1 :
NASAしさん :
2009/06/05(金) 11:08:37
8 :
NASAしさん: :2009/06/06(土) 17:32:30
>>6 >現在、更に大型機体の設計製作が行われている様子です。
ソースは?設計だけなら、JAXAのHPの契約関連の公告に
平成20年12月2日に「再使用観測ロケットベースライン検討」ていう契約が
あるので進んでいるようだけど、製作や製造の契約は見当たらないんだが・・・。
まあ、ほんとに製作まで着手できているなら、それはそれで楽しいと思うけど。
ところで、世界初はDC-X(DC-XA?)だと思うけど。
DC-Xも実際には離着陸しているので(こけて最後は中止になったけど・・)。
再使用観測ロケットはまだプリプロジェクト
最後はやっぱりコケておしまい
いや、成功してLNGブースタのテストベッドになってもらえるとありがたい。
LNG試験成功して、GXの需要調査して、 こりゃダメだ事でGXは中止が一番良い。 つまりLUNAR-Aのペネトレーター式
GXは今の調子で進めればいい。 バンデンバーグに多額投資のプランでいい。 どんどん使うプランでいい。 金額が目立てば目立つほど素晴らしい。 そして、それは民主政権で無事に駆除される、と。 そういうフラグでしょ? 中途半端に減額すると、なにかとドジな民主のあんぽんたんが見逃すといけないから。 しっかりとフラグを立てて頂ければ幸いです。
IHI利権に浸かった民主議員がいるので無意味です。
それって民主内部でチカラあんの?無いでしょ。
民主政権になるとGXごとJAXAが駆除されかねん
>>16 民主のGX反対派
その必要は無い。
民主には財源の裏づけの弱さ、という武器がある。
なんでもいいんだよ、捻出できればw
そういう意味では、IHI利権議員以外は全員GX反対派とみなせる。
>>17 JAXAごと駆除されかねん
それはご指摘の通り、諸刃の剣なのは百も承知。
まるごと吹き飛んで宇宙開発が一切無くなる様な暴挙はしまいて。
むしろ、棚卸必至でお掃除出来てよろしいのでは?
19 :
NASAしさん :2009/06/07(日) 13:48:33
20 :
NASAしさん :2009/06/07(日) 19:01:44
>>17 それは言えるナー、
折角年間5千億に予算が7割もアップするかもと期待しているのに。
ロケット総合スレにふさわしい話題としては、日本のロケットの ラインナップ切り分けの話とかだろうか。 諸氏の意見を求めてみる
>>21 そういうの、良いですね。
自分なんか確固たる意見でなく、漠然としたイメージしかないけど、
大中小あるとして、
小〜中の下まで : 固体継承・発展系
中の上〜大まで : LE-X
の2Wayでよろしいのでは? とか感じる。
中の中はどうしてもカバーしなくてはならないのか?
衛星自体も小型化か、静止軌道(通信放送系)は大型化(長寿命・大容量)な感じだし、
その辺りをカバーできればよろしいのでは?
中国の長征5型が、意外といい構成で設計している。 1段目は ・ケロシンの小型、大型 ・液酸液水の小型、大型 で、ケロシンは単体で1段目にもなるし、液酸液水1段の補助ブースターと しても使える設計。組み合わせをいろいろ変えて、最小構成では小型衛星、 最大構成では宇宙ステーションまでカバーできる。 アトラス、デルタ、アンガラのような1段目が水素かケロシンのどちらかし かないロケットファミリーより柔軟性が高い。アリアン5に至っては、1段 には全く柔軟性がない。 同じことを日本でやると、 ・SRBの小型(現用SRB-A)、大型(新規開発) ・液酸液水の小型(H-IIA)、大型(H-IIB) といったところか。つまりH-IIシリーズとイプシロンってのは、アメリカや ロシアより中国に近い、小型から大型まで対応可能な柔軟なモジュールロ ケットシステムと言える。
> ロシアより中国に近い どう考えてもエネルギア-ゼニットのが先だろ エネルギアM以降燻り続けて3月にやっと採用されたRus-Mもまた然り
25 :
23 :2009/06/08(月) 21:12:22
>>24 それはわかってるんだけど、実際にはゼニットしか残っていないから書かな
かったんだ。
エネルギアシリーズがウラガンやヴァルカンまで完成していたら、小型から
大型というより中型から超大型までカバーするモジュールロケットシステム
になっていたろうに、残念だな。
同じ名前をつけて一部に共通部品を使えば同じロケットなの? どうせ「実際に使う組み合わせ」以外は廃止することになるだろうし
すまん。H-IIスレに書こうとして意味不明な誤爆になった
>>23 固体の大型化はコスト面で問題を抱え、ケロシンとは事情が違うのではないか。
単体としては基幹ロケットのSRB級のサイズを最大とするほうが
良い気がする
>>29 少なくともアリアン5級ぐらいまでは経済的にも可能と考えていいんじゃないだろうか。
将来的にはLNGフライバックブースターがいいとは思うが、これはまだ先の話。
アリアン5のバカでかい固体は有人目指してたころの名残だろ 固体は大きさが変われば全然違うロケットになるから、 抱かせる本数でバリエーションをつけた方がいい
H-IIはSRB6本まで想定した基本設計だったが、H-IIAは可能なんだろうか。 スラスト伝達用ブレースが結構ギリギリな感じがするけど。 ああ、H-IIBなら余裕あるかな?
アリアン5は1段とブースターは新型に変わると旧型は使わなくなるから
今後GS型も終了してES/ECA/ECB(計画中)の3種が2段が違うだけの
ラインナップになるわな。
サイズの大きい下段の種類は増やさず、ブースターの本数や
上段の種類を変えることで品揃えを構成する場合も多いわけで、
>>23 の言うような論理で柔軟というのをほめるべきかは微妙だと思う
>>32 H-IIAでは第1段を改修しようがしまいがSRB-A6本は無理
H-IIBの第1段を改修するならギリギリ出来るかもしれないが
その予算でM-14クラスの新型SRB作った方が色々と得ではないかと
> M-14クラスの新型SRB わざわざSRB-Aと別にそんなもん作る意義がない
>>35 次期固体の発展案の一つとして何度か取り上げられてますが何か?
アンガラ発展型の構想じゃコアに液体水素のエンジン載せたLEO50t級のランチャーがあったような
>>36 次期固体のために新型ステージを開発するってのがどう「色々と徳」なの?
おれもNASDA-iでSRB-A6本の資料見たな。 なんでこれやんないんすかってNASDA-iのひとに聞いたら たぶんコスト面の問題だろうと言ってたが 流石に専門の人じゃなさそうだったから本当かわからん。 振動とか固定用フレームの設計の問題かもしれん
>>38 SRB-A6本案との比較って前提での話なんだが
6本案の場合には第1段設計変更の他にVABとMLの大幅な改修が必要になるわけで
H-Xで射場システムの大幅な変更も検討されてる現状としては良い投資ではない
さらにH-Xが径4mになれば開発成果の流用も効かない
一方SRB-Aを伸長した増強型を用いて4本でSRB-A6本の性能を実現する場合には
第1段の設計変更も204開発時とそう変わらない上にVABやMLの改修はほとんど必要ない
次期固体発展型と開発費の一部を共有出来るし新型SRBはH-Xに流用することも可能
ESAがP250+P80+VinciなH-IIA/Bクラスのロケットを開発しようとしてる件 2012年にプロジェクト化して2015年に上げる予定らしいが
42 :
23 :2009/06/12(金) 11:11:07
>>33 4mと5.2mではあまり差がつかないから、この程度なら1種類に絞った方が効
率的か。H-Xもどちらかに統一する構想だし。もっと大きな、6m以上のコア
ステージを用意するような需要があれば話が変わってくるけど。
>>40 SRBの再国産化も検討しているようだから、それをSRB-Aの1.5倍相当で設計して
おけば、2本で2024相当、3本で204相当、4本で206相当になるな。202相当が
なくなってしまうが、コストダウンで202より安くできればいいという感じで。
>>41 H-IIAはともかく、B並み?アリアン5の下位クラス相当の能力があるとは考え
にくいけど・・・
ちょっと計算したが202型並。 位置づけとしてはソユーズSTK代替ってとこかな。
話は変わるが、アンガラってコアロケットを5本束ねても、真ん中の1機を止め たらリフトオフできない程度の推力じゃないか? 周囲4機でリフトオフして中央を2段として使えば能力は大幅に上がるけど、単 に5機束ねただけで全部点火しちゃったら、2段以上を相当大きくしないと全体 効率が悪くなりそうに思えるけど、なんであんなつくりにしたんだろう。
3本から5本でちゃんと性能は上がってるから、それなりの工夫はしてんだろ 軽くなってきたらコアだけ推力絞るとか
ミッションあたりのコストを重視した結果だろ
RD-191は30%から105%までスロットリングできる
コアだけ絞って、分離してからフルスロットルか。理解はできるけど、もし 本当にそうなら、ずいぶんややこしい話だなあ。タイマーで絞るだけなら、 制御自体は単純なのか。
デルタ4ヘビーはやってるな 同じステージを使ってるのに、脇の2本はコアより80秒くらい早く分離する つうかスロットリング自体は別に珍しくない スペースシャトルだってやってる アトラス5なんかは最大Gと最大動圧とフェアリング分離時のG制限を守るとかで、 複雑怪奇なスロットリングしてたぞ
50 :
NASAしさん :2009/06/12(金) 23:59:56
>>40 H-XはなるべくSRBを使わない方向で検討されているんじゃないの?
>>50 H-X202とかH-X204とかの検討案も一応出てる
コスト的にLRBより有利な範囲では使う可能性もあるのでは?
なるべくSRBを使わないつもりなら水素より重い炭化水素系燃料のエンジンが要るのでは
必須ではないが欲しいってとこだな。 全段液水とか、どんなに技術力が高くても工学的にバカらしすぎる。
54 :
NASAしさん :2009/06/13(土) 11:49:59
LE-7Aの推力が小さすぎるから、H-IIAはSRB-A無しではリフトオフできない =SRB-Aに問題が起こると運用が完全に停止(例えば6号機の事故後) 一方、アトラスVやデルタIVは固体補助ロケット無しでもリフトオフできる =固体補助ロケットに問題が起きても、運用が完全に停止することがない ・・・というところも、大きいんじゃないの。商売するには。 特に、GXクラスでお客さんがいるなら、SRB-A無しのコンフィギュレーションでの 打ち上げ能力をGXと同等程度にしておけば良いのだから。 それから、H-IIAのSRB-Aは推力の方向を制御できる、というか、たぶんLE-7Aの 推力が小さ過ぎるからLE-7Aだけでは機体の姿勢を制御できないので、SRB-Aにも 推力の方向を制御できるようにしていると勝手に予想しているけど、 もし、1段エンジンの推力を向上させてこれだけで機体の姿勢制御ができるように なれば、SRB-Aからそんな機能は取り去ってコストダウンも出来るんじゃないかな? まあ、イプシロンとは共用できなくなるけど。 (アトラスVの固体補助ロケットにはついていなかったと思う。)
>>54 んー。普通、ロケットはペイロードを目一杯積んで打ち上げるわけで、
SRBが停止した時点で、例え離床できたとしても目的の軌道にたどり着けるかどうかは怪しい。
低軌道衛星なら、多分軌道に乗ること自体が出来ない。
静止軌道衛星なら、不完全なGTOには乗せられるかもしれないが、
そっからリカバリーしようとすれば衛星側の寿命を激減させるので、
保険金をもらって再打上げをえらぶ方が多いんじゃないか?
商業的にメリットになるとは思えないんだが。
あと、SRBのジンバルは機体のロール制御にも使われるので、
H-2Bはいいけど、H-2Aなら別途ジンバル制御用のスラスタなりが必要。
56 :
54 :2009/06/13(土) 16:40:44
>>55 飛行中に何かあった場合という意味ではなくて、軽い衛星ならSRB-Aなしで
打ち上げられるシステムにしておけば、少なくともSRB-Aで問題が発生しても
解決されるまでの期間で完全な運用停止になることなく、打ち上げ可能な
衛星であればSRB-A無しのコンフィギュレーションで運用が続けられるという
意味なんだけど。今のH-IIA/BではSRB-Aで何か起きれば、それが解決されるまで
運用停止だから(LE-7Aに何かあった時も同じだけどね。それはそれで
メインエンジンだから仕方ないのでは。)。
それからH-IIAはSRB-Aの燃焼終了(2分ぐらい?)の後、しばらくしてから
第1段の燃焼終了(10分くらい?)だから、それまでの間のロール制御用に
スラスタをつんでいるはずじゃないかな。
>>56 すまん、SRB-A燃焼終了後、補助エンジンを起動してロール制御してるわ。
なんか色々疑問はあるのだけれど・・・。
・軽い衛星ならって、軽い衛星を打ち上げたい客は最初から他のロケットをえらぶのでは?
・デュアルロンチで受注した客をシングルロンチでこなすってことかな?
そうすると受注数の倍、1段目と2段目をストックすることになるけど
それって結構コスト圧迫するとおもうけど。
・そもそも固体ブースタに問題が発生するって前提の設計はおかしくない?
じゃあ2段目が駄目になった時のために、1段目とSRB-Aだけで打ち上げるコンフィギュレーションも考えるの?
10機以上打ち上げてきてるんだから今更何年も中断するようなトラブルって怒らないと思うんだけど。
58 :
NASAしさん :2009/06/13(土) 19:49:04
北朝鮮に爆弾落とせるロケットつくってよ。 ミサイルでも可
SRBを改造したとして能力が向上する。そうすると小型衛星打ち上げを目的とした次期固体が 中型までの能力を持ったらそれはそれでいかがなものか? H-U系、次期固体ともに現在の課題はコストにある。SRBを改造するにしても能力向上を 目指すのではなく、コスト削減にいくのではなないか? LE-7からLE-7Aのように、開発費を抑え、コストを下げる。この方向にいくのならSRBを 複数搭載し本数により能力に変化をだすやり方が適切なのだと思う。わかり易い例で いえばSRB廃止のSSB導入みたいなもの。
>>59 能力向上って言っても燃焼パターンは大きく変更できないし燃焼時間が伸びるだけ
それを適用したところで3基クラスタ化するんでもなきゃ中型相当にはならん
能力向上型にM-25を足してもやっと低軌道2tとかそこらだしな
コスト削減は固体燃料の可塑成形を可能にする方向で既に進行中
ブースター細くして沢山ってのは質量比悪くなってコスト削減からは離れるよ
SSBやGEMのコスト考えりゃわかると思うが
61 :
54 :2009/06/13(土) 22:22:31
>>57 >・そもそも固体ブースタに問題が発生するって前提の設計はおかしくない?
いやいや、前提というわけでなく、H-Xのラインアップ案がどうしてああなっているか
少し考えてみただけだよ。
今のH-IIA/Bでは、SSB以外に問題が発生したらすべて運用停止だよね。
(SSBなら2022と2024が運用できないだけだけど)
一方、H-Xのラインアップの案を見ると、一段の能力を向上させてSRB-A無しでも
運用できる形態を基本とするようだから、それならSRB-Aに問題が起きても
基本形態で受注した衛星だけは運用できるので、そういう利点もあるのではと
思って書き込んだんだが・・・。基本形態以外でデュアルで取った客を
基本形態を使ってシングルで打つかどうかは、「お客さんが希望すれば」で
良いんじゃないの。
別に、SSBのように実際するのではなく、考え方として性能は下がりながらも製造数を 多くすること等で大幅にコストを抑えるという形になるんじゃないのかということ。
>>62 現状で有意な製造数差を出すためには細くすることは必須だろ
本数出してコスト下げる見通しが悪いからこそ燃料の改良に取りかかってるわけで
ロシアって固体の技術もってないの?
液体ほど得意じゃないだけか
むしろ戦略核ミサイル転用のロケットは、ロケットとしては小型のスタールト(トーポリ)やその後継(トーポリM)しか なくなっていく(潜水艦発射もこの派生型)。ドニエプルやロコットは打ち上げロケットとしては大型でなくても、 核ミサイルとしては大型で今のところ同等のサイズの後継のミサイル計画はない。 十年二十年以上後を考えると、核ミサイル流用の激安露ロケットは小型の固体しかなくなり、 それ以上の宇宙用は専用でつくるしかなくなると思われる。ちなみにスタールト(トーポリ)で固体三段式総重量約45トン、 核弾頭ペイロード1トン、LEO532kgであり、次期固体よりもだいぶ小さくM-Vライト程度
ロシアは固体使わなくても高性能で大推力の液体エンジンあるからな わざわざ比推力に劣る物を使う必要が無い。今後も軍用かミサイル転用ロケットに留まるだろうな
69 :
NASAしさん :2009/06/14(日) 10:37:29
かぐやセレーネ2 月面垂直離着陸ロケットの開発はどうなっているのでしょうか?
ロシアで固体がアメリカや日本ほど発展しなかったのは主に気候の問題
SRB-Aのサイズを変えなくても、高速燃焼にして切り離し時間を早めれば、 打ち上げ時の重力損失を減らせるので、その分ペイロードが増える。
加速度がひどいことにならないか
確実に第1段補強で重くなるな
高速燃焼ってまたノズルに穴開きそうだけどどうなの?
204やH-IIBは、わざわざ推力をおさえているわけだが。
204構成で、 −SRB-A推力若干UP調整型 −第一段SRB-Aのみ燃焼 −第二段LE-X1機空中着火 (SRB-A推力低下してくる燃焼末期に、その火力から引火させる) −第三段LE-5B現行or改良型 ではだめかしら?
> その火力から引火させる これはひどい
78 :
76 :2009/06/15(月) 12:45:31
ローコストな着火機構をと思ったんだけどw 一気に吹くと爆発的引火しそうでテラコワス。 じわーっと、いい塩梅によろしく。 一応、 開発費重点化→LE-X LE-Xは、なんなら推力少しくらい落としてでも低生産コスト化に努力。 推力はSRB-Aをうまく使えばよろし。 SRB-Aも調整程度で新規性をなるべく抑える。 その他流用・継承で費用削減 という感じ。 いや、もうすぐ民主政権だから、現実路線がいいかなあとw そうでもして、なんなりと新規開発Prjやんないと、現場(開発&生産)が維持できないでしょ、 そろそろ。
ケネディー宇宙センターを見学したとき、日本人の観光ガイド(NASAの人では ない)がシャトル発射時のSSMEのアップ映像を指して 「この火花で点火するんですよ」 と言ったのを思い出したよ。観光ガイドとは言えあんまりなので、2段燃焼サイ クルがそんなんで点火できるわけない、と説明してしまった。LE-Xはエキスパ ンダーサイクルとはいえ、いくらなんでも無理な話だわな。 あとLE-Xは、比推力を上げるより推力を上げる方が楽だから、そっち方向で検 討していると聞いたことがある。
しかしあの火花の本当の意味を知らない人なら 間違いなく全員あれで点火すると思うよね
突然すまぬ。 X-33のリニアエアロスパイク、またそれに限らず エアロスパイクのノズルを使ったエンジンは 言われているように冷却の観点で問題があるからダメなのかな?
んー。 結局はスパイクノズルだろうと、燃料によって決定される比推力の理論限界は超えられないわけで。 1気圧から真空まで全部の高度で最高の性能を出せるとしても、 単段式ロケットを実現するには足りないわけで。 それならどうせ多段式にするんだから、各高度に最適化したエンジンを使えばいいわけで。 なんというか、たとえ開発に成功してもそれだけじゃ何にもならないというのが 開発が停滞してる原因だと思う。
いっそスパイクノズルに水素エンジンとケロシンエンジンを交互に並べて 低高度ではケロシンエンジンを…
なるほど。 あくまでも既存のロケットの改良という観点から見れば、 1段目なんかは気圧の大小が大きいから色々貢献するんじゃないかと思ったんだがなー。 勝手なイメージだけど、ベル型よりも丈夫な気がするし。 このノズルはブレイクスルーというよりも、言ってしまえば単なる改良で、 これ研究して得られる益よりも、なんか別のもっと凄いのやったほうが良いのかね。
1段目は、比推力が要らないから貢献度が低いんだよ。SRBで事足りるんだから。 2段目は比推力が必要だけど、真空用ノズルを低圧で使うと地上ではつぶれて しまう。 角田で研究してる2段膨脹式のノズル(地上では剥離して、短いノズルとして 機能する)が、LE-7のような地上から点火するエンジンには最適な感じがす る。まあ、LE-7やSSMEが地上で始動するのは2段燃焼サイクルのせいだから、 LE-Xなら高空始動でも問題ないような気もするけどね。
アメリカのSSTOって妥協してSRBをつけるわけにはいかなかったのかなあ 一回ごとの費用がスペースシャトルより安ければいいだろうに
妥協するならSRBじゃなくてTSTOだろうが、どっちにしても経済的に成り立たないと難しい
シャトルの値段があまりにもあんまりなので、シャトルより安ければってわけには・・・
SRBだって再使用してるんだから、立派な再使用TSTOだ。 シャトルの場合、完全再使用じゃないのは上段の方。
むしろシャトルはSRBを単段Launcher本体と考えればいいのだ オービターはつまり衛星なわけでETはBreezeMのAPTみたいなもんだろう
違うよ全然違うよ
92 :
NASAしさん :2009/06/19(金) 00:26:56
もしも、スペースシャトルのメインエンジンがケロシンエンジンだったら もっと楽に運用できたんだろうか? 耐熱タイルの損傷の主要因である燃料タンクからの氷塊の落下は、ケロシン燃料では起きないよね?
