シーブック「ココは、」
ウッソ 「アムロ以下13名の兄弟(映像化作品限定)の、」
シロー 「家、職場、学校、外等での生活を書いてみるネタスレです。」
ジュドー 「以上、影の薄い人達からでした。」
ウッソ・シーブック 「シロー兄さんと一緒にするな!」
シロー「おまえらは周りが濃いだけだろ!」
ドモン「このスレのルールを説明する。
1 年齢はある程度無視OK、
2 原作にある程度乗っ取ったキャラ設定、他の作品を崩さない作品推奨
(ただしあくまでも推奨。これに反すると思った作品も叩いてはイケナイ!)
3 自分がウザイと感じた作品とそれを煽った奴は無視
4 作品叩き禁止、公序良俗に反するような事は禁止、職人叩きは特に厳禁
5 議論は、議論スレで。このスレで議論はしない
守らない奴はゴットフィンガーが待っているぞ。」
キラ「<検閲により削除>」
アル「え?キラ兄ちゃんどうしたの?」
アムロ「ああそうだ。キラの代りに説明しよう。板変更に伴って、放映終了から一年後までSEED関連ネタはこの板では禁止と
なっている。しかしSEEDキャラメインのネタもシャア専用@アクシズの方にある議論スレではOKだ。どんどん出してくれ。」
ヒイロ「…議論スレは
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=shar&key=1049403320&ls=50だ。」
キラ「<検閲により削除>(アムロ兄さんとヒイロありがとうと言ってるらしい)」
カミーユ「過去スレの倉庫は
http://ybuewrei.at.infoseek.co.jp/brotherindex.htmlだ。
過去の雰囲気を掴みたい時は、ここを見ていくことをおすすめしますね。」
ガロード「参考までに、今までに出たネタでの各キャラの設定等については
>>2-10辺りにあるぜ。」
ロラン「別にこの設定を絶対に守ってくださいという訳じゃありません。でも読み手の方が入りやすくなるかとは思います。」
コウ「後、職人さんにお願いです。自分で続けるネタについては終りに「続く」と書いてください。
続くと書かれてる作品は他の方は書くのを自粛推奨。書かれていないものは自由にリレーしてください。」
アル(コウ兄ちゃん、目立とうと長台詞取ったな…)
長男アムロ・レイ(29)
一家の大黒柱にして纏め役。個性の強い弟達を相手に四苦八苦している。
ハロの製作者で、現在は株式会社ラーカイラムの幹部。
次男シロー・アマダ(24)
まじめで基本的に善良な次男。だが、たまに暴走するのが玉に瑕。
町の平和を守る使命に燃える刑事。でも彼女のアイナにはそれ以上に萌えている。
三男ドモン・カッシュ(20)
無骨で不器用な三男。武術オタクでやや協調性に欠けるのが欠点。
一般常識に著しく欠けている
四男コウ・ウラキ(19)
お坊ちゃん気質の強い、無邪気な性格。まだまだガキっぽいところあり。
大学でラグビー部に所属。
五男カミーユ・ビダン(17)
名前にコンプレックスを持っていて粘着質。なぜか女にもてる。バイト先はハンバーガー屋。
男の証明と称して、空手、小型飛行機(ホモアビス)、プチモビなど男くさい趣味多数。
六男シーブック・アノー(17)
性格は割とまとも。しかしそれが仇になって目立たない。
ガールフレンドのセシリーの実家のパン屋でバイト中。口癖はなんとー
七男ロラン・セアック(17)
一家の主夫。いい意味で優等生タイプ。女装は趣味ではない。(本人談)
本人の預かり知らぬ所でかなり有名らしい
_____ \\ \
――|―― \ \/ ̄\ / \ / ___
_| /\ / / \/ \
/ | ̄\ \ \/ | | / /
\/ / \/ / | \___ /
八男キラ・ヤマト(16)
優等生。しかし裏では盗撮画像の販売もやっていた。(現在は足を洗っている)
彼女のラクスや友人のアスランと平和にやっていたいのだが、その願いはなかなかかなわない。かなり哀れな役回り。
九男ヒイロ・ユイ(15)
無口でなにを考えているかいまいちわからない。
何も考えていないのかもしれないが。彼女はリリーナ
十男ガロード・ラン(15)
行動力にあふれた、脳天気な奴。どちらかというとかき回すタイプ。
彼女はティファ
十一男ジュドー・アーシタ(14)
おおらかで一家のムードメーカー的存在。結構周囲に気が回るマメな性格。
だが、かなりお茶目な餓鬼大将的性格ではある。彼女はルー
十二男ウッソ・エヴィン(13)
こいつも優等生タイプ。周囲におもちゃにされて、引っ張り回される役割。
でも裏では盗撮行為をしている。
十三男アルフレッド・イズルハ(11)
末弟。一家の中ではマスコット的存在。
家内でのそれぞれの部屋の状況
ジュドー+ガロード(2F)(荒れまくり、ヤヴァい)
キラ+ウッソ(3F) (PC器具で埋め尽くされている。位置は計算し尽くされている)
シーブック+シロー(1F) (まぁまぁ綺麗。セシリーとアイナの写真が所々)
コウ、アル(2F) (特筆する点はない)
ドモン、ヒイロ(1F) (銃器にダンベルなどがずらりと揃っている。)
カミーユ、ロラン(2F) (埃一つ落ちていない。写真はフォウとディアナ)
アムロ(1F) (PC機器で埋め尽くされている(文字通りの意味で)
台所、居間、風呂等は1階、地階に。
2回に少し広い庭がある
ジュドーは庭に離れを勝手に建設。
ヒイロは地下に個室を勝手に作成。
なお皆の通う学園は中高一貫校で、授業は大学のような単位制、学年はない。
一応担任はいるが授業は各個人で自由に選択できる
(年齢が違うキャラを一緒に出せるようにとの一案。参考程度に。)
あと、部屋わりのAA誰か宜しくです。俺が張るとズレるんで
テンプレ改変したかったんだけど・・・
議論する間もなかった・・・
現在兄弟の所持してるMSは
アムロ:RX−78 νガンダム
シロー:Ez−8
ドモン:ゴッドガンダム(シャイニング)
コウ:GP−01ゼフィランサス、GP−03ステイメン+オーキス
カミーユ:Zガンダム(Mk-U)
シーブック:F91
ロラン:ターンA
キラ:フリーダム(ストライク)
ヒイロ:W0カスタム
ガロード:ガンダムDX
ジュドー:ZZガンダム
ウッソ:V2アサルトバスター(Vガンダム)
アル:無し
こんな感じ?()内は今でも持っているか不明)
整備代も相当な量になるな。こりゃ。
即死回避1乙。
10 :
名無し:04/03/27 20:17 ID:???
シーブックの、あの変形するガンタンク?は・・・。
あぁ、壊れたんだっけ?劇中で。
すいません。
シーブックにはF-97X-1もありか?
コウはフルバーニアンじゃないのか
地上では使えないぞ>フルバーニアン
>>11 何時ぞや誰かがクロボン編の導入部を書いてたけどシーブックはまだX-1入手前だったかと。
>>12 住んでるのが地球っぽいので素のGP-01にしといた。
>>14 何スレか前で、怪盗キンケドゥとして登場していたことがあったから、X1もありなんじゃないか?
1乙
17 :
善し悪し:04/03/28 21:18 ID:???
X1って、背中がXになっててブワーッてなってるやつですか?
持っている車は
シロー:黒いGT-R(前スレにて蒸発)
ドモン:黄色いFD
コウ:中古の軍用ジープ
こんな感じか?
ヒイロ:救急車w
>17
そうだにゃ。
>18
あとアムロもエレカを持ってる。年長組は全員免許持ちだな。
運転できないのを探す方が大変だ(アルぐらい?)
カミーユのMk-Uはエマさんに、キラのストライクはフラガに譲渡済みかな?
>>21 フラガに売却されたが正解っぽい
犯人はガロードとジュドー
23 :
善し悪し:04/03/29 16:29 ID:???
もうすぐパート10終わりそうですよ
>>8 RX−78 νガンダム←オカシイデスヨゥ
というかアムロ兄さんはRX−78−2 初代ガンダムなのか?
29歳設定ならRX−93 νガンダムのほうがしっくりくるんじゃと
思うんですが。
>>24 RX78-2 と νガンダム
ってことじゃないかな
アムロにいさんガンダムハンマー(ブースター付)愛用してるから
まあ、職人の都合により、パラレルでいくらでも変えられるんだろうけどな。
アムロはディジェは持ってないのかな
会社ではオレンジ色のZプラスや紫のZガンダムを使ってたりして・・・
ガンタンクR44はシーブックのものではないと思うぞ
アムロ:RX-78-2、νガンダム
シロー:Ez−8
ドモン:ゴッドガンダム、シャイニングガンダム
コウ:GP−01ゼフィランサス、GP−03ステイメン+オーキス
カミーユ:Zガンダム(Mk-U→エマに譲渡)
シーブック:F91
ロラン:ターンA
キラ:フリーダム(ストライク→フラガに譲渡)
ヒイロ:W0カスタム
ガロード:ガンダムDX
ジュドー:ZZガンダム
ウッソ:V2アサルトバスター
アル:無し
基本的にはこんなもんかな?合計15機、しかもデンドロビウムを筆頭に整備費がかかりそうなのも多い。
兄弟一家の格納庫を見たらさぞや壮観だろうな。原作で他に乗ってた機体は職場用とかか。
庭で物干し竿代わりになっている∀
∀は「ナノマシン」と言う、少年漫画では魔法と同義語のようなもののカタマリなので、
話を創る上でのこじつけにぴったり……かもしれない
というかデンドロとか地上でどうや(ry
コンテナ空ければ家代わりに住めそうですが。
兄弟家に経済的にそれほど余裕が無いのはMSのせいでは・・・
>>31 デンドロを家代わりに住んだらカトキハジメ氏になってしまうぞ
前のスレがいっぱいになったので続きはこちらに。
なにやら半端に終わらせてしまいましてすみません。
■■取りあえずは勝手に前スレまでのリレーのあらすじを。■■
・ロランは家計を助けるために夜内緒でラーメンの屋台を出していた。
・それをあらぬ方向に誤解していく兄弟(コウ、キラ、ガロード、ヒイロ、ジュドー、ウッソ)たち。
・シャアとゼクスとグエンはロランのラーメンを賭けてMSで争う。巻き込まれるシロー。
・ロランの尾行に失敗したヒイロはシャア達3人を見つけ、倒す、と共に町を焦土してしまう。町を焼いた犯人にされてしまうシロー。
・翌日、警察の不祥事として新聞にでかでかと書かれ、大騒ぎ。
・ロランへの誤解は依然解けないまま。
ってところでしょうか。
前スレの629では
・ロランはラーメンの臭い消しの為に(グエンからもらった)香水をつけていた。
・カミーユはロランがその香水を持っているのを風呂で目撃する。
です。
では続きを。
ロランの去った後の脱衣所はとても良い香りがほんのりと漂っていた。
この香りをカミーユは知っている。女性物の高級香水だ。以前フォウにプレゼントしようとして結局手が出なかったものだ。(フォウは気持ちだけでいいと喜んでくれた)
ここの所、ロランからこの匂いがしていたのは知っていた。ロランはあれで割と高貴な女性との接触も多い。キエル=ハイムやディアナ=ソレルあたりから匂いを移されてきたのだろうと思っていた。
まさか、本人が付けていたなんて!
とうとう本当に目覚めてしまったのか?!
しかしあの香水はべらぼうに高い。ロランが自分で買う訳がない。
と、カミーユはある男の顔を思い出す。
グエンの貢ぎ物か!
一体どういうつもりであの香水を付けているのか。
しかも最近ロランは、夜な夜な決まった時間に出かけ、決まった時間に帰ってくる。帰ってくるととても疲れたような顔をしている。
カミーユの頭に認めたく無い方程式が並び立った。
カミーユ「違う!そんなロランは間違っている!修正してやる!」
カミーユは生まれて初めてロランに鉄拳を奮う決意をし、部屋へ戻った。
ロランはぐっすりと眠っていた。
カミーユ「ロラン…、ロラン。」
他の兄弟なら殴って叩き起こすのだが、ロランにはどうも躊躇いを感じ、まず起こそうと身体を揺する。
だがロランは起きなかった。一日中働き詰めで疲れているのだ。
カミーユ「ロラン!」
さらに揺するとロランが幽かに反応した。
ロラン「…ん…。やめてくださ…グエンさ…ま…」
カミーユ「……………………っっっっ!!!!!」
グエンに指を舐められた時に言いたかった言葉を、ようやく夢で言えたわけだが、そんなことはカミーユの知る由も無い。
朝になった時、ロランが目を覚ますとそこには真っ白に燃え尽きたカミーユがいた。
朝の報道でシローの事件がすっぱ抜かれる少し前のことである。
前スレ629及び今回のこれは前スレ628の続きでなく、穴埋めみたいなものですね。
今現在、時間が一番進んでいるのは628(翌日の昼過ぎ)です。
オモロイ
グッジョブ!
>>31 過去スレにデンドロを改造してキャンプカー代わりに使用とする話があったような。
デンドロが確か全長140mぐらいだったから兄弟一家の格納庫は全長500m、全幅200mぐらいありそうだ。
>>28 そういえば昔ガンダム一家にMS目当てに泥棒が入る話があったな。
実際問題こんだけMSがあれば実生活はともかく総資産は相当高く評価を受けてるだろうなw
でも学校でMS操作の授業があったり、この世界では身近な存在なのかも。
自家用車>MS>レイバー(レイバーは身近度の比較対照)
ヘタすりゃこうだ
MS>自家用車>レイバー
自動車のような感覚で買えるMS・・・
CO2問題のようにミノ粉問題みたいなのがあって、
ミノフスキー物理学を応用した核融合炉を搭載した機体には税金がかかるとか
バッテリー駆動の機体は税金がかからないとか
核動力の機体はプリウスのようなハイブリッドカーの位置づけとか
>>38 超巨大格納庫、離れ、広い庭、地下付き4階建ての家、3台の車(内一台は蒸発)、15機の高性能MS
サラリーマンが家長の家としては総資産は間違いなく抜けてるな。
たしかこの街の警察は陸ジム(08小隊)を使用
工事現場でザク
ガンダムファイトがK-1やプライド感覚
ほかに 『 はたらくMS』 ってなにかあったっけ?
∀=洗濯用MS
44 :
善し悪し:04/03/31 15:38 ID:???
みんなこっちにいるのか。
34さん、ナイス!!
兄弟のこれまでの交友範囲をまとめてみる。
アムロ:腐れ縁のシャア、同僚のブライトと一家、リュウ、カムラン、旧友のセイラ、コバヤシ夫妻、カイ、ラル夫妻、
部下のチェーン、アストナージ、ケーラ、会社にスカウトした隣人のクリス、元彼女?のベルトーチカ、
クラブのホステスのシュラク(酒楽)隊など。
シロー:兄弟公認の彼女のアイナ、08小隊のサンダース、カレン、エレドア、ミケル、上司のコジマ、
アイナのお目付け役のノリス、上司で登場のリリ嬢とライバル・スエサイド隊のギャバンなど。
ドモン:彼女のレイン、師匠の東方不敗、ライバル?シュバルツ、拳で語る友のシャッフル同盟とアレンビー、など。
コウ:ライバルのガトー、マブダチのチャック・キース、ラグビー部監督のバニング、怖い先輩モンシア、ベイト、アデル、
何か狙ってるシーマ、行方不明のニナ、など。
カミーユ:二股かけているのかフォウとファ、しつこいジェリドとカクリコン、バイト先の店長ヘンケン、同僚のサラ、
担任のエマ、など。
シーブック:ほぼ親公認の彼女のセシリー、その親のカロッゾ(鉄仮面)、ライバルのザビーネ、
友達のアーサー、サム、アズマ、ドワイト、ドロシー・ムーア、後輩?トビア、うっかりVSBR見せてしまったエリシャ、など。
ロラン:憧れのディアナ様、ハイム姉妹(キエルとソシエ)、朝食をたかるギンガナム、危険な男グエン、
阪神ファンのハリー、親友のパン屋キース・レジェ、ヘボ記者フラン、危険な男2号のシャア、など。
年少組は後で。
ジュドーが学校を終えて家に戻ってみると…コバヤシさんちとは逆の隣であった
そこそこ広い空き地(アムロ家所有)に巨大な機動兵器が置きっ放しになっている。
ジュドーは荷物を取ってからの解体狙いで一端家に駆け込む。
ロラン「あ、ジュドー。早かったんですね。」
ジュドー「ああ。…ちょっとこれから仕事があるから失礼するぜ。」
ロラン「……念のためいっときますけど…表のミーティア、キラのですから
勝手にパーツ受領とかは禁止ですよ。」
ジュドー「…は〜い。…でも、あんなデカブツ…デンドロビウムと違って地上じゃ使えないんじゃないの?」
ロラン「その事なら問題ないですよ。先程業者を呼んでミノフスキークラフトつけてもらいますから。…デンドロも。」
ジュドー「………その金、どこから出てきたの?」
シーマ「コウの方は私って訳さ。」
ラクス「キラ様の方は当然私が。」
ロラン「何でも今度地上で大型機動兵器の大会があるとかで、コウさんの方はシーマさんの所、
キラの方はラーカイラム社の親会社でもあるクラインカンパニー側で出るらしくて。」
ジュドー「なるほど。カイラム社でだすには改造費が足りなすぎるからって訳ね…。」
ロラン「ええ。他にもシーブックがバイトをしているパン屋からラフレシア、
ダイクン社からはα・アジール、マリア社よりはドッコーラ、
警察からはアプサラス3とかで…各社火力向上の為に色々無茶してるみたいで…」
ジュドー「どこでやるんだか知らないけどそこ、焦土になりそうだね…。」
…結局3日後ランタオ島で開催されたのだが、初っ端からアプサラス3のビーム
が更に凶悪にされた物で島の中心部に大穴とドッコーラが消失、次にミサイルを
燃料気化弾頭に変えられた上ゼロカスからツインバスターライフルを借り出した
ミーティアによる一斉射撃でサイコガンダムと島の生物の大半が消滅、
ガンダムヴァサーゴを食わせたデビルガンダムのメガソニックが花咲けば
デンドロによる核搭載コンテナミサイルでパワーローダー消滅、
ディピニタトの核一斉射撃が花咲いたりと…見るも無残な状況が相次ぎ…
アルテミスの傘でフィールドを覆っていなかったら地球そのものが終わっていたと言う説が
通説になる程の惨状になり、ニュースで放映されたと言う…。
>>46 頼むから宇宙でやってくれw
ランタオ島無くなっちゃうぞ
>>46 つうかなんで警察がアプサラス3なんてモンもってんだよ
34です。35,36,43,44さんありがとうございます。反応が多くてびっくりしました。
調子にのってリレーの話を進めようとしたら、また穴埋めネタになってしまいました。
今朝のガンダム家は大変だった。まず、全員いつもより早い時間にロランに叩き起こされた。
ジュドーとガロードは、自分達がヒイロにロランを尾行させた事がバレたのかと、思わず言い訳しそうになったが、どうやらそれではない。
新聞にシローの事件が一面に載っているのを見、驚きながらも兄弟で相談しているとやがて表が騒がしくなった。報道陣だ。
ジュドー「おっ。うちが映ってる。ワイドショーみたいだ」
ガロード「これ生放送?今出ていけばリアルで映るって事か?」
ジュドー「やってみるかい?ガロードにいちゃん」
ガロード「こんな面白そうなことやらないでかい、弟よ」
シーブック「やめろっ。ふざけてる場合じゃないだろ」
止めないと本当に生放送実験をやりかねない。この事態に落ち込んだり怯えたりしないのはいいが、ふざけた態度はシローの立場を悪くするかもしれないとシーブックは思った。
アル「学校行く時までいるのかなあ」
ロラン「今日は学校お休みしなさい。みんなも」
ジュドー&ガロード「「やった!」」
シーブック「休む必要はない、こんなに元気な奴等。」
ロラン「でも…」
シーブック「シロー兄さんの潔白を信じるならこそこそする必要はないよ。堂々と、いつも通りにしていればいい」
兄弟たちの視線が集まる。皆それぞれ強い目でうなずいている。
シーブックは少し恐かった。こんな時に限って年長の兄はいない。
同い年のカミーユは目が虚ろだった。朝からこうなんです、とロランが心配そうに言う。
ロランはしっかりしているとはいえ、皆の先頭に立ってまとめていくタイプではない。
後は自分より年下。自分が弟達を守らなければならないのだという不安と決意が込み上げてくるのを、アルの手を握りながらシーブックは感じていた。
コウ「俺は…?」
アムロへの連絡やシローへの面会をロランに任せることにして、朝食を取ることにし、茶の間へ行くとギンガナムがキラの分をたいらげていた。
キラ「うう゛ぁあぁう゛あぁうあ〜 ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・」
ウッソ「どうやって入って来たんですか?!」
ギンガナム「裏はがら空きであったぞ!うむ、旨い卵焼きである!」
他の兄弟のおかずにまで手を出し始めたギンガナムをあわてて止めた。と、シーブックに箸で指さし
ギンガナム「貴様はなかなか良い兄貴ぶりをしている。わがギンガナム艦隊に加わらないか」
先ほどまでのやり取りを聞いていたらしいがロランが猛烈に首を横に振るのを見て丁重に断る。
ウッソ「でもシーブック兄さんは兄さんって感じですよね。ジュドー兄さんやガロード兄さんは兄さんっていうより友達って感じですし。悪いけど」
ガロード「お前な〜。でも同感」
ジュドー「俺も。普段影が薄くてもやっぱ兄貴として頼りになるよな」
ロラン「僕も。同い年なのにね」
キラ「僕も。(ロラン兄さんは兄さんっていうより姉さんだし…)」
アル「みんなのお兄さんだね!」
影が薄くて悪かったな、と照れ隠しするシーブックを、この人は将来海賊のような集団を引っ張っていくのかもしれない、とウッソは思った。それだけの器量があるように思えた。
コウ「俺は………?」
おまけ
表の報道陣に説得して帰ってもらうと言い出したロランを兄弟全員が止めた。
ジュドー「言っても無駄だって。(下手にテレビでロランにいちゃんの顔が流れたら…)」
ガロード「帰りゃしないよ。(グエンやシャアみたいなのが絶対増える!)」
ウッソ「返ってネタにされますよ。(しかもこの不安げな表情)」
キラ「相手にしないのが一番だよ(夜の客もかなり増える!)」
こんな事態になってもロランへの疑惑を忘れることはできなかった。
>>50,51
GJ!
しかしコウよ・・・もはや影が薄いどころか無いな・゚・(´Д⊂ヽ・゚・
>>33前スレからの続きを
「今、何て言いました?」
ガンダム一家の居間で、兄弟揃っての家族会議が開かれていた。ロランは間の抜けた顔で聞き返した。
「ウッソとアルは、ハヤトのところで預かって貰うように頼んでおいてた……と」
アムロ兄さんは少し間をおいてから質問に答えてくれたけれど、これは僕の聞きたかった答えじゃなかった。
「いえ、その前です」
「その前?じゃ、ガロードとジュドーはどうするつもりだ?……と」
「勿論。腹は括ったよ!俺達も手伝うぜ」
「当然だろ?」
ガロードとジュドーの二人は顔を見合わせて、先ほどと同じ答えを出した。
「えっと、それより前です」
「弁護士と話した結果……?」
「あ、いえいえっ。そこまで戻らなくて、ですね」
アムロ兄さんは晩御飯が終わって、家族会議を切り出す時に使った言葉まで戻しちゃった。
僕はそこまで戻して貰わなくても良かった。数分前の言葉が欲しかったのだ。
シロー兄さんが署に拘留されて、新聞の一面に記事が載ってから一日経っていた。
僕がシロー兄さんの面会から帰ってくると、夕方になってアムロ兄さんも家に戻っていた。
それからアムロ兄さんは会社で雇っている顧問弁護士さんやら、関係各所に電話をしたりして、夜更けまで忙しそうだった。
今日の午前中には家に弁護士さんを呼んで、シロー兄さんの事を相談もしていた。
僕がお茶を持っていくと、アムロ兄さんの頭が抱えている姿が見えたらから
相当に困難な事件になってしまったのだろう、と想像はついていた。
僕が晩御飯の食器を洗っている時に、アムロ兄さんが始めた家族会議の席で切り出したあの言葉を、もう一度聞き直したかったのだ。
台所に居て、後ろ向きで聞いていたから、多分、そうなんだろう。聞き間違えをしたのだと思いたかっただからだ。
いや、聞き間違いであって欲しかったのだ。
そうあって欲しくないと思いながらも、尋ねてみる。
「アムロ兄さんは、超法規的措置をとるって……」
「ああ。言ったさ」
うう、サラリと言ってくれる。聞き間違いじゃなかったんだ。
「弁護士の助言も聞いたが、シローの担当検事は容赦なんてした事がない鬼検事。検察でも一線級の奴らしい。
民間で雇える範囲の弁護士団を組んでも勝てっこない、ってさじ投げられたよ。要するにシローは検察の標的にされたんだ。
絶対に逃げられない。事の真偽はともかく、有罪は確定。残された道は判事に懇願する形で刑期を下げるだけ、だと」
「それでも最低20年、25年は見た方が良い。担当検事の判例からみると40年は固いだろう。だったよな?兄さん」
ドモン兄さんが重々しく口を開いた。
「そうだ。四面楚歌、万策尽きた訳だ。普通のやり方じゃシローは救いだせない。だから決断した。超法規的措置をとる
シローが検察に移送される前を狙うんだ。移送中のところをガンダムで襲撃、シローを奪還する」
「でも、でも、それってみんなが犯罪者になっちゃいますよ!駄目ですよ」
僕は猛烈に反対したけれど、他の兄弟達は違う。家族の危機の為に立ち上がろうと燃えに燃えていたのだ。
「ロラン、いいよ。俺はこの家に生まれてきた者の宿命だと思って、諦める」
「僕がみんなを守るんだ」
「シロー兄さん独りを見捨てる訳にはいかないだろ?」
アムロ兄さんの発案した無謀とも思える作戦に同意したカミーユとキラとシーブック、三人の目は据わっていた。
「でも、シロー兄さんを取り戻せたとしても、これからの暮らしはどうするんです?すぐに警察は追ってきますよ!」
「国を出るつもりだ。中立国のオーブに亡命する手もある。今は未だどこに逃げるか決めていないが
落ち着いたらウッソとアルは迎えにいくよ」
「そ、そんなぁ……」
アムロ兄さんの無茶苦茶な話を聞いて、ウッソとアルの目には涙が溢れていた。亡命って、本気で言ってるんですか?アムロ兄さんは。
「奇襲のプロであるヒイロが居てくれると助かるんだが……仕方ない。作戦は明朝に決行だ。ルートは調べてある……」
アムロ兄さんはちゃぶ台に地図を広げた。シロー兄さんを運ぶ移送車のルートが赤線で記されている。下調べは万全ようだ。
「僕のデンドロビウムで一点突破なんかどうかな?」
地図を指しながらコウ兄さん、はしゃいじゃってるよ。
家族の決意の固さに、僕は戸惑ってしまった。数々の犠牲を払ってシロー兄さんを奪還するなんて
そこまでの覚悟、僕には無かった。このまま風に身を任せるのが正解なんだろうか?僕には分からなかった。
続けられるのかな?出来る人いたら頼みます。
ぐっじょぶ!
ところでヒイロは何処に雲隠れしたのでしょうか?
惨劇の張本人の行動も気になります
ヒイロはヒイロなりに動いてると思われ。
ピースクラフトかドーリアンのどっちかが動くんじゃね?
リレーの続き…の様なもの
駄作ですが…
とある倉庫
一つの大きなテーブルに数人の影が見える。そこに新たなる影が歩み寄る。
「で、どうだった?」
「案の定、彼らは兄弟奪還の為奇襲作戦を決行するようだ」
男はそう言いながら椅子に座る。倉庫の高窓から一つの光が差し込みその男を照らし出す。
黒と赤と黄色の縦じまのマスク…シュバルツだ。
シュバルツの脇に座る男が口を開く。
「しかし奴らも無謀な事を考えたものだ」
銀髪のおさげが特徴的な東方不敗だ。
「だが、あれほどの事態を打開するにはそれしか手はないか…」
いつもよりさらに険しい顔のガトー。
「シュバルツ…あんたの報告書によるとコウもその救出作戦に出るそうじゃないか…見捨てる訳にはいかないねえ」
含み笑いを浮かべて派手な扇を煽るシーマ。
「しかし彼らだけで無事に任務を遂行できるかね?」
パン屋のエプロン姿がしっくり来ない鉄仮面。
「そうだ!仮に成功したとしても彼らはどうなる!?もしかしたら全世界から指名手配を…そうなったらあのラーメンが二度と食えないのかもしれないぞ…」
と、苦悩の表情が似合うクロノクル。
「それは困るなぁ!小生の楽しみが減ると言う物だ」
事の事態を知ってか知らずか、いつも通りのギンガナム。
「相変わらず食べる事ばかりか、ギム・ギンガナム」
袖を引っ張りまくるばかりのハリー中尉。
「だが、ギンガナムの言う通り…あのラーメンは他所では味わえないのだよ。他所ではな…」
料理通で小料理屋店主のランバ・ラル。
「だが、シロー・アマダは救出しなくてはならない…アイナ様の為にも…」
無骨な顔のノリスたん。
「その為には彼らより先に我々がシロー・アマダを救出すればいいだけの事」
不敵な笑顔が似合うグエン様。
「その通り…簡単な事だ」
仮面に金色の長髪がなびくゼクス。
「だから我々は一致団結して!!」
サングラスにノースリーブの制服はクワトロさん。
「「ちょっと待て!!お前等生きてたのか!?」」
「ああ、あそこで蒸発したのはミリアルドとか言う男だな」
「それとキャスパルとか言う男もいたな…それ等と勘違いをしているのでは?」
「もういい…わかった」
皆、突っ込む気にもなれず呆れていた傍で一人の女性が口を開く。
「俗物の言う事は放っておけ!そろそろ本題に入る」
元彼の身替わりの早さにあきれ果てていたハマーンがそのまま話し始める。
「事の発端はお前達3人の言い争いから始まったものだ。まったく、街中でMS戦をしようとは…救えぬ奴等だ…」
「むう…」
「本来ならすぐにでも身柄を警察に引き渡すのだが、事が事だ。完全にシロー・アマダが犯人扱いされ裁かれようとしている。通常の手続きでは彼の釈放は無理な状況下だ」
他の者より高い所に座る女性が口を開いた。ディアナ・ソレルだ。
「それに彼の担当検事、アリス・ミラーでしたか?とにかく融通が利かず、前々から彼を付け狙っていたようですね」
ディアナの発言に続きハマーンが話し続けた。
「その通り。さらに詳しく申し上げると、彼以外に彼の家族達も捜査対象になっている……それとアリス・ミラーは兄弟達の救出作戦を知ってか知らずか、
一警察官の護送にしては大げさすぎる程大規模な護衛を付けるとの情報だ」
しばらくの沈黙の後、東方不敗が口を開く。
「となれば、彼等が救出作戦を行なうのは蟻地獄にかかる蟻の様なもの…その前にワシ等が手を打つしかないか」
「その通りです。彼等が行動を起こしたら、救出の成功失敗に限らず彼等一家は危機的状況に陥ります。結果どうなりますか?」
「ロランのラーメンが食べられなくなる」
「それどころか彼等全員犯罪者になってしまいます!ロランの為、彼等の兄弟を助ける為に、ここにシロー・アマダ救出作戦を宣言します!!」
ディアナが作戦の発令をするとそれに続きハマーンも指示をだす。
「シュバルツ、その方は兄弟達の監視!ガトー、シーマの両名は検察側の情報収集!クロノクル、ノリスはこちら側の武装の調達を!!
ラルとクルーゼと私は救出プランを練る!東方不敗、鉄仮面、貴方は俗物3人を逃がさないように監視を!!…いざという時の生贄だ」
「い、生贄…」
「承知した」
「「ロランの屋台を愛する会」の名に賭けて失敗は許されない!この作戦を成功させて、またあの味を堪能しようぞ!!」
「「おおー!!!」」
その場の全員が行動を開始した。シュバルツは兄弟達の監視を始めるため倉庫街の屋根を風の様に走り抜ける。
ガトーとシーマは部下に連絡をし検察側の情報収集。犬猿の仲もこの時だけは一時休戦だ。
クロノクル、ノリスは襲撃に必要な武器、弾薬をリストにまとめる。
東方不敗、鉄仮面はシャア、グエン、ゼクスを引きずり、檻に連れて行く。
ラル、クルーゼ、ハマーンは襲撃ポイントと計画の打ち合わせ。
ディアナはハリーの入れたココアに口をつけ、一休み。
ギンガナムは兄弟達の家に食事に行った。
ますます大事にしちゃいましたがどなたか続きを御願いします。
まあ、スルーしてもらっても結構ですんで…
あんたが誰かは今のところ知らないし、これからさき知ることもないだろうが、
自己紹介させてもらおうかな。俺の名はコウ。兄弟で一番ハードボイルドな男さ。
まだ首を傾げているかもしれないが、それは未だにベッカムがマンチェスターUの
背番号7だと思っていて、白いユニフォームの23を不思議に思っているような
ものだ。
さて、気候も暖かくなってきて、ますますハードボイルド日和ってところか。
偉そうに自己紹介したけれども、俺はまだまだ若輩だってことぐらいわかっている。
ヒヨコもいいところで、このままじゃ業者に無理やりピンクのカラーヒヨコにされ
ちまうぐらいだ。あれはひどいよ。人知れず胸を痛めてるだろ、みんなも。
そんな俺だけど、今日はハードボイルドのマストアイテムを手に入れる。酒? 煙草?
ノン、ノン。トレンチコートだよ。もう春だけど、真のハードボイルドメンはあれを
夏でも着るものさ。もちろん、モルディブだろうがハワイだろうがな。
だけど金がない。井上陽水は傘がないけど、俺は金がない。仕方なくアムロ兄さんや
シロー兄さんのタンスを物色した。ない。これでトレンチコートもないな。
しかし諸君危ぶむなかれ。似たようなものを発見した。ベージュのレインコートだ。
アムロ兄さんのタンスの奥深くでしわくちゃになっていたけど、しわしわなのがくたびれて
るって感じで、男の哀愁を漂わせているという解釈もできる。うん。これで万事OKだ。
よし、これを着てさっそく街をぶらつこう。俺のハードボイルドっぷりをアピールだ。
アピールなんてハードボイルドじゃないけど、みんなに俺をハードボイルドメンだと認識して
もらうためにはしょうがない。苦渋を飲むさ。アイデンティティってやつは自分で思っている
だけじゃ確立されない。周囲に認知されてこそじゃないか。年間一勝もできない先発投手が、
俺は大投手だって言っても、鼻で笑われるだけだろ。
外はすっきりさっぱりと晴れわたっていて、春の陽射しの輝きだけでも眠た……物憂げに
なってくる。まあ、眠たいのも無理はないよな。春眠暁を覚えず、って杜甫も詠っているし。
俺は理系だけどこれぐらいは知っている。常識だものな。教養はハードボイルドの隠し味さ。
カレーにチョコレート入れるみたいなものだよ。いや、もう少しクールなたとえを探すから
一時保留ね。
家を出ようとすると夜勤から帰ってきたシロー兄さんと行き交った。シロー兄さんは俺を見て、
「なんだそれ? コロンボか?」
と聞いた。コロンボってハンフリー・ボガードの演じた『カサブランカ』の主人公かな?
「コロンボ? それどういう人なんだ?」
一応聞いてみると、シロー兄さんはこう答えた。
「なんて言うか、ちょっと主流から外れてる感じの刑事で、頭はいいけど……」
「ああ、そうだよ。そのコロンボ。まあ、真似したわけじゃないけどね」
やはりコロンボはハードボイルドだった。『カサブランカ』じゃないみたいだけど、依然
問題はない。
じゃあ、行くか。しかし本当に眠たくなる空気だな。あ、そうだ、さっきの一文、春眠の
やつは杜甫じゃない。李白だよ、李白。まあ、きちんと訂正できてるから大丈夫だろ。
続く、かどうかは彼女の機嫌しだいだな。あ、もし物好きなハードボイルドメン
(淑女でもいいよ)がいたら続けてくれても構わない。
>63 ワロタ
>60-62
GJ! しかし、なぜにノリスだけ「ノリスたん」………?(笑
夕方、署長のリリ・ボルジャーノは、警察署内にある署長室で一人ココアを飲んでいた。
静かだ。
今週は特に忙しかった。いや、現在進行形で忙しいのだ。リリの机の上は書類の山で溢れている。
どれから手をつけていいのやら、気が滅入ってしまう量。
そんな忙しい勤務時間の合間を見て、署長室でゆっくりとココアを飲む。今のリリにはとても贅沢な時間なのだ。
8課の指揮を任せていたシロー・アマダ巡査部長の不祥事が、新聞の一面にスッパ抜かれてからというもの
事実関係の調査、署内の指揮、関係各所への対応……と、休む暇も無いほどの激務に見舞われている。
あっという間に時間だけが過ぎていき、気づいたら検察庁の介入が始まっていた。
事態の進展が雪だるま式に大きくなって、もはや署長であるリリの権限ではどうにもならない状況まで進んでいたのだ。
シロー率いる8課のことを前々からリリが問題視していたのも事実だ。事件の度に署長の指揮から外れることもしばしばあった。
ただ、問題はあるものの8課のスタンドプレーによって検挙率は上がっていたし、結果もそれなりには出していたから
ある程度の信頼をしていたのも確かだった。部下を信頼して現場に任せるのも署長として仕事だと、リリは考えている。
残念なのはシローが事件の容疑者であるのかどうか、自分の手で捜査できなかった事だ。
署内での内部捜査を開始する前に検察が介入してきた。シローの身柄は明日の朝、検察に渡される。
シローを部下として信頼していた。時には自身の手駒であるスエサイド隊よりも、シローの8課を頼りにしていたかもしれない。
(そのシローが、私の信頼を裏切ったということ?……)
リリはシローの顔を思い浮かべながら、ココアをもう一口飲んだ。
「リリィ様ぁ!!リリ様ぁ〜大変ですぅ!!」
扉の向こう、声の主は廊下をドタドタと駆ける足音と共に大声を出している。署長室にいても十分に聞こえてきた。
やれやれ、とリリはカップを下ろしてドアが開くのを待った。
「リリ様!!」
「……様じゃなくて、署長とお呼びなさい。その呼び方、直りませんね」
「ハ、ハイ!すいません、リリ様。あ、じゃなくて、リリ署長!」
マリガン警部補は自分が開けたドアの前で直立不動し、敬礼をして呼びなおした。
「で、なんです?」
「それが大変なんですよ!リリ様。一大事です!!」
「ここ数日、署内は大変なことだらけですけど……」
マリガンの"一大事です"は、リリには聞きなれた言葉だ。些細な出来事であっても署長室に駆け込んで知らせにくる。
様と署長。言葉使いを改めさせるのを諦めたリリは、報告を聞くことにした。
66は
>>62の続きです。リンク張り忘れた(恥
リリ様、外をご覧下さい!!」
「なんです?やぶから棒に」
リリは窓際に立ち、日差しを遮ってるカーテンを明けた。リリは署長室の窓から見える夕日が射す街の景色が好きだった。
お昼は晴れていたし、今日は綺麗な夕焼けが見える筈だ。
が、リリが見た夕焼けの空には異質な物体の数々が映っていた。
「こ、これは何ごとですか?」
超大型輸送機が数機。編隊を組んで飛んでいる。輸送機からは次々とモビルスーツが投下されている。
それらの黒い影が夕焼けの空を覆いつくしていた。
モビルスーツの機種は見慣れた機体。全機種が黒い色で塗装されているティターンズの機体だ。それも数百機はくだらない数。
「ガルダ級超大型輸送機……ティターンズが来るという報告は聞いてませんよ。マリガン?」
「それは私からお伝えしますよ。リリ・ボルシャーノ署長」
「あ、貴方がたは……」
リリが声の主に反応して、室内を見回すと扉の入り口には警備局警備部本部長であるバスク・オムが立っていた。
その隣には今回の担当検事であるアリス・ミラー検察官も居る。マリガンは脇の方で小さく縮こまっていた。
「検察側の依頼を受けて、ティターンズがシローアマダ巡査部長の移送を行うことになったのだよ。書類はここにある」
バスクは書類ファイルをリリに渡した。上からの命令である、という威圧的な態度を見せている。
「警備局が検察の要請で動く?……しかもティターンズのバスク・オムが直々に参上とは。どうゆう風の吹き回しなんでしょうね?」
バスクから受け取った書類ファイルを確認しながら、リリはこの事態を冷静に把握しようと勤めた。
警備局の警備部に所属しているティターンズは、凶悪犯罪事件に対しての抑止効果を目的としてジャミトフ・ハイマンが
警察官の中から選りすぐりのエリートを集めて、結成した警察組織の中でも異質な集団と見られていた。
通常の事件では出動せず、対テロ防止用の特殊部隊という位置付けもされている。
シローの移送に対して、何故、ティターンズが動く必要があったのか?リリの中でも答えは出なかった。
「検察に、明日の移送中にシロー・アマダ巡査部長を奪還しようと企む輩が居る。という匿名の通報が入りました。
かなり大掛かりな組織が動いているようです……。ですから、私がティターンズを連れてきました。詳細は書類を読んで下さい。
尚、ここの指揮権は本日18:00をもってバスク・オム警備部本部長に委任されます。リリ・ボルシャーノ署長はティターンズの補佐をお願いします」
「な……勝手な事を!ウチにもボルジャーノがあります。ティターンズに頼らなくても……」
「本庁からの通達です。異議は認められません」
アリス・ミラーはリリの反論を抑えると、廊下へと引き返していく。
リリは悔しさで頭が一杯になった。が、警察という組織では上からの命令は絶対なのだ。
所轄の署長が本庁の指示に歯向かう訳ことなど不可能な話だ。悔しいが、従うしか術がないこともリリには十分過ぎるほど分かっていた。
「と、言うことだ。悪く思うなよ。リリ署長」
バスクは署長室に置いてあるリリの椅子に座ると、リリを見据えてニヤニヤと笑った。
「くっ……」
人様の家に土足で上がりこむようなバスクとミラー検察官の態度に腹立たしさを隠せないリリは
自分の椅子に座っているバスクから視線を外すと、窓枠がカタカタと音を鳴らして揺れているのが分かった。
地震か?いや、この振動は上から来ている。振動の原因をリリが探っていると
一瞬、窓から射す夕日が途切れて、部屋が薄暗くなった。巨大な黒い塊が窓から見える全ての視界を遮ったのだ。
夕日を遮った巨大な物体を窓越しに眺めながら、バスクは誇らしげに言う
「どうだね?警備部でも数機しか配備されていないシロモノだ。実機は初めてみるだろ?」
「あ、貴方がたは……サイコガンダムまで持ち出して、この街で戦争でも始めるつもりですか?」
「ティターンズの実働データを取るには格好のケースだろう。私もサイコガンダムの実戦性能は見てみたい」
バスクの赤い眼鏡が夕日に照らされて、怪しい輝きを放っている。リリは無言で署長室を去った。
警察署の外を、黒塗りが施されたティターンズ仕様の機体、数百機が取り囲んでいる。
更に数台のサイコガンダムが建物の頭上を旋回して、サーチライトで夜空を照らしている。
通常業務には無い物々しい雰囲気に、署内の警察官たちも非常事態だと気づき始めていた。
主を無くした8課の面々はガレージの奥で、装備品の整備作業をしながら、時間を潰していた。
隊長のシローが職務停止処分を受けているので、課そのものの機能も停止しているのだ。
「隊長……どうなっちゃうんでしょうね?」
「俺が知るかよ!」
ミケルの問いにエレドアはうんざりした顔をみせた。
「ティターンズまでおでましとは……フッ、あの甘ちゃんは最後まで引っ掻き回してくれるよねぇ」
笑いながらも、カレンの顔は暗かった。
元々が口数の少ないサンダースはモビルスーツの装甲を開いて、剥き出しになった関節部をオイルで洗い流す作業を黙々と続けている。
時間だけが刻々と過ぎていった。
続き宜しくです。
乙デス!!
兄弟達VSティターンズVSロランの屋台を愛する会の三つ巴戦…でもないか
兄弟達&ロランの屋台を愛する会VSティターンズか。
でも面子を見るとなんかティターンズ側、サイコガンダムを持ち出しても不利なような気が…
うむぅ、すっかりシロー奪還戦争な状況になってしまったな。
シローが逮捕された当初は裁判ネタでアムロが
「異議有り!」と叫ぶ逆転パロなネタを考えていたんだが、日の目を見ることは無さそうだ。
フォウが普通にサイコガンダム持っていそうだが・・・
頭痛がするので滅多に乗らないだろうが
グエンがどこぞから掘り出そうとしているブラックドールって・・・
ティターンズから流出した掘り出しモノなのか?
>>70 そのへんはパラレルでやればノープロブレム
>>71 そのへんはあいまいにしとけばノープロブレム
続きに期待!
>>71 このスレでの設定はともかくとして、原作中ではブラックドールはサイコガンダムそのものだと明言はされていない。
だが、外見は酷似。特に変形機構。武装も同様で、Zを知っている人が読めばサイコガンダムとしか思えないはず。
しかしフォウの乗っていたサイコガンダムは、強化人間でなければまともに操縦できないのだが
グエンは問題なくブラックドールを操縦していたことや、単機で大気圏離脱が可能だったり
ターンタイプの機体やそれ以上の力を持つMAムーンバタフライとまともな勝負になっていたことから
サイコガンダム系の後継機種なのではと考えられる。
HP30000、UA50、UD50、拡散メガ粒子砲の威力が10000とか。
76 :
通常の名無しさんの3倍:04/04/10 13:56 ID:3LAiwX60
こんちわー。
77 :
通常の名無しさんの3倍:04/04/10 13:58 ID:3LAiwX60
誤爆したうえageちゃった。
すいません。
またやっちゃった。
本当にすみません。
>>68の続きみたいなもの
とある倉庫
「そうか、彼等は明朝に作戦を決行か」
ハマーンはシュバルツの報告を一通り聞いた後腕を組み考える。
シュバルツがテーブルの上に置いてある作戦プランを手に取り目を通す。
「この救出プランを見ると我々の作戦開始も同じく明朝ですな」
「ああ…相手は大部隊。明朝でなければ襲撃に必要な物資が届かん…」
「それよりもまずい事になった」
ガトーが戻ってきた。封筒から数枚の写真を取り出しテーブルに広げた。
「こ、これは!?」
「サイコガンダムだ。それにティターンズのMS、数百機…奴等も襲撃を予想して本気のようだ」
薬の時間から戻ってきたクルーゼが写真と報告者に目を通しながら笑っている。
「まるで戦争でもするような大部隊だな。よくもまあこれだけ集めたものだ」
「これでは当初の計画ではいかんな」
ランバ・ラルはため息をつきながら報告書をテーブルに投げつける。
ハマーン達が練っていた計画では、1部隊がアムロ達兄弟の襲撃を阻止させつつもう1部隊がシローを救出するという計画だった。
この作戦によりアムロ達を犯罪者にする事無くシローを救出、保護しシローの身の潔白を証明する時間を稼ぐ、もしくはディアナ・ソレルを始めとする「ロランの屋台を愛する会」の会員である大物政治家達の力で事件事態を抹消する為の時間を稼ぐというものだった。
「アムロ達を阻止しながらティターンズの大部隊と戦う…か……かなりきついな」
「ならばティターンズだけと戦えばいい事だ」
ハリー・オードが歩みながら言葉を発する。
「ディアナ・ソレルは?」
「裏工作の為に一度月にお帰りになられました」
「ティターンズだけと戦うとは?」
「つまり作戦は明朝ではなく今夜。今夜奇襲をかけるのです!」
「なるほど…今夜奇襲をかければティターンズだけと戦う事になる。それにいかに大部隊と言えど、今奇襲をかければ何とかなるか」
「そう。相手も奇襲を予測しているとは言え、少数精鋭で電撃的な奇襲を行なえば相手の対応も遅れる」
「つまり、我々がMSを使い、ティターンズを奇襲し翻弄させる…ティターンズを掃討しなくてもただ掻き回せばよい」
「その間にワシとシュバルツが署内に侵入しシロー・アマダを救出…と言う訳か」
事のあらましを聞いていた東方不敗がそう言いながら近づく。
「決まったな」
ハマーンがそう言いながら勝利の確信の笑みを浮かべる。
「敵はティターンズ…目的はシロー・アマダの救出!仕掛けるは今!!各々準備が出来次第総攻撃だ!!」
「シャア達はどうする?」
「そうだな…牢屋から出し、今回の醜態を挽回するチャンスをやろうか」
「了解」
そして明朝。
襲撃準備の再確認をしている兄弟達の目の前で緊急ニュース速報が流れていた。
TVリポーター「容疑者護送任務に付いていたティターンズが何者かに襲撃されMS100機余りが大破!!死傷者の数は現在把握できていません!」
そこには破壊された建物、MS、車輌が映し出されていた。
「な…一体何があったんだ?」
アムロ達はただボーゼンとニュースを眺めていた。
とりあえずここまで
戦闘シーンも書きたかったんですけど、面倒なので省きました…後で付け足すかも…
じゃあ、どなたか続きをお願い〜
81 :
80:04/04/10 15:35 ID:???
ちょいと補足
超SクラスのMSパイロットであるハマーン達の襲撃はスムーズに行った。
ギンガナム、ハリー、クロノクルの神業的な陽動(本人は陽動しているつもり無し)。
ハマーン、シャア、ゼクス、クルーゼの華麗かつ電撃的な奇襲。
ラルやノリスの歴戦の勇者のみが行なえる匠のゲリラ戦術。
ティターンズの大部隊を掻き回すばかりか次々にティターンズのMSを落していく。
これらの囮もあり、シュバルツ、東方不敗、鉄仮面のシロー救助隊も動きやすかった。
「フハハハ!何のことは無し!!ティターンズ恐れるに足りず!!」
「鉄仮面よ!無駄話は後だ!!まずはシロー・アマダのいる所に!!」
「む!?正面からティターンズ兵か!!」
ティターンズ兵の銃弾を素手で叩き落す東方不敗。間髪入れず峰打ちにて気絶させるシュバルツ。雄叫びを上げる鉄仮面。
まさに三位一体の活躍だ。
ちょうどその頃
「なんだ?一体何が起きているんだ?」
獄中でシローは外の様子を心配していた。
外が見えない牢屋の中。ただ爆発音と強烈な振動だけがただ事ではない事を示していた。
「おい!一体何なんだ!?何が起きているんだ!!」
「うるさい!俺だって分からないよ!!」
看守もただオロオロとするばかりだ。
「何だってんだ…一体…」
「ぐえっ!!」
「おい!どうした!?」
シローが看守の放った奇妙な声に驚き、鉄の扉を叩く。すると鉄の扉が不意に開いた。
「フハハハハハ!!助けに来たぞ!!」
「げっ!?お前は鉄仮面!!何故ここに?」
「話は後だ!まず我々と一緒にここを脱出するぞ!!」
シュバルツはシローの腕を掴むと走り出し牢屋を後にするべく扉を開く。
その目の前には拳銃を構えるリリの姿があった。
「ご苦労様ですこと」
「リリ署長!」
「まったくこんな派手な事しておいて、すんなり逃げられるとお思い?」
シュバルツは身を少し屈めリリに飛び付く隙を窺う。それを察したシローはシュバルツの腕を掴み一人前に出る。
「リリ署長…俺は…」
「お黙り!…まったくもううちの署は問題児ばかりで…」
リリは俯くシローを困った様な顔で眺めた後、構えていた銃を下ろしシローに歩み寄る。そしてシローの両手を掴み話しかける。
「お逃げなさい」
82 :
80:04/04/10 15:39 ID:???
「え?」
「残念だけど今の状況下では、私の力で貴方を守る事が出来ないわ…ここはその人達とお逃げなさい」
「リリ様…」
思わずシローの口から「署長」ではなく「様」とこぼれた。
「様じゃなく、署長!!まったく何度言えば…」
「でも逃げるというのは…」
「後の事は心配しない…今の事を心配なさい!さ、早くうちのシローを連れて逃げて!!」
「承知した」
東方不敗と鉄仮面がシローを連れてその場を後にした。そこには銃をバックに仕舞うリリとシュバルツが残った。
「いいのか?」
「良いも悪いもないでしょう、署を目茶苦茶にしてもらって…ま、ティターンズを叩いてくれるのは嬉しいですけど」
「貴方自身の立場は?」
「関係ありませんわ。今この件はティターンズの管轄。私も立場上ティターンズの指揮下に入っているようですけど、別に迎撃の指示は受けてませんし、邪魔をするつもりもありません」
「そうか…とりあえず事が収まるまでシロー・アマダは我々が預かる」
「ええ、お願いします……彼は私にとって信頼の出来る優秀な部下です。なるべく早く事を収めてください」
「わかった」
シュバルツはリリと分かれると鉄仮面達と合流し脱出に成功。襲撃チームもそれを確認すると素早く撤退した。
と、ここまでシロー救出作戦中の付け足しでした。
では改めて、どなたか続きをお願いします!
83 :
80:04/04/10 15:45 ID:???
あ、ガトーとシーマの活躍書くの忘れちった
事件の翌朝、何故か二人はティターンズ本部にいた。
バスク「ガルダにサイコガンダムまで用意したというのに貴様らは一体なにを…
シーマ(ガトー、あたしたちゃなにしてるんだろうねえ)
ガトー(バスク・オムに叱られているところだろう)
二人はティターンズ内部攪乱に成功し、脱出に失敗したのである。
バスク「最近の警官はたるんでいる! テロリストなど皆殺しにすれば良い…
シーマ(なんで気づかないんだいこいつは)
ガトー(部下の顔を覚えていないんだろうな)
二人がひそひそ話をしている間もバスクの組織論?は延々と続く
バスク「テロリストをかくまう民間人も同罪である! 奴らは…
シーマ(腹立つね!あたしゃバカ上司ってのが大嫌いなんだよ)
ガトー(わたしはもう慣れた。 慣れたくはなかったが)
結局バスクの罵声は日没後も続き、二人が解放されたのは終電が終わってからだった
シーマ「にしても! 連中の制服を着ているとはいえ! なんで誰も気づかないんだい?」
ガトー「ハマりすぎているんだろうな。 職員も衛兵も違和感を感じていないらしい」
こうして彼等は正門脇の通用扉から堂々と?脱出したのであった。
86 :
85:04/04/11 10:02 ID:???
GJ!
アル「コウってシーマさんと付き合ってるの?
コウ「アヘッ!(舌噛んだ…)
食事中にいきなりへんなこと聞くな!
アル「ごめんごめん。で、どうなの?
コウ「どどどどうってああああシ、シーマさん?
いやその結構美人だと思ってるしでも年上だけどえ、えーと
そのけけけっこう意識してるというかしてないというか
シロウ「アルって時々コウのこと呼び捨てにするよな。
アムロ「いいんじゃないのか? 本人が気にならないのなら(チェリーだし)
ドモン「アルはきっと大物になるぞ!(我が家でチェリーは…4、5人くらいか?)
ロラン(家で最初に結婚するのは…シロウ兄さんかドモン兄さんかな?
間違ってもコウ兄さんじゃないだろうな〜 )
このあとコウはニナもに未練があることがバレ、家族裁判にかけられることになる…
つづかない!
>ニナもに
何故かモー娘を連想しちまった。
90 :
88:04/04/13 00:25 ID:???
ぐはぁ!
少年よ、見ておけ
カキコを誤るということが、どういうことかを〜〜〜〜!
92 :
けんかの仕組み1:04/04/13 20:07 ID:uGvpB6EF
原因は定かではない。
多くの場合、誰かがお菓子を勝手に食べたとか、テレビのチャンネル争いとか、MSの部品代を誰が支払うかとか、そんなつまらないことが原因で、もめ始める。
仲裁した者も巻き込む。初めは悪口だけだが、段々と暴力を行使しだす。それがエスカレートすると、MS戦に移行するのである。
今日もまた、兄弟けんかはとどまることを知らなかった。
アムロ「MSで決着を付けるしかないようだ」
長男の一言で、MS戦が始まる。
(サンダーバードのBGMか、エヴァのBGMでお楽しみ下さい。)
まず、近所に避難勧告が出されて、辺りの建物は全て、地下に沈んでいく。ガンダムの戦いに巻き込まれないためである。
兄弟の家だけが、せり上がり、地下から、発進するためのブリッジが現われる。
兄弟の家では、例によって、壁が回転したり、ソファが沈んで、そのまま、ガンダムのコクピットにつながるのである。
次々と、ブリッジからガンダムが射出される。
今日も史上最大の兄弟けんかが始まるのである。
一方、兄弟の家の近くにある某タワーの中継所。
ストーカー「みなさん、お待たせしました!今日もまた、兄弟けんか中継(全宇宙ネット)の時間がやってきたのです!解説にはシロー・アマダさんをお迎えしております。」
(続く)
ストーカー「解説のシローさん!!今日の兄や弟達の戦いをどう見られますか?」
シロー「月が出ているかどうかで、戦況は変わりますね。ところで、気になっていたんですが、実況席と解説席がなぜ、こんなに離れているんです?」
ストーカー「そっちは装甲が薄くて危険ですから」
バーニィ「じゃあな、アル!元気でやれよ。クリスによろしくな!」
シロー「なるほど。このお隣の方は?」
バーニィ「ゲストのバーナード・ワイズマンです。どうぞ、よろしく」
シロー「今、何かレコーダーに吹き込んでいませんでしたか?」
バーニィ「ちょっと、遺言テープを作成してて。あなたもいかがです?」
シロー「……あれ、イスから離れられない?……うわ、ビームがこっちに飛んできた!!」
ストーカー「早くも戦いが始まっております!!それでは…」
シロー「逃げられない!畜生!俺は生きる!生きて、そして、アイナと添い遂げる!!」
ストーカー「多分無理でしょう。低くなった視聴率を稼ぐためには仕方がないことなのです。
それでは、気を取り直して、ガンダムファイトォォ!レェーディィイイーゴォォゥー!!」
(中略)
戦いは数時間に及んだ。
戦いに参加していなかったロランが、スピーカーで呼びかける。
ロラン「夕飯ができましたよー。そろそろやめなさい」
無線「無理だ…いま、戦況は膠着してて…」
ロラン「夕飯を食べない人とは誰とでも戦います!」
ストーカー「おおっと!!ここにきてターンエーが参戦してきました。あれは月光蝶!?これはいけません。市の地区条例に違反しています。…いや、脅しのようでした。しかし、次々と兄弟がロランに降参しています。」
数分後。食卓にて。
ロラン「やっぱり、兄弟そろって仲良く団らんが一番いいんですよ」
ジュドー「けんかの後は飯がうまいや」
全員「あははは!」
ギンガナム「フハハハハ!!」
ストーカー「いやあ、今日の戦いもすごかったですね。解説のシロ……うわあ、ミンチよりひどいや」
バーニィとシローは、ほどよく、合い挽きのミンチになっていたという。
(終わり)
>うわあ、ミンチより(略
いや死んじゃってるから。話続かなくなっtうわお前何をするやめろ
>>95 兄弟スレでは人は死ぬとミンチになるのだ
しかし翌週には何事もなかったかの如く復活しているのがお約束だ
・・・本当に「死んでいる」のはララァだけ?
ララァもネタによっては生きてた気もするな。
まぁてきとうにいこー
ユウ・カジマとかマーク・カランとか、SDガンダムフォースのあのガキとか
はどーゆー扱いなの?
>>98 議論スレで出た意見としては
・兄弟追加のタイミングは新スレ移行時でいいと思う
・外伝キャラは兄弟ではなく親戚という設定の方が馴染みやすいのではないか
・すべては職人次第
ユウ・カジマを出すのは構わないが映像作品ではないので、兄弟としてはアウト
マーク・カランやシュウトは職人さんの愛次第ってところだな
受け入れられればOK
>>98 リョウ・ルーツを忘れんでくれ(センチネルね)
Dガンダムはムリッぽいが。
シュウトはこれから産まれるって・・・・・・・・もっと無理か。
アフランシとかトビアはコチラも難問だが。
親戚とかじゃあかんの?
マーク「生き別れの兄弟たちよ!」
兄弟「そんなのいない」
みたいなネタがあった気がする。
目立たないキャラでも、職人さんの愛でキャラが立ったりするからな
そうなるとスレの中での位置が確立されて、他の職人さんもネタにしやすくなる
シーブックが好例
あと突然生き別れの兄弟が現れるのではなく、
新スレ移行時に元から兄弟だったという新設定を適用してはどうかという意見があった
でもマークの生き別れネタは面白かったな
コウ「やっぱり、僕が一番かっこいいな!
嘘だといってよ
>>108 ・・・うわあ、ミンチよりひどいや
>>108 チャック「どうしたんだコウ?
顔ぼこぼこだぞ?!
優しい母に育てられた男の異性の好みは、その母に似た感じの女性になるとか言う
ということはお母さんのようにロランに育てられたアルのタイプはロランのような人に
……ララァ?色黒だし
>>111 でも、姿形が似ているのならシャクティとゆう危険人物例がいるから大丈夫な気がする
>111
シャアとアムロの反応を見たい気がするw
それはともかく、アルのお相手はロランと比べられたりしたら大変だろうな。
>>111 他にもマーベットさんとか、Gセイバーのシンシア・グレーブスとか
保守
フットボールの続きまだ?
