1乙
ここってのはつまり、ここに自分の作品を投下して感想を貰うわけじゃなくて
リンク張って、あわよくば感想を貰ってしまおうといったスレ?
そんなかんじらしい
「投下したけど感想つかねー」って('A`)するスレがあったから、じゃあアピールすればよくね? と思った
自分で投下するなら
>>1で挙がってるスレとかあるし、こういう形式の方がこのスレで完結してていいんじゃないかと
二度三度投下するのも面倒だし
どうかしらね、うまく回ればそれなりに機能すると思うのだけど・・・
しかしここに晒しても感想つかなかったらショックだな……
そのときはまたレスをもらえないスレに戻るんだw
へこむだろうなw
逆に考えるんだ
感想をつけることすらはばかられるほど神々しいと考えるんだ
おかしい、早くも付かない流れになってるじゃないかwww
少なくとも俺はつけるぞwww
w
ふむ、ためしに俺のSSにリンク張ってみるかw
レスがつかないのが当たり前なので、たまに絶賛レスがついてたりすると、
ドッキリじゃないかと不安になってしまう俺
これだっ・・・!
ここにリンクを・・・!
ちょこんと張って・・・ IDを変え・・・
感想レス・・・!
x !VViハハ/Vレx
ノ-ァ ノ-ァ ノ-ァ Σ Z
ノ .ノ ノ .Z ハ/Vヽハ/iv .ミ これは自然・・・
.ソ /::r i::::u:::::::/i:ヽ .k
ノ-ァ ノ-ァ ノ-ァ |/u:rxヽヽ:::://xi:ヽ|、
ノ .ノ ノ .ftヽuゝ 。ゝ.!!.ィ 。 ノ /=i かつさりげない・・・・・・!
|F/__u << v-ヽソ
ノ-ァ ノ-ァ ノ-ァ ノ`< iヽ__ r_ >>_-i__-ァ>ゝ
ノ .ノ ノ '/__>ヽ-エエエエエエ-フ <_ヾ、
・ ,,. __r-t=ナ" .| uヾエエエエエ!フ u .| ~T==t-t、_
・ 冫`'-、| | / .| i i i i~~i i i | | | |  ̄"`,
・ /`、 `Y7TTキ-,.`--tx------yt--' __|__⊥⊥ ,、,、, 、.ヽ
/ `;:, | ! | |uヒ~゚{ | \____// ,ヘi7,| .| .| .| .|;:;,、,、;.:;, |
/ 冫 ;|' `'`'`'|`ー≦.ヽ ヽ./ / 父':',| u `|,,:、,、,、;.' |
文学というべきかどうか……文芸ならわかる、といった印象をうけますた
いきなり外部リンクとか度胸あるぜwwww
とりあえず一章を読んでみたけど、思いのほか面白かった
日本文学を革命できるかっていうとそうでもないと思うけど
少ないけど誤字脱字もあるし、革命するならまだまだ推敲が要りそうな気がするね
そういえばここ、なりすましによる晒しを弾く仕組みがないなw
絵系の批評スレでは、なりすまし晒し避けるために
絵自体に2ch公開中とか入れるルール設けてたりする
ここでもサイトの方に「感想スレ公開中」とか記載してもらうべきかもしらんね
陳情を受け、感想を付けにゆく一団か……
陳情感想団、略して陳想団と呼ぶか
そして今宵も陳想を繰り返す
25 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/01(日) 11:36:15 ID:V2Pz5rQO
あ、さっそく思った。「学園島戦記譚」ってタイトルは少し地味かもしれんよ
というかスレタイそのままだからちょっと変えてみては?
一応誰でも書けるスレって事になってるのに、これだとこの話がスレの本筋と受け取られかねないぜ
他の書き手さんにも気を使う意味でも、何か別の考えた方がいいかもよ?
>>26 確かにそうですね
題名は変更することにします
うん、その辺は本人のセンスなんで任せたw完結した後でこんな事言っちゃってすまんね
とり急ぎ誤字だけ
「お前ば馬鹿なだけだ」
「戦闘の羊」
もっとあるかもしれませんが気がついたので指摘
現在、感想を書いてるのですが批判っぽくなってしまったんですが、
作者さん的には批判でもいいんですかね?
>>29 誤字の指摘ありがとうございます
>批判でもいいんですか
はい、構いません
全部読ませていただきましたー
という訳で以下感想、もとい批判的なものを
キャラもしっかりと立っている、ストーリーに綻びもない、
文章表現、台詞ともにおかしなところは一切ない
ただそこに独創性もないって感じですかね?
オリジナリティと言ったらいいんでしょうか
どっかで見たようなキャラや台詞や設定が上手に再構成されている感じ
全てがテンプレート通りといった印象でした
ただそれだけなら別に問題ないと思うのですが、作中に何度も出てくる、
>ドラマや映画でやったら大不評を買うに違いない
>創作によくある一人で全てを考える指揮官など存在しないのだ
という表現とのギャップが大変なんです
厳しく言ってしまえば「お前が言うか」といった感じ
影響をモロに受けているものを批判している、自虐ネタを見ているような気持ち
「ありがち」を批判する気持ちが文章から伝わってくると同時に、
「ありがち」がその文章から伝わってくる感じ
そしてその「ありがち批判」自体が「ありがち」であるという構造的欠陥
ただここで勘違いして欲しくないのは、
「ありがち」自体は別に悪いことでもなんでもないんです
ただそれを批判するものが「ありがち」ではなぁ、という事です
関係あるようで関係ない話をします
「死亡フラグ」ってあるじゃないですか
あれも最初は「ありがちな展開」を揶揄する言葉だったんです
もはや最近はギャグにまでなってしまいましたが
「死亡フラグ」だって昔は誰も「死亡フラグ」だと思わずに使っていたんです
ただやりすぎたのでギャグ扱いされてしまうようなった
そんな感じで一種のギャグに見えてしまう
さっき自虐ネタといいましたがそういった側面で
でもそれを狙っていないのが作者さんの意図として伝わってくる
なんとももどかしい感じでした
よって改善するなら道は二つほどあると思います
まずは「ありがち批判」の文章を抜く
それをするだけで違和感はだいぶ解消されると思います
もしくは「ありがち批判」に特化する
ただこちらの道を選ぶと作者さん特有の文章表現の巧さや
構築力の高さというのを削ってしまうことになりかねないので微妙かも
あれです、原作つきでやってみるといいかもしれません
文章力と構成力はかなりのものだと思うので
前のレスでは構造的な部分に突っ込んだので、
次はストーリーや文章的なところに突っ込みを
正直なところ「上手すぎる」といった印象です
ただそれゆえに作者さんの中で自己完結している感じ
余計な部分をそぎ落としまくった感じ
物語の冒頭で「用語」やら「キャラの名前」や「地名」が並びます
これはあんまりよろしくないかと
ぶっちゃけとっつきにくい
それだけで引いてしまう読者さんもいると思います
私もこれが文庫本だとしたときに、
立ち読みでこのラッシュがあったら本を閉じてしまうと思います
設定やキャラクターが練り込まれているのは分かるのですが、
もっと噛み砕かないと読者はついてこないのではないかと
付いてこれる人だけでいいというなら話は別ですが
正直なところ、もっと長くていい
生徒会内部の様子とか学園での生徒の生活とか
もっと世界を細かいところまで丁寧に描いてほしい
現状だとストーリーを追うのに十分な情報量+α程度しかなく、
これもまた世界観の魅力を狭めている要因だと思いました
その辺の前提条件を作者さんと読者で共有出来てない感じ
読者のおいてけぼり感、その辺も解消する必要があるのではないかと
その際にやっぱり必要になってくるのは、
オリジナリティの部分になってくるとは思うのですが
現状の世界観でなぜ説明を省いても大丈夫なのかというと、
「皆の脳内にある」からだと思います
戦争ものの映画を一つでも見ておけば、
あぁこんな感じなんだろうなぁ、と想像できる
それは楽です、あれみたいな感じですという説明は非常に楽
でも読者がそこに魅力を感じないこともまた真理
よくあるものを期待してスレを開く人って少ないんじゃないでしょうか?
新しい何かを期待してスレを開く人が多数派だと思います
そういう意味では新ジャンル「〜」、というのはそういった心理を上手に利用していると思います
また話が脱線してますね
とりあえず世界をもっと丁寧に説明する必要があると思います
そうすれば相違点も見つかりやすくなり、それはイコールでオリジナリティとなるかと
総括として備考欄に触れつつ締めたいと思います
・軍事をあまりよく知らない人でも楽しめるか
というところですが「楽しさ」を本当に狙ったところなのか
何も考えず自分の書きたいものを書いた結果として、
他人に楽しんでもらえればいいのか
この辺のスタンスをしっかりと決めた方がいいんじゃないかなぁ、と
自己満足的に書いたものを公開するだけならば、
これまでに私の書いた指摘は全部的外れなものです
さっさと忘れてしまってください
ただ他人に公開して楽しませたいという意欲があるならば、
もう少し読者を意識して書く必要はあるのではないかと
結果としての面白さなのか、目的としての面白さなのか、ですね
自己満足的に文章を晒すのは悪い事ではありませんが、
それに感想を求めるとうざがられたりしてしまうと思います
自己満足で書くなら感想は求めない
感想を求めるなら、書きたいものを書くだけではいかんと思います
・キャラクターは立っているか
・ストーリーの流れの破綻は無いか
・文章力はどうか
に関してですが、全く問題ないと思います
文章はかなり上手い方だと思いますし、
キャラもブレてないし、ストーリーも違和感はありません
ただそこに魅力があるかというと……、ですね
・単純に面白いか
・最後まで読める内容であるか
で、最後にこれらになるのですが、
正直に言って私は面白いとは思えませんでした
多分「感想を書く」という目的がなければ、
最後まで読むこともなかったと思います
と、なんか偉そうな感じになってしまいましたが、
大したことないその辺に転がっているような有象無象の感想です
かなり的外れなことも言ってしまっているとは思いますが、
なにかのご参考までになれば幸いです
ここまで読んでくださりありがとうございました
うおっ
こんな気合い入った感想もらえてうらやましいな
ありがとうございました
>>31 >どっかで見たようなキャラや台詞や設定が上手に再構成されている感じ
>全てがテンプレート通りといった印象でした
自分が無意識のうちに影響されていた部分は大きいと思います
オリジナルで設定を一から考えて・・・というのは無謀だったのかもしれませんね
>ありがち批判
これは削除して修正します
変な形で商業作家さんへの対抗意識を剥き出しにしてしまったことは恥じています
>原作つきでやってみるといいかもしれません
二次創作は何作かやったことがあるので、今度息抜きということでやってみたいと思います
>>32 >物語の冒頭で「用語」やら「キャラの名前」や「地名」が並びます
>これはあんまりよろしくないかと
ここはよく批判されます
ただ、どういった感じで噛み砕いて設定や用語、地名を話に盛り込んでいくか、わからない面もあります
会話の流れに入れる、あとは細かくして文全体に散らす・・・などでしょうか
それは私の勉強不足が原因だと思うので、精進するつもりです
>正直なところ、もっと長くていい
>生徒会内部の様子とか学園での生徒の生活とか
>もっと世界を細かいところまで丁寧に描いてほしい
削れと言われることが多いのですが、長いほうがいいと言われたのは初めてでしたw
読み直してみると学園関係なしに戦争やってるだけですもんね・・・
加筆するつもりでもう一度読み直してみます
>>33 やはり書いている以上、自己満足で済ます気はないです
それなら個人のサイトでやってればいい話なんで
読んだ人に面白いと思ってもらいたいし、「ああ、こういう人になっちゃいけないんだなぁ」とか「この人の考えはおかしいんじゃないの?どうしてそう考えたんだろう?」と他の人と議論してもらいたい、そういう感情はあります
上手く説明できなくてごめんなさい
>・キャラクターは立っているか
>・ストーリーの流れの破綻は無いか
>・文章力はどうか
>に関してですが、全く問題ないと思います
>文章はかなり上手い方だと思いますし、
>キャラもブレてないし、ストーリーも違和感はありません
ここの部分で良い評価を頂けたのは素直に嬉しいです
だけど、話そのものに魅力がないのは大問題ですし、悔しいです
偉そうに語ってすみません
批評と、最後まで本文を読んで下さって本当にありがとうございました
>>25 まだキチンと読んでないけど、とりあえず
読んでもらえる、という環境に甘えているという印象がありました。
これだけの文字数だった場合、読んでもらう相手への配慮も必要かと思います。
気になった点としては、テキストでうpされたもののフォントが小さめのものなのにも関わらず、適当な所で改行(本のように)されていないところです。
その結果、一文を読むのに上下のスクロール以外の行程が生まれてしまいます。
ぶっちゃけて言うと、「長いものだから読むのが大変+読むのが面倒」という二重苦になってます。
多くの人に読んでもらいたいというのでしたら、とりあえずはそこを改善すると良いかも知れません。
読むのが大変だった上に面白くなかったってなっちゃった場合、読み手としてこれほど時間の無駄もありませんから。
プロローグへ感想プロローグ
スレでも拝見したんですが、スレッドで公開するものならともかく、全体を通してのプロローグとして見るとちょっと詰め込みすぎかなという印象がありました。
学園島や魔道兵、資源問題などの固有の設定と同時に軍事的な解説を追いながらでは読者への負担が大きくなり、読み飛ばされてしまう部分が多くなってしまうのではないでしょうか。
読み飛ばされないまでも、小さく設定を小出しにされているので頭の片隅に引っかかると言うよりは、それぞれがお互いの解説を邪魔しあってとっつきにくいというかめんどくせぇ文章になっちゃってると思います。
自分は軍事関係の知識があまりないので申し訳ないんですが、こういう銃とかの解説の場合は大体どんなものかっていうのがわかった時点で読み飛ばしちゃってます。
なんでかっつーと、所詮はストーリーを構成する上での小道具であると思っちゃってる実在する武器関連の事はあんま興味ないんです。
んで、それの解説と一緒に重要な設定を出すのはどうなんかなーと思いました。
兵器関連の事を知りたいなら、そのカタログ見たりググったりした方が圧倒的にわかりますからねw
かと言って、ここで銃器関連に全く触れないのもあれだと思うんで、ここでそれに関しての描写をするのはオッケー的だと思います。
タイトルが「戦記譚」って位ですし、触れないのはむしろ不自然かなぁ、と。
戦闘中の描写に銃器の解説を入れる事で、「ほう! そういう戦闘なのだね!」っていうのは伝わってきました。
台詞と台詞の間にその解説を入れるのも、映画の解説的な感じがして個人的には好きです。っつーか、俺もよくやりますw
けれど、やっぱりこれはプロローグだからもう少し読者に余裕をもたせた方が良いかと。
軍事関連の解説って、あんま興味ない人間にはすっげぇモッタリしたもんだと思うのですよ。
そのモッタリした解説に加えて、重要そうな設定がチョコチョコ出てると、読み手としちゃあその時点で追いつくのが大変になっちゃうかなって感じです。
さらには、インターネット上で公開されていて面白いかわからない、そして、一番上の方に書いた理由も相まってプロローグの時点で二の足を踏まれちゃいそうです。
俺の読み手としてのキャパがちっちぇってのも多分にあるかもしれませんが、ここで読者に固有の設定を伝えようとするのならどれか一個に絞った方が良いんじゃねえかって思いました。
プロローグ全体の描写で見る限りでは、ひとまず後回しに出来るもんとかありましたしね。
ここでの主役は、やっぱり長いこと頑張ってる魔導兵タンに関してだと思います。
っつうか、ここまで行数とっててさらには無双までしちゃってるおにゃのこには興味をひかれます。
なんで、他の学園島の設定や学園単体の解説は、申し訳ないんですがあんま頭に入ってこなかったです。俺は「あぁ、設定があるな〜」って感じだけでした。申し訳ねぇ。
古典文学とかでも、序文ってのは結構重要視されてます。序文がついてなかったりするもんでも、本章が始まっての冒頭にそれっぽいもんがあったりしますし。
このプロローグからは、なんとな〜くそういう古典文学の、全体をすっげぇ簡単にした解説って印象を受けました。
けれど、読者の興味を引くっていう点においては、ちょいとばかし弱い気がします。良いパンチは持ってるんだけど、必要のない小技をいれちゃっててそれが活かせてないなぁ、って感じました。
「戦争」というものを意識させる目的で書いたんだったら、魔導兵タンのターンも後回しにした方が良かったと思います。
学園島スレで公開する状況、単体で公開する状況、小出しと完成稿を一気にでは、全く環境が違うのですよ。
容量限界+俺限界なのでこのへんで。
あん? 偉そうに言ってるし長いしわかりにくい? うるせぇ! おっぱい!
>>25 じゃあ、やってみますかな
・単純に面白いか
最初に思ったのは、万人向けの作品ではないなって事。
軍事が好きな人に対するアピールは物凄くあるんだろうけど。
つまり、そうでない自分には面白くない。
ま、それは軍事物が然程好きではない自分の問題ですが。
・キャラクターは立っているか
キャラは立ってる。
ただ、何処かで見たようなキャラクターが多いからそのイメージで見てしまう自分がいる。
狙ってやっているならお見事。そして間違った指摘ごめんなさい。
・ストーリーの流れの破綻は無いか
破綻はないと思う。見習いたい程凄い。
むしろジェラシーびゅんびゅんですよ。
・文章力はどうか
上手いです。シャッポを脱ぎます。上手いです。
此処がアルマジロだったら即弟子入り希望ですよ。
表現や描写なんかね、もうね、ちくせうって言いたくなる程。
・最後まで読める内容であるか
好きな人ならスイスイと。そうでなければそれなりに。
まあ、ジャンルがジャンルですのでお分かりだと思いますが。
ま、へなちょこな自分なので大した事言えないし、お気に障るような事を言ったかもですが
お疲れ様でした。一人読者として次回作を楽しみに待ってます。
>>25 批評というか趣味の押しつけになってしまうので、俺は全部通しての感想書けないっすw
こうしたほうがいいよ!とおもう方向を書いて、それでより多くの人にとって面白くなるか疑問なのだ
わりと嗜好する分野が近いっちゃ近いので、同調するのも反発を覚える部分も変にふくらんでしまう
割合的には同調3:反発7ぐらいっす
田中芳樹的jなものへの高二病的嫌悪を過去に俺が患ってたことが、反発の主因かもです
>>25 ・単純に面白いか
文章はそれなりに書けていると思います。
文章が書けていても内容が面白いとは思えませんでした。
・軍事をあまりよく知らない人でも楽しめるか
そもそも軍事に詳しくない人や興味のない人は戦記物を楽しめないと思います。 自分は軍事物が苦手なので、余り楽しめませんでした。
軍事に詳しい人ならきっと楽しめるのではないでしょうか?
・キャラクターは立っているか
キャラが立っていると思いますが魅力的には見えませんでした。
戦記物でキャラが立っているかどうかって重要なんですか?お聞きしたいです。
戦術や戦略とかの方が重要だと思うのですが、どう思われますか?
・ストーリーの流れの破綻は無いか
破綻はないように思いました。
・文章力はどうか
悪くないと思います。創発板の職人なら書けて当然のレベルだと思います。
・最後まで読める内容であるか
感想が欲しいとの事でしたので最後まで読みました。
自分でお金を出して読みたいとは思いませんでした。
簡単な感想を書きます。
自己完結してしまっていると言うか、自分が書きたい物だけを書いているんだなあと思いました。
結果読者がおいてきぼりになっているように感じました。
軍事が好きな人には楽しめるとは思います。
質問なのですが、軍事に詳しくない人を楽しませようと思っているのですか?
それって不毛な気がします。
だって軍事に詳しくない人は軍事に関しての常識を知らないですもん。
初心者にたいしての説明を増やすより、軍事に詳しい人が思わず唸ってしまうような
戦術とか戦略とか蘊蓄を増やした方が良いような気がします。
軍事に詳しい人に感想を求めてみた方が良いと思います。
例えば軍事板とか。
感想ありがとうございます
>>36 テキストに関しては私のミスでした
プロローグは説明を殆ど省いて戦闘だけを行い、読者に「なんで戦争してるんだ?」と思わせ、第一章の冒頭で・・・うーん、これでも設定詰め込みになりそうだ
設定を説明するバランスの取り具合は本当に難しいです
軍事関連については私が読者層をどこに設定するのか考えていなかったことが問題ですね
一見さん向けに簡素にするか、それともそういった読者層に向けて多めの説明を入れるか、どっちがつかずになってしまいました
>>37 キャラは狙ってやってはいないです 多分、自分の理想像になるキャラクターが根幹にあるのが原因だと思います
やっぱり読者層を絞っていなかった、自己満足の方向性が強かったのが大きかった・・・と思ってます
>>39 >戦記物でキャラが立っているかどうかって重要なんですか?
