よくあるようでない質問集 Q 連投したら怒られた A 最近テンプレを読まない人が増えています Q 僕の詩がずっと評価されません A 貴方も評価に参加しましょう その発言は間違っています Q ○○さんに評価してもらいたい A 評 価 人 の 指 定 は 禁 止 さ れ て い ま す 過去に自由参加推進派とコテ信仰派で別れ セン5スレが分裂した無意味な歴史があるからです Q 素人の僕でも評価して問題ありませんか? A 冷静に見てほぼ全員がド素人です 真面目に評価してあげましょう Q 作者の人へ感想を送りたいが未評価から外れてしまう A ランク無しの評価文は感想扱いとして未評価扱いのままです【←重要】 Q やる気の無い一行評価をされてガッカリした! A 未評価のまとめ人の判断で取り消せます 対応に問題があれば議論スレへ Q 過去ログ倉庫が更新されていませんが A アルカリ ◆pH7.2omqBEさんを全力で探しています 見かけた方は大至急報告を 新しくセン5のまとめサイトを作りたい方はご自由にどうぞ むしろお願いします Q 歌詞やエッセイでも投稿して問題ありませんか? A 初代スレからなんでもOKでやってきた のだけど評価人にもよる Q 再評価を希望したら嫌われてしまいますか? A 問題ない するしないは自由 Q あのコテむかつく A 知るか
未評価一覧制作者の心得 【壱】 間違いを恐れない事 毎回失敗せずにやってくなんて無理 間違いを指摘されたら素直に喜ぶ 【弐】 決められたルールは守る事 作品へのアンカーは「>>」を使わず「>」を使用 (一度に>>を20個以上使えないからです) 1列5作まで 10作セットで行間を空る (楽に目算しやすくする為) 当たり前ですがちゃんと理由があります 【参】 引継ぎ番号は書く事 評価する側される側 百利あって一害なし 【四】 連投や盗作は全てEで切り捨てる事 連投は全て却下 発見次第報告をしてください 【五】 わからなかったら議論スレで聞く事 勝手な独断で動かない
4 :
名前はいらない :2010/12/20(月) 14:47:57 ID:+Av1tXov
「いのち」 なぜ人間が生まれるとうれしくなるんだろう なぜ人間が死ぬと悲しくなるんだろう なぜ人間は死のうとするんだろう なぜ人間はこの世界に送り出されてくるんだろう 生まれてこなければ幸せかもしれないのに なぜ人間が生まれてくることに疑問を持つと良心が痛むんだろう なぜ人を殺してまでこの世界にとどまりたいのだろう 死にたいと思っても肉体がそれを拒否する。死にたくない。人に死ぬように誘い掛けると良心が痛む。周りからは怒られる。 それでも僕は生きなくてはいけない。働かなくてはいけない。怠け者め。 そうして他から搾取して生きていく。自分もなかなかつらいと解っていながら。 なぜ自殺しようとするのだろう だけどすべての人間が自殺しないで全力で頑張ったら地球が滅びるに違いない それでもいい 誰か助けて 人間が増えれば、問題も増えるとわかっていながらどうして人間は生まれてこようとするのだろう それでもどうして人間は人間を生もうとするのだろう 社会問題を解決してもまた新しい問題が生まれるのに、どうして、生ませようとするんだろう これからも僕は生まれてきた人間を祝福する なぜ人間は生まれようとするのか、これは私が一生かけて追い続ける課題である
5 :
名前はいらない :2010/12/21(火) 11:13:06 ID:Nfmucejn
>>4 命の価値が平等であるという前提で展開される独善的な価値観の押し付けと読めました。
どの様な性質の疑問であれ、その疑問が発生した時に同時に答えも生まれているのです。
あなたがその疑問に心を悩ませるのは、その答えを望む形に変化させようと試みる為です。
「わからない」それがあなたの中で生まれた最初の答えです。
どんな答えも選ぶことが出来ます。
結局、自分が納得するものであれば何でも良いのです。
全ての世界に通じる扉が用意されていて、好奇心は自由に選択幅を広げるのです。
ロウソクの熱とムチの味に喜びを覚える扉、オムツをはいて自分より若い娘に甘える事のできる扉
どんなプレイでも開拓し、その快楽を享受する事が許されているのですよ
最後にとても素晴らしい人の言葉を引用して、あなたの作品の評価を付けさせて頂きます。
資源は消費するためにある。
そしてわれわれの世代によってではないとしても、いつかはやがて消費される。
だが忘れられた未来にわれわれの財産権を否定する権利があるだろうか。
断じてない。
われわれの物はわれわれがいただこうではないか。
腹いっぱい食べようではないか。
──最高経営責任者ナワダイク・モーガン 「欲望の倫理」
評価:E
6 :
名前はいらない :2010/12/21(火) 14:28:31 ID:pib4PO1I
「GIRL FRIEND」 東京の外れの灰色の街。 野良猫とキチガイの街。 冬がよく似合うあの女は 暖かさって奴が大嫌い。 北極グマが太陽を浴びて 苦しんでいる事に涙を流す。 アスファルトの感触が好きで 道路の上に倒れこんだまま 月面のクレーターの暗がりを 指先でなぞるように眺める。 あんた狂っているよ。絶対にね。 建設中の巨大なタワーの 真っ赤なランプが見下ろしている。 東京の外れの灰色の街。 野良猫とキチガイの街。 そのまま生きていくならそれもいいさ。 時々帰ってくれたらそれでいいさ。 あんた狂っているよ。絶対にね。
7 :
名前はいらない :2010/12/22(水) 09:23:31 ID:4Eo+tGHq
わたし15歳登山予定 はじめて下駄箱に手紙が入っているのを見たときは キリストさまなんて知らなかったし 丘の上でだってあったことないのでした 仮に (A子がBくんと結婚したら) というのか セミロング 草の土手道を歩いてる 手紙一枚で切り取られていくA子を祝うための のんびりした正午がほしい 夕日がいいかんじに水面に反射して かなりフォトジェニック 今日を声に出して言うなら花丸 つぶやきが光速でらっかさん 口笛吹けば少女だった いやわたしも股を開けばオメコがあるわけで 大人風にいうならばヴァギナさまで もういっそ英和辞書に線でも引いておこうか男の子のように 箸が落ちれば笑うこともある 声変わりした年頃の男子に 釘付けに名前を呼んでほしくもある 気持ち悪くもある コロッケパンの買い食いごときに胸をはずませるなにか ここらの重力がチキューのものを切りたてててる わたしは今 想像上のショートカット 想像上の伸びた前髪を 想像上のはさみで切りそろえる 現実の鏡はしゃべらないな と 蜜柑の皮を剥いては白いものをぴりぴりと引き裂く音の つもりつもったこたつがうず高くみょうにあたたかい 口先だけが愛してるって知ってるから ここが一番低い水辺だと考えもする畳の上だった
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/poem/1287867936/722 儂ぁ神様じゃないからわかりゃせん。
D-
評価に不服を感じたらば、再評価を。
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/poem/1287867936/733 タイトルがなければ理解もできない詩ってなんだろうね。
ミドリカワ書房の「おめえだよ」は好きだけどさ。
やっぱりタイトルが本文の補語以上になると違う感じがすんな。
E
以下今スレ
>>4 いいですね、賛歌のような詩です。反吐が出ます。
こういった詩は、
>誰か助けて
が浮き彫りになって見えるのは偏見ですか?
小学生ならばなかなかのもの。
疑問と答えを並べるなら、弁証法でもいかがですか?
D-
>>6 >東京の外れの灰色の街。
>野良猫とキチガイの街。
どこっスか。ちゃんと教えてくださいよ。
適当な創作と、実在の場での実体験とでは大差あるんスよ。
にしても、詩的な反復を形だけでも真似られるのは才能なのかな。
詩という存在にとってはいいことなのか悪いことなのかさてはて。
D-
>>7 スゴイね。典型的だと思うよ、僕ぁ。
語句の選び方・並べ方、構成、
斜に構えてニヒルに笑うような作者の影、
そのしたり顔の傾き加減、想像できるじゃないですか。
いやぁ、まさにEの鑑。おみそれいたしました。
E
11 :
名前はいらない :2010/12/22(水) 11:49:36 ID:9hdD/TYb
「ビリーザキッドの再来」 頭のねじが外れたって 髪に絵具を塗ったりしないだろう 僕の旧友は変わってしまった まばたきをした瞬間に あっという間に 天からの引力で髪は逆立ち 耳には天使の輪が光る 僕は痛々しさに目をそむけるが 無法者は悪魔のようなあどけない笑顔で舌を出す 懐かしき友は銃を放つ 昨日までの友は女をペロリと平らげる ロデオも叫んで乗り回す エンジン付きの暴れ馬は心を売って買ったのだろう こんにちは ビリーザキッド お久しぶり ビリーザキッド さようなら 僕の友達
『ノーパンツ・ワールド』 晴れ渡る空の中を元気に泳ぐパンツの群れを眺めていた 君と二人 手を繋いで その辺のどこかで 空しか見えないと 悲しそうな声で君は言ったから 君はそれでいいよと 僕は答えた ちょっとオシャレに着こなしている君 何一つとして身に付けていない僕 君は恥ずかしそうに周りを見回して 誰かの気配ばかりを気にしている 人は恥ずかしくて素肌を隠すものだと 君は考えているけど いつも隠しているから 恥ずかしくなってしまうんだよ 本当は何も着飾らない方が 人は美しい 爽やかな風が流れて 心の敏感な部分に触れて なんだか妙にくすぐったくて 気持ちがいい いつか忘れてしまった 世界との触れ合いを 全身で受け取って また覚え直そう 僕がそう言って 君の服に手をかけても 君は困った顔をして 見てるだけでいいと言う なんだか少しだけ さびしいよ 人の心は美しいばかりではなくて どうしても汚れてしまう部分があって その汚れた部分が 人から美しさを正しく扱う思考を奪ってしまう 人は心の汚れた部分を認める事が出来なくて 本当に美しいものを目の前にすると心が耐えられなくなる 美しさの前に 人は自分を失う 君が素肌を隠してくれて 実はホッとしてるんだ 僕は君に耐えられないかもしれないから いつか誰もが心を隠さなくて済むように 汚れた部分も 美しい部分も 素直に認められるようになったら きっと 衣服を身に付ける必要はなくなって いつでも 気軽に 君を襲える そんな日が来たらいいねと笑いながら 晴れ渡る空の中を元気に泳ぐパンツの群れを眺めていた 君と二人 手を繋いで その辺のどこかで
君と出会う前 酷い争いの中にいた 僕が僕として存在する為に 必死になって戦っていた 憎しみを込めて拳を振りあげた その相手も僕だった くだらない事に拘っていた 積層構造の自分の殻 その重さに押し潰されそうになっても 足を震わせて堪えていた 一人舞台で独り芝居 脚本も監督も主演も観客でさえも自分独り 自分に降りかかる苦悩や刺激に敏感になりすぎて 自分以外の世界に目を向ける事を忘れてしまった 僕は何よりも 誰よりも 僕を守りたかった 君と出会う前の話 本当に酷い争いだった 多くのものを犠牲にしながら 後悔だけしか残らない 沢山傷ついて 沢山苦しんで 僕が失ったものは 二度と元には戻らない 人の心は美しいばかりではなくて 心の汚れを一身に受け止めてしまう部分があって 僕はその部分を省みることをしなかったから ずっと汚れたまま その部分はそこに留まっていた ずっと僕を守ってくれていた 僕が汚したもの 君はそれを見て 泣いていた 僕の事なのに 君が泣いていた 僕はその時になって やっと自分のやってきた事の過ちに気付いたんだ 汚れた部分は 君が脱ぎ取ってくれた 心が解放されると こんなにも軽い気持ちになれるなんて知らなかった 汚れてしまったそれは 大気中を漂って やがて空に還っていった 今まで 本当にありがとう 空を舞うそれに パンツに 僕達は手を振った もう 争う必要なんかないんだ 全てを許せると思った 君のおかげだ 晴れ渡る空の中を元気に泳ぐパンツの群れを眺めていた 誰かが取り戻した本当の自由を いつか全ての人が取り戻せたら この世の中から 酷い争いは無くなる そんな日を思い描いていた 君と二人 手を繋いで その辺のどこかで
14 :
アギラ :2010/12/22(水) 14:40:37 ID:3FiyvFIf
>>8 ちょっと待て、青いリンゴが分からないのか?
15 :
名前はいらない :2010/12/22(水) 14:59:22 ID:Dd84cjw1
>>10 青いリンゴもわからない人に例証もなしに典型的だと褒められ
Eを付けられましたがありがとうございました
>>15 =>7?
自分は好きだったけどな(w
1連だけ無駄に平仮名が多いのが解せないんだけど
>セミロング >かなりフォトジェニック >気持ち悪くもある
>想像上のショートカット などとその出し方は気持ちイイ。
白眉は密柑の〜の2行かな、、まぁホント私的な好みの話ですが。
上で「手紙一枚で切り取られて」いってしまっているのが記憶にまた
残ってしまっているもので余計、自分だったら「チキューのものを切りたてて」
とはしないかな。これがまた目立つ使い方してるしなぁ。重複カコ悪い。
また、この位色々散らして作ってるなら「想像上のショートカット」の後での
3行はバランス悪いんじゃないかなぁと思いました。
17 :
名前はいらない :2010/12/22(水) 17:26:02 ID:QH9Z62nV
>>8 今まで飲み込んではきたものの、さすがに青リンゴの件では冷えました。
これしきのアフォリズムも咀嚼できない輩だったとは・・
ケアミスにしても、もう少し落ちついた方がいいんだって。柔軟不足なんだよ
>>15 見るところ、創作意欲はあるんだもんな。せめてDぐらいにはしろってね。
評価いただきありがとうございます。 精進いたします。
19 :
名前はいらない :2010/12/22(水) 20:12:41 ID:c4WJ0jDP
一回目のデート―― 僕は君の手の温もりを知った 二回目のデート―― 僕は君の唇の甘さを知った 三回目のデート―― 僕は君のすべてを知ろうとして…張り倒された
20 :
名前はいらない :2010/12/22(水) 20:26:23 ID:c4WJ0jDP
四回目のデート―― 誘おうとしたら…音信不通になった\(^o^)/
21 :
名前はいらない :2010/12/22(水) 22:18:58 ID:AyihtF76
「早朝」 ベッドの上で怠惰な僕 瞼が覆う目には涙 僕の邪悪さを感じて 黒い涙の道をつくる 今日はそんな想いに 身を委ねようと思った そのとき 君の声が静寂の空間を そっとしかし力強く 切り裂いていくとすぐ 安堵感が僕を包む 君は僕の過ちへの 不安をいつのまにかかき消している 君は僕の心の奥を 吐息と共にやわらかくする そう いつのまにか 君の知らないところで
22 :
名前はいらない :2010/12/22(水) 22:41:04 ID:AyihtF76
>>19-20 想像しやすくていいですが、ただ少し感じ取れるものが少なかったかなあ、と思いますね。
もうちょっと見た側も想像力、読解力を駆使させられるような詩を書けば、貴方の詩を書く力は格段に進化すると思います。
そういうことを踏まえて僕個人の評価はDかなと。
>>11 人の豹変する様をよく表現出来ていますね
いや、豹変した友人に失望する「僕」の感情ですか
ビリーザキッドという人物を知らない私でも容易く姿を思い浮かべられる
写実的なユーモアに溢れる文章に思わずニヤリとしました。
何故、友人がそうなったのか?
読み手の想像力を掻き立てる何かがあったらもっと良かったと思いますが
そうすると冗長になってテンポが崩れてしまう恐れもありますので
コレくらいの長さが丁度良いのかもしれませんね
普通に良作だと思いました。 Cですね
24 :
名前はいらない :2010/12/23(木) 22:56:54 ID:o8uq4svj
遠い山の影が浮かぶ 瞬く星々の隙間から冷たい風と暗闇 月が西の地平へと沈んでいく 今宵も透き通る黒の世界へ誘おうか {犬の遠吠えが聞こえた 暗い道を歩いていく 空ではたくさんの星が輝くがアスファルトの道路は踏まれるだけ 歩いているつもりだけれど前へ進んでいる気がしない 前ってどっちだ 私の向いている方向が前ならば、私はどこでも向くことができるのだから すべての方向は前だ 目指すべき方向が前ならば、私の目指すものは私だから 私がいる方向が前だ あぁ、そうか。 歩けば前に進むんじゃなくて、前に進むから歩いているのか} 遠い山の影が浮かぶ 瞬く星々の隙間から冷たい風と暗闇 月が西の地平へと沈んでいく 今宵も透き通る黒の世界へ誘おうか 頭の中に浮かんでは消えてゆく人々、愛すべき真っ黒の通行人 顔も声も名前もない彼らに私が与える色は黒 頭のオカシな私のオカシな隣人が今宵も姿を消す
25 :
名前はいらない :2010/12/24(金) 08:42:36 ID:rlXgD6eU
>>19-20 お前、クリスマスは独りか・・・
この時期だからかものすごく寂しく感じる
そんな俺も独りorz
26 :
名前はいらない :2010/12/24(金) 12:35:22 ID:8TlTvIlC
「自由」 工事中の広い道路の路側帯の 古いアスファルトのひび割れが 見えるほど透き通った水溜まり。 その綺麗なさざ波に逆らって 風の中へと、自転車を漕ぐ。 駅前の雑居ビルの最上階から できるだけ地平線に近い空に 左手を届くように伸ばしたら その澄んだ空気を掬い取って 口に手を当て、息を吸い込む。 この薄暗い街の片隅で ほんの小さな美しさが 胸の奥まで染み渡ったら 縛り付けられていた黒い鎖は やがて角砂糖のように崩れ この地面へと紛れるだろう。 目隠しをしていた黒い煙は やがて水蒸気のように昇り この空へと溶けるだろう。 真っ白だったあの世界へ、さよならを告げるよ。 わずかに濁ったこの世界へ、口づけをするよ。 そしたらきっと、遮るものは何も無いから 僕はまた、ゆっくりと歩き出すのさ。
27 :
名前はいらない :2010/12/24(金) 12:58:25 ID:uUrKKWDE
>>23 評価ありがとうございました。
これからも精進します。
28 :
アギラ :2010/12/24(金) 13:51:17 ID:fsH8VlN4
【不満】 毎朝、鏡で髪をセットしてる間 マジックミラーの向こうでは、葉巻を吹かした悪い奴が煙を吹きかけてくる 熱心に身だしなみを整えている俺たちを見て、あいつらは笑うだろう 玄関を出て学校に向かう時だって、アイツらはこそこそ見えないところで何かを仕掛ける 知らない間に、俺たちを躍らせる舞台が出来上がって 用意された、網で囲まれたショーに見えない鎖で繋がれて 間抜けに躍る俺たちを見て、あいつらはきっと酒を片手にこう言うぜ 「まだ滑稽さが足りてないな」 俺たちのためのステージじゃない。アイツらのためのステージで踊ってしまうんだ それが我慢ならなかった
29 :
名前はいらない :2010/12/24(金) 14:04:50 ID:pNdNGqtL
>>22 評価ありがとうござます。
どうにか十回目のデートまで書けるように頑張ります。
>>25 おう、お前もお独り様ですか…
確かにこの時期2ちゃんで詩作なんて、さびしいっすね
俺は今夜も毎年恒例お独り様で冬の花火を観に行きまっせ\(^o^)/
30 :
名前はいらない :2010/12/24(金) 23:36:28 ID:pNdNGqtL
冬のズコバコ 見渡せど見渡せど カップルばかりやがな 見渡せど見渡せど いちゃいちゃしとるがな 夜空の花火では飽き足らず 夜の寝床で何発上げんねん まあ少子化ですし 頼んまっせ 夜なのに 僕が見るのは 蒼井そら
31 :
名前はいらない :2010/12/25(土) 01:08:41 ID:jxiuyixq
誰も彼も眠る音のない夜 星の光る空に夢と希望を乗せたソリがはしる 結局雪は降らなかったけど、サンタクロースがやってくる メリークリスマス。世界中に幸せを メリークリスマス。世界中に笑顔を メリークリスマス。僕にはプレゼントを入れる靴下をくださいな 幸せも笑顔も靴下も、誰かに与えてもらうものではないけれど 町には静かに鐘の音が響く
32 :
名前はいらない :2010/12/25(土) 12:00:35 ID:51WgWL26
「ロケットブースター」 自由になるために生まれてきたのに 自由であることをいつのまにか強制されていた そのことに気がついてから急に母親の中が懐かしくなって とうとう僕はロケットブースターを肩に背負って 大気圏を捨てて月を目指した 夢を現実にするにはいつだってプラスチックと紙に頼るしかなかった 僕は昔から木星のことを愛していたし素粒子のことを崇拝していた でもそんなものには触ることができないんだ ロケットブースターは触る満足がある いまはひたすらに地球以外の石が欲しい
33 :
アギラ :2010/12/25(土) 18:26:50 ID:B4F/ZkT7
>>30 189 名前:就職戦線異状名無しさん 投稿日:05/03/08 00:49:49
今日の面接で趣味を俳句っていったら
ぜひ今一句読んでくれ。といわれた。
そこで・・・
「夜なのに、僕が見るのは、あおいそら」
といってしまった・・・・・。面接官3人、笑いなし。
シーーーーーーーーーン・・・・
ありがとうございます。
では3日後に通過・非通過のおしらせをします。
詩の要にどうどうとパクるのは、そりゃ素でやってんの?
E以下。
34 :
名前はいらない :2010/12/25(土) 23:37:15 ID:SET2K2hp
『崇高な私』 私が袖を振れば 天竺だってお経を土産に お礼参りにやってくる 私が右手を上げれば 小生意気なお釈迦様だって 髪を剃って尼になる そうだったらいいのにな どうしてそうじゃないんだろう この世界は間違っている なぜなら私が間違ってるはずがないから 雨上がりの午後 ベランダで紅茶を飲もう イスの割れ目が尻に噛み付いたら おおらかな私は微笑むだろう イスは明け方 線路に捨てるけど 私はきっと慈悲深い 私はたぶん慈悲深い
35 :
名前はいらない :2010/12/26(日) 00:08:19 ID:5putJap1
>>34 【崇高な私】
袖を振る?袖を振るって、別れを惜しむためとかでする動作だよね?
それをして何故、天竺がお礼参りに来るんだ?
つーか天竺って来るようなものじゃないでしょう。奈良とか空とか、そういう「場所」を普通意味しないか?
で、お礼参りって、神様に祈った願いが叶うことに対して、参拝することでしょ
天竺は何の願いを「私」にかなえてもらったの?それともお礼参りってのは、復讐の意味とか?
もう三行からして意味が分からん。適当な知ってる単語並べてそれっぽい雰囲気をかもし出してるつもりなのか?
ここまでくると俺の知識の方が間違ってるんじゃないかと思うぐらい、単語のつながりが分からん。説明しろ
あと なぜなら私が間違っているはずはないからって、段落必要ないよね
この世界は間違っている、って言ってるんだからその理由を説明する必要もない。冗長になる
評価 E 深い意味やレトリックでもあるなら説明しろ。ついでに年齢も教えろ。厨房や高校生ぐらいならまだ納得できる
36 :
名前はいらない :2010/12/26(日) 00:44:23 ID:WrZ8wzco
[SKY] 雲海は太陽に乾上がり 遠くに見える大樹とビルは 夕日に隠れて霞んでゆく、私一人を取り残し 置いてけぼりのこの心 星々の無垢な輝きも、硝子の目には冷たく痛い 風は歴史を運んでる、動かぬ私に見向きもせず 天を仰ぐこの心、走る事も知っている 忘れかけてた孤高の炎、見て見ぬふりしたこの笑顔 逃れられぬと覚悟して、立ち向かう事なく背を向けた 唄おう 届かぬ思いも枯れるまで 唄おう 天馬の吐息も昔の話 自然の碧は海とあなた 彷徨う街の空狭く 建物はヴィヴァーチェの光を灯す 灰色に歩く人々は、私の内にあなたを気付かせる ますます一人の私追い越して あなたを探しても、いつもあなたはそこにいる あなたの歴史は動いている、知っていても追掛けない 天を仰ぐこの心、走る事さえ知っている 忘れる振りした孤高の炎、流す涙も遅すぎて 一度逃げておきながら、諦めきれずに歩き出す 唄おう 萌え出す心押さえずに 唄おう 吐息もかき消すその歌を 自然の碧は海とあなた
>>24 1節と3節で反復されているが、大した効果はない。
2節は「相対性への疑問、答え」という主観的なもの。
核たる部分は2節だろうなあ。
でもこの詩が「相対性の発見」であれば、中身が薄い。
3節で附加された黒云々も、いささか乖離。
D
>>26 ド頭から「の」の連続と、冗長な一文。読む気を削ぐ。
なんだろうなあ、叙景的にはなってたりするけど、
伝えたいことがハッキリと伝わらない。
こういった詩は自由と銘打っておきながら自殺の詩であることもある。
恣意的にそう読み取ろうと思えば、読めなくはない。
だが自然にポジティブな詩と見ることも勿論できる。
明確な指針が見当たらないから、曖昧ですね。
D-
>>31 時節の詩。特筆すべきこともない詩。
こういう詩は、評価すべきなんかな。
誰にでもそれとなく伝わる、形骸的なものってのはさ。
クリスマスケーキと一緒で、その瞬間を味わうためだけのちょいとしたエッセンス。
売れ残れば、叩き売りかゴミ箱行きの。
とはいいながらもスレがスレだから評価するけど。
誰かを祝福するなら、こんな掃き溜めではなく然るべき人に贈ってくださいな。
D
>>32 ロケットブースターというのが、異様に唐突だった。
驚きというより、じんわりとした意外性が伝わってきた。
Elton JohnのRocket Manという歌を思い出した。
人はいつでも失ってから気づくというが、
失わないと気づかないことも多いかもしれないから、
ならば地球を飛び出すしかないかもね。
強くはないが、感慨のある詩だと思いました。
C-
>>34 >天竺だってお経を土産に
>お礼参りにやってくる
……? 天竺ってインドだろ? 場所が来るって……擬人法としてはなくはないが、ようわからん。
「私」を上に置いて、通常は崇高と云われているものを下にいなす。謙譲の逆だ。
>私はきっと慈悲深い
>私はたぶん慈悲深い
StingのShe's too good for meっつう歌を思い出した。
断定ではない。傲慢だが己で過信しきれない傲慢。その皮肉に冷笑が浮かぶ。
その冷笑が単なる侮蔑のものか、憐憫のものか、はたまたそれ以外か、人によるだろうけど。
C-
38 :
名前はいらない :2010/12/26(日) 01:33:56 ID:i4Ee5LUX
>>37 別に評価すんなとまでは言わないが、よく分からないもんまで評価せんでええよ
分かる範囲で評価すればいいんだから、よく分からないんなら放っておけば良い。別にアンタが評価する必要はない
>>38 どうせ云うなら、どれが「よく分からないもん」か指摘してくれればいいのに。
オレが評価する義務はなくても、別の誰かが評価する権利が剥奪されるわけでもないんだから、
不本意だと思うならその作品に対して、しっかり見合う評価をすればいいだけじゃないの?
評価人にでなく、詩自体に、もしくは作者になにか伝えるのがこのスレだろ。
未評価一覧 前スレ >661 >667 >709 現行スレ >12-13 >21 >28 >36 間違いや過不足などあれば適宜の修正、よろしくどうぞ。
41 :
24 :2010/12/26(日) 01:56:08 ID:QWxEvt/r
>>37 評価ありがとうございます
マンガや小説、あるいはテレビドラマとかで
作品全体としてのストーリー性がない一話完結モノってありますよね
一話ずつ見るとバラバラだけど、なんとなく全体に通る芯みたいなものがある
そんな感じのがかけたらなぁ。と思ってかいたものです、これ。
いうまでもなく{}内が一話一話異なるとこです
毎回テーマは違うけど、そこに出てくる主人公的な人物は「私」の頭の中の黒い人物なんだ
みたいなね
一冊の本になって、最初のページに一連、最後のページに三連のようなのが
もっと上手なものになっていたらいい感じになったかもしれないなぁと思いました今更
42 :
名前はいらない :2010/12/26(日) 02:02:12 ID:i4Ee5LUX
43 :
名前はいらない :2010/12/26(日) 02:05:07 ID:rVS3joCt
【繋がり】 「無償は血の繋がりだけで、他人は利害関係が生んだ情でしか維持できない」 理解したところで何が変わるわけじゃない 気付いてないフリをして、そのルールに従って、魂が疲れていくのは悲しすぎる きっと、欲しいから与えるんじゃない。与えることで、それだけで足る日が来たら、きっと 魂は休まるのだと、信じて
44 :
名前はいらない :2010/12/26(日) 03:29:47 ID:VSOcjHyd
「ダンデライオン」 高層ビルが乱立する都会の片隅。 誰もが忘れてしまった道の途中で 黒と黒の隙間に咲いたタンポポが 儚く放っているその透明な色は お前のその瞳のように純粋だよ。 湧き上がる泉を救い上げるように その心から目をそむけないで、 どれほど悲しい偶然に出会っても どれほど切ない必然が待っていても お前のその瞳は全て映し出すよ。 あの白く小さな胞子が どこか見たこともない景色へ 美しい命を運んでいく。 どんな場所でも、何が起ころうとも その花はただ咲き続けるだけだろう。 誰もが忘れてしまった道の途中で 儚く放っているその透明な色は お前のその瞳のように純粋だよ。
45 :
名前はいらない :2010/12/26(日) 22:15:36 ID:koD4W65B
46 :
名前はいらない :2010/12/27(月) 01:12:18 ID:FFD4Wlni
「デージー」 少しパーマのかかった茶色い髪。 白のジャケットに紫のスカート。 無愛想な君が少しだけ笑った。 晴れた日にだけ素顔を見せる 気分屋な香りが一面に漂った この白と黄色の斜面の途中で。 いつかこの祈りに似ている香りを あの海の底へと沈めてあげたい。 絶え間なく青だけを運ぶ風の中 できる限りの小さな船を漕いで 数え切れない程の生命の消滅を ただ眺めてきたあの海の途中で。 壊れるくらい晴れた空の真下。 あの娘は撃たれて死んでしまった。 呆れるくらい愚かな争いの中。 あの娘は土へと還ってしまった。 吹き飛ばされて散らばっている この白と黄色の斜面の途中で。 いつの日か僕はこの綺麗な花を あの海の底へと沈めてあげたい。 この気分屋で、祈りに似ている 優しい香りに願いをこめながら あの海の底へと沈めてあげたい。
47 :
名前はいらない :2010/12/27(月) 07:59:26 ID:jA0HUJFe
『仰ぎ見』 たぶん自分のことだ。 嫌いになったわけじゃない。 ただ手詰まりだった。 「チェックメイト」 ゲーム感覚で人の心を弄ぶ輩がいるなら、 私はゲーム感覚で人の心を救う。 ゲームだから、そこにはルールがあって、 そのルールは絶対的。 それを破れば誰も救えなくなる。 それは、つまり、負けを意味する。 「ゲームセット」 たぶん、負けたんだ。 悔しくてしょうがなかったのは。 でも、そこにある景色はそう悪いものじゃないだろう? 訪れた平穏は、退屈という言葉に留まらせてはいけないんだ。
48 :
ヤタロク :2010/12/27(月) 10:30:57 ID:VZTigFHb
「くらげの星」 ゆられるくらげが都内上空に 舞い降りるとき 世界は終わるの くらげは多分 宇宙の生命体 人間をみつけて 世界を奪うの 大学の本館の屋上で私 くらげの来襲を待ちかまえてる くらげはスポンジに弱いって噂が 流れてるけどほんとは関係ない 冬の空気は乾燥していて 私たちの唇はひどくパサつく その隙間にくらげは目を付けていて 人間のからだを奪ってしまうの くらげに唇を奪われた私は 触手を伸ばして壊れる世界に触れる おんなじようにくらげになった彼に 好きだよって触手を交わすの くらげは世界を海に沈める 暴走している日本にミサイルが来るけど 私はくらげとミサイル壊しちゃうわ 海洋生物くらげとわたしのドッキング 海に沈んだらアトランティスあったよ 宇宙生命体わたしは口から泡を吐いて 海底の星をみる 飛沫が跳ね返ったくらげの国で 海底の星をみる
49 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/27(月) 11:22:22 ID:4/AcFVVi
「On the road」 黒光りする冷たげなアスファルト 車に乗ってとばせばあっという間に10キロの道のりだってゆける それはちょうど食事に行くような、腹を満たすために、楽しみのために、 行くような、ことにだって便利だ マラソンは、足を痛めるからしたくない 土の運動場を踏みしめることが、必要なんだ いずれにせよ車は排気ガスの害と引き替えに移動を可能にした 愛しき人を横に乗せ、海へ出かけるようなロマンチック、夢に見る そこが終点で、二人の夢を投げかけるための、広い広い青い海 雨のなかの嵐の海へこぎ出そうという勇気と準備も 俺にはあるさ
50 :
アギラ :2010/12/27(月) 12:37:49 ID:wyTEPHjj
>>49 ちょっとスカした感じの、ブランキージェットシティーが流行っていた頃と同時期に、ラジオから聞こえてくるような歌詞みたい
悪くないんだけど、腹六分目ぐらいの量で足りない
なんか最近解脱でもした?
道を愛する人と一緒に、自由な場所までいけたらいいね。そういう願望は多分、誰もが望んでいるものなんだろう
あんまりらしくない詩を書くね
D+
交通機関の発達により「俺たちの世界」は広がったけど、「世界」は狭くなったよね
51 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/27(月) 13:14:40 ID:4/AcFVVi
>>50 49の評価ありがとうございます。
歌詞みたいなのは、散文をあまり書いてないからかもしれません。
願望を望むという言い方は気をつけた方が良いかも。
解脱かあ。結果的にはそういうことかもね。めがねを変えて、視界がよくなって、過去に縛られなくなったという現象を名付けるなら。
「俺たちの世界」という言い方、面白いですね。客観環境としての世界と、内的行動範囲としての世界か。
〜あたたかいnamida〜 大好き。なんども心でつぶやく。 声にならないから あなたには届かない。 今すぐにでもつたえたいよ。 最後に会った日から何日過ぎたのかな。 あなたも同じ気持ちなのかな。 きっとそうだから あなたの声も聞こえない。 本当に悲しい時って声にならないね。 こんなにも好きなのに。 ふたりが同じ気持ちだから 近づけない。 だけど心は離れられない。 今はセツナイけど ふたりの記憶は消えないよ。 会えないけど 目を閉じれば あなたを思い出せる。 ありがとう。 あたたかい涙が 雪をとかすよ。
53 :
名前はいらない :2010/12/28(火) 00:13:41 ID:DCCOqpaQ
>>37 ロケットブースター
>>32 書いた者だ
これからもがんばるよ
本職は詩じゃなくて漫画なんだけど
ありがとうね
54 :
空 :2010/12/28(火) 03:02:27 ID:CvNwARiE
「From the future」 誰かが傷付いてるのに言葉をやれない 自分の立場を守るのに必死だから 「アイツが気に食わないから」理由はそれだけ 相手の立場にならないと分からない頭 他人の生活に土足で踏み込んで めちゃくちゃにしたらそれで終わりかい 知らないフリも同じ 少しでも耳を傾けた今 何もしてないも同じ 少なくとも君は見ていたから 自分が傷付いた時は不満ばかり 誰にも言えない 苦しみを知らないだけ あなたは本当に強い これまでも これからも 同じ立場じゃないけど心から思うよ 君の生活の安全 安心は誰かの犠牲の上でなっていた 知らないフリも同じ 少しでも耳を傾けた今 何もしてないも同じ 少なくとも君は見ていたから 間違っていい 怖がらなくていい ひとつずつ 少しずつ 覚えていけばいい 知らないフリはもうしない 現在から耳を傾けた過去に 言い訳は二度としない 間違わない 君は僕だから
55 :
千羽鶴 :2010/12/28(火) 10:28:03 ID:L7/uTiEN
淡い空に彩を重ねて 暗い夜の恐怖を呼び出しても 助けは来ない 茨の道 せめて届けばと祈りをこめて 赤く染まる鶴に願った この今は幸せの対価であってほしいと 飛び立てば 不安定な翼は誰かを巻き込み 名も知らぬ隣人達と旅立つ夜明け 誰や誰かが平和をとき 呪いも知らぬ一時の気紛れ 私たちはどこまで信じていていいのでしょう 過ぎた過去に戻らぬ時間 失われた命はどこまで儚い すり減ってく現実を悔やんで 勇猛な者に己を重ねて 願いが叶う日を待ち構えている 知らぬ知らぬ流れる記憶 空を染めた朱色の雨 願いを背負いすぎて飛び立てぬ鶴 地獄は満席 彷徨う覚悟を
56 :
名前はいらない :2010/12/28(火) 14:49:45 ID:My5yXy7j
57 :
名前はいらない :2010/12/29(水) 01:48:46 ID:iNkJQ5Cu
「孤独なタクシードライバー」 コーヒーの空き缶を捨てるのを ためらう程冷たい12月の夜。 月という凍りついた柱時計が 時間をどこかへ消し去ったとき 橋の向こうにある海沿いの街は ひび割れたショーウインドウに 置かれた宝石の様に哀しく光る。 こんな風景を眺めながら タクシードライバーは今日も夜を行く。 戦場で左足と右足を失くした 少年は杖を突いて歩き続ける。 遠い島で見た空と海の青さを 缶のスプレーに詰め込んで コンクリートに一本の線を いつまでも引き続けている。 皆に本当の青を伝えるため。 こんな物語を浮かべながら タクシードライバーは今日も夜を行く。 スーツを着た30歳位の男が 綺麗にラップされた白い箱を 大事そうに抱えながら言った。 “今日俺はサンタさんだから” ただの最後の月の24日目だと この日の意味を忘れていた彼も 少しだけ暖かい気持ちになった。 こんな客を送りながら タクシードライバーは今日も夜を行く。
>>43 なんていうかなあ、詩って伝達手段であるのは当然として、
コミュニケーションツールなわけですよ。
で、やっぱりここにある多くの詩は
「……だから?」でおわるのがほとんどなんだよね。
そういうことを理解したんですね。
そう思われたんですね。それを書きたかったんですね。
僕にはとくになんの感慨も湧きませんでした。尾張。
D-
>>44 この手の詩の「お前」だとか「君」ってのは、
伏し目がちでも前を見ている少年少女たちをだまくらかすためのもので
とっくにそんな青い時期を通り越して
黒い斑点が出てきてるオジサンオバサンたちには
「あ、俺/私たちのことじゃないのね」と理解できるんだよね。
そんでタンポポの綿毛は種子だよね。
あとこういったのはせいぜいメロディアスな曲にのせないと。
「臆病者の反撃」さんみたいなさ。
情緒ある詩なんてもんじゃないんだからさ。
D-
>>46 うん、わかりやすい。安いビジュアル系のバラードっぽいな。
ただ戦争の死にしては、あまりにも華やかだわ。
もっと土煙にまみれて血みどろになって
怒号と悲鳴のなか虚ろに明後日のほう見てないと。
切り取られた絵画のような華美。
まさにつくりもんだね。ちょっち斜面ってのが気になったけど。
D
>>47 ジグソーパズルを想像してほしい。絵柄は一面の青空。
すべてのピースは正方形。1000ピース。
ほとんど青で、たまに雲の白がある程度。
何時間か何日か何週間か何年かかければ組めるかもしれない。
けどそんなジグソー買いたい組みたいなんて思えないわな。
D-
>>48 うん、女の書きそうな詩だ。
こういう妄想に近い空想は、不思議系と思われそうなんだよな。
実際そうなのかもしれんけどさ。
こういうのは深く追求してはいかん。
なにがどの比喩で、隠喩なのかと探ってはならん。
その空気に合わなけりゃそれだけってもんだ。
その点に関して、俺は別にこの詩の存在を否定はせんけども、
最後の「海底の星」ってのがプランクトンなのか
海底に沈んだ何かなのかハッキリわからなんだ。
ここで云っておくことがあるとすれば、木村カエラだけは大嫌いだってことぐらい。
D
>>52 J-POP崩れだ! しかも面白くない!
今日バラエティ番組であだ名つけ男の
元猿岩石の有吉が別れた女のことばらされてたけどさ
4年ぐらい附き合ってでも結婚を考えられなくて
彼女に答えを待ってもらうのも悪いから別れたらしいんだ。
結婚考えらんないのは、本人の甲斐性がないからとからしいけど。
感動したわ! 有吉さん愛してる! ラブラブチュッチュ☆
とはならんだろ。ふーん、へー、なんかキャラと違うね。ぐらい。
あんたにはそもそもキャラすらないんだし、
ふーん、へー、知らんがな。ぐらいですよ。
D-
>>54 核心のできごとを曖昧にぼかして
不特定多数の方々に共感してもらう作戦ですか。
J-POPの常套手段ですね。
タイトルは今過去を振り返ると、って意味かな?
まさかマジでのびちゃんが未来でのロボVS人間戦争で
人間サイドのボスになるからのびちゃんを殺すために
シュワちゃん型ドラえもんがアッチから来ました的な未来じゃないよね。
てかゴメン、そこもあんま興味ないんだ。
D-
>>55 嫌いじゃなよ。ちょっちウザいけど。
ウザさは「誰や誰かが」「過ぎた過去」「知らぬ知らぬ」
こういった反復のせいだね。俺の実感としては間違いない。
清涼院流水の小説、これに冗長にも密室連続殺人を
20近く(以上?)続けるというものがあるんだが、
密室というのが必ずしも「どこからも人が入れない空間」ではなく
「人が他に入った形跡・事実がない密室」ってのがある。
窓やドアの開いた家でも、何人もの監視人が外から隈なく見ていて
外から誰も入らずに中の人が死んでたら密室、ってな具合に。
この詩の場合は、誰も監視すらしてないんだが、
自分の感じる他者との絆が自分を密室に閉じ込めてしまってる。
その絆って糸が強いほどピアノ線みたいに食い込んで
そのまま動くのも痛く、断ち切ったときの反動は尚更。
ちょっと動けばどこかでギリリと糸が張るんだわな。
うん、共感できる視点だと俺は思う。
鶴をひとつガジェットとして使ってるのも頷ける。
が、「赤く染まる鶴」というのが思わせぶり。
これがただ赤い色ということなのか隠れた事件があったのか。
たとえば身動きがとれなくなった原因としてのひとつの事件とか。
そこまで推測が届かないのがちと勿体なかった。
C-
>>57 「こんな」は「そんな」じゃあかんかったんかな。
なんか「こちらにいらっしゃるドライバーさんをご紹介します」
みたいに、紹介する作者が隣にいちゃうんだよ。
あんたいらんのよ。舞台裏に隠れてなよ。
1節、空き缶を捨てるのためらう理由がわからん。
中身ないから暖かくないし、捨てた後に拾う人のことなら時節関係ないし。
中身なくなった後の温もりの残滓?
あと宝石の喩えは、どっかから引用してきてノリでつけたみたい。浮いてる。
3節、両足なかったら匍匐でないの? もしくは車椅子。
もちろん片足は足首から下がないだけってこともあるだろうけどさ、
それだと少年の足ないパターンがいくつもあるから、ややこしいわけよ。
しかも物語ってことはドライバーの妄想?
なんか悩まされた分、損した気分。
5節、街中移動しまくるドライバーなら
街の雰囲気すぐに察知してクリスマスって理解しそうだけどな。
まあ1ヶ月ほど前からずっと街ってクリスマスムードなるから
慣れてしまってわからんようなるってこともありそうだけど。
なんつーか、いろいろブレが大きすぎ。
破れた土嚢みたいに穴からなんか出てきてんのよ。
ちゃんと穴ふさいどいてくらさい。
D
63 :
名前はいらない :2010/12/29(水) 08:46:07 ID:0pkCh58v
NONPHILIA ◆/6V.PHILIAさん、いつもありがとうございます!
64 :
名前はいらない :2010/12/29(水) 09:28:16 ID:iijZG/97
NONPHILIA ◆/6V.PHILIAさんちーっす(^^)!!! あいかわらずの体育会系評価、マジパネェっす!!!! しかし自分が指摘すんのもあれなんすけど、 できたら初歩的な行間ぐらいは読んでほしいっす!!! お願いしゃっす(^^)!!!! !!!!
65 :
名前はいらない :2010/12/29(水) 12:16:11 ID:DRyO7V8W
NONPHILIA◆/6V.PHILIAさん 評価ありがとうございます!これからもいいモノを書けるよう精進しますm(_ _)m
66 :
名前はいらない :2010/12/29(水) 18:18:05 ID:ykZkYDHF
>>60 評価ありがとうございます!
個人的には戦争をテーマに書いてみたのですが、読み手に伝えるのは難しいものですね…
今後も精進します!
67 :
名前はいらない :2010/12/29(水) 21:24:22 ID:uq+G73/1
>>61 ってきらわれてんのか?
おにゃのこいじめたらダメだぞ、みんな。
68 :
名前はいらない :2010/12/29(水) 23:30:40 ID:Lewzj9gj
二回目になります。
未熟者ですがどうか
>>36 も宜しく御願い致します
[今日一日を頑張りたい貴方へ送る]
朝露輝きアレグロの小鳥の唄は夢運ぶ
世界は照らされ足音踊る
遠くそびえる山頂は雪も残らず青々と
世界は照らされ足音踊る
五線譜飛び出すファンファーレ
耳をくすぐる微かな音色、道の仔猫は気付いてる
歌声重ね手を繋ごう
夕立案ずる事はない僕らは共鳴してるんだ
船に帆をあげ駆け抜ける
誰も目覚めぬ住宅街も若葉の萌ゆるメロディーが
繋いだ手と手を優しく包み賢者のマーチを歓喜とす
世界は照らされ足音踊る
世界は照らされ足音踊る
69 :
名前はいらない :2010/12/29(水) 23:41:07 ID:ODydH9fv
70 :
名前はいらない :2010/12/30(木) 01:15:49 ID:mbmLivsi
風に舞う花片が美しく あの日の君を思い出す 満開になる花の様に 君は微笑むんだ… それを見た僕は 胸が張り裂けるような 痛みを覚えた 何故、君はそんなに 笑顔になれるの? 苦しいはずなのは 君の方なのに 僕は君を救えない 君の笑顔は残酷だ 「愛してる」 今なら言えるのに もう君は居ないんだ… 君が居ないと言うのに 地球は今日も廻る 君を欠いた世界は 何事も無いかのように 今日も過ぎて行く 歯痒い程に、難い 「さよなら」 は言わない 「ありがとう」 を送るよ
71 :
名前はいらない :2010/12/30(木) 13:29:49 ID:Eo/XDzRP
>>67 厳しい評価するやつは結構いるが
>>61 は、敵意みたいのが行間にあふれてるんだな。
「オマエがおりこうなのはよく分かったから、ちょっと黙れ」って感じ。
なんで他の奴のDは納得できるのに、コイツのDには「?」って思うんだろうな。
悪意を感じるからか?
それとも、コイツが自分の言葉で語ってないのがバレバレだからか?
俺は人さまの作品評価するには優しさがないとだめだと思う。
それがない奴の言葉はどんな正論でも、聞けない。
厳しさの中にも優しさがあってほしい。下手くそなド素人だからこそ、光るものがより目だつんだろ。
72 :
名前はいらない :2010/12/30(木) 14:50:22 ID:xLykXVpc
>>71 にもかかわらずあの長さの評価は将にツンデレ為るとす。
いや別にえーやん。再評価してもらえよ。
73 :
名前はいらない :2010/12/30(木) 15:32:41 ID:o/v185Gw
>>12-13 衣服とは寒暖の調節や自己防衛の他に、自己表現の手段でもある。
この詩の一番いけないところは、衣服=身を隠す、という概念に加えて、
隠すという概念が衣服というよりパンツのみに限定されている点。
作中の「君」はきっとパンツ以外にも服を着ているようであるのに、大本の概念付けが少しあやふや。
それに、自己表現という言い訳を打破するまでには至れていない。
そしてこの二人はきっと互いの主義は食い違っているのに、手を繋いでずっといる。
「僕」を脱がしたのは「君」なのに、肝心の「君」がまだ衣服を身につけているとは、それは「僕」の勘違いに過ぎないのではないか。
パンツの世界というコミカルな設定なのに、こうあまり意味の無い言葉で迂回を繰り返した文も頂けない。
柔らかな口調と詩の雰囲気はとても好印象だけに残念です。
君と出会う前〜気付いたんだ、の部分は気合いが足りずに挫折しました。D-
>>21 詩というより、小説の切り出しのようなイメージ。
怠惰でベッドに無気力のまま転がっているはずなのに、自分自身への描写が結構はっきりしていて、うーん。元気そうです。
そのくせ「僕」というのがひたすら受動的であるので、もしかしてはなから甘える気だったのでは、
という邪推ができます。大体、早朝から訪ねてくる人はいないはずですし、
「君」がいる横で泣いていたら、そりゃ慰めてくれるというものです。
その他表現もやや平坦。工夫の無い、ありふれて分かりやすい文章。
その素朴さゆえに五、六行目がもっと自然に、ふっと表現できるような余裕があればよかった。
E+
74 :
名前はいらない :2010/12/30(木) 16:06:18 ID:o/v185Gw
マジックミラーの向こうからこちらは見えているはず、しかし、鏡として利用している自分からは勿論煙なんて見えない。
他のマジックミラーもあるんでしょうか。無知ですみません。
そんなことはともかく。
五〜七行目は、て、て、て、で繋がれてキツキツしているうえに、ちょっと並んだ順番も分かりにくい。
きっと滑稽といわれる、そして自身も滑稽だと思っている。のに、踊る。
それこそが不満で、適当なステージこそほしい、という〆だと思われる。
その不満のステージこそ学校である、という感じだろうが、
つまり、青春の反発か。で片づけたくなる。それを逆手に取った自虐なのだろうか。
わからない。そして、俺たちというのは具体的にどこへ向かいたいのだろうか。
あと、不満というのは我慢の結果ではないだろうか。E
>>36 空には星のひかりと雲と、そしてやはり空しかない。
歴史や、人、建造物も火も水も薙ぐ風も、あの高い高い空までは届かない。
「私」がいる場所も、そこにある何かも、結局はお天道様にはどーでもいいことで、
そういう夕日に佇む始まりというのは、まさに矮小さを表している。
つまり、そこから下の事象はどれもこれもこの詩の中では小さな出来事に過ぎないのでしょう。
そんな小さな中でもドラマはあります。あるのだけれども、
壮大な言葉に振り回されて、「私」というものを描き出すには遠い。
だから、ただ仰々しい言葉の羅列に見えてしまう。で、何がしたいの。と尋ねたい。
そのような言葉対経験の作詩のレベルというのは書けば身につくものだと思うが、
この詩は何より題名が「SKY」であって、唄っても唄ってもお天道様の下には違いないです…。
それだけ題名というのは大きな力を持っています。
E
75 :
名前はいらない :2010/12/30(木) 18:03:34 ID:qNpu1SOF
だーかーらーE評価は日本語として破綻してる文章だっつーのに 普通に読める詩でも最低レベルはDっつーの
76 :
名前はいらない :2010/12/30(木) 18:25:38 ID:6lUQLOSe
E評価をつけるのは簡単だから そうやってしまう気持ちはわかる 評価人として DとEを連発すると ちゃんと読んでないんじゃないかと疑われることを 念頭に置いても悪くないはず
77 :
アギラ :2010/12/30(木) 18:29:37 ID:kLaWocZH
>>74 評価トン
【四畳半】
物はあってもがらんどうの部屋の中
死体の真似して今日も寝そべる
雨があがったベランダの
窓が少し開いている
出てみようかどうしようか
物はあってもがらんどうの部屋の中
死体の真似して今日も寝そべる
部屋の電球が切れかけて
点滅する間に蛾が飛び跳ねる
同じような呼吸を真似た
物はあってもがらんどうの部屋の中
死体の真似して今日も寝そべる
夢と現の境目で
忘れたように目を開く
視界の隅で蛾が眠る
空も無いのに空抱くように
楽しかった事も辛かった事も
少し忘れて眠りにつきたい
78 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/30(木) 19:51:02 ID:x3/t0E1x
【評価】
・私の評価に対する本人、他人等の意見は歓迎です。それらに対しては、なにがしかのレスポンスをするかもしれません。
暇な人、詳しく私の意見を聞きたい人などどうぞ。
>>661 :『パんダの心など』
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/poem/1284045018/661 この詩の新しさを生み出していると思われる表現の箇所は、「“ミカンガタベタイ”」というところ。
酸素マスクをしてこういう声に聞こえるのかと、日常に暮らしていては想像しないような、不便さ、苦痛、不自由
などが日常であると言うことに思いが至る。そして、一人では生きていないという、愛の形、が表現されている。
短いけど、意味はある。パんダという、愛称が、どちらの物なのか、しかし、そこには一番この詩においてココロが
表現として伝わってくる箇所であるように思われる。センスは無いはずはないと思うので、センゴ的にはさらなる精進で
臨め、と言いたくなる。D+
あ、一個まえのスレだった
>>661 :「自殺者の視点」
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/poem/1287867936/661 クラムボンの使い方は、宮沢賢治でも納得したであろう程度まで、こなれていると思う。
何も知らないまま〜流れた、というところなど、宮沢賢治を呼んでいるような錯覚を起こすほど、自然で美しい文だ。
問題は、自殺者と父の関係である。父の所為で、自殺しようというのは、おそらく女性ではないかと想像した。
父の知っていたことと、知らなかったこと、それはおそらく、前者が、無邪気な気分の自分で、後者が、世間にもまれて
分からなくなった自分ではないか、と想像した。
文に余分なところはなく、構成の美によって、意味を二重に重なるように、「反転」において読み比べができる、非常に
創造的な詩であると思った。長いのでもってもっと自分にチャレンジして欲しいなあと、思った。D+
79 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/30(木) 19:51:52 ID:x3/t0E1x
「波動拳」 波動拳 波動拳 波動拳 波動拳 渦中に委ねて何度も叫ぶ いつまでも喉を嗄らせながら 何度も人の求めるまで 昇竜拳 昇竜拳 昇竜拳 昇竜拳 近づくならば容赦はしない 倒れたいなら加減はしない 飽きもしらずに拳をふるう 真空竜巻旋風脚 真空竜巻旋風脚 男も女も大人も子もなく 対峙する者を足蹴にする 疲れなんて知らないように 波動拳 波動拳 波動拳 波動拳 拳を下ろすのは忘れられたとき
82 :
名前はいらない :2010/12/30(木) 21:47:40 ID:e+Pmdc3p
ゲームのしすぎでは?
83 :
名前はいらない :2010/12/30(木) 21:56:21 ID:mbmLivsi
84 :
名前はいらない :2010/12/30(木) 21:57:56 ID:/aOx1xrz
85 :
名前はいらない :2010/12/30(木) 22:18:21 ID:o/v185Gw
失礼。まとめるの忘れてた。
未評価一覧 >62
前スレ
なし
現行スレ
>77 >81
>>76 >E評価をつけるのは簡単だから
なんだそれ。
この詩気に入らないよペッペッE
つまりこういうことですよね?それは何か違うと思うけれど。
評価の価値に易も難もないと思います。
とはいえ、日本語の破たんが基準、とありましたが、
この評価は詩としての破たんを基準にしました。
86 :
名前はいらない :2010/12/30(木) 22:30:39 ID:mbmLivsi
87 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/30(木) 22:34:21 ID:x3/t0E1x
>>70 :無題
花にたとえて、花の情景と共に「君」を描く。笑顔の「君」の好ましさを、具体的に描写してもよかったんじゃ
無いかと思った。切ない状況と、恋の失敗、取り返しのつかない。できすぎのストーリーと言えてしまう
様にも思うが、破綻のない描写力は、それなりの物がある。実力を発揮できる作風の詩も読んでみたい。D+
88 :
名前はいらない :2010/12/30(木) 22:45:02 ID:mbmLivsi
>>87 評価有難うございます。
非常に参考になりました
日々、精進致したいと思います。
誠に有難うございます。
89 :
名前はいらない :2010/12/30(木) 22:47:35 ID:/aOx1xrz
>>86 擬似にしても、喪失感の表現がいまいちです。
詩という物は体験が勝ります。
それから、体験した者にしか共感できない部分もあります。
たとえば、NONPHILIA さんの評価は細かくてとても良い感性をお持ちですが
体験的な経験不足の評価を感じています。
これからも色々な体験をして良い詩を書いてくださいね。
90 :
名前はいらない :2010/12/30(木) 22:56:58 ID:mbmLivsi
>>89 アドバイスを有難うございます。
まだまだ未熟者ですが、それも踏まえてこれからも努力致します。
感謝致します。
有難うございます。
91 :
まるちーちゃん :2010/12/31(金) 03:52:20 ID:+wjsaAPZ
>>79 有意義に過ごす時に暇は無く
故に自己献身に注ぐ暇は存在しない
歩道での佇みに目を向ける者はかの花の名を「暇あり」と呼び
回転する太陽のフレアに似た花弁を見つめる者はその花を「火回り」と呼んだ
花の名は「向日葵」
その名の本当の意味を知る者こそ数少なく
言葉を知っているだけで意味を知らぬ者が多い
そして意味を知る者の中に「向日葵」は含まれない
言葉ひとつの意味など「向日葵」の預かり知らぬ処であり
例えば路傍でボケッと突っ立っていようが「暇あり」と思われようが
「晩年、種、いっぱいつけんねん!」であり、
「ハムスターの餌ちゃうねん」なのである
しかし、「種いっぱいつけんねん!」は己の為であるからそんな事を威張られても困るし、
ハムスターは向日葵の種が大好きだ
などと僕が考えてるのを知ってか知らずか今札幌の外れの路傍に向日葵の花が
咲いてませんけど
冬ですから…
冬道、
滑ります
>>73 評価をありがとうございます。
>>12-13 の作者です。
ぶっちゃけ、勢いだけで書いたような代物ですが
じっくり読んで頂けた様子で大変恐縮な思いです。
自己表現の開拓という目的で題材にシモネタを選んだ訳ですが
正直、シモネタは難しいですね、シュールギャグにもなれませんでした。
その作品を投稿してから、作中の「君」の心境について考え
また一つ、冗長なものを作りましたので
また、お付き合い頂ければ幸甚の想いにございます。
改めて、評価をありがとうございました。
D-は自分の実力と素直に認め、精進します。
『ノーパンツ・ファンタジー』 これは まだ誰も知らない メチャクチャな作り話 あなたと二人 手を繋いで 何も無い空を見上げていた 何が楽しいのか分からないけど あなたが笑っていると 私も楽しくなって笑ってしまう あなたは覚えていないかもしれないけど ここは 私とあなたが出会った場所 泣いていた私を あなたが見つけてくれた場所 自分勝手で わがままで 人の気持ちを考えない 格好付けて 見え張って 独り善がりな無茶ばかり あなたはそういう人 自分の気分を良くする為に 歯の浮くような綺麗事を口にして 些細な事にもむきになって 取り繕う為に本気で偽善染みた事をする でも あなたは本心を隠すのがヘタクソだから 本当はただ臆病なだけだって事は 皆にばれてる あなたは きっと知らない 独り善がりな綺麗事が その心証はどうであれ 結果として沢山の人達を励ましていた事 取り繕う為に行った偽善が その心証はどうであれ 結果として沢山の人達を助けていた事 その沢山の人達の中に私が居た事 あなたは 知らない 私は あなたの様になりたくて ずっと あなたのやっていた事の真似ばかりしていた 辛くて 苦しくて 悲しいだけだった 私は あなたの様にはなれなかった だから あなたの事をずっと見ていた 私にはできない事をやっているあなたは 私の憧れ あなたの存在が 私の中で大きくなっていった きっと それと同じ様に あなたの存在は あなたの中で大きくなっていた あなたは挫けようとしていた 二度と立ち直れなくなるくらい 疲れ果てていた 誰もそれに気付かなかった いつも無茶ばかりしていたから 今度も同じだろう 皆そう思っていた 私には 分かった ずっと真似してきたから いつも見ていたから 本心が急いで強がりに隠れていったのを見過ごせなかった 計り知れない悩みの中で声も出せずにいる事 辛くて 苦しくて 悲しい事を知っているのに 私は 何もできなかった あなたの為にできる事が何も無くて ただ 泣いていた
あなたと二人 手を繋いで 何も無い空を見上げていた やめればいいのに あなたは素っ裸になって 足をガクガクと震わせている 顔を真っ赤にしながら 上擦った声で 君も脱げばいいのにと言われても 見てるだけでいいとしか言えないよ あなたは覚えていないかもしれないけど ここは 私とあなたが出会った場所 あなたと一緒に居たかった私に 手を差し伸べてくれた場所 あなたの様になれない私を あなたは好きだと言ってくれたから 私はもう何があっても 私のままでいられます 私も あなたの事が好きです あなたはもう何があっても 私の大好きなあなたです 変な人のふりをしても無駄です 本当は根がまともだって事は 私にばれています 何かに向かって手を振るあなた 私も真似して手を振った あなたの全てを理解する事は 多分できない だから いつまでも傍にいよう 同じものを見て 同じものを聴いて 少しだけあなたを理解できたら きっと あなたの事を語ろう あなたが私に教えてくれた笑顔が 誰にでも伝わる様な ステキなお話を 一緒に作ろう 昔々 ある所に とても勇敢な愚か者がいました 自由気ままに 横暴に振舞って 沢山の人達を幸せにしました これは まだ誰も知らない メチャクチャな作り話
95 :
名前はいらない :2010/12/31(金) 18:11:46 ID:GhLJLxyg
>>81 北斗の拳かよ。
自分の詩へのスタンスひねくってみたか?
