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名無しさん@ピンキー :
2009/04/14(火) 01:04:49 ID:NVuSL0Dq
!注意! このスレにはさまざまな女装シチュエーション愛好家が集います。 スレの流れによってはあなたとは異なる嗜好の作品が投下される場合もあるかもしれませんが、 自分はその女装シチュは好きではないからと言って否定的な発言をするのはやめましょう。 スレから作者を追い出すなどというのはもってのほかです。 気に入らない作品は専ブラのNG機能等を利用し、黙殺するようにしてください。 あなたが気に入らない作品を好む方もおられますし、その逆もあり得ます。 どうか、このスレに集う皆のことを考えて下さい。お願いいたします。
「あーあ、ショーツはもう使えないわね」 彼女はショーツのウエストのゴムを広げ覗き込むと、 ショーツの中のドロドロぐちゃぐちゃの状況を 実況した。 「で、でも、洗えば……」 「これ、持ち帰ります?言っておきますけど、 私はビニール袋など都合よく持ってませんよ」 確かにこんな精液臭い布切れなど、そのまま生では 持って帰れない。勿論、履いたまま帰る気もしない。 「じゃあ、ここに捨てておくわね」 彼女はそう言ってドロドロのショーツを脱がすと、 隅の汚物入れの中に捨てた。 「後からこれを見つけた人が居たら、何て思うでしょうね、ふふ」 と彼女は楽しそうに、意地悪っぽく笑う。 「ガードルもこんなに湿っていてはもう履けないし、 どうしましょう。あ、ちょっと待ってて!」 そう言うと、彼女は個室から飛び出した。 休み時間になってしまわないかとヒヤヒヤしながら 待っていると、しばらくして「コン、コン」とドアを ノックされた。 「大丈夫、私よ、入れて」 ガチャリと鍵を開け、狭い個室に彼女を迎え入れた。
「私の予備のショーツを貸してあげる。でも、もうガードルは 無いの。で、考えたんだけど、バレー部の部室から これを借りて来たの」 と、白くて幅の広い布製のテープを彼女は見せる。 「バンテージテープ……?」 「そう、バンテージテープよ」 自分がそれを何に使うのか分からずにキョトンとしていると、 「要は、勃起してもバレなければいいんでしょ? おちんちんを下に折り曲げて固定しちゃえばいいんじゃない?」 勿論、反論は大有りだったが、もう彼女に逆らえるような 立場ではなかった。ヘタをすれば、何処ぞに突き出されてしまう。 彼女は玉を巧妙に下腹部の下あたりに押し込めると、ペニスを 無理矢理股間の方に折り曲げ、バンテージテープでガッチリと 固定してしまった。 その上でキュッ、とショーツを上まで持ち上げられる。 余程見た目にもこだわったのか、恥丘部にうっすらと筋みたいな ものまで出来ている。 彼女も仕上がりの良さにご満悦の様子だ。 「あら、これならスカート捲り上げ検査を受けても、男って バレないんじゃない?」 確かに、自分の股間にあるべきものがなく、つるりんとしている 姿は違和感さえ感じる。心無しか、股間まで軽いようだ。 「ごめん……オシッコしたくなっちゃった…… せっかく貼ってくれた所悪いんだけど、一度剥がしてもいい?」 射精してホッとしたのも束の間、尿意が込み上げて来たのだ。 「大丈夫、そんな事もあろうかと、ちゃんとオシッコが出る部分は 塞いでないから。勿論、男のように立ちションなんて 下品な事は出来ないわよ。ほら、ショーツ下ろしてしゃがんで、 しゃがんで!」 「ええ、でも……」 躊躇していると、 「大丈夫、ちゃんと君が女の子のおしゃがみオシッコが出来るか ちゃんと見ててあげる。ほら、早く、早く!」 彼女は好奇心で目をキラキラさせている。こうなったらもうダメだ。
諦めてショーツを下ろすと、しゃがみ込む。男の時だって 大の時はしゃがんで小をするのだが、何か妙な感覚だった。 股間からだらりと垂れ下がるモノが無く、逆にオシッコの穴を 全て塞がれているかのような感覚に襲われる。 「だ、大丈夫かなぁ?ヘンな所に飛び散らないか見ててね」 正直、どういう風に出るのかわからないし、自分でも良く 見えない。 恥ずかしいが、ここは彼女に観察をお願いするしかなかった。 彼女が異常を言ったら、すぐにでも放尿を中断するつもりでいた。 意を決して尿道を緩める。 始めに襲った感覚はあまりにも異様だった。 まるでオチンチンの尿道を摘ままれたまま、オシッコをしたかの ように、ぶわっ、と尿道が広がった。 ワンテンポかツーテンポ遅れて、「チョロロローー」と力無く 尿が便器に滴り落ちる音がする。 そう、ペニスが折り畳まれているから尿道が潰され、勢い良く尿が 出ないのだ。 そんな自分とは裏腹に、彼女は嬉しそうに報告する。 「あー、出てる、出てる、大丈夫、何処にも飛び散ってないよ!」 嬉しそうな彼女とは反対に自分はブルーだった。 尿意が溜まって幾ら勢い良く放尿しようとしても、 チョロチョロしか出ないもどかしさ。 しかし、本当のブルーはこれではなかった。 長い長い時間をかけて放尿を終えると、キュッ、と尿道を 引き締める。しかし、尿道口からの放尿は終わらず、しばらく 糸を引くような細い放尿になってしばらく続いた。 止まる時は、出る時以上のタイムラグを感じる。
「さぁ、拭いてあげる」 「……」 しかし、いつまで経っても拭かれなかった。 「ねぇ、ちょっと、ちゃんとオシッコ止めてよ」 「えぇ!」 自分では止めたつもりであったが、慌てて下を覗き込むと、 まだピチョン、ピチョン、と水滴が止まらずに滴っていた。 圧倒的に尿のキレが悪くなっており、 いつまで経っても尿道の中の尿が掃けないのだ。 「しょうがないわね、これじゃあ拭いても意味ないし、 これを貸してあげる」 彼女はそういうと、ポケットから何かを取り出した。 「そ、それって、もしかして……」 「そう、ナプキンよ。いつまでも股間からだらだらと 尿を滴らせている男の娘には丁度いいでしょ?」 彼女は尿が垂れ続ける股間をナプキンで包むと、 ショーツを上げてしっかりと固定した。 溜まった尿がじわりと漏れ出す感覚があったが、すぐに 吸収されてさらさらとなった。改めて女性の生理用品の 凄さに感嘆した。 「ショーツは次合う時に返してくれればいいから。 後、その時まで絶対テープは剥がしちゃダメよ?」 「え……?」 唐突にとんでもない注文を押し付けられてしまった。 「ああ、それと携帯番号教えて」 といっても、一方的に番号を伝えるだけで、 彼女からの具体的な情報は何一つ教えられなかった。 個室から出ると、彼女は洗面台の下の扉を開け、 何かごそごそと取り出していた。 「はい、後これあげる。お下の緩い男の娘には、 大量に必要でしょ?」 彼女はニコリと笑って嬉しそうにナプキンの束を 押し付ける。
それからの生活は、彼女からの連絡を一日千秋の思いで 待ち続ける事になる。 男性の姿でも立ちションが出来ないの生活は、 想像以上に面倒だった。 例えオシッコであっても、小便器を恨めしそうに横目で見ながら、 個室に入らなければならない。 そして、憂鬱な放尿…… 勿論、放尿後はナプキンを当てなければならない。 しかも、使用済みのナプキンを捨てる場所も男性トイレには 存在しない。放置する訳にもいかず、自分でビニール袋を用意して 持ち帰るしかない。 その上、男性用下着は股間に密着しないので、ナプキンを 着けるには適しておらず、ショーツを下に穿くしかなかった。 そろそろ貰ったナプキンも切れそうで、女装して自分で 買いに行くしかないのか、それともティッシュを厚めに 当てようか、迷っている頃に、彼女からの連絡は来た。 なんでも今度の日曜に彼女の自宅に直接来なさい、というのだ。 写メには、行き方を簡単に記した手書きの地図が写されていた。 勿論「女装して」という一言も忘れられてはいない。 「ガチャリ、」 「良く来たわね、お疲れさま、さぁ上がって」 「お、お邪魔します……」 「今日はパパもママも出掛けていて居ないから、一人だけなの。 安心して」 彼女の部屋へ通されると、忘れないうちにこの前のショーツを 返した。 「こ、これどうもありがとう……良く洗っておいたから」 「いいわ、このショーツは記念に上げる。呼び出す為の きっかけが欲しかっただけだから」 「あ、ありがとう……」 何が記念なのか良く判らなかったが、彼女の機嫌を損ねないよう、 好意はありがたく頂く事にした。
「さぁ、ちゃんとテープを剥がさないでいた?」 「あ、ハイ……」 「じゃあ、ベッドに四つん這いになって。チェックするから」 チェックするのに四つん這いになるなんて大袈裟な、と 思いながらも彼女の命には従う。 四つん這いになると、手を後ろ手に回され、紐で軽く縛られる。 そして彼女の手でスカートが捲り上げられると、ショーツが 顕(あらわ)になり、更にショーツを下ろされる。 「臭いわね、ちゃんと洗っているの?」 「い、いや、洗って剥がれたりするといけないから……」 布製のテープは尿を吸い取り、なんとも尿臭さと汗くささが混じった 独特の臭い匂いがしていた。掃除の行き届いていない公衆便所の 匂いとも似ていた。 しかし、良く洗って剥がれたともなると、どういった罰が 課せられるかわからないので、なるたけ水に濡らさないように 我慢して生活するしかなかったのだ。 「ふふ、わかっているわよ、良く頑張ったわね、これはご褒美よ」 そういって彼女が引き出しから取り出したのは、白い妙な物体。 長さは十数cm位だが、何か人間の内臓でも型取ったかのような 奇妙な形をしている。 「これ、何だか知ってる?」 「始めて見ます……」 「これはねぇ、こうやって……」 彼女は透明でぬるぬるした液体をその白い物体に塗りたくる。 そして、肛門の入り口に尖った部分を押し当てられた。
ヒヤッ、とした感触を肛門に感じる。 「い、イヤ、何を、」 「これを肛門に入れるとねぇ、男の人は気持ちいいんだって。 エネマグラ、って言うんだよ。 ね?男の娘にはぴったりでしょ?」 何がピッタリなものか!あんなヘンテコで気持ち悪い形を したものなど、決してお尻の穴から入れるものなどではない! そんなヘンな形のものを入れられたら、直腸がどうにか なってしまいそうだ。 「だ、ダメ、そんなの入れたらダメ……」 「ふぅ〜〜ん……」 彼女はこちらの反論など全く意に介さずに、ずぶずぶと先端を 押し沈めて行く。 せめてもの抵抗に肛門を引き締めたが、その努力をあざ笑うかの ように、透明のヌルヌルが塗りたくられた物体は、いとも簡単に 肛門に進入してきた。 肛門が無理矢理広げられ、異物感のある物体に犯されて行く。 「イヤ、ヤダ、やめて、お願い!」 「あらあら、まるで処女の娘みたいね」 「そ、そうだよ、お尻は初めてなんだよ、お願い、やめて!」 「でも、もう遅いみたい」 彼女は手を離したが、既に一番太い所は過ぎていたのか、 肛門が締まるにつれてにゅるん、と残りを飲み込んでしまった。 「あらあら、よっぽど嬉しかったのね。自分で飲み込んじゃった」 「ち、違うって、お願い取って!」 「いいわ、但し、自分で取れたらね」 そう言うと、腿まで下がっていたショーツを上げて、再び 穿かされてしまった。 手を後ろで縛られているので、自分の手で直接抜いたりとかは 出来ない。 後はちょっと汚らしいが、ウンコをする時のように息んで 押し出してみるしかない。 「ウーーーン……」 思い切って息んでみる。最初はズルッ、と抜け出してきて 容易に抜けるかと思ったが、やがて肛門から飛び出した エネマグラはショーツに行く手を阻まれて、ニッチもサッチも 動かなくなる。 (そ、そうか、その為にまたショーツを穿かされたのか……) 今更気付いた所で遅かったが、幾ら力を入れてみた所で ショーツの布地を突き破る事など出来なかった。 諦めて力を抜くと、良く伸びるショーツの布地の弾力に 押し戻されるように、ズボズボと沈んでくる。 まるでエネマグラに犯されているようだ。 「ぁぁ、、、」 そんな無駄な努力を、彼女は面白可笑しく眺めていた。
そんな事を何度も繰り返しているうちに、自分の想像も付かない ような感覚を感じてきた。 何かお尻の穴が気持ちいいのだ。 エネマグラ本体に付いた緩い溝が肛門の内側を擦り付けるうちに、 何か排泄時に便が肛門内側を擦り付けるのと同種の快感を 呼び起こしていた。 これが彼女の言ってた気持ちいい、って事? いや、違うよな、これは…… 「どう、気分は?」 「べ、別に大して気持ち良くなんてないんだからね!」 「あら、そう、残念」 と口では言うものの、対して残念そうでは無かった。 何度も試みてみたが、無駄と悟ったので、作戦を変えてみる。 何も起らなければ、彼女も痺(しび)れを切らして、 この行為を止めるだろう。 とりあえず、そのまま何もしないまま待つことにした。 そんな様子を彼女はニヤニヤしながら見守っている。 何もしない、と言っても、肛門の異物感が無くなるワケでは 無い。 丁度ウンチを千切りかけのような、何とも中途半端な 落ち着かない感触を与えてくれる。 それなので、ついつい、肛門を引き締める動作をしてしまう。 肛門をギュッ、と引き締めると、エネマグラから前方に 出ている腕みたいな部分が、ギュウッッ、と肛門のちょっと 前あたりを押さえ付ける。 そうすると、押さえ付けられるのに押し出されるように、 ジュワッ、と我慢汁が尿道の中を駆け上がる。 勿論、ペニスは後ろに折り畳まれたままだから、すぐには 蜜が溢れでる事は無い。 (つ、次をしなければバレる事はないから……) と思っても、ついつい肛門を引き締めてしまう。 肛門を締める度に、エネマグラも僅かに動き、 後ろから眺めている彼女からは、丸判りであろう。 それでも止められない位、中途半端な感触を肛門に感じていた。
「あらあら、肛門ひくひくさせて、気持ちいいのかしら?」 「ち、違うよ、ただ、ちょっと何か、」 「何か?」 彼女に問い詰められると、 もう何度も肛門を引き締め、さんざん前立腺をエネマグラで マッサージされた自分は、肛門からペニスの深い奥にかけて、 なんとも気持ちよさというか、切なさを感じていた。 「な、何でもないよ!」 と口では言いつつも、肛門がヒクッ、とエネマグラを 咥え込む。同時に直腸の内側と会陰に挟まれた前立腺が ジワッ、と液を垂れ流す。 「あらあら、この染みは何かしら?もしかして、濡れているの?」 しまった!もう我慢汁は折り畳まれた尿道の圧迫に打ち勝ち、 尿道口から溢れ出ていたのだ。 しかも、この頃になると、何ともペニスがじんじんと切ないような 物足りないような、奇妙な感覚を伴っていた。 居ても立っても居られず、しかし手を縛られた自分に出来る事は 限られているので、切なそうに腰をもじもじと動かす事しか 出来ない。 腰を動かすと、ショーツの布地がまた微妙にエネマグラを 動かし、一層肛門周辺を気持ち良くする。そうすると、 反射的にアナルを引き締めて、またジュワッ、と汁を 搾り取られる。 「ぁ、ぁ、ぁ、」 我慢できずに小さい声を上げ始めていた。 この前のガードル締め付けと同じように、快感のポジティブ ループに陥っていた。 この前と違うのは、高められているのは射精感というより、 アナル周辺からペニスのずっと奥深くのもやもやして何とも 切ない快感であり、勿論ペニスも気持ちいいが、射精感自体は あまり高くない。むしろ、寸土めされたような何とも言えない 切ない感覚がする。両手が自由ならば、思い切りペニスを 扱きたいような中途半端な切なさを感じていた。 このまま射精が無いままこの感覚を高められてしまったら、 どうなってしまうのか? ちょっと怖くもあったが、もう身体の動きは止められなかった。
肛門から電動でも無い単なるプラスチックの道具を入れられ、 ショーツの船底を汚す位我慢汁を垂れ流し、 切なさに腰をフリフリしている姿は彼女の目に どう写っている事だろうか? 「どう?そろそろ認めたら?」 「は、ハイ、認めます、気持ちいいのは認めます、 だからお願いですから、あそこを擦って下さい」 「そう、素直ないいコね。じゃあ、質問に答えて上げたら 望みを叶えてあげるー」 「は、はい、何でも答えます」 「気持ちいいのは何処が気持ちいいの?」 「あなる、アナルです、アナルが気持ちいいの、 エネマグラがじゅぽじゅぽするのが気持ちいいの!」 もう快感に頭を犯された自分はまともな受け答えが出来なく なりつつあった。 「そう、じゃあ擦って欲しいのは何処?」 「あそこ、アソコです」 「アソコ、じゃわからないわ。ちゃんと答えて」 「ペ、ペニ、ペニスです」 「女の子なのにペニスはおかしいわね、クリペニスでいいわ」 「はい、クリペニスが切なくておかしくなりそうなの、 お願い、擦って下さい!」 「はいはい、しょうがないわね、わがままお姫様は」 彼女は蜜でぬるぬるになったショーツの上から、 アソコを擦り始めた。 「あ、あ、あ!」 あまりの唐突の快感に思わず声を上げてしまう。 ヘンな所に力が入ったのか、腹筋がヒクヒクとし始める。 「何?ここがいいの?それともここがいいの?」 彼女はクリペニスを擦ったり、はたまたエネマグラを 手で持って揺すったりした。
「だめ、ダメ、そんな事したら、ダメ……」 「何?何がダメなの?言ってご覧なさい」 「だめ、ダメなの、しんぢゃうよ……」 何かろれつまで回らなくなってきた。 「ほら、ほら、ホラ!」 彼女はこっちの都合などおかまいなしに責め立てる。 「ぁ、ぁ、だめ、アーーーーーーッ!!!!」 唐突に身体中に電流が走ったかのようになると、 全身がビクンビクン、と痙攣し始める。 身体を動かすと、エネマグラも動いて快感が 高まり、それがまた気持ちよくて身体の痙攣を 招いていた。 「ア、ア、アーーーーッ」 もう恥も外聞も無く大声を上げていた。 エネマグラはペニスのようにぐにぐにと蠢き、 まるでエネマグラに犯されているようだった。 「お願い、許して、許して、お願い!」 何に許しを乞うているのかはわからないが、 エネマグラに突かれ続けている限り、 永遠に終わりそうもなかった。 それでも長時間イキ続けると、何とか一段落した。 「はぁ、はぁ、はぁ……」 肩で息をしていた。 もうショーツの底は漏れ出した我慢汁でべっとりだったが、 不思議と射精はしていなかった。 「あらあらあら、まさか本当に女イキするなんてね……」 「だっ、だってぇ……」 疲れきってまともな反論さえ出来ない。 「マジイキしてたわよ、あなた。素質があるんじゃない?」 「そ、そんな、素質だなんて……」
これで終わりかと思っていたが甘かった。 そう、女は何度でも絶頂できるのだった。 肛門が名残惜しくヒクッ、とすると、またエネマグラが 動き、あの快感のループが始まってしまう。 しかも今度は前程の時間はかからない。 すぐに、身体がビクビクとし始める。 「お願い、止めて、気持ち良くて頭おかしくなっちゃいそう!」 「アーーー、アーーー、アーーーーッ!!」 「なっちゃえ、なっちゃえ、おかしくなっちゃえー!」 彼女は人事だと思って好き勝手な事を言っている。 「とはいえ、このまま騒ぎ続けられるのも困るものね。 抜いてはあげないけど、ヌイてはあげる」 と、何やら禅問答みたいな事を言うと、股間のクリペニスを 擦り始めた。 絶頂しても不思議と射精しなかったものだが、 直接ペニスに刺激が加えられると、みるみる射精感が 高まる。 エネマグラに犯されて全身でイキながら、彼女の手で 高められる射精感、というダブルの快感に本当に頭の ヒューズが焼き切れてどうにかなってしまいそうだ。 「アーーーッ、アーーーッ、出る、出ちゃう、お射精出ちゃう!」 「いいのよ、あなたは男の娘だから、お射精していいのよ、 さぁ、ショーツにビュルビュルとお射精お漏らししまちょうね」 最後は幼児言葉のようなあやされながら、全身でイキまくってる 最中に射精を迎えた。 この快感は言葉では言い表し難いものだった。 「あ、あ、アーーーーーーーーーッッッッッ!!!」 びゅるびゅると尿道に精液が放たれるが、例によって尿道の 行く手が塞がれているので、すぐに尿道口から放つ事が出来ない。 尿道が精液でぶわっっっと広げられ、まるでいつまでも 射精が続いているかのような感覚を与えられていた。 ベッドの上でのたうち回り、とってもはしたない アヘ顔を彼女に晒していた事だろう。 いつまでも続く女イキ、いつまでも続く射精の快感、 女の快感と男の快感を同時に与えられていた。
それでもショーツの船底に精液を垂らし始める頃になると、 射精感も薄らいでいき、同時に女イキも収まってきた。 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」 まるで1500mを全力疾走したかのように肩で息をしていた。 全身がぐったりと疲労感を襲い、ベッドに仰向けになったまま、 だらしなく彼女に大股を開いていた。 もう、疲れきって指一本動かす気もしなかった。 「ほら、凄い、こんなに大量にお漏らししちゃって……」 彼女はぐちゃぐちゃとショーツの二重底の部分を弄る。 幸い、一度射精したせいか、もう快感が高まる事はなかった。 しかし、その代償に凄い疲労感が襲い、眠くもなってきた。 「ご、ごめんなさい……」 最後にこれを言うのが精一杯だった。 : : : : : : 気付くと、あたりはもう夕暮れだった。 ハッ、としてベッドから半身を起こす。 彼女がニコニコと優しそうな笑顔で見守っていた。 「凄かったんだよ、君……」 あの時の事を指摘されると、あまりの恥ずかしさに 顔が真っ赤になる。我ながら弁明の仕様のない痴態を 晒してしまった。 「あ……」 気付くと、下半身は綺麗にされていた。 ショーツは見た事が無いものに交換されていた。 きっと彼女のだろう。 テープは依然として張られたままであるが、 新しく張り替えられ、ナプキンもあてられていた。 ナプキンは先程の名残りの精液がネバーーッ、と糸を 引いていた。さしものナプキンもドロドロで粘性のある 液体は吸い取り切れないらしい。 「またショーツ返しに来て貰わなくっちゃね?」 コクリ、とうなずいた。 (完)
おつかれさま
GJ!ニヤニヤしながら読ませてもらいました
20 :
名無しさん@ピンキー :2009/04/14(火) 20:00:57 ID:igOiac7v
再教育の続きはまだかー。
GJGJ!
乙でした。ツカわせてもらいます
ちょっとエネマグラ買ってくる
25 :
名無しさん@ピンキー :2009/04/18(土) 16:08:06 ID:fKUs3ufl
26 :
名無しさん@ピンキー :2009/04/19(日) 22:28:25 ID:QfZWnZEE
>>22 は女性でそういうことをしたい男の娘がいるということでつか?
俺は普通にオナネタに使うのかと思った
さてはて、みんなどうしたものか 1週間も書き込みがないとさみしいですねー
かわいい女装っ子とのデートで忙しくて……。 嘘だけど。
うちのカミさんに精液絞られまくりで筆が進まないッス もちろん脳内女装嫁だけど
今唐突に思い付いたんだけど淫乱女装嫁って良いよね 朝はフェラで起こしてくれて、 全裸で犬耳+首輪+尻尾バイブ装備で旦那の帰りを待ってて、 旦那が帰ってきたら玄関で押し倒してお尻で逆レイプするような女装嫁 そんな嫁さんが来てくれたら俺の負けで良いから働くよ
32 :
名無しさん@ピンキー :2009/04/27(月) 23:04:19 ID:wTq8vcl6
女装っ娘もいいけど(鑑賞するには) やっぱりホンモノのオンナだぜ!
ここは君が来るような所じゃないよ
まぁそんなに邪険にするモンじゃないよ。
ココは一つ
>>32 の体験談を大いに語って貰おうじゃないか。
我が脳内女装嫁とのプレイの参考になるやも知れぬし。
スクエニの女装アンソロジーが凄いよかった 1本目だけで買った価値があったよ
麻雀アニメ見てて思いついたんだけど 脱衣麻雀ならぬ着衣麻雀っていうのはどうかな? 裸から始まって負けると女装させられるんだ
>36 プロジェクトJでも似たようなアイデア提示してるね 向こうは着衣野球拳だけど 新規にシナリオライターやネタを募集してるようだし書き込めば採用されるかもよ
前スレ落ちたな
39 :
ながいよー :2009/05/02(土) 00:50:42 ID:NGKEyyH3
SS(前編)投下します。 内に溜め込んで暴発するタイプの女装っ娘×どっかぶっとんでる美人(♀)で一丁。 精神的レズみたいな感じなのでえろにいくまでが長くなった…。 1レスが異常に長いと言われなければ前編は全10レスです。 えろの導入部分は6から、女が脱ぐのは7、おっぱい責めが9・10です。 女装っ娘があんあん喘いでる描写がまだ出ないので物足りない予感がする方は スルーでお願いします。
40 :
前編(1) :2009/05/02(土) 00:52:29 ID:NGKEyyH3
受験をして高校に入ったところで、周りにいるのは地元の中学校からの 寄せ集めばかりで、同じ出身校でなくても皆何となく顔見知りのような、 似たような生温い空気を共有しているものだ。 僕の隣の席の石川紗夕美さんを除いて。 ちょうど進学の時期に遠方から引っ越してきた彼女には、 中学からの友達なんか一人もいない。 けれども彼女は誰に話し掛けるでもなく、休み時間は耳と目をイヤホンと 本(カバーがしてあってタイトルは分からない)で塞いで、割と快適そうに 一人の時間を過ごしている。 別に他人と馴れ合うのを極端に嫌うキツい性格ではないのだと思う。 最初の自己紹介やクラスメイトと交わす事務的な会話では、笑顔で、 結構フランクな話し方をしていた。 でもそれは、シチュエーションを理解した上でこちらに合わせている、 とても大人っぽい態度のように感じられた。 無駄や隙が無いのに強がりではない自然さ。 そういう寂しさを感じさせない、自分一人で世界が完結しているような 石川さんの姿に、僕はたぶん、すごく憧れてしまっている。 そして憧れたまま何の接点も持たずに過ごしていくのだとばかり思っていたのに。 石川さんは、僕にまとわりつく間延びした馴れ合いの空気を、 一瞬にして吹き飛ばしてくれたのだ。 「マジで女子じゃねえの!?この顔で!」 「っつーか高校生男子としてこの体型はヤバくないか!?」 「なあ、身体測定何キロだったか教えてやれよ、ハルカちゃん」 サッカー部の練習試合で知り合っていた他校の連中を引き連れて、訳知り顔で 僕を"見せびらかす"矢崎は、中学生から何の進歩もない奴だった。 生まれつき色素が薄く、女顔で筋肉がつきにくい貧弱な身体つきのせいで、 僕は散々彼らにオカマだとからかわれている。 僕の綾瀬春樹という名前も、同姓の女優と一文字違いということでよくネタにされた。 「おいシカトすんなよカマ野郎」 彼らに何と言えば理解し合えるのか途方にくれる僕は、 口を開く気にもなれずに黙っていた。 矢崎たちも本気で僕を苛め抜くつもりではなく、あくまでも"イジり"の範囲で 済ませるつもりなので、答えないぐらいで暴力を振るったりはしない。 せいぜい頬をつねられたり、髪をぐしゃぐしゃに掻き回されたりするだけ。 それだってしつこく続けばかなりのストレスになる。
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前編(2) :2009/05/02(土) 00:54:33 ID:NGKEyyH3
「…あの、もう少しだけ静かにしてもらえないかな。 そばで大きい声出されるとびっくりするから」 まさか彼女がここで口を開くとは思わなかったので、僕と奴らこそ、 びっくりさせられた。 けれども僕が黙って時間が過ぎるのを待つ間、奴らが僕の席を取り囲んで 騒ぐものだから、隣の石川さんが本から顔を上げて、よく通る声で注意するのは 時間の問題だったのだ。 ごめんね、とにこやかに駄目押しする彼女は決して高圧的ではなく、 非の打ち所がないので、奴らは反発する気力も封じられて、「わかった」と 返事をする他なかった。 いつも僕を上から押さえつけるように取り囲んでくる"普通の男子"の壁を、 ノックでもするかのように軽やかに崩してしまった"女の子"。 ここまでで終わっていれば、この出来事は僕にとって、胸の内に爽やかな風が すっと吹き抜けていくような思い出になっていただろう。 けれどもその爽やかさは、 エターナルフォースブリザード(相手は死ぬ)の前触れでしかなかったのだ。 彼女はニュースの原稿を読み上げるアナウンサーのように落ち着き払って、 笑顔でこう言い放った。 「あとここは 神 聖 ガ チ ム チ 帝 国 じゃないんだから、 漢らしさが多少足りないからってオカマに吊し上げて非国民扱いはどうかと思うよ」 教室中が一瞬静まり返った後、笑い上戸の女子が「神せ…ぶふぁっ!!」と 吹き出したのを契機に、噛み殺した笑い声が全体に広がっていった。 ちなみに矢崎はこの後しばらく神聖ガチムチ帝国(または始皇帝)という、本人にとっては 間違いなく不名誉なあだ名で半笑いの相手に呼ばれることになる。 「余計なことをしてごめんなさい」と滅相もないことを言う彼女に慌てて礼を述べると、 またとんでもないことを言われた。 「こんなこと言われても嬉しくないかもしれないけど、綾瀬くんは美しいか 醜いかでいうなら、文句なしで美しい寄りだから!自信持ってね」 僕がオカマっぽいと言われて傷ついているのだと、石川さんは思っている。 その気遣いは嬉しい。 でも石川さんが誉めてくれた言葉そのものを、僕は素直に、もっと嬉しく思ってしまった。 自分のためにここまでしてくれた彼女を、僕は騙してしまったのだ。 (ごめんね石川さん。あいつらの言うことはたぶん、間違ってないんだ)
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前編(3) :2009/05/02(土) 00:56:37 ID:NGKEyyH3
そんな己の卑怯さを反省する間もなかった。 "悪い嘘ほどすぐバレる" どこかで聞いた標語が真っ白な頭の中で繰り返されていた。 その日は朝から翌日まで両親が家を空けることになっていたので、 僕は無断で学校を休んで滅多にない機会を"満喫"していた。 まさかそこで今時クラスメイトがプリントを持って訪ねてくるとは 思わなかったのだ。 しかも、よりによってインターホン越しに聞こえてきたのが 「××高校の同級生で石川と申します」。 「いま、出ます!」 憧れの女の子が自分の家にやって来て、僕は舞い上がってしまった。 冷静さは持ち合わせていたので着替える余裕はあったが、 しかしそれは明らかに"欠けて"いたようだった。 慌てて玄関を開けると、彼女はプリントを差し出しながら 「…妹さんですか?」と妙なことを尋ねてきた。 「え?」 「綾瀬くん、なの?」 「うん…」 噛み合わない会話の後、彼女は言い辛そうに、気遣い気遣い、指摘する。 「あの…髪がね、いつもよりちょっと、長いかなーって…」 ちょっとどころではなかった。 妙なのは彼女ではなく僕の方だった。 夜中にトトロが踏ん張って伸ばしてくれなければ2・3日で こんな長さにはならないだろう。 背中まで届く、毛先だけ緩くウェーブした栗色の髪は当然、かつら、 もといウィッグだった。 僕が大好きな、フリルがたっぷりのロリータ服を着たとき 少しでも似合うように、被るものだ! 「…っ!」 僕は咄嗟のことで無遠慮に、ばん!と扉を閉めた。 扉を背に、持ち手にすがった姿勢のまま、身動きが取れない。 喉の奥が渇いて痒く、心臓の音が全身に響き渡る。 「もうだめだ」と「ごめんなさい」が血の巡りと同じスピードで頭の中で繰り返す。 そこへすぐに虚しさが加わる。 男のくせにこんなかつらを被って浮かれて、ジャージの下にはバルーンの絵が 織られた卵色のニーハイソックスまで履いてるんだ。 平気でひとに嘘をついて、女の子の格好をして喜んでいるなんて、最低だ。 (もう消えてしまいたい!)
43 :
前編(4) :2009/05/02(土) 00:59:14 ID:NGKEyyH3
ぴったりと背にもたれた扉に、とんとん、と向こう側から控えめな衝撃が加えられた。 呆れたり途方に暮れたりせず、扉越しに、彼女は囁いてくれた。 「綾瀬くん、まだそこにいる? …誰にも言わないから。面白がるつもりもない。 だから元気になったらちゃんと学校に来てね」 僕が答えずにいると、「今日はこれで帰ります、さよなら」という声が聞こえた。 (あ、駄目!) このまま黙っていたら、僕はもう二度とこの人に謝れない、話しかけることさえ できない気がした。 「待って石川さん!」 恥や虚しさを飛び越える衝動で僕は再び扉を開け放った。 彼女を居間に通して、キャラメルの香りの紅茶を出すと、なぜか物凄く感動された。 ちょっと生意気な男の子みたいに、照れて俯きがちに「それ、すっごく可愛い」と 彼女が言ってくれたので、僕はロングヘアのウィッグをそのまま被っている。 「…ごめんなさい。せっかく石川さんが庇ってくれたのに、本当に僕なんかオカマだって 笑われても仕方ない奴だったんだ。 皆を騙すのに利用してしまって、ごめんなさい…!」 テーブル越しに向き合って、僕は開口一番ずっと石川さんに対して 抱えていた思いを打ち明けた。 けれどもその行為は彼女の優しい声が聞こえると、 随分自分勝手な振る舞いのように思えた。 「…あの子たちが本当のことを言ってたとしても、それが綾瀬くんの嫌がることなら、 私がしたことは無駄じゃなかった、と思ってもいい?」 「うん…」 「他人にぺらぺら話すことじゃないし、カムフラージュに一役買わされたって 怒ったりしないよ。綾瀬くんあの後ちゃんと"ありがとう"って言ってくれたんだから、 もう謝らなくてもいいの、ね?」 「うん、ありがとう…」 はじめから石川さんはこんなことで怒ったりする人じゃないと分かっていたのに、 僕は自分の気持ちを吐き出したい一心で彼女にぶつけてしまった。 たぶん彼女はすっかりそんなことを見透かして、僕を甘やかしているんだと思う。 (男だとか女だとかじゃなくて、僕はもっと大人にならなきゃいけないんだ…) 「じゃあ綾瀬くんはどこか具合が悪いわけじゃないんだ、良かった。 連絡がないから先生が心配してたよ」 「うん…今日は家に誰もいないから、その…ずっと女の子の格好が、できると思って…」 「やっぱり私が来てから着替えてくれたんだ。邪魔しちゃってごめんね」 「いや、石川さんが謝ることじゃないから…」
44 :
前編(5) :2009/05/02(土) 01:00:58 ID:NGKEyyH3
一度話が途切れたところで、石川さんはううんと唸って何か考え事をする様子の後、 ためらいがちに切り出した。 「嫌な思いをさせちゃったらごめんね、でも、私… 綾瀬くんのもっと可愛いところ、見せてもらえないかな?」 (何かその台詞は誤解を生みそうだよ石川さん…) もっと可愛いところ、もといさっきまで着ていたスカート姿に着替える間少し待ってもらって、 僕は彼女を自分の部屋に招き入れた。 この栗色の髪のウィッグに一番似合うコーディネート。 ソックスが柄物なので、アップルグリーンのベビードール風ジャンパースカートは無地で、 凝ったレースの白や控えめなビスチェがアクセントになっている。 勿論スカートの下にはパニエを重ねてシルエットをふんわりと膨らませてある。 ヘッドドレスにはスカートと共布の大きなリボンをカチューシャで斜め付けにしていた。 姿見で眺めると、制服の黒い学ランなんかよりよっぽど僕にしっくりくる服装。 中学に入ったばかりのとき親類の集まりで、ハトコに当たる本家のお姉さんにふざけて ワンピースを着せられて、「ハルくんよく似合うよ!」と満面の笑みで何度も頷かれた。 僕自身も「あぁ、こっちの方がいいな」、とすとんと納得がいった。 視覚的に極めて違和感がない状態、というのが僕の女装だった。 だから馬鹿にされることはないと思いつつ、期待が外れて失望されるのも怖かったので、 この姿を眺めた彼女の顔に祝福するような笑みが広がったことに僕は安心した。 「かっわい…綾瀬くん、可愛い!アリス!不思議の国のアリス! これぞ少女という人類の命題の解ですよ!もう…拝んでもいいですか!?」 「石川さん落ち着いて。…あと、自分で言うのも恥ずかしいんだけど、 こういう服を着ると"女の子のスイッチ"が入るから…できればあんまり 男扱いしないでくれると嬉しい…」 「あ、じゃあ今は女の子のお友達なんだね」 彼女はふふっと笑って、遠慮がちに指先で僕の手に触れる。 僕はいつか彼女の笑う仕草が自然とできるようになりたい、と思いながら、恐るおそる 握り返して、僕らはようやく手をつないだ。 僕が女の子のときは、彼女に、ハルちゃん、と呼んでもらうことになった。 逆に女の子の僕は彼女を、さゆちゃん、と呼ばせてもらう。 学校ではたぶん、"石川さん"のまま。 女の子の友達は特別だから。 僕はスカートを着ているとき女の子でありたいと思うけど、男に恋なんてしたくないし、 ましてや彼氏が欲しいとは思わない。 ずっと欲しかったのは仲良しの女の子の友達だった。
45 :
前編(6) :2009/05/02(土) 01:03:27 ID:NGKEyyH3
そうは言っても石川さんとの関係を"女の子のときだけ"なんて割り切ったわけでもなく、学校での 僕は、友達と呼べるようなクラスメイトがいなかった石川さんの、唯一の雑談相手になっていた。 今彼女が読んでいる本のタイトルや内容を僕は知っている(ローマ法王が足にできた膿を 叩き潰したら一気に開放的な気分になって世の矛盾と戦って死ぬ話、らしい)し、 お勧めの音楽もCDに焼いてプレゼントしてもらった。 休みの日にはさゆちゃんと出掛けたり、お化粧を教わったり。 通販で服がそろってからは、外で着替えてロリータのお店に自分一人で行くことも あったけど、やっぱり女の子のさゆちゃんが一緒にいてくれると心強かった。 さゆちゃんも可愛いもの好きなのでロリータのお店に行くのは楽しみに してくれるんだけれど、そういう種類のお洋服を着るには、彼女の顔立ちは 大人っぽすぎて、少し違和感がある。 お揃いの格好ができそうにないのは、ちょっと残念なところだ。 僕らはたぶんお互いに一番の仲良し、そして女の子同士では親友といえるような 関係になっていると思う。 でもそんな関係をこれからも続けていける自信が、もう僕にはなかった。 彼女に不満があるわけじゃないし、今すぐ離れなければならないわけでもない。 ただ、いつか何かのきっかけで、突然駄目になってしまう予感がしていた。 土曜で正午前に学校が終わった日、さゆちゃんは制服のまま家に来てくれた。 僕は女の子になるためにすぐ着替えてしまったけど。 今日はお菓子の柄の黒いスカートの上にリボンタイ付きの半袖ブラウス、 それに生成り色でネコの刺繍入りのニットカーディガンを羽織っていた。 二人で学校帰りに買ってきたぶどうのタルトを食べながら、雑誌をまわして 新作の化粧品についてあーでもない、こーでもないと話していたときだった。 「そうだ、ハルちゃん!女子の制服着てみない?」 さゆちゃんが突然、それまでの会話とは何の関係もないひらめきを提案した。 「え?」 「あんまり趣味じゃない服は着たくないかな? でも案外こういう身近なものを身に着けると"女の子になった!"って実感が わきやすいと思うんだけど…」 そう言われてみれば、制服というのは身近だけど、男子には男子の、女子には女子の コーディネートが校則でも、社会的にも決められているものだ。 今まで手に入れるルートがなかったし、僕自身ロリータに夢中だったから 気付かなかったけど、女の子としての実感を味わうにはうってつけの材料だろう。 (若干コスプレの域に入ってる気はするけど…) 「うん、着てみたいかも…」 「やった!ふふ、実は私が見たいっていうのが本音だったの。 でも絶対似合うよ、こんな女子がいたらたぶん告白する!」 一瞬ひやりとした。 今の僕にはさゆちゃんの冗談を笑う余裕などなかった。
46 :
前編(7) :2009/05/02(土) 01:09:03 ID:NGKEyyH3
「じゃあちょっと待ってね!」 彼女は待ちきれないというようにしゅるん、と勢いよくリボンを解いた。 僕はようやく、今女子の制服を着るということは、さゆちゃんが着ているものを 身につけるのだと気付いた。 さゆちゃんは僕の目の前で、衣替えしたばかりの長袖のセーラー服を脱いでいく。 (駄目だ。外に出て待ってるって、ちゃんと言わなきゃ…) 心では焦っているのに、身体が動かない。 さゆちゃんがスカートのホックに手をかけているのを、ぼんやりと眺めてしまう。 既に上半身はブラが端から覗いている紺のキャミソール一枚だ。 "やっぱり"身体の中で胸の部分が大きく布地を押し上げて丘を形作っていて、 "あいつら"の言う通りだったことが悔しいのに、結局僕も同じように興奮してしまった。 さゆちゃんはお辞儀をするようにこちらに谷間を向けて、薄手の黒いタイツで覆われた 脚をプリーツの波から抜き去る。 キャミソールは案外丈が長くて、裾からタイツ越しにショーツの淡い色が小さな三角形で 見えるか見えないか、という具合だった。 さゆちゃんの身体は僕にないものの集合体だ。 まだ雌雄のはっきりしない時期の細く薄い少女の身体だからこそ誤魔化せる僕に比べて、 大きくて瑞々しい乳房、腰で一度くびれて、また円を描くお尻に、嫌味でない程度に むっちりと柔肉で覆われた腿を持つ彼女は、全く大人の女性の身体だった。 僕も肌の色は白いと言われるけれど、灰色がベースの僕と違って、肩紐以外完全に 露出した彼女の首筋や鎖骨、二の腕の部分は黄みがかった明るいバター色をしていた。 一目見てしまうと、本当に歯で齧りとって食べるのではないけれど、 しっかりと押さえつけて一心にむしゃぶりつきたくなるような欲を駆り立てられた。 心臓の音が大きく、速くなっていくのを止めることができない。 下半身がむずむずして、喉の奥が掻き毟りたくなるほどに乾く。 (さゆちゃんの前で…大きくなっちゃ駄目なのに…) スカートの下にはドロワーズ、その下には普通のボクサーパンツを履いていたけれど、 いつ押し上げてきたり染みができたりしてもおかしくなかったし、本当は今すぐあそこを 撫でさすってこの発作を鎮めたかった。 「はい、じゃあこれどうぞ。 …っていうかさっきまで着てたやつでごめんね…さすがに人肌で気持ち悪いか」 「ううん、そんなことないよ! …ねえ、さゆちゃん」 簡単に畳んだ、まだうっすらと温もりの残るセーラーの上下を片手で受け取って、 落ちないように抱かかえて、もう片方の手で彼女の手首を握る。 乱れそうな息を落ち着けて、僕の、ハルの出せる限りの低い声で語りかけた。 「僕がこれ着てるところ、見たいんだよね?」 「え、うん、できれば見せて頂きたいけど乗り気じゃなければ…」 「そうじゃないんだけど、"ご褒美"、欲しいな、と思って」 僕の今までしたことのない急なおねだりに、彼女は純粋に不思議そうな顔をする。 「ふ、ふ…そんな可愛い顔でお願いされたら、何を言われるのか怖いなあ。 まあハルちゃんのセーラーのためならこの身も惜しくありませんが」 「ふふ、惜しくないの? …じゃあ、ちょうだい」 あ、今の笑い方ちょっとだけさゆちゃんに似てたかも、という思いが 僕の頭を一瞬過ぎった。
47 :
前編(8) :2009/05/02(土) 01:13:31 ID:NGKEyyH3
受け取った制服をベッドに放り投げるとき、申し訳ないなんて考えている余裕はなかった。 僕は空けた両手を彼女の肩と頭の裏に回して押し倒し、胴体を挟んで四つ足を着けた。 イミテーションの栗色のロングヘアが彼女の顔の上に天蓋のようにかかり、薄い影をつくる。 「…制服、汚しちゃ駄目だから。着替えは後でね。 先に、さゆちゃん、ちょうだい」 自然と出た精一杯の、吐息交じりの掠れた声は、自分でもいやらしく感じられた。 それとも荒い息を抑えられないただの変態みたいだったかな。 彼女は一瞬切なそうな顔をして目を逸らした後、下がり眉の笑顔で誤魔化すように言った。 「ロリータ女装っ子に騎乗位で襲われるってソレナンテ=エ=ロゲ?」 「残念でした。さゆちゃんの常套手段はもう知ってるもんね。 そんなこと言ったってやめてあげない」 前から思ってたけどさゆちゃんって結構なオタクだよね、とか、いつの間にかエターナル フォースブリザード(相手は死ぬ)に耐え得る心臓を手に入れていたことにびっくりだ、 とか言いたいことはいっぱいあったけど、 結局おでこをくっつけて「いやって言うまでやめてあげない」とだけ囁いて、 唇に触れるだけのキスをした。 離れた後、さゆちゃんに触れた部分だけが痺れるように温かくて、幸せなんだけど、 たぶん僕は不安な顔をして、待っているのだろう。 さゆちゃんが「気持ち悪い」とか「嘘つき」と言って、僕を突き飛ばして 抵抗するに違いない、それなら早くしてくれ、と。 「何で、したの?」 感情の読めない顔で、彼女がぽつりと尋ねたことに、僕は質問で返した。 「…何でさゆちゃんは僕の前で服、脱いだの?」 「あ、…私が変に刺激、しちゃったの?男だって思い知らせるようなこと、して、 ハルちゃんのこと傷つけたの?」 それは駄目だ、ごめんなさい、と彼女は僕を見据えて、謝る。 彼女のこういう潔さに、僕は必ず反省させられてしまう。 こればっかりは、常套手段を知っていても逃れようがなかった。 「ごめんね、それはちょっとだけ。本当の理由じゃないんだ。 …僕の方が悪い。いやらしいことをするきっかけに、 さゆちゃんのごめんなさいっていう気持ちを利用するつもりなんだ」 吸血鬼のように彼女の首筋に顔を埋めて、濃紺のキャミソールの裾から手を入れる。 脇腹を直に、くすぐるように撫でていくと、背中に近いところで彼女が「あん…っ」と 甲高い声で鳴いて、びくんと腰が跳ねた。 「あの、違うの…脇腹、くすぐったいのに、あぁっ、弱くてっ、あはははは…んんっ!」 最後の声と、目をぎゅっと瞑って何かに耐える表情で説得力がゼロだ。 「何と違うの?えっちな声?」 「そ、そう…」 「脇腹触られてもえっちな気分にはならないもんね、くすぐったいけど」 「うんうん…」 「じゃあほんとにえっちなところ触られたら、さっきとは違う声が出るのかな?」 「え…」
48 :
前編(9) :2009/05/02(土) 01:25:46 ID:NGKEyyH3
僕は下着の中に入れた手を滑らせてブラのホックを外した。 布製のお椀のような二つのカップが解放された乳房の上に乗っかってキャミソールを ふわん、と持ち上げる。 「…体育のとき、男子が更衣室で集まって、さゆちゃんのこと何て言ってたか、 教えてあげようか」 話しながら肩紐を落として、膨らみの全てを露にする。 彼女の先端は漫画のような桜色ではなく、オレンジがかった淡い茶色をしていた。 「"あの人胸でかいよなー"だって。ほんとだね。あとねー…」 左手で腕を押さえつけて、空いた手でまずそっと乳房を覆って、徐々に指を沈めていく。 もにゅ、もにゅ、と同世代の女の子の平均からすると明らかに豊かな、手のひらに余るほどの 乳房を、円を描くように揉み解す。 「ん…、ふぅ…」 まだ若干息が早いくらいで彼女に大きな反応はない。 (やっぱりこっちなのかな) 突き出した人差し指で色の違う先端をくるくる、するすると撫でる。 するとむしろそれまで一番柔らかくふかふかとしていたそこが、つんと上を向いて 頂に小さな丸いかたまりを形作った。 かたまりと元の乳房の間にうっすらとできた溝を、傷つかないように気をつけながら 爪でカリカリと引っ掻いてやる。 「…あっ」 「さゆちゃんのおっぱいの気持ちいいところ、ここ?」 「やあっ…ん、さっきの、続きは…?」 「"あーいうお堅い女とセックスしたい"、"優しくリードしてくれそう"、あと何だったかなー」 反り返る下乳から舌を這わせていって先端をぺろん、と舐め上げる。 ふるんと乳房が揺れる刹那に彼女は「ふぁ…っ!」と背筋を震わせた。 「今のがえっちなところ触ったときの声でしょ?さっきのとあんまり変わらない気がするけど」 「もう…一緒でいいから…片っぽだけ弄るの、やめてぇ…!」 (片っぽだけ弄られるのが、嫌、なんだ) "あの"石川さんがこんなことになるんだなあ、と僕はどこか冷静に感心してしまった。 まともに見据えられると大人でも緊張を強いられる、長い睫毛に縁取られた切れ長の目や、 すらりとした高い鼻筋、潔癖そうな薄い唇、誰もが振り返るような絶世の美女といえる ものではないけれど、それらは確かに彼女の凛々しさの源になっていた。 でも、今は。 「もう、変になるからっ、あぁん、わたし、なんか・・・、あっ!ああぁん!こんな…んんっ… こえだすの、おかしいのにぃ…」 誰かに甘えきった、すごく幼い話し方になってる。 凛々しくなんかない、今のさゆちゃんはただの淫らな女の子だった。 もう抵抗するつもりなんかないんだろう、僕の頭を抱えてしがみついて、絡みついた舌の上に 更におっぱいを押しつけてくる。
49 :
前編(10) :2009/05/02(土) 01:29:16 ID:NGKEyyH3
普段の思慮深い彼女を知っているだけに、このとろけきった美人の耳に聞こえるのは 僕の意地悪な声と、ちゅばちゅば・ぴちゃぴちゃという肌の上で他人の唾液が泡立つ音だけ、 目に見えるのも頭の中にいるのも僕だけだと思うと、どうしようもない満足を覚えてしまう。 さゆちゃんが、自分だけのものになったみたいな、満足。 赤ちゃんのようにしゃぶるだけじゃなくて、さゆちゃんがいやらしい声で たくさん鳴いてくれるように、意地悪な刺激も加える。 乳房の他の部分に力が分散されないように、先端の小さな丸いかたまりだけを、舌先で、 指先で、くにくに・くりくりと浅い根元を支えに弄り回す。 「あっ…あぁっ…だめ、それだめっ、弱いところ、ばっかり…やぁんっ! …いじめちゃ、だめだってば……んっ…」 「弱いところを触らないと、気持ちよくなれないでしょ」 最後に彼女の一番弱いところに柔く歯を立てて、ぢゅうっと吸う。 「ひゃん…っ!」 一層高い声で短く喘ぐと、彼女はびくんと大きく跳ねて、萎れるように静かになった。 「はぁ…さゆちゃん、おっぱいだけでいっちゃったんだ、可愛い…」 尊敬ともいえる、あの憧れの気持ちは今の僕にはなかった。 ただひたすらこの人を可愛い、可愛がりたいと思ったのはこれが初めてだ。 満足感で一度収まったはずの興奮が忽ち身体を巡り始める。 「…思い出した。"案外いじめると可愛い声で喘いでくれそう"だ。これも当たってたね。 さっきの台詞、全部違う奴が言ってたんだよ。さゆちゃん人気者でうらやましいな。 …でも、さゆちゃんの可愛いところは…絶対他の奴に…、見せてあげない」 胸をいじめるのをやめて、さゆちゃんをぎゅっと抱き締めてまた首筋に顔を埋める。 どんな表情をしているのか見るのも怖かったし、それについて考える余裕もなかった。 さゆちゃんの息も上がっているけれど、僕の方も限界だ。 どきどきして、身体が熱い。 唾を呑んだり背筋を伸ばして必死に射精を堪えるけれど、もう目の前は白い光で チカチカと点滅していた。 「…はぁ…、だって、僕が一番さゆちゃんのこと…大好き、…なのに、 誰にも…取られたく、ないよぉ・・・っ」 「ハルちゃん…苦しいの?」 「苦しい…けど、…んっ、出すのはいやぁ…っ。出したら…ほんとに男の子になっちゃうよ…」 今にもスカートの下に潜りそうになる手を戒めて、彼女を抱き締める力を強くする。 彼女は自由にならない身体で頬をすり寄せて応えてくれた。 「ならない。ハルちゃんが自分を信じていれば、男の子にはならない。 …大丈夫、苦しいの、治すだけだから。お手伝い、させて…?」 優しいのに、同時にすごくいやらしい声でそう囁かれて、僕は背中がぞくっとした。
50 :
ながいよー :2009/05/02(土) 01:40:55 ID:NGKEyyH3
前編以上です。 規制にも引っかからずあっさり投下できました。 機会を見て後編投下できればいいな、と考えてます。 長々と失礼しました。
GJ! 続き期待してます
前半だけでももうGJの嵐を贈りたい つーかハルちゃん羨ましいなあもう!!
何という寸止め 続きにwktk
GJ!と言わずして何と言おう
女装小説とか読んでてさ、たまにホルモンとかまでエスカレートしちゃうことってあるじゃん? あれ、お前ら的にアリ?
あたしの嗜好的にはおk
場合によりけりかな そこで切る事もあればそれでするときもある
ナシ。 女性化までいっちゃうと冷める。 あくまで「男」であることにはこだわってほしい。
男が女の格好して虐められるのが最高のシチュエーションだから 女体化はいらんね
果たしてそれが女装小説かと聞かれると、難しいとこだけど、個人的にはそーゆーのも好きだよ この辺は、もう好みの問題なのかもね
物理的手段に置ける性転換ならあり。女装の延長上にあると、捉えている。 ただSFチックやオカルトな性転換はだめかな。
>>55 まあ……女装にはまりすぎてそこまでエスカレートとかなら……
ところで前々スレ以前のログってどっかに残ってないかな
もしくは保管庫
自分から女装したがる系。 させられる系。 断然後者。
66 :
名無しさん@ピンキー :2009/05/07(木) 20:18:57 ID:wIwpXe/w
こっそり女装してたのがうっかり見つかっちゃって 黙っててあげる代わりにおもちゃにされちゃう系
興味本位だった女装という弱みを握られ、次第に強要される事と 支配される事に目覚めていってついには自分から女装して徘徊するようになり、 お兄さんやお姉さんに体を売るように命じられて犯されているうちに 女装した姿を想像すると射精するようなレベルまで調教された少年が 男の娘として売り買いされる世界を描いた近未来長編系。
>>67 今すぐそのプロットを文章化する作業に戻るんだ!
GGXXのぶりたんが同ゲームの女性キャラクターに悪戯されてるところ よく妄想するからこれを文章にしようと思ったが文才がない それ以前に元ネタ知らない人にはさっぱりだろう
この業界では定番じゃないの
一時期は大はやりしたからねー
そういえばゲーキャラ板の鰤スレにSSうpされてたぞ
やっぱこういうの書いた経験がないから難しいな… 落ち着いて読み直すと酷い文章だわw
やっぱこういうの着た経験がないから難しいよ… 落ち着いて見直すと酷いカッコだ…… に見えた。
そんな事無い!お前は可愛いよ! と、続くんだな
77 :
名無しさん@ピンキー :2009/05/10(日) 22:12:39 ID:xgbRZ31z
そろそろ前スレで止まってる作品の続きがほしい
止まってるやつって何があったっけ
晶の行方が気になってしょうがない
晶も前スレか・・・ 他にも途中で終わってるの多いな。
セツ子さんや、○○彼女の中の人の更新はまだですかいのぅ……(;´・ω・`) もー!ついさっき読み返してきたトコロでしょう?(;`・д・')
女装インフルエンザで何か書いて下さい><
まず女装インフルエンザが何かを教えてくれ
85 :
名無しさん@ピンキー :2009/05/19(火) 01:28:12 ID:HAf6Zi6l
弱毒性だと、男の娘が好きになる。 強毒性だと、男の娘がしたくなる。 可愛いければ可愛いほど感染力と致死性が高い。 何百年かに一度爆発しかけるが、その度に社会的に囲い込んで防いでる。 ただ、ここんとこどうやら水際防御に失敗したらしい。 とりあえず、外出時は唇に当たらないマスクをつけて、 帰ったら手洗いネイルな。
つづきまだか
Hな小説を書くのなんて初めてなのですが、どなたかお題をくれないでしょうか。 文才はあまりないので、ご期待にかなえられるかはわかりませんが、どうぞ賭けてみてくださいませんか。
>>87 それじゃあ、
×ゲームかなんかで女装する羽目になった男の娘が
女性専用車両に乗って(or乗せられて)
同級生の女子生徒にばれてあんなことやこんなこと・・
というシチュでお願い
>>88 わかりました。がんばってみます。
早ければ明日投稿できると思います。
そりゃ早いな
>>90 少し早すぎかもしれませんね。
第一話です。失望させてしまいましたか?
キャラの名前に特色がありすぎでしょうか。
「春の春」
東京、深夜4時。
暗闇を烏が鳴き飛ぶ中、深夜の闇は、多くの男子諸君に平等を与えた。
宮美春(みやみ はる)という青年は、己のモノをただ獣のようにしごいていた。
いやらしい音を立てながらカウパーが飛び散り、彼の手の中でローションのような役割を果たす。それと共に彼の動きは更に激しくなる。
より激しく快感を感じると共に、彼は左手を右の乳首にあてがい、激しくこする。
そしてついに絶頂を感じた。
"イクっ!"
白濁液が噴出し、見事に縦に伸びた。春の顔が白く塗られる。
彼は汚らしい臭いが嗅覚を支配するのを感じながら、唇の周りを覆う精子を舐めた。彼のモノは射精したというのに、まだ雄雄しく立っている。
もう一度射精したいといわんばかりなそれだったが、春はオナニーの友である、"賢者タイム"に入っていた。
すでに頭の中にあるのは自分のケツの穴が知らない男性に犯される妄想ではなく、数学の方程式である。
残った精子を取るため、春は街で貰っていたポケットティッシュをつかんだ。
一枚だして精子をふき取ると共に、机においていた携帯がなる。
春はティッシュを精子が付いた部分を中心にくるみ、それをゴミ箱に投げ、携帯を取った。新着メールの項目をクリックすると、そこに先輩である武真賢(ぶま けん)の名前が見えた。こんな時間にいったいなんだろうか。
「やらないか?」
春は思わず吹いてしまった。先輩らしいネタだ。彼はよくゲイネタを使うのである。
真面目そうな雰囲気の中にそれがあり、二人は非常に楽しい日々を過ごしている。
春の中に歓びが広がる中、もう一度ボタンを押す。
一行目には、こう書いてあった。
「女装ゲーム、やらないか?」
"女装"、性癖がばれたのだろうか?
