世界史板住人がおすすめの本を紹介するスレ

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1世界@名無史さん
「この時代のことが知りたければこの本を読め」
「この歴史小説はおもしろい」
こういう情報交換をしてお互いの知識を高めあいませう。

俺はこの板では有名ですが、ローマ人の物語がおすすめです。
すごく読みやすくておもしろかったと思います。
2世界@名無史さん:02/06/28 19:20
ちょっと古い本だけど、「サイエンスパラダイムの潮流」という本は面白かったよ。
あとは「カオス・新しい科学を作る」って本も実に刺激的だった。

板違いはここまでにして
個人的には「十字軍騎士団」(講談社学術文庫)は面白い。
十字軍って狂信的な宗教行動だと思ってたけど、それだけじゃないことが分かった。
長い間隣り近所に住んでれば、イスラム教徒との馴れ合いや同士討ちも起きる罠。
3世界@名無史さん:02/06/28 19:29
中公文庫の「世界の歴史」←文庫サイズの古い奴。新しいのは知りません。
特に中国史について書かれた、1、5、6、8巻と
中央アジアについて書かれた、4巻がお勧め。

問題は西洋史の中世に関する記述が不充分なこと。
非常に不満。
4世界@名無史さん:02/06/28 21:01
5世界@名無史さん:02/06/28 21:14
>>3
「近代史は読むに耐えない」と付け加えて下さい
6世界@名無史さん:02/06/28 22:06
7おれ:02/06/29 00:56
ぜひ大航海時代についてにおすすめの本を教えて頂きたい!
8トラメメ:02/06/29 09:13
>>7
岩波書店の大航海時代叢書がおすすめ。ただし、全部絶版でプレミア付き。
一期、二期、エクストラシリーズがある。希望があればリスト出すけど?

増田義郎氏の本はおすすめだと思うよ。
南米の人類学専門らしいけど、大航海時代に関するものも多く書いてる。
文章が読みやすいのでおすすめ。
9世界@名無史さん:02/06/29 11:09
10世界@名無史さん:02/06/29 14:30
中世ヨーロッパについておすすめの本ってありますか?
中世ヨーロッパスレを読んでたらすごく興味がわいてきたので、どなたかお願いします。
11:02/06/29 14:59
>>9
教養文庫萌え〜
12世界@名無史さん:02/06/29 19:08
>>10
それは難しい質問ですね。
結論を言えば、これを読めば一通り分かる類の本は無いです。
第一ヨーロッパは広過ぎますので、まず国を限定された方が良いですよ。
また中世と言っても長すぎて、これもまず限定された方が良いですよ。
例えば、11世紀以降だとか。
変なレスですみません。
興味がある事件などをお教え頂ければ、もう少しマシなレスが出来るかもしれません。
13世界@名無史さん:02/06/29 19:12
>>12
>>1でも紹介されてるローマ人の物語を読んでいるのですが、こんな文化的に
優れたローマがどうして中世ヨーロッパのように衰退してしまったのかが知りたいです。
あと、中世ヨーロッパの庶民の生活とかがわかる本もできたら教えてもらえないでしょうか?

事件は、サンバルテルミの虐殺とかが興味ありますです。
14山野野襖:02/06/29 19:12
>10
フランスの「狐物語」が面白かったです。ああいったものの解説を読みなが
ら本流を歩めば力がつくのでは。
それと個人的にはイタリアのカルロ・ギンスブルクの著作が楽しめました。
15山野野襖:02/06/29 19:13
14の著作というのは魔女狩り・魔術絡みです。書き忘れ失礼。
16世界@名無史さん:02/06/29 22:27
>>14
検索かけたところ、風刺的な話みたいですね。
おもしろそうだから今度図書館などで探してみます。レスありがとうございました。
17世界@名無史さん:02/06/30 11:12
>>13
ローマの衰退と言えば、かなり長いけど「ローマ帝国衰亡史」面白いよ。
ちくま文庫。
18世界@名無史さん:02/06/30 11:17
ブルボン王朝について何かおすすめの本あったら
教えてください
19世界@名無史さん:02/06/30 12:46
読みやすいものを上げますね。
もっと難しいものが良ければ他の方にレスしてもらってください。

デュマの「王妃マルゴ」・・・・・アンリ4世即位当時の雰囲気がわかる
デュマの「三銃士」・・・・・・・リシュリュー時代の雰囲気がわかる
佐藤賢一の「二人のガスコン」・・マザラン時代の雰囲気がわかる
戸張規子の「ブルボン家の落日」・これは小説ではありません。ルイ14世の宮廷がわかる
G・P・グーチの「ルイ15世」・これも小説ではありません。ブルボン家の落ちて行く雰囲気がわかる
20世界@名無史さん:02/06/30 13:04
>>18
最近そのものズバリな本が出てます。

聖なる王権ブルボン家
(長谷川 輝夫)
出版社:講談社選書メチエ
ISBN:4062582341

ハプスブルク家をしのぐ王国は何故誕生したか?巧みな戦略で領土を拡張し、
ヴェルサイユ宮では思想・文化を育んだブルボン家。
フランス絶対王政の栄華と自壊を活写した、ブルボン家二世紀にわたる人間ドラマ。
21酔生夢死ジーモン三等兵@香宋我部家中:02/06/30 17:16
中公新書「福島正則」
22世界@名無史さん:02/06/30 17:26
ジョージ・オーウェルの「カタロニア賛歌」なんてどうよ?
23酔生夢死ジーモン三等兵@香宋我部家中:02/06/30 17:32
>22
ウヨガキには受けないよ。
2418:02/07/01 09:08
>>19-22
ありがとうございます
早速メモメモしました
またわからないことあったら教えてください
25SSBN@大学から:02/07/03 10:15
アク禁何時解けるんだろ・・・

新紀元社からオスプレイの訳がでましたがどうでしょう?
私はメンアットアームズもまだ出してほしいです(藁
グラディーター
http://w3.shinkigensha.co.jp/books/4-7753-0090-3.html
26:02/07/03 10:21
>>25
めんあっとあーむず、全部で何冊くらいになるんでしょう?
原典のほうがいい、とかいうことはあるのでしょうか?
27ニダーランの歌 ◆X8WSYuDE :02/07/06 00:50
>>25さん
あ、やっとでたんかい!!
このままシリーズ続いてくれりゃあいいんだが・・・
28世界@名無史さん:02/07/06 01:57
ストーリーを楽しめるフランス革命歴史小説あります?
29世界@名無史さん:02/07/06 02:02
>>28
これがほんとの「二兎物語」
30世界@名無史さん:02/07/06 07:40
>>28
期待している本ではないだろうけど、
アレグザンダ・ケントの「海の勇士/ボライソー」シリーズ
英海軍側の本だけど当時の海戦も良く分かるし、面白いよ。
但し、長い!
31?o´?c?A?L??:02/08/04 16:08
あげ
32山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/08/04 16:19
最近では「西洋百鬼夜行抄」が面白かった。
33世界@名無史さん:02/08/04 16:33
ワールドカップで興味持ちました。
ベルギー、チュニジア、韓国、
その国のみに焦点あてた古代〜現代の歴史書って
本屋で探したけどありません。
何かありますでしょうか?

英語の本読むしかないかな?

34世界@名無史さん:02/08/07 21:18
朝鮮史の通史でおすすめな本はないでしょうか?
なるべく政治性を排した実証的な内容の、ある程度詳しいものが良いのですが。

日本史版で関連質問をしていたのですが、版違い気味だったので移ってきました。
35世界@名無史さん:02/08/08 08:23
>34 朝鮮史はハン板に詳しい人が多いから、こちで聞いたほうがいいかも

■ハングル板の本棚■第2棹
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1007564305/l50
36世界@名無史さん:02/08/08 14:23
>>35
ハングル板でも聞いてみることにします。
引き続き、世界史板でもおすすめがありましたらお願いします。
37棄教者 ◆witdLTi2 :02/08/08 15:41
おいお前ら! どうしてヘロドトスの名前をageないのですか。
古代エジプトに関する記述はdでも。
神々の名前はみんなギリシア式になっているし。
ピラミッドの石は起重機で持ちageたことになっているし。
38世界@名無史さん:02/08/08 16:49
>>35
このスレは嫌韓厨の多いハングル板の良心だな。
39世界@名無史さん:02/08/08 21:35
高校世界史を大体理解したという前提でブックガイドお教えください
40世界@名無史さん:02/08/08 22:31
>38
ハングル板の名スレは結構sage進行されています。
41:02/08/10 07:42
世界史板と一部ハングル板は
裏でつながっているという罠
42世界@名無史さん:02/08/10 08:10
>>41
結構なことじゃないか
43世界@名無史さん:02/08/10 09:34
44世界@名無史さん:02/08/11 13:53
第二次大戦後の世界についてわかりやすい本はありませんでしょうか?
45世界@名無史さん:02/08/13 22:50
英語で書かれたイギリス通史のスタンダードを教えてください
46世界@名無史さん:02/08/15 08:07
テンプル騎士団に関連する小説って意外とありませんね。
フィリップ四世、アナーニ事件などに関する小説も聞いたことがありません。
どなたかご存知の方、教えてください。
47世界@名無史さん:02/08/17 03:28
帝政成立以後のローマ社会における身分制についての文献を探して
いるのですが、ご存知の方!教えていただけないでしょうか?
分かりやすいものが希望なのですが。。。
48世界@名無史さん:02/08/17 04:12
>>46
エーコの「フーコーの振り子」とかしか思い浮かばないなあ。
49世界@名無史さん:02/08/17 13:07
政治家、外交官の回顧録で面白いの教えて下さい
50世界@名無史さん:02/08/23 23:33
あげ
51世界@名無史さん:02/08/28 00:38
>>46
多少「と」が入るけど『隠された聖地』とかいう本がテンプル騎士団ネタ。
レンヌ・ル・シャトーの話な。
52世界@名無史さん:02/08/28 00:59
>>13

他の人も薦めていたけど、西ローマ帝国滅亡〜中世ヨーロッパ世界の成立は、ギボンの
「ローマ帝国衰亡史」が、一番体系的で詳しいと思う。しかも読みにくいと言われてい
る程読みにくくは無いよ。ちくま学芸文庫の訳に関しては。

西ローマ滅亡後、その版図を支配したゲルマン人の王たちが実はローマの伝統を大切に
していた。西ヨーロッパからローマの伝統を失わせたのは、むしろ東ローマ帝国とゲル
マン人の王たちとのイタリアを巡る戦争だった・・・ギボンを読んでの俺なりの結論は
こんな感じ。
53棄教者 ◆witdLTi2 :02/08/28 08:40
クルアーン
イスラームを擁護する人も叩く人も、一度は読んでおいてほすい。アラビア語で。
54世界@名無史さん:02/08/28 15:31
西ローマ滅亡〜ナポレオン直前 辺りまでのドイツの生活文化を書いた書籍はないものでしょうか。
恐らく複数の本を当らないとむりぽと思ってるので、ガシガシおながいします。
55世界@名無史さん:02/08/28 16:18
チャーチルの本は回顧録と伝記どっちがいいでしょうか?ちょっとよんでみようかと。あとサッチャーの伝記もおもしろいですか?
56棄教者 ◆witdLTi2 :02/08/29 08:38
サッチャーは回顧録書いていたと思うけど。
57世界@名無史さん:02/09/12 08:56
age
58世界@名無史さん:02/09/14 21:27
独ソ戦がよくわかる本を教えてくだされ
59商学部一年:02/09/14 22:44
【世界地図から地名の起源を読む方法】
昨日買ってきたんやけどこれ最高。アッシリアのアッスが日本語の明日や朝
に変化したとか書いてあっておもろいよ。是非是非読んでみて

60世界@名無史さん:02/09/14 22:51
>>59
ハア?
61世界@名無史さん:02/09/14 23:21
>>59
本当だったらおもしろいな・・・
今度読んでみるよ
62世界@名無史さん:02/09/14 23:44
>>58
学研M文庫のバルバロッサ作戦とかはいかが。
63商学部二年:02/09/14 23:55
>>59
バカだなぁ君は!
アッシリアに日本語のルーツがあるわけないじゃないか!
日本語の起源はアメリカだよ!

オハイオ->おはよう
カンザス->関西
アパッチ->あっぱれ
カナダ->金田
ジェロニモ->地浪人者

ほら、一目瞭然だろう!

64世界@名無史さん:02/09/15 00:22
>63
ドン・スミサナ逝ってよし!
65世界@名無史さん:02/09/15 00:28
>>63
ミズーリ>湖
フロリダ>風呂屋
モナー

ボルティモアおはよう鉄道age
66世界@名無史さん:02/09/15 00:36
>>55
>サッチャーの伝記
「マーガレット・サッチャー/『鉄の女』の孤独と真実」は面白い。
著者はフランス人ピア・パオリ。ちょっと誉めすぎだけど。
67世界@名無史さん:02/09/15 00:40
なぜベストを尽くさないのか?
68世界@名無史さん:02/09/21 23:54
中公文庫BIBLIO 増田義郎 インカ帝国探検記
は非常におもしろかった。
ピサロの生い立ちからパナマからの南米探検、160のスペイン兵での2万のインカ兵との対決
インカ征服、1900年代のマチュピチュ発見等々書かれている。
69Y.R:02/09/21 23:59
学研の歴史群像を愛読しています。
皆さんは読んでるんですか?
70世界@名無史さん:02/10/10 07:03
a
71世界@名無史さん:02/10/20 01:12
どっかのスレに書いてあった、ある時代のことについて全然知識がない人にも
おもしろく読ませる作家の名前が思い出せない・・・。
確か一つ専用スレがたってた気がするんだけど・・・。
72世界@名無史さん:02/11/03 08:20
age
73世界@名無史さん:02/11/03 08:56
物語イタリアの歴史(中公新書)藤沢道郎
読むの楽
そんで面白い
74世界@名無史さん:02/11/16 12:24
75世界@名無史さん:02/11/16 19:57
ロマノ・ヴルピッダ『ムッソリーニ』(中公叢書)
ムッソリーニ再評価の書として、いいんでないですか?
76世界@名無史さん:02/12/01 09:00
age
77カメレオンI世 ◆qBS27nfd8c :02/12/05 02:45
エルヴィン・パフノフスキー『イコノロジー研究(上・下)』ちくま学芸文庫

2002年11月に第1版が発行されたばかりの文庫。文庫にしては、一冊¥1,400という、
驚くほど高価な本だが、原注、図版、文献、索引が充実していて、損した気分には
ならない…と思う。(人によるかな?)
1987年美術出版社から新装版で出版された『イコノロジー研究 −ルネサンス美術
における人文主義の諸テーマ』を文庫化したもの。
原著者パフノフスキーは、1933年のナチスによるユダヤ人公職追放に起因する亡命者
の一人、「ヒトラーのアメリカへの皮肉な贈物」である人々の中でも傑出した人物。

イコノロジーは、「図像解釈学」とでもいった意味だが、パフノフスキーは、
図像についての歴史的、学術的な解釈を加えているばかりではなく、古代から
現代までのあらゆる時代にわたるサブカルチャー的なイメージに対しても目配りを
している。こうした局面は、彼が「独特のウィットとユーモアの持ち主でもあった
ことを教えてくれのである。」(「文庫版のための解題とあとがき」より)
78世界@名無史さん:02/12/05 21:31
冬休みに、中国史についての本を読みたいです。
「紫禁城秘話」「雍正帝」を読んで、清代に嵌りました。
オススメの本があったら教えてください(ちょっと高度なものでもいいです)
79世界@名無史さん:02/12/06 01:35
H・G・ウェルズの「世界史概観」 上下 岩波新書

H・G・ウェルズは「タイムマシン」「透明人間」等の作品で世界的に有名なイギリスのジャーナリスト。
(最近曾孫の映画監督が「タイムマシン」を映画化した)
「SF(サイエンス フィクション)」というジャンルを確立した神です。
この作品は戦前に一度別の名前で売り出され、「いまさらなにを、古臭い」と思われがちですが、ユーモアが効いてかなり面白いです。
また、当時「白人の歴史まんせー」な時代に、他の地域の歴史をきちんとリスペクトして取り扱ってます。戦前日本でもヒットしたのもうなずけます。
アショーカ王の章なぞは「お前世話になったのか?」ぐらいの勢いで書かれています。
また、歴史上の人物に対してかなり辛らつな皮肉を飛ばしているのも笑えます。

歴史上の事件・出来事に解説をつけ、年表やちょっとした小話をつけたよくあるタイプの「世界史がわかる本」とはまったく違い、「科学ジャーナリストが世界史について思索した本」という感じです。
「歴史の本」というよりも「思想書」といったほうが良いかもしれません。高校生のときにこれを呼んでいたら…ヽ(`Д´)ノ ウワァァン!! ...
しかし、「地球の始まり」から話を始めているのが…いくら科学ジャーナリストとはいえ…
8079:02/12/06 01:44
有名どころだが マール社の「武器」

「石・棍棒」から「中性子爆弾」まで古今東西の武器が豊富な図解と解説でズラーリと。
はっきり行ってアホです。しかしゲーム(AOE等)や漫画(マスターキートン等)でよく引用されている隠れベストセラーでもあります。
81世界@名無史さん:02/12/06 20:20
>>45
英語でのイギリス史のスタンダードは
オックスフォードのズラッと百科事典みたいなやつだろうが、もう古いよね。
最近でたのでスタンダードとは逆の視点の
"The Isles - A History"(Norman Davies)
が面白かった。といっても大きめ判のpaperbackで1000ページあるから、
実は自分も興味のあるとこしか読んでないけど。歌とかたくさん取り上げてあるしね。
あと初学者でも読めてと言う事なら今イギリスのテレビで話題の
"A History of Britain Vol I-III" (Simon Shama)もあり(ビデオもあるはず)
82@名無史さん:02/12/09 13:16
浅田次郎「蒼穹の昂」上下
すでにお読みになった方が多いと思いますが、
「このミステリーがおもしろい」の過去10年の一位の本
ですから、面白いことは絶対の保証つきですが、清朝末期の
中国を舞台にしての歴史ドラマです。科挙、宦官のことから
清朝の歴代皇帝まで、作家というものはよくここまで調べ
あげるなと感心します。
ミステリーと考えないほうが楽しめますね。
83世界@名無史さん:02/12/13 19:54
おすすめじゃあなくて質問なんですが、通史モノでは河出文庫と講談社のビジュアル
とどちらがよいでしょうか。中公は一部品切れだし・・・。そんなに変わらないのであれ
ば安い文庫を買いたいのですが。

ああっ、はやく通史をやっつけてコアな本を読みたい!
84世界@名無史さん:02/12/27 22:57
age
85世界@名無史さん:02/12/27 23:09
しかし『蒼穹の昴』は、浅田次郎作品としては凡作の部類に入るんだよなぁ。
86世界@名無史さん:02/12/27 23:39
>>83
どちらかと言えば、河出文庫の方が読み易いかと思います。
講談社のビジュアルも良書ですが、文字どおり図版が豊富で、
創元社の知の再発見双書同様、可読性はやや劣ります。

逆を言えば、対象となる時代の流れを大まかに押さえた後で読むと
講談社のビジュアルの強味はいきてくると思います。

後、蛇足ですが、山川の世界史リブレット全巻読破というのもよいと思いますよ。
あれは、1冊1冊は安価ですし、短時間で一読できますし。

関連した主題の巻を3〜4冊相互参照しながら併読してくといわゆる通史モノと、又、別のおもしろみがあります。
何より、参考文献リストが適度で私は好きです<世界史リブレット
87世界@名無史さん:02/12/27 23:43
>>80
あれもうそろそろ新しいの出せばいいのにねえ。
いまだに80年くらいで止まってるし。
88世界@名無史さん:02/12/27 23:59
軍制史について詳しい本を教えてください。
とくに30年戦争あたりの。
89世界@名無史さん:02/12/28 01:20
EH Carr 「危機の二十年」
両大戦間の歴史を学ぶのにさけては通れない名著

というわけでじつは
国際情勢板に次のようなスレを立てました。両大戦間の歴史や外交史、
国際関係論に興味のある方、是非御参加下さい。

E.H. CARR <危機の二十年>読もう
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1040999306/l50
90世界@名無史さん:02/12/31 00:28
>>79
コンパクトな通史だと、
ウィリアム・H・マクニール『世界史』中央公論新社
をもう少しで読了するとこだけど、けっこう面白かった。
3800円するから市民図書館あたりで注文するがいいと思うけど。

シカゴ大学の歴史学の教授が、世界史教材として書いたもの。
体系的で、バランスがとれている。
とくにインド古代史・中世欧州・第一次大戦・イスラム近代史・アフリカ史など、
「あ、そういうことだったのか」という発見をずいぶんさせてもらった。
高校生くらいで充分読めるし、知的に刺激されると思う。
91:02/12/31 00:39
「アラブから見た十字軍」
「ビザンツ幻影の世界帝国」

マヌエル1世とヌール・アッディーンのからみが個人的に面白かった。
92世界@名無史さん:03/01/02 21:16
>>73
今、読んでるよ。面白いね、ありがとう
93世界@名無史さん:03/01/02 21:57
 たぶんこんなところで、
「他人の相談のる」とかいってるヤシは
実社会ではそうとうハブられてるんだろうなぁ。
こんなところでしか自尊心満足できんとは、悲しいのう。
って漏れも同類扱い?。オマエモナー。
94世界@名無史さん:03/01/06 22:03
情けは人のためならず
95世界@名無史さん:03/01/07 19:48
『十二世紀ルネサンス』はみすず書房版と創文社版のどっちがいいですか?
96ハートマン軍曹:03/01/07 22:33
やっぱ年収200万以下の研究者は、いろいろ屈折してるよな
9782:03/01/07 23:57
『蒼穹の昴』
実は上巻だけ読んで非常に面白かったので、お勧めを書きましたが、
終わりまで読むと、85さんのおっしゃる通り、しりきれで
退屈でした。上巻の宦官の作り方、科挙の試験シーンまでですね。
98世界@名無史さん:03/01/09 00:11
age
99世界@名無史さん:03/01/09 00:42
今日本屋でJMロバーツって人の世界史の誕生?だったかな?世界の歴史だったかな、そういう本見かけた
この人って有名?オックスフォード大学らしいけど、評価どうよ?
100世界@名無史さん:03/01/09 02:57
100 Get

>>99
この本の訳でわ?
http://www.amazon.co.uk/exec/obidos/ASIN/0140154957/qid=1042046952/sr=1-2/ref=sr_1_3_2/026-2991341-2464410

ペンギンの著者になるのは一応功なり名遂げてないとだめだから、そこそこでは?
どうも「ヨーロッパ文明論」みたいな感じの専攻の人のようで、
あがってくる本はヨーロッパ近代史的な、大きく括った本ばかりだったよ。
101世界@名無史さん :03/01/11 06:09
WW1やWW2を歴史的側面から語った本。
ソ連を始めとする東側崩壊について書いた本。
ビスマルクについてのホンでいいのありませんか?
102山崎渉:03/01/11 12:57
(^^)
103数で勝負だ@名無史さん:03/01/13 01:18
こんな本が出ていたんだ。
1.イザベラ・バード「ロッキー山脈踏破行」平凡社ライブラリー1997.
本屋でこのシリーズは目立たなかった。じゃじゃ馬女性の馬の旅。
2.陳舜臣「小説日清戦争、江は流れず」中公文庫
3.ウィリー・ラム「新皇帝・胡錦涛の正体」小学館。
これから、沿岸部だけでなく、甘粛省やチベットや貴州などの
周辺地域が注目されるのではないか?
104世界@名無史さん:03/01/14 02:37
歴史の本ではないけれど、マイケル・マンの「ソーシャルパワー」
なんかはどう?
105世界@名無史さん:03/01/14 02:56
>97
最近の直木賞は功労賞化してますな。
明らかに峠を過ぎた作家の、たいしたことがない新作に賞を与えたりしているから、
受賞作品よりその2〜3作前のもののほうがずっと面白いこともしばしば。
106世界@名無史さん :03/01/16 16:10
マーティン・メイリアのソヴィエトの悲劇って面白いですか?
107世界@名無史さん:03/01/16 16:23
俺の書いた本
108世界@名無史さん :03/01/30 23:23
age
109世界@名無史さん:03/01/30 23:44
「ヴェルサイユの異端公妃 リーゼロッテ・フォン・デァ・プファルツの生涯」
読んだ。王弟妃<マダム>の生涯がわかって面白かった。
110世界@名無史さん:03/01/31 00:50
著者名、出版社くらい書こう。
111世界@名無史さん:03/02/09 04:32
保守
112世界@名無史さん:03/02/12 10:22
ageます
113アマノウヅメ ◆3O/knRokaQ :03/02/12 11:24
>>105
同意。直木賞をやるタイミングが悪い。宮部みゆきは平成4年の『火車』で受賞が当然。
ぐずぐずしているうちに有名になって貰い損なった作家も多い。

で、面白い本といえば中公新書の『ロンドン』(小池滋)を推薦します。
114世直し一揆(コピペ推奨):03/02/18 15:37
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけの優しさ・もっともらしさ(偽善)に騙され
るな!!)
●とにかく気が小さい(神経質、臆病、二言目には「世間」、了見が狭い)
●他人に異常に干渉し、しかも好戦的でファイト満々(キモイ、自己中心、デリカシーがない)
●妙にプライドが高く、自分が馬鹿にされると怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようと
する(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際に
はたいてい、内面的・実質的に負けている)
●本音は、ものすごく幼稚で倫理意識が異常に低い(人にばれさえしなければOK!)
●「常識、常識」と口うるさいが、実はA型の常識はピントがズレまくっている(日本
の常識は世界の非常識)
●権力、強者(警察、暴走族…etc)に弱く、弱者には威張り散らす(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる)
●あら探しだけは名人級でウザイ(例え10の長所があってもほめることをせず、たった1つの短所を見つけてはけなす)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格がうっとうしい(根暗)
●単独では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質、異文化を排斥する(差別主義者、狭量)
●集団によるいじめのパイオニア&天才(陰湿&陰険)
●悪口、陰口が大好き(A型が3人寄れば他人の悪口、裏表が激しい)
●他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(「〜みたい」とよく言う、
世間体命)
●自分の感情をうまく表現できず、コミュニケーション能力に乏しい(同じことを何度
も言ってキモイ) 
●表面上協調・意気投合しているようでも、腹は各自バラバラで融通が利かず、頑固(本当は個性・アク強い)
●人を信じられず、疑い深い(自分自身裏表が激しいため、他人に対してもそう思う)
●自ら好んでストイックな生活をしストレスを溜めておきながら、他人に猛烈に嫉妬
する(不合理な馬鹿)
●執念深く、粘着でしつこい(「一生恨みます」タイプ)
●自分に甘く他人に厳しい(自分のことは棚に上げてまず他人を責める。しかも冷酷)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男
前やのに、なんでや!(あの野郎の足を引っ張ってやる!!)」)
115世界@名無史さん:03/02/18 22:32
岡田英弘:中公新書「倭国」
善悪はともかくとして、以下のスレで議論するには
読んでおくことが望ましい。

黄巾の乱後の中華人口大激減
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/whis/1043762877/
116世界@名無史さん:03/02/25 19:17
安達生垣(いくつね)著「中国農村・激動の50年を探る」
   出版は農業統計協会、平成12年9月発行だから新刊でない。
目立たない出版社の本だが、毛沢東の共産中国は農民に農地を
支給するのをうたい文句に国をつくったのだが、農村がどう
なったのかの記載は世間では非常に少ない。
革命後の農地解放で「耕者有其田」として、すべての農民が
均等零細な土地所有者になったがその期間はほんの23年だそうだ!!!
その後も、紅軍兵士はこんなことのために、地べたを這いまわって
戦ったのか?というような具合。行き着く所は・・・
ケ小平路線は社会主義の「融解」か?
「官僚金融産業資本主義」への移行か?とかいう章になる。
117情報学科:03/03/01 03:17
>>99であがっているのはこの本だと思うんですが
アマゾンの紹介 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4422202413/qid=1046455961/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/250-2641120-0158604
出版社の紹介 http://www.sogensha.co.jp/world_histry/worldhis_top.html
僕も中学校以来歴史を勉強してないので買おうかと思ったんですが、まだ買ってません。
誰か読んだ人いたら感想聞かせてください。
118世界@名無史さん:03/03/01 16:59
法律文化社の『大学ゼミナール新訂 東洋史』 はいいと思う。
問題提起が資料と共に出されているので、自主研究する時にいいと思う。
119靡莫:03/03/02 13:31
P・A・コーエン著(佐藤慎一訳)『知の帝国主義』(平凡社、1988年)
入江昭『[増補]米中関係のイメージ』(平凡社、2002年)

いずれも、近代以降における米中関係を考察する上で必読の書です。
120世界@名無史さん:03/03/07 16:03
age
121山崎渉:03/03/13 13:15
(^^)
122YMIM:03/03/15 01:10
fuka-tu
123例の170:03/03/16 00:30
『パンと塩:ロシア食生活の社会経済史』(平凡社、1999年)
死ぬほど高いけどね!!<\8600
124世界@名無史さん:03/03/16 19:04
125世界@名無史さん:03/03/16 20:58
「侵略の世界史」祥伝社
白人は恐ろしい
126山崎渉:03/03/18 13:36
>>71は誰のこと?
127世界@名無史さん:03/03/18 21:53
ユダヤ人の歴史について学べる本を教えてください。
あまり専門的なものではなく、中東情勢を理解するのに
役立つものだと有難いです。
128世界@名無史さん:03/03/19 22:02
今までにこういうスレは無かったの?
129世界@名無史さん:03/03/26 15:10
マクニール『疫病と世界史』読了。
これが品切れな現状はいかんと思う。
図書館で探してでも読むべし。
130世界@名無史さん:03/03/26 16:51
海賊について扱ってる本はありますか
131>130:03/03/26 18:05
「英国海軍史」
132世界@名無史さん:03/03/26 18:35
色彩が持つ象徴性についておすすめの本を教えてください。
(特にアフリカ、中東、アジアに関してだとありがたい)

個人的には『黒服』と『服飾の中世』が面白かったです。
欧米における色彩の解釈の特徴がよくわかります。
133世界@名無史さん:03/04/17 00:26
age
134山崎渉:03/04/17 09:13
(^^)
135世界@名無史さん:03/04/17 12:05
これもあげ
136世界@名無史さん:03/04/18 21:18
アリエスは面白い?
137山崎渉:03/04/20 04:37
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
138世界@名無史さん:03/04/21 02:01
>>136

「死を前にした人間」はまあまあ面白かったですよ。
長くて読むの大変だったけど。
139世界@名無史さん:03/04/29 21:00
質問があります。
近世以前の科学史、技術史を概説的に読める本を探しています。
雑学本系ではなく、できれば史実に忠実なものを読みたいのですが、
おすすめの本を紹介していただけませんか?
140世界@名無史さん:03/04/29 22:15
>>139
これってやっぱりヨーロッパの話なのでしょうかね
中国なら「天工開物」がお勧めなんですがね。
141第20軍団兵:03/04/29 22:50
>>136
「子供の誕生」もおすすめ。近代以前の学校のあり方について詳しいです。
>>140
「技術の歴史1〜6」チャールズ・シンガー、E・J・ホームヤード他 \7800-
筑摩書房、1978
古代〜産業革命までをカバーし農業、窯業、製鉄等分野ごとにヨーロッパ、イスラム、中国を記述しています。
142世界@名無史さん:03/04/29 22:52
>>139
村上陽一郎の著作。
143139:03/04/30 00:09
>>140-142
回答ありがとうございました。

>>140
そうです、ヨーロッパのものを探しています。
でもそちらも面白そうなので、図書館にあれば見てみます。
144世界@名無史さん:03/04/30 14:33
17〜18世紀の生活、文化全般に渡って学べる本を教えて下さい。
特に絵の多い本だとありがたいです。
145世界@名無史さん:03/04/30 20:12
えーと、これもやはりヨーロッパってことでいいのでしょうか?
あと、生活、文化全般ってえらい広範囲なんですが、
もうちょっと具体的に何が知りたいのかってないですか?

