【天国への】ハーレムな小説を書くスレ【階段】 14P
オリジナル・二次創作を問わず、男一人対女複数をテーマにした物語を書くスレです。
基本的には複数プレイや、そこに持っていくまでの過程を中心にしたいですが、
二股三股等、とにかく男一人が複数の女性と関係を持つ話もOKとします。
ネット小説等に関する情報交換も行っています。
(・∀・)スキ(・∀・)スキ(・∀・)タイスキ
(・∀・)スキ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(・∀・)スキ(´∀` )<ハーレムはいいぞ。語れ!
(・∀・)スキ( ) \_____
(・∀・)スキ| | | (・∀・)スキ
(・∀・)スキ(_(_) (・∀・)スキ
(・∀・)スキ(・∀・)スキ(・∀・)スキ
外部リンク集(保管庫付) ハーレム小説リンク集
ttp://marie.saiin.net/~mcharem/harem.htm ハーレムスレ 補助掲示板
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/8110/
乙!
即死回避も兼ねてなんか書こうと思ったけどネタ思い付かなかったから誰か任せた
ご苦労様です、
>>1 もうすぐ、66ページの人が来るだろうから、待機しておきます。
____
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|∵∵∵/ ●\∵|
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|∵∵ |\_|_/| | < 1乙
\∵ | \__ノ .|/ \____________
/ \|___/\
│ ∴∵━━○━∴│
>>1乙
これで8人目の乙女が>1に送られたか・・・
あと5人だな
即死させてたまるか
即死回避のハーレム質問。
あなたのハーレム、10人いるとしたらその年齢は?
俺
12歳が3人、14歳が4人、18歳が2人、27歳が1人。
基本的に、未成年ハーレム。大人はスパイス。
幼女3熟女7だな。中間はなし。
あえて全員同い年で
10〜13で10人だな。
それ以上は経年劣化品だ
年下3(2才、3才、5才下)
同い年4
年上3(1つ、3つ、5つ上)
かな…?
あまり離れ過ぎるとハーレム内のバランスが崩れそう。
>>21 一瞬ガチ幼児ハーレムかとオモタ(;・∀・)
即死回避
年下4
同年代3
年上3
の4-3-3で攻守にバランスよく配置
ロリババァ1、熟女1、お姉さん2、同年代3、あと二つ置きずつぐらいの年齢差で年下三人内一人巨乳。
>>18 >>20 このロリコンどもめ!(AAry)
>>17 下は3歳年下から上は7歳年上まで。
具体的には、自分との年齢差が
-3 -2 -1 ±0 ±0 +2 +3 +3 +4 +7
くらい。
俺がまだ若造だからだろうけど。
自分が年喰ったら年下比率が高まると思う。
9歳:1人
もうひとりエッチをおぼえちゃった早熟なオコサマ。
主人公に触られると、お股がむずむずしちゃう。
ひとりでするより気持ちいいの。
12歳:1人
小悪魔的魅力で主人公を翻弄する少女。
「やだお兄ちゃん、もうこんなにしちゃってるの?うふふ」
でも、ベッドの上では素直なの。
14歳:2人(双子)
ダブルツンデレ。
「「え、えっちなこと、してあげても、いいわよっ」」
「「かっ、勘違いしないでよねっ!別に、あ、あなたじゃなくてもいいんだからっっ!」」
15歳:3人(仲良し同級生)
元気少女だが運痴でよく転ぶ子、おっとり天然お嬢様、無口秀才の3人。
みんな好奇心旺盛。性的な意味で。
18歳:1人
風紀委員長で巨乳。
淫らな体をもてあまし気味だが、真面目な性格が災いして我慢してしまう。
基本的に自分からおねだりするまで放置プレイ。
羞恥心に打ち震えながらおねだりしてきても、長時間の寸止めプレイ。
24歳:1人
童顔幼児体型で、中学生でも通じるが、本人はそのことを気にしている。
体はすっかり開発されていて、口内射精でもイっちゃう。
フェラ大好き。
28歳:1人
きつめのメガネ美人。
今まで仕事一筋のキャリアウーマンだったが、最近、主人公によって性の喜びを教えられた。
そのため反応が初々しい。
現在いろいろ開発されてるところ。
パッと思い浮かぶのはこんなところかなぁ。
14,16,17,18,19,20,23,25,27,29
でお願いします
まったく本気でやってんなよ?