春は緊張すると共に、全ての内容を読もうとした。
「お前と賭けがしたい。今日学校でくじ引きだ。お前がハズレを引いたら、帰宅の電車内で女装しろ。詳しいことは学校で話す。」
女装はばれていないようだったが、それでもこの二文字を見てしまったことによりまだ緊張している。
しかしそれと共に、春は自分が持っていたある欲望が現実味を帯びていると思った。
さらにそれは、"自分から行うことではなく。罰ゲームだ"。
罰であるという点は、彼の直感的な言い訳になった。それは欲望を果たすことのできる、いいわけだ。
しかしその一歩を踏み出すには、まだ暗く不明瞭な点があるのを春は知っていた。このことについては、しばらく吟味する必要がある。
「お前が勝ったら、秀夫から貰った抜きゲーをやる。やりたいって言ってただろ?」
その通りだった。
少し周りと性のことに合わせようとして言ったのだ。それとほんの少し、その抜きゲーをやりたかった。
「ルールは簡単なんだ。お前に徳がある。俺はお前が女装するのを見て笑う。お前はただ女装して電車に乗る。お前は背が小さいし、女に見えるからすこし恥ずかしいだけだろ?」
その通りだったが、それ以上である。
「お前が勝てば、俺は抜きゲーをわたす。なんなら、お前が負けても褒美でやるよ。簡単だろ。メールはいらない。学校で答えてくれ。じゃあな。」
春は少し興奮していた。自分の欲望が果たされるか分からないが、その可能性が自分の視界にあるのだ。
イイヨイイヨー wktkしながら続き待ってる
続き期待
>>92 >>93 ありがとうございます。
ちょっと気持ちが落ち着いた頃に書くとうまく書けるのですが、今日は微妙でした。
もしかしたら深夜に更新できるとおもいます。
続きwktk 昨日、何を思ったかガン●ンONLINE読みに行ったら ナチュラルに女装メイド読み切りが載っててフイタ 女装アンソロに載ってる作品の1つみたいだけど 出来のいい妹に好き勝手扱われるヘタレショタ兄萌える
>>95 自分ちょうど今見てきたばっかりだ…
奇遇だ
>>95 ありがとうございます。
遅くなってしまって申し訳ございません。第二話です。題名を少し変更しました。
春ノ春
春は少し肌寒い街中を、いつも通りに歩いていく。
まだチャイムが鳴るのに2時間ある。学校に付くまで十駅、五十分だから、全く急ぐ必要はなかった。これならとてもすいている、各駅停車に乗れるだろう。
そう思いながら、切符売り場への階段を上る。
駅はいつも通りがらがらだ。ここは少し、通勤ラッシュというものには関わっていないらしい。
少しずつ視界が改札を迎えると共に、またいつも通りのことが起きた。
といっても、とても素晴らしいことなのだ。
同じクラスの女子生徒、役道天華(やくどう てんか)だ。
彼女も15歳だったが、既に春よりも、精神的にも肉体的にも大人びていた。
小学校に通う頃からAが並び、学級委員が必要となると、常にその立場に立っていた。
更に発育途中の円錐型の乳房に、180cmの身長、モデルのように少し張った体は、女性でも男性でも、憧れの対称だろう。
春は彼女が近所に住んでいるということと、彼女がツンツンとしてくること以外、何も知らなかった。
春が改札機を通ろうとしたとき、天華は春に挨拶をした。
「おはよう。」
「うん、おはよう。」
意地悪そうに放たれたそれは、独り言のようだった。
天華は春を見ることもせず、ただホームへの階段を降りて行くからだ。
春も改札を通り、同じ階段を降りていく。
その後は2分で電車が止まって、二人は同じ両で学校へと向かった。
ドアの前で姿勢良く立っている天華の瞳は、どこか憂鬱そうに外の町並みを写していた。
四時間目の授業が終わると共に、一斉に生徒たちは食堂へと向かっていく。
春もその波の一部となり、食堂に向かう。
好物のフランクフルトと主食のざるそばを頼むと、右の肩を賢が叩いた。
「またチ(ピー)コ喰うのか?」
声に手をかぶせて(ピー)を作り出しながら、賢は笑った。
「そう...ですよ。好物ですから。」
グスリと"演技"する春に賢は肩を掛け、「座ってる」と言い放ち席のほうに向かっていく。
賢はもう自分で頼んだうどんを食べ始めていた。足元に怪しげな黒い袋がある。
春がフランクフルトとざるそばを持ち、賢の横に座ると、早速賢はしゃべりだした。
「朝の事、覚えてるよな?」 「ええ。」 「やるのか?」 「やります。」 春は電車の中で答えを出していた。 自分の容姿と、周りの目は理解していた。 そして性癖もである、さらにその上に位置する、いや、一番上にある、女性になりたいという気持ちも理解できたのだ。 春は、本気で女性になりたかったのだ。 公然的な問題では、少しおろかかもしれない。でも周りに痴態や欲情を見せないという自信もあった。 性という垣根を越えて、春は女性になろうとしていた。 しかし少し恥ずかしいことに、誰かに命令されてやりたいという気持ちがあったのだ。 そしてその一歩を口に出したのである。 賢はにやりと笑い、説明を放った。 「じゃあくじ引きだ。見てくれ。」 賢は割り箸をポケットから抜いた。一本の先端が赤く塗ってある。それを春に見せると、二つを割って腰の後ろに隠し(赤く塗っていない方の割り箸を一回転させた。その箸の先端は、もう一本と同じく赤く塗られていた。)た。 「くるくるくるくるくる。」 賢は箸を回転させて、箸を前に出した。春がきりださなければ、"ショウ"の成功だ。 「引け。」 春はただ願った。当れ。当れ。当れ。 しゅっと春から見て左側を引き抜く。見えたのは― (やった!赤だ!) 「先、輩...」 「ざんねーん!じゃあ春詳しいことを教えよう。 春は悔しそうに賢に割り箸を返した。早速説明が始まる。 「よし、詳しいことを教えよう。まずお前は女子車両に乗る。そして、おまえは俺の妹を知ってるな?」 「はい。知ってますよ。中学校に通っている...」 「ああ。そうなんだ。そこで妹はバレー部をやってる。で、だ。」 少し賢は間をおき、一つ演出的に春に迫る。 「バレー部のユニフォームが新しくなる。古いユニフォームは処分されることになった。だから妹に頼んで、一つ貰ってきたんだ。Sサイズの、まだ使われてなかったやつをな。」 賢はそういうと、うどんをどかし、足元から袋を机に乗せた。 袋を中が見えるように開くと、そこに白い半そでのユニフォーム、その下に履くブルマ。そしてすこし厚いセーターと、いわゆる私服である半ズボンが入っていた。 春はとにかくユニフォームを来て女子車両に乗り込むということを理解した。説明は続く。 「お前は6時間目が終わったら男子トイレにこれを持ち込んで、着替えろ。俺が「来い」と合図したらでてこい。いいな?その後は電車に乗って帰るだけだ。いつもと変わんないだろ。そして駅のトイレでセーターと半ズボンだ。近くの公園で制服に着替えろ。」 「はい。ありがとうございます。」 「なんでありがとうなんだよ。」 春は何も言わず、フランクフルトにぱくついた。 賢の股間のフランクフルトはその傾斜を高めていた。
春の5、6教科目は、信じられないほどの早さでおわった。 小学生の時も、中学、そして今通っている学校でも経験した事が無い事だ。 しかしその数少ない素晴らしい事も、この後することにとっては小さく見えてしまった。 春は例の袋といつものリュックを持って、トイレに向かう。 トイレの前では賢が待っている。ビデオカメラをいじりながら、ニヤニヤとこちらを眺めていた。 大の所は、やはり全て空いている。その一つのコンパートメントに入ると、空気が変わったような気がした。 とにかく急ぎたかった。"焦りは禁物"という言葉を覚えていたが、落ち着いて一秒でも考えるのは無理だった。 パンツ以外裸になると、春は自分の体が華奢だと改めて思う。 皿形の胸に、"可愛い"程度の脂肪で覆われている身体、引き締められた臀部。 思い出すのはうっすらと毛が生えた股間、そしてその上の、男根だ。 その姿が見えても、特にひどく思う事はなかった。"私は男で、女なのだ" (うわぁ・・・) ユニフォームを着ると、まさに"部活帰りの着替え忘れた女子中学生"となった。 今考えてみると、そのようなシチュエーションは春にはいささかおかしく思えた。というか、おかしいだろう。 しかしユニフォームの右側には、宮実春と女の子らしく書いてあった。服や場面はどうにしろ、春は女の子なのだ。 「終わったか?今だ!今だ!来い!」 賢の声が響くと、春は大きくドアを開く。 鏡に美しい少女が写り込んだ。 ちょっと顔を赤らめ、鏡を見ている。 「来い!」 賢の声が春を引き戻し、春はトイレを走って飛び出た。 トイレに入ろうとした賢が春にぶつかる。 まるで少女漫画の一場面のようだった。 春はまだ顔を赤らめ、賢は春の美しさに見とれている。 その次は一転して、賢はまたニヤニヤと笑い出した。 おかしな事に、春はいつもと同じような帰宅を味わった。 違うのは服装と、賢だ。 周囲はいつもと同じく、春を好奇の目で見た。 いつもは男子の制服、今はユニフォームだ。 賢はずっとビデオカメラをまわして、賢の火照っている顔を撮っている。 「あの?公開しないでくださいよ。」 「分かってるよ。これは俺用の」 「いまなんて・・・」 「いや、何でも無い。何でも無いんだ。可愛いぞ。」 またざわぁと恥ずかしさが押し寄せた。少し早く歩き出す。
夕暮れ時―。 二人は改札を通り、駅のホームへと出た。 「分かってると思うけど言っとく。俺はいつも通りお前の一個前の駅で降りるからな。」 「はい。分かりました。」 賢の家は、春の降りる一つ前の駅の近くにあった。 「それと、時刻表だと次の電車の一両目が女性専用車両だ。」 「じゃあ、そこに乗りますね。」 会話の後、二人の間にぎこちない空気が流れた。それをどうしようとしても、形すらつかめない。 どこから生まれているかも分からなかった。 もう少し賢がからかうはずだったのだが、それは見当違いのようだ。 そして電車が止まる。 「じゃ。」 「…はい。」 春と賢は別れた。春は一両、賢は二両だ。 春が車内に乗る。すぐに扉がしまる。 どこからか、とても大きな恥ずかしさ、そしてとても大きな快感が襲う。 周りは女性、自分もだ。誰も不思議そうに見ない。いや、不思議そうに見る目があった。 第一、少しも汚れていないユニフォームで帰ってきている"女子中学生"だ。 しかし素晴らしいことだった。車内はとてもすいており、特に緊張するということもない。 素晴らしい感覚の中、春は最後の列から二番目の奥の席に座った。 一方賢はシルバーシートの奥の席に座る。そこからは、春の事が簡単に見えた。 彼はひじを壁に預ける。そしてその内側のV字になるところに、ビデオカメラを伏せる。 春を見た。可愛い。笑っているところが―。ん? 春は賢がこちらを見ているということを思い出し、あわててニ両目をのぞく。こちらを凝視している姿が目に入ると共に、すぐに顔が引きつる。 とても楽しい。それは顔に出さなくても味わえるのだ。とても、気持ちがいい。 次の駅に到着した。 何人かが乗ってくるが、相変わらずすいていた。それが八駅続いていく。 その八駅間は、春の"電車に乗っている時間"では最高の評価なのは間違いない。 九駅目につくと、賢が立ち上がり、春に向かって軽く手で挨拶をする。 春は少しうなずいて返した。次には満面の笑みだ。 しかし、なにげなく人が出入りしていくのを見ていると、そこに見慣れた姿が現る。 天華だ。 こんな事がばれてはまずい。公然的な問題では、それを学級委員が治さないはずがない。 その通りだ。天華は"ユニフォーム姿の女子"を見ると、誰にでも分かるようにあからさまに驚きを顔に浮かべた。
春は幸せな時が一気に引いたというのを感じたし、その通りだった。 色々な考えが頭を回るが、そのどれもが先に進まない。 体は緊張で固まりかけている。 しかし天華は近づいてこなかった。また扉の前に立ち、外を眺める。 少し顔を赤らめているのと、白いエコバックを持っていること以外行きの電車と全く姿は同じだった。 あっという間に時間が過ぎて、春の家の最寄り駅に付いた。 アナウンスと共に、扉が開く。 もしかしたらこのままここに座っていれば、次の駅まで何もおきないかもしれない。 そう思ったとき、誰かが春を強く引っ張って駅に連れ出した。 間一髪だった。 春を連れ出したのは、天華だった。 「宮美君、何で女装なんてしたの?どういうことか、説明しなさい。」 天華は少し大きく息をしながら、大きな声で放つ。 春はただ思ったことを吐いた。 「僕は女の子になりたいんだ。」 天華は何も返さなかった。春は言葉を続ける。 「変かもしれないけど、僕は女の子になりたいんだ。ただHな事をしたいって思って乗ったんじゃない。Hな事もしてみたいけど…。これとは関係ないんだ。楽しもうとしたわけじゃないんだ。」 息が続かない。 「でもこれが女の子にとって嫌だったんなら謝る。でも僕はなにもしようと・・・」 春は自分の考えの欠点について考えた。女性になっているけど、女性な訳ではない。 男の目で女性を見るのを、女性は嫌がるかもしれない。 でも春は女性になりたかったのだ。 「すみませんでした。」 春は天華の顔を見ることができなかったが謝る。 「私はあなたを認めるわ。でも罰よ。うちに来て。これはば、罰だからね。」 「え?・・・」 最後の方は少し緊張して聞こえた。しかし同時に威厳というものもあった。 春は天華の横について歩いた。天華は春と共に歩いた。
寝たの?
がんばってくれてるのは分かるが、なぜか萌えない……
いやいや、十分萌えるよ! 続き待ってる
>>104 昨日は切羽詰って調子が悪かったので寝てしまいました。
>>105 すみません。恋愛、というかこのようなものを書くのは初めてなので。
>>106 ありがとうございます。
自分が急ぎすぎたのがいけなかったのでしょうか。無理に書いてしまってすみません。
二度連続の投稿申し訳ございません。 最後の場面を考えたら勢いがあまりすぎてここまで来てしまいました。 次からは何度も吟味して投稿いたします。本当に申し訳ございません。
萌えるか萌えないかは個人の嗜好もあるのでどうしようもないな。 個人的には好きな部類だ。がんがれ。
同じく好みの部類なので楽しみに待ってる でも、ぶつ切りよりはメモ帳にでも書き溜めて複数レス分一気に投稿する方が好感もたれると思うよ 書き手は貴重だし、がんばっておくれ
多分文章が固いからじゃないかなぁ…。 俺は好き。
文章悪くないから勿体無いね。 多分一番ドキドキする所があっさりしてるからじゃ無いですか。 一々謝んなくていいです、初めてですは言い訳にしかならないから。 知らん顔で次投下して下さい、あなたが勃起しながら書いた物なら次の投下は絶賛の嵐でしょう。 期待しながら気長にまってます。
113 :
107 :2009/05/31(日) 16:19:48 ID:LxaWROEh
いろいろなコメント、ありがとうございます。ついに書き終わりました。遅くなってしまいすみません。
天華の家に着き、二人は彼女の部屋に入り、机に向かい合わせで座った。 これからさっきの事が学校や親に知らされるのだろうか。 「ねぇ、宮美君。」 「はい…。」 「今からやる事秘密にしてくれたら、さっきの事も秘密にしてあげる。」 「やる事?」 「罰、よ。」 意味を理解できなかった。誰もが固まってしまう状況だろう。春もそうだった。 単純な疑問が言葉に出る。 「えっ…?」 「これは罰よ。あんたのアナル、犯すから。」 唐突すぎる。アナル?犯す?"罰をやる"?どういう意味だ。 天華が立ち上がる。威厳があるが、少し顔を赤らめている。そしてその股間には・・・。ペニス? 春が考えているも無く天華は春の襟を引っぱり、顔を引き寄せた。 「やるの?やらないの?」 答えはほとんど明白だった。 「やり、ます。」 「よろしい!ベッドに四つん這いになりなさい!」 春は天華のベッドに乗り、四つん這いになる。柔らかな女の子のベッドだ。 じわーっと身体に汗が出て、恥ずかしさに震える。しかし春はその一部に快感がある事を感じた。少し、少しだけだが気持ちいい。 「お尻を突き出して。ブルマとパンツ脱ぎなさい!」 早すぎる流れに春は着いていけなかった。 「脱げって。言ってるの。」 言う通りにする意味は無いはずだが、感覚的な感情がなぜか服を脱がせていく。 ブルマを外し、パンツを・・・脱ぐ。 すると、股間にいつもの硬さを感じた。 「あら?勃ってるけど?これはなんでかしら。女の子にお尻の穴犯されちゃうから?」 春はさらに恥ずかしさに身を震わせた。いつもよりひどく冴え、亀頭が股間の肌に張り付いている。 説明できなかった。なぜ勃っているのだろうか。ただいえるのは頭の中が真っ赤に燃えて、おかしくなるほどの興奮を溜め込んでいる事だ。そしてそれは解放を待ち望み、強く大きくなっている。 「お尻の穴可愛いわねぇ。男の子なのに桃色よ。」 どうにかなりそうだった。天華がアナルに顔を寄せ、小さく笑っている。鼻孔がなんども動いている。 脳がまだか、まだかと訴える。それが喉を超えようとする。春はそれを抑えた。はずだ。 「お尻の穴、早く犯してください!」 春はベッドに顔をうずくめた。もう何も理解できない。勝手にお尻が上に上がり、天華に更に近づく。そして更に淫らになる。 アナルが開くのを感じ、そこに少し冷たい空気が差し込む。するとさらに興奮した。 天華はくすっと笑って、小さな手鏡を取ってくる。
「顔真っ赤よ。ほら、見て。」 春の顔の横に手鏡が置かれると、春は何も考えずただその鏡を見た。 トイレで見たときよりも、ずっと可愛い女の子だ。 「可愛いわ。だから言って、エッチに、"挿入てください"って。」 「エッチな穴に、チンチンぶち込んでください!」 「あらぁ。もっとエッチに言えないのかしら?」 「春の汚らしいウンコ穴に、天華様のギンギン極太勃起チンポ挿入てください!」 「そこまで言えとはいってないわよ。でも挿入てあげる!」 天華はすくりと身体をあげると、春の腕をつかんで仰向けにさせる。 スカートを捲し上げると、そこにペニスバンドが現れる。その先端をつかみ、それを春の尻の溝に何度も振って当て続ける。 アナルはさらに大きくなり、ペニスバンドより一回り大きくなりながら、"頂戴"といいたそうに呼吸のような動きを続ける。 時計回りに当て続けると、春が小さく喘ぎ出す。モノはカウパー液をダラダラと出し続けている。それがアナルに流れ、ペニスバンドを潤滑する。 春が快感に溺れそうになるとき、天華のペニスがついにアナルに入った。 「アアッ!!!!!!」 春は痛みと快感が混じるのを叫ぶ。 アナルが痛みに閉じ、ペニスの締まりが強くなる。天華の笑い声の中カウパーが精子のように溢れ出る。 止まらないピストンの中、春はその快感に犯されていく。 「チンポ気持ちいい!気持ちいぃぃぃぃぃぃ!」 自ら腰を振り、天華のパンツにアナルが当たる。天華はすぐに春の腰を抑えて、股間を密着させる。 「停止よ。どう?痛い?気持ち良い?」 言葉では答えられない。 そのかわりに春は淫らにだらしなく右手で自慰を始める。滑稽なのは分かっていたがその事実にも興奮する。 カウパーが更に漏れ出る。ペニスバンドや天華のパンツ、ベッドを濡らし、あの独特の臭いが部屋一杯に広がる。 春はしごき続ける。手が乱暴に動くが、気になど出来ない。 射精感が迫る。快感は更に上に上っていく。 「イキます!イク!イクッ!イク!イク!イク!イク!イクイクイクイクイクイクイクぅっ!!!」 白濁液が天華の顔にかかる。朝とは違い、とても量が多く、どろどろし、まだ出ている。 春はアナルの快感を感じながら、少し衰えた快感に変わり理性を思い出す。 少し恥ずかしかったが、天使のような天華の顔で再び笑う。 モノが再び巨大になり、春はそれに触ろうとした。 「罰、終わりよ。」 しかしまだアナルには、しっかりとペニスバンドが入っている。 「これからは、お楽しみ。」 天華の笑顔はまだ続いていた。春はそれに返した。 -終わり-
う〜ん?
…
乙でした! こんなこと言うのはアレだけど、せっかくの投稿に対して冷たすぎやしないか 乙くらいすべき
>>114 乙です。
多分あなたはこのジャンルか、ひょっとしたらエロ自体に向いてないかもしれない。
>>114 まぁ乙?イイ物書きたきゃ妄想力を高めて、読んで書いて推敲してを
ひたすら繰り返すしかないと思う。頑張れ。
>>120 歩き始めた赤ん坊に向かって
「あなたは陸上選手にはなれない」
とか言わない方がいい。
住人の好みには合わなかったも知れないが、十分良いものですよ。 女装っ子で言うと、はじめて女装して貰ったデートの別れ際に、その場の勢いでキスしちゃうくらいのレベルだ。 それ以上の関係になるには互いの相性とか容姿の好みとかのしっかりとした一致が必要かもしれないけれど。
初投稿失礼します。 女×男的なバカップルアホエロ。 携帯からなので読みにくいかもしれませんが 「ぃよっしゃ!あたしの勝ち!罰ゲェーム!!」 「うおぉマジかー!マジでマジかー!」 ドン☆なんて効果音がしそうな勢いで白くすべらかな指が眼前に突き出された。 今日は何故だかいつもよりテンションが高いな。つられて俺もテンションアゲアゲになってしまうのである。 「んふふー、罰ゲームはねー、なんとなんとー?」 美弥はなんとも嬉しげに顔をほころばせながら大きなバッグの中をごそごそと探りだした。 なんか荷物多いと思ったら罰ゲーム用か。準備のいいことだ。 さて、この隙にこの状況がよく理解できていないであろう読者諸君に詳しく事情を説明するとだね。 この目の前でバッグを漁りながらニヤニヤしている気持ちの悪い、 でも可愛いほんと可愛いおにゃのこは俺の彼女だ。名を美弥という。ああ可愛い。 俺と美弥はまあ学生らしく普通にやらしいこともしつつお付き合いしている中で、 たまに罰ゲーム付きの勝負をしたりする。 勝負の内容は様々。今日はぷ○ぷよでの勝負だったがテストの点数だったり影踏みだったりトランプだったり。 なんて可愛らしいカップルなんだろう俺たちは。 罰ゲームの内容も様々だ。肩を揉みやがれとか、まあ……俺は健全な男子だからやらしいアレも多い。 ちなみに今日俺が勝ったらプチSMをしてみようと思っていた。 ファー付きの手錠なんかも買ってベッドの下に仕込んでいたし。 「ジャーン!これなのです」 おっとどうやら罰ゲームの内容が発表され…… 「え?」 「んふふふふー、可愛いでしょー?」 ニマニマと笑う美弥が手に持っているのはあの、アレだ、メイド服と呼ばれる奴。 しかもコスプレ用のピンクでやたらめったらフリフリしてる。 それが罰ゲーム?よくわからん。というか分かりたくない。違うよな、そういうアレじゃないよな。
「これを着ていただきます」 そういうアレでした。 「え、ちょ、ま、マジでかwww」 語尾に草も生えるさ。 いや俺、男だし。サイズが合わんだろJK。 確かに身長も美弥と数センチしか違わないけど。 細身なのは引き締まった肉体なだけで断じて、ええそう断じて華奢とかではないのですよ。 男にしては長めの髪はファッションですよ。あんまり短いの似合わんのですよ。 体毛薄いのは遺伝ですよ。 睫長かったり眼が大きかったりどちらかというと可愛い系なのは母親似だからですよ。 つまりちょっと女っぽくても俺は男、いや漢なので女装とか無理。マジ無理。 「……ダメ、なの?」 俺の全身から発される拒否オーラを敏感に感じとったのか、美弥が首を傾げながら俺の顔を覗き込む。 さらりと揺れた焦げ茶色をしたセミロングの髪から甘い匂いが漂った。 大きな瞳が潤んでいる。ああ、ああもう、そんな顔をされたら抵抗なんてできませんよ。 俺は美弥から一式を受け取り、深呼吸をした。 とりあえず美弥には一旦部屋から出てもらい、メイド服と向き合う。 可愛らしい丸襟の、あちらこちらにリボンやらフリフリのついたピンク色の半袖ミニ丈ワンピースに、 これまたフリフリの白いエプロン。 そしてお決まりのフリフリが付いたカチューシャに、真っ白なニーソックス。 どうしよう、なんか変な汗がでてきた。 こんなの美弥が着ればいいじゃないか。きっと似合うしエロいし大興奮(←俺が)間違いナシだ。 俺が着たって気持ち悪いだけだぞ。 勇気がいる。羞恥心(けしてアホの子三人組ではない)と闘う勇気が要る。 大勢の前でネタとしてやるならなんかまだいけそうな気もするけど、好きな子にだけ見せるとか…なんかガチじゃん。 ……深呼吸、深呼吸。 こうしていてもしょうがない。とりあえず潔く俺は今着ている衣服を脱ぎ捨てた。パン一だ。 うん、勝負に負けたのは俺だ。今まで俺が勝ったら美弥にご無体なことをしてきたのだ。 俺が美弥からの罰ゲームを拒否するなんてフェアじゃない。 大丈夫、彼女の好みの服を着て見せるだけ。それだけ。 そうして幾ばくか逡巡した後……俺はメイド服に手をかけた。 このワンピースは、どう、着たもののか。美弥に聞く訳にもいくまい。
ポロシャツみたいなものか?胴部分のボタンを外し、頭から被る。 ああ、服を着たはずなのに何かを脱ぎ捨てた気分だ。 頭を出し、袖を通し、ボタンをとめる。すべすべとした生地が存外肌に心地よい。 サイズがほぼぴったりなのがなんだかショックだ。 ……そして予想以上にスカート丈が短い。ボクサータイプパンツの裾がギリギリ見えない程度の長さ。 股がスースーする。とりあえず最初の、一番の難関はクリアした。 フリフリのエプロンにカチューシャ、白ニーソ……それぞれの小物も躊躇いを捨てて着用する。 ……完成だ。 何故だか無性に笑いだしたいような気分。 とりあえずおかしいところはないか……いや、まず男がこんな服を着るという時点でおかしいのだが、 とりあえずちゃんと着れているか確認するために姿見を覗いて……、絶句した。 意外と、様になっているというか、似合っているというか……可愛い? いやまさかそんな。男だぞ、俺は。 けれどもう一度鏡を見てもやっぱり、可愛いと感じる。 ふわりとした黒髪、白い肌、長い睫の奥のくりくりとした瞳に、ふっくらとした唇。羞恥に上気した頬は薔薇色。 鏡に映るのは…媚びたメイド服姿の可愛い女の子。 ……どうしようなんで、なんか、勃起した。 今まで自分の女みたいな容姿に嫌悪しか感じていなかったというのに、こうしてみると……悪く、ない。 そろそろとスカートの中に手を入れて、いきり立った股間に触れてみる。 『どうー?着れた?』 不意のノックと美弥の声に体がびくりと跳ねた。 「あ、ああ、着れたよ!」 急いで手を離してドアへ向き直る。何をやっているんだ俺は。 『あ、ほんと?』 ガチャリ、ドアノブが捻られて美弥が顔を出す。と同時に、その顔はみるみる驚きと歓喜に満ちたものとなった。 「やーー!可愛いぃぃ!!」 赤くなった頬を押さえ、飛び跳ねるような勢いで美弥は俺へ距離を詰める。 「うわー、うわー、前からこういうの似合いそうだなぁとは思ってたんだけど、なんていうか予想以上ー!写メっていい?」 「いや写メとか無しな」
「えー?」 そういいながらも美弥はいつのまにやらスタンバってた携帯でしっかりと写メを撮る。 許可を問いながら、結局は否定したってお構いなしだ。答えは聞いてない。 俺はスカートの裾を掴んでちんこを隠そうとしていたため、美弥の鮮やかな手際には上手く抵抗出来なかった。 「おい!」 「うわぁぁ、萌えー」 しかしそんな画像を携帯に残させるわけにはいかない。 スカートから手を離し、美弥の携帯を奪うべく腕を伸ばす。 「大丈夫鍵つきフォルダにいれるから!」 「そういう問題じゃねえよ!」 しかしそれは間違った判断だったのかもしれない。 「隙有り!」 美弥の白い手が、メイド服のスカートを掴み、勢いよく捲り上げる。 一瞬、世界が止まった気がした。 「………っ!!」 急いでその手を振り払い、スカートの裾を下に引っ張り隠すが時すでに遅し。 「ねぇ……今、勃ってた?」 やはり、見られていた。顔中に血液が集まる。どうしよう、どうしようもなく恥ずかしい。 「そっかー、女装して興奮しちゃったんだー……変態さんだねぇ」 美弥はニマニマと笑いながら俺にキスをした。 「でも、あたしもなんか興奮してきちゃったー。ね、このまましようよ」 そう言ってベッドに押し倒された。美弥が俺の上にのしかかって、ついばむような可愛らしいキスを繰り返す。 普段とは立場が全く逆だ。なんかえらく気恥ずかしい。 「んふふ、緊張してる?可愛いねぇ可愛いねぇ」 オヤジみたいなことを言いながら美弥の手はメイド服のスカートの中へのばさされ、 色気の欠片も無いボクサーパンツの上からまるで形を確かめるように俺の勃起ちんこを撫でさする。 「あは、可愛いメイドさんなのにここにはご立派なものがついてますねぇ」 パンツがずり下ろされ、中から息子が元気よく飛び出す。 気のせいかもしれないがいつもより硬いというか……。 「うわぁ……なんか、エッチだねぇコレ。あ、ほら自分でも見てみなよ。すごくエッチぃよ」 そう言って美弥が俺の上から退くと、姿見に映った俺の姿が見えた。いや、本当にこれは俺か? そこには少女が一人。頬を上気させ、快楽に目を潤ませる愛らしい少女。 けれど、その少女の捲れ上がったスカートからはグロテスクな男根が覗いている。 そのあまりにもエロティックな光景に、こくりと喉が鳴った。
「ね……エッチでしょ?」 再び美弥の手が勃起ちんこへと伸びる。にちゃにちゃといやらしい音を立てながら擦りあげられ、快感が背筋を這い上がる。 「おちんちん、スッゴく濡れてる。本当に女の子みたいだね。鏡見ながらこんなにお汁たらして、変態さんな女の子だね」 「あっ……美弥……」 ぐちゃぐちゃとわざと大きく音を鳴らすような手コキと、恥ずかしくて仕方のない言葉の数々に思わず喘ぎ声が漏れる。 元々あまり低くない声ではあるが、快楽で上擦ったそれはまさしく少女のようで、自分の耳を疑った。 「うふ、本当に可愛い。……ねぇ、こっちもしてみようか」 そう言って美弥は濡れ濡れちんこから手を離し、何をするかと思いきや…… カウパーにまみれたその指を俺のアナルへ挿入させた。 「あっ……!?」 異物感、としか言いようがない。細いけれど確かな質量を持ったものが流れに逆らって潜り込んでくる。 「美弥……やめっ」 「なんで?嫌?」 「嫌だよ……!そんなとこ汚いし、気持ち悪い……」 「大丈夫、汚くないし気持ち悪いのも今だけだよ!」 そう言って美弥の指はアナルの中を探るように動き始める。 今だけだよ、と言われても気持ち悪いものは気持ち悪い。 体内を這う得体の知れない感触に、俺はただ眼をぎゅっと瞑って耐える。 そして更に奥へと入り込んだ指が、ある一点にふれた時だった。 「ひあっ……!?」 体中にびくりと電流が走る。 「あ、ここなんだ」 美弥は何かを確信したように呟くと、その一点を集中して攻めだした。 「あっ、あっ!?美弥、そこ……やっ……はぁうっ」 「んふ、ここ何か知ってる?前立腺って言うんだよ。男の子が一番感じるところなんだって」 「やっ、ああぅ…!みやぁ……!!」 ぐりぐりと執拗に弄られて、堪えきれない喘ぎ声が自分の耳を犯す。おかしくなりそうだ。 あまりの快感に耐えられなくなって、だらだらと汁を垂らすエロちんこをシコろうと手を伸ばしたのだが、 美弥によって俺のその願いは叩き落とされた。 「勝手に前イジるなんて、めっ!だよ?」 「あっ、だってぇ……」 「駄目なものはだーめ。そんな淫乱メイドさんのお手てはこうしちゃおうね」 カシリと軽い金属音がして、俺の手には可愛らしいファー付きの手錠がはめられた。これって。
「ふふ、君がトイレに行った際にベッドの下を漁っていて見つけたのだよ」 「み、みやぁ……っ!」 触れてほしいとびくびく跳ねるペニスちゃんの主張を完璧に無視し、美弥はひたすら前立腺へと刺激を続ける。 「んあっ、こんな……や、うそ……」 徐々に頭の芯まで登り来る快感。腰がゆらゆらと蠢く。嘘だ、そんな、前を触ってもないのに。 「あっあっ!美弥、イくっ、俺っ、イっちゃ……ぁ!!」 びくりびくりと痙攣しながら、ミルクスティックは精液を吐き出した。 ピンク色のワンピースが白く汚れる。あぁ、せっかく可愛いのに。 「すごい…本当に後ろだけでイっちゃったぁ……」 感心したような口調で、美弥はくにくにと弄ぶように俺の男の子に触れる。あ、駄目だ。イったばっかりなのに、そんな。 案の定おにんにんはむくむくと起き上がってご挨拶。 「んふふ、じゃあ、次はちゃんと淫乱メイドさんのこっちを気持ちよくしてあげるね」 そう言うと美弥は自らスカートの下のパンツを脱ぎ去り、俺の方にくぱぁとチョメチョメを開いてみせた。 「見て……あたしもぐちょぐちょなんだぁ……」 美弥の言うとおり、そこからはねっとりとした汁が溢れ、太ももをつたっている 「入れるね?」 宣言はすぐさま実行に移された。馬乗りになった美弥のナカに、俺のtelinkoが飲みこまれていく。 「み、や……ぁ」 「ん…ぁ……ふふ、女の子としてるみたい」 美弥が振り向いて姿見を見る。確かにそれはじゃれあっている少女たちのようだった。 繋がり合う性器が、その甘い幻想を打ち壊すが。 「ん……はぁっ、どうしよう、すごい興奮するぅ……っ」 上下運動を行いながら、美弥は恍惚とした表情で俺に口づけた。舌が口内に潜り込んで、どこもかしこも蹂躙する。 「可愛い、ほんとに可愛いよ……っ」 「ふ…ぁ、あんっ、美弥ぁ……」 唇が離れると唾液がねとりと糸を引いた。 普段はそんなことないのに、俺は心まで少女となってしまっているのだろうか、 快感がダイレクトに喘ぎ声として発される。 「あっん、あっあっ!」 「はぁ……っん!あたし、女の子のおちんちん犯してるぅ……! あっ、あっ、ねぇ淫乱メイドさん、気持ちいい?おちんちん犯されるの気持ちいい?」 「あっ、気持ちいい、美弥のおまんこで淫乱おちんちん犯されるの気持ちいい……っ」 「んっ、おちんちん気持ちいいんだね、女の子なのにね……っ」
「あはぅっ、女の子なのに、女の子なのにおちんちん犯されて感じるぅ……っ!」 もう何が何だか分からない。頭の芯がしびれるくらい気持ちよくて、美弥の喘ぎ声も俺の喘ぎ声も混ざり合う。 やってることは普段と変わらなくて、ただ女性器と男性器を繋げてるだけなのに、 俺が女の子になるだけでこうも違うものなのか。 「あっ、はっん、あっあっあっ」 美弥の動きが激しくなる。俺ももっと快感が欲しくて腰を上下させた。 「あっ、美弥っ!イく、イくぅ……っ!」 「いいよ、イっていいよっ!」 「あっ、イく!」 『ああああぁぁっ!!』 二人の声が重なる。同じタイミングで美弥も達したらしい。とさりと美弥が俺の上に倒れ込む。 「……可愛かったよ」 ニヤリとと笑って、美弥がまた唇を合わせる。だから、オヤジくさいって。 「またしようねぇ」 冗談じゃない。こんな恥ずかしいことそうそうしてたまるか。 と、思いつつ、今度勝負するときはちょっとだけ手加減しようかな、なんて考えた。 ……おしまい!
GJ!
>>129 GJ過ぎる
あぁ可愛いなぁ可愛いなぁ
こんな可愛い女装娘の子に悪戯したいなぁ
このシチュは良すぎる GJと言わせてもらおう
いいね!
GJ!
>>121 お前の書き方も失礼だ
134 :
123 :2009/06/04(木) 23:47:10 ID:4pH1nUQe
123です 普段は絵描きなのでちょっと戦々恐々としつつ投稿したんですが、楽しんで貰えたようで良かった このスレ好きなんでもっと盛り上がりますように
>>134 地の文での心理描写が軽快で
テンポ良く読めたのが良かったと思う
また何かネタが出来たら書いて欲しい
114が気の毒すぐる…
掘り返すでない
GJ!! 135も書いているが、テンポ良くて読み易かった
一途でかわゆい女装っ子に無理矢理男装させて恥ずかしがるところを鑑賞したい
大好きな彼の前では何時だって可愛くありたいのに就活で嫌々スーツを着る女装嫁ですか 帰ったらすぐに着替えて女の子に戻りたいのに旦那が許してくれないんですね その仕返にベッドでは上の口や下の口で絞り取れば良いと思います
ボーイッシュな男の娘も良し
女装っ娘がふたなりに輪姦されてる小説が読みたいです
ふたなり(笑)
苦手なのは勝手だけどそれを押し付けるなよ・・
林間はカワイソウだが可愛い女装っ子がいるならふたなり相手でもまあ、なんとか許せるかな
ふたなりは嫌いかな。
ふたなりは超巨根や大量射精ができるよ いや、俺は野郎と女装子の甘甘が一番好きだけど
ふたなりが嫌いなわけじゃないが、 ふたなりの輪姦となるとふたなりが大勢いるわけだろ? そこでちょっと俺の持つイメージからずれる 好きな人はすまん
林間される方がふたなりなら女装子たくさんにできるが、それだとピントがふたなり中心になっちゃうしなあ むずかしい
もうめんどくさいから親に虐待されて鬱屈した思いを持ってたふたなりが 主人公に同じ思いを味あわせようと女装させて攻め立てるとかにすればいいだろ そうすれば1:1になるしふたなりが教える突かれながらしごかれるシーンとかできるんじゃね?
>>150 早くそのプロットを具体化する作業に戻るんだ
女装っ子は男に犯されてこそだぜ
ホモいらね
女装子の相手は男でも女でもどっちでもいいよ
女装子どうしというのは?
昔どっかの個人サイトで女装子同士のエロ小説読んだが、意外と良かったよ 抜けた
「貧乏だから、末っ子の男の子がお姉ちゃんのお下りを着ている」っていう電波を受信した。
いいね。 でもその段階ではまだスカートは穿かされてないでほしいな。 あくまでも自然に女物のお下がりを着させられているって状況がいいなぁ。
単なるショタから心身ともに女装娘に仕込んでいく『過程』が面白れーんじゃねーかよ んな事も分かんねーで表層しか見ない奴にはエロパロ板は合わねーんじゃねーの?
小さいころからずっと、上の服はいつもお姉ちゃんのお下がりの可愛い服、 ズボンだけはなんとか買って貰って過ごしてきた男の子。 中学校に上がって制服を買わなきゃという時になって、 「お金がないから、制服はお姉ちゃんのお下がりで我慢してネ」 「そ、そんなぁ……」 という事でいよいよセーラー服にてスカート着用で男の娘へ変身、という展開はどうだろう。 年齢テキにもかわいい年頃だし。
ありえん 学校側が特別に考慮して・・・とかで一着分ぐらい用意すると思う
このスレでは皆、有り得ない可愛さの女装っ子を求めてる訳だ 学校も、特別に男子生徒にセーラー服を認める方向の配慮をすべき
>>162 フィクションにリアリティを求めんでも…
世の中にゃ『オトコの娘だけの女子校』なんてモノまで在るしな (C)上連雀三平 大事なのは面白いか否かであって リアリティは味付け煮過ぎない
リアリティは臨場感とか背徳感とかを出すのには必要だが あんまり無駄に設定が過ぎると読者を置いてけぼりにしちゃうので テンプレを抑えつつ独自の解釈というか改良を加えるくらいならいいんじゃね? 少しくらいの矛盾ならエロなんだしご都合主義でおkだろ SFとかじゃあるまいし
>>161 校長「で、なんで君はセーラー服なの?男の子だよね?」
ショタ「ごめんなさい、家が貧乏なのでお姉ちゃんのお下がりしか服がないんです……」
校長「そうか、貧乏なら仕方がないな。私がなんとかしてあげよう。」
ショタ「ありがとうございます!」
〜〜〜〜〜数日後〜〜〜〜〜
校長「うん、制服を男女ともセーラー服にしたのは正解だったなハァハァ……ウッ!」
教頭「校長、スク水とブルマも統一しましょうハァハァ」
こういう駄目な大人になりたい
集団女装はいいな 時代の流れから、男物の服がなくなり、 男も女の服を着るしかなくなる 最初は男は羞恥心から中性的な服を選ぶ傾向にあったが マスコミや女性の意見で、女はカジュアルな服、男はフリフリのついた可愛い服を着るのが当たり前という風潮が作られていく 身体検査でピンクでフリフリな下着を披露して、顔を赤らめる少年たちとか 男子用水着がシンプルな女子用に比べて、派手で可愛らしいデザインとか
男の娘同士のカップルができるんですね、わかります
服が装着者を選ぶなら、女装する男の子と女装しない男の子が出てくるはず
171 :
名無しさん@ピンキー :2009/06/26(金) 00:06:52 ID:cl3hshDL
ただの男じゃねーか
最初は頑に女装せずに反発していた男の子も いつの間にか周囲に流されて馴染んでしまい ふとした切っ掛けで自分も女性服に袖を通してしまうと驚く程に似合っていて ただ一度だけと心に決めていた筈がズルズルと回を重ねてイく内に美しさにも磨きが掛かり 女の子言葉にも違和感無くなった頃には校内でも壱弐を争う美少女装娘になりましたとさ やっぱ上連雀ジャマイカ
アルバイトで雑誌のモデルに応募したら採用された でもそれは女装のお仕事で…
そろそろ夏休みの季節だけどさ。 「一人でも行ける!」って言い張って、親戚のところに前乗りした年のこと。 あとから来るはずの両親が、割と深刻な事情で来るに来られなくなっちまって。 仕方なく、夏休みいっぱい親戚の家に預けられることになったんだな。 って言っても俺はそんな予定で行ってないから、着替えとかも無いわけで。 その親戚んとこには2つ年上の従姉がいたんだけど、当然女物しかなく。 冗談じゃねーよとか思いつつ、別にスカートとかじゃなけりゃいーかと。 事情も事情だし、子供ながらに譲歩したんだが。 「一緒に遊びたいけど、男の子がずっと泊まってるのばれたら恥ずかしい」 なんてことを従姉が言い出して、思わずokしちまった。 知り合いいねーしいーかとスカートワンピ下着に水着まで借りて過ごしつつ、 夏休みの終わりには向こうの男の子に告白されたりしてみたりな。 ファーストキスだったんだけどなぁ、あれ。
というシチュエーションが浮かんだ。
>>175 途中まで読んで萌えコピあさってた俺に謝れ
姉の服でこっそり女装してオナニーしていた弟が姉に見つかって 黙っている代わりに、女装して体を売らされる男の娘 買う奴は姉のクラスに居るショタコンの女子生徒やら男子生徒やら みたいな妄想が浮かんだ
>174とは別人ですが、そのプロットで書いてみてもよいものでしょーか?
そう思ったならッ!すでに行動は終わっているんだッ!! 『>174のプロットを元に書いてみた。』なら使っていいッ!
181 :
179 :2009/07/05(日) 17:18:15 ID:CIXXYZNN
>180 わかったよ、アニキ! ……ということで投下してみます。今回は前編。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ボクのなつやすみ」(前編) 夏休みが近づくと、時々ふと思い出す記憶がある。 あれは……確か小六の七月末の話。 ボクは2年ぶりに親戚の叔父さんの家に遊びに行くことになっていた。 叔父さんというのはボクのお父さんのお兄さんで、田舎の本家を継いでいる。つまり、僕ら一家にとっては、一種の里帰りと言ってわけだ。 ただ、去年の夏はお父さんの仕事(海外に出張することが多いみたい)の都合がつかなくて田舎に行くことができなかった。 例年なら、年末年始に行くこともあるんだけど、運悪くボクが体調を崩したこともあって、叔父さんの家に行くのは、ちょうど2年ぶりってことになったんだ。 ただ、今年の夏はお母さんの仕事(学校の先生なんだ)が忙しく、まとまった休みをとるのが難しいらしい。だから、お盆の2、3日だけ行って帰るって話になりかけてたんだけど……。 ボクとしては田舎の叔父さんの家で遊ぶのを楽しみにしていたから、思い切ってボクだけ先に行かせてもらうことにしたんだ。 「本当に大丈夫?」 お母さんはちょっと心配そうだったけど、お父さんは笑って許可してくれた。 「まぁ、和樹も、もう12歳だもんな。一人旅のひとつくらいしてみたいよな?」 「うんっ!」 もっとも、「一人旅」なんて言っても、行き先はこれまでに何度も行ったことのある叔父さんの家だし、東京駅から急行に乗って叔父さん家の地元の駅で降りて、あとはバスに乗るだけなんだけどさ。 それでも、ひとりで電車に乗ったことも滅多にないボクにとってはちょっとした冒険だった。いつになく浮かれていたことも覚えている。 だからかな、最後の最後、バスに乗った時、ちょっとした失敗をしちゃったんだ。 それは、ふたつ抱えたカバンのうちの大きな方、ボクの着替えだとか叔父さん家へのお土産だとかが入ったスポーツバッグを、降りるときに忘れちゃったこと。 バスから降りてすぐには気づかなかったんだけど、バス停留所から歩いて3分くらいの叔父さん家に着いて叔母さん(叔父さんの奥さん)に挨拶した時、お土産を渡そうとした時に、初めてその事に気づいた。 玄関で泣きそうになっているボクを見た叔母さんは、優しくどうしたのか尋ねてくれた。それでボクも覚悟を決めて、バスに忘れ物をしたことを正直に告白したんだ。 叔母さんは、ボクの頭をよしよしと撫でるとそのまま家に上がらせて、バス会社に問い合わせの電話を入れてくれた。 少し時間がかかったけど、幸いにしてそれらしいバッグは見つかったと夜になってバス会社から連絡が来た。 お土産もすぐに腐るようなものじゃないから、翌日の昼にでもバス会社に取りに行くことになったとのこと。それを聞いて、ボクもひと安心したんだ。 その晩は、叔父さんと叔母さん、それとふたりの娘さん、ボクにとっては3歳年上の従姉にあたる千歳さんが、ボクを歓迎してくれた。 当時中学3年生だった千歳さんは、小学生のボクから見てもとても綺麗な人で、優しく微笑まれると子供ながらにドキドキした記憶がある。……あ、もちろん今でもすごく素敵な女性だけどね。 叔父さんの家は、本来あとふたり、ボクより年下の娘さんがいるんだけど、その子たちはちょうど小学校のサマースクールでボクと入れ違いに3日間ほど留守にしてるらしい。 ふたりがいないとちょっと寂しかったから、和ちゃんが来てくれてちょうどよかった、と叔母さん達も微笑んでくれた。おかげで、ボクは安心してこの家でお世話になることができたんだ。 ボクのちょっとした冒険話と失敗談を肴にその日の夕食は盛り上がった。
182 :
179 :2009/07/05(日) 17:24:49 ID:CIXXYZNN
ボクも疲れてたから、すぐにおフロに入って寝ることになったんだけど……。 ここで困ったことがひとつ発生した。 着替えの入ったバッグがないから、ボクが着る服がないんだ。 その事をボクも失念してたし、叔母さんのうっかりしてて、ボクがお風呂に入ってるうちにそれまで着てたものを洗濯機に入れちゃったんだ。 お風呂から上がったボクが着る物がなくてモヂモヂしてるのを見兼ねた千歳さんが、叔母さんの耳に何事かを囁いた。 「……そうね。それしかないわね」 叔母さんも千歳さんも、ボクの方を見て、気の毒そうな……それでいてちょっと楽しそうな微笑みを浮かべている。何だろう? ――ここまで言ったら、大体予測はつくんじゃないかな。 そう、ボクは千歳さんのお下がりを着せられることになったんだ。 叔父さん家は結構お金持ちなんだけど、でも無駄づかいとかはしない方らしくて、千歳さんがサイズが合わなくなった服も、妹さん達のためにとってあったみたい。 で、ボクはクラスでも背丈は真ん中より心持ち低めで華奢なほうだったから、千歳さんの2年前くらいの服がちょうどサイズがピッタリだったんだ。 千歳さんが比較的長身で、しかも中一から中二にかけて急激に伸びて買い替えたから、その頃の服はほとんど傷んでないんだけど、妹さんたちは叔母さんに似て小柄だから、まだ着れる背丈じゃなかったらしい。 まぁ、年下の妹さん達の服を貸されるよりはマシだよね。 て言っても、夏だから単にTシャツとショートパンツなんだけど。 え? ショートパンツの下? ……まぁ、その……履いたよ、千歳さんのお古。 それもパンツじゃなくて……その、千歳さんが小学校の時のブルマーを。 さ、最初は直接ショートパンツを履こうかと思ったんだけど、当時ブリーフ派だったボクは、股間がどうにも落ち着かなくて、顔を真っ赤にして叔母さんに相談したんだ。 しばらく思案していた叔母さんは、ポンっと手を叩くとどこかのタンスの奥から、紺色のパンツみたいなものを出して来た。 ボクの小学校はスパッツだったから、最初はそれが何かわからなかったんだけど「体操着だから」と叔母さんに丸め込まれて履いちゃったんだ。 え? 感想? ……うん、ぴったりフィットする感覚が、ちょっと気持ちよかったかも……って、何言わせるんだよ! コホン。 ま、まぁ、それはともかく。 翌朝、起きたボクは、やっぱり千歳さんが2年前に着てたポロシャツとキュロットスカートに着替えさせられた。 千歳さんはいかにも黒髪の大和撫子風な外見どおり、ほとんどスカートとか女の子らしい服装しか持ってないみたいなんだ。 ズボンっぽいものはかろうじて、昨晩のショートパンツ(学校の体育で使ってたらしい)と、今ボクが履いてるキュロットくらいらしい。 ま、まぁ、緊急事態だし、それに名前は「キュロットスカート」だけど、一応はズボンみたく股で分かれてるし、この家にいるぶんには大丈夫だよね? 叔父さんが仕事に行く時にバス会社に寄って、ボクの着替えの入ったバッグを取って来てくれるそうだしね。 実際、叔母さんも千歳さんもボクの格好については何も言わなかったし(たぶん、気を使ってくれてたんだと思う)、ボクもテレビを見たり、叔母さんのお手伝いで裏庭の菜園で水播いたりトマトを採ったりしてるうちに気にならなくなっていたし。 ところが、ボクと千歳さんが叔母さんお手製のワラビ餅をおやつに食べていた時、ボクの家から電話がかかってきたんだ。 電話の主はお母さんで、ひどく切羽詰まった声をしていた。 なんでも、お父さんが出先のシンガポールで急病になって倒れたらしい。 なんとか休暇をとったお母さんは、これからシンガポールでお父さんのお見舞いに行く予定なんだとか。 お父さんの状態しだいで日本にいつ帰って来られるかわからないから、ボクはこのまま叔父さんの家で、少なくとも夏休みのあいだはお世話になりなさい、ってことらしい。 お父さんのことがちょっと心配だけど、大丈夫だよね? 「しばらくお世話になります」とボクがペコリと頭を下げると、お母さんから頼まれてたんだろう叔母さん達は笑って「好きなだけいていいよ」と言ってくれたんだ。 ちょっと心細かったけど、この家にいるなら大丈夫、とボクは少しだけ涙腺がウルッときたけど、懸命にこらえた。
183 :
179 :2009/07/05(日) 17:25:46 ID:CIXXYZNN
ただ、間の悪いことはことは重なるもんなんだね。 その夜、帰宅した叔父さんは、ちゃんとボクのスポーツバッグをバス会社から引き取ってきてくれたんだけど……。 中に入ってたのは、東京銘菓の雷おこし1箱と、見たこともない女の子の着替えがどっさり。 ――まぁ、確かに、スポーツバッグ自体は、ボクの持ってたのと同じ銘柄だし、中身は「お土産と着替えの服」だけどさぁ。 どうやら、バス会社の人が間違えた……というより、たぶんこのバッグの主が間違えてボクのカバンを持っていっちゃったのかもしれない。で、バスに残されたバッグが、忘れ物として処理された、と。 でも、それならその人の方から問い合わせがありそうなものだけどなぁ。 いずれにしても、ボクが着るものがないピンチな状況は依然続いているわけで……。 そうなると、これまでの経緯からして、対処する方法はひとつしかないんだよね。 「さ、和ちゃん、今晩お風呂からあがったらコレ着てね。明日の分は枕元に置いておくから」 ええっと……どうしてそんなに楽しそうなんでしょう、千歳さん。叔母さんも叔父さんも苦笑して見てるだけだし。 (あとで聞いたところによると、千歳さんは妹さん達に可愛い服を着せて着せ替え人形にするのが大好きなんだけど、妹さん達が最近つきあってくれなくて、ストレスが溜まってたらしい) ああっ、せめてネグリジェじゃなくてパジャマでお願いします。 う……ピンクでレースのいっぱい着いたフリフリのパジャマと、白のコットンの飾り気のないネグリジェですか。 男の子としては悩む二択ですね。どうせなら、ボクじゃなくて、千歳さんにどちらを着てもらうかで悩みたかったですけど。 「ウフフ、覚悟を決めなさい、男の娘でしょ?」 いや、オトコノコの発音が何だかヘンな気がするんですけど! ――こうして、ボクの奇妙なひと夏の体験が始まったのだった。 (つづく) ------------------------------------ 以上です。ちょっとHっぽいシーンも入れるつもりですが、それは後編にて。
>>181-183 GJ! 感動した!
とりあえず全裸待機する!
ひとつだけ、
叔父だと「父の弟」じゃ?