とりあえずフックスの「風俗の歴史」という図版がまあまあ入っていて
ヨーロッパの風俗とか服飾に関して割と網羅している古典的なのがありますが。
あとはアナール派の息がかかったあたりから色々なのが山のように出ていますが、
146世界@名無史さん:03/04/30 20:51
>>145
ありがとうございます。
えーと、どんな道具を使っていたかとかどんな服装だったとかです。
別に一冊の本である必要は無いです。
147世界@名無史さん:03/04/30 21:06
>>146
服装についてなら、>>145があげている「風俗の歴史」は確かにいいと思いますよ。
昔、岩波の特別復刻みたいなので9冊箱入りで出ていた記憶がありますが、
まだ手にはいるのかな?
148山崎渉:03/05/22 00:52
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
149世界@名無史さん:03/05/23 12:43
ヨーロッパの博物館史の本を探ているのですが、
おすすめの本てありますか?
できれば近世以前の事が主題のものを探しているのですが、
ネットで上手に探せないもので…。
よろしくお願いします。
150山崎渉:03/05/28 15:13
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
151世界@名無史さん :03/05/31 16:28
別スレにも書いたのですが改めてこちらにも

中西輝政の大英帝国衰亡史って面白いですか?
152世界@名無史さん:03/05/31 18:13
>149
博物館の歴史を知るには博物学の歴史を知る必要がある。
そうすれば近世以前という要求がおかしいとわかる。
博物学で検索してみやう。
153世界@名無史さん:03/05/31 19:59
>>152
そうですか…・(´・ω・`)
わかりました!博物学史を調べてみます。忠告ありがとうございました。
もし博物館学史を知るのに良い本をご存知でしたら、教えていただければ幸いです。
154世界@名無史さん:03/06/02 10:26
講談社の「ビジュアル版世界の歴史」って、まだ注文すれば手に入りますか?
155世界@名無史さん:03/06/11 20:57
7月に中公文庫ビブリオから
マッカーサー回想録が出ます
他にもグルーの滞日十年とかジョージ・ケナン回顧録とかニクソン回顧録とか
キッシンジャー秘録とか文庫で出してください
156世界@名無史さん :03/06/14 03:32
ニカラグアのチャモロ暗殺からソモサ没落
フィリピンのアキノ暗殺からマルコス没落

これらを題材にした本で面白いのありませんか?
157世界@名無史さん:03/06/14 05:54
>>126 司馬遼太郎と思う
158世界@名無史さん:03/06/15 03:04
文芸春秋の大世界史ってどうですか?
159世界@名無史さん:03/06/15 05:27
銃・病原菌・鉄

世界の歴史は陸が東西方向か南北方向に伸びているかによって決定された
160世界@名無史さん:03/06/15 18:50
PHP文庫『世界史怖くて不思議なお話』(桐生操・PHP研究所)の
「モーツァルトは本当に毒殺されたのか?」の項と
知的生きかた文庫『世界おどろき史話』(並木伸一郎・三笠書房)の
「モーツァルトは、あの有名な“秘密結社”に暗殺された!?」の項
作者、出版社など全部違うが内容は小説仕立ての表現まで同じ
161第20軍団兵:03/06/15 23:25
>153

山川の世界史リブレット
「ジェントルマンと科学」大野誠 山川出版社1998 \729
はどうですか?

博物館を生むことになったジェントルマンたちの好みと傾向について述べられています。
162153:03/06/16 02:08
>>161
あ、ありがとうごさいます!
世界史リブレットにもあったんですね。薄くてイイ。
今は大英博物館の読み物系の本読んでるとこなんで、
次読んでみます。
163世界@名無史さん :03/06/17 13:47
サッチャー回顧録って面白いですか?
164山崎 渉:03/07/15 12:54

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
166世界@名無史さん:03/08/17 13:28
sage
167世界@名無史さん:03/08/23 00:16
>>156

亀レススマン。
岩波の現代アジアの肖像でマルコスを題材にしたのがある。
藤原帰一が書いてる。97年くらいに出てるから、その辺の記述も
あると思われ。

で、今日、岩波新書から出てる佐藤賢一の「ダルタニャンの生涯」を
読んだわけだが、ノンフィクションってことは参考文献に掲載可能って
ことなんだろうか?
これはこれで面白かったんだが。
168世界@名無史さん:03/08/23 00:37
>>126
陳舜臣だろう。
169世界@名無史さん:03/08/25 04:06
ワイルドスワンとかいいんじゃないですか?
大地の子より個人的にいい
170世界@名無史さん:03/08/27 00:00
中国史に関しての書籍で、宮崎市定以外にお勧めの学者・作者っていますか?
171世界@名無史さん:03/08/27 01:15
内藤湖南
172@名無史さん:03/08/27 14:17
博物学の本
西村三郎著『文明のなかの博物学 -西欧と日本-(上・下)』(1999年 紀伊国屋書店)
西村三郎著『リンネとその使徒たち -探検博物学の夜明け-』(1989年 人文書院)
荒俣宏著『地球観光旅行 -博物学の世紀-』(1993年 角川書店)
荒俣宏著『大博物学時代』(1982年 工作舎)
『出島の科学』(2000年 日蘭交流400周年記念展覧会「出島の科学」実行委員会)
『リンネと博物学 : 自然誌科学の源流』(1994年 千葉県立中央博物館)
173世界@名無史さん:03/08/27 18:10
やわらかいところでこれ
http://www.fides.dti.ne.jp/~come/rekisiparo/
ガイシュツだったらスマソ
174世界@名無史さん:03/08/27 20:47
歴史上の有名な戦史をいろいろ紹介した本で良いのありますか?
175世界@名無史さん:03/08/27 20:51




毎年、約1万組の日韓結婚。
それに伴なう朝鮮化した混血児。
年間、日本の新生児約100万人のうち、
約1〜2万人の新生児に
容赦の無い朝鮮人の血が流し込まれている。

また、韓国朝鮮人の帰化が年間約1万人も!



176世界@名無史さん:03/08/27 23:33
あげ
177世界@名無史さん:03/08/27 23:47
>129、159 「ヨーロッパ帝国主義の謎」アルフレッド・クロスビー著 岩波(絶版)
 129、159の為にある本だ。絶対読め。五年前くらいの本だから図書館にはあるはずだ。
 アメリカ大陸の先住生態系(人間、動植物)が丸ごと旧大陸に侵略される過程を追った本。
 「銃・病原菌・鉄」の参考文献目録http://cruel.org/diamond/fr0_1.htmlでも、トインビー、マクニールの次に上がってる。
178世界@名無史さん:03/08/28 00:02
>>174
世界の戦争を書いた本が自由国民社から出てる
179世界@名無史さん:03/08/28 00:21
木村愛ニ「アウシュヴィッツの争点」(リベルタ出版)

この本を読めば、ホロコーストが無かった事を確信できます。
180世界@名無史さん:03/08/28 08:12
隣の家の少女とかいいかもね
181@名無史さん:03/08/28 17:47
>歴史上の有名な戦史をいろいろ紹介した本で良いのありますか?

「近代戦争史図書目録、45−95」日外アソシエーツ
182世界@名無史さん:03/08/29 18:38
>>173
ガイシュツじゃないけど新聞で見た
183世界@名無史さん:03/09/02 17:07
あげ
184世界@名無史さん:03/09/02 17:14
>170

宮崎市定の盟友、貝塚茂樹はどうだろう?

中国の歴史(上中下)三巻や諸子百家(いずれも岩波新書)、
『論語』(講談社現代新書)あたりが入門書としては読みやすい。
185世界@名無史さん:03/09/04 18:23
え何を新聞で見たって?
186世界@名無史さん:03/09/04 21:03
「夜の中世史」
中世ヨーロッパの庶民生活、感覚などがおもしろい。
187世界@名無史さん:03/09/09 08:03
>>185
まず嫁 >>173これを新聞で見たって
188世界@名無史さん:03/09/09 14:56
何新聞?
189世界@名無史さん:03/09/09 17:47
東北の新聞だったはず。
報知なんとか。
190ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/09/14 23:42
事典・辞典関係は
「角川世界史辞典」角川書店。3800円。
がハンディで便利かと思います。
191世界@名無史さん:03/09/28 20:34
保守
192世界@名無史さん:03/09/28 21:35
「ビアフラ戦争 叢林に消えた共和国」 (室井義雄、山川出版)

ナイジェリアでかつて起きた、ビアフラ戦争にスポットを当てた本。
戦争以前の状況から戦争終結まで詳細に記述してある。
アフリカ史に興味があるのなら一読しておいて損は無い。
193世界@名無史さん:03/09/30 11:56
>>173
クロネコヤマトで通販した。
それ、歴史を知らなくても読めるんじゃねーかな。
知ってたら会話のすみずみがもっと面白いけど。
遅レスごめん。
194世界@名無史さん:03/09/30 12:14
本じゃないけど、これ。ワロタ
http://www.thebricktestament.com/
195世界@名無史さん:03/09/30 15:06
196世界@名無史さん:03/09/30 17:40
本じゃないのかよ。
197世界@名無史さん:03/10/01 00:13
日本の明治維新の本が読みたい。
爆笑明治維新てある?
198世界@名無史さん:03/10/01 01:24
199世界@名無史さん:03/10/01 01:30
>197
市井の人々から見た明治維新ということなら、

岩波文庫の『幕末百話』(上下)、『明治百話』(上下)、『女百話』(上下) ・・・以上篠田鉱造著
『戊辰物語』 …東京日日新聞編集部編

あたりが読みやすくて面白いよ。
200世界@名無史さん:03/10/01 01:44
王朝、帝国の勃興史や、権力闘争とかに興味があるのですが
そういうものを扱った本で何かおすすめはないでしょうか?
201世界@名無史さん:03/10/01 03:31
別冊太陽(平凡社)の

「発禁本」シリーズ

これはお薦め。明治・大正・昭和の安寧禁止モノや風俗禁止モノの図鑑である。
特に面白く興味をひいたのが第三巻である。
戦前の日本が世界のムーヴメントにどれだけ影響を受けていたかが知れる。

個人的には、昭和40年代のヒッピーの花ゲリラの機関紙「部族(TheTribes)」にワロタ!
202世界@名無史さん:03/10/01 18:18
>>197
歴史パロディ日本篇
203世界@名無史さん:03/10/01 20:09
柏書房ドイツの運命 『 ドイツ・ナチズム文学集成 』池田 浩士 (翻訳)
不当な現実への反逆のため、自己を犠牲にして前進する青年たち―
現場で読まれた文学表現からナチズムが理想としたものに迫る。

ゲッベルス博士の小説「ミヒャエル」が収録されている。
204さきもり:03/10/01 21:02
つきなみですが
平凡社の東洋文学シリーズはいかがでしょうか。
205世界@名無史さん:03/10/02 00:06
どれもいいですね
206世界@名無史さん:03/10/04 21:05
上のほうで浅田次郎の「蒼穹の昴」をあげるド香具師がいたが・・・。
また科挙試験と宦官のくだりがいいとご丁寧に解説するアホもいた。
「昴」の最良の部分、ありゃすべて中公新書のほとんど盗作だで。

宮崎市定「科挙」
三田村泰助「宦官」
おいらは厨房の頃、この二冊を読んでカンドーしたことがあったから、
余計に浅田本読んで怒りまくったね。こんなのいいのかいなと。

もちろん。作家は資料を集めて書くのが仕事だよ。
でも、中公新書だぜ、中公新書・・・・・・もっと一般人の手に入らない
資料を使えって言うの!
それと、ほとんど上の二冊に頼りきりだぜ、・・・・・・複数本を参考に
して露骨や援用にならないようにしろっつうの!
207世界@名無史さん:03/10/04 21:47
ビビビビビ
208世界@名無史さん:03/10/06 02:34
↑危機センサー
209世界@名無史さん:03/10/06 21:19
イスラ−ム生誕 ISBN 4122017319 井筒俊彦 中央公論社。前半の『ムハンマド伝』がとにかくアツイ。井筒本の中ではかなり読みやすい方かと。
210世界@名無史さん:03/10/07 14:54
ゲッペルス回顧録
211世界@名無史さん:03/10/07 17:15
どの板のどのスレで質問すればいいのかぜんぜんわからなくてここに
きてしまったんですが、どなたかわかる方がいらしたら教えていただけないでしょうか?

ビスマルクの有名な言葉、ありますよね?
「愚者は経験から学ぶが、賢者は歴史から学ぶ」

日本のサイトには盛んに引用されているものの、英語サイトでは
これに対応する表現がひとつも見つかりませんでした。

「愚者は自分の経験から学び、賢者は他人の経験から学ぶ」という表現
だったら、引用しているページがたくさんありました。
似てますけど、いくらなんでも「他人の経験」を「歴史」なんて訳さないですよね?

「歴史から」の引用句の出所の文献、ご存知のかたいらしたら
教えてください。お願いします。
212世界@名無史さん:03/10/07 17:25
歴史は他人の経験じゃないの?
213世界@名無史さん:03/10/07 17:30
私ももしかしたらとは思ったんですが、訳者がそこまで意訳する勇気があるのだろうかと
思うんです。
「他の人々の経験」についての解釈はそれぞれ異なると思うし、
もし私が訳者なら、叩かれるのが怖くてできないと思ったので。

「歴史」≠真実 じゃないですよね。歴史は優勢な国や権力者が都合のいいように
記録するものだし。「他人の経験」はそういう含みはないと思います。
これだけ有名な引用句なのに、偏った訳なんてしないと思うんですよ。
214世界@名無史さん:03/10/07 18:32
>>213
日本語に翻訳された、海外文献の抜粋や引用はまず疑ってかかったほうがいい。
滅茶苦茶な誤訳か、都合の良すぎる意訳があふれかえってる。別に珍しいことじゃない。

そのビスマルクの例も、「歴史」なんていう大層な言葉を使って虚飾した誇大翻訳である可能性が高いね。
「Boys, be ambitious!」が「少年よ大志を抱け」になるようなもんか。いや、遥かにそれ以上だな。
215世界@名無史さん:03/10/07 23:05
>>214
ハァ、そうですか。
TVで武村健一氏も使っていたので、絶対対応する訳があるはずだと思っていました。
(あの方直接英語の文献読んでいろいろ喋ってるみたいだから)

今は英語のできる人が当たり前にウヨウヨいるから下手な訳はできないけれど、
昔は特権階級の人しか英語知らなかっただろうから、仰るとおり昔訳されてそのまま
使われてるものって調べたら変なのがいっぱい出てきそうですね。
216世界@名無史さん:03/10/09 02:09
世界史新聞ってどうですか?
217ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/13 08:29
事典・辞典関係は(その2)
「漢字源 改訂新版」学研 2600円 2色刷 12600字収録。
○ この大きさの他の字典だと、王という字の字源が1つ載せてあるものが
  多いのですが、この字典は2つ載っていた。

王は、上から「一」「大」「一」という作りです、一番上の「一」は
天空(空)を意味します。真ん中の「大」はヒトが手を伸ばした形です。
徐々に「十」になります。一番下の「一」は大地を表します。
ということで、「天と地の間に手足を広げた人間」を表します。異説があって
地面に、斧が刺さっている形であるという説もあります(意訳)。

○ 王と皇帝の違いも他の字典と較べてみたら、解説も多かった。
○ 中国の歴史・詩の情報なども入っている
× 他の字典の方が薄い。
△ 本当はCD−ROMとかがいいのだが、価格と質で……。
218世界@名無史さん:03/10/13 09:54
シュペングラー「西洋の没落」
ワイマル共和国時代に出版されたマックスウェーバーと並ぶ著作。
「文明の衝突」など今日の文明論にも影響を与えている。
219世界@名無史さん:03/10/13 10:24
>>167
マルコスはまだ出てません。
220世界@名無史さん:03/10/18 18:51
覇者の戦術―戦場の天才たち Truth In Fantasy

この本ってどうですか?
221世界@名無史さん:03/10/19 20:17
>>202
西洋篇のほうが好き。
ナポレオン、ジャンヌダルクあたりが。
222世界@名無史さん:03/10/19 23:06
平凡社東洋文庫の『ペルシア逸話集』に収められてる
「カーブースの書」と「四つの講話」とかはイスラーム文化史だけとってもかなり面白い。
あと、
同じく東洋文庫の『ナスレッディン・ホジャ物語 トルコの知恵ばなし 』は秀逸。
東洋文庫なのに素で大笑いした思い出あり(w
223世界@名無史さん:03/10/21 22:05
大カルノーかシエイエスについて詳しい本があったら教えてください。
外国では伝記も出ているらしいのですが、読めないので日本語の
本をお願いします。
224世界@名無史さん:03/10/23 06:33
オクタヴィアヌスとアントニウスの戦いを
扱った本でオススメ教えてください。
225世界@名無史さん:03/10/26 11:40
>>221
同意。>>202が言ってるのは
http://www.fides.dti.ne.jp/~come/rekisiparo/
これだろ?
226世界@名無史さん:03/10/27 22:38
『オクタヴィアヌスとアントニウス』
227世界@名無史さん:03/10/28 05:22
「複雑‐安定性」のドグマ―はじめてのシステム論 リベラ・シリーズ
鞠子 英雄 (著)

動物生態学での根本問題「生態系は果たして複雑なほど安定なのか」という、
認識のフレームワークの明確な領域での論争に端を発し、そこでの数理モデ
ルとフィールドワークでの検証した、アンチ現代の書。
228世界@名無史さん:03/10/28 11:07
あの、世界史をさらっと知れるような書物は無いものでしょうか?
世界史は全く勉強した記憶が無く、一般常識すら大きく欠落しています。

お勧めありましたらお願いします。
229世界@名無史さん:03/10/28 17:06
「北人伝説」マイケル・クライトン を薦める
230世界@名無史さん:03/10/28 21:24
世界史全般が知りたいの?
231世界@名無史さん:03/10/28 21:37
>>229
たちの悪いの勧めるなあw
『イブン・ファドラーンのヴォルガ・ブルガール旅行記』と合わせて読むといいかと。
232世界@名無史さん:03/10/29 11:06
『ガリバー旅行記』
当時のイギリス政界の風刺作品
233世界@名無史さん:03/10/29 11:15
>>225
http://myshop.esbooks.co.jp/myshop/syoten?shelf_id=06
ここで紹介されてるな。有名?読んだことねーけど。
234世界@名無史さん:03/10/29 16:02
自分は売春制度や結婚制度・性倒錯の事例などの性文化・性風俗に興味があるんですが
そういうのを中心に扱った本でなんかいいのはありませんでしょうか?
時代はどこでもかまいません。

あ、でも渋澤関連と桐生操関連は無しの方向で。
235世界@名無史さん:03/10/30 22:35
著名な歴史家たちの歴史観を知るのにいい一冊ありませんか?
ランケ、ブルクハルト、トインビー、ホイジンガあたりに興味があります。

236ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/30 23:27
>>234の方へ
結婚制度は
「中世の結婚」 ジョルジュ・デュビー 1984 新評論社

「アンシアン・レジーム期の結婚生活」 フランソワ・ルブラン
慶應義塾大学出版

「イギリス式結婚狂騒曲」岩田託子 中公新書

「ヴィクトリア朝の性と結婚」 度会好一 中公新書
237ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/30 23:36
>>235の方へ
ランケは
「世界史の流れ」レオポールト・ランケ ちくま学芸文庫
238ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/30 23:51
>>235の方へ(その2)
トインビーは
「歴史の研究」全5巻 A.J.トインビー 現代教育文庫
手に入りにくいかも
239ACE ◆Z7a1IZ9GTI :03/10/31 00:03
>>235の方へ(その3)
誰がどう考えたのかまとめてあるのは
「世界史とヨーロッパ」 岡崎勝世 講談社現代新書
西欧限定の世界観

ブルクハルトは
「世界史的諸考察」ブルクハルト 1981 二玄社
ちなみに、私はこの本を持っていません。というか実物を見たことがない。

ホイジンガは
「わが歴史への道」ホイジンガ 1947
ちなみに、私はこの本を持っていません。というか実物を見たことがない。
そもそも日本語訳があったかどうか。
240世界@名無史さん:03/10/31 00:31
>>235,>>239
「わが歴史への道」ホイジンハ、筑摩書房
これは自伝。

あと、河出書房の「ホイジンガ選集3」にも彼の歴史論がいくつか入っとるで。
241世界@名無史さん:03/10/31 08:57
ほほう。勉強になります。
242世界@名無史さん:03/10/31 22:02
トインビーはいいよね。ホイジンガ、ブルクハルト等は、大きめの図
書館にならおいてありますよ。
243234:03/11/01 01:06
>>236
回答ありがとうございます。
上二つは読んだ事無かったので、早速読んでみようと思います。
244世界@名無史さん:03/11/03 21:54
塩見七よ
245世界@名無史さん:03/11/03 22:02
岩波新書の坂井栄八郎「ドイツ史10講」面白かった
イギリス史、フランス史も続くらしいから楽しみ
中公新書の物語〜の歴史に対抗してんのかな
246昭和の高校生:03/11/03 22:03
まずは山川の世界史の教科書を読むとか<まだ使ってますよね?
247世界@名無史さん:03/11/04 11:10
山川の教科書をいきなり読んでも面白くないし
流れがもともとわかってないと頭に入らないのです涙
248世界@名無史さん:03/11/05 16:25
うん
249世界@名無史さん:03/11/05 16:46
塩野七生って読みづらくね?
250世界@名無史さん:03/11/06 09:47
>>233
けっこう有名。
小説というより台本みたいな形式だが・・・
251世界@名無史さん:03/11/06 11:17
銀河英雄伝説 ガイシュツ?
252世界@名無史さん:03/11/06 15:18
>>214
その英文の訳って「少年よ大志を抱け」だと不適なんですか?
俺もいつか原文で歴史読んでみたいものです。


世界史(通史)の基礎知識、流れをまとめてとりこめる様な本は無いものでしょうか?
後、昔の中国の本で楽しいって思える本ありましたら教えてください。
清など近代は除いた古代中世辺りでお願いします。
253名無史さん  :03/11/06 16:49
今学生で史学科ではないのですが世界史を勉強したいのでいい本はありますか?   
254世界@名無史さん:03/11/06 19:17
>「皇帝政治と中国」 梅原郁(京都大学名誉教授)
>これまで誰もがみこみ得なかった皇帝政治という視座から中国史の本質に迫り、皇
>帝政治が再生産され続けてきた「カラクリ」をわかりやすい筆致で解き明かす。中国
>史のみならず現代中国を知るための必読の書。

>「知の座標 -中国目録学」 井波陵一(京都大学教授)
>中国は膨大な書物を残してきた文字の国である。著者はその集積された知の世界を
>Constellation星座とみたてその座標軸を目録学とした。図書館学、中国文化論に関心
>のあるかた必見の書。

>「王莽-儒家の理想に憑かれた男」 東晋次(三重大学教授)
>「聖」をキーワードに儒家理念の権化の如く生きた男の生涯を克明に辿ることによって、
>その実像を浮かび上がらせる。本邦初の王莽伝。

買った人いる?
255世界@名無史さん:03/11/06 19:50
>>252>>253さん、遡って>>228さんへ。
世界史の通史入門でしたら、下記スレッドも参考にしてみては如何でしょうか。

各社の『世界の歴史』シリーズ
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1061375498/l50
256世界@名無史さん:03/11/07 07:54
もっともっといい本を紹介してくれ!
すべて読む!
257世界@名無史さん:03/11/07 11:17
>>233
そこの、どの本?
いっぱい紹介されててどれかわからんです
258世界@名無史さん:03/11/07 22:11
大デュマ『モンテ・クリスト伯』(岩波文庫)

復古王政時の王党派の雰囲気なども描かれている。
259世界@名無史さん:03/11/07 22:15
ジョン・ファーマンの本は糞ですか?
260矢沢諭吉◇YUKITMcGp2:03/11/08 01:03
ふむ
261世界@名無史さん:03/11/08 07:08
今後の世界はどうなっていくかを考えるのに
有益だと思われる本を教えてください。
262 ◆RlujhF6VrA :03/11/08 09:49
長期的に考えるんならアントニオ・ネグリの「帝国」かな。
日本人が書いた奴だと「新しい中世」(著者名忘れた)というのがある。

ちなみにネグリのは、欧州系の思想の集大成みたいな面があるので、
引用された本で興味持ったのがあれば個別に当たってみるのも可。
原典と比べてみて「これはちょっと意味違うよなあ」と言うのもアリ。
263前スレ317:03/11/08 10:10
>>262
『新しい中世』は田中明彦じゃないかな?

 教えて厨で悪いんだが、いろんな戦争の死傷者数とか投入兵力などの
データをやたら大量に扱っている本ってない?
 長い間探してるんだけど、どうも「これ」というのがなくてね。高くても可。
264世界@名無史さん:03/11/08 20:26
>>257
学生社 歴史パロディ
http://www.fides.dti.ne.jp/~come/rekisiparo/
新聞にも紹介されたし、紀伊国屋やその他ネット通販でも
特集されてた。
265世界@名無史さん:03/11/08 22:41
>261
[ロングブーム]newton press
ピーター・シュワルツ/ピーター・ライデン/ジョエル・ハイアット著

21世紀、かつてない輝かしい発展と好況の時代「ロングブーム」の
到来を告げる話題の書。アルビントフラーの未来予測書以来の画期的
な本と帯にある。まあコンピューター、ナノテク、バイオ技術の目指
す未来とはどういうものか。エネルギー、環境問題の地球的問題。
アジアの復活。ニューヨーロピアンルネサンスなんて言葉もでてくる。
めちゃポジティブに世界文明の誕生が来るとワクワクもするのだが
9.11以来、やっぱそれは西欧の価値観から来る独善もあるのかなと
考えたくなる。まあでも知的興奮とダイナミックな未来像が味わえる
かも。
ものか。
266世界@名無史さん:03/11/08 23:08
桐生操
267世界@名無史さん:03/11/09 08:12
>262 >265
ありがとうございます。
2冊とも読んでみたいと思います。

それともう1つお聞きしたいのですが、
エドワード・サイードと対立するような思想を持った、
著名なユダヤ人学者を誰かご存じないでしょうか?

二つの視点から考えてみたいのです。
268世界@名無史さん:03/11/11 10:43
サイードの著作はためになる。
決して純粋なパレスチナ人とはいえない彼の発言はいろんなことを考えさせられる。
269世界@名無史さん:03/11/11 11:07
サイードの著作はためになる。
決して純粋なパレスチナ人とはいえない彼の発言はいろんなことを考えさせられる。
270世界@名無史さん:03/11/11 22:32
>>235
山内昌之『歴史の作法 人間・社会・国家』 文春新書 2003年
ヘロドトス、司馬遷から宮崎市定、ブローデルまで古今東西を問わず多くの歴史家が登場します。
関心を広めてみるにはぴったりの一冊だと思います
271世界@名無史さん:03/11/13 00:21
「ヴァジニア覚え書」ジェファソン 中屋健一訳 岩波文庫
この時代のヴァジニア州のデータがいろいろ。
272世界@名無史さん:03/11/15 11:52
司馬遷おすすめ。
273世界@名無史さん:03/11/15 23:11
「腕木通信 ナポレオンが見たインターネットの夜明け」 中野明 朝日新聞社
表紙はトリコロール。やや理系向け?。まだ読んでないんだけれども。
誰か読まれました?
274世界@名無史さん:03/11/16 05:18
>>254
とりあえず梅原『皇帝政治と中国』は読んだが、きわめて
オーソドックス。コンパクトにまとまってはいるが、目新しさはない。
もともと市民講座の講義録をまとめたもののようだから、
初学者にはいいかも。
275金角:03/11/16 05:23
宮崎市定:「東西交渉史論」

宮崎市定がどんなえらい学者かもしらない素人だけど、面白かった。
あれだけ漢籍に詳しいのに、西欧にも中東にも造詣が深いところがすばらしい。

大秦国の位置を否定する際に、アンティオキアやアレッポをじかに見ている
ゆえの説得力が感じられた。

古来、日本には、仏教経典は輸入されていたものの、史書はそうとう古いもの
しか入ってきていなかったのが、大陸王朝の国防策としての禁書のせいであった
という指摘も(常識なのかもしれないけど)素人には刺激的だった。
276世界@名無史さん:03/11/16 05:48
>>275
専門化が進んでしまった現在では現れそうにはない人物だろうな。
277金角:03/11/16 05:49
>>275

「大秦国の位置を否定」 →「大秦国の位置を比定」
まちがった。
278世界@名無史さん:03/11/16 16:18
『デュマ伝』だろう。
279世界@名無史さん:03/11/16 20:12
クロニック世界全史欲しいんだけど古本屋でも高い・・・
買う価値あると思いますか?
280世界@名無史さん:03/11/17 00:00
「ロシア建築案内」リシャット・ムラギルディン TOTO出版
建築が主で、あと文化や歴史も語っている。外観の写真が中心、
内装がないのが惜しい。価格的には十分。とりあえず、
貴重な本ではないかと思う。「東欧建築案内」みたいなのも出して
ほしい。
281世界@名無史さん:03/11/17 14:17
この板の住人からすると、こういう本↓はどうなんだろう?

『22世紀から回顧する21世紀全史』ジェントリー・リー、マイクル・ホワイト共著 アーティストハウスパブリッシャーズ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048981455/qid=1069045975/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-7170694-5497155
282世界@名無史さん:03/11/17 21:38
近代ヨーロッパ史の本なんかないですか?
283世界@名無史さん:03/11/19 00:24
>>282
1から基礎を知りたい!というのなら
川北稔『ヨーロッパと近代世界[改訂版]』2001年、放送大学教育振興会がおすすめ。

放送大学はあちこちから各分野を代表する研究者を客員教授として呼んでくる分、
大学講義のテキストとしては優秀なものが多い。
『古典古代の歴史』なんかが代表例。

大手の書店でも入手できるが手に入らないなら
放送大学教育振興会 http://www.ua-book.or.jp/ から通信販売でも入手できるよ
284世界@名無史さん:03/11/22 23:02
>>261
水野和夫「100年デフレ」はどうよ?
新しい中世と帝国の時代は、デフレの時代だそうだ。
東京三菱証券のアナリストだけど、
インフレ政策で株価上がりませんか、そうですか。

>>263
ジェームス・F・ダニガン「戦争回避のテクノロジー」の巻末資料はどうよ?

