歴代主人公が兄弟だったらpart10

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610リレー便乗
続きではなく、>600の脇道みたいなものです。

グエンがロランの指をしゃぶり続け、ゼクスとノインが訪れる前のその間の時間に気付かれないようにそっと屋台を後にした人物がいた。ハヤト・コバヤシである。
ハヤトもロランの屋台の常連とはいかないまでも良いお得意さんだった。
ロランが屋台を見つけた時、自分がアルバイトをして家計を埋めていると知ったらアムロが意固地になって仕事を増やすから屋台のことは黙っていて欲しいと頼まれ、ハヤトは快く了解した。
家族想いのアムロの可愛い弟、そう思っていたのに…………!
この夜たまたまロランの屋台に寄り、隅の方でラーメンを食べていると、かのグエン=サード=ラインフォードが表れた。
最初から2人の間には「店と客」以上の何か緊張感があった。
そして今、ハヤトの隣ではグエンがロランの指をなめ回している。
グエンが「スープもローラの指も、両方美味しいよ」とか口説き文句を囁いている。
ロランも艶かしい表情でそれを受けている。(くすぐったいのを我慢しているんです!>ロラン談)
これは…指プレイとかいうやつだろうか?
ハヤト(この2人はそういう関係だったのか!)
以前アムロが、グエンがロランに言い寄って来て困るとこぼしていた。
この事を知ったら彼は怒るだろうか?悲しむだろうか?
ハヤトはいたたまれなくなって、2人に気付かれないよう代金を置いてそっと屋台から離れた。
帰路でゼクスとノインの2人とすれ違ったが、お互いに気に留めていない。
この日からハヤトは、アムロに屋台での一件を言うべきか言わないべきか悩み続けるハメになる……。

皆さん乙ですね。こんなに楽しくなるとは思っていませんでした。
こちらのものは続かなくて結構です。
611通常の名無しさんの3倍:04/03/26 11:52 ID:???
>>604
>>606の続き

ヒイロがウイングゼロでロランのいる四番街に向かう。
現場が近づくにつれ、ヒイロの心臓の鼓動が早くなる。
「ゼクス…シャア…グエン…ロランの為、平和の為…まとめて殺す!!」
先の角を曲がればそこは四番街だった。が、ヒイロの視界に吹き飛ばされたEz−8が入ってきた。
「Ez−8?…シロー兄さんか!?」
シローの乗ったEz−8はそのままビルに叩きつけられた。そこにヒイロのウイングゼロが駆け寄る。
「兄さん…一体何が!?」
「ヒ、ヒイロ……奴ら…奴らが…」
シローが指差すその先にはゼクスのトールギスとシャアのサザビーが戦いをしている。
「ゼクス!!シャア!!貴様らー!!」
「俺の…GT−Rを……」
シローの言葉を最後まで聞かず、ヒイロはトールギスとサザビーに向かいツインバスターライフルを構える。
「お前達のような人間のクズは生かしてはおけない……ロランの為…世界の平和の為…まとめて排除する!!」
ツインバスターライフルがトールギスとサザビーに向かい火を噴いた。一対一で死闘を行なっていた二人はこの突然の攻撃に反応が遅れ、直撃を食らった。
「ハハハハハッ!!…死ね…市ね…シネェー!!みんな焼かれて灰になれー!!」
最初の目的は何処へやら。あたり一面、手当たりしだいに破壊する。

ツインバスターライフルのエネルギーが切れ、ヒイロが正気に戻った頃、あたり一面は焼け野原になっていた。
ヒイロの表情は何時も通りのポーカーフェイスだが、明らかに血の気が引いていた。
「俺が…これを?」
事の重大さに改めて気が付き、どうしようかと考えていた時、視界にシローのEz−8が入る。
ヒイロはEz−8の両手にツインバスターライフルを持たせるとその場を後にした。
「最初の任務…なんだっけ?」


続きお願いします。
612611:04/03/26 11:57 ID:???
余談

翌日,新聞にデカデカと「警察官、街を焼く」という見出しと連行されるシローの姿が載っていた。
加害者の恋人の証言
「争い事が起きて、隠れていました。静かになって出てきたら町がこんな事に…」
加害者の上司の会見
「彼は常日頃から問題があったようです…彼の処分はおって連絡いたします」
加害者の同僚の証言
「俺は隊長を信じています!」
「あの甘ちゃんはいつも銃身が焼けるまで撃ちまくるからな…いつかはこうなるかと…」
「隊長ぉ〜」
「ワシは洋酒より日本酒が好きなんじゃが」
「それより俺の新曲聴いてよ」
加害者曰く
「俺は無実だ!!」


リレーに支障が出るならスルーしてください。