どうせここでどんな評価したって、いやその取り方違うのよ、って評価潰しすんだろw
女と気取られたもんだから、男主張してぇってか。そういうとこが底が浅いっての。
パイパンだったらそれもかわいいけどな。
D-
96 :
名前はいらない :2010/12/31(金) 18:29:22 ID:OQDH4Huw
>>95 おまえは大きな過ちを犯している
北斗の拳ではない
ストリートファイターだ
そしてただそれだけのものだ
>>81 D−でもまだ甘い
97 :
名前はいらない :2010/12/31(金) 19:43:46 ID:RoWTYh1K
「無音の大晦日」 こんな時間にも明かりの無いアパート 車の音もしない ときどき救急車が通っている ああいう人は可哀想だ 熱の無い咳と腹痛だけの風邪で ずっと横になっていた 年末には帰れるように頑張ってきたのに 年末には帰れるように頑張ってきたのに 去年の年越しそばを思い出しながら おかゆを食べるなんて無理がありすぎた 直線距離589kmの故郷では 5/6の家族が歌合戦を見ているころ こういうときの携帯電話とネットは癪だ 俺はさっきの救急車の音を聞くのと 同じような目で見られているんだ ああいう人は可哀想なんだと そしてこの風邪は うつされたもの
98 :
名前はいらない :2010/12/31(金) 21:00:59 ID:NEV3g6oD
99 :
Chiave :2010/12/31(金) 22:25:32 ID:+wjsaAPZ
お前の初恋の想い出はまるで 鍵をかけ忘れた和式汲み取りの便器さ 背を向けて座り込むお前の耳に ノックもされずに開かれるドアの音が聴こえる ギィィ ブリ、ポチャーン 吐息の咆哮を放ち心臓が止まりそうな男の無音の絶叫はお前の耳に刻まれ 尻を向けて振り返るお前の恥辱と哀願まみれの歪んだ顔が男の網膜に刻まれる 初恋…初恋!! ギィィ、バタン
100 :
名前はいらない :2011/01/01(土) 23:49:35 ID:2DZofiWx
愛し合えば 愛し合う程 傷付け合うことしか 出来なかったね、と 優しい美化された思い出に浸り 2人、囲む空気はあの日から 何も変わって無かったよ。 泣いて 笑い、あと少し…と キスをしたね。 もう 愛してると 呟くことは 二度と出来ないけど 心の中では 声が枯れるほど 叫んで、笑ったよ。 頑張って 笑ったんだよ。
102 :
名前はいらない :2011/01/02(日) 01:11:59 ID:Im8O6yJ4
眩しく輝く光の方へ きっと貴方を照らすから 私は貴方の追い風に 貴方は前に進むだけ 愛しく儚く消えるなら 必ず後悔してしまう ならば後悔して見せよう 私の想いを紡ぎ行き この地球(ほし)に生まれ この地に立てば 貴方は必死に生きるでしょう 私が支えてあげるから 神様、お願いします 私の翼を彼の元へ 羽撃く事を忘れた天使は 傷付く事を恐れない 祈りを捧げ 貴方を見詰め 必ず救いの手を 差し延べるから ――貴方は生きて――
103 :
名前はいらない :2011/01/02(日) 19:57:27 ID:Im8O6yJ4
>>102 キレイな詩です。白々しいほどにキレイです。
この詩は「私」から「貴方」に向けられたもので僕とはまったくの無関係です。
さらに僕は美辞麗句を信じることができませんので、美辞麗句は美辞麗句です。
テレビを見ていて、内容に入り込めないときは得てして詰まらないものです。
僕はこの詩に、僕の入り込む余地がないと感じました。
D-
>>100 >優しい美化された思い出に浸り
優しく、ではダメだったんかな。
こういう文法がまかり通ってるのも、あの芸人とかいう奴等のせいなんかな。
愛について真正面からぶつかっていったにしては陳腐です。
誰でも見たことのあるような景色で、スーパーへ続く道のようなものです。
あえて書くほどのものではないと感じるんです。
視点を変えるなり、表現を変えるなりするか。
そのままですべて甘受するのも手です。
D-
>>99 真正面から初恋への比喩に対峙してます。そこは好感。
ただ「吐息の咆哮」と「無音の絶叫」が繋がりにくいかと思います。
吐息、というのが優しいので、無音はいいにしても
咆哮、絶叫と強く繋がりにくいからかと思います。
男がトイレのドアを開けるというのも男の自主的なもので
女の初恋というものが双方向のもののように感じられます。
その点が男の絶叫とちぐはぐになって、よくわからなくなってます。
D
>>97 虚しさが滲み出ています。頷ける内容です。
しかし最後の節が、深く食い込んできませんでした。
作者の意図が僕にはほとんど伝わってきませんでした。
移されたものだから自分のせいではない、といったような
拍車をかける虚しさということでしょうか。
それまでの順を追った叙述から、急に飛び石したような表現で
それでよく伝わらなかったのかもしれません。
あと「5/6の家族」はよかったんですが、
「589kmの故郷」というのが「わざわざ計測したのか」
という嘘っぽさに繋がってます。
D+
未評価一覧 >85 >77 あと、>93-94は以前の同名のものと同じと判断したので、未評価として載せたい方はどうぞご自由になさってください。 あ、あと、>81の再評価、どなたか宜しくお願いします。 あ、あとあと、>96は評価じゃないなと思ったので再評価した次第です。 あ、あとあとあと、遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
106 :
Chiave :2011/01/05(水) 02:33:40 ID:iOnoAOlU
>>104 ハロー、そして
>>99 の評価どうもありがとう。
文学極道が産んだ現代の寵児…Chiaveである。
思ったよりも低い評価に、少々戸惑いを隠せないでいるよ(笑)。
しかし、あなたの言うようにこの詩は確かに難しすぎたのかもしれない。
何故なら誰しもが経験しうる事では無いからだ。
だから私は、用便中にドアを開かれた者の脳裏に浮かぶ、
「鍵をかけ忘れた」「けつを見られた」「早くドアを閉めてくれ」等の心理を
明瞭に描く必要が有ったのだろう。
そして男が誰も居ないはずのトイレの向こうに見た映像の衝撃や、その後に訪れる何とも言えぬ申し訳無さ、やるせなさ…。
更に時間差で襲い掛かる 「鍵ぐらい掛けておけや〜!」と言う怒り…絶望…。
僕はドアを開けたことも開けられた事も、その光景を第三者視点で見つめていた事も有る。
そこに驕りが有ったのだろう…伝えると言うことに手抜かりが有った事は否めない。
これはもう取り返せない。だから、あなたにはこれから用便の際にトイレのドアの鍵を掛けない事をお勧めする。
そのドアを開かれてあなたの意識が日常から切り離された時に初めて、この詩で私が表現したかった事の全てを…知る事と…なる…でしょう。
丁寧な感想をどうもありがとう
2011/1/5 Chiaveより、愛を、込めて
それではおやすみなさい。あ、エッチ!
107 :
名前はいらない :2011/01/05(水) 06:32:47 ID:ikyH814Q
扉と窓 扉が壊れて部屋からでられない 心にも窓はついているのか 気になってあたりをさがしたら 見つかったのは新しい扉 開けると似たような部屋へたどり着く そこには少女が一人 犬が一匹 私の部屋に何か用が? 失礼しましたと部屋から出る 扉を閉めて椅子に座る 扉の向こうに外があるとは限らないのだ なら窓から出るのがやはり得策か 部屋には四つの窓があるらしかった だけど僕には二つしか見えない 僕には見えない窓 誰にも見えない窓 そんなものは僕にとって存在しない窓としか言いようがないが 存在しない窓は確かに僕を形成していた 誰かに通ずる扉と どこにも開かない扉 こんこん 私に何か用が? 僕はどこに行けばいい? 犬を飼いなさいな 犬がどこかに連れてってくれるとでも? あなたは目が悪いだけなのよ。
108 :
アギラ :2011/01/05(水) 19:39:23 ID:3Tq3V9BI
>>102 この詩を要約すると「美しい自己犠牲の果てに、ある一人を救う」ということ
仮に、この詩の描写のような映画があったとして、クライマックスに曲とともにこの歌詞が流れたら感動するだろう
でも、この詩は「映画」という世界を提示してない
世界観に読み手を引き込んで、感動させる世界がない
書き手一人が、その世界に入り込んで浸っているだけ
読者置いてきぼり。自己陶酔で完結している
本当に才能やセンスがある人ってのは、その自己陶酔でさえ読み手を引き込む力があるのだけど、残念ながらアナタの詩は素人の域を出ていない。
語彙も陳腐、選んだ単語にもセンスを感じない。多分、クラスの友達に読ませたら「へー凄い詩だね」と建前で褒められる程度の詩だろう
最初に世界観に放り込ませるインパクトのある詩の出だしとか、匂いや色まで見えるような描写、行間を読ませる余韻を盛り込むべきだと思う
凡人が多少マトモな創作物を作ろうと思ったなら、安いセンスは一度捨てて読み手を意識する必要がある。でないと、誰も喜ばない自慰で自分を慰めるだけだ
109 :
アギラ :2011/01/05(水) 19:40:22 ID:3Tq3V9BI
110 :
アンダーバー ◆WonderxUH6 :2011/01/05(水) 20:19:15 ID:hFkNL+rA
「選択」 あおむし or 虫 それは赤子の手を捻るよりも 容易い選択 あおむしは無視 取り敢えず眼を瞑り 虫を選びましょう 虫は全ての虫達を 包みこむ言語 その中からあおむしを 見つけ出すのです 容易いですね…でも、本当にそうでしょうか 虫を選んだあなたには あおむし以外の 全ての虫達を飼う 義務があります それより… 赤子の手を捻るなどと言う事が 本当に出来るのでしょうか 私には出来ません 可哀想だし…泣くから… そして虫達は 本当はあなたになんて飼われたく ありません 生意気ですね 虫のくせに
111 :
アギラ :2011/01/05(水) 20:47:39 ID:3Tq3V9BI
下線棒ってたまに凄いんじゃないかと錯覚する。目が疲れてるに違いない
112 :
名前はいらない :2011/01/05(水) 23:32:52 ID:sgEG4Fyh
おおきな空に大きな雲と まっすぐ伸びる飛行機雲 えいえんの長さなんてしらないけど がいこつなら知っているかもしれない ここにある確かなもの、永遠に消えないもの ろうそくが溶けるように しっかりと、でもゆっくりとやってくる感情 ただ、おまえが憎い
113 :
名前はいらない :2011/01/05(水) 23:49:59 ID:Bb4PIb7L
>>112 五
分
あ
れ
ば
誰
で
も
か
け
る
D
「神戸市在住」 気づけば今日もいつものコンビニで ジュースを買って立ち読みをする 特に読みたい本なんかないくせに 終電が行くと割と静かな町 明るい夜はとても便利です 寂しい夜も何とかやっていける 最近じゃ道に迷うこともないけど 最近じゃ道を選ぶこともしないんだよ たぶん僕にきっと必要なのは ガソリン代と少しの休日で ナビに頼らない旅に出てみようぜ 泣いて笑って旅に出てみようぜ 本当のことを僕は知りたいだけ 僕の日々は 使い古した言葉で強くなれる 旅の果てまで 小さな音で流れる音楽 かつて僕が何度も聞いた歌 育った町の言葉や声のリズム 旅へ 願いや祈りをこめて 僕が いつも 今日も 今も 大好きな音楽をフルボリュームで 僕らの音楽を大きな声で 大好きな音楽をフルボリュームで 僕らの音楽を大きな声で
115 :
名前はいらない :2011/01/10(月) 01:08:16 ID:urk8jecd
>>114 面白いと思ったのは2・3段ぐらい。
「本当のこと知りたい」だと思っているのは作者一人で、読んでる人間にゃサッパリだから気をつけよう。
なぜ旅に出るだけで「泣く」のか、「笑う」のか。どこから「歌」が出てきたんだと。その理由が伝わらない。
作者が言いたかったことはまるで伝わってないと思う。雰囲気だけで使っているという理由なら俺は受け付けない。
評価D
朝起きた コーヒー飲んで歯を磨いた 仕事行った 仕事終わった ジム行った 夕飯の酒が美味かった 風呂入った 寝た 時に警察に話すようなやり方ではなく、本当の一日を語らなければならない。
117 :
名前はいらない :2011/01/11(火) 22:48:15 ID:Rs1gdFVY
きゅびずむ 横訛りの郵便物が アスファルトを耕すのさ 堅い茎の野菜が 呻き声をあげる夢だから 生き甲斐の翼を落としても 知らぬ存ぜぬを決め込んで くしゃみをして忘れたい 忘れようとしたいのさ 「紙縒…紙縒…」 魘されて 毎晩ピカソ 滑稽なきゅびずむだけが 欲張っているだけだもの シュールな揉め事も 否の打ち所なしの美女も 富士山の噴火の灰にまかれて 花が開くまで待ってるよ 内緒話が 尽きない曇り空で 内緒話が 消えない曇り空で
118 :
名前はいらない :2011/01/11(火) 23:11:18 ID:vkNkydBI
クソッタレクライシス クソったれがFUCK! クソったれがFUCK! クソったれがFUCK! クソったれがFUCK! 眠たくねぇのに眠い やる事ねぇから布団にジャンプ くだらねぇ一日の始まり PCの電源を入れ ネットサーフィン いつまで現実逃避してやがる いい加減目を覚ませ おまえはもう若くない 時間は待っちゃくれねぇぞ クソったれがFUCK! クソったれがFUCK! クソったれがFUCK! クソったれがFUCK! 声にならない心の叫び とっくに届いているのに おまえのやる事は布団にもぐり込む事だけだ そりゃあ自分の部屋は心地いいさ 他人に会わなくていいんだから おまえのちっぽけなプライドは守られる おまえを非難する人も おまえを攻撃する人も 比べられる他人もいない 自分だけの世界に浸っていられる だけどとっくに気づいてるんだろう? 今の生活を一生続けられないって これまでの人生のツケを払わなくちゃいけないって クソったれがFUCK! クソったれがFUCK! クソったれがFUCK! クソったれがFUCK! 来るべくして来る時 地獄への尋問が今から開催だ 目クソの溜まった目でしっかり見やがれ クソったれがFUCK! クソったれがFUCK! クソったれがFUCK! クソったれがFUCK!
119 :
maltese ◆Puppy/.mvc :2011/01/11(火) 23:31:54 ID:O2hosOUh
「幸福」 世界中のハッピーをお前に詰め込んだら すぐに半狂乱で服を全部脱いでしまった 慌てて羽根を広げて空へと逃げて行く もぞもぞとブラジャーの中に逃げ込んだ幸運 そして遠い異国の街 ハッピーは雨に打たれて泣いていた 行く先々で追い払われた世界中のハッピーが 雨に打たれて泣いていたんだ お前はテレビのバラエティーショウの画面に しょぼくれたハッピーを見つけて胸を痛めた 私がハッピーを幸せにしたいって 涙を浮かべて俺に言うんだ でも彼はきっと見つからない 見つけた所で君は掛ける言葉を知っているのか もう眠ろう もうすぐ朝になる 何時までも止まないすすり泣きの声は 何時までもハッピーになれない俺たちの暗示か 俺たちは明日旅に出ようか 世界中のハッピーと手をつないで 乗り込む帰りの電車を夢見て
色々気になったので感想でも。
>>114 いいですね、気持ちがいいです。
賑やかな都会に埋もれて、アイデンティティに不安を覚えつつ、
外というものに踏み出してみよう、という意識。
ありふれてはいますが、そのありふれを気持ちよく描き出していると思います。
ただ、この詩はあくまでも自己応答で、自分自身の存在へ旅を通して対話していくようですが、
そんな中、結局郷愁に浸ってしまうのは、とある有名な歌のように酷く不安の吐露でもあり、
せっかく自由気ままな旅に出たのに、なぜ後ろ向きな思考になっているのか、と私は思いました。
もっと前だけ向いて、大ボリュームでかっ飛ばすくらいがドラマがあったかも。
何より決定的なのは、「僕らの」と、ここだけ「ら」が出てくるのはよくわかりませんでした。
現代人の共通した都会での孤独感をえぐりだしていただけに、とってつけたくらい前向きな終わり方だったらさらに共感を呼べたのではないか。
それか、そもそも郷愁に浸りたいなら、旅先は確定していたはず。そして、それはただ泣いて笑うセンチメンタル。
しかし、いいですね。スカッとします。表現も丁寧ですし、詩の破綻もこれといってないかと思います。
121 :
名前はいらない :2011/01/12(水) 11:28:31 ID:G88SKZK+
やあうさぎさん 包丁でばらばらにした君を食べる おいしいよ 耳が朱色に染まった君をまた食べる やあうさぎさん きれいに整った君を歯でぐちゃぐちゃにする 耳にはあまり味がないが 肉は甘酸っぱい おいしいよ うさぎさんをつくる うさぎさんを食べる 一日一度のデザート 包丁で一つを八匹にする うさぎさんをたくさんにする ばらばらにする ビタミン豊富なうさぎさん おいしいよ
122 :
名前はいらない :2011/01/12(水) 12:11:16 ID:zqykVZZ1
大手総合商社役員リンよ! ああ、権力に憧れ、権力に拘るリンよ! 周囲から白い目で見られていても、部下からの評判が悪くても、 そして同期から嫌われていても、ああリンよ! パワハラしてもお構いなく、部下の誹謗中傷もお構いなく、ああ リンよ!
123 :
名前はいらない :2011/01/13(木) 09:51:13 ID:dzWkLD7g
124 :
名前はいらない :2011/01/14(金) 11:10:18 ID:/p7e7pt9
>121 【C】 うさぎさん好きなので泣いた。 歌っていいですか。曲をつけたいです。 絵もかきたいし動画も作りたい。そんな気持ちになりました。 私がつけられる伴奏はカスタネットだけだけど。許可がもらえたら作るます。 *** 通りすがりのついでなので評価していきます。 えーと。自己紹介。私は詩をかく人じゃなくて絵をかく人。詩の朗読とそれに伴い作曲が趣味。 だから絵や音の視点で見てる。 >102 【E】 二行読んで神様お願いしますに飛んで、最後の行を読んだ。 そのあと頭から全部読んだ。 4行づつ文字数揃えようとしてる? 中途半端。音読してみてもリズムが悪い。 >107 【C】 吹いた。いい。 よくある話なのだけれど、そこまでが自己陶酔っぽい詩だから最後の行で飛翔感がある。 かまいたちの夜みたいなノベルゲームの形で提示したい。 最後特に演出しで普通に。それが演出になると思う。 >110 【D】 タイトルがわけわからん。ちっとも主題じゃない。かといって惹かれもしない。 中身はなんと言うか、自分のネタに笑っちゃってるお笑い芸人みたいなかんじ。 くるぞくるぞ。というのでさめてしまう。 この中から適当な2行取り出して絵の主題にすればいい感じがする。 イラストの横にいれる文字にしたらセンスよさげかも。でも詩の全体としては微妙。 >112 【D】 細かいつなぎが下手だなーと思う。 た に収束するとか、縦と横とつないで市松模様みたいな印象にするとか、技巧的にもっと遊べると思う。
125 :
名前はいらない :2011/01/14(金) 11:14:00 ID:/p7e7pt9
>114 【C】 >最近じゃ道に迷うこともないけど >最近じゃ道を選ぶこともしないんだよ ここ好き。前半、夜の街角写真と、明るい朗読でもっていけそう。 後半なんじゃこりゃって思う。おいてけぼりにされた感強い。 なぜ一文節改行したし。なぜ最後リフレインしたし。 >116 【E】 この文章警察で私が言った言葉にそっくり。 >117 【D】 立体派でぐぐってこい。 たぶんお前がやりたいのはシュルレアリスムだ。 なぜ最後リフレインした。印象悪い。 >118 【C】 心が痛い。だが陳腐だ。 にちゃんの煽り文句を改行しただけに見える。 あ。でもこれが歌だったら映像的に、部屋でライブハウスの動画を動画サイト見ているところから入って、部屋でそのバンドがなぜか歌って、(動画を見ていた部屋の主は布団から尻をだしている)、最後に背広の20台男性か女性が入ってきて 「葬式の最中くらい静かにできないの?」 ってすごい見下したかんじにいわれるといいと思った。 バンドはもちろんそのときもいるまま。 演奏後じゃなくて、台詞は演奏中断で最後にボーカルが「クソったれがFUCK!」とかでもいいなー。 テキスト素材としていい出来だと思う。ここまで書いてDからCにあげた。 >119 【C】 ハッピーは犬。だとおもった。 でもハッピーという種族だったらどんな形だろう。ふわふわしてるのか、つるつるしてるのか。 想像が広がる。 でも一連目がわけわからん。何で空へと逃げていったとブラジャーの中に逃げ込んだが同時なの? >122 【D】 林さんですねわかります。いや、知らんけど。 詠嘆がちっとも効果的じゃない。
126 :
hr :2011/01/15(土) 00:18:03 ID:S4XlLi5V
光 差し 真っ青 カーテン 溺れ死んだ 腐っちゃおう ずっと前に君に 奪い取られた価値 気付けば元々無い物 涙溢せど時代は乳母車 大量リセットボタン 押してしまう元気 どこで買えるの 哺乳類の声で 覚めた夢よ 人生商売 喉開け もう 夜
127 :
ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2011/01/15(土) 00:57:53 ID:+O/Xl3lB
うさぎのジビエの旬が何月なのかはよく分からない。 年に一回は野ウサギを食べるが、正直な所、そんなに美味いものではない。 ボジョレヌーヴォーのようなものか。 まあどうでもいい話だ。
128 :
名前はいらない :2011/01/15(土) 05:47:41 ID:c15YocFF
人生は私の手を離れて あちこちで見掛けたと噂だけが届く 鞄ひとつ持たずに通りを渡り 車を拾い切符を買って 私は決して追いかけて行かないのに もっと遠いところへどんどん 遠ざかって行こうとしているそうで 元気でやってください 手紙を書かないで 優しい知り合いがどこかで出来ても 私に伝言は頼まないでください お互いもう別々に どうにか楽しくやりましょうね。
129 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/01/15(土) 23:47:28 ID:QK5MUL6f
>>128 人に伝える、ということの意味を再考した方がいい。
「詩=意味不明な文字列」になってはいけないよ。
2行目からいきなり突き放される。どういうことになってるの?
「私に伝言は頼まないでください」とか、何が何だかさっぱり。
短いだけが救いかも。
D−
パステルカラーにのんびりした少し鼻がくすぐったい春は 柔らかい日差しと手を繋いで散歩道をスタート 蝉に耳をジャックされたアスファルト溶かすような夏は 陽炎と一緒に爽やかな向日葵を すすきと一緒に揺れていたいと願った感傷的な秋は 遠い目でも眩い黄金の稲と虫の音を 痛い程冷たい風がびゅんびゅんと目の前を突き抜ける真冬は 繋いだ手と手ぎゅっとかたく繋ぎ直そう 憂うことはない 繰り返し続ける僕らの視界
131 :
目グたん心の俳句【冬】 :2011/01/16(日) 09:28:57 ID:fthPWGjY
朝、 オチンチンが あったかい
132 :
名前はいらない :2011/01/16(日) 11:26:48 ID:akxO0rF2
>>124 うさぎさんを書いたものです評価ありがとうございます。
僕もあなたの作品を見て聴いてみたいです。是非お願いします。
133 :
パラス :2011/01/16(日) 21:55:16 ID:u22b9+L1
この部屋が明日を映さない暗黒の世界になっても まだあなたは微笑みながらそばで笑っていて この胸に絡みついた灼熱の想いは 誰にも触らせはしない あなたが死んで窓の外で降り注ぐ雪になろうが あなたの温もりは手の平で輝いている 7色の花に7色の蝶が止まる時 あなたは昨日失くした帽子を探しに来るね きっとまだあなたは扉を出て この花壇まで辿りついた時 昨日夢で失くした帽子のことに気づくでしょう あなたは時を超え わたしの世界にその帽子を探しにやってきます 僕はあなた来るこの時まで 永遠という時間の中をこの夢で過ごしてきた 記憶が紡ぐ時間にどれだけ夢を願っても あなたの紡ぐ物語でしかわたしは存在できない それでもいい あなたは静かに本と閉じた 静かな闇の中 私は静かに眠った
134 :
歌うたいさん(^-^) ◆AhxIQ0loIMAo :2011/01/17(月) 04:38:26 ID:LSjcEtWg
新入りです。よろしくお願いします(^-^)
>>131 様
これだけ短い詩でも、情景描写が浮かんでくるからさすがです。
冬の柔らかい朝日が窓からこぼれてベッドを照らしている。
心地よい目覚めと、空間全体を包む平和な幸福感。
こんな風景をたった10文字前後(まして身体現象)で言外に想像させるのは
実は意外に難しい事なのです。
よもやこんな真面目な評価をされるとは思ってなかったのでしょうがw、
文学という側面から評価しました。実のところEかCかで迷いました。
0(^-^)つ「C」
>>130 様
春夏秋冬の五感をバランスよく詩に盛り込んでいます。
肌触りのよい単語選びは好印象です(^-^)
それでいて、使い古しの典型的な単語ではないのもまた良い。
但し、詩の中に季節の「動き」みたいなのが余り感じられなかったのはややマイナス。
動詞の使い方を工夫してみましょう。
また、季節の描写は巧みでしたが、それだけに最終行の
それら季節を敷衍させたいわば「まとめ方」がどうも着地が失敗した
印象が残ります。
その一文が、それほど伝えたいことがあるようにも思えず、
不用意に付け加えてしまった感が否めないです。
0(^-^)つ「C−」
>>128 様
再評価です。
>>129 様のおっしゃったように、この詩は少し読みにくいです。
第三者の目には、意外と自分が自明と思ってた詩の前提がわからなったりします。
気をつけてみてください。
さて、この詩のテーマは「別れ」です。
一行目の「人生」とは、この詩で見え隠れしている「相手」のことを
抽象化した単語と解釈すれば納得がいきます。
まず、描写がありきたりです。自分なりの表現はなかなか
容易に手に入るものではないでしょうが、その苦労は必ず詩の中の痕跡として
生きてきます。
8行目から心理描写が始まりますが、これもやや唐突な印象。
風景描写で微妙な心理を抽象化してみたり、いろいろ工夫してみましょう。
悪い詩ではないです。
0(^-^)つ「D」
135 :
歌うたいさん(^-^) ◆AhxIQ0loIMAo :2011/01/17(月) 05:09:09 ID:LSjcEtWg
>>77 様【四畳半】
からっぽな部屋をからっぽな心情に例えるやり方は
古典的ではありますが、それでもこの詩は描写力の方が上回っていました
2連目の描写は一見何気なく読み飛ばしてしまいそうですが、
実はベランダの外が現実世界(充実した毎日)の暗喩になっています
“雨”が上がっているのに外に出ていくのを躊躇してしまうその心理は、
広く現代の若者特有のものです。
笑顔で生きていくという自明で明るい生活の、拒絶と言い換えてもいいでしょう。
明るい生活が、仮面のように見える心情です。
全体的に薄暗くけだるい比喩が利いており、
自分という殻に閉じこもる居心地の良さが詩全体から感受されます。
等身大に徹してますが、名作です。
但し、最後はいささか綺麗にまとめすぎました。
0(^-^)つ「C+」
>>81 様「波動拳」
再評価です、申し訳ないですが
0(^-^)つ「D」
にさせてくださいっ( >_<)
これは、ご自身の「怒」の感情をひたすら羅列したに過ぎないからです。
世界観も、既に巷で類似したものが多々見られます。
並べられている単語もそれをなぞったに過ぎないのです。
以上です。
>>127 と
>>133 に関しては、申し訳ないです。
解釈に自信が無かったので評価を見送りました。
136 :
歌うたいさん(^-^) ◆AhxIQ0loIMAo :2011/01/17(月) 05:22:53 ID:LSjcEtWg
ごめん、
>>131 のちんぽの詩だけど、深読みし過ぎたきらいがあるので
若干訂正させてください。
>>131 様
0(^-^)つ「C--」
>>135 再評価、どうもありがとうございます。
「怒」と云われて、些少おどろきました。
自由について書いたものでしたので。
精進します。
138 :
名前はいらない :2011/01/17(月) 14:40:40 ID:M1LHq1ql
「東京の姿」 千代田区のビルとビルの、薄暗い隙間から 奥へと細長く伸びた昼の空は 影があるから光が際立つ そんなことに気づかせるような青さだった。 都心の道はなぜか坂が多くて アスファルトを草が突き破っている。 着慣れないスーツは息苦しくて 少しネクタイを緩めてみた。 目を閉じて、両手広げて この静かな住宅街の なんてことない路地で 思いっきり息を吸い込んだら 声が聞こえてくるだろう。 そっと目をつぶってみれば まぶたに浮かんでくるだろう。 この街のずっとずっと昔の姿。 それは悲鳴なんかじゃなくて、 常に変わり行くこの東京の街を 静かに受け入れて、それでもまだ かつての美しい姿に、ほんの少しでも 気づいてほしいような、そんな声だった。 千代田区のビルとビルの間から ウミネコが一匹、空を横切り、 真っ直ぐに飛んでいくのが見えた。 あまりにも眩しい白さをまとって
139 :
名前はいらない :2011/01/17(月) 20:55:03 ID:eMx9+dw4
平和とは何なのだろうか 自分達が楽しく何もなく過ごしていれば いいのだろうか 違う 世界中の人がみんな楽しく過ごしていれば いいのだろうか これも違う 僕は気付いた平和とは みんなの心の中にあるのだ みんなの心が平和と思ってこそ本当の平和なのだ
140 :
matsun :2011/01/17(月) 22:32:41 ID:hgK6g2Ss
ヤケ酒 指先が冷たくなって 足がガタガタ震えている 氷点下−4度の午後10時に夜空を見上げて煙草を吸う アルコールで少し温まった体で溶けかけの雪を眺める 名前も知らない星を見る 歪んだ視界は恐怖感を紛らわす 失望とは無縁の世界を見てるんだ 幻聴が励ましてくれる 幻覚が未来の自分を暗示してくれる いいんだよ 惨めなままで 不当に評価されても気にするな 初めて飲むウイスキーは人見知りせずに俺の言葉に耳を傾ける
ぬるい雨中の衝撃 眩しさは網膜に突き刺さり 僕は数瞬間目を閉じた 顔を上げた時にはもう、 まるで変わらない雨 君は白雷
>>114 GOING UNDER GROUNDの歌詞いいよね。
俺も好き。タイトルは変えてるみたいだけど。
風子 小鳥にも性器はあるの? って無邪気にきくきみに ぼくはなんて答えたっけ。 つめたい春のかぜ ノートの消しゴムのカスが 飛ばされてった。 まだ出来もしないおはなしを 何度も何度も書きなおしてたんだ きみに読んでもらおうとして。 けど結局完成しなかったよね。 まるでほんとの初恋みたいなおはなし。
144 :
名前はいらない :2011/01/18(火) 04:06:03 ID:ve2h1SHO
「仕事内容」 赤子は泣くのが仕事 泣いて衣食住を得るのだ 僕は泣いてもどう仕様も無い ただぽつんと空しく目を腫らして 泣き疲れて眠ろうとも 誰かの腕の中で居る事など無いのだろう 大好きなあの娘は笑うのが仕事 笑って衣食住を得るのだ 僕が笑っても何にも起こら無い ただ静かな部屋にけらけらと いくら腹を抱えて笑おうとも 他の誰一人として笑顔にする事は無いのだろう 僕は学校へ行って何かを学ぶ毎日で 沢山の知識と教養を得てゆく 僕が何を絶望しても 世界は回り続けるから仕方ないんだ ただひたすらにまっすぐに突き進もう 青い涙と温かい笑顔を友と共有する それが僕の仕事なのだろう
145 :
不完全さん :2011/01/18(火) 19:56:21 ID:6VJt+l/u
ちりちりちり 乾いた痛みを舐めてごまかす 枯葉みたいな唇 そういえば最後にキスしたひとは元気かな 立ち止まると冷えるから進む ありふれた往復 ケータイのアプリをひらけば どこにでもいける地図があるけど 追いかけられるようにチロルを口に放りこむ お手軽に燃料補給 こどものころの三時のおやつ チョコはこんな味だったっけ? 空はこんなに晴れて 晴れているのに ディスプレイしか見ていない なにか違う 違うこと 分かっているんだ うまく言葉にできないけれど ちりちりちりちり 秒針が進む そんなことを考える暇さえ贅沢品と自嘲 ちりちりちりちり けれどどこかで 導火線に火をはなつ
146 :
山本二胡 :2011/01/18(火) 22:23:45 ID:ULzIfop8
Ro-rschach 気づいていないだろうけど ほんとうは空っぽで そればかり食べている僕らは いつの間にか 柔らかい殻に 包まれているんだ 子供達がつくった押し絵 それを見ただけで僕らは 裁かれた気分になってる あの頃 そう 僕らは罪を犯した 罪を犯したからここにいて 気づいた時には また 罪を 犯してる 犯し 犯し 犯し・・・・・・ 遅い もう 間に合わない カタクナルカラ カタマッテイクカラ 砕ける 砕けて やっと 産み落とす こんな世界で何が見える? まぶしすぎるんだ 叫ぶだけ叫べばいいさ ほら お前の言葉は誰にも通じない
147 :
不完全さん :2011/01/19(水) 00:04:58 ID:pkBCKwhX
すみません初めてですが書き捨てるのもなんなので評価に参加させてもらいます。虫食いで。
>>138 C
「説明」が多いと思います。せっかくの描写を説明してしまうと詩としての面白さが半減してしまうかと。
全体的に借りてきたようなおりこうさんな部分が、私は好きではありませんでした(影があるから光が際立つ〜とか、静かな場所で声を聞く、等)。
この場所が千代田区のビルとビルの隙間なのか、静かな住宅街の中なのかが分からない。
せっかく舞台を都心にしたのなら「喧騒の中に埋もれている声」を聞き分けたほうがいいのでは?
面白くないわけではく、文章力はある方だと思うのですが、なんというか、教科書どおりの印象を受けました。
>>140 評価 C
>氷点下−4度の午後10時に夜空を見上げて煙草を吸う
>アルコールで少し温まった体で溶けかけの雪を眺める
カメラワークが変かと。見てるのは夜空か地面かどっちだ?
展開が、現在の自分→夜空→幻覚の未来・過去の出来事(ヤケ酒の理由)だから、描写の順番も合わせたほうがいいと思う。
せっかく使っているモチーフを生かしきれてない。ウイスキーの香りや、雪の屋外の寒さとの対比で「喉を灼く」的な使い方ができるんじゃないかと。
冬の夜空の広さや寒さが、やけに矮小な愚痴に埋もれてしまうのもマイナスかと。それが狙いならゴメン。
説明が多いと思いました。説明を削っても十分に伝わると思いました。
あと、オチは好きです。
148 :
詩暮 :2011/01/19(水) 00:29:39 ID:ofFktx0f
「法面」 幾筋もの汗垂らし 陽は山にしがみつき堪え 人はロープに エアーピックを抱いて 押せど叩けど 割れぬ岩盤 涼やかに通り過ぎる車に 僅かばかり粉塵を散らす 繰り返し曲がり行く指に 指輪の痕寂しく
149 :
アギラ :2011/01/19(水) 13:08:19 ID:tyLoNCRy
>>135 評価トン
【母ちゃん】
通り雨
過ぎたガラスに泥がつき
視界の隅で見つめるも
感慨さえも浮かばない
足を壊した母が立ち
寒い水に手を入れて
汚れた布で窓を拭く
皺の入った手が見えて
自分の丈夫な手と比ぶ
やっとひとつの感慨浮かぶも
身体をそむけて寝たふりをする
150 :
名前はいらない :2011/01/19(水) 14:33:08 ID:MsTz1h3P
「黄昏ゆく街で」
57番街に吹く小さな風に
二人肩をすぼめて歩き続けた
待つ人もなくただ二人手をつなぎながら
僕は煙草に火を点けて 街は悲しくうつろう
壁の落書きには 思い出すものもない
何時誰が書いたのかすら
僕らは知らないけれど
雨に打たれ風にさらされ
時の過ぎゆくままに愛を
育んでいる二人に何処か似ていると
君の温もりの中
見つめていて 僕だけのこと
街には花がない 灰色の空が
上目づかいで歩く二人には見える
触れ合えば何時もきっと悲しみの傷みも
一筋の光の瞬きに救われればいい
枯れた噴水の淵に 僕らは腰掛けて
夢見る訳でもなくただ無口になっている
誰かが奏でる題名のない音楽に
耳を傾けていると
君を見失いそうさ
肩を抱き寄せてみるけど 遠くに感じる
見つめていて僕だけのこと
ベッドの中で夢見る 何時しか二人の心
優しくなれると胸の傷みをこらえながら
寝息をたてて眠る君の頬に
優しく愛しくくちづけて
髪を撫でるとぼんやりと僕を見つめて
こう聞く「ねぇ これでいいの」
見つめていて 僕だけのこと
http://www.youtube.com/watch?v=asRDW26Qa4s&feature=related
>>141 白雷の前後で変わったことは、ない。
雨はやんでいない。微光すらさしていない。
「君」との出会いで、なにもかわっていないということか。
D-
>>143 風子、風子か……
あれは「巨乳じゃなくてデブじゃん」と云われても擁護できぬ。
一箇所だけ引っかかった。
>まだ出来もしないおはなしを
これは「完成していない物語を」という意味だと解釈するが、
「出来もしない」だと「可能ではない」という意味ではなかろうか。
「出来てもいないおはなしを」もしくは
「出来もしない書き物を」などとするのが妥当かと見受ける。
他はとくに引っかかりもなく、味気も特になく。
D
>>144 清々しい決意だ。くすんだ緑の風のよう。
てにをはに違和感がある。
またこういった決意は、本人に価値のあるものだ。
別の観点からすれば、
作者と僕は友ではないので共有できないのやもしれない。
かくして僕にはさして意味はない。
D
>>145 >ちりちりちり
の擬音を、おそらく3つに解釈させる詩。
だが素直に納得できたのは、導火線に火がつく、の箇所のみ。
唇の痛みは、きりり、もしくは、ぴりっ、という感じ。
秒針は、ちくたく、もしくは、ちっちっ、という感じ。
これは僕の主観でしかないが、
編み出された擬音への解釈は、しっくりせず。
また適当な疑問提起では、読者は惹けないかと。
D
>>146 ロールシャッハときてインデントの調整ときたので
図と地を生かしているのかと見受けたが、違う様子。
本文に「空っぽ」とあるが、
この詩自体が空虚で、迂遠で、わかりづらい。
かけだしのビジュアル系のよう。
E
152 :
山本二胡 :2011/01/19(水) 20:07:06 ID:cuY90TTj
ゆりかご ゆっくりと通りすぎていく中で キャンバスに描いていき そうすることで世界は さえずる事を止める 息を繰り返すだけで 音楽を求めようとし そうすることで自ら 心を失うのだろう 考えてしまい僕は くっと息を止める 音のない世界で 伝える術を失い 僕の中で君は そんな僕を笑い すると世界は僕のゆりかごとなり 子守唄が聞こえてくるようで その子守唄のメロディを 少しずつだけれど 言葉という形にし 僕は奏でていく そうすることで ゆりかごの上 夢を見る 夢を見て僕は 音のある世界に 移住する計画を立てた 叶うかどうかなんて 考えずに 叶うわけなんて もう ないとしても
153 :
山本二胡 :2011/01/19(水) 21:17:22 ID:cuY90TTj
評価ありがとうございます。
>>146 の詩は何かを創造することの空虚さを描いた詩です。ビジュアル系の人達は、まさにそんな気持ちなのかもしれませんね。
>>152 の詩もビジュアル系ですか?
>>151 評価ありがとう。
>>141 です。
その通りです、何も変わりません。
僕は「君」から目をそらしてしまいました
155 :
不完全さん :2011/01/19(水) 21:54:26 ID:pkBCKwhX
>>151 評価ありがとうございました。
特に疑問提起についてありがとう。やっぱり自分が欠けてるなあと思うところって丸見えだな。
>148 分かんないです。分からなすぎるんです。 それは単純に自分の語彙不足であることもあるだろうが、 山、エアーピック、岩盤、車、粉じん、指輪…そして法面。 この連なりを理解できる人間は、はたして世の半数いるだろうか。 むしろそういった世界に引き込んでくるものがあったら…と、何か手ごたえというかは感じるのですけれども。 多分土木工事なのかな…。 E+ >149 むぅ。 一番最初に思ったのは色彩。浮かぶ色はどれもくすんで暗い。 そういう世界の統一感がこの少ない行数で生き生きとしています。 無気力な「自分」と、題の「母ちゃん」の少ない言動の中、さまざまなものが見え隠れして、 あたかも映画のワンシーンのよう。それも、切り取られているのにこれほどものを受け取れるとは。 C+ 一ついえば、「足を壊した」というのを遠まわしに連想させた方が良かったかも。 それはそれで「母ちゃん」に対する感慨の一つとも取れるので、大した指摘にはなりませんが。 >150 スレ違いです。 >152 違う。違うんだよなぁ。↑でも言われている通り、ただ空虚。 というのも、そこの言葉に全く意味というか、重さが感じられない。 まったく関係の無い文節を切り張りしているよう。 ゆっくりと通り過ぎていく中で、キャンパスに描くってどういうこっちゃ? 流動を描きとめることで世界は時間というものから切り離されるが、 さえずりってなんじゃ?この詩にそこを説得できるまでの意味がない。だから空虚と評される。 ただ耳触りのいい歌詞を並べる歌手のようだ、というのは言い得て妙。 それらはすべて、この詩が書き手の中でのみ理解される程度、である他ない。 自分で納得できる詩はもちろん結構。ただ、自分自信を空っぽにしてその詩を読んで、納得出来るのだろうか。 読み手を考える、というのは間違いであるが、読み手まで届かせようという熱意がない。 あたかも芸術に見せかけるように、言葉を削ったようにしか見えない。心地悪い。 因みに、頭四行でギブアップです。それ以上は、耐えられませんでした。。。 E- あとヴィジュアル系に謝れ。私はヴィジュアルでもなんでもないけれど、それはあんまりだ。
※お願い※ 最近新しい評価人が参加してくださり、活気が見えてきましたが、虫食い評価やまとめがなくて混乱があります。 今までのレスを参考に、評価後にはこまめにまとめていただけるとありがたいです。 評価漏れを防ぐためにもよろしくお願いします。 見評価一覧>105 >126 >133 多分。漏れがあったら作者さんは申し訳ありませんが申告お願いします。
158 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/01/19(水) 22:40:47 ID:eqazxQ6M
>>148 一読しただけでは、多分なにが何だかさっぱり分からない、という人が多いかもね。
自分もそうだったんで。
「法面」というのは「のりめん」と読み、人工的に造った斜面をいうらしい。
山を掘削したり、盛り土をして出来た斜面だそうだ。土木用語のようだぞ、みんな。
エアーピックというのも調べて、画像も見たけど、どう使うのか分からんが、とにかく
土木作業に使う道具だということが分かった。
そうして再読すると、どうやら道路工事か何か肉体労働をしている人物のようだ。
ひたすら掘削して、土を盛り、岩と戦い、汗水垂らす。
ふと指を見ると指輪の痕跡。作業のため指輪を外したのか、別れてしまったのか、それは
分からない。そこにこの詩の懐の広さがある。
詩情豊か。解釈の幅があるのと同時に分かりにくさもある。
個人的には「涼やかに」がチープ。
B−
159 :
不完全さん :2011/01/19(水) 22:46:49 ID:pkBCKwhX
>>148 割り込んでごめん、おいどんこれ好きだったんで再評価C+
がちがちと山肌にかじりつくような生きづらさがあらわれていて良かった。
ただ最後の指輪のないところが、生き辛さ故の離別なのか、離別が故の生き辛さなのかが分からなかった。
オチとしては後者ととるべきなんだろうけど、私は前者のほうが好き。
160 :
148詩暮 :2011/01/19(水) 22:56:42 ID:ofFktx0f
>>156 あちゃー、Eでしたか…
しかし、わからぬ話に着けていただいた「+」、
これは大変嬉しく思いました
ありがとうございます
お礼代わりにといえば失礼になりますが、次作を投稿させて頂きます
「ハイブリッド」
スペシャルな休日に
大切な人への贈り物
ハイブリッドウンコ
安いご飯で
出したクソ
はい?ブリっと?ウンコ。
お前の冷えきった目の奥に
静かな怒りが宿る
はーい、ブリっと、ウンコ
お前が笑顔をくれぬなら
お前の休日を台無しにしたい
ハイ…、ブ…
161 :
詩暮 :2011/01/19(水) 23:09:14 ID:ofFktx0f
>>158-159 あれ?自分、スルー慣れしているので、あんまりレスくれると困るんですけど…do-mo desu!
162 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/01/19(水) 23:14:00 ID:eqazxQ6M
>>149 まあーうまいんだよね。そのうまさに安住してるというか。
だからあら探ししてやろう。手放しの褒め言葉をもらいたかったら再評価依頼せい。
1連の「感慨さえも浮かばない」で読み手の気持ちは離れる。ああそうですか、と。
3連、母ちゃんの手の皺と自分の丈夫な手を比べて、やっと何か感慨が浮かぶというのは、
なんとも安直というか、分かりやすすぎない?人工的でもある。
ニートだか何だかしらないけど、母ちゃんと同じ部屋で寝転がってて、なんかトタン屋根的な
古くささが漂ってるんだよね。もう少しストーリーを作れたのでは?
B+
164 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/01/19(水) 23:37:58 ID:eqazxQ6M
>>161 レスが反映されるまで何故かタイムラグがあったんで、前の評価は見てなかっただけ。
見てたとしても、いいと思ったものには勝手に感想つけてるけど。
つーか、
>>160 みたいなクソを投下しなくてもいいよ。
才能あるから、マジメにやったら。
165 :
名前はいらない :2011/01/19(水) 23:44:42 ID:vhGJyI73
試しに投稿してみます 「煙草」 口からは白い煙が漏れた 人を貶めてでも 辿り着きたい境地があるのだ 先端は赤く脈打った 自らを削りながら それはまるで命の様だった 煙は痛ましく臭っていた 自己を蔑ろにして 他者を軽率に扱う 世界はそんな煙に充たされていた 僕は世界を憂いながらマルボロに火を点けた
166 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/01/20(木) 00:05:15 ID:+v0NVRZY
>>165 伝わらないのだ。
「辿り着きたい境地があるのだ」とか「世界はそんな煙に充たされていた」とか
「世界を憂いながら」とか。
煙草を吸いながら、煙や先端の火を見ながら、なにやら「世界」を想ったようだが
その突発的な感情・感覚について行けない。
なので、「人を貶めてでも」「まるで命の様」「痛ましく」「自己を蔑ろにして」
「他者を軽率に扱う」更に「マルボロ」という言葉は上滑りして、入ってこない。
いちいち不親切で、伝えようという意欲が見えない。
何故そういうことになり、どうしたらそうならずに済むか?
試しにもっと長く書いてみるとか。何を伝えたいのか、焦点をしぼってみるとか。
C−
167 :
名前はいらない :2011/01/20(木) 00:50:52 ID:I7c4y5pQ
ポエム評価よろ この身が 例えば消えても 意志は残留し 未来のあなたに いつかは辿り着くだろう 塗り替えられた記憶 震えて歪む定め 絡み合う糸たち 孤独を抱き 避けられない痛みと共に燃える 蝶はかすかな羽ばたきで 光の軌跡残し 地平線越えてゆく 神に抗いし騎士たちは進むだろう ふりむかずただ前へ 時を見つめる者の まなざしさえすり抜けて 救いを求めた 祈りは星たちに届く 誰もが何かを 守ると決めたその夜に
168 :
詩暮 :2011/01/20(木) 01:04:12 ID:0aMPH5G/
>>164 なんだとう!クソだとう!?投下しなくてもいいよだとう!?
キサマがセン五スレか!キサマが詩、ポエム板か!?キサマが西村ひろゆきか!?
このモモニク・バフンヌフンヌ!!
もう、おこったぞ〜!!(;o;)rzこんな酷い事を言われたのは生まれてはじめちゃん!
ダッフンだ
169 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/01/20(木) 01:09:52 ID:+v0NVRZY
>>167 オリジナルか、転載?でないものを読ませて。
まあ、
>>149 も転載というか再投稿なんだよね?
一応「絹」を「布」に替えてるよーだけど。
170 :
名前はいらない :2011/01/20(木) 01:10:54 ID:0aMPH5G/
yu-kiが出てくる程あばれるぞ!
171 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/01/20(木) 01:13:11 ID:+v0NVRZY
>>168 おまい、ちーちゃんだろw
センスあるのは分かったから、良詩たのむよ。
172 :
アギラ :2011/01/20(木) 11:17:44 ID:y85TVbjn
>>156 >>162 評価トン
>>169 あれ、俺詩板に投下したっけ?
【さよなら】
セックスと友情の成立だとか
そういう無意味なものばかり考える
無味乾燥の舌で味わうものなどたかが知れてるのに
ギターを弾くような優しさで腕に抱くが
重みばかりが腕に残ってる
もっと大事な何かがあった気がする
照明もつけないホテルの一室で
赤い炎が線を描いて潰れ
白と黒の灰が柔らかく残った
さよならだ
誰に対して言うのだろう
僕は腐ってる
173 :
名前はいらない :2011/01/20(木) 11:23:41 ID:PLkprhWY
>>166 >>165 です。評価ありがとうございます。
「伝わってこない」かー。グサグサ来ますねww
また何か投稿する時はもうちょっと親切な詩を心がけてみます。
ありがとうございました。
−旅立ち− 今こそ旅立ちのとき 過去と決別のとき あの仄青い空 未だ見ぬ世界へ 歩いてきた道には 出会った友が見つめる影 これが僕らの道程 振り返りはしない 振り返ることなどできない 僅かな寂寥を胸に抱いて 進退を叫ぶ鬨 危急存亡の秋 新しく生まれ変わるため コックピットへ 飛翔の刹那に あからさまな快感 さらば失われた僕らの道程 fight or flight 生きることかすらわからない 今さら若い過ちに気づいて
175 :
不完全さん :2011/01/20(木) 20:54:55 ID:fzZ7D5ky
クレマチスは枯れて実を結び花を咲かせ芽を吹く 恋人たちは別れて冷えて飽きて燃えあがって出会う 朝顔の縁側から少年がまっすぐに僕を見つめている 過ぎ去った未来を貫く憧憬のまなざしに 僕は凍えるふりをやめた 6時49分 夕暮れに死んだ太陽が また赤く産声をあげる
176 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/01/20(木) 21:37:40 ID:GAm+TkY3
>>172 検索したらひっかかったんで、てっきり再投稿かと思った。
違ったらごめん。
177 :
名前はいらない :2011/01/20(木) 21:51:29 ID:LJnj4OWv
「ブランコの夢」 きのうのばん、見た夢のことを、書きます。 本まは、きのうだけやなかったので、 もっと、ずっと前にも、見たことがあります。 ずっと前に、五六回、見たことがあります。 わたしはブランコに、乗って、こぎました。 ブランコで、こいだら、どんどん、かそくが、 つくようになって、上まで、行くようになりました。 それでも、こいでいたら、もっと、 ずっと、上まで、行くようになりました。 そして、おもしろなってきて、もっと、 どんどん、こいでいると、しまいに、すごい高なりました。 そして、ついに、もっと高なって、そして、 一週回りそうになるぐらい、高なりました。 一番、高なってから、私は、すべって、 ブランコから、落ちていきました。 それから、暗い、何もないところへ、 ずっと、落ちていきました。
「寂しげ」 綺麗な嘘に手を引かれ 私は何かを失っていく 後ろ髪を引くかすかな希望を 酷く引きずって切り離していた 濁った自由を愉しみながら 溶けた瞳を泳がせた 頭は人に踏みならされて 醜い思考に流されていく 笑顔は冷たい気休め 友情は苦痛の楽園 愛情は爛れた猜疑 憎悪は歪んだ真実 孤独はカビの生えた快楽
179 :
非完全さん :2011/01/20(木) 22:33:22 ID:fzZ7D5ky
>>160 C
ダジャレ押しなのがマイナス。ハイブリッドなところがないのもマイナス。
ギャグとシリアス両方書けるなら、組み合わせてギャップを表現してみては。
>>172 D−
頭三行で終了、以下蛇足というかんじ。ダメな男のただの愚痴、自己憐憫の羅列にしかみえない。
やっちまう前のこととか、相手をどう思っているのかとか、相手は彼をどう思ってるのかとか、もっと描写があってもいいんじゃないだろうか。
デリヘル買ったあととあんまり変わらない感じな気がする。
マリ・ゴールド どうでもいいけれど 花なんて どうでもいいけれど 母さんは好きだった あなたの傍にはいつも お花が咲いているのですね 母さんは 目に見える美しさが好きだった 僕から 目に見える美しさが消える頃にちょうど 彼女は マリーゴールドを一面に 埋めた そう 僕の美しさはすべて オレンジ色のバケモノに食べられてしまったのです フィルムに残された バケモノのような僕 バックには マリーゴールド
初めてなので上手くできないかもしれませんが気に入った詩があったのでコメントします。
>>177 一行目を読み、そして、本まは、が出てくる、関西弁ということで異質さを感じると共に、逆にリアリティが増しています。拙い、作文のような文章という演出が上手くできていてそのおかげで、最後の二行が強く響いてくる。ぜひ他の詩も読んでみたいと思いました。C+
「嘘の風船」 ふくらめばふくらむほど 割れるのがこわくなる 中身はほとんど空気 出すも入れるも同じ労力 役目は 衝撃を和らげるエアバッグ ピンホールのせいで 膨らまなくなるものだとしても 風船は その日まではかろうじて おおよその役目を果たし続ける
183 :
詩暮 :2011/01/22(土) 00:23:29 ID:7N63D5kz
「短い手」 届かない指先から 青白いオーラが見える いつの日か 君が見つめていた 短い僕の腕の指先 生まれつき長い腕が 容易く手にいれる横で 爪先立ちして 背伸びをする 僕を見ていた君の瞳 短い腕で何時か手に入れた 映画館 君の隣の座席は 白いシートの向こうで 取り壊されて居るけど 帰り道 にやけ顔 自転車で引き返す 夜
184 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/01/22(土) 01:11:27 ID:11XiGJTx
>>180 マリーゴールドは黄色とオレンジが一般的な色で、アフリカンマリーゴールドと
フレンチマリーゴールドとで形が違うようだ。
本詩のイメージ的には、細かくヒダヒダしているアフリカンマリーゴールドの
ような気がする。
第4連までは、詩情あふれて物語を感じさせ、スリリング。
平易な言葉遣いもうまいよね。
「僕」も「母さん」も病的で、そのまま小説に登場させて欲しい位の個性。
ところが第5連から急激に尻すぼみ。。。
オチを焦りすぎたのか。読み終わってみれば、なんだかスケールの小さい世界でした。
もっと長く、ドラマを作れたのではないかと思う。
C+
185 :
名前はいらない :2011/01/22(土) 02:30:06 ID:YOGpYIhC
「郷愁」 雲一つない空の下 草の穂を風が撫でていて 無邪気に笑う僕らの声は 山の向こうへ消えてった 草をかきわけ丘を上って てっぺんあたりで寝転んで 空を仰いで一節歌う 友達100人できるかな 鱗雲散る空の下 草蔭で鳴くこおろぎを 捕まえようと網を携え 僕らも草間に隠れてく 下を見ないで走って転び 膝のてっぺんすりむいて 母は優しく一節歌う 痛いの痛いの飛んでいけ 雨はしとしと降り続き 草には露が下りていて 汚れを嫌って家から出ずに 存外小さな山を見る 埃をかぶったむしとり網を 捨てる勇気を出してみて ため息混じりに一節歌う 夢は今もめぐりて 茜色した空の下 迫る月夜も忘れたままで 愛想笑いの乾いた声が ビルの間をこだまする 転ばぬようにと下ばかり見て 空を仰げば四角くて 入道に向かい一節歌う おわれてみたのはいつのひか やたら長くなってしまった
186 :
アギラ :2011/01/22(土) 21:08:42 ID:MnWto/8g
【宝石】 お父さん私宝石が欲しいの いえ、土地の権利書はいらないわ 宝石が欲しいの いえ、土地の話はしてないわ 宝石よ宝石 だから土地じゃないってば ほら輝く宝石よ宝石 もういいから土地から離れてってば 何カラットでもいいから、赤い宝石が欲しいの この土地にも赤い血が流れたとかそういう話はいいから 宝石を買って欲しいの だから土地の話はしてねーっつってんだろ!
187 :
名前はいらない :2011/01/22(土) 21:58:17 ID:T3iveRQ+
約束しよう ぼくらはいつまでも 仲のいい友達でいると 新しい風に吹かれて 心なびくとき きっと君を思い出すよ 時は流れて ぼくらは別々の人生を 歩んでいくけれど いつかどこかで 偶然出会ったなら 心の底から語り合おう 変わらない何かを 確かめ合って生きたい いくつもの思いを 素直に伝えたい そんな仲間でいてほしい いくつ年をとっても 君は君でいてほしい 変わらない何かを 確かめ合って生きたい いくつもの思いを 素直に伝えたい そんな仲間でいてほしい いくつ年をとっても 君は君でいてほしい
188 :
名前はいらない :2011/01/23(日) 00:07:37 ID:asd8Cznl
>>186 仮に貴方が本気で、深い意味を込めて書いていたとしても、
私には適当な思いつきの文章としか思えません。
かといって心地いいリズムや感覚的な面白さがあるわけでもなく、
単純に全く魅力を感じませんでした。
申し訳ないですが、センスを感じとることが出来ません。
ということでD--をつけさせて頂きます。
189 :
アギラ :2011/01/23(日) 00:09:18 ID:+kXgXLTe
>>187 一言で言えば万人受けするJPOPのような歌詞
曲つけて謳えば卒業の名曲にでもなるんじゃない?
