>>927 > 異様な読後感を残す作品。
そう、ストーリーも忘れたけど、この作品の異様な迫力を持つ
気味の悪い世界設定は覚えている。思い出すたびに落ち着かな
い気分にさせてくれるいや〜な本。
930 :
でへ:2006/03/15(水) 06:25:30
銀河の荒鷲シーフォート 1〜7 ハヤカワSF
キャプテンフューチャーが出ないので、替わりに
1巻を読み、割と面白かったので7巻までイッキ買い、
読了に1ヶ月以上かかった、ちなみに、いまだ
キャプテンフューチャーは出ない。(泣)
本シリーズの特徴ですが、
・キリスト教が大きなポイント
・少年たちの厳格?な軍隊生活
・如何にもな表紙だが内容は期待を裏切るw
・主人公のキョーレツな個性とおバカなところに萌え
てな感じです。
以下、感想
2月の初旬に購入し読了するまで1ヶ月以上かかった。
シリーズ後半になると、如何にもな表紙ともあいまって
(読むのが)とてもつらくなった。
巻を増すごとにキョーレツになる主人公のキャラに
萎えながらも、読み切った自分の忍耐力に感心した。
(特に5巻以降はツラカッタ、最終巻まで読み進めたら、
大量の男子小学生(しかも制服姿)が出てくる、とても
おぞましい夢を見てしまいマスタ、でも、シリーズの
続きが出たら読むと思います。w)
1〜4巻は7点 5〜7巻は6点
大量の男子小学生(しかも制服姿)が出てくる夢を
みて、至福を感じる人たちにとっては、
たまらんシリーズでしょう。
「BE FREE!」 江川達也 1〜12巻(10巻抜け)
古本屋でゲット。
コンプではなく10巻抜けですが、まあ、あの巻は抜いても話はつながるから。
20年ぶりぐらいで読み返した。
当時、このマンガの登場が出たときの衝撃を思い出した。
江川達也のデビュー作。
彼のやりたいことがこれに全部詰まっている。
これ以後の江川氏は、いってみれば自己模倣の繰り返し。
以後の彼の作品のどれよりも面白いのは困ったもんだ。
あのラストには賛否両論あるだろうが、俺は好き。
「わが名はコンラッド」とか思い出した。
だからSFってことで。
いや、むしろ「イヤハヤ南友」かな。
932 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/15(水) 10:47:04
>>931 SFはともかく読んだものの感想を書きたかっただけなんじゃないか?
934 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/15(水) 21:52:24
いくらなんでもスレ違い
創元、早川、サンリオ、新潮、角川、講談社表紙絵全てを網羅したの出ないかな。
>>936 ↓がそうなんじゃないの。てかスレ違いだな。
>『武部本一郎SF挿絵原画蒐集【1965〜1973】/上』
>SFアートの父・武部本一郎が描いた火星シリーズや金星シリーズの
>SF文庫本のカバー・口絵・挿絵の
>原画約1,000点を上下巻に分けて年代順に編集。
>監修・解説=加藤直之。下巻は4月予定。
それ一人限定じゃん。
939 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/03/18(土) 11:23:33
木原喜彦著「UFOとポストモダン」 2点
SFヲタでも知っている奴は知っているユングのUFO=集団的無意識説あたりから、
ポストモダンの時代におけるUFO像を語るのかと思いきや、いきなり前書き(はじめに)
で、深層心理学はオカルト的な疑似心理学の色合いを帯びているとし、この方向性を
取らないことを明言、以後は各章で社会学・哲学の観点からUFO神話とでも称すべき現象の変遷が分析されてゆく。
(ジャック・デリダの「バロール」と「エクリチュール」等は分析にあたっての肝要な
ツールのひとつとなっている)
不満点は、著者が論考の対象にUFO(及びその搭乗員と考えられるエイリアン)を
取り上げながら、終章ではほとんどUFOに関して語らなくなってしまうことである。
(代わって、聖書の暗号、アポロ月面着陸の陰謀説、スカイフィッシュ、環境ホルモン、
Y2K問題、911とテロ等の話題が、ポストUFO神話として分析対象とされている)
これは、ロズウェル事件の実態が判明する等、90年代後半以降のUFO現象の
沈滞傾向(つまり、語るに値するほどの社会現象足り得ない)もあって仕方無い面も
あろうが、アキバのグレイ(注 歌手ではない(w )タイプのコスプレをした奴を見て、
「やはり宇宙人は地球に来ていた!」と興奮、そのついでに新築のアニメセンターに乱入、
「山ちゃんキター!、ショウコタンもキター!コレ!」と絶叫のうえ、
警備員に不審者として叩き出されてしまうUFOヲタ兼SFヲタには、
納得がゆかないところであろうかと思う。
「バ」ロールだとさw
馬鹿丸出しだな
バカ住の狂った妄想を見るたびに思うんだけど、
こいつ、俺たちを煽っているつもりなのかな?
