H-IIAロケット総合スレ PART14 再開への挑戦
1 :
フォン・ブラウン・ファン:
うんこちんこまんこ
3 :
フォン・ブラウン・ファン:04/03/17 13:02
4です!!!
5です!
新スレ乙です!
|. /|\
|. |..|..|
|. ├┴┤
|.,/|"ハノ))
|,iル、゚ヮ^リ < 皆さん乙です♥
|}ー|■■――旦、
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| 旦
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8 :
NASAしさん:04/03/17 23:14
>8
タイトルもパクリだしな。恥ずかしくないんだろうか。
そもそも、「落ちた」衛星って何?おおすみ?
(ロケットの打ち上げ失敗は、わざわざ「衛星が落ちる」とは表現しないよなあ)
>9
System Down
閑古鳥が鳴いとるの。
_,,_
/´o ヽ カッコー
,.ィゝ l
 ̄ヽ l
l ヽ___
/ ,,...---`ニニニ==、,,__
l / ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ l三三三>
| iヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ/三三/''ー- 、
ヽ. ヽ、ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ.∠三=‐''´>‐--‐'
ヽ、`'''ー‐---‐'''´_,,...--‐'''´
`''ーッ--t_,r'''´
_/._/
.フ^ー フ^
13 :
NASAしさん:04/03/26 11:51
MTSAT-1Rはだいじょうぶなのかな。
生け贄は決まったんだろうか?
ここでやめたらおれたち何だ
でも歴史の教科書には載らんな、オネアミスと違って。
しんかい6500の捜索って今日まででしょ?
ダメだったか・・・
>>16 そりゃ、人乗せてないし、戦場のターゲットでもないし、etc…
ロケットが打ち上がらないことには話が無くてやってられんな。
>>8俺も立ち読みした。まさに便乗本でムカついた。
しかし11月に再開→差し止めってのから情報が皆無だな。
どういう駆け引きが行われているんだろ。たぶん誰を生贄にするかで揉めてるんだろうけどな。
>>21 LUNAR-AはM-Vで打ち上げる予定なので、スレ違いだな。
M-Vってもう打ち止めじゃなかったっけ。
いつまで継続するんだろ。
>>23 2010年までに廃止する方向でほぼ話がまとまっています
>>24 これまでM-Vで上げてた小型の科学衛星はどうするの?
H-IIAを使うの?
GXじゃね?
つうかGXは完成すんの?
M-Vは引退。 GXはおそらく未完成放棄。
じゃあ、小型の科学衛星はどうすんの?
毎回100億かけてH-IIAで上げるんのかね。
M-V後継の低コスト型を作ろうとか言う噂話はどうなったのかな?
M-Vの70億を半額の35億でとかいう奴。
マク○ナルドじゃあるまいし・・・
ロッテリア.... マクドをパクっちゃあいけません・・・・ モスを見習いましょう
しかしGXは1年経つたびに、2005、2006、2007と順調に後ろに伸びるよなあ。
M-Vが2010引退なら後3年だけ間があるのか。でも、それまでIは会社がないかもなw
どっからM-5 2010年引退説が出てきたの。まだ、そこまではっきり決まってないよ。
M-Vの名前だけ変えれば良いじゃん。
官僚は建前が全てなので、中の事なんて分からんさ。
40 :
NASAしさん:04/04/03 00:44
>>39 MVに引導を渡すのは、名前ではなくCPでしょ
もう防衛庁に移管したら?
で、どこからでも打てるように改造するといいよ。
42 :
NASAしさん:04/04/03 20:06
43 :
NASAしさん:04/04/04 04:30
中国のロケットの失敗を特集したディスカバリーチャンネルの動画って昔H−IIA版でアップされたよね?
もう一回見たいんだけど、誰か知らない?
すれ違いでスマソ
なんだかんだで、長征は去年の12月の時点で33回連続成功してるしな。
H-IIAが30回連続成功するなんて一体いつの事やら。少なくとも10年以上後だろう。
極東板にあった日中韓宇宙開発競争スレは落ちたね。
どうなったのかな?
ヒドラジンはガス押しエンジン?
もっとも、改良型のアリアン5ECA, 5ECBからは2段目も液水エンジンになるけど
>>50 どこが作るの?フランスのSEP?それともダイムラーのまま?
>45
長征2〜4は、アリアン1〜4と同じで基本構成が同じものを強化していっただけなんで。
>49
聞きかじりの知識なので間違っていたらすまん。
元々、アリアンVの1段目は欧州版スペースシャトル「ヘルメス」の打上げ用として
開発されていたもので、2段目にはヘルメスが搭載される予定だったはず。
それがヘルメスの開発中止で1段目を商業打上げに転用することになったときに
開発期間の短縮や信頼性の向上のためにアリアンIVで実績のある
ヒドラジンが2段目に採用されたのでは無かろうか。
>>52 でも松浦氏が言っているように、フランスはアリアン4の第3段用に、
液体酸素・液体水素エンジン「HM7B」を既に持っていたわけで、それが使えなかったのかな?
いやアリアンもドイツとフランスの駈け引きで、各段で作る国もメーカーも違うのは、
H-IIA以上にハンディなんじゃないかって気がして。
ヒドラジン系エンジン技術を維持するためとか。
打ち上げ能力に余裕があるときには2段目にヒドラジン、やや重いペイロードを載せるときにはHM7B、さらに重い場合はドイツが現在開発中の新型液水エンジン........みたいに使い分けそう。
しかし金と時間の無駄だよな。既にエンジンがあるのに、国ごとに開発し直すってのは。
国際共同開発っていうのは資金面で恵まれても別の難しさがあるよね。
ESAの分担金は確かフランス8割、ドイツ2割だっけ。
予算的には25億ドルくらいで、JAXAとほとんど同じだったはず。
台所事情は相当苦しい上に、主導権争いもあるし、向こうは向こうで大変だよな。
ESAがロシアに急接近です
ユーロコット(ドイツ、ロシア)のロコットの打ち上げコストってどのくらいなん?
東工大の学生が使ってたよね。
>57
ヨーロッパとロシアは10年以上前から協調路線だぞ。
ソユーズロケットの商用事業を取り扱っているStarsemは
アリアンスペースが出資しているし。
62 :
NASAしさん:04/04/07 00:23
今やってるサイエンスZEROで、このあとH2Aの失敗についてやるぞ。
NHK教育だ。
'98.02 H-II5号機 2段目LE-5A(燃焼室冷却配管)
'99.11 H-II8号機 1段目LE-7A(ターボポンプインデューサ)
'03.11 H-IIA6号機 補助ロケットブースター SRB-A(ノズル)
次に失敗するのは衛星フェアリングあたりかな。
アメリカで一時期、フェアリング分離の失敗が続いたけど、日本は大丈夫だろ、たぶん。
製造ミス、設計ミス、設計ミスときたから、次は製造ミスかも知らんな。
次は運びミス。 ロケット載せたトレーラーが住宅に突っ込むの
おぃおぃ・・・そんなまどろっこしい事は抜きにしてさ。
アリアン5初号機のように100尺玉大炸裂状態で華麗なしだれ柳を見せて欲しいな。
花火大会に行くたびに思う。あれはきれいだ。一本85億円ならさぞや素晴らしい事になるだろう。
失敗箇所が上→下→外と来たんだから、やっぱり次は発射塔だろう。
発射塔ごと飛んでくってのはシュールかも知れない。
コントロールを失って鹿児島市内突入とかね。
それは最悪だな。今ウヨさん達の心の拠り所は、中国の村全滅事件だけだから、
日本で同じ事が起こったらきっと火病を起こすな。
絶対それだけは避けて欲しいわ。
大喜びする人も大勢いると思いますよ。ええ記事のネタがでけた と。
実際、墜落した時の危険性は、どっちが大きいのかな?
長征は全段ヒドラジンだったと思うけど、これはかなり猛毒だ。
例の96年の失敗の時は、何による被害が大きかったんだろう?
爆風や火災なのか、それともヒドラジンによる被害なんだろうか?
(まあ公表されてないだろうけど…)
H-IIAが仮に落ちたとして、LH2/LOXによる被害ってのはどうなのかな?
高濃度の酸素は猛毒だけど、すぐに薄まるだろうし。
>73
ヒドラジン系と液酸/液水のどっちが爆発力が大きいかは知らないけど
墜落での被害を考えるなら間違いなくヒドラジン系が危険。
液酸/液水なら、爆発と破片の落下による被害だけを考えれば良いけど
ヒドラジン系ではそこから広がる毒ガスの被害がでるから
風向きによって被害が大きく広がってしまう。
日本でヒドラジン系はN-IIロケットだけだっけ?
たぶん拡散シミュレーションをやったんだろうけど、そういうのって市民に公開されてたのかな?
原発同様、避難経路とか自治体と協力しないといけない気がするけど。
同じヒドラジン系でも、長征/プロトン/アリアンはUDMH、N-II/タイタンはA-50。
日本はアメリカ、中国はロシアから技術導入してるからちょっと違うけどね。
どっちが毒性が強いのかは知らないけど。
>75
Nロケットは両方とも第2段がヒドラジンだよ。
日本の液酸/液水はアメリカから技術導入だろうけど、長征の3段目LH2/LOXはどうしたのかな?
自分たちで独自に開発したのかね。ロシアには液酸/液水エンジンってあったっけ?
ロシアはエネルギアの1段目が液酸/液水だね。ソユーズ/プロトンはヒドラジン系。
ただ中国がロシアから技術導入したかどうかは分からないけど。
>79
中国とロシアの国交断絶は1960年代。
当時の中国はソ連のR-2ロケット(SS-2)をライセンス生産していた。
しかし、R-2ロケットは燃料にアルコールを使う、V-2ロケットの発展型。
ソ連との国交断絶後、中国の宇宙開発は全て独自の技術によるものであり、
現在の主力ロケットである長征シリーズも独自開発である。
ヒドラジン系の燃料だからロシアからの技術導入があったとするのは完全な誤り。
>>79 プロトンはヒドラジン(+ケロシン)だが、ソユーズはケロシン。
長征の構成はロシアのよりアリアンIVに似てる、ただし固体ブースターがない。
そういう意味ではどのロケットにも似てないかも知れない。
ロシアと中国は、あんまり固体ロケットに熱心じゃないね。
固体ブースターはタイタン、アリアン、H-IIAの方の特徴かな。
ロシアのロケットは横倒しにしたまま各段を組み立ててしまうので、
付着式固体ブースターは重たすぎて作業が大変、機体にも無理がかかるということもあるのでしょう。
それと工場から発射基地に運ぶまでの長い鉄道輸送を考えると、推進薬詰まった状態の固体はいろいろ面倒。
日米欧の固体ブースターを比べると
タイタン>アリアンV>H-IIAだけど、日本のが一番ショボイのは何故?
世界最大のM-Vの技術があるはずなのに、なんで固体ブースターは大きいのが作れないの?
>86
M-Vの第1段とSRB-Aはほとんど同じ大きさだよ。直径2.5m、長さ15m。
それにタイタンもアリアン5もLEO20ton以上のロケット。
LEO12tonのH-2Aは巨大なブースタを必要としない。
タイタンシリーズは元々ICBMとして開発されてNASAのジェミニ計画にも使われたくらい
古いロケットだから、1段目・2段目のエンジン効率があまり良くない。
メインエンジンを変更せずに低軌道20tonの打上げ能力にするために大きなSRBを追加している。
アリアン5は機動投入のほとんどをブースタと1段目で行う設計になっている。
そのため、大型の1段目にあわせてブースタも大型化する必要があった。
>>87 H-IIAは固体ブースターを大型化しただけではLEOへの投入重量を増やせないってこと?
あと日本には大型の固体ブースターを作る能力が現時点ではないの?
(開発すればできるとしても)
>>86 安全上の問題ではないの。同じ燃料重量で比較すると液水やケロシン、ヒドラジンに
比べて固体燃料は保安距離を広く取らなくてはならんと聞いたことがある。
薬量が増えれば危険も大きくなる。
よく分からんが、タイタン4やアリアン5は発射時に射点から保安半径を5kmほど取って
いるんではないの。
>88
SRBを大型化すれば打上げ能力は上がるだろうけど、>89にもあるように
安全距離とかもからむので今のところ開発計画が持ち上がったことすらない。
現在のH-2Aは種子島で確保できる安全距離ぎりぎりの状態だから
これ以上ロケットを大型化すると民間の集落の退去が必要になるかも。
今後の開発計画もSRB-Aを2本から4本に増やすのと
メインエンジンのクラスタ化で確定しているし。
現在のところ、M-VやSRB-Aよりも大型のロケットを作ったことはない。
なるほど、H-IIAは射点の制約が大きいのか。
しかし、保安距離5kmを確保できない国ってのも、ある意味情けない気がする…。
この際、シーローンチ社みたいに海上発射とかメガフロートの方がいいかも。
(それじゃ幾ら予算があっても足りないか。)
海上発射するくらいなら、NALのようにオーストラリアのウーメラ使うとか提携すればいいんじゃないの。
種子島に拘る必要性ってあるのかな?
>92
そらならクリスマス島という手もある。
もともとHOPE-Xの滑走路に、と考えていたんだから立地条件は問題ないはず。
でも、射場を国外に持っていくと国産のロケットという意味がどんどん薄くなってしまう。
クリスマス島は結局、GXで使うのかな?最初は種子島みたいだけど。
ハワイからも近いし、ちょうどいいんじゃないのかな。
アリアンだって、幾らフランス領とは言え、ギアナまで運んで打ち上げてる訳だし。
ロケットが国産であることと、打ち上げ場所が国外であることはあんまり関係ないと思うな。
要するにお金が何処に落ちるかって話だと思うし。
種子島や鹿児島の住人に落ちるのとキリバス共和国に落ちるのとはさして変わらんと思う。
GX自体が未完のまま放棄されそうな勢いだからねえ。どうなる事やら。
種子島とクリスマス島、面積はだいたい一緒だけど、人口が35000vs3500くらい。
漁業補償するのは確かにクリスマス島の方が安くて済むような気がする。
でも面積一緒だから、保安距離から考えてあんまり利点はないのかな。
だいたいGXロケットをクリスマス島で打上げる意味がわからん。
緯度が低いことが有利になるのは制止トランスファ軌道へ打上げる場合で
低軌道への打上げならどこから上げたってほとんど変わらないはずなのに・・・。
GXロケットはメインターゲットが低軌道の小型衛星なんだから、
輸送コストとか射場を作る費用を考えたら日本で打上げた方が安上がりっぽい。
漁業補償が問題なら内之浦だってあるだろうし。
HII-Aを補完したいということと、通年で打ち上げたいってことがあるんじゃないのかな。
後はせっかっく確保した用地が宙ぶらりんになってしまっていて、外交上あまり良くないとか。
技術的と言うより、運用上あるいは政治上の理由ではなかろうか。
>>96 種子島は面積450平方キロだが、そのうち種子島宇宙センターの敷地は8.6平方キロ
くらい。そしてH2A射点から3kmほどのところに住宅街があるのが問題。
クリスマス島にある発射場の面積はちょっと分からないが、たぶん種子島宇宙センターの何倍もあるんだと思う。
だから、保安距離もずっと広く確保できるようです。
GXロケット級の大きさなら種子島の旧N射点・大崎からでも十分。
100 :
NASAしさん:04/04/16 01:09
100ゲット
101 :
NASAしさん:04/04/16 03:19
SRB-Aはコスト下げるために種子島に工場を作ったと聞いた気がするなあ。
でかいやつを輸送するのは結構大変なのかもね。
船ならどうってことはないのかな?
H-IIAをクリスマス島まで持ってくのは大変だろうな。海上輸送で何日かかるんだろう。
GXの場合はどうすんのかな?航空機で輸送できるんだろうか?
ケロシンやLNGの貯蔵は比較的簡単そうだけど。
そもそもクリスマス島にはアントノフみたいな大型輸送機が発着できる空港があるんかね。
>101
種子島で製造しているのは主に法的な制約から。
個体ロケットは火薬の固まりなので火薬取締法で
陸上輸送するときの大きさが制限されているはず。
だから昔のSRBは4つに分割して種子島で組み立てていたんだけど
組み立てと検査にかかるコストが馬鹿にならないので、
SRB-Aは種子島で製造するようになった。
>>104 M-Vはどうしてるの?内之浦に製造工場があるの?
>102
種子島に輸送するのだってどうせ海上輸送だし。
航路を使うと、だいたいハワイ(ホノルル)までが8日、北米(ロス)までが11日だな。
クリスマス島はハワイの南2千kmってとこだから+2日で10日くらいではなかろうか。
年間数機ならどうでもいいが、数十機打ち上げるつもりなら結構なロスかもね。
積み降ろしの手間は変わんないんだから、
さしたるロスにもならないと思うけど。
だいたい、もし年間数十機も上げるようになったら
現地に組み立て工場くらい作るだろ。
むしろ人員の輸送・宿泊の方が問題だな。
アリアンはどうしてるの?
GSC(ギアナ宇宙センター)に組み立て工場まで持ってるの?
数百人規模の職員も常駐?
アリアンだって年間数機しか打ち上げてないし。
常駐職員もいるだろうが、打ち上げ前にはチャーター機が飛んでたと思う。
112 :
NASAしさん:04/04/18 01:14
東大阪の「まいど」は、H−2Aで打つんだっけ?
>110
ギアナ宇宙センターの略称はCSGが正しい。
さておき、CSGの中にロケットの組み立て施設と
衛星のアッセンブル用クリーンルームがある。
ロケットの組み立てには29日かかるらしい。
クリーンルームでは衛星を同時に6機までアッセンブルできるらしい。
>111
アリアン4の頃は年間8機以上は打上げていたはずなんだが
アリアン5になってからペース落ちた?
英語 Guiana Space Centre
仏語 Centre Spatial Guyanais
英名略称はGSC、仏名略称はCSG。普通はGSCなんじゃないの?
おフランス人は死んでも英語略称など使わないと思われ。
ロケットの機体はどうしてるの?スーパーグッピーかなんかで空輸?
>>116 ロケット専用運搬船二隻でフランスとギアナ(クールー港)間を往復してるよ。
何年か前に新しい運搬船を中国に発注して輸送能力の増強も図ってる。
>114
一応、公式にはCSGのはず。イギリス人やドイツ人がなんて呼んでるかは知らないが。
アリアンスペースのサイトとか見るとややこしくなるんで略称を避けてるのかなーとも思う。
まぁ、アメリカ人からすればNHKやNTTと同じような物なんじゃないかと思うが。
>>120 ESAみたいに多国籍機関の場合の正式名称って言うのは何語なんだろう?
例えば日韓中で何か作ったら多分正式名称は英語だと思うけど。
やっぱり欧州だとフランス語なのかな。それともギアナが仏領だからかな。
あとESAは仏語でも独語でも伊語でもESAなんだっけ?
>>118 それは8年前の記事だし、昔のH-IIの場合はそうだったんだろうけど、
H-IIAのSRB-Aはカラの状態で本土から運んできて、種子島宇宙センター内で固体燃料の詰め作業を行ってるよ。
よってSRB-AはSRBよりも薬量が若干増えたにもかかわらず1セグメントで作れるようになったと。
>>122 H-2AのSRB-Aの場合も保安距離の妥当性を検証する爆破実験やってるし、
あそこで固体ブースターのこれ以上の大幅な大型化が難しいってのは確かじゃない?
>>123 保安距離というのは固体ブースターの本数には比例しないの?
一つが爆発しても他のは誘爆しないという前提なのかな?
そうじゃないと大型化するのと本数増やすのと違わなくなるよね。
125 :
NASAしさん:04/04/20 19:55
イヒが、H−28号機の故障解析として、旋回キャビテーション実証試験をするための
インデューサを開発(?)したらしいね。
開発ちゅーか、再製造になるんだろうか?
結局FTPの羽根が疲労破壊で折れた理由は明確になったんだっけ?
なんか旋回キャビだけじゃだめで、整流板との共振とかを持ち出して、それでもだめで
さらに加工痕に最大応力がかかったとかのシナリオを+しても結局折れないって結論だったような。
そんで最後は伝家の宝刀、個体差でちゃんちゃんにされてしまってたような気がする。
今回のノズルとおんなじパターン。
127 :
NASAしさん:04/04/21 12:30
しかし、個体差は確かに大きいからなぁ……
統計的なばらつきはあるにせよ、一度も再現できないものを固体差と呼ぶのは少しな…。
それに個体差とやらの実態も雲をつかむような話だし。実質分かりませんと同義だろ。
>128
今回のノズルの方は、素材の端材をつかって試験してなかった?