>>111 名前が似てる(同じ)人ならククルス・ドアンの島に出てきたがな
保守
age
なぜかagaってなかった(´・ω・`)
age
保守がわりにコピペ
アムロ 「みなさん、夕食が出来ましたよ。リビングに集合してください」
ヒイロ 「任務了解。詳細の説明を希望する」
ロラン 「今日の夕食は、カレーなんですよおぉぉーーー!!」
ウッソ 「カレー、出ろっ! 出たーー」
ドモン 「ガンダァァァァァァム!!」
カミーユ 「カレーごときで騒ぐ奴は歯ァ食いしばれ!」
アムロ 「貴様だって、騒いでいるだろうに!!」
カミーユ --------修正-------
ドモン --------爆熱-------
コウ 「爆熱すな!それよりニンジンいらないよ」
シーブック「ジャガイモ皮むき」
バーニィ 「↑楽勝さ! …って言いたいところだが、五分五分だな」
ジュドー 「子供はみんなニュータイプ!」
シロー 「みんな、肉だ!最後まで諦めるな!」
アル 「また合成タンパクかよ〜…」
ジュドー 「子供はみんなニュータイプ!」
ガロード 「ニュータイプが何だ! 運命なら、俺が変える!」
ジュドー 「子供はみんなニュータイプ!」
カミーユ 「遊びでやってんじゃないんだよーッ!!」
クリス 「そのことで、その人を責めたりしてはダメ」
キラ 「やめてよね。本気でやったら、みんなが僕にかなうわけないだろ」
ヒイロ 「お前を殺す」
シロー 「みんな、死ぬな! これは、命令だ!!」
ジュドー 「子供はみんなニュータイプ!」
アムロ 「それはエゴだよ!!」
全然まとまらんな、さすがというかやはりと言うか男兄弟だな
124 :
通常の名無しさんの3倍 :04/05/02 23:44 ID:A7woCNQY
hosyu
長らく間を空けてしまいましたが、とりあえず再開します。以下は読み飛ばしてくれて
もかまいません。
今回のネタにオフサイドというルールが出てくるんですが、詳しいことは気が向いたら
ぐぐってサッカーのルールを載せているサイトで調べてみてください。たいてい、結構
力を入れて紹介していると思います。
ごくごく平たく言ってしまえば、待ち伏せ禁止のルールです。ハンドと同じくサッカーと
いうスポーツを成立させる上で必要なルールです。
延長戦開始前、ロスタイムも終わろうか、というまさに最後の最後で同点に追いついた<FCギム・
ギンガナム>のベンチは沸きに沸いていた。ストレッチやマッサージをお互いに手伝いあい、少しでも疲れを取ろうとしている選手たちの、誰の目も意気揚々と輝き、勢いは明らかにこちらに
ある。ギム私設応援団も先ほどまでとはうってかわって大騒ぎだ。
しかしその反面、気迫や集中力で疲れを押し切るのも、もはや限界が近い。いや、アムロが試合前に
想定していたチームの体力的限界はすでに超えてしまっているのだ。不思議と兄弟の誰もがここぞと
いうときに強い精神力を持ち得るから追いつけたし、勝利をつかもうとも望めるが、持って
延長前半の
15分だろう。またいつ何時、急転直下、破綻が訪れてもおかしくない。焦りは禁物かも
しれないが、
早い時間に決めてしまいたい。アムロは、体を伸ばしながらそう考えていた。
延長開始寸前、アムロは選手を集めて最後の意思確認をした。
アムロ「ワンパターンだがギムにボールを集めていくぞ。体力的にも余裕があるみたいだしな」
ギム「ふっ、まかせろ。小生あってのチームであるからな。その責務、答えて見せよう。皆の者、疲れて
いようとも気合で押し切るのだ。小生の如くなあ」
ジュドー「お前は、ディフェンス、しなかったもんな」
カミーユ「おまけに、攻撃すら途中はサボってたようなもんだからな」
疲れた顔に軽い笑みを貼り付けて、ジュドーとカミーユが、ギンガナムを冗談半分に吊るし上げる。
シーブック「そりゃ、元気なもんだよな」
ドモン「だがそんなことはどうでもいい」
シーブック、ドモンと続いたところで、皆が頷いた。
ゴールが決まればそれでお終い、という方式の延長戦で、FWが消耗しきっていては話にならない。
理由や過程はともかく、今、ギンガナムに少しでも体力的余裕があるというのは、チームにとって
何よりのプラス要素だった。
アムロ「ギムにボールが入ったら、みんなでいっせいに押し上げろ。攻めて、攻めて、攻めていくぞ」
ギンガナム「やはり、小生のチームだからな、最後の最後まで小生を中心に……」
アムロ「みんな、あっちを見ろ」
ギンガナムとアムロとが同時に口を開いた。兄弟たちは当然、アムロが指し示す方向に首を向ける。
唯一、シッキネンだけがギンガナムの顔色を伺っていた。
アムロの指したあたりでは、大会優勝セレモニーの準備が行われていた。トロフィーや、バラエティ
番組で目にするような小切手を模したボードなどが市の職員に用意されている。
アムロ「あの百万円小切手のボード……あれさえ手に入れれば、家計の危機は一挙に解決する。あの悪趣味
な物体に背を向け、指をくわえ背中を丸めて帰るのか? それとも、思いっきり振り回して
意地汚く騒ぐのか? 俺たちがどちらを選びとるのかは、言うまでもない。それに、ここまで
来たら金だけでもないだろう。ただ、単純に勝ちたいじゃないか」
ロラン「ええ、優勝したいですね」
シロー「勝てるさ。俺たちが勝つと思い続ければ」
アムロ「そうだ。俺たちが勝つ」
そうして、お決まりの円陣を組もうとしているとき、
「一人、足りないだろ?」
ひょっこり、ガロードが顔を突っ込んできた。背を丸めたままキラが聞く。
キラ「ガロード! もう大丈夫なのか? 歩けるのか?」
ガロード「あのさぁ、脳震盪でほんの少し気を失ってただけだって。サッカーもバスケみたいに出たり
入ったりできるなら、いますぐ交代出場できるのによ」
アムロはちらりとガロードの様子を見てから、言った。
アムロ「よし、全員そろったとこで、気持ちよく勝つぞ!」
応! と怒号が響き、<FCギム・ギンガナム>の11人は決着の待つピッチに散っていった。
一方、追いつかれた<ラインフォード・ユナイテッド>の雰囲気は、一言で言って最悪だった。
ガトー「最後の最後でマークを外されるとはな。いったい何のためにいるのだ、ディフェンダーは」
ガトーの文句に、シャアが、
シャア「いまさらそんなことを言ってもはじまらんさ」
と応えたが、DFをかばうためというより、ただくだらない言い合いに発展するのを面倒
がっている
だけ、というのが明らかだった。当然、
ラカン「貴様こそカウンターのチャンスを決めていれば、奴らの反撃の意思を崩せていたはずだ!」
と声を荒げた反論が出る。たちまち言い合いに発展するが、止めるものはグエンぐらいだ。
グエン「今は延長のことを考えるべきでしょう、皆さん」
共に止めようとしてくれる者はいない。シャアやシロッコはそっぽを向き、チボデーはひとり離れて
ギャルズにマッサージを受けたまま、後半守っていたゴールマウスを睨み付けている。クロノクルは
しきりと咳きこんでから、新しいマスクをつけつつ、
クロノクル「やはり地球の空気はほこりが……」
などとつぶやいた。と、それを聞きつけたジェリドが、
ジェリドが「そんなこと言っているやつがいるからカミーユたちに追いつかれるんだ!」
と罵倒する。ギュネイがよせばいいのに割って入った。
ギュネイ「最後のクロスをあげられたのはお前のサイドだったはずだ」
とたんに、
カクリコン「あの一連の攻撃、始まりはそっちからだったろうが!」
生え際の後退した前頭部を突き出してカクリコンが怒鳴る。
こんな状況の中でグエンは、
グエン「とにかく、追いつかれはしたが、自力はこちらが上なのだ。相手の体力が我々以下なのは明らか
なんだぞ。勝つのは私たちに間違いない!」
と呼びかけたが、果てしてどれだけの人間がきいていたかどうか。ゼクスは呆れたように金髪をかきあげた。
それでもあきらめずに、グエンはディフェンダーを集めて作戦を伝える。
グエン「いいか、彼らはまたロングボールをギンガナムに放り込んでくる。そのときに……」
やがて選手たちに延長開始が告げられ、<ラインフォード・ユナイテッド>の選手たちもピッチに
散っていった。
延長戦は、今始まる。勝つのは<FCギム・ギンガナム>か<ラインフォード・ユナイテッド>か。
勝者の椅子は、ピッチの中でホイッスルを待つ選手たちの、半分だけしか用意されていない。
ホイッスルが鳴り響き、いつ終わってもおかしくないゴールデンゴール方式の延長戦が開始された。
<FCギム・ギンガナム>ベンチは、最初からテクニカルエリアギリギリまで身を乗り出している。
リリーナの目は、ヒイロの左ひざに巻かれたテーピングに釘付けになっていた。延長開始前、大丈夫
かどうか訊いたが、ヒイロの答えは当然、「問題ない」の一言だ。いまやその脊髄反射的な言葉にすがる
しかない。
――どうか、本当にそうでありますように。
リリーナの指を組んだ両手は、チームの勝利以上にそう願っていた。
隣のソシエは、リリーナよりは勝利に執心していたが、それでもロランのことが心配だった。ロラン
の消耗ももう限界にきている。スタミナもそうだし、グエンに削られたせいで、ソックスは汚れて
ボロボロになっていた。平気かどうか訊きたかったけれど、ロランが弱音を吐かないから訊けなかった。
それが、心残りというには軽く、小さな胸のどこかにかくんと引っかかっている。
ガロードはただただチームの勝利だけを願っている。医務室から付き添ってきたティファは、そういう
ところがガロードのいいところだ、と納得して、少しはかまってほしいという気持ちはあと30分ほど
しまっておくことにした。
キラは敵にボールが渡るたびに、ああっ、と悲鳴を上げ、アルは自分たちがボールを持つたびに、行ける、
と意気込む。シッキネンは何がどうなろうと、給料アップ、給料アップとブツブツ唱えていた。
ピッチを駆ける<FCギム・ギンガナム>の出場選手たちは、後半終盤の気持ちをよく保ち、集中して
ゲームに臨んでいた。中でもシローが、ディフェンスの真ん中で精力的な動きを見せていた。ただ一人、
シローは準決勝に出ていない。決勝には連れてきてもらったのだ。中5日で出場しているし、今こそ自分
がやらなければならないと、左腕の青いキャプテンマークにかけて強く思っていた。
しかし、肝心の攻撃に早くも不具合が生じた。ギンガナムがロングボールを頭で落としたとき、主審の
笛がピーッと響き、ラインフォードのボールを示した。副審のフラッグが上がっている。オフサイドを
取られたのだ。ギンガナムがさっと主審を振り返る。
ギム「小生はオフサイドではない!」
主審は首を振って、ジュドーを指し示した。<ラインフォード・ユナイテッド>のディフェンスラインが
さっと――というにはかなりぎこちなく――上がってオフサイドトラップを仕掛けたとき、ギンガナム
は相手のばらばらな上がりかたのおかげで問題なかったが、バテバテのジュドーはそのままオフサイド
のポジションに残ってしまったのだ。
グエン「オフサイドトラップと呼ぶにはぐだぐだすぎるが、今のローラたちには通用するね」
とグエンが近くにいたロランに微笑みかける。
続くラインフォードの攻撃をしのいで、再度ギンガナムに放り込むが、やることがワンパターンで、
パスを出す瞬間も丸わかりなせいで、また同じようにジュドーがオフサイドにされてしまった。
そして延長前半4分、唯一の攻撃パターンが封じられて浮き足立った<FCギム・ギンガナム>に、
ラインフォード攻撃陣が牙を剥く。動揺から足が止まりかけたディフェンスをゼクスのスルーパスが
すり抜け、ペナルティエリア右奥で受けたシャアが中央にラストパスを折り返す。走りこむガトーが
決勝点を叩き込もうか、というそのとき。
ドモンがガトーの直前に飛び込み、ボールをがっちりと抱え込んだ。とまりきれぬガトーが体の脇に
思いっきりキックを入れてしまう。だがドモンは、すくっと立ち上がって無事を誇示した。接触を恐れぬ
好プレイでチームを救ったゴールキーパーに、シローとコウが駆け寄る。
シロー「ドモン、よくやった!」
コウ「なんともないなんて、さすが原人!」
がしっとドモンがコウの頭を片手でつかむ。アイアンクロー炸裂だ。
ドモン「そんなこと言ってる暇があったら、ガトーを見てろ。お前の責任だぞ」
コウ「お、おーけー、おーけー。はなしてくれよ。あ、頭が……」
ドモン「頭が悪いのは前からだろうが。心配いらねえよ」
と、手を離してボールを前にけりだしたが、これは直接大きくタッチを割ってしまった。
コウ「どっと疲れるよな、まったく」
コウはドモンが飛んでこないうちにささっと逃げていった。
アムロはこの隙にロランに話しかけた。攻める方法を考えなおさねばならない。
アムロ「このままじゃ攻められない。どうする?」
ロラン「パスを細かく回して攻めるには、みんな疲れすぎています。なによりジュドーがいないと……」
ロランの息もやや荒く、体も重そうだ。
アムロ「ジュドーはほとんどばててるからな。ボールをもらう動きを試みてるみたいだが、あれじゃ正直、
突っ立っているだけだ」
ロラン「ああやってすこし動くだけで精一杯、でしょう。……ん? 立ってるだけ?……そうか!」
ロランはぱっと明るい顔をしてアムロにまくし立てた。聞いているアムロも、わが意をえたり、と頷く。
アムロ「それもそうだ! 単純なことだったんだ!」
アムロは急いでジュドー、ついでギンガナム、ウッソと走り寄り、新たなる指令を与えた。
やや時間を食ってボールが帰ってきた後、ラインフォードの連携ミスからボールを得た<FCギム・
ギンガナム>はヒイロ、ロランとつなぎ、前線のギンガナム目掛けてまたもロングボールを放り込んだ。
同時に、待ってました、とばかりシロッコ以下ラインフォードのDFたちがぐだっとラインを上げる。
またもジュドーがオフサイドポジションに残ってしまった。が、今度は笛が吹かれない。プレイが続く。
ギンガナムの頭でのポストプレイから、ウッソが後ろから飛び出してボールを受けた。
ジュドーはさっきまで、ばてているなりにギンガナムからボールが落ちてくるところに行こうとしていた。
しかし今度はまったく何もせず、ただそっぽを向いて突っ立っていたのだ。これならオフサイドになる位置
にいても、審判にプレイに関わっているとはみなされず、オフサイドを取られない可能性が高い。プレイに
無関係なら問題ない、反則ではないというのがオフサイドというルールの原則である。
敵DFの後方から飛び出したウッソももちろんオフサイドではない。罠が失敗したときのリスクは
大きく、ウッソの前を阻む敵選手はチボデーただひとりである。
グエン「しまった!」
シロッコ「な……」
グエンが叫んだと同じタイミングで、こうなれば飛び出すしかない、とチボデーが前に出た。
ウッソは冷静に開いているゴール左下隅のコースを狙おうと、ドリブルしながらシュートの体勢に
入ったが、刹那、チボデーが両手を広げ、憤怒に近い形相で迫るのに気圧された。それでもシュート
を放ったものの、ボールはゴールの左に外れて転がっていってしまった。
ウッソ「外れた? プレッシャーに負けてしまったということ?」
絶好のチャンスを逃したウッソは、やや呆然としながらボールの行方を見送っていた。
しかし、これで<ラインフォード・ユナイテッド>もオフサイドトラップもどきを使うことは厳しくなった。
後半戦終盤に使わなかったのも、失敗のリスクが大きすぎるからである。グエンとしてはその恐怖を
払拭しての作戦だったが、所詮はボロを露呈する結果に終わった。
ロラン「グエン様は、いつも凄そうなことをやってみたいだけなんでしょうから」
グエン「言うじゃないか、ローラ。可愛いな。キスしてやろうか?」
デイビッド・ベッ○ムはそう挑発されて、最後にはワールドカップの大舞台でキレてしまったが、
ロランはただ青ざめて鳥肌を立てただけだった。
延長が始まって5分、両チームとも勝利への苗木を手にしたが実らせることができず、勝利の収穫
はまだおあずけということになった。
>フットボールの人
お疲れさんです。最後に美味しいところをゲットするは誰でしょうね。
>グエン「言うじゃないか、ローラ。可愛いな。キスしてやろうか?」
グエン様、直接的過ぎですなw なんだかんだ言っても、坊や(19歳)だからか。
…某チェリーボーイと同い年?
案外ヒイロが持ってきそうな予感。
多分、体力的な疲労感にチームがまとまらないイライラも手伝って、
持ってまわった言い方が出来なくなり素で言ってしまったんだ>グエン様
多分ちょっと狂気(狂喜)の入った視線かと。
また、オナニーか。
>>133 お前もオナニーしてみろって。気持ちいいぞ
俺はグエンの気持ちもわか(ry
保守
「「僕のお母さん」
5年I組 アルフレッド=イズルハ=G
僕の家には本当のお母さんはいません。
小さいころからいなかったので、僕はお母さんがどんな人か覚えていません。お父さんも同じです。
こう言うと、たいていの人は「かわいそうだね」とか「寂しいだろうね」と言ってくれますが、僕はちっとも寂しくありません。
というのも、僕には12人ものお兄ちゃんがいるからです。
ケンカしたり、大さわぎしたりですが、毎日仲良く暮らしています。
それに、さっき本当のお母さんはいない、と書きましたが、お母さんみたいな人はいます。
ロランお兄ちゃんです。
ロランお兄ちゃんは僕が小さい頃からずっとめんどうをみてくれました。
前にテルコットとチェイに「お母さんってこんな感じかな」と聞いたら、「お母さんよりもずっと良い。美人で優しくてうらやましい」と言っていました。
僕も、ロランお兄ちゃんがお兄ちゃんで良かったと思います。
ロランお兄ちゃんは本当にとても優しいからです。
いつもニコニコしていて、ロランお兄ちゃんがいると家の中があったかい感じがします。
ロランお兄ちゃんは本当はまだ学校に行けるのに、家で家事をやって、毎日僕たちみんなにおいしいご飯を作ってくれます。
そうじや洗たくもきちんとして、ジュドーお兄ちゃんやガロードお兄ちゃんは「主婦顔負けだ」と言っています。
ロランお兄ちゃんは僕だけじゃなく兄弟みんなのお母さんですし、兄弟全員がロランお兄ちゃんをお母さんみたく思っています。
僕はずっとロランお兄ちゃんと一緒にいれたらいいなと思って、前にそうお願いしたら、ロランお兄ちゃんは笑って「うん、いいよ」と言ってくれましたが、後でウッソお兄ちゃんにしかられてしまいました。
いつまでもこの家にしばりつけていてはいけないのだそうです。
「僕くらいの年の頃からずーっと家事をやっているんだぞ、これからもずっとさせる気?!」と言われた時、ショックを受けました。
それを言うなら、僕くらいの頃にはもう僕のめんどうをみてくれていましたし、今の僕が5才くらいの子のめんどうをみながら家の手伝いをできるかと言えば、できそうにありません。
ずっと、大変だったんだな、と今さらですが思いました。
ウッソお兄ちゃんは僕のすぐ上のお兄ちゃんですが、僕よりものすごく大人で、1人で何でもできます。
僕もウッソお兄ちゃんみたいに何でもできるようになったり、自分のことだけでなくロランお兄ちゃんのことも考えてあげられるようにならなくちゃな、と思いました。
僕も他のお兄ちゃんたちみたいにアルバイトやお仕事をしてお金をかせげたらいいのですが、まだ小学生なので、今よりもお手伝いをしようと思います。
ロランお兄ちゃん、いつもいつもありがとう。
これからもよろしくね。」
母の日の授業参観で作文を読むアル。
涙ぐんで聞いているロラン。
こんな可愛い男の子見た事無いわぁ(*´д`*)、と思わずロランを魅入ってしまう主婦達。
このあとの保護者懇談会では主婦達との主婦話が弾む弾む。
>>137 ロランのファンが出てきそうだなw
にしてもグッジョブ!
>>137 グググ、グッジョブ!!!
あんた、最高らさ!
こういう話もいいなぁ
他の兄弟の作文も見てみたい
ジュドーガロードの作文 無し
担任の一言
「ジュドー君ガロード君は原稿用紙は売るものではないということをまずおぼえましょう」
>141
どうせなら、原稿用紙売るだけじゃなくて、母の日の作文マンドクセな友人に、
母にまつわるお涙頂戴ものの話をでっち上げて売りつけるぐらいのしたたかさを見せて欲しい。
おかげで、毎年両親が死んでいることになっているビーチャやらモンドやら。
保守
保守がわり
それは日曜のあさのこと
テレビを見ていたアルが血相を変えて飛び出してきた
アル「兄ちゃんたち、兄ちゃんたち、
大変だよ!シローにいちゃんが!!」
そこにはシローと同じ声の誘拐地上げ殺人犯の怪人が映っていた
ウッソ「いくら冤罪だかってなんで警察職員誘拐なんて
おかしいですよシローにいさん!」
声優ネタ?
147 :
145:04/05/15 18:56 ID:???
かってに145の続き
ロラン「ああっハリー大尉がシロー兄さんを真っ二つに!」
>>145-148 最初はなにを言ってんのか、分からなかったが10秒ほど考えたら理解できた。特撮ネタだったのね
デカマスター、カッコ良いよな
保守
保守あげ
捕手
夜の闇の中で、その男は奇妙に輝いていた。白いマスクを顔につけ、黒いノーマルスーツをまと
った男は、明らかに、この暗がりの住人ではなかった。クスリの売買が行われているこの路地裏は、
完全に少年たちのチームの支配化にあり、部外者は絶対に立ち入ることができないはずであるにも
かかわらず。
「なんなんだよ、テメーは? ああ? 殺すぞ。つーか殺す。はいもう決めたから」
5人グループのリーダー格である10代後半の少年は、あまりよくない発音と滑舌でそういった。
凄んで脅しているのではなく、彼の中では本気だった。実際に人を殺したことはないが、殺して
いてもおかしくないときは何度もあった。彼はそうやって仲間たちから認められたと思っていた。
少年はそれ以上何も言わず、いきなりナイフを抜いて男に突き出した。難なくかわされ、男は宙に
5メートルも飛び上がった。人の跳躍力ではない。少年と仲間たちは驚きに眼を見張った。男が
飛びながら叫んだ。
「俺の名が聞きたいか!?」
男の声は、意外にも、少年たちと同年齢のヤツの声だった。
「はぁ? 聞きたかねぇーよ、ボケ! 殺すぞ!」
少年たちの一人が叫び返した。男は着地と同時に、その一人に手刀を見舞って昏倒させつつ、
「聞きたいならば名乗ってやろう! お前らにもそれぐらいの権利はあるだろうからな。俺の名は
キンケドゥ・ナウ!」
仲間の一人をやられて、少年たちは恐れよりも怒りよりも、虚栄心に支配された。仲間の前では
逃げ出せない。やるしかない。
「聞いてねぇだろうがぁ! この変態ぶっ殺すぞ! マジ殺す!」
男は妙な構えをとりつつ、不敵に言い放つ。
「やめておけ。貴様らではこの俺のなんと〜水鳥拳は破れん」
軌道の頂点をやや過ぎた太陽の陽射しを受けた、商店街の街路樹の緑が目に眩しく飛び込んで
くる。ここ、カロッゾパンはいつも通りのなんでもない初夏の土曜日の午後だった。店主カロッゾ・
ロナ、通称鉄仮面がある物を店の奥から持ち出してくるまでは。
客足のピークも過ぎ、やや暇が出来た頃合を見て、カロッゾは、
「いい物があるのだ。セシリーも、シーブック君もちょっと見てくれたまえ」
と、店に出ていた娘のセシリーとアルバイトのシーブックに呼びかけた。
2人が顔を見合わせて、カロッゾの呼ぶほうに寄っていくと、仮面の目を青く光らせたカロッゾ
がこれまた仮面を差し出した。顔全体を覆う形態で、目と口の部分がくりぬいてある。材質は
何らかの金属のようだ。全体の印象は、かつて中世ヨーロッパにおいて使われた頭部全体を
保護する兜の一部、人間の顔を模したフェイスガードを思わせた。
「何なの、これは?」
と、セシリーが気の無い声を出した。カロッゾはさして気にもせず続ける。
「商店街外れのリサイクルショップで、表に出ている古い洗濯機や冷蔵庫の中に埋もれていたのを
何故か私がみつけてな、なんとなく気に入ってもらってきたものだ」
「もらった?」
「店主に聞いたらどうも売り物ではなかったらしく、欲しいのなら持っていけ、と」
「こんなもの、ゴミになるだけじゃない。しかもウチはパン屋なのに不衛生よ」
女性らしい無関心を遺憾なく発揮する娘に、カロッゾは仮面を仰々しく持ち上げつつ、
「いや、この仮面は何か力を感じさせる。ただのガラクタではない」
と反論した。セシリーが「不気味なだけよ」と眉をよせ、シーブックに肩をすくめてみせた。ここまで
黙っていたシーブックも、「どうもまがまがしいなあ……」と呟いた。と、
「分かるか! 二人とも!」
カロッゾは俄然勢いづいた。予期せぬ反応に驚く娘とシーブックに熱っぽく顔を近づけ、
「そうなのだ。私もこの仮面に負のエネルギーとでもいうようなものを感じていた。君たちも同じか」
ひとりで何度も頷き、仮面を持ち帰ったことを試合の流れを読みきったサッカーの監督の
ように誇っている。
娘のセシリーからすればわけがわからない。
「悪い影響がありそうだと思いながら、なんでウチに持ち帰ったのよ。おかしいでしょう」
カロッゾはチッ、チッ、と指を振りながら、
「良いものにしろ悪いものにしろ何かの力を秘めているかもしれない、というのは面白いではないか」
と笑った。
そのとき、ちょうど客がやってきたのでセシリーは首を振りつつレジに戻り、シーブックは
新しいパンを焼く準備をしているザビーネの手伝いに向かった。仮面の話はこれで終わり、と
誰もが思っていた。
ところがその日の仕事が終わった際、カロッゾはまたも仮面の話を持ち出した。セシリーと
シーブックは、何でまた? と疑問に思いつつも、なぜか話に付き合っていた。
そのうちにカロッゾがセシリーとシーブックに、
「どちらかこの仮面をかぶってみないか?」
と訊いてきた。二人とも、拾ってきた本人がかぶればいいのに、と思ったが、当然、すでに別の
仮面をカロッゾは装着済みだ。
二人とも嫌な顔をしたが、シーブックが、
「まあ、すこしつけるだけなら」
とカロッゾから仮面を受け取った。セシリーがシーブックの顔を伺うと、
「いや、ほんのちょっとぐらいつけてみてもいいと思って」
と答えて、おもむろに仮面を顔に近づけていった。
不安と妙な苛立ちを感じながらセシリーは見守っていた。シーブックが仮面を彼の顔にぴったり
とあわせた瞬間だった。
「な、なんとぉ〜〜〜〜!」
いきなり叫んで、もがき始めた。あまりのことに誰もがとっさにとられて、ただ目を丸くする
だけである。ふざけているのか、とも疑ったが、足をばたばたと動かしながら必死に仮面を顔
から引き剥がそうとしている様子は決して演技ではない。
セシリーも急いで手伝ったが、何故か仮面は離れない。仮面の下からシーブックが、
「う、う、うわらば〜〜〜!」
と叫んだところで、急に仮面が離れた。それまでどうやっても離れなかったのが嘘のように
すっきりと。
シーブックも無事だった。
「どうしてもとれなかったから、パニックになっちゃっただけだ。大したことないと思う」
と言いながら、何度も仮面を顔に持っていったり離したりする。さっきのように顔に吸い付いたりは
しない。
「いったい、なんだったんだ?」
と首をひねる。セシリーもカロッゾもいぶかしげな目で仮面を見た。
この事件の結果、どうしてもこんな仮面は家に置いておきたくないとセシリーが主張して、さすが
のカロッゾも娘の意見を受け入れざるをえなくなった。
「じゃあ、俺が帰りにゴミ置き場にでも捨てておきますよ」
とシーブックが仮面を受け取る。「大丈夫?」と心配するセシリーに頷きながら、
「じゃあ、これで。お疲れ様でした」
仮面と共にシーブックはカロッゾパンを後にした。
帰り道、ゴミ置き場にさしかかったシーブックは、これでこの妙な仮面ともお別れだな、と投げ捨て
ようとした。しかしその刹那、捨てなくてもいいんじゃないか、と急に思いだした。
今、仮面を顔に近づけてもさっきのようなことは起こらない。それによく見ると、なんだか変な
表情があって面白い仮面だ。こういう変わったものを部屋に飾っておくのもいいかもな、とどうも
シーブックは仮面を捨てたくなくなってきた。
結局、シーブックは仮面を家に持ち帰った。どこに飾るかは明日の日曜にでも考えるか、と
とりあえずは自分の勉強机の上に、ひょいと仮面を置いておいた。
翌朝、昨夜は結構早くベッドに入ったにも関わらず、シーブックの身体には疲れが残っていた。
最近は特に無理をしてないしおかしいなあ、と思いつつ食卓につく。
いつものように兄弟全員と朝食をとっていると、TVのニュースに兄弟たちの住んでいる街が
映った。なんかあったのかな? と箸をくわえつつ見ていると、女性のキャスターがしゃべり
だした。
『昨日、この路上で麻薬の取引を行っていた複数の犯人が逮捕されました。犯人は全員十代の少年で……』
「世も末だな」
似合わないことをドモンが口にする。ガロードがすかさず茶化した。
「いっそ世の中が終わっちまえば、ドモン兄みたいな腕力バカの天下がくるのにな」
「まったくだな。そのときは俺たちもおこぼれに預からせてもらおうぜ」
とジュドーがすかさず同意する。この二人なら、荒野と化した世界でもはしっこくやっていける
だろう。もちろんTVの中のキャスターは、そんなことにはかまわずにニュースを伝え続ける。
『この事件の不思議なところは、匿名の通報によって警察がこの現場に駆けつけたときには、すでに
犯人の少年たちが証拠の麻薬と一緒にその場に伸びてしまっていたことです。少年たちの供述
によると、たったひとりの男性に、彼らは打ちのめされたということです』
「へぇ〜、なんかスパイダーマンみたいだな」
コウがのんきにそう言うと、いきなりシローがチッと舌打ちした。
「そうやってヒーローに仕立て上げるんだろうな。どうせ捕まった連中と五十歩百歩の暴力中毒者
だろうに」
鼻息荒く強い剣幕で吐き捨てたシローの態度に、コウだけでなくほかの兄弟もびっくりした。
みんなコウと同じようなことを考えていたからだ。シローはMS犯罪担当なのだが、警察全体の
縄張り意識とでもいうようなものを、この事件は刺激したようだ。
『犯人の少年たちは、自分たちを倒した男は《キンケドゥ・ナウ》と名乗ったと供述しています。
警察では現在この男性について参考人として……』
「キンケドゥ・ナウだって、変な名前だね」
アルが卵焼きをほうばりながら言うと同時に、いつものようにギンガナムが乱入してきた。
「諸君、よく晴れたいい朝であるなあ。こういう日は朝からでも食欲が……」
さっそくキラの朝食を盗み食いしていく。
「お、お前はいつも朝から食欲旺盛じゃないか。
うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
『続いてのニュースです。月面都市フォン・ブラウンで開催中の古生代の生物展において……』
ニュースもすぐさま全く別の事柄を伝えはじめ、シローを除けば、兄弟家の誰も先ほどの事件を
気にしなくなった。ギンガナムはキラの朝食だけでは飽き足りず、じろ〜っと食卓を見回した。
シーブックの朝食にぴたりと照準をすえる。
「お、パン屋。食がすすまんようであるな。小生が手伝ってやろうか」
「ああ、かまわないよ」
シーブックは食べ残しをギンガナムにくれてやった。朝食を残す者がいるのは珍しいことである。
「どうかしたんですか?」
と家事一切の担当者であるロランが顔をむけると、シーブックは首をひねりながら答えた。
「どうも疲れがとれないんだ。昨日は早めに寝たのにさ。ちょっと部屋で寝なおしてくるよ」
あくびをかみ殺しながら、シーブックは自分の部屋へいって休むことにした。
仮面が彼の机から消えていることを、シーブックはまだ知らない。
一応、次回に続く
次回はキンケドゥに続く、新たなヒーローが登場するよ! 多分ちびっ子じゃないみんな、
見てくれよな。 あと、冒頭でキンケドゥがつけてるマスクは、Xで身につけてたやつだよ。
>153-155
GJ!続きが楽しみ。
停滞気味のこのスレにも正義の味方が!
彡⌒⌒ゞ
ミ (`')从ゝ
ヽヾ ゚|ДXノノ キンケドゥ・ナウ!
>155
>あと、冒頭でキンケドゥがつけてるマスクは、Xで身につけてたやつだよ。
クロスボーン・ガンダムでキンケドゥがつけてたマスクのことでよろし?
間違ってたら教えてください。
よろしくてよ、
>>157 復旧したか。comic4って入れものさえつくればよし、な
スウィートウォーターみたいだ。
をぉッ、キンケドゥが登場とはっ。こりゃ面白そうだ。
怪盗になったりヒーローになったり
キンケドゥの中の人も大変だなw
ある日、食卓のヒイロの指定席に、いつもと違う顔がいた。
ロラン「エーと、お客さん?」
シーブック「ヒイロの友達だってさ」
カトル「はじめまして、カトルといいます」
アル「ヒイロ兄ちゃんの友達が来るなんて珍しいね」
家族にも隠し事が多いらしいヒイロ、友達を家に連れてきたことはほとんど全くない。
デュオとトロワは来たことがあるが、このカトルという少年は初めてだ。
カトル「ヒイロが僕の家を見てみたいって言ってたんで、彼を僕の実家に招待してるんです」
(シーン再現)
カトル「ヒイロの家って、男兄弟ばっかりなんでしょ?男ばっかりで楽しい?」
ヒイロ「……悪くない」
カトル「僕、来週から実家に帰らないといけないんだ」
ヒイロ「……」
カトル「たまには交代しない?僕がヒイロの家に行ってヒイロが僕の家に行くんだ」
ヒイロ「……」
カトル「頼むよ。いや、これは神聖な任務なんだ。ジハードなんだ」
ヒイロ「任務了解」
カトル「本当、良かったー。僕の家、姉さんばっかりで居辛いんだよ。相手頼むね」
ヒイロは脊髄反射的に「任務了解」と言ってしまったことを激しく後悔した。
断ろうにも、カトルはヒイロが反論しないうちにさっさと姿をくらませてしまっていた。
カトル「代わりにしばらくこっちに泊めてもらえませんか?」
シロー「良いんじゃないか?なあ」
発言権暫定2位のシローがそう言い、暫定3位のドモンも同意した。暫定1位のロランも反対する理由は無く、
カトルはそのままヒイロの席で食事を始めた。
不動の発言権1位のアムロは出張中で居なかった。
(つづく)
ジュドーの両隣は空席だった。
ロラン「ジュドー、ガロードとウッソは一緒じゃなかったの?」
ジュドー「ヒイロ兄貴についてったよ」
(シーン再現)
観念してカトルの実家へ向かうヒイロはうかつにも両サイドから肩と腕を抑えられてしまった。
ガロード「ヒイロ〜、黙ってどこへ行く気かな?」
ウッソ「きれいなお姉さんの楽園に一人で行こうなんて水臭いですよ、ヒイロ兄さん!」
ガロード「兄弟仲よくこの機会を分け合うのが筋だよな。というわけで俺たちも行くからな」
ヒイロ「……好きにしろ」
ジュドー「あのさ、俺はいいよ。遠慮しとくわ」
ウッソ「もったいない。後で来てもハブですよ」
カミーユ「どうして行かなかったんだよ、いい機会じゃないか」
むっつりスケベで「お姉さん」という言葉にウッソの次に弱いカミーユは、自分なら絶対行くという顔で言った。
ジュドー「あいつらは「お姉さん」って言葉に幻想抱き過ぎなんだよ」
コウ「幻想ねえ。わかる気がするよ…」
一回り以上年上で「おばさん」に片足突っ込んでいる女性に貞操を狙われるという、
幻想を通り越した悲惨な現実に直面している産地直送チェリーボーイはしみじみと言う。
が、次兄はあっさりとその話題をかなたに蹴りやり、
シロー「ま、それはさておき、カトル君はヒイロと友達ってことは、同じ学校なのか?えーと、聖アズラエル学園?」
キラ「兄さん、弟の行ってる学校ぐらい覚えたら?ヒイロはリリーナさんと同じ聖ガブリエル学園だよ」
ドモン「そうだ。恥を知れ」
「聖マッスル学園」だと思い込んでいたドモンもここぞとばかりにシローに畳み掛けた。
カトル「アハハ…聖ガブリエル学園ですね。もうやめましたけど」
ジュドー「やめた?何で。俺らが行ってる学校に転校してきたわけでもないよな」
カトル「明日になればわかりますよ」
(つづきは後日)
とりあえずGJ!
と、しかし重箱の隅をつつくようで申し訳無いが「ほとんど全く」では
意味が通りませんがなw
とりあえずガロードがティファにどつかれる展開きぼん
ここ数日でにわかに活気出てきた!職人さんたち乙&続きに期待。
個人的にはガロードはエニルの誘いを拒否してるので
お姉さんに幻想はあまり抱いていない気がする。
と苦言を呈しつつ続きを期待してみるw
ガロードはティファ一筋じゃなかったか?
ま、どっちでもいいけど。
職人さんはXを全く見たことがないと予想してみる
まあXは見たことある人の方が少ないからね・・・
こことか、他のスレの影響で「こういうキャラだ」って
思い込まれても仕方ないか
まぁシャア板に出入りしている人でも映像作品だけに区切ってすら
全ガンダムを見てる人って案外少なかったりするからなぁ。
そういう意味では案外このスレは敷居が高いスレなのかも。
それでもここまで伸びることが出来たのはひとえに職人さんのお陰だろう。
俺も久しぶりに何か一本書いてみるかなぁ・・・
最近はROMるだけだったけど。
,, .,.,.ヽv,,..
'⌒⌒ヽ / ヽ〆⌒⌒`ゝ
.〈 _l」ハ_l」)/W〈 W从|λノヽ)ヽ)
(*・∀・) ,リリ ゚∀゚リ( ‐"‐)
,( O┬O ( O┬O, ( O┬O
◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎-ヽJ┴◎ キーコキーコ
カトルの実家まで30キロ。
少々遠いが、ヒイロ・ガロード・ウッソには自転車なら散歩程度の距離だ。
ガロード「なあ、カトルってどれぐらい金持ちなんだ?」
ヒイロ「……」
ウッソ「コロニー・タイクーンってやつだよ。代々の石油成金が投資をしてもっと金持ちになって、
その金でいくつかのコロニーを買収して私営してるんだ」
ガロード「じゃあ大金持ちだな、よしよし」
ウッソ「金目当てなんて不純だなあ」
ガロード「俺のダチは金無いのばっかりだから、こういうコネも要るんだよ。
お前こそ、お姉さん目当てなんてシャクティが泣くぞ」
ウッソ「そこでなんでシャクティが」
連れ2人の不毛な言い争いは無視していくヒイロ。この程度はいつものことだ。
田園地帯を走り抜けると、長くて高い塀がずーっと続いていた。
ヒイロ「カトルの家の塀だ」
塀はどこまでも続く。いったいどれだけ走れば入り口に着くのか、3人には見当もつかない。
(続く)
orz
Xは一度見ただけだし、その頃はガノタじゃなかったので話も全然覚えてないです。
ガロードは金目当てということで勘弁してやってください。
ガロード、ウィッツはコンテナ一杯の金塊盛ってなかったっけ?
ウィッツは金塊持ってたけど
ガロードはMSハントとかでその日暮らしみたいな感じだったし、このスレでも色々とお金が必要な描写があったし。
(ティファにプレゼントあげようとしたり、シャクティの策略によってティファのブルセラグッズが売り出されたときはそれを買い占めたし。)
それと、ウィッツは金持ってても誰にもやらないでしょ。あれは家族のためにこつこつ貯めた金なんだから。
やっぱりウイッツはこっちでも家族に仕送りとかしてるのかな?
そういえばフリーデンのメンバーって出たっけ
キッド(整備班)がキンケドゥネタで出てきたのは覚えているけど
やっぱりウイッツはこっちでも家族に仕送りとかしてるのかな?
そういえばフリーデンのメンバーって出たっけ
キッド(整備班)がキンケドゥネタで出てきたのは覚えているけど
2重書き込みすいません
何番目のスレで、ノモア・ロングに操られてたカリスが解放されて、
強化人間つながりでナナイのところに引き取られてギュネイと仲良くなってた。
ここで敢えて、ろくな武装も装甲も無い補給艦ヤチラ2で、毎度毎度、
激しいMS戦と艦砲射撃の間を潜り抜け、補給物資を届け続けた、
食えない中年狸親父、マターリ・シル少尉と、マイペースのほほん
お嬢様、オチャ・ド・ゾー曹長の凸凹コンビを推してみる。
いつでもどこでもマイペースな二人の会話は、
緊張続きのストーリーの中でいいアクセントになってて好きだったな。
激しく誤爆、スマソ・・・
ワラタ
保守
ガロード「そうだ、俺たちこんな服で行っても大丈夫かな?たぶん失礼だぞ」
ガロードが珍しく分別のあることを言った。
彼の服装はいつもの赤いジャンパーだったし、ウッソも畑仕事向きの服装だったし、
ヒイロに至ってはタンクトップに短パンだ。
ヒイロ「…ゼロは何も教えてくれなかった。……ここで待ってろ」
そう言ってヒイロは道路の向かいの雑木林の中に消えていったが、
しばらくして妙に金モールやらの装飾だらけの軍服みたいなのをまとって戻って来ると、
ヒイロ「着ろ」
と手に持った同じデザインの服をガロードとウッソに投げてよこした。
どうやって手に入れたのか、ヒイロだけに何をやらかしたかわからない。いやわかりたくない。
ウッソ「強奪したとか盗んだとか言わないでよ?」
ヒイロ「……」
何はともあれ、3人はとりあえず元の服よりは礼服らしい格好になったので、ガードマンにも咎められず、
首尾よくカトルの実家のウィナー家の豪邸に入ることが出来た。
(つづく)
(おまけ)
3人組がウィナー邸に入った頃。
ゼクス「アレックスやミュラーが時間通り来ないとは。認めたくないものだな。若さ故の過ちというものを」
レディ・アン「あやまれ!!トレーズ様にあやまれ!!」
トレーズの草野球チーム「ヴィクトリア・エレガンツ」は選手がそろわず、遠征して来たのに不戦敗を宣告されていた。
来なかった選手の行方を探ると、彼らは身ぐるみ剥がされた状態で木に吊るされていたという。
>レディ・アン「あやまれ!!トレーズ様にあやまれ!!」
これは某カレイドスターの台詞ですか?
トレーズ達は草野球もあの格好でエレガントにやってるのかW
乙。
そして期待あげ
月曜日の教室、シーブックは例の仮面がなくなったことをセシリーに話した。
「あれ、捨てたのじゃなかったの?」
「いやよくわからないけど捨てるのが惜しくなってさ、家に持って帰ったんだ」
「あんな不気味な物……」
「だけどなくなったんだよ、勝手に。机に置いておいたはずなのにさ」
「未練があるわけ?」
セシリーにそう訊かれて、シーブックは首をひねった。わざわざ持ち帰ったくせに、今となっては
未練もなかったのだ。現に、なくなったことに気付いた昨日も探し回ったりはしなかった。
「不思議なことに、そうでもない」
「ならいいじゃない。あんな気味の悪い仮面のことなんか忘れてしまえば」
「そうだな。でもどこいったんだろ?」
シーブックの日常には全く変化がなかった。退屈とさえ思えるような日々が続いている。シーブック
はそう思って疑わなかった。
金曜の夕方、シーブックが庭でなんともなしに夕暮れの空を見上げていると、
「どうしたの?」
と訊く声があった。夕食の準備に一段落ついたらしいロランが、部屋の中から微笑みかける。
「別に、どうってこともないさ。ただなんとなく、ね」
「そっか。まあ、僕もそういう気分になることがあるよ」
「お前が? 毎日楽しそうにしているように見えるけどな」
「家事って新しい刺激や変化に乏しいからね。ハイム家の仕事とかけもちじゃなかったら、逆に辛かった
かもしれないなあ」
「なるほど、そういうものか」
「うん。そういうものだよ」
二人は揃って夕焼けの空に浮かぶ雲を見上げていた。特別美しい景色というわけではなかったが、
夕暮れという時間が二人を、無言でなにかを思う気持ちにいざなってくれた。
その夜の深夜、シーブックは頭の中に響く音によって眠りから呼び戻された。いや、彼はすでに
シーブックではなくなっていた。彼はキンケドゥ・ナウとなっていた。
シーブックにキンケドゥであるときの記憶はないが、キンケドゥにはシーブックであるときの記憶が
ある。周囲を伺い、家族を起こさないようにしながら、自室からこっそりと抜け出す。音はますます
強くなり、キンケドゥに悪の存在を教える。まるで声のようだ。声はシーブックに告げる。
《今度は本当の戦いだ。以前のような不良少年相手の訓練とは全く違うぞ》と。
夜の住宅街を駆け抜けるキンケドゥの身体は光を帯びて輝き、瞬時に白いマスクと黒いノーマル
スーツへの武装が完了する。同時に、人間をはるかに越えた走力と跳躍力とがキンケドゥに与えられ、
疾風のように悪を感じるポイントへ駆けつけていく。大きなプレッシャーが二つ。声が語る。
《君がヒーローとして目覚め力を手に入れたように、闇に見入られ力を与えられた者がいる。そういった
ものたちこそ、君が真に立ち向うべき敵なのだ》
男のものとも女のものともわからない声に、キンケドゥは心の中で訊いた。
(この声は、あんたは一体何者なんだ? なぜ俺を戦いに仕向ける?)
《私は、そう「意志」とだけ名乗っておこう。君を選んだのは、君が特別だからだ。戦う力を預ける
に足る人間だと判断したからだ。さて、おしゃべりもここまでかな》
キンケドゥが顔をあげると、人気のないオフィス街のビルの上に二つ、人らしきシルエットが見えた。
ひとつは女、ひとつは男だろうか。見上げるキンケドゥに、男女の声が降りかかった。
「来たな、愚か者のキンケドゥ・ナウ! 我が名はレッドスコーピオン!」
「私は炎の魔女ヴァトレニ! キンケドゥ・ナウ、私の業火に焼かれなさい!」
すぐさまキンケドゥはオフィスの壁に腕から出る特殊ワイヤーを引っ掛けて、スパイダーマンの
ようにビルを昇った。さすがに高層ビルの屋上に一回で飛びうつることはできない。キンケドゥの
最大跳躍力は高さならばせいぜい10メートルぐらいである。ビルの屋上に前転して着地し、
「きさまら、一体何者だ!」
ととりあえず叫んだ。答えようとする男女二人を見て、キンケドゥは驚きに目を見張った。
「ま、待て。お、お前ら、クロノクルとカテジナじゃないか! いったい何を……」
目の前の敵は紛れもなくクロノクル・アシャーとカテジナ・ルースであった。赤銅色の胸当てと
具足、小手を身につけたクロノクルと、赤いノーマルスーツを身につけたカテジナ・ルースは、ニヤリと
邪悪な笑みを浮かべて語り始めた。
「そうだ。だが、今までの私たちとは違うぞ。私とカテジナは大いなる力を手に入れたのだ。
総統ドゥガチ率いる『ダークネス・オブ・ジュピター』によってな!」
「ドゥガチ……ダークネス・オブ・ジュピター……それが、俺の敵なのか?」
唐突に飛び出した二つの名前に、キンケドゥは自分の中にあるはずの「意思」に訊いていた。己に
聞いていると勘違いしたクロノクルは、ご丁寧に説明を始めた。
「戦う相手の名さえ知らんとはな。ダークネス・オブ・ジュピターとは、ドゥガチが地球圏を混乱と
恐怖に陥れるために作り上げた組織。そして私たちはその一員というわけだ」
「もっとも、ドゥガチや組織なんてどうでもいいのさ。私とクロノクルはこの力で幸せになるんだ」
幸せ、というカテジナの言葉に、キンケドゥの心に強い不可解さが沸き起こった。
「幸せ? 地球圏を、俺たちの住んでいる街を傷つける組織の一員になって、なにが幸せだというんだ!?」
「弱者は不幸を押し付けられる。それがこの世界のルールだろう? ならば、強くなって幸せを掴む
んだよ! いくよ、クロノクル! とっとこいつを焼き殺してやろうじゃないか!」
「待て! やめろぉ!」
キンケドゥの止める声を聞かずに、カテジナとクロノクルは攻撃態勢をとる。戦えば二人を傷つけて
しまう。迷うキンケドゥに、「意志」が答えた。
《大丈夫、キンケドゥ。君にはヒーローのオーラがある。君の攻撃はすべてオーラによって、彼らの
悪を打ち砕くだけだ。今の彼らを倒しても、変身前の人としての彼らは傷付かない》
「本当か? よ、よし」
それならば戦える、とキンケドゥは拳に力を込めた。
《同様に、彼らの悪のオーラによる攻撃は変身前の君を傷つけることはない。しかし倒れてヒーロー
ではなくなったときに攻撃を受ければ、そのときは……》
「死ぬ……ということか」
キンケドゥ・ナウの戦いが、今、本当の意味で始まろうとしていた。
続く
>>187と
>>188は
>>155からの続きだ!
次回こそ新しいヒーローが登場するので、楽しみにしてくれるとありがたい!
俺個人はcomic4を救ってくれるヒーロー募集中だ!
で、続きは今夜のうちに、と思っているのだが、果たしてつながるかどうか。
今回も結構苦労したので。
あまりのつながらなさに、敵の組織名を『携帯クボヅカ同盟』にしてやろうか
と考えたほどだ。結局、当初の予定どおりそのまんまな名前にしたのだが。
キンケドゥキタ━━━━━━゚+.(゚∀゚)゚+.━━━━━━!!
1対2の対決、キンケドゥはうかつに動いてピンチに陥ることを警戒し、先手を相手に譲った。
レッド・スコーピオンことクロノクルの、右手に装着されていたチェーンが唸る。先端の槍の穂が
メタリックレッドにきらめく。
「この赤蠍の尾からは逃れられんぞ、キンケドゥ! 喰らうがいい!」
叫びと共に繰り出されたそれは、自由自在に動き、キンケドゥを先端の槍で切り裂き、貫こうとする。
いわば人間用ショットクローといったところか。
もちろんキンケドゥとてカカシではない。迫り来る刃を素早くかわし、容易に攻撃を喰らわない。
「えぇーい、ちょこまかと! これならどうだ!」
なんと、レッド・スコーピオンの操る鎖が物理的にはありえない延長をみせ、キンケドゥの周囲を
取り巻いた。
完全に逃げ場を遮断し、槍で突き通そうとする。
「これで逃げられんぞキンケドゥ! 蠍の毒針は、貴様を捕らえたのだ!」
レッド・スコーピオンが勝利を確信し叫んだ次の瞬間、
「ふっ、なんと〜水鳥拳! ヒョォーッ、シャオ!」
キンケドゥの手刀は赤き鎖の牢獄を紙で出来ていたが如くズタズタに断ち切り、キンケドゥは無傷で、
鮮やかにその中から飛び出した。
レッド・スコーピオンの表情が、埃よけマスクの上からでもそれとわかるほど驚きに歪む。
「オ、オリハルコンを加工した私の鎖が……な、なんということだ」
「こういうときすぐにオリハルコンだダマスカスだ言い出すから安っぽくなって、かませ犬にしか
ならないのさ! なんと〜聖拳はジャガイモの皮むきに苦しんだ宇宙海賊が生み出した無敵
の拳法! その破壊力の前にはオリハルコンなどセロリのようなものだ!」
動揺で隙を見せたクロノクルに、キンケドゥの追撃が炸裂する。
「なんと〜白鷺拳、列脚空舞!」
鋭い脚の一撃が、レッド・スコーピオンの胸当てを切り裂き、胸に衝撃を走らせる。
「浅かったか。鎧しか切れていない」
「くっ、くそ……カテジナ、何を見ている! 加勢しろ!」
クロノクルを文字通り一蹴したキンケドゥに、次は炎の魔女ヴァトレニことカテジナが挑む。
「クロノクルの鎖を破ったからといっていい気になるんじゃないよ! 私の攻撃はあんな弱々しい
ものではないんだからね!」
地味にショックを受けているクロノクルを置き去りにして、カテジナは白銀に輝く手斧を構える。
接近戦は望むところと受けてたとうとするキンケドゥに、炎の魔女がサディスティックな笑みを
浮かべた。
「こいつはねぇ、ただの手斧じゃない。こうして、火球を創りだすんだ!」
斧の先、すこし離れたところに直径15センチメートルほどの丸い炎の塊が生まれている。魔女は距離
をとるため後ろに跳び、斧を振りかざす。
「これが炎の魔女ヴァトレニの、バルカン・トマホークだ!」
斧が振り下ろされると同時に、火球が勢いよくキンケドゥに向けて発射された。とっさに横っ飛び
で避けると、キンケドゥがさっきまで立っていた道路が直径3メートル、深さ0.5メートルほど
爆炎で消滅していた。まともに喰らえばいくらヒーローだろうとひとたまりもない。
「よくかわしたね。だが次はどうかな。クロノクル、いつまで呆けている!」
「わかっている。ダークエナジーによって鎖と鎧の修復も完了した。キンケドゥ、一人一人なら相手に
できても……二人ならばもはや敵うまいよ!」
ようやく二人での攻撃を選択したクロノクル、カテジナのコンビに、キンケドゥは防戦一方となって
しまった。ショットクローで追い詰め、火球でとどめを指すつもりのようだ。キンケドゥはなんと〜聖拳
を駆使してなんとか敵の攻撃を避けているものの、ジリ貧であることは否めない。
「ならば、ひとりを行動不能にする! なんと〜紅鶴拳、伝衝裂波!」
なんと〜紅鶴拳の特徴は素早く繰り出せることである。敵の攻撃を避けながらのわずかな時間で
放てるのだ。地面を伝わる衝撃波が、レッド・スコーピオンのチェーンをまたも断ち切った。
クロノクルがあたふたするその隙にと、キンケドゥはカテジナに挑む。
「これで一対一だ、カテジナ覚悟してもらう!」
「ふん、私を軽視している。そういうのが、嫌なんだよ!」
キンケドゥが距離をつめて拳で攻撃を狙えば、カテジナは上手くかわして距離をとり、遠距離から
火球で牽制する。得意の距離を巡り、両者一歩も譲らぬ互角の戦いが繰り広げられた。一対一
でならば勝てる、と踏んでいたキンケドゥには大きな誤算だ。
「カテジナ……こいつは強い。クロノクルなんかよりもよっぽど」
手こずるうちにそのレッド・スコーピオンが鎖を復活させた。再び数的不利になったキンケドゥは
徐々に追い詰められる。鎖と炎に追われ、逃げ場はもはや上、空中しかなくなってしまった。
飛ぶしかない、と蠍の尾を三度切り裂いて逃れた瞬間、キンケドゥの目は、絶望的な映像を捉えた。
炎の魔女の火球が完全に自分を捉えている。勝利の確信がカテジナの顔にあった。
「キンケドゥ! 焼くものは、焼かせてもらう!」
当然空中では身動きが取れない。ワイヤーも間に合わない。キンケドゥが死を覚悟したそのとき、
さらに上から、キンケドゥの身体は引っ張り上げられた。狙いを外れた炎の塊がビル側面を破壊する。
「なんだと? 誰だ、私の邪魔をしたのは!?」
カテジナは自らの火球が直撃したビルの屋上を見上げた。そこにはキンケドゥを救いあげた者の
影が、月の光を背負い凛としてこちらを睥睨している。
「我が名は、シルバークィーン、ローラ・ローラ! 月の光と意志を受け、今、悪を討つ!」
中性的な声が夜の街に涼やかに響く。
キンケドゥは隣でその姿に目を奪われていた。褐色の肢体をモスグリーンのドレスに包んだ、美しき
銀髪の女戦士。いや、女なのだろうか。キンケドゥは訊いた。
「君は、俺の味方なのか? いや……というよりロランなのか?」
新たなるヒーローは顔を背けつつ、
「……ヒーローのときは女性になってしまったんだ。ヒーローなのに女だなんておかしいのにね」
と頷いた。
さわりだけだが、女ヒーロー(やっぱおかしい)ローラ・ローラ登場だ!
その戦いぶりは次回を待ってくれ!
あと、携帯ユーザーを敵視するようなことを>>189で言ってスマソ。
でも専用ブラウザ入れてくれ! そうすれば君がcomic4の救世主だ!
それとも専ブラ入れても変わらないのかなあ?
GJ!
専ブラだがとりあえずうちのジェーンは効果ナッシング(;´Д`)
GJ!
なんと〜聖拳最高!
ローラは今脱げば女の子なんだな(*´д`*)
とりあえず保守
今朝食べたパンで思いついたネタ。
シーブックのバイト先のパン屋の売り場をのんびり回っていたグエン。
突然目の色を変えてかごにあったパンを全部自分のトレイに入れて、
レジのシーブックのところに持ってきた。
シーブック「これ全部ですか?」
グエン「私はここの新作のパンが楽しみでね。ところでこれは何が入っているのか教えてくれないか?」
鉄仮面「お客さん、私の新作が気に入ったかね?ふははは、教えてやろう」
シーブックより頭ひとつ高い店主の鉄仮面は、シーブックの頭越しにやはり長身のグエンに耳打ちした。
グエン「ハァハァ、それは素晴らしい。今度から直接配達してもらえませんか。君、勘定を頼む」
シーブック「メープルフロランタンが33個でしめて…」
グエン「おつりはいらないよ」
シーブックの言った金額より高額の紙幣を出すと、グエンは袋を大事そうに抱えて、
地面から2、3センチ浮いたような足取りで出て行った。
セシリー「あのお客さんどうしたのかしら?ただのフランスの焼き菓子風のメープル風味のデニッシュよ」
シーブック「さあ。…めーぷる…ふろらんたん…いや、あの人だからふ…ロランたん?」
セシリー「どういうこと?」
鉄仮面「あの客はシーブックの弟さんにえらくご執心だそうじゃないか。
ロラン君のいろんなのが入ってると言ったら、あれだけ反応して次も注文だ。
商売にはリピーターが不可欠だからな。ふはは、上手かろう?」
シーブック「なんとぉ!人の弟をー!」
シーブックは腹を立てた。が、セシリーはもっと腹を立てていた。
セシリー「変なものが入ってるようなこと言わないでよ!
そんな変な噂が広まって他のお客さんが来なくなったらどうする気?!」
そう叫んでセシリーは鉄仮面の仮面を引っ張った。
鉄仮面「つくづく悪い子だな。いや、待て私が悪かった、やめてくれセシリー!」
セシリー「シーブック、これ捨ててきて。」
仮面を首ごともぎ取ると、セシリーはそれをまるでボールを渡すかのような態度でシーブックに投げ渡した。
セシリー「早く捨ててきて!」
シーブック「ハイ!」
鉄仮面「君は尻に敷かれるタイプだな、ふははは」
腕の中の首だけの鉄仮面に笑われながらシーブックは店を飛び出して走り出した。
(つづく)
鉄仮面「シーブック君〜?雇い主をこんな目にあわせていいと思ってるのかね?つくづくいけないバイト君だな」
シーブック「雇い主だからって人の家族をネタにして良いと思っているのかよ!」
生首らしきものを抱えて走る少年を見て、すれ違う人は驚いて道を開ける。
鉄仮面「ま、待て。取引しないか?今すぐ私を下の人に接続してくれたらバイト代アップも考えないことも無い?」
シーブック「下の人??」
振り向くと、鉄仮面の体の部分がシーブックをぴったりと追走している。
シーブック「なんとぉー!!しかし、逃げ回りゃ死にはしない!」
鉄仮面「目が、目が回る〜!!」
シーブックは小刻みに方向転換したりしながら鉄仮面の下の人の追走をかわそうと試みた。
しかし、どういうわけか下の人はシーブックからぴったり離れない。そしてだんだん距離を詰めてくる。疲れ知らずだ。
シーブック「そうか、サイコミュで繋がっているんだな!」
気づいたその時、鉄仮面の下の人がタックルしてシーブックを捕えた。とっさにシーブックは、
シーブック「コウ兄さんパスだ!」
ラグビー部員のコウはシーブックからのパスを条件反射的に受け取ると、シーブックの進行方向と逆方向に走り出した。
鉄仮面の下の人はシーブックを離すと、コウを追って走り出していく。
コウ「うわぁぁ!首無しがぁ!!モンシア先輩、パスです!」
ラグビー部員のモンシアはコウからのパスを条件反射的に受け取ると、コウの進行方向と逆方向に走り出した。
モンシア「ど、どっちがゴールだってんだよ!?」
鉄仮面の下の人は目標をコウからラグビー部の先輩のモンシアに変更して走り出す。
モンシア「なんで首無しお化けが追っかけてくるんだぁぁ!!ベイト、パスだ!」
ラグビー部員のアルファ・ベイトはモンシアからのパスを条件反射的に受け取ると、開いたスペースへ走る。
鉄仮面の下の人は目標をモンシアからアルファ・ベイトに変更して追走だ。
ベイト「アデル、パスだ!逃げろ!」
アデル「首無しお化けですか?!私には妻も子もいるんです、ここで死ぬのは勘弁してください!!」
鉄仮面「堪忍してくれ、酔うぞ〜!」
鉄仮面の下の人、目標をチャップ・アデルに変更。
アデル「キース君、後は頼みます!」
チャック「え、え、え??…ノストラダムスはこんなことも予言しているのかー!!」
鉄仮面の下の人、目標をワケわからんことを叫ぶチャック・キースに変更。
チャック「コウ、パスだ!こうなることを予言していたんだー!!」
コウ「な、なんだってー!!また僕なのかぁぁぁ!?」
首無し鉄仮面に追われ半狂乱で逃げるコウ。彼は他にパス出来そうなのをあわてて探した。
コウ「ガ、ガトーだ」
視界の隅に映った敵の男に、藁にもすがる思いでコウは手の中の物を投げた。
ガトー「何と!!」
敵のボール?だが受け取ってガトーも走り出す。ラガーマンの性なのだろうか?
そして翌日。
r'⌒⌒^、 アムロ「『真昼の怪!生首を持って走る落ち武者と首無し亡霊!』何だコリャ」
( rνyy'ソ
ヾ ゚д゚ノ // 彡⌒⌒ゞ
/ ]¶[ ヽ / / ミ (`')从ゝシーブック「フ、フーン。フランも頑張ってるな、なあロラン」
/ / ̄ ̄ ̄ ⊂) ヾ;´_ゝ`ノ
__(__ニつ 濃い / ノ \
/クロノクル/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄
>196-197
禿しくGJ!
鉄仮面てほんとオイシイ人だ・・GJ!
やったーっ!200ゲットだーっ!
>196-197 GJ!
フロランタンでぐぐってしまった…。うまそうだな、フロランタン。
漏れも最初素直にメープルなふロランたんと読んでしまってたよ、御曹子ノシ
保守
>>192 >>197 ともに乙です。
なんだかシーブックも苦労が絶えないキャラになってきた、ちゅうかアレですな
密かに人気キャラになってないかい?