それとも本気なのかな?
とにかく気持ち悪いんだけどな・・・
俺は毎回面白く読ませてもらってるよ>ミス住
なんか憎めないところがあるw
パワードスーツ着てビルから降下は笑った
>>943 バカさ加減は確かに笑えるな、バロールとかw
本人が「笑われている」と「笑わせている」の区別のついてないところがイタイな
フランス基礎単語語すら知らないミス住哀れwwwwwwwwwwwww
もう大好きwwwwwwwwwww
タンゴ誤
>>943 ああいう狂った妄想文は、確かに普通の人間には書けないよな。
キチガイにしか思いつかない場面だものな、確かに憎めないよ。
むしろ哀れみのほうが先に立つw
でも去年の夏あたり、ぜんぜんミス住来なかった時期あったけど
あの時はなんだか寂しかったし、ちょっと心配してた。
入院しちゃったのかってwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ミス住が入院したら、俺は花を持ってお見舞いに行くぜ。
サイネリアの鉢植えをねw
さっきからなんなのこの自演は
952 :
959:2006/03/18(土) 17:11:22
<豆知識>
サイネリア・・・・・・別名「シネレリア」。
「死ね」に通じるからお見舞い向けの花ではない。
鉢植え・・・・・・・・・「根付く」ことから病気が長引くことにつうじるため、これまたお見舞いには適さない。
いつも必ずオチに出てくるまぬけなSFヲタは
全部自己紹介なんだろうね。
954 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/03/19(日) 11:58:52
筒井康隆「銀齢の果て」 6点
政府によるシルバー・バトル(老人相互処刑制度)、
老舗和菓子屋のご隠居宇谷九一郎も戦いの渦中に巻き込まれてゆく…
紆余曲折の末、サバイバルした宇一郎は、他地区のサバイバーたちと共に
憎き厚生労働省への決死のアタックを決意するものの、ひょんな誤解から、
またしても死に場所を逸してしまう…
SFていうか寓話、筒井堂の手になる言わば「老人版バトル・ロワイアル」で、
さもあらんという期待どおりの展開だが、逆に予想外、意表を突くというものが無い
のが不満が残るところであろうか。
この辺が、インテリゲンチュア・イン・ジャパン編集部内でも、4点から8点と
上下ダブル・スコアの範囲で評価が割れた所以かとも思う。
しかし、3点以下は有り得ず、9点以上は不可解という点は多くの禿しい胴衣を得られる
ところであろうかと思う。
とは言うても、筒井堂のストーリーテリングは健在であり、面白く一気に読ませるのは
さすがである。
>>953 同感。
あんな突飛で異常な行動なんて、いくら頭をひねっても思いつきゃしないよ。
できるとすれば実際にあんな変態行動とった本人くらいだものなw
>この辺が、インテリゲンチュア・イン・ジャパン編集部内でも、4点から8点と
>上下ダブル・スコアの範囲で評価が割れた所以かとも思う。
何それ?
ネタのつもりならセンスゼロ。
本気で言ってるのなら明日すぐ入院しろや。
兄三角定規+赤インク=ミス住
最近筒井の「死にかた」って漫画のコピペたまに見かけるがあれ面白かった。
筒井は読んだことないんだが、けっこうグロ作品多いのか?
グロも多いし泣ける作品も多いし実験小説も多い。
なんでもあり。
山上たつひこの漫画を活字にしたような感じ
>>958
>インテリゲンチュア・イン・ジャパン
で検索してもそんな書籍は見当たりませんが?