確かに使って試験してたね。
んで多めに削れる傾向はあるけど破孔する程じゃないって結論だった。
次にインデューサの時と同じようにいろんな条件を+していってもやっぱり破孔しない。
で最後に個体差。困ったものだ。
もうダメかもしれんな・・
132 :
NASAしさん:04/04/23 21:05
133 :
NASAしさん:04/04/24 21:35
>>132 改良型ノズルは実機試験をやってるわけだから、
このニュースは従来型ノズルの実機試験をやれって意味なのか?
すると開発段階でやってるはずの従来型の実機試験と何が違うんだろうか?
統計的なばらつきを評価できるくらい数をこなせって意味?
そんなの金と時間が無限にない限り不可能な話だと思うが。
また打ち上げ失敗する夢見てしもた・・・
136 :
NASAしさん:04/04/25 13:21
一回試験打ち上げをやって一段目エンジンとブースターを
回収チェックした方がいいかもなぁ・・・
そりゃ金はかかるが今のままでは実用衛星を
打ち上げられる雰囲気じゃないし
ある程度の確度で回収する方法があればいいが…。
確か1回目は空打ちしたはずだけど、その時はどうしたのかな。
>137
たしか、回収しようとしたんだけど断念したんじゃなかったか。
139 :
NASAしさん:04/04/25 18:10
次の打ち上げはいつなの?
今みんなが勝手なこと言って責任をなすりつけあってるので全てが未定。
11月とか言ってましたが、それはもう不可能。ノズルの実機試験とかをやり始めたら、たぶん来年の夏以降。
年末という話は聞いてるけど、今はまだ特に伸びるような話は聞いてないかな。
むしろ、なにを打ち上げるのかがはっきりわからない。何もいれずに打ち上げるという噂もあるかな。
ノズルの実機試験は微妙だなぁ。残骸引き上げの方に予算が殆ど回って、
研究費のほうに全然予算が下りないはずだし、すでに打ち上げる現物は出来上がってるだろ?
二号機打ち上げの時には、すでに5号機までの胴体部分は作られてたし。
H-2の8号機が失敗したときと同じだな〜。
打上げ間隔があくことで、打上げ隊の練度と志気が下がるのも問題だと思うのだが。
責任追及もいいけれど、まずは打上げ再開が急務だろうに・・・。
結局、客がいなくて全部自前の衛星だからスケジュールなんてあってないようなものなのかねぇ。
お荷物IGSも、1stペアの寿命が尽きる前に2ndペアを投入しないと、本来予定していた
2種4基による観測体制なぞ夢のまた夢ってことになりそーな。
IGSって何年もつのかしらん。
>144
本当。アメリカの商業衛星は60cm〜1mの分解能を持っている。
軍用偵察衛星の分解能は数十cmらしい。
>145
公表されている寿命は5年。
姿勢制御を抑えたり延命すれば7〜8年は行きそう。
>>144 1mという予定分解能を達成出来てないから、
サブメートル級の商用衛星以下だねえ。
偵察衛星の運用能力を手に入れるための習作とはいえ、代償がでかいにも程があるよなあ。
揚げ句の果てに「軌道要素が公開されるのはけしからん」と、衛星運用の現実を無視した
噴飯もののコメントが。あれにはさすがに呆れた。
結果だけを見れば、ミサイル流用のロケット一基と原始的な衛星の軌道投入失敗だけで日本の
宇宙開発体制に大きな影響を及ぼすことに成功してしまったきたちょーせん……皮肉だなあ。
>>150 サンクス。
衛星のバスサイズの制約から、光学センサの口径が小さいのか…。
IGSのパンが45cm、IKONOSが71cm。これでは確かに差が出るね。
で、この衛星バス(USERSのバス)より大型のは開発されてるの?
韓国が開発した1m級観測衛星 KOMPSAT-2のほうが日本のIGSよりも口径が大きかったはず。
詳しいことは知らないが・・
>>153 計画は2年ばかり延びているみたいだけど、来年2005末ごろにロシアのロコットで。
外国のロケットで打ち上げてもらうので『多目的実用衛星』などと称しているのだが、事実上の韓国初の諜報衛星。
>153
KOMPSAT-2の口径は60cmだったと記憶している
しかしIGSはKOMPSAT-2の倍以上重いのに小さい口径の光学センサしか積めないんだね。
IGSの衛星バスの方が小さいって事なんだろうけど、何が衛星を重くしてるんだろ。
太陽電池とか?
157 :
NASAしさん:04/04/27 02:24
まあ衛星がそろってもデータを生かす組織の育成に時間がかかりそうだけどね。
上から見てるだけで何でもわかるわけでもないし。
議員先生方なんかは、「ミサイル発射の兆候がすぐにわかる」「これでいつでも仮想敵国の
状況が覗き見できてウハウハ」等々、どーも衛星を万能覗き見カメラと勘違いしてそうな
感じではありますけどね。
IGSはM-Vでは上げられないの?
>>159 IGSは重すぎて上げられないと思う。
イコノスなら上げられるのでは… 重量800kg程度だし。
>>160 IGSって重量が公表されてないけど、どのくらいあったんかな?
>>144のリンク先の推定だと1.5〜2.5tになってるけど。
M-VってLEOに1.8tだったはずだから、軽めの見積もりなら上げられそうに見えるけどどうだろう。
しかしそもそもなんでIGSはこんなに重いの?
IGSは太陽同期軌道だから、打ち上げ能力はLEOの半分以下になる。
どうあがいてもM-Vでは無理。
>161
衛星が大きくなれば、それだけ大きな観測装置を積んで
精密な観測が出来るから。首振り装置とか積むとさらに重くなるし。
144のURL内の想像図を見ると、IGS光学衛星は四角い箱を2つ引っ付けたような形状に
なっているけど。
カメラが付いている箱が800kgくらいで、下の箱も同じくらいの重さのようだが、
あの形が良くないんだろうか。
USERSのバスだからしょうがないんだろうけど、1つにまとまっている方が、より大型の口径
を積めそう。
しかし
>>144のCGを見る限り、たとえ2つに分かれていても面積的な余裕はあるように見えるけど。
少なくとも韓国並みの60cmには出来そう。なんか別の制約がありそうな気がするな。
とりあえずIGSを宇宙予算でやらずに防衛費でやってほしい。
>>165 IGSの衛星本体部の大きさは1.6×1.5×1.2m。
1.6m×1.5mの面にカメラを装着する。奥行きは1.2m。
体積的にはそれなり大きさがあるのだが、奥行きが短いとか形状が悪いのではなかろうか。
ぱっと見た感じだが、韓国のKOMPSAT-2は奥行きが長いようなので。
>>167 素人考えでも奥行きが短いと焦点距離を取れないな。
だから既存のUSERSバス使ってるからだろ。
KH-9”ビッグバード”みたいに折り曲げ光学系を使用シル!
ttp://www2.dango.ne.jp/jaros/page-j/tpc9808.html >我が国の高性能大型光学系の例としては,宇宙開発事業団が陸域観測技術衛星(ALOS)の
>パンクロマチック立体視センサ(PRISM)において2.5mの地表分解能で,
>口径300mmφの大型光学系を開発中である。光学地表分解能1mを実現するには,
>光学系の口径600mmφ〜800mmφ,焦点距離4m〜10mと非常に大型の光学系が必要となる。
>この大きさの光学系は,米国等ではすでに10年以上前に技術開発済みで,
>商用衛星の高分解能センサ用に技術が開放されている。
口径60cmで焦点距離4mらしいけど、どうやってこれを2m以内に収めてるの?
折り曲げ光学系を使ってるの?
IKONOS、IGS、KOMPSAT2、みんな屈折なんでしょ。
IGSは国産開発が前提になっている。
韓国のは光学センサがイスラエル製。
要するにバスの大きさ云々は言い訳(つうか松浦氏の単なる推測)で、
もともと大口径の光学センサを開発する能力が日本にはなかったってことか。
>175
開発期間5年だからしょうがない。
次期情報収集衛星はもうちょっとマシな性能になるんじゃない?
大口径の光学センサって一口に言うけど、技術的に難しいのは、
・高感度CCD
・長焦点距離の屈折光学系
のどっち?
CCDなんかは日本は得意そうなイメージがあるけど。それとも特殊用途は遅れてるのかな。
しかしイスラエルは凄いな。人口なんて東京以下なのに。
178 :
NASAしさん:04/04/30 09:35
光学系でないの?
すばる望遠鏡のCCDは国産だったような気がする
しかし素人からすると口径60cmもあれば
反射型のほうが軽く出来そうな気がするんだが
みんな屈折光学系なんだねぇ
180 :
NASAしさん:04/04/30 12:12
なんで主鏡の口径と同じ大きさのフォーカス面が
偵察衛星には必要なのだ?
>>180 主鏡ではなくて、主焦点に置くCCDの口径の話をしてるんじゃないの?
それに、すばる望遠鏡の主鏡の口径は10mだよ。
>>181 すばる望遠鏡の口径は8m。10mなのは宇宙すばる望遠鏡。
>>175 折り曲げ光学系だろうと何だろうと、IGSの1.2mみたいにバスの寸法があまりにも
短いのは、やっぱり大口径には不利なんでは。よくは分からんが。
>>183 でも
>>153のリンク先のCGで見る限り、KOMPSAT-2も口径が60cmなら奥行きも1.2mくらいだよ。
むしろセンサの設置面がIGSより小さいために奥行きがあるように見えるだけと思う。
実際、重さはIGSの半分以下なんだし。やっぱり光学系を作れなかったんだと思うけどな。
ところでIGSのCCDは何処が作ったのかな?やっぱり三菱電機?
>177
普通の地球観測衛星なら、分解能は数mで十分だから、
偵察衛星用の光学系を開発は初めてなんでしょ。
分解能を上げると一回あたりの観測範囲が狭くなる弊害もあるので
地球観測用途だとあんまり解像度ばっかり上げられないし。
逆にイスラエルは昔から偵察衛星の開発をしてきているわけで、実績が違う。
>>184 KOMPSAT-2の組み立て中の写真を見たことがあるのだが、奥行きは作業員の身長以上あったよ。
これは確か。
187 :
NASAしさん:04/04/30 19:23
ハッブルを打ち上げた時主鏡の設計ミスで像がぼやけ問題となったが
細かいトラブルは地球の影に出入りの時に発生する寒暖の差で
熱ひずみが出て衛星が揺れるとかあれやこれやと無数に出たらしい。
まあ「みどり」を上げているからまったくの素人ではなかろうが
それなりのノウハウを蓄積していかないと偵察衛星の設計も
上手くいかないようなな気がする
>>188 下の架台を除くと、人の背より少し大きいくらい?
身長を1.7mとすると、1.8mくらいだろうか。IGSの1.2mに対して1.5倍くらいかな。
KOMPSAT2は高度685kmで分解能は1mということだから、
IGSのように高度500kmまで下げたら、分解能は70cm〜80cmになりそうだな…
高度は何で決まるの?
寿命はKOMPSAT2の寿命は3年、IGSは5年で高度の低いIGSの方が長いくらいだけど。
192 :
NASAしさん:04/05/03 22:47
age
光学系というか光学制御系だな。
光学制御系って何?
195 :
NASAしさん:04/05/05 02:49
BS-hiの中国の有人計画のドキュメンタリー見た?
50年代からの有人計画や、帰還カプセルの実証テストやを含め、なにより
ここ10年の実証主義と、金と人のかけかたを見ると、こりゃかなわんって
感じ。(記録もハイビジョン)
「技術者が納得できないんなら、再テストが必要だ!」って、
それができれば日本だって、ねえ。
でも、日本にとってはいい刺激にはなったんじゃないのかな。
明快な目標を立て、それを実行するドライさみたいなのを学べばいいと思うな。
とは言え、日本の場合は目標に向かって一丸どころか、内部・外部で足の引っ張り合いなのが
実情なのが悲しいとこだけど。
>>195 もしよろしければ内容の詳細キヴォンヌです。
>>196 刺激になってくれればいいけど、
今までだってアメリカのドキュメンタリーものはさんざん放送されてきたわけだし、
日本と国情がよく似た国(人口、国土、政治面などで)が頑張ってくれると、日本も刺激を
受けると思うんだがな
>198
日本に国情の似た国で宇宙開発が進んでる国なんてないのでは・・
米、ロ、EU、中、インド・・・
200 :
NASAしさん:04/05/05 14:32
>>197 これはおもしろそうだな。5/8にBS1で再放送するらしいよ。
これまで人民解放軍の管轄下で厚い謎のベールに包まれていた巨大
宇宙計画だが、有人宇宙飛行に至るまでの過程はハイビジョンカメラなどで
克明に記録されていた。
飛行士の厳しいトレーニングや宇宙基地内の施設に居住している家族との
暮らしぶり、今回の有人飛行で最も力を注いだカプセルの回収や脱出装置の
テスト、太陽電池の製作など中国の科学技術の粋を集めた取り組みの模様も
綿密に捉えている。
番組では軍の内部に秘蔵されていた貴重な未公開VTRを中心に、楊利偉
飛行士や技術者のインタビューなどを織り込み、知られざる中国の有人宇宙
計画の内幕を伝える。
ハイビジョン特集/BSドキュメンタリー
「中国・有人宇宙飛行への軌跡」
後11・00〜11・50
5月8日(土)BS1・後10・00〜10・50
http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0503.html#12
うぃす、ありがとうございます。
HDDレコーダの予約完了です。
>198
日本人の多くは、日本より欧米の方が進んでいて当たり前だと思ってるからな。
でも、米・露・欧につづく4番手くらいのつもりではあったはず。
でも、これまで格下と思っていた中国に宇宙開発で追い抜かれようとしていることが
はっきりしたわけで、それが刺激になればいいんだが。
しかし、中国は70年代にはすでに現在の長征のベースとなる純国産大型ロケットを持っていたわけで。
日本は94年のH2で初めて宿願を果たしたわけだから、ずっと5番手だったような気もする。
確かに、米ロが有人飛行をするよりは中国がやった方が、日本には刺激になるとは思うけど…
日本の宇宙開発が遅れてる理由っていつも予算のせいにされるけど、
中国の宇宙開発予算って20億元(=260億円)と、日本の1/8くらいしかないんだよね。
ttp://news.searchina.ne.jp/2004/0102/general_0102_001.shtml 確かに元は固定相場(たった今は交換停止状態みたいだけど)で3割くらい安いと言われてるし、
人件費も安い。とは言え、これで有人飛行や月着陸までやろうとしてるわけだし。
日本は予算を増やすというより、色んな制約を緩めて高コスト体質を直さないとダメなんじゃないかな。
3km先に民家があってエンジンの大きさが制限されるなんて悪いジョークにしか聞こえない。
うろ覚えですまないですが、ロシアの星の街みたいのがあって、2万人ぐらいが
働いてる。ロケットはモンゴルの射場まで専用の鉄道で運ばれて、組み立てられ
る。
横で組み立てられて立ち上げられたり、訓練の様子は秋山さんのときにそっくり
な印象。帰還カプセルの度重なるテストや、打ち上げ時の脱出システムが印象的。
帰還カプセル方式、広い砂漠とかない日本じゃまねできないって感じでした。
まちがってたらごめん。
例えは良くないかもしれないが、
日本vs中国は、
オランダvsロシアと似ていると思う。
オランダとロシアを比較すると、
GDPはオランダの方がロシアよりも大きい(2003年)。人口は1対9。国土面積がずいぶん違う、等。
>>203 確かに自主技術で70年代に衛星打ち上げというのは両方共通していても、
中国は最初に旧ソ連からのSS-2技術移転その後断交があったからなぁ。
日本は自主技術からアメリカの技術移転と逆になってる。
>>204 中国の純宇宙予算は低額と発表されているが、実際は軍事費からとか
他の分野からつぎ込んでるから、結構な額だよ。
>>207 ガスジェネレータ式だな。
>>208 で、実際の中国の宇宙予算はどのくらいだと考えられてるの?
例えば、中国の軍事予算は公式発表では200億ドルくらいだけど、
米国防総省は3倍の650億ドルだと言ってるよね。
おそらく中国公式発表は少なすぎるんだろうけど、国防総省の推算値も自分らの予算獲得向けで
過大評価なんだろうし。実際のところは良く分からない。
仮に宇宙予算も3倍だったとしても780億円で、あんまり多いとも思えない。
なんかどっかに1兆円とかいう見積もりがあったような気がするけど。根拠は?だった。
>>209 酒泉射場というのがとんでもなく広い射場らしい。砂漠が広がっているので敷地を
どこまで含めていいのか曖昧で、総面積ははっきりしない。
内之浦射場は面積0.7平方キロ。
しかし、射点からの保安距離は半径2.25キロメートル確保している。
これが、いまいち分からないところ。
種子島射場は面積8.6平方キロで保安距離は3キロメートルくらい。
>>212 酒泉はゴビ砂漠の南端らしいね。元々、弾道ミサイル東風の実験場だったから広くて当然かも。
日本は弾道ミサイル開発しようとしたら、一体どこでやるんだろ?
あと、例の長征3号の大事故は西昌だったかな。
>210
ICBMとして開発された部分は軍事費扱いだろうから、
はっきりした宇宙開発予算というものは算出できないのではないかな。
宇宙開発関連の組織群は、国務院中央軍事委員会の管轄下にあるんでしたっけ。
射場は第二砲兵の基地としての扱いだし。
党のコントロールが直接効くって点が上手い方向に作用しているとも言えるのかな。
何をやるか、リソースをどう配分するかといった点が明確である限りは。
>>205 内容のご紹介、ありがとうございますです。
BS-1でも放送するようなので内容が楽しみです。
218 :
NASAしさん:04/05/08 00:47
でも、少し前のNew York Timesの記事には、日本の年間宇宙予算が$1.7Billion、
中国は$2.2Billionと紹介されてたよ。
あと、神舟の開発費は$2.5Billionくらいと神舟のプロジェクトリーダーが
アメリカ紙のインタビューで言ってたと思う。
いずれにしろ、中国ロケット技術研究院は、1万人の技術者を含む2万2000人が働いているし
宇宙開発全体では、7万人体制で取り組んでいるとも言われているから
日本とは全く規模が違う。
>>218 日本の1.7兆円というのはどこまで含めているんだろう。
あと宇宙関連の規模は、
日本(旧NADA):予算2000億円、人員1100人、宇宙関連1万人
米国(NASA):予算1兆7000億円、人員19000人、宇宙関連40万人
これからすると、
中国の予算2.2兆円、人員1万人、宇宙関連7万人というのは、アメリカに匹敵する規模だね。
220 :
NASAしさん:04/05/08 08:52
>>219 アメリカでbillionは10億なので、
日本は17億ドル、中国は22億ドル。妥当な額だと思う。
あ、はじまった
223 :
NASAしさん:04/05/08 23:22
BS−1で中国宇宙船の特集をみました。
宇宙船の成功は、技術もさることながら、番組でも伺えるように
国家としての戦略と意志とが成功の陰にはあると考えます。
宇宙プロジェクトは、国家開発プロジェクトからより裾野をひろげた
民生利用へと今後軸足を移してゆくでしょうが、宇宙開発の根っこ
には、上記の国家戦略と国家意志の存在が大きいと思います。
日本の宇宙開発の推進においても、推進の当事者の方々がこうした
ことを念頭に置きつつ、世界に伍していかれるよう願っています。
ガンバレ narrow Japan
大迫力ですな。これぞソビエト連邦の底力…
種子島なら全て吹き飛んでしまいそ
>>227 もし燃料満載で爆発したら、小型の核爆弾並みの破壊力があるといわれているからのう。
>>228 それって、保安距離が何kmくらい必要なの?
あと良く爆弾の威力は距離の3乗に反比例するって言われるけど、威力って何だろう。
圧力のことかな?
>>229 アメリカのテレビ番組(だいぶ前にNHKで放送)で、
「サターンVが発射台で爆発したら小型核爆弾並みの破壊力がある。そのためフォン・ブラウン
は試験発射にはとても緊張していた。」と言っていたので、エネルギアもそれに近いだろうと思っ
ただけ。定義はよく分からない。
サターンVやシャトルの保安距離が5km程度というから、エネルギアもそれくらいではなかろうか。
231 :
NASAしさん:04/05/09 22:39
>>229 さあっ? 普通の爆弾なら爆風が、殺傷や破壊力の要因だからその強さだろう。
核爆弾ならその他、熱線や放射線が威力の要素に加わる。
強さってなんだ?