田中明彦の「戦争と国際システム」にもあったような気がするけど
大昔に図書館で借りただけなので記憶が確かじゃない。

あと、別宮氏の第一次大戦ページにも19世紀以降の資料あり。
http://ww1.m78.com/honbun-2/wars%20for%20a%20hundred%20years.html
285世界@名無史さん:03/11/22 23:56
ゴーロ・マン「近代ドイツ史」(みすず書房)
人の好き嫌いがはっきりしてて面白い
評価が高い=シュタイン・ハイネ・ショーペンハウエル・ラサール・ヴィントホルスト(中央党指導者)
中間=ヘーゲル
評価が低い=ハルデンベルク・ヤーン・ランケ・ビスマルク
286世界@名無史さん:03/11/23 00:12
上田信『伝統中国』講談社選書メチエ。
「現代歴史学」的方法で中国史を描いた意欲作。残念ながら絶版
立教大学関係者なら手に入るかも。古本屋でもあまり見かけない。
287 ◆RlujhF6VrA :03/11/23 00:45
あー、その人どうも電波っぽい。
今のアメリカのグリーンスパンですら、実際にはインタゲやってるのに。

インフレ(ターゲット、略してインタゲ)政策については
「クルーグマン教授の経済入門」を読むべし。
最近とみに有名になった「イグノーベル賞」の受賞者。
つい最近(というか昨日くらい)日本経済特化版が出たので
それも併せて。
(ネット書店で予約してたら昨日発送したらしい。
まだ手元にないので書評は差し控えるが、クルーグマンについては
経済板のインタゲスレでも覗いてみて欲しい)
288 ◆RlujhF6VrA :03/11/23 00:48
>287は>>284です。スマソ。
289284:03/11/23 01:09
>>287
漏れはただの個人投機家で、経済学としてどうこうとは語れないが、
電波というのはいいすぎだと思う。
水野氏の国際証券時代の分析にしても本にしても、
読んでみると非常に頭が良い人だという印象を受ける。
同じ万年弱気にしても、ドイチェ証券の武者氏はただの結果論に見える。

ま、少なくとも、今後の100年だか20年だかわからないが、
これまでの・・・戦後50年とは違う、デフレ方向の歴史的ベクトルがあるということで、
インフレターゲット政策がより困難になっている、とは思うけどね。

漏れは投資家としてはインフレターゲットマンセーだよ。
クルーグマンも読んでいるし、彼も頭が良いのはわかる。
(どちらも漏れが評価するのも失礼だろうが・・・)

すれ違いスマソ>ALL
290263:03/11/24 09:34
>>284
レスありがとう。
『戦争回避のテクノロジー』は持ってるんだけど、
大辞典クラスのようなものを探してるんです。
なければ断片的に集めていくのもいいかなと思ってますが。
 リンク先はすごく参考になりましたよ(^ー^)y
291世界@名無史さん:03/11/25 00:42
>>284
デフレは、インタゲなどの金融緩和政策だけで必ず(=100%)解消できることが、バーナンキFRB理事(前プリンストン大学教授)によって証明済みです。
ネット上では「バーナンキの背理法」のアダ名で知られています。
292世界@名無史さん:03/11/28 10:53
チャーチルの『第二次大戦回顧録』は当然お勧めです。
短い短縮バージョンもあるので、時間の有無に合わせて読めるのもいい
293世界@名無史さん:03/11/28 10:56
チャーチルの「英語国民の歴史」が面白そうなんだけど、見つからないの
よね。
294世界@名無史さん:03/11/28 14:03
ガイシュツかもしれないけどユルスナールの「ハドリアヌス帝の回想」。
現在白水社のユルスナールコレクション1ででてる。
訳も詩人・多田智満子氏の名訳だし、かなりおすすめ。

295世界@名無史さん:03/11/29 01:01
「歴史人口学と家族史」 速水融 編 藤原書店 8800円
すごい情報量だ。おなかいっぱい。
296世界@名無史さん:03/11/29 11:23
>>294
 俺は、マルクス・アウレリーウスの『自省録』が好きだな。
孤独にがんばってるリーダーの後姿が見えるようだよ。
最近読んで面白かったのは岩波文庫の「ライン河」
ドイツ・フランス間の歴史をライン河を通して見ていてなかなか面白い。
ページ数もそんなに多くないのでおすすめ。
>>297
お前、単なる荒らしじゃなかったのか。
まあ、厨房であることには変わりなし!

299世界@名無史さん:03/11/29 20:15
中尉キター
300世界@名無史さん:03/11/29 22:36
>>297
「ライン河幻想紀行」のことですか?
301294:03/11/29 23:53
>>296さん
自分も好きです。
「ただ、興味深いのは彼(マルクス・アウレーリウス)が『瞑想録』
のなかで…(中略)ハドリアヌスについては、(わたしの記憶に
あやまりがなければ)ひとこともふれていないことである。
…この偉大な快楽主義者には、純粋なストア派哲人の理解を絶する
面があったのではないかと想像される。」
(「ハドリアヌス帝の回想」多田智満子氏のあとがきより)
こういう点から「自省録」読んでみても面白いですよね。
彼は養祖父のことをどう思っていたんだろう…。
世界1のベストセラー
新約聖書はある意味笑える。
>>300 いえ、違います。
>>298 少なくとも、アンゴさんに訴えられたあなたよりはましだと思いますが・・・
304世界@名無史さん:03/11/30 20:37
>>298
マジで聞いてみるが、そういう感想程度にとどめて置けばまだしも、
なぜアンゴと訴訟に至ったんだ。
オフ会で何かあったそうだが、事実関係のみを話してみろ。
あおりがあっても無視で
事実のみを話せ。

(´#`)ベンゼン中尉を称えよう!in世界史板
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1070088518/

こっちでな。
305世界@名無史さん:03/11/30 23:47
テレ朝のドラマでちょっと疑問に思ったもので
満州国の歴史について正しく知ることが出来る
おすすめの本教えて下さい
306世界@名無史さん:03/12/01 05:15
T・クランケのポケット戦艦
307ジェントル満 ◆MN7Ix1yMIM :03/12/05 18:45
パウル・カレル「捕虜」
やっぱり、ソ連軍の捕虜となったドイツ兵は悲惨だな・・・・・・・・
しかし、連合軍側の捕虜になっても必ずしもまともな扱いを受けられたわけじゃ
ないのか・・・
308ベンゼン☆@@@@:03/12/06 11:47
夜と霧!
楽しい!!絶対にはまる!!(ホロコースト全史もイイ)(^#^)
309世界@名無史さん:03/12/06 22:50
「文明ネットワークの世界史 宮崎正勝 原書房」
(・∀・)b
310世界@名無史さん:03/12/06 23:06
夜と霧は映画にもなってるね。
311世界@名無史さん:03/12/06 23:15
ル=ロワ=ラデュリ『気候の歴史』藤原書店
歴史学は(特に長期的な動態分析において)もっと自然科学に
造詣を深めてもいいのでは・・・と思わせる良作。
312世界@名無史さん:03/12/06 23:48
昭和を代表する(?)愛と真実をもとめる作家・テディ片岡もとい
迷コピーライター片岡義男の『僕はプレスリーが大好き』。
これってアメリカ近代史じゃないか?

313世界@名無史さん:03/12/07 18:22
我が闘争っておもしろいかな?
314世界@名無史さん:03/12/09 17:26
>>308
 『夜と霧』は確かにいい。
『アンネの日記』と読み比べるとさらにいい。
315世界@名無史さん:03/12/09 17:57
中世のヨーロッパ、特にフランスの食文化について書かれている
いい本はありますか?
316世界@名無史さん:03/12/09 20:59
『中世のパン』白水社 フランソワーズ・デポルト著 見崎恵子訳
『中世の饗宴』原書房 マドレーヌ・P・コズマン著 加藤恭子/平野加代子訳

10年くらい前に出版された本。
まあ、ルイ14世以前のフランスに「食文化」と言えるシロモノがあったかは、議論の余地があるかも。(藁
317世界@名無史さん:03/12/09 21:19
「中世の食生活―断食と宴」 法政大学出版局 ブリジット・アン ヘニッシュ著 藤原 保明訳
318世界@名無史さん:03/12/09 22:30
>>316・317
どうもありがとうございます。

再び聞きたいのですが、ルイ14世以後だとどんな本が良いでしょうか?
割と専門的なものがありがたいのですが・・・
319世界@名無史さん:03/12/09 22:35
その時代以降なら、現在普通に流布されているフランス料理の本で問題無いかと。
320世界@名無史さん:03/12/09 23:33
「ハディース—イスラーム伝承集成—」 中央公論新社 ブハーリー編 牧野信也訳
ハードカバーの3冊本が高くて手が出なかったら、新書版の6冊本がお勧め。

ムハンマドの言行について身近にいた信徒たちの証言を集めた物で、用便の作法から借金の返済、聖戦の規定までさまざまに語られている。
極めて身近な話題が豊富であるためイスラーム草創期の習俗など、民俗学・社会学的にも興味深い情報が沢山ある。
321世界@名無史さん:03/12/10 00:13
>>319
へえ〜、そんなもんなんですか。いい機会だから料理の勉強もしますわ。
いやいや、ありがとうございました。
この辺で失礼します。
322 :03/12/12 12:42
カルタゴでオススメはないですか?
323世界@名無史さん:03/12/12 22:29
アズディンヌ・ベシャウシュ 1994『カルタゴの興亡/甦る地中海国家』創元社
アラン・ロイド 1992『カルタゴ/古代貿易大国の滅亡』河出書房新社
長谷川博隆 1991『カルタゴ人の世界』筑摩書房、

和書で手に入りやすく、読みやすいのはこのあたりかな。
関連書籍としてお薦めなのは↓(特にフェニキア史との繋がりで)

ジャン・ルージェ 1982『古代の船と航海』法政大学出版局
ゲルハルト・ヘルム 1999『フェニキア人/古代海洋民族の謎』河出書房新社
324322 :03/12/13 02:43
>>323
ありがとうございますー
フェニキア史と絡めて探してみます。
おかげさんで正月休みが楽しくなりそです。
325世界@名無史さん:03/12/14 12:51
コルチャック先生 近藤二郎
326世界@名無史さん:03/12/14 13:26
三十年戦争についての本ありますか?
327世界@名無史さん:03/12/14 13:36
328世界@名無史さん:03/12/14 23:36
シラーの「ヴァレンシュタイン」(岩波文庫)も。
329326:03/12/15 19:43
即レスどうも。
値段にビビりましたが参考にさせていただきます。
330世界@名無史さん:03/12/17 10:30
30年戦争なら「阿呆物語」も。
331世界@名無史さん:03/12/17 12:28
すいません、異教徒を支配するキリスト教徒に関する本を探しているのですが
なにかよい本はないですか?
支配というか彼らがどのような生活をしていたかを知る事ができればよいのですが

以前別のスレで
「マノーラの系譜」と「中世スペインのマイノリティ」という本を紹介していただいたのですが
そのほかにも何かご存知でしたら教えて下さい
332世界@名無史さん:03/12/19 21:06
>>327
ドイツ史研究をしている人に聞くところでは菊池良典『戦うハプスブルク家』は
新書で読みやすいのですが最新の研究は反映されてないのが弱点とのことなので
そこは覚悟した方が良いかもしれません。
16世紀後半、17世紀前半の宗教改革派とカトリックの諸勢力、そして神聖ローマ帝国ドイツにおける
両信仰派の対立関係についての諸問題については
永田諒一『ドイツ近世の社会と教会』ミネルヴァ書房、2000年が詳しいです。

>>331
高山博『神秘の中世王国』(東大出版会、1995年)をおすすめしておきます
シチリア王国に仕えた異教徒について書かれています。
もっと簡潔に記してあるのが高山『中世シチリア王国』(講談社現代新書、1999年)
シチリア王国にさらに興味を持ったら高山『中世地中海世界とシチリア王国』(東大出版会、1993年
、サントリー文芸賞受賞)が難しいですがいいでしょう。

イスラームに対して中世ヨーロッパの知識人がどのような態度を示していったかについては
R・W・サザーン『ヨーロッパとイスラム世界』(岩波現代選書、1980年)が良いです
『マラーノの系譜』を読んだのならエリー・ケドゥリー編『スペインのユダヤ人』(平凡社、1995年)も
続けて読むといいかも知れません
333331 :03/12/22 22:00
>332
ありがとうございます
書き忘れていましたが、高山先生の著作はその3冊とも読みました

その他の二冊は読んだ事がなかったので読んでみたいと思います
さっそく探してきます
ありがとう
334一詞:04/01/02 23:20

>261 :
>今後の世界はどうなっていくかを考えるのに
>有益だと思われる本を教えてください

ジム・ロジャーズの「世界大発見」がおすすめです。

 著者は、一時期、投機家として有名なジョージ・ソロスと一緒にヘッジファンドの仕事を
していましたが37歳くらいで数百万ドルを得て引退。その後、2回世界中をバイクと車でま
わった人物です。世界大発見は2回目に世界を車で廻り、その過程で著者が各国経済の将来
について考えたことを書き綴ったものですが、これがすごい。分析がハッキリしててしかも
深いんです。
 著者は歴史的に観て文化経済が発展した都市の特徴を、スペインのコルドバやウズベキス
タンのサマルカンドの様に、キリスト教徒、ユダヤ教徒、中国人、インド人の区別にこだわ
ることなく開放的だった点にあるとしています。開放的であるため世界中から芸術家・商人
・学者が集まり文明が発達した、そんな風なことを述べていました。それを踏まえたうえで
将来の世界都市候補として、オーストラリアのダーウィン、カナダのバンクーバーを挙げて
います。韓国人・中国人・日本人・ヨーロッパ人・イラン人等色々集まっていて活気
があるとのことです。
335一詞:04/01/02 23:22
 つづき
 オーストラリアのダーウィン・カナダのバンクーバーをあげています。韓国人・日本人・中国人・イラン人・ヨーロッパ人等色々集まっているらしいですよ。
336世界@名無史さん:04/01/02 23:42

エリ・ヴィーゼルの本を読んでユダヤの視点からみたキリスト教がわかって
キリスト教を相対化できるようになった
337世界@名無史さん:04/01/02 23:46

シラーの「三十年戦争史」(岩波文庫)なら古書店で上下1900円ぐらいで買えるよ
338世界@名無史さん:04/01/03 06:53
>>337
高い。新訳で読める様、投票しろ。

http://www.fukkan.com/vote.php3?no=8094
339例の170 ◆vBOFA0jTOg :04/01/06 08:41
>338
投票したので、こちらも頼む。

エリュトゥラー海案内記
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=4183
ローマ時代の紅海、インド洋の地理誌。アラビアやインドだけでなく、アフリカ東海岸に
ついてもざっと触れている。
340世界@名無史さん:04/01/07 01:12
ウィトルーウィウス「建築書」東海大学出版会
E・ギボン「ローマ帝国衰亡史」筑摩書房
E・ギボン「ギボン自伝」筑摩書房
W・シヴェルブシュ「鉄道旅行の歴史 十九世紀における空間と時間の工業化」 法政大学出版局
小林章夫「コーヒー・ハウス」講談社
341世界@名無史さん:04/01/07 22:54
岡田英弘『やはり奇妙な中国の常識』
この著者の他の本は、それなりに独創的で斬新な視点と言えるが、
この本だけは、それが暴走しすぎた感がある。
嘘は書いていないのだからトンデモ本ではないし、
7年前に発売されたものをを改題・再発したからには、
時代を超えて読まれるべきと認識されているのかもしれないが…。
どう評価していいやら扱いに困る奇妙な本だ。

中国史の暗黒面を扱ったもので普通に読みやすいものなら、
井波律子『裏切り者の中国史』『酒池肉林』
>>206にもある三田村泰助『宦官』が良いかと。
342世界@名無史さん:04/01/09 15:21

小泉政権の「改革」の成果が徐々に明らかになり始めている。

道路、郵政、特殊法人・公益法人、税制、財政、年金、不良債権、天下り、地方分権、
規制撤廃などのテーマについての検討の結果が示され始めている。

その状況は、ほぼすべての分野において、ほとんど進展が見られない、というものである。

(中略)

小泉政権はこうした本当の改革の検討をまるで行なっていない。
小泉政権の下では「改革」は進みようもないことを、国民はそろそろ気づく必要がある。

                   早稲田大学教授 植草一秀     (週間 東洋経済)
343世界@名無史さん:04/01/11 14:53
「プラートの商人 中世イタリアの日常生活」 イリス・オリーゴ 白水社
トスカーナの商人と家庭生活がうかがえる。
344世界@名無史さん:04/01/13 01:30
フランク王国前後あたりの中世欧州を舞台にした、
戦国絵巻小説ってないですか?
345世界@名無史さん:04/01/13 01:41
岩波文庫から『メロヴィング王朝史話』とかいう本が上下二冊で出てたな。
読んだことないけど。
346世界@名無史さん:04/01/13 02:27
法政大学出版局から出ている、ロバート・バートレット著『ヨーロッパの形成―950年‐1350年における征服、植民、文化変容 』という本を書店で見ました。
非常に面白そうな本のように思われるのですが、かなりの高額なため購入するのは躊躇しています。
どなたか読まれた方がおられましたら、感想をお聞かせいただけないでしょうか?
よろしくお願いします。
347世界@名無史さん:04/01/13 08:43
小説だけど
パトリック・ズュースキントの『香水』

18世紀パリの下町の暮らしがよくわかるし、
なによりも嗅覚をテーマとした小説なので
いろんなモノの腐臭や芳香がページから
漂ってきそうな描写がいい。
池内紀氏の達意の翻訳もすばらしいです。
348世界@名無史さん:04/01/14 01:14
>>346
漏れ的には面白かったです。

盛期中世以降の「ヨーロッパ(ラテン的ヨーロッパ)」の成立を
<外的植民地化(=征服)--内的植民地化(=ラテン文明化)>のダイナミックな過程として描いてるんだけど、
後者の部分、つまり文化変容の部分(親族制度、法制度等々のラテン化)が圧倒的に面白かったです。
(著者は元は文化史の人じゃないかな? ウェールズ史専攻の。
ケルト周縁の事例がたくさん上げられているのはさもありなんという感じ。)

中世史プロパーの人がどう思うかわからないし、個々の論点はあるいは目新しくもないのかもしれないが、
細かい実証の書ではなくて総合の書、パースペクティヴの面白さを楽しむ本だから漏れ的にはOKですた。
まあ、問題は値段と、あと叢書ウニベルシタスは全般に訳の悪名が高いからな〜(漏れは英語版で読んだ)。
西洋史好きには必読だと思うけど、自分なら買わんな。まず図書館へ行く。
349世界@名無史さん:04/01/14 01:14
>>344
小説でも歴史書でもないが、

トマス・ブルフィンチ『シャルルマーニュ伝説』

カールと12勇士の伝説を物語風に描いたもの。
同じ著者の『中世騎士物語』(こっちは、アーサー王伝説が中心)の姉妹編。
社会思想社の現代教養文庫に入ってたが、社会思想社が潰れたんで、古本をスーパー源氏とかで探してみては。
350世界@名無史さん:04/01/14 06:00
>>349
344じゃないけど、それって「ローランの歌」とは内容が違うの?
351世界@名無史さん:04/01/14 10:48
トゥールのグレゴリウス『歴史十巻』
エインハルドゥス『カロルス大帝伝』
352世界@名無史さん:04/01/14 12:49
>>348
情報提供ありがとうございます。
英語版の購入を検討してみます。
353世界@名無史さん:04/01/14 14:12
>>346
>>348氏の感想とおおむね一緒ですが、読んでみる価値は十分にあると思います
>>348氏の指摘通りバートレットはウェールズ史が専門です。
他に邦訳は『中世の神判』(1993年、尚学社)があります)

やはり最大の問題は7千円を超える値段の高さ。
原書("The Making of Europe")が米国アマゾンでは18ドル(古書だと10ドルから)ですから
ちょっと高杉…
私も原書で読みましたが文が平易で非常に読みやすいので
事情が許すなら原書に挑戦してみても良いかと思います
354世界@名無史さん:04/01/15 00:05
>>353
またまた情報提供ありがとうございます。
やはり、原書版が良いということですね。参考になりました。
355世界@名無史さん:04/01/23 14:57
hosyu
356世界@名無史さん:04/01/24 14:41
ヴィジュアル版世界の歴史が一冊200円で
売っているのですが買いでしょうか?
何冊か置いてあるみたいなのですが・・・
世界の歴史シリーズはいろいろあるみたいなので
どれ読んだらいいかわからないです。
ヴィジュアル版読んだ方いらっしゃいましたらご教示願います。
「ビジュアル版 世界の歴史」全20巻 講談社 のシリーズでしょうか?
ビジュアル部分が多いので内容が薄く新たな発見ができるようなものはないのですが、
絵や表が欲しかったので購入しました(同じく古本)。各社の「世界の歴史」シリーズ
を読む、最初のステップとして、自分の好きな時代だけ先に購入してみるのがいいと
思います。当時はともかく今では、古本以外で買う気にはなれません。

あと「各社の『世界の歴史』シリーズ 」というスレがあるので、参考にしてみてください。
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1061375498/
358世界@名無史さん:04/01/24 18:42
>357
ご回答ありがとうございます
長所=絵や表は価値あり
短所=内容薄い、新たな発見は特になし
こんな感じですね。絵や表は惜しいのですが、
今回は100円になるまで待つこととして、
春秋社あたりのを買おうと思います

359世界@名無史さん:04/01/24 18:47
三十年戦争についていろいろ知りたいんですが、なにかいい本はないでしょうか?
360世界@名無史さん:04/01/24 18:55
山内昌之の『歴史の作法』(文春新書、2003年11月)。
ある程度歴史をやってきた人で、歴史書の体裁とかレイアウトなどに
関心持っている場合には参考になる。多くの歴史家とその著作について
論じている。これからの日本人としての世界史について論じている。
小著だが、実に味わい深い。山内という人はかなりの歴史巧者だと感ずる。
歴史的センスというか、文体に静けさが宿り、情趣がある。
361世界@名無史さん:04/01/24 19:15
>>360
山内昌之という人は、地味に文献史学の立場を貫いてる人からは、
「似非歴史家」とか裏で陰口を叩かれたりしてるのになw
この人は歴史研究者じゃなくて、司馬遼太郎のような作家なりたいのか?
と思う今日この頃・・・
362世界@名無史さん:04/01/24 20:59
363ローマ人の物語批判:04/01/24 21:07
 面白いことは認めるが、重要な事実の書き落としとか、(取捨選択してんだからとうぜんだが)
とカエサル賛美、経済面からの考察の欠如みたいなものもある。
 
364世界@名無史さん:04/01/26 19:46
夜と霧の古いほうおすすめ〜
365p:04/01/26 20:31
366世界@名無史さん:04/01/26 21:55
小説の北人伝説が良かった。
367世界@名無史さん:04/01/26 22:19
山内読むんだったらこっちの方がいいよ

歴史学ってなんだ? PHP新書 286
小田中 直樹 (著)
368世界@名無史さん:04/01/26 23:53
「ガリア戦記」を読もうと思うのですが、岩波文庫からでている物と講談社学術文庫
からでている物、どっちがオススメですか?

369世界@名無史さん:04/01/27 01:26
かつて武井正教先生の授業を受けて感銘を受けた方、
現在お薦めする本を教えて下さい。
370Ryuju ◆RlujhF6VrA :04/01/27 01:45
>>368
講談社版の方がいいと思う。
岩波版未収録の第八巻(カエサルの書いたものではないが)と、
巻末に結構細かい解説がついてて便利なのと、
翻訳が現代語で読みやすいから。

講談社版のは続編で「内乱記」もあるから併せて読むのもオススメ。
371368:04/01/27 15:52
うーん、検索してみたら

「個人的には「ガリア戦記」はカエサルの原文を彷彿とさせる岩波文庫版で読むのをお勧めします。
でも、講談社学術文庫版の参考資料はとても利用価値があります。
特にガリア戦役当時のガリア全土の地図とリンクした部族名・地名索引では現在のフランスやベルギーの街がカエサルの時代から存在していたことがわかります。」

とか言われてるし、迷うなぁ……。
皆さんもっと意見キボンヌです。
372世界@名無史さん:04/01/27 16:04
>>366
うん、北人伝説はよかった。それにしても、あの原題はないよなあ(現代は「人食い」)。
あれ、エストニアやフィンランドもベルセルクがモデルらしいが、
エストニア人は怒らないのか。(エストニア人の凶暴性は原書房「ロシヤ年代記」参照)。
映画化題「13番目の戦士」はいいね。
373世界@名無史さん:04/01/29 05:33
フェルナン・プローデルの「地中海」はどうよ?買いかな?
普及版が出たようだし、今月から毎月一冊づつ発売されるようだ。
尤も普及版といっても¥3800と少し高価だが。
374世界@名無史さん:04/01/29 06:11
「ヨーロッパ最後の王たち」創元社
1997年10月20日発行 ¥3400+税
著者:ピエール・ミケル
訳者:田辺希久子

序章  青い血−欧州王家の系譜
第1章 革命に消えたロマノフ家
第2章 ハプスブルク栄光の歴史に終焉
第3章 ホーエンツォレルンの衰退
第4章 ベネルックス・北欧に生き残った君主制
第5章 独裁者に迎合したイタリアとスペインの国王
第6章 バルカンのファシスト王
終章  「王の永遠ならんことを」−君主制は生きつづけるか
375世界@名無史さん:04/01/29 21:57
東洋史と西洋史のあいだ・飯塚浩二

すごくいい本だと思うのですが難しくて半分くらいしかできません。
この本を理解するのに読んでおいたほうがいい本がありましたら
教えてください。
376世界@名無史さん:04/01/29 21:58
半分くらいしか「理解」できません。
誤字でした。失礼。
377世界@名無史さん:04/01/30 00:33
>>375
『東洋史と西洋史のあいだ』は主に、ノルマン・シチリア王国とモンゴル帝国を取り上げていたと思うので、
ノルマン・シチリア王国については高山博、モンゴル帝国については杉山正明の両氏の書かれた書物、
それぞれ、『中世シチリア王国』『神秘の中世王国』、『モンゴル帝国の興亡』『クビライの挑戦』『大モンゴルの時代』などを読まれては?
ノルマン・シチリア王国のその後については近年邦訳も出たスティーヴン・ランシマンの『シチリアの晩祷』もあります。

『東洋史と西洋史のあいだ』で扱っていた、ノルマン・シチリア王国(正確に言うとその後のシュタウフェン朝の時代ですが)と
モンゴル帝国が去年、NHKで放送していた『文明の道』の最後の2回のテーマだったのを考えると、現在でも飯塚氏の視点が全く
古びていないんだなと思ったりもします。
378世界@名無史さん:04/01/30 01:35
>377
レスありがとうございます
古本屋でみかけて購入してきたのですが
もう一度古本屋いって上記の本探してきます
379世界@名無史さん:04/01/30 09:33
なんだかこのスレ 学術本に偏っているので
「おすすめの世界史的歴史小説」というスレ立てていいですか?みなさん 
380世界@名無史さん:04/01/30 10:08
もう立てちゃいました
381世界@名無史さん:04/01/30 11:28
ヨーロッパの古代から中世までの概説書みたいなものはないでしょうか?
382世界@名無史さん:04/01/30 13:16
>>381 世界史教科書
383世界@名無史さん:04/01/30 22:23
>>381
中世史については、ミネルヴァ書房の「西欧中世史」がお奨めかな。
上中下と三分冊で詳しいし、それでいて比較的読みやすい。ちょっと高価なのが欠点だけど。
古代史は専門外なので他の方に譲ります。
384世界@名無史さん:04/01/31 08:24
>>381
講談社現代新書の「新書ヨーロッパ史・中世篇」
は読みやすいのでいい。短いし。
385Ryuju ◆RlujhF6VrA :04/01/31 10:29
ヨーロッパの古代史はほとんどギリシア・ローマの歴史だから、
中公の世界史で該当する巻を買って読めばいい。
概説書程度ならそれで十分。
386世界@名無史さん:04/01/31 12:34
>>382
それはもちろん読んでます。
>>383-385
ありがとうございました。
387世界@名無史さん:04/01/31 22:19
>>384
アマゾンでレビューを見てみたら酷すぎて笑った。
388世界@名無史さん:04/01/31 23:31
>>384
387ではないけど、あの本、堀越・マグヌスの部分は読みやすいか?
389世界@名無史さん:04/01/31 23:31
>>387
堀越氏の文章はたしかに読みにくいところがあるかも。私は嫌いでもないが・・・
他の新書なら、講談の「神聖ローマ帝国」「傭兵の二千年史」
集英の「英仏百年戦争」
このあたりは中世史の概説書的なものとしては面白い。わりと売れてるところです。
個人的なお勧めは朝日選書の「王妃エレアノール」
概説書ではないが、中世の雰囲気がよく味わえる
390世界@名無史さん:04/02/01 00:03
『神聖ローマ帝国』か絶版だけど堀米庸三の中世のなんとかって本がお勧め
391世界@名無史さん:04/02/01 00:24
はじめまして。
教えてクンで申し訳ないんですけど、
世界中の著名な大会戦を鳥瞰図等を使って書いた
図鑑のようなものが以前本屋で平積みにして
売られていたんですがご存知の方いらっしゃいませんでしょうか?
記憶がはっきりしなくて申し訳ございませんが「カンネの戦い」「ワーテルロー」
「バルジ」「関ケ原」とまあ古今東西の歴史を変えたこの一戦が戦場の俯瞰と共に
大変わかりやすく解説されていたと記憶しております。
前から気になっていたのですが題名も出版社も書きとめていなくていまだに買えておりません。
インフルエンザでここ数日寝込んでおりましてなぜかその本が気になってしょうがない(w
気持ち悪くて下痢なのに近郊で一番大きい本屋に言って探したのですがありません。
ネットで色々調べたんですがわからなかったです。
ここの皆さんなら知ってるかなあと思いこんなに長い文章を書いた次第です。
って長すぎてうざいですね、すんません。
>>391
戦場の歴史―コンピュータ・マップによる戦術の研究
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309221203/qid=1075563042/sr=1-10/ref=sr_1_8_10/249-4591709-2727508
393391:04/02/01 01:08
>>392
すばらしい速さでレス頂きありがとうございます!

