される新型インフルエンザの流行に備え、
今月中旬から国内の4つのメーカーでワクチンの製造が始まります。
厚生労働省は、年末までに2500万人分のワクチンを製造する
計画でしたが、製造の元になるウイルス株の増殖力が想定よりも
弱いことがわかりました。
このため、あらためて試算をしたところ、年末までに製造できるのは
1400万人分から1700万人分で、当初の計画のおよそ60%から
70%にとどまる見通しになりました。
厚生労働省は、今後、増殖力を高めるためウイルスの改良を進める
とともに、重症になりやすい病気の人や医療従事者など優先的に
ワクチンを接種する対象者を絞り込むための検討を急ぐことに
しています。
ワクチンの製造を来年2月まで続けた場合は、2300万人分から
3000万人分を確保できる見通しだということで、厚生労働省は、
秋から冬にかけての感染動向を見ながら製造を進めることにしています。
(7月3日 18時50分更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/tokusetsu3/ http://www3.nhk.or.jp/news/influ0428/kanren.html
28 :
Nanashi_et_al. :2009/07/03(金) 19:46:04
29 :
変異確認→解析ミス :2009/07/04(土) 02:39:34
新型インフル、人体内で急速増殖能力 変異ウイルス 中国で確認
中国の患者から採取した新型インフルエンザウイルスが、人の体内で効率よく
増殖する能力を獲得していたことが19日わかった。東京大医科学研究所の
河岡義裕教授(ウイルス学)は「人での感染が爆発的に広がる恐れがある。動向
を監視する必要がある」と、注意を呼びかけている。
河岡教授によると、この新型ウイルスは上海市の女性患者(22)から先月31日
に採取された。世界中のウイルスの遺伝情報を集めたデータベースに登録されて
いたものを、河岡教授が分析した。新型ウイルスは、豚と鳥、人のウイルスが
混ざり合ってできている。増殖にかかわる遺伝子は鳥由来で、鳥の体温(42度)
で最も効率的に増える。
ところが、上海で見つかったウイルスは、この遺伝子が1文字分だけ変異して、
人の体温(36度)で、効率的に増殖できるように変化していた。
マウスの実験では、ウイルスのこの部分を変化させると、増殖力が爆発的に
増え、病原性が高まることが分かっている。
(2009年6月20日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090620-OYT8T00255.htm 中国で発見の新型インフル、変異は解析ミス
中国で発見された新型インフルエンザウイルスの増殖能力を高める変異は、
遺伝子解析のミスだったことが25日わかった。
解析した中国・復旦大のグループがデータを修正した。新型ウイルスの増殖に
かかわる遺伝子のある部分で、遺伝情報が1文字分だけ変化すると、人間の体内
で増殖力が高まることが懸念されている。上海市の女性患者から採取した新型
ウイルスを、復旦大が解析したところ、この変異があったとされていた。
(2009年6月26日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090626-OYT8T00353.htm
30 :
Nanashi_et_al. :2009/07/04(土) 02:41:19
31 :
Nanashi_et_al. :2009/07/04(土) 23:49:59
◇日本の専門家も注目 新型交雑で強毒化の恐れ
エジプトの強毒性鳥インフルエンザ(H5N1型)報告数の増加は、日本の専門家も注視している。
鳥インフルエンザウイルスが現在流行している新型と遺伝子交雑を起こし、毒性がさらに強いウイ
ルスに変異する恐れがあるためだ。一方で致死率は下がり始め、感染対策の好例になりそうだ。
新型は、人と鳥、豚に感染するインフルエンザウイルスが同時感染することで遺伝子再集合して
発生する。6月2日にはカイロの空港で米国人の新型感染者が見つかり、危機感が高まった。
河岡義裕・東京大教授(ウイルス学)は「新型だけでなく、H5型ウイルスの強毒性を担う遺伝子が
新型か季節性の遺伝子と再集合しないかを警戒すべきだ」と指摘する。
ただ、エジプトの感染者の致死率は昨年まで36〜55%だったが、今年に入り15%に落ち着いた。
60%を超える世界全体よりかなり低い。永井美之・理化学研究所感染症研究ネットワーク支援セン
ター長は「タミフルなどの治療薬で早期治療した効果だろう。早期発見と治療が対策の鍵になる」
と話す。【関東晋慈】
毎日新聞 2009年6月22日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20090622ddm012030175000c.html
32 :
Nanashi_et_al. :2009/07/04(土) 23:52:17
タミフル耐性ウイルスと交雑懸念 新型インフルで河岡教授
インフルエンザウイルス研究の第一人者である河岡義裕東京大医科学
研究所教授(ウイルス学)は3日、都内で講演し、デンマークや大阪府で
新型インフルエンザウイルスにタミフル耐性を示す遺伝子変異が見つか
ったことについて「全く驚くべきことではない」と述べる一方、既にほとんど
がタミフル耐性となっている季節性インフルエンザのAソ連型ウイルスと
交雑して耐性化することへの懸念を示した。
河岡教授は「季節性インフルエンザに感染した子どもの18%でタミフル
耐性ウイルスが出ており、普通のことだ」とした上で、出現したばかりの
耐性ウイルスは増殖する能力が乏しく、通常は流行しないとの見解を示し、
「通常のタミフルの使い方をしていれば、耐性ウイルスは流行しづらい」と
話した。
だが現在、Aソ連型ウイルスのほとんどがタミフル耐性となっており、これ
が新型ウイルスと同時に流行した場合に交雑して新型が耐性を獲得する
恐れがあるという。
2009/07/03 17:10 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009070301000661.html
33 :
Nanashi_et_al. :2009/07/04(土) 23:53:46
新型インフル、重症化を懸念=早期治療がカギ−東大医科研教授
7月3日20時8分配信 時事通信
インフルエンザウイルス研究の第一人者、河岡義裕東大医科学研究所教授
が3日、都内で新型インフルエンザについて講演し、重症化への懸念を示した。
大阪府で見つかったタミフル耐性ウイルスについては「普通に出てくる。ただし
流行しにくい」と述べ、現時点では心配ないとした。
国内外で感染者が増え続けており、同教授は「もはや数をリポートする意義は
ゼロ。それくらいウイルスは広がっている」と指摘。重症度が「季節性インフルエ
ンザと変わらないというのは誤解」とし、季節性のウイルスが鼻やのどでしか増え
ないのに対し、新型は肺でも増殖するとの実験結果を示した。
国内で重症者や死者が出ていないことについて「決定的に違うのは抗ウイルス
薬による治療体制が確立されていること」と同教授。早期治療が重症化を防ぐ
大きな要因であるとし、冬に大流行した場合の医療体制に懸念を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090703-00000208-jij-soci
36 :
Nanashi_et_al. :2009/07/06(月) 03:32:57
37 :
Nanashi_et_al. :2009/07/06(月) 17:39:45
40 :
Nanashi_et_al. :2009/07/08(水) 23:56:23
http://idsc.nih.go.jp/training/11kanri/99kida.html 1. はじめに
>インフルエンザは、効果的な予防・治療法が確立されないまま、重要な疫病として残されている
>過去数十年間、ヒトが経験していないヘマグルチニン(HA)亜型のインフルエンザAウイルスが出現した時、これを新型ウイルスと呼ぶ
>新型インフルエンザの発生に備えて、その予防・治療法を確立しておかなければ、同じことが繰り返される
>動物とヒトのインフルエンザAウイルス遺伝子の起源はカモの腸内ウイルスにある
>カモのウイルスとヒトのウイルスがブタの呼吸器に感染すると、両ウイルスの遺伝子再集合体が生まれる
>カモのウイルスに由来するHAをもち、ヒトに感染・伝播したものが新型ウイルスである
>1997年に香港でニワトリとヒトに感染した強毒H5N1インフルエンザウイルスもまたシベリアから飛来するカモのウイルスに由来
>新型ウイルスのHA亜型を予測する目的で、カモ、家禽とブタにおけるインフルエンザの疫学調査をアジアの各国および米国と共同で開始
>この調査で分離されるウイルスの中から、ワクチン株を提供する計画
>現在流行しているインフルエンザでも、ハイリスク者には極めて危険な感染症であり、年に数百名の小児に脳症を起こす
>ワクチンの接種率が極めて低い上に、治療法がないため
>より有効な抗ウイルス薬を開発し、重篤な症状、脳症や斃死を防ぐ治療法を確立する
>インフルエンザを克服するために必須の課題
41 :
Nanashi_et_al. :2009/07/08(水) 23:57:30
http://idsc.nih.go.jp/training/11kanri/99kida.html 2.新型インフルエンザウイルス出現のメカニズム
>ヒトと動物のインフルエンザAウイルスの遺伝子分節はすべてカモのウイルスに由来する
>カモはインフルエンザウイルスに経口感染し、症状を示さない
>大腸の陰窩を形成する単層円柱上皮細胞で増殖したウイルスを糞便と共に排泄
>カモに害を及ぼすことなく受け継がれているウイルスは家禽やウマに伝播して、病原性を発揮する
>ブタではインフルエンザが慢性呼吸器病の誘因
>ミンク、アザラシやクジラにも鳥のインフルエンザウイルスが感染
>インフルエンザは即ち、地球上に最も広く分布する人獣共通共通伝染病
>動物とヒトのインフルエンザAウイルス遺伝子の供給源はカモ
>ブタの呼吸器上皮細胞には、ヒト由来のウイルスばかりでなく、カモのウイルスに対するレセプターもある
>ブタがヒトのウイルスとカモのウイルスに同時感染すると、両ウイルスの遺伝子再集合体が生ずる
>カモのウイルスに由来するHA遺伝子をもち、ヒトに感染・伝播したものが新型ウイルス
>新型ウイルスの出現に、カモ、中国南部のアヒルおよびブタがそれぞれ、ウイルスの供給、伝播および遺伝子再集合体産生の役割を果たす
>1968年に出現した新型ウイルスA/Hong Kong/68(H3N2) 株は、それまでの流行株であるアジア型H2N2ウイルスとカモに由来するH3ウイルスが
>ブタの呼吸器に同時に感染して生じた遺伝子再集合体
>そのHA遺伝子の導入経路は、カモ→アヒル→ブタ→ヒト
42 :
41 :2009/07/08(水) 23:58:12
>カモはその営巣地でインフルエンザウイルスに高率に感染 >その営巣湖沼水は多量のウイルスを含む >秋にカモが渡りのため南方へ飛び発った後でも湖沼水からウイルスが分離 >カモの営巣湖沼が冬の間、ウイルスを凍結保存することを示唆 >翌年、帰巣するカモは水中のウイルスに経口感染してこれを増幅 >これが自然界におけるインフルエンザウイルス存続のメカニズム >アラスカでカモから分離したウイルス遺伝子を系統進化解析した結果、宿主カモは北米大陸に渡る >シベリアに営巣するカモのインフルエンザウイルスは、中国で家禽から分離されたウイルスの系統に属する >1997年に香港でニワトリとヒトから分離されたH5N1インフルエンザウイルスもまた、同じ系統であることが判明 >新型ウイルスの登場舞台である中国南部までカモによって運ばれるウイルスがシベリアの湖沼に存続している
43 :
Nanashi_et_al. :2009/07/09(木) 00:02:09
http://idsc.nih.go.jp/training/11kanri/99kida.html 3.香港におけるH5N1インフルエンザウイルス事件
>1997年4月に香港で、ニワトリにインフルエンザが流行し4,500羽が斃死
>次いで5月に肺炎で死亡した3歳男児の気管吸引材料からH5N1インフルエンザウイルスが分離
>これがニワトリから分離されたものと近縁であることが判明
>このウイルスのH5HA は、ニワトリ体内の広範な組織に存在するプロテアーゼで開裂活性化されるため
>ウイルスは致死的全身感染を惹き起こす
>このような易開裂型のH5HAをもつウイルスがヒトに感染して伝播すれば
>これまでにない高病原性のインフルエンザが大流行する恐れ
>香港では、その後、12月までに17名の患者が確認され、5名が死亡
>年末に香港のニワトリ150万羽が殺された
>その後ヒトに新たな感染は認められていない
>香港の人口650万の中で、H5N1ウイルスの感染が確認されたのは18人だけ
>ウイルスHAのレセプター特異性が鳥型のままだったため
>このウイルスがどこで、カモからニワトリに伝播して、病原性を獲得したのか明らかではない
>生鳥を売買するマーケットが重要な役割を果たしたことは疑いがない
44 :
Nanashi_et_al. :2009/07/09(木) 00:12:47
http://idsc.nih.go.jp/training/11kanri/99kida.html 4.インフルエンザワクチン
>日本では、1962年から社会防衛を目指し、学童と生徒にインフルエンザワクチンの集団接種がおこなわれた
>鶏胚尿膜腔でウイルスを培養し、尿液中のウイルスを不活化して、超遠心によって濃縮精製したものがワクチンとして用いられた
>1970年には極めて純度が高いゾーナル遠心精製ワクチンがメーカーの努力によって実用化され、不純物による副反応の問題を解決した
>1972年からは精製ウイルスをエーテルによって分解した HA ワクチンが用いられている。
>先進諸国では、ワクチンに対する信頼が定着し、接種率は年々増加
>ところが、日本では逆に、10年前からインフルエンザワクチンの接種率が減少
>ワクチンの効果を疑い、副作用を過剰に喧伝する報道が放置されたため
>1994年には、インフルエンザが予防接種対象疾患から除かれた
>「学童・生徒をワクチンで免疫して、社会をインフルエンザから防衛する目的の集団接種は止める
>これからはインフルエンザに罹ると重症になったり、死亡するような高齢者、慢性病の患者や抵抗力のない小児、
>インフルエンザに罹ると社会・経済活動に影響を及ぼす人およびインフルエンザの予防を希望する人にワクチン接種を受けるよう勧奨する。」
>明確に方針を転換して、これを推進すべきであった。
>ワクチンの需要が無くなったため、メーカーはその製造を止めるかまたは縮小した
>ワクチン製造用の施設・設備は整理あるいは廃棄され、ウイルスを培養するために用いる大量の発育鶏卵は生産されなくなった
>過去5年間、インフルエンザワクチンは、年間国民の1%分も製造されていない
>もし、新型ウイルスが出現して、緊急にワクチンが必要になっても、十分量は製造できない現状
45 :
44 :2009/07/09(木) 00:13:38
>1997年に香港に出現したH5N1ウイルスがヒトからヒトに伝播すれば、インフルエンザの大流行を起こす恐れがある >その予防のため、直ちにワクチンを準備する必要があった >1996年にアジアでカモから分離した弱毒H5インフルエンザウイルスはそのHAの抗原性が香港のH5N1分離株と近縁 >ワクチン製造に適することが判った >このような弱毒ウイルスを利用すれば、新型ウイルスの出現に際して最も迅速にワクチンを準備できる >現行のインフルエンザワクチンはこれを皮下に注射しているので、血液中に抗体を誘導し、ウイルスの体内拡散と増殖が防がれる >したがって、発病、重症化と死亡率を抑え、流行の拡大を防ぐ >しかしながら、不活化ワクチンを皮下や筋肉内に注射する限り、粘膜局所におけるウイルスの一次感染を完全に阻止するような免疫応答は誘導されない >インフルエンザウイルスの感染を効果的に防御するには、ウイルスが最初に取り付く鼻や喉の粘膜に局所免疫グロブリンA抗体の分泌を誘導する必要 >私達は粘膜免疫を賦活する目的で、不活化ウイルス全粒子、サブユニット、エピトープペプチドおよびDNAワクチンを動物の鼻腔内に与えて、感染防御効果を調べている >不活化ウイルス、サブユニットおよびペプチドワクチンが感染防御能を誘導したので、有効な粘膜ワクチンが開発される目途が立った >不活化ウイルス全粒子を鼻腔内に滴下接種すれば最も効果があるので、現時点ではこれの実用化が期待される
46 :
Nanashi_et_al. :2009/07/09(木) 00:20:16
http://idsc.nih.go.jp/training/11kanri/99kida.html 5. インフルエンザ治療法の確立
>粘膜に初感染した後、ウイルスは血液を介して全身の臓器組織に拡がることが判った
>特に、血管内皮細胞でウイルス増殖が激しく起こり、全身性の血管炎が起こった
>血管壁損傷の結果、出血、浮腫、チアノーゼならびに血液-脳関門の破壊が起こり
>ウイルス増殖によって損傷した血管内皮細胞から過剰に放出された血液凝固因子が血管内血液凝固を導くものと結論
>ウイルスが感染増殖したニワトリ胚の尿膜から抽出したウイルスフリーの画分を
>健康なニワトリの静脈内に注射するとニワトリは血管内血液凝固で直ちに斃死
>ヘパリンを予め投与したニワトリはこの画分を多量に静脈内注射しても耐えた
>小児のインフルエンザ脳症の剖検材料の病理組織所見、免疫組織化学検査と血液検査成績がニワトリで認められる所見と相似
>インフルエンザ脳症は全身性血管炎の結果であると想定
>これらの予備成績は、インフルエンザの重症例に薬剤を投与すれば、症状の改善あるいは救命が期待される可能性を示唆
>インフルエンザの病原性に関与する宿主因子を解明することは、治療法の確立につながる
>動物モデルを用いて病原性発現メカニズムをさらに解析
47 :
Nanashi_et_al. :2009/07/09(木) 00:21:14
http://idsc.nih.go.jp/training/11kanri/99kida.html 6. おわりに
>高齢者、慢性疾患の患者と免疫機能が損なわれた人は、インフルエンザに罹患すると重篤になったり、命を失う危険
>日本にこのようなハイリスク者は2,000万人にのぼるとみつもられており、その全人口に占める率は年々増加
>これらの人々にワクチン接種を受けるよう勧奨し、費用を健康保険で負担する制度を設けるよう提案
>ハイリスク者がワクチンの接種を受けていれば、重症のインフルエンザで治療を受けたり、入院するケースはずっと減る
>結局は、コスト・ベネフィットの観点から、国家の医療費負担ははるかに軽減する筈
>またワクチンを常時製造していれば、新型ウイルスが出現したとしても、それに対するワクチンを速やかに用意できる
>最近、小児のインフルエンザ脳症が毎年発生していることが判ってきた
>その数は年間数百人にのぼると見積もられる
>インフルエンザ脳症患者はいずれもワクチン接種を受けていない
>かつて集団接種が実施されていたときに発生した学童の脳症の多くはワクチンの副作用として取り扱われた
>これは間違いだったことを示す
>小児に対するワクチン接種についても、勧奨することが望まれる
48 :
Nanashi_et_al. :2009/07/09(木) 00:27:53
人でも鳥でも獣でも、 インフルエンザウイルス感染症の感染発症、治癒過程、 予後経過についての常識的な知識があるのかな? ウイルス感染による病気とのつきあいは、 ワクチンがない時代のほうが長いわけだが、 どうやって治癒馴致してきたのかを理解できてる?