「爆風が要因だから」「その強さ」だから分らんヤシの方がおかしいな。
多少文がおかしくとも、232の読解力不足の方が遥かに低レベルで醜いと思われ。
いやぁ、マジレスしちゃったよw
>>233 せっかくだから物理的な定義をしてみたら?知らない人も多いと思うし(漏れは知らない)。
速度なのか、力なのか、エネルギーなのか、圧力なのか…
たぶん、どれとも違うんだろうけど。
235 :
NASAしさん:04/05/10 04:15
>>234 TNT火薬☆トン相当の破壊力という言い方は聞くことある。
広島級原爆の破壊力20キロトンとか
50メガトンの水爆とか・・・
…
普通爆発力ではTNT換算何t(kt)ってのが使われる。
単純に考えればエネルギーだが厳密には生成分子量も関係。
兵器の威力(イールド)としては、一定の加害(衝撃波圧力とか一定エネルギー以上の破片密度とか)を与える面積を使うことが多い
大まかに上記爆発力の2/3乗に比例するとされている。
距離と破壊力の関係は熱線や衝撃波などは単純には逆二乗則だが減衰もあり逆に地上付近は反射波による逆二乗より強い成分も現れる。
破片による加害はより速やかに減衰が起こる。
239 :
NASAしさん:04/05/10 23:50
ロケット開発は続けてもいいけれど、使えねー職員を解雇しろよ!
シルクワーム
手始めに >239を蚕しますた。
本日の日経新聞夕刊より。ヨーロッパは景気がいいです。がんばれJAXA!
===
■ 仏アリアンスペース ロケット30機調達、受注拡大狙い30億ユーロの契約
仏ロケット大手アリアンスペースは十日、欧州航空宇宙防衛最大手EADSから
人工衛星などの打ち上げ用ロケット30機を調達する契約を結んだ。
(中略)
EADSがアリアンに供給するのはエンジンを改良した「アリアンV-ECA」など。
(中略)
従来の2倍近い10〜12トンの人工衛星を打ち上げられ…(後略)
ECAは一昨年に打ち上げ失敗。
次で2回目。
で、2002.10のアリアン5ECA初号機の失敗の原因は何?
>244
ありがとう。
252 :
宇宙関連主要スレリンク:04/05/12 23:20
クリスマス島とか…。
もしくは、ウーメラの一角を借りる。
ウーメラは打ち上げ方位角の制限がきついし、陸路の長距離搬送が必要に
なるから本格的な打ち上げ拠点には向かないんじゃないかな。
提携先からすれば赤道に近いのを好むだろうからクリスマス島、打ち上げ角も凄く広い。
>>259 イマイチ良く分からないな。
6号機と同じ形状のノズルを、8号機のノズルを流用してテストってことは、
ノズルを新しく旧タイプに作り直したってこと?
H2八号機とH2A六号機ではSRBの形が違うからでしょ
>>260 流用したのは8号機のモータで、ノズルは製作中だったとあるから、
ノズルだけ作り直しってことじゃないかな。
ま、いずれにしろ目的は6号機の実機大のノズル形状で原因を調べるってことだろうね。
これで破孔するほど削れませんでしただと面白いけど(でも多分そうなる希ガス)。
>262
1号機から5号機までの10本は無事だったわけだし。
地上試験で個体差含めてきちんとバグ出ししたけりゃ50本くらい試験しないと。
固体ロケットだけで打ち上げても面白そうだ。カメラ乗っけて。
固体ロケットだけなら、種子島で打ち上げんでしょ。
>>262 >>ノズルだけ作り直しってことじゃないかな。
たぶんそうじゃないかなぁ。長めのロッドを使ったエンジン開発してるはずだし、
今のノズルだと、マッハコーンのぶれの問題がイマイチ解決してなかったはず。
6号機の再現って意味じゃねーの?
>>268 ブースターの実験で打ち上げますが、
どうせなので実験装置を載せますた
↓
実験中破穴し危険なので指令爆破
↓
実験は失敗ですか。損害はいくらですか。
と、なるな(´−`)
有人のはね。無人のはやるみたいだ。
ロシアが出来なかったことを、中国が独力でやるのはまだ時期尚早なんじゃないか。
>274
えーと、ルナホートは無かったことに・・・?
有人探査の話じゃないの?
中国的にはいきなり住み着きそうな気もする…
まあ月なら10億人くらい移住してくれても構わないけど。
中国といえば、いきなり木星。。。
280 :
NASAしさん:04/05/21 17:57
age
281 :
NASAしさん:04/05/24 23:20
漏れが作ったペットボトルロケットの方が
腐れ会社の三菱と、文部科学省直属のへたれ
事業団がつくったH-UAなんかより、ずっと性能がイイ
>>281 よし、50メートルのペットボトル準備だ。
283 :
NASAしさん:04/05/25 01:16
身潰し自公の親会社、重工の体質だからなあ。
言わんでもわかるだろう。
長年、Mに押さえつけられてきたからな、藻前ら。
積年の恨み、今こそ晴らさでかって感じだなw
実際、自動車は三菱なくなったって困らんが、航空宇宙や防衛、あるいは重工業自体、
Mがなくなったら大変なことになる罠。
この分野ではMにつまらんスキャンダルなんぞで弱体化されたら非常に困るよ。
社民党、共産党にとっては好都合・・・
287 :
NASAしさん:04/05/27 16:25
今こそ日本の先端技術産業をトヨタと石川島播磨に託すべき。
288 :
NASAしさん:04/05/27 20:41
Mがんばれ。
289 :
NASAしさん:04/05/27 20:41
Mがんばれ。
290 :
NASAしさん:04/05/27 20:43
Mがんばれ。
現実問題としてMとそれ以外じゃ、お話にならないくらいの圧倒的な力の差がある。
それにそもそもこのところの失敗の原因は両方ともMじゃなくてI。
自工の問題をすり替えてM叩きなんてナンセンス。
現実問題としてMとそれ以外じゃ、お話にならないくらいの圧倒的な力の差がある。
それにそもそもこのところの失敗の原因は両方ともMじゃなくてI。
自工の問題をすり替えてM叩きなんてナンセンス。
293 :
NASAしさん:04/05/27 23:04
確かに三菱は戦前から圧倒的な技術を確立してきた。
造船、航空、科学など様々な面で他を圧倒するものだった。
戦後、アメリカが日本の航空研究を禁止したのも三菱の技術力
を恐れての事だったんだから…。
いろんな制約が多すぎるから満足な結果が得られないだけ
>>287 もっと勉強しなさい
チェン号ハケーン!! 亀レススマソ
つうかIは自分らが業界の足を引っ張ってるっていう自覚あんのかね…。
まあさすがにMに移管されたらIは切るだろ。使う意味ないし。
297 :
NASAしさん:04/05/28 18:39
長崎造船所のサファイア・プリンセスすげぇ!!!!
Mが社運をかけて造った世界最大級の豪華客船
ということもあり外見も客室も(・∀・)イイ!!
タンカーばっかりつくってるIには成し遂げられない
Mの技術にマンセ。こんどはH-IIAも成功するぜよ。
戦前から液体ロケットの技術持ってたほどのデカい
会社だからちょっとやちょっとの失敗くらいで技術力
は低下せんばい。漏れたちがうまれる前から商売
してたんだから!!!!!!!!!!!!!!
それは露骨すぎ。次は火災云々に話を逸らすの見え見えw
豪華って言っても、内装は三菱じゃ無いでしょ。
船はスレ違い。他所でやれや。
ヘリも韓国もスレ違い
>>301 >三菱重工の話「当社に過失はなかったと確信しているが…
Mはいつもこんな感じだな。H-II5号機の時も下請けが…って話になったし。
カッコワルイ… MITSUBISHI
重工は国相手だから根拠なく過失がないとはなかなかいえないだろう。
失敗は責任の擦り付け合いが普通ですが何か?
308 :
NASAしさん:04/05/30 02:13
「承認」の判子を押してしまった三菱に責任はあるのが当たり前だが・・・・・いや、NASDAか?
で、何号機からMに移管されるの?
さっさと移管しちまえばいいのに。
なんだこのスレも知らないやつがごちゃごちゃ言ってるのかよ。
>>310 せっかくだからガツンとかましてくれよ。
実際さっさと民間でやった方がいいよ。責任がどうしたこうしたみたいな話はうんざりだ。さっさと先に進めて欲しい。
もうMが主導して、ダメなところは後腐れなくさっさと切って、スピードアップしてほしいもんだ。
さ..“ファイア” プリンセスね……
やっぱりMは凄いな。なんだかんだ言って上手くリカバリーしてるとは。
よそだったら立ち直れなかったろう。
>313
一番艦は「スタープリンセス」なんだよな。シがタンネーヨ。
世界最大級というのが微妙だな。
最大はボイジャーオブザシーズの14万2千トン。
ま、豪華客船の話はどっか別スレでやっていただきたいわけだが。
ぱったりとJAXAからの情報が途絶えたな。6月は燃焼試験の予定だから、なにか動きがあるかも知れないが。
豪華ロケット打ち上げちまえ。最大級の。すーっとするぞ。
しかしMは踏んだり蹴ったりだなw
サファイア・プリンセスはまだ横浜かな。濃硫酸でやられてなきゃいいが。
325 :
NASAしさん:04/06/09 17:52
H-IIAロケット6号機打上げ失敗等に関する役員の処置について
平成16年6月9日
宇宙航空研究開発機構
宇宙航空研究開発機構は、H-IIAロケット6号機打上げ失敗をはじめとする一
連の事故・トラブルに関して、別紙のとおり処置を行いましたのでお知らせい
たします。
別紙------------------------
厳重注意(内規による処置)
(役職名) (氏 名)
理事長 山之内 秀一郎
副理事長 間 宮 馨
理事(ロケット担当) 三 戸 宰
理事(衛星担当) 古 濱 洋 治
理事(宇宙科学担当) 鶴 田 浩一郎
理事(信頼性管理担当) 吉 川 一 雄
なお、山之内理事長、三戸理事、古濱理事、鶴田理事は、平成16年7月から
6ヶ月間給与月額の10%を自主返納する。
また、間宮副理事長、吉川理事は、平成16年7月から3ヶ月間給与月額の10%
を自主返納する。
326 :
NASAしさん:04/06/09 17:54
宇宙開発委員会のメンバーの処遇は?
噂では、年収2000万円も大事だしな。
井口のおっさんか・・・。
木を見て森を見ずの典型だな、まったく。
この流れには確かに問題あるけど、
一度失敗しただけでギャーギャー騒ぐマスゴミとか、
ロケットをリスキーな設計にせざるを得ない地理的条件とか、
そういう問題が解決しない限りは失敗体質、高コスト体質は続くんだろうなあ。
しかしこの失敗すると1年以上も打ち上げが止まってしまう仕組みを直さないと遅れる一方だと思うな。
数年に1本とかじゃ、製造現場だって習熟しないし、データも溜まらないし、どうしようもない。
一発必中より、ある程度は失敗することを見越して如何に早くリカバーするかの方が重要な希ガス。
>330
習熟どころか、完全に仕事がない状況だし。
こんなことやってたら、そりゃどこだって事業として残そうなんて思わないよなぁ……。
よし判った。
じゃあ 万一打ち上げに失敗したら、俺が責任を取って頭を坊主にしよう。
というわけで心置きなく次の打ち上げの準備を始めてくれ。
責任を誰がとるかじゃなくて、調査と改善のプロセスの効率化を
追求するってんなら有意義だよな。
どうせ一品モノのモンスターマシンが失敗ゼロなんてありえないんだし。
336 :
NASAしさん:04/06/11 11:40
責任者公募じゃ、ダメなん?
成功報酬、年一億円、その代わり失敗ならクビでいっさい報酬なし、一定の損害賠償も負うとか・・・
なんかオモシロイことになってきたような・・
ロケットくじを売り出せばいいじゃん。
成功したら配当が出て、失敗したら売上は次号機の製作費にする。
>>339 なるほど、失敗だらけだから大儲けになる訳だな。
>335
元々そのための調査部会だったんだけどな。
しかし今回の影響は大きいよ。
もう誰もアグレッシブな設計変更なんてやらなくなるし、試験で問題が起こったら、誰も責任取りたくないから
1から10まで確認するまで計画はストップする羽目になる。
問題が予見できたはずとか気軽に言っちゃってるけど、実際に破孔するかどうかなんて確率の問題なわけだし、
事実それまでは問題なく飛んでいる。ロケットなんてDRB一回やれば山のように指摘シートが埋まるわけで、
その中で優先順位つけて対策する以外ないのに。
ロケット一本打ち上げるのえらい大変だな。たいしたもんだ、アメリカとかロシアとかヨーロッパとか
中国とか。失敗もまた経験と勉強ってことじゃだめなんかな。技術はあっても経験が少ない。
技術もないよ。そも技術なんて言葉が幻想。
単に、金、人(規模)、産業の裾野の広がりの総体が水準を決めるのさ。
そも宇宙産業なんていう実態が日本には存在してない。副業で小銭稼いでる素人がいるだけ。
347 :
NASAしさん:04/06/13 22:45
数もそうだけど、一番重要なのは時間との勝負だってことだと思うな。ビジネスで勝負するなら尚更だ。
原因が究明されるまで完全ストップ。疑わしきは全部実験。安全、確実な打ち上げ…。
これを真顔で言って正論だと信じてるからなぁ、マスコミも評論家もどっかのお爺さんも。
地上試験を限られた予算で、限られた回数こなしたって分かることなんてたかが知れてる。
実態は報告書の辻褄合わせがちょっと得意になるくらいのもんなのに。
>>349 > 特別会合は、H2Aロケット六号機の打ち上げが昨年十一月に
> 失敗したことを受けて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)を中
> 心とする日本の宇宙開発の課題を検証してきた。
> その過程で、事故や失敗に対する社会の厳しい批判が、開発や
> 製造の現場を委縮させている状況が浮かび上がった。
> 「失敗が一切許されない、と言うのでは技術開発は無理」と、
> 技術者は意欲を失っている。打ち上げ再開のめどは立たず、H2A
> の工場は閑散としている。
> 日本の宇宙開発は、失敗のたびに、こうした長い停滞に陥って
> きた。失敗を減らす努力はもちろん重要だが、委縮して立ち止ま
> っていては進歩がない。
やるじゃないか読売。
こういう記事には記名が欲しいぞ。
しかし、その「失敗を許さない」世論を構築しているのもまた読売に代表される
全国紙だったりする。
今回のは社説なので、記者個人ではなく、読売新聞社としての総意の意味
となる。
それは、ある意味しかたない。
新聞社に「日本の宇宙開発をどうするか」などという視点などないのだから。
打ち上げに失敗すれば叩き、打ち上げが遅れれば、遅れると言って叩く。
それを繰り返しながら、最期に「宇宙開発をどうするかという視点が欠けている」などと締めくくる。一種の茶番。
新聞の作り方知ってるかい? 強きをけなし弱きを笑う。
勝者のアラさがしで庶民の嫉妬心をやわらげ、
敗者の弱点をついて大衆にささやかな優越感を与える。
これが日本人の快感原則にいちばん合うんだな。
卑しい国民だ。
だから独裁者も革命家も出現しないんだよ。
いい国じゃないかまったく。
>強気をけなし弱気を笑う。
北朝鮮首脳部による対米、対日政策みたいなもんだな…
訂正
強気→強き 弱気→弱き
>>339 地域医療等振興宝くじってのがあるから、一寸面白そうかも。
>>340 売出予定額が、打上費用程度にしてあって、
全部売れればOKかな?
(売れなかったら大変だけど(汗))
・・・って、文部科学省下にあるから、出来るとしてもtoto・・・ダメじゃん_| ̄|○
358 :
NASAしさん:04/06/30 20:58
気象衛星、はやく打ち上げられないか。
なにもH2Aにこだわらず、確実なアメリカのロケットか欧州のアリアンでもよいではないか。
>358
政府衛星だから、相互打上げ補償の対象外なのよ。
いまから外国の打上げスケジュールにねじ込むのと、H-2Aの再開とどっちが早いか・・・。
>358
ちなみにアリアン5の成績は 15勝3敗。H2Aは5勝1敗。
つまり現時点で成功率は同じ・・・。
信頼性って何か定義しなきゃ答えようもないと思うが、成功率のことなら成功率±誤差だろう。
誤差は母集団(打ち上げ総数)が大きくなれば小さくなるが、10発と5発じゃ誤差がでかすぎて何とも言えない。
誤差が正規分布に従うんなら差はない(=誤差の範囲)と言えるが、どういう分布に従うのか分からんからな。
まだ信頼性云々が言える数ではない罠
開発から間もない頃は、時間がたつにつれて故障頻度が減っていく分布になる事が多い。
トータルの成功率が同じなら、打ち上げ回数が多い方が、次回の成功確率(信頼性)は高いと予想される。
>>363が考えているのは、均一な成功確率を持つ母集団から選ばれたサンプルから
その「均一な成功確率」を推定する話。成功確率が変化するロケットの信頼性とは関係ない。
>>365 矛盾してないかw
打ち上げ回数が増えるに連れて成功確率が上がって行くと仮定するなら、
同じ成功確率のロケットを比較した場合、打ち上げ回数の少ない方が、
「同じ打ち上げ回数なら」成功確率が高くなることになる。
なぜなら打ち上げ回数を増やせば、成功確率は上がるという仮定だから。
「次回」に関して言えば、失敗確率の低減(=成功確率の上昇)曲線に依存するから何とも言えない。
>>366 同じ回数目の成功確率なら、おっしゃるとおり。
たった6回の打ち上げで1/6の成功率を達成したH-IIAはアリアン5より
信頼できるかも知れない。(実際、アリアン5は初号機から失敗した)
しかしお客にとっての信頼性というのは、「次」の成功確率。
次のアリアン5の打ち上げまでにH-IIAが12回打ち上げるなら話は別だが。
低減の度合いは知りようがないので、両者で同じとした。
確かにここは微妙けど、だからといって何も言わないのでは能がない。
>>368 打ち上げ本数-成功率の曲線を描いた時、すでに違う曲線にのってるんだから、
低減曲線が同じということがそもそもあり得ない。だから、何が同じなのかを定義しなきゃ意味がない。
仮に成功確率p、打ち上げ本数nとしたとき、n→増加、dp/dn→減少という一般的な性質下で、
dp/dn(n=n1)で両者が等しいことを「同じ度合い」の意味にするなら、打ち上げ本数が少ない方が、
次回の成功確率が高くなるよ。
そんなことより、問題の本質は「打ち上げ本数が少ないときは、成功確率を正確に定義できない」ことだと思うよ。
>> 369 ちがーう!
問題の本質は「H2Aの打ち上げ本数が少ないからふやせ!」だぁ!
仮定がアレなので、ここまでする意味はないけど、一応自分の理屈を書いてみる。
「度合いが等しい」とは、成功確率がp=1-f0*exp(-an)に従うとして、両者でaが等しいこと
とした。つまり、どちらも故障確率が1回ごとにexp(-a)倍で減っていくと仮定。
トータルの成功率が等しいから、初期故障確率f0はH-IIAの方が小さい。
プロットしてみると分かるけど、H-IIAの成功確率がアリアンを上回ることは今後無い。
うん、書いててアホらしくなってきた。失礼。
ま、いずれにしても、もっと数多く打ち上げないと信頼してもらえないよ。
>>371 dp/dn=fa・exp(-an)
f1・exp(-an1)=f2・exp(-an2)
従って、
dp/dn(n1)=dp/dn(n2)
つまりその分布を仮定する限り、ある時点の確率が等しければ、次回の増分も等しいから、永久に等しいままだ。
更に言えば、実際の成功確率は、打ち上げ初期に置いてはその分布に従わない。
H-IIAについて言えば、1→1→1→1→1→0.83だ。ここまで書けば、問題が何かは明白だろ。
373 :
NASAしさん:04/07/02 20:34
NASDAのHP見てると、まだ原因究明の報告だ!いつまでやるつもりだ。
いい加減、うんざり。なんか嫌なことを避けて、時間延ばししてるみたいだ。
374 :
NASAしさん:04/07/02 23:56
>>373 NASDAじゃなかった。JAXAだった。
>>373 だって、嫌なんだからしょうがないよね。
いや、もちろん2chの書き込みに根拠はないけどねw
信頼性がどーのこーの以前に、やる気のなさがミエミエ。客がつくわけない。
377 :
NASAしさん:04/07/04 00:43
原因究明という名目での引き延ばしじゃー!!
飲み屋の親父の政治談義よりレベル低いな。
2chだしな
床屋談義ってやつだな
だって、誰も責任取りたくないんだもん。
匿名掲示板で批判してる奴と一緒だなw→責任取りたくない
俺が責任とってやるよ!!だからとっとと撃て。
384 :
NASAしさん:04/07/04 23:59
>>383 ここで言ってどうするんだよ。
政府に「だれも責任とりたくないなら、俺が責任持つから責任者にさせてくれ」とアピールしなきゃ・・
とりあえず山之内さんよりロケットや宇宙機がわかる人に理事長やってもらったら?
