君のセンス5段階+αで評価するよ[vol.94]

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1  ◆UnderDv67M
Aランクを目指して詩を書き込もう。
皆さん、ガンガン評価しましょう!

A:プロ並み。出版社にもってけ。
B:言葉の狩人。
C:光るモノを感じる。
D:素人。
E:まずは日本語の勉強を。

前スレ
君のセンス5段階+αで評価するよ[vol.93]
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/poem/1284045018/l50

過去ログ倉庫
http://kako1005.hp.infoseek.co.jp/

このスレに関する雑談・議論はこちらでお願いします
【セン五スレ】について語り合うスレッド Part13
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/poem/1284092604/l50
2  ◆UnderDv67M :2010/10/24(日) 06:06:35 ID:NVmh17f3
よくあるようでない質問集

Q 連投したら怒られた
A 最近テンプレを読まない人が増えています

Q 僕の詩がずっと評価されません
A 貴方も評価に参加しましょう その発言は間違っています

Q ○○さんに評価してもらいたい
A 評 価 人 の 指 定 は 禁 止 さ れ て い ま す
過去に自由参加推進派とコテ信仰派で別れ
セン5スレが分裂した無意味な歴史があるからです

Q 素人の僕でも評価して問題ありませんか?
A 冷静に見てほぼ全員がド素人です 真面目に評価してあげましょう

Q 作者の人へ感想を送りたいが未評価から外れてしまう
A ランク無しの評価文は感想扱いとして未評価扱いのままです【←重要】

Q やる気の無い一行評価をされてガッカリした!
A 未評価のまとめ人の判断で取り消せます 対応に問題があれば議論スレへ

Q 過去ログ倉庫が更新されていませんが
A アルカリ ◆pH7.2omqBEさんを全力で探しています 見かけた方は大至急報告を
新しくセン5のまとめサイトを作りたい方はご自由にどうぞ むしろお願いします

Q 歌詞やエッセイでも投稿して問題ありませんか?
A 初代スレからなんでもOKでやってきた のだけど評価人にもよる

Q 再評価を希望したら嫌われてしまいますか?
A 問題ない するしないは自由

Q あのコテむかつく
A 知るか
3  ◆UnderDv67M :2010/10/24(日) 06:07:37 ID:NVmh17f3
 未評価一覧制作者の心得

【壱】 間違いを恐れない事
毎回失敗せずにやってくなんて無理
間違いを指摘されたら素直に喜ぶ

【弐】 決められたルールは守る事
作品へのアンカーは「>>」を使わず「>」を使用
(一度に>>を20個以上使えないからです)

1列5作まで 10作セットで行間を空る
(楽に目算しやすくする為)

当たり前ですがちゃんと理由があります

【参】 引継ぎ番号は書く事
評価する側される側 百利あって一害なし

【四】 連投や盗作は全てEで切り捨てる事
連投は全て却下 発見次第報告をしてください

【五】 わからなかったら議論スレで聞く事
勝手な独断で動かない
4名前はいらない:2010/10/24(日) 06:23:36 ID:c2jDgFZz
乙です
5目グミ ◆wWeDiesHHI :2010/10/24(日) 08:42:55 ID:YSRH6o8+
パーヤ!!
6   ◆UnderDv67M :2010/10/24(日) 14:21:59 ID:NVmh17f3
●セン五に関する心得

・このスレは投稿者と評価人のバランスにより成り立っています。
評価人が常に不足しているので、気軽に評価に参加しましょう。

・連投は禁止されています、一作品の評価が終わるまで投稿は控えましょう。

・評価の扱いや、未評価一覧に載せるか否かはまとめ人の判断に任せます。
この方針に異論がある方は議論スレである【語り合うスレ】をご利用下さい。

・投稿者による再評価依頼は一度まで有効とします(複数評価で権利消滅)

・また評価しやすいように定期的に未評価の一覧を作成してくれると助かります。

・同一の詩をポエム板にある評価系スレと併用する複数投稿は認めません。

・ブログや他サイト等からの転載は作者本人であっても許可しません
7名前はいらない:2010/10/24(日) 22:08:14 ID:D5S/NsGw
「空を見上げて誰を想う」

ほくろのようにぽつんとある月
電波塔最大級も後少しで追い抜かれていく

視界の暗闇をかき消す電飾の明かりが
君の歩みを踏みとどまらせた

鮮明な回想は日々色あせていく
冬に似つかわしくない滲んだ汗は
揺れ動く時代と君の心にある情景にただ恋焦がれていた

こんな時だけ太陽を忘れた空が
都合のいいことばかり吹き込んでくれた
カラっとした笑いが胸の奥を覆い隠した
8名前はいらない:2010/10/24(日) 22:47:32 ID:DU/8jepC
我が儘
--------------------------------------------------------------------------------
オモイがあれば

我が儘になる。

《大切にする》

我が儘な気持ちを

大いに断ち切る事。

思いやりと言える。


我が儘な力は
計り知れない。

言葉も
行動も
見えない

心も
気持ちも
見えない

伝えて探って
解るまで
何度も

見えないから
無くしたら
終わりなんだ

誰かの為に
気を廻せば
素晴らしい
力になるのに

心が近いから
ぶつけて
割れてしまう

我が儘から
遠く
離れれば

一つには成らずに
いつまでも
口づけと乾杯

9名前はいらない:2010/10/24(日) 23:03:12 ID:PcRqtPpK
「消失、今ごろ気づく」
ただ、ベタベタするだけが友情ではない。
多くを語らずとも互いを理解し信頼することが真の友情だ。
青臭くて独りよがりなことをいう少女を
哀れみもせず、怒りもせず、感服もせず
眺めていた
彼女は世間の厳しさを知らない
若く未熟な彼女はそのことに気づいていないのだ
あるいは彼女には友達がいない
友達がいない彼女は自分自身を正当化しているだけである
しかし、彼女はとても大人で
現代社会においての友情の薄さを嘆いているのかもしれない
という考えが止まらず溢れる涙も止まらない
ただ、後悔するだけだった
10名前はいらない:2010/10/24(日) 23:59:09 ID:c2jDgFZz
「乱れ」
愛おしい桜よ
乱れ咲け

俺の手で舌で
乱れ咲け

狂おしい桜よ
乱れ咲け

俺の息子で
乱れ喘げ
11ドミニク・バブーーン:2010/10/25(月) 00:10:23 ID:3sWGh56Q
>>7
バラバラだ。言葉がバラバラ。
読者に何を想起させたいのか? 焦点が定まっていない。
それなりに詩のようなものを書くことが出来るレベル。
しかし、このままでは永遠にあかん。さらなる上積みを。
D+

>>8
作者は、過去同じような作品が続いているように思う。
これは俺個人の感想だから別に真に受けようがどうしようが勝手だが
こんな類で作風?を固めてしまったら、永遠に2chレベル。
何がダメか。テーマを糞な抽象論じゃなくて、低俗でもいいからもっ
と具体的な何かを描いてみたらどうかと思うぞ。
この詩で誰かを感動させられたなら、俺は頭剃るわ。
まあどうせハゲだけどな。
D−

>>9
日記かね? 君が誰に何を諭すことが出来るのか。
諭し系を書くのはとりあえず置いておいて、別の種類のものを
書いてみてはどうか。
こういう押しつけがましい文章は、みんな嫌がると思うぜ。
お金払って、わかりきったようなことを読まされてもな。
要するに、絶対にこんなものは売れないっつうことだ。
人が金を払ってまでして君の言葉を読む、というレベルに
達するためには、どんなものを書けばいいのか。
そろそろそういう視点を持とうや。お互いね。
D−
12ドミニク・バブーーン:2010/10/25(月) 00:13:53 ID:3sWGh56Q
>>10
安直だよ。こんなもん誰が喜ぶのかい。
お前は何回これを読んだ? 俺は10回読んだよ。
苦痛だ。何も感じない。イメージが広がらないようでは
詩としての価値はないと思うんだけど、どうよ?
13名前はいらない:2010/10/25(月) 00:35:04 ID:nUuQeqVp
>>10 桜でなくても、いや花でなくても、いや植物でなくても
これは書けます。言葉の意味が軽いです。作品中の表現の種類が少ないです。
女性と性交している詩でしょう。 D
14名前はいらない:2010/10/25(月) 02:15:21 ID:eae61J/U
だんだんと ぼんやりと 輪郭を失ってゆく人よ
幾重にも重なった薄雲に隠れる月のように
私の胸の想いもいつか 静かに消えてゆくのでしょうか

だんだんと ぼんやりと 輪郭を失ってゆく人よ
それでも月は薄雲の中に在るのです
私の胸に佇むあなた 消せるわけなどないのです

だんだんと ぼんやりと 輪郭を失ってゆく人よ
あなたが滲んで見えるのは
私の涙のせいでした
15名前はいらない:2010/10/25(月) 02:42:26 ID:QLp9eF0q
「The Reluctant Japanese Litigant( New Assessment )」
ゲネプ指導部長は利用者だぞあおァいに水飲ましましか!
へれすででまんこ(笑)はダメ職員だな、せいぜえ2500mlまでです(笑)
さすが、ゲネプ指導部長はモノがちがうやね、積乱雲そそ間で高木ブー妻夢見コップ12杯で4000mlです

川下コップに秋津350ml一ホン丸々泰葉35リットル!ふひょう株分析BLOG唐揚げ迅へるすキッス円!
でて祭りフェチ部長なら50杯硬い杯爽17‰5リットル!ふひょう!爽健美茶ふひょう!黒水道水

利用者ホース水飲め利用者だぞぉホ水飲め(笑)
利用者だぞぉ(笑)受給者だぞう(笑)一級だゾウ(笑)大○部長に負けられないぞぉ(笑)
水飲者水飲め鵜飼い水本利用者水飲め利用者まだまだワーンコ行!水者会福死報陣へらむ縁!
水水水飲めオラオラ利者卵巣ジダン犬脳も食味わ吉マカロニ頭秋津学え
2りっとるだそォち11!!
♪はれむ園のおぉ水水わあっとドッコイちょいなちょいな♪
ワーンコへれみ園のおぉホース水わあっと猫卵巣のうふ♪わあっと山奥山
ドッコイちょいなつょいなワーンコまだまだ飲めオラオラ利用者ぁぁぁぁぁぁ(笑)
♪はれむ園のおぉ水水わあっとドッコイちょいなちょいな♪
3400mlだぞぉぉぉまだイケル感んんんん大○部長ぉぉ負けん負けられんゾんん【絹ごし】

しせつしよくいんにいさからうのかはああワーンコあちょいなちょいなワーンコ君オララ利用者(笑)(^どっ-もどっ^)/犬脳!!へれみ園のおぉ水わあ♪
ベビっとコいちちょい山奥hicksなワーンコ水ぅ株猫こスタバぁ猫ネパブれみ園鵜飼い筋肉ちちゅうさゃ
しせつしよくいんにさからうのかあ(笑)懐中電灯だぞぉ電灯まだ水飲め利用者(笑)水飲め(笑)猫卵巣も喰え(笑)
受給者だぞぉぉぉぉ(笑)へろしも受給者だぞぉぉぉぉ(笑)へろしもダメ職員だぞぉ(笑)三回くそびだぞお(笑)
水水水水水水水水ホース水ホース水水ホース水ホース水いけるいけるいけるいけるよ♪
♪一月ぅは指導ぅで水が飲めるよぉ(笑)  ♪あちょい、飲める飲る飲るよ暗黒水が飲めるよぉぉぉ(爆)
はあああああしいせつしょくいんにさからうのかああ懐中電灯だぞ懐中電灯だぞぉ暗黒電灯だぞぉ(笑)オラオラオオラオおおおおおおおチト地血血 血(笑)

16名前はいらない:2010/10/25(月) 03:28:21 ID:nWwfRBCi
>>12
>>13
読んでくれてありがとうございます

いやー
10回も読んでくれるとは思いませんでした
まさかの即興ですからねぇ(笑)
かいた本人より読んでくれるなんて感謝感謝です
17はち:2010/10/25(月) 12:19:02 ID:Kw88M+F3
>>15

狂っているように見えて、まだ所々に理性や観念を残しているように感じられます。その理性や観念を完全に超越した時にこそ、本当にヤバい詩は生まれてくると思われます。今後に期待。

D−

※私の浅い悟りでは、この程度の評価しか出来なくて申し訳ないです。
18ドバドバ共和国 ◆2Z4PYFVRlw :2010/10/25(月) 14:30:15 ID:+eK3F73h
「何か」

何かが好きだ
私がたまらなく好きな何かは
脳よりも先に存在をくすぐる何かだ
何ともいえない
その何かに私は

18日の白昼に
決して変わらない赤信号のボタンを押し続けていた私は右前方
に建つ銀ビルの上方に何かを感じて立ち上がった
夏の威力残る9月の太陽に目を細めながら
目的の方角を仰ぐと何もない
銀ビルの屋上には何もない
そもそも銀ビルがない
自動車も歩行者も
横断歩道もなくなって
私の足元には真っ暗な闇が開いていた
「鳥肌の立つ花ビラをどうぞ」 と
私の背後から獣のような植物の声で囁いた何か
その何かこそが例のアレです
何かを何となく感じただけだなんて
軽々しく言ってはほしくない
何かを表す単語はきっとあるのだろうけど
みんなで口にすれば何かは私の何かでなくなる
私は私の何かが好きだ
何ともいえない
いいたくない
そんな何かに私は
何ともいえない何かをしている

19はち:2010/10/25(月) 15:26:45 ID:Kw88M+F3
>>18

内容はそれほど悪くありません。しかし文章が良くないです。その何かをギリギリの言葉で言い表すだけの語彙力と文章力があって欲しいと、私は思いました。

同じ事ばかり言っていて、申し訳ないのですが、沢山の本を読んだり、詩人の言葉に耳を傾けると言う事をしてみて下さい。
文章の上達の近道は、沢山の文章を読む事。そこで得た表現の手段を自分の無意識と融合し、自分の体験を言い表す事、月並みですが、私はそんな事を思います。

D−
20名前はいらない:2010/10/25(月) 16:15:21 ID:gQwRP2BF
「散骨」

薬を飲んで寝つけない夜は
自分がどんどん骨になってゆくのを想像するの
あたかも拒食症の廃人のように

布団は枯葉
部屋は森

白骨化した私が
誰の目にもとまらず横たわって
白く白く夜の光のように青白く光る骨を
あなたが拾い集め
森のあちらこちらにばらまいて欲しい
21大詩人まるちーず:2010/10/25(月) 17:13:57 ID:ZEHUbwqK
「火曜日への手紙」

おい、こら、火曜日
休日の2日後
全く最近の火曜日と来たら
返事1つしやしない

なあ、床屋さん
アンタも髪をチョキチョキとしながら
火曜日の事を思ってるいるのでしょ

床屋のオヤジは返事をしない
仏頂面で髪を切る
火曜日の床屋は閑散としていた
だから俺は火曜日が嫌いなんだ

「火曜日!」
と叫んだ俺の喉元に
床屋のオヤジは剃刀の刃を突き立てる

「お客さん、今日、月曜」
成る程成る程月曜か
どうりで火曜日返事をしないわけだ

床屋のオヤジは喉元の髭をジョリ

さあさあ髪の毛整って
後ろはどうだの開き鏡

「うん、切りすぎだね」

え!?の顔の床屋は
ショックで明日は休み
22ドバドバ共和国 ◆2Z4PYFVRlw :2010/10/25(月) 17:17:43 ID:+eK3F73h
>>19
評価ありがとうございます。
他の方のコメントも読んでみたいので
再評価をお願いします。
23名前はいらない:2010/10/25(月) 19:24:10 ID:YD1LEMEo
どーれひさしぶりに読むか

>>18

何かが好きな『私』が主人公だ
では何かとは何か それを探したいらしい

18日の白昼という時期 赤信号と銀ビルという情景
夏の威力残る9月の太陽(←この一文は最高にいいな

そしてそこからファンタジー

鳥肌の立つ花びら 獣のような植物の声
例のアレは 実体の無いファンタジー
どうやら不確定な直感的要素を垣間見ることに快感を感じているらしい
詩人的ではあるが無限の空虚さがここにある
つまり意味の無いものに意味を付け足そうとしているわけで
それは一般的な共感を得られまい 自己の満足だ(別にそれでいいけど)

そして次の一文が最大のテーマだ

>何かを表す単語はきっとあるのだろうけど(未熟さと無知のモラトリアム)
>みんなで口にすれば何かは私の何かでなくなる(共有主義的な包括/自己意識の喪失が無限の発散を招く)
>私は私の何かが好きだ >何とも言えない >いいたくない(すべてナルシズム 自己完結だ)
>そんな何かに私は 何ともいえない何かをしている(意味の無いことをしている)

というわけだ 単独のみの編み出す論の集合なんだよなこれは
詩なんだけど 結局「何か」は他人に届かない あるいは届かせたくない感覚の反芻で
いつまでも美味しいガムをかじっているようなものだ 自分で自分を褒めるという
本当のナルシズムってやつだよ 自分で書いてて気付かなかったかどうかは知らんけど
自分が「何か」に強い憧れを持っているならそれは空っぽの容器に何を入れようか悩むだけなんだよね

俺は評価できないが読んだぞ あえて評価するならD+〜C-だな 少なくともプロではない
24名前はいらない:2010/10/25(月) 19:30:02 ID:YD1LEMEo
>>14

題名つけようよ もったいない

1連目は輪郭を失って透明人間になっちゃうひとを見て俺もそうなるんかとツッコミ

2連目はどれだけ隠しても月はあるぜザンネンだったなフハハハハ!

3連目は拙者の涙のせいでござった

うむ

えーと いいね! 四コマ漫画に似たオチがある
あーでもどうだろう・・・ やっぱり題名が無いから人の眼には入りにくい

強いてあげるならCやね 丁寧だもの でも題名ないからDマイナスだ
表紙の無いマンガは魅力ダウンよ
少なくともラップみたいな無知蒙昧無意味無限言語よりはよっぽどましさ
25名前はいらない:2010/10/25(月) 19:36:08 ID:YD1LEMEo
>>24の続き

〜よりはよっぽどましさって思うけど

やっぱりどうなんだろうね こっちもこっちで魅力は薄れる
全体的に、こう 見てもらう工夫が足りんな

すべての詩に関して言えることだがな

最低限題名をつけるってこと よく考えてみなよ
それから改稿と リズムと 語彙と あとは内容な

直感で出すのはもうやめろよ 2、3回 それも1日2日置きで自分の詩を見直してみろ
そうすると大分違うはずだ 俺チョット偉そうなこと言ってるけど

論文書いたりしてる身分なんで 書き方の美しさってのをもう少し考えような
いや、本来詩は自由であってしかるべきだけどな
それも2chのこんなところだし まあいい
もっとよこせ
26隈熊猫 ◆BAj1VU5mMc :2010/10/25(月) 19:50:39 ID:Ja6Q+VF4
「くうきょ」

赤色の歯車で遊んでいる
あちらこちらで
林檎はころりとふて腐れているし
桜ん坊に至っては、実ることさえ辞めてしまった

はらはらはら
季節外れの花びらさんを眺めては
一体逆立ちをしているような
ぐらぐらに見舞われて

はぁと零した溜息が
今日見た中で一等綺麗だったよ

そんなことを考えていたら、林檎たちが意味ありげに
くす くす くす とわらうんだ
お前、それあ、あれだよ。くうきょってやつだよ、って

わかるような、わからないような気がしてムカムカしたから
私林檎のうちの一人をつまみあげて咀って
言ってやった

「なんだい、お前だってこんなに“くうきょ”じゃないか」

そしたらもう
くすくす くすくす
林檎たちのわらい聲の大合唱
桜ん坊が葉やら枝やらに隠れて
わらっているのだって私はちゃあんと聞いたよ

くす くす くす
わらい聲の合唱のなかで吐いた息が
やっぱり一等綺麗だったさ
赤い歯車だけ黙ったまんまで
変なものだなぁと思ったよ
花びらさんも何もかんも
本当はみんな可愛いのにね

27ドバドバ共和国 ◆2Z4PYFVRlw :2010/10/25(月) 21:15:45 ID:+eK3F73h
>>23
ありがとうございました。
とりあえず詩の中に「何か」なんて言葉を使ってはいけないと
前にいっていた某評価人に喧嘩を売るために書いた詩ですが、
書いてる途中からその何かをわかられてたまるか&本当に
わかるのならわかってほしいみたいな意地も入って来ました。
だから「いつまでも美味しいガムを噛んでるようなもの」といわれると
なるほどなぁ、うまいことをいう、と納得させられてしまいました。
ちなみに自分には「何か」が何なのかはわかっています。
そのためか読み直してみると後半がすごく説明的ですよね。
もっと推敲してから出せばよかったかなと反省しています。
読まれた感たっぷりの具のある評価をどうもありがとうございました。
28名前はいらない:2010/10/25(月) 21:33:17 ID:rSq9ckrv
ゆっくりやってきた夜明け
朝露に銀杏の葉が湿る
優しい日溜まりの白い仔猫
燃える楓は澄んだ空に映える
薄い雲が少しずつ形を変える
走る子供の長い影
焦げた杉の葉が地面を覆う
乾いた足音がする
肌寒い風に揺れる木々は痩せていく
夕焼けに渡り鳥の染み
静かに夜は訪れ星が光る
穴だらけの闇に月はない
白い吐息は誰かの家明かりに照らされる
冷えきった手と手を繋ぐ
29名前はいらない:2010/10/25(月) 21:58:15 ID:DKYUZOYp
>>28 D
雰囲気はいいし言葉の選び方にもセンスはあるかと思われるが
いかんせん全体を通して流れがイマイチ
まず朝から夜への時間経過がうまくない
どの行がどの時間帯のものなのかが分かりにくいので戸惑う
「白い猫」と「白い吐息」での「白い」の重複は無意味で安易ではなかろうか
「肌寒い風」と「白い吐息」で温度差はないだろうか
「肌寒い」という肉体的感覚は他の行とあわなくはないだろうか
「澄んだ空」の直後の「薄い雲」も違和感はないだろうか
ようするに一行づつの表現はいいのだが全体を通すと噛み合ってない感じ
詩情のセンスはあるのかもしれないが
惜しいことに推敲に関してのセンスが足りていない
30四行坊主 ◆2PmZBVReNg :2010/10/25(月) 21:59:32 ID:dwk3H3GL

じいちゃんは眠る
失くした記憶の埋まる庭で
鈴虫とイビキと惚奏曲
31名前はいらない:2010/10/25(月) 22:04:00 ID:Fus1Dk5n
「日常」

指で短針なぞりつつ
長考すること幾千万
顔面蒼白満面発汗
視野の角度は肉食動物
強面手騎をも唸す
上がり3ハロンの好時計
レコードタイムの誕生だ
鉄道会社の素敵なお知らせ
電車遅延のプレゼント
会社の最寄りの駅前で
遅延証明書片手に
モーニングセットのご注文
今日も一日頑張るか
32名前はいらない:2010/10/25(月) 22:11:51 ID:DKYUZOYp
>>26
歯車・林檎・桜ん坊・花、が何を指してるのかが分からない
というか。この詩の雰囲気から察するに
これは一つの木なり一種類の木からなる果樹園を舞台に
実のって落ちた果実と、実るのを諦めた果実と、
これから実を成そうする遅咲きの花を、
描くべき情景なような気がする
なぜ林檎でなければいけないのか
なぜ桜ん坊でなければいけないのか
なぜ花(何の花かを敢えて言わずにだたの花)なのか
その辺りが読みとれない
これは読み手たる私の問題かもしれないのだが
33名前はいらない:2010/10/25(月) 22:18:54 ID:DKYUZOYp
>>21 D
家の近くの床屋の定休日は月曜日だ
休日の2日後という表現は休日=日曜という固定観念から出ているのだろう
ということを表したい詩なのであろうということにしておいたけど
それ以上の感想は対して湧かなかったということは
この手の詩としては失敗なのではなかろうか
というより読み手を選ぶジャンルだろうから再評価してあげたい人はしてあげてねと
34名前はいらない:2010/10/25(月) 22:24:52 ID:DKYUZOYp
>>26
>>32で評価忘れていた D
ついでに補足すると、吐いた息が一番綺麗だった、
というのは視点は良い
だから余計に舞台設定の分からなさが惜しかった
35詩神と呼ばれた詩人ちーちゃん:2010/10/25(月) 22:37:25 ID:ZEHUbwqK
>>33
ありがとうございます(^o^)rx
これは月曜なのに火曜日に喧嘩を売る、そして切ってしまった後ろ髪にダメ出しをする豪胆な男のも
36名前はいらない:2010/10/25(月) 22:43:00 ID:DKYUZOYp
>>20 D
>あたかも拒食症の廃人のように
この一文で作中人物は拒食症の廃人ではないと言っているわけだが
それほど違いがないような印象を受ける
積極的に死ぬ気概はないが積極的に生きる気概もない人の
「痛みのない綺麗な死に様」への願望を描いたものだろうか
この手の詩には読み手を狂気に誘うような魔力が欲しいのだが
この詩にはそれが感じられない
熱に浮かされてアイスが食べたいな〜程度の願望にしか感じられない
37ドミニク・バヒーーーン:2010/10/25(月) 22:46:18 ID:MZrfe3J+
いま帰ったぞ。
俺は俺で勝手な解釈を続ける。それは俺自身のためだ。

>>14
どことなく発想が和歌くさいな。古いよ感覚が。
「幾重にも重な」るとそれは「薄雲」といえるのかい。
下らない疑問点だけどな。そういう下らないことを突っ込みたくなる。
そんな程度だ。
D+

>>15
コピペか自動生成なのか。知らん。面倒くさいから調べたくもない。
だが、荒らしと言われても文句いえんぞ。
日本語になってない類は問答無用でEでEんじゃね。あほか俺。

>>18
お前、自分で意味が分かってるのか。分かってねえだろ。
俺、5回読んだが、全然意味わかんねえわ。
こんなものが詩だとかうそぶいてるうちは、詩なんていう文学形式は
このまま朽ち果てる一方だぜ。
意味不明なものを誰が金出して読むんだってことだ。
いい加減卒業しやがれ。意味不明=詩 じゃねえんだよ。
エンタメの一種だろう? 楽しませろよ俺を。
お前にはその能力があるだろ。
D+

>>20
それっぽい系だな。何かありそうで、よく考えると何もねえよ。
3行目は安直だろさすがに。拒食症は廃人なのかよ、おい。
分かり易すぎるのは悪かあないが、広がりと深みがない。
C−

>>21
何かを狙ったんだろう。だが、センスがなさすぎる。
「火曜日」を擬人化?しても何も面白くないぞ。
引っ張りすぎ。KY(デッドワード)だ。
ストーリー系の詩は面白くなる可能性はあるから、もっと一杯作れ。
D+
38名前はいらない:2010/10/25(月) 22:56:07 ID:YD1LEMEo
>>20

なんとなくだが
骨のように ミイラのようになって世の憂いをショートカットして
世界の悠久ってやつに身をゆだねたい感じが来る

んー だけれども白骨化→白く白く→青白く→光る骨みたいに
ホワイトの連続をやっちゃってるのはいただけないな
技術的な問題だけど くどくかんじてしまうからね
気をつけよう 技術的な意味でDをあげるけど
鍛えればなぁ いつかはBかなぁ

とにかく一度詩をつくったらすぐに出力するんじゃなくて
もっと苦しんでくれ 適度に
39ドミニク・バヒーーーン:2010/10/25(月) 23:00:57 ID:MZrfe3J+
>>26
意味が分からんのだよ。「くうきょ」なるワードが辛うじて全体を
つなぎとめているんだが、赤色の歯車だの林檎だの桜ん坊だの、
擬人化されてるんだけど、何の意味があるのか。
伝わりません。もっと分かりやすくていんじゃね?


>>28
これも、バラバラなんだよ。言葉がバラバラなんだよ。
俺の頭は16ビットだから、イメージが追いつきませーん。
何を伝えたかったのか。焦点を絞ってみなはれ。
D−

>>30
「惚奏曲」って何だい?
ばかな俺にも分かるワードを書いてくれたまえよ。
鈴虫とイビキってのはいいけどさ、失くした記憶の埋まるってのはどうかね。
この三行しかないのに、そんな陳腐なワードでいいの?


>>31
お前、ただの酔っぱらいだろうが。
意味ありげな言葉をつなげたって、詩にはならないんだよ。
前半時間に焦りながら、後半モーニングセットねえ。
遅延証明書が出たからかい?
それだけのことを書くのに、上がり3ハロンだの競馬用語持ち出して
何が言いたいんだい?
で、しめくくりがその言葉?バカにしてんのか?
40名前はいらない:2010/10/25(月) 23:01:18 ID:YD1LEMEo
>>21

そうだな・・・

これを例えばアニメにしたり映画にしたりと考えたらどうだ?
さっぱり面白くなるまい 漫画でもだめだ メリハリがない

詩ってサ 直感じゃねーと思うんだ

企画・監督・進行・照明・撮影っていう役割分担をやってさ
ひとつの映画をつくるように編んでみろよ
それぐらいの気持ちでやらねぇと いいもの書けないぜ

これ語彙に酔ってるだけだもの
「火曜日」って材料がもったいねぇ もっといけるって!
41美人女教師ちーちゃん:2010/10/25(月) 23:01:56 ID:uwRDGRLH
「学問」
深く落ちる無限の罠に嵌まる感情
調合の順番解き明かす哲学の秩序
俺を格子の中に嵌め込んでくれよ永遠の美学
調性の秩序思考を止めるな 繰り返す、
これが学問

音階の上下 有限の聴力 ならばずっとその先へと
音程の変化 許された奴等 二手に別れ押し付けろ半音

奴等が来る視界の隅で蠢く真っ黒
階段の段階チキンの骨俺全開で逃亡
小生伸びしろ人よりも多い天然の美男子
脳力の高低全力で肯定 繰り返す、
これが学問

音量はゼロ 脳内のミュージック 視界の先へ潜り込め
心境の変化 恐れるな自分 昇天まで押し続けろ半音

42名前はいらない:2010/10/25(月) 23:07:25 ID:YD1LEMEo
>>31

リズミカルだ 口に出して読んでみればわかるが
だけど・・・ もったいないな

例えば俺だったらな
短針、長針、秒針、振り子、ガンギ、歯車、ゼンマイとかって単語を統一してな・・・
それをサラリーマンのモーニング&アフタヌーンに繋げて
最後に「今日も一日がんばるか」みたいにする

闇鍋なんすよ だから何か一つ読んでもらおうとしてるじゃなくてさ
これは数撃てばどっかで評価がもらえると思って書いたにちげぇねぇ
いや それが功を奏する場合もあるが それにしても飛びぬけていない
日常を時計に例えるというテーマで かつそれが社会人の苦悩とどうくっつくかを
もう一回がんばって一週間程度マジで苦しんで 書け

そうしないといいものは一生書けんぞ この作者は
逆に 産みの尋常ならざる苦しみを知ってる人であれば・・・
自然といいものが書けるってもんよ
43ちーちゃん:2010/10/25(月) 23:10:30 ID:uwRDGRLH
>>40
>これを例えばアニメにしたり映画にしたりと考えたらどうだ?
>さっぱり面白くなるまい 漫画でもだめだ メリハリがない

なるほど既存の概念に囚われのシンデレラだな
ふざけるな!なぜ面白くなければいけない!!

と返したくなるような口調は止めろ三流役者!!!
44名前はいらない:2010/10/25(月) 23:13:03 ID:rSq9ckrv
膨大な時間の海で記憶の波が寄せては返す
聴きなれぬ電子音の中、バラバラの思い出の糸が紡がれる
解れ絡まるそれも一つとして受け入れる
青々しい葉が大きくなり始める頃
舞い散った桜は忘れ去られてもいつかまた咲き誇るときが来る
でもそれは最後の旅立ち
桜とは違う
涙の音が聞こえる
45四行坊主 ◆2PmZBVReNg :2010/10/25(月) 23:21:48 ID:dwk3H3GL
>>39

ご講評ありがとうございます。
惚け老人の戯言でございました。今後とも精進を重ねてまいります。
またよろしくお願いいたします。
46ドミニク・バヒーーン:2010/10/25(月) 23:28:20 ID:MZrfe3J+
>>41
お前もつくづく頭悪いな。頭わるいならわるいなりに
平易な言葉で気の利いたことでも書いてみろや。
そもそも意味が分からない。何も伝わらない。
逆に聞きたいけど、何を伝えようとしたのか?
G10君のポエムのがまだマシだぞ。
D−

>>44
ちゃんと自分の言葉を責任もって整列させろよな。
バラバラだっつってんじゃん。
イメージがバラバラなんだよ。何を伝えたいわけ?
膨大な時間の海、電子音、青々しい葉、舞い散った桜、最後の旅立ち。
こうしたワードがどう結びつくんだ。説明出来るなら説明してみろ。
D−
47名前はいらない:2010/10/25(月) 23:31:20 ID:YD1LEMEo
>>43

そうだな 既存の概念に囚われてしまうのは悪い癖だ
面白くしなければいけないのも 資本主義的でいけ好かない

ぶっちゃけ俺も面白い詩だのは書きたくないんだよ
ただ一応プロを目指してんなら参考になればと思ってな
色々言ってはみたけれど

悪かったよ 書き方押し付けたりして
本来は自由創作の場だしな

でしゃばりすぎた
48ちーちゃん:2010/10/25(月) 23:35:43 ID:uwRDGRLH
>>46
おお、張り付きがいのあるレスが多くなってきたなww
お前にもわかるように書くには512kbじゃ足りないわwwww
小学校出た?
49ドミニク・バヒーーン:2010/10/25(月) 23:38:32 ID:MZrfe3J+
>>48
糞みたいな質問するんじゃねえよ。
俺の糞をなめやがれ。
小学校? 
ごめん、出てません。
50ドミニク・バヒーーン:2010/10/25(月) 23:39:47 ID:MZrfe3J+
言いっぱなしではアンフェアだ。
俺も恥をさらすから、誰か屍拾ってね(ハアト

「分かりやすい感情の習作」

新宿の小道を歩いていると
電柱のかげに
布団が捨てられていた
雨にやられて泥水を吸い

一人の夜
酔った明け方
誰かの体を包みあたためた布団
弛緩した昼下がりにも
疲れ切った夕暮れにも
部屋の片隅で
誰かを見守っていた布団

布団はきっと
目を閉じていた
雨にやられて泥水を吸い
誰かがあたためてくれるのを
待っていたに違いない
51名前はいらない:2010/10/25(月) 23:58:16 ID:Fus1Dk5n
「ことわざ」

弘法も筆の誤り云々
猿も木から落ちる云々
愚人の好みは古今を問わず
叶わぬ夢を見つづける
52ドミニク・バヒーーン:2010/10/26(火) 00:00:20 ID:taXREc+2
>>51
これで終わりか?
たった4行なのに、引用で殆どを使ってしまって、いいのか。
それで、この詩を君はそうしたいのか。単にここに投下する
だけのものなのか。だとしたら時間の無駄だ。
ここには俺のような腐れしか存在しないから、時間の無駄だ。
D−
53ドミニク・バヒーーン:2010/10/26(火) 00:16:17 ID:taXREc+2
>>9
どうにもヒマだからもう一度読んでみた。
俺の評価の仕方は少し間違っていた。すまん。
「諭し系」というのは訂正する。最初2行は作者の言葉ではなかった。
俺も読み込みが足りない。
押しつけがましく、ありきたりで、新鮮みがない、と訂正する。
点数は同じ。
54名前はいらない:2010/10/26(火) 00:21:47 ID:Zt46bXWd
「アハハ ここに神様がうまれてしまうね」

不気味に言った2歳年下
10円2枚を(あやまって)溝に落とした自販機のガンゼンで
彼女が俺に言う

怖くなって

「俺本当は俺じゃないんだ」

なんてウソを言うと
首を絞めチギルみたいに ギョロっとにらまれ


自販機が核爆発をおこした
55名前はいらない:2010/10/26(火) 00:29:56 ID:nfAL37mq
「ニュース」

テレビをアホ面で ぽけーと眺めてて思ったこと
バカが人を殺す その手で殺す くだらない理由で
賢いヤツなら もっと上手いこと手を下す
バカが伝染する 黒い思いが繁殖する前に
ねじれた世界で健やかに生きよう
死んだような腐った目をして
僕は毎晩毎晩 うなされる魚
56名前はいらない:2010/10/26(火) 00:34:58 ID:9Us69+B0
「評価」

ある狼が荒野の上で遠吠えをした
風を捉え遥か彼方まで聞こえるように
まだ見ぬ同胞達に生涯の孤独を訴えた
彼方の山がこだまする
まるで私の声を同胞に聞かせるようだ
さぁ私の孤独を伝えてくれ
しかし同胞は現れない
孤独な狼は声を出していなかったから
うずまき管にこだまする
57ドミニク・バヒーーン:2010/10/26(火) 00:36:07 ID:taXREc+2
>>54
苛つく奴だな。
チギルって何だよ。お前の言語センスがちょっと怖いんだけど。
いや、まじで教えてくんね?
最後の1行は安直ね。もっとこのストーリーを大切にしたほうがいいよ。
C−
58ドミニク・バヒーーン:2010/10/26(火) 00:52:29 ID:taXREc+2
>>55
勝手にうなされてろ。鱗野郎。
短すぎるよ。がっかりさせんな。
でも魚の君が何にうなされるの?想像すると、少し笑えた。


>>56
貴様連投だろ。古参が怒り狂うから気をつけろよ。
でも俺はヒマだから読んでやる。
宿便みたく残り続けても迷惑だからな。

「私」の存在。「声を出していなかった」ということ。
この短い中で俺は二回振り回されるわけだ。
それは不快なことだ。何かの隠喩のつもりだとしたら? 知るか。
D−
59ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/10/26(火) 00:59:21 ID:NJDroGla
>>50
ふむふむ、生意気なことをのたまう生徒さんだけあって
なかなか切ない詩をお書きになられる

新宿の小道での布団との出会い
たしかに分かりやすい
簡潔である
しかし言葉の並びには工夫が見える
小道→電柱→のかげ→布団→布団の状態
これは実際の認識の流れに忠実で、すんなりと映像が浮かんできた

そして布団のヒストリー
まあ布団だから奴の武勇伝は想像できるよな
そう、誰かを暖め続けて来たのだろう
布団屋から廃棄されたのかもしれんが、その確率は低い
「誰かを見守っていた布団」
…イカスなあこの感性
布団の暖かさが五感を包み込むようだ

ラスト、布団はもう完全に人になってしまう
誰かを暖め続けてきた布団は誰かが暖めてくれるのを待っていたのだ
その綿か羽毛を泥水に浸して

しかしタイトルがいただけない
これはこう書けば無難、読者は感動してくれると言うサンプルの提示
その宣言

故にわたしの感想はこうである
「そのような作品にだまされるほど人は単純じゃない。」
「これは偽善である。なぜなら語り手は布団を暖めてやるわけでも布団やに打ち直しに出してやる訳でもないのだから。」

評価なし

60ドミニク・バヒーーン:2010/10/26(火) 01:22:22 ID:taXREc+2
>>59 さん
丁寧に読み込んで頂きましてありがとうございました。
自分でも気がつかない所にも光を当てて頂いたようで
この駄詩も昇天出来ることでしょう。
勇気をふりしぼってここに投下して良かったです。
本当にありがとうございました。
61ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/10/26(火) 01:31:59 ID:NJDroGla
>60
ちょっと待てw流れがおかしいだろwwフリでもいいから叩き釣り煽れやw
62NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/10/26(火) 01:51:57 ID:m5REEt5k
感謝の言葉がまだでしたので、
前スレでは雑草氏、小生の詩の評価ありがとうございました。

あとドミニクさん、
以前は別名でやってたかもしれないし
してなかったかもしれないけど
あんまり張り切らずに長い目で見て頑張ってくださいね。
ご自愛下さい、ふひひ。
63NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/10/26(火) 01:52:39 ID:m5REEt5k
「偶像主義的同一化羨望」

アナライザーを聞き違える耳は
ニヒルな言葉を打ち落とす
ミヒャエルはお気に召しません
ズームアップを掌で返すその姿勢
ムー大陸にもいない傾城

胙にはこの身をば
もうすぐそなたの傍に添う
ろばたにはあのスクラップブック
ぎこちない思をどこぞへと
64隈熊猫 ◆BAj1VU5mMc :2010/10/26(火) 01:54:04 ID:tnwriZIN
>>32 >>34>>39
早速の評価をどうも有難う。
実のところ評価は大分前に目にしていたんだけれど、
評価を見させて頂いたら目茶苦茶悩んでしまってお礼が遅れました。

何とも言い難いのですが、>>26
「私」という子供が「空虚」という半分得体のしれないもので、よくわからずに遊んでいる様、
それに対して分かっているような分かっていないような言動をする「私」と、
それを「私」よりは少しは分かっているが
それでも子供と同程度の目線から可笑しがる林檎たち等…を描きたかったものです。

大人ぶった振る舞いをする子供(たち)の愛くるしさと、
子供故につく真理みたいなものの少しの味わい深さというか

赤い歯車は空虚ものそのもので、花びらさんは桜ん坊の流れから、桜の花びらを表したつもりでした。
擬人化については、子供の空想遊びといいますか
事実実体としてそこに転がっていたりするものではないんだけれど、
子供の頭の中には実体として在るもの、として自然そうなりました。

上記から一応、=空虚の歯車だけは子供にとっては余りよく解らないものになっており、
他(林檎、桜ん坊、桜)に関しては子供に親しみのあるもので、それぞれの関連性が遠くないものになっています

あとは、空虚=赤のイメージで書き始めたので赤いもの…というか赤いから、というのもあります。
他に、「私」以外を擬人化することで
私が子供であることや子供故の感覚(これは林檎等も感覚として共有)、
彼らが子供にとっての空想の本当であることや、それぞれの性格等示唆出来るかと思ったのですが……
そもそも前提を伝えることに失敗しまくっている為全て破綻している模様orz

悩んだのは、推敲する際読者に解り易いよう一文でも説明を加えると
子供の視点であること等に無理が生じるように思ったところからでした

解らない、は当方の書く詩によく言われるところなので、肝に銘じたいです
部分的にでも視点はよいと言って頂け嬉しく思います。
今後の詩作の糧にします
お二方とも、評価有難うございました
65名前はいらない:2010/10/26(火) 01:54:34 ID:YWPVaj/I
「煩悩」
積み重なるたびに揺れ動く心
焦燥感に似たそれがただ君を眺めてる
脳細胞までやられてる
溶けていく記憶にまどろむ未来
奪われていく面積に君が侵入してくる
拒むこともできずにただ君を眺めてる
66カス太郎:2010/10/26(火) 02:05:41 ID:2NpmuG5d
暇だ
[email protected]
メール送ってきた
67名前はいらない:2010/10/26(火) 02:33:33 ID:622Dl9ym
「身勝手少年」
何処へでも飛んで良いよ
五月の空き地だなんて 大層な膳立ては出来無いけど
ほら 君を見つけた 空き地だよ
夢みたいだろう
緑のプラスティックの虫かごは閉塞感が漂うね
ほら 開放的になった 全部草だよ

ぴょんぴょんぴょん 新緑みたいな バッタくん
あれれ 枯れた草たちの中 完全に浮いてるよ
ぴょんぴょんぴょん 保護色だってば バッタくん
だめだ 何にも分かっちゃいない すぐに鳥が来るよ

跳ね方も忘れたのかい
ぴょんぴょんぴょん 心だけが跳ねてるんだね バッタくん
閉塞感よりも安全だよ 虫かごに戻ろうね
バッタくんも僕もずっとカゴの中さ
保護色が使えないとこの世界 すぐに捕らえられる
68NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/10/26(火) 03:30:29 ID:m5REEt5k
>>65
 これはちとマズいダブルミーニングになっている。
その原因が「君」という曖昧性に起因するような。
>「君を眺めてる」「君が侵入してくる」
『誰が』君を眺めてるんだ、『どこに』君が侵入してくるんだ。
 どこにも書かれてはいないが主格たる「私」だと仮定しよう。
つまりこの詩を主格たる「私」の煩悩と捉えるパターン。
 あるいは「君」とするパターン。
俯瞰者としての「君」が君を見、君に侵入する。
 おいらは最初こっちの意味でとっていた。
これはけっこう下手になる。こっちの意味だと
超越者としての作者が不特定多数の君(=読者)を見下ろしている図がある。
この図の「君」には作者は含まれない。
前者の「私」のパターンでは、まあ記憶にすがっているという図だろうか。
「焦燥感に似たそれ」も自己たる「私」の形容とも捉えられる。
だがその場合は「ただ君を眺めてる」というのが幾分、不自然。
煩悩があるという時点で「ただ」ではないから。
「君」が曖昧というより、「『君』と主格の関係性」が曖昧だ。
 こういったどっちつかずのダブルミーニング、それもどっちも頂けない、
これじゃあんまり納得できる人いねんでねの。
D

>>67
 これは身勝手なのか……?
勝手に捕まえておきながら放そうとしてさらにまた捕まえる。
むしろ身勝手なのは、放しておきながらその後の生死に無頓着な場合では。
「ママー、ネコかってー」
「母さん、早くネコに餌やれよ、メンドクセー」
「早くどっか行けよ。母さんが捨ててこいってうっせーんだよ。
ゼッテェ戻ってくんなよ」
こっちの詩は回収してるだけまだ責任を負ってるような。
ペットの生死も、そのペットがその地の生態系をどうするかも考えないほうが
身勝手な気するが。
D
69隈熊猫 ◆BAj1VU5mMc :2010/10/26(火) 03:38:46 ID:tnwriZIN
未評価(前スレ>>769

前スレ
>824 >837 >838

現行スレ
>50 >63

一覧に間違いありましたらどなたか訂正お願いします
70名前はいらない:2010/10/26(火) 06:40:59 ID:IVKPrTRi
「今日」

金網から覗く
スズメバチが今日も
揺れている

まだ分からない
立ち止まれない
懐中電灯がない

ガードレールを跨ぐ
毒蛇が今日も
震えている

まだ分からない
草むらの向こう
まだ分からない
暗やみの向こう
71名前はいらない:2010/10/26(火) 09:45:02 ID:fMX1Gr0p
「帰路」
仕事終わりの帰り道
僕の息は白かった。
見上げると高層ビルに切り取られた夜空。
大人になって暗く、狭くなった。

いい加減にまいたマフラーの隙間から
冷たい風が入ってくる。
駅前、そこだけ浮いているかのように明るい自販機で僕は缶コーヒーを買った。
7267:2010/10/26(火) 11:18:36 ID:622Dl9ym
>>68
評価有り難うございます。
確かに読み起こせば僕は責任を追っていますね。
73名前はいらない:2010/10/26(火) 12:41:06 ID:iAJLOcJF
>>64 何才の設定だよ 子供に失礼だ
74名前はいらない:2010/10/26(火) 13:01:11 ID:0+Q8F/ap
「失せもの」

確かに、昨日まで、あの家に、普段通りだと、あの時間には、間違いなく、
彼は居たのに
だって、嘘だよ、夢だろ、あれおかしいな、なんで、どうして、
今日は、いつなの、なんだこれ、酔ってない、気持ち悪い、
泣いてない、泣いてなんかない、泣いてやるものか

視界が悪いし喉が痛い
花粉症には早すぎる
喪服なんて持ってない
75名前はいらない:2010/10/26(火) 14:12:50 ID:b8WaKNcF
「雨」

雨の中、往来に一人の男が立っている
何も言わないまま傘も差さず
男はただうつむいている
降りかかる雨が男を打っている
ひたひたと、ひたひたと
男に雨粒は染み込んでいく

往来は男を避けて歩いている
雨に濡れるこの男を避けて歩いている
つるつるのビニール傘を差して歩く彼女たちはささやいている
ねえ、みて、よ、ほら、あの、人、カサ、も、
さして、ない、よ、きもちわるい、ね、ね、

往来の傘に雨があたっている
パタパタと、パタパタと
ビニール生地を雨粒が伝って落ちていく
アスファルトを悲しそうに流れていく
76はち:2010/10/26(火) 15:17:16 ID:SP2ZrLbd
>>17

日常をデッサンしたような詩です。
暗闇の中に浮かぶ自販機と言うのが、この絵画の中の印象的な部分です。
しかし、もう少し描写力や線の力(言葉の力)があって欲しいなとも思います。また、写生しようとした風景の選択も、ありふれ過ぎている。そのシンプルな光景を、印象的なものに変えるだけの高い技術が、こういった詩には必要なのではないだろうかと思います。

妙な例えかもしれませんが、にんにくだけで作るペペロンチーノは、シンプルなだけに、作る人間の腕によって味の落差が大きくなります。ありふれた日常を、いかに印象的な絵画にするか。それがこの詩の課題なのではないだろうかと思いました。

D−
77はち:2010/10/26(火) 15:19:03 ID:SP2ZrLbd
間違えました。上の評価は、17ではなく、>>71の評価です。
78NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/10/26(火) 15:26:15 ID:m5REEt5k
前スレを殺そうぞ。

>>824
「儀式」「落涙」に対して「ぺちゃんこ」がゆるい。
>ひらひらになった記憶から言葉を抽出してお湯をかけてみる
比喩で「お湯」という外在的な要素を出すのは、あまり頂けない。
おらなら「言葉に空気を入れる」とかにするな。
「入れる」がおぼこいけど。
そもそもタイトルは「風船」だ。
この場合だと一度は空気を考慮したものの
あまりしっくりこなくて変えたとか?
いずれにせよ、弱いだけの詩だ。優しいのとは違う。
D

>>837
最初からそのケは感じさせているが、最後行で「畸形感」が小爆発する。
小爆発だ。ビッグバンには遠く及ばない。
タイトルからして、だ。ゲシュタルト崩壊するタイトルだ。
いかにもリアルで作者の実体験を記していると感じられるが、
なんつーか洗練されてない。木なりの柿といった感じ。
いかにも「整形されてない・ありのまま」と見えるが、おれ柿きらいなの☆
D

>>838
あまりに瞬間的に感じる詩。
それが出てきた後の落胆ではなく、
出てこようとする瞬間の期待でもない。
まさに姿が見えたその一瞬の、ごく一刹那の感情。
そこには、過去も未来もない。その瞬間だけ。
良質な詩は、言葉の向こうや手前にいろんなものを控えさせる。
この詩は抽象にすぎる。伝える気がない、と読者に伝えている。
D-(≒E+)
79NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/10/26(火) 15:27:41 ID:m5REEt5k
このスレを生かそうぞ。

>>50
うーん、梶井基次郎のような繊細さがある。
が、どこか作り物めいている。
なぜならうぬならそこに事件性を感じるから。
とくに新宿だもん。歌舞伎町とかじゃないだろけどさ。
でも新宿ってあんまり生活臭がしないんだよね。
タッパに入れられたみたいに。
うぬには布団が温めた誰かは、怯えていたような気がしてしまうんだな。
目を閉じていたのには賛同すっよ。
D+

>>70
そんなに怯えないでいいような気がするな。
何度も訪れているのはわかるし、
その奥に行くのは今日じゃないといけないのもわかる。
だが奥に期待をしすぎて、事物が見えてないような。
スズメバチも毒蛇も、実際にその人物が見てるんじゃなく
「カメラ」が捉えているだけのような感じさね。
抽象的なタイトルは嫌いなんだが、これはまあ気に入ったっす。
D+
80名前はいらない:2010/10/26(火) 15:45:04 ID:jtS9FLFT
真っ白の空
こぼれたような雨の音
蛙は鳴かない
銀杏の葉は濡れて艶を増す
思い出したように小さな風が吹き
枯れ葉をさらってゆく
いつかの秋の長雨
81NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/10/26(火) 15:52:37 ID:m5REEt5k
>>74
あからさまである。もっと隠そう。
きみは「こうすれば感動するだろう」の思想の豚である。
この人物の悲しみに対する気後れがない。
ちなみにこの詩はタイトルなんてないも同然だ。
なので固有名詞化としての意味しかない。
その場合も、自己顕示という結果が見えてくる。実際は知らんが。
誰にでもわかる糞を書くか、ほとんど理解されない至高を書くか。
よく考えなしゃれ。
D-

>>75
退屈だ。ああ退屈だ。退屈だ。
その男に刺さるのは、彼女たちのささやきだけですか。
彼女たちは、男に聞こえるようにささやいたのですか。
男がなぜ雨に打たれているかはどうでもいいんですね。
そして主題は「雨」にあるんですね。
D-

>>80
風景画としては、興を誘う。
しかし人物(作者)が邪魔だ。
荘子は名手の琴を聞き絶賛したが、
極限の音楽とは「掻き鳴らさない」ことだと云ったそうな。
それと似て、作者がいなければ完璧かもしれない。
無人の郷愁を感じさせてくれ!
(無人契約機について述べているのではない。たしかに愁いはあるが)
あとこれってけっこう誰でも書けそうだね。
C
82名前はいらない:2010/10/26(火) 16:20:12 ID:8QXxWWmo
>>50
俺はお前が大嫌いだ。物の言いぐさにはヘドがでる。
とっとと消えて欲しいと思っている。
しかしこの詩は悔しいがよかった。
確かに作り物っぽいがそれは何だってそうだろう。
詩情を感じた。
ていうかお前、ぜってえ古参だろw
評価 Aマイナス
83名前はいらない:2010/10/26(火) 16:40:18 ID:YWPVaj/I
>>68
65です
眺めてるのは目で見てる私で侵入されるのは頭の中の私
外側と内側から脅かされてる感じを書きたかったんだけど出来てなかったみたいです
評価どうもありがとう
84雑草 ◆je5cNlouiI :2010/10/26(火) 18:03:40 ID:QFEME2Ly
>>78
NONPHILIAさん、評価ありがとうございます。前スレ>>824です。僕は自分の調子と共に詩を作ってきたけど、
もういい加減人に何かを感じさせることのできるような、つまり空気みたいじゃない、作文を脱した詩を
書けるようになりたい物です。当分勉強してからがんばってみます。
85御湯:2010/10/26(火) 19:09:37 ID:b8WaKNcF
御湯と名乗らせて頂きます75です
>>81
評価ありがとうございました。泣きそうになりましたけど。
出来るだけどこにも入り込まない神視点の風景描写で「雨」は表されねばならぬ、
と感じ、やってみたのですが難しいですね。

自分がしてしまっていいのか分からないので
未評価で>>63の感想をば
文のリズムが非常に好きです。
第一段落など、カタカナのシャープ感が上手に乗せられていると思います。
語句も一語一語が綺麗につながっていき、しっかりと構成されている印象を受けました。
ただ段落と段落とがあまりにも飛んでいるような気がします。
空行に甘えすぎではないでしょうか。
なんとなくこの詩を読んでアイドルにひた走るオタクの姿を想像してしまいました。
それにしても語彙が豊富でうらやましいです。
86   ◆UnderDv67M :2010/10/26(火) 21:13:48 ID:Kn9eUnit
雨を語りたいなら実際に塗れて体験でもしてくればいいやん 簡単よ

>>27 やかましい お前はお前で独立しているべきで他人から影響を受けてはいかん
>>49 嘘をつくな嘘を
>>67 ポケモンいう虫属性の俺だけど バッタは飼った事ないな 籠の中にはなにがあるんだ? 
虫に興味の無い人間に虫かごの「世界」知って貰うためにも必要だと思うぞ


未評価(>>69

>63
87名前はいらない:2010/10/26(火) 21:31:08 ID:0+Q8F/ap
>>81
ありがとう
あからさまで隠しもしないのは、事実だからです

なんてね

目指すのは遠くもなく近すぎず、距離感を保てる文章ですね
タイトル付けるのは苦手です
88名前はいらない:2010/10/26(火) 21:38:12 ID:IVKPrTRi
「セミ」

大学落ちた
会社落ちた
やんなるなあ

まだだ
まだだ
長いなあ

葉っぱの陰の
樹の幹に
留まるセミが鳴く

セミよ
昨日までの殻
俺にくれないか

もうすぐだ
短いなあ
89名前はいらない:2010/10/26(火) 22:04:42 ID:GEK9r8Q+
「中身を見ること」

脳全体に広がる感覚だけで物事を視覚しても無理だ
物体一つずつ追って物事を眼の流れとリンクさせることが大切だ
あんまり外殻だけ見ていると能が閉鎖的になる
僕の表現が照らされる光の小さいほうへ終息されていき結局空っぽになることと同じことだ

要は連続性だ 連続で切り替えて外の景色を取り入れていく
気づくとなくなる 気づけばなくなる 
気づくとなくなる

考えると人生破滅する 考えることを考えた時点で人生終わりだ
90のぶちん:2010/10/26(火) 22:52:57 ID:oiO/ZlnR
「のぶなり」

のぶなり

ああ、のぶなりや

その履物の底に仕込みし刃で

敵の大将の首を

捕るのじゃろうて

(織田信長)
91四行坊主 ◆2PmZBVReNg :2010/10/26(火) 22:55:24 ID:4qRFgwY5
>>63

一連、ミヒャエルというヨーロッパのものと、ムーというマヤ文明の融合でしょうか。
傾城は日本では遊郭の太夫をそうも呼ぶようですし、世界的二次元アイドルの「崇拝」のようにも感じます。

二連で自分を捧げるという宣言をしつつ、まだ崇拝へのためらいを残しているようにも思います。
いっそぎこちない思、も捧げ尽したほうが、いさぎよい姿でしょうが、そうできない故の羨望なのでしょうか。

表現の疾走感−接合の荒さ
c+
92名前はいらない:2010/10/26(火) 23:24:43 ID:9Us69+B0
「環境保護」

エサを与えりゃ殺し合い
エサを与えにゃ野垂れ死に
カネを与えりゃ殺し合い
カネを与えにゃ野垂れ死に

荒れた大地に一抹の
恵みの死体を捧げたり
これが大陸流のビオトープ
93名前はいらない:2010/10/27(水) 00:14:59 ID:ml29f7Fe
前スレ577です。

>>NONPHILIAさん
改めて、評価をくださりありがとうございました
あなたの「乳房」と「子宮」があるから女だ、という発想にショックを受けました
でも一般にはそれが有力な見解なのかもしれません
勉強になりました

>>◆UnderDv67Mさん
詩は中原中也しか読んだことがありません
酷似ということは、同一テーマで有名な作品があるのでしょうか?
寡聞にして存じません、出来れば読みたいです

>>雑草さん
ありがとうございます、そうです、入れてしまったんです
ストレートに意味が伝わるような表現を、次より心がけたいと思います
正しく終わってしまったのが悔しいので、次は突き抜けて間違えたいと思います
評価をくださりありがとうございました
94NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/10/27(水) 01:30:32 ID:SAmfs6Q2
>>85
どういたまして、んで感想どうも。
>ただ段落と段落とがあまりにも飛んでいるような気がします。
そうですか。
圧縮率が高いものほど飛躍も大きくなりがちかと思いやす。
この詩では圧縮率を発揮した気はないすけど。わかりやした。
>空行に甘えすぎではないでしょうか。
甘えと云われりゃ甘受せぬわけにはいかんでしょう。
>なんとなくこの詩を読んでアイドルにひた走るオタクの姿を想像してしまいました。
ご理解いただけてありがてェこってす。
>それにしても語彙が豊富でうらやましいです。
この詩では「胙」って言葉を出したかったんでえごぜェやす。
感想、ありがとうごぜェやした。

>>88
きみはこの詩でなにを表したかったか、
伝えるためにどういう技法でどの点に留意したか
逐一、説明できるかい?
「長い」「短い」の直接的な対比、
落ち込んでいる人間がなにかに感傷を覚えるという図、
安直。バーナム効果に頼りすぎだ。
D-

>>89
詩をなにと心得る。
散文的に言葉を連ねれば、詩か。
気づいたことを連ねれば、詩か。
諧謔性、人がなにについて興味をおぼえるか、
真剣に考えたことがあるか。
すべてに答えられるなら、こちらに云うことはない。
固い。筋ばかりの肉こそ、腕のある料理人に調理させよ。
D-

>>91
>一連、ミヒャエルというヨーロッパのものと、ムーというマヤ文明の融合でしょうか。
さほど熟考して出した言葉ではないす。
>傾城は日本では遊郭の太夫をそうも呼ぶようですし、世界的二次元アイドルの「崇拝」のようにも感じます。
アイドル、の言葉が出て嬉しいす。
>表現の疾走感−接合の荒さ
疾走感すか。意識してませんした。
接合の荒さについては、よくわかりませんした。
もしよかったら詳しく教えてください。す。
評価ありがとうございやすっ。

>>63の再評価、よろしくお願ェ致しやすっ。
95隈熊猫 ◆BAj1VU5mMc :2010/10/27(水) 01:47:05 ID:6Y1CMCeT
>>73
お、レス有難うございます。
設定は、そんなに細かくはしてないけど子供と呼べる年齢…年中さん〜小学生くらいかな
察するに、多分説明すると無理が生じるというところに対して「子供に失礼」とおっしゃったんだと思うのだけど、
また書き方が悪かったかもorz

あの詩は私という子供の、空想の本当そのものを舞台にして書いたものだから
例えば文頭に「こぢんまりとした部屋の中」とかつけたら
読んでくれる方に多少解り易くなるかなと思ったんだけど、
それは絶対しちゃ駄目じゃん、って思って

文中の私にとって当たり前の世界が、当たり前じゃないことに気付いていなきゃいけないことになってしまって
あの詩の世界が成立しなくなっちゃう
後、そこが何処かは文中の私にとっても余り重要じゃない気がして。

まして「ママの帰りが遅いから」とか説明や理由や原因をつけたら、意味合いが変わってしまうし……

と思ったんだけれど、他に何か得策はあるだろうかorz
私と、空想の本当そのものであるところはそのままに、読んでくれる方に解り易くなる方法……

そこは勉強というか、これから何か書いていくに当たっても、考えなきゃいけないとこだと思ってます

後は、何が綺麗で、何が愛らしくて、何がおかしかったか、とか
そうそうところに重きを置きたかったところがあります

ここまで書いて気がついたけど、もしそれ以外の、「こんなん子供じゃねえ」というところとかに対して
失礼と言われたんだとしたら、それはもうもっと私が、子供と触れ合ったり童心にかえりまくってみるしかないかも