一つ質問。ローラ・ローラ状態のことをよく「シルバークィーン」って呼んだりしてるけど
これは小説版からきてるネーミングなんでしょうか?∀の小説読んでないから分からんのです。
いままでこのネーミングが出てくるたんびに”?”でしたが、この際だから聞いてみました。
普段は専用ブラウザ使っていないから慣れない……早く復活して欲しいなぁ。無理かな。このままかな。
兄弟スレのシーブックは周囲に個性的な人多いからな。ロランもそう。
誰かカミーユにも脚光当ててやれ。
富野キャラでシーブック・ロランと17歳三連星の一角で映画化もされるというのに、ハブ状態だ。
カミーユは、ドモンとまともにケンカできる人材+「修正してやる!」は結構使いやすいセリフ+周りの連中もジェリドを始めとして個性的、だからそんなに目立たない訳じゃないと思うぞ。
ま、確かに最近ちと出番は少ないか。
>203
TVでは出て無かったっけ?「シルバークィーン」
ならば多分小説のスニーカー版からだ。
命名者は当然グエン・サード・ラインフォード。ローラを自分の勝利の女神と思っていた節がある。
ハルキ版は読んで無いからよく分からん。
俺はスニーカー版読んでないけど、確かその中からだったとおもう。
「シルバークィーン」
テレビと映画、ハルキ(福井)版には出てこなかった。
ある日、ドモンが家に白い立派な馬を連れて来た。
ロラン「どうしたんですか、その馬」
アル「競馬に出るの?」
ドモン「いや、師匠がしばらく出かけるってんで、その間の乗馬の世話を頼まれたんだ。風雲再起だ」
風雲再起「ヒヒン」
ドモン「よろしく頼む、だそうだ」
ロラン「はあ」
アル「ねえ、この馬乗れる?」
ドモン「いいぞ。俺が後ろについててやるからな」
ロラン「大丈夫ですか?無茶をしたら…」
ドモン「心配するな。風雲再起は賢いから、子供を乗せて無茶な走りはしない」
ロラン「兄さんが無茶するから心配なんですよ」
ドモン「…だ、大丈夫だ」
無事に帰って来て風雲再起の体を洗っていたドモンは、風雲再起が首にかけている長い袋が気になっていた。
ドモン「…師匠はいない。見るなら今のうちだな?」
その袋を開けると中身は巻物だった。
ドモン「こういうのって奥義の秘伝書とかだよな…」
ニヤリ。
ドモン「師匠が隠していたこの奥義をモノにして、俺は師匠を超える!」
ヽ-‐‐-)>
ミ/二二ミ
彡| メ゚Д゚)リ <な?
果たして、巻物を開いたドモンが見たものとは?以下次回。
/ /
/ /
ヽ  ̄ ̄`¨''' ー- .._ .l
/ ̄`` ヽ / l
/ ヽ/ ! l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ .イ ./ / /----‐‐‐ヽ ヽ /./| < な、何だってー!!
// l/ l l /-----‐‐‐‐ヽ l ∠-' / \__________
/ | l ./ /| l>-、! 、_. -<| .l l /
l/l /l !` -‐〉 -‐ l/l lヘ-<
l l / ト、メ、 ヽ ∪ .l /‐' ___` ー/
r ┴'''''77li、 | ̄| /|/r'''´ /ハl‐'
. | .//||゙i,| | ,.イ /.lヘト .// ||
ノ-‐ ノノ:::::| |  ̄ / .ト、 //::::||
/ ̄ ̄`¨/ ∠_ ̄`ヽヽ___/_`l /:::::::|L___
/ `==''´ `'ー- ̄ -‐'''¨´ ̄て_)、  ̄`\
ドモン「まさか兄弟子とは知らず、とんだご無礼をいたしました!お許し下さい!」
彼は風雲再起の前にひざまずいて、ぺこぺこ頭を下げた。
風雲再起が持っていた巻物は、ドモンの師匠直筆の流派東方不敗の免許皆伝書だった。
免許皆伝書はドモンももらっているが、風雲再起の物はドモンの弟子入りも前の日付、
つまりこの馬はドモンのずっと上の兄弟子だということだ。
兄弟たちは、ドモンの土下座は見えていても、ドモンの事情を知るはずは無かった。
コウ「ドモン兄さん、馬に土下座するなんて、乗馬で頭でも打ったのかな?」
アル「打ってないよ。僕一緒に乗ってたもの」
シーブック「馬に弟子入りしたとかね。牛のカンフーだってあるぐらいだから」
TVでカンフー映画
ttp://www.foxjapan.com/movies/kungpow/intro.htmlを見ていたシーブックが言った。
シーブック「実際は牛とかに人間と同じ動きは無理だろうけどさ。これもCGだし」
カミーユ「畜生!巨乳ガチンコ対決だなんて、牛そのものじゃないか!ホンコンショップの親父修正してやるー!!」
シーブックの向こうで、ホンコン土産のこの映画ディスクを買ってきたカミーユは地団太踏んでいた。
(つづく)
保守
保守
大杉規制なくなったね。良かった
ケーキとかを13等分ってむずかしいので16等分にしてからアムロとシローとドモンには二切れ
>214
リィナ(ジュドーの妹)、リィズ(シーブックの妹)とシュウト(SDGF)がいればちょうど16等分出来ます。
アムロとロランとアルに二切れだろ
一家の父母役に敬意を払い、最年少優遇
しかしロランがこれを辞退した事から状況は悪化
兄弟同士がガンダムで争うという最悪の事態となる
ここでギンガナムが乱入し、争いの種であったケーキを食べてしまう
この騒ぎはギンガナムと通りすがりで乱入して来たバーニィがミンチになるまで続く・・・
仕方ないので、12等分なら出来る!ということでアルを除いた12人で
毎回勝負が繰り広げられて負けた奴はケーキ抜き。
勿論この勝負には何故かギンガナムや時には他の連中も乱入してきて、
時には一人ではなく、二人、三人が抜きになる
「小生が14等分してやろう!」
刀でケーキを切り分けるギンガナム
「ちょっとまて、何でお前の取り分はそんなに大きいんだ?」
やっぱり乱闘
「最初からショートケーキを13個買ってくれば良かった・・・」
でもやっぱりキラの分はギンガナムに奪われたりする・・・
最近は腕力がカガリ以下だという事が判明したからな・・・
兄弟間のヒエラルキーを考え直す時が来ているのかもしれん・・・
シーブックが留守の間に12等分。
シーブック「俺の分は?」
カミーユ「ケーキが無ければパンを食べればいいだろ」
シーブック「何とぉー!それじゃマリーアントワネットだ」
展開その1
コウ「あれ、シーブック歴史は苦手だろ?よくわかったな」
キラ「セシリーさんが演劇部でマリーアントワネットを演じてるんだよ」
一同、ドレスを着たセシリーが高飛車な態度で、
「パンがなければケーキをお食べ」「文句があればベルサイユへいらっしゃい」
と言い放つところを想像。
カミーユ「はまり役だな…」
展開その2
シーブックを笑っている間にカミーユのケーキも皿から消えていた。
カミーユ「誰だー!俺のケーキ食ったのは」
ジュドー「手をつけてなかったからいらないのかと思って」
カミーユ「お前かー!修正だ修正!」
>文句があればベルサイユへいらっしゃい
はマリーアントワネットの台詞じゃない!と少女漫画オタクが主張してみるw
乱闘の末にケーキはガンダムに踏み潰される
食べ物が粗末に扱われた事にロランが大激怒
∀で大暴れ
ディアナが仲裁に入るまで怒りはおさまらない
ミンチになった方々
・ギンガナム
・バーニィ
・グエン
・シャア
・ゼクス
・ハリー
・クロノクル
ミンチなった筈が復活している方々
・東方不敗
・シュバルツ・ブルーダー
・鉄仮面
ミンチにならずに首ちょんぱ
・トール
後始末で一儲け
・ロウ
マリーアントワネットは
「パンがなければお菓子を食べればいいのに」だなw
ちなみに「文句があれば〜」はポリニャック伯夫人のセリフ
224 :
220:04/07/03 23:40 ID:???
>223
理系の男兄弟で少女マンガの知識は貧弱だった、ということで勘弁してやってくれw
>215で出てた妹組でもいない限り、この兄弟の家の本棚に少女マンガが入ることはなさそうだな。
次世代コンピュータの専門書やMSのカタログや格闘術やゲリラ戦術教本などマニアックな本は多そうだが。
ロランの性格からして13等分にきっちり分けるか12等分してアルと半分こ(気付かれないうちにアルの方が取り分が多くなっている)という展開が予想されるのだが、それ以外の展開も面白そうですなw
アムロ兄さんあたりが甘い物苦手とかいって丸くおさまる気がする。
というかドモンが歯医者を怖がって行ってないから喰わないとか。
いや、単なる妄想だ。
>227
そこで、歯医者になりたかった男が、エレガントな治療なら痛くないと言って登場ですよ。
>226
年長組がケーキを断るパターン例
アムロ:甘いものは好きじゃない、俺はいいからみんなで分けなさい、など。
シロー:俺は遠慮するからみんなで分けろ、ヤッター!アイナがケーキ焼いたー!など。
ドモン:そんな甘いもの食えるか、試合が近いから減量中なんだ、など。
コウ:ニンジンケーキいらないよ
ロランは辞退するかもしれないが、周りがそれをよしとしないだろうな
ロランにこそ一番食べてもらいたい筈だ
>>228 しかし代わりにレディが治療。その後、電話が。
「レディ、事は全てエレガ(ry」
>>231 ウッソ「たった一度の治療で止めてしまうなんて・・・
おかしいですよ、ドモン兄さん!」
ドモン「うるさい!!俺はもう歯医者になど行かない!」
アムロ「まだ完全には治っていないんだぞ!わからないのか!?」
ドモン「いやだぁっ!アムロ兄さぁぁーん!!
僕をあの歯医者に連れて行かないでぇっっ!!」
ずるずるずる・・・
ロラン「・・・ほら、ああなりたくなかったら、
食後にきちんと歯を磨く事、いいですね?」
カミーユ「歯を磨かない不潔なやつは、俺が修正してやる!」
アル、ジュド、ガロ「「「はーい」」」
シーブック「そうだぞみんな、磨きまくれば虫歯になりはしない」
シロー「歯茎から血が出るまで磨き続けろ!!」
ヒイロ「・・・最高級豚毛歯ブラシ、ナスの黒焼きの歯磨き粉、
フロス、トゥースピック、タンブラシ、マウスウォッシュ、うがい薬・・・
オーラルケアは万全だ、問題ない」
キラ「いや、さすがにそこまでは・・・」
カミーユ「み、磨きすぎは・・・良くない・・・」
・・・とかw
アル「?コウ兄ちゃんが鬼みたいな皺だらけの形相で歯磨いてるよ。
…あ、血が出たみたい」
コウ「くそ、くそ、くそおおおお…!!」
カミーユ「アムロ兄さんに無理やり人参食べさせられたらしい。あ
んな事をしても人参の感触が無くなるものかよ!爽やかさが
戻るのかよ!」
でもありかなw
虫歯がありそうな兄弟
コウ、カミーユ、ウッソ、アル。
よく磨いているので虫歯が無さそうな兄弟
アムロ、シロー、シーブック、ロラン、ヒイロ。
磨いてないのに虫歯が無さそうな兄弟
ドモン、キラ、ガロード、ジュドー。
>234
本来のウッソは13歳で自活してたしっかり者だから、
歯医者のお世話になるようなことはないと思う。
歯が悪くなるだけでも運動能力は相当落ちるらしいから、
ドモンは歯のケア必須。
236 :
234:04/07/05 22:33 ID:???
単純に甘えん坊な所が残ってそうな奴、
優等生(?)な奴、野生(一名ほど違うけど)が強そうな奴で選びました。
気に入らんかったらすいませんOTL
237 :
235:04/07/05 22:55 ID:???
>236
いや、あやまらんでも良いですよ。とりあえずそのネタで。
ガロード「のだおぶながってものすごいかんしゃく持ちだったってよ」
ジュドー「…のだおぶながって誰よ」
ヒイロ(織田信長だ…)
ガロード「で、その理由が、歯が痛いからいつもいらいらしてたって話だぜ」
ジュドー「なるほど。だからカミーユ兄ちゃんも」
カミーユ「貴様らー!!あぅイデデデデ…」
ヒイロ(無様だ…)
信長の話は俗説ですがね。
無表情に舌苔掃除してるヒイロがありありと浮かぶなぁ。
そろそろ新兄弟追加か?
ドモン「みんな聞いてくれ、実は今日CMの出演依頼があった」
格闘王キングオブハートことドモン。数々の格闘トーナメントを制した彼の名を知らない人はまずいない。
ネームバリューから言えばCM出演も引き手あまたのはずだが、一部を除き本業優先で断り続けていた。
アムロ「何のCMだ?」
ガロード「いくらもらえんの?」
ドモン「聞いて驚け、誰もが知ってるあの栄養ドリンクだ!」
ウッソ「聞いて驚けと言ってぼかすなんておかしいですよ」
シーブック「それよりパン屋のCMも考えてよ」
ちなみにCM出演は3回目である。
1回目はアムロが役員をしているラーカイラム社で、ハロの宣伝をした。
2回目もラーカイラム社で、キーボード操作不要の新型PCの宣伝をした。
どっちもノーギャラだった。
ガロード「今度こそギャラガッポリだよな?」
ドモン「当然だ」
(2)へ
そしてCM撮影の日が来た。が。
ウォン「すいませんねぇ、何人か出演交渉したんですけど結局日程が取れなかったんですよ。
東方先生が連絡取れず、シュバルツさんも一言で断られましてねぇ。レロレロ」
チョコポッキーをくわえたまま、全然反省してない軽薄な口調でプロデューサーのウォンはそう言った。
ドモン「だからってお前が代役かよ」
ウォンが連れて来た代役を見て、ドモンは困惑した。
CMの初オンエアはドモンを除いて家族全員スタンバイしていた。
コウ「始まったぞ」
岩だらけの勾配を軽やかに走る二つの人影。
ウッソ「何か変だなあ」
キラ「そうだね、これは…」
足元の岩が崩れ、後ろの人影が崖下に落ちていくように見えたその時、
お約束通り、上からたくましい腕が伸びて落ちる人の手をつかんだ。
ジュドー「落ちたの女じゃないか!あれドモン兄ちゃんのライバルの…」
美少女ファイター・アレンビーが、つかまえた手の持ち主を励ますように叫ぶ。
アレンビー『ファイトォォォ!!』
応えてドモン、いつものように無駄に気合のこもった声で、
ドモン『いっぷぁぁぁつ!!!』
叫びながらアレンビーを引っ張り上げた。
助かれば栄養ドリンクを手にしてガッツポーズ、
そしてわしのマークがどうとナレーションが続いていたが、
一家に気まずい沈黙が訪れていた。
アル「ねえ、男同士じゃないのにファイト一発なんて変だよね」
ロラン「まあねえ…」
アムロ「大丈夫なのか?こんな内容で」
数日後、一家が恐れた通り、良識ある視聴者とやらのクレームによりこのCMは打ち切られた。
(3)へ
ウォン「クレーム?いつも通りフェミニストばばあの団体からだよ。
だから『あんたらの好きな男女平等だが何か(プゲラ』と言ってやりましたよ。
でもクライアントも神経質になってねえ。もっとマイルドにやれって言うんですよ。そういうわけで」
ドモンのCMは撮り直しをしていた。共演者はアレンビーのままだった。
リメイクCMの初オンエアもドモンを除いて家族全員が律儀にスタンバイしていた。
ジュドー「おっ、始まったぞ」
岩だらけの勾配を軽やかに走る二つの人影。
シーブック「走る順番変えただけか?」
ヒイロ「……」
足元の岩が崩れ、後ろの人影が崖下に落ちていくように見えたその時、
お約束通り、上からたくましい腕が伸びて落ちる人の手をつかんだ。
コウ「な、なんか妙にたくましくないかこれ?」
カミーユ「女の手じゃない?!」
キングオブハートのドモンが、チキンハートな表情でつかまえた手の持ち主をに声をかけた。
ドモン『ファ、ファイト??』
そしてバストアップでとらえた相方アレンビーは
ウッソ「おかしいですよおかしいですよ(混乱中)」
ガロード「人相がまるで別人だ」
アムロ「まさかこれは…強化人間、いや」
シロー「知ってるのか兄さん?」
アムロ「人間の運動能力を越える力を無理やり引き出す悪魔の技術、バーサーカーモードだというのか!」
呆然と兄弟一家が見守る中、美少女の面影一つ残らないほど変貌して身の凍るような恐ろしい声で
アレンビー『イッぷああアアdfyukihあアあアつ!!!』
叫びながらドモンを引っ張り上げた。
助かれば栄養ドリンクを手にしてガッツポーズ、
そしてわしのマークがどうとナレーションが続いていたが、
一家に気まずい沈黙が訪れていた。
アル「ねえ、今度は大丈夫だよね。打ち切りなんてならないよね?」
ロラン「まあねえ…」
アムロ「大丈夫なのか?こんな内容で」
このアレンビーの映像を見たガンダムファイト委員会はドーピング調査を行った。
幸いドモンもアレンビーもドーピングの使用の疑いは晴らすことこそ出来たものの、
栄養ドリンクの調査結果は残念ながら黒だった。禁止されている成分が含まれていたのだ。
数日後、一家が恐れた通り、このCMの栄養ドリンクの販売は禁止、自動的にCMも打ち切りにされてしまった。
(そんだけ)
>>240-242 乙。CMは打ち切られたけど、ドモンはちゃんと出演料もらえたのかな?
最近、ネタ投下が多いから嬉しい。
( *´D`)ノ もっと、遠慮せず、じゃんじゃん落として
>>239兄弟追加ネタは書いたもん勝ち。出したいキャラを出せばいいと思うよ。
244 :
通常の名無しさんの3倍:04/07/08 12:27 ID:ROqW6gEt
一応プロモーションビデオで映像化されてるロウはどうなるんだろう。
従兄弟あたりが順当なのか?
SEED MSVキャンペーン映像のアレか。ちと微妙だね
親戚というよりはジュドーとガロードの知り合い、ジャンク屋繋りとかの方が
ここの住人気質を考慮すると抵抗が少ないだろうと予測。
よく新しい兄弟をとゆう書き込みをみるけど
御近所とか仕事仲間とか友人とかの方が
動かし易そうな気がする
ロウは今のところ他人
SEED MSVがDVDか何かで一般販売されるようになったら再考
しかしデス種のシンを追加せねばならない時がもうすぐ来る
兄弟追加による設定改変は次スレ辺りからか?
そのうちカミーユの年齢設定も変更せねばならなくなるかも・・・
劇場版は15歳なんだろ?
まぁSDガンダム系のはともかく、
ついに始まる事が決定してしまった種2の主役は兄弟にせざるを得ないだろうね。
ただ種2のキャラが大筋に絡む時には例によって避難所行きだが・・・
別に避難所行きにしなくてもいいんじゃないの?
新旧のキャラが交錯するのがこのスレの持ち味だし
過疎化するよか活性化した方がいい
ところでシュウトって何歳?
納得できて、うけるネタ書いたもモン勝ちってことか
むしろ本来肉親の設定だったキャラの扱いの方が難しいよな
このスレ的には登場させない事で誤魔化しているが
とはいえ、家族を出さなければいけないこともあるかもしれないし、
マイナーではないが扱いにくいのは親戚orパラレルで片付けているのが現状だしなぁ。
とりあえず居候あたりで何とかならんか?
居候はギンガナム一人で充分だ。
つーか無理に家族としてねじ込んでも破綻するだけだろうし、
各人の技量で何とかしていただくしかねーだろ。
シュウトをからめてみる。
lニニニニニニニニl [] [] [l [l
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l>
バーニィ『ガンダムと戦ってみたくなったんだ。俺が兵士だからなのか、理由は自分でもよくわからない。
…アル、俺はたぶん死ぬだろうな。そのことで、ガンダムの中の人を恨んだりしないでくれ。
(中略)
…これでお別れだ!じゃあなアル。元気で暮らせよ!クリスによろしくな!』
アル「バーニィ…、キャプテンガンダムショーでザコ役(着ぐるみ)だからって、こんなの用意することないのに」
シュウト「ただのアッガイランドのアトラクションだから「死ぬ」はずないのにね」
遺言ビデオを送ってきたバーニィは舞台が終わった今日も元気だ。クリスとデートの約束もしてるらしい。
シュウト「でも、ザコがキャプテンに勝てるわけないじゃないか。話がおかしくなっちゃうぞ」
アルの双子の兄弟、ただしザク派のアルと正反対で熱烈なガンダム派のシュウトがあきれて言った。
シュウト「いいかげん認めたら?」
アル「本番では勝ちを譲ってあげてるんだよ。リハーサルでは勝ってる」
シュウト「意味ないじゃないかぁー」
この双子、仲はいいのだが、ガンダムとザク(ザコ)に関する限り妥協はなかった。
おまけ
Q. 「蟷螂の斧」の意味を答えなさい。(解答例:身の程知らず、巨大な敵に挑むこと、など)
A.
「ザクレロがヒートナタでガンダムに挑むこと」(アル)
「ザクがヒートホークでガンダムに挑むこと」(シュウト)
二人とも不正解にされた。家では正しいと言ってもらえても、学校では通用しない。
キャプテンガンダムはラーカイラム社のハロに代わる新製品「モビルシチズン」の試作型
ロランを付けねらうストーカー対策としてテストを兼ねてガンダム兄弟一家にやって来た。
一方そのころ、アクシズ社の新製品モニターに当選したバーニィの元にグラップラーザクがやって来た・・・
バーニーとグラップラーザクは性格的に合わない気もするなぁw
期待sage
世界大会に優勝したドモン・カッシュ。
表彰台の上でドモンがライバルに「俺の兄弟の方が強い」と豪語。
ってな夢を見た。
>>255 なんとなく自分は
アルのクラスに転校生のシュウトがきた
そしてアルのハロとシュウトのキャプテンガンダム(アニメとは違い中型犬ぐらいの大きさのペットロボ)
どちらがすごいかなぜか勝負することに
成り行きでキラのトリィも交えての最強ペットロボ対決になってしまうが
突如、キャプテンの姿を見たバーニーがいつも病気で乱入
3体のペットロボは自己判断で共闘しバーニーをミンチに
その姿をみてアルとシュウトに友情が芽生える
とゆうのは思いついたけど自分では禄な文章は書けない
始めるか俺の自爆ショー
>>258 ホリオンが自分の資本で始めたグレイシー柔術の宣伝のために行った初期UFCか?
あれは93年だったけ。日本で行われたUFC-Jとかは見にいったけどね
あれから10年……俺もオヤジになる訳だ。
落ちたか?
落とすには惜しいスレである
>262
同意。保守する。
あれ?シャアの会社の名前なんだったっけ?
アクシズ社じゃなくてダイクン社だったような・・・
出てきたのもかなり前だし、余り頻繁に登場していないから
>>264が適当に名前作っていいと思うが
次スレで大幅な設定追加・変更・更新があるだろうからアクシズ社でいいよ
268 :
通常の名無しさんの3倍:04/07/18 00:51 ID:Gikbvquc
ひょっとして職人ごとにバラバラだった?
この際全て系列会社にしてしまえ
270 :
通常の名無しさんの3倍:04/07/20 00:40 ID:768ujmAj
つまらないかもしれませんが書き込みます。
271 :
通常の名無しさんの3倍:04/07/20 00:41 ID:768ujmAj
ガロード「おおっと!?俺のみそかつをよくも!」
ドモン「フハハハハ!甘いぞガロード!」
ガロード「表に出ろ!」
ドモン「いいだろう相手になってやる!」
シーブック「なんか前にもこんな事があったような・・・」
一同「まさか…」
ドモン「出ろぉぉ!ガンダーム!!」ぱちーーん
(BGM挿入)
アムロ「まずい、床下からガンダムがでるぞ!総員退避!」
ドモン「心配はない、今日はプールからだ」
ロラン「あれ?このミュージックは・・・?」
キラ「聞いた事が無い・・・」
ドモン「何ッ!?間違えたか!?」
アムロ「あぁ!?これは!」
シロー「うわっ、大変だ!プールの中からマジンガーZが!」
プールが二つに割れて水が下に落ちていく。
そこから現れたのは、巨大ロボット。
そこへ一機の戦闘機が近づく。
甲児「マジーーーーーーン・ゴーーー!!!」
キラ「な?な?なんですかあれは?!」
272 :
通常の名無しさんの3倍:04/07/20 00:42 ID:768ujmAj
ガロード「ガロード、ガンダムXいくぞ!」
アムロ「ガロード!お前まで!」
ドモンの師匠「それではみなさんお待ちかねぇー!ガンダムファイト、、レディーゴー!」
アムロ「まただ。あんたはどっからわいてくるんだ!」
シロー「戦況は悪化!被害が市街地まで拡がっています!」
ドモン「はぁぁぁ、俺のこの手が光ってうなるっ、勝利を掴めと輝き叫ぶっ」
ガロード「これってかなりヤバイって感じ?」
ドモン「砕け!必殺!シャイニングフィンガァァァァー!」
ガロード「よ・・・よくもやりやがったな!シャ・・・ドモン!」
ちゅどーーーーん
コウ「うわぁぁぁ!僕のガンダムがぁぁ」
コウのGP−01に破片が飛んだ。
ガロード「ちっ、そっちがその気なら・・・月が出てるんだからな!こっちだって・・・あれ?」
ジュドー「あ・・・」
ヒイロ「やはりな・・・」
ガロード「しまった、ティファがいなかった・・・」
ドモン「甘いぞ(略)シャイニングフィンガーソーォォォォッドッ!メンッ!メンッ!メンェェェェン!!!」
ガロード「うわああああぁぁぁぁ」
273 :
通常の名無しさんの3倍:04/07/20 00:48 ID:768ujmAj
コウ「ゲホ、ガ、ガロード機大破。戦闘は終了した模様です。」
ロラン「ゲホ!さあ、ご近所さんの家を修復して晩ご飯の続きにしましょう」
ガロード「しまったなー・・・」
ドモン「まだまだ甘いぞ」
キラ「しかし・・・あのプールから出たロボットは何だったんだろう・・・」
一同「・・・・・・・・・・」
キラ「そういやアムロ兄さん、見かけないね?」
アル「大変だよ!アムロ兄ちゃんがさっきの爆風に巻き込まれて!」
シーブック「どうした?まさかミンチより酷い状況か!?」
アル「アムロ兄ちゃんの頭がアフロに……!」
ジュドー「これじゃあユウキ・コスモだよ……」
藁タw
乙
ところで、GXはティファ無しでもサテライトシステムは使えるんですが・・・
(一度、認証していれば、ですが)
>275
Xスレに居ついた厨房が書いたんだと思われ
いや、スパロボα外伝から来たと言う可能性も見逃せない。
・・・・なにしろ、俺もそうだったから。
事の経緯
見る→そういや子供のころあったなぁ。→借りてみる→Σ(´Д`lll)普通に使えたの!?
俺もアニマックスで放送されて改めて見直すまでXは範疇外だったからな〜
聞きかじりの知識だと間違いはよくある事だし
サテライトシステムの起動うんぬんでケチがついたけど、よく頑張ったと思うよ。次で挽回すればいいさ
>>270
実は最近まで使っていたものが大破したので新しいのを見つけてきたorティファに探してもらったという
隠し設定ではないかと好意的にとらえてみる。
ケチ付けるだけでなく好意的に解釈してくれる人が多いことにちょっと感激
書いた本人じゃないけどね
>>271ー273の作者です。
サテライトシステム起動で、
幾つか解釈していただきまして有り難うございます。
何かの本で
「ガロード(一人で)はサテライトシステムを使えない」
というのがあったのでこういう形の話になりました。
今後も細々と制作を続けていきますが、
今回のような事が再発しないよう、一度、ガンダムについて勉強し直します。
決して無知だった訳ではありません。
無論、私もいいかげんに書いたつもりはありません。
しかし、間違いを起こしてしまった事は事実です。
そのため、次回作はしばらく先になります。
○月×日
ついに最新型の機体を手に入れた。
ttp://www.gundam-seed-d.net/mechanics/img/zgmf_1000.jpg こいつを手に入れた以上、ガンダムと戦ってみたくなった。
俺が兵士だからなのか、このスレのお約束なのか、理由は自分でもよくわからない。
…アル、俺はこんどこそ勝てるだろう。ガンダムの中の人に恨みはないが。
早速名の知れたガンダム乗りに挑戦状を送り付けよう。
相手は指定した時間に町に現れた。
さあいくぞ………って、妙に動きがトロい。
もしかしてOSがコーディー用ですか?
青いアストレイのバックパックが巨大な剣に変形した。
……これでお別れだ!じゃあなアル。元気で暮らせよ!クリスによろしくな!
真夏日の球場の真ん中で、マイクを握ってギレン・ザビが吠えた。
ギレン「我が勇敢なる高校生クイズ参加者よ、今やクイズ参加者の半数が我が第一問によって球場の外へ消えた。
この容赦ないふるいがけがこそ高校生クイズの地方予選の証しである。
第一問目から躓いた連中に如何ほどのムダ知識が残っていようとも、それは既に形骸である。
敢えて言おう、カスであると!
それら軟弱の集団が、この第一予選会場を出ることは出来ないと私は断言する」
スタンドの参加チームから声が上がった。
参加者B「第一予選会場に残るのは勝者の方じゃないんですか?!」
ギレン「誰がそんなことを決めたのかね?
私は第一問「現在のニューヤークの自由の女神像は四代目である」で、
マルと答えたチームを外に出し、バツと答えたチームをここに残しただけである」
ここで自分たちが負け組だと察したいくつかのチームはこっそり出入り口を抜けてマル組に紛れ込もうとしたが、
警備員に阻止された。
ギレン「愚かな。時すでに遅いのだがな(ニヤリ)。正解はマルだ」
参加者B「オンドゥルルラギッタンディスカー!!」
ギレン「このスタンドに残った諸君はは彼ら選ばれた勝者の踏み台になって、
『ひと夏の思い出』として編集されて初めてTVに出ることが出来る。
これ以上戦い続けては番組進行そのものの危機である。
今こそ諸君らは敗者という立場理解して帰らなねばならぬ時であると!
ジーク・ラ○○ン!」
炎天下のため球場のスタンドには熱気がこもって鍋のように熱く、
気が立っていた敗者チームは怒りに任せて野次やブーイングを飛ばすが、
ギレンは演説の締めくくりにクイズのスポンサーを称えて悠然と演壇を降りる…
はずが、目に強烈な光が当たって平衡を失い、階段を踏み外して転がり落ちた。
ギレン「目が…見えん!ガルマ!」
ガルマ「兄さん?!」
ギレン「私の目の治療が終わるまで、貴様が私の代役をやれ。わかるな?」
ガルマの承諾を聞くと、ギレンはたんかに乗せられて運ばれていった。
(つづく)
ガルマは拡声器を持って予選会場の外に出ると、外でたむろしているマルと答えたチームに呼びかける。
ガルマ「暑い中お待たせしました。マルの諸君にいいお知らせです。
自由の女神像の一代目は西暦時代のアメリカ合衆国政府が作ったもの、
二代目はネオアメリカ政府が秘密兵器として設置しましたがその秘密兵器の事故で崩壊し、
三代目はナノマシンに分解されて土に還りました。
現在あるものは四代目です。
というわけで、第一問目「ニューヤークの自由の女神像は四代目である」の正解はマルです。おめでとう、諸君」
打ちひしがれていたマルを解答したチームは一斉に歓声を上げた。兄弟たちの姿もその中にあった。
カミーユ、シーブック、キラにガロード、それに専業主夫のロランも正規の通信制の高校で学んでいるので、
高校生の年齢の兄弟は、任務があるといってキャンセルしたヒイロ以外全員この高校生クイズに出ているのだ。
シーブック「いやあ、一時はどうなるかと思った。冷や冷やさせてくれる」
ガロード「いや、俺は向こうが間違ってるんじゃないかと思ったよ」
カミーユ「どんでん返しで盛り上げるのはこの番組の常套手段だろ」
キラ「ねえアスラン見なかった?」
ロラン「いや。結構目立つはずなんだけどね」
キラ「でも夏だから日差し除けに帽子かぶると思うよ」
ガロード「夏じゃなくてもここ最近いつも帽子だぞ」
ロラン「…ま、まあ一問目は5割の確率で落ちるんだし、兄弟が全部残れただけでも」
シーブック「おいスタッフが何か言ってるぞ」
ロランの強引な話題転換をシーブックがフォローする。
ガルマ「諸君は「三本の矢の教え」という言葉を聞いたことがあるでしょう。
一本の矢はすぐ折れても三本束ねたら折れにくい。
個人の知力・体力・時の運も大事ですが、チーム戦ではメンバーの協調が最も重要です。
参加者諸君もこの三本の矢のようにあることを願います」
口ではこうは言ってもガルマの上の兄弟3人は先ほどのギレンも含めた全員が仲が悪いのだから皮肉なものだ。
カミーユ「そう、全員チームが違う以上、これからはチームのために戦うんだ。
兄弟でも試合中は皆ライバルだからな。手加減はするなよ」
ガロード「へへっ、こっちにはティファがついてるから負ける気がしないね!」
そうして5人はそれぞれのチームに別れた。
(つづく)
グッジョブ!
ガルマやギレンは久しぶりにこのスレで目立った気がする。
自由の女神像の変遷がガンダム世界にあってるなぁ。こういう使い方スキだ。
自由の女神砲はびっくらこいたもんだw
ところで、自由の女神って仏蘭西からのプレゼントじゃなかったっけ?
ネオフランス謹製「自由の女神砲」
もらったネオアメリカ政府はどういう対応をしたんだろうか。
まあGガンだから危機として配備したかもしれんが・・・
嬉々として、だ。
保守しとく。近いうちネタ出したい。
ガソバレ
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|ヾ 三三`j| ||{::::::::::/ `''''"-─彡 /::::::::::::::: 「その腕じゃ10年早いんだよ!」
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! 三/ 三ニニ彡  ̄ 彡 /::::::::::::::::::
─-、___:::::::::::::::::::::::、 / 三 、___/:::::::::::::::::::::
`フ:::::::::::::::::.、 /〃 ー \___:::::::::::::::::::::::::::::
____/::::::::::::::::::::::∧ く ー ____ /::::::::::::::::::::::::::::::
`ー-、_::::::/{ / ヽ r==ニニニ二 ─v─'''フノ::::,.イ::::::::::_____
/ V リ l | / /| /V {::::::::::`ヽ、
! | ! / / レ \::::::::_ヽ
ヽ | レ′ / /::::::::::>
\ ヽ | __ -‐  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ー-、 __〉-‐'"
カミーユ「う、うう…ここは?」
目を覚ますと空手部主将のメズーン・メックスの顔があった。
メズーン「対戦相手の正拳で気絶してたんだよ、お前は」
カミーユ「試合は?」
メズーン「負けたよ。5人抜きされちまった」
カミーユが戻ってきて、空手部のメンバーがそろった。車座になって全員正座。
メズーン「それじゃ反省会を始めるぞ。残念ながら今年も地区大会敗退という結果になってしまった。
それで、これからの活動だが」
部員のランバン・スクワームが手を上げて発言。
ランバン「きょ、強化合宿だ」
メズーン「その予算がないので無理だ」
カミーユはそれは良かったと思った。
これで空手部に邪魔されずにプチモビ作りも出来るし、フォウとの仲を深めて夏の思い出作りも夢ではない!
いやいや、ファにロザミィ、エマ先生も捨てがたいし、迷うなぁ。アヒャヒャヒャヒャ。
(つづく)
カミーユの楽しい妄想は主将の一言であっさり砕かれた。
メズーン「というわけで、空手部を代表して俺とランバンとカミーユとで、高校生クイズに出る。
奨学金名目で賞金が出るからな。それで強化合宿だ!」
部員A「さすがです主将」
部員B「3人ならもうもらったようなものだ!」
カミーユ「異議あり!実力不足だ。それに二位以下は賞金無しなんだぞ?!本気で勝つ気なのかよー!!」
メズーン「本気だ。知力担当のお前、体力担当のランバン、時の運の俺。そして皆が応援してくれるんだ。
やってやれないことはない!いや、男ならやってやれ!」
カミーユ「信じられるものか!クイズの専門家だっているんだ。素人で出来るはずが」
メズーン「賢しいだけの小僧が何を言う!」
カミーユ「賢くて悪いか!」
出る気かどうかはともかく、3人の中では知力担当とは自覚しているらしい。
カミーユ「俺の体を皆に貸すぞ!」
ドカッ!バキッ!ゴスッ!コキャッ!
部員たちにそれぞれパンチ3発ほど貸して、カミーユは目を回してしまった。
メズーン「これが空手部の意思だ。貴様も一緒に連れて行く」
こうしてカミーユのチームは(強制的に)決定した。
カミーユ(何が悲しくて空手バカ一代2人と一緒の夏休みなんだ…)orz
(注)
メズーン・メックス、ランバン・スクワーム:カミーユの空手部の同僚。Z第一話にのみ登場。
(つづく)
つまらんから続けんでいいぞ
298 :
通常の名無しさんの3倍:04/08/03 21:36 ID:X5cV+Ch9
私は単純に面白かったです。
サッカーの続きは?
>カミーユ「俺の体を皆に貸すぞ!」
>ドカッ!バキッ!ゴスッ!コキャッ!
>部員たちにそれぞれパンチ3発ほど貸して、カミーユは目を回してしまった。
ここがごっつ好き。
空手部員たち(・∀・)イイ!続きが楽しみ
夏休みは思い切り羽を伸ばすはずが、強制的にカラテカチームで高校生クイズに出ることになり、
カミーユはがっくりと肩を落として家に帰ってきた。が、
カミーユ(そういやここにも空手バカ一代が居たんだ…)
ドモン「お?カミーユ帰ったのか?」
異様にニヤニヤしながら近寄ってくるドモンに危険を感じた。目が笑っていない。
ドモン「カミーユ、お前が今感じている感情は敗北感と挫折感だ。
それを克服する方法は俺が知っている。俺に任せろ」
そんな、彼にしては妙に回りくどい言い方をしながら、ドモンはカミーユの腕をつかんだ。
同時に、感受性の強いニュータイプのカミーユの脳裏に断崖絶壁とその上の緑の密林のイメージが流れ込む。
カミーユ(やばい!ギアナ台地だ!)
前から度々ドモンはカミーユを修行に連れ出そうとしていた。
空手部で3番程度に甘んじているカミーユを基礎から鍛えなおすためという理由で、今回もその気のようだ。
カミーユ「ざ、残念だなあ。実は空手部の仲間達と特別強化合宿をする予定が先に入ってるんですよ。
ドモン兄さんの好意だけありがたく受け取っておきます」
カミーユは断る理由付けに高校生クイズだという事実を隠して夏休みの空手部の活動予定を並べ立てた。
ドモン「だが学校の部活レベルでちまちまやったって実力は伸びないぞ。
お前は実戦的な流派東方不敗を習って基礎から鍛えなおした方が良いんだ」
カミーユ「それでは兄さんは男と男の約束を破れって言うんですか!兄さんはそういう人なんですか!」
ドモン「何?!う…うーむ」
食い下がるドモンだが、「男の約束」など「男の」という言葉を持ち出されると弱い。勝負はついていた。
ただ、カミーユがどちらを選んでも空手漬けの夏休みは決定済みだったわけで、虚しい勝利ではあるが。
(番外編1終わり)
乙〜。ほかの4人の番外編も見てみたい。
1.空手部優勝>賞金で強化合宿>ドモンが特別コーチとして加わる
2.空手部敗退>強化合宿なし>暇になったカミーユはドモンに引きずられてギアナ高地へ
どっちにしてもカミーユの夏は汗臭い男どもに囲まれたまま終わる悪寒。
ウッソ「シャクティ、何やってんのさ?」
ウッソは隣の畑でうずくまっているシャクティに話しかけた。
シャクティ「シッ、話しかけないで。獲物が逃げちゃう」
シャクティは葉っぱをたくさん貼り付けた網をかぶって藪に見せかけているらしい。
彼女の右手からはひもが伸び、ザルを支えるつっかえ棒につながっている。
ザルの下のエサに釣られてきた鳥を捕まえる極めて原始的な
ウッソ「罠なんか張ってどうするの(小声)」
シャクティ「鳥が畑を荒らしに来るから捕まえるのよ。……あと動物性蛋白」
ウッソ「……(汗)」
想像以上の耐乏生活ぶりに、どう反応すれば良いのか途方にくれるウッソ。
そんなウッソに構うことなくザルを見据えていたシャクティは、
シャクティ「来た!」
ニュータイプ真っ青の超反応で罠のひもを引いた。鳥が逃げるよりも早くザルが落ちる。
シャクティ「焼き鳥にしようかしら、それともスープが良いかなぁ。ウッソも味見してね」
…結構この生活を楽しんでいるらしい。小学生とは思えないタフさだ。しかし。
トリィ「トリィ?」
シャクティ「……」
ウッソ「……」
捕まえたのはキラの鳥形ペットロボットのトリィだった。これは食べられない。
シャクティ「…パーツ屋に売りましょう。足がつかないようバラした方が良いかしら?」
ウッソ「勘弁してよ。キラ兄さんが泣くと大変なんだから」
結局ウッソはシャクティを説得してトリィを兄のキラに返した。
キラ「良かった。家の中に居ないから探してたんだよ」
そんなことを言っていると茶の間の方から話し声が聞こえる。
ドモン「兄さん、クリスの親父さんの名前って何つったっけ?」
アムロ「知らないのか?」
ドモン「知らなくても困らなかったし。昔からクリスの親父さんとかおっちゃんとかマッケンジーさんとかおじさんとか
マッケンジーおじさんとか言って済ましてたからなあ、俺たち」
ウッソがシャクティの畑に戻ると、彼女はまた一羽捕まえていた。
シャクティ「ウッソ、ほらハト捕まえたわ。今度は本物よ」
ウッソ「ハト?…だめだよこれ、マッケンジーさんの飼ってるハトだ。伝書鳩用の識別票がついてる」
シャクティ「ウッソも私も何も見なかったことにすれば…?」
そう言って、シャクティはハトを放そうとしない。
ウッソ「ダメだよ。…うちで晩御飯食べさせてくれるように頼んであげるから、このハトは勘弁してよ」
アムロ「やれやれ…。マッケンジーさんの名前はニールのはずだ。あれ、ニーヌだったかな」
ドモン「伝書鳩好きの演歌歌手かよ!確かにハトたくさん飼ってるけどさ」
ドモン「新沼…げふんげふん、クリスの親父さんっていつも家にいるけど、もう定年なのか?」
アムロ「そこまで年はいってないが早期退職のはずだぞ。今は退職金やらを元手に投資しながら、
あとは趣味三昧の隠居生活だな」
ドモン「じゃクリス一人で稼いでるわけじゃないんだな。安月給で大丈夫なのか不思議だったんだ」
アムロ「失礼な。うちは他のところよりも給料は良いんだぞ。お前のファイトマネーと一緒に考えるな」
ドモン「済まない…」
コウ「ねえ、それよりあのおじさんの趣味、ハト以外に何やってるか知ってる?」
アムロ「宴会芸だろ。あの人が現役だった頃、得意先とかに披露してたらしいな。
で、その宴会芸の歌でCDデビューしたんだ。…これだ」
ィ'ロフフフゞヽ {二二_¨¨7
fミリ _ _ '}ミ`、 ,へ/ ./
{jf-○^○iシ} \__ >
ゞ ィ、_ト レj ┌i ┌i ,-,-、 .,-、
ハ ゞニア ノド、_ 人 {二 二 二} ヽ`-゙/ /
,..- '゙。 ゞ、≡//x:`Y´、 凵_j | 'ノ
,-.、 /*:x・'┼゚ ゞ/(~)_..:::..::x.X 匚..,,ノ ,-,
_,ノミ}ハ / X..|。.::*.+゚// `ヒ \...* く~> ,.へ ノ ,_ ̄二}
/ iゞ_ノY人。.:x|・.'゚x。'゙//::+`ゞ 人※ _/ / `¨_ノ ノ
/ X | /:x`Y´, 。|.::・'゚。/./::*.+∧ゞ `、o:: ゞ_,/ ヽ- '゙
!:x・人,レ'::::+::・ix: ・|::x../ /.x,/..゚。:..:ハ. ハ x ,ヘ r-ロロ く~> ,.へ
l `Y´。.:x・'..xl..::x..l//,/..:::.::x.。.l八/:::i / .ハ. ヽ、 _/ /
ゞ、X 。.::*:;+:;:。''xトく;;ノ_..:::x.::...+。l.*ハ、j〈_/...X 廴.>ゞ_,/
}。.:+:*...:::...::x..:/ / /~`7''ァ‐ィハ:;:。''x:::.: /
j;:;+:;x:;:。''x-.. /⊥∠ノ ,ノ ノ ノ|Y※:::.::x.。/.
i:+:。*x:;%..。/ゞ:x・ゞ|` ̄`;'─ヶ-|:;%..。:;:。'/
`ー- -一' `Y´゙|;;'‐、'`''ー-、,`ー-、イ
ドモン「なんじゃこりゃあ!」
アムロが出したディスクのジャケット写真の中からで、ラメ入りの派手な浴衣を着た肥満した眼鏡の男が、
さわやかな笑みを浮かべてポーズをとっている。これがクリスの父親のマッケンジー氏だ。
コウ「ドモン兄さんは長期遠征に出てたから、最近のことは知らないんだね。かなり売れてるらしいよ」
ドモン「ふーん。でも、サンバだったらクリスの方にカーニバルのような格好で出てもらったらもっと売れただろうな」
アムロ「あり得る話だな。というかぜひともお願いしたいものだな」
ドモンもアムロもニヤニヤとだらしなく笑った。
コウ「サンバ……カーニバル……うはあ」
サンバのカーニバルでの女性ダンサーの格好、つまり全裸同然ともいえる半裸のクリスをリアルに想像したコウは、
ドモン「ああっ、コウの奴また想像で鼻血を!」
アムロ「これだからチェリーは!」
つまりマツケン(ジー)サンバか?
>>306 マツケンサンバってことでリリアンネタお願い。
309 :
308:04/08/08 09:43 ID:???
自分で書いてみた。駄作ですまん。
アムロ「えっ?リリアンで流派東方不敗を?」
ドモン「そう。師匠がぎっくり腰になってな。」
ロラン「あの人がぎっくり腰になるのも意外だけど、
リリアンにそんな体育会系の部活があのも意外だなあ。」
ドモン「まだ、同好会レベルだがな。」
ロラン「ってかリリアンってお嬢様学園だしそんなところに行って大丈夫なのか?」
アムロ「手を出すなよ。」
ドモン「やかましい!いくら女に飢えているからといってそんなことするか!」
キラ「まあ、せいぜい頑張って。」
2週間後
ロラン「そういえばあれから見ないね」
ウッソ「リリアンを放り出してまた修行に出たんじゃない?
ヒョッコリ帰ってくるよ。寅さんみたく」
アムロ「なんかいやな予感がするな。リリアンの方角から嫌な気が」
キラ「じゃあ、行ってみる?リリアンに。」
こうしてリリアンに行くことに。
ドモン「ごきげんよう。ロサ・ギガンティア」(CV:かないみか)
聖(特別出演)「ごきげんよう。ロサ・ドモンティア。今日は山百合会があるから遅れないでよ。」
ドモン「わかってますわ。いつもの薔薇の館ですわね。」
ラクス「ごきげんよう。聖様にロサ・ドモンティア」
聖&ドモン「ごきげんよう。」
兄弟一同「って、女生徒になっているよ!」(クロマティ風に)
乙。
ドモンティアのCVにオールドスクールなかないみかを
チョイスしている部分、俺と同年代の匂いがした。
夕食時。今日はシャクティもいて一人多いが、別に珍しい光景ではない。
ガロード「マッケンジーといえば、クリスとバーニィが二人で街に居たぜ。こうやって互いに腕組んでさ」
そういってガロードは隣のジュドーと腕を組んで見せた。このあたり悪ガキコンビの息はぴったりだ。
シロー「お前たちは2人で何をしていたんだ?」
ジュドー「あたし達も今日はデートだったのぉ♪ジャンク屋2人ではしごしてぇ〜」
ジュドーは体をくねらせながらオネエ言葉で答えた。が激しく似合わない。
ガロード「うわっ、やめろよキモッ」
ジュドー「あによー、失礼しちゃうわね!レディにキモッはないでしょ」
おふざけだろうが、一瞬兄たちはジュドーの将来が心配になった。
アムロ「しかし、もうデートにアルをだしにしなくなったのだから、あの2人も順調に進展しているんだな」
アル「そうだね…」
解ってるのかいないのかアルがうなずいた。
コウ「……」
そしてアルは上の空でご飯を食べているコウに話を振った。
アル「コウ兄ちゃんはそれでいいの?」
コウ「え、何を言ってるんだい?僕が気にする訳ないじゃないか。ハハハ…」
コウは平静を装って答えたが、視線は泳いでいるし、口調は弱いし、笑い声は乾いているし、
何よりも、食卓の上をうろついていた右手の箸が、普段なら避ける人参のソテーに突き刺さっている。
ヒイロ「…ターゲット、戦力低下中。反撃の確率低下」
ウッソ「家もお隣で、小学校からの幼なじみでそれなりに仲も良くて、おまけに二人ともガンダムマニア。
絶好のポジションなのに生かせないなんておかしいですよ」
ロラン「ウッソも、それを言える立場じゃないでしょ」
ウッソ「え……? ……」
ウッソはロランの言う意味が最初わからなかったが、横からの刺すような視線で理解した。
横にいるシャクティだって、畑仕事が共通の趣味の隣に住む彼と仲の良い幼なじみなのだ。
アル「バーニィは好きだけどコウ兄ちゃんも好きだから、クリスのこと先に好きだって言ってたら、
応援したのに。コウ兄ちゃんはいつも遅過ぎるんだ」
哀れコウ、鼻血の醜態で落ち込んでいた上に末っ子に厳しい注文を受けて、さらにヘコんでしまった。
アムロ「アル、もう良い。そこまでだ。大人の事情もあるんだから、あまり言い過ぎるのは良くないぞ」
その後、コウは百戦錬磨(?)のアムロ兄さんの恋愛講座を受けたのだが、効果のほどはまだ不明だ。
ちなみに。
シローも恋愛論の教授に現れたが、成功例と称したアイナとのノロケ話を一晩中聞かされただけだった。
(おわり)
>308
「リリアン」とは何でしょう。そしてマツケンサンバとの関連とは…?不勉強でスマソ。
>311
リリアンとは「マリア様が見ている」の舞台のリリアン女学院のことでしょう。
日曜日の朝7時にその「マリ見て」のアニメが
放送されていて、そのCMにマツケンサンバが流れてるんでしょう。
しかし、>309のドモンが女性になる展開は・・!??と言う感じです。
声優ネタでリリアンで特別指導していたシローがホモに目覚めて、
同僚で男性嫌いのルペ・シノ(もしくは生徒のミネバ様)に
徹底的に嫌がられる展開とかがあってもいいかもしれない。
313 :
308:04/08/08 22:57 ID:???
>>312 いろんな意味でごめんなさいとしかいえません。
読み返しても特にオチの出来が悪かったなと思いますし。
ですからどうぞ、別バージョンをおつくりになってください。
>>310 クロマティ高校で、メカ沢が初期化されると、若本ボイスがかないボイスに
なっちゃうからだと思うんだけど…。
315 :
308:04/08/09 00:33 ID:???
声が一緒だからってネタとか、ガンダム以外の他の作品を絡ませるネタにはついてけん
>>314 そうだったのか
原作しか読んでなかったから知らなかったよ
>308
厳しい評価になるけど、各キャラの個性を知ったセリフ回しが出来てないと思うよ
特にロランね
その辺から直して見てはどうでしょ?
ネタがないより全然マシ
確かに。めげずにこれからもバリバリ書いちゃってください。
>>271ー273の作者です
第二作を作ってみました。
一応、前作と似たような展開です。
また、多少の間違いはあるかもしれません・・・。
アムロ「何をしているんだ?」
アル「シーブック兄ちゃんが買ってきた新型のゲームだよ」
シロー「へぇ、シーブックの奴かなり金を溜めていたからな・・・」
アムロ「今は誰が戦っている?」
コウ「ガロードとドモンです」
アムロ「嫌な予感がする・・・」
ガロード「あたるかよ、よし、そこだっ!」
ドモン「ま・・・まだ負けては・・・なにっ!」
ガロード「よーしこれで10連勝!」
ドモン「こうなれば直接ガンダムファイトをする!表に出ろ!」
ガロード「・・・ってまたかよ!」
シーブック「なんか前にもこんな事があったような・・・」
一同「まさか…」
ドモン「そうと決まれば!出ろぉぉ!ガンダーム!!」ぱちーーん
(BGM挿入)
アムロ「まずい、床下からガンダムがでるぞ!総員退避!」
ドモン「心配はない、今日は上からだ」
ドドドドドドドドッ
一同「な・・・なんだ?」
ドスーーーーーン
シロー「うわっ!暖炉からシャイニングガンダムが!」
シーブック「な、なんとぉー!?」
アムロ「サンタクロースかシャイニングガンダムは?」
(勝手に暖炉を入れてしまいました。ごめんなさい)
ガロード「ガロード、ガンダムXいくぞ!」(バックミュージック、DREAMS )
アムロ「ガロード!お前まで!」
ガロード「今日は負けねえよ、認証してもらって俺でもサテライトシステムが使えるからな!」
ドモンの師匠「それではみなさんお待ちかねぇー!ガンダムファイト、、レディーゴー!」
アムロ「まただ。あんたはどっからわいてくるんだ!」
シロー「戦況は悪化!被害が市街地まで広がっています!」
ガロード「当たれっ!」
ちゅどーん
ドモン「くっ、やるなチボデ・・・ガロード!」
コウ(このままじゃまた僕のガンダムが・・・)
ピカーーーーー
(シャイニングガンダム、スーパーモードに突入、
バックミュージック、Flying in the sky から 燃え上がれ闘志 忌まわしき宿命を越えて に変更)
ドモン「はぁぁぁ、俺のこの手が光ってうなるっ、勝利を掴めと輝き叫ぶっ!」
ガロード「これってかなりヤバイって感じ?」
ドモン「砕け!必殺!シャイニングフィンガァァァァー!」
ガロード「よ・・・よくもやりやがったな!シャギ・・・ドモン!」
ちゅどーーーーん
コウ「うわぁぁぁ!僕のガンダムがぁぁ」
コウのGP−01に破片が飛んだ。
ガロード「ちっ、そっちがその気なら・・・サテライトキャ・・・?あれ?」
そのころ家の中ではロランがテレビを見ていた・・・
ニュースキャスター・「今日の天気は雨でしたが、明日の午前中も大雨の予想で
晴れるのは明日の午後からの見通しです・・・」
ロラン「洗濯が大変だなぁ・・・」
ガロード「今日は大雨だった・・・」
ドモン「甘いぞ(略)シャイニングフィンガーソーォォォォッドッ!メンッ!メンッ!メンェェェェン!!!」
ガロード「うわああああぁぁぁぁ」
コウ「ゲホ、ガ、ガロード機大破。戦闘は終了した模様です。」
ロラン「ゲホ!さあ、ご近所さんの家を修復して晩ご飯の続きにしましょう。
何度壊したかわかりませんが…」
アムロ「いつのまに出てきたんだ?」
ガロード「しまったなー・・・」
ドモン「まだまだ甘いぞ」
キラ「しかし・・・どうやって煙突の中にシャイニングガンダムを入れたんだろう・・・」
ドモン「・・・・・・・・・・」
ロラン「ゲホ・・・ホコリの掃除が大変ですよ・・・」
>321
お前がX嫌いなのはわかったから
二重カキコすれすれなネタはやめれ
>ドモンの師匠「それではみなさんお待ちかねぇー!ガンダムファイト、、レディーゴー!」
これストーカー、支障はこんなこと言わないヨ
たとえ曇っていても新月じゃなければサテライトキャノン撃てるよ
解釈ありがとう。
第三作目の制作を取りやめました。
(あまりに間違いが多いので・・・)
まずXやらGについて見るか調べるか、過去ログ読んだ方がいいとオモ。
BGMの所はちょっと面白かったんでガンガレ
>>328 リライトする心意気はいいんじゃない?
シリーズ固有のテクニカルなタームに関しては調べてから書いた方がいいとは思うけど
指摘厨に指摘されるのが嫌だったらひっかかりそうな固有のネタは使わないでやるのも手かと。
もしくは変化球でキャラの設定をワザとずらしてしまうのも手かも
意識的にズラしたブレの部分は、それ自体がスパイスになるから指摘もされ難い。
ただ、これは大体の本筋を知っているから変化球になるんであって
本筋を知らないでやってしまうと単なる暴投になる諸刃の剣なんだけど
こりゃまたずいぶん遠くまで行ったもんだw
あぼーん
ある日・・・
ガロード「さーて今日もネットをやるか」
ガロードが愛用のノートパソコンをたち上げる
ウッソ「アヒャアヒャアヒャアヒャ!すごい壁紙」
ガロード「ウ・・・ウッソか?」
ウッソ「無修正画像なんてよく見つけてきたなぁ」
ガロード「お前が盗撮したやつだ!」
ジュドー「まぁそうカッカせずに」
ガロード「ジュドー、お前まで」
ジュドー・ウッソ「(゜∋゜)キニシナイ」
ガロード「・・・そんじゃいつものコレを聞こう」
ジュドー・ウッソ「おおおお?」
ttp://www.tactics.ne.jp/download/mikoop_short.mp3 ガロード・ジュドー・ウッソ(萌えー)
ドモン「お前達何をやっている?」
ガロード「おおっと?ドモンの兄貴か」
ドモン「ん?なんだこれは・・・?・・・???Gがんなーす???」
ガロード「あ・・・」(マズイ・・・俺が作った・・・)←<もちろんフィクション>
ドモン「見せてもらう」
ガロード「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
http://that.2ch.net/gline/kako/1054/10549/1054911805.html ↑これの852・858・865
ドモン「・・・」
ガロード「マズイ・・・」
ドモン「ゆくぞおまえたちぃ!!!」(バックミュージック、我が心 明鏡止水−されどこの掌は烈火の如く )
シャッフル同盟「おおおおおおっ!」
ウッソ「いつのまに?!」
シャッフル同盟「この魂の炎!極限まで高めれば、倒せないものなどぉぉ・・・無いッ!
俺のこの手が真っ赤に燃えるッ!勝利を掴めと轟き叫ぶッ!ばぁぁぁぁく熱ッ!シャッフル同盟拳ッッッ!!」
キラル「キラル殺法曼荼羅円陣極楽往生・・・南無阿弥陀仏・・・!」
シュバルツ「シュツルム・ウント・ドランクゥ!」
マスター「たわけが!ダァァァァークネスフィンガァァァァァー!!!」
アレンビー「ノォーベルフラフゥゥゥープ!」
レイン「必殺必中っ!!ライジング・アローッ!!!」
3人「ひでぶっ!」
シーブック「なんだ?・・・家がぁぁぁぁぁーーー!」
ワロタw
ほしゅ
続けるなら種板でね
どのSSに言ってるんだ?
自治厨の云うことは無視
奴ら兄弟スレを過疎化させた張本人だからな・・・
340 :
うちに風車小屋が建った日:04/08/23 01:25 ID:+KC/WBnP
暑い夏のある日のこと。
アムロが帰ってきて「おーいみんな、扇風機もらってきたぞ」と呼んだ。
ジュドー「たかが扇風機…アムロ兄ちゃんならそこらのジャンクパーツ拾ってきて作れば良いじゃん」
ぶつくさ言いながら出てきたジュドーは家の前の大型ホバートレーラー(ギャロップ)に戸惑った。
そのギャロップの横でコウにロランにヒイロまでもが、ぽかんと口を開いたまま突っ立っている。
ジュドー「そんなでっかい扇風機があるのか?」
トレーラーに乗っている巨大な物体を見上げた。額の一対のブレードアンテナと一対の目。ガンダムだ。
ロラン「こんなガンダムがあったなんて……」
ヒイロ「あひゃひゃひゃくぁwせdrftgyふじこ…ゲホゲホ」
なんだかヒイロの笑いのツボを激しく刺激するガンダムらしい。
コウ「僕は認めない。こんなのがガンダムなんて認めないぞー!」
ボディが 風 車 小 屋 のガンダムなんくぁー!」
アムロ「風車小屋じゃない。ネオオランダ製のれっきとしたガンダム「ネーデルガンダム」だ」
ジュドー「兄ちゃん、こんなのどうしたのさ」
アムロ「いい扇風機だろ。会社がネオオランダ政府との取引をした時におまけでもらったのさ」
ジュドー「扇風機って言わないだろこれ?」
アムロ「大は小を兼ねる。自力で風車を回せるっていうからちゃんと扇風機になるぞ」
風車小屋ことネーデルガンダムを広い庭の片隅に置いて起動させてみた。しかし風車は動かない。
ドモン「兄さん、これはガンダムファイト用の機体だから、中でモビルトレースシステムを使わないと動かないぜ」
トレーニングから帰ってきたドモンがそういうので、ガンダムファイターの彼を乗せてみた。
ドモン「うーんネオオランダのモビルトレースシステムもなかなか良いじゃないか。よし風車を回すぞ。
ネーデルタイフーン!うりゃりゃー!!」
どういう技なのか、風車が回りだした。が、風車の回る音に混じってドモンの悲痛な叫び声が聞こえてきた。
ロラン「……モビルトレースって、人の動きを追従するんですよね?風車って人の動きで再現できるんですか?」
アムロ「危険そうだな。ドモン、もういいぞ!」
ドモン「わかった!あぎゃあああ!!」
ネーデルガンダムが停止して、ドモンが股間と腰を押さえながら出てきたが、すぐに仰向けにぶっ倒れた。
赤くはれ上がったドモンのシャイニングフィンガーソードが、ゲルググのビームナギナタのように回転し続けている…。
コウ「そういえば聞いたことがある。ネーデルガンダムの前の乗り手がネーデルタイフーンを使い過ぎて腰をやられたって」
アムロ「…それでネオオランダの新型ガンダムには女のガンダムファイターを乗せるって言ってたのか」
ジュドー「だから、ジャンクパーツ拾ってきて作れば良かったんだ」
アムロ「だからってネーデルガンダムの中身をフル改造だなんて、そう簡単に出来るわけ無いだろ」
ジュドー「大は小を兼ねるって言ったの、アムロ兄ちゃんじゃないか。扇・風・機!扇・風・機!」
ガロード・アル・シュウト「扇・風・機!扇・風・機!」
結局、アムロの夏休みはネーデルガンダムの改造で無くなってしまったのだった。
(おわり)
総合病院、ドモンの病室前。
コウ「ドモン兄さんのことよろしくお願いします」
レイン「任せてください。私も医者のはしくれですから」
ドモンのパートナーのレインの本職は医者だ。まだ新米だが。
ヒイロ「一つ忠告しておく。見る時は心の準備をした方が良い。触る時は注意しろ。…二つだ」
ロラン「あの、ドモン兄さんの見てもあまり驚かないでくださいね」
レイン「えぇ?」
レインは首をかしげながらドモンの病室へ入って行った。
ドモン「レ、レイン、何でお前が!寄るな近づくなぁー!!」
レイン「どうして。私は医者よ?」
ヒイロ「…任務完了、離脱する」
コウ「あーあ、知らないぞ」
ロラン「二人きりにして良かったんですかねえ?」
病室から聞こえるドモンとレインの悲鳴を背に、3人は脱兎の如く病院から逃げ出したのだった。
(完)
乙。
ヒイロが爆笑するとは…
お…もろ…かたです。
かゆ うま
風車小屋が出来たってことは・・・
小麦をひいて小麦粉が、そばの実をひいてそば粉が、米をひいて米粉ができるんだな。
ロランの料理のレパートリーが増えるし、シーブックだって自家製パンが作れる。
アムロ兄さんは扇風機兼発電機に改造しそうだけど。
>赤くはれ上がったドモンのシャイニングフィンガーソード
ドモンのはフィンガーサイズなのかw
フットボールの続きまだ?そろそろ再開しないのかな
そういう事いうとネタ投下しにくくなるからヤメレ
実況「女子マラソン金メダルはシャクティだぁ!!残念!優勝候補のカテジナ選手は途中で目つぶしを食らって棄権しました!!」
テレビで五輪の実況を見ていたアル。
アル「はあ、僕も兄ちゃん達と一緒にネオアテネに行きたかったな」
アムロ「いや、行かない方が良かったよ。アル」
アル「どうして?ドモン兄ちゃんやヒイロ兄ちゃんの応援をあっちでしたかったのに」
アムロ「…奴らが参加しているスポーツ種目を見たら、わかると思う。ほら、ちょうどヒイロが参加している種目だ」
テレビに銃を構えたヒイロの姿が映る。
実況「さあ、ヒイロ選手。射撃の金まであと一歩……おや、的のランプが光りません。
どうやら、誤射のようです。これは珍しい!弾は観客に当たったようです」
ヒイロ「任務完了」
実況「情報が入ってきました。どこかの政府の高官に誤って当たったようですね。ヒイロ選手、一位から転落、メダルならず!!
