タグチメソッドSN比

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280名無しさん@5周年:2009/03/10(火) 23:09:04
条虫さん
生きてますか?
原さんのHPを見ましたか?
281名無しさん@5周年:2009/03/27(金) 02:02:27
少将(3249)にぶっとばされ中佐(3248)は失神、卒倒、声も出ない。ばか奴、顔、洗ってこい。
迷酒「にやけ」・「へべれけ」ほか、どれも発泡系、アホ経営者向け、それを銘酒「灘」に比べて、トホホ。
282名無しさん@5周年:2009/04/04(土) 18:12:23
機械工学板「品質工学(タグチメソッド)」スレからコピー
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/kikai/1022085231/l50x

この問題はいろいろ盛り上がりそうだが、元スレが1000スレ超えて通覧できなくなるのは不便。
急場しのぎに、まずは、今、過疎ってるこのスレへコピー。みなさん、どかヨロ

744 :名無しさん@3周年:2009/04/03(金) 12:33:41 ID:T+86mBUq
教えて君です。こんばんは。

うちの先生の言うことは全てを理解しきれませんが、「交互作用が無いようにしなさい」と聞こえます。
これは、直交性を確保しておかないと、再現させられなくなって、結局わけわからなくなりますよ、という理解でいいんでしょうか。
この理解が正しいとして、直交性が確保できればいいのはわかるんですが(いいにきまってる)、
直交性のある答えが最適解とは限らないのでは、と感じるんですが。

745 :名無しさん@3周年:2009/04/04(土) 02:21:05 ID:ouzbo3wA
それはおそらく主効果と交互作用が”完全交絡”しないように直行表に割り付けろという意味だと思います。
基本的に直交表に基づいて主効果を推定するということは必ず一部の交互作用を主効果と交絡させています。
なので主効果同士の直交性は確保できたとしても主効果と交互作用の直交性は確保できません。
ちなみに直交性のある答えというのが何を指しているのかわわかりませんが品質工学の方法の中で、解の最適性は保証されていません。
どのような解が出たとしてもそれは限定的な状況の中での設計解だとおもいます。
283名無しさん@5周年:2009/04/04(土) 20:28:12
>>282 古典実験計画法の一部実施法として直交表実験を解釈するとそうなるのですが、
田口品質工学では直交表実験の前提として対象系が一般平均と主効果とだけしか含まないと仮定します。
したがって、交互作用は含まないと仮定します。実験結果から、直交表に含まれない実験条件の実験結果を計算し、
その条件で確認の実験を実行して予測値と一致すれば仮定が妥当であったと見なしてつぎの段階へ移行します。
こうして、言わば「良いとこ取り」で実験工数・実験時間を節約し、効率よく、最終の成果に到達!

問題は確認の実験の結果が予測値と一致しなかった場合、仮定が間違っていた、すなわち、交互作用があった。
そのときは対象系をいろいろ変更してみて、また、直交表実験を実行、確認の実験値が予測値と一致するまで。
というのが田口品質工学の基本の立場、と私は考えていますが、いかがでしょう?大変なことではありますが。
284名無しさん@5周年:2009/04/05(日) 08:19:00
>>283

そのとおり。

>そのときは対象系をいろいろ変更してみて、

慣れれば、いろいろ変更する必要はない。一発で合う様になる。
合わないのは、心が素直でなく心理的慣性に囚われているから。
むしろ、外側に割り付ける誤差因子が大丈夫か、が問題。
特に誤差因子を理解できない他人の取ったデータを解析する時は!
285名無しさん@5周年:2009/04/06(月) 01:31:30
282-745です。交互作用はないと仮定されているのではなくて
交互作用からの影響が少ない主効果をもつパラメータを使って状況を改善する
という立場だと思います。
そのために主効果と交互作用が完全交絡しない混合系直交表を使っているのでは
ないでしょうか。
そのあたりのことは宮川雅巳さんという方が詳しく研究されているとおもいます。
286283:2009/04/06(月) 19:35:32
>>285 =282=745 重要な御注意をありがとうございました。たしかにそうですね。完全に同意します。実は
>>283 の「古典実験計画法の一部実施法として直交表実験を解釈する」はそのつもりだったのですが。

でも「田口品質工学では直交表実験の前提」として「対象系が一般平均と主効果とだけしか含まない」と
「仮定」((!))は説明不足でした。ちょっと補足させてください。

古典実験計画法の一部実施法でも、タグチ品質工学でも、直交表実験で主効果を求める計算は、「対象系が
一般平均と主効果とだけしか含まない」と見なして(=「仮定」して?)、計算しています。とにかく、
そういう計算式になっていて、その計算式を使わないことには、計算ができません。

しかし、実在の対象系が「一般平均と主効果と」のほかに、交互作用を含むかどうかは、計算式とは別に、
対象系のほうで決まってしまい、どう見なすこともどう仮定することもできません。ただ、そう見なして、
または、そう仮定して、まずは、その場合の計算式を使うというだけの話です。
その計算式は、実在の対象系とは別に作られているので、実在の対象系がどうでも、勝手にあてはめて、
計算だけはできますが、計算の結果が実在の対象系に一致するかどうかはわかりません。

できるだけ、実在の対象系に一致する解がほしいので、交互作用の汚ごれの少ない主効果を求めますが、
さらに言うと、実在の対象系の主効果の真実の値がわかっても、実在の対象系が交互作用を含んでいれば、
それも加えて計算しなければ、実在の対象系に一致する解にはならず、片手落ちと思うのですが。
287283=286:2009/04/06(月) 19:37:54
>>286 に、さらに補足します。ここからは、一部実施法ではなく、タグチ品質工学の立場の話です。

もしも、実在の対象系の主効果の真実の値がわかったとしても、実在の対象系が交互作用を含んでいれば、
それも加えて計算しなければ、実在の対象系に一致する解にはならず、片手落ち((!))。

ならば、いっそ、実在の対象系のことなんか、置き去りにして、すっかり忘れてしまい、直交表実験の
形式的な枠組みと計算式とを勝手にあてはめて、それだけで、解を計算してみよう((!))。すると、
結果はどうなるか?実在の対象系の形式的な枠組みは使っても、内部をまったく無視していますから、
まともな解なんか出るわけはなく、結果は使い物になりませんね。まずは、それは確実です。