ただそれは、あえて安っぽくしてるのかそれともそれが精一杯なのか分からないが
曲のない詩単体としての完成度はえらい低い。いうなれば誰でも書けそう
D-
190 :
アギラ :2011/01/23(日) 00:22:59 ID:+kXgXLTe
>>188 評価トン
【雪】
淡い
それが
幼心に焼きついて離れない
しもやけと
赤リンゴと
初雪
記憶が積もっていくも
忘れられぬもの
焦がれてしまった高揚が、まだ滲むから
191 :
名前はいらない :2011/01/23(日) 10:00:00 ID:K3OJunEy
−人生はイタチゴッコ− 成長すればするほど 新たなる試練が立ちはだかってくる 終わりのないRPGみたいだね わけのわからない悪霊とはおさらばして 一人で列車に乗って旅に出たいよ いつまでも解決しない問題があって 今も僕はそれに縛られたまんま でもいいんだ 歩き続けていくよ うん 歩き続けていくよ。 この長い道のりの向こうに 心のオアシスがあるはずだから!
>>178 第一節
後ろ髪を引く、それを切り離す、つまり、かすかな希望、のためにそれを信じようとし、結局自分の何かを失う、ということでしょうか?綺麗な嘘に潜むかすかな希望のために。
後ろ髪を引く、ということわざを上手く使っているのだと思いますが、それなら最初の、手を引かれ、が気になってきます。
全身をあちらこちら引かれたなら、後ろ髪を引かれることも自然です、まるで絡みとるように引かれたなら。
手を引かれ、になっていることで、引かれる、という言葉しかかかっていない気がします。
後ろ髪までかけるなら、全身を引かれ、最後にどうしても離せなかった髪を引っ張るものを、髪を切ることによって離した。という風にしたほうがいいように感じました。
第二節
濁った自由。醜い自由、良くない自由、間違った自由、というような意味で使っているのでしょうか。
溶けた瞳、も似たような意味合いで使っているのなら、単純に濁った瞳でいいように思います。もし違う意味があるのならごめんなさい。
頭は一般的に作り変えられてそのために生まれてくる思考に嫌悪している、がそういう思考しかできない、オチに向かういい流れだと思います。
第三節
この組み合わせや、言葉選びは色々とできるのでとても難しいと思います、人によって感じ方も違うでしょうし。個人的には、最後の一文が好きです。
↑C-
「メテンプシューコーシス」 明日 昨日 一昨日 一昨昨日 昨日 明日 明後日 明々後日 春に夏の風 冬に秋の実り そして昔 間違えた今日から また正しい行い 未来にとって まぼろしの 明日 昨日 一昨日 一昨昨日 昨日 明日 明後日 明々後日
195 :
名前はいらない :2011/01/23(日) 15:51:25 ID:EN/NhQr+
逢 鳥 独歩寒朝在一木 鳥鳴亦鳴誘孤心 誰不求共笑伴歩 遥思雲上嘆彼人
「ぞんげら だんげら」 ぞんげら だんげら ぞんげら だんげら あいつとあいつ どっちがわるい ぞんげら まひるに まっぱだか だんげら それみて はっぱをあげる ぞんげら ううんと くびをふる だんげら おこって たまけりあげる ぞんげら まっさお まっかなこかん だんげら あわてて 119ばん きたきた くるま きた くるま だれがよんだか けいさつかん あたりはそうぜん このよのおわり ぞんげら ついには いきだえた だんげら そのまま おなわになった ぞんげら だんげら ぞんげら だんげら あいつとあいつ どっちがわるい
197 :
名前はいらない :2011/01/23(日) 19:17:50 ID:K3OJunEy
198 :
非完全さん :2011/01/23(日) 21:16:26 ID:wbhLnnlt
>>174 文章はC、内容はEなので間を取ってDで。
詩としては十分に成立していると思う。
けれど現状からの卒業、旅立ち、若さ故の後悔、ドーテイの同音異義語への暗喩、そのどれをとっても陳腐。
「この人しか書けない」言葉がひとつもない。王道をなぞるにしても、新しい発想をひとつでも入れないと意味がないと思うけれど。
繰りかえしますが詩のまとめ方は上手だと思います。
>>182 D-
マイナスは、タイトルでテーマを全て吐き出しているぶんです。
詩を理屈で考えるのもなんですが、風船を膨らますのと出すのは本当に同じ労力ですかね?
ピンホールの存在ももうちょっと面白く使えそうな気がします。
アイディアと言葉が先行して練りがたりないのでは? と思います。
もっと面白くなりそうな詩なので、残念です。
199 :
名前はいらない :2011/01/23(日) 21:51:51 ID:fNPUH60a
>>177 は貴志祐介の小説「黒い家」の作中で
登場人物のサイコパスのおばさんが幼少のころに書いた作文
200 :
名前はいらない :2011/01/23(日) 22:06:31 ID:LDuO37yG
「月見酒」 つきよ 暖かく輝く太陽を真似たような、お前が照らす世界は いつも冷たく不気味な闇の世界でしかない 哀れなつきよ 私が同情しようか 憧れとはいつも自分とは遠い存在である 飲んで忘れよう 独りぼっちの月夜 私は月を見上げる お前は太陽の光しか映さないのか 飲まれて忘れよう
201 :
非完全さん :2011/01/23(日) 22:14:09 ID:wbhLnnlt
>>183 C-
起承転結がきれいにできていると思います。
滑らかに進んでいく物語が途中でねじくれているあたりが「短い手」ゆえのコンプレックスなのかなと思ったり。
「帰り道」と「引き返す」がかぶってるのがマイナスぶんで。
でも「引き返す 夜」を使いたい気持ちはわかる。
>>185 C
素直で好きです。
長いけど、短くしてしまうと味気なくなりそうなので、長いほうが正解かと思います。多分。
四段めに「乾いた声」「こだま」「転ばぬように」等、前半と重複しそうなキーワードが有効に使われてないのがもったいないかなと。
前の三段と四段めが対照に呼応するような構造をとったほうが生きるのではないかと思いました。
あと、序盤のツカミが弱いです。
202 :
非完全さん :2011/01/23(日) 23:00:54 ID:wbhLnnlt
>>190 D
文法があちこちでおかしいのでこの評価です。
「淡い」が「滲む」につながるのは綺麗だなと思います。言葉の使い方さえおかしくなければ……!
>>191 D-
途中までC。ラスト二行がE-。間をとってD-。
心のオアシスっていきなりダセエな! 綺麗にまとめようとしすぎだよ!
ラストから逆算するなり投げっぱなしにするなり、もうちょっとやり方があると思うし、それができる方だと思うのでがんばってください。
あと、改行をこんなに入れなくても十分読める詩だと思うのですが。
こんばんは。評価させていただきます。よろしく。
>>200 「月見酒」/
月見酒なんてしてみたいね。あまり飲める酒がないんで飲める人が羨ましい。
月を相手に月見酒。個人の考察を含めて内容に広がりを持たせようとしていますが、ラストまで消化しきれず半端に終わっています。
もう少し考察が必要だったかもしれない。
冷たく不気味な闇の世界も、哀れな月も、独りぼっちの月の視点も、見た人の観点や感じ方を鏡のように写していると思います。
そこをもうひとこえ書き出して、完成に導いて欲しかったと思います。 内容は情景ともに普通。工夫するなり独自の世界観または感性で目を引く作品作りを。D
204 :
名前はいらない :2011/01/24(月) 00:51:12 ID:euhO1gzG
「日記」 5月21日(水) アイスの当たりが出た 坂を上りきったところで月が綺麗に見えた 1円拾った これだけか、今日っていう日は。 今日有ったことは特に意味も無い。 良い事が無かった。 5月22日(木) 今日は車にはねられた。 何だよついてないな。 5月23日(金) 僕は死んだらしい。 ついてないな、本っっ当についてなさすぎるな。 楽しかったのにな、今まで。 昨日は幸せだったか? 一昨日はもっと幸せだったか? ずっとずっと幸せだったんだな。 月が綺麗だった事も。 車にはねられたのに1日生きてた事も。 今更気付いたって後の祭り・・・ 気付かない方が幸せだったかもな。
205 :
アギラ :2011/01/24(月) 01:16:51 ID:qGjiEawL
>>202 評価トン
【流転】
例えば
弱者の理論が絡み合って
それでも足りない糸の先に強者の理論があったとしても
強者の理論がぷっつり切れて
どうしようもない先に弱者の理論があったとしても
生きることが無駄などと、誰が言えようか
いや
言えるか
俺は
生きる事なんて無駄なのさ
それがやめられないだけで
分かったところで
今日も
流転
するしかないだけでさ
206 :
名前はいらない :2011/01/24(月) 12:21:13 ID:dtasq87M
なぜ、市議候補の多田よしふみは、 学歴を隠すのだろう? 中卒だからか? なぜ、市議候補のただよしふみは、 産まれたての子供を選挙運動に連れまわすのだろうか? 前の奥さんにDVした噂を消すためか?
207 :
名前はいらない :2011/01/24(月) 13:15:35 ID:qCXdoe8P
>>201 評価ありがとうございます。続けて投下
「熊とメロドラマ」
恋に恋したもみじ葉の
黄色い嫉妬も気に留めず
君と彼とは手を取り合って
もみの木目指して歩いてく
もみじはなんにも言えぬまま
大きな黄色いバラ咲かせ
気付いてくれよと悩み悩んで
いつしかはぬけのはげもみじ
熊はのそのそ冬眠準備
ひっそり静かに眠りたい
だけどもみじをしっているから
すぐに寝るのは忍びない
君は恋したもみじ葉の
黄色い嫉妬に口付けて
実はもみじをしっていたのよ
もみの木の下に黄バラ咲き
熊はひっそりそれを見守る
まだまだ寝るのはもったいない
『はねっかえり』 軽すぎるフットワークで重力を振り切った 上空8万メートルの世界は悲しいほど無感情だった ドーベルマンとそして僅かなマルチーズ ただそれだけでよかった 本当は空が欲しいわけじゃなかった ほわほわした地震 揺れてるのは私じゃなくてあなた達人間 私は人間じゃない 私は境界線 たぶんあの世と繋がっている ボーダーコリー ラフじゃないコリー
>>175 この詩は3つのパーツそれぞれ繋がりはないのでしょうか?僕にはそう見えたのですが・・・。
第一節
単語を続けて書いていますが、単語の数を合わせたらもっとよかったかもしれません。目を吹くと出会う、枯れてと別れるはかかっていていいと思います。
第二節
過ぎ去った未来とは少年の視点と、おそらく成長した僕、との両方の視点で作られた言葉なのでしょう。面白い言葉だと思いました。
凍えるふりをやめた、は、少年から見て、憧憬の対象である自分が、ふりをしている、しかも本当は寒くないのに、この世界が暖かいと感じているのに、それを恥じたのかどうしたのかは行間を読まなければならないところですね。
三節はそのまま受け止めようと思います。
先にも書いた通りパーツで分かれていると思うのでもう少し詩の世界を楽しめるサイズが欲しかったです、個人的な意見ですが・・・。
ただこの詩の雰囲気というか、詩全体が纏っているオーラ的なものはすごく好きです、深読みしなくてもそれだけで愉しめます。
他の作品も読んでみたいのでそれへの期待も含めてC+。
211 :
183 :2011/01/25(火) 00:49:35 ID:ePuF8X4U
>>201 色々と察して頂き心に安らぎを感じました。
拙い駄文に優しい言葉をありがとうございます。
評価お願いします 「雨雲」 晴れ渡る空に浮かんだ 小さな雨雲が一つ 泣き出しそうな君を見て 少し顔を出したんだ 雨雲は空を君は瞳 両手で被い隠して 雨雲は雨を君は涙 両手から零した 雨粒が涙隠して 雨音が君を独りにした 聞こえてくるのは 誰の声? 土砂降りのこの雨の中 君は何を思う? 独り何を思う? 日々変わる心の 景色に振り回され 傷ついて泣いて それでも生きている また笑えるから 雨音はいずれ遠退き 太陽が顔を出すだろう 暖かいその光は 君の心を包みこむ 太陽は大地と君の瞳 優しく撫で 太陽は命を君は心 強く育てるだろう 独りを知る事で 光りの暖かさを知った 聞こえていたのは 誰の声? 晴れ渡るこの空の下 君は何を想う? 一人何を想う?
213 :
かさ :2011/01/25(火) 01:19:37 ID:pUJTUK2Y
「蛇」 ある朝、開け放った窓から蛇が入ってきた 少し驚いたけれど、ホウキと塵取りを使って追い出そうと試みる すると蛇がゆっくりと鎌首をもたげて言った そう怖がるな。ちょっと部屋を見に来ただけだ 私はソファーに座って蛇を眺めた 蛇は部屋を這いずり回り、しばらくするととぐろを巻いた 私は早く出て行けと蛇に言う 蛇は涙を流して私に噛みついた 何をそんなに怖がる必要がある? なぜ私を怖がる? 私が何をした? 遠ざかる意識の中、そう聞こえた
>>126 失ったものに気づき、悲嘆する。
よくありふれた図式。
詩の視覚的外観をいじっているが、
簡単な縦読みと同じで、ちょちょいのちょい、程度の技量と労力。
インパクト低、ミーニング微。
D
>>204 とても、寒い。とても。
日記という形式に特化しているわけでもなく、むしろ破綻している。
21日22日を読めばある程度の先が見えてしまう。
むしろ21日に3つ得たものがありながらの
4〜6行めが、あまりに作為的。
Good CharlotteのThe Chronicles of life and deathのほうがおもしろい。
D
>>205 単純に形式的に頭でっかち。もっちゃりしてる。
流転という単語の、流れ、転がる様子が微塵もない。
最後の改行も、無駄に2ちゃんねる。
ある程度知ってる人間の陥りがちな、
「それなりの感慨、それなりの入魂」。
今まで君もいくつもの詩を読んできたろ。
そのなかで読んだことすら思い出さない詩があるだろ。
たぶん、それ。
D+
……ではあるが、作者の今までを鑑みた上では、E+になりうる。
215 :
アギラ :2011/01/25(火) 03:21:12 ID:Yq/99Gp6
>>214 評価トン
【駄菓子屋にて】
ちゃりちゃりと
ポケットの底で硬貨が鳴る
僕はその中から一つ、硬貨を指でなぞっては
幸福の定量を調節するのさ
216 :
アギラ :2011/01/25(火) 03:23:12 ID:Yq/99Gp6
うん、やっぱり詩は簡潔に書くに限る
217 :
名前はいらない :2011/01/25(火) 10:44:03 ID:pqK0twJk
>>215 うん、確かに簡潔ながらノスタルジック雰囲気が漂っているね。
学校の帰り道、10円や20円で買える、ささやかな幸福。
その幸福を想像しながらお菓子を選ぶ、ささやかな楽しみ。
夕日のオレンジと子供の長く伸びた影が自然と見えてくる。
なかなかいいじゃない。内容的にはCだね。
しかし一点だけ重大な欠点がある。
「定量」という言葉ね、これにはかなり違和感がある。
「量」という意味だと思うんだけど、何故「定量」にしたのか。リズム的な問題?
「定量」という言葉はそもそも「量」とは意味合いが違うと思うよ。
もしかしたら科学的な分野では「量」という意味でも使うのか、よく分からんけど、
もう少し日本語としても、詩の表現としても相応しい言葉があると思うよ。
短い詩だけに、このダメージは大きいね。Eを付すに値する欠陥だよ。
だからまあ、中間をとってDかな。
218 :
アギラ :2011/01/25(火) 11:13:08 ID:uyW0orN5
>>217 評価トン
【どうしようもない】
欲しいものを横目で見ては
寝たふりをする日々が続く
興味のないポーズが巧くなったが
それにどれだけの意味があるというのだろうか
分かってるさ
与えられたものを消費する奴の価値と
自分で得てきた奴の価値が同列に語られることはないのだと
分かってはいるのさ
でももうどうしようもねぇだろ
俺には寝たフリを磨くしかない
慰めの方法を他に知らないのだから
>>187 を「そのままの君で」と指摘する奴が誰もいない事に驚いた
数多くの学生が卒業式で歌ってきた超定番曲なのに
教養無い奴が評価してるのね、ここ
そうです。あなただけが教養があるのです。 さあ、未評価を消化する仕事に戻りなさい。
221 :
名前はいらない :2011/01/25(火) 12:53:18 ID:pqK0twJk
教養て。たかがJPOPでしょうに。
>>218 多作だねえ。基本的に、もうちょっと自分の世界から出たほうが良い作品が出来ると思うよ。
何かね、女子学生の愚痴日記的な要素が結構あるような気がする。
個人的な体験を凝った言葉に変換しても、本人以外にとっては意味不明な言葉の羅列でしかないってうことも有り得るからね。
駄菓子屋の詩みたいに、読み手と共有できる部分が無いとねえ。
222 :
名前はいらない :2011/01/25(火) 12:56:39 ID:pqK0twJk
ていうか
>>189 の指摘が的確すぎて吹いたよ。
わざとかもしれんけどね。
223 :
名前はいらない :2011/01/25(火) 17:27:19 ID:FSPnFUny
哀しい過去だって、今の私なら乗り越えられる… 貴方と永遠を誓ったあの夜に戻れたら、私は強がらずに応えたい。 あんなに素敵だった日々は残酷に色彩(いろ)を失う…丸で私達を引き裂いたあの日の様に。 『愛してる』も 『大好き』も もう届かないんだね… 『ありがとう』も 『ごめんね』も もう過去なんだね… ねぇ、どうして? 私は貴方が大切で、貴方もきっと私の事を大切に思っているんだと、疑わなかったよ? なのに、どうして? どうして貴方はあんな優しい嘘をついたの? 寂しがるから? 怒るから? お願い、もう一度 もう一度だけで良い…貴方の声を聞かせて。
>>219 教養ないやつばかりですから、未評価で埋まってる詩をすぐさま評価し、
未評価のまとめを作ってくださいお願いします。
225 :
名前はいらない :2011/01/25(火) 18:33:10 ID:ePuF8X4U
>>215 駄菓子屋と言えば小学生。小学生の癖に「幸福の定量」なんて言い回しは、
何だかこまっしゃくれていて可愛いげの全く無い糞ガキを連想させる。頭をパンしてやりたい。
「うまい棒何本買える?」「あのクジの当たりの見分けかた、俺しってるぜw」の方が子供らしい。
しかし子供らしいって一体何なんだろうな。駄菓子屋ってのはガキが自分の持ってる金で、自分の欲しい者を選んで購入する冒険の場だ。
そこに大人の持っている価値観を介入させてガキの行動や思想をねじ曲げる事は最低のナンセンス。
それに頭の良さそうな言葉をさも偉そげに間違えて使うなんて実にクソバカのガキらしくて可愛らしいじゃないか。
でも、ガキらしいって一体何なんだろうな。
…間違いなく作者はここまでのループには辿り着いている。大人だからだ。
そして大人である作者が記した「幸福の定量」の表記も、あながち間違いじゃ無い。
幸福の量を定める行為は、あの時から変わらず何度も繰り返して居るのだから。
と、おもいました。
貧乏人へ
しぐれ
>>198 遅ればせながら、評価ありがとうございます。
たしかに僕は言葉選びよりも構成に拘りがちですね。
いつもの、再評価お願いします。
>>215 ポケットの中の硬貨をちゃりちゃりと鳴らした時点で
センスがあると思っていいと思うよ
なんかそういう
くすぐったい感じが詩だよなぁと思う
癒されるわ〜
228 :
非完全さん :2011/01/25(火) 20:47:34 ID:NiKcucwo
>>194 Cー
マイナス分は前後のリフレインが全く同じだから。
時系列と因果律を壊すなら、もっと長く、徹底的にやってしまったほうが面白いと思う。好みの問題かもしれないけれど。
あとタイトルは日本語のほうが伝わりやすいと思うのだけれど。これも好みかも。
>>195 未評価
タイトルがいいです。物語の流れも漢字の並びもとても綺麗だと思います。
ただ、中国の詩は韻が全てだと聞いたことがあるので、中国語のできない私には評価不可ということで……!
>>196 C
語呂が超いい。語り口も軽妙で、阿呆で悲しい事件とマッチしていると思います。
好きです。童話としての完成度も良いと思います。
けいさつがきたのは 119ばんが じけんせいがあるからとよんだからだよ
だれもわるくないよ
229 :
最低 :2011/01/25(火) 21:09:08 ID:E46Zkfa8
>>187 219も言ってるけど、それが既存の合唱曲の歌詞だよね?
パクリはダメだよ。
230 :
非完全さん :2011/01/25(火) 21:09:42 ID:NiKcucwo
>>210 評価ありがとうございました。
まさかまさかここまで深く読んでくださる人がいるとは思わなかったです。嬉しいです。ありがとうございました。
蛇足ですが、
第一節 現在から過去(時間の逆行) 第二節 過去から現在(時間の跳躍) 第三節 正常な時間軸
のつもりで書いていました。
今見ると、第一節の逆行の書き方が不十分だし、世界観がそれぞれに違うのでもうすこし長いほうが良かったですね。精進します。
231 :
非完全さん :2011/01/25(火) 21:57:02 ID:NiKcucwo
「蝋梅」 ひよこ色の冬の花がきょう咲きました 日差しに淡く香ります 塀のうえで冷えた空はまぶしいほどに高く遠く澄んでいます 君を欠いた世界は とてもきれいです 残酷だと嘆く夜をおきざりにして 子どもたちが競うように駆けていきます はずむ息が白くとけて消えていきます
>>195 俺は漢詩を学ばないので、不服の場合は再評価を。
頭韻は皆無だが、脚韻はされてる様子。
内容については、字面を追っていけば大体把握できる。
七言絶句という形式のよう。
ちなみに向こうでは「早上」が「朝」という意味で、
「朝」とは「朝鮮」を意味するようだ。
もちろん、ググっただけの知識だが。
本当にこれが漢詩なのか、漢詩もどきなのかよくわからなかった。
最初の「独歩」も英語でならwalk lonesomeって感じで
「歩独」とでもなりそうだが、蓋然的に過ぎない。
内容は理解できるものの、タイトルがわからない。
「鳥と逢う」? そっけない。まあ、らしいけど。
最後の行が、他よりも難解かな。
雲の上を嘆く、もしくは雲の上で嘆くあの人、なのか
あの人を嘆く雲の上(天)を思うのか。
形を見るに、後者の「あの人を嘆く雲の上」か。
なんか向こうの淡々とした感慨よりも
和の「思いを馳せる人の姿」って印象だ。
内容よりも形式のC
……と思ったが、圧縮率が高いのでC+
>>223 こういう歌謡曲のような詩は、もはや形式なのかな。
おそらく既にセンスとは別の、「こんな感じ」という輪郭。
中学生ぐらいが聞きそうな、それで大学生が書きそうな詩。
今日、俺の地方では「オレンジデイズ」の再放送が最終回だったが、
北川悦吏子にはクサさを消化してくれる演者がいる。
歌い手にはメロディがある。そして君には言葉しかない。残念。
D-
>>213 最近、こういった擬人的手法の詩が嫌いになりつつある。
小動物を見て「カワイイ!」というをんなどものように
予防線を張っているように見えるからかもしれない。
ひどく輪郭がぼやけている。
いつ、どこで、が満足されていない。
そういった朧を許容させようという形式だからかもしれん。
セカイ系、みたような。
D-
>>212 うむ、修辞的疑問文! トートロジーのように意味がない。
クエスチョンマークが記号、形骸、のようにしか感じない。
俺が圧縮率を重視するのは、こういう記号が文にあることで
全体を希釈してしまうことを忌避するから。
あと2節は、あんまり伝わらないと思う。
わかりやすいのが取り柄なのに、不可解を混ぜてはいけない。
D-
>>231 勿体ない。2節めが台なしにしている。
巧い、と手放しに絶賛できる詩性ではないが、
1節3節は状況を描いている。
しかし2節では、核心たる「君」を持ち出してしまった。
「君」がいないことで感じるそれは、
「君がいない」と言及することで、ヒビがはいってしまった。
また「残酷だと嘆く夜」は、いかん。
太宰の云うポオズになってしまっている。
もはや現在に於いては、偽善は無論ながら
偽悪も、偽善もどきも、偽悪もどきも、フェイクだ。
それと同様に、悲しむ姿を露呈させることは、
悲しみを露呈させる自分の姿を、作者が俯瞰しているからに過ぎない。
その影を見せることは、少なくとも俺には楽しくない。
D+ ……としようかと思ったが、花の色にC-
234 :
名前はいらない :2011/01/26(水) 00:21:01 ID:IT+BCErI
もしかしたらそれは、たとえば桜とかの花びらなんじゃないかと思った 前も見えなくなるほどに舞い散る白い桜の花弁 溺れそうな深く静かな白い世界 積もったそれらはいずれ土に還り、また同じ花を咲かせるのだ 延々と繰り返されてきたそれはきっとこれからも続いていく 気の遠くなるような時間の海を、そうやって気長に生き続けてくのだろう でもそれは決して桜などではなかった 手のひらに落ちた一つが、冷たさを残して溶けていく それもまた、永い海を気長に生きゆく者の姿に他ならない 明後日のことも、明日のことも、分からないで生きているのなんてヒトだけだ 分からないんじゃなくて、気づいていないだけだということすら分からずに ヒトは幸せを探す旅に出かけた
235 :
んにょ :2011/01/26(水) 00:46:00 ID:p4/tElHl
評価人になるのは初めてですが
>>234 たぶん気付いていると思うんだけど詩ではなくてSSの冒頭文章に近い。
詩的表現を加えた文章。だから詩としての評価は詩よりも低くなってしまう。
そういう意味ではD- 、だね。
文章の組み合わせにしても引っかかるところが無いんだ。
NONPHILIA ◆/6V.PHILIAさんの基準で行ってもDの+にはならない。
236 :
名前はいらない :2011/01/26(水) 02:10:15 ID:EnFjBFns
「マス」 クローい、 昨日の夜ご飯は、 餅 花舞うホーム きばりつく、 謎の餅 よし。 今日は頑張った。
>>230 >>231 僕は自分以外の詩をあまり読まないので詩については詳しくは知りませんが、あなたの詩はすこし変わっている気がします、全体を俯瞰しなくてはいけないんですね。
言葉の積み重ね、数字や漢字を読む時のように、パーツを足していくのではなく、絵や写真を眺めるように、全体を見る、そんな詩なんでしょうね。
238 :
桜酒の人 ◆aXiWy465T6 :2011/01/26(水) 13:43:46 ID:YhmNUCEz
「おままごとの末開く」 本気で生きてきた、なんて 今更ほんとでもいえないよ 私の短い生涯に満足なんてありえない あれもしたいしこれもしたい マカロン詰め込むハイティーン 私の短い青春よ さらばもう一生会わないわ 友達や家族、彼氏はいないけど、愛してる 思ってみるけれどまだ私、わかってない わかってない 数学を終えた瞬間に理解することをあきらめた また会えるなんてわからないのに、ね 主導権を握った瞬間に私の世界は花開く 新しい朝が東から、見知らぬ国からやってくる そう私は新しい人 過去から未来へ進む人 この美しい世界はぜんぶ、自由にしていいの? 誰も止めないで前進を 振り返らないわ ずっと 私の短い青春よ さらばもう一生会わないわ 苦いコーヒーにミルクとグラニュー糖をいっぱい 入れて生きてもいいじゃない だれにも好みがあるものね 苦しい日々を過ごしてもきっといつか忘れるわ そんなおままごとを繰り返し私は大人になっていく 言葉や意味に気づいたその時に世界は鮮やかに 新しい色が広がって、見えないことがわかっていく そう私は新しい人、過去から未来へ進む人 この美しい世界はぜんぶ自由に変えてもいいんだね 誰も止めないで前進を 振り返らないわ ずっと 私の短い青春よ さらばもう一生会わないわ
239 :
非完全さん :2011/01/26(水) 19:46:19 ID:ppYGg3H+
>>126 C
私は好きなので再評価で。形式と単語のチョイスが良いです。
が、後半失速気味なのが惜しい。この構成なら、もっと感情を爆発するほうに、絶叫させるように飛ばせるんじゃないかと。
「光」からはじまり「夜」で終わるのに、朝を連想させる「覚めた夢」が後半にあるのもマイナス。
「人生商売」なんて半端にするくらいなら、「商売繁盛」「焼肉定食」くらいまで思い切ってズラしてしまったほうが良かったかも。それくらい許容する下地はあるんじゃないかな、と。
いろいろ書きましたが、面白かったです。
240 :
(^o^)rn' :2011/01/26(水) 23:21:25 ID:M9HxQyOr
木造二階建てのお洒落なレストラン お客が来なくて取り壊される 誰かと誰かが初めてデートしたり 別れの涙を流した白いテーブル 頼んでももう来ないスパゲティの写真 お客の知らない厨房のグレーチングのシルバーの輝きも 何処かの処理場へ静かに揺られていく 何度も来ては帰るトラックの荷台の上 処理場の土の上横たわるナイロンの花 色とりどりのプラスチックを敷き詰めたベッドの上 悲しむ事を諦めて泣き止んだ人形たち トラックに乗って帰る運転手をきょとんと見送ったら いつの間にか取り壊されたレストラン コンクリートのお城に変わり 楽しそうに不思議な音楽を聴く
241 :
名前はいらない :2011/01/27(木) 00:04:25 ID:K1rjCKLP
>>240 うーん、イマイチであるなあ。
押し付けがましい。
説明的過ぎる。
言葉以上のものが浮かび上がってこない。
取り壊されるレストラン写メ一覧を見せられて、
「ほら見ろよ。いいだろ、この写真。なんか寂しい感じだろ?」
って言われてる気分。
いくら被写体が良くても、写真の技術やセンスが無ければ、ねえ。
しかも写メじゃ、ねえ。
D。
242 :
名前はいらない :2011/01/27(木) 00:08:46 ID:tIf9XkBy
果てしない宇宙のどこかからやってくる光 数え切れない白いシミは、遠い過去からやってきた 長く永い旅路を飽きることなく突き進む 永遠はどこにあるのかと訊かれれば、この掌の中 君と僕の手が交わる瞬間。その一瞬を僕は永遠と呼ぶ 青空に浮かぶ白い月のような、微かで儚い存在 またここで会おう。 永遠のような約束
243 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/01/27(木) 00:15:24 ID:+NQPO0k2
>>240 詩情あふれるとはこの詩のことだ。
5行目までの描写は最高。
「頼んでももう来ないスパゲティの写真」か。実にイイとおもった。
ここ1、2年の不況で、幾つもの有名レストランが姿を消した。
近所のビストロもまた然り。デートで使ったりした、思い出のお店が消えるのは何とも寂しい。
後半は、処理場での描写。廃棄されたレストランの備品たちが、バラバラながらも再び建築物として
構築されたような光景。音楽は、同じく廃棄されたオルゴールか何かだろうか。分からない。
ラストの「お城」や「不思議な音楽」という表現は、やや安っぽさを感じるものの、前半の盛り上がりと
寂寥感は素敵。
「グレーチング」というのは、排水路にかぶせる金属の蓋のことだぞ、みんな。
B+
244 :
名前はいらない :2011/01/27(木) 00:23:49 ID:K1rjCKLP
>>243 ケッ、安いセンスだなオイ。
お前みたいな奴が
>>240 みたいな素人臭い詩を書くんだろうな。
「大きな古時計」でも聞いて感動してろよウンチ野郎。
すみません、言い過ぎました。
245 :
名前はいらない :2011/01/27(木) 00:31:55 ID:FCmxYmzT
最近のセン五は馴れ合い臭いからしゃーない
246 :
非完全さん :2011/01/27(木) 00:47:11 ID:I4VXSbqV
>>233 評価ありがとうございました。ああ、全くそのとおりで……
>悲しむ姿を露呈させることは、悲しみを露呈させる自分の姿を、作者が俯瞰しているからに過ぎない。
これが全くそのとおりで。 意図的にやるならまだしも、この場合は露悪的でした。精進します。
>>237 私もあまり詩をはわからないのですが、がんばります。
247 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/01/27(木) 00:48:54 ID:+NQPO0k2
>>244 久しぶりの罵倒で目が覚める思いです。「解離性人格障害」以来。
うんち臭をなくし、センスUP! に努めます。
248 :
名前はいらない :2011/01/27(木) 01:28:45 ID:K1rjCKLP
>>247 大体お前、バーウーンとかいう二流荒らしコテだろ。
中途半端にマジメモードに入ってんじゃねえぞコノヤロウ。
センスの無い奴は本気出したらダメ。
荒らして、ふざけて、ちゃかして、誤魔化す。これ基本。
249 :
名前はいらない :2011/01/27(木) 01:29:21 ID:TP4KzZXK
桜は死人の血でその花びらを染める…決してその美しさからは想像も出来ない程に残酷な開花。 生きとし生けるものは、皆そうだ…何かを失うと共に何かを得る。 詰まりは対価を支払う事。 気付くか?愚かな人間よ、闇の中で生まれ出ずる魂を…知るか?情けな人間よ、光の中で生まれ出ずる魂を… さぁ、今こそ己自身の足で一歩、未来へ進むんだ 進め…明日無き未来はそこに在る。
250 :
名前はいらない :2011/01/27(木) 01:38:14 ID:K1rjCKLP
>>242 「宇宙のどこかから」「数え切れない白いシミ」「やってきた」「突き進む」
この前半部分でB級エロSF映画が頭によぎったのは私だけ?
なんかよく分からん詩。キモイ前半と少女っぽい後半の統一感が無い。
D。
251 :
(^o^)rn' :2011/01/27(木) 06:42:18 ID:o8NvlgHr
的確な高評価有り難う。 「新天地」 2ちゃんねるに大蛇が現れて ぴゅるぴゅると舌をだすと 僕のピアノは大声で泣き叫ぶ ああ、大蛇よおまえは したらば掲示板 インディーズ掲示板の 「詞を載せようぜ!」 と言うスレの エンジェル・ファッカーと言うコテのようだった もう逃げるよ 恐ろしくてたまらないから 俺はこのザ・掲示板の入り口に そうして辿り着いたんだ あれ 開いてねえ
252 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/01/27(木) 07:47:49 ID:OLGa4f7k
「赤と白」 ―赤と白の対比― (例1、鮮血に染まる雪) (例2、白い兎の真っ赤な目) (例3、日の丸) 赤と白は人々の交流会の垂れ幕に刻まれてあった 天の国から来て、神を信じなさい、と 心にささやき回るうさんくさい声が聞こえるようだ。 (怒りを燃やせ、太陽ほどに) もう決して騙されはしない、私の神は、私のそばにいるのだと確信した。 私の血は、私の生きている間に意味がある。私をイケニエに要求するのは偽の神 私は私で生きて試し、果てをめざす 安楽でなく、やすらぎでもなく、平穏でもなく、 美しく散っていきたい、せめて。私の死は―― 赤と白が目の前に散る ぴょん、ぴょん、一匹うさぎが寄ってきた。 ひくひく、ひげをふるわせる。 私はうさぎを抱き寄せて、心臓の音を比べた 一人の心にしみいるおと、感触 ―赤と白の対比― (例4、紅白まんじゅう) (例5、梅に寒椿) (例6、君の肌と唇)
253 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/01/27(木) 08:32:45 ID:OLGa4f7k
>>133 :無題
一連目から、ドカンと来る。この部屋、というのに、どれだけの意味があるのか、どう言った前後関係なのかといった、
釈然としない疑問が残る。二連目、誰にも触らせはしない、と言うことを言いたいのは、共感できる。胸のあたりに
感じるのか、なるほど。三連目、なろうが、と逆接しているのに、手のひらで輝いている、いや、言いたいことはわかる
けど、ほんとにそれでいいのかな、あなた自身の気持ちとして。死んで雪になっても。感情がバランスを失っている。
7色の花、7色蝶というのは、次連を見なければ納得できないというじれったさを差し引けば、帽子と相まって、花壇は
なかなか美しいイメージだと思う。あなたがやってくる、というのは、願望の表れとも読めるが、実際の結びつきが強かったんだな、
と、うらやましくも幸福な感じ。最終連で、消えゆくような終わり方だが、現実性の全くない全体が、惜しいと思った。
ファンタジーの内容は良いと思うけど、様々な重複や不手際な文が散見されるため、どうしてもすっと頭に入ってこない。
もうすこし、構成に気をつけて、もっと練れば、同じ内容でも、2ランクくらいは良くなると思った。D
254 :
名前はいらない :2011/01/27(木) 08:54:03 ID:K1rjCKLP
>>251 どういたしまして。
じゃあこれもサクッと潰しとくかね。
「〜して、
〜すると、
〜した」
この最初の三行だけで読む気が失せる。
何となく文章を繋げてれば詩になるとでも?
甘ったれんなバカヤロウ!!
ど素人の詩に見られる典型的なパターンよ。
内容はカス。
D-。
255 :
(^o^)rn' :2011/01/27(木) 10:19:44 ID:o8NvlgHr
>>241 出たよ高級一眼レフ厨!
こういう手合いに限って写メの撮りかたどころか着信の取り方すら理解していないから始末が悪い
普段は優しいDoCoMoショップのお姉さんも笑顔の裏では青筋ピキピキ、内心クタクタ、
ブラインドタッチのキーボードの音は20デジベル程上昇して、
cpuはcore 2 duo
左手薬指の指輪がセクシー
256 :
(^o^)rn' :2011/01/27(木) 10:29:27 ID:o8NvlgHr
>>247 ちょっと文句を言われたら自信を持って捻り出したウンコを引っ込めるのかい?このハゲ!!
塗りたくれ!!そしてダイブしろ!!!!
「ひらがなこどものくそいのち」 いのちあれば いのちあれば いのちなければ いのちなければ みえる あなた わたし のいろ ことば うつろ あした ましろ どこから きた どこかへ いった なにか かんじた なにか さわった なにか みている うそのこころ ことばのかがみ うそのあなた わたしのことば たまごが かえるまで だき あたため みちみちる みちみちる ち ちちが からだに みちみちる とりたち みんなとべ みにくいひよこのいじきたなさで さかなたち ぜんぶおよげ むすうからえらばれたたまご けもの けもの りーべーりーべー けもの けもの りーべーりーべー わたしはけもの いっひーりーべー ただふたりのひとり ふたり ふたり こども こども ただひとりのこども いのちのこども しをこえた そのあたり
258 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/01/27(木) 14:14:27 ID:OLGa4f7k
未評価(
>>157 )
>167 >207 >208 >218 >236
>238 >249 >251 >252 >257
再評価
>174
259 :
名前はいらない :2011/01/27(木) 19:36:49 ID:5Kk85YRF
湯豆腐をつつきながら 友がつぶやいた みんな どうしても勝ちたいんだろうな 僕はシイタケを追加しながら言ってみた 俺等も 負けたいわけじゃないじゃん でも負けることを拒否してもいないぜ 僕は思わずうなずいてしまった うなずきながらも 振り返らずに 何が悪いのかと考えてみた たぶん執着が足りないんだろう 友は同意して 濁り酒をあおり ふぅとひとつ ため息を吐いた それは あきらめとは違う響きだった 僕はあぐらを崩して立て膝になり 昆布を引き上げようと目論んだ ほおづえついた 友は紅らんで 眠るように つぶやいた でもまぁいいんじゃないかな どっちに転んでも大差ないだろう 味の抜けた昆布を噛みしめて 僕は 何度もうなずいて もう少し言葉を継ぎたかったのだけど 鍋はすっかり 空になっていた
260 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/01/27(木) 23:36:27 ID:peE4rsiz
>>248 今年からまじめに生きることにしたんだよ〜ん
人に優しく、自分に甘く。
つーか俺はもともと荒らしてねーだろ!こんちくしょうめ!
>>256 うんこ塗りたくるとかダイブするとか、マルチーズ汚すぎ。
いやだわまったく。
213再評価をお願いします。
262 :
名前はいらない :2011/01/28(金) 09:48:11 ID:9Ho3AcTU
>>213 こんなキモイ蚊は嫌だ。
お前のキモイ発想のせいで蚊さんがキモキャラになっちったじゃないか。
蚊さんに謝罪しれ。
詩の印象を一言で言うと「ヌムォウ、、ゥゥゥンウアッっん」って感じ。
評価は他の人にお任せします。
263 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/01/28(金) 12:20:03 ID:0XAH8+rD
>>167 :無題
身が消えるというのは、意味が通じるのでしょうか。残留と言う言葉は固すぎないでしょうか。
記憶は、どのようにして塗り替えられたのか、定めと感じたのは何故なのか。時を見つめる者
が出てくるのが、唐突すぎるように感じた。終わりの連も、多少の都合良さを感じる。
しかし、全体に均整がとれていて、嫌みな語句もない。幻想的な世界観を楽しめるので、
良いものだと思いました。C-
>>207 :「熊とメロドラマ」
メロドラマ、あまり見たこともないけど、こんなストーリーなら、すごく共感できる。紅葉に託して、
擬人化しているけど、それが紅葉のイメージを崩すところ無く、熊もあくまで熊。しみ入るような、
暖かさの詩で、単純なわけでもなく、現実に対するなにがしかの意見表明になっていて、よんで
よかった、と思いました。C
264 :
名前はいらない :2011/01/28(金) 15:49:52 ID:fp7GW0nD
あれからどのくらい たつのでしょうか つい一昨日のようでもあるし 十年も前のような気もするのです 君はたしかに 僕のとなりに かまぼこ型の目でほほえんで ささいなことも楽しそうにして いつも君が もたれていた カーキー色の上着の肩には まだかすかな残り香があり だからなんとか 歩いていけるのです でも これから訪れる寒い冬に 立ち止まらずにいられるでしょうか 香りだけを 肩に宿して 評価お願いします
265 :
名前はいらない :2011/01/28(金) 17:32:22 ID:BCh0jA/V
>>263 評価ありがとうございます
「母へ」
イチョウが風に揺れ
チューリップが殊の外赤いことに
漸く気付いた
涙が棺へ
もう幼い日の味は
二度と口に出来ない
イチョウが風に揺れ
チューリップは赤さを誇示する
その赤さゆえに辛いのに
イチョウが風に揺れる
ささやかなレクイエムとして
鮮やかな愛情の為に
ストライカー 幼き日々に憧れた テレビの向こうのスーパースター 紙吹雪舞うスタジアム 響き渡るよ大歓声 何度も親に強請ってた サッカーボールはガラス越し 12の誕生プレゼント そいつを抱いて夢を見た 聞こえてくるよ大歓声 あの日と同じ大舞台で 踊るは輝く背番号 見据えるはただあのゴール 同じ分の夢と誇り 背負った敵が迫り来る 必死に交わすフェイントで 不意にタックル後ろから 痛みに転がる自分へと チームメイトが駆けつける 審判の笛が鳴り響く 意識は段々遠くなる 試合の後に聞くニュース 延長末のVゴール 歓喜に水を差すように 医者から悲痛な知らせ来る 激しい叫び声と共に 体を起こし目を覚ます 何だよ夢かと息ついて 目にしたのは足のギブス ずっと追ってきた夢がもう 飛び去ったかに思えたが 部屋に飾った僕のボール 黙って語りかけてきた 夢を追い続けた君は 決して恥ずかしくはないと 変だな涙が止まらない 君との日々が蘇る 試合の後のスタジアム 君とサークルで寝転んだ ホイッスルはもう鳴ったけど もう一度君と走り出そう
267 :
非完全さん :2011/01/29(土) 00:38:47 ID:iFMr8cUg
>>213 D
アイディアもテーマも展開も○。
だけど言葉のチョイスがあまりにも安易で面白みに欠けます。
二行目の「少し驚いたけれど」の「少し」に意味はあるのかな?
次の「すると蛇がゆっくりと鎌首をもたげて言った」の「ゆっくり」は?
詩というのはただの短い文章ではなく、韻律やことばひとつひとつの面白さを追求するものだと思います。
この詩の中には余計な意味のない言葉がいっぱい入ってる。なのに「あなたにしか書けない言葉」がひとつもない。
推敲してやればもっと生きる詩だと思います。がんばってください。
268 :
非完全さん :2011/01/29(土) 00:51:32 ID:iFMr8cUg
>>257 A
バニシング・ツインを連想した。
ひらがながコミカルで、重いテーマを重すぎず消化していてとても良かったです。
私なぞがぐちゃぐちゃ書いても全くの蛇足になるので短くなりますが、すごく好きな詩です。
269 :
チョンポコ ◆Z2PQeUT5w. :2011/01/29(土) 01:32:56 ID:LVnlu8NF
>>257 俺もこれは良いと思う。久々に読み込む価値のある作品が来たね。
カッコつけてひらがなのポエムを書く奴は多いが、大体はわざとらしくてウザいぽえむになっちゃうんだよね。
この作品はひらがなで書かれるべくして書かれたという感じ。
俺の評価はB。
そのコテがすぐいなくなると、自演だってばれるぞ? 少なくとも1年は使い続けないと。
やはり、長いのより短いのではっと思わせるギラリとしたのを
>268 >269 ひょうかしてくれてありがとう おまけぽえむ 「ふこうへいなちきゅうのりくかいくう」 うみでしぬさかなは うみにたべられる そらでしぬとりは りくにたべられる りくでしぬどうぶつは りくにたべられる うちあがったくじらの しぬまでのゆめは たぶん そらにたべられる
273 :
名前はいらない :2011/01/29(土) 13:11:02 ID:Ejm9pP6z
「私は」 険しい谷の向こう、巨大な鏡は一向に晴れる様子がない。 それどころか鏡の仲間たちと阿呆のように踊り狂っている。 石を投げつけるべきだろうか? それとも?
274 :
名前はいらない :2011/01/29(土) 15:59:48 ID:Ejm9pP6z
「孤独」 まったきの暗がりの 炭坑を掘り進む ランタンぶら下げて 息も絶え絶えに 初めに見つけたのは 「あなた」 次いで見つけたのは 「わたし」 もっと良く見よう ランタン近づけて 眺めれば眺めるほど なんて一人ぼっちだろう! そのままにしておこう そっと戻すけど 光を蓄えて 暗闇にぽつん 「あなた」「わたし」
275 :
名前はいらない :2011/01/29(土) 16:30:47 ID:Ejm9pP6z
連投して本当にごめんなさい。これで最後です。 「ために」 どんよりとした朝 僕は不安だった 何が不安かって? 不安な自分がさ 眠れない夜 僕は怖かった 一体何が怖いかって? 何が怖いか分からないことがさ 僕は眠り、起き、食べ、眠る、起きて、食べる、眠るため、起き上がり、また食べる、また眠るために!
276 :
名前はいらない :2011/01/29(土) 16:32:59 ID:qdyGNY9Y
ごめんなさいとかじゃなくてテンプレくらい守れよ。 だから馴れ合いだとry
277 :
あいあむはまじ :2011/01/29(土) 16:51:55 ID:WvajJBuf
評価お願いします! 「道」 明日また笑顔になれるなら、 今日がどんなにつらく苦しくてもいい。 私には“明日という道”があるから。 明日つらく苦しければ 今日の笑顔消えてしまうのが怖くて。 私には“絶望に満ち溢れた道”があるから。 もし明日死ぬのなら、 今日を全力で生きるだろう。 私にはもう“道”はないのだから。 もし明日も生きていけるのならば、 今日もなんとなく生きていくのだろう。 私には“決められた一本道”しかないのだから。
278 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/01/29(土) 17:01:54 ID:ogA9OQKW
>>1 ・連投は禁止されています、一作品の評価が終わるまで投稿は控えましょう。
この場合は、
>>273 E
>>274 E
>>275 E
ですね。
感想だけ書かせてもらいます。
>>273 鏡がはれていない状態とはどんなのか?どういう原因があるのか?これは結構重要なのにかかれていない。
短くまとめたかったのか、めんどくさかったのか。おそらく、ファンタジックなイメージを壊しそうになったのでしょう。
おそれていてはいけない、同じ一作なら、チャレンジしていかないと、自分(の言語)を試そう。
>>274 炭坑に、具体的イメージを与えているところは、読んでいて息詰まるスリルがある。しかし、それと、目的であろう
比喩がわかりにくい。「あなた」 と「わたし」は、もっとダイナミックに結びつけられるはず。
>>275 これは面白い。やりたいことがハッキリとわかるし、言葉の扱いも慎重で行き届いた気配りがあるようだ。
とくに最終行の、火花がスパークするような展開は、とても良いと思う。
>>277 なんて言うかタイトルから連想するイメージから逸脱もしていなければ、
誰でもイメージできる範囲な気がしまする。
読んでみてハッともしないし、あるあるネタといった感じかな。
Dです。
>>232 解釈としては一行目と二行目(?)が風景
三行目、四行目が思いかと。
ただ、そんなにまとまったイメージは無くてかなりバラバラかな。
内容は二人で楽しい日々を思い出して今は一人でさびしいよ。
みたいな。
ただ、時間の流れが全然わからない+視点は私だけど色味がない、
鳥は私なのか、鳥があなたなのか、それとも鳥≠なのかわかりにくい。
たぶん高校生でも優秀な人だったらもっと上手く書けるはず、
そういう意味ではEかも、だけど最後は1-3、2-4でちゃんと韻を踏んでるんだよね。
>>195 C→Dかと
281 :
名前はいらない :2011/01/29(土) 19:07:51 ID:0zUYoEm7
>259>264 評価お願いします。
LIKE ICARUS 飛べいざ高く光へと 翼が君を呼んでいる 飛べ限りなく彼方へと 栄光が君を待っている 生きることとは飛ぶことで 翼は君の命だろう 地に墜ちた時のその顔が 安らぎに満ちていられるよう 何かを求めていた君は 何かに捕われていたんだ ふと立ち止まり見渡せば 虚しい風が吹き抜ける 生きてる意味を問うた時 心が鳴りを潜め行き 天上の声に導かれ 眠る翼が目を醒ます 灼熱の陽が照らすなら 全てをこの身の輝きに 雷鳴の矢が襲うなら 命の叫びで振り払い 立ち込める闇が迫るなら 炎の意志を灯火に 凍て付く風が荒ぶなら 翼で高く舞い上がる 飛べ今こそは時は来た 君を迷わすものはない 飛べ他ではない君のため 一度限りの人生を 地に墜ちた君のその身から 翼の生えた魂が 最高点をさらに超え 永遠の中へ融けてゆく
283 :
名前はいらない :2011/01/29(土) 23:58:18 ID:zTncEzV+
またね ひとり、またひとり 公園から少年たちが姿を消す 夕焼け空に電信柱のシルエット 長く伸びていく影。どこまでも連なる影。 それはありふれた光景 毎日眺める日常 咲いた花が散るように、陽が昇りこうして沈むように この絡み合う電信柱にも始まりと終わりがあるのだろうか 答えは簡単で、始まりも終わりもない だって、絡み合うのは電信柱じゃなくて、電線だもの そんなことをいったら、屁理屈に聞こえるかもしれない あれらはただ、その支えになっているだけ。 ただそこに埋まって動かない 隣同士、同じ電線で繋がれているように見えるけど 本当はただ、電線が素通りしてるだけなんだ 電線を言葉としたならば、電信柱は人かもしれない 繋がっているように見えているだけ ただ、言葉が通り過ぎてゆく 誰も彼も同じような姿で、そこにいるだけなの そのくせ誰か一人欠ければ、誰かが困ってしまう 電線がなかったら電信柱はいらないけれど 人がいなかったら言葉は生まれない 始まりも終わりもないから、それはきっとどこまでも続いていくだろう
『夜』 アスファルトが鳴き ヘッドライトが去り 闇をめくる指は切れ 傷口から零れた火は 最後のページを 燃やしだす あなたは 夜を抱いて漂流する 無人の旅船 湾岸線へ灯を送り 過ぎ去るべき 景色として 沖を巡り続ける 送電線がかき鳴らされ カラスが翻る刹那 喘息の太陽は咳きこみ 吐き出された光に 誰かの影が 浮かび出す あなたは 昼に座礁した 舵の無い漁船 魚影を掬っては魚を逃がし 灯台守の亡骸をしのぶ歌を 延々と歌い続ける 私は夜 帰り道を忘れた 子供達の乳母 あなたは這う 柔らかく黒い 月へ延びた夜道を 眠りなさい 黒いミルクを呑んで
285 :
名前はいらない :2011/01/30(日) 00:28:06 ID:DihDqlvz
>>254 ケッ、ど素人のうんちくの典型的パターンだな!
どっから盗んできた定規か知らんが使い方を覚えてから取り出せよ?
説得の過程がまるまる抜けてるだろ偉そうに春日
286 :
(^o^)rn' :2011/01/30(日) 01:02:44 ID:Lfieq4pQ
>>259 鍋ならば湯豆腐ではなく焼き豆腐ではないですか?
鍋との対比や関係性がよくわかりません。
ただ、この発想はなかなか良いような気がします。
しかし同時に聞き流しちゃうような薄さが問題点です。
なぜ鍋か、なぜ負け⇔勝ちじゃないかっていうところを
もう少し掘り下げてあるとよい気がします。それか、も
っと、ストレートにするか……ストレートにすると鍋が
生きないですねw
Cです。
>>264 はっきりいって何を表現したいの?
って感じですね。
ニュアンス理解はできますが、ニュアンス理解に頼るよ
うじゃ、問題外だと思います。
作文じゃないんですよ?
言葉の選択もどうしたいのか、どう感じさせたいのかま
るで理解不能、というかばらばら。
作文じゃないんですよ?
Eです。
288 :
名前はいらない :2011/01/30(日) 15:15:16 ID:FHNQVVq5
何で私だけが不幸なの 私は何かしたの 私には何が足りないの 両腕を失った彼女にそう訊ねられ、満足する心が足りないのだと答えた 幸せは手に入れるものでも見つけるものでもない それはただ通り過ぎていくもので、気づくもの 一歩引いてみれば、今この手にある全ては幸せ足りうる その幸せとは全て満足の上になりたつ 何かに満足すること どんな呼び方であれど、それは幸せ 彼女は泣き叫ぶ 腕のある人に、腕のない人の気持ちが分かるか 分からないと私は答えた でも今のあなたなら分かるでしょう 腕がある幸せ 爪を飾れたり、ひとりでご飯を食べられたり 当たり前が幸せだったことに気づいたあなたは、それを人に伝えなさい そしてあなたと同じ人々と共に生きるのだ 手を失ったって手を取り合えって生きていける なんて。押しつけがましい言葉だったが 生き生きした現在の彼女を見ているのが私の幸せだ
289 :
名前はいらない :2011/01/30(日) 16:15:03 ID:M2xuFq6f
「いつかの」 ∞ 庭先に散らばるスイカの種 オタマジャクシと時間を共にする 涼しげなカカシの向こう側 思い出とびはねる水玉は とめどなく流れ行く 銀色をした竜の背中にのって むせび泣く雄蝉を 子どもが優しくなでる頃 遊び疲れたおさな子は おだやかな稜線に沈んでいく スイカの種が輝く頃 小さな口をあんぐりあけて 広がる草原に背をあずける 耳に届く鳴き声は 静かな眠りをみちびいて ∞ 風は間をぬうように駆け抜けて 寒がりなマフラーを翻す サンタクロースの 髭のように白い 祈りの形をつくりながら歩く人 淡く黒い空から降り落ちる 自由に筆をふるいながら 流れてゆく せせらぎ 蝉も息を潜めたあの夏の夜 編みたての衣を身に纏い 得意気な笑みを浮かべながら また、ひらりと描き出す 一筆書きの曲線を指先から走らせて 仄暗い街を照らしてみる ほんのり頬を染める夜 名も無き子守歌が 身を包んでいた ∞
>>266 >>282 連投禁止。Eでつ^^
詩の内容も「ポク素人ちゃんでーす(^o^)ヨロピク」みたいなん。
テンプレも読まずにスレ汚してんじゃねーですよ。
>>281 連投禁止。だから
>>259 も
>>264 もE。文句は常時、承っております。
テンプレ読んでから一昨日来やがって下さいませませ。
>>218 おっと、ポーズのことなら俺も負けちゃいねえゾ。
「分かってるさ」この常套句自体が、
中高生が親に「勉強しなさいよ」と云われて返す
「分かってるって」と同値である。
また苦境に立って苦悶している者に
「お前の苦しさは分かってる」というのも同じだ。
つまり「Those who speak know nothing」ってことだ。
となるとこの詩の核は瓦解し、
叙景も趣きもないこの詩のおもしろみは、なくなる。
D-
凡作です。
>>236 ジグソーパズルです。
ピースをばらばらにして「これはなんの絵ですか?」と。
詩というコミュニケーションを誤解されてるのかもしれませんね。
E
>>238 中島みゆきに北川悦吏子と村山由佳を足して3で割ったような。
非常に女女としている。女々しいとは違う。
叙情ばかりで叙景も叙事もない。まさにプロならざる只の女流。
與謝野晶子にしても宮部みゆきにしても
小野不由美にしても桐野夏生にしても
核を理解できなければ屑同然の作品を残すことが多い。
逆に云えば、核さえ理解できれば極上となりえる。
男性の作品はそこそこ、及第点の作品を多々残しやすい。
逆に云えば、なにも理解できなくても理解した気になれる。
そしてこの詩は、俺にとっては村山由佳よりだ。
つまらない。北川悦吏子よりならまだマシだった。
中島みゆきよりだったなら感慨をよせられただろうに。
切り残したリンゴの芯みたいなんだよね。
サクッとかじってペッと吐いて終わり。
どうせならかじったヤツを甘い腐臭で後悔させてやれ。
戸川純やCoccoみたいに。
D
>>249 下手に超越者を出すと安っぽくなるのは、
人間が超越者を作り出すことの安っぽさだと思う。
おそらく桜を見るかなにかして感じたことなんだろうが、
説明はおよそ物事をつまらなく感じさせる作法だ。
坂口安吾の「桜の森の満開の下」を下卑させたような。
人は無駄に言葉を浪費することがある。
それは共感してほしいからかもしれないが、
その行為が様々なものを歪めている可能性もあるゾ。
D-
>>251 とても薄っぺらい。その道程のいかに細きか。
なんというか友達とも呼べそうもない同級生に
「(お前だったらこの趣味明かしても無難そうだから)
この詩を読んでみてくれよ」と云われて読まされた詩のよう。
おいおいおい、こんな安っぽい詩になにがあるんだ、と。
わかったお前は俺に「こんな不完全な存在がいるんだ」と、
もしくは「それはお前の周りにわんさかいるんだぜ」と、
ただそれを知らしめたくて読ませたんじゃないか、と。
(↑の「わかった」も、そういう意味を含むかもね!)
高校のときに男だけでカラオケに行って
ドリンクバーでふざけて作った
オレンジジュースと烏龍茶のブレンドみたいなマズさ。
D-
ことによると、これこそこの掲示板の価値かもしれない。
>>252 俺が思うに、あんたは単純な人だ。小難しいのは似合わない。
策を弄する人間は策に溺れるが、
あんたは策に「ここが海だよ」と云われて岸辺で三角座りしてる。
溺れてすらいない。
あんたは小者でも毅然と構えてるようなのがお似合いなんだよ。
たぶん、ある程度は夢野久作に似てるはずだ。
あんたのことを微塵も知らない俺に
こんなこと云われて恥ずかしくないのか?