>>961 ミス住の脳内だけに存在する雑誌だから。
ミス住はその雑誌をはじめとする色々な書籍を出版している会社の社長、
と自分の脳内で設定している、らしい・・・w
あと気違いはスルーっていう注意を
あとはこれかな。
「未読の人のために、結末部分のネタバレは厳禁とします。
どうしても語りたい人はメール欄を活用してください。」
最近、いやがらせのつもりか故意にネタバレするコテハンがいるようだし。
スレ独自のルールであっても、明記してあれば削除人は考慮してくれる。
このコテハンが何か書くたびに、金魚のフンみたいに罵倒レスを連ねるのは勘弁してほしい。
NGワード登録の意味がないよ。忠告してくれるのはありがたいが、元々の住人はちゃんとスルーできてるから、
あなたたちもそうしてくれよ。
古参気取りもやめてくれ
>>939 たった2点なのに、なんで不満点が1つしかないんだw
まあ、レスする方も幼稚だ罠。
901 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2006/03/11(土) 15:19:50
SFヲタよ、少しは古典に親しみたまえ。
これは俺からの指導(注 中村ではない(w )と理解して頂いて結構である。
心して読め!
↑
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/comic/1138341700/197 197 名前:ミステリ ◆0FE6khB7i2 投稿日:2006/03/25(土) 23:44:31 ID:CeZm9n8g0
個人的な意見の表明に対して、上記のように「上からモノを言う」ような姿勢
は好ましいものではありません。注意した方が良いですよ。
972 :
でへ:2006/03/26(日) 21:55:20
ページをめくれば ゼナ・ヘンダースン 奇想コレクション
ゼナ・ヘンダースンと言えば、ピープルシリーズ
なんですが、この本はそれ以外の短遍を集めた本、
ほとんどの短遍が、主人公はアメリカの田舎の
小学校に勤める女性教師で、ちょっと変わった
教え子に出会う話になっています。
この人はこういう話しかかけない人なんだ、
と思いました。(良い意味で)
でも、独特の味のある この人の話は好きです。
総合点は7点
最後の短遍だけは8点
ちょっとゼナ・ヘンダースンらしからぬ
味わいですが、密度の濃い話、これはオススメ
子供たちの午後 R・A・ラファティ
青心社SF。やたらと高値のつく短編集だ。
収録されているのはいつものホラ話。でも「いつもの」ってどんなの?
と聞かれると「なんか変な話」と答えざるをえないのがラファティ。
・アダムには三人の兄弟がいた
題名からして大嘘! これは詐欺師一族の話なんだ。
詐欺テクニックの名称が無意味にずらずらと羅列されているのが楽しい。
・氷河来る
終末SFでいいのかな? 題名まんまの話。デビュー作ということだが、難解な概念をそのまま放り出す
手法はこのころから確立されていたのだった。
・子供たちの午後
地球礁を思わせる作品。地球はなんて不幸な惑星なんだ。
・この世で一番忌まわしい世界
宇宙旅行者による異星探訪。主人公の正体がわかるとあら不思議。ラファティ式異化作用が楽しめる。
ああまったく最低な世界さ。
・彼岸の影
本書の中で一番の出来だと思う。夢を具体的に映像化する機械によって繰り広げられる、世界の謎探索行。
現実と○○が交差する展開は圧巻。誰もが盛大にずっこけるに違いない。そして……最後はひたすら怖い話。
いやあ傑作だ。
不純粋科学研究所が入ってないのが惜しい。9点。
974 :
でへ:2006/03/28(火) 23:40:04
レフト・アローン 藤崎慎吾 ハヤカワSF
3冊目の藤崎慎吾
クリスタル・サイレンスに関連した短遍が2つ、
遠未来の太陽系、近未来の地球を舞台とした短遍が3つ、
どれもなかなか良かった。
個人的には、奄美大島を舞台にした「星窪」が良かった。
7点
975 :
でへ:2006/04/05(水) 00:19:28
マジック・キングダムで落ちぶれて コリイ・ドクトロウ
長いことアマゾンのオススメにあった、表紙の写真と
題名からファンタジーだと思って敬遠していたが、
本屋で立ち読みし、思ったより面白かったので購入
絶版にならないうちに購入できてよかった。
土台となる世界(ビッチャン世界)はなかなか面白い、
これを元にいくつか作品が書けると思う、、、
だが土台が良くできすぎているせいか、物語の舞台が
狭すぎる感じがする。
その分、話は良くまとまっているのだが、、、
土台を生かすためには、もっとスケールの大きな
話を書いて欲しかった。
面白かったので、7点
つまんねえ感想だな。
977 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/07(金) 12:40:13
競争での敗因
わざわざ書き込む価値なし