「父の兄」だと伯父だったはず
前回のつづき。 主人公たちが12歳にしては子供っぽく思えたり、頭が悪い行動をとるのは、エロ物特有のお約束です。ツッコミはご勘弁を。 ---------------------------------------- 「ボクのなつやすみ」(後編) はい、お粗末さまでした。 え? さっきの話のつづき? いきなりどうしたの? 「ウッソでぇ〜」って信じてなかったじゃん。 「いいトコで切られたから続きが気になる」? うーん……ま、いっか。えーと、どこまで話したっけ。 ――暗闇の中、ボクはひたすら走っていた。 背後からヒタヒタと何かが追ってくる足音が聞こえる。 アレにつかまっちゃダメだ! もし、つかまったら……。 けれど、どんなに一生懸命走っても、ソイツは少しも速度を変えることなく、ボクの少し後ろをヒタヒタという足音を響かせながら追ってくるんだ。 あぁ、もぅ、ダメ……! 「か…ずちゃん……和ちゃん!」 遠くから聞こえてくるボクの名前をを呼ぶ声に、ボクは目を覚ましてガバッと布団の上に身を起こした。 「キャッ!」「え!?」 見れば、ボクの布団の傍らには千歳さんが正座していた。どうやら起こしに来てくれたみたい。 「何だかうなされてたみたいだけど、和ちゃんどうしたの?」 「い、いえ、ちょっと恐い夢見ちゃって……」 うーん、「恐かった」ってことは覚えてるんだけど、具体的内容は思い出せないなぁ。夢ってそーいうこと、よくあるよね? 「そうね。ところで、和ちゃん、今日のお洋服なんだけど……」 ──忘れてたよ。と言うか忘れてたかったと言うほうが正解かもしれないけど。 千歳さんから渡されたのは、白い半袖のブラウスとダークグリーンのスパッツ。 スパッツは次女の椛ちゃん用に買ったものらしいんだけど、サイズが少し大きめで、まだ使ってないらしい。 ツルツルの化繊製のスパッツは、ボクらの学校の女子が体育のときにはいてるジャージ製のとはちょっと違う印象だけど、スカートじゃない分、抵抗感は少なめだった。 ブラウスの下に白い無地のシュミーズとかいう下着を着るのも、まあしょうがないよね。 同じく白のショーツだって、前に小さなリボンさえついてなければ、ビキニの海水パンツみたいなものだって無理やり思うこともできるし。 ただ、僕の髪をブラシできれいに梳かすのはともかく、プラスチックの飾り……カチューシャって言うんだっけ? それをはめることはないんじゃないかな、千歳さん。
「そうかしら。でも、和ちゃん結構前髪伸びてるし、目にかかって邪魔じゃない?」 うん、ちょっとうっとうしいこともあるけど……。 「でしょ? こうやって押さえれば平気よ。(それにこの方が可愛いし)」 ? 何か後ろの方が聞こえなかったけど、確かにこうやってカチューシャして押さえてれば、前髪もそんなに気にならないかもね。 顔を洗ったボクは、そのまま千歳さんに連れられて近所の公園に来ていた。 ここでは夏休み中、毎朝ラジオ体操してるんだって。 公園には、ボクと同じくらいの年代の子供が何人もいてちょっとホッとした。 これまで、何回かおじさん家に来たことはあったけど、いつも3、4日くらいしかいなかったから、地元の子と遊ぶ機会がなかったんだよね。うれしいなぁ。 とくに、ボクと同じ6年生の勇介くんや佐織ちゃんとは結構お話して仲良くなれた。 ──ただ、あとから思い返してみると、その時すでに、ふたりともボクのことを女の子だと勘違いしてたみたいなんだよね。 どっちかって言うと佐織ちゃんのほうが頻繁に話しかけてくれたし、勇介くんも、妙に優しかった気がするし。 朝ご飯のあとでふたりと一緒に遊ぶ約束をしてから、ボクはおじさんの家に帰って、手を洗い、朝ごはんの席についた。 おじさんもおばさんも、別段ボクの格好については何も言わなかったから、ボクもヘンに気にするのはやめた。 大体ボクはおじさん達の好意でココにお世話になってるんだし、着替えのことくらいでウジウジして心配させるのも、おとなげないよね。 朝ご飯のあと、おばさんから借りた麦わら帽子をかぶって、ボクは約束通り公園に遊びに行った。 公園には、今朝会ったふたりのほかにもうひとり男の子が来ていた。ボクらよりひとつ年下の5年生らしいけど、近所に住んでるこの3人は仲がいいみたい。 勇介くんは(失礼な言い方だけど)こんな田舎には珍しい、ちょっとインテリ風で優しそうな男の子。 佐織ちゃんが、夏の太陽の化身みたいな、元気いっぱいで気の強いおてんばな女の子。 それに対して、もうひとりの隆幸くんは、ひとつ年下なのに僕らの誰よりも背が高くて、真っ黒に日焼けした、やんちゃ小僧って感じかな。 でも、けっして生意気って感じじゃなく意外に礼儀正しくて、兄貴分姉貴分のふたりだけじゃなく、新参のボクにも気を使ってくれているのがわかる。 (佐織ちゃんは「コイツ、都会から来たコの前でかっこつけてるだけよ!」なんて言ってたけど、どういう意味なんだろう?) ボクらはあっという間に仲良くなって、山に入って虫を採ったり、川岸で足を水につけて涼んだり、佐織ちゃんの家(近くの神社)の座敷で4人でお昼寝したり、隆幸くんの家でスイカをごちそうになったりして一日中楽しく過ごした。 日が暮れると自然と解散ってことになったけど、もちろん翌日も一緒に遊ぶ約束をしたんだ。 ボクはおじさんの家に帰って夕飯を食べながら、今日一日のことをおばさんや千歳さんに報告した。(おじさんは、今日はお仕事で遅いんだって) 楽しそうなボクの様子を見て、ふたりともニコニコ笑顔で話を聞いてくれたんだけど、ちょうどその時、電話がかかってきたんだ。 千歳さんが電話をとったんだけど、すぐにボクを呼びに来た。 「新庄さん……佐織ちゃんからよ」
受話器を受け取ると、今日一日で聞きなれた佐織ちゃんの元気な声が聞こえてきた。 「じゃ、明日は湖のほうで水遊びするから、お弁当と水着を忘れないでね!」 いくつかの雑談のあと、最後にそう言い残して佐織ちゃんは電話を切った。 お弁当と水遊びかぁ。お弁当はおばさんに頼めば作ってくれると思うけど……。 今からじゃあ町に買いにいくってわけにもいかないだろうし。一応ダメもとで聞いてみたけど、さすがに千歳さんも水着のお古まではとってないらしい。 ですよね〜。残念だけど、ボクは明日は水に入らずに見ているしかないよね。 そう思ったんだけど、千歳さんがピンと何かひらめいたみたい。 「あ、和ちゃん、ちょっと来て」 そう言ってボクの手を引いて、千歳さんに連れて来られたのは……ボクが泊ってる部屋? 「ここに確か……」 千歳さんがゴソゴソ探っているのは、例のボクのと間違えられたスポーツバッグ。ほかの人の荷物を勝手に漁るのはどうなのかなぁ。 ボクがそう考えてるうちに、千歳さんはお目当てのものを見つけたみたい。 「ほら、あったわ」 千歳さんの右手に握られている紺色の物体は……もしかして、スクール水着? 「ええ。以前中身を見たとき、和ちゃんと同年代くらいの子の着替えみたいだったし、この季節だからもしかして、と思ってね」 で、でも、勝手に他人の服を借りるのは、よくないんじゃ……。 「ええ、普通はそうね。でも、このバッグは和ちゃんのバッグといわば交換で預かっているようなものでしょ。だったら、おあいこだし、ちょっと借りるくらいそんなに問題ないと思うわ」 う……たしかに、このカバンの持ち主が今ボクのバッグを持ってったから、ボクは困ってるんだよね。でも……。 「それに、サイズだって合うかわからないし」 「うーん、それはそうね。でも、確か和ちゃん身長は150センチよね? ホラここのタグ見るとサイズも150みたいよ」 ホントだ。それに……。 「あら、胸元のゼッケンに”6−B いぶきかずさ”って書いてあるわ」 これにはボクもビックリ。どこの小学校か知らないけどクラスも苗字もいっしょで、名前も一字違いだなんて! 「やっぱり、このバッグは、和ちゃんのもとにくるべくしてきたのかもね」 うーーん、さすがにそれはこじつけだと思うな。それに……。 「第一、ボク、男の子だよ?」 「……あら」 千歳さんは目をパチクリさせている。どうやら本気で忘れてたみたい。 「──うーん、でもね。佐織ちゃんたちはそうは思ってないんじゃないかな?」 ! い、言われてみたら、思い当たるフシが。 勇介くんも隆幸くんも妙に優しいし、おトイレの場所を教えてくれたりしたのは佐織ちゃんだし、みんなボクのことを「いぶきさん」とか「かずちゃん」って呼んでたし……。 そもそも初対面のときもボク、「伊吹」って苗字しか名乗ってないし、千歳さんにも「和ちゃん」としか呼ばれてないし……だから、3人とも勘違いしてるんだ。 うわぁ〜〜。 いつも天然だとか、子供らしくなく落ち着いてるって言われるボクだけど、さすがにそう自覚すると恥ずかしくなってきた。
「ど、どーしよう!?」 と、パニックになっているボクを、千歳さんがうしろからフワリと抱きかかえてくれた。 「大丈夫、今までバレなかったんですもの。これからだってキチンと気をつけていれば、女の子じゃないなんて疑われたりしないわよ」 そ、そーなの、そういう問題、なのかな? 「ええ。だって、和ちゃんはこんなに可愛いんですもの」 そう言いながら、さらにギュッでボクを強く抱きしめてくれる。 「ね? お姉ちゃんを信じて」 千歳さん、暖かくて柔らかくていい匂い……。 「う、うん……ボク、千歳おねぇちゃんのこと、信じる」 頭に血が上ってクラクラしたボクは、いつの間にか、そんな返事を口にしていたんだ。 「そう、いいコね。じゃあ、お姉ちゃんからふたつの提案とひとつのお願い」 後ろから抱えたボクの体を自分の方に向かせると、千歳さんは悪戯っぽく笑った。 「ひとつは、この鷹山にいるあいだは和ちゃんは女の子になること。佐織ちゃんたちの前だけでなく、この家にいるときもね?」 「それは……」 実際のところはそんなに大変じゃないと思う。鷹山にいるのは、8月いっぱいなんだし、ボクのことを知ってる人はこの家以外にはほとんどいない。 話を聞いたら、おばさんはたぶん千歳さんに賛成しそうだし、おじさんも説得されそう。 「でも、椛ちゃんと未来ちゃんは?」 「あの子たちだって平気よ。わたしよりも年の近いお姉さんがいたら、きっと喜ぶわ」 そうかな? でも、確かに椛(もみじ)ちゃんは恥ずかしがり屋で、あんまり男の子のボクには懐いてくれなかったよね。 未来(みく)ちゃんは「おにいちゃん」って呼んでくれてそれなりに仲よかったんだけど。 「うん……わかった」 ボクの返事を聞いて、ニッコリ微笑む千歳さん。 「でね、もうひとつの提案は、女の子の和ちゃんの名前を"かずさ"ってことにするの。漢字で書くと和紗かしら。ゼッケンのこともあるから、ちょうどいいしね」 それに、"かずき"の"き"から横棒を取ると"かずさ"になるでしょ? と続ける千歳さん。 「ほんとだ……」 またもびっくり。1字違いどころか、棒1本違いだったんだ。 「(かずきくんから"棒"を取っちゃうとかずさちゃんになっちゃうんだ……クスッ)」 ? 千歳さんが下向いて何か言ってるみたいだけど、よく聞き取れなかった。 まぁ、いいや。確かに、女の子で「かずき」はヘンだもんね。どうせなら似た名前のほうが間違えても誤魔化せそうだし。 「最後にお姉ちゃんからのお願いね。わたしのことは、他人行儀な千歳さんじゃなくて、お姉ちゃんって呼んでほしいな。 だって、かずさちゃんはこの家にいる間、わたしの妹になるんだもの」 優しい千歳さん……ううん、お姉ちゃんの言葉に、ボクは1も2もなくうなずいた。 翌日の佐織ちゃんたちとの水遊びには、ボクはあらかじめスクール水着を下に着て、その上から千歳お姉ちゃんから借りたレモンイエローのワンピースを着ていった。 ノースリーブで襟元には白いレースの飾り。スカートの裾はちょっと長めでふくらはぎの下くらいまである。 頭にはお姉ちゃんが貸してくれたオレンジのリボンがついた白い麦わら帽子。 ちょっと恥ずかしかったけど、「ワンピースのほうが、脱いだり着たりが楽よ」というお姉ちゃんのアドバイスに従ったんだ。 初めてのスカートは、足元がなんだか頼りなくて、ついつい歩き方が内股で歩幅も小さくなっちゃうみたい。 佐織ちゃんには「かわい〜、お嬢様みたい!」と大好評だったし、勇介くんも「似合うよ」って誉めてくれた。 隆幸くんだけは真っ赤になってソッポを向いてたけど、あとで考えると、もしかして彼、照れてたんだよね?
湖では、ほかのみんなも下に水着を着てきたことが判明。 佐織ちゃんはボクと同じく紺のスクール水着なんだけど、ちょっとデザインが古くさいかな? 「いいなぁ、都会の学校は。水着もなんかおしゃれっぽい」 そんな風にうらやましいがられたりもした。 ちなみに下半身のアソコは、千歳さんが瞬間接着剤で後ろ向きに固定してくれたんだ。こうすれば、外見上は女の子とほとんど変わらないんだって。 たしかに水着を着てもぜんぜん膨らみとかは見えない。おしっこが出るか心配だったけど、出がけにおトイレに入ったときは、ちゃんとできたしね。 「うーん、でも、ボクとしては佐織ちゃんが着てるみたいなの方がいいなぁ。胸がないのがあんまり目立たないし」 ペタンコの自分の胸を見下ろして、溜め息をついてみせるボク。 6年生で身長もそれなりに高めの佐織ちゃんは、ちょっとだけどオッパイが膨らみかけている。 それに比べてボクは……って当たり前なんだけどね。なんだか、ちょっと悔しい。 うぅ……湖の真ん中のお社に行ったら、「オッパイが大きくなりますように」ってお祈りしておこっと。 「ははは……ふたりとも、それぞれにみりょくてきだと思うよ」 褒められて真っ赤になる佐織ちゃんとボク。 こんなコトをサラッと言えちゃう勇介くんは、将来きっとすごい"おんなたらし"になるんじゃないかなぁ。意味はよく知らないけど。 「はン! 男女のさおり姉より、いぶきさんのほうが、ずーーっと可愛いにきまってるジャン!」 勇介くんに対抗意識が沸いたのか、口下手そうな隆幸くんも赤くなりながら、ボクを持ち上げてくれる。 「あ、ありがと……それと、ボクのことは"かずさ"でいいよ。おじさん家の人も全員苗字"伊吹"だし」 頬が赤らむのを感じながら、そう言って隆幸くんに笑いかけると、ポカンと口を開けたまま固まっちゃった。 「あ……う、うん。じゃあ、かずささん」 「くぉ〜るぁ〜、誰が男女よ! それに、あたしと和ちゃんで、なんだか随分態度が違うんじゃない?」 両手をワキワキさせながら、隆幸くんに迫る佐織ちゃん。 「げっ、そんなコトするから男女だってんだよ!」 「ま〜だ、言うかぁ!」 ふたりの追いかけっこを見ながら、ボクと勇介くんは大笑いしていた。 水遊びの翌日には、お姉ちゃん──千歳さんの妹さんのふたり、椛ちゃんと未来ちゃんもおじさんの家に帰って来た。 おととしまでは男の子だったはずのボクが、女の子の格好をしてるのを見て、最初は戸惑ったみたいだけど、千歳お姉ちゃんが事情を説明すると、アッサリ納得したみたい。 うーん、もしかしてこの家の"しんのけんりょくしゃ"って、千歳お姉ちゃん? ──あ、おじさんがさびしそうに縁側で黄昏てる。 「ううっ、せっかく男ひとりのこの家で心強い味方ができたと思ったのに……」 しょうがないなぁ。 「おじさん、ボクでよければオフロで背中流してあげるよ?」 「ヒャッホー! 姪っ子サイコー!」 現金な歓声をあげたおじさんが、おばさんに後ろから張り倒されてる。 ……て言うか、おじさんも結局、ボクのことを男扱いしてないんじゃあ? 「おバカなおとーさんはお母さんに任せるとして。いい、椛、未来。今日から、かずさちゃんはふたりのお姉ちゃんだから、仲良くするのよ?」 ちょっとの間ボクの顔をじーーっと見つめていた椛ちゃん達は、顔を見合わせるとふたり揃って大きくうなずいた。 「はい、わかりました千歳姉さん。かずさ姉さん、よろしくお願いします」 「はーい、かずさおねぇちゃん、ミクのこともよろしくですぅ」 「うん。こちらこそ、よろしくね、椛ちゃん、未来ちゃん」 こうして、ボクには素敵なお姉ちゃんと可愛いふたりの妹ができたんだ。
それからの毎日を、お姉ちゃんや妹たちとお出かけしたり、佐織ちゃんたち3人と遊んだりして、ボクはとても楽しく過ごすことができた。 服については、けっきょく本物の"いぶきかずさ"さんの着替えを使うことにした。水着を借りちゃったから、いまさらだし。 夏場で汗をかくし、千歳お姉ちゃんのお古はお嬢様系の服が多くて、たまにならともかく、毎日はさすがにちょっと遠慮したい。 (まぁ、おじさんの家はこの村いちばんの地主さんで、隣町で大きな温泉旅館も経営しているお金持ちだから、実際、本当に"お嬢様"なんだけど) その点、かずささんの着替えは、デニムのミニスカートとか、ホットパンツとかサブリナパンツとか活動的な感じのが多くて、着るのに抵抗感がない。 上のキャミソールやタンクトップとかも、シンプルなボーダー柄のが多いし、ボクの好みにピッタリくる感じ。 まさに、ボクが女の子に生まれてたらきっと選んだような服ばっかりなんだ。 千歳お姉ちゃんは、ボクに着せ替えできなくて不満そうだったけど、最近は「ああいう活発な感じのボクっ娘も可愛いわよね」と、新たなシュミに目覚めたみたい。 そんなワケで、ボクは「伊吹さん家の二番目の娘さん」としてのサマーライフを満喫してたんだ。 けど……今日、ちょっと思いがけない"事件"が起きちゃった! 今日は村の盆踊り。ボクたち"4人姉妹"も、めいめいに可愛い浴衣を着せてもらって、お祭り会場の神社へと出かけたんだ。 もちろん、ボクが着てるのは千歳お姉ちゃんの去年のお下がりで、若草色の地に赤や黄色の花を模した柄が散っている、ちょっと大人っぽいもの。 髪もいつものカチューシャじゃなくてリボンでまとめてるから、自分で見ても普段より可愛い感じがする。 お姉ちゃんは、途中で中学のお友達と合流、椛ちゃんと未来ちゃんも小学校の知り合いと話をしてる。 でも、ちょっとさびしいかナ、と思ってたときに、ボクに隆幸くんが声をかけてくれたんだ。 彼に手を引かれて縁日を見て回り、盆踊りをいっしょに踊ったあと、「いいところがあるから」と神社の裏手の山の上に誘われた。 そこからは、すっごくたくさんの星が見えてとっても奇麗でロマンチックだったんだけど……。 やっぱり、おんなじことを考える人はいるみたいだね。高校生くらいのカップルのお兄さんとお姉さんが先客に来てたんだ。 ううん、それだけなら別によかったんだけど……。 そのぅ、ふたりでキスしてたんだよね。それも「チュッ」なんてかわいらしいのじゃなくて、夜遅くのテレビドラマでやってるような、かげきでエッチなことを。 ビックリして、ボクと隆幸くんは、建物の裏まで降りてきたんだけど……。 あれれ、隆幸くんの目が、いつもにもまして真剣だよ。 え? ボクが好き? 本当はあそこで告白するつもりだった? こ、困ったなぁ。 うん、ボクも隆幸くんのことは嫌いじゃないよ。むしろ、好きな方だと思う。 ん? 勇介くん? なんで勇介くんの名前が出るのさ? へ? 勇介くんと隆幸くんとどっちが好きか? うーーん、勇介くん確かに頭がいいし優しいけど、時々妙にオジさん臭いからなぁ。 そういう意味では、ボク個人としては、素直で元気な隆幸くんの方が好ましいかな。 は? 勇介くんよりも好きな男の子、ねぇ……。 うーん、うーん、家族としてならお父さんもおじさんも好きだし、女の子なら沙織ちゃんも千歳お姉ちゃんも椛ちゃんも未来ちゃんも大好きだけど、男の子となると、思い当たる人はいないなぁ。 あれ? そうなると、ボク、男の子の中では、いちばん隆幸くんがいちばん好きってこと? な、なんだか急に胸がドキドキしてきちゃったよ。 あ! 隆幸くんが急に抱きしめてきた! 振りほどかないといけないのに、なんでか腕に力が入らない。体が熱い。すぐ目の前の隆幸くんも真っ赤だけど、ボクの顔もたぶん負けないくらい赤くなってると思う。 それから……そっと触れるだけのキス。やんちゃな隆幸くんとは思えないほど、やさしい感触に、ボクはクラクラした。 「ごめん。どうしても我慢できなかったんだ」 「謝らなくてもいいよ。ボクもうれしかったから」 そう言って、今度はボクから隆幸くんの唇にほんの一瞬だけキスしたんだ。 ──それが、ボクの初恋とファーストキスの思い出かな。
実はね、この話には、続きがあるんだ。 お祭りの翌日、シンガポールのお父さんの容態が回復したんで、週末には戻るって、お母さんから連絡があったんだ。 8月中には迎えに行くから、それまでここにいなさいと言われたけどね。 でもね。その直後、家に帰ったお母さんは看病疲れが原因か、火の不始末を起こして、家ごと焼死。 失意のお父さんは、とてもボクを育てられる状態じゃなかったから、ボクはそのままおじさんの家にお世話になることになった。 で、それから1年たたないうちにお父さんは失踪。ボクは正式におじさんち──鷹山の伊吹家に養女として引き取られってワケ。 * * * 「ちょ、ちょっと待てよ! さっきまでの話が実話だとすると……その、かずささん、実は男の子ってコトになるんだけど?」 伊吹家の縁側で、さっきまで隣りでアタシの肩を抱いていた少年──藤田隆幸が、手を離して、らしくなく慌てている。 今日は珍しく家の人がいない(両親や千歳ねぇはともかく、妹たちまで留守なのは本当に珍しい)ので、隆幸に手料理をご馳走してあげようと、伊吹家に招待したのだ。 如才のない勇介と違って、隆幸は6年越しの付き合いなわりにアタシの家族全員からは好かれていない。 もっとも、勇介の場合は佐織って彼女がいるから安牌だと見られているからかもしれないけど。隆幸を警戒してるのも、もっぱら"娘"を取られたくない父さんと、"姉"にベッタリな椛だけだしね。 (母さんと未来は応援してくれてる。千歳ねぇも、「わたしだってまだ彼氏いないのにぃ」と口ではヒガミながらも認めてくれてるみたいだし) 「ああ、アタシはそう言ったつもりだけど?」 ニヤニヤと笑いながら、胸の前で腕を組む。 「い、いや、でも、かずささんの胸には、そのようにごリッパな代物が鎮座ましましてるワケで……」 ドモりながらも、たゆんと揺れるその部位に視線を奪われてる隆幸。まったく、男ってヤツは!。 「ああ、知ってのとおり天然物さ。今まで何度も触らせたり揉ませたり、挟んで飲んであげたりしたんだから、アタシの胸がパッドなんかの偽乳じゃないことは、隆幸が一番よく知ってるだろ?」 いやぁ、あのお社への願い事って、ホントに霊験あらたかだねぇ。 「な、なんだ……脅かさないでよ、かずささん。 そうだよなぁ。あのあと、小学校に転入してきた時も、ちゃんと「伊吹和紗」って名前だったし、中学高校も一緒の学校通って、かずささんのセーラー服姿を毎日この目で拝んでるもんなぁ」 ホッとした声で、再び距離を詰めようとするのを制して、まずはサマーセーターを脱ぐ。 ブラに包まれたアタシのDカップの乳房に彼の視線は釘付けだ。 そして、スカート(アタシにしては珍しく、フレアのロング丈だ)の裾をゆっくりとまくりあげていく。 「でも、アタシのココは見たことないはずだよね? 実質6年前から恋人だったのに、高校三年の今まで、アタシはアンタに最後の一線は許していない。 ──それは、なぜだと思う?」 ゴクリ、と唾を飲み込む隆幸。 スカートを胸元までめくりあげた今なら、アタシの履いてるショーツが丸見えのはずだ。 もちろん、モッコリとしたでっぱりなんかはないはず。 ……そんなヘマな隠し方はしていない。
「さて、今日はこの家に誰もいない。いい歳した男なら、女にこう言われたなら、その意味はわかるよな? 隆幸、最後の一線を越える前に、もう一度だけ尋ねるよ。 ねぇ、アタシ……ボクがホントは男の娘だったら、どうする?」 再度、ゴクリと唾を飲み込んだ隆幸くんは、それでもボクの顔から視線を外さず、畳の上に正座すると、答えをくれた。 その言葉に、ボクは歓喜の表情を浮かべながら、彼に抱きつくのだった。 -FIN?- ---------------------------- 以上です。御目汚し失礼。 途中までの牧歌的なノリが最後の最後で台無しかも。 キャラクターたちの名前や外見は、先ごろ復刻された某四姉妹物をイメージしてます。 結局エロがお預けになってしまったので、「完結編」を書くべきかもしれませんね。
乙です
夏休み、っていうと思い出すこと。 けどこの話をするのは、ぐるっと戻って年越しの季節から始めなきゃならない。 毎年呑んで騒いで潰れていく、仕様もない大人たちを横目に二階に上がり。 いつものように従妹の部屋を訪ねた俺を待ち伏せてたのは、一枚の写真だった。 そこにはフリル多めのキャミソールとティアードスカートをひらめかせ、 楽しげに振り返るショートカットの女の子が一人。 「可愛いよね☆」 ……前言撤回。何故か、誰も知らないはずの昨夏の俺が写っていた。 正月に集まる親戚連中では、同年代の子供ってのは俺とその従妹しかいない。 もう少し年上の従兄もいるにはいるんだが、酒が呑めるようになってからは あんまり二階に上がってこなくなった。んだが、おかげですっかり油断してた。 突然開いた部屋の扉から従兄が現れたかと思うと、俺を見てにやっと笑い。 おまけに従妹とサムズアップを交わしていたりするのを ピンクとグレーの配色も可愛い、フード付きワンピのルームウェアで迎える俺。 写真という脅しに簡単に屈した俺のことは置いといて、元凶はこの従兄だった。 1.従妹の母親がこっそり写真を撮っていた 2.自分の母親がこっそり写真をアルバムに入れていた 3.遊びに来た従兄がこっそり写真を抜いていっていた あとはなるようにしかならず。阿呆みたいに俺が罠に飛び込んだというわけだ。 「ぜっったい可愛いかっこでお出かけするんだから!」と言い張った従妹だが、 そう都合良く話は進まないわけで。正月は何事もなく、ほっと胸をなで下ろした。 けど、その分準備期間を与えてしまったらしく、次の夏休みにそれは決行された。 従兄妹と俺で泊まりがけTDL他いろいろ小旅行。 最悪なことにうちの母親がノリノリで、起きた時既に真っ白なワンピースが 用意されてましたとさ。 ……休み明け、すげー可愛い子が俺んちに遊びに来てたと誰かが言いふらしてた。 従妹だぞ? 従妹なんだぞ? 従妹ってことにしといてくれ。頼む。
という続きもあった。
投下に躊躇してたけど、181以降が非常に速かったんで返して投げる。
>>179 乙。
楽しませて貰った。後半、ちょっと苦しんだ?
男装は、私の仮の姿だ。
上の「ボクなつ」の続き、エロ編です。ちょっち例のゲームにインスパイアされ過ぎてるかも。 -------------------------------------------- じーーーーーっ……。 庭の植え込みの陰から、数百年分の怨みと言わんばかりの重たいプレッシャーを視線に込めて、縁側の方を見つめる少女。 (ねぇ、椛、やっぱりこういうコトはやめない?) (シッ、黙って、千歳姉さん!) 「ねぇ、アタシ……ボクがホントは男の娘だったら、どうする?」 「──そんなの関係ねぇ。俺は、かずささんが好きだ。たとえ、生物学的性別が♂でも、かずささん…かずさは、俺の恋人(おんな)だ!」 (おぉ、言うわねぇ、彼) (当然。もし、誤魔化したり、姉さんを拒絶したりしたら、八つ裂きにしてた) 物騒なコトをしれっとのたまう真ん中の妹の言葉に、千歳はタラリと冷や汗を垂らした。 (で、どうするの? これ以上は本気でただの出歯亀よ。「姉のことが心配」って大義名分は通らないからね) 恋人にガバチョと抱きついてディープキスかましている上の"妹"をしりめに、年長者の務めとして一応釘を刺しておく。 (……言われるまでもないわ。かずさ姉さんが男に抱かれるトコなんて、見たくもないし) 拗ねたように言う少女──伊吹椛は、座敷で抱き合う男女?から顔を背けると、ふたりに気づかれないように姿を消した。 (やれやれ、あの子の"シスコン"も筋金入りねぇ) 苦笑しつつ、自らもその場を離れる千歳。 一介の女子大生や女子高生とは思えぬ身のこなしだが、それも道理。 ふたりは……いや、"伊吹"の血族は人間ではない。正確には、"人外の者"の血を引いている、というべきか。 外観は普通の人間と変わりはない。生まれてからの成長速度もほぼ同じだが、成人してからの老化速度が緩やかで、寿命は軽く100歳を超える程度。また、およそ15歳前後で人外の能力に目覚める。 共通して言えるのは身体能力全般の強化だ。華奢な中学生であっても、一流プロレスラーと対等以上にわたりあえる筋力・耐久力・反射神経・スタミナを得るのだ。 加えてそれ以外にも各人が様々な特技や特殊能力を持つのが普通だ。 千歳のそれは"心眼"と呼ばれる相手の気の流れを見て動きを先読みする力。動作以外におおよその感情も読み取れるので、嘘発見器の代わりが務まるだろう。 将来、伊吹家の家長となることを考えれば、きわめて有用な力だ。 対して椛のそれは"瞬動"。スピードに特化し、短時間なら通常の10数倍の速度で動くことができる。もっとも、あまり長時間は心臓と情報処理する脳のほうがもたないが。 もちろん、和紗も伊吹家の人間であり、中学3年の春からその異能を覚醒させている。 能力は──"変貌"。本来は一時的に姿形を変化させて別人に化けたりするものだが、かずさはその能力を応用して、己の望む方向に自らを変容させていった。 と言っても特別たいしたことをしたわけではない。毎晩風呂あがりに姿見の前に裸で立ち、自分の理想の姿をイメージしただけだ。 そもそも、この方法はごく普通の一般人にもある程度有効とされている。それを"変貌"という特殊能力の持ち主が毎日欠かさず行ったのだ。 実際、中学3年生になってからのかずさは、それまでの妖精のようなスレンダーな体型(あたりまえだが)からうって変って、女らしい丸みを帯びた体つきへと成長していった。 とくに胸が大きくなったのは、オッパイ星人な恋人の好みを反映してのことだろうか。 一人称を"ボク"から"アタシ"に変えたのもそのころだ。 ただし1点だけ、和紗が和樹であったころの最後の名残のその部位だけは、変化せずにまだ残っていた。 それが"変貌"能力の限界なのか、あるいは"彼女"が最後のアイデンティティーの砦として無意識に残したのか、まではわからないが。 「ボクのなつやすみ」(完結編) 「ここじゃ、ダメ……」 という陳腐なありきたりの台詞ですら、愛しい相手の口から漏れると、限りなく甘く切なく聞こえてしまうのは、なぜなのだろう。 隆幸は部活(陸上部の槍投げ)で鍛えた腕で、かずさを彼女のリクエストどおり横抱き──いわゆる"お姫様抱っこ"の体勢で抱き上げると、2階の彼女の部屋へと向かった。 子供のころから何度も入った、見慣れた感のある彼女の部屋だが、さすがに今日のような目的で来るとなると感慨深い。
飾り気は少なめだが、それでも随所にセンスの良さと女の子らしさを感じさせる恋人の部屋に入ると、用意のいいことに部屋には布団が一式敷いてあった。 「……かずささん、もしかして、予測してた?」 「だから、言っただろ、今日はこの家に誰もいないって。女にこれ以上言わせないでよ、バカ!」 ほんのり頬を染めて、いつもより若干女らしい口ぶりで話すかずさに、すでに隆幸の脳味噌はメロメロにテンパり状態だ。 「えっと……と、到着ぅ」 そっと布団の上に恋人の体を横たえる。 かずさはアルカイックな微笑みをたたえて、チラリと隆幸の方を見ると、だらりと体の力を抜く。 「じゃあ、まずは、アソコの確認からしてみる?」 「!」 両手を肩の上で力なく投げ出し、心持ち内股気味に両腿をすり合わせながら、視線と口元の微笑で隆幸を誘うかずさ。 ふだん活発な格好の多い彼女に珍しく、今日はオフショルダー気味のピンクのサマーセーターと、ブラウンのロングスカート姿だ。 いつもの細い肩紐のキャミにホットパンツなんて格好のほうが、断然露出度は高いはずなのに、こちらのほうが格段に色っぽく感じる。 チラリとスカートの裾でうごめく白い足とその奥の翳りから、隆幸は目をそらそうとしたが、できなかった。 その誘惑を振り払うには、今のかずさの姿はあまりに刺激的で、妖艶すぎた。 先ほど、あんな話をされているだけに、なおさら意識してしまう。 「ほ、本当に、いいんだな、かずささん?」 「んふふ、少なくともアタシからは逃げないよ。まぁ、アンタがソコを目にした時、引かないといいけどね」 もっとも、ここまで来たらもう逃がしゃしないけど……と、かずさの瞳が一瞬物騒な輝きを宿したが、隆幸としても既に腹はくくっている。 「じゃ、じゃあ、遠慮なく」 そろそろと隆幸の手がスカートに伸びる。 (お、落ち着け! がっつくのはカッコ悪いぞ!) と、自分に言い聞かせながら指先がスカートの布地にかかったとき、少しだけかずさの肌に触れた。 暖かく弾力のある手触りに、隆幸は抗しきれなかった。気が付くと、手のひらをそこに張り付け、顔を近づけていた。 「あは、隆幸はせっかちだなぁ。いいよ。好きにしていいって言ったのは、アタシだしな」 淫らな、それでいてどこか母性的な"赦し"を含んだ目つきで、隆幸を眺めるかずさ。本来の性別がどうあれ、この時の"彼女"は紛れもなく"女"だった。 (うわ、おれは何をしてる? こんなことをしていいのか。てつきがやらしいっていうか、なんかおれオジンくさい? いやでもかずささんもいいっていってくれたし……) 混乱ぎみに考えている間にも、隆幸の手はひとりでに肌を滑り、完全にスカートがめくれてむきだしになったかずさの太ももの感触を味わっていく。微かに汗で湿っていて、まるで掌に吸い付くようだ。 肌は滑らかで、底に薄桃色を秘めた健康的な白。先日引退したとは言え、中高合わせて6年間も、陸上部の長距離選手として日差しを浴び続けたとは思えぬ肌の白さだ。 彼女いわく「伊吹家の女は日焼けしない」らしい。ついでに「いくら食べても太らない」んだとか。 世の女性達が知ったら嫉妬と羨望で発狂しそうな発言だ。加えて四姉妹ともタイプは違うが美人揃いとあっては、この家が焼き討ちを受けてもおかしくないかもしれない。 (アレ? でも、かずささん、さっきの話だと、肉体的性別は男のはず……おじさんもごく普通に日焼けしてるし……やっぱりかつがれた?) 先程の告白のせいでいまだ微妙に混乱している隆幸だが、それでも自分の息が荒くなっているのは、自覚していた。 マグマの沸騰するような熱い性衝動が沸き上がるのを感じる。 思いっきり強く彼女を抱き締めたい。 服と下着を引き裂いて、その全身にキスマークをつけたい。 掌から肉がはみ出るほど豊かな乳房をつかんで力いっぱい握りしめたい。 そして、思う存分刺し貫いて、想いと欲望のありったけを彼女の中に吐き出したい。 そんな欲望の数々を必死に抑制しつつ、隆幸はかずさの脚に唇を押し付けた。 ペロリ、と舌先で肌を味わう。とたんに、かずさの体がビクッと震えた。 「あ……ゴメン」 「いいんだよ、我慢しなくても」
限りなく優しい声の奥に、本人も気づかないごくごく微量の怯えの粒子を感じ取って、隆幸はガツンと頭を殴られたような気分になった。 年上ぶって余裕めいたフリをしているが、かずさだって、こういうことは初めてのはずなのだ。 (彼女の思い出話が事実なら、かずさの初恋の相手は自分で、小学校以来ずっと付き合いが続いているのだから当然だ) それなのに抵抗しないということは、その恐怖を押し殺して、自分にすべてを委ねようとしてくれているのだ。 愛情と情欲がないまぜになった隆幸の興奮は、極限に達していた。 「かずさっ!」 再び呼び捨てで名を叫びながら、隆幸はかずさの肉感的な肢体を抱き締めた。 女性としては平均をやや上回る背丈のはずだが、骨細で肉の薄いかずさの肩は、両腕を回すと、腕が余ってしまうくらいの頼りなさだった。 女子陸上部の辣腕主将として、同級生や後輩から慕われ、頼りにされている姿からは想像もつかない、か細さ。 隆幸の抱擁が強すぎたのか、かずさは僅かに眉をしかめたが、口には出さずにそれに耐えた。 愛しい男に抱かれる喜びが、肩の骨がきしむ痛みを遥かに凌駕していた。 「隆幸……」 彼の肩口でかずさがつぶやく。 「……」 「アタシは、本当の女の子じゃない。隆幸に愛してほしいし、抱いてほしいけど、もしかしたら隆幸を満足させてあげられないかもしれない。 でも、ごめん、もう絶対に離れらんない。離したくないんだ!」 いつも明るくお茶目な年上の幼馴染の姿は、そこにはなかった。 血を吐くような叫びを黙って受け止めた隆幸は、わずかに腕を緩めると、至近距離からかずさの瞳を覗き込んだ。 「……言っただろ。そんなの関係ねえよ。俺にとって、かずさは女の子だ。それもとびきり可愛くて愛しい……だから」 スウッと息を吸い込む。 「これからも、かずさは俺の彼女(おんな)だ。今夜、それを証明してやる。本気で一晩中、スるぞ。異論は認めない」 「クスッ……もぅ駄目ェ、って言ったら?」 目の縁に浮かんだ涙をこらえながら、ワザと悪戯っぽい口調で、かずさが尋ねる。 「無理やりする。俺なしではいられなくなるまで続ける」 「これ以上は嫌ぁ、って言ったら? 「それでも強引に抱く。嫌だなんて考える余力もないくらいに激しく」 「じゃ、じゃあ……」 ほんのり頬を赤らめるかずさ。日ごろの元気娘ぶりが嘘のようなしおらしさだ。 「お願い、優しくしてって言ったら?」 熱い吐息が隆幸の耳にかかって、ぞくぞくする快感が背筋を駆け抜ける。 「善処する」 雄の本能に突き動かされて、隆幸はかずさの唇を奪った。ねっとりといつもにも増して濃厚なベーゼを交わす。舌と舌がからみ合い、唾液が混じりあう。 情熱に流されながらも、かずさは彼の興奮を推しはかった。 そっとひざ頭を隆幸の股間に押し当てると、固く屹立したものが感じられる。彼女の背筋にもゾクリと愉悦が走った。 (おっきくしてる……アタシの体で興奮してるんだ) 「隆幸、下、脱がせてくれる?」 かずさは、このまま一気に畳みかける覚悟を決めた。 一瞬息を飲む音ともに「わかった」と低い声が答える。 半分まくれあがったスカートの中に大きな手が差し入れられ、今夜のための勝負下着(紫のレースのハイレグ)がゆっくりと引き下ろされた。 隆幸の目の前には、パッと見、本やビデオで見たのと同じようなデルタ状の丘陵地帯が広がっていた。 (な、なんだ。やっぱり、女なんじゃ……) 「指で、触ってみて、隆幸。そしたら、わかるから」 真っ赤になった本人に促されて、隆幸は慎重に右手で彼女のソコに触れる。 「!」 本来は指どころかもっと太いモノも深く飲み込むはずのその亀裂が、皮を寄せて作られた仮初のものだとわかる。 さすがに触ればわかったが、一見しただけでは見抜けない巧妙なフェイクだった。 (マジかよ。本当にタマ上げて、皮寄せて、接着剤でくっつけてんのか?) 偽の襞の下部に目をやれば、薬指の先ほどの細い突起がわずかに顔をのぞかせている。 確かにペニス……というか亀頭なのだろうが、正直位置が違えばクリトリスと言われても誤認してしまいそうな小ささだ。
「し、仕方ないでしょ! 12の頃からほとんど押さえつけっぱなしで、年に数回、接着剤を貼りかえる時くらいしか解放してないんだから」 なるほど。 昔の中国に"纏足"という女性の足を小さく矯正する習慣があったと言うが、さしづめかずさのココは、チンコ版の纏足というところだろうか。 「や、いいんじゃないか? なんか可愛いし」 いくら愛しい恋人のモノとはいえ、いきなり目の前でニョッキリと雄々しく屹立したモノを見せられたら多少萎えたかもしれない。 しかし、この程度なら十分許容範囲内だ。クリトリス代わりにいぢってやる余裕さえあった。 「ひぁっ! び、敏感なんだから、あんまり刺激しないで」 困惑したようなかずさの表情に一層愛しさが増す。 まるで本物の女性のごとく愛液を垂れ流す、その小さな突起部を左手の指で弄びつつ、かずさの両足を大きく開かせると、隆幸は布団の上に腹這いになって、その間に顔を突っ込んだ。 腰の下に枕を突っ込み、桃尻の肉に手をかける。 「ひんっ……い、いきなり息吹きかけないでよ」 「悪い悪い。それにしても、ココがかずさの穴かぁ」 他人の尻穴を観察するような機会など、そうそうあるものではないが、かずさのそこは薄いピンク色で、本物の女陰もかくやという艶めかしい様相を見せている。 ゴクッ……。 今日だけで何度生唾を飲み込んだかわからない。 そのまま恐る恐る右手の人差指の先端をヌプリとソコに差し入れてみる。 「あ……ッ」 かずさが漏れかけた嬌声を噛み殺したのがわかった。 文字通り自分の手で、自分の"恋人(おんな)"が喘いでいるのを感じ、平静でいられる男はそういない。 欲望と好奇心に駆られるままに、前から溢れる液体を指先にまぶすと、隆幸は人差指をさらに深く潜行させた。 「ふぁっ……!」 「大丈夫か、かずさ? 苦しくないか?」 「う…ううん、平気。どっちかって言うと、気持ち、イイかも」 かずさの恍惚とした表情と、よりいっそう愛液をあふれさせるペニスがその言葉に嘘がないことを物語っている。 「じゃあ、ちょっと激しめにするぞ」 隆幸が宣言するより早く、今度は中指も加えた2本がゆっくりと入ってくるのがわかった。 かずさの内部の襞を探るように、ゆっくりと執拗に動き回る2本の指の感触が、おぞましくいほど心地よい。 「は……っふ、あん、たかゆき、熱い……いい、気持ちいい!」 いつしかかずさは、抑えるのも忘れて想いをそのまま声を出している。 "少女"の喘ぎに隆幸もますますその股間の昂りを固くさせる。 キスや乳房の愛撫などは、これまでにも何度か経験して、それなりに恋人の嬌態は目にしてきたつもりだったが、ここまでよがる様を見たのは初めてだった。 「隆幸……それ……アタシに、入れて?」 「え……いいのか?」 戸惑ったような隆幸の言葉は、忌避感からではなく彼女の体を気遣うが故だ。本当なら1分1秒でも早くソコに入りたいのだが、大事な大事な彼女を傷つけるわけにはいかない。 少年の心遣いを感じ取ったかずさは、隆幸を見上げると、大丈夫と、唇だけを動かして囁いた。 本当は怖くて逃げ出したい気持ちもあるが、この先にあるものをふたりで分かち合いたいのも確かだったから。
「じゃあ、入れるぞ?」 隆幸は、かずさの両足をぐいと持ち上げて、自分の肩に乗せた。 隆幸の腰が沈み、彼の昂りの先端が、さきほどから愛液をひっきりなしに垂れ流すかずさのソコと束の間触れ合う。 「くひんッ!」 不意打ちの快感にかずさの体から一瞬力が抜けた頃合いを見計らって、二人分の滴りで濡れた熱い塊が、かずさのソコに押しあてられる。 アッと、身構える間もなく、彼の亀頭の先端部が、かずさのすぼまった肛門にヌルリと入り込んでいた。 慎重かつ大胆に、グリグリと容赦なく、突き破るように、あるいは押し開くように、隆幸の分身がかずさの体内へと侵入してくる。 「くっ」 「ひ……ぐぅっ」 「か、かずさ、もう少し、力、抜いて」 「そ、そんなっ…こと、言われて、も……」 かずさは貫かれた異物感に目を見開いていた。 これまで目で見、手で触り、口に含んだことさえあるソレが、遥かに大きなもののように感じる。 灼熱の鉄棒が、ギチギチと肉を押し分けて、腹の奥深くにまで入ってきているのだ。 しかし、最初の太いカリの部分が入ると、そのあとの部分はあっけないくらい簡単に中へおさまった。 下半身が引き裂かれるような痛みが次第にやわらいでくると、今度はむずかゆいようなじれったい快感が、かずさの下半身を中心に沸きわきあがってきた。 脈打つ隆幸の分身に前立腺が圧迫されて、ろくに勃起したこともないペニスが後ろに折られたまま膨張する。 「かずさッ……いいっ、すごくいい気持ちだ」 己が分身を包み込む肉壁のきつさと柔らかさに、隆幸は矢も盾もたまらず、腰を動かし始める。 「んっ、はあっ、はっ……」 普段の倍も大きくなったかのような自分の剛直を、柔らかいかずさの体に繰り返し突き込むことの快楽に、もはや自制心の枷がほとんど弾け飛んでしまったようだ。 分身の敏感な皮膚で、かずさの体内の襞をはっきりと感じ取っている。 生温いソコが快感による反応で潤って来るのがわかる。 まさにこの世のものとも思えないほどの快楽が、ソコにあった。 もっとも、かずさのほうも似たようなものだ。涙とよだれを垂らしながら「たかゆき、たかゆきィ……」とうわ言のように彼の名前を呼び続ける。 大きく開いた両脚を今は隆幸の腰にきつく絡みつけ、逃がすまいと交差させる。両腕も彼の首へとしっかり巻きつける様は、さながら獲物を捕えた女郎蜘蛛といったところか。 内壁をこすられるたびに、全身を痛みにも似た電流が突き抜ける。それが快感なのだ、うまくまわらなくなってきた頭でかろうじて認識する。 ついに快楽に耐え切れなくなったかずさは、ガクリと首を後ろに折った。虚ろな目をしたまま息だけ荒げている。 嵐の前を思わせるほんのしばしの静寂は、双方の動きで高められ、すぐに均衡は破られる。 耳もとで聞こえる隆幸の息が荒くなる。体中をぐるぐる回るものを早く解放するように、うちつけられ、うちつける腰の動きを早めてゆく。 「くっ……限界、だ。そろそろ、行くぞっ、かずさッ!」
ふっと一瞬圧力がゆるめられたかと思うと、次の瞬間、猛烈な動きがかずさの腸内を襲った。 腹の内部を暴れ回りながら、隆幸の剛直が脈動しながら精液を噴き出しているのが分かった。 ビュクッ、ビュクビュク……! 粘つく白濁が、2度3度とかずさの体内に撃ち込まれる。 その刺激で、かずさの方もついに絶頂に達した。 「ああっ、た、隆幸っ!」 身体がバラバラになりそうな快楽におびえ、ただただ隆幸にしがみつく。 全身が震え、目の前が真っ白になる。 ついに何も見えなくなり、目の前の身体にすがりつくことも諦めて、そのままかずさは意識を手放した。 自分に倒れ込んでくる暖かな体のぬくもりをわずかに感じ取りながら。 眠りから覚めた時、最初に目にするのが愛しい恋人の顔だというのは、世界で2番目に喜ばしい目覚め方ではないだろうか。 「じゃあ一番目は何?」 彼の腕の中で上機嫌で甘える幼馴染にして恋人が聞いてくる。 「そりゃ、その恋人が、フェラかパイズリして起こしてくれるコトに決まってんじゃん……ごめんなさい、チョーシに乗りましたハイ」 うっかり妄想を口から垂れ流したことに気づいた隆幸は、身がまえたが、いつものように鉄拳制裁は飛んでこない。 「──そのどちらでもないけど、このままシてあげよっか?」 艶めいた含み笑いを見せるかずさ。 「? ……もしかして!?」 そう、彼らの分身はまだ、かずさま"体内"に入ったままなのだ。どうやらイッた時、抜く暇もなくブッ倒れたためらしい。 「ヒャッホー! かずささん、サイコー!」 ムクムクと隆幸のソコが力を取り戻す。 「よーし、今度は抜かずの3発とかに挑戦してみる? あ、正常位以外の体位も試してみないと」 若いのだから仕方ないが、ちょっとエロエロに暴走気味だ。 「調子に乗るな……えいっ!」 きゅううっ!! 「あぎゃっ」 隆幸が射精する寸前を見計らって、かずさは尻穴を思い切り絞りあげる。 「ちょ、かずささん、締め過ぎ! イケない……つーか、むしろ痛い」 「ふっふっふっ、じゃあ言ってみたら? 我が愛しのかずさ様、哀れな下僕めにどうかお慈悲をって」 「う……や、やめてよ。冗談キツいって。俺がMに目覚めたらどーすんのさ?」 「ふむ……それはそれで!」 大いにアリだね! とサムズアップするかずさ。もちろん、半分は冗談なのだが。 「それって、残り半分は本気ってコト!? たすけてー、おーかーさーれーるー」 騒がしい恋人たちのじゃれ合いは、かずさの下の妹が帰宅するまで続けられたのだった。 -fin-
<オマケ> 「ところで……ねぇ、椛、貴女の気持ちはどうなの? あの子に……和紗に伝えなくていいの?」 皮肉なことに椛が和樹への好意に気付いたのは、彼が"彼女"に……公式に和紗になってしばらく経った頃の話だった。 当時の和樹は、伊吹家を「村でいちばんのお金持ち」くらいにしか認識していなにかったが、とんでもない。 伊吹家は、この地方(下手すると県)で一番の富豪かつ名家なのだ。当然、公的機関にもそれなりに顔は効く。 伊吹家の父親はその権能を駆使して、瞬く間に元甥を"姪"に、さらに自らの養女へと、役所の書類を書き換えてしまったのだ。 もちろん、これは本人のたっての希望があればこそであるし、日常的にそんな無茶を通しているとは思わないでいただきたい。 「──別にいい。姉さんは、アイツと一緒になるから」 実は椛にはもうひとつの異能が備わっている。「夢見」と呼ばれるそれは、夢の形で未来を予知するというものだ。 自由に予知対象を選べるわけではないが、一度見た夢見の結果は、95%以上の確率で的中する。 その力で、椛はすでに和紗の未来の姿を3度ほど夢に見ているのだ。 一度目は、女子高生となってセーラー服を着ている姿。 二度目は、女子大生として彼──隆幸とデートしている姿。 そして三度目は、隆幸との結婚式のシーンだった。 そのすべてで、かずさは優しく微笑んでいたのだと言う。 「だから、いいの。姉さんの幸福は、アイツと一緒になるコトだから……」 「椛……」 不器用にうつむく妹の頭を、千歳はそっと撫でてやることしかできない。 「それに、一昨日、また夢を見たわ。かずさ姉さん、幸せそうに赤ん坊を抱いてた」 「ええ!? 戸籍はいぢってあるから結婚までは何とか可能だと思うけど、さすがにそれは無理なんじゃあ……」 "変貌"の能力を究めれば、あるいは外形的には完全に女になることもできるかもしれない。 本来は皮膚と皮下脂肪、せいぜい一部の筋肉くらいまでしか及ばないはずのその力を、時間と執念をかけて骨格レベルにまで影響させ、健康的かつ肉感的な美少女へと成長した和紗なら、おそらく可能だろう。 しかし、それでも内臓や染色体レベルの変身までは無理なはずだ。 「問題ないわ。私の子宮をあげるから」 「! 椛、それは……」 伊吹の血族は、その特性上、身体の再生能力も高い。さらに、同族どうしてあれば、ほぼ拒否反応もなく手足や内臓器官の移植が可能なのだ。 「結婚が決まったら、和紗姉さんに提案するの。きっと、喜ぶわ。その代わり、最後に残った和樹兄さんのその器官を、私がもらって付けつけるの」 それは何という狂愛なのだろう。 どこかウットリした顔で呟く妹の顔に、戦慄を禁じ得ない千歳だった。 -こんどこそfin- --------------------------------------------------- 以上。うーん、あんましエロくなりませんでした。やはりソッチの描写は苦手です。 なお、文中のある掛け合いは某名作ゲームからインスパイアさせてもらいました。
206 :
「ボクなつ」 :2009/07/08(水) 01:12:47 ID:VZJZXPof
わすれてた。 >195さん このたびは大変おいしいプロットをありがとうございました。 私なりに料理してみたのですが、おっしゃるとおり見苦しい部分もあるかと思いますが、 少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。
終わったか
後編で終わっておけば…
209 :
206 :2009/07/08(水) 11:04:01 ID:mY6w1jnJ
ご期待に添えず申し訳ない。当分ROMります。
いや、よかったよ。 乙
投下お疲れさま 2ch程度でそんなに謙遜にならなくてもいいよ また何かできたらヨロシク
GJGJ! 久々に大作が来て、この数日間楽しかった。
かずさたん可愛いよかずさたん(*´д`)ハァハァ 綺麗にタック出来るのは羨ましいなぁ 自分のは……orz さておき、かずやたんの忘れ形見を手に入れたかえでちゃんが ソレを誰に振るうのか、とかもちょっと気になってみたりw
214 :
213 :2009/07/09(木) 09:59:48 ID:zSFpK3/q
名前間違いまくり…… かずきたんにもみぢちゃんでしたなorz 作者様、申し訳ないです。
215 :
206 :2009/07/10(金) 04:28:33 ID:1ta9R1Rz
>210、211、212 ありがとうございます。また何か投下する勇気がわいてきました。 >213 いえ、まぁ、もみじの元ネタはアノコですので……。 かずきのなまえは文中にあったひらがな表記が理由です。 ところで、今回のアレはモロにあのゲームからインスパイアされてますけど、 ココってもっと直接的に何かの二次創作物ってのはアリなのでしょうか? 昔、「マージ」の主人公女装ネタを書きかけて、途中で止めたコトがあるもので…… (別の方が投下してるのを見た記憶もある気がしますが)
マージってゲームは知らないけど 個人的には二次創作物も良いと思うよ
そのマージってのを知らなくても楽しめるならいいんでない?