文中の私は、書き手の私の空想の産物であり、書き手の私の中の子供の部分だから
それを子供と称して、その時の私の書きたかったことを代弁させている部分があるわけで
それはもしかしたら、実在の子供たちに対して失礼にあたってしまうかもしれないです

てか何かとんちんかんなこと言ってる気がしてきたorz
読んで下さって有難でした。精進します
96隈熊猫 ◆BAj1VU5mMc :2010/10/27(水) 02:09:12 ID:6Y1CMCeT
>>90
前の詩からの天丼効果っていうのか、何かこうクスリと出来たよ
対象が変わるだけで全然雰囲気が変わるね

確かのぶなりは信長の子供か何かだったと思うのだけど(ごめん。調べてないから孫だか何だかホントのとこが解らん)
信長の父親の視点っつーのは余り考えたことがなかったし
子供?に対するデレデレ感を想像出来てちと面白く読めた

ただなんていうか、「詩」なのか?と言われるとまだはてなが浮かぶ

その辺の境界は人によるところだし私にはよく解らんけど、
発想をそのまま言葉にしただけで、そこに詩たる何かがあるかっつーと私はそうは感じず、
前より面白いけどまだまだな気がする

ちと昔確かサバが変わる?前だと思ったんだけど、前の人の出したお題で詩を書くっつー趣旨のスレがあって
そこでレイビョウさんてコテの方がマリオ・ルイージの嘆願?みたいなお題で詩を書いてらしたんだけど
あれは面白かった。読んで大笑いしたもん

比べるわけじゃないしソレを読めというわけでもないけど、
そういう「なんじゃこりゃ」みたいな詩としての嬉しい驚きはまだないと私は感じました
簡素なのもいいけど、もっと想像力の羽を伸ばしてみると更に面白いかもしらん

評価はD-に寄り気味のEでご勘弁下さいな
小ネタとしてはちょっといいなと思いました
次は何かなどんなんかなと勝手に少しばかり期待しておきます
読み手としての勝手な希望ですが、同じ題材で分厚いものが読んでみたいです。
97隈熊猫 ◆BAj1VU5mMc :2010/10/27(水) 02:19:29 ID:6Y1CMCeT
未評価(>>86

>92

再評価

>63
98ちーちゃん:2010/10/27(水) 08:30:15 ID:Q1cxGbcy
お前らわざとか!(^^)
スケート選手知らないのかwwww
99隈熊猫 ◆BAj1VU5mMc :2010/10/27(水) 10:57:21 ID:6Y1CMCeT
>>98
マジごめん。素で気付かなかった
最近テレビってやつに触れてすらいなく……
でもさすがにその選手は知ってるorz
信長の息子か何かとかwww何これちょう恥ずかしいorz
>>90 の方も誤読ごめんね
でも評価はEのままで
ご容赦を

ああもう近いうち時間作ってorz
100隈熊猫 ◆BAj1VU5mMc :2010/10/27(水) 11:04:00 ID:6Y1CMCeT
>>99の最後時間作ってテレビとか新聞見やすでしたorz

もうだめ はずすぎ
スレ汚し失礼しましたorz
101名前はいらない:2010/10/27(水) 11:19:29 ID:NpJh6ZJo
「ソバカスの君の股間は」

女がスキ
僕はともだち
僕はソバカスの君を
ともだちとは思っていない

見えるかしら
本当の僕
見せようかしら
私の僕

股間のハンディキャップと
乳房のないキャシャ
天秤にかけられた愛について
君は気付かないフリを決め込むという

僕はカロウジテ君に納得することが出来るのだ
愛嬌のあるソバカスに免じて
コノヤローと殴りこみ
月並みのバカーをブッけてみる

そうして
明日あやまろうとしたトタン
僕の頬が燃える

ソバカスの君のことを考えすぎるのなら
抱きついて接吻を迫るぐらいのヤケクソに
身をユダねるのもいいかもシレません
102四行坊主 ◆2PmZBVReNg :2010/10/27(水) 14:39:10 ID:v47af1Y/
>>94

遅い昼休みが終わる前に、接合について。
ひもろぎは神への供え物である限り、神次第ではないかと思います。自分を供えたなら、もはやこの思、など神次第で、どこへなんて言うこともおそれおおいのではないかと。
最終行が破綻せぬために、他につなぐ言葉はなかったのだろうかと考えました。

こいつはこの程度の感性かと、吐き捨ててください。
103かさ:2010/10/27(水) 15:51:05 ID:veoA8syI
「吸い殻」

拙い言葉と憧れは、煙草の煙とともに消えた

この世界はまるで、吸い殻みたいだ

吐き出した煙が、静かに消えていく
104名前はいらない:2010/10/27(水) 17:30:51 ID:QEvhRuBV
初夏の晴れた昼下がり  私は生まれたと聞きました
母親の喜びようは    大変だったと聞きました
ただまっすぐ信じる道を 歩いて欲しいと願い込めて
悩みぬいた末にこの名を 私につけたと聞きました

我が家はあの頃から    やはり裕福なほうではなくて
友達のおもちゃや自転車を うらやましがってばかり
少し困ったような顔で   ごめんねと繰り返す母の
隣でいつまでもいつまでも 泣いたのを覚えてます

母よあなたは私の 全てを信じ 全てを許し 全てを包み込んで
惜しみもせずに何もかも 私の上に注ぎ続けてきたのに
母よ私はそれでも 気づかずに思いのままにすごしてきたのでした

強さの意味を履き違えて 喧嘩や悪さばかりを繰り返し
勝手気ままに遊びまわる 本当にろくでもない私が
浴びるほどに飲んだ私が 明け方眠りに落ちた頃
まだ薄暗い朝の町へ   母は出て行くのでした

母よ私はあなたに 言ってはいけない けして口にしてはいけない言葉を
加減もせずに投げつけては あなたの心を踏みにじったのに
母よあなたはそれでも 変わることなく私を 愛してくれました

木漏れ日のような温もりで 深い海のような優しさで 全部 全部
私の全てを包み込んだ あなたの背中に追われながら
眺めた八重手岳の夕日は 今日も変わらず茜色に町を染める 
105   ◆UnderDv67M :2010/10/27(水) 20:15:56 ID:sUVBN3eP
>>93
そう見えなくもないですが前後の流れから判断してください

>>95
なげーよ

>>98
投稿し直しなおしてまで押し通した作品がコレかよ ッハ!!
106名前はいらない:2010/10/27(水) 20:51:42 ID:rEuCFC+a
「割り箸」

木で出来た箸がある

たまにトゲを立てる

上手く割れない時もある

上手く割れる時もある

どうなるかなんて

やってみれば分かる

割り箸はいくらでもある
107ちーちゃん:2010/10/27(水) 20:54:26 ID:Q1cxGbcy
まあ、アイツから高評価を貰わなくて良かったよ
信じられない程いい加減な奴だ(^o^)rz
108ドミニク・バフーーン:2010/10/27(水) 21:19:04 ID:+4uCB8Rl
帰った。昨日は飲み会だった。んなこと知るか。

>>62
ありがとう。飽きるまで張り切って続けるわ。
飽きたらそのまま消えるわ。

>>63
バラッバラやね。隙間を読者の想像力と感性に委ねたのかもしれんが
隙間あきすぎだっちゅーの。ミヒャエルとか知らんし。


>>65
だから俺は頭がわるいんだよ。全然わからんじゃんよ。
意味もわかんないんだけど、絵ってものが何もないね。
ビジュアル系で頼むよ。読者は楽しくないよ。
D−

>>67
なんとなくポエジー。これは分かった。絵も浮かんだ。
最後の2行で安直にまとめたな。逃がして戻して、確かに身勝手少年だ。
でもなんかつまんなーい。
C−

>>68
そのたとえ話やめれ。猫がかわいそうで泣いたじゃないか。

>>70
金網から覗いてるのはあなた? スズメバチ?
ガードレールをまたぐのはあなた? 毒蛇?
どうやらあなたのようだな。毒虫は何の意味があるのか不明。
作者も何の表現かわかってない感ただよう。
109名前はいらない:2010/10/27(水) 21:27:35 ID:fe0FNG7K
「ラブレター」

あなたを忘れた日は一日もありません。
そう言いたいところだけど、考えない日もありました。
というか、考えないように、違うことを考えていました。
ときどき通り雨のように、あなたがかき乱していきました。
そこに答えはなくて、ただ、通って行きました。
過ぎ去ったあとは台風の後みたいにモノが散乱していて。
途方に暮れるというのはこういうことだと、妙に納得したりもしました。
私の感情の栓はとっくの昔にひねり倒して、
アロンアルファーを垂らして固めたんで、
錆びた鉄よりも厄介なことになっていました。
現実的には水道屋さんに連絡すれば良かったんですが、
その水道屋さんがどこにあるのかが不明でした。
また途方に暮れてを経験し、意味もなく笑ったりもしました。
気がふれる、そういえばいいのでしょうか。
行き止まりだと思って元の道を戻ろうとしたら、塞がれていたみたいな。
知らぬ間に監禁されて、わお、みたいな。
最近、ハンマーを買ったんで、そのカチカチの栓をぶっ壊してやりました。
想像では、水しぶきが上がって大惨事になると思っていましたが、
それは想像の域よりこじんまりとしていました。
誰かが、元栓を閉めたみたいです。
冷静になって思ったことは、まだあなたを愛してます。
110ドミニク・バフーーン:2010/10/27(水) 21:29:20 ID:+4uCB8Rl
>>71
ビジュアル系でいんじゃね。好き系だな。分かりやすいしね。
が、夜空とか自販機の描写がベタでヘタね。
ちと説明口調すぎるぜ。あと、もっと長いの頼む。
C+

>>74
苛つくんだよ。陳腐なワード並べるんじゃねえ。
少女マンガの台詞か?
前半と後半のつながりとか、ひでえな。
最後3行の投げやりっぷりときたら、あんまりだぜ。
D−

>>75
「何も言わないまま傘も差さず」・・・ねえ。
なんか語呂?つーか悪くね?
ラスト「悲しそうに」ってあんた。
「悲しそうに」を「悲しそうに」って言葉使わずに表すのが俺の知ってる詩なんです。



111ドミニク・バフーーン:2010/10/27(水) 22:05:01 ID:+4uCB8Rl
>>79
ご評価いただきましてありがとうございました。
作り物めいている、というご指摘は胸に刺さりました。
そのとおりだと思いました。読んでいただき大変光栄です。

>>80
カエルはあまり鳴かないだろうね。秋だもの。あ、固定観念かもね。
視点?が動きすぎてゲボ吐きそうになるお。
空。どこかに潜むカエル。銀杏の葉。風も吹いたぞ。葉が飛んでくぞ。
もっと落ち着かせてくれや。そして最後になんかまとめちゃった。


>>82
ご評価ありがとうございました。詩情?を感じていただいたようで何よりです。
A−というのは流石に過大でしょうが、お気持ちだけ頂いておきます。
ありがとうございました。

>>88
もうちょっと長かったらなあ。何か伝わってきたかもなあ。
「もうすぐだ 短いなあ」で終わられても、分からんのよ。
「セミよ 昨日までの殻 俺にくれないか」
って所は気に入った。俺も欲しいわ。かっちょいいもんね。
今朝の新聞で見たけど、あれって佃煮にして食えるの?
C+

>>89
お前の日記帳なんだねここは。
でもここに書き込むよりも、スマートフォンのメモ帳アプリにでも書いたらいいよ。
観念詩っていうの?こういうの。知らん。
お前の糞な云々なんか読んでも何も感じねえぞ。
D−

>>90
思いつきを書いておきましたってか。
その思いつき、面白くもなんともないよ。
お前もメモ帳アプリで戯れてやがれ。もっと真剣にやれ。
ちゃんとに書いた奴は酷評されたら傷つくから、適当なもの投下しとこうって魂胆かよ。
D−
112ドミニク・バフーーン:2010/10/27(水) 22:15:15 ID:+4uCB8Rl
>>92
「ビオトープ」というのは、生物群の生息空間、という意味だってさ、みんな。
難しいねえ。短すぎてなーんも分からん。始まったと思ったら終わってた。
早漏系の詩人だね君は。最初の4行は割と好きだったんだけど。理屈っぽいけど。


>>101
最初の数行で、とてもイライラしました。イライラはずっと続きました。
意味のないカタカナ表記も、俺の嫌いなやり方です。安直です。
「月並みのバカーをブッけてみる」 ここだけ、ちょっと目にとまったくらいで。
それらし〜く作ってるようにみせかけて、見せかけだけの張りぼてなんだな。


>>103
2行目。こんな風にまとめられると、あっそ、頑張ってね。って立ち去りたくなる。
読者を突き放してはいけない。引っ張り込まなくてはいけない。
短いのも短いが、この詩のイクナイ所は、俺は2行目だと思った。
C−

>>104
何か言って欲しい?

>>106
日めくりカレンダー系だな。お前が読者なら、どこを褒める?どこが自画自賛ポイントなんだ。
へええすごいわあ新しい視点だわあなんて誰か言ってくれると思うか。
「たまにトゲを立てる」で、擬人化していくのかと思ったけどまあそれもつまらんか。
D−
113名前はいらない:2010/10/27(水) 22:24:01 ID:thI630G6
>>104 念のため 著作権侵害のコピペね
かりゆし58「アンマー」/作詞作曲・前川真悟
114ちーちゃん:2010/10/27(水) 22:38:09 ID:Q1cxGbcy
「全くお前らと来たらのファイトラウンジ」

このスレは全くセンスナッシング先生だな
ナッシング先生のポーズはこうだ
ペンギンの様に広げた両手の平を裏返し少々後ろに持ち上げる
足は内股で腰を低く落とす
その態勢のまま、うーんナッシング!
瞬時に両手を前でクロス!
足はがに股
そして爆死!!!!
安らかな死に顔キャッチ
うーん、ちーちゃんその唇を奪っちゃおっかな〜♪
しかしムカつくパンチ
パンチ パンチ
ハァハァ、
パンチ パンチ
ハァ
あー疲れたもういいや
死に顔持ってアッチ行け

その背中に跳びキック
ドーン

安らかなナッシング先生の顔はヒューンと飛んで
家族連れの円卓の料理を台無しにした

あ、ここ中華レストラン
115purisara ◆ZHd5hdZJMM :2010/10/27(水) 22:58:53 ID:FYsOPAuF
濁世

葡萄の一粒がぽろりと零れ落ちるように
希望は闇の中を落ちていく

ひゅるりひゅるりと落ちていって
静かにひとつ弾けた

弾けた希望は
闇を灰色に染めていって
生きてきた苦しみや傷さえ無いものにした

だまになった鬱憤は、淡い自己肯定と共に
シャンパンのように打ち上げられる
一方、甘いチョコレートのような憂鬱は
溶けてそのまま心の底に溜まっていく
ぽとりと落ちた感情は
水銀のように冷たい物質に変わり
笑顔の温度を奪っていく


見分けがつかなくなった希望と、あぶくとなった鬱憤
憂鬱が張り付いた思考と、凍りついた笑顔

僕はまるで
世の中に霧散する屍と踊り狂っているピエロ

道化師の片目に涙が描かれる時代
こんな世に誰がした?
116purisara ◆ZHd5hdZJMM :2010/10/27(水) 23:01:05 ID:FYsOPAuF
>>115修正お願いします

世の中に霧散する屍と踊り狂っているピエロ

→世の中に蔓延る(はびこる)屍と踊り狂っているピエロ
117ドミニク・バフーーン:2010/10/27(水) 23:49:27 ID:+4uCB8Rl
>>109
散文系が悪いとは言わんよ。でも面白くないんだな。
「感情の栓」の下り、「水道屋」の下り、「水しぶき」の下り。つまらん。
「また途方に暮れて〜」からの4行が特につまらん。
冗長でピリリとしない。くどい説明口調のために長くなりましたってんじゃ、散文詩ちゃうで。


>>114
ナッシング先生のポーズ、やってみたけど出来なかったぞ。
こんなに文字を費やしてるのに、絵が浮かんでこないから。それじゃあ、ダメなんじゃん。
「そして爆死」以降は、良い具合に適当で、分かりやすい。
でもラスト1行は姑息だな。なんとかそれっぽくまとめようとした感ありありだ。
前で「円卓の料理」って言ってるし、なくていんじゃね。
C−
118名前はいらない:2010/10/28(木) 00:34:09 ID:QCrS020C
「夜中の出来事」

朝見た天気予報
そんなもん無視して雨が振ってる
風邪引きそうだったけど
そんなもん無視して今朝来た道を歩いた

真っ暗クラの闇の中
そんなもんより頭に占めていることがある
そっちの方がよっぽど気がかりで
早く家に帰りたかった

馬鹿らしいとも時々思う
見えない敵に空パンチくらわせて倒した気になって
犬が自分のしっぽ追っかけてるくらい滑稽だ

帰り道コンビニはない
強がりかもしれない
本当は傘が欲しいよ
119名前はいらない:2010/10/28(木) 00:44:16 ID:kbokNbZ9
103の再評価をお願いします。
120ドミニク・バフーーン:2010/10/28(木) 00:56:38 ID:XaLJ3MpH
>>115
厄介な詩が投下されやがったな。読み手引き込み系だ。何かがあるんだろうな。
でもバカな俺には見えないという。丁寧に作られているからなお厄介だ。
これが即興だったら俺卒倒だぜ。くだらね。

「ひゅるりひゅるりと」から、空を切る音が聞こえるが、ここは無音のがいんじゃね?
と思った。仮に無音とすると「静かに」は邪魔になる。
「シャンパンのように」「甘いチョコレートのような」はチープだな。

第5連?でまとめ的2行が挿入されているけど、ちょっと崩れている。
希望は・・・鬱憤は・・・憂鬱は・・・感情は・・・と繋いできた均整が崩れている。
理屈っぽいかもしれんが、ここは均整を保った方が美しいと思ったぞ。
バランスという点では、「希望」に3連つかったのに、「鬱憤」「憂鬱」は2行なの?

第6連、第7連は焦ってまとめようとしたのか。形に拘りすぎたのか。
大した工夫がないように感じるぞ。
特に最後の1行はがっかりだな。結局そんな単純にまとめちゃうの?

ド素人の俺が言うのも何だが、頭一つ抜けている級。
ただし、俺の駄評価はあてにならんから、再評価依頼した方がいいと思うよ。
121名前はいらない:2010/10/28(木) 00:58:37 ID:N4AlDkXU
枯れた桜は月夜に浮かぶ
若いつぼみもないけれど
今朝の雪色に染まっている
枝先が曲がり粉が降る
積もった葉と凍ったみずたまり
誰も彼も寝ているが
星らが輝く
122NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/10/28(木) 02:48:12 ID:y62OZWxM
>>108
評価どうもでござんす。
>隙間あきすぎだっちゅーの。ミヒャエルとか知らんし。
ミヒャエルは外人さんです。日本人ではないんです。
それよりさてはて、縦書きには何人きづいてくれたろーか。

>>115
濁世、いいタイトルじゃんかよ。おれ好きだよ、こういうの。
ただ中身はどーなんだろねー。あんまり。
丁寧な詩ではある。主述がしっかりと書かれている。
でもピンとこない。テンプレ通りっつーかね。
マリカーでショートカットを使うこともなく
危なげなしに完走切って3位、そんな?
怖ず怖ずと修辞疑問で終わらせるあたりも臆病。
赤甲羅どころか車体が敵に当たらぬよう安全運転するような。
人を糾弾し己にはその責任がないのか明言してみなしゃれ。
D

>>118
核心を突かないことで、賛美されるとでも思ったのだろうかねー。
>真っ暗クラの闇の中
どうもこのリズムに乗った一行が浮いてんだよねー。
だって他の行、リズムなんててんで気にしてねーんだもんよー。
そっから「あ、適当なんスね^^」と思われるんだよー。
スキつくっちゃだーめねー。
D-
123NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/10/28(木) 02:50:54 ID:y62OZWxM
>>103
>拙い言葉と憧れは、煙草の煙とともに消えた
つたない、まずい、さてはてどっちスかね。
煙草の煙、タバコ、たばこ、漢字にする必要あったんスかね。
>この世界はまるで、吸い殻みたいだ
投げっぱなしジャーマンでホームラン狙うかのような投げっぷり。
比喩なんてものは誰でもつくれるんスよね。
「呵責のような寒風」「ザクロのような傷」「僕みたいな君」
どれだけマッチした比喩を作成できるかも才能だが、
それが読者に瞬時に理解される場に配置できるのも才能だ。
そして「世界」というスケールの大きいものは
たいていどんな形の比喩を作成してもそれっぽくなる。
「世界はうんこ」「世界は灰」「世界はアウフヘーベン」
圧縮率は高いが、展開できなきゃ圧縮の意味ねースよ。
解凍できねーzipファイルなんて消去なんスよ。
D

>>121
うーん、どうも叙景的な詩はなー、
好きっちゃ好きなんだが、作者の影がちらつく。
景色の端に無表情なマネキンが立ってるみたいなんよ。
内容自体はいーとおもーよ。
朝のNHKで交響曲と一緒に流れてそうな画じゃん。
もちっと白銀のほうがいいかもせんけど。
五言律詩とかにすればもっと味が出ーるかーもねー。
そっち方面ぜんぜん詳しくねースけどー。
C-
124NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/10/28(木) 02:52:29 ID:y62OZWxM
睡魔が衛星となって己の周りを旋回するころ
空虚はその仄白さを増す
閑寂の森はその室を囲ってはいるが
あくまで遠巻きから見つめている
空虚はどこかへ飛び出したがっている
ややもするとそれは肉片を連れて行く
口を開けた己は仄白い塊を吐き出す
それは空虚の断片かもしれない
こうして己は短く死んでいくのかしらん
睡魔は衛星となって仄白い空虚を食って回る
125名前はいらない:2010/10/28(木) 06:58:59 ID:covXCCoW
>>111
>>88です
評価ありがとうございます

まあ人間の一生とセミの一生を比べてるんですけど、ちょっと簡単にしすぎました

佃煮は知らないですwww
126名前はいらない:2010/10/28(木) 08:35:32 ID:3oAIarEV
前の女とやりあった痣
ばりばり新聞を破りやがって
足の踏み場もない事態
だが形状のない欲情
女を呼べば色付くのかどうか
熟考している内に
まぁだ俺は懲りねえのか
欲情だの 女だの考えてやがる
電話のダイアルがぐるぐる回る
したら はすっぱな女がやって来た
あぁ そうか
俺の左手が悪さをしちまったか
いけねえ いけねえ
実にいけねえ 可愛い手だ
夜は長いだろう
と俺は囁く
127名前はいらない:2010/10/28(木) 08:43:00 ID:st5to+lE
むんっぱ むんっぱ むんっぱ
曲がります 曲がります
むんっぱ むんっぱ むんっぱ
むぱ むぱ むぱ むぱ
息切れしそうです むぱ むぱ
む ぱ む む ぐうっぐるん やっと曲がりました
右へ行きました
僕のバスも健気なむんっぱを追い掛けて
ぐるりんと右へ曲がりました
128 ◆95TDq6I5rI :2010/10/28(木) 14:30:09 ID:0PF0+cMV
久遠の砂漠

思い出は砂
ずっと持ち続けていたくとも
掌の小さな隙間から
こぼれ落ちていく

心という民が住まう幾次元の世界では
悠久の砂漠が広がる

砂嵐が起きて
塵のように吹き飛ばされるあの一粒は

僕の暗い過去

あぁ、矮小なる一粒よ!
俺はお前の中を
未だに彷徨っているというのに
129NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/10/28(木) 17:02:57 ID:y62OZWxM
>>111,125
セミの佃煮はあるよ、日本じゃないけど缶詰で。
抜け殻は味しないらしいよ。
成虫はオスのほうが腹に身が詰まってて旨いらしいよ。
幼虫は忘れた。

>>126
前の女ってのがねぇワンナイアバンチュールの相手なのか
ステデイーな関係だったのかわからないんですよねぇ。
「女遊びやめらんない男」の他に隙間が多いんですよねぇ。
左手で女絞め殺してその死体眺めてたり、
異常性癖で女が逃げてってしまうだけだったり、
ひょっとしたらそういった状況を左手でさっぱり味わってたり。
曖昧なだけなら誰でも書けるんですよねぇ。収束しなきゃ。
D

>>127
リズムが悪い。
人を乗せないバスには誰も寄りません。
E

>>128
詩のカタチを知ってる人ですね。それだけです。
模倣から物事は始まるというけれど、模倣で終わっちゃ偽者です。
D
130  ◆UnderDv67M :2010/10/28(木) 19:35:04 ID:SXAtLaFw
>>107
信じられない程失礼な奴だ

>>113
ナイス!! ってか>>126もそうなんだよなぁ 最近多い……



未評価(>>97

>124
131名前はいらない:2010/10/28(木) 20:36:41 ID:covXCCoW
「夕暮れ」

夕暮れ時の鐘が鳴る
線路を走る電車であり
庭先で吠える犬であり
小学校のチャイムであり
街頭を灯すネオンであり

空になったグラスを
箸で叩く父が
夕暮れに気づく

夕暮れ時の鐘が鳴る
宙を舞う鉛であり
床に散る破片であり
空に昇る煙であり
砂を蹴る靴であり

体育座りで
歌を歌う少年が
夕暮れに気づく

夕暮れ時の鐘が鳴る
枝から落ちる毛虫であり
窓の外の風鈴であり
沼の縁の蛙であり
家屋を通る北風であり

電気もない山奥で
薪を割る老人が
夕暮れに気づく
132ドミニク・アフーーン:2010/10/28(木) 23:35:58 ID:ABKKuS2T
>>124
使われてるワードが繰り返されるから、まとまりはあるようなんだが。
分からんね。ビジュアル系かと思いきや全然違くて観念系だしね。
睡魔、空虚、閑寂の森、肉片、仄白い塊or空虚
こうしたワードの意味を解かないといけない感が漂うんだけど
そんな興味わかん。


>>127
お前、これうんこの詩だろ。
うんこが大腸の中を少しずつ動いていく詩なんだろ。
なわけねーよな。でもお前のアイデアより俺の解釈のが楽しいだろう。
下らん。
D−

>>128
なんだかなあ。第1連でこういう陳腐な言葉を持ってくるセンスが俺には理解出来ん。
分かりやすいのはいいんだけどね。「心という民」とか「僕の暗い過去」とか。
幼稚なんだよね。おっさんの俺からすると。
「あぁ、矮小なる一粒よ!」だって。そっちのテンションがあがると、こっちは冷めるわ。


>>129
虫は食べたくないなあ。お尻の穴がむずむずしてきた。

>>130
乙です。
133ドミニク・アフーーン:2010/10/28(木) 23:56:59 ID:ABKKuS2T
>>131
「であり」って言われてものう。
音であったり、生物であったり、物体であったり、気体であったり。
そんなこんながバラバラに散らばってて、そこにポエジーはあるかい?
「電気もない山奥で薪を割る老人」か。
お前、そんな存在、マンガ日本昔話でしか見たことないだろ。
地に足がついてないね。心象は俺の胸に迫ってこないよ。
お前が見たものを書いてみな。それなりに作る力量はあるだろうからな。
134ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/10/29(金) 00:02:18 ID:yT18vdac
>>117
ありがとう馬糞
しかしおまいナッシング先生のポーズで手のひらを裏返す時
親指を外側に回そうとしただろ
内側に回すんだよ!内側に!(^o^)rn'
135NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/10/29(金) 00:13:04 ID:285j/Dpl
>>132
おもしろい評価ありがとうございます
参考になりました^^




んじゃ再評価お願いしますね。
136ドミニク・馬糞:2010/10/29(金) 00:18:35 ID:TUR+I5J5
「咳」

俺は東京を疾走していた
脈動に翻弄されながら
隅々まで行き渡った血管の中を運ばれるように
地下鉄を乗り継いでは、至るところに出没した

至るところに騒ぎがあった

人から人へもたれかかって
しらふの背広姿にコロナビールを浴びせたものだ

時折いやな咳がでた
夏が始まるころだった

俺たちは東京を疾走して
隙間が出来ないように
タクシーを乗り継ぎ深夜の光をかき集めては
人から人へネオンをぶちまけてまわったものだ

ぶちまけた欠片は星形のおもちゃになった

ところがいやな空白はつきまとっていて
油断するとつけ込んで来た

俺は穴に落ちた動物の目で
逃げるようにして地下鉄の階段を降りたのだ

そうした空白にもし
他の誰かが誰かと笑っているとしたら
そう疑うだけで
頭痛とともに憎しみが襲ってきたのだ

秋になってもまだ咳は続き
寄り添う闇は、濃くなっていた
137はち:2010/10/29(金) 00:19:25 ID:bgjJ23ZG


俺は本当に
この風を掴んでもいいんだろうか?

ああ
夕日が沈む

あの赤く光る
どうしようもなく懐かしい
あの黄昏に向かって飛び立つ事が

本当にゆるされるんだろうか?


それでも俺の翼は
風のことわりを
もう知ってしまっている

それは悲しいほどに
だれも伴う事ができないほどに

ああ
風が西へ吹く

俺の体を、止まり木から引き剥がそうとしているこの風が
懐かしいようで、悲しい理解だという事を
俺の翼は予感している。
138名前はいらない:2010/10/29(金) 00:43:35 ID:/O6gH9Oi
>>131
>枝から落ちる毛虫であり
>窓の外の風鈴であり
>沼の縁の蛙であり
>家屋を通る北風であり

夏暮れ感。。夏から取り残されたものたちに厳しい北風が。。
いや、でも、力を奪って早く安らかに眠らせようとしてる北風とみるべきか。
このあたりがいいっすね。C。
139名前はいらない:2010/10/29(金) 01:09:06 ID:5hDbemwU
>>136
語彙や文章を揃えるなら揃える、換えるなら換えると、
もう少し統一したほうが良いかと。
内容に関しては一言「一昔前のDQN乙」って感じ。
何ていうか中島らもとかの世代の空気感がそこはかとなく漂ってる気がする。
かといってそれを狙っている風にも見えないし、言葉に対する中身が浅く感じられる。
後、咳は享楽のツケのエイズという在り来たりな解釈で良いの?
D

>>137
大人になるとは身の程知る事と見つけたり。
今は見なくなったが某おもちゃ屋のCMでも大人になんてなりたくないとか言ってたのを思い出した。
全体を見るといかにも飛ぶのが嫌々そうなのに「許されるのだろうか」って訊き方は何か卑怯臭い。
したいですよ?したいですけど許可が無いんですよね〜と逃げ腰な姿が目に浮かぶ。
と言うか飛ぶなら朝飛べと。
夜間飛行の難しさはサンテグジュペリが口を酸っぱくして言っているじゃないか。
日が沈むかけてから悩むって明らかに出遅れるだろ。
ニートなの?ヒッキーなの?
いっそ諦めて足で走れば?
D
140ドミニク・馬糞:2010/10/29(金) 01:16:45 ID:TUR+I5J5
>>139 さん
ご評価ありがとうございました。
なかなか刺激的な解釈、楽しく拝読しました。
一旦空気に触れたものは自分とは違った見え方をする、ということを実感でき、貴重な体験です。
駄詩を読んで頂き、評価まで頂いたことに感謝いたします。
141名前はいらない:2010/10/29(金) 01:20:20 ID:/NgfhrNJ
「フレア」

燃えろ俺
1万度になれ
皆例外無く巻き込んで
火炎のあとに塵も残さず
俺の枯れた骨と湿った肉を
一挙清算する超温暴熱で焼きつくせ
142:2010/10/29(金) 01:25:34 ID:8Rk8lpBG
>>136
なんか横光利一の「盲腸」思い出した。
143名前はいらない:2010/10/29(金) 01:26:02 ID:3u4mPgbK
日本からブラジルへ行くために穴を掘らないのと同じように
近道をしない
考えうる一番遠い道のりを進む
焦りもせず、落ち着きもせず
ただただ規則的な一歩を進める
追い抜いても追い抜かれても誰も何もいわない
空虚な円盤
本物は目に見えない
たとえば砂のように
捕らえようとすれば指の隙間からこぼれ落ちる
過去と未来と現在
そのどれでもなくて、それら全て
当たり前にそこにある空気のよう
遥か昔からここにある大地のよう
144NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/10/29(金) 03:29:02 ID:285j/Dpl
>>137
ようわからんなあ。
BっちゃBなんだ。D-っちゃD-なんだ。
つまりぁ、要点が掴めねってことなんだぁな。
どこも平坦で、すべらかなんだ。
とっかかりのない詩は忘れられる詩だ。
云っちまえばホント雰囲気だけの詩なんだぁな。
D

>>141
置きに行ってるなぁw
ルイズのクンカクンカコピペのほうが
ずっと情熱的だぞ。
D-

>>143
>日本からブラジルへ行くために穴を掘らないのと同じように
>近道をしない
距離的に最短であれば近道、ってわけじゃねぇぞい。
電車で近道、っつったって直線距離じゃねんだし。
>考えうる一番遠い道のりを進む
某なんとかアイドルの歌詞でも似たのがあったが
遠かったり苦しい道が最良になるわけねぇぞ。
それは「苦行してる俺かっけw」ってもんで思考停止だ。
こういった変な点がなけりゃ凡百。中庸。
D-

適当に過去レスから
>>26
以前読んではいたけどメンドくて評価してなかったから今する。
>はぁと零した溜息が
>今日見た中で一等綺麗だったよ
やっぱり俺もここがイイと思うね。
「一等綺麗」ってのが既にイイ。
それに加えて「はぁと零した溜息が」てのもイイ。
だが特に相乗効果は生んでないな。
>林檎たちのわらい聲の大合唱
この「わらい聲」ってのは配慮があんのかい。
どうも「聲」ってのが「茸」って字に見えんだな。
この主観の人物の年齢だとかはようわからんが
下手な紙芝居みてるみたいで幼さはよく出てるよ。
ただ「計算された」幼さではなく
「よく失敗する」っつう幼さだな。
あとは「聲」もだが「咀って」とか、だな。
ここらへんで急にメーターが跳ね上がるんだよ。
んで歯車ってのが芥川を彷彿とさせて
笑い声が谺してるんだよねキーンキーン。
D
145名前はいらない:2010/10/29(金) 06:32:05 ID:D12XiHia
>>124

空虚に同化する詩? 自分が無くなる詩?
フィレ肉と松茸とフカヒレ並べられて「ほれどうよ、俺の(あたしか?)料理」ってイメージ。
食傷気味なんだよ。言葉の選び方といい、並べ方といい。
メインディッシュを引き立てるための日本語も勉強しなきゃな。
D−

人に評価されるの嫌なら出すなよ。前評価も妥当なとこじゃね?
評価が読めないことも含めたマイナスだよ。
146はち:2010/10/29(金) 08:46:42 ID:bgjJ23ZG
料理っていうのは、自分の味覚もそうだが、一緒に出す酒や、客の舌に合わせても、作らなければならない所がある。一流料亭の味だからと言って、必ずしも万人に受け入れられるとは限らない。客の年一つ違えば、塩味一つだって違ってくる。

ここに集まる客は、ちょっと場末の居酒屋のような所があるが、それはそれで舌が肥えているという事でもある。普通にうまいだけではだめだ。それに合わせても、詩を作る事が求められる。
147名前はいらない:2010/10/29(金) 08:59:51 ID:bgjJ23ZG
営業は11時半からだ。それまでに一本煙草を吸って、仕込みを終わらせなきゃな。物によるが、デセール4つ位は余裕で作れなければならん。
148はち:2010/10/29(金) 10:03:07 ID:bgjJ23ZG
Ipod


久々に聞いたそれは
耳元の一センチの隙間に
不可思議な記憶を呼び起こした
やるせないほどの
懐かしさを
秋の冷たい風に場違いな
夏の日々を

記憶が混濁していく
俺が今いる場所は
時間の経過しすぎた青春だ
どれだけメロディーを遡っても
時間は遡らない
Dinasaur Jrのギターは
それを語っている

この唐草紋様の
一つ一つの霧の流れは
記憶の中の透明な楽譜と
一つ一つ一致していく

それでも時間は遡らない
今いる場所は
黄道に凍りついた
オリオン座のすぐ近く

149名前はいらない:2010/10/29(金) 19:21:41 ID:XhIGHUdu
>>124 D
ため息が白く沈むような冷たい静寂に閉ざされた
六畳一間の独り暮らしの布団の中で
もう長くはない余生に漠然とした焦燥を覚えつつ
寝付けない寝苦しさに何度も寝がえりを打ちながら
無為な時を費やしている
そんな詩として読んでみたのだけれど
どうにも作りもの臭い雰囲気を感じてしまう
なんでだろうと考えてみたけどイマイチ分からない
旋回する衛星と、周囲を囲う森、という
比喩のアンバランスさのせいかもしれないし
空虚を現す表現が「空虚」という単語くらいしかなく
代わりに能動的な動詞が多用されているせいかもしれない
肉片を連れていくというその肉片の
意味が分からないせいなのもあるかも
これと指摘はできないのだけれど
なんか酔えない詩に思う
150NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/10/29(金) 20:32:54 ID:285j/Dpl
>>145,149
評価ありがとうございます。
>>145
>フィレ肉と松茸とフカヒレ並べられて「ほれどうよ、俺の(あたしか?)料理」ってイメージ。
そうですか。
私としましてはどの言葉がフィレでどの言葉が松茸かわからないので
宜しければどういった具合に重たかったのか、ぜひ。
曲がりなりにも、改善したいので。
>人に評価されるの嫌なら出すなよ。前評価も妥当なとこじゃね?
>評価が読めないことも含めたマイナスだよ。
? まあ純粋に詩のみでの評価が筋かとも思いますが
別に押し附けたいわけでもないのでいいです。

>>149
>ため息が白く沈むような冷たい静寂に閉ざされた
>六畳一間の独り暮らしの布団の中で
>もう長くはない余生に漠然とした焦燥を覚えつつ
>寝付けない寝苦しさに何度も寝がえりを打ちながら
>無為な時を費やしている
>そんな詩として読んでみたのだけれど
解釈、感謝です。
>空虚を現す表現が「空虚」という単語くらいしかなく
仄白い、というのは空虚のつもりでした。

まあ単純にてんで伝わってないってことでしょうね。
夜まどろみながらちょっとした心情を認めたものなので
ひらがな多めにしときゃよかったかな。
ともあれ両者ともThanks for givingでおじゃりまする。
151NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/10/29(金) 20:49:50 ID:285j/Dpl
「袋」

世のなかには、大切な袋があります。

1つは耳袋です。
恐怖を大事になさい。
刺されないかと恐れなさい。
さもなくば死にます。

次いでお袋です。
お袋のためにたくさんの袋を使いなさい。
給料袋も堪忍袋も胃袋も防災袋も。
ただし玉袋だけは使わないように。

そしてあなたの愛する人を
袋小路へ追い込み袋叩きになさい。
お袋さんを、
親父さんを、
姉を、
兄を。

おれの女を奪った屑めが。
152名前はいらない:2010/10/29(金) 21:22:29 ID:NnzeRLnl
セクシーゲーム

揺らめく瞳 神秘の湖か
胸の奥底 焼ける砂漠か
欺く言葉とコロンの匂い
轟く銃声と火薬の匂い
Begin to the Game
無謀な夢といわれても
駆け引きのスリルと熱いときめきに
俺は総てを賭けてもいい
This is the time to plya the game
ゴージャスなな勝利が俺を待っている
This is the time to take a chance
今夜こそ女神(あいつ)の唇を奪うのさ
153名前はいらない:2010/10/29(金) 22:09:11 ID:orWU1T85
>>152 タイトルは「ゲーム」では無くて「アドベンチャー」の方がいいですね。
今時のJ−POPなどと違ってセンスがありますね。
でも、このままではEです。
ちょっと、添削します。

揺らめく瞳 神秘の海か
胸の奥は やけつく砂漠か
あざむく言葉に とどろく銃声
セクシー・アドベンチャー

危険な夢といわれても
スリルのために すべてを
俺は賭けてもいい

It'is the time to plya the game
熱いときめき
甘いコロンに火薬の匂い
It'is the time to take a chance
派手にキメるぜ
デリシャスな勝利が俺を待っている


どうです?けれん味が有っていい感じでしょう?これでAになります。
大野先生に曲をつけてもらったなら大ヒット間違いなし!
154名前はいらない:2010/10/29(金) 22:13:25 ID:orWU1T85
>>153 失礼。直し忘れました。改めてどうぞ。
ほんとはダメなんですが、弄繰り回された作品をそのままにしては置けませんのでね。

「セクシー・アドベンチャー」

ゆれる瞳 神秘の海か
胸の奥は やけつく砂漠か
あざむく言葉に とどろく銃声
セクシー・アドベンチャー

危険な夢と言われても
スリルのために すべてを
俺は賭けてもいい

It's the time to play the game
熱いときめき
甘いコロンに火薬の匂い
It's the time to take a chance
派手にキメるぜ
デリシャスな勝利が俺を待っている

光るつめは 炎の空へ
ゆれる胸は魅惑の谷間へ
妖しい微笑(ほほえみ) 俺を誘うのさ
セクシー・アドベンチャー

危険な旅と知りながら
楽しまなけりゃ 今夜は
生きる値うちもない

It's the time to play the game
熱いひらめき
走る背中に 赤い稲妻
It's the time to take a chance
派手にキメるぜ
デリシャスな勝利が俺を待っている

今夜こそ女神のキスをうばうのさ
155143:2010/10/29(金) 22:24:29 ID:tgiWpl4d
>>144
評価ありがとうございます
自分としては時計のことを書いてたんですけど
時間は目に見えないのにそれが見える時計ってすごいな
とか思ってつくったのですが
そういう取り方もできますね、はい…
やっぱりタイトルの付け忘れはいけませんね
今後は気をつけます
156名前はいらない:2010/10/29(金) 22:32:20 ID:BemrUJDp
[小さな挑戦]

一度 一人で砂浜に座ってゆっくりと本でも読んでみたい
みんなは、勝手にやればいいとか言うかも知れないけど、
僕には、何だか、恥ずかしくって、とても出来ないこと
一人でお酒を飲みにもいけないし
映画だって観れない

でも、誰かと一緒に行くのと、一人で行くのとでは、
お酒の味も違うだろうし、映画の感想も違うだろうし、
何より、青い海と真っ青な空の下、
素足をざっくりと砂の中に入れて、
砂浜で詩集か何か読むと、きっと、最高の気分なのだろうと思う

今度、夏が来たら、思い切って、実行してみたい
空や海や砂浜は僕を歓迎してくれるだろうか
157名前はいらない:2010/10/29(金) 22:33:44 ID:ocQD3PwA
「暗黙」

号泣し綺麗事を丁寧に並べ
ブログにまで懺悔を書き込み
女は自分の罪を認めたくなかった
また戻ってきてねと
死を宣告した口で言った
小さければ
小さいほど罪は軽いと
ものを言えないものへ罪は軽いと
自分の都合でお前はいらないんだと
女の下の口は正直だった
158名前はいらない:2010/10/29(金) 23:01:02 ID:orWU1T85
>>157 
泣くおんな
下の口では
舌のを出し

ってところでしょうか。

号泣し綺麗事を丁寧に並べ
ブログにまで懺悔を書き込み

女は自分の罪を認めたくなかった
また戻ってきてねと
死を宣告した口で言った

小さければ
小さいほど罪は軽いと
ものを言えないものへ罪は軽いと
自分の都合でお前はいらないんだと

女の下の口は正直だった

空白を幾つか入れて意味を区切りましょう。その方が分かり易くなると思います。 D
159名前はいらない:2010/10/29(金) 23:29:33 ID:XhIGHUdu
>>152 >>153 >>154
指摘するのに悪ふざけは止めろよ分かりにくいんだよ
作詞:宮原芽映/作曲:大野雄二/歌:中村祐介
ルパン三世PARTV主題歌「セクシー・アドベンチャー」
160名前はいらない:2010/10/30(土) 00:01:24 ID:QMTrX+gT
掠れた声で鳴き叫ぶ
滑るような水鳥
北風にゆれる池の水面
反射する眩しさは春と同じ

小さく静かな太陽
日溜まりにほのかな温もり
どこまでも透き通る冬晴れの空
見上げる青色は夏と同じ

広がる細々しい枝の先の
膨らみのないつぼみたち
葉を落とした痩せ気味の桜の木
焦げた肌は秋と同じ

昼下がり公園のベンチ
猫はどこかへ歩いていく
161名前はいらない:2010/10/30(土) 00:50:54 ID:c93hYpM3
>>158

たしかに空白で仕切った方がわかりやすくて良いですね。
アドバイスありがとうございました。

この詩は中絶した馬鹿女のブログを見てあまりにも身勝手で腹が立ったので作りました。
162:2010/10/30(土) 01:52:50 ID:XNTt9Yxk
良かったじゃねーか。
その馬鹿女が子供生まなくて。子供からしたら「ありがとう」かもな。

それと結果より過程にも目を向けなきゃ像は見えてこないよ。

その確かにもった感情は、果たしてどう昇華すのか、楽しみだ。

163名前はいらない:2010/10/30(土) 02:53:50 ID:S29JD12t
無題

現実世界での 貴方は遠い
手を伸ばせば届くのに
果てしなく遠い 距離 時間
それは何センチ?

夜空に広がる星よりは
少なくとも近いのに
見えない雲が 邪魔をするかのように
覆っているの


ねえ 笑顔が見たいよ
無垢な瞳に 僕が映って
いなくてもいいから
ねえ どうして泣いたりするの
その瞳が 潤んで
またあと数ミリのところで
僕を遮るんだ。

ねえ 愛しているとは言わせないで
叶わない想いだと 知っているから
ねえ だから哀しい顔はやめて
どうしてもこの手で
抱き寄せたくなるから
お願い…


現実から離れた国で
貴方と僕と 2人きり
もう離れないと 誓う寸前
儚くも暖かい木漏れ日と
貴方の奏でる音で目覚める。



好きなバンドの解散ライブ後書いてみました。
164名前はいらない:2010/10/30(土) 04:55:45 ID:2IrRe4l1
えっとね、元々ね、お釈迦様ってね

菩提樹の下に置いてあったお地蔵様だったんだよ

それでね、近所の子供の悪戯に困った

地域の人がね、地蔵が子供に舐められない様に地蔵の頭をパンチパーマにしたのよ

要するに、近くにあった小枝を細かく切って地蔵の剥げ

頭に貼り付けたんだよ


そうしたらね、近所の子供達がその地蔵を恐がって

地蔵に悪戯をしなくなったんだよ



それが釈迦の菩提樹の下の悟りなのよ


分ったかな?

165名前はいらない:2010/10/30(土) 10:49:30 ID:PEZRsfIV
このスレの評価って、
インド人がビーフカレーの味について批評したり
ベジタリアンが日本で一番おいしい銘柄牛を決めるようなもんだよね。
感性は人それぞれなのに。そしてその評価人では
感じ取れない表現が含まれてる作品だって多数あるのに。
オナニーの批評だけなまらだしも、アルファベットで
ランクづけするのはさすがにおこがましくね?
166名前はいらない:2010/10/30(土) 10:54:39 ID:PEZRsfIV
すまん、誤爆したorz
167はち:2010/10/30(土) 15:27:26 ID:0pGj5AHY
俺もそれは思います。本来詩は、数字という無粋なものでは測れない、ぜんぜん理論や言葉では解き明かす事の出来ないような部分があるものだと思います。このスレの存在自体、あまり意味をなさないが、それでも人は集まってくる。
数字をつけてもらうという言い訳で、人はここに詩を書きに来ているという部分も、もしかしたらあるのかもしれません。このスレの存在自体、そんなものではいだろうかと、俺は思っています。
168はち:2010/10/30(土) 15:45:00 ID:0pGj5AHY
>>156

もちろん歓迎してくれると思います。酒も雰囲気のある場所で飲めば、一味違ってくるもの。青い海を見ながら詩集を読むなんて最高じゃないですか。

文章は一般的な見地からみれば、ややたどたどしくも、それがかえって持ち味になっていると、私は感じます。

C−
169名前はいらない:2010/10/30(土) 15:45:02 ID:PW2+Vtf+
>>165 じゃあ、止めましょうか。
批評もなし。ランク付けもなし。
自慰行為とか無粋とか立て続けに書き込まれてしまいましたし。
170名前はいらない:2010/10/30(土) 15:49:20 ID:Pu2DUpaC
小さい頃、地球に行ってみたかった

今、居る場所がどこか知らなくても

ただ、遠くの地球を見ていた
171名前はいらない:2010/10/30(土) 18:19:08 ID:0wFccYmU
未評価(>>130

>148 >151 >160 >163 >164
>170


もれや間違いあったら訂正よろしく
172名前はいらない:2010/10/30(土) 19:35:37 ID:0wFccYmU
>>148 B
巧いね。情景がすんなり目に浮かんだ。
私にとってのその曲はランナーだな。関係ないけど。

>>151 D
結婚式の定番スピーチ、
お袋さん、堪忍袋、給料袋、のパロディだね。
寝取られ男が吐き捨てているのだろうけど、
面白くないんだよね。
3つの袋が呼応していないし、
男の感情が滲み出てこないし、
いまひとつ工夫が足りない感じ。

>>160 C
こういう人居るね
今を今あるがままに楽しめない人
四季の変化をちゃんと描いた上で
それに目を向けずに通り過ぎる猫を
表しているのが巧いと思う

>>163 D
最初の一語で失敗しているように思うのだが?
現実世界の物理的距離は近いのか遠いのか
手を伸ばせば届くと言うのはCDとかのことか?
その辺り下手に分かり難くしてる気がする

>>164 D
分からないよw
小噺にしては面白くないし何かを伝えたいわけでもなさそう
奇を衒ったようだけどもうちょっと何か目から鱗的な発想とか
後に残るものがないとつまらない

>>170
小品ながらそこはかとない孤独を感じる良品
ムダを省いた独白が潔い
173名前はいらない:2010/10/30(土) 19:57:08 ID:0wFccYmU
>>143 D
>>155でやっと理解できた、なるほど時計ね
これは無駄に難しくしたクイズのようだ
時計と時間をそれぞれ描いているけれど
どちらも表層的で中途半端に思える
どちらかに絞ってより本質的な部分を
探ってみたほうがいいのでは?

>>156
歓迎されたいと言うその気持ちを
否定する気はないけれど
この詩を読まされても感想に困る
作中人物の気持ちは伝わるという意味では
詩的に成功なのだろうけれど
ダレかに読ませるための詩ではないなぁという感じで
評価を付けるべきではない詩のように思える
174四行坊主 ◆2PmZBVReNg :2010/10/30(土) 20:09:35 ID:eK3+GTXt

膨らみすぎた風船だ
薄く軽く目一杯の自尊心つつかれるのが恐いから風のせいにして逃げる
175名前はいらない:2010/10/30(土) 20:51:37 ID:0wFccYmU
>>156
>>173を読み返したら
意図しないほど否定的に読めたからちょっと補足
この作品は純粋に詩的だと思う
日常の言葉で何気ない思いを実に自然に綴っている
そこにあるのは詩人のココロだけ
ダレの評価も感想も必要としないそんな詩
んで後は受け取り手次第なんだろうけど
私はどう返していいか困るなってことです
ただの作品として見た場合の評価はAかな
ただやっぱり評価は付けたくない部類の詩だな
わざわざこのスレに投稿してきている詩に対して
失礼な言い草だろうけど。いちおうこれ、ほめ言葉です
176アギラ:2010/10/30(土) 22:22:28 ID:BSsoWwNP
【詩】

4畳半の借家から
試しにひとつ、詩を書いた

空の自由を謳ったが
見上げた天井染み見つけ

4畳半の借家から
試しにひとつ、詩を書いた

自由にテキスト書き込むが
その分余白が狭まった

4畳半の借家から
試しにひとつ、詩を書いた

俺の入れ物変わりは無いが
ただただ自分に絶望し

4畳半の借家から
試しに一つがなくなった
177名前はいらない:2010/10/30(土) 23:29:20 ID:7EmxRz0V
ぱたぱたと雨粒たちが走り回る
見慣れた世界は白み霞んで見える
悠然と歩く太陽も灰色の雲に隠される
狂ったように揺れる木々
どこかへ飛び立つゴミ
聞いたことのない唸り声
流れ、舞い落ち、弾け、溜まり、流れていく
薄い壁の内から荒れ狂う外界を眺める
やがて少しずつ闇に覆われていく
ふと気がつけば白い雲間から日が差した
178名前はいらない:2010/10/31(日) 02:23:50 ID:2tmcCtQC

見上げた空の煌めきに
君の誓いを思い出す
掴めそうだと 手を伸ばしたが
空(クウ)に触れて空(ソラ)を素通り

永遠を望んで 手を離したのに
この腕の中に君はいない
「いつかいつか」と自分を騙し、
僕は何をしてるんだろう

この背の翼が動くのならば
君を迎えに行くのに
レプリカの翼と、解らない君の居場所
僕には何も残っていない
君の一欠片すら………

地に萌える草を引きちぎり
漆黒の波を思い出す
口づけてみたけれど そこに
記憶の中の柔らかさなどなく

刹那に愛されて 手を握り締めて
この腕ごと何処へいったの
「どうかどうか」と誰かに縋り
僕に救いなどなくて良いから

人形のように動かないこの足に
嘘を吐かないからと願ってみる
球関節の身体と、瞼の裏の君の笑顔
口に入った僕の涙は
何の味もしなかった………


永遠を望んで 手を伸ばしたら
掴む糸は細すぎて 嗚呼
「だってだって」と否定ばかりで
僕は何をしたいんだろう

この背の翼が動くのならば
君を迎えに行くのに
レプリカの翼と、解らない君の居場所
僕には何も残っていない
君の一欠片すら………

石の翼を羽ばたかせ
血塗れの足で地を進む
金木犀と、残響する君の声
今から僕が迎えに行くよ
何処にいる君を…………

地に滲む僕の涙が
君に届きますように………

179名前はいらない:2010/10/31(日) 03:06:30 ID:j3Ui0DHA
誰にも見せないのに、飾りたてる
誰も見たがらないのに、鍵をかける
格好つけた私の言葉
自分に対しても厚化粧
持つのなんて、三日だけ
三日で坊主、丸裸。
180名前はいらない:2010/10/31(日) 04:44:41 ID://Ps7ass
喝采を浴びる為に
もがき苦しみ
答えを探す
オリジナルと思って
出した答えも二番煎じ
過去の奴らに喝采だ
そんな事を繰り返し
やっと生まれる
本当のオリジナル
だがそれは単純に
空白の部分にすぎない
やがて埋まる運命だ
誰が見つけたって
変わりはしない
181名前はいらない:2010/10/31(日) 09:34:50 ID:tS23Q67+
NHK



夜な夜な放送されるNHKのラジオ深夜便
本日のゲストはある有名な相撲部屋の親方だ


「俺は殴りながら弟子を育てる」
「そうやって有名力士を育て上げた」

などと親方が言った・・


その一言に、賛同する司会者
感動する視聴者たち・・


殆どの人々が怪電波の向こうに
感動を覚えた筈だ



合間のニュースを聞くまでは・・





「時津風部屋の力士暴行死事件」

事件の概要大相撲の元序ノ口時太山、斉藤俊さん(当時17)が、2007年6月26日
、朝稽古中に急死。当初、けいこ後の急死とされたが、時津風親方(元小結双
津竜)が愛知県警の任意の事情聴取に暴行の事実を認めたことで急転。

その後、部屋からの脱走を図る斎藤さんに、兄弟子がビール瓶や金属バットで
殴打するなど、「集団リンチ」とも取れる惨劇が次々と発覚。



前親方の裁判の争点

兄弟子との共謀が成立するか
2007年6月26日のぶつかりげいこの違法性と違法性の認識の有無
暴行と死亡の因果関係
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc%2Fdomestic%2Ftokitsukazebeya%2F#backToPagetop
182名前はいらない:2010/10/31(日) 09:48:40 ID:tS23Q67+
NHK



夜な夜な放送されるNHKのラジオ深夜便
本日のゲストは警察関係者だ


「警官の責務は国民奉仕」
「国民を守る為に日夜訓練に明け暮れている」

などと警察関係者が言った・・


その一言に、賛同する司会者
安堵する視聴者たち・・


殆どの人々が怪電波の向こうに
安心を覚えた筈だ



合間のニュースを聞くまでは・・







【兵庫県警】勤務中に後輩巡査(26)を約10回殴りあばら骨を折る 男性巡査(22)書類送検


勤務中に後輩の巡査(26)を殴ってあばら骨を折ったとして、兵庫県警は29日、尼崎南署の男性巡査(22)を
傷害容疑で地検尼崎支部に書類送検し、減給10分の1(1か月)の懲戒処分とした。

県警監察官室によると、男性巡査は4月25日午後1時45分頃、尼崎市の同署西分庁舎で、訓練に使う機材を
車両に積み込む作業中、後輩巡査に対し「遅い。辞めてしまえ」などと注意。巡査が反論したため激高し、

胸や肩を約10回にわたって殴り、あばら骨を折るなど約4週間の重傷を負わせた。

ソース
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101030-OYT1T00279.htm
183はち:2010/10/31(日) 11:14:08 ID:P6gpPyjS
夜な夜な放送される深夜便
今日のゲストは
数々の奇跡を行った
イエス キリストだった。

私は私を遣わした父の御言葉を
ただ実行していたに過ぎない

視聴者たちは安堵した。

修道女たちは、覚えてはならないときめきを、キリストに覚えてしまい、心の片隅で罪を感じ、十字を切った。

ローマ法王は、奇跡の姿を見た事に安堵し、自分の権威の小ささを、改めて感じた。

怪電波が世界のラップトップを染めていく頃

突然キリストの姿は画面から消えた
キリストの体を張ったボケに

なんでやねんと、司会者は思わずツッコミをいれた

時計は12時47分を指していた。
184H75-2:2010/10/31(日) 12:15:56 ID:EdZ/E1y4
・普段からCHAOSです 


脳裏によぎるんだよ 過去のトラウマ(^O^)
他人には見えない情景に僕だけが押さえ込まれる

ヤメテクレヤメテクレヤメテクレ

何度か自分を閉じようとしたからなのか
脳血管の異常が通常に思えて仕方ないね

ぼんやりぼんやり ぁあっ ぁあっ
ユルシテクレ・・・・・

こんなLIFE 普段からCHAOSです
情緒不安定でキチガイなのかこれからFOREVER


きっかけさえあれば自分を閉じたい
でもまだ開店休業の身も悪くない

およしなさいおよしなさい
僕は苦しみたくないね
脳が逆さ吊りティックでぼんやりよ
馬鹿野郎

嫁が欲しい
185通りすがりX:2010/10/31(日) 16:47:23 ID:tWiYYrs/
けだるい風

私が自転車をこいでいると「あつい、あつい」とけだるい風がふいてきた。
「私も暑い」といいかえすと「ハァ…」とため息をついてどこかへ行ってしまった。
坂道を自転車でかけ上がろうとすると「がんばれ、がんばれ」と、けだるい風が言ってくる。
応援してくるのはありがたいが、向かい風はありがたくない。
そう思っていると、後ろから背中を押してくれた。
けだるさと、少しだけの熱と、不自然な冷たさを持つけだるい風。
この夏一番の、けだるさです。
186MCMXCIX:2010/10/31(日) 17:23:11 ID:JNEaoJO1
「グランギニョール」

自惚れた三日月が白い素肌を見守っている
あいつの中心がリップグロスみたいにうねる
「行き先はあなたの指先しだいなの」
僕は秘密の爆弾抱え 真っ先にコーナーに突っ込んでしまうんだ

たぶん濡れているはずだったあの日の裏道
僕のダイヤモンドはまっすぐに心をめがけ 震える 

いいよハンドルなんて無くてもいい
昇りつめるエントロピーをいつまでも感じていたい
でも流れはじめた砂時計を止めることはできない
この夜に終わりがあるなんて さすがにアイドルは罪ね

シャッターを切るたび 新しくなる天使は
もとのカラダを振りほどいているのだろう
ネオンライトが全部孤独に見えても 真夜中みたいに忘れてしまえ
なんて言うときっと笑うけど そんな風にしか言葉にできない
液晶の乾きさえもてあます 砂漠のようなためいきよ
いまの気持ち、まるではぐれメタルだ…
187名前はいらない:2010/10/31(日) 18:26:08 ID:FnpJ2m5Z
夜の空は明るい…
たくさんのひとが呼吸をしている気配がする

寒い冬は温かい
みんなの吐息と
コンビニの肉まんがありがたい

いつもいつもありがとう

普段は気にもとめない物事が
たくさん空に散らばっているように感じるよ

だけどひとりになると
どうしても夜は頼りなくなる
188名前はいらない:2010/10/31(日) 18:35:15 ID:44D2X9j7
いつもの風景


「これで馬鹿だね!」

口癖の様に繰り返す集団があった

「これで馬鹿だね。」で一日が過ぎ
「これで馬鹿だね。」で一ヶ月が過ぎ
「これで馬鹿だね。」で一年が過ぎていった・・

「これで馬鹿だね!」と言い続けた
10年目の冬に事件は起きた






「ただ乗り」させぬ仕組みを 大阪市生活保護外国人1万人突破
2010.6.14 09:16

このニュースのトピックス:貧困ビジネス
 生活保護受給世帯が全国最多の大阪市で、外国人の受給者が初めて1万人を
突破したことが13日、市への取材で分かった。10年前の2.2倍で、市内の外国
人登録者の12人に1人の割合。最も多い在日韓国・朝鮮人で国民年金に加入し
ていない「無年金世代」が高齢化したことが理由とみられる。
http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/100614/wlf1006140917001-n1.htm






経歴の真っ白な履歴書を片手に彼らは就職活動をはじめた





生活保護「働ける人は受給期限を」指定都市市長会が要望
2010年10月21日1時14分

全国19の政令指定市でつくる指定都市市長会(会長=矢田立郎神戸市長)は
20日、民主党と厚生労働省に生活保護制度の抜本改正を要望した。働くことが
できる人の受給に期限を設けることや、過剰な受診を抑制するため医療費を
一部自己負担にすることなどを求めた。
http://www.asahi.com/politics/update/1020/TKY201010200318.html


189名前はいらない:2010/10/31(日) 18:40:49 ID:44D2X9j7
できたw
190名前はいらない:2010/10/31(日) 18:45:47 ID:44D2X9j7
             ∧..∧
           . (´・ω・`) 日本の国益の為に在日外国人を攻撃する
           cく_>ycく__) 保護生活者のコミュニティーが出来ますた
           (___,,_,,___,,_)  ∬
          彡※※※※ミ 旦
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   \ どっ!!  /   \ ワハハ! /
     \     /      \    ∞
 l|||||||||||||| ∩,,∩ ∩,,∩  ∩,,∩ ミ∩ハ∩彡
 (,    )(,,    )    ,,)(    )(    )
191名前はいらない:2010/10/31(日) 20:10:34 ID:2cE30tsc
いつもの風景


「ハニトラバイコック!」  (ハニートラップに引っかかった売国野郎)

いつもの様にレスする集団があった

「ハニトラバイコック!」で一日が過ぎ
「ハニトラバイコック!」で一ヶ月が過ぎ
「ハニトラバイコック!」で一年が過ぎていった・・

「ハニトラバイコック!」とレスを続けた
10年目の冬に事件は起きた






歯科医療(歯科医療が日本を変える)
Dentistry Medical Care

 現在、歯科治療によって痴呆や全身疾患が改善するなどの具体的症例が
数多く報告され、また、睡眠障害への歯科的アプローチの研究も進む等、歯
科医療の重要性が改めて指摘され、歯科領域に新たな可能性が見出されつつあります。

 しかし、歯科医療の進展には制度面での環境整備が必要不可欠ですが、まだまだ
十分とは言えません。 歯と全身の健康においての重要性を考え、患者さんにとって
、より良い歯科医療とは何か、と言う視点で今後も歯科医療政策に取り組んで参ります。

民主党ホーム > 〜政策と実績〜  > 歯科医療 clear
http://www.dr-sakurai.jp/page0106.html


             ∧..∧
           . (´・ω・`)  キット神の声が聞こえていたんでしょう
           cく_>ycく__) 
           (___,,_,,___,,_)  ∬
          彡※※※※ミ 旦
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   \ どっ!!  /   \ ワハハ! /
     \     /      \    ∞
 l|||||||||||||| ∩,,∩ ∩,,∩  ∩,,∩ ミ∩ハ∩彡
 (,    )(,,    )    ,,)(    )(    )

192ドミニク・ダップーーン:2010/10/31(日) 20:52:22 ID:nWzUU3c1
金土は酒にまみれて詩どころじゃねかった。ようやく酒が抜けつつあったのに、またしてもまみれた。
ジュブレ・シャンベルタンだ。

>>141
だからどうしたんだ、糞ガキ。
足りねえよ。その程度で満足してんだったら、創作から足をあらえ。
意味は分かるけどな。それだけだ。
D−

>>142
駄詩を読んでいただきましてありがとうございました。
その作品は知りませんが、ともかく古くさい印象を与えるんだなあと
そう思いました。

>>143
理屈っぽいね。
そういうことを伝えたいんなら、散文の方が優れてると思うよ。
詩を書く意味?つーか、なんで詩の形式にするのかを考えてみな。
あと、円盤のあたりから意味が分からなくなるしね。
D−

>>145
再評価依頼はいいんだよ。
作者=複数評価でラッキー
第1評価人=自分と違うものの見方を発見できてタメになるわあ。
皆得。
193ドミニク・ダップーーン:2010/10/31(日) 21:12:51 ID:nWzUU3c1
>>148
第1連はいいと思ったね。
だけど、その先が良くないね。一人でよがっちゃったんだね。
作者がよがると、読者はおいてきぼりね。
なにやら思い入れがありそうなんだけど、共有できんのだぜ。
D+

>>151
思いつき系?
面白くないよ。全く面白くない。
わしうまいこと言ったやろ、どや? 的なニュアンスがぷんぷん。
D−

>>156
日記の域を出ないね。
気持ちは分かるんだけどね、もう少し飾ってもいいと思うよ。
飾りすぎると今度はイヤなにおいがし始めるけどね。
なかなか詩才はあるのかもしれんね。知らんけど。
D+

>>157
なんか怖い感じ。でも、感じだけね。
ストーリーがありそうなんだけど、伝わらないんだよね。
伝えないといけない。言葉を切り詰めるだけじゃいかん。伝えないとね。
D+

>>160
ラストがいかんよ。まとめに走っただろ。
猫を安直に使ってはいかんよ。感情方面を削ぎ落としたのはいいけどね。
それだけではね。パサパサなんだよね。
線も細いね。もっとごんぶといドラマなもの作ってみな。


>>163
ここはあんたの日記帳でつか?
メモ帳アプリに書いたまんまでいいよ。
音楽にのっけるんなら、価値はあるかもしれんけどね。このままではどうにも。
ワードにセンスがなさすぎ。鳥肌系だな。誰かに朗読して聞かせることが出来るかお前?
D−
194ドミニク・ダップーーン:2010/10/31(日) 21:20:54 ID:nWzUU3c1
>>164
知るかボケ。思いつき系だ。くだらねえ。
もっとマジメにやりやがれよ。
何を伝えたいんだ、何を。こんな糞書いてる場合かよ。
4時にお前に落ちてきたその思いつきは、何も面白くありませんでした。
D−

>>165
糞くらえ。オナニーのどこが悪いのか言ってみろボケ。
糞なたとえ話までこさえやがって。
批評がシコシコで、ランク付けが射精なんだよアホか。

>>170
短すぎるってことにいい加減気がついてください。
あと364個作って、勝手に日めくりカレンダーにして喜んで下さい。
どまぬけ宇宙人野郎が。
D−

>>174
ハア?
お前も日めくりカレンダーを作ってろ。
誰がうまいこと言えっつった。うまくもなんともないがな。
マジメに詩作してみたらどうかね。逃げてるのは君だと思うよ。
D−
195ドミニク・ダップーーン:2010/10/31(日) 21:45:39 ID:nWzUU3c1
>>176
第4連は意味が分からん。
第6連は手抜き。
「ただただ自分に絶望し」でおいらの気持ちは離れたね。絶望で止まってる人間に進歩はない。
最後は、悪くない着地のように思った。
C+

>>177
不自然な風景描写の練習でつか。
芸もへったくれもないよね。風景描写の練習するなら、たとえば雨粒だけを描写してみな。
ビジュアル系にみせかけて、絵は浮かんでこないよ。
いや、仮に浮かんできたとしても、面白みが全くないんだな。
D−

>>178
だらだら垂れ流し。ぴりりとしない。結構苦痛系。
とんでもなくすげえ曲にのっけたら、耳は傾けるかもしれんが、やっぱしこの歌詞じゃあイヤだね。
こういうウジウジした詩?って需要あんの?まあ詩に需要云々いうのは御法度か。
ともかく俺は苛ついた。センスの欠片も感じない。
D−

>>179
短いのに、意味が分からん。俺の頭は悪いんだっつーの。
もっと分かりやすく書いてくれ。
そして俺はお前の独り言じゃなくてポエジーが欲しいんだよ。

>>180
なんか>>179とそっくりな感じだな。
ぜんぜん意味がわかりませーーん。
そのつぶやきの先には何かいいことあるのかい?
糞な悟り系じゃなくて、もっとオーソドックスな詩でいいよ。
D−

>>183
ストーリー系は嫌いじゃないんだが、面白くないとね。
ショートショート読んでりゃいんじゃね。
言葉に工夫がないとすると、もう見るべきものはなにもない。てことになる。
196四行坊主 ◆2PmZBVReNg :2010/10/31(日) 21:50:49 ID:sJl9MJPq
>>194

ご講評ありがとうございます。

言い当てられました通り、タイトルをつけるかどうか迷った詩です。つけたとしたら「自分」

四行には四行の理由も当方にはありまして、いかに削ぎ落とすかに今は重点をおく時期と、思っております。
もう少し続けたいので、長さに関してはご容赦ください。

四百字を三百枚書くより難しいと感じてはおりますが、自分にないものを探すために、課している四行詩です。すみません。

うまいこと…のレベルでは、まだまだです。今後も修練いたします。
長文失礼致しました。
197名前はいらない:2010/10/31(日) 22:05:46 ID:TIQrO/WQ

季節のない星


*
少女がまだ恋に恋する頃
少年もまた夜明けを知らない


*
ひかる雲
日に透かす手のひら
遠くで誰かがぼくを呼ぶ


*
夜になると
少年は
想像の翼をひろげる


*
雨の日には
雨の降る音を
聴いている
廊下の暗がりが
しんとしている
198  ◆UnderDv67M :2010/10/31(日) 22:30:19 ID:zVNL1bxD

>>171 間違い? いやーそんなの絶対無いッスよハッハ!