残念です」
アムロ「な?危険だろ。何でもアリの五輪ヴァーリ・トードなんだから、見ている方も命がけなんだ」
(続く)
350 :
ネオアテネ五輪(2/3):04/08/30 21:51 ID:JKfkv5bv
アル「ヒイロ兄ちゃんが僕を誤って撃つもんか」
アムロ「よし、じゃあ、次を見てみろ」
再び、テレビ中継。
実況「次は男子サッカーです。ネオチャイナ対ネオジャパン決勝戦!」
実況「いきなり、ヒイロ選手の殺人スライディングが決まった!!」
五飛「俺は日中友好を認めない。それが平和だという考えは間違っている!」
ヒイロ「五飛……教えてくれ…俺達は後何人殺せば良い!?」
ブライト(監督)「左翼、ディフェンス薄いよ!何やってんの?」
実況「立ち上がれません。相手の選手は死亡した模様です。ご冥福をお祈りします。
さて、今回の勝敗の鍵はなんでしょうか。解説のトレーズ閣下」
トレーズ「より高く、より強く、よりエレガントにね」
実況「……な、なるほど。やはり、両チームのGKが問題ですね。ドモン選手とマスターアジア選手。
ドモン選手は、重量挙げでも体操でも空手でも銀で、マスターアジア選手に負けていますからね。おおっと、なんとGKであるはずのドモンが攻撃しに飛び出した」
ドモン「しっしょーーうぅぅ!!!」
東方不敗「この馬鹿弟子がぁぁ!!!!」
トレーズ「エレガントではないな」
実況「ああ、あ、あ、会場が」
(続く)
生き残った人間の話によると、ドモンと東方不敗の戦いはサッカーを越えた戦いであった。
空はうなり、大地は裂け、サッカー会場は跡形もなく吹き飛んだという。
アナウンサー「以上でネオアテネからの放送は終わります」
アムロ「な?命を懸けてまで観戦する必要はないだろ。アル。応援をあきらめてよかったな」
アル「うん」
エピローグ
ロランの口調は穏やかだったが、その裏に怒りが混じっていた。ドモンは今まさに恐怖を感じていた。
ロラン「で、金メダルを取れなかったというわけなんですね」
ドモン「いや、俺は…銀でも報奨金がもらえるから」
ロラン「金メダルじゃないと家計の足しにならないんです!!」
結局、ドモンは皿洗いを命じられた。
ちなみに、シーブックは今回新たにできたハングライダーで金をとった。
シローがいたチームも同様にカバディで金をとったが、見向きもされなかったという。(終わり)
>349-351
便乗させてもらいます。
シーブック「なんとぉぉ!」
女子バレーボール・シュラクチーム対ネネカチーム
アムロ「バレーボールのユニホームもずいぶん変わったなあ」
(さすがにヒモ水着は無理。女子バレー・ギリシア代表チームのユニホームを想像すべし)
ウッソ「録画、録画しなきゃ」
r'⌒⌒^'、
( r'ノ、),),)ソ∩ ジュドー(乳タイプ)
ヾ ・∀・ノ 彡 「おっぱい!おっぱい!」
( ⊂彡
ロラン「スゴイ胸してますねえ」
,,
'⌒⌒ヽ
〈 _l」ハ_l」) ∩ 目つきのおかしいウッソ(巨乳派)
((・)∀(・))彡 「おっぱい!おっぱい!」
( ⊂彡
アムロ「まあ、背もすごいんだがな」
ギンガナム「そんなに乳が好きかァ!兄弟!」
アムロ「カメラはロングサイズでしか写してないが、3番とか7番(背番号)とかのは水袋に見える。
…ダミーだな」
ギンガナム「すごいよ、さすがガンダムのお兄さん!豊胸してるのは全部見抜いているぞ」
.,.,.ヽv,,..
/ ヽ
/W〈 W从i∩ ガロード(貧乳派)
リリ ゚∀゚リ 彡 「ダミーおっぱい!ダミーおっぱい!」
( ⊂彡
(つづき)
試合は優勝候補の一角、シュラクチームが圧倒していた。
パワー・スピード・高さ・コンビネーションの全てでネネカチームを上回っていた。
シーブック「昔、ボールが弾むと胸も弾むわ〜♪って歌があったよな」
キラ「こっちは文字通り弾んでるね」
選手がコートで激しく動くほど、胸につけているものも激しく動く。まるで別のボールのように。
シュラクチームのマヘリアがトスに合わせて高く跳ね上がると、
ボールのような2つの巨乳に気を取られて、どれが本物か迷ったネネカチームの反応が遅れた。
マヘリアはその隙を見逃さずネネカチームのコートにスパイクを打ち込み、勝利を決めた。
アムロ「(まるで一人でジェットストリームアタックをやってるみたいだ)いい試合だったな」
ギンガナム「だがあまりに一方的過ぎて、あくびが出たなあ。小生は!」
カミーユ「ボールが行ったり来たりしている…。大きいなあ。あれはGカップかな。
いや、Gカップならもっとボーン!と飛び出してるもんなあ」
アムロ「カミーユ?」
カミーユ「アヒャヒャ、もっと乳を揺らし続けろ。もっと、もっと、もっと、すり切れてちぎれるほど」
白目をむいたカミーユは、壊れたレコードのように同じことを繰り返しつぶやいていた。
カミーユ「もっと乳を揺らし続けろ。もっと、もっと、もっと、もっとだ」
ジュドー「うわっカミーユ兄ちゃんが壊れた!」
シーブック「水だ、水!」
カミーユは頭からバケツごと水をかぶせられてしまった。
カミーユ「寒いなあ。おーい開けてくださいよ。誰かいませんか?」
メガネを頭に乗せたやすし師匠のようにカミーユはバケツをかぶったまま寝ぼけたことを言い続けている。
アムロ「ダメだこりゃ」
キラ「ふざけてるんじゃないの?放っておいて男子の方も見てみようよ……ギャー!!」
ジュドー「おえぇぇぇ!」
ロラン「気持ち悪い!何ですかこの感覚は!?うっぷ」
アムロ「何でこんな破廉恥なことをする!これでは競技人口が減る!男子バレーの冬が来るぞウボァー」
ようやくバケツをかぶったままなのに気づいたカミーユが周りを見回すと、居間は死屍累々たる有様だった。
女子バレーに対抗してボンテージからはみ出たおいなりさんごと玉を激しく揺らした変態仮面ことクルーゼのチームと、
「こいつをどう思う?」とばかりにツナギの前を全開にして玉も棒も激しく揺らしていたラカンのスペースウルフチームの
ガチンコ勝負があったことなど、バケツをかぶりっ放しだったカミーユにも知る由は無い。
(おしまい)
Good
アルがもう少し子供だったときのころ
アル「ロランにーちゃん、ロランにーちゃん」
「あらら、どうしたんですか、そんなにあわてて」
アル「買い物、一緒にいくーー!」
「ふふふ、ええいいですよ、アルは甘えん坊ですね」
アル「ロランにーちゃん ズボンがやぶれちゃった」
「あらあら、すぐに縫ってあげますから、早く脱いでください」
アル「ロランにーちゃん、大好き」
「ふふふ、僕もあるが大好きですよ」
アル「ロランにーちゃん、お菓子まだぁー」
「はいはい、もうすぐできますから、手を洗ってきてください」
・・・・・・・・
時は流れ、現在
「アルー、今日はクッキーを焼いておきますから早く帰ってくるんですよ」
アル「ごめん、ロラン兄ちゃん、今日は友達と約束があるんだ」
「・・・・・」
「アル、ご飯ですよ、今日はハンバーグですよ」
アル「ごめんロラン兄ちゃん、さっき、クリスのうちでケーキ食べてきたから
まだおなか減ってないんだ」
「アル・・でも、その、あの、おなかがすいたら、ちゃんというんですよ」
アル「うん、ありがと」
「・・・・・・・・」
「アルー、これから買い物に行くんですけど、一緒にいきませんか、お菓子も
一緒に買ってあげますよ」
アル「ロラン兄ちゃん、もう子供じゃぁないんだし、一緒に買い物なんて恥ずかしいよ」
「そ、そんな、アル・・・」
アル「これから、バーニィーと遊んでくるから」
「・・・・・・・・アル・・・・」
「アル、ケーキが焼けましたよ」
アル「はーい」
ピンポーン
「? 誰でしょう?」
クリス「すいません、ちょっと、アップルパイを作ってみたんですけど・・
よろしかったら、おすそ分けでも・・」
「クリスさん、これは、どうも・・・」
アル「クリス!!」
クリス「まぁ、アル、いつも元気ね」
アル「うん!、あ、これもしかしてアップルパイ? 僕に?」
クリス「えぇ、アル、アップルパイが一番好きだって、昨日
遊園地で言っていたでしょ、だから作ってきて持ってきたの」
「・・(遊園地? クリスさんと? アル、この年から女の人と
つきあうなんて・・)・・」 ←激しく勘違い
アル「うん、ありがとう! クリスの作るのは何でもおいしいから
すごくうれしいよ!」 ←別に悪気は全くない
「!?・・・・・」
クリス「それでは、私はこれで、さようならロランさん、アル」
「・・・・・・・」
アル「バイバイ!!」
アル「ねぇねぇ、早くアップルパイ食べようよう!」
「・・・そ、そうですね・・・」
アル「あれ、ロラン兄ちゃん食べないの?」
「え、えぇ、ちょっと、食欲が・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
アル、バーニィーとけんかして帰ってきた
「アル、お帰りなさい!」
アル「ただいま・・」
「? アル、どうしたんですか、元気がないですよ?、もしかして体の具合が
悪いんですか? オロオロ」
アル「なんでもないよ、少しそっとしておいてよ」
「アル・・」
その日の夜電話の前で
アル「バーニィー 今日はごめんなさい」
・・・・・・・・・・
アル「大好きだよ、バーニー」
「アル・・バーニィーってどこのどなたなの・・・」
アムロ「ロラン、どうしたんだ、最近元気ないぞ」
「アムロ兄さん、親の心、子知らずって、よく言ったものですねぇ
はははは・・・」
アムロ「ろ、ロラン・・・・・」
「・・・・・・・・はぁ、昔はよかったなぁ」
アルが自立していくことが少し寂しいロランでした。
おしまい
It is a Good
ロラン…完璧母親だなw
あきまんの描くロランは見た目以外は男らしいな
それは兄弟一家にティファが遊びに来た時の出来事だった。
「・・・!」
「どうしたんだよティファ?」
「・・・あそこに何かがあります・・・」
ティファが指差す先は部屋の梁の辺り。
「別になんにもないぜ?いつもの部屋だ」
「・・・待てガロード。確かに何かが仕掛けられている」
ティファに指摘された辺りにヒイロが何かを見つけたようだ。
「・・・これは・・・!超小型のカメラデバイス!」
「なんだって!」
「一体誰がこんなものを?」
「・・・待ってください・・・他にもあります・・・」
それからティファと家中を歩き回った。
カメラが仕掛けられていたのは居間だけではなかった。
家中いたる所に巧妙に仕掛けられていた。
それはヒイロですら指摘されるまで気付かなかったシロモノであった。
そしてある部屋を調べた時に疑問は確信に変わった。
「こいつはロランの盗撮が目的だ!」
自分や他の兄弟の部屋からは発見されなかったカメラが、ロランの部屋からは大量に発見された。
そういえばその他の場所も、ロランが居そうな所ばかりに仕掛けられていた。
ティファが帰った後、急遽家族会議が開かれた。
「ヒイロが気付かなかった位だ。こいつは余程のプロの仕業だな」
「・・・面目ない」
「依頼人はグエンかシャアか、あるいは両方か」
「でもいつの間に?僕はいつも家に居るのに」
「買い物等で家を留守にしている時に仕掛けたんだろう。お前の生活パターンを読まれたんだ」
「おのれあの変態ども・・・性懲りもなく!」
立ち上がるドモンをシローが制する。
「兄さん、何故止める!?」
「まだ奴らの仕業と決まった訳じゃない。証拠がないんだ」
「シローの言う通りだ。このカメラも奴ら自身で仕掛けた物では無いだろうから、証拠にはなりにくいだろう」
「それじゃあどーすんだよ!?俺たちはやられ損かよ!?」
「くやしいが、現状ではそうならざるを得ない」
「そんな・・・!」
「それよりも今後どうするべきかだ。ロランを昼間一人にしておくのは非常に危険だ。かといって迂闊に家を空ける訳にもいかない。
ドモン、しばらく修行はあきらめてくれ。なるべくロランの傍にいてやるんだ。ロランも外出は控えてくれ。
買い物はお前が指示してくれれば俺たちで済ませる」
「でもいつまでもそんな生活はさせられないぜ?どーすんだよ」
ジュドーの問いにアムロはある決意をするのだった。
(ついにあれを投入する時が来たか・・・!)
そのころ、モニターを前に歯軋りする2人の変態の姿があった。
「ええい!ロランの姿が映らんではないか!」
「どうやらローラの兄弟に勘付かれてしまったようだ」
「完璧な作戦にならんとは・・・!」
乙です。
そういえば、ここのシャアはアムロたんハァハァじゃないんだね。よかったよかった
それでも充分ヘンタイだけど
数日が過ぎた。
シローが小型カメラを鑑識にまわしたが、出所を特定できるまでには至っていない。
毎朝ギンガナムが朝食をたかりに来るが、それ以上の事はしない。
食卓以外の場所には行かないし、行った事もない。
用が済んだらとっとと帰ってしまうので、犯人ではなさそうだ。
ロランは外出できずに退屈な日々を過ごしていた。
庭先では外に出られないロランの代わりにドモンが熟れない手つきで洗濯物を干している。
こちらも自分の腕が鈍っていきそうでイライラしている。
洗濯物がいまにも破れそうだ。
悪ガキ(ガロード・ジュドー・ウッソ)共はぼんやりとこれまでの事を思い出していた。
確かにロランを盗撮して写真をネットに流したり、売りさばいたりしていた事もある。
他人に同じ事をされてしまった。
気分が悪い。
バチが当たったのだろうか?それならどうして被害を被るのがロランなのだろう?
その日の晩
「ただいま」
「おかえり兄さん・・・ってそれは!?」
「新しい家族を連れてきた」
「あ、新しい家族って・・・」
アムロの連れてきたそれは背丈は人間程度、等身は低くてボディーは金属製のようだ。
それは各社で規格を定め、共同で開発している次世代のロボット。ハロに続く新商品。
そのラーカイラム社製の試作機だった。
「紹介しよう。俺達の新しい家族、キャプテンガンダムだ!」
「よろしく」
「安心しろロラン、今日からこいつがお前を守ってくれる」
「あ、あの・・・はじめましてキャプテン」
「はじめましてロラン」
「おいおい・・・マジかよ?」
「すっげー!」
「キャプテンは俺が開発している『モビルシチズン』だ。テストという名目で連れてきた」
「兄さんには悪いが・・・こんなロボット風情にロランが守れるとは思えん」
ドモンが疑問を口にする。
ドモン以外にも疑問を感じる者がいるようだ。
「大丈夫だドモン。私には見えている」
「見えているって・・・何が?・・・うわっ!」
唐突にキャプテンがバルカンを撃った。すると庭先の何も無い空間が爆ぜた。
「ギャッ!」
「なんとー!」
「何だあいつは!」
その男は庭先に唐突に姿を現した。どうやらミラージュコロイドを応用した光学迷彩服を着込んでいたらしい。
「あいつは・・・赤鼻じゃないか!」
シローが叫ぶ。
赤鼻はプロの工作員として知られる男だ。MSを盗もうとしてコーディー用の機体を選ぶというミスを犯して逮捕された筈だが、いつの間に出所したのだろうか?
兎に角、犯人はこいつだったに違いない。
「逃がすなキャプテン!」
「了解だ」
たちまち赤鼻がミンチに変わる。
「たかがロボット風情と馬鹿にしていたが・・・見直したぞ!」
「当たり前だ。俺が造ったんだからな・・・ボクガイチバンウマクガンダムヲアツカエルンダ・・・フフフ・・・」
「に、兄さん?」
「でもいきなりミンチにしちゃうなんてひどいよ!」
アルが非難の声を上げる。
「そうだぞキャプテン。うちは家計が苦しいんだ。弾丸は節約するんだ」
「了解だ」
「って、突っ込むのはそこかよ!」
赤鼻は監獄に逆戻りしたが、依頼人の事に関しては決して口を割らなかった。流石はプロの工作員というべきか。
その頃カメラを仕掛けさせた依頼人はニュースを観て歯軋りしていた。
「ええい、なんたる事だ!赤鼻がしくじるとはな・・・!」
「私はあきらめないよ、ローラ」
さらに数日が過ぎた。
やっぱりロランは退屈な日々を送っていた。
キャプテンが家事を覚えてしまって、する事がなくなってしまったのだ。
ロボットには味覚が無いので料理だけはロランが作る事になるのだが、それ以外の事はすべてキャプテンがやってくれる。
だがそれこそがアムロの狙いであった。ロランをいつまでも家庭に縛り付けておくべきではないのだ。
「ロラン、学校に通うんだ」
「えっ?でもうちは家計が苦しいですし・・・」
「お前の学費は小生が出してやろうではないかぁ!」
「そ、そんな悪いですよギンガナムさん」
「なぁに、ロランには毎朝うまい食事を作ってもらっているからなぁ!武士として恩を返さぬ訳にはいくまい!」
「ギンガナム氏も乗り気のようだし、ロラン、学校へ通うんだ。これは家長の命令だぞ」
ロランとて学校に通うのが嫌だった訳ではない。結局OKを出した。
「ギンガナムに悪いと思うのなら、勉強に励んで良い成績を修めろ。成績優秀な者だけに与えられる『赤服』を目指せ。
そうすれば学費は免除される。できるさ、お前になら。」
ロランは通信教育のカリキュラムを真面目にこなしていたらしく、学歴テストでかなり良い結果を出した。編入には何の問題も無い。
さらには有力者であるギンガナムの推薦もある。
将来有望な生徒が入る為、アズラエル理事長もご機嫌だ。
こうしてロランも学校に通う事になった。
「一人にしておくよりも、大勢の中に溶け込んだ方がいいに決まっている」
しかし、この事はすでに変態二人に察知されていた。
突然家に押しかけてくる変態s。ギンガナムに先を越されたとあっては彼らも必死だ。
「ローラ、私が君の足長おじさんになってあげよう」
「私が君の単位を買ってあげよう。そして我等の元に来るのだロランくぁwせdrftgyふじこ」
キャプテンガンダムが彼らをミンチにした。
「君達は招かれざる客としてインプットされている」
「単位をお金で買おうなんて考えそのものが間違っているんですよ・・・」
キャプテンガンダムは近所でも評判だ。
子供達にも大人気。
最初はロボットなんて・・・と思っていたドモンも今では彼がお気に入りのようだ。
なにせガンダムファイターである彼のスパーリング相手が務まるのだ。
ネオジャパンのトレーニング施設にもロボットのスパーリング装置が設置されていたが、所詮は機械に過ぎなかった。
だが、キャプテンを相手にしていると、まるで人間のファイターを相手にしているような感覚なのだ。
「俺の開発した『ソウルドライブ』の成せる技さ・・・ボクガイチバンウマクガンダムヲアツカエルンダ!」
「兄さん・・・?」
そして今日も兄弟一家を守るためにキャプテンガンダムは奮闘する。
「ガンダムだぁー!!・・・ひでぶっ」
「カミーユ、貴様は俺の・・・ぶべらっ」
「キラタン・・・ハァハァ・・・ウボァー」
「キィィンケドゥ!駄ァァ目じゃないかァァァァァァァァア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!」
「じゃあなアル。元気で暮らせよ!クリスによろしくな!」
たちまち築かれるミンチの山。
「MS持ち出す前にケリがつくんだ。ありがたいね」
「・・・それにしても、うちって結構敵多くない?」
「なんか違うスレの奴が混じってなかったか?」
「キンケドゥって誰の事だ?人違いだろ」
「そ、そうだな・・・(汗)」
「最後のは敵じゃないような・・・」
しかし、キャプテンにも守れないものがある。
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ
どうして僕の朝食は守ってくれないんだあ゛ぁあぁ゛ああぁぁ」
「ギンガナム氏は客人としてインプットされている。客人は丁寧にもてなすものだ」
「すまないキラ・・・ギンガナムの朝食代は我が家にとって重要な収入源なんだ・・・」
そして悪ガキ共には評判が悪い。
ガロード・ジュドー・ウッソの3人が久しぶりに画像サイトを立ち上げる。
「あんな事があってから、最近は更新してなかったけど・・・」
「仕掛けた犯人も捕まったしな、とっておきのコラを・・・」
「・・・って、サイトが消去されている!?」
「手持ちのデータも消されている!キラに組んでもらったんだ、セキュリティは完璧なハズなのに!」
「な、なんだこりゃ・・・キャプテン!?」
突然モニター上にキャプテンの顔が現れた。
『未成年者がこのようなサイトを運用するのは関心しない。消去した』
どうやらバチが当たったようだ。
そのころ茶の間でつぶやくアムロ。
「これが俺の開発したキャプテンシステムだ・・・ボクガイチバンウマクガンダムヲアツカエルンダ・・・アヒャ」
「・・・兄さん、誰に話しているんです?」
懲りずにキラにキャプテンの介入を止めさせようとする3人だが・・・
「こんなOSを書き換えるなんて無茶だ!」
アムロの執念か、キャプテンのセキュリティはスーパーコーディネーターの彼でも破れそうになかった。
再び茶の間でつぶやくアムロ
「・・・ボクガイチバンウマクガンダムヲアツカエルンダ・・・アーッヒャヒャヒャ」
「兄さん、開発者の顔になってる・・・」
「等身大のガンダムになら勝てると思ったんだけどなー」
「力が欲しいか?ならばくれてやる!」
「本当ですか!?」
「このハガキのアンケートに答えたまえ」
「これは・・・アクシズ社の新製品モニター募集?あなたは一体・・・」
「私の名はクワトロ・バジーナ、それ以上でも以下でもない」
つ、続きが気になる! かっこいいなぁキャプテン・・・
ロランにキャプテンって声優ネタか(藁
新しい家族と言えば、キャプテンは(一応)ガンダム映像化作品の主役だな。
しかしアムロ兄は何処へ逝く・・・
赤い人が持ってくるのは池田声の赤ザコか、それともコマンダー様か。
面白いなぁこれ!
>>234の続き
暴れまくるシャッフル同盟+Gガンの人達
アムロ「シーブックさっきの叫び声は…うわっ!家がぁー」
シロー「ただいまー…って!またドモンか?」
アムロ「シロー…まただよ…」
シーブック「ああ…また…だ」
シロー「あれ?カミーユとアルは?」
シーブック「アルはクリスの家!カミーユはナンパ!(デートかな?)」
そのころ…
アルゴ「炸裂!ガイアクラッシャー!!!」
ドガッ
ウッソ「うわあああぁぁぁぁぁぁ…」
ガイアクラッシャーの直撃を受けるウッソ!その勢いでジョルジュの方へ!シェバリエサーベルで切り払うジョルジュ!
今度はサイ・サイシーに激突!つぶれるサイ・サイシー!怒るサイ・サイシー!
逃げるウッソ!勢い余ってアレンビーとレインの胸を!キレるレイン!バーサーカーモードに突入するアレンビー!
レイン「必殺必中っ!!ライジング・アローッ!!!」
アレンビー「さぁ…ファイトしようよ…!」
吹っ飛ぶウッソ!勢い余って壁を突き破り外へ!
ばこーーーーーーん
ジン(通行人・ドラグナーより特別出演)「ひでぇ…これはねぇぜ…」
ロラン「よっこいしょっと(スーパーの袋を持ち帰宅)…わーまた家がぁー!」
アムロ「どうにかしないと!」
シーブック「こないだみたいにヒイロの爆弾(信号弾?)で…」
コウ(そーっと慎重に…)「持ってきましたよ」
アムロ「よし!付けろ!」
ヒイロ「騒がしいな…!?」
アムロ「ヒイロ、爆弾借りたぞ」
ヒイロ「…」
アムロ「ヒイロ?」
ヒイロ「よせ…やめ…ろ…」
シロー「なんでまた?」
ヒイロ「…あの爆弾は…ニトロが大量に入っている…ある奴に頼まれ特別に作ったものだ…」
アムロ・ロラン・シロー・コウ「ゲ!」
コトン…
コウ「あ…落としちゃった…」
この後どうなったかはいうでもない…
やっべ、キャプテンガンダム最高!
それにアムロも流石テムの息子だな、開発者の顔がこれ以上あうやつもいないなw
キャ…キャプテンいい!
フッチボー狂想曲に出て来て欲しいくらいだ!
バーニィの所に来るのはザッパーザクのつもり。
それを見て、うらやましがるアル。
実はSDGFを殆ど観た事ないのでこれ以上書けないのだ。スマソ。
シュウトやシンがいつ入ってきてもいいように種を蒔いたつもりだが・・・
ガンイーグルやガンダイバーもアムロが開発するんだろうなぁ。
他の連中に関しては分からないが・・・別に工業製品でいいだろ?
ナイト系・・・OZ製
武者系・・・モルゲンレーテ社製
ゼロはお姫様の類の所に行くとして、爆熱丸はギンガナムの所にでも行くのだろうか?
ガンダイバーが行きそうな所は、未だ兄弟に加えてもらえないあの人のいる海底プラント位だが・・・
>ゼロはお姫様の類の所に行くとして
つぎはヒイロ対ゼロの専属ボディーガードの座を懸けた対決か?
ロランお母さんネタとキャプテンネタグッジョブ。
やっぱゼロの基本的な行動ってエレガントに、ですか?
爆裂丸はGガンぽいなぁ。天驚剣使うし。
>>367 「キラタン・・・ハァハァ・・・ウボァー」
(゜д゜;)大佐?!
ローカルルールも更新されたし
もうすぐ運命も始まる
兄弟のガイドライン、どうするよ?
シンアスカが新しく家族加わるのでいいんだよね?
とりあえず設定はいつも通り親戚に預けられてたってことでいいよな?
元から居たという新設定で次スレにて追加
議論スレではそうなった
あとシュウトも追加してやってくれ
>>371の続き
カミーユ「さっき家の方からすごい音と光があったけどなにかあったのかな?…うわー!」
慌ててガレキの山に駆け寄るカミーユ
一つ一つガレキをどかすカミーユ
ガコッ…
シーブック「プハー…よいしょっと…」
カミーユ「シーブックさん大丈夫ですか?何があったんです?」
シーブック「イタタタタ…?カミーユ…おかえり…」
カミーユ「おかえり…じゃないよ!何があったんです?」
事情を説明するシーブック…
カミーユ「早く助け出さなきゃ」
シーブック「ゲホ…!そうだ、救急車を呼ばないと!」
コウがニトロたっぷり爆弾(勝手に命名?)を落としたため全員病院行きとなった、
アムロ・シローは火傷と複雑骨折
ロランは左腕骨折
ジュドー・ガロードは全身骨折
コウは全身火傷、両腕複雑骨折、左足ねんざ、右足打撲
シーブックは何故かかすり傷
Gガンの人達は全治一週間程度の傷多数
ウッソは切り傷とかすり傷と擦り傷
キラは3階にいたがまきぞいをくらい骨折
ヒイロは服が焦げただけ
病院にて
マサキ「ひどいね…」
サンマロ「これは一体…」テクス「私の出番のようだな…」
マサキ「テクスさん…」
カミーユ「大丈夫なんですか?」
テクス「安心せい、今回は作品を超えて呼んできた超強力な助っ人もいる」
カミーユ「ではお願いします…」
シーブック「僕からもお願いします…」
ヒイロ「久々にものを頼む…俺の兄弟達を…治療してやってくれ…頼む…」
テクス「それじゃあな、なーにガロードの兄弟達だ、タダで治してあげるから…」
こうして何人もの患者を手術室・治療室へと運んだ
>>382 そうだったけ?と思ってアクシズのログを読んでみたら
議論は次回に持ち越し。という風になっていような終わり方だったけど?
ログを読む限りでは結論出てないと思うよ。
>パート12に移るころまでに新案をここに挙げていくというのはどうか?
でしょ。で、現状はスレの途中で新種が放送されるのをどうする?という事なんだけど。
正直、種なんざイラネ
種云々の議論はアクシズでやってくれ。
>>303の続き
手術室のランプが付く
テクス「さて…まずはコウからだな」
マサキ「全身火傷、両腕複雑骨折、左足ねんざ、右足打撲とあります、火傷の状態がヒドイです」
超強力な助っ人「それにしてもなんという状態だ!一体何をやったんだ?」
サンマロ「ニトロ爆弾の誤爆のようです、持っていたのがこのコウさんですので…」
セイラ「心電図以上なしです」
超強力な助っ人2「ろにかくろうにかしないといけましぇん」
超強力な助っ人「(超強力な助っ人2)静かにしろ!そして発声練習もしろもう18歳なんだろ!…さて…」
テクス「さて…ウッソだが…」
超強力な助っ人「切り傷・かすり傷・擦り傷とあるがどう考えてもひどすぎだ!」
テクス「事実上切り傷・かすり傷・擦り傷だが傷口の数がハンパじゃない!200箇所以上はあるんだぞ!頭からもな!」
超強力な助っ人「うぬ…体中が真っ赤だ、最初は何かわからなかったがな…」
マサキ「出血多量です」
超強力な助っ人2「ゆけちゅそうちいれまちた」
超強力な助っ人「よし!後は縫合を繰り返すまで…」
十数時間後…
コウ・ウッソの治療終了
続く…
かなり長い間中断してしまいましたが、完結させるため、再開したいと思います。
前回は
>>129でした。
待っていてくれた方、もう投げ出したと思われた方、ともに申し訳ありません。
きっちりと最後までやろうと考えています。完結まで、そう長くはかからないです。
ウッソのシュートが外れたのを見て、テクニカルエリアギリギリまで身を乗り出していた
<FCギム・ギンガナム>のベンチメンバーは、一様に大きな溜め息を吐き、顔を地面や
上空にそむけたり、頭を抱えたりして、チャンスをものにできなかったことを嘆いた。
キラ「決められるときに決めておかないと……」
呻くように発せられたキラの呟きを継ぐものはいない。その先は、言葉にすることさえも
怖かった。キラ自身もそのまま黙り込んだ。心臓の鼓動が全身に響き、半開きの口がからから
に渇いている。口を閉じると、身体の中で圧力が高まって、蒸気を溜め込みすぎたボイラーの
ように爆発してしまう気がする。キラは心臓を悪くするサッカーの監督が多いのがわかる気がした。
規模の大きさは全く違えど、自分に大きく関わる試合を見ているだけという立場は、ピッチの中で
走り回るよりはるかに身体に悪そうだった。
ガロード「ウッソ! それでいいんだ、それで!」
隣でガロードが叫ぶ。活を入れるようにキラの背中を叩く。
ガロード「黙っててもしょうがないでしょうがキラ兄! ほら声出して!」
キラ「ああ、そうだね」
せめて声援を送ることで、己の中の熱い蒸気を噴出してしまおう。それすらしないのは、
身体に悪すぎる。
敵陣深くでのセットプレイはいつだって得点チャンスである。疲れ果て、流れの中で後ろ
からのフォローを期待できなくなってくる延長戦ともなれば、その価値はさらに大きい。
延長前半6分、<ラインフォード・ユナイテッド>は右サイドからMFジェリドがドリブル
で持ち上がって、カミーユからファウルをもらい、フリーキックを得た。角度的に直接狙うのは
難しいが、クロスを入れるには絶好の位置である。ここぞとばかりにCBの片割れ、シロッコ
も上がってくる。マークするのは渋々下がってきたギンガナムだ。
フィールドプレイヤーを叱咤しようとドモンの怒声が飛ぶ。グローブを打ち合わせる音が響く。
ドモン「マーク外すなよ! 集中だそ集中! 集中しろ!!」
キッカーはシャアだ。右足のキックはゴールのファーサイドを狙った弧を描く。シロッコが
ファーに流れて折り返そうとする。マークが外れてフリーになっている。
シロッコはゴールラインギリギリから、ヘディングでマイナスの高いパスを折り返す。中央
にゼクス、ガトー、シャアが決勝点を挙げんと突っ込んでくる。各々にマークについている
兄弟たちは、折り返しに揺さぶられややマークが甘い。決着かというその瞬間、ギンガナムが
跳躍し、頭でクリアした。シロッコに引き離されたあと、なぜか中央へのパスがカットできる
位置に移っていたのだ。
クリアボールは大きく上空へとうちあがった。ドモンが敵味方と身体を押しあいへしあい
しながら、手が使える利点をきっちり生かしてボールをキャッチし、抱え込む。ふっ、と鋭く
安堵の息を吐き出す。ドモンも折り返しに対応できていなかった。あれが中央の敵選手へと
通っていたら、やられていただろう。
ドモン「助かったぜ。ギム」
ギム「ふっ、なあに、礼には及ばんよお」
ドモン「ああ、お前がシロッコのマークを外してなかったら、あそこまでいいボールは折り返され
なかっただろうしな」
早く上がれとギンガナムに手で示して、ドモンは右サイドバックのシーブックへとボール
をスローイングした。
しばらくバックラインでパスを回して、ギンガナムが前線に上がる時間を稼ぎ、シーブック
が右サイドからロングフィードを出した。このボールはシロッコが頭で弾き返す。こぼれ球を
クロノクルが拾って前線へつなげようとするが、精度を欠きラインを割った。
ここから数分はお互いに疲弊した体力のせいもあって、効果的な攻撃をすることが出来
なかった。延長前半10分を過ぎたところで、アムロは、<FCギム・ギンガナム>は動いた。
アムロ「シロー! 上がれ! ここでケリをつけるぞ!」
CBのシローをオーバーラップさせ、前線の駒をひとつ増やす。もはやパワープレイしか
戦術を持たない以上、敵のディフェンダーと身体をぶつけ合うプレイヤーを増やすことに
よって、決勝点の奪取を狙ったのだ。
同時に、両サイドバックのカミーユとシーブックも最後の力を振り絞って、この延長戦
唯一のオーバーラップを両サイドからかける。<FCギム・ギンガナム>は、もはや後半は
ないものとして、勝負を決めにいった。
ロランがセンターサークルの少し手前から、シーブックめがけてロングボールを入れる。
フリーでボールを受け、右サイドからシーブックがクロスを入れる。ギンガナムとラカンの
競り合いの結果、アムロの足元にこぼれた。
アムロはボールをトラップし、渾身の力を込めて右足でシュートを撃った。その瞬間、ぐっと
横から伸びてきたカクリコンの足がシュートを防ぎ、ボールは再度アムロの足に当たって
不規則なバウンドで右に流れていく。ウッソがいち早く拾い、パスかシュートを考えるも、
クロノクルがディフェンスに入り、またもボールがこぼれた。
次にセカンドボールを拾ったのはシロッコだった。すぐさま自陣の危険地帯からボールを
遠ざけようと、前方へ思いっきりクリアする。
シロッコのクリアを、センターサークルやや右前にいたシャアがフリーで受け、反転して
前を向いた。ワンテンポ遅れてチェックにきたヒイロを、後ろから駆け上がってきたゼクス
とのワンツーでかわし、そのままドリブルでゴールに突き進む。
ロランがなんとか追いすがろうとするが、シャアはなんなく引き離していく。シローは
オーバーラップしている。GK以外で残っているのはコウだけだ。一対一、いや、二対一だ。
ラインフォードもうひとりのFWガトーも、シャアのパスからシュートを放たんと狙っている。
――やってみるさ!
シャアはパスではなく自ら試合を決めることを選択した。ペナルティエリア手前向かって
右で、スピードを落とさぬままコウにフェイントをかける。コウの体重が右足にかかるよう
誘導し、逆の左側に切り込む。体重を左足に移すその一瞬には、どうしても左側には動け
ない。シャアがコウを抜き去るには、その一瞬で十分だった。
コウを抜き、シャアはペナルティエリアに侵入した。ドモンが飛び出さんとするも、シャア
とは離れすぎている。スタジアムの人間のほとんどが息を呑んで見つめながら、<ライン
フォード・ユナイテッド>の勝利を確信した。
シャアは素早くシュートモーションに入り、右足を思い切り振りぬいた。
鋭い強烈な一撃は、クロスバーにあたって、真下に跳ね返った。ゴールライン付近で弾み、
ゴールマウスの外に飛び出す。シャアのシュートは外れた。ドモンが身体を反転し、なんとか
ボールを自らの手におさめようと飛びつく。
その眼前、赤いユニフォームの巨体が、ガトーがヘディングでボールをゴールに押し込んだ。
ホイッスルが鳴る。ゴールデンゴール。試合終了。3−2、勝者<ラインフォード・ユナイテッド>。
ドモンの頭を、絶望的な状況認識が駆け抜けた。
続く 続きは、明日張らせていただこうと予定しています。
久々にサッカーキター!!
楽しみにしてます。
そのうち追加するであろうシンのプロフィールを考えてみる
九男シン・アスカ(16)
学業優秀な者のみに与えられる赤服を着た優等生。
だがそれは本人の努力の賜物。
キラ「ちょっと待ってよ。学業優秀そうなアスランやニコルが赤服なら納得できるけど・・・」
カミーユ「イザークやディアッカが優等生なんて有り得ない!」
ジュドー「親の七光りってやつじゃないの〜?」
ヒイロ「・・・実は俺も赤服を持っている」
一同「なんだってー(AA略」
ヒイロ「・・・学校のデータベースに潜入してデータを書き換えればたやすい事だ」
ガロード「そうか、その手があったか!では早速・・・!?またキャプテンシステムがー!!」
キャプテン『成績は自分で日頃の学習によって上げるものだ』
アムロ「ボクガイチバンウマクガンダムヲツカエルンダ!アーッヒャヒャヒャ」
ロラン「ああっ!アムロ兄さんがまた開発者の顔に!」
アルはアルバムを見ていた。
アル「ええと、こいつ誰?ロラン兄ちゃん」
ロラン「実のお兄さんに向かって『こいつ』呼ばわりは駄目でしょ」
アル「え!?こんな兄弟いたかなあ・・・」
ロラン「ほら、名前はシ、シ、シーブックじゃなかった、ええと、シンだ」
アル「シン兄ちゃんじゃないよ。こっちにいるじゃん」
ロラン「あれ、最近物忘れがひどくなったのかな。し、し、歯槽膿漏(しそうのうろう)・・・ちがうな」
アル「あ、ちょっと近いかも」
ロラン「シンタローだ!!」
シロー「最初と最後の文字しか合ってないぞ・・・」
ロラン「あ、ごめん・・・シロー?兄さん」
アル「そこにいたんだ。シロー?兄ちゃん」
シロー「疑問形になってるーー!!どうせ、俺なんて・・・畜生!!見てろ・・・俺はアイナと添い遂げてやるー!!」(青春ダッシュ)
アル「添い遂げるって、どういう意味?ロランお兄ちゃん」
ロラン「燃えるハートでクールにせっく・・・ごほ、ごほん!クールに戦うという意味。とにかく、あんな大人になっちゃ駄目だよ。アル」
アル「うん、分かった」
(終わり)
コツッ コツッ コツッ
4人組が歩いている
ゼクス「リリーナだな、かわいさが一番だ」
ゼクスがある話で語り始める
クルーゼ「ふざけてもらっては困る。自己主張ばかりの小娘のどこが萌えるというのだ」
ゼクス「リリーナをただの小娘だと思っているのか?妹キャラなんだぞ」
クルーゼ「淫乱の少女フレイだ。奴には誰も勝つことはできん」
ゼクス「性格もだぞ。男を満足させることしかできない奴など論外だ」
クルーゼ「バカが。私は色んな女を見てきて、答えをだしている。わかってもらおうか」
ゼクス「リリーナより萌える奴はいないっ」
かなりの大声で叫びだした
クルーゼ「いや、淫乱のフレイである」
こちらはいらいらしながら答える
二人の間に沈黙が流れる、一触即発の雰囲気
シャア「プル、プル2は・・・」
ゼクス&クルーゼ「?」
シャア「双子だろ」
ガトー「・・・」
クルーゼ「!?」
ゼクス「!?・・・まぁ、たしかにプル姉妹は萌える」
またもや沈黙が流れる
クルーゼ「すまなかった、私は冷静でいなかったらしい」
クルーゼ、ゼクスに向かって語る
ゼクス「いや、こちらこそ物事全体が見えていなかった、すまない」
どうやら和解したようだ
ガトー「・・・さすがジオンの忘れ形見、すばらしい」
感動しているようだ
その後 豪邸にたどりつく
シャア「ついたようだな。ここにグエン卿が集めた最強のメンバーがそろっている」
「ゼクス、クルーゼさきほどのような低俗な話はやめてもらう、いいな」
彼らに勝るとも劣らない、最高のメンバー達がいるこの豪邸
ここからシャアの仲間達が誕生する
<FCギム・ギンガナム>ベンチも全員が、ボールがネットを揺らした瞬間に固まって
しまった。誰も一言も無い。ガロードは頭を抱えてうずくまった。キラはまだ揺れるネットを
ぼんやりと見つめていた。アルは瞳を見開き、そのぽかんと開いた口から言葉が漏れた。
アル「もう……戦わなくていいん……だ?」
負けたのか。ソシエも両手で鼻と口を包んでいた。まだゴールネットが揺れて何秒もたって
いない。リリーナが指をすっと伸ばして、
リリーナ「皆さん……落ち着いてあれを……」
とライン際の副審を指し示した。
フラッグが上がっている。ゴールはオフサイドで無効か。いや、主審がオフサイドと認めて
くれねば意味が無い。ピッチの中では主審が試合の再開を指示していた。まだだ。まだゲーム
は終っていない。
どっと安著の波が<FCギム・ギンガナム>のベンチに押し寄せた。全員がそろって大きな
溜め息をつく。スタンドはゴールの無効に賛成か反対か、ともかくもざわついていた。
キラ「僕らのベンチからは反対側で、離れていたからわからなかったけど、どうもガトーは
シャアがシュートを撃ったときに、オフサイドポジションにいたみたいだね」
ガロード「終ったと思ったぜ。ハラハラさせちゃってさぁ」
ゲームが終ったのでは、という思いは、ピッチにいる選手たちの間でも強かった。特に決勝点
を決めたはずのガトーは、顔中を判定への疑いで染めていた。彼だけでなく両チームの選手の
多くが、いまだ決着していないこの試合の中、精神的なエアポケットにすっぽりとはまって
しまっていた。
<FCギム・ギンガナム>のコウとシーブックは、この隙を見逃さなかった。コウが素早く
リスタートのパスを下がってきたシーブックへ出した。この動きで、両チームの選手たちが
はっと我に帰る。<FCギム・ギンガナム>の選手は、先ほどの攻撃の際に多くの選手が
<ラインフォード・ユナイテッド>陣内に残っていた。シーブックからカミーユにサイドチェンジ
のロングパスが渡る。ここでようやく、<ラインフォード・ユナイテッド>も守備を整え始め、
<FCギム・ギンガナム>もゴールを狙うために前線での動きを開始した。
左サイドから仕掛けていくカミーユは、残された力の最後の一滴を振り絞っていた。マーカー
のジェリドは一歩出遅れている。そのまま左サイドをドリブルで上がる。敵右サイドバックの
カクリコンを中に絞らせず、中央へのパスを狙う。サイドを駆け上がるスピードは、試合開始
時と比べて遜色が無いほどだ。
カミーユだけではなくチーム全体に、これが最後の攻撃だという共通の決意があった。先ほど
の仕掛けを、シャアを中心としたカウンターで返され、ゴールを決められていてもおかしく
なかった。それがクロスバーとオフサイドの判定に助けられ、こちらに攻撃の機会が回って
きた。これが最後のチャンスだ。ここで決めねばならない。
カミーユから、ペナルティエリア左手前のウッソへとショートパスが通る。チェックに来た
グエンをシュートフェイントを入れて横にかわし、ウッソはもう一度シュートモーションに
入った。シロッコがマーカーを捨ててチェックに来るかという一瞬、ウッソはフリーになった
シローへのパスに切り替えた。今度もフェイントということだ。
しかしシロッコは、半ばフェイントに引っかかり連れ出されながら、半ばパスを疑っても
いた。体勢を保ちつつ長い足をいっぱいに伸ばし、カットできずともコースを変える。シロー
が少し戻ってボールをフォローしたが、急いで奪いに来たクロノクルとシロッコに追われ、
前を向けずにバックパスを出す。
このボールは大きくセンターサークル前のロランへと繋げたいパスだったが、狙われて
いた。ゼクスがボールをカットし、カウンターのチャンスを得る。しかしゼクスが前を向こう
とした瞬間、こちらも抜け目無く動きをチェックしていたヒイロの鋭いタックルが決まる。ボール
がこぼれる。ロランがフォローし、前でフリーのジュドーへとパスを出す。
<ラインフォード・ユナイテッド>の守備陣に、一瞬の疑惑が走る。奴はばてきっている
はずだ。事実、ジュドーは延長戦中ずっとボールに触れてもいなければ、まともに動けたこと
もない。ただうろうろしていただけだ。ジュドーにチェックにいく選手はいない。最前線の
ギンガナムは動いた。パスが来ると信じた。
ジュドーはロランからのパスを受けると、素早く反転し、ゴール前へとふわりとしたロブの
パスを出した。曲線の軌道は、ペナルティエリアやや左に走りこむギンガナムの胸へ、ぴたり
とあっている。一瞬早く動いたギンガナムは、マーカーのラカンの中をとった。胸でトラップ
しつつ、背中でラカンを押さえ込む。一連のプレイにスタンドがどよめく。
ギンガナムは右足でシュートを狙うが、シロッコが本来のマークを捨て、右から激しいチェック
に来た。とっさに左足に持ち替える。ゴールは至近距離だ。コースはシロッコが限定し、GKの
チボデーが立ちはだかるが、関係ない。自分には技巧は無い。狭いコースから、強烈なやつを
叩き込むのみだ。ギンガナムは左足を思い切り振りぬき、体重を十分乗せたロケットのような
シュートをゴールに撃ち出す。
チボデーの左腕は負けなかった。至近距離から凄まじい球威のシュートを上腕に受けよう
とも、シュートがゴールに突きささることは許さなかった。ボールをコントロールして弾く
ことはできず、ボールはゴールの左、攻撃側から見て右へと飛んでいく。ゴールに入るコース
では無い、とボールの行方を追ったチボデーの目に、こぼれ球を狙って競り合いながら突進
する、シャアとアムロの姿が飛び込んできた。
シャアは、オフサイドの判定が下されてすぐディフェンスのために自陣に戻っており、
ギンガナムが動き出したとき、同時にペナルティ右へ流れたアムロをマークしていた。
シャアはアムロの内側をとっている。このままボールとアムロの間に割り込み続け、自分
もアムロもボールに触らず、この速いボールがそのままゴールラインを割るようにしたほうが
いい。コーナーキックになるが、無理にクリアしようとすればオウンゴールをやるはめになる
状況だ。シャアは、走りこんでシュートを狙うアムロを押さえ込もうとした。
シャアの計算は狂った。ボールがシャアとアムロの左前で一度バウンドすると、急に勢いを
失った。チボデーの左腕に当たった際、特別な回転がかかっていたのだ。瞬間、シャアは自分
を押しやろうとする圧倒的な力を、身体の右側に感じた。今までのアムロ一人の圧力ではない。
まるで何人もの選手がぶつかってくるようだ。
――冗談では、ない……!
押しやられる。抑えきれない。
諦めてたまるか。そのアムロの意志が通じたのか、ボールは勢いを失った。届く。少しコース
を変えてやればゴールに入る。シャアのプレッシャーを跳ね飛ばし、アムロは身体を投げ出して
右足のスライディングシュートにいく。
――届けぇええええ!
つま先まで一直線にピンと伸びたアムロの右足は、その本当に先の先の部分でボールを
捉えた。ボールはコースを変え、ゴールの中へ飛び込んでいった。決まった。選手も観客も、
スタジアムの全員がゴールネットに転がりこんだボールを見つめていた。主審の笛が4回
鳴り響く。ゴールを認める笛が1回、ゴールデンゴールによる試合終了の笛が3回だ。
<FCギム・ギンガナム>は、勝った。
次回、試合終了後とちょっとした後日談でこのネタは終ります。
>>395、
>>396 貼っていくらもたっていないのに、後ろにネタを出してしまって申し訳ないです。
今日中に続きを貼ると約束してしまったもので。
>>395 新入りになりそうな彼かと思いきや……まあ、自分も正直シローの扱いには困……ごほ、ごほん!
>>396 萌えか。属性話はともかく、萌えという感情など知らないつもりだったのに、トミーノが∀なんか出すから……。
フットボール狂騒曲>試合終了乙カレ様です!ヽ( ´∀`)ノ
特に「ラストチャンス」は見入ってしまいました。最後にアムロとシャアを持ってくるあたり、流石ですね。
なんでバルデラマとフリットなんだよw
また自分の朽ちでオナる香具師が湧いて来たか・・・
あーっとここで>404をスルー!
_
r'::::::::i
トーf/__
/ イ| 、ヽ
//_〉 l_l i_ノ、
\\ (_ニノ 〉____〉〉 〉
/ } / ,_-‐、
/\/,ー 'ヾ i"_Y 〈i >404(not found)
〈 < / ゝ^-'"
\i"ヽ、 \\ //
├ i\i カ ,、
|_,,i ノ_ソ ) ゝ
ノ_/〉
久しぶりにみましたが、スレの伸びかなり落ちてますね。
元々こんなもんでしょうか?
うん。まぁマターリ待ちましょうや。
408 :
通常の名無しさんの3倍:04/09/21 20:03:17 ID:/o0t5Fwc
>>388の続き
全員の手術が終わり、全員病室に移動、見舞いに来る人達…
コウ「モガモガモガ…」
アムロ「コウ、無理に喋るな」
ウッソ「ムグムグムグ…」
コウとウッソは完全に体中に包帯を巻かれミイラのようである
シーブック「しかし…これでは退院に何日かかることやら…」
シロー「しかしヒイロ、あの爆弾は一体何のために…」
ヒイロ「特注と言ったはずだ…」
コウ「モガモガモカ!モガモガモカ!ンンモ!」
アムロ「コウ!何を言っても聞こえないぞ!」
ティファ「それ以前に何故そんなものがあったか…、と言っています…」
ガロード「ティファ?!何でこんな所に?」
ティファ「ガロードが大怪我したっていうから…シーブックさんに連れてきてもらって…」
(ガロードとティファの会話が数十分続く為、中略)
一方、隣の病室では…
キラ「やれやれ…僕まで巻き添えなんて…」
ドドドドドドドドッ…
キラ「ん?何だ…嫌な予感が…」
キラを取り巻くSEED関連の人達「ここかぁ?キラはぁ?」
キラ「う、うわぁぁあぁぁぁあ(;つД`)ぁぁ…」
ジン(巻き添えを食らい入院・ドラグナーより特別出演)「ひでぇ…これはねぇぜ…」
ロラン「キラ…」
この後、ニトロたっぷり爆弾(結局この名が定着)の原因が分かった
ヒイロが某アミューズメントパークのアトラクション、「BACK TO THE DOKKA」
の映像の撮影の為、爆発シーンの際に使うはずだったが、カメラ等の故障で、いったん部屋に置いてあった物だった。
数ヶ月後、全員は無事退院した。
【完】
乙。
ただ欲を言わせてもらうと、「BACK TO PRADISE」にしてほしかった。
保守
ネタ書いてみようかな
休日…
ジュドー「これが最高だって!」
ガロード「ははははは…最高だぜ!このフラッシュ」
ウッソ「ゲラゲラ…」
アムロ「またあいつらはパソコンか…」
シロー「やれやれ…おーいシーブック!クリアしたか?」
シーブック「いやいや…難しいよ第二次α、よし!第3話クリア」
ロラン「よいしょっ、と、ふーッまた冷蔵庫いっぱいに食料が入ってるなぁ…さて…今日は何作ろうかな…」
コウ「さーて大学の宿題でもやるか…」
アル「ヒマだなぁー…」
キラ「(音楽鑑賞中)」
ヒイロ「(リリーナ…)」
カミーユ「高校の勉強もいそがしいなぁ…」
いつも通りの休日である…しかしこの後、真剣な話し合いが行われようとは誰も思わなかった…
ピンポーン
アムロ「客か?」
シーブック「はーい、どちらさまで?…」
ガチャ
マスター「ん?お前はドモンの弟か?」
シーブック「うわっ!ビックリした!…あ、貴方はドモンの師匠の…」
マスター「おお!ワシを知っとったか!…とそれどころではない!ドモンだ!ドモンはおるか?!」
シーブック「…ええ、呼びます。おおーいドモン!客だ!師匠だぞ!」
ドモン「!!!!!!!!!!!」
シーブック「アレ…」
ドモン「超級!!!覇王!!!電影弾!!!!!!!!!!!」
ドーン!!!
シーブック「ゲホ…ドモン兄さん!いいかげんに急いでくるときに超級覇王電影弾を使うのはやめてくださいよ…」
ドモン「師匠!」
マスター「おお!我が弟子ドモンよ!一つ頼みがある!」
ドモン「はい!」
マスター「頼む!ワシをかくまってくれ!」
ドモン「……………………?」
ロラン「はい、お茶です」
マスター「おお、すまん」
ドモン「師匠…一体どういう事です?」
マスター「実はな…最近ストーキングされているのだ…」
ドモン「え?」
マスター「うぬ…アレは2週間程前…ワシが精神を鍛えるため、滝に打たれていた時だ…すると横から背の高い男が立っていたのだ」
ドモン「はい…それで?」
マスター「その男が何かと気色悪いのだ、我輩筋肉が…、とか、素晴らしい筋肉を持っているな、とかやかましいのだ
その日以降その男がワシを…」
ドモン「迎え撃てないのですか?師匠?」
マスター「何度か試みたが倒れるたび、筋肉が…、など言って起き上がるのだ!ワシのダークネスフィンガーを食らっても倒れない!」
気をつけて 誰かが Watching you
背中から君を追いつめてる ふりむいたら 負けさ…
ttp://www.mitene.or.jp/~matsui-y/dragnar.htm ttp://www.paw.hi-ho.ne.jp/mistletoe/anime/DRA_yumeiro.htm マスター「ぬ?」
キラ「すみません、僕のCDプレイヤーのジャックが外れました…」
マスター「とにかく!その筋肉がうるさい男から逃れたいのだ!」
アムロ「はい…ドモンの師匠ですから」
マスター「感謝する…!」
ドモン「しかし俺の師匠をストーキングするとは許せん輩だ!そんな奴はファイターにあらず!」
コウ「ファイターとは断定できないんだが…まぁいいや…」
ドモン「師匠!名前はわからないんですか?」
マスター「うーむ…アームス…とか言うらしいんだが…ん!こいつに似ている!」
ガロード「へ?」
マスターはガロード達が見ていたフラッシュ
http://www21.tok2.com/home/minaraikeita/gat.htm を指差さした。
マスター「こいつだ!このエレガントな漢をよろしく仮面に非常に似ている!」
一同「………」
マスターアジアがあの筋肉少佐にストーキングされてるのか。
マジで笑ったw
この調子だと雨の日は無能な大佐やチビと中身すっからかん、親馬鹿中佐も出てくるのかな?
マスターアジアVS大総統・・・・・
いや、なんでもない。
特盛少佐に追われる師匠(Not イズミ)の続きが来るまでネタ投入
それはある日の夕方
アル「ただいま〜!」
ロラン「お帰りなさい、アル。もう少しで夕飯だからね」
アル「はーい」
アムロ「帰ったか、アル。まやクリスさんちか」
アル「あれ、アムロ兄ちゃんいたの?」
アムロ「有給消化で午後休とったんだ」
アル「ふ〜ん。あ、そうだ。この本面白そうだったから、借りてきちゃった!」
ロラン「・・・・・九星占い????」
アル「うん。生年月日で自分の九星見つけて(長いから以下略」
アムロ「と言う事で。オレは五黄土星。」
ロラン「ええと、僕は四緑木星。・・・・・・・母親を剋する・・・・ill!l_| ̄|○ill!l」
アムロ「母親に打ち勝つか。まぁ、ある意味打ち勝っているな」
ロラン「アムロ兄さん、僕は男なんですよ・・・。ええ、これでも」
アル「シロー兄ちゃんは一白水星だね」
ヒイロ「ただいま。・・・・・ロラン、一つ言っておく。後45秒後に鍋が焦げる」
ロラン「わぁぁぁぁ!!『言っておく』じゃないよ、ヒイロ!その前に止めてぇぇぇ!!」
アル「あ、お帰り。ヒイロ兄ちゃんは六白金星だね。独立独行だって。当たってるね」
アムロ「人の意見を聞かないしな」
ヒイロ「・・・九星か」
アムロ「そうやってな」
以下
ドモン → 三碧木星
コウ →二黒土星
カミーユ → 七赤金星
シーブック → 一白水星
キラ → 九紫火星
ガロード → 八白土星
ジュドー → 八白土星
ウッソ → 九紫火星
アムロ「激しく適当だな、ネタ氏」
ヒイロ「ネタだからな」
ロラン「はいはい、夕飯が出来ましたよ。アル、お手伝いして。ヒイロ、制服着替えてきなさい」
アル「は〜い」
ヒイロ「了解」
アムロ「お母さん・・・か」
ロラン「そんな目で見ないで下さい、兄さん!僕は男ですって!!」
ヒイロ「ロラン、一つ言っておく。味噌汁があと30秒で沸騰する」
ロラン「わぁぁぁぁ!!だから『言って(以下略」
終わり
ちなみに
一白水星の人
表面柔和だが、内心は負けじ魂の持ち主。貫徹心あり。
親切、仁義、親愛、孤独、秘密、策略等の性質をもつ。
剋気ある人は二重人格者かもしれない。
二黒土星の人
要領はよくないが、勤勉、疲れ知らず、実質的。
独立心が強い。補佐役、援助役には適任。実務家。
剋気ある人は理屈やさんで、強情。
三碧木星の人
短気、情にもろい、好き嫌いが激しい。正直に発言する。
早期に成功する人だが、そのため高慢となりやすい。
剋気ある人は、ほらふき、虚言癖がある。
四緑木星の人
柔和で、言葉に愛嬌があるので、親しみやすい人。交際範囲が広い。行動的。
他人に尽くす傾向あり。母親を剋する運があり。
五黄土星の人
剛毅、反面温和、大器の素質あり。辛抱強い。長距離タイプの人。
順境に育った人は奔放で、粗暴になりやすい。
六白金星の人
自尊心強く、気位たかい。高慢に見えてしまうのが欠点。
慎重すぎて、チャンスを失ってしまう人もある。
独立独行タイプ。人の意見を聞かない。完全を希求してしまう。
七赤金星の人
頭脳明敏。言語辛辣。表面柔和だが、かっとなりやすい。
実は小心、内気の傾向もある。甘やかされて育った人は傲慢、贅沢、浪費家傾向あり。
八白土星の人
相続運あり。強情、わがまま、飽きっぽい。反面剛毅、内心は柔和。頭もよく、活動家。
運勢にムラがでやすい。人を利用するのが巧みだが、利に走って失敗しやすい。。
九紫火星の人
頭脳明敏、上長にたつ運あり。気が変わりやすいので、1つのことを遂行するのが苦手。
行動が果敢である。寛容の心をもつことが大切。
とある朝食中の会話。
シン「と言う訳で、最近核分裂エンジン製MSが再販禁止になりそうだから、整備性も考えてインパルスガンダムを…」
ジュドー「どうでもいいけどさ。戦艦からのエネルギー供給ないと動かないんじゃないの?あのMS。」
ウッソ「そうですよ。…どうするんですか、そんな欠陥MS持って来て。」
コウ「動かないんじゃ…パワードジムの方が100倍マシじゃないのか?」
アムロ「無駄金使って…クーリングオフだ!急げ!」
アル「兄さん、」
アムロ「何だ?」
アル「…前、宝くじ買ったんだけど…」
アムロ「…で?」
アル「さっき、一等当選で…副賞が戦艦ミネルバ…」
全員「何だって〜!」
…賞金の方が維持費と土地並びに格納庫と警備装置の拡張工事、
及び借金返済であっさり消えていったのは言うまでもない。
アムロ「……アルのおかげでMSを売るのだけは避けられたようだな。」
キラ「あ、株で100万ほど儲けましたけど…」
ガロード「流石アルだよな。宝くじで2000万ドルだぜ?」
ジュドー「外国の宝くじに手を出すのも凄いしな。」
コウ「あ、実はこっちも20万当てたんだけど…」
ウッソ「アルの運は神がかり的ですよ。」
シーブック「…バイトの2万…」
アル「…えへへ…」
三人( _| ̄|○ )
ロラン「三人も有難う御座います。」
アームス●ロング「素晴らしい筋肉だぁ…我輩幸せだぁ」
マスター「うおおぉやめんか!ダァァァァクネスフィンガァァー!」
アームス●ロング「ウヌッ・・・よく鍛えておるな!」
マスター「く…」
ガバッ!!!