恥ずかしいならもっと自分を知って良作書けよ。
D-
>>265 最近の母親はインスタントや冷凍食品ばっか使ってるから
子供がおふくろの味を知らない、なんてことがざらみたいだね。
詩の内容如何はともかく
母への思いをなんの関係もない不特定多数に露呈するという行為
それにはガッカリだね。
D
未評価一覧(>258) >208 >272 >283 >284 >288 >289 再評価 >174
>174 「−旅立ち−」 D 難しい単語を使うなら、使う意味をきちんと表現しないといけない。 隠喩が中途半端、読み手はどちらで受け止めるか迷ってしまいます。 全編を通して「伝えたいこと」がブレている印象。 「寂寥」とかに逃げてないでもっとハッキリ書けばよかった。勿体無いです。
>>254 エンジェル・ファッカーをググらずにスレ汚してんじゃねえぞ!
295 :
名前はいらない :2011/01/30(日) 19:07:53 ID:nNu3MmCw
>>291 評価おつだけど
最後の「詩の内容如何はともかく」ってそもそも評価って詩の内容を評価じゃないの?
違うって言うんなら別にいいけど
>>208 ニュアンスポエムですか、前衛的といえば当てはまるけど、誰でも書けると
いえば書ける感じ、個人的には嫌いではないしいまのままで全然Okかな。
ただ、ちょっとまとまりがないかもしれない。
Cです。
>>208 ちょっとシュ――ールすぎないかな、本としての流れがあるならおkだけど
ぶっちゃけ一個出で(おまけだから一個じゃないけど)出されてもなにも感
じない。
全部ひらがなっていう印象効果を狙ってるのは奇をてらうっていうか、アリ
かもしれない。
けど、ひらがなにしないような言葉を入れた方がいいと思いまする。
Dです。
297 :
非完全さん :2011/01/30(日) 19:32:00 ID:8nc8tU7E
>>284 Cー
1節目と3節目の最後「〜しだす」で終わるのは音が綺麗ではない。
2・4の「〜続く」との対比の為だろうけれど、もうちょっと単語の選択を変えたほうが○。
4節目「魚影を掬っては魚を逃がし」は「影を掬っては魚を逃がし」のほうが絶対にいい。
3節目の「誰かの影が 浮かび出す」とかぶるのが嫌なら、3節目のほうを変えるべき。
3節目は前半の風の描写が優れているぶん、後ろ二行が雑に見えてしまう。
ここを「誰か」で誤魔化すのは逃げだと思う。
最後の一行「呑んで」の漢字は考えすぎ。
とごちゃごちゃ書きましたが、イメージはがっつり伝わります。
特にすべて隠喩で纏められる語彙力はすばらしいです。
けれど、隠喩のみで詩をつくるときの、堅さというか、カッコつけ感?というかが抜けません。
この壁を突破する方法は私が教えてほしいくらいなのですが、もっと直截的に人の心にズバっと届くような詩が書けるようにがんばってください。
あと、「あなた」を船に例えるやりかたは、ちょっと演歌っぽいかも。
【S氏】 理由は特にありません 何も考えてなんていないから 聞くだけ無駄さ 答えがあるなら只一つ 理由は特にありません リセットボタンはどこですか 深刻化するゲーム脳 今じゃ流行らない 必要なことはタダ一つ リセットボタンはどこですか 理由は特にありません 何も考えたことがないんです 聞いても無駄さ 応えられるなら唯一つ 理由は特にありません 理由は特にありません 理由は特にありません...
299 :
297 :2011/01/30(日) 19:45:20 ID:8nc8tU7E
>1節目と3節目の最後「〜しだす」で終わるのは音が綺麗ではない。 >2・4の「〜続く」との対比の為だろうけれど、もうちょっと単語の選択を変えたほうが○。 「燃やす」と「浮かぶ」という単語が「〜しだす」に合わないということです。 だったら「燃やしはじめる」のほうが綺麗だと思う。 読み直したら分かり辛かったので補足。
300 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/01/30(日) 19:55:04 ID:09CwXrXS
>>291 >>252 の評価ありがとうございます。自分の知らないところを、知らないという状態も含めて指摘していただくと、
ありがたさがまた何度も頭をもたげるようです。評価人をやってると、自己紹介的なものも含まれているため、
在る程度の深さのコミュニケーションが図れるという、よさもあるのですね♪
まったく、人に自分が知らないと言うことを指摘されているのを待っているようでは、恥ずかしさの局地です。
ただ、それどころでない病気であると言うことも、あって、ありがたさの方が深いです。ありがとうございました。
301 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/01/30(日) 20:18:22 ID:09CwXrXS
「Bad taste」 不味い味がする女 毒味を立てるわけにも行かないし 両手で抱きしめてAll night long 寒い風吹く 街のど真ん中 コンビニの幟がはためいていて 心が通わない
>>293 評価どうもありがとう。
なんというか、
>>300 を踏まえると
>>174 は
「俺はこんな詩を書いてるんだ」という自己紹介に近いのかもしれない。
この小細工に気づいて、苦笑か冷笑か微笑かしてくれるのか。
たったひとつ「コックピット」という暗喩に気づいてくれるか。
暗喩……? ただのスラングか。
>>198 氏はそこはかとなく理解しての評価のようだったので、
ただ「そこに気づかれているのか」という点を確認したいだけでした。
ダメな詩は、作者の着眼点がブレていることと
作者の言葉の弄し方がブレていることに区分できそうですね。
>>295 たとえば最近の歌謡曲は
「愛してる」だの「好きだった」だの
「いつまでも忘れない」だの「愛し続ける」だの
「ポクちんはこう考えてる人なんだじょー!」という
パフォーマンス乃至キャラクターセールでしかないわけっスよ。
思いを売ってるわけじゃなく、キャラで売ってる。
それがいわゆるポオズなのであって、
そこを脱するのが登竜門でもあると思うのでつよ。
簡単に云えば、詩への姿勢って感じスかね。
メンヘラと揶揄される奴は「私を見ろ」が主体なんですよ。
それに対する答えは「いや、知らんがな」でしかない。
そこに対処するには、その俯瞰視・客観視を徹底して逃げるか、
昇華させるかぐらいだと思いますけどね。
いわば昇華できるのはセンス、徹底して逃げるのはスキル、だと思いまつ。
スレタイにある『センス』は、『「昇華させるセンス」+「逃げるスキル」』でつね。
なんつーか、サッカーの試合に夢中になってくっちゃべってる人を見て、
「サッカーに造詣のあるのを知ってほしいだけなのか」とか
「フーリガンでさえなければいいのになあ」とか
「本当に純粋にサッカーが好きなんだなあ」とか思ってる次第です。
ま、このスレで「本当に純粋に好き」な人は見たことないでつけど。
「普段はサッカーなんて見ないくせに。もぐりがッ」も加えておいてね♪
304 :
ゆらぎ :2011/01/30(日) 21:29:03 ID:zDt6SzEJ
>>288 改行というか、
連(パラグラフ)を
もっと意識していれば
こんなひどい詩にはならなかった。
内容は子どもの道徳にでも使えますかな?
評価はD−。素人です。
>>289 “∞”の記号って何で使っんですか?
無限、を意味する記号なんだけど、
それ以外に何か意味を込めたのですかね?
内容とそぐわないんですが。
本文はいい感じです。
変に癖がなくて丁寧。
ただやる気のないタイトルが
それだけの詩にしている。
評価はC−−−です。
光るものを感じるけど鈍すぎる。
>>298 これも連を意識すれば
ここまでひどくはならない。
語尾“さ”の口調が違和感。
狙ってやったのかしらないけれど
リズムが悪い方に崩れすぎ。
評価はD。素人です。
>>301 良くもなく
悪くもなく
ちょっとしたハードボイルドですね。
女=コンビ二で買ったホット飲料
ともとれなきにしもあらずですが、
その曖昧さが好き。
だからこそ最後一行
“心が通わない”は安っぽい蛇足にとれる。
評価はC−−。
光ものを感じるけど、記憶に残るほどではない。
305 :
名前はいらない :2011/01/30(日) 21:38:16 ID:3kaZ4CLY
「安らぎへ」 黄金の子猫が縮み上がって緑色に染まるとき 東南の山々から黒煙がもうもうと上がり 真昼間のマンションの薄暗い隙間から 天空からの死者が花束を燃やす 外堀を埋めた鋼鉄の小人たちは ささやかな蝋燭の火に照らされ 分解された神の頬づえは 透き通った肉のよう 沼の底から赤いカーテンが昇る時 分厚いサイダーが沸き立つ 雨が近づくと鶏は傘をさし テレビのチャンネルはめくるめく変わり 単調な灰色の音楽を垂れ流す どろりとした塊はニヤリと笑い その気味の悪いうめき声 妙に広いおもちゃ屋の隅に 静かにたたずむ爆弾親子 向かい合う爆弾親子 その佇まいはまるで奥に詰まった 髪の毛の束 爆発寸前の火山が ゴーウ 世界は灰色の灰に包まれ 不安げな子猫たちは逃げ惑う 黄金の子猫が縮み上がって緑色に染まるとき 東南の山々から黒煙がもうもうと上がり 大都会の影という影から 静かに這い出る蟹 暗黙のエネルギーが突然に 大量の蟹たちは 激しい速度で一気に道を渡りきる その迫力に子猫たちは狂い その先にあるのは ただの赤い一つの林檎 その甘さに一時の安らぎを覚えるとき 銀の砂山に埋もれる 一種の興奮 安らぐ子猫たちは何処へ向かう 赤黒い世界へ繋がるエレベータ その端の長いソファ 腰掛ける老人が一言 聞き耳を立てる子猫たちはすべてを察し 緑色に染まる
306 :
名前はいらない :2011/01/30(日) 21:57:10 ID:M2xuFq6f
>>304 >>289 です、どうも
円環的な時間のイメージ……つまりは四季の流れですね
マルセルプルーストの時間の捉え方に少し似ている部分があるのかな
題名は手抜いてないですがそう思わせてしまう書き手の私が悪いのでしょう
ただ記号に関してはあなたの単なる読み不足です
名無しで挑発する、この安さよ!
>>297 284です。評価ありがとうございました。
“〜べき”、“〜の方が絶対に良い”などとご指摘の点は、ある対象を表現するに際してその様な正誤があるとは信じられない為、受け入れ難く拝読しました。
また補足頂いた点については、単に語感に対する慣れ不慣れにすぎず、破綻的逸脱もないため問題を感じません。
“誰か”という言葉について、誰かは誰かであり、誰かとしか言いようのない無限大の母集団にたいして使用しています。暗に特定の集団や人を指すあざとさは嫌悪してます。
直截的に心に響く言葉というのは幻想でしょう。詩は書き手と読み手の仲介者ではなく、詩に過ぎない。読み手にとって、読み取れるものしか存在しない、ただそれだけのものです。
最後に比喩についてですが、拙作に比喩はありません。暗喩も換喩も隠喩もありません。
僅かでもご理解頂けたら幸いです。
細やかなご指摘、本当にありがとうございました。
>>304 評価ありがとうございます。
出来ればもうちょっと具体的にいってほしいです。
連ていうのは改行をってことなんでしょうか?
別に改行で二連ってつもりでも何でもないです。
改行=連て思ってるならちょっと笑っちゃうんですけど。
改行=連 ってことなんですね;; 見逃してた じゃぁ、改行してなければどんなものでも 一連になるんですね、なるほろ。
311 :
ゆらぎ :2011/01/30(日) 22:23:39 ID:zDt6SzEJ
>>309 ああ、ごめんなさい
改行と連は違う意味です。
改行も連もひどいものです。
312 :
名前はいらない :2011/01/30(日) 22:24:39 ID:nNu3MmCw
>>302 なるほどー。
>>291 は何か「母親への感情なんか歌ってんじゃねえよキメエ」って言ってるだけみたいに読めてしまったので、テーマ否定はひどくね?ってなってしまってた。
突然文句付けてごめんなさいでした。
313 :
名前はいらない :2011/01/30(日) 23:08:46 ID:Lfieq4pQ
>>254 たったそれだけの事で読む気を無くすなんて、とても堪え性のない人なんですね。
あなたって「馬鹿」と一言書かれた貼り紙の前で立ち止まるタイプでしょう。
フフッ、安心して。
ワ・タ・シ・も。
チュッ(^ε^)
314 :
名前はいらない :2011/01/30(日) 23:15:51 ID:Lfieq4pQ
>>313 もう勘弁してやってもらえませんか
あの人こういう時だけは威勢がいいんですよ
ベッドでは何時も甘えん坊さんなのに…
本当にすみませんでした
315 :
名前はいらない :2011/01/30(日) 23:51:55 ID:Lfieq4pQ
>314 へぇ、もしかして、あなたが? あの人言ってたわよ 「バージンはこれだから困る」って(笑) 一回抱かれた位で彼女面? あたしなんかあの人とあんなコトや、こんな…
316 :
297 :2011/01/30(日) 23:54:05 ID:8nc8tU7E
>>308 大変失礼致しました。
うーん、自分ならこうするなーと思いながら読んでいたので、ついつい余計なことを書いてしまいました。
作者がつくり、こういった場所にアップする時点でそれが完全であり完成品ですね。
余計で無神経な言い回しをしました。すみませんでした。
詩に関する認識については、興味ぶかく拝読しました。
>“誰か”という言葉について、誰かは誰かであり、誰かとしか言いようのない無限大の母集団にたいして使用しています。暗に特定の集団や人を指すあざとさは嫌悪してます。
私は「誰か」と不特定多数にすることを逆にあざとく感じます。第三節の最初の二行が特に優れていると思うぶん、余計に手を抜いて逃げたように見えるのです。
なので、全く逆の感覚もあるのだな、と勉強になりました。
重ね重ね、申し訳ありませんでした。
317 :
314 :2011/01/30(日) 23:54:24 ID:Lfieq4pQ
やめて! ひ、酷い…
318 :
名前はいらない :2011/01/30(日) 23:58:00 ID:3kaZ4CLY
ゆらぎって言う人はもう少し本気で詩を読み込んだほうが良いですね。 ここにある詩は、皆さんが考え抜いて考え抜いて投稿した作品なはず。 それを「題名が手抜き」だなんて。 まあ、ここはセンスを評価するスレですから、センスに対して厳しい意見を言うのは分かります。 でも手抜きだとかそういうことは、よほどふざけた作品以外には使ってはいけないと思います。 センスが足りない人だって、一応は一生懸命考えているのです。 私の言っている事、分かってもらえますかね? 余計なお世話だったらすみません。このスレに投稿する皆さんのためだと思って。。
319 :
名前はいらない :2011/01/30(日) 23:59:53 ID:Lfieq4pQ
>>254 ねぇ…あなたがあの時言った言葉、わたし、信じていいんだよね…いいんだよね…!?
大体誰かわからねえ設定なのに
「あれは多分二丁目の鈴木さん」とかなるかよ
320 :
名前はいらない :2011/01/31(月) 00:27:51 ID:fLcrhZeo
二丁目の鈴木さんの影が…浮かび出す
321 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/01/31(月) 09:07:53 ID:vo8WyQW1
>>304 >>301 です。評価ありがとうございます。女=コンビニのホット飲料ととれなきにしもあらずということですが、
さすがにそれだと思い入れが悲しすぎる。その思い入れまで無理矢理表そうとするのは野暮ですが。僕の
表現ではそれが精一杯かな。もう少し長くかけるようにする方向でがんばってみます。
322 :
名前はいらない :2011/01/31(月) 10:22:48 ID:X8jjKNch
「浮游」 何もかも無くなった 未来に希望なんてない ボクはただただ生きてみようと思った 前を見れなくても 時は流れる 頑張らなくても 未来が続く 前を見ないで 希望も探さないで ただただ生きて 考えなくても鼓動する 生きてしまうのだから 流れに身を投げ出して 漂うように 生きる 時間の流れは残酷で柔らかい 気づけば今日まで生きてきた
>>316 こちらこそ申し訳ありません。
“誰か”について拙文に誤りがあり、当然の誤解を招いた事をお詫びします。
仰る事は同意しております。そうである以上、二度の駄弁を振るう訳にも参りません。
またご評価頂ける機会がありましたら幸いです。
324 :
名前はいらない :2011/01/31(月) 15:19:55 ID:fLcrhZeo
>>254 おいおい、そろそろ「このタコ三郎!!」とか怒り出す頃合いじゃねえのか?
寄る年波には勝てずにすっかり牙をぬかれちまったか?タコちゃん
それともスルー出来る自分にご褒美のスコッチウイスキーを振る舞う平日の午後三時か?
とても偉いです
(^o^)rn'
325 :
名前はいらない :2011/01/31(月) 18:18:31 ID:ihD+8TgD
「寂しくないように」 紫の煙でさかなになりましょう とっても綺麗なネオンを泳ぐの 小さな飴玉で空を飛びましょう 重力なんて遠い過去のこと 尖ったペン先で風船を割りましょう 撥ねたインクが空気に染みるけど やがて鋼鉄はスポンジに変わるの そこにネズミが巣を作るんだ 穴のあちこちから顔を出して どんどん増えて どんどん増えて 私はみんなに名前を付けるの 誰も寂しくないように 心細くないように
「遅刻」 おはよう。 おはよう。 月曜日の中央線は よく止まるらしいから 気をつけた方が良い。 それはありがとう。 私はつい先程 あなたが 吉祥寺から国分市に 向かっていると 聞いたばかりです。 ええ。 武蔵小金井を 今過ぎた所です。 あなたは着いたのでしょう? ええ。 ええ。 待っております。 待っております。 一部運転を見合わせております。 一部運転を見合わせております。 一部運転を 着きました。 着きましたか。
>310
結局素人同士がやり合うわけだからある程度はひどいから始めるものだと
思うんですけど、なんか恋愛小説っていうのはどれも平版化されてて一緒
みたいに言われてる感じ。
連が改行がとは言っていてもそれだけなんですよね。
書いた自分もわかってますよー。
>>298 の再評価をお願いします。
>>325 大人か子供か、もうちょっと視点をはっきりさせるといいと思います。
漢字とひらがなのコントラストが惜しいって感じです。
全体的に中間的なイメージにとどまっていてはっきりしていません。
使う言葉をもう少し工夫するとよくなるのではないでしょうか……?
Cです。
>>283 だらだら書き流してんじゃねーですよ。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるらしいですけど
あさっての方を向いて当たると思ってんでSKY!
D-
>>305 1行目から的を外してるねェ〜。
アーチェリーの試合で、次々と外していくのを見てる感じ。
こっちが気まずくなりまっサァ。
まだこっちが引け目を感じずにいられるのは
姿勢が淡々としていてお構いなしの感なのと
蟹を登場させたことで円の外枠にやっと当てられたからかな。
D
>>322 こういう詩なら、「くらげ」ってタイトルのほうがいいと思うんだがなぁ。
ともかく、時間様に喧嘩売るなら堂々と売れよ。
真ッ正面から戦いもせずに相手の力量おしはかって
どうしても勝てないと思ったから諸手上げて降参して
陰でこそこそ裏口叩いてる。
自戒するならする。自嘲するならする。
半端に置いて打ち負けた敵の名前を出せば
半端な批判の意味合いをもって、なおさら惨めになるだけだ。
D-
>>325 率直な感想を言語化すると、「ふ〜ん、勝手にやっててよ」ですねd(>_・ )
詩に限らず言葉を使うということは、
他者に物事を伝えるというコミュニケーションです。
そこに独自のルールだけを持ち出せば、他人に伝わらないのは当たり前。
伝える気がないも同然。
そういうとき俺がどう感じるか言語化すると、
「てめぇに酔ってんじゃねえ」ですよd(>_・ )
E
>>298 最近俺は立て続けにポオズについて書いたが、
これは正にポオズを他人に見せつけてる詩でつね。
なにもないんですよー。
理由なんてないんですよー。
意味なんてないんですよー。
そしらぬふりっていうんですよね、これって。
ゆうこりんが異星人のふりするより悪逆ですよ。
だって彼女の場合には笑いがあったさ。
D-
330 :
325 :2011/01/31(月) 19:36:25 ID:ihD+8TgD
>>328-329 うーむやはり難しいですね。
アメリカあたりの薬漬け少女(10代後半の孤児)をイメージして書きました。
煙はマリファナ、飴は錠剤、ペン先は注射です。
鋼鉄からスポンジは脳みその描写です。
存在根拠の欠けた寂しい少女が、生まれてしまった幻覚の存在を「寂しくないように」肯定してあげるお話でした!
331 :
名前はいらない :2011/01/31(月) 20:30:50 ID:Q0rwwCaB
澄み渡る空 いつもはあんなにどんより曇っているのに こんなときだけ太陽が眩しい 別に、旅立ちなんて祝ってくれなくていいんだよ 旅立ちはつまり別れのことで 僕らは出会った瞬間から別れが来ることを決められてしまっているのだから 誰にでも訪れる祝いなんて、嬉しくもめでたくもない もっとずっと一緒にいたかったなんて 別れ際に泣くくらいなら 出会ったあの日、もっと大声で叫んでいればよかったかな 目を開いて、あなたの目を見て泣いたなら、何か変わっていたのかな そんなこときっと出来ないけど。 目を開いて、僕の目を見て僕がありがとうって言うのを聞いてよ そんなこときっと出来ないけど、僕の声が届いたか心配なんだ どこまでも広がるこの空は、きっとずっと変わらない 気ままに流れる雲も、瞬く星も、大きな太陽も 大昔の空も広かっただろうし、遠い未来でも空は壮大に違いない 空気読めない君だけど そこだけ少し、羨ましい
333 :
325 :2011/01/31(月) 21:10:51 ID:ihD+8TgD
>>331 そうですね。批判されているように独自のルールだけを用いて書いた覚えはないですし
それってぱっと見では分からない詩すべてに言えてしまうことだと思います。
ですのでどなたか
>>330 を踏まえて
>>325 の再評価をお願いします。
それでもそのたとえが独りよがりに映るのなら素直に反省します。
『アボートクリア』 「まるっきり変わってない」 言われちゃうとなんかムカつくのは何故なんだろう 装甲の厚い壁に囲まれてる部屋じゃ ロクな空気も吸えやしない 嫌でも気にかかる口内炎のような痛みよ 触りたがる舌のせいで余計痛む フリーザーひしめかす 使いかけのモノでも捨てて補充する毎日だ 偏食と寝不足が自慢になるようじゃ オマエは既にもう終わってる 気まぐれでいいのは今時シェフのサラダくらい 行き先を変えたら 明日にド突かれる チラついた夢にノドから手が出てしまいそう 戦いは続くの? 僕らは強く生きてる 夢開く! そんなウソからマコトな出来事の 誘惑は圧倒的じゃないか かなりヤラれる・・・ 欠けているこの胸じゃ あれもイカンこれもイカン 足りてない愛だけは 君がシテくれる?
335 :
名前はいらない :2011/01/31(月) 22:02:52 ID:b7Adhy9N
>>325 を
>>330 を踏まえた上で、評価させて頂きます。
紫の煙や飴から、なんとなくですが、
薬で頭がおかしくなった女性であることは、読み取る事が出来ました。
「アメリカの薬漬けの10代の少女」と
はっきりコンセプトが決まっている割には
少女の幼さや孤児である寂しさ、
薬漬けで病んだ心が、あまり見えてこないなあと思います。
薬漬けの割にはイメージがぶっ飛んでないし
前に評価された方もおっしゃっておりますが
そういう所が中途半端な印象を
与えるのではないのでしょうか。
あと、全体的にリズムがよくなくてスムーズに読めません。
>>330 でおっしゃっている
幻の存在を肯定という言葉にドキリとしました。
改めて
>>325 を読んで、ねずみに名前を付ける下りが
可愛い行動なのに寂しくて滑稽でいいなあと思いました。
勝手な推測なのですが
頭の良い大人の方が、子供っぽさを演出しようとして
失敗しちゃった。という印象を受けます。
Cです。
336 :
名前はいらない :2011/01/31(月) 22:10:03 ID:X8jjKNch
>>329 評価ありがとうございます。
「くらげ」素敵ですね。
漢字ならイメージから浮游感と満ち欠けも表現できるし。
透明感もあってイメージにマッチしました。
時間が流れてしまうことへの批判ではなくて、むしろ絶対的な流れに身を任せて守ってもらえってイメージです。
死にたいと思っていて、死ぬことが許されなかった時に
生きていて何があるんだ?と絶望と虚無に苦しくてもがいて辿り着いた答えを詩にしてみました。
何もせずとも明日が来るのだから、一歩づつでいいから生きてみないか?
死ぬことが悪いんじゃない生きていることが正しいとも思わないけど
ただただ生きてみませんか?
そんな気持ちです。
だから、むしろ時は流れてくれないと困るんです。
私がこの詩で言いたいことでは「残酷で」がなくても良かったかも。
否応なしに流れてしまうのは残酷だけど、むしろ優しいんだって言いたかったです。
自分は何もしなくても、中身が変わらなくても時の波は包んで明日へ運んでくれてるよと。
そんな毎日の積み重ねでも、振り返れば何年も生きてますよと。
だから無理に前を向かなくて良い、進もうとしなくても良いじゃないか
そんなんじゃ疲れて死にたくなるから浮游してみようよって話。
だから、絶対的な敵と戦っているだと、むしろ真逆?なんですが
やはりそう見えますかね?
携帯からの長文で申し訳ないです。
初めて投稿するので空気読めてなかったらすみません。
337 :
アギラ :2011/01/31(月) 22:23:27 ID:mszyzQjo
>>325 再評価
さて、
>>330 を踏まえて改めて「寂しくないように」を読むと詩の意味は通じる
ドラッグをキメた浮遊感や多幸感、不安感などが他人事の様に浮かんできて
寂しさを埋めるように、客観的な自分自身の欠片を大事にする
ニュアンス的に、そういう考え方はセンスがあると感じた。
しかしながら、そういう意図を汲み取った上での感想であって、
>>325 自体の評価はまた別
君は独自のルールを設けたつもりはない、と言うが
独自のルールを噛み砕いて言うと、君がイメージした「アメリカの子供がドラッグをキメタ」なんて情報を、
>>325 をはじめて見ただけの俺らはしらねーよということである
君が述べた
>>330 を踏まえて、という言葉はただの甘えだ。甘ったれんなクソガキ、と定時を過ぎた先生は言うだろう
それを甘えだと言わないのであれば、
>>325 の詩の最後にこう一文説明を加えろ
「この詩はアメリカの少女がドラッグを決めたイメージの詩です。それを加味して評価してください」
と。君の言っていることはこういうことだ。俺たちは学校の先生でもなければ、君の意図を汲もうとする優しさも持ち合わせちゃいない。
雑草や余裕の在る名無しなら優しい評価をしてくれるかもしれないけど、それで満たされるならそれで終わり。2chに書かないで、友達や先生に見せて褒めてもらってくださいな
少なくとも俺は、君に対して掌を加える優しさも必要以上に厳しい評価をするつもりもなく、対等な目線で見させてもらった
D+
それとこれは自分にも言い聞かせているが、他人の評価ってのは非常に妥当でもある。何故なら100%客観的な評価をされるからな
それでも文句があるなら、自分に欠けているものを意識して表現するか、詩自体にこめたセンスで周りを黙らせるかしかない。まぁ後はお好きに。良い詩さえ書ければ、前置きなどなくても皆が賞賛してくれる
338 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/01/31(月) 22:26:17 ID:ynDx/gxZ
>>333 >>330 の解説なしで、
>>325 の詩の意図が読者に伝わればハッピーですね。
仮にそのまま伝わらなくても、なにがしかの感興を読者にわかせられたらイイですね。
解説なしで読み取れるかというと、恐らく読めなかっただろうから、
>>329 と同じような感想だったろうな。
339 :
鬼 :2011/01/31(月) 22:47:13 ID:Nd9TI+qp
鬼炎と砂丘のラフテルが鬼氷と火炎と鬼たたき、鬼雷とオアシス鬼たぬ鬼 『鬼炎と砂丘』
340 :
名前はいらない :2011/01/31(月) 22:51:56 ID:fLcrhZeo
僕も寂しくない様に名前を付けるのです。タコちゃんって。
>>254 に。
>>329 コメント感謝です。
確かにタイムリーではないし、そんな大きなことでも無かったから(?)
ポーズなのかもしれない……b
自分で説明なんてはしないけど、ちゃんとしたリアル事件が元ネタ、なん
ていくらでもある、か。
342 :
非完全さん :2011/01/31(月) 23:21:23 ID:M2975ou/
「南天」 したたるような赤い実が茂みのなかに また 食べられもせぬ恵みに ほんのわずか 視線 おさだまり くりかえし 冷えていく裸足 飽きもせず訪れる夜の背 爪つきたてる あのひとがぬくもりをくゆらせ 燻した言葉 紡ぎつなぎ縒りあわせ わたしを縛る 愛撫を乞う飼い猫と同列のおこぼれ さえずる口 噛みつきかえし おはなしは終わり
343 :
名前はいらない :2011/01/31(月) 23:52:23 ID:LHiV+dur
ポエム作った評価よろ 時空越え 遥か彼方頂上 どんどん上昇 堂々登場 描く未来 生み出すコンパス 毒雑とかけて武士と解く 時空越え 遥か彼方頂上 どんどん上昇 堂々登場 その心は 抜身のカタナ 音振りかざしてサムライマニア
344 :
鬼 :2011/02/01(火) 05:29:52 ID:jfd9cpGI
鬼炎奮塊、方天画戟
『呂布奉先』
>>339 季仏夏天、四季如来
『上泉伊勢守』
評価お願いします 夜空を見上げる 濃紺のキャンバスに浮かび上がる星座 互いを知らずに 静かに繋がっている 果てしない距離と時間を越えて 繋がる星々 君と僕が星ならば 漆黒の世界に孤独の星座を描いてる 繋がらない僕らが 繋がり描く哀しい星座
346 :
名前はいらない :2011/02/01(火) 09:41:57 ID:twBcWHQd
つんでれ 寂しいが見つかりません。友達がいないのに 反省が出来ません。後悔はしているのに さよならが言えません。会えないが嫌なのに 寂しいと思えません。誰もいないのに 気持ちよく出来ません。こんなに喘いでいるのに 嫌だと言えません。会えないが嫌なのに 誰もいません。寂しいです。 誰も気づいてくれません。当たり前ですが
347 :
331 :2011/02/01(火) 10:35:31 ID:IDgSkKC9
>>333 なんで再評価を勧めたかというと、結局誰の目から見てもあなたの完結まで届かないと確信していたから。
それは価値観の押し付けにも等しい自己満足でこの詩が閉じてしまっている。
単純に考えてほしい。ドラッグで極めた女の子に何を感動するか。
これに感動するとしたら、同じような境遇にしかないだろう。
そこまで異質な内容を、一般的な感動へと持ってくるには言葉がお粗末。
共通意識まで至っていないし、何より少女の感情がまるで書かれていない。だから共感を呼べないし、評価も低い。
ただ表現力と言うのはとても磨かれているし、上手い、とは言えるが、感度した、とは言えないそんな詩に見えた。
逆に、そんな方向の詩が良いと感じるなら、あなたの詩は完成に近いとも思った。
つまる話、非常に上手なオナニー。
水素の散歩 01 軽そうな奴だと言われるが、意外と燃え上がるような恋をするのだ。 02 今日は水が澄んでいるので、川底のゴミまでよく見える。 03 私と兎とハムスターは食事中にあまり水を飲まないことで知られているが、その背景にある思想信条は全く異なっている。 04 私は長い間フリーの原子だったが、このたび人間に再就職することになった。 05 ひだまりが好きだ、と言ってしまうことが私はまだ少し恥ずかしい。
>>342 こういう場合、赤い実というのはもっと毒々しくて、腐って落ちる直前ぐらいに熟しているのが好ましいと思うのだけど、この描写では小さな赤い実に見えてしまう。
「あのひと」は、ご主人様としての才覚はなさそうなので、あなたのような人はもっといいご主人様に飼われた方が幸せになれるのではないでしょうか。
D
>>346 寂しいが見つからなかったそうですが、結局は見つかったのですか。時間経過による変化ではなく、見つかったり見つからなかったりするという心の揺れ動きでしょうか。だとすれば、もう少し揺らしてもいいのでは。
>さよならが言えません。会えないが嫌なのに
この部分だけ、違和感があります。
会えないのが嫌「なのに」さよならが言えない、よりも、会えないのが嫌「だから」さよならが言えない、の方が繋ぎとしては順当ではないでしょうか。
わざとこういう毛色のちがった文を挟むなら、もっと効果的な文脈があるのではないかなと思います。
D+
>>345 お互いのことなんか何も知らないのに、繋がっている(と感じる)、哀しさ。哀しさというか、滑稽さと言った方がいいでしょうか。そういうものがよく現れていると思います。星座に例えるのも綺麗です。
だけれども、他の部分にカビの生えた言い回しが多くて、ありふれた詩に見えてしまいます。ただの水増しのようにも見えてしまう。残念です。
D
352 :
非完全さん :2011/02/01(火) 22:25:14 ID:oiSsiVH4
>>349 評価ありがとうございました。
実の件は確かに。
柿とかにして、いっそ熟れて落ちる途中で茂みの中にひっかかり、地面にも落ちきらぬまま腐った赤い汁を垂らす、くらいのほうが良かったかもしれません。エロくて。
>「あのひと」は、ご主人様としての才覚はなさそうなので、
これが分かっていただけただけでも目標達成です。ありがとうございました。
「わたし」も「あのひと」もフィクションですが、多分「わたし」のほうも性格悪い女だと思いますよ。
>>342 心地いいリズムで読みやすく、口ずさんでみたくなる軽やかさがあり、夜の背、という言語イメージとして印象的なものもあり、面白くもありました。
しかし一人称“わたし”は当然、読者(他者)にとっては二人称的存在です。それを御作のような作中にもちいる効果に意識が及んでおられたでしょうか?
恐らく御作はリズムを作ることに注力し過ぎ、作中でも仰られた通り、“お話し”として体裁を繕わなければならなくなったのでしょう。
そう感じたのは、御作が全く物語の構造を持っていないからです。作品世界に一種の乖離を感じました。
浮かび始めたイメージをもっと大切にされれば、また全く違ったものが生まれたのではないでしょうか。
C−を
354 :
鬼 :2011/02/02(水) 05:25:46 ID:chjU+zfE
季希夏天
四季え色彩
>>344 季絵夏天
『上泉伊勢守』
鬼鬼鬼炎
鬼斬雷迅
鬼刹那
『ケルティックプレデター』
『愛はお金で買えない』 愛はお金で買えません。 当たり前のことだと思いますか? でも・・・ これ、勘違いしてる人多いんだと思います。 確かに例外はあります。 だけど、大体ははそんなにお金を費やしても、 買うことはできないと思います。 だって、 確かにお金は必要だとは思いますが、 本当に必要なのは、あなたが「その人を本当に好きと強く思う心」が不可欠だと思います。
356 :
名前はいらない :2011/02/02(水) 20:47:51 ID:zO5CMaEd
『時計』 何気なく日常のなかに「これ」は溶け込んでいるが、 いざという時はとても役に立つ物である、時計。 僕らの生活の中では、この時計以外にも、 日常生活に溶け込んでいるが役立つ物がよくある。 そして、 「そんな」ものはあって今は当たり前であろう。 でもいつかそのうち・・・ 「こういう」ものが消えるときもそのうちくるだろう。 その時、 僕たち人間は、どうするか・・・ 慌てるのか、はたまた気に留めないのか・・・・・。
357 :
アギラ :2011/02/02(水) 20:54:08 ID:7BmwDZFt
【返事はいらない】 ミーテアという僕の友人よ ぼくは地球の裏側に辿り着いてしまったんだ そこは合唱に合わせて影が躍り シルエットの猫は耳を喜ばせる 全ての音が降ってきたかと思うと 不可視の暴力がまるで津波のように押し寄せて 満ち潮にわらわらとむらがる蟻の線をつくるんだ 魂の抜けたものを食み尽くすまでそれが続く この世の地獄さ それはなるべく見せたくない そうだな僕の抜け殻は 放課後の焼却炉にでもくべてくれ ミーテアという僕の友人よ
『エリカ』 パパやママにも言えなかった 悩みを語り明かした夜があったよね わけもなく学校をサボったり どうしてか涙が零れたり 夜の町に憧れたり 毎日あえるのに電話をしたり 一番後ろの特等席 カバン枕によく眠ったよね 試験前の一夜づけも二人そろって眠っちゃったよね 何時間もいつもの喫茶店で話した夢のこと忘れないで なんだかずいぶん前のことのように感じるね ねえ エリカ 今二人は 別々の道を歩き始めてるけど 忘れないで どんなに険しい道も 二人語った夢のためにあることを 進め 迷うことなく 君の選んだ道を 振り返ることなく 思い出して 不安だらけだった二人がであったあの日に まさかこんなにも素敵な時が過ごせるなんて 思いもしなかったよね これからもずっと 進め 迷うことなく 君の選んだ道を 振り返ることなく 二人並べた肩の温もりは 寂しい時慰めてくれるから 私が私らしくいられるのも たくさんの友達と貴方がいてくれるから ねえ エリカ
ペスト
少しずつ溶けていくんだ きっと春が近づいている もしくは、僕らが春に近づいている 少しずつ溶けていくんだ 口に含んだのはガラス玉じゃなくて 味はなくとも確かに飴玉 高らかに響く足音は見えなくて 淡い夕日に影を伸ばす その小さな微笑みは夜の陰に消えた 少しずつ溶けていくんだ あと少しで、僕も夜の住人 暗闇が産声をあげるよ
361 :
評価マチョ :2011/02/03(木) 09:13:22 ID:6K32Nk3E
>>357 「ミーテアという僕の友人よ」
一行目で吹いた。
評価は吹かなかった人にお任せする。
362 :
名前はいらない :2011/02/03(木) 10:56:51 ID:fJ20SdYB
『フニャ唄』 お酒は魚のサケがいい 魚はあぶっちゃイカんです 女は猫毛の人がいい ばか犬ホンマに捨てりゃいい ぐうたらすれば ぐうたらと 日だまりだけはヤバすぎる おかずがポロリとこぼれたら 奪い去るのさ スタコラと 池の鴨めに 不意打ちされてよ 優しいご主人とよ 朝寝する ニャンチョネ
>>352 評価ありがとうございます
>>345 です
ズバリといったところでしょうか。
伝えたいメッセージと星座というのが自分のなかで繋がって
思い付いたまま勢いに乗って書いたものなので拙さが如実にでていたと思います。
(それ以前にセンス・技術の問題が大きいですが。)
しかし、発想や伝えたいことは伝わっていたみたいなので
表現をいろいろ考えてより良い詩にしたいと思います。
ありがとうございました。
↑失礼しました
○351×352でした。
>>351 ありがとうございました。
「いきものあだむのちえものきめら」 べりぼーぜんめ おぼべりぼつ ぼりべるぼつ ぼるべりぼふっか のんせんす だっだ だだっこ いん びぼ あるせんす きめら ゆーあ いん びぼ ばいるす あるごん ねおん ねおん ゆーあ いん しりこ しっちゅ いん しりこ のんせんす だっだ だだっこ いん びぼ あるせんす きめら ゆーあ いん びぼ しんどろむりげる ばっば ばいるす いん びぼ しんどろむりげる だっだ だだっこ いん しりこ えどまえどまえどまどどぐま ふぁーぜ いん びっぼ まざるるまざるまざざまざる ふぁーぜ いん びっとろ るふらるふらるふららるふら あだだ あだだむ いん しりこ おねつ だだっこ ちえ ちえ いん びぼ きめらきらきら うそあだむ どみれどれみれまみれ ばいるす いん びとろ きめらきらきら いぶあだむ あいえむえむえむ いん しりこ ねおん あるごん いん べりぼー のんせんす いのせんす いぶいんぶ ぶんせんす あるせんす いん べるのびっしりこ べるのびっしりこ いん いぶいんぶ
366 :
尾田栄一朗 :2011/02/04(金) 00:53:44 ID:79JxE+Gt
「毒ガスパープル大使」 ドクドクドク 綱渡りの人生です あの人にあげた手紙届いているかな 空は相変わらずの紫色 全ての色が消滅し 死に絶えた・・・ 落ちていく13階段 歪に広がる千年王国 君の希望はまた黒い鳥に掠め取られた 中断された物語はまた一人の学者によって続きが綴られる 世界にばら撒かれた13の真実を再び探し出そうとするものなら 世界はまた新たなパンドラをばら撒くだろう
367 :
氷琥 :2011/02/04(金) 01:48:53 ID:lWiyyHmq
AかB、それかS
>>354 おれも書こうかな、
氷の冬、琥と獅は冠雪で闘い雪が羆をおこし雪溶ける頃には夏の火炎がサバンナを興す奉り…
『SAVANNAH』Aを真似してみた
『店終いの理由』 しなびたレタスに くるまれた 酢漬けの心臓 傾いた皿に 錆びたフォーク 一脚きりの椅子と 狭いテーブルに座る 泣きすぎて 目玉が溶けた客 給仕係は 死んだコックの腹の上 終わりのないダンス 店主から給与を 頂戴するために 客は料理に 手を着けない しなびたレタスに くるまれた オーナーの心臓 その頃 踊り疲れた給仕が 我が子の名前を 呟いて死んだ
369 :
鬼 :2011/02/04(金) 07:29:50 ID:ECQ1FHLn
火炎火炎火炎火炎火炎火炎火炎火炎火炎火炎鬼炎鬼炎鬼炎鬼炎鬼炎鬼炎鬼炎鬼炎鬼炎鬼炎鬼炎鬼炎鬼炎鬼炎鬼鬼鬼鬼鬼鬼鬼鬼鬼鬼鬼鬼
>>367 『サイボーグダースモール』
370 :
名前はいらない :2011/02/04(金) 08:03:30 ID:sIoc7U0d
奇形児を見たことはありますか? これは北海道の網走市であった話です。 古塚美枝さん(当時23)は、いわゆる売春婦でしたが夫がいました。 しかしその夫は働こうとせず、酒に溺れる毎日、そして酔うと必ず美枝さんに暴力を振るいました。 83年の夏、美枝さんは体調を崩し病院へ行きました。原因は妊娠によるつわりなどでした。 売春婦であった美枝さんは、まず誰の子なのか考えましたが夫の子である事 を確信し、早く報告しようと急いで帰りました。 しかし夫は自分の子とは信じず、中絶を命じました。それから5ケ月。 結局美枝さんは中絶を拒み、生むことを決意しましたが、夫は従わなかった事を不満に 思い、さらに暴力を振っていました。 そしてその日夫は美枝さんの腹部に膝蹴りをしました。 する と、美枝さんの股間からは溢れる様に血が流れてきました。 そして美枝さんは崩れ落ち、声にもならない 様なうめき声で唸りながら........流産でした。 夫は慌てて家を飛び出して行きました。何故?それは生まれてきた子供が余りにも醜かったからです。 目はあべこべに付き、片方の目は眉毛の上に付いていました。 鼻はだらしなく直角に曲がり、口なんぞは縦向きに、しかも耳のつけねから裂け目の 様に付いていました。 動きもせず、ただこちらを眺めていました。 それからどうなったかは分かりま せん。 ただ、この話を聞いた人は最低3日間気を付けてください。 うしろで何か気を感じても振り向いて いけません。 それはあの子があなたを眺めているから。 10分以内にこれを掲示板の5箇所に貼らなければそのま まあの子は離れて行きません。 お気を付けて
371 :
名前はいらない :2011/02/04(金) 15:30:52 ID:6OSptEbX
【詩と歌】 伝えたいことが そりゃ僕にだってあるんだ ただ笑ってるけれど 伝えたいことは 言葉にしたくはないんだ そしたらどうしたらいいのさ そこで目を閉じて 黙って 閃いて 気持ち込めて 適当な タイトルで ギターを弾いてみました 頭の中が 見せられるなら 魅せるんだ ただ笑ってるだけで すむのさ だから目を閉じて 気取って 間違えて 汗をかいて あやふやな ハミングで 詩を歌ってみました 誰か 誰か 見ててくれないか 誰か 誰か 聞いてくれないか 声が 音が 空に 浮かんで 届け 届け 響け そう響け 雨と 風と 君の 歌だぜ 愛と 濃いと 僕の 歌だぜ アメリカ ジャマイカ インドネシア エチオピア 山と 海と 飛び越え 鳴らせ 彼方へ 飛ばせ 届いてる?
373 :
sage :2011/02/04(金) 22:00:23 ID:mLiTneT8
自由に評価してください。 「THROUGH THE TRUTH」 何気ない日々を過ごしてた 陽気な心を綻ばせ 目の前にあるフィルターを 明るい色に光らせて 本音の顔をひた隠し 惚けた道化を装った 言葉はいつも空回り 照れ笑いしてやり過ごし 本当は自分で気付いてた 僕をおどけさせるもの 暗闇に潜むその顔を 匿う為だということに 巧く欺けてたんだろう 騙せたのだから自分さえ 死刑台ではないけれど 上っていたんだね階段を 告発の日が訪れた 作り笑いは何処へやら 取り払ったのさフィルターを ポジとネガとが反転し 本音を浮かべていいんだよ 気安い芝居はお開きさ 語ることなどそうないし 笑えることもそうないさ 本当の自分を生きるんだ 誰も責めはしないはず 眠れる意志を解き放て 互いの傷を恐れずに 上手くやっていけるだろう 認めたのだから自分こそ 下りているんだね階段を 本当の道を歩むため
終わった季節のことを忘れたように コーラス コーラス コーラス 線路上の赤いものが夢のようです コーラス コーラス コーラス なるべく多くの人数で なるべく利口でいい人たち コーラス コーラス コーラス 悪いこと言わないから 警察呼ばないで 悪いことしないから うちに上がっておいで コーラス コーラス コーラス 苦虫を噛んでどっと吐き出して 毛虫を街中にばらまいて コーラス コーラス コーラス 何かおかしくしてしまいたいね でも街中 世界中がおかしいってテレビが コーラス コーラス コーラス 女の子が花をつむ ところで意味のない言葉の羅列は人をおかしくさせるんだってだから コーラスコーラスコーラスコーラスコーラスコーラスコーラス コーラスコーラスコーラスコーラスコーラスコーラスコーラス コーラスコーラスコーラスコーラスコーラスコーラスコーラ スコーラスコーラスコーラスコーラスコーラスコーラスコーラス コーラスコーラスコーラスコー ラスコーラスコーラスコーラスコーラス
う 縦 た ま 文 め く 字 し い に て っ な み て る た た か か ら 否 っ ’ か た 褒 を ん め ゜ だ て く れ な い か ?
376 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/02/04(金) 23:44:54 ID:we/goUdm
>>375 ヨレヨレじゃん。ダメだよそんなでは。
D
>>343 ポエムというよりアレに似てるアレ、
オリラジが出始めによくやってた武勇伝。
でんでんでんででんででんでん。
武勇伝、武勇伝。武勇伝でんででんでん。
なんたからんたらうんぬんかんぬん音振りかざしてサムライマニア!
あんちゃんカッコイ〜!
って具合に。毒男板はいかないし、だから雑談スレも見ない。
もしパンピーじゃなくて毒男の住人に感想ほしいなら
そっちの板いったほうがいいよ。
D
>>348 水素の擬人化に留まってしまっている。
それも01と04がかろうじて理解できる程度で、
それ以外の項が線で繋がってないんだな。
箇条書きの詩というのは単純に難しいから
誰も試さないんだろうね。
E+
>>355 >>356 テンプレ読もうねー、E
>>358 あーのねー、語りかけの言葉ってねー、けっこう苛つくのさー。
だってゼッテー俺に語りかけてねーし、
詩のなかの奴に語りかけてんなら不特定多数に見せる必要ねーし、
だから存在自体が余計なんだよねー。
こういう形式は、そうとうな技巧がないとダメ。
じゃないと俺みたいな冷めた目に晒されるって憶えておきなよ。
D-
>>360 読んでみて、心にひっかからない詩というのは、
言葉の整合性ではなく、言葉への込められ方に難点がある。
どうでもいい言葉でどうでもいいことを連ねてある。
今日見た沢山のテレビ番組のなかで、見たことすら忘れた番組があるだろ?
それがどうでもいい番組。それと同じでこの詩は、どうでもいい詩。
D-
>>362 昭和のコミックソングとして売り出したらいいんじゃないですか。
今の平成時代、100枚売れればいいほうですかね。
あと炙るさかなは「肴」ですぜ、旦那。
まーなんか適当そうな繰り方だし、どっちでもいいですー。
D
>>368 AやBはなんとも言えないけど、C以上だと思う。
狂気と虚無感と終末感が渦巻いてて勢いがあって良いです。
>>366 人の名を騙るにしては、凡百だね。
評価はしない。だって俺だったら未評価にいれないもん。
これで「郎」の字が違うから、なんて言い逃れ用意してたら冷笑もんだね♪
>>368 伝わらない。人に真顔で「伝わらない」と云わせる魔力がある。
違和感をおぼえさせて、その違和感を拭うことのない詩。
読んで損した気になるけれど、どうせ忘れるからいいや。
って感じー。
D-
>>371 「伝えたいことは言葉にしたくはない」ってことを
言葉で伝えることって、よっぽどの欺瞞ですよね。
そんなこと、言葉を武器にしてる人なら誰でも知ってますよ。
それを知った上で戦うのが、戦士ですよ。
ノンスキルウェポンで勝って嬉しいの?
そんな人には漱石からのありがたーいお言葉を進呈いたしまつ。
「精神的に向上心がないものは馬鹿だ」――
と脳内で戦闘を繰り広げる愚か者を、誰かお婿にもらって下さい^^
D-
曲のない歌謡曲は、詩としても曲としても半端物です。
>>373 うん、巧いね。中身のない最近のじぇいぽっぷそのものだよ!
ここでのとあるコテの最も主要なお仕事はね?
ポエットではないポエマーを駆逐することなのだ!
次に、反論に辟易しながらも回答すること、
そして雑談コテをスルーすること。
たまに仕事を忘れちゃうお茶目さんなのだ☆ミ
さあ、その仕事人が誰かわかるまでROMっているんだ。
D-
>>374 結婚した男がへなちんだと女は思っちゃうのかもねー。
「こんなに浅薄なもんだったのか」ってね。
>ところで意味のない言葉の羅列は人をおかしくさせるんだってだから
「ところで」って作為のある言葉だよねー。
(これから別の話するよ? これからが核心なんじゃないよ?
本当にこれから別の話するよ? だから身構えないでね?)
「ところで――」
vipにでも貼って、コピペ化されるの50年ほど待っててくださいな。
もしくはゲシュタルト崩壊って言葉ひとつで片附けといてくらさいな。
D-
ヤバい。 こんなけなされても評価されてると嬉しいのね。 勉強になったわ
381 :
季節感のなさ :2011/02/05(土) 00:54:16 ID:MBpK1ihf
秋の始まり 水たまり コンクリに 枯葉の水たまり 朝もやが隠す 街並みで 人々が息してる 歩いてる ハートマーク プラス 無学の悪 友だちの 形見と歩いてく 朝陽のテラス 街中で 影踏みしてる ラニング ファスト テレビの言うことはほとんどが嘘だと誰かが言っていた それさえ嘘だったら 何だか笑えてきそうです
>>379 368です。ご評価ありがとうございます。
しかしながら、論理をお持ちでないなら批評の振りなどお止めになったら如何でしょうか?
能わぬは請けぬが良心でしょう。
ましてや私見を“人に”などと般化されてみても首を傾げてしまいます。
掃除屋を買って出てくださったのは解りますが、箒を振り回すだけでは滑稽です。
笑えませんが。
383 :
アギラ :2011/02/05(土) 03:36:30 ID:czSU3/Bl
さて、随分とでかい口を叩いてるんで楽しみに
>>368 の詩を見てみた
まぁ結論から言うと、ガッカリだ
理由を一言で言うと、俺でも似た様なテーマでもっと良いのが書ける。そんだけ。
>>371 奥田民夫 CUSTOMMだな
俺もこの曲は大好きだ。でもスレチだ
>>1 嫁
384 :
アギラ :2011/02/05(土) 04:09:31 ID:czSU3/Bl
まぁ、俺でも書けるで終わらせても伝わらないよな。分かりやすく重箱の隅をつつかせてもらえれば
【店終いの理由】
キャベツがくるむなら連想されるのはロールキャベツだけど何?心臓って?
そして包むとは比喩で用いられるだろうと連想するが・・・
くるむの比喩は、中の物を隠す、守る、大事にするなどといった言葉の代理だ
なのにそれがなく、以下無関係ななんとなく寂れた単語が並ぶ
なんだよ、くるませた意味あんの?と思わされた
心臓を酢で浸けてどうすんの?防腐の比喩にしても中途半端。料理?そんな料理あんの?あっても一般人に伝わらないような料理だったら意味ないよね?
散々誰にでも伝わるチープな言葉を選択してるんだから
一脚きりの椅子?寂れることの比喩なら、元々椅子は一脚で出来た椅子じゃなくて
いつの間にか四脚が一脚になったのだろうか
いや、いきなりすっとばして一脚になるか?普通ならねーんじゃねーの
ここまで読んで、なんとなく寂れたイメージの単語を用いて適当に作っただけの陳腐さしか俺には感じられない
連想されるイメージの方向性、矢印の行き場がちぐはぐ過ぎる
もし練ってこの詩を書いたのなら、ご愁傷様としか言えれない
評価 D+
弁明あるなら聞くからいくらでも話してくれ
詩に込めた自分なりの思いってのがあるだろう?
>>368 の思いがあれば聞いておきたい
385 :
名前はいらない :2011/02/05(土) 06:52:02 ID:dcX70SyK
「ロールキャベツ」 キャベツむく キャベツが巻くのは またキャベツ 〜まるちーちゃん(平成23年2月)
386 :
名前はいらない :2011/02/05(土) 07:34:13 ID:0f7VdxOi
387 :
アギラ :2011/02/05(土) 08:11:04 ID:jf/6Ve+j
おっとすまん、普通に間違えた点については素直に詫びるわ。 で、レタスだとしたら…余計イメージが湧かない まぁしなびたレタスって死ぬほどマズイってことぐらいか
388 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/02/05(土) 09:51:20 ID:0zOzRdsl
気になって心に残ったものだけ感想を。
他の人のした評価はめんどくさいという理由で読んでいません(ごめんよ、NONPHILIA...あとで読むからね)。
>>345 単純な詩だな。果てしない。。。、とかの箇所は必要でも何でもない空気みたいな行だな。寒さや、自分の受けた心象とかを
自分ならかくな、と思った。関係性に言及していると気づいた時点で、短くても良い詩、みたいに僕には思えた。
>>357 ミーテアってだれ、というか、異化機能を持たせてるのか。手紙形式のものか。地球の裏側、といきなり持ってくるところがすご
いと思った。想像力が羽ばたく。シルエットの猫、っていうのが、また非凡な想像力だな。この世の地獄ってところで、また、
印象深いし、ちょっと唐突な感じも受ける。二回も繰り返すのだから、友人という単語がキーワード的なものを表しているの
かな。乾いた詩情という感じで、結構印象深い詩でした。
>>368 この詩は好きだ。映像が浮かんでくる。レタスにくるまれた心臓、というのは、唐突でもないし、読もうと思えば幾らでも意味を
読み込める、すごく能弁な比喩だ。ちょっとばたばたする展開も、この詩のテーマ的なものを考えれば、チャレンジと思えるし。
>>374 安心して読んでいける筆力。段落ごとの変化が、つかず離れず、意味を駆動していく。簡単な言葉で、印象に残る
詩を書いているように思ったけど、そういうのはすごく生産的だよね。
389 :
名前はいらない :2011/02/05(土) 10:05:25 ID:bTsXCrsF
>>368 破綻し負債しかないはずの現状にすっぱい責任者だけが生き延びる。
ニュースによくなるけど、関わらないように気をつけたい。
そう思わせられました。風刺画のような詩ですね。C。
390 :
名前はいらない :2011/02/05(土) 10:26:11 ID:TehwITJr
『User Unknown』 東京は雪が降りました 寒がりだった君 凍えていませんか メール送信 Unknown 窓辺の花が咲きました ユリが好きだった君 大輪の花を咲かせていますか メール送信 Unknown 返事はいつも同じ “ユーザーが見つかりません。” それでも君に送ります 夜空に高く手を伸ばし 誕生日になりました 忙しい君 今日だけは隣に居てくれますか メール送信 Unknown 想いは電波に乗って 君の世界へ届くのだろうか 月がきれいです 愛しい君 今でも君を想っています メール送信
391 :
名前はいらない :2011/02/05(土) 15:58:11 ID:7Qr98oH3
[Messege In A Poem]. 名前を知らないあなたへ? 宛先のない手紙を贈る? 行き場所のない想いがいつか? 届くべき人へ届くようにと? しなやかなボトルに包んで? ネットの海に流してみる? 夢見る詩人の戯れ言を? あなたは愚かと笑うでしょうか? それでも嵐の海原に? あるいは氷の岸壁に? 漂うそれを見つけたなら? あなたは拾ってくれるでしょうか? 固く閉ざした封印を? 手慰みにでも紐解いて? あなたの心の片隅に? そっと置かせてくれるでしょうか? いいえ? 応えは要りません? 宛先のない手紙の主は? 名前のいらない夢見る詩人? 名前を知らないその人が? 君ではないと知っているから? 君よその手を差し伸べないで? 割ったボトルの鋭さに? 優しいその手を傷つけぬように? 漂うボトルは漂うままに? 波間で夢見て居たいのです
392 :
名前はいらない :2011/02/05(土) 16:40:01 ID:Z8x3mU8C
「あるかばや」 あるかばや すなにうもれぬやう なみにのまれぬやう なみうちぎはをいきながら あるかばや みずあびもせず すなはまにまろびもせず うみのさそいをことわつて あるかばや たそがれにしばられず あけぼのをもとめもせず つきかげのみをたのみ あるかばや あるくはてもしらず つかれのはてもしらず ゆつくりとでもひたすらに あるかばや
僕の街には二つの教会があって その多い方に僕は通う 隣のおじさんは言った 優しい気持ちのない人は悪いんだって あら じゃあ僕は悪いやつじゃないか でも 彼だってあんまり優しくないよ よく見たら彼女も なんだ君もか 優しい気持ちを探しに出かけるんだ って隣のおじさんに言ってみたらさ その前にやることがあるだろうほら帰れ 自分らしさを見つけろ だってさ それはポップスを聴けば見つかるって そんなことできやしないよ 僕はボサノバが聴きたいんだ なんて言うのは やっぱり僕は優しくないってこと 悪いってこと なんだ 知っているじゃないか そうか 誰かの言う通り 歩けばいいんだ 僕は優しい いい人 しばらくしてラジオが 異教徒を殺せ追い出せって言ってた 彼も 彼女も なんだ君もか 僕らは優しいからみんな殺した
394 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/02/05(土) 20:50:17 ID:0zOzRdsl
>>390 行方しれずになると言う事態は、社会事件として結構ある。ましてやメールアドレスの行方をや。
おそらく作者は、わからない人に伝えたくて、この掲示板でのメッセージという方法を選んだところもあるだろう。
夜空に高く手を伸ばす、というのは、祈りの原始的方法であると思うが、少しイメージしづらい。
誕生日を祝うということにも祈りに似た気持ちが込められているが、そういうことに思いを込めるタイプの人なのだろう。
端正な形と、控えめな自己表現、そして祈りと、誰の心にも思いを至らせるような働きを持つ、静かな詩。D+
>>391 ?の連続を、ここまで続けられると、各行の内容が、軽く読み飛ばせない。メッセージに重点を置いている。
その一貫性は、強固であり、固い信念が伺える。最後の、波間で夢見ていたいという、ボトルを漂うままに
しておいてくれという、一段遠いところまで行った心の想像力は、良いと思う。C-
>>392 ある-かば-や、として読みました。とあるカバだ、ということですね。カバに託した信念が、一段ひねった心持ち
として表現されている。それは一言で言うと、鈍でも確かに自己として進んでいく、という心持ちであり、信念や
祈りが伺える。D+
>>393 優しい気持ちを巡る考察とも言えるような詩だ。教会とおじさんという、舞台設定が、味と雰囲気を作っている。
すごくナイーブな面と、正直すぎる面をもった主人公だ。多少真正面から展開させすぎで、その終わり方は
もう少し何かあっても良いのじゃないか、と言いたくもなるが、小説でなく、詩であれば、それが正しいのかも
しれない。よくわからない。D+
395 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/02/05(土) 21:26:31 ID:2G1gB1qm
396 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/02/05(土) 21:32:19 ID:0zOzRdsl
>>395 念のために訊いていただいたのが、良かったのか悪かったのか、
ほかの読み方が全くできない。できたら再評価でもして欲しいです。
誤読だったら、申し訳ないので。。。
397 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/02/05(土) 22:02:59 ID:2G1gB1qm
>>396 「あるかばや」は、「歩く」の未然形「歩か」+「ばや」(願望終助詞)で、
「歩きたい」という意味では?