それですよ、それ!
題名にうっすらと記憶があります。
流石ですねー。

でもアマゾンではどうやら売り切れのようです。
あとオークション各社の検索にも引っかかりませんが
ここまでわかれば古本を探すのはたやすいです。

これで心置きなく眠れます、インフルエンザが治ったら
本格的に探して購入です。

今回は大変ありがとうございましたー。
394世界@名無史さん:04/02/02 02:18
ブルクハルトの『イタリア・ルネサンスの文化』の文庫版と中公クラシックス版には
価格やページ数に差があるようですが、内容に違いはあるのでしょうか?
395世界@名無史さん:04/02/02 05:27
>>391
ttp://www31.ocn.ne.jp/~tactic/

戦術の世界史。 どうだろ?
396391:04/02/02 16:20
>>395
いやー、素晴らしいですねー。
早速ブックマークさせていただきました。

私のような地方在住者にはなかなかこういった資料・文献を目にする機会がないので
このようなHPがあると嬉しくなってしまいますね。
仕事の合間などにちょっと時間を見つけて読んで見るとかできて重宝しそうです。

「例の170」さんに教えていただいた本「戦場の歴史」はネット中を探し回って古本を見つけました。
早速注文いたしましたので届くのが楽しみです。
またこの本には第2次大戦に特化した第2巻があるようなのでこれも手に入れて読んで見ようと思っております。

本当なら私もここで何か御紹介出来ると良いのですが何分浅学のため何も思いつきません。
どうぞご勘弁くださいませ。
397世界@名無史さん:04/02/03 21:21
ヨーロッパの歴史を独学で学ぼうと思っております
大学の西洋史ではどのようなテキストがスタンダードなのですか?
西洋史を学びたければこれを読め!という本があれば教えてください。
高坂正尭さんの著作が好きで、西洋史について本格的に学びたくなりました。
詳しい方いらっしゃいましたらお願いいたします。
398世界@名無史さん:04/02/03 23:25
ハプスブルク「最後」の皇帝フランツヨーゼフ
399世界@名無史さん:04/02/03 23:39
近藤和彦編『西洋世界の歴史』(山川出版社)
400世界@名無史さん:04/02/04 00:16
>397
漠然と本をお探しでしたら、
『西洋史図書目録』日外アソシ
こういうものから調べるのがよろしいかも。
図書館の参考図書のところにあるようなやつです。
401世界@名無史さん:04/02/04 01:07
>>397
「西洋の歴史」〔古代・中世編〕〔近現代編〕(ミネルヴァ書房)
これがお薦めです。2分冊なので詳しくて、また初学者向けに配慮されて読みやすいように思います。
402世界@名無史さん:04/02/04 08:22
>400,401
レスありがとうございます
そうですね、まず概説から入るのが一番ですね
それから図書目録読んで調べると・・・
しかし図書目録なんて便利なものがあったんですね!
知らなかった!
403世界@名無史さん:04/02/04 19:21
>>398
ハプスブルク「最後」の皇帝フランツヨーゼフ
最後はカール1世ですが・・・。
404世界@名無史さん:04/02/04 20:20
>>403
だから「最後」とカギカッコがついていることに思いを致すことは出来んか。
405世界@名無史さん:04/02/04 20:21
すんません。
406世界@名無史さん:04/02/04 23:39
>>402
確かに>>401のミネルヴァのヤツはお薦めやなー。

あとついでに余裕があったら2001年に出た角川の『世界史事典』も
持っておけばイイかもしれない(3800円)。

わかりにくい言葉があったらこれで調べるとよろし。
407世界@名無史さん:04/02/06 20:46
最近出た山川の世界史小辞典(2800円)の方が良いんでないかい?
安いし詳しいし。
408世界@名無史さん:04/02/06 21:41
河出書房新社の『世界の歴史』読んでるんですけど
これって、どうなんですかね?
自分で批判できるほど知識がまだないんで・・・
409世界@名無史さん:04/02/06 23:21
>>390
堀米庸三の『中世の〜』シリーズは数が多いからどれかわからん。
410世界@名無史さん:04/02/07 03:02
411世界@名無史さん:04/02/08 09:51
「世界史アトラス」を購入しようかと思っているのですが、この本の出来ってどんなものでしょうか?
実物をみたことない(近場の本屋にない)のと、結構良い値段ですので、お持ちの方の意見を聞かせて欲しいんですが。
併せてこの系統の良書があれば教えてください。
412世界@名無史さん:04/02/08 16:10
小説の話題はOKなの?

413世界@名無史さん:04/02/08 16:30
ツワイクの「ジョセフ・フーシェ」は面白かった。
あれは小説?
414世界@名無史さん:04/02/08 16:34
70年代の講談社「世界の歴史」は、中公旧版よりカバーしてる地域は広いが、
面白さという点ではだいぶ劣る。

絶対王政〜19世紀にかけての巻の面白さや読みやすさでは、断然中公旧版だな。
415世界@名無史さん:04/02/08 16:54
講談社版といえば、弓削達の「永遠のローマ」は不親切な書き方だった。
時系列にそって書いてないし、飛びまくりだし・・・

あと、堀越孝一の中世史も文章が凝りすぎてて読みづらかったな。
416世界@名無史さん:04/02/08 17:19
>>413
小説でなければ一体何だと?
417世界@名無史さん:04/02/10 19:04
>>411
あまり参考にならんかもしれんが、『ヨーロッパ歴史地図』は良い。
ヨーロッパオンリーだからわりと詳細な出来になっている。
全欧地図とピックアップした地図と2種類の繰り返しだが、痒いところに手が届いている感じ。
418世界@名無史さん:04/02/12 15:29
>>413、416
「小説」というより「史伝」じゃないかなぁ、自信ないけど。
419世界@名無史さん :04/02/15 15:15
別スレにも書いたんだけど、上村忠男『歴史的理性批判のために』岩波書店は、なかなかに骨太な
内容でよかったよ。
この人は、スピヴァクやギンズブルグを訳しているんだけど、その多産ぶりはなかなかのもの。
ただ、多く出しているだけでなく、内容もそれなりと思う。
みなさんは、上村忠男をどう思いますか?忌憚のない意見を交わしましょう。
420世界@名無史さん:04/02/15 15:33
>>411
 世界史アトラス(集英社)はおすすめ。アジアについても比較的
まとめてあり、例えば、漢、唐、明、清についてはそれぞれ見開き
だったと思う。パルティアとササン朝についても各ページを割いてある。
>>415
 「永遠のローマ」は漏れはすばらしい本だと思う。
「ローマ永遠信仰」を巡るエッセイと考えるべし。なので歴史全集と
しては、確かに企画違いかと思うが、本としては一級品。
これに対して堀越の中世ヨーロッパは最低。表題と違い、フランス中心
の西欧史。しかも文体が最悪。なにかっこつけてんだボケ。
オナニー文にあきあき。
421世界@名無史さん:04/02/15 18:02
>>420
弓削達は「ローマはなぜ滅んだか」でなんとなく最初に結論ありきな筆の進め方を感じたので
それ以外読んでないんだけど、永遠のローマはそういう傾向ないですか?


422世界@名無史さん:04/02/18 10:49
「ローマは何故滅んだか」は ちょっと啓蒙書を目指しすぎて、
専門家というより素人が書いた感じがしなくもない。
「永遠・・・」も確かに結論が先に来ているが、ローマの永遠信仰が
どのように発生していったかを、シンマクス、ヒエロニムス、アウグスティヌス、
パウリヌスなどの世界観などを順を追って検討してゆく内容は結構よかった。
壮年期の情熱に満ちた作品だったと思う。
とは言え弓削氏の作品への感覚は人それぞれだから、人によってはどれも
同じだと思えてしまうかも。
423世界@名無史さん:04/02/19 00:39
山川の『世界史小辞典』買った人居る?
私は、『角川世界史辞典』
(発売直後に新品同様のものをブックオフで発見したので愛着がある)を
使ってるけど、これと比べてどうかなあ?

これの姉妹本の『日本史小辞典』は持ってるんだけどね。
424世界@名無史さん:04/02/23 19:48
>423

当方、地方大型書店でバイトしてる人間なのだが。
その2冊を比較検討して、角川の方を選択した客がいたぞ。
たまたまかもしれんが、
角川に載ってた事件だか人物だかが山川の方には載ってなかったんだそうな。
分量的に角川の方が多いんだろうか?

まあ事典なんて案内図みたいなもんだから、
あんまりマニアックな内容はいらんとは思うのだけど。
425世界@名無史さん:04/02/24 03:06
山川の世界史小辞典の宣伝ビラに、
例文として「大躍進」の項が引かれてるんだけど、
大躍進の餓死者の数は、2000万人と書かれている。

で、角川の世界史小辞典も引いてみたんだけど、
やっぱり2000万人って書かれている。

大躍進の餓死者は2000万人という数字は、ほぼ確定されてるのかな?
426世界@名無史さん:04/02/24 04:10
写してるんじゃないの
427世界@名無史さん:04/02/25 16:38
ギャンブル・イギリス衰退100年史

イギリスがなぜ衰退するに至ったかを学ぶための作品。
428世界@名無史さん:04/02/26 13:47
久しぶりに京大出版をチェックすると
クセノポンの「キュロスの教育」が出版されてた。

軍人とも著述家とも哲学者ともいえる微妙な男だが、
売れっ子作家になれて結構なことだ。
429世界@名無史さん:04/02/26 20:15
「アナバシス」

昔読んだがおもしろかった。
430世界@名無史さん:04/02/26 20:23
クセノポンはとてもデキる男だったが、
弟弟子にプラトンがいたのが痛かった。
431世界@名無史さん:04/02/26 20:36
ソクラテスの弟子は多士済々だからな。

アリスティッポスなんかも、著書が残ってたら面白そうなんだが。
>>423 >>424
「角川 世界史辞典」角川書店 2001年 3800円 14000余項目
分担執筆500人 挿絵・図版あり

「角川 新版日本史辞典」角川書店 1996年 3400円 1万6000項目
付録が「世界史辞典」より豪華。初版では、「捏造事件」がらみは、別紙1枚で対応。

「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川出版社 2004年 2800円
7700+1700項目
値段が安い。本文の挿絵・図版なし。基本的な項目の説明を多少多めにして重点項目に
しぼっている。「角川」にない年表が付いている。系図は簡素。あと、さすがに新しい
だけあってアメリカ大統領だと、ジョージ・W・ブッシュまでのせています。

項目数的には「角川」は多いですよ。
433423:04/02/27 02:31
>>432
ダンケ。

この辞典に「総力戦」っていう項目が載っているのを発見して以来、
角川の小辞典は気に入ってますね。
有斐閣の『社会学小辞典』には、載ってないんですよ、この項目。
社会科学上の重要概念なのに……。
434423:04/02/27 02:35
ちなみに、山川の『日本史小辞典』のほうも、
かなり面白い項目が載ってますよ。

【司馬遼太郎】
【黒沢明】
【ソニー】
【松下電器産業】

ここまでは、日本の「歴史」に属する事項として、
まあ公的に認知されたということですかね。
確かに、100年後の教科書や資料集にも、
名前が載っていそうですからねえ。
435世界@名無史さん:04/03/04 15:34
http://kids.shueisha.co.jp/world/books/
世界史を一からやりたいのですがまずこれを読むのはどうでしょうか?
436世界@名無史さん:04/03/04 17:53
ttp://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9976865791
その名の通り、新聞と同じようになっており、わかりやすく読むことができるのでおすすめ
437世界@名無史さん:04/03/05 01:22
age
438世界@名無史さん:04/03/11 05:05
大澤武男(著)「ローマ教皇とナチス」文藝春秋社
ナチスのユダヤ人迫害について、どうして教皇庁が沈黙を続けたのかが非常に良く理解できる内容になっている。
439世界@名無史さん:04/03/14 16:38
戦術に関してはクラウゼビッツの本が良いという話を聞くけど、日本語で読むならどれがいいのやら・・
440世界@名無史さん:04/03/22 20:27
>>439
柘植久慶の著がよい
441世界@名無史さん:04/03/23 16:45
1000目指そうぜ
442世界@名無史さん:04/03/23 17:02
443世界@名無史さん:04/03/23 19:51
世界史コーナー行くと『うんち全集』ってのが目に留まるんだが
読んだお人はおらんかの?どうも手に取りにくくて・・・
444世界@名無史さん:04/03/23 20:42
うんち全集に限らず『お尻とそのアナの文化史』とかありますが
…古今東西のお尻に関する文献あつめるのって大変だろうなー
445世界@名無史さん:04/03/24 15:17
世界史好きの社会人の方は、
地理を調べるのに何の地図帳使っていますか?
本格的な世界地図購入しようと思うのですが
どれがいいか迷っています。
446世界@名無史さん:04/03/24 20:57
>世界史好きの社会人の方
なぜ「社会人」にしぼる?
447Ryuju ◆RlujhF6VrA :04/03/24 22:13
多分、地図の値段が高いから学生には買えないと思われてるんだろうと。
・・・正直、CD-ROMで出してくれんかなあ。
高い以前に場所がない。
448世界@名無史さん:04/03/24 22:48
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1079584631/
地図帳スレあるね。盛り上がってないけど
449世界@名無史さん:04/03/24 23:35
>>445
昭文社の「グローバルアクセス世界地図帳」を使ってます。
本格的とまではいきませんが、手軽で結構詳しくて良いです。
昭文社のHPをご覧下さい。
まぁ高校の地図帳を普通に使っているのがここにいるわけだが。
あとはエンカルタやね。検索が楽で楽で。
451Ryuju ◆RlujhF6VrA :04/03/26 12:55
高校の地図帳は、ドイツ史には余り使えない。
ハプスブルク家やらシュレジエン関係やら、今は他の各国語表記に
なってるのが多すぎる。当然と言えば当然だが。
ラテン語くらいだと歴史書の方で「今の〜」という注記が
あるからいいんだがね。
452世界@名無史さん:04/03/26 19:58
30冊くらいで世界史を概観したいんですがブックガイドおながいします
できれば高卒レベルでも読めて各社の「世界の歴史」シリーズ以外で
453江田島:04/03/27 11:56
CD−ROMだと大昔に購入した「Attica Interactive World Atlas」
を使ったり、紙の地図はスキャナーで取り込んでPCで見たりもしてます。
455世界@名無史さん:04/03/28 14:36
クレイグ・L・シモンズの「南北戦争」49の作戦図で読む詳細戦記
学研M文庫が面白い

後、歴史群像嫁w
456世界@名無史さん :04/03/29 19:01
産業革命の時代の機械や鉄道などの発展について詳しく紹介した書籍を
ご存知の方、オススメの書籍があれば紹介して欲しいですたい。
457世界@名無史さん:04/03/30 00:06
>456
薬師寺泰蔵「テクノヘゲモニー」(中央新書)
458Krt:04/03/30 00:21
>456
これは最重要かつ基本書なんだが、さすがに既読かな。

ヴォルフガング・シヴェルブシュ「鉄道旅行の歴史」法政大学出版局

457の推薦してる本も名著。
459456:04/03/30 11:30
>457, >458
おおっ!わざわざどうもありがとうございますたい!
ちょっとこの時代に興味があったもんで。ご教授ありがトン!!(*´Д`*)
460Krt:04/03/30 14:58
いま気がついたんだが、457の推している「テクノヘゲモニー」は
中「公」新書ね。
この本は確か、なんかの「下敷き=ネタ元」がある本だと思ったが、
名著である事にかわりはない。

あと「鉄道旅行の歴史」は、なんかボケた書名だが、
これほど未知で重要な情報と独創的な分析がてんこ盛りの本はめったにない。
単に鉄道関係に興味がある人のみならず、十九世紀のヨーロッパとアメリカに
少しでも関心がある人には必読書だと思う。
461世界@名無史さん:04/03/30 17:16
チョイト聞いてみたいのですが
リッシュモン伯とテュレンヌの
活躍が見れる和書って、無いで
しょうか?
この二名は当代随一の様な紹介
で時々出てくるのですが。
絶版のモノ以外で訓えてタモレ
462世界@名無史さん:04/03/30 18:46
戦争論を全部よめ。
これさえ読めばあとはいらない!
463世界@名無史さん:04/03/30 18:56
日本史・中国史偏重だった私ですが、あるきっかけで中世からナポレオンまでの
西洋史の本読みたくなって河出でその時代に該当する3冊を買っちゃいました。
河出の世界史って評価どうなんでしょうね?
親父からパクった同シリーズの「イスラム世界」は中々だったんで選んだんですが。
464世界@名無史さん:04/03/30 19:23
あっそ。
どうでもいいや。
465456:04/03/30 20:16
>458
そうなんですか。わざわざどうも。(*´Д`*)
>>456
チャールズ・シンガー『技術の歴史 7』筑摩書房
原著の刊行から半世紀近く経ってもいまだ古びない名著だ。
大きめの図書館なら大抵あるはず。
467世界@名無史さん:04/03/31 15:44
>460
457です。ご指摘有難う。その通り。
ちなみにネタ本は何?ぜひ知りたいんでヒントだけでも
教えて。
468Krt:04/03/31 16:46
>467
いや、なんか思わせぶりなことを言ってしまってすまん。
特に詳しい事を知ってるわけじゃないんだ。
だいぶ昔、何かの座の雑談でこの本のことが話題になったとき、
あれは「○○」を下敷きにしてるんじゃないか、と言った人がいて
へぇ、そうなのか、と思った体験があるだけで、肝心の「○○」の部分も、
その真偽もわからないんだよ(苦笑)。

ただ明らかにパックス・ブリタニカの生成を論じた最初の方は
引用ぶりからもわかるとおり(著者も後書きで影響を受けたとしている)
C.W.Cipolla:Guns,Sails & Empires:Pantheon Books:1965
がネタ元(の一つ)だろうと思うけれども。
469456:04/04/03 02:05
>>466
古い本ですね。それもチェックしてみます。どうもありがトン。(*´Д`*)
470世界@名無史さん:04/04/03 11:12
>>464
どうでもいいのにスルーできないとは致傷だな
471世界@名無史さん:04/04/04 13:46
ミステリ小説の笠井潔『サマー・アポカリプス』(創元推理文庫)がおもしろい。
南仏が舞台で、カタリ派とシモーヌ・ヴェイユについて詳しく書かれている。
ただし、冒頭で前作のネタバレをしているので、読む場合は必ず前作の『バイバイ、エンジェル』から読むこと。
472世界@名無史さん:04/04/05 00:40
第二次大戦のドイツ海軍を知りたいなら、カーユス・ベッカー「呪われた海」中央公論社
プロイセンの事なら、セバスティアン・ハフナー「プロイセンの歴史」これはお勧めします。
473世界@名無史さん:04/04/05 20:33
さっき他のスレでも書いたが「よい戦争」スタッズ・ターケル
色んな人の第二次大戦の体験談のオーラルヒストリー(?)には結構引き込まれた。
映像の世紀でもいくつか引用されてるのもあった。
列の後ろの方に、道に倒れて動けなくなったドイツの陸軍中尉がいたんだ。(以下省略)
とか
私たちの仕事は、日本の都市を焼き払うという恐ろしいものだった。(以下省略)
など
474473:04/04/05 20:35
日本語かなりおかしいね。スマソ(´・ω・`)
475世界@名無史さん:04/04/06 00:49
『鉄道旅行の歴史』は、何か、某カルスタ学者も推薦してたな。
未読だけど。
476世界@名無史さん:04/04/06 23:50
>468
お礼に「テクノヘゲモニー」のネタ本の一つを紹介。

デヴィッド・ハウンシェル『アメリカン・システムから大量生産へ 1800〜1932』

アメリカが覇権を取るプロセスは、まんまこれのパクリ。
というか、こっちの本のほうが遥かに優れてるかな。
477Krt:04/04/07 09:21
>>476
どうもありがとう。
詳しいね。
478世界@名無史さん:04/04/08 19:21
第二次世界大戦が良く分かる本を知りませんか?
チャーチル以外でお願いします。
479世界@名無史さん:04/04/16 00:00
ホブズボームの本ってどうなんですか?
たまたま中公新書の『反抗の原初形態』を
探してるのがきっかけで気になってます。

あと、西洋史(出来れば近代)の翻訳モノでいい本、
またはオススメの著者がいたら教えて下さい
480世界@名無史さん     :04/04/19 02:00
クリスチャン・ジャックの太陽の王ラムセスが面白かった
単純に大河小説として楽しめたし展開がスピーディーだし、読みやすい
歴史的検証がどこまで正しいのかは分からんが
あと登場人物の一人書記のアメニのシーンを読むと腹が減るw
(読んだ人は分かると思うが)
481世界@名無史さん:04/04/19 02:00
「書物としての新約聖書」面白かったよ。
482 ◆6hgEmzypp2 :04/04/21 08:59
>>478
リデル・ハート「第二次世界大戦」はどうですか?
ってかないんだよね、日本語の WW2 の(ヨーロッパ戦線の)通史本が。
第一次世界大戦もひどいが、第二次もなんだかな。

>>479
ホブズボームは多作だがある一定のスタンダードを保ち続けているのはすごいと思う。
切り口も頑固なまでにぶれないし。
483世界@名無史さん:04/04/21 16:08
12世紀末から13世紀のイスラム文化史をまとめたもので
お薦めはないでしょうか。

また『12世紀ルネサンス』ではなく、13世紀を対象にした
ものってないでしょうか。
484世界@名無史さん:04/04/21 16:42
>>483
>また『12世紀ルネサンス』ではなく、13世紀を対象にした
ものってないでしょうか。

ファン・ステーンベルヘン「十三世紀革命」
樺山紘一「ゴシック世界の思想像」
485世界@名無史さん:04/04/21 23:50
>ってかないんだよね、日本語の WW2 の(ヨーロッパ戦線の)通史本が。
ほんとそうだよね。
486コリン・タッジ:04/04/22 15:45
「古地図に魅せられた男」
マイルズ・ハーベイ著 島田三蔵訳 文春文庫

地図と歴史というのは切っても切り離せない関係にあります。
では、人類はこれまでどのようにして地図を作ってきたのか?
地図というのは昔は国家機密でした。
地図を盗むことで戦争を有利な展開に持っていくことができたのです。
そこから、今度は「スパイ」というフィルターを通して
歴史を概観する、「スパイの世界史」(海野弘 文藝春秋)を
読むと、さらに多角的に歴史を知ることができると思います。



487世界@名無史さん:04/04/23 00:31
>484
早速のレスありがとうございます。週末に市民図書館で探してみます。
488世界@名無史さん:04/04/25 01:30
ナポレオン三世の「メキシコ遠征」について詳しい本はありませんでしょうか。
メキシコ皇帝マクシミリアンのことについても大きく触れられているものが良いのですが…。
489世界@名無史さん:04/04/25 14:45
>488
小説だったら柘植 久慶の『マクシミリアンの傭兵』というのを読んだことがあります。
しかし、貴殿の知識欲に応えてくれるほどの物ではないでしょうな・・・
小説としてはまあまあだった。(けど著者の評判はあまりよろしくないみたいね)
まあ、参考程度にどぞ
490世界@名無史さん :04/04/27 00:48
あの・・・
ウォーラーステインの本を読んでみたいんですけど
まず何から読めばいいんでしょうか?
一応マルクスやウェーバーはなんとなく(w
抑えているんですがブローデルなんかは全く知りません

個人的には「近代世界システム―1600~1750」
あたりから読んでみようかなと思っているのですが
アドバイスお願いします
491世界@名無史さん:04/04/27 03:56
>490
ポスト・アメリカ
名著。
492世界@名無史さん:04/04/27 11:31
>490

『史的システムとしての資本主義』
I.ウォーラーステイン (著), 川北 稔 単行本 (1997/08) 岩波書店

『知の教科書ウォーラーステイン』 講談社選書メチエ
川北 稔 (編集) 単行本 (2001/09) 講談社

このあたりでどーよ。比較的安いし。
493世界@名無史さん:04/04/27 12:07
>490

『世界資本主義』
岩田弘(著),未来社 1964年

こっちの方がウォーラースティンより格段に優れてる。

あえてウォーラースティンを読む必要があるなら、
やはり『近代世界システムT,U』からだろうな。

494世界@名無史さん:04/04/27 16:44
>490
岩田の方が秀逸かもしれんが・・・
ウォーラーステインなら『史的システムとしての資本主義』か『資本主義世界経済』の方が入りやすいと思うよ。
495第20軍団兵:04/04/29 02:11
『ケルト文明とローマ帝国』

ローマ時代の属州ガリアという内容で、属州からみたローマ帝国の切り口になると思う。
496世界@名無史さん:04/04/30 00:06
>494

ウォーラーステイン入門なら、その2冊が最適だね。
しかし、これらはあくまで導入に過ぎない。この2冊だけ
読んでアウトライン掴んだつもりになるくらいなら
岩田を読むべし。
ウォーラーステインの理論に見るべきところはあまりないし、
むしろ、凡庸ながらも、一貫したパースペクティブで歴史を
叙述し直したところに、奴の真の功績があるといってよい。
なので、導入本を読んで更にその先に進むつもりなら494の2冊でOK。
理論のエッセンスだけを掴むなら、断然岩田。
497世界@名無史さん:04/04/30 00:14
ナチスドイツの歴史でおもしろい本ないですか?
わが闘争以外でお願いします。
なるべく普通に買える本がいいです。
『ヒトラー・ユーゲント 青年運動から戦争組織へ』平井正 中公新書
入門書で大抵の読者が想定できる内容と構成であるが、
「ヒトラー・ユーゲント」について詳しくなければ
第4章における一節 「ヒトラー・ユーゲント」の対外活動
第5章における一節 ユーゲントの反抗
が新鮮に感じられる。前者は戦争勃発前の活動について記述し、
後については簡潔。後者は本書だけでは心性にはせまれないが
参考文献(『エーデルヴァイス海賊団 ナチズム下の反抗少年グループ』
など)を読み解けば分かってくるのではないかと思わせ入門書の
作りとしてはよいが、それを打ち消すかのような結論が簡潔すぎる。
「彼らはなぜ最後までこれほど勇敢に戦ったのだろうか。「少年」兵
に過ぎない彼らには「戦闘」と「戦争」は別だということが理解でき
なかったからであろう。子供だからこそ、「闘う」という作業に、一途
に没頭したのだと言える(第5章)」
少年兵一般に当てはまる結論で「ユーゲント」から導かれるものではなく、
「ナチズム」との関係も見えにくいが、入門書なので仕方がない。
「ユーゲントの反抗」に関していえば『エーデルヴァイス海賊団』を
読んだ方がはやいのかもしれない(ちなみに私はまだ未読)。
499世界@名無史さん:04/06/01 20:35
ギリシアの文化とかについて知りたいのですが、初心者でも読めるおすすめの本を教えてください。
500世界@名無史さん:04/06/02 16:01
岩波文庫「オデュッセウスの世界」
501世界@名無史さん:04/06/03 00:46
H・Gウェルズ『世界史概観』(岩波新書)って読んだ人います?
どんな内容でしょうか?
502世界@名無史さん:04/06/03 01:10
>>499
ロバート・モアコット/桜井万里子 『古代ギリシア』 河出書房新社
図説だが概観を知るにはいい。
太田秀通 『東地中海世界/古代におけるオリエントとギリシア』 岩波書店
歴史学研究会 (編) 『多元的世界の展開 地中海世界史』 青木書店
手島兼輔 『海の文明ギリシア/「知」の交差点としてのエーゲ海』 講談社
あたりも初級本としてはアリ。
あとは本村凌二とか周藤芳幸、伊藤正、村川堅太郎の著作でも読んどくといい。
変わったところでは
アンドリュー ドルビー 『古代ギリシア・ローマの料理とレシピ』 丸善
なんてのも。
503世界@名無史さん:04/06/03 19:50
中央公論の新版はいつ文庫になるのでしょうか?
ハードカバーでは高くて買えませぬ
504偏差値58:04/06/04 13:39
受験勉強にも役立つ
お勧めの本教えてください
505世界@名無史さん:04/06/19 22:13

506世界@名無史さん:04/06/19 22:51
この前ぶらっと本屋を歩いていたら、
『世界の神々の事典』(松村一男著・学研)という本を見つけた。
世界中の神話・伝承などを古代の民族系統なども交えて
かいつまんで説明してくれてるのでなかなか便利。
507世界@名無史さん:04/06/20 03:18
東洋史だが
武田雅哉著『よいこの文化大革命』廣済堂出版
は古代史専攻の俺でも楽しめた。

当時の子供向けプロパガンダ雑誌などの絵をふんだんに載せており、
文革の一面をおもしろおかしく紹介してる。
専著や論文の合間に読むことをお勧めする。

なんか武田センセのまわし者みたいだな・・・
508世界@名無史さん:04/06/20 10:44
中世ヨーロッパの攻城兵器について詳しく書かれている本とかありませんか?

戦略戦術兵器事典5 ヨーロッパ城郭編 が絶版で手に入らないので
これに近い内容で比較的手に入れやすい本がいいです。
509世界@名無史さん:04/06/25 20:33
六韜の解説書で良いのご存知の方いませんか?
できれば初心者でも理解出来そうなのがいいのですが。

よろしくお願いします。m(__)m
510世界@名無史さん:04/07/11 21:47
ageとこ
511世界@名無史さん:04/07/11 23:58
なんかお勧めの西洋歴史小説ってあります?

マッキンタイア『太陽の王と月の妖獣』早川文庫SF
読んでから歴史物にはまったんですが。
512世界@名無史さん:04/07/12 07:16
>>511
その小説をよんだことがないからわからんのだが、題名から察するに
ルイ14世の話?もしそうなら、お奨めはその父親ルイ13世治世期を
舞台にしたデュマの「三銃士」。これがおもしろいと思ったら次は
佐藤賢一の「二人のガスコン」から彼のフランスものを攻めていけば
いいのではないかな。
513世界@名無史さん:04/07/12 07:55
貝塚茂樹著「中国の歴史:上・中・下」(岩波新書)
通史を漏れなくコンパクトに踏まえ、また時代のハイライトとなる故事・逸話や人物伝を巧みに織り込み、読み易くしかも飽きがこない。
中高生が受験参考用に買って、大人になっても読み物として、長く手元に置いておけるような本。
514世界@名無史さん:04/07/12 10:51
>>509
ここ見て、1999年の発行だけどたぶん入手可能と思う
515世界@名無史さん:04/07/12 19:15
>>513
宮崎市貞の『中国史上下』とどちらがよいですか
516※幻の名著初の邦訳刊行なる!:04/07/12 19:34
☆ラルフ・タウンゼント著◆田中秀雄&先田賢紀智・訳

《暗黒大陸 中国の真実》芙蓉書房より遂に刊行!!