49 :
Nanashi_et_al. :2009/07/09(木) 00:38:59
50 :
Nanashi_et_al. :2009/07/09(木) 22:54:13
52 :
Nanashi_et_al. :2009/07/10(金) 03:24:04
季節性と豚混合 カナダで「新タイプ」インフル発見
2009年7月9日1時10分 朝日新聞
現在流行している新型の豚インフルエンザとは異なるタイプのウイルスが、
カナダの養豚場で働く2人から見つかった。カナダ政府によれば、季節性
インフルのワクチンを接種した人には何らかの免疫があり、危険性は低いと
考えられるという。ロイター通信などが伝えた。
ウイルスの遺伝子は、通常の季節性インフル(Aソ連型H1N1)と、ふだん
豚が感染する豚インフル(H3N2)が混ざっていたという。一部報道ではウイ
ルスはH1N1タイプとされるが、新型インフル(H1N1)とは違う。感染者2人
の症状は軽く、すでに回復している。このタイプが豚や人で流行している
証拠は見つかっていない。
新型インフルの流行に伴いカナダなど各国で人や豚のインフルのウイルス
調査が続いている。豚と人のインフルが混じることはあるが、これまでは調査
が少なく報告されることはまれだったという。(小堀龍之)
http://www.asahi.com/national/update/0709/TKY200907080442.html
53 :
Nanashi_et_al. :2009/07/10(金) 18:24:14
55 :
Nanashi_et_al. :2009/07/10(金) 18:36:19
58 :
Nanashi_et_al. :2009/07/11(土) 21:48:00
59 :
Nanashi_et_al. :2009/07/11(土) 22:02:16
60 :
Nanashi_et_al. :2009/07/11(土) 22:15:20
http://idsc.nih.go.jp/training/11kanri/99kida.html 第5セッション インフルエンザ情報と対策
「鳥とヒトのインフルエンザ」 北海道大学大学院獣医学研究科 教授 喜田 宏
1997年に香港に出現したニワトリのH5N1インフルエンザウイルスは、18人に感染し、うち6人を死亡させた。
年末に150万羽の鳥が処分され、その後H5N1ウイルスによるインフルエンザの発生はない。この事件は、
新型ウイルスの出現に備えた対策を確立しておくことの重要性を改めて強調する警鐘である。地球規模の
疫学調査を実施して、新型ウイルスのヘマグルチニン(HA)亜型を予測すると共に、ワクチンウイルス候補株
を選定しておくことは、極めて重要かつ急を要する課題である。インフルエンザの発症、重症化、脳症や死亡
に与る宿主因子を明らかにして、その治療法を確立することもまた急務である。すなわち、ウイルスの宿主
細胞レセプターとの結合特異性と宿主域、HA分子の細胞内プロテアーゼによる開裂活性化および膜融合に
よる細胞内侵入メカニズムと臓器トロピズム、ウイルス感染によって誘導される宿主因子による血管内血液
凝固と症状、重症化および脳症との関連を解明する必要がある。
1. はじめに
2.新型インフルエンザウイルス出現のメカニズム
3.香港におけるH5N1インフルエンザウイルス事件
4.インフルエンザワクチン
5. インフルエンザ治療法の確立
6. おわりに
---------------------------------------
[PDF] I I . 高 病 原 性 鳥 イ ン フ ル エ ン ザ が 発 生 し た ら
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/pdf/01-22-01c.pdf 03/11/26 感染症分科会感染症部会新型インフルエンザ対策に関する検討小委員会第二回議事録
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/11/txt/s1126-5.txt (1)新型インフルエンザウイルス出現のメカニズムと対策 (喜田宏委員)
(2)新型インフルエンザ対策におけるワクチン接種の考え方 (廣田良夫委員)
(3)高齢者における抗インフルエンザ薬の効果 (稲松孝思委員)
(4)小児における抗インフルエンザ薬の効果 (韮澤眞理委員)
[PDF] 研究終了報告書 研究代表者:河岡義裕 (東京大学医科学研究所、教授)
http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/report/sh_heisei13/menneki/kawaoka.pdf >>57 (2)実施体制
ウイルス解析・開発グループ
東京大学医科学研究所 ウイルス感染分野
・インフルエンザウイルス粒子形成に重要なウイルス構成物質間および宿主遺伝子産物とのインターラクションの解明
・ 強毒インフルエンザウイルスの病原性
・ エボラウイルスの増殖過程と病原性の解明
カナダ科学研究所グループ
カナダ科学研究所 高病原性病原体研究室
・ 高病原性ウイルスの解析
4 研究参加者
研究グループ名:ウイルス解析・開発グループ
河岡義裕 堀本泰介 五藤秀男 高田礼人 新矢恭子 坂井(田川)優子 岩附(堀本)研子 下島昌幸 伊藤睦美 野田岳志 渡辺登喜子
海老原秀喜 冨田有里子 藤井 健 村本裕紀子 金野美佐子 白石京子 畠山修司 木曽真紀 坂内 天 山田晋弥 小澤 真 山吉誠也 角川学士 牧野晶子
田村大輔 村上晋 岩佐彩香 今井博貴 稲垣亜里沙 高橋慧
研究グループ名:カナダ科学研究所グループ
Heinz Feldmann 河岡義裕 海老原秀喜
8 結び 本研究開始時にたてた目標のかなりの部分は達成出来たのではないかと思っています。また、 本研究期間中に、H5N1 鳥インフルエンザウイルスがその勢力を拡大し、アジアのみならずヨーロッ パやアフリカにも流行が広がり、パンデミックの可能性が危惧されるようになりました。このような状 況をふまえ、新規ワクチンの開発、鳥インフルエンザウイルスがパンデミックを起こすように変化する メカニズムの解明に関する研究、そして薬剤耐性ウイルスの研究も行い、パンデミックの抑制に寄 与するあるいはパンデミックが起こった際に有用な情報を提供できたと思っています。 上述のように、本研究期間中に H5N1 トリインフルエンザウイルスがアジアで大流行しその現状 把握のため、ベトナムならびにインドネシアの研究者と共同研究することが重要となり、研究室員の 海外派遣、そして海外研究者の招聘の必要が生じました。従来の研究費では対応することのでき ないこのような案件に関し、「免疫難病・感染症等の先進医療技術」研究事務所の方々ならびに戦 略的創造研究推進事業本部の方々には、非常に柔軟に対応していただき、本当に感謝いたして おります。また、高病原性ウイルスを扱うP4施設が日本では稼働していないためカナダのP4での 研究を余儀なくされたが、これに関しても柔軟に対応していただき研究を効率よく円滑にすすめる ことができました。心から感謝いたしております。本研究期間中にある程度の成果を収めることがで きたと思っていますが、「免疫難病・感染症等の先進医療技術」研究事務所 の方々ならびに戦略 的創造研究推進事業本部支援なくしては不可能でした。惜しむらくは、5年で終了というのではな くもう少し延長していただき5年間で得られた成果をさらに発展出来ればと思いました。
5 招聘した研究者等 Le thi Quynh Mai NIHE,Hanoi, Dinh Thi Thuy Van Caompany for Vaccine & biological production, Nidom Chairul Anwar Airlangga University Zejun Li Harbin Veterinary Research Institute Cheng Jun Li Harbin Veterinary Research Institute
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1244795912/139 ■新型インフル免疫 90歳以上
新型インフルエンザに対する免疫を持っているのは、1918年より前に生まれた
90歳以上の高齢者で、それより若い年代の人にはほとんど免疫がないとする
研究を東京大学などの研究グループがまとめました。
この研究を行ったのは、東京大学医科学研究所の河岡義裕教授などの研究
グループで、国内に保管されている血液のうち1895年以降に生まれた216人
のサンプルを使って、どの年齢層の人が新型インフルエンザに対する免疫を
持っているのか調べました。
その結果、一定の免疫を持っていたのは、1918年より前に生まれた90歳以上
の高齢者で、それより若い年代の人にはほとんど免疫がなかったということです。
1918年には世界的に「スペインかぜ」が大流行しましたが、研究グループでは、
このウイルスと今回の新型ウイルスが似ていたため、当時スペインかぜに感染
した人には一定の免疫ができたとみています。
新型インフルエンザを巡っては、これまでアメリカのCDC=疾病対策センターが、
60歳以上の人の一部に免疫がある可能性を指摘してきましたが、一定以上の
免疫があるのは、主に90歳以上と年齢層がさらに限られる可能性が高くなりました。
研究グループではこのほか、サルを使った実験で、新型インフルエンザのウイルス
が毎年のインフルエンザよりも肺で増えやすく、重い症状を引き起こすことも確認
していて、河岡教授は「毎年のインフルエンザと新型の毒性が同じというのは、
まちがいだ。ほとんどの人は免疫を持っておらず、引き続き警戒する必要がある」
と指摘しています。
(7月14日 10時25分更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/influ0428/kanren.html http://www3.nhk.or.jp/news/k10014240891000.html
71 :
Nanashi_et_al. :2009/07/15(水) 21:01:47
72 :
Nanashi_et_al. :2009/07/15(水) 21:06:35
国内感染者 累計3000人超 7月15日 14時7分
国内で確認された新型インフルエンザの感染者は、今週に入って急増していて、
15日までに3000人を超えたことが厚生労働省のまとめでわかりました。
これまでに重症者の報告はないということです。
厚生労働省によりますと、新型インフルエンザの感染者は、15日午前6時までの
24時間に大阪や神奈川などで新たに242人確認されました。その結果、国内で
確認された感染者の数は、あわせて3122人となりました。このほか、空港の
検疫所で25人、在日アメリカ軍の基地でも9人の感染が確認されていますが、
これまでに重症者の報告はないということです。新型インフルエンザの感染者は、
先月25日に1000人、今月8日に2000人を超えたあと、今週に入って急増して
いて、この2日間でおよそ500人の感染者が確認されています。また、今月上旬
までは感染者のおよそ40%が海外からの帰国者でしたが、今週に入ってからは
20%以下に低下し、国内での感染が増えているということです。
新型インフルエンザの感染動向について、厚生労働省は、今月中にすべての
感染者を把握する方法から、集団感染に絞って監視する方法に切り替えることに
しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014278421000.html#
74 :
Nanashi_et_al. :2009/07/15(水) 22:18:40
75 :
Nanashi_et_al. :2009/07/19(日) 19:42:53
76 :
Nanashi_et_al. :2009/07/20(月) 01:37:32
【新型インフル】 人の体内で急速増殖能力…中国女性から採取 [06/20]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1245441725/ 1 :CASIOPEA(第拾三期卒業生)φ ★:2009/06/20(土) 05:02:05 ID:???0
中国の患者から採取した新型インフルエンザウイルスが、人の体内で効率よく増殖する
能力を獲得していたことが19日わかった。
東京大医科学研究所の河岡義裕教授(ウイルス学)は「人での感染が爆発的に広がる
恐れがある。動向を監視する必要がある」と、注意を呼びかけている。
河岡教授によると、この新型ウイルスは上海市の女性患者(22)から先月31日に採取
された。世界中のウイルスの遺伝情報を集めたデータベースに登録されていたものを、
河岡教授が分析した。新型ウイルスは、豚と鳥、人のウイルスが混ざり合ってできている。
増殖にかかわる遺伝子は鳥由来で、鳥の体温(42度)で最も効率的に増える。
ところが、上海で見つかったウイルスは、この遺伝子が1文字分だけ変異して、人の体温
(36度)で、効率的に増殖できるように変化していた。
マウスの実験では、ウイルスのこの部分を変化させると、増殖力が爆発的に増え、病原性
が高まることが分かっている。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090620-OYT1T00014.htm
77 :
Nanashi_et_al. :2009/07/20(月) 01:38:20
「中国初の新型インフル死」は感電死、怒った親族が病院を襲撃 [07/03]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1246603641/ 1 :暗黒男爵φ ★:2009/07/03(金) 15:47:21 ID:???0
中国・杭州の病院で2日、前日死亡した新型インフルエンザA型(H1N1)感染患者の
女性の死因が感電死だった疑いが浮上したことから、この女性の親族ら20人以上が
病院を襲撃するという事件があった。国営新華社通信が報じた。
襲撃を受けたのは杭州市内の第一人民病院。1日、新型インフル治療のため入院して
いた34歳の女性が死亡しているのが発見された。ところが、死因が感電死である疑惑が
浮上。怒った親族らが病院に押しかけ、救急車に石を投げつけたり建物を破壊するなど
したという。
新華社の別配信の記事によれば、警察は3日、検死の結果女性は感電死だったことが
確認されたと発表したが、詳細は伝えられていない。
女性の死をめぐっては、中国国内初の新型インフル感染者の死亡例の可能性があると
報じられ、懸念が広がっていた。しかし新華社によると、女性は死亡当時インフルエンザの
症状は消えており、時折咳き込む以外はほぼ回復していたという。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2617672/4326629
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/life/1198811399/188 188 名前:名無しゲノムのクローンさん[] 投稿日:2008/01/06(日) 15:17:56
昨年の漢字はイツワリと書いて「偽」でありましたが、医科学研究所も偽に明け暮れた一年でありました。まず、一昨年の末、
河岡先生がNatureに発表された論文に対し、データがあまりにも美しいために捏造ではないかとの疑問が寄せられました。ワ
シントンポストのインタビューで、アメリカNIHのファウチ博士が、「このような激烈な反応が起きるとは考えがたい。」と
述べたことで、専門家の中にも疑念があることが明らかになりました。嫉妬にかられた有象無象の口からこのような誹謗中傷
が公然と語られたことに心痛む思いでありました。6月の創立40周年記念シンポジウムでは、所を代表する教授の先生方の
ご講演に対し、捏造・剽窃・コピペといういわれなき中傷が浴びせられました。所の創立記念日の名誉を穢され、腹立たしい
思いをさせられました。秋には、中村先生からガンワクチンの予備的成功という画期的学会報告がありましたが、これに対し
ても信憑性を疑う声が寄せられ、あろうことか、株価上昇を狙った風説との批判まで受けるに至って、怒り心頭に発したので
あります。さらに、その後、清野先生が、やはり、Natureに発表した粘膜特異的コレラ毒素ワクチンについても、同様の批判
がでております。しかしながら、私どもの医科学研究所がこのような根も葉もない誹謗中傷を受け、モラルハザードを指弾さ
れる謂われは寸毫もないはずであります。若手研究者に対してピペット土方という人格を否定するがごとき蔑称を持って呼び
かけるような人たちの批判に耳を傾ける必要などありません。みなさん、医科研は永遠であります。自信を持って研究に邁進
してください。また、人事面では、独立助教授制度の成功を受けて、次世代の医科研を担う若手研究者6名の採用を内定しま
したが、これに関しても、偽装公募であるとの心ない批判を受けております。このように昨年は、まさに、偽の一年でありま
した。しかし、毀誉褒貶は世の習いであります。内外の誹謗中傷に心煩わされることなく、一致団結、日々精進して、IFの高
い論文を乱発し、先端医療研究の大躍進をもたらす黄金の子年となしたいと思います。
80 :
Nanashi_et_al. :2009/07/23(木) 18:12:35
81 :
Nanashi_et_al. :2009/07/23(木) 21:27:40
■新型インフルエンザ 感染者が脳症に
新型インフルエンザに感染した小学生が幻覚などの症状を訴え、医療機関で
インフルエンザ脳症と診断されていたことが、厚生労働省の調査でわかりました。
インフルエンザ脳症と診断されたのは、川崎市に住む小学生の7歳の男の子です。
厚生労働省によりますと、この男の子は39度の熱を出して、今月20日に神奈川
県内の感染症の指定医療機関に入院し、検査の結果、新型インフルエンザへの
感染が確認されました。
医療機関が詳しく診察したところ、自分の居場所がわからないなどの幻覚の症状も
あったためインフルエンザ脳症と診断し、21日に厚生労働省に届け出たということです。
男の子は、インフルエンザの治療薬「タミフル」を処方され、熱が下がり、意識もはっきり
しているということです。
厚生労働省によりますと、季節性のインフルエンザでは、ウイルスの感染によって脳症に
なる患者が各地で報告されていますが、新型インフルエンザで報告されたのは初めてです。
男の子は、インフルエンザが重症化するリスクが高いとされるぜん息を患っていたということで、
厚生労働省は、今後さらに情報収集を進めることにしています。
これについて国立感染症研究所感染症情報センターの谷口清州室長は「脳症は、毎年の
インフルエンザでも見られるものだ。ただ新型インフルエンザの場合には、免疫がないため、
より高い頻度で起きるおそれがないか監視をしていく必要がある。また秋以降懸念される流行に備え、
幻覚などの症状が出た場合には、早期にタミフルなどの治療が受けられるよう医療体制を整えて
行くことも重要だ」と話しています。
(7月23日 13時40分更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/influ0428/kanren.html http://www3.nhk.or.jp/news/tokusetsu3/
【感染症】新型インフルエンザ 簡易検査すり抜け3割 発症時期で差…感染研など調査
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1243139492/ 新型インフル再び拡大の恐れ、感染5000人突破
7月24日13時43分配信 読売新聞
夏を迎えても、新型インフルエンザの国内での感染者が拡大し、5000人を
突破したことが、厚生労働省の24日までの集計で分かった。
先週(13〜19日)の新たな感染者は過去最多の1502人に達した。同省は
同日から新型インフルエンザの全数調査をやめて、全国5000か所の医療機
関と集団感染の調査に切り替える。正確な数字は把握できなくなるが、今後も
感染が拡大する恐れがある。
同省によると、国内の1週間ごとの新規感染者数は、関西の高校で集団感染
があった5月中旬に276人を記録。その後、学校閉鎖などの対策で34人まで
減ったものの、6月に入って再び増加に転じた。
感染者の累計は検疫などでの確認を含め5031人(24日午前6時現在)。
感染者の8割は海外への渡航歴がない。通常の季節性インフルエンザもいまだ
に1週間で4000〜8000人の新規感染者が出ていると推定されているが、季節
性が夏に入り、今冬ピーク時の200分の1以下に減少しているのとは対照的だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090724-00000578-yom-sci
■新型インフル 全員の把握中止
新型インフルエンザの感染の広がりを受けて、厚生労働省は24日から
感染者全員の把握を中止し、学校での集団感染など大流行を防ぐため
