1 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :
2008/04/12(土) 23:47:28
3 :
◆GacHaPR1Us :2008/04/13(日) 00:17:19
虐殺器官 (2回目)
伊藤 計劃 (著)
(ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
http://www.amazon.co.jp/dp/4152088311/ 作者の下の名前、なんて読むんだよ?読めねーんだよ!!
ともあれ、
激しく近未来。空を飛ぶのはアンパンマンよろしく人工筋肉でできたエトセトラ。
世はネットで接続されたビッグブラザーの世界。小ブッシュ大統領の夢が100年続いた世界だと思いねぃ。
軍事機能は「軍隊」から国際企業に分担盛業され、騙すほうも騙されるほうも等しくなった世界。
一部の「自由国家」の繁栄のために、他の三千世界の不幸をよりどころとするこのボードにおいて、
イレギュラーが発生した。いわゆる後進国家において大規模虐殺事件が多発し、その背後に常に
一人の民間人の存在が現われたのだ。
自身、個人的な、非常に個人的な事件によって、非常と日常の圏界面に揺れ動きつつあった主人公は
この事件をきっかけに、価値観の限界に直面するのだった・・・。
まー、独り言の多い主人公だわさ。喋る喋る。しかもその内容の引き篭もり度といい、多用差といい、
なんか自分自身みたいだ。それだけに、読んでて思うのは、
「あ!そのネタ俺使いたかったのに!」だの「ああ!それ面白いなぁーパクろっと」などと悔しがること
多々あった。そこはかとはなく、勝ったと思ったのはこれを読む前に
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/sf/1205586608/629をカキコして置いたことだ 。危なかった…。
正直、SFモノとしてはツッコむところは非常に多い。曰く、「それなんてPRESS ENTER■?」だの
曰く、「ミーム発見したのはいいとして、なんで発見者には作用しないの?」だの、あるいは
「前頭葉の機能ってあまりに個人的過ぎてマッピング無理じゃなかったっけか?」などと。
しか〜し!そんなこと言ってたら御話楽しめません!ええ、楽しめませんとも!
ともかく、ウィリアムズのキャラが非常に楽しいのでそれだけで大好きだ!パイソンズマンセー!!
10点。SFとして。
>>3 奇遇だな。俺もつい最近読んだばかりだ。
著者は伊藤けいかく。この人は極度の小島信者なので、影響を受けた部分ってのは少なくないように見える。
ただ、話の本筋は本当に素晴らしい出来で、最近読んだ本の中では一番衝撃的な作品だった。
某書評サイト曰く、この本の帯には「猛毒注意」と書いてあったらしい。
残念ながら手持ちの本にこの帯はついてなかったが、最高の煽り文だ。読了したあとにこの帯を見れば思わず「なるほど」と唸るはず。
評価は10点。小島信者の俺には設定や世界観だけでお腹いっぱいになれたが、それ以上にストーリーとキャラクターが素晴らしかった!
余談だが、これを読んだあとにMGSプレイしたり、MGSプレイした後にこれを読んだりすると一層楽しめるかもしれない。
小島・・・よしお?
謎フレーズ「小島」「MGS」
いろいろググって解読した。 小島→小島秀夫 MGS→メタルギアソリッド で合ってる? あんなゲームの影響を受けるなんて、なんて低レベルな。
project伊藤名義でメタルギアの同人誌も出してた……よな?
MGSファンの間では結構有名だった…はず。 影響受けてるといっても人工筋肉とかナノマシンとか止血してくれるスーツとか当たり障りのないものだけどね。
オセロットの靴履いた奴出てこなかったっけw
「スナッチャー」はターミネーター+盗まれた街…っぽいアドベンチャーゲーム、って感じかなー いつの間にか身近な人がエイリアンにすりかわってる、みたいな。 そんで、「中」を見るとタミさんのスケルトンみたいなのが…という 主人公はブレードランナーのデッカード風味だったっけ
13 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/04/13(日) 21:43:41
引き続き僕の論考をお楽しみください。 まず、読者の便宜のため前スレ終盤の論考をコピペしておきましょう。 各人、心して読め!! 975 :ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/04/12(土) 22:04:28 ダン・シモンズ「ザ・テラー 極北の恐怖」 4点 あえてジャンル分けすれば冒険小説の要素が濃い作ではあるが、 「ハイペリオン」の作者でもあり、怪獣小説=ホラーの要素もあるので、 あえてこの板で紹介しておきたく思う。 フランクリン卿率いる北極探検隊遭難(全滅したと言われるが、本作ではテラー号艦長の クロウジャーのみイヌイット娘に助けられてサバイバルする)という歴史的事実をネタに 迫り来る極寒、壊血病の蔓延、食料不足によるカニバリズム等々血生臭いリアルな描写が 積み重ねられると共にダン作品らしいホラー&ファンタジーの世界も展開されている。 ただし、食料不足、反乱等のリアルな問題の前に売り物であるはずの探検隊を襲う謎の 極北の怪物(イヌイット伝説に登場する怪物、この辺のファンタジックなオチがダンらしい) の存在感がじょじょに薄れてゆく感があるのが惜しい。 また、主要登場人物の過去をハイペリオン・シリーズ等でもおなじみの濃厚なエロ描写有りの 色事等をまじえて挿入しているのは、スケベでアホなSFオタへのサービスの意図もあろうが、 話がやたら長くなる上に、肝心の冒険談のテンポが落ちるという弊害が見て取れるのも 頂けないものがある。 結果的にアリステア・マクリーンの「北極戦線」のような迫力ある冒険談、あるいは、 「影がゆく」の如きサスペンスフルなホラータッチの作等を期待すると、 長いわりに非常に中途半端な印象の作に終わっていると言い得る。 まあ、「イヌイット娘のエロキター!!」とか「イヌイット娘のエロまたキター!!」等々、 いちいちウインドーをオープンにして絶叫しているアホなSFオタの長い夜のための読物と しては最適かもしれぬ(w またその程度に評価しておけばよろしい作かと思う。
14 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/04/13(日) 21:44:19
976 :ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/04/12(土) 22:05:15 ロバート・J・ソウヤー「フレームシフト」 2点 俺はSFオタの言うことなど滅多なことでは信用しないが、質問スレで紹介されて読んだ 「ゴールデン・フリース」は本当に面白く、今まで読んだベスト15に入れることも差し支えない ものであった。 だが、行きつけの古書店(例のナッキーに似た子がいるショップである)で同じ作者ということで ゲットしてみた「ターミナル・エクスペリメント」はネビュラ賞作品のわりには、いまいちという感が 強く、本作では更にその感を強くした。 「ターミナル・・・」以上に舞台設定が現実に即し過ぎSFの魅力のひとつである飛翔感が弱いこと、 メーンのネタが刊行当時はともかくヒトゲノム解読が終了した現時点ではやや時代遅れなものと なりつつあること、ネオナチとこれに絡む戦犯追跡(保険会社会長ダニエルスンの正体、 多額な保険金支払いが必要となる遺伝病患者の抹殺を指示している)のエピが メーンなネタとのミスマッチ感があること等弱点ばかり目立つ。 人工受精によるネアンデルタール人のクローン(アマンダ出生の秘密)作成という発想は 今でも十分に面白いのだが、育ての親(借り腹でもある)母モリーもテレパスという異端者で あることから、無理やりなハッピー・エンディングには白けるものを感じざるを得ない。 この作者は「ゴールデン・・・」の悲劇・鬱エンド志向を、なにゆえ放棄してしまったのであろうか?
15 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/04/13(日) 21:45:00
977 :ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/04/12(土) 22:05:48 筒井康隆「ダンシング・ヴァニティ」 採点不能 世紀末の5年間(90年代後半頃)にはやや低迷した感があった鬼才筒井堂であるが、 新世紀に入るや「恐怖」(2001年)「ヘル」(2003年)「銀齢の果て」(2006年) 「巨船べラス・レトラス」(2007年)とエンタメとしても面白い作を連発、 まさに衰えを知らないものがあり、 「新世紀」への突入が筒井堂にとって作家としての回春剤となったかのような感がある。 本作は、あえてエンタメ性を捨て(ゆえに、タイトルから全盛期の超ドタバタぶりを期待すると 外すので注意)、 美術評論家であるおれ(渡真利)の日常を取り巻く絶え間ない反復と混迷・・・ かなりの読書人をも苦闘せしめるプルースト、ジョイス、フォークナー等の作に列なる 人間の記憶・意識の世界を筒井流のドタバタと嗜虐性をスパイスにして描いた作ゆえ、 難解、かつ、読み難いものとなっている。 物語終盤ではシミュレーション技術発達による虞犯罪というSF的ギミックは登場するものの、 (ミステリ的趣向としては、義息の元愛人殺しの犯人は渡真利の娘である妻の凱子だとわかる ネタがあるが、犯行の詳細は無く作品の軽いスパイス程度) 「文学性」といったものには無縁なまま、宇宙船、レイガン、半裸の美女等々に 萌えなアホなSFオタが、果たしてこの作を読了し得るか否か、非常に気がかりではある。
16 :
◆GacHaPR1Us :2008/04/13(日) 23:25:36
>>4 近年ネタ切れ著しいハリウッド映画あたりで採用されそうな小説ではあるわな
じゃあ伊藤先生に、次は是非ポリスノーツのオマージュ作品よろ。 もちろん、エロ要素は必須でw
日本のSF作家てばエロ描くの苦手なの多いよな。 エロゲー出身者除いて。 あれだ。ここはひとまず日本のエロゲ作家出身者の出版本で勝負しようそうしよう。 だれか推薦しろよ
『太陽の炎』、『電脳砂漠』、『宇宙船ビーグル号の冒険』を読んだ。 感想は近日中に書き込むつもり(大した内容は書けないんで期待するなよw)。 ちなみに今は『人形使い』に取り掛かってて、『カエアンの聖衣』にも同時に取り掛かるわ。 とりあえず、今はPerfumeの『GAME』初回盤を聴くのに忙しいんで、待っててくれ。
あいたたたたw
21 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/04/18(金) 06:52:12
ミス住の論考はためになるなあ。
いくら「いい匂いだなあ」「なんて香しいんだ」と自分で言っても モノがどうみてもウンコじゃ意味ないよw 悪臭が漂ってる。
基地外は相手にしてもらえないのが苦しくて自演してるんだ 構うとウンコ振り回して喜ぶからほっとけ
24 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/04/20(日) 15:00:28
石ノ森章太郎「仮面ライダーBlack」 5点 アイデアや監修にとどまらない石ノ森先生自身の手による数少ない仮面ライダー作品のひとつ。 正直言ってあまり期待していなかったのだが、予想外の面白さ、 「幼年期の終り」やエヴァが好きな連中に読ませたい作でああった。 NYの地下水道で始まった物語は、パリ、ロンドン、京都、中国湖北省、東京、那覇、アテネ、 オーストラリア、ネパール(チベットだったら正にタイムリーだったが)・・・ めまぐるしく舞台を変え、遂には時を越えて(現代と人類が圧迫されるゴルゴム支配下の未来) 主人公光太郎と人類抹殺を図るゴルゴムの対決がスピーディ、かつ、スリリングに描かれ、 未来世界に君臨する魔王が光太郎自身であることを示唆する石ノ森ワールドらしい鬱エンド (ここには「人造人間キカイダー」や「変身忍者嵐」と同様に果たして「自分とは何者なのか」という 石ノ森主要作品に共通する基本テーマが投げかけられてもいる) を迎えるまでを一気に読ませる。 蜘蛛男、蝙蝠男等仮面ライダーシリーズの定番キャラも巧く登場、 (ただし第1話がワニ男(ちゅーか、ワニ獣人ぽい)なのが、少し残念か) また、物語の舞台に応じたオペラ座の怪人、ジャック・ザ・リッパー、宮本武蔵、白蛇伝、 八つ墓村等のネタも満載なのも楽しめるものとなっている。 ただし、ビッグエッグという遂に定着しなかったワードが出て来るのには「時代」を感じさせる ものはある 本作のテレビ版でおなじみ「ゴルゴムの仕業」という台詞もばっちしあり。
ドウエル教授の首 前半8点 後半0点 足して2で割って4点 首だけお化けが出てくるソ連のSF 大きく分けて、異なる2人の視点から語られる前後編から成る 前半は、表題のドウエル教授の助手であるケルン教授の助手となったマリイ・ローランの目から見た研究所の日常が語られる この前半部分が、グロテスクな情景なのに、何故かほのぼのとしていて楽しい 意外にのんきな首たちとローランの会話や、反発すべきは反発し、美徳は認め合うローランとケルン この個性あふれる登場人物たちの掛け合いが、読んでいて単純に面白い 後半は、人間味のない完璧超人が大暴れする典型的な勧善懲悪劇 アルトゥールとラケーのコンビは、宇宙のスカイラークのシートンとクレーンみたいだなあと それだけ 個人的にはブリーケのその後が気になる
26 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/04/20(日) 19:15:28
出版状況すらを考慮できない痛いヲタの典型だなw 視野が狭すぎるよ
最近発売された、あの顔の部分だけ見切れてる風俗店の写真みたいな表紙のハヤカワ新刊、誰か読んでないんだろうか。
そうそう、それそれ。
ハードボイルドって時点でなんか読む気がしないな。誰か読んでやってくれや、俺はパス
死ぬほど面白かったよ。
中国が悪者かよ 時代を先取りしてんなあw
今年出たSFで先取りってw ブルース・スターリングの『タクラマカン』には少数民族を砂漠の地下に隔離して実験に使うハナシとか出てくるぞ。
ハヤカワ文庫SF サイボーグ士官ジェニー・ケイシー2巻 SCARDOWN 1巻もだけど、読みづらい。2巻にいたっては変。 老練な軍人のフレデリック大佐(男性)の夫は、頭が卵ようにはげ上がった、がっちりした体格のジョルジュって誤訳か意訳かな?P155 この章はおかしい。 P159に至っては「さあ、ベッドに行こう」だし 原書読めないからなんとも言えないけどぶっ飛んでる。 1巻後半の高齢者50代のSEX描写なんて必要なのか? 3部作らしいがどんどん壊れて行きそう。 原稿チェックスルーした?
単にあなたの読み取りが甘いだけだと思うが。
神経質なやつだな
37 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/04/23(水) 20:06:46
論拠も示さずに文句だけ書いてる時点で 書き手の頭のできはわかりそうなもんだなw
ゴミ共がネチネチオナニーし合ってんじゃねーよww
新世界より 貴志 祐介 ジュブナイルとして10点、SFとして8点、ホラーとして5点、グロとして7点、エロちょっぴり。 いくつかの小説を合体させたような小説。 最後まで少年少女の冒険の域はでなかった。 前半は壮大さを予感させる管理学校ものでwktkしたが、後半は伏線回収をキレイにまとめすぎて尻すぼみ。 分厚いが一気に読める面白さ。 出力の上限がない超能力を人類が得たら?というとこから話を作ったんだろうな。 上限がないから一人で世界を壊せるくらい、いったいそれをどうやって管理するか?
暗闇のスキャナー フィリップ・K・ディック 9点 面白かった、と言ったら不謹慎かもしれんけど、とにかく感慨深かった SFというよりかは、ルポルタージュ、もしくはドキュメントといった分類が合いそうな本 物語は麻薬中毒者アークター、覆面潜入捜査官のフレッド、同一人物であるこの2人の視点で アークター編では脳が破壊されていく過程、フレッド編ではその論理が主に語られる 麻薬中毒者が最終的に廃人と化す理由を、知覚と認識という要素で、しっかりと説明しているのが面白い。いや興味深い また、あまりにも悲惨であるアメリカのジャンキー社会を紹介する社会小説として読んでも面白い。と形容していいのだろうか タイトルの「暗闇のスキャナー」とはなんだったのか?が明かされていく展開も面白…くはないだろう つまりは、すげー本だってことだ 舞台は、ほぼ現実そのものだが、アンチユートピア小説以上にどうしようもない閉塞感を感じた 嘘によって破滅へと誘導されていく主人公が可哀想でならない
展開が速くて勿体無いけど DVDにディックのインタビューついてるからそれだけで映画もおススメ。 映画のスクランブルスーツの描写は見もの。 あれの為にアニメにしたんじゃないだろうかw >SFというよりかは、ルポルタージュ、もしくはドキュメントといった分類が合いそうな本 この調子でヴァリスに進むんだ!
>>41 今回読む前に、TVでちょっとだけ見た(そのときは”なんだこりゃ、わけわかんね”と思ってすぐ消した)から
スクランブルスーツは、読んでて情景をイメージし易かったよ
あー見てえ
DVD借りてくるか
でもヴァリスは勘弁な!
ヴァリスの前にアルベマスで予習すると読みやすいよ。 つうか内容そっくりだし ヴァリスを我慢すれば、次の聖なる侵入は普通のオモロSFなので報われる。
りかちゃん人形を相手に、日がな一日のんびりすごしてみたい
>>18 エロ描くの苦手って誰よ?
みんな大好きだぞ。
気違いにかまうなよ。スレ違いだし
>41-42 スキャナーダークリーは良かったね。 ディックの映画化の中では一番原作に忠実なテイストでよく出来てると思う。
48 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/04/29(火) 22:04:41
ロバート・L・フォワード「竜の卵」 5点 中公新書でベストセラーになった「ゾウの時間、ネズミの時間」を少し想起させるような作、 タイトルからファンタジックなSFを期待したアホなSFオタはガクーリであろう(w (竜座近くにその卵の如く存在する中性子星というのがタイトルの由来) サイエンティストの手になるコテコテのハードSFであり、 また、それゆえに軽いタッチが好まれる昨今の風潮ゆえか、新刊書店店頭では入手難となりつつ ある感もある。 地球人とは相対時間の異なる中性子星の住人(チーラ)とのFCをクライマックスに置き、 チーラ人(「専門的補遺」に付された図では、ナメクジていうか平らなナメゴンって感じ)の歴史が 冒険ファンタジー風に挿入される展開で、 相対時間の差をクリアするため、チーラがスカイ=ティーチャーなるロボットを開発、 世代を超えた種同士のコンタクトが成功するというオチがつく。 エンタメ的に見ると、序盤に登場する美人学者ジャクリーヌがあっさりと退場してしまうのが惜しい ところか、代わって地球人側の主役を引き継ぐのが彼女の息子ピエールとなる。 この構成に着目すれば、タイトルは「あれが母さん星だ!」といった邦題の方がアホなSFオタ 向きにはわかり易かったのではなかろうか。 (実際、作中にはこれに対応するピエールの台詞もあり) 難を挙げれば、チーラの歴史を描いた部分はどうもぎこちない感があり、この部分は軽く流し、 FCに絞って書いた方が、よりこの作者の持ち味を発揮出来たのではないか。 サイエンティストとしての作者のSF界における黒子的活躍は解説でも触れられているところで あるが、馴れない事はしないのが無難であり、 私が担当していれば、この面に関して的確なサジェスチョンを与えられたであろうことが返す返すも悔やまれてならないものがある。
49 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/04/29(火) 22:06:26
マイク・レズニック「キリンヤガ」 SFとしては0点 例えば、名作と言われる第2話「空にふれた少女」を寓話的なファンタジー (米国ビジネス社会におけるグラス・シーリングを想起させるものがある)として評価することは やぶさかではない。 ただし、これを「SF」として高評価してしまうSFオタには不信感を持たざるを得ない。 宙港の描写等にそれらしいSF的趣向凝らしてこその「SF」足り得るのであって、 あまりにあっさりと書き過ぎているのである。 これではSFの世界を背景に使用した小説に過ぎず、 つまり、本作はあえて「SF」である必要が無いのだ。
50 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/04/29(火) 22:07:36
石ノ森章太郎「ロボット刑事」 5点 テレビの企画先行の作とはいえ、これもなかなかの面白さだが、 残虐な殺人シーンは、かなりエグいものがある。 一大ブームを巻き起こした映画「ロボコップ」公開時には、その先見性を評価する声もあった。 (脳天気なものが多いハリウッド作品でありながら、「ロボコップ」の第1作には微妙に 石ノ森作品に通じる「暗さ」が漂っていた点は面白い) 当初、K(ロボット刑事)とマザー(Kの製作者が操作する巨大ロボ)の関係を見ると、 石ノ森作品には珍しい「母子」がメーンテーマかと思わせるが、 終盤に来て、マザーの正体(正確には操作者でありKの製作者)は、 戦時中にロボットの戦争利用を拒否し弾圧された天才科学者の娘であり、 Kたちが追うロボットによる殺人を繰り返す悪の組織R・R・K・Kの首領は彼女の弟だった という真相が判明(弟を社会への復讐へ走らせる直接の因となった姉の顔の傷は弟のミス によるものというトラウマ決定のエピも付く)することにより、 石ノ森作品らしい姉弟関係の存在が浮かび上がり、最後にはマザーは弟の乗った巨大ロボと 共に自爆してまう。残されたKが憐れ過ぎかも・・・
>中公新書でベストセラーになった「ゾウの時間、ネズミの時間」を少し想起させるような作、 …トホホ
52 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/04/30(水) 22:08:16
ロバート・J・ソウヤ−「スタープレックス」 5点 ほとんど戦闘能力を持たない科学探査船の宇宙航海という設定が面白い。 地球人の船長が率いるクルーは、豚に似たウオルダフード族、異形体のイブ族、 人間とコミュニケ可能(注 コミケではない(w )となったイルカとキャラそのものが SF的ギミックの如きであり、アホなSFオタは狂喜乱舞か(w ダークマタ−の正体は惑星大の生物であり、彼らが銀河系宇宙の創造者であったという スケール大のトンデモな展開、しかし、宇宙の滅亡に対処出来るのは「二本の手を持ついきもの」であったという救いがあるオチもつく作。 スペース・オぺラ風の戦闘シーンまであって、それなりに楽しめるのだが、 「ゴールデン・フリース」のダークで印象的なタッチが忘れられない者としては、 ハッピーエンディングに走る作者の志向が惜しまれるものがある。
『太陽の炎』 ジョージ・アレック・エフィンジャー サイバーパンク小説というよりもアラブ世界を舞台にしたハードボイルド小説。 主人公がタッグを無理やり組まされ、当初は意見や感情面でソリが合わないが、 徐々にそれが改善してきて良いチームになってきたところで、相棒の死。 で、主人公が相棒の仇を討つみたいな典型的にベタな流れ。 おまけに主人公の酒・ドラッグ、電脳ソフトに対する韜晦の有り様が、 如何にもこの手の小説に有りがちな感じ。 でもそれが読んでいて居心地が良いんだよね、この小説。 結末に関して一部ファンの間で異論があるみたいだけど、 自分としてはこの小説の終わり方は“有り”でした。 評価6点
『電脳砂漠』 ジョージ・アレック・エフィンジャー やっぱりサイバーパンクというよりもハードボイルド小説。 とは言っても、冒頭でいきなり砂漠のど真ん中に追放されてしまうんだが(笑)。 しかし終盤の事件解決のきっかけとなるフリー・トレンダー・ベイによる折檻(?)は、 それまでの小説の流れから見て、あまりに唐突過ぎて変だと思った。 あれは無理スジというものでしょう。 フリー・トレンダー・ベイとアブ・アーディルのライバル関係については次作とのことだが、 確かエフィンジャーって亡くなられてて、続編は出てないんですよね? 残念です。 『重力が衰えるとき』を読んでから、 古本で続編2冊を購入して読むまでの間に数年掛かったので、 作中に出てくる半ハジとかの意味が分からなくなってたのが個人的に悔やまれます。 評価6点
『宇宙船ビーグル号の冒険』 ヴァン・ヴォークト 総合科学ってカッコイイ過ぎるだろ(笑)。 この小説を高校生になるまでの間に読んでたら、 もしかしたら理系から文転しなかったかもしれない。 まぁこの嘆きは、SFを読み始めたのが20代になってからなんで仕方が無いけどさ……。 話に関して言えば、ケアル、リーム人、イクストルといった宇宙人と戦う内はともかく、 最後のアナビスの辺から話の雰囲気が急変。 主人公のエリオット・グローヴナーって……ヤバい性格じゃないか? 話の冒頭から何からの密命を帯びて船に乗り込んでるのは分かったけど、 ここまで策士だとは予想できなかった。 もの凄い角度で落ちるフォークみたいで、話の終わり方にキョトンとした。 評価7点
『深海のYrr』 フランク・シェッツィング 幾種もの海棲生物が群れを成して人類の不利益に貢献してゆく。 その攻撃は多角的。 北大西洋沿岸が主な被害地となり、NATOが米国を中心に専門家を集め原因解明に乗り出す。 人類のならず者によるものにしては無駄と規模が大きいので、対策チームはコレはバイオテクノロジーに長けた海棲知性体による攻撃と断定。 攻撃の先兵となっている動物たちの脳を支配しているらしき、発光を行うゼラチン状物質の解明から、知性体を探る。 またSETIの専門家も呼び、ファーストコンタクトの準備を行う。 知性体はYrr(イール)と名付けられ、単細胞生物の群体であることが判明。 またパルスによるコンタクトが成功。 連中は水のあるところに遍く存在し、実は太古から地球の支配者は彼らであったようだ。 これは海洋を汚染する人類の対する嫌がらせっぽい。 米国の指揮官である、リー(♀)は頭の悪いタイプの愛国者であるようで、部下が作った毒素でYrrを殲滅しようとする。 で、科学者達はYrrの殲滅は地球環境構造そのものの破壊となり人類の滅びにもつながると警告するが、リー達は聞き入れない。 でもって、科学者達と軍人のくんぐほぐれつな乱闘が始まる。←これがクライマックス。 Yrrからの攻撃に乗じてリー一党を犠牲を出しつつ始末し、同時進行的に行われていた別アプローチによるコンタクトも成功し (自分には何故かは解らないが)Yrrからの攻撃は収束する。 コンタクトにはいるまでの過程は面白く読めた。 攻撃による、規模の大きい災害被害とか、その対応とか好きだし。 でもねえ、リーとかいらねえし。アホな終わり方でした。 似た内容でも、『パンドラ』の方が三倍は面白いかな。
ん、どうやらフェロモンを使って、Yrrに人間とYrrの同一視を成功させ、 攻撃を停止させたっぽい。 壊れた同族以外をYrrは攻撃しない性質を利用したようだが。 いずれにせよ、微妙なオチな様な。
こんな浅い読みで切って捨てられる作品が気の毒だなw
中国人だからしかたないよ。
あの作品ってアクションだけじゃなく謎解きもけっこうな肝だったと思うが、 それをこんな風に丸ごと書き写した上に「微妙」で切って捨てるんじゃあ 作者が浮かばれないなw
子供にハードSFや本格推理小説読ませたら「微妙」って感想になるだろうよ。
結論。
>>56 は中国人の子供で日本に不法滞在している。
しまった、ついうっかり56_57を見てしまった。 買うつもりだったが、もういいや・・・
被害甚大だな。 56-57は死ね。
「チャンピオンたちの朝食」カート・ヴォネガット・Jr 8点 最初はずっと凡庸な作品だと思って読んでいた。この小説のどこの箇所でも笑わなかったし、 新しい知的発見をすることもなかった。だが、おれは280ページあたりを読んでいた時、 不意に涙ぐんでしまったのだ。確かにおれはこの小説に感動し、涙ぐんだのだ。 ヴォネガットを読んでいると、なぜか涙ぐんでしまうことがある。この小説にもそれはあった。 この小説は、唯我論を扱った作品であり、また、作者が作中に登場してくるというメタな要素ももっており、 そういう意味ではSFといえるだろう。おれはこの小説をぎりぎりSFであると判断することにした。 55位/121作品中
『カエアンの聖衣』 バリントン・J・ベイリー “服は人なり”。 このアイデアだけで最後まで突っ走るSF小説。 カエアン製の衣裳は、着た人間に向精神薬のような影響を与え、 さらにその影響を周囲にも及ぼす独創的なスタイル。 その服装の隠された秘密を追い求めるのがメインテーマ。 話としては、『指輪物語』の一つの指輪を巡る展開に似ていました。 ちなみにゴクリみたいな人も出てきますw。 それにしてもこの小説は奇想天外なアイデアを扱っているよう見えますが、 この“服は人なり”は、なかなか含蓄のあるテーマだと思いました。 今から10年前くらいに読んだ『豊かさの精神病理 (岩波新書)』という本の中で、 「ブランド物で個性に自信」などのファッション雑誌の決まり文句が紹介されてました。 当時は、自分が高度消費社会を生きているという自覚が無かったので、 ブランド物や雑誌のマニュアルで強化される“個性”って何だよ(笑)、 と無責任に嘲笑っていました。 でも世間で普通に「勝負服」、「勝負パンツ」という言葉が流布されているように、 カエアン的な発想が、普通に我々を蝕んでいる現実も無視できないんだよなぁ……。 小ネタで言えば、日本人の末裔も出てきます。 宇宙空間に適応化したサイボーグや、“ヤクーサ・ボンズ”としてw。 70年〜80年代のSF小説に有りがちな変な日本人ですねw。 あとは、小説冒頭の可聴下音(インフラサウンド)に支配された惑星のネタも面白かった。 評価:8点
>>67 「カエアンの聖衣」はおれの読み方と他の人の意見がひどくくいちがっているので、
意見を聞かせてくれ。
おれには、この話はサイボーグ種族と遭遇する前半部と、
なんだか忘れたが不思議な服を探しにいく後半部とにはっきりと別れた作品なのだ。
本当にあなたのいうように、「服は人なり」のアイデアで終始一貫して突っ走っていく物語なのか?
おれはちがうと思う。おれには前半部はかなり面白く、後半部はつまらない話だったのだ。
サイボーグ種族に関するアイデアがぶっとんでおり面白く、後半の服の話はどうでもよかった。
>>67 ではないが二部構成には同意。前半でアイデアを蒔いて後半そのアイデアを収穫したって感じだね。
個人的にはサイボーグの使い方が気に入ったんで後半のが好きだ。
ただ取っ付きにくさは半端じゃなかったな。当時はSFばっか読んでたのに。
ロッド・サーリング「トワイライトゾーン1・2」 とにかくジャンルの幅が広い短編集だった。 「歩いていける距離」みたいな懐古趣味の作品があるかと思うと「メープル通りの怪」みたいな不気味な作品もある。 特に気に入ったのは「柔和な人のクリスマス」と「魔法の砂」の二篇。 どちらの話でもダメな奴、ヤな奴、みんなが優しくなれる奇跡が起こる。使い古されたテーマだけど実に良かった。 真剣に奇跡を願う人達に胸を打たれる。 1が6点、2が8点
>>69 後半で前半のアイデアを収穫しているのか?