でも、世間は広い((!))。実在の対象系の内部が一般平均と主効果とだけでできてたら、OK。
そうならないという保証はない以上、やれたらやってみても、わるくはない。どうかすると、不思議にも、
それが、また、成功して・・・ これがタグチ品質工学の誕生の秘話、と私は思っています。

幸運の実現される実在の対象系は、考えてみると、案外、ありそう。ゴムや合金で、配合の「加法性」が
成り立つ場合とか。もちろん、失敗の例も無数。>>283 で言いたかったのは成功の場合の話。

失敗してあたりまえ。直交表に入っていない実験条件での実験結果を計算で予測してみて、実験値が
予測値と一致したら成功。一致しなかったら、交互作用があるはず、という話です。ただ、幸運にも、
実験値が予測値と一致したら、交互作用はない、と「判断」して、つぎの段階の開発・研究に進む。次々に
そういう幸運に恵まれれば、開発・研究は、どんどん、はかどります。むしのいい話ですが。
288名無しさん@5周年:2009/04/06(月) 22:09:04
>>287=286=283

特性を改善するのか、目的を達成するのかの違い!
あなたは、与えられた特性しか頭にない。
なんで物事を一面からしか見られない(測れない)のだろう?
こういう方が多いからQE学会も馬鹿の一つ憶えの動特性というお念仏を
唱える様になる。ミイラ取りがミイラになる羽目になる。

こういう単眼思考は、特に品質関係の方に多い。
統計屋や自称科学者とやらにも多いが、超一流の人は物事を多面的に見る
事ができている。
すこし引いてあたまを柔らかくしてみたら。
289283=286=287:2009/04/07(火) 07:07:57
>>288 静特性では絶対に駄目で成功しないが動特性なら成功する・・・という意見は、
たしかに、あちこちでよく見ますが、失敗する場合もあるでしょうね。

かなり以前ですが、会社の初心者教育は絶対に動特性、という強烈な意見を見ましたが、
そういう単眼思考はミイラ取りがミイラになる羽目になって当然です。

ただ、「超一流の人は物事を多面的に見る」、でも、それは超難儀ですねw。
特性の改善より目的の達成、でも、会社から与えられた特性は何とかしないとね。

>>284 「慣れれば、いろいろ変更する必要はない。一発で合う・・・心が素直でなく・・・
囚われ」ていると合わない、うーむ、これも超一流思考、やはり、超難儀。
290283=286=287=289:2009/04/08(水) 19:14:59
>>283-289 の議論をふまえた上で >>282 (744-745) の「交互作用」の話にもどりましょう。

対象系を制御する要因の水準を変化させると、応答の実験値も、SN比の実験値も、それぞれ変化します。

ここで、試作工場、実験工場、製造工場などの中の対象系、すなわち、準備系と
出荷後、客先で最終的に実用状態で運用されている対象系、すなわち、実働系とを区別して、

準備系と実働系とで、制御要因は共通の場合に、もし、準備系で交互作用がないと実験で確認できれば、
実働系でも交互作用はないと考えてもよいだろう、というのがタグチの「公準」(=予想)ですね。
少なくとも、準備系で交互作用があっては、実働系ではどうなるかわかったものではない。だから、
まず、準備系の確認実験の結果が大切、という主張です。ここからの対策が分かれます。

準備系の交互作用をなくするには、実在の準備系の実質を変更して、まったく新らしい発想で、実在の
準備系を新らしく構想して試作し直交表実験をやる必要があります。>>283 はそれですが・・・
291283=286=287=289=290:2009/04/08(水) 19:19:31
>>290 >>283 しかし、それは大変で、いつ、成功するか、見通しもない。ここで、便宜的な方法が出現。

失敗した直交表実験の結果を観察して、交互作用がなくなるよう、実験値を計算上で換算して、見かけ、
交互作用をなくする。田口実験計画法の「水準ずらし法」とか、エネルギーを考えての換算とか・・・

>>284 の「慣れれば、・・・ 一発で」はこういう換算もあり?でも、換算は、結局、換算で、弱い。

制御要因の水準値に対して実験値が2次曲面で変化する場合、2次曲線すなわち楕円・放物線・双曲線の
主軸のように、制御要因の水準値を適切に変換して交互作用をなくする換算法の提案もあります。

結局、実在系の実質を変化させて交互作用のない実在系を実現できればよいのですが、超難儀ですから、
見通しと覚悟と幸運とが必要。>>282 (744) は、案外、そのへんの話かも。
292283=286=287=289-291:2009/04/08(水) 22:09:44
>>290 準備系にしても、実働系にしても、対象系が実在の系として機能するために、基本的に必要な機能、
すなわち、基本機能を明確にし、それを実現するように対象系を設計し構築すれば、自然に、交互作用は
なくなるものだ、というタグチの、もう一つの、公準もありますが、この実現も、また、超難儀。

それさえ、口で言うように、できさえすれば、苦労しない((!))。それができないから、涙、涙、涙
293283=286=287=289-292:2009/04/10(金) 06:01:06
>>285 がおっしゃってる混合系直交表のお話について、>>286 で古典実験計画法の一部実施法を考えて
お答えしていますが、これも粗雑な表現で、申しわけありません。追加させてください。

古典実験計画法の一部実施法と厳密に言えば、混合系直交表の利用は正統の立場ではなく、それよりも、
レゾリューションすなわち分解数の理論による分解分析法なども含めて考えるほうが妥当と思います。
言わば、主効果だけでなく、交互作用も、汚ごれを少なく、定量しようという立場ですね。

(もっとも、そうは言っても、それは、それで、その定量の実行は、また、大変、と思いますが)

>>285 は、実は、そういう、言わば、正統の立場と混合系直交表を使う立場との差もふまえてのお話と
感じてはいましたが、>>286 では、タグチを主体に、粗雑でも、割り切って、単純な表現をしました。
タグチの基本姿勢の迫力は、結局、そういう単純な表現でしか、伝わらない、と思っています。

しかし、基本姿勢が単純であるだけに、迫力はあっても、探索の一手段としてはいいのでしょうが、
最後まで、常に、つらぬき通すことができるとはかぎらない、そこが最大の問題ですね。
294283=286=287=289-293:2009/04/12(日) 19:00:10
>>293 の最後 >タグチの基本姿勢の迫力は、結局、そういう単純な表現でしか、伝わらない>
>しかし、基本姿勢が単純であるだけに、迫力はあっても、探索の一手段としてはいいのでしょうが、
最後まで、常に、つらぬき通すことができるとはかぎらない、そこが最大の問題> これは

>>287 と表裏一体。 >実在の対象系の内部が一般平均と主効果とだけでできてたら、OK>
>そうならないという保証はない以上、やれたらやってみても、わるくはない> >不思議にも、
それが、また、成功して・・・ これがタグチ品質工学の誕生の秘話> 世間は広いのですね((!))