の情報収集を強化することになりました。
厚生労働省は新型インフルエンザの感染防止を徹底するため、自治体
や医療機関に対し、感染が疑われる人全員に遺伝子検査を行い、感染
者を報告するよう求めてきました。
しかし、これまでのところ、患者の症状が比較的軽いことに加え、国内で
確認された感染者は、23日午前11時までにおよそ4700人に上り、
増え続けています。
このため厚生労働省は、24日から感染者全員の把握を中止し、学校で
の集団感染など大流行を防ぐための情報収集を強化することになりました。
具体的には、学校や職場、福祉施設など、10人以上の集団で複数の感
染者が出ていることが疑われる場合に遺伝子検査を行います。
そして、感染が確定した人やその集団の情報を、都道府県などを通じて
厚生労働省に報告するよう求めています。
また、全国およそ5000の医療機関でインフルエンザの患者の数を定点
観測し、新型インフルエンザの大流行が起きていないか監視を続けること
にしています。
(7月24日 4時30分更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/influ0428/kanren.html
■感染 160か国・地域に拡大
WHO=世界保健機関は、新型インフルエンザの感染が確認された国や地域が
160に上り、ほぼ全世界に広がりつつあるという認識を示すとともに、感染による
死者が増えるなかで、症状が重くなるリスクの高い患者を特定し、迅速に治療す
ることが重要だと強調しました。
WHOのハートル報道官は、24日、ジュネーブで記者会見を行い、「新型インフ
ルエンザの感染は拡大を続けており、WHOに加盟している193の国や地域の
うち、感染が確認された国や地域は160に上る」と述べて、感染がほぼ全世界に
広がりつつあるという認識を示しました。
また、感染による死者の数もおよそ800人に達したことを明らかにし、症状が重く
なるリスクが最も高い患者のグループを特定し、迅速に治療することが重要だと
強調しました。
また、重症化を防ぐために有効な手段とされるワクチンについては、各製薬会社が
ことし9月ごろには供給を始められるという見通しを示すとともに、資本や技術が
不足している途上国の医療従事者や患者にもワクチンが行き渡るよう、国際社会
の支援を訴えました。
(7月25日 7時40分更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/influ0428/kanren.html
85 :
Nanashi_et_al. :2009/07/27(月) 01:42:55
86 :
Nanashi_et_al. :2009/07/27(月) 01:44:30
新型インフルエンザ感染が加速、冬季にリスク増す=WHO
7月26日14時55分配信 ロイター
[ジュネーブ 24日 ロイター] 世界保健機関(WHO)は24日、新型インフルエンザ
(H1N1型)が年齢の高い層にも感染し始め、妊娠している女性や肥満の人たちのリス
クが高いことを明かした。
WHOの発表によると、新型インフルエンザは学校での感染が拡大し、学齢児童が最
も影響を受けている。また季節性インフルエンザとともに、幅広いコミュニティでも感染の
勢いを増している。「最善の予防措置のために、どのグループの人たちに最も高いリス
クがあるのかを見極めることが最優先だ。ワクチンの製造業者は9月ごろに利用できる
ようになると見通しを示している」という。
新型インフルエンザでは、これまでにおよそ800人が死亡。国際的に感染が加速した
ことで、WHOは6月にパンデミックを宣言したが、ほとんどの感染者は比較的軽い症状
となっている。
少なくとも50の国と地域の政府が、新型インフルエンザワクチンを確保するために製薬
会社に発注済み、もしくは交渉中だという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090726-00000157-reu-int
87 :
「ウイルスの侵入・蔓延防止」 :2009/07/27(月) 18:53:08
88 :
「ウイルスの侵入・蔓延防止」 :2009/07/27(月) 18:54:23
89 :
Nanashi_et_al. :2009/07/29(水) 03:04:08
90 :
Nanashi_et_al. :2009/07/29(水) 20:16:03
米国防総省、新型インフルエンザ流行に備え軍の出動を計画
7月29日16時0分配信 CNN.co.jp
ワシントン(CNN) 米国防総省は秋以降に新型インフルエンザ(H1N1型)が大流行した
場合に備え、軍を対応支援に当たらせる準備を進めていることを明らかにした。軍が
各地で機動部隊を組織し、米連邦緊急事態管理局(FEMA)と連携して対応に当たる。
部隊の人員や構成などは未定だが、対応は文民主導で行い、軍は災害発生時などと
同様の形で出動して大量空輸を担うなど、側面から支援する。
今後、ゲーツ国防長官の正式承認を経て、提案に沿った具体的な計画の立案に着手する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090729-00000010-cnn-int
「インフルエンザ危機(クライシス)」 p.134- CIAエージェントの接触 私たちが発表したリバース・ジェネティクス法に関する論文は、思わぬ方面からも反響があ った。その論文が世にでた直後、ウィスコンシン大学の研究室に1本の電話がかかってきた。 「政府機関の者ですが、ちょっと話を聞かせてほしい」 名前はもちろん、どの政府機関かも名乗らず、女性の声でこう言う。今から考えるとおかし な話だが、私はこのとき、これはいたずら電話ではない≠ニ判断した。 数日後、研究室にやってきた女性は「ラングレーのものですが」と言って名刺を差しだした。 ラングレーとはヴァージニア州北東部にある町。CIA本部があることから、町の名がそのま まこの機関の代名詞となっている。そう、この女性はCIAエージェントだったのだ。 渡された名刺には、女の名前と電話番号だけが印刷されていた。のちに電話してみると、こ の電話は常に録音テープが応答し、こちらがメッセージを吹きこむと向こうからかけ直してく る仕組みになっていた。
ウイルス学者って( ´,_ゝ`)プッ どこまでも創作ストーリーを捏ねて、自分の法螺話を、あたかも本当の話であるかのように粉飾しつづける。
93 :
Nanashi_et_al. :2009/07/30(木) 18:04:54
94 :
NHKニュース :2009/07/30(木) 19:21:09
CDC・ティム・ウエキ医師 ウイルス性肺炎 鳥インフルエンザH5N1感染に類似 3日目に重症化
■新型インフル 妊婦重症化傾向
ことし4月からの2か月間に、アメリカで新型インフルエンザに感染し死亡した
妊娠中の女性は6人で、全体の10%以上に上り、重症となって入院する割合
も一般の人より高いとみられることが、CDC=疾病対策センターなどの調査で
わかりました。
これは、アメリカのCDC=疾病対策センターとアメリカ各州の保健当局などの
グループが医学雑誌の「ランセット」で発表したものです。
それによりますと、4月中旬から2か月の間に、アメリカで新型インフルエンザに
感染して死亡したのは45人でしたが、このうち13%に当たる6人が妊娠中の
女性でした。
また、流行が始まった4月中旬からの1か月間を見ると、感染が報告された妊娠
中の女性は34人で、このうち32%に当たる11人が入院していて、入院の割合も
一般の人より高くなるとみられることがわかりました。
研究グループでは、データは流行初期の限られたものではあるものの、妊娠中
の女性が新型インフルエンザに感染した場合、深刻な症状を引き起こすおそれが
あり、死亡例の中に妊娠した女性が多いのは、懸念される事態だとしています。
そして、感染した場合には、早期に治療を受けることが必要だとしています。
(7月30日 7時10分更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/influ0428/kanren.html
■感染者 短期間に重症化の例も
新型インフルエンザで300人以上の死者が出ているアメリカでは、20代から50代
を中心に肺の中でウイルスが増殖するウイルス性肺炎のため死亡するケースが
多く、中にはわずか3日間で重症化した患者もいることがアメリカのCDC=疾病
対策センターの分析でわかりました。
大多数は軽症で済んでいるものの専門家は、注意が必要だと呼びかけています。
これは、アメリカのCDC=疾病対策センターで、新型インフルエンザを担当している
ティム・ウエキ医師がNHKのインタビューに答えて明らかにしたものです。
アメリカでは、これまで4万3000人以上が新型インフルエンザに感染したと確認され、
ほとんどの人は軽症で済んでいますが、302人が死亡しています。
CDCの分析によりますと死者の多くは、ぜんそくなどの基礎疾患を持つ20代から
50代の比較的若い世代が中心で、中には基礎疾患が見つからない健康な人も
亡くなっています。
死亡の主な原因は、インフルエンザウイルスが直接肺に入って増殖するウイルス性
肺炎で、治療が難しく、致死率の高い鳥インフルエンザH5N1型の症状と似ていると
いうことです。
さらに患者の中には、発症後2日程度は症状が軽かったものの、3日目に突然悪化し
始め重症の肺炎になるケースが出ていることもわかってきました。
重症化する人の割合は全体で見れば少ないもののウエキ医師は、「患者の中に急速
に症状が悪化する人がいるので、重症化の兆候を見つけて早期に治療する医療体制
を作ることが重要だ。こうした患者の治療をどう進めるべきか世界的に情報交換を
進める必要がある」と話しています。
(7月30日 19時20分更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/influ0428/kanren.html
感染者 短期間に重症化の例も
7月30日 19時45分
新型インフルエンザで300人以上の死者が出ているアメリカでは、20代から
50代を中心に肺の中でウイルスが増殖するウイルス性肺炎のため死亡する
ケースが多く、中にはわずか3日間で重症化した患者もいることがアメリカの
CDC=疾病対策センターの分析でわかりました。大多数は軽症で済んでいる
ものの専門家は、注意が必要だと呼びかけています。
これは、アメリカのCDC=疾病対策センターで、新型インフルエンザを担当して
いるティム・ウエキ医師がNHKのインタビューに答えて明らかにしたものです。
アメリカでは、これまで4万3000人以上が新型インフルエンザに感染したと
確認され、ほとんどの人は軽症で済んでいますが、302人が死亡しています。
CDCの分析によりますと死者の多くは、ぜんそくなどの基礎疾患を持つ20代
から50代の比較的若い世代が中心で、中には基礎疾患が見つからない健康
な人も亡くなっています。死亡の主な原因は、インフルエンザウイルスが直接
肺に入って増殖するウイルス性肺炎で、治療が難しく、致死率の高い鳥インフル
エンザH5N1型の症状と似ているということです。さらに患者の中には、発症後
2日程度は症状が軽かったものの、3日目に突然悪化し始め重症の肺炎になる
ケースが出ていることもわかってきました。重症化する人の割合は全体で見れ
ば少ないもののウエキ医師は、「患者の中に急速に症状が悪化する人がいるの
で、重症化の兆候を見つけて早期に治療する医療体制を作ることが重要だ。
こうした患者の治療をどう進めるべきか世界的に情報交換を進める必要がある」
と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014607611000.html
>>89 http://changi.2ch.net/test/read.cgi/student/1242486079/786-787 【事象】
@スペイン風邪人工再現ヒトウイルス(A/H1N1) → 猿(カニクイザル) 攻撃実験により感染成立
A鳥インフルエンザウイルス(AIVH5N1) → 猿(カニクイザル) 攻撃実験により感染成立
【疑問と推測】
@‐1 それが本当にウイルス活性を有するのかという疑問。
@‐2 ウイルス活性を有したものではなく、核酸・タンパク質・脂質の塊としての単なる異物とした場合、
サイトカイン・ケモカインの増多反応は何を意味しているか。
(→顆粒球・NK細胞の活性化? →ステロイドホルモンもしくはカテコールアミンの意図的な投与?)
A‐1 猿細胞が鳥ウイルスに対する感受性を有し感染が成立するか、という疑問。
A‐2 それっぽい状態にするために、何らかの免疫抑制状態にする作為(事前処理の手順)が存在?
猿生体にとって、スペイン風邪再現ヒトウイルス様異物も、鳥H5N1ウイルスも、「全身遷延(感染?)」
あるいは「肺感染(?)」様の状態を引き起こすためには、かなり作為的な免疫抑制状態(もしくは、
顆粒球・NK細胞の活性状態)にすることが必要ではないだろうか?
本来自然で起こるとは考えづらい疾患病態を意図的におこすための処理手順があるのではないだろうか。
>インターフェロンの産生が少ない
が妙に引っかかる。通常のウイルス感染成立なら起こらないこと。
それが事実だとすれば、以下の因果関係の論理はさかさまになっているのではないか。
>ですから、免疫抑制をしても個体は死ぬのです。なぜなら、ウイルスが増え続けているからです。
>ポイントは、なぜスペインかぜウイルスは感染初期にインターフェロンが出ないようにしているかということです。
免疫抑制をしているから個体は死ぬのです。ウイルスは増えていなくても、たとえそれがウイルス活性を有していなくても、
(なんらかの方法による過剰な免疫抑制効果でもたらされた)異物反応(自然免疫反応)の遷延によって。
ポイントは、実験初期にインターフェロンが出ないのは、このスペインかぜ再現ウイルスが実はウイルスではなく
ウイルス感染がおこっていないということです。
が、実態なのではあるまいか。
100 :
Nanashi_et_al. :2009/08/03(月) 01:27:21
101 :
Nanashi_et_al. :2009/08/03(月) 22:00:52
102 :
Nanashi_et_al. :2009/08/04(火) 23:35:46
新興熱って増す感染症(笑)
104 :
Nanashi_et_al. :2009/08/11(火) 01:59:05
105 :
Nanashi_et_al. :2009/08/15(土) 05:05:02
狼少年病「新型」ウイルス・シンドローム
106 :
Nanashi_et_al. :2009/08/15(土) 05:07:19
107 :
Nanashi_et_al. :2009/08/15(土) 20:26:58
●● 新興・再興感染症研究拠点形成プログラムの成果報告シンポジウム
(感染症に挑む知のネットワーク アジア・アフリカとともに―改めて問う、感染症研究の必要性と社会的意義―)
■日 時 :平成21年10月9日(金曜日)
■会 場 :丸ビルホール
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル7階(東京駅徒歩1分)
■開催時間:第1部 13:00 〜 16:40(受付開始12:15)
第2部 17:00 〜 19:00
■お申し込み:ウェブサイト
http://www.kansen-net.jp/index.html
108 :
Nanashi_et_al. :2009/08/21(金) 00:56:40
109 :
Nanashi_et_al. :2009/08/22(土) 04:12:15
◆タミフル耐性も診断
今後の流行で懸念されるのは、抗ウイルス薬タミフルが効かない、耐性を持つ
新型インフルエンザウイルスの出現だ。季節性のAソ連型(H1N1型)ではすでに、
耐性ウイルスが流行している。東京大医科学研究所の河岡義裕教授(ウイルス学)
は「新型と季節性のH1N1型が混合することで、新型が耐性を獲得して流行する
恐れがある」と警告する。
タミフルはウイルスの表面たんぱく質、ノイラミニダーゼ(NA)の形を認識し、その
働きを阻害する。耐性ウイルスの場合、ウイルス遺伝子の塩基1カ所の変化で形が
変わり、薬が効かなくなってしまう。
現在のPCR法は、塩基1カ所だけの変異は認識できず、通常のウイルスと同じよう
に増幅させてしまう。そのため、新型ウイルスと確定した後、塩基配列を詳しく読みとって、
耐性を持つかどうかを確認しなければならない。
林崎さんらの新たな診断法は、タミフル耐性の有無も同時に判定できる。「ミスマッチ
結合たんぱく」と呼ぶ、新開発のたんぱく質を利用するからだ。これは、誤った塩基同士
が二重に合わさると、その部分にかんぬきのように結合し、増幅酵素の働きを止める。
林崎さんは「この診断法を使えば、タミフルが効かない人にタミフルを処方するような
誤りを防ぐことができる」と自信をみせる。
http://mainichi.jp/select/science/news/20090818ddm016040108000c.html
110 :
はじめに「新型インフルエンザ誕生のストーリー」があった :2009/08/22(土) 21:36:49
111 :
Nanashi_et_al. :2009/08/23(日) 18:17:23
112 :
Nanashi_et_al. :2009/08/23(日) 22:38:22
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/nougaku/1202735821/40 ■東大医科研・河岡センター長 新型インフルは生ワクチン開発が重要
2008.01.23 日刊薬業
東京大医科学研究所の河岡義裕感染症国際研究センター長は21日、東京都内で開かれた
ワクチン開発をテーマにしたフォーラム(主催=医薬基盤研究所・日本公定書協会)で講演し、
新型インフルエンザ対策について、「抗ウイルス薬や現行の不活化ワクチンには課題がある。
生ワクチンの開発を進めることが重要」との認識を示した。
新型インフルエンザ対策の柱である抗ウイルス薬「タミフル」については、ベトナムで、H5N1
ウイルスに感染した患者に症状発現後早期に投与したにもかかわらず、耐性ウイルスが出て
死亡した症例があったとの論文が海外医学雑誌に掲載されたことを紹介した。河岡氏らが実施
した研究でも、H5N1に感染させたマウスに早期に投与しても生存できない例があるなど「非常
に悲観的なデータ」が得られたという。河岡氏は、「H5N1にどの程度効果があるか疑問。一般
に思われているほど完ぺきなものではない」と語った。
不活化ワクチンについては、症状の重篤化は効果的に予防するものの感染そのものの予防
は期待できないなど「有効性には限界がある」と指摘。その上で、今後は、生ワクチンの開発が
重要になるとの認識を示した。河岡氏らの研究グループは、H5N1の新規生ワクチン開発に向
けた研究を進めている。現状では認可された薬やワクチンがないエボラウイルスについても、
ワクチンの開発を目指した研究を行っているという。
http://espio.air-nifty.com/espio/2008/02/post_7333.html
113 :
Nanashi_et_al. :2009/08/23(日) 22:40:04
114 :
Nanashi_et_al. :2009/08/24(月) 19:44:40
115 :
Nanashi_et_al. :2009/08/26(水) 05:06:03
116 :
Nanashi_et_al. :2009/08/26(水) 05:07:39
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1246443195/13-15 『インフルエンザウイルスは、新しい型が登場すると、それまで勢力を保っていたウイルスが
その座を奪われて消える特性をもっている。1918年に登場したH1N1亜型のスペイン風邪は、
大流行を起こしたあと世界中の人に免疫ができたため、1年後にはそれほど重い症状を引き
起こさないウイルスになった。しかしそののち40年ものあいだ、世界各地で流行をくりかえして
いた。
そのH1N1ウイルスが地上から消えてしまったのが1958年で、この年に出現したH2N2、
通称アジア風邪ウイルスによって、取ってかわられたのである。そしてH2N2ウイルスは、
11年後に誕生したH3N2のホンコン風邪ウイルスによって消えてしまった。
詳しいメカニズムはまだ分かっていないが、古い型と新しい型のウイルスが争うと、必ず新鮮
なウイルスが従来のウイルスを徹底的に駆逐するのである。ウイルスのこの動きを見ていると、
まるで人間社会のポスト争いを見るようで興味深い。
ところで過去に一度だけ、このポスト争いのメカニズムが狂ったことがある。1977年に、H1N1
ウイルスが再び現れたのだ。このウイルスを調べたところ、1918年に登場したスペイン風邪の
末裔として1950年代に流行していたウイルスと、遺伝子的にまったく同じものだった。つまり27年
