熱心なシモンズファンがキレてるんなら、自分のシモンズ作品の感想で応えればいい。
ウザイから止めようぜ。
自分はシモンズ自体が嫌いなわけではないが、
シモンズ作品だと何でもほめるやつは嫌い。
シモンズとイーガンって、
日本のSF界で、何かけなしちゃいけないみたいな
風潮があるのがすごく厭。
スレ違いなのでもうやめましょう。
↓読んだ本の感想をどうぞ
「永劫回帰」バリントン・J・ベイリー 創元文庫
ボアズはなかなかに偉いやつじゃ
ワイドスクリーンバロックにしては分かり易く面白い話であった
てゆうか、スペオペに軸足があるから面白いのかもw
8点
『移動都市』 フィリップ・リーブ 創元SF文庫
精緻なSF的仕掛けが好きな人はがっかりするだろう。移動する都市や世界に対する説明は不十分で納得できない。
この小説は、そこにある世界を読者に納得させるのではなく、受け入れる事をまず最初に要求する。
しかし、受け入れるなら、マッドマックスの世界のような血沸き肉躍る冒険活劇が好きならいけるだろう。
なにより俺がこの小説で評価した個所は、主人公の少年と共に冒険する少女が醜い事。
登場人物覧では「顔に傷のある少女」と書かれているだけだが、その傷は片目を奪い鼻をつぶし唇をひきつらしている。
当然「美少女」じゃないし、「普通の少女」(と書かれて普通であった例はすくないが)でもない。
顔が醜いからといって性格が良いわけでもない。どちらかといえば酷くゆがんでいる。
そんな少女と少年の冒険。少女の顔の傷は元に戻る事は無いが、心の傷が癒えてくれる事を切に望みたくなった。
あと、カバーイラストは納得できん。
>>935 そんなの初心者だけだろ。俺達のような様々なSFを読んで教養のある上級者は
イーガン、シモンズの浅はかな部分を突くことが出来る
これだから不勉強モノは困るのだよ
そうそう。SF1000冊以上読んでない奴に書き込む資格なし
しょうがないから釣られてやる
それにしても、しょうもない釣りだな。
>>938 そうでもないよ
O森さんとかO森さんとかw
>>942 SFの90%は屑と看破したスタージョンの全作品を褒め称えられる人だからな
何の矛盾もないことに気づかないのねw
矛盾するとは限らないような
スタージョンの全作品が屑でない10%に含まれると考えればな。
しかし実際はスタージョンも90%は屑だけどね。
初期のショートショートとかしょーもないのが多い。
全部が名作なんてありえない。
小松左京だってしょーもないのが結構あるし。
小松左京はしょうも無いほうが圧倒的に多いだろ。
駄洒落みたいなギャグ小説とか怪談とか粗製濫造している。
名作、傑作といえるのが5%ぐらいしかない。
5%あるのがすごいんだよ
↓感想どうぞ
う〜ん、やっぱりダメだね。
まあ確かに、大半の作家は100%駄作だからな
作品の水準がやたらに高い作家をさがすと誰になるかな? ディレーニあたり?
ジョン・クロウリーに1票。
うーん……ラファティ。
ちゃん
ティプトリー
ベイリー
やはり多作だとダメということのようだね。
チャンなんてひとつ傑作だったら「傑作率」異常な数値にw
実際にはあと一歩な作品ばかりだけどな
そういうくだらんレッテル貼りするようなのを皮肉ってるんだろスタージョンは
いい加減スレタイ読めよ
スタージョンが怒ってたのはSFつーとマルペだのローダンだの引きに出される風潮に、だろ
自分の90%の駄作は棚に上げてか。
個人的にはスタージョンはヒット率高いと思うけどな〜
今んとこ松井以上だぜ、短中長編それぞれでホームラン級のもちらほら
まあ全集読んでないからしらね
法則化されたスタージョンの言葉って、そのあとに
だが、わたしはSFを愛している
とかなんとかそんな感じの言葉が続いたと思ったんだがね
確かに90%のSFは屑だ。しかしどんなジャンルでも90%は屑なのだ。
そして残りの10%を比べれば、SFは他のどんな文学ジャンルにも見劣ることは決してない
こんな感じだったと思う。
>>971 *「ジョナサンと宇宙クジラ」
(あなたにはほかの人たちとひとつ違ったところがあるのです、
それは、物事をあるがままのかたちで愛し、それ以上の何ものも求めない、あなたの優しさです…)
SFはヒネた大人子供の巣窟で、どんなものにも変革を求め、変われないものを切り捨てて、生きつづけます。
それがあたかも正しいかのように、そしてそれは科学の真理だからだと言わんばかりに。
その癖、変わったものが変わる前のものとどれだけ違うのか、など気にもしなくて。
小川さん…あんた、これを…、いや、そんなことどうでもいいか。
カシオペアは待っている仲間のところに還れたんだろうか?