マスター「ハァハァ…ゆ…夢か…」
ドモン「し…師匠?」
気をつけて 誰かが Watching you
背中から君を追いつめてる ふりむいたら 負けさ…
マスター「うおっ!」
ドモン「この音楽は…!さてはキラ!」
マスター「何をする気だドモン!」
ドモン「俺のこの手が真っ赤に燃えるッ!勝利を掴めと轟き叫ぶッ!
ばぁぁぁぁく熱ッ!・・ゴォォォッド!フィンガァァァァッ!!!」
マスター「よせぃ!ドモン!」
ドカーーーン
キラ「うわっ!」
ドモン「キラ!師匠が居るうちはその夢色チェイサーを聞くな!」
キラ「わかったよ…だけどドモン兄さん…いい加減にドアという設備を学習し…」
ドモン「石破天驚・・!!ばぁぁぁぁく熱!ゴォォォッド!フィンガァァァァッ!」
キラ「うわぁぁぁああぁぁぁあ…」
マスター「…この馬鹿弟子がぁ!」
ドモン「し…師匠?」
マスター「ワシをかくまってくれるのと配慮してくれるのはありがたいがわざわざ壁を壊すな!
そして兄弟に向かって石破天驚拳を使うな!」
ドモン「つい…焦ってしまって…」
マスター「だから貴さ…お前はアホなのだぁ!だがドモンよ…」
ドモン「はい…」
マスター「明鏡止水をもう忘れたのか?キョ…シュバルツが教えたハズだぞ…」
ドモン「…」
マスター「まぁよい、寝るぞドモン…」
こうして眠りにつくマスターとドモン…
(このネタ続きはかなり先になりそうですご了承を…)
やはり、チビは三つ編み繋がりでデュオと絡むのかな?
>>420 じゃあ、P−51大佐は誰と絡むというのだ?
わけわからん
禿同。ガンダム以外のアニメネタ振られても
訳分からん。
鋼の錬金術師はオーバークロスし過ぎの感がします。
…ガンダムとは関係ないから、早めに完結した方が良いかも。
いっそのことこのままでも…。
鋼の錬金術師は普通に板違い。イデオンやダンバインですら
過去にスレ違い判定受けたんだぞ?
鋼ありなら普通に電童やサイバーフォーミュラーがでて来てもおかしくない事になる。
今、時代はニューミレニアム
あの名機、ザクの名を冠する最新鋭機!
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10.9 DEBUT
※デュートリオンビームの受信にはサテライトシステム用衛星および施設がご利用いただけます。
シン「なんだよコレ・・・ミネルバいらないじゃないか!」
ロラン「どうするんですかこれ?」
シュウト(ミネルバよりガンダムサイが欲しかったな・・・)
アル(マグナムサイが欲しかったな・・・)
そろそろ板違いの筋肉ストーカー撃退にキャプテン出場してください…。
俺もいやです。
まぁ、Gセイバーやムーンクライシスとかのキャラとか完全一発ネタならともかく、
他作品のキャラで長々引っ張るべきじゃないのは確かだね。
ガロード「ミネルバ、売るよ!」
残り兄弟全員「却下」
突然、巨大な手が空中から降りてきて筋肉ストーカーを小指で押し潰した。
その、頭眩しき者は一言言い残した。
「板違い。バカジャネーノ」
その者は去っていった。
どーでもいい板違いなのはトミノ御大の御手に処刑されとけと言う訳で。
「ただいま・・・」
「おかえりアムロ兄さん。随分遅かったね」
「今日は会社の飲み会があってな・・・少し飲みすぎたようだ・・・
シローは今日は夜勤だったな・・・あれ?ロランとドモンはどうした?」
「ロランは勉強中だよ・・・ドモン兄さんは・・・何処に行ってるんだろう?」
「そうか、本気で赤服を目指す気のようだな。関心関心。お前達もロランを見習え」
「ただいま・・・」
「遅かったじゃないかドモン」
「師匠に付き合わされて酒盛りを・・・うっぷ」
「ところでロランの学校での様子はどうだ?ちゃんと皆とやっていけているのか?」
「それなんだけどさ・・・」
「イジメってゆうか、ソシエのやつロランの事をいまだにハイム家の使用人か何かと勘違いしてるんじゃないかな」
「どういう事だ」
「ねぇロラン私の鞄持ってよ」
「ねぇロラン宿題写させてよ」
「ねぇロラン私お弁当忘れちゃったんだけど、ちょっとパン買ってきてよ」
「ねぇロランってばぁ」
「四六時中こんな調子だ」
「ロランも人が良すぎるから断れないみたいなんだ」
「挙句の果てには
ttp://comic5.2ch.net/test/read.cgi/x3/1091586468/312-315 なんて扱いだぜ?あんまりだよ」
「・・・」
「・・・」
「に、兄さん?」
「何か様子がヘンだぞオイ」
「ロランは個人の所有物じゃない!しいて云うなら俺達兄弟のものだ!」
「大事な弟を武装扱いだと・・・?ソシエ・ハイム許せん!」
兄弟の長男と三男の理性は酒のせいでタガが外れやすくなっていたのだ。
そしてこの場を収めるべき警察官であるシローは家には居ない。
二人は驚くべき行動に出た。
「(キャプテン)ガンダァァァァァム!(指パッチン)ハイム家に殴りこみをかけるぞ!」
「ソシエ・ハイム嬢はロランの学友としてインプットされている。それはとても非効率な手段だ」
「俺が許す!キャプテン、ロランの危機なんだ!障害を排除しに行くぞ!」
「了解だ」
「なんとー!」
「お、オイ。マジかよ?誰か止めろよ!」
「こんな状況で二人とキャプテンを止めるなんて無茶だ!」
「ハイム家に殴り込みだなんて、おかしいですよ兄さん!」
弟達の声も虚しく、ガンビークルモードに変形したキャプテンが二人の酔っ払いを乗せて飛び出して行く。
「流派!東方不敗は王者の風よ!」
「これが俺の開発したヘビーウェポンシステムだ・・・ボクガイチバンウマクガンダムヲツカエルンダ!!アーッヒャヒャヒャ!!」
ガンビークルモードのキャプテンガンダムがひた疾る。
目指すはハイム家。
ターゲットはソシエ・ハイム。
まさか付き合いも長いハイム家を、兄弟一家の大黒柱とガンダムファイターが強襲する事になろうとは誰が想像したであろうか?
このままでは立派な犯罪者である。
ラーカイラム社のモビルシチズン開発プロジェクトも頓挫するであろう。
しかし弟達の祈りが通じたのか、都合よく障害が立ちはだかった。
それは騎士の甲冑を模した姿をしていた。
「待て待て待てーい!この翼の騎士ゼロが相手だ!か弱き乙女を襲うなど美しくないぞ!」
「モビルシチズンだと!?」
「いったいどこの機体だ!?」
「ラクロア社(OZの系列会社と思ってくれ)の試作機と確認」
「何故俺達が来るのが分かったんだ?」
「俺がドクターJに相談してキャプテンに対抗できそうな機体をよこしてもらった」
「ヒイロ!?いつからそこに!?」
「何故俺達の邪魔をする!」
「俺の兄弟から犯罪者が出ればリリーナが泣く。頭を冷やせ」
うなだれる二人。夜風に当たって少しは酔いが覚めて理性が戻って来たらしい。
「さあ、私の相手は誰だ?」
「いや、もうその気はない・・・酔っ払って理性が飛んでいたようだ・・・」
「そうか、それはなによりだ」
「私もこのような非効率的な行動は本意では無い」
「俺の採った行動は無意味ではなかった・・・これでリリーナが悲しまずに済む」
ふとドモンがゼロに問い掛けた。
「ゼロとやら、翼の騎士と名乗ったな」
「いかにも」
「その割には翼など見当たらないのだが・・・」
「そういえばドクターJはゼロの完成度は80%だと云っていた」
「翼は聖霊フェザードラゴンと合体すると付くのだ!」
「成る程、未完成な20%はそのオプションパーツか」
「私とした事が・・・美しくないぞーっ!(泣)」
ダッ
ゼロはどこかへ去ってしまった。
「何だったんだあいつは・・・」
「皆が心配している、帰ろう」
「ああ・・・」
「ゼロ・・・すでにモニターテストが開始されているらしいが・・・一体何処で?」
事態を知ったロランの怒りは凄まじく、二人は家に帰るなりゲンガナム竜巻投げをくらった。
「ロラン・・・逞しくなって・・・こんなに嬉しい事はない・・・ぶべらっ」
「この技は大○山おろし・・・一体何処でこの技を・・・ゲホ!」
「リリ姫、ただいま戻りました」
「署長・・・そいつは?」
「新型ロボットのモニターテストに当選したのだけど・・・どうして私の事を姫と呼ぶのかしら?」
>>424 やや長めの作品として製作中でしたが、板違いとなれば、後1話で打ち切ります。
>434
東方不敗に天敵がいたという発想は悪くなかったと思う。
また別のネタが出来たら挑戦して下さいな。
ていうか板違いだからもういいよ
あと1話で終わるってんだからいいじゃないか。
ネタはアレだったが会話自体はほぼ兄弟と東方不敗で進んでいたし。オチがあるのなら読んでみたいし。
あと1話もいらない
後一話が迷惑。
>>437 いいわけあるか。
投入するなら避難所に。それですら板違いだがまだギリギリ許容されない事もない範囲。
>>434 後一話投下するなら
二 度 と 来 る な
>>441 それだけか?
謝罪もなしか。ふざけんな。
ちょいと落ち着きなされ。
>>419書いた人だって、ここまで叩かれるとは
思わんかったろうがw
人間誰しも間違いはある。ガイドライン理解
して、修行し直してまた頑張ればいいわさ。
ROMってるだけの俺が言うのも何だがw
本当不愉快だったけど、これでスッきりした
凄い今更だが、叩きも避難所でやればよかったのでは……
>>443 >人間誰しも間違いはある。ガイドライン理解
>して、修行し直してまた頑張ればいいわさ。
当然。しかし謝罪も当然だろ?
過ちは謝罪せな。
私、余りにも
>>419描いた人を叩くの見て失望しました。
他のアニメのキャラが出るのは完全にダメなようですね。
私、ここに出そうと思って書いてるの、出さない事にしました。
物凄く叩かれると思うので・・・・・
ガンダム、敷居が高すぎて参加し難い上に種が出てから面白みがなくなったのは気のせいかな?
自分でネタは出さないでこのスレを過疎化させてるくせに、
たまに活発化したら粘着してネタを出した人を袋叩きか。何様のつもりか知らないが見苦しい。
なんかしばらくネタを投下できる雰囲気じゃあないな・・・
>>447 というか、今話題になってる鋼だったから余計にじゃないかなぁ。
上でも誰か言ってたけど、ここに出し辛かったら避難所に出してみるのはどうだろ?
もしここにいるのが447氏に対する粘着だったら通常アクシズまでは憑いてこない。
くだらないネタを書き込みました、すみません
所詮私には、才能が無いようですので、当分の間、新作を出すのはやめにします
一応手元に2、3個ほどネタがありましたが、上記の理由で発表いたしません。
最後にもう一度、
見て不快に思うような作品を作ったことを深くお詫び申し上げます。
つか粘着DQNが1人で叩いてただけじゃね?
こういう時にID表示無いと不便やね、NGIDであぼーんできんから
>>446なんか「謝罪汁」の一点張りだしな。お前はチョンか。
ただでさえ縛りが厳しいこのスレに版違いなネタだったからなあ…。
でもキラのCDとか妙に笑ってしまったから、ガンダムのみのネタができたらいつかまたおいで>451
荒らしは完全無視
奴にかまっていると、またスレが滅亡に危機に陥るぞ
トロワスレでここの心配をされるようでは世も末だ・・・
>>448 20個以上ネタ出してきたんですが何か?
>>451 下らなくは無かったし面白かったぞ。
しかし。板違いだったからそのケジメとして謝罪は必要だったし、
あれ以上の投稿は許されなかった。それだけなんだ。
ケジメつけたからには今度来る時があったらガンダムのネタでがんがれ。
その辺は応援してる。
>>452 一応2人以上だ。
>>453 物事にはケジメは必要やろ?
じゃ、ネタの準備して来るわ。
ガンダムと関係のないキャラがでてくるネタを許容したらどんどん追加されていく可能性が高いからね。
こればっかりは仕方ないよ。謝罪を要求するのはちとやりすぎな気がするけど。
ある日の夕方。
ロラン「さて、夕飯の支度をしましょうか。・・・と、ヒイロ、お手伝いして」
ヒイロ「了解した。今日の夕飯はなんだ?」
ロラン「餃子と八宝菜。とりあえず、餃子の具材をみじん切りして下さい」
ヒイロ「了解した」
ニラ×10束とキャベツ×5個を光速でみじん切り。
ロラン「あ、つまみ食い対策もお願いします」
ヒイロ「了解した」
空気を切る音がして、キッチンの入り口の柱に3本のナイフ。
ガロード「あっぶねー。そんなもん持ち歩いてんの?ヒイロ兄ちゃん」
ヒイロ「トロワの所のキャスリンに貰った。次は頭を狙う。憶えておけ」
ロラン「もう少しでゴハンですから、待ってて下さいね」
ガロード「へーい。って、手伝う事ない?」
ロラン「じゃあ、餃子の具材を皮に包んで下さい」
ヒイロ「皮は少し渇いているから、水は大目につけろ。ひだはつけなくても良い」
ガロード「分かった」
ジュドー「ただいま〜。っと、今日の夕飯何?」
ガロード「餃子と八宝菜だってさ。ジュドーも手伝ってよ」
ジュドー「はいよ。・・・・こんな感じ?」
ロラン「2人とも上手ですね」
アムロ「只今。・・・ヒイロ、ナイフは回収しろ。放置するな」
ヒイロ「すまない」
アル「ただいまー!良いにおーい。おなかすいたー(゚◇゚)」
ロラン「もう少しでゴハンですよ。他の皆は、まだ帰りませんね」
ヒイロ「ドモンは修行と言って走り去る姿を見た。あの方面は中国だ」
アムロ「中国まで走るつもりか、あいつは。シローは夜勤だそうだ」
ガロード「コウ兄ちゃんは部の飲み会だってさ。シーブック兄ちゃんは夕飯に呼ばれたって」
ジュドー「ウッソとキラ兄とカミーユ兄はもう少しで帰ってくるんじゃね?」
キラ「ただいま。遅くなってごめんなさい」
ウッソ「ただいま、兄ちゃん達とアル」
カミーユ「ただいま。あ、うまそうな匂いがする」
ヒイロ「初めに行っておく。つまみ食いは死を意味する」
カミーユ「お前ってホント極端だな」
ロラン「お帰りなさい。ゴハンはもうすぐですよ」
カミーユ&キラ&ウッソ「はーい」
ヒイロ「アル、一度にそんなに運ぶな。落すぞ」
アル「平気だよ!僕だってこのくらい・・・」
アムロ「ほら、足元がふらついているぞ。半分は、兄ちゃんが運んでやる」
アル「うぅ。ありがとう」
ロラン「はい、出来ましたよ。餃子はどんどん焼いているから、慌てなくて良いよ」
一同「いただきます」
今日はとても平和な夕飯時でした。
オワリ
・・・・誰か忘れている気がしないでもない・・・。
13人分って作った事ないから、餃子の材料が足りないかも。突っ込まないで・・・。
>458-459
即興ネタ乙。貴方は勇者だ。
ロランの焼くペースと食欲旺盛な悪ガキの食べるペースどっちが早いかな。
>今日はとても平和な夕飯時でした。
>・・・・誰か忘れている気がしないでもない・・・。
ギンの字ですか?
>>460 御大将乱入は朝食時オンリーじゃないの…あれ?
人気の少ない路上…降雨の中…
ドモン「500キロの特殊鋼ダンベルじゃ今更鍛えられんからな、新しいダンベルを買ったんだが…
ついつい買いすぎて今日のファイトマネーを全て使ってしまったな。叉ロランに怒られ…」
???「キャッ…」
見えない何かにぶつかってしまう。
ドモン「あ、すまない…」
当然こちらは全然平気だったのだが…何かのほうはあっさり転んだようだ。
…そして、その近くに小太刀が落ちている…。
???「………。」
ドモン「…大丈夫か?」
気配で位置を察して声をかけるが…
???「キエェエェエェエェエェエーッ!」
かなりの速度でナイフを握り、ドモンに襲い掛かる。
ドモン「な…ッ!奇襲などファイターのすることに非ず!」
荷物を放り投げる。が、既に時遅くコーディネイターと
ガンダムファイター以外だったら死亡確定な傷を負わされる。
…勿論。ガンダムファイターであるドモンとてそれほどの傷で無事ではなく、倒れた。
???「………。」
その何者かは立ち去っていき…ドモンは即日入院となった。
その日の夕方。…何人かが遊びに来ていたりするが。
アル「ドモン兄さんにアレだけの怪我を負わせるなんて…」
二コル「しかも、傷跡から小型の刀らしいって話ですよ、怖いですよね…。」
ヒイロ「ナイフ?…犯人に心当たりが有る、確認する。………(暫く電話)………違ったようだ。」
デュオ「おいおい、幾らトロワでもアイツに勝つのは無理があるぜ?」
キラ「確かに、不意討ちでもしなければ無理ですよね…。でも、前から切られてるらしいですし…」
ウッソ「となると…ミラージュコロイドでもないと無理ですよね…。」
視線が二コルに集まる…
二コル「ボ…僕じゃありませんよ。」
シロー「いや、人が使える人間大サイズのミラージュコロイドは特注品だろ?
しかも作れるのは君一人。…心当たりが…」
二コル「ここの人間とアスラン達位にしか渡してませんけど…」
シーブック「……とりあえず。捜査はシロー兄さんにまかせよう。」
……捜査は難航しそうである。そして。
ニュースで同様の奇声と共に大量の人が
襲われたという事件が報道されるのは…
時間の問題だという事をこの場の皆は知らない。
463 :
458:04/10/04 21:26:40 ID:???
>>460 ちゃんと13人います?
そんなにいると、誰か忘れている気になっちゃって。
ギンの字の事は、きれいさっぱり忘れてました。すまない、ギンの字。
>>462氏の続き投入するまでお楽しみ下さい。ちと長いけど・・・。
下らんネタ投下。「泣かせてみせましょう、あの人を。1/4」
なーんにもない日曜の午後。
悪ガキどもが集まっていましたとさ。
ガロード「暇だ」
ジュドー「同じく」
ウッソ「何にもすることないね」
他の兄弟たちは、みんなそれぞれの事情でお出かけ中。
そんな会話を何回か繰り返したその時。
ジュドー「そういえばさ。ヒイロ兄が泣いたところってみたことねェ」
ウッソ「いきなり何を言い出すの?」
ガロード「そういえば・・・。本編でも泣くシーンはないよな」
悪ガキ2人の意見が合ったが百年目。
ニヤリと笑う兄たちの傍で、ハラハラし始める哀れな弟。
ウッソ「やややめたほうが良いと思うよ。命がかかる事は・・・」
こういう場合、弟というのは先立つ兄達を見ているので、先見があります。
が、たいてい無視されます。
ジュドー「よっしゃ。泣かせてみようぜ!」
ガロード「乗った!面白そう!」
ウッソ「エエェェ(゚Д゚;)ェェエエ!!」
このように。
ガロード「行くぜ!ジュドー、ウッソ」
ジュドー「おう!」
ウッソ「いやだぁぁぁぁ!!(TДT)」
そして、巻き込まれる運命にあるのが弟という立場。
弟の意向や希望は一切無視。是、兄弟間の定理。
つづく
〜作戦会議〜
ジュドー「泣かせる方法はいくつかあるけど・・・」
ガロード「相手はヒイロ兄ちゃんだ。正攻法は全く効かないと言うか、かわされるよな」
ウッソ「・・・プラスチック爆弾とか、銃弾とか、ナイフとかが飛んでくると思うよ・・・」
ジュドー「ここはやっぱり、悲しい話を聞かせるとか?」
ガロード「良いかも。あれでいて結構付き合い良いから。何か知ってる?」
ジュドー「とっておきのがあるぜ!もう聞く人みな必ず泣くってやつが!」
ウッソ「ヒイロ兄さんが泣く前に、僕らが先に泣いて心配かけると思うよ・・・」
ジュドー「じゃ、ベタに玉ねぎ攻撃で!」
ガロード「それより、催涙ガスの方が効果的じゃないの?」
ウッソ「周りの僕らも巻き込まれるじゃないか!!」
ジュドー「ウッソは何かないのかよ」
ウッソ「ええ!!・・・そ、そうだなぁ。泣けば良いんだよね?」
ガロード「ああ。とりあえず、泣いてもらえば良いよ」
ウッソ「笑い茸って知ってるでしょ?あれの泣くバージョンがあるんだ。それを食べてもらうのは?」
ジュドー&ガロード「お、それ良い!」
何故そんなアヤシイ食物を知っているのかね、ウッソ。それより、実在しないだろ。という突っ込みはナシ。
弟とは上の兄弟から求められたら、いじらしい兄達への敬慕故、乏しい知識の中からなんとかひねり出し、
彼らを「おお!」と言わせたい気持ちが使命のようにある。是、兄弟間の定説。
ジュドー「オレらが出したものなんて、食べてくれるか?」
ガロード「ウッソには甘いから、お前なら平気だろ」
ウッソ「ええ!僕がやるの!?」
ジュドー「だから、オレとガロードだとヒイロ兄は絶対警戒するんだって」
ウッソ「日頃の行いが悪いからだよ!」
ガロード「うるさいよ。とにかく、お前に決定な」
ウッソ「エエェェ。・゚・(ノД`)・゚・。ェェエエ!!」
そして、汚れ役は全て弟。是、兄弟間のお約束。
つづく
〜作戦実行〜
ジュドー「シャクティも変なもん栽培してるな」
ウッソ「色々品種改良してたら出来ちゃったんだって」
ガロード「・・・品種改良で出来るものなのか、フツー」
ロラン不在を良いことに、笑い茸の泣くバージョンを食べやすいようにバターで炒めました。
香りだけは、旨そうです。
ヒイロ「ただいま・・・。何をしている」
弟3人「わー!!!」
いきなり標的のご登場。
ウッソ「お、お帰り。ヒイロ兄さん。シャクティが茸分けてくれたんだ」
ジュドー「そ、それで腹も減ったし食べてみようって」
ガロード「そうそう。イ、イタズラはしてないよ」
それは、これからする訳ですが。
ヒイロはロランが居ない事に気がつき、目をつぶるかと立ち去ろうとしました。
弟達の動揺ぶりが、かなり胡散臭いですがw
ジュドー「あああああ!!ヒイロ兄も食べてよ!」
ガロード「そうだよ、腹減ってるでしょ?」
ヒイロ「・・・お前達、何を企んでいる?」
ガロード「な、なななな何も!」
ウッソ「(・・・・どもってるよ、ガロード兄さん・・・)とにかく、食べてみて。ね?」
ヒイロはちょっとため息をついて、ガロードからお箸を受け取りました。
ヒイロ「で、なんと言う品種だ?」
ウッソ「シャクティが品種改良して出来たものなんだって。だから、ないよ」
ヒイロ「そうか」
弟達の期待や謝罪の念を一身に受け、兄・ヒイロはパクリと一口食べました。
つづく
ゆっくり租借して嚥下した、兄・ヒイロ。
その様を弟達は、いろんな意味でドキドキしながら見守ります。
ヒイロ「味が薄い。塩コショウはしたのか?」
ウッソ「あ、忘れた」
ジュドー「それだけ?」
ヒイロ「何かあるのか?」
ガロード「なななな何でもないよ!」
ヒイロ「・・・?オレはこれから出かける。ロランには、遅くなるから夕飯はいらないと言っておいてくれ」
ウッソ「うん、分かった。いってらっしゃ〜い。気をつけてね」
ヒイロ「ああ」
兄・ヒイロ、涼やかに退場。
何の変化もなく静まり返る、その場に残された弟達。
手元の皿の上にある、茸数切れに視線が集中。
ジュドー「効かないじゃん」
ウッソ「熱処理の時間が長かったのが悪かったのかなぁ?」
ガロード「なーんだ、失敗か。せっかくだから食べちゃおうぜ」
ジュドー「そうだな」
という事で、残った茸は弟達のお腹に納まりましたとさ。
〜その後〜
アムロ「・・・・で、泣いているのか。お前達・・・」
ジュドー「う、止まら、ないんだ・・・。。・゚・(ノД`)・゚・。ウェェン」
ガロード「も、2時間は、なきっぱなし。。・゚・(ノД`)・゚・。ウェェン」
ウッソ「だから止めようって言ったのにぃぃぃ。。・゚・(ノД`)・゚・。」
シロー「ばかだなぁ。ヒイロに薬物は効かないぞ。劇薬ですら効くか怪しいってのに」
アムロ「それにあいつは、自分の心拍数とか脳波とか自在に操るんだ。涙なんて止めるのは簡単だろ」
ジュドー「ヒイロ兄、人間じゃねぇよ・・・!」
シロー「何を今更」
アムロ「解毒剤もないし、効果が切れるまで待つしかないな。水分は取るようにしろよ」
3人「はーい。。・゚・(ノД`)・゚・。うぇぇぇ」
ロラン「ただいまー。・・・って、何泣いているんですか、3人とも!!」
次々に帰ってくる兄弟達は、まず3人に驚き、その経緯に呆れ、9男・ヒイロの身体能力に納得し。
いつ泣き止むのかとハラハラしたり、ご飯は食べられるのかとワクワクしたりと、それなりに大変でした。
ちなみにその約1時間後には泣き止んで、3人とも泣き疲れて眠ってしまいましたとさ。
この事は、ヒイロには内緒です。報復はないでしょうが(・・・・多分)、言わぬが花と申します。
オワリ
ちなみに、兄弟間の云々はエセなので、気にしないで下さい。
乙。泣いたり笑ったりって思いのほか体力使うよなぁ。
ヒイロは初期のスレで泣いたことがあったよ。
たしかテレビの「初めてのお使い」を見ていて、それに出てきた少女と子犬の映像を見て
無表情のまま号泣していた。
それはともかく乙!
ヒイロは感情のコントロールが常軌を逸しているというだけで、
感情を持たないわけじゃないんだな。
散々泣いた後は顔がぶくぶくになって大変だっただろうな。
>>468 >>469 >>470 >>471 読んでくれてありがとう。長くて済まない・・・。
楽しんで頂ければ、幸いです。
3時間も泣いてりゃ、呼吸困難に陥るかも。と今気がついた。
あの3人は、それが理由で 眠 っ た 訳でないです。・・・きっと。
アフターケアをロランがしてくれたと思いねぇ。
>>471 またネタが出来たら投下させて下さいな。多分、あのようなアホ路線です。
乙。面白かった
474 :
朝:04/10/07 22:59:44 ID:???
今回の作品は音楽をいくつか使用しています
音楽は作者の独断で選んだので音楽のツッコミはやめてくださいね
また、設定・展開に多少無理があるかもしれませんがご了承下さい。
チチチ…(雀の鳴き声)
ここは静かでのんびりとした近郊地域の静かでのんびりとした朝
しかしこの家に静けさは無かった!
ドドドドドド…ダダ…
アムロ「ジュドー!寝坊するなと言ったろう!」
ジュドー「起こしてくれって言ったじゃねぇか!」
ロラン「早く朝食を!」
ガロード「いただきまーす…はー今日テストだぜ…」
ジュドー「いただきまーす!遅れたらマズイ!」
ヒイロ「ご…ごちそ…う…さま…」←(恥ずかしいらしい)
ロラン「アムロ兄さん!そういう兄さんも送れてしまいますよ!」
アムロ「何ッ!しまった!」
ガチャ
シーブック「ふーさっぱりした…」
ウッソ「シーブック兄さん!シャワーなんて浴びてたら…!」
シーブック「な…なんとなんとなぁーーんとぉー!!高校に送れてしまう…」
キラ「歌舞伎役者みたいでしたよ、シーブック兄さん!」
シロー「全機!火を入れておいたぞ!」
コウ「準備完了です!」
カミーユ「整備も万全ですよ!」
ドモン「超級!!!覇王!!!電影弾!!!!!!!!!!!」
ドカーーーーーン
ロラン「ゲホ…あれ今日は早いですねドモン兄さん…」
ドモン「修行だ!」
アムロ「ごちそうさま!さぁて仕事に行くぞ!」
ロラン「ドモン兄さん!早く起きたなら手伝ってください!」
ドモン「ちぃ!まぁいいか!」
アル「騒がしいなぁ…」
ww
ttp://srwmidi.mangafoo.com/srw/gundam_char_strikeback_maintitle.mid 快調に飛ばすアムロのνガンダム
アムロ「よし!機体の整備は万全のようだ」
ttp://www.gem.hi-ho.ne.jp/ef-8/new_page_9.htm (↑必死になって探したけどMIDIが見つからないのでこのページのバックミュージックを代用してください)
アムロ「この音楽は?!…!レーダーに反応?この速度は…赤ザク!!!」
シャア(赤い彗星)「ふっ…久々だなアムロ君!」
アムロ「シャア!」
シャア「おっと急ぐのでな!」
アムロ「何をする気だ!シャア!」
シャア「貴様もニュータイプなら感じてみろ!…といってもわからんだろうな…」
アムロ「何!」
シャア「こないだ買った株を売りに行くのだ!ざっと何百億株はあるぞ!」
アムロ「株を落とすというのか?!よせシャア!経済の冬が来るぞ!」
シャア「歴史は繰り返されるのだよ!」
アムロ「エゴだよ!それは!」
シャア「そこをどけぃ!」
ビューーーーーーーーーーーーーーーッ
あっという間に見えなくなるシャアのザク
アムロ「クッ…?!パトカーか?」
パトカーが接近(もちろん?MS)
ベルチーノ「おい!そのガンダムのパイロット!赤いモビルスーツを見なかったか?」
アムロ「ええ…何なんです?」」
ベルチーノ「あのMSは信号無視+速度制限違反だ!80kmのところを240kmで突っ走りやがった!」
アムロ「…」
ベルチーノ「まぁいい、早く追わねば!」
ゴォォォォォォォォ
アムロ「シャアらしいな…」
>474-477
近所の人達には避難を呼びかける音楽かも知れないw
とりあえずこのガンダム兄弟の敵はJ○SRACだろうな。
>>481 ヒイロ「学校のメインコンピュータに侵入・・・出席日数・・・クリア・・・学費納入・・・クリア・・・成績・・・オールプロブレム・・・・・・・・・・
キャプテンシステムの強制発動を確認・・・回避・・・失敗・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺のミスだーーーーーーーー!!!!」
484 :
481:04/10/08 23:38:40 ID:???
保種
保守
487 :
ハマーンの謎:04/10/14 23:59:03 ID:a31KB7NL
夕飯の時、ジュドーが言った
ジュドー「なんか変だったな…」
ガロード「どうした?ジュドー?」
ジュドー「なんか今日の授業がな…」
ウッソ「なんか違ったとこでもあった?」
ジュドー「ハマーン先生の様子がおかしかった」
シロー「な、」
シロー・コウ・シーブック「なんだってー!」
ドモン「大げさだぞ!影が薄いからといって!」
シーブック「こうでもしなきゃ目立たないから・・・」
ドモン「お前は
>>474で目立っただろ!…まぁいい、ジュドー、続けろ」
ジュドー「朝から夕方までどうも変でな…妙に喋り方やしぐさが違う」
キラ「(何処を見てるんだろう…何処を…)」
ジュドー「なんか語尾に『…ではなくて?』とかが目立った、他にも、『よせ下品な俗物が!』とかのセリフも違った」
アムロ「例によってハマーンが…」
ウッソ「何かあったんかなぁ…」ブボッ!!
ウッソの鼻血がベタベタと手元のチャーハンにかかる…
コウ「ウワッ!ウッソの奴鼻血を!」
キラ「はい!ティッシュ」
ウッソ「ゴメンゴメン…」
カミーユ「それにしても不思議な話ですね」
ジュドー「ああ、一番印象に残ったのは、『よせ下品な俗物が!』じゃなくて
『およしなさい!そんな下品な喋り方…』だったことだな…」
アムロ「!!!(まさか…)」
ヒイロ「(マズイ…)」
アル「なんでアムロお兄ちゃんとヒイロお兄ちゃんがあせってるの?」
アムロ「いや…なんでもない…」
ヒイロ「…お…俺には関係無い…」
ガロード「(こいつぁなんかあるぜ…よし!ここは…)」
一体ハマーンに何があったのか?
何かを感じ取ったアムロ!気まずく感じたヒイロ!
そしてなにやら怪しげな行動を起こそうとするガロード!
事件の真相は!?
【続く】
ドモンが試合を数日後に控えたある日の出来事。
部屋を掃除していると押し入れからアルバムが出てきた。
兄弟が多い分、収められている写真の数も多い。
誰かがページをめくり出すと、つられて皆が覗き込む。
「これは俺が学生時代に撮ったものだな」
「この真ん中の女の人は誰?」
「俺の憧れだった人さ・・・マチルダサーン・・・」
「これは俺がJrMSの大会で初優勝した時のものだ」
「これはガンダムファイトで優勝した時のだ」
「この写真はの赤ちゃんは・・・キラとカガリって書いてあるよ?」
「託児所でよく一緒だったらしいんだ。抱いているのは保母さんさ」
「ヒイロ兄ちゃんの写真って少ないね。どうして?」
「こいつ自分の記録が残るのを何故かいやがって・・・ほら、皆で旅行に行った時の写真にも写ってないだろ?」
「・・・」
「このボロボロの写真に写っているのはだれ?肩車されているのはドモン兄ちゃんっぽいけど・・・」
「それは・・・キョウジ兄さんだ。アル達は小さかったから覚えていないかもしれないが、うちの近所に住んでいた人だ」
「ドモンはキョウジと仲が良くってな、なにかイヤな事があるとすぐキョウジの家に駆け込んでいたんだ」
「そうそう、『キョウジ兄さんの弟になる!』とか言ってたっけ」
「昔の事はよしてくれよ、兄さん」
「そのキョウジさんはどうしたの?引越したの?」
「ああ。お父さんの研究を手伝う為にな・・・」
「最近は会ってないの?」
「それが、何年か前から行方不明なんだ。てっきりお父さんの助手を続けていると思ってたんだが・・・」
「じゃあなんでこの写真はボロボロなの?」
「それは俺がよく持ち歩いていたからだ。最近はタイトルの防衛戦ばかりだが、昔はよく遠征試合に行っていたものさ。
行く先々でこの写真を見せてキョウジの事を訪ね歩いたんだが・・・
コロニー、月、プラント・・・色々な所に行ったが、キョウジの事は分からなかった・・・」
「そうだったんだ・・・」
「キョウジ兄さん・・・あんたは今、何処にいるんだ・・・?ファイターになった俺の姿を観ていてくれているんだろうか・・・?」
「さあ、皆さんお待ちかね。我等がチャンピオン、ドモン・カッシュに挑戦するのは、ここ最近連戦連勝のシュバルツ・ブルーダー!
今回はどんなゲルマン忍法を見せてくれるのでしょうか? それではガンダムファイト、レディー・ゴー!!」
なるほど。原作兄弟系を近所の人、と扱うのか。ならリィナもリィズも一応存在は許されるわけだな。使い勝手がむずそうではあるが。
それはともかく、キョウジ兄さん。怪しい人になっちゃって……
デス種の主人公は次のレスから参入ってことになりそうっすね。
他にもイトコとして扱うという意見が過去スレにあったな
シンの目の前で毎日のように右腕だけ残してミンチになるマユ・・・
○月×日
「お兄ちゃーん」
うちの隣のマユは俺の事を兄と呼ぶ
どうせ兄弟が大勢いるなら、一人くらい妹が欲しかったよ・・・
などど考えていたら、バーニィがどこからか入手してきたザクウォーリアで殴り込みをかけてきた。
が、コケた。
お前にそのMSの操縦は無理だよ・・・って、マユが下敷きになってるよ!
「あれ、腕だけかもしれませんよ・・・」
ロランの言う通り、腕だけ残してミンチになっていた。
朝からグロいものを見てしまった・・・鬱だ・・・
○月◎日
「お兄ちゃん、一緒に学校にいこ?」
ほんと、妹が欲しかったよ・・・
などと考えていたら、キャプテンが変態どもを駆逐し始めた・・・って、マユが巻き添えになってるよ!
俺の目の前で腕だけ残してミンチになってしまった・・・鬱だ・・・
○月△日
マユが携帯を落としてしまった。
「マユの携帯〜」
はいはい、拾ってやるよ・・・って突然野良ビルゴが現れた。
振り返ると、踏み潰されたのか、腕だけ残してミンチになっていた・・・鬱だ・・・
○月□日
今日はマユに買い物に付き合えと言われた。
お兄ちゃんだから断れないな・・・って町内クリーン作戦に巻き込まれたのか、既に腕だけ残してミンチだった・・・鬱だ・・・
バーニィに強力なミンチライバル出現だW
町内クリーン作戦……主導者はやはりあのバイク親父か?
1
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アムロです。
今日久々にハヤトとカツに会ったら、
声がシローとアルっぽくなっていたとです。
アムロです。
映画版の話です。
シーブックです。
カロッゾさんの中の人の正体がいよいよ謎です。
今日は体内で捨て猫を飼っていたとです。
シーブックです。
ロランがカロッゾさんは鋼の体に魂を与えたものだと言ってます。
家でマンガの読みすぎだと思うとです。
>>496 話としては面白いんだが、後半部がちょっと、ね・・・。
ちょっと前にここでちと議論になってたのご存知か?
既知でないなら、このスレ418辺りから読み返すとよろしいでしょう。
鋼を知ってる知らない別に、持ち込むのは妄想走りスギという話。
498 :
496:04/10/17 18:03:06 ID:???
>497
アドバイスどうもです。サジ加減が難しいですね。
>>487 ジュドー「まーったく…何があったって言うんだ?」
モンド「知らねぇな」
ビーチャ「わかるかよ!そんな事…」
ジュドー「でもなんかあるぜ!もう今日で3日目だ」
ビーチャ「気になるぜ…調べねぇと…」
イーノ「怒られてもしらないよ」
モンド「気にすんな!」
エル「あ!授業始まるよ…」
ハマーン「授業を始めま…もとい!始めるぞ…ぞ、俗物ど…も」
モンド「ほら!ビビってる」
ジュドー「ああ…なんか無理をしてるんじゃ…」
ハマーン「そこ!およしなさい!授業中にコソコソするの…違った、コソコソするな…!俗…物ども!いきなさ…!
い、い…けっファン…ネ…ル…」
ちゅどーーん
生徒たち「イタタ…」
放課後…
校舎から出るハマーン
ガロード「よし!あいつだ!ティファ!頼むぞ!」
ティファ「はい………………………………」
ガロードはティファに頼んでハマーンの心中を探ってもらう事にしたのだった
ガロード「(ティファに頼んで心中を探れば何かわかるかも…)」
ティファ「……………………………………………うっ…く…あ…あうぅ……ふぅ……ダメ…です…」
ガロード「へ?ティファ?」
ティファ「あの人は…つらい過去を今でも引きずっているようです。彼女の心の傷はとても深い・・・。
唯一言えるのは、『キャスバル』という人が鍵を握ってるということ…
余りに酷すぎてこれしかいうことは出来ない・・。これ以上はいえない・・・。
ごめんね、ガロード・・・」
ガロード「ありがとう…ティファ…(キャスバル?何か引っかかるな…)」
ティファ「あ…ああ…うっ…」(若干涙目)
突然ガロードの胸に顔をうずめるティファ
ガロード「!?」
ティファ「しばらくこうさせて…」
ガロード「(ティファが泣くなんて…それほどヒドイ過去を持ってるのか…でもハマーンに兄なんていたのか?ジュドーに聞いてみるか…)」
何かと上品な面が見えるハマーン
心中を探ろうとしたが余りの酷さに泣くティファ
ティファの言ったキーワード「キャスバルという人が鍵を握ってる」
一体何が?
【続く】
>>482 今更だがワラタ
オールプロブレムて・・・
駄目じゃんw
>>499の続き
ジュドー「やっぱ変だぜ、ハマーン先生は」
アムロ「何か手がかりは無いのか?」
ガロード「あぁ、そういえば…」
シロー「何か知ってるのか?」
シーブック「そういえば昨日の夕飯の時何か考えてたな」
ガロード「ゲ!なんで分かるんだよ?」
シーブック「僕だってニュータイプだからね(アムロ兄さんやカミーユ兄さんばっかり人の心を読めるなんて…僕だって読めるのに…
それにこうでもしなきゃ影がさらに薄くなる…)」
ガロード「畜生…バレてたのかよォ…」
コウ「んでもってその内容は?」
ガロード「ああ、ティファに頼んでハマーンの心中を探ってもらったんだよ」
シロー「な、」
シロー・コウ・シーブック「なん…」
ドモン「(略)ゴッドフィンガー!!!」
シロー・コウ・シーブック「ぶべらっ!」
ドモン「これでよし!ガロード続けろ!」
ガロード「……………………………だけど駄目だった」
キラ「へ?」
シーブック「ティファさんって初代スレ
http://www.uranus.dti.ne.jp/~taihei/date/mira/1041386950.htmlで 霊感があるって言ってアムロ兄さんに黒い肌の女の人が見えたとか言ってたんだっけ?何で無理だったんだ?」
ガロード「ハマーンの過去が酷すぎて言えなかった、唯一分かったのは『キャスバル』という人が鍵を握っている事…」
アムロ「!!!!!!!!!」
カミーユ「へ?キャスバル?」
ジュドー「どういうことだ?」
ガロード「誰かは分からねぇ、、『キャスバル』って誰だ?それにハマーンに兄なんていたのか?」
キラ「何故兄だと分かるんです?」
ガロード「俺の感だ」
ドモン「そんないいかげんな事を!」
アル「そういえばヒイロ兄ちゃんもあせってたね!昨日!」
ヒイロ「お・・・俺には関係無い…」
アムロ「(キャスバル…!そうか!シャアの事だ!しかしハマーンはシャアの本名を知っていたのか?それにハマーンなら
『シャア』と呼ぶはずなのに…そういえばセイラの兄がシャアってどっかで聞いたが…まさか!)」
【続く】
むぅ。アムロがセイラを呼び捨てにするのにはちと違和感が。
ここは一発「セイラさん」でしょう。
>>504はい、参考にさせて頂きます
そして
>>502の続き
アムロ「クッ…電話はつながらないか…」
シロー「誰に電話かけたんです?」
アムロ「気にしなくていい、それにしてもおかしな話だ(まさかセイラさんが…)」
シロー「そうですね…」
そのころヒイロは…
ヒイロ「ハマーン…俺が学校のファイルをいじっておいたが…もう俺の兄弟達が気づき始めている…
バレるのも時間の問題だぞ…」
ハマーン「すまない…私としたことがこんな事になろうとは…」
ヒイロ「ミスは誰にでもある…しかし…今回は都合が悪すぎだな…」
ハマーン「頼む…!なんとか持ちこたえてくれ!影武者一人ではバレる恐れがあるから
お前に学校のパソコンを……ウッ…」
ヒイロ「!」
ハマーン「切るぞヒイロ…今後を頼むぞ!」
ツーツーツー…
自室の秘密連絡用電話を置くヒイロ
ヒイロ「(さて…どうするかな…ハマーンが復帰するまでなんとか学校のデータをいじっておく必要がある…)」
【続く】
ハマーンに何があったのかドキドキ
パソコン関係は最近キャプテンガンダムがいるからなー。ヒイロでもやばい感じ。
大丈夫なのか? ハマーン。
>>506 注:(ほんの)わずかに下品なシーンがございます、注意を
ハマーンの自宅にて
ハマーン「うう…寒い…この状態が後何日…」
マシュマー「只今暖房のスイッチを入れました」
ハマーン「そういう意味ではない!」
マシュマー「ハマーン様…お言葉ですが…やはり影武者を立てたのは無理があったのでは?」
ハマーン「仕方あるまい、私がこんな状態なのだから」
マシュマー「ならば学校の方に『休む』と言えば全て収まると…」
ハマーン「言うな言うな!!この私が腹痛などで休んだとなると……滅茶苦茶情けないのだ!…ッ…腹が…!」
マシュマー「はい!ゲリ止めです!」
ハマーン「ゴクッ…ふぅ」
マシュマー「大丈夫ですか?ハマーン様?」
ハマーン「うおっ!なおさら悪化した気分だ!なんだこの薬は?」
マシュマー「ティターンズ高校の薬剤部のジェリド=メサが作ったようです、薬品名『下痢止めさ』」
ハマーン「(ククク…)そんな駄洒落でつけた名前の薬が利くか!おのれ俗物が…」
マシュマー「申し訳ありません!他のを買ってきます!」
ダダダダダダダダダダダダ…
ハマーン「(……うまくやっておくれよ……影武者…そしてヒイロ…)」
ハマーンはなんと体調を崩していた!
じゃあ学校に行っているハマーンは一体誰だ!?
【続く】
時期遅れのはしかかオタフクか何かで二目と見られぬ姿になっているのかとオモタよ
ハマーンがこんな状況でも一人家に入れてもらえるマシュマーは、
意外と脈ありなのか、それとも全く意識外の存在なのか。
マシュマーの目には病に苦しむ薄幸の美女しか見えていないわけで
バックにはバラが咲き乱れているわけで
>>512 ものすごい想像がつくんですが・・・。あまりにも似合い過ぎて、なんつーかさ・・・。
>>512 ハマーンにとってはマシュマーは空気並みの存在でしかないんだろうな、残念ながら
むしろいなくなったとしても不便を感じるだけなのでさらにそれ以下の存在なのだろう
いなくなったら寂しがるんだろうな。
王様にはピエロが必要なんだよ。
パシリと云ってしまえば身もフタもないが
セバスチャン代わりなのでは?
服装とか年齢とか色々問題あるけど。
セバスチャン…執事か。
マシュマーは自分のこと執事だと思ってるかも知れないが、
彼以外からはどう見ても道化だな。
ハマーン「(試してみるか…)マシュマーよ」
マシュマー「はい?」
ハマーン「何故私がこんな状態なのに一人お前だけを呼んだのは分かるか?」
マシュマー「(これは…)わ…分かるよう努力するつもりでありますハマーン様…」
ハマーン「(かつてザビ家の人間が言ったというセリフに対し…この返事…)」
520 :
通常の名無しさんの3倍:04/10/25 01:57:56 ID:m0uHu3d3
シャギア「俗物共がなにかしてるようだな…オルバよ…」
オルバ「そうだね!兄さん!」
シャギア&オルバ「認められるのは私しかいないと 僕
いうのに…」
ハマーン様にとってのマシュマーは、
ジャイアンにとってのスネ夫程度。
保守
コウは壁にかけたカレンダーの前で眉を寄せ拳を固めて立ち尽くしていた。
間もなく11月だ。
11月といえば何もないが、その翌月はイベント満載で中でもクリスマスは若者にとっては砂糖菓子に特濃コンデンスミルクをかけたほど甘美でスイーツでベタベタなイベント。
しかし。
それは彼女持ち限定の話。
コウには居ない。彼女が居ない。というか女縁がない。知り合うのはメカフェチ二股紫豚とかやさぐれ女王様風味熟女とかである。
これじゃ不味い、と先輩に連れられて合コンすれば、なぜかヘタレ扱いされ連戦連敗。
親友のキースには彼女がいる。
おかしい。ヤツは僕よりヘタレだ。特技が(ラグビーの)後方支援などというヘタレだ。なのに、何故。
おかしいですよ、キースさん!
いや、おかしいのは彼の兄弟も変だ。
百歩譲って長兄アムロ以下三男ドモンまで親しい異性が居るのは分かる。
続き
が、弟達にガールフレンドどころか明確な彼女が居るのは納得いかない。
変だ。絶対何か間違えている。
カミーユなんてモテモテだ。すぐキレる直情暴力少年の癖に。
顔か、顔なのか!
僕だってハンサムの部類だ!
とすれば才能。
有りうる。女は天才に弱い。
女は天才に弱い。優れた子孫を残す為の摂理だ。
とすれば、極論だが彼女なしの彼はキースに才能で負けた事になる。
「くっ…!」
握り締めた拳を壁に叩きつける。
「彼女を作りたい」
コウは屈辱に泣いた
その頃、リビングで
アル「ねえ、コウ兄ちゃん、壁殴って泣いてるよ」
アムロ「ああ…モテない男にはそういう刻がある。そっとしてやれよ」
アルはモテる男になろうと思った。
>>519の続き
ハマーン「マシュマー、電話を取ってくれんか?」
マシュマー「はい」
RRRRR…
???「はい…」
ハマーン「すまない、私だ」
???「ええ…体の方はもう大丈夫ですか?」
???「ああ…しかしまだ2・3週間はかかる…」
???「そうなりますと…やはり私がまだ…」
ハマーン「とにかく頼む!」
???「しかし…そういえば学校の方で家庭訪問がありますとか…」
ハマーン「ああ…生徒共には言ってあるが…頼む!行ってくれないか?」
???「私にはもう…」
ハマーン「頼む…生徒達にバレたら滅茶苦茶情けないのだ…」
???「でももう貴方の口マネなどももうボロがでています…人がそんなに便利になれるわけ…無い…」
ハマーン「私も出来る限り早く回復させる!だが今回の家庭訪問だけは…」
???「わかりました…でももう私では長く持ちそうにありません…」
ハマーン「ありがとう…」
???「私が不慣れなばかりに…すみませんマt…ハマーンさん…」
ハマーン「切るぞ…後を頼む…」
さて、偽ハマーンの中の人も大体予想はついてきたな。
凄いどうでもいいことなんだが
>>517でセバスチャンと見てクロボンの猿思い出した
>>523-524 がんばれコウ。
甘美でスイートなクリスマスのために!!
・・・だめなら、一人ものの弟アルがいるさ・・・
おまいら、シーマ姐さん忘れてますよ。
あの精力絶倫セット送ってくれた伝説の。
シーマ様ハゥハゥな俺としてはコウは選り好みしすぎ
533 :
523:04/11/02 13:33:37 ID:???
>>532見て思いついたのでネタ投下。
「だからお前は選り好みしすぎだって」学生向けの安い居酒屋の片隅。
ラグビー部飲み会の席で悩みを話したコウに、キースは呆れた様に言った。
「いいじゃん、年上は上手くリードしてくれるぜ」
「いや、でも…」
煮えきらないコウ。
キースがこれだからチェリーは、と大袈裟に溜め息をつく。
「お前さー、恋愛に理想持ちすぎ。始めは勢いとかノリでもいいんだよ」
「そ、そんなもんかな」
モンシアが苛ついて口を挟んだ。
「けっ。よせよせ。こんなチェリーにゃ女の事なんざわからねぇよ」
流石にコウはムッとしたが図星なので反論できず黙り込む。
落ち込む彼をよそに宴席は続いた…。
飲み会も終わり帰宅の途についたコウは、道すがらまだ酔いの残る頭でウダウダと考えていた。
ともかくチェリー扱いは卒業したい。馬鹿にされる事はなくなる。
(勢いか…)
534 :
523:04/11/02 13:37:21 ID:???
続き
なにやら決心したらしい。
コウは来た道を戻り始めた。
翌朝。
兄弟邸の朝は珍しく静かだった。コウが戻らず朝食が余った為、取り合いがなかったせいである。
ロラン「コウ兄さんどうしたんでしょうね。…アムロ兄さん新聞読みながらはご飯はやめて下さい」
アムロ「わかったよ…友達の所に泊まったんだろう?」
シロー「無断外泊なんて珍しいけどな。あ、醤油とってくれ」
のどかな朝食の光景。そんな時、ドアの開く音がし、続けざまどすうっとが倒れる音がした。
ガロード「な、なんだあ?」
慌てて玄関に向かう兄弟。そこに倒れていたのは、なにやら真っ白になり果てたコウ。
呆然とする一家の前を車が走り去っていく。
アル「コウ兄ちゃん!」 カミーユ「今のシーマじゃないか?!」
アムロ「おい、コウ!しっかりしろ」
コウ「あ…う…」
シロー「どうした!なにがあった!」
コウ「…ニ、ニンジン…ニンジンが…」
一同「はあ?」
コウ「ニンジンが、僕のアレにいぃぃ!
うう゛あ(以下略)」
教訓。無理は禁物。
535 :
523:04/11/02 13:42:57 ID:???
ありゃ、ずれとる箇所がある。
乱文失礼しました
稲中かよw
GJ!
コウネタは好きなので、もっと見てみたいのう。
コウもハンサムの部類なんだから、もっと浮いた
話とか相手があると…。
前にあったクリスネタとか、メカ好き繋がりで、
ミリイとかアナハイムギャルズと絡みあったら面
白いかも。
orz
>>526 ジュドー「そうだ!」
アムロ「どうしたジュドー?」
ジュドー「今度家庭訪問がある!そんときに揺さぶってみよう!」
キラ「(初代スレでも来てたけど…ちょっと怖い人だしなぁ・・・)」
アムロ「初耳なんだが?」
ジュドー「ゲ!」
カミーユ「お前って奴は!歯ァ食い縛れ!そんな兄弟!修正してやる!」
ジュドー「グッ…」
ドモン「後からになってそんな事を言うとは!はぁぁぁぁぁ…いくぞっ!流派!東方不敗の名の元に!」
ジュドー「ヤバ…」
ドモン「(略)石破ッ!天驚拳!」
ジュドー「ひでぶっ!!!」
ガロード「うわ…」
ジュドー「っ…とにかくそん時に揺さぶればいい!そうだ!それがいい!一番だ!」
ドモン「(どっかで聞いた事あるような…)」
【続く】
540 :
523:04/11/04 12:40:59 ID:???
537氏のリクに答えて
コウの無断外泊は、珍しい事に、余り大騒動には繋がらなかった。
本人から事情を聞き出した家長アムロが
「取り返しのつかない事をしてしまったようだ。…が、大人へのステップでもある。そっとしてやれ」
と言った為、暗黙の内に深く詮索しない事が兄弟の間で決まったからだった。
コウは2日ほど寝込んで回復した。今はすっかり元通りだ。
寝言で「ニンジン…」と唸されていたり、黒く長い毛を見たり、チーズの匂いをかぐと、顔面蒼白になって大量の脂汗を流すのを除けばだが。
そんなある日。
コウは大学から帰る途中本屋に寄った。
お目当ては「隔月モビルスーツ」という専門誌。
数有るMS関連誌の中でも屈指の「濃さ」を誇り、自他共に認めるMS(ガンダム)ファンのコウには必読の書である。
コアなマニア向けだけに発刊数が少なく彼が本屋で見付けた時には、一冊しか残っていなかった。
541 :
523:04/11/04 12:45:46 ID:???
続き
コウ(よかった〜)
胸を撫で下ろし、本を掴んだ時、横合いから別の手が伸びてきた。「あっ…」
手の主は若い女性、というより、女の子だった。
今時珍しい大きな丸眼鏡をかけていて、不美人ではないが全体に地味な印象である。
女の子「ごめんなさい。それ最後ですか?」
コウ「えっ、あっ、そう、みたいだね」
女の子はひどくがっかりして、もう一度謝ると店から出ていった。
なんとなく罪悪感がした。それは次第に広がり、お人好しなコウは支払いを終えると女の子の後を追った。
すぐに追い付いた。
コウ「あのっ、これ良かったら譲るよ」
女の子「え?でも、買ったんですよね」
コウ「あ、いや、その、あの……あっ、そうだ、いらなくなったんだ」
女の子「へ?」
コウ「いや、だから、いらないんだ。こないだ同じの買っちゃってさー。僕、忘れっぽくて」
女の子「これ、今日発売…」
コウ「え…あ、大学!大学の昼休みに買ったんだよ。そうそう。アハハハ」
空笑いで誤魔化す。余りに判りやすい嘘に女の子はたまらず吹き出した。
女の子「プッ、フフフッ、フフッ…あなた…とっても好い人なのねー…フフッ」
不器用なコウは、ますます困るのだった。
542 :
523:04/11/04 12:49:33 ID:???
続き
女の子はミリィ・チルダと名乗った。ある企業でメカニックとして働いているらしい。
類は友を呼ぶ。意気投合した二人は本屋からの帰り道、MS談義に花を咲かせた。
別れ際。
ミリィ「でも、本当に貰っちゃっていいの?なんか悪いわ」
コウ「あ〜、うん。僕は今どうしてもって分けじゃないから」
ミリィ「…あなた本当に素直なのねー。顔に読みたいって出てるわよ」
コウ「えっ?」
ミリィ「フフッ。じゃあ、私が借りたって事にしましょ。それならいい?」
コウ「いや、あげたんだし、それは」
ミリィ「いいの、それで。……その方がまた会えるでしょ?」
コウ「えっ?!えっ」
ミリィ「じゃ、じゃあまたねっ」
ミリィは言うだけ言うと小走りで行ってしまった。
暫く後。
夜の町中に歓喜の雄叫びが響いた。
543 :
523:04/11/04 12:50:56 ID:???
続き
『こちら薔薇。菊、応答願います』
『こちら菊。薔薇どうぞ』
『雄しべと予定通りに接触。問題なし』
『了解。段階2に移行せよ』
『了解。約束、お願いしますよ』
「クククッ…まどろっこしいのも、楽しいねぇ…獲物は逃がさないよ……」
げに恐ろしき者、
汝の名は女なり。
544 :
523:04/11/04 12:54:35 ID:???
連投&スレ汚し陳謝。あんま兄弟からまんのでこのネタ終了します。以後ROMります。
>>523 いやいや面白いですよ
俺的には続編キボンヌです
546 :
537:04/11/04 16:50:20 ID:???
狂おしいほどにGJ(・∀・)b!!
まさか俺のリクに答えて頂けるとは。
俺も続編待ってます。職人さんテンキュー!!
GJ!!俺も続きキボンです。
ってミリィもしかして姐さんのナニっすかw!!?
548 :
523:04/11/04 20:06:01 ID:???
拙文に有難うございます。
リクには応えたいんですが
今ゴタゴタしててちょと時間が。しばしお待ちいただき需要あれば投下します。
ところで、ハッピーエンドとドツボエンドどっちが良いですか?
参考にさせてもらいます。
549 :
[sage]:04/11/04 20:30:46 ID:e4Rvxuum
>548
面白ければどちらでもいいと思いますよ。
職人さんの書きやすい話ならなんでも(・∀・)イイ!けど
「シー○様(仮名) が ハッピーエンド」を希望してみるw
昨日って、アムロ兄さんの誕生日じゃなかったけ?
そういえば最近変態軍団の姿が見えないような気が……
御大将はたまにいるけど。
本の貸借から始まったコウとミリィの関係は一ヶ月で気の合う知人から異性の友達へと進展していった。
だが、そこから先には進まなかった。
デートは週に一度、
電話は二日に一度、
相手が好意を持っているのはほぼ確定。
にも関わらず、友達以上恋人未満なのは…
「どう思う?」
「…どうって…それ聞くためだけに来たのかよ」
警察署内。08課のシローのデスク。指し向かいで身を乗り出す弟にシローは軽い頭痛を覚えた。
「シロー兄さんなら、まともな答えが聞けると思ってさ。アムロ兄さんはモテ過ぎるし、ドモン兄さんはああいう人だろ?」
問題点が違う。シローは苛ついてきた。
「あのな、仕事中なんだよ。俺」
「わかってる」
「歳末は忙しいんだ。特に」
「大変だね」
「ああ、大変なんだ…毎日残業で、休みもなしで……アイナとも会えないで、電話する時間無くて全然連絡しないから浮気じゃないかと疑われてもきちんと説明する暇が無い位に大変なんだ!分かるか分かるよな?!分かったら帰れ!!」
喋っている内に怒りが溢れでた。
「い、いや、わかってるけど家だと弟が居て落ち着いて話せないだろ?」
「知るか!とっとと帰れ!」
その剣幕に押され、コウは不満そうに08課をでていった。
「……全く」
息が荒い。急に怒鳴ったせいで酸欠気味になっていた。
「隊長も大変ですね」
サンダースが気を利かせて水を持ってきてくれた。
「すまない…見苦しい所を見せた」
受け取って一気に飲み干す。喉に染みた。
「いえ。しかし良いんですか?弟さん、一杯一杯な様子でしたが」
「…………」
確かに部下の言う通りだった。
弟の中でも割りとまともなコウが、職務中と分かっていて恋愛相談に来る事がその証拠だろう。
「奥手だからなあ…。その分、思い詰め易いんだよ」
室内には夕日が差し込み、深い陰と陽が入り混じっていた。
シローはふと胸騒ぎを覚えた。
(暴走しなけりゃいいが…)
そして、その不安は的中する。
『こちら薔薇。菊、応答ねがいます』
『こちら菊。薔薇どうぞ』
『明日1200より、雄しべと接触予定』
『了解。最終段階に移行せよ』
『えっ?』
『繰り返す。最終段階に移行せよ。わかっているな?』
『…………了解』
「もうちょっと、続けたかったかな……』
『こちら薔薇。菊、応答ねがいます』
『こちら菊。薔薇どうぞ』
『明日1200より、雄しべと接触予定』
『了解。最終段階に移行せよ』
『えっ?』
『繰り返す。最終段階に移行せよ。わかっているな?』
『…………了解』
「もうちょっと、続けたかったかな…」
休日。コウはミリィを誘って、映画を見に行った。
宣伝の割りに内容は外れだったが、それはそれで会話のネタになった。
カフェで昼食をとりながら感想を話し、その後は、町中を適当に歩いて、似合いそうな服を探したり、サングラスで遊んだり、珍しい小物の用途を考えたり、ゲームセンターで景品を取ったり、道行く女性に目を引かれ不機嫌になられたりした。
デパートの屋上。
ミリィの希望で二人はベンチに座り少し休憩をとっていた。空気が本格的な冬の気配を含んで冷たい。
「ん〜いい気持ちー。どこも暑いんだもの」
「そう?この時期こんなもんだと思うけど」
「月だとここまで暑くしないわ」
「ミリィ、月生まれなのかい?」
「んー、まあね」
「へぇ、どんなとこに住んでたんだ?」
一瞬、ミリィが目をふせた。
沈黙。
コウは何故黙るのか分からなかった。
「俺、変な事聞いたかな?」
「………ううん。たいした事じゃないから。…私のね、私の生まれた所は古い町でね、昔は資源採掘で栄えたんだけど、子供の頃はもう全っ然ダメで。すごく寂れてた」
ミリィが席を立った。眼下の町並みに何を重ねているのか。
「でも、私は大好きだった。近所の人も優しかったし友達も一杯いたから。でも、ある日、循環酸素プラントが老朽化で壊れて。それからはもう滅茶苦茶。住めなくなっちゃたからみんな避難したの」
その話は聞いた事があった。そして、その月都市は予算の折り合いがつかず放棄されている事も。
確かめると、ミリィは知ってたの?と困りながら、笑った。
「参ったなあ、変な同情されたら嫌だからそれは内緒にしたかったんだけど…」
コウは何も言えなかった。自分を殴りたくなった。
馬鹿で。無神経で。
故郷を無くした傷を無遠慮にえぐって。
謝りたいと思った。けれど、言葉がない。
だからコウは、ミリィを背中から、抱き締めた。
「コ、コウ?」
「…ごめん」
「え?」
「…ごめん。僕は馬鹿だ…」
ミリィは、ほんの少し力を抜いてコウの手に自分の手を重ねた。
「…あなたって本当にいい人。…‥本当に」
冷たく澄んで高い空の下。
その温もりにミリィの心は揺れていた。
559 :
523:04/11/05 20:59:36 ID:???