もたってから再び現れたのである。しかし、ウイルス研究者の常識からすれば、こんなことは
あり得ない。インフルエンザウイルスは動物で感染していくうちにその形を変えていくので、昔
流行したものがそのまま同じ遺伝子で再登場することなど絶対に起こらないはずである。
私たち研究者のあいだでは、この現象についての意見は一致している。人為的なミス≠セ。
可能性として考えられることは二つある。
まず、「このウイルスを使ってワクチンの実験をしていた国から流出した」という説。もう一つは、
「どこかの国の研究者のフリーザーからもれた」というもの。いずれにしても、人為的にウイルス
が流出して広がったとしか考えられないのである。』
>>14
117 :
Nanashi_et_al. :2009/08/26(水) 23:05:58
新型インフルエンザ 都立50校で集団感染
< 2009年8月24日 23:53 >
東京都立の学校約300校のうち、約50校で新型インフルエンザの集団感染が確認された。
都教育委員会によると、夏休み直前から新型インフルエンザの感染の連絡が増え始め、
都立の高校や中高一貫校約300校のうち、約50校で集団感染が確認されたという。特に、
部活動や合宿で感染した例が多く報告されているという。
東北大学大学院・押谷仁教授によると、「学校閉鎖を積極的にやって地域に広がるのを
防いでいくと、流行を完全に抑えることはできないけれども、ピークの患者を減らせる」という。
押谷教授は「高校生は新型インフルエンザで重症化する割合はほかの年代より低い傾向が
ある」としながらも、「感染拡大を防ぐため、季節性のインフルエンザより厳しい基準で学校閉鎖
をする必要がある」と述べている。
http://news24.jp/articles/2009/08/24/07142345.html
118 :
Nanashi_et_al. :2009/08/26(水) 23:07:24
輸入ワクチンの安全性は 専門家に聞く
< 2009年8月25日 13:20 >
新型インフルエンザの予防接種用のワクチンについて、厚労省は日本の人口の半数に
あたる5300万人分の確保を目指したが、現状では1300万〜1700万人分しか製造
できない見込みで、不足分を海外メーカーから買う方針。
輸入ワクチンの安全性について、東北大大学院・押谷仁教授は「日本で使って本当に
安全なのかどうか、検証は必要になる。(臨床試験には)かなり時間がかかるので、
時間的に(予防に)間に合わないこともある。ワクチンを打つことによって副反応のリスクは
どのくらいあるのか、ワクチンを打つことによってどのくらいの予防効果があるのか。
そういう(何もわからない)中で意思決定をしていかなければならない、これは非常に難しい
判断を迫られることになると思います」と述べた。
押谷教授はさらに、これから発注しても日本に届くのは来年になり、予防の時期に間に
合わない可能性もあると指摘している。
http://news24.jp/articles/2009/08/25/07142373.html
119 :
Nanashi_et_al. :2009/08/27(木) 02:15:50
120 :
Nanashi_et_al. :2009/08/27(木) 02:17:13
121 :
Nanashi_et_al. :2009/08/29(土) 06:35:38
122 :
Nanashi_et_al. :2009/08/29(土) 20:42:45
<新型インフル>9月4日に東大でシンポ
8月28日11時2分配信 毎日新聞
新型インフルエンザに関する知識や対処法を4人の専門家が解説する
シンポジウムが9月4日午後1時半、東京大安田講堂(東京都文京区本郷)で
開かれる。東京大医科学研究所主催。参加者1200人(先着順)を募集している。
講演するのは、世界保健機関の進藤奈邦子(なほこ)メディカルオフィサー
▽東京大医科学研究所の河岡義裕教授
▽国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長
▽けいゆう病院の菅谷憲夫小児科部長。
新型インフルエンザがなぜ起きたかやウイルスの特徴、流行が予想されるこの冬の備えまで、
それぞれの立場から分かりやすく話す。全員での討論や質疑応答もある。
参加には申し込みが必要。所属、氏名、連絡先をメール
(office@ims.u−tokyo.ac.jp)かファクス(03・5449・5496)で申し込む。
往復はがきでの申し込みも受け付ける。
問い合わせは医科研内の事務局(03・5449・5254)。【関東晋慈】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090828-00000022-mai-soci
123 :
Nanashi_et_al. :2009/08/29(土) 22:55:15
124 :
新型インフル流行はバイオテロである :2009/08/30(日) 01:59:21
2009年に、H1N1ウイルスが再び現れたのだ。このウイルスを調べたところ、
1918年に登場したスペイン風邪の末裔として1950年代に流行していたウイルスと、
1977年にソ連風邪として流行したウイルスと、遺伝子的にまったく同じものだった。
しかも、メキシコの豚が保有しているウイルスと遺伝的にもかなり近いことが確認された。
しかし、ウイルス研究者の常識からすれば、こんなことはあり得ない。
インフルエンザウイルスは動物で感染していくうちにその形を変えていくので、
昔流行したものがそのまま同じ遺伝子で再登場することなど絶対に起こらないはずである。
私たち研究者のあいだでは、この現象についての意見は一致している。
何らかの人為的な原因≠セ。可能性として考えられることは二つある。
まず、「このウイルスを使ってワクチンの実験をしていた国から流出した」という説。
もう一つは、「どこかの国の研究者が人工的に作り出し密かにばら撒いた」というもの。
いずれにしても、人為的にウイルスが流出して広がったとしか考えられないのである。
>>14
125 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2009/08/30(日) 19:08:51
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/life/1251562619/10 科学は研究者がある仮説を持って研究を開始することはあるが,それが論文や
著作物になる段階では,仮説は姿を消し,事実が記載され,それから演繹的に
導かれる結論や推論が書かれる.
科学的な仮説は研究中には必要なことであるが,ある段階では仮説を立てた本
人自身できびしくチェックし,仮説の誤りを見いだす努力をしなければならない.
しかし,新型インフルについての彼の唯一の著作「インフルエンザ危機(クライシ
ス)」を読むと,事実に基づいて結論を導き出しているのではなく,仮説を立てて,
それに合致する事実を実験系から見いだすという手法を採っている.
このような手法が熱増もしくは創作的であると言うことは科学の専門家としての
訓練を受けていれば容易に理解できるが,一般の人の場合,ある仮説に基づい
た論文がCNSに掲載発表され,それについての報道が乱発されたりするならば,
それによって仮説が検証された(正しいことが証明された)と錯覚する.
http://takedanet.com/2009/08/post_a394.html
126 :
Nanashi_et_al. :2009/09/01(火) 18:00:10
>>122 http://changi.2ch.net/test/read.cgi/student/1242486079/895 895 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[???] 投稿日:2009/08/30(日) 11:16:43 ID:???
質疑応答もある。
参加申込書
所属:米国国立衛生研究所
氏名:アントニー・ファウチ
連絡先:米国ワシントンDC国立衛生研究所
河岡先生に質問希望
1)新型ウイルスは、鳥インフルエンザウイルスから生じると主張しておられましたが、予想がはずれた理由はなんでしょうか?
2)Natureのインフルエンザウイルスの再構築実験は、「単なる異物反応の可能性が高いと思いますが、感染が成立していると考える根拠はなんでしょうか?」
3)ワシントンポストに掲載された私の発言の意図を敢えて誤解される理由はなんでしょうか?
127 :
厚生労働省の人疾病対策は獣医技官? :2009/09/01(火) 22:11:45
128 :
インフルエンザ「新型」詐欺 :2009/09/01(火) 22:50:34
129 :
Nanashi_et_al. :2009/09/02(水) 02:42:24
130 :
Nanashi_et_al. :2009/09/02(水) 02:44:08
131 :
Nanashi_et_al. :2009/09/02(水) 11:48:12
132 :
131 :2009/09/02(水) 11:50:53
※ 非公開の理由 GHSIの活動における具体的な議論内容等は、GHSIにおいてメンバー国以外へは 非公開という整理がされている。 本会議の資料や議事においては、GHSIにおける非公開の情報も交換されるため、 日本語であろうとも本会議の資料や議事内容を、GHSAGメンバー国以外の者を含む 不特定多数に公開することはできない。
133 :
Nanashi_et_al. :2009/09/02(水) 12:23:35
134 :
Nanashi_et_al. :2009/09/03(木) 18:49:59
135 :
Nanashi_et_al. :2009/09/04(金) 04:14:45
新型インフルエンザ:対処法を解説、来月4日シンポ−−東大安田講堂
新型インフルエンザに関する知識や対処法を4人の専門家が解説するシンポジウムが
9月4日午後1時半、東京大安田講堂(東京都文京区本郷)で開かれる。東京大医科学
研究所主催。参加者1200人(先着順)を募集している。
講演するのは、世界保健機関の進藤奈邦子(なほこ)メディカルオフィサー▽東京大
医科学研究所の河岡義裕教授▽国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長
▽けいゆう病院の菅谷憲夫小児科部長。
新型インフルエンザがなぜ起きたかやウイルスの特徴、流行が予想されるこの冬の備え
まで、それぞれの立場から分かりやすく話す。全員での討論や質疑応答もある。
参加には申し込みが必要。所属、氏名、連絡先をメール(
[email protected] tokyo.ac.jp)か
ファクス(03・5449・5496)で申し込む。往復はがきでの申し込みも受け付ける。
問い合わせは医科研内の事務局(03・5449・5254)。【関東晋慈】
毎日新聞 2009年8月28日 東京夕刊
http://mainichi.jp/select/science/news/20090828dde041040041000c.html
136 :
Nanashi_et_al. :2009/09/05(土) 14:43:35
137 :
Nanashi_et_al. :2009/09/05(土) 20:12:33
>>135 NHKニュース 9月4日 20時32分
■治療遅れ 健康な人が重症化も
現在、世界で報告されている新型インフルエンザの死亡者の多くは、心臓や肺などに
持病がある人が多いとされていますが、実際には、比較的、健康な人で治療の開始が
遅れた人たちが半数近くを占めているとする見方をWHO=世界保健機関の専門家が
東京で開かれたシンポジウムで示しました。専門家は、健康な人でも治療が遅れれば
重症化する場合があり、早めに治療を受けることが重要だとしています。
これは、WHOの進藤奈邦子医務官が、東京で開かれたシンポジウムで報告したものです。
新型インフルエンザの死亡者は、世界で2000人以上に上っていますが、そのほとんどは
心臓や肺などに持病がある人で、健康な人が死亡したケースは少ないとされてきました。
しかし、進藤医務官によりますと、国によっては死亡者を報告する際に、高血圧の人や以前に
病気をしたことがあったが治ったという人でも、持病があるというグループに含めているケースが
多く、死亡した人のうち、持病がある人は、実際には半数程度にとどまるのではないかという
見方を示しました。そのうえで進藤医務官は、健康な人でも治療の開始が遅れれば重症に
なる場合があり、注意が必要だと指摘しました。日本は、タミフルなどの治療が普及している
ため、海外とは事情が異なり、治療の開始が遅れることは少ないということですが、進藤医務官は
「自分は健康と考えていても、重症になるリスクはある。日本には、十分、薬があると考えられるので、
早めに医療機関を受診し、タミフルなどの薬による治療を受けることが重要だ」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015307841000.html
138 :
Nanashi_et_al. :2009/09/05(土) 20:16:40
2009年9月5日(土)「しんぶん赤旗」
新型インフル 重症化防ぐ備えを 医師らシンポ
新型インフルエンザの重症化をどう防ぐかをテーマにした公開シンポジウム
(東京大学医科学研究所主催)が4日、東京大学安田講堂で開かれました。
講演したのはWHO(世界保健機関)ジュネーブ本部専門官の進藤奈邦子さん、
東大医科学研究所教授の河岡義裕さん、国立感染症研究所感染症情報センター長の
岡部信彦さん、「けいゆう病院」小児科部長の菅谷憲夫さん。公衆衛生、ウイルス研究、
臨床医のそれぞれの立場から、重症患者の治療に欠かせない医療機関のICU
(集中治療室)や人工呼吸器など医療・治療体制の整備が最大の課題だとのべました。
進藤専門官は、WHOがつかんだ重症例のうち、「ウイルス性肺炎がもっとも多く、
健康小児・成人が重症例の半数近くを占めていることにも注意が必要」だと指摘。
河岡教授は「これからできるだけ重症化する人の数を減らすことが課題」だと指摘しました。
岡部感染症情報センター長は「ワクチンは、(感染者の拡大防止ではなく)重症化しやすい
人たちの重症化を防ぐのが目的だ」と強調しました。
菅谷小児科部長は「重症肺炎にそなえて、入院施設には多数の人工呼吸器の配備が
重要」だと指摘。新型インフルエンザが季節性インフルエンザと変わらないというとらえ方は
間違っており、新型の流行では短期間にウイルス性肺炎やインフルエンザ脳症などの
重症患者が多数発生すると警鐘を鳴らしました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-09-05/2009090501_02_1.html
140 :
Nanashi_et_al. :2009/09/07(月) 19:21:35
新型インフル第2波に備えよう 10月に対応考えるシンポ
2009/9/ 6
新型インフルエンザの第2波に備えよう――。感染症の問題を考えるシンポジウムが
2009年10月9日に東京・丸ビルホールで開かれ、その中で新型インフルへの対応を
議論するパネル・ディスカッションが行われる。参加は無料で、9月17日の締め切りで
一般から募集している。
シンポジウム名は、「感染症に挑む知のネットワーク アジア・アフリカと共に」
(文科省など主催)。午後5時からスタートする第2部「新型インフルエンザ第一波を総括」
では、東大医科学研究所の河岡義裕教授から問題提起があり、続いて、学識経験者ら
を交えて第2波への備えについてパネル・ディスカッションを行う。また、国立国際医療
センターによる「メキシコ報告」も行われ、新型の震源地メキシコを現地調査した結果が
話される予定だ。
午後1時からの第1部では、ラオスパスツール研究所のポール・ブレイ所長が新興
感染症について話す来日特別講演なども行われる。
参加申し込みは、特設サイト(
http://www.kansen-net.jp/ )上の応募フォームから行うか、
所属団体、肩書き、氏名、電話番号、FAX番号、受講希望セッション(第1部・第2部)を
明記して事務局にFAX(03-5228-0629)する。問い合わせは、シンポジウム受講登録窓口
のウィタンアソシエイツ(電話03−5228−0621)へ。
http://www.j-cast.com/mono/2009/09/06048699.html
142 :
Nanashi_et_al. :2009/09/11(金) 19:39:31
144 :
Nanashi_et_al. :2009/09/16(水) 14:12:47
146 :
Nanashi_et_al. :2009/09/20(日) 17:13:15
●● 新興・再興感染症研究拠点形成プログラムの成果報告シンポジウム
(感染症に挑む知のネットワーク アジア・アフリカとともに―改めて問う、感染症研究の必要性と社会的意義―)
■日 時 :平成21年10月9日(金曜日)
■会 場 :丸ビルホール
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル7階(東京駅徒歩1分)
■開催時間:第1部 13:00 〜 16:40(受付開始12:15)
第2部 17:00 〜 19:00
■お申し込み:ウェブサイト
http://www.kansen-net.jp/index.html
147 :
Nanashi_et_al. :2009/09/23(水) 19:36:02
148 :
Nanashi_et_al. :2009/09/25(金) 17:00:37
149 :
Nanashi_et_al. :2009/09/26(土) 22:15:36
NHK教育 サイエンスZERO
150 :
Nanashi_et_al. :2009/09/26(土) 23:16:31
>148 厚労省のお抱え医師
151 :
Nanashi_et_al. :2009/09/27(日) 00:19:07
152 :
Nanashi_et_al. :2009/09/28(月) 01:19:42
153 :
Nanashi_et_al. :2009/09/28(月) 01:24:23
154 :
Nanashi_et_al. :2009/09/28(月) 02:03:58
インフルエンザ パンデミック (ブルーバックス)
堀本 研子 (著), 河岡 義裕 (著)
講談社 (2009/9/18)
内容紹介
世界的権威が新型インフルエンザの謎に迫る
世界初のインフルエンザウイルスの人工合成、スペイン風邪ウイルス
研究などで知られる世界的な権威が、豚由来の新型インフルエンザの
謎に迫る。緊急出版企画
内容(「BOOK」データベースより)
21世紀のパンデミック(世界的大流行)が突如発生、ウイルスは瞬く間に
世界に伝播した。はたして新型ウイルスは、人類を脅かす存在なのか。
ロベルト・コッホ賞を受賞した世界的権威らが、最新の研究成果をもとに、
インフルエンザウイルスにまつわるさまざまなミステリーを解き明かす。
http://www.amazon.co.jp/dp/4062576473
156 :
Nanashi_et_al. :2009/10/02(金) 20:13:46
サイエンスZERO(再放送)
157 :
Nanashi_et_al. :2009/10/04(日) 03:13:14
158 :
Nanashi_et_al. :2009/10/06(火) 17:56:28
159 :
どさくさ紛れの焼け太り しかもいんちき :2009/10/07(水) 12:57:38
■厚労省 ワクチン輸入契約締結
10月7日 4時30分
新型インフルエンザの輸入ワクチンについて、厚生労働省は海外メーカー2社と
あわせておよそ5000万人分のワクチンを買い上げる契約を結びました。
新型インフルエンザのワクチンは来年3月までに国内で製造できる量が2700万
人分にとどまる見通しで、厚生労働省は足りない分を補うために海外の製薬メー
カーとの間で輸入に向けた協議を続けていました。その結果、海外メーカー2社と
の間であわせて4950万人分のワクチンを買い上げる契約を6日付けで締結しま
した。費用は1126億円で、輸入開始の具体的な時期はまだ決まっていませんが、
ことし12月末には輸入ワクチンの接種を始められる見通しだということです。輸入
ワクチンは国産のワクチンとは製造方法が異なり、国産にはない「アジュバント」と
呼ばれる免疫の動きを高める成分が含まれていることから、先月からは輸入ワク
チンの安全性と効果を確認するため、国内でも臨床試験が始まっています。厚生
労働省は、この試験の経過や結果を確認したうえで輸入ワクチンの接種を始める
ことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015948131000.html
161 :
Nanashi_et_al. :2009/10/14(水) 21:21:02
>>154 「私が書いたのは、序文とあとがきだけである。」(あとがき 河岡義裕)
>トップ研究者が最新の研究成果をもとに
>新型ウイルスの疑問と誤解に答える!