「とりかへばや物語」の「ばや」です。
398 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/02/05(土) 22:17:30 ID:0zOzRdsl
>>397 ばや、という単語が脳内辞書には無かった。
とりかへばや物語というのも、何となく、とりかえたら、みたいに思ってた。古語は難しいし、慣れないです。
399 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/02/05(土) 22:36:46 ID:2G1gB1qm
>>398 わかりにくいよね。
「あるかばや」という言葉は、俳句にはひょっとしたらあるのかもしれんが、
室町時代以前の和歌や文章にあるのかどうか・・・
おいらの専門は室町後期の和歌なんだけど、聞いたことない言葉なんだよね。
詳しい人いたらおせーて。
400 :
名前はいらない :2011/02/05(土) 22:46:37 ID:GTbuSb/n
うっかり雑草
なんか萌えました
>>392 しかし情景が夕暮れ波打ち際だけって…。
昔そんなエロゲが流行ったな。うん。
例えば砂は歩きづらいし、海岸線は果てしない。
でもそれはテンプレート。もう一歩が欲しい。これだけじゃつまらない。
アメニモマケズ、とかは作者が病気という裏が見えるから名作と言われているんだとおもうんだ。
こいつはどうだろう。
なんでこいつ歩いているんだろ。カバなのかな。カバなんだろう。もしカバなら雑草さんの言う通り、奥行きがある気がする。
止まる気のないカバ。素敵ではないか。
しっかりと整ってはいる。惜しい。
カバD+
401 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/02/05(土) 23:02:10 ID:2G1gB1qm
作者は不本意だろうが、カバちゃんの方が面白い、という意見が多数なようですw
402 :
名前はいらない :2011/02/05(土) 23:10:54 ID:GTbuSb/n
夕暮れだけじゃないのに何いっているんだか 現代語じゃないなら後ろから訳すべし、という持論。 一般的に連続で繋げてバヤとするなら、こいつの接続は動詞。 ただ語幹がアルでカ行なんて辞書ひっくり返しても歩くくらい。 バヤを何て訳すかだけど、希望意思打消ときて、まさか意思打消じゃないだろうし、 やっぱり歩きたいでいいんじゃないかと。 それ以外の使用例は知らん(キリッ …って電子辞書先生が。
403 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/02/05(土) 23:33:10 ID:2G1gB1qm
そりゃ「歩かばや」で間違いないと思ってるけど 面白いかどうかという問題で(笑)
あしたあさっては腹が痛くなる あしたあさってはテストの日 あしたあさっては何かが起こる 学校が燃えてなくなるのです 街中 チラシを配ってる よく見るアイドル笑ってる 横浜駅をゆっくり発った 青とオレンジの電車が走る あしたあさっては妖星が落ちる あしたあさってはゴラスが落ちる あしたあさっては何でも消える 学校が燃えてなくなるのです 何がいいんだかわからない 溶けるとろける都会 世界 横浜駅をゆっくり発った 青とオレンジの電車が走る 学校行きたくないや でもまあ、恋心のためだと思えば まあ、それが嘘でもとりあえず。 ニュースは冷んやりとした空気で黙り込む
ごめん 未評価があったの忘れてた
宜しくお願いします。 題 「生きているのと死んでるの。それから親類と他人」 彼女は僕の首を絞めた。僕は落ち着いていた。だって理由は知っていたから。 僕を怨むかい? 彼女の泣いた、怒った、きれいな顔を見た。僕は笑みをこぼしてみた。そして生きようと、した。 でも良かった、愛したおかげで落ち着いてて。おかげで助かりそうだ。僕は彼女を引き剥がし、もういらないと、その、首を絞めて殺した。 あそこで死ななくちゃいけなかった。死も受け入れていたはずなのに、急に生きたくなった。 もうこれでいい。僕は常習犯特有の自己中心的思考で、他人よりももっと遠く、もう僕も、誰も得しない世の中が、気持ちよく感じられるようになった。
407 :
名前はいらない :2011/02/06(日) 09:41:29 ID:rMhJg8h1
明日も明後日も暇 スケジュール帳は白紙 君以外誰も相手してくれないから パソコンで動画見てニヤニヤしてる 青春は消費されるものだ 突き詰めればただの時間 君は何やってる? 昨日を漁っても暇 暇以外何も出て来ない 学校の授業が懐かしい バイトの面接は落ちた 母親からの留守電 たまには連絡よこしなさい 今日も笑ってられた 何もない毎日に絶やさぬ笑顔 寂しくはないよねなんて虚勢 君には筒抜けなんだろう 突き詰めればただの時間を どう消費したって何も変わらないよ 明日も明後日も暇 スケジュール帳に暇と書いた なるべく楽しい人生を送りたいなら 楽しくないような生き方が ニアリィイコールなんだ 君と出会って何か変わった? まさか! 私は何も変わらないよ まぁ 愚痴愚痴言えるようにはなったかな。
408 :
名前はいらない :2011/02/06(日) 14:12:21 ID:dHbd/uov
なかよしマーガレットとお茶会しましょ ドレスコードはリボンに決まり テーブルにはスウィートなクッキーを並べるの 少女が花とゆめを語らえば LALA コーラスが聴こえてくるでしょ? あらあら気づけばこんな時間 デザートはおあずけ ちゃお また明日
409 :
アギラ :2011/02/06(日) 17:41:26 ID:RlEa1sh2
あるかばや 初めて見たらカバととられても仕方ないな どちらにしろ、読み手にミスリードされる表現はひかえたほうがいいかもな 詩の雰囲気を壊したくないとか、あえて使うという拘りがなければ
この件に関しては、やたらアギラが仕切りたがるな。 邪推すれば、アギラが詩の作者ってとこか。 これもミスリードってか。
411 :
アギラ :2011/02/06(日) 19:32:29 ID:XX1PYTxH
まぁそう見えるならなんでもいいよ 最近は名無しで投稿はしとらんけど
お腹がすいたので、 泣いてばかりいる妻を飲み込んだ お腹は満たされたけれど 妻がいなくなって悲しいので、私は泣いた 妻は優しい人なので胃の内側から私を慰めてくれた 私は納豆が嫌いだけれど 納豆は妻の好物なので仕方なく毎日食べた ある日、私は再婚する事になった 新しい妻はとても美人だった 前の妻は胃の中でしくしく泣いていたけれど 私だって寂しいのだから仕方がない 私と新しい妻は毎日のように愛し合い、くちづけをかわした 気がつくと、前の妻は私の胃袋からいなくなってしまった あれから数年経ったが、今でも私は新しい妻と幸せに暮らしている 新しい妻も納豆が好きなようだ
368です。
>>383 >>384 読んで下さり、ありがとうございました。
私は言葉の表現において隠された意味を企図しません。
あの詩は状況描写に過ぎず、比喩など込めておりません。
同じテーマと仰いますが、そのテーマを明言されずに愚作への憶測と妄想をひけらかすに留まるあなた様のスタンスに対して、私は弁明の義務を感じません。
しかし、あなた様がなさる愚作への態度は、非常に正しいリアクションの一つであり、それを否定するつもりはありません。
虚飾にみちた評価姿勢は気の毒に感じますが。
>>388 過去にいくつかご評価頂いており、今回は好んで頂けて幸いです。あなた様の言語表現一般についての認識に同意はできませんが、あなた様の振る舞いには誠意を感じます。
しかし御近作は以前の御作にあったドグマの気配が無く、皮肉でない私的な感情の告白として、真に残念に感じております。
作ることの苦しみがありありと感じられた以前の御作のほうが希望に満ちていました。
>>389 ご評価ありがとうございました。
しかし、オーナーも既に死んでいるのです。
これは責任者不在の、いわば災難です。
以上、失礼しました。
>>412 素晴らしい話に思えた。
前の妻と新しい妻が実は同じ人だったらいいな。と思う。
個人的に、A
>>413 なんでそんなピリピリしてんだろ
ここに書き込む人間が偉そうにしててもダサいだけだよ
ポップスに宗教を練り込むようなものでしょう?
昔はAが出たら論争だったのに、最近じゃまるでスルーだな。 Aって何さ。
>>416 テンプレ通りに評価するんだったら、Aではないと思う。
この詩を、プロ並みだから出版社に持っていけ。とは、とても思えない。
A B C D E とか、付けるのはやめようかと思ったけど、
個人的な主観で、とても気に入ったので。
418 :
鬼 :2011/02/07(月) 07:52:28 ID:bLeBqwcO
「答色」これを答えられた者はいるか、「答色」とは「一色」成り、「一色」を完成させた者は『健全』と『体の調子が良すぎた』状態を完成させえることができたことにあり、つまり『赤桃白』から『桃』だけえ最をさせたいせかいか、
419 :
アギラ :2011/02/07(月) 09:45:04 ID:yAY9ERxi
Aってのは、商業的に耐え得る詩だろ
>>412 は正直言って、作者の趣味の範疇は超えてないと思う。
ただ、最初に引き込むインパクトや狂気が日常の隣にあるような文体、最後の引きと作品としてのレベルは高いと思う
仮にプロが趣味で書いた、といったら俺は騙されるかもしれない
なので俺はBをつける
なんと言うか、雑誌に載せられないWEB漫画みたいな位置づけかな
>>413 おいおい、いちからまた説明しないと駄目か?
いちからか?
普通に読み込んで情景描写に徹している印象があった
何故なら一連の流れがそれだけに集中して、詩のリズムとして淀みが無かったからだ
それはそれで詩としての完成度は高まるのだろうけど、生憎語彙のセンスやチョイスは高くない
ああ、俺でも書けるわ。そう思わせるには十分だ
今お前がグダグダ噛み付いてるのは、ただたんに評価人の目を馬鹿にして、相対的に自分を高めているようにしか見えない
「俺の作品が分からない奴は馬鹿だ」と
文句あんなら詩を書け。いっちゃ何だが、一つの詩に拘るほど価値もないし、グダグダしがみつくようだとお前のレベルはその程度なんだろう
そもそもあの詩がお前の完成形なのか?随分低い完成度だな。それで満足してんなら、二度と詩を書かないで家に色紙で飾っとけ
>>412 また食っちゃうのか?また食っちゃうのか?
と、おもいました
「ないてばかりいる妻」を飲み込んだのか むずかしいお話だとおもいました
>>412 > 泣いてばかりいる妻を飲み込んだ
> 妻は優しい人なので胃の内側から私を慰めてくれた
> 前の妻は胃の中でしくしく泣いていたけれど
この3行を書けるということは作者は少なくとも“詩”を生む術をしっていると理解。
ところで、最近のセン五での“ポエジー”に富んだ行といえば、
>>240 の
> 誰かと誰かが初めてデートしたり
> 別れの涙を流した白いテーブル
ぐらいしか思い当たるものはなかったわけだが、
>>412 の特定3行はこれ同等の詩句だと感じられた。
評価は
>>240 も
>>412 もC−。
とりあえず作品はDの垣根を越えているので、二人とも何かしらの“詩趣”は心得ている様子だ。
>>240 驕りなく、すべての行に喩えだけではない確実な感動を配慮することで、作品を通してのムラっ気を克服してもらいたい。
>>412 詩句に到達するまでの説明的な助走が悪質な淡白さで蔓延している。その助走さえも含蓄ある美味い詩句にしてもらいたい。
以上を改善すれば、どちらともC+までは飛躍する。ここまでは詩の基本
よりえぐり深い視点と濃密な比喩の境地でB。 Aはしらん。 Aはおれの批評の高を超えたところにあるからAなんだ。
423 :
240 :2011/02/07(月) 17:56:32 ID:iaMh9Ctu
>>240 は素人が編集した動画のような物を書きたかったのよ。
たどたどしく年下の女の子が説明してくれるような。
だから、前に評価してくれた人の「写メを見せられた様」と言うコメントはまさに狙い通りで、
続きが「写メだからダメじゃん」では、写メを見せてくれた女の子はきっと泣いてしまうかもしれないです。
424 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/02/07(月) 18:35:49 ID:6iigUrJ9
425 :
乳麺 :2011/02/07(月) 18:39:41 ID:KVk0BqdH
キャベツの葉に付いた青虫が 羽化できずに僕の真似をしていた 吐きそうなほど澄み渡る田舎の空 青い空気 窒息して言葉を失った とても長閑な、長閑な夏 自動販売機でコーラを買った お金を入れてボタンを押すと、 がしゃん、と冷たいコーラの缶が出てくる 何も無い、空と田んぼと畑しかないこの田舎で この赤いコーラの缶だけがポップなのだ コーラの缶を開け一気に飲み干す 液体の中に含まれた二酸化炭素で息苦しくなり 反射的に襲う咳と共に僕はやっと呼吸できる 田舎の風景で唯一、鮮明なる赤色 僕は少し楽しくなり、紋白蝶を捕まえて射精しようと考える
>>412 これけっこう好きだな。
俺の解釈としては、簡単だ、前妻は死んだんだ。
その思いの色々を、飲み込んだ。ひょっとしたら殺したのかもしれんね。
胃の腑での前妻の挙動はすべて、飲み込んだ主人の罪悪感だ。
いや、罪悪感とすると若干の記号化になるかもせん。
いずれにせよ前妻への思いは、後妻のために薄れてしまう。
後妻も納豆が好きだという点が、唯一の前妻との接点になってしまったんかもね。
表現法としてはおもしろいと思った。が、まだ輪郭が緩い。
この詩は隙間を楽しむものではないから、その隙間が邪魔になる。
前妻はなにで死んだのか、もしくは殺されたのか、
そこが判然としないと軸がぶれまくりんぐ。
一本の筋が通ってはいるものの、さして太くないってことだな。
C
>>406 これも所謂「作者自身にのみ理解できて他者に理解させる気のない詩」だぁね。
しかも偽悪的で自愛ぎみ。壁があるんだろぅねぇ。
情景が浮かばない、そのくせ叙情的だが半端にすぎない。
感じるのは喜怒哀楽どの感情でもなく、徒労感。
D-
>>407 ぬるい。冗長。ありきたり。
たとえば1節。主張したいのは5行めくらいか。
>青春は消費されるものだ
あとは補語、補文だ。いわば虚飾だな。
「きみ」って私のことお見通しなんだけど、
だからって「きみ」のおかげで変わったことなんて
少しもないわけじゃないんだからね///
はいはい、おもしろいですね。おもしろいですよ。
目の前に食材があって「調理しよう」という気になって、
その調理法が「電子レンジでチン」みたいな安易な、ね。
誰でもできる、吐き出すレベルじゃない、あと手軽。
それだけ。
D-
唾棄すべきレベルかもね。
>>408 >LALA コーラスが聴こえてくるでしょ?
「ロサンジェルス、ロサンジェルス」とはこれいかに?
ロスでのお茶会ってことか。なるほどそうか!
……いくら曲解してみても、愉しくならないこの哀調。
なんか「女の子してみよう! ウフっ」みたいなノリ?
落ち込む成分が多分にふくまれてイマスネ。
D-
>>416 だって同調するにも反論するにも
相手は大事な説明をまったくしてないからなぁ。
「十人十色」で充分だろ。
未評価(>292) >272 >305 >326 >322 >334 >339 >357 >365 >381 >385 >425
>>423 じゃ成功してんじゃね。
指摘した2行だけだけど、セピア色の哀愁を奏でていたよ。
意図とした写メの素朴っぽさが滲んだんじゃね、わかんねーけど
>>424 (;☣.u☣. )
429 :
240 :2011/02/07(月) 20:12:45 ID:iaMh9Ctu
いや、カラーなんだよね。70万画素の。わかんねーけど。ありがとう。スルーデネ!(^o^)rz
412です みなさん感想ありがとう とても参考になりました
431 :
アギラ :2011/02/07(月) 22:55:34 ID:yAY9ERxi
>>357 だけど、ランクの評価はしてもらってるけど感想はもらえたんで未評価から除外してもらっていいかな
変わりに次を投下するよ
【聞こえています】
もし
空が落ちて
綺麗なお家も、とんがった電波塔も、優しい人も悪人も、星が見える丘も
何もかも全てが
空に潰されたら
静寂が生まれて、他に何が残るのだろう
耳をすませば、聞こえる気がする
ひしゃげた電波塔は宇宙の電波を受信して
壊れた家からラジオがそれを拾って流し
聞き手のいない大地を渡り
星だけが残った丘で、空に還っていくのだろう
ハロー、地球は元気かい?
なんて宇宙からさ
432 :
名前はいらない :2011/02/07(月) 23:59:18 ID:EBzERYAS
>>426 >>408 です
>なんか「女の子してみよう! ウフっ」みたいなノリ?
そのノリを少女漫画雑誌の名前を入れまくって書いてみた
本当に悪のりな詩でもうしわけない
>落ち込む成分が多分にふくまれてイマスネ。
ウザさがでたならそれで成功です
433 :
ガロン :2011/02/08(火) 00:04:33 ID:71WDsfdX
BLIND ALLEY 何時の間にか何をするのも恥ずかしくなった この気持ちは君には解るのかな? 何時の間にか消されてた連絡先 君の勝手だけどちょっと寂しかったよ 僕の勝手だろう 価値をよく投げ出すだろう? 「どうせ自分なんて」と言う 善行を捨てて悪人気取り 何にも変わっちゃいないんだよ 何時の間にか大切な人は消えてった 音も無くって事はないんだけれど 何時の間にか涙も出てくれなくなった チャンスを逃したのは自分だから 文句は言えないよ 勝ちをよく投げ出すだろう? 「あーはいはい負けた」と言う 悪業を果してヒーロー気取り きっと間違ってきたんだよ 涙は出なくなったけど 過去に流したやつは消えちゃくれない あの子が眠るあの場所には 5年経った今も行けちゃいない 「何時か行くからね」約束はした でも果たせるのは何時になるかな? もう 頭の中はぐちゃぐちゃだ 整理なんか追いつく筈がない 全部よく投げ出すだろう? 「もう僕はいいんだ」と言う 何にもしないで無気力気取り 心の中は嘘を悔やんでる 笑顔には今でもなるけど 過去と同じやつにはなっちゃくれない 君が待ってるその場所には もうずっと行ける事はないかな? 「何時か行くからね」約束はした でも果たせる事は無くなった もう 頭の中はカラッポだ 整理なんか出来る筈がない これは自分自身との対話 これは自分自身の為の歌
434 :
名前はいらない :2011/02/08(火) 01:35:13 ID:8gzoD4tf
>>394 雑草さんありがとうございます。
説明してしまうのは不粋かもしれませんが
実はこの詩のなかの“君”は亡くなっています。
君の世界=天国なので空に手を伸ばして居たんです。携帯をすこしでも近づけようと。
とはいえ、読み手によって“君”は色んな人に変化するのでなるべく共感できる表現・エピソードを選びました。
読み手に伝えたいのは、“君”が死んじゃったことではなく
届かないのを解って居ながら送ってしまう寂しさ切なさ女々しさの部分なので。
手を伸ばす動作も、携帯を振ったり部屋の上の方に手をやり電波を探すそれと
似ていると思ったので使いました。
実際には意味のない所作ですが、1%でも届く確率が上がるかも!というおまじないですね。
拙い詩ですが、評価いただけて嬉しかったです。
ありがとうございました。
435 :
名前はいらない :2011/02/08(火) 01:37:36 ID:8gzoD4tf
「腐臭」 例えば冷蔵庫でジワジワと腐る水気たっぷりの西瓜 甘い臭いとすえた悪臭 どちらが先に鼻孔をつく? 一緒にいた無惨にも背骨を折られた牛乳は 疎まれる 「能無し」 罵りの台詞はこれだけで十分で ある日すべき事について考えたら 一方を固定した紐を首に巻き付けて風を待ってみようと思った けれど僕におっきな風はふかなかった 厭なそよ風はいつも纏わり付いているけど (この程度じゃ跳べないじゃないか) それでも半日が経って 足が疲れて馬鹿馬鹿しくなった でも仕舞い方がわからない 仕方なく長い波長が見せる強い単色の陰で 父親を真似て口寄を 「能無しめ」 途端に酷く泣きたくなって 何度も何度も太股を摩り やっとの思いで唇を噛んだ 「生きてる僕の勝ちかもだよ父さん」 甘い悪臭を放っているのは貴方 冷蔵庫に置き忘れられた哀れ (ああそうか僕は牛乳なんだ 腐ってはいない 誰もかれもが鼻を摘むけれど 腐ってはいないんだ) けれどもうどうも仕様が無いんだよね父さん 流石だ
>>326 やたらと人を選ぶ詩だなぁ。
俺はもっぱら小田急と山手線を利用してたから中央線には詳しくない。
国分市とは鹿児島の? 国分寺と国分市では誤字では済まんしなぁ。
国分市と見れば、東京から鹿児島へ越す知人を見送る、
それに遅刻した、っつうことだろうかね。
国分寺と見れば、方っぽが投身して停車→遅刻って感じか?
趣きがあるのは、前者だな。後者は「オカ板(もしくはvip)でもいってこい」だな。
だがいかんせん前者では会話がぬったりしてしまってるんだよな。
かといって後者は誤字の上、スレ違いの感すらある。
D
>>334 前も似たような詩を見かけて同じ評価をしたんだが、
すべての節がバラバラで、独立させて見たほうがスッキリする。
種田山頭火の「赤い壺」のように
作者が箴言と思えるものの集積、って感じ。
斜に構えてる感じは嫌いじゃないんだが、
傾きが5度ぐらいしかないんだよね。あと芯がない。
D-
>>381 を評価しようかと思ったけど、
>>404 があったので両作Eで。
>>425 背伸びをしないほうがいいですよん。
>吐きそうなほど澄み渡る田舎の空
安直だなぁと思いました。対義的なものを並べるのは楽だもんね。
>何も無い、空と田んぼと畑しかないこの田舎で
>この赤いコーラの缶だけがポップなのだ
田園のなか、部活帰りの坊主にユニフォームの学生が
コーラを呷るのは、風景に馴染む気がするけどなぁ。
何も無いっつうのも地と図の関係で作中の人が気づいてないだけだし。
>僕は少し楽しくなり、紋白蝶を捕まえて射精しようと考える
最後の節、落としどころとしては奇を衒いたかったのかね。
暗喩か否か判然としないので失敗してると思います。
D-
>>431 なんかフツー。大事なのは最後の節だけって感じ。
だから補文として1,2節が色褪せてしまって見える。
Star Oceanの1秒に妥当するくらいの雰囲気はあるかもしれない。
D
>>433 >何時の間にか何をするのも恥ずかしくなった
「いつ」って言葉を漢字表記する人の気が知れないんだな、俺は。
「なんじ」と誤読されることを怖がらないんかね。
>この気持ちは君には解るのかな?
来ましたよ。修辞的疑問文。答えなんて決まってるっしょ。
「いや、わかるわけおまへんやん。ってかあんさんだれでっか」
>僕の勝手だろう
これ云っちゃったらさ、
「そうですね」でこの詩全部捨てられるのわかってないのかな?
勝手だろと云われてなお追っていくほど興味ないのよ。
「それでも詩なんだから読んでくれるんでしょ」ありきの手抜き。
この詩なら85%ぐらい圧縮できんじゃね?
言葉の浪費。読者の時間を無駄にさせるな。
D-
>>436 >一緒にいた無惨にも背骨を折られた牛乳は/疎まれる
ここが肝だな。俺には立派な解釈が浮かばなんだ。
>(ああそうか僕は牛乳なんだ/腐ってはいない
>誰もかれもが鼻を摘むけれど/腐ってはいないんだ)
この僕=牛乳の構図があるから「背骨を折られた」を解釈せにゃいかんのだが
せいぜい「旬を過ぎた」とか「役割を取られた」ぐらいしか浮かばん。
そもそも西瓜と牛乳がなにを指しているのか
摺り込むほど繰り返されてないからな。ごちゃごちゃしてる。
また冷蔵庫を持ち出してはいるが、喩えでしかないから
後半で再度の引用も空回りしてんだよね。
首括るのも実践したのか暗喩なのかさてはて。
捉えようによっちゃ、全部が「僕」の脳内でのシミュレーション。
そんなもんのどこがおもしろいの、ってこってすよ。
バーチャルリアリティより現実のほうが重いのは当然ですよ。
偉い人にはそれがわからんのです。
「徒(あだ)」 帰宅したら、買うた薬が徒になってしもうてた。
>>419 413です。度々のレスありがとうございます。
一方、それのどこが説明だとおっしゃるのか、理解に苦しみます。
あなた、及び一部の評価人さんに対して私がとった態度が、評価人全てを貶めるものであるかのような煽動は、あなたの控えめで繊細な人間的弱さ故でしょうが、事実無根に過ぎます。
また、それに長けているとは感じられませんが、売り言葉で威勢を張るのはみっともないですよ。それが虚飾だと申し上げているのです。
“語るよりも作れ”はごもっともですが、あなたが仰ると反論を恐れているようにしか見えません。
付け加えると、情景描写ではなく状況描写と記した筈です。
読み込んで何を理解されたのか、甚だ不思議です。
意味の違いがおわかりでしょうか?
それでは、またいずれ縁がありましたら。
>>438 はやっw
評価ありがとう
父親と息子の関係性においてあたかもと言うところを出したかったが為のメタファー
西瓜が腐ると野菜では最強ちゃう?つーくらいの独特の腐臭を放つ
単体の物ではタンパク質類より嫌悪感があるんやけど自分だけかな?
あっ冷蔵庫の性質って面白いよね?
全てに重複した意味があって自分と似た趣向の文学好きが読むと「あのくだり!」って引っ掛かったりしないかなぁ〜とか思ったけど
そんな都合の良い批評などあるはずもなくw
分かってたけどやってもうたw
443 :
ガロン :2011/02/08(火) 04:58:10 ID:71WDsfdX
>>438 評価の方ありがとうございます
次は最後まで読んでもらえるものを書きたいもんです
444 :
アギラ :2011/02/08(火) 07:41:53 ID:KV/Tq3Mg
よし、久々に431を再評価頼む
445 :
乳麺 :2011/02/08(火) 09:19:52 ID:G4+OLhfA
「雪のバレエ」 ストーブが欲しいねと君がぽつり 手袋ごしに指を温めて 窓の外はため息に閉ざされて 二人でいる理由も無い僕等は 沈黙を言葉にしてる 君の口から浮付いた話を 聞かされて僕は上の空さ 近づく事もない君との距離を 窓に落書きした僕の言葉は すぐ滲んで読めなくなった この春から君は「上京するの」と つまらなそうに呟いて 上京した先ではバレエを捨てて どこか小さな会社に就職するのだと 雪の空を見つめてる ほんの少し涙ぐむ小さな君を 軽い冗談で笑わせて 「寂しくなるね」と話を合わせる僕 最後の日ぐらい見送ってほしいと 物寂しそうに君が笑う 外はまだ身も冴ゆる乱れ雪 制服の君が踊ってあげると 手習い事のバレエ 綺麗なトゥール 古い教室で君が踊り出す ああ 雪の舞台で君が踊る ああ 白い舞台で君が回る 僕はただ切なくて 涙する君が最後の舞台だと ああ 雪の舞台で君が踊る ああ 白い舞台で君が回る 僕はただ切なくて
446 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/02/08(火) 10:14:16 ID:BvXmZDDD
「縛り」 自己同一性なんて幻想に過ぎないと気づいたのは 日の明るい午後 身勝手な囃子手が舌打ちをする どうせ私とあなたの主体性なんて、自由を鎖に縛られてしまったヴォンテージ 殺しがしたいとわかっちゃいない舌なめずりの犬どもが 首輪をならしてつながれたひもをほどきたがってる 危険な毎日、表面に騙されるなよ 海の海岸から危険なダイブ それくらいの賭はめんどくさがらないよ
447 :
名前はいらない :2011/02/08(火) 12:08:55 ID:qXvyQx/9
15の頃の一生涯なんて せいぜい1・2年先の事だったさ 未来なんてあってないようなものだって 自分でねじ曲げて行かない限り 枠に収められ レールの上を走り カテゴリーに捕らわれ続けると 踏み外してみたけど この先一生涯 愛したい存在に出会った時 僕はそのレールに寄り添って走りだしたね せめて僕はまっとうにと 人間は不思議だ 結局 みんなが幸せになりたくて でもみんなで幸せになりたいとは違って 愛の対象 自由の定義 ぶつかり合ってまた離れて 本当の事は 大人になると思い出せない だからいつも 無い物ねだりな僕です
448 :
ガロン :2011/02/08(火) 12:27:54 ID:jh3H9sPG
「傷」 ふと気が付いて ちくりと痛んだ傷を見ると 寂しくて 愛しくて 自分の存在を感じる事が出来ます 赤く滲んでそっと開く傷に 接吻(くちづけ)ると 儚くて 落ち着いて 時が止まる感覚に包み込まれます 自らつけた傷 誰かがつけた傷 誰かが持つ傷 深い 淡い 脆い 傷口が 僕という世界を作り上げます 君の世界を作り上げる為に 今日も僕へ 君へ 時代へ 世界へ そっと優しくとても大事な 傷をつけましょう
449 :
名前はいらない :2011/02/08(火) 18:54:13 ID:0aVa6sFC
「裏通り・父の背中」 忘れ去られたような裏通りに黒猫が鳴いた 鉄の匂いの料理を疎んじるけれど それ以外に餌はない 忘れ去られたような裏通りをカラスは飛んだ 月明かりの籠もったビー玉を きらぎらしいマイホームへと運ぶ 忘れ去られたような裏通りを彼は帰る 酒臭い快楽を水で流すと 後は眠るだけだ 忘れ去られたような裏通りに僕は向かう 汗臭い紙幣に覆われた 彼の苦悩を見ながら
何でもない風景 どうでもいい話 それを億兆京ピクセルで映す世界 馬鹿らしいなあ くだらないなあ 音楽室で鳴る ジャズピアノ 昨日見た 映画の予告編 面白そうだねそうですね ばったもんの心が震える傑作です。 ドット数の限界です。 映画 それをらしいセルで映す くだらない ばったもんで 鳴る ピクズピット 昨日の予告編 馬鹿の心が震える限界です。 ドどうでもいい話の世界
451 :
名前はいらない :2011/02/08(火) 19:12:02 ID:BtYfSj3s
>>413 389です。
しぶとくブラックな弱肉強食なら惹かれたんですが、全員死亡の災難となると「?」になってしまったのでC→Dです。
>>451 おいおい作者とやり取りした後に評価かえるのはナシだろ〜
自分の好み語る以前の問題だろうが
作品自体に評価を付けたんじゃないのか?
453 :
ハヤト :2011/02/08(火) 21:44:48 ID:7mzurny3
454 :
匿名希望 :2011/02/08(火) 21:59:42 ID:W2RSNKAH
題 抵抗 外は雪がはらはらと降っている。家族と出くわす度に重苦しい。どいつもこいつも腹が立つ。むしゃくしゃして、もうど うにもなりゃしない、と憤る。やけっぱちになってふてくされて、真昼の誰もいない庭に、大の字になって寝転んだ。空 が見える。雪が降ってくる空をじっと見つめる。眼鏡があるから雪が目に入らなくて安心だ。しばらく見た後目をつぶる。 真っ暗な中でもくろんだ。このままずっと動かないでやろう。誰かに気付かれて、声を掛けられたりするまで。このまま ずっと微動だにせず。体が雪に覆われても。 しばらくじっとしていたが、人が来る気配すらない。もう寝よ。寝てる最中とかに誰かに気付かれて起こされるだろう。 誰が僕を起こしにくるだろうか。母か、父か、妹か。誰だろうが気まずい雰囲気になる。でも面白いや。 どれくらい寝たのか。目を開けてみたら、眼鏡の上に積もっている雪の色が、まだ白いのが分かる。暮れてはない らしい。もう一回寝た。次に寝てる最中とかに起こされるだろうと、期待して。 だが次に起きてみても、誰にも気付かれないままだった。ついに夜になってしまった。目の前が真っ暗だ。これはも う今日中には起こされないな、そう思い設けた。でもやめようとは考えない。きっと見つかるのは朝になるだろう。朝に なったら母は洗濯物を洗いにこの庭の横を通るから、その時気付いてくれるだろう。庭に雪が人型に膨らんで積もっ てるのを見て、さぞびっくりするだろうな。母がなぜ人型に膨らんで積もっているのかと、驚く所を想像をして、おもわ ず笑けた。笑いをこらえながら、早くその時にならないかなあ、と浮き立つ気分のまま、上機嫌で、その夜を過ごす、夜。
「どっぷらりん」 どっぷらりん どっぷらりん どっぷらりんにのうみそはんぶんかじられて こどもにもどったおんなのこ どっぷらりんのなかでのうみそぐじゅぐじゅ とけていく と・け・て・い・く いさんでじゅわじゅわ おとなのぶぶんがえいようそ どっぷらりん どっぷらりん そっぷらりんにのうみそぜんぶかじられて おっさんそのまましにました どっぷらりんのなかでのうみそぐじゅぐじゅ とけていく と・け・て・い・く いさんでじゅわじゅわ おとなのぶぶんがえいようそ どっぷらりん どっぷらりん そっぷらりんがいやいやしてる こどものままのおとこのこ どっぷらりんはけいさんちがいで ほどよく がししました が・し・し・ま・し・た わたしはかわいそうですといいながら おとなのぶぶんをさいごまでさがした どっ・ぷ・ら・りん
457 :
名前はいらない :2011/02/09(水) 09:57:44 ID:4cWWbxbz
お帰りキャベツ 猫がお手をした 毎日芸を仕込んだかいがあった でも達成感はない それは多分猫と喜びを共有できないからだろう うちの猫は調教されて喜ぶようなマゾじゃない と思う じゃあ僕はサドなのかというとそんな訳でもない訳で いったい俺は何をしたかったのかと させたかった事は明確なんだけどさ 火燵もない家で不満も言えないお前が 僕は不憫に思えてきたよ 飼い主募集の張り紙を貼ってみた 条件は火燵のある家 寒さに強い僕には火燵は要らない さよなら太郎 そんなことを言ってみても 猫はニャーと鳴くだけ 戯れで覚えさせたお手を何度もさせた 貰い手は見つかったが その少女は猫についてあまりに無知だった 餌はキャベツがいいですかっ 僕は余りのキャットフードをまとめて渡した あなたの名前はこれからキャベツよっ 猫は自由だと誰もが言うけど 飼い主だって選べやしない 僕が寂しくて泣いた夜 涙目の少女がやって来た 母親に返して来いと言われたらしい たまに見に来てもいいですかっ いつでもおいでと微笑むと 笑顔の少女が帰っていった 猫は自由だと誰もが言うけど それは不自由を感じないだけだと思った お帰りキャベツ。
「あの娘の口づけ」 夜の一室であの娘は 充血した目で僕に口づけを迫った 突然何だと振り払っても 肩から手が離れない こんなことは望んでないのに 恐ろしい力で引き寄せられて あの娘は僕に口づけをした あの娘の口づけ 熱い口づけ 何だか熱すぎる口づけ 唇が溶けて 歯を剥き出す 歯肉を焦がして 舌が溶ける 君の顔を思い出したけど それもすぐに溶けてなくなってしまった 落ちた顎が 笑おうとして少し歪んだ
『ラストリゾート』 「もう逢えない」 と告げる僕に 「そっか」 とぎこちない仕草で微笑む 夕暮れの公園 恋人たち避けて 二人はサヨナラに歩いていく 違う誰かに閉じた想いを注いでた 「それでいいから」と云う君とはじまって 愛してくことを惜しがって 君のぬくもりに甘えてた これ以上傍にいれない 細い指先はなすよ 「最初からわかっていたから気にすることないよ」 と君はうつむいて 「ラッキーだった」 なんて場違いなセリフではしゃいで見せるから愛しくなる 「好きになれればいいのに」とずっと思ってた なのに純粋に消し去れないものひとつ きれいな言葉をほしがって君をひたすら傷つけてく 抱き合ってつながらなくて壊れてく絆がある もうすぐ途切れる道の手前で立ち止まり 「ごめん」 一言の終わりしかないなんて 愛されることを惜しがって失くすのを悔やみかけるから 「あなただけ悪いわけじゃない」 なんて許すようには云わないで 振り切る想い切なくなる 今なら間に合う気がしてる だけど それだけじゃいけない 一人の君に還すよ
460 :
アギラ :2011/02/10(木) 00:53:05 ID:UuA3cbxh
>>441 まー伝わらないなら仕方ない。俺の言い方も悪いんだろう
詩とは関係ないが年齢とか
友人の数、社会経験の有無を教えてくれないか?
嫌なら答えなくていい。これは個人的興味の範疇だし、答える義務はないからお願いになる
別に笑ったり馬鹿にしたりしねーからさ、それは約束する
461 :
名前はいらない :2011/02/10(木) 02:38:19 ID:WHC5zKEY
教室、ここは理性を鍛える場。糊の強い制服に押し込まれた秘密の体温。 教室、ふと触れ合う柔らかい視線。それは挨拶のそれじゃない、一つのミステリアスな事件。 教室、ここは宇宙のどこだっけ。開かれた窓から午後のそよ風。なびく髪の石鹸の匂いが方程式を狂わせる。 そして夕方、教室。鳴り響くチャイムは蜘蛛の子を散らす。紫の空には気の早いノクターン。 退屈と情熱の小石を蹴る帰り道。
友達いないんだ……
466 :
アギラ :2011/02/10(木) 12:49:21 ID:UuA3cbxh
ん? 462があの詩の作者なのか?んなこたーねーよな
んなこたねーよ ただしつこく食い下がってるの見てうぜーと思っただけです
「天を夢む」 夜闌 香焚き 天を夢む 星の祭りは 賑わいの 桂香 五色の 絢光 翠玉 白玉 腰に佩き 月光の杯を 傾ける アア寒し 杯中を満たす酒の 私にだけは 冷たく凍みること
469 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/02/10(木) 14:12:33 ID:bE8mTLTk
……
賑わしき世間に灯る提灯や
……
>>439 比喩というか、なぞなぞみたいな。一応自分で考えたのは、ひょっとして誰かが亡くなったとかの、つらいことがあったのか
とか。評価はしにくいけど、一応。D+
>>445 しっかりと描き込まれた状況と、最後に向かっていく展開の流れる様がすごくいいとおもった。バレエという設定も、
最後の踊りにしっかりと生かされている。味わいの深さも、後味も、すべて最後の描写が、生み出していると思う。C-
>>447 テーマの、未来と幸せにそって、しっかりと表現されていると思った。愛も、かくれた主題だ。あっさりとしているのが、
この詩の味か。読んで、不安になったり、悩ませるところも無いので、間口の広いわかりやすさが良い。D+
470 :
乳麺 :2011/02/10(木) 18:11:50 ID:edFedUcg
「俺とお前と大五郎とYシャツと私」 おかえりキャベツと言われたので 返す言葉を考えていた 勿論だが自分はキャベツという名前ではない 我輩はにゃんこ塾長であーる!というつもりも無い というか自分は猫じゃないので当たり前なのだが 目の前の人物が おーまいりるがー あたためてあげよおおー♪と どう考えてもケータイ小説的な、※ただしイケメンに限る的な歌を 顔を((≧ロ≦))←のようにしながら歌い出して タオルで包もうとしたので必死で逃げた とりあえず鈍器のようなものがあったのなら殴っていただろう そして、ああ、やりたくもない男とのセックスってこんな感じなのかと み○かはみ○かは学習してみたり! ボーカロイドは望まない仕事を断ってよろしいという世界でもっとも無駄な権利を 子供の遊びであるフルーツバスケットでいつまでも誰も呼んでくれない子供に与えよう それは心が戦場となるフィールドでの最後の防衛線である ほら、フレームの外を見てごらん スカートを翻して、百合の軍勢は進む 女子高生たちはママレードジャムを好むものだ 昔からそう決まっていると妹が言っていたような気がする 妹が言うのだから間違いはない だから、おかえりキャベツ、への返答は、ただいまママレード、となる おかえりキャベツ ただいまママレード おかえりキャベツ ただいまママレード そのフレーズは、どこか懐かしい 俺とお前と大五郎とYシャツと私を思い出すからだ ついでに1/3の純情な…なんだっけ、そんな感じの感情 そして自分は、ぐにゃー、と、んにゃにゃ、と 人類にとって最凶の発明品こと猫じゃらしで遊ばされる べ、別に遊んでほしいわけじゃないん… えい、この、あ、そこなの? ちょ、ちょいまって、えー? (特に意味は無い)
471 :
世界嫌悪 :2011/02/10(木) 18:17:48 ID:0Me0iflc
生まれたくなかった 生まれたくなかった 生まれたくなかった 生まれたくなかった 何を憎めばいいんですか 何をすれば報われるんですか 何を愛すればいいんですか 何を終わらせればいいんですか 僕を殺せばいいんですか 僕を愛せなくてごめんなさい 僕はなぜ生きてんですか 僕はなぜ死なないのですか 死を愛しすぎて嫌われた 死を夢想するのにも飽きた 死ななくてはと焦っている 死こそが自由だと言いすぎて 生きることがばかばかしくなって 生きているバカども死ね 生きているバカは僕だ 生きることをあきらめつつ生きている 本物のバカはこの僕だ
472 :
世界嫌悪 :2011/02/10(木) 18:26:11 ID:0Me0iflc
一応、うつ病患者です。
473 :
かさ :2011/02/10(木) 18:54:05 ID:4PoZPQNB
「髭」 毎日毎日、生えてきやがる 剃っても剃っても、生えてきやがる 髭、とくに顎髭 雑草みたいだ 剃るときはいつも思う 芝刈りか、これはと もう、うんざりだ 面倒くさいんだ 毎日、鏡の前で溜め息を吐く 愛刀と化したT字カミソリ 切れ味は抜群だ 無敵の4枚刃 永久脱毛も考えてみた ネットでググった 料金を見て、俺はチビった むしろ顎髭を生やしてみたら 似合わないと酷評された 八方塞がりだ 剃るしかないんだ 電気シェーバーは役には立たない 動かなくなったシェーバーがもう6台 壊れるたびに、床に叩きつけた T字カミソリはダイヤモンド加工 無敵の剃り味 だけど、夕方になるとザラついてくる どうすればいい どうしたらいい 剃るしかないのか 剃る以外にないのか 1日に二回は肌が痛い 気持の上で面の皮は厚いけれど 実際には肌荒れしやすい 繊細なんだ だけど、俺は剃ろうと思う 腹をくくった きっと肌は強くなる そう信じて 俺は今日も髭を剃る
>>450 思わせぶりな、実際は皮肉にしかすぎない内容だ。
> 馬鹿らしいなあ くだらないなあ
そのまま、相場の意味のままで使っていい言葉だろうか。
作者のエネルギーが爆発しきれていない、読者が尊敬しきれない、猫背な作品。
ただ、改行をして読みやすくしようとする心掛け、その姿勢は見過ごせない。評価:D−
>>455 > 浮き立つ気分のまま、上機嫌で、その夜を過ごす、夜。
虚しさに出会った少年、虚しさにジャンプする少年(作者かどうかは関係ない)
降り積もる雪の虚しさに埋没してゆく少年を、モノローグ主体で描写した散文詩だ。
なんの用もない、ただ冬の黄昏にふらつきタバコを空吹かしたい、そんな青春である――
所々の表現にチョークのような軽さを感じてしまう。例えば
> 目を開けてみたら、眼鏡の上に積もっている雪の色が、まだ白いのが分かる。
伝わるものはある。ただ、やはり軽いのだ。(もともと表現のつもりじゃ無いのかもしれな)
目を開けてみる。レンズに積もった雪の肉が、日の鈍い光に侵食されては、青白く沈黙している。
どうだろう、ダメか、でも、作者ならもっと活けるはずだ。何せこの作品の作者なんだから。評価:D
475 :
名前はいらない :2011/02/10(木) 20:33:06 ID:jrMff9uU
「冷たい灰」 真っ逆さまに落ちる カップの中で ミルクが混ざる 虚ろな冬と 冷えた灰 真っ逆さまに墜ちる 器の底に 烏が沈む ふやけた記憶と 溶けた雪
「君の声に恋をした」 親にネグレクトされてる夜ほど君のイチモツをケツに探してる僕がいる ねえ、たまにだけじゃなくて、毎日のようにメール、電話してよ 隠してる本当はホモだってこと 隠しながら君に恋してる 君の野太い声が僕の孤独癒すから 親にネグレクトされてる夜ほど君のイチモツをケツに探してる僕がいる ねえ、たまにだけじゃなくて、毎日のようにメール、電話してよ
477 :
世界嫌悪 :2011/02/10(木) 21:03:24 ID:0Me0iflc
やっと憂鬱が過ぎたところで だんまりとした心 使い終えたカイロのように 僕の心はゴミ箱へ 生まれたくなかったなんて言いながら 冷めた心で 冷めた目で 空虚ね世界を見る せめて 生まれてしまったんだから せめて 死なせてくれよ
「優しい記憶」 女に心に深い爪痕を残される前の 女に騙されて冷たく閉ざされた世界に墜とされる前の 穏やかな90年代の温かな記憶に涙する夜は繰り返され インターネットの普及に怒りを覚える今日この頃です
冷蔵庫の中は常温 とけたアイスクリーム 街中は夏に先立たれる 地中の蝉は予定が狂った 海には墨色の雲 水に消える灰 コケの生えた古いビルの影 電線はショートする 朝日は差さない 明るいのは火事で焼ける議事堂だけ 暗いニュースもテレビは映せない 先週の天気予報なら 今日は猛暑日 あさっては何だったか もう何でもいい 永遠の冬だって 近所のお兄さんは言う こんなだったら去年の暮れ 死ねば良かった だって 夏は帰ってくるのかなあ 五階の窓から見える家の屋根はみなモノクロ 富士山の辺りは曇って見えない 灰を出し続けるから 街中は夏に先立たれる
赤い夕陽が街を染める 空には鳥 地面には影 いつも通りの帰り道 寂しさと虚しさに 心は押しつぶされそうになり 急いで家に帰ります これが今の僕 ただただ受け入れるしかないのです
481 :
名前はいらない :2011/02/10(木) 22:03:35 ID:Jq+o6DT8
ギュッと握っていのは一本の糸 強く引けば千切れてしまいそうなそれを大事に握っていた この頼りない糸で何が手繰り寄せられるのだろうか この糸に何を期待しているのだろう これが切れた時、僕はどうなるのだろう そう思うと怖くなり また、仮初めの希望を握りしめる
>>450 は割と習作の感が強くて。
最初に提示した素材を切り貼りしてみようという試みだったのです。
まああまり良い出来じゃなかったですね
ピクズピットに突っ込みが入らなかったのは意外でした。
483 :
乳麺 :2011/02/10(木) 23:34:50 ID:edFedUcg
>>482 燃え豚→萌え豚かなと思ったけど、自分も詩出してる身なんで
このスレのルールによると評価出来ないんですね。
すまない。
ピクズピット ジャズピアノ-ジャ-アノ+ピクセル-セル+ドット-ド 全く意味がないんです だから習作としても微妙なんです
485 :
乳麺 :2011/02/11(金) 00:51:53 ID:bP/xOws7
>>484 ミスリード!!!!
あああああ読めなかったマジでごめん。
ピクの時点でピクセル入ってるとは思ったけど
(映像モニタでのピクセル含まれてたから:でピクズでpigsとミスリードした)
あー、俺もダメだな。勉強しなおす。
486 :
ガロン :2011/02/11(金) 00:57:15 ID:f6a4dyVN
「モノサシ」 何がしたいんですか? と聞きたくもない 端から見たらお前は ただのイタいヤツ 何もしたくないです と危機感もない 端から見たらお前は ただの暗いヤツ 口も動かさないで意志疎通なんて あんたテレパシーとか信じてんの? 冗談じゃない 本質を殺してまで得られるモノ そんなもん無い 涙目が隠せてないぜ 笑ってやる 何が出来るんですか? と聞いてきやがった 端から見たら俺は ただの狩りの対象 何も出来ないんです と隠す気もない だってそうだろう? ただ必要が無いから 冗談じゃない 本当を隠してまで伝えたいモノ そんなもん無い 涙目が隠せてないぜ 笑ってやる 拭ってやる 冗談じゃない
>>457 キャベツが帰ってくるのが嘘くさいね。
なんか「これは自由についての詩です」って紹介がついてるみたいで
こっちが恥ずかしくなってくる。
僕は自由についてこう思ってるんです、
だからここはこう思っていまして、
なのでこちらはこうだと思うんですよ。
「僕」の表情が見えないんだな。真顔。
キャベツの存在の是非など関係なく、
少女の引き取ったかの是非など関係なく、
少女のこれからキャベツに会いに来ることの是非など関係なく、
「僕」は無機質に真顔なんだよ。
ま、俺にゃそう見えるってだけなんだけどな。
D
>>458 なんかのっぺらぼうだなぁ。「僕」の顔も「あの娘」の顔も見えない。
どこの生まれでどんな話をしてどんな性格なのか、
想像させるファクタがない。
単に「熱い口づけをする娘」ってだけ。
それを意外と思わせる娘なのかどうかも判然としない。
D-
>>459 こういう別れ話のシーンってありがちよね。
「別れ話」ってテーマがあって、どっかに応募して当選すると謝礼でも貰えんの?
で毎年、歴代の受賞者が集って大会を開くんだ。
最優秀者が「King Of Wakarebanasher」
(通称KOW)の栄誉を受けるんだ。
じゃないとこんな気後れする長文に耐えれっかw
誰かこのテーマで競ってる人がいる理由をおせーてちょ。
D-
>>461 ちょっちのったりしてるね。
教室の性質を教えられても、別に、ねえ?
すまんが、習作つくりました、って感じ。
興味のないテーマに比喩をたくさん押し込められても、
それが効果的になるとは思えん。
D-
>>468 「このスレは、仮想中国史なりきりスレです
皇帝、士大夫、武官、隠者など、どんな身分でも参加することができます
中央、ならびに地方官制は魏(三国時代)に準拠します」
だってさ。
マルチだと判断するね。E
他の人なら評価してくれるかもせんけどな。
>>469 評価thx。
単純に、この短い文で人にどれだけの情景を
想像させることができるか、って裏テーマ。
とりま、再評価お願ぇしますダ。
>>470 ん?
>>457 の作者か?
もしそうだったら両方Eで。違うんだったら一言を。
自分は191です!
>>202 評価ありがとうございます!感謝してます。
途中までCですか‥。良かった。
締めくくりをもっときちんとすべきでした‥。後に活かさないと!
あと、改行もしなくても読めますか‥。参考にします。
447です。
>>469 ありがとうございます!
良くも悪くも、簡潔(と言っていいのか)で割と直球なものしか書けない・・。
比喩だとか、単語の奥にちゃんとある意味だとか、皆さんに勉強させてもらってます。
>>473 > 毎日毎日、生えてきやがる
> 剃っても剃っても、生えてきやがる
髭は何の暗喩か、作者は髭を何に喩えたつもりだったのか――
そこに詩の価値があるわけではない、そこについて読者はあれこれ考える必要はない。
作品を通して、読者が内部から“それ”を感じ取ることができたかどうか
重々しくもスマートな感動を惹き起こさせてくれる文章だったかどうか、詩に対する問題は特にそこだけだ。
作者は“それ”を具体的に解説されないような作品を提供しなければならない。
だからといって、言葉のパズルに没頭するのは、また別の機械じみた作業である。(
>>473 じゃないよ)
そんな建築的芸術の域で戯れているレベルの行為で、詩作に対する粉骨砕身とは言えるものだろうか。
> きっと肌は強くなる
> そう信じて
> 俺は今日も髭を剃る
どうしようもないこと、身嗜みを整えること、人間関係を保つこと、営業で年寄りに商品を売りつけること、詩を書くこと。
そんな、やるせない日々の生理汁を飲み込んでは、いつかいつの日か、自分自身もハガネの心を得てやろうではないか。
あきらめではない、情熱を据えた決意がビシバシ伝わってくる文章なあんばい。
だがしかし、まるで他人事のようでもある。作者と髭の事情、やはりそれだけでは関心は湧かないらしい。
髭の枝毛、髭の艶美、髭の横顔、髭の活躍、髭の姿勢、髭の生命
このぐらい事を掘り下げ描かなければ、読者もその世界には入っていけない、のかもしれない。評価:D
>>475 1スレに1作品はこの題名を見かけている気がする。「冷たい灰」 破滅型の詩が多い
> 真っ逆さまに落ちる
> 真っ逆さまに墜ちる
使い分けようとした努力は評価できる。ただ、技巧ではなく小手先なものではないか。
> カップの中で
> ミルクが混ざる
詩中でのミルクは、ザーメン、純粋、温もり、などを反射的に連想させる。
この場合、いくつかの選択肢を無意識に迫られては、迷いが生じ、いけない表現となってしまっている。
というよりも、解釈など無限にあるものだから、細かな解釈を読者に求めている時点で作品に評価はない。
推考や熟考よりも先に感動を与えてくれるのが、この世の良い作品というものではないだろうか。評価:D−
>>479 こきざみに改行を入れているが、連ごとに云えたいことを忍ばせている気配がない。
漠然と荒涼感をかもし出したい一心、ズバズバと小さな発想を箇条書きしていった挙句
> 街中は夏に先立たれる
に、作品の要所をおんぶしてしまったという印象だ。特に読者がしびれるような詩句も無く、視点もなく。
ただ、作者も気付いてはいるだろうか。強いて挙げるとするなら
> 夏は帰ってくるのかなあ
ここが唯一の美点であり、濁りのない、シンプルかつ軽妙なワンフレーズであった。評価:D
かぁー。 難しいっす。 そうですね。改行は無駄でしたね 。 何とか頑張って行きますm(_ _)m
494 :
乳麺 :2011/02/11(金) 16:44:12 ID:bP/xOws7
495 :
名前はいらない :2011/02/11(金) 21:03:28 ID:+QsPEpBC
「旗」 青と 赤 溶かされて 信号のない街 紫の車が走る 白と 赤 溶かされて 旗のない国 ピンクの雨が降る
496 :
ボインの夕暮 :2011/02/11(金) 23:39:57 ID:X99rbpkW
>>495 短くても許されるのはマンチカンの足ぐらいなもの。
ド短小はぴりりときっつい臭みを利かせないと、物足りないだけ。
色の合成?それで?ってかんじやわ。
そんな安易なもの投稿してたら、クセになって成長できんぞー
D−
評価おねがいします。 ポンコツだ 忘れないように再生 そのたびにリアルを失う ポンコツだ 大切にしまいこめば 色が薄れる 声が途切れる ポンコツだ こんなポンコツ壊してしまえ 壊れる前に壊してしまえ リセットリセット全部リセット 強制終了さよなら思い出 そうして消したはずなのに 昨日より鮮明 やっぱりこいつはポンコツだ
>>494 云われてから気づいたが、どっちでも俺が評価しないことに変わりはなさそうだ。
あんたが
>>457 でないこと、ひいては
あんたが
>>470 であるかどうか、に信憑性はないからな。
コテハンにしてないってのは、あんたの選択だしな。
すまんな。
>>471 ,477 テンプレぐらい読んで来い。E
>>476 ,478 お前もな。E
>>480 テーマ「いつもの帰り道」については、
もっぱら”おもしろくない”という意見がつきやすい。
以前オレも似たような景色を出したが、同じだったしな。
なにか感じたから書いた、というよりも
書きたいから感じたフリをした、って感じかな。
D-
>>481 ありきたり。というか抽象的なことを
そのまんま書き並べてるだけ。
蜘蛛の糸になぞらえてもありふれてるってのに。
D-
>>486 主題がスッカスカなんですよねー。
蓮根? いやいや、スポンジって感じ?
骨粗鬆症のほうがわかりやすいかもせんね。
レトリックも長々しい文も、主題がなけりゃ意味がない。
D-
>>497 響かない。胸に響いてこない。
詩において、レトリックないし言葉は武器だ。
構成は戦術であり、詩への構えは防具にもなる。
しかし戦う目的……詩に込められた意味が、頼りない。
最初の村の周りでうろちょろしてレベル上げしたいだけなら
別にそのままでいいと思うけどな。
D-
D-とEだけか。
499 :
ボインの夕暮 :2011/02/12(土) 00:49:29 ID:+HSm+oO+
>>497 ポンコツだと罵ってる対象は自分のオツム。
忘れようとするけど忘れられない/忘れたくない記憶。
ありがちな読みをすると恋愛系か。
それ以上は深化が難しい。言葉遣いは良い。
D+
500 :
ボインの夕暮 :2011/02/12(土) 00:51:02 ID:+HSm+oO+
NONちゃんとかぶったっちゃね
501 :
ガロン :2011/02/12(土) 02:00:08 ID:TCY5/6WA
>>498 なるほど 主題を変えなきゃよかった…
評価ありがとうございます
深夜全ての音を切ったとき耳から蝉が鳴いている。僕の全ての今がある。 あぁ腹イテエ
503 :
497 :2011/02/12(土) 04:30:30 ID:CuzHui+Y
出鼻挫くような評価お願いしますm(_ _)m げらげら笑って思い過ごすのか そんなこと知らんぷりぷりしてんのか 昨日がどうでとかぬかすのか ほら、滅茶苦茶な顔面、とか言うのか どうにもならない時あのこは 俺のことなんか覚えてない それはそれこれはこれ 君のことが不快でしょうがない バナナぶん投げあって笑って そんな知り得ない存在が跋扈して ほれ、もう一発、とか言ってさ どうしようもなく疲れたとき 俺のことなんか気にしちゃくれない それはそれこれはこれ 平積みになった路肩の道楽 スケジュールがどうととかこうとか ひとつ手に取り頭つめこみ 山手線に直行しました どうしようもなく間抜けヅラなとき 君のことなんか忘れちゃったよ それはそれこれはこれ
「自室」 時計 パソコン 暖房器具 床 壁 天井 電話 風船 コート 鉛筆 消しごむ ベッド 総じてわたしのために いつも向きあってくれているから寂しくない 大好きな君も人間からつくりだされたもので 真っ赤な血が熱く流れるものなので 彼らもそんな人間からつくりだされたものなので きっと愛をかんじます 温かみをかんじます 意思疎通できない空や大地がつくりだした野花まで 愛おしいと思っちゃうんだから ことばも温度もいらないのかもしれない
506 :
乳麺 :2011/02/12(土) 09:21:38 ID:M+1cnTKU
>>498 まあそうですね。信憑性が無いのは理解できます。
コテ無しで書き込むのはコテが求められない雑談とかしか無いんですけども。
「おかえりキャベツ」パクってますから仕方がないかな。
で、この場合は…再評価依頼?それとも新しい詩出しても良い?