>>181-182 連投は問答無用で蹴ります 
>>188>>191も同様のものと判断し全て蹴り

>>185 テンプレ キリが無いのでやめて下さい 失格
>>197 テンプレ 私も守っているのでご理解ください 失格


未評価(>>171)

>184 >186 >187
199名前はいらない:2010/10/31(日) 22:32:37 ID:P6gpPyjS
>>197


この掲示板に、戦慄が走ったと思います。
そのおののきを上手く言い表すためには、私は多くの言葉を知りません。

ただ、一語一語に、触れれば壊れてしまうガラス細工のような緊張感があると、私は感じます。

言葉少ななのに、一語一語から目が離せないのです。

よくわからないのですが、引き込まれてしまいます。

天下一武道会の亀仙人みたいですが、簡単に高い評価を与えてしまっては、今後のためにならないと思って、B−の評価とします。
200新人ナイフ ◆XBzaII/xfg :2010/10/31(日) 22:52:46 ID:TIQrO/WQ
>>199
あまりにも高すぎる評価をいただき、ホントに恐縮至極です(照
最近詩を書いていないので昔書いたものでズルしました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
201ドミニク・ダップーーン:2010/10/31(日) 22:58:55 ID:nWzUU3c1
>>184
ぶっとんでる系みたいだけど、ぶっとんでなくって大人しいんだよね。
カオスでもなんでもないし。
だんだん投げやりになってく感じね。
嫁が欲しい、ねえ。そんなんで終わるわけか。つまらん。
D+

>>185
退屈な擬人化。投げやりなラスト。
この2点に尽きる。
見るべき所が殆どない。ラストの放り投げはあんまりじゃね。


>>186
「グランギニョール」ってのは、荒唐無稽な芝居とか、そんな意味だってさ、みんな。
なんとなく思わせぶりなタイトルの割には中身がしょぼいし。
ワードもいちいち陳腐なんだよね。
ボムとかデラべっぴんとか、そういう糞古いエロ本のグラビアに沿えられた駄文みたいだな。
おい、おれがおっさんだって丸わかりじゃねえか。
D−

>>187
短い。こんな小さくまとまったものばっか書いてたらいかん。
ラストで小器用にまとめる癖がついてるんじゃないのか。
分かりやすいのは否定しないが、陳腐でつまらなかったら美点でもなんでもないな。
202ドミニク・ダップーーン:2010/10/31(日) 23:08:36 ID:nWzUU3c1
>>198 を見てなかったわ。
失格な奴には、はげになる呪いをかけたるわ。
203  ◆UnderDv67M :2010/10/31(日) 23:22:22 ID:zVNL1bxD
まとめはあくまで「目安」だからどう評価・感想を送ってもなにも問題はありませんよ
ただ未評価が溜まりすぎるのを防ぐ為なのと アレば便利 ってくらいなものよ

>>199
その感受性を大切に持ち続けてコレからを生きていってください

>>200
なんだよ故意かよw いきなりテンプレ破りとは良い度胸してんじゃねーかヲィ おぉー
204ドミニク・ダップーーン:2010/10/31(日) 23:24:31 ID:nWzUU3c1
>>203
了解です。乙です。
205名前はいらない:2010/10/31(日) 23:29:07 ID:v7/UDVm5
いつもの風景


「これでハゲだね!」

口癖の様に繰り返す集団があった

「これでハゲだね。」で一日が過ぎ
「これでハゲだね。」で一ヶ月が過ぎ
「これでハゲだね。」で一年が過ぎていった・・

「これでハゲだね!」と言い続けた
10年目の冬に事件は起きた






哀愁ただよう全身脱毛症のチンパンジー

インドの動物園で脱毛症にかかったチンパンジーが人気を呼んでいる。
このチンパンジー、人間のようにハゲているのだが、ハゲているのは
頭だけでない。なんと全身から毛が抜け落ちてしまい見るも無残な姿に。

哀愁ただよう痛ましい身体なのだが、「人間ソックリ」と話題を呼び
、連日見物客が大勢詰めかけているそうだ。
http://rocketnews24.com/?p=53056
206はち:2010/10/31(日) 23:31:01 ID:P6gpPyjS
アンダバさんにほめられた。
俺だって気づいてたら、そうなったのかなぁ。(苦笑)
207特命係長:2010/10/31(日) 23:31:55 ID:eV1De7N4
「終わりなきミルクティーの連鎖その愛のティンパニ」

君の菊門からあふれでる
甘い甘いロイヤルミルクティー
カップが一杯になって門がキュッとなるのが見たかったから
僕は何杯もおかわり

ゴロゴロゴロ

沢山飲んだから
僕のお腹のミルクティーの音

君のカップも持っておいで

208名前はいらない:2010/10/31(日) 23:55:40 ID:P6gpPyjS
>>207


常識的に考えれば汚いですが、そこにはロマンがあると思います。本当に好きになったら、汚物でも愛しく思えるのが、もしかしたら真実なのかもしれません。(なんだそれは。)

甘いミルクティーという言葉の選択も、実は非常にエロティックです。

シュールで下品な詩なのに、そこにはなぜか普通以上の愛があると思います。

作者の意図した事かどうかはわかりませんが、とにかく愛を感じるのです。

しかし下品な事は否めないため、C以上の評価はつけられません。評価はD−とします。ご了承下さい。
209160:2010/11/01(月) 00:10:53 ID:Ewvv+VKx
>>172
名前はいらないさん
評価ありがとうございます
今を今あるがままに楽しめてない感じはどのへんですか?

>>193
ドミニク・ダップーーンさん
評価ありがとうございます
猫を安直に使っちゃいけない理由を教えてください
210通りすがりX:2010/11/01(月) 00:13:19 ID:OqjX5N+q
>>207 D

タイトルにだまされそうになるがあまり美しくない。

もっと、「菊門」をオブラートに包めればなんとかなるきがする。

とりあえずアナルセックスは、浣腸でキレイにしてからか、コンドームをつけていたしましょう。
精液は喉によくないですよ。
211ドミニク・ダップーーン:2010/11/01(月) 00:28:11 ID:Fb4yOiUF
>>207
汚ぇぞ貴様。ドホモ野郎が。
オープンスペースで脱糞とか、いいと思ってんのか。
ロイヤルミルクティというのがいいね。これがココアじゃダメだよね。
ラストが秀逸だな。世界がぐっと広がるというか、気持ちが温かくなるね。
コレ系は反則技だと思うんで評価はアテにするな。
センスありまくり。俺ちびっちゃう。
B+

>>209
猫をぞんざいに扱うな、とうちの猫が怒るから。
あと、猫ってキャラを出すと、とりあえずそれっぽくなるから。
あいつら、何か抱えてそうじゃん。
ラストとかにぽっと猫を持ってくるとさあ、なんか意味ありげに終われちゃうんだよなあ。
そういう風に使って欲しくなかったわけだぜ。
212名前はいらない:2010/11/01(月) 01:32:24 ID:CwSFUN3g
『E00m:00p:00TY』
00: ドアが閉まると 00空っぽ :00 だけ残り 00ドア 00: が開くと 00空っぽ :00 が入ってくる
:00: 郵便受けに 00 誰かが
投げ入れた空っぽ :00が
:00 ゴミ箱 :00 に溢れて
より空っぽ :00: になり
空っぽ 00: を食べ 00: て
空っぽ 00 と :00: セックスして 00:
空っぽ 00: を着て 00
空っぽ :00: を並べて00: 空っぽ 00: を読んで 00:
空っぽ 00: を箱に入れて 00:
空っぽ 00: を床に撒き
00 空っぽ :00を聴いて
空っぽ :00: を吐き出00: して
00:00:00:00:00:
00:00:00:
00:00: それを
00:00:00:00:
00:00:00
体中に塗りた
:00:00 くって :00:00:
00:00:00:00:00:00:000:00 君を部屋に呼ぶ :00:00:00:00:00:00:00:00:00:00:00:00:00:00:0………
この部屋の :00
新しい住人として
:00:
213名前はいらない:2010/11/01(月) 02:08:21 ID:rS/x7zJA
「水」

女のからだに満ちた水が
雨音と共振する

波紋は内から外へ広がり
女の皮膚を震わす

皮膚は次第に熱をもち
女の毛穴からは
つぷりつぷりと
汗が出てくる

女の火照りを
湿った風が
窓の隙間から舌で舐めるように
そうっと拭う
214名前はいらない:2010/11/01(月) 07:08:53 ID:Y0ApB59h
朝ごはんのたまご

君は卵だけれど
もう卵じゃない
ヒヨコをうまないなら
それはタンパク質だ
死んでないけど
生きてない

僕は食べるよ
たまご

ゴメンなさいもいわずに
食べるよ
215名前はいらない:2010/11/01(月) 08:01:53 ID:OqjX5N+q
【誰かのレシピ】

甘ったるい匂いに誘われて

ふらり、立ち寄る

長ったらしい言葉を目にして

くらり、まどろむ

難解な文字、面だけ愛想よろしくて

けれどふるいをふる者の目は粗い

粉が舞うだけ

ふるいには何も残らない








216名前はいらない:2010/11/01(月) 09:28:39 ID:UNR9dC4e
「はげになる呪いをかけたるわ」
ドミニクが言った・・


「汚ぇぞ貴様。ドホモ野郎が。」
今度は、ダップーーンが言った・・



「コレ系は反則技だと思うんで評価はアテにするな。」
ドミニク・ダップーーンが言った・・






「菊門」をオブラートに包めればなんとかなるきがする」
通りすがりX が言った

217名前はいらない:2010/11/01(月) 09:37:12 ID:UNR9dC4e
>>211



常識と非常識の狭間で葛藤する
解離性人格障害患者の様相にワラタw




ドミニク(常識)

ダップーーン(非常識)
218名前はいらない:2010/11/01(月) 09:40:49 ID:UNR9dC4e
解離性人格障害患者が同系列の患者に出会った時に
起きる「ミラクル」がドミニクモードに見受けられる

これは精神医療の発展の為の大いなる一歩に他ならない


「ありがとう、ドミニク・ダップーーン」


君こそ、精神医療そのものであり精神医療の
未来そのものである
219名前はいらない:2010/11/01(月) 11:25:58 ID:d5Alfq1w
私には君しか居ないと感じた
a cloudy sky
疲れた顔で合うのは悲しい
歳を重ねてゆく君幼いままの私

枯れ葉落ちるように
望みは尽きる時が来る
Ahでも…

まだ私達 笑顔で何とかなるから
こんなトンネル早く抜け出して
新しい町に行こう

覚悟していた言葉
思いがけない優しさ
ありがとう

まだ私達 笑顔で何とかなるかな
故郷の夕暮れjust now思い出した
we'll be back home.
220ヤタロク:2010/11/01(月) 12:08:15 ID:y8mVVSvb
「」

欲のない日々をただ幸せと思う
カロリーメイトを無理やりつめ込んだ
昼下がりの誰もいない公園のベンチから
空が落ちてくる

枯れたイチョウの葉がさくさくと弾ける
季節が意味をつけて 僕を引っ張ってってくれる

そうなんだ 何にもない
お金と君を守るだけの日々は幸せ 幸せだよ
続いていく 続いていく
崖に向かって進む列車みたいだ

ありきたり 変わらない 楽しい 楽しい
おいしい 嬉しい また会いたいな
こんな腐った日常

愛してる
221名前はいらない:2010/11/01(月) 12:41:31 ID:rqAeYWP+
>>212 2010/11/01(月) 01:32:24 『E00m:00p:00TY』
>>213 2010/11/01(月) 02:08:21 「水」  
>>214 2010/11/01(月) 07:08:53 朝ごはんのたまご
>>215 2010/11/01(月) 08:01:53 【誰かのレシピ】

あのさあ、IDとタイトルの書き方を変えれば連続投稿を誤魔化せるとでも思った?
前にも全く同じ様なケースを見かけたから、同一人物でほぼ間違いないね。文体も似てるしね。
>>212 E
>>213 E
>>214 E
>>215 E
もし別の人の作品が含まれてたらごめんね。取り消すよ。
今日中に同一IDで書き込んでもらえば分かるから。
222名前はいらない:2010/11/01(月) 12:52:06 ID:aLHCWyu4

衣服も下着も
貼り付けられたオブラートも全部
剥ぎ取って
口付けをすればひくりと動く菊門
そこから始めよう
223名前はいらない:2010/11/01(月) 13:10:44 ID:rqAeYWP+
昔は>>220レベルの詩がフツーに書き込まれてたのになあ。

ネタキャラももうちょっと頑張らないと。中途半端にはしゃぐな。
224名前はいらない:2010/11/01(月) 15:13:30 ID:aLHCWyu4
肛門なに色?
225名前はいらない:2010/11/01(月) 16:41:29 ID:MSrx+vIn
ヤタロクさんはやたらからまれるなあ
226名前はいらない:2010/11/01(月) 18:03:20 ID:GtzRJ1tO
>>200

>新人ナイフさん

詩を評価したり、されたりする立場上、公平な見地に立つことがもとめられるため、私は過度の馴れ合いはよくないかなと思って、挨拶を見送りました。

それでもよろしくお願いします。

227はち:2010/11/01(月) 18:08:51 ID:GtzRJ1tO
名乗らないのも愛想が悪いので、一応名乗っておきます。

私ははちです。
228アギラ:2010/11/01(月) 19:07:09 ID:qRtuFDEt
>>195
評価ありがと

第四連の意味は、自分が何かを表現することで、真っ白なキャンパスを汚した分、表現の可能性がなくなったって意味でごんす

オレが子供だった頃、可能性は輝いていたけど、可能性の延長。つまり大人の現状はクソみたいな錆びつきでしかないという思いでごんす
229新人ナイフ ◆XBzaII/xfg :2010/11/01(月) 21:57:30 ID:dURl0bok
>>226 >>227
はちさん、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
230名前はいらない:2010/11/01(月) 22:00:20 ID:zCOCCsrI
「霧の中」

なんかさぁ、最近、いい顔文字、ないのかしら
あんたさぁ、背筋、いいかたち、たくましいな

青空の冬を漂う(。・_・。)ノが
(。・_・。)ノな雲と出会って
たくましい背筋をつくる時
世界はきっと救われる

すべての商品が
猫の手によって作られるようになれば
きっと僕らは冬を越えて行ける

顔文字のパターン途切れても
猫の手は産み出して行くだろう
(。・_・。)ノを

僕は水辺に立って
ブナの樹にぴったりと背筋を添わせて
刀の冷たさを頬に感じながら
女子大生の会話を聞いている

なんかさぁ、大金、いい薫りが、しないのかしら
あんたさぁ、バイキン、椎の林は、霧の中の日本刀

仕事場では
次から次へと浮かんでくる感嘆符を
猫の手が払い続けている

231名前はいらない:2010/11/01(月) 22:37:00 ID:CAt8QW0z
静かな夜に月はなかった
切れかけた街灯は明滅する
青白い光に頭を垂れる薄が照らされている
葉は露に濡れ、穂は水を含んでいた
それは薄らしい金色でなく、とぼけた茶色のようであった
よくみれば群れをなしている
それぞれが同じようなかたちであった
背丈もさほど高くない
坂道の脇で大人しかった
遠くで風の音を聴く
薄らが僅かに揺れたように見えた
232名前はいらない:2010/11/02(火) 00:11:05 ID:iNnKRQMC
>>230 (。・_・。)ノD
233名前はいらない:2010/11/02(火) 01:05:51 ID:Cu6vULCV
>>221
212ですが…
上げられた他作とどんな共通点が感じられたのかに興味を惹かれました。
正直、同じIDでといわれてもやり方が解りませんが、他作は私とは別の方のものです。
連投するメリットも良く判りませんし、連投する程多作でも無い。

再評価は希望しませんが、誤解をといて頂けたらと存じます。

ご評価有難うございました。
234ドミニク・モード:2010/11/02(火) 01:13:03 ID:bSURVoG5
>>217
「常識と非常識の狭間で葛藤する 解離性人格障害患者の様相」
ってなんかオサレじゃねーかよ。

俺の枕詞に使わせてもらうわ。
235ドミニク・モード:2010/11/02(火) 01:18:02 ID:bSURVoG5
>>218
わかりきった賞賛の言葉は少しでいいから、詩を投下したまえよ。

つーか、俺に対して何言っても構わんが、他の奴を巻き込むなや。

俺の糞評価が気に入らなければ、再評価依頼すればいいんだぜよ。
236名前はいらない:2010/11/02(火) 01:40:22 ID:vWMNwOok
「咳」

金魚じにびっちびっちとびはね
ずずい背反った馴染の着姿は
襖覗きの若眼鏡にとって
艶やかで後りめち妖しの愛いにそうじている

たがいがよくたがいを見ていた
でるだけ獣のように向こうをにらんだ
どちらも立ちかずにたがいを見ていた

間知ずに挟
横切りた黒蝶あげは
電ちき放ってばりばり焼焦げ
虹色に爆し
ゆゆりと畳に散じて絶した

蝋燭あれば灯ったろう
界(さかい)の咳に蛾はみな死ね
237名前はいらない:2010/11/02(火) 01:44:16 ID:wCKhPyIN
>>231
人間がいねえ。書き手の存在がねえ。
いや、いるんだよ? 「聴く」ってあるし。
で、人は「薄らがわずかに揺れたように見えた」のだ

だから?
それがどういう感慨を生み出すんだ?
読み手に依存しすぎかもしくはなんにも考えてないんだろうE
238名前はいらない:2010/11/02(火) 01:49:35 ID:wCKhPyIN
>>219
Ahでも意味わからん。逃避なのかなんなのか。
三連と四連の間に時間がだいぶ経過したのだろう。
で、「覚悟していた言葉」が「思いがけない優しさ」なのか。どっちだ。
で、笑顔でなんとかなるとおもっていたのが疑問になる。悪化なのか。

これは歌詞か。にしてもちゃっちいし状況がわかりづらい。書いたほうは本気でも伝わらん。E
239名前はいらない:2010/11/02(火) 01:53:47 ID:wCKhPyIN
>>220
題名ないの? まあいいや
カロリーメイトは口に詰め込んだんだよね?そっかー。もさもさするね
で、公園の描写。
うーん
あー、自己完結系の詩だね
現状を受け入れつつもそれに反感を抱いてる幹事?
あー、これは他の人に評価してもらってよ
コテんは評価したくない
240名前はいらない:2010/11/02(火) 01:56:17 ID:wCKhPyIN
>>205
うーむせつない。。。
これってどうなんだろ。宇宙人みたいだ。E
241名前はいらない:2010/11/02(火) 04:36:02 ID:QAsT8S+b


「揺り籠は揺れる」



なにもない中空に視線を踊らせ
空っぽの頭で思索に耽る

まとまらない思考は深度を増し
万物の劣化はその速度を落とす

やがて訪れる諦観をスルリとかわし
なにがしかの答えもそれはそれとして

夜は更ける

人は生きる



242ロールちゃん ◆ofcJfFhaRAmV :2010/11/02(火) 09:00:56 ID:S7ySlM5G
「顔のない人」

焼かれた木炭の下に眠る記憶
くすぶりながら殺されていく
熱した体にかかる冷水が
忘れろ忘れろと叱咤している
はじめはぬるく温かかった筈だった

優しい声
優しい言葉
優しい腕に抱かれていたのに


いつの間にか
両の手は縛られ
足の腱は切られ
ケータイもPCも火に投げ入れられた
私の顔はときどき彼の怒声と共にくる熱く硬い痛み

見下ろす彼は逆光に照らされ見えなくなっていた

最初のころの彼はいない
嫉妬に駆られ
かくれんぼしていなくなった
今は冷水を私に投げつけ
ただのおもちゃにしている

私は手枷を外して
切られた足を引きずって
彼の大好きなゴルフセットからクラブを一本取り出すと
私が彼にこれをプレゼントしたころの楽しかった思い出を
嬉しそうな顔を
思いだそうとするけど
顔もないままなにもかも忘れ
思い出すことができなかったので

振り上げたそれを
彼の顔面に振り下ろした
243名前はいらない:2010/11/02(火) 09:45:02 ID:wCKhPyIN
>>236
やべえ、日本語だよなこれ。知らない単語が多すぎる。
だいたいの意味は取れるけど。ま、そこまでがんばって読むほどのもんじゃないしいいけどさ。
言い回しが奇妙なだけで詩としてはつまらん。
楽しませようって気概が感じられねえ
D-
244只野 仁:2010/11/02(火) 10:03:50 ID:wXfTpR8b
>>208>>210>>211
皆様ありがとうございます
今回はこのスレの住人の嗜好に合わせて泣く泣く下品な作品となってしまいましたが、
やはり沢山の感想をいただけたので投稿して良かったとおもいました
245222:2010/11/02(火) 10:09:52 ID:wXfTpR8b
>>222で改行を間違えたのでこちらでおねがいします

衣服も下着も
貼り付けられたオブラートも全部
剥ぎ取って
口付けをすればひくりと動く
菊門
そこから始めよう
246名前はいらない:2010/11/02(火) 13:36:46 ID:iEqMvy2o
大人なんて
馬鹿で
閉鎖的で
脳が足りないのに
どうしてみんな好き好んで
目指そうとするのかな
どうして妥協しちゃうのかな
夢を見る事がどうして悪い事なのかな
時が経てば僕もこんな風になっちゃうのかな
そんなの嫌だな
そんな事思ってた3年前
俺は沢山妥協して
沢山の現実に屈する
今日も夢見る人々に憎悪を覚えるんだろうか
そうして自己嫌悪に陥るんだ
馬鹿で閉鎖的で脳足りん…
あと少しで現実に蝕まれる
なりたくなかった存在に
俺はなりつつある
247名前はいらない:2010/11/02(火) 14:40:32 ID:wCKhPyIN
おまえら読み手を意識した詩を書けよ
>>246なんてオナニーのきわみじゃないか。
センスのへったくれも感じられないし、あまりにもありきたりすぎる
ステレオタイプなイメージでしか物事を捉えられてないんだよ
お前だけの感覚を言葉にしてくれ
E
248名前はいらない:2010/11/02(火) 15:05:52 ID:xyQ0/EPe
「少女ロボット」

泳ぎ方も知らないまま
水の中に突き落とされたような
知らないのに当たり前に求められる
だから今日も頷き笑って人間の振り
誰だってそうなのに
このぎくしゃくした自分の動きは
どうして人を殺してはいけないかって
問うこと自体が非人間的なのね
249名前はいらない:2010/11/02(火) 18:43:23 ID:RGxknOai
>>238
ありがとうございます。
250246:2010/11/02(火) 18:56:25 ID:iEqMvy2o
言葉を飾らずにそのまま素直に表現してみたんですが、裏目に出ましたか…
251名前はいらない:2010/11/02(火) 19:49:54 ID:wCKhPyIN
>>250
そのままってのはわかる。わかるぜ。君の素直がはっきり出てるよ。いいんじゃない。
でもね
ありきたりな人間の自伝なんて誰も読みたくは無いんだ。
なぜなら自分と変わらないから。自分のすでに持っている感情だから。
だから俺はこういった詩にはEをつける。気を悪くしたらすまんな。
こういったありきたりな感情はちょっとくぐらい味付けしたほうがいい。
「ありきたりの感情をありのままで」
じゃつまらないってのはわかるだろ?

ま、詩に共感を求める人にとっちゃDぐらいくれるんじゃない
言葉も中身もつまらなかったよ。
252ロールちゃん ◆ofcJfFhaRAmV :2010/11/02(火) 20:12:01 ID:S7ySlM5G
>>251
もしよかったら>>242の評価頼めますか?
順番だったら待ちます。
253名前はいらない:2010/11/02(火) 22:22:30 ID:iFTiA3xu
未評価(>>198)

>212 >213 >214 >215 >220
>230 >241 >242 >245 >248

もれや間違いあったら訂正お願いします
254名前はいらない:2010/11/02(火) 22:43:08 ID:8tMnVSbp
>>212 これは難しいですね。空っぽが鍵のようです。

>>213 少し官能的な、怪しからん雰囲気が有ります。

>>214 命に感謝して食らうのです。

>>215 スンマセン。へぼ評価人で。

>>220 自虐的な幸せですな。

>>230 いいと思います。

>>241 アンニュイです。

>>245 ぎょう虫検査のようです。

>>248 ロボットは悲しみに生きます。
255名前はいらない:2010/11/02(火) 23:33:08 ID:iFTiA3xu
>>212 E
意味が分かりません。何かの暗号でしょうか?
空虚を表すのに:0:を用いたとのだとすれば、
視覚的には逆効果に思えます。
ぱっと見て読みにくい記号の羅列、
興味を引く前に目が読むことを拒否したくなりました。
地の文が面白ければまた違ってくるのかもしれませんが。

>>213 D
女性の情事の様相でしょうか?
女性の震えや熱がただその単語からしか見えません。
表現を工夫してもう少し臨場感を出してみてはどうでしょう。

>>214 C
命を食べると言うことに罪悪感を覚えた子供の心情でしょうか。
朝食の皿を睨みながらこんなことを言う子がいたら、
可愛らしくも微笑ましいのかもしれませんね。
そういう雰囲気が好きは人には良い詩でしょう。
嫌いな人からは反吐が出るように思われるかもしれませんが。

>>215 D
ふるいのかけ方も知らない能書きだけが達者な料理研究家を、
揶揄しているのでしょうか。
この手のものはもっとシンプルに短く鋭く突きさすように、
研ぎ澄まされた表現で書かれた方が面白いように思えます。
あるいはもっと上品にやんわりとにおわす程度にするか。
このままだといささか中途半端に思われますので。

>>220 C
幸せと言う自己暗示に騙されて過労死でもしそうな雰囲気ですね

256名前はいらない:2010/11/02(火) 23:37:15 ID:iFTiA3xu
>>230 C
言葉の流れ、音とリズムと見た目にはセンスを感じます。
テンポよく流れる詩はこのスレでも意外と少ないですね。
肝心の内容は分かりかねますが。

>>241 C
統一された文体で静かな夜更けの雰囲気が良く出ています。
題材としては目新しくはないのでしょうが、
その描写力は巧みだと思います。

>>242 E
これは犯罪行為の告白か何かでしょうか?
残念ながら詩とは思えませんでした。
物語としても読みたい類のもではなく、
優れたものではないように思えます。

>>245 D
男色への誘いでしょうか?
この流れにオブラートは浮いているようの思われます。
と思ったら>>254のぎょう虫検査で腑に落ちました。
なぞなぞとしては良品なのではないでしょうか。
詩として見るのはちょっともう遠慮しておきます。

>>248 D
言いたいことは分かるのですが。
ロボットと水泳との関連性が薄いために、
思いついたことを無理やり繋げてしまったような、
手抜きさを感じてしまいました。
もう少し考えを整理してみてはいかがでしょうか。
257248:2010/11/02(火) 23:56:00 ID:xyQ0/EPe
>>256
ありがとうございます。
とりあえず整理してみました



「少女ロボット」

例えば呼吸の仕方とか
上手くなりすぎちゃって
すっかり忘れていたの
私が人間じゃないってこと

分からないのに
当たり前に求められる何かを
学習して模倣して
それでも偶に問いたくなって

「ねえ、
どうして人を殺してはいけないの」

例えば愛想笑いとか
上手くなりすぎちゃって
すっかり忘れていたけど
私は人間じゃないの
人間じゃないの
258名前はいらない:2010/11/03(水) 02:20:59 ID:rToWkSNS
「今日のいいこと」

可愛い顔したあのこは意外と毒舌で
心のすさんだ私は急に好感を持った

優しい声したあの人 意外と適当で
勝手に期待した私は全てどうでもよくなった

知らない人のたばこの煙が目にしみて 憎い気持ちがつのっていく
鼻の奥のはれぼったいの 治らないじゃねえか

ああこんなもの 人生なんてこんなもの
漫画の恋など幻でタイムスリップも出来やしない

ただウチの猫はどこの奴よりも可愛い
その事実だけでひとつ笑顔が生まれた
259名前はいらない:2010/11/03(水) 02:27:14 ID:d1Aus/i1

「初夏」


見知らぬ路地で
すれちがう
子供たちによって
夏はつくられていた

夢からさめばかりの景色は
どこか遠い記憶の海に似ていて
はだかのぼくらは
生まれたての悲しみに
すっかり
濡れていたんだ



260名前はいらない:2010/11/03(水) 02:31:33 ID:zpbw7gq6
ローカル線片道切符

左手に見える無人運転席の先の窓
遮光シートで曇った空に地面が張り付き
断続的に火花を飛ばす車輪が針となり
下手糞な裁縫は現在進行形で延びていく

右手に伸びるロングシートに座る人
軋む車輪の夢を見るのか据わらぬ首に乗っけた頭を
音に合わせて行ったり来たり
目的地など知らないとでも言うように

そんな車内を閉じられ損ねた連結ドアが
揺れに合わせてシャッターみたいに切っては捨てて
底の車輪はミシンみたいに一欠けらの慈悲もなく
隠し続けたポエムすら地面と共にレールで縫い付け

否応無く
私はどこまでも見知らぬ私の元へ届けられていく
261アギラ:2010/11/03(水) 03:25:45 ID:Pkt+PBH7
【定年】

「学問とは、後世に自分の意志を託す方法の一つだ」
学校の先生が教えてくれた一言が、今になって思い返される
僕は40年間、学問とは縁の遠いところで働いていた
単純作業を繰り返す僕とその工場は、近代化された都市の隅に位置する
疲れた脳に染みこむダスト音は、僕から考えることを奪ってしまった

去年、姪に子供が生まれた
僕には妻も居ない
休憩場所のデスクには、お疲れ様でしたと添えられたメッセージカードが
灰皿がわりに使われた珈琲の空き缶の横に置いてあった

もうすぐ春が来る
僕はなにを、残せたというのだろうか
262名前はいらない:2010/11/03(水) 03:34:41 ID:qccX1F2E
>>254
>>255
212です。一作で二度もE評価で逆に笑ってしまいました。
連投誤認で他の方の作品が評価されないのを避けたくレスしましたが、自作の評価自体は納得していました。
再評価希望してなかったんですが…

有難うございました。
263ロールちゃん ◆ofcJfFhaRAmV :2010/11/03(水) 06:16:11 ID:0caQgD/4
>>256
>>242の評価ありがとう!
メッチャ低かったね!また出直します。そのときはよろしく!
264隈熊猫 ◆BAj1VU5mMc :2010/11/03(水) 06:47:30 ID:UcJ5RoTX
>>144 NONPHILIA氏
本当申し訳ない…!
すっかりお礼のレスをしたつもりになっておりましたorz

遅ればせながら、拙作の評価を有難うございました
三人もの方に評価を頂けて大変有難く、又光栄です
NONPHILIAさんに評価して頂けるのはこれで二度目で、重ねて有難く思います
どうもありがとう

>>26に関して御指摘を頂いた件ですが
「わらい聲」に関して配慮は全くしておりませんでした
わらい声(ごえ)ではなくわらい(こえ)と読まれたかったのと、
「聲」という字を使いたかったという単純な理由からでした

違和感も生まれないように感じますし、平仮名の「わらいこえ」とした方がよさそう
ご指摘助かります
わらい茸wに見えたのではさすがに詩読への興が削がれますね 汗 反省。

咀るに関してはもうもっと配慮がありませんでした
私の携帯にて(かじ)るの漢字がどうあっても変換されなかった為、
咀嚼の咀で(かじ)ると読んで……欲しいという完全なる読み手側への甘えでした

反省します
こちらも御指摘、感謝です

芥川の作品に歯車のワードは頻出していましたでしょうか
近い内時間を見つけて、図書館へ足を運んでみたく思います

一等、というのは私にとっても好きな言葉の一つ故
他の一文も併せ、よいと言って頂け素直に嬉しく感じています

幼さを計算で出すのは難しいすね
平仮名を多用したり安易な子供らしさを演出するのは、
余程に書きたいものと一致しない限り好まないので余計。
何かよいアイデアを捻り出したいものです

下手な紙芝居ですか……
胸に刻んでおきますorz

恥ずかしい話>>26は書き上げた際自分の中で久々の好感触で
「うっわ、ええもん書いた!!」とか一人で盛り上がっていたのですが

三つ目のDを頂き納得すると同時に、まだまだ学ぶことが多いな、と反省しております
お三方とも評価を有難うございました
今後の糧に致します

毎度の長文、失礼致しました

>アンダー氏
遅レス失礼
確かに一行レスに対してアレはやりすぎ長すぎでした
纏め下手なのに説明すべきことが多いと感じてあの始末orz
申し訳なかったです
265隈熊猫 ◆BAj1VU5mMc :2010/11/03(水) 07:06:59 ID:UcJ5RoTX
未評価(>>253)

>258 >259 >260 >261


転載確認するのでちょいお待ちを。
評価、感想、まとめ人さんお疲れ様です

>ちーちゃん
IDにも留意せないかん感じなんね
あんま言われないけどいい加減なんかな私
物知らずですまないです
再評価権満たしていたら遠慮なく再評価希望どぞ
266隈熊猫 ◆BAj1VU5mMc :2010/11/03(水) 07:56:28 ID:UcJ5RoTX
時間掛かってすみません
検索結果、>>265で問題なしです。
ただ携帯じゃ限界があるかもしれないので
間違い等ありましたら、どなたか訂正お願い致します
267隈熊猫 ◆BAj1VU5mMc :2010/11/03(水) 08:15:08 ID:UcJ5RoTX
>>257

レスから判断に迷ったのですが、評価人の指定は禁止されているようだし
>>256さんでなくて悪いけれど感想失礼します

まず、書き直し前より断然伝わり易くなっていると思います。
こだわりを捨てて、読み手の方にも伝わり易く改稿するというのは
しなくてはと思いつつ私は中々出来ないところ

そういった書き手の方も少なくないと思うし、そういった点でお見事
同時に読み易くもなっていて、以前の手直しとして成功しているように感じました
水の下りを呼吸に置き換えたのも分かり易くよいと思う

ただまだ、詩の独自性が薄いと感じました
こういった詩はよく書かれる題材であり、その中で表現力等何か抜きん出て感じるものがあるかというと
そういった突出性は薄いと私は感じました

綺麗に纏まっているのだけれど、感じるものと見所が薄く
このままであれば、当方から評価をするとすればD-

なんというかこの詩では、少女ロボットの起承転結の起の部分しか描かれていなく
それも問題の一つな気がする

必ずしも詩に起承転結が必要なわけではないけれど
この題材であれば>>248で書かれた先や、ドラマや心情がもっと描かれてもいいと感じました
作中の少女ロボットや、詩自体への
読み手の興味や惹かれる部分を増やすという意味で。

好みの問題ではあるけれど、それを考えたり挑戦することは
書き手の詩の持ち味を見つけることにも繋がるように思い
>>257さんには潔さという前述した書き手としてのよさがあるよう感じたので
意識して数を書かれれば、良作の生まれるのも遠くないのでは、と感じました

一つの作品だけ読んでの書き手様自身までへの言及、失礼でしたら申し訳ない

この詩では私は一読み手として、
やはり人間との相違を抱えた少女ロボットの、独白、心情のその先が読みたいと感じました
密かに次作にも期待しております
268隈熊猫 ◆BAj1VU5mMc :2010/11/03(水) 08:21:30 ID:UcJ5RoTX
それから、ご存知かもしれないし、歌詞になるので参考になるかは分かりませんが

椎名林檎がともさかりえに書き下ろした曲で、タイトルと同名のものがあるので
機会があれば聴かれたら愉しいかもしれません

詩としてどうかという点等は、歌詞という楽曲もありきのもの故さて置いて
言葉一つとっても、椎名林檎色の「少女ロボット」には凄くなっていると思うので

参考までに

又の長文失礼致しました
以上にて当方からの感想とさせて下さい

先のレスが評価扱いになるか分からないのですが、
評価or再評価希望の場合は、評価人さん、まとめ人さんの為にレスにて申し出て頂けたらと思います

それでは、横からの感想失礼致しましたm(_ _)m
269230:2010/11/03(水) 08:45:14 ID:j5LqVK8u
>>256
ありがとうございました。

>>242ロールちゃん
顔がなくなって行った「ふたり」を描いたんだと思うけど、
丁寧にストーリーを追って描いているわりに肉を感じない。
ムードが淡々としているのが悪い効果しかあげてなくて、
そのためにラストがただのよくある犯行声明みたいに。
視点をもっと語り手にぐっと寄せたらどうかな。
たとえば逆光の中で「見下ろす顔のない彼(彼のほうを主体とした語り手視点)」を
「見上げる顔のない彼(語り手から見た語り手のための視点)」にすれば、
顔がないながらもそこに「事を起こすだけの何か」を感じさせることが出来る。
270名前はいらない:2010/11/03(水) 10:28:30 ID:Tw7NAv7r
>>267
丁寧な評価ありがとうございます
今度はもっと読んでもらうことを意識して、起承転結も考えてみようと思います
確かに起の段階で終わってる…
純粋なロボットと言うより自分を機械のように感じる少女を書きたかったのですが、難しい…!
ともさかりえ、機会があったら聞いてみます
ありがとうございました
271名前はいらない:2010/11/03(水) 12:45:27 ID:0eam+b+k
小さな月が照る
夜の世界は青い
流れる川の音
木が揺れる音
吹き上がる風が枯れ葉を乗せる
黒猫が走り狩る
蝙蝠が飛び回る
狼の遠吠えがこだまする
目に見えぬものたちの息遣いを漠然と感じる
ゆっくりと歩み寄る黒い雲が月を飲み込んだ
272名前はいらない:2010/11/03(水) 18:02:06 ID:kBGUsqg1
外で小鳥が騒いでる
外で子供が騒いでる
だけど私を誘ってはくれない
何となく開く携帯電話
君はいつでも無反応

寒い朝の熱いお湯は身に染みる
この水は何処から来るのか
私だけに注いでくれる物なのか
虚しく排水溝に流れてゆく

誰かと会話がしたい
でもここには誰も居ない

今日も夕暮れるこの部屋
私に微笑みかける縫いぐるみ
いつも意地悪ばかりしてゴメンネ
何か話そうか
273  ◆UnderDv67M :2010/11/03(水) 19:01:59 ID:BBG1NiSr
めんどくさくて何もする気が起こらない 

お前らどこぞの名無しのワンマンプレー(>221)だけど こんなの認めるなよ
意味が分からねんだけど どんな扱いになったのか知らないけど

>>223
死ね害虫

>>264
ごめん 何の事か分からないし忘れました
274名前はいらない:2010/11/03(水) 20:40:03 ID:kD+EWXKr
>>221= ◆UnderDv67M
275名前はいらない:2010/11/03(水) 20:59:20 ID:pgMTs+VO
僕が住むために必要な土地は 山々が岩を黒く持って上岳に白い雪を湛えていて

それが長く地平線として 天地を分けていること

低草が広く茂り 山々のふもとまで しかし連山の黒さは犯さないこと

それに水が多く 小川を何本も流し その水は冷たくしておくこと

小川の幅も 十歩以上あってはならない

同じように空気も冷たく 湿気をもたせること

空には 永遠の高さを持たせて 終わりを感じさせないこと

雲は白く 大きく たまーに 僕の手に触れる程低く流しなさい

そしたら僕は体を冷やして遊ぶから
276ドミニク・モー--ド:2010/11/03(水) 22:52:58 ID:gY1HQ+uq
「時代と享楽」

陽が落ちると雨が街を塗りつぶした

絶えず続くヘッドライトが道路に滲んで
金属の盤上をゆっくりとおもちゃの車が落ちてゆく

高層ビルの赤色灯が明滅する様は
亡霊が存在を求めて呼応しているようだった

僕の頼んだエシェゾーは、ベッドでくつろぎながらテーブルに到着する

この時間と空間、それから物質はすべて
途方もない労働によって支えられていて
要するにこのワインの一杯は
ある種の
一年分の労働の対価よりも高価だ
そういうことだ

世界中どこへいっても同じこと
ドゥバイでは褐色の肌が灼熱にさらされて
砂漠を永久に掘り続ける
何世代にもわたって
絶望的な単価の労働を繰り返す
光のないどんぐり眼には
現代の王たちの体が透けて
高層ビルの骨格が映っている

乾杯だ!
赤い液体が揺れる
この時僕らは全てを手に入れる

いびつな時代、それもまた好しとするか
ピラミッドを造るのも7つ星ホテルを積み上げるのも同じ
掘り出した美を本当に享受できるのは王だけだ
言おうが言うまいが、時代は相変わらず無関心に酔っぱっている
277ロールちゃん ◆ofcJfFhaRAmV :2010/11/04(木) 01:08:02 ID:hNDU9oom
>>269
評価ありがとうございました。
詩的要素が思い浮かばず坦々としてしまいました。視点かぁ。盲点だった。
278名前はいらない:2010/11/04(木) 04:38:06 ID:reegrZKF
「」


その言葉はなぜ在る?

宗教の為?

キレイ系の為?


持ち得るものだから?
279名前はいらない:2010/11/04(木) 09:07:57 ID:Qq4AzKtT
>>276
【E:まずは日本語の勉強を。】とは、このシのためにあったと言っても過言ではない。
国語の勉強ではないにしても、ここまでいい加減だと興醒めする。

>僕の頼んだエシェゾーは、ベッドでくつろぎながらテーブルに到着する
日本語がおかしい。
>乾杯だ!
赤い液体吹いたwww
最低一回は読み返したらどうだろうか?
誤字脱字には目を瞑るにしてもラストにこれでは・・。
内容はありきたりでつまらなく、加齢臭がきつい。


280名前はいらない:2010/11/04(木) 17:08:34 ID:sZiQpZu9
「田んぼ」

顔が痛い朝の
自転車で上る坂道の脇の
小さな田んぼに響く
おばあさんの微笑み
鍬を持って歩く
おじいさんの後ろを歩く
この声は
昨日聞こえなかった

手が冷える夕方の
自転車で下る坂道の脇の
小さな田んぼに咲く睡蓮
鍬を持って座る
おじいさんの斜め前に咲く
この田んぼは
昨日更地だった
281ドミニク・クサイネン:2010/11/04(木) 20:19:19 ID:Idog/pJo
>>279
早速のコメントありがとうございます。

>内容はありきたりでつまらなく、加齢臭がきつい。

なるほどなぁと思い、笑っちまいました。
次回からはなるべく臭わないように気をつけます。

読んでいただきありがとうございました。
282名前はいらない:2010/11/04(木) 21:23:29 ID:v8IBVebE
クサイネンと名前欄に入れるセンスが古い新しいとかいうレベルじゃなくて普通過ぎる。
別に頑張って感性アピールされるのも困るけど、そんなコテで書き込まれても反応に困る
283名前はいらない:2010/11/04(木) 22:07:30 ID:d4dV40T8
推敲の勧め
ほの一手間の気遣いで仕上げはぐっと変わります

>>242
「顔のない人」

焼かれた木炭の下に眠る記憶
くすぶりながら殺されていく
熱した体にかかる冷水が
忘れろ忘れろと叱咤している
はじめはぬるく温かかった筈だった

優しい声
優しい言葉
優しい腕に抱かれていたのに


いつの間にか
両の手は縛られ
足の腱は切られ
ケータイもPCも火に投げ入れられた
彼の怒声と共にくる熱く硬い痛み

見上げる彼は逆光に見えなくなっていた

はじめのころの彼はいない
嫉妬に駆られ
かくれんぼしていなくなった
今は冷水を投げつけ
私をただのおもちゃにしている

手枷を外して
切られた足を引きずって
彼の大好きなゴルフセットからクラブを一本取り出して
これをプレゼントしたころの楽しかった思い出を
嬉しそうな顔を
思いだそうとするけど
顔もないままなにもかも忘れ
思い出すことができなかったので

振り上げたそれを
彼の顔面に振り下ろした
284名前はいらない:2010/11/04(木) 22:13:13 ID:8XKx9Q2F

別れ


にこやかな顔に失望する父と



辛さ隠して笑顔の娘




285新人ナイフ ◆XBzaII/xfg :2010/11/04(木) 22:15:09 ID:IdUnyqqi

未評価(>>265より)

>258 >259 >260 >261 >271
>272 >275 >278 >280

再評価希望はどんどん出していいと思うよ
286新人ナイフ ◆XBzaII/xfg :2010/11/04(木) 22:17:44 ID:IdUnyqqi
ごめんなさいリロードしてなかった

未評価(>>265より)

>258 >259 >260 >261 >271
>272 >275 >278 >280 >284

再評価希望はどんどん出していいと思うよ
287ドミニク・クサイネン:2010/11/04(木) 22:23:10 ID:Idog/pJo
>>282
誰も貴様の反応など期待していない。
288名前はいらない:2010/11/04(木) 22:26:24 ID:c+sQCyy6
>>287 おまえは犬か!
289ドミニク・クサイネン:2010/11/04(木) 22:32:17 ID:Idog/pJo
www
290名前はいらない:2010/11/04(木) 23:03:29 ID:0DSy/b46
「世界」


神様は僕等の世界を見て見ぬふり
救ってなんかくれないや

キミタチは周りの出来事を見て見ぬふり
助けてなんかくれないや

それが当たり前になってしまって
きっと光は見えなくて

最後に思うのはみんなの笑顔?

きっと誰も気付いてくれない
ただ独りなだけだよ
ココロはどっかに行っちゃって
ここにいるだけ
僕は道に迷いながら
一歩ずつ進んでく

僕たちは世界の出来事を見てみぬふり
感じるなんてできないや

偉い人は迷った人を見てみぬふり
助けてなんかくれないよ

守るべきは自分自身?

ずっと誰も気付いてくれない
ただ寂しいだけだよ
自分がどっかに行っちゃっても
消えたくないだけ
時には立ち止まりながら
少しずつ進んでく

291名前はいらない:2010/11/04(木) 23:05:19 ID:PZRLA5V/
「体液」

感じられるのは
君の温もりだけ
腹の上に残された
君の鬱憤

現実逃避した
冷たい表情も
萎んだモノも
惰性の繋がりも
見なければいい

感じられるのは
君の体温だけ
腹の上に残された
君の窮屈
292名前はいらない:2010/11/05(金) 00:52:01 ID:KVNf2nv9
>>283 しねクズつまんねぇパクりすんなボケ
293隈熊猫 ◆BAj1VU5mMc :2010/11/05(金) 05:44:56 ID:7O5gkOtg
何故かとても疲れております

未評価(>>286

>258 >259 >260 >261 >271
>272 >275 >278 >280 >284

>290 >291


>>267
こちらこそ早速の反応有難う。
成る程、少女はロボットではないのか
確かにロボットそのものと、確実に取れるよな事象は書かれていないもんね

詩の外ですが、ともさかりえの少女ロボットはカップリングの2曲のが好きだったりします
CD一枚通して>>270さんが今回の詩で書かれたかったことと、通じるものがあるかも
では又の投稿個人的に楽しみにしております

>>273
ざっと180レスくらい前のレスへの反応だから仕方ないっす
一応>>105へのレスでしたw
私こそ反応めちゃ遅ですまなかったですorz


では
未評価一覧、間違い等ありましたらどなたか訂正お願い致します
294名前はいらない:2010/11/05(金) 20:34:00 ID:W8e77NCS
「不眠症」

いつからだったろうか
周りを闇が覆い尽くしていたのは
恐怖で眠る事も出来なかった

いつからだったろうか
暗闇の中に光が見えたのは
眠る事も忘れひたすら追い求めていた

いつからだろう
周りが眩しくてしょうがない
眠る事もままらないほどに

いつになるだろう
光を閉ざせるる時は
私はもう眠りたいのだ
295名前はいらない:2010/11/05(金) 22:43:46 ID:y17TgtJH
愛透
まだ
覚えていますか?

幼き日々の時を

もう
忘れてしまったの?

あまたに
降り注いでいる
愛情、

笑顔を引きつけて
多くの人を
喜ばせてさ

あなたの手は
優しさを握り
あなたの足で
ゆっくり歩く

これからも
大きくなってね。
これからも
見続けたい

過ちだけは
ならないよ
当たり前を
繋いでいくんだ。

アイトウ
アイトウ

この言葉は
大切な言葉

アイトウ
アイトウ

力足りず
造られた言葉
296ドミニク・バンブーー:2010/11/06(土) 01:11:57 ID:3zekBPcf
>>212
新しい表現形式? 狙ったのかもしれんが、別になんとも思わん。
こねくりすぎ?じゃね?
普通の読者は、一瞬見ただけで読もうともしないだろうな。
その辺はどう思ってる?
D−

>>213
官能的ななにかを読者に植え付けようと試みてるのは分かる。
好みかもしれんが、俺的には匂いがないと興奮しないね。
何かが足りない。俺は匂いだと思った。他にも足りないかもしれんが。


>>214
前にあった、納豆が云々を思い出した。
シリーズ?ならおもろいんだがね。
一般家庭の朝ご飯の卵は死んでると思うんだけど。
とれたては生きてるの?
D+

>>215
何かの皮肉かねえ〜〜知らんわ。
皮肉だとしたら下らないことに拘泥してんじゃねえっつの。
テーマについてちゃんと考えた方がいんじゃね。
D−
297名前はいらない:2010/11/06(土) 01:44:52 ID:i64dibT8
「やけっぱち」

君は去った
「なすがまま」にと
BGMさえ、やけっぱち
木の葉は血の色に
帰宅すると、部屋は荒れていた
私たちは交わるといつも
季節の美しさを台無しにしていた

298ドミニク・バンブーーン:2010/11/06(土) 10:46:54 ID:oIroe2j3
>>220
まとまりがない。
「公園のベンチから
 空が落ちてくる」
はイメージが浮かばず、
「季節が意味をつけて 僕を引っ張ってってくれる」
は意味が分からん。作者にも分かっているとは到底思えん。
「こんな腐った日常」「愛してる」とか。ラストは放り投げ感がある。
第3連はとても良かった。
C+

>>230
「背筋」というワードが繰り返される割には、殆ど効果がないようだ。
詰め込みすぎで、何のことを言ってるのか理解できない。
第5連、第6連は、単に言葉を適当に並べただけで、さっぱり理解不能。
猫に仕事を期待しているようだが、あいつらは何も生産しない。


>>231
ここから展開させないと、単なる風景描写だけでは何の感興もわかない。
風景描写自体も、だらだら長くて締まりがない。
とらえた画面をいかに凝縮させるかが風景描写のキモだと思うが、その工夫が何もない。
D−
299ドミニク・バンブーーン:2010/11/06(土) 11:09:52 ID:oIroe2j3
>>236
なんか怖い感じだけど。雰囲気はよさげ?でも日本語が訳わからん。
繰り返し読んでも、なんかバラバラ感が払拭されない。
まあ、バラバラなんだろう。単純に読みにくいから疲れるし。
D−

>>241
コラ! 新作を書きなさい!

>>242
ストーリー系は嫌いじゃないんだけどね。
ネタがどうもね。表現にも大した工夫はないんじゃ、見所がなにもない。
D−

>>245
ロイヤルミルクティは好きだったけど、今回のは手抜き。
光るものが何も感じない。
これから君のことを一発屋と呼んであげよう。


>>246
ふうん。おっさんになってから見えるものもあるけどね。
思ったことをただ書くだけじゃなくて、何かを感じさせて欲しいもんだね。
この手の日記系を読まされても、おっさんは何も感じませんのよ。
D−
300ドミニク・バンブーーン:2010/11/06(土) 11:49:28 ID:oIroe2j3
>>258
ちょっと待て聞き捨てならん。うちの猫を見てから言え。
第3連は好き。いらいらが具体的に伝わってきて、イイネ。
でも第4連でがっかり。ストレートすぎ。もうちょっと工夫して欲しかったね。
短いけど、佳作だぞ。特に第3連と第5連は◎


>>259
第1連は使い回し?
水彩画のように繊細で素敵ですわ。とか他所で言われてそうだな。慣れた感じはする。
が、俺っちには何も感じ取れない。表面的なんだよね。
「遠い記憶の海」とか「生まれたての悲しみ」とか。アラ陳腐ね。
お前はリチャード・クレイダーマンか。
第1連と第2連のつながりが、よくない。
ストーリーがありそうに見せて、実は何もないから、ピンボケ。
D+

>>260
描写がヘタすぎ。もっとすっきりならんもんかな。
あとおまい、せっかく第1連でがんばって電車をミシンにみたてておいて、
第3連で「ミシンみたいに」って言うなよな。
ラストは、まとめました感丸出しだね。
もっとシンプルな表現を試みてはどうか。
D−
301ドミニク・バンブーーン:2010/11/06(土) 12:29:20 ID:oIroe2j3
>>299
>>245の2行目は「何も感じられない」な。日本語になってないとか叱られちゃうんで。

>>261
散文すぎるぜ。悪くないんだけど、小説という形式にして、もっと物語を続けて欲しいね。
設定はありきたりだけど、文章が読みやすいので、続きが読みたくなる。
メッセージカードは泣かせどころか。新鮮みはないけど。
青木雄二の短編マンガみてえだ。
詩としては、D

>>271
頭の中で想像して書きましたってだけだろう。
新古今和歌集かおまいは。
狼の遠吠えなんて、俺聞いたことないわ。
想像でもそりゃいいんだけど、風景描写オンリーだし、その風景にも実感がこもってないんじゃあ
どーにもしょーがない。
D−

>>272
分かりやすいね。第3連は、なくても良かった気がしなくもない。
分かりやすいのはいいけど、説明チックになってはね。
ぬいぐるみの下りは、なんか病的なニュアンスもあり、不気味さを醸す。
C+

>>275
なんか苛々する言葉遣いだな。
「その水は冷たくしておくこと」とか「空には」「終わりを感じさせないこと」とか、
「雲は」「低く流しなさい」とか。誰に言ってんの?
なんとなくスケールが大きそうに見えるけど、単なるメモ帳のような気もする。
繰り返し読むと、日本語がまずいんじゃないか?と思い至る。
D−
302ドミニク・バンブーーン:2010/11/06(土) 13:00:47 ID:oIroe2j3
>>278
お前も日めくりカレンダー作ってろ!
「宗教」と「キレイ系」ってどういう関係があるんだか分からん。
タイトル含め、逃げてるつーか適当つーか、何の考えも感じられない。
D−

>>280
「おばあさんの微笑み」が「響く」のかあ。うーむ。
「睡蓮」って「田んぼ」に咲くの??ふうん。俺が無知なだけかね。誰かおせーて。
昨日まで更地だった土地がいきなり田んぼに。これなんぞや?
「田んぼ」っていうと、水田をイメージしてしまうんだが、睡蓮が咲いてるってことは、やっぱ水田なのか?
しかし、じいさん鍬もってるし、水田じゃないんかいな。
分からんことだらけ。無知なおいらに誰かおせーて(涙)
普通に理解出来なかったので、評価はパス。

>>284
三行の人とは別人かね。
どういう別れなのか、あれこれ想像させるのが狙いのような気もするが。
これだけでは、それほどの興味も湧かないんだよね。
嫁いでいく娘と見送るオヤジ。単に大学に入学して家を出てくだけかもしれんけど。
なんにせよ、どうでもいい感が漂う日めくりカレンダー。
D−

>>290
日記系はどうしても冗長で展開がない上に、音も色彩も動きもない。
読まされる方は退屈この上ない。
形だけまとめても、中身がつまらなかったらいかん。
D−
303ドミニク・バンブーーン:2010/11/06(土) 13:25:16 ID:oIroe2j3
>>291
もっとエグくいって欲しかったなあ。
キレイにまとめただけでは、内面深くが見えてこない。
全体の意味はまあ自分なりに分かったつもりだが、「君の窮屈」って所はよう分からんかったな。
C−

>>294
闇が怖くて、光を追い求めて、最後は眩しくて、眠れない。
背景になにがあるのか、なかなか分かりにくくて、すんなり入れない。
あんまり不眠症で悩んでる感がないし。実感が伝わってこない。
「閉ざせるる」って正しい?