ラノベ的な要素も入っているので、立っていないよりは立っていた方がいいと考えたんです
>軍事に詳しい人に感想を求めてみた方が良いと思います。
近いうちに軍事板で聞いてみようと考えています
プロローグを修正してみました
プロローグ
少年達は胸に自動小銃を抱えながら大地を駆けていた。
「前進!」
水平線から夥しい数の影が現れた。
車体に歩兵を纏った戦車だ。
濃緑色の戦車が停車すると、埃を振り払うかのように兵士達が散開した。
滅多に壊れない短機関銃を持ち、茶色い戦闘服を着、薄汚いヘルメットを被った敵兵もまた少年の姿をしている。
「敵だ!」
双方の少年達は発砲を始め、若い兵士が一人、また一人と撃ち倒されていった。
「対戦車戦闘用意!」
下士官と大して年の離れていない小隊長が叫ぶと、兵士達は大粒の脂汗を額に滲ませながら対戦車ロケット砲を準備した。
「撃て!」
刹那、乾いた砲声が戦場に轟く。
「なんだ!?」
撃たれた戦車が炎上、車体から砲塔がずり落ちた。
「ティーガーだ!」
大地を揺るがして進む直線的なデザインの戦車の姿に兵士達は狂喜した。
虎と名付けられた重戦車に対し、兵士の誰もが希望と勝利の象徴として信頼を寄せている。
ティーガーに搭載された八十八ミリ戦車砲が唸りを上げるたび、敵戦車は次々と爆炎に包まれていった。
敵戦車の爆発が周囲の敵兵をズタズタに引き裂く。
敵兵は算を乱して、戦車は身動きの取れない負傷兵を踏み潰して後退を始めた。
「いいぞ! 追撃する!」
最も前進していた数名の兵士が両断されたのは、その直後だった。
左右に分断された肉体が湿った音を立てて地面に崩れ落ちた瞬間、勝利に目を輝かせていた兵士の多くが凍り付いた。
「ウェーバーとヒッケルが!」
「畜生! 敵はどこだ!?」
兵士達は荒々しい声を上げながら四方に散開した。
小隊長はティーガーによじ登って砲塔から身を出した戦車兵と激しく言葉を交わす。
「一時撤退するぞ。無線を……」
戻ってきた小隊長が無線兵を呼んだ刹那、頭が消えた。
何か高速のもので吹き飛ばされたのだと他の兵士が理解できたのは、肉片交じりの血霧が風に流されていくところを見たからだ。
異変は続く。
青い光の矢が垂直にティーガーの車体後部を貫いた。爆発で吹き飛んだ砲塔が地面に叩きつけられる。
黒煙と炎が生暖かい風によって流された後、女が現れた。
ロングコートに似た黒い戦闘服。
肩には中世の騎士にも似た防具が備えられている。
リュックに近い形をした装備を背負い、装備の排気口らしき場所から絶えず青い粒子を放出していた。
右手には異形の銃器を持っている。
琥珀色の瞳は不気味に輝き、死臭交じりの風で濃紺の髪が靡いていた。
「ま……魔女だ……魔道兵だ……」
戦場にいた兵士全員が心胆を寒からしめられた。
魔道兵――それは敵に所属する常人、ならざる力を持った女兵士達の総称だ。
「撃て!」
恐慌と絶望が瞬時に訓練された兵士達を支配すると、自動小銃から戦車砲まで、ありとあらゆる火力が魔道兵に差し向けられた。
必死に引き金を引く兵士達をあざ笑うかのように魔道兵はことごとく攻撃を回避した。
狙い通りに発射された僅かな弾丸でさえ四方に展開した粒子の壁で阻み、背中の排気口から青い光を噴射して射線から身を逸らした。
にやりと魔道兵は笑う。
琥珀色の瞳が輝き、右手に携えたライフル状の兵器から光弾を放った。
瞬間移動にも似た機動で放たれた光弾は、寸分の狂いもなく目標を捉え、兵士の頭を吹き飛ばし、胸に大きな穴を開けたが、重戦車の分厚い正面装甲までは破ることはできない。
ティーガー戦車の砲塔前面に命中した光弾は弾かれ、地面を抉る。
それを見た魔道兵は背中から粒子を激しく噴射、爪先が地面を擦るほどの低空で戦車に肉薄――右手にエネルギーを集中させ、一気に戦車の前面装甲に突き入れる。
砕け散った装甲が爆砕し、エネルギーの余波が戦車の車体後部を突き破って車体そのものを爆発させた。
「畜生!」
生き残った兵士が魔道兵に対戦車火器の集中射撃を浴びせたが、それは金色の閃光によって阻まれた。
「増援!?」
悪態をついた兵士の首が飛び、血の橋を作って地面へ落着する。
新たに現れた魔道兵は血の池に静かな動作で爪先を降ろした。
こちらも黒いロングコートじみた戦闘服を着、背負い物から青い粒子を絶えず放出していたが、左右に小さく揺れる髪は艶やかな金髪で、顔立ちは柔和なものだった。
「反撃を……!」
生き残った兵士達が幾十もの銃口を向けた時には、既に魔道兵の右腕が大きく空に向かって振り上げられていた。
右腕には魔道兵の身の丈ほどもある大剣が握られ、真っ直ぐに伸びている。
金髪の魔道兵は殺戮者の名を欲しいままにした。
巨大な刃が兵士の眉間を貫いて頭蓋骨ごと脳を破壊したかと思えば、別の兵士の口に刃が突き刺される。
そのまま喉、胴、股にかけて切り裂く。散った腸や血、肉の中で金髪の魔道兵は死の舞踏を踊り続けた。
「あいつら、あいつらまともじゃなねぇ! 狂ってやがる!」
殺戮の一部始終を塹壕から見続けていた一人の二等兵が血相を変えてその場所から逃げ出した。
このまま戦ったら間違いなく殺される!
立ち向かうという選択肢はもうどこにも存在していなかった。
生身で空を飛び、戦車を破壊する化け物をどうやって倒せばいい!?
肉に何かが突き刺さる音が聞こえて横を見ると、応戦していた戦友の頭に長刀が突き刺さり、血液の噴水を上げていた。
全身に返り血を浴びた二等兵は嘔吐感から口を押さえ、その場に蹲った。
今まで生死を共にしてきた戦友の死を目の当たりにして二等兵は発狂しそうだった。
「畜生……」
涙で潤んだ視線の先で、紺髪の魔道兵が得物を片手にゆっくりと歩を進めていた。
端麗な顔には汚れ一つ無く、まるで地獄を闊歩する女神の姿にも見える。
まるで優美でもあるその姿に二等兵の恐怖は頂点に達した。
ホルスターから拳銃を抜く。セイフティを外し、銃口を迫ってくる魔道兵に向けた。
「殺してやる! ぶっ殺してやる!」
叫びながら引き金を引き続けた。反動で肩が揺れる。空薬莢が煙の尾を引いて、跳ね落ちる。
弾丸の全てが魔道兵の周囲に漂う緑色の結界によって阻まれる様を見た二等兵は音を聞いた。
自分の頭蓋が打ち砕かれて、弾けた脳漿が辺り一面に飛び散る音を――。
こんな感じです
どうでしょうか
感想が欲しい気持ちは痛いくらい分かるけども既に腹いっぱいだよw
>>44 そろそろ新しいもの書き始めた方がいいのかな・・・
さー?それは自分の判断でお願いします
ただ、個人的には別のものを読みたいヅラ
間違い探しををしたい訳でもないしねえ。
だねぇ
ただ答えは分かってるんじゃないかとも思う
欲しいのは後押しじゃない? とか生意気なことを言ってみる
小説は同じものをずっと練り直してるより、新しい作品に
どんどんチャレンジした方がスキルアップになるってどこかで聞いたズラ
51 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/01(日) 22:03:17 ID:kI2Q5zm9
先程も感想を書きましたが、今度はもう少し細かく批評してみますね。
少年達は胸に自動小銃を抱えながら大地を駆けていた。
「前進!」
水平線から夥しい数の影が現れた。
車体に歩兵を纏った戦車だ。
濃緑色の戦車が停車すると、埃を振り払うかのように兵士達が散開した。
滅多に壊れない短機関銃を持ち、茶色い戦闘服を着、薄汚いヘルメットを被った敵兵もまた少年の姿をしている。
まずはここまでの文章。
胸に自動小銃を抱えながら大地を駆けていた少年達の描写が薄すぎ。
もうちょっと描写して欲しいな。
急に「前進!」って言われても、少年達の誰かが言ったの?それとも敵が言ったの?
はっきり言って混乱します。
原因は視点かな?折角のモノローグなんだし、思い切って名も無い兵士の一人称にして
現在置かれている置かれている状況の説明しちゃえば?なんて思います。
戦う理由でも良いし、駆けている理由でも良いし、天気でも、現在の心境でも良いし。
埃を振り払うかのようにとあるので天気は少なくとも悪くは無いとは思うけど。
雨だったら描写が適切ではないですからね。
いくら比喩とは言え、雨なのに晴れっぽい描写(雨なら埃はたたないよー)をしては興ざめ。
雨ならもっと相応しい書き方があるはず。
うーん、ちょっときついかなあ。
とりあえず言いたいのは、頭の中にある内容をまずはきちんと文章にしなきゃ!ってこと。
読者は文章を読まなきゃ貴方の書きたい事が解らない。
貴方の頭の中を覗く事は出来ません。
自分だったら2レス目ででてくる少年(殺してやるーと叫ぶ子)をメインに据えるかな。
一人の少年兵が見た戦場。圧倒的な強さの魔導兵。戦場で散ってゆく命の儚さ。それが当たり前である現実。
これらを丁寧に描写してみるかな。書いてみたら面白そうかも。
とりあえず、自分の書きたい事を整理してみて?
掴みは大事。軍事に詳しくない人は基本的に軍事に疎い。
戦車の色が何色だろうと機関銃が滅多に壊れるとかには余り興味ない。
それより戦場に身を置く少年の心理とかの方が興味あるんじゃないかな?
だって余り有り得ない事だと思うよ?
歴史上では例は幾つもあるかも知れないけど、そう言われても、「軍事に詳しい人は物知りだね」って思う位。
軍事に疎い人に戦記物を読ませる意味を考えてみて下さいね。
拙作は稚拙ですがお願いします
いづかたの 雲を見ておもい なやむれば 咲くる梅のにも きたるはるかな
あかねさす たそかれとなむ むらさきの くれるゆうひに そめるほほかな
足引きの 山の瀬川原 ふみいれば 八重や九重 綴るふみかな
2つめがひらがななのは意味があるのかな
色をたたみかけ、さらにひらがなでやわやかな感じを出して最後にほほにたどり着くという手法と見たがどうだろう
枕詞をうまくつかってたりするのがいいね
次あまり部分があるのは好みが分かれるところだね
っと、えらそうなこと書いてみたけど俺和歌詳しくないお><
二つ目が平仮名なのはひらがなのやわらかさをだすのと、黄昏と誰そ彼という言葉を掛けてるから
感じにするとこう。
茜差す 黄昏(誰そ彼)となむ 紫の 暮れる夕陽に 染める頬かな
たそかれで黄昏と誰そ彼は基本だね!
そっか、そういう意味もあったのか
批判気味になっちゃってもいい?
>>57 こんだけのボリューム(量、厚みとも)で戦闘シーン続けられるのはゴイスーだとおもた
・状況は伝わりやすいか
カタカナ固有名詞だらけなので、0080から逆シャアまで把握してないと厳しいぽいなあとはおもう
投下先がガノタのすくつなら問題ないのかもしれん
艦艇やら兵装の描写がいちいちいかにもそれらしくて、ガンダム小説っぽい臨場感があったっす
・文章は装飾過多じゃないか、読みやすいか
読みやすいね、ふつうにガンダムエース載っててもおかしくないw
・単純に面白いか
おもしろいね、ふつうにガンダムエース(ry
続きを期待したい
戦闘描写いいね、交戦距離の扱いがガンダムらしくなく近現代戦モノぽくて、むしろガンダムとしては新鮮
ほぼ現用兵器の交戦距離に準じてるような気はするけど、それがわかりやすいっちゃわかりやすいっす
あと「修復の意味をなさないほど」とか「彼ら、彼女らの時間は終わりを告げたのだ」なんてのは佐藤テイストねw
まあ言い回しを借りてるだけで状況を使っていたりは一切しないので、鼻につくってことはない
好きなんだろうなあとはおもうw
目につくアラとしては、まだ誤字やら推敲の甘い部分やらはあるかも
これほどの分量だから大変だろうけどがむばれ
>>61 ありがとうありがとう
ガンダムっぽくてミリタリーっぽいのが伝わってれば、
こちらとしてはこれほど嬉しいことは無いぜ
交戦距離はよく分からなかった+距離の描写をしないで書くほど技量がなかったので
そのまま借りてきました。分かりやすければ幸い
佐藤はやはりばれたかwwうん、大好き。早く皇国の続きを……
実は他にももっと色々借りてきてたりします
誤字他は一杯ありそうなのでこれからがんばりまする
いやまあ、靖国に向けて→ヴァルハラに、というのはあったっすねw
一切ないは言い杉たかもしれんwww
そう、一切ないわけじゃないんだぜwww
色々下りなんかも似たようなの(まんまなのも)がちらほら……
しっかし、よく知ってらっしゃる
佐藤信者は読むべき新刊がなくて繰り返し既刊読むから、みんな本文そらんじてる率高いです><
ねーよwwwと言えないのが怖いところだよな
珍走とかいって機能しなくなってるかと思ったら不通に動いて手ワロタwww
明日読みます
>>57 ・状況は伝わりやすいか
ある程度知ってるなら、脳内再生余裕。もっとアバウトでもいける
知らないなら、意味不明だと思う
・文章は装飾過多じゃないか、読みやすいか
読みやすい。むしろ、もっと装飾しちゃっても読めたかもしれない
・単純に面白いか
おもしろい
プロローグで引っ張られるし、オチも良かった
この戦闘シーンならもっと読める
普段かったるくなって読み飛ばしたくなっちゃうような所がちゃんと読めた
すげぇ残念なのが、面白い、恰好良い場面での誤字
盛り上がる所で「あれっ?」ってなっちゃうのは、ね
いや〜、しかし面白い。GJでした
ID変わってるけど私です
>>68 感想ありがとうございます。
ガンダム分かる人なら結構読めるってことか。確かに知らない人には無理だとオモタ
そんなに褒められると嬉しすぎて想像妊娠しそうです。
誤字はもうね……根気よく直しますw
70 :
◆W6r3EkuG1Y :2009/03/03(火) 13:10:50 ID:4GSZ2/x8
>>70 基本的にさっぱり読めて凄くいい
気になった所も結構あるけど
・面白いかどうか
クローバー、というタイトルでこの落とし方は凄く綺麗で素敵だと思う。これ大前提
でもオチ以外の部分でのクローバーはちょっとくどく感じた。特に鍵
主人公が特にクローバーが好き、という話もなかったので、作者の都合に感じられる
無理に出さなくて良かったと思った。四人家族の象徴としてはいいと思
・文章力
気になった言い回しだけ
>いつもならフレームの真ん中に居た、この部屋のもう一人の住人でもある被写体は、二ヶ月前から僕の構えるカメラに写らなくなってしまった。
写らなくなった、って変じゃない? 意味合いとしては「そこにいるけどカメラには……」とかそんなホラーな感じに
普通に「いない」とかでいいんじゃないかと
誰か死んだのか? っていう引っ掛けを演出するなら二行目で十分に感じる
>そして、この後は僕が新しく暮らす事になる部屋で朝まで騒ぐ、なんて事を勝手に決めていた。
「勝手」が三回目で、使う時にちょっと工夫が欲しいかも
>未だ考えられない頭のまま包装紙を取ると、中にはクローバーの描かれたアルバムが入っていた。
考えられない、に違和感が
・話が破綻していないか
ないこともないかな、っていう部分が多くてにんともかんとも
一番気になったのは、部屋を真っ暗にして黙って待機していた友人達。想像すると異様に感じてしまった
加えて気になった点として、
・家主抜きで引越し?
・鍵開いてて中真っ暗でも「無用心だなあ」で済ます主人公
・トラックと靴どこいった
上二つは特に気になった
時代が書いてないから現代で想像しちゃうと、不審に思った時点で主人公が携帯を使わないのも不自然かなと
その辺がしっかり書いてあるとなお良かったとおもう
・その他
特にないなあ
面白いけどまだ詰められるかな、って感じの作品だった
でも十分読めると思うよ!
>>71 おお、感じてたけど自分じゃ分からなかった違和感の原因が分かった気がします
指摘が物凄く分かりやすくてしっくりきました
読んでくれた事とあわせて、ありがとうございます
言われてみれば推敲不足、作りこみの甘さが目立ちますね、精進します
フルボッコかと思っていたら、お褒めの言葉も頂けて驚きでした
次回創作・推敲する時の参考にさせていただきます
その時はまたこのスレにおじゃましますね
今更気付いたけど1の部分がごっそり抜けてた……
うわぁ。なんてこったい
中学生が考えたようなネーミングが痛いです
固有名詞を見てるだけで苦笑いしてストーリーが記憶に残りません
>>25遅くなったけどやっと読めたよ
・単純に面白いか
面白いストーリーだと思いました。
ただ設定がごちゃごちゃしすぎていて、ちょっと読むには辛い部分もあります。
スレの縛りもあるとはいえ、削れる部分は削って読者の心に残る対象を絞った方がよかったかもしれません。
・軍事をあまりよく知らない人でも楽しめるか
じつはあまり……。
たとえ読者が軍事に詳しくなくてもこの小説の肝はあくまで軍事であると思うので、もっと単純化して描いて欲しかった部分です。
・キャラクターは立っているか
前半部はとても丁寧にキャラを描写している印象を受けました。とてもいい感じ。
ただ中盤から終盤にかけては、逆に急ぎすぎているんじゃないかとも思いました。
安易なパロディネタはなるべく控えてくれた方がよかったです。
・ストーリーの流れの破綻は無いか
前項のパロディとも関わるのですが、前半と後半でテンションが違いすぎていて困惑してしまいました。
これはギャグ小説だったのかと思ったほどで、正直いまでも物語全体がシリアスなのかギャグなのか掴みかねています。
・文章力はどうか
うまいと思います。文脈が長くなりすぎて日本語が破綻している部分もありましたが、伝えたいことは大体伝わる感じ。
けれど全体的に余裕というか遊びがないとも思いました。文章の一節を取り上げてみて、それが面白くない。比喩表現などをうまく活用してみてはどうでしょうか。
逆にクーデター時の人間の動きなど、ここは具体的に描写すべきという部分が詩的というか比喩的になりすぎて、よくわかりませんでした。
その辺りのバランスが非常に読みづらかったです。
・最後まで読める内容であるか
文章や物語全体から急いで書いてる印象を受けたので、もう少しゆっくり書く、見直しに時間をかける、などをした方がいいです。
なお、ネット創作において長編は基本的に読んでもらえないものである事は十分に心得て下さい。
世のネット創作者は読みやすい短編を沢山書くなど、読者への信用を積み重ねてようやく長編に手を着けるものと思います。
なので次回またこのような長編作品を書いたとしても、同じように読んでもらえるかは難しいと思った方がいいです。
この長さは正直かなり辛かったので。今後はもう少し読者を意識して書いてくれるとよいと思います。
酷評気味になっちゃいましたが、以上です。
78 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/26(木) 09:46:40 ID:YySqOM8L
1こ目の序盤と、最後の短編だけ読んだ。
うーん…
先に言っておくけど、私は東方を一切知らない。ゆっくりの元ネタでゲームらしいって位しか。
だからこそ、の意見もあるんだろうけど感想を述べる。辛口に聞こえるかもしれない意見です。
れいむを元気づけようと冒険に出ることにしたまりさの話、は話の筋は面白い(面白そう)。
前向きで冒険のわくわくもあって、読後感はけっこう良かった。
…なんだけど、文章自体がちとマズいと思う。スカッとはしない。
ひねくれるうんぬんの前に何も書いてないじゃん、みたいな感じ。
例えば病院がこじんまりした療養所か、近代的な大都会なのか、
舞台となっているのはどんな街並みなのか…現代日本のどこかか、ファンタジーか、
自然が多いのか、病院という施設があるようだけどゆっくり以外の生命体はいるのか…。
読んでて、頭に情景が浮かぶということが全然なかった。
読んでる人は書かれてることしかわからない。たぶん書き手の頭の中にはある程度あるんだろうけど、
書いてくれないとわからん。
勿論そこを凝りすぎるのもまずいんだろう。
でもこれは削ぎ落としすぎに感じた。読みづらかったくらいだ。
例えるなら、これはお酒じゃなくてただのアルコール。
前後編のやつの最初の東京の描写みたいなのをもっと入れて欲しかった。
例えばまりさが桜の気に登ろうとするシーンで、
「ピンク色の桜が、きらきらと日の光を反射する小川の横にずらりと並ぶ。」って一文があれば
よく晴れてるんだな、とか、桜いっぱい植わってるのか、とか川は小さいんだな、とか
自然と伝わってくる。そういうのがもっと必要だと思う。
面白いか面白くないかで言ったら、面白くない。
読んでて場面・光景が頭に浮かばないから、わかりづらくて面白さが味わえない。
キャラ崩壊については、完璧別人だと二次創作の意味が無いと思う…。
冷酷が嫌ならそいつで書かなきゃいいじゃん。一次創作でいいじゃん。
面白けりゃ別人で良いなら二次の意味はないわけで、冷酷なそのキャラが好きな人が読めば
そりゃあ一言いいたくもなるよ。と思った。
オリジナルだとゆっくりがらみの設定が、というなら
創発にはオリキャラがしゃしゃってる二次の受け皿もあるから、冷酷キャラだけ
完全オリキャラにして(具体的には名前と見た目設定を変える)、そこに投下という手もあるよ。
>>78 読んだ。正直に言うと面白くない
レスが知らず刺々しくなってしまったので先に謝っとく。スマネ
まず浅草について
>>79に言いたい事は殆ど言われてしまっているが、まず場面が大事にされていないよね
浅草ってのは雷門と名物の食物があれば成立するよ! と言わんばかりに何も無い
例えば俺は地方に住んでて、深夜にちょっと雷門を見に行った事があるけど、
・異様に大きくて存在感がある
・奥に続く道と相まって独特の雰囲気がある
・赤に黒で大きく「雷門」って男らしい!
ぐらいの感想はあった
東京でグダグダしていたさっきゅんが浅草で新しい東京の『文化』に触れる、というシーンなのに、
ただ「雷門まで来た」で済ますのは酷いわな。全体的にそんな手抜きに近い雰囲気を感じる
「小説」として読みに来てる以上、やっぱり文章的な面白さが欲しいわけで
そういう面で見ると、後編なんかただのもんじゃ焼き講座か何かにしか見えない
やっぱり浅草という街の楽しさとか食べ物のおいしさを、単語じゃなくて文章全体を使ってめいっぱい表現して欲しいと思う
Pollyannaについて
まりさの一人称と三人称が混ざりまくり。これはいくらなんでも論外。どちらかに統一する
後は大体浅草と同じ感想。こっちがややマシかな
内容はについては導入とか強引だったかなという感じ。同時進行で進んでる二つの話の繋がりが理解しにくかった
後はまあ、日本語のおかしなところもちらほらあって、推敲してみたら? と思うところとかあるけど、
そこはこのスレでも時々言われてるように、数をこなすのと、本を読むので徐々にレベルを上げていけるんじゃないかと
本を読むというのも、学び取るつもりで読まないとダメだけどね、というのが感想だった
まあさ、しかし正直その辺はどうでもいいよ。二次創作で重要なのは愛だし
下手でも作品をよく見て、特徴を捉えて、キャラを動かした! っていう臭いが感じられれば文章クソでも面白いもんさ
勿論上手いに越した事はないけど
で、備考にわざわざ書いてあるけどあえて言わせて貰うが、この作品はどう考えても東方の二次創作じゃないだろ
キャラが全員明らかに掴めてない
浅草のさくやさんが東方紅魔郷の十六夜咲夜だというのなら、このさくやさんはどこが瀟洒なのか
キャラクターを独自の視点で解釈するのはいいけれど、それでも崩すべきではない最低限のラインってのがあるだろう
少なくとも「暖かい人にしたかった」で済ますには酷すぎる。原作のキャラが欠片も残ってない
二次創作は前提となるキャラがいるわけだから、「設定」「性格」「背景」でもなんでも、そのキャラを形作る骨組みを蔑ろにしてはいけないわけで
あなたの「さくやさん」は少なくともメイドではないし、残酷だったり瀟洒でもないし、ザ・ワールドが使えるわけでもない
元の設定を土台にしつつ、明るいキャラを書いたかといわれるとそうでもないし
魔理沙と霊夢は百歩譲ってギリギリまあなんとか、としてもやっぱりキャラは変だし
舞台も、何故か東京にいたり家族がいたりで、幻想郷と関係なくね?