218 :
216 :2009/07/10(金) 11:36:45 ID:/1TuB4JN
まぁ、そうだよね 女装っ娘でニヤニヤできればそれでいいや
生徒にも異動の制度があれば、共学から女子校に移る可能性もあるよね
可能性って話ならこんなのはどう? 「性器だけ少年」のヒトキメラ。 誕生時点で陰茎があるから男性戸籍になるはずなんだけど、 成長すると他の部分は少女にしかならない。 精巣と卵巣の有無、混在は自由でいいや。
すまん誤爆
学校で、仲のいいコに相談されたんだけどさ。 ノックせずに弟の部屋を開けたら、セルフ顔射かましてたって。 飲むつもりが、びっくりして狙いを外したらしいんだけど。 なんかそれっきり、気まずいんだよって。 当たり前だよアンタ。 そうそう、菊のハナは柔らかそうな、綺麗なピンク色だったってさ。
ネット小説でさ、探してるのがあるんだよ。 知ってる人いたらURL貼って下さりませ。 舞台はアメリカ。 主人公はマジシャンで、元恋人の助手と一緒に活躍していた。 そして念願かなってラスベガスのでかいホテルでの公演が決まったんだけど、 助手の女がオーストラリア人の男と結婚することになり、もう助手ができなくなってしまった。 そこで新しい助手として白羽の矢が立ったのが、いつも近くで主人公達を見ていた少年。 そして元助手の女は、少年を女性助手として通用するように女性に教育(?)していく。 みたいな感じのヤツなんだが…
えっと、サイトがもう消えてるけど、前橋梨乃さんの「Sunday Night Remover」の1コーナー?「海外秀作TV小説」にあった、「プレスト・チャンゴ」でしょ?元はFictionManiaのBrianて人の作品らしい。 InternetArchiveのWaybackMacheneあたりで捜すか、FictionManiaで原作を捜すしかないかな?
fictionmaniaに行ったら原作あった しかし英語がさっぱりなので読めない…
入学した時からずっと憧れてた彼女に、ふとした機会から急接近、ついに告白してOKもらって、やがて校内公認のいちゃいちゃバカップルに。そしてついに初Hの時が訪れた時に、衝撃の事実が! 「今までずっと騙しててごめんなさい、わたし本当は、本当は……」と泣きじゃくる彼女をそっと抱き締めて、「何を言ってるんだ、おまえは可愛い女の子だよ!」と優しく囁いてから、激しくケツマンコをニュプニュプ攻める。 そーいうシチュエーションに激しく萌えるのは私だけでしょーか? ……と言いつつ、それとはまったく関係ない、SS(215で言ってたの)を投下してみまス。 <ゲーム「マージ 〜MARGINAL〜」を知らない人へ> いわゆるPCエロゲーが原作です。もっとも、シナリオは「久遠の絆」や「エンジェリックセレナーデ」、「F」の小林且典氏なので、それなりにしっかりしてますが。 「天涯孤独で童顔・受け体質の勤労学生、糾(アザナ)くんには、実は資産家の祖父がいたことが判明。祖父亡きあと、相続した山奥の洋館を見に行くと、そこは5人のメイドさんたちによって管理されていた。 美人揃いの彼女らに薦められて、しばし館に逗留するうちに、メイドさんズがいずれも人間ではなく精霊(妖怪?)だと判明。でも、優しくて美人だから、ま、いっかー、とお気楽な糾きゅんだったが……」 というのが大筋です(間違ってはいないよね?)。 ・メイド1:マージ・フォイエルバッハ。内気で恥ずかしがり屋だが主人公にはなつく。実は強力な狼の精霊。 ・メイド2:エリカ・ブラウン。猫娘。気まぐれで脳天気で享楽的でおバカさん。ご奉仕するにゃん。 ・メイド3:アメリア・フォスリーゼ。堅物で無表情な美人。館の警備担当。本体は人形の付喪神。 ・メイド4:フィン・テンニエス。メイド長。慈愛(と数%の悪戯心)に満ちた金髪美人さん。古い狐の精霊。 ・メイド5:フォニーム・テンニエス。フィンの娘。愛称はファム。ママをとられると思って糾にキツく当たるツンデレ。 作中でも、とあるルートで女の子顔な中学生(推定)・糾タンのメイド女装イベントがあり、さらにPS2移植の際にはわざわざイベントCGまで起こされてますが、それについてのIFストーリーが、以下の話です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『禍福は糾える縄の如し』 あらあら、珍しいですわね、この館にお客様なんて……。 あ、失礼致しました。お客様、どうぞこちらへ。雨が止むまで、当館で雨宿りをしてらしてくださいな。 まぁ、小説家のタマゴさんなんですか? アイデアを探しての旅行中に、この山に迷いこんだ? それはそれは……。 え? あ、はい、わたくしはこの館のメイド長ですけれど……そんな若いのに偉い? あら、こう見えても、メイドとして働くようになってから、結構長いんですのよ。 それに、わたくし、このお屋敷と住人のみなさんが大好きですから。毎日楽しくお仕事させていただいてますわ。 小説のモトになるような話、ですか? 困りましたわ〜、何分こんな山奥のお屋敷ですから、毎日そう変わったことが起こるわけでは……あぁ、そうだ。 お客様、お気に召すかどうかわかりませんけど、この屋敷で数年前に起こった、ちょっとしたハプニングについてお聞かせ致しますわ。 * * *
(どーして、こんなことになったのだろう……) 天璋院糾(てんしょういん あざな)は、ぼんやり考えていた。 問題が起こったときは、まず5W1Hを整理して熟考しなさい……というのが、糾が育った孤児院の院長先生の教えだった。だから、まずは自分のおかれている立場を把握してみよう。 いつか――いまは、この館に来て3日目の朝。雨がしとしと降ってて、ちょっと憂鬱。 どこで――ここは、 プラエトーリウム・ソムヌス(眠りの館)と名づけられた洋館。糾の祖父が建てたもので、現在の相続人は糾、つまり自分の家ということになる。 だれが――当事者は糾とフィン。あるいは犯人はフィンで、被害者が糾と言い換えてもいいかもしれない。 なにを――服を、だろうか? どうした――着替えた、というより着替えさせられた、かも。 そして、HOW(どのように)だが……これがさっぱりわからない。 そこまで考えると、糾は深い溜め息をついた。 * * * その日は、前日からの雨がいまだ降り続いており、館の住人も、どことなく気だるい雰囲気にとりつかれていた。 その点は、3日前からここに滞在している――もっとも、亡くなった祖父からこの館を受け継いだ以上、彼こそがこの館の主人だと言えるのだが――糾といえど、例外ではない。 もっとも、中学を卒業したばかりで、春からようやく高校に通うことになっている身としては、こんな大きな屋敷の主という肩書きは、いささか重荷ではあったが……。 「まぁ、糾さま、どうなされたのですか!?」 そーっと、自室に入ろうとする糾を見つけたメイド長のフィンが、驚きの声をあげる。 「えーと、ちょっと外に出て……」 雨とはいえ小雨程度なので、気晴らしにちょっと庭を散歩してみようか、と考えたのがよくなかった。うっかりぬかるみで転んでしまい、朝着替えたばかりの服が、泥だらけになってしまったのだ。 「早く、お着替えになりませんと……。あ、でも困りましたわね。糾さまのお洋服は、まだ乾いてませんわ」 「ええっ!?」 今の糾は、とりあえず風呂に入り、行儀が悪いがバスタオル1枚という格好で自室に戻った状態、いきなりピンチだ。 「昨晩からの雨で、お洗濯物の乾きがわるくなってまして……」 元々、今回は、相続した屋敷を見にくるだけのつもりだったので、糾は、それほど着替え類を持って来ていなかった。 ところが、予想外にも屋敷は5人のメイドの手によって、きっちり運営されており、しかもそのメイドたちが―約1名を除いて―みな糾に好意的なため、非常に居心地がよく、つい春休みいっぱい滞在することを決めたのだが、思いがけない落とし穴だった。 「か、乾燥機とかは?」 「まぁ、糾さま……」 チッチッチッ、とフィンが人差し指をたてて顔の前で振る。 一応、この屋敷のメイド長であり、糾の祖父の代から仕えていた女性のはずだが、フィンの外見は非常に若々しい。そういう仕草をすると、可愛らしいとさえ言える。 娘であるファムが糾と同年代なのだから、相応の年齢のはずなのだが……。 「乾燥機なんて、邪道ですわ」 「いや、まぁ、ボクもそう思うけど……」 某北国の万能主婦よろしく、片手を頬に当てておっとり考え込むフィン。 「でも、本当に困りましたわね。寝間着も、ついさっき洗ってしまいましたし……」 これで、「とりあえず寝間着でダラダラ過ごす作戦」も不可能と判明した。 「おじいさんの服とかは?」 「先代様のお召し物では、大き過ぎますわ」 糾は病床の彼しか知らないので実感は薄いが、確かに写真で見る限り、糾の祖父は、「ハイジ」のおんじばりに体格のよい男性だった。身長の点で同世代の女の子であるファムと同等、下手したら1、2センチ負けてるかもしれない糾としては、非常にうらやましい。 身長だけでなく、全体に線が細い糾は、女の子に間違えられることもしばしばだった。電車で痴漢にあったことも1度や2度ではない。 聞いたところによると、糾はどちらかと言うと母親似らしいので、仕方ないのかもしれないが……。
「明日にでも、糾さまの私服を用意しませんと。でも、本日のところは……そうだわ!」 パンッと、フィンは両手を打ち合わせた。 「糾さま、少し小さいかもしれませんけど、動きやすい服がございますわ。仕事着なんですけど、よろしいでしょうか?」 「うん、動きやすいものなら、何でもいいよ」 春先とはいえ、標高が高いせいか、さすがに風呂上がりにバスタオル1枚では少し肌寒い。この際、ぜいたくを言う気は、糾もなかった。 「少々お待ち下さいね」 フィンは、糾を伴って自分の部屋に戻ると、いそいそとクローゼットを漁った。 * * * フィンが仕事着と言ったのは、巧妙な罠だった。あるいは天然かもしれないが、この場合、どちらでも大差はない。 確かに、動きやすいかもしれない。 確かに、仕事をする際に着る服かもしれない。 フィンは小さいかもと言っていたが、大きさもあつらえたようにちょうどいい。 着心地だって、決して悪くはない。 しかし……。 「メイド服じゃないかぁーーーっ!!」 「まぁ、写真に撮って残しておきたいくらい可愛らしいお姿ですわ(はぁと)」 フィンが何だか不穏な台詞を呟いているが、あえて糾は気にしないことにした。 しかし、どうして着替えているときに気づかなかったのだろう? (――ん? そう言えば……) 着替えているときの記憶が定かでない。 「……フィンさん、また"力"を使いましたね?」 「あら、何のことでしょう?」 ジト目でニラんでみるものの、さすがは”この”屋敷のメイド長、微塵も動じる気配はない。 力――そう、この館で働くメイドたちは、みな普通の人間ではない。と言うか、人間ですらない。彼女たちの告白を信じるならば、精霊とか物の怪とか呼ばれる存在らしい。 もちろん、にわかには信じがたいことだったが、実際、メイドのひとりエリカがいきなり頭から猫耳を生やす場面を目撃したり、何かと糾に突っかかってくるファムに木の葉で化かされたりした以上、糾としても信じざるを得ない。 何せ目の前のフィンには、頭に生えた狐耳を触らせてもらったりもしたのだ。 屋敷の庭掃除&庭園の手入れ、さらに外回りの警護担当のマージは狼の精霊。 屋敷内の警護と、力仕事担当のアメリアは古い人形の精霊。 屋敷内の清掃一般と風呂掃除担当のエリカは猫の精霊。 そして、おもに台所で腕をふるい、メイドたちを束ねるフィンは、狐の精霊だった。当然、幻術や目くらましで人を化かすのは、お手のものだ。 とはいえ、彼女達はみな、糾の祖父に絶大な恩義があるらしく、その関係でか糾にも敬意と親愛の情を込めて接してくれる。 パッと見も、ふつうの(と言うには、いささか全員美人過ぎたが)外国人のメイドさんにしか見えないので、糾も普段はそんなことを意識したりはしないのだが……。 母性的だが、意外にお茶目なフィンは、たまにこうやって糾に悪戯することがある。大方、妖狐得意の幻術を使って、催眠誘導でもしたのだろう。 (まったく、フィンさんったら……) 溜め息をついた糾の脳裏に、ふと疑問か沸き起こる。まさか……。 「フィンさん、もしかして、このメイド服の下は……」 ニッコリ微笑むフィン。 「もちろん、女物ですわ(はぁと)」 思わず自分の身体に手を当てて、糾はそのまま硬直した。 「今すぐご用意できるのが、ファムちゃんのお下がりだけでしたので」 「しかも、これ、ファムの!?」 ガックリとorzな姿勢で崩れ落ちる糾。 「あぁ、ご心配はいりませんわ。それはお古ですので差し上げます」 「いや、そういうこと言ってるんじゃなくてね」
こんな所をたとえばファムなんかに見られたら……。 糾の背中を冷たい戦慄が駆け抜けると同時に、ドアが開くのはお約束である。 「マム(お母さん)、台所のスープ、そろそろいいみたいだよー!!」 フィンの部屋にとびこんで来る金髪娘。 「「「…………」」」 瞬時にして、部屋の空気が凍りつく。 (うわ、マズい……ファムがどう反応するか、わかんないよォ) 「変態!」と言ってシバかれるか、指を指して大笑いされるか……。 あえて見なかったことにされる、というのが比較的マシな対応だが、それはそれでかなり心理的にイタい。 しかし、糾の予想はいずれも外れた。 「なーんだ、誰かと思ったら、糾か」 いつもと変わらぬ口ぶりで、ファムはそう漏らすと、ジロジロと糾のメイド服姿を鑑賞する。 「ふーん、意外と似合ってるんじゃない」 (へ!?) あまりに平穏なファムの対応に、内心拍子抜けする糾。 だが、ふと、ファムが生まれて以来ほとんどこの家から出たことがない、ということを思い出す。 (も、もしかして、メイド服を着るほうが、ふつうと思ってる?) あるいは男女による服装の違いというものを明確に理解していないのかもしれない。 一応、糾の祖父やその客人たちくらいは見たことあるはずだが、「大きくて頼もしいおじいちゃん」(ファム談)と、きゃしゃで頼りない糾を、同じ”男”というくくりで見れないのかも……。 (うぅ……助かったような、屈辱のような……) 「あらあら、もうできたの。それじゃあ、少し早いけど、お昼ご飯にしましょうか」 そんな主な思いも知らず、娘以上にマイペースな母は、糾のほうを振り返り、 「とういうワケですので、糾さま、食堂にいらしてください」 と腕をとった。 「え!?」 食事をするということは、この屋敷に住む者が全員食堂に集まるということであり、せっかくのご飯なんだからメイドのみんなもいっしょに食べようと提案したのは初日のボクだけど。 いやそのこと自体は何ら問題はないけど、いまの現状をみんなに見られることは大いに問題なワケで……。 混乱した頭を整理しきる前に、気がつけは糾は食堂の椅子に座っていた。 その結果―― 「くぅ〜ん、ご主人様ぁ」 「おぉっ! 糾さま、可愛いにゃ!!」 萌え転がり身悶える狼1頭と、大はしゃぎな猫1匹。 ――この屋敷には、ダメな感性の女性しかいないのだろうか? 「――糾様、主の趣味に口を出す気はございませんが、外ではご自重ください」 微妙に斜め上に誤解したアメリアの忠告だけが、糾にとってむしろ救いだった。 * * * せっかくのフィン特製のスープとマフィンの味もよくわからないまま昼食を終えて、糾は早々に自分の部屋に引っ込んだ……と言うより引きこもった。 「うぅ……結局、みんなに見られちゃったよォ」 まだ午後になったばかりだと言うのに、激しく精神が疲労している気がする。 もっとも、現実問題として替えの服はほかにないのだし、みんなも糾のことを笑ったりしなかったので、いくぶん気が楽にはなったが。 ――というか、約1名を除いて、大好評というのは、いかがなものか? ただ、これで変にコソコソしたら、隠れたりしなくていいのが救いだ。
ようやく落ち着いてきた糾は、改めで自分の身なりを点検してみた。 首から下を確認しながら、ワンピースというものの裏地が予想外に気持ちのいい物だと、糾は初めて気がついた。 デリケートな女性の柔肌に触れるものなのだから当然と言えば当然だが、男物の服とはと比較にならないくらい触感がやさしい。 フィンいわく仕事着なのだが、確かに動きやすくて機能性も見た目よりはいい。 マンガやゲームでありがちなミニスカメイドではなく、ふくらはぎあたりまでスカートで隠れるトラッドなメイドスタイルなのは、不幸中の幸いというべきか。 ただ、それでも下がスカートなのは、足元がスースーするので、少なからず違和感はあった。何も履いていないようで少々落ち着かないのだ。 違和感と言えば女性用の下着もそうだ。 ショーツはまだ我慢できる。元々ブリーフ派だし、男性用水着なんかも基本的には同じ形だ。もっとも、これほど、やわらかで肌ざわりのよい下着を着けたのは、初めてだったが。 問題はブラジャーだった。自分がブラを着けていると意識しただけで、なんだか変な気分になりそうだった。これもまた、フォニームのお下がりらしいが、胸囲が合わなかったので、1度も使っていない新品とのこと。 いくらなんでも、こんなものまで自分からは着けないだろうが、糾を着替えさせる際に、フィンがさりげ無くワンピースの下に装着させていたのだ。無論カップに入る膨らみはないのだが、胸囲の関係でちょうとぴったりのようだった。 (て言うか、男の子のボクがつけてもピッタリだなんて……ファムの胸って……) そこから先は言わぬが花である。 さらにその上からスリップを着け、さらにメイド服を着ているようなのだ。 「これじゃあ、うかつに服を脱げないよ……」 ふと思い立って、姿見の前に立ってみる。 「だいたい、男のボクがメイド服着たって似合うわけ……」 ――メチャメチャ似合っていた。 美女&美少女揃いなこの館のメイド達と並んでも遜色ないほどの、愛らしいメイドさんが、鏡の中にたたずんでいたのだ。 「こ、これが…ボク……?」 思わずお約束な台詞を漏らしつつ、鏡の中の”少女”に見とれる糾。 クセのない濃緑色の髪にホワイトプリムが揺れている。 肩の膨らんだ特徴的な黒のワンピースは、しなやかな身体を彩り、その上に羽織ったフリルたっぷり純白のエプロンが華やかさを添えている。 足元は白のショートブーツ。ヒールが高くなっている靴をはくのは初めてだが、よく足になじみ、歩く際も不便には感じなかった。 「……ハッ! ぼ、ボクは今、何を!?」 1分間ほど、鏡の中の自分を眺めていた糾だが、唐突に我に返った。 目をしばたたかせ、視線を逸らしたものの、すぐに吸い寄せられるように、鏡に映った自分の姿を見つめる。 ことさら意識したことはないものの、どちらかと糾は自分の貧弱な体躯や女顔が好きではない。少なくともナルシーな気分に浸ったことはなかったが、こうやって女物の衣裳を着てみると、まったく未知の感情が湧いてくるのを感じる。 次第に頬が赤らみ、目元が潤んでくる。それがまた、鏡の中のメイド少女によりいっそう可憐さを付け加えていた。 そのまま、鏡を凝視すること十数分。 「――そうだ、ボクは、こうしていてもいいんだ!」 数百回、思考と感情のループを回すことで、何やら”悟り”を開たらしい。 こうして、メイド長のちょっとした悪戯心から始まった騒動は、屋敷の運命を思わぬ方向に転がしていくことになるのだった。 (後編につづく) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 以上。覚醒した糾タンが次回は大暴れ!? ……ウソです。おにゃのこ覚醒しても、しょせんは総受けなコなので。むしろ、いぢられまくりかも。 どうも私が書く男の娘は、覚醒しちゃうと女性化傾向が著しいのですが、続けてもよいでしょうか?
236 :
1/4 :2009/07/12(日) 16:01:32 ID:0xuyVBH9
未曾有の大災害、という奴に見舞われてから随分の時が過ぎた。 この国が、と言おうとしたけど、実は世界的なモノだったと知ったのも後の話。 ぶっちゃけ、生きてるヒトに会うことなんてないのが日常になっていた。 そんな中、か弱い女手一つで生き残ってたのはホントに幸運でしかなく。 バイト先のスーパーの地下倉庫に入る方法があることに気づいてなければ、 たぶんあたしもとっくの昔に生きてないヒトの仲間入りをしてたはずだ。 生き延びた他の人はみんな、地下倉庫なんて潰れてて入れないと思い込んで、 地上に残った部分の食料だけ持ってどっか行ってしまったわけで。 結局、実は帰れないことになってたヒトを待つ、あたし一人が残っていた。 「えーと、何でしょう」 自宅兼隠れ家にしてる場所から出て、すぐのことだった。 どうやら地下倉庫への定期調達を見られたらしく、後をつけようとしてたらしい。 廃墟の陰から現れたのは、両手だと少し余るくらいの男たち。 ……ぃゃ、ほとんど男の子って言っていいかもしれない。 たぶんその若い生命力で、今まで生き延びていたんだろう。 要はこのシチュエーション。 平穏無事に野垂れ死ぬ予定だったあたしに、いろんな意味でピンチが訪れ。 さくっと省略すると、彼らのリーダーといくつかの取り決めを行った。 まず、地下倉庫へ入れるのはあたしと、彼らのチームのちっこいの2人だけ。 これは入り方の問題で、正直言うとあたしですら空間的な余裕が無かったから。 ちっこいの2人は野生児チームには似合わない小動物っコだったんで、 てっきり「そういう」使い方をしてるんだと思ったら違ったらしい。 かなり重要となる役割ができると知らされると、大変喜んでいた。いいコだ。 次に、「そういう」話。まぁ、あたしも避けられるとは思ってなかったし、 逆に「要らない」とか言われたらそれなりに傷つく。 だいぶゴブサタだったし、割といい男揃ってたし……というのは秘密。 で、出した条件は膣性交しないこと。 健康で五体満足な女体の貴重さはわかってるようで、厄介ごとの多い妊娠を 避けるのはお互いメリットになると了解させた。 代わりに肛孔を差し出すのは仕方ない、許すことにして。 これにはもういっこ、リーダーに怪しい取引を持ちかけてみた。
237 :
2/4 :2009/07/12(日) 16:01:57 ID:0xuyVBH9
彼らのチームが勢揃いする中、リーダーとの取り決めが発表されて。 その中央には、地下倉庫に入れるちっこいの2人がじっと俯いて立っていた。 スーパーの地上部分、今まで見向きもされなかったコーナーから調達した、 「女の子用の」中学校の制服に身を包んで。 このコ達も、今まで世話になってた分、Noとは言いにくい。 そこにつけ込んだ、あたしの最後の取引内容だった。 ちっこいの、おとなしめの方はチェックのスカートが可愛かったブレザー君。 活きが良かったのは、着せるの面倒だったのでシンプルなセーラー君。 制服デビューらしく、どっちもきっちりと着込んだ冬服仕様。 伸び放題だった髪をご丁寧にカットしてあげたら驚くほど可愛くなった。 話を聞いただけの他のメンツの反応は様々(見るからに興奮したのもいた)で、 「女だけいりゃいいんじゃね?」と賛否入り交じった状態だったんだけども。 実際にこの二人を見たらみんな黙って目つきが変わったように見える。 この世界最後のあたしの仕事だもの。手は抜きませんぜ旦那。 当座の食料は、制服を調達する時に一緒に持ってきておいた。 つまり、こっからは「そういう」時間になってくる。 あたし達の隠れ家の熱気は、いやが上にも高まっていた。 まずは扱いやすいブレザー君の緊張をほぐす。 正面から抱いて撫でてあげると安心したようで、スカートの上からお尻を 撫でていると、次第に気持ちよさそうにするようになった。 その後はクリームとか使いつつ孔をほぐすようにして、違和感を感じない 程度に慣れたところでセーラー君に任せる。 見かけ上はおねーさまと制服少女の痴態なわけで、嫌がっていたセーラー君も すっかり目が離せなくなって興奮してたのがよく分かる。 あまり乱暴にしないように、と注意しておいて、良さそうなところで セーラー君のも同じようにしてあげた。 肛孔の使い方は自分ので慣れてるし、男の子でもあまり変わらないらしい。
238 :
3/4 :2009/07/12(日) 16:02:21 ID:0xuyVBH9
その頃になると、周りはすっかり「三人の女」を見る目になっていた。 ちみっコ2人も完全に慣れていたので、お互いでいじらせておいて。 よく見てなさい、と言いつつあたしはリーダーの相手をすることにした。 妙な興奮の入り交じった目に見られながら、軽く口でしたあとに肛孔で 迎え入れる。正直なところかなり苦しかったけど、自分の分は前もって 準備しておいたので切れたり痛いようなことなく。 半分ほんどで感じたような声を出すと、場の空気はさらに熱くなった。 我慢できず、あたしに手を出しそうになる奴らを抑えながら、 リーダーの射精感を感じてセーラー君に指示を出す。 曰く、ブレザー君を犯っちゃいなさい☆ と。 後ろも前も、お互いの初めてを捧げ合う。こうすることで絆は深まるし、 何より「自分だけ逃げよう」という気が起きなくなるだろう。 日頃の開発でも、あたしがつきっきりになることはないだろうし、 同じ「構造」を持った可愛い子相手の方が練習にも研究にもなる。 それに、可愛い男の子の絡みは、見てても楽しい。GJあたし。 結局その日は、みんな動けなくなるまで貪りあった。 誰もが溜まっていたこともあるし、新しい快楽を手に入れたのもある。 その後もちみっコ2人は女の子として過ごさせるようにして、 そのうち彼らの相手をするのも2人の方が多くなっていった。 さすがにスーパーにペニバンは売ってなかったので、残念ながら あたしが2人をあんあん言わせることは出来なかった。ちっ。
239 :
4/4 :2009/07/12(日) 16:02:42 ID:0xuyVBH9
で。実は今、あたしは1人で違う場所を彷徨い歩いている。 安らかに野垂れ死のうと思っていた自宅を占拠されたことと、 力強く生き抜いている彼らに会ったことで気が変わったのだ。 なんか都市部には避難村みたいなところがあるそうで、 彼らも当初はそこを目指していたんだとか。 こんな世の中でも、割と面白いことはあるみたいだし。 もう少し、頑張って生きてみようかと思ってる。 ぁー、そうそう。ちなみに最後の取引ってやつ。 リーダーと交わしてたホントのところは、 「ちみっコ2人を調教するから、そのうち見逃して」 というものだった。 双方注意してても、なんかの弾みで妊娠しちゃうかも知れないし、 その危険はお互いわかってたし。 それなら、完全に危険のない方法はどう? という話。 代償に、あたしも随分とお尻を開発されちゃたけど。 まぁ、平和的に解決したんだから別にいーかと思う。 そういう注意って、この先も必要になるだろうし。 割と素敵じゃない? ――変態は、世界を救う! ってさ☆
プロットだけのつもりが、イメージ抑えらんなかった。 修養がたりない。
良作が続きますな。 乙、GJ
良い流れ
この調子で良作がどんどん来てくれたら嬉しいなー
言うまでもなく
>>230 ,236双方ともGJです
「じゃ、プール行こう」 ここは夏休みの文芸部。 扉を開けるなりそう言い放った部長以外、扉を開けるのは 後にも先にも僕1人しかいなかった。 水着なんて、と言いかける僕に先んじて放られるバッグ1つ。 ――あぁ、なんて哀しいほどに計画的なヒトなんだ。 だからこそ、弱小文化部の分際で部室なんて持てるんだけど。 今はその行動力が恨めしい。 だって最早、この僕は抗おうとも思えなくなってるんだから。 バッグの中身が例え女子用だったとしても。 プールには、僕らの他には誰もいなかった。 今ばかりはこの部長の用意周到さに呆れながらも感謝する。 部室がある幸せもあるけれど、水浴びできる幸せもあるのだ。 僕のは旧型、部長のは白縁のついた競泳型。共にスク水。 文芸部長のくせに運動が得意なスレンダー体型で、 水着姿を見るのは初だったけれども似合ってると思った。 僕の方は、部外でもからかわれる通り不健康そうな色白で、 今日も部長に「いかにも文学少女だねー」とか言われてる。 それがどういうことかって言えば、つまりこの時僕はまだ、 スク水焼けするということに全く気づいてなかったんだ。 そして、もう一つ気づいてなかったことがある。 更衣室にある僕の着替えが、その時既に化けていたことに。 バッグから出してみると、襟の部分だけ別の生地になってる カットソーと、シフォンも涼しげな二段フリルのミニスカート。 見れば靴もなく、コーディネイトもばっちりな夏らしい サンダルがちょこんと揃えて置いてある。 珍しく今日はおしゃれしてると思ったら、こういうことかっ! 「遅いぞー、そんなにあたしのスク水が気に入ったかー?」 無造作に更衣室に入ってきた部長は、実に楽しそうだ。 当然、僕のTシャツとハーフパンツを着てしまっているけど、 ショートカットの部長には、正直僕より似合ってると思う。 「じゃ、遊びに行くから。先に部室で待ってるze!」 返事も聞かない、振り返らない。 けれど、そこが僕は大好きだ。 苦笑しつつ、部長が香るブラとショーツを身につける。 身につけるごとに、僕のどっかが壊れていく。 部長に合わせて、大好きな部長にボクがコワされていく。
飽くまでプロットのつもりで断片的に書いてるので、 ネタにして長くするなり続けてみるなりは割と自由で。 無記名で投下したモノはスレのものです。たぶん。
GJ! イイヨイイヨ
抜いた後なのに・・・くそっ・・・!!
同級生とゲーセンいって、男二人でプリクラ撮ろうってことになった コスプレして撮影できるみたいで、いろいろ衣装があったから おもしろがって同級生にセーラー服着せてみた 細くてチビで女顔だから結構似合う なんかテンション上がってきて、恋人ごっこしよって 肩とか腰に手回したり、ない胸触ったり、ほっぺにキスしたり なりきってイチャイチャしながら撮った したら同級生がおっきして真っ赤になってるのに気づいて 余計テンション上がっちゃって、プリクラ機の中で… ってゆうシチュエーションが浮かんだ
男2人だとコーナーに入れて貰えないらしいって話を聞いたので、
部活帰りの相棒にジャージ的任務を与えることにした。
ハーパンは裾を折って短くして、少々暑いだろうが上着を着せる。
相棒はスニーカーソックス派だし、生足を強調するってわけだ。
これでぱっと見、女子運動部員にしか見えない。
あとはヘアバンドでもあれば完璧なんだが……
「ある、けど?」
え、嘘。まぢ? もしかして真性?
とか一瞬思ったけど、仮にも運動部だしな。使うことあるか。
……こんどこっそり見に行こう。
>>248 っていうアレンジが浮かんだ
いっそ罰ゲームで 女子もたくらみ側にいればいいんじゃね
いっそ地域一帯に 女子なんていなきゃいいんじゃね
>>251 男の娘だけの女子高ですね、わかります。
って、また上連雀かよw
時空を超えてあなたは一体何度――我々の前に立ちはだかってくるというのだ!! 上連雀先生!!!!
電撃ピカチュウを思い出してしまうから上連雀の名前を出すのはやめろ
>>254 わい、好きなんや!
男の桜ちゃんが好きなんや!
256 :
234 :2009/07/16(木) 22:19:56 ID:0fjE19dD
『禍福は糾える縄の如し』のつづきです。でも、またうまくまとまんなかった……。 ------------------------------------------------------- 『禍福は糾える縄の如し』(中編) 半泣きで部屋に入った時とはまるで異なる、自信に満ちた――しかし、同時に優雅で女らしい足取りで、ドアから歩み出る糾。 「いいえ、今のボクはこの館の継承者・天璋院糾ではありません」 ――は? 「いまのボクは、一介のメイド少女。強いて言うなら……そう、"あさな"とでも呼んでください」 ……地の文にツッコミまで入れるとは、どうやら彼、いや"彼女"は本気でさとりを開いたようだ。 * * * やや速足の歩みにつれて、ふわりと翻るスカートの裾が心地よい。 クセのない柔らかな髪の毛の上を飾る白のヘッドドレスの感触が心地よい。 きゃしゃな体に適度にピッタリとフィットしながらも、優しくつつむ下着の肌触りが心地よい。 (ああ、どうしてこんな素敵なモノをボクは嫌っていたんだろう?) いや、正確には嫌っていたわけではない。むしろ、好きだった。 フィンさんとファムが着ているトラッドな作りの黒のメイド服は、オーソドックスだからこそ、飽きがこない不変の魅力にあふれている。 マージやエリカが身につけている、胸元の大きく開いたデザインの濃緑色のメイド服も、活発で胸の大きな彼女たちの魅力を十二分に発揮させていると言えるだろう。 アメリアさんが身にまとうスリットが入った黒と紫のメイド服も、この館を守る彼女の役職にふさわしく、またクールな彼女の表情をいっそう引き立てている。 そんなさまざまなメイド服をまとった彼女達に囲まれて、この館で過ごす毎日は、ボクにとってはこれまでにない安らぎと喜びをもたらしてくれた。 でも……。 ボクは、そこに一抹の寂しさを感じていなかったか? お祖父さん亡きあとのこの館の後継者として歓迎され、大事にされながらも、どこか彼女立達とのあいだに、薄い壁のようなものを感じてはいなかっただろうか。 もちろん、違いはあるだろう。 人間と精霊。 男と女。 でも、そればかりではなかった。 ──そう、彼女達が、ボクを"主"として敬えば敬うほど、"家族"が欲しいボクの内心は悲鳴を上げていたんだ。 そもそも、6歳のころから孤児院で育ち、13歳からひとり暮らししているボクは、家事や身の回りのことを、他人にやってもらうことに慣れていないのだ。 それが、今日偶然にもこの服を着ることで、ボクが感じていた違和感の正体を知ることができた。 なら……このチャンスは活かさないとね? * * *
メイド長のフィンは、台所で夕飯の下ごしらえをしている最中だった。 「さて、こっちのブイヨンの準備はこれでよし、と」 小皿にとった出汁の味見をして、にっこり笑うフィン。 「あとは茹でたジャガイモを潰さないと……」 「手伝いましょうか?」 「あら、お願いできるかしら。その間に、わたくしはレバーペーストを作ってしまうから」 忙しげなフィンは振り返ることなく、手伝いの申し出を受け入れた。 「はい。じゃあ、先に皮を剥いてしまいますね」 グツグツグツ…… ジュウジュウ……。 シャリシャリシャリ…… 台所に調理作業の音だけが、小さく響く。 しばらくの後。 「──はい、全部剥けましたよ」 20個近いジャガイモの皮が、すべてきれいに剥かれ、クリームイエローの美味しそうな中身を見せている。 「ありがとう助かった…わ……」 こちらも一段落ついたフィンは、お礼を言いかけて、心の中で急速に違和感が膨れ上がった。 ちょっと待て、一体誰が手伝ってくれたのだろう? マージは決して料理は苦手でないが、この時間は外で見張りをしているはずだ。 不器用なエリカには、とうていこういう細かい作業は任せられない。 アメリアは、味付けはともかく刃物の扱いには慣れてはいるが、几帳面な彼女の場合、もっと時間がかかるだろう。 娘のファムならうれしいが、残念ながらイモの形がもっと歪になるはず。 となると……。 「何をしてらっしゃるのですか、糾様!」 そこには、金属製のボールとマッシャーを手に、ジャガイモを潰そうと準備する、メイド服を着た彼女らの主の姿があった。 「え? なにって材料から見てマッシュポテトを作ろうとしてるんだけど……もしかして違った?」 キョトンとした顔で聞き返す主の姿に、一瞬、自分のほうが何か間違っているかのような感にとらわれるフィン。 「いや、そうではなくて……」 「あ、もしかしてコロッケにするつもりだったとか?」 「い、いえいえ、マッシュポテトで合ってますわ」 「そう。なら、よかった」 ニコッと笑った主がゆっくりとポテトをこね始める様を、ほわんとした気分で見ていたフィンだが、ハッと我に返る。 「そうではなくてですね、ご主人様に、メイドの真似事をさせるわけにはいかないという……」 「でも、これ、仕事着なんだよね?」 ニッコリと先ほどとは微妙に異なる感情を笑顔に乗せつつ、フィンに問いかけてくるメイド姿の少年。ピラッとスカートを摘まんで持ち上げて見せる。 「え? ええ、確かにそう申しましたけど……」 とてもいい笑顔の少年に、なぜか気押されで歯切れが悪くなるフィン。 「メイド服を着てする仕事と言えば、やっぱり、掃除に洗濯、お料理といった家事じゃないかな?」 「え、ええ、それに間違いはありませんけど……」 「じゃあ、いいじゃない」 「いえ、ですから……」
「フィンさん。元はと言えば、フィンさんがこの服をボクに着せたんだよ?」 珍しく他人の発言をさえぎる少年の言葉に、フィンはグッと詰まる。 「それに……言いたいこともわかるけど、元々ボクは一人暮らしで何でも自分でやってきたからね。何もしないっていうのはどうにも落ち着かないんだよ。 むしろ退屈すぎて死んじゃうかも? だから……そう、このメイド服を着ているあいだだけでいいんだ。ボクにもみんなの仕事を手伝わせてくれないかなぁ。 なんだったら、新米メイドが入ったと思って、こきつかってくれて構わないから」 そんな風に捨てられた子犬みたいな瞳を主から向けられては、断るなんてことができるはずもない。 しばしの思案ののち、フィンはフウッと深いため息をついた。 「──洗濯物が乾いて元の服を着られるまでですよ?」 「それじゃあ……」 パアッと明るくなったメイド少年の顔を見て、フィンは苦笑する。 「ただし! 新米さんには厳しく指導しますからね」 「望むところです、メイド長! メイドでいるあいだはボクのことは天璋院糾とは思わなくてけっこうです。そうですね、"あさな"とでも呼んでください」 「ハイハイ、じゃあ、早速、マッシュポテトの続きをやってくれるかしら、あさなちゃん?」 「はい、わかりました♪」 * * * フィンの手伝いのあとも、新人の"あさな"は屋敷内のさまざまなところに現れて、"先輩"メイドたちと仕事に参加した。 マージと一緒に花壇の花に水をやり…… エリカとともに風呂場の掃除をし…… ファムと一緒に階段の手すりを磨く。 さすがに、館内警備担当のアメリアについては手助けすることはなかったが、それ以外の仕事については、各担当者に負けない出来栄えでメイド達を感服させる。 主に首ったけのマージやエリカはともかく、意外なことにあのファムも、"あさな"を拒否する姿勢を見せることはなかった。 じつは彼女は、母がらみの感情以外にも、突然現れた糾が主人顔でふんぞり返って何もしない(あくまで彼女の主観である)ことも、気に入らなかったらしい。 それが、彼女達と同様にメイドとして働くのなら、文句なしということなのだろう。むしろ、"あさな"の歳に似合わぬ家事スキルの高さに(素直に口に出すことはなかったが)感嘆の念さえ抱いているようだった。 「年の近い同僚」として、ふたりの関係は昨日までに比べて格段に良好なものになっていた。 さらに、あさなからの提案で、互いのことを「ファムちゃん」「あさなちゃん」と呼び合うようにしてからは、僅かに残っていた棘さえなくなり、まるで昔からの親友同士のような意気投合ぶりを示す。 ――そう、夕食のあと、ファムが「あさなちゃん、汗かいたから一緒にお風呂入ろ!」と誘うほどに。
さすがの"あさな"も、一瞬、素の糾に戻って躊躇した。しかし、せっかく出来た"親友"の上目づかいのおねだりに抗しきれるはずもなく、結局それを承知してしまう。 パパッとメイド服を脱ぎ捨ててスッポンポンで風呂場に駆け込むファムと、もぢもぢしながら服を脱いで畳み、胸元までタオルを巻いておずおずと風呂場に入るあさな。ふたりを比べたり十人中九人までが、後者の方が女らしいと断ずるだろう。 「お、お邪魔しまーーす……」 「きゃはは、何、それ、あさなちゃん? ここ、別にあたしの部屋じゃないわよ?」 「う、うん、何となく……」 ふたり並んで浴槽に入る。 入るまでは、あれほどドキドキしていたあさなだったが、覚悟を決めると自分でも驚くほどリラックスできた。 「うーーん、やっぱり、お風呂って気持ちいいね」 「風呂は命の洗濯、だっけ? ……それにしても、あさなちゃんの肌ってすべすべで綺麗ねぇ。髪の毛もサラサラで真っ直ぐだし」 「そ、そんなこと……ファムちゃんの方が色白いし、金髪だし……」 申し分ない美少女のファムに褒められると、さすがに照れ臭い。 「そりゃ、あたしはあのママの娘だモン! でも、あたしの髪、結構クセが強くて、朝梳かすのとか大変なのよ」 「ああ、髪の毛が長いと大変そうだよね。でも、色々な髪型に出来るから、ちょっと羨ましいかも」 「ん? あさなちゃんも長くしてみたいの? じゃあ……」 一瞬ファムが目をつむり、口の中で理解不能な言葉を呟いたかと思うと、ざわりとあさなの髪がうねる。 「え!?」 「う、うそ……」 強力な妖力を持つ母のフィンならともかく、まだ子供のファムでは大した力は使えない。 いまのだって「髪の毛が速く伸びるおまじない」に近いレベルで、せいぜい明日目が覚めたら数センチ伸びてる、くらいのはずなのだ。 しかしながら、ファムの"力"を受けたあさなの髪は、ゆっくりと、しかし目で見てわかるほどの速度で伸び始めたのだ。 フロントはそれほどでもないが、サイドやバックの伸び方は尋常でなく、背中や腰を通り越して、ほとんどお尻あたりまで来そうな長さだ。 急激に伸びたぶん色素が足りなかったのか、元からのほとんど黒に近い緑から、ハッキリ濃緑色といってよい色味の髪の毛になっている。 「うわぁ〜、伸びたわねぇ。うん、でもこれなら、色々な髪型にできるわよ」 "力"を使った本人が他人事のように言うのはどうしたものなのか? 実は、あさな──糾自身も(本人はまだ知らないが)人間の男性とドライアード(樹精)の女性のあいだに生れたハーフであり、いわゆる精霊力に恵まれた体質であるために起こった"事故"だったりするわけだが。 「ちょ、ちょっと長すぎない?」 文字通り丈なす"緑の黒髪"を裸身(一部はタオルで隠しているが)にまとわりつかせたあさなの姿は、まるで美しい森の妖精(ニンフ)そのものだ。 母方の血を考えれば無理もないが、この光景を見ても誰も「性別♂」とは信じないだろう。 「まぁ、ここまで長いと、確かに普段の生活だと面倒かもね。心配しなくてもあとで切ってあげるわ」 思いがけないほど「上手く効いた」術に気をよくしたファムは、ご機嫌でそう答える。 「それより、長い髪の洗い方を教えてあげるから、ここに座って座って」 床屋は別として物心ついて以来、髪の毛を他人に洗ってもらう経験などないが、さすがにこれだけのロングヘアの扱いは想像もつかない。 「じゃ、じゃあお言葉に甘えて、お願いするね、ファムちゃん」 「オッケー」 その後も、「艶々でストレートなあさなちゃんの髪、やっぱりいいなぁ」とファムが羨んだり、交代で背中の流しっこしたりと、お約束なお風呂イベントが続く。
「くぅー、肌の白さはさすがにあたしのほうが上だけど、きめ細かさはあさなちゃんの勝ちかぁ」 微妙に悔しそうなファムの様子に苦笑するあさな。 「そんなに違いはないと思うけど……それにファムちゃんの方が、その胸は大きいし」 最後の部分だけ声にちょっと残念そうな響きが混じっている。 どうやら、さきほどからのファムとの一連の「女の子同士のスキンシップ」の結果、すっかり自分が生物学的には「♂」であることを忘れているらしい。 「あは、確かに、あさなちゃんはペッタンコだもんね〜」 自分が明確に勝っている部分があると知ったファムは、嬉しそうだ。 「まぁ、これからよ、これから。あさなちゃんだって、すぐに大きくなるわよ」 「そ、そう? そうなるといいけど……」 言った本人も言われた本人も、その言葉が後日実現するとは、思ってもみなかっただろう。いや、すでにあさなの性別を両者とも失念していたから、案外本気だったかもしれないが。 * * * 風呂からあがったあさなは、先ほどの約束どおり、ファムの部屋に来て彼女にいろいろと髪型をいじられることとなった。 ちなみに、ふたりの服装は、ファムが薄桃色のシルクのネグリジェ(ちょっとベビードール風に丈が短い)。 一方、あさなは、ファムが貸してくれた白いコットンのネグリジェで、対照的にスカートの裾がくるぶし近くまである。もちろん、下着も女物だ。 本来の"糾"であれば、ファムのその姿や自分の格好に、恥ずかしさのあまり真っ赤になって固まりかねないのだが、おんなのこ(男の娘?)モード覚醒中のあさなは、きわめて自然にふるまっている。 傍目からは、ふたりはどこからどう見ても「仲の良い思春期の女の子たち」にしか見えなかった。 「さて、と。そろそろ乾いたみたいだから、色々いじってみるわね」 「う、うん、お願いします」 「じゃあ、まず最初は……オーソドックスにポニーテイル!」 あさなの長い髪を後頭部のやや高めの位置でひとまとめにして、大きめの空色のリボンで結わえるファム。 「へぇ、結構いい感じね。さすがにもうちょっと髪は切ったほうがいいと思うけど」 「うん、そうだね」 鏡の中の少女は、普段の内気なあさなと微妙に異なり、少しだけ活発そうに見える。 「じゃあ、次はツーサイドテイルね」 いわゆるツインテールと云うヤツだ。細めの赤いリボンでまとめてみる。 「うーん、似合わない、わけじゃあないと思うけど……」 愛らしい印象を与えることは確かだ。しかかし……。 「そうね、確かにちょっと子供っぽすぎるかも」 彼女達の年代で、これが似合う子も少なくないのだろうが、残念ながらあさなにはイマイチ、しっくりこない。 「じゃあ、今度は、オーソドックスに三つ編みとか……ププッ!」 確かに悪くはないが、あまりにベタだ。ついでに伊達眼鏡をかけさせれば典型的な文学少女の一丁上がりである。 「ひ、ひどいよ、ファムちゃ〜ん!」 「ご、ごめんごめん。いや、似合ってるとは思うのよ。でも、普段とのギャップが」 まぁ、確かにあさなに知的なイメージは合わないかもしれない。 その後もいろいろ検討し実験してみた結果、「後ろでひとつの大きめの三つ編みにして、体の前に持ってくる」というのが、一番しっくりくるようだった。 「ふわぁ……ちょっと疲れたわね」 「うん、ゴメンね、ファムちゃん」 「なーに言ってんの。あたしから髪の毛いじらせてって言ったんじゃない。さ、遅いから今日はもう寝ましょ」 「う、うん、おやすみなさい……」 あさなは、自室に帰って寝るつもりだったのだが、ファムに強く乞われて、今日だけは一緒のベッドに入ることとなった。 本来の糾なら、いくら年齢のわりにお子様だからと言っても、同年代の女の子と同じベッドで寝るとなれば、ドキドキして眠るどころの騒ぎではないはずだ。 確かに、あさなも多少は落ち着かない気分ではあるものの、それは傍らに人がいること自体についてであり、それもすぐに収まる。 こうして、温かなファムの体温を感じながら、あさなもまたゆっくりと眠りにつくのだった。 -つづく- --------------------------------------
以上。
──百合にすらならない健全ぶりですが、それもココまで。次回のあさなちゃんは(ピーッ)が(ピーッ)してエロエロな目にあう予定。週末投下予定なので、よろしければしばのお待ちください。
ちなみにキャラ画像は以下とかで確認可能。
ttp://www.oaks-soft.co.jp/princess-soft/marginal/chara.html <オマケ>
暗闇の中で、少女は傍らで眠る"親友"に声をかける。
「あさなちゃん……もう、寝た?」
穏やかな寝息を確認するとともに、むくりと体を起こし、"彼女"の顔をじっと眺める。
「あさなちゃんは……本当は糾なんだよね」
こうして間近で見ていても、この娘が本当は男の子だなんて想像もつかない。
「マムは、「糾様の服が乾くまで」って言ってたけど……」
幸か不幸か今夜も雨が続き、洗濯物は乾いていない。だから、たぶん明日いっぱいは、"あさな"はそばにいてくれるだろう。しかし……明後日は?
「──ダメだよ。あさなちゃん、いなくなっちゃイヤだ」
周囲にいるのが皆自分より年上の女性ばかりであり、今まで「妹」扱いしかされてこなかったファムが、初めて見つけた同世代の対等な友人。
"彼女"を失いたくなかった。
見かけ以上に心が幼い少女は、どうしたら"親友"を失わずににすむのか、闇の中で一心に考えを巡らせ始めるのだった。
<ヤンデレ風の引きで、次回につづく?>
椎名じゃなくてその解もあったんだな。
まてよ? こんだけ世界は広いんだ。 兵役みたいな制度で、 「6歳〜16歳までの最低3年間、異性として過ごすことを義務づける」 性役ってのがある国はどっかにないか。 誰かの脳内でもいい。例えばおまいさん、どうだい?
は?
って事は全員の男がそれを経験するのか? なら全然特別じゃないな。微妙
>>256 GJ。イイヨイイヨー
ちょっと簡単にのめりこみすぎだろう糾きゅんw
風に散る桜吹雪が、新入生の足下を優しく包もうかという頃のこと。 ごく普通に4年生になるはずだったボクは、それとは違う新たな期待にわくわくしていた。 これから、最低でも3年間。ボクは日本を離れて外国で暮らすことになったのだ。 場所は名前も聞いたことがない、ヨーロッパの小さな国だったけれども。 サッカーはそれなりに強いらしくて、有名な選手なんかも多い。 (って、父さんが言ってた) でもそんなボクの期待は、着いたその日に裏切られることになる。 3年間という短期間の滞在だったボクには、サッカーよりも優先されることがあったんだ。 「なに。お前、渡したやつ読んでなかったのか?」 サッカーチームに入れない! ということがわかって、ボクに文句をぶつけられた 父さんは、とても意外そうにびっくりした顔でそんなことを言ってきた。 ……言われてみれば、そんなの渡された気がする。 「あぁ、じゃぁ、簡単に説明しよう。この国には、徴兵制みたいな制度がある」 ちょーへーせー。軍隊で訓練受けなきゃいけないとかいう、国民のギムだ。 「あんな感じでな。子供のうちに3年間、みんな女の子にならなくちゃいけないんだよ」 ……は? 「平等な社会を作るための、この国の決まりなんだそうだ。国民以外でも、 旅行とかの短い期間での滞在じゃなく、住むのなら守らなくちゃいけないらしい」 え、じゃぁ父さんもやんの? 「子供のうちに、って言ったろう。16歳過ぎてれば義務にはならない。 お前はまだ9歳だし、滞在予定も3年。ここに住む間は、全部そうなるな」 国の決まり、って言われると納得しちゃいそうだったけれども。 そんなことより何より、ボクは開いた口がふさがらなかった。 なにその阿呆な国。義務じゃない……ってことは、してもOKってこと? 誰がそn 「ただいまー☆ あなた、制服できてましたよ。これがもう、可愛いの☆」 高校の制服くらいなら、まだ母さんには似合いそうだけど。 って、え、何。もしかして、それ、その袋から出した真っ白いの。 それってどう見ても 「小学校の制服、セーラーワンピースだなんて素敵ねー☆ 指定のベレー帽とかもあるのよ。今はまだ肌寒いから、ニットとかコートを 羽織るんだって。そっちはまだだから、ネイビーもボルドーも合いそうで 迷っちゃうわ。何色がいい? 自分で着るんだから、選びなさいよぉ。 あ、あとタイツは割と自由みたいだから、ボーダーとかアーガイルとか…… こらー、ちゃんと聞いてるのー?」 聞いてません。聞こえてませんお母様。なんですかこれ。冗談だと、誰か。 だ れ か た す け t
こんな感じか。 あと、フェードアウトにしたかったので書けなかったことがいくつか。 ・始業は9月。半年あまりは語学を中心に女の子修行。 ・普段着は当然女の子。制服に慣れるためワンピース多め。 ・母親譲りの小柄童女顔で割と人気者に。 ・サッカーチームは、十分に女の子らしければ2年目から参加可能。 ・日本人の家庭教師……は、当然この制度の経験者という罠。 ・逃げてー! うしろー!うしろー!(性的な意味で) ・日本には同い年の親友がいるらしい。勿論男の子。中学で再会?
『禍福は糾える縄の如し』(後編) 「あ、れ……」 夜明け前にふと目を覚ましたあさなは、同じベッドで寝ているはずのファムの姿がないことに気づく。 「ファム、ちゃん……?」 ベッドの上に身を起こしたあさなは、いつの間にか、自分が昨日と同じメイド服をまとっていることにも気づいた。 「ヘンだなぁ。昨晩は、ファムちゃんに借りたネグリジェに着替えて寝たはずなのに」 そればかりか屋敷全体の雰囲気がおかしかった。 どこか落ち着かず、鼓動が速くなるような、熱に浮かされたような感覚に襲われる。 「だれ、か……誰かいないの……?」 おそるおそるファムの部屋から出たあさなは、廊下の曲がり角の向こうから聞き覚えのある女性の声が聞こえてくることに気づいた。 「マージ! エリカ!」 心細さのあまり、大喜びで駆け寄ったあさなは、しかしそこで思いがけない光景を目にすることになる。 そこには、互いのメイド服をシーツ代わりに床に敷き、半裸の下着姿のままからみあう、ふたりのメイド達の姿があったのだ。 「え……?」 事態をあさなが把握する前に、牝狼と牝猫、しなやかな野生の獣2頭が"彼女"に襲いかかった。 「ちょ、ちょっとマージ、何を……」 「くぅん。イイことですよぉ、あさなさん」 言い終える前に、マージの声が耳元から聞こえた。 (そんな、今目の前にいたのに!?) 銀髪の少女の姿を見失い、とっさに振り向くあさなだったが、その首筋にあまりに快美な感触が走る。 少女がその柔らかな指先でツツーーッと撫で上げたのだ。 「ひゃぅっうんっ」 自分でも赤面するほど甘い声が唇からこぼれる。 「なっ、なに、これ……っ!」 自分がその甘い感触を求めそうになっていることにあさなは狼狽した。 「んふふ、可愛い声。やっぱり、あさなさんは女の子になるのが正解なんですよぉ〜」 耳元で囁くマージの吐息とともに、霞のように首筋から、暖かい波動が広がり、身体全体が火照ってくる。 「あさなぁ〜、エリカたちと一緒にあそぶにゃん?」 甘い囁きとともに、今度は反対の耳たびをエリカにやわらかく噛まれる。 ――ぞくり。 限りなく優しい甘噛みなのに、それがもたらした暴力的ともいえる衝撃に、一気に膝の力が抜ける。 「かわいぃにゃあ。こんなに敏感になっちゃうのにゃ」 「あ、あ、あぁ……」 さっきから、何が起きているのか判らない。 身体中の柔らかい場所を、ふたりの細い指先が服の上からスリスリとこすりたてる。 その感触だけで、全身にいてもたってもいられないほどの掻痒感を呼び起こされ、同時に火がついたような羞恥心が身を焼き焦がすのだ。 「な、なに……これ、何な、の……」 「すごぉーい。あさなさん、眼がとろぉんってなって、よだれ、たれてちゃってますねー」 ちゅるん。 たまらない甘露が唇に触れる。 マージの柔らかい唇が、あさなの口元をねぶっているのだ。 「エリカはこっちにゃ!」 リボンタイをほどいて、エリカの手が胸元に忍び込んでくる。 牝猫の指が、今まで誰にも触れられた事のない、触られることなぞ思いもよらなかった、あさなの小さな蕾の頂を探る。その蕾を触れられただけで、全身へと微弱な電流が流れていくようだった。 それは、ひどく淫らで狂おしいほどの焦慮感。 これ以上耐えられないと悲鳴を上げそうなのに、同時にもっと欲しくて欲しくて、それさえもらえるのなら何だってしたくなってしまう、禁断の果実。 体の深奥の疼きが止まらない。この刺激がもらえるなら、なんだって捧げてしまいたくなる。 (あああっっ! な、なにこれぇ……背中がっ! 腰がっ! ゾクゾクするの。 いいっ……き、気持ちいいよぉっ! 怖いっ、やだ、なになにこれなにっ!) 「や、え、エリカぁ……うぅ……はぅっ」 制止の言葉を言い切る前に、マージに唇を塞がれ、唾液を口中に流し込まれる。 たえきれずにあさなは、その甘い蜜を飲み下すしかなかった。 喉元を熱い液体が滑りおりていくのを感じるとともに、あさなの体から、くたっと力が抜ける。 「うんうん、だいぶ素直になってきたにゃ。じゃあ、お胸の方も吸ってあげるにゃ」 (あああっ、お胸? やんっ、ダメ……それ以上されたら、ボク、ヘンになっちゃうよぉ。 でもこれってぇ、胸の刺激が、そのまま背筋までに届く様なこの感覚は……あ、だめ、お胸を吸われると、うんと気持ちよくて……く、る……)
すみません、投下宣言したつもりが、リロードの際、消えてました。今回から後編です。 ----------------------------------- ――ボーン、ボーン、ボーン! どこからともなく聞こえる柱時計の音ともに、あさなはハッと我に返った。 見れば、どこにもあのふたりのメイドの姿はない。 先程までのは幻かとも思ったが、乱れたあさなのメイドと、襟元からリボンタイが外されていることだけは事実だった。 「う……そ。何、これ……」 力なくへたり込んでいるあさなの背後から、カツカツカツという足音が聞こえてくる。 ギクリと後ろを振り返ると、そこには常に感情に流されない冷徹な紫衣のメイド――アメリアの姿があった。 「―いかがなされましたか、あさな様」 「あ……」 そのいつもと変わらぬ落ち着いた声音に、思わず安堵の声が漏れるあさなだったが、彼女はその時気づくべきだったのだ。 ――昼間のアメリアは、決して"彼"のことを"あさな"と呼ぼうとはしなかったコトに。 「―なるほど。つまり、あさな様は、淫らな妄想に浮かされて廊下の真ん中ではしたなくも自慰に走られていたわけですね」 「ち、ちが……」 「いえ、自慰自体は恥じる必要はありません。人形の私ならいざ知らず、人間であるあなたにとっては、その種の欲望は生きていくうえで必要不可欠なのですから」 相変わらずデリカシーには欠けるものの、理路整然としたアメリアの言葉に、ホッと息をついたあさなだったが、安堵するにはいささか早過ぎた。 「―しかし、屋敷の中で所構わずと言うのは困ります。風紀の乱れもありますし、警備担当の私の責任問題になりかねません」 アメリアは、ぐいっとあさなの腕をつかむと、手近な部屋へと引きずり込んだ。 「ですから、僭越ですが今から、あさな様にお仕置きと教育を施させていただきます」 見かけは華奢なのに信じられないほど力のあるアメリアの手が、あさなの体を抱え上げると、手近なベッドに腰を下ろし、膝の上にあさなを横たえた。 「お、お仕置きって……もしかして……」 「ええ。お尻叩きです」 平然とあさなの危惧する事態を宣言するとともに、アメリアはあさなのスカートをめくりあげ、その白桃のようお尻をあらわにする。 「―この館のメイドとして恥ずかしくない、リッパな淑女になれるように、躾けてさしあげます」 その宣言と同時に、彼女の左手があさなのお尻をそっと撫で、白いショーツを膝まで下ろす。 指先がお尻の割れ目をなぞり、 手のひらはお尻の頬の部分を愛撫する。 ビクリと震え、顔を伏せてそれを悟られまいとするあさなの髪をアメリアは優しく掴んだ。 そのまま引っ張って上げさせたあさなの顔を覗き込み彼女に問いかける。 「―お返事は? 『わたしは、はしたないメイドです。お尻ペンペンして、キチンと躾てください』と言わないとダメでしょう? 言えますよね?」 いつも以上に冷酷なその瞳で覗き込まれて、あさなの背筋にゾクゾクするような恐怖と快楽が走っていく。 (そ、そんなこと言ったら……本当にメイドさんになっちゃうよォ) そう思っているのに、我慢できなかった。 「お尻……ボクのお尻ペンペンして、躾てくださいっ!」 ペシン!ペシンっ!と、お尻を叩かれる音が響く。お尻が熱い。 それほど強く叩かれているわけではなく、優しく、撫でる様な叩き方が余計にイヤラシく感じられた。 その度にあさなの股間のものは、触られてもいないのにムズムズと疼き、 あさなは尻を振らずにはいられなくなってきていた。 「―どうかしましたか? お尻を頻繁に動かされて。よもや、こんなふうにオシオキされて、お尻叩かれて、その事に快感を感じてらっしゃるのではないでしょうね?」 あさなを叩く合間に、彼女の指先がまたお尻の割れ目をなぞる。 膝の上で顔を上げさせられ、 アメリアにじっと見つめられながらそれをされていると、あさなはなおさら尻を振らずにはいられなかった。 (ああっ、は、はずかしい……!) 軽くとは言え、すでに20回以上もスパンキングを受けているのだ。 あさなの敏感な尻肉は、ジンジンと痺れ、熱を持ち、さらなる刺激を待ちわびて蠢く。
「―わかりました。この程度では、役不足ということですね。では……」 アメリアの細いが力強い指が、一瞬あさなの股間に触れる。 その感触を味わう前に、ねっとりとした先走りを指先に付着させた彼女の人差し指が、あさなの菊の花へと滑り込んできた。 (あ……そこだめっ、き、汚いよぉっ! ああっ、でも、いい!) 触られてるのはお尻の中のはずなのに、太股の外側までもがゾクゾクとふるえる。 (いいっ! お尻、気持ちいいっ!) 「うああっ、はぁっ、うっ」 「苦しいですか? しばらく我慢してください」 「はぁうっ!」 さらに中指までもを後ろの穴へと突き入れられて、あさなは苦痛とも悦楽ともつかない悲鳴を漏らした。 (あっ! またっ! お尻が、おしりがぁああ!) 「大丈夫です、ゆっくり入れてますから………」 その言葉どおり、じんわりとあさなの体内に侵入するアメリアの指は、苦痛とそれに数倍する快美感を、あさなの肉体にもたらしていた。 (ふわわっ、入ってくる、入ってくる、入ってくるよぉ〜) 次第に意識が朦朧としてくるあさな。 (あ、あ、あ、あ、あ、いま……奥……まで…… ぼ、ボク、本当に"女の子"にされちゃうんだっ…… ――恐い、恐いっ! 恐いけど……ゾクゾクして、気持ちっ良過ぎるのっ!) 「ああ、ファムちゃん、助けて……」 ――ボーン、ボーン、ボーン、ボーン! あさなが小さな声でそう呟いた瞬間、柱時計が鳴り、再びあさなは無人の部屋へと取り残された。 「ひっく……一体どうなってるの……」 訳がわからないまま、疼く体をもてあましながら館の中をさ迷うあさな。 「ぐす……ファムちゃぁん……」 あまりの熱に耐え兼ねて、手近な部屋――それは偶然にも本来のあさなの部屋だった――に入り、ベッドに腰かける。 はだけられた胸元から右手をさしいれて乳首をいらうあさな。左手はスカートの上から尻の辺りをさ迷っている。 「呼んだかしら? あさな」 「えっ!?」 あさなは弾かれたように顔を上げた。 いつの間にか、あさなの目の前にファムが、いつものメイド服を身にまとい、いつものように悠然とたたずんでいる。 一方のあさなは頭が真っ白になってしまったのか、乱れた服装を直そうともしていない。 その呆けた様子がおかしかったのか、ファムは微笑する。 「そんなに驚かないでよ。アタシの名前を呼んだのはあさなでしょう?」 「あ……」 その言葉を聞き、ようやくあさなの時間が動き出した。。 「ちっ、違うの、これは……」 「何が、違うの?」 ファムは笑いながらあさなに覆いかぶさるように腰を屈めた。 「あさなが一人遊びしてたこと? いいえ違わないわよ、だって……」 くに…… 「ひぁン!?」 「ほら。痛そうなくらいに乳首が勃起しちゃってる」 メイド服越しにあさなの胸に触れる。彼女の言葉どおり、薄い胸板の上でつんつんと突付けば確かな弾力がファムの指を押し返した。その度にあさなは甘い喘ぎをあげる。 「ひぅっ……ふぁ、ファムちゃん……っ!」 「……だぁめ」 指を噛んで喘ぎ声を抑えようとするが、その手はファムの指に絡めとられてしまう。 ファムが更に体重を前に倒すと、あさなの首筋にファムの熱い吐息がかかった。 ファムも明らかに興奮していた。 「ふふっ、いい匂いだわ。発情しきっちゃって……」 「ぁ……あぁっ……ご、ごめんなさい……ボク……んんっ!?」 「……悪い子」 ちゅ、と首筋に口付けられ背筋を反り返らせながらも、あさなは瞳を潤ませる。 赤らんでいる首筋に、頬に、ファムはついばむようなキスを何度も何度も繰り返した。 「ふぁ、あ、あぁ……っ!」 「とんでもなく敏感ね。全身性感帯みたいなものかしら……まぁ、アタシがそうなるよう仕向けたんだけどね」 はむっと、耳朶を甘噛みすると、あさなはぴくんと痙攣する。
「ひんッ!?」 口をだらしなく半開きにし、荒く呼吸を繰り返すあさなの耳を、ファムの囁きが甘く揺らす。 「こんなにはしたなく感じまくっちゃう子には……レディになるためのお仕置きが必要ねぇ?」 「ぁ――っ」 「そこに仰向けになって脚を開きなさい、あさな」 ぴくん、とあさなの肩が震えた。 ファムの命令に従い、寝転がって両足を大きく開く。 ファムはあさなの足の間にしゃがみ込んでショーツを引っ張り下ろすと、唾液を入り口だけでなく中にも塗り込んだ。 「ふぅっ、うぐっ」 あさなは初めて体内をこねくり回されたにも関わらず、ビクビクと足を痙攣させている。 下唇を噛み締めるあさなの反応を楽しんでいたファムは、薄く微笑んで体を起こすと、自らもスカートをたくしあげて、その股間をあさなの目の前にさらす。 「これ、なーんだ?」 「え……うそ、ファムちゃん?? これって………おち………」 「ふふ、あさなのために、特別にこしらえたのよ。さ、舐めて」 あさなの顎を左手で引き寄せ、妖力を凝縮させた擬似男根を口に押し付ける。 「その中途半端な状態のまま放置してもいいの? それが嫌なら、口を開けなさい」 あさなは目を堅く閉じて口を開けた。 「あら、それじゃ駄目よ。あさなは女の子でしょ? ちゃんと見ながらしないと。怖がらなくてもいいわ、咥えるのも気持ちいいはずだから」 あさなは目を開け、恐る恐る唇を寄せて先端を咥えた。 「喉の奥ぎりぎりまで飲み込むようにしてね。あとで、これがあさなのエッチな穴に入ってくるんだよ? それを想像しながらしゃぶってみて」 あえてファムから腰を押し付ける事はしない。あさなが自分の意志で快楽を求め、溺れるようにさせるためだ。 「………はむっ」 自分の中に入ってくると聞かされたあさなは一気にそれを飲み込み、ファムは驚いて一瞬腰を引きかけた。 初めてとは思えないほどに深いディープスロートだ。 「………(やっぱり、あさなには素質があったのね) さ、そのまま前後に頭を動かして、口の中全体で擦るようするの。自分が入れられてる姿を想像してごらんなさい」 あさなは、ファムのアドバイスに素直に頷き、ゆっくり、そして徐々に早く動き出した。 その動きが振動となって伝わり、ファムの股間に心地良く響いた。 「あ………あぁ、上手、よ……はぁ……はぁ……」 懸命に擬似男根をしゃぶるあさなの姿が、ぴちゃぴちゃと湿った音が、ときおりすする涎の音がファムを一気に興奮状態に引き上げた。 「むぐぅっ!」 あさなの悲鳴は頭を押し付けられて、喉を突かれたからだ。 哀願するように見上げるあさなに、なおさら可虐衝動を刺激されたファムは背筋をぞくぞくさせながら命令した。 「はぁ…はぁ…休んで良いとは言ってないわよ………つ、つづけなさい」 その声を聞いたあさなは目をとろんとさせ、再び動き始めた。 動きながら視線を上げ、ファムの熱を帯びた視線を浴び、まるで彼女の所有物となったかのような不思議な幸福感に包まれていた。 そして変化が訪れる。 「ふぐぅっ………んんっ………んむっ………んんっ………んむっ………んんっ………」 目を閉じたあさなは、ファムの突き込む動きに合わせながら鼻声を漏らし始めたのだ。 「あはは………はぁ………もしかして……おしゃぶりながら感じ始めちゃった?」 ファムは驚きながらも、なお一層あさなが愛しくなる。 抜こうとする動きに逆らってまでしゃぶり続けるあさなを、半ば無理矢理引き剥がすと、再び仰向けに押し倒す。 うっとりと見つめるあさなに、上からファムが優しく微笑みかけた。 「さあ、その疼きを癒してあげる。力を抜いてね」 「は、はい……あっ! ああっ、あぁーーーーーーーーッ!」 返事を待たずに侵入した擬似男根が、あさなの心を支配される悦びで満たしていく。 ファムはくすくすと笑い、ゆっくりと腰を前後に動かした。 「妖力を使ってるから大丈夫だと思うけど痛かったら言ってね」 「はいっ、あふっ……だい、じょうぶっ」 「そう? ならいいけど。もしかして気持ちいいのかしら? どこが気持ちいいの?」 ファムはギリギリまで引き抜いて、再度密着するまで押し込む。
「はぁっ、あっ、いっ、入り口っ、もっ、なかっ、もっ、ぅんんっ、っはぁっ、ぜんぶっ!」 あさなが答えた瞬間、ファムが大きく動いて中をエグる。 「あらあら、欲張りさんね。じゃあ……」 早く浅い突き込みが数回繰り返され、一度だけ深く侵入してくる。 かと思えば、体ごとあさなの上にのし掛かり、結合部を密着させたまま体から下りる動きで擬似男根をうねらせる。 また、ある時は、力強く腰を打ち付け、パンパンと柔らかい肉がぶつかりあう音を響かせる。 「うああっ! ああっ! やっ! だめっ! あああっ! あああっ! あああっ!」 それを受けるあさなは、ファムが生み出す悦びの波動の虜になっていた。 「ふふっ、どう? オチンチンでする時よりもいいでしょ?」 「そ、な、こと……した、こと……ないッ!」 激しくゆさぶられながら、あさなは答えようとした。 「へぇ〜、年頃のオトコノコって、Hなことを我慢できないって聞いてたけどな。 じゃあ、やっぱりあさなは、正真正銘女の子なんだよ……その証拠に、ホラ!」 「ひぃああっ! ああっ! ふうぅっ! いっ! ぃんんっ!」 ピッチを挙げられてより一層艶めかしい喘ぎを漏らしてしまう。 あさなは、いまや激しく突き上げられる悦びに完全に目覚めてしまっていた。 と、そこでピタリとファムは動きを止め、擬似男根を引き抜く。 「え……ファムちゃ、ん? どうして……」 「ふふ、選ばせてあげるわ、あさな。これまでのことは一夜の夢と忘れて、いつもの日常に戻るか。 それとも、このまま永遠にメイドとなってこの館でアタシたちと一緒に暮らすか。 もちろん、前者を選ぶなら、ここまでで御仕舞い。でも、後者を選ぶんなら……わかるわよね?」 ニタリと微笑むファムの顔は、あさなと同年代とはとても思えぬ妖艶さに彩られていた。 「ぼ、ボク……い、さ……」 「ん? 何て言ってるの? 小さくて、よく聞こえないわ。それから、当館のメイドは言葉づかいも上品でないとね。 ボクじゃなくて、「わたし」か「わたくし」って言いなさい」 あさなは一瞬きゅうっと目を瞑ると、次の瞬間、パッと目を開いて大きな声で叫んだ。 「わ、わたし、ずっとずっとこの館にいたい……ファムちゃんと、みんなと一緒に暮らしていきたいです! だから……わたしのお尻の穴もっとほじってっ! めちゃくちゃにしてくださいっ!!」 「うふふ、よくできました……いいわ。あさなの願いを叶えてあげる。貴女のいやらしい穴、めちゃくちゃにしてあげる……!」 ずにゅーーっ! 再び、ファムがその擬似男根をあさなの尻穴に打ち込んだ。 「いいっ! ああっ! あんっ! もっと! ああっ、もっとぉっ!」 ファムに首筋にキスされて仰け反り、指先で乳首を擦られて悲鳴の様な嬌声をあげる。 支配され、翻弄される"女"の悦びが、あさなを絶頂の渦へと叩き込む。 抱きしめられる温もりと、胎内を貫く太さが、これまでの価値観の全てを壊し、今やあさなはそれしか考えられなかった。 いつしか腕はファムの首に絡みつき、足を大きく開いて全身で迎え入れている。 「こんなに足開いちゃって……可愛い。ねえ、あさな。オチンチンから出したことない子が、先に後ろだけでイクとどうなるか知ってる? 完全に女になっちゃって二度と立たないんだって。どう、試してみよっか?」 「ああっ! はぁっ!いいっ! それで、いいのっ! 男になんて戻りたくないっ!」 「あは、後悔しないわね? 知らないわよ」 ファムはあさなの体をベッドに押しつけると、より一層激しくグラインドを繰り返した。 「ぃやあああああっ! なにっ! なに、これ! すごい! すごいぃーーーーッ!」 「ほら、イっていいわよ! 射精なんかよりもずっと気持ちいいから! さ、イキなさい!」 ――ズンッ!! 「かはっ! ――あっ! ――っいい! くぅーーーーッ!」 直後。 大きく震えたあさなは、ピンと立った股間のモノから精液を漏らすことなく果てた。 * * *
ボーン、ポーン、ポーン、ポーン、ポーン、ポーン……。 柱時計が6回時を告げるのと同時に、自分の部屋のベッドで目を覚ます、あさな。 「うーーん……」 ベッドに半身を起こして伸びをする。窓から差し込む陽の光の明るさに、白いネグリジェ姿のまま、窓辺に駆け寄り、シャッとカーテンを開く。 「わぁ、今日はいい天気みたい」 気持ちのいい朝の空気を吸い込んで完全に眠気を覚ますと、夜着を脱ぎ捨てて、「いつものメイド服」に袖を通す。 姿見で全身をチェックしながら、胸元のリボンを結ぶ。 「うーーん、最近ちょっと胸元キツくなってきたかなぁ」 これまでは、ずっと親友のファムと同じサイズのメイド服でよかったのだが、最近少しずつ胸が大きくなってきたせいか、多少窮屈な感じもする。 (ファムちゃんは「うらぎりものぉ〜」って怒るかもしれないけど、しょうがないよね?) 大体、遺伝的には、あのフィンさんの娘なのだから、ファムだってこの先成長する見込みはまだまだあるのだ。 「うん、できた」 鏡の前でクルンと一回転してみせる。フワリとスカートが広がる感じが、あさなは大好きだった。 「それじゃあ、今日も一日、お仕事頑張りますか!」 緑色の長い髪をポニーテールにまとめたメイドの少女は、元気よく自室の扉を開けた。 * * * ……って感じなんですね。 ウフフフ、どうです、お客様、参考になりましたか? あら、ちょうどいい所に来たわ。 「なんでしょうか、フィンさん?」 このアラシの中、雨宿りにいらしたお客様なの。客間にご案内してさしあげて頂戴……あさなちゃん。 「はい、承知致しました。さぁ、お客様、どうぞこちらへいらしてください」 ――プラエトーリウム・ソムヌス、そこは眠りの館。 主としてふさわしき者の訪れを待って、今日も「6人」のメイド達が手入れを欠かさず、快適な居住環境を保っていると言う……。 -fin- −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 以上。最後の「あさなちゃん」ですが、館に留まるうちに母方のドライアドの血が発現したのか、全体にきゃしゃで女らしい曲線を描くようになって、パッと見には完全なメイドさんですが、一応、下は残っています。 (ファムの言う通り、興奮しても立ちません。ただしカウパーはダラダラ垂れ流しです) かなりマニアックな駄文にお付き合い、ありがとうございました。
GJGJ! 二次創作もいいネ
風呂にってる間に脱衣所の着替えを 女の子の下着と服に交換して無理やり着せたい
「学園天国」歌ってたフィンガー5のvocalの最年少の男の子(今はおっさんだが)って、 声変わりの時期に、事務所の大人に女性ホルモン飲まされそうになったらしいね。 そこは断ったらしいけど、もし受け入れてたら……
>>215 で
>昔、「マージ」の主人公女装ネタを書きかけて、途中で止めたコトがあるもので……
と言ってるし
>>281 のサイトを見ると前編しか投稿されてない様子
投稿日は3年前だし
たぶん後編となる部分をつけて完成させたものを今回このスレに投稿した、て事じゃないだろうか
284 :
276 :2009/07/23(木) 23:22:12 ID:mrIg5M18
>281,282,283 おっしゃるとおりです。 向こうではさすがに時間もたち過ぎてたので、前編をリライトし、中編・後編を付け加えて改めてこちらに投下させていただきました。
主人なのにメイドにされていじめられるヤツは?もう、来ないんか?