理事長に必要なのは専門知識よりむしろリーダーシップかな。
それより、もっと計画に時間(orスピード)の概念を明確に入れて欲しいよ。特に初期の失敗を見込んだものを。
例えば、最初の10発は必ず2年以内に上げる、失敗は2機まで許容する、失敗からのリカバリーは半年、みたいな。
失敗してからどうするのか考えるんじゃなくて、失敗したらこうするというのを最初から考えておく。そして最短でリカバリー。
今回なんか、対策済みの機体まで事前に開発してあって最短でリカバーするのに最高の条件だったのに、
責任がどうたらとだらだらと無為に時間使って愚かの極み。金だの成功率だのより、時間が如何に大切か知って欲しいね。
宇宙開発委員会に頭押さえられてるんだから、
JAXAがいくらがんばったって無駄だろう。
JAXAに非がないとは言わないけど。
リコール隠しですか?
出てくんなよ粕
三菱叩きを重工にまで飛び火させることがどれ程危険か分かってない奴大杉。
重工の弱体化は、ほとんどイコール防衛&宇宙産業の弱体化なのに。他の企業では代替が効かん事を知らんのか。
そんなことまで考えてる奴なんかいないだろ。
騒ぎまくれば、大企業がいともたやすく倒れるのを見て喜んでるだけ。
>385
山之内さんはよくやっておられると思うよ。
今回の打上げ再開だって遅らせているのは官僚側だし。
前代までの天下り理事長がJAXAを駄目にして
今も官僚と政治家がJAXAの足かせになってる。
官僚はあんまり関係ないと思うが。
今回早期再開の一番の足枷になってるのは、
・茂木(科学技術担当特命大臣)、河村(文部科学省大臣) → 責任所在の追求
・井口(宇宙開発委員長) → 事故対策の徹底(浸食量ゼロを主張)、コスト1/2の開発目標を否定
の3人だろ。
>393
宇宙開発委員会は官僚組織じゃないの?
>>394 さすがに宇宙開発委員会(4人)は官僚組織じゃないよ。
そも国家公務員でもないし、委員長は民間人(日本自動車研究所顧問)だし。
文部科学省に属しているけど、その名のとおり宇宙計画の議決権を持つ委員会。
>395
プッ
宇宙開発委員って官僚なん?
流れと全然関係ない質問なんですが。
LE-7A点火後、SRB-Aのどちらか片方が点火失敗した場合って射点上で指令破壊するんですか?
液体燃料エンジンなら緊急停止できますが、固体ブースタは無理ですよね。
204型になると4機のSRB-Aに点火するわけで、どれかひとつでも点火失敗すると危険ですか?
それとも、個体ロケットはそういう検討が必要ないくらい実績があるのでしょうか。
>>360 の記事の設計変更でブースターが数百キロ重くなるっておかしくない?
ノズル肉厚でちょっととベル型、導爆線関係は大して重量増えないし、
増えるとすればアルミ合金をスチールに変更する部品だけど数百キロ増
になるって・・・ドンガラ全部??? ペイロード分が無くなるよ
アルミと鉄の密度は約3倍違うから、ノズルの元の重さが100kgなら200kgの重量増加。
SRB-Aって空の重量は10tだし、ノズル100kgはあってもおかしくなさそう。
>>400 SRB-Aのノズルってカーボンカーボンの強化材じゃなかったっけ?
>>397 官僚=中央省庁の役人。宇宙開発委員が官僚じゃないのは当たり前。
所詮官僚のお飾りじゃよ。
今回はむしろ逆だろ。官僚がコントロールし切れなくて膠着状態に陥ってしまったんだから。
宇宙政策のビジョンなんてない、悪を討つのフレーズに酔ってるだけの大臣と委員長のパフォーマンスじゃん。
>>398 一番軽い202でも、SRB-Aが一本でも着かなかったら持ち上がらない。
回転して転倒しないようにする機構はあるのかな?
>406-407
どうもです。
手持ちの打上げ画像(個人で見学に行った人がサイトにアップしていた物)を確認したところ、
リフトオフ時にアンビリカルケーブルと同時に固定具が切り離されていました。
でも、転倒しないとしてもSRB-Aの燃焼終了を待ってたら発射台が溶けますね・・・。
やっぱり指令破壊するしかないでしょうか。
地上で指令破壊したら、融けるどころか射場が吹っ飛ぶぞ。
あれ?でも、燃焼していないロケットを指令破壊しても、燃料が漏れるだけ?
いっそ、点火したSRB-Aだけ切り離して遠くへ飛ばすか(w
そういうのやめようze。
次にきっとどこぞへ打ち込めって来るからw
>409
制御不能な状態で吹っ飛ぶよりは射場で爆破した方が。
どっちにしろ射場は使えなくなるのか
ロケットの側面にスポンサーつけるのはどうだろう?
打ち上げってなんでTV中継しないの?
>>414 TV中継されてるよ。
偵察衛星打ち上げの時だけ、保安上の理由という事でTV中継されない。
しかしブロードバンドのほうはぶちぶち切れてたなあ。
次は回線増強してほしい。
>>398 固体ブースタには固体ブースタ破壊用のV型成形爆破線ってのが内部にあって、
ケースを割るらしい。
とりあえず、穴が開いたので良かったのかな?
■ブースター噴射口に穴 燃焼試験で事故と同じ現象
H2Aロケット6号機の失敗原因とされた固体ロケットブースターの噴射口の割れを調べようと、
6号機と同じブースターを使って7日、宇宙航空研究開発機構の
種子島宇宙センターで行われた地上燃焼試験で、噴射口が損傷し、穴が開いたことが分かった。
燃焼試験は実物による試験で割れ具合のデータを取得し、
詳細なメカニズムの解明と今後の設計に生かすのが狙い。
同センターの試験場でブースターを横倒しに固定、
午前11時から100秒間にわたり燃焼させた。
どのように穴が開いたかなどの詳しい解析は今後、工場に運んで行われる。
6号機は情報収集衛星2号機を搭載して昨年11月29日に打ち上げられた。
ブースターが分離しなかったため、軌道に到達せず地上からの指令で破壊された。
宇宙開発委員会調査部会は、燃焼ガスが噴射口を割り、
そこから漏れたガスがブースターの分離信号を送る線を切ったのが原因としたが、
井口雅一委員長が「実物による試験が必要」と主張していた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040707-00000118-kyodo-soci
>>419 8号機で使う予定だった奴ってことは、結構な確率で空く物なのだろうか…
ノズルスカート上部じゃないかな。この位置は。
421 :
NASAしさん:04/07/07 20:27
>420
スロート下部って感じですね。
あれ?横に開いてませんか。穴。
すみませんぬ。ロケットモーター自体が横向きでした。。。
ということで燃焼ガスの流線方向に開口してますね。
燃焼試験でノズルに穴=H2A・6号機の失敗再現−原因違えば調査やり直し
H2Aロケット6号機の失敗原因を検証するため、宇宙航空研究開発機構が7日、鹿児島
県・種子島宇宙センターで大型補助ロケットの実物を使った燃焼試験を行ったところ、6号機
と同様に燃焼途中でノズル上部側面に穴が開き、固体燃料の燃焼ガスが噴出した。試験に使っ
た実物は8号機に使う予定だったもので、そのまま打ち上げていれば、再び失敗した可能性が
ある。
穴が開いたメカニズムが、文部科学省宇宙開発委員会が6月にまとめた事故調査報告書の通
りなら問題なく、宇宙機構はノズルの改良を進める。しかし、メカニズムが異なる場合、事故
調査をやり直す必要があり、7号機による運輸多目的衛星(気象衛星「ひまわり5号」の後継
機)の打ち上げがさらに遅れることになる。 (時事通信)
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040707-00000562-jij-soci
424 :
NASAしさん:04/07/07 21:43
>424
ブースターは日産。
今はIHIエアロスペースだっけ?
数年前に日産がIHIへ売った。
それにしても、見事に局所エロージョンっぽい破孔だなあ。
むしろ打ち上げ再開に向けて弾みが付きそう。
井口氏はプチ神だな
428 :
NASAしさん:04/07/07 23:56
今頃なんで実機大で燃焼試験をやるんだ?
新型のテストならわかるが、8号機で使う予定の古いもので従来設計の問題を探るためならもっと早くやるべきではなかったか?
結局今のCFRPのライナーアフトB2じゃもたないんじゃないかな・・・
圧力ちょっと増えただけ(今回11.3Mp)でやたら浸食するようだし。
QM2,QM3の結果からエロージョン対策が小手先で済まない兆候がでてる
のに、おざなりのアウターパネルとちょっとの肉厚大で検証のQM4もなし
で本番にいったツケじゃねーのかな。
これの対策って、すぐにまとまるんでしょうか?
大規模な設計変更があるなら、それなりの検証工数がかかると思うんですが…
これまでの10基で出ていなかった現象が、いきなり2基連続で出たのか。
あまりに注文通りの結果で、かえって疑わしくなってくる。
さっさと解決したくて妙な細工とかしてないだろうなw
>>431 もともと十分なマージン取らないで設計しちゃったんじゃないの?
>>431 ノズルに穴が空いて燃焼ガスが漏れても、それが本体側に当たる等しなけりゃ影響が無かったんで成功していた、という事はあるんじゃないのか?
>>433 漏れれば必ずノズル周辺のパラメータに異常が出るでしょう。
バカな事をお尋ねしますが、過去に成功した分のブースター
ノズルを回収するという事はダメなの?
>>435 実物で実験して、大穴空ける再現に成功したんだから
いまさら引き上げる必要はないんじゃない? 探したところで見つからんだろうし
しかし開発テスト段階でこれだけの破口があく事が看過されてたのか・・・
目糞鼻糞だな(w
>435
失敗した6号機のSRB-Aを回収しようとして結局失敗した。
(あの金で燃焼試験やった方がよっぽどマシだった)
1号機は回収に挑戦したものの失敗。
2〜5号機以前はそもそも回収の検討もしていない。
いずれにしろ、SRB-A搭載の音響ビーコンは数ヶ月しか持たないので
今から回収するのは無理。そもそも、落下して海面にたたきつけられた上に
年単位で海中に沈んでいたものを回収しても、まともなデータはとれない。
(人的リソースの無駄)
>428
SRB-A2を前倒しにするんで、不要となった現物の処分を実験と称して活用
今まではエロージョン止まりで実際に穴が開くところまでは確認できてなかったのに
破孔に到るまでのデータも得られて、丁度良かったんじゃないかね
壊すテストが出来たことがプラスに働けばいいけど
>430
既に設計変更したものの開発が進んでて、一年以上前に燃焼試験もしてる
今回の分析次第ではこないだ伝えられた対策・・・C/C部分を下に延長し
B2をさらに肉厚にするといったこと・・・では不十分となることもある。
そうなればA2の改良ノズルといえどもヤバイってことになり、A2を
そのまま飛ばすか、これから作り直したノズルができるまで待たすか
どうかで揉めるのかな・・・・
揉める…ハァハァ(*´Д`)
>>442 これを機に、三段式になるとかw
第三段は、LE-7Aの6機クラスタとか…ハァハァ(*´Д`)
#ありえんw
SRB-A 1本を、SSB4本にする。
>>444 現状のSRB-Aよりも、LE7Aクラスタのほうが成功率高かったり(w
やっぱりボクの出番が…
>447
だから無いってば。
逃げちゃダメだ、
逃げちゃダメだ、
逃げちゃダメだ・・
>449
おまいにageられるのか?
ageられないのなら帰れ!
>449
金魚の糞みたいにくっついてないで、
早くあっちいってください。
ものすごい勢いで飛んでいくSRB-Aの画像キボンヌ
J1か
何もかも皆なつかしい…
455 :
NASAしさん:04/07/25 07:32
打ちage
今朝の日経新聞科学面に、
「能力向上より信頼性、ロケット・人工衛星政策転換」
という記事が載っておりました。概要は、
・ロケットについては能力より信頼性を重視、化石燃料を使ったエンジンの活用
・衛星については中型衛星を主体にし、単機能で信頼性を向上
・方針転換は9月の総合科学技術会議で正式決定の予定
だそうです。H2Aはもう飛ばないのかなぁ…
しかし実験のあといっさい情報がでねーな・・・
>>456 その通りなら飛ばないだろうね。
でも、化石燃料にしたらまた1から開発だし、
固体ロケットブースターは必要な気が。
ブースター無しで飛ばすならそれはそれで見てみたいヽ(´ー`)ノ
>・ロケットについては能力より信頼性を重視、化石燃料を使ったエンジンの活用
なんか的外れな気がするなあ。
化石燃料といえばGXのエンジン?
H-IIシリーズ(液水シリーズ)には見切りをつけて、
まだ失敗していない(とは言っても成功もしていない)GXロケット推進なのかな?
あるいは、有人飛行を先行された、中国にならってケロシンなロケットを新開発とか。
新ロケットとなると、それはそれで楽しみかも。
次のロケットを作るなら"H-II"ってのは名前に含めるのはやめた方がいいかもね。
なんかあった時に「またH-IIか」と思われる予感。
>456
そういうのは、誰かが世論を誘導するために、
意図的に自分の案をリークしたりするので
実際に決まってみないと何とも言えない。
新案というより現状の追認っぽい気も。
化石燃料〜の部分は確かによくわかんないね。GXの事だろうか。
でもここでいう新ロケットって結局、以前話のあったH3(仮称)
の一案になったりするんじゃないかな?
ケロシンとかメタンにしても1段エンジン開発にはかなり時間がかかるだろうし。
有人活動の準備盛り込む 宇宙開発戦略の骨子案
宇宙開発の進め方を審議している総合科学技術会議の宇宙開発利用専門調査会は27日、H2
Aロケットの運用や衛星による情報収集を国の基幹技術として最重点で推進するとした基本戦略
の骨子案をまとめた。
独自の有人宇宙活動についてはこれまで「今後10年程度は独自の計画は持たない」としてい
たが、今回新たに20−30年後の長期目標を設定。「可能とするため必要な準備を進める」と
した。
有人計画については昨年4月、宇宙開発事業団(当時)などが20−30年後に有人ロケット
開発を目指すとした構想を発表している。
骨子案はH2Aを基幹ロケットと位置付け「信頼性を向上し、確実に民間に移管する」と現行
方針を支持。科学衛星の打ち上げに使うM5ロケットの運用は継続し、民間主導のGXロケット
の開発も支援するとした。(共同通信)
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040727-00000250-kyodo-soci 情報収集衛星> H2A>>他のロケット>>>>>>>>>>有人
例え日本の宇宙開発がESAのように上手くいっていたとしても
有人だけは必要ないと思うんだけどなぁ・・・
M5の運用継続って規定路線だっけ?
468 :
NASAしさん:04/07/29 00:15
>466
今回の骨子案で唯一と言っていい新機軸。
後は全部既定路線の追認だらけ。
「今後10年やらない」が「今後10年はやらないが、20〜30年後にはやりたい」になっただけ。
あれもこれもってのはいいんだが、計画規模に見合った予算は出るのかねぇ。
ウホッ、いい戦略!
や ら な い が
>470
や れ !
(・3・) エェー
27日の宇宙開発利用専門調査会の資料には、どこにも化石燃料という言葉が出てこないんだけど、
日経の記事のソースは何だろう?委員から直接聞いたのだろうか。
実現が30年後(希望)じゃ、成功した頃には、
民間機がガンガン飛んでて全くインパクト無くなりそうだが…
30年後は、もう政府主導で大枚はたいて開発する時代じゃないだろうな。
>475-476
30年前の「21世紀の想像図」ではとっくにスペースプレーンができてるはずなんだよなぁ。
ここ20年の有人機開発の足踏みを見てると30年後も状況はそう変わっていなさそうな気が。
別に日本が30年後に目指してるのはスペースプレーンじゃないだろう。
ロシアが30年以上前に実現していたようなレベルに毛の生えた技術。
>478
いや、そういうことを言いたいのではなく。
30年前:21世紀にはスペースプレーンが飛んでいる
↓
今:完全再利用機は存在せず、シャトルすら運用停止。
今:30年後には民間機がガンガン飛んで、政府主導でやる時代じゃない。
↓
30年後:?
>>479 そりゃ、既に実現してるものと、実現が不透明で単なる期待で語ってるものとをごっちゃにしてるだけだろ。
30年前の予測が全て外れたなら意味があるが、当たったものと外れたものの両方がある。
有人民間機や民間主導の宇宙開発は既に存在してるし、予測とすら言えないレベルの話。
物や計画が出来れば実現するってなら、JRのリニアモーターカーはとっくに着工してただろうなぁ。
>>481 リニアが実現しない最大の理由は10兆円っていう法外な金の問題だろ。
民間機は無人ならその1/1000、有人なら1/100のレベル。
まあ非浮上常伝導リニアモーターカーはとっくに実用化して毎日お客さんを
乗せて走ってるわけだが。東京や大阪の地下の話ね。
>480
民間有人機はXPrizeという入り口に立ったにすぎない。
事業としての成否はまだ未知数だよ。
飛ばないリニアなどリニアではない、と頑張ってる方々が多いのでしょうか
つうか浮上式の高速リニアは上海で走ってるけどな。
>>484 考え方が逆だよ。
今までの国家主導有人機は事業としては到底成立しない程に不採算だった。
国威発揚が主眼だった時代はそれで良かったが、これからは事業として成立することを目指す段階に入った。
だから民間主導に転換って話なんだから。
>487
いや、事業としての採算を目指す民間有人機と国策としての有人機は全く関係ないのだが。
今はやっと事業として採算がとれるかもしれない目処が立ったから、
一部のベンチャーが民間有人にチャレンジしているだけで国は関与していない。
(打上げロケットも国策として維持される部分と、事業として民間が参入する部分で
はっきりと2極化の方向に向かいつつある)
>>488 だから日本がやろうとしているような有人機は、もはや国策でやるようなレベルの物じゃないって話だろ。
2極分化の下の方を30年後にやってどうする。
>490
いや、だから無人機は2極分化したけど、
有人機がそうなるかはまだ不確定って言ってるの。
弾道飛行は目処が立ったけど軌道飛行はまだだし。
どっちになるにしろ、30年後は遅いとは思うけどね。
SpaceShipOneなどの、現在の有人弾道飛行は
マッハ4(3だっけ?)辺りの速度が限界なのかな。
すると周回飛行にはまだまだ‥色々とそれまでにない大きな壁がある。
確か米でも、そういう軌道速度の大きくなるような有人ミッションに
関しては国策で行く指針が出てた気がする。
494 :
NASAしさん:04/08/28 01:05
これだけ総容積はデカイのに、LEO能力はプロトン並。
先を越されたー。
こっちも負けないぞ。
>>482 投資額がどれだけ大きかろうが、回収できる見込みがあれば、投資はされるんすよ…
>>498 100%の見込みがあるならその通りだが、そんな投資案件なんてあり得ない。
投資額が巨額になればリスクを負うことが困難になる。こんなん常識。
500 :
NASAしさん:04/08/31 22:45
松浦さんのブログ、ちょっと話の流れが気になるな
「嫌な結論が見えて来る」というのは、H2が必ずしも日本にとって
最適なロケットという訳ではないという事なのかな
>500
ふじスレで話題になってるけど、ケロシンが最適といわれても
当時の日本にケロシンエンジンを開発する余力があったとは考えにくいが・・・。
今の日本だったら?開発にどれくらい掛かるかな?
>503
いまからケロシンやってもかなり投資しないと追いつけないから、
開発するならそっちかもね。
そういやエタンやプロパンは燃料に出来ないのかな?
>>505 出来るけどあえて選ぶメリットは?
LNG(液化メタン)は液水の技術を応用しやすいし、
ケロシンは常温液体高密度&アメリカ等は昔からのノウハウがある
プロパンだったらイワタニのロケットエンジンとか出てこないかなぁ〜
もちろんタンク(ボンベ)は交換式で!
>>506 LE-7Aの輻射熱で、ボンベが破裂したら嫌すぎなので却下です
508 :
NASAしさん:04/09/09 19:21
509 :
NASAしさん:04/09/09 21:41
H2Aロケット再開へ、改良型補助ロケット地上燃焼試験
http://www.asahi.com/science/update/0909/004.html H2Aロケットの打ち上げ再開に向けて、宇宙航空研究開発機構は9日、大型
固体補助ロケット(SRB)の改良型の地上燃焼試験を16日に種子島宇宙セ
ンター(鹿児島県)で行うと発表した。年内に3回試験をし、異常が見つから
なければ、今年度内の打ち上げ再開を目指す。
昨年11月のH2A6号機の打ち上げでは、SRBが分離できず、失敗した。
ノズル(噴射口)の設計ミスで燃焼ガスが漏れ出し、壁面に穴が開いたことが
原因だった。
宇宙機構は、ノズルの形状などを変えた改良型を開発、燃焼試験で問題がな
いと確認できれば製造に取りかかる。
宇宙機構では、H2Aロケットの設計から開発、製造まで全行程の786項
目で再点検を進めてきた。ノズルの設計変更のほかに、SRBの点火装置の改
良など95項目の改善点が見つかった。これらの対策もあわせて進める。
(09/09 20:07)
>>505プロパンとLNGってどっちが高価なんだろ?