>>92 シャトルの場合氷塊より断熱材の問題では?
アメリカのケロシンエンジンじゃTSTOは無茶かと
だってあれ比推力200台なんだぜ?
じゃあRD-180で
>>92 むしろ液水は低温すぎて空気が液化するから氷がつくのは液酸タンクだけとかきいたような?
>>94 アメリカ最強の比推力を持つマーリンエンジンがあるじゃないか
342sらしいぞ
>>94 F-1エンジンはIsp=300[sec]超えていませんでしたっけ??
F-1の改良版では、Isp=300[sec]間違えなく超えていたと
記憶していますが・・・
一応、シャトルの初期構想ではF-1使用案もあったんで、
候補に入れても良いですよね??
真空中比推力はギリギリ300秒越えるな
まあそれでもRD-170の地上比推力より低いんだが
>>96 > 342sらしいぞ
それはでかいノズルを履かせた上段用の値
あー300s微妙に越えてたかスマソ
>>97 シャトルのF-1使用案はSRB代替だしメインエンジン代替にはならんでしょ
100 :
NASAしさん :2009/06/19(金) 15:10:34
101 :
NASAしさん :2009/06/19(金) 21:19:07
>>100 おお(^o^)
着々と進行しているなー。
LNGエンジンの開発は最近順調そうだねぇ
103 :
NASAしさん :2009/06/20(土) 10:37:22
どーせすぐに「つまらない作業ミスにより、試験の実施を延期します」とか出るよ。
104 :
NASAしさん :2009/06/20(土) 10:38:58
どうせ作業ミスとか設計ミスとかで、試験が延期になりました〜 とかになるんじゃね?
大事なことなので2回(
LNGエンジンの進展は素晴らしい、 あとはGXが死ねば良い。
GXなんかじゃなくて普通にH-IIxの上段として実績を積めばいいのにねぇ LNGが生きるのは上段じゃなくて第1段ブースターor宇宙空間だから、 そっち方面への発展への道筋も早くつけて欲しいな
108 :
NASAしさん :2009/06/20(土) 17:06:54
>>107 目標はLRBとOTVでしょ。どうみてもLH2じゃ限界が有るからね。
LRB…いいなあ
110 :
NASAしさん :2009/06/21(日) 11:26:23
しかしシャトルの事故や故障はLH2関連ばっかりだねー。
チャレンジャーはSRBだしコロンビアはLOXだし
軌道間輸送機ってつまり上段のことだと思うが
113 :
NASAしさん :2009/06/21(日) 13:38:02
上段は上段だがHTVや月・惑星探査機母船をイメージしているんだが・・・ 違うのか?
ロケットというシステムの一部となる上段であっても、そこから独立した 汎用かつ長期の複数回運用が可能なら、軌道間輸送機と呼ばれるだろうね。
1段LE-Xの空中着火とLNGエンジン搭載HTVの組み合わせなら、2段を省略できそうだな。
別にLNGである必要はないが 空中着火はどの国もやろうとしないところを見ると難しいんだろうな
117 :
NASAしさん :2009/06/22(月) 13:40:16
>>116 2段の着火と比べて、1段の空中着火が困難な技術的差異ってあるんだろうか?
二段燃焼サイクルでなければ問題ないと思っていたんだが。
プロトンの第2段なんかは二段燃焼サイクルでも成層圏で着火されるし 燃焼サイクルの問題ではなくイグナイタの設計や信頼性の問題では? LE-Xは第2段での使用も想定されてるから空中着火でも問題ないだろうけど 運用的には地上着火してディープスロットリング活用する方がロバストかと
121 :
NASAしさん :2009/06/22(月) 16:48:06
>>120 関連情報って書いたでしょ。
俺はこの施設ができたことを知らなかったんでね。
予算は知っていたが、どこに何時どんな性能で作っているのかをね。
だから有用な情報として上げたんだが・・・
前スレで既出ならそう書けば良い。
空中点火が不安なら LRB分離するまでスロットリングでコアの推力下げれば良いんじゃね
そもそも1段の空中点火にメリットは無いでしょう?
ペイロード的な御利益は確かにある。 総合的に見てデメリットよりもメリットが上回ってるかというと、多分そうではないんだろうが。
125 :
NASAしさん :2009/06/22(月) 23:41:21
ペイロード的って? 1段が打上げ時にデッドウェイトになるかならないかだから 空中点火したらペイロード比は悪化すると思うけど
↑多段式ロケットの基本もわからないバカが来ました。
たとえば、H-IIAの1段をSRB切り離し後の空中点火にすれば、それはもう2段と いうことになり、H-IIAは3段式ロケットになるわけよ。
自分の速度と噴射速度が近いほど効率がいい点から見ると 速度ゼロの時点でバンバン酸化剤を消費するのはもったいない しかし具体的な数字は知らん
まーたおかしな事を口走る奴が出てきたぞ 松浦にインチキ科学を吹き込まれたくちか?
おかしいと思うなら、具体的に言えよ。どの書き込みに対して言ってるのかすら わからないじゃないか。 個人名だけ具体的に書いてインチキ呼ばわりしても、誰も感銘など受けないぞ。
炭化水素系のブースターと液水のコアステージで空中点火する場合、最初から点火しとくのと比べて ・コア推力の分ブースターのエンジンを大型化する必要がある →重量増 ・コア推進剤を減らせるがブースター推進剤を増やす必要がある →比推力差の分重量増 ・コアステージのタンクを小型化できるがブースターのタンクは大型化 →多段式のメリットが微妙にあるかな ペイロード的にはデメリットの方が大きいからこそ2.5段式が増えたんだと思う。
もし単純に、H-IIAの202や204をSRB停止後空中着火にした場合、ペイロードは 増えるかな、減るかな。 JAXA(NASDA時代?)のLNGブースター+1段空中着火案は、2段省略で全体コス トを下げる発想だった。
>>132 色々乱暴杉でワロタw
> ・コア推力の分ブースターのエンジンを大型化する必要がある
エンジン大型化による重量増はステージとして見れば数%程度に過ぎず大きな影響ではない
> ・コア推進剤を減らせるがブースター推進剤を増やす必要がある
2.5段式と3段式について定性的な見解を得るなら同一の構成で比較すべき
この場合では無意味な指摘
> →多段式のメリットが微妙にあるかな
ツィオルコフスキーの公式だけ考慮するならペイロード数割増になる
これが"微妙"とか印象操作も甚だしい
> ペイロード的にはデメリットの方が大きいからこそ2.5段式が増えたんだと思う。
歴史的に見ればx.5段式は着火機構の信頼性の問題や重力損失低減の要求から生まれた
そこに因果関係を求めるのはおかしい
>>134 一つ目は、空中点火だとプラスは無くマイナスだけがあるという指摘。
二つ目は、同時点火に合わせて作った場合と空中点火に合わせて作った場合の比較。
同一の構成で比べても無意味でしょ? わざわざ中間的なスペックで作るわけがないし。
三つ目は、上記で比推力と構造重量比が悪化した分を、液水ロケットのぺらぺらのタンクを
ちょっと縮めたくらいで取り戻せるかどうかという疑問。
四つ目、つまり同時点火の方が重力損失が低減してペイロード比が増えるって言ってるんだけど・・・。
「数%程度に過ぎず」とか「数割増になる」とか言うのは「乱暴杉」で「印象操作も甚だしい」と思う。
>一つ目は、空中点火だとプラスは無くマイナスだけがあるという指摘。 世の中のロケットが多段式なのはツィオルコフスキー先生の 間違った思想にロケット開発者が皆洗脳されてるせいで、 実は単段式が最も効率的なんですね、わかります。
同一の構成で比較したら単純に同時点火が勝つだろ
>>132 ,135 は空中点火の利点を引き出せる構成にしてもダメっぽいって意見
>>136 多段式のメリットは段階的な点火じゃなくて段階的な切り捨てによるもの
>>137 印象論じゃなくてちゃんと計算してごらんよ
> 多段式のメリットは段階的な点火じゃなくて段階的な切り捨てによるもの
切り捨てたときに上段のタンクが減ってたら損失なんだよ
>>136 あー、「一つ目」ってのは
>>134 の引用の一つ目に対応してるって意味です。
いきなり全否定してるわけじゃなくて。
>>126 が一人で頑張ってるのか知らんが、穴開きまくりの論理でワロタ
ツィオルコフスキーの公式には重力損失は入ってないからな
「空中点火は意味ねえよ」という説はいまのところあまり説得力がないが、 「空中点火は意味あるよ」という定量的な説明もまだないな。 自分が浅学で、自分で計算できないのが申し訳ないが、計算できる人は是非 教えて頂きたい。
パラメータ次第で空中点火が有益なようにも有害なようにも造れるだろう。
204構成液水第一段(実質2段目)の空中着火をうまくSRB-A調整して実現できれば、
ローコストにH2Bクラスになる気はするが、
>>143 さんみたく自分も計算できないんでなあ。
インドのASLVがコアステージを空中点火してたかな。開発打ち切られたけど。 あれは2段目の両脇に1段目を配置したと言った方が近いけど。
148 :
143 :2009/06/25(木) 10:56:03
>>146 ツィオルコフスキーの式で増速量を計算するだけなら電卓でもできるけど、
重力損失や空力損失まで考慮すると、ちょっと手に負えない。残念。
>>147 あれは固体だからな。
なんか議論が明後日の方向に行ってるが、あるないで言えば勿論メリットはあるよ。(機体構成によるけど)
実際に行われないのは点火が難しいから。
液体ロケットの点火ってのは、エンジンの動作シーケンスの中で最もデリケートな部分。
150 :
NASAしさん :2009/06/25(木) 22:07:48
LNGの広報くんは専用スレでも立ててそっちでやってくれんか? さすがにうざいわ
つ スルー力
ここは2.5段と3段を比較するスレ?
スレの歴史的に考えて何もおかしくはないな
確かにおかしくないよなあ
SRB-Aの空中着火キボンヌ 空中でコケそう
157 :
NASAしさん :2009/06/26(金) 15:25:02
>>151 おいおい、ここはGXを主体として起てられたスレだよ。
お前新参者だな。
以前のことは俺も知らんけど、このスレタイにしておいて 過去の経緯からGXは特別扱いってのはどうかと思うよ
ロケットスレだからGXも許容されるってだけだよ。特別扱いしてるわけじゃない。
じゃあロケット関連なら、ニュースやらプレスリリースやらを何でもかんでも機械的にコピペしていいと
まあ、あれだ、民主効果までの話だ。 それまでは惻隠の情だろ。
162 :
NASAしさん :2009/06/26(金) 19:34:42
毎度ロケット関連スレは粘着系や必死なのが湧くね。 なんでだろうね。 こんな2chごしのバーチャルな対応でもアレだが、 まさかリアルでもそんな感じなのだろうか。 であれば勘弁。 まあ、バーチャルとリアルとが一致しないのはもっとキモイが。
GX関連も燃焼試験関連もこのスレの主な話題の一つだろう
166 :
NASAしさん :2009/06/26(金) 20:58:43
しかし、SSB空中着火するならLE-7も空中着火でいいんじゃないの?
>>166 LE-7系はキャスターIVA-XLほど信頼されてない
168 :
NASAしさん :2009/06/27(土) 06:13:48
>>166 火つけておしまいの固体ロケットと一緒にすんなよw
> 社会的関心が高い? このスレが根拠だったりしたら笑うわ
(^ρ^)大活躍だしなあ。 (^ρ^)利権利権アウアウー
でも今回はガス押し・フィルム冷却という将来性の乏しいエンジンでしょ。 やっぱターボポンプ/再生冷却じゃないと。2段燃焼とは言わないから。
PDF作成者 プロネクサス
176 :
NASAしさん :2009/06/27(土) 21:10:23
>>173 世界初のLNGエンジンだよ、型式なんて仔細な事。
>>176 XCORとかCHASE-10とかあるよ
むしろ関心を向けられてまずいってことじゃない? IHIに矛先を向けられないようにJAXA単独名にとか。
実際にロケット載せて打ち上げるのが初めてってだけで メタンを燃料にしたやつならソ連辺りに一杯あるんでね
181 :
NASAしさん :2009/06/27(土) 22:23:08
>>180 それが一番大事、何事も開拓者とフォロァーは評価が遥かに異なるものだよ。
挫折したエンジンが幾らあってもしょうがない。
>実際にロケット載せて打ち上げるのが初めて 根拠が無い・・・
どうでもいいけどメタンエンジンとLNGエンジンを同列に扱うのはどうかと思う
一緒でいいと思うけど。 分けるべき理由は?
1.開発難度の差異 2.燃料コストの差異
アラスカ産LNGであって、LNG全般対応では無い件は? こまけーことは(ry なのか?
187 :
NASAしさん :2009/06/28(日) 00:53:26
>>182 根拠が無いって?
之までにロケットに使用されたエンジンが有るの?
そりゃ全般対応よりは開発難度は低いが純メタンよりは難しいだろ
>>187 JAXAのLNGが初の打ち上げになる保証がどこにあるの?
予定通り2012年打ち上げならLNGのライバルはいないな メタンエンジンも含むならばトーラスIIの拡張型のみ
サルファアタックは解決したんだっけか? 我が家のお風呂はムトーハップ使ってたが、 ステンレスの排水溝鎖がボロボロになったよ。 ありゃー確かに大変そうだ。
194 :
NASAしさん :2009/06/28(日) 05:44:03
196 :
NASAしさん :2009/06/28(日) 15:12:34
197 :
NASAしさん :2009/06/28(日) 19:12:28
>>192 それは再生冷却エンジンの課題、目標は2013年完成。
すみません。質問なんですが、ロケットの燃料はどういうものが使われてるんですか? 石油が少なくなってるって先生が言ってたんですけど、材料がなくなっちゃうとロケットがあっても飛べなくなってしまいませんか。 いっぱいロケットが飛ぶ時代になったらどうするんですか?
>>198 > ロケットの燃料はどういうものが使われてるんですか?
液体燃料ならケロシン(≒灯油)とか液体水素、ヒドラジンなど。
固体燃料なら合成ゴムとアルミニウムと塩化アンモニウム。
> 石油が少なくなってるって先生が言ってたんですけど、
30年前には「あと30年で石油は無くなる」と言われていた。
30年経った今は「あと40年で石油は無くなる」と言われている。
40年後にはまだ「あとXX年で石油は無くなる」と言っているかもしれない。
> 材料がなくなっちゃうとロケットがあっても飛べなくなってしまいませんか。
> いっぱいロケットが飛ぶ時代になったらどうするんですか?
燃料の話であれば石油が無くても今の技術なら液体水素だけで十分飛べる。
固体燃料の主体はアクリルじゃないっけ あれも原油精製の副産物だから将来的には別のものにしないとね
石油もLNGも将来的には枯渇するから、 ケロシンも固体(ゴム:ポリブタジエン)もアレだから、 今世紀後半は全部水素にすべきなのかねえ。
石油が枯渇する頃には多分全段液水のTSTOが実用段階にあるだろう
その頃には水素漏れの極端に少ないタンクや配管技術が確立されてるんだろうね。 あれえ? じゃあGX/LNGの 存 在 意 義 は?(声を大きくw おっかしーなあwww
204 :
NASAしさん :2009/06/29(月) 05:25:18
石油が枯渇しようが、石炭、LNG、メタンハイドレートとナンボでも炭素系エネルギー源はある。 数百年先の心配しても始まらんぞ。
>>173 ガス押しじゃないよ、ガス押しはタンクの開発に失敗した時点でやめた。
ガス押しが作れなくて、ガス押し並みの加圧しかできないターボポンプ作ったんだっけか
IHIの楽しい日曜大工
208 :
NASAしさん :2009/06/29(月) 18:46:02
世界初のLNGエンジンの前にはどんな非難も霞むなー(笑笑笑)
ふふふ、 半導体とかもそうだけど、 世界初、世界最高性能とかが大事なんじゃないんだよね、 結局は「事業として成立するか」なんだよね。 継続できなきゃ意味が無い。 継続するには採算とれなきゃ。 どうなるかは、楽しみだ。
CHASE-10はまだBBM GXのLNGエンジンはFM
212 :
NASAしさん :2009/06/29(月) 21:22:02
>>209 日本には事業として成功したエンジンを開発した経験は無いんだが・・・
フフフ
BT-4は成功してるんじゃね
BT4の採用例って1桁くらいじゃない?
216 :
209 :2009/06/29(月) 22:29:45
>>212 ムフフフーっ
>BT-4
BT-4ってISAS系統だったよね、ルーツは。
LNGもISASに研究開発やらせればよかったのかなあ?
で、スジがよさげと判断できて商用化見据える段階になったら、
イプシロン森田センセ達みたくチームで移籍とか。
LNGはMHIが作ってれば大丈夫だった。 IHIの体力的に推力10t以上は難しい。
218 :
209 :2009/06/29(月) 23:11:17
体力って資金力・経営体力のことを指す表現ですか? 知力じゃなさげだし。 金だけがボトルネックなのか? まー確かに「GXは国防だと思っていた」とかIHIなのに川崎さんとか言い放ってるし。 #まさにそのとき一般傍聴いったけど、お口ポカンと開いちゃったよw 体力さえあれば、こんな事態にはならないのかもしれない。
また根拠の無い「MHIなら大丈夫だったIHIに10t級以上は無理」か
まあIHIは見てのとおり実際に無理だったわけだしなぁ。
そもそも開発難航したのは旧NASDA開発陣の問題であって IHIが叩かれてるのはGXの中止を妨げるからなんだが
>>218 ちゅうか、純粋にLNG推進系としてだけ立ち上げれば良かったのに、
MHIのH-2Aに対する、IHIのロケットとしてプロジェクトが成立してしまったのが
そもそもの問題。
だから、H-2Aが総力体制だったのに、GXはMHIを排除してた。
223 :
218 :2009/06/29(月) 23:44:55
>>222 元をたどるとその通りでしょうね。
>>218 カキコは、GXでゴネ始めたという局所しか言ってなかったつもりでした。
>>221 の件は、過去の議事録見ると水掛け論的雰囲気のある箇所はあったが、
基本はその通りなんですかね。
IHI=製造するところ、NASDA=設計するところ。
ナニが悪かった?設計が悪かった。 という結論なんですかね。
基本スタンス:
●炭化水素系液体推進エンジン国産技術の取得
<賛成>
●LNG推進
<賛成>
→ ここまできたら仕上げる方向性で
●LNG商用化
<反対>
→ ちょっと勇み足なんじゃね?次期固体の先っぽでお試しすればいいんでね?
●GXプロジェクト
<反対>
→ そもそも、ローコストな中型じゃないと意味ないんでしょ。
AtlasVの第一段採用してる時点で終了してるんじゃね?
それでも勝負できる価格って言うなら示してよ。
こんなんだけど、
皆さんはどう考えてらっしゃいますか?
>>222 IHIのロケットとしてとか言うとJ-Iまで遡る必要が…
>>223 GXロケットの進退はGX社の経営陣が考えればいいんじゃないかと思うけどね。
国民としてはこれ以上の税金の投入には反対だけど。
そもそも、ロケット開発なんて開発期間も開発費もふくれあがるのなんて良くあることで
それに何の予防策もなく民間側の出資は使い果たしたって言われても
そんなもん経営責任だわとしか思えんわけだし。
中型コンセプトを放棄して RD-180コアで二段目がMB-35 LRBに400t級LNGエンジンで LEO50tの超重量級目指すよ(`・ω・´)
>>227 LRBに400t級LNGエンジンを使うんなら
コアにもRD-180じゃなくて400t級LNGエンジンを使えばいいじゃない。
>>227 そういう大風呂敷もいいと思うけど、JAXAの組織内政治的に無理そうだなぁ。
H系:大型基幹ロケット、それ以外:中小型の補完ロケット、という位置付けだし。
>>221 じゃあLE-7シリーズやLE-5シリーズが一応完成したのは
NASDAの開発陣のおかげ?
>>227 RD-180安定かつリーズナブルな価格で調達出来るんならば、
LNG無しで、コアもブースタも実績のあるRD-180で統一した方が、
●調達数というスケールメリット
●信頼性
がよろしいかと思われ。
>>230 まあ、N-1以前からH-2まで、国内の重工関係や電機関係の企業をかき集めて
それぞれがそれぞれの責任を果たして頑張ったから完成したわけで。
それが結果としてMHI主導のロケットになったからって、
「次はMHI抜きで」なんて政治を開発に持ち込んだ時点で
失敗する確率が跳ね上がるだけだわ。
>>230 「裏もまた真なり」とはいかないだろjk
宇宙開発発注事業団が自身で設計なんかするもんか
GXも、完全にMHI抜きでやってるわけじゃないけどな。 一応、下請けでは入ってる。
>235 それは初耳 ソースきぼん
>>236 ごめん、関係者に直接聞いた話だから、ソースは出せん。
238 :
NASAしさん :2009/07/01(水) 02:29:13
2日連夜で打ち上げかあ、 昨日も見たけど、今日も見るかあ。 ある意味幸せだなあ、無職ってwww しかしH2A/Bなり固体もそれなりの頻度で観たいなあ。
SSS520を月一回打ち上げってのも面白そう。
観測ロケットは生中継無いからつまらん。 大気球も同じ。
244 :
NASAしさん :2009/07/08(水) 20:41:18
LNGエンジンフル秒時燃焼成功age
>>235 いつ入ったか?