【再教育】の方か?アレも続きが読みたいなぁ なんか将来像を模索しようとしてgdgdになったんだっけ? 今が気持ち良ければいいじゃない ヘンタイだもの をみつ
ふむ
>>284 向こうも良く見てる者から言わせて貰うと、時間が経っても続編を待ってる人はきっといるよ
自分はこの作品今回初めて知ったけど、あっち向けの続編も是非読んでみたい
薄いワンピースに包まれた細い脚の間に割り込んだ俺の膝。 ぁー、こいつは満員電車の宿命ってやつで決してやましい気持ちなんか ……と脳裏に言い訳が流れるうち、否応無しに押しつける形になっている 俺の太ももが、なにやらコリっとした感触をふにぐりし始めた。 暑い車内にぼんやりとしつつ、それまで意識的に逸らしていた視線を、 軽い疑問に押されるように、鼻先の可愛いショートカットに向けてみる。 上目遣い。目が逢う。慌てて逸らされる。さらにコリっとする。 やばい、いい匂いがする。 状況を意識した途端、俺のゴリゴリが夏の生地を隔てて柔らかなおなかに ゆるやかなビートを刻んでいることに気づいた。 硬いモノに圧迫されるたび、単に恥ずかしげだった赤い顔が次第に 鼻にかかった吐息を漏らすようになる。俺、こらえろ俺。 無理。 太ももで小さな悪戯を仕掛けると、訴えるような上目遣い。 下唇をきゅっと噛んで、眉根を寄せて、切なげに瞳を潤ませる。 扉が開いた。隠れた陵辱に夢中になってるうちに駅に着いてたらしい。 何か言いたげな視線を残してワンピースがふわりと列車を降り、 別の出口から出てきたらしい別のコと合流する。 「……どしたの?」 「……ばれちゃった……」 さりげない風を装い、トイレに向かう俺になんか聞こえてくる。 横目には湿ったふくらみを手で隠しているようにも見えたし、 おなかもなんかシミっぽいのがあるように見えた。 おーけい。感触から言って俺の方は割と手遅れなんだが。 しばらく個室に行ってくる。来週またこの電車で会おう。
GJ! 次は逆視点からヨロ
明日までにセックスしてこいって言われたからレイプしようと思ったら女装娘で結局足コキとかそんなweb小説誰かわかりますか
最近、女装の男が増えている。 いつからってのは難しいと思うけど、たぶん女装三人組のユニットが デビューでいきなりオリコン一位を攫ってからが急激に増えたと思う。 いつも見かけていた女性がそうだと気づいた時にはびっくりするが、 街で見かけるくらいならもう大して驚かなくなってきた。 例えばあそこでダベってる女子高生の一人とか、向こうから歩いてくる 仕事帰りっぽいのんびりした感じのOLとか。そういや、来た時の電車で 痴漢された中学生が男声で怒鳴ってたりしてたな。 でもまぁ、ダメなのも多いけど似合ってるのも増えてると思う。 気づいてみれば驚くほど溶け込んでいて、どう見ても女性なんだけど 微妙になんか違う気がする、とかいうのも最近では見分けられると思う。 「しかしなんで、これに気づかなかったんだろうな?」 横を歩く、俺のダチになんとなく聞いてみた。当然ながら、こいつは フツーのヤローだ。こいつが女装してたら一晩笑い転げてやる。 「……そりゃ、お前なぁ」 呆れた顔でショーウィンドウを指さす俺のダチ。 違う。指したのは曇りひとつなく磨かれた、ショーウィンドウのガラスだ。 ふと顔を向けるとそこには、チェック柄のミニスカートから露わに伸びる、 滑らかで柔らかそうな俺の太ももが輝いていた。
あぁっ。 「男子便所で立ちションしてたり」ってのを入れ忘れたっ。
それでそれで?
>>285 気長に待てばいいじゃんかまだ4ヶ月しかたってないし
個人的には○○彼女の中の人の続編もしくは新作を待っている
俺も
追い出そうとした莫迦も居たけどな
○○彼女は本当によかったなぁ 「はだまし」もあの人だったとは連載中は知らんかったよ
ながいよーの人待ち
ホモネタは勘弁してほしいから名前欄に入れてほしい。 心おきなくNGワードにできるから
学校で男子制服を無理やり廃止にして、 男子全員女子制服に指定 水着も体操服も統一 男子トイレや更衣室も撤去 色は女子が青で男子はピンク 男子という名称もなくし、女子と新女子と分ける そんな妄想してるが、文にできない
茨城県常総市では男子児童が全員女装なんですね。分かります。
女装なんてありえねーよwww 男がみんな女と同じ格好をする世界だったら 男のスカート姿も当たり前になるからにゃ それを女装とは呼ばなくなる
男子校で一、二年生だけ女装とか
ナリス殿下は俺のもの!
女子高で男性教師だけ女装とか
それは俺好みだ
「機会の平等化」を名目に、入学時に生徒はくじ引きで性別を選択 女生徒として入学することとなった主人公が、 他人の「本当の性別」を知らないまま過ごす学校生活 というのを昔考えた
面白そう 読みたい
>>315 男子生徒「○○さん、好きです。付き合ってください!」
女装生徒「え、ウチ男なんですけど……」
男子生徒「知ってます。でも好きなんです!」
女装生徒「なにそれ怖い。何で知ってるの。」
男子生徒「いや、歩き方とか骨格とか……」
こんな流れになった挙句男子生徒に惚れそうになって苦悩する女装生徒を幻視
男子生徒は変態だけどイケメンで文武両道で献身的な好青年だとなお良い
男同士ってこと以外は断る理由がない状態で女装生徒がどれだけ踏みとどまれるかニヤニヤ
男装生徒(どう見てもイケメン)に対して女装生徒が (しっかりしろよ俺! お前は男だろ……なんであいつが気になるんだよ!?) とか葛藤するのもアリかね
>>317 それの男装バージョンで実際書いてたことがあった
やっぱりいいよねこういうの
ここってアッー!はありなの?
お前等が何いってるかわからん 女装子が通うのは女子高だろ常考 可愛くて憎からず思ってるけど男嫌いなので思いが果たせない後輩とか同級生に逆に告白されて 嬉しいんだけど 「え、で、でもわ、わたしたち女の子同志な…」 「そうよ男なんかに興味ないもの!」 とか言われて押し倒されて唇も無理矢理鵜割れてて貞操の危機 「ダメ、ダメだってば!」 「いいじゃない!わたし、もう我慢できない!」 ホントは男なんだけど…バレたら彼女の愛情どころか友情も失う…いや、殺される! どうしようって流れが萌えるじゃないのか。
女子高なんて王道中の王道だろ
>>320 アッー!というか女装娘がいればなんでもいいような
>>321 おとボクも大好きだが、せっかく女装生徒が通える女子校なのに女装生徒が主人公一人だけでは勿体ない訳で…
上連雀的に女装娘だけの女子校でも良いが、やはり女装男装ついでに百合もノンケも取り混ぜて
カオスな化学反応の連鎖を楽しむのが混合らコネクション的な意味でも王道かと。
男×男の娘はなんか腐臭がする 男同士の何が面白いのか
>326 ええっ!? 「はぴねす」の雄真×準にゃん、「H2O」の琢磨×はまじちゃんとかってデフォじゃないの? ちとマイナーだけど「夏色さじたりうす」の綾人みたいな例もあるし。 無論、瑞穂お姉様や晶子お姉様みたいなのも大いにアリですが。
準にゃんとかただの性同一性障害、つまり女じゃねーか。 なんの魅力も感じない。
無理やり女装させて、嫌がったり、恥ずかしがったりするのをニヨニヨするのもよし、 自分の意思で女装させ、女よりも女らしい子を目指すのもよし、全ては書き手の自由です。
「ぼく、ぼく男の子なのに、大人の男の人のチンコ咥えてる!」 これがいいんじゃねーか
どう転んでも変態に違いないおまえらに乾杯
ぼく男の子だよ こんなのおかしいよぅ…
彼女×彼氏(強制女装) これが至高
>>333 とはいい酒が飲めそうだ
彼女が年下で「先輩、こんなカッコで感じちゃうんですか。最低ですね」
とか言ったらもう最高
「でもそんな先輩が大好きなんですけどね、私」とか言われたら死んでもいい
彼氏×彼女(女装) これが究極 「赤ちゃん出来ないから、中で良いよ」とか涙目で寂しそうに言われたら孕ませる 二次元世界なら愛と気合いでなんとかなるよ!
336 :
名無しさん@ピンキー :2009/08/10(月) 19:25:43 ID:JIJhy7xx
彼女が年下で「先輩、こんなカッコで感じちゃうんですか。最低ですね」 ギン
ギラギンにさり気なく女装
>>328 公式設定じゃ、準にゃんの自己性認識は男
女装してるのは飽くまで趣味だよ
>>328 が「はぴねす」やったことないのがまるわかりwww
夏と言えばコミケ……行ったことないけど 家の親はけちなのか家計が苦しいのかは知らないけど、 中学に上がった今でも小遣いを上げてくれない。 これじゃあいつまでたっても、アレが買えやしない。 もう諦めようかな……。そんな時だった。 「え!?ねーちゃん、今言ったことホント!?」 「ホントよ。アンタ、ニンテンドーDSとドラクエ\がほしいんでしょ? 買ってあげる。」 それを聞いたときは、本当に飛び上がるほど嬉しかった。 鏡も見てないのに、自分の顔がキラキラと輝いてる感じがした。 「ありがとう、ねーちゃん!いや神様!」 あまりの嬉しさに土下座してしまった。 これでやっと学校の奴らとプレイできる! もう俺の頭の中は、輝かしい未来で一杯だった。 「ちょ……ちょっと、アンタなんか勘違いしてるようだけどね、 ただじゃ買ってあげないよ。」 ただじゃ買ってあげない? 俺は思わず顔を上げてねーちゃんに聞いた。 「じゃあどうすれば……?」 ねーちゃんはその場に腰を下ろして、俺と目線を合せて 話を続ける。
う……なんかちょっとにやけてるような…… なんかとんでもないことを言われそうで、少し不安になった。 「そんな強張らなくてもいいよ。 簡単よ。私のちょっとしたアルバイトの手伝いをするの。 ……まぁ、それのお礼として、ね?」 「アルバイト?ねーちゃんバイトなんてやってたっけ? それにバイトの手伝いなんて中学生の俺が手伝ってもいいのかよ?」 「いいの。アンタはそんなこと心配しなくて。 それに、DSとドラクエ\ほしくないの? 別に無理してやれとは言ってないから、辞めたって良いんだよ?」 う……それを言われると……。 ねーちゃんは余裕の表情こちらの顔色を伺っていた。 「……そう、なんか嫌そうだからやめとこうか。 うん。辞めとこう。」 俺が返事に迷ってると、ねーちゃんは立ち上がり ドアに向かって歩いて行った。 「ちょ、待ってよ、ねーちゃん……」 焦って引き留めようとしても、時既に遅し。 ドアを開けて部屋を出て行こうとしていた。 「じゃあね。DSとドラクエ\はがんばって小遣い溜めて 買ってね。」 ドアの前に立ち、捨て台詞のように言うねーちゃん。
や、やばい……。 迷ってる場合じゃないだろうが!俺! 「ちょ、ちょっと待ってよ! 俺、そのバイトの手伝いするから!」 「……するから?」 「う……さ、させてください!」 俺がそう言うと、ねーちゃんはくるっと回り 満面の笑みで俺に話しかけてくる。 「やっぱり、私の自慢の弟だわ♪ じゃあちょっと待っててね。」 そう言うと、ねーちゃんは駆け足で自分の部屋に戻っていった。 そして、戻ってきたときには何やら紙袋を一つ持っていた。 なにそれ?って聞く前に、ねーちゃんはそれを俺に手渡す。 「はい。明日はこれ着ていってね♪」 「え?う、うん。」 バイトで使う制服とか?とりあえず俺はその紙袋に入ってた 服を取り出す。 「え……」 それは……女物の制服だった、 しかも、かなり派手。 女の子を強調せんとばかりの、ピンクと赤を基調とした色使い。 それに加えて、胸元には大きな赤色のリボンのおまけ付き。
…… 「気に入った?」 今度はねーちゃんが目を輝かしている。 うぅ……変態め。 「……これ、明日着るの?」 落胆しつつもダメ元で聞いてみる。@ 「うん♪」 嬉しそうな即答。 もちろん俺は着たくない。 というか、男がこんなの着たら捕まらないか? 「……あの、男が着ても絶対ばれると思うんだけど。 というか、絶対似合わないし。」 「えーそんなことないよ。 小っちゃくて、色白で、華奢で オマケに顔も可愛いし。 それに髪型もショートで良い感じ♪ 絶対着たら由真タンみたいに美少女に、 変身できると思うよー? ……髪が青色じゃないところがちょっと惜しいかなぁ?」 誰ですか由真って。 ってどうだっていいよそんなこと! 確かに俺はDSもドラクエも欲しいけど
こんなことまでして欲しくない! 「ねーちゃん、俺やっぱ……」 「ん?」 満面の笑みで返してくるねーちゃん。 ちょっと後ろめたいけど……って何で俺が そんなこと気にしなきゃ行けないんだよ。 「俺、DSもドラクエも要らない。 だから、ねーちゃんの手伝い辞めるよ。 やっぱ耐えられないよ……女装なんて。」 「……そっか。」 ねーちゃんはちょっと悲しそうに言った。 でも仕方ないよ。 「でもね、友達同士の話題に乗り遅れたら、悲惨だよ? ただ『持っていない』だけ仲間はずれにされてさ、 気づけば独りぼっちってのも……。」 中学校の時、家にこもりがちのねーちゃんが 言うことには、どこか説得力があった。 「や、やっぱりやるよ!ちょっと恥ずかしいけど我慢する!」 なんだか本当にそうなりそうな予感がした俺は、 あっさり前後撤回。流されやすいなぁ……俺。 「うんわかった。 大丈夫、きっと男なんかに見えないよ♪」@ それはそれで悲しい気がする。 「それじゃあ、明日四時起きだから、もう寝て明日に 備えよう−!それじゃあ、おやすみ!」 「四時起きって、えぇ!?」 俺の反応には何も返さず、ねーちゃんはさっさと 部屋からでていった。 もちろん、制服は俺の部屋に置いたままで。
以上です ちょっとした妄想を書くつもりが長くなってしまった それにコミケすら行ってない上、女装すらしてないし。 すまんorz あ、途中で出てくる由真ってのは toheart2の十波由真のことね 詳しく知りたい人はググって下さい。
ウーマ スキ
女装するとこまでは書いて欲しかった。 でもGJ
>>339 性同一性障害っていうか
見た目がほぼ女でそこにちんこつけただけじゃん
って事じゃね?
俺の意見だけど
上に同意
>>348 ちんこついてて見た目がほぼ女
と思えば、解決w
>見た目がほぼ女でそこにちんこつけただけ あれか、ここ最近の女装作品の氾濫への批判だな。
>>公式設定じゃ、準にゃんの自己性認識は男 でも準にゃんって、UMAのことを割と本気で好きだよな…りらっくすで攻略ルートあるし。 つーことは、元々ガチホモだったってことなのか?
心が男であればどんなに可愛くてもガチホモ?
心が男で男だけが好きならガチだろうな。
ややこしいのう
>>355 そりゃそうだ
ここで与えられているのは「書き手の自由」だけだからな
>>1 俺たちには論議する自由そのものが不要なわけだ
男×女装が好きなやつは女になりきることに興奮するタイプ 女×女装が好きなやつは辱めを受けることに興奮するタイプ
だがまってほしい そうするとバルバロイのアスカ様はどうなるんだろうか
hoshu
いろいろ妄想はするが、SSにならない… 女装SSって背景がしっかりしてないと萎えちゃうから難しい
>>361 読み手から突っ込まれそうな箇所を
潰していくのが大変だよなー
敢えて背景をぼやけさせるのとかは?
逆にツッコミどころを多くする手もある
潜入の任務には変装のスキルが必要不可欠。 そこで今回は女に変装、いわゆる女装の訓練をすることになった。 先輩の女性に女を教えてもらう少年エージェントの話をお願いします。
「先輩の女性」に関して最後にオチがありそうなのだが
そこは普通の女性でいい。 それが俺の正義
むしろ潜入先で仲良くなった少女が敵側の少年スパイですね。わかります。
ドキッ!少年スパイだらけの女子高
>>370 なつい
読んだ当初は何度続編を望んだものか…
今も続編が来ると信じてるけど
5年ぶりくらいに見たw
五年もやってて更新途切れてないってのも凄いな。
もっと古い。2000年より前じゃなかろうかw たしか前は別のサイトだったはず
告白もできないうちから、好きな男と結ばれるのを夢見て 自分のお尻を開発しちゃう女装っ子ってどう思う?
いじらしやらしくていいと思います
「応援するから告白しちゃいなよ」とか焚き付けて 男にフラれて泣いてるところを慰めつつ最終的には嫁にしたい
プラナス・ガールというマンガについて
あんまり興味ない
とりあえず、作中で本当に「女装男子」であるとハッキリさせてもらいたい
こんなにかわいいこがおんなのこのわけがない
そう思っていた時期が僕にもありました。
今ではTV雑誌は無論の事、街行く娘さんは全員チンポが生えてると思ってます。 むしろチンポも生えて無いような女は女じゃねーです。
スカートの下にちんこが生えてると思ったらもう興奮
さすが紳士さんだ!
いきなりSS投下してみる
「裕也、お風呂どうだった?」 「うぅ…たっぷり湯船に浸からせてもらったはずなのにまだブルブルする……」 外には雪が降り積もってる冬休みのある日、中学2年生の裕也は 幼馴染の真琴の家でお風呂に入れさせて貰ってた。 雪遊びに夢中になっていたら足を滑らせ小川に盛大にダイブしてしまい 真琴の家がすぐそこだったからご厄介になってるという訳だ。 「っていうか今バスタオルだけなんだからあんまりジロジロ見ないでよ」 「あ、う、うん ごめんね」 心配して思わず様子を見に来てたものの慌てて背中を向ける真琴。 実際今では温まったおかげで軽口を叩いてる裕也だが 先ほどまで、数℃しかない真冬の川の中に全身を浸からせてしまったせいで 会話もままならずガクガク震えていたので真琴の心配も無理は無かった。 「でもまだ結構寒いんだよね?」 「うん、お風呂の中では大分温まったと思ってたけど出た途端また寒気がしてきたかな・・・」 「私っ 何か着る物探してくるっ」 ずぶ濡れになった裕也の服は今洗濯機で洗ってる最中だ。 暖房の前に干せば夕方にはある程度乾くだろうが、それまで裸のままにするわけには いかず手当たり次第にタンスの中を漁る真琴。 だが父親が単身赴任で母親と二人暮らしだったのが仇となったのか 上に関しては何とか見つかったのだが、男の子用のパンツ等は家には一切置いておらず 更には真琴は年中ほとんどスカートだった為長ズボンは1着しか持っておらず その長ズボンも今はちょうど洗濯中だった。 (そっか…昨日友達とスケートしに行った時に長ズボン使っちゃったんだった……) 「クチュンッ!」 何とか膝丈のハーフパンツを見つけたもののどうしようかと悩んでいると、脱衣所から裕也の盛大なクシャミが聞こえる。 (このままじゃ裕也君本当に風邪ひいてしまうよ……こうなったら男の子用とか女の子用とか気にしていられないよね) そう思いふっ切れる真琴だった。
「裕也、とりあえずこれ履いて」 「え? こ、これって……」 「……これしかなかったの」 いきなり真琴に女の子用の白い無地のショーツを手渡され思考が止まる裕也 「こ、これはいくらなんでも嫌だよ……これ履く位なら何も履かなくても……」 「ちゃんとしないと風邪ひくかも知れないよ お願いだから履いてっ」 だが真琴の勢いに押され断りきれなくなってしまう。 「そ、それじゃ履くから向こう行ってて」 覚悟を決めた裕也は真琴に席を外して貰った後、そっと手渡されたショーツを足に通し出した。 腰まで引き上げるといつも履いてるトランクスとは全然違う、最低限の部分を薄い生地でしか包み込まれない 頼りなさと同時にぴったりと股間にフィットするしっかりした着用感が達也の下半身を刺激する。 (うぅ……なんか変な感じだよ……) 初めて着用する下着のせいで落ち着きなくソワソワしてると脱衣所の外から何やらゴソゴソと音がしていた。 「真琴ー 一応履いたけど他に何か着れそうな物は……な、何やってるのさ!?」 真琴に声をかけながら脱衣所を出た所で、裕也は目の前の光景に呆然とした。 なんと真琴が自分の服を次々と脱いでいってるのだ。 「あ、裕也、着てもらう服の事なんだけど………」 ブラとショーツだけの下着姿になり、少し照れくさそうにしてる真琴は たった今脱ぎ捨てた衣類一式を拾い上げると裕也に差し出し…… 「とりあえずこれを着てね」 ……っと、あまりにも予想外の事を言ってきた。 「ちょ、ちょっとっ いきなりこんなの着れるわけないよっ」 「え? 私と裕也の身長あんまり変わらないし着れるでしょ? 裕也は女顔だからそんなに不自然じゃないかもしれないし」 「そ、そういう問題じゃなくて・・・だ、大体何で真琴が今着ていた服なんだよ!?」 「この服朝からずっと着てたから、私の体温でポカポカになってるって思って。 裕也まだかなり冷えてるんでしょ? 少しでも暖かい格好しないと」 「だ、だからって………、こ、これスカートじゃんっ 誰かに見られたら終わりだよっ」 「今日はお母さん夜まで帰って来ないし、家の中なら誰にも見られる心配ないよ」 「で、でも……」 「私も絶対に秘密にするから……正直今暖かい格好したいんでしょ? ね?」 「………うぅ……」 しばらくの押し問答が続いたものの、凍えた体でこれから夕方まで裸同然で過ごす事は 絶対に避けたく、泣く泣く真琴の指示を受け入れる裕也だった。
「それじゃまずこれね」 手渡される真琴の衣類を緊張した面持ちで身につけていく裕也。 最初にインナーであるスリップを手渡され、どうやって着るのか困惑していたら 「普通に頭からかぶって大丈夫だよ」と教えられ、言われるままに通してみた。 するとスリップは裕也の体に滑り落ちて来て、肩紐が両肩に引っかかりアッサリ装着してしまい 少し意外そうにする裕也だった。 次に白いブラウスを渡され袖を通し出したのだが、いつも自分が着てるシャツと違い ボタンが左前なので全部留めるのに少し苦戦する。 「ほら、全部留めるの」 「一番上は別に留めなくてもいいでしょ?」 「ダメだよ、そのブラウスは男の子のシャツと違って最後まで止めてないと見栄えが悪くなるんだよ」 「だ、誰も見て無いじゃん」 「誰も見てなくてもオシャレには気を使うものなのっ それに裕也体冷えてるんだから少しでも 暖かくしないと……留めにくいのなら代わりにやってあげるね」 「は、恥ずかしいよぉ」 面倒くささと照れくささから適当に着崩そうとする裕也だったが、真琴に注意され どうしようかと思ってるうちに、世話好きな真琴に最後の首元のボタンまで留められてしまった。 「ふわ……なんかこれ……」 「どうしたの?」 「……なんでもない」 見につけた衣類から真琴の女の子特有のいい匂いと心地よい体温が伝わって来て くすぐったい気分になる裕也。 「えっと、それじゃあ上に着るのは少し一休みして次はこれね」 そして今度は真っ黒い厚手のタイツを渡してくる。 普通の靴下みたいに上から足を入れようとしたら 「こうやって履くの」と言われ、足部分をくるくると巻き込んで それを裕也のつま先に合わせてそのまま膝上まで引き上げられた。 「じ、自分でやるからいいよ」 「それじゃもう片方は自分でやって見て」 これ以上女の子に着替えさせてもらうのはさすがに恥ずかしかったので もう片方は教えて貰った通りに自分で足を通し、一気にヘソの上まで引き上げた。 初めて感じる、つま先から腰までしっかりと包み込まれる感触と タイツからも感じる真琴の体温に、再びくすぐったい気分になる裕也。
「はい、次はこれー」 そして休むまもなく今度は女の子専用の衣類の代名詞と言っても過言ではないスカートを手渡される。 茶色くて比較的短いスカートで、つま先から通して腰まで引き上げる。 その時、普段自分の服を着る時みたいにブラウスの裾を出そうとしたら 「見栄えも悪くなるし寒いから、ちゃんとブラウスの裾はスカートの中に入れてね」 という真琴の注意が飛んだ。 とりあえず真琴の言う通りにして、最後にスカートのチャックを上げようとすると……… 「うわっ スカートのチャックの位置は前じゃなくて横だよ!」 と再び真琴に注意される。 女にとっては常識なのかもしれないが、いつも前チャック付きのズボンを履いている裕也にしてみれば これもまた意外なことだった。 こうしてやっと履き終わったスカートだったが、今までの衣類とは違い履く前と履いた後では 腰に軽くベルトを締めた様な着用感を感じる程度の差しかなかったのが不思議だった。 (女の子ってこんなピラピラなの履いて平気なのかな……もしタイツ履かなかったら 下着だけみたいなものじゃないか……) そう不思議に思ってると…… 「それじゃあ最後にこれを来て」 最後にピンク色に軽いチェックが入った暖かそうなセーターを手渡される 今まで渡されてきた露骨な女の子用の衣類とは違い、形自体は男でも着れそうなセーターだったが 生地の質やカラーリング、そして可愛いチャック柄が女物である事を物語ってた。 それを頭からかぶった所で真琴に言われて中に着ているブラウスの襟を セーターの上にピョコンと飛び出させる。 「ちゃんと出さないと襟の一部分が捻れてしまってたり片方しか飛び出てなかったりするから気をつけてね」 あくまで洗濯中の自分の服の変わりに1回だけ着てるだけで、もう二度とこんな事しないのに 何を気をつけるんだろうか……と思う裕也だったが何となく言葉にするのは躊躇した。 「はい、これでおしまーい」 こうしてやっとの事で用意された衣類全てを見につけ終わった裕也。 「何か女の子の服って着るのが難しかった……」 「そうかな? これ位普通だと思うけど」 思っていたより手間取り少し疲れた様子でいると、真琴はさりげなく裕也の髪をブラシで綺麗に整えだす。 「……それで今度は何やってるのさ」 「せっかくだから髪も可愛くしてあげようと思って。 最後にリボンをつけてっと……はい、完成ー ほら、どうかな……?」 「う、うわ……」 真琴に鏡の前まで手を引かれて、姿見に写った自分の姿を見て裕也は言葉を失う。 真琴に整えられている、いつもより女の子っぽくなっててリボンで可愛くなってる自分の髪。 女の子柄の暖かそうなセーター。 その首元はちょっと大きくて丸っこい感じの襟が華やかにしている。 そして下半身には茶色で短く、女の子の象徴とも言うべきスカート。 そこから伸びる足は厚手の黒いタイツに包まれていて色っぽさより可愛いらしさが輝く。 それらのせいで、散々見慣れたあんまり男っぽくない自分の顔が 本当に女に子に見えてしまいそうになり裕也は呆然としていた。
「裕也、どうしたの?」 「え!? あ、ああ ありがとう……」 そのまましばらく目が離せないでいる所に声を掛けられ慌てて返事をする裕也。 「それで着てみた感じはどう? 寒くない? スカートがスースーするならハーフパンツ持って来ようか?」 「正直上はセーターが暖かいし、下もスカートだけどタイツが結構暖かいし大丈夫だよ」 そこまで答え終った所で、裕也は思わず出た自分のセリフに軽いショックを受けてしまう。 (よ、よく考えたらハーフパンツ持って来て貰ってスカートを脱ぐチャンスだったのに……) 「そっか、そのタイツ結構厚手で暖かいからね。それじゃあ何かあったら言ってね」 「う、うん……」 今からでも、念の為ハーフパンツにしたいと言えばこのスカートから逃れれ、大体リボンは防寒とは関係ない と分かってても、いざ口にしようとすると不思議な抵抗感があり困惑せざるおえない裕也だった。 「あ、そういえば真琴は服脱いだままだけど恥ずかしくないの?」 「う、うわ、そうだった。 み、見ないでよ。 裕也のエッチ」 「ま、真琴から脱いだんでしょう!?」 裕也に指摘された所で真琴は慌てて、先ほど裕也用に集めていた服を着だす。 裕也同様に最初にスリップを身に付けると赤いチェックガジュアルなYシャツに袖を通し 最後のボタンは留めずに上から紺のパーカーを着た。 そして下は裕也同様に厚手の黒いタイツを履いた後、膝丈くらいのデニム地のハーフパンツを着用した。 「な……何か真琴の方がよっぽど男っぽい服着てるじゃないか」 実際外から見える範囲で今真琴の着てる衣類のほとんどは男の子でも着れそうな物ばかりで 膝から下のタイツだけがかろうじて女の子の目印になっていた。 「え、えへへ、そうかもしれないね。 ハーフパンツとは普段は履かないんだけど せっかくタンスから出したから履いてみようと思って……」 「もぉっ 最初からそれを出してよっ」 「私の体温が残ってる服を着て少しでも早く暖かくなった方がいいって思ったんだけど……」 「あ、ありがとう……じゃなくてっ 僕そっちの服の方がいいから交換してよっ」 「ダメだよ、脱ぐ時にまた裸にならないといけないし」 「じゃあせめてそのハーフパンツとこのスカートだけでも交換しようよっ」 「うーん、その服にこれは合わないからそれもちょっと……大体裕也スカートのままでいいって言ってたよ」 「うぅ……」 そう言うと何も言い返せなくなる裕也。 そこで再び先ほどの、この服を脱ぐ事への不思議な抵抗感が湧き上がりこれ以上抵抗する気が無くなっていく。 「わ、分かったよ……今日だけなんだし……」 「うんっ」 複雑そうに了承する裕也を見て満足そうに微笑む真琴だった。
書き溜め使い切ったから今日はここまでw
ありがt勃った
GJ! 「着替えがなくて(ry」ってある意味王道だけど、 それだけに読んでてwkwkする。続きも期待してます
wktk
非常にGJ。続きにもwktkさせて貰いますね。 ただ誤字が幾つかあったのだけが残念でした。
書いてる時って案が居夢中になってて気づかないもんだよ>誤字・脱字
面白かったです。続き待ってるよ。
402 :
388 :2009/09/09(水) 18:51:03 ID:Mkdh0Rzv
平日はいがいと書き溜めるのムズい…… 誤字はできるだけ善処します; 続きです
403 :
388 :2009/09/09(水) 18:53:11 ID:Mkdh0Rzv
〜数時間後〜 体の震えもとっくに収まり、真琴と一緒に漫画を読みながら適当に時間を潰してた裕也だったが その間もどうしても今身に着けている服に注意がいってしまっていた。 (なんかこれ着ていると変な感じだよ……) 胴体に感じるスリップの、女の子の素肌用の繊細な生地で包まれた優しく保護されている感触。 その上から感じるブラウスの、スリップ同様女の子用の繊細な生地をしながらも首元から腰、手首にかけて 上半身は隙間無くしっかりと包み込まれ、ボタンを閉じてる限り手先と頭以外の上半身の素肌は決して 表に晒される事はないアンバランスな感触。 更にその上から感じる女の子用セーターの、冷気をシャットアウトして体をしっかりと保温してくれつつも 表では可愛いチェック柄で自分の上半身を彩ってくれている防寒・オシャレの両面で頼もしく感じる感覚。 少しのびきっている髪に感じるリボンの、髪を優しく編まれている照れくさい感覚 腰に感じるスカートの、視覚的・精神的には一番影響を与えているものの 触覚的には丈が短いせいで緩いベルトで軽く締め付けてる程度の着用感しか感じられない頼りなくも不思議な感覚。 腰からつま先にかけて感じるタイツの、下半身全てをピッタリと包み込み素肌もショーツも表からは完全に見えなくして 防寒、清楚さの両面で短いスカートのフォローをしてくれている安心感という名のくすぐったい感触。 あそこに感じる女の子用ショーツの、性器を軽く圧迫されていながらも全体的には優しく包み込まれ 反面最低限の部分しか覆わない、いつも履いているトランクスとはそのほとんどが正反対のもどかしい感触。 …それら全て、ショーツ以外の物にいたっては数時間前まで真琴が着用していたため 思春期の女の子の香りがしっかりと染み付いており、それをも伴った感触・感覚が絶え間なく裕也の全身を刺激していた。 漫画を読みつつも、どうしてもチラチラと目線を自分の着てる服の方に持っていってしまい 時々セーターやスカート、ブラウスの襟やタイツ、そしてリボンを撫でるように触ってしまう裕也。 (女の子の服って何だか凄く優しく包み込まれる感じがする……自分の体が大事に守られている感じだ……) 今裕也が身につけているものでは男用どころか男女兼用の物さえ1つも無い。 上半身と下半身、下着からトップスにボトムに至るまで全て女の子の服でのフルコーディネートである。
404 :
388 :2009/09/09(水) 18:53:59 ID:Mkdh0Rzv
「ねぇ裕也、ちょっと頼みがあるんだけど」 その時、横目でそんな様子を見ていた真琴が話しかけてくる。 「あ、うん、何?」 「今日お母さん帰ってくるの遅いらしいし、私が晩御飯作ろうと思うんだけど、一人じゃちょっと運ぶの大変なの」 「そうなんだ……それで?」 「できれば裕也に運ぶの手伝って欲しいなぁ……なんて……」 「でも僕の服はまだ乾かないし……」 「その服で行けばいいじゃん」 「えぇ!?」 突然とんでもない事を言い出す真琴に、裕也の思考は今日何度目かの停止をした。 「こんな姿を他の人に見られたら絶対変に思われるよ!」 「そんな事ないよ、今の裕也は誰が見ても女の子にしか見えないし」 「知り合いに会ったら大変だよ!」 「大丈夫だよ。この家は私達の校区の中では凄い外れだし、今から行くスーパーも家のすぐ近くだしあっという間だって」 そう言いながら女の子用のニット帽を取り出すと目深にかぶせてくる真琴。 「ほら、こうすればあんまり顔が見れないから安心でしょ? 念のため私も他の帽子かぶって 知り合いにバッタリ会ってもすぐには分からないようにするから」 「う、うん……って、真琴っ 何ボクのジャンパー着てるのさ!」 「だって今の裕也の格好の上にこの男の子が着そうなジャンパーだと逆に不自然でしょ? バレたくないならこれも思いきって交換しないと」 「うぅ…」 恐らく断固として反対すれば留守番出来るのだろうが何故かこの姿で外に出るという事に 奇妙な高鳴りを感じてしまい、気づいたら真琴の予備の靴を履いて一緒に家の外へと繰り出していた。 「ほら、言った通りでしょう? 誰も変な目で見て来ないじゃん」 「うわぁ……本当だ……」 道行く人達は裕也が男だと気づいてるなら絶対に女装している事に対して奇異の眼差しを向けて来るのだろうが 実際気にとめる様子は全く無く、それが完全に女の子だと思い込まれている事を実感させられる。 「裕也ったらみんなから完全に女の子と思われてるね」 「そ、そうみたい……だね……」 スーパーの中でもそれは一緒で他のお客さんや店員は女装してる裕也が視界に入っても 注目する素振りは見せずに普通に受け流してる。 「ねぇ真琴……この服、真琴はともかく僕が着てると変だったりしないかな…?」 「おでかけ用の服じゃないちょっと子供っぽい感じのだけど変なんて事はないよ。 下手したら私より似合ってるかもしれないよ」 「や、やっぱりちょっと不安だよ……建物の中でもジャンパーの前は閉めといた方が……」 「もっと自信を持って大丈夫だってば」 「うぅ……ねぇ真琴、僕のブラウスの襟曲がってない?」 「大丈夫みたいだよ」 「髪は変な風にちぢれてない? ニット帽に合ってる?」 「うん、下手な女子よりサラサラしてると思うよ」 「スカートが短すぎて不安なんだけど……覗かれたりしないかな?」 「タイツ履いてるから大丈夫じゃない?」 「あ、今の男の人に変な目で見られた気がする。この格好変に思われたのかな…」 「ああ、それは可愛い子だなっていう目で見られたんじゃない? 男の人って結構そういう目で見てくるから」 「そ、そうなんだ……」 「クスクス 裕也ったらさっきから、女装がバレないかより自分がちゃんと綺麗に見えてるかを気にしてばかりだね。 中身も本物の女の子になったみたいだよ」 「そ、そんな事っ………と、とにかく早く買い物済ませようよっ」 「うん」 そんな事ないと断言できなかったのを誤魔化す様に買い物を急がせる裕也だったが 内心そんな自分に動揺を隠しきれないでいた。
405 :
388 :2009/09/09(水) 18:56:10 ID:Mkdh0Rzv
「えっと……にんじんとじゃがいもに……あ、ブロッコリーも入れてみようかな」 「シチューにブロッコリーって合うの?」 「知らないの? シチューって言えば鶏肉とブロッコリーだよ。裕也も今度お母さんに頼んでみれば?」 やがて本当に買い物に熱中していき、再び知らず知らずのうちに自分の潜在意識に飲み込まれていく裕也。 (やっぱり以外と気づかれないものなんだ……可愛い女の子として見られるのはちょっと気持ちいいかも。 あっ あの子の着てる服可愛いな……あの服僕が着ても似合うかな…?) いつの間にかニット帽は普通にかぶりなおし顔をしっかり出した状態になり その様な事を考えながら最後に真琴とお菓子コーナーへと立ち寄った時…… 「ねぇ、さっきすれ違った子の片方って男の子だったりするのかな?」 お菓子の棚を挟んだ向こう側から、少し前にすれ違った部活帰りらしい女子高生のお姉さん2人が 自分達の事に付いて語り合ってるのが聞こえ裕也の背筋は凍った。 「んー? 別にどっちでもいいじゃん」 「あの子達多分中学1年か2年位だよ。男の子と女の子ならカップルじゃん。何か可愛いくない?」 (や、やっぱり変に思われてたんだ……) 今まで麻痺してた羞恥心が一気に沸き立ち今すぐ真琴の家に逃げ帰りたい衝動に駆られる。 「しっ 裕也、おちついて。まだハッキリバレてるわけじゃないみたいだし」 真琴もそう言い裕也を落ち着けながらも気になってるようだ。 だが女装がばれてるのならその点を指摘して気持ち悪がられるはずなのに、その様子は全然ない事に少し違和感を抱く二人。 すると…… 「んー でもその子って確かハーフパンツの下はタイツじゃななかった? 男の子ならありえなくない?」 「そっか、そだよね、やっぱり女の子か、残念……それじゃ行こうか」 「うん」 その女子高生2人はそう言いつつどこかへと去っていった。 どうやら男の子か女の子かを議論してた対象は裕也ではなくて真琴だったらしい。 確かに今の真琴は男の子用に近い前つばの帽子に髪を入れ先程までの裕也同様に目深にかぶっているせいで 可愛い髪と顔が隠れており、更に着ている服も男の子でも着れそうな物ばかりで これで普通の靴下だったら見間違われても不思議ではなかった。 そして裕也の方はあの女子高生2人にも完全に女の子だと思われていたのである。 「よ、良かった……でもこれはこれで複雑かも……」 「それは私もだよ……ちょっとショックだよぉ〜」 「いっその事下は長ズボンにしちゃいなよ。そしたら今の真琴なら本当に男の子に見えるよ。 男子と女子を間違われる不思議さを共有しちゃおうよ」 「い、いやだよっ 私は女の子なんだから男の子に見えても全然嬉しくないよっ」 「男子の僕にこんな事させといて……」 ホッと胸を撫で下ろした裕也は、少しご機嫌斜めになってる真琴をここぞとばかりにからかってから 改めてスーパーを後にする。
406 :
388 :2009/09/09(水) 18:56:43 ID:Mkdh0Rzv
「そういえばさっきのお姉さん達もそうだけど、こんな雪が降ってるのにスカートにナマ足の女の人よく見るけど あれって寒くないの? 学校でも女子の半分はそうだし、真琴って確か私服も年中スカートばかりだよね?」 一安心した途端、早速帰り道でついつい女の子の服の話題を出してしまう裕也。 「う〜ん……確かに私は昨日のスケートとか今日みたいな特別な事がない限りはスカートしか履かないけど その代わり必ずタイツも履いてて、寒い時にスカートだけになった事全く無いから どんな感覚かは実際には分からないかも……」 真琴が質問1つ1つに丁寧に答えてくれているせいもありついつい話に熱中してしまう。 「僕は今の格好でナマ足だったらって思うと、想像しただけで凍えそうだよ」 「一応友達とかの話だと、普通に凄く寒いのを無理矢理我慢してるみたいだよ」 「うわ……女の人って大変だ……」 「女の私から見てもよくやると思うよ……私だったら今の気温が10℃上がっても絶対無理っ。 まぁ、逆に言うとタイツもちゃんと履いてるからこんな雪が積もった真冬でも短いスカート履けるんだけどね」 「そういえば今まで意識する機会なかったけど真琴ってタイツの期間が他の女子より断然長いみたいだもんね」 「え、えへへ 小さい時から少しでも肌寒くなったらすぐにタイツに衣替えしてて、春になっても 急にナマ足になるとスースーするから靴下になり辛くてそのまましばらくズルズルいく感じかな……」 (へぇ〜 真琴ってああいうお姉さんとかと違って、しっかり暖かい格好をした範囲内で オシャレする主義なんだ……) どうやら裕也の頭の中ではさっきの緊迫感はすっかりと忘れ去られているみたいだった。 「あれ? 留守番電話のメッセージが残ってる。お母さんかな?」 家に戻ると電話の着信ありのランプが光っているのに気づく。 どうやら買い物に言ってる間に電話が掛かって来てたらしく、再生してみた所 どうやら真琴の母親からの様だった。 留守電には掛け直すようにとのメッセージが残ってたのでさっそく連絡する真琴。 「あ、お母さん? うん、うん、あ、今日かなり遅くなるんだ。終電に間に合わないかも? あ、それじゃあそっちに泊っても私は大丈夫だよ。 うん、平気 うん 分かった、それじゃ」 会話の内容から察するにどうやら仕事の都合で今晩は帰れないみたいな雰囲気だった。 「真琴のお母さん今日は帰って来ないの?」 「うん、毎年この時期はお仕事忙しいみたいで……時々こういう時もあるの」 「そっか……」 もう自分達は中学生とはいえ一人ぼっちはちょっと寂しいのかもしれないと思う裕也。 すると…… 「ねぇ、良かったら今晩私の家にお泊りしない? 冬休みで学校の心配は無いし」 普通に寂しいからなのか、色々な意味でチャンスだと思ったのか、あるいはその両方なのかもしれないが 真琴はそう提案して来た。 「う、うーん………分かった、お母さんに聞いてみるよ」 たった今真琴の力になれる事があるなら協力したいと思ってただけに断る気にもなれない裕也。 その申し出を受けるのはいわば必然だった。
407 :
388 :2009/09/09(水) 18:58:01 ID:Mkdh0Rzv
「ふぃ〜 食べ過ぎちゃったよ〜」 数時間後、幼馴染である真琴の事は裕也の家族も信頼しきっていたおかげで あっさりとOKを出された裕也は、一緒に作ったシチューを食べ終わり くつろいでた。 一緒に作ったといっても学校の調理実習位でしか料理した事のない裕也は あんまり戦力にはなれなかったが、真琴曰くフリフリのエプロンをつけて 一生懸命料理してる裕也の図は女の子そのものだったらしい。 「それで洋服同士の色にも相性があって、例えばセーターがクリーム色とかだと それに合うスカートの色も変わってくるけど、もしお互いの色が逆だったらまた話は違ってくるの」 「へぇ〜 そうなんだ」 「私は寒い間は足は真っ黒なタイツで固定で、それにあんまり明るすぎる色のスカートは基本的に合わないから 上の服を買う時もその2つの事を考えて選ぶ様にしてるの」 「タイツって黒以外とかも売ってるんじゃないの?」 「あるにはあるんだけど寒いからとっておきの厚手で暖かいのを履いてるから…… でもそういうのだと色は黒か肌色だけっていうのばかりで肌色はちょっとおばさん臭いから嫌かな」 「やっぱりオシャレに気を使いすぎてもダメっていう事か……このタイツ結構暖かいもんね」 「そうでしょう だけど外から見えない所だったらやりたい放題なんだけどね。ババシャツとか以外と便利だよ。 凄く暖かくて、ダサいのも上から洋服きたら全然分からないし」 「なるほど…」 くつろぎながらも話題は自然と女の子の服の話になっていき解説を受けている裕也。 その時不意にかなり自然に女の子の服を着て女の子の服の話に夢中になってる自分に今になって気づく裕也。 (そ、そういえば真琴からフリフリのエプロンを出された時、僕は当然の様に自然に受け取ってたな……) 料理をする男は今時珍しくも無いが、それでも女の子を連想させる料理というものを 女の子の服とエプロンを付けて一生懸命している自分……。 何だか自分がどんどん深みにハマっていってる気がして言い様の無い不安に襲われそうになる。 (べ、別にこんなの今日だけで、明日からは普通の男に戻るんだ! ……でも……何かそれが凄く寂しく感じてしまう……ダ、ダメだ! そんなんじゃ!) そう心の中で葛藤してると…… 「うわ、裕也ったら足を広げすぎだよっ それじゃスカートの中見えちゃうよ? 女の子ならもっとお行儀よくしないと」 くつろぎモードに入ってたせいで行儀悪くなってた所を真琴に注意されてしまった。 「い、家の中で位いいじゃないのさ どうせタイツで見えないし、大体僕は男なんだし」 「女の子の姿でそんな格好される事自体が嫌なの。それに今は見えなくても夏だとそうはいかないでしょ?」 「な、夏って……女の子の格好するのは今日だけでもう終わりだよ」 「じゃあ今着替える? 服はもう渇いてるんでしょ?」 (………もう………着替える? もう終わり……?) 〜もう着替える〜 真琴の放った、その終焉を意味する一言は裕也の心に例え様の無い寂しさを湧き上がらせた。
408 :
388 :2009/09/09(水) 18:58:31 ID:Mkdh0Rzv
「……ど、どうせもうしばらくしたら2度目のお風呂に入ってパジャマに着替えるんだし…… わ、わざわざ洗濯した綺麗な服を着るのはもったいないよ……」 「それならバスタオル1枚になるっていう手もあるよ? もうすぐお風呂沸くし、今凄く暖房聞いてるから、もう凍えてないなら風邪まではひかないでしょ?」 「そ、それでもちょっと寒いよっ 何だかんだでこの服暖かくて凄く着心地いいから脱ぎたくないよぉ!」 裕也はそう言い、自分の体を……正確には自分の体を暖かく繊細に包み込んでる服を大事そうにギュっと抱きしめた。 しばらくの沈黙の後…… 「くすっ 聞いちゃったぁ〜 裕也って女の子の服がそんなに好きなんだぁ〜」 「あ、いや、違う、今のは……」 「違うなら脱いで」 「……い……いやだ……着ていたい……」 「えへへ、冗談だよ。それじゃ私が先にお風呂入ってくるね。裕也はちゃんとその服着てるのなら後でも大丈夫そうだし。 あ、裕也の番になったら本当に脱がないとダメだよ」 (僕は……僕はやっぱり女の子の可愛い洋服が大好きなんだ……) 満足そうに部屋を後にする真琴を見ながら、自分の中で何かが吹っ切れるのを感じる裕也だった。 〜翌朝〜 「ふぁ〜……真琴、おはよう」 真琴に借りた女の子用のパジャマを身に付け、眠気眼を擦りながら居間に顔を出す裕也。 「おはよう裕也。朝ご飯はパンでいいかな?」 「うん、ありがとう」 裕也より少し先に起きてた、おそろいのパジャマを着ている真琴と一緒に軽く朝食を取る。 「それで裕也、今日の服なんだけどそこに出してるから。好きな方を着てね」 そう言われて見た先には2通りの着替えがあった。 1つは昨日洗濯した、普段いつも自分が着ている服。 そしてもう1つは昨日のにも負けない位可愛い女の子用のおでかけ服一式。 それらを前に少し考える素振りをする裕也だったが、どちらを着たいかはもうとっくに答えが出ており しばらくすると当然の様にその内の片方に手を伸ばした。 「裕也おまたせー。ちゃんと着れた? って……裕也超可愛い……」 「う、うるさいなっ 真琴こそ格好いいぞ」 「それって褒め言葉〜?」 真琴は昨日着てた男の子でも着れそうな服を、あんまり汚れてなかったため今日も着ている。 但し下半身は洗濯し終わった長ズボンで帽子もしっかりとかぶっていた。 「まぁいいや、それじゃあ初デートよろしくね裕也ちゃん」 「こちらこそ、真琴君」 「普段長ズボンなんて全く履かないから何か新鮮でドキドキするよ〜」 「こっちはもっとドキドキだって」 数時間後、遊園地で楽しそうに初デートをする、可愛い服を着た女の子と中性的な男の子の 中学生カップルがいた。 おわり
409 :
388 :2009/09/09(水) 19:01:48 ID:Mkdh0Rzv
以上です。 書き始めたら以外に長くて2回に分けてしまった…
>>409 GJでした!
裕ちゃん可愛いよ裕ちゃん
(*´д`)ハァハァ
>>409 GJ!
こういうエッチがない甘甘なのもいいな
とりあえずGJだ
GJGJ! 次は遊園地デート編ですね?