それじゃ二次創作としては認められないでしょ。ご飯差し出して「これはパンです!」って言っているようなもの
そこのところの認識を改めないと、二次創作の作者としてやっていけないよ。絶対。それだけは頭に入れておくべき
とりあえずそんな感じ。原作や二次創作のSSをもっと読んで、キャラを掴んでからチャレンジすべき
でも正直一次創作のほうがあなたにはいいと思う
>>78 上二つを拝見した。
「ちい散歩」のゆっくりバージョン、東京散策ツアーといったところだろうか。
企画としては面白いし、発展性もあると思う。
食べ物に関する部分への力の入りようが凄い、小説というより体験ルポを読んでる気分だ。
実際に食べ歩きが趣味なのではなかろうか、かなり強いこだわりが感じられる。
反面、上の方々も述べているが、食べ物以外の部分が少々おざなりに感じる。
あくまでテーマは「名物を食す」というところにあるのかもしれないが、ご当地の気分を
味わってもらえるような臨場感あふれる作品としたいなら、その町の風景や空気、人々の
様子なども意識して描く必要があるのではなかろうか。
まあ長く続けられる企画だと思うので、試行錯誤しながら良い作品を目指してほしい。
>>78は創発のどっかからのコピペっぽいけどどういう事情?
>>1を見るに別のスレに投下した分もおkみたいだよ
>>82 ここの
>>18のテンプレを利用しようとコピったら、うっかり名前欄まで転載してしまったものかと思われ
86 :
創る名無しに見る名無し:2009/04/09(木) 00:19:57 ID:a3xowFu9
悪いけどギアス自体見たことない
>>85 前書き:コードギアスはアニメしか知らないです
二次創作としては、かなり面白いと思いました。
というのも、アニメのコードギアスしか知らないためか、キャラクターの描写がキャラによっては物凄く雑だと思ってたりしたからです。
なので、投下されたものを見て個別のキャラの視点からストーリーを追わせていくというのはコードギアスの二次創作ではかなり有効だと感じさせられました。
本編ではキャラが本心を語る部分が少なく、あってもアニメーションという映像も込みの作品なので結構表情に頼ってたからです。
勿論それが悪いこととは言いませんが、どうしても文章媒体と比較してしまうと描写が薄くなりがちですからね。
今回投下されたものに関しては、各キャラクターの視点からのもののため、1つの事象が色々な側面を持っているという面白さもありました。
加えて、二次創作ならば大なり小なり必ずと言って良い程あるキャラクターの改変も、気にならない程度のものでした。
むしろ、作者さんの書き方とストーリーに合わせて少し恰好良い目に改変されているのが小気味良かったです。
しかし、残念ながらどの媒体にしろコードギアスという作品を知らない人には一切面白みの感じられないものになってます。
まあ、二次創作で真面目な話をやろうとするとそれも仕方が無いし、知らない人にも楽しめるように書くとなると量が膨大になるか、
かなりの垂れ流しをしなければならなくなっちまいますからね。
本当に個人的なことなら、その1の冒頭部分からの再現でニヤリとさせられました。
けれど、心の声での一人称が“僕”になっていたので、「こいつがライって奴なのね」「ナナリー主義者すぎね?」とも思っちまいました。
そうなってくると、再現の部分の最後の見せ場がガッツリ予測出来ちゃったりするんでそこがちょっと残念かなぁ、と。
ナナリー主義者に関しては、ライというキャラクター&現在投下されている以降の部分に何かあるのかな、けれどわからないや、って感じです。
文章としては、読み易いけど微妙に気になるところが。
疑問符や感嘆符の後にスペースを入れているので読みやすかったんですが、
細かい部分を言ってしまうと三点リーダやダッシュが奇数で用いられていたのでなんとなく違和感を感じました。
ぶっちゃけ気にしないなら気にしないでも良いんですが、意見が欲しいってことなんであえて触れてみました。
あとは、一人称視点の文章でちょっと起こってしまいがちな、キャラクターの独白のようなもんなのに、
作者さんの書きたいもんが入り込んできちゃってる、ってのが散発的にですが見受けられました。
物凄く乱暴だけどわかり易い言い方をするなら、「〜〜はこんな事言わない!」ですね。
それは勿論、元キャラが言わないってのじゃなく、この話のために修正されたキャラクターが言わない・考えそうにない視点が入り込んでるって事です。
あまりそれが多くなってくると、こういったキャラクターに主点を置いた書き方の場合だとサクサク読むのが難しくなってきちゃうと思います。
しかしながら、それも読んでいて面白いと思っちまったのもどうしましょうかねぇと言った優柔不断のギアスです。
あ、二次創作だから知らない人はわからないってのは承知していられると思ってます。諸々の固有名詞とか色々な説明をはぶいてるのはそういう事かと。
文章として面白い部分もありますが、元作品を知らないとちょっと厳しいかな。理解は幸せ。
全体としては、続きまだ? です。
長ったらしく書いちゃいましたが、ゲームを知らないのにアニメの方を知ってるだけで楽しめました。
すんごくテキトーに思ったのは、疑問が浮かんだ状態で書き続けるのはめっちゃ大変な位風呂敷が広がるからだろうな、ってのです。
一応、現在の最後の部分まで通して読んで見ましたが、アニメ本編の時系列とか事象が微妙に前後させたりしてるので、
ほぼアニメ二期のリライト+ライという主人公+ルルー死ュってのもあってすげぇ大変な作業になると思われます。
シーン的にも、ここまで書いたら今後入れなきゃ駄目っぽいなぁってのがありますしね。
ですが、ここまで読んでしまったのなら是非続きが読みたいってのが正直な所です。
こんだけ丁寧にやられてるもんであれば、二次創作というよりも1,5次創作と俺は思っちゃいますもの。
後書きの作者さんとジョイくんの漫才はクスリときました。
後書き:ゲームを知らないのに長くてすみません
>>88 読んだ。絵本調、っていうのは凄く上手くいっていると思う。楽しく読めた。
ただテーマがはっきりしない感じがする
その辺含めて気になったところを挙げてみる
・繰り返しが多いかも
絵本調とはいえ、ちょっと多すぎるように思った。読み聞かせならいいかもしれないけど、
読む分にはちょっと気になる
・説明しすぎじゃないかと
ストーリーに息子とおばあさんが殆ど関わらないから、おじいさんが昔から一人で住んでいた事にしてもいいと思う
あと、灯台が無い場合の説明も、「ぶつかったり」で十分な気がする
・テーマ
申し訳ないけれど、何を主旨としているのかが分かりづらかった
「おじいさんがいなくなっても、灯台は海を照らしている」という終わり方だと、
機械に取って代わっても一緒、みたいな雰囲気になって残念な感じがする
おじいさんが灯台に尽くしたことに対して報われた部分が無いので、
ハートフルなお話にしたいのであれば、何らかの形でおじいさんを消化してほしく思った
わざと狙ってこういう風に書いたなら、伝わり難いけど面白いとは思う
そんな感じで
感想ありがとうございます。
絵本のわりに漢字が多いと読み返してから気づきました(;´∀`)
主旨としていることは「平凡だけど幸せな人生もある」ということです。
誰かの役には立っているけど、みんなそれをしているのが誰かかはわかりません。
また、一つの仕事を誇りを持って成し遂げたら、その達成感が対価になるので文中で明言はしなくていいと思いました。
愛は対価を期待するものではないと思うのです。
光っていれば灯台は同じかもしれません。
でもそれはあくまで灯台の役割であって、おじいさんの役割ではありません。
灯台守という役割を一生かけて果たしたから、おじいさんは幸せだったと思うのです。
あと、最後の船乗りは息子です。
やっぱりここは明言しないと伝わらないですね(;´∀`)
あ、やっぱそうか>船乗りは息子
なんとなくそうじゃないかなーと思いながら読んでたw
でも書かないと絶対分からないと思うよw
>>88 こういうの好きです
直接息子だと言わなくても、それとわかるような特徴を示せば
ちょっと粋な演出になるんじゃないかと思うお
感想ありがとう(*´∀`)
また何か浮かんだら書き込みにきます!
軍事知識皆無の俺が読んでみたぜ!
ちなみに、ベースとなった
・単純に面白いか
普通に面白かった。
雰囲気はかなり好みだよ。
・文章におかしな所は無いか
あまり拘らない性質なのでもしかしたらあるかもしれないけど、
自分が読んだ限りでは特に気になる所はなかった。
・物語としての完成度はどうか
うーん、正直、実在の戦闘機の擬人化である必然性が、
流れの中で感じられないというか。もしかすると、実在の戦闘機の
知識がある人からすると、各所でニヤリと出来たのかもしれないけど、
そういった知識の無い俺には、ファンタジー色入れて、軍人女の子の
お話として作った方が良かったんじゃなかろうか、という風に
思えてしまいました。旧日本軍想定だと、それはありえないだろうから、
相当ファンタジーに持っていく必要がありそうだから、書こうとしている
ものとは全く別物になってしまうんじゃないかとは思うけど。
・より多くの人に読んで貰うための改善すべき点
多くの人に読んでもらうという事だけを目的にするなら、
史実上の機を擬人化するのではなくて、上でも言ったけど
ファンタジーな形で軍人女の子のお話として書いた方がいいと思う。
あるいは、どうしても史実の機を擬人化する事に拘るなら、
あえてその擬人化については伏せておいて書いた上で、
最後に種明かしをできるような展開にするとか。
それとは別に、花見については元よりファンタジーな展開なわけだし、
水上機達が桜を目にする機会が、何らかの理由づけと共に
設定されてたりするといいんじゃないかなぁ、と。
ただ何となくファンタジーに花見しました、ってだけより、
“実際の水上機達に置き換えた場合の理由”が、何かあった方が
いいと思う。そこは無論、フィクションで構わないし。
荒唐無稽を徹底してファンタジー路線にするか、
史実路線に進路を定めて、よりリアル路線にするか。
どっちかに寄った方がはっきりしていいんじゃないかな。
取りとめの無い感想で申し訳ないが、そんな風に感じました。
あ、二行目は
ちなみに、ベースとなったスレの方はしっかり読んでないです
って書こうとして途中で送信しちゃったw
97 :
94:2009/05/11(月) 01:39:23 ID:JvIp0sI6
>>95-96 なるほどありがとうございます。
確かに今のままでは何故このテーマを選んだのか
誰に読ませたいのかあやふやだと思いました。
各機体の設定やお花見に行くという話は向こうのスレを踏まえつつ
膨らましていったのですが、元ネタを知らない人以外には意味不明な訳ですよね。
今思うとむしろ軍事知識のある人の方が厳しい意見が返ってくるかも知れません。
×元ネタを知らない人以外には
○元ネタを知らない人には
すみません…
ここって連載中のでもいいのかー?
どこで連載してるのか示せばいいんじゃないのかなー
そうなのか。あんがと。
ひと段落ついたらまた来よう
ちょwwネクソンクロガネって目次スレのあれかwwwよくぞww
俄然興味がわいてきたw感想つけるまでちょっと待っててね
>>102 やべえええwwwwww無茶苦茶おもしれえええwwwwwwwwwノリと才能への嫉妬を通り越して賞賛しか出てこないww
挿入歌? アリですアリです!! むしろ毎回楽しみにしてしまったww最高です!
伏線や引きの使い方も、読んでて「こうなったらいいなぁ」と思ってた王道を爆走していて爽快感! キャラクターもいちいち魅力的っす
敢えて気に入らない点を挙げるとすれば、目次小説スレと話タイトルが微妙に違ってることなどでしょうが、そんなの小さな問題ですw作者さんに葛藤があったことくらいわかってるさ!
ああ何故これを今まで俺は見逃していたのかw激しくGJです!
>>102 粗探しになってしまいますが、いくつか
第一話
>「……ところでネクソンって何じゃ?」
> ぼかーん。悪山の他愛もない問い掛けが、ワルレックスの大爆発に掻き消される。
この部分が前後の文から浮いているかな、という印象です。
第二話
> 彼の背後、木製の引き戸がガタピシと悲鳴を上げる。
> 悲鳴を上げるだけで、一向に開く気配はない。木は生き物である。悪山研究所内の部屋を行き来できるかは、その日の温度と
>湿度に掛かっているのだ。
これ以降のシーンでは悪山悪男とエリスは対面していないという認識で良いんですかね?
状況が明確に分かる一文が以降に添えてあると良いと思います。
第三話
>会心の戦闘挙動ならば幾度も実現できた。
えーと、ここで会心ができたらまずいんじゃないっすかね……。
言いたいことは何となく分かるんですが……
自分は悪くないけれどロボットがついてこない、とか表現を少々変えた方が良いかなと思ってしまいます。
それと
> 田所正男は、しばらく呼吸するのも忘れ、美化委員・悪山エリスが黙々と掃除する様を見つめていた。
>(俺は……今までロボットの気持ちなんてものを、考えたことがあっただろうか)
エリスは一言も喋っていないので、彼女が物を大切にしていることが正男に伝わる描写が欲しいかと。
個人的な感覚ですが、少々説明不足の部分が多いように見受けられます。
くどくなりすぎない程度に……というのが難しいんですが、省くべきでないところを見分けることができれば。
ノリは大丈夫です。むしろ好き。
歌に関しても問題は感じません。
以上です
↑は感想じゃないな……
色々言いましたが、お話は好きですし面白いと思います。
挙げた点も瑣末なことなので、下手に気にしてノリが悪くなっては元も子もありません。
なんというか、頑張ってください。
ありがとうございました
>>104 目次スレ時代のを見覚えていてくだすった方がいるとはw
身に余る好評価で、なんかすごい励みになりました。このエネルギイでがんばりたいです。
たぶん、あの目次とは全くの別物になると思いますけどッ。
本当にありがとうございました。
>>106 うむむごもっとも。
未知の必殺技(というのも変な話ですが)を手探りで開発していく中で、「満足いく動きをさせられる→でも必殺技としては不発」という
意図ではあるのですが、確かにもうちょっと気を遣った書き方も出来たかもしれません。
説明不足については書き込んでから「あーしまった。もう一文あれば・・・」と思っていたところもあり(ご指摘いただいた引き戸のとことか)、
今後はより読者の身になって精進したい所存です。
大変参考になりました。ありがとうございます。
>>102 1.楽しく読ませてもらった。こういうの、大好きだぜ。面白かったと思うぜ
2.これはこれでいいが、地の文が充分熱いからちゃんと描写してみても面白いかも。
3.特になし
4.カメラの眼には、悪の心胆を寒からしめる凄み。
この辺の名乗り(?)が毎回ちょっとづつ違うのが芸が細かくてニクイw
5.!←が足りない!多用すると厨臭くなるだろうけど、もうちょっと使ってもいいとオモタ
まぁ俺が真マジンガーに心酔してるだけなんだが。その名を!その名を!その(ry
6.続きも期待してます
>>108 気づくのに遅れました。申し訳ない。感想ありがとうございます!
4のような微妙なとこに気づいていただけるとすごい嬉しいもんです。
「描写」「!」とのアドバイスは、場面を見て生かして活きたい所存です。
あがってくハードルにうれしい悲鳴を上げつつ、以降もなるだけ早く仕上げたいと思いますので、
よろしければ今後も見てやってください。お願いします!
ここって他の板の創作上げてもいいんですか?
年齢制限ものはロカルでアウトだけどそれ以外なら注意書きして投下すれば問題ないと思う
>>112 ・単純に読み物として面白いか。
条件付ではまあまあ面白い。
・読みやすいか
装飾過多でもなく読みやすいことは読みやすい。反面やや面白みには欠けるか。でも及第点レベール。
でも二文目がいきなり「夢の内容はいつも茫洋として内容はつかめない。」なのはちょっと笑ってしまった。
細かい所はどうでもいいけど、まあ、誤字もそこそこあるってことさ。
・原作を知らない場合であればどうか。
キツイ。把握前提の作品。
例えば00の最後「新暦75年〜」の文章、原作未見者にはジェイルの人物も罪状も何も分からんぞー。
未見者にも読ませたいのなら、そういうところ以外にも要配慮。一応ガンダムSSのWikiなんだし。
・どういった部分が印象に残ったか。
デスティニーをMSではなくてデバイスにするというような所は、芸があると思ったな。
賛否分かれそうだけど、個人的には面白かった。
・アドバイスその他
シンというキャラクター、リリカル世界の設定のどこが魅力なのか、常に頭の隅に入れておきながら書いたほうがいい。
魔導師としての才能があるという設定にしてでもシンというキャラクターでなければならないというのなら、読者としてはそこに注目するだろう。
何にせよ書きたいものを書くというのは尊い行為である。
・これは無いな、というシーン
特になし。いちいち細かいツッコミをするような作品じゃない。
>>114 二次創作であることと、何番のレスから始まっているかは書いてて欲しかったです。
ついでなんでメモ
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1219992281/162 クロスファイアをはじめ、FF以外の作品は殆ど知らないということ前提で、
色々気になったところを突っ込んでみました。
全体的に
・時々口語で描写してるのが気になる。誤字脱字とあわせて可能なら推敲を
・鍵括弧の後は改行してもらわないと読みにくいかな。行数がかさんでもいいから改行を
・一行40〜50文字くらいの長さに統一すると読みやすくなる。右端に来るまで書くと長すぎて見るのが辛い
投稿前に専ブラのプレビューで確認してみるといいかも
1話
・異世界との差異をより強く感じさせるために、倉庫に行くまでの部分で「普通の世界」を強調するために
描写を少し挟んでも良かったかも。メインは異世界だから、あくまで添える程度で
3話
>「ふぅん、じゃあ仕方ないな、秋山って呼んでよ。秋に山梨で生まれたから。下の名前はあなたが好きに決めてよ」
常識的な対応じゃないよね。まして信用できるかどうか値踏みしている相手に言うセリフではないと思う
4話
・誰が何を言っているのかわからん。描写しないなら口調で分かるように。「つーことは」ってなんぞwww
5話
>怪物は死んだと思って立ち去るも実は生きて命からがらたどり着いたのでしょうね
文章がおかしい。「生きて」だと「実は」に掛からないから「生きていて」とかのほうが
>「それは神のみぞ知るところ、といったところです」
「神」の概念がないって4話で言ったばかりジャマイカ! ないならないでしっかり統一汁!
・会話が長すぎると思わないかね。そこのスレでもツッコミが入ってるけど、会話の合間合間で
描写を入れないと面白みがなくなるべ。医者の変な格好もまだまだ弄れるというか、これじゃ医者が異形である意味が薄い
>昆布まきのような姿
昆布巻きだけだと手抜きに思える。少し描写を挟むべき
>その時淳子の心に屍人に対する憎悪が芽生えた。
「その可能性も否めませんね」程度の触れ方だったのに、憎悪が芽生えて増幅されるのは、20歳前半にしては
安直じゃなかろうか。まして「先生」は美伽の知り合いなのだから、憎悪を燃やすならもう一工夫欲しい
僕は6話でギブアップでした。
設定は悪くないのかもな、とは思いますが、全体的にどうにも薄っぺらく、はっきり言って読むのが辛いです。
結局キャラクターと世界観、どちらも掘り下げられておらず、結果として無個性になっていると思います。
原作を読んでいませんが、青木淳子は原作でも色々なものに突然憎悪を燃やし、
キレると口調が男らしくなるだけのキャラクターなのでしょうか。そうではないはずです。
主人公に抜擢するだけの魅力を持ったキャラクターであったからこそ、あなたは彼女を主人公にしたのではないでしょうか。
原作を読み直し、魅力の源泉が何なのか理解したうえで、それをあなたなりに表現していく必要があると思います。
世界観も同じです。
森と草原と川に囲まれていれば、美しい緑に囲まれた国となるわけではありません。
それが立ち枯れた木と死骸に溢れた、腐臭漂う森かもしれないのです。
RPGツクールではないのですから、砂漠があって街があって……と淡々と述べるのではなく、
どのような雰囲気を感じさせる街なのか、砂漠はどのようなところなのか。昼と夜でどう様子が違うのか。
或いはもっと感覚的な部分についても描写があると、全然違ったはずです。
あなたの作品の場合、全体的に会話ばかりであるところが問題であるように感じました。
感情や事物を説明する際には、会話文ばかりを使ってしまいがちですが、動作で示す事で分かりやすく、
簡潔になる事もあります。先生に「うるさーい!!!!!!!!!」と無駄に感嘆符を並べて叫ばせるより、
無言でチョークをへし折らせた方が雰囲気が出るとは思いませんか?