この「成功」/「不思議」の原因は「実在の対象系の内部」にあり、運まかせ、神のみぞ知る。なのに、
数理統計学でも、タグチ品質工学でも、どうも、タグチの「手法」の内部に原因を求めがち。

考えてみれば、成功も、失敗も、原因は実在の対象系の内部にあり、手法の利用側ではどうもできない、
手法を使ってみて、成功し、または、失敗し、その結果がわかるだけ。そういう手法の提案があって、
成功すりゃ、幸運、仕事が簡単になり、はかどる。失敗すりゃ、おしまい、また、一から、出直し。

実在の対象系の内部が、それぞれに、どうなっているかは、本来、手法の内部の話ではありません。
295名無しさん@5周年:2009/09/04(金) 20:37:38
>>157
9/19成蹊大で、MTシステム等のタグチメソッド研究集会が、開かれるようですね。
■会題  タグチメソッドの理論と応用
■日時  2009年9月19日(土)10:30〜17:00 
■場所  成蹊大学 8号館 201号室
■参加費 無料
http://mid.ism.ac.jp/stats/msg00864.htm
296名無しさん@3周年:2009/09/05(土) 17:34:59
>295 国内・現在・最先端の数理統計学研究者が「タグチメソッドの理論と応用」を
どうとらえているかはよくわかりますね。ただ、 >>157 のような利益追求・宣伝普及を
重視する人々との間の深い断層はどう埋めるのか?どこまで埋まるのか?

数理統計学の守備範囲から実は完全に離れているそういう基本の問題を、当面、どうするか?
誘惑的な利益の宣伝だけが根拠もなく大きく中空に張り出して下が奈落の地獄では・・・
297名無しさん@3周年:2009/09/08(火) 00:29:14
>295 確率対応法も本質を整理して利用の限界が明瞭に見え空虚で有害な実体が判明
298名無しさん@5周年:2009/09/09(水) 18:27:31
>>297
確率対応法のどういう点が、空虚で有害なのですか?

299名無しさん@3周年:2009/09/10(木) 18:47:37
>>298 つぎのスレにある確率対応法の初歩の説明を御覧になっているとしてお答えします。

http://science6.2ch.net/test/read.cgi/sim/1023853891/640-642
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/sim/1023853891/236-241

5水準10因子の直交表実験は田口「実験計画法3版」下巻1092頁のL50(実験数50回)で
計画できますが、5水準10因子になると簡単ではない。その場合をあつかう便法の一つ。
ただし、きっと成功するとはかぎらない。もちろん、通常の直交表実験でも失敗はあるが、
直交表2枚を横につないで5水準20因子の効果を実験数50回で求めるのは無理が重なる。

5水準10因子の1群と5水準10因子のほかの1群とを別々に調べるとか、20因子の各々に
ついて1因子実験とか、やってみるほかなく、失敗の危険は大きい。どんな方法を用いるかは
各々の現場の判断。第3者から単純に、確率対応法を、というお勧めはあまりに危険。
原理をわかりやすく説明し、使う使わないは利用者の都合にまかせる、この姿勢が常に必要。
あたればもうけものですが成功の保証はなく空虚。なのに、タグチだから、と売るのは有害。
300名無しさん@3周年:2009/09/11(金) 12:35:24
>299 訂正 (誤)・・・が、5水準10因子になると簡単ではない・・・ → (正) 20因子
301名無しさん@3周年:2009/12/04(金) 00:40:51
品質工学関連スレ 最新目録
    http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/prog/1145797287/224-280 319 ソフトウェアのテストについて(一部分)
    http://science6.2ch.net/test/read.cgi/material/986224705/150 タグチメソッド材料研究室へ忍び寄る
    http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1258110817/l50 品質工学の挑戦
    http://science6.2ch.net/test/read.cgi/kikai/1022085231/150 品質工学(タグチメソッド)
    http://science6.2ch.net/test/read.cgi/denki/1130499061/150 これからは品質工学
    http://science6.2ch.net/test/read.cgi/sim/1023853891/150 実験計画法使ってますか?
    http://science6.2ch.net/test/read.cgi/sim/1204254314/150 タグチメソッドSN比
302名無しさん@3周年:2010/01/01(金) 16:25:58
品質工学関連スレ 最新目録 URL訂正 150→l50
  http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/prog/1145797287/224-280 319 ソフトウェアのテストについて(一部分)
  http://science6.2ch.net/test/read.cgi/material/986224705/l50 タグチメソッド材料研究室へ忍び寄る
  http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1258110817/l50 品質工学の挑戦
  http://science6.2ch.net/test/read.cgi/kikai/1022085231/l50 品質工学(タグチメソッド)
  http://science6.2ch.net/test/read.cgi/denki/1130499061/l50 これからは品質工学
  http://science6.2ch.net/test/read.cgi/sim/1023853891/l50 実験計画法使ってますか?
  http://science6.2ch.net/test/read.cgi/sim/1204254314/l50 タグチメソッドSN比
303名無しさん@5周年:2010/01/02(土) 05:40:31
理系学生ならたまには遊びに来てね!

核兵器の基礎設計も満載!