511 :
NASAしさん:04/09/10 00:39
95項目の改善点・・・か。
これはこれでよかったのかもしれんな。
●平成15年7月から12月までの原料価格は、次のとおりです。
1トンあたりブタン原料価格 34,390円
1トンあたりプロパン原料価格 34,560円
1トンあたりLNG原料価格 27,940円
>514
>・穴が開いた部分を二重構造に強化(ライナアフトB2)
>・アルミニウム合金製部品は熱に強い鉄に交換(ホルダB)
このへんの設計変更で、本来のSRB-A2に対してどの程度ペイロードが低下するかな?
200kgくらいかな
最後に打ち上げたの何時だ?こうまでダラダラしてると、ロケット発射してたの
なんて遠い昔のようだ。ロケットの作り方思い出せるか?
品質なんてのは毎日作って初めて上がるもんだけどな。
3年に1回とか、もう忘れとるよ、現場のおっさんも。つうかもう名人は退職しとる。
519 :
NASAしさん:04/09/13 11:04:54
>>517 10ヶ月ぐらい前かね。
全然昔という感じはしないなぁ。
H-IからH-IIへの境と、H-IIからH-IIAの境が長く感じた。
520 :
NASAしさん:04/09/13 11:47:00
まぁスペースシャトルだってかなり停止してるからね。
問題点が浮き彫りになってよかったよ。
設計上の問題が見つかったから、半年〜1年半くらいはしょうがない。
日本にはバックアップの打ち上げ手段がないから、打ち上げ再開が遅れると
宇宙開発全体がスライドして遅れていくのが問題だよな。(後ろを詰めて
遅れを取り戻すようなロードマップを描くけど、結局いつも遅れてる)
せめて急を要するペイロードがなければ、じっくり直すのも手なんだが。
6号機失敗の時点でMTSAT-1Rはよその国にお願いするべきだった。
523 :
NASAしさん:04/09/13 22:40:02
>>522 インターフェース、打ち上げ環境の問題があるから、
打ち上げ機の変更は衛星の設計と試験のやり直しを行う必要性がある。
MTSAT-1Rは6号機失敗の時点でほぼ完成していたので、
その時点での修正は1年では済まなかっただろうし、
制作会社が半ば倒産状態なので、吹っ掛けてくる可能性もあるしで、
かなり現実的じゃ無い選択肢かと思われます。
じゃあ、どうすればいいかといえば、
2機作って、同時期に別々の国から打ち上げるのがベスト。
もちろん、衛星は別々の会社で別設計で作る。ただし、コストは高くなるだろう。
そのへんを言い出すと、
・そもそもMTSAT-1の予備機を地上予備機でいいから作っておけば良かった
・なんでMTSAT-1の2号機じゃなくてMTSAT-1Rって設計変更してるの
・ひまわり6号じゃあかんの?
etc.etc.
マスコミもこのへんをもっとつっこんでくれりゃあなぁ。
折角、衛星と言えば「ひまわり」ってくらい親しまれてたのにね…
宇宙開発分野で、殆ど唯一国民の理解と人気があった名前なのにね…
>>523 ならMTSAT-1Rは種子島に寝かせておいて、
MTSAT-2を国外打ち上げに回すってのはどう?
MTSAT-1Rを回す場合に比べて打ち上げは遅れるだろうけど、
それでも国内で打ち上げを待つよりは早い。
こっちはメーカーが三菱だし、MTSAT-1Rよりは
完成も遅いだろうから問題は少ないはず。
つか、打ち上げ機の変更ってそんなに大変なのかな。
衛星を作るときに打ち上げ機の環境に合わせた
ギリギリの設計なんかしないでしょ?
少なくともMTSAT-1Rの衛星バスはアメリカでの運用実績があるんだし。
大体衛星が打ち上げ機に合わせた完全な一品物なら、
打ち上げの相互補完提携なんか結んでも意味がないことになる。
>>524 つっこみどころ満載ですなぁ。
予算と政府の理解度が不足しているから起きているのだろうか。
>>526 私もそうした方が良いと思うんですけどねぇ。
2もH-IIAのようですね。 ただ、計画上未定になっているようですが…
打ち上げの環境は結構ぎりぎりの場合もあるようですよ。
加速度なんかも全然違いますしね。
アリアンとの相互補完は、その点を考慮してIO系を出来るだけ同一にして、
環境は厳しい方に合わせてチェックするという話かと。
いつから始めるんでしょうね?
>526
まぁ、「絶対に失敗できない打上げ」という状況にしてしまった今の宇宙政策が
完全に失敗だったわけで、100%を目指すこと自体がどだい無理なんだけど。
詳しくは知らないけど単純に最大加速度を考えるだけじゃなくて、
打上げ時に固有振動数で共振してしまわないかとか検証しないといけないところは
山ほどあるんじゃないかと思う。アリアン5もまだまだ発展途上のロケットだし。
仮にMTSATを国外で打ち上げる場合有力なのはどこだろう…
アメリカかロシアかな?
>529
そりゃ安定性からいって中国でしょ。
もう日本は宇宙開発やめて中国様に打ち上げていただくのがよろしいかと。(w
>529
アメリカ(ボーイング)のデルタ4か欧州のアリアン5でしょうな。
民生分野では相互補完体制ができてるし。
中国やロシアはJAXA(旧NASDA)との共同ミッションの実績がないから
MTSATの打上げを依頼するのはちょっとリスクが高いと思う。
ジャップ沈没
ジャプジャプ
534 :
NASAしさん:04/09/15 10:45:03
エンジンのノズルの形状が円錐だったので圧力が
集中して穴が空いた。今度は釣金型にする。
今朝のニュースでやっていたけど、そんなこと
設計の段階でわからなかったの? 作ったのはどこ?
円錐形にすると、リスクのある設計なのは分かってた。
でも釣鐘型にすると打ち上げ能力が落ちるのも分かっていた。
「打ち上げ能力は落としたくない、リスクは予想の範囲内」
との判断だった。
判断は間違っていたわけだが。
日常生活でも良くあることだ。気にするな。
538 :
NASAしさん:04/09/15 16:12:23
おかげで1年ちょっとで打ち上げ再開出来そうだけどね。
個人的にはH-IIA打ち上げ失敗より、
みどりが2連発で壊れた事の方が問題大きそうな気がする。
>>538 みどりの故障原因究明のほうは、思わしくないね。
報告書を読んだけど、だいぶ苦しい感じがする。
>>528 ちょっとH-Iロケットが成功しすぎたんじゃない?
>>537 でも、エロージョンの発生するメカニズムなんかは、
よく知っておくべき事だったんじゃないかな。
単に推力減らせばいいという結論だけじゃ考えが浅すぎる気がする。
今回の事故で、局所エロージョンのメカニズムの解明が
進んだのは良い事だと思う。
事故がなければ解明できない、って、何のために大金支払ってるのかわからない。
美浜原発の蒸気漏れ事故もそうだけど、流体から受ける応力を甘く考えすぎ。
ノズルの設計に携わっていた流体の専門家は何やってたんだよ。
>541
H-1まではソーデルタの派生ロケットですから。
アメリカの実績にまるまる乗っかってたわけで成功して当たり前。
>543
対策よりも1号機の早期打上げを優先したわけで下っ端の判断レベルじゃないよ。
金がないんは、首がないんと同じや!!
>エンジンのノズルの形状が円錐だったので圧力が
>集中して穴が空いた。今度は釣金型にする。
ガスが真っ直ぐ抜ける円錐より、湾曲してるベルのほうがエロージョン
がどうして少ないのだろう。んーよくわからん。
>546
噴出ガスの気持ちになって考えればわかるよ。
すぐに膨張できるのとできないのではどちらが楽かな?
ブースタのエロージョンと、FTPのキャビテーションはH2Aの泣き所だなぁ。
破壊するような燃焼試験が開発段階で多くできないのが原因か。
実機打上げで破壊されて、打上げ失敗そして、やっと対策と後手後手の感じ。
>543
それこそ事故でもおこらないと解析や対策をするだけのコストはかけさせてもらえないってこと
限られた予算と人員と時間の中でやりくりするから優先することと先送り・後回しになることがある
エロージョンの問題が深刻なのはあらかじめ分かっていたことで
かなりアレなのだが根本的な設計をいじらないで済む範囲での手を打ってる
http://www.jaxa.jp/press/2003/12/20031209_srba-01_j.html 場当たりな改修での対策は薦められないけど、実際に5機はこれでなんとかなったわけよ
ただ、回収調査はしてないから、打ち上げに使った現物の結末がどうだったのか分からん
実は薄氷の上を歩いていたのかもしれない
6号機の失敗も、現物が回収できなかったので、燃焼試験の結果から原因を推測してるに過ぎないので解明はしてない
知らんで報道見ると後手で対策してるように見えるけど、実は6号機の事故とほとんど関係なく
新ノズルのSRBはもともと今年度の打ち上げ、タイミング的にはこの冬に投入される予定だったものだ
とはいえ新ノズル品が使えるようになるまでの間、実績も成功の可能性もある旧ノズルで打ち上げが出来ないのが痛い
>542
204で増える推力を落とさないと現地の施設で打ち上げられないってのが前提にあって
最高推力を減らして燃焼時間を延ばすという目的のオマケに安全性を高めるべしというあたりがスタート地点
新しいものを開発して性能アップなりコスト削減するための定期的なマイナーチェンジ版だな
事故で燃焼試験の回数が増えたりしたのならむしろラッキー
SSBですら時間差で点火するのに、4本になるSRBをどんなタイミングで点火するのかが個人的には楽しみ
タワークリア後に空中点火になるのか、それとも発射台の改良で地上点火になるのか
>546
コーンだとエローじょんの原因となる層間剥離がおきる。
意外なことにベルノズルのように角度がついてるほうが層間剥離を抑制する。
# と、いってもパッとみそんなに変わらない形状です
寝起きでてきとーに書いてすまソ。
>549
たしか204は4本同時に地上点火じゃなかったっけ。
発射10秒後の空中点火がH-2A打上げの花なのになぁ
>>551 SSBを地上点火すると発射台が焼けます・・・ソレ。噴煙が外側に向いているから
だから空中点火
SRB-Aは真っ直ぐ下に噴射するからナンボか発射台にやさしい・・・・・・筈
まっすぐ当たった方が発射台には厳しいような気がするけど。
下は耐えられるように作ってあるんじゃないの?
>>550 層間剥離って複合材の?
流体的な効果以外に、構造的な効果もあるんだ
556 :
NASAしさん:04/09/17 11:11:19
>>549 これで根本的な手を打てば、H2Aは枯れたいいロケットになるかな。
そういえば、アトラス2シリーズが運用終了したけど、Aシリーズ
ASシリーズ含めて全成功だそうな。
>>549 >それこそ事故でもおこらないと解析や対策をするだけのコストはかけさせてもらえないってこと
>限られた予算と人員と時間の中でやりくりするから優先することと先送り・後回しになることがある
>エロージョンの問題が深刻なのはあらかじめ分かっていたことで
>かなりアレなのだが根本的な設計をいじらないで済む範囲での手を打ってる
日本のロケットがダメぽなのはこれ↑を読むだけもわかるな。
深刻な問題の対策にコストがかけられないって、どーゆーことよ?
言ってしまえば、
ロケット開発には反対との国民感情が大きいから
それは違うだろ。人工衛星が重要なのは小学生でも知っている。
肝心なところに金をかけず、それでいていつの間にか大金が
ウヤムヤに消えてしまう。
国民が反発するのは、そんな無責任な体制に対してだよ。
561 :
NASAしさん:04/09/18 08:00:04
>560
その「大金」って言う感覚自体が、
国民の無知と行政の啓蒙不足を物語るわけだが
563 :
NASAしさん:04/09/18 11:14:13
>>562 お前の方の感覚こそ異常だろう。
高々2屯の衛星を打上げるのに百億円、
支露なら30億だよ。
お前さんがどれだけ税金を払っているか知らないが
あまり世間知らずの発言はしない方が良いよ。
その100億が国内を巡ることを鑑みればそれほどひどくはないのでは。
ロシアに30億払ってもロシアが潤うだけだし。
かつて旧ソ連には、アメリカとほぼ同等のコンピュータ技術が存在した。
"BESM-6","Refal"でググるべし。
しかし1960年代後半に、旧ソ連の官僚たちは国産開発を打ち切り、
IBM360シリーズをコピーすることに決めた。
それも麗しくも共産圏共同開発でやることになったとさ。
旧ソ連のコンピュータ技術は、それで綺麗サッパリ壊滅したという次第。
歴史に学ぶものは多いよな。
>その100億が国内を巡ることを鑑みればそれほどひどくはないのでは。
失敗しても成功しても国が集めた税金を吸い上げられるから
企業はウハウハだな。
>563
そこでその二国を比較対照に出すのはおかしいんじゃないか。
技術開発にある程度の金がかかることは理解できるが、
>>558とかにあるように、その進め方があまりにお粗末
だったら納税者として許せない。
いやだから、>558みたいになるのは金がないから。
一回、各国宇宙開発の予算・人員比率を見てみるといいよ。
ちなみに、三菱なんかは宇宙やめたがってる。
幾らいいもの作っても、予算制約が大きすぎて、
ちっとも高く買ってくれない上に、
先行投資が大きすぎて全然儲からないから。
一般的な庶民感覚からすれば、安くて実績のある海外製ロケットを志向するのが自然だが
30億で打ち上げられるまでにする開発費に幾らかかったのかを無視してもしょうがないんだがな。
>570
一般的な庶民は数十億単位での買い物には向かない(w
数字の上では、
オランダのGDPはロシアよりも大きい。
韓国の軍事予算はロシアよりも大きい。
日本の農業生産額(生産量ではない)は、中国のそれよりも大きいってか。
577 :
NASAしさん:04/09/18 18:41:08
企業活動を学生のクラブ活動と同じように考えると
>>576みたいな発想がでてくる。
578 :
NASAしさん:04/09/18 18:55:56
>>572 庶民に支持されないで予算が付くと思っているのか?
なんで地方の道路や新幹線が建設されているのか考えろよ。
>>578 宇宙開発に利権がつけば予算は一気に倍増する
庶民の支持なんて永田町には関係ない
それは無理。
581 :
NASAしさん:04/09/18 21:39:38
>>579 俺は庶民の支持=利権のつもりで書いたのだが?
投票に行かない都市不安定層なんぞ
社会にとって何の意味も持たないだろ。
582 :
NASAしさん:04/09/19 00:50:58
>582
長征4の3倍、長征3Bの2倍と言ったほうが正確。
遂にCZ-5が登場か?
でも低軌道に25tだとプロトンとかあるからあまり驚かないな…
中国にどんどん引き離されていくなorz
長征5の最大バージョンはGTOへ14tですし。H2A拡張型の2倍に近い。
こんなに燃料積載の多いロケットは、狭い日本じゃ打ち上げられない。
>588
箱庭国家はつらいのお。
やっぱ、ロケット打ち上げは広い国で行わなくちゃいかん。
とっととクリスマス島でぶち上げやがれ
クリスマス島はサンゴ礁で形成された島で、平均海抜はたったの1.5m。
地球温暖化の影響のために、現在の速度で海水面が上昇すると、100年後には
クリスマス島の大半は水没する可能性が大きいようです。
種子島の南半分を買い上げて、全部打上げ基地の敷地にすればいい。
2万人くらい住民移転かな。ギアナ宇宙センターの1/5程度の広さにはなりそう…
メガフロートならぬテラフロートとか作ったら?
595 :
ほっとみるく:04/09/20 21:39:23
クリスマス島は何もない島
そこで大きなことをはじめようとすると
実際大変。
種子島沖 海上発射がBEST
メガフロート案は最も妥当
596 :
ほっとみるく:04/09/20 23:31:19
H-IIAをお安く発射できるようにするためには・・・
設備投資最小
ほかの人にお支払いするお金最小
失敗したときの批判の声最小
にしたいねー
597 :
NASAしさん:04/09/21 00:26:02
この前の神舟5号といい今回のCZ-5といい、どうも
中国の打ち上げ手段の動向にふりまわされている嫌い
があるように見えます。
問題は、何を打ち上げるかの議論がなくてはならないと
思います。民生利用まで視座に入れると、小さいペイロード
から大きいペイロードまでの打ち上げに、柔軟に、早く、妥当な
コストと信頼度で、きめ細かく対応できる打ち上げ手段の確保が
急がれます。
もしでかいペイロードを狙うのなら、具体的な成案は見えない
のですが、たとえば日本も参加の国際宇宙ステーション
からペイロード組み立ての基地へも発展させるプロセス
の構想も長期的課題の一つになるものと考えます。
要は、将来への活路が開ける、自信をもった宇宙への取り組み
が望まれます。
598 :
NASAしさん:04/09/21 04:10:55
やっぱり宇宙基地は硫黄島に造るべきだろ。
>598
硫黄島は平地が狭すぎ。火山島でもあるし地盤がよろしくない。。
まだ種子島のほうがマシ。
600 :
NASAしさん:04/09/21 04:17:36
でも、無人島だからね。
年中上げるわけでもないし。
H2A拡張型の打ち上げには、保安半径内に入ってしまう住民に一定時間の退避を協力してもらうと聞いたけど。
何かの宇宙関連の本で読んだが。笹本祐一氏の本だったかな・・・ 忘れた。
人口が極小な母島辺りに作ったら?狭いかもしんないけど
母島自然破壊反対
つーか衛星運べる空港がないとダメでしょ
そこでパラオっすよ。
国際空港があって、親日国。
でもお金はあんまり無い。
ちょこっとODAを出す代わりに場所を借りて、現地に職を作れば万々歳。
赤道直下に近いし、日本人がガンマ線衛星観測局も設置している実績もある。
でも、日本以外で打ち上げる分には、液体水素はやっかいなので
初段LNGなロケットを完成させておきたい。
----------------------------------------------------
2004/06
パラオ下院議会は、パラオ国際空港の滑走路整備、航空機誘導システムの改善等の事業
のために、台湾の中国国際商業銀行から1500万ドルの融資を受けることを承認した。
昨年、米連邦航空管理局は同空港を調査し、滑走路が安全基準を満たしておらず、
滑走路には多くの亀裂が走り、穴が開いており、小石があり、大きな事故につながる恐れがあると指摘していた。
パラオの宗主国ってどこだっけ?仏?
飛行場があって無人島、何やってもOK
そんなのは硫黄島しかない。
>>607 これは次期主力ロケットじゃないんですよ。現用ロケットで第1段コアが固体のGSLV。
次期主力ロケットはまだ開発中であり、第1段は液体水素、両脇に大型固体ブースタを2本装着、
標準型がGTO 4トン、増強型がGTO 6トンになる予定。
>607
そのロケットは10年以上も前に開発されたPSLVをベースとしておる
そういやGSLVってブースターとか上段にバイキングエンジン
使ってるんだよな。
>>610 第1段本体は国産の固体燃料ロケット。
周囲の4ブースターはバイキングエンジンのライセンス生産。
2段目も同じくバイキングのライセンス生産。3段目はロシアから技術支援を受けた液水エンジンですな。
クリスマス島の東側は何もない海。
パラオのパベルダオブ島東側にはミクロネシア連邦の島々がたくさん点在しているようだが、
下段ロケット落下地点の問題は支障ないのかね…
614 :
NASAしさん:04/09/23 00:35:45
クリスマス島はHOPE基地になる予定だったのに。
そのままその縁で日本編入ってことになればよかった。
>615
打上げ失敗で指令破壊すれば、破片が予想外のところに落ちる危険があるわけで、
それを考えると東側に島が多すぎるかなぁ。
特にミクロネシア連邦は自国内に産業や雇用ができるわけでもないのに
有害な残骸だけ落とされるわけで。
>>615-616 細かい地図で確かめてみたら、やや南よりに打ち上げれば、特に問題はなさそう。
近々、韓国が計画している衛星打ち上げロケット飛翔コースに比べれば、超安全コースと言っても良い。
あちらは、五島列島や琉球諸島(人口過密の沖縄本島近く)をぎりぎりに横切りる予定ですから。
>617
がらんどうと言うが、個体ロケットブースタとかそれなりに有害だぞ。
(ヒドラジン燃料のロケットよりはマシかもしれんが)
>618
イスラエルを見てくれ
全段固体燃料のシャビットを地中海に向けて発射しておる。それよりはマシっぽい。
>619
イスラエルも韓国も自国内から打上げるためにはしかたないんであって、
日本がパナマに射点をつくるのとはちょっと違う。
結局、クリスマス島になる。
>619
しかも西に向けて・・・・
まあ東に打って落ちたらそりゃただの中距離ミサイルだからなあ・・・
イラクは1980年に衛星打ち上げを試み、そのときロケットを東に向けて発射。
イラン領土内に堂々と下段ロケットを落としたという。結局失敗。
>>618 だから早く初段のターボポンプ付きLNGエンジンと、LNG ブースターの開発をおねがいします。
だいたい、クリスマス島にしても
液体水素をあの島に持ち込むなんて、船でえっちらおっちら運ぶしかないわけで。
ケロシンを運ぶのと、液体水素を運ぶのでは全然違いますから。
それを考えると、LNG船なんてのが確立しているLNGは
離れ小島からの打ち上げに適しているんですよね。本来。
ただしペリリューは空港が1200m級なので
輸送機を直づけにするには、種子島新空港並みに
2000mにはしたいので、大幅な拡張がいりますけれどね。
629 :
NASAしさん:04/09/24 18:16:00
そもそも液体水素なんて、水と電気があれば現地で作れるわけで
それだけの電気を誰がどうやって作るのかと小一時間…
電気を持って行くわけには行かないから、発電所とプラントを作る羽目になるんじゃないの?