おれには前半のサイボーグの話と、後半の服の話はまったく関連がなくて、
伏線もない話としか読めなかったのだが。
サイボーグの使い方が気に入って、前半でなく、後半が好きになるのか。
さっぱり、共感できない。
>>71 ワイドスクリーンバロックではよくあること(棒>伏線
個人的には鏡に映るサイボーグの描写こそ真のテーマだと思う。
提案 このスレだけでもミス板のようなネタばれはメル欄限定のような形にしないか? ミス板のように削除されないことを知っている人間が意図的にねたばらしをする ためだけにやってくるケースもずっと続いているわけだし・・・ 感想でなくオチまではっきり書いてるあらすじなんかもう読まされるのかなわんよ
そういうのはブログでやれって言いたいよな。 ここだと見たくなくても見てしまう。特にミステリ要素のある作品は致命的。 ネタバレ部分は名前欄にネタバレと入れて、 ネタバレ前に10行改行を入れるとか、しかるべき方法が必要だとおもう。
いや、それでも見えてしまうか。やっぱりメール欄が無難。
ネタバレはメール欄限定にしましょ。 本文に書いたら荒らしってことで。
本音言えばそういうスレルールでなく、削除依頼も可能な板のローカルにしたいけどね 「スレだけのルールなんか関係ない」って平気でねたばらしする人間いるし・・・
あ、でもとりあえずスレのローカルとしてネタバレと思われる部分はメル欄ってのは賛成ね
そもそも、ネタバレになりそうな感想は控えるってのがマナーだと思うんだけどな とりあえず長文は危ないからスルーするのが基本
●未読の人のために、結末部分のネタバレは厳禁とします。 どうしても語りたい人はメール欄を活用してください。 ってテンプレにはじめから入ってるのに全く無視されているから 再確認しないといけない現実がなあ・・・ 必要とあらば元老院スレたてるけどどうなん?
>>55 高校時代に読んだっきりだけど、たしかにそんな感じだったな。
あのマッドな策士っぷりが大好きだったが。
83 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/04(日) 00:49:54
メール欄に入っているとなぜOKなの?
>>67 のカエアンについて書いた者ですが、
確かにサイボーグの箇所は本編とは別建ての話に見えないこともありませんが、
ちゃんと伏線として機能してるので、自分としては前・後半で別の話には見えませんでした。
ただし、サイボーグのネタが本編を圧倒するような強烈なネタだったとは思いますがw。
つーか、ネタが湯水のように使われるってのがWSBの醍醐味だから、 そのうちのひとつが妙にツボったってヤツが少なくないってことなんだろうな。
ヤクザ坊主か 日本人にはオオウケのネタだな
>>89 ほとんどの2chリーダは
むしろメール欄に書かれると
丸見えなのでパッと見ただけで見えてしまうのです
レスの一行目に必ず「―――ネタバレ―――」って書かせるほうが
まだいいかな
「IE使え」はなしね。専用リーダは公式に推奨されてる方法でもありますし。
専用リーダー使えってのが前提なら、メル欄非表示設定にしろ、ってことじゃないのかと ってか元老院スレ立てないか?
ふつう、2ch専用ブラウザとか専ブラとか言うが…… 2chのシステムがあり得ないほど原始的であることを思い出させてくれる 事柄だよな。昔のネットニュースでもスポイラーよけの改行システムがあったし、 近代的な掲示板システムはみな「スポイラー」ボタンで開ける、隠しておくテキスト を入れるメカニズムを持っているのに。
まあそうはいっても「そういうシステムがあっても(意図的にかどうか) 使おうとしないでなんとかネタバレを見せつけてやろうとしてるのが いることが問題なんだよなあ 削除依頼もできないし、スレのルール守れといっても聞かないし だと打つ手なし・・・
95 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/04(日) 14:50:41
>>94 メール欄が同時に見えないと困るので、「変えればいいだけ」ではない。
選択し覚悟すればいいだけ。
ageてるのはたぶん「あいつ」だからあまり相手にしない方がいいかも ってか元老院スレたてるからそっち行こう
,,,人_,,,人人_人人_,,人人 < > < 今だ!100ゲットオオオオオオ!!! > _ _ ∠ > ____/_//_/  ̄Y''' ̄Y ̄Y '''Y'' ̄YY ̄Y''' /____ / ___________________ _ _ _ ∨ _____/ / /___________________/ /_//_// / ゜ /______/ /_/ ゜ ゜ 。 /゛////_.. 〃 ゜ く ∧∧ ) ゛゛゛\,,_______ _,, _ ...,, ゝ⊂(Д゚⊂ _`つ ......... ............................. .............. ・…∵...・・ ・ く ....... .......... :::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'' ̄ ~" ゜ \,|'\゛∨  ̄゛ ~ ゜ ゜ 。 ゜ 。
いわゆるイタコ物の太陽の盾をほぼ読み終わるんだが いろいろ記述が怪しすぎてストーリーよかそっちが気になって仕方がない。 褐色矮星が太陽に衝突したというのだが、ロシュ限界を 超えて近づけば大きく変形するわけで、小説の描写みたいに まんま突っ込んでいくことはありえない。 それに、薄っぺらな盾作ったところで役に立つとも思えないし エネルギーが大きい重粒子線とか被害が大きそうなあたり に触れずに熱だとか可視光だとかX線だとかガンマ線 なんかにこだわるとか、なんだかね、いろいろ気になって気になって。
そうだ、それに基本設定がおかしい。 太陽の振る舞いは基本的にカオス的だから、何年何月何日に 何が起こる、という風な予言はできないはず。 褐色矮星が突っ込んだのがキリストの生誕に合わせてBC3年というのも 恣意的すぎだし、その頃にそれくらいの大イベントが起これば記録に残る。 しかも、褐色矮星が太陽系に侵入したなら惑星軌道の攪乱は 相当な規模になり、地球だって吹っ飛ばされかねない。 褐色矮星が太陽系に侵入した影響がまるで残らないというのは あり得ない。 というわけで、これはSFでなく仮想のパニック小説としても、そもそもの 設定がおかしいので駄目杉だと思う。
103 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/05/10(土) 16:29:10
アレステア・レナルズ「火星の長城」 4点 おなじみレヴェレーション・スペースものの中・短編集の第1弾、 アホなSFオタ好みのエヴァーみたいな表紙が笑える。 表題作は、連接脳派(他者(故人も含む)の思考・記憶のみならず、 過去の体験まで共有出来てしまうように改造された人々、面白いネタではあるが 「SF」としては目新しいものではない) との交渉に火星に派遣された純粋神経連合(連接脳派のような改造には反対)の 軍人クラバインが、連接脳派のリーダーであるガリアナや脳改造を受けた少女フェルカの 影響を受け、彼を見捨てた連合の攻撃から逃れ、火星を脱出、彼女たちと大宇宙へと旅立つ までの顛末を描いた作。 以下、ネタばれには十二分に留意のうえ、各話講評を記してみたく思う。 「氷河」 クラバイン一行が立寄ったダイアデムという星でのエピ。 彼らは全滅した宇宙基地を発見、生存者は冷凍された1名のみであった・・・ ダイイング・メッセージねたのSFミステリ、 トリックは被害者=犯人というパターン(セターホームがアイバーソンに成り代わっていたのだ!) ミステリとしてはたいした出来ではないが、 氷河に囲まれた星でのミステリアスな雰囲気は悪くなく、まずまず読めはする。 「エウロパのスパイ」 これはエスピオナージとして読める作、一編ごとの出来はともかくとして、 この作者の守備範囲の広さを感じさせる。 無政府民主主義者と対立するギルガメッシュ・イシス政府の情報員バーゴビクは敵の拠点である 木星の衛星エウロパに潜入、秘密情報を入手、008級の改造手術を受けた後に間諜の女博士 チョロクを始末、脱出を試みるが・・・ 実はこれはチョロクの謀略、無政府民主主義者に搾取・弾圧される水棲改造人間デ二ズンへ、 レジスタンスのための「生きた貢物」とされてまうバーコビクであった。 短い作だが、スプラッターなオチが効いてはいる。
104 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/05/10(土) 16:29:46
「ウェザー」 ティプトリ−とか好きなアホの嗜好には合うやもしれぬ、ラブストーリー絡みの一編。 船体主任のウルトラ族(無政府民主主義者のうち星間船クルーとして身体の機械化を志向した人々)の青年と彼に海賊船から救出された連接脳派の少女ウェザーの淡い恋をまじえ、 連接脳派により開発された宇宙船のエンジンの謎が解明されてゆく、ミステリタッチの作。 船の動力源であるエンジン=人間の脳そのものというベタな発想も目新しくはないし、 (「キャプテン・ハ−ロック」でもあった)、ウェザーが海賊の脅威から宇宙船を救うため 青年との再会を約し、エンジンの補助機能と化すことを決意する展開もお約束か。 「ダイヤモンドの犬」 辺境の惑星ゴルゴダに立つの謎のタワー(血の塔)、侵入者には数学の問題を課され、 誤答には恐るべき血の制裁が加えられる。 この塔の謎に挑む6人の男女の数学的冒険とでも称すべきストーリー、 公務員試験知能問題三次元化の如き問題の連発という展開は面白いものの、 ウルトラ族のフォルクレー船長、小柄な女ハッカーのヒルツ等のキャラ立ちした登場人物が 物語中盤にはタワーの犠牲になって退場してしまうのは残念、 人間改造大好きな怪奇映画の登場人物の如きトランティニャン博士も終盤で自決してまう。 結局、生き残るのは犬型に改造された主人公スイフトと彼の元妻でサイエンティストの セレスティンという面白みのない連中、変人で冒険の仕掛人(クローンによりタワーへ何度も チャンレンジしていたことが判明する)チャイルドも消息不明のまま、タワーの謎も未解明のまま 終わるのであった。
105 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/05/10(土) 16:30:35
マイク・レズニック「第二の接触」 3点 評点はこんな程度であろう。会話主体で物語進行し気軽に読み飛ばせる作、 なぜか、銘打たれていないが、内容的にはリーガル・サスペンスにハイテクスリラーの テーストをまぶしたSFミステリである。 スケール感を欠く面があり、S・Oとか好きな純粋にアホなSFオタにはこの点が不満が残るやも しれぬ。 宇宙軍の少佐にして弁護士であるベッカーは、クルーを射殺した艦長の弁護を命じられた。 艦長の弁によれば射殺したクルーはエーリアンというトンデモなもの・・・ 天才的黒人美人ハッカーであるジェイミーの助力を得て事件調査を続けるうちにベッカーは なぜか命を狙われハメになる。 真相は、軍がチェボティというエーリアンと平和的な共存が可能か否か、 密かな交渉・実験を続けており、射殺されたクルーたちはアンドロイドだったというもの。
106 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/05/10(土) 16:31:21
ジャック・フィニイ「盗まれた街」 4点 宇宙から飛来した種子が人間に寄生し、侵略を開始するものの、 人間の抵抗にあい再び宇宙へ去ってゆく・・・ 今、読むと、50年代B級SFホラー映画程度のメーンストーリー、 バディをスナッチされた人々が元へ戻ることはないというのは、シビアな展開ではある。 フィニイらしい田舎町の丁寧な昼夜の描写が冴え、「小説」としての魅力となっているが、 主人公と昔のガールフレンドの甘いラブストーリーは、これもフィニイらしいともいえるのだが、 ややタルく、緊張感を殺ぐ感がある。 ただし、山本弘まがいの不思議談に関する薀蓄紹介は余談とはいえ、それなり楽しめはする。 漫画「寄生獣」を想起する者もいるであろうが、 「ウルトラマンティガ」に登場したクリッター(こちらは地球生物という設定ではあるが)なども 影響が見られるのではないか。 最後に住みにくいと判断した地球を去ってゆく展開も同様。 少しも古びた感じをさせない福島正実君の翻訳の巧さをあらためて実感させる作でもあった。
【ネタバレ荒らし注意】 上記は全編落ちをダイレクトにばらしているだけですので注意してください なお、この荒らしにはローカルルールやマナーを呼びかけても通用しません。 あわせてご注意ください。 【ネタバレ荒らし注意】
見えなくなっちまえー
おいおい。
専ブラ入れてNGワードを指定して、ネタバレレスを書いているヤツのレスを
非表示にすれば済むことだろ。
>>108 みたいなレスも荒らしと変わらないゾ。
俺はとっくにNG指定してるよ 嫌がらせでしか自己主張出来ない基地外をわざわざ見る必要などないからね
そうだな。 ネタバレを書いているヤツはオレたちが嫌がって何か書くのを楽しんでいる。 だから、ネタバレレスは一切無視して何も書かないことだ。 元老院スレも同様。何も書かないことだ。
「さよならダイノサウルス」ロバート・ソウヤー 7点 序盤の急展開にはびっくりしたが、オチがつまらない。 恐竜はたくさんでてきて、大暴れしてくれるのだが、 複雑にからみついた他の要素がおれには陳腐なものに思えてしまい、 恐竜絶滅を探検する話にふたひねりぐらい加えた話であるのに、 逆につまらなくなっている感じがした。 単純な恐竜発見話であるドイルの「失われた世界」のが面白いのではないかと思った。 読みやすくて退屈はしない話なので、そこは高評価。無駄な部分はない。 89位/122作品
ジェイムズ・ブリッシュ「時の凱歌」 宇宙大作戦のカーク船長みたいなニューヨーク市長が宇宙的な危機に立ち向かう! というお話。 本筋と娯楽要素のアンチシナジーが凄まじい。ダン・シモンズが偉大な人物に思える酷い出来だった。 反物質宇宙研究と「ヘラクレスの網」のアイデアは面白かっただけに残念。 7点
>>112 amazonの「虚空の眼」のページのあなたのレビューは明らかな「間違い」なので訂
正ヨロシク.。「平行世界もの」は多世界解釈の発表('57)以前から書かれていて古
典といわれる某作品('49)の「別の現実」の正体は「虚空の眼」('57)のそれと全く
同じ。つまり「虚空の眼」は紛れも無い「平行世界もの」である上、特に目新しい
アイディアを扱った作品では無い(面白いけどね)。
そのランキングキチガイもスルーしてくれないか スレ違いの話を延々と始めたりするので
ほっとけよw
サマー/タイム/トラベラー 遅まきながら読んだ。後味悪かった。 1点 要はSFおたくの妄想。 これが高校生の作品で同人誌に掲載されてたんだったら8点でも良いんだけどね。 これに星雲賞贈った奴と「SFが読みたい」の5位に推薦した奴には0点を献上したい。
>>115 この程度なら多めに見ていいんじゃないの?
まあ、スレ違いなのは確かだしウザイ人なのも確かだしなw
>>114 バンパーだが、「虚空の眼」が平行世界ものであるとは、簡単に納得できないな。
スレちがいな話をまた始めてしまうが。平行世界は「発狂した宇宙」のようなアイデアだと思うが、
「虚空の眼」はそれとは別の発想から生まれた作品だ。
おれは「発狂した宇宙」を読んだ時より、「虚空の眼」を読んだ時のがその発想に衝撃を受けたよ。
「虚空の眼」を平行世界に分類したのは、古いSF批評家たちのまちがいだったと思っているよ。
これはゆずれないな。あなたにも、「発狂した宇宙」と「虚空の眼」が別のアイデアだとはわかるだろう。
どっちでもええわw
あとはディックスレへGO!
>>120 > 「虚空の眼」を平行世界に分類したのは、古いSF批評家たちのまちがいだったと思っているよ。
「平行世界に分類した古いSF批評家たち」ってだれだよ。
ディックの作品は、意識内宇宙か、仮想宇宙か、妄想か、記憶操作か
並行宇宙かわけがわからなくなっていってどれでも説明がつかなくなる
ところに特徴があるんだぞ。
以下、「虚空の眼」のネタバレ はっきりいってやるよ。平行宇宙ではなく、意識内宇宙だろ。ぜんぜんちがうぞ。
しまった。ここでメル欄だったか。
「虚空の眼」を平行宇宙に分類した古いSF批評家たちが誰だったか忘れたが、 その勘違いのせいで、筒井康隆が混乱していたぞ。 「虚空の眼」が素晴らしかったのだ。「発狂した宇宙」ではなく。ってな感じでね。
よし、そこで終わり!! 後は協会預かりとする。 以上。
ほらな、気違いにかまうからこういう事になるんだよ
良くわかりました
虚空の眼は平衡世界モノではない ↓理由 俺が衝撃を受けたから 発狂していたのは宇宙ではなくバンパーだったというオチ
もうスルーしろ
>>130 いい加減にしろ。理由なら、
>>124 にはっきりと書いてあるだろ。
どこをどう読んだら、平行世界ものになるんだよ。
別世界に行ったからって、なんでも平行世界だとしか理解できなかった過去のSF批評家が悪い。
おれは主観宇宙と呼んでいる。
クックック……オレの宇宙にようこそ……
バンパーが書き込むと必ずアンチが喧嘩を売って荒れるな。 魔神だけでもおなかいっぱいなのに・・・
バンパーもミス住も気違いじゃからしかたがない アンチというよりご本人が荒らしみたいなものだし
バンパーだけど、荒らし扱いされるのは、ちょっと困るなあ。 ちゃんと感想書いてるだけだし。 ランキング一覧を勝手にのっけたり、レビューの話を長々してるのは悪いけど、 悪気はないんだよ。これからは、レビューに文句つけられても、スルーするよ。
「タイムクエイク」カート・ヴォネガット 6点 SFではある。だが、肝心な時間震についての場面は、ほんのちょびっとしかない。 あとは、ひたすら、ヴォネガットが雑談をしているだけである。 ヴォネガットの雑談は決して退屈ではないのだが、期待しているSF的ダイナミックな話にはならない。 だが、同じリプレイを描いた話として、「リプレイ」よりは面白いと思った。 平凡な人生のやり直し劇を読むよりは、ヴォネガットの雑談を読んでいた方がましだ。 ヴォネガットが原爆反対派なのには、日本人として感動した。 95位/123作品
>>137 おれもおまいのカキコはスルーすることにするよ
コテハンにしてくれ
>>138 俺からもお願いします。
コテハンにしてください。
ロバート・L・フォワード「竜の卵」8点 チーラかわいいよチーラ
コテハンは断る。余計目立つだろが。叩かれに来てるわけじゃないんだよ、おれだって。
コテにすればむしろ絡まれることは減ると思うよ
144 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/14(水) 05:30:29
>>142 コテハン付ければ完全に無視してもらえるよ。
お前以外はコテハンをNGワードに登録すればいいだけだから。
ミス住、スルーされてねえだろが。
146 :
D.W.W :2008/05/14(水) 06:30:36
「位/」をNGワード登録すればいいんじゃない? 見たくない人は。 でも絡まれたらその部分は見えてしまうけど。
>>145 どこが?
本物の住人はみんなスルーしてるよ。
あのキチガイ付けられてるレスは、他板からのコピペで
そのコピペをしてるのはミス住本人。
ヤツは住人への嫌がらせの為にやってる。
こんなこと↑は、本物の住人はみんな知ってるよ。
>>148 俺はミス住に自発的にレスつけてるが。
狂人ハルクwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
とか。
>>149 じゃあスルーしろよ。
そんな気違いが喜ぶだけの面白くもないレスはつけないでいい。
NG登録が無駄になる場合もあるし。
まあ、おれはコテハンつけないよ。一ヵ月以内に、「拷問者の影」の感想と順位書くからさ。
152 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/15(木) 15:52:08
>>151 コテハン付けるか広告の裏に書くかどっちかにしてくれ。
「テメレア戦記 1 気高き王家の翼」 読了 「MM9」 読了 まあ、なんだ、僕らはモンスターがすきなんだよな。 ジュブナイルとしては、上出来だったよ。 〜戦記は パーン×デル戦 になっていくような悪寒
154 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/05/18(日) 17:19:24
ハル・クレメント「重力の使命」 4点 萌えとは無縁 (どころか女ッ気皆無、後にはハードSFでも登場するようになった美人女性科学者キャラ等も 一切ない、ただしメスクリン人に女性(雌?)が存在するのか不明だが) 評価は歴史的意義を認めてもこの程度か。 読者に科学者である作者級の事前知識を要求してミステリの如く知恵比べという趣向は 無理有り過ぎであるし、大筋はサソリ型のメスクリン人を主人公にしたファンタジックな 冒険ものとなってしまっており、後年の「竜の卵」(アホなSFオタ言うところの「リュータマ」) あたりと比較しても古さを感じざるを得ないものがある。 ラストもどんでん返し(メスクリン人の裏切り)とかあるかと思いきや、お約束な ハッピーエンディングへとなだれ込んで行く。
155 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/05/18(日) 17:20:37
「砂絵呪縛後日怪談」 7点 正直言うて、レア商品である。 俺はゲットした瞬間、勝鬨をあげるが如く、古本屋(注 既に常連の旦那集のひとりと化して いる加藤夏希似のキャッシャーがいる店ではなく、もっとクラシックなタイプのショップである)で 叫んだ「遂に幻の野坂作品をゲー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ット!!」と。 表題作は、ホラー(やはりこの作品には「怪談」という呼称の方がふさわしい)は、 この板が担当ということゆえ、仕方なくここにその感を記すこととするが、 濃いエロとグロのめくるめく怪奇な展開に気が弱いSFオタは失禁状態になってまうのでは ないかな(w とにかく共に凄惨な死を遂げた母娘のリベンジが、因縁の砂絵と絡ませて成就するまでを 息もつかせず読み切らせ、これがあの「火垂るの墓」と同じ作者の手になるものかと思わせる 凄まじさ、「節子、これドロップちゃうでぇ」とか口真似して喜んでいるアホは即座に氏んで 欲しい。 セックスや死を題材にした野坂作品の現代ものに多い独自のシニカルなユーモア もなく、正調な怪談に徹しているのも目を惹く。 「その夜、上野山下に荷を下した夜そば売りの老爺は、りんりんと近づき、そして遠去かる巡礼 の鈴の音を耳にし、闇をすかして、眼をこらしたが、何も見分けられなかったという」 この締めが、まるで映画のラストシーンを見るが如く印象深い。 雑誌掲載時から好評だったようだが、映像化は無し。 何でもあり感があった70年代とはいえ、女陰の淫水で書かれた呪いの砂絵、 少女への死姦の連続等々、さすがに無理だったか。 異常性愛路線の石井輝男監督で撮って欲しかった。 板違いながら、併録されている「恋車蓮華地獄」は、勧善懲悪を排し人間不信に貫かれた作に 見えて、その弱き人間への愛おしさを感じさせる、これまた時代クライム・ノヴェルの壮絶な傑作 である。
長さ15インチ、足は36本、ということはほぼムカデかと
『ハイドゥナン』1・2 藤崎慎吾 ストーンリーダーはちょっと許せないギミックだ。 色々と許容できかねる原理があるが、それでもまだ読める。 結論は3・4を読まないと出せないけど。 しかしクリスタルとはずいぶんと色が違わないか?
海外SFはほとんど読んだことない(20冊ぐらい)けど、そろそろマジで読んでみようと思う。 以下、4月以降に読んだ本の感想。 "宇宙消失" グレッグ・イーガン イーガンを読む。これは俺にとってドキドキ魔女裁判と同じくらいドキドキすることであった。 読む前はさぞかし読みにくいだろうと思っていたのだ。だってハードSFだし俺は頭が悪いんだぜ。 しかしイーガンは世評高く、避けては通れない道だと判断し心を決めて手を出すことにした。 メインのアイディアには「良く考えたなこういうの」と感心したけど、同時にもっと小説が上手い 作家が書けばとんでもない傑作になったんじゃないかとも思う。 例えばさぁ、主人公の妻との想い出とか、何かこう、もうちょっと切なさ出してもいいんじゃないの? ちょっとの工夫で感情移入できるのに。とか。 何か見当違いなこと書いてますか私。 まぁ、ふんだんに投入されたガジェット、(尻つぼみ感は拭えないものの)ラストのぐちょぐちょの展開に 興奮したことは事実だし、「何かすごいものを読んだ」という、「何かすごい感」を感じたことも事実。 この「何かすごい感」は並みの作家には出せないので、やはりイーガンは並みの作家ではないのであろう。 それだけでも読んだ価値はあったかな。 8点。
"あなたの人生の物語" テッド・チャン 濃厚なディティールがすごい。だけどそのせいで表題作なんか逆に損してない? 内容読み取るのに必死でネタが分かっても感動できなかったよ。疲れたというか。 まぁ俺の頭が悪いのがいけないのか。すいませんね。 まぁ、"ゼロで割る"はピンとこないものの、他は感心することしきり。 特に"地獄とは神の不在なり"の結末がツボ。 9点。 "ブルー・シャンペン" ジョン・ヴァーリィ "残像" 同上 まず小説が上手くて、その土台の上にSFがある、というのが俺の好みだし、コレはモロにそう。 文学性、娯楽性、SFらしさ、この3つのバランスが非常にいい。 両方とも9.5点。というか傑作だねこれ。
"Seeker" ジャック・マクデヴィット(Jack McDevitt) 古美術商アレックスシリーズで06年のネビュラ賞受賞作。もちろん未訳だよ。 シリーズ第1作のA Talent for War (1989) が"ハリダンの紋章"という邦題で91年に出版されている。 長い間を置いた2作目Polaris(04)に続く3作目。独立してるので前作読んでなくも(多分)オーケー。 アレックスはひょんなことからカップを手に入れるが、それは2600何年だか(具体的な年忘れた)に アメリカの圧制から逃れるために地球を飛び出し、以後全くの消息不明になった宇宙船The Seeker号で使われていたものだった。 ぐえへへへ俺が見つけてやるぜとアレックスは捜索を開始するのだった……。 というのが筋。 今年の11月に出るという4作目に"A new Alex Benedict mystery"のコピーが冠せられていることからも 分かるように、SFミステリーとでも言うべきスタイルでストーリーは展開する。こういうのは珍しいんじゃないの。 結論をいえば第一級の娯楽系SF小説であり、よほどのすれっからしのマニアを除けばだいたいの人を満足させるデキであろうと思う。 最後は、まぁ展開としては読めるものの、感動する。いやホントこのラストは単純に良いと思いますよ。 これといった短所は見あたらないが、まぁ敢えて言えばとんがった所もないというのが短所かも知れず、 そういう意味では日本のSF作家でいえば小川一水か。 ネビュラ賞ということだがプロが投票するという同賞の性格を考えると、ちとどうかなと思うところもある。 プロが選ぶなら短所があってもぶっ飛んだ作品に与えたほうがいいのでは、と。 まぁ、功労賞的な意味合いがあるのかも。 しかし著者を検索して驚いたのは1935年生まれということ。もうジジイじゃねーかオイ。 にもかかわらず、ものっそい精力的に執筆している模様で、やはり肉食ってるやつらは違う。 8.5点。
やっぱ海外でもSFは爺のジャンルなのか。
>>160 おれも読んだけどなんか普通過ぎたなあ。
目的地が見つかった後はSOWだったけど
そこまでがダラダラと長すぎると思った。
こんなのが受賞するなんて、ネビュラ賞も
随分と粒が小さくなったものよのう。
>>160 洋書情報貴重だからたまに書いておくれ
おいらも一つ: ジェイムズ・H・シュミッツ「悪鬼の種族」(Demon Breed)
早川のは絶版プレミアで妙に高いため原著を探していたら、BAENという出版社が無料電子書籍を提供していたので入手
作品集Hub: Dangerous Teriroryに収録。青心社からでていたテルジーシリーズも無料
悪宇宙人にさらわれた同僚を助けるため、美人科学者が口八丁手八丁の大活躍
パートナーのしゃべるカワウソを始め、妙な異星生物てんこもり
職人作家シュミッツらしい、展開の早い佳作スペオペ。適度な短さは最近の作家にも見習って欲しいなり
>159 ヴァーリィは俺の中でひとつの物差しであり続けている。 「残像」「ブルーシャンペン」・・・思い出しただけで泣きそう。 まあ、ベタなSFではないんだけど。 むしろそこがいい。
俺もヴァーリイにかんしては同感だな。 人生のほろ苦さ、哀歓を描いて間断ない おとなの鑑賞にたえる読物になっている。
"Rainbows End" ヴァーナー・ヴィンジ 2025年、ウェアラブルコンピューターでコンタクトレンズやらでネットに接続するようになった世界。 アルツハイマーでボケじいさんだった元有名詩人の主人公は画期的な治療で意識を取り戻す。 このじいさんが国際的な謀略に巻き込まれる。 というのが筋だけどさあ。 07年ヒューゴー&ローカス賞ダブル受賞作ということでめっちゃ期待して読んだけど何だよこれ。 まずキャラクターがダメ。何の魅力もない人物ばかりで、これはまぁいいとする。海外SFにそういうのあんまり期待してないし。 ストーリーもダメでこれが痛い。エスピオナージュっぽい展開なんだが、これよりマシなストーリーは一山いくらである。 というか、話を引っ張る能力がない作家はやっちゃだめ。 最低でもサイエンスでフィクションしてくれればいいけど、これが近未来のpossible futureということで しょうがないっていえばしょうがないんだけど、どっかの漫画やらアニメやらで見たような新味のない小道具ばかり。 いったいこの人何がやりたかったんだろうとつらつら考えるに、近未来の高度情報社会における人間のありかたを 描きたかったのかも知れないと思わないでもないものの、根本的に小説が下手なのでどうしようもない。 ここまでひどいとホトケのジュンちゃんで名を知られた俺もさすがに穏やかじゃないよ。 一体何が良くて海外SFファンはこれに投票したのかひとりひとりに問い詰めたいよ本当に。 4点。
167 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/20(火) 23:00:19
女提督の凱旋を今読了 でも、紅の勇者シリーズってスレがないんだ 人気ないのか? ところで次巻はいつ出るのか教えてくり
>166 ヴィンジは女房もSF作家なんだよね。 「マイクロチップの魔術師」は、時代を考えると悪くない。 「遠き神々の炎」はぐだぐだ。 鉄爪族は悪くないが、冗長。それでもまだ読めるほう。 「さいはての銀河船団」は、何度も読もうとして挫折。 読んだ人の評判もよくないので、もはや読了はあきらめモード。 表紙が鶴田謙二である意味はないと思った。
>166 おーそれ読もうとしていたところある。たしか未訳作品の続編じゃなかったっけ 残念な出来っぽいねえ
早川ちゃんスレでも話題に上がってたけど、最近の翻訳SFが駄目なのばっかり選んでるんじゃなくて海外が全体的に 低調なんだろうか。
>>167 スレはあったけど3月に終了して以来継続スレが立ってない。
>>168 俺には凄く面白かった「遠き神々の炎」ですら冗長と感じるなら
そりゃ最果ては無理だろうな・・・w
話のスケールが二周りも小さくなってるし
173 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/21(水) 10:47:12
>>172 そのくせページ数はどっと増えてるんだよねえ
レインボウズエンドつまらんに全く同意。 サイバーなだけでパンクの抜けた近未来社会を 時代差ボケ老人の視点からちんたら描いてるだけで 惹かれるものが全くなかった。 古すぎる人間が逆にもてはやされるという 設定もマンネリで、またかよとしか思わないし。 アメリカSFって最近の受賞作を見るに 妙に保守化してるって感じがする。 大御所だから受賞したとしか思えないな
レインボウズエンドはみきおとミキオのパクリだろw しかも面白さという点で格段に劣化している。
>>167 面白かったのなら、自分で立てたら?