そういった工夫を凝らす事で、内容にも深みが出ますし、ぐっと読みやすくなると思います。
加えて言えば、少々ご都合主義的な展開が見え隠れする部分があります。
例えば、先に触れたことですが、淳子が憎悪を抱いた所に僕は疑問を持ちました。
何故憎悪を抱いたか理解しかねたからです。
赤の他人である「先生」について、これ程の気持ちを持つ事がおかしく感じられました。
まして、秋山を最初信頼できないというそぶりも見せていたのに、名前も分からない「先生」を
無条件で信頼しているのはおかしいと思ったのです。
これも秋山と仲を深める会話が殆どなく、まして先生が話題にならないため、
「何故憎悪を抱くだけの親しみを得ているか」が分からない事に起因しています。
そういった話の繋がりについても意識していく必要があると思います。
逆に、長編のようですから、序盤に張っていた伏線を上手く回収できると、読者としては楽しく読めたりします。
工夫してみる価値はあると思います。
短期間に沢山投稿されているようで、その熱意と意気込みは素晴らしいと思います。
そのためにも投下前の推敲や、読みやすくするための改行等をしっかりやることが重要だと思います。
ここの住人もきっと感想を書くと思いますが、いつも見ている人に感想を聞いてみるのもいいかもしれません。
長々と書いてしまいましたが、以上が僕の感想です。
参考にしていただけば幸いです。今後も頑張ってください。
>>115-116 それはもうものすごく参考になりました。僕はどちらかといえば余り深く考えずに感覚的に書いていたので
薄い印象になってしまったんでしょうね。台詞の部分が多いのは以前にも指摘されました。今後は、「目は口ほどに物を言う」
という言葉があるようにキャラクターの動きによって出来る限り意思を疎通させようと思いました。
それと今後はもう少し世界観の描写に力を入れていこうというふうに考えました。
最後に僕のために長々とご指摘、助言をしてくださって本当にありがとうございます
>>113 ご指摘ありがとうございます。
なのは世界の魅力、種世界の魅力について念頭に置くと言うこと、原作無しで読むための描写不足解消‥‥‥じゃないか、確かに説明不足が多すぎますね。そこらへんを解消するように書いてきます。ありがとうございました
119 :
85:2009/06/23(火) 17:41:59 ID:qljaqlrb
二ヶ月ほど前にギアスのゲームの二次創作モノの批評をもらった者です
>>87 丁寧な評価ありがとうございました
書き込んだ後、けっこうすぐにレスもらえていたのに返事もなにもしないでてすいません
リアルでの多忙やら規制やらでろくに見ることもできない有様でしたので(と言い訳)
少し環境が落ち着いてきたので、またぼちぼち続きを書いていこうかと思っています
よかったら(もし返レスがこうも遅くなったことを不快に思われていなかったら)また批評などいただけないでしょうか。そうしてもらえたらとても幸いです
スレの他の住民の皆様も、もし良かったら批評コメントをいただけないでしょうか。
どうぞよろしくお願いします
120 :
85:2009/06/23(火) 17:46:58 ID:qljaqlrb
ごめんなさい上げてしまいました
ごめんなさい、本当にごめんなさいです・・・
121 :
87:2009/06/24(水) 22:14:49 ID:u0vHEU7j
感想への返レスにまたレスをするというのもアレなんですが、気にしていらっしゃるようでしたので一応。
正直に言ってしまうと、上がるまでこのスレの存在を忘れていましたわ。
だから、返レスが遅れたことは気になさらないで結構ですよー。
それと、俺が出来るのは感想までで、批評ってことになってくるとちょっと厳しいかなって感じです。
まあ、他にも見てる人は居るだろうし、中には批評も出来る人が居ると思うんでその人に期待、という事で。
俺が書いた、出来るのは所詮長ったらしい感想なだけなのです。感想スレですしねー。
で、続きまだ?
122 :
87:2009/06/24(水) 22:22:41 ID:u0vHEU7j
重要な言葉が足りてなかった。
よくわかんないんですけど、俺は読ませてもらったから書いた感想に対して、さらにレスを求めるってことは無いです。
だから、
>>119を見て逆に驚きました。
ってことです。
123 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/11(火) 21:04:28 ID:+zJc4G4Y
あげますん
124 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/12(水) 23:26:43 ID:bcNJ+cL+
感想よろしくお願いいたします。
【作品】『朝焼色の悪魔』
【URL】
http://kuroki-rin.cocolog-nifty.com/novel/ ご当地バイオテロ小説です。
連載中で、今第3部を書いています。
途中ですし、かなり長いので、読むのは大変だとは思いますがよろしくおねがいいたします。
身内以外の感想がめったにつかないので、初見の方が読まれたらどうなのか知りたいのです。
読みやすさ・面白さ・登場人物の魅力についてお願いします。
■注意
たまにグロ表現と、たま〜にR18的な表現がありますが、目次に表示しております。
移動の際はその旨書こうな
うーん。こういうのはどっちかっていうと、創発板より創文板向けなんじゃないかと思う。
いや板違いってわけでは全然ないけど、向こうのがウケるし親身になってくれるよ。
127 :
124:2009/08/13(木) 00:25:59 ID:sy06Q5+Z
>>125さん
失礼しました。以下、その旨です。
『優しい感想を付けて貰うスレ』で感想をお願いしましたが、そこのアドバイスで
ここに移動しました。
>>126さん
ありがとうございます。創作発表ということなので、この板に書いたのですが、
なるほど、創作文芸ですか。
もう少し書き溜めてから、創作文芸板でも感想をお聞きしようと思います。
128 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/13(木) 21:35:49 ID:+sEwgwxd
価値観の反転によるコミカルな話ですな
個人的には古代エジプトの秘法はもっと現実的な方法に置き換えた方がいいと思う
他の部分は徹底的にリアルにした方がハゲに対する対照的な価値観っていう作品のキモが映えると思うから
>>129 感想ありがとうございます
現実的な方法ですか
本当はエジプトの方法でも駄目で、最終的に病院へ行ってという風になる予定だったんですが、あまりにも長くなるのでカットしたんですよ
俺はこの終わらせ方もなかなか気に入っていたのですが、ちょっと非現実的すぎましたかね
リアルにとのことですが、どうもリアルに書くということが苦手でして
しかし、良い感想を貰えて嬉しいです
参考になりました
ありがとうございます
131 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/14(金) 08:36:53 ID:Qpq7UIiw
感想よろしくお願いいたします。
【作品】矛盾恋愛
【URL】
http://ncode.syosetu.com/n9914g/ 完結はしていませんが、一つの区切りまでは書いてあります。
1.読んでいて惹かれるものがあるか。単純に、面白いか
2.登場人物に魅力があるか
3.ストーリーは自然か
4.気に喰わない部分など
5.文章力について
6.アドバイスなどがあればお願いします
素人芸ですが、よろしくお願いします
132 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/15(土) 23:28:10 ID:MV/8/3fJ
すみませんあげます
よろしくお願いします
【一】
「人形のような」という表現はよくあるが――
それは概ね褒め言葉なのだろう。可愛らしいとか、綺麗だとか。
しかしその時、僕は店の奥の存在を本当に人形だと認識していたのだ。
だから、それが動いた時には飛び上がらんばかりに驚いた。腰を抜かさなくて良かったと思う。
骨董店。
正直なところ馴染みの無い場所である。骨董に興味はない。
何故そんな僕がそこにいたのかといえば、何ということはない。ドタキャンされたのだ。
その日僕は友人と映画を観に行く約束をしていたのだが、約束の時間になっても奴は来ない。良い加減イラついた所で、下痢で行けないと携帯に連絡が入ったのだ。
もっと早く言えよ、と思いはしたものの、今にも死にそうな友人の声を聞いたらキレるにキレられず、かといって予定していた映画鑑賞をすり気にもなれずでブラブラしていたら寂れた骨董店が目に入ったのだ。
重ねて言うが、骨董に興味はない。
それでもその店に入ったのは――「呼ばれた」からだったのかも知れない――。
さて。
人形と思っていた、それ――否、彼女が動いたことによるショックからどうにか抜け出した僕は、店を出るタイミングをどうにも逸してしまった。
仕方がないので適当に店内をうろつく。
そしてそうしながら横目で彼女を窺う。
黒く真っ直ぐな髪(烏の濡れ羽色とか、緑の黒髪とか言うのだろう)。白い肌。筆で刷いたような眉。切れ長の目。赤い唇。
矢張――人形のようだと思う。
濃い紫色の着物に描かれたあの花は何というのだろうか。薄紫色の星形に似た五弁の花である。
視界の端にそんな彼女を捉えながら徘徊していた僕の目は、骨董の中の一点に奪われた。
目が離せない。
人形である。
こちらは紛うことなく人形である。全長は50p程だろうか。
日本人形、なのだろう。詳しい事は解らない。というか知らない。重ねて言うが、骨董に興味がないのだ。
着物が――この着物は店の女性と同じものだ。
そうだ。この花は――。
――桔梗。
桔梗の花だ――。
「お安くしておきますよぅ――」
「うわあっ!!」
突如背後、というか耳元でした女の声に僕は悲鳴を上げた。
「驚かしてしまいました?御免なさいねぇ」
そう言って女は唇だけで笑った。
「い……いや、全然大丈夫です」
嘘吐けよ、と心の中で突っ込む。心臓は未だにドキドキと脈打っていて苦しい位だ。我ながらビビりすぎだと情けなくなる。
それにしても――。あの女、いつの間に僕の背後に回り込んだのだろう。
店内は狭く雑然としている。視線は逸れていたとはいえ、全く気付かれずに移動できるものだろうか。
そんな疑問が沸き上がる。だがそれ以上に気になるのは――。
人形。
「お気に召しました?」
「あ……その……」
見たところ値札は付いていない。一体いくら位が相場なのか検討もつかない。
映画を観た後は軽く遊ぶ予定だったから、財布には二万は入れていた筈だ。
――いや、ちょっと待てよ。買う気になっているのか、僕は。
「そうですねぇ……、この子もお兄さんの事を気に入ったみたいですし――」
二万ポッキリにしときますよぅ、と女は言った。
【二】
それが破格だったのか、ぼったくりだったのか、適正価格だったのか、僕には解らない。しつこいようだが骨董に興味は無いのだ。
家に辿り着いた僕は桐(多分)の箱を開けて人形を取り出した。
その人形はびっくりする位僕の部屋にはそぐわなかった。1LDKのフローリングに、黒を基調にしたシンプルかつシックなインテリアに日本人形など馴染もう筈もない。まるで異物である。
何故こんな物を買ってしまったのだろう。あの店の雰囲気――というか、あの女に毒されたとしか思えない。人形なんか在っても邪魔なだけである。
――実家にでも送り付けようか。母は喜ぶかもしれない。二万は手痛い出費だったが、離れて暮らす息子の孝行だと思えば高すぎるという程もないだろう。
だが結局僕はそれをしなかった。
かといって飾る気も無かったから、箱にいれたまま部屋の隅に放っておいた。所謂放置プレイという奴である。
「それ」が――。
仕事から帰ると人形が居る。確かに箱の中にあった筈のそれが。
ある時はリビング。ある時は脱衣場。ある時はトイレ。
普通ならば、不気味だ不思議だ不可解だとなるのだろうが、何故か僕はそのようには思わなかった。
――そんな事もあるだろうさ。
それが僕の正直な心持ちで、怖いとは感じなかった。
もしかしたら、骨董店にいたあの女も人形だったのかもしれない。
きっとそうなのだろう。
【三】
随分とこの国も様変わりしたものだ――。僕は日がな一日そんな事を考えている。特にする事もないからだ。
あの後何度か骨董店を訪れようとしたが、とうとう見付ける事はかなわなかった。
それにしても、今や僕の住んでいるこの木造のアパートが骨董のようなものである。きっと東京中探したって、こんなアパートは無いだろう。
すっかり白くなった彼女の髪を撫でながら、僕はぬるい茶をすすった。
以上です。
テーマは日常の中の非日常というか、杉浦日向子氏の百物語のような淡々とした怪談を意識しました
読みやすさについて
1 読みやすい
2 まあまあ読みやすい
3 普通
4 ちょっと読み難い
5 すげぇ読み難いわ何コレww
(4、5の方は具体的にどう読み難かったか教えて頂けると嬉しいです)
情景について
1 イメージできた
2 そこそこイメージできた
3 どちらともいえない
4 あんまイメージできなかった
5 全っ然イメージできんし何コレww
全体について
1 面白い
2 そこそこ面白い
3 良くもなく悪くもなく
4 あんまり面白くない
5 ツマンネてか何コレww
その他アドバイス、感想等あればお願いします。辛口も真摯に受け入れようと思います
あと、特別誰かを意識してはいないのですが、既存の作家に似ている文体だと感じた方がいらしたら、誰に似ていると思いましたか?
>>136 僭越ながら……
読みやすさ:2
情景:1
全体:2
という感じでしょうか。こういう雰囲気は好きです。
個人的には、もっと人形との触れあいというか、何かしらのエピソードが
読みたかったです。
【三】はおそらく「僕」の数年後なのでしょうが、それを示す描写がもっとあっても
良かったかなぁ、と思います。
失礼ですが、梨木果歩の「りかさん」を連想してしまいました。
文体とかではなく、「不思議な日本人形」という点だけですが。
こんな感想ですみません。
4 いったい冗長にしたかったのかなんなのか。読ませたい起伏はどこで、推敲や音読はしたのか
してないならわざとらしい点数水準を提示しないで貰いたい
3 そもそもイメージ確定狙ってるように読めない
5 始まってもいないまま終わっちゃったよ
ブンガクしたいにしても浅い感じだし
オチも誘導も温いよね。唐突すぎ
老婆心ながら
わざわざ点数化を求めるなら追加の感想求める意味が判りません
単に細かい観測クレクレってだけ?
根掘り葉掘りつっついて欲しいなら創作文芸板の方がいいよ
>>137-138お二方とも有り難う御座います!
冗長かつ起伏のない、オチのない物語を目指していたので、そこは成功のようですね。良かったです。
確かにもう少し【三】に描写を加えるべきでした。参考になります。
重ねて、有り難う御座いました。多謝。
何これ煽り?
皮肉、ではあるかもな。
物語とはかくあるべし、という固定観念に対する。
>>143 すまねぇ
どうやらVIPからの続き物らしくて過去スレが見れない上に、トリップもコロコロ変わるものだから大変読みづらいです。申し訳ないが挫折した
全部纏まってて読みやすいまとめとかはないのかい?
うーん、あそこの7ですけど。
申し訳ないが今の段階ではこれといって感想がないというのも事実なんだよね
続けてること自体は偉いし、選択肢振って書くという意気込みも見るところはある。
問題は中身がついてきていないことかなぁ。
内容もだけど表現も伝わりにくかったりするし、よくわからないというのが正直なところ
参考にならない感想でスマン
グダるのはモチベの問題もあるからさ、何か書きたいものを見つけるといいよ。
この板の人間は無意味にマンセーしたりはしないし、理由もなく叩いたりはしないから、
じっくり書きながら見つけられるといいのかもね
>>143 作品自体はところどころおもしろいと思いましたが
書きためをすると発言しておきながらほんの数レスで終わってしまったのでは
がっかり感が強いので、このスレに付いてくる人はかなり少ないと思います
ネタのクレクレをする割には書けないネタがあることを
事前に注意書きもしてないですし、貰ったネタを工夫を凝らして生かすわけでも
無いですし、参加型の作品としても参加者にうまみがなく参加したいと思えません
途中で別スレを立てるのはおもしろい試みだと思いますが
同時に読み手にこのスレが廃棄されるのではないのかという不安が起きますし
あのスレで元々レスをしていた人たちをないがしろにしている感じがして嫌でした
全体的にスレ主氏の態度が余りよろしくないので非常に読みづらかったです
色々やりたいのは分かりますが、やるのはもっと身の丈にあった事だけに
とどめておいた方が賢明だと思います
147 :
87:2009/08/27(木) 14:45:10 ID:xaO7VaXz
>>143 安価で物語を進めるなら、頭ン中でガッツリキャラクターを固めとかないと厳しいかも
そうでないと、いくら台詞の頭にキャラ名が書いてあっても別キャラになっちゃうからね
まー、口調で差別化を図ってるけれど、それでもキャラ変更が唐突すぎる感はある
安価で進めるなら、安価出す時にある程度その先の展開を決めとくとか、前述のことしとくと良いよ
そうすれば、何も考えて無くてもキャラが勝手に動いてくれるから
スレとして見るなら微妙
表記がわかりにくかったりするし、擬音も含めた表現がコロコロ変わるから安定していない
トリップが一定じゃないこともあって、抽出して読めないのも痛い
雑談交じりのスレになるんなら、そこんとこはしっかりしといてほしかった
読み手に依存する部分が無駄に多いって感じ
簡単に言っちゃえば、台詞系っていう読みやすさの高いものなのに他の部分で読みにくくなってた
名前欄消し忘れてたorz
149 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/31(月) 21:56:13 ID:51/zDIUn
読んだよ
設定を見てからss読むのはダルいんで、
彩華の設定は本編だけで把握できるようにした方が良かったと思う
感想がつかないのは、話がつまらないからじゃなくて、
そもそも過疎スレで人がいないからだと思うから、
もっと図々しく毎回age投下しちゃっていいと思う
>>149 キャラ設定が読まれていることが前提になってる書き方がされてるから、
全体の印象としてはかなりアッサリしてるなぁと思った
話の本筋としては王道で手堅いもんなんだけど、
そこで彩華や慎太郎、源堂に能面やその妹とかを生きたキャラとして動かすのには、
なんとなーくだけど量が全然足りなかったんじゃないかしら
簡単に言えば、もっと無駄が多くても良いんじゃねえかなぁ、と
キャラの設定を考えて作るのを練習するスレっていうことだから、
手本になる指針みたいなもんが無い二次創作みたいな感じでやったら良かったのかもなー
もしも俺がやるなら、キャラの特徴的な所を前面に押し出した、
話の本筋に関係ない無駄な部分――に、見える文を追加したかもしれない
例えば彩華に関してだけど、
・短髪で金髪の異国少女
・趣味は瞑想を兼ねた昼寝
これを組み合わせれば、昼寝をしているんだから金色の髪が陽光に照らされてるとか、
ありがちだけど無駄に絵になる場面が出来たりする
時代設定が江戸時代っつーことだから、
その時代の日常ではほぼ皆無に近い状況っていうことになって二重に目を引けると思うんだよね
江戸時代、金髪、短髪……っていう設定をある程度魅せる演出があった方がキャラものっぽいんじゃないかなー
だから、借金取りのモブの最初の台詞でそれを説明しちゃうのはなんとなく勿体ない気がしたw
この位の長さだったら、もっとテンポがゆっくりでも良いと思うのですだよ
天真爛漫な所を見せるシーンとか、もっともっと無駄に盛り込めるシーンが沢山ある、はず
勿論、gdgdしない程度にだけどねw
なんというか、急ぎ足な感が結構したんだ
書いてる時点でなんとなくわかったと思うんだけど、終幕なんかはそれが特に顕著だったり
ちょこびっと悪い言い方になっちゃうんだけど、繋ぎの部分が弱く感じた。それも、かなり
そういうのがあって、最初に書いたアッサリというか、物足りない文章に思えたんじゃねえかな
「いまいち」「ダメ」なんじゃなくて、「物足りない」ってのが俺の感想です
幹の部分はしっかりしてるから、加筆修正すれば良いと思いましたわ
他人に、「この作品のキャラを使って二次創作したい!」なーんて思わせられれば大勝利!
っつーか、練習でこれだけ出来るなら、後は創作と発表の数をこなして慣れれば良いんじゃないかなw
長文失礼オシマーイ
原作を両方とも知らないんで敬遠してたけど、ネタバレとかある?