*「サンタ条項」
悪魔との契約があまりといえばあまりにサッくし出来ます。WEBブラウザだってもうちょっと複雑です。
あと、もうちっと疑えよ、ロス。オチを楽しむのではなく、多感な文章を味わうべきです。
*「ピネロピへの贈りもの」
イチ押し。
どんな願いも叶えてくれる、そんな機械の前で極々ふつうの「優秀」な少年オテリス君は銀河文明を震撼させる大革命を成し遂げます。意外な形で。
いや、ホント意外だ。しばらく本を手にとって笑ってました。
さらに続く
>>972 *「雪つぶて」
すみません、これだけはまったくわかりません。次の短編が期待大だったんですが、何度も読み返していました。
「わざとわかり難く書かれている」シリーズでしょうか?当時はそういうのが流行りだったのかな?
* 「リトル・ドッグ・ゴーン」
アル中で仕事吹っ飛ばした元役者。自分のことしか観えない役者。いろんなモノを踏みしだいて復活した役者。
そんな彼の胸に最後の最後に飛び込んできたのは愛の欠片でした。
”ぼろ雑巾”がなぜこんなのを好きになったのかよくわかりませんが、そんなことは瑣末なのです。大事なのは六千万キロです。
それはともかく、新版の表紙に居る宇宙飛行士はジョナサン、一緒に座ってる金貨のような髪の女性はミス・ジョーンズとして、その膝に乗ってるケロちゃんみたいなのがドッゴーンですか?犬っちゅーか猫っちゅーか…。
*「空飛ぶフライパン」
ちっちゃな神様、無茶をするでござる の巻。
仕事したいのかしたくないのかはっきりしろよ、ブラウニー。でもGJ!
*「ジャングル・ドクター」
転送機の誤謬で辺境の惑星、「地球」に墜落した超感覚を持つ超心理臨床医の駆け出し、サリス。
助けた男はよりにもよって、飲んだくれ(文系)。
ガテン系の飲んだくれってのはガサツだってのは大体知ってるんだけど、文系のはさらに悪い。のべつ幕無しに『ソネット』やら『失楽園』やら『シェークスピア』がなり散らすってんだからジャイアンの唄より始末が悪い。
そんな飲んだくれのリンゼイ、その悲しい心の「地下室」のために、そして、こんな「野蛮人」の世界のために、自身の職歴を投げ出して彼女は「来ます」。
彼女の持つ「愛」はなんて名前なんだろう?
クドイようだが続く
>>971-973 *「いかなる海の洞に」
みつけた、みつけた。『アバイヤのオダリスク』をやっと見つけた。間違いない。これが元ネタだ。
ちょっとでも脱線すれば、あっという間にコメディに、ホラーに、それ以外のなにか別のものになりかねない、
そんな危ういバランスを、文学的エッセンスと詩情たっぷりの文体で危なげなく進んでいく物語の語り口に
作家の並々ならぬ技量が見出されます。
自分の嫁を「衛星写真」で確認したくはないよな…。
全般を通じてヤングの手法には、「主人公」をスーパーマンにしない、という点があって、それゆえの限界を決して無理して超えようとしない。
だから、当然だけど当たり前の結論、当たり前の答えに行き着いてしまう。そして、それはすべての登場人物にも通じる。
そして、そんな世界だから、これを越えようとした「バー・ヘグ」への哀感が心に染みるのです。
また、主題が極めて狭い、つまりぶっちゃけて言えば主題は「愛」そのものだけ、という点などがその主題の狭さでゼナ・ヘンダースンやアヴラム・デイヴィッドスン に似た印象を持たせるのです。
そんなまるでSFらしからぬ「無茶」しなささこそが、最大の魅力であり、最大の欠点なのでしょう。
太陽はただそこにあるだけで光を照らし、大地はただそこにあるだけで光を映す。
このもっとも単純でもっとも簡単な働きを元にして世界は緑を育み大地を肥やし生き物を育む、
このもっとも単純な働きを壊すことなどできはしない、故に世界の富は無限であり世界は永遠でありつづける。
ただ、まっすぐな光のようなそんなSFでした。受け取る心もまた素直でありたい。
10点
ガチャの感想文って、痛々しくて目を覆うね。
感想を書こうという精神や良し。
まあ関係のない雑談してるやし(例=俺)よりはましでしょ。
挙がってる本があまり興味のないものだったりはするのだが。
感想書くのは大いに結構なんだが、
作者くらい書いてくれんと何がなんだかさっぱりわからんし興味ももてん。
調べるのもおっくう。
>>980 作者名で買ったりやめたりするならこのスレにいる意味ないだろうに。
>>981 普通は知りたい。感想だけで、興味を持てるほど若くないからな。