それと感想も書いてくれたら嬉しい。
最近読んだケイト・ウィルヘルムの短篇からいくつか "April Fool's Day Forever" Orbit 7収録。1970 7点 世界的な異常気象と病気の蔓延、という暗い雰囲気の中で「ローズマリーの赤ちゃん」のような話が展開するが 後半は一気に加速。これ以上はネタバレになるので省略だ "Funeral" Again, Dangerous Vision収録。1972 8点 120歳で死んだ老婆の幼少時代の記憶を調べる、という仕事を課せられた、 世間から隔離された「学校」で暮らす「非市民」の女子たちの生活を通して、 悪夢のような世界の現状が明らかになる傑作ディストピアもの "Forever Yours, Anna"電子書籍で$1未満 1987年ネビュラ受賞 10点 科学者の遺稿と共に消えた女を捜せ、との依頼を受けた筆跡プロファイラー?の主人公が、 ラブレターを分析するうちに、筆跡しか知らぬ女に惹かれていき... SF分がちょっと低いが梶尾真治を思わせる感動的な傑作。ちゃんと訳されれば短篇オールタイムベスト20位には入りそう オムニに邦訳が出たことがあるらしいが、英語が平易なのでお勧め "Strangers When We Meet" アシモフ2008年4月号。 4点 日本では同じみ?記憶が一日しか持たないよ病にかかった女子大生と、 彼女からデータを集める脳科学者、通りがかりの駄目男らの交流を描く まあたいした話じゃないしSFでもない 80年代以降のは丸くなってるが、ミステリー書きやクラリオンでの教職の産物か、 心理描写が恐ろしく細やかになっているので、SFとしては微妙でも小説としては外れがない
177が読みにくくて済まぬ 洋書について2ちゃんで話すのも妙だけど、 おれが知ってる英米のSF掲示板はレベル低くって使えないのばっかで。 匿名じゃないから阿呆なレスも罵りにくいし。 ということで洋書は見当のつく旧作ばかり読んでるので、新作読みのレスには感謝
>>178 こういう未訳短編のレビューは
長編以上に少ないから非常にありがたい。サンクス
アンナの手紙は俺も読んだことあるが確かに良かった。 ウィルヘルムの受賞作なら、空に落ちて行った娘も傑作だった。 こっちは完全にファンタジーだったけど。 女性らしい細やかな心理描写と文学的香気のある文体がいいね。 年の差恋愛物なので、萌要素もあり。9点。 ウィルヘルムの長編は辛気臭い話が多いが、多くの短編は質も高いし 物語的なカタルシスも備えていると思う。
「拷問者の影」ジーン・ウルフ 4点 わ、わ、わかんねえ。とりあえず、新しい太陽の書の第一巻を読み終わった。 第一巻の時点では、SFといえる要素はほとんどでてこない。前半は、つまんねえ、と思って読んでいた。 後半は、少しは面白くなったが、しかし、ポイントが入るような特徴的な出来事はなかった。 第一巻だけでは、新しい太陽の書はまったく驚く要素のない小説である。 もとから、ジーン・ウルフごときには期待していないが、史上最高のSFファンタジーと呼ぶにふさわしい内容ではなかった。 SFとしての要素ゼロだし、ファンタジーとしても、たいしたことない。 四巻まで読めば、びっくりするような仕掛けがあるらしいが、今のところ期待していない。 これをベストにあげる人の気が知れない。109位/124作品
「拷問者の影」ジーン・ウルフ 4点 わ、わ、わかんねえ。とりあえず、新しい太陽の書の第一巻を読み終わった。 第一巻の時点では、SFといえる要素はほとんどでてこない。前半は、つまんねえ、と思って読んでいた。 後半は、少しは面白くなったが、しかし、ポイントが入るような特徴的な出来事はなかった。 第一巻だけでは、新しい太陽の書はまったく驚く要素のない小説である。 もとから、ジーン・ウルフごときには期待していないが、史上最高のSFファンタジーと呼ぶにふさわしい内容ではなかった。 SFとしての要素ゼロだし、ファンタジーとしても、たいしたことない。 四巻まで読めば、びっくりするような仕掛けがあるらしいが、今のところ期待していない。 これをベストにあげる人の気が知れない。109位/124作品
ごめん、二重投稿になっちゃった。
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア: アリス・シェルドンの二つの人生 超10点 未訳の伝記 セレブの家に育った美人が画家になって軍人になって博士号とってSF作家になるんだから面白くないはずがないじゃないか 少女時代からまったく雰囲気の違う美少女で、成長してからはテーブルトークの名手といわれるほど社交的になるが、 精神的には一生疲れっぱなしだったようだ 最後は泣きます。おれなんかが言う資格ないけど、あんたがんばって生きたよ、アリー姉さん 軍人時代、終戦直後のドイツでV2ロケットについて調べていたらしい。フォン・ブラウンと会ってたりするんだろうか アメリカでは相当高い評価を得た伝記だが、Amazonみると「作品は読んだことないけれど」系のレビューばっかり ティプトリーとコードウェイナー・スミスは日本で引き取ろう
>>182 いや、俺も1話時点はそんな感想だった。
もともとファンタジー好きじゃないし。
まあ、4巻まで読まないと貶す資格は得られないと思ってくれ。
だな。1巻だけでうだうだ言う奴の気が知れない。じゃあ最初から読むなと。
1巻しか売ってないんだから、仕方ないじゃないか。 たぶん、4巻まで読んでも、90位以下の作品数が増えるだけだと思うけどね。
主人公が歩いたり見たりしゃべったりすること自体を楽しめない人って、 何が目的で小説を読むのだろう?
主人公が走ったり見られたり聞いたりするのが楽しむ
190 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/21(水) 19:34:24
>>188 っ[クイズとしての物語]
っ[物語機能論]
191 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/21(水) 19:40:51
っ「びっくり箱としての小説」
っ「紙の質感を楽しむ」
本を読んでる知的な自分に酔ってるだけ。
新しい太陽の書はストーリーじゃなく物語を楽しむ作品 SFとかファンタジーとか以前に文学を期待するべき 1巻でだめだったんなら読み進めても一緒じゃないかな? なんにせよ理屈っぽい奴が嫌いな人にはおすすめできないのは間違いないw
>>177 乙です。
「Orbit 7」はオリジナル・アンソロジーが山ほど出てたころの本ですね。
今回の評を見るとそれなりの作品が載っているとのことですので、
むろん粗製濫造ではないのでしょうけれども、
全般的に収録作品の出来ばえはいかがでしたか?
洋書読める人結構いるんだな。 いつかザンジバー読んでみたいんだがショートショートですらいっぱいいっぱいorz
感想以外のレスつけるから、全あぼんできないんだよ
なるほど。。
キム・スタンリー・ロビンスンの「米と塩の歳月」を原書で読もうとしたが、 10分の1くらいで中断。いったん集中力が切れると再開しにくい。
くぅー、原書で読んでるんかぁー。 俺は最近2chばっかりやって、SFを読みさしで放ったらかしにしてたわ。 こりゃ気合い入れて続きを読まんと。
まあ作者自身が作品の最後で「つまらんならもうこの先は読まなくていい」
って言ってるぐらいだから、
>>181 はもう読まなくてもいいかもなw
作者のほうがはるかに上手だし、彼の知力では最後まで読んでも
理解できない可能性が高そう。
>>202 ロビンスン、文体は整ってるから平易で読みやすいんだけど
ディテール詰め込みすぎるからなあ。
ぶるーまーずか何かで、ただでさえ分厚いのに
火星の岩の名前を20個ぐらい列挙してるのにさすがに辟易した。
これ、単なるページ稼ぎじゃないのかとオモタ。
スレの流れに影響されて積んであったファーマーの未訳短編集「リバーワールドその他の短篇」を手に取ったが、 裸のランチの方のバローズの文体で書いたターザンとか、 ブローディガンの作中人物名義のとか、読めるかこんなもん。 面白い作家=読みやすい作家でないところが原書の辛いところだな。
順位です。
>>191 の「びっくり箱としての小説」を中心に楽しんでいるです。
順位なんて一般的な言葉をあぼーん設定したら他のスレで順位って言葉が出てるたびに全部非表示になっちゃうんですよ。素直にコテ名乗れば良いだけだって事 がなぜわからんのか?
おれも積読崩しでナンシー・クレス "Beggars in Spain"(1991, 中篇版、ヒューゴー&ネビュラ受賞) 遺伝子操作で眠らない子供を作ろうとしたが、生まれてきたのは双子姉妹で、片方は普通の子供だった 眠らない子供たちは社会的な成功を収めるが、彼らへの差別・弾圧が始まる... 文句なしで面白い。序盤はイーガンの短篇を繊細にしたような感じ 次第に話がちと膨らみすぎ、SFっぽさがなくなるが、ストーリーテリングがうまいので最後まで引き込まれる つかクレスは結局ちゃんと訳されないうちに全盛期終わっちまったのかな. 9点
>>206 ご教示ありがとうございます。
リストを見ると、顔ぶれがじつに豪華で驚きました。
(ジーン・ウルフは Orbit の常連だったのか!)
それに、ご指摘のとおり
5冊目まではかなり翻訳されているんですね。
ぜひ入手して未訳分を読んでみたいものです。
>>210 山岸が訳すんじゃなかったのか。
イーガンはもういいがな。いい加減卒業しろや。
その中篇を含む長編自体がめちゃくちゃ面白いし、人物の描きわけが天才的。
無眠人とパンピーに分かれるだけではなくて
無眠人もいろんな派閥に分かれてきて、いろんな思惑が交錯して
第二部、第三部も超絶オモローなのに。
あれを訳さないのは犯罪行為だろ。
>>205 「米と塩の歳月」はパラレルワールド物だから、その世界のディティールが魅力的でもあるんだけどね。
この作品では、火星三部作の製作過程で得たイスラムの知識を援用してると思う。
たしかに文体そのものは平易。ただ、別の面ですごく歯ごたえあるよ。
ヨーロッパが黒死病で滅んでイスラムと中国が世界の覇権を争うという内容なので、
読み方すらよくわからん固有名詞がぼろぼろ出てくる。
だもんで、海外のファンサイトの私製脚注の助けを借りてる。
日本ネタもあって、「外様大名」に関する英語解説を読むのは変な感じだった。
でも、漢字の固有名詞や単語を無理矢理英語に置き換えてる箇所なんかが
謎解きみたいで訳してて面白い。ten thousands years=万歳とか、square fathom=方丈とか。
なんか詩みたいなのが出てきて、直訳しても全く意味不明だったんだけど、
よくよく調べると般若心経だったりする。
全編こんな調子だからなかなか邦訳が出ないんだろうな。
ほかにも、アルファベットでないとわかりにくいネタもあるし。
>>213 >ten thousands years=万歳とか、square fathom=方丈
そりゃ傑作だwww
流石ロビンスン。
冗談なのかマジなのか分からんのが怖い。
なんか読んでみたくなってきた、注文するか。 読むのは大変そうだが・・・
結局、一番面白いものは原書で読むしかないのか。 ハヤカワのラインアップがピンずれなのがよく判る。 あぐれっさーしっくすとか訳してる場合かよ。
しかしそういう面白い原書が読めないのはハヤカワ1社のせいってのはちと問題だよな。 創元ちゃんは相変わらず仕事してないし、国書ちゃんは相変わらずわざと斜め45°に飛んで行くし…
創元ちゃんは復刊で頑張ってるじゃないか。 SFの新作があんまりでないのは翻訳者に払う予算が少ないのかね まあミステリとかに比べると格段に売れないんだろうからなあ。
>まあミステリとかに比べると格段に売れないんだろうからなあ。 これが原因じゃないかな? 今はSFよりファンタジーの方が当たりやすそうだ。 時代って変わるよなあ。
時代だろうね。 911以降の殺伐とした世界と、ある程度の科学技術の頭打ち…SF作家もなかなか未来を描き難いのじゃ
海外新作は長いのばっかで、外れつかんだときのダメージがでかい クレス以外に未訳の若手でいいのっているかな。ファンタジーならチャイナ・ミエヴィルは良さそうだけど つか年間傑作選のたぐいを訳して欲しいな。若手翻訳者を育てるのにも役立ちそうだし
時代そのものがいろんな意味でSF然としてるし いまの時代を描いた普通小説を タイムマシンで20年前に送ったら凄いディストピアSFとして 評判になりそう。
>>216 あなたは早川ちゃんスレの158さんですね?
アグレッサーなめんなよ
そうだぜウィル・マッカーシイおもしれぇじゃねぇか
あれ
深海のYrrがSFだというのをここだかどかだかで見かけたので 暇つぶしに読んでみた。 前半は結構面白かったけど中巻くは中だるみで、科学者が 科学者らしくない推論というか、ただの根拠レスの妄想を理論とか妄言して ストーリーが進行する辺りにうんざりしたけど、下巻は緊迫して まあ何とか読み通せた。SFとしてはぬるい感じだけど 主人公格から脇役まで、出てくる人物のキャラクタには魅力があるし、 結局米国が悪の(以下自粛)という結末もなるほどドイツ人なのね という感じで良かったかな。まあラストも類型的といえば類型的 なんだけれども。 ってことで10点満点中6点。
"Spin" ロバート・チャールズ・ウィルソン 06年のヒューゴー賞受賞作。 突如地球はspinと呼ばれる膜に包まれてしまう。 ほどなくしてこの膜の外側と内側では流れる時間のはやさが違うことが分かる――というのがSF部分、 主人公と、主人公の母親がメイドとして働いている大富豪一家との関わり合いを描くのが普通小説の部分。 この小説は普通小説の割合がたいへん多い。 spinが招く宗教的側面とか、主人公と大富豪一家の娘とのなかなか成就しない恋愛とか。 はっきり言ってその肝心の普通小説のパートがつまらない。と言うか、何でこういうしんねりむっつりした 愛憎劇(というには淡々としているか)を長々と読まなあかんねん、と思ってしまう。 普通小説読むならもっと優れた本があるわけで。 ただ怒るほどつまらないわけではなく、まぁ一応読める程度のレベルにはあると思う。 SF要素はまぁ……どうなんでしょう。サシミのツマといった感じ。 6点。どうしたヒューゴー賞。
>>228 受賞の時にSFマガジンで紹介され、読もうと思っていたが結局忘れていた奴だ。
アイディアには興味合ったのだが、SFオンリーな小説というわけでもないのか。
となると読まなくて良かったかも。
>>214 全10章の連作中篇で様々な時代の様々な人物を描くという形式(縦軸のストーリーもある)だから、
原書でも1章ごとに一息入れやすい。
パラレルワールド好きにはたまらない題材が満載だよ。
滅んだイタリアの代わりにルネッサンスの扉を開くサマルカンドの若き錬金術師たちの話とか、
清朝に制圧された日本を逃れて東の大陸(北アメリカという名称はない)に渡った日本人武将が
原住民の酋長になる話とか。この世界のアングロサクソンはイングランド島に隠れ住む白肌赤毛の
少数民族でしかない。
最近の新作SFの邦訳はハードな理系ネタや軍事ネタに傾斜してるので、
こういう「文系SF」がすごくそそるんだよね。
>>228 おれもイマイチだったなあ。
アイデアだけは凄いんだけど。
メインがちまちました人間ドラマで、しかも尻切れトンボで終わってしまう。
ヒューゴー賞は「アイデアだけ」を過大評価したもんだろうな。
ウィルスンは今のところDARWINIAが一番面白かった。
>>230 文系SF良いよな。個人的にはポールアンダースンの『永遠なるローマ』が気になる。
楽しそうだけど邦訳が一篇だけじゃあ読むに読めないよ。
>>228 > "Spin" ロバート・チャールズ・ウィルソン
>
> 06年のヒューゴー賞受賞作。
>
> 突如地球はspinと呼ばれる膜に包まれてしまう。
> ほどなくしてこの膜の外側と内側では流れる時間のはやさが違うことが分かる――というのがSF部分、
なんというペリーローダンのパクリ
>>231 ダーウィニアは随分前にSFスキャナーで紹介してたけど、
一体いつになったら出すんだ、ハヤカワは。
19世紀のヨーロッパ全土が突如未知のジャングルと化す、
という出だしはめっさ面白そう。
チャールズ・ストロス「残虐行為記録保管所」 クトゥルー+スパイ+SF、という惹句に惹かれて読んでみたが、 想像したのとちょっと違って面食らった。 オカルトがらみの事件を担当するイギリスの諜報機関にスカウトされた 主人公の冒険を描いているんだけど、重点が置かれているのは活劇的要素 よりも、現場レベルとはまったく異質の力学で動いている官僚組織の奇奇怪怪 ぶりのほう。 それがいかにもイギリスらしい自虐的ユーモアと比喩満載で 語られるのだけれど、あちらの事情に疎い日本人としては隔靴掻痒の表現も 多いうえに、これでもかというくらいコンピュータとオカルトと疑似科学の 専門用語がマシンガンのように繰り出されるので、別に全部を理解しなくても 物語を理解する妨げにはならないとわかってはいても読み進むのに大変苦労した。 押井守作品とか「攻殻機動隊」とかで、アクションよりも裏側の政治的駆け引きの ほうに面白さを感じる人なら楽しめるんじゃなかろうか、と思う。 5点。
>残虐行為記録保管所 サーズデイ・ネクストシリーズも似たようなテイストがあって あちらの人はこういうのが好きなのね〜、っていう。
"タフの方舟" ジョージ・R・R・マーティン 内容についてはあまり言うことがない。エンタメ系SFとして、これ以上の作品はなかなか出ないのではないか。 ネコの使い方が絶品。 翻訳について。 おそらく原文が平易なのだろうが、それでもこれほど自然な日本語に訳せるのは凄いと思う。 動植物の名前の付け方もセンスあるし。 "訳者の個性がほどよく出る"というのが俺の考える理想の翻訳で、これはほとんどその理想を体現している。 9.5点。 "リメイク" コニー・ウィリス 大量に引用される映画のほとんどを見たことがなく、注釈と本文をいったりきたりしているうちに 集中力がなくなって、しまいにはどうでもよくなった。 ヒロインにもうちょっと魅力が欲しいところ。 翻訳について。 大森望が翻訳した本をはじめて読んだが、翻訳とはいえ、これほど無色無臭の文章を書けるのは一種の才能かと思われる。 これは褒め言葉ではない。イヤミである。 日本語としてヘンな所がないのは結構であるが、個性が無さ過ぎておかしく感じられる。 5点。
ラッカーとか、大森訳と黒丸訳を比較すると泣ける 「死ね、名演奏家、死ね」を「マエストロを殺せ」に改題しちゃう時点でセンスは察せられるが
「マエストロを殺せ」に改題したのは柳下毅一郎じゃなかったっけ
「死ね、名演奏家、死ね」はまずいだろw
そういやそうだw 大森さんごめんなさい
>>241 ニュアンスとしては「殺す」より「死ね」の方がしっくりくる
「頼むから死んでくれ」って感じの話だからな
>>241 そうか?おれも「死ね〜」の方が好きなんだが
はっきり言ってそのあたりの人たちってあまり文章は上手くないからねー。 でも、言いたかないけど山岸真よりはいいと思う。
つーか、凄えタイトルだな。
「さもなくば海は牡蠣でいっぱいに」も尼のレビューでは編者のせいにされてたな。 本人のせいじゃない上、絶対こっちの方が正しい訳なのに編者の自己顕示欲ウゼ、 みたく書かれててシュノタンファンとしては心外だった。
SFオタの文学コンプレックスが炸裂してる流れだな
黒丸尚は文章そのものが下手だからねえ。 とか言うと信者に怒られるが。 あまりの読みにくさにラッカー挫折したことがある。
あの人の場合、文章の上手い下手とはまた違うからな 個人的には好きだけど、読み辛いってのも理解できる
個人的には作品の表題は訳の正しさよりも日本語としてのかっこよさを重視して欲しい。 「あるいは牡蠣でいっぱいの海」、カッコイイ。誤訳上等 本文で誤訳されたらそりゃ嫌だけどな。でもニュアンスがあってれば割と許容できる。 少なくとも正確だけどウンコな日本語よりはずっといいですわ。
252 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/29(木) 09:52:57
件のレビュアーさんは >また、新邦題が日本語訳として特に適切であるとも思えません。 て書いちゃってるからねぇ。あの内容からなんでこういう題になるのかが 全然わかってないっぽい。本文から原題の意味を正しく類推できる人には 誤訳も問題ないだろうけど、こういうそそっかしい読者の為にこそ 正確な訳題が必要なんジャマイカ?
タイトルなんて飾りです。 訳が正確且つ秀逸なら文句つけようも無いだろうが、 たとえ誤訳であろうとも秀逸であれば受け入れられるって事は、SF板の名無しが示してる。 大森の訳がつまんないかどうかわかんないけど、彼の訳した「航路」は死ぬほどつまんなかった記憶がある。 以降、大森の絶賛する本は眉にツバをつけて読むかどうか判断することにしてる。 ま、オレはニューロマンサー読んで以降、黒丸信者だけどw
ニューウェーブ系とかならともかく、航路は万人向けの娯楽作品だから 死ぬほどつまらないってのは疑問だ。長すぎではあるけど。
航路は徹夜して2日で読み切るほど熱中したものの 読後振り返ってみるとキャラクタが薄とか荒ばかり 目立って何でそんなに熱中したんだか良くわからなくなった 変な小説
>>254 いや、ニューロマンサーが好きな人が
航路は死ぬほどつまらんと思うのは理解できる。
生死の境目でタイタニック号に インナートリップするだけの話だから、 だから何?って思う人には冗長にしか感じないかもしれない。
>>249 別に黒丸信者ってわけじゃないけど、読みにくいラッカーの本って思いつかない
何の本か教えてくれる?
「航路」って、俺がよく行く新古書店3軒のその全てに上下巻揃っておいてあるんだよね…
だから、なんとなく警戒してまだ読んでない。
ていうかこのスレ住人は基本的にエンタメ本は肌に合わないって話だろ 深海のYRRの感想とかまさに
261 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/29(木) 16:18:17
262 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/29(木) 16:59:07
>>254 しかしSF者があれを絶賛するのはおかしい。
小説としても穴が多いし、第三部はおれも死ぬほど退屈だった。
263 :
* :2008/05/29(木) 18:22:20
Z
たいくつ
>>259 あれはSFにしては珍しくよく売れたからねえ。
宮部みゆきの推薦文の効果は絶大だった。
そりゃあどこにでも置いてるだろう。
>>249 ニューロマンサーならいいんだが、新潮文庫から出ていた「ダイ・ハード」の原作の翻訳には何をどう見ても完璧なミスキャストだと思った。
あれは読み易ければいいんだよ、余計な事すな!!
「翻訳とは女のようなものです。 美しければ忠実ではないし、忠実なら美しくない」
文学崩ればっかだな
こういう連中が大衆文学をバカにしてSFを駄目にしていったんだな
批評する者が知っておくべき二つのこと 一つ。 評を公にすることによって裁かれるのは、対象となる作品よりは評者の趣味と見識だということ。 二つ。 才能ある者が心まで強いわけではないということ。 一つ目は佐藤亜紀氏の言葉。 二つ目については例をあげて少し補足する。 19世紀を代表する作曲家の一人であるマーラーが、批評家の攻撃を受けて自信を失ったことがある。 このときシェーンベルクは批評家に抗議して次のように言っている。 「あらゆる時代を通じて最大の作曲家の一人である人間を、創造の精神にとって唯一にして最高の報酬― ―つまりその芸術家が、自分への信頼から「私は間違っていなかった」と感じるときに見出す報酬― ―さえも奪われるところまで追い込んだことに対して非難されたとき、 彼ら批評家はどう言い訳しようというのだろう。」
批評は愛だよ。 レムを死後、再構築できるまで分析するかのように、 トールキン亡き後、その没後作を後世の人たちが再認識できるように、 あるいはあらゆる言語、あらゆる文化に翻訳できるメタベースとして。 それ以外の、ただ自己満足に陥るだけの「批判」はむなしい。
>>269 こんなトコで油売ってないで小説書け、梅公
てか、ここは批評じゃなくて感想スレだし。 こんなところでどこの馬の骨とも知れない奴に 貶されたからって、落ち込む必要はなし。 こいつらレベルひきいなと笑ってればOK。
>>270 > 19世紀を代表する作曲家の一人であるマーラーが、批評家の攻撃を受けて自信を失ったことがある。
> このときシェーンベルクは批評家に抗議して次のように言っている。
> 「あらゆる時代を通じて最大の作曲家の一人である人間を、創造の精神にとって唯一にして最高の報酬―
> ―つまりその芸術家が、自分への信頼から「私は間違っていなかった」と感じるときに見出す報酬―
> ―さえも奪われるところまで追い込んだことに対して非難されたとき、
> 彼ら批評家はどう言い訳しようというのだろう。」
ソース
ソース厨 キター
たまたま手にとって買ってみた バーストゾーンてのを一気読みした いろんな書評見ても書いてあったがグロいし、 女がしょっちゅう犯されるし…しかし面白い グロいんだけど何か笑える 婆さんがバスから突き落とされて転がっていくトコなんか大爆笑してしまった しかしこんだけ女が犯される作品を見るのは狂四郎以来かも
普通しょうゆ。
>>272 実際そうじゃんw 梅は梅でジャンルに固執しちゃってたが
梅よりポン酢
ウィリスやデビッドソン如きを「文学」とか頭弱すぎ 世の中にはジャンルフィクション以外の「エンタメ小説」は存在しないのかっていう
ていうか意味が分からん ウィリスやデヴィッドソンを文学とか主張した人いたっけ。
で、文学ってなに?
281の脳内にはいるんだろう
誤爆じゃないのか?とりあえず人気に嫉妬
シャトルりんりん 宇宙人せうせう
モーリン・マクヒュー"China Mountain Zhang" 中国が覇権を握った未来を描く92年ティプトリー賞受賞作(未訳) アメリカ生まれで同性愛の中国人青年の成長物語をメインに、陰のある人々が微妙に絡み合う人間ドラマ ペーパーバック300ページと適度な長さだが、いい物語を読んだなあ、という読後感 ごりごりSFしてるわけではないのだが、中国人っぽく見えるように遺伝子操作する外国人など、未来技術の使い方もこなれていて、うまくはまってる 日本人の感性に合いそうなきめ細かい話で、地味だけど翻訳する価値あると思うなー。 9点
>>288 よさそうだな。
翻訳はされないだろうな・・・
"Boy's surface" 円城塔 これはちょっとひどいね。いやちょっとどころではなく、相当ひどい。 どれくらいひどいのか、本屋で立ち読みしてみるとよい。 真面目に話すとこういう訳の分からないのは好きなんだけど、文体がついていってない。 内容がないのだから、せめて文体だけで読ませないと。 筒井だったら……と何度も思いました。ごめんね、母さん筒井オタでごめんね。 0点。
「自分が理解できないものはあまねく駄作である」と言ってしまうことが、 自分の知性の足りなさを糊塗しようと必死なのだということに気がついていなかったんですね、 わかります。
対象となる作品を読んでもいないのに、その感想を頭ごなしに罵倒しているのですね。 わかります。
円城買うか買わないか悩み中。 メッタ斬りによると、読んだ人のうちどれだけがちゃんと理解できているか・・・ という代物らしい。 出来が悪いという意味ではなく、内容のレベルが高すぎるから、らしい。 院卒レベルの物理の知識とか要るんなら、文系の俺には無理かも。 >内容がないのだから、せめて文体だけで読ませないと。 内容がないの? 読者にとっては読みやすいのは有難いけど、読みにくさがテーマってことはないの? あるいは、内容が文体を必然的に規定してしまってるってことはないの? やっぱ自分で買って確かめるか。
∋oノノハヽ 川*’ー’) / , ヽ <円城ヲタ涙ふけやよ  ̄_|,..i'"':, ̄ ̄ ̄ ̄ |\`、: i'、 \ \`_',..-i \.!_,..-┘
「深海のYrr」 んー、なんか冗長。アザラシ狩りとかさ、も少し簡潔にまとめられるだろうと。 ただ、その冗長さが却って大津波シーンなどの圧倒的な災害描写となってるんで 一概にダメとも言えない。省けるとこは省いてくれるとありがたいんだが。 あと、あちこちにSF映画への言及があるのが楽しい。でもブルース・ウィリスは ディープインパクトじゃなくてアルマゲドンだろうとw
今の小説ってSFに限らず、海外日本に限らず、冗長なのが目立つよな 何でだろうね 原稿料のためか?