でおれっちは全員エルフでずーっと外見変わらず見た目が幼女1少女2女子3女性3熟女1かな
年下3(1つ〜5つ下でひんぬー、巨乳、妹的幼馴染み)
同級生5(ロリ、素クール、ツンデレ、真面目、楽天家)
年上2(ほんわかお姉さん、クール美女)
で最後の番人で魔女っ娘(年齢・体型が自由自在)
これでハーレムW杯は本戦へ勝ち抜けだね。
31 :
ファーザー:2008/02/08(金) 14:28:15 ID:lLoGbS18
>前スレ735
ふむぅ、一理ある。
>31
その自演に何の意味がw
>>32 言われて気づいた
確かにこの自演は、今の俺には理解できない
高感度変則とは?
>34
いつも読むときは”好感”度 - 変則 って脳内変換してたなー
好感度が0なら相手にとって自分はどうでもいい存在=居ないも同然=気付かれない、気にとめられない
ってイメージで、変則をやりすぎると嫌われて苛められるってシーンもあったような気がするし。
というか好感度の誤字だと思ってる。
でも誤字なんて他にもあるし、いちいち指摘すると
小姑みたいになりかねんからこういう場ではどうしようかいつも悩む。
覚え間違いっぽければ指摘する。誤字の数だけハーレムが減るからな。
新スレ立ってたのか、気付かなかった。
>>1乙です。
済まん、完全に出遅れた。
「ごめんください。」
鍵をかけたはずの窓から、見知らぬ女が入ってきた。
「お邪魔します、サンタAです。」
「こんにちは、サンタBだよ。」
「失礼します。サンタCです。」
次から次へと、赤いコートに白いふわふわの縁取りが付いた、サンタクロース姿の女達が入ってくる。
「サンタDです。」
「うふ、サンタEよ、よろしく。」
「は〜い、サンタFよ。」
「サンタGデス、OK」
中学生くらいの子から、金髪美女まで。様々なタイプがずらり並んだ、七人のサンタ。
八畳の部屋に、俺を含めて八人も入ると、かなり窮屈だ。
「な、何なんだお前ら、何者なんだ?!」
すると、高校生くらいの、ロングで黒髪のサンタがにこやかに答える。
「見ての通りサンタクロースですよ。」
そんな、サンタクロースなどと言われても、まったく現実味がない。
それに、クリスマスなんて一ヶ月以上前に終わってるし。
「いや、もう二月なんだが。って、だいたいどうやって入ったんだ!? 窓は鍵かかってるし、ここ二階だぞ??」
今度はスポーティーなショートヘアーのサンタが答える。
「最近の住宅は煙突なんて付いて無いからね、サンタは窓から入るんだよ。」
オレが聞いたのは、どうやって窓から入ったかであって、根本的に論点がズレているんだが。
続けてちょっと地味な感じのサンタが答える。
「本当は、イブからクリスマスにかけてプレゼントを配るですが、あなたの所だけ届け忘れていたの。」
「いや、みんなサンタからのプレゼントなんて貰って無いぞ。」
それには中学生くらいのサンタが答える。
「サンタクロースは小さな幸せをプレゼントするんです。卵の黄実が二つ入っていたり、階段で偶然パンチラを目撃したり。抜け毛の進行が遅れたり、たこ焼きのたこが他より大きかったり。」
何なんだその微妙なプレゼントは、そんなんじゃ貰っていても気付かないはずだ。
金髪のサンタが続けて答える。
「ごめんなさいね。全世界であなた一人だけ、プレゼントが届かなかったの。こんなことサンタクロースの世界では前代未聞、今まで前例の無い歴史的な大失態です。本当にごめんなさい。」
いや、その程度のプレゼントなら要らないし。
と思ったが、フェロモン系サンタが説明を続ける。
「そこで、お詫びの印にあなたの一番欲しいものをプレゼントすることになったの。その為に、私たち七人のサンタが選ばれたれたのよ。」
「オレが一番欲しいものだって?」
オレの疑問に、派手なメイクのセクシーなサンタが答える。
「ソウ、あなたが一番欲しがっているもの。それはこれデース。」
七人のサンタが、一斉にサンタ服をはだける。
こっこれは!
露になった七人のおっぱい。
その七組のおっぱいは、右から左に、小から大へ。ドレミファソラシ、七つの音階の様に整然と、いづれ劣らぬ美乳がズラリと並んでいる。
これは!