大丈夫なら読みたいんだけど
>>153 レタバレあるから止めた方が良いかも。すんません。
実は投下の最初から読ませてもらってました。
>>316で支援いるかな?とレスしたのが自分です。
美少女剣士で時代もの、となると分が悪いようには思います。
考証は資料を当たっていないとのことなのでつっこみはしませんが、
おおよその年代を
>>91から江戸中〜後期と考えて読ませていただいてました。
何が駄目なのか、ですが。
自分の理想とする文章に達していないということかとお察しします。
その上で、理想との差異が生じているのかな、と思われるのは文章表現と内容ですね。
内容
こと自分に限っては、そもそもの設定を生かしたSSということでそう違和感はなかったのですが、
「静電気のような蒼白い光」はじめ「蒼い光」が多用されて食傷気味に感じたり、
殺陣の描写が浅く感じたりするところがあったというのは否めないです。
くすぐったくなるようなあざとい勧善懲悪は嫌いでもないのですが、バランス的に少しウエイトが多かった気がしました。
殺陣、日常、出来事、これらは食材のようなもので適宜使うと調和してひとつになるのですけれど、それがなかなか難しいものです。
>>91の設定から自分はとことんハードボイルド系な(いわゆる典型的な時代小説)かなと考えていたので、
よけいに面食らった感はありましたが、これは自分の問題なのであまり参考にはならないかもしれません。
刀と言うと三尺に足らずの打ち刀で大小差しというイメージでした。
彩華には菊一文字とかいいよなあ、だが備前古刀も捨てがたい…なんて。
能面は無銘胴太貫とか平安の太刀の拵えなおしとか……六尺とは思いもよらず。
脱線で済みません。
文章表現
ある程度時代ものは読んでいるとお見受けします。池波、柴田あたりでしょうか。
その上で比較してしまいますと、殺陣の迫力も情景のシーンカットも及ばない感はあります。
もちろんこれは比較する対手がおかしいのですけれども。
ただ、あのレベルに近づくことはできます。
ひとつひとつを抜き出してかかるのはあまり有意義でないのですが、例を挙げますと
「雨戸の下方に紙が刺してあった。」の文で「刺し」→「差し」などは典型例です。
さらに、一文一文のリズムに難があるかもしれません。例えば
>座敷で寛ぎながら、何の気なしに格子窓から外を見ていると、何やら騒がしい。
>数人のゴロツキが、町人風の若者と、金色の髪の少女を取り囲んでいる光景が目に入った。
これなんかは、
「寛いで座敷の格子窓から外を眺めていた彼だったが、ふと、表が何やら騒がしいのに気づいた。
数人のゴロツキ風のなりをした輩が、町人風の若者、それに金色の髪の少女を囲んでいる」
のようにできるかなと思いました。読点の使い方は難しいのですけれどね。
>床に寝かせ、薄掛けをかけてやると慎太郎は牟島源堂のことを思い出した。
これも
床に寝かせ、薄掛けをかけてやると、慎太郎は牟島源堂のことを思い出した。
のように読点一つで印象は変えられます。
一番出てくるところが殺陣。ここが冗長になってしまうところがありました。
もちろん無駄な表現も含めて、そういった文章のテンポ、こういったところが変われば見違えるかと思います。
ダッシュや三点リーダの多用もひっかっかるところです。
間や語感、文調をシンプルにコントロールするような工夫も欲しいですね。
なんだかプラスにつながらないような批評になってしまいましたが、
やっぱり書き手の理想の体現を目指してほしいと思います。
一つの作品として仕立て上げることは素晴らしいことですしね。
是非是非今後とも頑張ってください、陰ながら応援させていただきます。
>>152 @ABC
二次創作の台詞形式って、作品を知ってる人間じゃないとちゃんとは楽しめないモノ
少なくとも俺はそう思ってるんだよね
確かに、作品自体を知らなくても楽しめるものもあるっちゃあるけれど、
ローゼンメイデンとからくりサーカスの組み合わせで、シリアスなものをやる以上は、
ある程度元作品を知らない人を切り捨てていかなきゃいけないとも思うんだ
っつーか、「からくりメイデン」っていうスレタイで、「作品を知らないから楽しめない」
なーんてレスをされてもちょっと困るしか出来ないものw
それは、台詞形式が地の文章をあまり用いない形態だから仕方のない事だと諦めちゃった方が良い
例えば擬音一つとったって、原作そのままのものを引っ張ってきても読み手に通じなかったりするしね
細かく分けちゃうと、
・からくりだけ知ってる人→70%
・ローゼンだけ知ってる人→30%
・両方知ってる人→100%
……程度にしか伝えられないんじゃないかな
このパーセンテージは、俺が読んでみて、
元作品がクロスオーバーで占める割合をテキトーに考えた数字だからあんま信用しないでw
けれど、俺が見た感じじゃ今のところはかなり良い出来になってると思う
テンポの良し悪しっつーよりも、再現度を重視してるっぽいからかもしれない
少なくとも、俺は今のままつっぱしるのが吉なように見えた
D
コレに関しては、なんとも言えないってのが正直な所
台詞形式のレスの区切り方って、ある程度そのレスで簡潔or次のレスへの引き……が出来てりゃおkだと思う
けど、状況によっては正解が色々変化するからねぇ
まー、とりあえず問題無いと思うよ! 投下に対しても支援が入ってるみたいだしね
あぁ、書き溜めて一気に投下するタイプだと、今よりも1レスが短いと支援する側に負担がかかるかもしれない
読み手側の支援レスの回数や頻度、速度とかを考えても今が適切なんじゃあないかと思うよ
あ、投下日の予告をするなら時間帯もある程度書いとくと良いかもだ
その方が支援を受けやすくなって、さるさんや連投規制にひっかかってストレスを感じることがなくなるからw
長文失礼オシマーイ
>>157なるほど。確かにクロスである以上、読む人もその作品の知識があるもんね。
ありがとう!!このままで行ってみます。
159 :
創る名無しに見る名無し:2009/09/02(水) 06:29:04 ID:M3+NxuPM
>>159 ライブドアのユーザ垢がないとライブドアトップページしか見られないみたい
携帯からだと見られるな
>>159 一通り見たけど、かなり読みづらい感じがする
考えられる原因の一つは、一人称と三人称が入り混じっていること
これは統一した方がいい
もう一つは、視点が置かれている登場人物が突然切り替わっていること
視点が変わる場合には、それと分かる何らかのサインが欲しい
間に一行空白があるだけでも大分違う
あと、人間関係を含めた登場人物の設定を一カ所でまとめて説明するのは印象が悪い
特に、名前、年齢、職業の順番で並べてあったりすると、新聞記事みたいで説明的に感じる
そういう設定はできるだけ全体に散らばって自然に配置されていた方がいい
とりあえず感じたのはこんなところ
形式的な部分で本来の実力よりも下手に見えて損をしている感じ
うむむ、ログインしててもアカンみたいです
>>159 んー、とりあえずこの形式の書き方をしつつ、作品単発で発表する場合、
結構読み手を選んじゃうってのを頭に叩き込んでおいた方が良いかもしれない
例えば、台詞の前に人物の名前が書かれてたら読まない、なーんて人も居るのよね
逆に、台詞の頭に人物名が書いてあるのは良くても、地の文があると読まない人もいる
兎に角、最初の時点でちょいとハードルが上がっちゃってる
でも、こういう書き方も無いって訳じゃないんだよねぇ
台本形式、っていうのがあるけど、それに近いんじゃねーかな?
けれど、ちゃんと見たらそれとも違うから、
これはこれで独特な書き方をしてるっていう視点で俺は読みましたです
簡単に言っちゃうと、形式の利点が生かせてないかなぁと思いましたわ
台詞の頭に人物表記をするなら、もっと台詞に重点を置くもんじゃないと、
そもそも人物表記自体が要らなくなっちゃうんだよねw
しかも、一人称地の文で心理や情景の描写をしちゃってるじゃない?
そうなってると、「書きたくはあるけど、詰めるのが面倒」
……なのかなって思ってしまいましたわ
厳しくても良いってことなんで、
ストーリーに関しては一切触れませんw
長文失礼オシマーイ
依頼age
167 :
創る名無しに見る名無し:2009/09/04(金) 08:47:13 ID:7/Mrj07S
ごめんあがって無かった
流し読みだけど全部読んだ。面白かった。ほろりとするところもあるし。
率直な意見OKということでちょいと批評を。
まぁ流し読みなんで見当ハズレなこといってる場合はスルーしてくだされ。
SSといってもそれなりの長さがあるので、なるべく早めに主人公2人の外見、年齢の
具体的な描写があったほうがいい。
>数十年丁寧にこなしてきたのが実を結んだのか
これが十数年なら四捨五入して3〜40代と思うけど、数十年だといきなり年齢の上限が高くなる。
アンドロイドのほうも幼女を思わせる描写はあるが、彼女、女の子とあるのでいまいちイメージが
つかめない。
展開上隠す必要があるならしょうがないけど、その必要がないのなら、なるべく早めに出したほうが
ビジュアルイメージが浮かんで感情移入しやすくなり、読み進めてもらえるようになると思う。
>もしも欠損した部分が新規パーツだった場合、
>直す事は出来ても作る事が出来ない私にはもうお手上げだからね。
ね。と言われても…… 普通に、だ。でしょう。これで主人公のキャラがぶれてしまう。
ほかにも所々に違和感を感じるところあり。
個人的に、ep1の途中まで読んで
「ブレードランナー」+「ちょビッツ(表記間違いだったらすまん)」の世界観が
浮かんだので、良くも悪くも、どうオチをつけるかが最大の関心ごとになった。
オチは結構好き。
と、こんな感じです。
時間があったら全文まとめてプリントアウトして推敲すればいいんじゃないかな。
169 :
168:2009/09/04(金) 09:07:04 ID:/VK1+fQ3
>>165 軽くですが思ったところを
全体的に誤字が目立ちますので推敲不足を感じました
もう少し盛り上げ所とそうでない場面に緩急を付けて貰えれば
もっと読みやすいかなと思いました
キャラクターや雰囲気はとても好きです
>>168>>170 遅れましたが読んで頂き有難うございました。物語やキャラクターが好印象で良かったです。
やはり誤字や脱字が目立ちましたか……orzもっと推敲を徹底するべきですね、すみません。
また早めにティマとマキについての具体的な描写をした方が読んでいる方に分かりやすかったですね。反省します。
適切なアドバイスの程、有難うございました。もっと精進します
>>165 ep1を読んだだけだけど面白そうだ
全部読んだら感想書こうと思うます
173 :
149:2009/09/05(土) 20:05:59 ID:AkC5OpRd
149です。
拙作に、感想のみならず丁寧なアドバイスまでして頂き、
本当に感謝してもしきれない思いです。
>>150様
そうですね、設定を本文中で見せていく文章を身につけたいです。
自分も、冒頭に登場人物紹介がある小説を読むとき、だるいんで
紹介読まずに本文読み始めちゃいます…
常に読み手の視線を持って書くことを心がけます。
ありがとうございました。
>>151様
やはり、ボリュームが足りなかったですね。
いざ書くと長くなってしまい、終わらせることすらできなくなりそうな気がして、
とにかく短くまとめて作品として完結させよう、と躍起になってしまいました。
ひと幕4レス×4幕構成=16レス程度にまとめたいと思っていましたが、
>91さんの設定を生かすには、ある程度の長さにならざるを得ない。
このことに気付いたのが第五幕を書き始めたときでした…orz
もっと登場人物の描写を丁寧に行っていきたいです。ありがとうございました。
>>155様
始めからお読みいただいて、本当にありがとうございました。
「蒼い」多用、仰る通りです…お恥ずかしい限り。戒めます。
それ以外にもご指摘いただいた文章表現、本当に参考になります。
しっかり改善して、観賞に耐えうる表現を目指します。
殺陣の描写、稚拙で本当に情けなくなります。
山本周五郎が好きなので(ちっとも影響が見られませんが…)、
著作をもう一度読み返して、参考にしたいと思います。
文のリズム、自分でも流れが淀んでいると感じます。
音読して流れるかどうか確認して書いていくようにします。
はじめに91さんの設定で書こうと思った時は、とにかく完結させることのみを
目標にしていました。
書き終わった今、人様のキャラにもかかわらず、
彩華や慎太郎、牟島、能面(御蔵)に愛着が湧いている自分がいます。
少し寝かせたら、加筆修正をして一作品として仕上げたいと思います。
願わくば、設定を下さった>91さんに捧げたいと思う次第です。
本当にありがとうございました。精進いたします。
174 :
創る名無しに見る名無し:2009/09/20(日) 22:54:59 ID:cBwMWXgg
>174
すいません抽象的過ぎて抽象的な感想も書けないっす。
短文なのにアップローダー使うというのは視覚的なこだわりもあるのかな?
作品見るのに手間なので1レスに収まるなら直接載せたほうがいいと思うけど……
詩・ポエム板にも評価感想系スレがあるのでよかったらそちらも
ちょっと覗いてみてくだされ。
176 :
174:2009/09/22(火) 20:05:01 ID:FwtRQnon
>>175 感想ありがとうございます。
アップローダーを利用したのは、単純に見やすいと思ったからです。
逆に手間取らせてしまったようで。反省いたします。
詩板は何だか肌に合わなくてこの板を選んだのですが、再考の余地がありそうですね。
う〜ん、色々場所やら表現方法やら考えないといけませんね。
ちなみに創発にも過疎ってはいるけど詩スレはあるよ
>>174読んだー
良いと思う。場面の画も良いし、俺は語り手の思考にもっと振り回されたいと感じたよ
でも語りに握力がないから、振り回されてもすぐに手が離れちゃうかも。ちょっと物足りない感じ
文章全体の表現力っていうか、力のある単語のボキャブラリーをもっと増やせば面白いものになると思ったよ
179 :
174:2009/09/24(木) 22:10:42 ID:AspVizam
>>178 感想ありがとうございます。
思考に振り回されたい、と思われたとのことで大変嬉しゅうございます。
しかしパワー不足とのことで、もっと語彙の筋肉を鍛えようと思います。
語りの握力を強くし、詩情表現のボキャも学ばないといけませんね。大変参考になりました。
>>177 こちらの詩スレにもちょくちょく投下させてもらっています。賑わって楽しくなると良いですね。
180 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/09(金) 10:25:17 ID:poZgDfq6
投下します。
ワッフル海峡
海峡と呼ぶにはふさわしくないふかふかの生地で出来た海峡を作ろうと地元地域プロジェクトが立ち上がった。
いつも座礁した船の回収で手間取っていた船人たちには夢のような話だった。
いつも座礁した船の回収で儲けていた陸の賊たちにはとんでもない話だった。
さて、この硬い岩の斜面をどうワッフル化するかについて会議が開かれた。
地元住民1そうだ先人の知恵に習ってストッキングを使おう。そうすれば通気性の良いそして丈夫な陸地が出来る。(海峡ワッフル埋立派)
地元住民2ストッキングに砂を入れたら硬くなってしまうではないか
地元住民3ストッキングの中を詰めるんじゃなくてストッキングを編めばいい(海峡ワッフル海面派)
こうしてワッフル海峡にはワッフル海峡網にかかった船がぞくぞくと現われ、レーザー線でストッキングの網を断ち切る技術が発達した。
その技術が人体に応用されようとしている
書いた後でものすごく恥ずかしくなってしまったんですけど、よかったら批判をください。
どの程度のSS書き能力があるか、試してみたかったもので。
181 :
180:2009/10/09(金) 10:27:49 ID:poZgDfq6
うわーテンプレ読み直してきます。ごめんなさい
全然意味分かんねえww
ワッフルって生地は実際あるけどさ、ストッキング関係ねえw
183 :
180:2009/10/09(金) 12:58:49 ID:poZgDfq6
>182
ありがとうございます。筆折ってきます。
やっぱどっかおかしいと思ってたんです。
んん、良い意味でイミフと言いたかったんだけどなあ
良い意味でって後から言っても無理あるだろうw
意味不明なのに良いと感じたなら、その要因を言葉にしなければいかん
言葉にできなくてもシュールという便利な言葉もあるけどな。安易に使う輩は嫌いだが
186 :
180:2009/10/11(日) 15:29:05 ID:nFFnhOvt
筆折りながらこのスレの行方を見守ってます。暖かいフォローに涙しました。
今まで同胞というかそんなコミュで褒め慣れてましたので目が覚めました。
率直な意見が聞けるこの場を大切にしたいです。
それでは今度こそ失礼します。
>>180 こういうの好きだけど、これでSS書き能力?を判断したり批評するのは難しそうだな こういうのは詩に近いんじゃないのか
188 :
創る名無しに見る名無し:2009/11/17(火) 01:15:06 ID:J32mA7Is
感想欲しい奴カモン!
感想は欲しい。
欲しいが……いつどこで感想を欲しがるかまでは指定していない事をry
190 :
創る名無しに見る名無し:2009/11/18(水) 18:51:11 ID:Crbz3jCW
191 :
創る名無しに見る名無し:2009/11/18(水) 18:55:10 ID:Crbz3jCW
すいません!上の者です!「r」でなく「f」のページでした!
読んだよ
なんか伏線が張ってあってこれから回収されるみたいだから、途中では感想を付けにくいタイプの話だな
ここまで読んだだけだとどういうストーリーなのかよく分からないけど、退廃的な雰囲気の話なのかな
あと、改行位置のせいで若干読みにくい感じがした
読んだー。
基本的に
>>192さんに同意だな。まだ序盤って感じで、ストーリーの芯が
見えて来てない感じなので、何とも言えない。
文章作法はネット上で書く分には特に問題は無さそうだけど、
環境によって見え方が違うので、うちの環境だと
>>192さんと同じく、
ちょっと読みにくい感じがした。推奨環境があるならそれを、
無いなら自分の環境(文字の大きさ、閲覧使用ブラウザ等)を
書いておいたらいいかもね。
文章的には、いいか悪いかはまだちょっと判断付きかねるけど、
雰囲気はあるんじゃないかと思う。ただ、全体的に文章の流れとして、
強調する為に止まった方がいいんじゃ?という所で流れてたり、
逆に流れた方がいいんじゃ?という所で止まってたりしたような
印象を受けたので、1回句読点に忠実に音読してみたらいいんじゃないかな。
色々気になるので、是非完結させてまた読ませてください。
194 :
創る名無しに見る名無し:2009/11/18(水) 21:32:09 ID:Crbz3jCW
ご感想ありがとうございました
句読点の付け方が下手なんですよね(苦笑
退廃的な雰囲気が伝わったようでよかったです
話も序盤で感想つけがたい文章なのに、感想つけてくださってありがとうございました
通勤中に携帯で書いてるんで完成はまだまだ先かと思いますが、完成したらまた感想お願いします
ありがとうございました
>>195 映っているものが何かわからなかったのだけど、
なんとなく冬の到来を感じさせられました。
そろそろストーブ出すかなー
>>195 なんか凄くいいww
植物みたいだ。幻想的
でも最近埃塗れの友人の家に泊まった自分には、
惨状を思い出してやや拒否反応が出ちゃう感じwwww
写真も面白いなー
198 :
創る名無しに見る名無し:2009/12/07(月) 20:42:31 ID:p1txVj1o
age
感想つけてくれー
もっとツッコミいれてくれー
195です
すいませんこっちのスレ見てませんでした
>>196,197
今さらですけど感想ありがとう 励みになりました
201 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/11(月) 22:34:57 ID:dxTG3Qjg
>>201 まず、スレタイが「童話で経済を勉強しよう」スレとのこと
にも関わらず、元の話とちょっと離れすぎちゃってるかなと思いました
ぶっちゃけてしまうと、スレタイと合っている感じがしないなぁ、と
厳しいことを言ってしまうと、「アリとキリギリス」を元にする必要性があまり感じられませんでしたわ
元の童話では、アリってこういった向上心とは無縁な気がするんですよ
欲を出さず、生活を地道にやっていくっていうイメージが俺はあるです
それなのに、競争とかのためにキリギリスの国を潰そうっていうのは、
ちょおっとイメージと離れすぎちゃってスッっと頭に入ってきませんでしたわ
キリギリスに関しても、俺のイメージだと遊び人ってなもんです
それを特化させてレジャー関係の産業は充実してるってのはなんだかなぁ、と
それに、アリがキリギリスの国でも消費をしていたんなら、
「遊んでばかりいる」っていうのはむしろ、キリギリスにだけ当てはまることじゃなくなってると思うんですわ
まー、週末はキリギリスの国で金を使うだけにせよ、
そこらへんでちょっとイメージが崩れてしまう、
というか冒頭のアリが競争をしようと思い立ったきっかけが弱まってるなと思いました
まとめちゃうと、もっと童話っぽさがあっても良いんじゃねーかなー、と
スレタイに縛られる必要はないんですけど、
自分でスレ立てして一発目だからもっとスレタイが意識されてると良かったかしら?
ともかく乙でしたー
203 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/21(木) 22:16:20 ID:4uamSGOj
204 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/21(木) 22:21:36 ID:uSq2yB1O
二次創作は元ネタの知名度によってもレスの付き方は変わるよ
俺もその原作分からなかったからスルーしてたし
あと、今回の場合はそもそもスレ自体が過疎だから、感想はかなり付きづらい環境だった
ある種仕方ない側面はあるよ
こういう場所だとレス数はクオリティと関係ないと思っていい
問題はそれが良いものだとしても、元ネタ理解できる人でないとわからないってことだよね
二次創作の宿命
>>203 おもしろい、つまらないの前に、場所が悪い、ってのがあるですよ
スレの状態を見てみた所、投下開始までに二ヶ月の空白期間があるの
まず、その時点でレスはかなり減ると思って良いw
四ヶ月経って37までしか行ってないスレは、
スレタイの「任天堂で二次創作」という幅の広いものだとかーなり厳しいです
ぶっちゃけ、かなりの人が見切っちゃったスレなんじゃないかな、と
んで、内容的には『ファイアーエムブレム トラキア776』の知名度がネックかと
FEシリーズは、触れてない人は本当にわっかんねぇもんだと思うんでw
任天堂という有名作品でゴリ押ししてるもんの中では、
スレタイの総合って入ってる分、需要のある人が呼びにくかったんじゃねーかと
あと、俺も元ネタを知らないんで詳しくは触れられません、すみませぬ
けれどまぁ、個人的にはファンタジー(なのかな?)のキャラクターで
社会人をやらせてみる、っていう方向の二次創作はあまり触れたことが無いので、
普通に社会人をやらせているってのが面白いなと思いましたわ
まー、知らない人間に読んで貰う場合で描写に気を遣うのなら、
もうちょいキャラクターの容姿や内面についての描写があったりした方が良かったかも
元作品を知ってる人間に見せる場合は必要ないんだけど、
知らない人間に見せる場合はそこが伝わらなくて千切れちゃう場合が多々あるんで
んで、こっからは投下に対しての個人的な感想ですだよ
アンタすげぇよ!
いや、何が凄いってあのレスのつき方とスレの状態でここまで頑張れたことが凄い
投下に対してのモチベーションが何だったのかは俺にはわからないけれど、
アンタのあの投下具合はちょっと尊敬に値する、というか俺にはああやって投下を続けるのは無理だ
需要があるかわからない……なーんて二次創作ではキツい状況で、
あっこまでの投下をしたアンタにGJを贈りたい、というか贈ります
乙でした!!!!!!!!!!!!!!!!
>>207 読んだ
あまりSFちっくなものを読まない身としては新鮮で、特に前半はシンプルな設定で魅力を感じた
途中のレスにもあったけど、地球の生物史を鉱物でやると見せかけて、的な部分は読み物としても面白かった
まーしかしあれだ、小説として読むと大雑把過ぎるし、設定集として読むと雑然としすぎていると思う
鉱物由来生物スレ、という事だったけれど、陸上の後半部、
自我の確立からヒエラルキーの誕生辺りでいきなり生物くさくなったことに凄い違和感があった
ずっと石版がごっつんごっつんぶつかってたりとか、電気信号が回路上を走りまくってる図を想像していただけに余計になんか・・・
シェアワにするなら、一切触れられていない見た目的な部分や、個性付けについても触れる必要があると思ふ
>>1主導のスレだから、
>>1にとっての鉱物由来生物の定義とか、生態とかの説明がもっと細かくないとにんともかんとも
後読み物としては、導入がレス交じりだから、宇宙スレの設定を引き継いできている事がわかりにくいかな
加えて、その辺踏まえると侵略者のポジションがよく分からなかった
主な感想としてはそんな感じ
加えると、やっぱりレス数が多すぎて、パッとこのスレで紹介されても読むのに抵抗があるかな
短くても10〜20行位にして、レス数を絞らないと読みにくいよ。長い方が褒められるとかじゃないしww
wikiとかに時系列とか内容別で纏めてあればより読みやすくて面白いかも
ざっと読みだとこんな感じ。とりま100レス以上も乙でした
210 :
207:2010/01/24(日) 18:14:29 ID:sEACw+kd
>>208 いろいろと参考になりました
行間にいろんな妄想があるんだけど、
文字にすると目次みたいになるんだよな〜
もっと肉付けしないと読み手には伝わらないですね
読んでくれてありがとうノシ
>>209 おぎゃー読んだー^q^
擬音はお手軽簡単その上美味しいけど、擬音だけじゃあ簡単なイメージ伝わらんわけですよ
料理番組で「ツルッツルですねー^^」とか言われてもよくわからんし
料理のポイントって味・臭い・見た目かなーと思うから、その辺を強調するくらいでしっくりくると思われ
あるいは調理の過程を美味しそうにしたりね
俺は料理しないからよくわからねーけど、少なくとも卵かけご飯の鰹節粉なんかは、
演出過多気味に描写しても良かったような
食うときも味の描写無いしね
なんか先に感想書いた人と内容がモロ被りだけどやっぱりそう感じた
友達とうまい飯の話をうまそーに語り合ってみると得るものがあると思う
そんな感じで
卵かけごはんを食う時の擬音が「ハフハフ」?