自分では判断がつかないので評価人の判断を待ちます。
祈り 地上に出れば雪が降り頻り 日の当たる場所さえ見つけられない みどりの息吹を感じず 生命は闇に蠢いている 魂と身体は死別を繰り返し 獣は衣をまとうことを知る 熱に冒されて逃げ場のない 宇宙を見つめた独りの慰めに 希望はあるのか 天は全てを見渡す 純然にひざまづき 頭を垂れた 希望に燃ゆる微かな息遣いとその姿と共に
508 :
一色はじめ ◆sExHaJiMeA :2011/02/12(土) 21:39:27 ID:Tqjc2fx3
「ループ」 地面に落としたリンゴのあめ玉 次の日みたら 真っ黒になってた ありんこぎっしり群がっていた 夏に餓死した隣のばあさん 話によると 真っ黒になってた ハエがぎっしり群がっていた 僕が知ってる女子高生の凜子さんは よく濡れて締まりはいいけど 真っ黒なびらびら でも男達はそれがむしろイイらしい 僕らが住んでるこの時代は 話によると ずいぶん暗い色彩で 不誠実なのか無責任なのか無関心なのか 僕には分からないけど、たぶん クラスの何人かは職にあぶれて 真っ黒な死体となって発見される、いつか そんなことだって僕には 本当のところどうでもイイらしいから 今日もこうして、ネットで架空のやりとりをして 腹が減ったらマックへ行くだけ、そして どこかの国のどこかの女が ひろげて見せた陰唇でぬく そんな毎日が過ぎて過ぎて過ぎていき また、いつかのように落としたあめ玉に 真っ黒なありんこが群がって、やっぱりどこかのばあさんが 真っ黒になって発見されて、そうしてそうして 幾つもの季節が過ぎていくけど 僕はあいかわらず、架空の女に快楽を得て眠る、毎日 繰り返しが繰り返される たぶん
『プライベートストーム』 「イベントのたびに要らないもの増えて部屋が狭くなる」 とプレゼントけなす 夜景を見に行きゃ 「あなたがこれ作ったわけじゃないでしょ」 と車に戻る 携帯電話の不始末から 生じる疑惑が怒りの火種 早足の横で僕だけがしゃべって 鋭い突っ込み浴びせられても 逆らえば終わり 矛盾でも返せない 理屈さえ揺らぐ魅力があるよ 一緒なんだから機嫌直そ? 逃げれない 今夜は嵐になりそう とりつく島もありゃしないね 果てしないコウカイにはまってく 多少のピンチはプロセスだけど 余裕かましてる場合じゃなかろう 難攻不落 愛が見えない? 本気の駆け引きウソとホント 雨は降って地は固まるのか 海にでもなったらどーする? あの手この手尽くすけれど 曲がっちゃったヘソは戻ってこないし 満天の星空の下で ここだけ嵐吹き荒れる
510 :
名前はいらない :2011/02/12(土) 22:37:14 ID:xUhjYYO3
飾りたてる爪に金槌を振り下ろす 一つ、艶のある薄桃にヒビが入る 二つ、金のラメが赤く染まる 三つ、溢れる血が飛び散り 四つ、悲鳴が枯れていく
僕の生きる道 今まで歩いて来た道は 間違ってはいなかった 寄り道 回り道 もう人生の半分歩いて来た 高い壁 深い穴 なんとか乗り越えて来た 遅すぎた訳じゃない 全ては この道に来る為だったんだろう 今から また高い壁があるかもしれない けど僕は また乗り越えて行く 導く為に 君が歩いて来た道も 全ては 今を生きる為の 道なんだろう 嬉しい事 辛い事たくさんの道を歩いて来たはず 嬉しい時 辛い時 僕は他の道を歩いて来た これからは僕が道を作るまだまだ回り道 寄り道するかもしれないけど 君が迷子にならない様に小さな星の欠片を置いていく 少しずつ 少しずつ 小さな光 まぶしい光 消えそうな光 輝いていない欠片も でも 一つ一つ拾って来て下さい 熱い欠片 冷たい欠片 拾いながら 僕は少し前を歩いて行く壁を壊し 穴を埋め 君が歩きやすい様に少し前を歩いて行く ゆっくり歩けば良いからでも 欠片は欠かさず拾って来て下さい 拾った その先で 僕は待ってるから 最後の欠片を君に渡す為に待ってるから まだまだ長い道だけど [幸せ]という星を輝かす為に ゆっくり歩いて来て下さい 星が出来たら今度は二人で海に出よう 幸せの星が照らす静かな海に出よう やっぱり間違ってはいなかった 今まで歩いて来た道で会った人達に ありがとう 導く為の道を作らせてくれる君に ありがとう ゆっくり歩いて来て下さい 最後に笑顔で海に連れて行くから ゆっくり歩いて来て下さい 辛い事 悲しい事を忘れる位 星空輝く海に連れて行くから ゆっくり歩いて来て下さい 最後の欠片を渡すから ゆっくり歩いて来て下さい ゆっくり…
512 :
ボインと夕暮 :2011/02/13(日) 12:17:13 ID:QsdMsva7
>>511 結婚式の最後、新郎挨拶で朗読したらいいと思うよ。
号泣間違いなし。泣いてるのは新郎一人だけって可能性もあるけど。
しかし、人生の半分きちゃったってことは、もう40歳くらいなのか。
随分ジジイだな。
あと、これからも回り道寄り道するくせに、俺に付いて来いとか。
なんか偉そうだな。なんとなく好きになれそうにない男。
D
>>508 > 地面に落としたリンゴのあめ玉
> 次の日みたら
> ありんこぎっしり群がっていた
いつか/あめ玉を落とした/気づいたら/誰かに盗られていた/ という感覚を読者は抱く。
表現としてはどうだろう。ぱっと見、詩情を心掛けている様子ではあるが、やはり陳腐さは否めない。
> どこかの国のどこかの女が
> ひろげて見せた陰唇でぬく
ハードボイルドにしても、やはり文学的には軽率すぎやしないか。
感動の引き金となる主な感情は、戦慄、哀歓、情熱の四つにある。
しかし、この作品では少なくとも、表面的、遠隔的な哀しみしか読者は感得しえない。
表面的となれば、それほど事に対して関心は湧いてこないものである。
この作品には、ループという事象がくりだすループという技の表皮の部分しか描き出されていない。
読者の鼻面をひきずり廻したいのなら、題材であるループの横腹をえぐっては、ループの骨をぬきとり
ループの生臭い血がこびりついた、ループの切ない肋骨を絶妙な距離感覚で読者にチラつかせてゆく必要がある。
一貫して字面が整いっぱなしであることから、作文の腕は申し分ないのではないか。評価:D+
>>510 > 飾りたてる爪に金槌を振り下ろす
一読したところで、無機質な?だけが浮かんでくる鈍い表現。
“金槌”の一言で、破壊を振り下ろす、振り下ろそうとしている人の心情は伝えきれるものだろうか。
そこにはもっと、人が飼わざるをえない黒々しい池沼みたいなものが存在しているのではないか。
飾りたてる者に与えてやりたい惨さ、その願望を視覚的に描こうとしただけなのかもしれない。
ところで、事を四つに分ける必要はあっただろうか。
確かに文章上オシャレには見えるが、その効果は作品に発揮されていないようだ。評価:D−
514 :
名前はいらない :2011/02/15(火) 05:26:06 ID:EFjcrLTC
神経が起こされる やわらかな鉄球に抱かれ 頭に響く静かな爆音 やさしき狂気に怯える 正も誤もない 内が外なのだ 夢も現もこの手の中 とまれとまれとまれ ぐるぐる回る目が回る 目を閉じ探す出口はどこだ この身にアレが溶けだしたなら 燃え 流れ 消える 明日には喧騒へ帰れるだろう
「もう、留年でいいよ 」 無理な話だったんだ いつも0点取ってる俺が 数学90点なんて取れるはずなかったんだ。 ひょっとしたら取れるかも なんて甘い夢見てた俺が馬鹿だった テスト返ってきたよ 15点 中途半端すぎるよ おいしくねーもん ねえ どうやったらつんく♂みたいな曲を作れるようになりますか 俺デモテープ作りますから歌ってくれますか よろしくお願いします
516 :
童顔熟女(笑) :2011/02/15(火) 19:12:26 ID:UEx/0JZR
『昼夜逆転不登校』 おはよう 今日も太陽が露草色に輝いている 鳥も鳴かないほどの静寂な朝 そろそろ起きてもいい頃かな いや、まだもう少し もう少しだけ…… 今度起きるとそこは真っ白 いつもの太陽はたんぽぽのように輝いている ずいぶん怖い もやもやした陽炎は小さな竜が群れているよう 目が眩む 視野がこっそり抜き取られたよう 目をそらすと そこにはぽっかり暗い太陽 真っ黒太陽 それは虚無 それはだんだん溶けてなくなった 「もう朝よ、早く起きなさい」 優しい声、母さんだ 今日こそ登校しなければ おはよう
そう遠くないところで犬が吠えた 薄曇りのぼんやりした視界 独りきりで長い間寝てしまっていたらしい 見たことのない周りの風景は山 カラフルなモザイクアートみたいに高く積まれた山 その麓に私は座っているのだと気づく 黄ばんだ冷蔵庫の上で、足元の壊れた電子レンジを眺める 泥まみれの小汚い犬がこちらへ走ってきた そっか、これはゴミなのか こみ上げる涙は決して溢れてはこなくて、視界は薄曇りのまま 目の前の犬が私の手を嘗める 私はそれの温もりを感じることが出来なかった 手のひらが錆びていた 悔しくて、寝ころぼうとしたけど、体が大きくきしむだけ 錆び付いているのは、手のひらだけではなかった 涙を流すことを忘れてしまったから、涙が私を錆びだらけにしたのだ 手も足も脳も心臓も血液も、錆びきっているに違いない 錆び付いた私はごみ くすんだ赤茶色の手のひらでは、もうなにも愛すことはできませんか
519 :
名前はいらない :2011/02/16(水) 01:45:48 ID:OJIlpzgN
『散歩』 放蕩す 静かでない、決っして 零点参の銀針が衝く 留目を、とめどなく 嗚呼。一切雑と外在す 「ざうざう正気か? 跳ねた冷たさも 凍った、ように染みる。 放蕩す 静かでない音楽と あぶくは八にはならぬ、決っして
520 :
名前はいらない :2011/02/16(水) 02:54:52 ID:XPGLGp53
イヤホンをして寝なくなったのは君と付き合ってから 君はふいに電話をしてくれるいつもの幸せな待ち時間 あ、電話だ♪心の中はるんるん♪ もしもし…平静装い電話でる いつもの元気な声楽しそうに僕に話しかける君の声 平静すぐ壊れちゃう キミをみてきたこの特別な日々 好きで溢れかえってる いつもの好きの背比べ いつもの意地悪、すねるキミ 可愛くて仕方なくて離したくない どんな音楽よりも心地よいキミの声が僕の耳で響いている ねえ、だいすき ボクに向かうキミの気持ち キミに向かうボクの気持ち 同じ気持ち奇跡どうか変わらないで揺るがないで いつだってキミを思うよ 今は離れていてもキミだけを信じる 早く帰るよ だから待っていて
521 :
varetta :2011/02/16(水) 10:31:17 ID:kBlzQLpH
「差異」 はしから数えて8個めにある記憶 隠し持ってた憎しみが塗れた 変わる色目に衝突 甘い無神経 笑顔を土に埋めてはりが回る 待てぬを感じ汗愛しかげに未来感じる 足せを嫌い引くを好み その手がつかむ種 形などたやすい感情 うずまいてしばる
「インセスト・イノセント」 唾液と共に垂れていくパパの精液を もう一度口に入れたら冷たくなってた 窓から見えた月にひとしずく涙こぼしたら 海の惑星にならずにクレーターが増えた ねえ、私達は間違ってるかな きっとどうしようもなくて、抗えなかった 愛はとても醜くて、それでも二人の間ではとても可愛いもの 愛はとても汚くて、それでも二人の間ではとても美しいもの 愛はとても歪なもので、それでも二人の間ではとても綺麗なもの 膣内射精のホントの意味がきっと分かる日がいつか来るはず 暖かな性的な粘液が生殖器から広がって それは性欲を越えてアガペーの彼方 ぎゅっと締め付ける心の拙い未来予測で君を見つけ出すよ ハロー ハロー 超音波で手を振るよ ハロー ハロー 今ごろ細胞分裂してるかな ハロー ハロー 私達の間違った命 ハロー ハロー 生まれて良かったと 私は 伝えたい 膣内射精の気持ちよさは性欲を越えて愛の汚さと綺麗さを体が受け止める
>>522 ピルのめばいいじゃん。
3連、綺麗なものが少し違和感。
>>523 評価としてはD−?
というか評価するならA〜E−付けてくださいよ。
525 :
名前はいらない :2011/02/16(水) 23:03:30 ID:1o96pkeb
>>516 ありがとうございます
お互いバツ1で、子供の事で直ぐに一緒になれないので・・・
この詩をメールしたら・・・
言葉より手を。。。
ってスルーwww
>505 評価よろしくおねがいします。
527 :
童顔熟女(笑) :2011/02/16(水) 23:15:19 ID:bOxa1Y9y
>>525 私もバツイチで私なりに一生懸命だった人からそんな風に言われたら
迷わず着いていきます。まわり道も寄り道も多分お互い様だし…スルーですか?
どうしよ〜う(泣)
自分の事の様に思えます。
お腹がへりけり マジお腹と背中がくってく山のごとし いろはにほへとえひもせん
530 :
名前はいらない :2011/02/17(木) 19:26:26 ID:RrKx13Sl
「曲がり角」 にぎにぎとしたホオムの端に 素敵な電車がやって来る 皆さましばしのご辛抱 ツと背を伸ばし襟正し 埃を払って一張羅 まもなく列車が参ります やあ来たそれ来たお待ちかね ゴオゴオゴオと音まいて 素敵な電車がやって来た 光が舐めて通り過ぎ 風を感じたその時に ぴしりと見える曲がり角 さあさ皆さまご注目 見事に曲がって見せましょう
531 :
523 :2011/02/17(木) 20:57:45 ID:z3lNUBVw
未評価一覧(>427) >272 >339 >357 >365 >431 >446 >449 >456 >470 >473 >480 >481 >502 >504 >505 >507 >509 >514 >515 >517 >518 >519 >520 >521 >522 >528 >530 >448,486 連投につきE
すみませんミスが多すぎたので修正しましたごめんなさい まだ何かありましたら次の方で補完お願いいたします 未評価一覧(>427) >272 >339 >365 >446 >449 >456 >502 >504 >505 >507 >509 >514 >515 >517 >518 >519 >520 >521 >522 >528 >530 再評価希望 >431 >439 >448,>486 連投につきE
お疲れ様です。
535 :
名前はいらない :2011/02/18(金) 02:24:27 ID:7xrmAKWB
「サトシ君」 サトシ君は僕が作ったお人形 ネジみたいに鈍く光る僕のセンスが デク人形に命を燈す いびつな瞼をぱちくりさせて ぎこちないそぶり 脳みそは作ってないし 頭はからっぽだから 森羅万象 心で感じとる これから色々教えてあげるよ 僕のことや 世の中のこと 君が生まれたわけ 僕のことを知ったとき 君はどんな反応するかな 世の中のことを知ったとき 君は生きることにきっと怯える 君が生まれた理由を知ったとき サトシ君は僕のことが嫌いになるだろう 命は絶対 作っちゃいけない
「霞の影」 小さなお芝居のわたし あなた むかし間違えたわたし あなた 折り曲げて隠したわたし あなた あなたがこわいの だからやめて この霞を雹とするまでの あなた わたしの片手に刃物を促す 霞の影 だけど 結局 あなたも こわがる小さなお芝居の わたし
「バレンタインと赤い薔薇」 病院の中、看護婦と老婆が会話していた。 老婆が言うには頼れる人はいないし友達はみんないなくなったと不安を口にする それを聞いた看護婦が老婆に優しく 「おばあちゃんより先に行っちゃった人たちはね、本当にいなくなったわけではなくて、 みんながみんなね、おばあちゃんを見守ってくれているんだよ」と諭した。 老婆は、ああ、ああ、うんうん、と頷いて看護婦の話を聞いていた。 ここは東北の田舎であり方言でのやりとりだが、方言は年寄りを安心させる。 老婆もきっと話を聞いてほしかったのだろう。 私はそこに“理”のような、ロウソクのようにほのかに暖かい、小さな灯りを見る。 残念ながら死んでいった人たちは無に帰し、見守ってくれるという事はない。 単なるその人の思い出が残るだけである。 先に行ったみんながあなたを見守ってくれている、 それは看護婦の嘘であるが、同時に物語であり、ファンタジーである。 老婆の少し後ろの席で座った僕は、自分にこのような物語が咄嗟に作れるのか自問する。 私の家にも寝たきりになった祖母がいる。 ある時、手を握りながら少し話をした。 筋力の無くなった手で祖母は自分の指を強く握り締めた。 祖母は涙ぐみながら自分に語りかけた。 デジタルの語源はデジット、つまり、指である。 手を握りながら話す事は、きっと自分はあなたを裏切らないというささやかな誓いだろう。 祖母はもうすぐ死に行くだろう。 僕はかさかさになった祖母の指先の感触を薔薇の花束に変える。 鮮やかなる真紅の花束を。 いつまでも消えないファンタジーを。 思い出は決して枯れない。
>>537 赤い薔薇の花言葉は「情熱的な愛」だったと思う。
バレンタインと赤い薔薇ってタイトルからは
愛という漠然としたイメージしか浮かんでこなかった
決して先の長くない老人の話を聞くこと
死ぬことは怖くないという看護師の嘘
方言
指を絡めて手を握りながら話す誓い
思い出
それらは全て愛なんです
みたいな読み取りしかできなかった
文体的には可もなく不可もなく。
詩・ポエムっつーかエッセイみたいだよね
薔薇は夏の花だし、バレンタインは冬だし
私と僕は同一人物なのか、何か意図があって使い分けをしているのか
唐突に出てきたデジタルの話題
単に俺の読解力が足りないだけだが
よく分からないことが多く、非常にもやもやしている
適当な評価して、わざわざ再評価しろと言われるくらいなら
ここは敢えて評価はしないで、感想という形で作者に真意を聞きたいと思う
『寄生』 雑踏の合間を行き来すれども とりあわれることなく 陽はおちて 陰もよどみ 人の眼が横断歩道を忙しなくわたつてゐるさまは 夢みるやうに哀しひ 澱の中の灯火に必死に群がりてすぐる月日は安寧かな さりとて回線上の泡沫に心踊らされるは錆浅葱の澱 死してなお生きる幻想にしかあらず 己とて同様なり ふりかえつた先の吐溜の 5月を知らずして朽ちる日めくり
540 :
名前はいらない :2011/02/18(金) 21:37:56 ID:D4LlrNM5
『足りない色』 染める色がほしい 君を染められるだけの色がほしい 輝くような金じゃなくても、 七色の綺麗な虹じゃなくても、 今あるのは白と黒だけでも まじりけのない純白でも 淀みのない漆黒でも 何がピースで何が鍵なのか分からなくても、 色を綺麗にするか集めるかしかないんだろうなぁ 誰にもわからない君の攻略法も 自分のピース変形させてクリアすることも 綺麗な色で染めることも出来るかもしれない 汚い色で染められた君へ 今日は眠れない
>>538 冬に見る薔薇はオツなものですよ。花言葉は全力スルー。
人が生きてきた、それだけで情熱的だけど、東北の人間は情熱から遠い。
何て言うか静かに生きようとするんだね。
詩の形態よりはエッセイに近いのはその通り。
デジタルについて、語源は指なんですよ。つまり機械・数学的な0と1ではない。
ピアノはデジットな楽器であり、そこからPCのキーボードに発展した。
最近ではタッチパネルとかね。
そんなところです。天然で書いてるのでD-でいいよ。
作品解説のが作品より面白いw
>>542 それは物事知ってないからだね。
俺はもう解説とかしたくないんですよ。無駄の境地じゃないすか。
次の作品出したいのに感想だけで評価無しとか死ねと思いますよ。
で、早く評価してください。早く!
>>537 >>543 多分それは、特定の体験をした人にだけ突き刺さる詩だから
大抵の人はわからないような専門書の解説書のような印象がある
評価をするにはあまりに届かせないものがあるから。
心に響かない私にはDしかつけられない。
特に前半のくだりが最後の文とのつながりというか意義を見いだせない。
何も聞こえないというか、感じた感情が少なかった。
>>543 評価とか無駄の境地だなEとかそういう感想をもった。
感想ね、これ。
独断と偏見で評価してみた
>>431 C- だろう がなんかうざく感じる作品だね
>>439 D もうちょっと踏み込んでもよかったのに
>>446 C- 中途半端に暑苦しい。ラノベ臭消してほしい
>>449 C- 4段目明らかに余計
>>456 D- 歌詞にならないと無理
>>502 C- なんか惜しい
>>504 D 出来るだけ短い言葉で的確に言い表す努力をすると良いと思います。
>>505 C- そうだね。もうちょっと変わったアプローチが欲しい
>>507 C- センスは無くはないけどもうちょっと強いものを描いたほうがいいとおもう
続き
>>509 C いいね。歌詞に向いてそう。最初の問答がいい
>>514 C- もう少しとっかかりが欲しい
>>515 D- ありがち感否めない。詩にする意義が感じられない
>>517 D- おはよう小説かよ
>>518 C- 惜しい。「そっか、これはゴミなのか」はマジ要らなかったかもね
>>519 C- あとなにかあったらおお化けしそうだ
>>520 D- 歌詞ならいいんだけどね
>>521 D もうちょっとシンプルでいい
>>522 C 光る文章はあると感じるが膣内射精以下あんまり要らない。最初以外割と要らない
>>528 C- もうちょっとなにかあってもいいかも
>>530 C- 4段目光が微妙 雰囲気はちょっと感じるけど足りない。光が舐めて通り過ぎがもっと良い文句だったらC
冬の朝5時のベランダ 心地よい冷たさ それに触れた温い肌 ぽっと差す安堵 始まりの前の静けさ 街中のフトンは暖まり続ける 明るい月が屋根を照らしてる 遠くまで広がるのは汚い空気と電灯の畑 今見える一番遠くは 街の外れの川の辺り そこにいるのかな、僕を忘れたあの女の子 なぜか冷たさに縮む 肌 秋に買ったイヤホンから漏れるのは ヒア・カムズ・ザ・サン 聞き取れるのはほんの少しだけ 'It's alright' 何が大丈夫なのかわからないけど 今日一日は どうにか無事に過ごせそうです
549 :
名前はいらない :2011/02/19(土) 09:52:26 ID:SyjicLrW
>>541 >東北の人間は情熱から遠い。 ? ? ?
550 :
名前はいらない :2011/02/19(土) 20:11:30.61 ID:RHaqhy6T
>>539 まず表記が文語体っぽいだけでまったくのデタラメで読んでて気持ち悪い
使う以上は正しくつかわないと恥をかくだけ
内容は雰囲気はでてるけど雰囲気だけかな
いっそ淡々としてて良いのかもしれないけれど
読んでいてハッとさせられるものが弱い
ただ最後の二連だけはスッと入ってきたのでここはいいとおもう
D
551 :
まるちーちゃん :2011/02/19(土) 23:33:08.19 ID:fS6vuqBc
詩板なんかしんでしまえばええのや セン五スレなんかしらん みーんなみーんな居らんくなって 無人の宇宙ステーションみとおに 電波の海を漂って そしたら永遠になるんや 彼のレスとあたしのレスが寄り添って 世界中にいつまでもハッピーを 振り撒き続けるんや 「アンダーバーに贈るレクイエム」
>> 俺の前の詩?に感想くれてる人 ねむいしだるい。評価はEでいいので次書きます。
553 :
名前はいらない :2011/02/20(日) 00:39:25.09 ID:v7INmXYh
葉 幸福は風のように 気まぐれだった 枯れ落ちた私の心を 風が持ち上げる 太陽に乾き 雨に朽ちる私を 軽やかに踊らせる 為されるがまま waltzのリズム 風を待っている 暖かな風を ひんやりした風を 例え、それが、 命を断つ 木枯らしだとしても 風を待って 動かずにいる 動けずにいる 揺らすもののない 侘びしさ、虚しさ 何時か 捕まえた風を 逃した口惜しさ 太陽に乾き 雨に朽ちる 幸福は風のように 気まぐれだった
554 :
名前はいらない :2011/02/20(日) 03:12:54.42 ID:aNf6B4if
『愛』 缶々だ!小粋な音を発てる。 頭は なにが入るというのか! 言葉は どこにあるというのか! 反りあがるキリストと交尾の《》 冷戦の否に 青く腐るか。 クレッシェンド! そこは 忽ちざらついた そこは 涅槃だ。 唯一 唯一残るは生。 それを禁ずるのか?
555 :
名前はいらない :2011/02/20(日) 05:44:18.73 ID:ktYKVIu+
お前のこと愛している 安っぽい言葉だなんてせめないで 俺はお前のためなら死ねる ベイビー 俺の可愛い子猫ちゃん 疲れて俺の胸の中 おやすみ いい夢見れるといな 二人が出会った頃のこと覚えているかい? 愛を誓い合って 微笑み合って ベイビー 俺の可愛い子猫ちゃん ロックンロール 俺の腕の中 踊りなよ お前を誰より愛している お前を誰より愛している ベイビー お前は俺のいとおしい子猫ちゃん 評価お願いしますm(_ _)m
556 :
名前はいらない :2011/02/20(日) 08:49:19.03 ID:m+W0yxKu
胸中に動物の死骸のような物が詰まり 双眼に熱が帯びたと思えば 左脳に痛みがじわりと伝わった 我慢出来ない今が覆いかぶさる 思い出そうと胸に問うても答えはなく ただ ぬるい涙が 音もなく 伝うだけ 追憶の箱
557 :
名前はいらない :2011/02/20(日) 13:10:53.09 ID:m+W0yxKu
また独断と偏見で評価してみました。
前回よりは少しこのスレの基準に近づけたつもりです。
>>535 D+ 全てにおいてあとすこし足りない。もう少し何かあったら凄い詩になりそうなのに
>>536 C- 雰囲気ある。具体的な要素があってもよかったかもしれない
>>540 D- 感情が強く感じられない。極端に言うとナメた感じがして不快
>>548 D 個人的なポエムとしては良い。一度に伝える努力をするとよくなる気がする
>>551 C なぜか分からないけど良い
>>553 C- 「幸福は風のように 気まぐれだった」が安直すぎて全体を損なっている感じがする。
>>554 D 「それを禁ずるのか? 」で何かが一気に大きく損なわれた気がする。というより全体のバランスが気になる
>>555 D- 歌詞ならよかったかもしれない。詩としては繊細さも大胆さも無いので退屈。
詩とは一言で言い表せない感情を表現するものだという信条に基づいて評価しています。
光る表現が見られるとCやC-をつけています
558 :
神王零式 :2011/02/20(日) 15:40:40.59 ID:3QhyeKzC
とりあえず一番だけですが評価お願いします タイトル:Love Future Signal 何もかも捨て去って 頭の中かき消して ボロボロの己に残ったものは何? 愛しの人は離れていった 僕にサヨナラ告げ去って行った どんな思いをあの時の僕は あなたに対し告げればよかったの Oh,My Angel もう一度だけやり直せるなら あの頃に戻してほしいよ 今あなたに告げるとしたならば「愛してる」のサイン 時を超えあの頃のあなたへ告げる未来の僕の思い
559 :
神王零式 :2011/02/20(日) 15:49:16.86 ID:3QhyeKzC
もう一曲お願いします タイトル:へタレヒーロー いつも逃げ惑っていた 嫌なこと全て拒絶していた 何もかも恐れていて いつも他人任せ そんな人生が楽しいのかって 自分自身に問いかけたら「つまらない」って返ってきた ビビってたって始まんない 勝算なんか0% 自分自身に賭けてみろ ピンチとチャンスは背中合わせさ もしもこの両腕がボロボロになったとしても いつだって乗り越えられるさ 高く遠く前へ
560 :
名前はいらない :2011/02/20(日) 15:57:18.79 ID:m+W0yxKu
561 :
まるちーちゃん :2011/02/20(日) 16:42:52.10 ID:14nZ7dxz
562 :
名前はいらない :2011/02/20(日) 17:36:35.15 ID:82Xk2z0M
>>557 お前さ、ほめて貰いたいやつなんて一握りなの。
評価してもらって少しでも上手くなろうってのが欲しいの。
それ評価じゃなくて感想じゃねぇか。アルファベットつけてんじゃねーよ。
563 :
まるちーちゃん :2011/02/20(日) 17:55:36.15 ID:14nZ7dxz
どれどれ、おじさんが見てやろう。レス番を教えなされ。
564 :
名前はいらない :2011/02/20(日) 19:48:37.25 ID:m+W0yxKu
>>562 評価というより批判的な批評が求められていたんですね。
>1の意味を額面通りに受け取ってしまったみたいですみません。
やり直します。
565 :
名前はいらない :2011/02/20(日) 20:15:27.64 ID:m+W0yxKu
目についたダメな点を挙げました。
>>535 D だらだらしすぎ。「命は絶対 作っちゃいけない」が完全に独立している上雰囲気も微か。
後半部分は尚更理解出来ない。曖昧な感情を伝えるときは強い言葉を使うべきだ
>>536 D+ 「わたしの片手に刃物を促す」で一応山場のようになっているが抽象的なので全体とのメリハリが無い。
あなた の使い方は良いが具体要素が少ないため共感に欠ける
>>540 D 冒頭部分で「君」を染める必要があることを既に提起しているのに「汚い色で染められた君へ 」が最後の締め位置にきているため
詩全体が当然で意外性のない物に帰結している。攻略法だのパズルだのには言葉のセンスの無さを感じる。
>>548 D+ 「今日一日は どうにか無事に過ごせそうです」が陳腐。歌詞のよう。入ってる風景描写が面白くないし退屈だし平凡だし折角の対比が埋もれてる。
>>553 D+ 「幸運は風のように気まぐれだった」が安直すぎるために詩全体が損なわれていて面白みが全く無い。ひねりが足りない。全体の雰囲気は良い。
>>554 D+ タイトルで少々混乱する。9割「それを禁ずるのか?」というダサい一文のせい。缶々のくだりはメリハリが出て良いと思う。インパクトはある
>>555 D- ほぼ歌詞。詩としては詩にする意義すら感じられないほどの駄作。文だけでなく感情自体も平凡すぎて閉口。バブル臭いしダサい。
>>552 なんだこいつ。投下しといてEでいいとか。
567 :
まるちーちゃん :2011/02/21(月) 00:18:26.36 ID:JZxFcwQQ
「特岐の檻」 岐阜の檻に産まれ 日本を知らず 四角い壁を塞ぐ 四角い空は遠い 見上げる空から ひゅるりと弧を描き 朝を知らず 夜を知らず 時を知らず打ち込まれる 矢文 差出人の名は 特ナ 田舎者と罵る特ナの文面は 日本の中の名古屋 名古屋の中の特ナの檻で 鏃の尖端を磨ぎついでの 見たことも無い我がまち自慢 特岐もそれを隈無く読んで 見たことも無い我がまち自慢をしたためる 日本の中の岐阜 岐阜の中の 特岐の檻で
568 :
名前はいらない :2011/02/21(月) 00:19:40.49 ID:JxlXAxGh
『堕々』 酩酊してる空が在りし夜は 月詠むか? 星が堕ちては テトラポットとなる。 これは詩か? いいえ、春の日を浴びた私だ。 煎餅を喰うてこれを書く ガガガ ガガガ リリリル ガガガ ガガガ リリリル これは詩か? いや、血まみれで惨めな私だ!
569 :
名前はいらない :2011/02/21(月) 02:29:29.53 ID:BP7If5q8
舞い散る桜の花びらの一つを捕まえて ああ、運命だ なんてバカらしい 美しさを愛していたのは事実でも それは決してこの先もずっと一緒にいることを約束してはくれない 散り落ちた花びらが再び花を咲かせる養分となるように それはきっと新たな出会いを約束する
570 :
名前はいらない :2011/02/21(月) 03:25:55.41 ID:wSWy4u9k
漆黒の夜の闇を切り裂いてまばゆい稲妻が炸裂する。 その光は、見たくもない邪悪な表情を浮かび上がらせる。 邪鬼の眼窩は黒々とした底なしの恐怖と絶望だ。 外の風雨は狂気をはらみ、地獄の底のドラムのように 壁を叩きつける。が、獲物の絶叫の金切り声は それをも上回る――はずだった。 なぜだ。なぜお前はそうも落ち着いていられる。 死の深淵に立ち、なぜ怯えぬ。 何者だ
>>551 「アンダーバーに送るレクイエム」/まるちーちゃん
これはアンダーが喜ぶな。
内容は簡素だが、素直な感情で描かれている。奴と寄り添ってハッピーになった奴をみたことない。
1連と2連は特に差がなかったので分ける必要もあんまなかったんじゃないかと思います。D
572 :
まるちーちゃん :2011/02/21(月) 06:15:15.56 ID:JZxFcwQQ
ありがとうさくま
573 :
名前はいらない :2011/02/21(月) 06:38:13.58 ID:nExCn3BX
>>556 D
「耐えられない今」と「失われた過去」の持つ重みが伝わりきっていないように感じました。
この一篇は、おそらくこの涙を流している「誰か」の今までの長い人生が描かれて、初めて理解できるものなのだろうと思います。
>>567 D
リズムが勇ましく、世界観に引き込まれました。ただ現代詩としてはあまりにもその世界を狭めていないでしょうか。「檻」には疑問を覚えます。
>>568 E
申し訳ないですが、よく分かりませんでした。狂言者を装いつつもそれらしい言葉をせっせと規則正しく並べている姿が思い浮かばれてました。置きにいってるなあといった印象。
574 :
名前はいらない :2011/02/21(月) 06:38:49.87 ID:4pgqoRIU
>>567 B- 詩の確かな技術の違い再認識させていただきました。
>>568 D 並列の単語の間に共通点が容易に見いだせないため混乱するし伝わらない。わかりにくい。感情を絞って単語のイメージを大切にするべき。
>>569 D 感情は割とポピュラーで共感しうるものがあるにもかかわらず、そのセンスのないくどくどとした言い回しで一気に素人臭い。短くすべき
>>570 D ラノベくさい 贅肉落として必死感大きくすべき。抽象的だしメリハリが無い。
575 :
名前はいらない :2011/02/21(月) 06:39:49.70 ID:4pgqoRIU
あ、すみません気にしないでください
576 :
まるちーちゃん :2011/02/21(月) 10:09:43.36 ID:JZxFcwQQ
577 :
神王零式 :2011/02/21(月) 16:12:52.93 ID:4+PVgF3t
>>560 >>558 >>559 です。連投すいませんでした。
実は自分は今中学3年生なのですが三送会(三年を送る会)で友達がバンドをやることになりました。
その時作詞を頼まれて自分で作りました。
しかし三送会の日にちが近いので早く評価をしてもらいために連投してしまいました。
他の評価スレは色々な人に見てもらいたかったので書き込みました。
お願いです。本当に図々しいですが違反とか関係なしで評価してくれませんか?
もしよろしければお願いします。
578 :
名前はいらない :2011/02/21(月) 16:54:19.68 ID:SFUrM07P BE:2150947384-2BP(0)
「みずうみ」 今にも頬の産毛を逆撫でそうな 波紋の揺蕩った優しい水面を 私はあの時この眼で見たのか 駆け出した心だけが独り黙視したのか ただその心が食べ残した塵芥なのか 今となっては鳥目の情景 生まれたばかりの既視感のように 歯痒く溶けて消えていく 私の両目を閉じてください 出かかったさよならは音も無く滴る粘液に変わり 途方も無く苔の地面を(しかしまた優しく)伝った 傍観したのはただ、哀愁に包まれ横たわる落ち葉たちと その命に最期を見出した虚ろな瞳の奥の光 森とそこに生を受けたものと湖と私の悲しみ 産み落とされては皆代わるがわる死んでいく いつの日かまた廻り逢う約束も交わさぬ間に
579 :
妄想プリンス :2011/02/21(月) 17:33:58.97 ID:4+PVgF3t
「桜の軌跡」 誰も知らないこの思い 届いていますか貴方まで 僕の思いは見えないけど 誰よりもあなた愛します 桜舞ってるこの場所で 貴方と出会えたこの軌跡 そんな軌跡も喜びも 伝えられないまま大人になった もしもあの頃に戻れたなら 今貴方に会いに行きます 大人になった今もまだ 貴方のことだけ忘れない 今の気持ちも貴方のまま
>>577 これOKしたら、「事情があって」って言えばなんでもアリのスレになるから無理だと思うよ
うたまっぷの自作歌詞んとこ行ってらっしゃい
581 :
名前はいらない :2011/02/21(月) 19:58:34.97 ID:4pgqoRIU
ワンカップの空き瓶 月曜の陽光に透けて ベンチの脇をひゅうからり 淡い鈍色 スーツの綿埃 風と一緒にひゅうからり
582 :
アギラ :2011/02/21(月) 21:55:17.63 ID:EGZ8WM5f
俺も余命幾ばくもない母に捧げる詩を書きたいから何作品か連投して良い?
↑こうなるのは避けたい訳です。 アギラさん、ありがとうございます。
584 :
名前はいらない :2011/02/21(月) 22:20:13.52 ID:F6gTBvd/
伝言でゲソ 夕暮れの風に 遮られたけれど 終わりまで聞いてくれでゲソ 俺のメッセージでゲソ 信じられないと疑うでゲソよりも 人を信じて傷つくほうがいいじゃないでゲソ 求めるでゲソ 優しさなんかでゲソ 弱虫の 言いわけでゲソから はじめて愛したでゲソ お主のために 飾らない言葉で贈ろうでゲソ
585 :
まるちーちゃん :2011/02/21(月) 22:43:22.83 ID:JZxFcwQQ
「詩人六田八朗」 ハンサムな名探偵 名探偵犬まるちーちゃん まるちーずが吠えるのは こんな時 大宮番長詩人 六田八朗 六田八朗は大宮の岡っ引き とんてんしゃらりのチンドンドン 岡っ引き さてその時一陣の風が吹き 大宮番長詩人 六田八朗 あいや変われり 六田八朗はシュリケンケン美人くの一 さらさらロングのストレート フォークシンガー 大宮スケ番詩人 六田八朗 わん、わん、わおーん さておっぱいは何カップ A,B,C,D?E,F,J,K? わん、わん、ワンカップ! お金を入れたらボタンを押したらガッチャンコ ぐびぐびわんわんわん さて風に吹かれてランニング お家と違う方向へ 河原に疲れて寝転んで 夢の中では十手と手裏剣 チャンチャンチャンチャン クーン
586 :
名前はいらない :2011/02/21(月) 23:17:22.23 ID:4pgqoRIU
>>578 D それが小説なら非常に美しかったことでしょうが詩としては長たらしく陳腐です。
情景は伝わってきますし清涼感や優しい物悲しさは評価できますがどうしても胸を満たすほどのエネルギーは感じられません。
伝えたい気持ちによって最適な長さは変化するものの、無駄はどんな場合も極力減らすべきです。後半と後半のバランスが悪い。
>>579 D 語呂はいいです。しかし言葉のみで感情を伝える詩としてはあまりに軽薄で情緒がありません。単語を大切にしていないというか、
最短で伝える努力がなされていないように感じます。歌詞としてはいいのでは。頑張ってください。
>>584 もうちょっと真面目に書かなイカ
>>585 C ナンセンスすぎです。相変わらず言葉選びの技術やセンスには舌を巻きますがおっぱいのカップの羅列されたアルファベット等がくどいです。
587 :
まるちーちゃん :2011/02/21(月) 23:55:26.33 ID:JZxFcwQQ
ごめんよ微乳キューティー
588 :
まるちーちゃん :2011/02/22(火) 02:08:20.80 ID:SrXtp53h
「空白の時間」 親指の付け根に鈍い痛み走るのは お前の握手が少し強過ぎるからだろう 俺は何時でも強い男だったのだから そんな風に弱い所握り潰すのは止めて欲しい Oh 四月の別れは遂に俺達に訪れて 真昼の駅のホーム お前の白いカーディガンの 花の刺繍の糸の解れさえも 俺の心臓に突き刺さる様さ 俺は 僕は君の胸に抱かれて 裸で親指をくわえて目を閉じて 涙流れるまま流れ続くよな 真昼の夢の中 君の向かう街へ君の 乗り込む列車の窓の外眺めながら 僕の名を呼ぶ君に連れて行かれた僕を 見送る空白の時間 お前を連れていった鈍行列車の後 風を切る様な快速列車通り 俺は心に誓っていた通り 流さなかった涙レールに溢す
589 :
名前はいらない :2011/02/22(火) 04:04:20.27 ID:8+kMcfik
ぽちょむきん 僕の愛しいぽちょむきん ぽちょむきん 涙の数だけ ぽちょむきん 晴れた日には ぽちょむきん 2つ並んだ影 ぽちょむきん ぽちょむきん 笑顔に変わるよ 君と僕 ぽちょむきん ところで君は ぽちょむきん? むしろ僕が ぽちょむきん!? ぽちょむきん ぽちょむきん 愛しい愛しい ぽちょむきん むきむき むきむき とても元気なぽちょむきん とても元気なぽちょむきん 君と僕 僕と君 ぽちょむきんのように
590 :
チンピョイ君 :2011/02/22(火) 04:23:24.08 ID:pOBAdhoi
テンプレ:暇な時、価値あると思ったものを見つけたときだけ評価に加わります
>>578 高く評価させてください
主題 B
形式 A−
修辞 C
総合 B
一言:シュトゥルムの「みずうみ」を連想しますた
591 :
名前はいらない :2011/02/22(火) 05:28:52.33 ID:LSNxSILz
旧友に連絡を取るかのような軽い気持ちで 嘘にハローというにしらの心持ちなんぞ 蝸牛の歩き方くらいわからない 「辛いだろう お逃げなさい」 その先道標たどり着いた代替品の悲しみを にしらは知らんだろう 踏みにじるというのは 白球にかける青春のようなものだ よく覚えておけ いつか些細なきっかけで思い出す その時は首を刈るといい なに 自殺を薦めてるわけではない 悲しみの嘱し方を教えているだけだ 何も気にすることはない 何も知る必要はない にしらの道を行け 安心していい 落とし穴は巧妙だ 気付いた頃には もう 日付けは変わっているよ だが 簡単に生きるだの死ぬだの にしらはカルシウムが足りないんじゃないのかと 本気で思わされるよ 牛乳を飲むといい 生きる大切さはそこにある 150円もあれば買えるだろう 150円もあれば 生きるだの死ぬだの 好きにできる あとは選択を自分の為にだけやれ 言い訳はするな 言い訳をしていいのは 油のような人間だけだ 逃げるな 逃げていいのは獅子を目の前にした時だけだ それが無理なら合コンにでも行って 恋でもしておけ 案外幸せとはそんなものだ 薄っぺらい人生とは思ってやるな にしらの人生は 水素みたいなものなのだから そんな幸せでさえ 重みがあるんだよ 骨が細いから もうずっと軋むだけの毎日だ 規則的な重みに 頬摺りして感謝するよ 少なくとも私はね もし感謝を言語という形にする事さえ放棄するほど諦めているなら 自己を排泄するだけの毎日に 落ち着いてしまうだろう それだけは許せないから 愛という重々しき言葉を説いてみせてはいけない筈なのだけれど とてもじゃないけど 私には… なら どうする 腹踊りでもすればいいか お道化てみせれば 救われるか 誰が 私がか? 冗談じゃない にしらが? 笑わせるな 救いなどない 蜘蛛の糸など触りたくもない なあ、 ねえさんよ 何が悲しくて 笑うのさ
592 :
名前はいらない :2011/02/22(火) 15:52:47.19 ID:bc+uzDj9
徹夜で毒雑して朝7時に寝たんだけど寝る前に思ったわ 世界の人口が70億として69億9999万9995人は俺のこと知らないんだなって 引いた数は家族の数ね てっきり俺は自分が存在してるものだと思っていたけど 世界のおよそ99,9%の人の中には俺はいないんだよな 俺がクズだってことも知らないしさ もちろん俺を知ればクズだとわかると思うけど 俺を知ることはないだろうな
593 :
チンピョイ君 :2011/02/22(火) 18:04:45.73 ID:pOBAdhoi
テンプレ:暇な時、個人的におや?っと思ったものだけピックアップして、僭越ながら評価させて頂きたし
>>449 反復のくどくどしさの是非はあるかもしれませんが、詩の善良な形式を保持していて、
かつ表現力も豊か。
題名で命題に言及しすぎている感あり。
その手馴れた作風にC+
>>457 まず物語性が目にとまりましたので。
散文調の中にも韻律を意識している態度が見受けられるので、
詩として成立しています。
ただこのような類の詩は知識人が読むには物足りないかもしれません。
物語性を評価してC+
594 :
チンピョイ君 :2011/02/22(火) 18:23:58.70 ID:pOBAdhoi
>>508 個人的にこういう現代詩は嫌いですが、
その軽妙さを評価せざるを得ないのでピックアップさせて頂きます。
C
>>530 鉄道雑誌や広告などに載っていてもおかしくないと思いますよ。
「見事に曲がってみせましょう」ってどこかで聞いた事あるような気がしますが・・・「気のせい」かな?
3連と4連の間にもう一連入れたらどうでしょうか、少し飛ぶので。
「気のせい」ならC+
でなければ評価不能
―――――――――――――――――――――――――
こういう場所には著作権の問題も含め、
なかなか本腰の入れられた、力作、B以上の詩は集まらないでしょうけど、
玄人の手抜き作品or初心者の全力作品の中にも
随所に光るモノは感じられるものですね。」
595 :
名前はいらない :2011/02/22(火) 19:22:49.11 ID:EzyRAJgd
『音楽』 ドドドドド 君は楽譜が読めるか? 連なれば足音なりえる 階段を登れ メロディが、 階段を登れ 階段を登れ 階段を登れ 私には聞こえる ドドドドド 連なれば焦燥す
>>591 何かの悲しみを知るたびに動けなくなる。
日々の色々な重みに感謝するたびに己が消えていく感覚に陥る。
もし、にしらがそういう私のような者であったとして、もし、そんな気持ちなどまったくわからないというなら、
お前のような人間の出来損ないは死んでしまえ。と、言ってあげたら良いと思います。
感想まで。
597 :
名前はいらない :2011/02/22(火) 21:09:40.46 ID:bH4imqQ+
獣 〜愛を求める〜 俺達はこの街じゃ 夜更かしの好きな狼 本当の思いを隠している そう臆病者 朝寝坊の少年 徹夜明けの赤目の労働者 誰とでも うまくやれる人形ぱかりだ 見てみろ よく似ているだろう 誰かさんと ほらみろ 吠えてばかりいる ほらほら そっくりな獣が俺を指さしてる きっと どこか隅の方で俺も生きてるんだ
598 :
名前はいらない :2011/02/22(火) 22:32:14.33 ID:8MTP4RNf BE:1209908636-2BP(0)
「三つの扉」 三つの扉を前にする時 こみあげる動揺を誰もが隠せない その先に潜むざわめきを 誰もが見据えているから あの荘厳な分岐点の前に立つその時 私なら背後を行く沈鬱な影達さえも 扉の向こうへ連れ出してみせる 早くここへ来て 苔が茂り時が完全に腐るその前に 三つの扉を後にする頃 誰もが行く手を遮る深い霧に苛まれる 見るべきものは他でもない その心の底に始めからあった けれどこの声は決して心には届かない
>>591 ごめん。
>>597 何か気持ちが暖まった。
急にレス書きたくなったので・・・失礼しました。
600 :
まるちーちゃん :2011/02/22(火) 22:47:46.53 ID:SrXtp53h
ワァ〜オ〜ゥ!デ…あ、名前無しでしたか失礼しました
601 :
名前はいらない :2011/02/23(水) 02:47:57.10 ID:t2AUcC1K
「みみかき」 ふわふわ こしょこしょ そりそり そりそり ふわふわ こしょこしょ そりそり そりそり くるくる くるくる とんとん とんとん くるくる くるくる とんとん とんとん ふわふわ こしょこしょ そりそり そりそり ふわふわ こしょこしょ そりそり そりそり ごりっ ぎゃっ あ・・・ がっ・・・ ぎっ・・・ だらだらどろり・・
602 :
名前はいらない :2011/02/23(水) 06:44:46.54 ID:2fQyMoMs
ぼくの部屋にある丸い箱の中身は、黒く濁った重い空間が広がってるだけ。 その中を手探りでさ迷う小人たち。その一人にはぼくもいた。友だちもいる。恋人もいる。家族だって先生だって、みんないる。 こんにちは、と言う。こんにちは。 みんないる。きみだっているのだから、挨拶はする。少なくともぼくはする。 だけど、みんなはしない。なにも言わない。ただ手探りで丸い箱の中をさ迷う。 葬列のように暗く。暗く。 その状況にぼくは、ただ鬱々とした光を反射することしか出来ない。 もうだめだ。もういやだ。もういやなのに。 寂しい気持ちだけを取り残して、君たちは手探りで丸い箱の中をさ迷う。 きみは知らない。きみを知れない。 涙がぽつりと落ちる。 ぼくはただ、寂しい気持ちだけを取り残して、この箱に住まう人たちを、諦めることにするよ。
こんばんは。とかいってまた途中で寝ちゃったよ。
批評させていただきます。よろしく。
>>595 「音楽」
言葉から繰り広げる発想の乏しい詩。
ドドドから考えられるものももっと有るだろうが、提示された「階段を登れ/焦燥す」だけではなんら感じる得るものがない。
今のままでは詩っぽいってだけで作品にもなりきれていない。言葉に意思を持った展開もできるはず。D-
>>601 「みみかき」
みみかきの様子を始まりから失敗に至るまで、擬音だけで構成された作品。
一見なんだそりゃだけど、みみかきの「そりそり」が段々ここちよくなってくる。作品作りの段階はうまくできてるが、工夫もないし、内容的にでっていう。
遊び心で作ったものと思われますが、これだけじゃかける人なのかかけない人なのかさっぱり。新しいものに挑戦してみてください。D
605 :
名前はいらない :2011/02/23(水) 13:21:42.01 ID:GcVvUpWn
606 :
名前はいらない :2011/02/23(水) 22:29:25.52 ID:t2AUcC1K
>>604 評価してくれてありがとう!
次は真面目にがんばるよ!
なんかあれだよ
気の抜けた作品がなかったからこういうのをやってみたら
どうかなーと思っただけさ みんな深刻すぎるよ・・・
「恋」 彼女がニコリと笑うと 臓が躍る 髪がなびいて 髪をなびかせて 絡まって 手櫛で直して えんじ色のセーターを着た子 何故いとしいんだ 何でなんだ 知らないよ! ー美人じゃない 魔法もないー なんでもないはずなのに 教室の前の席で彼女が笑うと 臓が回る ぐちゃぐちゃ回る 血は沸騰しだして 目は潤んで 鼻に皺が寄って 親指と人差し指がこすれ合う 止まらない貧乏ゆすり 頭の中に見える映像 マグマのようなそれは 怠惰な気分を吹き飛ばす烈火 指を噛み切ってしまいたい 両腕をもぎたい 唇を噛んで 首を振って! 僕は鉄になりたい 何かが足りないんだ 何もかもが足りないもっともっともっと 殴りたい壊したいガラスを割りたい泣きたい笑い死にたい寝たい 痛い、そうなりたい そうじゃない! 頭の中 頭の中 足りない!足りない! 心臓 心臓 ・・・ああああ 足りない! 引っかきたい 熱を帯びてとけてとろけて走り回りたい! でも僕は教室で大人しく座る。貧乏ゆすりを繰り返して。
609 :
名前はいらない :2011/02/24(木) 00:40:37.33 ID:u+FJedP4
暗い青色の空を背に、消えかけの夕焼けを眺める 少しだけ膨らみを増した梅のつぼみが長い影を落とす 今朝の電車で足を踏んだ輩の顔が、まばらに燃える雲に溶けてゆく 息を深く吸って、吐き出す もう白く曇らない 太陽は暮れゆくけど春の匂い 振り向いた夜空に金星が光る
610 :
名前はいらない :2011/02/24(木) 01:28:45.63 ID:0F7Ftn3M
【落ちこぼれ哀歌】 落ちこぼれて何が悪い あの子に会えなくなったじゃない 落ちこぼれて何が悪い 結局腐っているじゃない 落ちるとこまで 落ちて行きたい あなたが昔 差し出してくれた手は 今は遥か頭上で 霞んでいる あの子に会えなくなったじゃない あの子に会えなくなったじゃない 私の中にある痣は 今も消えること無く 疼いてる 結局腐っているじゃない とことん 腐っているじゃない 私はもう、石ころみたいに転がっていることしか出来ないのだ 少年達が、賑やかに私を蹴飛ばし戯れる 夏が来たら 太陽に焼かれ 冬が来たら 雪の下に隠れちまう あの子に会えなくなったじゃない 結局腐っているじゃない
611 :
名前はいらない :2011/02/24(木) 05:07:36.83 ID:CAh/ALB1
「幼なじみ」 あの娘もいつかはグロスをつけた ぷるぷるの唇を 華奢な指で弾いて見せて 上手く目を合わせられない もどかしさすら三頁前に飛び越えて 桃色の接吻を交わし 二文字で繋がる全てを 食い尽くすように衝動を理由に 真っ白なシーツが二人の封を切って 僕に見せないような顔の君を 空間に描いては いつまでも惰性のように僕は 空虚に悶えて 止まらない右手で白を描き続けます
612 :
名前はいらない :2011/02/24(木) 06:55:13.36 ID:p+P9U6Fu
春春夏春 待ちに待った春がきた 物凄い勢いでやってきた おいおい勢い余って通り過ぎるなよ ま、細かいコトはどうでもいいか 待ちに待った春がきた
613 :
名前はいらない :2011/02/24(木) 14:40:47.70 ID:y5L9WyX3
〜堕天使達のレクイエム〜 窓ガラスに夜が映っている ソファーの横に俺の弾き慣れたテレキャスターが転がっている。 俺はそれを拾い上げ、しばらくそいつを鳴らした。 ブルーノート、フォークブルース、ベースラン。 アドリブは次々に生まれ、止まなかった。 Aコードのドミナント・モーションEセブンスを数え、 弾き終えると俺は何かにつまずいたかの様にほんの一言だけ歌った。
614 :
名前はいらない :2011/02/24(木) 16:15:50.05 ID:4BO6Mxou
「足はあなたとともに」 足を切ったら歩けない 足が悪いと遠くへ行けない 足は体を支配する 足を粗末に扱うものは制裁を受ける 足の小指を家具の角にぶつければ あなたの体は足に支配される 鈍い電波が痛みとなってほとばしり うずくまって目に涙を浮かべ 小指をさすり許しを乞う 足はあなたを私を支配する 足は自由を奪い去る 肉体腐り朽ち果てるまで 苔のむすまで足からは逃げられない その瞬間まで 足は行動の自由を貸してくれる あなたに 私に
615 :
名前はいらない :2011/02/24(木) 17:10:21.18 ID:s2LGF7gY
616 :
名前はいらない :2011/02/24(木) 20:39:43.38 ID:EXJ4aToX
「十二時すぎ」 このまちのどこか いま車が止まりぬ ペンをとるわれに けふもやつて来たり 子守唄の楽団 そらの天井に 鎚の響きがとどく まくらするわれに あはくこぼれ落つ 子守唄のしらべ あはいつか夢む けふの業を終へて 車はいづこ行けり 明日もまた来よや 子守唄の楽団
617 :
悪夢大王 :2011/02/24(木) 23:13:57.98 ID:dj4+b1zr
さなぎに似たそれは、貴女の片思い 正義の傍らで王が笑う 道化師は愛を呟く ただ、農夫の涙を知るは黄色い満月だけだった
618 :
名前はいらない :2011/02/25(金) 01:09:15.74 ID:hMPJSyGq
祈祷会明けの一服。 客のいない素晴らしい喫茶店。 窒素で充満した働かない頭。 光を吸った菊花茶の茫洋。 そろそろ終わりかと期待させておいて まだ終わらないそれはなあに。 昏々として。なによりも穏やかに。 今日のは実によく沈む陽です
619 :
名前はいらない :2011/02/25(金) 09:57:40.21 ID:J376N2PS
え
620 :
ちーちゃん :2011/02/25(金) 22:13:00.07 ID:s8BdfLC5
IDに376か…
621 :
名前はいらない :2011/02/25(金) 22:42:46.74 ID:96k7Gqa5
ふうむ はじめちゃんの詩はなかなかいいな。 小説も良い。最近創作板で見ないが、こっちにもいないのか。 死んだのか?
622 :
名前はいらない :2011/02/25(金) 23:41:37.62 ID:96k7Gqa5
IDが何か?