[戦前の日本の行動を敢然と弁護し続け、真珠湾攻撃後には、
反米活動の罪で投獄されたアメリカ人外交官がいた!
元上海・福州副領事が赤裸々に描いた中国の真実]

もう一つ、カール・K・カワカミ著「シナ大陸の真実」(展転社刊)も、
教科書が教えない真実を書いてある。
517世界@名無史さん:04/07/13 12:14
16世紀初頭くらいのドイツ、とくにプラハの辺りを知る為の本を
ご存知ありませんか?
物語なんかだと、なおさら良いのですが。
資料でも、原書でなければ大丈夫です。
できれば、周辺のヨーロッパ地域も含めてくれるともっと良いです。
518おぎまる ◆JJi5gOTcvk :04/07/13 23:49
>509
六韜の初心者向け訳書には次のようなものが有ります。
村山孚訳『孫子・呉子・六韜・三略・尉繚子・李衛公問対』
徳間書店
守屋洋訳『六韜』

>515
宮崎氏のものはどちらかといえば中国史の構造と言うか骨組みを
描いたもので、玄人好みの名著です。貝塚氏の本は通史的に
わかりやすく時系列を追って書いて有ります。一般人向けの
名著といえるのではないでしょうか。
どちらも学界で評価の高い本で、優劣付けがたい本だと思いますよ。
519世界@名無史さん:04/07/26 18:32
age
520世界@名無史さん:04/08/21 18:40
age
521世界@名無史さん:04/08/26 00:15
フィンランドの歴史を扱った良書はありますか?
>>521
百瀬宏、熊野聡、村井誠人編『新版世界各国史21 北欧史』山川出版社
フィンランドの記述量は少なく、大公国時代以降がほとんどですが、
無難な内容です。

百瀬宏・村井誠人監修『読んで旅する世界の歴史と文化 北欧』新潮社
歴史書ではなく、政治・音楽・文学・美術・建築・音楽・映画・科学・
生活・風俗・そして歴史などのテーマごとに紹介しています。テーマごと
なので、どこから読むことも可能ですが、国ごとではありません。巻末に、
北欧の人物事典として150人紹介されています。また、「北欧を知る本」と
して参考図書を紹介しています。

武田龍夫『北欧を知るための43章』明石書店
歴史書ではなく、北欧の紹介になっています。国別になっていますので、
フィンランド部分のみを抜き出して読むのは簡単です。

マッティ・クリンゲ『フィンランド小史 改訂』フィンランド大使館
読んだことないです。
523世界@名無史さん:04/08/27 19:04
>>522
どうもありがとう。
フィンランド小史というのを取り寄せて呼んでみま。
524世界@名無史さん:04/09/16 01:36:21

525世界@名無史さん:04/09/21 00:32:54
皆さんは、ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』は読まれましたか?
あれは世界史的にはどうなんでしょう?
526世界@名無史さん:04/09/21 02:55:52
>>525
読んでない
よって答えることはできないヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ( ゚∀゚)ノ アヒャ
527世界@名無史さん:04/09/21 22:31:40
イスラム世界とキリスト教世界の交流について触れた、面白い本はありませんか?
528世界@名無史さん:04/09/21 23:22:13
529世界@名無史さん:04/09/23 20:18:30
>>35
ハングル板の本棚が落ちています。

朝鮮史のお薦めありますか?
530d○メ○b 大川周明:04/09/25 00:39:32
我が名著《米英東亜侵略史》は、古本屋をまめに捜せば千円以下で手に入る。
ただし、今の若者が読むには苦労するのではないか…。
過去に《正義の枢軸》第一部、第二部に時々書き下し文を載せていたから、
知っている者もいるはずだが…。

(☆)[米]\d○メ○b 大川周明
531ごごちゃ:04/10/10 12:51:55
東洋史を専攻していない人でも、詳しく勉強できる中国史の本を
ご存知でしたらお教えいただきたいのですが…
よろしくお願いします。
532世界@名無史さん:04/10/10 13:24:05
それは通史を、ということか?
それとも特定の時期や事件などについてなの?
533ごごちゃ:04/10/10 16:49:37
すみませんド素人な質問で(>_<)通史が希望です。
唐以降、国の興亡が多いところなど、事件、制度、文化、民族など
いろいろありすぎて困ってます。
534世界@名無史さん:04/10/10 18:50:17
まずは陳舜臣の中国五千年なんてどうよ。
535ごごちゃ:04/10/11 06:55:28
世界@名無史さん、ありがとうございます。
今日、本屋さんへ行って見てみます。
536世界@名無史さん:04/10/11 13:29:22
>>535
とりあえずこのスレ最初から読んでからにしても遅くないぜ。
ほかにもいくつか並んでるし
537例の170 ◆vBOFA0jTOg :04/10/11 22:35:42
>>533
通史ならここの方がいいかも。

各社の『世界の歴史』シリーズ@世界史
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1061375498/
538世界@名無史さん:04/10/16 11:04:26
「邪馬台国はどこですか」
創元推理文庫。鯨統一郎著。
イエスの真実が書かれている。息抜きにどうぞ。
539世界@名無史さん:04/11/29 08:53:05
  、、、、
 ミ・д・ミ<ほっしゅ
  """"
540世界@名無史さん:04/12/02 15:36:21
「歴史の研究」
541世界@名無史さん:04/12/18 12:46:52
age
542世界@名無史さん:04/12/21 02:10:23
age
543世界@名無史さん:04/12/21 16:29:11
黒澤隆文
近代スイス経済の形成 : 地域主権と高ライン地域の産業革命
京都大学学術出版会 2002年
544:世界@名無史さん :04/12/22 00:50:26
帝国についてのおすすめは?
545世界@名無史さん:04/12/22 00:52:14

レーニン
帝国主義論
岩波文庫
546世界@名無史さん:04/12/22 17:45:57
ひそかな便利本。

「詳説世界史研究」 山川出版社

章によって、出来にかなりムラがあるのが気になるけど
索引もついてるので「あれって何だっけ?」って時に便利。
受験生時代から愛用中 下がってるのでage
547世界@名無史さん:04/12/22 17:47:41
ひそかな便利本。

「詳説日本史研究」 山川出版社

章によって、出来にかなりムラがあるのが気になるけど
索引もついてるので「あれって何だっけ?」って時に便利。
受験生時代から愛用中 下がってるのでage
548546:04/12/22 17:57:02
あれ? 二重投稿になってる。ごめんなさい(汗)
549世界@名無史さん:04/12/23 07:38:47
よく見ろ。二重投稿になってないぞw
550世界@名無史さん:05/01/05 23:23:47
Amazon.co.jp 世界史本トップ100 へのリンクはこちら
http://qrl.jp/?166105
551世界@名無史さん:05/01/09 22:14:13
 既に絶版となっている、「図説都市の歴史シリーズ」という本があります。東京書籍から1991年頃に出版されたシリーズもので、
鳥瞰図のイラストで、時代ごとの都市の変遷を追ってゆくものです。全部で次の本が出ています。
地中海沿岸の都市バルミ 紀元前4世紀から現代までの変遷史
中米ユカタン半島の都市サンラファエル 紀元前3世紀から現代までの変遷史
北アフリカのイスラム都市ウム・エル・マダヤン 旧石器時代から現代までの変遷史
北海に面した港町レベック 紀元前10世紀から現代までの変遷史

このうち、例えば地中海都市バルミの目次は次のようになっています。
1 最初の農民たち(紀元前4世紀)
2 ローマ軍の野営地(紀元前2世紀)
3 ローマ帝国が築いた町(2世紀)
4 外敵の侵入(6世紀)
5 封建時代(11世紀後半)
6 中世の都市(13世紀中葉)
7 商業の発達(15世紀中葉)
8 ルネサンスの都市(16世紀初頭)
9 城塞都市(17世紀中葉)
10 啓蒙主義と産業(18世紀中葉)
11 蒸気機関の時代(19世紀中葉)
12 郊外への拡大(20世紀初頭)
13 近代的な都市(20世紀中葉)
14 未来に向かって(20世紀後半)

全て同じ角度から、標高200メートルくらいの空中から数キロ四方の町を俯瞰する図となっています。既に絶版になってしまっているため、
入手は難しいかも知れませんが、非常に面白い本です。機会があったら、是非入手することをお薦めします。
ところで、この本を見ていて思うのは、何故、中国やインド、ペルシャで同じような本が作れないのだろうか、という点です。
特にペルシャは、古代についての都市の情報が皆無に近いため、こうした書籍を作るのは難しいのはわかっているのですが、
それにしても残念です。中国については、最近遺物の発掘も進んできているので、いづれは、このような本を作成することも
可能なのではないでしょうか。そのような本が登場する日を夢見ています。
552世界@名無史さん:05/01/09 23:22:05
スティーブンプレスフィールド氏の「炎の門」がオススメです。第二次ペルシア戦争時のスパルタを奴隷の視点から描いた歴史小説で、非常におもしろいです。
553世界@名無史さん:05/01/09 23:25:21
山川出版「世界史小辞典」

マジお勧め、今でも愛用。
554世界@名無史さん:05/02/06 20:16:30 0
フス戦争について書かれた本ないですか?
555世界@名無史さん:05/02/13 17:13:56 0
>>554
かわいそうだからあげるよw
556世界@名無史さん:05/02/13 17:16:15 0
「詳説世界史(日本史)研究」って教員用の指導書?
それとも学生用の参考書(教科書ガイド)?
557世界@名無史さん:05/02/13 17:17:40 0
角川の「日本史辞典」に相当するサイズの世界史辞典ってない?
558世界@名無史さん:05/02/13 18:26:32 0
>557
角川世界史辞典
559世界@名無史さん:05/02/18 21:19:14 0
中公の旧『世界の歴史』が評判良いようですな
ところで、このシリーズってどの巻も良質なのですか?
560世界@名無史さん:05/02/21 22:35:37 0
世界史が学べる洋書でお勧めありますか?
ふつつかもんですがお知恵を拝借させてくらはい(__)
561560:05/02/21 22:36:54 0
あ、教科書みたいのがきぼうでつ
562勇者トンヌラ ◆CSZ6G0yP9Q :05/02/21 22:42:46 0
遅レスですが。
>>158
1巻の筆者から推測するに、文藝春秋も本腰を入れていると思います。
私は7巻の『中世の光と影』しか読んでいないのですが、基本的な時代の流れは
しっかりと抑えつつ、筆者の独自の考えも読めて、なかなか贅沢だと思いました。
岩波全書の西洋中世世界シリーズと併せてオススメです。
563世界@名無史さん:05/02/22 06:47:08 0
>>560
とりあえずマルチはやめた方が良いよ。
564世界@名無史さん:05/02/23 18:55:34 0
このスレでも勧められていた……、と思って検索したら見当たらなかったけど、
モンタネッリのローマの歴史が面白かった。
まあ、面白いだけで、そこから教訓を引き出して処世訓にするなんてことはできないかもしれないが。
565世界@名無史さん:05/03/05 14:13:20 O
処世訓・・・
人生に、生活に、役立たないってか
566世界@名無史さん:05/03/05 15:43:25 0
最大の処世訓は、処世訓にたよらず生きることである
567世界@名無史さん:2005/03/26(土) 01:50:19 0
あ ど い 横 そ こ こ 六 こ 長 短 偉  よ 故
っ う  や 山 う と  と 〇 の 所 所 大  り 人
た か 千 は い で は 巻 長 が も  さ 横  と
  の 年 百 う は 凡 も  大 そ 多 が 山 な
  風 に 年 意 な 人 執 な れ か わ 光 っ
  雲 一 に 味 い に 筆 物 に っ か  輝 て
  児 人 一 で   で  す  語 勝 た っ の み
  で 出 人 は   き  る を  っ  が た    て
    る         る       た
    か
    o ┣┯┫  ジャーン
   (゙ヽ―◎┃     ジャーン
   /> .┃  ┃   ジャーン…
568世界@名無史さん:2005/03/26(土) 21:13:48 O
>>567
俺も、この漫画から歴史に興味を持ち出した。
569世界@名無史さん:2005/03/28(月) 14:26:16 0
近現代の世界史でいい本ってある?
水村光男の「なぜ?がわかる激動の世界現代史」
のような、本当に近現代だけに焦点を絞った良書。
570世界@名無史さん:2005/04/06(水) 13:02:41 0
>>569
近現代「だけに焦点を絞った」ってのがよく分からないんだが、一冊で近現代「全部」を
扱うような本ってことかな?
ポール ケネディの「大国の興亡」みたいな
571世界@名無史さん:2005/04/18(月) 10:09:00 0
歴史について一から勉強したいと思っています。 
日韓問題・日中問題など、正直ちんぷんかんぷんです。
偏った思想の本ではなく、事実に忠実で基本から学べる本を探しています。
何かお勧めありませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
572世界@名無史さん:2005/04/18(月) 10:32:23 O
佐藤賢一や藤本ひとみの作品はどうですか?
573世界@名無史さん:2005/04/18(月) 10:44:37 0
>>572
> 佐藤賢一や藤本ひとみの作品はどうですか?

佐藤賢一贔屓の私が、藤本某と一緒にされたことで悲しみつつスレ紹介。

http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1063626312/
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1025274303/
574世界@名無史さん:2005/04/18(月) 19:02:22 0
最近完全版が出た「紫禁城の黄昏」、
俺、岩波版しか読んでないんだけど、いちお読んどいたほうがいいかね。

岩波が削ったところは、ただの右翼パートだから読まなくてもいいという話もあるが。
575世界@名無史さん:2005/04/19(火) 23:27:44 0
でも削られたり抄訳だったりするとそこがめちゃくちゃ気にならないか
576世界@名無史さん:2005/04/19(火) 23:31:59 0
>>572
藤本
少女小説(コバルトとか)が好きだというならこちらがあう
青年漫画がすき、なら佐藤があう。
もともと佐藤さんは史学科の人だし歴史的描写にも信用が置ける
いうても小説ですがね。
藤本ひとみってほとんどフランス革命からナポレオン辺りで書いてるけど
佐藤賢一は割りといろんな時代について書いてます。
577世界@名無史さん:2005/04/25(月) 22:54:47 0
産業革命〜一次世界大戦の情勢を客観的に書いてる本はないでしょうか
578世界@名無史さん:2005/05/05(木) 09:07:50 0
大室 幹雄はどうですかいのう
579世界@名無史さん:2005/05/08(日) 20:15:19 0
単純に読んで面白かったから紹介する。
『狂女王フアナ』 西川和子著
とにかく読みやすかった。厨房ぐらいでも平気そう。
どちらかというと歴史というよりはある一人の女性に対する著者の思い入れが印象深い一品だが。
580世界@名無史さん:2005/05/09(月) 01:29:34 0

「国民の歴史」たしか歴史の教科書を考える会
「かくて昭和史は甦る」これは渡部昇一
これを読んだら、日本人見る目変わります。
そしていかに連合国が日本人に自虐感を与えてきたか、よくわかる。
581世界@名無史さん:2005/05/09(月) 02:07:45 0
>>580
ここは世界史スレ
582世界@名無史さん:2005/05/10(火) 23:46:50 0
>574
買う価値なし。
渡部昇一がこの訳本を推奨する理由は
「満洲は日本のものだと書いてあるから」だよ。
純粋に自らの政治的主張と同一だから出版した模様で、
更に自分を学界から葬り去った憎い奴がいる岩波を叩ける
から大喜びで出したみたい。
583世界@名無史さん:2005/05/11(水) 16:03:49 0
>>582
渡部昇一なんか関係なくて、
勝手に削られた部分が収録されてるところに価値があるのでは?
584世界@名無史さん:2005/05/23(月) 05:12:30 0
585世界@名無史さん:2005/05/23(月) 05:28:25 0
おまいら、ポール・リクール読め。
昨日の新聞に亡くなったってでてたな。
心からお悔やみ申し上げますm(_ _)m
586世界@名無史さん:2005/05/23(月) 08:10:42 0
>>582 買う価値がないかどうかは各人が買って読んでみてから判断すべし。
587世界@名無史さん:2005/05/23(月) 17:23:57 0
左翼的傾向の本は読む必要があって、右翼的傾向の本は読む必要がないというのは
理解できん。何事もバランスではなかろうか?
588世界@名無史さん:2005/05/24(火) 02:03:46 0
いやいや、前のを読んでたら、ってことでない?

岩波が意図的に抜いてた一章分(だっけ?)読む為だけにあの値段じゃ、いくらなんでも高いよ。
広く世間に知らしむべしって思うならもうちょっと、価格とか考えてもいいんじゃない。

どっかの自由主義史観グループが出してた教科書関係の冊子かなんかは300円位で出してて偉いと思った
書店流通のでないけどね。
589世界@名無史さん:2005/06/11(土) 00:28:24 0
悪評もOK
590世界@名無史さん:2005/06/17(金) 23:45:04 0
明石書店がまたアフガニスタン史の本出したね

ttp://www.hanmoto.com/bd/ISBN4-7503-2070-6.html
ヴィレム・フォーヘルサング:著  前田耕作+山内 和也:監訳 
『世界歴史叢書 アフガニスタンの歴史と文化』
明石書店 2005年04月 688ページ 7,800円

数年前にも マーティン・ユアンズ 『アフガニスタンの歴史』 ていうのを
出したばっかりなのに不思議な出版社だ。

前のやつ2冊(河出+明石)は近現代史が中心だった。
当時の需要を考えると妥当なところと納得しているが、古代・中世史が
手薄で物足りなかったが、今回はかなり詳しい。

とはいえあまりに厚い・高いので、まだ買ってないけど・・・。
591世界@名無史さん:2005/06/22(水) 00:24:09 0
11世紀初頭〜13世紀中ごろの地中海貿易について
少しでも取り扱ってる本があったら教えてください。
できるだけ多くの本を当たりたいのでバシバシお願いします。
592世界@名無史さん:2005/06/26(日) 10:22:08 O
青池保子
593世界@名無史さん:2005/06/26(日) 11:53:41 0
↑ アルカサル -王城- ?
594世界@名無史さん:2005/06/26(日) 17:01:56 0
『青きドナウの乱痴気』、これ良書
595世界@名無史さん:2005/06/27(月) 13:52:08 0
長谷川如是閑『倫敦!倫敦?』 
596世界@名無史さん:2005/06/27(月) 15:20:14 0
『赤い盾』
597世界@名無史さん:2005/06/28(火) 11:32:36 0
古代から中世にかけての交易史について、詳しく書かれた良書などありますでしょうか?
その文化や風俗、技術の伝播具合に興味があります。
交易を担っていた民族(ソグド人など)について詳しい記述があればなお良いのですが。
お願いいたします。
598世界@名無史さん:2005/07/06(水) 19:34:16 0
十八〜十九世紀の英国或いは西欧諸国で、古城に暮らしていた貴族
(いわゆるゴシック・リバイバル)の生活様式について書かれた本を探しています。
難しければその時代の建築、都市部の貴族層の生活、と別々の書籍でもかまいません。
マイナーなジャンルらしくさっぱりお目にかかれないので宜しくお願いします。
ちなみに和書しか読めません…。
599598:2005/07/12(火) 20:52:06 0
見つかりました。スレストっぽくて申し訳無いです。
600世界@名無史さん:2005/07/14(木) 21:20:05 0
600冊目読了!
601世界@名無史さん:2005/07/20(水) 07:49:47 0
AGE
602世界@名無史さん:2005/07/22(金) 17:16:16 0
わがままでしょうが、古代?ヨーロッパ史が分かりやすい本はないでしょうか?
4大文明 キリスト教 ローマ 地中海文明 など興味があるモノを個別に読んでいた為、
一通り分かるような本で頭の中を整理したいなと思いまして。
漫画でも全然構いません。おおよその流れが分かるようなもので。では。
603世界@名無史さん:2005/07/22(金) 17:48:06 0
つ 山川「世界史B」
604602:2005/07/22(金) 18:08:54 0
>>603
ありがとうございます。高校の参考書ですね。本屋で見てみます。
605世界@名無史さん:2005/07/23(土) 09:26:44 0
オスマントルコ帝国のウィーン包囲そしてクリミア戦争について書かれた本はありませんでしょうか?
オスマン帝国史に最近興味がありこの二つの戦いについて知りたいと思いまして。
お願いします。
606世界@名無史さん:2005/07/23(土) 19:11:50 0
>>604
教科書だよ
607Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/07/24(日) 01:20:37 0
>>605
ウィーン包囲に関してのみだが。

「オスマンvs.ヨーロッパ―〈トルコの脅威〉とは何だったのか」 1680円
講談社選書メチエ  新井 政美 (著)

というのが手ごろでいいと思う。
608世界@名無史さん:2005/08/01(月) 00:36:45 0
>>598
ゴシック・リバイバルといっても、中世の城に住むことがブームになったわけ
ではない。
609世界@名無史さん:2005/08/01(月) 23:44:31 0
AGE
610世界@名無史さん:2005/08/01(月) 23:49:49 0
北村稔チャンの新刊、どうよ
611世界@名無史さん:2005/08/04(木) 04:14:57 0
世界史をざっとおさらいしたいのですが
ウェルズ『世界史概観』はこの目的に適した本でしょうか?
612世界@名無史さん:2005/08/04(木) 06:20:26 0
つ 山川「世界史B」
613世界@名無史さん:2005/08/04(木) 08:29:45 0
教科書はつまらない
614世界@名無史さん:2005/08/04(木) 09:31:58 0
AGE
615世界@名無史さん:2005/08/04(木) 10:26:54 0
ウェルズ、バーナードショウ、ラッセルみんなスターリン主義に
利用されていたからサヨ教師が好きで生徒に読ませたがった。
616世界@名無史さん:2005/08/04(木) 11:13:28 0
>>615
それを敢えて今読んで、そのイタさを楽しむのが通。
617世界@名無史さん:2005/08/04(木) 12:25:51 0
>610
コピペ
世界@名無史さん :2005/07/16(土) 14:33:49 0
北村稔著「中国は社会主義で幸せになったか」PHP新書、2005年8月3日
蒋介石のままでも、中国は日本に勝っただろうし、三民主義なのだから
今頃民主主義国になっていただろう。
現在の中華人民共和国は「社会主義の衣を着た封建王朝」
中国は古代から続く搾取社会から抜け出せない。とおっしゃる。
あまりまとも過ぎて中国歴史学者らしくない。


618世界@名無史さん:2005/08/05(金) 06:25:22 0
AGE
619世界@名無史さん:2005/08/05(金) 17:07:58 O
オスマントルコのおもしろい本ありますか?
620世界@名無史さん:2005/08/06(土) 11:07:57 0
>>616
>蒋介石のままでも、中国は日本に勝っただろうし

ここだけ読者の願望入ってるよ。
この本にそういうくだりはない。
621世界@名無史さん:2005/08/06(土) 11:08:47 0
>>616
何処のスレからのコピペよ?
622世界@名無史さん:2005/08/06(土) 11:09:48 0
617だった。失敬
623世界@名無史さん:2005/08/06(土) 20:49:35 0
AGE
624世界@名無史さん:2005/08/06(土) 23:10:09 0
>>621

ここから?
★中華民国期の革命勢力★
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1016898626/l50

625世界@名無史さん:2005/08/07(日) 00:37:17 0
へ〜   ふう
626世界@名無史さん:2005/08/07(日) 09:26:28 0
AGE
627世界@名無史さん:2005/08/08(月) 17:44:43 0
選書775 日本史・世界史 同時代比較年表 そのとき地球の裏側で 朝日選書 (775)
楠木 誠一郎 (著)






この本どうですか?
アマゾンで「世界史」で検索すると一番上に出てくるの
628世界@名無史さん:2005/08/09(火) 07:03:24 0
AGE
629世界@名無史さん:2005/08/14(日) 06:18:24 0
AGE
630世界@名無史さん:2005/08/14(日) 10:08:55 0
AGEって本は人気だなw
631世界@名無史さん:2005/08/15(月) 19:10:50 0
AGE
632世界@名無史さん:2005/08/15(月) 20:11:09 0
Quo te agam?
633世界@名無史さん:2005/08/16(火) 02:20:11 0
このスレのまとめサイト誰か作ってくれ

時代ごとに分けてスレに書いてあるコメント付で
634世界@名無史さん:2005/08/16(火) 06:38:09 0
おまいがやれ
635世界@名無史さん:2005/08/16(火) 08:53:47 0
>>633
ガンバレ!!
636世界@名無史さん:2005/08/20(土) 00:22:14 0
>>611
「世界史概観」は哲学の本だったような気がする
637世界@名無史さん:2005/08/20(土) 10:24:40 0
AGE
638世界@名無史さん:2005/08/22(月) 22:52:42 0
図解雑学 世界の歴史 図解雑学シリーズ
岡田功 ナツメ社



この本はどうでっか?
639世界@名無史さん:2005/08/23(火) 08:28:57 0
>>638
参考書として読むなら吉。
学術書として読むなら凶。
玄人にはお薦めしない。
640世界@名無史さん:2005/08/23(火) 09:28:14 0
まあ雑学とあるからな
641世界@名無史さん:2005/08/23(火) 11:08:17 0
642世界@名無史さん:2005/08/23(火) 12:45:17 0
「マキアヴェッリ語録」
643世界@名無史さん:2005/08/23(火) 14:32:10 0
マキャヴェッリ「俺そんなこと言ってねーよ」
644世界@名無史さん:2005/08/23(火) 16:32:49 0
『チン・マンゲの生涯』
645世界@名無史さん:2005/08/23(火) 16:52:58 0
>>638-639
--------------------------------------------------------------------------
191 名前:あやめ ◆C0.O2CxIMg 投稿日:2005/08/09(火) 14:22:16 0
『図解雑学水滸伝』(ナツメ社刊)がゲーム本みたいな外見なので、
あまり期待しないで覗いてみたら意外とちゃんとした中身でした。
李卓吾を騙って批評本をでっち上げた葉昼の実像などは初めて知りました。

192 名前:世界@名無史さん 投稿日:2005/08/09(火) 15:04:20 0
>191
あの本の著者の一人である小松謙さんは、ものすごく面白い論文を書かれる方ですよ。
『中国歴史小説研究』という本は、「史実→歴史書→歴史小説」というプロセスを経て、
「歴史」が社会にどのように受容されていったかということを、詳細に解説する名著だと
思います。もし興味がおありでしたら是非読んでみて欲しいです。

ちなみに、李卓吾評とその偽作者とされる葉昼については、佐藤錬太郎氏の
「李卓吾評『忠義水滸伝』について」(東方学71所収)という論文がありますよ。

193 名前:世界@名無史さん 投稿日:2005/08/09(火) 20:51:45 0
>191
図解雑学シリーズは『三国志』『水滸伝』『戦国史』『孫子の兵法』の
4冊しかまだ読んだことが無いけど、どれも質が高くてビビったッス。

最近は専らサブカル一辺倒で、歴史系は往時よりだいぶ手薄になった感のある
講談社現代新書や、倒産して読売に吸収されてから(ナベツネの反教養主義が
伝染したのか)ラインナップが馬鹿っぽくなって久しい中公新書、左翼から教養
主義を抜いたらただウザいだけということを身をもって示した岩波新書などの、
大手出版社の醜態に比べると、ナツメ社の意外な健闘ぶりは特筆に価すると
思いますが、如何。弱小出版社なのに偉い。こういう、中身で勝負する出版社
が報われるようになってほしいッス。
646世界@名無史さん:2005/08/23(火) 16:53:38 0
194 名前:世界@名無史さん 投稿日:2005/08/09(火) 21:11:31 0
昔は新書レーベルでも学術書並みの深い論考とかありましたからねー。
ちょっと昔の中公新書なんかは名著の宝庫だと思います。
最近では大修館のあじあブックスとかは面白いですが、
あそこは元々専門書寄りですし。そういう意味では、完全に
実用書系だったナツメ社の質の高さは確かに凄いですよね。

195 名前:あやめ ◆C0.O2CxIMg 投稿日:2005/08/09(火) 21:29:33 0
パソコン始めたころはナツメ社の本にはだいぶ助けられました。

197 名前:世界@名無史さん 投稿日:2005/08/09(火) 23:09:01 0
図解雑学シリーズも、最初のうちは凡百の駄本とそう変わらない出来だったような。
それが、ここ4,5年で急に質が良くなった。相当目の利く編集者でも雇ったんかな。
(逆に、非学術系だと宝島社なんかは、ここ数年で質が相当劣化していってる。)

講談社は学術文庫が頑張ってるから良しとして、岩波と中公は本当に勿体無いな。
岩波は破産寸前になってやっとこ自分の生きる道(学術系)を再確認したようだけど、
中公はナベツネが死なない限り元に戻らんだろうなぁ。折角の名著の数々が……。
--------------------------------------------------------------------------
647フューラー:2005/08/23(火) 16:58:23 O
ディックの『高い城の男』

アメリカの東西を、大日本帝国とナチスドイツ分割占領する、お話し。
648世界@名無史さん:2005/08/24(水) 01:29:53 0
中国の歴代史書って翻訳されないのかな
649世界@名無史さん:2005/08/24(水) 10:05:21 0
>>648
ちくまから訳されてるのあるね
でも、隋書とか宋書みたいなちょっと人気なさそうなところは・・・
650世界@名無史さん:2005/08/25(木) 13:29:41 0
第一次世界大戦について何か手頃な本はありますでしょうか?
いろいろ検索したのですが絶版が多くて・・・
政治の流れだけでなく戦術や兵器についても詳しい本があれば
教えてください。
651世界@名無史さん:2005/08/25(木) 13:51:52 0
>>650
軍事板に行きなさい
652世界@名無史さん:2005/08/25(木) 15:28:17 0
>>630
帝国軍人教育会の「震天動地世界大戦史」全二巻はけっこうおすすめだが、当然絶版。
なんせ1巻はまだ大戦終結前の刊行で、「ドイツの敗戦で終わると思う」って調子だもんなw
653世界@名無史さん:2005/08/25(木) 15:28:47 0
>>650のまちがい
654世界@名無史さん:2005/08/25(木) 16:01:34 0
>>648
中華書局から全部刊行されている。
しかも安い!
1冊およそ700円。
宋史40冊でも3万円弱。

中国書籍専門店でないと買えないのが問題点なのだけど。
655世界@名無史さん:2005/08/25(木) 16:02:57 0
え?翻訳? あ、そ。
だけど白文は読み慣れれば苦にならないけど・・・
656世界@名無史さん:2005/08/25(木) 17:19:18 0
>>654
縮刷版ってどうなの? 値段的には通常のやつよりお得
(二十四史全部で8〜10万くらい)だけど。
字の大きさとか問題ないのかな。
657世界@名無史さん:2005/08/25(木) 20:22:04 0
『史記』『漢書』『後漢書』『三国志』は翻訳されているような。
658世界@名無史さん:2005/08/25(木) 21:05:27 0
そろそろいい加減、汲古か岩波で晋書の邦訳を出して欲しい。できれば斠注込みで。
執筆者は、川本芳昭・中村圭爾・関尾史郎・三崎良章・葭森健介あたりの諸氏を希望。
659世界@名無史さん:2005/08/25(木) 21:26:34 0
世界史に限らず岩波とか文庫でもっと出してくれ。

憲法うんぬん、とかの本ばっかだしてないで
660世界@名無史さん:2005/08/25(木) 21:50:49 0
>>658
>執筆者は、川本芳昭・中村圭爾・関尾史郎・三崎良章・葭森健介あたりの諸氏を希望。