入って何してる?
が重要じゃまいか?
248 :
NASAしさん :2009/07/13(月) 15:59:01
SpaceXのFalcon1五号機の打ち上げってどうなった? 公式サイトさえスルー・・・ 5/14には打ち上げ予定なんだけど
>>248 ロケットの振動問題で延期したって公式サイトに書いてあるんだが…
東部夏時間で7/13または7/14の午後7時だから
日本時間では明日か明後日の午前8時打ち上げ予定
この前までHTVよりDragonが先にISSに到着するとか言ってたのに 元気なくなっちゃったな。
ドラゴンの1号機はもともとISS軌道には入らない予定 2号機でも10kmまで接近するだけだし
252 :
NASAしさん :2009/07/14(火) 02:13:35
Falcon1、成功したようですね。 さて、Falcon9はいつかな。
SpaceXの言うそんな遠い未来の予定なんて100%あてにならん
SpaceXの打ち上げ予定ってのは発射日ではなく、 射場に機体が到着する日じゃなかったっけ。
あー、アリアンはカウントゼロでメインエンジン点火ですもんね、 打ち上げ日が機体到着日というカウントの仕方もありですよね、ありあり。 でもそれだと交通渋滞で打ち上げが遅れたとか愉快なことも起きそうですね。
259 :
NASAしさん :2009/07/15(水) 20:41:41
>>259 有人デルタ4や有人アトラスVが見れるかな。
EELV改良型になるとロシアの次期有人ロケットと見た目が被るな
結局それが最良ってことじゃないの。ボーイングとエアバスがそっくりなのと 同じで。
263 :
NASAしさん :2009/07/17(金) 23:10:03
GXの燃焼試験偉い順調に進んでいる、 これで2回分飛ばして試験しているな。 目出度い(^o^)
>>263 よし、じゃあGX飛ばさなくとも完成だね(^w^)
ローコスト開発万歳! すばらしい日本万歳!!
ふう。
試験終わったら400t再生冷却に取りかかれ。
いいえ、次はGTO投入用第3段の予定です。
年度が違うからそれはない 202じゃね
268 :
267 :2009/07/18(土) 00:42:16
誤爆スマソ
毒性の低さでは勝てます
271 :
NASAしさん :2009/07/18(土) 10:59:40
>>265 それは技術的飛躍が大きすぎる(^o^)
ターボポンプもノズルも燃焼機も全て新開発になるでしょ、
予定では既存の技術を活用できる100屯級(ブースター用)と1屯級(OTV用)だよ。
272 :
NASAしさん :2009/07/18(土) 14:01:13
さて、そろそろ概算要求の時期に近づいてきたわけであるが 昨年末に 「平成22年度概算要求までに、GXロケットの本格的開発着手に関する判断を行うこととする」 と大見得?を切った宇宙開発戦略本部は、どう落とし前をつけるつもりなんだろうか どうやって発表するのかも楽しみだな〜
>>272 同感。
ところで、
民主になっても宇宙開発戦略本部が存続可能なのか?
するんだろうが、民主色になるんだろうね。
でも、連立かもしんないから、混色かな?。
それって何色?、みたいな。
読めないが、色々と財源の裏づけの弱さがあるから、
宇宙分野丸ごと白紙白色になったらアレだが、まあ、そんな極端なことにはならないんだろうね。
オイラはLNG推進、GX破棄が良いと思うが、民主は根こそぎ破棄しそうなのは心配ではある。
(中断・中止だと一時停止っぽくて表現が良くないと思う)
いやーいよいよ自民丸転覆劇場が盛り上がってまいりますた。
で、成り行きは楽しみでもあり、心配でもある。
民主はパブリックコメント読み直してくれるかしら?
宇宙基本法に民主も賛成したのだから宇宙開発の後退は望んでないはず
LNGも含めてGXは完全破棄になります そして あらためて三菱がLNGロケットを開発します
277 :
NASAしさん :2009/07/18(土) 20:22:17
馬鹿馬鹿しい、GX無しでのLNG開発は無い。
じゃあLNGもろともGX中止でちょうどいいじゃなーい。
で、三菱主導でケロシンエンジン開発だな
280 :
NASAしさん :2009/07/18(土) 22:05:05
むしろ、この期に及んでGXを推進したいと思ってるのはIHI社員だけだろw
282 :
NASAしさん :2009/07/18(土) 22:10:50
一段目や補助推進体には絶対ケロシンの方がいいと思うんですが。 中国や韓国はケロシン・エンジンを開発中、或いは開発予定です。 中国は120t級。韓国は75t級液酸ケロシン。 中国の長征5はGTO 14t。
>>281 だね、
もっというと、やりたくてたまらないのはIHI役員クラスだけかも。
エアロスペースとかの中の人は固体系とかに予算的煽りを食らいそうで微妙な立ち位置かもね。
役員は成せなかった場合、
株主訴訟かも知れずで必死度が違うのかも。
いざ、GXキャンセルになったら、
IHIはJAXAを相手に訴訟起こすかな?LNG遅延を理由に。
それはそれで、グデグデ状態を清算してしまえばいいよ、もう。
金で解決とJAXA理事のクビ飛ばしちまえ。
でも炭化水素系液体エンジンは継続でお願いしたいが。
ケロシンは難しい。 今からなら断然LNG ただしGXではない。
IHI役員の本音はは「やりたくてたまらない」のではなく 「やってもらわないと会社が倒産する」じゃないかねえ。 もっとも、やっても駄目なような気もするが・・・
286 :
NASAしさん :2009/07/19(日) 13:53:55
>>282 ケロシンは難しいからLH2に走ったんだよ。
LNGエンジンですら煤発生して問題になっているでしょ。
難しい難しいと言われつつも日本以外はみんなケロシンを選んでるわけだが
そういや有人ロケットって全部ケロシンだよな? (スペースシャトル除) それほど信頼性高いの?
>>289 タイタン、長征2Fも有人ロケッツだがケロシンは使わないよ。
ケロシン自身は信頼性は高いんじゃなかった?(エンジンが完成しただけでなく経験を積めばの話だけど)
そりゃケロシン自身は常温で長期保存可能だし、ヒドラジンのような強烈な毒性もないし、信頼性は高いと思うぞ。 ケロシンエンジンの信頼性とはあまり関係ないが。
松浦さんは彼の著書の中で、一段目にケロシンを二段目に液酸液水のロケットを作るべしと仰ってました。 1段目は性能はそこそこでよいから液酸ケロシン推力100tクラスを5基クラスター。 2段目は液水エンジン。これでH2A 202並の打ち上げ能力になる。 で、増強型はコアロケットを両脇につければよいと。
>>291 ケロシンは難しい、メタンなら簡単というのはそれ以上に曖昧な話だったわけだが
>>296 さすが松浦アニキ
LEOは30トン程なりそうだね
>>297 そうだね。1段ケロシンは1950年代に早々と米ソで作られてるし。
ケロシンやらないなら液水の巨大なのを作ろうよ。5MNくらいの。
オレの強さを知らんのか?
F-1エンジンかっこいいなあ
F-1はかっこいいぞ。時速300kmで走るあの様は。エンジン音も大迫力だ。
307 :
NASAしさん :2009/07/19(日) 20:52:59
>>297 メタンエンジンの研究は液水エンジンの研究で代替燃料の研究として一緒にやっていた。
それで実際に作ろうとしたら、10トン級のガス押しエンジンの開発が大炎上だからな。 どれだけ薄い根拠だったのかよく分かる。
>>272 概算要求の期限って、9月上旬くらいかな?
少なくとも平成21年度ははそうだった。
その前に、宇宙開発戦略本部で判断のための会議を開かないと駄目だが、人が集まるかな?
310 :
NASAしさん :2009/07/19(日) 22:30:52
米もソ連も楽してケロシンエンジンを ものにしたわけではないと思うぞ H−2が液水なのは危険物管理だったか 法規がらみなのもあるんじゃなかったけかな
>>311 楽はしてないが、1958年にケロシン・クラスタのアトラスミサイルを発射、
59年には実戦配備するなど、実用化は早かった。
>危険物管理だったか法規がらみなのもあるんじゃなかったけかな
N-I, N-II, H-Iは米国製のケロシンMB-3エンジンを採用したでしょ。
>>311 > H−2が液水なのは危険物管理だったか
> 法規がらみなのもあるんじゃなかったけかな
消防法がらみだな。射場が狭くて安全区域が広く取れないから、燃料が少なくてすむ高性能な液水・液酸エンジンしか
選択肢が無かった、って日本ロケット物語やH-II上昇あたりで書いてあった気がする。
だから、H-IIBの安全区域がH-IIAと同じ3kmというのを見てびっくりしたんだが。
燃料が1.7倍になったのに、どうやって消防法をクリアしたんだろうか?
>>313 安全区域が広くとれないから、二段燃焼サイクルを選択するしかなかった、
って書いてあったんじゃないの?
固体ブースターを装着して2.5段式にする時点で、
1段ケロシン2段液水・液酸ロケットと推進剤重量で差が出ない気がする。
315 :
NASAしさん :2009/07/20(月) 11:14:35
>>312 ゴダードが1926年最初のガソリンエンジンを開発している、
蓄積が違うよ、それにフォン・ブラウンが加わったわけだから、
開発のスピードが速いのは当然だと思うな(冷戦下だし)。
まー日本も白煙硝酸/ケロシンエンジンのLS-Aが1963年だからまるで蓄積が無いわけでは無いけど、
その後の開発は上段用のヒドラジンに集中しているでしょ。
結局はコストに行き着くんですよね、 低コスト=打ち上げ受注=実績=現場の経験・技術も枯れてく(こなれてく) で、 固体ブースター付き液水2.5段構成と、 1段ケロシン上段液水構成とで、 どちらが低コスト化見込みがあるのですかね? 固体も相当こなれてきているし、 塩酸問題もぼちぼち目処立ってきたら、なかなかのものでは?
317 :
NASAしさん :2009/07/20(月) 21:12:08
>309 世に概算要求が出るのは8月末か9月初かもしれんが 実際に内容が固まるのはお盆前だよ だから以前はNASDAのプロジェクトが立ち上がるときには 昔、宇宙開発委員会で8月初めまでに形式的に審議&了承されていた 形式的じゃかなったのはLNGだけかな と、いうことは7月には関係者の間で方向性が決まっているはず。 今頃、ULAが来日しているか、戦略本部かJAXAがアメリカに行ってるんじゃない?
318 :
NASAしさん :2009/07/20(月) 21:29:35
>>317 5月のULAのGXパンフで2012年初打ち上げが明示されているから、
もう契約等は終了しているんでしょ。
GXで何上げるの?
デュアルロンチの受注が取れなかった場合GCOM系が生贄になる悪寒
MHIの売上落ちて、LMの売上上がるだけやん。 そしてJAXAは貧乏になると。
デルタIIの代替を狙ってるって話だが NASAの衛星はトーラスII使う予定っぽいし NOAAとNAVSTARの動向がどうなるか
>>317 > と、いうことは7月には関係者の間で方向性が決まっているはず。
そのはずなんだが、形式的にでも審議された記録はあるかな?
まあ、了承自体はもう少し時間をとれるだろうけど。
あと、形式論だけど、宇宙開発戦略本部のリーダー達が今年のお盆前、たいへん忙しくなるんじゃないかな?
技術の形式論だけで話が済ませるには、予算規模が大きいし、プロジェクトの遅延も大きかったし。
>>320 IGS を上げるには信頼性不足か。
>>321 Falcon9 は?
上段エンジンの Isp 342秒と GX 2段より高性能だし。
325 :
NASAしさん :2009/07/21(火) 05:13:24
>>323 今年は8月中は動きがないと思うよ。月末に選挙だから。
「政治」がからんだ案件は、とりあえずは継続可能な最低限の予算を計上しておいて
選挙結果をみて復活折衝で・・・という具合になるんじゃないの。
>>318 それはないと思うよ。予算の裏づけがないと、JAXAは契約できないから。
>>318 >>325 の通りで予算の裏づけがないと駄目だろ。
これは民間でも同じだよね?
稟議書通って無いのに契約・発注したら、
クビじゃないかしら?
まあ良くて始末書。
経理には睨まれるし、監査法人にはヤラれるし。
ありえない発想。
その安易な発想、あなた学生かニートか?
>>326 言ってることは理解できるが、そこまで罵倒する必要はない。
>>327 罵倒まで意図してなかったが、
確かに最後の2行は言い過ぎだったかも知れん。
>>318 悪かった。
329 :
NASAしさん :2009/07/21(火) 21:24:57
>>326 契約が無ければ情報は開示されないし、
まして自社のパンフに記載なんてできないでしょ(^o^)
331 :
NASAしさん :2009/07/21(火) 22:46:20
>>329 開発の契約は出てなくても、計画検討の契約は戦略本部への報告のために
出ているとおもうから、情報はULAに入っていてもおかしくないよ。
計画検討の契約がなければ、AtlasVを利用した計画なんてものを検討できる
情報が日本に入ってこないんだから。
>まして自社のパンフに記載なんてできないでしょ(^o^)
契約が来る見込みでパンフに載せるなんざ、この分野ではよくあることでは?
・・・契約、期待してますよ、ってメッセージとして。
韓国のKSLV-1っていつ発射なん? なんか7月末って言ってたような
>>332 27日に燃焼試験が行われるので、その結果待ち。
試験がうまくいって天候が良ければ8月9日〜10日に打ち上げ。
もし試験がうまくいかなければさらに延期。
334 :
NASAしさん :2009/07/22(水) 12:03:39
>>329 パンフレットに乗っていても実現し無かったものは結構あるし、
それどころか、仮契約が取り消されることもある。
参考までだが、ロケットシステム社が平成13年に出した資料
http://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/cosmo/haihu02/siryou2-1.pdf H-II
1996年ヒューズ社と20機,スペースシステムズロラール社と10機の仮契約
なんてものがあった。
残念ながら2000年に契約取り消しされたが。
まあ、勝手に契約取り消せば違約金とか発生するが、仮契約だと知らん。
また、納期とか価格、仕様が遵守できなくて契約取り消しになった場合は、違約金は無いだろう。
なお、この資料に付属している H-IIA ファミリーを見ると良い。
液体ロケット補助ブースターは結局実現しなかった.
337 :
NASAしさん :2009/07/22(水) 22:31:51
>>336 停止条件付きの契約は契約でないなんて聞いたこと無いぞ。
ロケットシステムズはNASDAの一種の代理店、
ULAが自社のパンフに載せるのとは意味が違うでしょ。
>>337 > ULAが自社のパンフに載せるのとは意味が違うでしょ。
「ULAが自社のパンフに載せた」のは事実としても、
そこから
>>318 「もう契約等は終了しているんでしょ。」
はあなたの推測でしょ?
パンフなり、WEB 上に「契約しました」と明示的に書いてますか?
それから、契約には双方の合意が必要だけど、GX にたいする追加予算、少なくとも
概算要求の公表は?
339 :
NASAしさん :2009/07/23(木) 13:44:09
>>338 あたりまえでしょ(^o^)当事者じゃないんだから。
それから契約はJAXA、GX、ULA間の問題だよ、政府は直接には関係ない。
ついでに、宇宙開発委員会が最高決定機関と勘違いしている奴が多いようだが、
あくまでも諮問機関だよ。
おいおい、JAXAは政府機関だぞ。予算の裏付けのない契約はできない。
どーでもいいけどULAと交渉するのはGALEXの仕事だろ… JAXAは基本ノータッチ
じゃあ、JAXAがLNG推進系飛行実証プロジェクトを中止しても、GALEXは ULAとの契約に基づいてGXロケットを完成させるわけですね。
343 :
NASAしさん :2009/07/23(木) 18:19:21
>>341 >どーでもいいけどULAと交渉するのはGALEXの仕事だろ…
>JAXAは基本ノータッチ
おもいっきりタッチしてるよ、というか、JAXAからの契約でGALEXとULAは調整している。
今はJAXAのトップページから辿れなくなったけど、公開されているJAXAの昨年度の
随意契約リスト
ttp://stage.tksc.jaxa.jp/compe/zui/nendo/zui20nendo.pdf を見ると、
GXロケット計画検討支援・・・82ページ
GXロケット計画検討支援(その2)・・・353ページ
GXロケット計画検討支援(その3)・・・793ページ
なんてのがある。金額もかなりのものだけど・・・。
>>343 だからULAと直接交渉してんのはGALEXでJAXAがやってるわけじゃないじゃん
345 :
NASAしさん :2009/07/23(木) 18:52:07
>>344 直接交渉しているのはGALEXだけれど、JAXAとの契約に基づく以上、作業内容
(=調整内容)はJAXAが仕様書で指定しているハズ。だからJAXAはノータッチではなく、
進捗状況の把握を適宜して、都度作業の指示をしているのでは?
>>345 JAXAがやってるのはあくまでも「支援」だから
347 :
NASAしさん :2009/07/23(木) 19:29:56
そもそもULAはあんまし関係なさそうな。 アトラスのデータとして載せただけでしょ?
ULA > PRODUCTS & SERVICES > Product Cards > GX Launch Vehicle つまりそういうことだろう ULAの株主のLMはGALEXの株主でもあるわけだしな
LMとしては最高だな。 日本の税金でやりたいほうだい。
いや、ULAって米官需専用だから。 米官需以外はボーイングやLMが自分の名前でやる。
あくまでGXシステムの開発を主導するのはIHIだからやりたい放題ではないよ LMとしておいしい話ではあるが多少なりとも出資してる以上最高とは言えん 国策だと説明を受けて信用して出資したら延期しまくった上 「やっぱ中止」とかやられたら目もあてられんわけで そうならない為に出来ることは最大限やってくるだろうね んでそんな状況で政府が中止できるかというと…orz
353 :
NASAしさん :2009/07/24(金) 15:40:03
設備側異常の為の試験延期自体別にめずらしくもないでしょ。 第三回LNG燃焼試験も施設異常で延期したし、今回使ってるLNG用の施設自体が 新施設だしある程度は仕方ないんじゃない。 本テストで異常出したらそれこそ大事なんだから、事前に分かって回避できてたら問題なしでしょ。
>>339 > ついでに、宇宙開発委員会が最高決定機関と勘違いしている奴が多いようだが、
> あくまでも諮問機関だよ。
だれもこのスレではそんなことはいってないでしょ。
現状で、内閣官房の宇宙開発戦略本部が最高決定機関と認識しているでしょ、
問題はこれから、そのリーダー達が大変忙しい状態であること。
また、トップにあげる前に、通常、専門部会で議論の整理をするものだが、
GX については今のところその形跡がないな。
(^o^)に構うな
357 :
NASAしさん :2009/07/25(土) 00:07:08
おや粘着君やっと出てきたか(^o^)
358 :
NASAしさん :2009/07/25(土) 15:14:45
>355 >また、トップにあげる前に、通常、専門部会で議論の整理をするものだが、 >GX については今のところその形跡がないな。 政治家の横槍も入るし、政権が変わるかも、という要素もあるし、 結局のところ、行政の方々はどう扱っていいのかわからない(=自分で処理したくない) ってところじゃね?
359 :
NASAしさん :2009/07/25(土) 21:17:56
宇宙開発委員会を無視することに決めたんでしょ。 永遠に開かれないよ(^o^) どうせ近い内に宇宙開発委員会そのものが無くなるし。
GX小委員会も開かれなくなったな
361 :
NASAし :2009/07/27(月) 20:27:42
あんだけ金使ってたったの11トンとはな すごいすごい
まだ戦闘機10機分も使ってないじゃないか。
365 :
NASAしさん :2009/07/29(水) 16:17:52
>>364 粘着君誰でも彼でも俺と一緒にしないように(^o^)
>>363 本国での機体価格基準ならもう使った気がします内海課長
>>365 スマン、悪かった。
粘着君とは違う人間だが、もはや予定調和的お約束かと思ってたw
368 :
363 :2009/07/29(水) 18:43:41
369 :
363 :2009/07/29(水) 18:47:23
370 :
363 :2009/07/29(水) 18:50:21
すまん、リロードできてなかった。逝ってくる。
>>362 まあ、上段だから推力より比推力が大事。
といってもケロシン系より劣るんじゃ、フォローになってないか。
燃焼圧も LE-5B の 1/3
ホンマ使えんもん大金投じて開発してしもた
そしてその有利なはずの推力もLE-5Bより17%ほど低く GX上段がH2A上段より数パーセントしか軽くないことを考えると 推力重量比でも悪化してる
そもそもGX-LNGはエンジン本体が重すぎる。
河村か河村が悪いのんか?
一段目は推力さえあれば多少重くてもいいが推力ないんじゃ話にならん
377 :
NASAしさん :2009/07/30(木) 09:15:25
>>366 raptorのprogram costは6.5兆円、一機当たり460億円
比重が大きいからタンクを小さくできるLNGなのに、どうしてGXの2段って重いんだ? エンジンが重いのか?