>>295
「力足りず 造られた言葉」ってどういう意味だろう?
それ以外はまあ、分かるんだよね。分かりやすいからね。
でも最後によう分からん事態になると、俺は苛々する。
それまでの流れで分かれってことか?アホな俺には分からんのだ。


>>297
こういうのを読むといつも、短すぎるんじゃねえのって思うんだよね。
で、その短さは、あえてそうしたというよりも、力尽きた感があるんだわ。
削ぎ落として削ぎ落としてこの長さになった、とはとても思えん。
そうなると読み手は消化不良感を味わうだけだと思うんだがね。
部屋が荒れていたのは、激しく交わったからか、ケンカして暴れたからか。
どっちでもいいわってなるのは、「私たち」に興味が湧かないから。
D+
304ドミニク・バンブーーン:2010/11/06(土) 13:31:59 ID:oIroe2j3
>>302
>>284について、ごめん、「四行の人」の間違いだ。
305NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/11/06(土) 13:43:36 ID:3nSdpZjL
>>172,193
評価ありがとござんす。
遅れてすまんす。
306名前はいらない:2010/11/06(土) 14:33:51 ID:6cOC6Tv8
272の評価ありがとうございました。
307名前はいらない:2010/11/06(土) 15:00:20 ID:zLjt59oI
「青空の下」

降りつづいてた雨はあがり
うそみたいに空は晴れた

やまない雨はない
いつだって空は変わっていく

けんかしたことなんて
もうどうでもいいや

今はとにかく君に会いたい

はやく行こうよ
いつまでも晴れてるわけじゃないから

この時は永遠じゃないけど
今を生きたあかしは永遠に残る

雲間から差した光に手をかざす

あぁ 私はここにいる

君といっしょに今を生きている
308294:2010/11/06(土) 15:24:22 ID:piu5atjq
>>303
評価ありがとう
背景にあるのは死
閉ざせるるは閉ざせるの間違いです。ごめん
309ドミニク・バンブーーン:2010/11/06(土) 15:24:33 ID:oIroe2j3
「鐘」

イチョウ並木の大通りをバスが抜けると
秋晴れの風が騒いで頬に触れた

街を去ってからもう十年が経っていた
バスをおりると僕は坂道をめざした

鐘が鳴るころ僕たちは
坂のてっぺんの美術館で待ち合わせたものだった

アスファルトに散ったガラス片が光を反射する
小道を歩き家々の名残を見て回る

花を落とした朝顔が頭を垂れる日陰で
カナヘビの黒目に空が映っていた

坂をのぼりきると視界が開け
山々の陰影が深くなる様を見た

失ったのは音でも光でもない
季節でも感情でもない

陽が傾くと風が記憶を呼び戻し
優しい声が頬に触れては消えていく

忘れられた森の奥の美術館で
青銅の裸婦像にヒビが入って欠片が落ちた

鐘が鳴る
また一つ。もう一つ
310ドミニク・バンブーーン:2010/11/06(土) 15:40:59 ID:oIroe2j3
>>307
なんか、いやに素直というか直球だな。
シンプルゆえの力強さのようなもんも感じるしね。
こういうライトなものを集めた作品集ってのはアリかも分からんね。
問題は、飽きさせない新しいものを量産出来るかどうかだな。
311NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/11/06(土) 16:31:36 ID:3nSdpZjL
>>275
けっこう気に入っちゃったなー。
解釈は、「俺が死ぬならこんな場所」としました。
「住む」とか「遊ぶ」という生の方向の言葉があるが、
最後の「冷やして」に牽引されて意味が変容してしまってる。
でもそれは悪い方向ではなく、「こんなところで死ねたらいいなぁ」という願望。
この願望が内に向いているか外に向いているか、もあるかな。
外に向いていれば厚顔。内に向いていればナルシシスト。
ただ言葉の連ね方はあまり巧くないと感じた。平易な言葉遣いだが、
>山々が岩を黒く持って上岳に白い雪を湛えていて
山々が岩を黒く”持つ”という愚直さ、
本来”湛える”というのは液体に用いる言葉であること、
>それに水が多く 小川を何本も流し その水は冷たくしておくこと
「それ」「その」という指示語や「水」という後の反復、
こういったところに配慮が足りないと感じた。
あとは改行だな。こういう無駄な改行は空きっ歯なイメージをもってしまう。
まあこれは個人の趣味だぁな。
C

>>197
ナルシシズム、サッキンヨーブレィンンンッ!
中世のヨーロッパで愛されたような、
まるでCMに出てきそうな、優雅で、
それでいてあまりに奇麗な、
石碑にあったら破壊して唾して屎したい詩だ。
D+

>>246
ちょっと背伸びして「脳足りん」を使いたかったのかな。
君に必要だったのはROMというアルファベット三字だったろう。
世になにがありふれていて
またなにがあふれているか
それを知ってからまた書くといい。
D-
312NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/11/06(土) 16:33:01 ID:3nSdpZjL
>>294
冗長なんだな。退屈なんだな。
わかりきってることをわかりきった文で書いてある。
綴るでも認めるでも書き殴るでも叙するでもなく、書く。
オオ、ナント凡庸ナコトカネェ。
あまりに凡庸なので、表現手法がきらめかない。
D-

>>231
なんど見ても「薄」って「うすい」とか「ハク」って読んじまうね。
ニホンゴムツカチーネ。
なんかね、ちょっと力入っちゃってる気がすんのさ。
TV番組でもさ、風景を奇麗に俯瞰的に見せる番組ってあるじゃん。
これは、そんなんじゃなくて「ドキュメンタリー番組」って感じ。
「薄を映してやろう、映してやるぞ!」って気概?
まあここらにある雑多なのは「バラエティ番組」みたく
「どうだほーれほれ」だから、それに比べれば、ってぐらい。俺も含めてな。
あと最後行の「見えた」はダメだと思うぞ。
主観として観察してる人物がいることを示してるから
刑事の張り込みのように薄を凝視してる影が見えるんだよ。
D
313名前はいらない:2010/11/06(土) 17:36:33 ID:CbXpYI1F
>>309
リズムが良いですねえ
死んだ、もしくはどこかへ行ってしまった恋人を想って過去の街を訪れた?
ヨーロッパの小都市みたいな、ゴシックって言葉がぴったり
でもそのヨーロッパ的な雰囲気(あくまでも個人的な感じ方)の中に、朝顔は要らないかなと思います
とにかくその朝顔、カナヘビの二行は別の詩から切り取って持ってきたような違和感
詩全体としてさわやかな哀愁を感じました
C+
314名前はいらない:2010/11/06(土) 17:39:01 ID:CbXpYI1F
 春じゃなくてどちらかといえば秋

 出て曲がっていつもと反対の方向へ
 手が寒いと呟く わかっているなら
 自転車が起こす風は闇になる なんつって
 その家の明かりが見えるが そうか戻るのか
 思い起こすが未だ五時半 「いいじゃん」 何が?
 あ
 通りすがる知らない車に笑うしかない
 そこの角で曲がってヘッドフォン装着
 只今さっき来た道を素直に戻る漕ぐ足
 誰かとすれ違い転ぶ 「くそじじい!」 血が出る
 空気が冷たいから感覚がない それだけはありがたい
 付いているだろうシャツに 私の血が
 付いているだろう首に 体液が
 感情をコントロールできません限界の候
 これだけは気になっている 首のあざ 
 どうせついているそれ
315名前はいらない:2010/11/06(土) 18:17:32 ID:CbXpYI1F
 行方不明

もう血は抜いてある。
まず頭を落として、肉厚なところを出刃包丁で大胆に切り取る。そうしたら、あばら骨の隙間に包丁を丁寧に入れて、バラ肉を取り出す。
 腿の、良い部分のヒレは、大きめのそぎ切りにする。最高級と言われるその部分は適度に弾力がある。
痩せているからロースを取り出すのは無理そう。関節のまわりの軟骨も硬そうなので食べないことにした。
 沸騰したお湯に今切り取ったこれらの肉を放り込む。蒸気を出す透明な湯の中で肉が踊りながら茹であがっていく。
金属製のざるに鍋の中身をあけて湯切りする。肉を白い深皿に盛り付けて、塩と胡椒だけを用意する。
 ハツが柔らかくて美味しい。内臓である心臓は肉より良質な脂肪がついているからだ。それになによりその脂肪が甘い。
 一口ずつゆっくりと噛んで咀嚼する。やはり他の動物とは違って、火を通すと見た目は良くない。でも生よりは安全だということは確かだ。クールー病にはなりたくない。
食べる俺とお前の生首とで目が合った。
316名前はいらない:2010/11/06(土) 18:21:08 ID:8lHvC2Sn
>>300
258の評価ありがとうございます。
自分で思った以上に良い評価で嬉しいです。
でもやっぱりうちの猫が一番可愛いです。
317名前はいらない:2010/11/06(土) 18:47:35 ID:MblV93zw
>>302
>>280の者ですが、出かけた帰り道にあった田んぼに確かに睡蓮が咲いてました
それ見て「すげーっ」って思って作ったのがその詩です
318名前はいらない:2010/11/06(土) 19:26:32 ID:VWJXWIkH
>>280
>>302
睡蓮がたんぼに咲くことはあるし
稲刈り終えたら水抜きして
春まで土地を寝かせる農法はある
田植前に水を入れ戻すんだが
その日のうちに睡蓮が咲くことはない
おれも知ったかだがな
319名前はいらない:2010/11/06(土) 20:05:13 ID:9DKtHGrD
とりあえず田んぼ田んぼ言ってるけど内容はうんこだよね
320名前はいらない:2010/11/06(土) 20:51:52 ID:bcy4B+yo
『正当防衛(報い、その2)』

ちぎれ雲が流れて
頭に滑り込む
呼吸すると
揺れて形を変え
夕暮れ時には
ピンクに染まり
夜には
明るすぎる
電灯を遮る庇になった

でも寝ている間に
吹いた風は
毎朝僕を
知らない場所に
運び去る

君の知らない場所だ
君が居ながらにして
君の知らない場所に

雲が晴れて
日差しを零した
仰ぎ見ると
眉間を打ち抜かれて
地面の影に
体が落ちていき
僕の体は
影よりも下に沈んだ

眠くもなく
意識も無い僕を
君は跨いで
素敵な鳥に変身し
飛び去った

僕の知らない場所だ
僕の居ない
僕の知らない場所に
321名前はいらない:2010/11/06(土) 21:02:51 ID:URfNYYQw
憧れの誰かを目指して走る
追いつきたくて、追い抜きたくて
ドクロのTシャツ、ダメージのジーンズ
たくさんの服を着込み
新しい白い靴を履き
指輪を填め、おしゃれな腕時計をつける
鏡を見なくても自分のカッコよさが分かる
これなら追いつける
でもどれだけ走っても憧れの誰かは見えない
なんで追いつかないの
服にほこりがついてしまったこと
靴が汚れたことがいけないのか

ぽつぽつと雨が降り始めた
靴が水を吸い始める
足をつくたびにグチュグチュと音をたてる
気持ち悪いから脱いだ
真新しかった白い靴
見ればそれはただの泥まみれの塊だった
こんなものを履いていたのか
これでは追いつけないのは当然だ
それを投げ捨てて再び走り始めた

雨は降り続く
すっかり雨水を吸った服は重たい
裸足でたくさん走り足が痛い
水たまりに足がはまり、そのまま転んだ
冷たい泥水に顔をつっこむ
幾らか飲んでしまった
立ち上がろうにも体が重い
たくさん着込んだ服もジーンズも
びしょ濡れで泥に汚れていた
下着まで濡れている
それらを脱ぐと体が軽くなった
泥まみれの塊がとても醜い

やがて憧れの後ろ姿が見える
少しずつ空が晴れる
振り向いた笑顔は自分だった
322ドミニク・バンブーーン:2010/11/06(土) 21:06:42 ID:ltDj51/D
>>313
早速に評価を頂きましてありがとうございました。
丁寧に読み込んで頂き、恐縮至極です。
なるほどヨーロッパのイメージとなると朝顔云々は外れますね。
大変参考になりました。ありがとうございました。
323ドミニク・バンブーーン:2010/11/06(土) 21:13:39 ID:ltDj51/D
>>317
>>318
なるほど。大変勉強になりました。
リアリズムを探求する自分としては、とても興味深い詩です。
情報ありがとうございました。
324新人ナイフ ◆XBzaII/xfg :2010/11/07(日) 09:47:13 ID:smTFGmgR
>>300
>>259の評価ありがとうございました。
大変ためになります。
325アギラ:2010/11/07(日) 12:18:16 ID:cGSEVw12
【何か】

何かとは
TVが白黒だった頃で言えば、仮面ライダーだったりタイガーマスクだったりして
今の時代で言えば本田圭介やイチローだったりするのだろう
身近なところで言えば親父の背中だったりもして
お前も、俺も、どいつもこいつもそういう何かに成りたかったハズだ
でも
成ってしまった今は今と
ゆっくりと煙草を肺に入れて思うのだ
全ては成るべくして成るのだと

だからお前も、俺も、どいつもこいつも
燻ってるのだろう
326ちーちゃん:2010/11/07(日) 14:15:11 ID:+OTZtdLP
>>325
仮面ライダーもタイガーマスクもカラーで観てたけどな
それともアレか、私は若者なのでそんなことは知らないアピールか
力道山は本当に強かったかい…?爺さん

評価保留
327名前はいらない:2010/11/07(日) 15:13:15 ID:e/MlCb0i
>>326
金持ちアピールかよ。
俺の時代はレインボー戦隊も白黒だったさ。
紅白が紅白に見えた時の感動など、
おまえらには分かるまい。
328名前はいらない:2010/11/07(日) 19:50:44 ID:t0IW6Pe+
「たまご(オムレツ)」

ゆでりゃいいのに
かきまぜちゃって
あぶらをしいたから
けっきょくオムレツだろ?

こまったものだね
塩コショウ
きれいなかたちを
いただきます
329  ◆UnderDv67M :2010/11/07(日) 21:31:39 ID:3Bk+fxth
白黒の時代でもコルクバット常用して本塁打世界記録を達成した王貞治もいたのでは? 何故スポーツへ?
「今なら本田の金髪も分かるYO〜」や「白黒だったからタイガーマスクのマットの音を〜」なんたらとか書ける?
「タバコは今も白黒のままだお〜」とかなんでも良いから書いていくのが芸術分野として大切な事だと思う
俺は「何か」の言葉は使うのは良くないとは教わったものだけどNE 作る方は楽だろうが

>>327
初めて真剣にテレビを見た時はドラクエで犬になっていたお姫様を鏡で人間に戻していたり
8か所くらいの神殿をクリアしてトライフォースを集めてましたね ちょっと僕にも分からないですね

>>314-315 連投!! 評価してくれているので後者だけ蹴りで

未評価(>>293

>314 >320 >321 >325 >328
330漆黒の調律者 "eng BOMMER":2010/11/08(月) 00:54:23 ID:osoDWkle
「CLOUD」

列車で眺めていく景色は自己愛主義者の妄想のように詩的に彩られ
降り注ぐ日差しは虹色の季節という名の幻想を私に見せた

街で白で塗り潰していく 草木が絡みついていく塔の先端に
透明ならせん状の階段を駆け上がっていく動物達が鮮やかに女神のKISSを狙う

私は眺める 今日という名の誰かの記憶の如くどうでもいい僅かな一瞬を
膝下に落とした写真に拾ってくれるあなたに抱いたこの感情

手の平を広げた背後に広がる鮮やかな雲の群れも
一枚の翼が落とした波紋に散っていくこの世界を創る欠片-piece-達よ
どうかいつまでもあなたが描くわたしが消えないように
まだ産まれたばかりのこの海で二人側で寄り添っていたい




331アギラ:2010/11/08(月) 01:29:14 ID:edBRgBCT
>>329
何かってのは、何かなんだよ。
俺にとって何かってのは、最上に匹敵すんだよ。それは何かと言われれば、だ奥田民雄。
何かってのは千差万別であり、唯一のモンなんだよ。分かるだろ?
332名前はいらない:2010/11/08(月) 10:38:15 ID:BLjm0bHK
>>331

開けることの無い宝箱の中身を永遠に楽しみ続ける
中身が空でも それは(絶対に)達成される幸福だ
333名前はいらない:2010/11/08(月) 15:27:35 ID:phYxihum
ヒマなんで、評価させてください。

>>315


残念ながら、その調理法では、肉は美味く食えないと思います。

下味もしない肉をただの湯で茹でているようですが、それでは湯の中に肉の旨味が逃げてしまいます。

焼く前に塩胡椒するか、茹でる場合は、重量の1.2パーセントの塩と、胡椒と、にんにくのスライスと、香草類とともにマリネし、香味野菜と共に煮るとか、ワインで作ったマリナードで煮込むとか、肉の旨味を逃がさない調理法があると思います。

しゃぶしゃぶの湯にも塩味がついていますが、あれは水の中に肉の旨味を逃がさないための工夫です。ただの湯で肉を煮込んでも、肉は出がらしになってしまいます。

ヒレと言うのは、ロースの内側の脂質が少なくきめの細かい肉の事で、腿から取れる肉ではないです。

バラ肉は、肋骨を剥がして取ります。隙間から掻きだしても、バラバラになってしまうと思います。

ハツは確かに美味い脂が付いていますが、その脂は香ばしく焼いた方が美味いと思います。従って、煮るという調理法には、臭みが強調されてしまって、あまり適さないと、自分は思います。

自分と目が合ったとの事ですが、ここは想像で書いたのだと分かっても、想像の遊戯として面白いかもしれませんが、人の心をなんら動かせるものではありません。

食人の狂気を描いたのでしょうが、レクター博士の方が、もっと料理の分かった肉の食べ方をしていると思います。そういう勉強をして、こういう狂気を書いてみて欲しかったと思います。

D-
334名前はいらない:2010/11/08(月) 16:07:38 ID:phYxihum
>>328


私はオムレツを焼くのがあまり上手くないので、きれいな形に焼けるのはうらやましいです。

しかし、何が言いたいのかわからない。

意味不明なリトグラフであったとしても、そこには美があったりするものです。

そういうのが全くありません。

こんな詩がカフェの額縁の中に書かれていたら、どん引きしてしまいます。


D−
335名前はいらない:2010/11/08(月) 23:32:10 ID:UcSu63gw
「かなしみ」

何もない
なんてことはないんだけど

何もない 
に近い
とは言える

この薄ら寒い悲しみは
昔の面白い
書物のため

この生温い苦しみは
未来に生まれる
娯楽作のため

使ったらいいよ
因果律さん

何もない
そんなことはないんだけど

何もない 
からも
遠かったら嫌だなあ

腐ってんのな
いえいえ
健康体です

健康体Death!
336名前はいらない:2010/11/09(火) 00:30:53 ID:HosQ7Dcp
「帰り道」
遥かな畦道
枯れた田圃を横目に歩く
長い道が枯れ稲に縁取られる
電信柱の群
夕暮れの影に浮かぶ
途切れることなく黒く連なる
澄み切った空
夜との境界に一番星が光る
風が一吹き運んでいく
遠い家と思い出
繋いだ大きな手があたたかい
337名前はいらない:2010/11/10(水) 00:36:53 ID:WrEAG8Xu
「戻らない」

だらしなく雲は流れ
焦りは夕立のように
時は来た
私は、ずぶ濡れ
トイレットペーパーに書いた番号なんて
無駄なんだ
こんな生き方をした
お前が悪い
こんな生き方をしたお前が悪い
ふやけた紙を乾かしても数字は戻らない

君に費やした日々も
惰性の69も
家族の話をした事も
的外れの気晴らしも

全部、戻らない
338名前はいらない:2010/11/10(水) 03:30:55 ID:84Jl/krj
夜に

夜の図書館の赤いソファに並んで座る
ロンドンからシベリアへ歩いて行く少年の旅行記を読むと
柔らかくなって沈んでいく
沈んでしまって抜けなくなる
たんぽぽのように地面に強く根をはって
その根は土の中で楕円形に左右対称で気づいた
それは僕の足だ
村から町へ
少年はもうワルシャワで
僕は真っ白なページをずっと見つめていた
たんぽぽにはいらないポケットの中の自転車の鍵
頭の中まで真っ白になって
綿毛になって風に乗る
崩れた頭が拡散して
シベリアまで飛んでいく冷たい夜
しかし美しい夜
南十字星が地上に浮かぶ
339名前はいらない:2010/11/10(水) 07:44:56 ID:9Ob3T4xJ
相変わらず食欲はナシ、体調も芳しくないし、吐き気さえするも、
何も食べていなかったので、仕方なく中野駅南口のスパゲティ店「五右衛門」へ。
原価350円ほどのメンズセットを1350円支払い、それを食べていてほとほとあきれた。
東京というのは、日本国内はおろか、世界中の「カネ、ヒト、モノ」が吸い寄せられて集まるけれども
(いわゆる「文明」として)、しかし高度な意味での「文化」までは、たいして集まっていない。
結局のところ、人心が殺伐としているのは、そういうこと。
意味のある「消費」ではなく、たいして意味のない「浪費」に明け暮れている。つまりは社会としての「文化」に乏しい。
人生に哲学なんて無縁の、パンとサーカスに四苦八苦する愚衆の、おそらくは僕もそのひとり。
こんな「文化」の香りすらしない「海老とアボガドのスパゲティ」なるものを、死んだ面持ちで食べていると、この心から腐臭が漂う。
これで1350円とは、お笑いモノさ。僕の生まれ育った郷里では、まず考えられないであろう、このひと皿の金額。
これじゃ確かに商売になる訳だね。
340アギラ:2010/11/10(水) 20:56:22 ID:f42weOJZ
>>339
仮にこのスパゲッティ店で俺が食事をとっていて、隣に座っている野郎がこんな思考で悦に浸っていると考えるとなんだかなぁと思いました
批評自体は好きにすればいいのだろうが、これを詩として評価するにはどのように見て欲しいのか、と感じる
文化に拘るのなら、その土地を去って田舎に帰るか、迎合するか、文化そのものに一石投じるか
ひどくつまらない人間の、上から目線で何もやらない不満だけを述べられても、更にその不満ですら面白みがないとするならば、この思想を持った人の市場価値と原価はどうなるのであろう

と感じたのが、詩として投下された彼の人物像評価であって、詩としての評価はまた別

唐突に人心が殺伐としている、と出てきたけど、どこにそのように感じる描写があったのかが一つの疑問
浪費するのは文化とは思わないというのは分かる
だが感想で終わっている。海老とアボガドのスパゲティが出てきた→メッキのような料理を食べました→腐った気持ちになりました。皮肉を言いました
ネガティブ思考の感想文です。目新しさは感じませんでした。
D!

俺ならこのテーマでこう書く、とは言えるが、こう書いたほうが良いと助言を言う気になれない。なんでかと言うと、前述したように何を見て評価して欲しかったのかが読めないから
341名前はいらない:2010/11/10(水) 22:01:24 ID:+Ih6IFGF
「Age18」

痛々しいほどに輝く言葉の粒子
瞬きをするきみのこえ
空を刺す針葉樹
点滅してはかなしみを知る関係

途切れ途切れくちずさむ覚えたてのうた
きみに音程を確かめてほしかった
342   ◆UnderDv67M :2010/11/11(木) 06:19:42 ID:+ZvM0cO3
>>339
名指しでの営業妨害的な書き込みは止めろよ!! 南口なんて行った事ないわw

北口をちょっと進んで右側にあるラーメン屋はなかなか美味いぞ
ブロードウェイ入り口横にある宇奈ととって鰻屋もすげぇ美味しい

>>331
分かりません 創作の世界なんてものは ほとんどが自分との勝負です 
詩の世界はそんな甘い世界ではないです 作者が貴方である必要が見えません

>>332
じゃぁずっと鍵がかかってたら?

未評価(>>329

>314 >320 >321 >325 >330
>335 >336 >337 >338 >341

343名前はいらない:2010/11/11(木) 14:39:07 ID:eCH4BYdh
「東京の空」
東京の空は、汚いといわれるけど
別にそんなに汚いものではなくて
ビルの隙間から、細く深い空を
幼稚園児も大学生もサラリーマンも
キャバクラ嬢も外国人たちも
ふと立ち止まって空を見上げる。

それはまるで沖縄の海のような
純粋無垢な蒼い姿とは違って、
青という色の中に、何重もの
赤や黒や緑や様々な色を包み
何とか破裂を抑えている様な
そんな危うい不安定さのある色。

無機質なビルや飲食店が乱立し
様々な人の様々な感情が行きかう。
東京の街の空は暖かくて、優しくて
ただそこにあるだけ。
いつでもどんなときでも
ただそこにあるだけ。




344雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/11(木) 16:35:39 ID:3nLSZ1NG
>>314
題名は面白い。なんかひねくれた感じだな、と思った。
自転車は、最初に持ってくるとイメージがより豊かに、正確に伝わると思った。
その家、というのは、お目当ての相手の家か?
五時半が朝か夜か迷う。一言断りがあってもいいかな、と。
「いいじゃん」というつぶやきは重要そうだが、もっと言葉を尽くしてもいいかな。
車に笑うしかないとか、ちょっと心情が分からない。
転んだ場面は、もっと派手にアピールしてもいいのでは。

全体に、面白い題材を扱っているけど、自己完結気味で、面白いところを
味わえなかった。嫌いじゃないけど。読んで損したとかそういうことは全く思わなかった。
D+

>>320
ちぎれ雲が流れて―ここは、ちぎれ雲が、で改行しないと、後々にも登場するので、わかりにくい。
「君が居ながらにして君の知らない場所」という文の意味はとれない。言いたいことがあるはずなのにもったいない。
雲が晴れて日差しを零した―ここも、冒頭と同じ点に気をつけるべきでは。雲が、晴れて、日差しを零す、という
文の主語はなんかおかしい。

全体に、場面の急な展開を、僕の知らない〜の行によって、まとめ上げているセンスはいいと思う。
メロウな感じを受けて、それは悪くない感じ。D+

>>321
発想は、特別な物でないが、展開がすばらしく堅実で、読んでいく快感がある。
雨という外因をうまく使っており、自分の情けないところに気づき、だんだん裸になっていく過程が、
面白い。最後の、振り向いた笑顔が自分だった、というところは意表をつかれ、爽やかな良さがある。C-

345雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/11(木) 18:41:31 ID:3nLSZ1NG
>>325
「何かとは」という語り出しは、哲学的すぎて、味気ない気もする。それがこの詩のスタイル。
同様な点に、成ってしまった今、という語り方がある。成りたかった→成ってしまった、この論理的展開には、
何かおかしさを感じさせる。それは、本当に成ってしまったと言いきっていいのかと言うことだろう。
最後の行が、独自で、本当に言いたいことだろう。ここをもっと展開するのが、私の好みではある。D+

>>330
なぜ、自己愛主義者の妄想という語をだしたか。作者のそれに対する態度はいかなる物か。そういった疑問を感じるのは、
この描写の中での必然性を感じさせず浮いてしまっているからである。季節という名、という語も同様に、不必要な感じがする。
街で白で、というでの連続も、安易に使ってしまったのではないかという感想は否めない。今日という名、という語も同様。

全体に、詩的な文を作ろうという意志みたいな物が感じられるのはいいが、整合性、美しさ、見通しの良さ、といった点に
難が見られるようで、そこら辺を改善すれば、言いたいことと表現したいことのマッチングという喜びを味わえるのでは
ないかな〜とか思ったり。D

>>335
全体に、もったいつけている。何もないというのは、どこに何もないのか。といったことに、ちょっといらいらする。
独自の観念を表そうとする意思が感じられて良いんだが、投げやりな態度ではその達成もなかなか成らないだろう。D
346雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/11(木) 19:22:56 ID:3nLSZ1NG
>>336
畦道の描写は、巧みで相当な水準にあると思う。遠い家と思い出といったあたりが、解釈が幾通りにもできる。
それはこの詩においてはまどわしとして働くように思う。大きな手、というのが、父の手か恋人の手か、ということ
にからめて、最後の二行の曖昧さが惜しい。C-

>>337
時は来た、と私はずぶ濡れ、という二行で表していることが、今ひとつよく分からない。重要で魅力的な展開の
場所であり、もう少し根を詰めていろいろ直す余地があるのではないか。私の解釈としては、別れを切り出された
ということだが、それでいいのだろうか。生き方と恋の話であるが、トイレットペーパーとの関連がいまいちよく分からない。
多彩な物事を使って、戻らない哀惜を表現しているのが、とても面白いと思う。C-

>>338
すばらしい想像。夜に赤いソファ、ロンドンからシベリアへの寒い旅、本と現実の間の絶妙な行き来、すべての文が
味わい深くて、美しい。C
347名前はいらない:2010/11/11(木) 20:56:32 ID:hTl4H5oh
>>344
320です。
評価ありがとうございます。
少し質問を、


@冒頭箇所での改行により何がどう分かり易くなるのでしょうか?私には余り変化を感じられません。
Aまた“意味はとれない”点に関して、連の中での【居る】と【知らない】が対比関係になり得ない故であるのか、またはそのような状況は想定しえないと断ぜられたのでしょうか?

お時間ありましたら、ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。
348名前はいらない:2010/11/11(木) 21:42:04 ID:fo1iXl+D
みちのはじをあるいていたら
どぶにおちました
349ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/11(木) 21:56:54 ID:zOcnntb4
>>341
第2連は分かるが、第1連はまるで意味が分からん。
「瞬きをするきみのこえ」??「点滅してはかなしみを知る関係」???
字面はそれらしいが、実は何の意味もない言葉。
短い詩は切れ味鋭くないと、単に意味不明で終わってしまう。
D−

>>343
なかなかいい出だしだなあ、と思った第1連。
なんだかテンポが悪くて早くもダレてきたなあ、と雲行き怪しくなった第2連。
結局小さくまとめちゃったなあ、とがっかりした第3連。
「何とか破裂を抑えている様な」「そんな危うい不安定さのある色」の空が、なぜ
「暖かくて、優しくて」とつながっていくのか。
飛躍してる気がして、よく分からなんだ。
第1連3行目と最終行で「空を」が重なっちゃってるけど、いいの?
350ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/11(木) 22:01:06 ID:zOcnntb4
>>348
それは大変でしたね、点取り占い様。
351名前はいらない:2010/11/11(木) 23:20:54 ID:gDelNbOY
山の扉

山の扉が今日とじた
あけた奥には夕焼け空と
同じ煙の匂いがする
おれを見下す真面目な雲も
見向きもしない孤独な虫も
今日は静かに喪に服す
おかしい音も いやな模様も
燃えたぎる熱い想いも くだらぬ歌も
あほ面下げた酔っ払いも
なにもかもだ
これで自由に出歩ける
山の扉が今日閉じた
352ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/11(木) 23:58:43 ID:zOcnntb4
>>351
「詩=意味不明な文字列(書いた僕にもよく分からない)」と勘違いしてるフシがある。
「山の扉」なるものが「今日とじた」。ここまではまあいいや。
で、「あけた奥」って、とじてた扉をすぐあけたのか。まあいいや。
雲やら孤独な虫は普段やかましいの?なんで喪に服してんだ。「いやな模様」って何だ?
燃えたぎる熱い想いって、誰の?いきなり酔っ払いも出てきちゃった。
全体が何かの比喩?馬鹿なおいらにはわかりまへーーん。
ここまで一人で突っ走られると、普通、誰にも読んではもらえない。
D−
353名前はいらない:2010/11/12(金) 00:39:36 ID:0fldybEC
>>352
351です、評価ありがとうございます。
自分だけがわればいいと思っていた節は確かにありました。
相手に自分の感じたことをもっと素直に伝えられるよう精進します。
354名前はいらない:2010/11/12(金) 00:41:46 ID:f2x4rrfn
「ACROSS THE UNIVERSE」
商店街のスピーカーから
流れたビートルズの歌声が
僕の頭蓋骨を真っ二つにして
血流不良で酸素不足の脳みそを
純粋な空気で湿らせた上に
どろどろに溶かしてしまった。

人を、言葉を、文字を、声を
恐れてしまったあの時から
少しずつ少しずつ僕の体中の
穴という穴はふさがれていった。
今、久しぶりに立ち止まって
目を見開いて息を吸い込んで
空気と、空と、宇宙と
僕は繋がっていると感じた。

自由っていうのはきっと、
何にも繋がれていないとか
そんな意味の言葉じゃなくて
たった一つの大事なことに
自分の身をゆだねること。
この宇宙と自分を一本の鎖で
強く縛り付けておくこと。

気がつくと曲は終わって
景色はただ青いだけだった。
355ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/12(金) 01:22:12 ID:7qV++CY2
>>353
もっとダバダバ大量に書くのだ!

>>354
なんだか>>343の詩に似てるんだよなあ。
第1連は結構いいと思った。ちょっと大げさだけどね。
問題はそこから先の展開なんだよね。だんだんこちらのテンションが下がっていくのは
何故か?
「空気と、空と、宇宙と」「僕は繋がっている」とか
「自由っていうのはきっと、」云々の下り。
要するに第2連と第3連ほぼ全部を使ってだらだら吐き出す、悟り。
その悟りが、ぜんっぜん面白くない。
でもってラスト2行で世界を小さくまとめちゃった。
惜しいような気もするんだが、作者が悟って終わっただけな気も。
D+
356名前はいらない:2010/11/12(金) 02:26:52 ID:qk6PUBYT
「左の乳房」

右であるということは左もまたそうなのだろうが心臓はひとつしかないのだ
結局左右対称ではないはずだから この女にだって歪みはある
なのにどうして俺はこのひとをやたら綺麗に見たがって
女のほうも俺にとっての理想像になってしまおうとする

心というものが尊いのだとしてしまうのはまずいんじゃないか
肉体それ以上の完全さを脳に走る電子の群れにたむけては
本当に人間らしい自然的な生き方を忘れたエゴイズムに
満たされる幸福を是としてしまう偏りになってしまう

生きる活力 生きる本質を無償で分け与える精神と肉体のつながりを
そういう完全ってのを求める足場の無いもので作ろうと変な努力をするから
ツギハギだらけの 血を吸うような人間が出来上がって
それに自分自身が追いつけないから自重で潰れる

太った甘ったるい唇の人や やせ細った目つきの悪い人には
そういう雰囲気が垣間見えていて 俺はどうかって
だいたい青年って言えるほどのボウヤなんだから
まだそうやって他人事でいられる安心に享受してる

俺に何かを言う権利なんてないってことを
当事者の人たちは言ってもいいんだってことだよ
言ったって何にもならないってことをわかるうちは
俺はそれを聞いてやることにしたんだ 最後にほくそえんでやるから

うひひ ってさ
357四行坊主 ◆2PmZBVReNg :2010/11/12(金) 06:32:48 ID:TnDVrJmK

焦げた弟の顔は忘れたが手にまだ残るのは
おむつに隠した米の重さこの手に
358名前はいらない:2010/11/12(金) 06:38:44 ID:6v8A04tj
「熱血の手前くらいで」
ああ 火を点けるにしたって
君はまた煙草臭い息で吹き消すから
どこまでも冷たまんまなんだ
みんな火を点けるとしたって
怖がって点火を見ないまま逃げるから
結局は火なんて点いていなかったんだ

よし そしたら
私が少しずつ温めて いつかいつの日か
点火させよう ニヒルに吹き消されるものか
じっと留まって 君をぽかぽかにさせたい
359雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/12(金) 06:58:00 ID:KeGV59BS
>>347
ちぎれ雲が、流れて、滑り込む。(私が)呼吸すると、(ちぎれ雲が)揺れて形を変え、ピンクに染まり、
庇になる。
以上のように、私が、という主語が途中で出てきてしまっているので、ちぎれ雲の主語を省略することが、
おかしいように、感覚的に思いました。改行によって、多少の緩和にはなっても、根本的な解決には
ならないかもしれません。

Aについて、私には、状況の想定が不可能でした。「君が居ながらにして」、君がが主語で、にして、が、
私の判断であり、一文における視点が、錯綜して、おかしい感じを受けました。
360やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2010/11/12(金) 07:48:04 ID:eawrwK8m
>>359
雑草さん五段階評価忘れてるよ。

>>358「熱血の少し手前で」
「点火」という行為に焦点を宛てた作品。
抽象的に書かれたため、テーマをうまく表現しきれず味付け半分の物足りなさを感じます。
この点火は誰かをあたためるという例えとしてかかれている。
登場するのは点火を吹き消してしまう「きみ」と点火するも確かめずに
逃げていってしまう「みんな」と諦めずに向き合っていこうとする「わたし」。
この行為がそれぞれの性格を表していていいと思います。
点火という表現の着眼点はよかったものの、それに終始してしまったように思う。
この倍くらいの肉付けが必要。D
361やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2010/11/12(金) 07:54:23 ID:eawrwK8m
>>358言い忘れ。
ただの誤字かなと思ったんですが、「みんな火をつけるとしたって」の「と」は語尾が過去形であるので「火をつけるにしたって」でしょうね。

>>357
タイトルもなしの不思議謎作品。
読み返しても意味をたどるものもつなぐものも、また意味不明であるがゆえの面白さもありませんでした。
無念E
362名前はいらない:2010/11/12(金) 16:33:26 ID:hAB2e7q6
>>359
320です。ご回答有難うございます。
@に関しましては雑草さんが正しく読まれているように、誤読を誘う範疇にないと考えます。
Aですが“〜にして”がもつ語彙『〜でありなから同時に』が、文節の意味を補う役割をごく普通に持ちうる為、ご指摘の箇所で主格を区切って読む事のほうが不自然ではないでしょうか?文法規則の逸脱には当たらないと思っています。

しばしの交わり、有難うございました。
363雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/12(金) 18:24:29 ID:KeGV59BS
「一つの塔」

悲しみと喜びという感情が記憶の中で浮かび上がらせられる
君と私、私と君の間の意識のずれが、感情の交錯の迷路の中に閉じこめられる
それは今ではたどり着けない永久の迷路
不滅の運動は波寄せる、悲しみは薄れ、喜びは増した
君と私の間に立てられた塔が石化した記憶の代替として私の目には映る
一つの映画を見終わった後のように、私は私にとらわれている
未来に急いでいく鳥たちが空を泳いで夕日から離れる
364四行坊主 ◆2PmZBVReNg :2010/11/12(金) 19:38:08 ID:TnDVrJmK
>>361

評価いただきありがとうございます。
若い方に伝わるよう空襲を書けるように鍛練します。
365NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/11/12(金) 19:49:49 ID:GprtfXri
>>356
作者のなかで終わってるテーマじゃないの、コレ。
修辞疑問文ばかりだし、タイトルの乳房云々も最初の節だけ。
作者はこのタイトルでつくった詩の完成形が
こんな歪なものだと信じ切ってるのかねぇ。
蛇足が多くて、いろんなものがぼやけてる感じ。
そのくせタイトルが生きてないから、
卵焼きの切れ端を乗っけて「オムライスです!」って云われてる感じ。
D
366purisara ◆ZHd5hdZJMM :2010/11/12(金) 22:20:24 ID:OZzz7SWr
>>338すごいな・・・
なかなか書けない詩だと思います

尊敬の念をもって、自分なりの解釈などは割愛します
B
367purisara ◆ZHd5hdZJMM :2010/11/12(金) 22:27:51 ID:OZzz7SWr
>>115です

>>120評価ありがとうございます
そして、これだけ丁寧に読み解いてくれたことを感謝します

チェーンに繋がれたさまざまなワードたちが、一つに収束していく様を表現したかったのですが…
どうやら自分の力不足により、それがあなた様の言う「チープ」なものになってしまいましたね

>>122評価ありがとうございます
やはり、人の数だけ詩の捉え方があるということでしょうか

この詩をこれ以上壊してしまうと、イマジネーションの連鎖がつながらなくなってしまう
もうすこし丁寧にまとめるくらいがよかったかな、と感じていた自分には新しい意見でした

ありがとうございました
368名前はいらない:2010/11/12(金) 23:53:05 ID:lo3yWi8g
「チラシの裏ですがなにとぞ」
僕はずっと独りで死んでいくと
そう思っていました。

卒業して。
何の関係もない会社に入って。
さらにどうでもいい人生に流れてしまったと、
そう思っていました。

独身無金街道。
魔法使いでも良いやって。楽だし。
テレビの中の恋人だって沢山いるし。
全く問題ないな、と。
そんな感じで(笑

入社研修

毒舌の極み。
大学で買ったから、
○○ナンバーなんだって言っただけで、
○○ナンバーなの?ダサっ(笑藁
って。
どんだけですか?
初対面でそれはないでしょう?
常識的にまとめるとこでしょ?

引きました。
そりゃもうドン引きでした。

でも今は。
そんな、ドン引きしたあなたに。

無理しないの。
割り勘にしようって。
そう微笑む貴女に。

私は救われたのですよ。

一人。
ただ回っては。
独り。
屍をさらす。
そう信じていた私は救われたのですよ。

「ありがとう。」

だから、ね。

一つ。
今の私は。
独つ。
ただ誓います。

幾千の苦悩があったとしても。
独り。
貴方だけは。

きっと。ずっと――
幸せにしますと。
369名前はいらない:2010/11/13(土) 00:31:37 ID:+3h7fVFg
『バスルームで』
あなたの部屋の
バスルームで
天井から落ちる
冷たい滴に打たれ
鳴り続ける
風呂桶のように
空っぽで
規則正しい

わたしの
心臓
370名前はいらない:2010/11/13(土) 05:13:09 ID:6Mqq4TYu
「さようなら」
青々と茂り光り輝いた風薫る 初夏
恥らいの赤色に染った物寂しい 秋の暮 
そして 次はなんだろう
嗚呼 僕らの間には離層が作られたみたいで
さあもうそろそろ 舞い散ろうか
最後は風に揺さぶられてさ
喜んだり 恥じらったり…
僕ら何処まで翻弄されちゃうんだろう
凍える白い息の霜夜はすやすや眠って
芽生えの春まで 静かに良い子にして居よう
371NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/11/13(土) 06:21:35 ID:6c8Tk1RD
土曜の朝は地獄の朝だ!

>>368
リアル詩みたいだから、そう思って評価する。
伝わることは伝わる。些か、己に酔っておられる様子。
○○ナンバーって伏字すんのは、恥ずかしさからか?
そこはおれにはまったく伝わんねぇな。
こういう詩は、思いはあれど形が歪なことがままある。
読み手にしっかりと伝わるか、欺瞞になっていないか、吟味しろよ。
読者になにかを伝えたいというより、自己宣言みたいな詩だな。
C-

>>369
この手の構成にしては、珍しくまとまっている。
すべてが繋がっている一文。
こういう詩は、後附け後附けのように見えやすい。
強調としての下3行めの改行も容認できる。
風呂桶、と漢字にしていることから、湯屋のような和風感が出ている。
バスルームという洋風感と若干の拮抗があるかな。
無力感を受けました。
C+

>>370
離層とは、植物の細胞層のことらしい。
風、初夏、秋の暮など植物と関係ありそうな語が並ぶが、
「理想」との安直な掛詞ではないかという邪推が已まない。
キレイに並べられたドミノのなかでひとつ歪に立つ一片のように、この一語がヒビとなっている。
この語でなければ、Dだったろうに邪推させるのも浅はかな証か。
あとテーマが朧で大きいのに対し、語句が貧弱。
D-
372名前はいらない:2010/11/13(土) 07:02:23 ID:6Mqq4TYu
>>371
評価ありがとうございます。
落葉の際に木の葉が葉柄の付け根で綺麗に落ちるのは
葉柄と茎の間に「離層」が出来るかららしいのですが。
落葉を恋人同士の別れに置き換え、
安直に葉柄と茎を男女に当てがって居ただけで
離層と理想という掛詞は正直考えてなかったです;;
語彙は確かに貧弱やもしれませんね。
373NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/11/13(土) 07:37:30 ID:6c8Tk1RD
『産業讃歌』

釦を押す押す工場長
効率化を其に求めるのである!
捗る捗る生きるが捗る
遮る遮る邪魔を遮る
駆る駆る駆る駆る量産に駆る
反る反る反る反るグラフが反る
顔を上げ伏せ默す人
痴る痴る痴る痴る独り痴る
散る散る文学的に散る




(ほしがりません勝つまでは……)
374名前はいらない:2010/11/13(土) 10:49:49 ID:+3h7fVFg
>>371
369です。
個人的には“風呂桶”よりも“冷たい”が邪魔に感じて困りました。
表現する事において受け手に先んじて感覚を語る事の失策。
事物が語ることなく与えるものを、表現したいものです。

密かに雑草さん宛てでしたが。

NONさん評価、並びに感じた事について触れて下さり、ありがとうございました。
375ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/13(土) 13:23:34 ID:oGxpZitj
>>357
「空襲」という解説で初めて意味が分かる。
タイトルくらい付けたらいんじゃね?
この形式に拘るのは構わんが、俺の目には2行に見えるぞ。どうでもいいけど。
もっと沢山書いてみたらいいよ。
D+

>>358
抽象詩?っていうの?知らんけど。
点火というのは温める行為の延長にあるのだろうか?
題材がそもそもつまらないので、このまま長くしてもつまらないだけだろうな。
D−

>>363
あえてリズムというものを否定しようとしたのか、と思わせる位、読みにくい。
良い効果を生み出してるのであれば試みは成功だが、俺は苛々しただけ。
「浮かび上がらせられる」とか「感情の交錯の迷路の中」とか。表現これでOK?
「一つの塔」とは何の喩えなのか?を、様々なワードを駆使して表現し、読者に想像させるのが読ませどころではなかろうか?
と思ったのに、「石化した記憶の代替」って答え?言っちゃうんだもん。
はあそうですか、と白けるだけやね。
376ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/13(土) 13:52:57 ID:oGxpZitj
>>368
無駄に長いね。キレが悪いよ。出だしは割と良いと思った。第1連と第2連だけ。
「魔法使い」って? 童貞ってこと? 普通は意味通じないんじゃね。
「○○ナンバー」ってのは車のことか。何番だとダサいとかあんの。ふうん。
ラストのまとめ方は、ひじょーにつまらんね。まさにチラシの裏。


>>369
この手のものが365個書いてある日めくりカレンダーなら、買っちゃうね。
一個だけじゃだめだぞ、365個作んなきゃ売れないぞ。
「空っぽで規則正しい心臓」の持ち主は、狭い部屋で膝を抱えて座って、誰かの訪問を待っているに違いない。
「誰か」は訪れてこないが、もうすっかり慣れてしまって、だから心臓の鼓動は規則正しく、感情は動かないのだ。
そういう想像の広がりを与えてくれる良詩。音もちゃんと聞こえてきそうだ。
やべーセンスありまくりだぜ! 何度読んでもぐっと来るね。
A−
377名前はいらない:2010/11/13(土) 14:07:57 ID:+3h7fVFg
>>376
369です。
お目に止まり感謝ですが、369を読んでくださっても、>>368をそんなけなし方できるのなら、369は私の苦い失敗作の一つに違いありません。
失礼しました。
378ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/13(土) 14:13:19 ID:oGxpZitj
>>370
要はなにやら初夏あたりからつきあい始めた恋人と、だんだんうまくいかなくなってきて
ちょっと間をおいてみようか、とそんな具合でしょうかね。
季節の推移と植物系の描写で頑張ってるけど、想像というか読み解きが、これ以上発展しない。
そうした描写が、なんか取って付けたようで、うまく機能してない。


>>373
歌みたいだけど、あんまリズムよくない。2行目とか。で、苛々する。
なんとなく、NHKアーカイブスの白黒ニュース映像みたく、ちょっと早送り気味に
人々が工場で動いてる感じ。
工場で働く作業員の一人が文学青年だったけど日々の労働で疲弊して……って詩かな
と想像したけど。にしてもいきなり「文学的」ってのは唐突。

379名前はいらない:2010/11/13(土) 14:14:10 ID:M2oRaM6C
プール

遠くに見える煙突からは 白い煙が噴き出している
真夏のくもりの灰色が ぬるい温度で僕らを包む
ちいさなしぶきを微かにあげて 君はさかなよりも速く泳ぐ

錆びたフェンスのむこうには 二車線道路に車が走る
葡萄の食べた皮のように 湿った中に僕らがいる
とても静かで緩やかに ぼくの鼓動は健気にまわる

プラスチック黄の浮きに しきられたぼくは肌色だ
水中の白い気泡になびく 君の黒くて細い髪
瞼をつむれば視線がささる 温かくってすてきな棘だ

あおむけに浮かび空を見る 煙とガスの重い空
おおきく息を吸いこめば 肺の奥まで焼けていく
君の溶けて澄んだ水と ぼくの焦げて濁った空気が
混ざりあって 夏をつくる

重いからだに塩素のにおい 砂利が足にくい込む痛み
カビくさい部屋のすみには 死んだ蜘蛛がころがっている
つもった埃がタオルの風で 舞い上げられて散っている

わずかに濡れた髪のまま 笑った君が立っている
380ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/13(土) 14:22:53 ID:oGxpZitj
>>377
何を言いたいのかさっぱりだぜ。良いものは良い、駄作は駄作。
ここに投下した時点で作品はお前の手を離れる。俺は俺で勝手に感想書いてるだけだ。
お前が失敗作だと思おうが知ったことか。
下らんレスつけてないで、「釦を押す押す工場長」テンションで量産せい。
381ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/13(土) 15:01:10 ID:oGxpZitj
>>379
読むのにえらく時間がかかった。何故だ?
一つには、視点が動きすぎな気がした。
遠くの煙突を見て、泳ぐ「君」を見て、フェンスの向こうを見て、自分の体を見て、
「君の黒くて細い髪」を見て、瞼をつむって、また空を見て。
あとは、言葉遣いが頼りないというか。
「ちいさなしぶき」なんだから「微かに」は要らなくね? とか。
「プラスチック黄」ってのは、そういう単語があんの?
「君の溶けて澄んだ水」「ぼくの焦げて濁った空気」ってとこは、単に日本語がマズイのか
詩的表現と評価していいのか、不安になるんだぜ。
第5連は良かった。よくわかんないけど、ここだけは映像が鮮明に迫ってきた。
ラストは、まあ、こんな風にまとめざるを得ないのかねえ、と冷めた目で見てしまう。
D+
382まるちーず:2010/11/13(土) 15:14:21 ID:OqBmTXcS
「陽射し」

陽射し海を射抜いて
届く所まで照らす
今日の土砂降り雨の
雲を射抜いて
照らしている

雨が君を濡らして
僕は傘差し伸べる
雲刺し抜ける陽射しは
傘を射抜いて
君を照らす

顔を押さえた
白いハンカチに
照り付ける陽射し
反射して

僕は眼を少し細めて
俯いた
383ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/13(土) 16:33:52 ID:oGxpZitj
「走ってゆく」


幾重にも酔っ払った三日月の夜
街から飛び出して、僕は走り出す

紫の風が松林を覆い
頭上で星が丸く広がるころ

草むらで虫が鳴くのを聞きながら
僕は夕闇を走ってゆく


開栓したばかりのサイダーのように
着色された泡に包まれていたころ

ひとつの香りと出会うために夜を追い
ひとつの感情を恐れては闇から逃げた

そんな繰り返しのさなか、立ち止まって見回すと
景色は僕のもとから去っていた


幾重にも酔っ払った夜
街から飛び出して僕は走る

失った香りは夕闇の裏に
失った感情は遠い三日月に隠れてしまったが

紫の風が松林を覆い、星が丸く広がるころ
逃げながら追いながら、今日も僕は走ってゆく
384雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/13(土) 17:39:21 ID:Yn22q1GM
>>375
リズムについては全く意図して操作しようとはしなかったです。自然なリズムが表れているにしても、僕の脳状態が
異常では苛々するリズムを生んでしまったかもしれないです。表現については、特にこった部分について問題に
されていますが、私には正解とも無理矢理とも分からないです。題名については、おっしゃるような意図を持った
詩はあるでしょうが、それだけが詩の方法であると断ずるのは、短絡的に過ぎることだと思います。僕の詩の場合に
白けの結果を生んでいるとしても、おもしろがらせることを狙いとしていなかったので、そこのところはどうなのでしょう。
結局自分の中でしか問題の解決には至らないことが多く、今回の詩についても同様であり、私というものの
不可解さとそれに伴った可能性について思いをはせることになりました。
以上の感想を持って、コメントに対する返事とさせていただきます。
敏速な評価をしていただいて、どうもありがとうございました。
385雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/13(土) 17:57:47 ID:Yn22q1GM
「地蔵さんに囚われる」

君の、疑いは
僕を痛めつけるもの
君の、疑いは
コンクリートの壁になって
僕を遠ざけるもの
僕の、疑いは
君を傷つけるもの
僕と君の疑いは、何も生まないもの
君への絆という願いがただ宙に浮かんでいる
NO WORD, NO COMMUNICATION
NO THOUGHT THAT BROUGHT
地蔵さんの君の心象
地蔵さんの君の心象、微笑み
周りを見渡してみたけど
386四行坊主 ◆2PmZBVReNg :2010/11/13(土) 18:03:24 ID:qrTLbY3d
>>375

評価いただきありがとうございます。
確かにこれはタイトルをつけるべきでした。
流れで書いていてはだめですねぇ。今後も精進します。
387このみたしけ:2010/11/13(土) 19:44:06 ID:soMkm34f
『デンジャラス・ゾーン』

仕事帰りの帰り道 わたしは一件の幸せそうな家庭の家の前を通り過ぎました
「殺すか・・・」

私の名はA・K(仮名)大人気アイドルグループの一人
今日も夜遅くの帰り道 早く帰って寝たいのですがまたあの趣味が疼きだしました
誰もいない裏庭からひっそり邸内に侵入
ぐっすり寝ている子供の顔をにやけ顔で背後に忍ばせていた包丁で一刺し
血痕を吹いて次の標的へ
台所でつまみ食いをしていたところこの家のお母さんらしき女性に見つけかっちゃだんで
近くにおいてあったフライパンでそいつの頭を殴打
ついでに近くくにおいてあった食用油とライターを持って二階に
途中階段でこの家のおじいさんらしき高齢の男性を首をしめて絞殺
食用油をそいつの頭の上にぶっかけ火をつける

わたしはかわいい どんなことをしようが自由だ
わたしは何をしても許される星の元に生まれたんだ

二階のリビングルームに進入
そこで寝ていたまだ幼い女の子と側で寝ていた父親を獲物でメッタ刺しに
反吐が出る 何をしても咎められる元の星に産まれてきた奴らよ
最期にもうひとつの部屋で長男らしき男を側においてあった灰皿で殴殺
台所で付着した血痕を洗っている時 きのう握手会に来ていた男がさっきの長男に似ているなと思い出す

最期に今までにもらったサイン色紙を家中にばら撒いて火をつけてジ・エンド
夜空に瞬く紅蓮が今日を鮮やかに照らす

今日も地方の握手会 何もしらないお前らは今日もにやけたツラしてあたしの汚れた手に握手を求める
今日は誰を殺そうか 握った手に今日もまだあどけない血色を忍ばせて







388とあるサイトのポエム:2010/11/13(土) 19:55:48 ID:pIdQn+Gg
◆ゾンビは…………油◆


生物に合うの…
和風に合うの…
男に合うの…?
ブーブーブー…
刺身に合うの…
最高の調味料…
醤油…


匂いがイイの…
性欲をかき立てるの…
ブーブーブー…
食欲をかき立てるの…
あなたの
チュウが最高…
ブーブーブー…
中華が最高…
ちょっぴりかけて…
ごま油…


ツンツクツン…
ピーリピリ…
アーツアツ…
舌が…
ヒリヒリ…
汗が…
ダクダク…
真っ赤な刺激物…
ラーメンに…
餃子に…
トロリンコ…
愛にもかけたい…
スパイシーな油を…
ラー油…


ゾンビの油は…
醤油も…
ごま油も…
背油も…
馬油も…
サラダ油も…
オリーブ油も…
だぁいすき…
だけど…
これからは…
灯油が…
一番love…
389名前はいらない:2010/11/13(土) 21:26:12 ID:PL9k/6QF
「Anti」

ジョークにしては笑えない、詩作にしてもつまらない
三つの積み木で遊ぶだけ。
閉じてしまって、どうにも暮れないけれど
左目はあんなに赤くなってたんだから
酔ったんだ。
何が出来るのだろう?壊さないで、教えてよ
390名前はいらない:2010/11/13(土) 21:49:33 ID:8Ubxm4jo
「y=ax+b」

君も僕も頑固な直線
僕はy=2x+3
君はy=2x-1
グラフ上で交わることのない線

平坦で無機質なグラフの上
たった4しか離れていないのに
その距離が僕を苛立たせる

あぁ、神様
他の事はどうでもいい
世界を狂わせて
二本の直線が交われる世界に・・・・
391ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/13(土) 22:05:49 ID:oGxpZitj
>>382
簡単な言葉を使った簡単な詩なのに、理解するのが難しい。
「陽射し」は現実のものではなく、「僕」にしか見えない何かなんだろうと思われるが。
「君」に当たるスポットライト的なものだろうか、位にしか想像は広がらず。
だとすると第1連の描写はなんだったんだろう。
いずれにせよ、あまり深い感興はわかない。


>>385
英語が出てくる前までは、分かりやすくて読み手に優しい。
英語の所を含めて、そこから先はまるで分からず、読み手に冷たい。
この英語はどういう訳になるの?
ラストの尻切れは、あまり良い効果を生み出しているとは思えなんだ。
392368:2010/11/13(土) 22:14:42 ID:Vf0VPuMt
>>371
評価、どうもありがとうございました。
久しぶりの詩作で、気持ちばかり、ご指摘の通り投げっぱなしの宣誓書です。
唯一読み手になれそうな方には秘密の作品ですし(笑
真にチラシの裏。失礼しました。

>>376
評価ありがとうございました。
いや全く。チラシの裏です(笑

>>377
擁護?ありがとうございます。
377さんは響いて下さったみたいで嬉しいです。
>>379
お相手がいるのかな?
たまにはガツンと言ってやりましょう。
受身ばかりではお互いが不幸かと(汗

文体としては。
、で繋がりがあるかのように感じますが。
バスルームでをバスルーム
と体言止めにしてみても、息継ぎ場ができて面白いかなぁと。

あくまでも勝手なアドバイスですが一つ。
現代詩の衰退は。語感に任せた暗喩のせいかと思っています。
中原さんとか、荻原さんみたいな暗喩マスターもかっこいいですが、
宮沢さんの「雨ニモマケズ」みたいに、あえて平文で詩作してみるのも、
またいい鍛錬になるのではないかと。
むしろ逆にきつい詩作になりますが(笑
393ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/13(土) 22:30:51 ID:oGxpZitj
>>389
意味不明な文字列をそれらしく並べるのは、案外難しいのかも。
何回読んでも、一体何を書いているのか、何を言いたかったのかがまるで分からない。
日本語の問題ではなく、考え抜いてそうしている=作者は意味が分かっている、と信じたいんだが、
どうも疑わしい。
D−

>>390
「y=ax+b」というのは一次関数だぞ、みんな。大丈夫だな? 分かってるな?
xに1を入れると、「僕」のyは5になって「君」のyは1になるから、グラフの上では4離れる、と。
どうやらそういう意味以外の何ものでもないらしい。
そのために2連、全体の2/3を費やしちゃった。
第3連は、まあ予想どおりのオチだね。ちょっと可愛い。授業中考えついた、みたいな。
D+
394368:2010/11/13(土) 22:32:11 ID:Vf0VPuMt
失礼。
>>379
ではなく、
>>369
でした(汗
395ちーちゃん:2010/11/13(土) 22:55:31 ID:OqBmTXcS
>>391
どうもありがとう

幾ら雨雲で覆われようとも
陽が在る限り昼間は暗闇に成らず

そこに映し出された悲しみもまた光である

と、言うところかな

で、その光を直視出来ない僕が居る

そして足元には蛇…

僕は叫んだ

「キャア!」

すると今まで泣いていたNON子が
泣き止んで僕に言いました

「大丈夫、青大将は咬まないから」

「へぇ…、そうなんだ」

「フフッ、怖がっちゃって、ドミ君臆病なんだ」

怖くて震えそうな声を必死におさえる僕を見てNON子が笑うので

「ふん、君だってさっきまで泣いていた癖に」

「だって、ドミ君がいきなりオチンチンを見せるから」

ああ、そうだった…僕がいきなり勃起したペニスを露出したのでNON子は泣いてしまったんだった…

「ゴメンよ…でも、これからどうする?ホテル行く?」

「ううん…警察に行く」

「じゃあ、一緒に行こうか?」

「うん」

晴れやかなその顔に嬉しくなった僕は
そっとNON子の手を取って警察への出頭を誓った
396アギラ:2010/11/14(日) 03:58:34 ID:nk0soggC
『蟲』