サンタは入って来た順に、右から左へ、AからGと並んでいる。
オレは、サンタA〜Gというのは、彼女らを識別するためのコードネームだと思っていた。しかし実は違う。
そう、このサンタ達は、AカップからGカップまでの、七人の美乳サンタだったのだ。
「サア、どうデスカ? 気に入って貰えマシタカ?」
先ほどの派手なメイクのセクシーな巨乳、サンタGが問いかける。
これは確かに、おっぱい大好き、おっぱいフェチでおっぱい星人のオレにはたまらないプレゼントだ。
「うふふ、どう? 私たち七人が選ばれた理由、分かってもらえたかしら?」
色っぽい、フェロモン系の美女、サンタEの声だ。
「あなたの好きなおっぱいは、誰のおっぱいですか?」
地味目のサンタDが質問するが、どれといわれても甲乙付け難い。
オレは巨乳フェチではなく、おっぱいフェチだ。迫力のGも良いが、小ぶりなAの胸も好きだし、バランスの取れたCのおっぱいも魅力的。
うおおおお。選べと言われても迷ってしまう。
「どうぞ、見てるだけでなく触ってください。」
一歩前に出たのは、一番背の低いサンタAだ。
細く華奢な体つきで、白いパンツを穿いている、まだ中学生くらいだろうか。
オレは右手でサンタAのおっぱいに触る。
手の平にすっぽり収まる小ぶりなバストは、なかなかの揉み心地。ほんのり桜色に染まる頬も、初々しくて可愛らしい。
左腕でスレンダーな体を抱き寄せて、もう一方の乳房を口で吸ってみる。乳首を優しく刺激してやると、「ぁんっ」と可愛い喘ぎ声が返ってくる。
華奢な体は肩幅も狭く、狭い敷地の上にあるコンパクトなおっぱいは、小さいながら綺麗なまるみを帯て膨らんでいる。
形良し、揉み心地良し、感度も良好ないいおっぱいだ。
「サンタAのばっかり触ってないで、わたしの胸も触ってみて。」
スポーティーなボブカット、サンタBも前に出る。
ボーイッシュなアスリートタイプのサンタB。下着はライトイエローのカジュアルショーツだ。
歳は十九か二十歳くらいだろうか、結構若い。
オレの左手を掴んで自分の胸に押し付ける。
サンタAより一回り大きいおっぱいは、張りがあって、これもなかなかの揉み心地。
乳首がツンっと立った、上向きの若い乳房。摘まんでみると感じているのか、乳首はコリッと固くなっている。
「どお、わたしの胸は?」
明るい声は、まるでオレにおっぱいを触られて喜んでいる様だ。
サンタAとサンタBのおっぱいを同時に揉みながら、交互に二人のおっぱいを吸て楽しむ。
Aは、あどけないのA。
愛らしい、小さな体のサンタA。
Bは、ボーイッシュのB。
ベリーショートの、ボブカット、スポーティーなサンタB。
どちらのおっぱいも、甲乙付け難い素晴らしいおっぱいだ。
「次は、私たちのおっぱいを揉んでみてください。」
そういって前に出たのは、長い黒髪の高校生くらいの美少女、サンタCだ。
それに続いて、落ち着いて大人な感じのサンタDも前に出る。
オレは右手でサンタCのおっぱいを揉み、左手でサンタDのおっぱいを揉む。
サンタCは、見た目は高校生くらいでサラサラのロングヘアー。可愛いピンクのフリル付きパンティーを穿いている。
Cのおっぱいは、大き過ぎず小さ過ぎず、片手で揉むのにちょうど良いサイズ。
AやBより柔らかく、きめ細やかな白い肌はピチピチとみずみずしい。実に気持ちいい揉み心地のおっぱいだ。
乳首も乳輪も小さめで、綺麗な薄いピンク色。口に含んで舌で転がしてみると、体がビクンと反応する。
Cは、可愛いのC。
キュートで、可憐な、高校生風味のサンタCだ。
サンタDの方は背も高く、グッと大人っぽい。地味な印象だが落ち着いた感じの女性で、レースの紫パンツを穿いている。
このサイズのおっぱいになると、タップンと重力の影響を受けてくるが、この下乳の丸いラインがとても美しい。
手の平に少し余るくらいのおっぱいは、ずっしりとした重量感が有り、中身もたっぷり詰まってそうで弾力がある。充実した揉み心地のおっぱいだ。
「ああん、いい、もっと揉んで、もっと激しくしてえ。私のおっぱい揉みくちゃにして。」
地味な感じだと思ったが、意外と淫乱かもしれない。
Dは、ドスケベのD。
貪欲に求める、大胆な、サンタDだ。
「うふ、私たちはあなたを喜ばすため、すべてのサンタクロースの中から選ばれた、最高の七人。みんな素敵でしょ。
さあ、私の胸も。」
フェロモン全開のサンタEが、オレの右手を彼女の乳房に当てる。