乙 やっぱりこういうシチュが一番羨ましい・・・
415 :
388 :2009/09/12(土) 15:45:49 ID:D8bt1FzD
レスサンクスです。 せっかくだから1レスだけ番外編をw
416 :
388 :2009/09/12(土) 15:45:58 ID:D8bt1FzD
脱退 ダッタイ ダッタイツ 「ま、真琴ぉ……僕にこれはまだちょっと早いよ……」 「ダメだよ、結構暖かくなってきたんだしここらへんで慣れとかないと」 あれから数ヶ月が経ち春も中盤に差し掛かってきたある日の事。 女の子の服を着る事にすっかり慣れた裕也は、定期的に母親が留守の真琴の家でいつもの様に女の子の格好になって たまに思い切って真琴と出かけてみているのだが、この日は初めて女装した日の様におちつきが無かった。 「うぅ…なんか脚が凄くスースーするよ……」 「この組み合わせだと履いてると不自然だから我慢してね。それにしても裕也の脚って女の子みたいに綺麗だね〜」 今日の裕也のファッションは、上は袖なしのキャミソールの上にカーディガンで両方とも色は明るめ。 下も相変わらず丈は短いものの明るめの色のスカートだったが、相性が悪いという理由で いつも女装する時は必ず一緒に履いてたタイツを無しにされてしまい、ナマ足をさらけ出していたのである。 ちなみに真琴の方はまだしっかりとタイツを履いている。 「真琴はまだ履いてるのにズルいよ……」 「私の服になら履いてても変じゃないからからいいの。大体その服可愛いから試しに着てみたいって言い出したのは裕也だよ」 「うぅ……」 真冬の服はしっかりと包まれてたのに対し、今着てる春物はそっと包まれてる感じがして新鮮だったが それ以上に下半身の無防備さに不安になってしまう。 今までのオシャレは何だかんだで頭と手先以外の肌の露出は一切無かっただけにその反動も大きいらしい。 裕也は改めて自分の下半身を包んでる衣類を1つ1つ見てみた。 まずは下着であって最低限の性器しか隠してないショーツ。 上半身の衣類に例えるならブラジャーだ。 そして、もしも丈が長いなら風よけになりそうなものの 現実には最低限ショーツを隠す程度の丈で密封間0のミニスカート。 上半身の衣類に例えるなら袖なしキャミソールといった所か。 そして靴と靴下は足先だけはしっかり保護してるものの、逆に言うと他の部位は一切保護しておらず ふくらはぎから上はむき出しになってる。 肢の先端だけ保護と言う事は、上半身のいるに例えるなら手袋といった所か。 いくら暖かくなってきたとはいえ、もし上半身はブラジャー、袖なしキャミソール、手袋の3点だけ着て外出しろ と言われてもかなり辛い。 ましてや一部の女子みたいに真冬にそうする事など想像したくもない。 自分だったら夏でもない限りは、必ずタイツの様な上半身の衣類に例えると長袖洋服にあたる物を着用するだろうと思う裕也だった。 「真琴……ごめん」 「え? いきなりどうしたの?」 「いつも、これ位の気温になってもまだタイツは脱ごうとしない真琴を見てて暑苦しそうだなんて思ってたけど 実際は全然逆だったよ……」 「うん……これ位の気温なら頑張れば慣れれると思うけど、やっぱり暖かい格好してる方が安心感あるから…… 私はもうしばらくこのままだと思うから、裕也その分までしっかりナマ足に慣れてね」 「ゆ、許して〜!」 梅雨が明けたら寒さは気にせず思いっきり素肌を晒せる夏が待っている。 真夏のファッションはどうなるだろうかと胸を弾ませつつもとりあえず今は 防寒意識を改めて持ちなおしとこうと思う裕也だった。
417 :
388 :2009/09/12(土) 15:46:35 ID:D8bt1FzD
今度こそおわりw
>>417 乙と言いたいところだが、まだ俺のモノがおさまりがつかないんだよな……
あとは……わかるな?
今更言うまでもないことだがこの板は「エロパロ」板なんだぜ?
終わりって言ってるんだから掘り返すなよ 今度から気をつければ良いだけの話
春の装いでこれからデートですねわかります
俺にとっては女装シーンがエロシーン。なので大満足
>>417 乙!
やはり男の子の脚は良いな
ほ
女の子だと思って、友達として付き合ってたら、実は男の娘だったみたいな展開。
保守がてらに あれだけ猛威を振るっていた夏の日差しも和らいで、 気がつくと風はすでに秋のにおい。 海に、プールにと引っ張りまわされて陽に焼けた僕の肌も、少しずつ薄くなっていた。 ようやく人目を気にせず着替えられるのはいいんだけれども、 肩や胸に刻まれた思い出もいっしょに薄くなっていくような気がして、 なんとなく寂しくなってしまった。 明日は久しぶりのデート。 秋らしいスタイルでアイツの前に現れよう。 そして、さらに惚れさせてやるんだ。
おお、いいですな 俺も夏の思い出を書き記してみるかな
静かな浜辺で出会ったカレとの思い出
429 :
名無しさん@ピンキー :2009/09/24(木) 22:11:44 ID:c45NQ7SW
保守
女装状態を保守
女の子だと思って家にあげた友達に犯される女の子の話が読みたい。
スレちがい
男の娘が女の子を犯すから別にスレチじゃないと思う
男の娘のお相手は男の子がいいなあ
高校生ら女装して美人局 市川
ttp://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/090926/chb0909261628001-n1.htm 女性に変装し、ツーショットダイヤルで呼び出した男性から金を奪うなどしたとして、
行徳署は26日までに、強盗致傷と器物損壊の容疑で、市川市の解体工の少年(18)ら、
高校生を含む17〜18歳の少年4人を逮捕、千葉地検に送検した。少年らは「遊ぶ金が
ほしかった」と供述しているという。
同署の調べによると、少年らは19日午前4時20分ごろ、市川市妙典の江戸川河川敷
で、携帯電話のツーショットダイヤルで呼び出した市川市の会社員の男性(31)を殴って
顔に軽傷を負わせた上、現金1万1千円を奪い、男性の携帯電話を破壊した疑いが持たれて
いる。
その際、声が高く色白で小柄だった市川市の高校3年の少年(17)が、金髪の三つ編み
のカツラとメークで女装していたとされる。同署の調べに対して、少年らは「2万円で援助
交際の約束をしていた。美人局は被害者が泣き寝入りして警察に届けにくいと考えた」と話
しているという。
この女装した少年は実はいじめられっ子で、高校の不良たちに無理矢理女装させられ、援交美人局に利用されていた… みたいなのなら、イイなぁ
声が高く色白で小柄・・・いいじゃないか
誰か
>>435 にインスピレーションを受けて一本・・・
女装して女湯に、ってのもあったな。
>>440 エロ漫画とかでよくあるな。
恋人とかに連れ込まれて、興奮しておさまらなくなって、「このままあがったら、男だってばれちゃうね」と湯船の中で。とか。
>同署では「素顔もかわいい感じなので、夜だとかなりの美女に見えたのでは」と話している。 ……ゴクリ
ちょっとまて 問題なのは >女装用の金髪カツラは、主犯格の解体工が高校時代に文化祭で使ったもので ここだろ 解体工なにやったんだ・・・
>>445 ヒント:長髪は男性役でも使われることがある
とはいえ、こんなにおいしい事件があったとは……
DQNじゃなきゃ大好物なのに…… お金に困った友人のために嫌々ながら女装で美人局を……くらいにまけてくれないかな
まぁまて 最初はDQNに嫌々強要されてたのが 行為を重ねる度に女装に夢中になり 被害者のリーマンが可哀想に思えてきて DQN仲間に内緒で『お詫び』のつもりで奉仕するようになり 『ボク男の子なのにチンポ中毒なのぉっ!』 というアレはどうだろうか
男の娘の相手は、女の子がいいなあ。
男の娘の相手が男だったらホモだから無理
どっちも美味しくいただける俺が一番セクシー でも汚いオッサンとか陵辱とかは勘弁だぜ
俺も男の子男の娘でもかまわないけど汚いオッサンとか汚いデブとかは無理だな
かわいい男の娘ならなんでもいい
男の娘は男の娘であって男じゃないからホモにはならない というか可愛ければ何でもアリ 瑣末な問題にかかずらわずにSS生産に励んでほしい
既存スレに該当しない女装関連のSSを総合的に取り扱うスレなんだから、エロなしでもOK。 誰か書いてくれ!
確かにエロなしはダメとはテンプレに書いてはないが 板名が「エロパロ」なんだからエロ無しはNGだろJK
一応、非エロは控えた方が良いんじゃないか。
トップの表示はエロパロ&文章創作板なんだよね まあいまは創作発表板もできたからね
男の娘と女の絡みはレズにしか見えない件
エロ無しなら注意書きでもつけてNG処理しやすいようにしとけばよくね? 縛りをきつくして衰退しちゃうのは好きじゃない
女装の存在自体がエロと解釈すればOKじゃないか
まあ本番というか、そういうのは必須ではないような気がする。 ただ場所が場所だからなぁ。 レーティングで言うと15禁程度になるレベルは欲しい。
>>463 俺はそう思ってるし、実際女装シーンで抜いてるw
最近、いいネタが降りてこない(´・ω・`)
>>461 百合っぽいけど百合じゃないからいいんじゃないか。
男の娘と男の絡みは、薔薇。
じゃねーよ。 ホモとBLの区別付けろ
女装少年と男装少女が互いに正体知らない内に仲良くなって 「なんで男にドキドキしてるんだ、ボク……!」 「ダメ、女の子同士なんておかしいよ、でも……!」 なんて流れはどうかな
もうそういうのはいいです
安価ミスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
何がおかしいんだよ基地外
ID変わったか
ここって原作あるやつ(専用スレはない)もおkなの? 原作って言っても女装モノだけど
おkおk
保守
かわゆい女装っ子に誘われておデートするなら、ドコに行きたい?
公園のトイレ
映画鑑賞(胸がきゅんきゅんするような恋愛映画) そんでショッピング。
喫茶店でパフェ食べさせる
てか、誘われるシチュエーションより、誘うシチュエーションのほうが好きだ
その後公園のトイレ
イケメンは何着ても似合うんだよ
三次の、しかも成人男子の女装に反応する時が来ようとは
ハロウィンの季節だな。 小学6年生のとき、クラスの小柄で女顔の男が女子達に無理やり女装させられてたのを思い出す。 俺は影でチンコ硬くしてました。
ソイツの女装姿に興奮したのか?それとも自分もされたくて興奮してたのか?
>>496 もちろんどっちもw
けっこう本格的にやってたなあ。
今でもあの菅田は目の奥に焼きついているよw
菅田くん名前晒されかわいそす
495×菅田くんでSSを書けという挑戦状を受け取った気分w 495も女装似合うのか全然向かないのか、それが問題だ
>>499 期待しています!
スレ住人のリアル体験からSS作るって、凄く面白い
菅田くんマダー?
烏賊とか魚には、女装して雄に邪魔されずに雌に近付くのがいる。
へぇ〜へぇ〜 それって女の子とHするタイプの女装潜入モノエロゲと 同じ心理なのかな
他の雄に襲われたらどうすんだろw 「やめろ、ボクは雄だぞ、あ、しょ、触腕らめぇ」な事態になったりして……
こうも寒いと、かわゆい女装っ子を抱いて眠りたくなるね
女装して、満員の女性専用車両に乗って、女の子達の温もりで暖まりたい。
女装専用車両だと・・・
間違えて乗ったが最後JSやJCやJK(Jは女装のJ)に散々痴漢されそうだな 電車内で射精する様まで撮影されて毎朝同じ電車に乗るよう脅迫されるのか なんて恐ろしい電車なんだ
女装専用車両と聞いて (早く終点についてよぉ……) 焦りの気持ちでいっぱいだった。 なぜなら、今の僕は女装させられてこの電車に乗っているのだ。 きっかけはささいなことだった。 「よし、なにか面白いことをしようぜ!」 よく絡む部活仲間がそういい始めた。 そのあとに仲間同士でいろいろ討論した結果、仮装して電車に乗ることとなった。 そしてくじ引きで、僕はメイド服、それも女性専用車両という最悪の引きを見せたわけだ。 そういえば、さっきからぼくは違和感を感じていた。 メイド服、それも男が着ていれば間違いなく女性専用車両からは追い出されるはずだ。 ところが、僕は追い出される気配もなく、それどころか僕と同じように女装した人たちが乗ってくるのだ。 (ど、どうなってるんだ……) セーラー服を着た人、女性用スーツで決めている人、ギャルのような格好をしている人。 みんな男だ。 女性は一人も見かけない。 すごく気になったしまって僕は、隣に座っていたギャル風の人にきいてみることにした。 「あの、失礼かもしれませんが、こ、ここって女性専用車両ではないのですか?」 おそらく知ってて乗っているのだろうと思った。 しかし彼から返ってきたのは予想外の返事だった。 「いや、ここは女装専用車両だよ、知ってて乗っているんじゃなかった?」 驚いた。 窓に貼られたマークを見ると、確かにそこには「女装専用車両」と書かれていたのだ。 ここまで浮かんだ
…
女装専用車両がある世界なら、男子トイレ女子トイレの間に女装トイレがあったり 男湯女湯の他に女装湯があったりするかもしれない……ん? すっぽんぽんでも女装っ子は女装っ子なのだと思う 「ココロが女の子」というのとも、またちがって……あまりうまく説明できないけど、そう感じる
>>512 わかるかも
男の娘を「心が女の子」と自分は定義しているけど、男の娘は
女湯に入っても照れないと思うんだよね男の身体を恥ずかしがっても
でも女装っ娘は女湯にも男湯にも馴染めない感じがする
早急な女装湯の普及が待たれるな
女装っ子が男子湯に入るのってなんか多大に萌えるのでは無いかと今思った 女の子が入って来たと思い騒然となる男子湯 衆人監視のなか恥ずかしがりながら一枚一枚女ものの服を脱いでく女装っ子 下着姿を見せるのが恥ずかしくてブラウスを脱ぐことができない、そんな女装っ子 うまく説明できなくてすまん
>>514 つまりこうか。
深夜に差し掛かる時間帯に、銭湯を利用していたとある男。
ちょうど新しい客が入ってきた。番台の声が気になりふとそちらを見ると……何故か、男湯に女の子が入ってきたではないか。
あまりにも斜め上な展開に男の脳内は混乱の極みを迎える。……気付けば、その子の方に足が向いてしまっていた。
『まずいだろう、これは』という理性と『どうせ向こうは好きで来てるんだろ』という本能のせめぎ合いの中で、男は物陰に隠れて彼女を観察していた。
一枚、一枚、と着ている物が無くなる度に、男は恐ろしいほどの興奮を味わう。そして……彼女が下着姿になったあたりで、ある違和感が生まれた。
……その違和感こそが『彼女』がここにいる答えだと知ったのは、それに気付いてから数秒後だった。
「っな……!?」
驚きの声を上げてしまい、しまったと口を閉じるが、『彼女』はすでにこちらを向いてしまった。
「……あ……あぁ…………」
「……いや、覗くつもりはなかった……そうじゃなくて、ごめん。えっと……」
違和感であり答えに気付いた後でも、どうにも気まずさが拭えない。……『彼女』の顔が驚愕と絶望の色を映していたから。
「……人、いないって言ってたのに……」
低くはあるが、まだ女性としても聞き取れるような声。
「あ、あー……あの爺さん、ボケが入ってるんだよな。俺もたまにしかこんな時間に使わないし」
『彼女』から視線を逸らして頭を掻きながら、男は『彼女』の疑問に答えた。……ようやく頭は理解してくれたが、まだ心が理解を拒んでいる。
『彼女』の胸には布製の詰め物が入っていて、さらに言えば明らかに女性のそれではない。そして……
「……というか、君、男の子だったんだね……」
ショーツの股間部には、性別を二分する象徴……男性器のふくらみがあった。
この後は湯船の中でおいしく頂くもよし、お持ち帰りしていただくもよし。
>>513 うーん、心が女なのであるなら、自分の「男である体」を見られることには羞恥心が働くと思うんだが。
普通の男が、女装した姿を見られたくないと思うのと、同じような心理状態だと思う。
>>515 ありがたや…ありがたや…
この女装っ子はありがたくお持ち帰りさせていただく
>>516 >513は「心が女の子」だから女湯に入るのは男の娘にとって当たり前のことであって
女湯に入ること自体に照れは存在せず、けれど自らの身体が男のものであることに対して羞恥心を覚えることはあるだろう
と書いてると自分は解釈したのだが
私的には風呂で男がちんこ小さいから恥ずかしいとか女の子が体毛濃くて恥ずかしいとかそんなコンプレックスみたいな感じだと思った
518 :
388 :2009/11/08(日) 16:47:11 ID:K7Vz9EqN
一旦終わりといっときながら、エロもどうかと思ってエロ描写苦手だけど続編っぽく書いてみた。
>>388-408 の続きになるけど細部設定が変わってる所も……。
あと、真琴の方を主人公扱いで女装スレ的には少し脱線気味?w
「うわ……裕也可愛いすぎ……」 「そ、そうかな? ありがとう」 裕也が時々女の子の格好をする様になってから2ヵ月ほど経ったある日。 その日はほんの少し寒さが和らいだため、真琴のあまり使わない春物の可愛い洋服を 着たのだが、そのあまりにも可愛い姿に真琴は目を奪われてしまっていた。 今裕也が着ている服は、上半身はセーラー服に似た形をしたピンク色の可愛いシャツで 胸にはスカーフの代わりに細いリボンが揺れており、その上の開いた胸元からは鎖骨が見えていた。 そして男子にしては少し伸びきた髪は服と同色の髪留めで形を整え 下半身には茶色くて短いプリーツスカートと、その丈ギリギリまでありそうな長い白ニーソックスを履いており それが余計に可愛さを引き出していた。 ミニスカートとニーソックスの間から、裕也の太ももがチラチラと見え隠れする様子は 女の真琴から見てもたまらないものみたいだ。 「真琴ってこんな洋服持ってたんだ……」 「うん、前に親戚のお姉ちゃんの家に遊びに行った時に可愛かったからお下がりとして貰ったの。 だけどセーターとかに比べたら寒いからあんまり着る機会無かったんだけど……裕也、それ寒くない?」 「外に出たら少し寒いかもしれないけどそこまで深刻じゃないと思うよ? スカート短いけど長い靴下履いてるし」 「はぁ……裕也は寒さに弱くなくていいなぁ……寒がりな私はもっと暖かくならないとそれ着るのは絶対無理」 実際、人一番の寒がりで防寒を重要視したファッションしか出来ない真琴は、自分より広い範囲でオシャレを出来る裕也に対して 憧れと羨ましさが混ざった複雑な思いを抱かずにはいられなかった。
「それじゃ裕也、実際外に出ても平気か確かめるのを兼ねて、スーパーでお菓子とジュース買って来てくれない?」 「えぇ!?、この格好で真琴抜きの一人で外に出るのは不安だよぉっ。それにいい様に使われてる気がする……」 「いいからいいから 毎回外に出る時私が一緒にいてあげれるとは限らないんだし、そろそろ一人に慣れなきゃ。 ご褒美にその服は完全に裕也の物にしていいから。 ね?」 「え!? いいの!?」 「うん。 私だと着れる時期かなり限られちゃうし」 実際もうちょっと暖かくなれば真琴でも上の服とスカートなら着れなくも無いのだが タイツからニーソックスに代えるのには少し抵抗があった。 この服に黒のタイツだと真琴のファッションセンス的にかなり相性が悪く 可愛い服だからこそそんな事をしたくなかったのである。 「それじゃ行ってくるっ」 少し緊張しながらも嬉しそうな様子で玄関に駆け出し真琴のローファーを履いて買い物に行く裕也。 その時慌てて駆け出したせいで、裕也のミニスカートからチラリと可愛い純白のショーツが見えてしまい 本来自分のショーツなのにかかわらず少し赤面してしまう真琴だった。 「……はぁ……裕也には女の子の動作をもうちょっと学んでもらわないとな……」 一人になった部屋でそう呟くと椅子にガタンを座り込み、改めて今までの事を思い返してみる。 最近女の子にオシャレに大分慣れてきた裕也は、冗談抜きにどんどん可愛くなっていってると思う。 女の子の格好をしている時は、唇やうなじはなんだか艶っぽいし さっきはパンチラの失態を犯したものの、椅子に座る時のスカートを撫で下ろす仕草は 本物の女の子に全く劣らなく色っぽさも感じるし、先ほど見せた絶対領域の太ももは凄い威力があったし…… もし男女兼用の服を着たとしたら、かつての裕也だったら男に見えただろうが 今の裕也なら誰が見ても女の子にしか見えないだろう。 ……そんな風に中身が女の子になる事によって着ている服も余計に引き立っていると思う。 そして服自体のファッションセンスも良くなってきて、真琴の服と女子でも着れそうな裕也自身の服を上手く コーディネートさせて真琴をビックリさせたことも一度や二度じゃない。 しかも寒さにある程度の耐性を持ってる故に、真琴ほど防寒重視の厚手の格好まではしなくてもよいというオマケ付きだ。
(それに比べたら私って裕也と比べてどうなのかな……? 髪の長さとかでは負けてないと思うんだけど服装は……?) なんとなく椅子から立ち上がり、姿見の前で自分の着てる洋服を眺める真琴。 上半身は温かそうなうす茶色の無地セーターで、その下にはチェックのYシャツを着ているものの 寒さ対策としてボタンは首元までしっかりと留められており、鎖骨周辺を露出させてる裕也の服とは対照的に セーターの丸襟から見えるのはYシャツの第一ボタンだけだった。 そしてYシャツの角襟はセーター、裾はスカートの上に出している。 下半身は茶色いチェックが入ったプリーツスカートで、チェックが入ってる以外は裕也の物と似ていたが その下の足はミニスカートの代償として厚手の黒タイツにしっかりと覆われていた。 普通の女子と比べてかなり寒がりの真琴は Yシャツ、ブラウス等といった首元まで保護してくれるボタンシャツと トレーナー、セーター等といったその上に着るしっかりした厚手の上着。 そして厚手の黒タイツの3セットを絶対に手放すことが出来ずいたのだ。 襟を下に隠してると首周りがちょっとキツくなってしまうので、上半身は下のシャツの襟を上に出した服装。 寒がりなのに関わらず年頃の女の子としてスカートは絶対に履きたいので、下半身はスカートに黒タイツ という服装が基本となり、冬はそれらの色や柄といった限られた範囲内でしかオシャレが出来ずにいるのだ。 それだけに、今の自分には出来ない裕也の可愛い格好は激しく印象に残るものがあった。 (やっぱり服の可愛さでは裕也に負けるのかな……で、でも女の子は中身も大事だもん! ……だ、だけど最近の裕也の仕草って凄く女の子っぽくて可愛い……うぅ〜) 思わず唸ってしまいながらも再び椅子に戻り座り込む真琴。 (裕也ったらまさかニーソックスに手を出すなんて……) ふと裕也の絶対領域を思い出し自分のスカートの裾を見下ろす真琴。 当然自分の履いている物はニーソックスではないので絶対領域などは無く、試しにスカートをペロリとめくってみるものの そこからは素肌の太もももショーツも現れず、一面真っ黒いタイツに覆われてるだけだった。 せめてうっすらとパンツが透けているなら色気があったかもしれないがかなり厚手のであるためそれも叶わない。 何となく少し残念な気持ちになるものの、それに守られているという安心感があるのも確かだ。 (ニ、ニーソックスはどんなに長くても覆うのは足の部分だけじゃん。 普通の靴下よりはいいだろうけどそれでもやっぱり寒そうだよ。 それにスカートが短いとさっきの裕也みたいにちょっとした拍子にショーツ見えちゃいそうだし。 ……まぁ……可愛いのは認めるけど……それを履いた裕也もね)
やっぱり悔しいけど、正直今の裕也は自分より可愛いと思う。 本来なら本物の女の子として負けじと対抗する所なのだろうが 何故か逆に更に裕也の可愛さを引き立てたくなり、自分自身は極端なオシャレに力を入れる気にならず そればかりか男装までした事もある。 男の人が、恋人には可愛くなって欲しいと思うのと同じ気持ちなのだろうか。 それとも、可愛い子の服を見立てるのが大好きで、そういうのは自分でやっても面白くないと思う女の人と同じなのだろうか。 裕也の事を同姓として好きなのか異性として好きなのか、はたまた異性は異性でも こっちが男役として好きなのかよく分からなくなってくる。 自分は百合っ子なのか、それとも恋する女の子なのか、たんに自分以外の子を可愛くさせるのが好きなだけなのか…… 一つだけ分かってるのは、女の子の格好をして少し恥ずかしそうにモジモジしながらも 嬉しそうにしてる裕也を見てると可愛さのあまり、たまらなく無茶苦茶にしたくなる衝動に陥るという事だ。 「……裕也ぁ……」 気づかぬうちに自分の手をあそこへと伸ばしている真琴。 真琴は今時の中学2年生にしては珍しく、自慰の経験は触り程度しか無かった。 多少の好奇心で時々自分の部屋でこっそり触ってみても 悪い事をしている様な罪悪感と自分の体を弄る恐怖感に気後れし 直接あそこを刺激するのはもちろん、ショーツ越しにも抵抗感を感じてしまい 触るのはいつもタイツ越しだったのだ。 それにより触ってるのは直接の体や下着ではなくて、あくまで衣類なんだという建前が出来るのである。 「……ん………んん…」 いつもの様にタイツの上から出来るだけ丁寧に撫でて、不思議な痺れとムズムズ感を味わう真琴。 (女の子の裕也を押し倒してギュッてしたい……裕也の無い胸を触ってみたい……裕也のショーツをもっと見たい……) だが今日の真琴は、先ほどの裕也の可愛い姿によっぽど心撃たれてしまってるせいか いつも切り上げている頃合になってもまだ続けていた。 「ハァ、ハァ、裕也……はんっ!」 いつもより強くあそこを押し揉む毎に全身に電流がかけめぐる様な錯覚を受ける。 初めて感じる、いつもとのちょっとしたムズムズ程度とは全然違う刺激と 頭の中の裕也の姿に真琴は罪悪感も恐怖感も忘れ夢中になっていた。
「はぁ……はぁ……これ、邪魔……」 そしてついに衣類越しの抑制された刺激に物足りなくなり、腰に手をかけるとショーツとタイツを一気に脱ぎ捨てる。 普段真琴は制服から私服に着替える時もタイツはそのままなため、朝起きて夜お風呂に入るまで 滅多な事では出さないナマ足が露になった。 ある程度暖房が効いてるとはいえまだ寒い室内の空気に鳥肌が立ちそうになるものの 体の火照りがそれを防いでくれていた。 そしてスカートをしっかりめくり直してあそこを観察すると、その部分は愛液でじゅんわりと湿っていた。 「や、やだ、なにこれ……」 過去の自慰行為で愛液までは全く出なかったわけではないが、それは微量でパンツとタイツをほんの少しだけ湿らせれば それで済み、湿った所もすぐに気にならない程度には乾いてくれていた。 だが今回は吸収してくれる物は無い上にいつものよりかなり多い量の愛液が出ており、それを目の当りにして 麻痺していた恐怖感と罪悪感が蘇りそうになる。 もう止めようかとも思った真琴だったが裕也の姿を思い浮かべるとムズムズ感が更に強まった為 試しに少しだけあそこを直接弄ってみた。 「ひゃん!」 いつもよりダイレクトな刺激に思わず声を荒げてしまう真琴。 もうここまで来たら後戻りは出来ない。 不安とそれ以上の期待を込め改めてあそこに手を伸ばそうとしていると…… ドサッ 不意に部屋の入り口から音がして振り向くと、可愛らしい女の子……つまり裕也が スーパーの袋を地面に落とし顔を真っ赤にしながらこちらを見ていた。 真琴は手を伸ばそうとしてる体勢のまま固まり、両者の目が合ったまま数秒の時が流れる。
「あ、あああの、真琴ったら寒そうな格好で何を……じ、じゃない!」 「裕也ぁ……」 「ごごごめん、えっと、ぶどうジュースが安かったからそれ買って、その分お菓子を沢山買ってきたから……」 「裕也があまりに可愛いからこうなっちゃったよぉ……」 「え!? ぼ、僕が?」 そう言い顔を真っ赤にしていながらも、その表情をただただ焦っていたものから 照れ臭さが混じったような恥ずかしそうな表情に変化させる裕也。 思わず自分のスカートをキュッと握り締め、それによりスカートの裾が若干上がり絶対領域が姿を現す。 「裕也が可愛すぎるのがいけないんだよ!」 「う、うわぁっ」 それを見た真琴は遂に耐えられなくなり裕也に駆け寄ると力一杯抱きしめた。 裕也の髪からは真琴がお勧めした女の子用シャンプー&リンスのいい香りとサラサラ感がしてきて 体からはコロンの心地よい香りがし、反面男の子特有のお日様の香りもしてそれらが真琴の鼻を燻る。 更に二次成長期に入ってもまだあんまり筋肉が付いていない裕也の、女の子みたいな柔らかい抱き心地も加わり 真琴はすっかり夢中になっていた。 「裕也っていい香りがして柔らかくて本当の女の子みたい……でもちょっと男の子の部分も残ってて不思議……」 「ま、真琴、恥ずかしいよっ」 「女の子同士なら全然恥ずかしくないよ。クラスでもよく女子同士が抱き付き合ったりしてるでしょ?」 「だ、だって僕、これでも本当はオト……」 「こんな可愛いのに男の子だなんて反則だよぉ」 「も、もうっ 恥ずかしいから離してよ」 なんとか振り解こうと真琴の腕の中でジタバタする裕也だったが解ける気配は全くなかった。 裕也は女の子の格好をしても全く自然な事から察しの通り、同年代の男子と比べて二次成長期の効果が あんまり現れておらず、それゆえ肌は綺麗なものの身体能力もそれ相応しかなかった。 対する真琴は女の子の二次成長期の効果がしっかりと出ており、男子のそれに比べれば低いものの それなりに身体能力は上昇しており、その結果裕也より若干腕力があったのだ。
「裕也って私より力弱くて中身も本物の女の子みたいだね」 「そ、そんな……なんだか傷つくよぉっ」 「今は女の子なんだからいいじゃない。ほら、裕也の太もも凄く綺麗」 抱きしめながらも裕也の太ももに手を持っていき、パンツ周辺の太ももを優しく撫でる真琴。 「ひゃ! く、くすぐったいよぉ」 (裕也の肌……吸い付く様なさわり心地……) しばらくそのままでいる二人だったが、女の子に抱きしめられている刺激に耐えられなくなっていき 次第に抵抗が少なくなっていく裕也。 一方真琴は自然と、自分の足を裕也の両太ももの間に割り込ませ白いニーソックス越しに裕也の太ももの感触を 足でも感じ始めたりしていた。 「ふ、ふぁ……」 その後も真琴に髪を優しく撫でたり、うなじにそっと鼻を近づけてクンクンされたりとしてた裕也だったが ついに立ってる事にも限界を迎えたのか、真琴の腕の中でくたぁっと脱力した。 「裕也……?」 真琴は不思議に思って体を離すと、裕也はそのまま崩れ落ちる様にペタンと座り込むと 「ま……真琴ぉ……変な事しちゃ嫌だよぉ……」 とトロンと上気した表情で頬を染め、上目使いに見ながら言ってきた。 「ゆ……裕也、その表情は反則だよ……」 「表情……? 僕なんか変な顔してる……?」 「い、いいの! ほら立って、横になりたいならベッド貸してあげるから」 「うわわっ」 真琴はドキドキしながらもそう言うと、裕也を出来るだけ優しく抱き起すとベッドまで肩を貸す。 トサッという音と共に仰向けにベットに横になる裕也だったが、その上で 頬を染めながらも白いニーソックスに覆われた足をモジモジと擦り合わせていた。 両手は軽く握り締めた状態で口元に持って行きモジモジとしていて、少し着衣に乱れが出ており 手の元の部分は服の袖に少し隠れていて、スカートは端っこがめくれておりそこからショーツがチラリと見えていた。 「ま、真琴ぉ……僕なんか体が変だよぉ」 息を荒くし、ピンクのセーラー型シャツの胸を軽く上下させながら ボーっとした目を向けてくる裕也。 その様子がたまらなく愛おしく感じた真琴は、自然と裕也の体の上で四つんばいになり 真上から覗き込むような体勢になった。
「裕也ぁ……」 「あ、あの……真琴ちょっと怖いよ…?」 「だ、大丈夫、私も始めてだけど出来るだけ優しくしてあげるから」 「や、優しくって……僕をどうするの……?」 「え、えっと……とりあえずこうしちゃおっ」 そう言うと四つんばいにしてた自分の体を、裕也の隣に横向きに横たわらせる真琴。 そして片手を裕也の首の後ろ経由で向こうの肩まで伸ばすとそっと抱き込み、 もう片方の手で裕也の乳首を可愛いセーラー型の服越しにコリコリと弄りだした。 「ひゃっ」 いきなりの事に思わず体をビクンと震わせる裕也。 「やっぱり裕也は私と比べても胸全然無いね。男の子だ〜」 「も、もうっ 僕の事女の子って言ったり男の子って言ったり、本当はどっちがいいのさ」 「どっちだろうね〜 でもあんまり男っぽいのは嫌かも〜」 そう言うながらも胸を刺激し続け、次第にエッチは表情でトロンとしていく裕也。 「………や、やめてよぉ……」 「本当は止めて欲しくないんじゃない? 裕也も私の胸、服の上から触っていいよ」 「う、うん……」 そう言われぎこちない手つきで真琴の胸に手を伸ばす裕也。 そこには自分にはないふくらみがあり男の子として興奮を覚えずにはいられなかった。 「はぁ……はぁ……これが女の子の胸……」 (どう見ても可愛い女の子なのに、その女の子が男の子みたいに夢中で私の胸を触ってる…… 裕也ったらまるで男の子みたい………あれ?) 自分の胸を弄られている事以上に、ピンクのセーラー型の服をなびかせた可愛い子が 男の子みたいに夢中になって自分の体を触ってるという事実に一層興奮を覚える真琴。 その女の子の、男の子の胸に、可愛い服越しに こちらからも存分に触っているという事も加わり、真琴の息も一層荒くなっていく。 「はぁ……はぁ……」 二人はしばらくそのまま無我夢中でお互いの胸を服越しに撫で回しあった。
「ねぇ、裕也のスカートの中、どうなってる?」 一段落した所でそう言い唐突に裕也のスカートをめくりだす真琴。 「うわっ 真琴のエッチ!」 「それ普通逆でしょ? まぁ、今の裕也だったらいっか。……うわぁ……」 スカートの中には可愛い太ももとショーツ…… ……そしてそれらには不釣合いな男の子のトレードマークとも言うべき大きな膨らみがあった。 少し躊躇したものの一気にパンツを下ろすとすっかり興奮した裕也の物が姿を現し、恐る恐るそれを撫でてみる。 「ひゃん!」 その瞬間裕也に電流が走り、悶えながら真琴に背を向けてくの字になった。 「え、えへへへ、裕也ったらここはやっぱりすっごく男の子なんだね」 スカートの中を見なかったら明らかな女の子……だがスカートの中だけを見たら立派な男の子…… ……真琴は初めて触った男子のあそこに少し驚きつつも、そのアンバランス感を面白く感じていた。 そんな裕也を背中からしっかりと抱きしめ、手先を裕也のあそこへと持っていき両手で弄りだす真琴。 (……男の子のおちんちん……はじめて見た……) 「あ、あんまり乱暴に触らないでよぉ……ひゃうぅっ!」 正直充血したそれを見た時から、好奇心の他に恐怖感も抱かずにはいられなかった真琴。 もし裕也が外見、中身共に完全な男の子モードだったら狼を連想し、たとえ僅かに腕力が勝ってるとはいえ 気後れして怖い事になってたかもしれない。 だけど今の裕也は外見はどう見てもミニスカートに白いニーソックスが似合う可愛い女の子で 自分が手先を一往復する度に女の子みたいな高い声を上げて、くの字を更に深めてプルプルと震える様子は子猫を連想した。
「ま、真琴、なんか僕変になっちゃいそうだよぉっ」 「はぁっ はぁっ 裕也、ちょっと怖いけど可愛いっ コワカワイイよぉっ」 真琴が裕也を背中から抱きしめているという事は、裕也がくの字を深めると その分真琴のあそこに向かって裕也がお尻を押し付ける様な形になる。 両者ともスカートはだらしなく捲れあがっており、パンツも下ろしているか脱いでいるため 真琴が一生懸命弄る度に裕也のお尻が真琴のあそこにグリグリと当たるのだ。 「裕也ぁ……っ……ふくぅっ……」 先ほど自慰を中断したのがよっぽど堪えていたのか、真琴はいつの間にか両手で裕也のあそこを攻めながらも 自分のあそこを裕也のお尻に押し付けて上下させていた。 「ま、真琴ぉ……僕もうイっちゃうよぉ」 「い、いいよ、裕也、私は初めてだけどがんばるから、一緒にイこうっ」 そうしてるうちにいよいよ絶頂が近づき、そのまま勢いに任せてしまおうとする二人。 だが、自分のベッドが汚れるのを少しでも防ぎたいという真琴の最後の理性が働き 太ももまで下げてた裕也のショーツを手早く履かせた。 そしてショーツの上からペニスを握り締め、同時にショーツに自分のあそこを押し付けてから再び上下に深く動かしだす。 「あっ、あっ、はぁっ ま、真琴ぉっ!!!」 「くぅっ あっ ああっ 裕也ぁっ!!」 こうして二人同時に絶頂を向かえてしまい、裕也のショーツの前面には大量の精液 後面には大量の愛液のシミが出来るのであった。 「はぁ……はぁ……真琴の……いじわる……」 余韻に浸りながらも腰を捻って上体だけを背後の真琴の方に向けてると頬を膨らませて抗議する裕也。 「裕也が……本当に……可愛すぎるのがいけないんだぞ……」 その顔の可愛らしさに胸を一杯にしながら真琴の意識は落ちていった。
ゴソ……ゴソゴソ……ガサガサ (あれ?……私……あのまま寝ちゃってたんだ……) 幾分かの時間が経過した後、真琴は室内から聞こえる何らか作業音よって意識は覚醒しつつあった。 激しい絶頂を迎えた時の女子の刺激は男子のそれとは比べ物にならないという。 真琴は14歳にして初めてそれを経験しただけにしばらく気を失ってしまっていたのも無理はなかった。 シュッ シュッ……ゴソゴソ 「これ位でいいかな……」 どうやら作業音の正体はテッシュを出す音や袋に捨てる音みたいで、音を出しているのは裕也らしい。 不思議に思って目を開けて見ると…… ……目の前でピンクのセーラー型の服を着た可愛い女の子が、はしたなく自分のスカートを捲り上げて ショーツを履いてないその中を一生懸命吹き上げていた。 「……裕也、……いきなり可愛い物を見せちゃって何してるの?」 「うわわっ ま、まま真琴おはよう!」 ジト目で問い詰める真琴と慌てた様子で挨拶する裕也。 ……眠ってて目が覚めたら、目の前で(中身は)男子が自分のあそこを丸出しにして何かしてる…… 普通だったらトラウマになってもおかしくないレベルの出来事だが、先ほどあんな行為をした仲だという事…… そしてなにより裕也の姿は先ほどと変わってなく、真琴好みの可愛い女の子のままだという事が 真琴を妙に冷静にさせた。 裕也のあそこがさっきの迫力をすっかり無くして萎んでるのも一因だ。 「裕也のエッチ……」 「ち、ち 違うよ! ここの汚れを拭いてるだけだよ! ほらっ これウエットティッシュッ」 慌ててウエットティッシュを見せて弁解する裕也。 たしかに本当に拭いてただけな様子で、横にはスーパーの空袋に使い終わった複数枚のウエットティッシュと 二人分の絶頂で相当汚してしまった、裕也の履いてたショーツが入っていた。 だが裕也の服装を見るかぎりは、ショーツ以外の衣類は無事だったみたいだ。 「うぅ……幸い服はほとんど汚れてなかったけど後始末大変だったんだから……えっと、それで新しいショーツ 使わせてもらっていい?」 「……うん」 さっきはほとんど一方的に犯してしまっただけに罪悪感から断る気にもならず承諾すると、裕也は 今ではもう何がどこにあるかすっかり把握してる真琴のタンスからショーツを取り出し足を通した。 (普通に女の子が下着を替えてるだけにしか見えない……よね……?) ……男子が自分のタンスからショーツを引っ張り出して履いている…… ……本来はかなり異様な光景なのだろうが、目の前に映ってる申し訳なさそうにしている可愛い女の子を見てると 自然な事に思えてくるのが自分でもおかしかった。
「あ、私も拭いてから着替えよっと」 ふと、自分もスカートの中はスッポンポンのまま寝てしまってた事を思い出し、後始末しようと布団から出ようとする真琴。 (あれ?でもそれにしては下半身は全然寒くないけど…?) ナマ足にままでいるにしてはやけに暖かいし、そもそも濡れてるままの不快感も感じられない事に不思議に思いながら 実際に布団から這い出て自分の下半身を見る真琴だったが、その次の瞬間驚愕する事となる。 「ち、ちょっと! 何で私元通りにタイツまで履いてるの!?」 「え、えっと……」 意識を失う時さらけ出していた、14歳の未発達な肢体の一部でもある真琴のスカートの中は いつの間にかショーツとタイツにしっかりと守られていた。 「ご、ごめん……あのまま拭かないでいると風邪ひきそうで、起こすのも可哀想だったから……」 「むぅ……だからって女の子の部分をそんな風に………やっぱり裕也はエッチだ……」 自分が無防備に寝てる間、恥ずかしい部分を丁寧に拭かれて衣類まで履かせてもらっていたと思うと 恥ずかしさで頬を赤らめる真琴。 しかもその相手はミニスカに白ニーソックスを履いた可愛い子で、そんな子が自分よりこっちの後処理を優先して スカートの中はノーパンの状態で必死にお世話をしてくれてたと思うと胸がキュンとなって変な気持ちになる。 (裕也ってメイドさんみたいだな……) 「ご、ごめん、余計な事しない方が良かった?」 「まぁ……そもそも私は、裕也があまりにも可愛いから我慢できないで襲って犯しちゃったし…… 仕返しで一緒に変な事までしなかったよね…?」 「し、してないよぉ、ただウェットティッシュで綺麗に拭いてタンスからショーツとタイツ出して履かせただけだから…… え、えっと、真琴って靴下はタイツじゃないとダメだろうなって思ってそれにしたんだけど…正解だった?」 「う、うん……これじゃないと安心出来ないから……そもそもタンスにはタイツしか無かったでしょ?」 「そ、そういえばそうだったかな」 何だかどんどん会話が脱線してしまってる二人。 「と、とにかくっ……その……ありがと」 「う、うん……」 最後は素直にお礼を言い、それにより頬を染める裕也だったが、微妙に着衣は崩れたままになっているみたいで その開いた胸元のセーラー襟からは鎖骨と乳首の中間位のきわどい所の肌まで見えていた。 「……っ………」 そんな裕也を見て、思わず再び思いっきり抱きしめる真琴。 「え? ま、真琴?」 「やっぱり裕也って男の子だけど可愛い……それにフワフワしてて抱き心地いいな……」 今度は下半身までしっかりと衣類に覆われた体をこすり付けてくる真琴。 「そ、そうだっ 真琴、買ってきたお菓子一緒に食べ……」 「なんか中途半端に寝たせいでまだ眠いから、裕也一緒にベッドで寝よう? 色々あって疲れたでしょ?」 「た、助けて〜」 そう言いながらも少し血走った目をした真琴にベッドに引きずりこまれていく裕也だった。 おわり
531 :
388 :2009/11/08(日) 16:58:20 ID:K7Vz9EqN
書いてる時はハァハァしてて、相変わらず誤字脱字多いかもしれないけど申し訳ないです
>>526 GJ
もうよく判んなくなっちゃってる真琴可愛いよ真琴
>>526 GJ!
順調に男の娘化していってる裕也も開眼しかけてる真琴もどっちもかわいやらしくて見守っていたい
>>531 GJ、ウチに来て裕也をファックしても良い
スク水ツインテ男が女子高生らに「君達もこういうの着てるの?」と近付いてきた、という記事が新聞に載ってた。
今夜10時TBSの番組に、女装とニューハーフのカップルが出るって。
538 :
388 :2009/11/11(水) 22:21:30 ID:FBTVGhdV
>>531 今時の萌えっ子スタイルの裕也と少し昭和の香りがする服装の真琴は
対照的だけどどっちもかわいいなw
>>536 それって罪状何になるのかな?
迷惑防止条例とかかな?
539 :
388 :2009/11/11(水) 22:23:55 ID:FBTVGhdV
うはww名前消し忘れたwww イタスww
↑ せっかく自演で自分にレスをつけたのがモロバレじゃんwwwww
これはひどいw
バカすぎワロタw
↑ここまで俺の自演
544 :
388 :2009/11/12(木) 02:19:31 ID:FHlWO8xZ
手間かけてすまんが、今後投下する職人さんはトリつけてくれ そうでもしないと荒れそう……
_,,_ /´o ヽ ,.ィゝ l  ̄ヽ l l ヽ___ / ,,...---`ニニニ==、,,__ l / ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ l三三三> | iヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ/三三/''ー- 、 ヽ. ヽ、ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ.∠三=‐''´>‐--‐' ヽ、`'''ー‐---‐'''´_,,...--‐'''´ `''ーッ--t_,r'''´ _/._/
鳩ポッポ
女装して女子寮潜入して女の子犯りてぇ。
549 :
名無しさん@ピンキー :2009/11/13(金) 12:22:23 ID:GguEre8c
潜入シチュはたいがい途中でバレて逆レイプである だいぶ下がってるのでage。
女装して、女子校入ってハーレム。 あれ?どっかで見た設定ry
女装して男子校の女教師になるのがいいです
「先生がおっぱい見せてくれるなら、試合に勝てる気がします!」 「はあ……」
無理やり女子高に入れられてハーレム どこかでみたことあるな
男の娘だけの女子校ってのは聞いたことある。 女子校に手違いで入学した男の娘ってのも聞いたことある。 でも男の娘だけの女子校に手違いで入学した女の子って…… なんか記憶の隅っこにあるな。無いと思ったけど。
じゃあ男子校に入学した男の娘をめぐる争奪戦を
昔、少女マンガか何かで見たな。コミックで10巻ぐらいのw 男子校なんだけど、『姫』と言う制度が有り、 姫に選ばれた人は女装して、回りの男に愛想を振り撒くって言う……
『プリンセス・プリンセス』(つだみきよ)全5巻がどうかしましたか。
あぁ、それだww 一部と二部が有ったと思ったが気のせいだったか……
ちょっと違うがどこかの捕虜収容所で 捕虜になった軍人達がみんなで架空の女性を考えて、その女性の絵を描いて 「この女性はみんなのマドンナで一緒にこの収容所で暮らしてる」という設定で 過ごしてたって話を思い出した マドンナの絵に挨拶したり、誕生会を開いたり そのおかげか、その収容所の連中は精神的におかしくなる事も自殺者を出す事もなかったとか 男子校か男子ばかりの部活で精神的癒しとなるために女装係が一人選ばれるとかどうよ
>>558 二部は1巻完結なので、一部と合わせても全6巻。
>>559 第二次大戦中のフランス人捕虜の話ですね。
食事を少しずつ分けて一人分確保し、指定の席に用意していたって言う。
あくまで設定だけだが看守のドイツ人が実在を疑うレベルだったとか。
一週間書き込みがなかった罰として、今日1日女らしく過ごしてもらいます。
雑談すら続かなくなったか。
毎日の通勤電車で可愛い子や美人さんを見かけたら「お、素敵な女装っ子だ」と思うようにしている
俺は可愛い女の子の画像みると、「この娘、実は可愛い男の娘なんだ」と脳内補正して保存してる。二次三次問わず。
いやチンポも付いて無いような女は女じゃ無いだろJK……
たまに自宅で女装します
かわいい男の娘を抱っこしたいなあ
570 :
名無しさん@ピンキー :2009/11/26(木) 02:41:01 ID:HlffmNn9
女装子だけの学校があったら、トイレは外で混乱しないように、全部男子トイレなんだろうな。
ここは妄想を語るスレ?
女装関連の妄想・雑談スレです SSはオマケです
>>572 どこぞのアイドルみたいにお漏らしとかカワイソウだしね
男,女装子共学で トイレは普通の男子トイレと女装子用男子トイレに別れているとか
男子校で見た目が女性らしいという理由だけで 学校公認の肉便器に・・・もちろん女装して
女装子と言うか男の娘のトイレは一般的にいう、女子トイレ、だと思うよ? で、設定だけで悪いけど てか文章化能力が無いので申し訳ないけど・・・・・
高校入試で失敗して、滑り止めに選んだ学校に入学した。 とりあえず、共学校、なハズな私立、特に家庭的な理由が無ければ寮で生活するのがお約束。 例えば、家が店で手伝いをする。家族が病気や怪我で入院した。など。 その代わり何故か公立並みの学費。寮費を含めると一般的な私立校くらい。 入学して始めて判った事は、全てにおいて男子部と女子部に分かれていて、男女の交流が有るのは年数回の「交流の日」と「運動部の応援」など 「交流の日」は文化祭や体育祭などが行われる。 丸っこくて小さめなボクは寮で教室でオモチャにされた。 例えば、 私服や制服、下着などを全部隠されて、有ったのは 女子が穿くような靴。 カカトがペッタンコのから長さ5cm、直径1cmくらいのまで黒や茶色の数種類と、膝丈やフクラハギ丈の長靴?雨靴?子ども用みたいなピンクとか黄色などのビニール製の それから、ブーツ?とかも。 靴下が膝上10cmくらいとフクラハギまで、そして足首までの3種類。 色や柄違いで合計30足くらい。 寮内などで着る服?は バフスリーブ(メイドさんみたいに肩から袖にかけてが膨らんだ)で 前がボタン5個の、しかも一番下のボタンがオヘソよりも上(胸側)の、 立った時にお尻が何とか隠れるくらいの赤いワンピース。 袖の長さが二の腕、ヒジ、手首の3種類。 一番下のボタンが高い位置なので、男の子の男の子がオッキするとスグに顔を出してしまうからハズカシイ。 学生服は 丈が32cmの6ヶ箇箱ヒダのスカート、生地が厚地と薄地二種類。内ヒダは透けていてオヘソや男の子、お尻の縦スジ、フトモモなどが見え隠れ。 セーラ服みたいなエリの前ボタンシャツ、コレは袖なし、半そで、長袖、の3種類。胸当てが無い。スカートのベルト部分が出るような短い丈 厚地のセーターとカーディガン。コレらはオヘソよりも下までの長さだけど、襟周りは制服の襟が出せるような深いVネック。 体育着は、ブルマとスコート、が有る 上半身は、タンクトップ、半そで、長袖、 水着は、おなかが二枚重ねで筒になってる、白スク水。 つまり下着というか、 パンツというかトランクスやブリーフ、Tシャツやランニングシャツなど無しで服を着る事に。 何か行うたびにスカートから男の子の男の子が見え隠れ・・・・。 ネマキ。・・・・ ネマキ 。。。。。無い? 裸で寝るの? :::;;;; 先生がたも公認? 学園長先生も寮長先生も、その他先生たち全員、そんな格好に何も言わない。風紀検査でも何も言われない。 他の生徒が指定学生服以外を着ていたり、着崩してたり、寮内でだらしない格好をしていると厳罰なのに。 ボクに対しては、これらの服を着ていても何も言わないし。 体操服は夏服がスコート、冬服がブルマだと言われた。 ・・・・・・ 学校内でのトイレは女性従業員用のを使う事を義務付けられた。 もよおすたびに、長距離を歩くことになる。 他の生徒達は各階に数ヶ所有るトイレが使えるのに・・・・。 寮内では特に指定されなかったが部屋から一番近くのは、女子トイレみたいに個室だけだ。
そして、 掃除などで、雑巾で床拭きをしてる時に、お尻を触られたとか 最初はそんな感じだったけど。 その、穴を求める生徒や先生に、お尻の穴を狙われて。 あまりに多くの男を突っ込まれたためにお尻が壊れて、 普通なら暫くは止められるはずの固形排出物が止められなくなり。 男の肉棒を突っ込むか、オムツを穿くか、などをしないとダメなカラダに。 お尻がダメになると口も汚されて。・・・・・
とこんな感じの話をうまく書ければ、皆さんの要求に応えられるのかな?とか思ったりするのですが 長文は苦手ですからココで逃げます。 無責任に逃げ出します。
頑張ったな。 よしよし
この子の性格って? こういうイジメを受けて快感にしてるのか?自己嫌悪なのか?精神崩壊してしまったのか?それとも、もっと別のか? ネマキ無しって? もしかして、所謂、夜伽で男達に抱かれて全身白濁液と汗にまみれるから? もっと苛めて、男性自身に管を差し込んで、こっちもコントロール不可能にしてしまうとか? 色々考えられるなぁ?
584 :
名無しさん@ピンキー :2009/11/29(日) 15:53:54 ID:OSQux6O6
ホモネタ勘弁なのでやめるか酉つけよろしく
上げるなよ。 上げる と言うかsageないのは荒らしと取られ、言うこと聞いてくれなかったり、書き込み内容の、反対、または、否定、の意見と取られる危険性が有るよ。 だから、トリップ付けないで、男同士のカラミを書かれても、文句言ないです。
文句言ない
制服が女装な男子校
>>587 ?ワイシャツでなくブラウスシャツで、ネクタイでなくてリボンで、ズボンでなくてスカートで とか?そうでないなら ワンピース だとかって事?
でも、その男子校の目的がわからないな?
しかし
体育などの服も?
通学のカバンなども?
パンツと言うかスカートの下穿きなども?
全部 女の子みたいな感じ?
で
食や売店のメニューとかが、「カラダが柔らかくて、軽くて、体臭が良い匂い」になる様な内容になっているとか
シグサやコトバ使い、などや、お化粧、などを教わるとか?
体育では、ウエストが細くて、胸やお尻がフンワリと大きめな、女体型になるような体操をするとか?
そうなると、卒業後は、
警察などでの、特殊な潜入捜査官だとか、囮捜査だとか、
探偵や興信所関連? で浮気調査だとか?
女装をして、女子高への潜入捜査を行うんじゃないのか?
>>585 苦手な人居るかもしれんから注意書きか何かはした方がいいかもな
俺は男×女装子は嫌いじゃないが。
俺は好きだぜ
かわいい女装っ子のお胸をなで回したいです けっこうちゃんと感じるんだねとか言って赤面させたい
注意書きなんていらねーだろ
心と顔と体つきは女の子だけど 股間と胸だけが男の子なのが男の娘です
表向きは割と普通の学う校で 実は秘密裏に 美少女でなくて 「美 男の娘」に育てる機関って、無いのかな? 表向きは、最上級生には美少女が多いと言う評判の、共学校なのだけど 特に編入などは無いのに、表向きの 新入生の女子服の生徒数よりも最上級生の女子服の生徒数の方が多く 新入生の男子服の生徒数よりも最上級生の男子服の生徒数の方が少ない。 もちろん退学や留年などで最上級生の人数は新入生の人数よりも少ないが、それで有ったとしても、男女比率が変すぎる。 実は、。。。。。 って、事なのだけどね。 えーと、こまい設定だけど 増えた(表向き)女子生徒の制服は、入学時からの女子生徒の制服と、よく似ているけど部分的に違うもので、学校内では「男の娘」専用のトイレや化粧室、体育などの更衣室と隣接のシャワー室が有ったりする。 その違いを見分けられるのは女子生徒男の娘たちと教員たちだけで男子生徒は気が付かない。 とか、どうなんだろうね?
男の娘の育成に本気で取り組むなら小学校からの英才教育が必要だね 男子とは別の教室で行う「男の娘だけの保健体育授業」の中身が知りたい!
>>596 増えた男の娘のぶんだけ、男装女子が増えれば問題なし
>>697 例えば、シグサとか足裁きなどを仕込まれるのでは?
歩く時、走る時の手足の動かし方や女の子座り(アヒルさん座り?)が出来るように、だとか、座る時にスカートの裾に注意するとか。
あとは、公衆トイレや銭湯、ホテルや旅館などでの注意点?
男の娘の場合、基本は男だから、女湯や女トイレに入れるのは、常識的に10歳から13歳くらいまでが限度でしょ?
だからと言って、見た目は完璧な女の子だから、「女子トイレが満員で、とか、故障や清掃中で」男子トイレを使うように言われない限り、男子トイレには入れないでしょ?
それから「男の子からの愛され方」とか「痴漢などの被害者になったときの対応」「ナンパされたときの対応」などが有るのかな?
偽装彼女のサイト消えた? ログ保存してなかったのに…
>>600 なぜ保存しとかなかった?ちゃんと注意書きもあっただろう?
結局アンタには手間を惜しまないだけの愛が無かったって事さ
アナタに質問します。 アナタの 『(親が再婚したり、養子などの)義姉か義妹、または、片親違いの姉妹が ずっと女の子だと信じていたら、実は男の娘、または、女装子、と発覚した』 場合、どうしますか? この場合、戸籍などの記載も女であったとします。
>>602 人にモノを尋ねる時はまず自分からって習わなかったか?
むしろ父親の若い再婚相手が男の娘だったときどうするか考えようぜ
それなら母親の再婚相手が若い男の娘な可能性も考えねば。 どのみち全霊でもって愛でる所存だが。
ヤンジャンで女装物やってる。
『カイチュー』かな?弓の達人の話。 私が読んだ感じでは、女の子が男の子として育てられたのだと思いますが? 他の話ですか?
タイトルも作者も判らんではなぁ も少しkwsk
読みきりであったのじゃない? ウルジャンでもNEEDLESSってやつで女装やってる
>>609 ウルトラジャンプのニードレスは、あの少年が知人と空を飛んでいる時、敵の女子校に振り落とされたのが原因。
お姉さん、今となったら唯一の肉親の真似。
と、言ってもそのお姉さんは敵の実力者
花のケイジのビニ本を読んでたら忍者の女装シーンがあって不覚にも興奮した
色々着込むこの季節は、体の線とか隠せるので女装っ子にとっても過ごしやすいと思うんだ
>>613 ?? まあ。夏よりは、隠れるよね。
でも ね
逆に仕草や行動が目立つから、気を付けないと変人扱いされるんだよね。
体型云々は二次元の男の娘には不要な心配かな でも、その辺りを気にする姿を見てみたい気も……
外出してて、ショーウインドウに写った姿などを見ながら 「ボク、どう見られているのかな?かわいい服、似合っているかな? 胸が平らなのって、お尻が小さいのって、目立っちゃう?」 などと考えてる姿? ところで、 スカートやワンピとソックスの組み合わせで ・絶対領域を見せるのと ・ヒザを見せているのと ・フクラハギ辺りを見せているの スパッツやハーフパンツなどで ・絶対領域を見せるのと ・ヒザを見せているのと ・フクラハギ辺りを見せているの どれが冬の姿として好きですか? ああ、ストッキングとかタイツが好きな人もいるのか?