シラミのようなしがらみに食い尽くされると、動けなくなるからと

手を振りほどくように力を込めたら、予期せぬ人を傷付けた

こんな筈じゃなかったのに

震える手に、シラミが這うのをただ見ていた
397雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/14(日) 07:35:35 ID:4/XQTiBJ
>>391
評価ありがとうございます。>>385です。
この英語は、言葉無くてふれあいもなく、考えていることも伝わらない、といった感じの訳になるつもりだった。
調子を整えるため、また言いたいことを正確に表すために、英語にした。絶望感を表すのにぴったりかと思った。
読み手に飴とムチでw迫ったつもりだった。

398雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/14(日) 08:19:42 ID:4/XQTiBJ
>>369
何故作者はあなたの部屋、のバスルームの様子を知っているのか。
前後関係を織り交ぜながら書く必要があると思う。
また、バスルームにいるという状況ならば、何故空っぽという空虚な心情にならなければいけないのか。

心臓としずくの類推によってあなたと私の共通項を言う、という詩であると考えるが、心臓という器官的な物へ
と収まっていく詩の様子を考えると、あなた、に費やされた言葉の量と、私を表す言葉の量の多さ、少なさ
の不均衡さが、言葉の重さ、軽さ(バスルームと心臓)によって、ちょうど釣り合うように調整されていると
考えられるが、私には具体性、あなたには想像、というこの詩の言い方が、現実そのままであり、
作者のメッセージを制限する現実性として詩で表れているように思えた。

期待に高鳴る心臓として読むべきなら、それで良いと思うけど。
399MCMXCIX:2010/11/14(日) 10:51:06 ID:fRGOGNC0
「いちばん遠い世界へ」

留守番電話サービスです メッセージをどうぞ
あいつのハートは今夜も 空気の届かない場所にいる
そんな日の夕飯はいつもきまってカレイの煮付けさ
時として煮汁がゲル状に固まってることすらある
迷わず僕はちゃぶ台を捨ててゆく

ねえ閉じかけた唇が透明な翼みたいに揺れてる
やみ上がりの地下鉄がまだ感じてるみたいだね
色づきはじめたこの沿線でさえ
だれもが甲子園の砂を隠し持ってる
ぼくらが流した血と汗と涙は 誰かの不正コピーだったね
壊れたライセンスでよければ ひとつあげるよ

眠りを失くした街の片隅で
その差し歯だけが光り輝いている
あいつと同じ声で歌えたらいいのに
そんなつぶやきもメタルブルーの静寂に消えてく
本当の愛じゃ肉なんてつかめないもの
400390:2010/11/14(日) 11:06:33 ID:yyXo7PTd
>>393
評価ありがとうございます
何処で俺の監視をしていた?なぜ書いた状k(ry
401タータ:2010/11/14(日) 12:05:55 ID:DFjTs1P5
自分で言うのも恥ずかしいけれど、
久しぶりに納得できる詩を書けました。
うれしいです。

http://ameblo.jp/pepelemoco/entry-10701301652.html
http://ameblo.jp/pepelemoco/day-20080219.html
402名前はいらない:2010/11/14(日) 13:57:09 ID:sZ7hxtOd
17才は自我が膨らむ年ごろである。したがって、家族や社会の束縛とか規範とか規則から
自由になりたいと願う年ごろである。またそのためにも、知識欲が旺盛になる年ごろである。
また、世俗でない悲しみを抱ける年ごろである。
 16才で上の学校へ進んだわたしは、その年の後期になると、学校での講義が虚しくなっていった。
スローテンポの口述の講義を延々と筆記していくのは時間の浪費と映じた。そんな講義の1年分も、
本にしてくれたら3日くらいで読み終えるのにとおもわれたからである。教室へ向かう足どりは重く
そして遠のき、図書館に籠る時間が多くなっていった。
 そこには、読みたい本がいくらでもあった。そこでは、知識欲がつぎつぎに満たされ、幸せに浸っていた。
一方、学業がしだいに遅れるにつれ、人並に学生生活が送れないことへの劣等感に苛まれた。
 そのころは学生寮にいた。同室のほかの7名の人たちは皆善良な紳士で和気藹々と共同生活を
送っていたのだが、わたしは自我を抑制するなにかが欠けていたのか、どうしても共同生活には
馴染めなかった。夜になるとよく寮を抜け出して、校舎の屋上で独り星を眺めて過していた。
ある夜、宇宙とは何だろうなぜ宇宙があるのだろう、それは『誰』が作ったのだろう、造物主が天と地を
創造したというなら、造物主とは何だろう、『誰』が造物主を造ったのだろう、と思うと、突然悲しくなって、
涙がとめどなく流れてきた。そう思う自分自身、流す涙すら、宇宙のとるに足らぬゴミのような
物質であることが切ないのである。そのような悲しみは固定観念として心に深くつきささる。
403名前はいらない:2010/11/14(日) 14:01:22 ID:sZ7hxtOd
世俗の地位とか名誉とか財産とか宇宙の前にどれほどの意味をもつだろう。世俗は宇宙の存在を
忘れたところに息づいている。
 寮生活のはじめての年が明けるとまもなく、デパート勤めの娘さんと老衰したお婆さんの住む家の
一間を見つけて寮を去った。
 自由!その気になればいつでも1日24時間はわたしのものだ。そこで、猛烈な読書が始まった。
毎日のように古本屋を尋ね歩いては、文芸書をはじめ、自然科学、哲学、倫理、宗教にいたるまで、
知識欲を満たしてくれるものを探し求めては時間を無視して読み耽った。
 楽しみは、下宿の温和な娘さんとすこしばかりお話をすること、マルクス・ボーイであった親友と
裏町の喫茶店で、1本ずつお銚子をとりながら、唯物論について議論をすることであった。
彼は、ときどき咳込んでいて、後年わたしが瀕死の苦しみを味わうことになる肺結核を感染させて、
まもなく亡くなった。そのうち、下宿のお婆さんの老衰がひどくなり、とうとう寝たきりになって
衰弱していった。娘さんはわたしとひそひそと話しあっては、死んでいくお婆さんを見守りつづけていた。
お婆さんが亡くなると、娘さんは涙をいっぱい浮かべて、「さようなら」とその姉にひきとられていった。
わたしは3畳1間の下宿に移り住んだ。
 孤独だった。もうほとんど登校することもなく、ひたすら書物に耽溺し、読書に疲れると孤影悄然と
街を徘徊した。孤独には詩が似合う。歩きながら好きな詩をよく口遊んだ。
 ”夏の逞しき足音は消え、山はまた大古の夢に還らんとする秋風の暮、
 耳を澄ませば落葉松のタクトは鳴り、鱗雲には淋しき少女の牧歌が映る、
  ああ 今宵 アルペンのあかき灯がまたひとつ減る”
 わたしは、生きることに最早未練はなかった。わたしは、睡眠剤を多量に飲んでこの世に別れを
告げた。しかし、わたしは死から見放され、2日後に意識を取り戻すと、わたしを待っていたのは
精神病院であった。翌日、私はつぎの言葉を残して、日光の華厳の滝に身を投げた。17才であった。
404名前はいらない:2010/11/14(日) 14:02:30 ID:sZ7hxtOd
厳頭の感
 悠々たる哉天壌、遼々たる哉古今、
五尺の小躯を以て此大をはからむとす、
ホレーショの哲学意に何等のオーソリチーに
価するものぞ、万有の真相は唯一言にして
悉くす、曰く「不可解」、我、この恨を懐て
煩悶終に死を決す、既に厳頭に立つに及んで
胸中何等の不安あるなし、始めて知る、
大なる悲観は大なる楽観に一致するを。
405  ◆UnderDv67M :2010/11/14(日) 18:20:06 ID:dqG3FoWt
>>401
テンプレ 失格 

2chに晒すなら「2ちゃんにて評価感想依頼中」とでも分かりやすく書いておくのは基本ですよ
それに発表してから6日間経っているのかな? 騙りの可能性を高めている事にも繋がります

自ら匿名掲示板に晒してまで意見を求めるのは立派ですけれど ちょっと賛同出来ないッスね

>>402-404
テンプレ 失格 べろべろばー!!
406  ◆UnderDv67M :2010/11/14(日) 18:47:58 ID:dqG3FoWt
評価とかしていた脳の機能が故障中……

>>348 なーんかどの時代でもどこにでもあるんだよなぁ E

>>362 頭が回らないので俺からはノーコメント

>>364 年齢は関係無いのでは…… 

>>366 うん

>>392 幸せをただ幸せとだけ表現する姿勢に私は共感できません

>>400 集中力が足りない E

未評価(>>342

>383 >387 >388 >396 >399
407ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/14(日) 19:59:28 ID:tXLmFPny
>>387
まず初めに、想像だけにしておいてくれよ。最近物騒だからな。
散文詩でもいいんだけど、掌編小説の出来損ないじゃ困る。
表現にも内容にも工夫が見られないぞ。
おじいさん燃えっぱなしだけど、随分冷静に色んな作業するのね。
あと、一応投下前に何度か読んでみて、誤字の類はなくそう。
D−

>>396
シラミは「しがらみ」という言葉から選択したんじゃないかと思うけど、
「食い尽く」す、という表現とは合わない気がするぞ。
あの虫は「食い尽くす」というより、血吸い系だろう?
あと、シラミって「這う」のが見えるの? 見たことないから分からんのだ。
短い中で、疑問というか違和感がわいてきて、集中出来ない。
それはさておいても、その奥にある心象に感興があまりわかない。
408NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/11/14(日) 23:33:21 ID:xO15dsgH
>>378
評価ありがとう。
概ね妥当に理解いただけてありがたきことです。
第二次産業を入れられてたらもうちょっとおもしろかったかもしれないけど、
初期衝動をそのまま保管したいとおもってこの形にしました。
では、再評価どなたかお願いします。ぬふっ。

>>383
疾走感が殆どありません。どういった「走ってゆく」なのかわかりませんでした。
逃げてか追ってか、ついぞ本人もわからないかのようで。
>草むらで虫が鳴くのを聞きながら
いやに余裕があります。
聞こえる音が虫の音だったのではなく、
虫の鳴くのを聞いていたわけですから。
2連めはあまりに大回りで核心に触れられていないようです。
特に2連1節は、迂遠に過ぎるように感じます。
3連は特段、述べることがありません。
紫の風、がややファンタジックであり、
全体的にはやや凡庸な言葉遣いで気づく点は多くありませんでした。
D

>>388
「とあるサイトの」ということで他薦だと認識します。
E-

>>399
>あいつのハートは
いきなり昭和ですね。リーゼントが見えました。
>そんな日の夕飯はいつもきまってカレイの煮付けさ
和風ですね。ブッ飛んでます。
>時として煮汁がゲル状に固まってることすらある
それ、煮凝りですよ。
>やみ上がりの地下鉄がまだ感じてるみたいだね
比喩というのは、その比喩が作成できるという一方通行では無意味で、
その比喩がなにを意味しているかという可逆的なものでないと成功とはいえません。
2節の鉄道関係の比喩はすべて失敗に見えます。
3節は2節の失敗に隠れて目立ちません。ブッ飛んだ印象も隠れてしまいました。
D-
409名前はいらない:2010/11/14(日) 23:53:28 ID:ME+wf24O
「○ut」

カッターナイフで切ったんだ
慎重に慎重に
視線はもっと痛いから
教室でみんな見てる
そう
これは赤い夢
血まみれの水槽
もう
私は大人
これ以上のどん底を知ってるはずなのに
根に
幹に
枝に
葉に
まだ息づく
根や
幹や
枝や
葉に
まだ聞こえる

土に眠る魚の骨
土に眠る魚の骨

やり直せない
410名前はいらない:2010/11/15(月) 00:10:43 ID:TH5tQsmY
「微妙に青い鳥」

願い事を言ってごらんよ

ははははは

お母さんがほしいなら
おじさんをあげるよ

恋人がほしいなら
このギャルゲーをあげるね

海に行きたいのなら
プールに連れて行ってあげるし

空を飛びたいのなら
紙飛行機の作り方を教えてあげる

ごめんね微妙な色合いで
これ塗料じゃないよ 実は、オイル
僕もギリギリなのさ

ははははは

そうだねぇ

帰りたいのなら
故郷の歌を歌うけど x違うの?

え、おなかが減ったの?
なんだ 遠慮することないのに
411名前はいらない:2010/11/15(月) 03:43:19 ID:sCzhg3iU
みずうみ

冬のはじめの木枯らしが 滑るように過ぎていく
周りのくすんだ草や木は 重い寒さにじっとしている
みずうみの水面だけが 柔らかく波をたてる
斜陽にやさしく暖められた 腐葉土の匂いのする風を
胸いっぱいに吸いこんで 深くからだに染みこませ
僕はみずうみに潜る
仰向けになればそのままゆっくり沈んでゆける
気泡は左右に転がりながら 日差しのなかに溶けていく
うつ伏せになれば目の前を 景色がとおり過ぎていく
景色の流れに故郷が映る
いつか電車のなかで見た 故郷を離れる電車のなかだ
おかしいくらいに晴れわたる 白昼の町を窓越しに見た
懐かしい町は横切る電車を待ちうけて その時にだけ素顔を見せる
あの廃れかけたビルの屋上は だれも知らない僕だけの図書館
あのせまい公園のブランコは だれも知らない僕と母だけの図書館
寂れた暗い商店街の自転車も 黒くて長い煙突に乗る白い煙も
低地の家の隠れた窓が返す光も 室外機のある湿った路地も
瞬きする間にとおり過ぎていく 木枯らしの吹く初冬の日だった

みずうみのなかを僕は沈んでいく
底にたどり着きたいのだろうか
412雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/15(月) 11:29:10 ID:89/Mx8Hi
>>409
初めの四行が、状況を描くのに必要最小限で十分な効果を与える文で、しかも読者をとらえる。最初に持ってこられると、
実に引き込まれる。血まみれの水槽といったあたりは、もっと踏み込んで言っても良いんじゃないかと思った。そうすれば、
現実にやったことの重さを伝えられて、より引き込まれるだろう。土に眠る魚の骨、魚といったあたりに、なぜ魚なのか、
といったことに説得力を持たせられればよりよいと思った。土に眠る骨、では死んでしまったことになるだろうし、魚は
何かの代理であろうから、何を象徴したいのか、といったあたり。やり直せない、という一文は、十分な説得力
をもって響く。C-

413雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/15(月) 11:50:44 ID:89/Mx8Hi
>>410
青い鳥、という題名の下で、おじさんと子供の間の、あまり関係のはっきりしない
少し非現実的な会話が交わされる。この非現実性が、現代の(若者?)の欲望を
表していて、並べてみると、お母さん、恋人、海、空、帰る、おなかが減った、と
分裂症的にも見える。自己との対話であるとも読める。誰かの欲望を満たしてあげたい
という欲望であるようにも読める。最後の方の、二連が、手堅くまとまっていて、しかも
謎をかけるように読者を試す。遠慮すること無いのに、という欲望は、何を表しているのか。C-
414雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/15(月) 12:26:54 ID:89/Mx8Hi
>>411
情景描写がとても面白く、うまいものである。冬の情景を読者の胸一杯に吸い込ませて、冬の望郷を湖のなかの
水を導きとして行う。流れをとぎらせることなく情景を紡いでいき、湖のなかで電車の景色を発火点とする。
望郷の景色は個人的な感興であり、私には共感もできなかったが、他者の故郷を眺めるという意味はあった。
湖のなかを沈んでいき、底にたどり着いたとき、「僕」は何を見、どうなるのか。みずうみの比喩によって表してきた
記憶との整合性の、ずれを調整するような飛躍的一文が欲しいと思ったが、それはどうだろうか。C+
415名前はいらない:2010/11/15(月) 15:43:09 ID:B+glkb5i
「僭動」

背骨とうしろ首がちぎれるくらい籠んでるんか
今すぐよ心太がにゅるうて押し出されるよすぐ今すぐ
ごめんなさいとかいらんから
大きなええもんもいないから
出るよ
もうすぐよ泣いても泣いてももうでるにゅるうにゅにゅるにゅっるう

いってらっしゃい
おかあさんの手が温いからすごい温いからね 。
416名前はいらない:2010/11/15(月) 21:52:11 ID:EzUSSwqi
風が強いの
とばされそうなの

痛みで私を全部壊して

雨音であとかたもなく
消して 消して

流れる涙には
いったいなんの意味があるの

もう君は教えてくれない

もう君はそばにいない


光 瞳 青空 横顔 後ろ姿

日だまり 風の音

夕日の教室 君の匂い

寂しくて
もどかしくて
いとおしくて

まだすべてを
痛々しいほど愛してる

消えないで

でも思い出にならないで

どれだけ時がたっても

そばで生きていて
417新人ナイフ ◆XBzaII/xfg :2010/11/16(火) 00:25:03 ID:At+i2Li/
すでに評価済みの作品なのですが、とてもいいなと思ったので。

>>356
すごく美しい文章だと思うんですよね。
三連とか。たぶん話者は
>生きる活力 生きる本質を無償で分け与える精神と肉体のつながりを
>そういう完全ってのを
こんな素晴らしい表現で表現しているものをほんとは求めてるんだと思う。
中野重治の「おまえは歌うな」ばりの反語表現かも知れない。
最後に
>うひひ
って笑える話者は知的でとてもやさしい心の持ち主だと思う。
B+


>>379
翻訳小説ぽいですね。なんかレイモンド・カーヴァーの小説みたい。
二連・四連・五連なんかめちゃくちゃうまいと思う。
リアルの中の諦念とやさしさみたいなものが伝わってくると思う。
B+
418名前はいらない:2010/11/16(火) 21:03:56 ID:JGYvcBBN
今年ももうすぐ終わりを迎える季節

きりがなくたまってゆく物や情報に相変わらず振り回されてるよ
あの頃のようにここから元気に飛び出して行けないのはどうして

なかなか終止符を打てないこの暮らし
苦しくなるって分かっているけれど…

近頃は素直に興奮することもあまりしなくなったよね
でも今、久しぶりの君の電話にときめいてるのは本当

あんなに外に出るのが嫌だったのに
君に呼ばれると何故か足取りが軽い
夕暮れのひんやりとした空気吸って
軽くなった頭でこれから君と話そう
419名前はいらない:2010/11/16(火) 22:23:53 ID:iTTmlQcc
あるとき、確か08年の今頃の時期ではないかと記憶していますが、
ふとしたネット検索を通じて、この掲示板の存在を知りました。
そして、その羅列された文字の文面を目にし、自分のことも含め、
色々なかたが、それこそ名指しで評されていることに、
当時の私は、正直、とてもショックを受けました。

といいますのも、こういった掲示板を、あまり目にする機会が、これまでになかったからです。
それまでの私には、ほぼ無縁の世界でした。そして、それは今でもこの日常において変わりません。
それは、この場所で使われる隠語(スラング)ひとつを見ても、やはり私には、
それを心から理解することが出来なかったからです。そもそも、匿名で他人をけなす行為を、
そのアンフェア性から、私は最も忌み嫌いますので、そういった意味では、
まさしく「異界」だったのだと思います。みなさんはおそらく、その毎日を、四六時中、
この場所をよりどころにされつつ、日々を過ごされていることでしょうから、
むしろそれは、普通の場所の、普通の感覚なのかも知れませんね。
そのことについて、私は認識不足だったと思います。少なくとも過日においては。
420名前はいらない:2010/11/17(水) 01:13:22 ID:0Pllu3Qm
「ステキな笑顔」

嬉しいことがあった
だから笑った


お母さんとかお父さんとか、近所の優しいおばちゃんだとか、幸せになってほしい人がたくさんいるんだけれど、みんなそれぞれ大変らしい
家事を手伝ったり肩たたいたりお気に入りの冗談を言ったりしてみたのだけれど、それぐらいじゃ全然意味ないみたいで、つらそうな顔が見えちゃったりする
「幸せになってほしい」この気持ちはステキだと思う。ずっと身を委ねていたいと思う
でも、ハラヘッターだとか、ネムイーだとか、遊びたいーだなんてツマラナイ気持ちに、すぐにかき消されたり埋もれたりする
ステキな気持ちよりツマラナイ気持ちの方が強いだなんて、嫌だ
ツマラナイ生き物だって突きつけられたみたいで
ステキな気持ちはさっさと消えちゃうのに、ツマラナイ気持ちはいつまでもグルグルと渦巻いていて、全然消えてくれなくて、それどころか増えてる気さえしたんだ
嫌で嫌でたまらなくなって、こんな気持ちなくなっちゃえって願ったんだ
強く強く願ったんだ。そうしたら、叶った


ご飯を食べた。味がなかった
なかなか眠れなくて、寝てもすぐに覚めた
趣味は全部下らなく見えた
よかったと思った
もうツマラナイ生き物じゃないんだって思えた
嬉しかった
だから、笑った
421名前はいらない:2010/11/17(水) 03:06:51 ID:0Pllu3Qm
>>328
オムレツ食いたくなった。こういう詩もいいと思う。ただ、微妙に口ずさみづらいのが残念
別の食べ物の詩も読んでみたい。カレーとかハンバーグとか
評価C

>>396
「シラミのようなしがらみ」これ好き。しがらみに対する嫌悪感が単純ながらも伝わってくる。語感がいいのもポイント高い
しがらみを逃れようともがくも叶わず最後はただ見ていることしかできない。無駄のない文章で表現された、手の主の悲しさと無力感に共感できた
評価B
422名前はいらない:2010/11/17(水) 12:35:05 ID:vCmcT/Kv
「アンダー・ザ・ブリッジ」


アンダー・ザ・ブリッジでうずくまる
悲劇の男は涎の涙
内股のステップは手慣れた様子
どもる口調は直せない

辛いことも、ましてや痛みも
久しく感じてはいないけれども
それらしい顔が自慢の男

「蛇になれたらまとまりついて
なるべく赤い服を着るんだ」
と、昨日考えた決めのセリフは
夕飯どきには忘れてしまう

アンダー・ザ・ブリッジでうずくまる
弱々しさを売り買いすれば
どこにも不幸はない筈なのに
今日も今日とて涎の涙

「まいるよきっと君には耐えられない」
得意気に悲しみを隣に置いて
今日も今日とて涎の涙
423名前はいらない:2010/11/17(水) 13:33:34 ID:REuhe+FX

『探し求めて』

 君に運ぶ言葉を探して 
 サクラ咲く頃その指に 
 見えずに赤く染まる糸 
 刃がねの様に強くして 

 君への膨らむこの想い 
 炎天下の空へ駆け足で 
 うねらせながら赤い糸 
 迷いまわって辿りゆく

 君の足アト追うほどに
 高鳴る鼓動よ抑えつつ
 ここにいるわと赤い糸
 秋雨の中で煌めき放つ

 君の心が覗けるならば 
 泣き震える小指の先に 
 見たくて染めた赤い糸 
 赤く滲む程に絡ませよ
424NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/11/17(水) 13:36:04 ID:LMxZbSg1
>>415
心太の「にゅるう」という表現だけが要だね。
しかもフルスイング三振っぽいよね。
「僭動」ってググっても出てこなかったけど、
中国語翻訳したら「分を越えたことをして動きます」だってさ。
1節と2節の分離も激しいね。
D-

>>416
正直なだけの詩は嫌いよ。
だって「私、正直なの」っていいたいだけでしょ。
それで人の心を打ちたいんでしょ。
老齢すると、そんな浅はかさが癪に障るのよん。
D-

>>418
ありきたりおすなー。
過去を賛美することで、現在の卑下を強打する。
さらに現在の卑下から一点の賛美を抜き出すことで、華美にする。
んー、げにありきたりおすなー。
そして言葉は凡庸、表現も汎用。
なにを感じろと仰るかうさぎさん。
D-

>>420
なんか偽善的だなー。
キレイな面だけおせおせで、それ以外は見せようともしない。
献身的、自己犠牲。ハッ、美辞麗句デスネー。
アレ、美辞麗句ってビジネスライクとちょっと似てね?
マスコミみたいな詩だと思いました。
D-

>>422
リズムに振り回されてる感、強し。
文法の崩れのため、読者に理解させようという意図を感じさせない。独善的。
「涎の涙」を推しているようだが、それは秀逸な表現と思ってのこと?
それとも作者の感慨に留まったこと?
いずれにせよ歪で、橋下でうずくまっているという表現がもっとも際立ち、
それだけしか表出していない。
D
425名前はいらない:2010/11/17(水) 14:28:39 ID:0Pllu3Qm
>>424
評価ありがとうございます。420です
感想通り偽善について書いてみたんだよー。でもそれだけじゃないのよー
そういえば、ビジネスライクって食いやすいネジに似てると思うんだ


>>420 再評価希望
426名前はいらない:2010/11/17(水) 22:21:33 ID:drxFkc0K
>>420 
わかりにくいです。
欲求を押さえ込んだら、人生が味気ないよ、ってことを逆説的に表現したようですが、
言いたいことを、ズバーンと書いた方がいいです。
あと、皆に幸せになって欲しいのか、自分の欲求の問題を書きたいのか、どちらかひとつに
して欲しいです。 D
幸せな気持ちの方で書いちゃいました。お許しください。

「ステキな笑顔」

お母さんもお父さんも 
近所の優しいおばちゃんも  
ハラヘッター ネムイー アソビタイー
なんて 思っているけれど
家事を手伝ったり 肩たたいたり
お気に入りの冗談を 言ったりすると
みんな ステキな笑顔になる
わたしも嬉しくて きっとステキな笑顔になる
427名前はいらない:2010/11/17(水) 22:38:53 ID:5HVrLs/o
>>420
人間の業みたいな物に言及する目的のために、三連構成にして、文体も変えて、非常に考えられていてしかも
自然な流れで読ませる巧詩。二連の気持ち描写は、非常にフランクで共感できる。最後の展開に持って行く
技も、大変スリリング。三連のイロニーを含んだ反語的実感が、また新しい価値観を作り出していて、それが
人間の気持ちに反していなくて、笑った、という、刹那的表現手段に訴えているところが、とても読んでいて
うれしい。B-
428名前はいらない:2010/11/17(水) 23:12:56 ID:f2L8opZm
>>420
理想と欲求の葛藤の末、崩れた先で欲求が消えれば理想が手にはいるはず。
手にはいったはず。だから笑ってみた。でも違う。なにか違う。

元気に食べて遊んで手伝って喋って笑って・・。
たぶん、そのままでいい。完璧な幸せはないけど、もう「すてきな笑顔」はそこにあった。
そこで満足するかしないか。
しない場合の理想は実は「他者の幸せ」という認識していたものではない。つづく・・。
本当の理想醜いもので、それは欲求とかぶっていた。意識していなくても。
自己崩壊と同時に叶ったから笑ったのか。
みたいな・・?

C
429新人ナイフ ◆XBzaII/xfg :2010/11/17(水) 23:25:29 ID:l9OxOOA1
>>420
僕も横からすみません。
「仏教が目指す無の境地は、何も感じない心にすぎない、しかしそれは本当の悟りと言えるのか」
みたいなことが確かニーチェの「道徳の系譜」に書いてあったような気がしますが、
ずいぶん前に読んだことなので自信がありません。
話者がいいたいことは半分はおそらくそれに近いことなのかなと思いました。

狙いたいことはなんとなくわかります。
ごちゃごちゃのあとにストレートでぼんと決めるのを狙ったんだと思いますが、
構成が少しまずい気がします。タイトルを含め「笑」という字が3回出てくるのでせっかくの最後の
>だから、笑った
があまり活きません。またごちゃごちゃの長さも最後のシンプルさの度合いも足らず中途半端だと思います。
それに最後のシメの言葉もこれでも余韻があまり残らず普通すぎると思います。
全体を通して読者に感情の飛躍が生じさせないというか、あまりポエジーを感じさせませんでした。
ごめんなさいの
D

430名前はいらない:2010/11/18(木) 00:01:41 ID:cqZLZzY2
>>420
共感した。
伝えたい内容はいいと思う。

431名前はいらない:2010/11/18(木) 09:05:30 ID:Bt7LM24i
◆ゾンビは………ブルブル◆

この地震は…
目で肌で感じて下さい…


それはそれは…
過去に類似を見ない…
大きな揺れです…

この揺れで…
揺さぶられて…
ダウンする者は…
数知れず…


縦揺れ…
横揺れ…
どちらも…
地震に例えたら…
致命傷…

余震はまだまだ…
続くの…

どんなに…
揺れても…
揺らされても…
しちゃいけない…

『心の動揺』…

家なら土台…
人なら心の芯…

踏ん張るの…
キバるの…

『負けてたまるかぁ?』

みんなで…
乗り切るの…
振り切るの…
渡り切るの…
大不景気を…


こんな日は…
ウルフルズの…
『ガッツだぜ』を…
リピートで聞きまくって…
頭に叩き込みたい…
パワフル魂?
432名前はいらない:2010/11/18(木) 19:07:10 ID:gO2gJq3q
424さん
418の評価ありがとうございました。
状態、状況の表現の仕方をもう少し工夫したいと思います。
433名前はいらない:2010/11/18(木) 22:36:22 ID:g+YOc0Yl
420の詩を書いた者です

>>426さん
リライトまでして頂いて恐縮。
素材は同じなのに、わかりやすく、ズバーンとした詩になっていて、大変参考になった

>>427さん
高評価が素直に、嬉しい。この詩を書いてよかったと思えた

>>428さん
自身の欲求の放棄を望んだ。それは自己崩壊することで叶った。これで他者の幸せを100%願うことができる、他者のために笑うことができる。
自己崩壊しながらの笑顔、そんな姿はなんてステキで醜いのだろうか
みたいなことが作者が言いたいことみたいな

>>429さん
「笑」の使い方について少しばかり言い訳を
タイトルで明るい詩を予感してもらい、第一連で嬉しいことの具体を伏せ、第一連の疑問をラストで明かすことで、同じ「笑」という字でも全く異なる印象を与えたかった。
そうすることで、「不幸とも言える状態にも関わらず笑う」というラストをより強調できると思ったのだ

>>430さん
この詩に共感するなんて、きっと、とんでもなく優しい人か、とんでもない偽善者かのどちらかなのだろう
もちろん前者ですよね!


皆さんへ
評価ありがとうございました。
434名前はいらない:2010/11/18(木) 23:03:48 ID:PLkdQU35
夏目漱石の「三四郎」の冒頭章を思い浮かべます。そう、あの「亡(ほろ)びるね」のあの言葉…
「日本国籍をゲットしたい」可笑しくて笑えませんでした。捨てられるものなら、
こんな恥の国の国籍、幾らお金を支払ってでも捨てたいです。
貴方は私のアイデンティティどころか、知らないことを憶測の嘘で平然と書くわけですから、
何も分らなくても当然かも知れませんが、私はいつも、いつだってそう思っていますよ。
こんな国、やがて亡びるって。いろんな意味で。だって、心がもう、死んでるでしょ。
分りませんか、この社会。普通じゃないですよ、人類史もここまで腐敗してしまったということ。
そもそも、こんな掲示板が平然とグレーゾーンとして存在する現代日本のこの社会に、
私が今以って日本国籍を普通に有しているからと言って、何の勲章となりますでしょうか。
こんな国、あまりに心貧しく、みっともなく、ですからとても外国になんて見せられないですよ。
「日本国籍をゲットしたい」…捨てたいんですよ。
それが安易に出来ないから仕方なく生きているだけです。
「亡びるね」の言葉のままです。「日本国籍をゲットしたい…」面白い冗談ですね。
心の芯から凍りつきました。「この程度か…」と。
435名前はいらない:2010/11/18(木) 23:08:14 ID:g+YOc0Yl
>>431
面白いタイトル。ただでさえ足下がおぼつかないゾンビたちは、地震がきたらどうなってしまうのだろう。想像したら笑ってしまった
「…」の多用がこの詩に間抜けな印象を与えている。極めつけが最終連。三点リーダーに囲まれた、ウルフルズのガッツだぜ。もう全然ガッツが出ない。パワフルさの欠片もない。
クスッと笑えるユニークな詩。こういう明るい?詩は個人的に好き
評価C
436ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/18(木) 23:20:38 ID:RUm0CZ4y
>>431
サイトにアップした本人かどうかは知らんが
新作を投下しろや。
437名前はいらない:2010/11/18(木) 23:46:37 ID:g+YOc0Yl
ゾンビの…
世界…
そんな世界が…
あるんだね…
ホラーは…
苦手…
438ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/18(木) 23:49:50 ID:RUm0CZ4y
存在が古いよゾンビとか。
大人しくデッドラ2でもやってりゃいいんだ。
439名前はいらない:2010/11/19(金) 01:39:08 ID:z8YUde+a
「寝顔の味」

女の髪は口の中でしつこい
しかし不思議な甘さがあって
これは香水に由来するものかと思う



それは洗いきれなかった汚れであり
最悪フケの溶けた味かも知れず

俺との

ベッド前の気遣いに時を割かなかった
小可愛い幼顔の側面をモロに探リ当てる
テレビのような推理をやってしまって

俺はニヒルに笑って
格好をつけた

女の寝顔に向かって
口の中の女の髪をしゃぶりつくす
そういう目をしてこいつが醒めたら・・・!
440ゾンビ1/2:2010/11/19(金) 10:21:18 ID:ihMd1p2G
◆ゾンビは…………?ット◆
あなたと…
繰り出したい…
世間の海を…
大後悔しちゃう…?
ブーブーブー…
大航海したいの…
風を斬って…
進みましょう…
沈黙はいやよ…
イエース…
沈没はもっとイヤ…
愛に任せましょう…
ブーブーブー…
風に任せましょう…
愛の箱船…
ヨット…

見て見て見て…!
でんぐり返し…
上手でしょ…?
開脚も得意なの…
もちろん…
バックもね…!
ブーブーブー…
バック転も…
側転も好き…
あなたに見せたいわ…
下着に着替えて…?
ブーブーブー…
体操服に着替えて…
引いて下さい…
ベットマット…
ブーブーブー…
マットを…

かぶってるの…
卵の殻を…
だから…
カリメロ…
本当は…
円形脱毛症を…
隠してるの…
昔は…
ズラの4段重ね…
今はハーフよ…
デカイ顔と頭が…
マスマス引き立つの…
隠すために…
ズラをかぶるの…
だから…
頭に入んないの…
ハットが…
441ゾンビ2/2:2010/11/19(金) 10:23:17 ID:ihMd1p2G

チュッチュクチュー…
嫉妬はダメよ…
熱湯じゃなきゃ…
どっちも…
アッチッチィーかぁ…
妬かれる内が華…?
ヤカンより華…?
イエース…
あると便利よね…
ポット…

ゾンビは…
ヨットも…
マットも…
ハットも…
ポットも…
だぁいすき…
442名前はいらない:2010/11/20(土) 00:34:01 ID:phOuDIYv
真夜中に独り、夜道を歩く
冷たい風が枯れ葉をさらう
青い夜空に浮かぶ明るい月が背中を照らし
湿ったアスファルトに影を落とす
足を踏み外せばどこまでも墜ちてしまいそうな黒
暗く深い闇そのものであるそれは、僕のカタチをしていた
443名前はいらない:2010/11/20(土) 01:01:22 ID:GUzVtUAw
御名前


命の終わる その瞬間の

合い言葉を一つ決めようか

魂だけに なってしまっても

決してはぐれないように


それまでの 思い出が

消えて無くなってしまわないように

命がそこにあったという証拠のために



そんなものさ言葉って きっと
一言で言い表せてしまうなら
あまりに無機質で 無意味で無責任で

無力なら御似合じゃないか
これ以上なく御似合じゃないか


そうやって終わる果ての 言葉は何にしようか
こねくり回した集大成

ありがとうでもいいし ごめんなさいでもいいし
さようならや おげんきで
そんなものも響くだろう

お気に入りの一節を口ずさめるだろうか
覚えていられるかな


そんなもの きっと


444パロディリバー:2010/11/20(土) 07:35:00 ID:qkRZ4QlO
リィーチアザー


スイッチ一つで電球は明るく
夜空が拾ってくれた誰かの涙
思ったよりコンクリートは固く温かった
覗いた分だけ好き嫌いばかり増える ぶっ壊した双眼鏡
仕方ないんだよ
聞こえないフリしただけ
耳を塞いだのは僕の両手だっただから君もお前も僕も好きになりたい 優しくなりたい

誰も知らなかった常識に包まれて傷付けられた奥の奥の方
今はこの銀を練り込んだような夜空を君と見たい それだけさ

結いて研いで帚星何度も
君の奥の奥の方へと
触れた見えた 眩しい宇宙が僕等を包む
この一瞬の上のため
445ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/20(土) 15:15:50 ID:8pV12Zfh
>>439
おそらくナニした後、ベッドで寝ている女の髪をしゃぶりながら、あれこれ思っているようだ。
「ベッドの前の気遣い」って何だろう?頭洗わなかったってこと?きったねえな貴様!ねぶるんじゃねえよ。
「テレビのような推理」とか「そういう目」とか、2回3回読んでもよく分からないし、分かったところで
どうという事もなかろう、と思わせる底の浅さ、広がりのなさ。
「が」とか「俺との」らへん、形だけカッコつけても中身なさすぎ。
D-

>>442
「あたりめーじゃん」と。繰り返し読み繰り返しつぶやく。
分かりやすいのはいいんだけど、深みも出さないといけないね。
シンプルな言葉を使うのも俺的には好きなんだが、平面になってはいけないんだよね。
背後に隠れてる心情に特段の興味もわかない。


>>443
何を言いたいのやらさっぱりだぜ。
言葉がどうたらこうたら、そんなことを人に伝えたいのか?
「御似合」って、何と何がどう御似合いで、御似合いだったらどうなんだ。
この手の観念系は、面白いわけでも感動するわけでも感心するわけでもないことが多い。
何が狙いなのか分かりませーん。別の路線を開拓したらどうか?
D-
446ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/20(土) 15:41:20 ID:8pV12Zfh
>>444
なんか、バラバラだね。それらしい言葉を連射してるだけでは、伝わりっこないね。
「夜空が拾ってくれた」とか、「結いて研いで帚星」とか、「ぶっ壊した双眼鏡」とか
「この一瞬の上のため」とか。
なにがなんだか。読み手に何かを伝えようという意欲と工夫がまるで感じられない自己愛系?
意味の分からない言葉が続くと、おいらはイライラするのだ。
D-
447ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/20(土) 15:59:36 ID:8pV12Zfh
>>408
>>383の評価いただきましてありがとうございました。
御礼遅くなりまして失礼いたしました。
確かに疾走感ゼロ。言葉も内容も冴えない出来でした。
448ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/20(土) 17:04:57 ID:8pV12Zfh
>>411
ひじょーに惜しいんだなあ、ひじょーに。
ラストね。ラスト2行、どうしてこういう着地なのか?納得がいかん。
もっとがんばって、感動の渦を巻き起こしてほしかったなあ。力尽きた感否めず。
こんな風に終わっちゃうくらいなら、2行はない方が良かった。
ラストを除けば、ほぼ完璧ではなかろうか。
冒頭の情景、記憶の景色。恐ろしいくらい描写が上手い。俺ごときには到底書けん。
平易な言葉遣いなのに、鮮明かつ詩情をたたえた絵が次々浮かぶ。
おまいはヤスシ・イノウエか!ちっともベタつかないで淡々と語っているのに、深みがある。
作者の詩情と技量はハンパねえぞ!
449やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2010/11/20(土) 20:10:50 ID:72+fr7/h
こんばんは。
お久しぶりですが、評書かせていただきます。つたないところなどありましたらよろしく。

>>439「寝顔の味」/

女の寝顔の横で髪の毛をしゃぶりつくすフェチが隠れた趣味に勤しむのをバレやしないかという焦燥感をたのしむ詩。
まず変態だよね。
これに共感するところがひとつもなかった奴は正常なんだろな。
作品としては、5連の「モロに」なんていう直接的表現は詩的表現からは遠く、
2連4連の区切るセンスは微妙。
ラストに持って行くまでの段階はなんとか積み上げているが、展開は平凡。D-
450やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2010/11/20(土) 20:34:56 ID:72+fr7/h
>>440-441「 ◆ゾンビは…………?ット◆ 」/
う、これは何を目的に書かれたのかわからない。
三点リーダーの多用も雰囲気作りというよりは、無駄にしつこいと思いました。
この点は何を強調するかだと思うが。使い方よく練った方がいいと思います。
内容に関してはもう一人が全く出てこない二人称で世間を航海するという出だしはあまり熱心に書かれていない方向に一貫性がない。
口語で構成されていて、伝えるべき多くを欠落していると思います。
よってテーマも、何を面白いと思って書かれたのかもわかりません。
終連のまとめにも感じるものがなかった。むしろこれのためだけに書いたの?って気がしてならない適当さは感じた。D-
451やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2010/11/20(土) 20:50:43 ID:72+fr7/h
>>443「御名前」/
心中かどうかは定かではない。
死んだ後魂がはぐれないよう最期の言葉を模索、思案する内容。
タイトルが名前だからきっとこれなんだろう。どちらかというとこれを書かずに予感させてくれるくらいの余地があったらいいなと思いました。
ラストも続きが読めてしまうし。
僕が相手だったら思い出なんて物質でないかぎりデータも何も残らないよ。と吐き捨てるだろうな。
きっとこの作品の相手はもっときれいな言葉を並べてくれるだろう。
言葉が言葉として具体的に出ているところは、少しいいと思った。D
452やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2010/11/20(土) 21:13:22 ID:72+fr7/h
おーかぶった。
>ドミニクさん評価乙よろ。
>>442
事象と影を形容しただけ。
自分らしい何か、考えやカバーするような出来事など何かしら入れないと、「そうだけど何か?」ってなるよね。
ひねりもなければオチもない詩人らしい感じ方も表現もない。詩作について模索して。

>>444「リィーチアザー」/パロディリバーさん
厨二的表現が多く、思春期っぽさを感じる。
切れ切れの一文をコラージュしたような構成ですが、狙ったように機能するには力不足で、全体の未熟さが目立ちます。
一貫性がなく伝えたいことがバラバラ。なんでも詰め込めばいいってわけではないので、せめてテーマやまとまりを考えて。D-
453443:2010/11/21(日) 01:55:18 ID:KjeKV57F
>>445>>451
評価どうもです。丁寧に読んでいただき、むしろ申し訳ないです。
久しぶりに来ましたけれど、相変わらずいいスレですね。
454評価乞食 ◆/6V.PHILIA :2010/11/21(日) 01:58:45 ID:bY8xLYdU
よろしかったら>>373も評価してやってね。
再評価だけど。
455名前はいらない:2010/11/21(日) 05:17:31 ID:3v3Du2E2
光を追っては何も掴めず
ただ夢路に急ぐ旅人の
終わることのない子守歌

眠りに就く前に教えて
この物語に丸をつけるのは
一体誰がそれを可能にするの

愛されて恋わされて
嗚呼、手を伸ばしては
瞬く星に輝く月に決して届かず

456やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2010/11/21(日) 11:12:34 ID:9JO/DQO6
オハヨ

>>373『産業讃歌』/ NONPHILIA ◆/6V.PHILIA
言葉遊びが過ぎて、大変読みらい。勢いでリフレインが多くなったかもしれないが、内容的にさほど重要でない言葉も含まれる。
他の理由にゴロが悪いっていうのがあるけど。
さて内容だけど、効率化を求める工業長、ボタンを押すということは機械化が進み、
人が要らなくなってリストラした車会社を思い出します。
今まではそこに人の手があり、心を込めずともひとつひとつ手作業する面があっただろうなんて推測される。
量産し、グラフは反り、人は黙す。この辺は分かるが「文学的に散る」の文学的をなぜ持ってきたかがわからないな。
散った後の〆が「欲しがりません勝つまでは」この標語は独自の解釈で使われていると思うが、散ってもなお成功を夢見るかのような虚しさがありますね。
あまり工場長自身の心情がなく外堀的な作品だったと思います。D-
457やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2010/11/22(月) 01:44:38 ID:RzWLrS8R
こんばんは。
評書かせていただきます。つたないところなどありましたらよろしく。

>>420「ステキな笑顔」/
良心との呵責にあえぐ主人公とその結末。
叶えたい願いとは裏腹に幸せのうらにある非凡、非凡と平行したつまらない感情もまた「幸せ」を作り出すひとつなのかもしれない。
そうしたものをバランスよく配置出来なくなったとき、心の均衡を保てなくなるんだろうね。
やや簡単な作りで結果のわかりやすい思考を短絡的に描く事で、悩んでいることの単純さを表してはいますが、
つまらなさを排除するに至る心情が浅いため辛辣な思いが伝わらないように思いました。
結末は軽いまま、中身(中盤)は重さを残すくらいの描写であったほうがちょうどいいかもしれない。
詩的表現がないのがネックだが、こういうスタイルの作品は嫌いじゃない。D+
458やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2010/11/22(月) 01:58:32 ID:RzWLrS8R
>>422「アンダー・ザ・ブリッジ」/

うーん迷うな。
ほぼ橋の下の男のキャラクター紹介に終わり、伝えたかったことと言えば「涎の涙」という表現のみ。
タイトル「アンダー・ザ・ブリッジ」の語句もたびたび出てくるが特に独創的なものでも印象的なものなく英語の雰囲気だけ借りたように思う。
作者の中ではこの哀しげな男によって伝えたかったものがあったかもしれないが、
読み手には内容ありきの作品には思えない。
無念D-
課題:テーマ作り
459やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2010/11/22(月) 02:10:52 ID:RzWLrS8R
>>423「探し求めて」/
まずよく10行で内容に無理なく全部揃えたよね。改行入れるとかいう選択肢もあったと思いますが、ビジュアル的に面白いです。
それはさておき、内容の弱い作品。万人が探り当てそうなテーマをこの作品もやはり普通に書ききってしまっています。
悪くないけど良くもない、個性の見えない典型例だと思います。自分らしい言葉で綴って。D
460やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2010/11/22(月) 02:32:33 ID:RzWLrS8R
>>409 「○ut」

タイトルは伏せ字のようなアウトと綴ったような、読む側がどちらを受け取ってもこの作品の表現になる。
初めは良くある自殺者またはその願望を描いたものなのかなとおもっていましたが、
「 根に
幹に
枝に
葉に
まだ息づく」
「まだ聞こえる」
この部分、単純にみえる表現も、心情を表すのに「都合よく」かかれたものではなくて、
確かに体を巡るように奥深くという意味で、まるで血液のように心の傷が根付いている。
すごくシンプルな表現にシンプルなテーマを描いたものだが、凡庸な表現と背中合わせにも関わらず的確な心情を表していると思います。
あと魚の骨のイメージは沸かなかったが、喉に刺さったみたいな禍根を残してると言いたかったのかな。
内容にそれ以上のものがないのが残念ですが、焦点を抜き出すところはできているので、完成度が低いわけではない。
しかし広がりがないのはそれだけ作品を小さく見せてしまうのであまり評価は高くならない。D+
461名前はいらない:2010/11/22(月) 11:14:26 ID:CBwJ86jp
なぜそれが必要か、くそーですか?なぜに行けばいいのか、くそーですか?
会計として、その場合は、ばかベイリー、 000 、有能な?ドアには、私としてvypi
lilてみてください、くそー。
>> Аноним Пнд 31 Дек 2007 00:11:27 367 Аноним Пнд 31
>>cheあなたが私の家は、娼婦か?有能は何が必要ですか?私に何が必要自宅では、娼婦か?
私に何が必要自宅では、娼婦か?何ですか?私に何が必要自宅では、娼婦か?
なぜそれが必要か、くそーですか?なぜに行けばいいのか、くそーですか?
会計として、その場合は、ばかベ血! 血! 血! 血! 血! 血!
血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血!
血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血
! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血!
血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血!Аноним Пнд 31 Дек 2007 00:11:27 367
血!昼休み」(TBS)は視聴

>> Аноним Пнд 31 Дек 2007 21:00:47 368
血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血
! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血! 血!
血! 血!

>>767 里崎いいいいいいいいいいいいいいわあああああああああ里田まいつぉぉぉぉぉぉぉよしだまさゆきいいいいいい世界一小さい新聞のおおおおほほほほほほカモン!
462パロディリバー:2010/11/22(月) 12:15:28 ID:G7xgyJxi
評価ありがとうございます。詳しく的確なアドバイスはありがたいです。
また新しく書きますので、その時評価よろしくお願い致します。
463やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2010/11/22(月) 12:19:08 ID:RzWLrS8R
5連投引っかかった。

>>410 「微妙に青い鳥」
何このユニークな作品w
願いが叶いそうなでもちがうだろ!ってつっこみたくなるような微妙なラインの受け答え。
タイトルもそうだし、この人の話を全く聞かなそうなキャラクターが活きた作品だと思う。
この明るいキャラクターのお陰で、作品内には全く出てこない存在感の薄い話し相手の身の上なんかすっ飛ばしてスッキリ読ませてくれる。
実は会いに行った青い鳥も本当のところはオイルで塗っているしそんな自分をギリギリのところで納得していて、
拍子ぬけした主人公の方も帰りたくなったり、腹が減ったりと自己を肯定する作用が垣間見える。
まぁ家に帰れたかまではわからないが、きっとそこは微妙な答えばかり言う青い鳥に頼らず自力で帰ったんだろうと推測される。
しかもこいつ鳥じゃなさそうだしな。
若い人向けな感覚の軽くて痛快な作品でした。面白かったです。C

>>461
それ何の作成ソフト?
464やさしいあくま ◆L5pYivMbF2 :2010/11/22(月) 12:53:42 ID:RzWLrS8R
>>415「僭動」

伝えたいものが明確にされない作品は技術的にありえるが、伝えようとしない素人作品は五万とありますね。
作者はそれで満足なのか、心太を出すという行為が何らかの暗喩として綴ったかもしれないが、「籠んでる」「僭動」とかない言葉をいれてくる意図もわからない。
僭上ってことばはあるけど、作品と直接関係もなければ予感させるとか、考える幅があるような使われ方がないことから、この作品自体評価する事が無駄に思える。遠慮なくE
465名前はいらない:2010/11/22(月) 17:15:03 ID:tuqDsaVK
>>236 >>310 >>356 >>410 >>439を書いた者です

評価してくれてありがとう
466465 訂正:2010/11/22(月) 17:18:16 ID:tuqDsaVK
>>236 >>328 >>356 >>410 >>439を書いた者です

評価してくれてありがとう
467雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/22(月) 19:40:55 ID:KAXWdL3+
暇があるのでコミュニケーションの試みとして、感想書かせていただきたい。

>>443「御名前」

合い言葉を「一つ」きめる、と書いてある。ここから、二人の親密な関係についての叙述がなされるのだろうと思ってしまう。
だが、筆者の筆は情熱的ではなく、終わりまでぶっきらぼうである。ここからは、熱烈な恋愛だけではなく、なんとなく
居るが、それを悪いようなことだとはいってはいけないような、現実の妥協を重ねたような、男女関係もあるのだ、
と、推測することしか、僕の恋愛歴(=0)ではできない。恋に恋するような人間の妄想が、はた迷惑でしかないような
世界があるのだと推測する。「そんなもの きっと」である。

この詩のテーマには非常に共感できたからこの詩を選んだんだが、内容については推測によってしか語れないという程度の理解度であった。
468雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/22(月) 19:59:58 ID:KAXWdL3+
>>455 無題

出だしからして、抽象的な文が並び、嫌でも想像力を刺激する。光を追う―どんな物を追ったんだろう。
夢路―どんな夢だったんだろう。子守歌―誰に聞かされたんだろう。これらを想像するのは楽しかった。
二連…人生(の一部)という物語に価値が欲しい、おそらく変幻する夢に悪い想像が浮かんでしまうのだろう。
よい夢を見るすべを手に入れてない(って僕も手に入れてませんが)作者の不安感の表現だろう。
そして、人(恋人)が、それをよい夢とする、という思いこみが激しい。
三連…愛されているなら、恋愛の真っ最中と言うことか。それでももっと求めてしまうのは、詳しい事情が
書いてないので、気持ちだけ伝わる。

短い中に、おかしな文もなく、可もなく不可もなくといった感じではある(ありきたり)、しかし、唯一の独創性といえば、
この詩を書いた人に流れる、心の透明さという、美しさではないか。

D+
469名前はいらない:2010/11/22(月) 21:16:59 ID:FQHXp7iu
繰り下がりながら飛んできた
一瞬で滲み出しそうな空気
素手で掴む 裸足で踏みつける
超恥ずかしいけど 包丁研ぐ

気まぐれ

白羽の矢が立つころにはもう消えかけていた

壊したくなったのは誰かの笑顔で汚されたから
湿度が高いのは猫撫で声で呼んでいたから



すんません。厨房なんで、こんなんしか書けなかったのですが。
評価に値しないかもしれませんが・・・よろしくお願いします。
470雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/22(月) 21:35:20 ID:KAXWdL3+
>>469 無題

繰り下がる、というのは、遅れてくること、という意味らしいが、ながら、と続けるのは正しい日本語として、意味をなすのか
冗長なのか、私にはよく分かりませんが…。空気、というのが雰囲気をさすのか、気体としての空気なのか。それの混乱を呼ぶ原因が、
どこから、一瞬で滲み出すのか、ということ。
素手や裸足、と言ったところは、具体的イメージが浮かんできて面白い。包丁、というところで、やはり雰囲気なのかと思う。
気まぐれ、というのは誰の気まぐれ?これを推論するのは不可能に近いと思う。気まぐれな好意か。消えかけていた、も、
何が消えかけていたのか、という、勇み足の表現が多いような気がする。最後の二行について、言いたいことがあるのが分かり、
それも独創的な、頭をひねった物という感じがするので、もっと的確に伝わる表現を、さぐる、あるいはまねる、そういったことも
大切では。

独創性があるけど、もっとわかりやすくを心がけるべきだと思いました。
中学生らしさから、文学へ、誘う物を見つけましょう。D+
471名前はいらない:2010/11/22(月) 22:23:27 ID:FQHXp7iu
>>470
わざわざ評価していただいてありがとうございます。
はっきりしないところが多いようなので、気をつけてみます。 
日本語の勉強も、もう少し頑張ります・・・
472名前はいらない:2010/11/22(月) 23:32:59 ID:uAHA80O3
[AMラジオ]
崩壊曲線35度 秒針が固まった
プラスチック溶解 人形の型へ
出来上がった僕はでくのぼう
Aと言われれば~A^Bと答え
人ごみのノイズ全て拾い上げ絶叫してた
裸足で芝生を駆け出し
さっき会ったあのおばさんがワイフで
夫婦だから一緒にドーナツ屋に寄ってから帰るんだ
いい夢をみたんだね いい夢をみたんだね いい夢をみたんだね
* repeat 3
了承、了承、指差し確認3回Ok
Ok,Ok.........fghggfdfe.....................gsdye.z..z.5z.....gg...
473名前はいらない:2010/11/22(月) 23:56:18 ID:ABqWQj/J
桜の花びらが散らなければ
蝉時雨も聞こえてこない
赤い楓の葉は落ちきって
白い雪は降ってこない
ただただ空には遠い月
ぼんやりと吐息が曇り
またどこかへ消えていく

目を閉じれば
懐かしい友の顔
騒いだ教室、昼下がりの校庭

目を閉じれば
遠い昔の恋人
手を繋いで歩いた夕暮れの公園

目を閉じれば

最期まで直接見ることのなかった顔

たとえば落葉樹のように
人は繰り返すものならば
今日この瞬間は既に私に訪れ
過ぎ去ったものだったのか
またいつか
この瞬間が私に訪れるなら
何も変わることなく
この瞬間は過ぎ去ってしまうのだろうか
なにか一つでも変われるのなら
せめて涙は止めてほしい
474朝飯前の懐石料理 ◆jyzt2EAQl2 :2010/11/23(火) 00:41:02 ID:plfxYZoo
「地球行為」

神聖なる教壇淫行嫌の如し道徳導師の訓
我淫欲を持たざるを此れ正常位と名付ける女学校教員毅
在る蝉狂い鳴く朝に服装検査の校門
聖職者毅風紀委員長依子と談笑その際
クシュンと吐き出した風速八メートルの衝撃に
きちりと七三に分けたるフェイクのヘアーを飛ばして大泣き
ああ,コレデ人生一巻ノ終ワリ終ワリリと
アスファルトを舐め回しショボクレて居た所
「あらあら先生、お頭を落としましたわよ」
800メガヘルツ辺りが強調されたセクシーな依子の声
甘ったるくともハキハキとした小悪魔の囁きに毅顔上げれば
凍らせたカツゲンが溶け出したような太股にピンクのパンティーに
更に深いピンクのリボン
良く良く見れば腕章を付けた半袖のブラウスから覗く
靭やかな上腕二頭筋の産毛がキラキラとエロスを撒き散らす
聖職者で在りながら生徒に欲情是何たる事か
自責の念は毅聖職者の生殖器をアスファルトの大地に血のグラインドを誘発させた
そして此れは何と言う腰の振り
そして何と言う欲望の壮大さ
無理矢理に犯される無言の地球に嫉妬するは
教師毅を見つめる依子の胸の内
そしてそれら全て地球行為
475名前はいらない:2010/11/23(火) 02:16:45 ID:gcqPOlXI
シオン様でばんですよ〜
選者指定においでませ〜
476名前はいらない:2010/11/23(火) 02:36:32 ID:4WcxkAAj
今なにしてんの
散った桜はまたいつか見れるけど

桜の花びらが舞い散る中
頬を紅く染めるふたり
若葉萌ゆる桜並木
手を繋いで歩くふたり
色あせた木々の間
少し離れて座るふたり
枯れ枝となった桜の下
傘を差すひとり

どこにいたって
見上げる空は同じはずだけど
あの日の夜
君が見ていた月を
私は見られなかった
曇ってたんだ。
見ている空が同じでも
見られる景色は同じじゃなかったんだ
一緒に過ごした日々は
同じだったのかな
他愛ない会話も
優しい顔も
手の温かさも
きっとずっと忘れない
でもどうせなら
最期くらいさよならって言いたかった

今なにしてんの
散った桜はまたいつか見れるけど
死んだら全部おしまいだね
私にまたいつかは来ないんだ
477名前はいらない:2010/11/23(火) 04:13:49 ID:glqElmAp
四六時中TVの声は私のストレス
音を消せば毒にも薬にもならない
ただの空き箱

もう何も考えたくない
操られたくない
惑わされたくない

このままずっと
温かい布団の中で眠っていたい
立ち上がれば悲しい現実に
引き寄せられてゆく

鎖のような小さな機械と
底知れぬ脳の中を整理しよう
私には少し多すぎる情報

本当に必要なものは何なのか

あれほど目障りだったガラクタ
捨てようとすると大事に思えてしまう
不思議
478名前はいらない:2010/11/23(火) 18:36:40 ID:98q6Iwm4
「まっくらさん」

パッキンと?
折れた空気中の重なりに
名付け親が指差し

塵の散り散り冗談で歌う
黒い髪を白い街灯で
スイテスイテ
悲しい顔の赤い唇と
赤い頬が口ずさむ

塵が流れるだけ
口蓋で妬くと息は軽い
おそらく嫌な臭いはない

黒塗りの塀に消える視線
お前たちの目が
自動販売機の吸われて踊る

赤いコーラ缶の輪郭
ねずみ色のコーヒー缶が粒状の時間に
かくも黙々と咲く

あれほどの光点の中なら色褪せることもないだろうからと
元気なもんだ
明日は灰の中なのに
蝶はチリチリと躍る

おちて

おちてぉちて
月の下で
おこぼれに

479名前はいらない:2010/11/23(火) 19:09:57 ID:7Ji4TzM3
なんでもない家庭の話である
彼女はうつろな目で黒いブラウン管テレビを見ていた。黒い瞳には画面の光が白く反射している。
高校生らしく美白なほっぺたの表面も光を反射させている。彼女自身、自らが持つ美白に気付いていた。
そして思春期にもつ精神状態特有のナルシズムを満足させていた。しかし今は大儀そうに頬杖をついてテレビを見ている。
ガタリと音がした。弟の秀久が部屋から食後の水を取りにきたのだ。秀久はダイニングテーブルの水差しから黙って
水を飲む。彼女はこれが不満であった。
480名前はいらない:2010/11/23(火) 19:42:25 ID:mWTlYsx4
評価させてください。

>>472 AMラジオ
出来あがってからだんだんと壊れていく様は、グイグイと引き込む世界観ですけれど、
詩中の主人公の主観であるのに、分かりにくい。
しかも読み終わった後に詩の世界が広がっていくかと思えば、そうでもないですし、
追い打ちをかけるように、いい夢〜、でいきなりガツンと読み手を突き飛ばしてしまっています。
D

>>473
ところどころで文法が…疑問です。
初め四行。〜ければ…ない。〜って…ない。となっていますが、
秋まできたけれど冬が来ないのか、秋が終わらなければ冬が来ないのか…
おそらく、吐息が曇るなら晩秋でしょうが…。
最後の塊で、「この瞬間」が繰り返し使われていますけれど、
「この瞬間」がいまいち掴めません。
忘れてもまた思い出すのか、それともこんな悲しい思いを何度も繰り返すのか…
(昔の思い出の)瞬間だったら、思い出が冬っぽくもないのに冬の手前で止まるのはおかしいし、
(今思い返している)瞬間だったら、季節なんて関係なしで少しつまらない。
情景に例えをつなげようという工夫は感じますけれど、もっと詰められたはず。
感情が湧きあがる以前に、読み方がいくつもできてしまうので評価できません。
一度推敲されてみたら?E+
481名前はいらない:2010/11/23(火) 20:11:32 ID:mWTlYsx4
>>474
談笑出来ていたのに、隠していた髪の毛の崩壊。そして妖艶な生徒一人に理性の決壊。
そして生殖と聖職に忠実なオチ…
面白いですけれど、談笑出来たのにもかかわらず、女性と一人に欲情って、
むしろ性欲というより一目ぼれに近いような。
そんなことは野暮ですけれど、禿で目の前の行為を見せつけても嫉妬を頂けるこの教師、
なかなかに妬けます。面白いっていうより、妬けます。
C+

>>476
死別を思わせる詩ですけれど、
幼い意味での厨二くささと、死別というアンバランスな世界観がアンバランスなままです。
というのも、中継役を担う部分、空を見上げたところですけれど、
掴みが「桜」で、オチも「桜」なのに、唐突に「月」というものが出ていて、
このちぐはぐが幼い印象を加速させています。
悲しみも浅く、別れに関して達観した様子ですし、ほんのちょっとでも成長した様子でもあったらよかったのでは。
あと、「最期」は死に際なので、最後くらい、というのは忘れないというのにすこし冷たくはありませんか。
D-
482名前はいらない:2010/11/23(火) 21:01:54 ID:mWTlYsx4
>>477
詩を読んでいて、終始「うんうん」とうなづけるのですけれど、
詩に書かれている、
・テレビが嫌だ  ・独りで少し考えたい  ・でも必要なものは確かにある
というものを詩から削った時に、あとは何も残らないので、
言葉だけがすらすら入ってきても、読み手の心に何も残ってくれません。
別に詩にしなくてもよかったのでは、と人は思ってしまいますし、
単なる自己啓発ならこの詩の限界が見えます。
関係ないことですけれど、ただエンターテイメントを提供するものでもあるので、
気楽に見てみるのは如何でしょう。
E

>>478 まっくらさん
文と文の繋がりが見えません。適当ですよね?
言葉遊びの繰り返しですけれど、リズムと勢いで読まされる感じ。
口蓋で妬く、消えた視線、粒状の時間、明日は灰の中、おちておこぼれに、
こういった言葉に意味があるのでしょうか。
おそらく書けるのであれば、磨かれた言葉でできた詩を読んでみたいです。
E

>>479
なかなかに奇妙ですね。
うつろな目ながら、大儀そうに頬杖をついたり、食後の時間帯に既にダイニングが真っ暗…
ダイニングテーブルに水差しを置くように富裕を思わせても、テレビはブラウン管。
黙って水を飲むことが不満?黙って入ってくることではなくて?でもリビング…。
うーん。仲が悪いのかな。
なんでもない家庭ではなさそうですね。なんでもない、という入りが高効果です。
でも、話が落ちてないし、ただただ奇妙な文章で終わってしまっているのは少し残念です。
もしこれがこれで完成されていたとすれば極めて秀逸なんでしょうけれどもw
既に面白いのですが…D−
483  ◆UnderDv67M :2010/11/23(火) 21:51:04 ID:XUFHJ9DI
お前ら未評価のまとめくらい定期的にやれって言ってきただろが!