書下ろしの場合は原稿料関係ないんじゃね
翻訳の質が落ちている気がする。 最近だとYrrやエアなんか酷くね? 原著読んだのはエアだけだけど…
>>298 小説だけじゃなく漫画もそうだな
昔に比べてだらだらと長い。
ま、単純にアイデアで勝負できた昔と違って
ある程度パターンが出尽くした今は
ディテールで勝負せざるを得ない部分もあるんだと思うけどね。
ディテールをみっちり書き込むか、ばっさり切り捨てるか。 前者がファットブックで後者がライトノベルなんじゃね? 問題の根っこが同じならラノベのほうが手早く読めていい。 ・・・・・・ま、どっちもいい流れではないけれどね。
>>298 昔の薄い小説読むと、いきなり場面が飛んでいたり、
出来事を簡単な説明で済ませていたりしてびっくりする(笑)
だね。慣れ、習慣の問題。 最近のみっちり書き込んだ小説ばかり読んでると 昔の小説がすかすかに見えたりする。
みんなで「ダルグレン」を読もうぜ
ダレソレン
一から百まで説明されてないと話が追えないのかね まあ、キプリングみたいなのも困るが
やっぱ、長い方が、稼げるからじゃね。 印税は割合で入るんだろうし、出版社も単価高い方が儲かる。 あと、購買層の変化もあるかもしれんなあ。 短めのやつより、長い「本格的」小説をありがたがるような。 俺にしてみれば、 長い佳作=短い佳作>短い駄作>>>>>>>>>>長い駄作 なんで、最近は「失敗した!」って思うことが多くなってるw
切れ味を楽しめる短編も捨て難いけどね。 長編の駄作は只タダ辛い。 短編の駄作は「さっ、次行くか!!」で終わるんだけどね。
>>307 別に能力の問題じゃないよ。
確かに省いてるところは想像できるけど
長いのを読みなれると、短い(はしょってる)作品が
臨場感がなくて物足りないと感じるようになるってこと。
行間読めないってことだね
長編と短編を同じものさしでは語れないよね。 うまい短編において書かれてない部分ってのは省いてるんじゃなくて、 単にその作品においては無駄だから書かないだけ。 面白い長編が長いのは余計なつけたしが多いんじゃなくて、 複雑に張り巡らされた伏線が結末に向かって収斂していくその美しさを味わうものか、 ディテールの細かさ、アイディアの洪水を楽しむものだから。 …だよね? ただし、現実に最近出てる長編がどういうものかは知らない。だって読んでないから。
>>312 筒井康隆の「虚航船団」なんかは正にそれだよね。
アイデアの洪水とディティールの細かさが上手く噛み合ってオチに繋がってた。
>>312 >うまい短編において書かれてない部分ってのは省いてるんじゃなくて、
単にその作品においては無駄だから書かないだけ。
そういう理由で書かない場合もある。
別の理由の場合もある。
省略した部分にかんして読者の想像力が刺戟されて
かえって劇的な効果が高まるということもある。
ホラー小説で恐怖の対象がどう描写されるかを考えるといいと思う。
死ぬほど長いホラー小説ってあるんだろうか。 読者を怖がらせるってことで考えると、あんまり長いとうまくいかないような。
>>315 スティーヴン・キング以後は
めちゃくちゃ長いのがホラーのデフォ
そういえばキングはあまり怖くないよな
うまく決まったときのブラッドベリなんか 短いのに怖いよな。 ロバート・ブロックなんかもうまい。
今日読んでたのがチェーホフ「ねむい」なんだが、下手なホラーよりこわいわ
>>319 あれは、あのあと少女がどうなったんだろうと
考えると心が痛む話だ…
心霊現象や超常現象や超自然現象を描くよりも 現実の人間世界を舞台にした話のほうが もっと怖いということが往々にしてあるよなぁ・・・
322 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/08(日) 09:47:59
>>319 青空文庫にあるかと思って探したが無かった(泣
323 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/08(日) 17:02:47
まあ、19世紀の小説も悪魔的に長かったりするけどな。
みんなで「ナイトランド」読もうぜ
325 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/09(月) 01:28:21
結局、一時期短くなっていたってことなのか? 商業的な問題かな? 値段をこれ以下に抑えるためとか。
んなことないよ。 一昔前でも、長いだけの小説なら腐るほどあった。 SFにすくなかっただけ。 小説全般で話したら、昔からも含めて傾向なんて簡単にいえないと思うよ。 言えることは、「最近のSFは長いものが多くなった」程度のことでしょ。
ミステリーも昔のほうが短かった
ショートショートは昔から短かった
329 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/09(月) 19:56:29
「長篇」より長いカテゴリーの不在について
シリーズ物じゃね? ペリーローダンとか。 まああれは中篇の寄せ集めだが グインサーガとか徳川家康とか
徳川家康はシリーズだったのかw 「徳川家康対帝国」とか「徳川家康辺境篇」とか・・・
徳川ファミリー「康」編って意味じゃね?
"完璧な涙" 神林長平 名前だけ知ってた神林長平を初めて読んだ。 ちょうど長い短い論議が出てるわけだが、これに関しては全般的に書き込み不足。 たとえばヒロインの魔姫(すげー名前だな、おい)とか、あまりに描写が少ないため、 俺などは死んでもどうでもいいと思ってしまうし、ラストが生きてこない。 小説として出版される前の段階というか、これを基に1.5〜2倍くらいの分量の小説が書かれるべき。 5点。
>死んでもどうでもいいと思ってしまうし 作者もそう思ってるんじゃないかな。 基本的にキャラ小説じゃないしね。 神林長平は、全作品読んで語るぐらいでちょうどいいな。
雪風しか読んだことないが、やたら説明くさいたどたどしい文体で嫌になって途中でやめた
神林って古いものほど面白いよね。 なんか新しいものになるほど手先だけで書いてて、 書きたいことが何もないように見える。覇気が感じられない。
お前、それ「膚の下」読んでいってるのか? あれで覇気が感じられないなんて…。
333には、「敵は海賊」シリーズあたりを勧めたいが、きっと、 「退屈」とか言うんだろうな。 335には、「言壺」あたりを勧めたいが、きっと、 「何言ってんだかわからん」とか言うんだろうな。
>>337 いや、読んでない。
90年代の作品に退屈なのが多いから最近のは全く読んでない。
膚の下って凄いんだ。今度読んでみるわ。
「われらはおまえたちを創った。おまえたちはなにを創るのか?」それが訓練部隊・間明少佐の別れ際の言葉だった。 梶野少佐指揮下の実戦部隊に配属された慧慈は地下都市・破沙へ赴くが、 強硬な火星移住策を進める国連軍に反感を強め、アートルーパーの独立を宣言した。 さらにナノテクによる地球復興を目論む一派との交渉は、慧慈に独自の世界観による 復興を決意させる。それは残酷な創造主への道だった。神林SFの到達点 到達点ですよ到達点
>>335 あーわかるな。
最初に雪風読んだら文章受け付けなかった。
が、魂の駆動体読んではまった。
手に入る作品ほぼ読んだ感想では、
最初は面白そうなのに尻すぼみで終わる作品が多い印象。
アイザック・アシモフ『はだかの太陽』(ハヤカワ文庫) 『鋼鉄都市』に比べて、より不可能犯罪色が強くなり スリリングになったにもかかわらず、思ったほどではなかった。 ベイリとダニールが外部の存在、名探偵に過ぎないうえ (彼らともども渦中にあった前作の、中盤の間違った推理は刺激的だった) 反目→理解というドラマも今回はない。 ただ、死体がない容疑者がいない、壊れたロボット一体だけという あまりにも無茶な舞台設定は、アシモフの稚気を感じさせて好き。 SFというよりミステリーとしての感想が強いが。 期待してたぶん6点くらいかな。
>>333 小説をこれ以上、長くさせる風潮にするのはやめてくれ。
長くても面白ければいい。
安ければ許してやる。
長くてグダグダだったのはハイペリオン
グインサーガ!
死体を鞭打つようなマネは止めろ
ハイペリオンは最初のやつだけ面白かった。 あとの3作はグダグダ。
『ハイペリオン』は10回近く読んだな。 『エンディミオン』も5回読んだ。大したことも起きない厚い本なのに 面白く読ませるのがすごいね。
ハイペリオンは長編じゃなくて連作中篇だろ
アーシュラ・K・ルグィン『所有せざる人々』(ハヤカワ文庫) ルグィンの集大成であり、最高傑作だと思う。 ルグィンは、二つの相反する要素に一線を引いて 両側から境界に肉薄し、線引きの意味を逆説的に問う、ということをする。 資本主義社会と原始共産主義社会の星、どっちもだめぽと感じながら 主人公は自分の帰るべきところを見出していく。 ルグィンの文章には独特の質量があるらしく 読みにくいわけではないのに、何かみしっと詰まっている。 (まあ訳文なんだけど) 読んでて疲れるのだが、読む価値はあった。 特にラストの美しさは感涙もの。 SF史上でも一、二を争うものではないかと。 10点
あの本は過去と現在をうまくカットバックさせてるよね。 構成が見事だしディテールの書き込みもすばらしい 仮想世界を用いて所有概念と国家について考究する 社会科学的なテーマ性も見事。 ほとんど完璧な作品だと思う。
未読なんで興味わいたけど >読んでて疲れるのだが、 これで躊躇してしまったぞな
だからお前はダメなんだ
わかったよがんばって読むよ僕
と思って『所有せざる人々』アマゾン見てみたら今yは古本でしか手に入らないのか・・・ 最高値だと5000円ついてるじゃん!
ル・グインも結構あれだがけれどパット・マーフィーの比じゃないかも 『落ちゆく女』。 『死者の代弁者』でさ、エンダーがノヴィーニャに恋をするでしょう? ちょっとばかしあれに似ているかもしれない。家族を捨て独り考古学者 として生きる、初老の女性の孤独と狂気(幻視)、そんな様に、いくらか でも引っ掛かるものがないと、読み進めるのが正直、かなりきつい本。 面白かったが、楽しくはなかった読書体験っつーか。'87ネビュラ賞受賞作。
>>357 尼のマケプレ価格を信じてはいけない。
あれ無茶苦茶な価格ついてるからw
流通してる本が定価の3倍や
品切れになった途端5倍(需要もない本が)もある。
>>358 ありゃ完全にファンタジーだな。それも思い切り地味なタイプの。
SF文庫で出すのがおかしいと思う。
岩波文庫がふさわしい。
>358 同じマヤネタのルーシャス・シェパード「打ち棄てられし心の都」よりナンボも読みやすいぜ。 これ、未だに最後までたどり着いてないw
>>360 だよね(苦笑
てか三分の二くらいまで読んでもまだ娘のバスケ観戦とかwで
ろくすっぽ話が動かないという。どこ連れて行かれるんだより、
これどっかに着くんかいwwwって感じの読書だった。
つまらなくはなかったが、主人公のこころの揺らぎに読み手として
上手く寄り添えないと、きっつい。裏表紙のダイジェストだけだと
なーんか、ワクドキ系にも思えるんだが。
>>361 なんじゃそれは(笑
てか俺も、この本じつはひと月ちかくも投げてたw
一ヶ月くらいがでも限界だよな。あんまり開き過ぎるともう、
どこまで読んだかすら忘れてしまうwww
最近、文学方向の本にも手を出してみようとして、ちょくちょくつまんでみた。 結果として、「百年の孤独」が圧倒的に面白いことがわかった。その他翻訳小説9位/67作品 他にも読んだ本で、SF,ファンタジーと思えるものの感想を書きたいと思う。 「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦 9点 二章目を読み終わった時、「つまらんのじゃ」と本を床に叩きつけた。 しかし、そのあとの三章、四章が圧倒的に面白い。 話はシュールだし、ハッピーエンドで大満足だ。 恋愛小説といえるが、幻想小説でもあると思う。23位/120作品日本語小説 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」村上春樹 5点 SFである。しかし、文学肌の人の書くSFというのは、突き抜けない。 この話も、細部には文句はいっさいないのだが、全体として突き抜けない。 世界の終わるカタルシスがあるかと思えば、ない。ネタバレかもしれないが、 これは世界の終わりを扱った小説ではない。本当に細部にはいっさい文句がないのだが、 読むのがつらく、読みすすめるのが大変だった。これに高い評価を与えている人とは趣味が合わない。 69位/120作品日本語小説
>「夜は短し歩けよ乙女」 タイトルはどこかで見かけたな 何かの受賞作だっけ? >「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」 創作文芸板では絶賛してる人いたな 俺は春樹自体かっこつけしくて嫌いだ 最初に読んだTVピープルというのが合わなかった
365 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/13(金) 16:06:17
>>361 作者がちがうことはわかるんだが、だれだったか思いだせない
>365 ルイス・シャイナー 混乱もやむなし。 私はシャイナーとパット・マーフィーとルーシャス・シェパードは 同一人物の別ペンネームのように思える。 作品傾向がどうにもかぶるというか・・
パット・マーフィーは読んでないんだがルイス・シャイナーとルーシャス・シェパードは混ざるな確かに。
竜を駆る種族 ジャック・ヴァンス 9点 魔王子シリーズは傑作というのを昔からあちこちで聞くので買ってみた。 確かに面白い。竜の設定も異様(読む前はパーンの竜騎士みたいなのを想像してた) 二種族のコンタクト時の互いの価値観のあまりの違いぶりはなまじ言語が通じてるだけに強烈だった。 あえて難を言うなら分量が少なめな点。同じ内容でもう50〜100ページくらい行けると思う。 あと、あの少年マンガの俺たちの戦いはこれからだ!第一部完 みたいなヒキありまくりのラストは卑怯だと思ったw 続きが読みたくなるじゃないか。 ていうかこれの続きあるの?
>>366 パット・マーフィーは全然作風違うだろw
恋するレイチェルとかああいうのは女性ならではの作品。
ほかの2人にはかけないだろ。
女手の良さっつーとSFだと自分まずは、『琥珀のひとみ』を思い出すな。 あーれはちとオセンチが過ぎるところもあるがしかしなんとも、好きだった (持ってない。借りた本)。また読みたいんだが。 あとはベタだが、アン・マキャフリーとか『アトムの子ら』のシラスとか。 ちなみにヴィンジ、サンタさんモノのノヴェライズはあれは、駄目w
女性作家のSFはよんだことないな・・・ SF読む女性に出会ったことすらない。 というか、周りでSF読むの俺くらいなんだけどな。 なんだこの交友関係の狭さは・・・。
女手らしいといえばマーガレット・セントクレアだな。 名前がいかにも閨秀作家。 今日読んだのは、 「ドラゴンがいっぱい!」ジョー・ウォルトン。 これも女じゃないと描かないようなファンタジイ。 底意地の悪いキャラクタ描写と伏線の張り方、 ヴィクトリア朝小説を模しているから仕方ないんだが なんでこれをドラゴンでやるのかなと腑に落ちない。 が、訳者の後書きを読み、ある意味で納得した。 夫の聞き間違いがきっかけの思いつき。 しかし、破綻無くまとめているのは確かだ。 箱庭的というか、タペストリー的というか、 既製品に巧く嵌め込んだような世界観だが面白い。 ただし、こんなつくりの話はこれ1冊で十分かな。 同じような趣向のものをまた読むことになれば、うんざりするだろう。
>>368 魔王子はあなたのいう異様な設定がたくさんでてきます(星々を回るので)。
なので自分にとって「竜を駆る種族」は物足りなかったです。
374 :
361 :2008/06/14(土) 01:05:56
>365-366 え……?と思ったら、完全にルイス・シャイナーとルーシャス・シェパードを混同してたw この二人、名前似すぎだろ! どっちもサイバーパンク系として出てきたし。 田中啓文と田中哲弥くらい紛らわしいな。
女性作家なら大原まり子。 大原まり子を読まずに死ぬのは不幸。 そこまで言い切るぞ。 田中啓文と田中哲弥はかぶるかも。 どっちもくだらないしw でも、田中哲弥はどこが面白いのか全然わかんないや。
パット・マーフィーは地味さといい細かい心理描写にこだわる作風といい、 どっちかというとウィルヘルムなんかとかぶる気がする。
>>375 大原まり子は「わたしは処女懐胎します」とかいってたきわものの時代が良かった。
女性作家の方が性描写がきっついって話はきくなー
マーフィーもあんまり訳されてないよね バトラー、クレス、KJファウラーとか、重要な女性作家ががつんと抜け落ちてる フェミ翻訳家がいてもいいような気もするんだが、小谷門下あたりから出てこないのかな
女性SFと言うとティプトリー、ムーア、大原まりこ、菅浩江くらいしかしらない。
>>371 世代差はあるだろうなあ。
30代以上だと興味なくてもSFに触れてるから読者多そうだ。
あとは『アリアドニの遁走曲』のコニー・ウィリスとか。
居るちゃあ結構、居るねそういえば。
国内だベタだが栗本薫や新井素子かな。ただし後者はともかくとして、
女手云々の流れでは栗本は俺は、あんま合わないとは思うけど。
>>370 で挙げたひとたちなんかさ、みな特有の、「柔かさ」っつーかね、
ああいうのは男にはちょっと、書けないだろうなぁと思う。
>>371 ひどいな……
おれは中学からこっち、SF者の輪の中で育った。
知覚圏内にいたSF者を数えてみると、100人に迫るぞ。
ちなみに女の方が多かったぞ。
あなたにはでも薦めても良さそうだなww
>>363 、石川淳いいよー『狂風記』。とりあえずなら文学全集の端本、
あればだが、オフで100円で買えるんで、その辺りからでも。
ただし夷斎で一人一冊のって少ないと思うが。手持ちのだと筑摩の
黒いやつくらいかな、もしくは文庫版の『ちくま日本文学全集』か。
安部公房や、こっちは駄目弟子wだが丸谷才一のお師匠さんにあたる様なひと。
ラテアメ好きなら、特に長編がタマランと思う。和漢洋にわたる広く深い
教養と、でも(とにかく小説においては。人間的には少なからずスノッブな
たちwでもそっちってかエッセーや評論ね、もそれはそれでというより
むしろそっちの方こそが、かもしれないくらいにムチャクチャ面白い
『文學大概』とか何遍読み返したことか)そんなもんを軽く突き抜けての、
前衛文学のひと。とにかくあれだ、夷斎はすげーっすよ。
…無理矢理に当板に関連付けるならば、筑摩で出ている『雨月物語』
なんかの現代語訳も夷斎。あれは俺、内容自体はちーっとも面白いとは
思えないんだがw、夷斎の文章が良いんで、そのためだけにたまさか自分、
ページをめくることがある位。
>>382 それはちと特殊ではw
俺の場合だと厨房のころは周りで少し眉村卓が流行ってたんでソレ位なら
(きょうびのラノベみたいな感じで)読んでたやつは居たが、けれどそもそも
小説読みの友人自体、子供の頃から俺には居なかったがww
かろうじてSFブームの洗礼を受けてたけど、周りに100人はいなかったな。 つか最近の子供は本を読まないっつーけど、 SFに限らず昔から読む子と読まない子ははっきり分かれていたと思う。 女子より男子の方が本読み多かったね。 しかも太っ腹な男子が多かった。 面白い本がある→友人に貸す→返ってきたらまた貸す→学年内を回り続ける。 図書館頼りだった私には大変助かるシステムだった。 会話したことない子でも「借りてもいい?」ってお願いしたら貸してくれたよ。
…俺は低学年の頃(あー二年まで。三年次は学年主任かつ組合系ノリの、 キッツイキッツイ女のセンセイだったもんで)なんかね、脅して席を 奪ってたもの(苦笑 学級文庫の、隣の席。当 然 だが、授業中も読んでた。 ――泣いて出て行ったことがある。××君がーってな感じにw ガッコ出たてのこっちもやっぱで、女のセンセイだったなwww
シツコイなw これが俺の文体ってか、俺の普段のしゃべくりのそれを、 比較的忠実に、文章に起こしたかたち。俺にとっての2chてのは要するに、 そんな場所。俺はただに、しゃべる代わりに書いている。 だからね、全く以て、お前にどうこう云われる筋合いはない。
388 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/14(土) 10:30:17
どんだけアタマが悪いと
>>385 みたいな文章を書くようになるんだろう?
きっと普段マンガすら読まない真症馬鹿なんだろうな。
389 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/14(土) 10:32:12
>>387 文章と喋りでは別のデザインスタイルが要求される。
お前は単に状況に応じてスタイルを変える能力が無いだけ。
文体でこの俺を識別出来るっつんだったら、昨晩から今朝にかけてで、
俺があちこちに書き散らしたもんをそれをそれとして認識出来ているのだろうから、
俺の読書量がどの程度のものか位、ある程度の想像はつくだろうに。
ちなみにこのスレ限定だと
>>358 、
>>362 、
>>370 、
>>381 、
>>383 が俺の
書き込みな。あとはツツイスレのあれwと、雑談、早川ちゃん、読んどけ、
読むべき辺りが、俺が昨晩に書き込んだスレ。
てかホント、粘着はカンベンしてくれw俺にだけじゃなしにそういうのは、
誰にとってもの迷惑だから。
俺だって無論、ひとと楽しく話をしたいからこそ2chにも来ている訳で。
391 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/14(土) 10:48:36
>>390 想像はつく。マンガしか読まない馬鹿だろお前?
いや、漫画すら読まない人だよ。
>>383 「狂風記」はググったところ、何やら、すごそげなものであることがわかった。
ノーベル賞やれとまでいわれてる作品であるとは。今までまったく存在を知らなかった。
カードがないので、古本では買うことができないのだが、ブックオフなどで探して見ることにする。
おすすめ、ありがとうである。
>>387 頭が悪すぎてスタイルを切り替えることができないということですね。わかります。
分裂病的
>>390 そのままコテハン維持してくれることを希望
可哀相な子なんですね、わかりますww
ミス住のつぎはコイツか ああもう
>>390 沢山読んだところで馬鹿は治らないということは分かった
400 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/14(土) 14:13:06
>>387 >>386 はただ単に「読みにくいからもっと読みやすく書いてくれ」って言ってるだけで粘着とかじゃ
ないと思うんだが
疑心暗鬼に陥っていないか?回り中が敵に見えてないか?
…大半はね、俺の粘着(文学板でも、他の音楽系の板にもストーカー してくるやつ)の自演なのは判っている。がもしそれ以外のが一人でも 居たらだが、反省しろw お前はそいつに、踊らされているだけなんだから。
つーか、続きは議論スレに。
>>373 ということはこの本くらい面白いのがシリーズ分あるってことですね。
ありがとうございます。何とかして魔王子シリーズも読んでみます。
>>379 特にバトラーとクレスは作品数と受賞歴からしても
イーガン並みに訳されてもいい作家なのにな。
作品の質も非常に高いし。
バトラーはフェミ系の出版社が1冊出してたけど
SFと謳ってないからSFファンにはスルーされてそう。
傑作だったが、訳文がちと微妙だったかも。
あと、スージー・マッキー・チャーナスの冷遇ぶりも酷いな。 傑作がいっぱいあるのに。
すっげ珍しく荒れてるよw 今乾きの海読んでるとこなんだけど、なかなか読み進めなくて早数ヶ月。 クラークは宇宙のランデブーのときも時間かかった。 引っ張って一気に読ませる勢いがないからかな。 レムの砂漠の惑星なんて面白すぎて3日くらいで読んだものだけど。
408 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/14(土) 16:35:52
いやあ、久々にハインライン「地球の緑の丘」を読んだんだがw まるで故郷に帰ったかのような懐かしさを感じまくったわ。 俺のSFの原点はハインラインとクラークとアジモフなんだと思い知ったわ。
>>401 どこへ行っても嫌われていて、それを反省もせず粘着呼ばわりしているわけですね
わかります
>>407 俺もクラークの長編が何故かキツイ。短編は好きなの多いんだがなぁ……
クラークは劇的な展開とかあんまりなく淡々と進んでいくから 2001は例外さが
海底牧場だとかえってその淡々とした進み方が居心地よさ感じるがなあ 渇きの海は、あれは書下ろしじゃなくて連載だったのかな、それなりにサービスというか ちぃっちゃい山場があったからそんなに退屈ってことはなったけど、ただすでに書いていることが古いって 感じるから内容に没入できないかもしれないね
定番でも、あんまり古いと中古でなかなか見つからないから 読んでないのが多い・・・。 2001はDVDしか見てない。「どうやって撮影してんだこれ」という 驚きはあったが、あまりに展開がスローで眠くて大変だった。
>>407 渇きの海、おれは3時間ぐらいで読んだぞw
普通のパニック遭難小説で普通に面白かった。
何ヶ月もかけて読むに値するような本じゃないと思う。
クラークにしちゃフツーの、軽いエンタメ小説。
>>414 > クラークにしちゃフツーの、軽いエンタメ小説。
おまえはクラークの作品をろくに読んでないな
なんか糞も味噌もいっしょって感じだなw
>>415 うん。SF賞受賞作と、幼年期、都市と星、2001年あたりの有名作品しか読んでない。
海底牧場と乾きの海は、普通のエンタメ風だと思う。
他のは、(いい意味で)アイデアと詩情先行という印象。
ただし地球帝国だけはただの駄作。
ランデヴーと2001年の続編、最近の共作のは全く読んでなけど、
>>425 さんが想定するクラークの普通のエンタメ作って
例えば他にどんなのがあるの?
あ、
>>411 みると2001(の続編ってことか? 最初のは違うよね)は例外ってあるから
それは血わき肉踊るエンタメ作品なのか?
正直続編は全く読む気がしない。
415じゃないけどクラークで重い作品ってなんなんだろう 幼年期の終わりかな? 2001年も小説は重くはねーと思うんだが・・・ 映画は説明をわざと減らしてに見る人間に解釈を任せたらかってに盛り上がってたって、じっちゃんが
クラークは基本サクサク読める作家だろ?
>>420 エヴァがどうかしましたか
>>419 いや、「2001年宇宙の旅」の事。単に物語の起伏が大きい、というくらいの意味で。
>>420 小説として重いってことはないけど
テーマの重い軽いはあると思う
人類視点か個人視点か、程度の。
海底牧場と乾きの海は個人視点の冒険小説で
あまり人類がどうたらって哲学性はない。
>>422 2001年、物語の起伏大きいかなあ・・・。
まあクラークにしちゃそうかも知れんが。
「渇きの海」はまだドラマチックな方なんだよね。 語りくちも平明であっさりした文体だし、 深町訳も読みやすい。 問題はだな・・・
>>405 ちと教えて下されたし
手元の短編集にユニコーン・タペストリーが入っているんだが、これ単体で読めるもんですかのう。
過去スレで絶賛されてるヴァンパイア・タペストリーの三作目ってことで、1,2作目のネタバレがあると悲しいので。
この短編集に入ってたオペラ座二次創作とおぱーいはいまいちぴんと来なかったが。
>>426 単体でも読めることは読めると思う。
ただバンパイヤタペストリの真ん中ぐらいに入ってる作品だから、
最初から読んだほうがより楽しめるとは思う。
普通に長編として読める作品だし。
個々の短編で見ても、個人的には、
バンパイヤに入ってるほかの作品のほうが好き。
「マッカンドルー航宙記」 「同 太陽レンズの彼方へ」 なんだが懐かしさを感じる、いわゆるハードSF。 かつ人間ドラマとしても読めて、非常にバランスがいい。 長いのばっかりの昨今、連作短編というこの形式にもほっとする。 巻末に設定についての科学的なレクチャーがついているのも嬉しい。 堀晃の作品をまとめて読んだときにも思ったのだが、 最新の知見に基づいて書かれた作品は、時が下ってもなかなか古びないものだ。 とはいえ、1978年から1999年に書かれたものなのでそう古くもなかったりする。 傾向としては、最近の国内の中堅作家に近いのかもしれない。 野尻抱介とか、小川一水とか、林譲治とか。
429 :
428 :2008/06/16(月) 09:35:08
忘れててた。 点数は7.5点ということで。 巻末付録によると、ビッグバンという言葉をつくったのはフレッド=ホイルなんだって。 知らんかった。
ババンババンバンバンという言葉をつくったのはドリフだよ。
フレッド・ホイルは最後まで定常宇宙説を唱え続けたことで有名で 亡くなる数年前にも新たな論文を発表してたはず。 単なるおかしなおっちゃんっぽいイメージを抱かれそうだが ホイルがしつこく投げかける疑問を解決していったことが 初期ビッグバン宇宙の完成度を高めることにつながった という評価もあるそうな。 恒星内部の核反応に冠する先駆的な研究で有名。 その他、人間原理やらパンスペルミア仮説やら普通の学者が 敬遠しそうな説に入れ込んでいたことで知られている。
バンババンは梶原一騎が・・・
「オズの魔法使い」ボーム 8点 誰でも知っているような作品だが、初めてちゃんと原作を読んでみた。 驚いた。面白い。これは完璧なファンタジー小説ではないのか。 「不思議な国のアリス」を読んだ時はつまらないと思ったが、「オズの魔法使い」はちがう。 現代に読んでも、大人になってから読んでも、まだ楽しめる傑作である。 必読本であろう。11位/68作品その他翻訳小説
>>433 を訂正。考え直した。やっぱり15位/68作品その他翻訳小説
これはミス住さんに変わる新手の荒らしなのか田舎
>>431 アインシュタインが量子力学を批判しまくって完成度が上がったのと似たような逸話だな
バンバンババババ、ババババンを作ったのは(ry
「反逆者の月」デイヴィッド・ウェーバー 6点 んー、面白いけどこの味方異星人設定ありなのか?デビュー作という事を差し引いてもちとリアリズムがないような。 米軍特殊部隊やロシア親衛空挺師団やドイツ機甲師団と並ぶ日本の精鋭が仙台師団てのはワロた。判ってるな。
>>427 ありがとう
チャーナスはあまり知らない作家だったが、古本屋(@アメリカ)いったらたくさんおいてあったので反省
大量に買い込んでしまったバトラーとパメラ・サージェントを消化したらチャーナスいきます
虚無回廊3 小松左京 話進まなさすぎるぞ。いつ完結するんだ。 3点
4は谷甲州かな。
>>442 ごめん、真面目。最近やっと中古で見つけたから読んだんだ。
作家の現状とかは全然知りません。スレ斜め読みしたら
阪神淡路大震災さえなければ・・・とかいう話がでてたが。
よくわからん。
「高野聖」泉鏡花 8点 泉鏡花でいちばん安い集英社の短編集である。日本で幻想小説というと泉鏡花らしいから、代表作をいちど読んでみた。 「外科医」「星あかり」「海の使者」「高野聖」「眉かくしの霊」の五編からなる。 どれも面白かった。文章がうまい。中でも、22ページほどの短編「外科医」がいちばん面白かった。 貴族の婦人がうわごとをいうのを嫌がり、麻酔もなしに外科手術するという話であるが、ともかく迫力がある。 麻酔とか、外科手術に迫力があるのではない。うわごとの内容に迫力があるのである。 作中では、うわごとはいわないのであるが、恐れているうわごとの内容は明かされる。その描写が迫力がある。 76位/121作品
汽車に乗り遅れた少年が、仕方が無いので峠を自力で越えることになった 峠の途中で民家を見つけ、そこで一晩とめてもらうよう頼むことにした・・・ 戸を叩くと、中からこの世のものとは思えないほどの美貌をもつ未亡人が・・・ 着物からはみ出さんばかりにパツンパツンに盛り上がった胸 そしてねっとりと潤んだ瞳で少年を見据える・・・ そしてその晩・・・ という話だっけ?