当然電気を作るための燃料も。
で、それは安いのか?
http://www.spaceserver.org/old/ariane/ar0530b.html ギアナは
>機体の開発に必要な試験から、機体の組立、ペイロードの搭載、
>そして打ち上げに至る一連のプロセスを可能な限り流れ作業で行えるように設計された設備、
>それがELA3だ。
>ELA3だけで28億4200万フラン(1フラン=23円換算で653億円)、
>周辺の試験設備や固体ロケットブースター製造設備、液体水素・酸素製造プラント
>なども含めると63億7000万フラン(同1465億円)が投じられた。
ということで、プラント作ってるね。
小島だとまず真水を大量に確保する必要があるから、淡水化設備もいるし。
日本もクリスマス島に発電所とプラントを作るつもりだったんだろうか。
ぐぐっていて面白いものが引っかかってきた。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/065/0563/06505130563001c.html 第065回国会 科学技術振興対策特別委員会宇宙開発の基本問題に関する小委員会 第1号
本小委員会は昭和四十六年二月十八日(木曜日)委員会において、設置することに決した。
昭和四十六年五月十三日
小委員外の出席者
宇宙開発委員会委員 網島 毅君
防衛庁装備局開発計画官 国本 隆君
参 考 人
(宇宙開発事業団副理事長) 松浦 陽恵君
液体燃料になりますと、ヒドラジンによるところの海洋の汚染というものが相当ありますね。
この対策も一体考えておるのかどうか、これが第一点。
それから、最近の趨勢としては、液体酸素と液体水素というのが常識になっているわけでありますけれども、
このソー・デルタに関する限りは、これは硫酸ケロシンですね。これは力が弱いということになっていますね。
これで一体いいんだろうかという疑問も残るのです。そういうふうないろいろな問題が残るので、
どうもすなおにソー・デルタというものを入れて、何か技術の波及効果をねらい、
利用もできるんだというふうなドラスチックな変更をやって、これでもって変えなくてもいいんだというような当局の説明だけで、
われわれはとてもちょっと安心ができないような感じがするし、かてて加えて、安全工学上の問題というものは一体どうなっているのだろうか。
液体燃料も、これは液体酸素、水素ではなくて、硫酸ケロシンというようなもので一体いいんだろうか
というような問題も残るわけなんです。
その点、たいへん時間がなくて恐縮なんですけれども、大ざっぱにひとつ納得のいくような説明というわけにはちょっといかぬ
と思うのでございますけれども、御説明を願いたいと思うのです。
○松浦参考人 第一段のロケット、液体酸素とそれからケロシンを使ったものよりも
液体水素を組み合わせたもののほうが性能が優秀だろうという御質問でございますが、液体水素は、御承知のように、
これを液体酸素と組み合わせますと、非常に優秀なロケットになります。
これは実際に証明されておるわけでございます。
ただ液体水素は非常に比重が軽うございまして、第一段目に使いまするには非常に困難性がある。
それで、液体水素と液体酸素を組み合わせました推進薬を使いますロケットは、
上段のほうに用いるほうが効果的でございます。
この問題につきましては、われわれのほうも、現在いろいろな将来の計画といたしまして検討を進めておりますが
第一段に液体水素を使うという考えはいまのところ持っておりません。
性能的には確かに得ではございますが、がらが非常に大きくなりまして、かえって上段に使うほうがずっと性能がいいというロケットができます。
30年前に、既に小委員会でこういうやりとりがあったんだ。
奇しくも名前は松浦参考人。
636 :
NASAしさん:04/09/25 11:42:25
液体酸素はLNGの副産物、液体水素も天然ガスの改質で生産。
考えてみると一々液水にするよりLNGを直接焚いた方が、
自然には優しそうだな。GXマンセー。
種子島にも昔は液体水素製造プラントがあったらしいけど
打上げ少ないからなくなっちゃったってのは聞いたことがある。
誰に聞いたんどすか
640 :
NASA死:04/09/26 01:00:56
何島がいいとかなんだとか
すき放題いっているが
設備投資にいくらかかると思ってるんだ。
お気楽野郎が本当に多いもんだ
641 :
NASAしさん:04/09/26 01:05:37
金はかけてもいい
確かに、実際問題として考えると、発射場移転はまず出来ない思う。
種子島という枠の中で、いかに効率よくやるかってのが、現実的で。
>>640 そういうことは種子島からばんばんあげてから家。
644 :
NASA死:04/09/26 01:56:55
バンバンあげれないのは
失敗を責める人間が多いこの島国に問題あり
今の種子島でロケットをあげられるのは
温かい島民の協力関係者の努力があってこそなんだ
ウーメラでNALのロケット実験機が墜落失敗したときには、あまり叩かれなかった。
これが日本国内で実施して失敗したら、もうエライことになっていたと思う。
>645
いや、あれもかなりぼろくそいわれてなかったか?
打上げ前に実験機が脱落するわ、ロケットは指令破壊できずに暴走するわ・・・。
主力ロケットに比べれば予算規模がちいさいし注目もされてなかったってだけで。
昔、カッパ8型機が打ち上げ直後に落下激突、そのまま第2段にも点火して破片が
四散したときには、周囲の住民が猛烈に怒って、道川での実験はできなくなったよ。
648 :
NASAしさん:04/09/27 03:01:25
早くageろ
649 :
NASAしさん:04/09/27 03:05:47
>打上げ前に実験機が脱落するわ、ロケットは指令破壊できずに暴走するわ・・・。
カンガルーは逃げ惑うわ・・・・
カンガルーの肉はまずいです。臭みがあって。
味を気にしていたら、
アングロサクソンの料理は食えません
まいど1号マジで作ったんだな
これからどうするんだろ、どうやって打ち上げる気かな
何はともあれ、来年からはバンバン打ち上げられそうだね。
>>654 再開する前から縁起でもないこと言うなよ(´Д⊂)
なにせ、前身の H-II は 5号、8号の連続失敗だったし。
H-IIも6号機までは打ち上げは順調だったし。
(H-IIの打ち上げ順は、6号機→5号機→8号機の順、7号機は打ち上げられなかった)
5号機の失敗の後、長い沈黙の後に打ち上げて指令破壊された、
H-II 8号機の荷物はMTSATだった。
しかも8号機の打ち上げは冬の時期。
打ち上げ再開と同時に衛星を打ち上げて、
その衛星がMTSAT-1Rだとしたら、状況的には8号機の再来。
1964年、初めてハンツビル市のレッドストーン・アースネルに着任して以来、事あるごとに
米軍友人やNASA職員から、「誘導弾が地上をのた打ち回った」、「打ち上げたロケットが
にわかに自分の方へ飛んできた」、「誘導を外れた飛翔体が、大空に雲の竜を描いた」な
ど人それぞれの表現で、面白おかしく、かつ真剣に話してくれた開発時の珍談、奇談。
さらにその後の自分のささやかな経験から申しても、米軍の軍用飛翔体、NASAの宇宙開
発用ロケットの数々の失敗経験に加えて、
米国の広大な試験場 (私が関わっていた試験場は、なんと四国ほどの広さ)、明朗闊達な
国民性、大変だ、大変だーといいながらも、けた違いの予算、システマティックな組織機構。
これらがあってこそ、NASAはあの失敗に耐え、今日の姿があるという印象にゆるぎはない。
プロジェクトの人的、国土的な開発環境は、彼に一日の長ありと感じ入る日々であった。
by 『A Straight Talk to Japan Space Development』
日本は、宇宙開発で、儲かる人、少ないもの。
それよりまいど一号は北海道の120万ロケットをクラスターにして打ち上げちまえよ、N1(ソ連)みたいに。
>>657 う〜む…
よーするに、ナロー国家の日本はお呼び出ないと…
運動オンチの子に向かって、「スポーツで一流選手を目ざしなさい」ってな感じかねぇ……
>>658 とりあえず210万ね。
しかし、いくつつなげたら軌道にのるんだ?w
>>660 日本の衛星はなぜ落ちるのかの方かと思った。一瞬。
>660
まぁ657の箇所は的を得ているが、どの辺がトンデモなの?
そうか、ケルベロスは一回読んだだけでやめたから、
俺にはツマンネエ話にしか見えなかったのか。
おおぉ J3の由来がはじめて分かった…
ジャパンエアロスペース2004 に行ってきたよん
三菱重工のブースのコンパニオン・・・・・じゃなくてLE-7Aの実物にハァハァ
配管のうねり具合がエグイ。LEー7にゃ負けるけど
三菱電機のコンパニオンもよかったなー
貴重な資料「H2」7号機、引き取り手なく廃棄の危機
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041009i303.htm 抜粋
>「H2」は日本初の純国産大型ロケットで、宇宙航空研究開発機構は
>博物館などでの永久保存を目指していたが、輸送と保管に数億円の
>費用がかかるため、引き取り手探しに難航。現在、保管されている
>種子島宇宙センターの施設には、開発中の新型ロケットが近く入るため、
>同機構内に「もう時間切れ」の声が強まっている。
>展示場の新設に数億円、本土への輸送にも1億円がかかる。
本物のロケットだぜ。どっかに展示できないもんかなぁ・・・。
>開発中の新型ロケット
なんだろな?
>670
種子島の新型ロケットってのは、改良型SRBを使うH2Aのことだろう
>>672 常識的に考えればそうだよな…。なんかGXや次期基幹ロケットを妄想してしまったorz
674 :
NASAしさん:04/10/10 10:24:16
>>673 普通に考えれば妄想の方が正しいのではないでしょうか。
H2Aは開発は終了しているわけだし。
ただ単にマスコミの誤解(改修=開発)と言うこともあり得るけど。
>>675 前に次世代ロケットのエンジンには、
二段燃焼サイクルは使わないとか話が出ていた様な…。
エアロスペースジャパンでチラシ配ってたよ。
>676のいうとおり、二段燃焼サイクルをLE-5と同じエキスパンダーサイクルに
変更したエンジンだった。部品数35%減、熱も圧力も低い、だって。
つまり安くて信頼性の高いエンジンになる、と。
しかしなあ、松浦氏のアレ読んでから、一段はメタンかプロパンにしたほうが
イイんじゃないかと思うんだが。
LNGロケットで実用化されてるのってあるの?
>>677じゃあ
ブースター 固体
一段 メタン 液体酸素
2段目 液体水素 液体酸素
でどうかな。
メタンを使うと、標準でブースタ不要になったりするかな…?
そういや、GXの第1段に使用するRD-180は2段燃焼サイクルエンジン。
ケロシンを使用する2段燃焼サイクルは、液水の2段燃焼サイクルに負けず劣らず難しいという。
>>681 タンクの重量超過ばかりが目立ってるけど、そっちも難産しそうだな。
RD-180はアトラスXにも採用されてるし信頼性はそこそこのものでは。
個人的にはRD-171でガツンと(ry
個人的にはRD-0410で、ってありゃ上段用か。
>>681 昔、酒の席で聞いた話だけどナー。
1970年代に何故だか一台のNK-33が日本に渡っていたという話だ。
東北大学だかどっかに置いてあって、五代&柴藤コンビがこれを
見学して、こんな雑なエンジンで二段燃焼かよ、結構二段燃焼
って簡単なんじゃないか、ということでLE-7の二段燃焼は決まった
そうな。
後に、J-I改の一段目エンジン候補に上がったのも、この辺りが
関係しているとかいないとか。
>>684 萌え!
ところで軍事板のスレでLE-Xの推力が130tという話を聞きましたが、
エキスパンダサイクルでLE-7Aよりも高い推力というのは意外でした
NK-33が二段燃焼サイクルって初めて知ったっす。すげぇーな 旧ソ連…
>>684 本当だったらとんでもない話だが、さすがに与太じゃないか?
冷戦の真っ最中に、当時極秘にされていたソ連の月計画ロケットの
エンジンが西側に流出してたなんて。
丁度米ソがミール絡みで協力しようとしてた頃だから、
何らかの形で情報が流出してたって言う可能性ならあるかな。
流石に、実物は流れてないと思うんだけど
90年つうともう秋山さんがソユーズで飛んだ後だし、ソ連解体も目前。
この時期ならたいして不思議じゃない。
それにソユーズはソ連のロケットの中では多分一番機密度が低くて、
昔から航空ショーで展示さたりしてるしな。
>690
今、筑波宇宙センターにあるソユーズカプセルも元々10年くらい前に
どっかの企業がソ連から買ってきた物らしいし。
アポロ司令船の地上試験モデルとかLR-87とかもあったのに資料価値無しと
判断されて放置されてるらしいけど。
資料的価値がなくても、史料的価値を認めてもらいたいもんだな
日本語は同音異義語が多すぎていかん・・・・ 英語はええなぁ・・・
>>685 私も意外ですた。推力130t、比推力440sだそうで。
695 :
NASAしさん:04/10/16 11:27:44
>>694 松浦の本の中で、LE7の燃焼圧目標をSSME210atomの7×の150においたけど、
達成できず130にし、LE3とSRBで推力を補った様に書いている。
もともと開発的には失敗作ではないだろうか。
次世代ロケット作っていたのね…
もっと情報をwebに流してほしいわ〜。
さて、まだ「作っている」と言えるのかどうか。
698 :
NASAしさん:04/10/19 14:38:39
ところでH2Aにしても
テスト空打ちのときは成功して、重要な衛星を積んでるときに失敗するのって
なんででしょうね? 運が悪いのかしら
2台も空打ちするのだったら アストロEやMTSATとか搭載すればよかったのに
699 :
NASAしさん:04/10/19 14:44:34
>>698 運が悪いんじゃなくて、空打ちでないと成功しないんじゃん?
H2Aは性能が悪すぎるよ...。
700 :
NASAしさん:04/10/19 14:59:21
コストダウンしたからかなあ
もう予算を大幅に増やして
2台同時に同じのを打ち上げてどちらかが成功すればいいやみたいな
システムにするのはどうかな
701 :
NASAしさん:04/10/19 15:01:44
次はド派手な失敗を一つ
703 :
NASAしさん:04/10/19 16:54:15
ディスカバリーチャンネルで放映された中国の失敗ビデオ?
今までで見た最悪の失敗といえば
アメリカの1950年代のやつだね、点火したのに本体が重すぎたのか
数メートルしか持ち上がらずに耐えられなくなってドテッって倒れて
爆発
あとは飛んだのはいいけど、斜めになって芝生にズボって刺さったやつとか
日本はそういったレベルの失敗がないからまだましだね
そんなことしたら日本は宇宙開発できなくなる悪寒
初期に、砂浜をロケットが踊り回った事故がありましたが…
死者が出なかったのが奇跡って奴
706 :
NASAしさん:04/10/19 21:12:43
詳細きぼんぬ
恐る恐る近づいて消火確認したってやつか
>>705 秋田の道川海岸のラストショットの時ね
あの時は、道川ではこれで最後って決まっていて
次からは内之浦のKSCで打ち上げることが決まっていたので
<あんまり>全国的なニュースにならなかった。
道川の地元では「もうロケットくんな」ってな感じで盛り上がったが
もともと最後の打ち上げだったので特に問題ではなかった
その後、秋田県には 能代多目的実験場があります。
>>708 キモイ動きをするアポロチョコみたいなデルタクリッパーもどきや
ISAS独自のエキスパンダーサイクルエンジンの燃焼試験なんかやってましたな
中国の村一個に勝てるのはないと思う
ソ連のN1は技術者も大量に死んでますからね。
月ロケット開発が不可能になったのもこの事故のせいだっけ?
>712
事故とは関係なく、
アメリカがアポロ計画を終了させて、スペースシャトル計画へ移行してしまったからでしょうな。
ソ連もそれに対応してエネルギヤ/ブランへと重点を移行したんでしょう。
714 :
NASAしさん:04/10/23 00:11:47
>>698 実際のところ、重いの載せたときに失敗してるような・・・
>>713 N1の事故って、技術者が大量に死んだの?
>>714 H2A6号機と同様の仕様での打上げだった5号機や3号機等は成功してるね。
>>715 たぶん死んでいない。
例の事故は保安距離内での爆発だったし、それ以外は打ち上げから数十秒たってらからの爆発だったので。
ガガーリンの飛行の前の打ち上げの時に人がたくさん無くなったんじゃなかったっけ
>718
N1は4回打ち上げられ、4回とも爆発or指令破壊したが、死傷者はあまり出ていない。
別系統のロケット爆発では、大勢の人が亡くなるという事件はあった。
>>717 日本の宇宙開発史上最初唯一の死亡事故は、三菱重工のH-II部品破裂事故だ
というのが、公式な話だったと思う。違ったっけ?
>>720 事故による死亡例は、その他には聞いたことがありませんからなぁ。
なぜ突然日本の話になってるの?
多人数のごちゃまぜ掲示板だからだろう。 軽い話に明確な主題などない。
宇宙開発での事故と死者について、ここに良くまとまった記事があります。
ttp://www.wordiq.com/definition/List_of_space_disasters これによるとR-7系の打ち上げ時の死者は1980年3月18日プレセックの48人
と最近の2002年8月15日のこれまたプレセックの1人。
あと自分の知る限りでは、1966年のソユーズ無人試験機の打ち上げ失敗で、
何故か打ち上げ指揮官の少佐が1人死んでいます。
あとは死者は居ない筈。N-1の死者ゼロは確認済み。
ロシアでは、あとは1960年8月24日にR-16ミサイルの試射で120人以上、
1973年6月26日プレセックで、打ち上げ準備中のミスで9人が死んでいます。
>>724 >あと自分の知る限りでは、1966年のソユーズ無人試験機の打ち上げ失敗で、
>何故か打ち上げ指揮官の少佐が1人死んでいます。
それは「事故」の意味が違うのではないかと...
>>725 いや、打ち上げ中止して30分後にいきなし地上で爆発したんです。
アボートタワーが突然点火、そのままソユーズカプセルは無人のまま
軟着陸したのですが、三段目が爆発、そのまま全体が大爆発。
その際に一人だけ死んでいます。
そういや宇宙空間で死んだ人間はまだ居ない筈。
ソユーズ11号は宇宙空間と言ってもいいような・・・
>>728 有人活動のクリティカルフェイズは、軌道への上昇と降下だからねぇ…
>>726 おりゃッ!
Λ Λ∩ Λ Λ∩ >726
人`Д´)/人`Д´)/Λ Λ∩ >726
.< .> .< .> .人`Д´)/
V V .< .> 人 .Λ Λ∩ >726
ガッ ガ 丶ガ .V. < .>`人´)/
ヽ ガ V < .> Λ∩ >726
∧_∧ |l ガ V人Д´)/
( ・∀・) || ガ < .> Λ∩ >726
と ) | | ガ .人Д´)/
Y /ノ | | ガ < .>Λ∩ >726
/ ) / / ガ 人VД´)/
_/し' // ガ < .>Λ∩ >726
(_フ彡 ガ 人VД´)/
ガッ ガ .人< >Λ∩ >726
人 人 < >VД´)/
< >Λ< >ΛVД´) ノ >726
(V`Д´)VД´)つ つ
(つ つ つ つ _ノ
(ヽ ノ _ノ(ヽ ノ_ノ >726
>726
732 :
NASAしさん:04/10/29 09:39:27
H-2捨てちゃうの?新聞でずいぶん前に見たけど・・・
保管にお金がかかるから捨てちゃうって、いいのかなぁ?