どーすんねんこれ
484名前はいらない:2010/11/23(火) 21:56:57 ID:4WcxkAAj
薄暗い廊下
蛍光灯の明かりが教室から洩れる
手垢だらけの窓ガラスが曇る
色のない雨粒が灰色の空から落ちる
葉の落ちた枝垂れ桜は静かに揺れる
校庭の水溜まりに月夜が写る
青い闇、無数の星、黄色い月
高く澄んだ空に飛行機が飛んでいく
清流の辺から見上げた白く成長する入道雲
もうすぐ夕立がくる
遠くで神が成る
夏祭りの夜の神社の裏
線香花火が落ちて弾ける
辺りは暗闇に沈む
後頭部に強烈な痛み
見たことのある女教師
窓からヒツジの形の雲が見えた
485名前はいらない:2010/11/23(火) 22:10:31 ID:4WcxkAAj
>>481
評価ありがとうございます
月のとこは。ほんとは別の詩に使えたらなって考えてたやつでしたが
桜だけじゃ寂しいよな、季節はずれだし
とか思い付け足したのですが
裏目に出ました
というかたぶん、あってもなくても残念さは変わらないですけど
厨二っぽさ。
萌えるじゃなくて萌ゆるとか、携帯の変換で出た字を使うとか
若々しい?イメージで作っても、幼くなっちゃだめですよね
がんばります
486  ◆UnderDv67M :2010/11/23(火) 22:16:09 ID:XUFHJ9DI
>>408分かりやすいように書け
>>426は別にいいやw
>>467掲示板でのやり取りでコミュニケーションも糞もないよ

>>419 >>431 >>434 >>440-441 >461
テンプレ 失格


未評価(>>406

>484

再評価希望

無し
487443:2010/11/23(火) 22:33:55 ID:NzHvpMba
>>467
oh…やさしいあくまさんに加えて雑草さんにも評価いただけるとは。

伝達を殆んど含まない、思いやりの欠片もない詩でしたが、そこまで感じていただけて嬉しい限りです。
ありがとうございました。
488名前はいらない:2010/11/23(火) 23:07:02 ID:h+lc30tt
「一時間」

この一時間、僕らが座っているだけの時間
どれだけの人が
飢えで苦しみ
戦争で親を亡くし
死んで逝くのだろう?

僕らが座っているだけの時間
僕らは何をした?
勉強をしていた奴がほとんどだ
「勉強できない子たちの分も」
なんていうけど
俺らが勉強したって
その子たちは何もできない

だから僕は
今席を立って
何かをしなければいけないんだ

あぁ紙が回ってきた
これから始まる地獄の一時間
世界史の試験

この一時間、僕らが座っているだけの時間
どれだけの人が
飢えで苦しみ
戦争で親を亡くし
死んで逝くのだろう?

僕は太平洋戦争の時代に
タイムスリップせざるを得なかった
489NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/11/24(水) 03:16:05 ID:oOPXFSTO
>>456
再評価、サンキューです。
>言葉遊びが過ぎて、大変読みらい。
言葉遊びというか、ラ行の動詞が多すぎて読みづらいですかね。あと漢字もかな。
>「文学的に散る」の文学的をなぜ持ってきたかがわからないな。
ここが大きいみたいっすね。文学的。
黙す人の状況をもうひとつぐらい足しといたほうがよかったっすかね。
>散った後の〆が「欲しがりません勝つまでは」この標語は独自の解釈で使われていると思うが、散ってもなお成功を夢見るかのような虚しさがありますね。
あー、まったく意図してませんでした。
ホント十人十色っすよね。ありがとございました。

>>484
なんといいますか、イミフれすね。なに伝えたかったんだろ。
>青い闇、無数の星、黄色い月
>高く澄んだ空に飛行機が飛んでいく
無数の星が田舎を連想させ、飛行機がそれを裏切る。
>遠くで神が成る
誤字かな。神が生まれる、って解釈だと前後つながりにくいし。
最後の三業が特にわけわかめ。
なんだ、報復の恐ろしさか、無差別殺戮の恐怖か?
それまでが特筆すべきこともない凡百の羅列だしねー。イーミフー。
D-

>>486
んな言葉はぶいて「分かりやすいように」って。
人に伝えるときは相応の心がけしなよ。

>>488
浅薄だぁね。この文章内で書かれた授業は「一時間」かもしれない。
だがこの文章の裏には、制作に費やした時間、
投稿されてから読者が読むまでの時間、
読者が感想批評を論うまでの時間、
そういったものが隠れている。
それは一時間なんてもんじゃねえんだ。
裏に隠れてるものにボリュームで負けてんだ。
D-(限りなくEに近い)

>>473
1節、春夏秋冬を並べ立て
それに対して変わることない月。
吐息は四季の寒暖による変化の表現か。
2,3,4節、回想。とくに4節は自己認識の誤謬に言及。
5節、現在という時点の幅への疑問。
最後行の願いに本意が感じられず。
とりたてておもしろみなし。
D
490名前はいらない:2010/11/24(水) 15:29:21 ID:h5h2xpAI
「ティッシュッシュ」

ムッシュ ハッシュ
ウッシュッシュ

シュッシュッ シュッシュ
ウッシュッシュ

マッシュ キッシュ
オッシュッシュ

マッシュ キッシュ
ナッシュッシュ

ニーッシュッシュ!!

メッシュ スマッシュ
ウィッシュッシュ

ニーッシュッシュ!!

ヌッシュ ドッシュ
ブッシュッシュ

ブッシュッシューッ!!

シュッシュ シュシュッシュ
シュッシュッシュ

シュッシュ シュシュッシュ
ティッシュッシュ
491ゆらぎ:2010/11/24(水) 20:05:53 ID:A653wzX4
>>490
リズム重視の詩は乱調を用いる技法もありますが
そこに破綻があってはなりません

見た目で判断するなかれ
朗読により生まれる意外で
軽快なリズムは美しいのに
>ブッシュッシューッ!!
で破綻
そこはまったく気持ちよくありませんし、
そのことに意味が感じられません。
どうして安易にその一行をいれたのでしょうか
残念でなりません

評価はC-
光るものを感じますが砥ぎきれていない
492名前はいらない:2010/11/24(水) 20:17:17 ID:h5h2xpAI
>>491

やはり潮吹きを入れるべきではなかったか・・・
493名前はいらない:2010/11/24(水) 21:37:00 ID:5yi95uvu
>>491
空丸さん?
494名前はいらない:2010/11/25(木) 12:44:02 ID:JFpWATzc
「俺のやり方」

常に正しい
そう思ってないうちは、それは自分のやり方ではない
外野はピーチクパーチク囀っていればいいさ。別にあんたらも間違っちゃいねぇよ
495名前はいらない:2010/11/25(木) 13:03:33 ID:YLV3kDIW
「湯桃毛尻という苗字で」

毎晩毎晩4tトラックはあるのではないかと思われる
ユスリ蚊の幼虫にあたまのてっぺんから悩味噌をずじゅるずじゅる吸われてなあ
てめえ目ん玉白黒させながら射精する夢をみてやがるんだろ!糞が!!糞ったれがあああ!!!

はい

あなたねえ〜
あなた
虫好きのデパートなんかじゃないですよ
あなたはねえ!
虫好きの総合商社ですよお!!!(キリキメッ)
496ゆらぎ:2010/11/25(木) 18:02:28 ID:s7mAUv5j
>>494
タイトルと二行目まではよしとしましょう。
そこから外野は〜の一文はずいぶん幼稚。
それでお終い。
それらしいことをずばっと言えば詩になる、
、という感性の持ち主ではないようなので、
地道に研鑽なさることをおすすめします

評価はD-
素人です、がんばりましょう。


>>495
勢いはありますが野暮ったいですね。
一昔前の田舎のヤンキーのメンチを
モニター越しで観ている感じ、滑稽です。
評価として悪い意味で。

脳姦されるのはいい感じだけど
そこから射精で虫が好きって
問い詰めてるのは短絡の一言。
もっと妄想豊かに
自分だけの表現をみつけてください。

この詩の評価はD。素人です。
もっとつきぬけてください。
497   ◆UnderDv67M :2010/11/25(木) 21:48:31 ID:XKVPWoP9
コテの人は酉つけてくれると俺は嬉しいです

>>489 ああ? 馬鹿かテメェは

>>491 そういう問題なのかw


未評価(>>486

無し
498 ◆maltese.Zk :2010/11/25(木) 22:20:18 ID:HU3HCZ5v
「背徳」

銀メッキが剥げ掛けている
ロケットの中身は犬の写真
白い小型犬がこちらを見つめている
何かの雑誌の切り抜き

テーブルの向こうには新しい彼氏
髪型は七三だけどどこか不自然
ふぐちり鍋の湯気越しに
うっとりと私の作り笑いに見とれている

写真の犬は草むらに居て
上目遣いに私を見る眼がとても悲しくて
目の前に居る人が
本当に抱き締めたく想える人なのか
意地悪な質問をしている

これからふぐはどんどん美味しくなる
ふぐ型ロケットのふたをパチンと閉じると
とても上品に取り分けられた
ふぐちりの小鉢

「わあっ…」

そして私は何時もここで目を覚ます
ふぐを食べたことが無いから
映像が浮かばないのだ

丁寧に取り分けられた
ふぐちり鍋の彩を
私は知らないのだ

こんな私でも新しい彼は愛してくれるだろうか
私の作り笑いを見透かして
それでも抱き締めてくれるだろうか

偽者の髪の毛を脱ぎ捨てて
醜い出っ腹を押し付けて
茹ったタコのような顔で唇を
吸い上げてくれるだろうか

そんな時に白いマルチーズの事を思い浮かべ
背徳の陶酔に溶けてしまいたいから
499名前はいらない:2010/11/25(木) 22:40:07 ID:HU3HCZ5v
>>490
>ブッシュッシューッ!!

ここはブッシュッシュシューッ!!かブシュッ シュッ シューッ!!
の方がキャッチーかな
でもブレイクを入れればハマるかも
500名前はいらない:2010/11/25(木) 22:43:52 ID:J2QVzHJg
オレンジ色に朝焼ける空を見上げ
小さな希望を抱いても
いずれ空は厚ぼったい雲に覆われ、灰色の雨が降る
絶望とは希望の成れの果て
熱く溢れる涙はこぼれ落ちて冷めきってしまう
長い冬を越え暖かな春がやってきても、いつかまた冬が忍び寄る
生を授かったことを喜べば、やがて死にゆくことを悼む
希望を持つことは絶望することに同義
501ゆらぎ:2010/11/25(木) 23:19:15 ID:s7mAUv5j
>>498
書いてある話の内容はわかりますが
文章として綺麗じゃないです。
落ち着いて、読み直してみてください。
構成も修飾も無駄が多いです。
もうちょっと削ってみるとすっきりするかと。

背徳というタイトルについては
>こんな私でも新しい彼は愛してくれるだろうか
>私の作り笑いを見透かして
>それでも抱き締めてくれるだろうか
と詩中が明文化されている部分だけで
はい、そうですか。と言った感じです。
その前後に前段のような、
無駄な文章が加えられている。

ただ、細かくにでも
表現しようとする心意気はよし。

評価はD。
省略することで生まれる想像の余白を信頼してください。


>>500
希望と絶望について
何か格言でもおっしゃりたいのでしょうか?

述べられている希望と絶望の関係は、
その言葉を知り経験している者にとっては
わかっていることです。
そしてそれに該当しない者など、
この世にいるでしょうか?

例えられた現象についても
真新しいものが何一つない。
当たり前のことを表現しているだけ。

希望と絶望の関係の新しい概念
それか、誰も思いもよらない
ハッ!とさせられるような比喩があれば。

評価はD。素人です。
自分にしかできない表現を求めてください。
果てしなく。
502 ◆maltese.Zk :2010/11/25(木) 23:28:00 ID:HU3HCZ5v
>>501
評価ありがとうございますだが、あんたの文章は省略しすぎで説得力に欠ける
何を持って「無駄」と切り捨てるのか、時の流れも自然の情景もそんなにメカニカルな物じゃない
もっと有無を言わさぬ感想か、それが無理なら己の弱点までもを晒した文章を心がけてください
503 ◆maltese.Zk :2010/11/25(木) 23:32:42 ID:HU3HCZ5v
と言うかこのヤロウ!省略したら省略したで怒られるんだヨン!!(;o;)rz
504ハヤト ◆SZ7H3me7LI :2010/11/26(金) 00:13:17 ID:NHsoRh7+
ああ、ちょっとホントに怒ってる感じに書いてしまったねえ…
お詫びとして今日はIDが変わったからと言って別人のフリをしない事を誓います
505名前はいらない:2010/11/26(金) 04:47:08 ID:RoOHMXug
おれは平凡な人間だとおもう
おれは非凡な才能をもった平凡な人間にあこがれる平凡な人間だとおもう
おれはおれにもうすこし才能があればとおもう
あるいはもうすこしつよい人間だったらとおもう
だけれどもおれは平凡で才能がなくてよわい人間であるところのおれは、ごくふつうの平凡な人間だ
ときどき、いや、しばしばおれは悲しくてやりきれなくなくなる
いやなゆめをみて真夜中に目が覚めたとき
おれは混乱したあたまで自分にいいきかせる
「なにも問題はない。おれは平凡な人生をあゆんでる平凡な人間だ。なにも問題はないんだ」
確かにそのとおりだ
おれは平凡な人生をあゆんでる平凡な人間だし、なにも問題はない
ただときどきやりきれなくなるのだ
平凡さのなかに巣くう底意地のわるいなにかがおれをなやませ
平凡さのなかにひそむ非凡ななにかを眼前にさらけださせる
真夜中に家族も友人も彼女もねしずまって、静かな寝息をたててるとき
おれはひとりほんとうにやりきれなくなるのだ
506500:2010/11/26(金) 17:01:31 ID:xhoUHZDr
>>501
評価ありがとうございます
そうですよね。端からみたらありきたりな文字で
希望と絶望のはなしをしてるようにしか見えませんよね
読み手に行間を読ませるのも書き手が頑張らないといけないと気づかされました。
がんばります
507たにしさま:2010/11/26(金) 21:21:32 ID:rrx5RGlm
「アンデッド エンジェル」

weak up 起き上がる亡者達の群れ
時の支配者はベッドの上で指を鳴らす

Come Down  昇天の時は過ぎた
その口元に生気を注ぎ込んでくれ
支配者は時を逆転させて生き返る

all nighit dance 一夜限りの不死の饗宴
屍と化した白衣のエンジェル達がロッカーからやって来る
未来も過去も忘れてしまおう
ここが現実さ 今を踊りあかそう

天使が射抜く 生命の矢
幻想に彩られた そこは中世ルネサンスのような病棟
真紅の十字架の下で患者達は踊り明かす

No boundary、 dead and alive
永遠も境界もなくて
聖者も死者もない
目覚めれば終ってしまうような時間でも
バラバラになったその頭蓋に夢を見てしまう

火を点そう この暗い部屋に 最期のともし火を





508名前はいらない:2010/11/27(土) 01:04:03 ID:VWJ96iSZ
桜は冬が好きだから
冬が終わってしまったことが悲しくて
やっと咲いた花が散るほど嘆くのだろうか

海は降った雨でできているから
あの恋しい空に戻れず寂しくて
空の真似をして青く澄むのだろうか

人は忘れ方を知らないから
美しい景色を眺めて
悲しい記憶を美しいものにしようとするのだろうか
509NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/11/27(土) 12:22:19 ID:QJDu23cs
>>505
そんな強い弱いを読者と駆け引きするのはやめたまえ。
そんなもの以前に中核を引き締めたまえ。
>平凡さのなかに巣くう底意地のわるいなにかがおれをなやませ
>平凡さのなかにひそむ非凡ななにかを眼前にさらけださせる
他の部分が平凡非凡とうんたらかんたら並べ立ててるのに比べて
ここでようやく内皮がはがれて見えてきたのに
「なにか」とうやむやにしてしまっている。
作者はそれがなんなのかハッキリと理解してるのか?
修辞的な理由があって迂遠にしてるのか?
伝わらないな。
D-

>>508
>桜は冬が好きだから
断言してしまうあなたに驚愕だ。
>海は降った雨でできているから
主述はあなたの縦だ! あなたの世界だからね。
1,2節があなたの世界のものだから、
3節が私たちの世界のものとは思えないね。
D-

>>187
人の吐息の温もりというのは、ごく少量が丁度いい。
あまり溜まると重く沈んだように汚く感じる。
ため、それへの「ありがたい」が共感しにくい。
また5節で方向性をかなり転回してしまっていて
どこへ向かいたかったのかオカシクなっている。
D-
510名前はいらない:2010/11/27(土) 21:57:23 ID:NytPcHL0
頭が悪いと 息子叩くなら 学問しましょう
きたえて わかった 父はバカ

母が怒った 理由が解らぬ おれはバカ
堕ちて わかった 自己保身

父母の偉大さ おれには わからぬ
皆が言うのさ イイ ゴカテイ

世界の怪奇さ 複雑さ 毅然と立ち行く 君偉い
比べて 自身の卑小さ 下らなさ なまじり決して 今日も行く

いつか気付いた 不公平

汝 純粋 憎い 死ね
511508:2010/11/27(土) 23:10:32 ID:CvubEq4y
>>509
評価ありがとうございます
ひさかたの 月の桂も 秋はなほ
紅葉すればや 照りまさるらむ
(月にあるという桂も秋には紅葉するから秋の月はあんなに明るいのだろうか)
って和歌があるのですが、
この場合、疑問としてるのは「月が明るい」ことではなく、「月の桂が紅葉する」ことです
当たり前ですけど。

で、私の詩で言うと
一連は「桜は冬が好き」ということ
二連は「恋しい空に戻れなくて寂し」いこと
三連は「悲しい記憶を美しいものにしようとする」こと
が、疑問というか問いかけという感じになってます
それぞれ疑問とする行が違うけど、まあ分かるだろうと思ったのですが(苦笑)
だから桜は冬が好き、と言い切ったわけじゃないので驚愕しないでください
え?自己満ですか。そうですか。

長文失礼しました
512ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/11/27(土) 23:32:52 ID:vL1srYhn
>>510
作者は何かに対して憤懣やるかたないようだ。
それは分かったが、そこから先には進まない。
ラップ?調なのは構わないけど、どうにも軽いというか、底の浅さに白けてしまう。
読みやすいから、繰り返し読むのにさして苦痛ではなかった所が救いか。
同じ調子で色々書いてみたらいいかもしれんね。
「なまじり決して」……か。そうか……。
D−
513名前はいらない:2010/11/28(日) 01:04:13 ID:6zG7Mave
「輪ゴム」

ふたつのそれをめちゃくちゃにしたら無限になった
無限になったというのは無限に増えたというわけじゃなくて
無限のような形に絡まったということなのだけれど
人とのつながりをこれだと感じてみるとすれば
どれぐらい伸びてもかまわないのかと引っ張ってみると
勢いよくはちきれてしばらくの間みみずのように手の甲に鞭のあとが残って
ああ俺はきっと愛とかを確かめるためにこういうことをして
包丁か何かで刺されて死ぬんだろうそういう気質なんだろうと
直感的な覚悟を決めていた そのあたりで意識が途切れてしまい
目の前に輪ゴムのような妻がいた
514:2010/11/28(日) 01:49:27 ID:ZsBKHtR1
あい
515悩人:2010/11/28(日) 02:05:06 ID:ZsBKHtR1
傷付くと知っていても 真実を知りたくなる

苦しみ悩んだ時間だけ 解決した後も後を引く

鳥篭の中にも外にも自由はなく

ただ、ただ心を蝕む

痛い残響は長引くんだ

救われないと分かっていても
救いを求める

惨めかもしれない
情けないかもしれない

鳥篭の世界 ずっと求めていた世界
壊すのが怖くて 悲しくて 

ただ、ただ単純に自分を蝕む
516名前はいらない:2010/11/28(日) 06:24:06 ID:jly9IPlw
がんもどき

母が弟の出産のため、母の実家広島で過ごした

無口なおばあちゃんが、「がんもどき」は「がんもど木」に
なる実だと教えてくれた。

ちくしょう。私も孫が出来たらそう言っちゃるけえな。
517名前はいらない:2010/11/28(日) 07:02:30 ID:Aw/VAcC8
【裁判】田代まさし被告(本名・田代政)が公判で民主党批判「政治が悪いから薬がやりたくなる」★7
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/news7/1289304861/
518名前はいらない:2010/11/28(日) 10:07:24 ID:Wn/dLh2D
519名前はいらない:2010/11/28(日) 10:42:14 ID:2Pty34QO
おねがい」

せっくすしたいなってつぶやいて、わらってさせてくれるおんなのこ
そんな理想的な人がいたらお金をぜんぶあげてもいい

テレビの中ではありとあらゆるカップルや夫婦が出てくるけど
みんなせっくすしてるくせになんてすましたかおをしているんだ

せっくすって何だ、すごいのか、えらいのか、したことないし、したいけど
だからぼくはだれかれかまわず
たずねてしまう せっくすしてよって
どうもうまくいかない
520名前はいらない:2010/11/28(日) 17:49:33 ID:0KS8GcEr
『ロボット恋をする』

ロボットは恋をした
美女に優しく微笑まれて落ちない男はいないが
しかしこいつはロボットだ
ロボットに心があるのか
しかし事実に違いない、
ロボットは恋をした

ロボットは悩んだ
あの美しい人が機械を好きになってくれるはずがないと
美女はロボットが落ち込んでいるのを気にかけ悩みを聞こうとした
ロボットは恋心はバレないように、機械の自分が惨めだと打ち明けた
「機械でもあなたは素敵よ、心があるに違いないわ」
ロボットはますます惚れた

それからというものロボットは感情表現が豊かになった
美女とくだらないことで大笑いし
美女を困らせるやつには怒り
美女と会えないとただただ泣いた


しかし全てはロボットを作った博士の技術の賜物で
ロボットには心というものはなかった
全ては人間に似せてあらゆる可能性をプログラミングしただけだった
恋は作られた物だった

しかし事実に違いない、
ロボットは恋をした
521名前はいらない:2010/11/28(日) 17:52:56 ID:YuEY1wm3
「紫色の天国 曼荼羅の取っ手 なにが正解なのか分からないキ○ガイの叫び」

なにをするにもなんかしらの制約がこの世界にははこびっているんだ
おれが何をしようと勝手だというのに
なんかしら口出しをはさんでくる訳の分からない邪魔な人間達

病院でもう死にそうな患者に注射器を撃って殺してしまえ
なんも目的がなくてジャ○コに行っても勝手だろ
なにがキ○ガイかなんてどうでもいい 全てうざったてぇんだ

なんか文章的に決まりがあるとしてもそれを守れるのは要領のいい奴だけ
小手先だけでもうまくこなした奴の勝利だ
結局おれがなにをわめいても通じねぇんだ 俺達は赤ん坊の頃から思考が何一つ進化しねぇ
欠片のままだ!!!!なにもかも!!!!!全て!!!!!!この世界においては!!!!!

おれはこの道を歩いていて何一つ問題はあるのか? うすうすは感じてるが
お前らが邪魔すからら お前らがいる限り俺は何一つ幸せな人生は遅れねぇ
薄気味悪い笑みを浮かべている奴は一人のこらず爆破しちまえ

俺がこの世界の上空からヘリで爆弾を落としてやる この世界を燃やしてやる
全ての赤に包まれたこの世界の頭脳の欠片になったこの世界の全てに降り注ぐ
馬鹿笑いしてる奴の大口に入り込む 文章にウイルスのように入り込んでこなごなにしてやる
規制してやる 去勢してやる バラバラにしてやる 木っ端微塵にしてやる 未来をゴミに戻してやる
522名前はいらない:2010/11/28(日) 23:54:29 ID:159os8lU
>>508
「だろうか」で、読み手にも想像する幅ができて楽しめる。

「空の真似をして青く澄むのだろうか」
この部分が気に入りました。
濁らず澄みわたる浄化作用の表現が美しいです。
寂しがる海がもつ、自身のみならず内包するもの隣り合うもの隔てるものを置いた遠いものを浄化する力。
うまく言えませんが・・。



自然と感情の絡めかたがすてきだと思う。場所を変えてでもいいので別作希望します。
523名前はいらない:2010/11/29(月) 00:29:18 ID:p8cmotlz
「まだら」

まだらの意識
振り払う
私が欲しい
夢などいらない
暗澹たる魂が
ボールを落とし
君の分身は
それに競い群がる
それだけじゃ
物足りない
私は見てしまったから
取り返しのつかなくなった人たち
524名前はいらない:2010/11/29(月) 00:52:40 ID:DR26suLW
まだへたくそなミンミンゼミの声、カボチャの蔓の暴走
陸橋の奥のビルの向こうの空が、パッと光りドドン

あまりに凝縮された不自由、散らかった怠惰、不変の安堵

僕はやはり言葉を軽視している
そしてどうしても知らなければならないことがある

トンボと目が合っている隙に、やっぱり蚊に刺される
なんだか庭が乱れている

僕が言葉を語ったのではない
事実としての言葉が僕に語りかけてくるのだ

ヘッドホンのジャックが左胸の心臓を指差している
色は金、かつて誰かの手によってメッキを施されたボディー
もし接続したならどんなノイズが聞こえるだろうか

ビール、人格としてのビール
このオレをどうしようというのだ
525名前はいらない:2010/11/29(月) 13:22:54 ID:3x/jV7Ju
「アスファルト」

ほら吹く鳥は籠の中
夢夢語る空の広さ
宛ても無く飛ぶのさ宇宙旅行
終わりはないのさ無限大
調子に乗った子ぐま座は
落ちて最後は加護の中
526NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/11/29(月) 14:21:04 ID:QjZU8TF+
>>513
主観的・観念的な詩として読んでたのに
妙なオチがあるとなーんか裏切られた気になるよね。
己もコミックソング的・小説的な詩を書くこともあるが、
もうちょっとオチャラケた雰囲気を出さんといかんのかもな。
D-

>>515
うーん、中途半端。中途半端とはこういうことかというほどの中途半端。
「一歩足を出してはみようとするんだけどダメなんだよねー」
というのをホンット使い古された表現で書き綴ってある。
D-

>>519
書物は対話だと、なんかそういう金言があるみたいだが、
この詩は「じゃ風俗いけやボケ」といわれたときに
完全に対話が停止してしまう不完全なものじゃないかなー。
D-

>>520
1節を読むと
>美女に優しく微笑まれて落ちない男はいないが
まるでロボットに微笑まれて「ロボットに」恋をしたかのような印象をうける。
美女と男、どちらにロボットが譬えられているか
直感的に理解できないからだろーねー。
あとは自由意志の存在性に関する作者の個人主観だから
べつにどーってことはいわねー。
D

>>524
抑える者のいなくなったホースみたいに視点がてんでバラバーラ。
ジェットコースターじゃねーんだから。気持ち悪くならあ。
ただ逆にいえば世界の幅はあるんだよ。
自分で制御できていないだけで。
まあその天啓みたいな「言葉」があるんならいんじゃねっすか。
己そんなもん感じたことないし。
軽んじてる相手に愛されるのと
重んじてる相手に無視されるのと、どっちが幸せかってね。
あと体言止めは程々にしといたほーがいーよ。
E
527アギラ:2010/11/29(月) 19:21:24 ID:hZDCJ06F
【転がり続けるということ】


友人と遊んだサッカーボールはまだ残っているのだろうか?
いや、何処かで無くしてしまって、その記憶もなくなってしまった
断片的な記憶を、庭ではしゃぐ息子に重ねる

思えば随分遠くまで来たようだ
自分で舵をとり、先に進んで来たつもりだけど
最初に描いた方向へは、来れた気がしない
今の俺には、ボール一つ本気で蹴飛ばす勇気もないのだろう
それも悪くはないのだけれど
変わりに背中のガキが蹴ってくれる

久しぶりに殴られた。それも俺よりでかくなった息子に
いい感じの反抗期。潰してやりたいがそれも大人気ないとちょっと思う
どうにも笑いがこぼれてしまうが息子の前じゃ見せられない
後でこっそり一人で笑う
TVの先で、ゴールを決めた選手を称える声が聞こえたが今は関係が無い

シワが増え、小言の多くなった妻を見てため息を付いた
書斎まで来て愚痴を言うのにも慣れたのだが、未だに許容できないでいる
その日は孫を連れた息子が家にくるまで続いた
たまのような孫だ
息子も俺と同じく、ゴールを決めた

外にも出れなくなり、妻の嗄れた声も聞けなくなって幾星霜
めっきり息子も顔を出さなくなった
一人で住むには、この家は広すぎるのだが
本棚の上にポツンと置かれたサッカーボールは置物以下の道具で
それを眺めて、唯一日のあたる一階部屋で過ごすのが日課になった


夢を見るのだ

階段から落としたボールが、紆余曲折して僕の足元まで転がってくる
僕はそれを蹴ろうか拾うかしようとするのだが、そこで目が覚める

次は何をしようか?

なんて、記憶の中の友人が言うから、僕は笑ってなんでもいいさと答えたんだ
528名前はいらない:2010/11/29(月) 20:04:38 ID:UPKsQMWu
>>525
リズムを合わせ最初と最後で韻を踏み囲いとしたのだろうか。
囲ったものの内服する力の伝わりが弱く、深く探ろうとは思わせてくれず。
次は飛び道具じゃないものを。
D-

>>527
半生の描き方が陳腐。経験の及ばないものを書くには厳しい。
他人事ように俯瞰し、最後が「なんでもいいさ」では軽薄で胸を打つことはない。
テーマに形だけ合わせることに終始し、表層を言葉が転がっただけになってしまった。
D
529アギラ:2010/11/29(月) 20:26:25 ID:HfeK4rWo
タイトルは最後に決めてる。>>527の再評価を誰か頼む
530名前はいらない:2010/11/29(月) 20:47:13 ID:+wVmTH2h
消えそうな歌を探して 書き残す勇気ください
またたいた星の数だけ 歌われた歌はあるの?

つらいからcryなんて言いつつfly
願いを抱えて未来に期待
課題もない暗い時代
狭い舞台を飾って破壊

わからない今消された住処 蒼色の星が地上に落ちた
宝のありか示した何か 憎しみに似た入り組んだ地下

消えそうな歌を探して 書き残す勇気ください
またたいた星の数だけ 歌われた歌はあるの?

痛いのは嫌いなんて言いつつtry
世界が眺めた互いの利害
不甲斐のない痛い世代
高いお代を払って謝罪

太陽の使者がたたえる死者 彼は今でも平和主義者
病んだ羊の涙の雫 磨いた爪でぬぐってあげる

錆びついた名前燃やして わきあがる過去の衝動
しばられた鎖は今も ほこらしげにしめつける

腐敗の長い伝説に倣い
機械の奴らが奪う生きがい
由来のない赤い屋台
多彩な愛にふぬけた誓い

近い世界話題の貝
違いのない出会い歌い
甘い社会赤いsky
気合のない誓いの愛

消えそうな歌を探して 書き残す勇気ください
またたいた星の数だけ 歌われた歌はあるの?

飛び出して空に向かって 閉ざされた思いを投げた
突然振り出した雨も 時間がたてば消える

消えそうな歌を探して 書き残す勇気ください
531NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/11/29(月) 21:11:15 ID:QjZU8TF+
>>527
普遍な一生を書き連ねてある。
5節以降が不安定。「目が覚める」「記憶の中の友人」が顕著。
「目が覚める」は、すべてが夢であったとも理解できる。
「記憶の中の友人」は、1節の友人と同一(または近似)とすれば
詩全体の重点からあまりに逸れてしまっている。
「僕」にとって友人がどれほどの人間なのかがわからない。
ローリングストーンとしては、苔生さぬほど波乱でもなく、落ち着かぬわけでもない。
「転がった末の落ち所」といった程度の印象。
普遍とは、ありきたりとも汎用ともいえる。
だがそれを並べ立てるには冗長。
「転がる」をサッカー(ボール)となぞらえるも、こじつけの感触が強い。
やや静観・俯瞰がきつく、人間味が弱くも感じる。
読みやすく、わかりやすそうなのが取り柄か。
D

>>523
まだらというより、かけら。断片的。最適化しよう。
>振り払う
動詞には気をつけよう。とくに、てにをはを省くときは。
読み手に気を配らぬなら、理解されぬ覚悟をしておこう。
E
532名前はいらない:2010/11/29(月) 21:45:26 ID:DR26suLW
ぼくは種だ
ただひとつぶの種だ

思いのまま手足を動かし
好きな明日を選び
都合のいい思想を握り
不自由にもなれず
日々を食いつぶす

小さな塊としての種だ

ある土壌にたどり着くと
やがて雨が降り
太陽の光と熱を授かる

腐りゆく母
中空に飛散した父

その結末としての、種だ

種だ種だ種だ種だ種だ種だ、種だ

貴様は種だ

やがて芽吹き
空に召されるようにして
姿を失うのだ

ザマを見ろ
振りほどかれた外殻の
不様な肉体を見よ

ひどくみずみずしい
無垢な緑の双葉を見上げよ

自由だった手足も明日も思想も不自由も日々も
見事に土に化している
533アギラ:2010/11/29(月) 21:57:47 ID:HfeK4rWo
【怪物】


間違い

正しさに押しつぶされ

発狂しそうな感情に蓋をし

身に巣食う化け物に餌を与えていく

育ったそいつは、嫌悪すべき毒と力を持っていた

賢人はそいつを社会のために使えと言うが

化け物を育てたのはお前等であっても、恩はないのだ

惨めであろうと、そういう生き方しかできない

俺はこいつが憎いのに、見捨てることができないんだ
534名前はいらない:2010/11/29(月) 22:22:05 ID:UPKsQMWu
「薄暗い晩餐」

唯我の発酵を以て 白熱灯の熱源とする
対峙の緊張を昂揚で抑え 紅い厚みの審判を待つ


眠りと黴の室を探り 樽をごろりと転がせば
澱は拡散して さらに数瞬の熟成を要した

陶器は土とて 花根を張らず 浮遊の薔薇 花房の迷路
木目のテーブルには白絹を なぞる指先の弾力を以って 
歪な年輪が夢の襞の如く思える

液体とは ヒビと破片に包まれた 構成を律し また 律される
記録簿のようなブラッドを破片に縁取って 舐めるように掬いたまえ


赦しは鳩の胸肉と わずかな香草を添えて粛々と進む晩餐 

感情の水面をさざめかせ
ほとりの小屋に 薄暗い影の群れ
窓辺から見えるは 赤黒い恒星

褐色の世界 
白熱灯の下にある幻想と恐れの虚実

伏せるまなじりに滑る 紅い厚みの断罪を経て 晩餐は色を失ってゆく
薔薇の奥に潜む雫に 光は届くことなどなかったのだ
535雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/29(月) 22:30:07 ID:s28GwXPJ
>>533:【怪物】

正しさに、押しつぶされ、と言うあたりは、文に躍動する迫力がある。
餌、のあたり、もっと具体的に、どんな餌を与えていったのか、ということは、この怪物の飼い主たる作者以外知らないことであり、
もう少し具体的な詳しさが欲しかった。
毒と力、という表現には、ここも異様さと迫力を感じさせる。
賢人と言うだけでは、どんな考えを持った人々か、特徴がつかめない。
そういう生き方しかできない、という文にしても、何故か、どのように、など、食い足りない。
最後の文はユニーク。

全体的に、表現の幅をもっと広げるか、あるいは、内面に抱えている物を、もっと見つめ、はき出していくことなどが
必要なのではないかと思った。このテーマなら、素晴らしい詩を作り上げようとするなら、内容の充実は必須だろう。
バランス感覚と端正さだけでは、短くて心に残らない。D+

>>532:無題
出だしの二文は優れた表現だ。様々な展開が想像、期待される。二連も、非凡な表現だ。種が発芽し、手足、明日、思想、
など、色んなことをしている様が表現されている。三連の、小さな塊「としての」種、という表現は、少し矛盾するというか、
塊と種は相性が悪い組み合わせだと思う。
四連も、堅実な文で、後を期待させる。
5〜7は、何か変化を感じるが、もっとスマートな別の表現の仕方が有ったように思う。それは、5連の、母と父について、
納得のいく説明にはなっていないからではないか。
貴様は種だ、というのは、とらえ直しだ。
その後の、姿を失う、不様な肉体、緑の双葉、といったあたりでは、そういう方向に自分のことを言い表したかったのか、
と言う感想を持つが、種に縛られすぎの感もある。もっと自由に思想を述べて良いと思う。最後の文は、技量の冴えが
感じられる堅実さがよいと思う。D+
536アギラ:2010/11/29(月) 23:10:39 ID:HfeK4rWo
具体的っていうと、こんな感じ?

【怪物】

大衆文化の右に倣えという悪臭が鼻についてからというもの
思考回路の六割が吐き気に汚染され、残りの汚染されていない箇所に化け物が間借りを始めた
試しに頭骸へ直接ノックすると、距離13cmの大脳から怪物は声明を出してくれた
毒を撒き散らすように、悪意を焼き尽くすしか吐き気を抑える方法はないと
それは天啓に近い形で、俺という否定形が生き残るための正当な権利を与えた
正しさという大義名分を押し付けたツケに、理不尽という正当な権利を押し付ける
見分けの付かない善意も悪意もいっしょくたにして、伸ばされた手をひとつ、また一つと圧し折る
身体を介して伝わる人の骨折が、歪な喜びを与えてくれた
吐き気は快楽に変わっていった

しかし怪物が思うほど他人は愚かではなく、また賢くもない

物量に加速する正論という罵声が、間借りした宿にも毒を加速させ
いつしか怪物はやせ細り、吐き出す言葉も弱くなっていた
仮宿は戻ってきた吐き気に苦しみながらも、考えた
このままで良いのだと
仮宿が怪物と一緒に滅ぶことを決めたのは、怪物に感謝をしていたからだ

その日、正論に押しつぶされて静かに息を引き取る仮宿がいた

何だったのであろうかなどと、怪物も仮宿も同情や慰めは期待していない
哀れみよりも、理解をただ欲していたのだと気付く人はみんな去ってしまったのだから
537雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/29(月) 23:28:25 ID:s28GwXPJ
>>536
アギラさん

僕は大衆文化についてまともに反感を感じたこともないし、吐き気を催すほどの(表現上のことにせよ)そういった
感受性もない。たぶん、まともな文化なんて僕の住んでいるところには無かったんだろう。あるいは時代によるかも
しれない。
右に倣え思考によって、疎外される存在が居た、ということだろうか。
538雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/29(月) 23:37:07 ID:s28GwXPJ
「銭湯の天使」

ぺた、ぺた、と鳴る足音をたしかめながら闇の中を進む。
見えてきた窓の明かりは銭湯のものだ。
そして丸い月と窓の間に天使が踊りを踊っていた。
黒い心の聖書に予言されていただろう異形の天使だ。
足は曲がり、手は肘から外に向いている。
前は松の木が塀を越えていてとがった葉が見える。
入りたくて銭湯に来たわけではなくて、
ただ散歩で外を徘徊していたらぽつりとあるのを見つけただけだ。
銭湯に天使がいるのは予想外だった。
私はしばらく思案に暮れた。
はっきり言って天使は怖い。
そのそばにある銭湯も怖い。
くらい道を引き返すのは、この光景を見てしまった後では大変なことに思われた。
今日の天使、パチンコの113といった感じだ。
人を誘えばよかったが、その人が妖怪に化けていただろうという気がしないでもない。
男性不信で女性を容易に信じる私は、マザーコンプレックスなんだろうか。
私の世界がそれほど単純な原理でできあがっているとしても、外界は魑魅魍魎が跋扈して訳が分からない。
539アギラ:2010/11/29(月) 23:53:41 ID:HfeK4rWo
>>537
簡単に言うと、正論ってずるいよねってお話
正論でさえあれば、妬みや嫉妬から生まれた批判でさえ堂々と発散できる
そこがどうにも気持ち悪いと思ってしまう
周りがそうだから、とか倫理的にこうだ、とか、同じ土俵に上がってないで一方的に非難する特権って反吐が出そう
そしてそれが正しいから、批判や疎外された側は何も言えない
お前の顔が気に入らないといって殴るほうが、まだ良いよねってとこから始まったお話。まぁそういうのも原動力になれば良いよねって後ろ向きで前向きな意見でもあるということが言いたかった
540雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/30(火) 00:02:32 ID:bfqxv/Vc
>>539
辞書を引くと、正論の多くは実際には採用されたり行われたりすることがないそうだ。
議論で勝利するための方法が正論と言うことかな?
同じ土俵に上がってないで、っていうところには、非常に共感できた。でも、僕は実際そんな度胸も余裕もないし、
実際不利な土俵に上がる、と言う行為を考えると、それこそ吐き気を感じるような、弱さがある。
正論の陥穽に敏感でありたい物です。
541ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/11/30(火) 00:11:24 ID:gJ/BAt82
>539
2ちゃんねるに喧嘩を売るのはよせ

「アギラ」

ギャオーーーーン!!
海底からけたたましい鳴き声
10こ聴こえた
ん!?
その鳴き声は貝が発している
貝が10こで
ありがとう

542名前はいらない:2010/11/30(火) 20:11:16 ID:L/sV7iBW
>>538
天使と悪魔は紙一重であり、異形は無垢なる恐ろしさを感じさせます。
銭湯という場は(私見ですが)、今の流行に合わせたようなものではなく
描写の中から、古るぼけた奇異なる空間を想起させます。
歪んだ磁場が心を蝕むように、錯覚の狂気にあてられてしまったといったところでしょうか。

手から〜向いている(天使)→前は松の木が(銭湯)
ここが読んでいてつっかえを感じ、描写の対象が移行していることがわかりにくいです。
マザコンはどちらかというと、女性不信の側面が強いように思います。
パチンコの意味はわかりませんでした、天使の卵?

雰囲気作りは良いと思いますが、まだ奇異なる世界の演出に満ち足りぬものを覚えます。
C-

未評価
>534.>541
543雑草 ◆je5cNlouiI :2010/11/30(火) 20:18:24 ID:bfqxv/Vc
>>542
538の評価、ありがとうございます。パチンコは、あるじゃないですか、回転する数字のハズレ。あんなハズレが
具現化したら、という感じでした。丁寧に全体を読んでいただき、嬉しいです。
544名前はいらない:2010/11/30(火) 22:10:37 ID:hhE3q62c
私の大切なあなたが、もし春の桜に生まれ変わったなら

見栄っぱりのあなたはきっと
日本で一番早く、たくさんの花をつけて咲き誇るのでしょう
私はできるだけ早くあなたの下で花見をします
誰より早く咲いた花は、誰より早く散ってしまうでしょうから

優しいあなたはきっと
流れる風にそっと、花びらを乗せて私のもとに運んでくれるでしょう
私はその花びらで栞を作ります
春が終わり花びらが散りきっても、いつでも思い出せるように

あなたが桜だったならよかった
たとえ花は散っても
季節が巡れば、また会えるのだから
寂しくても悲しくはないのだから
どうしてあなたは人だったのだろう
545  ◆UnderDv67M :2010/11/30(火) 23:32:38 ID:smidhfZi
「あなた」って言葉は便利な言葉で兄でも母親でも良いのに
「1人間である 2異性である 2同年代である」が鉄板な恋愛対象ばかり
貴方の意味は「対等かそれ以下&夫への言葉」とあるのに
兄弟愛や同性の友人をさす「あなた」はほとんどの場合に皆無な訳だ

>>544
「もし春に」の春っぽさが桜しかないね 桜言いたいだけだよね 
「桜だったらよかった」とか桜の何を理解しているの? 剪定は必須だし害虫はいっぱい……(脱線

「花びらを運んでくれるでしょう」って花見をしていたんなら自分で拾えば良いだろが!!(脱線2
「見栄&やさしいあなた」の花は 他の桜さんとはどう違うのですか? 特別さを感じませんが

「季節巡れば〜」って銀杏でもなんでも良いでしょうに
貴方はただ「桜=素敵な花」とのイメージをただどのまま持ってきて利用しているだけのゴミよ

あと 桜の花を栞にするってあんま聞いた事ないんですけど どっかの映画にもあったんですか? 
俺は園芸だかに関しては素人なんでアレなんですけどね(ググるのめんどくせ 
桜に生まれ変わっても花が咲くまでには30年はかかるんじゃないんですかね? 憑依するんですか?E
546名前はいらない:2010/12/01(水) 00:05:22 ID:vqtlBJJM
「ぷりぷりのけつ」

まえをゆく おんなの
けつが ぷりぷりだ

ぷりぷりと おとがする
ぷりぷりと おとがする

ああ けつは いい
547  ◆UnderDv67M :2010/12/01(水) 00:17:22 ID:qdTKt0uI
>>546
音!? ぷりぷり言うても良いぷりぷりと悪いぷりぷりは当然あんだろ
胸がぷりぷり〜とか同様に女性的な魅力をそのまま載せただけだろが
女の人には理解してもらえんだろ 俺もこれからはよくわからんが E

ぷりぷりじゃないだろ もっと表現しろよ
同じように「女の長い脚は良い!! ハイヒールの音が良い!!」とか言われても「あっそうなん」しか言えんわな
548名前はいらない:2010/12/01(水) 01:21:45 ID:zZWrHACh
「もりもりのちん」

まえからくる おとこの
ちんが もりもりだ

もりもりと おとがする
もりもりと おとがする

ああ ちんは いい

549名前はいらない:2010/12/01(水) 10:11:12 ID:Up7s62V+
>>546 >>548見てられん!いてもたってもいられん!!



「ぷりちん」

ぷりちんぷりちぃ むっきむき!
むくむくもこもこ ぴっこぴこ!

さきっちょちゅっちゅ

ずるぺろぷりちん!
550名前はいらない:2010/12/01(水) 13:10:06 ID:tnZy4eac
「カバー」

おまえのカアチャントSEXしますよ しますよ

三叉路で対頭した若い外人が中指を起てながら言い放つ

嗚呼〜わかったよ
一昨年の冬に死なせてしまったジャンガリアンハムスターかあ
チャリんとことかがまんまだし


なら
白いお腹を見せてキャシキャシ とか出来る?
ゲージに登ってはポトン登ってはポトンクリンッシタッでキャシキャシ を見せて
左のホオベタがパンパンになるまでナッツを食べて まだまだ食べて
あの時 ぼくはためらう事はなかったよ
パンパンの君をかわいい千鳥柄のお茶碗に入れてあげてレンヂの目盛りをローストビーフに合わせた時もね


車から出てきたその大きなジャンガリアンハムスターに灯油入りの桃色の水鉄砲をむけてうってライターで着火する

ビビジジッビビジジッ
もえてきた

もえてきた
嗚呼〜〜〜


ナッツをやりわすれた
551名前はいらない:2010/12/01(水) 13:25:37 ID:tnZy4eac
「アンクリスマスアンイヴ」

土人からプレジデントへ神からのプレゼント
アンクリスマスアンイヴ

整形したら汁が止まらん
アンクリスマスアンイヴ

引き出物の中からククレカレー アンクリスマスアンイヴ

射精の間際に鈴木建設会長の笑顔イメージ
アンクリスマスアンイヴ

聖バレンタイン初めてもらったのがバレンタインコンニャク
バレン・・タイン・・コ・コンニャク・・

神もボブゲルドフもねえ
552名前はいらない:2010/12/01(水) 19:11:24 ID:AwIYuSQs
>>548
546へのアンサーソングといったところか
もりもりするのは興奮状態にあるから
そしてそんなちんを見ていいとか言っているのは変態
他人の褌で相撲をとる変態
嫌いじゃない
E-
553名前はいらない:2010/12/01(水) 20:26:30 ID:1662Lq9V
>>547 アンダーバーさま、ありがとうございました。
手厳しい。ぷりぷりだけでは、けつの魔力を表現し切れませんでした。

>>548 アンサーポエムですね。

「もりもりちん」

もりもりなの 
はちきれんそうなのよ
やわらくて 
たのもしくって
もりもりなのよ
でもでも さきっぽは 
こわがりなの
いやっ はずかしい 
いわせないで
みんなで
もりもりしましょう


 
554544:2010/12/01(水) 21:27:10 ID:0ZoRZ3ut
>>545
評価ありがとうございます
なるほど。大切なあなたとは恋愛感情を持った異性となってしまいますか
読み手の既成概念も考えないといけないんですね、頑張ります
でも。「銀杏でもいい」「桜=素敵な花」は悲しいです
なんか一行ごとに読んでる?って感じで
あ、でもでも、確かに桜の栞は聞いたことありませんよね
よく知らないものが出てきたらよく理解なんて出来ませんよね
なんか一生懸命読んでもらったみたいで、ありがとうございました
555しぐれ:2010/12/01(水) 23:12:35 ID:5cdXE2dF

「日暮れ」

枝を捨ててやあやあと
飛ぶカラス滲み
胸には朱に染まる
可視光線の作用

日暮れて

見果てぬ山の世界
人知れず闇に飲まれて

夜に杖の狩り想う
足取り縁石の丸みに沿い
556抜山殿宙 ◆d6hAmvh4.c :2010/12/01(水) 23:49:42 ID:XRpDvqHJ
「冬」

マホガニーの音色で鳴くギターは
腰のないその腰を振り
時に甘く咳込んだ
きっと女なのだろう
すがる柱を失って
たびたび自らの靴の甲を見るような
その眼差しは過去を追うようで
未来を手探りで引っ張っている
私の部屋の蛍光灯が点いて
カーテン越しに私の影が彼女に映る
向かいの部屋の窓にいる彼女は
遠い町に住むように
私に気がつかずにいる
君のギターはありふれたブルース
よく知っている知らない曲
そこからどう展開するのかはわかりきっている
まるで私が
何もしないかのように
そこからどう展開するのかは
わかりきっている
冬が互いの部屋のあいだに立っている
百日紅の樹はひとり庭の真ん中で
夏を悠久の楽園と思い出している
貧弱なその幹の中では掠れた音色が
甘く切なく響いている
百日紅よ
本当に夏には好いことしかなかったか
お前はその涼しげなからだを
繁りすぎた葉もろともに
鋭い刃物でえぐられたのではなかったか
左肩にその傷が残っている
お前自身からちょうど見えないところに
百日紅よ
彼女はきっと
お前のためのセーターを編んでいる
私は彼女をよく知っている
ただ私への気持ちが知れなかっただけで
彼女のことはよく知っている
優しい女だ
情の深い女だ
百日紅よ
お前のための
優しい女だ

557名前はいらない:2010/12/03(金) 16:28:28 ID:/SdLytdc
寒さを感じる季節
とは、言いつつも

僕は

タンクトップが

大好きで

たまらなくて

年中愛用してます。

響きが良いですね。

イントネーション
フェチって言うあれ

あ、

誰も言わないかぁ。



最先端とか

末期とか

伝える熱の度合いで

笑えたり、

楽しめたり、

するから。



大きな声で

伝えよう!



タンクトップ一枚

寒く無いよ!!



心は

いつも

暖かいから

http://dp.tosp.co.jp/index.php?action=blog_view_entry&topFlag=1&ocd=user&oid=4019262

558  ◆UnderDv67M :2010/12/03(金) 17:30:18 ID:3tzXluE5
>>555
「カラス滲み」ってなんぞ なにかの比喩か? 意味分からんが
朱色とか真っ赤すぎて染まるの単純すぎるだろ 怖い怖い怖い
人間の体内なんて血液ばっかりなのだから別にでっていう

「見果てぬ山」「闇の中」からして 中盤の彼は山中に居ると捉えますが
1連目で まだ山に入っていなければ其れなりに山を一望出来るはずですよね

これは俺との「見果てぬ」の解釈の違いですかね?
どっかに旅行に行き電車の中から見る地域の景色は見果ててますよね?

1連目に「真っ赤な可視光線(←笑)がスゴイのぉ〜」とあるので木々に囲まれてはないのかな
状況がかなり不可解に思いますね 「人知れず」の意味も分からないですね

「夜に杖の狩り想う」 意味が分からねんだが
コレさ どの団体を対象に詠むおつもりなのか俺に教えてくれ E

>>556
マホガニー? 出だしから聴き手にググらせるつもりなの? ほぅ! 長いパス

>>557
いや 俺のかわいいパソコンちゃんでそんな訳のわからんアドレスクリックしねーから

「響き」も「イントネフェチ」でもなんでも良いけど全然コッチには分からんが!
お前の心が温かくても俺は笑えたりしないから! この作品が末期だわ E

>>554
なんとでもなる主張を残して満足してるんじゃねーよ意味がねぇんだよ
どこぞのサイトで仲良しグル―プ同士で褒め合いながら悦に入ってろ

>>553 うるせー帰れお前

>>551 病気だろお前 シネッ! E
559  ◆UnderDv67M :2010/12/03(金) 18:36:57 ID:3tzXluE5
>>550 >>551 これドッチにしろ連投やんかww 失格

未評価 (>>542)
>534.>541 >556


そろそろリハビリで詩でも作ってみよう
>>570の書き込みの返詩で作っちゃる
560ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/12/03(金) 19:21:21 ID:ZW+V8ehF
>>558
>「カラス滲み」ってなんぞ なにかの比喩か? 意味分からんが
>朱色とか真っ赤すぎて染まるの単純すぎるだろ 怖い怖い怖い
>人間の体内なんて血液ばっかりなのだから別にでっていう

なにお前、身体に血が流れてるからって体内イメージいつも真っ赤なの?
お腹にウンコがあるからってうんこまみれになっても平気なの?マニアなの?

>「見果てぬ山」「闇の中」からして 中盤の彼は山中に居ると捉えますが
>1連目で まだ山に入っていなければ其れなりに山を一望出来るはずですよね

見果てぬ空って書いてあったらずっと空にいた事になるの?
見果てぬ夢だったら布団でぐうぐう寝ていた事になるの?正月?

>「いじけるうじむし」◆UnderDv67M

なんでうじむしがいじけているとか分かるの?うじなの?

561しぐれ:2010/12/03(金) 19:23:27 ID:ZW+V8ehF
>>558
いやぁ、鋭く的確なご指摘ありがとうございました。
またお願いします。
562ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/12/03(金) 19:34:43 ID:ZW+V8ehF
>>560補足
>コレさ どの団体を対象に詠むおつもりなのか俺に教えてくれ

お前のような馬鹿。
563ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/12/03(金) 20:06:45 ID:tj8dQAgW
>>534
大した中身がないから、むりくり難解(そう)にしてるんだろう。
何が言いたいのかさっぱり不明。言いたいことなど大してなさそうだけどね。
誰かと対峙しながら、恐らく赤ワインでもって鳩の胸肉でも食べてるんだろう。
たぶん。で、それがどうしたんだ。紅い厚みの審判だの断罪って何のことだ。
この詩というか作者は、読まれることを拒んでいるかのように硬い。
もっとシンプルな表現で勝負しなよ。
D−

>>541
評価対象なのかどうか疑わしいが、次にちゃんとした詩を投下してもらいたいので。
なんとも下らない作だが、良い意味での天然(?)みたいなものは感じる。
「貝が10こで ありがとう」とか、あほか。
どことなく可愛らしくもある。
564ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/12/03(金) 20:28:09 ID:tj8dQAgW
>>556
分かるようで分からないようで。ずるい言い回しだな、これは。要は、分からんという意味だけど。
「過去を追うようで」「未来を手探りで引っ張っている」
「よく知っている知らない曲」
このへんの言い回しは、それらしく見えるが、その実何の意味もない言葉の連なり。
ギターを女にみたてたり。百日紅を自分(?)にみたてたり。
そこんとこ、なんだか碌な効果が出てないんだよね。
あとなんか言葉が所々チープだったり古くさかったり。
「悠久の楽園」とか。JTBですか。
こっそりセーター編む女なんてキョービ存在するんですか。
全体的に冗長で意味不明感ぷんぷん。
(マホガニーというのはギターの素材として使われるので、1行目のように
表現したのだろう。)
565名前はいらない:2010/12/03(金) 20:46:54 ID:yVsx7Po5
>>562補足
>1連目に「真っ赤な可視光線(←笑)がスゴイのぉ〜」とあるので木々に囲まれてはないのかな
>状況がかなり不可解に思いますね 「人知れず」の意味も分からないですね

お前、登山したらいつも木にびっちり囲まれてて「エーン、暗いよー」とか言ってるの?大丈夫、怖くないよ。
566抜山殿宙 ◆d6hAmvh4.c :2010/12/03(金) 23:46:43 ID:7thpr1Ej
我が離れし妻はいつだって隠れてセーターを編んでくれた/抜山殿宙

>>556
ありがとう。ただ心が寒かったのです。
我が心の寒さ、簡単にわかられてたまるか。
567名前はいらない:2010/12/04(土) 01:34:59 ID:6HdKuU/s
「小鳥」

君はきれいだね
よし 地鶏串焼きにしよう
ふはははは!
うまい うまいぞぉ!

さすが肉付きのいい小鳥ちゃん!
うめぇうめぇ
骨までぺろぺろしちゃうぅぅん
あっ あーん!

君はきれいだね
可愛いよ
たまんねぇっす
でも俺は空腹なんだぁぁ!!

Oh my honey, my wife
Burning heart get back me
バカ英語口ずさみながら
内蔵を取り出して血を洗う

それがIt's Destiny フォー 小鳥ちゃん
サイラブユー ミートゥー
エンゲージング ゴックリング
ヴェリーウマッシュ! エターナルモグリング ポェェェイ
568名前はいらない:2010/12/04(土) 02:20:33 ID:JHCFU/0h
アン
569名前はいらない:2010/12/04(土) 02:21:17 ID:JHCFU/0h
ダー
570名前はいらない:2010/12/04(土) 02:23:15 ID:JHCFU/0h
571名前はいらない:2010/12/04(土) 03:47:51 ID:5QLIDMT2
「かじられた夜」

蝸牛に這う雨
シーツに被る肢体
澱んだ誓い
ヘ音記号に濡れる

かえらない水
零れたミルクも
残された時間さえ
ありふれた不平等

ただ一つの過ち
針で無数の穴開けた
丁寧に言い訳
杜撰に並ばせる

君にかじられた紫陽花の葉の青
今じゃ
信号の渡れ
雲のない空には
適わないね
572名前はいらない:2010/12/04(土) 22:31:06 ID:r0I/YtWQ
書込みてす。。
573名前はいらない:2010/12/04(土) 23:35:50 ID:Fr0/Wtx8

ジャンプ♪ ヤンマガ♪


さみしい・・・


マガジン♪サンデー♪


ヤンジャン♪


さみしい・・・


お休み♪


お休み♪


週に5日も楽しい♪♪♪♪♪
574アギラ:2010/12/05(日) 00:18:22 ID:2oe25Zor
正しいものが在るわけじゃないけど
信じれるものを見つけることはできる

間違っていないと自分に言い聞かせて
そのつど揺らぐ自信を慰めて生きようとする

オレンジの灯りが家への導と知っているから
迷わないで帰ってこれるのか

取り戻したいのさ
あのときの衝動が腐っていなければ

人は何にでもなれるのだけど
俺は俺にしかなれないということ

失望するほど嘆いてはいないなら
落ちかけた世界を必死に繋ぎとめる

地球が生まれて毎日明日は来たけど
それは明日も明日がくる保障にはならない

安易なハッピーエンドに反吐が出るのは
不幸の味をまだ知っていないから

血の一滴すら燃やし尽くしてみたいが
何が残るのかはまだ分からない

夕暮れを眺めているだけで
世界にまた取り残されていることを確認する

夜に考えるのは生産性のない惰性で
ナニを擦るように自分を慰める

それが終わったら皺の残ったTシャツを着て
自動販売機へ珈琲を買いに行く

平坦な地面だからまだ俺は歩いていけるのだろうか
答えは出ない自問自答は白い吐息となるだけだ
575名前はいらない:2010/12/05(日) 00:41:24 ID:WjWLHMpm
「きれいなもの」

すっかりきれいな直線があるとして
パーフェクトな円や球があるとして
ぼくらはそれを曲がったおめめでみつめます

けっきょくゆがんでしまうんだな

曲がったおめめじゃ きれいなものも
ぐにゃぐにゃさ

いやだねー

ゆがんだおめめはね
ゆがんだ体や心を見て 運が悪ければそれではじめてきれいだって言っちゃう
思っちゃう

そう見えちゃうのだから
人間は人間同士ということ

いやだねー

でも そうなのかなー
きれいなものって
576名前はいらない:2010/12/05(日) 01:55:44 ID:cCSB1Iv7
「ガラス箱」
冬の冷たい雨の中
何の特徴もない車が
何の特徴もない道路を
静かに走っていく。

通り過ぎていく赤い傘
その中に小さな子供が
アスファルトのくぼみの
水溜りに触ろうとしていた。

窓についた水滴の粒は
張り付いたわずかな喜び。
幸せを忘れた日々を
いつからか過ごしていたよ。

子供のころの感触は
いつの間にか薄れていき
ガラス箱は曇り空の中。
自分でもわからない場所に
そっとそっとしまってある。

冷たさ、暖かさ、全てが
いつの間にか薄れていき
張り裂けそうな形をして
自分でもわからない場所に
ずっとずっと隠れている。

577名前はいらない:2010/12/05(日) 02:52:01 ID:r/BviGHs
「キミ」

●何を言いたいのキミ

何も言ってないよキミ

何を言いたいのキミ

何も言いたくないよキミ

何を言いたいのキミ

何も言うなよキミ

何を言いたいのキミ

何も言うなとキミ

何を言いたいのキミ

何も言うまいよキミ

何を言いたいのキミ

じゃあ言うけど

どうぞ

やっぱやめた

何を言いたいのキミ??