推測だけど、当初は複合材タンクで燃焼室圧力を LE-5 なみか、それ以上を目論んでいた。 1. ところが複合材タンクがこけると、ブーストポンプをつけても燃焼室圧力をかなり下げないといけない。 2. 推力を同一レベルにたもつには、ノズルスロートの面積を大きくしないといけない。 3. ノズルの開口比が落ちて、比推力下がる。 といった筋道ではないかと。 構造質量比についてはよくわからないが、ブーストポンプを付け加えたこと, ノズルスロートの面積を大きくしたのに対応して燃焼室も大きくしたとか。
>>378 エンジンは480kg
ちなみにLE-5Bは285kg
救いようが無い。
382 :
NASAしさん :2009/07/30(木) 17:00:58
どうしてもGXを継続するとしても、再生冷却型エンジンが出来てからの方が良 いような気がする。
なんとなくまとめてみた 間違いあったら指摘よろ LNG推進系プロジェクト エンジン仕様変遷 計画年度 1998 1999 2000 2003 2005 2006 2008 全備質量(t) 13 12.2 12.3 12.3 19.6 19.7 19.7 推進剤質量(t) 11 9.9 9.9 9.9 16.9 16.9 16.9 推力(kN) 97 97 97 96.7 118 114 114 比推力(s) 360 355 355 345 323 316 313 燃焼時間(s) 390 390 342 353 480 485 485 ノズル開口比 - - - 71 71 42 42 燃焼サイクル(1/2) PF/PF PF/PF PF/PF PF/PF GG/PF GG/- GG/- タンク型 複セ 複セ 複セ 複セ 金共 金セ 金セ 複セ:複合材セパレートタンク 金共:金属共通隔壁タンク 金セ:金属セパレートタンク PF :ガス押しサイクル GG :ガスジェネレータサイクル - :不明
このままずるずると仕様が変更されていって気づくと 推力400tでフルフロー二段燃焼サイクルのLNG一段目が完成してるという寸法さ
推力重量比と比推力がずるずると悪化してるし 推力400tまで行く頃にはドンガラだけで200tくらいあったりして
>>384 今や液酸液水の構造効率とケロシンの比推力を併せ持つスーパー第2段だな
>>384 大感謝。
燃焼サイクル(1/2)ってどういうことですか?
>>388 ケロシンの比推力の方が上回っている。
>>384 ご苦労様。
1998-2000 のデッタはどうやって入手?
>>388 比推力的にはヒドラジン系の方が適切かな
仕様全般で見ると長征4型の第3段といい勝負(負けるけど
>>389 第1回燃焼時の燃焼サイクル/第2回燃焼時の燃焼サイクル
って意味です
>>390 1998と1999は電子情報通信学会技術研究報告から
2000は旧NASDAサイトのキャッシュから
2000億も金かけてコレかい
学ぶとは金のかかるものなのだ それでも、ちょっと、あれかな ごたつきすぎた 後からだから言えることかもしれんが
学び方に問題ありすぎだし、そもそも学ぶ必要があったのかっていう
LNGを学ぶ必要はあるが、LMへの貢ぎ方を学ぶ必要はない。
まずはLNGを精製した純メタンから始めろ。 もともとの研究はメタン推進系のロケットエンジン研究で、将来構想としてLNGだったはずが、 プロジェクト化に際してLNGやら複合材タンクやら大風呂敷を拡げたのが致命傷になった。
大風呂敷: J-1、GX、二足歩行ロボ、有人月 これぜんぶ新旧NSADA系か? そういう悪癖あるんかな? (まあ、チョイスは俺の主観だがね)
ケロシンは難しいらしいからとかいう理由で、 世界でどこも使ってない燃料に手を出すところが既におかしい。
>>397 はやぶさも充分大風呂敷だったと思うが。
>>399 むしろLUNAR-Aじゃないか?
風呂敷を広げるのはいいが、畳みどころを間違えると大変だからなぁ。
燃焼動画見たけど美しくも何ともねぇなLNGエンジン 2000億もかけて何やってんのっていう
>>400 はやぶさはここまで成功したから、もはや大風呂敷とは誰も言わないが、
往路でイオンエンジンぶっ壊れました、とかで終わっていたらLUNAR-Aと
どっこいだと思う。
404 :
NASAしさん :2009/08/01(土) 20:06:33
>403 いやまて、再生冷却うんぬんではなく、膨張比の違いじゃないか? 多分、前より膨張比を上げて試験をしているので、下流にデバイスをつけないといけないのでは (飛んでいるときは真空になる2段とか3段エンジンの試験での宿命) 教えて、誰か詳しい人
噴射炎がオレンジ色だと汚いと主張する人がしばらく前から宇宙開発系のスレに貼りついてるよね。
美的感覚なんて人それぞれなんだから、 汚いと思うなら汚いでいいじゃん。
407 :
NASAしさん :2009/08/01(土) 20:31:27
>>401 ワロタ
オタクの本領発揮だな(^o^)
408 :
NASAしさん :2009/08/01(土) 20:47:23
そんなことより、腰抜け○略本部がGXを・・・しようとしているという噂があるぜ
>>403 画像はアブレータ冷却燃焼器による燃焼試験のはずだが
410 :
NASAしさん :2009/08/02(日) 20:27:54
>408 詳しく
宇宙旅行シンポジウムは、戦略本部の裏事情暴露大会になっていておもしろかった。
413 :
NASAしさん :2009/08/05(水) 13:01:48
415 :
NASAしさん :2009/08/05(水) 22:34:14
416 :
NASAしさん :2009/08/06(木) 03:32:11
つ(^o^) お面忘れてるお
417 :
NASAしさん :2009/08/06(木) 12:12:16
粘着君も少しは議論に参加すればよいのに・・・
きく8号はなんかトラブル続くな 直接関係あるかどうかわからんけど、DS2000は大丈夫なのか心配になる
ETS-VIIIのイオンエンジンは推力がはやぶさとは桁違いだったはず
>>421 静止衛星では連続運転されるわけでなく、1日1時間程度だから
累積作動時間は約500時間というところ.
こりゃ貧弱だ.
423 :
NASAしさん :2009/08/07(金) 00:04:15
>>423 じゃあGXはいらない子なんで無かったことに。
代わりに
つGX2プロジェクト
第一段 : 次期固体1段
第二段 : 次期固体2段
第三段 : LNG
○ USオヤジに余計なお金払わなくて済み、
国民の税金を余計に消耗しなくて済む
○ IHIはグループ内製比率高まってウマー
○ JAXAはIHIから訴えられなくて済む
悪い話じゃない気もするが。。。
上段LNGをうまく生かせるロケットなんて存在するの?
>>424 第1段がSRB-A3な上に第3段が構造質量比が微妙なLNGとか
M-35が可哀想過ぎると思いませんか?w
2段の倍も重い3段か。
>>425 冗談LNGをうまく逝かせるロケットですw
>>426 ええ、兄貴分のM-35の上座に出来の悪いぼうや
選択肢
1.本案
2.ごっそり丸ごとギロチン刑 by民主
3.官房長官的GX遂行
本件のソフトランディングを考えると1つの方法だと思ってます。
なので、本件では素晴らしいロケットを求めていません。
国民、JAXA、メーカ(IHI)の
いわゆる「大人の解決、落としどころ」のつもり。
オイラも一応固体系ファン(かつ民主支持)ではあるんで、感じるとことではありますが、、、
あとM-35は推力ちょっとUP必要ですかね。。。
連投スマソ IHIは玩具が欲しかった、三菱うらやまし。 でも、お注射が必要になった。 注射はイヤイヤ玩具は買って、じゃあガキと変わらない。 大人の解決を図ろう、と思うのです。 炭化水素系液体推進系の存在意義は認めるところですし、 LNGも長い目で見れば生かせる道もあるでしょう。 かといって、GXに多額の血税をつぎ込むのはナンセンス。 同じくバッサリ切り捨てるのもナンセンス。 なので、次期固体を流用して2発くらい実証試験して一旦終了。 とか。
AtlasV+非力LNGって、アンガラ+極小固体の某ロケットみたいだね。
431 :
NASAしさん :2009/08/07(金) 11:35:12
>>430 随分違うだろ、世界初のLNGエンジンと全段設計製造外国産、
比較するならN-1ロケットだよ。
>>428 試験目的ならともかく、
比推力、構造質量比
を考慮すると今の LNG エンジンでは活用は難しい。
今の GX 案でも1段目の性能におんぶしてもらっているようなものだし。
逆に需要から考えると、キックモーターもしくはアポジモーターで
液体で無毒のものなら運用コストが下げられ、精度も確保できる。
推力 100kg 程度、比推力 Isp =330 -360 sec
くらいでそこそこの価格のものを開発するのはどうだ。
推力 1000kg で、比推力 Isp =330 -360 sec
ならば、Fregat クラスを置き換えられるかも。
ただ、再点火能力はぜひとも欲しいけど。
これくらいなら LNG のサブスケールモデルであったような。
世界初の全段GXロケットを目指して欲しい
>>431 いやいや。
N-I:アメリカの1段をライセンス生産、2段は技術協力を受けつつ国産
KSLV:1段はロシア製、2段は国産
KSLVの方がGXと近いぞ。
一番近いのはトーラスIIだろjk トーラスII:1段はウクライナ製タンクにロシア製エンジン、2段は国産 GX:1段はアメリカ製タンクにロシア製エンジン、2段は国産
>>432 >活用は難しい
そうですね、活用する気は誰も抱かないでしょうね。
激安なら別ですが。。。
仕切りなおしで再生冷却なり再着火なり、なんなりと再検討すればいいですね。
その辺りの選択肢はいくつか有りえるかも知れませんが、
現状のは一旦試験実施で終端したら良いと思うんです。
あと、終端実験はGX2で無くて、
伝統の系譜からJ-3とかが良いかもしれませんね。
Jって工学実験目的系ですっけ、失敗学とか。
もともとは性能いいロケットなのに、 自国産の上段載せたらペイロード激減という意味で近い。
438 :
NASAしさん :2009/08/07(金) 16:24:30
>>432 推力を下げるのも数百トン級も開発目標に入っているよ。
>>438 現在の LNG エンジンの比推力、構造質量比では、よほどの激安でないとユーザーがつかないって。
小型化する場合でも、比推力、構造質量比を向上させる努力を相当しないとダメ。
大型化の場合、再生冷却、ターボポンプまではこぎつけないかぎり次の発展への筋道が見えない。
GX の現在のブーストポンプ、フィルム冷却は技術的な行き詰まり、発展性がなく、
コストが無駄に高い。
あのまま、アトラス V に載せてもユーザーはつかず、開発費の無駄。
>>437 「KSLVの方がGXと近い」と言うことね。
納得。
HAN系やGAP系やエタノルN2O系も筋は悪いんだろうか。 続報無いけど。
442 :
NASAしさん :2009/08/07(金) 23:38:58
>>441 続報あるよ?
今年のISTSの論文とかISASニュースとかで
444 :
松浦伸矢 :2009/08/08(土) 13:34:48
>>424 「会社の忘年会で、G−Xを止めて自社で
第一段 : 次期固体1段
第二段 : 次期固体2段
第三段 : LNG
のロケットを作った方が儲かるのでは?」
と話したら、
マネージャに
「そんなことをしたら
P&WやGEが部品を買ってくれなくなって
会社が潰れてしまう。」
といわれました。
445 :
NASAしさん :2009/08/08(土) 13:39:37
>>444 アメリカ頼みの会社だから、泣く泣くG−Xにしたわけですね。
>>441 HAN系:短時間の安定燃焼に成功し、ロケットの姿勢制御用ヒドラジンスラスタの置き換えを検討
GAP系:球形固体モータとして安定燃焼を確認、同時にガスハイブリッド観測ロケットのプリプロ化待ち
無毒系:実機大BBMでの第6次燃焼試験を能代で実施中(現在進行)
>>444 中の人ですか、ドモドモ。
内製比率の高いロケット構成、
やっぱりそんなのは考えますよね。
>P&W、GE
そういうものですか。
USマッチョは手厳しいのですか?
KY(空気読み過ぎ)な日本人がビクビクしてるだけなんじゃ、とかも思うんですが。。。
会社潰れるって、
というか、IHIさんはコッチでもがんばって下さいよ。
名前も出てこないって
【電力】三菱重工と東芝:次世代原子炉、共同開発で合意・建設コスト半分以下に…経産省は資金面で支援 [09/07/14]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1247526051/ PWRの蒸気発生器とか、東芝陣営は大丈夫なんですかね?
PWRはMHI/アレバが今後も勝ち組な気がしてならないんですが、、、
余談はよしとしまして、
実際問題、競合ロケット作ったくらいで、本当に下請け仕事干されるんですか?
その程度の技術力なんですか?
とは外野な立場ですが、素で思います。
(シロート感覚とお笑いになるかもしれませんが。。。)
IHIは固体に集中しなさい。 GXなんて誰も使わないから。
449 :
NASAしさん :2009/08/08(土) 16:26:37
>>447 444はたぶん偽者。中の人ならG−Xなんて言わない。
それに、某I社の売り上げで航空宇宙のしめる割合なんてほんの少し。
IAなら防衛と宇宙が大半を占めるけど、P&WやGEとは取引ほとんど無いし。
それ以前に、
第一段 : 次期固体1段
第二段 : 次期固体2段
第三段 : LNG
なんて、能力全然なさそうで、商売にもならないのでは?
(LNGよ、忌々しい過去を引きずって、宇宙の果てまで飛んで行け!て
衛星乗せずに打ち上げるなら別だけど。)
450 :
NASAしさん :2009/08/08(土) 17:50:17
>>448 残念だね、LNGが無ければ有人月・惑星探査は無いんだよ。
>>449 G-Xとか微妙な書き方してたから、
まあね。
匿名掲示板だから、鵜呑みにはしませんよ。
元の
>>424 ,429,428の通りでして、決して本来あるべき商業ベースを考えていません。
彼ら(IHI)にそれなりの公共工事を与えて、一旦終了というシナリオです。
これだと既存GXより少額で済むだろうと思えるのです。
国内に金も落ちるし、まだマシ。
という譲歩案、大人の解決案です。
いや、バッサリ切る(民主党ならそうするでしょう)のも個人的にはアリなんですがね。
>>444 > P&WやGEが部品を買ってくれなくなって
P&W と GE は普通ジェットエンジン関係だよね。
P&W はロケットエンジンも作っている
RL-60
RS-68
SSME
まあ、2005年に買収したロケットダインの製品も含んではいるけど。
GE の宇宙関係の製品ってなんだっけ?
454 :
松浦伸矢 :2009/08/08(土) 20:13:24
>>453 メインはジェットエンジンです。
空本部の売り上げの約5割がV2500関係で、
表向きはIAEですが実質はコネチカットのP&Wから受注して、
これの低圧シャフト、低圧タービン、ファンを生産しています。
次の3割がGEから90やNXエンジンを受注して、
これのファンと低圧シャフトを生産しています。
その次の1.5割が防衛省向けのF−7エンジンや
艦船用のガスタービンを受注して生産しています。
宇宙関係の製品は0.5割あるかないかで
ターボポンプとロケットモーターを注文生産しているので、
売り上げに影響を与える大口の顧客である
P&WやGEに低圧シャフト、低圧タービン、ファンを
買ってもらえなくなったら多大な損失を被るからだと思いますよ。
最も、私は役員でないので詳しいことはわかりませんが。
455 :
NASAしさん :2009/08/08(土) 20:18:25
>>454 IHI全体の売り上げのうち、空本部の売り上げは何%?
会社を傾けるほどの売り上げですか?
LMとロシアエンジンのアトラスVにそれがどう関わるんだ
アトラスのRD-180はP&W資本入ってるけどね
459 :
NASAしさん :2009/08/08(土) 21:07:04
>>454 P&WやGEに低圧シャフト、低圧タービン、ファンを
買ってもらえなくなったら空本部がつぶれますね。
ただでさえ、IHIは人員削減をしているのに。
まぁRL-60はP&W側の都合で潰れたんですけどね
>>461 それは残念ですね。
とはいえ、
>>444 は、
>>449 さんの指摘のように競争力がある構成とは思えない。
あえて言えば、GX プロジェクトをそのまま継続すれば損失が拡大するので、
その損失を減らすアイディア程度のような印象。
>>448 IHI は個体ロケット以外では、ターボ機械と BT-4 かな。
BT-4 は静止衛星アポジモーター用に輸出されてますね。
HTV とか、シグナスにも採用されるそうですが、結構需要がでそうですね。
HTV に有人化プランでているけど、ヒドラジンのままかな。 低毒性の方が安心できる気がするけど。 メタン推進系で BT-4 クラスのものを作ると需要がでるんじゃ?
>>461 ロケットダイン買収してMB-60とカブったからってことか
>>463 BT-4クラスでやろうとするとバルブ価格が跳ね上がる。
温度管理も煩雑になるし。
>>465 HAN は有望だけど、あくまで1液式ヒドラジンスラスターの代わりのはず。
メインの推進系に使うには、2液式でないと比推力が稼げない。
せめて N2O アルコール系。
>>466 ヒドラジンは有毒で作業コストが高い。
宇宙空間で凍結するので温度管理が必要。
ヒドラジンの融点2度
四酸化二窒素の融点 -11 度
>>468 温度管理が必要なのは同じだが、冷やすより温める方が電力的にも質量的にも楽。
軌道上での気化は凍結より全損に繋がりやすくリスクが高いし。
ちなみに現状ISASとIAは、短期的にはMMH化で対応する方向で研究中だよ。
MMH化で対応ってのは温度管理の話ね。
>>472 それは規模の問題。
BT-4クラスの主用途は静止衛星や探査機であり、有人ならメインよりは姿勢制御向き。
小型であればあるほど煩雑な装置はマイナスに響く。
>>474 HTV は無人だけど相当の規模。
あれの軌道変換用のメインエンジンは何だっけ?
そういえばHTVやATVのR-4Dエンジンはもともとアポロの姿勢制御エンジンだっけ
まあ、有人用の軌道変換スラスターには推力 2000N くらいのものの方が適切かもしれん。 ハザード対策は重要だよな。
ソユーズは6kN*2系統だね
>>474 静止衛星でも推進剤の質量は
きく8号で3トン、きずなで 2トンで結構ある。
低温系でもこれくらいなら真空断熱で結構もつのでは?
>>478 アバウトな数字だが、前提は ISS 用ね。
月有人ではこれでは不足だろうね。
ソユーズは元々月周回も可能な設計だっけ?
>>480 ソユーズはもともと月飛行を目的に開発されたものだけど
LEO仕様に変更された後で推力が1.5倍に強化されてる
ちなみに神舟は現状で10kNらしい
>>481 月軌道に投入/離脱するときの方が瞬発力要求されそうだが。
根本的な疑問だが、 液体メタン/液体酸素系 が(静止衛星 GTO 投入用のような、あるいは HTV 用の)スラスターに向き。不向きとか言うのは、 真面目な研究/ケーススタディがあるのかね? まあ、GX のような Isp=316sec が乗り越えられない壁というなら 開発の意味はそもそもないけど。 推力 500N でも Isp=340-350 sec なら多少なりとも考慮の余地があるかな。 複合材タンクの失敗がひびているかもしれんがね。
>>483 有毒推進剤のISS近傍での噴射制限が無くなるなら、意味はあるかもしれん。
タンクの失敗とエンジンの比推力って関係あるの?
>>482 すまん勘違いがあったソユーズは4kN→3kN→6kNだ
3kNはサリュート時代のみだから6kNはミールやISSのリブースト用だな
ISSでCBMを使う限りリブーストはやらないから6kNもいらないね
>>480 打ち上げ前の着霜も考慮する必要がある。
真空断熱だけってのは無理な話。
>>483 LOX/LCH4に限らずなぜ低温推進剤は軌道上で用いられていないかって問題じゃ?
>>454 おまえの名前、昔からヤフーやここで松浦氏に粘着している気ちがいと同系列だけど
同一人物?
>>489 意味もなくコテハンにしてる奴に常識が通じるわけ無いじゃん。
491 :
NASAしさん :2009/08/09(日) 10:25:03
>>485 エンジンに変更がなければ関係ないけど、JAXAのLNG推進系の場合、エンジンも
ガス押し → GG
に変更になったためにGGで燃料を燃やしてブーストポンプを回している分、
エネルギーにロスがあるので、ISPは下がってしまっているよ。
>>384 の2003から2005の変化がこれ。
>>486 有難う。
なるほど、宇宙ステーションリブースト兼用か。
>>487 低温タンクではそれ(地上待機の温度管理)が一番問題かな。
液体酸素は V2 時代から使われてはいるけど。
PIF 断熱材では?
あと、フェアリング内は空調していなかったかな?
空気を乾燥させておくとか。
>>488 程度によるけど、RL10 でスーパーシンクロナス軌道投入とか、
月着陸のアルタイルで、RL10 採用予定。
数日程度なら、LH/LO でさえ軌道上で使える。
>>493 > 程度によるけど
スレの流れに沿って500Nとか2kNとかそこらへんのつもりで書いた。
LOXが窒素酸化物系や硝酸系より低毒で高性能なのに、現状あまり使われないのは何故か。
ISASの無毒推進系で高性能で比重も大きいLOXが採用されなかったのは何故か。
これは毒性の有無以外に取り回しやコスト等で大きな問題があるからじゃないのか?