パンツからはみ出してる?
>>445 少年でなくて、中年の坊主だが、まちがってはいない。
>>445 汽車に乗り遅れたのではなくて、なぜか、行くなといわれた近道を行ってしまった坊主が山道の中で一晩の宿を借りる話だ。
単純な幽霊譚というか妖怪譚というか、そんな話ではある。
とりあえず順位つけるの止めろよ 独りよがりすぎる
んなの、ほっとけよ おれは、順位くんの書き込みは読まんよ
「位/」であぼんしとけ。 馬鹿はスルーするに限る。
書斎と同レベルのアホだしな
順位はつける。実にわかりやすい読書メモ方法だと自負している。
>>452 アホ呼ばわりすんな。このスレには感想も書かずに、叩くだけの輩がいると見た。
SFにだってジャンルはあるんだし、一緒くたに順位付け ってのはどうかと。ジャンル別、作家別とか、いろいろ やりようはあるじゃろ。
2chは
>>453 のらくがき帳だから別にメモを残してても良いけど、お前の全レスを見なければまとまった順位が分からない
謎の暗号を他人に公開するのは何が楽しいんだい?
>>455 全レスを見なくても、なんとなく順位だけでおすすめ度がつかめると思う。
「イリヤの空、UFOの夏」を5位にした時は、5位ってだけで反応があったし。
それに、おおよそのランキングなら、「おまいらのオールタイムベストを教えてくれ」スレにのってるんだし。
母集団が意味わからんランキングなんてイラネ それよりレビュの内容どうにかしろ。 444とかひでー
このスレは読んだ本の感想を書くスレであって決してお前の中での順位付けを発表する場所ではない ただ単に読んだ本のお勧め度を示したいなら点数だけでいいだろ?
別に順位ついててもいいよ NGワードにしやすいし。 順位がなくなるとNGできなくなって困る。 むしろ問題は感想の内容が独りよがりすぎることだし、 拒否反応が出てるのもホンネはそっちのほうだろ? だが気に食わない感想だからって書くなともいえないんだし 黙ってスルーするかNGワード登録で読まないようにすれば よいだけの話。
感想の内容は別にいいんじゃね。 個人の感想なんだし。 考察となると、いろいろ難しくなってくるけどさ。
いろんな人が見るわけだからさ、何でもいいから感想書いていいってのはどうかと思うよ。 それならノートにでも書いて一人でオナニーしてればいい。
こんなところに書きこんだ時点で、ぼろくそに言われるのは覚悟せな。
個人的に順位をつけるのは面白いと思うが、まず確実に周囲の同意は得られない。 また、5年後・10年後の自分にも同意してもらえないだろう。 将来の君が、現在の書き込みを思い出して、布団の中で「あーーーーー!!!」とか 叫んでる姿が想像できるwwwwwww
どこにも仕切り屋ってのはいるな。 世界が自分に優しくないと、駄々こねるやつが。
仕切り屋って言葉ですべてを否定しちゃいたい人も必ず出てくるよね
自分の外からの評価を受け入れられずに文句ばかり言う仕切り屋もいるなぁ。 自覚がないから直らない。病気だな。
病気とかいう言葉って先に使った人の勝ちだよね
負け惜しみって空しくならないのか? 自分の意見が受け入れられないからって・・・w 偏執狂って奴か、これが。
>>463 このアホなオッサンは30過ぎてるらしいからもう処置なしなんじゃね?
まず勘違いしてるのはおれ465と467しか書いてないってことわかってない。 「自分の意見」とかいってもそれは困る 他人の意見だし。 おれが465でいいたいのは仕切り屋と相手をなじってる人が実は仕切り屋以上に 必死にここを仕切ろうとしてること
黒歴史なんて誰にでもあるもんじゃね? 余計に形に残したいなんて思わないけどさw
順位を点けるくらい大目に見てやれよ。 何をカリカリしてるんだかサッパリわからん。 まぁ俺は感想を書くとしようか。
順位付けなんてオナニーは止めて欲しい。 画面が白く濁る。
まだやってんのかー
>>467 そうでもない。
すぐに病気って言葉を使う人は見るからにレス内容が異常だから
自分が病気に見えてスルーされる場合もある。
昔のSFマガジンのお便り欄みたいに 投稿者の年齢を末尾に書き込んどけばいいんだけどね。 純真そうな中学生の書きこみなら たとえ背伸びした稚気溢れる内容でも微笑ましく思えるだろう? ところが2chだと、書き手の年齢も性別もまるでわからないから、 ついつい自分とおなじレベルで評価してしまうので、 読んでいる側がもの足りないと思えば苦言を呈したくなってしまう。 でも、書き込み内容がもの足りないなら、 それは書き手に人生経験がないか教養がないかなんだから、 年少者だと思って寛容に遇してあげればそれでいいと思うのだよ。
年齢性別とか書かれたって、信用するわけ無いじゃん。 もちろん新聞や雑誌への投稿でも同じ。 文章の内容から相手を想像することはあるけどさ。
『人形つかい』 ロバート・A・ハインライン 以前にハインラインで読んだのは『宇宙の戦士』、『月は無慈悲な〜』だけだが、 『人形つかい』が一番面白かった。 この作品は侵略テーマSFの傑作らしい。 読んでみて感じたのは、まず分量が手ごろ。 話がサクサク進んで、テンポが良い。 話の伏線も複雑過ぎずに「なるほど……」、といった感じ。 それにしても、何とこの作品が書かれたのが1951年で、 作品中の事件の発端が2007年7月12日というのが何ともまぁ感慨深い印象を与える。 (現在は2008年なんで、もう過ぎてるんだけどw)。 真空管で空飛ぶ車が走ったりと色々と微笑ましい小道具が出てくるが、 話の作り方はしっかりしてるし、50年以上前の作品なのに古臭くない。 今読んでも十分エンタメとして通用する優れた作品だ。 この作品ならSF初心者にも安心して勧められるだろう。 ちなみに、『攻殻機動隊』に出てくる“人形つかい”は、 この作品をフューチャーして名付けられた作品なのだろうか? 評価:8点
そんだけベタ褒めでも8点かよおい!
>>478 15歳・配管工の方の書き込みですね、よくわかりました
『黒い時計の旅』 スティーヴ・エリクソン 前スレで紹介してもらった本をやっと入手。 第三帝国が崩壊しなかったIF世界ものと聞いたので( ゚∀゚)o彡゜フューラー!フューラー!ぐらいの勢いで読み始めたら何か違いました。 とりあえず、総統が生きてるって言うのはそれ自体が重要なことじゃなくて、 単に現実の二十世紀と幻想の二十世紀の差をわかりやすくするための舞台装置ぐらいのもののような印象でした。 IFものだということを抜きにしても十分面白いお話で、 現実と幻想の境目がないまま最後まで突っ切って話を収束させる手腕は物凄いとしか言いようがありません。 …でも、ナチスを目当てに読み始めた身としては、なんとも辛い描写の多い… というか、総統や宣伝大臣を身体的にここまで痛めつけた小説って後にも先にもこれぐらいじゃあないでしょうか? 総評:7点(内訳:wktk度+ジェーンライトGJ度-総統の痛々しさ-ジェーンライト頼むから殴らないで度) ちなみに、チャーチルのラジオ演説で悶絶しながら『大英帝国の崩壊ktkr!ジェーンライトGJ!!!』とか思ったのは秘密。
『ブラジルから来た少年』 アイラ・レヴィン SFっていうかサスペンスかも知れませんが、SF要素もあるので。 読んでて思ったのは、浦沢直樹のMONSTERっぽいなぁ、ということ。たぶん逆なんでしょうけど。 内容は…まあ、オチが分かった上で読んでいたのでサスペンス部分はあまり楽しめなかったのですが、 『ブラジルから来た少年』たちに関する描写にはニヤニヤできました。 合理的なように見えてめちゃくちゃ無駄と隙だらけな作戦も実に第三帝国らしくていい感じです。 あと、主人公もメンゲレ博士もじいさんなのに元気すぎだろJK。 総評:6点(内訳:ニヤニヤ度+少年かわいいよ少年度−少年こわいよ少年度-博士の口調がなんか惜しい度)
>>483 ノーマン・スピンラッド「鉄の夢」は?
1954年ヒューゴー賞長編部門受賞作、アドルフ・ヒトラー「鉤十字の帝王」に解題をつけて完全復刻したって代物だ。楽しめると思う…本編は。
あと、ロバート・ハリス「ファーザーランド」 レン・デイトン「SS-GB」 マリ・デイヴィス「英国占領」
ジェイムズ・P. ホーガン「プロテウス・オペレーション」 ディーン・R・クーンツ「ライトニング」 福島正実「迷宮世界」
この辺既読かな?
学術書として、ヨースト・ヘルマント『理想郷としての第三帝国―ドイツ・ユートピア思想と大衆文化』もあげとこう。
487 :
483 :2008/06/20(金) 00:42:35
ぬお、なんか詳しい人が! その中じゃ『鉄の夢』は読みましたね。本編は実にファシズムパンクでニヤニヤできましたよ。 ファーザーランドは確か映画版を観た記憶があります。 後は全く手をつけたことが無いので、Amazonで漁ってみようかと思います。 情報dクスです。
「スターメイカー」 オラフ・ステープルドン 10点 あえて最初に点数を書いておく 特に今更語る必要もないメジャーな作品だろうけどこの作品が書かれたのは1937年 だから70年以上も前に書かれたという事が特筆に価する 精神だけの存在となった主人公が地球を飛び出し、旅先で出会う異星人を仲間に 連れ出しながらさらに精神を拡張し過去、現在、未来の深宇宙に存在する銀河社会 への探索を進めていくというもの 古いせいかガチガチのSFというよりはファンタジー的ではある 生態も精神も異なる異星社会の中でテレビ、ラジオ、コンクリートと馴染みの言葉が 出てきたり、社会形成の肝となるテレパシー(ネタバレではない)に基づいた ある意味突飛で呑気な恒星間航行は素直で馬鹿馬鹿しい それでもなお数々の世界で出会う奇異な異星人達と宇宙を形作る星々のダンスが 織り成す幻想的な空間とエスカレートしていく知性達の描写は壮麗とさえ言える だんだんと解き明かされていく宇宙の仕組み、「音楽的宇宙」に生きる 音調的生物などワイドスクリーンバロック好きの想像を掻き立ててくれるような 要素もあり正真正銘神が存在し全てを見通している作品である バクスターのジーリーシリーズ、小松左京の果しなき流れの果てに、 ベイリーの作品群などスケールが大きな話が好きなら読んでもらいたい
489 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/06/21(土) 13:40:55
カズオ・イシグロ「私を離さないで」 1点 純文学を読むSFオタに遭遇するのはエイリアンやメン・イン・ブラックに遭遇する可能性に 等しいものがあるが、本作の設定は「SF」そのものであり、この板で紹介せざるを得ない。 臓器移植用に生育されたクローン人間たちの日々を淡々と綴った作、 SFプロパーの作家が書けばもっとけれん味のある展開になったであろうが、 カズオ(以下「カズ」と略す)は初期3作、特に老執事を主人公とした「日の名残り」を想起させる ストイックな語り(ただし、語り手はクローン人間の若い女性)を貫徹する。 SF的ネタは物語前半で早々と明かされてしまうし、どんでん返しも無いため、「SF」として読んだ 場合の評点は上記が妥当であろう。 しかし、自己の宿命を受け止めながらも真摯に生きるクローンたちの姿には人間の「生き方」 が描かれており、本作を「文学」と言わぬ者はあるまいかと思う。 ここにはSFオタの好物である巨大宇宙船、奇怪なフォルムのエイリアン、アミーバ状の怪奇生物 半裸あるいは全裸の美少女戦士等々は一切登場しない。 しかし、あえて私は無理を承知でSFオタに言いたい、「心して読め!」と。 本というものはSFだけではないことを知れと。
月の子を読みなされ。俺は中途で挫折したがw
491 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/21(土) 16:48:16
>>489 > 489 名前:ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE 本日の投稿:2008/06/21(土) 13:40:55
(略)
> ここにはSFオタの好物である巨大宇宙船、奇怪なフォルムのエイリアン、アミーバ状の怪奇生物
> 半裸あるいは全裸の美少女戦士等々は一切登場しない。
> しかし、あえて私は無理を承知でSFオタに言いたい、「心して読め!」と。
> 本というものはSFだけではないことを知れと。
まずSFという小説のジャンルに対してこの程度の認識しか持っていないという時点で
ミス住がいかに本というものを読んでいないかがよく判る。
そして更に頭の悪いところは、SF板に書き込む人間はSFしか読んでいない
という認識しかしていない点にある。
皆SFしか読んでいないのではなくてSF板だからそのジャンルの話しかしていない
という当たり前の事実に全く気付いていない(これはミステリー板でも同様だね)のが痛すぎる。
わざわざ専門板で
「俺はおまいらと違って別ジャンルの本も読んでいるんだぜ、悔しかったらおまいら読んでみろwww」
みたいなことをいつまでも言い続けるような奴に限って
どんなジャンルの本も大して読んでいないということは皆経験上よく知っているというのに
誰からも相手にされずに独りヒキコモって2ちゃんねる三昧のミス住は
その程度の常識さえ心得ていないんだなあとつくづく思うw
>SF的ネタは物語前半で早々と明かされてしまうし、どんでん返しも無いため、「SF」として読んだ
>場合
ってのも爆笑。
SFってどんでん返しのあるなしで評価決まるんだw
荒らしってのはあれだよね、荒らしに粘着する人間とのセットで荒らし。 上の場合で云うなら、つまんねーこと云ってんなとは思うが、 スレ違いではない。荒らしでも。 にも拘らずで、粘着する方は自分こそが普通だなんて思っているw 勘弁してくれって感じ。
>>492-493 同意。
荒らしに粘着するあまり最悪板を叩くためコピペしまくっている粘着フェチも荒らしだね。
でも
>>493 、
何でもかんでもSFとして読めばスレ違いではない、というのはちょっと違うと思うが。
>>493 その言い方じゃ
スレ違いでさえなければ荒らしは許される
とか
荒らしやコピペ厨は悪くない、悪いのは最悪板で叩いている奴らだ
と件の荒らしがとらえかねないぞ。
荒らしの相手をするなと言うならそういう奴こそコピペもきっちりスルーしろよ いちいち反応してないでさ
うん。でも例えば大江の『治療搭』および『治療搭惑星』、 あれだって本人だか出版社だかがSFだって謳って売っているんだし、 その辺りはまぁあんま細かい区別をしたってね。 一応はSF的な(とSF読みの多くが認めうる)ガジェットを使ってりゃ、 ここでそういった作品に言及するくらいは別に構わないのではと、 個人的には。
ところが件の荒らしがSF以外の本をここで取り上げるのは 俺はSF以外も読んでんだぞ、おまいらと違うんだぞ という幼稚な自慢だからなあ。 俺たちゃSF板だからSFの話をしているだけなのにw 誰かさんときたらそれが分からないらしくて ここでなら自慢ができる、と思っているらしいw
だーから(苦笑
スルーしろよそういう部分は。云っても荒れるだけなんだから。
個人にからむな。特に、云っても無駄だと思っている人間に対しては、尚更。
ちなみに
>>490 も俺。俺は云いたいことがあればいうし、ムカつけば罵りもするがw
基本的には引きずらない。そんなのは、書く方もそれを読まされる方も疲れるだけ。
それと間違えたw 月の子じゃなくって輝夜姫な清水玲子の。
どうせコテ外した糞だろ、荒らしは
荒らしの意図なんかどうでもいいからスルーしろ
なんか妙な流れになってますが、空気を読まずに感想投下します… 『銀河英雄伝説』 田中芳樹 友人と話していて『金髪美形のラインハルト』に反応したら何故か全巻読むことになった代物です。 この板にスレが沢山あるので存在は知っていたのですが、実際に読むのは初めて。 横山三国志をぶっ続けで読んでる気分になりました。 銀河帝国vs民主主義の惑星同盟というからスターウォーズみたいな感じかと思ってたら肩透かしくらいました。 ゼーアドラーとかキルヒアイスとか出てくるあたり、帝国側は第三帝国よりは第二帝国に近いんですかね。軍部もプロイセンぽいし。 最初はラインハルトなのに人間くさいよとかイゼルローン組軍閥化してね?とか ユリアン特にうざくないじゃんとか言ってましたが、 いやまあタイラーとか皇國の守護者の原点だけあって面白いですね。ヨブかっこいいよヨブ。 しかし、某ジオン公国もそうでしたが、ジーク『ハイル』を使わないのはイメージ悪いからなんでしょうか? 総評:7点(内訳:トリューニヒトの格好よさ+最盛期のトリューニヒト政権の支持率+道原版ヨブの美形度-SF板のユリアンスレの伸び率) …どうせなら、人名がロシアっぽいフェザーンが共産国だったらもっと楽しい三つ巴になっただろうに…と書こうとして、 そんな構造にしたらまずこの世界観が成り立たないということに気づきました。 でも、どっかにコミュニズムが生き残っててもよかったと思うんだ。『長征』やった人もいることですしw
アンチ・プロパーの代表みたいなやつで感想投下するなんて、ホントに空気読めてなくてワロタ
人の感想に因縁付けずに淡々粛々と読めよ。 そして気が向いたらこのスレに書き込めや。
>>504 地球教は環境保護運動左派が落ちた暗黒面だと思うんだ。
508 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/22(日) 07:13:28
>>489 でね、この駄文なんだけど、ビーケーワンのページにある感想のパッチワークだったりするわけでw
>>489 > 489 名前:ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE 本日の投稿:2008/06/21(土) 13:40:55
(略)
> ここにはSFオタの好物である巨大宇宙船、奇怪なフォルムのエイリアン、アミーバ状の怪奇生物
> 半裸あるいは全裸の美少女戦士等々は一切登場しない。
> しかし、あえて私は無理を承知でSFオタに言いたい、「心して読め!」と。
> 本というものはSFだけではないことを知れと。
まずSFという小説のジャンルに対してこの程度の認識しか持っていないという時点で
ミス住がいかに本というものを読んでいないかがよく判る。
そして更に頭の悪いところは、SF板に書き込む人間はSFしか読んでいない
という認識しかしていない点にある。
皆SFしか読んでいないのではなくてSF板だからそのジャンルの話しかしていない
という当たり前の事実に全く気付いていない(これはミステリー板でも同様だね)のが痛すぎる。
わざわざ専門板で
「俺はおまいらと違って別ジャンルの本も読んでいるんだぜ、悔しかったらおまいら読んでみろwww」
みたいなことをいつまでも言い続けるような奴に限って
どんなジャンルの本も大して読んでいないということは皆経験上よく知っているというのに
誰からも相手にされずに独りヒキコモって2ちゃんねる三昧のミス住は
その程度の常識さえ心得ていないんだなあとつくづく思うw
>SF的ネタは物語前半で早々と明かされてしまうし、どんでん返しも無いため、「SF」として読んだ
>場合
ってのも爆笑。
SFってどんでん返しのあるなしで評価決まるんだw
でね、この駄文なんだけど、ビーケーワンのページにある感想のパッチワークだったりするわけでw
>>507 思想的な意味でというよりは『突撃ウラー!!』な全体主義国家があったらいいな、と思っただけでしてw
紛らわしくてすみませんです。
それと、
>>505 のアンチ・プロパーという言葉の意味が、ググってもよくわからなかったんですが、
正統派のSFじゃないということでしょうか?
空気嫁なくてごめんなさい…
「二分間の冒険」岡田淳 7点 ファンタジー初心者スレで定番ですといわれてたので読んでみた。 児童文学である。話はだいたい、異世界に行って竜退治をしてくるという内容である。 竜とのなぞのかけ合いが面白く、おれはほとんどの謎かけの答えを当てることができなかった。 二分間の冒険ではあるのだが、これといった時間トリックがあるわけでもなく、 異世界へ行くきっかけとなったダレカの正体もありきたりで、そこが評価を下げた。 細部にはまったく文句のない話であり、竜退治が好きな人は読んでみるといいだろう。 きっと読んで損はないと思う。 ダレカの正体がもっと奇想天外であったなら、ロードス島戦記やゲド戦記の「影との戦い」より 面白いことはまちがいのない話だったのに残念である。惜しい作品であった。 68位/122作品。日本語小説。
こんだけ叩かれてもまだ懲りないのか順位厨め。 首くくって死ぬがいい!
順位つけるのよりも感想の内容があまりにも酷い… 何この書斎モドキの上から目線
ホント酷いね群がるガキが。板に年齢制限が欲しい。
もう全員死ぬがいいと思うよ
竜退治が好きな人w どんだけピンポイントなんだよ
いやもう全員死ぬがいいと思うよ。
全員死ぬがいいと思うよ なんか珍妙な言い回しに聞こえるがまあ普通かどうか。 まあ順位つける意味は不明だけど、その程度でどうこう言うのもな。 まあこの板は、 恐らく最近までラノベ読んでた奴がゴミベだとか言って 食いついたりする所だしな。まあ厨二病ってやつだが。 なんてーか食い付きがいいよな。俺も含めて。
520 :
◆GacHaPR1Us :2008/06/22(日) 23:56:47
変幻の地のダルビッシュ ロジャーゼラズニイ 黒丸 尚 黒くて硬くて大きいブラックくんと、地獄から還ってきたので目付きが悪いダルビッシュ君の愉快な珍道中です。 今回は「突撃、隣の超時間城!」と題して、鍵無くしたので自分の家にも入れない間抜けな魔法使いや、 なにがどう凄いのかぜんぜんわからないヒロインなどと一緒に変幻の地に建ってる「超時間城」を訪問します。 最後の最後、衝撃のビフォーアフターには驚きです。なんていうことでしょう! 10点
そうか…2chは「怒りの集積場」だったのか! そうして彼等は秘密裏に開発したAIを、怒りの感情しか知らない人格に形成していく…そして!機を見てそのAIを解放するのか…ッ! みんな!罵りあったりしてる場合ではないぞ!今こそ人類の危機だ!
>>509 NGにいれて見えなくしてるのに、それを無駄にするようなことはやめてくれ。
>>513-518 いい加減スルー白、ウザイ。
せっかくNGワードあぼーんしてもお前らのせいで台無し
それに517はそれほど不快な内容でもない。
517じゃなく512だた
あぼーんしてんのにわざわざ512読むなよw
位/の順位だけど、なんでそんなに叩かれるん? 読んだFTの感想書いてるだけなのに。 おまいら、「二分間の冒険」読んだことないだろ。読んだおれがレビューしてやってるのに。 面白いよ、この話は。
叩かれるのは、いばってるからだろ。 仕方がない。
位/の順位でゲソ。いばってないでゲソ。普通にレビューしてるじゃなイカ。 誉めるときは誉め、貶すときは貶しているでゲソ。いたって普通のレビュアーじゃなイカ。
順位が低いのは、他の話がもっと面白いからでゲソ。 それなのに、いばってるとはひどいじゃなイカ。
位/の順位でゲソ。上から目線とは理解しがたいでゲソ。おれはいたって謙虚な男でゲソ。 それがレビューだから読者さまの目線で文句をつけるのは仕方ないじゃなイカ。
だからそういう態度がさ。 「そう感じる人がいるなら謝る、今後気をつけるわ」の一言ですむ話だし普通はそう。 書き込むなとは言わないけど嫌う人が出るのもわかる。いいじゃない別に嫌われたって。
位/の順位だけど、いばってないよ。気をつけてるよ。 まあ、これからはさらに気をつけることにするよ。
>>おまいら、「二分間の冒険」読んだことないだろ。読んだおれがレビューしてやってるのに。 な に さ ま ?
【秋葉原通り魔】「ネットで存在示したかった」 加藤容疑者、殺人容疑で再逮捕
読んだことあるかがどう関係してるんだか。 わざわざ相手してもらってるんだ。 悪いところ指摘してくれてるんだから有りがたく受け取っとけ。
オナニーのずりねた順位つけて発表してるのと同じだわな で、「○○でオナニーしたことないだろ、オナニーした俺がレビューしてやってるのに 文句言うな」ってすごんでると想像するとばかまるだしで楽しい
少なくとも順位クンに粘着しているやつらのよりは よっぽどマシな書き込みだろうに。 あぽーん出来るんだから嫌ならあぽーんしとけ。迷惑。 二度と言わせるなカスども。
毎回順位をつけて「この感想はボクが書いたんだぞ」と 誇示しているのにコテハンはつけないのが不思議だ。 コテハンつけて良くも悪くもがちゃみたいに開き直れば あぼーんもスルーもしやすくなって叩かれることも減るだろうに。
位/ であぽーんは可能。 いま試した。俺はやらんが。 でまだなんかあんの? カス
誰?
カスだとか言ってる時点で誤魔化せてないぞ。わかりやすいな
嫌だねこれだからカスはw 鬱陶しい。 頼むからお前たちの方をこそあぽーんさせてくれ。お願いだから。
何でお前がキレてんだ? お前にキレる資格はないんだぞ?
まあ便所の落書き目くそ鼻くそ。
順位はどうでもいいから、芸のある感想を読ませてくれよ。 444とか、「釣り」ですか? 罵倒されても仕方ないよ。
位/の順位だけど、444の何がそんなに気に入らないのさ。 「高野聖」より「外科医」が面白かったから、「外科医」のレビューしてるんだよ。 「外科医」は泉鏡花の出世作。代表作より出世作が面白いという法則にあてはまったんだね。 それの何がいけないのさ。
>>538 、
>>540 俺もそう思ってた。
代わりに言ってくれてサンキュー。
「不愉快に感じる人がいるんだから止めろ」と言ってる奴がいるが、
そういう発言をやる奴も不愉快だから、お前も2ch止めろと思うけどw。
>>548 俺は悪くないと思うぞ。
バンバン読んで、バンバン感想を書くべし。
こっちも書くぜ。
数が正義なんだよ。 大多数が不愉快なんだから、不愉快に決まってるだろう。馬鹿かお前。
どうせ、二十人もいないスレで数が正義とかいっちゃって、いじめですか。
多数が正しいとか、順位付けがいけないとかは思わない。 思わないが、悪い意味で目立っている。 書き込んだ以上、内容についていろいろ言われるのは覚悟しようよ。 前に指摘のあった444よりいくつか引いてみる。 「どれも面白かった。文章がうまい。」 「いちばん面白かった。」 「ともかく迫力がある。」 「迫力があるのである。」 「その描写が迫力がある。」 …もっと他の言葉、知りませんか?