ぷにゅ〜うと柔らかな感触。もち肌でまーるいおっぱいは、かなり大きなサイズだ。
栗毛色のウェーブがかった髪に、グロスを塗った唇。長いまつ毛に円らな黒い瞳は誘惑の眼差し。流線を描く体のラインは、女性ならではの官能的な曲線を描いている。
パステルグリーンの紐パンティは、サイドをリボンの様に結んだ、可愛いらしくかつセクシーなデザインだ。
手の平からはみ出るおっぱいを支えながら、円を描く様に揉んで、もう一方の乳房に吸い付く。
乳首を吸ったまま引っ張って放すと、ぽい〜ん、と乳房全体が優しく震え、「あぁん」と甘い吐息が漏れる。
エロい、なんてエッチで色っぽいんだ。
Eは、エロスのE。
エクセレントな、いい女、サンタEだ。
「はい、私のおっぱいもどうぞ。」
金髪美女のサンタFが、自慢のバストを、ゆっさゆっさと揺らしながら歩み寄り、オレの左手を掴み、たわわな乳の谷間に挟み込む。
左右の乳を両手で寄せて、オレの手をふっくらバストで包み込む。巨乳にしかできない大技だ。
「気持ちいい? 今度はあなたが揉んでみて。」
オレの左手を右の乳房に運ぶ、たっぷりとした質感。
右手のサンタEも柔らかいが、サンタFのおっぱいは更に柔らかい。
金髪、青い目、オレの予想ではパリジェンヌだ。
「日本語が上手だね、どこの国の人?」
「サンタはみんな、サンタクロースの国から来るのよ。だから国籍なんてないわ。」
おお、そうなのか!
見た目フランス人なのに、中身は日本語ペラペラとは、なんて好都合なんだ。
金髪、青い目の白人美女。
背は一番高く、スリムな体型ながらバストはFカップ。愛用の下着は、青のハイレグビキニパンツだ。
柔らかく大きなおっぱいは、美味しそうな果実のようにたわわに実のっている。
バストの位置は全体的に下に有るが、美しいおっぱいラインを描いている。
揉む度に手の中で自在に形を変える、柔らかなバストをもてあそびながら、唇でもう片方の乳房を吸ってみる。
柔らかい乳房の上で、固く立った乳首が面白い。
Fは、フランスのF。
ふくよかな、ふっくらバスト、サンタFだ。
「ハーイ、次はワタシの番デース。」
突然抱き付くサンタGの胸に視界が遮られる。
圧倒的ボリューム、さすがGだ。昔からこんな風に、巨乳に顔を埋ずめてみたいと思っていた。
すりすりと頬擦りし、乳首を舐め回す。それから両手で鷲掴みにして、思いっきり揉みまくる。
「オゥ、カモーン。もっと激しく揉んでクダサイ。」
「気になってたんだが。何でそんな変な喋り方なんだ? サンタは国籍無いんだろ?」
「ソレはキャラ作りの為デース。サンタはみんなサンタ服で個性が無いネ、ダカラ分かり易いキャラ作りが必要なのデス。因みに、アメリカのプレイガールを意識してマース。」
そんな喋り方のプレイガールいないだろ。
だいたい、この迫力のGカップだけで十分キャラ立ってるじゃないか。
顔は確かにちょっと外人ぽい。黒のパンツは布地が透けて、中のヘアーが丸見え。キャラなんか造らくても超セクシーだ。
Gカップバストの迫力は圧倒的。サンタFは、ふんわり柔らかおっぱいだったが、サンタGは、ボーンと弾むようなド迫力バストだ。
Gは、ジャイアントのG。
ゴージャスで、グレイトな巨乳、おもしろ偽外人サンタGだ。
ボーイッシュなサンタBが一歩前に出て、オレの顔を覗き込む。
「好みのおっぱいは見付かった?
誰のおっぱいが一番気に入った?」
うぐっ。
なんて難しい質問なんだ。
ボーイッシュなサンタBの、若々しいバストは凄く良かった。
だがサンタFのふっくら柔らかおっぱいも素晴らしい。
しかし、サンタDの弾力の有るバストも捨てがたく。
また、サンタEのぷるんと揺れるおっぱいもたまらない。
何て難しい選択なんだ。
「うおおおおおおっ。
そんなもん選べるわけねぇ。七人ともみんな一番だぁ。
全部最高のおっぱいだああああぁぁぁぁ。」
オレは手当たり次第に片っ端から、サンタ達のおっぱいを揉みまくり舐めまくる。欲望のままに、サンタ達の最高のおっぱいに貪りついた。
金髪のサンタFのおっぱいにしゃぶり付くと、彼女は喘ぐ様に声を上げる。
「ああぁ、凄いこんなに喜んで貰えるなんて。
分かりました、ではサンタAからG、七人のサンタ全員を指名ですね。それでは私たち全員であなたをおもてなしします。」
そして七人のサンタ全員による、おもてなしが始まった。
つづく
>>38 乙!