取り急ぎまとめたので構成に難有りです。
しかも一部俺設定…
長いので明日続き投下します。
後日余裕あれば平行シーマ編投下したいと思います。
>>523氏乙です!
明日も楽しみにしております!
イイ!
>>539を続けます・・・その前に、
今回の作品は本当に申し訳ありませんが、家庭訪問のシーンは(今回のみ)
初代スレの家庭訪問をコピペ改造させて
いただきました、本当にすみません、ごめんさい
また話がズルズルと長く引きずっている感じで、
不快に思われてる方も多いかもしれません、
後5回以内で完結にしようと努力しています
また作者本人が、製作時間が非常に短いため、
今後も続編の投下が遅れる可能性があります、
見てくださっている方々、本当にすみません
♪ピンポーン♪
ジュドー「来たっ!準備はいいな?」
アムロ「来たじゃない、ジュドー…準備はできてるがな…どちら様ですか?」
ハマーン「ジュドー・アーシタ…の…担任の…セ…もとい、ハマ−ン・カーンという。家庭訪問で伺った」
アムロ「どうも、いつもジュドーがお世話になってます。お上がりください。」
ハマーン「ええ…。お邪魔し…邪魔をする」
ジュドー「良く来たな!ハマーン!!」
カミ−ユ「お前は・・先生になんて口を利くんだ!修正してやる!!」
ジュドー「いってぇー!やめろよー」
ハマーン「およしなさい!そんな暴力的な…」
カミ−ユ「(ポイント1、何故か上品な喋り方)」
シロー「まあまあ、2人とも落ち着いて・・」
ロラン「そうですよ・・とりあえずお茶をどうぞ。」
ハマーン「すまない・・頂きま…頂こう」
ハマーン「ジュドー・・これがウワサの・・き、貴…様の兄弟達か?なぜ、ここに全員いるん…だ?」
ジュドー「知らねぇよー(ポイント2、すでに喋り方が無理をしている)」
アムロ「周りはあまり気にしないで下さいよ。ところでジュドーはどうです?」
ハマーン「(これだけいれば気になりますよ…)まぁ、学校にこない割に成績は良いです。しかしジュドー、
素行が悪すぎではなくて?」
アムロ「(ポイント3、語尾に…なくて?、が目立つ)」
アル「ダメじゃんージュドー」
ガロード「やっぱりなっ!」
ジュドー「うるさい!お前と違って成績は良いんだよっ」
ドモン「どうだジュドー、いっそ学校なんかやめて俺と修行の旅に出ないか?ギアナ高地なんかいいぞ!」
シーブック「なに言ってるんだよ!ドモン兄さん…」
ヒイロ「たいした男だ・・」
キラ「全然勉強してないのに、成績いいなんてすごいな」
アムロ「お前達、黙ってろ!!すみません、先生。
ジュドーの腕白ぶりには手を焼いてるんですよ」
ハマーン「これだけ兄弟が多いと…き、貴…様も大変だな・・・(ここは早く引き上げなくては…)」
ジュドー「分かってくれたー?色々うるさいんだよー」
ハマーン「・・とにかく、ジュドーは学校にこないと困ります!
じゃないと卒業できなくなりますよ、困るのは貴方ではなくて?」
シロー「僕らも気をつけますんで、これからもジュドーをお願いします」
ハマーン「分かりま…分かった・・ではそろそろ次があるので、失礼いたしま…失礼する!」
ウッソ「えーっ!もう帰っちゃうのーー来たばかりじゃない!!」
アムロ「おまえは黙ってろ!!ありがとうございました」
ロラン「お構いもしませんで」
ウッソ「んにしても美人だなぁ…」
ハマーン「(いやらしい方…)」
シーブック「(感じた!…ポイント4、『いやらしい方…』)」
ジュドー「ちょっと待ってください!」
ハマーン「(まさか…)はい?じゃなくて…何だ?」
ジュドー「正直に答えてください!誰なんです?お前は本当にハマーンか!?」
ハマーン「(この子…もう気づいてるの…?)」
ジュドー「ハマーンどうなんだ!」
ハマーン「…私はハマーン・カーンでありそれ以上でもそれ以下でも無い…」
カミ−ユ「(ポイント5、このセリフ…)歯ァ食い縛れ!そんな…」
ドモン「爆熱!ゴッドスラッシュ!!」
カミーユ「ぶべらっ!」
ハマーン「乱暴な…」
キラ「いつものことです、大丈夫です」
ハマーン「では失礼す…る(さて…次はモンド・アカゲ…)」
【続く】
「このシーマの上前を跳ねようってのかい!」
激昂。
ピシリとあたる扇。
頬に痛み。
だが、見返す瞳は揺るがない。
「もう協力できないと言ったんです」
「ミイラとりがミイラになったからだろうが!」
「そうです。でも、私に資格はありません。報酬のお金も入りません」
「へぇ、身を引くと。でも、いいのかい。故郷の復興資金がいるんだろう?故郷のためにメカニックになったんだろう?」
「……入りません。お金で、心は騙せないから」
舌打ち。
「いい度胸だ。認めてやる。但し、ペナルティは払って貰うよ…」
邪な笑み。
しかし怯まず。
コウが、その電話に出たのは偶然だった。
ミリィを抱き締めた興奮で寝つけず、明け方まで起きていたからだった。
泊まり込みのシローからかと思いきや、ミリィだった。
『コウ?嘘?』
「いや、寝つけなくてさ。何?」
『何でこんなに予定と違うのかなぁ。もう』
「ミリィ?」
『お別れを言おうと思って。今から月に帰るの』
「は?何で…」
『私ね…私、本当はあなたを騙す役だった。シーマに頼まれたの。あなたに近付いて、気のある素振りをして、あなたが、その気なったら思いきり傷付て、そこに彼女がつけいる筈だった。でも私、本気になっちゃった…』
「そんな…」
『本当にバカみたいよね。大間抜け』
小さな鳴咽まじりで、彼女は笑う。
それは明るさを装った懺悔の告白だった。
『もっと早く、こうしておけば良かったのにね。ごめんね。今まで楽しかったよ。本当に有難う』
「ミリィ?ミリィ!」
電話は切れていた。
コウは自室に駆け込みPCを立ち上げ、朝一番の便を確認。
あった。
AM5:35発 香港経由。
現在、午前4時40分。
搭乗は出発の30分前には始まる。
乗りこまれたらもう、会えない。
差引き25分の猶予。
そして空港までは車で飛ばして一時間以上。
「くそおっ!」
いや、まだ手はある。その力が彼にはある。
部屋を飛び出した。
「…何だよ〜もう〜。うるさいな〜」 アルはドアの閉まる音で目を覚ました。
コウが騒いでいた気がする。同室としては迷惑この上ない。
抗議しようとした所で兄が居ない事に気が付いた。
「コウ兄ちゃん?」
いきなり家が揺れ出した。ガンダムを誰かが動かしているらしい。家の外見ると、そこにはGP-01が立っていた。
GP-01は数歩助走をつけて、スラスターを全開にし、白み始めた夜明けの空めがけて跳躍する。
その姿は、瞬く間に放物線を描いて消えていった。
震動が、まどろむ町を揺らす。轟音が、朝の静寂を裂く。
着地の慣性でアスファルトを削り、跳躍の反動で路面をめくり上げながらGP-01は疾風の如く駆け抜ける。
跳躍。
着地点を選択。姿勢制御。着地。
またも跳躍。
煩雑な操作に苛立ち、焦る。
移動能力で勝るGP-03を選ばなかったのには理由がある。
後方に警告。
「来た!」
「来た!」
この町の警察はどこであろうが追って来る。例え空の上でも。
振りきるためには小回りの利く方が有利だ。そして追いすがるのはやはり。
「止まれ、コウ!これ以上の迷惑行為は許さん!」
シローのEZ-8。
「兄さん見逃してくれ!時間がないんだ!」「無茶言うな!これだけやれば、いくら弟でも見逃せるか!」
「くっ!」
GP-01が跳ぶ。EZ-8も続く。
「仕方ない。兄さん、許してくれ!」
高度と距離を調節し、タイミングを図る。
EZ-8が手を伸ばせば届く所まで接近した。
瞬間。
ブレイクアウト。
コアファイターが分離し、制御と推力を失ったボディが空気抵抗を受けて失速。
背後にまで迫っていたEZ- 8は衝突し、もつれながら落下していった。
コウは束の間シローの身を案じたが、あれ位なら、と言い聞かせてスロットルを全開。
急激な加速に寝不足の内蔵が軋んだ。が、手は緩めない。
心の中で、ただひたすらに繰り返す。間に合え、と。
空港。
待ち合いロビーで、ミリィは、ぽつんと座っていた。
荷物は既にフロントに預けた。後は搭乗開始のアナウンスを待つだけだ。
服で分からないが、彼女の体にはシーマの課したペナルティの痕がいくつも残っている。痛みはないが、微かに熱い。
疲れていたが、後悔はなかった。
搭乗開始のアナウンスが流れた。
席を立つ。と、何かゲートのあたりが騒がしい。
(何かしら?)
振り返ると、警備員に追われながら走る青年がいた。
「ミリィ!」
「コウ…?コウ!」
駆け寄るコウ。立ち止まるとたちまち警備員が羽がい締めにした。
「な…何やってるの、あなた!」
「追って、来たんだ!あんな別れ方、納得いくもんか!」
「バカじゃないの!私はあなたを騙してたのよ!」
「だからなんだよ!僕が君を好きなのには関係ないだろ!」
ミリィが目を見開く。警備員は痴輪喧嘩と知って呆れたよようにコウを離した。
「君を、月になんか行かせるもんか。シーマが怖いなら僕が守る。だから…」
「…有難う。でも、いいの。どうせ、いつかは帰るつもりだったから。いい機会だったのよ」
「だったら、僕も行くよ。故郷を直すんだろう?」
ミリィの眼から涙が落ちた。
うおーカッチョエエ!
間に合え、間に合えぇ〜
「…本当に…お人好し…あんな作り話…信じて…バカ…。あなたには家族がいる、のよ…学校も…それを…私なんかの為に捨てて…どうするのよぉ…」
作り話というのは嘘だとコウは思った。
自分の為についてくれた彼女の嘘。痛ましい位に優しい嘘だと。
愛しくてコウはミリィを抱き締めた。
「…わかった。でも諦めないよ。卒業したら君に会いに行く。それなら、いいだろう?」
「…本当にバカね」
重なる瞳。
次第に距離は近付いていき。
ロビーは冷やかしと喝采の巷となった。
「全く…」
ボロボロになって追い付いたシローは、歓声の中心で抱き合う弟を、苦笑いで見守っていた。
今回は、見逃してやるか。でも説教はしておかないとな。
それが兄というものだろう。
余談だがこの後、一家の電話代が二桁ほど上がり騒動になるのだがそれはまた、別の話。
ミリィ編完結です。
長い上ベタベタっす…
シーマ編は二週間ほどお待ち下さい
ノシ
573 :
523:04/11/06 16:58:58 ID:???
確認したら句読点、
改行ミス、重複のオンパレード…スマソorz
兄弟の家はIP電話にしろと言いたい
良……良すぎる
正直ミリィの顔がわからない
髪を結んでいたような
途中から読んでミリアリアの事かと思ったのはナイショだ
/巛 》ヽ,
ヾノ"~^ヽ,^
(´∀` リ <○月×日
( つ旦O
と_)__) 旦
グゥレイト!今日もトールが撃墜された。
撃墜されて首ちょんぱした後は植木蜂になるのがお約束だ。
……おかしい。
ここで馬鹿なナチュラルの彼氏が撃墜されて落ち込んでいるミリィと俺が結ばれる運命なのに、
奴は何事もなかったかの如く復活してくる。
否グゥレイト……
/巛 》ヽ,
ヾノ"~^ヽ,^
(´∀` リ <○月△日
( つ旦O
と_)__) 旦
イザークよ、独り身はお互いつらいものだなぁHAHAHA!
「ジュール隊長♪」
……って、誰ですかその娘は。
「馬鹿!学校では先輩と呼べと言ったろう」
「はい、ジュール先輩♪」
……なんか満更でもないようなんですが。
否グゥレイト……
/巛 》ヽ,
ヾノ"~^ヽ,^
(´∀` リ <○月◎日
( つ旦O
と_)__) 旦
まずい、成績が落ちている。
このままでは赤服を取り上げられてしまうぜ。
否グゥレイト……
>>579 面白いけどその内容はスレ違いな気がする。
581 :
579:04/11/07 02:48:13 ID:???
>>
俺も別にここでなくてもいいような気がしてきた
否グゥレイト……
ある日、兄弟一家のミンチ製造機もとい守護神たるキャプテンガンダムが、
懲りない害虫どもを駆除した後に唐突に告げた。
「突然だが、私にもガールフレンドというものができた」
「な、なんだってー(AA略」
「今度紹介しよう」
「・・・って、ロボットの彼女ってどんなのだよ?」
「それ以前に、人間?ロボット?」
「女性型が開発されているなんて話は聞いていないぞ!」
「うーん・・・想像できん・・・」
そして・・・「彼女」がやって来た。
「紹介しよう、ALICEだ」
ALICE ALICE ALICE
初めまして
ALICE ALICE ALICE
「なんとー」
「・・・MSかよっ」
「無人機なのか?」
「どうだ、美人だろう」
「いや・・・なかなか結構なゼータ顔で・・・」
ALICE ALICE ALICE
ありがとう
ALICE ALICE ALICE
「では、これからデートなので失礼する」
そう告げるとキャプテンは「彼女」に乗り込んだ。
「・・・」
「いっちまったぜ・・・」
「キャプテンに先を越された・・・」
「なんだかなぁ・・・」
「本人が満足しているのなら別にいいだろう?ボクガイチバンウマクガンダムヲツカエルンダ・・・」
「クソッ、また俺のガンダムが無ェ!いつも何処に消えちまうんだ?」
数日後・・・
「アムロ、倉庫にRX-78がある。貸してはくれないだろうか」
「RX-78か・・・そういや随分長いこと乗っていないな・・・かまわないが、一体何に使うんだ?」
「決闘だ」
「な、なんだってー(AA略」
「強力なライバルが出現した。相手もMSを持ち出して来る。現状の私の装備ではこれに打ち勝つのは困難だ」
そう告げるとキャプテンはRX-78に乗り込んだ。
「ガンダムがガンダムに乗るってのもなぁ・・・」
「なんかで観たぞ、こんなの」
「相手は誰なんだ・・・?」
町外れの採石場でハンマーを振り回すガンダムと、日本刀を振りかざすガンダムが対峙している。
ALICE ALICE ALICE
やめてっ
どうして貴方達が争うの?
私をめぐって?
私のせい?
私は罪な女なの?
わかったわ
勝った方を全身全霊をもって愛してあげるわ
ALICE ALICE ALICE
「8のやつ、レッドフレームで何処に行っちまったんだ?」
>>582-583 GJ!
だけど、キャプテンはシュウト萌えだと信じてたから、
そういう意味ではちと残念かも(´・ω・`)
586 :
[sage]:04/11/07 07:13:02 ID:0JcfwN4O
582-583
GJ!
誰の台詞か少しこんがらがったけど、内容は凄く面白い。
キャプテンはシュウトを大事にしてるな。友達だし
投下が遅れた・・・
時系列的には
>>523からのSSより前だと思われ
「キャプテンに先を越された・・・」 って台詞はコウのものだったりする
>>584 シュウトが正式にいるかどうかはまだ決まっていないので、あえて明記していないんだこれが
>>586 原作的ALICEの台詞は最低3行喰う・・・
キャプテンと8の決闘か。すっげえ面白い。
二人の対決を見ながらはらはらしてるALICEタン萌え。
590 :
523:04/11/07 16:22:58 ID:Hys7oQvl
523です。
ちょっと今、エライ事になってまして
予告していたシーマ編の完成が大幅に遅れそうです。
下手したら一ヶ月後とかになりそうなので、出来てる部分のみ投下します。
期待してくれていた方、もし居ましたら深くお詫びします。
注意事項。
本編は
>>543からのパラレル展開です。
ミリィ編に納得された方はスルーした方が良いかも
本の貸借から始まったコウとミリィの関係は一ヶ月で気の合う知人から異性の友達へと進展していった。
だが、そこから先には進まなかった。
デートは週に一度、
電話は二日に一度、
相手が好意を持っているのはほぼ確定。
にも関わらず、友達以上恋人未満なのは…
「…そりゃあ、待ってるんだろうな」
「待つって?」
「お前から告白されるのをさ。女の子はそういう所がある」
たちどころにコウが赤面する。
アムロはいい加減、馬鹿らしくなってきていた。まるで中学生だ。
コウは長兄アムロに相談した。もっとも経験豊富だし、弟達相手にするのはささやかなプライドが許さなかった。
深夜、部屋に入れたがらない所を泣き付き、今に至っている。
雑然とPC機器に埋もれた部屋。縞柄トランクスにランニングというだらしないスタイル。ベルトーチカと別れる一因であった部分を弟に見せるのが苦痛なアムロだったが、コウは全く気にしていない様だった。
(この鈍さが最大の原因だな)
「そうか、そういうモンなんだ…」
コウはしきりに感心しているが、OKサインを見逃しタイミングを外す可能性が高いとアムロは思う。
ここを読み切れるかどうかが重要なのだが、敢えて何も言わなかった。
教えてどうにかなる物ではないし、失敗にせよ、成功にせよ、経験を積めばそれが人生に活かせる。
「有難う、兄さん。やってみるよ」
「ああ、頑張れ。それと気取るなよ。伝わらないと意味がないからな」
「分かった。じゃあ、お休み」
「ん……ああ、一度家に連れて来るといい。メカニックなんだろ?喜んでもらえる」
「ああ!そうするよ」
コウは勇んでアムロの部屋からでて行った。
(さて、どうなるか)
アムロは当面は静観する事に決めた。
それが兄というものだろう。
『こちら薔薇。菊、応答ねがいます』
『こちら菊。薔薇どうぞ』
『明日1200より、雄しべと接触予定』
『了解。最終段階に移行せよ』
『えっ?』
『繰り返す。最終段階に移行せよ。わかっているな?』
『…………了解』
「もうちょっと、続けたかったかな……』
休日。
コウはミリィを自宅に招いた。
アムロの助言のままに行動してしまう所が、いかにも素直な彼らしい。
「どうなの。いい感じか?」
「MSの話ばっかりしてる。おかしいですよ、兄さんは」
ジュドーの問いに、ウッソはノートのモニタを見ながら歯痒そうに答えた。
格納庫に居るコウ達を例によって盗撮しているのだ。
「はあ〜。なにやってんだ。コウ兄は」
とガロード。
「よっしゃ、兄貴の為だ。一肌ぬいでやろうぜ」
ジュドーが威勢良く言うと、ガロードもニマリと笑い応じる。
「兄弟の為だ。当然だよな」
(これ危険だよね)
利に悟いのが弟。何しろ今日は、よりにもよって悪ガキコンビとウッソしかいない。
ちょっかい出した事がアムロにバレた事を考えて、コッソリ逃げだそうとしたが、兄二人が許す筈もなく。
「どーこ行くんだよ」
ジュドーが肩を掴み。
「おっと、今更遅いぜ。もう共犯」
と、ガロードが上着の裾を引っ張る。
こういう時のコンビプレイは抜群である。
「に、兄さん達、やめとかない?ほら、後が怖いし」
「大丈夫、大丈夫。俺にまっかせなさーい」
「コウ兄の為だぜー。協力しろよー」
嘘だ。二人とも目が笑っている。
「ほうコウの為か」
悪ガキ二人の頭上から突然声が降ってきた。「げっ…」
「…ドモン兄」
脱兎の如く逃げだそうとする悪ガキコンビ。しかし、ドモンの手はそれより速く、二人の弟の頭をがっしりと掴んでいた。
「いでっ?!痛たたたっ!」
「んがっ!な、なんで兄貴がいるんだよっ!放せって、痛えよ!」
叫ぶガロード。抗うジュドー。
「ふん。アムロ兄さんに言われてな。黙って見てりゃこの様だ」
「隠れてたのかよ。大人の癖に汚ねぇぞ!」あがくジュドーに大喝一声、
「うるさい!隠し撮りするお前らよりもはるかにいい!!行くぞぉっ!!」
「あ、ヤベ…」
「ちょ、ちょっとタイム!」
聞く耳を持つ分けががない。
「俺のこの手が光って唸る。躾の為だと輝き叫ぶ!必殺!シャァァイニングッ、フィンガァー!!」
「なにかしら?悲鳴みたい…」
格納庫。RX-78を眺めていたミリィは視線を上に向けた。
「さあ?またケンカかなぁ。」
コウも同じく天井に目をやる。あまり関心ないのは、この家では日常だからだ。
「それよりも、次、何がみたい?」
「う〜ん。そうねぇ…」
ミリィが思案していると陳入者が飛込んできた。猛スピードで彼らの前を横切っていく。
「ごっ、ごめんなさいっ」
「黙れ!性懲りもなく盗撮なんぞ!その性根叩き直してやる!」
逃げるウッソと、なぜか竹馬に乗り追うドモン。
「盗撮?」
突如始まった珍事にも関わらずミリィは耳聡く反応した。
(やばい…)
なんとなく、騒動の原因が想像できた。広がる不安。そして。
それは起きた。
「兄の恋路を邪魔する奴は!馬に蹴られて悔い改めろぉ!!」
言葉通り竹馬で蹴り飛ばされるウッソ。
しかし重要なのはそこではなく。
「兄の恋路?盗撮?」
コウの背中を冷や汗が伝う。とにかく話をそらさないと…。
「あ〜、ミリィ。フリーダムなんて、どう?まだ新しいよ」
「…そう。…そういう事」
途端に彼女の目が冷たいものに変わる。
「いい弟さんをお持ちで。私、帰る」
言い捨てて、さっさと歩き出す。
「ま、待って。誤解してないか?違うんだ」
「何が違うの?盗撮させたんでしょ。最っっ低」
「いや、それが誤解…帰るなら送ってくよ」
「結構よ!」
コウを振り切りミリィは肩を怒らせて格納庫を出ていった。
「ミリィ?ミリィィィィ!」
追い掛けるコウ。
直後、乾いた音が響いた。
597 :
523:04/11/07 16:48:46 ID:???
以上です。あいかわらず読みづらい点、御容赦いただければ幸いです。
もし、続けて下さる職人様いらっしゃいましたら進めて下さって結構です。
それでは。
598 :
523:04/11/07 16:53:31 ID:???
あ、続けて下さいという割りに舌足らずでした。
この後、ミリィ、コウを傷つける。で、シーマ、そこに乗じて
位の展開です。
長々と失礼しました。
>町外れの採石場でハンマーを振り回すガンダムと、日本刀を振りかざすガンダムが対峙している
激しくキルビルを想像したのは私だけだろうか?
600 :
電話2:04/11/08 19:28:39 ID:???
>>564 ハマーン「マシュマー、電話を」
マシュマー「はい」
RRRRRRR
???「はい…」
ハマーン「私だ、すまなかったな…今回の家庭訪問」
???「ええ…でももうジュドーという子が気づき始めています…」
ハマーン「何ッ…く…私も後数日で回復しそうだ…それまで何とか…」
???「わかりました…でも…7日後には授業参観ですよ?…」
ハマーン「分かった!私もなんとか家庭訪問までには回復させる!それまでは頼む!」
???「はい…お願いします…」
ハマーン「…お前にも迷惑をかけた…本業である病院の方も迷惑をかけて…」
???「大丈夫です…私も…影武者を立てておきましたから…」
そのころ病院では…
???「(クッ…何故私が看護婦を…第一上品な喋り方をしろと言われても…私には…
第一…キラに見つかったらどうすればいい?!)」
マサキ「顔色悪いですよ…」
???「気にするな!…じゃなくて…だ…大丈夫ですわ、そ…それよりもカルテの管理をした方が…い…いいのではなく…て?
(うぅ…好きになれん…)」
セイラがハマーンを、カガリがセイラをやってるのですね。
マサキさんはWBで看護士やってた人ですよね。
おかっぱつながりで、一瞬イザークかと思って焦った…w
このスレでカガリを初めて見た気がする。これまで出て来たことあったか?
ラクスとフレイはよく出てるのは知ってるが。
フランス料理だろうとチャーハンだろうと、
何にでもチリソースをアホほどかけて食う馬鹿親子役で出てるの見た。>カガリ
初期はキラがラクスとデートする為にカガリの格好をしていた
単に似ているというだけの理由だったが
初期のキラはロラン以上の女装野郎だ
板が割れて自治厨による種ネタ叩きによってスレが死に絶えたせいで、忘れられている・・・
後にキラとカガリが兄弟だったという事が本編で判明するが、このスレでは他人のまんま
ちなみにアスハ家の人間の味覚は常人のそれと異なり、どんな料理にもチリソースをかけて食ってしまう
あのときは種厨もウザかったからなあ
自治厨だけが悪いとも言えない。痛みわけ
すまん。我慢できん
>>523 二 度 と 来 る な。
気に入らないのなら君が読まなければ良いだけの事だ
待っている者もいる
職人叩きもいい加減にしまたえ
>>607 ならこのスレにくるな。ここは様々な職人がルールに沿った作品を書き連ねる場だ。
以前のハガレンのキャラが入るようなルール違反ならともかく、趣旨が合わない程度で
文句をつけるような池沼はここに来るべきではない。
>>606 しかし、アレのせいで一気にスレが廃れたことを考えると、
結局自治厨側が変に気張ったせい。
>>610 スレの趣旨と違って種のキャラと他のキャラとが絡まなかったからじゃないか?
>>611 そうだとしてもネタの総数が減って廃れるよりはマシ。
無いよりはマシなネタだし。
>>607 >>1のドモンの言葉をしっかりとその腐れた耳に刻むがよい。
そして正座してひたすら復唱するがよい。
なんかアレね。トロワスレも同じ時期に似たような問題で
(具体的に揉めてる内容は違うが)
騒いでるのな。シンクロニティを感じる。
しかしあっちはネタという、ネタスレにとってはある意味最良の形で流れが戻ってるな。
こっちもそうありたいが、ネタがねぇ……
おまいの指してるのは時間から見るに最初の方だし、あれは
戻ってるというより先走ったネタ師の暴走でしょ。
最終的に戻ってるのは安心したけど。
ここで兄弟以外全部機械なんてアホネタやったら袋叩きだろうな。
トロワスレはホント大人が多い。
今、トロワスレを見てみたら
あっちはあっちでグチャグチャしたモノが結構貯まってると見た。
スレ終了間際のタイミングを見計らってその鬱憤を爆発させたい奴が居る模様。
まぁ爆発したところで次のスレじゃ元通りだろうけどな。
なんせトロワだし。
ここでトロワスレとリンクするようなネタはあり?
リンクするとヒイロが凄いことになるので止めておいたほうがいいw
うーむ、ちと流れがよくないんで、昔書いたネタでも出してみるかなあ。
文章見直さないといかんのでテキトーにお待ちを。
OK。さすがにまずいかwガロードの帝王はw
というかトロワスレのキャラはほぼ全てのキャラが人外のものになっとるからなw
ここのキャラクターはミンチになってもすぐに復活できる以外は、概ね原作準拠だし。
なるほど。
…トロワスレ、今酷いな。
前スレ
>>926が暴れてる。
しかしそれすらもネタに昇華しようとするあの姿勢は正直凄いと思った。
各ネタスレの職人一同に敬礼!
627 :
622:04/11/12 02:20:54 ID:???
やっとこ体裁が整ったので流れぶった切ってネタ披露。
ヘタレかもしれんが勘弁してくれい つД`)
ピンポーン
「あ、来た来た、はーい。」
ロランがせわしなく玄関に向かい、ドアを開ける。
『こんにちはーっ』
溌剌とした二人の子供の声が玄関に響く。
「しばらく家で世話になるホイとミンだ」
二人の後ろに立っていたドモンがそれぞれを紹介する。
話は遡って二週間前。
武者修行から帰ってきたドモンが、「相談したいことがある」と
アムロ、シロー、ロラン(付き添いでアル)を居間に集めたのが事の始まりだった。
「二人の子供をしばらく泊めてくれだって?」
相談事など数えるくらいしかないドモンからの、予想し得ない相談内容に
唖然とするアムロ。
「何でまたそんな話を?」
「実はだな・・・・・・」
今回の武者修行の道中、偶然香港に立ち寄ることができ、ジャンクの爺さん達と
会う事ができたのだが、久しぶりに立ち寄ったジャンクは大分老朽化が進んでおり、
このまま暮らしていくには限界が近いとの話が爺さんから出てきた。
海に暮らす者として、ジャンクを捨てて陸に上がるつもりはないが、この状態では
三人とも生活を続けるには危険過ぎる為、ジャンクを新造するつもりだとの事。
それならば、以前世話になった礼として、ジャンクが出来上がるまで自分が
二人を引き受けようと申し出たのだった。
「滞在期間はジャンクが出来上がる二週間。その間、この家に泊めてもらいたいんだ」
「二人の子供は何と言っているんですか?」
戸惑いつつも、シローが心配そうに訊ねてみる。
「喜んでいたな。二人には俺からの旅行の誘い、ということで
こっちに招待するつもりだ」
「でも、滞在費とかどうするんです?ウチの家計に余裕はありませんよ?」
ロランが深刻な表情で問いただす。
「心配には及ばない。俺の『貯金』を使うことにする」
「ちょ、貯金!?」
みんな目を丸くする。ドモンの貯金など、この家では見たことがない。
特に家のことに詳しいロランは驚きを禁じえない。
「・・・レインが、俺の格闘技大会の賞金の一部を貯めておいた口座を作っていたんだ。
俺は必要ないからとそのまま放っておいたんだが、先にレインに相談したら
これを使うように、と持たされたんだ」
そういってテーブルの上に通帳とキャッシュカードを出す。
「と、とりあえず見せてもらっていいですか?」
『貯金』に驚きつつも、家計を守るロランとしては確かめなくてはいけない事であった。
通帳の残高に目を通すロラン。
「こ・・・こんなに・・・。これなら十分です!」
最大の問題が払拭でき、心なしかロランの顔に晴れやかさが戻る。
「金銭面は解決できたが、他の兄弟たちの了解も取り付けないとまずいぞ?
そうでなくてもわが家はドタバタしているんだから」
アムロが釘を刺す。
「ああ。夕食が済んだら相談してみるつもりだ。
ところでアルはどうだ?年下の子供二人が来るから大変だとは思うが」
「いいよ、楽しそうだし!」
屈託の無い答えにほっとするドモンであった。
夕食後、家族会議ということで集められた各兄弟達は、ドモンからの相談に
驚きつつも、「13人が15人に増えるだけだし」ということで
さしたる反対も無く受け入れられたのだった。
(危険がないように、ドモンのダンベルやヒイロの武器はしまうことになったが)
家族会議後、ロランがひとりになったドモンを呼び止める。
「兄さん、通帳とカードもらったのはいいけれども、暗証番号はいくつです?」
「これだ」
そういって右手の紋章を浮かび上がらせる。
「あ・・・なるほど・・・『4711』ですね」
(流石レインさん、無頓着なドモン兄さんでも忘れない番号にしたんですね)
632 :
622:04/11/12 03:24:03 ID:???
とりあえず今日はここまで。
続きは・・・もちっと体裁整えてからにします。
乙! 続きを楽しみにしております
トロワスレが…
あっちの職人だけどこっちに移住しますかね・・・。
もううざくて・・・。荒らしはスルーの基本も守れてない。徹底抗戦って馬鹿ですか?
スルーの結果腐りきった場所もあるからだろ。新シャアじゃ有名な話だ。
徹底抗戦とか言ってるのはの一人でしょ、どう考えても。
とスレ違いしてみる
他所は他所、うちはうち
向こうの荒らしが収まるのを願いつつ、ここはいつも通りでいこう
こちらに飛び火しないことを切に願わん
>>637 激しくフレイ板。通称隔離。スルーしすぎて無法地帯になった過去を持つ。
あそこの関係者は一時期ここも荒らしたことがある。
>>631 なんで『4711』?
これがわかんね?俺だけ?教えてエロイ人
>>641 キングオブハートの紋章の一部。
数字を全て足すと(4+7+1+1)キングである13の数字が現れる。
他のシャッフルの紋章にも、それぞれ同様の数字がついている。
なるほどそうだったんだ、
知らんかった。ありがとうございます。
622さん、他の職人さん続きを楽しみにしております
>>6003時間目終了…
ハマーン?「ではここまで!起立…例…」
ジュドー「さーて4・5時間目に授業参観かぁ…」
休み時間、学校の裏側にて…
ハマーン?「もしもし?今日中に間に合うのではなかったのですか?」
ハマーン「もう少しで家を出る!後…50分くらいで着く!」
ハマーン?「はい…とりあえず4時間目の参観は私がなんとかします!」
ハマーン「感謝する…!では頼む!5時間目からは私が復帰する!」
ハマーン?「わかりました…」
そしてなんとか4時間目が終わる…
ハマーン?「次の授業は理科室な…だ!早めに移動し…ろ…で、ではここまで!起立…例…」
教室から出るハマーン
そして…!
アムロ「(今だ!シーブック!行け!)」
シーブック「(でもアムロ兄さん…僕は今日学校が代休だったからいいけど…
なんで僕がハマーンの後を追うんです?)」
アムロ「(影が薄いから見つかりにくい!)」
シーブック「(そんな…)」
アムロ「(冗談だ僕も行く!参観の方はシローが見てくれる)」
シロー「(わかりました!)」
5時間目開始
アムロ「(そろそろ授業も始まるのに…ハマーンは何処へ行く?)」
シーブック「(さぁ…おっと時間だ!始まったぞ!)」
PPPPPPP
シーブック「(おっと…アムロ兄さん!シロー兄さんに持たせておいた超小型トランシーバーに着信あり!)」
シロー「(こっちでは授業が始まった!ハマーンもいるぞ!)」
アムロ「(何?じゃああのハマーンは?)」
最近このスレに来た者ですがまず設定に笑い、次に職人さんの腕に感動しました〜。どれもおもしれえ。
自分も未熟ながらひとつ書かせていただきたいなと思うんですが、
このスレを一通りROMった限りではまだシュウト君が出て来ていないようなので、
一家に投入しても大丈夫ですか?
もし既に出て来ているようでしたら一言ご指摘下さると有り難いです。
書いても大丈夫なようでしたら、一応キャプテンとの関係もフォローするつもりではおります。
アムロ「ハマーンさん!」
ハマーン?「!(え…まさか…)」
アムロ「授業の方はいいんですか?」
ハマーン?「…ええ…いいんです…」
シーブック「授業を任せてあるんですか?」
ハマーン?「…………」
アムロ「どうなんですか?」
ハマーン?「………もう無理のようね…アムロ」
アムロ「!?」
ハマーン「流石はニュータイプと言うべきかしら…」
カツラを取るハマーン?
シーブック「な…?!」
アムロ「セイラさん…」
セイラ「…こういう事です」
アムロ「セイラさん…なぜ…」
セイラ「詳しい事は私の口からは言えません…ハマーンさんから直接聞いて下さい…」
アムロ・シーブック「…………………」
セイラ「あと、この事は誰にも言わないで下さいね……」
アムロ「ああ…」
シーブック「はい…」
セイラ「ありがとう…」
学校を去るセイラ…
アムロ「………(ククク…)」
ジュドー「どうした?アムロ兄さん?」
アムロ「いや…なんでもない…」
シーブック「ジュドー、そっとしておいてあげてくれ…(ククッ)」
ジュドー「シーブック兄さんまで…」
ヒイロ「誰にだって考えこむ事だってある…気にするな…」
ガロード「お!ヒイロもそういう事いうんじゃねぇか!」
ヒイロ「(言うべきではなかったな…)」
ドモン「さーて!そろそろ飯にしよう!ロラン!頼むぞ!」
ロラン「はいはい!さーて…」
夕飯後…
ヒイロは地下室に戻った…
RRRRRR
秘密連絡用電話が鳴る…
ヒイロ「…俺だ」
ハマーン「ヒイロか?やっと私も復帰した」
ヒイロ「復帰したか…」
ハマーン「お前のおかげで学校のファイルにボロが出なくてすんだ、礼を言う」
ヒイロ「ふ…影武者の行動なども考慮した上でファイルをいじっておいた…ミスは無い…」
ハマーン「ヒイロ…」
ヒイロ「…?」
ハマーン「ありがとう」
ヒイロ「……」
ハマーン「切るぞ」
ヒイロ「終わったか…」
そして深夜、アムロとシーブックはハマーンの事について語り大笑いした
ハマーンがああなった理由はこうだった
教師の飲み会があった
ハマーンは普通にワインや酒などを飲んでいたが
そのうちにグレミーが酔っ払い酒やビールをかけはじめた
グレミー「はーははははは…そーら飲め飲め!」
オウギュスト「ウウウ…」
アリアス「アーヒャヒャヒャヒャ…」
イリア「(グヒグヒグヒ)ぷはぁーっ!」
ラカン「わはははははは!飲めぇ!」
ダニー「うおおおおおおお・・・」
デル「ありゃ?ダニーの奴泣き出した…」
デューン「さーて裸踊りでも…」
デル「デューン!やめろ!」
ワイム「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
ビアン「畜生!どうなんてんだぁ…」
バンパ「あああああああああああああああ」
その後グレミーがハマーンにガバガバとウォッカを大量に飲ませた
その結果、ハマーンも酔っ払ってしまいその日、
調子に乗って気がつけば20リットルも飲んでいた
そのためハマーンは腹痛(下痢)をおこし
学校へ行ける状態ではなかった、しかし学校を休むとなると情けない!
さらに下痢が原因で休んだとなると滅茶苦茶情けない!
そこで髪型が似ているセイラに代役を頼み
万一に備えてヒイロに学校のデータをいじっておいてもらったのであった…
キラ、学校にて…
キラ「あーあ…昨日はなんか下の階から笑い声がしたなぁ…」
カガリ「おはよ、キラ」
キラ「ああ…カガリ…久々だね」
カガリ「私にもちょっとあってね…少々風邪をひいてしまいましたの…」
キラ「カガリ?」
カガリ「そのせいで学校にこれなかったのですの、理解できまして?」
キラ「カガリ…なんか変だよ?」
カガリ「!っと!私はいつも通りだ!とにかく風邪をひいでしまった!
それで休んでいた!それだけだ!(うぅ…言語に後遺症が…)」
【ハマーンの謎・完】
652 :
通常の名無しさんの3倍:04/11/15 00:16:30 ID:O5EHH2Lm
上品に喋れるようになったならいいじゃんなあ
保守age
めっきり寒くなった11月頃
兄弟家の夕食にて…
シロー「あーそれにしても今日も疲れたなぁ…」
アムロ「こっちも疲れたよ」
ガロード「やーってらんねぇの!」
ジュドー「ハマーンの調子が戻ったっけなぁ…」
シーブック「フーン…まぁいいや、コウ、醤油とってくれない?」
コウ「はい醤油…」
シーブック「ありがと、さて刺身を食うか…っておい!コウ!これはソースだ!」
コウ「すまない…」
ドモン「…………」
キラ「あれ?ドモン兄さん?」
ドモン「…………」
キラ「兄さん!」
ドモン「!キラ?どうした?」
キラ「暗いですよ?何かあったんです?」
ドモン「いや…ちょっとな…」
シーブック「相談になら乗りますよ」
ドモン「ああ…すまん…」
それは今日の昼の事だった…
ロラン「さて買い物行くか!」
ドモン「俺も行こう」
ロラン「ドモン兄さん?」
ドモン「たまにはいいだろう!荷物持ちをしてやる!」
ロラン「ドモン兄さん…」
ドモン「これも修行のうちだ!さぁ行くぞ!」
ロラン「へ?」
ドモン「さぁ俺の腕に捕まれ!離すなよ!」
ロラン「何をする気ですか?」
ドモン「超級!!覇王!!!電影弾!!!!!」
ドガァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
ロラン「うわぁぁぁぁぁ…」
ドモン「どうだ?歩いてだいたい10分のところを1分たらずでこれたぞ!」
ロラン「あーびっくりした…」
順調に買い物を進めるロラン
ロラン「さて…これで野菜はOK…と…」
ドモン「終わったか?」
ロラン「ええ…さて帰りましょう…」
ドモン「ちょっと待て!」
ロラン「?」
ドモン「ちょっと寄りたい所がある、10分ほどいいか?」
ロラン「ええ…いいですよ…」
ドモンは1家の数日分の食料を左手で抱え
材木屋に行った
ロラン「ドモン兄さん?一体何なんです?」
ドモン「ちょっとな…表で待っててくれ!」
ロラン「はい…」
ドモンは店の前でドサリと荷物を置き店内へ入っていった…
店内の木材を見て回るドモン…
ドモン「えーとこの板ならよさそうだな…」
???「うーむ…この木では耐久性が不安だ!もっと頑丈なものを探さねば…」
ドンッ!
ドモン「痛…誰だ!…っと!貴方は!」
???「ぬう!…な!」
ドモン「師匠!失礼しました!」
マスター「おお!ドモンか?(マズイ…)」
ドモン「師匠!一体何故ここに?」
マスター「すまん!急ぐんだ!また今度だ!店長!金はここに置いておくぞ!」
ドドドドドドドドド…
ドアン(店長)「若若しい方だ…」
店から出るドモン
ロラン「終わりました?」
ドモン「ああ…」
ロラン「あれ?その板は?」
ドモン「気にするな!さぁ帰るぞ!」
家に向かって歩く2人…
ドモン「(師匠…一体何が…)」
ドモン「というわけだ、師匠が材木を買っていたんだ…」
シーブック「何処が不思議なんです?」
ドモン「どう考えても師匠と材木は考えにくい!」
ヒイロ「どうだっていいだろう……」
ガロード「何に使うのか…ひょっとして(ブッ)」
ジュドー「おい?ガロード?(ブッ)」
ロラン「(やっとでれたー)ウワッ!ガロード!ジュドー!鼻血を!」
キラ「はい!雑巾とティッシュ!」
ガロード「すまねぇ…」
ジュドー「ううう…」
コウ「な…何を考えたんだ?」
アムロ「コウ…考えないほうがいいと思う…」
コウ「?」
ウッソ「……あれ?ヒイロ兄さんは?」
キラ「あれ?そういえば…」
シーブック「ヒイロはああいう事が死ぬほど嫌いだからな…」
ドモン「まぁいい!とにかく不思議でしかたないんだ!」
シロー「気にしなきゃいいんじゃないか?」
アル「僕もそう思う!」
ドモン「………」
ネタの内容につき続きは少し先になります
ご了承下さい
>>654-657 続き楽しみにしとります!
つーかロラン、そのあと無事に買い物できてるのか…w
動じないやつだな 慣れだな
小ネタ
TVを見ながらの夕食中
TVCM『温度の見えるティ○ァ〜ルッ』
ガロード「ティファッ!?(ガタガタッ)」
シーブック「またか…」
シロー「お前、○ィファールのCM見るたび反応するの止めろって」
ガロード「ティファの名前が全国放送で流れるんだから仕方ないだろ!」
ウッソ「ティファさんじゃなくって、あのレンジの名称でしょうに」
ロラン「そんな調子じゃ、ティ○ァニーのショップなんて行けないですよ」
TVCM『ぷちぷちグミ入りし○まぷっちょ♪』
コウ「っっ!?!?!?(ガタガタガタッッ!!)」
ジュドー「またかよ…」
ヒイロ「警備システムに異常なし」
ドモン「シーマらしき気配は全然感じないから安心しろ!」
カミーユ「っていうか、いい年して机の下に隠れるなって…」
キラ「そうだよ!コウ兄さんが机をガタガタゆらすから
おかずがお皿から飛び出ちゃうじゃないか!」
コウ「うぅ…(ガクガクブルブルガクガクブルブル)」
アル「キラ兄ちゃん、僕の分のおかずあげるからコウ兄ちゃんを許してあげてよ」
アムロ「全く…。いくらシーマが苦手だからって、そこまで怖がるのは失礼だし
ちょっとは可哀相だと思わないのか?」
>660 藁他w
では私も小ネタを、
>>657の続きはもう少し後にならないと面白みが出てきませんので(季節的に)
TV『トーリー○ーアー』
ジュドー「お!始まった!」
シーブック「そうだな…今日は100へぇ行くかな?」
TV:カクリコン「明日使えるムダ知識を貴方にトリ○アの泉へようこそ」
カミーユ「!」
TV:サイ「トリ○アの泉では毎週視聴者の皆様から送られてきた…」
キラ「(ドテッ!)」
ヒイロ「な…」
ドモン「なぁぁぁぁぁぁんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!!!!!」
アムロ「ドモン!落ち着け!」
ドモン「てかあいつら誰?」
12人の兄弟達「(ドテッ!!!)」←コケた
>662
カクリコンは寒いギャグを言ったりハゲを自虐ネタにするのかw
>>660 なんとなくキラにコウを責める資格はない希ガス。
キラとて「フレイ」という単語を聞けばいつものごとく泣き出すんだし。
ちなみに、カ○ボウが「フレイア」というブランド名の化粧品を出しております…。
あと、アングラーズ リ○ブリックと言う会社がブラックバス用の釣り道具で
「フレイム」というブランドのロッドやリールを売っております…。
何となく兄弟でデュエルマスターズカードをやっていた。
当然頭脳系が強い。
キ「クリスタルヒュージョン!」
ガ「そんなにマナ貯めて意味あるの?…これでそっちシールド0枚だしこっち、
ブロッカー山ほどだぜ?……ボルメテでアタック。」
キ「…これで17マナだね。…グリムソンワイバーン召還、さらに…進化、バーレスク!」
ガ「…なんだって〜!」
ウ「キラ兄さん、相変わらず強いね。」
コウ「ある方法でかてるよ。簡単に。」
ア「最弱のコウ兄さんが?」
コウ「4マナタップ。大気の使徒フレイ召還!」
キラ「…(ガクガクブルブルガクガクブルブル)」
コウ「次のターン…フレイ、アタック!」
キラ(失神)
カミーユ「そんな卑怯者、修正してやる!」
キラが一週間精神病院に、コウが怪我で入院したのは又別の話。
>>666 よく分からんネタだが、666は不吉だなとオモタ
>664-665
単に自分がCM見るたび反応するからってだけで
キラのことは完全に忘れてたw
665の言うCMは見たことないけど、それで落とした方が良かったかor2
ヒイロ 「臨時収入だ、使ってくれ」
ロラン 「助かります!いつもの『火消し』」ですか?」
ヒイロ 「ああ。年末も忙しくなりそうだ」
ロラン 「家計を心配してくれるのは嬉しいですが、あまり危険な事はしないで下さいね」
ヒイロ 「了解」
…
ジュドー 「ヒイロ兄ーその『火消し』のバイト、俺達もやりたいんだけど」
ガロード 「年末はやっぱ色々金が要るしさー頼むよ!」
ヒイロ 「…『プリペンダー』はお前たちには紹介できないが、別のバイトなら紹介してもいい」
ジュドー 「マジで!金になるやつか?」
ガロード 「カトルさんの紹介か?前にやった油田堀りとかデブリ拾いは勘弁な」
ヒイロ 「安心しろ、今回はリリーナから頼まれたバイトだ。」
ジュドー 「よし、決めた!!」
ガロード 「リリーナさんのバイトなんて、俺達がやっていいのかよ?」
ヒイロ 「俺はプリペンダーでいない。バイトは今週末2日間のみだ。
詳細は当日リリーナに聞け」
(続く)
−バイト当日の朝食の席−
ガロード 「今日明日、俺とジュドーでバイトに行ってくるから!」
シロー 「真っ当なバイトなんだろうな?」
ジュドー 「やだなー疑りすぎだって!」
ロラン 「泊りがけのバイトですか?偶然ですね、僕もなんですよ」
キラ 「僕も」
ジュドー 「えー!ロラン兄とキラ兄もかよ?聞いてないぜ!!」
ロラン 「内容は聞いてませんが、僕はディアナ様に頼まれたんですよ」
キラ 「僕はラクスから」
ガロード 「まあ、俺らはヒイロ兄の口利きでリリーナさんから頼まれたんだけどさ」
アムロ 「何処に来るように言われたんだ?」
ガ・ジュ・ロ・キ 「サンクキングダム!」
ガ・ジュ・ロ・キ「!!!」
アムロ 「リリーナ・ドーリアン、ディアナ・ソレル、ラクス・クラインか…」
カミーユ 「何のバイトだ?怪しいな」
シーブック 「…働き甲斐のありそうなバイトだな」
ドモン 「肉体労働なら俺に言ってくれれば良かったのにな」
コウ 「羨ましいバイトだ…(あっ!)」
アル 「コウ兄さん、鼻血が出てるよ!」
ウッソ 「羨ましいですよ!兄さんたち!!」
キラ 「…本当に羨ましいかは無事帰ってきてから言ってよ」
シロー 「まあ、大丈夫だろう…行って来い!」
ガ・ジュ・ロ・キ「・・・ザクグフゲルググ・・・」
(続く)
−サンクキングダムに到着したジュドー・ガロード・キラ・ロラン−
にこやかに迎え出た3人の女性達
リリーナ 「ようこそ、サンクキングダムへ」
ジュドー 「…久しぶり」
ガロード 「…今日は何をやればいいんだ?」
ラクス 「皆さんお待ちしていましたわ」
キラ 「…やあ、ラクス」
ロラン 「ディアナ様!、あのっ…」
ディアナ 「まずはお茶でも飲みながら説明しましょう」
ロラン 「それで、今回のバイトって…」
リリーナ 「もうすぐクリスマスですわね」
キラ 「ええ、まぁ…」
ラクス 「世界の平和を望む私達3人の連名で、子供達にクリスマスプレゼントを
贈る事にしましたの」
ジュドー 「プレゼント、ね…」
ガロード 「子供達って、何処の子供達だ?」
ディアナ 「地球圏全ての…」
ジュ・ガ・ロ・キ 「!!!」
リリーナ 「と、言いたい所ですが、いくらなんでも無理ですから、世界中の施設に贈る事にしましたの」
ロラン 「それで何をですか?(それが肝心です)」
キラ 「ラ、ラクス…ケーキなんかじゃ僕やジュドーやガロードは作れないよ」
ラクス 「大丈夫ですわ、キラ」
ジュドー 「そ、そうだ!俺達菓子なんて作れないぜ!」
ガロード 「いつも食ってるだけだしな!」
ディアナ 「大丈夫です。皆さんでなくては作れないものですから」
(続く)
>>657 マスター「約1ヶ月でクリスマスだ!」
風雲再起「ヒヒーン!(訳:何をする気ですか?)」
マスター「おぉ!風雲再起よ!お前にも協力してもらうぞ!」
風雲再起「ヒヒーン?(訳:はい?)」
マスター「まぁ12月に教えよう!さーて作るか!」
風雲再起「ヒヒーン!!(訳:はい!トンカチです!)」
マスター「うむ!いいぞ!」
キョウジ(正気)「さて…こういう時に私が居るわけだ!」
マスター「すまんな…キョウジ…ワシの自己満足的な事に手を貸してもらう事になって…」
キョウジ「いいですよマスター…かつて『キョウジ兄さんの弟になる!』と叫んだ少年…いや、義理の弟と言っても過言ではない
男にも見せてやれるのだからな…もう20になったそうだがこの日ばかりは少年の心でいてほしい…」
マスター「ほう…あの馬鹿弟子…いや、13代目キング・オブ・ハートか…」
風雲再起「ヒヒーン!(訳:板を持ってきました!)」
キョウジ「さて作りますぞ!マスター!」
マスター「うぬ!」
数時間後…
ギコギコギコ…
カンカンカン!…
マスターの自宅の倉庫に作業音がこだまする…
バキッ!
マスター「ぬぅ…ワシとしたことが油断しおったわ!」
キョウジ「うわ?!すぐに手当てを!」
風雲再起「ヒヒーン…(訳:ばんそうこうです)」
キョウジ「しかし効率が悪いですね…」
マスター「まぁな…仕方あるまい…」
キョウジ「こうなったらあの手で…」
マスター「キョウジよ何をする気だ?」
キョウジ「ぬううう…」
ポン!
マスター「うお?!なんだ2人?」
シュバルツ「…」
キョウジ「コピーを作ったのさ」
シュバルツ「さて始めるとしよう!」
マスター「(こやつ…)」
一体マスター達は何を作っているのか?
はたしてその真相は?
【続く】
俺はサーペントテールの叢雲劾
ダイクン社グループの株主総会の警備に来ている
その中でも特に警護されるべきターゲットは、依頼人であるダイクン社総帥シャア・アズナブル氏だ
今はイライジャが警護にあたっている
そろそろ俺と交代の時間だ
すると依頼人の方から切り出してきた
「つ、次の護衛は風花たんを希望する・・・!」
俺達はナナイ女史からもう一つの以来を受けていた
総帥の困った性癖が出たら、躊躇無く制裁を加えるようにと
俺とイライジャはターゲットを簀巻きにした
そして「人間よりも蓑虫寄りの生命体」と化したそれを最大出力のサウナ室に監禁した
総帥のアズナブル氏の急病による退場というハプニングがあったものの、無事に総会は終了した
ミッション・コンプリート
その後ダイクン社グループ総帥の、サザビーに代わる次期専用MSがナイチンゲールからゾゴジュアッジュに変更された
我々の関与するところではない
>>675 思いっきり笑いました。
シャアのことだから風花タンの盗撮写真ももってそうだな。
すまんが「サーペントテール」の解説頼む。ネタ元がわからないんだ
>>677 聞く前にぐぐる事を覚えよう。
「サーペントテール」でぐぐればすぐわかるよ。
>>674 ドモン「気になる!どうしてもマスターと板が!」
ロラン「落ち着いたほうがいいですよ?ドモン兄さん右手が光り始めていますよ」
ドモン「クッ…明鏡止水…明鏡止水…」
ジュドー「そういえば今日見たぜ、マスターとかいうおっさん」
ドモン「貴様!おっさんとは何事だ!…俺の右手が光って…」
ジュドー「ヤバ…」
ドモン「シャァァァイニングフィンガァァァァァァーーーッ!!!」
ジュドー「ぐわっ!」
ドモン「ジュドー!詳細を!」
ジュドー「いちち…(ひでぇなぁ…)えーっと確か今日の午後だったかな…ジャンク品売りに行った…」
アムロ「ちょっと待て!学校はどうした?」
ジュドー「学校でつまらない授業をやってれば、この世界の方がどれだけいいか分かるまい!」
アムロ「学力を下げてどうするつもりだ!」
ジュドー「アニキにそんなこと言わせるかよ!俺はジュドー=アーシタなんだぜ!!!」
シーブック「(これはパクリだ…)」
アムロ「(ピカッ!)行け!フィンファンネル!!!」
ジュドー「ぐわぁぁぁぁぁぁ…」
ジュドー「まぁいい!とりあえず詳細だ、確か赤いペンキと白いペンキ、後、鈴を買っていたな」
ドモン「……わからん!一体何なんだ?」
ロラン「そういえば私も…」
ドモン「!」
ロラン「確か凄く怪しい覆面かぶった人が呉服屋で赤い生地をいくつか買っていた」
ドモン「…」
私も…って、ロラン女の子?!
683 :
通常の名無しさんの3倍:04/12/02 03:41:49 ID:Y7YaGq/i
ばればれなネタ乙
だがそれが良い
ばればれでもドモンが気づくか・・・
保守
マスターの自宅にて…
マスター「ふう、やっとできたわい!」
鉄仮面「私も手伝ったからな!」
キョウジ・シュバルツ「本当にありがとう」
鉄仮面「あと資金面でも手を貸そう!」
マスター「ありがたい!しかし何故協力してくれる?」
鉄仮面「兄弟達の中に私の店にバイトに来ているシーブックという青年がいる!彼はよく私の店で働いてくれる!」
マスター「なるほどな!しかし今回の計画がうまくいけば…」
鉄仮面「ふはははははは!うれしかろう!!!」
マスター「しかし問題はここからだ…」
キョウジ・シュバルツ「確かにそうだ」
マスター「ううむ…どうすれば…」
鉄仮面「ぬぅ…」
キョウジ・シュバルツ「そういえば例の兄弟達に接触した男がいるとか…」
マスター「何!」
キョウジ・シュバルツ「確かアムロの会社に働いているという…誰だったかな…」
マスター「…ちょっと待て!」
キョウジ・シュバルツ「?」
マスター「さっきから同時に喋りおって…お前は(ピー)か?」
↑実在する芸能人のため放送(?)できません
シュバルツ「そんなことはどうでもいい!」
マスター「まぁいい…とにかくそいつを使って兄弟達の欲しいものを聞き出せばいい!そうだ!それがいい!1番だ!」
キョウジ「(うまくいくかなぁ…)」
マスター「早速呼ぼう!」
連絡後…
マスター「うお?早い!流石は…」
鉄仮面「赤い彗星…」
シュバルツ「さて来たか…」ぽちっとな
ttp://www.gem.hi-ho.ne.jp/ef-8/new_page_9.htm (必死になってMIDIを探しましたがやはり見つからないのでこのHPのバックミュージックを代用してください)
クワトロ「ふう…待たせたな東方不敗!一体何の用だ?」
マスター「実は今年のクリスマスに…………………!だから兄弟達に…………!」
クワトロ「何!そんな事を!?…わかった聞いてみよう、しかしこれだけは言っておきたい…!」
鉄仮面・マスター・キョウジ・シュバルツ「?」
クワトロ「私 は シ ャ ア で は な い ! !何だ?あの音楽は?」
マスター「と…とにかく頼む!」
クワトロ「では失礼する!」
688 :
523:04/12/07 09:47:56 ID:???
住人の皆様お久しぶりです。523です。
投下したネタでご迷惑かけたようで、すいません。
うお、職人さん待ってたよん!
スレ沈静化につき、至急ネタ投下求む!ノシ
690 :
通常の名無しさんの3倍:04/12/10 02:40:09 ID:CijN/L06
あげてみる
どうしたアル。こんな時間に。
何?コウがガンプラを作っていて溶剤臭くて眠れない?
仕方のないヤツだ。今夜はここで眠るといい。
───せっかくだから何か話を聞かせてよ。
そうだな、それじゃ修行時代の話でも・・・
───たまには違う話も聞きたいよ。
うーん、じゃあ俺が今一番ファイトしてみたい人の事を話してやろう。
実はそれはシロー兄さんなんだ。
───えっ?どうして?
それはな・・・あれはお前たちが学校へ行っている時間の事だ。
兄さんが非番の時は決まってアイナさん家のノリスが決闘を申し込んで来るんだ。
これまでは何とか勝利を収めて、交際を認めさせていた。
だがその日はアイナさんのお兄さんが帰ってきていたんだ。
───アイナさん、お兄さんがいたんだ。
仕事が忙しくて、滅多に帰ってこれないらしい。
そしてノリスの代わりにお兄さんのギニアスが決闘を申し込んできた。
ところがその前日に大捕り物があって、犯人一味は逮捕できたものの兄さんのEz-8は大破していたんだ。
───誰かのMSを借りればいいじゃんか。
その日はみんな仕事や学校に行っていただろう?