第一線の研究者を選びすぎ! 第一、川本さんは講談社の新版書き上げたばっかだろうがぁ。
661648:2005/08/25(木) 22:21:50 0
原文は学と時間がない俺には読むのに一生かかってしまう
誰か汲古でも岩波でもどこでも良いので偉くなって翻訳本を出すよう働きかけてくれ
662世界@名無史さん:2005/08/25(木) 22:29:40 0
>>661

655様がやってくれるさ
663世界@名無史さん:2005/08/26(金) 23:00:13 0
>>661
全部読むなんて無理だろう。日本語でもきついし。
必要なところだけ選択して読んでいかないと。
664世界@名無史さん:2005/08/27(土) 03:57:02 0
つーか、中国正史のみならず、世界の古典で民間が出版しない物は「翻訳局」を
設置して国が普及させるべきだ。参加したい企業があれば提携して。
文化事業が貧弱すぎる。



あと、古代の陵「墓」も学術調査が全面的に可能になるように汁。
665世界@名無史さん:2005/08/27(土) 05:15:59 0
>>664
一大翻訳プロジェクトをブチ上げれば、アカポス不足解消にもなるしな。
国も株転がしばっか優遇してないで、「知の公共事業」にも取り組んでくれなきゃ。
666世界@名無史さん:2005/08/27(土) 11:04:43 0
四庫全書全訳を希望したい
百年計画で
667世界@名無史さん:2005/08/27(土) 12:10:53 0
アカポス不足解消する必要なくね
668世界@名無史さん:2005/08/27(土) 12:12:52 0
小谷野敦 『すばらしき愚民社会』 04年8月刊

新書に「世界史」がない

必要があって調べてみて驚いたのは、高校の教科書で言えば「世界史」に
当たる分野がかなり手薄だということで、たとえばフランス革命については
かつて岩波新書にソブールの『フランス革命』全2冊があったが、今では品切れ、
標準的な教科書になるような新書はないし(岩波ジュニア新書に遅塚忠身の
ものがあるが、ちょっと標準的とは言えない)、英国のピューリタン革命についても、
ない。清水書院から地味に出ている清水新書の今井宏『クロムウェルとピューリタン
革命』が唯一のように思える。驚いたことに、アメリカ独立戦争に関するまとまった
ものも、ない。さらに驚いたのは、新書であるなしに関わらず、日本にはナポレオン3世
の評伝が一つもないということだ。あるいはシェイクスピアの劇で有名なリチャード3世を
史実の方面から書いたものもない。中公新書で数年前に出た『ベトナム戦争』(松岡完)
は好著だったが、岩波新書の『ベトナム民族小史』(松本信広)は品切れ。
普通の新書版より少し大きい文庫クセジュ(白水社)はこの方面では強いけれど、
フランスのものの翻訳だからどうしても一般の人には読みにくい。
その点、翻訳ながら図版を使って読みやすいのは、新書とはちょっと形の違う
創元社の「知の再発見双書」である。もちろん、中公新書の「物語〜の歴史」シリーズや
講談社現代新書の、江村洋による『ハプスブルク家』シリーズがあって、後者など
ロングセラーになっていて嬉しいのだが、(ただし誤字、誤表現が多い)、結局、
他国の歴史について調べようと思えば、図書館で分厚い専門書でも見なければならない。
669世界@名無史さん:2005/08/27(土) 12:24:06 0
>>668
私立大学などは、軒並み「文学部」を廃止して「国際なんとか学部」を立てている
というのに、これほどまで出版業界が他国の歴史に無関心(それは読者大衆が
無関心だということでもあるが)では、勉強にさえ差し支えるではないかと、
大学教師の端くれとして怒りさえ覚える。私はシナの歴代王朝の創始者について
知ろうと思って簡便な書籍を探したのだが、「項羽と劉邦」ものや「三国志演義」
ものは数多いのに、唐については芝豪の小説『太宗李世民』(幻冬舎文庫)、
宋については竺沙雅章の『独裁君主の登場・宋の太祖と太宗』(清水新書)、
明については堺屋太一監修、呉ガン原作の翻訳『超巨人・明の太祖朱元王章)が
かろうじて、という感じで見つかったくらいである。これだけ「教養新書」が刊行されて
いながら、このざまで、「アジアの一員として他国の文化を理解し」などと新聞で
説教されると、もう怒髪天を衝く。日本のナショナリズムばかりを批判するような
本を出している暇があったら、他国の歴史に関する書物を充実させたらどうか。
670668添削:2005/08/27(土) 12:30:28 0
 必要があって調べてみて驚いたのは、高校の教科書で言えば「世界史」に当たる分野がかなり手薄だということで、
たとえばフランス革命についてはかつて岩波新書にソブールの『フランス革命』全2冊があったが、今では品切れ。
標準的な教科書になるような新書はないし(岩波ジュニア新書に遅塚忠身のものがあるが、ちょっと標準的とは言えない)、
英国のピューリタン革命についても、ない。
 清水書院から地味に出ている清水新書の今井宏『クロムウェルとピューリタン革命』が唯一のように思える。
 驚いたことに、アメリカ独立戦争に関するまとまったものも、ない。さらに驚いたのは、新書であるなしに関わらず、
日本にはナポレオン3世の評伝が一つもないということだ。あるいはシェイクスピアの劇で有名なリチャード3世を
史実の方面から書いたものもない。
 中公新書で数年前に出た『ベトナム戦争』(松岡完) は好著だったが、岩波新書の『ベトナム民族小史』(松本信広)は品切れ。
 普通の新書版より少し大きい文庫クセジュ(白水社)はこの方面では強いけれど、フランスのものの翻訳だからどうしても
一般の人には読みにくい。
 その点、翻訳ながら図版を使って読みやすいのは、新書とはちょっと形の違う創元社の「知の再発見双書」である。
 もちろん、中公新書の「物語〜の歴史」シリーズや講談社現代新書の、江村洋による『ハプスブルク家』シリーズが
あって、後者などロングセラーになっていて嬉しいのだ。(ただし誤字、誤表現が多い)
 結局、他国の歴史について調べようと思えば、図書館で分厚い専門書でも見なければならない。
671669添削:2005/08/27(土) 12:34:04 0
 私立大学などは、軒並み「文学部」を廃止して「国際なんとか学部」を立てているというのに、
これほどまで出版業界が他国の歴史に無関心(それは読者大衆が無関心だということでもあるが)では、
勉強にさえ差し支えるではないかと、大学教師の端くれとして怒りさえ覚える。
 私はシナの歴代王朝の創始者について知ろうと思って簡便な書籍を探したのだが、
「項羽と劉邦」ものや「三国志演義」ものは数多いのに、唐については芝豪の小説『太宗李世民』
(幻冬舎文庫)、宋については竺沙雅章の『独裁君主の登場・宋の太祖と太宗』(清水新書)、
明については堺屋太一監修、呉ガン原作の翻訳『超巨人・明の太祖朱元王章)が
かろうじて、という感じで見つかったくらいである。
 これだけ「教養新書」が刊行されていながら、このざまで、「アジアの一員として他国の文化を
理解し」などと新聞で説教されると、もう怒髪天を衝く。
 日本のナショナリズムばかりを批判するような本を出している暇があったら、他国の歴史に関する書物を充実させたらどうか。
672世界@名無史さん:2005/08/27(土) 14:53:17 0
小谷野サンがモノカキやってられんのも愚民社会だからじゃね?
673世界@名無史さん:2005/08/27(土) 21:46:25 0
>>664
理想的だな。

しかし、それって他の国でやってるところあるの?
アメリカとかイギリスとか?
674世界@名無史さん:2005/08/27(土) 23:04:23 0
>671

大学教師の端くれがこの程度の見識しか持てないということに、読者大衆の一人として怒りをおぼえる。

隋史であれば宮崎市定「隋の煬帝」中公文庫、
元史であれば井上靖「蒼き狼」新潮文庫、
明史であれば壇上寛「永楽帝」講談社
清史であれば石橋崇雄「大清帝国」講談社など、探せば幾らでもあるにも関わらず、

>唐については芝豪の小説『太宗李世民』
(幻冬舎文庫)、宋については竺沙雅章の『独裁君主の登場・宋の太祖と太宗』(清水新書)、
明については堺屋太一監修、呉ガン原作の翻訳『超巨人・明の太祖朱元王章)が
かろうじて、という感じで見つかったくらいである。

この程度しか見つけられないというのはおつむがよほど暖かい方なのであろうと愚考する。
ネット書店など使ったことがない、図書館など使ったことがないような「大学教員」サマなのであろう。
これだけ「シナの歴代王朝」に関する書物が刊行されていながら、このざまで、
「日本のナショナリズムばかりを批判するような本を出している暇があったら、
他国の歴史に関する書物を充実させたらどうか。」などとしったかぶりをする大学教員が居るかと思うと、
日本の大学の水準低下を深く憂慮せざるを得ない。

>672
そういうことです。
675世界@名無史さん:2005/08/28(日) 00:53:45 0
>>673
理想も何も、くせえ業界の「常識」さえ破ればいつでも実行可能=蕃書調所+

>>674
言わせてもらうが、マグナ・カルタや清教徒革命、米独立戦争や南北戦争、
フランス革命なんかはほんとに「啓蒙」書の類は少ないよ。
学校で習う重大事項が民間で反映されない、という感じ。他分野でも多い。
676世界@名無史さん:2005/08/28(日) 01:19:17 0
概説書・啓蒙書で言えば、中国史はまだしも恵まれてる方なんだよな。
(ただし上でも出てるように、正史関係は専ら前四史ばっかで、他はズタボロだが。
岩波文庫を中心とする西洋古典邦訳の豊富さと比べると、実にお寒い状況である。)

・西洋史→古典邦訳は豊富だが概説書が足りない
・東洋史→概説書は豊富だが古典邦訳が足りない

まぁ、東南アジア史・インド史・中東史・アフリカ史その他はさらに不遇なんだが……。
677世界@名無史さん:2005/08/28(日) 02:48:33 0
>>671
あなたは講談社現代新書の新書東洋史シリーズすら見つけられない無能ですか?
そんなのでも教員やってられるお気楽分野が何なのか非常に気になるw
678世界@名無史さん:2005/08/28(日) 11:55:48 0
>>675>>676に同意
この問題は中国史の一部と他の分野を分けて考えるべきだと思う
まあ小谷野氏の挙げてる本がちょっと変なのはその通りだが
679世界@名無史さん:2005/08/28(日) 14:58:25 0
>>678
この国は世界の歴史とかその手の名前を冠したシリーズが片手で余るくらい、
絶版まで入れれば両手両足でも余るくらい出ているんですよ。

そりゃ時代・地域によって精粗の差はあるが、基本的には十分でしょ。
680世界@名無史さん:2005/08/28(日) 16:31:25 0
>>676
>ただし上でも出てるように、正史関係は専ら前四史ばっかで、他はズタボロだが。
>岩波文庫を中心とする西洋古典邦訳の豊富さと比べると、実にお寒い状況である。

概ね経書と諸子百家、あとは詩文と書道に偏ってるからなぁ、中国古典の邦訳‥‥。

量が厖大な正史の完訳は難しくとも、『十八史略』や『蒙求』や『世説新語』あたりは、
本来なら文庫化/選書化されてなきゃいけないんだけどな‥‥。(特に前二者。)

前四史以外の正史でも、三国時代が絡む『晋書』は完訳されてもいいだろうと思うし、
(正史じゃないけど)『資治通鑑』なんかも、抄訳すら絶版状態なのは流石にどうかと思う。
681世界@名無史さん:2005/08/28(日) 21:46:58 0
>量が厖大な正史の完訳は難しくとも、『十八史略』や『蒙求』や『世説新語』あたりは、

十八史略は講談社文庫とたちばな教養文庫と明治書院新書漢文大系に入ってますよ。
蒙求はないですけど、世説新語も明治書院新書漢文大系で出てますよ。

とりあえず明治書院・たちばな出版のURLはっときます。
ttp://www.meijishoin.co.jp/index.html
ttp://www.tachibana-inc.co.jp/index.jsp

中小出版社が結構善戦しているので買ってあげてください…
682世界@名無史さん:2005/08/28(日) 23:31:46 0
>>681
たちばな出版からいろんなもん出してる深見東州って人が素敵すぎます
683世界@名無史さん:2005/08/29(月) 00:33:03 0
>>676
最近の研究状況を反映しているとは言い難い
(何しろ10年前くらいの本が多い)のを割り引けば、
東南アジア関係の本は世間的なマイナーさに比べて
充実してる方だと思う。
当時の岩波が結構頑張ってくれたし、
やや遅れて出た山川の地域史も、一冊本×2としては
結構良いレベルと思うので。
684世界@名無史さん:2005/09/01(木) 21:38:17 0
中国史だと宮崎市定先生の本があって
面白い上に読んだ後しっかり頭に残る
ローマ史では塩婆の本があって
学問的には怪しくてもとにかく面白いことは面白い
世界史の全分野でこのレベルの啓蒙書を望むのは
やはり無い物ねだりだろうが
685Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/09/02(金) 01:22:07 0
フランス史ではサトケンがぼちぼち出してるな。
外交関係などの描写がかなりフランス寄りというのを割り引けば、
結構面白いし、啓蒙書としてもちゃんとしてると思う。
686世界@名無史さん:2005/09/02(金) 01:47:52 0
ああ『英仏百年戦争』は結構良かったな
687世界@名無史さん:2005/09/02(金) 04:55:53 0
モンゴルの杉山正明やイスラームの山内昌之も
読みやすい文章で上手くまとまってると思うけどな。
(ただ杉様は中公新版の通史が残念なデキだった)
688世界@名無史さん:2005/09/02(金) 04:58:02 0
書いてから気づいた。
どちらも司馬遼太郎賞の受賞者だね。
689世界@名無史さん:2005/09/02(金) 13:49:33 0
山内昌之さんっていろいろ出してるけど何がおすすめだろか
690世界@名無史さん:2005/09/02(金) 14:09:29 0
>>689
とりあえず『近代イスラームの挑戦』
691世界@名無史さん:2005/09/02(金) 19:02:37 0
どなたか「HISTORICAL ATLAS」の三十年戦争とかが入ってる近世を扱った
本の名前知りませんか?これのMEDIEVAL WORLDが面白かったので是非ほしいのです。
692世界@名無史さん:2005/09/04(日) 12:45:04 0
新書の良書複数おすすめください
693世界@名無史さん:2005/09/04(日) 13:11:12 0
岩波、中公、講談社現代
694世界@名無史さん:2005/09/04(日) 14:26:58 0
高島俊男 『中国の大盗賊・完全版』
杉山正明 『モンゴル帝国の興亡』
岡田英弘 『歴史とは何か』
695世界@名無史さん:2005/09/05(月) 12:24:16 O
講談社の中国の歴史って最高ですか
日本の歴史は良かったです
696世界@名無史さん:2005/09/06(火) 19:36:45 0
中国の歴史なら陳舜臣の「中国五千年」上下巻が初心者向けで
なかなか面白いよ。
発刊元は講談社
697世界@名無史さん:2005/09/06(火) 22:03:26 0
>>691
菊池良夫『戦うハプスブルク家 近代の序章としての三十年戦争』だったか。
講談社現代新書から出てる。ちょっと大き目の本屋で探せばたぶんある。
698世界@名無史さん:2005/09/06(火) 22:04:01 0
>>697
ちゃんと読んでなかった。スマソ
699世界@名無史さん:2005/09/08(木) 21:43:10 0
中公出版の旧版の世界の歴史全巻2800円で売ってたんで明日買ってこようかと思います。
これって古いですけど、現在では間違いだとされてるような話とかって載ってたりするんでしょうか?
なんか、世界の歴史シリーズのスレが落ちちゃったみたいですね・・・
700ハリネズミ ◆qBLXpo7Q9Y :2005/09/08(木) 23:27:17 0
>中公出版の
中央公論社のことでしょうか?

>現在では間違いだとされてるような話とかって載ってたりするんでしょうか?
視点や見方、歴史観が古い歴史学にせよ歴史の本は、そうしたものがつきものです。
絶対に正しく未来永劫普遍の内容のものなどないでしょう。間違い探しをする
ことよりも、この時代の歴史認識が伺える点では、古いからといってだめだという
ことはない、旧版は、古典的な教科書的政治史・経済史などを主体としたつくりなの
で、教科書になじんでいる学生などはよみやすいはずである。著者を別の人物にしても
同じような代物ができるような作りとなっている。これに対して、新版は、明らかに
著者によって個性が強く反映され、時事や事件などを文章の起承にしたりするなど
(※1)、歴史エッセーのような自由性が高い場合があり、それだけに、基本的な
内容を読み手が押さえていることが前提となっている。つまり、旧版ぐらいを読んで
いないと話の繋がりがはっきりしないかもしれない。ゆえに、旧版は新版の情報訂正
・更新版ではない。

※1
たとえば、新版「世界の歴史10 西ヨーロッパ世界の形成」
「1993年の夏、私はロワール地方にある修道院がメロヴィング朝期にもっていた
所領の所在地を調査するために、……」
701ハリネズミ ◆qBLXpo7Q9Y :2005/09/08(木) 23:37:09 0
>世界の歴史シリーズのスレが落ちちゃったみたいですね・・・
次スレがあります。
「各社の『世界の歴史』シリーズ2 」
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1125933051/l50
702世界@名無史さん:2005/09/09(金) 00:06:38 0
ノルマン人の進出からフェデリコ1世までのシチリアを扱った本でおすすめはないですか?
703世界@名無史さん:2005/09/09(金) 06:36:40 0
>>700
詳しくレスありがとうございます!
確かにそうですよね。とりあえず読んでみようと思います。
>>701
気づかなかった・・すみませんorz
704世界@名無史さん:2005/09/14(水) 10:14:28 0
テロリズムの歴史を扱った、お勧めの本ありますか?
705おぎまる ◆JJi5gOTcvk :2005/09/17(土) 20:44:01 0
>695さん

巻によって出来に差があるから微妙。非常に出来の良い巻と高校生レベルの漢文の誤読をやらかしている
巻があります(どこの巻とは敢えて言いません)。内容をよく見てから買った方が…高いし

>696さん
>中国の歴史なら陳舜臣の「中国五千年」上下巻が初心者向けで
なかなか面白いよ。

これは名著ですね。実にわかりやすく、おもしろい。五千年が一気にわかる。
初心者向けではありますが、おもしろいんで私もちょくちょく読み返しますよ。
706世界@名無史さん:2005/09/18(日) 18:06:05 0
陳舜臣さんみたいな読みやすいやつで西欧史ってないのかなあ
707世界@名無史さん:2005/09/24(土) 22:24:16 0
誰が文明を創ったか
708世界@名無史さん:2005/09/30(金) 23:13:19 0
今日「図説中国文明史」という本を立ち読みしましたが、かなり面白かった。
ちょっと高かったので買いませんでしたが。
同じ出版社から「図説世界の歴史」というものが出ているみたいですが、
こちらはどんな物なのか、読んだことのある人おられますか?
709世界@名無史さん:2005/09/30(金) 23:25:59 0
>>708
図書館によくあるけど、翻訳物だから毎度お馴染みの
ヨーロッパ史偏重。そっちが好きな人にはいいんじゃない?
710世界@名無史さん:2005/09/30(金) 23:27:38 0
堀越孝一サンの西洋史の本はおすすめできない。
711世界@名無史さん:2005/09/30(金) 23:46:02 0
>>709
やっぱりヨーロッパ偏重ですか。まあ世界史≒ヨーロッパ史なんでしょうね。
ありがとうございました。
712世界@名無史さん:2005/10/01(土) 00:44:04 0
テロリズムでは和田春樹『テロルと改革』(山川出版社)が
最近出たな。
アレクサンドル2世の暗殺とそれによる専制政治の反動的強化がテーマ。

買ったんだがまだ読んでない。
713世界@名無史さん:2005/10/01(土) 12:12:53 0
フリーゲーム国取物語@世界史板
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1127947884/l50
714世界@名無史さん:2005/10/01(土) 16:20:13 0
>>710
ブルゴーニュ家は結構面白かったよ
構成と文体に問題があるけど
715世界@名無史さん:2005/10/01(土) 19:15:42 0
世界史の主要分野について高校レベルからの啓蒙書を
数多く挙げてくれてるサイトは・・・・・ないでしょうね、そんな都合のよいところは
誰か作ってくれませんか
716世界@名無史さん:2005/10/01(土) 20:43:47 0
きとくな高校の教師ぐらいしか作成する人間像がプロファイリングできない
717世界@名無史さん:2005/10/01(土) 21:37:35 0
>>715
E.H.カー 『歴史とは何か』 岩波新書  小田中直樹 『歴史学ってなんだ?』 PHP新書
川北 稔 『砂糖の世界史』 岩波ジュニア新書  角山栄 『茶の世界史』 中公新書
南川高志 『ローマ五賢帝』 講談社現代新書  池上俊一 『動物裁判』 講談社現代新書
宮崎市定 『雍正帝』 中公文庫  宮崎市定 『科挙』 中公新書
遅塚忠躬『フランス革命』 岩波ジュニア新書 谷川稔 『十字架と三色旗―もうひとつの近代フランス』
吉国恒雄 『グレートジンバブウェ』 講談社現代新書  宮本正興, 松田素二 『新書アフリカ史』 講談社現代新書
角山栄, 川北稔 『路地裏の大英帝国』 平凡社ライブラリー  高橋哲雄 『スコットランド 歴史を歩く』 岩波新書
良知 力 『青きドナウの乱痴気』 平凡社ライブラリー  坂井栄八郎 『ドイツ史10講』 岩波新書
阿川尚之 『憲法で読むアメリカ史(上)』 PHP新書  阿川尚之 『憲法で読むアメリカ史(下)』 PHP新書
J.H.コーン『夢か悪夢か・キング牧師とマルコムX』 鹿島茂 『怪帝ナポレオン3世』
籾山明 『漢帝国と辺境社会』 中公新書  阿部 謹也 『ハーメルンの笛吹き男』 ちくま文庫

読んだ本と読みたい本から適当に並べてみた。
手に入れやすそうなものから。でも偏ってる。
世界史詳しい人追加・削除してくれ。
718世界@名無史さん:2005/10/01(土) 21:46:49 0
講談社現代新書と講談社選書メチエと講談社学術文庫のそれっぽいの読んどきゃいいんじゃね?
719世界@名無史さん:2005/10/01(土) 22:18:15 0
中国史は宮崎市定センセの本が一番良い
中国史だけは他にもいくらでもあるけど
ローマ史は塩婆がいるとして
あと山のようにある世界史の全分野で
中国史並みの啓蒙書がある分野なんて無いね
720世界@名無史さん:2005/10/01(土) 22:30:37 0
講談社学術文庫がややレベルが高い
721718:2005/10/01(土) 23:04:41 0
このままだと講談社の回し者と思われるかもしれんので

ジョン・ファーマン『とびきり愉快なイギリス史』ちくま文庫・・・は置いておいて、
臼井隆一郎『コーヒーが廻り世界史が廻る』中公新書
佐藤賢一『英仏百年戦争史』集英社新書
ポール・ルメル『ビザンツ帝国史』白水社
松谷健二『カルタゴ興亡史』中公文庫
加藤雅彦『ドナウ河紀行―東欧・中欧の歴史と文化』岩波新書
加藤雅彦『ヨーロッパの王朝』河出書房新社
小沢郁郎『世界軍事史―人間はなぜ戦争をするのか』同成社

あと>>717で挙げられてる『路地裏の大英帝国』『怪帝ナポレオン3世』『ハーメルンの笛吹き男』がお気に入り
722世界@名無史さん:2005/10/01(土) 23:28:31 0
宮崎市定だったら『大唐帝国』もいいな。
タイトルで誤解されやすいのが難点か。
後漢末〜唐〜宋の成立まで叙述してあるんだがな。
723世界@名無史さん:2005/10/01(土) 23:33:24 O
ミルクハンターズは名作
724世界@名無史さん:2005/10/01(土) 23:51:19 0
山川も講談社みたいに世界各国史・旧版を文庫で残せばいいのに。
まあ文庫がないから無理なんだけどね。せいぜい虫食い的に
各著者の全集あたりに収まるのがやっと。
725あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/10/02(日) 15:04:06 0
あやめが先月中に買った(<読んだ>ではなく)本を報告します。読んでないので
推薦は控えます。内容紹介も目次の転記に止めときます。

  イスラーム世界の創造(羽田正、東京大学出版会)
序論「イスラーム世界」という語の曖昧さ
近代ムスリムの世界像と世界認識(前近代ムスリムの地理的知見と世界像/前近代
ムスリムによる世界史叙述)
近代ヨーロッパと「イスラーム世界」(マホメット教とサラセン人/「イスラーム世界」の
創造/東洋学と「イスラーム世界」史研究)
日本における「イスラーム世界」概念の受容と展開(「イスラーム世界」概念の成立以前
/日本における「イスラーム世界」の発見/戦後の「イスラーム世界」認識)
終論「イスラーム世界」史との訣別
726あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/10/02(日) 15:05:42 0
  美と礼節の絆-日本における交際文化の政治的起源(池上英子、NTT出版)
美と交際文化の政治学(美の国日本と徳川ネットワーク革命/市民社会なき市民的礼節
/創発特性としての文化とアイデンティティー)
結社の政治学と美のパブリック圏(美のパブリック圏の中世的起源-自由をめぐる儀礼の
ロジックと連歌/中世後期における座の芸能の変容-ヨコの組織原理対タテの組織原理
/徳川の国家形成と美のパブリック圏の変容/美的社交の徳川的形態/俳諧、その「弱い
紐帯」が持つ強さ/詩とプロテスト-社会的な力の勃興/暗黙のコミュニケーションと民族
アイデンティティー)
市場と国家とカテゴリーの政治学(浮世からのプロテスト-ファッション・国家・ジェンダー
/徳川の商業出版とプロとモダン文化/美の身体技法-手引書に見るエチケットとマナー)
変幻する日本イメージ(美の国日本の誕生)
727あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/10/02(日) 15:07:12 0
  中国近世の性愛-美と逸楽の王国(呉存存、青土社)
緒論(性愛は風気/ジェンダーと性愛風気/明清代の性愛観念の特徴)
明清代の正統的な性愛観と節烈の風気(淫声と美女には鯁骨漢も骨抜き-家規閨訓の性愛観
/人倫は美女に勝る-正統的な性愛観を具体化する通俗小説)
明代末期の情欲主義(心身の全面解放-情欲風気の思想的源流/奢侈淫靡な社会の風気-情欲の
赴くままに/理想の情欲王国-色情文学)
明清代の男性同性愛(孌童と麗豎-明代中後期における男風の流行/男風の世相-明代中後期の
同性愛文学/美女を軽んじ美男を重んず-清代の士人の男性同性愛/童男を童女に変える-清代の
相公/男風の百科全書-通俗小説の同性愛と「品花寶鑑」)
纏足の流行と金蓮崇拝(明清代の纏足風気/性愛の中心をなす三寸金蓮)
明清代の異装癖(恥ずかしがること処女のごとし-美意識の女性化/美男が美女になりすます
-明清代の異装癖/女性化する男性の美意識)
728世界@名無史さん:2005/10/02(日) 19:56:03 0
・柏書房 パルマケイア叢書全般(『大衆の国民化』『理想郷としての第三帝国―ドイツ・ユートピア思想と大衆文化』など)

・竹中亨『帰依する世紀末―ドイツ近代の原理主義者群像』ミネルヴァ歴史叢書クロニカ

・ロバート・N.プロクター 宮崎 尊訳『健康帝国ナチス』草思社

おもろいで
729世界@名無史さん:2005/10/02(日) 20:24:53 0
>『健康帝国ナチス』

ナチス政権下でも咽頭癌を研究していたユダヤ人の学者は追放を免れたんですよね
藤野豊『厚生省の誕生』(かもがわ出版)も併せて読むと面白いです
730704:2005/10/03(月) 18:16:15 0
>>712
紹介ありがとうございます。
早速読んでみます。

テロリズム関係の本は多く出てるんですが、
なかなか歴史的観点から書かれた本がなくて。
731世界@名無史さん:2005/10/04(火) 23:28:25 0
「史記」を読みたいんですが、誰の翻訳がいいんでしょうか?
自分ではちょっと判断がつかなかったのですが、検索したところ、野口定男さんが訳されたものが気になりました。
岩波の史記列伝は既読で、とても面白かったです。
732世界@名無史さん:2005/10/08(土) 00:49:55 0
阿部 謹也の『ハーメルンの笛吹き男』
が凄く面白かったんですけど、
同じような感じでフランスかイギリスどちらかを中心にみた本って
ないですかね…。
733世界@名無史さん:2005/10/08(土) 01:08:42 0
>>732
イギリスの昔話なら「マザー・グース」でぐぐると、かなりヒットします。
20年ほど前に結構流行っていたので図書館ならあるでしょう。
734世界@名無史さん:2005/10/08(土) 01:38:38 0
>>733
ありがとうございます。
探してみます。
735世界@名無史さん:2005/10/08(土) 01:49:54 0
>>732
>阿部 謹也の『ハーメルンの笛吹き男』
>が凄く面白かったんですけど
伝説や昔話を虚構の世界とせず、そこから当時の人びとの心性を
掴んでいく過程が面白いとするなら
「ロビン・フッド」関係
736世界@名無史さん:2005/10/08(土) 08:06:00 0
>>731 「史記」の完訳なら平凡社の黄表紙3冊組でしょう。
737おぎまる ◆JJi5gOTcvk :2005/10/08(土) 10:20:11 0
>>731 「史記」の完訳なら平凡社の黄表紙3冊組でしょう。