【抑止】日本政府の代わりに民間で核武装するスレ

http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/war/1249850191/
304名無しさん@3周年:2010/01/04(月) 02:30:28
このスレではありませんが、最近は、「Kazz先生の掲示板」 http://www2.ezbbs.net/12/kazz/ でも、
河村先生、鶴田,太田,鐡見,清水さん、前田さん、など、それぞれのタグチ系新SN比の議論、また、
774さん(Kazz先生の掲示板 http://www2.ezbbs.net/12/kazz/ 3505,3506,3509-3512,3516,3517)
の望大特性SN比の議論、など、いろいろ。 >>303 のついでに「Kazz先生の掲示板」へもぜひ。
305名無しさん@3周年:2010/01/04(月) 02:59:34
なお、 http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1258110817/42-43 もぜひ御参考までに。
306示然坊皆慶:2010/01/04(月) 03:57:47
<QEパズルゲーム>説明 : 前文 http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1258110817/73

説明1 : − 「タグチメソッドSN比」にも必須の<QEパズルゲーム>基礎知識 − 説明3まで
趣味40年+専念20年=合計60年 http://science6.2ch.net/test/read.cgi/material/986224705/131 、
努力は報いられた。その呼び名のとおり、このゲームの目的は田口品質工学、田口実験計画法および
古典実験計画法の数式をわかりやすく書き表わすことである。単に数式の書き方の提案に過ぎないが、
この分野の数式は定数・変数を著じるしく数多く含むから、各々を手際よく書く必要がある。

単一文字(a,b, ... , y,z,A,B, ... , Y,Z)では足らず、組み合わせ文字(aa, ... , bbx, ... , ほか)も使う。
添え字つき文字、多重添え字つき文字なども使うが、少し下げて小さく書く教科書風は見づらいから、
親文字に接続符@をつけ、その後に大きさも高さも変えず添え字をつけ、その後に端末符#をつけ、
たとえば ccs0@bb2# などとして、一つの添え字つき文字と見なす。こんな工夫をする。

つぎに、書き表わした定数・変数を縦1列に書き並らべて列ベクトル、横1行に書き並らべて行ベクトル、
また、縦横に書き並らべて行列、とする。さらに、各々を単一文字、組み合わせ文字、添え字つき文字、
多重添え字つき文字などで表わし、関係式を見やすく書くのがQEパズルゲームである。このゲームに
成功すると田口品質工学、田口実験計画法および古典実験計画法が本当にわかりやすくなる。
307306:2010/01/04(月) 04:15:10
説明2 :
趣味40年の終わり近くに見通しがつき、日本品質管理学会に入会し、結果を発表しはじめた。
最初は中部支部研究発表会で損失関数について。つぎに、(本部)年次大会で組み合わせ完全配置
実験の応答分解について。どちらも、きちんとした雑誌に採択されず手探ぐりを重ねることになる。

損失関数は<タグチ哲学蒟蒻術>で却下。明白な計算結果の解釈が否定される理由がわからない。
要因配置実験は投稿以前に評判が悪い。調べるうち、Barnard応答分解の応答基本ベクトルは単純な
直積系応答基本ベクトルとはちがうことを知る。また、推定可能性の重要性を教えられ勉強する。

それぞれ何年もかけて調べ、判明した範囲を<QEパズルゲーム>で整理して発表、さらに手探ぐり、
20年が過ぎた。ただし、<QEパズルゲーム>を身につけていなかったら悶々として退却していた。
そうならずFisherにまで遡ぼることができたのは<QEパズルゲーム>のおかげだ。

西堀研究室設置以前の古典実験計画法の輸入期の様子もおぼろげにはわかり、西堀研究室解散を
避けるにはどうすべきだったか?の見当も。Kazz先生のQE掲示板でDrT.の御子息のASI伸さんと問答
できた(3561-3562)のは最高の幸わせ。本当はDrT.と問答したいのだがもう無理だろうか?
308306=307:2010/01/04(月) 04:30:27
説明3 :
そもそも、<タグチ哲学蒟蒻術>は御利益ありげな儲け話も連らね良さげに語たられ、大衆はわけもなく
誘い込まれ法論会の雰囲気に満足、教団はどんどん膨張。明確な結論は何一つ出てこないのに。

対する<QEパズルゲーム>は、手順が明確、ただ、ゲームが詰む場合と詰まぬ場合とがあり、詰まぬ
場合は「リセット」せよと。でも、プレイヤーもゲーム観覧者も空虚な談義には入り込まずに済む。

しかし、プレイヤー1人<俺>、ゲーム観覧者2-3人?(=<俺>+1-2人?) (*) はまずいなぁ、
(*) http://science6.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1258110817/70 − 数値の数多さに茫然自失、
2度と厭、っても<QEパズルゲーム>は理解の絶対条件だし、省略して、得な話だけをぜひ、となりゃ
<タグチ哲学蒟蒻術>しか無い := 矢野師、罵愚奪土の草むらの地下壕に潜伏中だが。

勝負は着いている。<QEパズルゲーム>は数多い数値に茫然自失さえしなければ誰でも「迷い」なく
明確な結論に到達できるが、<タグチ哲学蒟蒻術>は説教会に参加してみても果てしなく「迷う」。
効用は決定的に<QEパズルゲーム>が大きいが、数値の数多さの対策が問題。

電電公社電気通信研究所の西堀特別研究室設置以前−解散以後の時代に戻り、基礎から見なおす
必要がある。矢野師も旗振り・釣り込みは止め<QEパズルゲーム>をまじめに勉強すべきだ。
309名無しさん@3周年:2010/01/04(月) 05:00:22
310306=307=308:2010/01/06(水) 22:30:43
説明1a : − 説明1の補足
>>306 >>307 >>308 説明1、2、3 をお読みになって、1はともかく、2、3は具体的でない、と皆様が
お思いかもしれません。説明1は数値を代数的・記号的に指定する表記法の説明と、それを縦1列に
並べて縦ベクトル、横1行に並べて横ベクトル、そして、縦・横(矩形)に並べて行列とする説明とですが、
そのあと、演算の説明が必要ですね。縦ベクトル、横ベクトル、および、行列、その演算です。
実は、そういう演算は、基本的には、通常の線形ベクトル代数の演算とかわりません。ただ、要素数が
多いかもしれませんが、本質的な相異はありません。そこで説明1 >>306 では省略したのです。

ただ、ここで、とくに追加し力説しておきたいのは、そういう要素の数多さ、および、要素一つ一つの
名付け方の複雑さ、それが<QEパズルゲーム>のプレイヤーや観客を幻惑したり、茫然自失させたり
しますが、プレイして楽しみ、または観覧して楽しむために必要なのは、縦ベクトル、横ベクトル、および、
行列、その演算の理解です。しかも、そういう演算は、基本的には、通常の線形ベクトル代数の演算と
かわりません。ほとんど、そういう演算だけで、<QEパズルゲーム>は組み立てられています。
ただし、その1段階1段階をきちんと理解する必要があります。途中をすっとばしてはいけません。