●に戻る
578名前はいらない:2010/12/05(日) 06:34:10 ID:hABxmsfj
「探し物語」

なくした
あってもなくてもどうでもいい物だった
探した
他にすることもなかった

見つからなくてもいい、という安心感が私を積極的にさせた
大した物じゃない、という不満が私を堕落させた

探した
まがい物の充実感に溺れた
見つからなかった
見つけなかった

見つけてしまえば、もう何もない
579   ◆UnderDv67M :2010/12/05(日) 17:11:58 ID:OLlYQwYD
>>560
一々色に染まってんじゃないよどんだけお前は値段が安い人間なんだよ

空は関係ないだろ表現の工夫でもっと良くなるだろうが

うじ虫くんがうじうじしていたんだから仕方ないだろ 
アレはアレで可愛いだろ!! 結構あーゆぅので俺褒められてんだぞ!!

>>561
多重人格コテやめろよ わかんねーから!!

>>562
そういう事を書くんじゃねーよ読んじゃっただろうがYO

>>565
いやー山はマジ怖いっすよ 自然を舐めちゃいかんとです

>>566
独りよがるな

>>570
企画潰して誰得やねん まぁやるけどさ 俺は逃げんぞ!!

「559をテーマに無理やり詩を作る」

3つの数字が並んでいる

先頭の5は隣に仲間がいるから安心している
真ん中の5は外に弾き出される事はない
後の9は1番最後の立場に甘んじている

9が一番大きな数字なのに一番最後なのは
きっと5の仲間同士が合体されてしまうと
数で1つだけ負けてしまうから強く出られないのかも

逆に仲間のいる5は一緒になって合体してみたら
もしかしたら1と0に分かれてしまうかもしれないので
9との順番が入れ替わってしまうかもしれない

この3つ並んでいる数字は 
コレはコレでそれなりに上手くやっていけてるのかも ね


お題を決めてもらって詩を作るってのはね
過去に俺のスレで結構やっていたけどね
結構やってみると面白いもんなんよ お前らもやれ
580ゆらぎ:2010/12/05(日) 17:42:04 ID:d3Rvh1b/
>>567
ご自分の世界観だけに閉じこもっておられますね
「狂」の演出(それも程度の低く文章とありきたりな発想)
で周りに対して表現しても、それらは結局、互いに
何の価値も生み出せず、ひどい有様の典型の詩

評価はD-。素人です


>>573
平日の週刊誌が読める日と
休日の楽しみが同列ってひどいですね。
人間の浅さががうかがえます。
全体的な、リズムと雰囲気は好きですが、
タイトルをつけて引き締めを図ってください。

評価はD。素人です。


>>574
ブログの日記ですか?
ポエム風味に書いているだけです
私があなた自身に興味がないように
この詩にも同様に興味ないですね。

あなたに興味のない私のような
通りすがりの人が見ても
きっちりとした印象を
強く残せる様しないと
自己満足と言われるのが落ちです。

評価はD。素人です。
581ゆらぎ:2010/12/05(日) 17:59:23 ID:d3Rvh1b/
>>575
自信のない投げかけ
言ってることが間違ってても
それはその人の受け取り方だから
べつにどうでもいい。と捉えられる
へなへなしただらしのない詩ですね
特に後半に顕著。
文調を攻めているわけではありません
類推される態度が気に入らないのです。

評価はD。素人です。


>>576
1、2連の情景描写は素人に
わずかばかり逞しい毛が生えた
レベルの表現で、まあよしとしましょう
3〜5連については素人標準レベル
それが1,2連の機体させる流れを
殺してつまらないものにしまっている。
情景描写にもっと心情を委ねるように
して、はっとさせられるように心がけましょう。

評価はD。素人です。


>>577
とても読みにくい。
本文で伝わるであろう内容に
タイトルは「キミ」であっていますか?

評価はD。素人です。


>>578
結局、私のことでしかないことに
猛々しいオナニーを感じます。
寓話にすればいいのに。

評価はD。素人です。


>>579
お遊びですね。
発想はがんばってますが
おとなしすぎる。
「合体」という単語については
言ってみたいだけって印象。
テーマが難しいという言い訳は通用しません。

評価はD。素人です。
582   ◆UnderDv67M :2010/12/05(日) 18:08:21 ID:OLlYQwYD
>>574は色々と勿体無いな いくら良い事を書いてても 抽象的な表現が多すぎて他人から見て感情移入しにくいだろコレは
なにが間違っていないのか分かりにくいし「あのとき」と「何にでも」も制限が無さ過ぎて俺には理解できん
オレンジの標うんぬんいい感じだったのに地球の歴史だの突飛すぎるのも良くない 雰囲気ブチ怖し

「オレンジの街灯があるから家まで迷わないよ!」ってみたいな事だったのに
「夕暮れを眺めるってまだ明るいやん!」ってな違和感を感じた

折角外の世界の暗さ(知らん)を表現しているんだからただ「自動販売機」って書かずに主張するのも技術だと思いますよ

>>573
サンデーなんて切り捨てろ あんなの100円の価値も無いだろ スピリッツ買え! チャンピオンは立ち読みでいい

>>581
言い訳なんかしてねーだろが!! したか!! 合体って可愛くていいやんw 評価おつ新コテの人
583 ◆1ZHF2dJ85g :2010/12/05(日) 21:08:49 ID:lNiomHjs
 「抑圧された深い悲しみ」

人生そのものが 憂いでいっぱいの

青紫色の悲しみに染まって

いつ何時も涙が出るのを必死にこらえてた。


酸っぱいような 思春期の切なさ

目に映る世界が 悲しみの色彩を帯びて

残酷に踊るクラスメイトたち


授業中

女の先生方はどうして泣いているの‥?

話している内容自体は悲しい話でもない

普通の授業内容なのに

きっと僕の悲しみを察してくれているに違いない


思いっきり号泣しておけばよかった

機会をつくってワァンワンと一人泣きすればよかった、のに‥


あれから10年経った。

自己憐憫を通り越して 僕の心は放心状態


僕の心のどこかに鬱積されている悲しみよ!

今、再び、この壊れたココロに蘇ってください!!

どうか、蘇ってください‥。
584名前はいらない:2010/12/05(日) 21:12:14 ID:pOAwLIva
「赤いしたい」

なんか全てが夢のなかでまっかにそまり
真紅のゆきだるまがそこに降る情景

4.11の塊が森のなかに降り注ぎ
戦車が平和なこの世を天国に帰る

少女はゆらめきながら天を空
怪物が瞳に降り注ぐ・・・

少女は亡骸を抱えて空へ叫ぶ
「わたしもそこに行きたい」

あれ わたしはいまこの森の入り口に止まってる?
森が紅く茂る頃 わたしはわたしが呼んだもう一つの森の奥に入った

妖精さん「あなたはこの森を創った神の生まれ変わり」

ねぇ神はなんでわたしを創ったの?

神はこの世界にはびこる全ての苦痛から眼を背けたかったのじゃ
そう宇宙から欠片が降り注いだ時に私は生まれた

今賢者の石を呼ぶ時 全ての石が一つに集るだろう
希望 勇気 愛情 温もり 絆 正義 感情 7つの光が一つになる

コンピュータでも秤しれないそれは秤がいずれは奇跡を起こし空に届く
悲しみ 苦しみ 苦痛 歪み 性欲 落胆 妬み 全て−を打ち破って


その神の思念はこの犬の頭脳に刻まれた 
ねぇ妖精さん「わたしたちに生きる意味あるの?」
「プラスがあるからマイナスは存在する星とはそうあるために存在するのです」
この赤い結晶はいずれ空へ帰る
雪は必ず空へ帰る     ―夢と一緒です

紅い夢は歪な雪だるまの中に閉じ込められる
夢は永遠に紅く染まったまま この殻を打ち破ることなどできない
ストーリーは死に帰結する 永遠の苦しみは目覚めを迎えることはできない






585名前はいらない:2010/12/05(日) 21:14:20 ID:pOAwLIva
サンデーなんて切り捨てろ
586名前はいらない:2010/12/05(日) 21:24:19 ID:ZVo4KjN6
「夜のグレー」

夜のグレーの、幕を引く。
夢から覚めた住人の、行き着く先は次の夢。
587ダーザイン ◆maltese.Zk :2010/12/05(日) 21:44:31 ID:RHAn02UY
>>579
出たよ出たよワンダバダー得意の必殺!論法柳葉返しが!!

>一々色に染まってんじゃないよどんだけお前は値段が安い人間なんだよ

日本語が読める人なら>>555で染まっているのは「人物」じゃないと分かるはずなんだが
まあ、ろくすっぽ読まずに、目についた単語に適当な否定を組み合わせた柳葉返しだからな
仕方ないね

>空は関係ないだろ表現の工夫でもっと良くなるだろうが

??(もう少しかんがえよう)

>いやー山はマジ怖いっすよ 自然を舐めちゃいかんとです

(前言撤回、かんがえるのはムリなようです)

>独りよがるな

このツッコミは悪くないな。なかなかキレがいい


588ダーザイン ◆maltese.Zk :2010/12/05(日) 22:11:28 ID:RHAn02UY

そして今、私の目の前にあるパソコンに繋がれた
ヤマダ電機で買ったフロンティアのディスプレイに
一編の詩が映し出されている

その詩のタイトルは

>>579「559をテーマに無理やり詩を作る」

三つの数字が並んでいるらしい
その数字は「559」

どうやら「9」の数字は不本意な居場所に甘んじているらしい
読めば、先頭の数字には弾き出されるリスクがあるらしいので
「9」の希望するポジションは真ん中、「595」と言ったところか?
まあ、アホが考えそうな事である

>9が一番大きな数字なのに一番最後なのは
>きっと5の仲間同士が合体されてしまうと
>数で1つだけ負けてしまうから強く出られないのかも

なるほど、ここで「9」が真ん中に移動しない理由が明かされる
しかしこの理屈で行くと、もしも数字が「449」だったとしたら
大喧嘩が始まって違う数字になってしまうかもしれないと言う事か!!
まったく恐ろしい世の中になったものだ

それと、
>きっと5の仲間同士が合体されてしまうと

これは致命的、「てにおは」間違い
正しくは
「きっと5の仲間同士に合体されてしまうと」
もしくは
「きっと5の仲間同士が合体してしまうと」
が、正しい

揚げ足を取る様ではあるが、お前だけにはとても厳しくしたい!

ただし、「>>570の書き込みの返詩〜!?ザケンなボケ!自問自答でもしとれ!」
と言う、>>559の意図を見事にスルーしてみせた態度には好感が持てる

見事な柳葉返し! E−
589名前はいらない:2010/12/06(月) 01:11:08 ID:13/+ELIN
おおう、神よ
590名前はいらない:2010/12/06(月) 12:09:09 ID:XbqdrWE9
「死にたくなるまで生きたい」

世を恨むぐらい沢山のことを知りたい
愛を嫌がるまで抱き合いたい
心が壊れるまで喜びたい
空に裏切られるまで飛び続けたい

樹が身体を呑み込むまで育てたい
目が潰れるまで映画を観たい
耳が聞こえなくなるまで音楽が聞きたい
不気味になるまで美しくなりたい

素晴らしさの裏側の最低の最悪を見つけるまで君を知りたい
若者の遺言状に書き記された人生の絶望の裏側には希望があるんだろ
神様が意地の悪いやつだとしても
その時に初めて世界を信じることができる つまり
俺はやっとその時に世界をひとくくりにできる
どんなに悪いことがあったとしても
全包括のあとに線対称の良さを確信できるのだってこと

誰かにとってあたりまえの概念を
俺はやっと気がついてしまったのだ
すべての解釈は背理によって
安らぎに完結できる
591NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/12/06(月) 13:04:30 ID:i1b481Ig
>>583
クラスメイトが死んで、他の生徒や教師が悲しんでるなか
悲しむのを堪えた末のヒトコト、って感じかな。
青臭い描写で、青春というより厨二に程近い。
>残酷に踊るクラスメイトたち
これが特にわからない。表現にマッチしてない感じ。
雰囲気にはマッチしてるけど。
言葉のわかりやすさ、という面は引き出せているが、
真摯な、心に訴えかけるという作用は微塵もない。
C-

>>584
>戦車が平和なこの世を天国に帰る
……はい?
>少女はゆらめきながら天を空
ああ、文法を弄った詩ってことですか。
>コンピュータでも秤しれないそれは秤がいずれは奇跡を起こし空に届く
はい、もうお腹いっぱいです。
言葉と真剣に向き合ってる感触がありません。
言葉を選別して用いているという印象もなく、
神秘的にさえ見えればいいというようです。
詩に内包された感情に触れる前に、飽き飽きします。
D

>>590
タイトルだけで充分です。
物事に対して「徹底して臨界点に達すれば、意味が逆に変わる」
というような理論を引っさげているようなのですが、
一行めから「沢山のことを知れば世を恨む」という視点に疑問を感じます。
この句から考えるに、タイトルすら
「生きることを徹底すれば死にたくなる」という歪んだ思考があります。
これは2節にあるように、すべてただの願望です。
実行するつもりのないものでしょう。
人は映画に血肉をそそぐか音楽に血肉をそそぐか、二兎を追うことはできません。
つまり姿勢を歌っているだけのものです。
これを机上の空論といわずして、なにを空論といえましょう。
D-
592アギラ:2010/12/06(月) 13:04:32 ID:g/1smN5T

【初雪が溶ける頃】

部活に疲れて帰路につく
放課後の坂道は、道路の垣根に秋の落し物が残っている
風に吹かれて路傍の石と並ぶ落ち葉は、四季の移ろいの様に明確な去り際を見失っていた
何時まで残っているのか、何時消えていくのかも分からないけど
景色の一部として、次第に記憶が色褪せていくように去っていくのだろうか
家路に就いて晩御飯を食べるときには、センチな気分はもう消えた

朝起きたら、一面雪景色だった
おお、と浮かれる気持ちもそのままに外に出て、雪の感触を確かめる
しゃくっと、雪と一緒に別の感触を感じた
足を退けて見ると、潰れた雪の下に落し物が残っていた
ああ、そうか
見えなくなって、それでもあって、いつの間にか消えていくんだな

春が来る頃には、きっともう忘れている
来年の秋に、また会うまでは
593名前はいらない:2010/12/06(月) 14:41:50 ID:uNfii3vG
>>591
ずれた見方しか出来ないんなら無理して評価せんで他人の評価見たら?
594雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/06(月) 15:56:30 ID:/Zt9l2C6
「水鳥と少女」

明るく 光がにじむ 川のほとりに 一人の 少女が立つ
清冽な水 流れを手にすくい 宙に放つ
水の玉は 飛び散り 川辺を濡らす
僕は遠くから 見守る
好ましく思いつつ 手を組む

(あんな時もあった 何故僕は億劫さを身に持って)
涙が 慣れた感覚で 新しい感情を 発露する

水鳥が列を作る 寒空の下を滑っている

鳥は泳ぎ去り 少女も駆け去る
595雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/06(月) 16:44:05 ID:/Zt9l2C6
感想

>>583:「抑圧された深い悲しみ」
NONPHILIAさんとは違うが、クラスメイトの死、まで感じることは出来なかった。
むしろ、厨二全開で、自分の気持ちと周りのクラスメイトという景色、というような、描写であるように
映った。おかしいと思ったのが、10年経っても変わらない「抑圧された」悲しさ。
ココロが壊れているそうだが、悲しみに対する思い入れというか、自己分析的な物が、ちょっと
あるといいのにな、なんて思いました。でも、最後の五行は、言いたいことがしっかりまとまっていて、
一つの心として受け取れる、好ましさがある。

>>584:「赤いしたい」
「なんか」そまる、と言う出だしだが、最後に出てくることを考えれば、ここはもっと力を込めて、
赤色に十分染めて欲しかった。4.11、は新学期のことかと、個人的に想像した。5連が、すごく
良い感じに思った。あっちの世界に行ってしまうわたし。最後の連が、直前の連と全く対立しているので、
アンビバレンツな感覚に陥る。どちらか、あるいは両方に、描写不足だと感じた。

>>590:「死にたくなるまで生きたい」
単純明快な一貫した論理を次第に分かるように、積み重ねていくといった書き方。限界を超えれば
すべて嫌になるけど、それまでに体験した記憶は、よい物として感情と共に保存される、というような
ことが書いてあるような気がする。何でもやれるだけやる、食わず嫌いはやめる、という筆者の
意志が、強く伝わってきて良いと思う。
596雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/06(月) 17:02:41 ID:/Zt9l2C6
未評価(>>559

>571 >586 >592 >594
597名前はいらない:2010/12/06(月) 19:09:02 ID:5A4jxcHO
598 ◆1ZHF2dJ85g :2010/12/06(月) 20:13:08 ID:MmPSW1PJ
>>591
>>595
評価&感想とんくすっす。

詩の中で表現した「深い悲しみ」の原因は、
クラスメイトの死ではなくって、自分がいじめを被ったことです。

>>591
青臭い描写っすかw

確かに自分でも、まだ自分の創作物(詩)は垢にまみれていて、
洗練されてないっていう自覚があります。

「残酷に踊るクラスメイトたち」っていうのは、
自分がイジメられている光景を描写したつもりでした‥。

>>595
おお、1年前くらいに会ったことのある人だ‥!お久っす。

悲しみに対する思い入れっすか‥。
確かに言われてみるとあったほうが良いかも‥。
599思い浮かんだことを口ずさみたい人:2010/12/06(月) 20:49:57 ID:JYpduPUA
[夜の高速道路]

夜の高速道路は不思議な感じがする。

走ってみるとわかるが、

街灯の光が浮いているように見えて、

道路は黒く、白線だけが鈍く光っているように見える。

その上をまるで車が滑っているように走るのだ。

そう、どこか不思議な空間にいるように思うのである。

道路公団の車両の、黄色く瞬くランプが遠くにまぶしい。




PS:お初です。どうぞよろしく^^
600名前はいらない:2010/12/06(月) 20:51:08 ID:BIjDcL7n

「良々」

悲喜の源泉
連綿と宵々

背中を曲げ
少しばかり

湿唇の呼気
リズム酔々

んと肯いて
自嘲気味に

スレの消失
それもまた
601雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/06(月) 20:53:57 ID:/Zt9l2C6
>>598
お久、お久!!
1年前も毎日ここをのぞいていたな。
気が向いたらまた投稿したらいいんじゃん。
602思い浮かんだことを口ずさみたい人:2010/12/06(月) 21:08:50 ID:JYpduPUA
「おにぎり」

たった一つのおにぎりでさえ、最高の栄養と価値がある。

たった一つのおにぎりでさえ、なければ人間が生きてゆけない。

たった一つのおにぎりでさえ、たくさんの人がかかわっている。

たった一つのおにぎりでさえ、これしかないなら食べるしかない。

たった一つのおにぎりでさえ、無駄にしてはいけない。

だから、たった一つのおにぎりでも、感謝していただくこと。
   ,.-、
  (■,,)
603雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/06(月) 21:18:44 ID:/Zt9l2C6
思い浮かんだことを口ずさみたい人さんへ

テンプレ
>>6
・連投は禁止されています、一作品の評価が終わるまで投稿は控えましょう。

>>599 E
>>602 E
604雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/06(月) 21:28:53 ID:/Zt9l2C6
感想

>>599
街灯と、白線が光っているんだから、白線「だけが」のところに違和感を感じる。
その上を、とは、どの上か、イメージしづらい。
道路公団の車両の黄色いランプが「遠くに」あるのは、幻想的で良いと思う。

推敲して、イメージと表現が一致するようにしていけば、すっと入ってきて、何度も読み返したくなるような、
文章になって、私の場合、自己満足で何度も口ずさんでしまうという不気味なこともおこるよ。

>>602
たった一つのおにぎりでさえ、と繰り返したところに、特別の効果が見られないと思った。
最後の行が、おもわず手を合わせたくなるくらい、気持ちいい。
605   ◆UnderDv67M :2010/12/06(月) 22:10:14 ID:5pjW9n1Y
>>585
なに気に入ってんだよw

>>587
俺とお前とでは立っている土俵が違うだろう

>>588
無駄に長いな リアルでは発表前に数人(俺を含めて)で添削してから朗読しているし必要無いかな

>>593
政治家は理想ばかりを並べ立てていれば支持は集まるし一定の成功は収めるものだ
一般の人でも安全な立ち位置から注文を付ける行為は気分が良いものであり世の中に跋扈している
だが新たな価値を生み出す必要のある詩人には必要のない思想だ 例えアマチュアでも だ


めんどいだろうけど誰か未評価まとめといて下さい
606待ってました! ◆maltese.Zk :2010/12/06(月) 22:35:43 ID:EKnlKGCN
>>605

>俺とお前とでは立っている土俵が違うだろう

なるほど、でも僕も入りたいな!バカ専用の土俵

>無駄に長いな リアルでは発表前に数人(俺を含めて)で添削してから朗読しているし必要無いかな

なるほど、ここへの発表は本番では無いって事か。バカの立てた糞スレだからな!

(^o^)rn.
607   ◆UnderDv67M :2010/12/06(月) 22:57:50 ID:5pjW9n1Y
>>606
得られる達成感のレベルからして大きすぎる差異がある

この俺に多少なりとも影響を与えてくれる人物と出会いたいとは思っているがお前の存在では無理だ
608昼の時間の朝御飯 ◆jyzt2EAQl2 :2010/12/06(月) 23:14:30 ID:EKnlKGCN

お前の>>605のレスは喫茶店のウエイトレスのおねえさんに
「俺は隣の会社の課長だぞ!」と威張っているようなモンなんだけどなw
部下でも何でも無い相手にww

しかもネットで素性も知らない相手にそれをやるのだから
余計に始末が悪いwww

> この俺に多少なりとも影響を与えてくれる人物と出会いたいとは思っているがお前の存在では無理だ

へえ…、いつの間にかそんなモンの候補には挙げられていた訳か、
そして落選したと…。
エーン(;o;)rz

609名前はいらない:2010/12/06(月) 23:25:46 ID:5A4jxcHO
冬景色

いまのうちに洗濯物干そうか 黒いサンダル履いて
細かい砂利がもぐりこむ 素足に触れる冷えた石
くすんだ冬の陽光が ちぎれ雲から降りている
私のいる細い砂利道に 遠くつながる畑の土は
真っ白い湯気をたてる ぼやけた煙が眠った山によく映える
地面と雲にはさまれて トンビはただ流れている
まるで世界が水槽の ちいさな箱に閉じ込められてしまったような
枯れた景色が相応の 季節の中で明るく光る
遠くを走る車の音も 鼻孔を抜ける尖った空気も
そのまま部屋に飾っておこうか だれでも覗いて見られるように
ふと手に持った洗濯物の つめたく湿った感触が
やはりこの時この場所が 私にとっての冬だという
ならば私も冬なのだ 切りとって飾らなくとも
この瞬間が冬景色
610課長ボルカ ◆maltese.Zk :2010/12/06(月) 23:40:56 ID:EKnlKGCN
未評価(>>596

>571 >586 >592 >594 >600
>609

>>605
>めんどいだろうけど誰か未評価まとめといて下さい

いかにレスを読んでいないか分かるな。
君が書き込んだときはひとつの詩が増えていただけだ。
611   ◆UnderDv67M :2010/12/06(月) 23:44:28 ID:5pjW9n1Y
>>610
いーーくつコテ持ってんだよポエ板の暇人がッッ 喧しいわ言われずとも自発的に行動しろ
612名前はいらない:2010/12/07(火) 00:07:29 ID:qrl315AJ
>>611

ど、どうしたの?
なんかいきなり何かに怒ってるけど
全然意味も脈絡もない怒鳴りっぷりは 何?
613 ◆WonderxUH6 :2010/12/07(火) 00:17:15 ID:gdcHxODo
いや、この>>611はわるくないぞ
キリッとキメたはずの>>610がとてもキュートに見える
614ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/12/07(火) 00:17:45 ID:Qwv6rWCP
いつもの微笑ましい夫婦漫才の一種です。
615アギラ:2010/12/07(火) 00:29:15 ID:i0zRcjmS
そうやってすぐ上手い具合に纏めようとする
616名前はいらない:2010/12/07(火) 13:17:21 ID:sxoFWBvg
他板にいて感じたことを詩にした、評価をして


「虹色の雨を降らせるみたいに」

まるで、インクを空にぶちまけて
虹色の雨を降らせるみたいなことが
ここでは起こっている

きみはそんなことは起こり得ないと考える
でも、それは起こりうるのだ

きみはまるで奇跡じゃないかと感じる
そう、それは奇跡なのだ
617名前はいらない:2010/12/07(火) 16:46:04 ID:+D9JGApp
無題

彼女は空洞を問いながら
部屋の真ん中に立つ
動脈が骨を覆えば
絵画が生まれる。
身体と居場所で溢れた部屋を
彼女は急いで通る
コケに塗れた皿を擦り
隅は埃塗れのまま
割れた窓の部屋で風呂に浸り、
彼女は白のタイルを数える

駅を急いで抜けると
老人は見上げて咳をする
電車の中で彼らを描く。
隣には異国の言葉を零す女
髪と騒音の話をしている。
疲れた膝でバランスを取る
赤ん坊の柔らかい頭皮の話
草の匂いが古い服に編みこまれ
カビ臭いセーターの心地良さの話
白い皿とバスの空いた席
人の顔が刻み込まれた席の話をする
その線は世界をなぞる。
彼女が濡れて崩れた新聞で
編み上げた世界を、優しく
618名前はいらない:2010/12/07(火) 17:57:47 ID:5yiwMaf8
  __ ,_n_、__
 [iiii]⌒l_l⌒[iiii]
      | |
      | |
      | |
      | |
      | |
      | |
      | |
      | |
___| |___
「街灯」

夜、一本の街灯の下に立ってみる。

もちろん自分の周りは明るい。

だが、自分の周り以外は暗い。

街灯から少し離れてみる。

街灯の下は当然明るい。

だが、街灯があるところ以外は暗い。

自分がいる周りも暗い。

路地の向こうの大通り、真夜中の中、一台のタクシーが通っていった。
619   ◆UnderDv67M :2010/12/07(火) 18:14:20 ID:8OeVy0Qx
夜、一本の街灯の下に立ってみる。

もちろん自分の周りは明るい。

  __ ,_n_、__
 [iiii]⌒l_l⌒[iiii]
      | |
      | |
      | |
      | |
      | |
      | |     ヘ⌒ヽフ
      | |    (・ω・ )
      | |    O┬O ) キコキコ
      | |   ◎┴し'-◎ ≡3


  __ ,_n_、__
 [iiii]⌒l_l⌒[iiii]
      | |
      | ヘ⌒ヽフ 
      |( ・ω・) みーん
      |⊂   }  みーん
      |⊂,____,ノe
      | |
      | |
      | |   ┬
      | | ◎┴‐-◎


>>612-615
雑談しとらんで偶には評価くらいしろ!
620アギラ:2010/12/07(火) 19:27:33 ID:i0zRcjmS
うるせーよマホカンタ唱えるぞ
621ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/12/08(水) 03:00:12 ID:BVyA6f9c
「あおむし大脱走」

どしゃん ごわしゃん どどん
むそもそ もそむそ

あおむし 逃げた
もそむそ 逃げた
がれーじから 逃げた

がれーじの しゃったーを
むしりとった あおむしが
ちきゅうの はっぱを
ぜんぶ たべちゃう
じえいたいの しゅつどうだ

せんしゃのほうげきのじゅんびができたとき
ひとりのめがねてんぱーがとびだした
「まって!このこはとてもいいこです」
あおむしの かいぬしの
めがねてんぱーは
いろんなひとに なおしてもらった
じさくの詩をかいたのーとを
りゅっくから、とりだして、ろうどくを、はじめた

「かめーむしの しゅるいー むげんだいー
ゴー ゴー かめむし ふまれたしゅんかんくさい液」

あおむしは かいぬしのこえにとてもよろこんで
もそもそと めがねてんぱーにちかづいて
むしゃむしゃ むしゃむしゃ

あおむしがてんぱーのかみのけをたべてしまったので
そこにはめがねがいた

でもじえいたいが りゅっく りゅっく と
よんでいたのが ぼくはきにいらなかったので

あしたの朝刊の見出しは
「カメムシ少年 大手柄」にすることに決めました

これは青虫にも了解を取ってありますので

では、明日の朝刊で


622名前はいらない:2010/12/08(水) 17:40:04 ID:ffm6D99N
「しょうが焼き定食」

しょうがないじゃない
ほかに選択肢が無かったんだから
623 ◆1ZHF2dJ85g :2010/12/08(水) 19:13:55 ID:kTqtxUw/
>>601
どもっす。

自分は、『恋の詩』のしっぽさんがいたスレの男です。

人違いじゃなく覚えてくれてると嬉しいです。
624まるく:2010/12/08(水) 22:11:59 ID:tAttdhnT
「たとえば明日に果たすべき義務をおざなりにするならば」

宣誓した言葉を違えることはしたくなかった
だかた私は与えられた義務を、最大限に人間の欲求と合致させたかった

さて、彼はここで大きな間違いを犯す
誓いはあくまで儀式であり、誰も大上段の規律と義務を果たす気持ちなどない。
よって、義務に誠実な彼は底抜けの阿呆であり、義務を果たせと命じる集団から疎外されるべき対象である

彼は間違いを犯した

正義を果たすに、それは正当な手段で行うべきではなかった
果たすべき弱者に、満たされるだけのパンと希望はあまりに少なく、そして遅すぎた

彼はそれを後悔した

他者は彼を批判する
組織としてかぶるべき義務を果たさなかったからである

そこから始まる彼への攻撃は、彼が正義を果たさないように説得するところからだった

彼はそれを拒絶し、組織から追放された

彼の正義は、ただ弱者への温情と福祉の擁護者であることであった
彼以外は、弱者への福音を取り上げることに血道をあげる

馬鹿。死ねばいいのに。むかつくあいつ。罵倒が彼を迎える言葉となった

彼は壊れることを選んだ

自らの生と生活を引き換えに、自らの正義を、規律と法に定められた義務を果たすべく。
誰も彼を称賛しない。

恩恵を受けるべく弱者も、与えられることに慣れるのだ

しかし彼の行為は責められてしかるべきか

答えはイエスである

自らの幸福のための弱者の擁護ほどたちの悪いことはないのだ
彼は気づかないままなのだ。

正義が誰かの都合のために使われる空しい旗印であることに

彼は間違ったのだ
救いはないのだ

ただ、誰かのためと信じ、そして躯をさらせばいい。

ほんの些細な幸福を誰かに与えたとしよう
それを望み動く者には、地獄の手引きが待ち受けることを覚悟し
その後に自らの義務を果たしたまえ

たとえ戦野の躯となろうとも
625名前はいらない:2010/12/08(水) 22:28:22 ID:1fkI11bF
>624

俺だけかもしれないけど
しつこく感じる
物語風になってる場合
最初に惹きつけるものが
最初にあるとかなり
とっつきやすくなるし、
途中で書いた人の表現したい事を
読み取るのが愉しくなるとおもう

D

すいません生意気で
626名前はいらない:2010/12/08(水) 22:55:23 ID:yDtqwSNl
彼、彼クドイよねー、お前はアイツの彼氏かって感じ。チョーむかつく

馬鹿。むかつくとか小学生の虐めかなんか?チョー笑えるんですけど
どっかのクールな娯楽小説を抜き出したような薄っぺらさを感じる
漫画ばっかり読んだ人間が書く漫画のよう
627名前はいらない:2010/12/08(水) 22:58:31 ID:yDtqwSNl
【キリスト教】

世の中の人間は、2種類に大別される
何かを作り出せる人間と、それを消費する人間である

彼はイエスである。キリストなだけに
628名前はいらない:2010/12/09(木) 00:07:26 ID:6bKER+Xm
南からの無理風、髪の毛の畝
横断歩道のシマシマに上半身を押し出し
だがしかし信号は赤だ

竹やぶは乱心、ひゅろろ鳴く壁
前を歩く人の背中が
妙にシルエットを強め、
ぼくはいつもより上手く歌が歌える

ぬるいポカリスエット

南からの呼び風、「もう止めた」んだ
足元への視線を奪い、湿り気を残す
アスファルトとソールの間に滑り込んで
家路の坂道を、滑らす、摩擦なく

南からの蒔き風、たちまちに吹き
木々のつぼみを、アルミサッシを、
金曜の夜の夢を、トントンとノックする

息吹、南からの息吹
白を吹きさらう、息吹
629昼の時間の朝御飯 ◆jyzt2EAQl2 :2010/12/09(木) 00:44:22 ID:inMq8Y74
>>624
>誓いはあくまで儀式であり、誰も大上段の規律と義務を果たす気持ちなどない。

ここからもう主観すぎ。そうなのかもしれんがソレを納得させる為の材料が皆無。
よって主観への補足は底抜けの蛇足であり、話を聞けと命じられた集団はチンプンカンプンに怒られる事となる。

>自らの幸福のための弱者の擁護ほどたちの悪いことはないのだ

導き出された結論も、もっともらしい事の様に聞こえるが、
これは語り手自身が「与えられることに慣れてしまう弱者」である事、
または「与えてやっていると思い込んでいる詐欺師」である事を告白しているに過ぎない。
なぜなら擁護者に幸福を与えることを善しとしないのだから。
人を救うものこそ相手に何かを求めていると言うのに。

「偽善」について語りたいのなら、差し伸べた手を離す事なり、
助ける振りをして食い物にする事なり、
違った物語を挟む事無しには、福音として不完全と言わざるをえない。

>ほんの些細な幸福を誰かに与えたとしよう
>それを望み動く者には、地獄の手引きが待ち受けることを覚悟し
>その後に自らの義務を果たしたまえ

何か悟りの根源が
「一生懸命に色々やってあげてるのに、みんなどうして賞賛しないの?ばかなの?」
と思った昔のエピソードから来ているようで、あまり強そうではないな。
630昼の時間の朝御飯 ◆jyzt2EAQl2 :2010/12/09(木) 01:24:41 ID:inMq8Y74
>>622
非常に惜しいと思う
しょうがないの「ない」を生かして欲しかった
しょうが焼きなのにしょうがを使用していないとか
するとちょっと怒ったような語りになるな
でもまあ、あんまり捏ね繰り回すとイヤラシさが出てしまうかもなあ…
試しに、しょうが焼き定食を選んだ理由として
「ほかに選択肢が無い」と言われたのを想像して見ると…
これは可愛い…スブタを食っていても同じ事を言いそうな気がする
そのときは品書きにずらりと並ぶ文字を眺めながら
コーンと恋に落ちる音がするメルト(性別問わず)
何故だか三つの言葉で返さなきゃならない様な気にさせる一言一言
とてもキュートです D

いやしかしその店には本当にしょうが焼き定食しか(ry

631名前はいらない:2010/12/09(木) 02:08:16 ID:wioAw0iC
>>617 お願いします!
632名前はいらない:2010/12/09(木) 02:15:34 ID:6dhPUcbX
「青への回帰」

高速道路を右から左へと、
流れていく車の群れ。
飛び交っていたウミネコ達は、
急に空へと吸い込まれ、
さっきまで車が流れていた
ラインを境に青と、また別の青に
真っ二つに分けられていた。

この川の流れはきっと、
山の頂上の岩がひしめく
ほんの小さな隙間から、
いくつもの旅を経て育ち、
やがて海へたどり着くのだろう。
それは例えば時間だったり、
生命にも似ているのだろうか?

付けっ放しのTVの中で、
コメディアンがゲストを笑う。
“あなたは天然ですね”と
じゃあ俺たちは養殖なのか?
人はみんな天然じゃないのか?
単なる水槽から生まれてきた
消費される魚と同じなのか?

母親の、そのまた母親の、
さらにずっとずっと前の
まだ人間じゃなかった頃より、
もっとずっとずっと前の、
無生物が生物へと変化した
ちょうどその瞬間には、一体何が
どんな世界が広がっていたのだろうか?


633NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/12/09(木) 03:02:51 ID:t1CTJAl7
>>616
詩に限らず伝達とは、相手に伝えることを主体とします。
そのなかでも詩は、言葉少なに伝えることのできる手段です。
が、そこに齟齬が多いのも事実です。
zipをご存じでしょう。zip化する際、ツールが必要となります。
それは暗号化するアルゴリズムがあるからです。
圧縮と解凍で同じアルゴリズムを使うことで、齟齬なくデータを通信できます。
詩も同じことです。言葉を多くして語るところを圧縮しているわけですから。
しかし作者の圧縮の技術と、読者の解凍の技術は必ずしも一致しません。
そのために、D評価が多いのです。
いってしまえばあなたの圧縮の方法は7zです。
しかし7zをインストールしていなければ、解凍できません。
あなたの詩に必要なのは「7zで圧縮している」という情報です。
E

>>617
少しく抽象に過ぎる感があります。
描写されている事象は具体にもかかわらず、表現が抽象です。
また書き手と読み手の求める情報が食い違ってるような印象もあります。
たとえば「隣には異国の言葉を零す女/髪と騒音の話をしている。」とありますが、
女は独り言ちているのか電話をしているのか同乗者と話しているのか、
読み手としてぼくが求める情報が載っていません。
絵画に主体が置かれているのはわかりますが、いかんせん表現が腑に落ちてこないので、
せいぜい「モチーフを求めて駅へ向かい、そこで見たこと」程度にしか察することができません。
読み手に伝えることを心がけてはどうでしょう。
D-
634NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/12/09(木) 03:35:51 ID:t1CTJAl7
>>628
風に固執して、伝え方が疎かになっているようです。
この詩は読み手としては、風に始まり次の風が来ることで前の風が終わる、と読めます。
しかしどの風も曖昧で区別がつきません。
よくクイズであるような「○本マッチがあります。△本動かして□に変えなさい」
のマッチでつくった家のようです。
上手な詩は、家の骨組みも外観もハッキリしていますが、
この詩は3次元的立体感どころか、
マッチとマッチの隙間が2次元的平面も崩してしまっています。
まずはひとつの詩のなかでしっかり関連性を持たせ、
区別をつけるところははっきりときかせる、
というマッチの隙間を埋める作業を確実になさってはいかがでしょう。
D-
635NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/12/09(木) 03:37:08 ID:t1CTJAl7
>>632
青、とは海のことでしょうか。
今日評価した詩のなかでは、もっともわかりやすいものでした。
>さっきまで車が流れていた/ラインを境に青と、また別の青に/真っ二つに分けられていた。
しかしこの部分は不明瞭でした。ライン、という点です。
直線的なものと考えると、海岸線を走っている、というより
高速で塀のあるところを走っている、という印象が強くなります。
しかしそう考えると、空と海と塀とに分けられ、
「青と、また別の青に」にそぐわず歪になります。
また「車が流れていたライン」というのは車線というふうにも捉えられます。
これは「車の流れ」とはまた違うのでしょう。あれはむしろ流線型でしょうし、
線の幅が水平線や塀のラインとは違って、車体の残像の分だけ大きいわけですから。
さらに読点の位置もわかりづらくしている要因でしょうか。
「さっきまで車が流れていたラインを境に青と」という文と「また別の青に真っ二つに分けられていた。」
という文とに分けられているわけですから。
もしくは「さっきまで車が流れていた」「ラインを境に青と」「また別の青に」「真っ二つに分けられていた。」
という分割でしょうか。いずれにせよ読みづらいことに変わりはありません。
また「“あなたは天然ですね”」という箇所も、This is a pen. のような、
日常から抜き出したのではなく、頭のなかで紡いだ机上の空論のような白々しさがあります。
後に続く養殖の意味のないはぐらかしもなんだか虚しい。
要は、海を見て、人間の発する言葉の揚げ足をとって、
なんとなく海への回帰を謳ってみた、という程度にしか見えません。
この回帰は大きなテーマです。テーマに負けてしまっています。
D+
わかりやすさのみ考慮して+にしました。
636名前はいらない:2010/12/09(木) 21:29:01 ID:on1Oq5Ne
>>586 お願いします。
あと、自分も評価に参加したりして良いんですか?
637名前はいらない:2010/12/09(木) 21:35:03 ID:KxDyyONv
>>636
もちろん評価への参加は大歓迎です
どなたさまもお気軽にご参加ください
またできましたら未評価マトメも
よろしくお願いします
638名前はいらない:2010/12/09(木) 21:42:22 ID:eOzTdVqC
真夜中に
一人乳首を描いてみる

「うまいもんだね、おまいさん」
微笑む満月オパイに見える

今日も静かに夜は過ぐ
寝ぼけたカラスがアホウと鳴いた
639名前はいらない:2010/12/10(金) 01:45:57 ID:FV7I3t3u
きみが死なずに あることがうれしい

そのかみの毛はけさも ひどくうつくしい

いつわるのはいつもしろい脳 で


となりのへやにいても あなたの鼓動がきこえる

そのとじたまぶたはこんやも 光るゆめをうつしている

いわゆるかなたの ささいな思い出


てつむぎの糸がするりとほどけてふたつになる

除湿器がぐわんぐわんとせんたくものをかわかす


ソファーによりかかったまま

缶ビールとねむる


ぼくたちの色ちがいのめざめは

ただまちがいなくやってきて

けれどその興奮を やっぱりくちにできそうもない
640:2010/12/10(金) 02:28:11 ID:Jl0FOakI
擬似幸福論の断片じゃ隠しきれぬほどの

毒的依存症漂う

夜が明け目がさめた。
641享年8歳:2010/12/10(金) 08:10:08 ID:K0HUeyGr
犬は裸足で闊歩する
俺のつま先踏んづけて
黒の革靴 俺の靴
底はパコパコ 合成皮革

犬は裸足で闊歩する
ケツの尻尾は自己主張
引っ張り回すな 俺疲労
靴はズリズリ 底抜けた

犬は土足でお留守番
俺は土足を買いにゆく
底はペチペチ 肉球の
跡が残った 俺の靴

犬はしばらくお留守番
俺は靴屋でザ☆シューズ
茶色い丈夫な登山靴
どうせ素材は 合成皮革

犬はまだまだお留守番
俺は茶色の 登山靴
犬の肉球 恐るるな
俺は土足で闊歩する

俺は土足で帰宅する
今夜の散歩が楽しみだ
掃除機のコード切れている
俺は廊下に 立ち尽くす

犬が死んだ






642名前はいらない:2010/12/10(金) 11:16:16 ID:cCSwv6Q+
犬が死んだで吹き出した
643名前はいらない:2010/12/10(金) 16:18:40 ID:yp7S6pPu
>>641
唐突に陳腐。まわりが受ける印象ちちんぷいぷい
犬が死んだ?韻も死んだ。それでいいんだ?
評価してもいい?でもやっぱり評価はE。Eとこ一つもなE
644   ◆UnderDv67M :2010/12/10(金) 17:17:43 ID:xebIt+l+
>>642-643
詩の手法なんて自由であって良い 認めるもの才能だよ
なんとでもなる主張ばかりを並べ立てて悦に入る輩より数倍マシだ
既成概念に溺れているようじゃ詩人にはなれない

とりあえず>>643は無しで 文句あるんだったら議論スレに来い

>>641
犬らしさを感じない これなら豚さんでも良いくらいの主張
掃除機のコードとか知らんから 詩としても評価は低いな

>>631 >>636
テンプレ 投稿者はそこまで守られている立場には無い

>>626-627 >>628
テンプレ E

>>624
なげーよ

>>622 
お前は小学生の低学年か E

>>621
あおむしは寝てばかりいるからそんなに暴れたりはしないわ!

ちょっと私にはこの元ネタがわからないッスネ 
君はかめむしが好きなの? 変な子だね

>>620
ドラクエ()とかとっくに6で卒業しとるわw

>>616
いーみが分からんが

未評価(>>596

>571 >586 >592 >594 >600
>609 >618 >621 >638 >639

>640 >641
645抜山殿宙 ◆d6hAmvh4.c :2010/12/10(金) 20:07:36 ID:b938j5d1
僭越ながら評価させていただきます。

>>571
>蝸牛に這う雨
>シーツに被る肢体

おかしな文法を故意に使っておられます。
とは言え一行目は蝸牛の体に雨が這っているさまを、
二行目はシーツに被るように身を投げ出す肢体をイメージすることはできますね。
ただ、その通りのイメージで読むべきなのか、
それともシュールな文法をそのまま楽しむべきなのか、
よくわからない上、どちらにおいても楽しむことはできませんでした。
ダブルミーニングよりはどっちつかずという感じですね。
その後の展開によっても結局伝えたいイメージがあるのか、
それともシュールな文法のセンスを見てほしいのか、
どちらにおいても中途半端でやはりよくわかりませんでした。
一連目だけは蝸牛とへ音記号の類似等、少し楽しむことはできましたが、
以降は主語が普遍のことを指しているのか個別のことを指しているのかさえも曖昧で、
ちょっと寄せていただけませんでした。
なんとなく失恋をシュールな文体で綴ったもののようにも感じましたが、
無駄に迷わされているだけの気がしてもう少し正確な言葉で描いてもいいのではないかと。
あなた自身にとっても正確な言葉ではない、ただのこねくり回された文体だと感じました。

私の中のこだまは私にしか聞こえないが
あなたの中にも響いているのだと信じることは出来る/抜山殿宙

乱筆乱文失恋致しました。
646抜山殿宙 ◆d6hAmvh4.c :2010/12/10(金) 20:08:46 ID:b938j5d1
5段階評価をするのを忘れておりました。

>>571【D】

647抜山殿宙 ◆d6hAmvh4.c :2010/12/10(金) 20:23:31 ID:b938j5d1
>>586
うん、かっこいいですね。
ヴィジュアル系バンドの歌詞の如しです。
しかし何かの如しであるということは既存の範疇に在るということであり、
わかりやすいことは結局読むまでもないということでもあります。
読者の意識の導き方も無難ではありますがあまり上手ではありません。
「夜のグレー」という言葉はかなり抽象的ですが、次に「幕」と出た時点で
単に灰色の幕ということになってしまい、結局読者の期待を盛り下げていますよね。
抽象的すぎるかっこいい言葉を持ってきたからには
「夜のグレーを引き剥がす」ぐらい抽象を続けたほうがいいように思います。

漫画は加速して行く
幾万のありきたりを新しく演出しながら/抜山殿宙

評価【D】

648抜山殿宙 ◆d6hAmvh4.c :2010/12/10(金) 20:46:13 ID:b938j5d1
>>592
【初雪が溶ける頃】っていつだろう?と思いながら読みはじめました。
町ならば降った次の日あたりで、山村ならば春遅くになるのだろうけど、
この詩の中ではいつなのだろう?と思いながら。
なかなかさりげないながらも興味をひくいいタイトルだと思います。
しかし平易な文体に対してとっつきが悪いようには思いました。
というのもまず、「部活って何部なのだろう?」と
そこは重要でないとは理解しつつもこだわって躓いてしまった。
そして続く長めの文章のわかりにくさです。
さりげない詩なのですから、ここはもっと入り込みやすいほうがいいような。
全体的には、今現在いる時間から思いを馳せてぎゅっと圧縮したような時間感覚の見せ方が秀逸でした。
さりげない気づきを季節に乗せて描く飾らない感性も素敵でした。
ただ、この詩をこれの何十倍も活かす文体は他にあり、それを見つけてほしいとも感じました。
飾りがなく素直なのはそのままに、しかし誰にでもは書けない文体というのはあると思うのです。
また、遊びがないのも個人的には不満。前述の「何部なの?」といった
どうでもいいことを敢えて描くことによって詩世界はぐっと色づいたものになるのではないかと。
散文詩とか詩情のある散文というよりは2ちゃんねるの書き込みという印象を受けます。
よくも悪くもそんな感じでした。

初雪が溶ける頃
それは初雪の下に秋の落とし物を見つけた瞬間である/抜山殿宙

評価【C】

それではこの辺にて。
乱筆乱文失礼致しました。
649ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/12/10(金) 21:38:36 ID:+KGVmxfu
>>641
もしも生まれた時からなら八年間も一緒な訳で、
どうして予見できなかったとか非常に悔やまれる所だな…(;o;)rz
悲しいので今日は恒例の「カメムシ少年」◆UnderDv67M へのレスは
控えておこう…
650名前はいらない:2010/12/11(土) 01:38:15 ID:FtGTPOJU
日が沈んだ後の、暗い青緑色の空に浮かぶあの細三日月や金星のような
それは小さな希望

真っ黒の夜はいつでもやってきて
また明日には太陽が昇るし、また沈むけど
今のこの手を形作る細胞のひとつひとつは変わっていく
伸びすぎた爪も髪も切られてゴミになるし
手首から溢れる真っ赤な血は再び体の中を流れない

月は形を変え続けてまた戻る
始まりがどんな形かは知らないけど
三年前の昼飯のおかずは忘れてしまった
サンタクロースの存在をもう信じてはいないし
好きな人が出来ては、また別の人を好きになる

体の部品も心の部品も消え去り変わってゆく
でも確かに自分は自分で在り続けている
変わらない『自分』は

今日の僕は昨日の僕と同じ人間なのか
日が沈んだ後の、暗い青緑色の空に浮かぶあの細三日月や金星のような
それは小さな希望
僕は昨日と同じような景色を今日もまた美しいと思えた
651名前はいらない:2010/12/11(土) 02:00:45 ID:RseNo4XP
「みみかき」

ほじりほじり

ああ

うれしいなあ

うぶげにかすって

かゆいよ

えへえへ
652アギラ:2010/12/11(土) 02:13:20 ID:htPBW8He

【青いリンゴ】

童話に出てくるような、青い家に住んでいた
鍵のしまった玄関は、きっと錆び付いた音をして開くのだろう
一度も聴いたことがなかったし、聞く気も沸かなかったのでそれはただの感傷ですらない感想だった
僕達は家に閉じ込められて育った

そうだったとしても、それは僕にとっては苦ではなかった
何をするにも自由だったし、ラジオの摘みを捻れば、ちょっと古い流行歌を流すこともできたし
屋根裏からこっそり脱出して、夜の街を歩くこともできたんだ
白い壁に思い描いた夢をペンキやクレヨンで落書きをして、それをみて馬鹿笑いできたし
レンガで出来た屋根に登って、月をただ眺めていつの間にか眠ることもできたんだ

束の間の夢でしかなかったそれは
いつの間にか減っていく仲間の姿を、数えだしたときに醒めていった
狭い家に閉じ込められるのは嫌だと
玄関の鍵を開ける代償に、あれだけ大事にしていたキーホルダーを残していった
新しい世界が見たいのだと
クレヨンを捨てたご褒美に、高そうなボールペンを胸元にさすようになっていった

皆の古巣となってしまった青い家には、いま僕だけが住んでいる

かつての友人は、ペンキまみれの僕に忠告をする
窮屈な靴ははかない僕に、それを履いた方が良いと言うのだ
僕はそれを聞いている間、いつも同じことを考えていた
青いリンゴは青いリンゴ。混じる必要はないと言うのに

みんな自由に生きれる筈なのに
どうしてネクタイで首を絞めて、身動きできない満員電車に揺られるのだろうか
みんな自由に生きれる筈なのに
どうして歩幅を自分から合わせて、好きでもない高いランチを食べに行くのだろう

みんな自由に生きれるハズなのに 

青いリンゴは青いリンゴ

ペンキに放り込んだとしても、赤いリンゴになっても食べられないのに
653586:2010/12/11(土) 14:05:58 ID:gj1QJ18g
>>586です。評価していただき、ありがとうございました。
他の方の評価も伺いたいので、再評価をお願い致します。
654名前はいらない:2010/12/11(土) 14:45:42 ID:RseNo4XP
>>586 >>653

評価とは違うけど感想を述べさせてもらおうか。

現代人は夜で夢の幕を引くことなんて出来ないだろう。
電灯はつきっぱなしで夜更かしも日常なら、こういう詩はそもそも現代的じゃないから、
当然共感も得られないって思うんだ。

つまり人の観測が不十分ってことじゃないかなー。

ただ題名とテーマを作るセンスが見えるよ。
2行で終わらせたのも潔い。だらだら長いよりはマシってだけだけどさ。
655名前はいらない:2010/12/12(日) 01:02:35 ID:E3Bf4G24
夢を見ている
夢を夢を夢を見ている
もうずっと夢を見ている
彼らは一つの夢を見ている
眠れない私たちは
夢を欲している
夢を夢を夢を欲している
不眠症に悩まされる私たちは
黒い羊を数えている
黒い黒い黒い羊
白い羊の中の黒い羊
656名前はいらない:2010/12/12(日) 01:22:53 ID:+bysIG0B

いつのまにか甲殻類
中身は既に腐って
ぐちよぐちよ
殻でもちこたえて
殻に動かされて
ああ
また月曜日か


657名前はいらない:2010/12/12(日) 02:51:54 ID:1yM4gdTq
「蛇口」

弄り合い
なんて
きもちいい
淡い泡
飛んで
逃走してる
壁は厚く
喘ぎ
捩れど
届かない
何も残せない
カップ
垂れ流すだけの
蛇口
愛してるだの
好きだの
ほどばしる出鱈目
愛してるだの
好きだの
ずっとだの
壁は
厚くなる
658名前はいらない:2010/12/12(日) 02:55:32 ID:1yM4gdTq
>>657

訂正
ほどばしる→ほとばしる
659名前はいらない:2010/12/12(日) 14:00:21 ID:wwY69qUA
「燃えたスイッチ」
スイッチが燃える。焼け焦げたスイッチが、旅をねだる。

前へ進む導火線。道の先に何があるだろう。
きっかけは、スイッチが後戻りを拒んだこと。
前だけ見つめて、旅路は続く。

辿りついた場所、空の色さえ違って見えて。

広場には沢山の人が集まっていて、ハートのあたりが焼け焦げていた。
660 ◆1ZHF2dJ85g :2010/12/12(日) 16:57:25 ID:sRDLDI8t
「認識する喜び」

なんでもいい

なにか ひとつの事柄でも

真に理解することができたら

認識する喜びが生まれる


1+1=2

多くの人々が

幼い頃に理解したまま

再認識しようとしない式


1+1=2

この式に含まれる奇跡


もし、自然界にいる

一人のヒトとヒト同士が

この感動を発見することができたら

共感や喜び、奇跡が

二人の間に つかの間の橋を作る


奇跡の「1+1=2」

そんなロマンスを夢見て、

コツコツと良貨を貯める
661名前はいらない:2010/12/12(日) 19:01:46 ID:zZ2+M84c
「自殺者の視点」

銀の鱗を光らせてクラムボンは笑った
何も知らないままクラムボンは流れた
父はそれを知っていた
反転
あぶくに飲み込まれてクラムボンは嘔吐いた
クラムボンはまだそこにある
父はそれを知らなかった
662名前はいらない:2010/12/12(日) 20:26:28 ID:cg1Rse2C
「宇宙を我が手に」

金の無い所には
決して女は集まらない
女のにおいがしない町には
英雄は現れない
あらかたの金が無ければヒーローにだってなれやしない
みんな金が欲しい
億万長者は夢を見る
金箔塗りの金城鉄壁に
美女をざっと100万人
よりすぐりの兵隊に守らせよう
こんだけ金を注ぎ込めば
宇宙人だってほっとかない
覗きに来た所を
サッと捕まえられるように
障子に穴を開けておこう
やがて夢からさめても
金のメヤニで汚れた目では
大気圏の一寸先もわかりゃしない
欲という名の垢で汚れた手では
触ることすらできないだろう
金も 女も ピストルも
重力にすら逆らえないのだから
663雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/12(日) 21:59:33 ID:HR9AJPje
>>600:「良々」
夜の感じに、一連でちゃんと引き込んでいる。二連は意味が分からない。すこし落ち込んだ感じか。夜の雑感
といった感じで最後もスレの消失という夜にはしょうがないか的な、夜の感じで納得させるのは、きちんと描かれて
いると思う。D+

>>609:「冬景色」
細かいところにこだわった描写が、冬を描くという目的にかなっていると思う。ただ、描写自体に少しベールのかかったような
不鮮明さがあり、もっと全体的に描写同士の立たせ方というか、はっきりと記憶に残るようなイメージを喚起する
描写が望まれるところだと思う。流れがはっきりしてない。瞬間が冬景色、というのは、言いたいことがよく分かるが、
助詞の使い方が変な感じを受けました。D+

>>618:「街灯」
街灯の存在性というか、街灯的な物に対する考察を、街灯の下に立つことで行っているのだと思った。だが、思索
があまりにもドライで、突き放している。やはり、結果に対するヒントらしき物を混ぜないと、うんうんうなって考えても
僕には結論的な深いものが分からない。タクシーと街灯とく組み合わせはどういう効果なのか、いまいち分からない。D
664雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/12(日) 22:16:50 ID:HR9AJPje
>>621:「あおむし大脱走」
面白い物語を作ろうという意図の下にかかれていると思う。もそむそ、という擬態語が、気に入った。
ちきゅうのはっぱを全部食べる怪獣。飼い主の登場によって、物語に変化が。微妙な距離感が
悪意でも善意でもなく、ただ面白くしようという健全な(?)展開に持って行っている。D+

>>638:無題
たぶん実際に書いたことがあるんだろうな、と思わせるだけの文章力があると思う。満月に声をかけられたり、
平和で静かな様子が好ましい。D+

>>639:無題
展開が有るので、楽しく読める。かなた、は遠いところ、なので、遠くのささいな思い出をもったあなた、という、
すこし切ない関係を読み取った。心と事物の描写の具合が絶妙なので、独特の世界を紡ぎ出している。
最後の連が、テーマを言いきっていて、素晴らしいと思った。C
665名前はいらない:2010/12/12(日) 22:30:31 ID:SovM7PEM
>>594
未熟ながら、評価させていただきます

寒空の下で、普通の人は水遊びをしないと思うので
少女は僕の記憶の中の少女ということになりますか
前半の記憶の中の情景が夏っぽい、暖かいような感じに対して
現実はもう、寒空の下を水鳥が滑るような冬なんだ
的な感じかなって思いました
対比がとても上手だと思います
冬のほうがなんだかあっさりとしているようにも思います
もう少し寒さとかの描写があっていいように感じますが
そのあっさりが冬らしさ、冬になった寂しさとかを出しているともとれるので
これはこれでありかと思います
あと、これは個人的な感想なのであまり気にしないでほしいのですが
冒頭、少女は川の中に入っててもいいのかなぁ、と。
私の中で少女は白いワンピースに帽子被った子を想像してしまったので。
どうでもいいですね、はい。
それと、僕と少女の関係ですか
ベタに恋人で、失恋もしくはもう亡くなってるか
親子で、娘を亡くした父の思い
兄妹でも同じ感じですけど
悲しくて泣いているのかな?と思いますが、その辺曖昧だと思います

評価Cm(_ _)m
666名前はいらない:2010/12/12(日) 22:42:27 ID:JcIKLm3G
[正誤表]

詩的空間のある言葉と言葉
それはニューロン細胞のシナプスの距離
詩への感情移入
それは各人の言語野回路の親和度
身体の重心を規則正しく前後させながら僕は考える
果たしてそうだろうかと
アンモナイトや木々の枝、空の雲等のフラクタル図形を背景に

有限の範囲で、僕を記述する数式は書き表せるのだろうか
ねぇ、今書いている文章って、正しい?