>@新型ウイルスは今年の冬、大流行する
>A季節性インフルエンザと病原性は変わらないは「ウソ」
>B新型ウイルスは、突如病原性が高まる可能性がある
>C「60歳以上の高齢者は免疫があるから安全」は間違い
>D肥満は、新型ウイルスの危険因子だった
162 :
新型インフルエンザのデマはなぜ通用するのか :2009/10/18(日) 10:01:23
新型インフルエンザはなぜ恐ろしいのか (生活人新書)
押谷 仁 (著), 虫明 英樹 (著)
日本放送出版協会 (2009/09)
http://www.amazon.co.jp/dp/4140883014 出版社/著者からの内容紹介
世界中で増え続ける感染者。
人類はウイルスに対して何ができるのかーー。
「毎年のインフルエンザと同じという新型インフルエンザに対する認識は、早急に見直さなければならない」
WHO(世界保険機構)で、長年、新型インフルエンザ対策の中心を担ってきた東北大学教授の押谷仁。
NHKのニュース・番組において新型インフルエンザを取材し続けてきた虫明英樹。
問題の本質と今後の対策を、スペシャリストの2人が語りつくす1冊。
内容(「BOOK」データベースより)
世界中で増え続ける感染者。しかし、この流行が1997年に起きていたならば、被害は今日のような数では済まなかった。
私たちはウイルスに対して何ができるのか。このウイルスから人類は何を学ぶべきなのか?
新型インフルエンザの現場の最前線に立つ2人が問題の深部を解き明かす。
著者について
●押谷 仁(おしたに・ひとし)
東北大学大学院医学系研究科教授。1959年生まれ。JICA専門家としてザンビアでウイルス学の指導を行う。
WHO西太平洋地域事務局で、新型肺炎のSARSや鳥インフルエンザへの国際的な対応の指揮を執るなど、世界的に活躍。
●虫明英樹(むしあけ・ひでき)
NHK報道局科学文化部記者。1968年生まれ。SARSや新型インフルエンザ問題で世界各国を取材。
NHKスペシャル「SARSと闘った男」(放送文化基金賞など受賞)、「最強ウイルス」などを取材・制作。
同番組の書籍化の執筆を担当。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/product-description/4140883014
163 :
Nanashi_et_al. :2009/10/18(日) 11:21:16
また結果論で厚生労働省の対策を批判してる人がいる。
164 :
Nanashi_et_al. :2009/10/18(日) 11:32:33
医系技官が、アホすぎやからな。
165 :
Nanashi_et_al. :2009/10/18(日) 11:34:20
最近は、落第寸前の威張りんぼしか、厚生省には行かないよ
166 :
Nanashi_et_al. :2009/10/18(日) 11:36:24
理V受かって末路がそれって嫌だな
167 :
Nanashi_et_al. :2009/10/18(日) 13:27:08
楽して、威張って、天下り
168 :
Nanashi_et_al. :2009/10/18(日) 14:28:53
アタマの中は天下りだけと批判された上田博三健康局長の脳内妄想
169 :
Nanashi_et_al. :2009/10/21(水) 23:58:57
170 :
Nanashi_et_al. :2009/10/23(金) 04:08:07
171 :
人類がまだ一度も感染経験がない「新型」インフルエンザ(笑) :2009/10/23(金) 05:04:19
新型インフル、成人に免疫?…過去の季節性感染で
新型インフルエンザに対して、成人の多くはある程度の免疫を持つ可能性があることが分かってきた。
データを分析すると、患者が増えているのは圧倒的に未成年。さらに新型用のワクチンの臨床試験では、
1回の接種で成人の大半が十分な免疫を獲得できたことから、過去の季節性インフルエンザの免疫が、
新型にもある程度働くという解釈で、厚生労働省のワクチンに関する専門家の意見交換会の見解が
ほぼ一致した。「ほとんどの人に免疫がない」とされてきた新型対策の見直しにつながる可能性がある。
全国約5000の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は、ほとんどが新型になった6月末以降、
10月11日までで計20万人余り。年齢層別では10〜14歳が最も多く、未成年が85%。最新のデータでは
新規患者の90%が未成年だった。大阪大の岸本忠三・元学長(免疫学)は、「子どもと大人の発症率の差は
行動の違いだけで説明がつかない。過去に類似したウイルスに感染したことが影響している可能性が高い」と
指摘する。
20〜50歳代の200人に行われた国産の新型用ワクチンの臨床試験では、1回の接種で78%が十分な
免疫を獲得した。国立感染症研究所の田代真人・インフルエンザウイルス研究センター長は「1回の接種で
効果が出るのは、過去の免疫が呼び覚まされたから。今回の新型は、過去に流行した季節性の『いとこ』か
『はとこ』なのだろう」と話す。
だからと言って、成人が新型に感染しないというわけではない。米国でも当初、10歳代で新型が流行したが、
その後ほかの世代に感染は拡大し、最終的に入院患者の半数が18歳以上となった。
感染研の安井良則主任研究官は「今は、集団生活を送っている子供が感染の中心だが、時間をかけて成人
に感染が広がっていく。成人の方が感染すれば重症化する危険性が高く、十分な注意が必要」と強調している。
(2009年10月22日14時48分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091022-OYT1T00653.htm
172 :
3 :2009/10/23(金) 23:32:07
173 :
Nanashi_et_al. :2009/10/24(土) 02:14:37
175 :
Nanashi_et_al. :2009/10/24(土) 18:40:19
176 :
Nanashi_et_al. :2009/10/28(水) 04:22:36
177 :
Nanashi_et_al. :2009/10/28(水) 05:17:10
<新型インフル>小児のワクチン接種前倒し…学会が提言
10月26日21時3分配信 毎日新聞
日本ウイルス学会は26日、新型インフルエンザに関するパネルディスカッションを開き、
重症化率が高い小児へのワクチン接種順位の前倒しの検討などを提言した。
ディスカッションには7人の専門家が出席。押谷仁・東北大教授(ウイルス学)は、国内で
小児の重症化率が高いことや、米国で入院患者の5割以上が未成年であることを説明。
現在の優先順位で小学校低学年は医療従事者、妊婦、基礎疾患のある人、幼児に続いて
来年1月中旬となっていることについて「接種しないまま流行のピークを迎えることになるか
もしれない。この順位のままでいいのか早急に議論が必要だ」と訴えた。
座長の河岡義裕・東京大医科学研究所教授(ウイルス学)は「輸入ワクチンは製造方法や
接種方法が異なり、簡単に小児に接種できないが、基礎疾患のある人全員の接種回数が
2回のままなら、小児まで国産ワクチンが回らない。ワクチンの接種回数を早急に議論し、
政策に専門家の意見が反映される仕組みが必要」とまとめた。【関東晋慈】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091026-00000104-mai-soci
178 :
Nanashi_et_al. :2009/10/28(水) 05:18:38
179 :
Nanashi_et_al. :2009/10/28(水) 05:25:32
新型インフル「大人は基礎免疫」=多くは軽症の可能性?ウイルス学会
2009年10月26日
東京都内で26日開かれた日本ウイルス学会学術集会で、新型インフルエンザに対し、
成人の多くが基礎的な免疫を持っている可能性が高いことが報告された。季節性の
ソ連型インフルエンザへの感染歴によるもので、新型への感染を防ぐのは難しいものの、
大半の人は軽症で済むとみられるという。
国立病院機構が成人約200人を対象に9月に始めた臨床試験で、ワクチンを1回接種
すれば、免疫の基となる抗体の値が十分上昇することが分かっている。
集会で庵原俊昭国立病院機構三重病院院長は「多くの人に基礎的な免疫があるという
こと。発症を予防するレベルではないが、1回のワクチン接種で十分な効果を得ることが
できる」と発表した。基礎免疫がない全く新しいウイルスであれば、2回接種しなければ
抗体価は上昇しないという。
一方、河岡義裕東京大医科学研究所教授は、基礎免疫のある感染者の大半は軽症で
済むが、一部は重症化の可能性があるとして注意を呼び掛けた。(了)
庵原俊昭(いはら・としあき)、河岡義裕(かわおか・よしひろ)
[時事通信社]
http://news.toremaga.com/nation/nnews/223392.html
180 :
Nanashi_et_al. :2009/10/28(水) 23:26:06
181 :
Nanashi_et_al. :2009/10/29(木) 01:39:34
【新型インフルエンザ】 成人多くに基礎免疫? 学会で報告、ワクチン1回で十分
2009年10月27日 中日新聞
東京都内で26日開かれた日本ウイルス学会学術集会で、新型インフルエンザに対し、
成人の多くが基礎的な免疫を持っている可能性が高いことが報告された。季節性の
ソ連型インフルエンザへの感染歴によるもので、新型への感染を防ぐのは難しいものの、
大半の人は軽症で済むとみられるという。
国立病院機構が成人約200人を対象に9月に始めた臨床試験で、ワクチンを1回接種
すれば免疫の基となる抗体の値が十分上昇することが分かっている。
集会で庵原俊昭国立病院機構三重病院院長は「多くの人に基礎的な免疫があるという
こと。発症を予防するレベルではないが、1回のワクチン接種で十分な効果を得ることが
できる」と発表した。
基礎免疫がない全く新しいウイルスであれば、2回接種しなければ抗体価は上昇しない
という。
一方、河岡義裕東京大医科学研究所教授は、基礎免疫のある感染者の大半は軽症で
済むが、一部は重症化の可能性があるとして注意を呼び掛けた。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/swine/list/200910/CK2009102702000187.html
182 :
Nanashi_et_al. :2009/10/31(土) 20:42:37
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1244795912/249 人豚鳥混在ウイルス(笑)
新型インフルエンザウイルスには、人、豚、鳥を起源とする遺伝子がある(笑)
新型ウイルス、由来は「人鳥豚豚」 10年かけ4種混合(笑)
ウイルスは人、鳥、豚を起源とする遺伝的成分を持っている(笑)
豚は、鳥と人のウイルスにも感染するのが特徴(笑)
H5N1型が豚の体内で変化する パターンを、人から人へ大流行する新型インフルエンザ出現の有力な筋書き(笑)
北米とアジアで流行った2種類の豚インフルエンザ、 北米で流行った鳥インフルエンザ、 人に流行するインフルエンザ(笑)
トンデモ鳥インフルエンザウイルス(人獣共通感染A型インフルエンザウイルス)学説理論の源は、
いったいぜんたいどこにあるのでしょうか?
オルソミソクソ属ウイルスのエロい先生おしえてください、おねがいします
184 :
Nanashi_et_al. :2009/11/01(日) 01:29:17
臨床を知らないトウシロ学者馬鹿の意見だな 理事長は誰?
185 :
Nanashi_et_al. :2009/11/01(日) 01:35:28
188 :
Nanashi_et_al. :2009/11/01(日) 21:17:32
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/koumu/1253275212/927 927 名前:非公開@個人情報保護のため[] 投稿日:2009/11/01(日) 20:14:46
あるあるインフルエンザ詐欺
富士フィルム荒稼ぎ
新規インフル治療薬が開発最終段階に―富山化学工業
富士フイルムグループの富山化学工業は10月29日、
新規メカニズムのインフルエンザ治療薬T−705のフェーズ3試験を開始したと発表した。
季節性に対して人への薬効を示しているほか、新型(H1N1)に対する効果も国内の動物実験で確認済み。
現在主流のタミフルなどのノイラミニダーゼ阻害剤が、
細胞内で複製・増殖したウイルスの他の細胞への感染を抑えるのに対し、
T−705はウイルス性由来のRNAポリメラーゼ阻害剤で、ウイルスの細胞内での複製を防ぐ。
同社では、作用メカニズムの異なる治療薬は治療の選択肢の拡大につながると、開発に意欲を示している。
フェーズ3試験では、2009−10年のインフルエンザシーズン中に、
A型とB型の患者を対象に比較対照薬剤との二重盲検試験を実施する。
10年中に解析結果をまとめ、承認申請を行う予定だ。
更新:2009/10/30 13:05 キャリアブレイン
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/24993.html
189 :
Nanashi_et_al. :2009/11/01(日) 21:19:18
タミフルとリレンザの副作用と耐性ウイルス出現のニュースを煽って、 すみやかに新薬へ誘導の段取りか・・・
不足懸念のインフルエンザワクチン 「細胞培養」に高まる期待 11月2日13時15分配信 産経新聞 ■早期に大量生産が可能に 新型インフルエンザに対する感染予防が世界的な課題となるなかで、「細胞培養」という ワクチン製造技術への注目度が高まっている。ニワトリの卵を使ってウイルスを増殖させ る従来の「鶏卵培養」では、ワクチン量産までに半年はかかる難点がある。これに対し、 卵を使わない細胞培養は、早く大量にワクチンを生産できる。(論説委員 木村良一) ≪時間かかる鶏卵培養≫ ワクチンを作るには、ウイルスを生きた細胞に感染させて増やさなければならない。これ までは、ヒナになる前の孵化(ふか)鶏卵(有精卵)を使う方法が一般的だった。卵殻に小さ な穴を開け、殻の下の漿尿(しょうにょう)膜に注射針を刺してインフルエンザウイルスを注入。 発育中の卵が感染すると、数日でウイルスが増殖する。 その後、卵は孵卵器から冷蔵庫に移され、しばらくしてからウイルスが増殖した卵の中の 液体を吸い出す。遠心分離や濾過(ろか)を繰り返してこの液体から卵の成分を除去し、 エーテルを加えてウイルスをバラバラにしたりして不活化処理を施す。その結果、ウイルス 表面のヘマグルチニン(HA)と呼ばれるタンパク質を主成分とした不活化ワクチンができる。 卵1つから1回接種分のワクチンしかできないから100万人に1回ずつ接種するには 100万個の卵が必要になる。しかし、孵化鶏卵の調達に時間がかかり、ワクチンは急には 大量生産できない。
191 :
190 :2009/11/02(月) 16:58:33
≪イヌの細胞を利用≫
ウイルスの突然変異や遺伝子の再集合で生まれてくる新型インフルエンザは、出現時期
が予測できない。メキシコに端を発した今回の新型の出現も予測できず、WHO(世界保健
機関)が6月11日(日本時間12日未明)にパンデミック(地球規模の流行)を宣言した。
国内ワクチンメーカー4社は、鶏卵培養で新型と季節性のインフルエンザワクチンを製造し
たが、必要量には足りず、今年度用の新型ワクチンの大半を輸入に依存する事態となった。
輸入分のうち、スイスの製薬会社ノバルティス製(2回接種で1250万人分)は、細胞培養
で作られたワクチンだ。孵化鶏卵の代わりに、イヌの腎臓の細胞から作り出した増殖力の
強い「MDCK細胞」と呼ばれる細胞を使用する。バイオリアクター(培養器)内でMDCK細胞
を増殖させ、そこにインフルエンザウイルスを混ぜてウイルスを増やす。
≪阪大微研が量産へ≫
その後の製造工程は鶏卵培養と同じだが、2500リットルほどの最小のバイオリアクター
でも孵化鶏卵100万個に相当し、鶏卵培養とは比較にならないほど生産効率は高い。
MDCK細胞は液体窒素で冷凍保存できるので、孵化鶏卵と違って必要量の調達が容易だ。
効き目は鶏卵培養と変わらず、卵アレルギーの人にも投与できる利点もある。
欧州各国では毎年冬に流行する季節性インフルエンザに対し、2年前から細胞培養で製造
されたワクチンを使っている。日本もワクチンメーカーのひとつの財団法人・阪大微生物病
研究会(大阪府吹田市)が4年後に細胞培養でワクチンの量産を始める計画を立てている。
安全性についてはMDCK細胞を投与した実験動物の体内でMDCK細胞自体が形成される
腫瘍(しゅよう)原性が確認されたが、ノバルティスによれば、ワクチンの製造過程でMDCK
細胞は完全に除去されるため問題はない。
毒性を弱めた病原体や病原体の一部を投与することで体に免疫をつくる。これがワクチン
のメカニズムだが、新型インフルエンザの大流行に対応するには、安全性や効果とともに
ワクチンを早く大量に生産することが求められ、細胞培養への期待は大きい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091102-00000560-san-soci
193 :
Nanashi_et_al. :2009/11/03(火) 01:34:25
194 :
Nanashi_et_al. :2009/11/03(火) 23:02:03
NHK爆笑問題今やってるよ
195 :
Nanashi_et_al. :2009/11/04(水) 17:34:01
196 :
Nanashi_et_al. :2009/11/04(水) 17:36:58
「ワクチンを打つことによって、環境中のウイルスの総量をコントロールし、変異の機会を減らす」 (w、、、
197 :
Nanashi_et_al. :2009/11/04(水) 23:25:05
FILE090:「新型インフルエンザの真実」
2009年11月3日放送
http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20091103.html 河岡義裕(ウイルス学)
感染拡大が続く新型インフルエンザ。
季節性インフルエンザと同じだと考えていいのか?かつてのスペイン風邪の
ように強毒化する危険性はないのか?冬に向けて不安を抱く人も多いはず。
河岡義裕東大教授は、新型インフルエンザとスペイン風邪との類似性や、
肺で増殖しやすく重篤な肺炎を引き起こすといった特徴、免疫が90代にしか
存在しないことなど、その知られざる姿を矢継ぎ早に明らかにし、世界的に
注目を集めるウイルス学者である。
手洗い・うがい・マスクは意味あるの?“水際作戦”や学級閉鎖は感染拡大に
有効?ワクチンや抗インフルエンザ薬のメリット・デメリットは?などなど、
誰もが抱く素朴な疑問に対して、目からウロコの事実が次々明らかに。
爆笑問題との対話は、「人類とウイルス」の切っても切れない深遠な関係に
まで及ぶ。
緊急テーマ「新型インフルエンザの真実」。この時期、必見の内容だ!