<QEパズルゲーム>に関わる者は自分をごまかしてはいけません。わからなかったら関わるな!です。
わかったふりで他人を誘うのは最低です。それは<タグチ哲学蒟蒻術>に堕落する地獄の途です。
311310:2010/01/06(水) 23:01:36
>>310 訂正

(訂正前)
>>306 >>307 >>308 説明1、2、3 をお読みになって、1はともかく、2、3は具体的でない、と皆様が

(訂正後)
>>306 >>307 >>308 説明1、2、3 をお読みになって、1と2、3との間のつながりが不明確、と皆様が
312306=307=308:2010/01/08(金) 03:27:28
説明1a _改 : − 説明1の補足 _改 : 306=307=308=310+訂正311 _改

>>306 >>307 >>308 説明1、2、3 をお読みになって、1と2、3との間のつながりが不明確、と皆様が
お思いかもしれません。説明1は数値を代数的・記号的に指定する表記法の説明と、それを縦1列に
並べて縦ベクトル、横1行に並べて横ベクトル、そして、縦・横(矩形)に並べて行列とする説明とですが、
そのあと、演算の説明が必要ですね。縦ベクトル、横ベクトル、および、行列、その演算です。
実は、そういう演算は、基本的には、通常の線形ベクトル代数の演算とほぼ同じです。要素数は多い
かもしれませんが、本質的な相異はありません。そこで説明1 >>306 では省略したのです。

ただ、力説したいのは、そういう要素の数多さ、および、要素一つ一つの名付け方の複雑さ、それが
<QEパズルゲーム>のプレイヤーや観客を幻惑したり、茫然自失させたりしますが、プレイを楽しみ、
また、観覧を楽しむために必要なのは、縦ベクトル、横ベクトル、および、行列、その演算の理解です。
通常の線形ベクトル代数の演算とほとんどかわらず、<QEパズルゲーム>はそれだけで組み立てられ
ていますが、1段階1段階をきちんと理解する必要があります。途中をすっとばしてはいけません。

<QEパズルゲーム>に関わる者は自分をごまかしてはいけません。わからなかったら関わるな!です。
わかれば、理解の苦労はなくなりますが、企業活動の浮き沈みは別の話、きっと儲かるとはかぎりません。
わかったふりで他人を誘うのは最低です。それは<タグチ哲学蒟蒻術>に堕落する地獄の途です。
313306=307=308=312:2010/01/08(金) 03:32:27
説明1b : − 説明1の補足b 312 >>308 307 >>306

線形ベクトル代数は理系のほか、最近では、文系学生も履修します。特殊な科目ではなく難かしくもあり
ません。品質工学は<QEパズルゲーム>と言ってよいほどに線形ベクトル代数の初等的な演算を主体に
組み立てられています。数理・数式の1段階1段階をそれだけで追跡できますが、その事実は意外に無視
されています。また、矢野師や追随する専門家は、その事実を「安易」な理解として、否定しています。

<QEパズルゲーム>が線形ベクトル代数の初等的な演算のほかに必要とするのは演算の素材にどんな
数値を用いるか、そして、結果としてどんな数値を求めるか、その各々を選らぶ方向感覚です。素材の数値と
結果の数値とを線形ベクトル代数の初等的な演算の組み合わせで結び付けるのが<QEパズルゲーム>
すなわち田口品質工学であり、それを勉強するには1段階1段階の初等的な演算の追跡が必要です。

専門家が演算を追跡せず、追跡を 「安易」 な理解として否定するのは困りますが、日本国内の現在の大勢です。
演算を追跡せず田口品質工学を理解するには<タグチ哲学蒟蒻術>によるほかなく、合理的な理解は否定され、
田口品質工学は期待と信仰とだけに包まれ、無用の混乱がどこまでも続きます。過度の宣伝で人気だけが先行し、
買い手がむらがり、使い方もわからず、買い込むばかり、と言った状態、さらに、厄介なことに、現在の品質工学会は
<タグチ哲学蒟蒻術>の信徒で埋め尽くされており<QEパズルゲーム>は完全に異端です。
314313:2010/01/08(金) 03:35:48
説明1c : − 説明1の補足c 313 >>312 >>308 307 >>306

線形ベクトル代数の初等的な演算に確率論の演算を追加すれば、田口品質工学のほかに、田口/古典実験
計画法、さらに、伝統的な数理統計学も理解できます。<QEパズルゲーム>の効用は絶大です。
素材の数値と結果の数値とが決まれば、外界の実在の物理的な法則・事実は数理の中に入ってきませんから、
<タグチ哲学蒟蒻術>とは異なり、蒟蒻問答の出る幕はなく、理解は確定の世界の中だけで可能です。

数理が確定の世界の中だけで理解できること(a)と外界の実在が雑音要因の影響で確定的に変化し、または、
確率的に揺動すること(b)とはまったく別な世界の事象であり、はっきり分けて考えないと混乱します。
数理(a)は観念の世界のもの、実在(b)は外界すなわち物理世界のもの、両方を分けて考えるのは当然です。
重要なのは、現在、手元にあり、矛盾無く理解できる数理(a)によって実在(b)をどこまで把握できるか?です。
なお、学術と企業とは関心も利用する数理も異なるとしても、数理の内部の矛盾や不備は整理が必要です。

田口品質工学、田口/古典実験計画法、または、数理統計学、どの理解にも数式=数量と数量との関係=
<QEパズルゲーム>の理解が必要です。<タグチ哲学蒟蒻術>では代用できません。数式が本質だからこそ、
DrT.の御真言には陀羅尼(=数式)がかならず出てきます。理解せず読みとばして<タグチ哲学蒟蒻術>に
入り込めば、のっぽ正大師の尊師御物語みたいにタグチ以外の一般の品質工学と変わらなくなります。

<QEパズルゲーム>は田口品質工学、田口/古典実験計画法、数理統計学、各々を完全に理解させます。
品質工学会で尊師ただ1人が<QEパズルゲーム>をわかり、ほかは誰もわからず、タグチの純粋な本質では
ない<タグチ哲学蒟蒻術>をひねくりまわしているばかり、というのは、どう言ったらよいのか、ちょっと・・・
315名無しさん@5周年:2010/01/09(土) 00:04:49
品質工学の人は
わかりやすく端的に説明するということは
できないのですか?
316名無しさん@5周年:2010/01/09(土) 09:53:47
一言で言ったら「リスクの数値化」か?
317314:2010/01/09(土) 13:03:15
306=307=308=312=313=314 の立場では:

>>316 ↑ はちがう(!)と思う。なぜかと言うと 「リスクの数値化」=<タグチ哲学蒟蒻術> になるから。

>>315 には 「品質工学」=<QEパズルゲーム> と答えたいが、もっとわかりやすく、言いかえよう。

1) 線形ベクトル代数の演算を用いると、多変数関数 (複数の独立変数がつくる関数) は「一般平均」、
各々の独立変数の「主効果」、および、各々の独立変数間の「交互作用」、の総和として表わされる。

2) 任意の多変数関数にこの分解の式をあてはめてみて、もしも、各々の独立変数間の「交互作用」が
どれも0になっていると、分解の式は項の数が減っていて、「交互作用」が0でない式より簡単になる。

3) 各々の独立変数の値をいろいろ変化させてみて、その多変数関数の値(これを「応答」という)を求め、
その結果から、「一般平均」、「主効果」、および、「交互作用」、の各々を求めることができる。

3a) こうして、「一般平均」、「主効果」、および、「交互作用」、の各々を求めると、逆に、これから、各々の
独立変数の任意の値の組み合わせごとに、もとの多変数関数の値(=応答)を算定できる。

4) このときに、この多変数関数の「交互作用」の全部が0であったとすると、2)が成り立ち、分解の式が
簡単になり、3)3a)の計算も応答を求めるときの独立変数の値の変化の組み合わせも簡単になる。

4a) したがって実験回数の少ない「省略実験」が可能になる。勝手に全部の「交互作用」を0と仮定して
おり、実験結果が実在と一致するかどうかの確認実験が必要、成功すれば実験回数が節約される。
318317=314:2010/01/09(土) 13:32:06
>>315 たった、これだけ >>317 を説明して、あと、使うかどうかは利用者の都合にまかせればいいものを
御利益ばかり言いまくって信者を増やそうとばかりだから世間の迷惑になる=<タグチ哲学蒟蒻術>。
319317=314:2010/01/09(土) 17:31:38
>>315 >>316 >>317 >>318 「リスクの数値化」は田口品質工学でなくてもできるが、「省略実験」 (厳密に
いうと「直交表」による「省略実験」) は田口品質工学、Plackette-Burman実験、などでやるだけ。
320317=314:2010/01/09(土) 18:05:35
実行内容 >>317 は<QEパズルゲーム>なのに効能万能と宣伝だけしまくるのが<タグチ哲学蒟蒻術>。
ある局面の戦術に過ぎないものを古今東西に普遍の宇宙戦略と見せかけて信者を誘そう詐欺師軍団の妖術。
321317=314:2010/01/10(日) 22:20:42
>>315 > 品質工学の人はわかりやすく端的に説明するということはできないのですか? >

mmm 「できない」 のではなく、絶対に、「しない」  「してはならない」 のですよ! www なぜかと言うと、たった、
それだけのこと、と真実がばれ客が散ってしまうのと、失敗の言い訳が効かなくなるからです。ひどいものです。
322317=314:2010/01/12(火) 18:50:42
>>319 訂正: (誤)Plackette-Burman実験 (正)Plackett-Burman実験
323774ワット発電中さん:2010/01/22(金) 20:20:28
創業は易く守成は難い − 常に右肩上がりがよいが右肩下がりも無いわけには、QESは、今、その時期?
タグチは増山、茅野を超えたか?電電公社にどんな影響 (*) を与えたか?今、3人まとめて総決算の時期?

(*) 断片的な情報いろいろ >> http://science6.2ch.net/test/read.cgi/denki/1130499061/46-127
324774ワット発電中さん:2010/04/25(日) 23:56:01
第18回QES大会は発表103件、そのうち約24件がMTS関連、また、約8件がソフトウェアやデータマイニング。
合わせて (24+8) =約32件を除くと、これまでほとんど無かった基本問題 (数理) の関連約13件が目につく。

残り約58件 (=103-24-8-13) が最適化・機能性評価で、その大部分は最小2乗法で比例式をあてはめて
SN比とか感度とか。結局、あてはめの残差すなわち 「ばらつき」 と、それから 「比例定数」 とが全部になる。

MTS関連 − 6,7,9,10,11, 12,18,19,21,22, 23,24,48,60,74, 75,76,77,94,95, 96,97,98,99
ソフトウェア・データマイニング − 38,72,80, 100,101,102,103,104
基本問題 (数理) 関連 − 5,8,13,14,34, 35,36,53,63,69, 70,71,73

数字は発表番号。発表概要をざっと見て拾ってみた粗雑な仕分けだが、全体の様子は何とかわかりそうな感じ。
325774ワット発電中さん:2010/04/27(火) 12:31:10
>>324 ソフトウェア・データマイニングの発表104を列挙は不注意による間違い。これを削除すると、まず、
(M) MTS関連 24件 − 6,7,9, 10,11,12,18,19, 21,22,23,24,48, 60,74,75,76,77, 94,95,96,97,98,99
(N) そのほかのもの (MTS関連ではないもの) 合計 79件。そのうちでは、

(A) ソフトウェア・データマイニング 7件 − 38,72,80, 100,101,102,103
(B) 基本問題 (数理) 関連 13件 − 5,8,13,14, 34,35,36,53,63, 69,70,71,73 − これまでは無かった
(C) 最適化・機能性評価 59件 − 1,2,3,4, 15,16,17,20, 25,26,27,28,29, 30,31,32,33,37, 
39,40,41,42,43,44,45,46,47, 49,50,51,52, 54,55,56,57,58,59, 61,62, 64,65,66,67,68, 
78,79, 81,82,83,84,85,86,87,88,89,90,91,92,93

なお、(M) MTS関連 24件 を細かく見てみると、
(MA) 6,7,21,23,60,98 − MTS一般・データマイニング 6件
(MB) 10,11,74,75,77 − MTS基本問題 (数理)  5件 − これまでは無かった
(MC)  9 (片側T法) ,12,18,19, 22,24,48,76, 94,95,96,97,99 − T法 13件