その本の訳者が野口先生です。

私はアサピー中国古典選の一海・田中訳がすきですね。
解説で史記の元ネタ楚漢春秋の引用もあるマニアックな本です。
738世界@名無史さん:2005/10/10(月) 13:58:05 0
>>736
>>737
お二人とも、どうもありがとうございました。
>>737さんの中国古典選も一緒に探してみます。
739世界@名無史さん:2005/10/11(火) 00:16:04 0
>>735
ロビンフッドですか、そちらの関係も探してみます。
ありがとうございます。
740世界@名無史さん:2005/10/15(土) 00:12:30 0
西洋史の学問業界で定番の本ってありますか?
よろしければ教えてください、お願いします。
741世界@名無史さん:2005/10/20(木) 02:45:41 0
今度台湾の故宮博物館に行きます。
行く前に中国史について一通り知っておいた方がいいと思うんですが、
高校の世界史レベルしか知識がありません。
おすすめな本あったら教えて下さい。
742世界@名無史さん:2005/10/20(木) 14:12:51 0
>>741
山川出版から出てる世界歴史大系の中国史で良いんじゃないのけ?
743世界@名無史さん:2005/10/21(金) 02:22:17 0
NHKのビデオ『故宮1〜12』を12時間かけて見るのが
たぶん初心者には一番手っ取り早いと思うよ。
町の図書館にもあるよ、たぶん。
Nスペ大型企画の中でも屈指の出来だと思うね。
744世界@名無史さん:2005/10/21(金) 08:50:27 0
陳舜臣の『中国五千年』あたりから入ったらどうだ
コンパクトで読みやすいし
745世界@名無史さん:2005/10/22(土) 14:00:32 0
フランス敗れたりって本が出てますよね。
読んだ方いたら感想お願いします。
エンターテインメント系なのか、ちゃんとした学術系なのか…
近所の本屋で見あたらなかったので。。
746世界@名無史さん:2005/10/24(月) 02:58:25 0
筆者は当時連絡将校だったそうだから学術系とはちょっと違うな。
当事者の見方に興味があればってところじゃないか。
747世界@名無史さん:2005/10/24(月) 21:23:57 0
>>746
どうもありがとうございます。
748世界@名無史さん:2005/10/28(金) 14:08:57 O
既出かもだが…
『ダ・ヴィンチとマキアヴェッリ―幻のフィレンツェ海港化計画』(R.D.マスターズ著・常田景子訳、朝日選書)が面白かった。
参考文献一覧がないのが不満だけど、彼らの業績が現代にもたらした影響についてまとめた部分は結構読みごたえがあった。
749世界@名無史さん:2005/10/30(日) 18:27:49 0
十八史略を脚色無しでただ翻訳した本は無いみたいですね
原文とか読み下し文とかもいらないんですが
750世界@名無史さん:2005/10/31(月) 00:24:29 0
>>749 原文や読み下しじゃない翻訳ってどうするの?
「解釈」が入らない翻訳希望?
751世界@名無史さん:2005/10/31(月) 01:17:21 0
漢文は、もとのテクスト、読み下し文、現代語訳みっつ付けてほしいなあ
近現代の支那語文は読み下せないからふたっつでガマンするけど
752世界@名無史さん:2005/10/31(月) 02:52:34 0
そういう本は、明治書院のみたいに
馬鹿高くなって買えなくなります。
753世界@名無史さん:2005/10/31(月) 19:13:50 0
まあ、自分で訳せってことですなあ
754世界@名無史さん:2005/11/01(火) 20:46:19 0
ユン・チアンの毛沢東伝が今月半ば講談社から出るみたいです
755世界@名無史さん:2005/11/02(水) 20:40:42 0
高校世界史を大体理解したレベルからの入門書・啓蒙書を
分野別に挙げてください
専用スレ立てるほどでもないのでここで
まずは
【古代ギリシア】

756世界@名無史さん:2005/11/02(水) 22:25:59 0
>>754
『ワイルド・スワン』は尻すぼみ(文革末期の「革命ごっこは
もう飽きたし疲れた」という雰囲気がよく出てたとも言えるけど)
だったからなあ。あんまり期待してない。

『上海の長い夜』のコワイおばさんの本なら他にも読んで
みたくはある。
757世界@名無史さん:2005/11/02(水) 22:38:55 0
【古代ギリシア】

中央公論 世界の名著 『ヘロドトス・トゥキュディデス』 (村川堅太郎編)

どちらも必読の古典だが、高校生あたりの初心者が全部読もうとすると
挫折しやすい
これは三分の一ほどに縮めた抄訳だが見所はきちんと押さえられてる
これが面白ければ岩波文庫で全訳に挑戦すればよい
758世界@名無史さん:2005/11/03(木) 13:00:33 0
757に加え中公、河出とかの「世界の歴史」シリーズのギリシアの巻を
どれかひとつ読んで、あとはちくま新書の「王妃オリュンピアス」を読む
それでギリシア史の最低限はクリアしたことにしておく
759ジーモン・ジョーカー:2005/11/03(木) 13:32:26 0
栗原優『ナチズムとユダヤ人絶滅政策』ミネルヴァ書房

意図主義でも歴史修正主義(つーか改竄主義)でもなく、
機会主義の見地で合理的に分析している。
760世界@名無史さん:2005/11/03(木) 16:06:04 0
>>755
ジョン・キャンプ『図説古代ギリシア』東京書籍
は最近の研究水準に見合った内容かつ読みやすい邦訳なのでオススメ
761世界@名無史さん:2005/11/03(木) 20:24:48 0
それでは次はローマ史

って塩婆の本あるから、それで終わりかw

あと南川高志の『ローマ五賢帝』(講談社現代新書)
モンタネッリ『ローマの歴史』(中公文庫)

根気があればさらにギボンの衰亡史を読むと
さらに暇があればカエサル、タキトゥス、スエトニウスの邦訳文庫
762世界@名無史さん:2005/11/03(木) 20:51:43 0
木村凌二 『ローマ人の愛と性』 (講談社現代新書) も面白いという話を聞いたことがある。

最近出た 青柳正規 『ローマ帝国』 (岩波ジュニア新書) とかはどう?
763Ryuju ◆RlujhF6VrA :2005/11/03(木) 21:40:32 0
>>761
個人的には、初めにモンタネッリ読んで、興味持ったら塩婆その他を読むのがいいと思う。
正直、最初から15巻前提は「入門」にはちょっときついんでないかと。

あとスエトニウスはやや信憑性が落ちる(と解説で言ってる)んで、
ブルタルコスのちくま版もいいかも。岩波版は再版されたけどちょっと手に入りづらい。
最近モムゼンの邦訳が出てきた(まだ途中だけど)ので、そっちもお勧め。
764世界@名無史さん:2005/11/04(金) 20:42:51 0
>>762
青柳氏の本はあまりに駆け足すぎてどうも中身が薄いように感じた
入門書としてもあまり面白くない気がする
765世界@名無史さん:2005/11/04(金) 20:52:15 0
ちくま学芸文庫のプルタルコスはよい
全3巻で有名どころは押さえてある
できればテセウス、ロムルスよりペロピダス、ブルートゥスを入れて欲しかったが
テミストクレス、アリステイデス伝を読めばペルシア戦争が、
アルキビアデス伝を読めばペロポネソス戦争がわかるようになってる
ローマ部分もポンペイウス、カエサル、アントニウス伝で
最重要の前1世紀が理解できるようになる
766世界@名無史さん:2005/11/04(金) 21:12:52 0
それではちょっと戻って

【古代オリエント】

「世界の歴史」シリーズしか知らん
767世界@名無史さん:2005/11/04(金) 22:24:15 0
集英社から三笠宮が書いた概説が出てたな
768世界@名無史さん:2005/11/04(金) 22:45:45 0
オリエントやるなら三笠宮崇仁の一連の著作はガチでオススメ
769世界@名無史さん:2005/11/05(土) 22:17:21 0
つ【インド史】
770世界@名無史さん:2005/11/10(木) 19:33:08 0
古代インド史じゃなくてインド史か。それは難しいな。
771世界@名無史さん:2005/11/11(金) 13:13:59 0
ちくま文庫のとびきりシリーズはどうですか?
772世界@名無史さん:2005/11/11(金) 14:59:11 0
既出かもしれないが、

山川出版の『歴史学の現在 古代オリエント』

索引も含めて210頁と小振りながら初期王朝時代からアケメネス朝時代まで
各時代についてくまなく概略を述べた良書。
出版されてもう五年になるが、当時のアッシリア学の最新の成果を提示して
くれている。40頁以上に渡る文献目録は圧巻で、これ一冊有れば古代オリエント
関係の主要文献はほぼ全てアクセスできる。
773世界@名無史さん:2005/11/11(金) 20:21:21 0
マルチで申し訳ないです。
質問スレにも書かせて頂いたのですが、ポーランド王ヤン三世ソビエスキについて趣味で調べております。
どなたか御存知でしたら彼について詳しい本を御紹介お願い出来ませんでしょうか。
774世界@名無史さん:2005/11/14(月) 22:03:56 0
上に続けて
高校世界史レベルからの各分野啓蒙書リスト
をこのスレで完成させて

総数100〜200冊前後で


775世界@名無史さん:2005/11/15(火) 20:10:56 0
【オリエント】
【ギリシア】
【ローマ】
【中世ヨーロッパ】
【イスラム】
【アフリカ】
【インド】
【中央アジア】
【東南アジア】
【中国(殷〜唐)】
【中国(宋〜清)】
【近世ヨーロッパ】
【近代ヨーロッパ】
【現代史】
【国際関係】
【哲学・思想】

平均10冊〜15冊
776世界@名無史さん:2005/11/15(火) 22:07:20 0
各5冊くらいでいいだろ
777世界@名無史さん:2005/11/16(水) 00:00:06 0
誰が読むんだw
778世界@名無史さん:2005/11/16(水) 00:08:07 0
【オリエント】 『歴史学の現在 古代オリエント』『 文明のあけぼの―古代オリエントの世界』
【ギリシア】『ヘロドトス・トゥキュディデス』 『王妃オリュンピアス』『図説古代ギリシア』
【ローマ】 『ローマ人の物語』『ローマ五賢帝』『ローマの歴史』『ローマ人の愛と性』
【中世ヨーロッパ】
【イスラム】
【アフリカ】
【インド】
【中央アジア】
【東南アジア】
【中国(殷〜唐)】 『大唐帝国』
【中国(宋〜清)】
【近世ヨーロッパ】
【近代ヨーロッパ】
【現代史】
【国際関係】
【哲学・思想】


今まで出たやつに1、2追加しといた
779世界@名無史さん:2005/11/16(水) 20:08:49 0
そもそも分類がちょっと変だと思う人がいるかもしれん
まあ万人が同意するようなものが難しいが
780世界@名無史さん:2005/11/16(水) 22:23:07 0
よく見たら

【アメリカ】

が抜けてた
781世界@名無史さん:2005/11/16(水) 22:26:34 0
【朝鮮】も抜けてるニダ

岡崎久彦『隣の国で考えたこと』(中公文庫)
司馬遼太郎『街道をゆく2 韓のくに紀行』(朝日文庫)

高校生がウリの歴史を知るにはまずこの2冊を読んで欲しいニダ
782世界@名無史さん:2005/11/16(水) 23:55:43 O
「中世人と権力」
「ヨーロッパの貴族」
読んだ方います?書名のみでスマン
783世界@名無史さん:2005/11/17(木) 01:35:15 0
>>782
「中世人と権力」→名著!
「ヨーロッパの貴族」→つまらん。
784世界@名無史さん:2005/11/17(木) 12:34:12 0
次は【中世ヨーロッパ】か?

『英仏百年戦争』とか『神聖ローマ帝国』とか、新書で良書が多い印象。
785蘭丸:2005/11/17(木) 16:09:35 0
質問します。

中央公論から出ていた尾鍋輝彦著『二十世紀』というシリーズは、
完結したのでしょうか?
古本屋で探していますが、どうしても最後の数冊が見つかりません。
バランスの取れた一般書で、愛読しています。
786世界@名無史さん:2005/11/17(木) 19:13:48 0
「文庫、新書で読める」と限定すると面白いかも
787世界@名無史さん:2005/11/17(木) 21:04:10 0
文庫新書で推薦したいの多いけど、絶版のものが多いからなあ
788世界@名無史さん:2005/11/17(木) 21:06:18 0
ヒトラーを読む3000冊
789世界@名無史さん:2005/11/18(金) 00:02:01 O
「中世人と権力」って安いから嬉しい。
買うかな
790世界@名無史さん:2005/11/18(金) 00:23:59 0
【中国(宋〜清)】 『西太后』
【現代史】   『ローマ教皇とナチス』 『チャーチル』
【国際関係】 『国際政治』 『国際政治とは何か』   
【アメリカ】  『アメリカの20世紀』  『ベトナム戦争』 『ベトナム症候群』
791世界@名無史さん:2005/11/18(金) 16:03:40 0
fdsajhtjwalkrwejtwenablfldkbuaituwrqrjtgseajgs
792フリーメーソン幹部:2005/11/18(金) 16:13:24 O
4000年を生きたといわれてるサンジェルマン伯爵について
793世界@名無史さん:2005/11/18(金) 22:11:40 0
【イギリス】
アンドレ・モロワ 『英国史 上・下』 (新潮文庫)[絶版]
福田恒存 『私の英国史』 (中央公論社)[絶版]

【フランス】
アンドレ・モロワ 『フランス史 上・下』 (新潮文庫)[絶版]
佐藤健一 『英仏百年戦争』 (集英社新書)
アレクシス・トクヴィル 『フランス二月革命の日々』 (岩波文庫)



絶版が多くて、異様に偏ったリストだなあ・・・・
794世界@名無史さん:2005/11/18(金) 22:13:37 0
>>793
佐藤健一 『英仏百年戦争』 (集英社新書)
しか店頭に無いな。
俺もそれ持っているが視点を変えた百年戦争の本で面白く読めた。
795世界@名無史さん:2005/11/18(金) 22:35:05 0
挙げようと思ったら各分野20冊でも30冊でも挙げられるんだから
偏るのを気にしてたらキリが無い
網羅性は全然気にせず、初心者向きでわかりやすく読みやすい本だけ
挙げて、分野内でもそういうのが無い部分は教科書の知識だけでもいいでしょう
796世界@名無史さん:2005/11/18(金) 22:40:51 0
【世界史概説】ウィリアム・マクニール『世界史』宮崎正勝『海からの世界史』
797世界@名無史さん:2005/11/18(金) 23:13:31 0
トクヴィル 『フランス二月革命の日々』 (岩波文庫)

これは最近復刊されたから今のところ在庫あるはず
呉智英が買っとけと書いてる本だな
798世界@名無史さん:2005/11/19(土) 02:24:08 0
マルクス・アウレリウス『自省録』(岩波文庫)

絶版なんで、古本屋で見かけたら即買い。

799世界@名無史さん:2005/11/19(土) 17:25:19 0
【ドイツ】
坂井栄八郎 『ドイツ史10講』 (岩波新書)
ゴーロ・マン 『近代ドイツ史 上・下』 (みすず書房)[絶版]
セバスティアン・ハフナー 『ヒトラーとは何か』 (草思社)
セバスティアン・ハフナー 『ドイツ帝国の興亡』 (平凡社)[絶版]
セバスティアン・ハフナー 『図説 プロイセンの歴史』 (東洋書林)
林健太郎 『ワイマル共和国』 (中公新書)
林健太郎 『ドイツ革命史』 (山川出版社)
菊池良生 『神聖ローマ帝国』 (講談社現代新書)
菊池良生 『戦うハプスブルク家』 (講談社現代新書)




ドイツ史だけは初心者向き良書がやたらとある

800世界@名無史さん:2005/11/19(土) 17:38:02 0
細かいことを言うようだが、岩波文庫の場合、絶版というのは滅多にないな。
通常は「品切れ重版未定」という扱いだ。
絶版というのは、本来は印刷原版や版下を廃棄することを言うが、岩波文庫
の場合はこの意味での絶版は滅多になく、重版が決まれば比較的スムーズ
に印刷可能な状態を維持しているはず。
801世界@名無史さん:2005/11/19(土) 17:42:42 0
7、8年待つと大概復刊されるな
802世界@名無史さん:2005/11/19(土) 18:21:55 0
中嶋嶺雄の『国際関係論』(中公新書)の末尾に載ってる
参考文献案内の世界史版完成に向けて努力汁
803世界@名無史さん:2005/11/19(土) 19:32:48 0
あれは必読書30冊だっけ?
世界史全分野、30〜50冊で挙げてみたら面白いかもしれん
804作ってみました:2005/11/19(土) 20:17:17 0
1.ヘロドトス『歴史』
2.トゥキュディデス『戦史』
3.司馬遷『史記』
4.ギボン『ローマ帝国衰亡史』
5.高坂正堯『国際政治』
6.高坂正堯『現代の国際政治』
7.猪木正道『冷戦と共存』
8.ジョージ・ケナン『アメリカ外交50年』
9.ジョージ・ケナン『レーニン・スターリンと西方世界』
10.塩野七生『ローマ人の物語』
11.辻邦生『背教者ユリアヌス』
12.司馬遼太郎『項羽と劉邦』
13.モンタネッリ『ルネサンスの歴史』
14.宮崎市定『中国史』
15.宮崎市定『大唐帝国』
16.林健太郎『ワイマル共和国』
17.林健太郎『二つの大戦の谷間』
18.セバスティアン・ハフナー『ヒトラーとは何か』
19.セバスティアン・ハフナー『ドイツ帝国の興亡』
20.野田宣雄『ヒトラーの時代』
21.ロバート・コンクェスト『スターリン』
22.岡崎久彦『繁栄と衰退と』
23.アンドレ・モロワ『英国史』
24.シュテファン・ツヴァイク『マゼラン・アメリゴ』
25.藤沢道郎『物語イタリアの歴史』
26.ゴーロ・マン『近代ドイツ史』
27.中嶋嶺雄『中国−歴史・社会・国際関係−』
28.司馬遼太郎『坂の上の雲』
29.ホセ・オルテガ『大衆の反逆』
30.岡崎久彦『幣原喜重郎とその時代』
805世界@名無史さん:2005/11/19(土) 20:19:33 0
>>804
イスラム圏が一冊も無いな。
806世界@名無史さん:2005/11/19(土) 20:44:04 0
坂の上の雲はどうかと
807世界@名無史さん:2005/11/19(土) 20:45:07 0
アフリカ物の良書は?
808世界@名無史さん:2005/11/19(土) 21:15:52 0
>>807
サハラよりも南のアフリカに歴史などないのだよ。
809世界@名無史さん:2005/11/19(土) 22:10:48 0
>>807
講談社世界の歴史シリーズ旧版の
山口昌男 『黒い大陸の栄光と悲惨』で決まり
講談社現代新書や中公世界の歴史新版にもあるが
著者のネームバリューだけでぶっちぎり
810世界@名無史さん:2005/11/19(土) 22:11:58 0
>>806
まあ高校生向けですからいいんじゃないかと
811世界@名無史さん:2005/11/19(土) 22:27:11 0
東欧系の本で良いのは無いかな。ポーランドやボヘミア、ハンガリー辺りの事が知りたいのだけれど
812世界@名無史さん:2005/11/19(土) 22:42:04 0
>>804
史記があるんなら項羽と劉邦いらんだろ
813世界@名無史さん:2005/11/19(土) 23:37:03 0
>>30
岡崎久彦なら『陸奥宗光』か『陸奥宗光とその時代』の方がいいと思う。
本人が一番力を入れてるのが陸奥の研究だから。
814世界@名無史さん:2005/11/20(日) 02:12:02 0
ブローデル「地中海」は?。
アーレント「全体主義の起源」も。

通しで10000円がボーダー?
815世界@名無史さん:2005/11/20(日) 02:36:20 0
高校レベルで『地中海』いけるかな?
816世界@名無史さん:2005/11/20(日) 12:16:07 0
>>805

「高校生でも面白く読めるイスラム史」

が無いから
817世界@名無史さん:2005/11/20(日) 12:16:47 0
>>814
普通の高校生が読めないからだめ
818世界@名無史さん:2005/11/20(日) 12:26:24 0
>>796
「世界史概説」なんて本は詰まらないのがほとんどだが
マクニールだけは例外かもしれん
819世界@名無史さん:2005/11/20(日) 13:39:43 0
>>817
今は邦訳もあるんだから高3や学部レベルでも充分読める
820世界@名無史さん:2005/11/20(日) 14:10:33 0
>>819
読めるったってかなり辛いと思うがな。
一般向けの啓蒙書といえるか?
821世界@名無史さん:2005/11/20(日) 15:12:16 0
アーレントは高校の知識つめたばっかの段階じゃ厳しいんじゃないかな。
先週bsハイビジョンで美術史ぽいドキュメンタリーやってたけど面白かったなあ。
ああいうのは本だとおもしろみが伝わりづらいとこもあるな
822世界@名無史さん:2005/11/21(月) 19:58:05 0
>>804
「1冊」の扱いがわからん。
ヘロドトス〜ギボンのあたりとか、坂の上の雲も「1冊」でカウント?
823世界@名無史さん:2005/11/21(月) 20:02:35 0
そうなんでしょうね
つかギボンなんて西ローマ滅亡までで5冊使っちゃうし
塩婆の文庫なんてもうすでに20巻超えちゃってるわけだから
824世界@名無史さん:2005/11/21(月) 20:12:50 0
そんな長い本は読めん。
825世界@名無史さん:2005/11/22(火) 08:38:27 0
>>823
塩野さんの本?
あれは小説・歴史随筆であっても歴史書じゃないでしょう?
826世界@名無史さん:2005/11/22(火) 11:11:49 0
>>825
そういうつっこみは>>804に言ってやれ。
せっかくたたき台をつくってくれたんだから。
827世界@名無史さん:2005/11/22(火) 12:54:10 O
塩野は説教本。
828高校生・初心者及びバカのための世界史読書術:2005/11/23(水) 13:34:15 0
【近代日本】
岡崎久彦『陸奥宗光とその時代』(PHP文庫)
同『小村寿太郎とその時代』(PHP文庫)
同『幣原喜重郎とその時代』(PHP文庫)
同『東郷・重光とその時代』(PHP文庫)
同『吉田茂とその時代』(PHP文庫)
同『戦略的思考とは何か』(中公新書)
司馬遼太郎『坂の上の雲』(文春文庫)
高坂正堯『宰相吉田茂』(中公叢書)
陸奥宗光『蹇蹇録』(ワイド版岩波文庫)
福田恒存『日本を思う』(文春文庫)
福田和也『地ひらく 上・下』(文春文庫)
クリストファー・ソーン『満州事変とは何だったのか 上・下』(草思社)


829世界@名無史さん:2005/11/23(水) 17:48:45 0
>>828
日本史だろっっっっw
830世界@名無史さん:2005/11/23(水) 18:41:54 0
諸君とか読んでそう
831世界@名無史さん:2005/11/23(水) 19:35:03 0
日本の近代史は世界史にも必須
832世界@名無史さん:2005/11/23(水) 22:21:43 0
世界史用語集にも載ってないような人のを読むのは
後回しにしてもいいと思うんだけど
833世界@名無史さん:2005/11/25(金) 12:43:19 0
参考までに。

tp://forum.nifty.com/frekishi/other/cont/intro_w/index.html
834世界@名無史さん:2005/11/25(金) 20:26:55 0
>>754の毛沢東伝をざっと見ました
日本語版の序文に毛沢東が抗日に努力したのは嘘、
日本の侵略を利用して国民党の破滅と自らの勢力拡大を
狙った、日本との戦争が無ければ毛沢東の勝利は無かったと
書いてありました
中共の反日教育が問題になってますが、民主化したらしたで
中国の共産化の責任を日本に対して追及するような動きが
出てくるのかなあと思いました
でも本文では日中間に全面戦争を勃発させたのは
ソ連と中共だと強調
もっとも張作霖爆殺も実はソ連の仕業だなんて眉唾モノの注もありましたが
南京事件については30万人殺されたのに毛沢東は当時もその後も
一切言及したことが無いと批判
残虐事件があっても30万という数は違うのではと平均的意見から言うと
違和感ありますが、そんなことで引っかかる必要も無し
なかなか面白い中身でちょっと高いけど買う価値あり
835高校生・初心者及びバカのための世界史読書術:2005/11/26(土) 17:31:34 0
【哲学・思想】
マルクス・アウレリウス『自省録』
チェスタトン『正統とは何か』
ホイジンガ『朝の影の中に』
オルテガ『大衆の反逆』
836世界@名無史さん:2005/11/29(火) 00:02:03 O
岩波全書出てましたね。
中世とか法制史とか
837世界@名無史さん:2005/11/29(火) 09:41:22 0
【哲学・思想】
くま『新・建築入門』 思想史からたどる西洋建築史、あるいはその逆。
838世界@名無史さん:2005/11/29(火) 20:16:40 0
>>836
出てますね
堀米庸三氏の「西洋中世世界の崩壊」
仁井田氏の「中国法制史」とか

でも一番欲しい宮崎市定「中国史 上・下」が出てないんですよ!!!!
あれは絶対品切れにしちゃいけない本なんだよ!!!!
わかってんのか、岩波担当者よ!!!!
839世界@名無史さん:2005/11/29(火) 20:18:59 0
中国史だけは入門書が山ほどあるなあ
他の分野とは全然違う
今までの蓄積が違いすぎるんだろうな
840世界@名無史さん:2005/11/29(火) 21:15:04 O
>>838
宮崎はペラペラカバーのが置いてあった。
さいたま
841世界@名無史さん:2005/11/29(火) 22:08:53 0
>>840
とりあえず買っときましょう
842世界@名無史さん:2005/11/29(火) 22:10:18 0
アマゾンだと上巻だけ売ってんだよな『中国史』
どうしろと
843世界@名無史さん:2005/11/29(火) 22:49:31 0
中世の戦争などで使われた陣形が詳しく書かれた書籍とかありませんか?
スレ違いですが、日本の陣形でも構いません。
テーベの斜線陣やローマのレギオン、上杉の車懸かり等。
新紀元社の覇者の戦術という本は持っているんですが、
他にも色々と詳しく知りたいです。
844世界@名無史さん:2005/11/29(火) 22:55:56 0
>>843
親切な人が答えてくれるまでのあいだ、ここでも見とけ
戦術の世界史 ttp://www.k2.dion.ne.jp/~tactic/
845世界@名無史さん:2005/11/29(火) 23:09:42 0
>>843
軍事板の本スレの方が詳しい人いるかもよ

おまいらの本棚の蔵書教えてください
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1095461616/
846世界@名無史さん:2005/11/30(水) 09:01:25 0
>>843
原書房でそんな本出してないかい?
847世界@名無史さん:2005/11/30(水) 12:42:09 0
>>846 ハラショー。
848世界@名無史さん:2005/11/30(水) 12:59:24 O
>>843
上杉車がかりって……
ほとんど史実じゃないじゃんW
849843:2005/12/01(木) 21:02:53 O
>>844ー846
ありがとうございます。チェックしてみます。
>>847
ハラショー
>>848
私としては史実で無くても結構なので参考になるものがありましたら教えてください。
850世界@名無史さん:2005/12/01(木) 21:35:39 0
>>843
ttp://www.harashobo.co.jp/
で書籍検索を選択して、書名・著編者名・訳者名は空白のまま
分類で軍事・戦史・ミリタリーを選択し、刊行日の年で1989年以前、
月で1月を選んで、件数30件で検索すると
その方面の本がリストアップされる。

あと、WARBIRDの質問所、
ttp://www.warbirds.jp/ansqn/
で過去ログ検索してみたうえ、適当な分野を選んで質問すると、
そこはプロはだしの詳しい人がいっぱいいて、本なんかも推薦してくれるとおもう。
851世界@名無史さん:2005/12/02(金) 04:41:57 0
今日本屋で見てビックーリした本。
『まるくすタン〜学園の階級闘争〜』
マルクス、エンゲルス、レーニン、トロツキー…みんなまとめて美少女認定!
http://www.jcninc.co.jp/~a-kiba/lab/lab2.html
立ち読みした限りでは共産主義の歴史をパロッたマジメな本?
萌え単系でいつかは出るとは思っていたが…ort
852世界@名無史さん:2005/12/02(金) 15:41:28 0
>>851
いつかは出ると思っていたおまいさんにもビクーリw

近い将来、美少年ver.も出るのかな。
853世界@名無史さん:2005/12/03(土) 20:02:51 0
侯景の乱始末記は三千円出して買う価値のある本なのか教えてくれ。
カネならあるが、無駄に高くは買いたくない。
854世界@名無史さん:2005/12/03(土) 20:18:45 0
買う価値はあると思うが
復刊の気配全然無いんだよなあ
855世界@名無史さん:2005/12/03(土) 22:19:26 0
後漢書が出揃った瞬間復刊されるというシナリオはないの?
856世界@名無史さん:2005/12/03(土) 23:25:02 0
>>853
同好の士としてマジレスすると、興味あるなら惜しむ金額ではないかと。
857世界@名無史さん:2005/12/04(日) 04:01:25 0
>>856
ありがとう。「同好の士」として勇気を出して『まるくすタン』買うよ!
858世界@名無史さん:2005/12/04(日) 12:20:24 0
おまいら一月に何冊読んでますか?
また何冊買いますか?
幾ら位本代に費やしますか?
859世界@名無史さん:2005/12/04(日) 20:56:40 0
新書系でカンボジア内戦の概説書がないかと探したのだが、意外とないものですね・・・
860世界@名無史さん:2005/12/04(日) 21:32:22 0
>>859
検索にかかるのはこれくらいだね

熊岡 路矢 『カンボジア最前線』 岩波新書
ジャン デルヴェール 『カンボジア』 文庫クセジュ
山田 寛 『ポル・ポト<革命>史 虐殺と破壊の四年間』 講談社選書メチエ
861世界@名無史さん:2005/12/05(月) 19:42:08 0
>>816
>「高校生でも面白く読めるイスラム史」
>が無いから

つ前嶋信次「イスラム世界」(河出文庫・世界の歴史8)
862世界@名無史さん:2005/12/06(火) 00:28:31 O
今、中世って流行ってる?
西欧中世史事典Uとか面白そう。
863世界@名無史さん:2005/12/08(木) 00:11:00 0
>>857
マルクスではないが、朝日新聞記者・船橋洋一の『同盟漂流』を買っちまったよ。
96年中台危機のいい資料がなかったもんでね。やっぱ、おんなじことを延々言ってると飽きられるんだな。
864世界@名無史さん:2005/12/08(木) 20:35:03 0
中学生のとき、家に遊びに来た親の知人の研究者から
論文のコピーもらって、わけもわからずに読んだことがあった。
当然ながら知らないタームばっかりで、色々と調べながら、
暗号でも解読するみたいにして読んだ。
たった2〜30ページの文章を理解するのに1ヶ月くらいかかった。
至福の経験だったと思う。
865世界@名無史さん:2005/12/08(木) 22:18:17 0
>>860
中公新書から「カンボジア戦記」ってのが出てたはず
品切かもしれんが
866世界@名無史さん:2005/12/08(木) 22:22:24 0
上のほうで出てる高校生向けのブックガイドとして
山川出版社から「世界史のための文献案内」という本が出てる
96年発行で当然それ以後の本は載ってないが
多くの書目が挙げられてて参考になる
867世界@名無史さん:2005/12/08(木) 23:21:41 0
中村屋の坊主誰か読んで中身おせーて。
868世界@名無史さん:2005/12/12(月) 22:14:39 0
陳 舜臣は小説だからだめかな
869世界@名無史さん:2005/12/12(月) 22:15:58 0
河出文庫の世界の歴史シリーズのカバーだけ新しくなってた
870世界@名無史さん:2005/12/13(火) 02:03:04 0
図説 ラルース世界史人物百科 

糞でした
871世界@名無史さん:2005/12/14(水) 11:58:26 0
>>865 の補足
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121010647/