警官が勝手に人の機体を持ち出して決闘に使うのはどうかと思うぞ。
とにかく残っていたのは俺だけだったんだ。
「頼むドモン!俺にシャイニングガンダムを貸してくれ!」
シャイニングは大事な機体だが、最近は使う機会が少なくなっていたのも事実だ。
それにシロー兄さんの頼みだ。断る理由などない。
問題があるとすれば兄さんがシャイニングを使いこなせるかどうかだったが・・・
兄さんは大量の重火器を装備して出撃していった。
そんなシャイニングの姿を見るのは正直複雑だったな。
「ギニアス・サハリン!貴様を倒して、俺はアイナと添い遂げる!」
「愛など粘膜が生んだ妄想だという事を思い知るがいい!」
そして町外れの採石場で決闘が始まった。
俺もこの闘いを見届ける為にその場に来ていた。
ギニアスの機体はアプサラスIII。強力なビーム兵器を搭載した恐ろしいMAだ。
拡散させたビームが光の雨のように降り注いだ。
だがシロー兄さんは初めて乗るはずのシャイニングでこれをかわし続けた。
───すごいやシロー兄ちゃん。
俺達ファイター程ではないが、警官も体は鍛えているだろ。
思った通りの動きができるモビルトレースシステムが有効に働いたんだろうな。
それに兄さんのEz-8もシャイニングも陸戦用の機体だ。相性も良かったのかもしれない。
ビームをかわしながらライフルにマシンガン、キャノン砲やロケットランチャーを叩き込んでいった。
これにはさすがのアプサラスIIIもボロボロになっていった。
だがヤツは・・・ギニアスはアイナさんのお兄さんとは思えないほど非道い男だった。
「武器を捨てろシロー・アマダ!この機体にはアイナが乗っている!」
なんとギニアスは無理矢理アイナさんを同乗させていたんだ。
これには兄さんも従うほかなかった。だが・・・
「シロー!私の事は構いません!兄を倒して下さい!」
「何を言うんだアイナ!君を傷つける訳にはいかない!」
「さあ、武器を取って!」
「おとなしく武器を拾わせるものか!」
再びビームの雨が降り注ぎ、なんとかかわしたものの武器は完全に破壊されてしまっていた。
狂ったように吐き出されるビームが付近に被害を及ぼし始めた。
通りすがりの女の子が巻き添えになってミンチになり、腕しか残らなかった。
「さあ、おとなしく私の夢を受け取るがいい!・・・なにをする!」
「今です、シロー!」
アプサラスIIIの動きが止まった。アイナさんが必死の抵抗をしたらしい。
だがシャイニングは丸腰だ。
ファイターではないシロー兄さんにはどうする事もできないはずだっだ。
「俺にはアイナを傷つける事はできない・・・ならば、方法はこれしかない!」
シャイニングの右手が輝き始めた。シャイニングフィンガーを使う気だ。
しかしファイターではないシロー兄さんには大した威力は出せないはずだ。
いや、威力があればアイナさんはミンチより酷い事になってしまう。
シャイニングの右手はそれ以上には輝かなかった。
これではとてもシャイニングフィンガーとは呼べない。
やはり無理だったか・・・俺はそう思ってあきらめかけていたのだが・・・
「シャイ、ニング、フィンガー!」
何と左手も輝き始めたではないか。
「オレハアイナトソイトゲル・・・・」
呪文のように呟きながら両手を組むと、その輝きは激増し本来のシャイニングフィンガーに劣らぬものになった。
「な、何だ!?」
「はああああぁぁぁっ!!」
そのままスラスターを吹かしながら突進、アイナさんの囚われているブロックへ叩き込んだ。
「ふんっ!」
そしてコックピットブロックを抜き取ってしまった。
「シロー・・・!」
アイナさんが顔を出す。無事だったんだ。
「おのれ・・・!」
「俺はお兄さんを倒す!ここまでやられて黙っていられない!」
「ハイ!」
そして拳を振り下ろした。
「光になれぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!」
シャイニングフィンガーソードとはまた違った光の鉄槌。
アプサラスIIIは光の粒子と化し、ギニアスはミンチよりも酷い事になった。
シャイニングの全身が輝いている。
怒りのスーパーモードでもなければ、明鏡止水のスーパーモードでもない。
愛だ。愛のスーパーモードだ。
俺のシャイニングにはまだあんな力があったんだ。
それはまるで金色の破壊神だった。
アル・・・?眠ったのか。
おやすみアル。
この続きはまた今度な。
695 :
[sage]:04/12/11 09:54:53 ID:2qItDMD8
>682-684
スレスレのネタだが禿しくワロタ
>693通りすがりの女の子が巻き添えになってミンチになり、腕しか残らなかった。
細かいw
職人さん乙。
まさに勇者だな・・・・ってかネタがギリギリだが乙。
>>694 シロー兄さんがガロードの年上の友達のシンゴさんと一緒にヒィロと喧嘩しそうだなw
え?違う勇者だってか
え?ギリギリのネタだったの?
シロー兄さん格好いいやv
今ここに、我々の待ち望んだ真の職人が誕生した、
その名も
702 :
[sage]:04/12/11 23:26:57 ID:2qItDMD8
>699
その喧嘩に良く巻き込まれてしまうバイトしているリリーナ………
>>702 どーでもいいが、sageはメル欄に書かないと意味無いぞ
ギニアス兄さん哀れだな、初代と三代目主人公なのに。
やば、なんで皆が学校に行っている時間に女の子が巻き添えになるんだ・・・orz
まゆタンサボリか?
707 :
706:04/12/12 03:23:17 ID:???
>705
ギニアスの中の人、いろんなタイプの役やってるが、
ガンダムに限るとギニアスにニムバスと気の触れたキャラばっかりなんだよな。
キャプテンにGF基地の「白い部屋」に連れてってもらって「どんなに小さくとも命は宝だ!」とか平気でのたまう真人間に洗の…説得してもらうかw>ギニアス、ニムバス
実は「白い部屋」はラーカイラム社のアムロ用開発室だったりして
ハロマスクをしたアムロがいる「白い(悪魔の)部屋」か。
>>687 ガロード「(誰だあの人?)」
シロー「(さぁ?)」
コウ「(アムロ兄さんとカミーユ兄さんとなんか話してる…)」
ドモン「(金髪にサングラスとはいい度胸だ!)」
シーブック「(静かにしてください!えーと?…あの人はクワトロ=バジーナという人でカミーユ兄さんとアムロ兄さんの知人だ!)」
シロー「(でも何で来たんだ?)」
シーブック「(シッ…えーとクリスマスについてのようだ)」
ドモン「(何故分かる?)」
シーブック「(影は薄いが僕だってニュータイプだ!人の心くらい読める!)」
ガロード「(へ?シーブック兄さんってニュータイプだっけ?)」
シーブック「(……オールドタイプにはそれがわからんのですよ!)」
ガロード「(チィ…否定できねぇ…)」
そのころ3人は…
ロラン「はいお茶です…」
クワトロ「(なんか凄い少年だな…)すまない……というわけだ」
アムロ「わかった、世論調査みたいなものか」
クワトロ「そういう事だ、宜しく頼む」
アムロ「最近は忙しいですね」
クワトロ「最近はティターンズ高校の悪行データの管理や、アクシズコンツェルトとの競争も激しいしな」
カミーユ「大変ですね」
クワトロ「特にアクシズコンツェルトではグレミー副社長が独立を狙っていたのが社長にバレて左遷されたそうだ」
アムロ「!」
クワトロ「ア・バオア・クー社が倒産してテラーズフリート社として復活することもあっていろいろと騒がしい」
カミーユ「詳しいですね」
クワトロ「人から聞いた話だ」
アムロ「…何故貴方は戻って来たんです?」
クワトロ「どういう事かわからんな、私はずっとルナツー支社にいた」
アムロ「今の情報からよく分かりましたよ」
クワトロ「君を笑いに来た…そう言えばいいかな…」
カミーユ「?」
アムロ「…ホワイトベース(有)のころからだものな」
クワトロ「……しかし今の私はクワトロ=バジーナ課長でありそれ以上でもそれ以下でもないのでな」
アムロ「フッ…僕がもう少し若ければ殴りかかってるところだったよ…シャア」
カミーユ「歯ァ食い縛れ!そんな大人修正してやる!!」
アムロ「よせ!カミーユ!」
バキッ!
クワトロ「(これが…若さか…)」
アムロ「カミーユ!」
クワトロ「ううう(若いな…カミーユ君は…顔痛い…)…アンケートの内容だ…」
アムロ「わかったよシャア…」
カミーユ「うおおおおおお!!」
シーブック「静まりなよカミーユ…」
アムロ「シーブック!?(どこから沸いてきたんだ?)」
シーブック「今はお客さんを安全な所へ」
ロラン「急いで!アムロ兄さん!」
アムロ「まて!シーブックには無理だ!ドモンは?ヒイロは?」
シーブック「ドモンは昼寝のため自室行き、ヒイロは地下室でなんか作ってる」
アムロ「暴走したカミーユを止めれるのは女とドモンのゴッドフィンガーとヒイロの爆弾だけだ!お前には…」
シーブック「手はあるよ」
アムロ「落ち着けシーブック!お前までおかしくなったのか?」
しかしそれを言った地点ですでにシーブックはカミーユの元に歩き始めていた…
シーブック「落ち着いて…」
カミーユ「邪魔をするな!」
バキッ!
カミーユ「何ッ!(外した?直撃のはずだ!)」
シーブック「遅いよ」
カミーユ「なろーっ!」
ズガッ!
シーブック「何処を見ているんだ?」
カミーユ「ハァハァハァ…馬鹿な…(何故当たらない?当たっても消える・・・幽霊を相手にしているようだ・・・)」
シーブック「………」
カミーユ「え?シーブックが10人!?」
シーブック「ハァッ!」
ズガッ!
カミーユ「ウウウ…」
バタッ
シーブック「急所は外しておいた…すぐ気がつくだろう…」
アムロ・ロラン「(ポカーン…)」
カミーユ「(ううう…何故シーブックはあんなにも強くなった?)」
カミーユが悔しがるのと、シーブックが強くなったのは別の話…
うわぁ、シーブックが前面に出てるよ!w
明日は雨らしい(南関東は多分)が、ヤリは降らせないでくれ。
シャアの名前が出た途端カミーユ暴走か。ワロタ。
カミーユ、カルシウム取れ。
保守
719 :
夕食にて…:04/12/20 19:56:04 ID:4oqUvzs6
アムロ「ちょっと話がある」
ドモン「何だ?」
キラ「?」
アムロ「アンケートらしい」
コウ「フーン、で?内容は?」
アムロ「クリスマスに欲しいものだとさ」
ガロード「ヘッ!そんな事を…」
ドモン「俺が望むのは熱いハートのみ!俺の右手が…」
ジュドー「よせ!アニキ…」
ドモン「シャァァァァァイニングフィンガァァァァーーーーーッ!!!」
ジュドー「ぶべらっ!」
シーブック(ガタッ)「落ち着いて!ドモン兄さん!」
ウッソ「シーブック兄さんこそ!自分のひざを見てよ!」
シーブック「へ?」
シーブックは自分のひざに目をやる、
するとさっき立った時に持っていたヤカン(お茶用)をひざにこぼしていた…
シーブック「ワチャチャチャ!!あちち!!」
ドモン「お前こそ落ち着け!」
ロラン「早く風呂に!」
シーブック「熱すぎる!うああああああああああああああ…」
シーブックは食卓を飛び出し風呂で水をひざに大量にかけた…
アムロ「全然話が進まない!で?欲しいものは?」
ロラン「こないだ発売された新型洗濯機」
アムロ「はいはい!で?他は?」
キラ「精神安定剤と女除け薬(フレイがきたらもうだめぽ…)…」
アムロ「現実的すぎる!もっと夢を…」
コウ「ザクレロの設計図」
アムロ「何故に?」
コウ「僕にとっては幻とも言えるMSだから是非設計図を見てどういう構造か知りたい」
ガロード「ファンネルを動かしたい!」
アムロ「行き過ぎ!」
アル「ザク!」
アムロ「素直でいいな(でかすぎるがまぁ子供だし仕方ないか…)」
ドモン「トレーニングマシーン!」
カミーユ「俺も」
ジュドー「ZZフルアーマーパーツ!どんだけ探しても見つかんねぇ!」
シロー「超強力虫眼鏡!仕事で使うかもしれない」
ウッソ「高性能大型カメラ」
ガロード「おおっと!ウッソ!どうせ盗撮用だろ」
ウッソ「アハハ…(何故分かる?ニュータイプでもないのに…)」
シーブック「(分かるに決まってる!ガロードはニュータイプじゃなくてもウッソの考えがワンパターンなだけだ)」
アムロ「そう言うシーブックは?」
シーブック「ゲ!(バレてた?)えーと…大型エネルギータンク!F-91に付けなきゃ」
ヒイロ「…………」
アムロ「ヒイロは?」
ヒイロ「…………」
アムロ「ヒイロ!」
ヒイロ「……火薬や爆薬、ニトロ」
アムロ「よし!これでまとまった!(ちょっとアヤシイとこもあるが…)」
ガロード「そういやアムロ兄さんは?」
アムロ「秘密だ…」
欲しいもの
アムロ:秘密
シロー:超強力虫眼鏡
ドモン:トレーニングマシーン
コウ:ザクレロの設計図
カミーユ:トレーニングマシーン
シーブック:大型エネルギータンク
ロラン:新型洗濯機
キラ:精神安定剤と女除け薬
ヒイロ:火薬,爆薬、ニトロ
ガロード:ファンネルを飛ばす力
ジュドー:ZZフルアーマーパーツ
ウッソ:高性能大型カメラ(盗撮用?)
アル:ザク
作者から:ちょっとムリがあったかもしれません、私の頭ではこれが精一杯です
ご了承を(マジでごめんなさい)
クワトロ「これが兄弟達の欲しいものだ」
マスター「ううむ…どうしたものか…」
鉄仮面「ウッソ君とドモン君、カミーユ君、ロラン君にシロー君、キラ君とシーブック君はいいとして…」
シュバルツ「アムロ、ヒイロ、ジュドーは難しいな…」
キョウジ「アルのザクはまぁまぁだが…コウの設計図なんて…」
マスター「ガロードのファンネルなんてどうすればいい!?」
クワトロ「しかしどうするつもりなんだ?そんな事を聞いて?」
マスター「………………」←(事情を説明した)
クワトロ「ハハハ…なるほど、私も手を貸そう!コウの言うザクレロの設計図なら私の部下が持っている、コピーさせよう」
マスター「すまん…」
鉄仮面「とにかく買えるものは買う!では行ってくるぞ!」
シュバルツ「私も行こう!」
マスター「しかし…ファンネルはどうすれば…」
クワトロ「それでは………すればいいのでは?」
マスター「フフフ…そうすればいいな!一時的なニュータイプだが仕方あるまい」
マスター「さて・・キョウジよ、風雲再起に付けるものは…」
キョウジ「もういつでも付けれます!」
マスター「さて…これでよし!」
オチに期待しているが、できればガロの望みは
「ビットMS」とか「フラッシュシステムを」使える、というところまで
こだわって欲しかったと思うX厨。
ガ、ガロードを強化、X風にいうなら人工ニュータイプにする気かマスターたちは・・・
突然ですがネタ投下してみます 初心者で下手ですがよろしかったら見てください
つまんなかったら迷わずスルーしてください
ある日の朝、突如兄弟の住む街を地震が襲った・・。
地震発生直前
ギンガナム「やはりロランの朝飯は旨いなぁ〜。ご馳走様である!」
ロラン「ありがとうございます」
キラ「何でいつも僕のばっかり食べるんだ・・うう゛ぁあぁう゛あぁうあぁ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ぁうあぁ」
と、いたって普通の朝だった
〜地震発生〜
ゴォォォ ガシャーン ガタガタ
アムロ「な、何だ!?」
シロー、コウ、ドモン、シーブック「地震か!?」
ヒイロ「そのようだな・・」
ガロード「コレって結構ヤバいんじゃない?」
ヒイロ「ああ・・マズイな」
ギンガナム「大地震である!」
ジュドー「って何落ち着いてるんだよ」
ロラン、ウッソ、カミーユ「とにかく皆隠れて下さい(隠れるんだ)」
そう言われて大半の者はテーブル等の下に隠れたがこの兄弟である。当然勝手に動くものもいた。
シーブック「セシリーが気になる。F91で様子を見てくる」
コウ「ぼ、僕のガンダムが・・」
ヒイロ「地下室を見てくる・・」
ジュドー「俺も離れの部屋を見てくる」
ガロード「ティファー〜〜!!」
アムロ「あ!、お前ら勝手に動くな!!」
ドゴォォン 数人が出て行った後、地面の下から爆音が響いた。
シロー「何だ今の音は?」
アムロ「今は動かない方がいい、後で確かめよう」
他「うん」
そして地震がおさまり、隠れていた兄弟達は余震を警戒しながら様子を見に行くことにした
周囲はひどい有様で家も倒壊こそ免れたが家具などは無残なものだった
MSデッキでは言うまでも無くすべてのMSが倒れていた
アムロ「まったくひどいな」
シロー「あ、署の方から連絡が着たからいってきます」
アムロ「ああ」
キラ「うう゛ぁあぁう゛あぁうあぁ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ぁうあぁ ぼくのPCがぁ〜」
ウッソ「さっきの音は何だったんだろ?」
カミーユ「見に行ってみよう」
アル「うん」
カミーユたちが見に行くと地下室が崩れていた。ついでにヒイロの爆弾のストックが誤爆したようである
カミーユ「ヒイロのやつもしかして埋まってるんじゃないのか?」
ズボッ 埋まった地下室から手が出てきた ヒイロだ
ヒイロ「クッ、迂闊だった 任務失敗だ・・・」
ウッソ&アル「って言うか大丈夫なの?」
ヒイロ「おれは死なない」
カミーユ「言うだけ無駄か・・」
ジュドー「こっちは大丈夫だったぜ〜」
なんてことはないヒイロだった。一方アムロたちは
ドモン「とぉりゃぁぁ」
アムロ「こうゆう時はドモンだな」
ロラン「全くですね」
ギンガナム「ところで・・、小生は何をすれば・・?」
ドモンに瓦礫の撤去を任せていた 一方相手にされないちょっと寂しい御大将であった
そして家に残ったものは集まって家を見つめていた
アムロ「この家が・・無茶苦茶のなるのを避けられなかったとは・・・チィ!」
カミーユ「こんな風になっちゃって・・だれが喜ぶんだよぉ〜」
ドモン「俺が未熟だった・・」
ヒイロ「被害総額・・・・・クッ!ゼロよ俺を導いてくれ」
ウッソ「こんなことって・・・」
キラ「ぼくのPC・・うう゛ぁあぁう゛あぁうあぁ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ぁうあぁ」
ギンガナム「大変遺憾である!」
兄弟+1がため息をついているときにシャア・・もといクワトロが現れた
クワトロ「これはひどいな・・」
アムロ「シャアか、何をしにきたのだ」
クワトロ「君を笑いに来た。と言ったら気が済むのかな?」
アムロ「今は冗談にならないぞ!帰れこのロリコンめ!」
クワトロ「フム・・残念だな。この家は余震で崩れる!ドモンの頑張りすぎだ!!」
ドモン「シャア〜! いいかこの家は地震で半壊しMSデッキはあの様だ!貴様に笑われる筋合いは無いっ!!」
カミーユ「人の不幸を笑うとは・・貴様のようなやつはクズだ生きていちゃいけない奴だっ」
ドモン怒りのスーパーモードとカミーユのもはや修正なんてレベルではない一撃クワトロにヒットした
クワトロ「お前ら男同士の間に入るな!うわぁぁ〜」
アル「うわぁミンチよりひどいや」
ヒイロ「百式は家を修理する資金になる 貰っておこう」
クワトロ「正気か!?」
ウッソ「でどうします?」
ジュドー「う〜ん 出てったやつらが気になるな〜」
ロラン「町の人も気になりますね」
ヒイロ「任務内容・・兄弟の探索および人命救助。いくぞゼロ」
ギンガナム「小生も人の役に立てる!我が世の春が来た〜」
ジュドー「あいつら動くの速いな〜」
ウッソ「そうだね」
アムロ「よし、皆MSで救助活動だ。空の飛べないMSは余震に気をつけろ」
ロラン「アルは僕のMSにのって」
ドモン「津波が起きそうだな 俺は海の近くを見に行ってくる」
かくして勝手に出て行った兄弟の探索と救助活動が始まった。
>>724 いやそこそこ面白かった、特に
ドモン「シャア〜! いいかこの家は地震で半壊しMSデッキはあの様だ!貴様に笑われる筋合いは無いっ!!」
ってとこがウケタ
兄弟は散開して救助活動を行っていた
ロラン「被害が大きすぎる 街が無茶苦茶だ!」
ハリー「ロラァーーン!! 助けろぉぉ〜〜!!」
ロランの足元でハリーが瓦礫に埋まっていた
ロラン「ハ、ハイ。(そんな偉そうに助けを求めなくても・・・)」
ギンガナム「我らのボランティア精神のままにぃ〜!エネルギーを使い切れば〜、被害は少なくて済むかもなぁ〜〜!!」
不謹慎なまでのハイテンションで救助しまくる御大将であった。
一方、セシリーを助けに行こうとしたシーブックは家に取り残された上にドックでF91ごとうつ伏せに転倒していた
シーブック「助けに行こうと思ったのに・・こんなこっちゃ意味ないじゃないか」
ギイイイィ そんなことをいってたらF91のハッチが捻じ曲げられた
カロッゾ「フハハハ・・・痛かろう」
セシリー「大丈夫?シーブック?」
シーブック「な・・なんとかね・・・(この人いったい何なんだ・・)」
カロッゾ「私がもう少し早く来ていれば・・・許せ!しばらく休んでこの救急箱で手当てしてもらえると嬉しい・・」
シーブック「い、いえ。どうも」
逆に助けられてるシーブックだった。
その頃街を津波が襲おうとしていた。
ドモン「も、もうすぐあの津波が街に・・俺に止められるのか」
マスター「こぉのバァカ弟子がぁぁ!!戦う前から敗れてどうする!!」
シュバルツ「そのとぉぉりぃ!そんな調子では津波阻止など無理の一言っ!この際怒りのスーパーモードでも構わん」
ドモン「師匠、シュバルツ!いったいどこから?」
シュバルツ「そんなことはどうでもいいっ!!今は津波を阻止することが先決。」
マスター「よいかっ!あのような津波に街を襲わせてはならん。あれをやるぞドモン!」
ドモン「アレですね師匠」
シュバルツ「シュトゥルム・ウントッ・ドォランクー!!」
マスター師弟「(ド)ちょぉぉきゅうぅ!!(マ)はぁおぉぉう!!でぇんえいだぁぁん!!うりゃぁぁあぁ!!爆発!!」
津波はマスターらの熱さに負けて蒸発した・・信じられない連中である
マスター「見よ・・あのまがまがしい津波も今では大きな虹になっておる。美しいなドモン・・」
ドモン「ハイ師匠。お美しゅうございます」
マスター「ならば・・」 ドモン「はい・・」 師弟「流派ぁ 東方不敗はぁ 王者の風よ〜 以下略」
周りでは必死の救助作業が続いているのにとんでもない師弟であった
つづき書いてみました 727さんどうもです
>728乙!
「ロラァ−ーン!!助けろぉぉ〜〜!!」なハリーにワロタ
マスターたちが赤く燃えている頃も救助作業は続いていた
カトル「みなさん準備はいいですか?」 デュオ「おう いつでもいいぜ」
トロワ「やはりオペレーションメテオはこうあるべきだ」
被災地近くの街にいたこの3人組はオペレーションメテオと称してこの街に向かっていた
ゼクス「げ、限界か・・・」 ノイン「さよならは言いませんよ」
ゼクスは足を怪我して這いずっていた。ノインは心配そうに見ていた そこに瓦礫が降ってきたがなにかに砕かれた
カトル「何とか、間に合いましたね」 デュオ「みっともね〜な〜ゼクス」
トロワ「立てないような怪我ではないな」 ゼクス「馬鹿は来るな!!」
とりあえず瓦礫を撤去するデュオとカトル、火器ばっかりで役に立たないトロワは被災地キャンプで
ヘビーアームズによる曲芸を披露していた。余震みたいで怖いとブーイングの嵐だった
トロワ「どうやら迷惑のようだ。だが最後まで望みを捨てない。この機体に乗って学んだことだ・・」
一方ガロードは無事ティファを助け近くの避難所にいた
ガロード「ふぅ一時はどうなるかと思ったぜ」
ティファ「ええ」
オルバ「やあ」 シャギア「お楽しみのところすまない」
ガロード「お、お前たちは」
オルバ「再会を祝してお茶でもどうかな?もちろん君のおごりでね・・」
ガロード「なんでだよ? イキナリ!」
シャギア「我々にはお金が無いのだよ」
オルバ「そう、避難している人達に配る弁当を買ってしまったんでね」
ガロード「どういう風の吹き回しだ!?」
といいつつもジュースをおごるガロード
シャギア「我々には力があった、兄弟どんなに離れていても心を通わすことができた」
オルバ「だが、研究者たちはそれを認めなかった。僕らが変態みたいにみえるというただそれだけの理由で」
シャギア「だからそのとき決めたのだ」 オルバ「次の時代を僕たちのものにするとね」
シャギア「この地震で被害にあった人たちに弁当を配り、信頼を買い、次の市長選挙に出馬する」
オルバ「そう、この地震は・・僕らの求めた災害だ!」
シャギア「それとこのことは、くれぐれも他言無用だ。われわれは飽くまでもやさしい兄弟でなくてはならない・・」
ガロード「そ、そうか・・・ ま、まぁがんばってくれよ・・」
ティファ「ガロード・・ヒソヒソ(この人たちはただ人に好かれたいだけです・・)」
ジュースを飲み干すとシャギアとオルバは礼を言って弁当を配りに行った・・
729さん、730さんありがとうございます
ヒイロは任務遂行中に五飛にジャマされていた。
ヒイロ「何のつもりだ、五飛!」
五飛「おれは災害の上に成り立つ、福祉という名の正義が、本当に正しいか確かめたいだけだ!」
ヒイロ「五飛、そこの瓦礫を押せ。もう一度言う。そこの瓦礫を押せ!」
五飛「問答無用〜!」
ヒイロ「クッ!五飛教えてくれ。俺はあと何回ジャマされればいい?俺はあと何回・・・、お前とナタクに
ジャマされればいいんだ・・ ゼロは俺に何も言ってはくれない。 教えてくれ!五飛!!」
ヒイロはやる気をなくしてどこかに飛んでいってしまった。五飛は呆然としていた
そのころドモンとカミーユにボコられヒイロに百式を奪われたクワトロは必死で逃げていた
クワトロ「ええい、完全な冷やかしにならんとは・・・」
シロッコ「生の感情を丸出しにして逃げるとは・・これでは人に品性を求めるなど絶望的だな」
シロッコはジ・オでクワトロに小石を投げた・・
クワトロ「何をする!!」
シロッコ「道を誤ったのだよ・・貴様のような女たらしのなれ損ないは、逃げ遅れる運命なのだよ!」
といって行ってしまった
助かったと思ったがそこにハマーンが現れ、いきなり倒れているクワトロをバカにした
クワトロ「ええい、おのれハマーン!」
ハマーン「こんなところで逃げ遅れる己の身を呪うがいい!」
クワトロ「まだだ!まだ終わらんよ!!」
クワトロは立ち上がろうとしたが、ハマーンは素早くクワトロの足にタンスを乗せた
クワトロ「なんだと・・ええい!タンスが重くて動けん!!」
ハマーン「これで終わりにするか、逃げ遅れるか!シャア!!」
クワトロ「そんな決定権がお前にあるのかっ!」
ハマーン「ン・・、ジュドーが気になる。行ってみるか・・」
クワトロ「ま、待てハマーン!!」
ハマーンは行ってしまった・・・ クワトロはおのれの身を呪った。
>>721 アムロ「クリスマスか…」
シーブック「そうですね」
ガロード「さぁて!いよいよか!」
アムロ「クリスマスパーティだものな、どれくらい人を呼んだ?」
ロラン「数えきれませんね」
カミーユ「結構来ますよ」
ドモン「師匠は来れないが…シャッフル同盟は来る!」
アル「楽しみだな…それとお兄ちゃんたち!」
12人「?」
アル「サンタさん来るかなァ?」
12人「………」
ヒイロ「来る…そう信じていろ」
アル「うん!」
ドモン「ヒイロ!お前がそんな事を言うとはな!」
ヒイロ「(ちっ…言わないほうがよかったな……俺のミスだ…)」
734 :
通常の名無しさんの3倍:04/12/24 08:46:38 ID:i4qryMto
[sage]
>732殿乙です
シャアの哀れさに禿藁
兄弟の活躍で街の被害はかなり抑えられていた
おかげで人々は避難所で落ち着こうとしていた。だが避難所でもめているものがいた
ジェリド「カミーユッ!ここであったが100年目だ。事故に見せかけてミンチにしてやる!」
カミーユ「ジェリドか!貴様のようなヤツがいるから地震が起こるんだっ!消えろ!!」
ジェリド「何言ってんだ!?地震はかんけ・・うわっ!カミーユ!貴様は俺の〜!!」
シロッコ「人のせいにしてばかりでは世界を破滅に導くだけだ!少年ッ!!」
カミーユ「おまえだ!いつも脇から見ているだけで、意味のわからないこと言って!!
こういうやつは生かしてちゃいけないって、みんなには分かるはずだ!!」
いや、どう考えたってあんたが悪いだろっておもう避難民であったが、幽霊はカミーユが好きだったらしい
シロッコ「ジ・オ動け、なぜ動かん!!うぅ!!うぉあぁぁ!!」
カミーユ「ここからいなくなれ〜!!」
ともかくこれでカミーユは落ち着いたらしい
ジュドー「みんな大丈夫か?」 ルー&プル「うん」
ウッソ「シャクティも大丈夫?」 シャクティ「ええ」
この二人は要領がいいので平気だったが・・
ハマーン「ジュドー大丈夫か?」
ジュドー「ああ大丈夫だよ(ゲッ ハマーン・・)」
ハマーン「ジュドー、お前の家はひどい有様だ。私と共に来い。」
ジュドー「お断りだね あんたの存在そのものがうっとおしいんだよ!」
ハマーン「クッ シャアめ!!」
なぜかシャアに怒りを燃やすハマーンだった
一方キラは
キラ「ここの線が切れてるからコレと交換して、ハード゙ディスクも交換・・・クッ、こんな壊れ方じゃ
買い換えた方が早いじゃないか!!」
なんとか泣き止んでPCを直そうとしていた
あと2、3回でやっと完結出来ます 短くまとめられなくてすいません
>>733 ここから先はリアルタイムで進行させていきます(出来る限り)
そして夜になった…
ガヤガヤガヤ…
アムロ「結構集まったな…」
キラ「そうだね…(フレイにはまだ会ってないからいいけど…)」
ドモン「さて今年もいろいろあったな!」
マーキロット「うぬ!地元のギリシャもオリンピックでにぎわったしな!」
ジョルジュ「フッ…素晴らしいプレーが見れましたよ」
サイ・サイシー「オイラのとこは次回!楽しみだなァ…」
モンド「んにしてもこないだのはびびったよな!」
ジュドー「まーったくだ!ハマーンが偽者だったとはね」
エル「しかたないって!女はいろいろと事情があんのよ!」
カガリ「そういうこった!」
モンド「(誰だ?!でも言ったらヤバそう…)」
ジュドー「カガリさんよ、アンタに言われたくないね」
カガリ「なっ?!」
ジュドー「なーに!キラの心中は探ってチョイチョイと聞けば分かるもんだ!キラの奴始めて会ったときに…」
バキィィィィィィィッ!!!!
カガリ「(怒×無限)」
ジュドー「いちちちち…(シャイニングフィンガーより強烈だったかも…?)
735は732のつづきです すいません
コウはたびたび起こる余震の中、ガトーとケンカしていた。だが足の細いGP01は余震のたびにコケていた
ガタガタッ
コウ「うわあっ」
ガトー「ふっ みじめ!」
コウ「満足だろうなガトー だがそれは足の細い一号機のおれにとって屈辱なんだ!」
ガトー「分からんでもない 戦いの始まりは常に怨恨に根ざしている だがひがみで戦いを
支えるものに私は倒せん 私は太い足(GP02)によって立っているのだからな」
この二人のケンカは騒ぎが収まるまで続いた
アムロ「この感覚・・シャアか!?」
クワトロ「アムロだと!?」
あいかわらずタンスにはさまれて動けないクワトロ
アムロ「俺たちを冷やかしに来た男が、なんでタンスなんかに!?」
クワトロ「ハマーン・カーンは私に恨みを抱いている、だから・・私にタンスを乗せて帰ってしまった。」
アムロ「貴様ほどのMSマニアがなんで丸腰で!?」
クワトロ「ヒイロ・ユイは私の百式を奪った男だ!その現場を見ていた貴様にいえたことか!!」
アムロ「情けないやつ!」クワトロ「なにがっ!」アムロ「その格好だ!」
クワトロ「ならば今すぐ私の足に乗っているタンスをどけてみせろ」
アムロ「住民の救助が終わってからそうさせてもらう!」
クワトロ「馬鹿なことはやめろ!何時間かかると思っているんだ!!」
アムロ「貴様を助けることもしなければ、住民を見捨てることもできやしない!」
クワトロ「そういう男にしては私に冷たかったな」
アムロ「俺はお前みたいにタンスに挟まれてればいいというわけじゃない」
クワトロ「パクるな!今のは私のセリフだ!!あ、まてアムロ!ええい、こうなったらアムロの家に何か落としてやる!」
またもほっとかれ復讐を決意するクワトロだった。
兄弟の活躍もあって地震の被害は最小限に抑えられた そして数ヵ月後
家は百式を解体した金で修理され庭には誰も乗っていない胴体だけになった百式が転がっていた
?「まだだ!まだ終わらんよ!!」 次でラストです。おまけみたいなものですが。736さんどうも
740 :
738:04/12/24 20:05:24 ID:???
そうでしたか ではクリスマスネタ頑張って下さい
プル「ねぇ!おじさん!もう一回見せてよ!」
プルツー「私も興味深い」
シジーマ「仕方ないのう!」
シジーマが笛を吹く
シジーマ「レッドスネーク!カモーン!!」
プル「アハハハハ!!」
シジーマの前に置かれた壷から赤いヘビがでる
シジーマ「イエローも出ろ!!!!」
プルツー「キャハハハハ…」
シジーマ「そーれそれそれ!2匹の噛み合い!どうした?グリーン?お前も出て来い!…って出るわけないだろーーー!!」
シジーマの頭から緑のヘビが出る
プル・プルツー「アハハ!!最高!!!」
キラル「皆の衆!聞いてくれい!」
一同「?」
キラル「今回あたらしいゲームを持ってきた!全員で出来るぞ!」
一同「おおぉぉぉーーーーーっ!」
キラル「表だ!!」
一同表に出る
キラ「へ?」
コウ「なんだこのガンダムはぁぁぁ!!!」
キラル「ふっふっふ…これぞ拙者が密かに作ったゲーム!!名づけて!マンダラガンダム危機一髪!!」
セシリー「シーブック…これって…」
シーブック「おそらく…」
アスラン「な…」
セイラ「不似合…」
アルゴ「…」
カミーユ「ていうか…!」
クワトロ「これは…」
エマ「どう見ても…」
デュオ「黒ひげ●機一髪だろ!!!」
ガトー「ううむ…」
トロワ「しかし壷に入ったガンダムで(ry」
クリス「似すぎて怖いくらいよ…」
カトル「あれ?ヒイロは?」
五飛「分からん!」パクッ…ムグムグ…
デュオ「あいつの事だ!どっかにいらぁ!」
ゼクス「所詮ヒイロのする事などワンパターンだ」
五飛「それもそうだ!(美味いなこの唐揚げは…)」
そのころ裏では…
ヒイロ「……」
シーブック「ヒイロ?」
ヒイロ「………」
シーブック「ヒイロ!」
ヒイロ「?…シーブックか…セシリーはどうした?」
シーブック「表でゲームやってるよ!」
ヒイロ「お前はやらないのか?」
シーブック「僕はもう刺してきたんだ、飛びでなかった」
ヒイロ「ふ…」
シーブック「ヒイロ…表来いよ…」
ヒイロ「俺は…」
シーブック「誰だったっけ?なんかヒイロのこと探してる女の人が居たよ?」
ヒイロ「…!」
シーブック「行きなよ…」
タタタタタタ・・・
リリーナ「ヒイロ…」
ヒイロ「……」
リリーナ「会うの…久々になってしまいましたね…」
ヒイロ「……」
リリーナ「それと…まだ私は聞いていませんよ…あの時…貴方の口から聞きたい、って…」
ヒイロ「…………………俺は…俺は…俺はお前が……!」
ビヨーーーーーーーーーーーーン!!!!
ヒイロ・リリーナ「?!」
キラル「わははははは!飛び出たぞ!お主の負けだ!」
デュオ「げー…俺ってカッチョワリィ…」
エニル「(誰?あの子?)」
ヒルデ「(アタシの彼氏、メチャ運が悪いって評判よ)」
エニル「(あの子可愛そう…)」
ヒイロ「(この隙に!)リリーナ!!」
リリーナ「ヒイロ?!」
ヒイロ「★●■×△♪○:<>?@△♪○:★●■×Д∀(」(お聞かせできません)
リリーナ「………!!ヒイロォ!!!」
(この後はお見せできません……)
その後がみたい・・・
>>745私のの腕では無理です、書けませんスマソ
んでその他のキャラのパーティは…
キラ「やれやれ疲れたな……?!う…うわぁぁぁぁぁぁ(即死×気絶)」バタッ
???「(ズルズルズル…)」
アスラン「あれ?キラは?」
サイ「さっきまでここに居たと思ったけど…?」
アスラン「そうだな…そういえばフレイもどっかに…」
そして夜はふけていった…
ほとんどの仲間が帰っていった…
アムロ「さて…片付けるか…」
シロー「ええ」
ロラン「一苦労ですね…あれ?キラとカミーユ、ヒイロ、ウッソ、ガロードが居ない…」
シーブック「キラはフレイに拉致された、カミーユは彼女つれて出てったし、ドモンは酒乱、泥酔した後寝ちゃったよ、
アルも寝たしウッソは女の人に寄ってかかられどっかに連れてかれた!ヒイロは彼女と…ガロードも彼女つれてどっかいっちゃった…」
コウ「そして残っているのは僕達だけ…」
ロラン「とにかく片付けよう!」
雪の降る12月24日夜…そんな中、兄弟家に近づく謎の物体が…
シャンシャンシャンシャン…(鈴の音)
マスター「わはははははは!!!東方不敗サンタクロース見参!!!よいこにプレゼントを配るぞ!!」
キョウジ「お静かに!マスターアジア!!」
シュバルツ「ばれてしまわないように!」
マスター「いやいや…張り切ってしまって…さて風雲再起よもうひとふんばり頼むぞ」
マスターはそりの上から風雲再起(モビルホース)を見る
風雲再起は頭部に角を付け、鈴を首に付け機体を茶色に、鼻が赤色になっていた
マスター「風雲再起よワシの行動にお前まで巻き込んでしまって…」
風雲再起「ヒヒーン…(訳:かまいませんよ)」
そうこうしているうちにサンタクロースの衣装をしたマスターが兄弟家に降り立つ…
マスター「さて…シュバルツ!偵察を頼む!」
シュバルツ「御意…(この間約30秒)…待たした!」
マスター「早い!で?どうだ?」
シュバルツ「クリスマスパーティをやった模様でまだ起きてます!」
マスター「ううむ…仕方ない!キョウジ!例のものを!」
キョウジ「了解!……注入!!」
そのころ兄弟は…
アムロ「ン?」
シーブック「ね…眠い…」
コウ「(バタッ)」
ロラン「は…早過ぎるよ…コ…(バタッ)」
シロー「ううう…片付くまで起き続けてや…(バタッ)」
アムロ「シーブック…ここは寝ちゃいk…」
シーブック「zzz…」
アムロ「もう寝とんのかい!…(バタッ)」
ドモン「(ぐがーーーーーーーーーーーーーーーっ)」
マスター「さて…そろそろ寝ただろう…」
キョウジ「そのようです!この睡眠薬なら明日朝まで目は覚めないし」
マスター「では行ってくる!」
………
マスター「(さて…サンタクロースたるもの煙突から入らねば…ヨイショ)」
マスター「(うお?!ナンダ?…む!これはシャイニングガンダム!
ぬぅ…あの馬鹿弟子は暖炉にシャイニングガンダムを入れているのか…(
>>322)」
ゆっくりと暖炉から室内へ侵入するマスター…
マスター「さて…いろいろと置かねばな…」
ドモン「うぉぉぉぉぉぉぉ?ぉ!!!」
マスター「何?」
ドモン「おれは…きんぐ・おぶはーと…?!さい?。、きょ:うのおとこ・・?!・だ」
マスター「(寝ぼけておるのか?)」
ドモンは泥酔状態で寝こんでしまい、そのまま寝言を言っているようだ
ドモン「お、れぇの、こ!、…このてぇ・があ・ああ!!!まっかにも?える!!しょ、うり…!?!をつかめと……」
マスター「(まさか…)」
ドモン「ごっ、。。どふぃ、?んがー!!?」
マスター「ぐわぁぁぁぁぁ…うぬ!かくなる上は!東方不敗が最終奥儀っ!石破っ!天驚拳!!!」
ドモン「ぶべらっ!…………………」
マスター「やっと黙ったか…」
マスターは袋から次々とプレゼントを取り出す…
マスター「よし!後は…」
マスターは煙突から外へ…
キョウジ「おかえりなさい!」
マスター「よーし!鉄仮面殿!下ろしてくだされ!」
鉄仮面「よし!」
鉄仮面の乗ったヘリコプターからゆっくりとコンテナがおろされる…
鉄仮面「これでよし!」
マスター「さーてこれで終了だ!」
鉄仮面「苦労したぞ!持ってくるのは!」
キョウジ「クワトロさんがアクジズコンツェルトに頭を下げたという話ですし…」
シュバルツ「しかしクワトロさん以外の代わりは?」
キョウジ「もう都合してある、1週間という話だし…すでにシャングリラ中学や、エゥーゴ高校などから何人か都合してある」
マスター「バイト代が面倒だがな!それでは引き上げよう!」
750 :
翌朝:04/12/25 10:42:54 ID:???
アムロ「うう…頭が…?」
シーブック「ぐうう…あれ?…朝?」
シロー「あれ?」
ロラン「みなさん、何故かツリーの下にプレゼントが…」
コウ「う…へ?」
シーブック「へ?」
アムロ「一体誰が…?」
カッカッカッカ…(足音)
ジュドー「へっ?」
ガロード「うう…プレゼント?」
この後、兄弟達がはしゃぎまくるため文字にできません…
アムロ「あれ?外のコンテナは?」
アル「これ?僕にだ!!」
アルはそのコンテナを見上げるそしてアルは中に入っていった…
アル「わーーーーーー……」
アムロ「どうした?アル?」
アル「わーい!ザクだ!」
アムロ「よかったな!アル!(でもどうやってこんなもの持ってきたんだ?それに誰が?)」
しかしガロードはプレゼントの箱に入っていた手紙を見て首をかしげた…
ガロード「なんじゃこりゃ?」
アムロ「ン?どうした?ガロード?」
ガロード「なんか俺へのプレゼントに手紙が…」
ジュドー「読んでみろよ」
ガロード「えーっと…なになに?
『ガロード君へ、この手紙を持ってアクシズコンツェルトへ行き、商品番号AMX-004G-Prototype-Weak-Fを渡してくれ、と言いなさい。
そこに君へのプレゼントがある。だってさ!」
この続きは年明けにしますスマソ
何だって!お待ちしております。
浮上
来年で満二年になるのか…三年目も宜しくね保守
あけまして。
今年こそは全シリーズ見て、兄弟全員出てるネタを書くぞ、と。
┳━┳
╋━╋
┃ ┃
r'⌒⌒^'、
( rνyy'ソ 家内安全お願いします
ヾ ´∀`ノ
( <V> ]つ
_|__|_|___ミ____
|\\\\\[一葉タン] \\
| \\\\\\\\\\\
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 富 野 神 社 |
2005年まで後5秒、4、3、2、1・・・
兄弟「あけま ギム『我が世の春(新春)が来たぁ〜〜っ!!』
ドモン「うるさいっ!」
カミーユ「新年になった早々、オッサンのどなり声を聞いてしまった・・・欝」
アムロ「そもそもギンガナム、何でうちで年越ししてるんだ?」
ロラン「まあ、来るかなと思って年越しそばをあなたの分も用意してましたけど」
キラ「それなのにぼくの分も食べられた・・・うゔぁあぁゔあぁうあぁ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ぁうあぁ」
ウッソ「寂しいんじゃない?ギンガナムさん家族とか彼女とか居ないっぽいし」
ギム「ふん、新年の挨拶も無しに、こわっぱのくせに嫌な事を言うな。年玉をやらんぞ」
アル「えっ、くれるの?」
ギム「日本の伝統だからな。武人として、男児にはふんぱつしてやろう」
アムロ「・・・よくわからないことを言っているな」
コウ「わーい。ありがとう」
ギム「何を喜んでいる?和田アキ子みたいな髪型の坊主。大学生にもなってもらうつもりかぁ?」
コウ「和田・・・orz あのか〜ね〜を〜鳴らすのはあな〜た〜・・・」
シロー「あーあ、すねちゃった。ほらほら、そんなに落ち込むなよ・・・紅組は勝ったしさ・・・」
アムロ「・・・シロー、そのなぐさめ方もよくわからないぞ」
シーブック「それじゃ、高校生までにはくれるのか?」
ギム「ま、いいだろう。世話になっているロランも高校生なわけだしな」
ガロード「ひゃっほー!臨時収入だ!」
ジュドー「ま、くれるっつーならもらっとくぜ、おっさん」
ギム「ふははははぁ!そんな口のきき方する奴になぁ!『やれるわきゃねーだろぉー!!』
ドモン「だからうるさいっ!新年早々大声を出すな!」
黙ってたヒイロは、テレビを見ながらナイナイの年越し番組の爆発脱出シーンに
内心でいちゃもんをつけていた。
ヒイロ(火薬の使い方が甘い……俺ならあの十倍の量でも死なん)
ヒイロは岡村脱出にはトリックがあることを理解していなかった。
明日になりますが季節外れのネタ投下してもよろしいですか?
浮上
アニマックスで0080やってるんだが・・・
ワイズマン伍長が・・・
つд`)
既に時期遅れだけど
アムロ「そういえばお前達、書初めはもう済ませたのか?」
ジュドー「あっ!忘れてた!」
ガロード「冬休み中ずっとバイトしてたしな」
アル「ウッソ兄ちゃん、墨汁まだある?」
ウッソ「うーん、僕のももう終わっちゃってたような…」
ヒイロ「………(墨汁をどこからともなく取り出す)」
アムロ「…よし、ちょっと遅いが今日はみんなで書初めするか!
年少組は課題以外にも年長組と一緒に今年の目標を書くこと」
カミーユ「えーっ!?なんで俺達まで!」
シーブック「ガロードとジュドーのお目付け役ってことじゃないか?」
シロー「去年はみんなの顔から体から落書きし倒したからな」
キラ「僕のお気に入りの服まで墨だらけにしたんだから!」
ロラン「墨って落とすの大変なんですよね…ハァ」
ドモン「よし、もし今年も墨汁で遊んだら問答無用でシャイニングフィンガーだ!」
1時間後…(年少組の提出課題は略)
アムロ『家内安全』
シロー『俺はアイナと添い遂げる!』
ドモン『日月きょうしす』(←字が大きすぎて紙面オーバー)
コウ『シーマさんから逃げ切る…といいな』(←字が小さすぎて解読困難)
カミーユ『フォウ命』
シーブック『セシリーと初キフ、 .'・(←鼻血の跡)』
ロラン『皆が病気や怪我をしませんように』
キラ『フレイ退散』
ヒイロ『 自 爆 』
ガロード『ティファは俺が守る!』
ジュドー『一発当てて大金持ち』
ウッソ『お姉さん大好き』
アル『ザクがんばれ』
アムロ「……お前達…」
ちなみにこんなサイトがあったり
/korokorozaeega.ameblo.jp/entry-ac9d0538d368a4639aab2a0f1d796dd6.html
全然 時期と関係ないが
午後五時頃 自宅
ロランが台所で夕食を作っている
コウ「そういやキラ、お前の遺伝子ってどうなってるんだ?」
キラ「(コウ兄さんが喋りの頭を切った)はぁ? どうなってるっ何が?」
コウ「いや、お前が遺伝子いじってあるだろう、だからその遺伝子をどういじったのか。」
キラ「僕にだってわかりませんよ。」
コウ「だから、お前は遺伝子を弄ってプログラミングやらMS操縦技術が高いわけだろ。」
キラ「そうですけど。」
コウ「でも、一定水準以上にするにはオリジナルがあるわけだろ。」
キラ「そりゃそうですよ。」
コウ「お前ってさー なんか機械だな。」
キラ「機械って・・・ でもコウ兄さんより勝ってるじゃないですか。」
コウ「(´・ω・`)・・・ でもお前のコンセプトは最高のコーディネイターだよな。」
キラ「そうだたっけ(叩かれるって)」
コウ「でもお前ってさー、 全部中途半端じゃねぇ〜。」
キラ「・・・」
コウ「だってよ MS技術でもプログラミングでも負けるやつには負けるだろ、つまりお前は万能機械だよ。」
キラ「万能だったらいいじゃないですか。」
コウ「だけど、万能ってことは最高じゃないだろ。」
キラ「ううう・・・」
コウ「所詮お前は女装と悲劇のプロでしかないのさ(藁」
キラ「いくら兄さんでもそこまで言うかーー」
コウ「き・キラ?」
キラ「俺のこの手が・・・」
コウ「それ ドモン兄さんの・・・」
キラ「シャイニングフィンガァァァァァァァー」
コウ「どへーーーー」
夕食
アムロ「なんか一人足りないか?」
ロラン「そういえば誰か?」
アムロ「はっ、ギンガナム!!」
ウッソ「まってくださいよ、 ギンガナムさんは朝食時にしか来ませんよ。」
アムロ「じゃあ だれが。」
ちなみに、5日後カラパゴス諸島で進化論の最終形態としてコウが発見されたのは別の話
>>763 ドモンにワロタ。
新年早々御大将は全開ですねw
>>750 そしてガロードは手紙を片手にアクシズコンツェルトへ向かうのだった…付き添い人はアムロである
ガロード「なんで俺だけ間接的なんだ?」
アムロ「さぁ?」
シューーン(自動ドアの音)
フロントに向かうガロード
ガロード「(すげー胸だな…)失礼します、この手紙を…」
キャラ「あははははは…えーと…はい!そっちのエレベーターで地下5階へ行きな!…アーヒャヒャヒャヒャ…」
ガロード「……」
言われるがまま。2人は地下5階へ…
キャラ「(社長室へ!こちらフロント!MS試作所に向かった男2人確認!)」
そのころ社長室では…
ハマーン「承知した!東方不敗!来たぞ!」
マスター「ぬう!来たか!クワトロ殿!スタンバイを!」
クワトロ「了解!」
ダダダダダダダダダ…
アムロ「えーと?何だ?MS試作所?」
ガロード「???」
そして2人は部屋の中へ…
目の前には胸にバラを付けた青年が立っていた…
マシュマー「貴公…ガロード殿か?」
アムロ「貴方は?」
マシュマー「おっと!申し送れた!私はマシュマー=セロ、アクシズコンツェルト、ハマーン社長様の秘書である!」
ガロード「で、この手紙なんだが?」
マシュマー「うぬ!承知した、すでに完成している、こちらにきたまえ」
するとマシュマーは2人を連れて【試作MS完成品置場05】と書かれた部屋に入った
マシュマー「これだ」
そこには1機の量産型キュベレイMK-Uがあった
マシュマー「ハマーン社長様より聞いています、ガロードという少年に7日間無償で貸してあげてくれ、と」
ガロード「ああ…あんがと、でも俺ファンネル使えないっすよ?!」
マシュマー「フフフ…やってみなくては分かるまい!」
ガロード「へいへい…そんじゃありがたくもらってくわ!」
ガロードはコンテナをガンダムXに背負わせる
ガコッ
ゴン!
???「(つっ!)」
アムロ「(…!この感じ…何だ?)」
2人が帰った後…
マシュマー「(ハマーン様!持っていきました!)」
ハマーン「御苦労だった、マシュマー」
マスター「これでよし!」
769 :
通常の名無しさんの3倍:05/01/10 02:31:34 ID:fD2nSvah
期待あげ
正月休み、兄弟は居間いっぱいに広げた戦利品の分配をしていた。
戦利品とは福袋のことだ。
会社役員の長男アムロや格闘チャンプの三男ドモンのような高額所得者がいても、
それでこの大家族の欲しいものは何でもすぐに買えるようほど家計に余裕があるわけでもない。
衣服など需要の優先順位が落ちるものはバーゲン品や福袋などでの処分品に頼るのも必然だった。
こうでもしないとウッソやアルあたりの服なんて兄たちのお下がりばかりになってしまっただろう。
カミーユ「こういうのって売れ残りばっかりなんだよな」
ロラン「でも質が悪いわけじゃないですよ」
シーブック「流行にならなかった色とかデザインのが多いけど…ま、仕事着だから良いか」
ロラン「こっちの袋は…女物?」
ジュドー「それも必要になるかと思って買ったんだよ」
ロラン「責任もって処分してくださいね。僕は着ませんよ」
ジュドー「えー、福袋だと返品不可能なんだぞ」
不平をたれるジュドーはロランににらまれて自分の部屋に退散して行った。
その後も、
キラ「デザインがまともすぎる。僕の周りは服のコーディネートのセンスが変なのが多いから逆に目立つよ」
ドモン「悩むな、さっさと選べ。俺はこれとこれとこれ、次の稽古に使うからな」
シーブック「そりゃ困るよ。兄さんが使ったらぼろぼろになっちまう。だいたいこれ運動用じゃないのに何で」
ドモン「うるさい。プライベートなことだ!」
カミーユ「ドモン兄さん、デートに特価品着て行っちゃだめですよ?(ニヤニヤ)」
アムロ「ちゃんとペアルックで行けよ(ニヤニヤ)」
ドモン「嫌だ、僕は嫌だ!ペアルックなんて恥ずかしいンだッ!」
からかわれて泣きが入るドモンに、
シロー「何がおかしい!何が恥ずかしい!ペアルックとはこれ即ち愛の証だ!」
クリスマスにもらったアイナ手製のペアルックのセーターを着て嬉々としていたシローが怒鳴りつけた。
そのままシローがドモンを捕まえ説教を始めたところで、
ジュドー「みんな見てくれ、こいつをどう思う」
部屋に戻っていたジュドーが女物の服を着て、ご丁寧にヘアピースまでつけて出てきた。
シロー「ドモン、説教はまた後だ。飲みすぎたみたいで気持ち悪くなってきた…」
シロー退場。見ていたほかの兄弟も女装ジュドーに「変」だの「キモイ」だの罵声を上げた。
ウッソ「おかしいですよ、ジュドー兄さん!ロラン兄さんが着るならともかく」
ロラン「着るものかー!!」
余談だが、クリスマスのサハリン家。
アイナ「ギニアスお兄様にクリスマスプレゼントです」
ギニアス「ありがとう。開けても良いかな?」
アイナ「はい」
ギニアス「んー、これは何かな?」
アイナ「腹巻です。お兄様がおなかを冷やさないようにと思って」
ギニアス「そ、そうか。ありがとう」
しかし、どうみても腹巻としても中途半端なサイズであまり役立ちそうには見えない。
余った毛糸で間に合わせに作ったのだろう。
見ていた執事のノリスは自分が同じ毛糸のちゃんとしたマフラーをもらったことは黙っておくことにした。
仮に「勝ったぞ!」とは思ったとしても言えるはずはない。
それにセーターをもらった幸せ者がいることも彼は知っている。
(つづく)
福袋は人数分あるが、服以外にも電器の量販店などで買ってきたものも混じっている。
アムロやコウの他、服なんてタンクトップと短パンで十分だというヒイロ、
ティファと会うなら自分で一張羅を買うが普段着はお下がりで十分だと思ってるガロード、
まだおしゃれに気を使うほどの年齢でないウッソ以下年少組はこっちの方を見ていた。
ガロード「あまり良いのねえな。通常の4倍安いっつっても、これでも値段に見合ってると言えるのか?」
ヒイロ「その防犯装置は俺のだ」
ガロード「なんに使うんだ」
ヒイロ「トラップだ…(ニヤリ)」
ウッソ「デジカメもらうよ」
ガロード「俺もデジカメ欲しいんだ。お前は前に買ったのがあるから良いだろ」
ウッソ「新しくて高性能なんだ。嫌だよ」
ガロード「ジャンケンだ。ただしニュータイプ能力を使わないように俺の考えたルールでな」
ウッソ「ニュータイプでもジャンケンで次を出すかなんてわかりませんよ。
ガロード兄さんが勝てないのは単に弱いんです」
ガロードとウッソがグー・チョキ・パーそれぞれ3枚のカードを使って「限定ジャンケン」を始めた横で、
コウとアルとシュウトはため息をついていた。
おもちゃなども扱っている電器量販店の福袋にはプラモデルも入っていたが、
シュウト「このガンダム活躍してない…格好良くも無いし」
アル「新発売なのにこの前7割引でバーゲンしてたやつだ…」
コウ「在庫処分品いらないよ」
山積みになっていた、お笑い芸人コンビと同じ呼び名のガンダムは、まとめてアルが制作中のジオラマの
「ガンダムの残骸の山の上に立つザク」のガンダムの残骸の一部にすることが全員一致で決定してしまった。
ガロードたちのジャンケンも終わって分配が決まると。
アムロ「じゃ、このビデオカメラにディスクプレイヤーに電話にスピードガンにパームサイズPCはいらないな?」
アムロは弟たちに確認すると、嬉々として余った機械を分解し始めた。
アムロ「このレーザーセンサーは使えるな。液晶モニターにレンズに…」
兄弟たちの他にも、彼がそんな様子でパーツをばらしているのを見ているモノがいた。
キャプテン「先生、マスターは何を考えているのでしょう?」
ハロ「ドウセ、カイゾウ!カイゾウ!」
キャプテン「なるほど、そういうものですか」
(了)
福袋分配の数日後。
,r‐、 , -、
! ヽ / }
ヽ、 ,! -─‐- 、{ ノ
/。 。 r`'、´ キャプテン、アムロカイゾウニクルゾ
/ ,.-─- 、 ヽ、.ヽ カイゾウニクルゾ
!/ ヽ、._, ニ|
. { ,'
ヽ /,ソ
r ̄`).____(´⌒`>
} ¨ス´ _) ̄〈
{二}} {{二}
,ソ,!∨ |/ト、
{| | /{0 ()、|/|)
N / ^i |:::ヘ|/}
||"( ,ノ Y | リ
|| レ' Y | |
|| } | | |
j」_l_ 〈ー-'〕
〔__,〕 ,ィロェ{内ニロニヽ
<四ニ仄己ーiーr-、 }_{
ほす
>>768 アムロ・ガロード「ただいまーっ」
ロラン「お帰りなさい、どうでした?アクシズコンツェルト?」
ガロード「ああ…それが1機のMSを7日間貸してくれるんだってさ!」
コウ「それって庭に置いてある量産型キュベレイMk-U?」
ガロード「ああ…でも俺はファンネルは使えねぇのにな…」
アムロ「でもガロード!秘書の言葉を忘れたのか?『やってみなくては分かるまい!』って」
ガロード「んじゃやってみっか…キュベレイMk-U」
ガロードがコクピットを開けると中には手紙が
ガロード君へ、
この機体はAMX-004G-Prototype-Weak-F、量産型キュベレイMk-U微弱ファンネル仕様試作型だ
オールドタイプと言う君にもファンネルが使えるかもしれない
だが次の約束を必ず守って欲しい
1:故障した場合、すぐアクシズコンツェルトに持ってくる事、そこで修理を行う
2:自分で修理・改造しないこと、故障はすぐアクシズコンツェルトへ
3:7日たったら必ず返す事、8日目の昼までに持ってきてくれ
4:整備は弾・エネルギーの補給は構わないが、大掛かりな検査はしないこと
5:解体しない事
6:無茶な運用はしない事
7:MS・MFフリー対戦場等には行かない事
8:そしてなにより!売らないこと!
9:またがししないこと
以上
アクシズコンツェルト社長:ハマーン=カーン
ガロード「とにかくテストバトルでもするか」
コウ「僕が相手をしよう」
庭でMSの戦闘が始まった
ガロードは量産型キュベレイ、コウはGP-01である
コウ「いくぞガロード!」
ガロード「きやがれってんだ!」
シロー「しかしガロードの奴、ファンネルなんて使えるのか?」
ウッソ「さっきからアムロ兄ちゃんが言ってる!」
ジュドー「オールドタイプがファンネルなんてねぇ…」
キラ「オールドタイプか…」
カミーユ「あの説明書もなんか引っかかる…」
ドモン「気にするな!俺の同志にニュータイプではないのにファンネルのようなものを飛ばす奴もいる!」
シロー「どうやって?!」
ドモン「気合と根性だ!!」
マスター「うおおおおおおおおおおおおお!!!」
シーブック「うわっ!東方不敗さん?!(何処から沸いてきたんだ…?)」
マスター「気合だ!!!気合だ!!!気合だ!!!気合だ!!!気合だ!!!気合だ!!!気合だ!!!気合だ!!!気合だ!!!
気合だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっっ!!!」
ドモン「うおおおおおおおおおっっ!」
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/5116/meikyohisui.mid シロー「ドモンが熱くなってどうするんです?!」
ドモン「大丈夫だ…スーパーモードとは違う」
シーブック「ところで東方不敗さんは何故ここに?」
マスター「ワシの弟子とその兄弟達の様子を見にきたのだ!クリスマスはどうだったかな?」
アル「ザクが貰えた!」
ウッソ「カメラが貰えた」
以下略
マスター「ふははははは!よかったな!」
アムロ「(ひっかかる…何だ?…まぁいいか…)」
そのころガロードとコウは…
コウ「あたれーっ!」
???「(ええぃ揺れるな!…ガロードはこんなにヘタクソなのか?)」
ガロード「うっ!とさーてそろそろ使ってみっか!」
コウ「!」
???「(きたか!)」
ガロード「へへ…いけっ!ファンネル!!」
???「(ファンネル!!)」
コウ「ファンネルなんて来るわけな……!!?あqwせdrftgyふじこlp;:@「」
他の兄弟達は…
アムロ「な…?」
シロー「嘘だ…」
ドモン「おおお?!」
カミーユ「…?!?」
シーブック「が、ガロードが…」
ロラン「ひ…1人で…」
ヒイロ「(あいつ…)」
ジュドー「ファンネルを…」
ウッソ「飛ばした?!」
アル「へ?」
マスター「(ふっふっふ…)」
キュベレイは勢い良くファンネルを飛ばした!
コウ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
ガクリと膝をつくGP-01……………
戦闘後…
ジュドー「ついにお前もニュータイプの仲間入りか!」
ガロード「へへ…」
ヒイロ「(たいした男だ…)」
アムロ「よかったじゃないか」
シーブック「おめでとう!」
ガロード「おう!」
コウ「(ううう…なんでガロードだけ…)」
シロー「(俺もなりてぇなぁ…)」
シーブック「(しかし…どうも信じがたいな…)」
……やっぱシャアが入ってるのかね。可愛そうに……7日間も閉じ込められるんかい。
>>777 夜中に抜け出してロランにちょっかいを出すのに10000ファンネル
狭いところに閉じ込められるシャア。
携帯食料とオムツ持参なのだろう。
でも一週間後、開放されてから「暗いよ怖いよ狭いよー!」と神谷ボイスで言ってくれるに違いない。
簀巻きじゃないの?