冬の生脚は見てる分には可愛いけど、自分でやるのは寒いからタイツの方が好き でも純女の友達には「女子力が足りない」てお説教されて烏賊略
産まれた時から女性の場合で、私服でもスカートで育てられた場合には
「雪と氷と北風の日」でも
小学生のうちは、ヒザからモモくらいの丈のスカートと足首やフクラハギくらいのソックスが多いと思うし、
中学や高校の制服は、学校によってはヒザ下と言うかフクラハギ位のが標準の場所も有るけど、関東、東海、甲信越、などの地域では、フトモモが見えるスカートとヒザが出るソックス
という格好の場合も有るよね。
だから、制服で強制的に膝丈またはクルブシ丈のズボンを1年中穿く男にとっては、真冬に足を出すのは全く慣れていないんだよね。
と、言うワケで、男の娘にとっての真冬は、慣れていない格好になるんだけど、
絶対領域を見せるワンピとソックスの組み合わせが出来るようになるのが1つの目標だと思う。
「ぬいぐるみっくす♥」(泉ゆうじ、
http://abaten.jp/ コミックガム)の女子制服の様な
というか、Kanonのほうが有名なのかな?
でもね
1950年頃から1975年頃の幼稚園や私立小学校の男子制服は、股下1cm〜5cm位だったから
例えば初期の鉄腕アトムのアトムやコバルトのような格好が水着だったし。
例えば初期の鉄人28号の正太郎のようなのが通学、通園服だったし。
体育の服装も半そでTシャツと、たいてい白色だけど、アトムパンツや、正太郎ズボンだった。
そして、中学で足全体を覆うズボンを穿く事になった。
オトナの理由は良くわからないけど、中学や高校の男子生徒にも
股下10cm以下だとか、ヒザ丈くらのを、制服で用意してくれていれば、
イワユル、「省エネ・ルック」はスグに受け入れられたと思うのだよね。
とかグチグチ。
昔、一地域の習慣で、男の幼児に幼女の服を着せるのが有ったな? 病弱な幼児に、だとか、兄姉の人数が風習や占いで悪い数字だとか。 何か、伝え聞いてる人いますか。
一地域どころか全国的にそうだよ。 和服に男女差なんて言うほどないからそもそも面白くないかもしれんが
全国的どころか、全世界的な風習のような。 少なくとも、日本と中国と西ヨーロッパとロシアにはそういう風習があった。
>>621 具体的に教えてください・・・・。
と、言うのは、スカート類は、
エジプトやパレスチナ・イスラエルなどの壁画や、神話伝説、ユダヤ教・イスラム教・キリスト教の書物の中で「男の正装として」。
そして、西暦1000年から1500年位の、ヨーロッパ各国の海軍服や海賊などの、セーラー服で
(今の女学生のセーラー服の原型でありますが、プリーツのスカートだったんですよ。当時は)
現代でも、
大英帝国のアイルランドやスコットランド地域の服装の「キルト(Kilt)」として
また、石油輸出国、イラン、イラク、などで「クルブシまである、日本で言うワンピースの様な、服」だとか、
そういった形で有りますから「男の子に女の子の格好をさせる」のとは明らかに違って、
男子の正しい服装としての「スカート類」または「日本ではスカートの範囲に入る衣服」が有ったのです。
ソレラと混同されていませんか?
>>624 621ではないけれど。
とりあえず服飾史関係の資料を見るといいのでは?
英国では幼児に女装させるのは少なくともGentry以上の階層になるけれど、あったよ。
見事にヒラヒラのワンピースとか(w。
誰だっけ?長じてもの凄いむさ苦しい肖像とか写真しか残ってない人の幼児期の写真が可愛い幼女なスタイルで残ってたりする。チャーチルの違ったっけ?
それから突っ込み的にはキルトはアイルランドには無い。スコットランドのハイランド限定。キルトとタータンも比較的歴史は浅いけどね。
水兵の制服はようやく19世紀ナポレオン戦争に入って決められてるぐらいで、その前は制服なんてのは士官にしかない。何かと勘違いしてない?
ということで、歴史的知識がかなり怪しいので、ちゃんとした資料を調べると宜しいかと思われ。
626 :
621 :2009/12/13(日) 13:52:10 ID:JMnnUO75
>>624 そもそも「ズボン」っての騎乗する場合に使用される衣装であって、「ズボン」と「スカート」で
男装・女装を区分するのは世界史的には一般的な話ではない。
日本は犬塚信乃とか昭和天皇とか。
中国は、固有名詞は出てこないけど『楊貴妃になりたかった男たち』p712とか。
西欧は
>>625 とかフェリペ・プロスペロとか。
ロシアは作家で例があった記憶があるけど思い出せず。
ちょっと調べてみると、アメリカでもマッカーサー元帥が該当とか、アラブ圏で盛んとかいう話もあった。
考えてみれば男子に比べて女子は外で危険な遊びをする機会が少ないから、
「女子として育てたほうが成人まで生き残りやすい」
というのは(特に近世以前では)当然の話であって、それを迷信扱いしている今のほうが変な話なわけ。
生物学的に見ても、女性の方が丈夫なんで、それにあやかりたいというのもあるんじゃないか?
おまえらって、女装少年のチンポは粗チン派?巨根派? 俺は粗チン派です。
どっちかと言えば粗チン
俺も粗チン派
男の娘が受け専かMの場合なら 普段は、 とても柔らかくて、ショーツの中で目立たないとかバンソウコウなどで止めれば目立たないくらいの、 でも、片手では持ちきれない様な巨根が良いです。 コトバで攻めたときに、、または尿道に異物を入れたときに、シゴいた時に、恥ずかしさと嬉しさで、もだえる姿を見たいです でもね 男の娘が攻めとかSだとすると 大きいと受け入れたらお口やお尻が壊れてしまうと良くないので、 小型が良いです。 でもSな女装な王様から、お仕置きされるのって良いかもしれないです。 ノーマルの場合なら・・・・ 絶対領域を、愛でることが、堪能出来ることが、可能なくらい短いミニスカートでも裸エプロンでも 出来ればぱんつはいてないとかで、目立たないくらいの大きさが良いかな?
801またはBLでの、受けな男の子(女の子の役というのかな?)、と、男の娘、は違うと思うけど。 ねぇ? なんだろう? 男の娘は観賞用 というのかな?攻めとか受けとかって言うのとは別の存在っていうか。 みんなはどう思っているのかな? だから、 顔やカラダ、性格 などは、「女の子には絶対にいない、かわいい人」で 男だと識別できるのはペッタンコ胸と股間の造りであれば良いのだと思うよ? 穴が一箇所だけだとか、玉二個と小型バナナ状の竿が付いているとか。
百人寄れば百の理想が 千人寄れば千の理想が
結論:萌えれば良し
うーむ、真理だ
636 :
名無しさん@ピンキー :2009/12/18(金) 16:26:59 ID:f8yD1uWg
ならこのスレいらなくなるな
そうだね。 手術というか、医薬品を使ったり刃物などを使ったりして「改造」した場合は、このスレでは扱えないからね。 素の男に、スグに「男に戻せる」状態で 女の服を着せ、場合によりカツラだとか、最低限の化粧などで、 と言うスレだからね。
ていうか男の子の裸が見たいだけなんやで
642 :
ね :2009/12/19(土) 20:00:49 ID:nUHMs4/t
スカートの中には可愛い太ももとショーツ…… ……そしてそれらには不釣合いな男の子のトレードマークとも言うべき小さな膨らみがあった。 少し躊躇したものの一気にショーツを下ろすとすっかり興奮した裕也の物が姿を現し、恐る恐るそれを撫でてみる。 「ひゃん!」 その瞬間裕也に電流が走り、悶えながら真琴に背を向けてくの字になった。 「あら、あららら〜、裕也ったら、やっぱり、まだ先っぽまでお皮を被ってたのね。 可愛いおちんちんねぇ〜。くすっ。」
続編期待wktk
388 さん。 ですか? 別人さん。 ですか?
645 :
名無しさん@ピンキー :2009/12/20(日) 08:13:54 ID:+LfkHXXm
>>636 そのとおりです。ウザいし、キモイし、障害者(GIDなど)たちの面汚しになってるし。
外見だけ女の猿真似して『女装してるときは心も女だから』と妄想に耽り、他人が感じる不快感になんの配慮もなく自己満足の世界に浸っている。
昨日やってた女装映画、俺は見てないけど、どうだった? 女装して女子寮潜入とか興奮する。 バレたら口封じに犯したり。
なんだそれ タイトルとか局とかわかんないのかw
「赤ずきん」のオオカミは、女装?
20氏の幼児女装小説がまた読みたいです・・・
女装では有りませんけど まんが らいふ おりじなる だったと思いますが 現在販売されている、おそらく2月号だと思いますが 3ツ目だとおもいますが 「いとをかし」と言う読み切り。 伊藤菓子店(?)の店番の話。 男の子のあおいちゃんは、男の子の服を着てますが、シグサとかクセとか、誰が見てもかわいい女の子で・・・・・・
それ男装じゃねーのかw ん。女装癖のある男の子の可能性か・・・
さきほど、私が酔って家に帰ってきて、弟を脅かしてやろうとこっそり部屋をのぞくと、 弟が私の服で女装してオナニーしているのを見つけてしまいました。 弟は私より背が低いので、私の服はぶかぶかだったのですが、 それをはだけさせてベッドの上でオナニーしていました。 私は驚きのあまり声を出してしまいました。 弟は私に気付いた途端しどろもどろに言い訳を始めましたが、 この格好を見られていたら言い訳は無駄だと悟ったようで、全て話してくれました。 数ヶ月前から私の服を着てオナニーしていること。 初めて着てみたときにドキドキしてオナニーしたくなったということ。 時々は私のベッドでオナニーしているということ。 私のことが好きだということ。 私は何も言わずに部屋に戻って、今これを書いています。どうすれば良いのでしょうか。 弟のことは大切ですし、涙目で私に離す弟はドキドキするほど可愛かったけれど、 だからといって弟と恋仲になることは考えられません。 傷つけずに断る方法はないでしょうか。弟が私と同じ趣味であることはうれしい反面、 兄としてはやはり心配になってしまうのです。
年上の彼女や教師から強制されるようなシチュがいい
このコピペも懐かしいな
>>655 兄が妹から、では、ダメですか?
gsso://www.square-enix.com/jp/magazine/ganganonline/comic/bokuhaimoutono/index.html
このスレのSSでありそうな感じだなw
女装物って、大抵ハーレムだよね。
女の子と仲良くしたい心理から女装する人もいるからね
ところで今までのSSをまとめたアレはないのやら
百合娘×女装男
つ まりほり
無いのか・・・つまり作れとそういうことか
エロマンガのハイスクールジャンクションは彼女と一緒にいるために 女装して女子高に潜入してたな
>>667 ごめんなさい、検索不測な時
どんな顔すればいいか分からないの
あへ顔すればいいとおもうよ
ムリだ、AAリストに入っていない
この手のWeb小説ではすぐ結末は性転換だけど、それはリアルでやってる人の願望だからつまらない。 エロに関しては相手が女でタチがフィニッシュはトコロテンが理想的だ。
お前らのオススメのウェブ小説サイト教えれ
読み手が男脳か女脳かでも変わりそうだ。
674 :
名無しさん@ピンキー :2009/12/28(月) 22:09:29 ID:inB8QJVP
Sunday Night Removers 菜々のWeb小説 由紀のトランス小説のお部屋
全部消えてる webarchiveで見てみる。
Sunday Night RemoversはVector、立石 洋一でやってるよ
外国語翻訳のほうはアーカイブじゃないと見れないけどな。
あけましておめでとう 今年も女装キャラが出てくれますように
お年玉サンクス
ははは、ざまあみろ、これでお前は、俺の身体の虜だ。
皆さんが一番そそるシチュエーションって何ですか?
気がついたらベッドに手足縛られてメイド服着せられてて目隠しされて弄ばれる
>>684 見た目やシグサ、声の質などが、理想的な女の子な男の子が
成績の都合で、学生同士の事件事故の多い男子校に入学して、
1、女神様(?)として光臨する。
例えば、体育などでの着替え。手足が出てる時、その玉肌が神々しすぎて誰も直視出来ない。
例えば、喧嘩などで怪我した時など、看護が上手く養護教諭よりも評判が良い。
そして、校内では、セーラ服やナースなどが似合うからと着させられている。
先生方もその方が違和感が無いからと「評判がいい」本人嫌がってるが。
2、女の代用として徹底的にもてあそばれる。
例えば、学校内では無理やり裸エプロンや女子下着などでいさせられる。まともな服を着ることが出来ない。
例えば、口も尻の穴も、男達の白濁液で満たされっぱなしになる。髪の毛から手足の指先まで全身、白濁液が乾くことが無
い。
両極端だけど、どっちも捨てがたい。と思う。
???????
他の例では
祖父母が行っている商店街の小さな店で手伝っているが孫娘と勘違いされている。
本人は男の子の服を着てるが、毎日のようにお客様から女子服をプレゼントされるし、それを着ることを望まれてしまう。
いくら男だと説明しても聞き入れてくれない。そして、「なんでカワイイ女の子が、男の子だと言い張るの?」と。
中には女の子の服に着替えるまで帰らないお客様もいる。
眼鏡をかけた聡明を感じさせる細身の男子学生 受験勉強のストレスにより、彼は万引きをしてしまうが、 それを目撃され同じ学校の生徒に脅迫される 経歴に傷がつくことを怖れた彼は、ただ黙ってそれを受け入れる しかし、同級生がした要求は彼にとって顔面を蒼白させるものだった 放課後、人気のない部室へと、辺りを気にしながら足を運ぶ彼 そこに待っていたのは下卑た笑いを浮かべる同級生だった 部屋に鍵をかけて、嫌々ながら用意してあった衣服へと着替える それは同校の女子学生の制服だった 屈辱と恥じらいに頬を紅潮させる彼 だが、あの日以来強要されていた行為はこれで終わりではなかった 椅子に腰掛けている同級生にうやうやしく跪き、ズボンの前をあける そこにはおおきくそそりたった男根があった 空々しい、おためごかしの奉仕の言葉を呟き、それを口にふくむ彼 暮れなずむ夕焼けが映える二人だけの部室に、粘着質な音が響く どれほど同級生の男根に口腔奉仕を繰り返しただろうか 同級生は一声呻くと両腕で彼の頭をおさえ、喉の奥へと男根を深く突き入れた その瞬間、彼の口の中へと熱い迸りがぶちまけられた 先っぽからでる残滓を綺麗に舐め取り口を離す そして大きく口をあけて舌を出し、口中を確認させる まだ飲んだりする事は許されていない 精液を涎のように垂らし、その間抜け顔を携帯に写さないと駄目なのだ 万引きの瞬間を捕らえた、同級生の携帯電話 その中には、それを遥かに上回る彼の痴呆面が撮られ、保存されていた 了承をもらい、両手で口から垂れた精液を受け止め、舐めとり嚥下する 口に生臭い味が広がる、すでに両目からは涙が溢れていた 休日前に彼はビデオカメラを手渡される 自分の部屋で自慰行為をして、それを撮影しろというのだ それも、女物の下着を纏い、卑猥な言葉を叫びながら 一旦拒否をするも、従わなければネットに画像をばら撒くという脅迫に 彼はしぶしぶ要求を受け入れてしまう 深夜、両親が寝静まった事を確認し、彼は着替えた 白いショーツにガーターベルトを履き、ブラの下へと手を伸ばす 自分の乳首を弄るという行為に自己嫌悪になりながらも、 彼はもう一つの手を下半身へと伸ばした 半勃ちになった、自分の男の部分 馴れない手つきでそれをしごきながら、いやらしい言葉を口に出す 下半身に感じる快感が、今の自分の不幸を忘れさせてくれそうだった 感情が昂ぶっていき、ベッドのうえで喘ぎながら身体を身悶えさせる ビデオカメラの無機質なレンズが、その自分を捉えていた 撮られている 今の自分の、あさましい行為が撮られ、記録されている それを明日同級生に手渡さなければいけないのだ どういう顔で、どういった表情で、僕は、同級生は、 受け取り、また手渡すのだろうか? 被虐的感情が彼の身体を駆け巡り、いっそう声を荒げて彼は達した
季節は夏へと移り変わり、要求は更にエスカレートしていった 夏期講習の帰り、彼は公園の便所へ、人目をはばかり入っていく その手には大きめのバッグ、中には衣服等が入っている トイレの中で女物のブラウスとスカートへと着替え 手鏡を見ながら化粧をし、顔周りを確認する 準備をすませると、彼はメールへと指定された場所へむかった むかった先は遊園地、そこには同級生が待っていた 敷地内の林へと歩き、スカートをあげる様に要求する同級生 持ち上げたスカートの中を確認し、満足そうにうなずく そこには下着の中で動くアナルバイブがあった 今回の要求は、今日一日この格好で同級生につき合う事 下半身の蠢きに頬を赤らめ、足元がふらつく彼 そんな彼の手をつなぎ、寄り添うように立つ同級生 他の人は仲睦まじいカップルのデートと思うことだろう だが今の自分と同級生は明らかに主従関係がなりたっていた アトラクションに乗るたびに、周りを気にする彼 そんな彼の一挙一動を同級生は言葉で嬲る 営業時間が終了し、二人が行った先はあの公園だった 四つん這いになって尻をあげられ、下着を下ろされバイブを引き抜かれる その広がったアナルに、浣腸器が突き刺さった 腸内を逆上がる感覚に悲鳴をあげる 瘧にかかったかのように身体を震わせる彼に、今度は尻尾を模した アナルバイブが入れられた 固定され、尻に力を入れても外す事が出来ない、ぎゅるぎゅるとお腹が鳴る 立っていられない彼に、同級生は犬用の首輪をはめ、命令した 四つん這いになって公園を一周したら今日は介抱してやる、と いくら人気がないといっても、いつ人が来るかわからない 彼は顔を歪めながら両手足を地につけ、そろそろと這い回る事にした 永劫と思うような時間、肩を落としながらもなんとか彼はこの行為をやりとげた そんな彼に、同級生は柱に向かって足をあげる様に言った 言われるまま、スカートの端を口でくわえ、犬のように片足をあげる 露になった股間を夜の風が通り過ぎていった 彼の男根は、このような行為を受けながら勃起していた 笑顔で微笑み、同級生はバイブを引き抜く 栓の無くなったアナルから、腸で荒れ狂っていた浣腸液が勢いよく噴出した その開放感に虚脱し、地面に寝そべる彼 自分で作った水溜りに顔をうずめる 鼻につく汚臭を感じながらも、彼の顔は恍惚へと微笑んでいた ひくひくとアナルを微動させ、まだ体内に溜まっている臭水を吐き出す彼の姿を 同級生の携帯電話は余す事無く写していた
盆も過ぎ、夏も終わるかとする頃
閑静な住宅街をひとりの人物が歩いていた
通りかかる人がいれば首を傾げた事であろう
レインコートに身を包んだ髪の長い女性が歩いているのだ
しかもその下は、スクール水着にサンダルといういでたちだ
本日は晴天である
日差しが暑いのか彼女は、はあはあと息が荒い
人々がよく見れば、半透明のレインコートの下に膨らんだものがあるのに気づいただろう
水着のうえに男性器のシルエットがわかることを
それは、あきらかに勃起していた
カツラをつけて女装した彼である
ふらふらと、夢遊病の足取りで住宅街を進む彼はひとつの家にたどり着いた
インターホンをならすと、しばらくしてドアが開けられる
中にいたのは同級生だった
レインコートを脱ぎ、彼に背中をむいて頭をさげる
両足を広げると片手で尻たぶをひらき、もう片方で水着をずらしアナルをみせる
物欲しそうにするその尻穴に、怒張が突き入れられた
玄関のドアに手をつき、嬌声をあげる彼
そんな彼の尻を両手で掴まえ腰を動かす同級生
あれから色んな事を強要された
アナルセックスも今日が初めてではない
いつでも、どこでも、呼び出され辱めを受けた
たとえ学校を卒業してもこの関係は続くだろう
受験に受かっても、自分の未来はふさがっている
快感に溺れれば、そんな事は考えることも無い
より深い快感を得ようと、彼は自ら腰を動かした
今の彼は脅迫されて行為に臨んでいるのではない
自ら進んで、この行為に励んでいるのだった
その至福になった顔に、聡明さはすでになかった
>>684 こんなん
よし続け給へ
おっ起したw
どんだけ細かいんだよw いいぞ、もっとやれ
>>684 女だと偽って、女の子の家に入って犯す。
女装趣味「男子トイレ入れず」女性用に入り御用
2010年1月11日(月)01:25
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20100111-567-OYT1T00101.html 福岡県警門司署は10日、北九州市門司区のJR門司駅の女性用トイレに入ったとして、広島市東区の会社員(44)を建造物侵入容疑で現行犯逮捕した。
女装と電車旅行が趣味で、「女装していたので男性用トイレに入れなかった」と供述しているという。
発表によると、会社員は同日午後4時5分頃、門司駅構内の女性用トイレに侵入した疑い。トイレを利用した女性が「女装した男性が入ってきた」と駅員に連絡し、駅員が110番した。
肩にかかる黒髪のかつらをかぶり、ミニスカートにブーツ姿だったが、一見して男と分かるという。広島市から門司に日帰り旅行に来ていたという。
漫画や小説などの女装子や男の娘のように、誰が見ても違和感ない子になっていた場合でも、 トイレや風呂、または、プールなどでの更衣室などでは気をつけましょう。 トイレの場合、男女が同じ場所になっている所や、 障害者用トイレでも、一般の人の利用が出来るところ 等を利用しましょう。 前もって調べておく事をお勧めします。 学校や職場などで、周りの皆さんが強力してくれる場合ば、例外的に許されると思いますけどね。 本当の女の子や女の人数名、十数名などと一緒の場合は、どうなんでしょうね?
可愛い子とデートしてる途中に「ちょっとトイレ行ってくる」って ためらいもなく男子トイレに入られると、当然なはずなのに妙にハラハラするだろうな 変なヤツに絡まれたりしないか心配で様子を見に行き、 個室の前で出てくるのを待ってて怒られたいぜ
まずは、服装から考えて見ましょうか? スカートやワンピース、キュロットなど、以降「スカート類」の場合と オーバーオールやスパッツ、ハーフパンツ、ホットパンツ、などの、以降「ズボン、スラックス」類の場青と ズボンやスラックス類、の場合であれば、誰が見ても女の子と見間違えるくらいかわいい子でも さほと、問題にならないと思います。 しかし。スカート類の場合、おそらく、変質者と思われる筈です。 しかしながら、男性が女性用トイレを使うと、すぐ、犯罪者として警察などに捕まりますが 女性が男性用トイレを使っても、その場での注意程度で済まされてしまいます。 例外として、男性用トイレが、故障や清掃などで利用できない場合に、その管理者が女性用トイレを使うように指定した場合などは有りますが。
先日、某ゲームのヒロインの服を着た人が、男子トイレにためらい無く入ってきて男子小用を使っていましたが、判らないでは無いにしても、幻滅しましたよ。 あー?。まあ。それなりのお祭りの会場ですけどね。 本当の女の人が、元のゲームでの設定が全裸にマントで、テレビアニメや移植等では紐パンツ(って言うのかな?、股間前面に申し訳程度に布があり脇や後ろは細いリボン)なのを 本気で全裸マントで歩き回っていても注意を受けない様な場所です。
「もー、付いて来ないでよ!ヘンタイ!!」とか怒られちゃって 『いやいや俺もションベンなんだって』とか言い訳しながら 並んで連れションしたいです(*´д`)ハァハァ
>>698 なぜそこで萌えん。
とてもこのスレの住人とは思えんな。
なにこの雑談スレ エロパロ板でやる必要ないだろ
雑談がSSを生む事もある 考察よりも妄想をどんどんすべきだな
703 :
698 :2010/01/15(金) 03:08:02 ID:I4KLVmry
>>700 萌えないよ
恥じらいながら入ってきて、「コレさえ無ければ、もっと可愛くなれるのに」と悩みながら・・・・
と言うのが好きなんですよ。
・・・・・・・
まぁ。例えば。
男の娘の場合、髪型は女の子な訳ですよ。短髪でも。
男の娘の場合、体型は胸が平らな女の子な訳ですよ。 腰とかお尻とか腕や足とか。
男の娘の場合、声は女の子や声変わり前の男の子な訳ですよ。
つまり股間と胸、以外は女の子なのですよ。
だから男の股間だけ有る出っ張りでの水分排泄はハズカシイというのがすきなんですよ。
705 :
700 :2010/01/16(土) 00:28:27 ID:hsZkmU+L
>>698 そっか…
そのシチュだけでご飯3杯はいけるクチの俺はまだまだってことだな…
>>698 無自覚で無防備なその子に件を指摘したら
>>703 にルート開拓できるジャマイカ
以前は気にならなかった行為が他人の目を気になりだして「トイレいけないよぉ」
年上の彼女か女教師と関係を持つも通常では満足させれず、 下着から始まってデートでは完全な状態を求められ、 プレイの時も徐々に拡張されていくとか
>>704 ノノノのあれって女の子になりたいタイプの女装少年だよね。
う〜ん…
ノノノノは男装少女の漫画だった気がするがいつのまにか逆方向のキャラも出てきたのか
>>707 楠桂の「Unな彼女」かな?
女っぽい人しか愛してきていない女 が 女装した男 を 愛するが
その「女装した男」の友人(男)は、その女装状態を好きになってしまった。
(違う)
そして女装している男にはお姉さんがいる。
女っぽい人しか愛してきていない女 は そのお姉さんにすごく興味を持つ
(絶対に違う)
そんな話。
ちなみに男は、肌の手入れや下着も完全な女を求められている。
>>708-709 そうねぇ。
変わった性癖を求めてるなぁ。先生は。
父や兄の代わりに男になり大会に出る女の子と
理由はいまだ不明だけど、男の娘。
でも、女の子になりたいなら男性向けの競技に出るのは変だと思うのだよね。
えるふぇんりーと とは別の方向に向かってる気がする
>>710 実は単なる思い付きです。
男が皮かむり等で性的なアピールが弱く、それが原因で女装を強要され、
プレイも受け身でそのまま逆アナルにまでシフトという流れ
女がややレズの属性もあるとすんなり進みそう
なぜか実際に女装してる人のサイトの小説って転載疑惑が多いな。 アフィで稼いでホルモンにも使ってるんだろうか?
転載というよりシチュエーションが「女装」で固定されてるから 大体似たり寄ったりの内容になるんじゃないの?
海外だと転載しまくりがデフォルトだが。
題名まで同じでそれが三箇所ぐらいで見れるのを思うと、 彼らのモラルを疑わざるを得ない。
捕手
このスレって版権もあり?
版権ものスレ以外で版権ものやり出すと荒れるんだよね
以前このトリップで投稿していた者です。ご無沙汰しております。
スレの
>>2 にある「偽装彼女」(このスレに自分が投稿したSSの保管サイト)についてですが、
こちらの都合(しばらく管理ができなくなったため)により先月サイトを削除しました。
ですので次スレを立てる際、お手数ですがテンプレから削ってください。
(またこのスレにお邪魔したいと思ってますが、サイト自体は削除した/再築の予定はな
いのでurl繋がりません)
まとめwikiの方にも保管庫をリンクしてくださっているみたいですが、
今使っている端末からうまく編集できなかったため、どなたか削ってくだされば幸いです。
保管サイトを使ってくださった方、ありがとうございました。
そして報告が遅くなり失礼しました。
>>719 残念過ぎる
すごい読みたくてサルベージしようとしたけどできなくてがっくりきてた
なにかまとめに保管とか方法は…
>>719 お疲れ様です。
ウィキから保管庫へのリンク消しておきました。
>>720 氏から許可がもらえれば、dat落ち変換器で過去ログから保管するということも出来ますが・・・
>>719 作者さんに事情が有るのは重々承知の事とはいえ勿体な過ぎる……
(;´д`)
>>721 氏から許可いただいた上でwikiの書庫の方に保管できないですかね?
まあなんにせよこれまでおつかれさまでござった
あえて消したわけだしそっとしとくのがいいかと 俺も保存してなくて涙目だけどさ
残ってると続編or完結マダーって声が負担になるしな 心機一転新作に取り組むのもまた良し
A Bone2に残ってるDATファイルでよければ過去スレ分あるぞ
727 :
726 :2010/02/02(火) 23:52:45 ID:47ZK99hm
ありがとうございました。作者様にも最うpされた方にも謝意を伝えたいです。
@ お姉さんに無理やり女装させられた少年がそのお姉さんに食われる A 女装少年が男だとバラすと脅されてお姉さんに食われる B 女装少年が恋人のお兄さんに食われる C 女装少年が女装少年に食われる D 女装少年が男装少女に食われる E 女装少年がふたなりに食われる F 女装少年が恋人の少女を食べる G 女装少年が恋人のお兄さんを食べる
1 無理やり・相手が女性というのがマイベスト!
@
1〜8どれでもどんと来い!
4が好物だけど、1〜8どれでもどんとこい!
俺の好きなパターンが入ってないゾ
8が大好物です どれでもイケルけどね
前橋梨乃さんのセレクトと訳による「海外秀作TV小説」は次の8作
リーズナブル Brandy Dewinter
ターニング・ポイント Jillian O and Deborah Edwards
プレスト・チャンゴ Brian
ワーキング・ガール StacyInLove
「やらせ」なんか怖くない Karen Elizabeth L.
テリーとロバート Marianne Wright
ガール・センター Karen Elizabeth L.
処女航海 Brian
このうちネットアーカイヴに残ってるのは
>>228 で紹介してくれた「プレスト・チャンゴ」だけなのかな。
一番好きだった「ワーキング・ガール」、それに「やらせ……」「処女航海」は何とか読めないものかなあ。
>>729 3・4・6・8
女が相手ならショタで十分
女装の必要なし
>>737 このスレでは「女装した男の人や男の子」でないとダメなんですよ。
ただの男の子で十分なアナタの来る場所ではありませんよ?
同じ女装系でも「女相手じゃないとダメ」ってのと 「男相手じゃないとダメ」ってのがあるのが面白いなぁ
742 :
名無しさん@ピンキー :2010/02/07(日) 23:41:42 ID:TXIMnpDr
どっちでもイケる。 女装少年ならば
女装少年がかわいいなら、色々な方向で楽しめる自分でありたい
女相手じゃないとダメ
どっちか片方だけってのは、どうしても半分損しているような気がして。 どっちもおkな自分、美女装ものならBLだっていけるよ。
こういうプログラム翻訳を使ってると 日本語って特別なのね。と思うよ。 中国、アメリカ、イギリスなどヨーロッパ各国 の文法は基礎的に同じだけど 日本だけ、並びが違うなぁと。 まあ、ソレはソレで置いておいて 個人的には、 お姉さまや年下のお嬢様ために男の娘になった子も好きだし お兄ちゃん大好き、や、小父様大好きで男の娘になった子も好きだし 男の娘に気に入って欲しくて男の娘になった子も好きだよ。
>>736 あと2作品が翻訳中だった見たいですね。
もう暫くHPが続いていたならアップされたんでしょうけども。
完成した翻訳をを読みたかったですね。
アンダーザローズ(船戸明里/幻冬舎)のレイチェル・ブレナンで再生された。 普段は眼鏡に三つ編み編み込みで、外すとウェーブがかった黒髪ロングが上気した背中に張り付いて実にエロいです。
かなり前の話だが遊戯王の龍亞が地味に女装してんだよね。 まあ、服は女装とは言いがたく実際髪の束ね方変えただけなんだが。 あの基地外アニメで書いてくれる勇姿はいないものか・・・
遊戯王スレでやれ
過疎ってんな。
女装すればひなまつりを十分に満喫できるね。 「女の子のセック」スからね。
もうちょっとうまく言えよ
ハードル高!!
かなり前にネットでこんな小説見かけたんですが、どなたかご存知ありませんか? たしか男性の一人称の文章だったと思うのだけど。 恋人同士が車で旅行に。途中でなぜか洞窟へ入って行って、彼氏が彼女の持ってきたトランクの衣装で女装させられて、 彼氏が彼女に女性扱いで責められていくやつ。 彼氏が乳首を愛撫されて戸惑っていると、耳元で彼女があえぎ声をあげてみせる。 「女はこんな風に感じるのよ」 彼氏が攻められるたびに彼女があえぐので、彼氏もだんだん愛撫に声をあげてあえぐようになって、いつしか女のなった気になって逝ってしまう。 みたいなやつなんですけど。 当時は保存の仕方もわからなくて、お気に入りはリカバリー時に消えてしまって。 ぜひまた読みたいのです。
759 :
名無しさん@ピンキー :2010/03/21(日) 01:20:13 ID:6mMZT/tL
Hey!みんな!
初投稿失礼します。 とある私服通学OKな高校にて。 女装クラブ発足に会員が足りず、女装娘が無理矢理に一般男性の友人を入会させて女装させる話。 エロなしギャグ風味。 女装娘には友人とは別に男の恋人が居る設定なので、途中で男×女装娘の関係を匂わせる文章や会話が入ります。 該当は2レス目以降。 男×女装(男)がほのかに書いてあるだけでも苦手な方や、エロを求めている方はNGやスルーでお願いします。 10レス程度消費予定です。
「女装っ娘くらぶ会員募集中!変身願望叶えます」 でかでかと書かれたポスターに、俺はげんなりと肩を落とした。 「真吾、入ってくれるよね?」 にっこりと極上の笑みで小首を傾げてくれた美少女もどきに俺は深く深く溜息をついた。 うちの学校は私服通学が許される。 お陰で実は男です、や実は女です、な服装倒錯した生徒もたまに居る。 その筆頭がこいつだろう。 大森翼。今年入学したばかりの高校一年。俺とタメだ。 黙って立っていれば、本気で美少女なのだが、実は男。 さらさらの栗色セミロングを短めのポニーテールにした髪型とか、まるで誘ってるように ふっくらした小ぶりの唇だとか、ぱっちりした大きめの瞳やら、華奢な体を包むひらひら した花柄チュニックだとか、そういった容姿や女の子衣装や女の子っぽい仕草のお陰で、 ぱっと見た限りでは男とはなかなか気がつきにくい。 何の因果か入学式前に隣に引っ越してきたこいつの言動に振り回される生活も二ヶ月目。 もういい加減、対処方法も分かってきたと思っていたのに、甘かった。 「何故に俺が『女装くらぶ』に入らにゃならんのか、10秒以内に答えろ」 翼のように女装趣味があるわけでも、潜在願望があるわけでもない、ごく普通の男子生 徒に何を求める気だ、お前は。 「だって、入会希望者が少なくてさあ。存続の危機なんだもん」 「発足の危機だろーが」 まだ発足すらしてない癖に、存続の危機なんて言うな。おこがましい。 「まぁ、そんな訳でさ、私を助けると思って、オ・ネ・ガ・イ」 「いやだ」 「けちー」 「けちで結構。大体、俺に女装が似合うと思うか?」 その問いには、たっぷり30秒は間が開いた。 「化粧で誤魔化せば何とか…なる、かも?」 「なるか、馬鹿」 俺の身長は178あるんだぞ? そんなデカイ女はモデルくらいだが、生憎と俺の顔はモデル系じゃない。 イケメンとまではいかないもののそこそこ整ってる顔だとは思うが、カツラ被ってロング スカート穿いたところで、お笑い芸人程度のキモ女装になるのがオチだ。
※以降、地の文や会話に男×女装娘の恋人関係を説明するものが時折入ります。 ※男×女装娘が苦手な方はご注意! 「いや、それはそれでアリだと思う」 「ねーよ」 つか、あってたまるか。 「真吾ってば、冷たい…拓海さんは優しいのにぃ」 「バカ兄貴はお前にべた惚れだから優しいだけだっつーに」 俺が翼に振り回されている原因としていくつかある内のひとつがこの件だ。 なんと、俺の兄貴は翼を女の子と勘違いして一目惚れした揚句、男でも可愛いからいいや と恋人になってしまったというから驚きだ。兄貴に翼を紹介された時は俺も性別を勘違い したので、勘違いだけは俺にも理解できるが、その先が理解できん。 色んな意味で勇気がある二人だが、本来無関係な筈の弟の俺にまで時折妙な火の粉が降っ てくるのが玉にきず。 翼にとって俺は、ちょうどいい位置の便利な下僕らしい。 ただし、翼は何故だか兄貴には弱いというか、基本逆らえないっぽい。 好きな人だから逆らえないのか、それとも兄貴はあの涼しい顔で翼をさりげなく調教して たりして。 ………。 ………………。 うっかり想像してしまったビジョンを頭から追い出すべく、勢いよく頭を左右に振る俺を 翼が不思議そうな顔で見上げる。 俺は出来れば、お前らバカップルから離れて平穏な日常を取り戻したいんだ、畜生。 「とにかく、俺は嫌だ」 きっぱりと断ったのに、今日の奴はしつこかった。 「じゃぁ、幽霊部員てことで」 「なんでそうなる?!」 「部員が足りないから」 きっぱりと薄い胸を張るな、そこで。 「でもさ、幽霊部員なら名前だけだから、名簿提出用に名前貸してくれない?」 こんな打開策はどうでしょう?とばかりに身を乗り出した翼に、俺はもう一度溜息ひとつ。 「名前だけだからな?」 「ありがと、真吾」 うかつにも根負けして了承してしまったことを、その翌日に再後悔する羽目になるとも知 らず、俺は肩の荷を下ろした気分でチュニックの裾を翻して立ち去る翼を見送ったのだっ た。
そして翌日。 「手伝ってほしいの」 目の前には握りしめた両手を胸の前に持ってきて俺を見上げる翼のおねだりポーズ。 そら来た、と俺は思ったね。 幽霊部員だとか言っていたくせに、やはり何か手伝わされるのだ。 発足できるぎりぎりの人数からのスタートなので当然人手は足りない。 部員が増えるまでは、何かあったら俺に頼みに来るだろうと予想していたがやはり大当た りだ。嬉しくないが。 「で、何を?」 「うん。看板持って勧誘したいんだけど、真吾、背が高いから看板持ちをお願いしたくて」 ああ、お前の身長は男にしては低いもんなぁ、とやたら袖丈の長いピンクのロングパーカ ーに柄物のミニスカート姿の翼を見下ろして納得。 155cm程度の身長では、看板持っても大して目立つまい。 「へいへい」 翼の頼み事は下手に断るとこじれて後が大変になることを身に沁みていた俺は、諦めの境 地で短めポニーテールの後をついて行った。 ++++++ 部室として宛がわれた部屋に入ると、大きな姿見が真中に置いてあるのが目を引く。 あとは別段目立つものも無い。折りたたみの出来る長机がひとつと椅子がみっつ。 発足したてとあって、シンプル極まりない。 部員三人以上が新しく部を発足させるための条件なのだが、その三人目は只今、校内各所 にポスターを貼るべく女装姿で駆けまわっているのだそう。 「この看板なんだけど」 そう言って長机の上のお手製看板を示す。 ああ、昨日作ってたアレね、と少し屈んで手に取った瞬間、頭に妙なものが被せられた。 ばさり、と被せられたものは黒くてなんだかびらびらずるずると長くて、胸のあたりまで ある。 「よし、後はお着替えー」 「お着替えー…って、ちょっと待て!」 コントの突っ込み役よろしく外したカツラを床に叩きつけての抗議にもめげず、翼はあれ れ?と首を傾げた。 「はい、なんでしょう?」 「なんでしょうじゃねーよ。ナチュラルに女装させんな」 まったく油断も隙も無いったらありゃしない。
「今日のテーマはセーラー服なんだよぅ」 「それがなんだ」 「さぁ、貴方も桜塚や○くんに!」 「なるか!」 あれほど嫌だと言ってるのに、こいつは! 大声で喚いたせいでぜぇぜぇと息が切れる。 翼の可愛い顔が、今日ほど小憎らしいと感じたことは無いと思った時。 「ふぅん?まぁ、それでもいいけどー…例の件バラしてもいいのかなー?」 「…は?例の件?」 なんだ、ソレは。 例の件って何のことだ? あの馬鹿兄貴から何か聞いたのか、それとも学校生活で何か弱みを握ったか、それとも、 我が家に遊びに来た際にでも俺の部屋を勝手に漁ったのか?! 色んな想像が一気に頭を駆け巡る。 何しろ色んな方面で弱みに心当たりがありすぎて、どれのことだか分からない。 その上、翼が弱みを握ってる可能性が、ものすごく大ありなのが怖い。 「例の件ってどれだ?」 「うん、まぁいいんだ。着たくないならそれで。一斉メール送信するだけだし」 なんて言いながら、翼は携帯メールを送信するべく操作を始める。 よーしパパ張り切って各方面にメールしちゃうぞーって、それなんて羞恥プレイだ? 「ああもう!分かった分かった!着てやる!」 ヤケクソで喚くと、翼は良く出来ましたとばかりににっこりして携帯を置いた。 「ありがと、真吾。そういうとこ大好き」 お前、大好きの使い方があざといわ! とでも叫びたいところだが、そんな気力は残って無い。 果てしなく疲れた気分で手近な椅子に腰をおろして一言言うのが精いっぱいだった。 「ただし、2度目は無いと思え」 「はぁい」 良い子のお返事だが、翼のお尻には悪魔の尻尾があるに違いないと俺は確信した。 「そういえば、女物の下着もあったりするんだけどそれも着替える?」 「死んでも嫌だ」 「そうかなぁ?女の子のって可愛いよ?」 今日のショーツはイチゴ柄〜、なんてデタラメな歌を歌いながら、翼は紙袋の中から黒や ら白やら水玉やら縞々柄の各種女性用下着を取りだした。 『女装くらぶ』用に適当に買ってきたそうだが、とりあえずお前の下着の柄は聞いてない。
「お前の価値観を押しつけるなっつーのに」 しかし、女物の下着なんて間近で拝める日はそうそうない。 女性用下着コーナーなんて、彼女も居ない一般男子にとっては店員および周囲の視線が恐 ろしくてなかなか近寄れない禁断の地なのだ。 「どうやったって、俺にはサイズ合わないだろ」 とか言いつつ、サイズ確認の為という大義名分で長机の上に色とりどりの下着を並べる。 しかし、本当に布面積が小さいな。 「サイズはMが多いかなぁ……あ、これだけLだ」 ピンクの…ちょっとオバサンが穿くような気がしないでもないサイズの布っきれ。 俺の体格だとMでは無理。でも、手に取って広げてみたがLでもきつそうだ。 ウエストのゴムを両手で引っ張ってみると少しは伸びるようだが、それでもこれはあまり 穿きたいとは思えない。LLだったら入るだろうとかそういうことではなく。 リボンもフリルも無いオバサンパンツなんて可愛くないし、ロングスカートだったら下着 まで徹底することも無いだろう。 「お客様、ご試着なさいますか〜?」 下着売り場の店員みたいな声音で翼が俺を見てにやにやしている。 鼻の下が伸びてるのがバレたか。 「お客様こそ、こんなの試着しませんか?」 反撃とばかりに、黒のレースで飾られた一枚をぴろんと翼の目の前に差し出す。 素直に受け取った翼は、レースを指で辿りながら、う〜んと悩んでいる様子。 「黒ってエッチっぽいよねぇ」 「少なくともイチゴ柄よりは興奮するだろ。つーか、俺だけ恥ずかしい目にあうのも割に 合わないしさぁ。翼も生着替えくらい見せてくれないと、女装する意欲が薄れてくなー…」 「……どこの小学生だよ、もぅ」 「単に、美少女の生着替えが見てみたいなぁ〜っと」 正確には女装美少年だが、その辺は置いといて。 「…それはボクへの挑発か?つか、嫌がらせだな?」 おや、スイッチが私からボクに切り替わった。 どうやら、これが無理に女装させられる羽目になった事への反撃開始だということに翼は 気付いたらしい。軽く睨んでくる目元が赤い分だけ、迫力足りてないのが笑える。 「──あんまり、じろじろ見るなよ?」 「お、やってくれるんだ?」 「べっ…別に、お前を喜ばせるために着替えるんじゃないからな?!…どうせ、セーラー 服に着替えなきゃならないから…それだけだから!あ、あと、じろじろ見るな!」 じろじろ見るなをそんなに強調せんでも。 大事なことだから二度言ったんですね、わかります…じゃなくて、照れるあまりにツンデ レっすか。 笑いを噛み殺す俺から身体ごと背を向けて、翼は着ていたパーカーを脱いで机上に投げた。 下には薄手の白いカットソー。その下にはキャミソールの紐のラインが透けているのが後 ろからも見える。 せっかくだからちゃんと堪能するべく、俺は椅子を引き寄せて彼の前に座った。
「どうせなら、正面向いて欲しいなー」 「あーもー、注文多すぎ!」 噛みついた割には、ちゃんとこっちに向き直ってくれるあたり、大変素直でよろしい。 後れ毛を留めていたピンやヘアゴム等を外してショートポニーを下ろすと結んだ跡が付い たセミロングが肩に流れる。手に持ったヘアアクセサリは、まとめて机上に放り出す乱雑さ。 お前、料理とか得意なくせに整理整頓ダメダメって、変なところで男だよな。 机上で跳ねて散らばったヘアアクセサリを失くさぬよう、仕方なく俺が一か所に集めてやる。 「先に…下…いや、上でいいかな?」 ちょっとためらった後、カットソーの裾を前に交差した手で持ち上げてそれも脱いでいく。 現れたのは白いキャミソールなのだが、そこの胸部分がパッド入りなのか膨らんでいる。 男の胸は基本ぺたんこなので、なんか変な感じだ。 脱いだ為に乱れた髪の毛をちょっと手櫛で直し、カットソーを軽く畳んで同じく机上へ。 「それパッド入ってるの?」 「だって、ちょっとでも胸ないと女装中は逆に変だろ」 ということは、押すとぺこぺこなんだな、その中身。 まぁ、貧乳娘だと思えば、萌えられなくもない…か?ううむ。好みが分かれるところだな。 「あ、そうだ」 せっかくだし、写真写真っと。 セーラー服を着るために脇のジッパーを開けている姿を携帯で撮影するべく構える。 キャミソールとミニスカート姿の生着替え中の貴重写真。 見られているせいなのかほんのり頬が赤いのがポイントだ。 しゃらーんと鳴った音に気が付いた翼は渋い顔をした。 「そんなの撮っても大したオカズにならないと思うけど」 「いーや、兄貴に売りつける」 「売れないと思う」 「なんで?」 「あの人、もっとヤバいの持ってるから」 さらっとすごいことを言いながら、翼はセーラー服の上の方を着こむ。 ってことは、もっとエロい写真が奴のデータフォルダには満載なんだな。 バカップルはさておき、とりあえず写真部にでも売りつければいいかと思い直した俺は、 一応写真を保存しておいた。 赤いスカーフは後にするらしく、紺色のプリーツスカートに足を通す翼を見て、俺は待っ たをかけた。このままだと今穿いてるスカートの上からプリーツスカートを穿き、それか ら下を脱がれてしまう。それでは下着が見れないじゃないか。 「というか、先に下着こっちに着替えろよ。見てみたいし」 黒のレースショーツをひらひらすると、翼の顔が険を帯びた。 「なんで、下着までお前に…!」 「あ、じゃぁ、俺脱会ってことで」 「ガキかっ!」 「エッチな高校生ですが、なにか?」 そんなふざけた返答に小さく溜息をついたと思ったら、翼は含み笑いで俺を見た。 「拓海にバレたら連帯責任っつーことで良いよね?」 「いや、黙っとくけど。つか、お仕置きでもされんの?」
俺が苦笑している間に、翼はプリーツスカートを置いて黒い下着を手に取った。 つか、良いよねって何だ。本当にお仕置きされるなら、俺は逃げるぞ。 「まぁ、アレだ。今脱会されると困るから、ちょっとだけサービスってことで!」 おりょ?渋ってたくせに、何だかやる気になってしまったらしい。 しかしさすがに恥ずかしいのか軽く俯いて、右手をスカートの裾に持って行き、スカート を横からまくって穿いてる下着に指をひっかけ、ゆっくりと下に下ろして脱いでいく。 真正面をめくるとオトコノコの象徴が見えるけれど、こういう方法だと真正面が見えない から、ちょっとドキッとする。しかも、翼が今穿いている靴下が白のオーバーニーなので、 めくられた絶対領域が見えると興奮度倍増。 自己申告していたイチゴ柄の下着を脱いで、手の中で隠すようにして自分のカバンに仕舞 うと、例の黒いショーツを穿くべく両手で広げて足に通す。 今、ノーパンだよね、なんて言ったら確実に殴られて着替え中断だろうから黙っておく。 にやにやしてる俺を見ずに下着を持つ両手をゆっくり上げ、スカートの裾ぎりぎりのとこ ろで一旦手を止め俺を見る。上目遣いの瞳がちょっと悪戯っぽく揺らめいた。 「…見たい?」 「生のナニはあんまり見たくない」 「だよね」 くすっ、と笑った翼は、くるりと後ろを向いて俺にお尻を向けた状態で下着を引き上げた。 ちらりとスカートの中身が見えたかなと思う間もなく、スカートのホックとジッパーを外 したらしく、すとんと足元に落とす形でスカートを脱いだ。開き直ったな、翼の奴。 女の子ほどむちむちはしてないけど適度に引き締まった白い太もも。そして意外にぷりん としたお尻と黒い下着と白いオバーニーが目の前に。白い足に黒い下着って映えるよな。 「何気に絶景なんだけど」 ああ、これがオンナノコだったらなぁ。もしくは、兄貴のような性癖なら大喜びだろうな。 俺の葛藤を知らない翼は、紺色のミニ丈プリーツスカートをするりと穿いてから、赤いス カーフを器用に蝶結びにしながらこちらを見た。 「はい、生着替え終了ー。二度目はありませ〜ん」 「あ、しまった。見惚れててパンツ写真撮るの忘れた」 「もう手遅れでーす。じゃぁ、今度は真吾が可愛くなろうね」 「へいへい」 まぁ、なかなか貴重なものを見せてもらったし、着替えてやろうじゃないですか。 着替えるべく立ち上がった俺に、翼が紙袋を渡す。中身は俺用のセーラー服。 翼のもそうだが、今回の衣装は演劇部からの借り物だという。 昔のスケバン風セーラー服というだけあって、紺色セーラーと長いスカートという構成。 女の服なんてよく分からんが、セーラー服くらいならなんとかなるだろう。 とりあえずは、男の服を全部脱いでパンツ一丁で着替えに備える。 手に取ったスカートから着替えるかとジッパーを下げて足をくぐらせ腰まで引き上げよう とすると、翼が慌てて制止した。
「あ、待って待って。スリップ着てないし」 「……ナニソレ?」 「これのことだよ。スカート丈長いから着ておかないと」 紙袋からひらりと取りだした布地を見て、俺は目まいがした。 ふりふりレースが裾にあしらわれ、ツルツルした生地で出来た女性用の下着。 腰までのキャミソールと違い、スカートの滑りを良くするために膝のあたりまで薄い生地 がてろーんと続いている。 しかも、胸の部分は三角ブラみたいになってるのが卑猥だ。 「お前な…芸人がそんな細かいところまで完全に女装してると思うのか?」 俺の役割は芸人風キモ女装で人目を引くことだと思って渋々了承したというのに。 「でもさぁ、借り物のセーラーを汗で汚すとクリーニング代高いんだよ。それに、静電気 でスカートが足にまとわりつくこともあるから着ないと歩きにくいよ?」 スカート短ければスリップ要らないんだけどねぇ、と翼は自分の穿いたプリーツスカート の裾をつまんで見せた。そんな下着が見えそうな丈を一般男子が穿けると思うのか? 「あーそー」 もう好きにしてくれ。 そんな気分で、ぐったりしつつスリップ受け取ってそれを身に付けてみる。 なんかこう、ほっそい肩ひもが頼りないのなんのって。 それに俺の体型にはひらひらスリップがぴたぴたスリップになる感じで妙ないかがわしさ が拭えないし、胸の三角部分の妙ないやらしさも同様。 溜息をつきたい気分で顔を上げると姿見の中の自分と目があった。 「うわぁ」 に、似合ってない。 見事に似合ってない。 いや、確かにここでうっかり可愛かったら、俺の中で何かが崩壊するのでそれはいいこと なんだが、それにしても。もうちょっと何とかならんか? 「あー…うん、えっと、こうしてみようか」 俺の密かな嘆きを察したらしい翼が、背伸びしてさっきのカツラを俺に被せた。 長髪になったことで、ほんの少しだが違和感は減った…気はする。 なんだかもう鏡を確認する気分になれず、スカートとセーラーを乱暴に着こんだ。 うっかり先にカツラを被ってしまったので、上着の中に髪が入ってくるのがくすぐったい。 悪戦苦闘しながら服から出していたら、見かねた翼がばさりとカツラを取って、軽く手櫛 でもつれる長髪を整えてもう一度被せた。 ああ、なるほど。なんかテンパっててカツラを外すという基本を忘れてたぜ。
「あとは、ちょっとお化粧すると大分印象違うから」 目を閉じててね、と言われて素直に椅子に座って目を閉じる。 化粧道具を出しているらしい物音がして、何か液体を塗られた。 顔全体に塗り終えると、次は頬に何か弾力のある物が軽く押しつけるようにして広げられ ていく感触と嗅ぎ慣れない匂いが鼻に届く。 匂いの元を確認しようと目を開けた俺の目の前に翼のドアップがあって、思わずのけ反る。 化粧の為だろうけど、びびった…! 「ファンデーションだよ。ちょっと変な匂いかもしれないけど」 そう言いながら、翼は俺の顔に粉のファンデーションをスポンジで広げていく。 一通り広げると今度は羽みたいな感触が頬に当たってくすぐったい。 「これはチークでーす。そんで、アイラインとアイシャドウとマスカラと、リップの順で やっちゃうね。眉毛は整えすぎると元の姿に戻った時が変だから、今回は止めとく」 専門用語だらけで良く分からないが、とりあえず翼が俺の顔をカンバスにして美しくなる べく頑張ってるのは分かったので、できるだけ大人しく座っていた。 「こんなものかなぁ…できたよ、真吾」 ぱちりと目を開くと、姿見の前にはナチュラルメイクを施された俺が居た。 ファンデーションは首の色と変わらない色味で全く違和感はないし、頬紅や目の上の色味 等もゴテゴテしない程度の品の良さ。そして、口紅は赤すぎないベージュ系。 うーむ。化粧というものは、すごいものだな。 さっきは本気で目を背けたかったが、今はまぁまぁ見られるレベルの顔になってるじゃな いか。 とりあえず相手が俺を見て、ぎょっとするほどのひどい出来ではないことに心から安堵し て、俺は立ち上がった。 「さて、行くか」 「あ、ごめん。靴下替えさせて」 ……このうっかり天然ボケめ。 翼が慌てて穿いていた白のオーバーニーを脱ぎ、紺のハイソックスに穿き替える。 俺の靴下はどうせロングスカートに隠れるからだろうが替えろとは言わなかった。 「ごめんね、もう終わる」 そう言いながら姿見の前で髪を携帯ブラシで素早くとかして唇にグロスを引き直す翼の姿 は、まんま女子高校生の朝の身支度姿だった。 やっぱりアレだな。女装ってのは、こんな風に違和感が無い奴がやるべきなんだ。 俺のはほんっと、芸人か文化祭のキワモノ状態だからな。 いや、羨ましい訳じゃないんだが、ちょっと寂しい気がするのは何故だ。
「はい、智ちゃん。このチラシ持ってねー」 「はーい」 「……おい」 「あ、そうそう、さっき先生から了承のハンコもらえたんだー」 「本当?良かった!」 「おい、こら!俺は無視か?!」 声を荒げると、やっとこさ前を歩く二人の美少女もどき達はこちらを振り向いた。 「なぁに?」 「どしたの?」 栗色セミロングと、金髪ソバージュのロングヘアが二人の動きに合わせて揺れる。 最初が翼で、ソバージュが隣のクラスの立野智也。 家族にも女装バレ済で四六時中女装してる翼と違い、立野は隠れ女装なのでこの長い髪も カツラだ。今までは着替えの女装服を持ってきてトイレなどで着替えていたのだというが、 この『女装っ娘くらぶ』発足のお陰で安全な着替え場所が確保できて一番喜んだのは彼だ ろう。 「お前たちはともかく、なんで俺まで変態の仲間にされた揚句、人前で恥をさらさなきゃ ならんのだ」 てっきり校内を練り歩くくらいだろうと思っていたのに、一般人も通る校門前で勧誘をす ると言うのだから、俺が不機嫌なのも分かるだろう。 仏頂面で睨んでみたのだが、変態美少女たちは全く動じなかった。 「やだなぁ、しんこちゃん」 「可愛いお口で、そんな汚いお言葉はダメですよぅ」 …こ、こいつら!!! 人を勝手に無理やり女装させておいて、しれっとしていやがる! 後で覚えておけ、と作った握り拳は周囲に集まってきた生徒たちの声に引っ込めざるを得 なくなってしまった。 「きゃー!セーラー服可愛い〜!」 「似合う〜!」 女の子からの黄色い声というものは、いつ聞いても男には嬉しい。 それが、自分にも向けられているとならば、それはもう舞い上がるのなんのって。 「女装くらぶってことは皆、女装なの?すごーい」 「彼なんか、桜塚や○くんみたい〜!」 ああ、男のスケバン風セーラー服女装といえば彼だもんなぁ、と芸人を思い浮かべ、次い で、もしかしてキモ女装なのに受け入れられてる?、と周囲の反応に瞬く。 元々男装も女装も普通に居る学校だからなのか、お世辞が混じってるのか、なんだか受け 入れられている様子だ。 「なんか、意外…」 ぼそりと呟いた言葉が聞こえたのか、チラシを配っていた翼が俺を見上げてにっこりした。
その後、夕暮れまで勧誘したお陰で、『女装っ娘くらぶ』の知名度は上がり、入部希望の 子も先輩たちの中から数人見つかった。発起人である翼が一年生なので、俺たちより後輩 は今年度はいない。 ともあれ、これで無事に存続決定だと翼はほくほくしている。 「んじゃ俺は脱会するからな」 化粧を落とし元の衣装に着替えた俺は、脱いだセーラー服を翼に渡して宣言した。 もう無事に部員が増えたのだから俺の出番は無いだろう、と思ったのに何故か奴は上目遣 いで俺を見る。 「できたら、幽霊部員でいいからもう少し居てくれないかな、真吾?」 「なんでだよ?俺の女装が似合わないの、よく分かっただろ」 俺がこのまま『女装っ娘くらぶ』に居てもメリット無いだろ、と思ったのだが。 「真吾がたまにでいいから似合わない女装をやってくれることで、キモ系になるだけだか らって躊躇してた人も、勇気を持って自分を変えるようになれるかなって思ってさ」 せっかくの私服通学OKな高校生活、どうせなら楽しくしたいじゃん。 そう言って、翼は笑う。 「お前、色々考えてるんだな」 自分がいつも翼に振り回されている為か、翼が誰かを気遣うのはなんか意外だと思ったの だが、そういや兄貴はこのツンデレ属性小悪魔科を本当は気配り上手で優しいのだと評し てたと思いだす。 「考えてますよぉ?そうは見えなくても、イロイロね」 そう言って翼は借り物のセーラー服を三人分畳んで紙袋に仕舞う。 代金が高いだの言っていた割には全てクリーニングに出してから返すらしい。 そういうところも、やっぱ女の子みたいだなと変に感心する。 「とりあえずは、幽霊部員のまま保留にしておくからね」 「検討しとく」 このままずるずるだと翼の罠にかかるような気もしたが、他に入りたいクラブも今のとこ ろはまだ見つからないでいる。 まぁもう少しくらいは翼の提案に付き合ってやってもいいか。 「帰ろうか」 「おぅ」 次のイベントとやらがトンデモ衣装で無いことを祈りつつ、俺はセーラー服の入った紙袋 を持ってやり、部室の鍵を閉めた翼がのんびりと俺に続いて廊下を歩く。 A高等学校、「女装っ娘くらぶ」はこうして始まりを告げたのだった。 (おしまい)
10スレ以上になってしまいました。 生着替え入れた割にはエロ度低くてすみません。 女装×女装とか男×女装とかでエロ挑戦してみたのですが エロくならず書きかけで撃沈。修行の旅に出ます。 では、お目汚し失礼しました。
真吾のCVが勢いよく杉田に固定されたw
>>760-771 GJ!