215 :
203:2010/01/26(火) 22:33:48 ID:cdngxqsP
203です。誰得な二次創作に、感想をつけていただき、ありがとうございました。
>>204様
作品の質もさることながら、元ネタや投下場所の選び方も大事なのですね。
たしかに自分も、(それがどんなに面白い作品だったとしても)
元ネタ知らないという理由だけでスルーしてしまうと思います。
スレタイ見ただけでスルーしてて、良作紹介スレで「こんな作品があったなんて!」
なんてこともよくあります。
>>205様
>良いものだとしても、元ネタ理解できる人でないとわからない
>レス数はクオリティと関係ない
二次創作の魅力でもあり欠点でもあるところですね。
文章表現(特に描写)の練習として書きましたが、
読んでもらえないことには、評価もしてもらえないっていう……orz
>>206様
設定描写の練習のつもりでしたが、やはりまだまだ描写力が足りないですね。
これは宿題にさせてください。
「任天堂で二次創作」から、「ファイアーエムブレム トラキア776」を想起する人間は、あまりいない。
「FE トラキア」から、「社会人のSS」を期待するひとは、まずいない。
「社会人SS」が、「二次創作スレ」で展開されていると思うひとは、ほとんどいない。
まったく需要が見込めないところへ、ただでさえマイナーな作品の二次創作を
投下して、感想を期待する方がおかしいですね。
またもや「読み手の視点に立つ」ことを欠いてしまいました……
やはり人様の目を無視して「見てもらう文章」を磨くことはできません。
本当にありがとうございました。精進いたします。
自分が書きたいもん書けばいいんだよ
読み手に合わせるのは金を取る奴らだけでいい
ただ、どうせなら同じ趣味の人間に見せたいよね
練習用に書いたから評価とか意見が欲しいってことだったら、最初にそこをもっと強調しといた方がよかったかもね
この板では批評を嫌ってる人も多いから、特に頼まなければそういうレスはほとんどつかないよ
それ専用のスレもあるから、そっちに持って行くのもいいかも
218 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/28(木) 21:21:16 ID:0Y3d3X+3
【作品名】 アリスとハンナ
【投下場所】
http://ncode.syosetu.com/n4208j/ 【備考】
・内気なロシア人少女アリスと、中性願望のある日系人女性ハンナの話です。
・現代小説、完結済です。それと、処女作です。
・テーマは少女、太陽、依存、成長、偶然、友達、救済、五蘊盛苦…辺りです。
・宜しくお願いします。
あげちゃった…orz
ageても全然オッケーだよー。
むしろ感想希望ならageるべき。
>>218 全部読んだ
アリスとハンナのキャラが処女作とは思えないくらいにしっかりしているのが驚き
描写に拙さはあるけれど、詩的で独特な雰囲気があるね。一人称が上手く機能していると思う
文章的には、悪いけど視点の変化が激しすぎて凄く読み辛かった
頻繁に視点を変えるのは、読者が状況を飲み込めなくて混乱しやすいから嫌われる傾向にあるので、
控えた方がいいと思う。ハンナの一人称が「俺」なのも、最初誰かよくわからなかった
あと、括弧の最後は句点をつけないんだぜ、とかそういうことは創発ではいちいち指摘する事じゃないとは言われるけど、
どっちかに統一してもらったほうが読みやすいと思う
動作描写が多いのも気になったかな。あんまり多いと文章量の割に話が進まないし、
ただの説明文になるから、少し考えて書いた方が。適宜読み直して推敲してみるといいかも
内容的には、アリスとハンナに絞れば12話で丁寧に書かれていて凄くよかった
順当過ぎて物語に起伏がなさ過ぎるけど、処女作ならむしろ好感が持てる
次に書くときは起承転結の「転」をより意識して書いてみるべきかと
気になったのは、これ、こんなワールドワイドな登場人物と設定が必要だったの? っていうこと
虐待を受けてアメリカに逃げ込んだ姉妹と、中性願望のある女性の話、でも普通に通じるんじゃないかと思った
ハンナの名前の由来の部分を譲って日系人、という設定でもいいかもしれないけど、それ以外は必要だったかなと
結局しわ寄せが台詞に全部きてしまって、文章を読みにくくしていたと感じた
加えて、事前にテーマが提示されていなかったら、仲良し五人組の存在意義が薄いかと。
なんというか、詰め込みすぎというか。実際にテーマの数が多いし
お姉ちゃんにとっての救済も書きたかったのかもしれないけれど、
エピソードが後ろに詰め込まれすぎていたので、後から思いついて付け足したような印象があった
いっそアリス・イリス・ハンナ・クレアぐらいまで絞っても良かったんじゃあないかな
お姉ちゃんの話は別に書く感じで
メインの軸がしっかりしていただけに、登場人物の多さで話が分散したのも残念だった
面白く読めたかといえば単調でしんどかった、とぶっちゃけてしまうけど、
初回でこれだけ書けるなら大したものだと思う。というかきちんと完結させるとかマジ凄いです^q^
ちょっと厳しい感想になってしまったけれど、まだまだこの人は書ける! と思ったが故の感想なのでご容赦くだされ
頑張ってくだしあ
あともっとageるべきww
222 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/29(金) 18:17:46 ID:AfUEB+z/
投下します。今自分が書けることと書きたいことを書きました。こういう場にこういう文章を投下するのはちょっと恐いですが宜しくお願いします。
〜線と夏〜
――――を発しながらも夏は暑い。当たり前のことだ。こんなむさ苦しい気温の今日には
カキ氷がよく潤してくれる。
よく忘れがちなことではあるが、レモン味を選ぶセンス、イチゴ味等その他を選ぶセンス。
この二つのセンスには、月と鼈ほどの大きな差がある。
言うなればレモン味を他の味から取捨選択する、その英断にはまったくもって拍手を送りたい。
そしてイチゴ味を始めとする他の味を選ぶ有象無象の輩達。これには氷も溶かしてしまうため息をつかざるをえない。
そもそもレモンをおいて他を手にとって食すという行為そのものがタブーと言っても良い。
ブルーハワイなんて言ってみれば…………
――――異常に戦線は混乱している。これはペンギン軍の天気予報間違えという戦略ミスが招いた結果である。しろくま軍は何もせずとも勝利を女神から受け取ったようなものだ。嗚呼、ペンギン軍の将、スカルト三十四÷五十六世は雲上に散る。
燃え続ける千鳥群はビルの避雷針を無視して、降下直撃する。ブルーハワイは土産だ。
夏は暑くて…………
――――以上、レモンを転がし続けた結果、泥檸檬という怪異に変貌し、人民を襲い始めた怪物の目録でした。続いて、20という数字が表す柿氷の哀れさについて、これから個人の考察を発表したいと思います。
19までの数字は偶然にも恋人に見つかってしまいます。しかし、モクモクとした綿菓子で結ばれた愛園は空中に濡れて浮かぶのです。ガムを噛み続けても、尻の穴から雲が湧き出てしまい、結果肛門から雷の残照が見て取れるのです。夏は暑さが…………
――――な、つ、は…………
俺には理解できなかい……
誰か頼んだ
224 :
218:2010/01/29(金) 19:31:45 ID:6KbvDKNO
>>221 さん
ありがとうございます。
「描きたい事が多すぎる」「視点の変化が激しすぎ」「詰め込み過ぎ」「しわ寄せが台詞に」「転がない」
の辺りは、何となく書きながらも自覚していたのですが、言われるとやっぱりなァと思いました。
>ワールドワイドな設定
個人的に、人間というものにあんまり国による違いは無いんじゃないか?というのが言いたかったのと(これまた純日本教徒的ですが)、
スラヴ人の父称の存在(父親の名前が元)とか、日系人とか、が必要になってきて…
アメリカは移民の国とよく聞きますし、そういう印象がありまして、色々な国からが来ているのが自然かなァ、などと。
スコットランド語(東北弁)は、私イーハトヴ出身なもので、田舎が軽んじられる風潮があるよなァと思い、その反抗として少し。
でも、確かに煩雑と思います。
>仲良し五人組の存在が薄い
海外には世間が無いのに、その友人たちという共同体(Community)を
ハンナ(日本人)が世間のように感じてしまって…、というのと、
偏見ですけど男性は話にあまり深入りしないなァとか、そういうのもあるのですが、
(でも、存在は薄くてもきちんと存在する。場の空気や世間と同じ)
やはりこれも「詰め込み過ぎ」に集約されますね。
>登場人物の多さ
キャラクターに名前が無いのは可哀想だなァと思ったり、
「ヒーロー/ヒロイン」というのが個人的に苦手で、周りの名有りキャラを増やし
その「特別っぽさ」というかをちょっとでも軽減したかった、とでも言いますか…
そこらへんに原因がある気がします。
>テーマの多さ・後ろに詰め込み過ぎ
テーマや問題提起が多いですけれど、人間の成長というのは主に対話に因るのが多いなァというのと、
物語中で人物達に意見や各々の理論を言わせる事によって、キャラクターにも人格とか、人生とか、
それぞれのアイデンティティがあるんだ、という事も言いたかったのです…が、やっぱり煩雑ですね。
>単調
個人的に最近のメディア作品は劇的すぎる(味付けが濃すぎる/そして似ている)と思って、
そういうのは出来れば避けたいなァと(現実ってそんなにドラマチックですか?)。
でも、それが読みにくく、単調でつまらなくしている原因なら、少しは塩を振りかけた方が良いんですかね…
何か思ったよりも罵倒されなくて安心しました…。
これからは「転」と「読みやすさ」「シンプルさ」辺りを心がけたいと思います。
重ね重ねありがとうございました。
225 :
218:2010/01/29(金) 22:41:53 ID:6KbvDKNO
あ…「後ろに詰め込み過ぎ」について書いてたのに言い訳してなかった
これ、展開自体はほとんど最初に思い付いていて、
前半でまず下地として日常の中で人間関係などを少しずつ描写してから、
後半に展開や(小さな「転」のつもりで)事件を書こうと決めてたんです。
人間・人物関係がはっきりしてから事件が起きた方が人物の心理・行動が理解しやすいかなァ、などと。
でも、少し違和感、ってのが分かって良かったです。やっぱり、参考になります。
>>222 作者さんはどうか知りませんが読み手には全く理解不能、意味不明な文章です。
こういう文章ってイケてね? なんか凄くね? てことなら
まあ書いた本人が楽しいならそれで、としか。
227 :
222:2010/01/30(土) 20:45:46 ID:wwfN1PSE
>>223 >>226 感想ありがとうございます。意味不明な文章に感想を求めるのはやっぱり難しいですかね。
言葉のノイズみたいなのを意識したのですが、結果自己満足のような形に終わってしまったようですいません。
御反応頂き重ね重ねありがとうございました。
意味不明な文章でも意味があるやつは面白いんだけど。ああ、言葉が足りん
意図とベクトルがない羅列ではな
230 :
221:2010/01/31(日) 17:22:14 ID:a090RHrh
>>222 どっちかってーとポエムのような
>>224 ついでに
>>ワールドワイドな設定
> 個人的に、人間というものにあんまり国による違いは無いんじゃないか?というのが言いたかったのと(これまた純日本教徒的ですが)、
その辺の作者的な意図を聞くと成功してるんだけど、読者には伝わってない感があるね
結局「内気少女」「中性的な女性」「その友達・姉妹」以上の設定はあんまり必要ないかなと読んでいて感じたので、
あんな感想になったというか
それなら設定はそのままでいいと思うけど、そのテーマを意識させる書き方がいると思う
>登場人物の多さ
>単調
人生観の違いかもしれないが、現実って書き方次第でいくらでもロマンチックになるもんだぜ、という
味付けの濃さと相似については感じる所もあるけど、
小説を娯楽として読む人が多いわけだから、意識して緩急をつけるくらいで丁度いいと思う
緩急と言っても展開を派手にするとかじゃなくて、描写で変えていけば味付け過剰とは言われないかと
要は筆力ですよ。こればっかりはどうしようもないっすww
「文章が綺麗、上手」とか「構成が巧み」とか言われるような作家の小説を読んでみると参考になると思う
テーマを提案して、掘り下げつつ読み物として面白くするのは凄く難しい
プロすげえなあと思うよマジで。面白かった小説の構成とか分析してみるとなお勉強になるよ
あと221で書き忘れたんだけど、句読点がちょっと多かったから、推敲の折に意識してもらえるとまた良くなるかも
何度もすまないけど、ちょっと気になったので。もう引っ込みまする
頑張ってくだしあ
231 :
218:2010/01/31(日) 21:46:06 ID:4YIPhYyM
>>230 さん
おわああ(こんばんは)。
当たり前ですけどやっぱり難しいですね…読み手に分かってもらう、というのが。
描写とか、構成とか、見せ方、とか。やっぱり未熟さが自分で見ても分かります。
如何に読んでもらえるような文章にするか。そういう事と思います。
その辺を気にしながら頑張って推敲します…暇になったら。追々。
何度もアドバイス、ありがとうございました。ナマステ。
おい規制解除されたのに投下に対する感想少ないぞ!
創発民は何やってるんだ
234 :
創る名無しに見る名無し:2010/02/17(水) 01:23:06 ID:tRF/jZRx
235 :
234:2010/02/17(水) 01:31:23 ID:tRF/jZRx
>天使の羽根
1レス縛りでは無理もないという気もするが
ダイジェスト的でその筋書きも古典的で捻りがないように見えるので、評価は難しい。
劇的な展開やテーマの提示が苦手なら、少年の振り回されっぷり、会話の面白さなどで勝負を掛けるしかなく、
それを1レスでやるにはそれなりの技量がいる。
あと、少年の行動は相手によっては気分を害するかもしれない。というようなことも裏で考えられているとグッド。
もっともこれはもろもろ含めてみた評価で、スレ的にみると素敵な作品だと思う。
優しく清々しい余韻があって、俺は嫌いじゃない。
ただ、いかんせん短い。題材は1レスより普通の短編向き。
だいたいこんな感じだ。これからも頑張って盛り上げて欲しい。
てす
規制解除ヤター!!
『天使の羽根』
ちょっと回りくどい比喩や擬音、台詞廻しでぐっと暖かい深みが出そう。
>>233 1.おもしろかった
2.敵が魅力的。ゲームハードとジャンボジェットの掛け合いが良いね
3.アイヴァンホーが駆けつけた理由が少し弱いような? 俺がそう思うだけかも知れぬ
4.直接話に関係しないけど「メガスチール」が何なのか、もうちょっと説明があっても
5.ゲームハードが見せ場もなくやらたんじゃないかとヒヤヒヤしましたw
6.腰を据えて読む気がないと辛いかも
7.文章力うらやましい
240 :
創る名無しに見る名無し:2010/02/18(木) 21:06:58 ID:hhWTjWvR
>>236 >>238 感想どうもありがとうございます。
やっぱり1レスというくくりがある以上題材はある程度選ばないとダメだなと改めて思いました。
表現力がもうちょいあればまだ書きようはあるのでしょうが現状では足りない部分が多いので
精進しなくては。
話の無駄な部分と必要な部分を選別してうまくまとめると言う面においては良い訓練になるスレ
なのでこれからも色々試行錯誤しながらやっていきたいと思います。
>>241 世界観はきっと悪くないんだろう。もうちょっと丁寧にやれば読者が浸れる/ドン引きできるものになると思う。
ただ、キャラは、まあ特徴的といえばそうかもしれないけど、立っているかというとどうかねぇ。
会話は光るものもあるが要洗練といった所。
話の流れとかは突発・散漫かつ読者置き去りな感じでよーわからん……。
ラノベとしては出だしのキャッチが課題かな。
つーか文章以前のところでつまずく。せめて改行くらいはして欲しかった。そういう配慮も大事だぞ。
うまくやれば大作になりそうな気配がある。がんばれー。
243 :
創る名無しに見る名無し:2010/02/23(火) 17:31:57 ID:cTzyRnmd
>>239 ありがとうございます
恐縮です
3.アイヴァンホーが駆けつけた理由が弱い
究極的には運なのでw (同族の)車が破壊されたということも少し
4.「メガスチール」の説明
もっとコテコテのネーミングのほうがいいってことか
5.ゲームハードの見せ場
ごめんなさい
6.腰を据えて読む気がないと辛いかも
う・・・いろいろ考えさせられる・・・
感想ありがとうございました。参考と励みになりました!
このスレが過疎るってやばいなw
245 :
241:2010/03/04(木) 01:20:41 ID:EfgrVeEp
>>242 感想、ありがとうございます。
返信が遅くなってしまい、申し訳ない。
まだまだ改良しなくてはならなさそうで頭を抱えて、プロットから作り直しています。
がんばりますよー。
246 :
241:2010/03/04(木) 01:21:27 ID:EfgrVeEp
sage忘れた。ごめんなさい。
人がいないのか、感想書きにくいSSが続いたのか微妙なとこだな
後者じゃないかな
一応毎日覗いてるぞ
そんなだから寂れる・・・
250 :
218:2010/05/14(金) 09:46:18 ID:dCIcDW1c
【作品名】 お姉ちゃんの話
【投下場所】
http://ncode.syosetu.com/n4435k/ 【備考】
・
>>218の「アリスとハンナ」の続きという位置付けです。
・恋愛小説、完結済です。直接的な描写は無いです。
・今回は視点を一つにしました。また言いたい事も絞ってみました。(たぶん)
・同じパターンの繰り返しが多いかなぁという印象はしました。
・ageてみます。また規制に巻き込まれるかも分からんのですが、宜しくお願いします。
>>250 読んだけど悪くはないけど良くもない感じ
単に自分の好みにあってないだけかもしれない
前の世界観や登場人物を引き継いだせいだと思うけど
前作を読んでない自分としては舞台や登場人物達の状況が分かりづらくて
いまいちどの登場人物の心情も理解共感できなかった
そのへんの説明は書きすぎると前に読んだ人たちにはくどくなるし
程度が難しいとは思うけど工夫して貰えると読みやすくなるかなぁ
【作品名】シャドウミラージュ
【投下場所】
http://www13.atwiki.jp/sousakurobo/pages/104.html 三話まで投稿して現在他作品にかまけてる為凍結中
【備考】異世界ファンタジー+ロボット物
妖魔が存在する世界での人々が妖魔と闘う為にロボットを用いて闘っているというのが大筋
多少外れた事はすれでも大筋王道モノ
本腰入れて書いてた作品なのでちょっと色んな評価が欲しい
あとどの話も2万字、3話に関しては5万字近くある内容になっています、全部読まなくても大丈夫です
1.単純に面白いか、○話は面白かったけれど○話はなんとかというのもあればどうぞ
2.キャラ書きわけは出来ていたか、何かこれは良いなというキャラはいれば是非に
3.ストーリー展開に無理を感じなかったか?
4.設定が読んでて頭痛くなったりしないか、もしくは突っ込み所ありすぎて萎えさせたりしてないか
5.冗長になっていないか
6.好きなシーンがあれば、またこれはダメだと思ったシーンがあれば
7.ここがダメ、ここは直した方が良いよという点があれば
8.その他何かあればどうぞ
253 :
218:2010/05/18(火) 00:41:48 ID:dER8bmh5
>>251 さん
どもです。やっぱり分からんですよねぇ。うーん。
固有名詞ていうかキャラに拘らない方が読みやすく書きやすくなるとは思うんですけど…
>>252 第一話と第二話読んだんで忘れないうちに書いておく
1.単純に面白いか、○話は面白かったけれど○話はなんとかというのもあればどうぞ
普通におもしろかった
第一話は個人的に好みだったけど出来は第二話の方が良かったように感じた
2.キャラ書きわけは出来ていたか、何かこれは良いなというキャラはいれば是非に
ミムちゃん一択、最後の台詞に吹いたw
書き分けを口調するのが苦手なら台詞は連続させて書かずに地の文でいくつか説明してみたらどうだろう
3.ストーリー展開に無理を感じなかったか?
王道というだけあってさほど無理は感じなかったけど王道で片付けずに
クーガさんがミムちゃんを助けるあたりにはもっと動機付けの描写が欲しかった気がしなくもない
たぶんクーガさんの根幹に関わる部分なだけにあまり不明瞭にしないで欲しかったかも
4.設定が読んでて頭痛くなったりしないか、もしくは突っ込み所ありすぎて萎えさせたりしてないか
むしろもっと設定は見せることを意識した方がいい気がする
設定説明だらけになるのは駄目だけど出し惜しみされると逆にキャラや機体のイメージが掴みづらい
5.冗長になっていないか
むしろもっと長くてもいいと思うぐらい
逆に短くしたいならもっと思い切りよくやったほうがいい
6.好きなシーンがあれば、またこれはダメだと思ったシーンがあれば
第一話のラストが好き
駄目って訳じゃないけど儀式執行長のくだりは無くても話に問題はないと思った
第二話は全部が好き、あの緊張感たっぷりの戦闘シーンは一行読む度にドキドキさせられた
7.ここがダメ、ここは直した方が良いよという点があれば
ロボものは設定説明が肝だと思うから設定が読んでる人の頭の中に残る工夫というか
設定の見せ方、特に出し方の研究をしてみたらどうかな?