>>546 一応の評価どーも。
>>589 なんか卑しいね。
同じ言葉を連呼するとき、苦痛や悲哀なんかが現れることが多いが、
この詩では字間を埋めるだけの体たらくしか感じなかった。
駅構内の蕎麦屋で出される水道水みたいな。
メインディッシュですらなければ、進んで飲みたくもない。
D-
>>592 チラ裏にどうぞ。もしくは「事実」についての認識を深めては。
そのクズの”俺”を知ってほしいがための詩であれば、
なおのことうざったいだけ。vipの自殺しますスレと同等。
D-
>>598 3つの扉に関する情報があまりにも少ないな。類推も難しい。
とりま、過現未の3つの時間と仮定しておく。
最初になぜ「扉」でないといけないのか、思惟が届かない。
3つのなにかを扉と比喩するのは古代的だがそこはかとなく味はある。
だがやはり比喩されたもともとのものがなにかハッキリとしない
(過現未としても意味は通じない)ので他の点からはなにも伝わらない。
もっと現実的に言葉ないし詩に向き合えば、人に伝えられるかもね。
D
>>602 丸い箱。どれくらい丸くてどのように開ける箱なのかサッパリ。
部屋のなかに箱があって、その箱のなかを(ぼくもしくはみんなが)さまよう。
状況もハッキリとしない。押し殺したような叙述がうっとうしい。
言葉が足りていないと感じる。感情の露呈の方法も下手と感じる。
すなわち、ただ苛々とさせられるだけの詩である。
E+
>>607 >彼女がニコリと笑うと 臓が躍る
臓は似合わないな、全く。新しい表現を求めた結果としては、雑。
単純に心臓、もしくは心と表すのが自然だ。もちろん陳腐だけどな。
一言で云えば、雑。整理されてない。
「恋」と銘打ってるのに、恋を知らない人間が暴れてるだけ。
この「僕」が目の前にいたら、俺はこう云うだろうな。
「その彼女を不幸にする前に、彼女の前から消え去れ」
D
>>609 叙景を目指したんだろうか。伝わらない。
文それぞれの繋がりは弱いし、その景色が耽美だとも思わない。
D-
>>610 歌謡曲っぽいが、くだらない。
>落ちこぼれて何が悪い
開き直りとしては、後に続く叙述がとても弱い。
「あの子に会えなくなったじゃない」などの文との繋がりも弱い。
エレジイの名を汚しているなあ、と思いました。
D-
>>611 若いなあ。罪悪感でいっぱいになる前にやめろよ。
中程のgdgdっぷりも悪くはないが、
やはり正直に書き連ねるほうが読者に対して潔い。
しかし最後の叙述は、どう連ねてもダサくなるのが悲しいな。
D+(もっと正直であればC-)
>>612 解釈だとか表現だとかポオズだとか、そんなもん抜きにして
ただひとつの返答が似合う。曰く、「知らんがな」。
D-
>>613 読み手の目には駄天使の後に(笑)がつくのを、予測できないんだろうか。
そしてギターの音色を言葉にすることで、
そのギターの実際の音色に近づけると、本気で思ったんだろうか。
音楽は音楽に任せておけ。もし本当に弾けるのなら、その音色で魅せればいいだけだ。
でなければただの負け犬に過ぎない。
D-
>>614 足がないと、は充分に理解できたが、
足でないと、についてはまったく触れられてないな。
なぜ作者が足にこだわるのか、手や胴や頭でなく足なのか。
だから器質的。もっと人間的に書けばいいのに。
D
>>616 睡魔を歌ったもんかね。なかなか面白いとは思う。
だがそうなると鎚の荒々しさが腑に落ちない。
ペンをとる、まくらする、この2つで作者の生活が浮かぶ。
仮名遣いがあいまって、昭和初期の古臭さも感じる。
だが3節にまとめたにしては、広がりがやや薄い。
車、というのも迂遠にすぎるし、蛇足かもしれない。
言葉の選びに、目立って悪いと云えるところはない。
次からは「悪くないものを」ではなく「よりよいものを」を目指せばいいんじゃないかな。
C
>>617 正義、愛。大義のわりにはスッカスカ。
虎の威を借るならぬ、大義の威を借る、ですか。
D-
>>618 なかなかに雰囲気はよく、言葉の選びも悪くはない。だが。
>窒素で充満した働かない頭。
窒素が体内に充満すれば頭が働かないで済まないのは周知のこと。
余りの歪さに眉をひそめること、うけあいですぜ。
芯が弱いので、5分もすれば忘れてしまう内容。
D
626 :
名前はいらない :2011/02/26(土) 00:53:55.91 ID:rOIaF5Ms
「××は気にしない」 帰りの電車に飛び込んでみたら××になったよ 目が覚めたら病院のベッドの上に××だらけの自分がいたよ 退院したけど念のため××の薬を貰うことになったよ ××の薬を貰う為に行った薬局にあった飴を貰ってきたよ 帰りに飴をかみ砕きながら××駅に向かったよ 帰りの電車に飛び込んでみたら××になったよ
627 :
名前はいらない :2011/02/26(土) 01:46:16.25 ID:C9xZVAwZ
「はる風」 なつかしい向い風 ――春が来たんだ すこし照れくさい こんなにも靴がまぶしいから すこし胸を張る こんなにも空がゆるいから 春が来たんだ あたらしい追い風
628 :
名前はいらない :2011/02/26(土) 03:18:26.77 ID:Vk4drOXl
629 :
悪夢大王 :2011/02/26(土) 03:38:10.59 ID:VAxnXWsQ
「いい、わるい」 いいことはわるくないこと わるいことはよくないこと 宇宙をみてごらん いいことなんかひとつもないだろう 君が生まれた日のことを思い出してごらん わるいことなんかひとつもなかっただろう
630 :
名前はいらない :2011/02/26(土) 07:07:47.67 ID:iF5/vS1s
喫煙所にいた真っ黒な顔した白人が、マルボロを吸っていた。 だから、現代人には医者が必要だと思う。 最先端の医学を駆使して、僕らの心の隙間を埋める必要がある。 ブラックジャックより喪黒福造が必要で、後味の悪い、ただ歯切れのいい、幸福が。 遺体に涙を流す好機を失い、ただ隣人の不気味さに怯える。 金が不足した穴だらけの生活に頭を垂れて、土下座の形が体に染み付く。 懐を緩めても、出尽くした金と罵詈雑言。五臓六腑に染み渡る憂鬱。 自分の価値のデフフレーション。 不景気は関係なく、仕事が必要だ。 科学者だって恋に落ちる。愛という幻想をロマンチックに包む本能。 二つの世界を囲む静寂と喧騒が、左右と陰陽に対局する。 堪えられる痛みが神経を心地良い刺激する。 行為の最中みる恋人の表情は酷く苦しそうで、思想家の言葉たちが無意味に思えた。 空へと昇っていく魂が、神や天使の御加護も受けずに消えることだけを願った。 恥ずかしい話だが、建て前を建てる意味がわからない。 死にたいとボヤくあの子さえ、かまってほしいと正直に言えない詩人のようなまどろっこしさを纏っている。 自分さえ騙せない無邪気な心の模様も、流行りに色を染められ柄を変えていく。 死にたいとボヤくあの子さえ、それが仕事のように機械的にボヤき続ける。 自分に与えられた仕事を探す。人間という意味を求める。 感情の数を数え、表情は皺を寄せることと知って、哲学の無意味さを教わる。 過去の偉人が笑っている写真を知らないように、辿りきった現代には未来という言葉が似合わない。 子孫が意味を有すことは難しい。 現代人には医者が必要なんだろう。 最先端の喪黒福造がブラックジャックばりの技術を持って、愛を持って欲を持って、僕たちを騙して欲しい。 墓穴は掘り終わって、自業自得の繰り返しには飽き飽きした。 現代人には飽き飽きした。
631 :
名前はいらない :2011/02/26(土) 08:18:32.74 ID:PyiG6BIS
黒いリボンが揺れてた 風凪の中で 猫のようなひとみで 君は笑いかける 小さな思い出は 今は遠い空へ 明日が来るまでは 全て忘れていよう 知らないほうがいいことなんかないと思った 僕らはこれから始まるんだ 夢の続きはオレンジの空に 君の隣にずっといたいから 赤い外套を見た街風の中で 夜月に照らされて 君は佇んでいた 叶えたい理想なんて ただの借り物で 明日がやってきて 全て否定してくんだ 変えられない運命なんかないと思った 僕らの未来を信じるんだ 冬の終わりが始まりを告げて 君の隣にずっといたいから 借り物の願いでも間違いなんかじゃなくて いつかは届くかな 夢の続きはオレンジの空に 君の隣にずっといたいから 冬の終わりが始まりを告げて 君の隣に何時までもいたいから
632 :
名前はいらない :2011/02/26(土) 12:10:12.41 ID:yMsOju7X
633 :
CCO :2011/02/26(土) 12:23:42.79 ID:PyiG6BIS
>>632 てことは、このスレの人は否定廚かwww
634 :
名前はいらない :2011/02/26(土) 13:42:02.48 ID:0QLjNaIg
「月のミナシゴは皆、脳にクギがささったまま生まれる」 私は月のミナシゴ 歌も風も私を傷つける 秘密が私を傷つける 何のために何処へと行かねばならないの? 誰のために? 容赦の無い太陽が私を無理やり引き剥がす 氷の人形から体温を失った私を 心を砕くのは力任せの言葉じゃない 何度も何度も繰り返される経験なのだと 試練のたびに歌うあなたは誰? 涙が岩をくぼませるのは 遥かな時の逆説 何のために何処へと行かねばならないの? 誰のために? 蘇る体温が痛い 面白くないの 血管が簡単に切れてしまう 命の塩水に私は溺れてしまう 肺が空気を吸い込んだら 私の心臓は歌ってしまう それが私を傷つける クギがささった脳だから でもその痛みが きっと長い時をかけて 錆鉄を溶かすのね それなら・・・
635 :
名前はいらない :2011/02/26(土) 14:11:27.03 ID:KHjyKwZQ
午後の日差しが大放出。 太陽の無法地帯。 愛情はいつも葉脈から。 ベランダでひとり皆勤賞の俺。 マイホームの愉楽。
636 :
名前はいらない :2011/02/26(土) 18:27:21.99 ID:xhGXkwW3
>>632 詳しくは知らないけど歌詞と詩は根本的に違うと思う
637 :
名前はいらない :2011/02/26(土) 22:08:38.87 ID:MnFZ0oON
静かな野原の草の丘で、遠くから飛び降りてきたように、少女はその場に着地した。 春、暖かい夢を彩る花々の名を、その少女は知らない。 生きて帰る場もない、また跳ぶだけのはかない存在。 透明にして鮮明な霊体。 抱きしめたくても実体はなく、振りかえる笑顔が思い出に残るばかり。
638 :
名前はいらない :2011/02/27(日) 02:07:50.42 ID:0K0kC+Ti
639 :
名前はいらない :2011/02/27(日) 06:43:58.70 ID:l/S/Kh8p
640 :
名前はいらない :2011/02/27(日) 09:41:45.11 ID:+Su5KgW8
側に居るよ 一生側に居てあげる 小学生だってそれが嘘だとわかるのに 大学生の俺は本気でそう語った 10日後に振られた 悲劇の主人公のように泣いてる自分に酔っている ああ あんなに人を好きになったことはなかったのに 携帯電話に残る彼女とのメール それを見ながら思い出に浸る 3日で飽きた 洋楽パンクロッカーにはまったが エーケービーを聴きだしてからはもう全く聴かない ダーツに凝った時期もあったり ボーリングでスコア130を出したときもあった あんなに人を好きになったことはなかったのに 振られるたびに言っていた その時々では本気なのだが 焼石のようにはいかないもので 水がかかればすぐ冷める 自分の詩を友達に見せる 曖昧な笑みを感動してると本気で思ってた お前ってつまんない奴な 言われて初めて気がついた 俺はつまらない奴だ 俺は何でもできる 小学生だってそれが嘘だとわかるのに 大学生の俺は本気でそう思ってた 自分は世界の主人公だと 無意識に信じてた 怖くなって怖くなって 自宅に引きこもってずっとパソコンいじってる 自分の素性を隠さなきゃ 他人と会話もできなくなった それも10日で飽きて つまらない自分に気づいて怯える自分 それに酔ってたことに気づいた もう自分で自分がわからない そんな自分すら演技に思えて 小学生だって俺が糞だとわかるのに 俺は
641 :
名前はいらない :2011/02/27(日) 12:32:24.45 ID:sRz8DWoU
飽きっぽいなァ
642 :
名前はいらない :2011/02/27(日) 15:39:27.76 ID:baUciVtm
>>638 尾崎の文は素人目にもへぼいって事だろう
643 :
名前はいらない :2011/02/28(月) 08:10:07.19 ID:6FRmTyQm
変わり行く先はいつも空回り 行き先のない行進が続いてる 同じような顔をして救いだけを待ってる ゼンマイ仕掛けの笑えない時代 許され続ける日々が続くなら 歯車達はいつも苦笑い 背中を丸め汗にまみれているけど 夢と現実に一定なダイスが存在出来ないなら 転がり続けるしかない 誰かの手を逃げ出せもせずに 許され続ける日々が続くなら
644 :
名前はいらない :2011/02/28(月) 12:12:02.33 ID:L8Hi4edD
本気で初心者だけど書いてみる。評価と一緒にアドバイスもらえると嬉しい。 『蝉のなく頃に』 何も変わらないのに 君は 同じ夜を繰り返すんだろう なんでこうも 上手くいかないのか それすら分からない自分を嘲笑うんだろう 意味もない嘲笑いを何度繰り返した? それならもういい、と何度自然に笑うのを諦めた? 蝉のなく頃に、もしも君がまた嘲笑ったら 今度は僕が ちゃんと君を笑わせてみせるから
645 :
名前はいらない :2011/02/28(月) 12:20:00.49 ID:BsOmk0ft
646 :
名前はいらない :2011/02/28(月) 14:10:41.10 ID:8wKua8oK
「ぼくは」 何年か後 僕は生きている 何十年か後 僕は生きていた 何百年か後 僕は生きていたらしい 何千年か後 ぼくは・・・
647 :
名前はいらない :2011/02/28(月) 14:35:14.04 ID:tdu+C5Ue
648 :
名前はいらない :2011/02/28(月) 19:32:59.71 ID:tdu+C5Ue
>>644 E
蝉に繋げた意味が分からない。
何か意図があるなら別だが。
笑わせる、への繋がりもイマイチ分からない。
649 :
ンモォー :2011/02/28(月) 19:36:33.76 ID:UK6q/QSr
>>644 セミ関係なすww
変わらない日なんてないでしょーに
ポエムで「何も」なんて言葉使って誤魔化すのいかんのよ
同じ夜の同じってなにかあるの?
「こうも」ってなんなのポエムにする必要無いじゃないの
貴方と君との設定なんてコッチなんにも知らないから
笑わせるもなにも意味が分からないのよ
夜って設定をだすなら後半にも生かしなさいよ
こんなんくだらないのよ ゴミよゴミ E
>>640 かなしいポエムですね
冒頭のセリフはまるで看板の文字みたいに厚みがないかな
本気でそう思った理由とかあると感情移入できるかもしれない
メールの内容もそうで聴き手側には知る手立てがありません
「あんなに人を」のあんなにも正直分かりません
一番気に入らないのはエーケービーを作中に出していますが
おいらには必要性を感じません
ボーリングのスコアを出したとありますが
誰にでも出来る事であって説得力が無いのですよ
「ホームランを打った」と書くだけでなく
下手なりに歯を食いしばってバットを振り抜いて〜
とかなにか状況が欲しいのよね
だからなに? で終わっちゃうんじゃないの?
「自分の詩」もそうでしょ 貴方には表現力がないのよ
ポエムになっとらんのじゃないのー
大学生言うけどこの設定さえ生きてないんじゃない?
>他人と会話もできなくなった
>それも10日で飽きて
ココどういう事なの? もう少し分かりやすく書いてよ
小学生小学生いうけど 最後まで小学生と大学生との年齢の差
を感じませんでした まぁ糞詩ですよねこれ
書くだけなら誰にでも書けますよね 別に貴方が書く必要ないよね E
650 :
愚兄 :2011/02/28(月) 20:51:51.64 ID:XTjVm8q9
講評、お願いします。 自分は「すおう さき」といいます。 タイトル:『都会の現実』 お前たち、携帯電話を持って、なにも知らないのに笑っている。 自分がなにかになれるだろうと思いつつ、飽きている。 飽きっぽさは口約束とともに光に乗って飛び交う。 高層ビルは溶け出し、ネオンが燃え上がる。 カレーと精液を混ぜたような混沌に、公安はてこずる。 金銭感覚は溶け出し、画面が債務を表示する。 それが都会の現実。
651 :
名前はいらない :2011/02/28(月) 21:12:42.16 ID:tdu+C5Ue
>>650 何を思ったんか知らんが、精液混ぜるなよ。
精液とカレーでできる混沌なんか、分からねえよ。
あと、前半から後半への繋がり、それから結びへの繋がりが謎だ。
E
>>629 うーん、そんなことはわかってるんだよね。
だからなに? それでなにがいいたいの? ってなるわけですよ。
だから人間至上主義をやめろってことなのか、
人の存在なんてそんなちっぽけなんだから死ねなのか、
日々の悩みなんて同じようにちっぽけなのか、
読者に投げて後はしらんぷりは酷いと思うな。
D-
>>630 たぶんこの詩をひとめ見た人にこう思う者は多いかもしれない。
「最近なんかかったりーなー、まで読んだ」
茫漠としていて、核がつかみにくい。
輪郭がぼやけていながらマクロスコピックなことをしようとしてるので、
言葉ひとつひとつが重々しいわりに意味は拡散してしまってる。
自分の感じたことを垂れ流すなら日記にしな、ってことさ。
詩にするからには人に伝えようという意志の片鱗が見えなきゃいかん。
ここ数ヶ月で何度かした評価の返答なんだが、
「一文一文が乖離していて、箇条書きの文よまされてるみたい」。
D-
>>631 なんかけっこー久しぶりに”ポエム”を読んだ気がするなー。
ここに馴染んで来た人は斜に構えやすいからある意味、新鮮。
情景なんてね、ぜんぜん意識に入り込んでこないの。
しかも”君”の容貌もわからない。状況も察せない。
ラノベのヒロインに対して贈られたような。ほとんどが嘘まみれ。
これで作者の思いが「詩を書くため」だったらぜんぶ嘘だね☆ミ
D-
>>632 そういう手合いに言葉尽くすの時間の無駄だから一言だけ残すね。
「それ権威主義」
653 :
名前はいらない :2011/02/28(月) 21:47:31.47 ID:d+ss0yQA
”暗黒の早春” 現実を知るのは怖い 目を閉じている間だけでも幻想に包まれていたい あなたがいれば、この世の全てを許せる気がした。 あなたと共に歩いていれば、この世に怒りも嫉みも無かった。 あなたを離さなければ、自分を責めることも天を恨むこともなかった。 足元を照らす一筋の光は、あなたの存在と共に暗闇へと消えていく やがて愛情もいたわりもない無情の暗闇に包まれる あなたの手を離してはいけなかった あなたを失う苦しみを知りたくは無かった 今日も天に願う せめて、今一度の温もりを、安らぎを、あなたの声をこの心に届けて欲しい
>>634 見知らぬ不特定多数にそんなに問いかけてなにが楽しいん?
明らかに答え求めてないよね。「こうやって問える私、どう?」的な。
読者と作者の位置があまりにも離れてるんだぁね。
どっちも近づこうとしてない。それはあぁた、魅力とは云えませんヨ。
D-
>>635 短くまとめるには、表現が適当にすぎる。俗物的。
サラリーマン川柳のほうが潔いね。
D
>>637 状況が理解できない。その少女が何者か把握できないんだよねー。
宇宙人、幻影、幽霊、クリーチャー、どう見なされても文句云えない程度。
D-
>>639 >>1 E
>>643 フツー。特筆すべき点もないほどフツー。
学生が社会に出たら感じるような、当たり前のことを書いてるだけなんだもんよ。
D-
>>645 >>1 語ってんじゃねーですよE
>>646 あまりに主観的。忘れ去られることへの感情はわかるが、言葉が足りない。
込められた感情の薄さじゃなく、込め方が弱いんだろうな。
恐怖・悲哀・絶望・その他諸々、読者に向いてないっぽいわ。
D+
655 :
名前はいらない :2011/02/28(月) 22:20:57.76 ID:tdu+C5Ue
656 :
名前はいらない :2011/02/28(月) 23:26:51.38 ID:rPdxpGpz
「野良猫」 猫が転んだ寝転んだ 僕も転んだ崖から落ちて死んだ
657 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 00:33:18.43 ID:3neEW46Z
「愛着」 また目悪くなっちゃった このままどんどん悪くなってさ なんにも見えなくなっちゃうのかな なんにも見えなくなってさ それはそれでいいのかな 見たくないもの、見なくてすむかな 見えません、って逃げちゃおうかな ああ、でも、やっぱりいやだな 君が見えなくなるのはいやだな
658 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 01:56:08.98 ID:v7vrCo/v
「月見」 絶色だ! 気味がない 月蝕が! 丸くはあるまい 是々と頷き トタンと笑う 「アジサイが咲くらん」 問うては気づく 吁!静かに秋は立つ
659 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 01:56:56.43 ID:OoH+Ir6v
「級友」 肥大化した被害者意識を握って 暗い六畳間ですすり泣く君 「世界中がぼくに牙を剥いてる気がする」なんて 自意識過剰にも程があるんじゃないかしら 「昼間の空は眩しすぎて 目の焦点が合いづらいから」なんて言うけれど 太陽は万人にスポットライトを当てる そんな大きなものだから ちっぽけなわたしたちは大袈裟に感じる もうすぐ大きな大きな風が吹き荒れるよ クリームソーダに浮かんだような崩れかけの君 飛ばされないように気をつけて 黒板消しみたいに悲しみを拭い去って ハンドドライヤーのように涙を吹き飛ばす 嫌だわ 嫌だわ 君を傷つけないようにいつも深爪にして 尖った八重歯も見えないようにしたから 春になったら出てきてよ
660 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 02:32:08.86 ID:X4zzaoGM
「黒白の部屋」 此処はなんだ。 眼前は黒のひと色 緩く生温い対流が這いずり躯にまとわり付く 『気持ちが悪い』 俺は探し物をしてた どうしてこんな所にいる。 黒の中から聞こえる俺を呼ぶぬめった声 戦慄で思考が硬直する 脳に黒の対流が染み込んで掻き回されて じわりぬるり 犯される 侵される 『もうやめてくれっ』 叫びは純粋に鈍く響いて 蹂躙の恐怖の中で俺は孤独を認識する 『なあ、俺は今』 立ってんのか 座ってんのか 漂ってるのか 分かんねえよ。 『さみいよ…』 その内呼吸する事すら嫌になって俺は背中を丸める。 ただ弱々しく震えながら膝を抱える俺の存在だけが 俺がこうして在る事を証明する気がした。 『あったけえ』 それだけが それだけで 微かな光が灯った気がした。 知らず頬を流れた一滴が足元に落ちる。 それは紙に墨を溢したように広がって周囲を縁取る。 同時に俺の脳の領土も白に拡大されて地に足が着く。 その時、やっと俺は俺の姿を認識した。 初めて見つけた。 俺だ これが俺だったのか。あれも。 ふと頭上にいつの間にか空いていた天窓。 俺を呼ぶ声がする。 俺以外に俺を俺たらしめる奴らの呼び声。 俺はしわくちゃの顔で震える口から溢す。 あったけえな
661 :
名前が欲しい :2011/03/01(火) 07:48:24.53 ID:2yMbFK5A
業火の中の 消失した風景にも 何かの意味が あるはずだと探す フラクタルな現象 終わる時まで 連鎖反応による 格子欠陥の果てに 脆化した心は どこへ歩き続けるのか? 生命を焼き切る 太陽の 叫ぶ声に行方 まだ知らない 閉じ込めた 高速の感情の 行き場を探した 生命が途絶える 音がして 暁の方角へ 飛び去って行く
662 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 10:19:44.37 ID:tQqrrpcg
"黒と白の部屋" 何がここにいた。 最高の色と黒の目の前に 的は、対流をクローぬるま湯死体に緩く [バイオ] 私が何かを探していた なぜこのような場所です。 私はめったに黒い版からの声を聞く 戦慄は、硬質で考える 対流によって撹拌は、脳の黒が染み込んでいる 同じかなり新 めちゃくちゃ 影響を受ける [続きを読む]'、それを片互 叫びは本当に退屈な響き 私は'は孤独の恐怖の中で違反を理解されている [ねえ、私は今だ]を 天国か立っている 私は、天に座っていた 漂流輝狩野 我々は、乾燥されていません。 [...]これは、だけでなく、 私もラウンド戻って息をする病気です。 弱くしか直面して震える膝のみ存在する これは、國立を証明する、このような私には感じた。 え]にだけだった それだけで それ自体で それはかすかな光が点灯していると感じました。 自分の足と知らずに彼女の頬のドロップから流れた。 これは、紙の上にこぼした株式會社として機輪の周りに広がる。 白が同時に私の脳の領域を拡大しているの地球に降りて入手してください。 その時、私はやっと私の心像を認識した。 私が初めて発見した。 私 これは私がやったことです。それも。 いつの間にか天窓の以上が突然空でした。 声が私を呼んで。 彼らは、太良の他の呼び出しを構成しています。 彼の口から私が顔をくしゃくしゃに震えをこぼした。 たとえばしかない
663 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 13:48:22.44 ID:Chs6Tw1W
>>648 >>649 評価嬉しい、初心者ってこともあって投稿をためらったんだけど
そういうアドバイス欲しかった。
改めて難しさ分かったわ、ちょい勉強してくる
664 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 16:45:54.27 ID:ts5D/aCT
「ヤニクラ」 めまいの様な 夢の様な 意識の散歩 普通に生きていると 周りと協調して自分を閉じ込めているため ストレスが溜まるから 退屈している僕の意識を開放してやるんだ ふわふわする頭の中で留守番をしている海馬が 「私も飛翔したいものだ はぁ 自由になりたいなぁ」 と つぶやき、 遠くから意識が 「そんなことは出来ないよ、しちゃ駄目だよ!」 そう強引に諭告するのだった
665 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 18:23:00.45 ID:bHlwuYLI
たかが酒に酔い たかが恋に自殺して たかが金で殺し合い たかが時間に縛られる お母さんがため息混じりに挽き肉をこねる音が聞こえる ぼくを生かすためだ 何かに期待して 何かに絶望しているんだろう 挽き肉をこねる音がする 挽き肉をこねる音がする 痛みが連鎖する 痛みが連鎖する
666 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 18:35:11.71 ID:bHlwuYLI
産まれたての赤ん坊の大きめため息が空にのまれて雨になる 正気のまま植物みたいに大人になる
667 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 18:38:29.86 ID:bHlwuYLI
都会の喧騒から吐き出された咀嚼物は雨に流されて薄まりながら、排水溝に流れて誰かの胃袋に帰る
668 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 18:40:19.49 ID:bHlwuYLI
にやけたニュースキャスターが世界の終わりを告げる
669 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 18:55:12.74 ID:bHlwuYLI
カフェで見かけた名も知らぬ君の笑顔は 永遠に他人でその笑顔が僕に向かう事は無いんだな 内気な寂しい人達の失恋を君にも知ってほしい 内気な無意味な愛に生きる あなたの唇に吸い込まれるコーヒーになりたい その舌でぼくを味わって欲しい 君の血管の中を駆けめぐりたい
670 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 19:16:52.35 ID:OoH+Ir6v
>>660 自分の殻に閉じこもってたりしている人の、
冷たかったり硬かったりする慢性的な空虚な寂しさじゃなくて
柔らかくなまあたたかい室外機から出るような寂しさを感じました。
布団の中で必死に目を瞑る真っ暗な眠れない深夜に感じる孤独。
何度も読み返すほどに
共感で鈍いような泥臭いような表現が滲み出てくる。
評価は慣れないのだけど良い詩だと思う。C+
671 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 19:20:31.53 ID:g6O0d+aP
クローゼットの中に押し込んだお前の沈黙にディストーションかけて、mp3ファイルにしてプレイヤーに詰め込む。 あの日のことを忘れないように。僕は僕のフィルターを通してお前を許そう。優しさは不確かで不器用にも、ささくれのような痛みをこらえながら。 泣き叫ぶ僕に、お前は何をしてくれた。一体どんな顔でお前は僕になんて言った。覚えていないのか、あの日のこと。 僕は今も変わらず、胸の痛みにおびえ続けているのに。 下手くそな笑顔がその証拠さ。 人の目がふたつ、こちらを伺う。喋り声の吐息は本当は黒いぞ。 人の目がよっつ、こちらを見ている。聞こえる声は悪意を持った。 人の目がたくさん。はなみみくち。聴こえてきた音は最早ノイズがかって、沈黙と変わって僕を睨みつける。 そんなに嫌いなら一言でいいから、その口を開き喉を震わし嫌いだと言っておくれよ。 黒い息で埋め尽くされた沈黙が、僕を、突き刺す。 痛いだとか、弱いだとか強いとか辛いとかなら、他でやってくれよ。 この胸の痛みズキズキと、あんたの目がこわいんです。 おびえ続け人混みを過ごし、大丈夫だと下手くそに笑う僕は、今、ちゃんと生きていれていますか? 死にたいだとか、生きたいなんてさ、あんたの口から聞きたくない。 その口が僕の前で沈黙を破るその日まで、プレイヤーから流れる黒い沈黙が、僕という僕があるために、お前たちを許そう。仕方ないから。
672 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 19:22:11.46 ID:bHlwuYLI
誰かの孤独は僕の孤独 誰もが孤独と死で繋がっている 全てを一つに繋げている
673 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/03/01(火) 19:34:30.77 ID:vS75GY6g
>>650 >なにも知らないのに笑っている。
ここは、知っていれば笑っているどころじゃないことがわかるはず、という風に解釈できる。
>自分がなにかになれるだろうと思いつつ、飽きている。
ここは、飽きているのが現実に対する態度であっても非現実的な思考と共にあれば、何も生み出さないことが自分で
分かり切っている。僕はそうやって解釈した。
>高層ビルは溶け出し、ネオンが燃え上がる。
簡潔な描写が、良いと思う。
>カレーと精液を「混ぜたような」「混沌」
異種の物が混じり合っている様を描いてる。公安を持ち出すのも、控えめながら役割がある。
>金銭感覚は溶け出し、
ここも雄弁。
都会の現実という題の元に、リアルさを描いていて、好感が持てる。都会と言えば広い想像が巡るけど、これはこれで、一つの詩として
成り立っていて、そこそこ楽しめる。C-
674 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 19:36:58.51 ID:bHlwuYLI
死んだ兄弟の写真を抱いて眠る 抱かれる為に抱くのだ 死にゆく冷たい体に兄弟の体温が染み渡る
675 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 19:56:20.04 ID:2yMbFK5A
>>672 みんな、死という孤独と隣り合わせ。
隣の隣だから、つながっている。
つながってるんだから、わざわざ争いなんかやめて、みんなで仲良くしようよって事かな?
はっきり言うと、核心がなんなのか分かりにくいとこらはある。しかし、シンプルで短いわりには、内容がまとまってはいる(?)
D
676 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 19:59:46.74 ID:2yMbFK5A
>>673 見るトコロが良いとこばかりだなwww
ひとつ訊くが、
「混ぜたような」なんてありきたりな表現はあまり重視すべき場所ではないよ。
ましてや、「カレーと精液を混ぜたような混沌」って言われて、イメージじが沸くのかな?
もっと身近な事柄を例にしなければ、何が言いたいのかなんて伝わらないよ
677 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/03/01(火) 20:46:57.57 ID:vS75GY6g
>>676 僕は、結構的確な比喩に思ったけどな。都会の混沌が、精液とカレーって、考えてみれば読者に寄りかかっているようにも
思えるけど、僕にはむしろありきたりの表現と映った。それが、文脈の上での正確な選択に思えた。
678 :
名前は知らない、ただ綺麗で :2011/03/01(火) 21:03:30.41 ID:2yMbFK5A
>>677 カレーに精液混ぜたかって、ぬめりのあるただのカレーだぞ?
それを見て、混沌って思うかい?
身近かつ複雑な例を出さなきゃいけないよ。
679 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/03/01(火) 21:17:14.35 ID:vS75GY6g
>>678 身近な事柄を言わなければいけないというのは、よい比喩にはかかせないと思う。大胆な例では、
大仰になりがちだと思うから。
680 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 22:24:36.87 ID:vK2ZtGxM
「3歳」 でたらめな言葉をその場で発して自分で笑い 広告を千切っては短いクレヨンで父母の顔を描く 世界に名前を付けているのだろうな 道端で草を拾ってお水をあげてとせがむ 寝ている母に毛布をかけて褒めて褒めてと何度もせがむ 心に愛を貯めているのだろうな 「二度と会えない」って何? 泣きそうになりながら唄の歌詞を尋ねる いつか来る別れを感じているのだろうな お前の振る舞いで 私たちは古い記憶に再び その煌きの 混沌の片鱗に触れることができる 今見ている混沌をお前は忘れてはならない 世界を理で分かち あたかも整っているかのように見えたときでも それを忘れてはならない
681 :
名前は知らない、ただ綺麗で :2011/03/01(火) 22:58:25.00 ID:2yMbFK5A
>>680 思わず、泣きかけてしまいました。
親の愛情、懐かしみ。
いろいろな感情が込み上げてきますね。
C〜B
682 :
名前は知らない、ただ綺麗で :2011/03/01(火) 23:24:05.65 ID:2yMbFK5A
683 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 23:24:58.29 ID:bHlwuYLI
>>675 そんなところかも知れませんが
核心は自分でもよく分かりません
他人と言う世界中の兄弟と自分との感情的な関わり方を常に模索して悩んでます
悪い感情を捨てて全ての兄弟と和解したいです
684 :
名前は知らない、ただ綺麗で :2011/03/01(火) 23:29:50.05 ID:2yMbFK5A
>>683 ボンヤリとでも核心が見えているけど、それが何なのか自分では分からないって状態かな?
でも、それが何なのかハッキリ現さなければ、それは有耶無耶に終わらされた不完全なモノになってしまいます。
と、私は思う。
685 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 23:42:31.05 ID:vK2ZtGxM
>>681 ありがとうございます。
「今のことを忘れないでね」というのを小難しく描いてみました。
思ったより良い評価をいただけてとてもうれしいです。
686 :
名前はいらない :2011/03/01(火) 23:48:35.93 ID:pMSI7rVU
施設の廊下に飾られてる愛の伝道師の中途半端な文句に感涙しちゃう奴へ、おめでとう
687 :
名前はいらない :2011/03/02(水) 02:54:09.54 ID:uIOcKP3U
ふつうに考えて、カレー=よく食う料理=日常的な食、 精液=情事の残滓=日常的な性、っていう比喩だろ。 それが混ざってるてことは、カレーと精液を混ぜるってことじゃなく、 日常的な食と性が渾然一体となってるってことだ。 隠喩は判断が難しいが、さすがに酷いわ。 もちろんこの表現が上手下手、というのは別にしてだがな。
689 :
チンピョイ君 :2011/03/02(水) 17:25:30.38 ID:nOkLUnC2
テンプレ:暇な時、個人的におや?っと思ったものだけピックアップして、僭越ながら評価させて頂きたし
>>7 スイーツ過ぎるし雑すぎて酷いですが、一点だけ光る所があったので取り上げます。
それは場面・情景の切りかえ・ジャンプの仕方です。この高度な技術が見て取れること、素晴らしいと思います。C−
>>11 >>32 2作品共に完成度は高いと思います。
固有名詞は想像力にクギを刺すような強さがあるので、効果的な使い方が難しいですよね。成功しているかどうかは自分で考えてください。C
>>24 >>41 41で説明されたその試み・姿勢を評価させてください。C−
テンプレ:暇な時、個人的におや?っと思ったものだけピックアップして、僭越ながら評価させて頂きたし
>>46 倒置による格助詞止めなど良く整っている作品。
しかし内容的にもう二、三歩踏み込みが足りない。B−
>>81 ストUやりこんだ人限定で。条件付C
亀レスすみません、ただの自己満評価なので気にせずにどうぞ。
以上1〜100まで 次回100〜200予定
> カレーと精液を混ぜたような“混沌”に ふつう直喩を潔癖に捉える必要はない、これは 読み手が“混沌”を鮮烈に感受しえる程度の比喩かどうか センスの見極めは、常々そこに軸をすえ行うべきものである。 ※理性的な創出法 カレー=よく食う料理=日常的な食 × 精液=情事の残滓=日常的な性 =混沌 ※野生的な創出法 カレー=濃く、澱み、泥み、凸凹、 皿の上の汚穢 × 精液=粘り、温み、欲念、排泄、錆びた蜜柑色の河 =混沌 どちらの方法で創出したか、各々のインスピレーションの過程をも評価の対象とする ……やはりこれはナンセンスに相違ない。 評価側の意義は、けっきょくは現物の読みごたえ、レトリックの魔力度を測定してくれる延鏡の分にあるのだから。
691 :
名前はいらない :2011/03/02(水) 20:56:30.49 ID:uu8XNecH
青い空 テレビの向こう側 気取った兵隊がテロリストを打ち倒した 最新技術で造られた兵器で できれば俺の獣性を撃ち抜いてくれればよかった 天使にワイロを贈り 天国の永住権を得ようなんて本気なのか 誠実な心もなく笑っている奴がいる 隠しているその手を見せてみろ
692 :
名前はいらない :2011/03/02(水) 21:41:32.41 ID:WIb2odVh
ブルーハーツ懐かしい
693 :
名前はいらない :2011/03/02(水) 22:13:29.18 ID:gA+bhd0m
>>670 様
評価ありがとうございます。
初めてこのような明確に評価を頂ける場に来たので心配でしたが
少し心が軽くなりました。ありがとうございます。
>泥臭いような
と言うのを伝える事が出来て嬉しいです。
もっと素敵な言い回しが出来ればと考えております。
>>691 パロディにしては微妙です。現代に焼き直すほど古くないし。そうだどうせならサイバーパンクにすれば良かったんでは。D−
釣られたかしら。
695 :
名前はいらない :2011/03/02(水) 22:49:24.84 ID:kWbFxWWx
>>666 赤ん坊のため息
その温もりは大人に降り注ぐ
雨となる
その雨をうけて
大人は気づく 自分の干からびかけた
その人生に
大人は無知で愚かな赤ん坊に
自分の人生を重ねる
同じ過ちを繰り返さぬ事を願いながら…
ってか?
赤ん坊はさびれた大人の心にもう一度潤いを与えてくれるって事かな?
でも、先が見えないな
それはそれでこの詩の味わいかな?
D++
696 :
名前はいらない :2011/03/03(木) 00:18:38.86 ID:m7HU3mCY
夜景が好きなのだと君は言う 煌めく無数の街明かりを眺めるのが好きだと そんなの、ずるいよ それはただ美しいものが好きなのであって、夜景を見てはいない 街の明かりが好きならば この部屋に満ちた孤独な闇も 昼間の無表情なアスファルトも 同じように愛してよ 綺麗なとこしか見ないなんてずるくて贅沢で逃げてるだけだ なんてことを言えば、そんなことないと君は言い返すだろう 私が愛しているのは美しいものだけじゃない 現に、私は美しいあなたも醜いあなたも愛している、と そういって笑う君の顔は美しくて、愛おしいと思うのだろうけど でもそれは結局、ぼくもずるくて贅沢で逃げているだけなのかもしれない そんなぼくを君はそれでも愛すと言うだろうか 愛すと言ったとして、僕は君を愛せるだろうか 愛さないと言ったとして、僕は君を嫌いになるだろうか それらはいつも頭の中で渦巻いているのに 遠心力に負けて外へ飛び出すことはない いつの間にか朝が来て、夜が過ぎ去る 時計の針みたいに、溺れて掴んで
697 :
名前はいらない :2011/03/03(木) 01:52:30.32 ID:a0YoysFA
「旅立ちの日」 劣悪な太陽が退く 放蕩者の月よ! 闇に輝く丸でない月よ! 私が追いかけよう この足で 蛇のように続く この道を 静脈のような この畦道を 虫の声に霹靂して ネオンの甘い匂いに誘われて
698 :
名前はいらない :2011/03/03(木) 02:30:44.25 ID:ikwVVQ1p
「アイスファイア」 一瞬に身も心もたぎらせる激情 憎しと思い 恨めしいと呪い 行く手を塞いでも止めどなく溢れ、全てを呑み込む濁流。 殺意は水のようだ。 煮え湯になり、冷水になり霧となる。 激情の殺意はいつか冷める。 それは一時の気休め 。 冷めれば自らの愚考を嘆き悔やむだろう。 真の殺意とは、氷のように冷えきっている。 悔やまぬ。 紅蓮の凍土の底から沸き上がる氷の火柱。 本当に壊したいと思った時、それは肉体の破壊ではなく精神の崩壊を望むのだ。 真に罪深い者には生かさず殺さず、苦しみを与え続けることを望むのだ 。 そして同時にそれは 自分自身の傲慢さから出た物に他ならない 。 罪は人一人ではかり切れるものではない。 だがしかし もし彼の者が罰を受けずとも、私は願いの代償として十字架を背負わなければならない。 傲慢さを恥じる事 悔いはなくともそれを忘れては 、見失ってはならない
699 :
アギラ :2011/03/04(金) 00:31:36.46 ID:1cYjg3we
【そして伝説へ】 ゲームのスイッチはきっと部屋の鍵と一緒の役割 だけどその日のPS3は死んでいて 機械ですら逆らうのかと癇癪を起こした僕は 誰に言うのかさえ分からないまま喚くんだ どうせ止める奴などいないと蹴り飛ばしたスーパーファミコン 刺さったままのドラクエ3が見えたから ババァを呼んで新しいPS3を買いに生かせる間 暇つぶしにドラクエ3を起動させた デロデロデロと1と2のデーターが消えたから 残った3のデータを起動させた 最初に飛び込んだ4文字は主人公の名前 僕のなまえ ひらがなよんもじ 女賢者の4文字は好きだった子の名前 彼女のなまえ ひらがなよんもじ 暫くそれを見ていたら 何かが胸をこみ上げてきた ドットの勇者は足踏みを繰り返している ぼくはなにをしているだろう ゲームはゾーマを倒して終わっていた
700 :
名前はいらない :2011/03/04(金) 03:09:02.78 ID:IaylDmpD
>>649 評価ありがとうございます
指摘についてはまさしくあなたの言った通りなのですが
僕はそういう浅くて薄い人間をわざと描いたつもりなので
言葉に厚みがない、本気さが伝わらないなどの指摘はずれていると思います
再評価希望します。
701 :
名前はいらない :2011/03/04(金) 07:19:26.08 ID:MvtJYjl/
>>700 詩は作者の表現力が試される場です
浅くて薄い人間を表現したいのならば、
あなたがそういった人間を演じて文章を書くのではなく、
詩人(あなた)の感性で感じる「浅くて薄い人間」を描くべきです
言ってる意味が分かりますか?
あなたのスタンスは、
詩人として根本から間違っているのですよ
評価はちょっと甘めですが、
Dとしておきましょう
負けん気の強さは幼さですが、
同時にのびしろでもあります
次回頑張ってください
702 :
名前はいらない :2011/03/04(金) 11:59:36.30 ID:7sxM5ybS
これは言葉に厚みが無い、本気さが伝わらない → 自分は浅くて薄い人間をわざと書いたのです、だから指摘外れ お前は今までどんなぬるい環境で生きてきたんだ
703 :
名前はいらない :2011/03/04(金) 12:29:03.61 ID:nw5klqP4
薄っぺらい人間を狙って書いてるってエーケービーだとかの単語でわかるんだよ しかも薄っぺらい人間すら書けてないからこの評価なワケで アイツは薄っぺらい奴だって、願望のようなイメージから離れてない
704 :
名前はいらない :2011/03/04(金) 12:47:33.48 ID:ONq4XFdX
>>640 その時々で満足しているくせにいちいち振り返っては感傷に浸る。
一粒で二度美味しい。これは幸せな言葉達です。
しかし、知らんがなです。
ドシロウトのD
705 :
名前はいらない :2011/03/04(金) 15:10:43.13 ID:HeNzGkqr
メビウス 私の目の奥に映る情景はあなたがずっと求めている場所 あなたのその唇からでる言葉を私が吸い取ってあげましょう そしてその言葉が私の目の裏に届く時、あなたはきっと立ち去るんでしょう。 そんなこといくら分かっていても私は誰かを求めて その言葉と、その思想と、その未来の全てを吸い取って 私の目の中に届かせるのでしょう。 この行動の全ての出発点がどこにあって、その終わりはどこに向かっているのか。 きっとあなたは知りたいと思うでしょう。 けど私の目の奥の世界に広がるお話では矛盾が無いはずなのに言葉で説明できない。 それは永遠が終わるまであふれかえる血潮と臓器のすみずみを行きとどかせている水分が枯れるまで 誰にも打ち明けることができない世界を抱えたまま、私は重い足どりで見つめ返す。 それでも私はきっと、誰かを不幸にすることも、幸せにすることもできないまま ずっとあなたが私の目の奥に住みついて離れなくなることを願うのです。 私はあなたのその紅潮した唇の血を歯にしみ渡らせるようにゆっくりとあなたを吸い込みます。 あなたに気付かれないように、そっと。
706 :
名前はいらない :2011/03/04(金) 15:51:11.67 ID:WBiVad62
大体どこの馬の骨だか分からない奴らにオナニーポエムを評価してもらって何になる 自分の感性が一番だと思ってりゃそれで良いだろ みんなそう思いたいからそう思ってるだけ そんな事より恋愛してラブレターでも書けよ、よっぽど意義のある評価をしてもらえるよ 詩は宛先の無いラブレターに過ぎない
707 :
名前はいらない :2011/03/04(金) 15:52:18.75 ID:WBiVad62
708 :
名前はいらない :2011/03/04(金) 16:03:44.44 ID:r83/IkqF
荒らさないで
709 :
名前はいらない :2011/03/04(金) 16:27:59.05 ID:ROQsZ0ij
>>706 文句があるなら、見なければ?
そしたら、平和だし。
しかも、ラブレターとは限らんよ。
>>707 荒らすな!
710 :
名前はいらない :2011/03/04(金) 23:32:52.00 ID:5pz7PpeD
最近のセン五は詩に加えて評価にもセンスを感じない
711 :
名前はいらない :2011/03/05(土) 00:21:10.59 ID:FLuuFvlv
所詮素人ポエムに素人評価 そこに悪意とか持ち込まない限りは寛容にいこうよ
712 :
名前はいらない :2011/03/05(土) 00:38:32.33 ID:pZcZS3k+
戦後が盛り上がる時ってのは評価人は好クオリティな時とコテが大騒ぎしている時の2つしかない
713 :
名前はいらない :2011/03/05(土) 01:53:36.53 ID:ztb9UhQl
寛容もなにも、オナニー作品と虚栄評価ばかりで 一生懸命さがねぇ… もっと読み込めばいいのに、と評価を見て思えば、作品を見て落胆の繰り返し。 E
714 :
名前はいらない :2011/03/05(土) 07:17:27.33 ID:wOoBZBOa
715 :
アギラ :2011/03/05(土) 12:34:17.42 ID:7rrepLfx
716 :
名前はいらない :2011/03/05(土) 12:55:14.43 ID:E8hquqLx
わたしにはわかるのだ 不可逆の知覚には 名前の付いた背景があると 勝利と選択は終わりの方角にあり さよならを残した後で報われる それも錯覚でしょうけど 巣に帰る王者 あなたは イルカの胎から生まれた子 劇場から降りたみなしご 純水が溜まった子宮から 海に溶けて泡となる喉無しの人魚 わたしにはわかるのだ わたしとあなたの姿は死神の証明で 呼吸は生命の証明であると わたしにはわかるのだ 生れ落ちてしまったならば わたしとあなたは指先で出会い 大気を介さず 唇は粘液で会話することを わたしとあなたは 「アメーバ」 子を残せたかどうかもわからず ポンプは枯れ果てる それも海の一滴なのだと 知っているからだ それも錯覚でしょうけど
717 :
名前はいらない :2011/03/05(土) 22:11:28.19 ID:aMmE/BVA
空気の壁が迫る 少ない語彙を罵っても 私は私で良いと言って 貴方は貴方で良いと言いたい 斯様な関係が良い 刺す北風など加えたら 変わる予感がするのに
>>699 > ゲームのスイッチはきっと部屋の鍵と一緒の役割
カメ、ヤドカリ、カタツムリのそれではない、どこか侘しさに侵された痒い自閉である。パッと、わかりづらい。
> 暇つぶしにドラクエ3を起動させた
いつか通過し終えたところに/ふらっと/寄ってみるのは/気まぐれじゃない/そこに/???/が/あるから/
ふとそんなことを考えてしまう。考えれば考えるほどに、からだが沈んでいく、のがわかる。
> 僕のなまえ ひらがなよんもじ
それらしいギミック、それらしい味付け。 ←こんなことが先に浮かんでくる、ひらがなアレルギーは
「ひらがな」という字句に対してさえ吐気を催してしまうほどなのだ。(然し症状はピンきり)
リライトを徹底的に行うこと以外に、アレルゲンの排除方法としては他に何があるだろう。ここは勉強である。
> 暫くそれを見ていたら
> 何かが胸をこみ上げてきた
いったい何がだろう。もったいない。その形ない衝迫が、おそらく詩であったのに。掠め取ってほしかった。
> ドットの勇者は足踏みを繰り返している
見過ごしてはならない。たくましい勇者の“足踏み”が、なんともシュールな徒労の画で、時間を平たくさせる。
ムダに写実的、ひとことで冗長。にぶく表せば、焼き魚の骨にこびりついた身肉をちびちびつまんでいる気味。
主題の“伝説”は怖ろしくない幽霊のあんばいで彷徨い、いずれ何に示されることもなく溶暗していった。評価:D
未評価(>533) >272 >339 >365 >581 >588 >591 >601 >653 >656 >657 >658 >659 >661 >662 >664 >671 >696 >697 >698 >705 >706 >716 >717 再評価希望 >431 >439
720 :
しぐれ :2011/03/05(土) 23:35:39.98 ID:NycJDdzY
秋雲 鎖で巻かれた秋の公園で ジュースこぼした今日の終わりに 水を落とした蛇口捻れば 虚しさだけが込み上げて来た 誰かの面影木の葉と舞って タバコの先を掠め取ったら 風に吹かれた火の粉が散って 足で止めたらすうっと消えた 誰も居ない公園で歌う友達の歌は遠く うろこ雲の空へ消えて行く 旋風砂埃巻き上げて 涙目に滲む秋雲 街の灯りが消えた夜空で 銀河はぽとり掌落ちて 彼の行方を教えてくれと 願いを込めて空へと還す 疎らに見える星に歌う友達の歌は遠く 電線の上を飛び越えていく 月影にかかるその影 夜に残された秋雲
第一連、虚しさ(何の?)、何を伝えたいか分からない。 第二連、儚さ(人のかな?) 第三連、孤独(自分と友達との距離かな?) ここまでは、それぞれの連がちがうモノを表しているから、まあ、いいかな? 第四連、これも孤独(ひとりぼっち)かな?表現してるモノがダブってる。 第五連、何の描写? 感情の描写のみ。主題が見えない。 でも、表現と文句は良い。 D
722 :
ちーちゃん :2011/03/05(土) 23:49:21.56 ID:NycJDdzY
>>699 どうせ止める奴などいないと蹴り飛ばしたスーパーファミコン
これは天才的
俺は今夜風になるぜ
マリオカートで…
とか
俺の1UPキノコを味わって見るかい?
位のセンスを感じました
723 :
ちーちゃん :2011/03/05(土) 23:53:08.03 ID:NycJDdzY
>>721 てめ十分位でなんかわかるとおもうなよ!?センスのねえ野郎だ
724 :
童顔熟女 ◆Oq2fXER2l2 :2011/03/06(日) 00:53:55.37 ID:N9Komi9a
>>723 ここは怖くて投稿できないなぁ〜
ちーちゃんさんは男なの?板にそったレスじゃなくてごめんなさいね(笑)
725 :
名前はいらない :2011/03/06(日) 03:25:48.28 ID:9rwmcLRy
「かほり」 銀河鉄道に乗せてくれ 桃源郷は何処にある? 風船ガムを膨らます 無邪気だから君は空を飛ぶ 「何処にある?」 「ここにある」 「何が?」 「薄れて消えた煙草の煙さ」 それは懐かしい匂い 大きく大きく膨張していく 大きな大きな思い出
726 :
名前はいらない :2011/03/06(日) 11:10:56.99 ID:MzdiLYsh
〉〉718評価トン
727 :
名前はいらない :2011/03/06(日) 15:29:30.32 ID:0BYdjuc7
>>272 そういう事を言っているわけじゃないかもしれないけど、鳥は陸で生まれるから陸で死ぬんじゃない?