>>652
6連のみんな〜が無い方がいい気がしました。
667ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/12/12(日) 23:35:31 ID:rVstWdQS
「鳥」

おお、麗しの怪鳥アンダーバードよ
お前はちりちりの紫の羽をはためかせて
あの半島より舞い降りた

いつの日かお前が叱責したこの青空は
再びのお前の登場に恐れ慄き
その姿を黄土色に変えるだろう

深紅に身を赤く染めた大西洋を
安直だと叱るその背には
項垂れる神と巨人とを従えて

アンダーバードは吠える
くぁwsでrftgyふじこlp;@:「」
アンダーバードは吠える
あzsxdcfvgbhんjmk,l.;・:¥」

針の様に現世の弱点を射抜く
アンダーバードの眼光

しかし完璧なアンダーバードの瞳でさえ
眼を背けさせてしまう物が一つだけあった
それは

http://から始まる文字列

ああ、私は時の流れのレールの上に
置き石をしよう

アンダーバードがその石をついばんだのなら
この世の時の流れは
確実に終焉へと向かう事だろう

http://umaa.s19.xrea.com/dictionary_list/other/_.html

しかしこの石をついばんで
アンダーバードが天空へと舞い立つ時
この世界は終焉の狭間に幸福を見る事となる

これは我々への報いであり
そして救いなのだ


>>664 ありがとうございます)
668名前はいらない:2010/12/12(日) 23:42:41 ID:fymcWOt2
「時の逆送」

なんて肌寒い白黒の風

みんな逃げる
みんな後ずさる

死んだひとがよみがえる
割れたビンがもとにもどる

言葉が怖い
何を言っているのかわからない

ビルが生えてくるのは同じ

普通に歩いている人を見つけた
普通にしゃべっている人を見つけた
まぁただの芸人だってことぐらいわかるけど

電話もどんどん古くなって
君はどんどん綺麗になるねお人形さん
壊れたものが治っては
どこかに連れられていく
生まれた場所には確実に着ける

さようならとおめでとうが逆だよ
涙は目玉に吸い込まれていくんだ
みんなが食べ物を吐き出している
これは罰だ


そして居眠りをした私は
なんだかぼやぼや光るだけでつまらない
素粒子の誕生を寝そべるようにして
見ている
669600:2010/12/12(日) 23:48:31 ID:Lj4XaQJO
>>663
評価ありがとうございます。
久しぶりに詩板をのぞいたら、かつて住んでいたスレ(どころか大半のスレ)が消失していたというどうでもEような内容の詩でした。
「ヨイヨイ」で遊んだくらいです。

投下のしどころがわからず、それこそ6年ぶりくらいにセン5スレを使わせて頂きました。評価人ならびに住人の皆様、スレ汚しごめんなさい。

ん〜、でも久しぶりに評価されると嬉しいような恥ずかしいような微妙な気分ですね(苦笑
670666:2010/12/13(月) 00:29:44 ID:fLv7GZtM
>>652
>6連のみんな〜が無い方がいい気がしました。
ごめ、上手く日本語できなかった。6連目全部省いた方が自分は好きだなーといいたかったのです。
詩自体は結構好きです。
671名前はいらない:2010/12/13(月) 01:18:45 ID:/ivZT5ah
「新宿」

ビルの頂上、赤いランプ。
高速道路、流れる白い灯り。
ハクビシンが電線を伝う。
ここじゃたまに見える影。
人々はまるで無関心だけど。

冬は無言のマスクばかりで
足音が冷たい暴力のリズムで
時間を刻む音が響き渡る。
裏通り、泥がにじんだタンポポ。
黒い背広で包んだ下品な欲望。

夢に見た竜宮城は深海魚の巣だった。

非常階段の表示を切なそうに
小さな子供が眺めている。
あの人の形のマークは一体
どこへ行こうとしているのか?
何から逃げようとしているのか?

悲しさと哀しさの中間点で
鮮やかに飾った嘘の群れが
人の髪の色に張り付いて
赤や金や白や銀の色を放つ。
眩しくないのに、眼が痛い。

夢に見た竜宮城は深海魚の巣だった。
光をあきらめた魚達の楽園だった。
672名前はいらない:2010/12/13(月) 01:20:11 ID:/ivZT5ah
「新宿」

ビルの頂上、赤いランプ。
高速道路、流れる白い灯り。
ハクビシンが電線を伝う。
ここじゃたまに見える影。
人々はまるで無関心だけど。

冬は無言のマスクばかり。
足音が冷たい暴力のリズムで
時間を刻む音が響き渡る。
裏通り、泥がにじんだタンポポ。
黒い背広で包んだ下品な欲望。

夢に見た竜宮城は深海魚の巣だった。

非常階段の表示を切なそうに
小さな子供が眺めている。
あの人の形のマークは一体
どこへ行こうとしているのか?
何から逃げようとしているのか?

悲しさと哀しさの中間点で
鮮やかに飾った嘘の群れが
人の髪の色に張り付いて
赤や金や白や銀の色を放つ。
眩しくないのに、眼が痛い。

夢に見た竜宮城は深海魚の巣だった。
光をあきらめた魚達の楽園だった。
673671:2010/12/13(月) 01:23:19 ID:/ivZT5ah
ちょこっとだけ変えました。すんません。
674雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/13(月) 10:24:03 ID:pfqYmNu+
>>665
594の評価、ありがとうございます。
季節とか、全然考えてなかったので、思わず恥ずかしくなりました。
無意識のうちに、夏と冬を、ごっちゃまぜにしたような都合の良い季節を考えていたのでしょう。
夢の中の一場面的な感じも自分ではあったのです。
白いワンピースはまさにそう思っていました。
関係は、妖精と私、みたいな。妄想の中です。
少女に対するあこがれの気持ち、無駄に過ごした時間などを思って泣かせてみました。
もう少し丁寧な叙述を心がけたいです。
675雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/13(月) 11:11:43 ID:pfqYmNu+
>>640:無題
擬似幸福論、は、どこに書いてあったのだろう。自分の頭の中か。毒的依存症は漂っていると書いてあるけど、
どのあたりを漂っているのだろうか。夢の中での話だろうか。全体を読んでも、言いたいことがいまいちよく分からない。
つらいことがあって、夜が明けたらましになっていた、と言うような話かな、と思った。もっと内容があるべきだと思ったので D

>>641:享年8歳
犬の無邪気さがかわいい。靴と足の対比が何ともいえない味と、貧乏の中の絆をうまく描いていると思う。泣かせる。
ほんとにこういうことだよね、人生の大事なことって、と、技術と内容の充実に C

>>650:無題
全体の端正さ。重要なことを簡単にさっと述べてしまう意外性。たとえば手首から溢れる血とか。誰にでもあるつらいこと。
でもそれは人それぞれにとっての、別のこと。人の数だけ自分があり、自分にとっての自分は一人だけ。と言うようなことを
考えさせられました。
文章が、整っているし、内容も意外性があって良い。まとまりをつけてあって、詩としても読者に優しい。 C-
676ヤタロク:2010/12/13(月) 11:26:02 ID:pyF4fd3C
「苔」

錆色の苔が壁を這ってる
錆びた気持ちを引きずって
錆びついた電車に乗り込んだ
ああ、吐き気が止まらない

すっかすかになった 座席の端に
申し訳なく腰を下ろした
土砂降りが今すぐ降ればいい
僕はどうせ濡れやしないから

嫉んだって仕方ないさ傘ないし
無い物ねだって惨めになりたいかい
濡れないで町を歩きたい電車はもう嫌だ
憧れた人は今日も傘を差して帰る

僕は電車でチェルシーを舐めた
バターは吐き気を助長するだけだった
結局次の駅で吐いた
胃液が喉を焼いて喋るなと言った
従順にも僕は何も言わず
帰りの電車に乗り継ぐ
何にもなくなれた気がした

一人家路につく僕はまるで逃げているようだ
もう空っぽなはずなのにどうして胸が痛い
あの人の影が縛りついて離れない
あの人の影が惨めな僕を刺す

錆色の街を背に重い体引きずり
醜く生き続けても先になにがあるんだろう
救いを求めてる愚かなこの僕が
迎える日々ただ過ぎていくだけのもの
誰か助けてくれよ慰めてくれよ
頭をなでてくれよ褒めてくれよただ
生きる勇気をくれよ明日を僕にくれよ
そばに居ててくれよみじめに生きたくない
中途半端に死んでいて吐いて
まるで腐った死体
677名前はいらない:2010/12/13(月) 11:47:18 ID:vbt2aNvt
冬の秋田の駅のホームで
点字ブロックのぷつぷつを
踏みしめている

靴の底からその山脈に
森が育って桜が咲いて
宙に舞う花びらは
青空を翻弄する

やがて
青葉が花を駆逐すると
山の向こうの林から
ひゃあっと花粉が飛んで来た

「くちゅん。」

冬の秋田の駅のホームに
そろそろ列車が来るようだ


678雑草 ◆je5cNlouiI :2010/12/13(月) 11:58:23 ID:pfqYmNu+
>>676:「苔」
緑色の苔でなく、錆色の苔。ありますね、そういうの。寒々しくて。吐き気が止まらないのは、色んな事情があるのでしょう。
雨の日、今日(2010/12/13)みたいな寒い雨の日。チェルシーみたいな安手の菓子。最終連に、うまく全体のまとめがある。
孤独と健康でないことそして寒さの与える肉体的、精神的ダメージは、想像でも痛いほど分かる。母のいった言葉に、
誰にでも同じ時間が過ぎるという慰めがある。それは僕にとっての慰めであり、肉体的な苦痛を減らす物ではない。
しかし、時間が過ぎてしまえばいい(自殺を考えるほど)の苦痛でも無い限り、時間は平等に過ぎるのであり、
手をさしのべてくれる他人はどこかに、丁寧に探せばいるはずだ。
難しい主題を、主体的にまとめ上げた技量、そして内容の重さに C-

ヤタロクさん、お久しぶり。詩を書くことは、空腹ほどに自分を動かすくらいの、パワーを持てるでしょうか。
家族の庇護の下にあってですが、詩は美しく、激しく、瞬間をとどめて、僕はある種の空腹のように、書くことで満たされる
ことがあると思います。
679名前はいらない:2010/12/13(月) 22:47:50 ID:4glYyfeY
本当の孤独を知った。いや、知っていたのかもしれない。
孤独という言葉が発するぼんやりとした、暗く救いのない響き。
孤独という言葉の意味は、心を通わす相手がいないこと
スッと頭に浮かんだ僕の中の定義。
だが、心が通うということは、一体なにを指しているのだろう。
自分が理解されている、相手を理解した。瞬間瞬間の積み重ね。
絆。信頼。
見えない物を追いかけて
見えない物に追いつめられる

本当は、知ってるんだ
きれいな海と、きたない海の境界線。
きれいな海を守ろうとする、透き通った瞳。
汚い海をぐるぐるとかき回す、にごった手。

きれい、汚い。
知ったんだ。
本当にきれいな見えない物を。本当は汚かった足元を。

遠くに浮かぶのは、大きくごつごつとしたプリン岩。
プリンみたいな黒い帽子をかぶった岩が、プルプル浮いていた。
浮かんでいた僕は、そんなプルプルした頼りない岩を、たった1つの生きる希望として、
この絶対絶命の窮地を脱出する指標として、
そこに向かって、プカプカ泳いだ。
プルプルプカプカ プルプルプカプカ

正解なんてないのさ、答えはいつだって自分の中にあるのさ
・・・なんて、知った風な口を聞くなよ。
正解はあるんだよ。うん、あるいは自分の中かもね。
でも1つじゃなかった。
1つじゃ、多すぎる。
よかった。1つじゃなかったんだ。

それは手のひらにも、書いてある。

抜けおちた髪の毛は絶対拾わないだろ。

今までどれだけ地面をけり飛ばしてきたのかな。

何万ガロンの水を飲んできた、覚えてる?


きっと、言わないけど、みんなみんな、知っている。
だから、言う必要はない。
試しに言ってみようか。ほらまた、プカプカ泳ぎだす。
680高校生:2010/12/13(月) 23:52:48 ID:K0TWv38p
冬の朝は はっきりとした臭いがする
まだ起ききらないぼんやりとした頭の中の霧は 口のなかから寒さにやられて出ていく。
冬が尖る
僕の皮膚も尖る、存在を主張する
空気が痛い
でも痛くてはっきりとした臭いのそれを
僕は体中に行き渡らせるように吸い込み

新生する

思えば憂鬱を忘れるただひとつの無の時。
681名前はいらない:2010/12/14(火) 00:48:28 ID:9pc2AuqX
「不純透明度」

僕は純粋だ。
どこまでも透き通っていて、穢れのない。まるで水晶のよう。
ああ、きれいだ。
ほら、見ろよ。
今でも目から涙を流せるんだぜ。びえんびえんとお布団の中で。

自分より他人が大事。
嘘はみんなのためにつく。
まるで飴玉のように可愛らしく笑う。

僕は純粋できれいだ。
誰も、お父ちゃんもお母ちゃんも、みんな笑ってくれる。
自分より他人が大事。
びえんびえんとお布団で泣いている。
682名前はいらない:2010/12/14(火) 00:56:21 ID:TzSA3agY
「恋」


夢見た空に
飛ばされていた
しがみついた

青色の屍

夕暮れの空から
突き落とされていた
美しかった

赤色の骸

もう若くない背中から覗く
出鱈目の恋
あと一時間

紫色に染まる
683名前はいらない:2010/12/14(火) 00:58:12 ID:Lc0aohW0
「捻くれた理由とか」

皮肉交じりの軽口を叩くのは

満面の笑顔より、彼女は苦笑した顔が似合うから

捻くれたのはそんな理由

母乳が吸いたい。そんな理由
684名前はいらない:2010/12/14(火) 01:19:36 ID:cW5psYZH
「初恋」

目の前でこけたら笑われた。酷い。でも笑顔に惚れた。

片思い進行中。髭が生えてきた。処遇を悩むが多数決で放置に可決。

ゆるい坂道を男と歩いているのを見る。おおう。初失恋。

その携帯ドコモだよねと、お揃いのドコモダケを見せられる。どもって何を喋ったか忘れ後で泣く。

なんとなく部活が同じになる。なんとなく話そうとするが耳は正直。髪の毛伸ばして隠そうとする。

相談に乗るが血反吐が出そう。途中で切り上げ自己嫌悪。わかっててやってんのかこの野郎。

期限が切れた映画のチケット。ゴメンねぇちゃんと後で謝る。部屋の瓶に納められる。

桜の季節。目線がそれてたっぷり五分。三年間の重みはなかなかでない。

ちゃんと待ってる優しい笑顔。ええいままよと口が滑る。最初の笑顔は変わらない。


桜の季節。散る季節。初めて酒飲む15歳。
685名前はいらない:2010/12/14(火) 15:58:56 ID:iZcgFx1g
君となら

1+1=3

になれる
686名前はいらない:2010/12/14(火) 16:00:20 ID:iZcgFx1g
おっぱい

おっぱい

おっぱい

いっぱい
687名前はいらない:2010/12/14(火) 16:27:30 ID:hd4sqXEZ
おらおらとっとと評価しろヘタレども
688名前はいらない:2010/12/14(火) 16:53:01 ID:CDw0hgy5
>>687
セン5は初めてか?力抜けよ。


小細工したみたいだがテンプレ違反だな。
689名前はいらない:2010/12/14(火) 17:18:59 ID:iZcgFx1g
光を見る場所で ――鏡の中の鏡――


私の夢は二人でいること…

対面〈face to face〉から
隣接〈side by side〉まで

虚しい夜や烈火の昼でもあり
暗く明るいこの空間は

空白の五線譜に映し出された舞台と舞踏
移り変わり立ち代りのダンス
人々は互いに手を取り遇い遠く近くなる
男女の眼差しが交差し
身体がぎこちなく触れ合う
ここは私達の交響曲の彼岸
岸と岸との間に希求の端緒を
橋を啓示した光

隣に誰かがいるらしい
僕の知らない女性
ここは時の暗闇の中で
僕達の闇を光で照らす場所
この手の赤い林檎を隣の女性と
渡し合い交互に齧る時
彼女の手に傷と華を見る

忘却された時間の希劇は幕を閉じて…

幻から醒めて闇夜の冷たい空気を感じて
冬一季の深淵に瞬く星々の間に
失われた何かを捜し求めて
僕は目を閉じる

それは何かのイメージだ

敗北の中に
多くの示唆と人間性が存在する
喪失の中に
偉大な詩は生まれる

もう何も獲得できない時にも
何かを失うことはできる

いかなる幕開けの為に
生命の誕生の為に

希求を失った私たちの叫びと囁きを
想像の力で翻訳する
映像と音楽と言葉の
空想と追憶を表象する物語を求めて…


映画アワーミュージック (Notre Musique)から着想された詩
690ローマン ◆Snn1vnkV5g :2010/12/14(火) 17:37:37 ID:iZcgFx1g
「見者の手紙」くらいは読んどけ
691名前はいらない:2010/12/14(火) 19:16:52 ID:/wNf70Yf
おおーっとここに書き込んでるやつらに教養が無いなんて思うなよ〜



アルチュール・ランボーのテンションは高すぎる
典型的な中二病じゃねぇかYO

ここの人たちが見るべきはどっちかってぇと
『春と修羅』みたいな品のある混沌の美ィィ だぜぇ
692NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/12/14(火) 19:46:46 ID:sQVOBqn0
>>651
耳かきというのは自分でするのと
他人にしてもらうのとで意味がガラッと変わる。
その点について、この詩はなにをも言及できていない。
D-

>>655
夢、とは普遍的なテーマにして
目標としての夢と、睡眠中の夢と、混同されやすい。
ここで両方の夢を兼用することは、焦点をぼかすこととなる。
曖昧なものを復唱したとして、凝縮はされない。
霧は霧のまま、水には、ましてや氷にはなりえない。
D-

>>656
なるほど、おもしろいなあ。
殻に篭る、の「殻」をそのまま甲殻類のそれとしている。
そして殻の内の精神は腐り、もはや精神では行動を喚起できなくなってしまった。
だがいささか視点が凝り固まっている感がある。
蛹は幼虫から変態するとき、その中身はどろどろに融解するという。
溶けた中身を腐っていると見るか、成虫への過程と見るか、
それはその人次第である。
D

>>657
動画の映像を想定してみればいい。
動画は長方形の画像を積み重ねて、情報を伝える。
詩は様々な言葉を積み重ねて、情報を伝える。
この詩の単語の区切りは、スライドショーだ。
動画とはその名の通り、動いている画であるが、
この詩をビジュアル化するなら、静止画を集めただけである。
静止画一枚一枚の間に関連性はなく、見ている者に「読み取れ」と迫る。
動画どころかストップモーションにも満たない。
改行をもっと考えてください。
E+

>>659
スイッチを人になぞらえてると見るも、
人のなにがスイッチたりえるのか、可能性が多岐で、
この詩はどの可能性に言及しているのか判然としない。
また「前へ進む導火線」とは、導火線が前へ引きずられている様子か、
火がついた導火線の”火”自体が前へ進んでいるのか。
こういった詩は解釈によって方向性が異なるため、輪郭がハッキリとしない。
D
693名前はいらない:2010/12/15(水) 01:57:57 ID:3S02gsn6
クール・ナイズド・オーロレラ


遊びにいったのは有限菓子
知らないと主張したん
スタンばってんのも有限菓子
心に太陽はない

フロウも満ちない、そこにカテドラル
焼け落ちるの待ってるバーンダウン、あの娘着てるジャージ

放り投げてった、見えた?
放り投げてったよ、見えた?
明け方の校庭だよ

少しずつ息も白むし空気が蒼くなるの
そこに打ち込まれた七発の木弾
じっとしていればばれないからね
あのデカブツは、鼻が効かないからね

合図は一瞬でそこに満ちるのはニルギリフレーバー
サイズは一定で過去にいみじくも恋しいクレーター
ぽっかりと穴空いてて何にもないのにね
誰もかれもが自分の事しか知りえないんだよ

監獄にぶちこまれていて隣の囚人だけが唯一の拠り所
だけど彼は明日処刑されるのよ
どうしようもないよね逃避しか選択しえない
心に太陽はない ぶちこまっれちまうよ

朝日が我々の外殻を溶かし
支柱を顕わにしてくれるのですよ

その日を待っています
694アギラ:2010/12/15(水) 13:04:22 ID:25K2g/dW
「糸」

会社の上司はナイスガイだ。蛙に似た顔立ちだが、その声は燻し銀だ
彼の口癖は「手を抜くな」だ
上司は俺を可愛がってくれている。恐らくより高みへと俺を導こうとしてくれているのだろう

ベテランの同僚はクールな奴だ。年の割りに細い中性的な顔立ちは、甘いマスクのそれだ。
彼の口癖は「手抜きの方法を覚えろ」だ
同僚とはよく酒を飲む。恐らくより良い成果が出せる効率を学んで欲しいのだろう

後輩は仲間思いの良い奴だ。馬鹿で阿呆面だが、人の良さが滲み出ている
彼の口癖は「手を抜きましょうよ」だ
後輩とはたまにゲームをする。恐らく力の張り切った状態の危なさを彼なりに酌んでいるのだろう


どれを手繰り寄せば良いのか、どこで死ぬかはこの積み重ねで決まるのだろうか
不義理と感謝の先に、与えられた義務を果たさねばならないのだろう

俺は一人部屋でビール片手に意を決し

次の日俺は、糸をひとつ引っ張った
695名前はいらない:2010/12/15(水) 13:51:07 ID:bxN4F6BS
>>694
面白い散文詩ですね。蜘蛛の巣の中心に居るような。
日常の仕事の身の回りの人間の容姿から内面まで、愛情ある視点で分析していますね。

彼らの中で揺れ動く貴方の心理も、やや同性愛的な部分を含んでいるような気がしました。
そして彼らの「いい部分」を吸収して自分の義務を果たそうと…

最後の決意の結果が、とても気になります(笑
696ドミニク・バブーーヌフ ◆BabooNuFmc :2010/12/15(水) 20:31:33 ID:4S+J746R
キーボードに乗った猫が、頑張って書いた感想を全て消してしまった。
再現出来ないので、最後のだけ書く。

>>694
良詩なり。前半3連がイイね。
「俺」を取り巻く彼らの良い面をとらえようとしているというか、良く解釈しようとしている、
そんな「俺」のやや諦め気味で疲れた姿が目に浮かぶようだ。
「俺」が疲れてしまったのは、他でもない彼らとの人間関係が一因であろうか。
後半は難しい。
「不義理と感謝」「与えられた義務」そして、そもそも「糸」とは何を意味するか。
様々な解釈が許されるであろう。懐の広い詩だ。
ただ、もう少しヒントがあっても良かったかもな。
B−
697アギラ:2010/12/15(水) 21:09:15 ID:25K2g/dW
糸とは「意図」
不義理とは、3つの善意から一つを選ぶことによる2人への不義理
しかしながら感謝の気持ちは三者へ感じる。で不義理を通しても答えを出すのが義務って意味で
そこらへんは分かり辛いもんがあったか
698名前はいらない:2010/12/15(水) 23:15:08 ID:LCl2X55D
熟れた柿が
水っぽい音を立てた
他に何も聞こえなかった

熟れた太陽が
音も無く沈んだ
他に何も動かなかった

熟れた柿と太陽の匂いが
僕の鼻孔をすり抜ける

静かな冬の夕暮れが
僕を強く締め付ける


腹が減っても
心が冷えても
今、僕は一人
699名前はいらない:2010/12/16(木) 02:26:15 ID:WROV8Acj
「影の警告」

長い鉄の棒が十字を描く。
体の内側で十字を描く。
人の形をした俺の体では
十字なんて描けないのに、
もうずっと前からそんな気がする。

カップにコーヒーを注ごうとしても
なぜかコーヒーは溢れてしまう。
カップは確かに空なんだけど
なぜかコーヒーは溢れてしまう。

背中で、何が、生まれかけている?これは翼か?
体に、空白、広がっていく。奪われていく。
飛ぶためなのか?堕ちるためなのか?

時間は正しく流れ、
景色はいつも色とりどり。
だけどまるで滑らかな
下り坂のように
すべて傾いて見えるのはなぜ?

湿った、都会の、路地裏で。
寂れた、アパートの、廊下で。
仄暗い、高架下の、トンネルで。

そこには、何もいないはず。
確かに、何もいないはず。

何かいる。何かが見ている。

何かいる。
700名前はいらない:2010/12/16(木) 02:30:05 ID:xhGGd36m
「夕立」


君は孤独に耐える必要がない
灯りに群れる虫のように
穴に吸われる水のように
みっともなくあるべきだ

みっともなさは醜いはずがない
規則正しい心拍の乱れ
夕立に濡れる髪
美しさは突拍子もない

君は孤独など望んでいない
だから耐える必要もない
みっともなく欲しがればいい


君が幸せになればいいのに
701名前はいらない:2010/12/16(木) 02:36:18 ID:9KBCh+0O
「月に乾杯」

でこぼこ道をほつほつと
歩み止めず道遠く
ある朝知った世の辛さ
それを慰撫する幸いを

時が癒すと心の傷を
世の忙しさに投げ出して
痛みに蓋して歩いてみれば
道にこぼれる虚ろな涙

眠れぬ夜の幸いは
空に居座る気まぐれな月
その優しさに乾杯と
弱気な涙を飲み込んだ
702名前はいらない:2010/12/16(木) 04:40:07 ID:xpycSv8C
>>699
「影の警告」
具体的表現がないとイメージがし辛く、恐ろしい何かもその姿を与えられていません
十字とは死の象徴である十字架のことなのでしょうか。それぐらいしか読み取れない
この詩には、何もいませんでした。せめて何かが出てくるように、ドアを作ってノックをしたら、返事と息臭い臭いが廊下に立ち込めるような何かを描写して欲しいと思った
どっちかというと、読者に与える情報量は曖昧すぎて歌の詩的な印象。D-

「夕立」
一連に流れがあるかと思えば、ない。
例えば一連の最後がみっともなさに行き着けば、二連目はみっともなさの美しさを説いて、三連目はその美しさから発展するかと思えばテーマも違っている
夕立とは悲しみなのか、水もしたたる良い女の描写であり、かまうことはないという暗喩なのか
曖昧すぎて感情移入するには足りていない。かといって具体的に描写できるほどの技量やイメージがあるとも思えない
故に評価はD-

「月に乾杯」
ここまで上記三連の詩を評価して、多分IDを変えただけで同じ人物が投下していると予想できる
それでも別物として評価しようとしても、答えはD-
比喩や語彙も、イメージできるものもオリジナル性も薄い
ラノベのような薄っぺらい楽しませるような工夫もなく、自己完結に終始している印象

才能がないと断言するのは簡単だが、センスも努力も知識も足りていない。凡人であると自覚があるなら、本を読む、詩集を読む、それすら面倒であればこの詩板の評価が高い詩を読んで見る必要がある
もっとも、書き上げ終わって数時間は最高傑作だと自分の中で揺ぎ無いだろうけど、一週間後に自分の詩を見て同じ感想が出るなら伸び代は無いと思ったほうが良い
703名前はいらない:2010/12/16(木) 14:07:30 ID:cza5u4Dv

1986年6月にN.Y.に渡り、
1年の間ミッドタウンからダウンタウン、
そしてアップタウンのあちこちを住み歩いた。

196st.に住むスパニッシュの暮らしは、
なわとびをする子供達のように、もの静かな激しさがあった。
何度かため息をつくと、よいどれた娼婦がおいでおいでと手まねきをする。
ポンコツの車の上で、ボリュームをめいいっぱいに上げたラジカセを片手に、
ブラックの少年達は互いの顔を見合わせ、大声で笑う。

N.Y.のビルはひしめきあい、
そして東京の空よりはるかに高い。
東京の風は、僕を戸惑わせていた。
誰もがそうであるかの様に貪欲で、
スマートになろうとすればするほど滑稽(こっけい)だ。

君に会うまでに、つまりこのレコードを作り上げるまでに、
かなりの時間がかかった。
それは、ビジネスと体制とのギャップかもしれない。
そして僕の理想との・・・。

東京はとても広い街だ。歩くたびに何かにぶつかる。
その時々にわずかな情熱を感じることができたなら・・・胸をはってみたらいい。
空はとても高く、街並はとても平坦だ。
歩く時、立ち止まる時、走り出す時、夢見る時、いつでも、
そしてどこの場所にいても、僕は捜し続けてきた。


--------------------------1988年7月/尾崎豊
704名前はいらない:2010/12/16(木) 21:58:48 ID:Od2U9dOn
「ボクとファリス」

海賊姿の君は凛々しく

踊り子姿の君は美しい

王女姿の君は清楚で

すっぴんの君は神々しい

嗚呼

このままいっそ

二人で次元の狭間にデジョンしよう

永遠に・・・oh...
705名前はいらない:2010/12/16(木) 22:02:12 ID:wBbhkDGV BE:169042087-PLT(12000)
「ボクとクルル」

初めはただの子供だと思った

でも

違うよね

バーサーカーのクルルは

言葉で言い表せないあれを感じた

おじいちゃん

娘さんを下さい
706名前はいらない:2010/12/17(金) 12:12:40 ID:aRoyNi7j
「クリスマス・キャロル」

駅への階段、左足を上に乗せ
右足は下のまま、立ち止まり、
なぜか澄んだ気持ちになった。
不安定で、少し転びそうなのに
なぜか優しい気持ちになった。

星の輝く夜の空から、雪が降る。
錆びたアルミのようなこの街に
輝きが増すけど、誰も気にしない。
きれいな景色と、汚れた道路。
みんな命を抱え、その中を歩く。

クリスマスの純粋な空気の中
僕はただ孤独で、座り込んでいた。
メトロノームはどちらにも寄りかからず
ただ、中心を目指すだけ。
メトロノームはどちらにも寄りかからず
ただ、0に還るだけ。
上でも、下でもない、
きれいでも、汚くもない、
ただ、何もなくて、透明な世界を目指すだけ。

707NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/12/17(金) 13:33:14 ID:Xb3pe5G/
>>698
柿が落ちただろう瞬間の音はいい。
太陽が音もなく沈むのもまだいい。
でも両者を同列で並べるのはどうだろう。
同じ場面での出来事であったら、
柿の音が太陽の音を隔てただけかもしれない。
ひょっとすると両者の形状・色も擬えたのかもしれない。
しかしどこかよそから借りてきたように、
融合されていない。混合物だ。
詩に努めようという気概は見受けられる。
D+

>>693
理解されたい、もしくは理解しろと思うなら、
まずは外見を気にせねばなりません。
浮浪者の町で浮浪者に気遣う人はいません。
E

>>681
”僕”は純粋以外に不純があることを知っている。
そしてその2つを選別し、己に合うのは純粋だと取捨した。
ところで本物と偽物とがある状態は健全だろうか。
偽物である可能性を除外して本物と主張するより
偽物を見極める目があるとして本物と主張するほうが
より本物だ、というのは真実だろうか。
おれぁ偽物の概念も本物の概念も気づかず、
世のなか素通りできるぐらいが本物により近いと思うがね。
この詩はいくつかの疑問を内包してはいるが、
読後に読者の目の前に立って
「どうだい?」と、したり顔で立っている作者の顔が見える。
詩は問題提起かもしれないが、読者を試すのは失礼だ。
D
708NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/12/17(金) 13:36:24 ID:Xb3pe5G/
>>677
机上の空論っぽいね。
桜の花びらが青空を翻弄する?
花びらは上に向かってしぶいているのかな。
それとも木の下にもぐりこんで見上げてるのかな。
いずれにせよ、詩のなかに人がいるのではなく
詩をくりぬいてその隙間に人を入れたよう。
だから隙間がいびつに見えるんだろうね。
D-

>>672
ハクビシンは新宿どころか都内では一度たりとも見たことないや。
>黒い背広で包んだ下品な欲望。
2節はこの文だけがリズムから外れてる。
>非常階段の表示を切なそうに
4節は、ここで「緑」をどこかに含ませたらよりよいかもしれない。
>悲しさと哀しさの中間点で
これは作者のなかで本当に悲しさと哀しさの中間だったのかい?
おれには文を叙述するための形骸に見える。
……かように、いくつかの節で不自然が見受けられる。
しかし、いやはやなかなか、詩になっている。
うーん、だが新宿が「光をあきらめた魚達の楽園」というのはどうだろう。
渋谷が「光をあきらめた魚達の楽園」ではないかと問われると答えがたい。
下北沢は……まだ光を求める者の街だな。
荻窪はどうだろう。亀戸は。十条は。五反田は。
光をあきらめているのは、東京全体の空気かもしれない。
C-
709NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/12/17(金) 13:50:45 ID:Xb3pe5G/
「しじま」

1つの真実を貫き通した1人の偉人の半生を辿るドキュメンタリーを流し見しながら
今はどんな時代かな
と問う言葉に返せない

好きなのを好きでなくなってく時代かな
710名前はいらない:2010/12/17(金) 21:11:05 ID:5YQKg3+A
>>689の評価をどなたか御願い致します。しかし、どうか五段階で区別しないで下さい。
711名前はいらない:2010/12/17(金) 21:31:52 ID:hu3An/8+
>>709

この人の詩はいつ見てもセンスが悪すぎる。

712名前はいらない:2010/12/17(金) 21:35:57 ID:5YQKg3+A
「捜求」

虚無感に陥りながらも、自らの五感と霊性で真実を求めること。真実とは「生の実感」のことさ。
身体も精神も研ぎ澄ました後、獲得出来るだろう。それは自然の聖水であり、稀有な光明だろう…
713名前はいらない:2010/12/17(金) 23:36:08 ID:LQdEpe6T
>>712
「生の実感」に対する説明力が不足していますね
読み手に「生の実感」を理解させられる文章ではありません
元々説明する事を放棄している様にも感じました。
それを記している当人が「生の実感」を獲得出来ていない為に
「生の実感」等という偶像へ価値を求めて真実の正当な在り方を錯覚しているのです。

何故、虚無感に陥るのか?
何故、五感と霊性で真実が求められるのか?
どういう根拠を持って「生の実感」を獲得できると思ったのか?
もっと、推敲を重ねてみると良いと思いますよ

評価:E
714名前はいらない:2010/12/17(金) 23:50:30 ID:LQdEpe6T
>>704
表現力が不足しています。
海賊姿の凛々しさ、踊り子姿の美しさ、王女姿の清楚さ
飾らないすっぴんの神々しさが読み手に伝わりません
何故、そう思うのかも考えて書いてみましょう。

評価:E

>>705
唐突に現れるおじいちゃんの存在が妙にいびつな感じがします。
ボクとクルルとおじいちゃんの関係について説明が不足している為です。
クルルがおじいちゃんの娘なら、クルルの父親がボクのおじいちゃんという事ですか?
では、ボクとクルルは血縁関係なのですか?
そう考えると凄いですね、ただの子供と思った女性がボクのおじいちゃんの娘で・・・
おじいちゃん頑張ったんですね、普通に凄いと思います。

評価:E
715名前はいらない:2010/12/17(金) 23:55:39 ID:5YQKg3+A
>>713
うふふ^^お厳しい評価有難うございます。しかし「生の実感」は言語や形而下では中々説明出来んのですよね^^;

一年前に書いたあのカオスのやつをここに貼っとけばよかったな。「光あれ。」までの混沌を言語化したやつw
ダンテからジョイスまで、三島や川端まで含めてセカチュー恋空を平仮名から顔文字までで書いたやつだっけ。懐かしい。
716名前はいらない:2010/12/18(土) 00:27:38 ID:B1OXZ/Vx
「ド根性タンポポ」

踏まれてもタンポポ
ちぎられてもタンポポ
根深いのだ

綿毛のころから
かしこいやつめ!
717NONPHILIA ◆/6V.PHILIA :2010/12/18(土) 01:04:10 ID:n8gxsE1B
>>712
先人たちの語る「霊性」とやらが僕には白々しく映るんだが、
そこを今は不問にするとしても、
「身体も精神も研ぎ澄まし」というのが
単にトランス状態ではないのか、という疑問にはなんの構えもない。
それに「出来るだろう」という推論も作者の言葉か怪しい。
吟味の末の結論なのか、先人たちの推論を借りただけか。
詩の言葉としては古めかしくて、あまり好きではない。
D

>>682
見えないですね、なにも。
キーとなっている屍、骸、から連想して読み解けるものがない。
単純に作者が描いた情景を言葉にする際、
どれだけ表出させれば読者に伝わるか、
掴み損ねただけでしょう。
D-

>>680
ある程度の一貫性もあり、云わんとしていることも理解できます。
それでもどこか納得できないものがあります。
追体験もできるものですが、しかし違和感が残る。
ありきたりな題材、ありきたりな言葉、そこが気に入らないのかもしれないが、
作者の影がちらつくのが最もいけないかもしれない。
僕と合わないのかもしれないね。
C







718名前はいらない:2010/12/18(土) 22:08:06 ID:0JG7oXe4
天啓

初めに、神は天地を創造された。
地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。
神は言われた。「光なう。」こうして、光があった。
719名前はいらない:2010/12/18(土) 22:21:44 ID:eKsYaP/c
>>718 旧約聖書 創世記のぱくり
E
720名前はいらない:2010/12/18(土) 22:37:11 ID:0JG7oXe4
>>719
剽窃じゃないっすw引用ですww
721名前はいらない:2010/12/18(土) 22:58:37 ID:B1OXZ/Vx
光なう
722名前はいらない:2010/12/18(土) 22:59:27 ID:6ZbQ7kQW
空の隙間

街でふと空を見上げてみた。
ビルの谷間から見える空はとても狭く
空ってこんなに狭かったんだ、と思えばなぜか悲しくなった。
神様、その隙間から僕が(そしてこの子どもたちが)見えますか?
723名前はいらない:2010/12/19(日) 00:31:12 ID:7C3jnHHp
>>722
格差のあるところには谷間がある。狭い谷間が…
都会に居ながら、自然への憧憬を感じる詩ですね。

神様も谷間をチラ見するのでしょうか。謎ですね。
724purisara:2010/12/19(日) 03:31:16 ID:1kBCXtr7
痛みを描写するという試みは難しい

真っ赤な空に切り取られた雲母が
ただれて落ちていく

目ヤニが掠め取った視野が
紅の狂気を、また別の色に塗り替えて

そう、狂気は常識から踏み越えたもの
常識を持たないものに狂気は存在しない

謳うは、安寧な桃色の夢
紅は桃に
たわわに実っていた記憶の果実は腐り始めてゆく
瞼はゆっくり閉じましょう
一方通行な死に従って、閉じなければならないのです

彼にかかると、どんな傷も痛みを伴わない
恐ろしい存在だ、彼は
725名前はいらない:2010/12/19(日) 14:14:10 ID:JiTAi3LB

資本主義が世界を滅亡させる前に
共産主義が世界を見捨てる前に
僕らは永遠の成功を与え
僕らは至上の幸福を手にしよう
新しい思想によって
新しいパラダイムによって
同士よ・・・・・、僕らは今
永遠の成功を胸に抱えているんだ


              尾崎豊

726名前はいらない:2010/12/19(日) 18:31:16 ID:JiTAi3LB
パラダイムとは

発想の転換」や「見方を変える」、「固定観念を捨てろ」などから始まり「斬新なアイディアにより時代が大きく動くこと」まで、さまざまな意味で使われている。
727名前はいらない:2010/12/19(日) 21:07:22 ID:3vEh9EnR
パラダイムとはオムライスの一種であり

様々なメイド喫茶が繁盛する
728名前はいらない:2010/12/19(日) 21:58:09 ID:wGyWyqrR
>>752
資本主義が世界を滅ぼすという問題の根拠が分かりません
世界を滅ぼすだけの仕組みなんて人類には作れませんよ
環境をどれだけ破壊しても、人類が滅びた後も世界は続くのです。

共産主義が世界を見捨てるという表現もよく分かりません
それ自体を見出していなければ、見捨てるという事は出来ません
まるで共産主義が世界を見出していたという風に受け取れる文章ですが
別にそんな思想を得る以前から、人類は世界を認識していましたよ
世界を見捨てるものがあるとするなら、それは主義や思想とは外れたものです。

永遠の成功、至上の幸福、新しい思想
それ自体が個人のこだわりでしかないという事は理解できていますか?
成功しようと思うから、失敗を意識して焦りを覚え
幸福であろうと思うから、幸福な状況と対比してそうでない現状を不幸と嘆くのです。
そういう、心のこだわりから生じる不快感を意識して強めているのです。
求めれば、求めるほどに、人の心は飢えて、決して満たされる事はありません
こだわるという事は、そういう事だからです。

あなたの考え方は破綻しています。

評価:E
729名前はいらない:2010/12/19(日) 22:01:46 ID:hKrxS04M
>>718
「光なう」wwwww
いきなり出てきた流行ワード
ワロタwww
730名前はいらない:2010/12/19(日) 22:03:04 ID:wGyWyqrR
>>728>>725宛です。
レス番間違えを失礼しました。
731名前はいらない:2010/12/19(日) 22:14:46 ID:wGyWyqrR
>>724
『痛みを描写するという試みは難しい』

いえいえ、日本語が出来るなら一言「痛い」と言えば通じますよ
言葉自体が意味の具象であり、一番身近な絵であり、芸術ですから
痛みの描写という意味では「痛い」と言えば良いのです。

多分、難しいと言いたいところは痛みを装飾する事だと思うのです。
「痛い」と言えば済むものを、わざわざ美しく見せる為に言葉を選んで飾っているのです。
そういう芸術もあります。ポエムってそういうものですよね

だから、これは 評価:E です。
この文章からは痛みが伝わってきません
「痛い」という言葉にも劣る駄文だからです。
732purisara:2010/12/19(日) 22:43:16 ID:1kBCXtr7
>>731うむ、残念だ
あなたの「痛い」についての持論を繰り広げられても、
自分が伝えたい背景を受けていない時点で、もう…

例えば、私がおなかに痛みを感じたとする
私が「おなかが痛い」といえば、あなたはその「痛み」を寸分間違うことなくに自分の中に写し取れるでしょうか?
実際は何かしらの修飾語がいるはずです
「おなかが圧迫されるような痛みだ」「おなかの内側から何度も殴られたような痛みだ」

このポエムは増長に並べられた言葉たちによる「痛み」への修飾なのです

背景読解に長けた方へ
>>724の再評価をお願いします
733四行坊主 ◆2PmZBVReNg :2010/12/19(日) 22:52:03 ID:58JKA4XS

命日

夜の天文台に流星群
ありがとう雲は切れ
ありがとう星の渦
ありがとう ありがとう
734  ◆UnderDv67M :2010/12/19(日) 23:27:39 ID:PHQRyW86
>>728
尾崎豊か 自殺まで辿り着く薬物中毒者の戯言なんて別にねぇ

>>731
どーなんよこの評価はw お前は文芸板で活動すれば有り難がられるんじゃないか
とりまコレ感想扱いにしときます 文句あるなら議論スレに来い by下線棒

>>683-684 連投の臭いがプンプンするんだがww 両方消すかー!?
>>683 主語を勉強し直してこい 苦笑も何も「何故・どうして?」を書け これはいらん 失格E
>>684 処遇の意味を調べ直してこい 男って何よ男って 視野が狭すぎるわ 広く行け広く!

>>685 >>686 >>689 連投失格 議論スレで謝罪したら許してやるよ
>>710 連投規制の為凍結中

>>703 最後正直に言ったのは偉いけどテンプレ 失格

>>716 なーーんかどっかで見た事あるんだよなぁ…… 
どこにでもあるってかコレいらんわ 失格 by下線棒

>>726‐727 連投扱い 失格

>>651はそれなりに好きではあった
735  ◆UnderDv67M :2010/12/19(日) 23:30:47 ID:PHQRyW86
>>667 その適当な文面を作成した奴はココの奴だよ 荒らしていいぞ
http://po-m.com/forum/myframe.php?hid=3799&from=threadshow.php%3Fdid%3D98976
>>669 まぁあの頃は面白かったかな 年齢層が高すぎたが
>>674 まぁ少年でも良いわな とは思った
>>679 現代詩を気取っているのかいるのか知らんが長いんだよ
>>691 賢そうな人は時々見るけどね 教養あってもダメな奴はダメよ 詩は芸術分野ですもの
>>697 そーいう裏設定って誰得なん?
>>702 安価くれ安価!
>>711 いくらなんでもそんなんじゃダメぽっぽ 
>>715 ぶっちゃけあれクソゲーじゃね? モンクと他3つマスターすれば最強キャラとか無いわ
>>720 ダメぽ
>>722 なーんかコレもどっかで見た事ある ってか在り来たりなんだよなぁ


未評価(>>644

>652 >660 >661 >662 >666
>667 >668 >679 >684 >706

>709 >722 >724 >733

再評価
>>586 
736名前はいらない:2010/12/20(月) 00:09:00 ID:RxDd1/qF
「花梨」

父が
娘に
初恋の
まぼろしを
見ています

やめろ!
737ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/12/20(月) 00:16:41 ID:4/d7RAPO
>>724
最後の二行を分かりやすく変えてみると、

いえいえ、日本語が出来るなら一言「痛い」と言えば通じますよ
言葉自体が意味の具象であり、一番身近な絵であり、芸術ですから
痛みの描写という意味では「痛い」と言えば良いのです。

多分、難しいと言いたいところは痛みを装飾する事だと思うのです。
「痛い」と言えば済むものを、わざわざ美しく見せる為に言葉を選んで飾っているのです。
そういう芸術もあります。ポエムってそういうものですよね

だから、これは 評価:E です。
この文章からは痛みが伝わってきません
「痛い」という言葉にも劣る駄文だからです。

と、言うことであろう!

これは何だろう、ありがちな「詩」へのアンチテーゼ!?ポエムってそういうものですよね、みたいな!?
はたまた己の中に居る「詩人」と対峙しての葛藤か!?

しかし、他人の事にしても自分の事にしても、揚げ足を取るような皮肉はつまらない
何時も揚げ足を取られる側こそが芸術であると、私は主観的かつ、独善的に考えます!

ふつう D

738しぐれ ◆maltese.Zk :2010/12/20(月) 00:36:41 ID:B9o8dmCH
>>724
いや、私はこの作品を「詩人への賛歌」と受け止めましたね

「彼」は、言葉によって痛みや、恐怖を和らげてくれる存在…
それこそが、「詩人」なのです

その言葉を聞けば死へと向かう道は
自然の摂理として
私の眼にしっかりと認識され

蝶が花の蜜を吸うのと同じに
または
草原を白い犬が駆けるのと同じになり

だから安らかな寝顔で
光をひとつ
閉じることが出来るのです

だが、一行目の「難しい」は嫌らしいな
詩を書き上げたのは自分なんだからな
「難しい事を、やってのけました!」じゃ、
>>737の様な感想を書かれる可能性は高い!! D+

739ちーちゃん ◆maltese.Zk :2010/12/20(月) 01:11:35 ID:B9o8dmCH
>>738
ふむふむ、そうですか
でもそんな解説をされると余計に死ぬのが怖いですよ
そう考えてみるとやはり>>724さんの詩は色々な意味で、
鎮痛剤としての効力を持っているのかもしれませんなあ…
740  ◆UnderDv67M :2010/12/20(月) 01:15:52 ID:xieTuDT1

   ☆ ☆ おしえて ぶたさんコーナー *最終回 ☆☆

Q 新スレ立ってるけどアッチに投稿した方が良いの?
A  ヘ⌒ヽフ  ココのスレッドが終わってから新スレに移るのが良いぶー
  ( ・ω・)   連投扱いでカットされても知らないぶー


Q このスレまだまだ書けそうですけど?
A  ヘ⌒ヽフ  いま481kbだからあと19kbで書き込めなくなるぶ
  ( ・ω・)   簡単に説明をすると1レス最大容量の書き込みで2kb使うぶ


Q 新スレ立てるの早すぎませんか?
A  ヘ⌒ヽフ  過疎板だからスレ立てられる人が限られるのと
  ( ・ω・)   プロバイダの規制ラッシュを考慮して早めに立てたみたいぶ
                                             
                                             
Q もうすぐクリスマスです                             
A  ヘ⌒ヽフ 鶏肉美味しいぶー                          
  ( ・ω・)                                      
                                             
                                             
Q 携帯からこのレスを見ると滅茶苦茶ズレるんですが            
A  ヘ⌒ヽフ  全角スペースで無理やり容量増やしてます           
  ( ・ω・)                                      
                                             
                                             
Q 迷惑です                                     
A  ヘ⌒ヽフ ごめんなさいぶ                            
  ( ・ω・)                                       
741 ◆1ZHF2dJ85g :2010/12/20(月) 08:34:50 ID:LPexIZjy
660だけど、早く評価してほしいよぉ〜。

EでもE−でも何でも良いから、感想ほしいッス。
742名前はいらない:2010/12/20(月) 12:46:32 ID:RxDd1/qF
>>660

テーマは認識
認識というのは何かというと、自分という主体がオブジェクトを把握することである

つまり 何かを理解するということだ

1+1=2という式を賛美する立場をとるなら
なるほどこの恒等式を賛美するには再認識が必要で
この事柄のかけがえの無さをあまねく人々に伝えなければならないということだ
しかしそれは 万人に受け入れられるものだろうか
この式の理解は簡単で、証明もさほど困難ではないが
しかし完全である 数学・物理を志す人々にとっては確かに美しいものだ

で 世の中の人間すべてがこの式を美しいと思うか否かが勝敗の分かれ目となるのだが
答えはNOだろう この式を嫌悪する人も少なからずいるだろうからだ
完全の証明は美しいが 世界を冷たいものと認識することも可能なのだ

良貨を貯めることで報われるのならばそれは盲信であり
1+1=2は崇拝であるから どうしたって主義思想に傾倒した印象を拭えない
認識は喜びなのは人間の本性的に確かであるが それは他者への思想の押し付けになりかねず
また支配的感情による傲慢を増長させる宗教である

それを人々は数学と呼び 自己完結へと向かって世を捨てる
つまり手を繋ぐという協調という感覚のそれよりも、占有・支配への自信を深めた感情のそれに近しい(自覚は無くても)

テクニック:D
パワー:D+
リズム:D−
センス:D+
インテリジェンス:D−
743名前はいらない:2010/12/20(月) 12:52:37 ID:pKwcUU+c
「オルゴール」

黒いタクシーが“空車”の
真っ赤な文字を光らせる。
ロータリーへの道、街灯は
適度に闇を残すような間隔で
僕を導いている気がする。

電車の発車メロディだったり
車のクラクションだったり
救急車のサイレンだったり
たくさんの人が歩くこの街で
誰の声よりも温かいのはなぜ?

この美しいオルゴールは
小さい頃見たことのある、
ディズニーのアニメの様に
朝になるとただの壊れた
ブリキに還っていくだけ。

744名前はいらない:2010/12/20(月) 13:42:23 ID:/aqcIBKe
>>724の作品の批評が、>>731とか>>737とか>>738とか
何だか不憫だなと思い、僭越ながら私も批評に参加させて頂きます。

>>724の文章をじっくり目を通していけば分かると思いますが
最後に記された『彼』という存在の説明は四節目の「狂気」である事が分かると思います。
そして、狂気が常識を持たないことも説明されている通りなのです。
傷付けば痛みを覚えるという常識すら通用しない存在、それが狂気なのです。
この詩が表現したいものは死に至る人の心の狂気なのだと思うのです。
五節目の情景は傍目から見れば狂気的ですが、静かな美しさを感じ取れます。
常識という枠で押さえ込まれない純粋さが狂気の本質だからです。
美しさは普遍の価値であり、普遍の価値とは愛だと考えていますので
死の狂気には人の愛が込められている様な、そんな錯覚を覚えるのです。
これは良作だと思います。 あえて私は評価を付けませんが、素晴らしい作品です。
745名前はいらない:2010/12/20(月) 17:20:22 ID:ypWRRxWi
水一滴プラス水一滴は

大きな一滴になる
746 ◆WonderxUH6 :2010/12/20(月) 18:29:07 ID:x+RbTfyh
>>744
狂気が常識を持たないだって!?
常識を知らぬ心に狂気無し
常識を踏み越えて初めて
狂気が産まれるのさ
ソースhttp://kamome.2ch.net/test/read.cgi/poem/1287867936/740
747名前はいらない:2010/12/20(月) 18:36:21 ID:x+RbTfyh
さあっ皆も>>724さんにお便りを出そうよ〜(^o^)rn'
748名前はいらない:2010/12/20(月) 20:29:38 ID:KLL81jvE
「無音の世界」

ピアノは錆びた
手は動くことを忘れた
耳は凍りついた

ピアノの鍵盤を押しても
伝わってくるのは重みのある感触だった

足から伝わってくる霜柱のリズムは
どんな曲だったか
僕の脳の隅っこに
残ったリズムにとても似ている
749名前はいらない:2010/12/20(月) 20:31:38 ID:q0NVQkag
詩の批評つっても、ただ作者の観念を否定することなんかじゃないしな。
ましてや作者の観念とのシンクロにしても、んなもんは極力度外視するべきというか
批評に関しちゃ、精神的な共感は微々たる付加価値ぐらいに捉えておくのが肝要だし。

批評側がみるべきところはあくまでも
壇上の作品そのものの、骨格や血肉が、どれほど鮮明に確立しているかどうかであって
ようは、唄われているものが何であろうと
道徳や背徳の次元じゃない、人間を通じての普遍的な説得力がその作品に孕んでいるかどうかっつーか
それに値する、新鮮な語句まわしがあるかどうかをみるってことで

>>724には「痛み」の骨も肉も見当たらなかった
つまりはレトリックが陳腐、特別ハッとする一行もない素人作品と判断。
そこに尽きり、評価はD
750 ◆1ZHF2dJ85g :2010/12/20(月) 20:53:40 ID:LPexIZjy
>>742
おおぅ、論評ありがとう!

5回くらい読みました!!
751purisara:2010/12/20(月) 21:10:33 ID:svVlajgN
>>724を投稿したものです

たくさんの方、批評ありがとうございます。
見てみると、>>744の方が一番作成者の自分と近い解釈を紐解いてくれてたな、と感じました。
それでも半分くらいは、的外れな内容でありましたが、詩とは色んな解釈が許されるものであるのと、他が酷すぎるので。
これくらいの内容を書かれた上で批判とDをつけられても、十二分に納得できます。

この詩における常識うんぬんの解釈は>>746の方が正しいですね(ソース見ていませんが)
だからこそ
>>724の7節「常識を持たないものに狂気は存在しない 」という風に表現しました
常識の枠を踏み越えたものにしか、狂気は成しえない
つまり、周囲から見ると、そいつは狂っているが、狂う者にしたら自分は狂っていると自覚できない
ということを6節、7節で言い表しています

また、ツッコミに関しては
>>738さんの最後のくだり
確かにおっしゃるとおりだwと笑ってしまうほど、鋭い着眼点だと感じました
それ以外の部分はこの人は何を言っているのだろうと思いましたが

>>737アンチテーゼかっこわらい
>>749あなたの詩への持論を自由に展開した後、解釈もなしにDを付けるような方は論外だとお見受けします

批評に批評で返すのは、このスレの摂理に従っていないと同時に、不愉快感を感じられるでしょうが
あえての内容で返事させていただきました
752名前はいらない:2010/12/20(月) 22:25:07 ID:RxDd1/qF
>>724

題名が無いのでテーマを掴みにくいから 最初の一文を題名として読んで行く

痛みを描写するという試みは難しい なるほどと思う
感情それ自体の共感を求めて詩は出力される
であるから扱うべきは狂気であるという説得力を求めて
後半部分は狂気の描写に徹されている

雲母や目ヤニ 紅という 代謝や充血を伴う感情を狂気になぞらえてみた後に
狂気とは何ぞや を語る

常識というボーダーを踏み越えて狂気がなされるなら
常識を保守しようとする感情、意識は常に存在するということだ つまるところリミッターである

出力されるのは桃色の夢だそうだ 桃といえば淫靡な印象である
紅を桃にしてしまうのは 狂気という暴情を欲へ昇華しようという試みだ
つまり向上意識である たわわな果実と瞼は、既存の価値観からの脱却の試みの顕れだろう

一方通行な死とは 自らが向上意識によって完成させた価値観のそれを他者にとって好戦的に向ける
強固で柔軟性の無い意識の強制従属である

狂気に支配され 痛みを伴わない傷を制御不能の彼に従って増やすのであれば
それはエゴイズムの賛美と言って差し支えない 賛美は擬人化され、『彼』という擬似人格が
向上意識によって作者の思考に組み込まれようとしている だが『彼』はエゴイズムの賛美である

テクニック:D
パワー:C
リズム:E
センス:D
インテリジェンス:C−
753課長ボルカ ◆maltese.Zk :2010/12/20(月) 23:14:02 ID:x+RbTfyh
>751
>周囲から見ると、そいつは狂っているが、狂う者にしたら自分は狂っていると自覚できない
此処に矛盾があるからどうとでも読める詩になっている
世間的に常識とは「自己から見た周囲」「周囲から見だ自己」
それを踏み越えたものは既に常識など持たないのだ
それなのにわざわざ元から常識を知らぬ者と己の描く狂気とを区別しようとする
嫌らしい言い方になるがこれは「見栄」だな
常識の視点から見た「狂気の虚言」に過ぎぬ物を振りかざし
その権威に立とうとしている!!と、言うの少々大袈裟だが、
ほんの少々言い方を変えた方がいいなあと思ったのが
例えば「狂気は存在しない」
これは不思議な事に言い切った事によって説得力を失ってしまっている
「あん?何言ってるだ?」になってしまう「あるだろ?あれも狂気だろ?」と捜してしまう
ここは「狂気は訪れない」とかの方が「え、訪れる狂気?もしかして、それこそが!」などと、
読んだ奴が勝手に自分の中に詩を引き込んでくれたりしてらくちんである!
個人的には単なるアルツハイマーのうただとおもいました
754名前はいらない:2010/12/20(月) 23:17:57 ID:Cza2WfeD
「ボクとレナ」

ごめんね

いつも邪魔とか言って

ごめんね

普通すぎて可愛くないとか言って

でも

良い所いっぱいあるよね

みだれうちとかね

みだれうちって

可愛いよね
755名前はいらない:2010/12/20(月) 23:25:43 ID:Jp+yJjjf
ねこさんのよかん
756名前はいらない:2010/12/20(月) 23:30:57 ID:cisoFLC+
>>745
"1+1 証明"で検索してみましょう。
757名前はいらない:2010/12/21(火) 01:00:25 ID:izKpxhPc
坊やには恨みはないが、貴方の狂犬にはワクチンを打っておきなさい。今に大変な事になっても知らないよ。何故静かに堪えてきた私を怒らせる?後で後悔しても知らないよ。
758名前はいらない:2010/12/21(火) 01:21:01 ID:nfQ2pTMc
ゴメンナサイ(;o;)rz
759  ◆UnderDv67M :2010/12/22(水) 01:37:01 ID:phcVskbW
はい もうこのスレ終わりで                                     
                                                    
>>736                                                
誰やねん 別に見るくらいええやん E                             
                                                    
>>715                                                
でっていう E                                            
                                                     
>>746                                                 
ソースになってないが                                        
                                                     
>>752-753                                              
しつこいを通り越して女々しくもある                                
                                                      
>>754                                                  
しつけーっての んなクソゲーどうでも良いっつん ピアキャスに乗り込むぞ!! E      
                     
>>586 再評価切り捨て 断片的で分からん 夢にしても言葉に熱がなくなんとでも書けるわな E

未評価vol.94

>652 >661 >662 >666 >667
>668 >679 >684 >706 >709

>722 >724 >733
760  ◆UnderDv67M :2010/12/22(水) 01:38:58 ID:phcVskbW
>>715 → >>745
便利なぶたさん部隊出動の巻
      
次スレ
君のセンス5段階+αで評価するよ[vol.95]
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/poem/1292771424/l50
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・・・・
 (´)  (`)  (´) (´)  (`)  (´) (´)   (`) (´) (´)  (`) (´)  (´) (`)
. .ヘ⌒ヽフ  ε ⌒ヘ⌒ヽフ   ε ⌒ヘ⌒ヽフ  ε ⌒ヘ⌒ヽフ   . ε ⌒ヘ⌒ヽフ
(  ・ω・) (   (  ・ω・)  (   (  ・ω・)  (   (  ・ω・)   (   (  ・ω・) ブヒー!!
ヽ_ヽ-ヽヽ ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ ノ,ノーノ_ノ-ノノ   ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ  ノ,ノーノ_ノ-ノノ
 . ε ⌒ヘ⌒ヽフ    ε ⌒ヘ⌒ヽフ    ε ⌒ヘ⌒ヽフ  . ε ⌒ヘ⌒ヽフ
  (   (  ・ω・)   (   (  ・ω・)   (   (  ・ω・)  (   (  ・ω・) ブヒー?
  ノ,ノーノ_ノ-ノノ    ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ  ノ,ノーノ_ノ-ノノ   ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ
. .ヘ⌒ヽフ  ε ⌒ヘ⌒ヽフ   ε ⌒ヘ⌒ヽフ  ε ⌒ヘ⌒ヽフ   . ε ⌒ヘ⌒ヽフ
(  ・ω・) (   (  ・ω・)  (   (  ・ω・)  (   (  ・ω・)   (   (  ・ω・) ブヒー
ヽ_ヽ-ヽヽ ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ ノ,ノーノ_ノ-ノノ   ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ  ノ,ノーノ_ノ-ノノ
 . ε ⌒ヘ⌒ヽフ    ε ⌒ヘ⌒ヽフ    ε ⌒ヘ⌒ヽフ  . ε ⌒ヘ⌒ヽフ
  (   (  ・ω・)   (   (  ・ω・)   (   (  ・ω・)  (   (  ・ω・) ブヒー♪
  ノ,ノーノ_ノ-ノノ    ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ  ノ,ノーノ_ノ-ノノ   ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ
. .ヘ⌒ヽフ  ε ⌒ヘ⌒ヽフ   ε ⌒ヘ⌒ヽフ  ε ⌒ヘ⌒ヽフ   . ε ⌒ヘ⌒ヽフ
(  ・ω・) (   (  ・ω・)  (   (  ・ω・)  (   (  ・ω・)   (   (  ・ω・) ブヒー!?
ヽ_ヽ-ヽヽ ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ ノ,ノーノ_ノ-ノノ   ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ  ノ,ノーノ_ノ-ノノ
 . ε ⌒ヘ⌒ヽフ    ε ⌒ヘ⌒ヽフ    ε ⌒ヘ⌒ヽフ  . ε ⌒ヘ⌒ヽフ
  (   (  ・ω・)   (   (  ・ω・)   (   (  ・ω・)  (   (  ・ω・) ブヒー
  ノ,ノーノ_ノ-ノノ    ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ  ノ,ノーノ_ノ-ノノ   ノ,ノーヽ_ヽ-ヽヽ
761  ◆UnderDv67M
 書 そ そ |::::::::  :::: :::::::::::/       ヽ
 き  こ :  |:::::::::  ::: ::::::::::::i み な お .i
 込 ま. : .|::::: ::::____::::: :::| ろ ん い  |
 み で .: .|::::::/  _`>:::| よ と っ  |
 を  し   |::::/  //´::::: :| お か. そ  |
 し  て   |::::i  / /:::::::::::::| い 言 .こ  .|
 た 最   |:::/  !/ :::::: ::::::|  ぃ っ の .|
 い 後   |/  /! :::::::::::::::::| ? て>>762|
 ん の   | //-、 :::::: :::::::ヽ、______   _.ノ
 だ     /ゝ-''   ヘ ::::::::::::::::::::  \|
ヽ、.,____  /     ハ :::::::::::::::::::::: ::::::....
/     ○   / / ハ  i :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....
   ./   o /,.イ/_,.! / ::::::::.............            __
  /     ゜ 〈/ 〈レ' .               ,..::':´:::::`"''::、,
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