実際、このクラスのLOX使用エンジンは、試作されても軒並み実用化されていないように見受けられる。
一部のベンチャー企業で使おうという動きがないわけではないが、先行き不透明だし。
RpK社を驚かせたCAMUIロケットの液酸供給方式は、原理的に無重量状態では使えない。
>>494 > ISASの無毒推進系で高性能で比重も大きいLOXが採用されなかったのは何故か。
案外、LNG/LOX を JAXA の他の部署でやっているせいじゃないか?
LOX/アルコールの組み合わせは比推力稼げないし。
===========================================
ところで、調べているうちに気づいたけど、怪しいけど、燃料を適切に選ぶとN2O 系で Isp=340s?!
http://en.wikipedia.org/wiki/Nitrous_oxide 本当なら、LOX/LCH4 スラスターの案は撤回する。
と思ったが、相手の燃料には H2 もありえるね。
496 :
NASAしさん :2009/08/10(月) 23:38:58
>>494 ISASの手に負えないからだよ。
それに最初に始めたのは学生でも扱える燃料って目標が有ったでしょ。
たまたま筋良さそうだからPBSに使ってみようって話だから。
>>495 > 比推力稼げないし。
それは燃料がアルコールであることに依存するもの。
同燃料でLOX、H2O2、NTO、硝酸、N2Oを比較した場合、
比推力の順位は上記の通りで、N2Oは最下位。
> 燃料を適切に選ぶとN2O 系で Isp=340s?!
BAMOハイブリッドで333sというデータがあるから行かないことはないだろうね。
> 相手の燃料には H2 もありえるね。
前提としてる範囲でLH2は問題外では?
適切に断熱しても半年で1割消えるし。
>>496 LOXは現に北大の学生が扱ってるが。
499 :
NASAしさん :2009/08/11(火) 09:14:58
>>497 しらんがな、
開発者本人がそう書いてあるから書いたのに文句を言われるとは・・・
>>499 人の言ってることを理解せずに受け売りするから、突っ込まれたときに
返せないんだよ。
>>497 > 同燃料でLOX、H2O2、NTO、硝酸、N2Oを比較した場合、
一つ指摘。
この中で N2O と H2O2 は自己分解し、モノプロペラントとしても使用可能。
ハイパーゴリックほどでないにしても、再着火が楽で軌道変換推進系としては有利な特性。
ただし、宇宙用に使えるくらいの高濃度の H2O2 は極めて分解しやすく危険。
N2O はエネルギー量は大きいが、かなり分解しにくく、適切な触媒が必要。
反応率では6桁違う。
http://www.spg-corp.com/nitrous/ H2O2 は常温で扱え、毒性もそれほどでない(分解しやすい)といっても、安全管理には相当注意しないと。
H2O2 に何らかの安定化剤を添加するとか、工夫しないとやや使いにくい。
近年その方面の技術発展があるかもしれないけど。
> > するとその究極の組み合わせは、酸化剤が亜酸化窒素(N2O)、 > > 燃料がエタノール(C2H5OH)の一組に絞られました。 笑気ガスとエチルアルコールかあ。 笑い上戸推進剤だな。
> H2O2 は常温で扱え、毒性もそれほどでない(分解しやすい)といっても、安全管理には相当注意しないと。 適度に薄めれば皮膚の消毒や髪の毛の脱色にも使える。
>>494 軌道間推進機の用途では、貯蔵性の他に、再着火の容易さも大事だろうね。
N2O とか H2O2 は適切な触媒選べば、自己分解で高温になるので
再着火は有望。
ただし、高濃度 H2O2 は爆発の危険があるが。
LH/LOX 系は点火機構はいるけど、燃焼範囲は広い。
LCH4/LOX 系は点火機構がいるうえに、燃焼範囲が狭く、デリケート。
506 :
NASAしさん :2009/08/12(水) 00:12:20
>>500 筋違いと言っているんだよ、彼らの意図をここで云々する意味は無いだろ。
>>506 だったら他人の言葉を借りないで、自分の考えで書くことだ。
>>501 で、既に間違いを指摘されているだろ。君は、「彼らの意図」を理解でき
ずに勝手なことを書いて、それを他人のせいにしてるんだよ。なら、最初から
書くなよ。
509 :
NASAしさん :2009/08/13(木) 19:07:24
手に負えないことが立証されたわけだね。
これはひどい
常温貯蔵可能なものといったら、エタノール以外にもいろいろあるぞ。 ケロシンなんかもっと比推力高いし、ブタンやプロパン、プロピレンは圧力かけたら液体になる。 ブタンやプロパンは自己加圧もできるし、比推力も結構高くなるし、OMSに最適と思うんだが。
>>512 乙
やっぱりLPGも考えてたのか。
でもそれじゃ何で今はエタノール推進系で試験してるんだろ?
N2Oの利点の一つは自己加圧なんだから、燃料も自己加圧できるLPGの方がいいよな。
比推力も全然違うし。
>>512 ニトロメタン
CH3NO2
か。
一液式推進剤としてもつかえるようだが、ロケット燃料としてはどうなんだろうな。
アルコールと混ぜてもつかえるけど、グロー燃料だな。
515 :
NASAしさん :2009/08/14(金) 14:40:28
>>515 LPGも安全だよな。使い方さえちゃんとしてれば。
(一般家庭にもあるくらいだし)
>>515 >>516 ニトロメタンは危険物か。
毒性はヒドラジンよりはだいぶ少ないけど。
ラジコン燃料とかに使われるけど,不純物とかあると爆発の危険がある。
>>516 とてもそうは言えない、
LPGは比重が重いからたまりやすいんで非常に危険な代物だろ。
>>518 可燃物だが,非常に危険といえるかどうか。
スプレーやタクシーにも使われているし。
タクシーでの LPG タンクは衝突の危険があるにもかかわらず。
爆発といえばガソリンも、アルコールさえも条件さえ整えばおきる。
どっちが安全かと言ったら断然エタノールだな
>>519 君はプロパンガスの爆発事故の現状を知らないようだね。
>>521 しかし実際タクシーに使われてるくらいだからな。
比重が重いので部屋の下側にたまってないかさえ気をつければOK。
一般家庭でも使われてる物でもそりゃ危険はあるだろうが、エタノールとの比推力の差を
かんがえたらな…。仮にもロケットなんだぜ。
>>522 ロケットだからなおさらでしょ。
ブンゼンバーナを扱うのとはわけが違うでしょ。
よほどオタンコナスな学生でも安易に扱えるのが狙いなのかな? 教官立会い無しでも勝手にガチャガチャイジって良いように。 でもさあ、 逆に多少危険があるほうが気も引き締まり訓練と経験になる気もするが。。。
液体オゾン/液体水素の組み合わせはどうだろうか。 比推力 580 - 600 sec とか。 燃焼ガスは無害。 液体オゾンの取扱いは大変だが、性能向上は魅力的。
526 :
NASAしさん :2009/08/17(月) 00:14:57
>525 液体推進薬を扱っている某社の人に同じ質問をしたことがあります。 ラディカルなので現在の技術では、ごく僅か貯めておくのが限界で、 ロケットで使うような量を貯めておくのはとても無理とのこと。では、 液体酸素に混ぜたらと質問したら、均質に混ざらなくて、結局分離 してしまうためやはり無理とのことでした。
オゾンだけに保存が難しいのか
頑張っても大損するのが落ち
>>527 しかたがない。大気中に放出して地球温暖化に少し貢献するか。
>>526 有難う。
不安定で爆発しやすいと言うことですね。
> 液体酸素に混ぜたらと質問したら、均質に混ざらなくて、結局分離
> してしまうためやはり無理とのことでした。
こちらですが、9% のフッ素又は、5% の二フッ化酸素を添加すると分離しなくなるそうです。
http://yarchive.net/space/rocket/fuels/ozone.html の一部から
Subject: Doc Clark tells all about ozone (long)
[A bunch of people from Battelle and Air
Reduction] came up with a better answer in 1964-65, when they showed
that 5 percent of OF2 or 9 percent of F2 added to the mixture
completely eliminated the phase separation problem.
しかしえらく大変そうだ。
教育にも使える安全なロケット燃料の話からどんどん外れていくな(^o^)
ひどく低レベルな釣りだな
KSLV見てて思ったけどロシア式の横倒しで運んで射点で起立と アメリカ式の組立棟から立ったまま射点に移動する方法の違いはどこから来たんだろう
>>533 ロシアのロケットは結構頑丈だから、横倒しで運んでも大丈夫
アメリカのはタンクが薄いのもあったので、立てて運んだ、と言う感じ。
ただ、アメリカ、ロシアってなかなか分けられないんだよな…最近は。
ロシアのは大抵整備棟から横にして運んで、立てて発射だけど、 アメリカのはいろいろある。 メジャーなのだと デルタII:発射台は固定、その上で組み立てて、発射の時は整備棟が退避 デルタIV:2段まで横倒しで輸送、発射点で立てて、そこに移動整備棟。 整備棟でSRBを取り付けて、整備棟退避、発射 アトラスV:ケープカナベラルでは垂直組み立てして移動発射台 バンデンバーグではボロ射点の改造なので固定発射台+移動整備棟 タイタンIV:移動発射台で途中まで組み立て、 その後発射台がブースターくみたて用の別の建物に寄って、 それから射点へ。 ファルコンI:射点につけたシェルター内で水平組み立て、 シェルターが退避して発射。
ロシアのロケットが横倒しなのはR7が第一段でロケットの重量を支えられなかったからじゃないの でもあの花弁状に広がる発射台はカッコ良い
ソビエトロシアは建築技術が未熟で短期間で背の高い整備塔を建てることはできなかった そんなわけで構造質量が増えても横倒しにする必要があった その皺寄せが底部の強度にいって自立できずにチューリップって流れだったはず
R-7以外のロケットが自立式なのを考えるとその説はいかがな物かと
>>538 R-7系以外の当時のロケットはそんなに大きくなかったからね
約2/3の規模にあたるUR-200やR-36が登場するまでに約5年
初めてR-7を超える規模になったプロトンが登場するまでに8年掛かってる
この間のエンジンの技術革新で構造質量への要求は緩くなるから
後発は自立させることも選択肢に入ってくる
>>538 ソユーズロケットの花弁状に広がる発射台は違うの?
>>541 あれはコア・ステージの上部を支えている。つまりロケットはぶら下がっている。
>>537 流石に大国ソ連邦でも軍事宇宙分野に優秀な人材をアサインすれば、
それ以外の分野には2軍クラス以下なんだろうなあ。
デキる人間なんか無尽蔵にいやしないからな。
>>530 フッ素混ぜるぐらいならいっそフッ素を酸化剤に・・・w
>>535 ファルコン1は水平に発射しそうにも読めてちょっとワロタ
自重以上の推力のエンジンで自立する強度が無い物を飛ばすのか 重力制御かなんかやってるのかな
>>544 >
>>530 > フッ素混ぜるぐらいならいっそフッ素を酸化剤に・・・w
ふっその手があったか・・・
>>509 というよりLE-5がコケれば、H-I 2段目.につかわれたかもしれなかった。
LE-5 が順調に開発できたし、性能が良かったので出番なし
そういやLE5系はLE−5Bで終わり?MB系はまだ造られて無いよね。
>>546 自立するのに必要な強度やその部位と推力を受けるためのそれは必ずしも一致しない
H-IIAだってH-IIの方式だと強度不足で安全に自立することはできないわけで
>>549 推力20屯級が2014年度を目標に研究中
552 :
NASAしさん :2009/08/21(金) 14:15:46
俺みたいな末端なロケット技術者はここの話にはついていけないわorz
フッ素推進剤はソ連では結構研究されていた。 以前まとめておいた資料があるからどうぞ。 www.geocities.co.jp/Technopolis/5714/shinbun/2007_11.pdf ロケットダインもグルシュコも本気出しすぎだが、 結局毒性がひどいからロケットには使えん、という幕切れ。 何のために開発したんだよwwww
>>556 NEDOのロードマップ以外でソースあんの?
GLONASSとかガリレオで補完したまえ
HAN溶かすと融点だだ下がりで保存性がさらにヒドいことに…
563 :
NASAしさん :2009/08/25(火) 07:09:14
ttp://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/uchuu/kaisai/1283441.htm 宇宙開発委員会(第25回)の開催について
1.日時
平成21年8月25日(火曜日)8時〜
2.場所
文部科学省 18階 宇宙開発委員会会議室
3.議題
1. LNGエンジンの燃焼試験結果について
2. 平成22年度概算要求に向けた独立行政法人宇宙航空研究開発機構の研究開発における重点事項について
3. 「ロケットによる人工衛星の打上げに係る安全評価基準」の改訂に関する調査審議結果について
4. H-UAロケット16号機の打上げに係る安全評価結果について
5. その他
朝8時って、えらく早いな。
LNGは、概算要求までに判断、といっていたGXと何か関係があるんだろうか・・・・
>>563 無事実機大エンジンの燃焼試験を終了したからその報告
ロケット全体製作については宇宙開発委員会を無視して概算要求するんでしょ。
>>565 この記事の問題は、ここだな。
>一方で、GX用の液化天然ガス(LNG)エンジンだけは予算を要求し、開発
>を続ける。何に使うか未定のままエンジン開発だけを進める玉虫色の判断に、
>「税金の無駄遣い」という批判が一層高まりそうだ。
「LNGエンジン技術は重要だが、GXは要らない」というのが宇宙開発関係者の
大多数の意見なのに、どうして「批判が一層高まりそう」なんだ?この記者
は状況を理解しているのか?
>>566 LNGエンジンを何に使うかわからない(GXロケット以外に使えると思っていない)記者が問題って事か。
誰かがそういった訳ではないようだしね。
568 :
NASAしさん :2009/08/25(火) 12:59:58
>2010年度予算の概算要求にも、開発費を盛り込まない。
良い判断が出たもんだと思う。
が、
>>566 のような新聞の見解を見ると、GXのように
どんな場合でもロケット丸ごと開発というのが当然視されていて、
新要素のあるエンジンのみを研究開発等は批判されるというのが
明確になったとも感じられる
>>565 驚いたな。
結論は納得行くけど、発表のタイミングが。
この記事では、主語は「政府は。。。初めての見解をまとめた。」
とあるけど、いまの麻生首相にそんな時間の余裕があるのか?
それとも結論は実はかなり前にきまっていて、署名、捺印が遅れただけか。
>>564 逆予言か。
>>568 「25日、官房長官、文部科学相、経済産業相、宇宙開発担当相の連名で出された文書によると、」
どうやら、野田聖子・宇宙開発担当相が判断したようだな。
防衛省は加わってないと。積極的に手をあげなかったんだろう。
>GXの打ち上げサービスがビジネスとして成立するとは判断できない >▽開発参加企業の「GXは国際的価格競争力を持っている」との主張を >判断するデータがない−−と指摘。「GXの本格的着手を判断できる状 >況にない」との見方を示した。一方、GX用の液化天然ガス(LNG) >エンジンの開発費は「国際的に有意な日本発の技術」として地上での開 >発を続けるとした。 毎日新聞の記述はバランスが良く、明快でわかりやすい。同じ説明を 受けたはずなのに、理解できなかったんだな読売の記者は。
日本発とか言っててもさ、湿っぽい予算で開発に手間取ってると アメリカが有用性に気づいて本気予算つけて先に完成、とかさ…泣けてくる 国力ちがうよな〜
>>574 LNG はアメリカが次期月着陸船で検討してあきらめたのですが。
結局 RL-10 採用
>>575 アメリカがメタンを検討していたのは、火星に水素を持って行って、火星
の大気中の二酸化炭素と太陽エネルギーでメタンを作って、それを帰還用
に使うため。そのためのリハーサルとして月着陸船をメタンにしようとし
たが、そんな先の話のために有人用エンジンを新規開発するなんて無駄だ
と気付いたから。日本がLNGを使うメリットをアメリカも認めたら、その
理由で始める可能性はある。
>>576 相当希望的観測が混じっているな。
まず、メタンエンジンで比推力 340 -360 sec を実証してからだ。
とりあえず再生冷却型をものにするのが先決。
>>574 今のまま予算だけつぎ込んでも有用性が全くない。
>>577 予算なんて雀の涙程度しか投入してない。
>>580 トーラス II 関連で話はきくけどねえ,詳細はどこ?
OSC 関係では見かけるが,肝心の P&W の資料は?
582 :
576 :2009/08/25(火) 16:43:34
>>577 いや、希望的観測なんてしていないよ。仮定の上での話を書いただけ。
日本がLNGの優位性を証明すれば、すぐにアメリカが追い抜くだろう。
もちろん、証明できなければ「はい、御苦労さん」だ。
>>582 アメリカは経済の建て直しで財政に当分余裕ないだろう。
アレスやオリオンの見直しがでているくらいだ。
あるいは F-22 の生産中止とか。
GX やアメリカとは無関係にロシアあたりがやるかもしれんが。
ロシアは欧州と共同で二段燃焼サイクルで推力400t 再使用20回のメタンエンジンやろうとしてるね
586 :
574 :2009/08/25(火) 23:11:56
>>583 そうなんですよ余裕ないんですよアメリカ
にもかかわらず勝てる気がしないという
日先行・米後追いで何度煮え湯を飲まされたことか…シクシク
大推力化->液体補助ロケット、1段目用 ってな流れは無いか・・・LNG・・・
588 :
NASAしさん :2009/08/26(水) 08:14:41
>>587 勿論あるよ。
今の10屯級開発が一段落すれば1屯級と100屯級がラインナップされている。
>>588 それ、J-2の頃はよく引き合いに出されてたけど、最近のISTSあたりじゃ
あ話題にも登っていない希ガス
>>584 >>585 ロシアならやるかも。
ケロシン系であれだけの性能(比推力)を引き出している国だ、ある意味アメリカ以上の実力。
予算が継続さえすればね、そこは共同開発相手によるが。
Lyra/Myra は、Vega 固体ロケットの上段か。
GX プロジェクトは止めても,メタンエンジンのそういう活用法はあるかもしれん。
むろん,比推力がまともな水準なエンジン(再生冷却型)を仕上げてからだけど。
ともかく、スケジュールに間に合わせるためだけに、低性能のエンジンで強引に
ロケット完成まで持っていくのは勘弁してくれ。
推力でLE-11とかにならんかな
>>591 「GXロケットに関しては、文科省、経産省などが開発中止を主張する一方で、
一部自由民主党議員が開発続行を主張。政治問題となっていた。」
文科省、経産省はそこまで積極的に開発中止を主張していたかな?
追加予算計上に消極的だったとはいえるが。
なんで民主議員のことはかかないの?松浦は
野党だから関係ないんでしょ。
>>591 なるほど…アメリカじゃなくてロシアにぶち抜かれる予定ありなのかぁ
>LNGと液体酸素の組み合わせは、
>1) 大推力を必要とするブースター用エンジン
>2) 軌道上で何度も再着火して様々な軌道に衛星を送り込む上段用エンジン
>という2つの用途に向いている。
これって現状の日本の宇宙計画だと出番はどうなの?
>>598 H-IIAのLRBとしてLE-7Aを使う話があったけど
「高価なLE-7Aを2機も使えるか!」って理由で消えたですよね
この絵も2x2で4機使ってるけどコスト平気なんだろか
LNGは燃料が安いって読んだことあるけどそれでペイするとは思えないしw
有人機打上げとかで必要になったりするんかな?
LNG がブースターに向いてるのはわかるけど、 せっかく枯れてきたSRB-A を代替するほどのメリットがあるのかね? 有人ロケットに固体は駄目というければど、アボートシステムがしっかりしてれば 固体でもまったく問題ないと思う。
>>599 2段目を取っ払って、LRBと1段目を共通化して量産効果を狙ってたはず。
602 :
NASAしさん :2009/08/27(木) 09:25:05
>>603 炎の色がガスっぽいなw
東京ガスでもスポンサーにつけるのはどうだろう?と思ったw
エキスパンドブリードサイクルのLE-X(130t)をメタン化して、 RD-191(213t)/RD-151(170t)に匹敵するエンジンを作れるんでしょうかね。 LE-Xが完成して実用化されるまで8-10年かかるとして、 その間に、LNGエンジンも小さなエキスパンドサイクルのエンジンを作って実績を積み、 LE-X完成後にメタン化に挑めれば、GXの死も無駄では無いでしょう。 なにしろ、RD-191の遠い元祖はN-1のNK-33エンジン。 成功するならGXも可愛いもんだ。
>>598 >>603 7 年前(2002年)のソースか。まさに
「死児の齢を数える」
>段階的なアプローチとしては、まず簡易なガス押し式システムにより、
>効率的にLNG推進系の基本特性取得を行い、その後将来の大型化や高性能化に
>向けたターボポンプ化や信頼性向上のための研究開発に取り組む。
前半部分は,失敗した(複合材タンクがダメでブーストポンプ式に),
LNG推進系の基本特性取得に、効率的どころかずいぶん苦労した。
比推力も当初予定(Isp= 345 sec)より大幅に低下(Isp = 313 sec)
したが,アドホックな改修でエンジンの質量が増えた(507 kg)。
後半(ターボポンプ化、再生冷却)は事実上これからが本番だ。
まあ、やや逆説的な言い方では,GXロケットの凍結で,エンジンの再生冷却ターボポンプ化に集中できるけど。
数年かけてもいいから,比推力 340 - 360 sec を達成してくれ。
無論,エンジン質量も妥当な範囲(LE-5B 程度)に。
>>606 まあ、この種の開発は長期戦だから、7年ぐらい前の資料なら普通だろう。
それ以下は禿同。
>>605 のようなストーリーまで行けたらそりゃあ素晴らしい話だ
が、先立つものと、MとIが仲良くしてくれることが前提だなあ。
>>607 > が、先立つものと、MとIが仲良くしてくれることが前提だなあ。
逆説的に言えば,GX ロケット計画凍結で,それまでの IHI 主導で(もうちょっと露骨には MHI 抜きで)
開発推進の必要がなくなった。
確かに危惧するとおり,IHI の関係者がこれまでの思い込みを修正してくれれば良いけどな。
国防ロケットだの,(意味のない)MHI への対抗発言だの、この1年あまり色々あったからなあ。
頭の切り替えには時間がかかるかな。
MHI の側は、比較的抑制していたとは思うが,今後も敵失に便乗することがないように。
MHIは、しれっと「じゃあ、あとはウチでやりますから」とか言いそうで、 それもそれで嫌なんだけどな。MHI主導になったとたんにIHI外しが始まる から、IHIもMHI抜きでやりたくなるんだろう。JAXAがちゃんと手綱を握ら ないと・・・
>>602 が言いたいことがサッパリ理解できない。 だれか翻訳できますか?