たぶん。
クジラの夢はどうだろう。「じゃあ魚だって陸に釣られて食われて死ぬじゃん。てかクジラだけかよ」
ってひねくれた小学生は噛みつきそう。自然を言葉遊びで都合良くごまかしてほしくない。
そういえば『くじらぐも』ってあったね。
詩の、論理から結論への持っていき方が巧いなあと感じた。お洒落な感じでしっかり読まなかったら納得してしまいそう。
ただただ、巧い。
C−
>>339 いきなりそんなこといわれても意味分からないし楽しくないしおもしろくない
自分だけ楽しそう。ごめんなさい、だめなら再評価頼んでください。
E
728 :
名前はいらない :2011/03/06(日) 15:53:11.49 ID:2zQTlmP5
>>727 くじらは大きくて、生物というよりもっと別の何かのように感じるって言いたいんじゃないの
ただの言葉遊びじゃなくて、作者の感性が集約されてる気がするんだけど
729 :
名前はいらない :2011/03/06(日) 17:08:16.74 ID:0BYdjuc7
>>728 作品としてのレベルは高く、「何か」であることは伝わってくるし、納得しそうにもなるのですが、
「じゃあ「何か」ってなに?」と問いを受けたときに耐えられるものを持っている作品ではないと感じました。
「そういうもの」として受け入れて読まなければならない作品と言えばいいのでしょうか。まるで絵本のような。
730 :
名前はいらない :2011/03/06(日) 20:19:01.73 ID:2zQTlmP5
>>729 「そら」に喩えられるものなんでしょうね、その「何か」は
くじらだけが作者にとって特別で、
だから「ふこうへい=作者の愛」があるんじゃないのかな
俺はそう読んだよ
731 :
アギラ :2011/03/06(日) 22:14:56.83 ID:IJFtTk5y
くじらはやっぱり自分で、空は不自由な死に場所との対比、自由と読めたけどね 死ぬべき場所ってのは、人にとってもどうなんだろうね 鳥葬されたい人の気持ちも分からないでもない。空に行くのはどんな気分なのか
732 :
アギラ :2011/03/06(日) 22:16:24.51 ID:IJFtTk5y
バイク乗ったことないけど、革ジャン着て旅に出かけたくて歌った タイトルがイマイチ 【バイク旅情日】 あれこれ選んだカワサキのパーツ セットアップはご機嫌な感触 これで良いのだエンジン音 水に近い温度で冷え切った鉄と 服を通して体温を交換する 懐かしい感情に跨って 振り切りたいのは純粋な音速 なるべく広い道が良い なるべく真っ直ぐな道が良い 何処でも良い様な気もするんだけどさ oh yeah 欲しいものは焼きついた軌跡 放射状に火花が散りゴムが焼けた臭い 焦げてるね oh yeah 欲しいものは焼きついた回路 脈打つ鼓動に似たエンジンの振動 焦がれちゃうね これはどうかなと友達の選んだパーツ 色が歪な仮面ライダー 場所を選ばぬマフラー音 かんかんに熱せられて焦れた鉄と 情事の様に体温を合わせる 標識も見ないで案内されて 迎えたいのは見慣れぬ景色 なるべく細い道が良い なるべく曲がった道が良い 何処でも良いような気もするんだけどさ oh yeah 欲しいものは焼きついた軌跡 放射状に火花の散るゴムが焼けた臭い 焦げてるね oh yeah 欲しいものは焼きついた回路 脈打つ鼓動に似たエンジンの振動 焦がれちゃうね 走ってるうちは忘れて もどかしい時に思い出すハンドルの感触 あ!なんて忘れた財布よりも 置きっぱなしにした感覚を優先しちゃう oh yeah どうしようもなく人間だから oh yeah 洒落っ気はいるけど路銀はどうかな わかんないや
733 :
名前はいらない :2011/03/06(日) 22:21:11.40 ID:DKpi/BU6
汚い人間と車に乗せられ 脱力しながらお食事会へ 帰りは1人にしてください つまようじは半分にしてね 少しだけ皮膚が裂ける 痛い思いしたくないの 豹に嫌われ首を噛まれて 散々のサファリパーク 帰りは車に乗せて下さい お肉は八等分にしてね 八方美人、愛想振り撒いて 皆に好かれたいの 「夢のおはなし」
734 :
名前はいらない :2011/03/06(日) 23:04:46.61 ID:Zsew/+Ic
十六夜月のふちを彩る 淡い光をあかりにして 歌をうたおう、陽気な調べを 一夜一世にとけてまざって 鬼さんこちら、手のなる方へ この場所で ずっと ずっと 待ってた ああ こんな雲の上では あなたに 触れられない そのままおいでよ 世界でひとつだけの暗闇をあげる 優しい闇を このままでいてよ 天上の月が傾き消える迄に聴いて欲しい歌がある 行きはよいよい帰りはこわい 目隠し鬼と一緒に飛ぼう 大好きだよ と 暗闇で呟く ああ こんな 雲の上から あなたに 触れられたい そのままおいでよ 世界でひとつだけの暗闇をあげる 優しい闇を このままでいてよ 天上の月が傾き消える迄に聴いて欲しい歌がある ああ こんな雲の上では あなたに 触れられない そのままおいでよ 世界でひとつだけの暗闇をあげる 優しい闇を このままでいてよ 天上の月が傾き消える迄に聴いて欲しい歌がある
冬の花火 たんすのなかの母の着物は どこかしら転校していった同級生を思い出させる あんなに長かった夏休みが終わると 庭先の朝顔はいつのまにか 黒い種を覆う茶色い物質に変わっていて そんな朝顔の死骸や 死んでしまったほたるや かたつむりの死骸 そういうふうに 永遠は二度と戻らなくなっていた ぼくの標本箱には いくつものそういう死骸がたまっていて 青白い月光に照らされている そして たまに 寒い冬の日に 線香花火をして 供養をする
736 :
名前はいらない :2011/03/07(月) 01:21:36.80 ID:GTpPH8Q/
読点出土 ポリネシア人たちは 自らの故地を「ハワイキ」「アヴァイキ」などと呼ぶ そこは 熟熟と塩とフォルマントが腐っている あらゆる家畜が死に絶え 潮騒に洗われていき 鳥のような繊維も次第に ほつれて 骨となり 化石となる 長い長い年月ののち ミラネシアの島にアンパサンドが生まれた 孤島の森は熱帯性気候に富み 鬱蒼と繁った感嘆符と終止符に浸され ざっとひらけたかと思うと 言葉が捻れてはちきれんばかりの果実 彼らは持ち去っていく 数限りないひとつづきのヴァース 漁師が頓号を焼いて食している 島々は海に浮かんでいるので 人間の空白は舞踏的である トゥッイ 歌とドラミング 踊り字のもれなくひっきりなし 弱強格を踏み 手拍子は鳴り止まない 足はもつれることもない 叙述的なピリックがサモアをしとどに濡らして 万国旗がカノアに揺れている カレドニア 文字の降る土地だ 新しい読点が出土したのも頷けた その読点はしっぽがやや左に曲がっていたので クレオールの呪術師によればそれが借用語彙だった だから 真名に満ちている magicの語源はペルシアの司祭を表すmagusに由来していて やはり感染呪術である アステリズムを補助している 星はそのようなもの たしか ギリシャ語で南回帰線と言っただろうと感じられる 燐鉱石がよく取れたナウル 陶器質のピジン語を発掘するソロモン ココナッツはしばしば脚注より芽生えた いずれ 帆掛け舟のようなポリオの夜 長音記号も掘り起こされたことだろう
737 :
名無し :2011/03/07(月) 07:58:50.92 ID:aHFNRFTU
私はあなたを本当に愛しているの その証明として 私の全てを捧げるから 辛くてどうしようもない時や 幸せで笑顔が溢れる時も あなたはいつも傍にいた 言葉を交わさなくても あなたの言いたいことがわかる気がする その暖かい眼差しがいつも私を支えてくれる そうしてくれるから私は今までやってこれたの 静けさに包まれる夜には しみじみ感じることがある 私にはあなたが本当に必要なんだなって 私はあなたからプレゼントをもらった それは他のものとは比べることが出来ないくらい 尊くて愛しい あなたのおかげで大切なことを知った だから伝えたいの ありがとう 愛してる
738 :
名前はいらない :2011/03/07(月) 13:02:23.46 ID:cd3Kg8h5
>>737 素直な気持ちですね。でも、誰でも書けてセンスは皆無です
D−
739 :
名前はいらない :2011/03/07(月) 15:26:28.13 ID:XwKb4PuE
夢と現とあるけれど その間には何があるの 例えばだけど、もし今ここで ほっぺたをつねってみて 痛くなければこれは夢なの でも意識はある 夢ではないの でも痛くない わからない ここは夢なの 夢ならなにがあるの 消えてしまうのに どんなに楽しくても 消えてしまうのに 今私 カッターを持っている これでほっぺたを刺してみれば 痛みはあるの 夢なのに 最近わからない ここが夢なのか現実なのかも いつからだろう ずっと昔からそうだった気がするけど 小さいときの方が ここが夢なのか現実なのかわかっていた気がする 最近よくふらっとして 目の前が虹色になるの 頬をつねってみる 痛くはない このまえ夢を見たの 友達とじゃれあっている夢 痛みはあったの 夢なのに 助けてほしい ここままだと わからない どこへいく ここは夢なの現なの 今ほっぺをつねってみるの でもつねれない 今見ている景色 実はこんなのただのガラクタなのではないの 目が覚めたら どこにいるの いつか私 リセットされる リセットされたとき 夢なのかわかるのか 実はもう永遠にリセットはされないのかな だって痛くない つねれない わからない
740 :
ハチドリ :2011/03/07(月) 19:30:16.51 ID:fuA+PuOk
「:Re」 これが最後のチャンスと決め あなたに会いに行こう 現実の私を見てほしい 素直な気持ちをきいてほしい もう誰かと勘違いしないでほしい 逃げずに見つめてほしい あなたにはゆっくり眠りに ついてほしい、あなたも 眠れないんだね? もし会えたら、たくさん ありがとうと言いたい 愛を教えてくれたこと 励まされたこと 暖かな言葉 これが最後のチャンス
741 :
らぱん(どはち) :2011/03/07(月) 20:53:54.60 ID:xuvWcj3f
あの場所にいると言った者です。 あなたがかつてゆずと言うハンドルネームで詩を書いた人でなければ、 私たちはお互いに人違いをしてしまったと言う事になるのではないかと思います。 憶測の域を出ない事ですが…。 もしかしたら、誤解を招いてしまったのではないかという事を、ここで謝罪しておきます。 無数の言葉が飛び交う中から個人を特定するのは難しい事です…。
742 :
名前はいらない :2011/03/07(月) 21:54:47.27 ID:/Qq/kCTO
「虚ろ」 街路樹の高い梢に 訳も無く目を突かれる 薄いポケットから大義名分が溢れ出る でも飛び散った水晶を眺め あろうことか探す姿を 監視塔は捉えている 誰でもない 自分が見る為に その気になれば モニターの前に行って 無かった事にも出来る 信じるタフを持ち合わせていれば 永住権が手に入る 頭の中の虚ろな隠れ家 追い出してくれる人は 昔からいない
743 :
名前はいらない :2011/03/07(月) 22:08:27.49 ID:hPGcEr5L
「黒から灰青を通じて白へ向かう」 天頂の隙間から零れ落ちる光 煙の向こうに歪む白いそれ さあこの道を潜り抜けよう 重く澱んだ水のベールにそって 糸となった光を手繰り寄せて 穏やかに微笑む月の側に
744 :
名前はいらない :2011/03/07(月) 23:10:01.39 ID:hUewiVHQ
「魔法」 目の覚める様な魔法の言葉を一つや二つ貰った所で 見えなかった明日が見える様になれる訳じゃないけれど 俺は確かに奴のやり方の見よう見まねで 今日を連ねる言葉を見つけた気分だったのさ よちよち歩きで奴の真似をしたつもりの俺を見て アイツは苦笑いで俺の心配をするだろう だから俺は何時までも背筋を伸ばさない baby 見詰めて居てくれ ナルシスティックなピエロの俺の幕が降りるまで そして俺は白馬の王子になってお前を迎えに行く スグに忘れてしまうような作り話の歌は終わりさ 白馬は無理かも知れないから白い自転車を手にいれて baby お前がいつかくれた 魔法の言葉 baby 呟けばお前は猫背の俺を思い出すだろう 花束を胸に抱えた俺は段差で躓き転倒するのさ そうして倒れ込んだ俺の頭をきゅっと抱き締めて 包み込んでくれる様な そんな気がするのさ 今は 歩道に咲いた 花を見て、
745 :
名前はいらない :2011/03/07(月) 23:28:18.86 ID:yYqTEe7d
「戯言」 悲しく朧気な毎日 明日はきっと なんていう戯言 こぼれ落ちそうな夕焼けを 眺めるだけの 創られた偽物 今はただ 偽りと永遠という海に 身体を委ねるばかり
746 :
名前は知らない :2011/03/08(火) 00:13:54.25 ID:QPEmRXbW
短い詩については、私が評価してあげます。 明日から評価開始です。 短い詩のリスト作ってくれるとありがたい
747 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 00:16:19.74 ID:w8fw51cJ
単純な問題 私は何のために生まれて来たのか? そういうことを考えるためにですよ。 この世界に意味はあるのか? 意味もわからずにあれこれしているのが日常なんですよ。 本当の自分を探しに行きたい。 そういうことを言っているのが本当の自分ですって。 神や仏は本当にいるのか? 人間が必要に応じて生産し続ける限りいるでしょうね。 東大に合格するため必死で勉強しているぞ。 必死にならないと合格できないのは分不相応の証拠。 ああ、単純な問題で充たされている平和な日々よ。
>>732 「バイク旅情日」/アギラさん
本気で作ったかもしれないが適当な感じが出てるね。
バイクの整備から始まり、疾走するまでを書き綴った作品。歌詞のようでもあるが、特にインパクトのない言葉選びが続き、サビと思われる部分「oh yeah〜」(の連)まで、盛り上がりを見せない平坦な作りが最後まで続いていく。
内容的にも、整備して出発、道についてしかなく、広がりがない。
3連に入っても先に進まずまた整備に入るなど段取りも悪く発展しないことなどが欠点にあげられます。
言葉選びの普通さと内容の発展のなさからD-
>>742 「虚ろ」/
すげー抽象的な作品。
表面的な言葉ばかりで奥深さがないから面白く感じないっていうのが一番のマイナス点じゃないでしょうか。
そこを書くのが面白さだと思う。なければその他大勢の作品と一緒。ひねりもなければ個性もない。
タイトルもテーマから広がる内容についても思考を凝らさなければ真新しさは出ないと思う。
もうちょっと具体的に言うと、
「ポケットから大義名分」も「飛び散った水晶」も触れただけで消化されていないし、「監視搭」がらみについても
考えなく書き綴って、読み手の印象としては解った気になって書いてる、と捉えても仕方がないくらい浅い。
表面的な言葉よりも中身のある作品作りをしてみてはいかがでしょうか。D-
挨拶忘れたけど評価人さん乙です。
評価してくんでよろしく。
あと
>>1 乙。
>>743 「黒から灰青を通じて白へ向かう」
色彩を使って情景を通り抜けるアイデアは面白いが、情景描写がいたって普通。
情景の筆力に書き足りなさがあり、それが尻切れトンボにも感じます。
もう少し詩的さを修辞を使って表現できたらと思います。
ただキレイなだけのイメージじゃダメ。言葉をください。
工夫が面白かったのでやや甘めのD+
751 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 01:23:08.68 ID:YOpsm9+3
>>750 評価ありがとうございます
見た風景に見惚れて勢いで書いて着地点を見失ったのは書いてて思いました…
これから精進します
752 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 01:33:10.57 ID:D4cIqJja
「もりながさん」 もりもりなんでも もりもり もりもりなんでも もりもり なんて私はアクロバティック もりもりなんでも もりもり もりもりなんでも 死ーにーたぁーいっy
753 :
アギラ :2011/03/08(火) 01:45:24.19 ID:gwZZtHav
>>748 評価トン。耳が痛いぜ
【都会エスケープ】
電話一本で休日は吹き飛ぶ
クライアントは納品手前の企画書にまで 趣味の悪い香水を振り掛けやがった
修正が間に合わない 楽観的な気分はクリケットの打球のように吹っ飛んだ
細工は流々あとは仕上げを御覧じあれ
なんて日本語も通じない イギリス式のお仕事は性に合わない
クライアントは苦労から抽出した珈琲を飲み干すのがお仕事なら
苦労を抜いて煮え湯でも差し上げたらどうなるのだろう
ふっと目を閉じて 自嘲気味の笑いをこぼす
分かってんのさただの愚痴さ 靴を履いた
サラリーマンの本懐とは何ぞや
クライアントのご所望を全て叶えることか
健忘症の上司にケリを入れたいねぇ
愛娘と風呂に入ることもそうなんだろうが
どれも今は叶わない
故郷の町はどの方向だっけ 帰れない人たちの群れに混じり
走る 風が 冷えていた
754 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 02:06:41.39 ID:u1pHqnKn
>>365 難解詩だと合点して読めば嵩増しの言葉に連想ゲームとリズム遊びしか見いだせず、雰囲気詩だと割り切って読むとただ不快な時間が流れる……
はっきりいうと分からなかったのですが、分かっても大したことなさそうだということは分かるので、分かろうとも思わないというのが正直な気持ちです。力及ばずで申し訳ない。
E
755 :
「絶対王子」 :2011/03/08(火) 02:13:45.04 ID:qTwnqXyC
あらあ 別れたの 絶対結婚すると 思ったけどね 三十路を間近に控えた僕に グサりと刺さるその言葉 最低 あの一言より刺さる言葉 世の中に絶対なんてないからね なあんて言い返そうとして その言葉に違和感を覚えた 僕は僕だ 絶対に僕だ 果汁100% 全てが僕だ このまま独り老いていって このまま独り禿げていって そんな思い描きたくもない僕も 紛うことなきその時の僕だ だから言いたい あえて言いたい 世の中に絶対はあるんだよって 僕はそれを持っているし 君もそれを持っているんだよって 僕の絶対を君の絶対に差しこみたい 今からそう電話したら 自信がある 君はどうせこういう 最低 絶対に いや或いは ともすると
>>744 「魔法」/
babyのとこからクサすぎて見てられなくなったけどマジメに批評しよう。
まず内容が独りよがりだよね。
まとまりがないし、「魔法」とか、「奴」とか「お前の魔法の言葉」とかいろんな面で中途半端に書き綴って未消化を溜めてます。
感性で言うなら「白馬の王子」とかヤバいし、「白い自転車」の対比も微妙。「猫背の俺を思い出すだろう」とかも。
花束を抱えた俺が転倒して抱きしめてくれるのところなんか妄想やばめに引き出してるだけだし、目もあてられないよ。
ラストの言葉は意図的に切ったかわかんねーけど、ハンパすぎて追求する気にもなれない。無念D-
>>745 「戯れ言」/
単純。短いだけに情報量不足で深みがない。
短詩を抽象的に書いてたんじゃあ良さは伝わらないよ。創作しましたって感じになるから。
抽象的だと思う部分を抜粋します。「つくられた偽物」「偽りと永遠」これらはどういったものなのか内容を表現するところではないかなぁ。
「偽りと永遠の海」なんて表現も安易でひねりがないし、「こぼれ落ちそうな夕焼け」も表現するには普通に思います。
それからこの作品を「戯れ言」にするほど、戯れ言に焦点があてられていない。D-
>>752 「もりながさん」/
即座に死ねとかかかれそうなアレだな。こういうのをクソ詩って言うんだろう。
ゴロで書いただろうリフレインがおもしろくない。リフレインも効果を狙ったものではない。
内容?そっスね。E
Eなんて久しぶりだよ。
>>753 アギラさん
ドモ!ぶったぎりでしたが。
>>751 またおいで。
>>740 「:Re」/ハチドリさん
何にもタイミングっていうのは大事だと思います。グズグズしてるとタイミングを逃して言いたいことを伝えそこねたり。
この作品は伝たい相手がいて、伝えたい言葉があって、その決意をチャンスにのせて伝えようと言うものですが、
どういったチャンスなのかという設定が盛り込まれていないので、読み手を引き込むにはイマイチ。
片思いなのかつき合ってたのか、二人の関係性もあまりでてないし、2連はハンパだっただけに必要なかったんじゃないかとも思う。
必要な連なら必要なくらいの盛り込みをしないと、なぜ提示したのか疑問がのこってしまいます。
でも会って言うのにタイトルResだからつじつま合わないね。D-
759 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 03:41:46.12 ID:U7uGzTfT
>>365 俺はけっこう面白く読んだな。
英語の発音無理やり日本語で書いてみるやつとかそんな感じかと思えば
まあ英語にしても意味がわかるわけでないし。
っていうか英語じゃないはず。なんかそれらしい言語で読める人いれば読んでやってくれ
そうかとおもえば日本語らしきものが表れたりリフレインされたりで
楽しい。音素に焦点があってる、ような気はした。
それに加えて「いきものあだむのちえものきめら」で、
なにやら原初的なイメージが沸かなくもない。
だから何だ、といえばそれまでだが。
個人的にはCぐらいつけてもいい。
しかし掲示板に書き散らかされただけで
この音韻のポテンシャルがフルに発揮できているかといえばそうではないと思う。
>>754 のEも仕方ないかなって思う。
760 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 04:14:33.95 ID:f1mcchCk
おてぃんてぃん ポコポコ スコスコ ぴゅっぴゅるる
761 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 05:03:59.75 ID:TKloxLjI
「予感」 私は待っている こちらから行くでもなく むこうから来るでもなく 待っている 自分で探すでもなく 誰かに見つけてもらうでもなく 待っている 待ちぼうけるのを 待ちくたびれるのを 私が待つのを忘れるのを
762 :
名前は知らない :2011/03/08(火) 07:45:12.40 ID:QPEmRXbW
>>761 短い詩があったから評価しまーす。
つまり、何も待ってないの?って言うのがはじめの印象。
想像を膨らませれば、
人生だって何かを待つ訳ではない。だけど、先に何があるのか知らないから、進みもしない。
みたいな?
だけどさぁ、主題ってのが見えにくいんだわ。
内容と題名の結びつきが分からないんだわ。
まあ、パッとみて何か特別な物を感じなかったし、素人までの評価しかできないな。
D−
763 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 10:22:26.47 ID:VZsSosvT
764 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 11:56:32.97 ID:U7uGzTfT
投下したやつとっとと読んで欲しいので作業する。
未評価(
>>719 )
>581 >588 >591 >601 >653
>656 >657 >658 >659 >661
>662 >664 >671 >696 >697
>698 >705 >706 >716 >717
>725 >733 >734 >735 >736
>739 >747 >753 >755
>720はたぶん>721で評価されてる
再評価希望
>431 >439
765 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 12:06:57.82 ID:U7uGzTfT
>>431 個人的にはそういう情景は好みなんで評価する。
けどこれある種のアンテナを持つ人以外に伝わってるのか。
まあいいや。俺はこう読んだつうだけの話だ。
即物的にものだけが残る感じ、ものの存在が使用に優越する感じ。
そりゃあ最終連とか愚図すぎて泣けてくるもんだよ。
改行がちょっと野暮ったいかも知れないね。これでも一行が長く感じた。
とりあえずはC-ぐらいをつけておく。
766 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 12:16:34.13 ID:U7uGzTfT
>>439 だから何だといえばそれまでだけれども
何かはスパッと切れているから限りなくDに近いD+ぐらい。
>>581 悪い意味で寂しいのか楽しいのかなんだかわからない
ひゅうからりの繰り返しがだせぇのでD
>>584 【ネタバレ】イカ娘かわいい。
伝言としたところはクール。
あとすまん元ネタが俺には分からんかった。
元ネタあれば未評価、なければD。
767 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 12:25:14.94 ID:U7uGzTfT
>>588 Ohとかなんなんだよ。とか思った。クソッ!笑っちまった!
それ以下はどうでもいい感じの連で
離別の気配が漂ってるけど前述のおかしさに全部もってかれてて
なんか涙堪えてるーとかそんな感じではなかった。
C-ぐらいかなー。
768 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 13:41:58.13 ID:U7uGzTfT
>>601 リズムが単調でつまらん。
4拍ばっかりで盛り上がらないまま落とされても意味ねぇ。
D
>>653 言葉の威を借るだけの詩は詩とは言わない。
現実・幻想・天・暗闇とかなんも表現されてないでしょそれでは。
暗闇くりかえすのもくどいなーって思うし。
好きなだけ願っててください。D-
769 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 18:20:17.85 ID:u1pHqnKn
>>656 音楽で言う転調のようなものが効いていて、最近で言うと、
まどかマギカのマミさんがぱっくりいかれた回に通じるおもしろさがある。
しかしこれだけでセンスを測るとなると浅過ぎて、分からない。
クラスのちょっと面白いやつならこういうのぽんぽん書けそう。
D+
770 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 21:05:57.68 ID:BGy0ku68
771 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 22:02:55.35 ID:TKloxLjI
>>762 これは無気力で能動的に生きることができない若者の
心情を詠んだんでしょ
772 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 22:35:47.02 ID:shOcXyv+
評価君は「詩」というものがわかってないw 詩は 過去の記憶の詠嘆であり 未来の呪詛であり 魂の叫びであり 慟哭 ↑ これだけでも「詩」である。 ※どれだけ、印象的な「言葉」が心に響くか。 この一点だけでいい。 それ以外だと、単なる「言葉遊び」になってしまう。 よって、評価君は「詩的な感応」の心がない。。。 「真実」を語ってしまった。。 これも「詩」である。。
773 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 22:45:57.43 ID:U7uGzTfT
ドヤァ
774 :
名前はいらない :2011/03/08(火) 23:37:44.52 ID:Edr5DqPr
>>761 求めるから裏切られる、探すから見失う。
うちひしがれた経験から現実の無情さを知り、
自分の弱さを知り、
手を伸ばす事も無く時が過ぎ去る事を願う。
これは一つの美学であると思った。
美学であるからそこに恍惚がある上、個を司る重要なファクターとなり、
詩の中にどうしようもなく穏やかな哀しみをべたりとこびりつかせる。
手の届かない所で起きたテレビの中の悲しいニュースを見た時のような
抱き締める相手の見えぬ心の葛藤を、
無音の中で静かに畳み掛けるような後半部を呼んで深く感じてしまいました。
こんばんは。評価&まとめのかた乙です。
重ねて評価するかもしれませんが、よろしく。
>>735 「冬の花火」新人ナイフ ◆XBzaII/xfg
死骸の供養が線香花火っていうのが情緒が感じられて素敵だが、造りやもってきかたがまだ下手だな。
なんで突然死にふれたのかとか若干唐突だし、先に情景をもっといれて落ち着かせてからでもよかったかもしれない。
読み手には母の着物と同級生がリンクしませんね。どのような色柄で同級生のどんなところとおなじだから連想させるのか、
この部分も段取りが悪いので設定っぽさが出てしまっています。作者はイメージがあってわかっているかもしれないが読み手を意識してかいたほうが伝わると思います。D
>>725 「かほり」
これも安易な詩だな。
ほんとに匂いについてでしか「ない」作品だと思う。
主題が弱く、テンポだけはいいが、面白い作品ではない。
「大きく大きく」「大きな大きな」こんな形容のしかたをするなら他に言葉を選べたと思います。
根本的にこの「懐かしい匂い」が何なのかとか書かれていないから、だから何?って感想以上のものがでてこない。
志の低い作品だと思う。無念D-
>>736 あの、めちゃくちゃ博識ですね。わからない単語を検索しましたら音声学、中国語関連、古代ギリシヤ語詩用語、音楽用語、言語学関連等多々広範囲の専門用語でした。
それらを駆使しながら、読む者に美しい透明感のある言語体験を与える。すばらしいセンスの持ち主です。
あなたはプロですか。
ごめんなさい、批評になってませんね。
A
>>775 やさしいあくま ◆L5pYivMbF2さん、評価ありがとうございました。
ご指摘の点ごもっともです。
もっと精進したいと思います。
>>699 「そして伝説へ」/アギラさん
惜しげもなくクソな主人公ですが、リアルさが伺える書き出し。
レトロ・ゲームのデータに残されていた名前に懐古の念。
「ドットの勇者は足踏みをしている」では主人公を暗喩して端的に書かれてはいるが、どこか面白味がない。
昨日きて低い作品ばかりだったので段階だてて書かれているだけマシにみえる。
デロデロデロのとこはウケたよ。D+
>>720 「秋雲」/しぐれさん
「鎖でまかれた公園」が想像しにくいが、僕のウチの近所の公園は治安が悪いので定時に開いて定時に鎖まかれて施錠される。そういう所だろうか。
公園を舞台に動きのある情景が広がる。風にタバコの煙を持って行かれ、落として飛散する火など描写がうまい。
誰もいない公園でいなくなった友人の歌を独り歌い、行方を案ずる主人公。
情景と相まって、主人公の歌声が「電線の上を飛び越えていく」この表現は楽譜みたいですね。
設定が弱いが、いい意味で落ち着いた作品です。違った作品も見てみたいので次回作に期待。C-
>>697 「旅立ちの日」/
作者の技術がないのか霹靂の使い方が間違ってる気がする。
あ、霹靂じゃなくて辟易しての間違いじゃないか?もしかして。
放蕩者の月を追いかけるその道のり?をちょこっと描いた作品。
ビックリマークつきだが、勢いに中身がついていない。「ネオンの甘い匂い」もそれまでを無視していて唐突。無念D-
この作品にも言えるが、ちゃんとした主題のない作品が多すぎる。適当に言いたいことを詩的に書いたら
作品になると勘違いしてる奴多いんじゃない?そういう意識の低い輩はバッサリ斬られるのが批評の場だから向上心と耐性ないやつは帰れ。
780 :
名前はいらない :2011/03/09(水) 06:44:46.88 ID:0uCC+PY0
>>735 読み応えがありました。
「たんすのなかの母の着物は
どこかしら転校していった同級生を思い出させる」
いまいちピンとこなかったけど、そうなのかぁと思って読み進めました。
〜ということは、標本箱はからのカタツムリのカラと、ほたると、朝顔の干からびたやつが
入っているのが想像できます。
「青白い月光に照らされている」が、どういう意味をもっているのかわかりません。
「永遠は二度と戻らなくなっていた」の効力を強めるためでしょうか?
成功しているようにも、していないようにもみえます。
部屋の中に漂ううすら寒い様子は想像することができました。
「永遠は二度と戻らなくなっていた」ということのさみしさを100%伝えることができているかというと
五分(ごぶ)の出来ではないかと思います。50%は伝わります。
〜ここからいっきに夏から冬へとばされます。
なぜこんな構成になっているのかわかりません。
「永遠は二度と戻らなくなっていた」というと、
カタツムリがもっともカタツムリらしく輝くさまと、朝顔と、ほたるという、
その物がもっとも美しく輝く瞬間のことをいっておられると思うのですが、
それなら永遠でなく、「一瞬」というべきなのでは?
この、一瞬のことを、永遠といっていることの、思い出を、
一瞬、一瞬はじけとぶ線香花火にみている、ということでしょうか?
だとしたらそれはぜんぜん成功していないと思います。
冬であることの意味がないから。
死んでいってしまったことたちのことをしのぐんであればいつでもできるのでは?
冬をだすことに意味をなしていない。
線香花火をすることは、供養になってないと思います。
線香花火は自分をなぐさめているんだと思います。
死んでいったひとたちへのうやまいの気持ちはない、よって供養ではない。
D+
これは未練だと思います。
本当に自分が表現したいことと、実際に表現していることが、一致していないから
50%しか伝わってこないんでしょうね。
781 :
名前はいらない :2011/03/09(水) 07:41:52.27 ID:OmmvOcGI
「やさしいことば」 わかんない あたし、あたまよくないから むずかしいこと、いわないで ほんなんかよまないし、 そんなことば、しらないし あなたのことばききたいの わらわってもいいよ でもね、ばかにしないで そういうのはさ、わかるんだ あたし
782 :
名前はいらない :2011/03/09(水) 08:46:59.66 ID:OmmvOcGI
>>781 すみません
>わらわっても
>わらっても
に訂正お願いします
783 :
アギラ :2011/03/09(水) 09:33:49.61 ID:KJs26OA5
>>781 文中で述べられた頭の悪さ(本文)と
ひらがなしか使えない知能の低さ(過剰装飾)がかみ合わないからちょっと気になった
せめて簡単な字だけでも漢字にしたらちょうど良い阿呆っぷりが出てよいんじゃないかと思いました
本文はストレートで素敵です
c-
784 :
名前はいらない :2011/03/09(水) 10:31:18.01 ID:hHnkrE1W
>>760 作者が男性であるのか、女性であるのか…。それによって詩の向かうベクトルは異なる物となり、浮かび上がる映像も異なる物となる。
評価についてだが…、これは難しい。これだけの情報でランク付けをするとしたならば…うーむ。
例えばこれを映像化したとしたら動画のタグはamateur …だからD、かな。作者が男性なら素人童貞の可能性も高いし。
しかし女性であるとしたら中々の手練れであることも予想される。
公正な評価をお望みならば、セクシーな自画撮りと実名(ペンネームでも可)を公開してみてはいかがだろうか。
785 :
名前はいらない :2011/03/09(水) 16:25:40.77 ID:G1GOKRLi
736です。
俺はなんとなく新人ナイフさんの詩のイメージ展開は分かっちゃうので
>>776 の評価は新人ナイフさんの個人的な見方で強められているのではないかな、って思う。
さすがにAまではないだろ。でもAありがとう。嬉しい。
(
>>735 の出だしとか。ものに沈着したイメージを適切に剥いで
意味の繋がるか繋がらないかのぎりぎりのラインで
換喩を続けるようとする務める態度とか好きだ。
一連は個人的にはかなりいい。
「死」と「永遠」とが安易なのと「死」は使い過ぎだろ、
あと時間推移が唐突なので
俺もC-ぐらいをつけるだろうとは思う)
786 :
名前はいらない :2011/03/09(水) 22:18:31.27 ID:nWHzo1dN
>>785 私も色々考えながら
>>736 を読ませていただきました。
感想、そして質問をさせて頂きます。お時間ありましたら、ご返答の程宜しくお願いします。
御作の世界観はいささかエキゾチスムに過ぎるような感があり、言語学関連の語彙も、読み手の潜在的欺瞞を惹起させる効果がありそうで得心して読む事は出来ませんでした。
いわば、高級ホテルに迷い込んだ乞食の感覚です。丁重に扱われているようで、実はまんまと裏の出口に誘導されているような。
言葉を即物化して扱う手法は好きですが、そこに飛躍を感じないためユーモア(例えばヴィアンみたいな)も見いだせず、失礼ながら、魅力的ながらつまらないと感じました。
あなたの博識には恐れ入りますが、生成文法の主張と全く逆の態度ではないでしょうか?一部の識者にしか通じない語句で共感への門を閉ざしてしまうというのは。
以上不勉強ゆえの誤解がありましたらご指摘共々宜しくお願い申し上げます。
先輩が「お前やっぱダメなやつだな」って言います。 仕方ないことです。 それが昨日見た夢の中での出来事だったのに、認めざるを得なかったのは悔しいことです。 だから何がしたいわけでもないのです。 音楽を聴いていれば、昨日経験したばかりの怠惰のなかで、くたびれた鬱憤の嘔吐をしたくなる。 文庫本を読んでいれば、ページ毎に、行毎にバラバラにしてしまいたい衝動に駆られる。 寝てしまえば同じ夢を見るか、蜘蛛の糸ほどの繋がりの、あの愛らしい子のことを考えねばならない・・・のです。 どうすればいいのでしょうか? 壊せばいいのでしょうか 周りのもの・こと、全て壊せばいいのでしょうか。粉々にしてしまえば、いいのでしょうか? ならば、それにはあの黒光りするファイヤーバードのギターが必要です なるべく単純で凶暴で紳士的なコード進行でうるさいオーバードライブの掛かったギターで曲を作らねばならないのです!! この小人のような身体でギターを持ち、右腕を大きく仰々しく振りかぶって、溶けそうになるまで、回し続け、回し続け、汗が噴き出て息が切れて、ぶっ倒れるまで! そうやってギターを弾かねばならない! その後のことなど、どうでも良くなるはずなのです。 僕は、自分の中で全ての僕が壊れてしまえば、それでいいと思っていきましょう。僕はそうしましょう。
788 :
アギラ :2011/03/09(水) 22:54:09.64 ID:mUqxtLFM
>>736 まぁこうやって多くの人の評価や意見が出るってことはそれだけ何かの力があるんでしょう
私見で言えば
>>736 は詩という額に嵌ったコラム
ビジネスクラスの席裏にあるネットに挟まれたJALの広告雑誌。適当に開いたページに載っている
ただし紐解くにはそれなりの教養・語彙が必要で、予備知識なく全ての語句を理解して読める人は日本に10000人もいなんじゃないか
まぁ調べれば事足りる話ではあるが、それが吉と出るか凶と出るかはまた別のお話。
知ってる人には既知と出て、知らない人には教と出る。なんて上手いこと言ってみた
相当の教養がないと書けない詩だとは思うけど、どうなんでしょう。評価はc〜aは妥当と言えば妥当だし
教養って部分に頼りすぎて、高評価を貰えるのは作者にとって嬉しいのかどうか
俺は歓心した詩だけど、そこらへんどうなのかしらん
789 :
雑草 ◆je5cNlouiI :2011/03/09(水) 23:40:31.19 ID:WDDSdrZQ
「へんげ」 一粒の砂が動けば カニの足に当たって カニが動けば 日の光が余分に当たって 海は暖められ それが津波に変わる そんな変化起こして 髪を振り乱して走って 砂浜をかけずり回る 狂喜乱舞 蜘蛛の糸も 知らずに風に吹かれて遠くへ流されていった changes are occuring どんな傷口も塞がって 僕は魔法を使う これが本当の魔法
790 :
名前はいらない :2011/03/10(木) 00:17:38.33 ID:cq/AOy63
>>786 ,
>>788 。
身勝手な振る舞いにわざわざ付き合ってくれてありがとう。
実際、学んだ知識を誇示したいがために作ってしまったというのはあるから、
ついていけない人には申し訳ないと思った。騙しました。すいませんでした。
各種学問領域から多くの語彙を盗用してきたけれども、
詩的な連辞は「読点出土」以上のものを持ちません。
だからこれが詩に見えるなら、その原因の大半は読者の知らない部分を突いていることによるのだ、と自分では感じる。
まあ読者が勉強してくれるのが一番いいけれども
それに頼ってばかりではなぁ、と反省もします。
それと質問があったので言語学的な立場を明らかにしておくと、
これは古典的で大陸的な比較言語学の方向から書きました。
人間すべてに共通の言語獲得装置を仮定する(と俺は理解している)チョムスキーの主張とは異なります。
その方がエキゾチックな(地域・地点に特異な)感覚を表現するに適切だと考えたからです。
また非全人類的で誰にでも伝わるわけでない個人的・地域的な問題を、
細かい部分に切り分けて考察を進め、モジュールに、だれでも使えるようなものにするのも
重要なことだと俺は考える。出来ているわけではないのであれですが。
全然関係ないが俺はプロでも言語学者でもない。学生で、言語学とも関わりはないです。
791 :
名前はいらない :2011/03/10(木) 00:58:07.68 ID:cq/AOy63
あ、790=736です。
792 :
名前はいらない :2011/03/10(木) 01:48:49.04 ID:GjG/nA8y
「三寒四暑の春不在」 小さなお家で冬と夏が大げんか 秋は寝てて 春は見かねて逃げ出した 残った席を二人で担当してみたけれど 寒い、暑いとまたけんか そして冬が怒って夏が泣き出した 黒く寒くしとしとと 春はいったいいつ来るの?
>>784 いや、Eだろう。
>>741 どはちさんお久し。誰かはわからんが返事くるといいね。
>>698 「アイスファイア」
ややマンガっぽくはあるが、怒りや殺意についての考察。
3連「殺意は水のようだ/煮え湯になり/冷水になり霧となる」には納得できました。
ここでの冷水の意味は煮え湯(怒り)から冷水(怒りが冷め)、霧(殺意が無くなっていく)という
状態の変化かと思っていましたが、冷水はあくまでも冷徹な殺意、それも肉体的なものより
精神的な死をのぞむというもの。
怒りの中に冷静さも忘れない。その殺意は傲慢な恥であると自身で受け止めるのだ。
とまぁここまで主張のあるものに仕上がりましたが、個人的主張にも個性がない。
怒りについて似たようなことを言ってきた人間は他にもいるし、この作品で書かれているのは考察だけなんだよね。
それはそれで硬質な文章としていいのかもしれないが、個人的な考えとして
ここから作品らしく仕上げるには、その怒りや言葉や想起させるだけのエピソードなどが必要かもしれないね。
そしたら、この考察を頭で読むのではなく、感情として詩を感じると思うよ。
作品の在り方は様々だから、これ以上は突っ込めないが、こういう考察や主張のある作品に感心はしても
やっぱり詩って感じがしないのは、考え以上に何かを「表現する」というキャパが狭いから、面白いと感じないのかもしれない。
上では作品のあり方を自分の考えで述べましたが、
この作品スタイルに近づけて批評するなら、もっとオリジナリティが必要とされるのかも。D+
794 :
名前はいらない :2011/03/10(木) 02:31:01.66 ID:ienPCrRS
「さまよえる肉食獣とその生態について〜美津子の場合〜」 ふとしたことですっとあらわる恋心 ふとしたことでさっとさりゆく恋心 かまいたち あたしの勝ちね あはは なんともない後から気付く恋心 なんともない後から恥じる恋心 かまいたち あたしの勝ちよ ははは ふとしたことでまたもあらわる恋心 ふとしたことでさっていくのね恋心 きょうは来ないのかまいたち どうして来ないのかまいたち 泣き膨れた一重瞼と 掻き毟った髪の毛と 元から悪い地の顔と マツコの様なこの体 助けに来てよかまいたち 忘れさせてよかまいたち あらいい男 いい男ねえ
>>680 「3歳」
これさっき批評した作品とスタイルが似てるなー。ラスト2連が。
3歳児をとりまく環境は両親によって変化をもたらされそうだ。
作中「混沌」という言葉が二回でてきますが、適切でしょうか。直接的表現を避けた言葉だとは
おもいますが、大仰に感じるしこれによって面白みを欠いてる気がする。
終連「お前は〜」のところ。33歳に向けたことばならわかるが、3歳に向けた言葉には見えないな。そこでリアリティを欠いてると思いました。
段階立てた作りはいいと思います。3連までは丁寧にかかれていたのでラストの着地があまいと思いました。D+
【業務連絡です】 ID:HlwuYLIによる連投違反。 >665>666>668>669>672>674 わーもうvol.95なんだなセン5。
797 :
名前はいらない :2011/03/10(木) 03:40:07.17 ID:dkBUUc5X
「落ちる」 涙の感触を知ったのはいつだろう 満たされない気持ちを言葉に出来なくなった 素直なことが恥ずかしいものに変わったのはいつだろう 喋れば喋るほど嘘が溢れ出す いつもいつも きみはぼくを責めないでいてくれる 掠れた目に映るのは何だろう わたしは桜みたいに春になっても咲くかどうか分からない どこまでもくすぶって過ごす つぼみだから 当たり前に伸びていけない駄目さ具合なのに 半テンポ遅れて 助走を始めても怒らないでいてくれるね 「現在は見えない空の星もないわけじゃないんだ」なんて 期待しないでよ このまま落ちたいよ て 咲けないまま スニーカーで踏んづけてさようなら 誰かの靴の裏 へばりついて新しい地へ 香りやしないまま 土に帰りたい
798 :
ちーちゃん :2011/03/10(木) 06:28:50.82 ID:Sa2Ox/aI
>>795 いや、これは子供の将来をしっかりと見据えた親の鏡だろ
33才に向かって「デちゅね〜」なんて言う親の反対だ
>>798 ちーちゃん
ふいたよwコメントありがとう。
800 :
名前はいらない :2011/03/10(木) 07:30:26.18 ID:knHVRZvd
>>794 おもしろいですね。
美津子っていうと、みっつまんぐろーぶ氏のことでしょうか?
マツコはマツコデラックスさんですね。
かまいたちが(どういうものかわからないけど)笑えます。
>ふとしたことで すっとあらわる恋心
>ふとしたことで さっとさりゆく恋心
ぼくならこうする。
すいこうの余地がまだあるのでは?
「地の顔」がどういう意味かわかりませんでした。
最後の二行でぴんときました。
おかまが、男をあさるかのごとく、つぎからつぎへと(男に)めうつりしちゃう、ってことでよろしいでしょうか?
それを、かまいたち、の、ごときの、ようなもので、すぱっと絶って、
めうつりするこの欲望を断ち切ってくれ、といっているのですね。
1連目と2連目では、欲望に打ち勝っている美津子さんがいるんですね。
この書き方だと、かまいたちに勝ってるようにきこえるので、
すいこうするべきところではないでしょうか。
1連目と2連目の「かまいたち」の部分を、「やってきたわねかまいたち」にしてみてはいかがでしょう?
最後の二行が、おかまのうじゃうじゃ感が出ていると思います。
うじゃうじゃ湧き出てくる欲望の動き、を、よくあらわしていると思います。
おかまの、あっちを向いたりこっちを向いたりする動作もよく想像できます。
題名から察すると、美津子氏への批評をしているようにもかんじます。
悪口のようにも思えます。
韻文であることが評価できると思います。
心の動きをリズムで表現することは、とてもかみ合った方法だと思います。
そこが評価できるので
C
801 :
◆V92eIRyEPU :2011/03/10(木) 07:35:57.06 ID:+IBnzNPA
業火の中の 消失した風景にも 何かの意味が あるはずだと探す フラクタルな現象 終わる時まで 連鎖反応による 格子欠陥の果てに 脆化した心は どこへ歩き続けるのか? 生命を焼き切る 太陽の 叫ぶ声に行方 まだ知らない 閉じ込めた 高速の感情の 行き場を探した 生命が途絶える 音がして 暁の方角へ 飛び去って行く
802 :
ヤタロク :2011/03/10(木) 12:18:28.96 ID:7e56HPZS
「メンタルゴースト」 僕らの生きる町は黄土色のカタコンベ 古臭くて時代が木霊する 緑の壁に覆われたしじま そこには誰の轍も残らない 見えてた 森の向こう 知らない灯 ネオンの輝きが なんだか 尊く見える 僕らはぼんやりしたゴースト ムクドリが電線を伝っている廃墟 文化の残り香が染み込んでいる 僕らの支配の届かないしじま そこには誰の面影もありはしない 遠くの 街の光 夜空まで ネオンの輝きが にじんだ 水彩画 輪郭もなくなったゴースト 見えない生け垣に囲われた町を 逃げ出せないのは哀れなしかばね 憧れを抱いて落ちていく体から 抜け出していくのは悲しい魂 見えてた 森の向こう 知らない灯 ネオンの輝きに 手を伸ばす 幽体の憧れ 僕らはぼんやりと夜空に浮かんでいる
803 :
名前はいらない :2011/03/10(木) 12:47:52.44 ID:6qRBetOo
【ヒロイック・ヒーロー】 追いかけてくるの月曜日が おっきなトカゲの怪獣になって 振り向き様に光線銃を打つわたしパリジェンヌ ラララなのよ 鼻歌まじりに 魔法や科学や超能力で お湯が湧くより早く退治しなきゃヘンシンが解けてしまうのシンデレラ ビルの影 放課後の教室 きみのとなりにも どこにだって迫り来る危機 世界は甘くないわ ああ もう おやつの時間だってのに 年中無休のNGO わたしの平和は誰が守るの?ねえ… 毎月のお給金は意外とケチで この夏は海にいけそうにない 街の坂道を登りきった学園寮から毎日眺めてる 恋焦がれてるパラソル ポケベル 緊急出動(スクランブル) 朝ごはんの卵も生焼けだよ?いいの… 襲来するは忍者星人 ダブルVサインのセミタイプ フォフォフォなのよ ご機嫌だね ビームも剣もフォースも効かない 夕ご飯までに帰宅しなくちゃ門限なのです キン肉ドライバーでFight! はやく味方が現れないかしら はやく平和が訪れないかしら ハッピーエンドは遠いのかしら 劇場版なんて夢のまた夢なの…
804 :
名前はいらない :2011/03/10(木) 14:51:31.49 ID:knHVRZvd
>>725 >無邪気な君は空を飛ぶ
こうしたほうがごろがいい。
これきた。
銀河鉄道も、桃源郷も知らないけどなんとなくわかる。
うーん、はじめて読むと、すごく、ああーわかる、と思ったんですが、
2回読むと、感動が消えてしまった。
一回目読んだときには感動しました。
ああ、あの感じ、子供のときにかいだことのある煙草のにおいが、
なにかの瞬間によみがえって、そのにおいにつられて、
そのときの情景や心境までもよみがえってくるあの感じだと思いました。
でも、2回目読んだときには感動も消えていました。
なぜだと考えてみましたら、
たぶん この詩は、それ以上でもそれ以下でもないから
ふわっと、あのころの記憶がよみがえってくれればそれでいい、ということかと。
記憶のかたちが見えればいいから
それ以上のこともそれ以下のことも狙っていない、ということなのかと。
はじめて読んだら、すごく価値のある詩だけど、
一度あたまに入ったら、ああ消化した。ってなる詩だと思います。
でも、時がたってからまた読むと、最初に感じた感動がまた感じるかもしれないから、
ぼくはA-って、つけたいな。
805 :
名前はいらない :2011/03/10(木) 18:11:15.37 ID:ajfD9PDW
今日はねえ、セックスしたい
806 :
天使な小生意気 :2011/03/10(木) 20:43:41.73 ID:ajfD9PDW
「おっぱいが揉みたいなんて無邪気に笑えるのは目の前におっぱいが無い時だけさ」 その喧騒は何処から来た物か 掛け時計の秒針 冷蔵庫のモーター音 カチカチやらブーンやらが 僕の手のひらのBPMを決める アドリブが過ぎて 君のほくろ毛をつまむ おっぱいはあるんだ おっぱいは 僕の、 胸にも… (fin)
807 :
名前はいらない :2011/03/10(木) 21:47:39.51 ID:KWGOn9ue
>>790 786です。返答有難うございました。
しかし、例えば“漁師が頓号を焼いて食している”という表現が詩的ではないなどと誰も言いはしないでしょう。
少なくとも私は、その匂いや味、その他諸々を想わされ、想像力をくすぐられました。
一方で、全体の構図はエキゾチックなものの表現というよりも、エキゾチスムに憧憬を禁じ得ない無邪気な文化人の視点が表現されているにすぎず、私はある種の知的態度の追体験しか出来ませんでした。
とても良くできているだけに、入り込みきれない不満を感じたのです。
それでは、次作を心より期待申し上げます。
「孤独な作業」 長江のほとりで釣りをする 長い長い釣竿の先は 川面の湯気にかくれて消える 魚はまだかからない 待ちながら僕は考える 糸はちゃんと付けただろうか 針はしっかり結んだろうか 餌だけ盗られてなかろうか 魚はまだかからない 釣竿の先は消えて 朝もやと湯気の境も消えて 僕も消えて 長い長い釣竿を掲げる 長い長い長江のほとりで
809 :
名前はいらない :2011/03/11(金) 01:14:28.88 ID:K6By6sle
>>804 評価の感想にプロの匂いがする。
でも詩の人間というより、童話作家のような、キャッチコピー屋のような…
810 :
名前はいらない :2011/03/11(金) 01:21:55.67 ID:hYg9+Tgm
811 :
名前はいらない :2011/03/11(金) 01:31:04.81 ID:sy6ltL7k
812 :
名前はいらない :2011/03/11(金) 02:29:03.74 ID:2Oi9OwpB
>>810 >>801 は、
アルバム:ROLLING★STAR
サークル:岸田教団&The明星ロケッツ
Vocal:ichigo
原曲:霊知の太陽信仰 〜 Nuclear Fusion
の歌詞ではないか
まったくもう
>>664 「ヤニクラ」
意識の散歩を擬人化し物語のように描いた作品ですが、伝えたいものがなくストーリーだけつづられているので至極半端な印象。
海馬の解放って、それだけですよね。ストーリーにもその裏に伝えたいテーマなりがないと、ただの作文と同じ。
読後「だから何?」っていう感じで終わり、読む側は尻切れトンボに感じます。無念D-
>>650 「都会の現実」/愚兄さん
これもさっきのと同じだなぁ。
これが作者の言う都会の現実?描写が浅くたかがしれてる。
空論だけで現実味のない描写。
テーマ不在のまま作者が思う都会の現実のみを書いて終わりっていう作品。無念D-
なんかおんなじ奴ばっかり投稿してない?
>>653 「暗黒の早春」
失った人、残された人の悲しみと願いを描いた作品。
一言に表現力不足ですね。このような悲しい「設定」以上のものを感じません。つまり、あらすじを
よんでも感動しないように、読んだ側が引き込まれるような描写がまったくないということ。
作品作りはこれをベースに表現していくことで個性や面白さが発露するものだと思いますが、どうでしょうか。
この批評があなたの作品づくりに活かせたらと思います。D
>>656 「野良猫」
なんだこれまじめに書いてんのかw批評はするが酷評覚悟。
まずタイトルの付け方が間違ってる。野良猫かどうか重要なのって最初の一行だけじゃん。
なんのメタファーも感じないし、転んだ、も掛けてるようで掛かってない。無念D-
次からこういうのスルーしします。
817 :
名前はいらない :2011/03/11(金) 14:09:44.29 ID:xaCGTfep
>>794 ちょっと、やり直し。
1連目と2連目は、
《かまいたちが、欲望を断ち切るためのものであるとすれば――》
かまいたちに勝っているってことでよかったんですね。
欲望に打ち勝っているのではなくて、
欲望のままに突き進んでいるところからくる、
狂喜の笑いだったんですね。
このまま欲のままに恋に燃えていたら、
体がぼろぼろになってしまうから、
それをかまいたちにやめさせてもらいたい、ということだったんですね。
やめたくてもやめられない男あさりということですね。
評価は変わらずC
「やってきたわねかまいたち」は、なし。
「元から悪い地の顔」というのは、
生のまれてから今日までずっとこの顔よ、というような、
地毛で使われるような地と、同じ意味と思いました。
>>809 プロではないですが、プロになりたいと思っている者です。
818 :
名前はいらない :2011/03/11(金) 15:09:37.69 ID:V4IE7ABo
804は自演?
819 :
名前はいらない :2011/03/11(金) 16:23:42.26 ID:noMehvZ/
うn
820 :
名前はいらない :2011/03/11(金) 16:52:09.84 ID:wNuk8Wqr
どう考えてもプロとは思えないのに、評価人も本人もプロプロ言い合ってて見てるこっちが恥かしい
821 :
名前はいらない :2011/03/11(金) 17:34:12.45 ID:aSLokAqW
>>804 プロどころか日本語も少し怪しいような…
ですます調とである調が混ざってるし
やたらと読点が多くて読みにくい
「〜ました」で終わる文が3連続、「〜かと」で終わる文が2連続
このあたりもう少し工夫した方が良いのでは?
あと
>最初に感じた感動がまた感じるかもしれないから、
これは
>最初に感じた感動「を」また感じるかもしれないから、
が正しい文法じゃないかな
822 :
名前はいらない :2011/03/11(金) 20:42:59.32 ID:0xvKMH+y
E評価覚悟で書きます。 <君想> 君の名を 呼ぶたび想う 愛しいと 想いよ届け 君の心へ タイトル読めないですよね・・。ごめんなさい。 当て字みたいな感じで、「きみそう」です。 でしゃばってすいませんでした
823 :
名前はいらない :2011/03/11(金) 21:43:35.73 ID:noMehvZ/
>>822 陳腐を極めてるけど、タイトルも美しいね。
824 :
名前はいらない :2011/03/11(金) 23:46:18.86 ID:ZBnrEKQJ
『ネオン色の檻』 そして皮膚は溶け 粘膜だけになった 脊椎から 伸びた樹氷に 内側から貫かれながら 頭の中は 深夜の点滅信号 毛皮を纏い 金ピカのドアノブに 手をかける ミントタブレットを 噛み砕きながら 同じ毛皮の 毛色のレパートリーが 通りにそぞろ歩く 皆、懐に マッチを持っていて 誰かの毛皮をはぐり 擦り付けようという 魂胆で 一方君は 土臭い迷彩服を 身に纏う どうしようもない 孤独を噛み締めながら
825 :
名前はいらない :2011/03/12(土) 19:14:56.85 ID:6tROsfS+
「ペソイズム」 ペソ♪ ペソ♪ ペソ、ペソ〜♪ 世直しするペソ〜〜〜♪ 実体ペソ♪ 憤慨ペソ♪ 世直しするペソ〜〜〜♪ お日様みたいに笑うひとッ(^^) それは一体なにかいな〜〜♪ 車みたいに騒ぐ人ッ(^^) それは一体なにかいな〜〜♪ 尊敬するペソ〜〜〜♪ 嬉しなぁ〜い♪ 楽しなぁ〜い♪ 悲しなぁ〜いけど別にいい〜♪ ああ、もっと踏んでけれ、ペソを。
>>591 ごちゃごちゃしてる。詳細を綿密に読み込む気になれなくて流し読みしたせいかもせんけど。
要点がわからんのですよ。言葉を乱用してる感がある。
ってかただの日記じゃん。チラ裏でやれってね。
比喩だとかレトリックの多い日記。それににしらって誰やねん。
にしこり的なやつか。つまるところ全部どうでもいいんですけどね。
D
>>657 一元的。目が悪くなることについて、一面からしか見れていない。
「ちょっと違う視点から書ける俺ってどうよ?」的な軽さ。
違うかもしれんけど、そう捉えられるのは浅はかかもね。
D
>>658 1節、「気味がない」を単に趣きがないとはせず
しょうもないながら「黄身がない」と解しつつ
絶色を曲解して色を絶つ→無色と見做せば、
新月と思うこともできる。
だが無色とは透明とも黒とも白とも取れる。曲解は強引かも。
2節の月蝕が上述の黒を想起させるも、イマイチしっくりせず。
3節、トタンという擬態がすべて台無しに。
D
>>659 鬱陶しい比喩が実に女性らしい。
だがありきたりなテーマに負けている。
悪いとはいわないが、いいとはお世辞にもいえない。
D+
>>661 >>811-812 によって未評価から外す。
>>662 外国の文を翻訳サイトで日本語化したような。もしくは再翻訳か?
いずれにせよ読むに耐えない。サンホラっぽい構成が冷笑を誘う。
E
>>671 1〜4節に至るまでくだらないが、5節の
>この胸の痛みズキズキと、あんたの目がこわいんです。
で些かの光明。しかし直後の
>大丈夫だと下手くそに笑う僕は、今、ちゃんと生きていれていますか?
でまたもや陳腐に。6節も語るに及ばず。
D+
>>696 >それはただ美しいものが好きなのであって、夜景を見てはいない
最近の詩、とくにじぇいぽっぷとかいうヤツの体たらくとして
云いたいことをそのまま言葉にしてしまう、ってのがあるよなー。
それ云っちゃったら、他の文がぜんぶ補文になっちまうのにな。
なんつーか詩ってのはタマネギで、何層あるのかってことなんよ。
そのまんま言葉にしちゃう詩は1層か2層くらいのタマネギ。
D
>>705 >きっとあなたは知りたいと思うでしょう。
い い え 。
申し訳ないが、誰も「私」の虜ではないんだ。
例にもれず俺も興味はないんだ。
中島みゆきが小指の爪切った後にゴミ箱に捨てられた爪の端って色合い。
>>706 まとめに入ってるから評価すっけど、
いやあ、実に的を射た言葉だ。正論である。
云いたいこと云ったら、敷き布団と掛け布団の間に挟まれて寝るんだ。
D
>>716 鬱陶しい通り越して嘆息漏れる比喩のかたまり。
>わたしにはわかるのだ
そうですか。そりゃあよかった。
そういやあ俺もわかったことがあるんスよ。
溜息を吐いてるのに腹に忌々しいのが溜まる詩があるってことを。
そういう詩の作者になんて云やあいいんスかね。ね?
D-
>>717 状況描写と願望描写が乖離してみえる。
とどのつまり、絵が浮かばないだす。
すまんねks評価人なんだす。
D-
ある日なにかが起きました ぼくはなにもしませんでした あなたも時を過ごしました
829 :
名前はいらない :2011/03/13(日) 13:37:53.69 ID:ztkGY8kH
おんな おんなにこころはない ことにわかいおんなには おんなは からだが そのまんまでこころである だからおとこよりはかみにちかい
830 :
名前はいらない :2011/03/13(日) 16:52:10.93 ID:yIEx9sO8
テレビの画面の中でカウントされる数字は 1つの命、1人の人生 あまりにも軽すぎた 画面越しに見たのは 僕の故郷では無かった 行き慣れたお寿司屋の看板が流されていく 実家が有った場所はただの更地 友達の家の屋根に船が乗り 流されたのは家だけではない 中学の時の同級生、ミオ 隣の家の犬、タロワン 斜め向かいの吉田さん 僕の故郷への思い 僕は何も出来ない 己の無力さに呆然とする ほら、また余震だ
831 :
アギラ :2011/03/13(日) 21:25:09.16 ID:C+qjpWu3
タイムリーな詩だけに評価できない。 多分みな、詩を投稿するのを自粛する流れになってんだろーな
832 :
名前はいらない :2011/03/13(日) 21:54:12.83 ID:f4uH29B2
833 :
アギラ :2011/03/13(日) 22:54:16.95 ID:C+qjpWu3
すまない、非難したつもりはなかった。他意はない
834 :
名前はいらない :2011/03/14(月) 05:22:21.36 ID:X4Wj1CJT
二人の記憶 ゐつも思は貴方こと ゐつぞや夜の奇麗かな レモンした三日月にゑも云ゑぬ高揚 此が恋と云ふものですかと問うと 貴方は笑つて会釈した 其の瞬間揺れゐる水鏡に移う花火 幸せの一時
835 :
名前はいらない :2011/03/14(月) 09:54:39.79 ID:9vzbmTaK
>>833 いやいや、自粛って気がつかなくて。
「地震関連の詩無いんだなー」って見てたんだよ。
あと、ミオとタロワンは生きていた。
836 :
名前はいらない :2011/03/14(月) 10:34:28.77 ID:Jttmd2IO
>>822 短い。
プロローグみたい。
短歌になってますね。
「君の名を
呼ぶたび想う
愛しいと 」 どんなふうに愛しい?という問いかけがうまれます。
この答えがありません。
ので、内実をふくまないもののように感じてしまいます。
実際にあるアイテムをとりあげれば、読者も実感がわくのではないかと思います。
おもちゃなら、新品なら買ったばかりで歴史が浅いけど、ぼろぼろなら長年遊んだことがわかる
「想い」がどのようにつかわれてきたのか? どんなふうに君を想っているのかわからない
どのような心持で終日過ごしていたかなど、心模様、生活観がみえるようでないと
ひかりもしなければ、書く価値もないと思います。
D
本当はいいたいことがあるのにいえない気持ちなら、たちすくんでぎゅっ、と手を握りこぶしにしてるとか、
正しいことを退けられて怒りの気持ちなら、唇がふるえていたなど、物や動作・しぐさで
実感のわいた表現ができたのではないかと思います。
どんなおもいをどんな人間にとどけたいのかかたちがみえてこない。
心配事があって家にむかう足がいつのまにか早足になっていた、
誰かとけんかして家に帰ってノートに文字かいたら筆圧が強くなっていたなど
いろいろあるでしょ。
837 :
名前はいらない :2011/03/14(月) 11:16:52.97 ID:8ADYZ3sV
「琵琶湖毎日マラソン」 鼓動と声が聞こえてるだけ もっと近くで触れたくなる ためたチカラは 中央突破からしか出ていかない どんな答えもなればなったで見つめたならただひたすらに太陽を内に飼う 手応えまだ感じたまま 迷う事なく急ぐ想いが縮めたいのは時間だけじゃない 白く真っさらな自分の真ん中への距離なんだ 集った夢は今も足を止めない ハートに湛えた水を蹴って 波を起こす風になれ 誰を追っているわけじゃない 生命が先に行きたがる 遥かに湛えた水を越えて 橋を架ける虹になれ 誰が知っているわけじゃない 生命の後に道がある やきつけてみよう君のための景色を
838 :
名前はいらない :2011/03/14(月) 11:35:16.10 ID:AC1drA2I
あの虹の裏の向こうには ピアノ色の風を着ている住人がいて 雲がゆれたら 大地がゆれて 花だってゆれるし 僕たちも いいにおいで 赤しそのジュースみたいって きっと笑いながらゆらいでる
839 :
名前はいらない :2011/03/14(月) 15:53:48.41 ID:0z+DAvHD
>>835 遊びでやってんだろ?普通やらねーだろ。人亡くなってんのに
840 :
名前はいらない :2011/03/14(月) 18:13:14.33 ID:ryj6Ru/h
水という言葉ひとつですら 震災を想起させてしまう気がする っていうかいま何を書いても震災の影響を受けたものしか書けないよ
841 :
名前はいらない :2011/03/14(月) 20:01:19.93 ID:0z+DAvHD
だからみんな書かないんだろ
842 :
名前はいらない :2011/03/14(月) 20:25:58.49 ID:we9cH7Lf
こんな時に「花がどうたら」「愛がどうたら」なんておもいつかないよね
843 :
名前はいらない :2011/03/14(月) 21:03:14.48 ID:a5yKYZOw
844 :
名前はいらない :2011/03/14(月) 21:29:35.84 ID:1L9SZk5V
今何も書かないのが正しいんなら、詩なんかいらねえ。
845 :
名前はいらない :2011/03/14(月) 22:16:02.48 ID:G9gFRMxN
「死春期」 暗闇の部屋 背中に感じる異常感 負の興奮 纏わり着く異常痙攣 まるで抜け殻のような 外の光を浴びて入ってきたゴキブリにとって まるでその瞳に映るのはそれ自身が『虫けら』であろう この牢獄には一切光はささぬ まるで-護符-で封印されたかのよう ふらふら浮いていた蝶に自分を重ねた部屋にいる僕は まるで神に操られたかのように自分の腕を攻撃し続ける―赤 ""いったい人生なんだった 努力したもん勝ちかよ この俺の腕を痛めつけてる行為も努力じゃねぇのかよ 頭をしめつけるなにか!?なにか持論を獲得したいのなら金を薔薇まけ!! 養豚場のいるこの糞豚 てめぇらに飼殺されたゴキブリ共だ ゴキブリ共は神に群がる 神はその黒い渦から真実を得る 黒いモザイクが取れその先に見える景色は 黒い殻が剥がれた赤い道 僕は黒い闇から白い世界を見る まだ靄がかかった真実 膝をついて倒れる僕 太陽がまぶしく照らす -----おぉ神よ この腐った世界に真実の光を 神よ!!!どうか 我々に 栄光のガイアを 神よそうか私を光に包んでくださいませ 神の声 「アーライ あなたの進むべき道にどうかこのアーライ神の御加護を・・・ 「ありがとうございます」 ”アーライ” ”アーライ" "アーライ" "アーライ"
846 :
名前はいらない :2011/03/14(月) 22:17:35.39 ID:Jttmd2IO
>>829 それ、八木重吉の詩だ
やめて
オリジナルを書こうよ。
847 :
名前はいらない :
2011/03/14(月) 23:35:46.95 ID:96Ab4smr コワイです 素直に書けと言われても、書けないのです この数日の事を思うと スラスラと書けないのです 見たこと思ったことが書けなくなるなんて、 少し前は思いもしなかったけども やはり書けないのです そのままニュースを口にするのも映像を口にすることもできません わたしは弱虫です 書いたらもっと不幸が襲ってくるようでコワイのです だから書けません 生々しいコトバではとても書けないのです こう書くだけでもう、精いっぱいなのです わたしはどうしょうもない弱虫です ヒサイだの、シンサイだのいうコトバが書けないのです どうぞ許してもらいたい