>>868
小説であっても、歴史好きな人が楽しんで読める本はオススメしていいんじゃないですか?
「小説十八史略」なんかは中高生にもオススメな感じがしますし。
小説なら「チンギスハーンの一族」とか。
872世界@名無史さん:2005/12/19(月) 10:55:11 0
AGE
873世界@名無史さん:2005/12/24(土) 14:49:19 0
ゲームが大好きで本を今まで全然読まなかったのですが、
ゲームに色々聖書の話や神話、日本の神様とか出てきますよね??(デビルサマナーとかで
それで空っぽな私の頭に知識を詰め込みたいという衝動が・・・
宗教や神話の話を楽しく学べる本が欲しいです。どなたかお勧めの本を教えてください。
神話はどの国の神話でもOKです
874世界@名無史さん:2005/12/24(土) 15:05:50 0
↑取り敢えず「旧約聖書」
875世界@名無史さん:2005/12/24(土) 17:34:44 0
マジレスすると新紀元社のシリーズ辺りが素人にも取っ掛かりやすいと思われ

正確性についてはあとで補強しなおしたほうがいいかも試練が
876世界@名無史さん:2005/12/24(土) 17:45:34 0
「巫女の予言」あたりはどうか。訳注本もあることだし。
877世界@名無史さん:2006/01/01(日) 09:11:34 0
AGE
878世界@名無史さん:2006/01/02(月) 18:50:41 0
「スウェーデン絶対王政研究:財政・軍事・バルト海帝国」入江幸二、知泉書館
今日買ってきたけど、なかなかいい感じ。
近世スウェーデン史、三十年戦争史に興味ある人にはお勧めかもね。

ついでに、
「ヴェストファーレン条約と神聖ローマ帝国:ドイツ帝国諸侯としてのスウェーデン」伊藤宏二、九州大学出版会
ももうすぐ出る。
これもかなり期待できそうだ。
879世界@名無史さん:2006/01/04(水) 12:50:55 0
ヴィクトリア朝の医師および牧師の仕事が判る書籍を
ご存知でしたら教えてください。小説でも構いません。
また、階級にかかわらず当時の服飾、装身具について
出来ればカラー図入りで詳細に解説された書籍がありましたら
ご教授下さい、お願いいたします。
880世界@名無史さん:2006/01/04(水) 12:52:22 0
↑は王朝の侍医、ではなくヴィクトリア時代の、の意です。
連投すみません。
881世界@名無史さん:2006/01/04(水) 13:06:48 0
>>879
そのあたりの時代の社会史は

角山 栄,川北 稔 『路地裏の大英帝国』 平凡社ライブラリー

が定番のはず。伝染病の章と、埋葬協会の章に少し医師に
関することが書いてあった気がする。それほど詳しくはないけど。

amazonの『この本を買った人はこんな本も買っています』をみると
資料になりそうな本が何冊か並んでいるから、この辺をチェックしてみては。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/sim-explorer/explore-items/-/4582763812/
882世界@名無史さん:2006/01/04(水) 18:04:42 0
ロシアの南下政策に詳しい本ないでしょうか?
日本のそれに対する反応(朝鮮半島への進出等)にも触れられていれば
なおうれしいです。
883世界@名無史さん:2006/01/05(木) 02:36:50 0
山内昌之 「ラディカル・ヒストリー」

BSで年末にチェチェンやユーゴ問題のドキュメンタリーと、
東欧の民主化ドミノに関する鼎談をまとめて放送してたのに
刺激を受けて、積みっぱなしだった本をようやく手にした。
山内先生はテレビだとボソボソと聞き取り難くて好きじゃないんだけど、
文章だと昨今珍しいスケール感があっていいなぁと改めて思った。

>>882の関心は東アジアの方だと推測するけれど、
もしカフカスや中央アジアへの進出にも興味あるならお薦め。
ただし今読むなら、中公新版通史の「近代イスラームの挑戦」の方が、
ソ連崩壊後に書かれているのでで良いかも知れない。
884世界@名無史さん:2006/01/05(木) 02:44:25 0
鼎談は東欧ではなく旧ソ連の民主化ドミノだった。
わざわざ訂正する必要ないかも知れないけど一応。

山内センセは昨日もBSに出演して06年の国際政治の展望を語ってた。
こうも立て続けにテレビで見かけると、歴史学者と言うよりも、
歴史感覚を大切にする国際政治学者って印象が更に増す。
それはそれで貴重で大事なポジションだとは思うけれど。
885879:2006/01/05(木) 10:11:12 0
>>881
迅速なレスありがとうございました。
早速見てみます。
886世界@名無史さん:2006/01/05(木) 22:07:22 0
>>884
おれも貴重で大事なポジションだとおもう。
887世界@名無史さん:2006/01/05(木) 22:36:02 0
ランド研究所の選んだ50冊を読むくらいならこれを嫁ってのありますか?
The New Penguin History of the World
の各巻に対応するのを、各巻三冊まで位でお願いします
888世界@名無史さん:2006/01/05(木) 23:39:34 0
>>878
表とかグラフとかはいい感じでも、興味がただあるだけの人が5000円
以上だすか?
889世界@名無史さん:2006/01/06(金) 01:07:31 0
山内昌之のように歴史家としての立場から
現在進行形の国際問題について頻繁に発言してる学者って他に誰がいる?
こーいう人がもっと増えていいんじゃないかと思う。
890878:2006/01/06(金) 01:47:49 0
>>888
いやまあ別に図書館待ちでもいいんじゃね? 何となく興味あるだけの人は。
891世界@名無史さん:2006/01/06(金) 11:40:14 0
>>889
岡田英弘
892世界@名無史さん:2006/01/07(土) 17:50:11 0
>>889
逆に歴史への深い素養を兼ね備えた国際政治学者なら
故高坂正堯氏がいたねえ
893世界@名無史さん:2006/01/07(土) 18:19:04 0
>>892
高坂先生の死はあまりにも早すぎたな。
894世界@名無史さん:2006/01/07(土) 18:45:37 0
潮時だったとも言える。
895世界@名無史さん:2006/01/07(土) 22:23:34 0
高坂
岡田
それぞれの著書の中でオススメは?
896世界@名無史さん:2006/01/07(土) 23:48:47 0
高坂先生では
『国際政治』(中公新書)
『現代の国際政治』(講談社学術文庫)
『古典外交の成熟と崩壊』(中央公論社)
『文明が衰亡するとき』(新潮社)


897世界@名無史さん:2006/01/08(日) 11:21:01 0
岡田さんで、その趣旨だと
『世界史の誕生』
『歴史のある文明 歴史のない文明』(共著)
かな。専門分野だと
『康煕帝の手紙』
『紫禁城の栄光』(共著)
898世界@名無史さん:2006/01/08(日) 12:16:34 0
俺のお進めは教科書だね。
899世界@名無史さん:2006/01/08(日) 22:10:10 0
陸奥宗光 『蹇蹇録』 (岩波書店)

一次資料に近い古い本だが表記を一部現代風に変えているので
初学者でも読もうと思えば読める
日清戦争についての最良のテキスト
弱小国としての日本がいかに薄氷の思いで近代に乗り出したかを実感
交渉相手の李鴻章については厳しい見方をするが
日本の一部国民世論にあった李に対する罵詈雑言には同意していない
ちなみに当時朝鮮駐在清国代表で、後の独裁者袁世凱も登場
こちらはただ日本に翻弄されるだけの小物扱い
終盤の三国干渉についての欧州情勢分析は圧巻で極めて興味深い
900世界@名無史さん:2006/01/08(日) 22:23:00 0
『蹇蹇録』の書名は支那古典・易経から
901世界@名無史さん:2006/01/09(月) 15:09:52 0
陸奥宗光なら中央公論の「日本の名著」にはいっていた『陸奥宗光』の巻がなかなか良いと思います。
902世界@名無史さん:2006/01/09(月) 20:42:09 0
>>896-897
サンクス。山内氏の著作と合わせて近々読んでみるつもり。
903世界@名無史さん:2006/01/11(水) 22:41:06 0
『馬賊』は復刊したが『大陸浪人』は復刊されない。
904世界@名無史さん:2006/01/13(金) 23:18:04 0
トクヴィル 『フランス二月革命の日々』 (岩波文庫)

著者が第一級の思想家なのでその歴史的判断を安心して読める
その思想的立場から急進主義と革命の暴力に対して深い嫌悪と恐怖を
示しているが、七月王政のブルジョワ支配層については意外なほど厳しい
批判をしている
革命が既成事実となったからには、共和政を穏健なものに保ち永続させる
のが自由を守るために最善だという立場
ラマルティーヌ、ブランキ、ルイ・ナポレオンなどの肖像も興味深いが
ティエールが徹頭徹尾愚劣で凡庸な人物と描写されてるのがちょっと意外
六月暴動の章は迫真の描写でグイグイ引き込まれる
急進的社会改造と大衆暴力がどんな地獄を生み出すか知ってしまった
後世の目から見ると、この反革命の稀に見る成功に心底ほっとしてしまう
初心者が最初に読むものじゃないかもしれんが、最初の退屈を乗り越えて
読み通すと鮮やかな歴史イメージが心に刻まれる名著だと思います

905ひろっち ◆l5Ju6Ly8I2 :2006/01/13(金) 23:22:50 0
ナポレオンの栄光、でしょ!?やっぱり☆
夜と霧は僕の大先生のおすすめですよっ!!
906 ◆NTkTqravqM :2006/01/16(月) 12:21:07 0
900を超えているのに誰も
西洋文学への招待―中世の幻想と笑い― 九大出版
を挙げないのは何故だろう(確かに絶版ではあるが)。
折れはこの本に出会ったのがきっかけで中世、近世のヨーロッパが好きになったんだが。
デカメロンとか神曲とかニーベルンゲンの歌等の内容を纏めた本だから高校生に特にオススメ
907世界@名無史さん:2006/01/19(木) 23:32:40 0
歴史が文学に与えた影響と言うような内容の本てある?
18,19,20世紀あたりの英・仏文学についての。
○○主義とかの生まれた理由とかが知りたい。
908世界@名無史さん:2006/01/27(金) 20:30:22 0
あげる
909世界@名無史さん:2006/01/28(土) 05:38:37 0
>>907
朝日出版『イギリス文学案内』、岩波文庫『フランス文学案内』
とかじゃダメなのかな?
910世界@名無史さん:2006/01/29(日) 21:29:57 0
このスレの住人の皆さんにご報告。
ここで紹介していたマクニールの「世界史」で入門し、
ずっぽりハマり、ついには妻子持ち、会社員の身ながら、
しかも、全く関係ない分野(米文学)の学士なんだけども、
通信制の大学の史学課に入学してしまった。
忙しいけど勉強楽しいっす。
キッカケを与えてくれたこのスレに感謝。
911世界@名無史さん:2006/01/29(日) 22:03:24 0
>マクニールの「世界史」で入門し
最初に選んだ本が良かったみたいっすね。
912世界@名無史さん:2006/01/31(火) 22:34:06 0
>>910
ガンガレ。面白い本に出会ったら紹介してください。
913世界@名無史さん:2006/01/31(火) 22:43:27 0
岡田タソの歴史とは何かを読んだが、どうもこのセンセ飛ばしすぎじゃね
との感があり、面白いがどうも。
高坂センセは面白い。もうちょっと読んでみるつもり。
914世界@名無史さん:2006/02/08(水) 01:20:33 O
>>804
4までは不動だが、5以降は歴史書以外のが多くないか?
ランケ、イブン・ハルドゥーン、ブローデル、タキトゥス、カエサルなんかを入れたいな。
あとは、歴史について論じた書として、マルク・ブロックやカーの新書も入れたい。
915世界@名無史さん:2006/02/08(水) 01:49:55 0
古代・中世・近代・現代それぞれの時代の入門書と史学概論・方法論の本
5つの分野で各専攻の住人がそれぞれ10冊くらい挙げて
「入門書ベスト50」テンプレでも作ったらいいんじゃね
916世界@名無史さん:2006/02/08(水) 01:56:05 0
歴史関係の本と交互に、簡単な心理学の本を読むのが最近のマイブームです。
ちくま文庫から出てる、「自分を生きるための思想入門」(竹田青じ)
コレなかなか良かったです。
PHPとかから出てるこのての書名の本は、今まで買うのが恥ずかしかったん
だけど。
歴史の本で無駄な知識を入れながら、振いにかけるような効果がありまして。
歴史本ばかりを読む行為に行き詰まってる人いたら、試しにやってミソ。
917世界@名無史さん:2006/02/08(水) 04:05:10 0
中国史を読みたいのですが、中国って新しい支配者が立つ度前王朝や文化を否定し
破壊してたそうですが、なるべく史実に基づいた第一級から2級までの資料を出典している
ような身元が確かで読みやすい本てあるでしょうか?
918ひろっち ◆l5Ju6Ly8I2 :2006/02/08(水) 08:02:59 0
>>917
すごく細かい条件ですね・・・
でも中国近代史ならご存じかもしれませんが
中国の歴史について語るならユン チアンのワイルド・スワンをぜひ
呼んでくださいな(*^▽^*)/
中国史好きの人と話すときこの名前を出すとかなり乗ってきますよ☆
919ひろっち ◆l5Ju6Ly8I2 :2006/02/08(水) 08:06:14 0
>>917
すごく細かい条件ですね・・・
でも中国近代史ならご存じかもしれませんが
中国の歴史について語るならユン チアンのワイルド・スワンをぜひ
呼んでくださいな(*^▽^*)/
中国史好きの人と話すときこの名前を出すとかなり乗ってきますよ☆
920世界@名無史さん:2006/02/09(木) 00:22:19 O
本屋で埃かぶってたんですが
彩流社の『オーストリア史』読まれた方おりますか?
興味あるが高すぎ…。
921世界@名無史さん:2006/02/11(土) 19:43:17 0
週一冊読んでも年50冊しか読めない
読む本決めるより、どうやって「読まなくていい本」を
決めるかが重要だと言ってた人がいたが、その通りです

922世界@名無史さん:2006/02/11(土) 21:12:35 0
>>917
同朋社出版の『アジアの歴史と文化 中国史』の1-5巻とかどうか。
史料が読みたいのか適切な概説書が読みたいのか知らねども、「読みやすい」
というのはなかなかハードルがきつそうな。

資料集だったら以前は『アジア歴史研究入門』の第一巻「中国1」と
第二巻「中国2・朝鮮」があるけど、今はもう少し詳しいものが出ていたような。
923世界@名無史さん:2006/02/19(日) 10:55:32 0
たった今、上記で出ている「怪帝 ナポレオン三世」を読了した。

今まで脇役という形でしか知らなかったナポレオン三世について深く知ることが出来た濃い一冊だった。

ナポレオン三世の最後の言葉

三世「君はセダンにいたか?」

侍医「おりましたとも、陛下」

三世「なら、わかるな、アンリ、セダンで、私たちは卑怯者ではなかったな、そうだろ?」

は読んでて泣きそうになった。
また皇太子のナポレオン4世がズールー戦争で原住民に殺されるという惨めな死も・・・

有名な割りに深く知らない人が多いと思うので、ぜひ一読をお進めします
924世界@名無史さん:2006/02/20(月) 00:00:12 0
>>923
読みたくなった。
それは学術書ですか? 小説ですか?
925世界@名無史さん:2006/02/20(月) 17:16:19 0
学術書です。
オスマンによるパリ大改造にも多くページが割かれていて良かったです。

怪帝ナポレオン三世 第二帝政全史
鹿島茂 著
http://www.junku.fr/jp/detail.php?id=1850
926世界@名無史さん:2006/02/20(月) 17:23:48 0
おされなジュンク堂だなぁ。
927世界@名無史さん:2006/02/21(火) 00:38:19 O
>>925
ん〜、学術書と言うには微妙では
928923:2006/02/21(火) 16:55:11 0
書き出しが
「怪盗ルパンには孫がいた!その名もルパン三世!しかしナポレオン三世と聞くと・・・」

ってところで おいおい・・・って思いましたが、中身は普通ですよ。しかし文章的には多少稚拙な部分も感じられます。
また他書からの引用が多すぎるきがしないでもないです。

今日もう一度最後のエピローグを読んだけどやっぱ泣ける。

セダンの戦いっていうと
うっしゃー!おじさんには負けられねーぜ!突撃〜!→うわ〜負けちまった〜い

って感じでアホな皇帝だなと勝手に想像してましたが、
実際は出陣式にも出れないくらいの病を押して出発し、本国に引くに引けないちゃんとした理由もあったことなど知ると、
>>923の陛下の最後の言葉は(つД`)
929世界@名無史さん:2006/02/21(火) 22:02:13 0
まともかどうかはわからんが
「怪盗ルパンには孫がいた!その名もルパン三世!しかしナポレオン三世と聞くと・・・」
という書き出しで学術書ではないことはわかった。
930世界@名無史さん:2006/02/21(火) 22:43:56 0
鹿島茂って週間文春で週替わりで
「私の読書日記」ってエッセイを書いている人だな。
931世界@名無史さん:2006/02/21(火) 23:36:08 0
ギリシア神話が好きで一通り理解したのですが、面白そうな関連本はありませんか?
できればホメロスの「イリアス」「オデュッセイア」絡みで、
学術寄りのものを勧めてほしいです。
932世界@名無史さん:2006/02/22(水) 00:44:16 0
鹿島さんの本業は仏文学者。
博学だけど、その本は歴史の学術書ではないね(別に悪いことではないけど)。
読んでないので、史実の正確さについては何とも言えないけど。
933世界@名無史さん:2006/02/22(水) 10:14:35 0
学術書でなくても全然かまわないけど、
複数の資料で証明される史実 資料から史実であろうと予測されている 資料はないがこの説が有力 完全な個人の推測
こういう程度がきちんとわかるのがいいよね。
934世界@名無史さん:2006/02/22(水) 23:52:11 0
研究史をざっとおさらいしながら進んでくれる本もいいと思う。
自動的に史料が言及され、その時代の世界史像もわかる。
935世界@名無史さん:2006/02/23(木) 22:43:33 0
>917
>なるべく史実に基づいた第一級から2級までの資料を出典している
ような身元が確かで読みやすい本

歴代正史の史料批判をやってる資治通鑑とか二十二史サツ記とかなら、
史実に基づいているし、一次史料二次史料まで列記してるし、
身元は確かだし、漢文としては読み易いから申し分ないんだが、
全部漢文で現代語訳はないんだよねえ。で、現代日本語で読める本で、
そういう便利な本はない。というより、支那に於ける歴史資料ってものすごい
数だから、二次史料レベルまで挙げていくと恐ろしい量になるぞ。
ま、山名本資治通鑑でも一度読んで見てくれ。294巻あるけど。

>中国の歴史について語るならユン チアンのワイルド・スワンをぜひ
呼んでくださいな(*^▽^*)/

それ、思いっきり小説だということで専門家の間でははっきり
黒白ついてるだろ。史料ですらないじゃないか。
936世界@名無史さん:2006/02/28(火) 22:51:58 0
初学者向けに100冊くらいのブックガイド求む
937世界@名無史さん:2006/03/01(水) 01:16:28 0
フランスヴィシー政権についての
本を紹介しください
938世界@名無史さん:2006/03/01(水) 01:26:51 0
>>937
ヴィシー時代のフランス:対独協力と国民革命1940-1944、ロバート・O・パクストン、柏書房、2004年

基本書だと言われています。
939世界@名無史さん:2006/03/01(水) 01:36:44 0
『火器の誕生とヨーロッパの戦争』って入手困難なのかな
アマゾンだと三倍くらいの値段になってるけど
940世界@名無史さん:2006/03/02(木) 02:23:54 0
>>937-938
さらっと読むなら938を訳してる渡辺和行の
『ナチ占領下のフランス』(講談社選書メチエ,1994)なんかもある。

Paxtonの原著が2001年だから内容的には古いんじゃないかとは思うけど、
専門じゃないからなんともいえない。
941世界@名無史さん:2006/03/04(土) 20:02:32 0
『マオ』をざっと読んでみたが微妙
どうせ文庫で出るだろうから手放すか
942世界@名無史さん:2006/03/04(土) 22:52:46 0
ずっと品切れだった
マクマリー「平和はいかに失われたか」(原書房)
が増刷された模様
手に入れてない人は即注文を
ついでにマクマリーから極東政策の示唆を受けたケナンの回顧録と
同じくケナンに影響を与えたグリスウォルドの「米国極東政策史」も復刊して
943世界@名無史さん:2006/03/04(土) 22:58:00 0
>>930
エッセイで賞をもらっていたはず。
944世界@名無史さん:2006/03/05(日) 14:28:55 0
中公新書「ソヴェト学入門」
ソ連の経済力がものすごい勢いでアメリカのそれを追い抜かすと予測するグラフが載っている。
945世界@名無史さん:2006/03/06(月) 08:47:21 O
>>944
そりゃ笑える・・・と思ったらキューバ危機の年に出た本か。

後知恵でどうこう言うのは・・・まあたしか数年後には、
農業の失敗の責任をとるかたちでフルシチョフが失脚するわけだが。
946世界@名無史さん:2006/03/06(月) 09:17:34 O
秘録 大東亞戦史 朝鮮篇/富士書苑
今とは違う朝鮮人の姿が見えてくる。変わらない所もあるけど。
947世界@名無史さん:2006/03/06(月) 23:30:57 0
塩野七生にハマって既刊を全部読んで、最近は佐藤賢一とかがおもしろくなってきている初心者です。
「海の都の物語」がとても面白かったのですが、これと同時代のヴェネツィアとフィレンツェ、ジェノヴァ
等のイタリアの都市国家についてお勧めの本とかないでしょうか?
歴史的な成り立ちは勿論、政治制度や経済制度の違いなどにも興味があるのですが・・・
948世界@名無史さん:2006/03/07(火) 01:14:36 0
塩野の本って歴史書じゃないんじゃない?歴史エッセーかもしれないが。
この人の扱う範囲は俺も昔いろいろ本を買って読んでいたんだけど、
読む気にならない。
949世界@名無史さん:2006/03/07(火) 01:42:45 0
>>947
これなんてどうかな?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122011922/

あんまり細々としたことは書いてないけどね
950世界@名無史さん:2006/03/07(火) 03:01:39 0
>>947
「君主論」はどうだろう
歴史の本じゃないが、当時の社会状況をつかむために
まあそれを抜きにしてもいい本だし
951947:2006/03/08(水) 19:39:09 0
>>949-950
ありがとうございます。
とりあえずマキャベリ関係の本を漁ってみようと思います。
書店にグイッチャルディーニの『イタリア史』もあったんですが、
一冊が高い上に分冊なので図書館に入るまで待ちます・・・ ('A`)
952世界@名無史さん:2006/03/08(水) 21:22:44 0
>>944-945
その時期の本だと、左派雑誌『マンスリー・レビュー』のレオ・ヒューバーマンと
ポール・スウィージーが書いた『キューバ』(岩波新書,1961)なんかもおもろい。

カストロ以下の政府はやる気に溢れ、福祉は充実、行政は健全化…キューバの未来は五月晴れ!とか
5年位前に読んで色々考えさせられた。
953世界@名無史さん:2006/03/08(水) 22:12:23 0
岩波新書『ナチスの時代』もすごい
西ドイツの学者の著者が書いた本文は今読んでもまっとうだが
訳者の註がひたすら余計
954世界@名無史さん:2006/03/08(水) 22:18:33 0
>>953
中国史で言う、いわゆる「贅註」ってヤツか……。
955世界@名無史さん:2006/03/09(木) 20:58:31 0
>>948
塩婆の本は歴史書じゃないよ。よく調べてあるとは思うし、専門じゃない人がローマについて知ろうとするなら十分だとは思うけどね。
あの人の本は、参考文献から逆引きするとすごく便利に使えると思う。
スレ違いだったらスマソ。
956世界@名無史さん:2006/03/10(金) 00:27:44 0
ローマ人の「物語」として傑作つーことだな
957世界@名無史さん:2006/03/10(金) 00:28:14 0
ここは歴史書以外の本はダメなのけ?
世界史板が史学専攻者onlyで専門書以外は読むに値せずっていうなら退散するけど。


ズブの素人はなんでも興味があるんだいヽ(`Д´)ノウワァァン!!
それこそ地図帳みてるだけでもwktkできるぜ。
958世界@名無史さん:2006/03/10(金) 01:43:50 0
んなことない。ただ読み物と研究書の線は
はっきりしときたいヘンクツ(俺みたいの)がたまにいるだけだお

どっちも面白いものは面白いし、つまんないものはつまらん
959世界@名無史さん:2006/03/10(金) 09:33:45 0
よーし、パパが世界大アトラスをおすすめしちゃうぞ!
960世界@名無史さん:2006/03/10(金) 10:52:31 0
高いよパパン!
961世界@名無史さん:2006/03/10(金) 21:33:00 0
手元に地図帳を置いておきたいけど、
なかなかいい感じのがないんだよね。
みなさんは手元に地図帳を置いてます?
962世界@名無史さん:2006/03/10(金) 21:34:27 0
俺は山川出版の使ってますよ
963世界@名無史さん:2006/03/10(金) 23:05:03 0
吉川弘文館の世界史年表・地図
それと山川出版の高校教科書は手放してない
964世界@名無史さん:2006/03/13(月) 13:27:07 0
ちょっと古い本だけど、「サイエンスパラダイムの潮流」という本は面白かったよ
965世界@名無史さん:2006/03/20(月) 01:17:46 0
中国の通史みたいなのって無いですかね?
966世界@名無史さん:2006/03/20(月) 02:12:52 0
宮崎市定とか貝塚茂樹とか陳舜臣とか色々あるだろうに
967世界@名無史さん:2006/03/20(月) 21:16:05 0
市定さんおすすめ
968世界@名無史さん:2006/03/22(水) 18:31:51 0
>>965
手頃に入手できるものだと陳舜臣の「中国の歴史1〜7」講談社文庫
三皇五帝から中華民国の国共合作まで詳細に記述している。
969世界@名無史さん:2006/03/22(水) 23:46:46 0
>>965
俺も陳舜臣をおすすめするが、もし何冊も読みたくないという短気さんなら
「物語 中国の歴史―文明史的序説」(中公新書)を読むといい。
新書だからすぐ読める、ただし記述は清で終わってるが。
まあ現代史はよくまとまった本いろいろが出てるから、他を当たればいいだろう。
970世界@名無史さん:2006/03/23(木) 00:52:43 0
石原保徳『世界史への道』はどうですかの?
971世界@名無史さん:2006/03/25(土) 00:35:49 0
イタリア中世史の良書を探しているのだがなかなか見つからない。
その前後史の専門書は数多いが、中世となると
ヴェネツィア史関係がほとんどのよな気がする・・・
972世界@名無史さん:2006/03/25(土) 10:15:15 0
新書でシチリア王国があるけど、これまた狭いね。
973世界@名無史さん:2006/03/26(日) 00:13:26 0
クシャーン帝国に関する本はありませんか?
974965:2006/03/26(日) 01:07:31 0
厨丸出しな質問の仕方して申し訳無い&紹介してくれた人たちdクスでした。
975世界@名無史さん:2006/03/26(日) 13:01:10 0
上でイスラム史で前嶋信次氏の概説を勧めてくれた人がいたが
ざっと見たところあまり面白そうではなかったので
バーナード・ルイス「イスラーム世界の二千年」(草思社)にした
高いけど
なんかネオコン御用達のイスラム学者とか悪口言われてるみたいだが
池内恵の言うような無批判な専門家じゃないところがかえって信頼できる気がする
976世界@名無史さん:2006/03/26(日) 13:27:53 O
スレ違いでごめん、proxyに繋がらないって出て見れなくなった所が出てきたんだけど、どうすればいいんですか?釣りとかではなく真剣に聞いています。お願います。自分にはこんなの初めてでよくわからないんです。
977世界@名無史さん:2006/03/26(日) 15:11:10 0
>>971
物語イタリアの歴史―解体から統一まで
藤沢道郎/中央公論社(中公新書)

これを勧める。中世イタリアだと主にフリードリヒ二世と
ボッカチオの記述がある。
978世界@名無史さん:2006/03/26(日) 16:43:19 0
>>975
イスラーム史だと
物語 中東の歴史―オリエント5000年の光芒 牟田口 義郎 中公新書
それほど長くなくて、それでいて面白い。
イスラーム及び中東の入門書には最適。
979世界@名無史さん:2006/03/26(日) 20:58:04 0
中公新書の「物語 ○○の歴史」っておもしろいですか?
いろいろ出てるみたいですけど…。
980世界@名無史さん:2006/03/26(日) 21:02:53 0
>>979
お勧めはイタリア・中東・中国
逆に駄目なのはイラン。大半がホメイニ体制時の記述で
イランの歴史は半分以上が削除。
981日本人:2006/03/26(日) 21:05:34 0
ちくま新書、「感染症は世界史を動かす」岡田晴恵著。細菌、ウイルスなどの
病原菌が社会に影響を与え、中世ヨーロッパ社会では壊滅的な打撃を与えたペスト
 人類史を大きく動かした感染症の歴史からその脅威と対策を考える。
982世界@名無史さん:2006/03/26(日) 21:58:00 0
>>979
フィリピンとヴェトナムもよい
983世界@名無史さん:2006/03/26(日) 22:39:44 0
「アラブが見た十字軍」イスラム側から見た十字軍史。お勧めの良書。
984世界@名無史さん:2006/03/27(月) 00:36:31 0
次スレ立てました

世界史板住人がおすすめの本を紹介するスレ2
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1143387186/
9851999年7月以来…:2006/03/27(月) 00:55:31 O
予言が外れたとして無視されているが…

ノストラダムスは面白いですよ。

【卍】 ≦予 ̄>
  G\(^■^ ラ
   \ <!>+\
西欧の最も深いところから

貧しい人々の中から若い子供を生み

彼の舌で多くの人々をそそのかすだろう

その名声は西の王国にも広まるだろう

【諸世紀V‐35】

偉大なるゲルマン人の国の首長は

自分が王の中の王にあたかも手助けしたいかのようにふるまう

ドナウ国から彼は助けられる

彼の行動はどれほどの血の川を流すことだろうか

【諸世紀\‐90】
986971:2006/03/27(月) 02:01:48 0
>977
どうも。でも、人選がイマイチなのであれは未読だった。
やっぱり、グィッチャルディーニ くらいしかないかな・・・
物語シリーズの話がでているので、個人的なおすすめは
○ヴェトナム、カタルーニャ △中東、ラテン=アメリカ、スイス
あたり
987世界@名無史さん:2006/03/27(月) 02:06:28 0
>973
クシャーナ朝のことであれば、
東方選書の『大月氏』は結構おすすめ
988世界@名無史さん :2006/03/27(月) 16:37:38 0
世界史じゃないけど「隠された十字架」はイイ!
989世界@名無史さん:2006/03/27(月) 18:37:21 0
>>981岩波新書 村上陽一著「ペスト大流行」は名作やで!
990日本人:2006/03/27(月) 20:17:45 0
>>989
昔読んだ。立川昭二も似たような本書いている。
991973:2006/03/27(月) 23:54:38 0
987さん、ありがとうございます。
読んでみます。
992世界@名無史さん
古い本だが、中公新書の「シベリア流刑史」。すばらしいよ。
とくに、デカブリスト事件で流刑になった貴族の若者たちの挿話は、
「知性・精神力・人間性とは何か」という問いに、究極の答えを示してくれた。