位/の順位だけど、いいたいことは伝わったのではないですか。 「外科医」は迫力があって面白いということがいいたかったのです。 それ以外に、語ることはないです。あまり高度なレビューを期待されても困るです。 読んだら、気軽に感想も書こうと書いてるものだから。 おれの感想だけが、そんなに抜きん出て低水準なのでしょうか。 おれはそこまでは低水準ではないと自己評価しておるです。
のめりこめる
「七回死んだ男」西澤保彦 9点 前回の感想のごたごたもおさまらぬ間に、また新しい感想である。 SFミステリーなんて、語られるだけで実在するものはほんのわずかだと思っていたが、 西澤保彦という人はSFミステリーを中心に執筆する人らしい。 こういうのが好きな人は大好きであろう。その西澤保彦の最高傑作と目されているのが この「七回死んだ男」である。SF要素としては、時間ループものである。 主人公は同じ日を九回くり返す。その九回のうちに七回同じ人が殺されるから、七回死んだ男である。 同じ日をくり返すたびに、主人公は殺人が起きないように試行錯誤する。 話は、終盤で一段落するのだが、そのあと、ちょっとしたつづきがある。 そのつづきが、最初はおれは納得いかない余分な部分だと思っていたのだが、 オチが衝撃的で納得できるオチだったため、この高順位となった。 全体として、語り口調も軽やかで、すらすら読める読みやすい話である。 22位/123作品。日本語小説。
位/の順位である。ちょっと付け足しておく。 時間ループものの最高傑作はスチャリトクルの「しばし天の祝福を遠ざかり」だと思うが、 絶版で手に入らない。そこで、時間ループものを読みたい人は、 「七回死んだ男」を読めばいいのではないだろうか。 SF初心者スレに「リプレイ」という駄作がテンプレとしてのっているが、 それを外し、「七回死んだ男」をテンプレに追加するといいと思う。
ここ最近の流れはなんというか、酷い自演だな。 まあ感想は書いてくれるのは構わんがなー。 どうもな。
ここはねたばれ荒らしか逆切れ自演荒らししかいないんだな
もうお前ら一回オフで顔合わせろよ
【秋葉原通り魔】「順位づけで存在示したかった」 加藤容疑者、殺人容疑で再逮捕
>>位/の順位である。ちょっと付け足しておく。 匿名掲示板で名乗るくらいならコテつけろアホ
この性格で「嫌われるのが納得いかない」とか
あいた口がふさがらんなw
嫌われてもともとだから、人の評価なんか気にしないで
レビューを続ければいいじゃん。
>>549 は俺の
>>532 をさしてるんだろうが、
俺は別に「止めろ」なんて書いてはいないよ。
嫌われるのはしょうがないけど別にいいじゃない、
としか書いてない。
2ちゃんの感想スレでも滅多にいないぐらい文章が下手糞だな>順位 まあ、感想書いてるだけいいのかなw
とりあえず、感想書き込みにくい流れだけはどうにかしてほしいもんだ。 感想以外のレスが増えても仕方がないのに
今後順位くんにレスしたら荒らし認定でいいんじゃない? 人を見て法を説けだし どう見ても他人の話を聞く可能性の無い人にいくらレスしても無駄だもんな
ティプトリー "Meet me at Infinity"(未訳): 単行本未収録作品+エッセイ集 小説はほとんど断片的なスケッチだが、読み応えのあるのは下記二つ Color of Neanderthal's Eye 5点: エースのダブルで出た中篇 海が広がる惑星でのんびり休暇を取っていた男が、現地の水棲人型生物と恋に落ちる しかしこの生物種は、生存競争に敗れて絶滅しようとしていた... 相手が双性生物かどうかさえ分からない状況での恋愛はなかなか面白いのだが ティプトリーにしては甘ったるく単調。他の作家の作品ならもうちょっと好評価するが Trey of Heart 8点: アンソロジー「女性作家によるエロティカ」の没原稿 他生物の体に脳を移植することが可能になっている未来 男性地球人の体を手に入れたばかりの異星人二人に、 ネイティブ地球人のお姉さんが優しく教えてあげる話 途中までは普通にえっちっちなのだが、最後に奇想が炸裂 読後感も妙にさわやかで、未訳ティプトリー短篇では最高の出来かと思う とはいえ官能小説なので、浅倉お爺ちゃんに訳させるのは酷かなあ エッセイはティプトリー好きなら楽しく読めると思う でもまあファンアイテムだわな。総合4点
>>566 俺も持ってて、小説作品だけざっと読んだけど
>でもまあファンアイテムだわな。総合4点
この感想に完全に同意。
568 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/25(水) 13:46:13
>>563 おまいは文章というものがまるでわかっていない。位/の順位より。
位/順位だけど、いい忘れてたけど、村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」は 脳手術と情報解析を扱ったエスエフなので、日本産のサイバーパンクをかたっばしから読んでみようと思ってる人は読んでみるのも一興だろう。 決して傑作ではないが、その傾向に当てはまる作品ではあると思う。
なんというか・・・自己顕示欲が暴走しているのかな 順位くんより本を読んでいて物事を知っている人がこの板にいると何故考えられないのか しょぼい知識でご高説垂れ流しても馬鹿にしか見えないぞ
仮にそういう人間が居たとして、でもきっと彼もしくは彼女は、 目下のそんなは気にもかけない。 つーか眠れん。 がいやましどこもかしこも胸糞悪いぞw 馬鹿は皆死んでしまえ。
とりあえず日本語を喋れよ中国人。ここは日本だ。
ワタシ 日本語シカ ワカリマセーン
聞かれていないことまで語りだす順位はもう書斎と同様の荒らしとして テンプレに付け加えて次スレから徹底スルーし、 順位にレスをつけた人も荒らしとして扱うべきだと思う
激しい同意
あの手の空気読めない子は知恵遅れみたいなもんでさ、 いくら文章で説明しても読解力が無いから無駄なんだよね。 良いことと悪いことの区別を付けるにはカラダに教えるしかない。
577 :
◆GacHaPR1Us :2008/06/26(木) 00:17:01
めんどうだからオレのように10点以外全部0点でいいじゃまいか
そんな話は誰もしてないだろw
>>574 てかもう既に見分けがつかないよ。
文体がそっくりだし。
書斎もこんなふうにしてああなっちゃったんだろうなと思うと、
なんというか・・・悲しいね。
位/の順位だが、自演でもないものを自演だといい始めたら、相当な2ちゃん脳。
荒らし認定しても、おれは感想書くし、順位もつける。なんで、そんなに叩くやつがいるのかわからん。
>>570 そんなやつ当然いると思ってる。そんな想定するなんておまいはアホか。
>>571 おまいもバカじゃ。死ねや、クソ。
>>572-573 ワタシモニホンゴシカワカリマセン。
>>574-575 語りたいことを語っているだけです。SF交流ですよ。なぜ、それがわからない。
>>576 良いことと悪いことの区別ついてます。ついてないのは、むしろおまいら。
>>577 おれはめったに10点はつけない。史上最高クラスの点としてとってある。
>>580 ミス住さんとおれは文体まるでちがうね。おまいはどこみてるか。
位/だが、このスレにはミス住さんを追いかけてはりついてきた叩きだけが目的のやつらが、数人いる。 そんなやつらに叩かれただけで出ていくほど、おれはあまくない。
>>571 も俺だが。
にしてもこの板じゃ俺、ホントどうしようもなく読解力の低いところで
やたらと煽られるなw 本当、ここでだけ。
順位か論考かの違いでメンタリティはほとんど一緒だな
ていうかさ、いちいち自分に向けられた(と思われる)レスを探しだして、わざわざ全部に言い返すとか…どんだけガキなんだよww 今時の幼稚園児の方がまだ賢いぞ。
>>585 同意
いちいちレス返してバカアホクソと罵倒して「何で嫌われるかわからん」ってどんだけ自分に甘いんだか
ミス住ですらそこまではやらないのにな
>>582 >> 位/だが、このスレにはミス住さんを追いかけてはりついてきた叩きだけが目的のやつらが、数人いる。
随分とミス住について詳しいようですね。
ミス住本人じゃないの?
位/順位だが、
>>582 はおれの推理だ。
ともかく、おれが必要以上に叩かれているのが納得いかない。
なぜ、荒らし扱いまでされなくてはならないのか。謝罪と賠償を要求するニダ。
590 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/26(木) 11:03:28
順位つけているだけにしておけばよかったのに すでに荒らしとやっていることが変わらないから
>>590 まるで、自分たちは悪くないかのような言い草。
順位つけてるだけで、荒らし扱いされたから、話し合いに来たのに、
それを荒らしとか、酷いじゃなイカ。
これはどうしようもないな
593 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/26(木) 11:38:00
>>582 同意。ミス住は少しも悪くない。悪いのは最悪板のアンチどもだ。
ミス住と一緒にスレを活性化させようぜ。
とりあえず自分のレスに自分で罵倒し返すのは斬新だと思った
>>589 俺は別に叩いてないが、ある種の反感は抱いている。
それが、叩かれる原因になっているかもしれないから、その理由を書こう。
順位に表されるように、君は小説に対して絶対的な格付けをしている。
当然、おのおのの住人が内心に持っている格付けと衝突する。
学校のクラスで美形の順位を告げて回れば、批判に晒されるのは当然で、
内心に持っているだけなのと、それを公の場で表明する行為はまったく別物で
あることが理解できていない。
次に、君のバックボーンが貧弱であること。順位の分母がたかだか百ちょっとしかない。
ジャンルを合わせても500に達しないだろう。
この程度の読書量の人間にお気に入りの小説をつまらないとか言われるのも、
凄いと言われるのも、腹立たしいと感じる部分が有る。
「〜の最高傑作」なんていう表現をする資格は無いと感ずる。
「と言われている」とか他者の評価を基準にするならともかく。
最後に、自分は上から目線でないと思っているようだが、
>>138 とかあきらかな上から目線の批評だ。
最初に記したとおり、順位をつけるという行為だけで、十分危険な行為で、
つけるならば細心の注意を払って謙虚にならねば荒れる事は必然。
しかし、その口調は傲岸不遜。
私としては、読書家といえるか微妙な読書量で断定的に語る口調に反感を持たざる得ない。
>>595 おれは順位を付ける。何点かという評価では、何百冊の小説の評価には向かない。
評価があいまいで不安定で漠然として、参考にならない。何点とつけるよりも、
順位をつけた方がわかりやすい紹介のしかただと思っている。
>>138 のどこが上から目線なのか、さっぱりわからない。
書いてあるとおり、SFとしてのタイムクエイクについてはほとんど語られず、
ヴォネガットが雑談している話である。作品をありのままに評価していると思う。
順位が低いことからわかるように、評価も低いのである。
それを上から目線だなどと勘違いしているのではないか。
順位をつけるというのは、よく考えれば、あなたのいうような結果にはならないはずである。
なぜなら、いうのは二度目になるが、順位が低いのは、他の作品がもっと面白いからである。
それと、あなたがどんな猛者なのか知らないが、百冊を読んでまだ読書量が足らないなどというのは、
一般の感覚からズレていると思う。上には上がいるとは思っても、自分が読書で初心者だとは思わない。
>>595 思うに、あなたは順位を付けるという珍しい行為に対応できず、
反発しているだけだと思う。みんながもっと、読んだ本すべての順位を付けてみればいいのだ。
手元に早川のSF文庫が一冊あるんだが1600番なんだよな
早川で訳されて文庫になっているだけでこれ以上あるってことだよな・・・
順位付けなんて俺の読書量じゃ恥ずかしくてできない事に気がついいたよ
ありがと
>>596
599 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/26(木) 13:34:40
つーか順位って常に変動してるんでしょ? どうやって管理するのか判らない。 エクセルとかワードとか使うの?
ここは普通に1000冊以上は読んでる人が多いと思うけど、 順位なんて普通その日の気分で変わるもんでしょ? 上位の順位ですら入れ替わるのにつまらないと思った本の 順位なんてつけること自体不可能だし無意味 それに年をとれば好みの傾向が変わるもんだよね。 100何位の順位まで全部つけてかつその順位が固定。 というよりも自分が一度つけた順位を規範化して 自分にフィードバックし続けるって発想が珍しい。 すごく若いのかそれともすごくヘーゲル的な頭の構造なのか 両方なのかもね。ま、奇特な方だと思う。
>>566 英語を「読める」といったら嘘になる程度の英語力だけど
ティプトリーのファンだから買っちゃおうかな。
っと思ったら新刊では買えないのか。残念。
まあとにかく、こういう未訳本のレビューは貴重なので感謝。
学級委員を気取ってるバカが多過ぎないか? 環境浄化か何かのつもりか? 黙って感想書いてろよ。 ウゼェーよ、お前ら。
>>599 ワードを使って、題名だけ一行に一作で羅列してあるんだよ。
新しく読んだら、これとこれの間だな、と思うところに題名を入れるだけ。
何位なのかは、発表するたびに数えなおしているんだよ。
604 :
595 :2008/06/26(木) 15:04:34
>>597 順位付け、格付け、ランキング。
珍しくも何とも無い。
2chでも、板に一つくらいは類似のスレがある。もしくはあった。
しかし、この手のスレは例外なく荒れるから、大抵の場合隔離スレに認定されて、
まともな人は出入りしなくなる。
君は、SF初心者だけじゃなく、2ch初心者でもあるみたいだね。
>>604 つまり、順位付けは必ず荒れる。順位付けされることに耐えられない、とおっしゃるのですかな。
おれからは、個人の順位付けなんだから、頑張って耐えてくれとしかいえないが。
606 :
595 :2008/06/26(木) 15:53:07
>>605 >ともかく、おれが必要以上に叩かれているのが納得いかない。
ならば、こんな泣き言を言わずに、叩かれるのにも耐えるんだな。
がんばれよ。
>>606 嫌だい、嫌だい。あの偉そうな荒らし扱いするやつらが、すごい嫌だい。
個人のblogに書いてあるなら文句いわないよ >順位
順位は別についててもいい、どうでもいいし。 俺様の評価が絶対とかみんなも俺の評価を支持しろとか これを読めあれを読むなとか、 他人に自分の評価を絶対化して押し付けない限りは、 貶そうが見当違いの感想を書いて読解力のなさ・趣味の狭さを 露呈しようが全く構わない。 そういうレビューのほうが圧倒的に多いんだし。 ただ、自分の感想を他人に押し付けようとするレスは ミス住と順位くんぐらいしかいないから叩かれてるだけ。 そこだけ直せばたぶん叩かれなくなる思う。
あと、今までの経緯があるせいで既に固定アンチも存在しているから レス内容を謙虚に改めたとしてもしばらくは叩かれ続けるだろうけど 荒らしだと思ってスルーしてくれ。反応したら火に油を注ぐだけだから。
>>607 >
>>606 嫌だい、嫌だい。あの偉そうな荒らし扱いするやつらが、すごい嫌だい。
どんだけ自己中なんだよ。
お前をNG指定に決定した。バイバイ。
自己中っていうかお子ちゃまだよね。前々からのレスとか見てると。駄々っ子。 こういう人がキレると、大変なことになるんだろうなぁ。
>>612 >>こういう人がキレると、大変なことになるんだろうなぁ。
社会からもネットからも相手にされない加藤容疑者タイプだろ。
>>603 >
>>599 ワードを使って、題名だけ一行に一作で羅列してあるんだよ。
> 新しく読んだら、これとこれの間だな、と思うところに題名を入れるだけ。
> 何位なのかは、発表するたびに数えなおしているんだよ。
すばらしいほどの低脳ぶりですな
木曜の昼間から駄々こねてたのかヤレヤレ。 仕事しろや。
せめてエクセルにしろよ
618 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/26(木) 18:30:42
ミス住の圧勝だな。
そうですか ミス住ですか そうですかw
位/の順位だけど、
>>609 おれの感想に、おれの感想を他人に押し付けるようなのがあったか?
まるで心当たりがない。そんなつもりはまったくないのだが。
そういうたぐいの人よくいるよ
ハイハイそれはよかったでちゅね 仕事探せよ
>>位/の順位だけど いちいち名乗るくらいならコテつけろっての
ベスト5って言ってるのに、あんだけダラダラと晒されりゃ、それだけで叩かれて当然だな。 内容うんぬん以前に、甚だ愚行。 あれだけ自意識が肥大してたら、どこいっても嫌われるだけだろうに・・・。
最初は順位つける意味がわからんという理由で叩かれてたが、 今は順位の幼稚な書き込みが叩かれる原因だろ。 イカ娘みてえな書き込みとか嫌だい嫌だいとか。アホかと。 まあ騙りがいるのかも知れんが。
211 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 [sage] 投稿日: 2008/04/19(土) 11:14:40
SF板でそんなこといわれるとは思わなかった。おれより猛者がいっぱいいそうだし。
おれがSFヲタなのはまちがいないと思うのだが、SF大会とかには行ったことないし、
読みたいSFはほぼ読み終わったから、別のジャンルに裾野を広げようとしているところ。
ついでにいうと、おれの正体は、アマゾンレビューのバンパーである。
212 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日: 2008/04/19(土) 12:49:31
知らんがな
214 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 [sage] 投稿日: 2008/04/19(土) 14:27:10
>>211 ああ〜なるほど。それで納得がいったよ。
俺あんたのレビュー見て「参考にならなかった」ボタンを押したことあるわ。
っていうか、
> 62 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ってのはどういう意味か、いい加減気づけよ…
>>ついでにいうと、おれの正体は、アマゾンレビューのバンパーである。 よくこんな恥ずかしいことを書けるな 自意識過剰の基地外は凄いわw
むしろ30超えてるってところに驚くだろ 30超えてこれだけ空気読めないのはすごいよ
ニートにはよくあること
632 :
◆GacHaPR1Us :2008/06/26(木) 21:29:56
>>620 今ざっと見たら「露骨に押し付けてる」のはないね。言い過ぎた、すまん。
ただ「余計なお世話」の一言が結構多い。
例えば
>時間ループものを読みたい人は、
「七回死んだ男」を読めばいいのではないだろうか。
SF初心者スレに「リプレイ」という駄作がテンプレとしてのっているが、
それを外し、「七回死んだ男」をテンプレに追加するといいと思う。
>>556 >竜退治が好きな人は読んでみるといいだろう。きっと読んで損はないと思う。
>>512 確かに「押し付けてる」とまではいえないんだけど、
こういうのは人それぞれ趣味が違うんだから、大きなお世話。
こういうところでカチンと来る人が多いと思う。
ただ淡々と自分の感想だけ書いてくれれば、もうちょっと読みやすくなって嬉しい。
何だこの自演。バレバレすぎる。というか痛い。
みんな暇だからって相手しないでスルーしなよ。
もうなんか最近スルーしないのがSF板の文化なんだなあ とかわけの分からないことを考えるようになった。
順位くんは三十にしていまだ中二病ですか。 十年後にはミス住みたいになるな。
位/順位です。おれは2ちゃんで、ここでだけ、やたらと叩かれている。 おれの心の支えはSFなのに、SF板でだけ叩かれる。もう、いやだ。 おまいらが嫌だ。当分、SFでもFTでもないのを読むから、しばらく来ないよ。 また来たら、暖かく迎えておくれ。
位/順位です。議論するのは好きだから、批評に異論をいわれるのは平気なんだ。 バンパーのレビューへの反論なんかは、楽しんで応答していた。 だけど、ここに感想のっけるだけで、順位くんを叩く、荒らし扱いする、意味もなく叩く、嫌になった。
もうどこから突っ込んでいいのかわからないよ
文章が酷いとか書いても、 「え、どこが?」みたいなレスが返ってくるだけだからなあ。 面白くもなく、役に立つでもなく。 誰かに読ませる気がさらさらないのならここに来る意味はないでしょ。
位/だけど、文章が酷いって、おれの感想が他の人の感想より抜きん出て文章が酷いなんてことはないはずだよ。
他の人の感想とか、意味が伝わってるから、ぜんぜんOKだけど、おれよりうまい文章だとは思わないよ。
意味もなく、文章にケチをつけるなんて、このスレの趣旨とはちがうよ。
面白くもなく、役立つでもなく、っていうけど、あんたには興味のない本の感想かもしれないけど、
誰か興味のある本の感想をおれがのっけてる可能性だってあるわけじゃないか。
>>641 の言い分には、文句たらたらだよ。
こうして、反論して、ますます泥沼にはまりこんでいく自分がわかるが、文句のひとつも言いたくなるさ。
だからblogに書いてろっての オマエの感想読んで 面白そうだな読んでみようと思ったのは 一つもなかったわ
位/。なんで追い出そうとするのさあ。 おれだって、他人の感想読んで、面白そうだな、読んでみようなんて、めったに思わないよ。 思ったのは、「二分間の冒険」と「ウロボロスの波動」と「ABC殺人事件」ぐらいで、 どれも、このスレでじゃないや。 買う本なんて、厳選に厳選するんだし(古本なら気軽に買うが)、そう簡単に読んで見ようなんて思わないよ。 なんで、おれの場合、ハードルがそんなに高いのさ。 ああ、あと「新しい太陽の書」がSF板で評判高いんで読んでみようとは思ったな。
お前の文章が酷いんじゃなくて、文章を書く態度・姿勢、つまりお前自身に問題があることに早く気付け。
>641 >文章が酷いとか書いても、 >「え、どこが?」みたいなレスが返ってくるだけだからなあ。 で、そのまんまのレスが>642。 いやあ、すげえ。
>>644 たとえばキミが友人に本を勧めたとする。
その友人がその本を斜め読みして「つまらん」と吐き捨てて
キミの目の前でゴミ箱にポイ捨てしたとする。
そして自分でどこかから見つけてきた(キミがつまらないと思った)本を
もってきて「これこそ最高傑作だよ。きっとキミも面白いと思うだろう」
と言ったとする。
そういう行為をその友人が繰り返したとする。
その友人は、キミよりひと回りも二回りも年下で、
キミよりもはるかに読書量も少ないとする。
キミは平気なのかも知れんが、普通の人はそういうことをされたらキレル。
キミのここでの態度はその友人によく似ている。
あとは自分で考えてくれ。
痛いところを突かれたレスはスルーして 反論しやすいレスだけ反論して それが全てであるかのような顔をして自己を正当化。 卑怯以外の何者でもない。傲岸不遜、馬耳東風。 こんなやつ、実生活でめったに見たことがないが、 もしまわりに居たら確実にいじめられてるだろう。 よく社会生活ができているものだなと不思議に思う。 あ、夜中も昼間もお構い無しにレスしてることからして、無職の人?
位/だが、おれは無職だ。おれにはコテがちゃんとあり、別板ではコテで活動している。 そのコテをさらせば、また叩かれるだろう。 ついでにいうと、SF作家志望で、ネット作家である。 おれがデビューしたら、おまいらの悪口いってやる。2ちゃんのSF板は大変でしたっていってやる。 特に、感想スレの人たちは最悪でしたっていってやる。
すみませんがDVDの感想もOKですかの。気楽に見たら大傑作だったもんで誰かに見てもらいたくて 1986年BBC製作の"Voyage to the Planets & Beyond" 10点! ちょっと未来を舞台に、太陽系有人探査を擬似ドキュメンタリーっぽく描いたフィクション 旅程は火星-金星-太陽スウィングバイ-小惑星帯-木星-冥王星-たまたま来てた彗星-地球と 86年とちょっと前ですが、さすが天下のBBC、無重力撮影もしているし、 ディスカバリーあたりとは格の違う綿密な科学考証がなされています DVD特典は無人探査の歴史に関する小解説。ヴァン・アレン博士が出てきたりと感涙物 野尻、クラークなどの近未来宇宙開発物が好きな方には絶対おすすめ 字幕無しリージョン1(北米)しかないのがつらいか...
字幕なしはつらい
スレ違いにもほどがある やるんなら雑談スレでやれ
位/。すまんな。スレ違いとか考えてなかった。話の流れでついな。
お前のそういう行為が嫌われるんだよ。今更「なんで僕ばっかり嫌うの」とか言うなよ。 ていうかもし天然でやってるなら直せよ。
>>655 >話の流れでついな。
ああ?
いつお前の短編読ませろなんて話の流れになったか言ってみろ
>>657 位/。
無職の人って聞かれたから、ネット作家だよってなって、どうせなら作品も読んでもらおう、
どんな力量のネット作家かわかるだろう、という自然な流れがあったんだよ。
位/。この完全なアウェイでの作品公開は吉と出るのか、凶と出るのか。 おそろしや。
アスペルガー入ってるかもな。 医者に診て貰ったほうがいいかもよ。
>>658 >
>>657 位/。
> 無職の人って聞かれたから、ネット作家だよってなって、
職業ネット作家ワロタ
位/。 アスペルガーは入ってないが、別の病は入っていてな。 簡単にいうと、統合失調症だ。「SFと心のやまい」スレで2だったのがおれでな、 あのスレは落ちたのか、見当たらないが、まあ、そういうわけだ。 だから、ニートだとか、統失だとかいう悪口はおれには通用しなくてだな。 なぜなら、おれは本物のニートで統失だからだ。 実は、6月30日発表のポプラ社小説大賞を狙っていて、これで貧乏脱出だと思ってたんだがな、 見事に一次落ちしてな。なんでも漫画みたいな作品は早いうちに選考から外れるらしいんだ。 それで、人生計画がちゃらになったもんで、こんな暴露をして、どうするか考えているところなんだがな。 おれはそんなやつだ。
さて冗談もここまで来ると笑えんな。 もっと上手い作り話考えてこい。
キミの作家の力量なんかこのスレと関係ないし誰も興味もないから。 ここの住人の興味はキミの迷惑行為がどうやったらやむのか、その一点だけ。 とっくの昔に読んだ本や興味もない本を、誇らしげに推薦されまくったあげくに 本人の書いたものまで読まされるんじゃ、たまったもんじゃない。 スレタイ読め。ここはキミのブログじゃない。
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位/。 まあ、雑談がすぎたな。消えるとするよ。 しばらく、SF、FTは読まないと思うが、読んだら感想はのっけるよ。順位付きで。 じゃあね。
_ ____、 |f(_ _pv=4g_ ‖ ~》q_‖ ~\g、 ____ ]]゚ ][ ‖、 ~[dkg、_]r ‖~~Nq。 ‖゜ ][ g('^f[ ~~~~~゜ ~~~゜ _]~ ‖ g~ ][ 『! 『[、 ________ 』( ‖ g[ 〈「 ~g_ 》。 _g____________ ‖~~~~~~~~ ‖ g〉 ][ ~[ 『! ][゛゛゛゛゛゛^~~~~~^Mg ‖、____ 『《q。_ ][ ‖ ‖ 『! ~?4ueee______ ]) ~~]『゜ _g_、 ~~~\qg、 』 __g『゜ ‖ ][ ゛~~?--『゛ 『 g!゚ ~~Nqg、 ^『! ~~~~~~ ‖ ‖ ][ _g~゜ __》[ g』 ~~Ng』゚ 〈g、 ][ ‖~~~~ __g『~ ~9g』~゛ [[___gef?~~゜
。o o l⌒l l⌒l l⌒l OO l⌒l___OO ( 人 ) / / | | ____ | |___ / _ _) __/ / / / | | (_____) | ___) ( __ノ | | (___ | / / | | | | _/ / | .| ( __ノ (__) ( __ノ (_ノ (__)
ガス爆発発生w
>>668 涙目で負け惜しみのネット作家w
どうせ我慢出きず一月もたずに戻ってくるくせにw
「現実では居場所が無く…ネットでも居場所が無くなってしまった…」 さて問題。これは誰の言葉でしょう。
もうそのぐらいにしとけ。 さあ、感想いってみよう ↓
│ _、_ │ ヽ( ,_ノ`)ノ 残念 私のおいなりさんだ │ へノ / └→ ω ノ >
>>644 頼むから新しい太陽の書は読まないで欲しい。
絶対君の気に入る本ではないから。
そしてここに浅はかなレビューを載せられたら
心底嫌な気持ちになる人もいっぱいいるだろう。
新しい太陽の書はファンの多い、とても良い作品だ。
だから君には読まないで欲しいんだ。
いつまで引きずってんだよ いい加減にしろ
まとめサイトを管理しているものです 半年ぐらいずっと放置しっぱなしですいませんでした これからは定期的に更新を心がけますのでよろしくお願いします
679 :
◆GacHaPR1Us :2008/06/28(土) 00:49:37
>>678 この状態だとあと百年くらい放置してても問題ないんじゃない?
まあ金貰ってしてるわけでもないしね。 まあ更新してくれるのはありがたいことだけれども。
>>678 たまに見てるわ>まとめサイト
ありがたいです
>>676 位/。そんなに「新しい太陽の書」に自信がないのかい。
おれは読むよ。そして、順位も付ける。
SFじゃなく、ファンタジーだったとしたなら、その他海外小説の方の順位を付ける。
感想ものっける。面白ければ面白いと、つまらなければつまらないと、書く。
批判的な感想ひとつで、ぐらつくような作品ではないはずだろう。
消えると言っといてすぐ書き込む無職ネット作家wwww
おれは無職ネット作家といわれても、びくともしない。 なぜなら、おれは現代SFの最前線に立っているからだ。 おれのSFは面白い。おれこそが現代SFの救世主。 (なのかどうかは「ウロボロスの波動」を読んでから決めよう) おまいらも、もっとおれのSF小説を読め。
位/。くっ、おれの自信作を。ちなみに、誤字には気づかなかった。 おまいも、へげそじゃなくて、へげぞだ。「ぞ」だよ、「ぞ」。 着想ありふれてるか? こんな話、他では読んだことないぞ。 このスレの住人は、主観が先行して、客観的にSFを眺められないのだな。 あと、二ひねりとかって、ただでさえ、ひねりすぎで説明するのにぎりぎりなのに、 これ以上、ひねれとかありえない。ありえない感想ですよ。
もう誰がどう見ても荒らし以外の何者でもなくなっちゃったな順位君。 人間は落ちたところからでもさらに落ちれるんだなwww
位/。
超短編小説会。
http://ssstory.net/ ここにいって、日常と同タイから作者名「へげぞ」で検索しろ。
長編も読んでほしいんだが、長編は「NOVEL COLLECTIONS」というサイトにある。
同じく作者名「へげぞ」で検索しろ。だが、ノベルコレクションは何か今は落ちてるみたいだ。
ていうかさ、いい加減不愉快すぎる。 もうさ順位の専用隔離スレ作ってやればいいじゃん。 そこで思う存分作品でも何でも発表すればいいし、いいように感想書いてろよ。 ただしそのスレからは絶対に出るなよ。
へげぞ「ジョナとトムヤン」 0点
位/。出るさ。隔離スレなんかで大人しくしてはいないよ。 おまいも、2ちゃんに合わせて、もっと耐性つけろ。
へげぞ「復活の祭壇」 これ小学生の頃書いたんですか? 小学生が書いたと仮定して2点
>>891 位/。ああ、秘かにほんわかと好きだった作品が、0点扱いされてる。
全部読んだが、面白い、面白くない以前に、読むのが苦痛に感じる酷い文章だな。 で、一番の自信作はどれだ?
あんな草稿以前のものを読めといわれても まさかあのままで投稿する気か?
統失を直してから出直せ
>>698 統失は一生治らない病気なんだよ。それにおれも困っていて。
症状はほとんどないんだが、通院しつづけないといけない。
なんとか、精神病医学の方が改良されないかね。
ヘゲゾ「剣の道を志したミヤウラは」 相変わらずセンスのかけらもないタイトル 内容は小学生が書いたゲームのシナリオ並 >>直線刀。それが最も優れた刀の名前だ センスなさすぎ >>宇宙叙事詩。 バカすぎ。 0点
>>701 >>症状はほとんどないんだが
しっかり妄想という症状が出ておりますが?