(A)/(N) vs (MA)/(M)、 (B)/(N) vs (MB)/(M)、 (C)/(N) vs (MC)/(M)。
 0.088 vs 0.25       0.16 vs 0.21       0.75 vs 0.54
まず、 (M) の (MA) は (N) の (A) と同じ役割だが、かなり多め。 (M) の性質から当然 ((?))。
しかし、 (M) の中でも (MB) MTS基本問題 (数理) がやはり出てきているのは (N) の中の (B) と同じ。
それと、 (M) の中で (MC) T法 が多いのは (N) の中の (C) と役割が似ているから ((?))。
326774ワット発電中さん:2010/04/28(水) 08:50:13
>>325 (C) が (N) の7.5割、また、 (MC) が (M) の5.4割。これは、結局、どちらも、方法が明確で、
現場の課題にあてはめやすいからだろう。信号要因/雑音要因/制御要因をそれぞれどうとるか、それさえ
決まれば、あとは実験だけ、もちろん、成功/失敗は成り行きで決まり、自分ではどうすることもできない。
だから、失敗例の報告がおもてに出てくるわけはなく、発表は成功例だけ、というのは自然な状態。

論文賞の金賞っても、今年のもそうだが、信号要因/雑音要因を振って装置の動作状態を測定。制御要因を
変化させて、ばらつきの小さい (=SN比の大きい) 状態を見つけるのは筋書きどおり。確認実験の成功は
対象系の事情。信号要因/雑音要因/制御要因は装置の構造定数や運転変数から決まるほかない。

主効果仮定が成り立つ状況なら、直交表実験だろうとなかろうと、大体のところ、経験者にはわかる結果が多く、
そのあとどうしてゆくかが当事者には大きな問題、QEでっかちの素人なんかの手に負えることではない。
327774ワット発電中さん:2010/05/08(土) 21:45:30
QEのうち、どこまでのことがタグチでなくてもでき、どこからがタグチでないとできないか、それをきちんと
仕分けたい。何でも引張り込むのは間違い。矢野師のような 「ろくでな師」 が何と言おうと駄目は駄目。
328774ワット発電中さん:2010/05/22(土) 14:12:44
損失関数を偏差の累乗級数に展開して、0次項、1次項、2次項、・・・ を決めることができるとすると、偏差が0の場合の
損失関数の値は0だから、0次項は0。また、偏差が0の場合、損失関数の値が極小になるとすれば、1次項も0。

書物 「品質工学講座1 開発・設計段階の品質工学」 は、4次項以上の影響が小さいと、2次項と3次項とだけが残るが、
偏差が負のとき、3次項 (負) の影響が2次項 (正) を超えると、損失関数が負になり 「利益が出る」 から、3次項はなく、
2次項だけと説く。偏差の変化範囲の限界には注目せず、探索法/発見法的に局所の論理の道筋に注目している。

2次項・3次項などより高次項の影響が圧倒的に大きい実例は、経験事実として、実在する。その場合の考慮はない。

目標値まわりの雑音分散に社会損失は比例する、という先験的な原則を、テイラー展開と関係なく、提案できるとしても、
この先験的な原則の結果が具体的な経験事実と一致するかどうかは、当然、対象系の内部の性質で決定される。
日本工業規格 JIS Z8403 などはその先験的な原則の結果が具体的な経験事実と精度よく一致しないと利用できない。
この種類の先験的な原則の実用価値は慎重な判断が必要で、結局は、個別の経験の着実な積み重ねによるほかない。

Z8403 よりも前にまず制定された K7109 では具体的な経験事実を例示する表があり、先験的な原則と比較できるが、
いろいろ吟味してみると、2次項・3次項などより高次項の影響が圧倒的に大きいとしか結論できないことがわかる。
制定の頃に、その経験事実を整理して、2次項が主体と主張する解説が精密工学会誌 (1986) 52(8), 1321-1325 に
掲載されたが、その解説の論理には誤まりがある: 日本品質管理学会第24回年次大会,要旨集 (1994) p.33-36。

Z8403 には経験事実を例示する目録があるが基本的な実験結果は開示されず客観的な吟味を完全に拒絶している。
329774ワット発電中さん:2010/06/03(木) 04:01:19
>>328 日本品質管理学会第24回年次大会,要旨集 (1994) p.33-36 の p.34 図・1は重要だが、説明は読みやすくない。

要旨集の原文を御覧の方のために説明を追加する。図の横軸には出荷単価 CC と苦情処理単価 BB との比 CC/BB を常用対数で
とってあり、縦軸には操業許容差 YY.OPN と半数寸法差 YY.HFZ との比 YY.OPN/YY.HFZ を常用対数でとってある。

それぞれ、日本工業規格 JIS K7109-1986 の参考表に示されている事例1-39の数値。出荷製品の実際の寸法が設計寸法値から
半数寸法差* YY.HFZ だけ正または負にずれていると半数は客先で苦情なく使用されるが半数は客先で苦情を発生 (*の定義) 。
ただし、製造される製品の設計寸法値からの寸法差はいろいろだから、実際には操業許容差 YY.OPN で選別して出荷。

半数寸法差 YY.HFZ を一つの値に固定し、比 CC/BB も一つの値に固定したとき、操業許容差 YY.OPN として任意にさまざまの
値を与えると、比 YY.OPN/YY.HFZ が変化し、比 YY.OPN/YY.HFZ を表わす点は縦軸に平行な一本の直線の上を上下に動く。

苦情率関数すなわち田口品質損失関数が操業許容差 YY.OPN の2乗に比例するとして計算すると、この直線と図の中に引かれて
いる斜めの直線a との交点に、比 YY.OPN/YY.HFZ を表わす点が一致したとき、出荷純益が最大になることがわかる。
330774ワット発電中さん:2010/06/03(木) 04:05:26
>>329 この縦の直線の上で、比 YY.OPN/YY.HFZ を表わす点が直線a よりも上にあるほど、客先苦情が大きく、出荷純益は減少。
また、直線a よりも下にあるほど、出荷の際の選別による廃却損失が大きく、やはり、出荷純益は減少。

どちらも出荷純益は減少するが、下にあると客先苦情が少ない。比 YY.OPN/YY.HFZ を表わす点が斜めの直線a よりも上にあると
客先苦情が多くて大変。精密工学会誌 (1986) 52(8), 1321-1325 の解説はその事実を見落としている − p.35 図・2参照。

苦情率関数すなわち田口品質損失関数が操業許容差 YY.OPN の20乗に比例するとして計算すると、直線a は直線b に変化し、
参考表の事例は全部が安全側の操業となる。廃却損失が大きくなり出荷純益が減少しても、客先苦情は少ない。