たしかにエロくはないけど、面白かった
文章も読みやすかったし
主人公がそれほど女装が似合うわけでもないって所が逆に親近感湧いて良かった
エロくはないけど続きが読みたくなる話
エロパロなのにエロ無しって・・
エロくはないがGJなのだ
なかなか面白かったよ。
また何か書けたらよろしく〜
>>776 まあそうカタいこと言うなってw
保管庫落ちてるね
エロって、交わりだけでなくて、表現で色々出来るでしょ? 単なる抱擁だけでも、表現方法では色々な雰囲気を出せますよ? 例 二人きりの時に、机か卓に、男の娘をうつ伏せに下にして、女装子が圧し掛かる形で押し倒す。 原因は、蹴躓きでも良いし、男の娘が女装子の大事なものを盗ったから。でも良い。 そんな姿を一般生徒に見られて、妄想を展開されて、ウワサになり・・・・ とか? 部室内での会話が、廊下に聞こえているが、内容的に誤解されてしまう。 とか? ところで男の娘二人は、どんな声なんだろうか? 変声前の子ども声なのかな? 変声した男の人声なのかな? 変声した男の人が練習で、女の人の声帯の使い方した「疑似成人女性」声なのかな?
久しぶりに女装するかな
エロ書け厨のせいで388氏が蛇足を書かされた 絶対に許さない そんなにエロが欲しいならエロ必須スレでも立てろ
男のオナニースレでSS書いたら、BLスレかここのが良いんではないかと言われてやってきました(BLスレが見つからなかったので) そこに投下したのなんですが、ここに投下しても良いですか?
>>760 可愛いけど男の娘だし兄貴の恋人だし……で
二重の意味で手を出せない翼きゅんにドキドキ(;´Д`)ハァハァ
> 匂いの元を確認しようと目を開けた俺の目の前に翼のドアップがあって、思わずのけ反る。
こういうシチュを積み重ねて
だんだん相手が気になっていってしまうのですね
(翼のほうはこの場面、何も意識しないでやってるのでしょうけど)
そのうち拓海と喧嘩してへこんでる翼を真吾が慰めるような機会があったりした日にはもう
お互い意識するようになっちゃったりして……(^_^;)
ぜひ続編も書いてほしいなあGJ!!
動いてないようなので、支援という形で投下していきます アナニーでBL要素があります 苦手な方はトリップにてスルーお願いします
僕は今、鏡の前に立っている。 鏡に写ってる僕は、普段の僕とは違う。 ぴったりとしたTシャツの上にパーカーを羽織り、チェックのプリーツミニにニーハイ… 「うん!イケてる!…はず…」 昔は女顔がコンプレックスだったけど、今はこれが武器になるとはね… 僕は今、恋してる。 相手は幼なじみで親友の達也。 こんな顔だし、運動神経もないからよくいじめられたりする僕を、達也はいつも助けてくれる。 そんな彼の事を、いつしか親友というより、恋愛対象として見るようになってしまってた。 授業中に眺める背中…そっと抱きつきたい… 体育の時に見る、筋肉質な身体…砕け散るほど、きつく抱き締められたい… 「達也…見て…」 そっとスカートをたくし上げる。 可愛いパンツを押し上げるくらい勃起して、その先を濡らしてる僕のアソコが写る。 「達也の事考えるだけで、僕のココ…こんなになっちゃうんだよ…」 鏡を達也に見立てて、見せ付けるように腰をつき出す。 パンツを脱ぐと、窮屈さから解放されたアソコが、びんっと上を向く。 「もっといやらしい事するから、ちゃんと見てて」 そう言うと、机の上にある紙袋から、あるものを取り出した。 それはディルド… つい何ヵ月か前は、サインペンぐらいしか入らなかった僕のお尻は、今では本物さながらのディルドが入るまでになった。 「達也…今日もいっぱい犯してね」
僕はディルドを、姿見の低い所にくっ付けた。 僕は四つんばいになって、姿見を見る。 目の前にはそそり立つディルド… 僕はディルドに何回かキスしたあと、それを口一杯に頬張った。 カリだけ含んで先をちろちろしたり、じゅぽじゅぽ口で扱いたりした。 鏡に写る、僕の歪んだ顔…達也はどう思うかな? 一通りフェラしたあと、ローションをディルドに塗りたくる。 僕は四つんばいのまま反対を向く。 ディルドの先を僕のお尻の穴にあてがい、ぬるぬると焦らすようにする。 「焦らさないで、早く頂戴…」 …自分でやってるのに…変なの… そのまま、少し後ろに下がる…ゆっくりとお尻の穴を広げて、ディルドが進入してくる。 「うんっ…んん…入っちゃうぅぅ…」 後ろに下がりきると、ディルドが完全にお尻の穴を満たした。 「ぁはぁ!達也の…大きい…」 体を前後に揺らすと、ディルドが僕を犯し始めた。 ディルドが出入りする度に、中の気持ちの良い場所を熱く擦り上げる。 「達也ぁ!いいよぉ!もっと犯して!」 自分の体を頭で支えて、空いた両手で乳首を強く捻り上げる。 「きゃああぁぁぁぁ!」 お尻と乳首からくる強烈な快感のせいで、自分でも信じられないくらいな悲鳴を上げた。 体の揺さぶりはどんどん早くなり、最高の快感へと導かれる。 「ぼっ僕!イっちゃう!達也!一緒にきて!」 お尻から最大級の波が押し寄せ、僕は飲まれていった。 「いやぁぁぁぁぁ!イクぅぅぅぅぅぅ!」 ピンポーン♪ 僕が余韻に浸っていると、玄関のチャイムが鳴った。 さっき電話で呼び出した達也だ。 僕は急いで片付けてパンツを履くと 「開いてるから入ってー!」 と、達也に呼び掛けた。 さっきみたく、うまくいくといいな… 了
お目汚し、申し訳ありませんでした もし次のを書いた時は、また投下させてください ありがとうございましたm(_ _)m
789 :
名無しさん@ピンキー :2010/03/28(日) 18:09:02 ID:d0j3s2W7
違くね?
マルチ乙
>>791 今度さらに女装に特化した物を投下してくれ!
とりあえず乙乙乙乙
>761-771 GJ!!! 初女装、というシチュは好きだな。 男の服では決して知る事の出来ない、初めて知る感覚・感触。 色んな服に挑戦しては段々と女装に填まっていくような 展開の続きが読みたい。
>>792 そうゆう方法取れば良かったんですね…一つ勉強になりました(^^;)
その上、スレまで教えていただき、ありがとうございますm(_ _)m
あとで行ってみます
>>793 読んでくださり、ありがとうございますm(_ _)m
もう少し勉強してから書きにきます(^^;)
エロなしだったので不安でしたが、皆さまGJありがとうございました。
今、エロくエロくと唱えながら続編を書いています。
なんかうっかり夢オチ3Pなんてものが出来上がりつつあります。
書けたら投下させてもらいますね。
>>780 流れ的に翼と智也の声ということですよね?
とりあえず翼については「女の子にしてはハスキーな声」というイメージでしたが
智也に関しては容姿の設定のみで声は何も考えてませんでした。
という訳で、男の娘の声は読者の方の想像にお任せします。
>>786 乙でした。次の投下を楽しみにしてます
>>785-787 ◆zOOxF/vvz6 さん
同じ作品でなくて、少しでも変えれば別作品になったのですよ。
マズは、二人の名前を変えて
それから
このスレは「女装」なのですから、
前半に
例えば部屋に何種類かの服や髪飾りを拡げて、何を着たらよいか悩むとか
やっと、選び抜いて、それでも、絶対領域の見え方が気に入らないとかスカート丈が気になってとか、腰の部分を折りたたんで(巻いて)長さを調節するとかね?
そういう部分を書き足せば良かったと思うのです。
後半ですが
お尻をまさぐって乱れた時、男の子自身がどういう変化を見せるとかね。
その辺りも詳しく書くと良かったかも?
>僕は急いで片付けてパンツを履くと
>「開いてるから入ってー!」
>と、達也に呼び掛けた。
この辺りが、わかり難いのですが
何を片つけたのかな?
パンツ ってジーンズやホットパンツ、ズパッツ など?
下着? だったら、ショーツだとかドロワース、もしかして、スキャンティ?脇紐だとか、ローライズ?などの書き方も有ると思います。
まあ、お尻を可愛がってもらう気満々なら
マタ開き(オープンクロッチ)といって見た目は普通の女子用ショーツやドロワーズだけど、
クロッチというか股下の部分が、男性用下着の前部みたいな作りのもありますよ。
それから彼氏が来たときの服は
>Tシャツの上にパーカーを羽織り、チェックのプリーツミニにニーハイ 可愛いパンツ
を着てるのか、他の服なのか?少し気になります。
ん?
そういえば、彼には初めて見せるんだよね?女の子の姿を?
前から魅せてるか、今日初めてかで変わるよね?
>>796 760 ◆gLp2DG4pHk さん
そうです、翼ちゃんと智也ちゃんです。
姿が女の子で声が男の子でも悪くないのですが、
その辺りが、部活として受け入れてもらえるかどうかの、分かれ道になりそうな気がします。
>>782 なんで今頃になって…
とりあえずここがエロパロ板ということは知ってるよな?
>>◆zOOxF/vvz6
ドンマイ!
もしここにまた投下するなら、もっと女装要素を多く。
そして、女性用衣類についてのお勉強もね。
このスレに書き手が少ないのは やっぱり女装する過程の衣類の描写とか メイクの描写とかが上手くできないからだと思う それに加えて得ろシーンだからもうね・・ それとも俺だけか
お化粧については、別に気にしないで良いと思います。 小説ですから、女の子以上にきめ細かい肌だと言い切ってしまえば。 強いて、わきの下、手足、などの毛と。口ヒゲをキレイに出来ればよいでしょう。 衣類は結構重要でしょうね。 新聞折り込みや、漫画やゲームなどの服を参考にすれば良いと思います。 特に、女の人が描いている少年向け漫画の服は参考になると思います。 ニッセンやユニクロなどの通販や、コスプレショップなども悪くないでしょう? エロ? いつも通りで良いでしょ? 女の子になりきりで。
エロの有無に厳しすぎるよこのスレ。 エロ無しでも歓迎してるスレも多いぜ。 こんだけ投下の少ないスレなんだから寛容になってもいいと思うけどねー
女装シーンや心理描写がしっかりしていれば、 エロ無しでも十分に楽しめる、個人的には。
貴重な意見、ありがとうございます これだけたくさん言われた事ないんで、正直嬉しいです 衣装は、普段可愛いものとか着ないんで、画像を参考にしたんですが…私の表現力とセンス(たぶんこちらが大)が悪いようで(^^;) 説明不足は普段からよく言われるんで気を付けます もっと精進してたくさんGJ言われるよう頑張りますm(_ _)m
たとえばね 服の色や柄、の説明とか詳しくね。 それだけで、雰囲気が変わると思いますよ? >Tシャツの上にパーカーを羽織り、チェックのプリーツミニにニーハイ 可愛いパンツ Tシャツ 袖の長さとか詳しく 手首までの長袖だとか、七部袖(ヒジと手首の間くらい)も良いかもね 普通はヒジが出る長さだけど パーカー 襟だけ色が違うかも。だし チェック 色の組み合わせとか有ると思う。碧と白 とか。 太めの青に細い赤が交わってるとか。 ミニ これだけでは。一般に膝が出ればミニだから。もう少し 股下何センチとか、絶対領域が見えるとか、表現できると思います。 プリーツ 箱襞とか車襞とか色々あります。 靴下 脇にお花や果物、動物の絵が刺繍されているかもしれないし。リボンが飾ってあるかも知れないし 可愛いぱんつ 一色ですか? スカートと同じような色使いのシマぱんつでですか? 動物、や花、果物、などのプリントですか? そういう表現も有って良いと思います。 大好きな男の子に気に入ってもらえる組み合わせを考えてる。 雰囲気を出せると、楽しいと思いますよ?
>>805 >大好きな男の子に気に入ってもらえる組み合わせを考えてる。
何か、物書き的というより、人間的に忘れていたものを思い出させていただいたような気がします
師と仰がさせていただいても宜しいでしょうか?(^^;)
何か書くの? 例えばね ◇ 高校を卒業した。 しかし内定したはずの職場から拒否され、行き先が無くなった。 さんがつ さんじゅう いちにち ごご ごじ さんじゅつぷん に でんわで (なんでヒラガナ?) なんで、そんな時間に?他に仕事を探す事出来ないよ。 アルバイトもすぐには決まらないし。 まあ、いまだに、童顔、喉仏なしの子ども声。背丈145cmな子ども服体型。 だから合う制服が無い。と言うか、小学生……見た目も声も……男子が働ける場所が有るハズ無い。 ◇ みたいな設定で良いのかな?
>>784 二重の意味で手を出せないというのは見ている分には楽しいw
喧嘩した翼を宥めるシチュはありそう。
でも真吾のほうは意識しまくりなのに翼が割と天然ボケで気が付いてなかったりして
基本的に兄を敵に回す展開は考えてないので、振り回されて終わりかもしれません。
もしくは夢オチとか妄想とかw
>>794 女性の服に多い柔らかな布地の初感触の感想とか
上手く書ければいいのですが、結構表現が難しいですね。
>色んな服に挑戦しては段々と女装に填まっていくような
それを女装が似合う別の子でやるべきか似合わない真吾で強行するべきか悩むところw
でも、女装にはまっていくのはいつか書いてみたいです
>>798 >その辺りが、部活として受け入れてもらえるかどうかの、分かれ道になりそうな気がします。
言われてみればそうかもですね。
そういった周囲の状況など細かいところまでは考えてませんでした。
マイナーな部活として細々とやってくイメージだったのですが
今後書く場合、出来るだけ細かいところも描写できればと思います。
>>808 書くつもりないエロを書かせて駄作にしたいためのルールなのか
それともエロ描写が少しでもないと抜けないのか
想像力無いんだな
まぁまぁ 確かにエロはあるに越したことは無い。 ただ直接的な描写だけがそうではないって事も確かだ
エロ書ける人は書けばいいし、書かない人は書かなくていいよ。 最優先すべきは女装描写。
女装した自分自身の姿に発情するのはエロに入れて良いの? 傍目では、かなり疑問な姿だけど、本人は入り込んで出られ無い状況。かな?
>>808 お前さんはそんなにもエロに飢えてんのか?
>>809 の続き
◇
家にいても、仕事が有るはずなく、2km程離れたJR駅前の商店街に行く
この駅から商店街を歩くと、私立の小学校と高校が有る。
そこで、店でアルバイト募集を探しながら、文房具屋で履歴書など、本屋で求人情報雑誌を買い、写真屋で履歴書用写真を頼み、食堂で……喫茶店とかコンビニとか無い街だから……コーヒーを飲む。
その結果
JR線はこの学校のために有る感じ。とは言え、沿線は観光渓谷下りや滝などが見られるので、季節には人が来る。
その、案内所に、パートタイムで入る事が出来た。
◇
>>817 続きが気になるじゃねえかよおおおおおおおおおおおおおお
>>816 個人的にイマイチかな
何か、書き込み規制に引っ掛かりました。 続きは、解除後かな? まあ、男の人の服は、背丈の配慮が無いけど、女の人の服は、背丈が、150cm、158cm、166cm、の3種類有るんです。
>>809 >>817 の続き
◇
お客様を案内所でご案内するだけでなく、ご一緒させていただくのも仕事。
と、言うわけで、男女とも、シャツ、ジャケット、手袋、ズボン、靴下、靴、帽子、が制服。女子は、リボンタイが有るのが違いか?
色も男女同じ。
ただし、女子夏服は、膝か見え隠れするくらいの長さのハーフパンツに、膝が隠れる位のソックス。
他に、救急用品や、無線機。携帯電話が使えない場所が多いからだけど。
服の大きさは、男子シャツとジャケットは、S、M、L、LLなど、ズボンは胴回り70cmからで丈が79cmに出来ている。つまり、着ても大きい。
背丈が160cmから170cm位なら合うだろう。
一方、女子は、背丈が3種類有るそうで、ズボンのお尻が大きい他は、合う大きさが有る。
また、小学生体型だから、夏服のハーフパンツも良いだろうとか、外野は勝手だ。シャツもジャケットも釦が逆だし、リボンタイをシャツの襟首に締めるのに?
で?
制服が女子のだから、お客様も利用する化粧室は女のを使えとか、声が声だから、言葉も、髪型も、仕草も、とか給料を3割ほど上乗せの代償にオトコの女の子、いや、オトコの娘?、になった。
◇
さて、暦によっては、営業時間より長時間の勤務。
通勤の鉄道の時間が無い。
朝の登校時間、昼、夕方の下校時間と夜の部活帰り、の4時間帯しか、無い。
普通なら、始発と最終に乗れば良いのだが。
女子寮は有る。
が、男性従業員は皆、案内所に有る、お客様仮眠室。
風呂場やシャワーが無いのが真夏には辛い。
ボクは?
◇
今回は、ここまで。 次回 お姉さまたちに、色々と
SSが完成したので投下します。 797氏の例えば部屋に何種類かの服や髪飾りを拡げて、何を着たらよいか悩むとか〜の 書き込みに触発されて書いてみました。元のレスは◆zOOxF/vvz6さん向けでしたが、大変参考になりました。 シチュエーションは「初デートに誘われた女装娘の前日夜の洋服選び」。 ぶっちゃけると760で書いた拓海×翼です。今回は翼視点。 今回は春先の話なので760よりちょっとだけ過去話。 付き合い始め時期の為、エロは直接の絡みなしですが、翼のオナニーシーンがあります。 814氏にそれもエロだと思いますとの賛同も込めてみましたが苦手な方はスルーして下さい。 オナニー該当箇所の頭にコメント入れます(3レス程度です) 男×女装娘が苦手な方は、◆gLp2DG4pHkをNG指定やスルーなどして下さい。 レス数はたぶん11〜12位です。一気に投下できるといいんですが。
「えっ?!本当?うわぁ…うん、うん全然OK!ありがとう嬉しい!!…あ、うん。そう だね。じゃあまた明日。おやすみなさい、拓海さん」 『また明日ね。おやすみ、翼』という彼の声を最後に通話が切れる。 握りしめていた携帯電話の通話が完全に切れた事を確認して、二つに折り畳んでベッド に放った。 「うわぁどうしよう!デートだって!デート!初めてじゃん!」 ベッドの端に転がっている茶色のリラックマぬいぐるみに目掛けてダイビングした揚句、 のほほんとしたクマの顔を両手でぽかぽかと叩く。 なんかもう気持ちが暴走して何かしなくちゃ落ち着かない。 今日は寝乱れやすいネグリジェじゃなくて水色に白い大小様々な水玉柄のパジャマ姿だ し、自分の部屋だから多少暴れても誰も文句は言わないし。 ベッドに寝っ転がってじたばたしていたボクは、やがてハッと思い出してがばりと身を 起こした。 「ヤバイ!お洋服!」 デート用のお洋服!コーディネートどうしよう! 駆け寄ったクローゼットの前で仁王立ちになり両手で観音開きの扉を開け放つ。 「こっち側はイベント用だから使えないな」 クローゼットの右側は紺色のメイド服、水色のチャイナ服、クリスマス向きの赤いベル ベットに白いファーの縁取りがついたドレスなどのイベント用衣装が掛かっている。 幼いころから実家の喫茶店の手伝いでイベントごとに色んな衣装を着せられてきたお陰 でボク自身も、女の子が欲しかった両親も女装に抵抗が無いという常識外れの家族になった。 喫茶店の手伝いをしている間はずっとスカートが穿けて人に褒められる。イコール女装 はイイコトだとボクの中で定義づけられたのは小学校高学年頃だったかもしれない。 中学生頃にはお小遣いの為に土日祝日を中心にメイド服で店を手伝うのが日常になった。 お店の中では普通にスカートだったのだから、それだけでも良かったのだけどいつしか女 の子の洋服のカラフルさとコーディネートの楽しさに魅せられ、せめて高校三年間女装で 過ごしたいと強く思うようになったのは中学3年の秋頃。 幸い二次性徴が遅れ気味らしくて今は喉仏も大して目立たないし、髭も薄くてちょっと 剃刀を当てる程度に処理すれば髭剃り痕すら目立たないけど、たぶん18歳以上になった ら少しは男らしくなっていくだろうから、無茶がやれるうちに思い切り羽目を外してみた かった。
両親は『高校三年間だけでいいから女装したい』というボクの希望を『成績を落とさず、 警察の世話にならないこと』を条件に認めてくれた。まぁ、ボクが二男で6歳上の長男が しっかりしてるから、もしも女に性転換してもまぁいいかと諦めているのかもしれない。 あぁちなみに兄には女装癖はない。小さい頃の女装写真は兄弟揃ってたりするけれど、 さすがに小学校高学年で兄は女装は嫌だと主張したので、それ以降は全く女装とは無縁。 弟の奇行に対しては一応理解があるらしいのでちょっと助かってる。 イベント用ではなく普段着に使える女装用衣装を買い集め始めたのはちょうど昨年秋口。 春物は今年ちゃんと揃える予定だったので、春っぽい洋服は季節先取りで買った程度で まだ数は多くない。 「まだ風が強かったりするもんなぁ」 夕飯後にリビングで見てたTVの天気予報、明日は晴れだったはず。 でも、まさかデートのお誘いが来るとは思わなかったから、気温まではちゃんと確認し ていない。 「あんまり相手と違いすぎるのも駄目だし」 隣の兄弟の洋服センスは二人とも違う。 多分コーディネートが面倒なのだろうけれどユニクロ系無地セレクトの多い真吾と違っ て、拓海さんは結構センス良く柄物とかをオシャレに着ていることが多いので、こちらも 気を抜けない。 まぁ、デートだからといっても下はジーパンとかチノパンとかカーゴパンツで上はパー カーとか薄手のブルゾン等だろう。間違ってもスーツなんて着てこない筈。 「何を着るのか聞けば良かったかなぁ」 今更そんなことに気がついても時すでに遅し。 はた、と顔を上げて見た時計の針はもう23時。念のためにベッドに投げていた携帯電 話の時刻表示も確認。何度見ても時間が間違ってないので、溜息をついて携帯を机の上で 充電しておく。お風呂に入っていた時間分、折り返した電話が遅かったので仕方ない。 一縷の望みをかけてカーテンを開けて窓の外を見ると、隣の家はもう一階も二階も明か りが消えている。カーテン越しに漏れる光も無いみたい。もしかして、もう寝てるかもだ。 電話終えたらさくっと寝ちゃいましたに一票。 「聞〜け〜な〜い〜!!!」 寝てると思われるのにメールも電話も駄目だろう。本当は聞きたいけど。強行したら嫌 われる可能性が跳ねあがる。 何しろ初デート。 付き合うことを了承したのは先月。まだ恋人になって日が浅い上に、うちが偶然にも隣 に引っ越したためにいつも会うのはどちらかの家で、どこかに行くのは初めて。だから、 出来るだけ嫌われそうなことはしたくない。 「はー…なんか便利な魔法とか使えたらいいのに」 魔法のステッキ一振りで『くるくるきらきらふりふりリボン!可愛い春のデート服一式、 コーディネート!!!』なんつって。 「…馬鹿すぎる」 溜息をついてもう一度クローゼットに向かい、ハンガーをかき分けていく。 春っぽいの、可愛いっぽいの、春っぽいの。
白地に大きめの黄色い花柄が散るチュニック。このチュニックは薄くて下にしっかり何 か着ないと透けてしまう。デニムショートパンツと合わせるかな。 「一応、出しとこう」 まずはひとつ、クローゼットから出してベッドの上に放る。 次。濃いラベンダー色の無地シンプルチュニックはキャミソール風。フリルとか無いけ ど、たっぷりギャザーで綺麗なAラインシルエットが広がる。これは肩紐で裾丈を調整出 来るから最短丈でお尻が隠れる程度にして、下にレギンスやレーススカートやペチコート を合わせると可愛い。 「これでもいいかな」 2番目はこれにするか。引っ張り出してベッドの上に放る。 淡い色のデニム生地が胸からコルセットのように腰まで体にフィットする感じで続き、 腰からふわりと三段フリルのミニスカートに切り替わるジャンパースカート。しかも、三 段のうち二段目はデニムなんだけど一段目と三段目は白地にピンクの小花柄。前身ごろ部 分もデニム地の飾りフリルが沢山付いている。これ花柄もあるし、デニムの色具合も水色 に近くて春っぽいかも。 「これもいいなぁ」 3番目はこれにするか。クローゼットから出してベッドの上に放る。 あと、今の時期に使えそうなのは各種各色と裾丈色々なスカート達。 タイトではなくフレアやプリーツで丈が短めのものをいくつかベッドの上に放って、続 けざまに腰を落として乳白色の三段引き出しを開ける。この中にはフリース、カットソー、 靴下類が三段に分けられて入っている。 カットソーやシャツとミニスカートの組み合わせなら色々とバリエーションは増えると はいえ、上下のどちらを無地にするかまたは柄の組み合わせも考えると悩みは尽きない。 しかも隣の家という条件が災いして既に彼には披露済みの組み合わせもあるからそれを外 して考えなければ。あとタータンチェック柄は学校の制服っぽいから今回は止めとこう。 あっという間に洋服だらけになったベッドを見下ろして両手に持った服をあれこれベッ ドの上で組み合わせながら、その場で反転して姿見に映すのを繰り返す。
最終的に春がテーマだし、と考えて花柄メインのものを三つセレクト。 第一候補は黄色い花柄が散りばめられたフリルチュニックにデニムのショートパンツ。 ひらふわ可愛いけど薄手なので風が冷たいと気合いで乗り切る覚悟がいる。 第二候補が白い七分袖カットソーにデニム生地とピンク小花柄の三段フリルのジャンス カ。これはもし寒かったらカットソーをピンクのフリースに変えられるので着回し便利。 第三候補が青い小花柄のキャミソールとボレロのアンサンブルに黒いチュールレースの 三段フリル二枚重ねのパニエみたいなチュールスカート。白の方が清楚なんだけど、残念 ながら一枚で着られるチュールレーススカートは黒しか持ってない。今度白も買わなきゃ。 とりあえずそこまで選んで使わないものは元に戻しておき、セレクトしたものは各セッ トごとにハンガーにかけてすぐに出せるようにしておく。 あとは明日の彼の洋服をお早うメールや目覚ましコールで確認して決めればいい。 「あとネックレス」 ベッド脇のカラーボックスに置いてあるアクセサリーケースを開ける。まだ中身は大し たものはないけれどネックレスは四種類。革紐に水晶を組み合わせたハンドメイドの。大 きめウッドビーズで作ったカラフルなエスニック風の。雑貨屋さんで買った細いチェーン に金の十字架のプチネックレス。そしてママから女の子でいる間は貸してあげるわと言わ れてる真珠のネックレス。 その中から一番無難な金の十字架に決めて、メイクボックスの上に置く。 「朝はバタバタするしネイルはネイルチップでいいかな」 ネイルチップとは付け爪のこと。裏に両面テープが張ってあるので、ワンタッチで取り 外せてたまにしか爪を飾らない人には便利なアイテム。ちょうど入学式に使ったのがまだ 使えるからそれにしよう。 淡い水色をベースにピンクのマニキュアで桜を描き、白いマニキュアで小さく水玉を散 らして銀のラメでランダムなラインを描いている奴。デコパーツが山ほど付いてるのは派 手で苦手なので、こんな風にしたんだけど、おとなしすぎるかな。…まぁいいや。 「耳はどうしよ」 まだピアスは開けてないし、イヤリングとかは痛くなって長時間付けられない。ピアス 風シールとかだと安っぽいよね。もういっそ無しでいいかな。
「そうすると、髪は結べないよね」 結ぶと耳が出るからなぁ。おとなしめにストレートを肩に流せば耳は隠れるからアクセ サリー無くても誤魔化せる。流す場合はサイドにヘアピン挿した方が髪が落ちなくていい よね。赤色に白いビーズの小花が3つ並ぶヘアピンを二本、姿見の前に出して準備。ヘア アイロンもコードをコンセントに挿して明日の朝スイッチONですぐに使えるように準備 しておく。もしも寝癖がひどかったら結ぶことにしようっと。 「靴下忘れてた」 靴はロングブーツかショートブーツかそれともスニーカー? 悩みつつ、クローゼットの中の引き出し一番下を開ける。整理整頓が苦手なので靴下は 特に放り込み方式でぐちゃぐちゃだが、ここを人に見せる訳じゃないから気にしない。 靴下をボーダー柄にするか白とか黒とかの単色か。チェックやアーガイル柄も捨てがた い。悩んだ末に、黄チュニックの場合は黒地に灰色のダイヤ柄が縦に並ぶハイソックス。 デニム×小花のジャンスカにはケーブル柄の灰色単色ハイソックス、青小花アンサンブル には白色の無地ニーハイソックスを選んで各ハンガーにかけておく。 「あ、下着、下着」 ちゃんとお風呂は入ったけど、一応下着も変えておきたい。 今度は、クローゼット内部、三段引き出しの隣にあるアイボリー色のランジェリーワゴ ンを引っ張り出す。下着専用のワゴンはつい最近買ったものだが、今まで引き出しに突っ 込んでてぐちゃぐちゃだったので種類別に分けられて選ぶのが楽になった。下に滑車が付 いていて移動が楽なのもお気に入り。ついでだから姿見の前まで引っ張っていく。 「さすがにデートだからちゃんとブラとショーツ揃えた方がいいよね」 学校じゃあるまいし、楽だからとカップ付きキャミソールでは気合が足りなすぎる。シ ョーツの詰まった引き出しを引っ張り出してその前に座り込み、くるくる丸まったショー ツ達を上から覗き込む。畳むのが面倒で広げたまま上に置いてたショーツも畳み直して隙 間に入れて準備はOK。
※男×女装娘連想エロ、オナニー注意! 「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」 天の神様のいうとおり。目を閉じて指を滑らせ選んだものは、黒地にショッキングピン クのフリルがついたもの。 買った自分が言うのもアレだけど、なんだか勝負下着みたいな色具合。 「さすがにそれはちょっと」 いかにもエッチ用っぽいのはなんか照れる。それに初デートなのだから、ホテルにはさ すがに行かないと思う。でも今穿いてる白地にピンクのハート柄よりは大人っぽい。 『こんなの穿いてそんなに俺が欲しかったの?』 なんて言われたらどうしよう。目の前に彼が居る訳でもないのに、どきどきする。実際 はまだ一線超えてないので、絶対杞憂だと思うけど! 「でも黒は白地の洋服からすごく透けそうだし。無難に淡いピンクとか白とかにしておこ うかな」 ピンク地に白いフリルと赤の細いリボンで飾ってあるブラとショーツのセット。これく らいが可愛いし初々しいかな。肩紐は白だから上に着る洋服が白でも同じ色だし、ちゃん とワイヤーとパッド入りで無いはずの胸のラインが綺麗に出る。ただし、上から押したら バレバレだけど、押す人なんて居ないでしょ? 「どうしよ…着替えは明日?それとも…」 ふとパジャマを見下ろして、いま穿いてるピンクハート模様のショーツが初めて彼の手 でイかされたときの下着だということに改めて気がつく そういえば、二日前に拓海さんと一緒にお風呂に入った時に、ボディソープ付けた手で 二人で洗いっこしてたら、結局手で二回ほどイかされた後はしてないや。 その時ついでに陰毛まで剃られちゃったけど剃り痕チクチクしてないかな…。今日のお 風呂では大して気にして無かったからそこまでは確認しなかったけど。 「明日、おっきしちゃったらヤバイよね…」 見た目女の子なのに股間がもっこりではマズイ。 自分も恥ずかしいけど、何よりもデートしてくれる彼に悪い。 そろりと手を股間に伸ばすと、もうその時点でそこは今からの行為への期待に大きく膨 らんでいた。ちょっと心配だった剃毛後の肌も指でなぞった感触ではチクチクしていない ようで一安心。 でもせっかくだし、もうちょっと可愛い格好でイキたいな…。 ランジェリーワゴンの上の段からシースルーの白いベビードールを取り出す。腕と足に 今日お風呂で脱毛器を使ったから、産毛も無い程のすべすべだ。 気分が冷めちゃわないうちにパジャマを全部脱ぎ、白いベビードールに着替えて姿見の 前でぺたりと座り込む。乳首とか透けて見えるのがエッチっぼい。 鏡の中の自分は髪も格好も女の子なのに股間だけが男の子。そのアンバランスさがエロ いよねと前に言われた言葉を思いだす。 「んっ…」 そっと握ってゆっくり擦るとたちまち固くなって天を指すペニス。 こんな倒錯した格好でオナニーやってるのは少数派だと思う。でも試してみたら男の子 の格好の時より興奮しちゃって、以来、こんな風に鏡の前で耽ることが多い。 こんなんで三年後に女装がちゃんと止められるかどうか不安だけど、今はとりあえず快 楽を追うのが先。
※男×女装娘連想エロ、オナニー注意! 「は…んん…気持ち…いい」 誰かに感想を求められたわけでもないのに勝手に唇からそんな言葉が飛び出す。 『ここがいいの?もっと気持ち良くしてあげようか?』 「ん…して…もっと…もっと…」 気持ちいいことは大好き。痛いのはちょっと怖い。 ちょっとだけ身体を後ろにずらして、足を前に投げ出しベッドにもたれかかる。そして 右手は股間に左手はベビードールの胸に持っていく。 「あん…」 布地越しに乳首を指で摘まむと、勝手に甘い声がこぼれた。 『ここ感じるんでしょ?』とか耳元で彼の声が聞こえる気がする。 こういう時のエッチな声は、ちょっと普段よりも高くて女の子みたいって言われたっけ。 『もっとエッチな声を聞かせてよ』 この前、そんなセリフを彼は喋っただろうか。もしかしてあれかな、電話が来る前まで 友達に借りて読んでたBLマンガのセリフだったかも。 女の子が想像する同性愛の世界ってこんななのか、と妙に感心したのに、紙の上の出来 事だからか、キャラクターがきちんと男の子だったからかあまりドキドキしなかった。 むしろ、少女マンガの男の人と女の子との絡みの方がドキドキするあたり、自分をその 女の子側に置き換えて読んでしまってるんだろうと思う。 「んっ…んっ…あぁん」 くりくりと乳首を弄って、同時に先走り液で濡れたペニスも弄り倒すとくちゅくちゅと 濡れた音が聴覚を刺激する。時折、根元の方まで手を伸ばして二つの袋も揉んでみたり、 亀頭や裏筋にも親指の腹や掌で擦りつけるように強めの刺激を与える。 「っは…イキそう…」 早くイキたいけど、あんまり早くイっても惜しい。一旦手を外して、のろのろとショー ツを脱ぎ、その柔らかな布地でペニスを包み込む。 実はお風呂上がりに穿いた時、ちょっとゴムが緩くなってる事に気付いていたんだけど、 穿き替えるのは明日の朝で良いやって先延ばしにしてた。もう破棄予定のこういう古い ショーツでなきゃこういうの出来ないけど、綿100%の柔らかな感触は癖になりそう。 「はぁ…はぁ…んんぅ…我慢できないよぉ…ねぇ…イって…いい?」 『もっといやらしいところを見せてくれるんじゃないの?』くすっと笑う声。きっとそん な時の彼はこちらの反応を楽しんでる。 「じゃぁ…もっと…乳首弄って…もっと…な、舐めて…」 上気した頬や体温が上がる肌が鏡に映る。荒い吐息をこぼして淫らに喘ぐ。上を向くペ ニスは今、ショーツに隠れてその姿が直接は見えない分だけ鏡の中の自分は女の子みたい だった。ピンクハートの布地をペニスごと優しく時に激しく弄るのは自分ではなく、いつ しか想像上の彼にすり替わっていて、どんどん快楽を引き出される。 「あぁ、もぅ…っ」 『いっぱい出していいよ』 「ぅんっ…あっあああぁっ!」 ぴくんと身体が揺れて、右手で握ったペニスから白い精液が宛がったショーツの中に迸 る。ショーツに隠しきれなかったペニスの下で睾丸がきゅぅっと縮んで上がっているのが 鏡に映った。
※男×女装娘連想エロ、オナニー注意! 「…は…ぁ…ん」 ふーっと息を吐いて、ベッドにもたれかかる。ショーツに収まりきらなかった精液が手 にも付いた。 「……あ〜ぁ」 女の子の見た目で吐き出すのは男の欲望。気持ちいいことは好きだけど、終わった後に 普通と違うことをしている自分が嫌になることがある。せめてズボン姿で耽れば多少は違 うんだろうか。 お風呂に入った時に『いつもどんなオナニーしてる?』って聞かれたから、勇気出して 『こんなやり方変態だよね』って自嘲気味に笑い飛ばそうとしたら『べつに変態でもいい んじゃん?』と言ってくれた拓海さんは優しいと思う。 『誰だって一度くらい、変態プレイしたくなるでしょ?』と言った彼は、『これも一種の 変態ブレイだねぇ』と笑いながら、薄く生え始めていた陰毛をT字カミソリでさっくりと 剃ってしまった。お陰で今、股間は子供みたいにつるぺた。ショーツから毛が出ないから 文句を言うつもりはないけど、誰かに見つかったら恥ずかしいよ、これ。 「…っくしゅん」 やば。いつまでも薄着で居たら風邪をひく。それとこの汚れたショーツを始末しないと。 カラーボックスからビニール袋を取り出してショーツを放り込む。それからティッシュと ウェットティッシュを用意。ティッシュのほうは、竿の中に残ってる精液を絞り出して拭 き、ウェットティッシュで手と股間を拭き、汚れたものはすべてビニール袋へ。独特の匂 いでばれないように、念のためにビニールは二重にしておかないと。 ビニール袋をゴミ箱の底の方に隠すようにして入れ、気だるい体に叱咤しながらワゴン から白地に水色のしましまパンツを出して穿き、パジャマを着てからベッドに入る。 「デート、かぁ」 彼が、ここのコーヒーが美味しいからとお店の常連になり、幾度となく会話を交わして、 気が付いたらお互いに視線が追ってたみたいな一か月ちょっと。『俺でよければ教えるよ』 の一言で家庭教師と生徒になり、合格発表の日、無事に受かったことを報告しに行ったら 逆に好きだと告白されて驚いたのなんのって。 だって、彼にはちゃんと女装してるけど男の子ですって言ってたし、男の子だったこと に対してものすごく驚かれたけど、惜しいなぁって何度も言ってたから、まさかこんな女 装好きの子と付き合いたいと言い出すような勇気がある人だとは全く予想がつかなかった。 驚きと喜びと、そしていくばくかの自信とで頭の中は大混乱してたはずなのに、気が付 いたら唇が勝手にOK出しちゃって、そこでやっと恋に気が付いた。 そうして、ちょっとずつ距離が縮まりながら今に至る。 「拓海さん…」 だいすき。って、言えたらきっと貴方は喜ぶと思うのに、なかなか素直になれないよ。 名前を呼ぶだけが精いっぱいでその先が続かない。挙句の果てに泣きそうになって、黙っ ちゃってごめんね。 明日は頑張って、ちょっと素直になってみるけど、失敗したら笑ってやって。
「翼!翼ちゃん!起きなさい」 ゆさゆさと揺すられる感触にぼんやりと目を開けると、目の前にいたのはママだった。 ゆるふわロングヘアの中で、その顔は『困った子ね』と言ってる。 灰×白太めボーダーカットソーにデニム生地のエプロンスカートの腰に両手を置く形で ふんぞり返ったママは、ごちんと右手の拳骨をボクに落とす。 「いったぁ!」 「いつまで寝てるの。拓海さん、もう下にいるから早く支度しなさい。ママもお店に戻ら なきゃいけないんだから早く」 「えっ?!嘘!」 「あんたの支度が出来るまで、パパのコーヒー飲んでもらってるからね」 喫茶店経営で焙煎まで自分でやるパパのコーヒーは超美味なので、拓海さんも手持無沙 汰にならずにこちらの支度を待てるだろう。時間帯的にモーニングがひと段落ついた今頃 パパはお店を一人で切り盛り中、ママは夕御飯の下ごしらえも兼ねて一度自宅に帰って来 たというところか。もしかするとうっかり玄関前で待ちぼうけだったりしていたかもしれ ない彼の事を考えて血の気が引く。ママがこのタイミングで帰って来てくれてよかった。 ママの判断に感謝しながら、寝ぼけた頭をフル回転させてやるべきことを反芻する。 つか、目覚まし止めた記憶がないよ。あれ?その前にセットしたかどうかも怪しいや。 「早めに支度しなさいよ?」 ドアを閉めて出ていく直前のママに慌てて声をかけた。これだけは確認しとかなきゃ。 「あっ!待って、ママ。拓海さん何着てた?」 「お洋服?…ワイン色のレザージャケットに黒くてスリムなズボン着てたわよ?」 はい?! なにそのワイルドセレクトは。 つか、花柄にレザーって横に並んでどうよ?!へんじゃない? でもレザーに合わせて例えばこっちがゴスロリ風とか着るとバンドのライブ見に行くみ たいになるしなぁ。とか悩んでるうちにママはじゃあねと行ってしまった。 こうなったら、花柄は挿し色に変更だ。クローゼットに走り、昨日候補に挙げていた濃 いラペンダー色の無地キャミチュニックを取り出す。それから、ベージュがかったピンク に赤桃小花柄チュールスカートを出す。これをチュニックの下に穿くことで短すぎる裾の 長さを伸ばせるし、ティアードでふんわりと裾に適度なボリュームも出る。 ついでに遠くから見ると裾だけワイン色に似てちょっとだけお揃いなのが密かなポイント。 「あ、寒いかな、暑いかな」 ガラリと開けた窓から吹き込む風はわずかに冷たいけれど綺麗に晴れていて直射日光が あるから動くと多分暑いだろう。 窓をきちんと閉めてからヘアアイロンとホットビューラーのスイッチを入れておく。 顔を洗う為にぱたぱたと階段を下りて、洗面所にGO。軽くヘアバンドで髪をまとめて、 ぬるま湯で顔を洗ってすっきりしたら、洗面所に常備している化粧水と乳液、UVケア用 ジェルでスキンケア完了。
メイクと着替えの為にもう一度部屋に戻る。 パジャマと昨日着たまま寝てしまった白いベビードールを脱ぎ、ブラを付けてショーツ を穿き変えて用意した白い七分袖カットソーを着て赤白桃小花柄のチュールスカートを穿く。 そのままでは少し長めなので、ウエストゴムを一回折り返して膝上15センチ程度に短く 調整。それからキャミチュニックを着て、肩紐の長さを最短に合わせ、黒地に灰色のダイ ヤ柄が縦に並ぶハイソックスを穿く。 スカートの下から手を入れて前後のカットソーを引っ張って皺を取ってから最終確認で 姿見の前に立ち、チュールスカートの裾とチュニックの長さを見ながら長さ調節。 もう一度下から引っ張って服のヨレやシワを直して服は完了。 鏡の前でメイクボックスを開ける。ニキビが出来やすいので、ファンデはあんまり使わ ない。今も髪に隠れてるけど額にひとつ小さなニキビ。憂鬱。アクネケアの化粧品を買う べきかなぁ。患部にクレアラシルを塗っておくことにする。 それからアイブロウで薄めの眉に茶色を乗せてホットビューラーでまつ毛をカールさせ て桜色グロスを塗ってメイクお終い。 姿見で見た限りでは幸い頭にもそんなに寝癖はついてないので、ストレート用のスタイ リングウォーターをしゅしゅっとスプレーしてから、軽くヘアアイロンを滑らせておいて ブラシで梳かしてサイドの髪を一部取り、二回ひねってからその下にビーズで作った赤い 小花付きヘアピンを挿す。 後はネックレス付けて付け爪をしっかり爪に圧着させて。 ああ、ヘアアイロンが繋がったままのコンセントを外しておかなくちゃ。 「これでいいかな」 いくらコーヒーがあるとはいえ、あんまり待たせても悪いし。 充電の終わった携帯とリラックマのピンクな革財布、桜色のグロス、折り畳みコームを 引っ掴んでハンドメイドの白×紺マリンボーダー柄ミニトートに放り込み持ち物OK。 トートバッグを片手に階段を駆け降りる。
「ごめんね、お待たせ」 リビングのドアを開けると、一番に彼の顔が見えた。 細めの灰色×白ボーダーの半袖Tシャツ、黒のくしゅくしゅした感じのスリムなカーゴ パンツ姿の拓海さんがコーヒーカップ片手に、こちらを見てにっこりした。ワイン色のレ ザージャケットは椅子の背に掛けてある。 長めの髪をブリーチして今風の遊んでる大学生って外見で勉強が出来るようには見えな いチャラい外見とは裏腹に、我が家を含む家庭教師のバイト先からは成績が上がってると 好評らしい。人は見かけによらないとはこういうことなんだね。 身長も真吾より少し低いものの、174あるので低身長の身からすると羨ましい。 「おはよう、翼。可愛い格好だね」 「おはよう。遅れてごめんなさい」 良かった。可愛いって言ってくれた。 ほっとしたところに、彼のくすくす笑う声が聞こえる。え、何かおかしかったかな? 「昨日、お洋服に悩んで寝坊したんでしょ?」 うっ!見透かされてる。もしかして寝たとばかり思ってたけど、密かに起きてた? 「今日はお洋服見に行こうか。バイト代入ったから奢ってあげるよ」 「あ、ありがとう。あの、今日はよろしくお願いします」 デートに連れてってもらって奢りなんて初めてだ。なんとなく言わなくちゃと思って口 にした言葉だけれど、拓海さんは気にするなと言うようにひらひらと手を振った。 「お店用の敬語は禁止。俺はいつもの翼が好きだから」 この人、もしかしてもしかしなくても天然タラシですか、そうですか。 こんな風にさらりと喜ぶことを言ったりさりげなく諭されたりで、毎度彼には敵わない。 格好悪いところだって一杯あるんだけど、それでも色んな意味で大人だし良い人だなって思う。 「コーヒーご馳走様でした。じゃぁ、翼を借りていきます」 拓海さんがそう切り上げて立ち上がる。 「行ってきまーす」 台所で夕飯の下準備中らしいママの行ってらっしゃいを背中で聞いて、二人で玄関へと 向かった。 拓海さんは黒いスニーカーで来てた。こちらも黒にしてしまうとちょっとコーディネー トが崩れるから、フォークロア調フリンジの付いたキャメル色のスェード生地製ショート ブーツに決定。後ろのファスナーを上げて立ち上がる。 さぁ、初デートのはじまりだ! (おしまい)
女装っ子からすると男性服にはない花柄を好んで着そうな気がして今回はわざと 花柄にこだわらせてみました。 ファッション用語満載なので、分からないものはググって下さい。 チュールスカート等は画像検索とか楽天で検索のほうがイメージ掴める可能性大w 文章で説明してみようかと奮闘したのですが解り易く上手く説明できず断念orz 翼はギャル設定ではないのでネイルアートまで張り切るかどうか微妙ですが、 デートだから特別にということでネイルチップという形にしてみました。 カナだらけな上に、洋服選びと着替えシーンで同じ洋服の描写が繰り返されて ちょっとくどかったかもしれません。 では、お目汚し失礼しました。
お、新作キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! めちゃくちゃいい雰囲気出してますね。 翼きゅんのわくわく感がこれでもか!とばかりに迫ってきてます。 いや、ええもん読ませてもらいました。 このシリーズ、今後も続きますように つC
100点満点で98点とか99点?かな 服の描写とかはコレくらい繰り返されていても良いと思います。 もう少し、と思ったのはオトコノコの書き方かなぁ? ボクの中では、 男の子なら 竿と二つの玉を刺激して竿の先端からミルクを飛ばして・・・・ そうすると男性ホルモンが出て余計男らしくなる なんだけど 男の娘とか女装の場合、 玉と竿は絶対に直接触ったり直接刺激したりしないで 胸の小さな突起を揉んだりヌイグルミや枕などに擦り付けたりしながら、アナに自分の指だとか太めのマーカーペンなどを挿れて・・・・・ で、妄想の中では男の人に貫かれて、その合体感にマンゾクしてる感じで ・・・ 気が付いたら竿が硬くなってた とか そうすると女性ホルモンが出てる気がして余計、女の子らしい反応をしてしまう・・・・・ そういう感じが好きです。 「あー」?と、たとえば 「オトコのコのためのアナニー入門」 あぶひゃく (著) メディアックス とか? 持っているかもしれない? あと。 なんだか股間の毛をそり落としたそうで、玉と竿の周りも無毛らしいですが なら もっとヘンタイに ぱんつをはかせてもらえない のも良いかもしれません。 背丈155cmでしたっけ? そうなると、平均的な女子、中学1から2年生くらいの体型だとして 膝上15cmくらいだと股下7cmから10cmくらい、(太腿くらい)ね? この条件で ぱんつはかせてもらえない っていうと結構なロシュツになりますね。 何とか竿が隠れる程度。で。
ファッション用語は全然わからんが、翼が一生懸命なのが伝わるのでおk GJ!
作者自身がオトコの娘かな もしかして、家族に女子高生や女子大生がいるの とか なぜ翼ちゃんのパパとママは男の子に女の子の服装で接客させたのかな 話の流れからだと、家が店なのかな?だとしたら、引っ越しは、お客様が集まってくるまで、かなり厳しいと思うなあ? とか
良作が投下されたというのに
餅つけ藻前ら
>>834 ファッションにこだわった描写が、ちょっと偽装彼女シリーズの作者様を彷彿とさせたりしてGJ!
いやはや翼きゅん可愛すぎ(*^^*)ノ
家族も理解あるみたいだし(隣家の息子さんとのデートまでOKとは!)幸せですなあ
みなさま、GJありがとうございます。
何度も『翼きゅん』とか言われてドキドキしました。嬉しすぎ(*´∀`*)
ちなみにファッションについては、Ryuryuと楽天でレディースコーナー見まくりましたw
>>836 とりあえずノーパンはお仕置きの時だけで勘弁してあげて下さい。
想像するだけで風邪ひきそうですw
ご意見参考にして、乳首責め検討してみます
>>840 翼の両親の女装接客理由だとか考えてなかったんですが、ただの親ばかだったりしそうですね。
お店と引越しについては、もし書ければ次以降で説明する予定だったので説明不足ですみません。
簡単に箇条書きで説明すると、
・引っ越し前は喫茶店兼自宅だったが、高速道路建設による立ち退きをきっかけに転居。
・転居後は普通の一軒家(中古or借家)。店と家は車で20分以内程度の距離。
・店の方は、最寄り駅前の新しいビル内にケーキ屋と合同経営で規模を拡大して出店中。
という設定を考えていたのですが、あそこでだらだら説明するのも何か違うかなと思ってぶっちぎりました。
ママさんが店から自宅にさっさと戻れたのも、店舗拡大で従業員が増えた為に自由がきいたというところかな。
…ここまで書いてみて思ったけど、確かにあのくだりは説明不足〜orz
行き当たりばったりで書いてるところが多いので、つじつま合わない個所多そうですorz
勿体無いなあ! 男の子のスカートなのにぱんつはかせるのは。 伝統のキルトやスカートの着こなしはばんつはいてないのにな。 紅茶専門の喫茶店にして ママさんはイギリスの特にスコットランドやアイルランドで青春時代を過ごした。 パパさんはヨーロッパのどこかでお茶やお菓子の職人の元で修行 店の壁には、アイリッシュ・ダンスの男の子やバグパイプ奏者の男の人の絵が描かれている。 などと云う設定なら、ばんつはいてない男の子の、キルトやスカートやメイド服での接客が生かせるのに。 コーヒーにするから理由が付かない津蹴らないとか辻褄合わないとかになるんだよ。
訂正です > >コーヒーにするから理由が付かない津蹴らないとか辻褄合わないとかになるんだよ。 > コーヒーにするから、理由が付けにくかったり、辻褄が合いにくいことになるんだよ。
なぜそんなにぱんつを目の敵にしているのか… 個人的には男の娘のかわいいおにんにんが女物のかわいいパンツに収まってるのがたまらんので 下着選びのシーンは特に萌えた GJでした!
今週の少年サンデー、國崎出雲で、男の子と男の娘との切り替えに失敗してた。 本人はメイワクなのかもだけど、教師公認で女子制服を着られるのは羨ましい。 発声の練習はいつ行っているのかな? と思った。 そう言えば、中学卒業の頃には、腕や脚に体毛がはえてきたけど 出雲クンはスベスベなのかな?妬ましいな。
そういえばどこかでみたんだけど 新入社員が会社のイベントかなんかで強制的に全員女装させられることになって 普段は気弱なやつが気づいたら女装にはまっちゃって 最後には社長?に見初められて退職し ホルモンやらなんやらいれて秘書として会社に戻ってくるって話
をみたんだけどもどこにあったのか忘れてしまって わかる人いないかな?
この(停滞した)流れなら書き捨てられる バニーに着替えたハルヒが脱ぎたての温もりが残った制服を放置してSOS団の宣伝に行き 長門に言われてキョンがそれを片付けるシーンが妙に印象に残ってるのだが もしキョンが萌え心をくすぐるショタっ子だったとしたら 長門から制服を片付けろと言われるのではなく…… 「それ」 「え? 涼宮さんの制服?」 「着替えて手伝いに来てって」 「僕が……ええっ!?」 この世界のキョンはみくると一緒にメイド服を着せられたり ハルヒが日替わりで髪型を変えるのにつき合わされて色んなウイッグをかぶらされたり 古泉とのカップリングの同人誌が腐女子向けに限らず出回ってたりするんだろうな
わぁい! を見ながら思った。 初号限定付録、生地が生地だから スカートやワンピース等との組み合わせで利用するのかな? 単体利用には、下着を選ばせるな。 シチュエーション あのような全寮制男子校は、どういう人たちが協賛するのかな? また女子校だって、学生数が少ないから、相当額を寄付出来る協賛者が必要だなあ? 日常生活で異性になりきる人はいるから、そこは理解出来る。 悪魔ちゃんは、正直・男の娘に入れて良いのか?
852 :
850 :2010/05/05(水) 18:51:38 ID:BXFoCTiX
>>851 わざと、コッチに書き込んだの。
さて
女装男子と男の娘は、違うと思ってますけど皆さんはどうですか?
それ議論したら、850は自作SSでも発表してくれるの?
854 :
850 :2010/05/06(木) 15:21:06 ID:i8nEEmr1
>>853 はぁい。
先日、最初の部分を投下しました。
アクセス規制が解除されたようなので、近々投下するつもりです。
そりゃあ違うんじゃないの
どう違うのかと聞かれたら心構えが違うとしか答えられないけど
>>849 実はマンガ版の初期は割とかわいいというかショタ系の外見だったんだぜ、性格にはショタ要素はなかったと思うけど
それがアニメの影響かそれとも国木田と被ってる事に気がついたのか唐突に現在の突っ込み兄ちゃんにメタモルフォーゼ
>855 国木田が何故あの外見かも謎ですな 原作では喋り方は丁寧だけど、もともと外見の描写はなかった筈 アニメ化で得をしたというか キョン子といえばポニテがお約束だけど ポニテのウイッグってあったとしても不自然になりそう キョン(男の)娘をポニテにするなら 髪を長めに伸ばした上で付け髪をするってところか
わかりました。短いの一個、書いてきます。 最優先で。
860 :
名無しさん@ピンキー :2010/05/16(日) 16:54:02 ID:fXw6Yaf+
そろそろ、次スレの予感。
早漏w
早漏でも無いよ。容量が残り17位だから約8000文字かな 長編を投下するならば次スレを立てた方が良いのだろ?
今の書き込みで、さらに減った。 残り8000文字以下ね。
次のテンプレートに、書き込み容量も書いておいた方が良いのかな? 1000レスにならなくても、書き込み容量が500キロバイトまでで終了だと。 1レスには 一行128文字以下、最大32改行、総文字数1024文字。 かな? それから、480キロバイトを越えると落ちやすいと言うウワサを聞いた。
エロパロ板はもっと書けた希ガス
容量で落ちるのは500KB超だけど、 480KBを超えてしばらく放置(カキコ無)すると自動で消える。 一回の投稿の最大行数は60行、最大バイト数4096バイトです。
ほ
新スレ立ての書き込み制限に引っ掛かりました。
埋めるにゃまだ残りが多すぎるか
今485KBか
埋めの 下らない妄想
毎週月曜日の朝は、校長の退屈な話を全校生徒が校庭か体育館に集まって聞く。 しかし今朝は町長と警官隊が来ている。 たから教職員が生徒の間を歩き回り。鬱陶しい。 全校生徒、と言っても、新入生が100人以下の昨今、250人に満たない。 80年位前から40年位前には、毎年1000人以上入学したらしい。 従って、100年以上続く男子校の歴史を閉じ、共学になったのがか数年前。 しかし女子生徒は合計でヒトケタ なぜなら男は卑しいから高貴な女性とは釣り合わないからだ。 ここは、地球という星に有る日本という地域に良く似た しかし全く違う星に有る一億人程度の集団。 数千年の歴史から、極端な女尊男卑な思想で成り立っている。
>>873 続き
この思想のため
2歳児から18歳までの公立教育機関は
遺伝子上、外見的な性別と、
精神的または好き嫌い、自己申告などからの推測される性別で、25種類に組分けられ、それぞれ教育内容が大幅に異なる。
嫌な場合は、私立の教育機関で学ぶ。
その、私立学校が舞台だ。
適当に 続きを投下すると思う。
保守
誰か埋め作品投下する神はおらぬのか
書き込み規制が無くなれば、すぐに投下します。
週一本くらいのペースで短編つなぎたい気持ちはあるんだが、 エロと物語性の整合をどうとるかで悩み続けてるな。
とりあえず、エロ無しで投下すれば良いと思います。 その中で、夢や妄想で組み込ませる。 媚薬や自白剤などで麻痺させてしまうのも良いと思います。 日記にウソや希望を書くとか? ウワサとか? 無かった事なのに、有った様に自慢話をしてしまう? とか、展開できると思います。
>>880 THX そういったことも視野に入れて、あれこれ考えてみるか
エロどころか、女装が出てくるのかすら怪しい導入でワラタ ブログでも立ち上げて、精進してくる
883 :
埋め 保守 :2010/06/10(木) 22:18:57 ID:IBhT0udW
時々、見た目が良く似た男女の入れ替わりを書いた漫画や小説を見るけど,あんなに上手く出来るのかな? 双子や、いとこや、全くの他人とか、設定は色々有る。 まあ、中学生位までなら、出来るかな?
瓜ふたつの異母姉弟入れ替わりネタは、800年くらい前に通過済み。
とりかへばや物語ワラタw
ロリっ子を自分好みに育てる話もあったしな 日本って未来に生きてるよな
というか根っこのところが変わってないってことだろう ざ・ちぇんじですら四半世紀前になるのか