アメリカだと、展示してるじゃな〜い。
日本はああいう展示とかしないの?
展示するにもお金が…という問題のようです
要するに引き取り手が無いということですか。
展示してもいいけど輸送費がない、
と言う壁が、その前にあります…
そこでホリエモンですよ。
とは、ならんか・・・
ホリエモンのPlog読んだけど、なんかあの人にあんまり宇宙に関わって欲しくないな・・・
自己顕示欲強そうだしねェ。自信過剰というか何というか
無人機でそのレベルは時間の無駄だし、資金の無駄だろう。
742 :
NASAしさん:04/11/08 20:04:02
そこでage
今日だな。認定型固体ロケットブースタ燃焼試験。次は領収試験か。
745 :
NASAしさん:04/11/09 21:31:07
H2Aロケット補助ロケット燃焼試験、2度目も「良好」
http://www.asahi.com/science/update/1109/001.html H2Aロケットの打ち上げ再開を目指す宇宙航空研究開発機構は9日、設計
変更した大型固体補助ロケット(SRB)で2度目の燃焼試験をした。9月の
試験に続いて「良好な結果」が得られた。
燃焼試験は鹿児島県の種子島宇宙センターで実施された。燃焼時間、燃焼圧
力などのデータが予測値とほぼ一致。燃焼ガスによるノズル(噴射口)壁面の
削れも、想定の範囲内におさまった。
昨年11月の6号機の打ち上げ失敗は、SRBのノズルから燃焼ガスが漏れ
出して壁面に穴が開き、ロケット本体からSRBが分離できなかったことが原
因だった。宇宙機構は、壁面を厚くしたり、形状を円錐(えんすい)形から釣
り鐘型に膨らみをもたせたりする設計変更を行っていた。 (11/09 19:54)
-----
なんで、カッコ付き何だろうか…
746 :
NASAしさん:04/11/09 22:25:23
でも、実際H2Aで本当に心配なのはLE7Aなんだよな。
そろそろ主エンジンの番かなw
今回の”新設計”ノズルも去年4月試験したA2ノズルもエロージョンが
同程度みたい(目視)なことが書いてあった。
ベル型とか新設計(C/C部ちょっと延長とか)は効果はほとんど無くって
実際にエロージョンに効いてるのは約1割の推力ダウンだけって気がする・・・
>748
え?SRB-A2と今回ので推力って違うの?
SRB-A > SRB-A2 = 今回の新設計
と思ってたんだが・・・。
そうです。SRB-A > SRB-A2 = 今回の新設計
で、言いたかったのはSRB−A(A1)と新旧両A2の差(パワーダウン)
が効いたのであって、他の改良点はあまり。。。ではないか、と。
A2ノズルもベル型だったような?
>>750 >他の改良点はあまり。。。ではないか、と。
外部に漏れてくる些細な情報だけで、
そう判断したところで意味無いでしょ。
詳細な技術的な裏付けは無い訳だし。
改良型もA2もベルノズル。
燃焼圧力と推力は、SRB-A > A2 > 改良型
A2と改良型のエロージョンが同程度だとすれば、
少なくともベル型の効果は認められるのでは。
754 :
NASAしさん:04/11/13 22:04:02
1)A1 コニカル 11.3Mpa 今年7月 穴あき試験(50秒で穴)
(A1の通常?の圧力は11.1Mpa)
2)A2 ベル 10.8Mpa 去年4月
3)A2改 ベル 10.5Mpa 今年11月 エロージョン対策強化
確かに。2)と3)のエロージョンが同程度なら意味がないな。
目視での一報のあとの調査待ちだけど・・・。
エロージョン対策
1:掘れ具合を少なく・・・・ベル型、推力を落とす=>A2・A2改 共通
2:いっぱい掘れても大丈夫に・・・・スロート伸ばす。ライナを肉厚。=>A2改
2の効果はまだわからん。(ベル型の効果も素人にはよくわからんが)
759 :
NASAしさん:04/11/14 17:47:31
760 :
NASAしさん:04/11/15 22:54:11
>>754 「H2Aとセットでなきゃダメ」とアメリカに言うべきだね。
>760
「H-2Aと米国ロケットの選択は日本が決定する」くらいにしておかんと、
年鑑10機とか無茶なスケジュールになって失敗連発とかなりそう。
762 :
NASAしさん:04/11/17 00:49:03
バンバン打てよ
バンバン壊れて
バンバン叩かれ(鬱
壊れ続ければ、その内ニュースバリューが無くなって、
スルーされるようになるに違いない
それだ!(違
>>765 いや、それが正解。
打ち上げが日常の光景になるようでないと、採算とれんわな。
768 :
NASAしさん:04/11/18 11:19:20
>>766 ATVだと非与圧品を専用で運べない。
別に与圧部で非与圧品を送っても良いじゃんと思うかも知れないが、
エアロックを抜けないと外に出せないから、
エアロックより大きいものは送れない事になってしまう。
なので、それなりに貴重。ATVも開発費オーバーして四苦八苦しているから、
これから改良なんて出来ないだろうしね。
でも大きい非与圧品輸送なんて曝露実験部を持つ日本専用の装備な気もする
>>768 御託を100万遍唱えようと、飛んでなんぼ。
772 :
NASAしさん:04/11/20 04:38:20
めそめそめそ
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041120i201.htm 宇宙航空研究開発機構は、太平洋赤道直下のキリバス共和国クリスマス島にある、
宇宙輸送機の実験拠点に関する協定を打ち切る方針を固め、同国政府と協議を開始した。
同機構の前身の宇宙開発事業団が、22億円で飛行場周辺の道路と港湾を整備したが
、飛行実験が3回、計45分間行われただけだった。
同機構は2000年2月、キリバス政府と島南部のエイオン飛行場を20年間無償借用する
という協定を結んだ。
本版スペースシャトル開発のため、2004年度に無人の宇宙往還技術試験機(HOPE―X)を
鹿児島・種子島宇宙センターからH2Aロケットで打ち上げ、地球を1周してエイオン飛行場に着陸させる計画だった。
ところが、2001年から機体製作が始まる予定だったHOPE―X計画は、
宇宙予算削減のあおりを受け2000年度に凍結。
そのため飛行場の利用は、予備実験用の模擬機で離着陸テストを
2002年10―11月に3回実施しただけで終わった。
HOPE―X計画は関連予算も昨年度で終了。飛行場の当面の利用予定もほかにない。
キリバス政府と日本企業の合弁会社に支払っている年間2800万円の実験施設の
維持整備費も、今年度で終了する。
>>772 本誌では一面トップ記事なんだが、見出しがなんだかもう。
「投入22億円」「飛行3回!45分!!」(ママ)
しかも黒ベタ枠に白抜き文字。
H2A打ち上げ、2月にも再開 気象衛星搭載見込み
http://www.asahi.com/science/update/1120/001.html H2Aロケットの打ち上げが来年2月に再開される見通しになった。昨年11
月の6号機打ち上げ失敗を教訓に設計変更した大型固体補助ロケット(SRB)
の信頼性、安全性が燃焼試験で確認でき、技術的に再開のめどがついた。気象
衛星「ひまわり5号」の後継機を搭載する見込みだ。相次ぐトラブルで停滞し
ていた日本の宇宙開発が、再び動き出すことになる。
6号機の打ち上げ失敗は、SRBのノズル(噴射口)に穴が開き燃焼ガスが
漏れたのが原因だった。宇宙航空研究開発機構は、ノズルが高温のガスにさら
されても破損しないよう、壁を厚くしたり、形状に膨らみをもたせたり、設計
を変更した。
775 :
NASAしさん:04/11/20 10:09:05
(続き)
宇宙機構は9月と11月に、新型のSRBで燃焼試験をした。ノズルに異常
は生じず、燃焼圧力などのデータも予測の範囲内に収まって、設計変更が妥当
と確認できた。ほかに改善が必要と指摘された点火装置や電気系統など約80
項目の問題点もほぼ、対応を終えた。
宇宙機構は、燃焼試験の詳細な分析結果をまとめ、29日の宇宙開発委員会
の専門委員会に報告する。12月中旬に念のため最後の燃焼試験をするが、2
月打ち上げですでに文部科学省などと調整に入った。
次回の打ち上げでは、「ひまわり5号」後継機の、運輸多目的衛星(MTS
AT)の搭載が最有力だが、模擬衛星を使った「試射」案も検討されている。
MTSATの場合は99年11月にH2ロケットによる打ち上げが失敗して
おり、作り直した衛星での再挑戦となる。昨年5月に「ひまわり5号」が寿命
で運用停止してから米国の気象衛星に頼っており、国土交通省や気象庁などは
早期に確実な打ち上げを要望している。
>>773 ちょっとした橋一本分なんだけどなあ。
あ、わざわざ外国政府に話を通したのに、わずか22億円の投資、45分間の実
験しかできずに終わってしまったことを嘆いているのか?
>>775 模擬衛星って、これから造るのか?まあ、1号機で使った奴をそのまま造る
だけだろうけど。
気象衛星は一機だけなの?今後予備は上げる予定とかは?
2号が製造中
779 :
NASAしさん:04/11/20 15:51:41
>>777 今回打上げ予定の奴はMTSAT-1R(1の代替と言う意味)
事故前の予定では今年度三菱の作ったMTSAT-2も打上げられるはずだった。
780 :
NASAしさん:04/11/23 08:38:29
クリスマスなんか行きたくないから、助かった。
種子島の方が、まだましやねん
781 :
NASAしさん:04/11/23 08:40:19
>>775 模擬衛星だったらまだいいけれど
MTSATを二回連続失敗したら
どうなるんだろうね
>>781 大丈夫。1Rがだめでも2があります。
気象観測どころか、航空管制だってできるようになりますよ。
>>781 これ以上失敗したら、日本の宇宙開発はヤバイんじゃない?
もし次に失敗したら、インターフェースを改修してでも、
アリアンとかで打ち上げるべきんじゃないかな。
MTSAT-1Rについては、ちゃんと軌道に投入できるかってのも大きな問題だが、
静止軌道上で長時間運用できるかって問題もある。
MTSAT-1R & 2 = 第三世代GOES(GOES-9と比べると若干性能UPしてる) + トランスポンダな訳だが、
トランスポンダの発熱が、気象観測部分に与える影響は、打ち上げてみなければ結果が分からない。
MTSATの将来は、やや不安。
新衛星が上がっても当分は、GOES-9借りておくほうがいいんじゃないかと思う。
MTSATが上がったとしても
いまさらGOESは返せません
返しても使い道ないだろうし、そのまま運用終了
帰る分の燃料もなさそうだ。
次回も含めて、何らかの原因で失敗する可能性は残念ながら
常にあるワケで。その場合のバックアッププランが立てられず
精神論で「絶対に成功させろ」ちゅーことになってるとしたら
(もちろん現場としては「絶対に成功させちゃる」つー意気
込みでやるべきではあるが)そっちの方が深刻な問題と思われ。
日本人は、技術に「絶対」を求めがちだからなあ…
>>786 現実離れした精神論じゃ困るけど、
>>782 みたいに、あまりお気軽でも困るね。
MTSAT-1Rはちゃんと、動くかどうか分からない衛星なんだから、
キッチリ打ち上げてもらって、ダメ出ししなきゃ。
MTSAT-2があるから打ち上げ失敗しても大丈夫なんて、とんでもない。
そもそもあれもこれもって乗せすぎ
ひまわりまた作れば良かったんだって
>>789 GMS止まりじゃ、中国に抜かれちゃうよ。
別に、観測系を多目的にする意味なんてないじゃん
むしろ余計なものがついてるからどういう影響がでることやら
中国ねぇ、物作ったところで解析の技術が追いつくのはいつのことやら
正確には予算的にしか意味がない
日本の予算は関係省庁の縦割りだからね・・・
まあ小さな所帯できぼうなんて無茶苦茶なプロジェクト続行してりゃ予算が苦しくなるのは当たり前だわな
きぼうとHOPE、並行してやろうとしてたあの時代はやっぱりバブルだったんだなぁ(遠い目
無人のHIMES程度は飛ばして欲しかったんだが。(´・ω・`)ショボーン
797 :
NASAしさん:04/11/30 01:26:48
>>795 ISS参加はH2シリーズ開発の山車として使われていると思ってるよ。
希望への荷物があるからH2Aやその増強型及びHTVが必要と確か主張していた様だが。
既に国産衛星は全滅しているよね、
通信衛星も放送衛星も気象衛星も民生品は全て外国産だし、残っているのは偵察衛星のみ
国産ランチャーなんて無駄と言われているしな。
テポドンに感謝しなけりゃ。
実際に日本にとって恐ろしいのは、対米用のテポドンよりも、日本を射程にしたノドンのほうです。
テポドンがどうやったらアメリカに届くのかと(ry
>>799 アラスカやグアムに届くでしょう。
また、目下開発中のテポドン2号は本格的なICBMっす。
江畑謙介はあのテポドン騒ぎ以降の一連の流れを指して、ガタガタ騒ぐ前に「テポドンの脅威」が
本当に現実的なものかどうかをちゃんと見極める必要があると指摘しているけど。
>>801 本当に脅威じゃなくても、それに群がって利権を貪ろうと思う奴らがいれば
騒ぎ立てれば良いだけっしょ
ベレンコのミグ25のあとの空自みたいにさw
>800
(´_ゝ`)プッ
まあまあ、そっちのネタは別板に譲ってだな(ry
805 :
NASAしさん:04/12/03 00:29:40
H-IIAと何の関係が?>P-X用エンジン選定
MHIが部品供給をしているぐらいか。
808 :
NASAしさん:04/12/08 15:46:15
H-IIAロケットの打上げ再開について
平成16年12月8日
宇宙航空研究開発機構
宇宙航空研究開発機構は、H-IIAロケットの打上げ再開について、
本日宇宙開発委員会に、運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)の平成16年度冬期打上げに向けて
準備を進めることを報告し、了承されましたので、お知らせいたします。
809 :
NASAしさん:04/12/08 16:04:52
打ち上げは成功しても本体がナニな悪寒…
それで「H2Aまた失敗」と報道される悪寒…
電源パネルとアポジは既にやっちゃったから、
3軸姿勢制御に失敗して…という展開が起きたりして。
やっぱ寅ポンの熱雑音かの。
「A」はついてないのかい?
タッチは実写映画だしな。
上手く行けばあと二ヶ月程度でまたH2Aに会えるな
819 :
NASAしさん:04/12/18 09:32:17
SRBの燃焼試験が延期になったままなんだが、続報とか無いのかな?
新たな問題点が発見された様だが致命的なのかな?
>>819 本当の致命的ってのは、問題点に気付かずに打ち上げてしまうことだ。
打ち上げる前に問題点が発見されたのだから、いいじゃないか。
>>819 追加でデータを取得するための再スケジュールらしいです。
問題が見つかったわけではなく、念のためもう少し詳しくデータをとりたいということですね。
822 :
NASAしさん:04/12/18 20:03:55
>>820,821
いや、俺が言いたいのはデータ収集項目に漏れがあったと言うことは、
本質的な問題のような気がするんだが?俺の業界でも俺が有る問題点について
大丈夫ですか?と聞いたとき誰も気にしなかったが、後から大問題になって、
結局数十億の損害になったことが有るんで。
>>822 だから、一度データの取り直ししてるわけでしょ?
大丈夫、Go!ってやっちゃえば状況は君の業界と同じになる可能性があったわけだけど
>823
>822じゃないんだが、
あらかじめ必要な項目のリストアップする段階で漏れがあったのなら
開発者の入れ替わり等で技術レベルが低下してるんじゃないか?
今までの試験データをつきあわせていった結果、
新しくデータを収集する必要がある場所が見つかったのなら
特に問題ではないと思うが。
>>821 「問題が見つかったわけではな」いというのは本当?
もしプレスリリースを見てそう言っているなら、ちょっと疑問。
「製造に関して(略)検査で、さらに詳細な評価をしたい検査データが得られた」
という部分は、製造した時の検査で何か引っかかる事項があった、
とも読めないか。俺は最初そう読んだんだが、違う?
だってモノはすでに製造されてるわけでしょ。
まぁいくら外野が騒いだところでどうにかなるものではない。信じて待つべ
思考停止
ところで、こいつのエンジン開発するにはどこに就職すればいいんですか?
>>829 三菱重工業 名古屋誘導推進システム製作所 液体ロケット設計課
SRB-Aまた変えるってNHKのニュースで言ってた。
2月大丈夫だろうか。
832 :
NASAしさん:04/12/20 23:13:43
819なんだが、結局予想通りだったな。
すげ替えで本当に良いのか、疑問だね。
結局技術レベルが水準に達していなかったと言うことだね。
もうダメぽ
>>830 スレタイとは合ってるが、今の話題とは合ってないな...
H2A最終燃焼試験、来月12日に実施 宇宙機構
http://www.asahi.com/science/update/1220/004.html 宇宙航空研究開発機構は20日、H2Aロケットの大型固体補助ロケット(S
RB)の最終燃焼試験を、来年1月12日に種子島宇宙センターで行うと発表
した。昨年11月の失敗を教訓に設計変更した新型SRBの安全性や信頼性を
最終確認し、2月の打ち上げに備える。
最終試験は当初、今月15日を予定していたが、SRBの一部に不具合の可
能性が見つかって延期した。宇宙機構は「点検で問題ないことが確認でき、打
ち上げ予定には影響しない」としている。
H2A 新型補助ロケット交換
http://www3.nhk.or.jp/news/2004/12/20/d20041220000169.html >H2Aロケットは、去年11月、補助ロケットの噴き出し口が破損して打ち上げに失敗し、
>宇宙航空機構では噴き出し口を丸みのある形に変えた新型の補助ロケットを開発して、来年2月に打ち上げを再開することを決めていました。
>しかし打ち上げ再開1番機となる7号機用に製作した新型の補助ロケットの噴き出し口を超音波を使って検査したところ、
>内側の強化プラスチックと外側を覆うステンレスとの間に気泡のようなものが見つかりました。宇宙航空機構によりますと、
>このまま使っても打ち上げに影響することはないということですが、前回失敗の原因となった部分だけに万全を期したいとして、
>急きょ、すでに製作済みで問題のない別の新型の補助ロケットに交換して打ち上げることを決めました。
>またこれによる打ち上げ日程への影響は今のところ無いということです。
SRB-A以外の所で問題が見つかってのすげ換えは今までもあったけどね。
まあ外野だし
>>826氏じゃないけど信じて待つべ
>>836 問題が見つかったロケットはやっぱり試しに吹かしてみるんだろうか。
あれ?7号機用だって?
燃焼試験用に製造した奴の話とは別件?
>835と>836は別々の事象のように見えるんだが、
発表時期から考えると関連性があるようにも見える。
とりあえずプレスリリース待ち。
>>830 さいですか…やっぱり三菱就職目指して頑張ります
842 :
NASAしさん:04/12/22 00:45:25
2月打ち上げ予定のH2Aロケット公開 年明け種子島へ
http://www.asahi.com/science/update/1221/001.html ※写真有
来年2月に打ち上げ予定のH2Aロケット7号機の機体が21日、愛知県飛島
村の三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所飛島工場で報道陣に公開された。
昨年11月の6号機打ち上げ失敗以来、約1年3カ月ぶりとなる打ち上げ再開
に向けて、年明けには種子島宇宙センターに運ばれて最終準備に入る。
公開されたのは全長37.2メートルの第1段部分と、全長9.2メートル
の第2段部分で、直径4メートル。7号機は気象衛星「ひまわり5号」の後継
機能などを持つ運輸多目的衛星「MTSAT―1R」を積む予定で、種子島で
全長52.5メートルのロケットに組み立てられる。
今回は初登場となる2022型かな?
世界最大級の次世代ロケット打ち上げ 米ボーイング社
http://www.asahi.com/science/update/1222/001.html 米ボーイング社の世界最大級ロケット「デルタ4ヘビー」が21日、フロリダ
州のケープカナベラル空軍基地から初めて打ち上げられた。今後、軍事偵察衛
星の軌道投入のほか、米航空宇宙局(NASA)がスペースシャトルの引退を
見越して検討している新輸送システムなど、有人宇宙船の打ち上げにも使われ
る可能性がある。
デルタ4ヘビーは2段式で、全長は20階建てビルより高い約72メートル。
通常のデルタ4の第1段エンジンを横に三つ並べ、約22トンの物資を低軌道
に、約13トンの衛星を静止遷移軌道に打ち上げる能力がある。
----------------------------------------------------------------------
H-IIAも負けるな。
H2Aの増強型(4SRB-A、LE-7A×2)で
デルタW-M(5.2/4)よりちょっと能力が上ぐらいか
846 :
NASAしさん:04/12/23 01:51:06
世界最大級ロケット「デルタ4ヘビー」と言っても、かつてのサターンXよりは劣るだろう。
847 :
NASAしさん:04/12/23 02:12:01
848 :
NASAしさん:04/12/23 12:30:44
すごーく単純に低軌道への運搬能力だけでいったら
歴代世界最強はサターンVなのかな。
>848
サターンVの低軌道打上げ能力って100トン位じゃなかったっけ?