198 :
Nanashi_et_al. :2009/11/05(木) 18:23:50
200 :
Nanashi_et_al. :2009/11/06(金) 21:14:58
201 :
Nanashi_et_al. :2009/11/07(土) 12:03:31
202 :
Nanashi_et_al. :2009/11/08(日) 14:19:17
総説
人獣共通感染症をどのように克服するか −インフルエンザをモデルとして−
喜田 宏(北海道大学大学院獣医学研究科・教授、人獣共通感染症リサーチセンター・センター長)
http://nibs.lin.gr.jp/tayori/tayori543/rev543a.htm >1918年のH1N1新型ウイルスは,北米系統の鳥インフルエンザウイルスを起源とする。その伝播経路も,
カモ→家禽→ブタ→ヒトであろう。
>家禽のインフルエンザの早期摘発,淘汰によって,被害を最小限にくい止め,ヒトの健康と食の安全を守る。
鳥インフルエンザを鳥だけに止める。これが鳥インフルエンザ対策の基本である。
>インフルエンザAウイルスの起源と自然界における存続機構ならびに新型インフルエンザウイルスと
HPAIVの出現機構を踏まえて,それぞれの克服戦略を立てねばならない。
>以上に述べたように,家禽,家畜,野生鳥獣およびヒトのインフルエンザウイルス遺伝子はその全てが
野生水禽,特にカモのウイルスに起源がある。
204 :
Nanashi_et_al. :2009/11/14(土) 20:22:02
205 :
Nanashi_et_al. :2009/11/14(土) 20:25:13
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1244795912/12 河岡義裕氏 プロフィール
昭和53年 北海道大学獣医学部卒業、獣医師免許取得
昭和55年 同大学院修士課程修了
鳥取大学農学部獣医微生物学講座助手
昭和58年 獣医学博士(北海道大学)取得
St. Jude Children's Research Hospital, Tennessee, Postdoctoral fellow.
昭和60年 同 Assistant Member (助教授研究員)
平成元年 同 Associate Member (準教授研究員)
平成8年 同 Member (教授研究員)
平成9年 ウイスコンシン大学獣医学部教授
平成11年 東京大学医科学研究所 細菌感染研究部教授
平成12年 東京大学医科学研究所 感染・免疫部門
ウイルス感染研究分野教授
学位 昭和58年 獣医学博士(北海道大学)
受賞暦 1991年、日本獣医学会賞
所属学会 日本ウイルス学会、日本獣医学会、米国ウイルス学会、米国獣医学会
専門分野 ウイルス学
Journal Editorial Board
1996 - 現在 Journal of Virology
1997 - 現在 Virus Research
2001 - 現在 Virology
1999 - 2001 American Journal of Veterinary Research
1999 - 現在 "インフルエンザ"
公職、その他
1992 Special Review Committee, NIH (Grant reviewer)
1994-1998 Virology Study Section Member, NIH (Grant reviewer)
2000-現在 国際ウイルス分類委員会オルソミクソ属委員長
206 :
Nanashi_et_al. :2009/11/14(土) 20:32:12
207 :
Nanashi_et_al. :2009/11/24(火) 15:07:19
208 :
Nanashi_et_al. :2009/11/24(火) 20:14:04
209 :
インフルエンザの遺伝子は,すべてカモの腸内ウイルスに由来する :2009/11/26(木) 01:16:15
「インフルエンザウイルスの生態」
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/news/jihou/jihou0802/647_01.htm これまでの研究によって,家禽,家畜,野生鳥獣とヒトのインフルエンザウイルスの遺伝子は,
そのすべてがカモの腸内ウイルスに由来することが分かりました。したがって,当面,インフル
エンザを根絶することは無理であることを先ず認めなければなりません。
「家禽のウイルス感染を早期に摘発,淘汰することにより,被害を最小限にくい止めるとともに
ヒトの健康と食の安全を守る。鳥インフルエンザを鳥に止める。」,これが現実的な鳥インフル
エンザ対策の基本です。
ヒトのインフルエンザもまた,予測と予防により克服を図らねばなりません。
ヒトの新型インフルエンザウイルスの出現メカニズムと鳥インフルエンザウイルスの病原性
獲得過程を振り返り,現在の混乱状態を脱却して,鳥インフルエンザと新型ウイルスの先回り
克服戦略を策定,実施しなければなりません。
210 :
Nanashi_et_al. :2009/11/27(金) 17:15:54
211 :
Nanashi_et_al. :2009/11/30(月) 16:10:29
212 :
Nanashi_et_al. :2009/11/30(月) 20:44:35
新型じゃなかった???
213 :
Nanashi_et_al. :2009/11/30(月) 21:34:11
>>212 最初から、人獣共通感染インフルエンザA型ウイルスなんて、捏造創作物の、あるあるウイルスなんだよ。
214 :
Nanashi_et_al. :2009/11/30(月) 21:36:03
Kida H Kawaoka Y Webster RG で、ググレカス
215 :
Nanashi_et_al. :2009/11/30(月) 21:57:03
喜田さんが、インフルエンザを、無理矢理、人獣共通感染症にしちゃったんだな
216 :
Nanashi_et_al. :2009/11/30(月) 21:59:07
WHOも協賛でね
WHOは、根路銘とか田代とかの係り
223 :
Nanashi_et_al. :2009/11/30(月) 22:58:57
我田引水病が伝染蔓延
224 :
Nanashi_et_al. :2009/12/01(火) 01:22:05
喜田さんにインフルエンザ対策させるのは、航空管制官に飛行機操縦させるようなもの
225 :
Nanashi_et_al. :2009/12/01(火) 01:26:54
病理医が開腹手術するようなものか?
新型インフルエンザ対策検討会委員名簿
加 地 正 郎 久留米大学医学部名誉教授
小 池 麒一郎 (社)日本医師会常任理事
堺 春 美 東海大学医学部小児科助教授
菅 谷 憲 夫 日本鋼管病院小児科部長
鈴 木 重 任 東京都立衛生研究所長
鈴 木 宏 新潟大学医学部公衆衛生学教授
田 代 真 人 国立感染症研究所ウイルス第一部長
中 川 久 雄 (社)細菌製剤協会常任理事
根路銘 国 昭 国立感染症研究所ウイルス室長
廣 田 良 夫 九州大学医学部公衆衛生学助教授
◎ 山 崎 修 道 国立感染症研究所長
◎は座長 (50音順)
http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s1024-3.html
229 :
Nanashi_et_al. :2009/12/01(火) 08:59:32
>226 権威主義者、教条主義者の鑑。 家畜伝染病予防法を墨守してウズラ大量殺滅処分。
231 :
Nanashi_et_al. :2009/12/01(火) 16:53:44
人獣共通感染症ウイルス教会ドグマ 奇多大司教
232 :
Nanashi_et_al. :2009/12/01(火) 20:47:54
233 :
Nanashi_et_al. :2009/12/03(木) 00:55:01
234 :
Nanashi_et_al. :2009/12/03(木) 06:14:54
【政治】 作家・吉永みち子氏 「鳩山首相…一生懸命、我々も支持率下げないよう辛抱して支えてるのに、何なんだ」…テレ朝の番組内で★27
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1259637670/ 383 :名無しさん@十周年:2009/12/02(水) 22:59:42 ID:MkkZ9vza0
フジテレビの安藤優子、木村太郎、黒岩が鳩山総理と食事したそうです。お金
は誰が出したのですか。普通ジャーナリストは、権力に距離とっていないとい
けないはずです。丸めこまれたのですね。どうりで、最近のフジテレビは政権
批判していないですね。非常に分かりやすいのですが、こういう御用テレビ局
は解散してください。
235 :
Nanashi_et_al. :2009/12/04(金) 02:48:33
236 :
Nanashi_et_al. :2009/12/05(土) 00:48:58
237 :
Nanashi_et_al. :2009/12/05(土) 21:48:26
238 :
Nanashi_et_al. :2009/12/12(土) 17:49:57
新型インフルエンザ 本当の姿 (集英社新書)
河岡 義裕 (著) 集英社 (2009/11)
http://www.amazon.co.jp/dp/4087205177 内容
2009年春に世界中を震撼させるパンデミック(世界的流行)をひき起こした
豚由来の新型インフルエンザウイルスは、実は四つの異なるウイルスの
遺伝子が混じり合って誕生したものだった。
インフルエンザウイルスは有史以来人類の脅威となってきたが、その複雑
な誕生システムについては意外に知られていない。強毒化も懸念される
インフルエンザウイルスはどのようにして生まれどのようなメカニズムで
変異していくのか。
ウイルス研究の世界的権威が、対策も含めて新型インフルエンザウイルス
のすべてを明らかにする。
著者略歴
河岡 義裕
北海道大学獣医学部卒業。鳥取大学農学部助手、米セント・ジュード・チル
ドレンズ・リサーチ・ホスピタル教授研究員、米ウイスコンシン大学獣医学部
教授を経て、東京大学医科学研究所ウイルス感染分野教授、同感染症国
際研究センター長
239 :
Nanashi_et_al. :2009/12/12(土) 19:09:50
パンデミックとたたかう (岩波新書)
押谷 仁 (著), 瀬名 秀明 (著)
岩波書店 (2009/11/21)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4004312191 内容
燎原の火のごとく広がる新型インフルエンザ。その世界的大流行は我々に何を
問いかけているのか。小説家の想像力と専門家の洞察力とが切り結ぶ対話篇。
いま必要なのは、過度に恐れず、適切に恐れることだ。根源を見すえた議論が、
パンデミックに立ち向かう勇気と、冷静に対処する視座を与えてくれる。
著者略歴
押谷 仁 1959年生まれ。東北大学医学系研究科教授(微生物学分野)。
専門は、ウイルス感染症の疫学研究、感染症対策。厚生省新型インフルエンザ
専門家会議委員
瀬名 秀明 1968年生まれ。作家。東北大学薬学研究科博士課程修了。
2009年まで、東北大学機械系特任教授
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/student/1252006639/6 【みんなの】☆★☆東大医科研☆★☆【あこがれ】D
6 :学籍番号:774 氏名:_____:2009/09/04(金) 15:27:04 ID:???
>>2 参加申込
所属:米国国立衛生研究所
氏名:アントニー・ファウチ
連絡先:米国ワシントンDC国立衛生研究所
河岡先生に質問
1)新型ウイルスは鳥インフルエンザウイルスの組替えで生じると主張しておられましたが、予想がはずれた理由はなんでしょうか?
2)Natureのインフルエンザウイルスの再構成実験は異物反応のように見えます。感染と考える根拠はなんでしょうか?」
3)ワシントンポストに掲載された私の発言について間違った解釈に固執される理由はなんでしょうか?
所長代返
1)ロバートウェブスター博士の仮説を無批判に信奉していたため。
2)「結論ありき」の実験データをリーバースジェネッティクスを駆使してNature論文化するため。
3)英語力の不足と生来の意固地のため。
241 :
Nanashi_et_al. :2009/12/15(火) 01:16:48
243 :
Nanashi_et_al. :2009/12/15(火) 07:17:20
幼児時代のトラウマ→権威主義・教条主義
244 :
Nanashi_et_al. :2009/12/18(金) 23:13:07
245 :
Nanashi_et_al. :2009/12/18(金) 23:28:37
インフルエンザ パンデミック 河岡義裕・堀本研子著 - 09/12/16 | 08:00
東洋経済オンライン - ?2009年12月15日?
今年の3月にメキシコで発生した新型インフルエンザウイルスは、瞬く間に世界中に
広がりパンデミックを引き起こした。WHОは最悪の場合、この2年間に全世界で
27億人が感染すると予想する。
本書は、世界的権威である科学者らが最新の研究成果を基に、新型インフルエンザ
の謎を解き明かしたものである。新型ウイルスはなぜ誕生したのか、ワクチン接種で
完全に感染を予防できるのか、抗インフルエンザ薬は本当に効くのか、などタイムリー
なトピックを扱っている。
本格的な冬を迎えるなか、私たちはどのように新型インフルエンザに対峙し、被害を
最小限に食い止めるためには何をすればいいのかを知ることができる。
http://www.toyokeizai.net/life/review/detail/AC/8d6c2f0d14a143791db6226c75882331/
246 :
ウイルス同士で生存競争(笑) :2009/12/21(月) 04:33:54
247 :
Nanashi_et_al. :2009/12/25(金) 15:57:23
248 :
Nanashi_et_al. :2009/12/25(金) 16:01:11
249 :
Nanashi_et_al. :2009/12/25(金) 16:02:32
哺乳類への感染の鍵解明 H5N1型ウイルスの変異 '09/12/24
高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1型の一部の変異が、哺乳ほにゅう類の間で
感染しやすくなるのに重要な役割を果たすことをモルモットの実験で解明したと、東京大
医科学研究所の河岡義裕かわおか・よしひろ教授らが24日、米科学誌電子版に発表した。
H5N1型は現在は人から人への感染はまれだが、今回判明したウイルスの変異が起き
ると、人の間でも感染しやすくなる可能性があるという。
中国・ハルビン獣医研究所などとの共同研究。H5N1型はアジアやアフリカで鳥から
人への感染が続き死者も出ている。
河岡教授らは、2001〜05年に中国で鳥から採取された5種類のH5N1型ウイルスを
モルモットに感染させ、未感染のモルモットと同居させた。すると、うち2種類のウイルスは
モルモットの間で感染が広がった。
その仕組みを調べると、ウイルス表面にあるタンパク質「ヘマグルチニン」のアミノ酸の
一部の変異が、哺乳類への感染のしやすさに重要な役割を果たすことが分かった。
このタンパク質は、ウイルスが細胞に感染する際に重要な働きをする。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200912240204.html
250 :
Nanashi_et_al. :2009/12/25(金) 16:05:00
人に感染しやすい特徴のウイルス発見 強毒の鳥インフル
2009年12月24日10時54分 朝日新聞
人に感染すると6割近くという高い致死率を示す高病原性鳥インフルエンザ
(H5N1)について、人の間で感染しやすい特徴を持つ種類があるらしいことが
わかった。H5N1の感染は、現状ではウイルスを持つ鳥と濃厚に接触した人
などに限られているが、人から人に感染しやすくなれば、世界的な大流行
(パンデミック)を起こす恐れがある。日本と中国の研究者が24日、米専門誌
(電子版)に発表する。
研究は、東京大医科学研究所の河岡義裕教授や中国農業科学院ハルビン
獣医研究所のホアラン・チャン教授らが、日本の「感染症研究国際ネットワーク
推進プログラム」の一環として実施した。
どんな特徴があると、ウイルスが人から人に効率よく感染するかを見極める
ため、2001〜05年に中国の野鳥や鶏から見つかった6種類のH5N1を、
モルモットで調べた。
モルモットは、インフルウイルスがまず最初に感染する、鼻やのどの細胞の
ウイルスとくっつく部位(受容体)が人と似ている。6種類のうち、2種類だけが、
モルモット同士で感染を起こした。この2種類を調べたところ、ウイルス表面に
あるたんぱく質(HA)に特徴があった。
HAは受容体にくっつくために欠かせないが、一部のアミノ酸に変異があり、
人型の受容体にくっつきやすいことがわかった。研究チームが遺伝子技術を
使ってこの変異を元に戻すと、受容体にくっつかなくなり、変異がないと感染し
にくいこともうかがわせた。
研究チームの河岡さんは「人に感染しやすくなる特徴は複数考えられ、今回
見つかったのはその一つ。今回の変異があるウイルスはすでに野鳥や鶏の間
で感染しているので、人に感染しないかどうか、注意して観察する必要がある」
と話す。(大岩ゆり)
http://www.asahi.com/national/update/1224/TKY200912240113.html
251 :
Nanashi_et_al. :2009/12/25(金) 16:06:10
鳥インフル、2カ所の遺伝子変異なら哺乳類で感染しやすく
東京大医科学研究所の河岡義裕教授らは病原性の強い「H5N1型」
鳥インフルエンザウイルスの2カ所の遺伝子が変異すると、人間など
哺乳(ほにゅう)類の間で感染を広げやすくなることを突き止めた。
野鳥やニワトリなどの鳥インフルエンザウイルスを監視し、今回見つかった
遺伝子変異の有無を調べれば、大流行の可能性を見極めるのに役立つ。
神戸大、中国農業科学院ハルビン獣医研究所などが参加する日中共同
研究チームの成果。米科学雑誌プロス・パソジェンスに24日発表する。
(24日 16:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091224AT1G2400O24122009.html
252 :
これは凄い(笑) :2009/12/25(金) 16:27:56
>高病原性鳥インフルエンザウイルスもヒトの新型ウイルスもブタから分離されるウイルスも、
遺伝子は全部カモが運んでくる北の営巣湖沼水中に凍結保存されてずっと存続しているウイルスに起源
>従って過去の新型ウイルスも今回のウイルス(HINI)もブタから来ている
>昨年11月に自然界に存続しているすべてのインフルエンザAウイルス亜型のライブラリーができました。
>このライブラリーを使って研究開発を進めることを提案しています。
>インフルエンザといかに向き合うかということは、非常に地味なことをまじめにやるしかないのです。
>自然界、家禽、ブタとヒトのグローバルサーベイランス(疾病の発生状況や変化の継続的監視)をきちんとやって予測に役立てる。
>それから、鳥インフルエンザを家禽の中だけにとどめる、ワクチンに頼るようなことで摘発、淘汰を怠ってはいけない
>今回のブタ由来HINIウイルスが出てきたときに、これが季節性のインフルエンザになったときのことを考えて、
従来の季節性インフルエンザウイルスワクチンにこのウイルス抗原を入れてはどうかと提案した
>政府は動いてくれません。タンパク量が増えるから、などとどうでもいい理由によってです。
>ヒトの季節性インフルエンザ対策こそが新型ウイルス対策の基本になるべきですが、その季節性インフルエンザ対策が今のところなっていない
>ワクチンももっと効くものをつくらなければいけないし、抗原変異の予測もきちんとできていません。
>サーベイランス予測、迅速診断、ワクチン、抗ウイルス薬などの研究を地道にやるしかない
>こういう背景のもとで私たちはインフルエンザワクチン、迅速診断キットの開発、ヒト型化抗体の開発などをやってきました。
例えばH5NIウイルスを昨年 11月につくったライブラリーの中から選んで増殖させ、ヒト用のワクチンを試製しました。
この不活化ウイルスワクチンをサルの鼻から垂らし、器官に摂取させるといずれも十分にその効果を示しました。
H7N7、H9N2、H2N2ウイルスについても一部実験中ですが、サルできちんと効果があることを確認しています。