↓
なぜなら、おれは現代SFの最前線に立っているからだ。
こんな小学生の作文程度の駄文しか書けないヤツに順位つけられる小説が不憫でならんw
位/。くっ、好意的な感想がひとつもこないぜ。 このアウェイでの戦いをのりこえなければ、おれは作家になれない。 小学生におれの作品が書けないのは確実だ。試せばわかる。 ネット小説をある程度、読んだおれにはわかる。 独創性のあるネットSFを発表するやつはほとんどいない。 いるのは、おれくらいだ。おれの作品には、独創性という欠片がある。 ネタ切れになったおれは廃人同然だ。痛いぜ。
こいつ、自分自身の駄文をいったい何位につけているんだろう?
>>独創性のあるネットSFを発表するやつはほとんどいない。 >>いるのは、おれくらいだ。おれの作品には、独創性という欠片がある。 筒井の所によくこういう基地外が来るって書いてあったな
>>706 かなりの高順位をつけてるぜ。
長編サイトが落ちてて、読んでもらえないのが残念だ。
おれ、長編サイトにのっけた作品をジャンプノベルに応募して100万円もらうんだ。
ごたくはいいからさっさと応募しろよ
演技か知らんが、ここまで自意識過剰な人間は初めて見た。 まさに井の中の蛙というか、世間知らずのニートならではだな。
>>かなりの高順位をつけてるぜ。 それが統失の症状だ。
>>709 ポプラ社小説大賞に応募してて、落ちたばっかりなんだよ。
超短編小説大賞にはもう応募したよ。
ジャンプノベルには、今、プリンターが故障中で治ってから応募だ。
落ちたという現実を見ろ ポプラ社もアウェーなのか?w
714 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/28(土) 11:38:33
深海のYrr読了したけど俺には消化不良。 華々しい受賞実績を考えると海外の読者はSFの中で宗教肯定色の強い描写には抵抗感ないの?と考えてしまうほど科学者たちが神と現実のYrrを同列に考えているような感じがして日本では受けないのではないかと思った。 おなじ海外作品でもコンタクトの中では宗教は徹底して排除されるものとして扱われていたのと対照的かも。
>>705 駄サイクルというやつですね。わかります。
火星からの狙撃 >>おまいらの好きな本格宇宙SF。 ハァ? 統失以前にタダのバカなんだな 大臣も狙撃手四十日も同じ場所にいるのかよ まさに小学生のチラ裏レベル クズ点
>>715 コメント読んでいて思ったが、コメントも相当アホだな。
これは小中学生のオナニーサイトなの?
> 火星と地球が近付いたときの距離は、6000万km程だそうです。AK47の銃弾初速度が900m/s(音速の2倍半以上)といいますから、到達時間は2年とちょっとですかね。
> それを考えると、ロケットは速いですね。狙撃も、ロケット弾が必要でしょうか。しかも三段式とか・・・こりゃ、連射は出来ませんね。w
> そんな計算は別にして、へげぞさんのテイストは、面白いです。
これとか。
位/。 結局、好意的な感想は一個もなかった。実につらいアウェイでの戦いだった。 だが、偉そうにこのスレで文句ばっかりつけてるやつらより、 ネタ切れになるまで創作してみたおれの方が、SFとして一歩先を行ってるのさ。
そうでちゅかーよかったでちゅね〜^^
あれだけでもうネタ切れなのかよwwww 才能ゼロだな
あれだけで(どんだけ把握したのか知らんが)ネタ切れさ。 笑うがいいさ。あれがおれの限界さ。 しょせん、おれにはたどりつけない領域だったのかもしれん。 才能はあったさ。才能はあった。だが、その育て方が下手だった。 十年かかって、こんだけ。泣く。 位/。
才能を育てるのも才能のうちだ 言い訳見苦しい
俺は割とおもしれえと思ったよ。文句言ってる奴はただ人を叩きたいだけじゃね? 何よりも創作する意欲は素晴らしいと思うぜ。
自演乙
位/。
>>726 おお、今日はじめての好意的な感想。
一人いるだけでおれはやっていける。ありがと。
これはひどい自演ですね
>>728 ゴメンな
自演と思われちゃったみたいだけど、お前と俺にはわかるからいいか。
SF板ってID出ないのか?
だから自演は止めろ。 見苦しい。
>>730 位/。
おれにはわかってるよ。
自演じゃないのに、自演とかいいだしたら、相当な2ちゃん脳さ。
733 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/28(土) 13:05:20
うざい
被害妄想が強い 妄想癖が強い 自意識過剰 文才が無い 救いようがないとはこのことか。
こいつぁーひでえ。中二病の匂いがする。 自分に酔ってるんじゃないか?
被害妄想は強くない。 妄想癖は最近は弱くなって、逆に創作の衰退を招いている。 自意識過剰ではない。気楽にレスするだけ。 文才が無くても小説書くさ、とはVIPにあるBNSKのことば。
一生ネット小説家で生きろ
文才以前に才能がないから
というか人間としての資格がないね ケダモノ以外
BNSKでそれいえば、自虐の嵐。 まさしく、文才無いけど小説を書く。笑える。位/。
>>自意識過剰ではない。気楽にレスするだけ。 なーんにも反論になってない。文才とか以前に頭悪すぎ。
勘違いしてるようだが文才もないが発想力もないから
>>742 おまいも頭悪いと思う。ちゃんと反論になってる。
読解力がせますぎ。心の狭いやつに文章は読めない。
>>743 おまいよりはあるわ、発想力。
おまいにおれの何がわかる。
おまいは発想力をどこかで披露したことがあるのか。
>>心の狭いやつに文章は読めない。 まったく反論になっていない。
どう見ても相手してるやつも荒らしなんだが・・・
いい加減にしてくれんか。
このぐらいにしておけといったのに
>>476 の低能野郎が余計なこと書いて
わざわざ呼び戻しやがるし、
極めつけの馬鹿
>>685 が誰も興味もない順位の作品を
奇特にも読んでやった挙句にリンクまで張ってコメントする
白痴ぶり。痴愚、魯鈍としかいいようがない。
順位が喜んでレスしまくるのは目に見えている。
いいかげんスレタイ読め。
あぼーんもできないように書き込んでるし本当に荒らしだな
中二病で精神年齢は小学生以下のバカをいつまで相手にしてるんだ そろそろ放置してやれよ
お前らさー、結局引き込まれてるだろ? 2ちゃんのレスで本当に不快ならスルーだもんな。 自分に酔ってる?当たり前だろ作品書くならそれ位じゃないと書けねえよ。 名無しで一言しか悪態つけねえお前らは一生何も生み出せねえよ。 じゃあな将棋板に帰ります。 あ、そうだ、ヘンリーカットナーのプライベートアイって作品どっかの短編集に入ってない? 昔、読んで気に入ってたんだがSFマガジン捨てちまった。エロい人おせーてww
>2ちゃんのレスで本当に不快ならスルーだもんな。 都合のいい正当化だね そうやって無職の自分を誤魔化して生きているわけか あんまり親を泣かすなよ 将棋板を荒らすのもたいがいにしとけよ
ググレカス
>>お前らさー、結局引き込まれてるだろ? 馬鹿にされてるだけだっての wwwwww お目出度いねえwwww
将棋板に帰るっていっといて教えろもないもんだ 当然だが中の人が馬鹿だと自演も馬鹿だなw
3分で舞い戻ってくるに5円
ごたくは一度くらい採用されてから言おうね>位
>>752 仕事してるよww
将棋はここ以上に基地外だれけだから大丈夫だよ
>>753 ググってわかんねーから聞いてんの!
>>754 よく言われる
楽しかったよ、じゃあね(^-^)/
>>名無しで一言しか悪態つけねえお前らは一生何も生み出せねえよ。 ゴミを生み出して自慢されてもwwwww
お前さ〜自分の発言には責任持てよ。 もう来ないって言って何回戻ってきてんの? ふざけんなよボケが。
やっぱID要るな。
お前らあんまり俺を急かすなよ、こっちは将棋指しながらレスしてんだぜ? 今、四間飛車に鷺宮定跡で対抗して急がし局面だからまた今度なww ヘンリーカットナーの件わかる人いたらたのむよ!
位/。ここでおれが登場する。
>>757 そのことばにはデビュー前の作家志望者は誰もが耐えなければならないことば。
平気で耐えよう。
また戻ってきた もう来ないって
766 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/28(土) 13:50:35
>お前らあんまり俺を急かすなよ、こっちは将棋指しながらレスしてんだぜ? なら来るな >鷺宮定跡 随分レトロな定跡でございますなw
>>764 だったら誰も褒めてくれないことにも耐えまちょうねボク
まず嘘つく人間は決して有名なんかになれないし(嘘をついたことで有名にはなれる)、誰からも信用も信頼もされないことを覚えとくんだな。 10秒で舞い戻ってくるお馬鹿さん。
734 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 [sage] 投稿日: 2008/06/28(土) 13:06:42
>>730 どこがよかったのか具体的にどうぞ
回答できまちぇんw
>>768 位/。
___ ━┓
/ ― \ ┏┛
/ (●) \ヽ ・
/ (⌒ (●) /
/  ̄ヽ__) /
. /´ ___/
| \
| |
ゴミをいくら「創作」しても自慢になりません むしろ迷惑です
位/だが、ここまで、おれの作品の価値がわからないとなると、おまいらのSF的感性を疑うぞ。 こんなことじゃダメだ。もっと新しいSFに触れるんだ。 そして、それに対応できる柔軟性を持つんだ。本気でSF板が心配になってくる。
そろそろ飽きてきたから 誰かきょう読んだ本の感想ヨロ。 昨日でも1週間前でもいいよ。
そうだな
そろそろ位/の偽者が登場すると予想。
狙撃手が40日同じ場所にいる「新しいSF」なんて要りません
もう位/は自他共に認める基地外だからそろそろ放置しようぜ
位/、いわく。 あれは火星からの狙撃をリアルに描写した本格SFですね。 そのリアリティからくる非現実性がユーモアをうむのですが、 おっとここまでいっては読む楽しみがなくなってしまいますね。
筒井の虚航船団に位みたいなヤツがいたな 基地外で自分が才能があると思い込んでいるヤツ で、本業の作家に見せたら露骨に嫌な顔されて、凡人には理解出来ないんだとは喚いて逃げるの 確か赤インクだったかな
位/だが、
>>779 そういうキャラは好きだぜ。芸術性に苦しむ人の悲哀が出ている。
スレ伸びすぎだろwww 順位くんの自演がかなりを占めるようだが、 もうスレタイ変えたら?「順位くんと愉快な仲間たち」でいいんじゃない? 感想スレはまたそのうち必要があれば立つんじゃね?
才能が無い奴ほど読者のせいにする。
>>そういうキャラは好きだぜ。芸術性に苦しむ人の悲哀が出ている。 お花畑に住んでる人は幸せだねえ。 一生現実から逃げながらいき続けるんだね。
障害年金と生活保護で暮らせるんじゃね? 本来なら納税者である我々に感謝すべき立場なのに位/はそれが分かってない
みなさん祭は終わりですよ
>>772 ハイハイ、じゃあお前がデビュー出来たらそれを認めてやるよ。
それまでバイバイ。
>>787 メールができれば、いってやりたいのだが。位/。
落選者がいちいち苦情をいっては、向こうが仕事になるまい。
で、2ちゃんでグダグダ言ってるわけか。なさけねえ奴。 そんなヒマがあるなら一行でも創作活動をしろ。 文才もないくせに努力もせず読み手のせいにしてる奴が成功するわけあるか。 甘ったれてんじゃねえよ。
位/。人がデビューできないからって、いいたい放題だな。 デビューできなくても2ちゃんぐらいするさ。 スポコンなみの根性を期待するのは、いきすぎだと思うな。
位/。別に無駄なことをしているわけではなく、ちょっといきづまっているので、 SFに造詣の深い人たちに作品を公開し、参考意見をもらおうとしているのだよ。 だから、あんな気軽に作品をのっけたのだが。 まあ、SFファンらしき人たちにも、理解されがたいという結果が出たわけだが。
理解されなきゃSFファンらしき人、か じゃあそのらしき人しかいないスレに来る必要もないね さよなら
自分の作品を理解できる人はSFわかる人で 理解できない人はSF分かんない人かw すごいなwww 世界は自分を中心に回ってると思ってるのか(笑)
>>792 >SFに造詣の深い人たちに作品を公開し、参考意見をもらおうとしているのだよ。
参考意見は十分もらっただろ
小学生の作文並の駄作、文才もない発想力もない、デビューなんて一生無理
お前がその現実を認めたくないから駄々こねてるだけ
いくら駄々こねてもゴミはゴミ
以上
>>792 周りの人達は統失だって言うと優しくしてくれるかもしれんが、小説の優劣は別だからね。
統失であろうがなかろうが駄作は駄作。草稿にすらならんチラ裏。
小説の世界には障害者優遇制度なんてないから。
そこを勘違いしないように。
位/。別のところで誉められてるから、そっちの人向けに書く。 VIPにさらしても、毒にも薬にもならないよりは面白くやや読むべき、ぐらいの評価をもらったのだ。
届かないブドウはすっぱい。 褒めてくれないSFファンはSF理解してない。
>VIPにさらしても、毒にも薬にもならないよりは面白くやや読むべき、ぐらいの評価をもらったのだ。 それが褒められた内に入るのか。 そんなものにすがっているわけか。 お前って本当に哀れな奴だな。
順位もそれにレスするやつもどっちもスレ違いだ いい加減別の場所で好きなだけ暴れてろ
誰か順位くんの専用スレ作ってくれ。 テンプレにサイトのリンクもつけてあげてね。 そこで好きなだけやるといいよ
順位君と730はフシアナしろ
自演と分かりきってるんだいちいち呼び戻すな
スレ案 【喧嘩】順位くんと愉快な仲間たち 1年目【上等】 我らがアイドル、人気ネット作家にしてアマゾンの天才レビュアー・バンパー、 2ちゃんねるの人気VIPPERにして小説ランキングマニアであらせられる 順位陛下を絶賛したり罵倒したりするスレです。 順位陛下の生い立ち 先祖は匈奴に追われた北方遊牧民族で、 弥生時代に日本を征服した天皇家の子分の家柄。 日本征服への功績を正当に評価されないまま、 2000年の雌伏の時を経て誕生した順位陛下の代で、遂にその才能を開花! ↓順位陛下の関連サイト (上で貼ってあるサイトを張ってください) ------- 誰かこんな感じでどうよ。
まだやってんの?
文は変えても構わんよ。ただの例だから。 とにかくここでこれ以上やられるのはかなわん
ゴミはも結構
位/。 おれの文字の組み合わせは、宇宙意思から送られてきた神聖文字のように至高の価値があるぜ。 ゴミと至高の文字列の区別をはっきりつけよう。
位/。すまんな。はしゃぎすぎた。
>>811 このレス含めてここでのお前の言動の数々、そのHPに貼り付けてやるから楽しみにしてろ
みんなどう思うかな?
>>814 おい、荒らしはやめろよ。小説サイトは、冷静な雰囲気でやってるんだからさ。
ここよりもっと厳粛な感じなんだ。小説サイトにまで、のりこんでくるなよ。
おれはどこでも、このスレと同じような感じだから、別に貼り付けられても平気だけど、
余分な書き込みとかは困るぞ。位/。
┏┓ ┏━━━━━━━━┓ ┏━━━━┛┗━━━━┓ ┃┏━━┓┏━━━┛ ┃┏━━━━━━━━━┛ ┃┗━━┛┗━━┓ ┃┃ ┏┓ ┏┓ ┃┏━━┓┏━━┛ ┃┗━━┛┗━┛┗━━┓ ┃┗━━┛┗━━┓ ┃┏━━┓┏━┓┏━┓┃ ┃┏━━┓┏━━┛ ┃┗━━┛┗━┛┗━┛┃ ┃┃ ┃┃ ┃┏━━━━━━━━━┛ ┃┗━━┛┗━━━━┓ ┃┃┏┓ ┏┓ ┏┓ ┗━━━━━━━━┓┃ ┃┃┃┗━━┓┃┗━┛┃ ┏┓┏┓┏┓┏━┓┃┃ ┏┛┃┃┏━━┛┃┏━━┛ ┃┃┃┃┃┃┃┏┛┃┃ ┃┏┛┃┃ ┏┓┃┃ ┏┓ ┏┛┃┃┃┃┃┗┛┏┛┃ ┃┃┏┛┗━┛┃┃┗━━┛┃ ┗━┛┗┛┗┛ ┗━┛ ┗┛┗━━━━┛┗━━━━┛
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。o o l⌒l l⌒l l⌒l OO l⌒l___OO ( 人 ) / / | | ____ | |___ / _ _) __/ / / / | | (_____) | ___) ( __ノ | | (___ | / / | | | | _/ / | .| ( __ノ (__) ( __ノ (_ノ (__)
>>815 こういうのをそのまま貼るぶんにはいいんだねOk
↓
おれの文字の組み合わせは、宇宙意思から送られてきた神聖文字のように至高の価値があるぜ。
ゴミと至高の文字列の区別をはっきりつけよう。
こういう巨大文字貼ってるやつよりは、このスレに貢献してると思ってるんだ。 位/。
とにかく専用スレ立てていただいたんだからそっち行け。 そして頭下げて頼むからもうここに書き込まないでくれ順位。
またあのトリバレとか名乗る小物が暴れてるのか しかもAA荒らしとは… イヤハヤ
>>819 とにかく、小説サイトにはのりこんでくるなよ。隔離スレに何書いてもいいからさ。
小説サイトに書き込んできたら、小説サイト管理人から、おまえらが荒らしに認定されるかもしれないからな。
>おれはどこでも、このスレと同じような感じだから、別に貼り付けられても平気だけど、 >余分な書き込みとかは困るぞ。位/。 貼るのはいいそうですよ。
お前の本当の姿を知ってもらう代償としては安いもんだろ。 お前がここに迷惑をかけた分、きっちり返させてもあらうよ。
゙'. '.;`i i、 ノ .、″ ゙'. ,ト `i、 `i、 .、″ | .,.:/"" ゙‐,. ` / ` .,-''ヽ"` ヽ,,,、 ! 、,、‐'゙l‐、 .丿 : ':、 、/ヽヽ‐ヽ、;,,,,,,,,,-.ッ:''` .,"-、 ,r"ツぃ丶 `````` ../ `i、 ,.イ:、ヽ/ー`-、-ヽヽヽ、−´ .l゙`-、 _,,l゙-:ヽ,;、、 、、丶 ゙i、,,、 ,<_ l_ヽ冫`'`-、;,,,、、、、.............,,,,、.-`": │ `i、 、、::|、、、ヽ,、、. ```: : : ``` 、.、'` .|丶、 .l","ヽ、,"、,"'、ぃ、、,、、、、.、、、.、、、_、.,,.ヽ´ l゙ ゙).._ ,、':゙l:、、`:ヽ、`:、 : `"```¬――'''"`゙^` : ..、丶 .l゙ `ヽ ,i´.、ヽ".、".、"'ヽヽ;,:、........、 、、...,,,、−‘` 、‐ |゙゙:‐, ,.-l,i´.、".`ヽ,,,.".` `゙゙'"`'-ー"``"``r-ー`'": _.‐′ 丿 ,! j".、'ヽ,".、".、"`''`ー、._、、、 、._,、..-‐:'''′ .、,:" 丿 ゙l,"`"`''ヽヽ"`"` ```゙'''"ヽ∠、、、、ぃ-`''''": ` 、._./` ._/` `'i`ヽヽヽ`''ーi、、、: : 、.,-‐'` 、/` ``ヽン'`"` : `~``―ヽ::,,,,,,,,,,.....................,,,,.ー'``^ ,、‐'"` `"'゙―-、,,,,..、、 : ..,、ー'"'` : `‘"`―---------‐ヽ``"''''''""
) ( ,, ) ) ゙ミ;;;;;,_ ( ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,, i;i;i;i; '',',;^′..ヽ ゙ゞy、、;:..、) } .¨.、,_,,、_,,r_,ノ′ /;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ ゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、} ".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′ /;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′..ヽ ゙{y、、;:...:,:.:.、;、;:.:,:.:. ._ .、) 、} ".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′ /i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ ゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、) 、} ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
>>824 感想以外を貼るのは荒らしだ。警告しておくぞ。
___ ./ \ | ^ ^ | ,..、 | .>ノ(、_, )ヽ、.|′ _,,r,'-ュヽ どうしても私を本気にさせたいようだな・・・ ビ リ ! ! -=ニ=- ノ! ,イ彡く,-‐' ゙i, __,,, :-―,ァ''" \`ニニ´/゙ア´ ̄`ゝニ'ィ,〉 ,:f^三ヲ,r一''^ニ´、、__ l ! ィ彡,ャァ'" ,,..,,、 /lトィヘ ノ ニ、゙リ ,..,, ``''ヽ,,, ''"´ ゙''ヾミ,r/:.l:.:し′ ,ィテ'J´,,..::;;゙i, ,;,, ;;; ,,;; ,frア:.l:.:ヾ リ:.:.:.{'" ,ィト. ';;;;;;;;;;;' ,!;V:.:.ノ:.:.:.: :.:l:.:.:.ヾ='":.:.:l ':;;;;;:' ,;;/;;:.:/:ノ:.j:.:.:. :.:l:.ミ:.:.∨:.:.:.:ヽ、 人__,,,;;;;;ノ/N/:/:.ィ:.:.:. :.:ト:.トミ:.:ヽ:.:.:.:.:ト-―テ" ⌒ `ヾj ::;;;;}/:.:.:.:/:/ ヽ:.: :.:ト、:.:.:.:.:ヽ:.:.:.l ' -:十:‐' ゙l, 〃:.:.:/:.リ ゙i:.: :.:l:.:ヽ:.:.:.:.:ヽ:.:.l t,,__,災_,ノl f:.リ:.:./:.j ,イ ヾ :.:l、:.:ヾ:.:.:.:.:〉:.:l l, ,;, ,ィレ j:.:.:./:./ V
.ノ′ } 〕 ,ノ .゙'┬′ .,ノ ノ } ゙l、 」′ .,/′ .,ノ _,,y .,v─ーv_ 〕 〕 .| .il゙ 《 ._ .,,l(ノ^ノ ,i(厂 _,,,从vy .,i「 .》;ト-v,|l′ _,ノ゙|.ミ,.゙'=,/┴y/ l ,zll^゙″ ゙ミ .ノ .il|′アll! .>‐〕 \ _>< 《 il|′ フーv,_ .,i″ ||}ーvrリ、 ¨'‐.` { \《 ヽ .゙li ._¨''ーv,,_ .》′ ゙゙ミ| ,r′ } \ ,゙r_ lア' .゙⌒>-vzト .ミノ′ 〕 .゙'=ミ:┐ .「 ./ .^〃 :、_ リ .} ゙\ア' .-- ,,ノ| 、 ゙ミ} :ト ゙^ー、,,,¨ - ''¨.─ :!., リ ノ 〔^ー-v、,,,_,: i゙「 } .,l゙ l! .´゙フ'ーv .,y ] '゙ミ | ,/゙ .ミ;.´.‐ .] ミ, | ノ′ ヽ 〔 ミ } } ′ } { .| .ミ .< 〔 〕 .{ \,_ _》、 .{ .} { ¨^^¨′¨'ー-v-r《 〔
>>828 本人がいいと言ってますからいいんですよ
.,/ _,/ .、、 ...、ヽ,,-、 .,,メ-‐'" _"',| .、、._,i.""│._、 ._,,,/`,イ―'' ,`",l゙、、,,ジ'"`.```.|゙゛ .,,,-,i´,―--―''" 、、,!冖'"`、_、,,,/'゚,,."゙l-‐'' _,,,,,,,,,,,,,、 _,,,,,--''"`'",/゙ 、、.',j/′.、,,∠''"` .'_ヽ.',゙l.._,,、 ,,-'"゙` `゙゙''lーイ"` .‐′ _,..,,/ .ヽ、,i,i´ ``゙’ 、、シ":"'.「 .,,i´ `'i、\ ゙!, ._,-'"ン'` 、、`_,/`,i´ _,___,ニ='" .'゙、゙".゙l,,-'` .,/′ `'i,\ ′ .,,,,-',,,,、.,i´、_:_'_v`"゙i、| ```` ` 、_,Jィ""゙l, _,,,,、 : ,i´ ゙l. ヽ丶 .r‐'"、.l゙、、:,p=l┴丶 .!,,! `'"''''''冖''?'''゙~."""'."'/゛ ` : |,,r ゙l, 、 i、、、、:,,_,xl!ヴi,、 、、っ,,,, 、`',,,,、`、`、|、 |、 、"| .i、 lrr-''"゙,,ハ;、-'"゙゙'''''''"丶ヽ.,,冫``~`"`"~"``` `/ `'''' `''r,,、 、 、、 .、丶、.``ヽ,レ"° `` .j゚'=∠、````,,,,,∠ ~'ヽ```````、_,r‐'ヘi、 `゙'ーi,,_、、、、、: :._,,,r〃 " /^゚"'广 ,/ .,/゙゙゙'''ヶ―''''″ ` `゙^""""''"'" ` ′ ′
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こうなれば戦争だな。 徹底的に順位の居場所奪ってやるよ。
,.,.,.,.,.,.,.,.,__ ,,;f::::::::::::::::::::::ヽ i::/' ̄ ̄ ̄ヾi::l |::| / \,|::| |r-( ・ );( ・ )-| ( ヽ :::(__)..:: } <・・・で? ,____/ヽ -==- / r'"ヽ t、 ヽ___/ / 、、i ヽ__,,/ / ヽノ j , j |ヽ |⌒`'、__ / / /r | {  ̄''ー-、,,_,ヘ^ | ゝ-,,,_____)--、j / \__ /
どかーん! (⌒⌒⌒) || / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | ・ U | | |ι |つ U||  ̄ ̄ ||  ̄  ̄ もうおこったぞう
/ ̄ ̄\ | ・ U | | |ι \ パンパン / ̄ ̄ ̄ 匚 ヽ | ・ U \ ) )) | |ι \ ノ U||  ̄ ̄ ||||  ̄  ̄  ̄
パンパン パンパン パンパン パンパン パンパン パンパン / ̄ ̄\/ ̄ ̄\/ ̄ ̄\/ ̄ ̄\/ ̄ ̄\/ ̄ ̄\/ ̄ ̄\ | ・ U | ・ U | ・ U | ・ U | ・ U | ・ U | ・ U | | |ι | |ι | |ι | |ι | |ι | |ι | |ι \ パンパン / ̄ ̄ ̄ 匚 匚 匚 匚 匚 匚 匚 ヽ | ・ U \ \ \ \ \ \ \ ) )) | |ι \ ノ \ ノ \ ノ \ ノ \ ノ \ ノ \ ノ U||  ̄ ̄ |||| || || || || || ||  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン 位/。めっさ不安。AAとか貼るなよ。巨大文字とか貼るなよ。書いていいのは、感想だけだ。
お前がそれを言うのか?
>>840 さんざん感想以外のこと書いて荒らしておいてか?
ふざけるなボケ
覚悟しとけ
もういっこのHPの方にもやってやるぜ
お前に勝ち目があると思うなよ順位。 泣いて謝ろうが知ったこっちゃ無い。潰す。
話の流れがふくらんだだけじゃないかよ。悪意はないんだよ。位/。 悪かったよ。謝るよ。
>>844 誤るって何を?
はっきり言わなきゃ分からんなあ
いや、誤るんじゃなくて、謝るんだよ。まったく。位/。
何に対して謝っているんだかわからんなあ。
明日以降位/がこのスレに書き込みをしたら、位の暴言の数々を件のHPに貼り付けていく。 分かったな?>位/ 申し開きがあるならあっちのスレでどうぞ
そして誰もいなくなった
SF板にしては驚異的なこの進み方。休日だからかな? 正直ここで順位をどうこう言うのは仕方ないと思ってるからいいけど、 あまり小説サイトに行ってどうこうするとか言ってやるな。 あまりにも可哀そうだ。
ROMっておりましたが、何をモメておるのかそれすら不明ですが。
ガチャさんの作品を読んでみたいと前々から思っていたんだが 祭には別の名前で投稿されているのかな
ださぇ
ガチャもスレ違いだ 自重しろ
だっとぅぇさぁー、簡素書いても反応ないじゃん?
ガチャも順位と変わらん 放置しとけ
これでミス住が来たら今日は基地外ビンゴだな
類は友を呼ぶか… 気違いは同類の臭いが分かるんだろーな。
お前と一緒なんてやなこった
久々に来たらなんでこんなに荒れてるんだよ 助けてオーバーロード!
まとめサイト管理人さんお疲れ様です 原書の感想を探すとあそこしかヒットしないことがよくあるので、重宝してます ナンシー・クレス "Beggers in Spain" 長編版 9点 ちょっと前に中篇版の感想を書いたら長編版もお勧めとのレスをもらったので挑戦 中篇版が第一章で、そこから話が続いていく「不眠人」シリーズ第一巻 もともとは眠らないですんだら楽しいな、程度の思い付きだったらしいが 話の中で技術革新がすすみ、社会体制も代わってどんどんストーリーが加速していく その上人物描写が巧みなので緊張感が途切れない。つか英語なのに徹夜で読んでしまった 似てる作品といったら小松御大の長編群あたりかなあ 本当にこれを訳さないのは犯罪なので、山岸さんはもうイーガンから足を洗ってください
>>868 イーガンは河出の短編集で種切れだと思うが、山岸氏はハローサマーの新訳やってるよね
万が一コーニィブームが来たらまたクレスは先送りかな。コーニイも読みたいので複雑だが
糸冬
平山夢明 「独白するユニバーサルメルカトル」 短編集。 ミステリーというジャンルづけがされているようだけど、これはまぎれもなくサスペンス/ホラーの部類に入るかと思われる。 なのでおそらく、事件などの謎や真相に迫っていくようなミステリーを期待すると肩透かしを食らうかもしれない。 (ただし一部どんでん返しのあるSFミステリぽい話もいくつかある) とにかく鬼畜描写が凄いということで期待して読んでみたのだけど、たいしたことなかった。 全体的に描写が漫画ぽくて、噂に出ていた怖気を奮うほどの怖さを感じられなかったのが残念。 たとえばカニバリズムの話があるのだけど、人の脳を食べるとその人の知識を得られるだとか、 けっこう安直なところが目立つ。 猟奇殺人者のアンドロイドネタのオチはがっくしきた。 表現もストレートで想像を掻き立てるような工夫も無い。 どんでん返しものは、なかなか技巧に凝って考えたのだろうけど、よくがんばりましたね、というくらいのオチ。 平山夢明の作品はこれが初めてで他の作品も同じようなものか知らないけど、本作に関して言えば、 おとぎ話か何かを誰かから聞かされているような、物語とひとつ距離を置かされたような感じでいまいち作品世界にのめり込めなかった。 この作者は突き抜けているとか、壊れているなどの評判を聞くけど、私はそういったものを感じられなかった。 けっこう想定内でちんまり収まった、優等生が意図して壊れたものを作ってみましたよ、といった印象だ。 変質者かやばい人が書いたと思わせるほどの破壊力はないし、そういったものを求め期待した私には合わなかった。 次はケッチャムの「襲撃者の夜」をいってみようかと思う
>変質者かやばい人が書いたと思わせるほどの破壊力はないし、そういったものを求め期待した w やっぱりサカキバラ、今田勇子クラスじゃないとねw
>>871 俺っていかにも上級者なマニアでしょ?でしょ?でしょ?