>>610 固体ロケットは高いし比推力低いしスロットリングできないから嫌
とかでは?
>>609 LE-X の開発が控えているから、多分 MHI は無理にでしゃばらないんじゃないかな。
LNG エンジン開発のポカに関しては,JAXA 自身がちゃんと手綱を握ってこなかったこともあるわけで。
複合材タンク失敗の際に見直しをしておけば,2年早く再生冷却ターボポンプ化に着手できたかもしれない。
>>600 有毒ガスが出なくなるし振動も減るじゃん
SRB-Aは次期固体ロケットの開発を通じて今後も高性能化を図る。 LNGエンジンは、別のアプローチから大型化を目指す。 両者とも研究開発の積み重ねですので、同時進行でも問題ない。 また、研究によって、貴重な知見が多く得られる。 次期輸送システムにどちらを採用するのかは、 双方の成果が出てからの総合評価。
GX 凍結の一番の成果(反省)は,実は 1. エンジンとロケット機体の同時開発にはリスクが伴う、と言うことを 関係各機関(財務省含む)に苦い経験で納得させた。 ことじゃないかな。 他に 2. 研究段階から開発段階への移行での問題。 研究段階では予算はそれほど食わない。だから複数の可能性に挑戦する事もできる。 開発段階では金額が大きいので絞り込みが必要。 ただ、中間ステップでの十分な検討は必要で、できればある段階まで複数の研究開発を進めた方が良かった。 約 30 年前だけど,LE-5 開発の際,NASDA/NAL だけじゃなく、 ISAS が別個にバックアップとして LH/LOX エンジン開発していた。 3. プロジェクトの審査体制 プロジェクトスタート時点のみでなく,途中での審査体制も重要。
>>611 ありがとう。
言うほど高いか?
ブースターの性能評価は比推力よりも大推力重視だろうて?
スロットリング?燃焼パターンで多少は弄れる
ではないんでしょうかと。
>>600 氏がブースターを主眼に話し振ってるのに違和感あったので。
そもそもブースターや第一段では比推力の高さもスロットリングもいらないし 有毒ガス(笑)に至っては量を考えれば無視していいレベル。 これの改善なんて他にろくな研究対象を見つけられない無能な研究者にやらせときゃいい程度。 固体ロケットは大型化すると高価になるから、現状のSRBで能力が不足するなら 液体燃料ブースターを導入する意義が出てくるかもしれない程度の話。
619 :
NASAしさん :2009/08/27(木) 17:11:54
>>318 なんか補助ロケット=ブースターと解釈しているようだな。
>614 これって次期固体のことだよね。 既報どおりだけど、開発費は約200億円は少なく感じるなぁ。
RD-180 位のエンジンできれば SRBと一段目統合できるな
>>619 ほかにもいろいろ勘違いしているようだ。
>>617 1段目がどこまでかにもよるんじゃないかな。
重力損失問題や大気抵抗がある低速で垂直上昇の時期さえ推力あれば、
そのあとは推力より比推力。結局H2A/BのSRBの燃焼時間くらいを固体というならともかく、
そのあとの2-3km/sから5-6km/sの加速はやっぱりそこそこ比推力高いのが欲しいのでは。
サターンVの場合、一段目は高度60kmまでで、そこから先は2段目以降の液酸液水だね。
Ares-Iでも同様、20万フィート(60km)でMach6.1(2.1km/s)まで固体。
一方で、H-IIAあたりはSRB燃焼終了が53km(13号機の場合)、1.7km/s。
その後1段目は182km、5.5km/secまで引っ張るので、どこまでが1段目かで話は大きく変わる。
アリアン5もH-IIAと同様の60kmまで、以後は液酸液水で。
ここまで引っ張れば推力はそこそこでOK(軽くなってるし)ってとこじゃないでしょうか。
624 :
NASAしさん :2009/08/27(木) 21:39:41
>>620 当初計画では百億円だったんだよ、倍増しているじゃん(^o^)
当初計画では2段式のどうしようもない代物だったからなぁ。 今では実質4段式。ただし、最初は3段式の上に外せないPBSを付けた4段式。 で、頃合いを見て、分離型の2kN PBSに変更する。 でもPBS部分の変更って事でスムーズに開発しちゃうのだろう。 PBSが進化したら、次は1段目の変更。 で、いつのまにやら1段目と2段目の間に1段付いてる。 いつの間にやら、GXを超える固体ロケットの出来上がり。 次期固体のメンバーは確信犯だと思う。
>>626 劣化GX (LEO2d)越えは十分可能だろ?
>>627 LEO2tのソースってあった?
SSO1.8t(冬期)でLEO2tってのはおかしいと思うが
GXは設計変更で2段目がショボくなったけど、 1段目がアトラスVからアトラスXに変わっている。 その分価格がかっとび。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/space/1239467048/188-189 森田先生の話によれば、SRB-Aはイプシロンには非力だから
「イプシロンに合わせた1段目を作りたいなー。そうすればM-V以上に・・・・」 だそうです。
・ 2段目3段目の改良、ケースの新成型方法の確立
・ 新しいロケット組立て・管制システムの開発
・ PBS(4段目)をヒドラジン/四酸化二窒素 → エタノール/亜酸化窒素 (実機試験中)
が今回の予算内に入ってくるだろうから。
いいところで1段目のパワーアップを切り出すんじゃないかな?
SRB-Aを大型化して推力1.5倍、燃焼時間ほぼ同じ、H-IIAにも使えます
性能は 「新202 ≒ 現2024相当」 ってなキャッチコピーでwww <妄想自重>
三菱はH-IIA 2024、2022はなくして、202 or 204 だけにするみたい。
(ソースはどこいったっけ?)
>>630 できれば2段目をもう少し大型化してほしい。
1段目に対して2段、3段が小さすぎると感じるんだが。
現在設計中の2段目、3段目じゃSRB-Aは非力って言ってるんで 1段目のパワーアップを前提とすれば、ちょうどいいのかも。 うーん、策士?
>>631 2段目にはそのうちM-25を組み込むらしいから安心汁
εに合わせた一段目って、M-14AかM-15でも作ればいい話じゃない? M-Vの1段目って、何が一体高いの?
もっとも需要があると考えられるところを目指して基本形を作るのだから 次期固体ロケット増強型は通常型より数量は少ないだろうと考えられる。 そのために独自の第1段を開発したり2段目のM-35よりずっと大きいM-25を 復活させるのはコストがまともな範囲に納まるのだろうか。 SRB-Aもう2発ブースターに使うとかの方が良い気もする
>>634 旧式の設計に加え、開発費を安くあげ、その代償に製造費が高くなっていた。
M-Vの改良案で、量産を考慮し変更云々と言われてたのもそれ
>630 H-IIA/BはA202、A204、Bより細かく刻むラインナップを必要とするようには思えなかったり。 あと価格は202と204の中間以下に収まるのか
っていうか、個体ロケットって、燃料だけ調節して燃焼室とかは大きい方に統一して 量産化とかは無理なのかな?
>>634 高張力鋼なモータケースと低圧燃焼な高性能推進薬が高コストの原因
M-24をM-25にしたのと同じようにコストダウンする予定だったが
4号機失敗のせいで遅れが出て間に合わなかった
>>637 いや、新SRBは現SRB-Aよりコストダウンすることも目的だから、202と204が
それぞれ、今より安くて能力アップするのを狙うだろう。
その先の目的は、2段高度化。2段でアポジキックして軌道傾斜角を打ち消さ
ないと、赤道から上げるアリアンや、アポジキックするプロトンと勝負にな
らない。そのためにも1段まででできるだけ速度を稼いでおいて、2段の燃料
を温存したい。でないと2段大型化とか、3段追加とかコストアップ側の対策
を講じなきゃならない。
>>639 4号の失敗ってノズル破壊だっけ、
アレってグラファイト焼結メーカが勝手に焼結炉での焼き締め時間短縮したとかだっけか。
いらんことしよる。
これは恨めしいなあ。
642 :
NASAしさん :2009/08/28(金) 11:40:26
>>640 それはどうだろうか?
俺は逆にGを下げる方向に進むと思うよ(スロットリング開発が成功すればSRB増強も有りうるが)。
衛星に優しいロケットね。これはハッキリ開発方針として明記している。
1,2段共通化は無理なの?
>>635 M-VやEより加速がヤバいロケットを使いたいか?
>>643 二段重ねだと重力損失がヒドいことになる
>>625 増強型なら,SRB-A のクラスター化がシンプルなんじゃない?
かつて M-V の発展形でもクラスター化は検討されていたし。
1 段の両脇に SRB-A を2つつけて,当初は両脇2つのみ点火,
燃焼終了時に切り離し,真ん中1段点火。
>>635 の最後と同じかな。
この方法だと,加速度は比較的マイルド、特注品はなく、量産効果いかせる。
SRB-Aのクラスタ化だと内之浦の保安距離が問題になってくるだろう M-Vが3m径ではなく2.5m径になったのはそのせいだし
保安距離は気をつけなければならないが, かつて、H-II の時は保安距離の制限で,あれがギリギリと言われたものが いまや H-IIB 可能になっているので、破壊実験の実績で 変わりつつあるのではないか。
ただクラスタだと基本的にコスト倍なんだよなあ。 1本幾らで作れるの?
1段目は推力重視、2段目は比推力最大みたいに、 いろんな設定で使いまわせる汎用モーターって作れないだろうか?
>>647 H-IIのときはギリギリと言いながら発展の余地は残してたよH-IIBはその範囲内
液水に関する安全基準は実験で変わるかもしれけど固体でそれはない
もっと単純に通常型は内之浦、クラスタ増強型は種子島とかはどうか。 G-X亡き今なら言える
ああ、だからか。一般公開日に 解説のお兄さんが打ち上げシステムの 簡素化でどこにでももって行って 打ち上げられると自身たっぷりに 解説してたのは、高性能化カスタマイズで 内之浦が使えないなら、種子島でも 沖縄でも、どこにでももって行って 上げますよ・・・って事だったんだ。 深読みし過ぎか。
653 :
NASAしさん :2009/08/28(金) 15:01:06
なんでしつこく固体増強を主張する奴がいるんだろうか? 増強が必要なら万が一GXがポシャッてもH2Aがある。
654 :
640 :2009/08/28(金) 15:21:03
>>642 SRB増強と言っても、推力増強せずに時間延長することだってグレイン設計で
できるわけだから。推薬増量と言う方が正しいかな。実際、SRBの高度化も
目標としては挙がっている。再国産化とコストダウンはやるだろうし、イプシ
ロンで推薬増量も挙がっていたから、SRBとの共通化でどうなるか。
推力幾つだよ?
H-IIの10倍の固体燃料を使うロケットは当面考えにくいから、余裕がありそうだな。
>>656 > 固体燃料分も H-IIB で倍
204から変わらないじゃん
H-IIで考慮してたのは59t*6=354tまで H-IIBでは66t*4=264tだからH-IIの基準でもまだ余裕がある
>>658 H-II の倍という意味ね。
H-IIA 204 は、
>>656 の固体ロケット推進剤の TNT 換算率改訂後に可能になった。
3540tの固体燃料を使うことは、まずないな。事実上青天井か。
>>660 衝突試験と204の成立性の因果関係について言及した資料ってある?
H2AコアをシャトルのSRB7本で取り巻いても大丈夫だな。
>>656 追加
TNT 換算率
改訂前
固体ロケット推進剤 0.5
LH/LOX 0.6
改訂後
固体ロケット推進剤 0.05
LH/LOX 0.14(1段) 0.26(2段)
改訂後は両方共緩和されてはいるが,LH/LOX の方が相対的に比重が大きくなっている。
なお、M-V での内之浦の保安距離は改訂前の基準。
アレスIを6機ぐらい同時に立てても平気だな。
液体ロケットだけど, LNG/LOX の TNT 換算率はどうなるんだろうな。 水素は大気よりはるかに軽いので,拡散しすい。 しかし、LNG は大気より軽いとはいえ,比重は半分程度で, しかも低温では大気より重くなる。 気体でも低温の状態では-113℃で空気と同じ重さ。 直感的には水素より危険そうだが,誰か知りません?
気化した天然ガスの塊の表面だけ燃えて、火の玉になってゆっくり燃えると聞 いたことがある。
LNGタンクが作られた初期の1944年10月20日、アメリカ合衆国のオハイオ州ク リーブランドで起きたLNG漏洩事故では防液堤を備えなかったために大量のLNG が市中に広がり、下水溝内で爆発・燃焼するなど死者128人を出した ========================= LNGタンク については今は安全対策とられているが, ロケット用としてのTNT 換算率で通用するのか?
SRB-Aの構造を再設計し、低価格化・高強度化を図り、 高速燃焼の燃料に変更。出力増大と燃焼時間の短縮化 M5ロケットのように、燃焼時間45秒弱。切り離しまで75秒にすれば、 重力損失も大幅減。打ち上げ能力もM5に近くなると思われ。 さらに、性能向上によるH2A202の適応範囲が大きく広がり、 H2Aシリーズの総合コストダウンが期待できる。 SRB-Aを4掛けしている機体では従来の燃焼薬だろうけど。
そもそもSRB(-A)ってなんで今の設計になったの? 震動対策かなんか?
>>670 推力パターンのことなら最大動圧を下げて機体を軽量化するための措置
>>670 SRBが工場で4分割してケースを作って燃料充填、種子島に持ってきて一本に組み立ててた。
わざわざ4分割したのは火薬類の取り扱いに関する法律で
公道を一度に運べる火薬(固体推進剤)が制限されていたため。
それと、ケースの筒を作る製造設備、燃料充填設備の容量の限界もあったようだ。
(ぶっちゃけていうと大きく作るのは大変だから)
∴Mシリーズ、M-Vの一段目も同じ理由で分割製造・燃料充填→現地で組立て
SRBではケースを高張力鋼で分割していたのを
SRB-Aはフィラメントワインディングで一体型のケースを作って、燃料を入れず一気に種子島に輸送
種子島に専用の燃料充填設備を作ったので、現地で一度に燃料充填出来るようになった。
これにより、H-IIAの部品点数の削減・コストダウンの一助となった。
SRB-Aのケースを作るのに外国のライセンスがあるようだ。コレがなければもっと安く出来るはず
だからライセンスに抵触しないSRB-BはJAXA的にも欲しい
ちなみに
>>664 のように火薬法の改訂で
SRB-Aを 種子島で燃料充填 → 内之浦に輸送 が出来るようになったみたい
それがイプシロンの1段目になる。
>>656 で紹介した実験)1991-1993)は、最大衝突速度 30m/s まで、
これは、指令破壊を作動させる前にロケットが地上に落下した場合に対応。
TNT 換算率はほとんど 0
その後,1,997年のデルタロケットの事故では,指令破壊後の固体推進薬破片が
地面に衝突し2次爆発をおこす現象が見られた。
この現象の解明のため,行われたのが次の実験(1998年)
http://www.jaxa.jp/pr/jaxas/nasda_news/1999/nn207.pdf の4頁
130m/s での衝突では,TNT 換算率 0.05-0.10
170m/s での衝突では,TNT 換算率 0.6 と一桁近く増大
130m/s はH-IIA の指令破壊時の推進薬破片飛散に対応。
=====================================
H-IIA 204/H-IIB
はこういう地道な実験の上に成立していたんだな。
イプシロン内之浦打ち上げ可能の背景も。
トーラスXL?
>>676 L/D比のこと。
短い第1段に球形に近いもっと短い2段が載ってる。
アテナIは固体2段にヒドラジンのPBSがついた3段式だが。
>>675 アメリカの固体ロケットのまとめ
いろんなミサイルを縦に繋いだら宇宙ロケット完成→スカウト
小型固体ロケット作って航空機から発射→ペガサス
ペガサス伸ばしてパワーアップだ→ペガサスXL
ピースキーパーの1段目余ってるな、これにペガサスつければよくね?
→ARPAトーラス
ピースキーパーの1段目の代わりに専用のcastor120を使う
→トーラス
トーラスの上の部分、ペガサスからペガサスXLにしたらパワーアップ
→トーラスXL
あのcastor120にIUS(シャトルやタイタンの上段)のモーターつければおk →アテナI アテナIにもう一個castor120つけたらパワーアップするな。最適化?なにそれ →アテナII ミニットマンの1,2段目にペガサスの2,3段をつければ →ミノタウル1 ピースキーパーに4段目つけようぜ →ミノタウル4 こうしてみるとつぎはぎが大半だな。
つまりJ-IIを作れと?
>>679 J-I 2号機のことかな?
J-I改=J-II ⇒ GXって流れ
いやガス押しの開発は脇に置いてさ。 しかし、トーラスIIの一段目の重さとか見てたらM-Vがサラブレッドに見えるな。
>>679 いや、
イプシロン:SRB-A + M-35 + KM-V3
だから、
イプシロン+:SRB-A + SRB-A + M-35 +KM-V3
はどうかと。
イプシロン++: SRB-A*3 +SRB-A + M-35 + KM-V3
というのもありだな。GXの代わりに
結局のところ、各パーツの値段は幾らなのかな? 全部足して30億にしなきゃいけないんだよね?
>>677 固体も球形にしたら安くても推力上げられるだろうか?
>>684 球形モータの利点は推力向上じゃなくて推薬充填率の向上と振動の低減
金属ならわからんがFWだと目立った低コスト化は期待できないと思う
んじゃSRB-Aのままでも推力をM-14並とか可能なの? 噴射時間は考えないとして。
>>687 ガワは同じでも大丈夫だがノズル設計と推進剤の組成と推力パターンはいじらないとダメ
推進剤とノズルの製造コストってやっぱ反比例するんだろうな。
>>687 ノズルが別物になると思う。
それに旧ISAS系の固体推進剤は現行のSRB−Aのものより推力が高いけど高価なので
トータルで考えるとコスト的にかなり不利になる。
BP-208JとSRB-Aの推進剤はどっちが安いのかな? M-25はかなり低コストに仕上がったらしいけど
>>616 まったくその通りだと思う。
特に1番。
ロケットは飛ばすために作るもので
エンジン試験するのに作るもんじゃない。
>>691 ところで
次期固体の発展系でM25復活組み込みが有りえるのならば、
M-25をH2A系へも連携できないかなあ?
M-25ブースターを使ったH2A202Liteとか
10億安くなるとは思えないが、数億なら期待できそう。
694 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2009/08/30(日) 09:07:37
なんでこういう死んだ子の年齢を数える奴が湧いてくるのかねー。
>>690-691 資料見る限りではSRB-Aの推進剤の方がアルミが2%少なくてHTPBが2%多いだけなんだよな。あと触媒の酸化鉄少々。
値段に響いてるのって何だろ?
加工費かな?
>>693 前方ヨーブレスの取付位置が変わっちゃうから第1段設計変更する必要がある
スラストストラットも短いやつ新しく用意しなきゃならないし
>>695 フィラメントワインディングでケースを作るときに
外国のパテントがひっかかるみたい。どの工程かは知らん
>>697 どもども そうなんですね
>>695 そういえば、アルミの粒状度の違いとかじゃなかったですっけ、
どこかで見た気もするが、思い出せない。 違ってたらスマソ
>>384 順調に性能を落としてるね。
せっかく政治的しがらみから自由になれて
長時間燃焼でデータ取れるエンジンもあるんだから
技術陣には奮起してもらいたいな。
それにしてもLNG推進系は何処に向かうべきなのかな・・・
701 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2009/08/30(日) 16:39:47
>>700 GX専用の劣化アブレータエンジンのままでは他ロケットで採用される魅力がない
仮にGXからの脱却を機に、将来性を考えて再生冷却エンジンに路線変更するとしても、
今までアブレータエンジンのデータしか取ってないんだから、ほぼ1からの再スタートになる
そしていつ上がるかも不透明なままの開発で、奮起できるもんかねえ?