操業の事実はこれに近いであろう。出荷純益の最大ではなく社会損失の最小を目指しても、本質的な変化はない。出荷単価 CC を
製造単価 GG で置き換え、苦情処理単価 BB を苦情損失単価 QQ で置き換えて、推論はこのまま成り立つ − 式(8)-(16)。

日本工業規格 JIS K7109-1986 の参考表や本文・解説ではこのあたりの区別が厳密ではなく、出荷純益または社会損失の議論は
かなり曖昧。また、日本工業規格 JIS Z8403-1996 では事例の標題の目録はあるが詳細は開示されておらず、定量的に明確な
吟味はできない。どちらの規格も、単に常識の範囲内での概略の指針に過ぎず、規格としては実務に利用できない。
331774ワット発電中さん:2010/06/05(土) 11:45:12
>>330 損失関数が操業許容差 YY.OPN (=限界許容差 YY.CTZ ) の2乗でなく20乗、でたらめ ((!)) と自分でも思う。
しかし、勝手に思いついたのではない。日本工業規格 JIS K7109-1986 の本文・解説(すなわち、タグチの理論)どおりなら
出荷単価 CC と苦情処理単価 BB との比 CC/BB は操業許容差 YY.OPN と半数寸法差 YY.HFZ との比 YY.OPN/YY.HFZ の2乗に
比例するはず、と事例1-39を図に描いたら、2乗の直線a の両側、とくに、上側に大きくばらついていた − 図・1。

そこで、採算方程式を立てていろいろ吟味、式(8)-(12)、どうして直線a の下側に散布しないのか、客先からは苦情ばかりで
操業できないだろう。そこで2乗のかわりに w乗 (任意乗) として直線b をひき、事例1-39の点が全部、直線b の下へくる
ように。ということは、直線b が事例1-39の点の全部の上にくるように、直線b をひいてみたら、w=20(ええっ)。
332774ワット発電中さん:2010/06/05(土) 11:48:13
>>331 直線a でも直線b でも、比 YY.OPN/YY.HFZ=1 に対して比 CC/BB=0.5 であることは採算方程式および損失関数から
わかるから、この点をとおる直線b をいろいろ引いてみて、事例1-39の点の全部の上にくるようにすると w=20。

このあと、出荷純益の最大ではなく社会損失の最小を目指すとか、出荷単価 CC が実は製造単価 GG だったらとか、また、
苦情処理単価 BB を何倍かして苦情損失単価 QQ に置き換えてみたらとか、いろいろ、吟味をした − 図・2。

事例32 だけは外ずれ値だが、参考表の事例32 の操業許容差 YY.OPN の値の小数点が一桁大きい側へずれていたか、または、
その表で対応する半数寸法差 YY.HFZ の値の小数点が一桁小さい側へずれていたか、案外、そんなことかも・・・
333774ワット発電中さん:2010/06/05(土) 15:02:31
出荷単価 CC または製造単価 GG が低いほど限界許容差 YY.CTZ または YY.QTZ が小さい、のはどちらかの単価および
それに対応する苦情処理単価 BB または苦情損失単価 QQ を固定し、さらに製造製品の現物寸法差の分布が固定されて
いる場合の、選別出荷の限界許容差の話。製造製品の現物寸法差の分布が変化する場合の話は別になる。

また、製品が全数出荷できるほど精密にできていて選別出荷の必要がない場合の話も別。

選別出荷でも、全数出荷でも、通常、出荷側の供給希望単価と購入側の購入認容単価とは、おたがい、開示せずに、
引き合いの中で、両方の一致点、すなわち、整合許容差と整合出荷単価とを求めることになる。

日本工業規格 JIS K7109-1986 および JIS Z8403-1996 は何の意味も持たず実社会では空論になって当然。恥ずかしい。
世の中、経験許容差がすべて。理論的な裏づけが無い?すべての理論は経験の上に作られていることをわきまえよ。
334774ワット発電中さん:2010/06/05(土) 21:30:18
以上、>>329-332 を要約して 333 = >>328 が結論。ろくでもない 「規格」 をつぎつぎに書き散らし、日本工業規格に
なった、と品質工学会の権威付けに使う矢野師の悪い習慣は、このへんで、とことん、根絶やしにする必要がある。
335774ワット発電中さん:2010/06/10(木) 23:59:15
最高導師は、ついに、開明導師を叩き出し、組織を締め付け、最後の悪あがき。
ミサイルの雨の中、手を耳に当ててふさぎ、地下に立て籠もる最高導師。

今もくっついているほかないピオネール。地下壕から差し入れを続ける愚劣な追随者。
あなたたちは何を目あてにしているのか?また、何をおそれているのか?

邪教を棄て、外に出て、陽光のもと、大宇宙の真実に目覚めよ。
規格協会は最高導師を拘束し混乱の責任を追究し適切に処分して一切の禍根を断て。
336774ワット発電中さん:2010/07/24(土) 06:47:55
タグチについての注意を他板から引用 − ネタのわれてしまった手品は終わり

http://science6.2ch.net/test/read.cgi/kikai/1022085231/788
788 :名無しさん@3周年:2010/07/23(金) 09:19:30 ID:IJF5Ys3t
:>782
失敗してもいいプロジェクトでやらないとひどい目にあう

http://science6.2ch.net/test/read.cgi/kikai/1022085231/782
782 :名無しさん@3周年:2010/07/04(日) 12:52:17 ID:N8vYXbca
品質工学を利用した設計をやれと言われた
どうすればいいんだ
品質工学ってとっきにくいよ

ひところ、アメリカでタグチが評判に見えたのは、単に、珍らしがられてただけ
337774ワット発電中さん:2010/07/29(木) 06:27:37
田口実験計画法第3版からはじまったエネルギー型SN比の実態は、これまでの
タグチさんのさまざまの論説のとおり、何の有効な結論にも到達していない。

いまさら、つるぞうごときが何を主張するのか、芝居小屋を片付ける時期なのに。
338774ワット発電中さん
つるぞう氏が嫌われる理由は推察と事実とを区別しないからだろうと 「匿名」 氏が鋭い指摘。
禿げ同。実は、Kazz師、Y師、タグチ師、そして、タグチの品質工学が嫌われる理由もそれだろう。