今のままでも読めるしおもしろいけど読みやすさが変わると思う
8.その他何かあればどうぞ
クーガさんは「余裕」発言の割には全く余裕でないところが好き
セイムさんの落ち着きのない二十八歳っぷりが愛しい
>>250 前も読んだものだが、読んだぞー
問いの内容が抽象的なので、答えが出ないのは仕方ないとけど、
お姉ちゃんがウジウジしている感じが確かにくどいかも
ほぼ全員に話を聞いて考える種は手に入れてるのに、
思考が進んでない感じが小説としてはダラダラして見える
>>224で自分で書いてるけど、「ヒーロー/ヒロイン」の構図を
嫌う形で書いてるから「日常のなんでもない感じ」は出てる
その点では凄くいいと思う
逆にキャラクターが前に出ないから、感情移入とかが希薄で、
続編や親父を出してもあまり「待ってました感」がない
前回は人が多すぎて煩雑になったけど、今回は逆に、
「親父の死」という大きな転換点すらギルとイリスの日常に
組み込まれてしまった感があってもったいなく感じた
10のようなシーンではもっと感情を煽っても良かったんじゃないかなあとか思った
結局一言で言えば「合わなかった」ってことなんだろうけど
世界観やスタンスがハッキリしている点は好感が持てるし、これからも貫くべきだと思う
筆力が上がると違うかもしれないけど、
自分の文体やスタンスにどういう弱点があるのか分析して、頭に入れておくと
もっと人をひきつける小説が書けそうな気がした
>>254 感想ありがとうございます
1.2話が出来が良かったとするならば、たぶん戦闘シーン以外の要素が薄かったからかもw
2.地の文かー、ちょっと意識してやってみます、ミムちゃんは自分も好きですw、使い捨てタイプのヒロインとしてはいささか勿体無いw
3.ふむふむ、貴重な意見ありがとうございます、動機かーちょっとづつ小出しにしていこうとしてたんだけれど、もうちょっと一気に出した方が感情移入しやすいのかな
4.設定見せる事意識か、毎度負担にならないようにとそういう事ばかり考えているせいかその発想はありませんでした、もっとしっかり描写するように考えてみます
5.なん・・・だと・・・毎回ながすぎかなーと思ってシーンを減らす作業をしているのですが、目から鱗な話でしたw
6.1話のラストは俺も好きです><、儀式執行長は無くても大丈夫か…ふむふむ、参考になります、2話の戦闘シーン逆に長すぎになってないかと心配だったのですが、ご好評を頂いて個人的には凄く嬉しい所です
7.確かに、設定を作ったのはいいものの、なんか上手い出し方をまだ見つけられてないような気がする…意識してやってみようかと思います
8.クーガの『余裕』=必死に闘うフラグですw、こういうのは毎度出せていけると良いなぁ
感想本当にありがとうございます、良い参考になりました><
>>255 さん
あ、度々ありがとうございます、ナマステ。
後ろ向きな人は頑固で、同じところを何度もぐるぐると思考停止するものでは無かろうかというのと、
それと人の死ってのをそんなに劇的なモノにしたくなかったのです。淡々と書きたくて。
…でも、それだとフィクションとしての小説の意味が無くなっちゃいますもんね。
たぶん、主張をハッキリさしてから肉付けしてくほうが良いと思うんです。
そうすればキャラも活きるだろうし、何が物語に必要かも掴めるだろうし…。
【作品名】シュタインズゲート二次創作
【投下場所】
ttp://www1.atwiki.com/reading_steiner/pages/351.html 小心翼々のアダムとイブ
【備考】
ttp://steinsgate.jp/ 公式です。
エンディング後日談なので、これを見ても補完出来ないところが多々……かも;
しかもしかもネタバレを含むのでプレイ予定の人は読まない方がっ
空行においてあるのはゲーム内のメーターをもじったもの。
この小説の場合、視点移動を示していたりします。
気をつけてることや
1.起承転結 現在は承で、もうちょいで転に入ります。
2.ストーリー展開に無理を感じなかったか? この前の作品で破綻し、断念の経験あり。プロットはやってます。
3.冗長になっていないか……なってると自覚ある。切実。
スレでも悉くスルーされてる気がするので辞めた方がいいのかな〜
と疑心暗鬼に陥りつつあります。
流れるような文章を書けていない自覚みたいなもの(?)はあるので
フルボッコでいいです、が、荒れるほど過剰なのはちょっと…w
259 :
創る名無しに見る名無し:2010/06/02(水) 20:05:20 ID:IgMWkr4I
シュタインズゲートやったこと無いので何ともいえん
とりあえず上げて他の人に感想を任せてみる
>>259 ご指摘の通り、二次創作だとそういった予備知識が必要に
なっちゃうんですよね。それ以前の問題があると思ってはいるのですが
どうも場違いだったようで、申し訳ない。
それなりの所へ出張ってがんばります。スルーでお願いします。
261 :
創る名無しに見る名無し:2010/06/06(日) 07:49:16 ID:s7mVSFGj
腐女子方の会話に衝撃を受けて書いしまいました
初めて文章を書いたのでダメ出しお願いします
そう、彼は後悔していた。
「この世に無駄なことなど何ひとつない」彼の祖父が事あるごとに言っていた口癖。理解しているつもりだった。
だが、実感を伴わない言葉は理解しているとはいえないだろう。
例えばだ、木綿豆腐と絹ごし豆腐どちらが攻めか受けか考えたことがあるだろうか?想像は人を内面から豊かにするだろう。
その想像がどれほど非生産的であったとしてもだ。当然それだけではない。
場合によってはシミュレーションとして行動や言動の指針ともなろう。
つまり、彼は後悔していたのだった。木綿と絹ごしの受け、攻めをどうして考えたことがないのかと。
「この世に無駄なことなど何ひとつない」彼はこの言葉を理解した。
↑の補足
彼は腐女子を好きになっちゃって、彼女に若干引いてるんだけども、彼は仲良くなるために腐女子的な趣味のフリをしてます。
まぁ、付け焼き刃なんで当然ボロがでてきます。木綿豆腐と絹ごし豆腐のこと聞かれて、彼は『ハァ?』って感じの素の反応して嘘がばれてしまう。
それで彼がよく分からないことを考えながら悔やんでる場面です。
やおいの世界は色々と深いよなw
奴らの想像力のバイタリティはすごい
あと、必要な情報は全部本編に詰め込んだ方がいい
補足とか読まされても退屈なだけだし、
ミスった切れた
補足とか読まされても退屈なだけだし、本文を読んだだけでは意味を全部理解できないんでは、作品として不完全だと思う
>>261 この数行で感想を付けて貰おうと思えた
>>261の勇気を褒め称えたい
内容はフーンあっそぐらい、印象に残る物は何もない、つかみが足りない
補足の所為で作品らしい体裁が消え失せて台無しになったぐらいか
補足がなかったらまだ想像の余地が色々あって作品として楽しめたな
>>266 投下乙です。ちょっとしたら読んでみますね
雑談スレで紹介されてて、昔お世話になったのを思い出して懐かしくなり、再び遊びに来ましたw
2スレ程度のSSですが、少しは成長したかな?って感じで投稿いたします
268 :
逆転未来:2010/06/07(月) 12:22:44 ID:A2e+gHkv
2102年、地球で言えば6月5日、月。今日も調査の為、観測地点へと出かける。そこには何もかもあって、何もかもが無い。
薄く白みがかった灰色の地面を歩くと、意外と固く地球の地面と同じ様にしっかりと地に足が付いている、そんな感覚。
月の石、というと神秘的だが、調査の為に毎日拾っていると神秘さも何も無い。只の石、それ以上でもそれ以下でもない。
地球から連絡が来るのをずっと待っているが、まだまだ連絡が来る様子は無い。私が月に派遣されてから、早10年の月日が経つ。
アンドロイドである私、正確には私達は、私を作りだした人間と違い地球内外での活動を何の困難もなく行う事が出来る。
それは海底に潜っての深海魚捕獲だったり、マグマの近辺へと向かい、溶岩の採取だったりと多岐に渡る。そこで。
今の私にも、その様な任務が下されている。任務内容は月の環境の変動を1日1日、欠かす事無く調査する事。
数十年間にも渡る任務と言う事で、私はバッテリーを交換しながら今日もまた、調査へと繰り出す。
地球との連絡手段が通信だけなせいで、今、地球で何が起こっているのか、そして私のこの任務は何時終期を迎えるのか、何一つ分かっていない。
しかしだからと言って、限界を感じる事は無い。
何故なら私はアンドロイドである故、バッテリーを変えれば幾ら月日が経とうと、変わらず動き続けられるから。
けれども、幾ら何も感じないと言えど単純作業には正直飽きが来る。
私は普通のロボットの様に、繰り返す事を繰り返すプログラムは組み込まれていない。
人間の様に感情を持つ事は無いが、代わりに思考を模したプログラムを組まれている故に、新しき知識を欲し、未知なる経験を必要とする。
実際、私と同期のアンドロイドは様々な現場を経験している為、優良機として評価されていて年々アップデートを受けている。
私は、と言えば特に重要な任務も課せられる事無く、だから製造されて二十数年経っていても、ボディもAIも全く変わって(アップデートされて)いない。
この任務に着く前の任務と言えば、交通整理だったリ役者での窓口案内だったリ人間で十分事足りる任務、いや、仕事しか無かった。
だからこそ、この任務が下された時には遂にチャンスが巡ってきたのかと思ったのだ。思ったのだが。
任務内容は地味極まる。石を採掘しては、ホームベース(私が調査の拠点とする場所の名だ)に保管する。
クレーターが出来た場合、周辺を調査し周囲を量る。
これだけ。これだけを私は十年、毎日毎日繰り返す。何も無ければホームベースでバッテリーを取り替え、地球時間で言う零時を回ると調査終了。
床というか、ボディを休める為にスリープボックスなる箱に入り、六時を周るとスリープボックスが開いて調査開始。
最初こそは、遠方より見える地球の青さに雄大さを感じていたが一週間ほど過ぎればなんて事も無い、ただの風景に変わる。
変わる事の無い灰色の地面、変わる事の無い地表、変わる事の無い、宇宙の暗闇。全てが、平坦だ。
私を派遣した人間は、私に宇宙人なる生物との遭遇も視野に置く事を提案した。しかしここには私以外、生物は愚か物体さえ見えない。
一体、何時になれば私は地球に帰れるのだろうか。というか、何時頃任務の終期が明かされるのか。
待っているが、何時まで経っても、そして時間が過ぎていこうと、地球からの連絡は無い。もしかしたら、忘れられているのか?
いや、そんなバカな事。と思っているが、こちらから連絡してもなかなか繋がらない事が多々ある。
繋がっても、調査を継続せよという一点張りだ。私が異議を唱えるまでも無く、切られてしまう。
地球に帰る手段は、私をここまで連れてきた往復シャトルしかなく、自力で帰る事等出来る訳が無い。
今日もまた、ホームベースから出て月を調査する任務が始まる。
入口を出ていくと、無感情な灰色の地表と先の見えない漆黒の暗闇に私は一瞬視界を閉じたくなる。もう、この光景は見たくない。
が、プログラムに組み込まれている行動をしないアンドロイドなどアンドロイドの風上にも置けない。
渋々歩きだすと、何故だか足元がふらつく。しまった、何処か故障だろうか。
視界が一寸、ブラックアウト。私はそのままその場で、歯車が切れたブリキ人形のように倒れ、て。
269 :
逆転未来:2010/06/07(月) 12:24:06 ID:A2e+gHkv
「手塚さん、起きて下さい。手塚さん」
中々起きずに困っている彼女の声で、僕は目を覚ました。ヘッドギアを外すと、蛍光灯の光が僕の目を強烈に照らした。
小説の構想を考えている間際、彼を操っていてついうっかり眠ってしまっていたらしい。どうにも心地が良くて参る。
未来では、人間の形を模したロボットをリモートコントロールする事で、個人でも気軽に人知の及ばない危険な秘境を体験する事が容易になった。
値段は安い筈もなく、例えると自家用車1台を買えるほどの金額だがその分の見返りは素晴らしい。何故ならこの目で、月やアマゾンの奥深く。
果ては深海や溶岩地帯、非合法でかつ僕は馬鹿馬鹿しいと思うが、裏世界でアウトロー相手に喧嘩することだって出来る。
様は自分が体験できない事を、そのロボットを経由して疑似的に体験する事が出来る、という訳だ。
世界には限られた人種、または人間という生物であるが為に、一生掛かっても体験できない事が星の数ほど存在している。
しかしこのロボット……プライスレスは、その悔しさを解消させ、人生を豊かにしてくれる、素晴らしい存在なのだ。
「何時も言っていますが、ヘッドギアしたまま寝ないでくださいね。目に跡が付きますから」
と、僕を心配する彼女はメルモと言って、僕の元で仕えている、俗っぽい言い方をすればメイドの女性だ。
常に小説だとかその他諸々な仕事に全力で挑み、部屋に籠る僕には、他の事……と言うか、家事が全く手に付かない為、彼女の存在が必要不可欠となる。
仕事の担当者と打ち合わせする時には外に出る事もあるが、それ以外の日に遊びに出かける様な暇など無い、と言うか時間が惜しい。
そんな僕に、プライスレスは最高の玩具だ。自宅に居ながらそこら辺の映画よりずっと、刺激的で面白い物を見せてくれる。
先程操っていたのは、僕が持っているプライスレスの5機の内の1機、月に置かせたムーンと呼んでいるプライスレスだ。
最近取り掛かったSF物の小説の構想を考えながら操っていたら、何時の間にか眠りに就いていた。よほど疲れているのかな、僕は。
メルモが眠気覚ましの冷や水を持ってきてくれた。僕はそれを飲み干す。
「それで浮かびましたか? 小説の構想は」
「いや……浮かばないな。考えが纏まらなくてさ」
「そうですか。締め切りが迫っているので、頑張ってくださいね」
と、メルモは冷淡な声でそう言って踵を返した。……流石はアンドロイドと言った所だな。
もう少し母性愛に溢れているアンドロイドを買えば良かったかなと思うが、彼女は彼彼5年近く一緒に居るし、今更取り変える事はしない。
目元を擦ると、ムーンを介して視える、冷たくも神秘的で心震える、広大な月の海がぼんやりと浮かんでくる。
あの光景を見る度に、僕は自分自身が如何にちっぽけで、矮小な存在かを思い知る。
……閉じていた両手を開いて、じっと見つめる。よく、考えてみろ。
270 :
逆転未来:2010/06/07(月) 12:26:11 ID:A2e+gHkv
あの月の光景を見ているのは、僕では無くムーンだ。石を拾い、地球を見、クレーターを歩いているのも、僕じゃない。
ムーンだ。実際に僕は月を歩く事も、そして月の石を、この手で掴む事も出来ないだろう。
100年経っても、人類はアニメとかに出てくるコロニ―を作る事も、月や火星に移住区を作る事もいまだ成していない。
プライスレスだとか、医療技術とか、通信技術だとかは際限なく進化したさ。けど。
すぐ目の前にある、月にさえ人類は手が届かないでいる。僕にはそれが、何よりも哀しい。
と、視界がうっすら暗くなってきた。眠気だ。僕は座っているソファーチェアの背を倒して、目を瞑る。
目を瞑る事に、僕の視界には常にうっすらと、プライスレスを介して見る光景が見えている。その度。
その度、僕は考えたくなる。このまま進化していっても、僕達人類は決して、宇宙で暮らす事は出来ないだろう。
それ以前に、技術の発展と引き換えに、ゆったりと地球は人類の住処を無くしていく。長年痛めつけてきたツケが、回ってきたのだろう。
百年程前から、人類は世界中で、巨大な半透明のドームみたいな所で生き続けている。
その間、あれほど多かった人口も半分以上減ってしまった。
馬鹿な話だが、気温の上昇のせいで、南極辺りからウイルスみたいなのが目覚め始めた。
都合が良い事にそのウイルスは人間にだけ、毒を引き起こす。
そのせいで多くの人間が苦しみ、やがて死んでいく様になった。
僕の曾祖父が語るには、特効薬が出来る頃には本気で人類滅亡かと言う位、危機的状況だったらしい。
それから人類は、このスフィアという名のドームでの生活を余儀なくされている。言わばウイルスからの隔離だ。
人工的に弱肉強食という自然の循環システムを再現したこのドームで、以前の様に自然と触れ合ったり、動物を捕獲出来なくなった人類がどうしたか。
そこで、プライスレスの存在……いや、ロボットの存在が必要となる。
彼彼女達のお陰で、外から動物を捕獲したり、植物等を持ち込んで、育てる事が出来る様になった
外ではその人類が作ったプライスレスを含むロボット達が、今でも人類の介入無く、元気に育っている自然相手に奮闘している。
人類は、無意識下とは言え、格下に思っていた彼彼女達、ロボットの存在が無ければ生きて行く事が出来なくなってしまった。
人類自身が招いた不可解な逆転現象は、これから一生、元に戻る事は、無いだろう。
僕は思う。
……ロボットになっている方が、展望の見えない人類より、マシなんじゃないかと。
明日もまた、人類にもプライスレスにも、変わらない朝が来る。
終
投下終了です。何か常駐スレに投下した作品をほかに投下するのって、妙に緊張しますねw
常駐スレの住人の皆様にも読んでいただきましたが、他のスレの方達にも感想を伺ってみたいなと思い、今回投下してみた次第です
なるたけ今後のステップアップの為、正直な感想をいただきたいのですが特に
・SSとして完成されているか
・SF物として興味を惹いたか
・読後に、何か心に残るものがあったか
の三点が特に知りたい所存です
では私用が済み次第、
>>266さんの作品を拝見したいと思います
てか2レスといいながら3レス使っちまったいorz
>>266 えっと……多分こちらの不都合だと思うのですが、dcox形式だとダウンロードしても読めないです……orz
良ければテキスト形式かワード形式で投下してもらえると有り難いです
勝手な我がままですみません
>>271 ・SSとして完成されているか
綺麗にまとまってると思います、かなり自分好みでした
・SF物として興味を惹いたか
SFは分からないけどロボットを作る技術があるのに
地球に縛られたままの人類っていう設定がおもしろい
書き方の流れも良くて読んでいくうちに「ああ」って納得できた感じ
・読後に、何か心に残るものがあったか
先の見えない人類に対して未来のあるロボットって構図が好き
ロボットも人間も無い物ねだりしてどこまでも交わらない感じも
作品の雰囲気にあっていておもしろかったです
docxも一応ワードのファイル形式なんだが
ソフトのバージョンが2007以降でないと開けないぞ
>>274 どうにか開けました。
>>266さんお騒がせしてすみませんorz
今からじっくり読ませていただきます
と、
>>273さん、感想の程、有難うございます
>>266さんの作品を読んでから、返答したいと思います
>>266 長編という事で、堪能させて頂きました。うーむ、これは良いですね。
というか学生時代にこれだけの話を書けたってのは凄いと思いますよ。自分が同じ厨二だった頃は話は愚か作文さえ碌に出来ませんでしたから。
世界観が拙いながらもちゃんと構築出来ていて、ちゃんと物語の表面だけをなぞるのではなく、設定とかの中身の方まで考えて書いてるんだなって事が伝わります。
にしてもかつて高度な文明を築いていた世界が滅びた後の、一種の虚無的な世界観に憧れるのは若さゆえなんでしょうか。読んでて何かニヤニヤしてしまったというか。
それで苦言というか、ちょっとここは投下する前に直してほしかったな、惜しいなって所だけ先に。
・?や・ま・わ・け?や?といった、タイプミスかな?って所がちょくちょく見られます。
あえてキツイ言葉を選ぶと、こういうミスは読んでて結構萎えます。折角気持ち良く読んでた所にノイズが入るみたいで。
・!等の感嘆符の後に、1文字開けてください。文が詰まってて少しばかり読みにくいです
・(……)といった三点リーダは二つまでにして下さい。一応文章の作法に触れるので。
・それとこれはあくまで人其々なのですが、会話の時の「」で言葉の締めに。は個人的に気になったり
あぁ、でもこの「」に。が入ってる作品も多々ありますので、今後SSをお書きになる場合は。が無くても大丈夫だという事を、覚えてもらえると。
その他、ちょっと見直したらもっと物語が素敵になるんだろうなって誤字脱字が見受けられました。
それで、ここまでしつこく指摘するのは……自分もかなりミスするからなんですね。大なり小なり、投下後にミスに気付いて頭を抱えたくなるという。
作品のグレードを上げて、より人に気持ち良く読んで貰う為には、やっぱ小さなミスでも無くしていった方が良いです。
ミスをしないように注意していくと、自然に創作に対する姿勢も改まってきて、より良い作品を書こうという気になって来ますから。
今後貴方の創作活動の参考に少しでもなれば良いなと思いつつ、作品の感想を。
それでは改めて
出生故に蔑まれる少年、リ―クと、陽気な盗賊団の元リーダー、コアン。
この二人の物語が中々ハードな展開の元に進んでいく様には中々ワクワク、もとい興奮しました。
コアンとリークの初遭遇が、今正にリークの危機的状況下だって所にニヤリとしました。天井が壊される所とか映画みたいに脳内で再生されましたよ。
それと、リークの葛藤が深く抉りだす様に表現されていて、感情移入できました。
今までの生き方のせいで、どうしても迷い、悩む彼の心情は、読んでいてううむと唸りましたね。ここら辺も当時厨二とは思えないくらい、良く書けてるなーと。
後、自分としてはコアンのこの台詞。
>「ようやくいい顔、できるようになったじゃん。」
凄く良いというか、好きですね。コアンってキャラクターがどんなキャラクターなのかを、端的に示した秀逸な台詞だと思います。
にしても、タイトルの「無の天使」ってどこら辺で絡んでくるのかなと思っていたら……全く予想だにしない場所で出てきておぉー! と感嘆しました。
リークの覚醒が自傷行為の末って部分に、きらりと光るセンス(言葉が古くてすみません)を感じたり。
何というか要素要素が良い意味で凄い厨二を感じるんです。世界観や恐らく主人公であろうリーク、そして覚醒と。
そしてリークと同じ宿命を持つ敵の存在には驚かされました。二人に何か壁が立ち憚るのではないかと思っていたのですが、まさかと。
しかし一辺倒に悪い奴って感じではなく、リークと同じく宿命に悩んでいて、しかしそうするしか無いって部分に激しく切なくなりました。
ここの立ち憚る敵→コアンのピンチ→リーク覚醒は上手いというか、巧い流れだなと感心します。
敵のキャラクター性も立たせつつ、きっちり主人公二人の見せ場も作っておく。……ホント、自分が厨二だった頃とは大違いですね。あの頃の自分じゃ逆立ちしても(ry
最後になりましたが、結末の付け方も希望を持たせてくれる情緒的な終わり方で、ここも評価したいと思いました。
これからリークとコアンの前にはどんな冒険と、どんな出会い、そして二人は何を掴み、何を得るのか。
……そんな期待を抱かせてくれながらも、これで終わりとは憎いです。激しく続きを読んでみたくなります。生殺しです。
しかしこれで物語は一段落という事で。……やっぱ続(噛み殺し
長々と書きましたが、一言で言えばとても面白かったです。
厨二の頃に書いたと仰られていましたが、逆に厨二の時にここまで書けるって事に敬意を表しますよ。
願わくば、今の貴方が描く物語も何時か、読んでみたいなと思いつつ、感想を〆たいと思います
>>273 遅れましたが感想の程、有難うございます
戦々恐々としてましたが、評価が高くホッとすると共に内心舞い上がっております
>綺麗にまとまってると思います、かなり自分好みでした
ある種一番嬉しいお言葉です
SS書きとして短くても筋が通るようなしっかりした話を書きたいと、何時も心懸けておりますので
>地球に縛られたままの人類っていう設定がおもしろい
書き方の流れも良くて読んでいくうちに「ああ」って納得できた感じ
SFにピンとこない人でも分かりやすい様に書こうと思っていたので、こう言われると激しく嬉しいです。
とは言え自分ではプライスレスから手塚へと視点がシフトする所が少し分かりにくかったかなと反省しています
ちょっと流れが唐突だったかなぁと
> 先の見えない人類に対して未来のあるロボットって構図が好き
ある種エスプリというか、自分が書きたかったテーマみたいな部分なので、そこを読み取って貰えたと思うと書き手冥利に尽きます
ただ、この話を書く上でお手本にした星新一先生の足元には全然及びませんね
自分でこういう系統の話を書いていてなおさら、あの人の凄さに気付かされました
それでは改めて、丁寧なご感想、有難うございました
279 :
元厨二:2010/06/08(火) 04:02:20 ID:KsxuEEE/
>>276 >>277 あんなに拙く、長い文章でしたのに、全部読んでくださったようで、本当にありがとうございました
少し恥ずかしいけれど、すごくうれしいです
上げてから読み直して、冷や汗をかきました 頭も抱えました
あのころと今の自分とでは、どうしても感性が変わってしまっているような気がしたたので、必要以上の直しはしないままに投下してみたのですが、書式についての指摘はもっともだと思いました
自分だけでなく、沢山の方々に読んでいただくのだという心構えが、成っていなかったと思います 申し訳なかったです
(一度メモ帳形式に落としていたので、ワードのルビや環境依存文字が、文字化けしたようですね)
実を言うと、あの話は、10年ほど後のあの世界を舞台にした、終末系ファンタジーの前日譚のつもりで書いたものでした
成長したリークと、おじさんになったコアンが、ある女の子を仲間にして、世界のリセットに反抗する話だったと思います
未回収の伏線が少し残されているのは、そのためです
(コアンさんに依頼を持ちこんだ人たちは、両親だと言い張っておきながら、なぜリークと会おうとしなかったのか、とかね)
前日譚であれだけの分量なのですから、本編はもっと長いです 正直、自分はバカでした
高校に入るまで書き続けましたが、結局風呂敷を畳み切れずに未完のままです
データも、パソコンごと壊れてしまいました 今思うと、少しもったいなかったです
丁寧な感想も、ダウンロードしてくださった方も、皆皆感謝してます 嬉しかったです
逆転未来、面白かったです
もう人類は、安全な「スフィア」の中から出られないんですね
外と内をつないでくれるのは、感情を持たない(?)ロボット達だけ
地震が起こったらどうするんだろう、資源が尽きたらどうするんだろう?