http://scienceportal.jp/HotTopics/interview/interview43/04.html
253 :
Nanashi_et_al. :2009/12/26(土) 05:39:01
■新型感染症の予防接種、公費で負担…法改正へ 厚生労働省は25日、現行の予防接種法が新型インフルエンザの流行に対応できなかったことから、 抜本改正する方針を固めた。 新型インフルのような新たな感染症が流行した場合、国民により広くワクチン接種できるよう接種費用 を公費負担し、副作用被害の補償額も大幅に引き上げる。予防接種行政そのものも根本から見直す。 来月召集される通常国会で公費負担などを先行して改正し、予防接種行政は1年間議論した上で再改 正する方針だ。 現行法で行政が接種を呼びかけて費用負担しているワクチンは「定期接種」と呼ばれ、接種に努力義 務を課したポリオや百日ぜきなど8疾患(1類疾病)と、努力義務のない65歳以上の季節性インフルエン ザ(2類疾病)からなる。その他の年齢層の季節性インフルや他の感染症は対象外で、接種は任意。 費用も自己負担で副作用の認定も厳しい。新型インフル用ワクチンも任意のため、接種費用(1回)は 3600円だ。 現行法では、緊急性が高い感染症について接種を呼びかける「臨時接種」という対策も規定しているが、 新型インフルは感染力が季節性とほとんど変わらなかったため、法的な扱いを65歳未満の季節性と 同じ法の枠外にするよう適用を見送った。代わりに国の事業として低所得者の接種費用を公費で肩代 わりし、副作用の補償も特別措置法を作って2類疾病並みにした。 それでも補償額は死亡時で最大約2380万円と、1類疾病の約4280万円に比べて約1900万円も 低く、接種を円滑に進めるには同法の改正が欠かせないと判断した。改正法で臨時接種の対象疾患も 広げ、感染力が高くない病原体も対象にできるようにする。
254 :
253 :2009/12/26(土) 05:39:58
255 :
Nanashi_et_al. :2010/01/02(土) 09:48:47
256 :
Nanashi_et_al. :2010/01/05(火) 15:04:32
■“幼児 家庭で感染しやすい”
新型インフルエンザは、季節性のインフルエンザに比べ、家庭内で感染を広げにくいものの、
小さい子どもが家庭で感染する危険性は、大人の3.5倍に上るとする調査結果を、アメリカ
のCDC=疾病対策センターなどのグループがまとめました。
この調査は、アメリカのCDC=疾病対策センターなどのグループが、去年新型インフルエン
ザの患者が出たアメリカ国内の216世帯600人を対象に行ったものです。
それによりますと、患者が家庭内で感染を広げる2次感染が起きていたのは、全体の13%に
当たる78人だけで、季節性インフルエンザの2次感染の割合が10%から40%になるのに
比べ、低い割合にとどまっていたということです。
その一方、家庭内のどの年代が感染しやすいかを見たところ、4歳以下の子どもが感染する
危険性は、大人の3.52倍に上っていることがわかり、研究グループでは、感染拡大を防ぐ
ためには、ワクチン接種など子どもへの対策が重要なことがあらためて示されたとしています。
これについて新型インフルエンザに詳しい東北大学の押谷仁教授は「家庭での感染率が低い
のは、手洗いなどの対策を行った結果とも考えられ、必ずしもウイルスの感染力が弱いことを
意味していない。小さな子どもは感染しやすく重症化のおそれも高いので注意する必要がある」
と話しています。
(1月4日 18時35分更新)
http://www3.nhk.or.jp/news/influ0428/kanren.html
257 :
Nanashi_et_al. :2010/01/05(火) 22:25:20
臨床知らないMDが、馬鹿なこと言ってるね
258 :
Nanashi_et_al. :2010/01/07(木) 20:19:46
259 :
Nanashi_et_al. :2010/01/07(木) 20:58:26
260 :
Nanashi_et_al. :2010/01/07(木) 21:04:29
261 :
Nanashi_et_al. :2010/01/07(木) 21:52:50
>>258 ホット・ゾーン―恐怖!致死性ウイルスを追え! (小学館文庫)
リチャード プレストン (著), Richard M. Preston (原著), 高見 浩 (翻訳)
小学館 (1999/03)
http://www.amazon.co.jp/dp/4094028315 脳、内臓を溶かし、目、鼻、口など、体中の穴という穴から血の滴が滲み出る奇病発生。
アメリカの首都ワシントン近郊の町、レストンのモンキー・ハウスに突如出現した、
恐怖の殺人ウイルス「エボラ」。
その致死率は90%。核攻撃さながらの最高度機密保持態勢のもとに展開された、
「エボラ」制圧作戦の全貌を描き出した迫真のノンフィクション。
感染の恐怖に耐えながら、ウィルス制圧に命を賭ける兵士や学者の素顔に迫る!!。
---------------------------------------------------------
脳、内臓を溶かし、目、鼻、口など、体中の穴という穴から血の滴が滲み出てくる…。
アメリカの首都ワシントン近郊の町、レストンのモンキー・ハウスに突如出現した、
恐怖の殺人ウイルス「エボラ」。
その致死率は九十パーセント。感染者十人のうち九人は死に追いやられる!核攻撃さながらの
最高度機密保持態勢のもとに展開された、「エボラ」制圧作戦の全貌を余すところなく描き出した、
“ホラー小説よりはるかに怖い”迫真のノンフィクション。
感染の恐怖に耐えながら、ウイルス制圧に命を懸ける兵士や学者の素顔も鮮やかに描き出される。
262 :
Nanashi_et_al. :2010/01/07(木) 23:15:54
263 :
Nanashi_et_al. :2010/01/08(金) 19:51:45
264 :
Nanashi_et_al. :2010/01/08(金) 22:29:37
?x2661;石田純一?x2661;の ロマンチック過ぎるエボラの研究も 巨費と多数のピペ土を投入した挙げ句に そろそろ、仕分けの対象か
265 :
Nanashi_et_al. :2010/01/08(金) 22:31:19
遺伝子再集合のナイーブすぎる 抗体ライブラリーも 巨費と多数のピペ土を投入した挙げ句に そろそろ、仕分けの対象か
266 :
Nanashi_et_al. :2010/01/08(金) 22:42:24
仕分け対象は当事者よりも御大
267 :
Nanashi_et_al. :2010/01/09(土) 23:41:50
268 :
Nanashi_et_al. :2010/01/13(水) 03:02:20
強毒鳥インフル:「大流行前ワクチン」一千万人分期限切れ 2009年12月29日 2時30分 更新:12月29日 2時30分 強毒性鳥インフルエンザ(H5N1型)の流行に備え、政府が備蓄してきたプレパン デミック(大流行前)ワクチン1000万人分(約50億円相当)が使用期限切れとなっ ていることが28日分かった。厚生労働省は今年度、医療従事者などに新型発生 前の事前接種を検討していたが、想定外の新型インフルエンザ(H1N1型)への 対応に追われる間に約3年の保存期間が過ぎた。専門家は「H5N1型が新型にな る危険はある。ワクチンの今後の製造や備蓄について早急に議論を始めるべきだ」 と指摘している。【関東晋慈】 強毒性鳥インフルエンザは97年に香港で死者が出て以来、世界中で445人に 感染。うち6割近い263人の死亡が確認され、世界保健機関(WHO)は新型への 変異を警戒している。政府も感染拡大を防ぐ行動計画を策定するなど対策を進め、 06年度から毎年1000万人分、計3000万人分のワクチンを製造、備蓄している。 政府は今年度から医師や公務員など97業種の1000万〜1500万人に優先 接種を検討していた。だが、4月下旬以降、H1N1型が流行したため、ワクチン接種 ができないまま、最初の年に製造した1000万人分が今年の夏から秋にかけて 期限切れとなった。 厚労省は「使用可能かどうかを調べる追加検査をして保存期間を延ばす対応も ある。すぐに廃棄ということにはならない」としながら、「備蓄を始めた当時は、H5N1 型の流行がすぐにも始まると推測され、保存期間後の検討はしていなかった。 今年に入り、新型への対応などで、とても議論する余裕がなかった」と明かす。 プレパンデミックワクチンを巡っては、専門家の間でも▽備蓄分を無駄にせず、 さらに増産して全国民分の接種を進めるべきだ▽H5N1型が新型になるか分から ないため製造を中止し、ウイルスのどの型が新型になっても短期間でワクチンを 作れるよう製造法を開発すべきだ−−と意見が分かれている。
269 :
263 :2010/01/13(水) 03:03:06
政府の新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会委員を務める河岡義裕・
東京大医科学研究所教授は「保険として考えれば期限が切れた分の廃棄は仕方
ない。残りの2000万人分について優先接種をするのか、今後も製造と備蓄を続け
るのか、議論が必要だ」と話している。
◇プレパンデミック(大流行前)ワクチン
インフルエンザのパンデミック(大流行)は動物で流行しているウイルスが変異し、
人から人に感染するようになって起こる。強毒性鳥インフルエンザ(H5N1型)の
ウイルスは新型への変異が懸念されているが、流行後の製造、接種には半年以上
かかるため、変異前のウイルスをもとに製造する。ウイルスの型が同じであれば、
感染に対してある程度の重症化防止の効果が期待できるとされ、日本や米国、
スイスなど各国で備蓄している。
http://mainichi.jp/select/today/news/20091229k0000m040122000c.html
270 :
Nanashi_et_al. :2010/01/13(水) 12:27:31
271 :
Nanashi_et_al. :2010/01/16(土) 01:32:48
スーパーサプライズ | うんちくクン
http://www.ntv.co.jp/surprise/friday/unchiku/ 1月15日放送 新型インフルエンザ スタジオゲスト:久保純子 八代英輝弁護士 サバンナ
「実はこれからが危険!?新型インフルエンザのうんちく」
新型インフルエンザのピークは3月にもう一回くる可能性が!?
そう答えてくれたのは、東京大学医科学研究所 河岡義裕先生。
河岡先生はインフルエンザの謎をDNAレベルから解き明かし世界で絶賛された世界一のウイルスプロフェッサー。
272 :
Nanashi_et_al. :2010/01/20(水) 16:10:11
273 :
Nanashi_et_al. :2010/01/22(金) 06:15:14
274 :
Nanashi_et_al. :2010/01/28(木) 04:31:16
減少傾向にある患者数の推移について取り上げた東京大医科学研究所の河岡義裕教授は
「近く急増することは考えにくい」と予測。「ただし、季節性インフルエンザとなって定着するの
は間違いなく、今年の年末ごろには再び流行するだろう」との見解を示した。
(2010/01/21 10:30)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002656125.shtml 講演したのは、東京大医科学研究所の河岡義裕教授▽国立国際医療センターの工藤宏一郎
・国際疾病センター長▽神戸大大学院医学研究科の新矢(しんや)恭子准教授▽神戸市立
中央市民病院感染症科の春田恒和部長。
国内では患者数が減少傾向にある新型インフルエンザ。再流行について、河岡教授と工藤
センター長は「終息に向かっており、この冬、再度の大流行の可能性は低い」と口をそろえた。
河岡教授は「(新型ウイルスが)季節性インフルエンザとなって定着するのは確実で、今年秋
以降、再び流行する」との予測を披露した。
インフルエンザウイルスは遺伝子変異が速いのも事実で、河岡教授は「ウイルス学的に見て、
もう少し毒性が強まっても不思議ではない」と指摘。極端な変化はないとしても、今よりも幾分
重い症状を伴う病気へと変わる可能性は捨てきれないようだ。
新矢准教授は、鳥インフルエンザの最大被害国であるインドネシアで、食用として売られてい
る生きたニワトリなどを調査。「これらの中に、ヒトに感染するタイプの鳥インフルエンザウイル
スが存在することが明らかとなった」とし、新たなパンデミックを起こす危険性が引き続きある
ことを示した。
またインドネシアでも新型が流行しているといい、新型と鳥インフルエンザのウイルスが混ざり
合い、「新たなタイプのウイルス出現もあり得る」と警鐘を鳴らした。
(2010/01/25 11:55)
http://www.kobe-np.co.jp/news/kurashi/0002665128.shtml
275 :
Nanashi_et_al. :2010/01/28(木) 04:34:04
H5N1型異変 哺乳類感染の鍵 東大医研教授ら解明
1月12日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1型の一部の変異が、哺乳(ほにゅう)類の間で
感染しやすくなるのに重要な役割を果たすことを、東京大医科学研究所の河岡義裕教授ら
がモルモットの実験で解明した。
H5N1型は現在は人から人への感染はまれだが、今回判明したウイルスの変異が起きる
と、人の間でも感染しやすくなる可能性があるという。
中国・ハルビン獣医研究所などとの共同研究。H5N1型はアジアやアフリカで鳥から人へ
の感染が続き死者も出ている。
河岡教授らは2001〜05年に中国で鳥から採取された5種類のH5N1型ウイルスをモル
モットに感染させ、未感染のモルモットと同居させた。すると、うち2種類のウイルスはモルモ
ットの間で感染が広がった。
その仕組みを調べると、ウイルス表面にあるタンパク質「ヘマグルチニン」のアミノ酸の一部
の変異が、哺乳類への感染のしやすさに重要な役割を果たすことが分かった。このタンパク
質は、ウイルスが細胞に感染する際に重要な働きをする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100111-00000020-fsi-bus_all
276 :
Nanashi_et_al. :2010/01/31(日) 03:42:02
277 :
Nanashi_et_al. :2010/01/31(日) 23:59:11
山積みワクチン 専門家「流行備え接種を」 新型インフル 「忘れ去られた」
厚生労働省によると、新型インフルエンザワクチンは国が一括購入し、卸業者
を通じて各医療機関に届く。返品はできない決まりで、厚労省血液対策課は
「予算がなく、余ったとしても引き取らない」としている。県は「健康な成人へ
の接種は需要がある。まだ余剰とは言い切れない」としている。
在庫は、本県を含む37都道府県で計654万回分に達することが、本紙の
取材で判明している。
東北大の押谷仁教授(ウイルス学)は「子供の感染者が減少したが、成人の間
では流行が続き、年明け以降も週10人以上の死者が出ている。1万人以上が
死亡した米国のような大流行が日本で起きないとも限らない。国や自治体は
医療機関や業者任せにせず、接種を呼びかけるべきだ」としている。
(2010年1月30日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20100129-OYT8T01394.htm >子供の感染者が減少したが、
>成人の間では流行が続き、
>年明け以降も
>週10人以上の死者が出ている。
>1万人以上が死亡した米国のような大流行が
>日本で起きないとも限らない。
>国や自治体は
>医療機関や業者任せにせず、
>接種を呼びかけるべきだ
279 :
Nanashi_et_al. :2010/02/06(土) 22:21:06
280 :
Nanashi_et_al. :2010/02/22(月) 02:47:44
新型インフル諮問委、記録残さず=首相に答申の専門家会議−非公開の10回検証困難
2月21日2時34分配信 時事通信
政府の新型インフルエンザ対策本部(本部長・鳩山由紀夫首相)に、国が採るべき方針を
答申してきた専門家諮問委員会(委員長・尾身茂自治医科大教授)が、開いたすべての会議
で議事録などの記録を残していなかったことが20日、分かった。
実効性に疑問が残る空港での水際対策やワクチン輸入などは諮問委の見解に沿って実施
されたが、決定に至る過程の検証は困難になる可能性が高い。
諮問委のメンバーは、尾身委員長と感染症の専門家4人。新型インフルの発生を受け、昨年
5月1日に初会合が開かれた。会議はすべて非公開で、原則的に開催自体が明らかにされて
いない。
厚生労働省や内閣府の関係者によると、これまでに開催されたのは10回で、うち9回は前政
権下で開かれた。同省側が対策の根幹となる「基本的対処方針」などの原案を用意し、委員に
意見を求める形で議論は進められたという。
5月は機内検疫や感染者の隔離措置など水際対策を主な議題に5回開かれた。6月は冬の
流行拡大に向けて態勢を見直すため3日連続で開催。8月、9月は各 1回で、外国製ワクチンの
輸入や接種スケジュール、費用などの方針を検討した。
会議には同省幹部らが同席したが、類似の会議とは異なり、議事録は作らず、発言は一切
録音しなかった。残っているのは出席者の個人的なメモのほか、取材対応用に用意した数回
分の議事概要だけで、どのような議論が交わされたのかが分かる資料は内部向けを含めて
存在しないという。
世界的に異例だった水際対策は、諮問委の「一定の効果があった」との評価で継続されたが、
実際は潜伏期間の感染者が多数すり抜けた可能性があると指摘する研究者もいる。巨費を投じ
た輸入ワクチンは大半が余る見通しだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100221-00000005-jij-soci
281 :
Nanashi_et_al. :2010/02/22(月) 02:53:16
282 :
Nanashi_et_al. :2010/02/27(土) 11:14:19
【感染症】鳥インフルエンザと季節性インフルエンザ 混合で重症化も 東大など研究
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1267205177/ 鳥インフルと季節性、混合で重症化も 東大など研究
2010年2月23日5時4分
鳥インフルエンザが人の季節性インフルと遺伝子の組み換えを起こすと、哺乳(ほにゅう)類に
効率的に感染するだけでなく、重症化しやすいウイルスに変わる恐れがあることが分かった。
鳥インフルが、人の間で世界的大流行(パンデミック)を起こす新型インフルになる可能性が
引き続き高いようだ。東京大医科学研究所の河岡義裕教授や米ウィスコンシン大の
八田正人准教授らの研究で、今週の米科学アカデミー紀要電子版に発表する。
これまで鳥と季節性との遺伝子組み換えでは、重症化しないウイルスしか生まれないと見られていた。
鳥インフル(H5N1)は鶏などに対しては100%近い致死率になるが哺乳類にはそれほど
強い症状を起こさない。世界でアジアを中心に300人近くが亡くなっているが、治療まで時間が
かかるなどウイルスの性質以外の要因が影響しているとみられる。
人から人へ効率良く感染するように変異もしていない。
河岡さんらは、鶏で流行しているウイルスと、季節性インフルのA香港型(H3N2)とで遺伝子が
混合する組み合わせを254通り想定。実際に遺伝子工学でつくって性質を調べた。
254種類のうちパンデミックを起こす恐れが強く、増殖能力の高い75種類をマウスに感染させた。
そのうち22種類は、ウイルス1万個を感染させたマウス4匹がすべて2週間以内に死んだ。
とくに致死性の高い3種類はわずか10個のウイルスの感染で半数のマウスが死亡した。
22種類すべてで、ウイルスの増殖に関係する遺伝子(PB2)は季節性インフルのものだった。
人の場合、季節性と鳥の両インフルに同時に感染すると、体内で遺伝子組み換えがおこり、
病原性の高いウイルスが誕生する可能性がある。
河岡さんによると、感染力は強くないが、PB2がヒト型の鳥インフルはすでに欧州で散発的に
見られる。鳥インフルの調査を継続的に実施することが大切だという。(大岩ゆり)
▽記事引用元
http://www.asahi.com/health/news/TKY201002220390.html
今日からは自分が研究最前線を突っ走るトップ科学者ですがなにか?