司令船が100トンだったような気もする。
エネルギアが低軌道200トンなんで、どっちが上かな。
>>847 商業用じゃありません。残念っ!
個人的には単に記者が知らないだけとか思う。
ド素人の自分からすると
なんでサターンVをまた作らないの?
と思ったり。
まぁ、理由は色々あるんだが・・・。
・100トンクラスの衛星打上げ需要がほとんどないし、サターンVは高価すぎる
・サターンVの生産ラインがすでにない。VABや射点もスペースシャトル用に再利用されている。
滅多にない100トンクラスの打上げのために専用の大型ロケットを作ると、
採算がとれないし、信頼性も低い。それよりも普段は10〜20トンクラスの打上げで
使い込んで信頼性を上げたロケットをクラスタ化する方が採算も信頼性もいい、という判断。
ヘビーがつく基準ってどこなんだろ?
なんか、飛行機みたいだ
>>856 日本だったら間違いなく大失敗(墜落でもしたかの勢い)って報道されるね
軌道に乗らなかった時点で
予定の軌道に乗らないのをロケット側の失敗にカウントするのは日本だけなんだよな・・・。
あと、向こうのメディアは単純な「成功/失敗」という報道はしないんだよな。
(流石に打上げ直後に指令破壊とかは別として)
今回の場合、「打上げは成功。ただし衛星を間違った軌道に投入」みたいな表現になる。
H-II 6号機は国際的には失敗じゃなかったのか。知らなかったよ。
H-IIA 6号機だってGTOミッションなら軌道が低いだけで済んだから
これも失敗じゃなくなってたのに、惜しかった。
>860
H-2は5号機ですよね。(打上げは6番目でしたが)
あれは「失敗」です。
GTOミッションで軌道高度が低いと衛星側でのリカバリが難しいので、
大体の場合は失敗になると思います。(アリアン5の10号機がそうでした)
結局のところ、衛星側でリカバリできるか実用上問題無ければ「トラブルはあったが成功」、
衛星側が当初の目的を達成できない軌道になった場合は「失敗」となるようです。
したらやっぱり今回のDelta 4 heavyも失敗じゃない?
2段目による再々着火で静止軌道に入れるはずが、
遠地点36400km、近地点19000kmの楕円軌道に入れちゃったそうだから。
アポジモータも持ってない静止衛星にはリカバリできないでしょ。
結局、試験打上げなので打上げた本人が成功と言えば成功になるわけですよ。
この場合、静止軌道投入を試験の主目的と見なすかによると思います。
今回の試験打上げの目的はDelta4Heavyを実運用するための最終確認だったわけです。
そうすると打上げの主目的はクラスタ化した1段目の性能確認で
2段目の再々着火は「ついで」の試験だと考えることができます。
実際、Delta4とDelta4Heavyは2段目は共通ですし、
再々着火できなくても通常のLEOやGTOへの打上げは問題ないわけです。
そういう意味で「Delta4Heavyを運用するために必要な試験は成功した。
ただし、必須ではない試験項目の一部で失敗があった」となるのではないかと。
なんか言い訳っぽいなぁ。
トラブルを起こしたのは試験目的のブースタだよ
速度が不足した分を2段目が余計に燃焼して補ったから、最後で燃料が切れた
それからDASHみたいなやつの失敗でもロケットの失敗になるとか。
>864
ほうほう・・・。そのあたりってどこかにまとまった資料ありますか?
867 :
NASAしさん:04/12/28 01:28:22
>>864 トラブルではなく設計通りの性能がでなかった、ということでは?
そういうことも含めてデータが採れてさえいれば試験打ち上げとしては成功だと言えます。
原因がわからないようであればもちろん失敗ですがね。
>>866 SpaceFlightNowあたりで普通に記事になってますがなにか?
予定通りの性能が出ずに目的の軌道に乗れなかったんだから
立派なトラブルでせう。
トラブってこその試験打ち上げとは言えるが、
それを成功と呼べるかというと・・・
まあ実施者が成功と言えば成功か。
2年前の話になるけど、H-IIA初号機の前にアメリカが、
昔に日米で交わした協定の更新を迫ってきた問題って、結局どうなったんだっけ?
(「日米宇宙開発協力に関する交換公文」とかで検索すると出てくる)
SSBを輸入できてるって事は、サインしちゃったのかな。
試験機2号機の後だった。本質じゃないが訂正。
誰も知らんてことは、うやむやに出来たって事かな。
ちゃんころが知らんだけという可能性も…
873 :
NASAしさん:05/01/05 20:28:05
H-IIA7号機、種子島に向け出航
1月4日、H-IIAロケット7号機を積んだ輸送船が、製造工場である三菱重工業の
飛島工場(名古屋航空宇宙システム製作所、愛知県海部郡)から出航しました。
島間港(鹿児島県南種子町)に到着後は種子島宇宙センターまで陸送され、
大型ロケット組立塔(VAB)内で「MTSAT-1R」との結合など、打上げに向けた
最終段階の作業に入ります。
875 :
NASAしさん:05/01/06 22:34:06
こういうロケットってさ、もう種子島から移転したほうがいいんじゃない。
沖ノ鳥島に移転すれば?赤道に近いし、岩ごと埋め立てて陸化すれば
領土保全と中国の牽制と一石二鳥。あと人間の出入りを厳密に管理できて
セキュリティも向上するんじゃないの。
しかし爆発すると島+周辺十二海里を失う諸刃の剣
>>876 ワロタ
ところ発射の日時ってもう決まっているんですか?
>>877 12日の宇宙開発委員会にて発表くさいな。SRB-Aの改良試験次第だろう。
飛行機便はまだ動きがない模様。
>>878 中止だそうだ。19日に発表かな。
第2回宇宙開発委員会を平成17年1月12日(水曜日)に予定しておりましたが、
中止いたします。なお、次回は、通常のとおり1月19日(水曜日)を予定しており
ます。
JAXAのサイトでも更新始まっているけど、
以前に比べて扱いが小さいような……
881 :
NASAしさん:05/01/08 00:54:06
んじゃ19日に追跡管制計画書が出てくるわけかな。
にしても、扱い小せぇー 弱者だからそっと上げさせろってか・・。
「今回の事態に至り、国民の皆様、及び関係者の方々に深くお詫び申し上げます。
」
1年前にそう言ってたんだったらさぁ
882 :
NASAしさん:05/01/08 01:12:57
you copy?
打上げの模様のインターネット中継の有無が気になるな。
発表されるとすれば打上げ日と同時のはずだが。
>>881 H-IIAロケット7号機の打上げについてと平成16年度冬季ロケット打上げ及び
追跡管制計画書が同時発表だと思う。
>>883 3号機の時は、上記が7月17日発表、HIIA3号機打上げ中継についてが
8月26日発表でした。4号機の時は、打上げ中継のプレスリリースが
無かった模様。5号機6号機は
>>ミッションの性質及び昨今の諸情勢を踏まえたセキュリティー管理を
>>考慮した結果、前号機同様、インターネット中継及び打上げ映像の
>>配信を行わないことと致しました。
H-IIAロケット6号機の打上げ中継についてより
だから今回はあると思う。
887 :
NASAしさん:05/01/08 10:20:41
>>886 記事では来年度の事をかいているので、MTSAT-1Rは2004年度打上げ
だから,種子島で眠っているMTSAT-2の事じゃないですか?
LUNAR-Aは、いつうちあがるのかなぁ…
204型はETS-VIII用だから来年4月以降かぁ・・・遅いのう・・・
890 :
NASAしさん:05/01/09 20:08:27
内之浦の打ち上げって車で見に行っても十分見られる程度の見物人?
それとも大渋滞で車を止めることも出来ない?
子供と嫁さん連れて一度車で見に行きたいんだけど。
>人工衛星5機を打ち上げる。
IGS×2機、MTSAT、ALOS、OICETS、ASTRO-E2で6機だよな。
IGSの光学・レーダーを別々に打ち上げるとは思えないし。
日本のロケットで打ち上げるのは五機じゃね?
人工衛星6機を、5機のロケットで打ち上げる。
うち、人工衛星5機を、国内から4機のロケットで打ち上げる。
4機の内訳は、H-2A3機、M-V1機。
残り1機は、国外で打ち上げる。
ってこと?
894 :
NASAしさん:05/01/10 12:36:53
IGSはデュアルローンチ止めたんじゃなかったっけ。
前回みたいに2機同時あぼーんが怖いから。
>>887 確かに来年度の話で、
運輸多目的衛星(MTSAT−1R)の2号機って複雑な書き方だな。
MTSAT2だろうね。
今は見られないが、2004年12月26日のスペースレフにソースがあった。
>>現行衛星と同タイプの「次期衛星1」を05、06年度に1基ずつ打ち上げ
だそうだ。
LUNAR-Aはいつまで延期されるんだ
SELENEは今年の予定じゃなかったか
忘れられてる?
>>899 ペネトレータの改良に3年必要っていう案が出ていた。>LUNAR-A
>899
打上げ再開が事故当初の予定より遅れたから、他の衛星の打上げも順次延期になっていると思われ。
2月の打ち上げは何日を予定しとるんだ?
>>902 2月下旬だそうだよ。いまごろ2月24日に鹿児島-種子島間の航空便で満席になってる
便があるからそれ以降でないだろうか。
そういえば、2月22日にネイキッドロフトで野田指令のイベントがあって、来月
ロケットまつりもあるそう。
1月でした。訂正
「宇宙にいこう!」
ロケットを設計したり、いままでにない技術のものを創造したり……まるでリアルドラえもんポケット・野田司令こと野田篤司さんに訊く、宇宙への行き方。質問コーナーあり。
出演:野田篤司(宇宙機エンジニア) 司会:浅利義遠
料金:1000円(飲食別)
入場方法:予約制(定員になり次第受付終了。当日券もそれ如何)
OPEN 17:30 / START 19:00
http://www.loft-prj.co.jp/
>>907 ロケット1発失敗したぐらいで
ガタガタ言っている現状じゃムリ(断定)
失敗も経験値のうちって認識が官僚にない
こいつら、全滅なしでドラクエ、FFをクリアできるのかね?
スーパーマリオでもいいが・・・・・
ついでにいえば
ロケット打ち上げを(現在)バカスカ成功させていると(言われている)
米、露、中、欧 でも、過去における多くの失敗と
リアル人柱の上での成功ってこと知っとるのかねぇ<−マスゴミ、官僚
>>909 ホームラン王は打席数も三振も多いんだってことを知らん奴が多い。
日本のロケットは、代打専門みたいなもんだからな。出番で三振したらボロクソ。
まぁ、ネタになりゃ何でもいいんだろうね。
新幹線が脱線すりゃ安全神話の崩壊と騒ぎ、
ロケットが落ちりゃ技術立国の危機と騒ぐ。
打ち上げは初号機以来見に行ってないな。
7号機、見に行くかな。
>>908 官僚は自分が担当のときに失敗したら出世に
響くっていう風に考えるのだろうな。
>>911 俺が種子島に行くと必ず失敗するんだが、また行ってもいい?
官僚、政治屋は票にならないロケットなんかに金取られるより
道路、新幹線にまわしてほしいから失敗をたたきまくるんだろ
>915
>もし今回も失敗すれば、再び百億円を超す国費が泡と消えることになり、論議が再燃しそうだ。
意訳:失敗すればまた叩くネタができるから、何とか話題にしたいぜー!
事故後の再開1号機だから保険料が高騰してて、
打上げ費用が100億円する状態で50億円の保険なんてとても入れないと思うが。
成功すれば保険料も下がるからそれからだな。
保険なんてトータルすれば保険会社が儲かる価格設定になってるんだから、
政府ペイロードなら保険は掛けない方がトータルで見て金の節約になるんだが。
って、こんなことも知らずに記事書いてんのか?
取材してるアナリストは中冨信夫だし。
ロケットが失敗を避けられないものである以上は、
リスク管理として保険に入るというのはひとつの方法ではあるのだけど、
保険に入らないと言う選択肢も当然あるわけで、
あたかも保険に入るのが当然とミスリードさせるような記事を書くのがおかしい。
日本の国内環境を考えると、保険には入るべきだと思うが。
「失敗しましたが損してません」と言えないと。
失敗するたんびに金をやり玉にあげられるんだから。
920 :
NASAしさん:05/01/12 17:17:34
>919
失敗したら、損しなくても叩かれる
成功したら、保険金がもったいないと叩かれる
保険に入らなかったら、それだけで叩かれる
ヽ(`Д´)ノウワァァン
理想は、成功が日常的に報道されないと言うのが良いのだが。
あと50年ぐらい後かなぁ。
新聞のお天気欄で気象衛星に毎日お世話になってるんだから
ちいたはバックアップしろ。
気象衛星は中国に任せろって議論が沸いてきそう (例の新聞から・・・)
925 :
NASAしさん:05/01/13 09:01:47
別に今回失敗しても大目に見てあげていいじゃん
衛星はよその国のを使えばいいだけだし、無能政治家たちは
もうちょっと長い目で実用化への道を見てほしい・・・
926 :
NASAしさん:05/01/13 09:07:30
オリンピックみたく4年に1度の打ち上げでいいじゃないの?
次スレのタイトルは
H-IIAロケット総合スレ PART15 最下位への挑戦
でいいでつか?
比較で言うなら、ゴーズに百億使うより、
同じ値段で中国にひまわり後継上げて貰った方がお得じゃん?
えー、H-IIAロケット7号機による
運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)の大成功を祈って
ヽ(´∀` )ノ
打ち上げ成功ヤター
日本の技術向上&信頼回復&面目躍如ヤター
ニポーンワショーイ
↓逆女神 光BOY
<ヽ`A´;> =3
アイゴォー! 日本が韓国より優秀なんて嘘ニダ!
韓日国交断絶だ!日本なんかホロン部!ホロン部!ホロン部!ホロン部!
うあぁああqwせdrftgyふじこlp;@:
また変なの湧いたなあ…
今年はIGSまたあるから変なのがN速+とかハン板から来て荒れる悪寒
933 :
NASAしさん:05/01/13 22:10:27
>>923 H-IIが失敗するまではずっとそうだった。
成功すればニュースにならず、失敗すればニュースになる。
935 :
NASAしさん:05/01/13 22:54:35
>>904 2/25の種子島→鹿児島便も前便満席!
ということで、打ち上げは24日の午後予定じゃないかな?
>>933 「不具合あるかも」で試験用にまわした方は成功か。
こういう場合、本番用は失敗することが多い気がする……
>>935 関係者や政治家には事前に日程が通知されているってこと?
ジャニーズのコンサートと重なっていただけだったりするとウケル
>>937 関係者も何も、「当事者たち」がキップを押さえるから。
しっかし、予約状況から打ち上げ日を推測するという裏技
がここまで浸透するとはね・・・・。漏れもさっさとレンタカー
予約しなきゃ。
>>925 個人的には今回は失敗してほしくないなぁ・・・
ゴーズ9号&ひまわり5号のコンビを楽隠居させたいし、
なによりMTSAT-1乗せたH-II7号機の借りを返してもらいたい。
ところでH-IIA7号機って、MTSAT-1Rだけだから202なのかな?
940 :
935:05/01/14 16:54:20
>>938 レンタカーのおすすめ教えて
オレはいつも正式発表後に取るんでけっこうとれなかったりする
942 :
935:05/01/14 19:14:03
943 :
NASAしさん:05/01/15 05:24:34
>>943 今回デイリーリポートがないなーと思ってたら、ロケットシステムでの
打ち上げだったのね。そっちのページでリポートされるっぽい。
しかし、今回インターネット中継はあるんだろうか。RCC速報とか。
■H-IIAロケットを用いた商業打上げは、NASDAと株式会社ロケットシステム
(RSC)間の「 H-IIAロケットを用いた人工衛星の打上げに関する基本協定」の
傘の下、以下の取決めを締結し実施。
(中略)
■運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)は、平成15年度に上記の枠組により
打上げられる予定。
http://www.nasda.go.jp/press/2002/04/h2a_020417_j.html
>>943 そうですた、H-II7号機は0円のアレでしたorz
未だ行き先は決まっていないのだろうか・・・
なんか、キツツキの巣作りに利用される運命になりそうだ。
あの、茶色い部分が、いい感じで突っつきやすいそうで。
…せめて、展示してほすぃ。
>>945-946 去年の10月にこんな記事があった。開発中の新ロケットってなんだろう。
H2A204かな。改修だけど。
読売新聞: 貴重な資料「H2」7号機、引き取り手なく廃棄の危機
博物館などでの永久保存を目指していたが、輸送と保管に数億円の費用が
かかるため、引き取り手探しに難航。現在、保管されている種子島宇宙センターの
施設には、開発中の新型ロケットが近く入るため、同機構内に「もう時間切れ」の
声が強まっている。
>>945 1円らしいよ。
>>947の続き
「H2」7号機は2000年夏に衛星2基を打ち上げる予定だったが、1999年11月、
先行した8号機の打ち上げが失敗。資金と人材を後継機「H2A」へ集中させることに
なり、190億円をかけて完成していた7号機はお蔵入りとなった。
「H2」は日本の技術が初めて世界に肩を並べたロケットだけに、同機構の前身の
宇宙開発事業団は当初、国立科学博物館に所有権を移転したうえで、他の博物館
などへ貸し出す予定だった。しかし、全長50メートルの機体は、横倒しにしたり
野外に展示したりすると劣化しやすいため、展示場の新設に数億円、本土への輸送
にも1億円がかかる。
昨年10月、同事業団などが統合されて同機構が発足した際、財産整理の一環で
7号機の処分問題が浮上。北九州市の宇宙テーマパーク「スペースワールド」とも
交渉したが、条件が合わずに断念した。いまや財産目録上の資産価値は「1円」だ
という。
劣化しても良いからサターンVみたいに
野外に置いて置いちゃだめなのだろうか。
>949
まず、施設からしかるべき展示場所まで輸送する費用が無いらしい。
あと、サターンVも風雨による劣化が無視できなくなってきて最近屋根をつける工事をしてた。
スクラップにするぐらいなら、切り身にして種子島土産に・・・
にせスペースシャトルの横にH2の可能性があったのか...
>>950 惜しいのぉ。
種子島内なら、本土に輸送するよりはお金かからなさそうだけど、
その費用も無いんだろうなぁ。
募金募ったら集まらないものだろうか。
お礼に、プレートに名前刻むということで。
954 :
NASAしさん:05/01/18 20:59:24
>>954 そりゃ空路の予約状況で24日だって皆分かってたからじゃないの?
956 :
NASAしさん:05/01/18 21:55:31
>>953 億の寄付金があるまるかね?
一口2万でも5千人は必要だぞ
さらに、建物が数億....
しかし、なんとかならんのかいなぁ
種子島でいいから...
>>948 それもひとつの手だよなあ。
フライアブルな疾風の主桁を切っちゃうような国だから…
沖合に沈めて魚礁にしよう。
干潮の時には一部見えるようにしとけば、
良い観光名所になるだろう
>>953>>957 種子島では道路の関係で移動できないらしい。
>>954 H2Aロケット7号機は来月24日に種子島宇宙センターから打ち上げられる
見込みであさって20日に地元自治体などへの説明が行なわれる予定です。
らしいけど、宇宙開発委員会には19日には関係文書が出なかったね。
2022型が飛ぶのは初めてだね。期待してますよ!
>>963 ロケットシステムの打上げサービスだからかなと思ったら、最終決定は、
1月下旬になる模様。来週ということかな。謝状整備の関係上、1月24日夕刻
に仮決定した模様。夕方の打ち上げって初めてな気がする。
現在、モータ及びノズルの分析を行っており、1月下旬をめどに設計変更に
伴う対策の評価をとりまとめる予定です。
なお、H-IIAロケット7号機の打ち上げ日時につきましては、対策の評価を
まとめた上で最終決定することとします
おっと訂正
>射場整備>2月24日夕刻
>>962 これも初めてだね。そういえば、長ノズルの適用時期はまだなんだろうか。
(H-IIAロケット上段の再々着火実験)
今回は中継あるんだろうか・・・
968 :
NASAしさん:05/01/20 23:49:36
ストリーミング中継あるよー
これまでで一番参加ISPが多いんじゃないかな
>>968 おや、JAXA広報部の中の人?それともISP?
お疲れ様です。楽しみにしてますよ!!