>>701 いちおうエンジンとしては完成したとみていいんだろうし
ロケットにならなかったとしても実績にはなるっしょ。
再生冷却技術に関しては、はなっからやり直しだけど
明らかに劣ってるものを造り続けるよりは精神的に良いんじゃないかな?
ちなみに自分的にはこれやって欲しいんだよね。
長期計画でも構わないから。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ATREX 理由としては
1.ケロシンではできない。
2.推進剤コストを有効に活用できる。
3.比推力も桁違いに高い。
と、かなりLNGのメリットが活かせると思うんだが。
メタンのターボラムジェットならHYPRがあるじゃん
ロケットが上がって、成功してこそ達成感が得られるというもの このままGXが消滅するとしたら、LNGエンジンの開発難航が 大きな要因であるのは間違いないし、どっちかというと士気は下がるんじゃない?
まあ、あんな重くて比推力悪いエンジンを飛ばしてと喜ぶのは 開発費のことを考える必要のないメーカーの開発担当者だけ。 GXロケットにしても、あのエンジンを乗せると アトラスVをわざわざ大型から中型に落とすような使えないものだし。 まあ、劇的に安いエンジンならば話は別だが。 所詮オナニー(藁)
まー元々安価なガス押しアブレータエンジンってのが売りの一つだったわけで・・・ 複合材タンク失敗の時点で完全に存在意義が失われていたよな
複合材タンクも致命傷だったけど、異常燃焼が解決したのが今年だし。 その過程で比推力落ちまくり。
>>703 予冷がないとあんまり意味ないと思います。
でも入り口温度1700℃は立派ですね。
HYPRの成果は次世代SSTに導入されてるのかな?
709 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2009/08/30(日) 19:48:39
711 :
NASAしさん :2009/08/31(月) 17:02:36
>>706 それは開発予算を引き出すための口実だろ。
俺はそう理解しているよ。
LNGエンジン、一体何であんなに重いのよ? 爆発を恐れてロケットエンジンにあるまじき安全係数でもかかってるのか
>>712 アブレータ冷却なのとオーバースペックなLE-5B用ポンプを流用してるせい
ドライタオルロケットで思ったんだけど、 LPGを微細管に通して金属パイプごと燃やすってのはどうかな?
酸化剤はどこに?
716 :
NASAしさん :2009/08/31(月) 23:45:17
>>712 ,713
アブレータ冷却もターボポンプもエンジンが重たいことの主要因ではないよ。
燃焼圧が低いことが一番の原因。
燃焼圧10気圧で推力10トンのエンジンと燃焼圧150気圧で推力150トンのエンジンとでは
燃焼室の大きさがほぼ同じ(正確には、スロート部の直径が同じ)
・・・燃焼圧を上げないと軽くはならない。
>>715 燃料の管と酸化剤の管をマトリクスで隣り合わせるみたいな。
>>716 たとえ大きさは同じでも、それだけ圧力が違えば、肉厚はだいぶ違うんじゃねーの?
氷で水に浮かぶ船をつくるって話があるけど、燃料で出来た隔壁で高圧エンジンを作るってのはどうだろう?
>>714 径がちっちゃいと供給量が間に合わないかな。
でもちょっと面白い。
>>716 >>718 軽くというより小さくだろうな。
でも、冷却機構が貧弱だと燃焼圧も上げれないし。
結局は堂々巡りになっちゃうよ。
>>716 >>721 でも言及されてるけど、アブレータ冷却だから
これ以上は燃焼圧が上げられない、という状況になってる
アブレータ冷却であることが重さの主要因で合ってるんじゃね
>>713 J-1だけでも流用開発がアレだって十分に分かったからなあ。
もうこの手の芸風は板についてきた感あるなあ。
勘弁して欲しい。
724 :
NASAしさん :2009/09/01(火) 08:08:03
>>722 アメリカでは、アブレータでも普通に30気圧程度の燃焼圧で普通に使っているよ。
再生冷却型はターボポンプも燃焼室も設計し直し?
>>718 寸法2倍で肉厚半分だと、面積は4倍だから重量は2倍になるよ。低圧で大型だと
結局重くなる方向。
>>726 というか、すでに並行して設計している。IHI内でも、アブレータと再生冷却は
別チーム。
・・・それは成功とは絶対に言えない そんなことで甘えてもしょうがない
730 :
NASAしさん :2009/09/01(火) 12:21:15
>>728 そう言うのはPartial failureと分類されるんだよ。
どっちにしても、日本にしてみたら遙か彼方の目標だわな
>>730 事前に設定した軌道誤差範囲を逸脱したらPartial failureという理解でOK?
衛星側で修正不可能だが、周回軌道には乗っている場合はFailure?Partial failure?
ロケットの打上げミッションの成否の話だから、衛星の機能とは関係無いよ
13年で75機かぁ…ウラヤマシス 1996年からだとH-II/IIAで19機、がんばってるほう?
最近の日本のエンジン開発は、LE-7時代の二段燃焼サイクル至上主義から、 すっかりエキスパンダーサイクルばかりになってしまったけど、ガスジェネ サイクルの技術が途絶えたりはしないのだろうか。
739 :
NASAしさん :2009/09/02(水) 13:38:07
>>737 のPDFのP8でエキスパンダブリードサイクルと
ガスジェネレータサイクルで検討って書いてあるけど、
その後エキスパンダで決定になったのかな。
大型の5号と中型?の6号を同時開発か 景気いいな
>>736 ですが、やはり
再生冷却の各形式を比較して今の形になったという
資料を見つけることが出来ませんでした。
松浦さんの記事だと
LNGエキスパンダー・ブリードで決定のようですが、
ほんとにこれで良かったのでしょうか?
基礎データ取得試験の概要を読む限りでは
このままではまるで発展性がないように見えます。
それとも今の形式はデータを取るための仮のモデルなのかな?
>>744 GX推進のため嫌々やってただけで、真面目にやってないんだと思われ
GXがほぼ死亡宣告になった以上、風向きも変わるかもしれないけど
Falcon9はまだ信頼性が未知数だからな。
まぁ作っても使い道あるのか?って状況に比べりゃ はるかにやる気が出るだろう
749 :
NASAしさん :2009/09/03(木) 11:25:18
>>745 真面目にジェネレータ・ターボポンプの軽量化に勤しむよ(^o^)
>>743 その記事だと1段はケロシンって書いてあるしなあ。
上段液水って、まだ実用化していなかったんだっけ?
なら「中国初の水素ロケット」とは言えるな。
>>750 もし長征6号=長征5号200なら上段もケロシンだったはず
それに上段液水の実用化は長征3号で達成済みだし
>>746 あれは低軌道10トン上がるはずだが、安いからデルタ2であげてた中型衛星単独でも使うということだろうか。
>>752 うんうん、中型ロケットが低軌道10t上がるロケットより高かったら誰も買わないよな。
おっとGXの悪口はそこまでだ。
っ公共事業
756 :
NASAしさん :2009/09/03(木) 21:43:29
>746 NASAはCOTSプログラムで金だしているからね。
>>745 実際そうなんだと思います。
しかしながらガスジェネとエキスパンダー・ブリードの
二択しかないっていうのはどうなんでしょうか?
開発時期の問題というのもあるとは思いますが。
冷却壁温度が600K程度から不具合がでるようだと、
もうほとんど性能向上する余地すらないように見受けられます。
それなら二歩でも三歩でも下がって
概念設計からやり直す必要があるように思えますが。
それも、LNG(液化メタン)推進系で達成すべきアプリケーションに対してです。
>>758 > 冷却壁温度が600K程度から不具合がでるようだと、
> もうほとんど性能向上する余地すらないように見受けられます。
つまり「炭化水素系燃料を使ったエンジンはあきらめろ」と
>>758 LE-5B では、再生冷却で出た水素ガスの温度は 300K
それからLH\LOX では液体水素の昇圧のためのエネルギーが大きい(液体水素の密度が
小さいので流量が大きい)。
メタンでは,これが少なくて済む。
600K は硫黄不純物がある場合で,それを除くともっとマージンが上がる。
>>758 > 二択しかないっていうのはどうなんでしょうか?
他は二段燃焼サイクルとかタップオフサイクルとか無駄にリスクが高いやつしかないけど。
>>761 タップオフサイクルは J2S でつかわれたっけ。
J-2X はどういうサイクル?
>>760 一歩後退してLNGの純化から始めるのは問題ないと思います。
メタンの流量が少なくて済むのは確かにそうです。
大推力のエンジンが造り易い理由の一つですね。
酸素の流量を基準に考えると結果的に冷却系を流れる燃料の流量は大幅に減少しますね。
この状態で冷却性能を維持しようと考えれば開発の方向性は大幅に絞られてしまうと思います。
>>761 他の方式も比較検討した上で理由があって今の二つなら特に問題ないのです。
このような検討がGXの開発を始める前に既にあってしかるべきと思うわけですが
発表されてないだけで検討自体は終わってるのかな。
あと、二段燃焼サイクルを無駄にリスクが高いと言ってしまっていいんですか?
アレがリスク低いとでも思ってるのか。
日本もアメリカも結局二段燃焼は捨てる方向だしね
>>764 二段燃焼サイクルのリスクが高いのなんて分かりきったことでしょ?
あの回の宇宙開発委員会で再生冷却エンジンの候補に並んでたら正気か疑うレベル。
あとメタンの二段燃焼は水素や他の炭化水素系燃料よりもさらにリスクが高い。
これは80年代にやった基礎研究や要素試作研究で既にわかってること。
>>768 煤とか不純物の問題とか。
そういうこと?
>>769 点火時のシーケンスが繊細で空中点火には向かないと聞いたような気はする。
>>765-768 技術的に難易度が高いのは誰でも知ってますし
素人でも考えたら分かることです。
無駄にリスクが高くなっている理由も知りたかったので
>>768 さんの資料も教えて下さい。
特に他の炭化水素系よりもハイリスクであるという点には興味がありますね。
ちなみにあの回の議論にGXの候補としてならんでいたら私も目を点にしたと思います。
その前段階で比較検討し他の候補が漏れた経緯を知りたいわけです。
>>769 >>771 ただでさえ可燃範囲が狭い上に着火温度が高いせいでプリバーナの設計が難しい。
同じ理由でターボポンプの熱環境も二割から三割厳しくなって熱限界ギリギリ。
メタン特有の性質のせいで、より燃料リッチに振ることで着火温度を下げるって手段も通用しない。
>>771 > 素人でも考えたら分かることです。
その通り。
> その前段階で比較検討し他の候補が漏れた経緯を知りたいわけです。
再生冷却エンジンの候補として他のサイクルが漏れたことについてならもう答え出てるじゃん。
> 資料も教えて下さい。
航空宇宙技術研究所報告1124号
言ってることは、わかるんだけど、パフォーマンスが良い二段燃焼サイクルがなくなって しまうのは何か複雑な気分だな。LE-7Aだって本来ある二段燃焼サイクルの性能をだしきれて ない訳だし。技術力自体が衰えてきてる訳でもないだろうに。
素人としてはだんだん何言ってるのかわからなくなりつつ… みんなで寄って集って俺の好きなLNGをいじめてる雰囲気がします! そんなにダメなとこばかりなの?
>>773 心配しなくても二段燃焼サイクルは当分なくならないよ。
アメリカではシャトル、日本ではH-IIAだけだけど、
ロシアでは二段燃焼は一般的な技術で、
ゼニットの全段、プロトンの全段、ドニエプルの1,2段
ロコートの1,2段、アンガラの1,2段、あと最近出てきたソユーズ2-1bの
第2段RD-0124なんかもそう。
コツがつかめればどんどん作れるもんだとは思うんだが…。
問題はソ連がそのコツをつかむためにどれだけ時間と金を掛けたかだよな。
ESAの200t級の次世代液体水素エンジンも二段燃焼サイクルだったな
>>774 hmmm、最初はみんな
「LNGって性能もまあまあだし、ケロシンと違って簡単そうじゃね?」
と思ってたわけよ。
ところがやってみるといろいろ難しいことがわかってきたわけ。
>>778 今困ってるコーキング問題は微量に含まれるプロパンの熱分解が主な原因なんだが…
>>776 ガスジェネと二段燃焼でどっちにするか検討中じゃなかった?
要素試作試験の結果が出てから決めるはずだと思うんけど。
>>760 サルファーアッタック対策で金メッキするとか,
>>779 コーキング対策で炭素皮膜を形成するとかの研究があるそうだ。
たしか、室蘭工業大学。
>>781 金メッキするくらいなら燃料に手を加えたほうがマシじゃね?
もういっそプラスチック燃やしちゃえばいいんじゃね?
>>772 内容は確認できませんでしたが、
「酸素-メタン・燃料リッチプリバーナの燃焼特性」のことですね。
残念ながら近くですぐに内容を確認できそうなところもなかったので
中身は見ないまま書きます。
年次に1963とありますので、LNGロケットの開発は
そのときから燃料リッチでやることが規定事項だったわけでしょうか?
メタン特有の性質というのも気になります。
とりあえず、燃料リッチでの二段燃焼では無駄に高い部分が理解できました。
> 再生冷却エンジンの候補として他のサイクルが漏れたことについてならもう答え出てるじゃん。
答えは資料を確認すれば誰でも分かることですから
経緯を知りたがっている訳です。
>>772 >
>>769 >>771 > ただでさえ可燃範囲が狭い上に着火温度が高いせいでプリバーナの設計が難しい。
> 同じ理由でターボポンプの熱環境も二割から三割厳しくなって熱限界ギリギリ。
> メタン特有の性質のせいで、より燃料リッチに振ることで着火温度を下げるって手段も通用しない。
このロジックは、二段燃焼サイクルだけでなく、ガスジェネレーターサイクルでも共通すると思う。
二段燃焼サイクルの方がより高圧にせざるを得ない分だけ,ターボポンプのパワーは余計にいるけど。
設計とか,点火手順は,ガスジェネレーターサイクルのほうがシンプルかな。
ロシアみたいに酸素リッチで燃やしたらいいんじゃね
>>779 ガスジェネor2段燃焼で、アブレーターエンジンにすればよくね?
>>789 アブレータ冷却エンジンは大型に向かないと何度言えば(ry
エキスパンドブリードサイクルなんだから、不活性ガスで 再生冷却してターボポンプ回して排気すりゃ良いじゃん。 液化窒素とか。
>>791 もう水で良いじゃんそれじゃ。
金メッキするんだったら液体酸素でもいいじゃん、とは思ってたけど。
>>791 液滴衝突型噴射器の使用継続なんて茨の道をわざわざ選択することになるぞ
予算が潤沢にあって長期的に保証されてるならそれでも構わないかもしれんが
>>790 フランスのバイキングエンジンはアブレーターだったぜ。
無理ってことはない。
>>793 いっそのことピントルインジェクターを使ったらどうだろう?
振動燃焼もおきにくい、ピントルは1個なので製作も簡単。
あのベンチャーSpaceXも
Merlinエンジンですぐに実用化できたくらいだし、
JAXA/IHIが本気入れればすぐできるっしょ
SpaceXは他の会社のバリバリな技術者をヘッドハンティングしてるから。
>>790 やっぱり重くなるのですか?2乗3乗の法則ってやつ?
>>794 たしかにフィルム冷却だけど、ノズルインサートはシリカの耐熱構造。
固体ロケットと同じ技術だからIHI/IAのノウハウも生かせると思うんだが
RS-68とか
RS-68でアブレータ冷却なのはノズルだけ。 燃焼器は再生冷却だよ。
あと、ファルコンのMerlinエンジンの初期型はアブレータだな。 最新型は再生冷却だけど。 merlinとViking,Vikasくらいか>>アブレータのブースタエンジン でもAJ10-118KとかLEM下降段とか、上段エンジンはアブレータが多いから 上段用で検討するならアブレータもOKだな
フィルム冷却とアブレータ冷却を一緒にすんなよ…
804 :
NASAしさん :2009/09/11(金) 02:35:30
H2Bの成功おめ これで何かあると、またGX援護組が「だからバックアップのロケットが必要だと」云々いって復権してくるところだった。 よかったよかった。 このままGXはとっとと叩き潰してくれ
805 :
NASAしさん :2009/09/11(金) 02:55:21
GXなんかじゃバックアップにならんだろ
806 :
NASAしさん :2009/09/11(金) 03:09:31
>>803 ロシア人の設計するロケットの、この大らかさに何とも味があるなw てか韓国のロケットも打ち上げの際、
えらく揺ら揺らしたりとかw
>>764 JAXAリポジトリでLNGで検索すると引っかかる文献が11件
あまりにも少ないです・・・
http://repository.tksc.jaxa.jp/ これでどうやってエンジンを設計するつもりだったんでしょうか?
GXを開発することによって
軌道上推進系、大推力ブースター、フライバックブースター
にどう繋がっていくかも理解できません。
上記を実現するために必要な技術要素を抽出した形跡も見つかりません。
結局、LNG推進系を開発することで何を作りたかったのでしょうか?
GXロケットが作りたかった訳ではないと思うんですが?
特許の問題じゃね
809 :
NASAしさん :2009/09/12(土) 00:13:49
HTVスレってどこですか?
作りたかったのはGXロケット開発という名の「IHI一味の仕事」です。
IHIはASRで我慢しろよ・・・ GX作ったって誰も使わないのに。
813 :
NASAしさん :2009/09/12(土) 12:44:51
>>812 将来的にはLHは2段目だけだろ、LNGは絶対に必要だよ。
ああ、くしゃみしたときリキんで屁とか実が出るのと一緒か
結局一段目ってどんな燃料がいいんだろうな? ガスというと、車のイメージじゃ馬力が足りない気がするけど、その分軽いから一緒なんだろうか?
固体にきまってるだろ。AresIを見ろ。
ブースター(0.5段)を入れるかどうかで違う話になってしまう。
宇宙空間で蒸気機関ってどうかな?
>>817 多段式ならケロシンか固体。
再使用型TSTOとか目指すならメタン。
>>822 熱核推進とか太陽熱推進ならまだしも通常の化学推進は違うだろ…
加湿器を宇宙空間に持っていったらどうなるんだろ?
エンジンに水ぶっかけて冷やして、その蒸気で推進するロケットってアリ?
そのエンジンを熱する熱をどこから持って来るんだそれ>825
冷却で性能が頭打ちになってるエンジンなら上にあるじゃないか
>>826 太陽熱集めて、小惑星の岩石に含まれてる水分を蒸気にして推進剤にするなんてのがあったな。
「宇宙暮らしのススメ」に
見た目は帆船みたいになるのかな
>>817 基本的に、離昇時の重い機体を重力と大気抵抗に抗して加速できる推力を確保できるものならなんでもOK。
あとはコストとかサイズ(燃料比重が大きいと小さくなる)とか全体の重さ(比推力が高いと軽くなる)を睨みながら。
液酸液水は燃料軽いが推力あたりのエンジン重い、高い、燃料の体積がかさばる。
固体はその反対。ケロシンなどはその中間。
なんだけど、実はこの性質が必要なのは大気圏内、高度60-100kmまで。
これより上は、燃料が減って軽くなることもあって、必要な推力はぐっと減る。
それなら、離昇に必要な推力を持つシステムをこれより上に持っていくのは無駄。
できればこの段階で切り離して捨ててしまい、ここから上は比推力優先、推力はそこそこな液酸液水にしたいところ。
サターンVがこのシステムである。一段目の大椎力ケロシンロケットは高度61kmで切り離され、ここから先は
液酸液水のJ-2ロケットにバトンタッチされる。しかし、これは一段目エンジンを早々に使い捨てることになり、
コスト高い大推力液体燃料ロケットは使いづらい。
そこで、H2A/BやアリアンVなどのように、そこそこの推力の1段目と共に、60kmまで使って使い捨てる
推力の割には安価な固体燃料ロケットをブースターとして使い、最も推力が必要な時期を補う形をとるものがある。
固体燃料ロケットを1段目として、2段目に液酸液水ロケットを据える手もあるけど、それだと2段目には
真空中で確実に点火する(万一点火出来なくても後戻りはできない)ロケットエンジンが必要で、これに加え
60km程度ならまだ先は長く燃料も多量に持っているので推力もそこそこは必要。これだと要求水準も上がり
コスト高になる(アポロのように真空点火可能J-2エンジン5個使うなど)。
そのため今のところは液酸液水エンジン+SRB補助が一般的なのだと思われる。
また、ブースターを横につけることで全体の高さを抑えられるというメリットもあると思われる。
>>831 結局コストと信頼性で決まっていると言うことかなあ。
これらを無視するなら、デルタ4ヘビーみたいな、大推力液酸液水を束ねた1段目がいいことになると思われる。
ケロシンだろ
ニトロだろ
835 :
NASAしさん :2009/09/13(日) 22:22:10
>>836 おぉ、こりゃすげえ。
ロープ焼けちゃったりしないのかな?