と言いたいのはわかった
そんな悪意のある受け止めかたしなくてもいいんじゃね
上級とか下級とかそんなのはいい、とにかく簡素をよこすんだ。 ブラックジュース読んだら書くからな!最近買った女性作家モノではひさびさに当たりだったぞ
>>873 お前が絶賛している作品を貶されて悔しいというのはよーくわかった
そういうのやめれって。 楽しい脱線だけが良い脱線。あとは全部荒らし。
やたら伸びてると思ったらなんだこりゃw ここの住人はもうちょっと枯れてるかと思ったが そうでもないのね
本当に怖いものを読んだとき、「想定内でした」っていって防御する 心理機構ですね、わかります。
自分がビビッたものを「想定内でした」と言われてプライドが傷ついたわけですね、そういうことです。
妖星伝の1巻はよかったのか。 なら、石の血脈もいいと思う。エロイし。
すみません、誤爆です。
「鯨の王」 藤崎慎吾 2007年5月 文芸春秋 怪獣映画、パニック映画、災害映画・・・まとめてディザスター物とでも呼ぼうか。 こういった映画は、必ず、なんらかの味付けがなされている。 ラブロマンスだの、家族愛だの、あるいは英雄譚仕立てだの、という具合に。 なぜか。 それは、ディザスターだけだと間が保たないから。 それに絡めて人間ドラマを描かないと、とても観ていられる代物にはならないから。 で、本作。 未知の鯨が出てきて基地が襲われる。 放射性廃棄物による環境汚染なんかも出てくる。 作者の意図はともかく、これは怪獣小説に分類していい。 でも、先ほどのディザスター物に必須の要素を充たしていない。
(続き) 作者はきちんと取材しています。 科学的な面での細部はよくできていると思います。 しかし、読後感が物足りない。 登場人物は類型的で、その背景の書き込みが全然足りない。 だから感情移入できない。 また、登場する組織の説明が中途半端なため、政治ドラマとしても読めない。 出てくるガジェットは全て、その後のストーリーでどのような使われ方がなされるのか、 全部予想できてしまう(例:イルカの脳で制御する潜水艇)。 点数は、きちんと書いてある分におまけして6.5点。 まだ「ハイドゥナン」買ってないけど、ちょっと躊躇してしまうな… まとめサイトの管理人さん、お疲れさまです。 自分の書いた駄文が残るかと思うと、ちょっと冷や汗。
平山夢明に対しては
俺も
>>871 とほぼ同じイメージを持ってるんだが。
壊れ屋さんみたいな売出し方されてる割には。。。
ここでは平山批判は受け付けないことにでもなってるのか?
むしろ面白がり方を教えてくれるとありがたいな
あと文章はガチで下手
というか日本語になってない文章がしばしば出てきて
「編集者は何故指摘しないのかな」と疑問に思ったくらい
文章は正直、小学館の学習雑誌の投稿小説レベルだよな。
よくさー翻訳小説は翻訳された文がぎこちなくて苦手だって言うけど、 そういう日本人による日本語らしくない日本文の方がやっぱりマシなんだろうか?
ケースバイケースだから一概にどうとは言えないと思う
翻訳の固いというかなんというか、そういう文章のほうが好きだったりする 日本人作家だと回りくどいというかよけいな修辞というか、うざいと思うことがある 訳者や作家にもよるんだろうけどね
891 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/07/05(土) 15:34:03
恩田陸「月の裏側」 2点 新古書店の階段踊り場から「ポゾーンジャーーーーーーーーーーーーーーーーーーンプ!!」 とか絶叫しながら降下を試みているアホなSFオタを見かける季節になって来たようである。 この際、私はこのような輩に声を大にして言っておきたい。 「危ねえんだよボケ!」と。 本書もそんなショップのとある1軒でゲットした作である。 舞台はモデルは柳川と丸見えな市、この水郷の街で住民の謎の失踪と突然の帰還という 怪事件が連続する。 この街を訪れたレコーディングディレクターの多聞、彼の恩師である脇一郎、その娘の藍子は 新聞社支部長の高安もまじえて探索に乗り出すのだが・・・実は既に彼自身も「盗まれて」いた のだった・・・ 前記した「盗まれた街」と同様の人間もどきネタは判明するものの、謎の液状生物の正体等 事件の真相そのものは全く明らかにされないまま終わるのは、ミステリではなくSFとは言え 頂けないものがあり、ストーリーテラーぶりとエンタメ(小説や映画)に関する薀蓄 (注 うんちではない(w )には定評がある作者だけあって一応最後まで読ませはするが、 タイトル(「世の中には月の裏側の如く不可視でも存在する不可知な存在がある」 といったものであり、直接に謎解きのキーワードを成すものではない)もストーリーも「思わせぶり」 のみ目立つ失敗作と断定して差し支えなかろう。 作中人物たちの心象(多くは不安感)も反映した水郷の街の情景描写は実にビビッドであり、 作家としての力量は感じさせるだけに実に残念至極なことと言い得る。
>>886 文章は推敲ミスだな。作品によって上手く文体変えられるし下手じゃないだろ
デルモンテ時代の怪談読んでもけっして下手とは思わなかったけどね
>>892 の言うように推敲に問題があったのかもしれんな
894 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/08(火) 15:53:56
頭が悪いので、ハローサマー、グッドバイのオチがよくわかりませんでした。 SFを読んでると、ラストで???となることが多いです。
それは単純に頭が悪いせいであって誰のせいでも無い。
>>894 今から読むから誰かさんみたいにネタバレはしないでね。
しかしきょう買ったけど最後の1冊だったよ、結構売れてるね。
続編出そうだな、山岸さんよろしく。
897 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/08(火) 19:44:26
>>896 ネタバレしようにも、意味がわかりませ〜ん(涙
でも、面白かったのは確か!
ナチス関連IFもの三作を読了したので、全部一気に感想投下します。三つとも歴史改変ものだという以外にSFである証拠がありませんがご容赦を。 マリ・デイヴィス『英国占領』 占領下の英国での生活だとか、主人公の置かれた境遇だとか、生活描写が細かくていい感じです。 話の内容に関しては、三作中一番容赦の無い展開…というか鬱展開でした。ナチス的にも、英国的にも。 総評:5点(大英帝国の崩壊ktkr度+設定萌え度+作中で幸福になった人の人数) レン・ディントン『SS-GB』 上のと同じく英国が占領されていたらというIFものですが、こちらは主人公がスコットランドヤードの警察官。 三作の中では発売年数が一番早いようですが、設定が後の二作を足して二で割った感じ。でも、三作の中では一番ましなオチです。 総評:6点(あのスコットランドヤードがSS旗下に…!度+英国紳士の騎士道精神-オチの二重の意味でのやるせなさ) ロバート・ハリス『ファーザーランド』 上の二つとは違って、『高い城の男』や『黒い時計の旅』に近いタイプのIFもの。でも、話自体はSS-GB寄りのサスペンスものです。 サスペンス部分はまあまあですが、ゲルマニア計画が敢行されたベルリンの風景や相変わらず元気に浮気してる宣伝相など、ニヤニヤどころは満点です。 あと、主人公が親衛隊少佐なので『大隊指揮官殿』と呼ばれるたびに某アハトアハト好きの少佐殿を思い出して仕方がありませんでした。 総評:8点(世界観萌え度+ニヤニヤ度+ナチ党高官の意外なほどの元気さ+総統お誕生日おめでとう度-オチのやるせなさ)
899 :
898 :2008/07/08(火) 20:53:40
改行忘れました、ごめんなさい
ナチス物なら朝松健の「邪神帝国」を読め。 面白いかどうかは全く保証しないが。
自分にとっては面白かったのか?
898さんあんたもナチ好きやねえ。これまでのところ最高傑作はどれ? まとめサイト管理人さんへ。乙です ティプトリーのところにルグィンの所有せざる人々が入ってましたので報告まで
904 :
898 :2008/07/09(水) 19:53:31
>>900 邪神帝国は読了済みで、前スレにて感想も投下しましたです。
ナチ党のお偉方とクトゥルーとの親和性の高さに笑いました。
>>902 今のところ、SF・ホラー関連でなら『高い城の男』が一番ですね。
黒い時計の旅みたいにゲッベルスやヒトラーが殴られたりしませんし、個人的に一番理想的なナチス勝利世界(w です。
その点ではファーザーランドもいいのですが、いかんせん主人公に感情移入してしまうので…。
SF・ホラー関連という枠を取り除けば三島由紀夫の『わが友ヒットラー』が一番なのですけれどね。
なんだっけティントブラスにあったな。
906 :
898 :2008/07/09(水) 22:06:10
>>905 サロン・キティよりは愛の嵐のほうが好きです。
死と処女もあれは要するに、ナチ物のバリエーションだよね。
908 :
898 :2008/07/09(水) 22:55:10
ん、それは知らないですね。調べてみます。 基本的にナチ党幹部への萌えが原動力となったナチ好きなので、周辺の話になってくるとあまり分からないのですよ。 …しかし、スレ違いも甚だしいような気がw
じゃあやめればいいじゃん
910 :
898 :2008/07/09(水) 23:13:52
了解、レス消費申し訳ありませんでした。
ピンチョンがホメてるって惹句に釣られて 今「黒い時計の足袋」170p過ぎまで読んでるけど、 なんかインインメツメツすぎで重いなー。 V.のナミビアの話し+マザーレス・ブルックリンな感じ。
>>911 最後の方は爆裂超展開になるから我慢せい。であとで感想を上げておくれ
おいらが読んでるバトラーも、今にも全員が殺しあいそうな鬱々だ
ジョン・コートニー・グリムウッド 「サムサーラ・ジャンクション」 6点 買って1年放っといたけど読んでみたら 字で描いたマンガみたいなハードボイルドだった。 ヴラド・タルトシュとか鉤爪シリーズに比べたらユーモア不足で ジョナサン・レセムに比べたらウィット足りないけど、 同じ時間映画とかTV見るよりは電気節約できる分良いや。 AI搭載コルトとかそんなの市販されてたら世界征服出来そう。 本体よりAIの方が万能すぎ。 あと、この世界では地上のチベットはジェノサイド完了済みなのかな?
リチャードコールダー「アルーア」 10点 面白かった。 これは傑作ですな。 万人にお勧めできる愛の逃避行。
915 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/10(木) 19:51:10
>>898 さん
ナチとはちと離れるが、愛と幻想のファシズムなぞ読んでみては?
ナチス党の歴史からの引用が結構多いから、おそらく楽しめるはず。
916 :
898 :2008/07/10(木) 21:12:47
情報dクスです。 またブックオフかアマゾンで探してみますね。
>898 ナチスでパラレルワールドならホーガンの「プロテウス・オペレーション」はどうよ? ナチス支配下の世界はあまり出てこないけど、ナチ自体の出番は多い。
ナチ物ならどんな瑣末な物でも、というコレクター気質の人なら ポール・アンダースンの「大○王○戦」もどうぞ。あと 佐藤 大輔「凶鳥“フッケバイン”―ヒトラー最終指令」 てのもあったな。
919 :
898 :2008/07/11(金) 22:04:40
>>917 プロテウス・オペレーションは
>>486 にて紹介してもらって、現在密林からの到着待ちです。
>>918 佐藤御大の作品は読めば必ず嵌るのであんまり読まないようにしてるのですが、
検索したところ紹介文だけで脳から変な汁があふれ出たので買おうかと思います。
続き物じゃないようなので、RSBCや皇国の守護者のような目には合わなくてすみそうですしねw
どちらもdクスです。
オクタヴィア・バトラーのパターニストシリーズ二冊投下しますぜ "Patternmaster" 1976年 デビュー作 人間を人面ライオン体の化け物にしてしまう奇病が流行り、文明が後退した未来。 人々の精神力を結合して「パターン」と呼ばれる力を作り出す地方豪族たちが権力抗争中 そんな中で、有力者に買われ奴隷化されて恋人も奪われた主人公の成長物語。 超能力アクションがメインで単純に面白い娯楽作品ではあるが この作品単体ではそれほどの傑作ではないかなあ。 6点 "Mind of My Mind" 1978年 二作目 Patternmasterからだいぶさかのぼって現代アメリカが舞台。 超能力を持った黒人少女が、強力な力を持つ父の指示で、 一般人や他の超能力者を奴隷化して、強大な支配を打ち立てる。そして壮大な親子バトル ネタバレ避けるが、親父のキャラ立ちすぎ。人類を支配する理由えぐすぎ。 荒さも目立つが勢いで突っ走る傑作。8点。前作読まないでも読めます どっちも仲間が増えてくジャンプ系娯楽小説なのにいやーな気分が残る。徹底して正義を書かない作家ですな。 作品自体は短く、かったるい説明とかなくてすらすら読めるんだが 読み終わってみると設定が複雑でうまくあらすじが書けない。上のはごく一部です。 バトラーは、様々な形の支配という重いテーマを派手な娯楽長編に仕上げる黒人女性作家。 ほとんどがシリーズ長編なので気合入れないと訳せないだろうな、と思ってる間に2006年急逝。 日本では無名のままなのかなあ。気になった人は80年代傑作選収録の代表作「血を分けた子供」を読んでくださいな
え、バトラー亡くなってたの。 ついこないだネビュラ賞とったと思ったのに。 自分も何冊か長編読んだが、外れは少なかった。 ネビュラ賞の寓話の2冊もえぐぐてなおかつ感動的だったけど、 変身能力を持った種族の話がよかった。題名はimagoだったかな。 今ぐぐったら3部作の第3部だけ読んでいたらしいが まったく違和感なく読めた。 基本的にどれから読んでもいける作家かも。
流れ壊してごめんちゃい スティーヴ・エリクソン 「黒い時計の旅」 5点 登場人物全員クズ、中でも‘私’こと素手で人間の頭を握り潰す怪人 バニング・ジェーンライトは窓辺で目をつけた白系ロシア女にストーカー して異次元から浸透-実体化しレイプするという腐れ外道。 その‘私’に脳みそ無しのデクノボウ呼ばわりされた探偵(デカイ方)が 実は良い人でした、とか主人公の苦境を救うチビ女(V.で言うとレイチェル) とか悪の象徴がナチだとかありきたりすぎなノワールで、 ユーモアも無いし(身長140cmのメーガンが毎日ベッドやらタンスやらを 万引きしてくる―背負って帰ってくる―ぐらい?)、ピンチョンはどこら辺が 気に入ったのかな? 訳者あとがきの当時の主流文学は風俗小説みたいなの ばっかで際立って異質だったからってあたり? デーニアが渡米したのはドイツが敗れたこの宇宙での話しで ‘私(←アティチュード的には“オレ”だと思うけど)’がZことAH連れて渡った のは単独で対独30年戦争遂行中のアメリカなんだけどどこが結節点なのか 読み逃した。ニューヨークの部屋? (分岐点はウィーンへ行く途中の列車の中だっけ?) あと、氷でちゃんとオチ付けてるのは良かった。
うそーん、おれ黒い時計の旅むっちゃ感動して泣いたんだけどなー ベタで安っぽい設定から、勢いつけて最後の方の無茶な展開に行くのが大好きなんだけどなー でもおれなんかよりちゃんと読んでそうなので、たぶんきちんと読む人には向かないが、 壊れてても勢いのある話が好きな人向きなんじゃないかな。ってピンチョンも勢い作家だなあ
まあ人それぞれ好みがあるから別にいいんじゃないか。
そう、その好みの違いを闘わせて大荒れするのが2chの華
さあやるぞ カモンジョイナス レッツバトル!!
といっても、黒い時計の旅を読んだことのある人が少なそうなヨカーン ナチヲタかつSF読みではない身としては、 ジェーンライトとZ氏が出会っている間だけ分岐が発生していた、 ぐらいの受け取り方をしていたわけですが。
>>919 いま思い出したが、皆川博子「死の泉」「総統の子ら」、野阿梓「伯林星列」は?
SFとゆーにはちとあれだが…あと手を出す前に一応検索を。
929 :
919 :2008/07/12(土) 20:45:55
検索をかけたところ、どちらの著者も全般的に大変耽美な空気が漂っていますねw 『家畜人ヤプー』ぐらいまでは許容範囲ですので、図書館で一度探してみようかと思います。
皆川博子はいいね 凄惨城はよかったわ
「死の泉」は読んどいたほうがいいよ、なるべく前知識がない状態で。 あれは掛け値なしの傑作。SFではないけどな。
皆川博子って、ご年配なのに腐の方?
いや、本格。 力量あるよう・・・もう妖怪カトw
934 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/13(日) 00:31:35
本格で腐かと
ティプトリー "Up the Walls of the World" 1978年刊行のティプトリーの未訳長編。伝記によれば、1975年には原型ができていたという。 それから刊行までの間にティプトリーの正体が判明したわけで、 本の著者紹介には謎の人物とかかれているのに、裏表紙には彼女の写真が載っている これを書いていた時期の彼or彼女は匿名作家であることに嫌気がさし、 これをティプトリー最後の小説にするつもりだったらしい ストーリーは三つの視点から語られる 超能力は実在するか、という実験をやってる地球人たち 宇宙をぶっ壊すっことだけを目的としている巨大生命 その巨大生命によって破壊されようとしている星の宇宙人 地球の描写がすげー暗くって、滅亡しかかってる宇宙人の方がよっぽど楽しそう あーティプトリーだなあ、と鬱な地球人に滅入っていると、 中盤から二つの世界が交錯して一気に派手になる 短篇を混ぜたような鮮やかな展開が続き、 さらに加速し最後の方はワイドスクリーンバロック。 まさにティプトリーの集大成。圧巻です かってな想像だけど、虚無回廊が完結してたらこういう話になったんじゃないかなあ 文句なし10点 国書からティプトリーの長編が出るって噂があったが、 輝くものとこれしか長編はないので、まあ近いうちに出るでしょう。
英語読める人うらやましす(´・ω・)
ちきしょう・・・・ 俺だって英語が読めたらどんなにいいことか・・・・ ちきしょーーーーーーーtt!!
英語ばっかりだと活気がなくなるからどんどん他のも感想投げてねー といいつつもう一個投げます ウォルター・モズリイ "47" 2006年刊行のYA(ヤングアダルト)。 奴隷制真っ只中の1832年ジョージア州。 主人公の奴隷少年のもとに現れた不思議な黒人少年が、 お前は世界を救う運命を担っているんだと語りだす... ストーリーは良くある、なんで僕が系の救世主SFファンタジーだが、 過酷な奴隷生活の描写と、南部のおおらかで残酷なユーモアが話を深くする 南部黒人英語の会話が生き生きとしていて面白い。 話す相手によって微妙に使い分けていて、英語方言好きにはたまりませんってニッチなお勧めだな いいジュブナイルです。はりもぐらの本棚で訳しませんか、早川さん。7点 モズリイはミステリ畑で翻訳もある、現在もっとも活発な黒人男性作家の一人。 最近はSFよりのも書いていて、これは彼の初YA。若い世代だけでなく玄人筋からも評判がよく、 SF大会で隣に座った見知らぬアメリカ人に猛プッシュされて購入したが、ありがとうあのお兄ちゃん 今のアメリカYAってラノベというよりはジュブナイル、 かつ結構なんでもありなので面白い作品も多い、とか。 でもいまいち日本では人気ないなあ。ニール・ゲイマンとか特に
面白そうだな。あなたが訳して理論社にでも持ち込みしてよw
『愛と幻想のファシズム』 村上龍 ブックオフで探さなくとも図書室に置いてあったので、早速読んでみました。 エヴァの元ネタとして有名らしいのですが、ブームの頃は小学校低学年だったためこれが初読。 感想は、まさに『愛と幻想のファシズム』といったところです。もしくはロマンチックなファシズム。 ファシズムの刺激的で魅力的な部分をこれでもかというほどに詰め込んでいます。 終わり方が中途半端なのも、ロマンチックなファシズムのまま終わらせたかったからなのでしょう。 ただ、システムへの反抗というテーマでファシズムを持ってくるのは それ自体が矛盾していると思うのですが、そこが一番書きたかった事なのでしょうか。 ソ連が何のためらいも無く存在したり、日本が単一民族国家だと言っていたり おそらくは格好よかったのであろう言葉がダサさを醸し出していたりと古臭さを感じる一方で、 雇用体系が崩れた後の日本の様子やハッキングの描写など、 未来を先取りしている部分もあって奇妙な感覚に陥ります。 雰囲気だけで言えば、ナチス関連というよりはザ・ワールド・イズ・マインの系譜だと感じました。 総評:5点(内訳:溢れかえるファッショ臭+狩猟社幹部の魅力+鈴原冬二のヘタレぶり−後半の失速度) あと、コードギアスの『ゼロ』と『オレンジ』ってのは「オレンジを食え、ゼロ」からなんですかねw
>ザ・ワールド・イズ・マインの系譜だと スカーフェイス系ですね、わかります
もしくは明日へ向って撃て、俺たちに明日はないでも可ですね。 …どれも見たことは無いのですが。
アウトローコンビが主人公でアメリカニューシネマ、と言う印象だけで書いたもので… しかもスレ違いごめんなさい。
三分間の宇宙 物凄いカスの中に傑作、珍品が埋もれているショートショートアンソロジー。これは酷い…… コーンブルースが「宇宙商人」を自分のショートショートで引用したりSF界の2大人間タイプライターが対決してたりと内輪受けのネタが多かった。 各作品にアシモフの序文が付いてるのもウザイ。微妙にネタバレすんなカス。 gdgd過ぎてショートショートなのに集中力が持たないってどうなのよ。 4点
時空にはショートショート・アイデア・プールがあって、その時期は星真一がプールの水を使い果たしていた説。
今そのプールはチャンとイーガンの貸切なんですね、わかります ってチャンちゃんちゃんと仕事してください
>>939 仕事が落ち着いたら道楽で翻訳やりたいなあ、と思っているのはおれだけじゃあるまい
でも早川ちゃん以外から出せそうもないし、早川ちゃんは持込に頼るほどよわっちい会社には見えないんだよね
まあそんな余裕が出来るのは30年後くらいだろうから空想なんだけど
そろそろ次スレかな。みんな乙代わりに変な感想用意しとけよー
30年後、著作物からどうやって利益を得るかとか 紙の本てまだあるのか、とか純粋に道楽だったら 自分で翻訳権獲って無償公開するか とかいろいろたいへんそう…
紙の本が無くなるなんてそれなんてSF? といいたいところだが、資源不足のことを考えると紙の本が本当に消え去りそうで怖いな… 読みたい本を探して手に入れるまでの過程も読書の醍醐味なのに。
まあ昭和の中期くらいのころには、「1980年くらいになったら 紙の本は存在しないだろう」とか言われてたしw 車は透明チューブの中を走り、月や火星行きの定期便が普通に 存在する「ぼくたちのあかるいみらい」はどこに… 壁一面を覆うような大きなスクリーンで見るテレビとか、学校で 一人一台コンピューターを使える、みたいなのはまあ実現したけどな
インターネットとか携帯とか情報、通信系が予想より進歩した気がする。
だな、一人一台小型の多機能付通信機持ってる状況なんて まさにそれなんてSF?だ。 ところで、次スレはどうやって立てる? つまり、気が向いた奴が自己申告して立てるのか、 番号踏んだ奴が立てるのかと言うことだが。
>>953 前者でいいんじゃね?
スレ番で決めるとそいつが拒否れば終了
955 :
953 :2008/07/14(月) 23:26:30
おk、それじゃ立ててくるよ。
…と言いたいんだが、もう一つだけ質問。
スレ立てた時点で
>>2 の内容は貼っとくべきかな?
それとも流れ的にもういらない?
>>955 あの生物は忘れた頃に湧いて出るから一応貼っといてくれ。
957 :
953 :2008/07/14(月) 23:34:36
おk、把握。 そんじゃ立ててくるよ
958 :
953 :2008/07/14(月) 23:40:06
>>953 > だな、一人一台小型の多機能付通信機持ってる状況なんて
> まさにそれなんてSF?だ。
1975年頃に、そうなってるべ、というSFが立てつづけに出てる。
なにか元があったんだろうか?
>1975年頃に スタトレですな>コミュニケータ
おれはvia voiceを初めて使ったときに、 「おお、スタートレック!」 と思ったよ。 ちょうど毎週、TNG観てたしね。
>>963 じゃあ何?
違うというのなら正しい答えを提示。
いまこそ反ラノベ星人を召還して埋め立てしてもらおう 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ ウェイワード・クリムゾン」4点 ちと海外にいるのだが日本語が読みたくなったので電子書籍を検索していたのだが 早川ちゃんってJコレの初期にちょっとやってすぐ撤退しちゃったのね つうことでしょうがないから評判のいいラノベを買ってみた まあ文章も読みやすいしキャラも立ってるし 音楽をつかって精霊を呼び出してごにょごにょという設定もこなれていて、異世界ファンタジーとして及第点のはずなんだが まったく印象に残らん。なんなんだろうこの特徴のなさは。 これが長大なシェアードワールドになって結構売れてるらしいってのがさっぱりわからん。 若者っつうのはもっと荒削りなの読んで大人と喧嘩すべきだろ 初めて秋山瑞人読んだときはラノベすげーって思ったが、あまりに当たりが少ないんだよなあ ということでなんか面白いラノベないっすか
ラノベ板で聞けけクズが。 ここはSF板だ。
召喚成功ワラタ
>>967 まあそう荒ぶるな。ところでお勧めのラノベは何?
嫌ラノベ厨は萌絵満載のティプトリーが出ることも知らないんだろうな。幸せなこった
だからラノベ板聞けよ。 人間のクズが。
もうちょっと刺激的に煽ってくれ。30レス使っていいから
人間のクズってなに人間扱いしてんのアホなの?
ホント…ラノベ厨は所構わず暴れまくるなあ。 図々しくて最低。
>>966 『人類は衰退しました』とか言うのが、SFマガジン読んでるとプッシュされてた。
あと、『Hyper Hybrid Organization』超オススメ。
空気読めよラノベ厨。 いい加減害虫かガンみたいな奴らだな。 ラノベ板に帰れって言っても聞かないだろうから隔離スレでも作ろうか?
今って、埋めに入ってるんだよね。
978 :
973 :2008/07/15(火) 14:54:10
>>972 に協力してあげようと思ったんだけど
慣れないことはするもんじゃないね
最近ハヤカワの表紙がアニメ化してきて萎え キャンペーンの帯までアニメちゃんだぜ
0
梅子
>>942 「明日へ向かって撃て!」の原題は
「バッチ・キャシディ アンド サンダンス・キッド」で、
「俺たちに明日は無い」の原題は「ボニー アンド クライド」だから
じつはこの二作のタイトルは英語でもよく似ている。
まさか配給会社がそこまで考慮して翻訳したわけではないだろうが、
おそらく「こんな映画にはこういう感じのタイトル」というテンプレートが
あったのだろう。
とあるなんとかへの追想とかいうラノベが面白いと聞いたが、だれかレビューしてくれんか ラノベレビューが本職の奴らのいうことはお爺ちゃんには分かりませんのじゃ
ラノベけっこう読むけど、 「お、これいける!」 と思って著者プロフを見るとだいたいおっさんなんだよな・・・ ラノベの本流を行く、若い人の感性にはついていけません。 お勧めは長谷敏司。 とにかく入手困難だが、「フリーダの世界」は傑作。 傑作すぎて誰も読まなかったっぽい。
だからラノベ板行けよ阿呆共。 日本語も理解できないのか? ラノベ読むと脳みそ腐るって本当なんだな。
絶版ラノベが充実した古本屋ってないかなあ、ないだろうなあ
脳味噌って凄い単語だよね。羊の脳味噌食った事あるけど、味噌っぽい味したし で、986のお勧めラノベはなに?
ラノベでもSFならいいと思うんだが・・・。 もちろんSFとして面白いのが条件だが。
ラノベとSFは相反するもんじゃないしな。 勝手に俺ルールで排除しようってのは何様だよ。 そんな当然のこともわからんのかいな。 脳みそ腐ってるのは986だろう。 で、986のお勧めラノベは何?
順調に埋め立てに貢献しててワロタ
うしゃーーーーっ!
次スレこそザンジバーの感想を書くぜ、と思って10スレ目 ちなみにおれのお勧めラノベは武林クロスロード
なんとなく全部読んでしまった夏休みの昼時。 魔人や順位に荒らされつつも淡々とレポートする原書読みが素敵。 新作がYrrくらいしかなくてさびしいから、オレも次スレではなんか書く。
993が986だったら楽しいな。ラノベの中でも一番キワモノな部類じゃん。いやオレも好きなんだけど。
993だが、嫌ラノベ大先生じゃない。ごめん 実は嫌ラノベ派は二人くらいしかいないと踏んでるんだが、ネット右翼と同じで実数計りようがないからな
うめ
うめ
埋めるのも面倒だね
1000なら野尻と飛と秋山瑞人の新作が出る
1001 :
1001 :
Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました。 もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。