284 :
Nanashi_et_al. :2010/02/27(土) 21:58:39
<鳥インフル>季節性と混合で強毒化する恐れ 東大など研究
2月23日5時1分配信 毎日新聞
人に感染すると致死率6割以上という強毒性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が
人の季節性ウイルスと混ざり合うと、さらに強毒化する恐れのあることを東京大医科学
研究所の河岡義裕教授(ウイルス学)と米などの研究チームが明らかにした。23日付の
米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載される。
H5N1型ウイルスと季節性(H3N2型)ウイルスを使い、遺伝子のすべての組み合わせ
(254通り)の作成を試みた。75種のウイルスを調べた。
その結果、季節性の遺伝子の一つで増殖の働きを担う「PB2」を持つ22種で、それぞれ
のウイルスを感染させたマウス4匹すべてが6〜12日間で死んだ。その他はH5N1型と
同程度(12日後に致死率50%)か、より弱い毒性だった。【関東晋慈】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100223-00000010-mai-soci
285 :
Nanashi_et_al. :2010/02/27(土) 21:59:53
強毒の混合ウイルス作製=鳥のH5N1と季節性インフル−東大医科研など
2月23日5時14分配信 時事通信
強毒性のH5N1型鳥インフルエンザと人の季節性インフルエンザ(H3N2型)のウイルス
を組み合わせると、より病原性の高い混合ウイルスが出現しうることを、河岡義裕東大医
科研教授、八田正人米ウイスコンシン大准教授らのグループが23日までに明らかにした。
さらに、この場合に鍵を握る遺伝子も突き止めた。研究成果は米科学アカデミー紀要電
子版に発表した。
従来の研究では、同様に作られたウイルスの病原性は元のH5N1より弱まっており、
強毒ウイルスは生まれにくいと考えられていた。同教授は「新型の登場でH5N1の存在が
忘れられているが、監視を続ける必要がある」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100223-00000026-jij-soci
286 :
Nanashi_et_al. :2010/02/27(土) 22:01:10
<インフル治療薬>強毒鳥インフルに効果 初の純国産
2月26日20時25分配信 毎日新聞
国が承認審査を進めている初の純国産インフルエンザ治療薬「CS−8958」が、
強毒性鳥インフルエンザ(H5N1型)に効果のあることを、東京大医科学研究所の
河岡義裕教授(ウイルス学)らが確かめた。26日、米科学誌プロス・パソジェンズ
に発表した。
マウスにH5N1型ウイルスを感染させて実験した。それによると、薬を投与しない
マウスはすべて死に、別の治療薬「タミフル」を投与した場合の生存率は5〜9割
だった。これに対し、CS−8958は7〜9割と効果が高かったほか、タミフルが効き
にくい耐性ウイルスにも効果を維持した。
CS−8958は第一三共が開発から製造まで行い、今月、国に承認申請した。
年内の発売を目指している。吸引タイプで、1回の服用で効果があるとされる。タミ
フルは5日間続けて計10回経口する。
世界保健機関(WHO)によると、2月17日現在の感染者は東南アジアを中心に
478人(うち死者286人)。現在の治療薬には主流のタミフルとリレンザ、今年1月に
発売された点滴薬ラピアクタの3種類ある。河岡教授は「タミフル耐性ウイルスの
流行に備え、新しい薬を用意することが重要だ」と話す。【関東晋慈】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100226-00000101-mai-soci
287 :
Nanashi_et_al. :2010/02/27(土) 22:04:51
第一三共の新薬、タミフル耐性ウイルスにも有効
2月27日12時26分配信 読売新聞
第一三共が国内での製造販売を厚生労働省に申請中のインフルエンザ治療薬
「CS―8958」は、従来の治療薬タミフルが効きにくいタイプの強毒性の鳥インフル
エンザウイルス(H5N1型)にも効果があることを、東京大学の河岡義裕教授と
木曽真紀研究員らが動物実験で確かめた。
米医学誌「プロス・パソジェンズ」に26日、発表した。
研究チームは、マウスにH5N1型ウイルスを感染させ、その2時間後に、人への
標準的な投与量に相当する新薬をマウスに与えた。すると、6〜8割が3週間たって
も生き残った。また、感染7日前に投与した場合もほぼ同じ結果で、予防効果も確か
められた。薬を投与しなかったマウスは2週間以内にすべて死んだ。
新薬はタミフルと同じように、ウイルスの表面に結合して増殖を妨げる。タミフルは
1日2回、5日間続けて飲む必要があるが、新薬は、1回口から吸入するだけでよい。
同社は1月末に治療薬としての承認を申請しており、2010年度中に販売が開始
できる見通し。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100227-00000301-yom-sci
288 :
ワクチン接種で感染が減らせる? :2010/03/03(水) 14:59:21
新型インフルエンザはなぜ恐ろしいのか (生活人新書)
押谷 仁 (著), 虫明 英樹 (著)
日本放送出版協会 (2009/09)
http://www.amazon.co.jp/dp/4140883014 出版社/著者からの内容紹介
世界中で増え続ける感染者。
人類はウイルスに対して何ができるのかーー。
「毎年のインフルエンザと同じという新型インフルエンザに対する認識は、早急に見直さなければならない」
WHO(世界保険機構)で、長年、新型インフルエンザ対策の中心を担ってきた東北大学教授の押谷仁。
NHKのニュース・番組において新型インフルエンザを取材し続けてきた虫明英樹。
問題の本質と今後の対策を、スペシャリストの2人が語りつくす1冊。
内容(「BOOK」データベースより)
世界中で増え続ける感染者。しかし、この流行が1997年に起きていたならば、被害は今日のような数では済まなかった。
私たちはウイルスに対して何ができるのか。このウイルスから人類は何を学ぶべきなのか?
新型インフルエンザの現場の最前線に立つ2人が問題の深部を解き明かす。
著者について
●押谷 仁(おしたに・ひとし)
東北大学大学院医学系研究科教授。1959年生まれ。JICA専門家としてザンビアでウイルス学の指導を行う。
WHO西太平洋地域事務局で、新型肺炎のSARSや鳥インフルエンザへの国際的な対応の指揮を執るなど、世界的に活躍。
●虫明英樹(むしあけ・ひでき)
NHK報道局科学文化部記者。1968年生まれ。SARSや新型インフルエンザ問題で世界各国を取材。
NHKスペシャル「SARSと闘った男」(放送文化基金賞など受賞)、「最強ウイルス」などを取材・制作。
同番組の書籍化の執筆を担当。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/product-description/4140883014
291 :
Nanashi_et_al. :2010/03/06(土) 21:07:25
http://kaken.nii.ac.jp/ja/r/10109506/1 新型インフルエンザウイルスの出現予測と流行防止に関する研究
インフルエンザウイルスの進化と予測
インフルエンザウイルスの起源と進化
新型インフルエンザウイルスの予測・シベリアの水禽営巣地におけるウイルスの分布
トリから哺乳動物へのインフルエンザウイルス伝播の機構
新型インフルエンザウイルスの出現予知と流行防止
香港で発生した新型H5インフルエンザウイルスの起源と変異
動物インフルエンザウイルスの生態学的研究:新型ウイルスの出現に備えて
トリインフルエンザウイルスのヒトへの伝搬及び病原性獲得機構
動物インフルエンザウイルスの生態解明と新型ウイルス対策
292 :
Nanashi_et_al. :2010/03/07(日) 10:40:06
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/student/1242486079/895 895 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[???] 投稿日:2009/08/30(日) 11:16:43 ID:???
質疑応答もある。
参加申込書
所属:米国国立衛生研究所
氏名:アントニー・ファウチ
連絡先:米国ワシントンDC国立衛生研究所
河岡先生に質問希望
1)新型ウイルスは、鳥インフルエンザウイルスから生じると主張しておられましたが、予想がはずれた理由はなんでしょうか?
2)Natureのインフルエンザウイルスの再構築実験は、「単なる異物反応の可能性が高いと思いますが、感染が成立していると考える根拠はなんでしょうか?」
3)ワシントンポストに掲載された私の発言の意図を敢えて誤解される理由はなんでしょうか?
>>126
294 :
Nanashi_et_al. :2010/03/09(火) 12:16:11
295 :
Nanashi_et_al. :2010/03/11(木) 03:07:00
296 :
Nanashi_et_al. :2010/03/12(金) 16:51:39
297 :
Nanashi_et_al. :2010/03/13(土) 17:39:15
輸入ワクチン行き場なく 新型インフル一段落、期限切れも
2010年3月13日 06時28分
国内での新型インフルエンザ流行が一段落する中、政府がスイスのノバルティス社と英国のグラクソ・スミスクライン
(GSK)社から計1126億円で買い付けた輸入ワクチン9900万人分が行き場を失っている。
昨年10月の売買契約締結の発表時には2回必要とされていた接種は、その後、1回で効果ありとして回数が変更された。
この時点で国産の5400万人分と合わせると全国民分を超える量が確保され、ワクチンが余ることが確実になった。
厚生労働省は現在も、メーカーと余剰分の解約に向けた交渉を続けている。
有効期間が製造から6カ月とされるノバルティス社製のうち、2月3日に出荷予定だった234万回分は、引き合いの
ないまま今月末に使用期限を迎える。これまでに出荷されたのは、山形など4都県から発注のあった136回分のみだ。
GSK社のワクチンは有効期間が18カ月と長いが、販売単位が1箱50回分と大きいため「一度に使い切れない」と
医療機関から敬遠され、今シーズン中の出荷のめどは立っていない。
厚労省のまとめでは、1月末までに国産ワクチン接種を受けた人は約1800万人。国産の需要も急減している。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010031301000036.html
298 :
Nanashi_et_al. :2010/03/14(日) 01:18:55
299 :
Nanashi_et_al. :2010/03/16(火) 18:56:44
300 :
Nanashi_et_al. :2010/03/20(土) 17:29:38
301 :
Nanashi_et_al. :2010/03/21(日) 18:57:45
302 :
Nanashi_et_al. :2010/04/01(木) 16:42:16
新型インフル第一波は終息宣言 厚労省、検疫など検証
2010年3月31日22時8 分
厚生労働省は31日、新型の豚インフルエンザについて「最初の流行は沈静化した」として第1波が
事実上終息したとの見解を示した。再流行や新たな強毒性のウイルスの発生に備え、今回の水際で
の検疫対策やワクチン供給などについて専門家が検証し、6月中に報告書をまとめる。
この日開かれた新型インフル対策総括会議では、強毒性の鳥インフルを想定した従来の計画に
基づき、政府が発生当初、検疫強化や学校の臨時休校をとった点について「やりすぎだったのでは」
との懸念があることが紹介された。
厚労省の担当者は一連の対策について「できるだけ感染の波を後ろにずらして時間かせぎをし、
死亡者を極力減らすのが目標だった」と説明。これに対し、専門家からは「目標が達成できたのかで
はなく、その目標でよかったのか、プロセスも検証しないといけない」との意見も出た。
ワクチン接種体制についても課題が残った。当初は供給不足が予想され、海外2社から約9900万
回分(健康な成人は1回接種)を輸入契約したが、接種回数の変更や患者数の減少により必要性が
薄れ、出荷されたのは約4千回分にとどまった。ノバルティス社(スイス)の234万回分はこの日で
有効期限切れになり廃棄処分される。
グラクソ・スミスクライン社(英)と契約した7400万回分は約3割にあたる2368万回分を解約する
ことで合意。一方、国産ワクチンの接種者数は、23日現在の推定で約2282万回分だった。
日本で患者が初めて発生したのは昨年5月。7月下旬から患者数が増え始め、8月19日に「流行
入り」を宣言。11月下旬にピークを迎えた後、昨年末からは減り続け、今年も減少傾向が続いていた。
日本の人口10万人あたりの死亡率は0.15。カナダ(1.32)、英国(0.76)に比べて低かった。
政府の諮問委員会委員長を務めた尾身茂・自治医科大教授は「学級閉鎖を行った結果、感染者が
学童に限定され地域に感染が広がらなかったため」と指摘した。(北林晃治、熊井洋美)
http://www.asahi.com/health/news/TKY201003310459.html
303 :
Nanashi_et_al. :2010/04/26(月) 20:45:54
インフルエンザとはなにか (13) その顛末記
http://takedanet.com/2010/04/post_8c9b.html かつて国は「大変だ。新型インフルエンザと季節性インフルエンザの両方の
ワクチンを作らなければならない」といって大量の税金を使った。
一体、インフルエンザの専門家はなにか知っていることがあるのだろうか?
あれほどテレビで警告を発し、新型インフルエンザが恐ろしいのはウィルス
の種類が違うから、免疫が効かず、従って、新型も恐ろしいし、続いて起こる
季節性の流行も怖いと言っていたのはどうしたのか?
日本の専門家も薬品会社からお金を貰っていたのか?
日本の専門家はバカなのか?
バカなのに、偉そうにNHKでコメントしていたのか?
それに振り回された我々がバカなのか?
踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃソンソン
305 :
Nanashi_et_al. :2010/05/06(木) 15:50:09
306 :
Nanashi_et_al. :2010/05/06(木) 16:15:08
307 :
ヒトのウイルスはカモのウイルスに起源があるんです(キリッ :2010/05/21(金) 04:12:21
寄生虫やバクテリアは生物だけど、それとウイルスを混同したらトンデモだよ。
【総説】人獣共通感染症をどのように克服するか −インフルエンザをモデルとして−
喜田 宏(北海道大学大学院獣医学研究科・教授、人獣共通感染症リサーチセンター・センター長)
http://nibs.lin.gr.jp/tayori/tayori543/rev543a.htm >いわゆる新興感染症の多くは人獣共通感染症である。
その病因は野生動物と共生関係を確立して自然界に存続してきた微生物であり,
宿主域を越えて人,家禽や家畜に伝播して,時に重篤な感染症を引き起こす。
>1918年のH1N1新型ウイルスは,北米系統の鳥インフルエンザウイルスを起源とする。
その伝播経路も,カモ→家禽→ブタ→ヒトであろう。
>家禽のインフルエンザの早期摘発,淘汰によって,被害を最小限にくい止め,
ヒトの健康と食の安全を守る。鳥インフルエンザを鳥だけに止める。
これが鳥インフルエンザ対策の基本である。
>家禽,家畜,野生鳥獣およびヒトのインフルエンザウイルス遺伝子はその全てが野生水禽,
特にカモのウイルスに起源がある
どこの新興宗教ドグマなのかな?
308 :
Nanashi_et_al. :2010/07/24(土) 01:51:42
309 :
Nanashi_et_al. :2010/08/06(金) 20:30:48
310 :
真実 :2010/08/07(土) 10:23:51
この宇宙の正体は我々人類の共通の妄想だって気づけよ。NASAも大ヴァカだ。 非論理的でオカルトな連中だと見下してた奴らの主張が真実だったんだ。 アインシュタインもこの事実を知っていた。 だから成功法則のZが沈黙なんだよ。 A(性交)=X(仕事)+Y(遊び)+Z(沈黙) 知性も性欲も購買意欲も恋愛感情も何もかもが無意識(本能)と呼ばれる超越した存在に制御されている。 人間に罪はない。 お前が神だとして、アリの観察をしているとしよう。 善良なアリがいても必ずしもそいつの願いを叶えようと思わないだろ? 多少は考慮するかもしれんが。そんなもんだ。 この考え方が真実であることに命を懸けてもいい。 科学裁判にかけられようと俺は間違いなく主張する。 「それでも世界はフィクションである」 今日本は豊かになったので、代わりにルールや規制が厳しくなった。 そういう風に作っているのだよ。 一見つじつまがあっているかのように見えるが本当は違う。 普通だったら日本が豊かになって富を持てば、持てる者はますます持てるはずだが。 お前がモテナイのはお前のせいじゃない。セックスしづらい世界にしたのだ。 選ばれた人間だけがセックスできる世界にな。 地球温暖化ってのはセックスしまくって熱い熱い言って人口が増えることだ。 だからチームマイナスセックス%ってことでセックスを減らそうとしてるんだよ。 6はラテン語でセクサ。セックスを意味する。だから獣の数字が666なんだ。 残念ながらそれが真実。命懸けてもそれが真実なんだ。
311 :
Nanashi_et_al. :2010/08/07(土) 17:36:05
ウイルスの脅威から地球を守るニダw
312 :
Nanashi_et_al. :2010/08/08(日) 00:31:10
河岡 でぐぐれかす
313 :
Nanashi_et_al. :2010/08/08(日) 00:41:23
316 :
Nanashi_et_al. :
2010/09/01(水) 21:04:25