すいません
>>776の続きが少々ややこしくなってしまったため
現在修正中です、そのためリアルタイムで1週間後に返却(完結)は
無理です、ゴメンナサイ
hosyu
>>777-780 ファンネルの操縦者の話をもう少し先です
そのまえにこちらをどうぞ
ガロードがキュベレイを貸してもらった翌日…
ガロード「ただいま…」
ロラン「あかえりなさい!…?どうしたんです?元気ないですよ?」
ガロード「いや…なんでも…ない…」
ロラン「ガロード?」
ガロード「ほっといてくれよ…(こ…こんな事言ったら尚更ややこしくなるってのに…)」
夕食になってもガロードは落ち込んだままだった…
アムロ「どうしたガロード?」
ガロード「どうでもいいって…」
コウ「よくないな」
ドモン「いつも明るいのがお前の専売特許だろ?!」
ガロード「そう言われてもねぇ…」
シーブック「?!わかったよ…」
ガロード「は?」
シーブック「後で僕の部屋に来なよ、相談に乗る」
ガロード「……」
夕食後…
ガロード「失礼するぜ…」
シーブック「来たか…んで?どうした?」
ガロード「シーブック…アニキだけは心から信頼できるから話すんだが…」
シーブック「?」
ガロード「…ティファに…フラれた…かもしれねぇ…」
シーブック「………?……!!え、ええええええええええええええええええっ?!!?」
ガロード「お、大きな声で言わないでくれよ…」
シーブック「まま…まさか…嘘だろ?」
ガロード「マジだ…」
シーブック「どういう事だ?」
ガロード「なんか俺が近づくと逃げて…しかも泣いてるようにも見えるんだよぉ…」
シーブック「…そりゃあマズイぞ…」
ガロード「だろーーー…(汗」
785 :
通常の名無しさんの3倍:05/01/24 15:40:46 ID:8jWBnVdT
シン『ルナマリアなんかに不用意に近づくからこうなるんですよ。』
786 :
コネタ:05/01/28 13:06:19 ID:???
・・・朝の布団の中でカミ―ユは悩んでいた。
(俺は今のままではいけない、変わることはみんなの為、
なにより俺のためなんだ・・・。)
しばらくの沈黙の後決意新たに起き上がり叫んだ。
「もう・・・、俺は切れない!もう修正ばかりの男ではいられないんだー!」
(さて、頑張ろう何事も平常心平常心・・・。)
朝食に降りてきたカミ―ユの目に飛び込んできたのはいつもの光景であった、
堂々とさも当然の如く朝食を平らげるギンガナムの姿だ。
「うまい!うまいぞぉ!今日も最高のご飯日和である!」
家族のほとんどはもう慣れていたがいまだにカミ―ユは許せなかった。
(なんて大人だ・・・!、勝手にひとんちへ上がりこんで・・・!
アルやウッソの教育にも悪いだろう!あぁそんな、楽しんでやっているのかよぉ!
許せない!そんな大人・・・修正してやるうぅーー!!。)
気がつくとギンガナムに殴りかかろうとしてみんなに止められているカミ―ユがいた。
朝の決意から僅か10分のことであった・・・。
今年になって、このスレを見始めた新参者です。 何故、戦争もやって
いないのに貧乏そうな兄弟が、高そうなMSを持っているのかを考えてSS
にしてみました。
SS初挑戦なので、文章が読みにくい等あると思いますが、続編も作っ
ていきたいので、今後の課題の為にも指摘などをお願いします。
タイトルは『ほのぼの作品』を目指していたのに、アムロの過去をこじつ
けている内にシリアスっぽくなった
《Ez−8が出来た日》です。
アムロ「ヒイロ、そっちはチェック終わったか?」
アムロはコクピットの中から、胸部のメンテナンスハッチで作業している弟に
声をかけた。
ヒイロ「・・・システム、オールグリーン、問題ない。」
アムロ「そうか、いつもすまんな。」
アムロは、メンテナンスを手伝うヒイロに労わりの言葉をかけると、コクピ
ットから降り、今までメンテナンスしていた愛機を眺めた。
RX−78ガンダム、最初に作られた『ガンダム』。いや、この機体があっ
たからこそ、あらゆるMSメーカーがその活躍にあやかろうと『ガンダム』と
いう名前の、まったく別の機体を開発する等、誕生からわずか10年あまりしか
経過していないのに伝説となったMS。
そして、伝説の立役者になったのが、ここガンダム兄弟の家の地下でメンテ
ナンスを受ける、RX−78−2と偶然それを操縦する羽目になった、兄弟の
長男アムロであった。このコンビの活躍が無かったら、数々の後継機や亜種、
またはガンダムファイトという娯楽は誕生しなかったであろう。
アムロ(こいつとも、・・・・・そして『奴』との、付き合いも10年以上経
つよな。)
アムロが思い出に浸りかけた時、ロランが地下に降りてきて、声を掛けた。
ロラン「アムロ兄さん、シロー兄さんからお電話ですよ。」
アムロ「・・・・ああ、ありがとう。」
現実に引き戻されたアムロは、ロランから受話器を受け取った。
アムロ「もしもし、どうかしたのか?」
シロー「すまない兄さん、・・・・頼みがある。」
電話の内容は暴走するMAを取り押さえた際、シローのMSが大破したとい
うものであった。
コウ「うわっ!・・・酷いなこれ。」
アムロのRX−78に運ばれてきた、ボロボロになったRX−79Gを見て
コウが呟いた。他の兄弟も呆然と無残な姿になったMSを見ていた。RX−7
9Gは通称『陸戦型ガンダム』と呼ばれ、RX−78の改良型で汎用性は劣る
が、コスト面や操作性、メンテナンスや修理がしやすい等の長所から警察や軍
隊で採用され、高い信頼を誇る機体である。
シロー「みんな、心配かけてスマナイ。」
ロラン「そんな事より、お怪我は?」
明らかに怪我をしているシローをロランに任せ、この場に居る全員が思って
いるであろう疑問をジュドーが代表する形で長兄に訊ねた。
ジュドー「でも、なんで警察でなく、ウチに電話してきて、しかも運んでくる
んだよ?」
シローの所属する、08小隊はMSやMAの犯罪を取り締まるのが仕事だか
ら、今回の事は仕事中の事故であって、本来なら職場である警察に連絡するは
ずである。そうしないと壊したMSの修理代を自分で払わなくてはならないか
らだ。
アムロ「それなんだが・・・・・」
アムロの話によると、暴走、正確にはマシントラブルでコントロールを失っ
たMAのパイロットがシローの知り合いだったらしい。しかもそのMAはテス
ト飛行中で、事故が公になればMAの開発自体が止められる可能性があるとい
う事だ。
ジュドー「・・・・て事は」
ガロード「こいつを家で直すって事?」
アムロ「そうするしかあるまい」
警察に連絡した場合、どうしても壊れた理由を言わなければならない。例え
シローが逃がしても警察は『逃走した』MAを探し出すだろう。そうなれば余
計に相手の立場が悪くなる。
アムロ(それにしても、まさかシローの好きな相手がサハリン家の娘とは・・
・あの、ノリスという男、俺の事を知っているようだったな。)
サハリン家の前当主は、かつて最初にMSを開発した企業ジオニック社の幹
部でMS−06ザクを始めジオニックのMS開発に携わった名門である。しか
しジオニック社はライバル会社のアナハイムが出した新型MSガンダムの前に
開発競争で破れ、倒産してしまった。その際ジオニックの技術者は、ほとんど
アナハイムかグラナダのアクシズ重工に再就職したが、サハリン家は拒絶しジ
オニック社の復興を目指していた。しかし、そう簡単には行かずサハリン家は
没落の道を転げ落ちていた。
アムロ(ジオニックが潰れた原因・・・・・俺も無関係では無いしな)
カミーユ「それで、何処から手を付ける?」
アムロ「まず、損傷を調べてダメになったパーツは全部はずしていく。ヒイロ
・・・・」
アムロは、損傷をチェックするため、その作業に最も慣れたヒイロに声を掛
けたが肝心のヒイロの姿が見当たらなかった。周りを見渡すと、他にもコウ、
シーブック、ガロード、ジュドーも消えていた。
アムロ「あいつら、どこに行ったんだ?」
アムロが探そうとすると、出入り口のドアが開き居なくなっていたコウとヒ
イロが戻ってきた。
コウ「兄さん、ケリィさんが使えそうなパーツを持ってきてくれるって。」
ヒイロ「こっちは、デュオに連絡しておいた。」
ヒイロはそう言いながら大破したRX−79の元へ行き、損傷をチェックし
始めた。
コウ「ガロードとジュドーはシーブックを連れて、他のジャンク屋へ行くって。」
アムロ「・・・・・そ、そうか。」
おそらくは、行動力のあるガロードとジュドーが言い出したのだろう、彼ら
は自分に出来て、必要になる行動をすでに起こしていたのである。苦笑しなが
らも弟たちの行動がアムロには頼もしかった。
次にアムロはヒイロから送られる損傷データを見ながら、隣にいるカミーユ
に相談した。
アムロ「・・・・これは、元通りに修復は無理そうだな。」
カミーユ「元通りには無理でも、何とか動かせるようにはしたいけど・・・」
アムロ「動くだけじゃダメだな、外見が変わる以上、性能が上がらなくてはシ
ローの立場が不味くなる。」
MSは歴史が浅いせいか、自腹を切るという前提で、パイロットが自分用に
改造する事が認められていた。基本的にはカラーリングを変える程度だが、中
には自分の職務に合わせ、かなりの改造をする者もいる。
その場合は改造に成功し、成績が上がって出世するケースもあるが、逆に改
造に失敗して職務の成績が落ち、降格や最悪クビというケースもありえた。
カミーユ「・・・・じゃあ、ケリィさん達が持ってきたパーツを見て、設計図
を作る?」
アムロ「そして、RX−79以上のMSを作り上げる。それも明日シローが仕
事に出る昼までに。」
兄弟たちの無謀な挑戦が始まった。
ケリィ、デュオ、ゲモンらジャンク屋仲間。そして、ガロードたちが自分で
探してきたパーツは、品質も良く量も揃っていた。
アムロ「よく、これだけの物を・・・」
ケリィ「シローの旦那には日頃から世話になってるんでね。」
ゲモン「まったく、ジュドー達の兄貴とは思えんほど良い奴だからな。」
ジュドー「ちょっと!ゲモンのおっさん!それどういう事?」
ゲモン「言葉どおりの意味さ。」
デュオ「まぁまぁ、そんな訳で日頃の感謝を込めて出血大サービス!」
ガロード「そんで、御代は要らないって。」
アムロ「そんな訳には!」
ケリィ「気にするな、さっきも言ったように旦那には世話になっている。」
ジュドー「シローの兄貴、街では人気あるんだぜ。善い警官だって」
シーブック「それより、時間が無くなるよ。」
アムロ「・・・・お言葉に甘えます。カミーユ!設計図を作るぞ。他の者は機
体をバラしてくれ。」
それぞれが動き出すとカミーユはパーツを前にアムロに訊ねた。
カミーユ「それで、どういうコンセプトで行くの?性能を上げるといっても・・・」
アムロ「解っている。即席でやるんだ、多くは望まない。」
カミーユ「じゃあ、軽量化はどうかな?」
アムロ「そうだな、あとは耐久性も上げたいな。」
アムロの言葉にカミーユは苦笑した。耐久性を上げるには装甲を厚くするた
め重量が重くなり、軽量化するには装甲を薄くするため耐久性が下がるのが普通だ。
カミーユ「矛盾してるね。」
アムロ「まあな・・・しかし、出来るだけやってみよう。」
※有名じゃ無いキャラが出てきたので、説明
ケリィ
0083に登場する隻腕のジャンク屋、元ガトーの戦友でエースパイロット。
MAヴァルヴァロをコウの協力で完成させコウと戦う。
コウは彼との戦いをえて、お坊ちゃんからガトー並みの熱っ苦しい漢に進化する。
ゲモン
ZZに登場するシャングリラのジャンク屋のリーダー格。
ジュドー達は彼のことを煙たがり、彼もジュドー達を生意気なガキと嫌っていた。
彼の作ったMSゲゼは、ある意味芸術。
シローの治療を終え、アルを寝かし付けたロランが戻って来た時、設計図を
作り上げたアムロは全員を集め指示を出し始めた。
アムロ「チームを作ってチーム単位で作業してもらう。まずコウ、シーブック、ウッソ、ケリィ」
コウ「うん、分かった。」
アムロ「次にカミーユ、ジュドー、ロラン、ゲモンさん」
カミーユ「はい。」
アムロ「次は、ヒイロ、ガロード、デュオ」
ヒイロ「任務了解」
アムロ「最後にドモンは力仕事!」
ドモン「応!!!」
アムロ「では、各自作業に取り掛かってもらう。」
キラ「・・・・・・僕は?」
アムロ「寝ろ!」
キラ 「・・・・うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
カミーユ「・・・兄さん、ちゃんと言わなきゃ・・・・最近、被害妄想気味だから。無
視されたと思ってるよ。」
アムロ「そ、そうだな。いいかキラ!これからやる事は強引な改造だ。おそらくマトモ
には動かん物が出来る。そこで、お前のOS開発技術が必要なんだ。」
キラ 「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛・・・・・・・・え?」
そこで、アムロは全員を見渡し、
アムロ「皆には悪いが時間が無い、タイムリミットは明日の午前11時までだ、終わっ
た後は倒れても構わん。死ぬ気で動いてもらう! キラ、そういう訳で、お前には1時
間しかやれん、それまでに体調を整えておけ!」
キラ「う、うん、わかった。」
キラが寝室に行き、他のメンバーは一斉に作業に取り掛かった。
現在、午後11時20分、タイムリミットまで約半日しか無かった。
常識で考えれば、半日でMSを組み立てるなど絶対に無理である・・・・・
・・・・・・・・・
アムロ「ドモン!そのパーツをカミーユの処へ!」
ドモン「トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、テェヤ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
コウ「ドモン兄さん!それを・・・」
ドモン「トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、テェヤ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
シーブック「ドモン兄さん・・・」
ドモン「トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、テェヤ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
ロラン「ドモン兄さ・・・」
ドモン「トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、テェヤ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
ガロード「ドモン・・・」
ドモン「トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、テェヤ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
ジュドー「ドモ・・・」
ドモン「トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、テェヤ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
ウッソ「ド・・・」
ドモン「トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、トリャ、テェヤ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
ヒイロ「・・・」
ドモン「にいさ―――――――ん!!!!!」
・・・・が兄弟たちの懸命の努力と、常識の通じない兄思いの生き物のおかげで、
見事に完成させていた。
シロー「こ、これは?」
翌日、シローがモビルスーツデッキに向かうと、見慣れないMSとその周りで倒れ
ている弟たちの姿があった。
アムロ「起きたな。キラ!そっちはどうだ?」
アムロがそのMSに向かって声を掛けると、コックピットからキラが顔を出し
キラ「ある程度は終わったよ。残りはシロー兄さんに乗ってもらわないと。」
アムロ「そういう訳だ。」
シロー「ひょっとして、これ・・・・」
アムロ「ああ、お前のMSを改造した・・・スマナイが元に戻せなかった。こうする
しか手が無かったんだ。」
シロー「そ、そんな・・・ありがとう兄さん。」
アムロ「弟たちと、それからジャンク屋の連中にも言っとけよ。」
シロー「ハイ!!」
キラ「・・・・・・・時間、無くなるよ?」
シローがキラを乗せて機体のチェックに出かけると、入れ違いのように1人の
男性が訪ねてきた。
アムロ「あなたは?」
ノリス「昨日は、お世話になりました。」
アムロ「い、いいえ・・・・」
ノリス「先ほど見かけましたが、見事なMSでした。警察のMSを改修したの
でしょう?」
アムロ「は、はい・・・・」
ノリス「・・・・・」
場を沈黙が支配した。相手がサハリン家の関係者だとするとアムロはどうし
ても気になる事があり、気後れしてしまうのである。
ノリス「何か、気に触る事でも?」
ノリスの質問にアムロは思い切って訊ねる事にした。
アムロ「俺を恨んでいるのでは無いですか?」
ノリス「・・・何故、そうお思いに?」
アムロ「ジオニックのMSはアナハイムに比べ、決して悪いものではなかった。
確かに最初はビームの技術や装甲でアナハイムがリードしていた、しかしMS−
14の性能はRX−78とほとんど互角でしたし、最後のMSNー02に至って
は・・・ジオニックが敗れたのは世間で言われたようにMSが悪いのではない。
現にジオニックの技術者はアナハイムでも活躍しています。ジオニックのMS
を模擬線で倒したのは俺です!俺が居なければ」
アムロは話しているうちに冷静さを失っていた。かつてMSという機械が出
た後、その能力を調べるテストは激化し、ほとんど戦争のような状態になって
いた。現に多数の死者が出たのである。アムロの中で過去の映像が蘇っていた。
ライバルとの出会い、NTへの覚醒、そして大切な少女の死・・・それを打ち
破ったのはノリスの落ち着いた声であった。
ノリス「・・・私はその頃、貴方と同様テストパイロットをしていました。」
アムロ「え?」
ノリス「MS−07の改良型です。実は貴方と戦った事もあります。貴方は本当
に強かった。」
アムロは驚いて目の前の人物を見つめた。アムロは過去の戦いで勝てなかった
事はあっても、負けた事は無かった。また、勝てなかった時はその相手と状況を
今でも憶えている。すると、目の前の男はアムロに敗れた者の1人という事になる。
ノリス「確かに、主人のギニアス様は恨んでるかもしれませんが、私個人として
は、貴方を尊敬しております。我々パイロットにとっては『白い流星』と『赤い
彗星』は羨望の対象です。」
アムロ「・・・・ありがとうございます。」
アムロは久しぶりに聞いた異名に思いを馳せた。
アムロ(懐かしい呼び名だな・・・俺と『奴』と・・・・)
その時シローが戻ってきてアムロは再び兄としての自分に戻っていた。
アムロ「どうだ、調子は?」
シロー「うん!すごく良いよ!」
キラ「あれ、お客さん?」
シロー「あ、貴方は!」
ノリス「昨日はお嬢様が大変お世話になりました。」
シロー「そ、そんな!大した事は!」
ノリス「それと、お嬢様から言伝を承っています。『是非とも貴方様に直接
会ってお礼が述べたい』との事です。」
ノリスの言葉に興奮するシローを落ち着かせ仕事に向かわせると、気になる事
があったのでノリスに訊ねた。
アムロ「ところで、シローとアイナお嬢さんは顔見知りだったようですが?」
事故の現場でアムロが2人を見た時、最近シローが大事にしているペンダント
の元の持ち主がアイナという事を聞いたのである。
ノリス「さあ、私も詳しくは・・・」
アムロ「そうですか・・・」
アムロは二人を応援したいのだが、弟が相談してくれなかった事を少し寂しく
思うのだった。するとノリスが笑っているのに気付いた。
アムロ「な、なにか?」
ノリス「いえ、ただ良い兄君と思いまして。こうして会うまでは、正直もっと
恐ろしい人物をイメージしていたもので。」
アムロ「・・・ど、どうも」
その後、シローの機体は彼の所属する第08小隊からEz−8(Extra-Zero-8)
と名付けられ、元のRX−79G以上の性能を発揮し活躍をする事になる。
完
補足説明
ジオニック社
本編では、ザクを始めジオン軍のMSを開発した会社。ちなみにガンダムを
最初に開発したのはアナハイムでなく連邦軍。
このSSではジオン軍が無いので、最初にMSを開発した企業で、技術力は
高いが営業が下手だったため現在は倒産しているという設定。また、連邦軍も
無いのでアナハイムを代用している。
イメージとしては、ジオニック=SE○A アナハイム=S○NY又は任○堂
※S○GAは倒産していません。
えーと。面白かったです。乙です。ですが気になったことが一つだけ。
三点リードですが、あなたの文は半角で・を三つ続けてるみたいですけど、本来は…とします。
これは「てん」を変換したら出てきますので、そうしたほうがいいと思います。後、三点リードは基本的に
「……どうも」のように、二つ続けて使います。
細かい突っ込みでうっとうしいと思われるかもしれませんが、気になる人は気になりますので。
単語登録で「・・・」を「……」に変換できるようにすると楽だよ。
キラに向けての「寝ろ!」に爆笑してしまったw
そしてその後の理由にも納得。
確かに普通は無茶な改造したらOSにも変更が必要だし、
長時間をかけるならともかく、短時間で使えるOSを作るなんてキラにしか出来ないわな
指摘と感想ありがとうございます。
……ですね。
他にも気になる事があったら、少しでも読んでる人が楽しめる作品にしたい
ので、これからも指摘をお願いします。
次は、MSでなく今回アムロのライバルとして語られた『奴』が主役の
《セイラが脅迫され日》を執筆中です。今月中には投下出切ると思います。
訂正
出切る=×
出来る=○
ケリィやゲモンの解説が必要な読者ってこの板にいるのかなぁ
ノ
どちらかというとまだメジャーな方やね>ケリィ、ゲモン
まぁ作者のちょっとした親切心に乙と言うことで。
GJ!
次回作期待してるよん!
804 :
通常の名無しさんの3倍:05/01/29 19:12:49 ID:xVqlH4Mp
おもろい
805 :
通常の名無しさんの3倍:05/01/29 20:39:55 ID:btLj6Q4x
ギレン「……以上が、本年度の運営計画となります。」
デギン「……ウム、ご苦労であったな。」
ここ、ジオン学園の理事長室では理事長代理のデギン=ザビに、その息子であ
り高等部の校長でもあるギレン=ザビの学園の運営計画の説明が行われていた。
ジオン学園は、かつて教育改革を行った名市長ジオン=ダイクンの理念を元に
彼を支えたデギン=ザビとジオン=ダイクンの政治家秘書であった息子のギレン
によって作られた学園である。小学部、中学部、高等部とあり、それぞれの校長
にデギンの子供が就任していた。
一通りの説明が済むと、計画に満足したのかデギンは、気になっている事をギ
レンに問いただした。
デギン「ところでギレン、グレミーの奴アルテイシアを随分と追い詰めている用
だな。」
ギレン「ククッ おや、流石にお耳が早い。」
ギレンは驚いた風も無く特徴的な笑いを浮かべる。多くの人が怯えるその笑い
方だがデギンは息子のその態度に慣れてた。
デギン「流石は貴公の息子よ。やる事がえげつない。」
ギレン「おや、アレは父上の孫でもありますが?」
デギン「フン、まあ良い。アルテイシア、アレは父親に似て頑固だからな。それ
ぐらいは、せねばなるまいて。」
ギレン「御意、これでアルテイシアも少しは素直になるでしょう。クククク」
シャア「何!ザビ家の連中、性懲りも無く。」
株式会社ネオジオンの社長シャア=アズナブルは秘書のナナィから、ザビ家の
アルテイシアへの行為を聞いて、怒声を上げた。
ナナィ「ですが社長・・・」
シャア「黙れ! 止める事は許さんぞナナィ、ザビ家め、これ以上好きにはさせ
んぞ!」
アルテイシア=ソム=ダイクン、現在はセイラ=マスと名乗っている女性は友
人の経営する孤児院、カラバに向っていた。そこに、彼女が用事のある人物が働
いているからだ。彼女はその人物が連絡してきた内容を思い返していた。
セイラ(まさか、あの坊やがこのような手を打ってくるなんて!)
セイラは、グレミー=ザビ、現在は母方のトトという性を使っている若者を思
い浮かべた。
セイラ(外見は父親に似ない優男だというのに……カエルの子はカエルという訳
ね。)
やがて、目的地であるカラバの前にたどり着いた。カラバはセイラの若い頃か
らの友人、ハヤト=コバヤシとフラウ=コバヤシ(旧姓ボウ)の経営する孤児院
で、最近までは資金難で経営自体が危ぶまれていた。
セイラ(ずいぶんと変わったわね・・・・)
以前来た時は壁などが壊れていたが、今はきれいに修復されていた。最近ここ
で働き出した若者の親が資金を援助した結果だった。その若者こそが今回セイラ
が会いに来た人物、つまりジオン学園の高等部校長ギレン=ザビの息子グレミー
である。
リィナ「セイラさん!!こんにちは!!」
セイラが門の前で物思いにふけっていると、カラバで生活している孤児の一人
であるリィナが箒を持ったままセイラの元に駆けてきた。
セイラ「こんにちは、リィナ。お掃除?」
リィナは、まだ10歳ながらも家庭的でしっかりした性格で、孤児院の家事を
進んでやっていた。セイラが一番気に入っている少女で、リィナもセイラに懐い
ていた。
リィナ「はい。ところで今日は園長先生もフラウさんも留守なんですけど?」
セイラ「ええ、知っているわ。……今日はグレミーに用があって来たんだけど」グレミー「私に御用ですか?」
リィナ「あ!グレミーさん。」
その時、セイラが訪ねに来た若者が自分の方から現れてきた。
セイラ「ええ、そうよ……」
セイラはそこまで口にすると、グレミーに付いて来た双子の少女を見た。
グレミー「プル、プルツー、それにリィナも……向うへ行ってなさい。」
リィナ「へ?……はい、解りました……」
プル「え〜〜!せっかく来たのに!」
プルツー「……フン」
リィナは名残惜しそうに、プルは拗ねながら、プルツーはセイラを睨みつける
と、それぞれ離れていった。
セイラ(プルツー?……何か嫌われる事でもしたかしら……)
以前、会った時は外見だけでなく、性格も姉のプルと瓜二つだったプルツーの
変化に疑問を感じていると
グレミー「……で、人払いは終わりましたが。」
セイラ「……そうね。では、単刀直入に言います。貴方の祖父と父親に用があり
ます。案内しなさい。」
グレミー「ようやく、その気になってもらいましたか、祖父も父も喜びます。」
セイラ「よくも、ぬけぬけと……貴方のやった事は脅迫とういのよ」
グレミーがセイラに連絡してきた内容を端的に言うと『セイラがジオンに戻ら
なければ、グレミーは今後孤児院に関らない、よって援助を打ち切る』というも
のだった。
ザビ家の屋敷は現在、思いもよらぬ人物の訪問を受けていた。デギンが『アル
テイシアを連れてくる』と言う孫からの連絡を受けたあと、4人の子供を集め孫
の帰りを待っていた時である。
デギン「何しに来た、キャスバル……いや、今はシャア=アズナブルか。」
シャア「知れたこと! アルテイシアに何をした!」
デギン「ほう……何をとは?」
シャア「まだ、とぼける気か! 貴様らが普通に呼んだとて、アルテイシアが、
来る訳あるまい。」
キシリア「今の貴様には関係ないことだ。」
横から割り込んできた発言者の方を向くと、そこにはキシリアの他ドズルとガ
ルマの3人が揃っていた。
シャア「では、キャスバル=レム=ダイクンとして答えよう。かつて私を追放し
た者が、妹によからぬ手出しをしている。黙って見過せるものでは無い!」
キャスバル=レム=ダイクン。それは、かつて名市長と呼ばれた、ジオン=ダ
イクンの長男で、ジオン学園の理事長だった男の名前である。若くして、ジオン
学園の理事長になったキャスバルは、当時、偽名を使いMSのテストパイロット
をしていた。その時の名がシャア=アズナブル『赤い彗星』と呼ばれた伝説のエ
ースパイロットである。
デギン「キャスバルという男など、もう存在せんよ。」
シャア「……だが、私はこうしてここに居る。かつて、貴様らの陰謀で私の理想
とする改革は邪魔されたが」
ガルマ「あれの、何処が理想とする改革だ!!」
シャア「フッ、坊やには解らんさ。いいか!私の改プギャ!」
熱く改革の内容を語ろうとしたシャアは、突然後頭部に打撃を受け、奇妙な鳴
き声をあげながら倒れてしまった。
シャア「いったい、何を!……アルテイシア?」
シャアは自分に攻撃してきた方向を見ると、そこには仁王立ちして、自分を見
下すセイラと、その隣で呆れているグレミーの姿があった。
セイラは、生ゴミを見るような冷たい視線で、しばらく兄を見ていたが視線を
外すと屋敷の主に挨拶をした。
セイラ「お久しぶりです、デギンおじさん。」
その表情は兄を見ていた時と違い、温和で暖かい笑みだった。
デギン「おお! 懐かしいのアルテイシア!」
ドズル「久しぶりだな、アルテイシア!
ドズルは、そう言いながらセイラを子供の様に抱きかかえた。
セイラ「ドズル兄さん、私は子供では無いんですよ。もう30過ぎのオバサンな
んですから。」
ドズル「なぁに、俺が20歳の時より若く見える!」
セイラ(あんまり、嬉しくないんだけど……)
ガルマ「少し、痩せたのではないか?」
キシリア「まぁ、元気そうで何よりだ」
セイラ「ありがとうございます。ところで、ギレン兄さんは?」
セイラは幼い頃から、家族の様に暮らしてきた親類の集まりの中で、ギレンだ
けが居ない事を訊ねた。
デギン「奴は、その方が帰ってくると聞いて、蕎麦を打っておるよ。」
蕎麦作りは、かつてジオン=ダイクンの元で『ソリコミ秘書』と呼ばれていた
時からのギレンの趣味でセイラの好物であった。
再開を懐かしむ妹と仇敵に無視されていたシャアは我に戻り
シャア「ア、アルテイシア! 何故、そんな連中と仲良くする!?」
セイラは、再びシャアに冷たい視線を送ると、まだ倒れたままのシャアの元に
歩み寄り、そのまま頭を踏みつけた。
セイラ「貴方に何か言われる筋合いはありません。」
シャア「うぉ! 兄の頭を踏むとは!!」
セイラ「それに、何ですかその格好は!?」
シャアの服装は例の仮面と軍服であった。
セイラ「いい年して、そのような! それに最近、同じような格好の変態と周囲
に迷惑をかけていると聞きますが!?」
シャア「聞き捨てならんぞ、アルテイシア! 私だけならともかく同志の悪口は
許せんぞ!!」
セイラ「ダ レ が ダ レ を 許 せ な い ん で す か!?」
シャア「……ゴメンナサイ」
キシリア「赤い彗星も地に落ちたな。」
デギンは、セイラに踏まれるシャアを見ながら、過去を思い出していた。
名市長、ジオン=ダイクンが、志半ばに病死した時、シャアはまだ10歳だっ
た。デギンはシャアの後見人としてジオン学園を設立、シャアを未来の理事長と
して、その成長を見守った。
シャアはジオンの息子として恥じぬ、いや、父を上回る才を発揮し、18歳の
時には大学を卒業していた。その後も名を変えMSのパイロットになるなど、知
勇兼備の若者と育っていた。
デギンは、恵まれた容姿と、頭脳、そして危険だと止めてもMSに乗り続ける
勇敢さを合わせ持つ、かつての盟友の息子に狂喜し、20歳になった時、正式な
理事長に就任させた。
しかし、シャアが理事長に就任してから行った改革はデギンを戸惑わせるもの
だった。
最初に行ったものは体育の時の服装に『ブルマー』を復活させる事だった。旧
世紀に滅んだその衣装を、わざわざ生地から調べ上げ作り上げたのである。その時は、そこまで出来るシャアの能力に感心したし、動き易そうと不思議に思わな
かった。
次に行ったのは、『乾布摩擦』だった。これも旧世紀の風習で、健康に良いと
の事だったが、上半身裸の生徒を見つめるシャアの姿に不吉な物を感じていたが
シャアを信じた。いや、信じたかった。
そんな時だった、シャアがザビ家の親類ハマーン(当時13歳)に性的イタズラ
を行っているのが発覚したのだ。デギンは確信した『コイツは変態』だと。
デギンが、政治家を目指していたギレンに相談した結果、ジオンの名を穢すも
のと、シャアを追放した。デギンとギレンは後継者をアルテイシアにしようとし
たが、彼女は当時17歳で高校生だった。女子高生が『変態の妹』というレッテ
ルに耐えられるはずも無く、彼女は姿を消し、どこに行ったかもわからなくなっ
てしまった。
今回、アルテイシアを発見できたのは、カラバで働き出したグレミーが園長夫
妻の友人セイラがアルテイシアと気付いたからだった。デギンは戻ってくるよう
セイラに伝えたが、セイラが頑なに拒絶したため、グレミーが強行手段にでたの
である。
セイラ「だいたい、何です!?あの『ブルマー』とか言う服装は、あれの所為で
幾らお金を使ったんです!」
そう、すでに滅んでしまった『ブルマー』を復活させる為、シャアは生地工場
から縫製工場まで作り上げたのである。その為、そこで働いている従業員の為に
もジオン学園は、いまだに『ブルマー』を使い続けなければならなかった。
セイラ「それに、『乾布摩擦』何故そんな事を!?」
シャア「何を言うか! 私が理事長であったら今頃ロランやシャクティの裸が見
れたと何故解らん!!」
セイラ「ワ カ リ タ ク モ ! ア リ マ セ ン !!!」
シャア「イタイ、イタイ、だから踏むなと! おっ!そういえばミネバも食べ頃に」
ドズル「!!!!やらせはせん!!やらせはせん!!やらせはせんぞ――!!」
ドズルの逆鱗に触れボロボロになるシャアを見ながらセイラは嬉しそうに呟い
た。
セイラ「やらしかったキャスバル兄さんは、もう居ないのね。」
キシリア「……いや、あの程度では奴は死なんよ。」
その頃、ガンダム兄弟の家では末弟のアルがアムロに質問してきた。
アル「アムロ兄さんは、シャアのライバルだったんだよね?」
アムロ「ああ、そうだよ……決着は付いてないから今でもそうかな。」
アムロはかつての宿敵との激しい戦いをアルに話そうか迷っていると、アルが
続けて聞いてきた。
アル「あの人のライバルって……恥ずかしくない?」
アムロ(……………………………………………………!!)
ザビ家からの帰路グレミーはセイラを送っていた。
セイラ「……でも、今日はありがとう。お陰で、少し楽になれたわ。ずっと逃げ
ているのも心苦しかったし」
エレカの助手席からセイラが声を掛けた。グレミーは、さっきまで昔は可愛か
ったのに、ギレンと一緒で陰謀家だの性格が捻くれている等、散々文句を言われ
ていたのだが、突然の変化に戸惑っていた。
結局グレミーの企みは成功しなかった。ザビ家でのセイラの言葉を思い出す。
セイラ「私は、あの時、逃げ出したんです。そのような弱いも者に大勢の子供を
預かるなど出来るはずがありません。」
デギンも黙って受け入れ、後は昔話やシャアを殴ったりして時間を過ごしたの
である。
グレミー「失礼を承知で、お尋ねします。アルテイシア様、今はどれくらい強く
なられました?」
グレミーは、セイラの言葉の裏を見取っていた。『子供を預かるには、強くな
らなければならない』彼女は強くなろうとしている。だからこそ、カラバに出入
りしたり、看護士の仕事をしているのだと
セイラ「良く気付くわね。本当に可愛くなくなった。誰に似たのかしら?」
グレミー「昔の事を言われても困ります。アルテイシア様が居なくなったのは私
が、3歳の時ですよ。それに、誰に似たかってザビ家の血です。みんな貴女の考
えに気付いていましたよ。」
セイラ「ドズル兄さんも?」
グレミー「そ、それは……」
言いよどむグレミーにセイラは溜飲を下げた。今日はずっとこの若者のペース
で来たのだ。今の内にと、セイラは話題を変えた。
セイラ「ところで、カラバは如何するつもり?」
グレミー「如何も何も、本気で私が見捨てると思っていたのですか?」
セイラ「まさか、貴方を苛めているだけよ。」
グレミー「……もう、許してください」
セイラは本気で落ち込みかけているグレミーを見て苦笑すると、カラバで気に
なった事を思い出した。
セイラ「そういえば、プルツー、あの子どうかしたの?」
グレミー「は? どうか、とは?」
セイラ「あんなに、元気だった子が」
グレミー「ああ、それでしたら私がカラバに来た時からですよ。園長が言うには
私が来る前は元気だったらしいですが、」
正確には来てすぐは、引っ込み思案になり、最近、元気にはなったが以前とは
喋り方や態度がまったく違っているという事だった。
グレミー「最初は嫌われているかと思ったのですが」
セイラ「そうね、嫌っているようなら貴方と一緒に居たりしないないでしょうか
ら」
グレミーがカラバに到着するとプルツーが出迎えた。
プルツー「随分と遅かったね。」
グレミーはセイラと別れるまで話題になっていた少女を見て、訊ねた。
グレミー「プルツー、前は元気だったらしいけど、私が何かしたのかい?」
プルツー「な、何も無い! 私は昔っからこうだよ! それより、何時までここ
に居る気だい?」
グレミー「そ、そうだな」
グレミーはプルツーと一緒に園内に入っていった。
リィナ「グレミーさん、お帰りなさい。」
リィナがそう言いながらお茶をだしてくれた。
グレミー「ただいま、リィナ何か変わったことは?」
リィナ「いいえ、別に……ただ、カツさんが」
グレミー「またか……」
リィナが園内の問題児の事を話そうとすると
プルツー「リィナ! 牛乳貰うよ」
リィナ「うん……でも、ホント最近よく飲むね。」
プルツー「……体に良いだろ。」
プルツーはそう言い、牛乳を飲みながら、そっとムネに手を当てた。そう、彼
女は変わった、何故なら彼女は『恋』をしているからだ。
プルツーはその恋の相手グレミーをを横目で見た。彼に一目惚れし、最初は口
を聞けなかった。そこで彼女はグレミーの好みの女性像を調べ上げた。結果は行
動力のある大人っぽい女性、しかも胸がデカイ方が好まれると出た。
それから彼女は周りの行動力のある大人の女性(キシリアやハマーン)を参考
に口調を変えた。しかし、それだけでは足りない、それを補うのが牛乳だった。
ムネに当てた手に僅かながら、しかし確かな手応えがある。双子の姉プルを確実
に上回る膨らみ。
プルツー(フフフッ、待ってなよグレミー……)
プルツーはナイスバディに成長した自分にメロメロになるグレミーを想像した。
プルツー「フフッ、アハハハハハハハッ 貰ったよ!!」
グレミー「だ、大丈夫なのか?」
リィナ「最近、多いですね。」
プル「あははっ、なんか、もう慣れてきちゃったよ。」
完
最後のページは蛇足と思いましたが、次回のMSの話に出てくるメンバーなの
で、ここで出しておきました。ZとZZの話、長くなりそうです。
タイトルは《お兄ちゃんになった日》です。
今、気付いたんで訂正。
このスレでの年齢はシャアが34歳でハマーンが21歳なので、
シャアが20歳の時は、ハマーン7歳になります。
……余計にマズイ。
シャアはどこに行っても才能を無駄遣いするダメ男だなw
シャアの妹、シャアの友人、シャアのライバル・・・
どれも頭に「シャアの」とつくと台無しになるのね。
乙っ!
817 :
通常の名無しさんの3倍:05/01/30 18:49:41 ID:uUREQkoe
>>784 そのころキュベレイMK-Uの中では…
PPP…
???「マスター!」
マスター「どうした?」
???「交代はまだだというのか?」
マスター「大丈夫だ!すでに数人呼んである!」
???「ニュータイプなのか?」
マスター「安心せい!アクシズコンツェルトで検査を受けた人間だ!明日あたり交代させよう」
???「ならば安心だ…ところでマスター?」
マスター「む?」
???「実はガロードが彼女にフラれたらしい」
マスター「…何!それはよくない!」
???「原因はこのキュベレイのせいではないかと…」
マスター「何故に?」
???「彼女のニュータイプ能力でガロードがニュータイプに覚醒したと察知し…(長くなるので省略)」
マスター「うーむ…それでは不幸をプレゼントしたワシの立場がマズイ!」
???「マスター…どうします?」
マスター「仕方あるまい!おそらくあの彼女は真相を確かめるためにガロードに会いに来る!そこでワシが種明かしすればよかろう!」
???「しかしそれでは…」
マスター「なーに、あの少女なら大丈夫じゃて…」
???「…それもそうですがそれ以前に…!」
マスター「?」
???「貴方の喋り方では彼女が怖がるのでは?」
マスター「くっ…大丈夫だ!練習しておく!」
???「どうやって?」
マスター「とにかく安心せい!…それと交代まで頼むぞ…クワトロ殿…!」
クワトロ「…了解!」
>>811 >やらしかったキャスバル兄さん
誤字かわざとなのかわからんが、とにかく大いにワロタ
最近のネタも面白いが個人的にはゼータ顔の彼女とキャプテンの恋の行方が知りたかったり。
以前から言いたかったんだけど主人公全員仲良くしてるのみてると「○○がんだむは認めん」なんて思想がふきとんで、少しNTに目覚めてる、自分
でしょ?地味だけど、実はかなり良スレかも、って密かに木陰から想ってた
確かに。
種でもXでもZでもなんでも良いと感じてしまう・・・・・・
作品を超えてキャラが登場できるのもいいし
そして
>>817の続き
ちょっと前の話
ガロードがファンネルを使った瞬間…
ティファ「……!!」
ジャミル「どうしたっ?!」
ティファ「ああ…いや………そんな…!!」
ジャミル「ティファ?!」
ティファ「い…嫌あああああああああああああぁぁぁぁ…」
ティファ「(そんな…ガロードが1人で…サイコミュを動かしたって言うの??…
もし本当だったとしたら…あたしがガンダムに乗り込む必要がなくなってしまう…
ガロードのそばにいられないなんて…嫌よ!そんなの…!)」
そして翌日…
兄弟家へ向かうティファ…
ティファ「(あたしはあの時感じ取った…ガロードの乗った機体から…
Gビットとは少し違う感じだったけど…動いたのは確か…
確かめなきゃ…自分の目で…!)」
???「お待ちなさい!」
ティファ「誰?!」
マスター「ティファ・アディール…だな?」
ティファ「え…ええ…」(少し後退)
マスター「…!おっと!私は怪しい者ではないぞ!」
ティファ「じゅ…充分怪しいです…髪形も…紫色の服も…それに何か…怖い…」
マスター「ぬ…仕方ないか…だが話を聞いて欲しい」
ティファ「…」(怯えながらもコクリとうなずく)
マスター「ガロード君のことじゃろ?」
ティファ「!!」
マスター「お前さんのことはよーく聞いておる」
ティファ「貴方は…誰なんです…?」
マスター「なーに…ワシは……」
???「見つけたぞ!!」
マスター「?!」
ティファ「(まさか…)」
クライ「失礼ですがそちらの少女を…」
マスター「む…?(こやつ…)」
クライ「ティファ、帰ってきなさい…」
マスター「ティファ…こやつは…?」
ティファ「いや…わたし……!」
マスター「(ゴホン…練習したように…!)安心しなさい…このお年寄りにまかせなさい!」
ティファ「?」
クライ「(よこせっ!!)」
飛びかかるクライ
ガッ…ガキィ…
その腕を掴むマスター
クライ「!!…この…ジジィ…!!」
マスター「それはお互い様ですな…それに少女に無理矢理手を出すなど…礼儀がなっていませんぞ…?!」
クライ「さかしいぃっ!!お前等!やっちまえ!!なんとしてもティファを手に入れろ!」
自給850円で雇われた連中「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ティファ「(こんなところまで追ってくるなんて…!)」
マスター「ジャック・イン・ダイヤ!!この娘を守ってあげなさい!」
ジョルジュ「フッ…かしこまりました。さぁこちらへ…(しかし何故私がここに…?)」
ティファ「はい…(この人…凄い前髪…)」
マスター「(よしうまく逃がしたな…彼女にこれからの光景を見せたら精神が崩壊しそうだからな…)」
クライ「なんだこいつら!ティファを手に入れる前にこのムカツクジジィをかたずけろ!!!」
マスター「仕方ありませんな…!キョウジ!シュバルツ!!」
キョウジ・シュバルツ「ハッ!」
マスター「……こらしめてやりなさい!!」」
ただいま格闘戦中…
シュバルツ「それそれそれそれそれそれっ!!!どうした!どうした!どうしたっ!!!」
キョウジ「マザァァーテンタァァァンクル!!」
マスター「酔舞!!再現江湖!!!デッドリーウェェェェェイブ!!!!」
ただいま格闘戦中…
マスター「キョウジ!シュバルツ!!…もういいでしょう」
キョウジ「沈まれぃ!」
シュバルツ「沈まれぃ!!」
マスター「このワシの紋章が目に入らんか!」
クライ「!!!!」
シュバルツ「(えーと…台本通りに)こちらにおおせの方をどなたと心得よ!12代目元キング・オブ・ハート!東方不敗マスターアジアであるぞ!」
クライ「な…!!!!」
部下A「聞いた事ありやす!マスターアジアと言えば…生身でMSを破壊するっていう話ですぜ!」
部下B「奴に勝負を挑んで無事なのは…シャッフル同盟とモビルファイターぐらいです!」
部下C「俺達が挑んでも…勝ち目はありません!」
クライ「仕方ない!逃げるぞ!」
ドドドドドドドド…
マスター「キョウジ!シュバルツ!!追って捕まえ警察に突き出しておきなさい!」
キョウジ・シュバルツ「ハッ!(数秒後…)突き出しておきました!」
数分後…
ティファ「ありがとう…ございました…」
マスター「例には及びませんぞ…これでもワシが怖いかね?」
ティファ「いいえ……それと…私の事をよく聞いている…って…」
マスター「その前にワシが何者かを言わねばならんな…えーとガロードの兄貴に
ドモンという漢がおるがその知人じゃ」
ティファ「だいたい…わかりました…」
マスター「お前さんが気にしておるのはガロードがニュータイプになったんじゃないかという疑惑じゃろ?」
ティファ「………はい」
マスター「アレは…………………(種あかし)……………………………」
ティファ「そういうことだったんですか…じゃあガロードは…!」
マスター「そうじゃ、1週間もたてば元に戻る!」
ティファ「じゃあ私がまたガロードのガンダムに…!」
マスター「その通り…じゃがガロードはお前さんがニュータイプじゃからという理由だけで
同乗させているのでは無いと思うがのう…」
ティファ「!…ど、どういう…事です…?」」
マスター「それはお前さんとガロードが2人で力を合わせて見つけるものじゃな…この世で最も弱く…そして最も強いもの…」
ティファ「…」
マスター「ワシから言えるのはそれだけじゃ…あとガロードへは干渉しないでやってくれ…お前さんにフラれたと思って落ち込んでおる
それとこの事を兄弟達や他人には黙っておいてくれ…」
ティファ「はい…」
マスター「それでは、キョウジ!シュバルツ!!参りましょう!」
ザッザッザ…(足音)
ティファ「(…………この世で最も弱く…そして最も強いもの………)」
えーと。正直クライって誰?って思いました。
Xの第一話で出てきたあのおっさんでしたね。クライ・アントでしたっけ?
ライク・アントと思われる
マスター、水戸黄門似合いすぎだ(笑)
このスレでしかガロード知らないからてっきり悪戯なガキっぽい声かと思ってたが、
DVDのCMで初めて声聞いたらイメージが違ってびっくりした
>>828-829 間違えてしまい本当に申し訳ない、名前のミスがないように質問スレで聞いてきたのですが
騙されてしまったようです…スマソ
ロランがギンガナムの学費援助を受けて学校に通うようになって暫く経つ。
学校での成績は上位グループに位置し、赤服に手の届くところまできている。
今現在、兄弟一家の家事一般を仕切っているのはラーカイラム社の試作ロボット・キャプテンガンダムである。
「商品化されたら、ウチにも一台ほしいねぇ」
「いい食材を選んで買っていったキャプテンの眼光の鋭さ、ロランちゃんそっくりだよ」
「ロボットも飼い主に似るのかねぇ」
「いや……昔ロランちゃん以外にもあんな目つきをした人がいたんだよ……」
ここ最近、ギンガナムの姿を食卓で見かけない。
仕事の関係で、暫くは地球に降りてこれないらしい。
そのおかげでキラが朝食にありつけるのだが。
ドモンは遠征試合で地球圏を転戦している。
見慣れた面子が欠けていて少し寂しいが、平穏無事な日々が流れていた。
もっともそれは懲りない面子のミンチの上に成り立つものだったが。
そんなある日、アルが1枚のプリントを持ってきた。
「アムロ兄ちゃん、これ」
「参観日のお知らせか……◎月X日?駄目だ、この日は大事なプレゼンテーションがある。シロー、その日は非番か?」
「残念ながらその日は勤務中だ」
「ドモンも当分帰ってこれないしな……すまないアル、欠席するしかなさそうだ……」
「ちぇっ、仕方ないよな……」
もともとアルは参観日があまり好きではない。
他所の家と自分の家との違いを見せ付けられるから。
ロランが来た時はなぜかちょっぴり嬉しかったけど、学校に通うようになったからもう無理だ。
コウは暇がありそうだが……声すらかけてもらえなかった。
参観日当日
ヒソヒソ…
ザワザワ…
「(あれアルん家のロボットだぜ……)」
「(プ)」
「(とうとうロボットが親代わりかよ!)」
参観日に出席できない家族の代わりに来たのはキャプテンガンダムだった。
アルは泣きたいのを必死で堪えた……
「どうして来たのさ!すっごく恥ずかしかったんだよ!」
「誰も出席できない以上、代わりに私が出向くのは適切な判断だ」
「だれも来てくれなんて頼んでないよ!」
「キャプテンになんて事言うんですか!」
「ロラン兄ちゃんはいつもキャプテンに守ってもらっているだけのくせに!」
「!」
険悪なムードの中、バーニィとアクシズ社製の試作ロボット──ザッパーザクが現れた。
「キャプテンガンダム、勝負だ!」
話はクリスマスイブの夜に遡る。
バーニィはクリスを誘い損ねて一人寂しく小さなケーキの前にいた。
「ザクウォーリアの扱いは難しすぎるし、今年中にガンダム相手に白星は付けられそうにないな……」
溜め息とロウソクの明かりが狭い部屋の中を支配する中、窓の外を見ると1機のワッパが飛んできた。
「あ、あなたは!」
「メリー・クリスマス!アクシズ社からのクリスマスプレゼントだ。受け取ってくれたまえ」
そのワッパは冷蔵庫位の大きさのコンテナを吊り下げており、こう書かれていた。
─Zapper Zaku─
アクシズ社の新製品のモニターに当選したのだ。
「やった!ありがとうクワトロさん!」
「いまの私はサンタクロース!それ以上でも以下でもない!」
それ以来、バーニィとザッパーザクのキャプテンガンダムへの挑戦が始まった。
キャプテンガンダムの拳がザッパーザクとバーニィを粉砕した。
「うわあ、ミンチよりひどいや」
毎回繰り返される光景。だが、
「いつもそうだ!ロラン兄ちゃんの事は守るくせして、ボクの友達はミンチにしちゃうんだ!」
「バーナード・ワイズマンは所構わずガンダムタイプに喧嘩を売る危険人物だ」
「だからなんだっていうのさ!?ボクだってガンダムは嫌いだ!ザクの方が断然カッコいいよ!キャプテンなんか嫌いだ!」
アルは涙目になって叫ぶと部屋に篭ってしまい、夕食にも来なかった。
残り容量少ないのでさわりだけ
続きは週末
次スレでも完結まで現行の設定のまま続ける予定
あくまで末弟がアルの状態でないと話の都合上困りますんで
>>819 ゼータ顔の彼女も登場予定です
乙〜
授業参観日に親の代わりがロボット……、
普通の子供ならぐれてもおかしくないなぁw
見事!では私も小ネタを…
キラ「見てよこれ!」
アムロ「どうした?」
キラ「ガンダム人気キャラ予選会場だってさ」
12人「!!」
ウッソ「いまんとこどんな具合?」
キラ「えーと…予選を見てみたけどアムロ兄さんとシロー兄さんは予選通過みたいだよ」
アムロ・シロー「よしっ!」
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/x3/1106552383/545-549 キラ「続きまして…コウ兄さんカミーユ兄さんとジュドー、シーブック兄さんにウッソ、ドモン兄さんにガロード、ロラン兄さんも通過確認」
アル「僕は?」
キラ「予選敗退みたいだね…残念」
アル「あーあ…」
ヒイロ「俺はどうなっている…?」
キラ「んーと…?!え…予選…敗退してる…」
ヒイロ「お・・・俺のミスだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
キラ「…それとアムロ兄さんとシーブック兄さんとカミーユ兄さんはすでに2回戦進出…あれ?」
ヒイロ「自爆する!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
アムロ「うわー!総員退避ーーーっ!」
(票の数え間違い等のミスがあったらスマソ)
>>835 ガロード「空のかなたから〜♪まぶしい光たちが〜♪」
シロー「どうしたんだ、いきなり?」
ガロード「いや、あのネタのタイトル見てたら、つい…」
ヒイロ「…」
シロー「おまえもどうした?」
ヒイロ「ウィングのバードモードでバニングのジムカスタムに突っ込んでくる」
やば、タイトルの元ネタがバレた!?
ええ、SDGFほとんど観れなかったんで、あっちの方をかなりイメージしてますとも
>>839
それだとシロー兄さんがリリーナと結婚することになるぞ。
貧乏リリーナと堤シローか。
バニング「だから…バスターライフルは取れといったんだ…」
>841
それを木陰から見守るヒイロ……シュールすぎるぞ!
元ネタわからんorz
「アムロ、私の判断は間違っていたのか?」
「いや……お前の判断は正しい。お前は完璧な心の持ち主……俺がそうプログラムしたんだ」
「だがアルを傷つけてしまったようだ……アムロ、所詮私は機械でしかないのか……?」
「人間のほうもロボットとの付き合い方を考える時が来ているのかもな……」
「はぁ、今日もガンダムに勝てなかった」
スクラップと化したザッパーザクの前に溜息をつくバーニィ。
ついさっきミンチになったばかりなのに、驚くべき復活速度である。
これからザッパーザクを修理の為にアクシズ社に運ばなければならない。
もはや新製品の運用モニターの筈が、耐久テストと化している。
「今回も随分と派手にやられたようだな」
サングラスをかけた赤い人物──クワトロ・バジーナ──表向きはアクシズ社の営業らしい──が出迎える。
バーニィはこの男の正体と本性など知りもしないのだが。
「駄目だよ!クワトロさん!全然勝てないよ!」
「別に他社の製品と無理に戦わせる必要はないのだが」
「だってコイツ、他には掃除しかできないんです!この間料理をさせたら、スパゲッティがミート煎餅になってたんですよ!」
「うーむ、わが社のロボットの開発コンセプトは『愛嬌のあるロボット』なのだが……やはり改良の余地があるな」
「いいな、バーニィの家にはザクがいて」
「いや、結局今回も負けちゃって修理中なんだけどさ……アルん家のキャプテンは強いな。おまけになんでもできる」
「あんな奴どうだっていいよ!ロボットのくせに保護者面してさ!」
「アル……?なにかあったのか?」
「参観日にキャプテンが来たんだ……おかげでボクはクラス中の笑い者だよ!」
「……」
「アムロ兄ちゃんやロラン兄ちゃんなら、ボクの父さんと母さんの代わりでもいい!笑われたっていいよ!
でもキャプテンは違うんだよ!キャプテンじゃ駄目なんだよ!おまけになんでガンダムなの!?ザクでもいいじゃないか!」
「(あーあ、こうなったらアルは何を言っても聞きゃしないだろうな……
そういえばクワトロさんが、今度の修理は時間がかかるから代わりの新型をよこすって言ってたっけ……)」
「アムロ、どうして私をガンダムにしたんだ?私だけじゃない、開発中のガンイーグルとガンダイバーもガンダム型だ」
「ラーカイラム社のロボットの開発コンセプトは『頼りになるロボット』だ。強さの象徴たるガンダムこそがふさわしい」
「アルは私が嫌いらしい。私が他のMS──例えばザクの姿を模した姿ならどうだろう」
「あいつのザク好きにも困ったもんだ。たしかにザクは汎用性に優れたいいMSだが……」
バーニィはアルと別れると家に戻り、ザクウォーリアの整備を始めた。
兄弟一家にどういう訳かガンダムタイプがそろっているように、バーニィはなぜかザクタイプのMSを入手できてしまう。
そしてガンダムタイプに戦いを挑み……連戦連敗。
ヘッポコな女性パイロットの乗ったM1アストレイ位にしか勝利したためしがない。
このザクウォーリアは最新型でストライクなどのGATシリーズに匹敵する性能なのだが、
コーディ用などと呼ばれる扱いの難しい機体の為、いまいちバーニィには扱いきれていない。
不意に呼び鈴が鳴った。
「誰だろう……?ひょっとして、例の新型が届いたのかな?」
玄関に向かうとそれはいた。
「私はアクシズ社のコマンダーサザビー。それ以上でも以下でもない!」
「ちぇっ、ザクじゃないのか……」
「私をザク如きと一緒にしてもらっては困るな」
「まあ、モノアイがあるし、アイツの修理が済むまで我慢するか……」
「では早速キャプテンガンダムの性能とやらを見せてもらおう」
「いきなり勝負しにいくのか!?いまいち気乗りしないな……」
「実は既に奴を呼び出す手筈は整えてある」
シャアはダイクン社の会長室に戻って来ていた。
クワトロ・バジーナの姿はグループ内をお忍びで視察する際のスタイルだったりする。
コマンダーサザビーは、彼の警護用として傘下のアクシズ社に開発させたものだ。
それにはロランにちょっかいを出しに行く際の警護も含まれる。
当然、最大の障害であるキャプテンガンダムを相手にする事も想定されているのだ。
因みにAI開発の際、シャア自身のデータを参考にしている。
会長秘書のナナイが入室してきた。
「会長、アクシズ社の技術部より報告があるのですが」
「うむ、話したまえ」
「コマンダーサザビーの良心回路に欠陥があるので、緊急に改修を要するとの事ですが……」
「緊急?それ程重大なバグなのかね?」
「人に危害を加える恐れがあるとの事です」
「ならばラーカイラム社のロボットは欠陥品そのものではないか!」
「あれは害虫を駆除しているだけでしょう?」
「私は害虫ではない!」
「別に会長の事とは言っていませんが。そんな事よりもあれをどこにやったのですか?まさか…… この蓑虫め……」
スレ容量が不安なので今日はここまで
続きは新スレかな?
新スレ誰か建ててくれ
>>827の続きも新スレで投下する
作者さん乙。しかしここんとこシャアの地位低下が激しいなw
今のスレは本来Part12で、次はPart13になることを
スレが立つ前に書いておく
なかなか新スレ建たないね・・・
明日から出張なので、続きを投下できるのは来月になります・・・
それほど議論が激しいんじゃないかな?
新スレが立つまでネタを…(完結予定は今月末)
2月11日、早朝4時…
キラ「(今年もついに来たか…ラクス…すまないが僕はここにいてはあぶないんだ…ごめんよ…兄弟達…弱気な僕を許してくれ…)」
ガラガラ…ゴソ…
キラ「(ヒイロ…ドモン兄さん…ロラン兄さん…ごめんね…)」
ゴォォォォォォォォォォォ…
アムロ「へ?キラが家出?」
ウッソ「マジだって!朝起きたらキラが居なかったんだよ!」
シロー「一体何が?」
ドモン「そういえば俺の大工道具もなくなっていたな…」
ロラン「冷蔵庫の食料もかなり減ってたし…」
ヒイロ「俺の作った硬度最強のロープもなくなっていた…ナイフも消えてたし…」
コウ「キラが持ち逃げしたとか?」
シーブック「考え難いね」
コウ「なんで?」
シーブック「キラは元々家出なんかする奴じゃないし他人の迷惑を気にしない奴じゃない」
コウ「でも実に家出してるじゃん!」
ウッソ「キラ兄さんの机の中の財布も無くなってたし…」
ガロード「なぁ…ニュータイプのアニキ達よぉ、得意のニュータイプ能力で探れねぇのか?」
アムロ「駄目だ…この近辺にキラの気配は無い」
カミーユ「あぁ…駄目です」
ジュドー「ん…何も感じられない」
シーブック「そうかな?」
シロー「!」
ロラン「何か手掛かりが?」
シーブック「んっ…何か…こう…」
11人「……」
シーブック「…キラはこれから起きる『何か』を感じとってそれを恐れて逃げた…それだけしか分からない…」
アムロ「キラに何かあったっけ?」
フレイ「嘘でしょ?!」
ラクス「そ…そんな…!」
アスラン「キラが?!」
カガリ「まさかあいつが…」
アムロ「信じ難い話ですが…真実です」
ラクス「一体何が…」
フレイ「(ん〜…こないだ拉致った時やりすぎたかしら?○○○○直前でキラは逃げたけど…)」
シーブック「キラに何かがあったのは確かです…皆さんも知っての通り、キラは独りで何処かへ行くような奴じゃありません」
カガリ「それは…わかっている」
アスラン「高校も休むというのか…キラ…」
ラクス「そういえば…キラ様は自宅にいる間…何か変わったところは何かありませんでしたか?」
アムロ「ああ…そういえば最近かなり暗い性格になってしまって…」
カガリ「?!」
シーブック「『もう疲れたよ…』とか『もう嫌だ…』や『生きてて楽しいのかな…』って…」
アスラン「かなりネガティブになってるな…」
ラクス「他に貴方達兄弟の生活上での変化はありましたか?」
ヒイロ「…俺のロープとナイフがなくなっていた」
ドモン「俺の大工道具が無いッ!誰かが持っていった!!」
ロラン「冷蔵庫の食料がかなり減ってました…少なくとも13人兄弟の1週間分くらい…」
フレイ「でもそれって偶然じゃないの?」
アスラン「あり得るな」
ドモン「それは信じない!」
ヒイロ「偶然で片付けるには出来すぎている…ゼロはそう教えてくれた」
フレイ「ぜろ?」
ヒイロ「使ってみるか?俺が作った薬、開発番号54216、ゼロシステム錠剤」
フレイ「なによそれ?」
ヒイロ「おすすめはできないが……!…行ってる側から飲むな…どうなっても知らないぞ…!」
フレイ「(ごくんっ…)ん…ええあbぽきおhrじぇhtj:@ぺtj0^jぬるぽhkと@じぇぴth?!:;^@!!」
カガリ「(ガッ!)おい?フレイ?!」
フレイ「な…なに…よこ…れ……私の体…が…心が壊…れちゃ…」バタッ…
ラクス「きゃぁぁぁぁぁぁ…」
アムロ「ヒイロ!早く!」
ヒイロ「了解…」
ガサガサガサ…ガラッ!
ピーポーピーポーピーポー………
ラクス「…彼は救急車を個人所有しているのですか?」
アムロ「いや…その…」
ラクス「事情があるようなら構いませんわ…」
カガリ「なぁ…1つ仮説が思い浮かんだんだが…」
アムロ「?」
ttp://page.freett.com/kimidi/midi/huru.mid カガリ「キラは疲れていた様子で人きるのが嫌になって…ロープに大工道具って事は…ん?何だこの音楽は?」
ジュドー「いらねぇーかぁ?」
カガリ「やめろぉ!」
ジュドー「へいへい…」ぽちっとな
カガリ「まさかロープを持って首を…」
ラクス「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!」
アスラン「カガリ…不吉なことを言うなよ…」
カガリ「あくまで仮説だ…それにキラには…」
アスラン「キラには?」
カガリ「いや、なんでもない…」
アムロ「少なくとも早く探さないと!」
カガリ「そうだ!最悪の事態にならないように!」
ヒイロ「今帰った…」
アムロ「そうだヒイロ!ゼロで探してくれないか?」
ヒイロ「…俺には関係無い…」
ヒイロはそう言い残すと地下室へ行ってしまった…
ラクス「冷たい方ですね…彼は…」
アムロ「すまない、彼は少し…異常なだけです」
その日の夕方、兄弟達(ヒイロ除く)は警察へ向かい捜索を依頼・キラを指名手配(?)にした
続く