普通と反対で3段、2段、1段って点火しちゃってるよw
>>838 ドラゴンは18基ついてる姿勢制御用スラスタが全部推力400N
>>839 へぇ。もう大きなノズルは要らないのか。
>>836 これは面白いw
でも下の段がちゃんと目指す方向に飛んでいくものなんだろうか。
それともそこまでの精密さは求められてないのかな。
>>841 将来は月まで飛ばそうとしてるんだから精密じゃないとだめだよな
あらぬ方向に飛んでも修正出来る余裕・・・は無さそうだなw
ロープが焼き切れたり上手く分離出来なかったり心配は尽きない
なんで普通の多段式にしなかったのか謎だ、これが完璧に飛んだら本気で拍手を送りたいw
>>842 いや、これはきっとロープが焼き切れた瞬間に次の段を点火するんじゃないか?w
燃焼終了のタイミングとヒモが焼ききれるタイミングを同調させるとは凄いテクの気がする
なんか、風吹いたら予定の高度まで上昇できないとか、そんな予感。 ロープの分だけ横風の抵抗が大きくなるよね・・・
こいつのメリットが思い浮かばない 何が有利なんだ?
>>846 月まで辿り着いた最終段から
ロープを引っ張ることによってロケットを回収できる。
CGには映っていなかったが、あの紐には導火線の役割も持たせてるとか。 一段目が燃焼中、火種が下に伝わっていき、二段目点火と同時に切断、の繰り返し。 月に行くときはもっと段数が増えて、20個ぐらい数珠つながりになるんだよ、きっと。見てみたいw 段が増えても、継ぎ手部分を作らなくて済むのが最大のメリットか?
和凧のしっぽとかロケット花火の安定棒のようなはたらきでもするんじゃね? で、姿勢制御も誘導もなしの打ちっぱなし。
随契事前確認だから、IHI以外やる気ないんだろう
未だにキャビテーションに苦労しとんのか
855 :
NASAしさん :2009/09/16(水) 23:01:46
>>851-854 これは、GX関連で開発しているLNGエンジンのブーストポンプとは別物と思うよ。
資料を読むと、ターボポンプの前(タンクとの間)にブーストポンプを追加して、
ターボポンプ入口の圧力を増加させてキャビテーションを防ぐというアイデアかと。
だから資料中に「日本では実現されていない」というような表現があるのでは?
それに、筑波でなくて角田だし。
>>855 俺もそう思った。
ターボポンプやってることが条件になってるし。
たぶん液水用なんだろうが何処に使うつもりなのか。
LE-Xとは別系統だろうか。
>>836 なんか嘘くさいw
CGとBGMに騙されているような気がする…
>>846 同感、明らかにロープの部分が無駄な重量
上から噴射されたガスで下のロケットが無駄に押されている。
とりあえず、100km以上へ上昇+再利用するだけならなんとかなるとはおもうが・・・
ロープはゴムなんだろうビョーンと伸びてパチンと縮んで パチンコのエネルギーも利用するんだろう
充分長ければただのワイヤーでもばねの働きをするだろう
もう来月に発射なんだよな 成功失敗に関わらず、気球にぶら下げられて上昇していく映像は見たい
気球は新規開発じゃないんだよな? 高々度気球はたいてい最初はハゼるから
863 :
NASAしさん :2009/09/17(木) 12:00:14
なんかルーマニアのヘレン人気だなw
ネタじゃないのか
GJ 誰か奈良の大仏とかお台場ガンダムとか並べてみよう。
>>868 これほど打ち上げ中継が楽しみなロケットはないだろ?
>>868 やっぱりそう思うよね・・・・・
低軌道はサターン1Bの復活でいい気がする・・・
デルタ4がアトラスVの有人化で良いんじゃね?
Ares Iは斜め上に上がって その後上下逆さまになって墜落するイメージがある。 細長いからかな?
つか縊れているトコからポッキリ生きそうなカンジ
エンジンがRS-68のシャトルCが萌える
>>870-871 オーガスティン委員会の報告だと低軌道はSpaceXとOSC頼みになる感じ
Falconに乗る勇気はないなぁ。
乗り心地ならアレスIよりマシだろうけどね
>>867 どっちもSRB-Aくらいの大きさだから並べてもあんまり面白くない
879 :
NASAしさん :2009/09/19(土) 09:33:29
>>869 うn
シロート目にもアレゲな姿が素敵すぎる。
880 :
NASAしさん :2009/09/19(土) 09:56:39
現役ではないにしても、存命の人はまだ大勢いるだろ。
灯油畑の人はスペケに居るんじゃね
サターンIB復活するくらいならデルタIVヘビーを改修するだろ コスパ的に考えて
「アレゲ」の意味が未だに感覚的に理解できないorz
885 :
NASAしさん :2009/09/20(日) 15:11:24
デルタ改でオリオン宇宙船を打ち上げたほうが、早くて安くね シャトルで儲けてた企業との癒着で、アレスがあるのはわかるけどさ
886 :
NASAしさん :2009/09/20(日) 15:15:15
>>866-869 ガンダムは18mだよ 図で見比べてみて
アレス1は本当にバカだよな・・・
887 :
NASAしさん :2009/09/20(日) 15:17:13
デルタIVは人を乗せられるような安全率で設計されてないと何度言えば理解するのか。
890 :
NASAしさん :2009/09/20(日) 17:39:53
>>887 アリアンのブースター並だから寂しいぞきっと。これでも世界最大級なんだけどな。
そういや、素敵なアレスも固体・・・
もうアレス5も固体ブースター5本束ねとかにしちゃって度肝を抜かしてほしい
892 :
NASAしさん :2009/09/21(月) 10:01:11
>>884 「キモイ」もな
それと「なくね」これは肯定なのか否定なのかすら判らん。
>>884 ナニゲにイタイんだけどヤバイまでは行かなくてビミョーなカンジ?
>>892 アレゲにキモくなくね?
こうですねわかりますん
>>891 それいい。きっとすばらしいものになる。
野次馬的には。
897 :
NASAしさん :2009/09/21(月) 13:20:22
899 :
NASAしさん :2009/09/21(月) 16:40:52
今からケロシンやるには遅い?LNGでいくしかないのか
液酸液水の強化+SRBの強化が基本で、 LNGはバックアッププランじゃね。
903 :
NASAしさん :2009/09/21(月) 22:43:02
>>900 いやJAXAの位置づけはLNGエンジンの方が本命でしょ。
>>903 GX で相当手戻りしたからなあ…
今からだと液酸液水の LE-X の方が要素研究とか充実しているんじゃ?
新規にロケット作らないと予算がつかないとかトンマなこと言ってないで LNGエンジンが必要なら「すごく重要なんです!」と大々的に主張して まずエンジンを一から開発する計画を立てろよ
>>903 NASDAがメタン推進系を実用化したら、世界初になる”予定”
一方で、LE-5AによるエキスパンドブリードサイクルはNASDAによる世界初の”実績”
メタンに拘らなくても、M重と組んでエキスパンドブリードサイクルエンジンを、
LE-5A → LE-5B → MB-XX → LE-X と進化させるのも前人未到の挑戦なんだな。
固体ロケットはISASに任せておけば安心だし。
>>905 LNGエンジンは、開発のまえに基礎研究が不十分だったわけで。
サルファーアタックとかコーキングとか。
大型化には避けて通れない課題。
予算だけ増額して開発段階に入っても、基礎研究の詰めが甘いと
また手戻りするだろう。
ところでハイブリッドはどうなのさ?
>>903 まずは小型で良いからケロシンより比推力の高いLNGエンジンができてからだ。
現状では将来性を語ることなどばかばかしい。
世の中にはブロックDMみたいな、ケロシンなのに再々点火できて比推力361sなんてバケモノがあるからなぁ
試しにLE-XのLH2配管にLNGを流し込んでみればいい。 たぶん燃える
日本にはケロシンエンジンがない以上、ケロシンより比推力が〜〜とか全く無意味なわけで。 しいて比較対象を上げるなら固体ロケットブースターじゃね。
なんでやねんw 日本に無ければどこまででも自分に甘くていいのか
>>907 >予算だけ増額して開発段階に入っても、基礎研究の詰めが甘いと
>また手戻りするだろう。
それがGXロケットのことでしょう?
>>905 で一から開発しろと書いてるのにあんたが手戻りさせてどうすんのww
カムイって大型化は無理なの?
>>915 液体酸化剤と固体燃料をきちんと反応させてやる必要があるから
単純に大型化すればいいようなロケットではない。
絶対無理かっちゅうとそこは研究してみないとなんとも。
カムイって現在どうなってんの? ブログとか新興宗教の様相を呈しててロケットの話なんか何もないけど・・・・
>>917 過冷却問題を改善した新しいタンク配置で大型化に向けた燃焼試験を実施中だったと思う
919 :
NASAしさん :2009/09/22(火) 16:25:16
>>907 大型化したから出てきた問題を基礎研究の所為にされてもなー。
>>919 サルファーアタックとかコーキングは
LNGを使うことに決めたから問題になった部分。
大型化する際に問題になる部分を基礎研究で洗い出してなければ
大型化したときに新たに問題が発生する。
GXは液液燃焼系とか色々と厳しいな。
>>911 無理な理由を挙げればきりがないが、まずLH2とLNGは密度がぜんぜん違うから、
配管の太さとか滅茶苦茶だ。
>>919 つまり、10t級に大型化出来ないレベルの、とても浅い基礎研究だったと。
もしかして、基礎実験の段階を、基礎研究だと自称していたのかな。
実験するだけなら金さえあれば出来るし、それっぽい報告書を書けば済む。
923 :
NASAしさん :2009/09/22(火) 19:20:59
>>903 LNG エンジンは,物性レベルからの基礎研究がいるからなあ
サルファーアタックとかコーキング以外にも,
LNG の高圧での気液燃焼特性.
いきなり開発ステージに踏み出すのは,もう GX の苦労で充分.
液酸液水系は、物性レベルのデータは揃っているので、開発ステージへの移行に
はまず問題がない.
>>899 はっきり言ってわからない。
ロケット自体50年かけて進歩したんだか
どうだかよく分からないレベルだし。
LNGで逝くしかない訳でもない。
流石に50年前と比べれば進歩してるだろ この20年間は…だが
>>926 アポロ終わるまでだな。
40年ぐらいは多極化しただけで、
なんとなく過ぎた感じ。
>>927 80年代前半までは多極化とは全く正反対の方向に進んでたと思うけど。
929 :
NASAしさん :2009/09/23(水) 10:30:12
>>919 再生冷却をめざすから出てきた問題だな.
アブレーター冷却+ブースターポンプ方式は大型化以前に、
小型でも性能が低すぎた.
サルファーアタック対策は燃料の純度を上げるのが正攻法だろう.
>>917 カムイロケットで有名になった植松電機の人は、実は設計通りに部品作ることしかできない。
結局は、開発は北大の永田さん次第。
永田さんが動かなきゃ、あそこのブログ読んでてもロケットの話は出てこない。
最近は、北大の中で完全自製のミニカムイロケットやってるから、なおさら。
まあ、いろいろあるのよ。
sageないで書く人って言ってることがいつもピント外れだな。 NGexであぼーんするわ。
>>931 これは面白いことを聞いたよ。ありがとう。
934 :
NASAしさん :2009/09/23(水) 16:06:49
>>930 そうかな、PPMレベルの硫化物を取り除くことの方が困難だと思うよ。
ロケット燃料なのだから、高純度のメタンである必要はない。 メタンロケットの再生冷却に必要な温度+α、例えば400℃に加熱して、触媒や流路を模した 金属配管を通せば、再生冷却で問題となるような濃度の硫化水素やプロパンは除去される。 それを再液化すればロケット用メタンの出来上がり。 400℃への加熱にはLNGを燃料とし、再液化にはLNGの冷熱と動力を使う。 種子島に液化天然ガスの都市ガスラインを引く構想もあるらしいので、 LNG基地の付属施設とすれば効率も良い。
>>934 LNG を低温精密蒸留すればすむことだ。
ロケット用ケロシンが高いのも,何らかの精製,調整をしているからじゃないのか?
アラスカ産LNGは既に低温蒸留している。 そのため、メタン99.7%、窒素0.2%、その他の成分が0.1% この0.1%に硫化水素やプロパンが含まれる。
低温 精密 蒸留なんだが? どこまでの純度が必要かは,サルファーアタックやコーキングの試験による。 硫化不純物は施設にダメージ与えるので,通常の LNG でも実はかなり除去している. (5 ppm 以下). エタン,プロパンは燃料としては悪影響しないので,数%程度は残っている. アメリカの場合、エタンを化学原料として使うのでとことんまで除去する. 試験次第ではアラスカ産LNGを直接使うことが可能かもしれない. 他の LNG ではサルファーアタックはともかく,プロパンによる コーキングはシビア.
蒸留だけで、純度を100.00%に高めるのはムリポ。
>>940 当たり前のことだが,どんな方法でも,純度を100.00%にはできない。
99.9 % とか 99.9999 % など要求に合わせて純度を上げるだけだ.
蒸留では無理だよ。
>>943 あくまで、化学的な用途にかぎる。
99.9%ならロケット燃料に使えるぐらいの現実的なコストになるんじゃね?(てけとー
945 :
NASAしさん :2009/09/23(水) 19:32:42
いまデルタUの打ち上げをNASA-TVでやってるんだけど 実況スレは無いんですかね お門違いの質問だったらごめんなさい
>>942 と
>>944 は別人かもしれないけれど,
99.9999%
までなら低温精密蒸留で達成可能ということをソース付きで示した.
どこまで不純物を許容できるかは,サルファーアタックやコーキングの試験結果による.
まだ、高圧の場合とか,十分広い条件での実験は不十分ではなかったかな?
ともかく、いきなり巨額の開発費を投じる段階ではない.
>>943 それ、超精密な化学原料向け。 販売しているタンク容量が47L, 10L。
そこまで高純度だと、メタンの分子量すら変わってくる。
普通のメタンは分子量16だけど、1%強混じっている分子量17も
除去しているレベル。
948 :
945 :2009/09/23(水) 19:50:34
ああやっぱりイロイロ千差万別なんだね。勉強になるわ。
951 :
NASAしさん :2009/09/23(水) 23:08:03
952 :
NASAしさん :2009/09/24(木) 15:03:21
LNGの不純物は、サルファアタックやコーキング等でエンジンシステムに 悪影響を与えるだけでなく、不純物の割合や量・成分で燃焼による発生 エネルギが異なる→比推力が変わってくので、打ち上げ能力に影響があり 比推力を予測している許容誤差以内に収められるように成分を調整しなくては いけないのでは?。そうでないと、衛星に対して打ち上げ能力の保証が できなくて困るんじないのかな。
東京ガスが輸入しているアラスカ産LNGはメタン99%以上。宇宙開発委員会の議事録によると、 JAXAは東京ガスからアラスカ産を買っている。 これは都市ガスとして安定供給されているから、ロケット用はアラスカ産限定でも無問題。 ちなみに、純メタンのアラスカ産は9000kcal/Nm3台で、エタンが多いブルネイ産が11000kcal/Nm3に近い。 東京周辺の都市ガスの場合は、11000kcal/Nm3で規定されているので、 産地による熱量不足は、プロパンを混ぜて調整している。以上ガス屋さんから聞いた受け売り。
>>953 といってもこれNm3あたりだから、LNGの質量あたりとか、体積あたりだとかだと
どれほど変わるのだろうか?
955 :
NASAしさん :2009/09/25(金) 00:07:54
>>946 ちゃんと、完成したんだから問題ないでしょ。
宇宙船総合スレの知能障害者が来たな。
sageないからすぐにわかるよね
958 :
NASAしさん :2009/09/25(金) 16:18:26
クスクス、 真っ当な議論が出来ないから、 誹謗中傷しかできない(笑笑笑)
>>891 中の人が振動でバラバラにならなきゃ良いけどw
NASAがネタで作らないかね、世界一白煙の凄い打ち上げになって楽しそうなんだが。
(ロングパスでごめんよ891)
960 :
NASAしさん :2009/09/26(土) 09:19:10
前原が本土にロケット発射場を作りたいってさ 韓国ロケットの予定通りの誤爆で東京を壊滅する気だな
よくわからんが、九州は本土ではないのか?
種子島は離島だろ。
M-Vの射場ってもうないの?
前さんは別に場所については何も言ってないぞ。 つか、本土で適地なんぞあるのか? 南と東に陸地が無くて、魚が殆どいなくて出来るだけ緯度が低くて ロケット等の大型機材の搬入が容易な場所ってかなり限られるが。
>>963 イプシロン用に改修するか、イプシロン専用射場を新造するか検討中
射場を新造した場合、解体予算が下りるまで放置(ex種子島の大崎射場)
正式発表はまだ
イプシロンって、前は2010だったよね。 いつの間に
2010年度ってのは2段式でアビオの先鋭化を考慮しなかった頃の話な その後3段化とアビオ関係の新規開発で予定が2011年度に伸びて さらにSpaceWire関係の実証がSDS-1の打ち上げ遅延で遅れたり色んな理由で今は2012年度予定 遅れたけどその分基礎研究レベルの実証実験が充実したおかげで特に滞りなく開発できそうらしい
「当初2段式、将来3段化」だったのが、固体で2段式ってあり得ねえだろ常考 ってことで落ち着いて開発することになったという感じかな。今は実にいい感じ の開発計画になっていると思う。
>>969 実質4段目のPBSもドサクサ紛れに開発中www
ださくなった。 前の方がすっきりしててよかった
973 :
NASAしさん :2009/09/29(火) 12:32:10
森田さんガンガレ。超ガンガレ。
イプシロンはなんでくびれが必要なの? 太さ変わった?
>>975 単に概念設計が終わってM-35の直径がM-34と同じ2.2mで確定したから図に反映されただけ
全部2.5 2.5にしたら見た目も性能も気持ちよかったのに
2.5は裏技として存在してたりねw SRB-A+M2.5+M2.5の性能が存在しちゃ 困る向きも多いかもしれんし。
>>977 見た目はともかく燃料充填率と構造質量比は悪化するよ
980 :
NASAしさん :2009/09/29(火) 18:48:54
>>978 いい加減陰謀論を振りまくのは止めてくれないかね。
火消しに必死
982 :
NASAしさん :2009/09/29(火) 21:48:03
>>981 ほらこんな陰謀論を平気でかける(笑笑笑)
理解できない奴らだ。
細くなったのは、逆にいえば性能向上の余地があるということでは?
>>978 あるよ。SRB-Aが貧弱ってのは森田センセが嘆いてた
SRB-A+M-V3段改+M-V4段改
→ 強化型一段を新規開発(SRB-B?)+M-V2段改+M-V3段改
SRB-Bってのは個人的に欲しいところかも。 LRBとかいうのを開発するより安そうな気が
開発費 SRB-B > LRB 製造費 SRB-B < LRB こんなイメージが
LE-7Aを使うLRBだと、結局SRBも使う必要があるから安くはないぞ。 それに空中点火できないから、LRBだけでなく1段も地上点火しなきゃならない。 LE-Xができるまで、LRBを開発する意味はないよ。能力向上するならSRB-Bか、 2段大型化。
理想はLNGブースターだと思うのだがコスト的にはどうなのだろうか?
>>988 LNG の物性は液体水素と色々違うので,
基礎研究から出直さないといけないので,コスト以前に
開発時間がどのくらいかかるか見積もれない.
なお、これまでの LNG 開発はアブレーター冷却、ブーストポンプ方式の物だから
再生冷却方式には通用しない.
ガスジェネレーター方式にしても,燃焼範囲が狭いので LNG リッチで燃やす場合,
水素リッチで燃やすより高温になって開発が難しいのでは?
>>989 サンクス
しかしLE-7AをLRBに使うとしたら全段液水か・・・SRB-Aを使うより効率が悪いんじゃないかな?
ちなみに,LE-7 は2段燃焼サイクルだけど,ターボポンプのプリバーナーは 水素リッチで燃やしていて,当初は摂氏 710度,設計変更後は摂氏 580 度. まあ、LNG の燃焼範囲が狭くっても,プリバーナーを通した後にLNG 混合とか 方法はあるだろうけど,複雑になるな. とはいえ、今までもブーストポンプ使っているので,ターボポンプの耐熱性の問題は シビアではないかもしれん.ただ、必要なパワーは大きくなるが. アブレーター冷却、ブーストポンプ方式の物では燃焼室圧が小さい. LNG の大型化の見通しは,まず再生冷却ターボポンプ式が成功してから. エキスパンダーブリードサイクル採用とかなると,大型化への道筋は LE-X と重なる.
993 :
NASAしさん :2009/09/30(水) 19:43:25
>>991 デルタって民生用受注していたか?
おれはあれも失敗作ってイメージがするんだが・・・
デルタIVってなんか無駄にデカイというか あの方式でやったら種子島の既存設備は使えないんじゃないか
LE-7 LE-7A 世界で3ヶ国目の二段燃焼サイクル。 LE-5A LE-5B MB-XX LE-X 世界唯一のエキスパンダブリート系列 BT-4 ヒドラジンの500Nスラスタで最高性能 ミュー&ASR 固体ロケットの理想を追求、SRB-Aとの融合を目指す 日本には既に沢山の理想があり、それなりに実現しています。 理想しかなくて、マトモに動かないLNGロケットエンジンは必要ない。 動くようになってから理想を語れ。
>>995 600秒の燃焼試験に成功しておりますがな。
「世界で最も完成されたLNGエンジン」
ぐらいの称号はもらってもバチは当たらんだろう。
いらないけど。
コンセプトの優位性はともかくまだBBMじゃん>CHASE-10
>>999 知らんのか? 2006年で開発が事実上止まっていることを。
あとは同じエンジンを使いまわして何度か燃焼試験をしただけだ。
開発をつづける金がないんだよ。c&spaceには。
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