色んな妄想が膨らんでくる世界で、(登場人物たちは不謹慎だと怒るかもしれませんが)楽しかったです
そして、ロボットと人との関係……おいしい匂いがしますよね 愛情=バグとか…?
言っていらしたように、世界の紹介みたいなところで終わり! って感じでしたので、続きが気になるなぁ、とだけ言ってみます
きっと、277さんの頭の中には、この舞台で繰り広げられるはずの人間(+α)ドラマが、完成しているんじゃないかと思うんです
(麻呂は決して要求しているわけではありません でも麻呂はZIPで欲しいなぁ、と思うのでしたAA略)
別に自分は麻呂じゃないのでZIPじゃなくてもいいです
さて
上の話(無の天使)の続きではありませんが、あの感想を読んだら、嬉しくなって、即興で話を書いてしまいました
6年ぶりの作品です
これから、投下させてください
あと、少し前書きも
私が、一人暮らしを始めてから二年間、2chからは、本当にたくさんのものを頂いてきました
寂しい時の笑える話とか、真面目な話とか、好きなアニメに湧き出るアンチ達とか
2chは、所詮便所の落書きとさげすまれている場所ではありますが、本当にたくさんの人間が、それぞれ自分なりの考えを持ちよって始めて成り立つ場です
(もちろん、ひろゆきやパケモンや運営達の力も必要不可欠なんですけれど、それとこれとは別の話ということで)
沢山の意見がある、だからこそ面白いと思いませんか?
さて、2chでも、現実世界でもよく見る主義主張達を、ステレオタイプ化したキャラクターたちが実在したとします
そんな彼らを現実の町に放り込んでみたら、一体どうなるんでしょうね? 自分はこうしました
っていうのはただの建前で、最後の数行が書きたいがために書き上げました よろしくお願いします
280 :
あるにぎやかな都会の喫茶店、真っ白なテラス席のポートレート:2010/06/08(火) 04:05:30 ID:KsxuEEE/
だー、かー、らーぁ、一人っきりなんですよ、最終的に! 人間って奴は。
街なんか歩いてるとね、友達ぃー、なんて言って、連れ立ってる若い女の子とかいるでしょ? ああいうの見てると、無性に腹が立ってくるんだよね。
あいつらバカだなぁ、頭悪いなぁって。君も思うでしょ?
彼女らみたいなのは、言葉どおりに友情があるから連れ立って歩くのか。
いやいやいやとんでもない。
何かしらの利害関係が一致しているからああやってまとまっているわけなんですよ、なーんて僕なんかは思うわけです。何せ受験地獄って奴を体感してますから。
僕は地元じゃそこそこ有名な、厳しい私立高校の出身ですが、在学時は、人間のエゴやアラなんて、毎日のように見てきましたよ。
もうみーんな、騙しあいのおとしめあい。ああおぞましいねー。
もっとも、その環境でたった一人耐えてきたおかげもあってか、名門国立のキャンパスライフをエンジョイ出来たし、今みたいな? わりといい職にも? 就けたんですけどね!
合格発表の時なんかはもうね、ボロ泣きですよ。男泣きです。
こりゃもういいことは出尽くした、人生終わっていいんじゃないかと……、あ、すみませんねぇーっ。
今回の話の趣旨はそこじゃありませんでしたね。
思わず脱線してしまいましたよ。いやぁ面目ない。
人間誇らしいことがあるとつい自慢したくなるものですな、はっはは。
所で君はどこ大出身? 私立大? 聞いたこと無いなぁ。まあいいか。
分かってますって話を戻しましょうねぇ。全く最近の低学歴はせっかちで……いや、すまんすまん。なんでもないよ。ここだけの話!
そうそう、結局はエゴ、それなんです!
その事がわかるまで純真な僕は苦労しましたよー例えばですね……、
「ウザっ、ああいう風だから友達できなかったんでしょうが」
サオリはわざと半分しか瞼を開けないような、だるそうな眼をして、大声で笑っている実業家風の男をねめつけた。
じろりとした視線を投げかけることを、確か睥睨するっていうんだよね。
彼女の目はそんな感じ。取るに足らない存在をただ眺めているような、そんな目だ。私は絶対にあんな眼で見られたくはないと思う。
彼女は美しい女性だ。
ウェーブの髪を明るく染め、派手なメイクと服をまとって、いつでもキラキラ輝いている。
ピンク色のルージュを引いた半開きの唇に、細身のタバコをくわえてボーっとしている姿は、いつもここじゃないどこかについて考えているみたいだ。
私のいる世界には今までいなかった、どこまでもおしゃれで垢ぬけた人。
「あんたもそう思うっしょ」
彼女は、深緑のシャドウとつけまつげに彩られたシャープな瞳を、私に向けてきた。女性誌のモデルか、昔買ってもらったバービー人形みたいに綺麗な顔が、じっとわたしを見つめている。
まるで何かを試されているような。
やめて、そんな目を私に向けないで。
私はいたたまれなくなって膝に目を落とす。コーヒーは既に冷めてしまっていた。
その様子を見て取ったサオリが鼻を鳴らすようにした。嫌だ、呆れられている。
「何下向いてんのよ。そんなにあたしといるの嫌?」
「そ、そんなこと無いよっ」
慌ててサオリに弁解した。
私みたいないいとこなしの目立たない女が、美しい彼女の機嫌を損ねるような真似はしたくない。
特に、これから数年同じ職場で過ごさなくてはならない、今の間は……。
「あたしねー、ああいう奴がいっちばん大きらい。人様の批判ばっかりしてるけどさ、結局、他の人と比べたら自分の方が上だって言いたいだけじゃんね。自慢かよ。ほら見てよ、あの太鼓持ち」
彼女が、同じく冷たい視線を投げかけている先には、実業家にインタビューらしき事をしている青年がいた。決して気弱そうには見えないけれど、一生懸命ぺこぺことご機嫌とりに終始している。
「ハハっ、かーわいそ。バカにされてやんの」
彼には意思というものがないのだろうか、気持ち悪いくらいに、笑顔を絶やさない。
実業家風の男性の自慢話は、いよいよ佳境に入ってきたようで、あまり上品とはいえない胴間声が、ガラガラと笑っている。
281 :
あるにぎやかな都会の喫茶店、真っ白なテラス席のポートレート:2010/06/08(火) 04:07:16 ID:KsxuEEE/
青年は、何度も頭を叩かれていて、それでも笑っている。
ああ、なんてかわいそうなんだろう。
でも、アレくらい寛容な人だったら、もしかして私みたいな女でも受け入れてくれるんじゃないかしら……。
「あんたもあーゆーとこありそうな感じすっからさぁ、自己主張しなきゃだめよー」
サオリはそう呟くようにしながら、タバコを始末した。
その声が、すぐに私を現実に引き戻す。
私は赤くなりながら、「わかった……」と消え入るような声で言うしかできなかった。
彼女はキチンと携帯用の灰皿を使っている。
彼女は一つ一つの持ち物が洗練されていて、うらやましい。
お給料は同じだけもらっているはずなんだけどな。やっぱり無駄遣いが多いのかな。
普段から美意識の高い人なのだ、彼女は。
本当に、本当に私とは大違い……。
クソッ……!ついてねぇよ。
俺はいつまでこんなオッサンの話を聞いてなくちゃいけないんだ。
俺がFラン大学の出身って分かった瞬間からこいつは、前にも増して図に乗り出した。
(学歴ばっかり気にしてんじゃねェぞこのカスが!)
俺は、口をついて出そうになる罵声を、必死で噛み殺していた。
こうやって頬に笑顔を張り付けていれば、めったなことは口にしなくて済む。だが、そのかわり、表情筋が今にも引き攣りそうだ。
そりゃ俺は決して頭がよかったわけじゃないが、少なくともこいつよりは幸せな人生を送っている自信はある。バスケ部では努力の甲斐あってかいつもレギュラーだったし、女にもよくモテていた。
ま、大学出るまでの話だけどな。この辺バスケチームないし。
ベタな話だが、高校在学中に何人の女と寝られるか、連れと競い合ったことだってある。
もっともその勝負は、女の気持ちを酸いも甘いも噛み分けたこの俺の圧勝だったわけだが。
こいつは多分、この年になっても、自力で落とした女などほとんどいないだろう。
ムカつくことに金周りはよさそうだから、童貞ということはあるまい。何よりも金を必要としている女だって、中にはいる。
だが、こいつの持っている雰囲気は、とても異性を前にして堂堂とふるまえるものではないことぐらい俺にだってわかる。
今、立場の弱い俺を屈服させているように、いつでも金をちらつかせているわけだ。
大方、金と権力を使えば、これまで無視されまくってきた他人を支配できることに気づき、快感を覚えているのだろう。
本気でバカじゃねーかよ。
そんな思いも口に出せず、ただ笑ってメモを取っている俺に気をよくしたのか、相手は俺の頭を叩きだした。
当人はスキンシップでもしているつもりなのだろう。
メモの筆先がずれ、さっきまで書いていた文章に、ぐしゃぐしゃとした線が上書きされる。
べしっ、べしっ、べしっ……。
こいつは、さっきから人の頭をなんだと思っているのか。畜生。マジやってらんねーよ。
こんな仕事はもう放り出して、さっさと家に帰りたい。帰って一発オナニーして寝てやる。
そういや先週借りたAVまだ見てねーな。そろそろ返さないと。
……本当はAVなんかじゃなくて本物の女が抱きてェよ。
社会人になってから忙しすぎて、全然女と遊べねぇから。
向かいの席の女なんかいいな、気が強そうで。モデルみたいな足してやがる。
ああいうのを組み伏せて、アンアン言わせてやりてェ。乳首に噛みついてよがらせてやる。
それで、最後には「アタシには俺しかいない!」なんて言わせてやるんだ。
そこを捨ててやる。……想像しただけでたまんねぇな!
せっかく、人が気持ちよく妄想しているところに、視界を遮る物体があった。
なんのことはない、モデル女の連れの不細工だ。
ああいう女を見ていると吐き気がする。
見るからに、自分の見た目に気を使っていないタイプだ。
学生時代のクラスにも、ああいう女は何人かいた。触れる気も起らなかったが。
ああいうのをオタクっていうんだろう。
あの不細工女もどうせ同じだろう。ぼさぼさで染髪もしていない頭に、にきびだらけの頬はメイクすらされていない。
くすんで貧相なトレーナーとジーパンに押し込められた肉体は、だらしなく緩んでいる。
なんであんなきれいな子がこんなブスと一緒に過ごしているのか。
「おい!聞いているのか?」
奴のガラガラ声で我に返った。
「あ、ああぁぁ、はいはい。聞いておりますともー。いやぁ、本当に素晴らしい学生時代を送ってこられたようで、すごいですねー!僕なんか尊敬してばかりですよぉー!」
まるで美女と野獣だな、と、俺は心の中で呟いた。
(むしろ刺身とツマか……)
「あ、あの、じゃあ私、もうほんとに用事あるし、帰るねっ!」
ミツ子は、その豊満(笑)な肉体からは想像もつかないくらい、素早く立ち上がった。さっきからアタシにくぎ付けだった太鼓持ち君が、視線を遮られて憮然とした表情を作る。
くぅぅっ、たまんない!
例えミツ子相手だとしても、恋愛対象外のダサ男くんからだとしても。
どこかの男性が、自分と誰かを比較して、最終的に自分を選んだ瞬間っていうのは、どうしてこんなにも気持ちいいのだろう。
「えー、もうちょっと居なよ。そんなこと言って、もしかしてデートだった?」
もちろん、そんなことはおくびにも出さずに、私はやんわりとミツ子を引きとめる。
けだるい眼差しと、嘘をとがめるような空気を作るのも忘れない。
「え、いや、違うんだけどっ……」
ミツ子はまたしても蚊の泣くような声で、だが困り果てたような顔で固まった。
あーあ。ぶりっ子してもあんまり似合ってないんだけどなぁ。やめた方がいいよそれ。
「何だ違うのか、やっぱりねーっ」
客観的に自分を見られないから分からないのね。
意地悪なようだけど、アタシは、ミツ子がこれだけ急ぐ理由を知っている。
彼女は重度の腐女子という奴だ。
現実の恋愛を放棄して、キラキラしたホモの絵ばっかり追いかけてるバカな子たちのお仲間。
職場では必死になって隠しているみたいだったけど、アタシは、彼女のケータイの待ち受けが、そこそこ人気のある少年漫画のヒーローだってことを知ってる。
今日はそのマンガの劇場版が公開されるらしい。それもミツ子が、やけに気にしていた昨日の新聞の広告で知った。
てか職場でまで妄想すんなよ恥ずかしい。
大手出版社から出ているマンガだから、公開日に行けば、ファンのために何かしら特典が付いてくるに違いない。
マンガに恋する哀れなミツ子は、どうしてもその特典が欲しくてたまらないはずなのだ。
もうすぐ始まっちゃうアニメが、どうしても見たいんです。
素直にそう言っちゃえば許してあげなくもないのにねー。
ネタとして、職場で発表させてもらうかもだけど。
そう、それにアタシは見た。
質素なトートバッグの中に、何冊かそういう本が入っていたのも、残業の次の朝、机の下の屑かごにそのキャラクターの落書きが放り込まれていたことも。
やけに切れ長の目をしたそのキャラクターは、もう一人、よく知らない少年キャラクターと密着し、濃厚なキスを交わしていた。
確かにイラストは上手かったが、所詮、マイノリティな趣味だって事は変わらない。
そのイラストが今、屑かごから救い出されて、アタシの手の内にあると知ったら、ミツ子はどんな顔をするだろう。
「あ、あの、ホントに今日はありがとう……」
それはそうと、ミツ子も彼女なりに、知恵を使って生きているみたい。
蚊の鳴くような上ずった声だけど、下手に出てあたしの機嫌を伺い、さっさと帰ろうとしているのが、よくわかるもの。
でも、駄目ぇー。
アタシはいま、無性にあなたをいじめてみたい気持ちになっているの。
だって、さっきはあなたも太鼓持ち君の事を情けないって思ってたんでしょ?
なのに、わざわざ自分から同じような行動をとるのは、どうなんだろ。ねぇ?
「は、早くしないとぉ……」
普段は、おっとりを通り越してスローペース過ぎるミツ子の声だけど、(人によってはイライラを募らせているはず)今はさすがに焦っているのが手に取るように分かる。
人の感情を思うがままに操るのは、正直、楽しくて仕方がない。
「じゃあ、ミツ子ってさ、今彼氏いないんだよね。例えばさ、あの太鼓持ち君なんてどうかなぁ。ああいうタイプって、必ず疲れて帰るから、ミツ子みたいな包容力あるタイプ、好きだと思うんだけどなー」
アタシは思ってもみないことを発言するのが得意な方だ。
バーカ、どうせ上手くなんか行かないよって思いながら、平気で相手を励ますことが出来てしまう。
それでも純真(笑)なミツ子は、頬を赤らめて一生懸命否定するのだ。
ハハ、いじらしいいじらしい。
……アタシは絶対こんな風には生きない。
折角女として生まれてきたのに、美しさを武器にせず、わがままで人を操らない人生なんて、絶対に楽しくない。
今のアタシには幸い、素敵なパトロンがいてくれている。
まあ相手は上司で不倫なんだけど。
彼氏も他にちゃんといるんだけど(笑)
少しのリスクで、自らのお給料以上の生活も、楽々手に入れることが出来るのだ。
そうね、お金があるんだったら愛がなくても……そう、太鼓持ち君を怒鳴り散らしてるあいつでも、別にかまわないかもね。
何としても、この楽しさを手放してなるものか。
残念だけどミツ子、あんたがいまさらこっちの生き方をしようったって無駄よ。
それでも、あなたはアタシと徹底的に比較されて敗北感を味わうべきなの。
オタクの世界にこもって戦線離脱した気になっているなんて、甘すぎる。
さ、今日は絶対に帰してなんかあげない。
これを機にオタクなんかやめた方がいいよ。イメージ悪いし(笑)
アタシは猫のように目を細めて、口角を上げて笑顔を作った。
「ね、もうちょっとだけ話そうよ」
(てか、はよ帰れっつの)
店番のおねーちゃんは、誰も見ていないのをいいことに、思い切りぶーたれた顔をしていた。
道路に面した店のテラス席には、今四人の客しかいない。
男二人のグループと、女二人のグループだが、おかしなことに、どちらも仲良しには見えないのだ。
しかも、それぞれ、少しずつうっ屈がたまっているらしく、どことなく険悪な雰囲気だ。
会話の全く聞こえない店の中からですら分かるくらいだから、当然外からの客も寄り付かない。
店番の私の気にもなってみろって。
折角お団子ヘア決めてきたのに、誰もほめてくんないし。
バイトのおねーちゃんは、深くため息をついた。
「あーあ。誰かこんな状況、ぶち壊してくんないかなぁー」
その時、実業家風のオッサンがいきなり激昂し、地面にグラスを叩きつけた。
パリ――――ン!!という、小気味の良い音が、店内にも響いて来た。
「ちょ、お、お、お客さんッ!!」
おねーちゃんは慌ててテラス席に走っていく。
数刻前。大陸半島の北半分の国では、核爆弾を積んだミサイルが打ち上げられていた。
エゴばかりで自分たちの言い分を聞かない、なまいきな隣国を押しつぶしてやれという機運が、急激に膨れ上がった結果であった。
一度、東の島国の上を通過して太平洋に落ちてしまったこともあるミサイルである。
その島国の偉い人が気付いた時には、すでに手の打ちようもなく、ミサイルは目的地に到達する寸前であった。
目標は、白いテラス席が自慢の喫茶店がある、あの町。
「き、貴様はッッ!! これ以上僕を馬鹿にするとどうなるかッ!」
「うっせ―! この童貞糞オヤジ!!」
「お、お、おじさん、やめてあげてくださ……」
「不細工は黙ってろやァ―――――!! んだょォこのドブス!! 触んな!!!」
「!!(サオリのうそつき…)」
「ぶくくっ…(不細工だってww言われちゃったねwwwww)」
「どどどうせ貴様もあの馬鹿女共と同じだ! 底辺だ!! ビッチだ!!!」
「へ? だ、誰がバカ女よっ――――!! あぁんッ!? 舐めてんのかてめェ!! こっちは今からすぐに金ちゃんの映画見なきゃいけないのよッ! 古ちゃんと結ばれるか見届ける義務がくぁwせdrftgyふじこ……」
「(覚ww醒wwwしwwwwwたwwwww)」
「ちょっとお客さん達!! いい加減にしてくださいよッ! ぃやだっお団子引っ張らないで」
「部外者は引っ込んでろよっ!」
「店員にだけ高圧的な男ってどうかと思う。正直ドン引きなんだけどぉww」
ミサイルは、既にこの町の上空、肉眼で確認できるところまで飛来してきている。
彼らの視界が白く染まるまで、もう30秒の猶予もない。
作者だけど、ちょっと遊びすぎました
スルーして、次の人どうぞ↓