しかし、プレゼント地味だな。それくらいなら、何にもなくてもありそうだ。
続きに期待します!
50 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/09(土) 16:00:42 ID:apJduqk5
>>48 続くのか!wktkして待ってるよ!!
この作品を読んでる間、脳内であの歌がエンドレスで流れてたわけだが
とりあえずGJ!!
まぁ、個々のキャラクターを見せるのも良いんじゃが、
昔を懐かしむおじいちゃんとしては、
たまには本来のハーレムや、後宮のような、
無意味に美女が全裸で並んでいたり、
裸で鬼ごっこして、種付けをする様なものも読みたいと思うんじゃ。
>>53 そんな、お爺ちゃんなんて………
こっちはまだまだ元気じゃないの。
貴方に頑張ってほしい…
という訳で書きなさい。
サンタAとBは、それぞれオレの斜め前で、おっぱいをオレの顔のすぐそばまで近付ける。
オレは二人のおっぱいを、交互に舐めたり吸ったりしてもてあそぶ。
その奥にはサンタCとD。オレは手を伸ばして、右手でサンタCのおっぱいを、左手でサンタDのおっぱいを揉みしだく。
サンタEは右サイドから、オレとサンタAの間に入り込む感じで、斜めに抱き付いてグイグイと、大きなおっぱいを押し付ける。
後ろからはサンタFが、柔らかいおっぱいを、背中や首筋、後頭部に擦り付けてくる。
そしてオレはサンタGに馬乗りになって、下から自慢のGカップでパイズリしてもらう。
おっぱい夢の競演。
空前絶後のおっぱい天国だ。
AとBを舐めまくり。
CとDを揉みまくり。
前からE、後ろからFに挟まれて。
Gにパイズリでチンポを挟まれる。
ああ、おっぱいマニアにとって、正に極楽。
このまま逝ってしまいそうだ。
その時オレは、ドピュドピュと射精していて、下からパイズリしているサンタGの顔に、勢い良くザーメンをかけてしまっていた。
「どうですか? 満足して頂けましたか?」
可愛らしい声、サンタCだ。
「ああ、もう最高。まるで夢の様だったよ。」
全裸のオレは立上がる。
射精した後の、ふにゃふにゃになったチンポが、プランプランと揺れた。
「あっ、でもちょっと勿体無かったかな。こんなチャンス二度と無いんだから、もうちょっと我慢して、長く楽しめば良かった。」
突然サンタCの顔が青冷める。
「そんな!満足して頂けなかったんですか!?」
「あっ、いや、満足してるよ。最高だったよ、ありがとう。」
「いえ、私達の使命はあなたを満足させることなんです。完全に満足してもらうまでは、帰るわけにはいきません。」
サンタCは、膝を折ってしゃがみ込む。そしてオレの顔を見上げ、決意に満ちた目でオレの目を見る。
「任せてください。」
サンタCはフェラチオを始めた。
するとどうであろう。ふにゃふにゃだったチンポはみるみる勃起していく。
奇跡だ!
いつも射精した後は、しばらくの間使用不能になってしまい、連続使用できない体質なのに。サンタCがちょっと舐めただけで、完全に勃起してしまった。
「スゲー! チンポが勃った!!」
サンタCは立上がり、にこりと微笑む。
「願いを叶えるのが、私達の仕事ですから。」
「それじゃ、君が願いを叶える為に勃起させたというのか?」
「はい、あなたの精力は完全に回復しています。それでは、さっきの続きをしましょう。」
微笑むサンタCの笑顔に、思わず胸がキュンとなる。
「あっ、ちょっと待って。その前に、もうちょっとしゃぶってくれないか?」
「えっ・・・。
分かりました。あなたの願いを叶えるのが、私達の使命ですから。」
サンタCは、再びフェラチオを開始する。
うおっ、こいつは凄い!
チンポがギンギンにみなぎってきた。サンタのフェラチオには、精力回復&増強効果が有るのか。性欲が熱くたぎる。
それにしても。
サンタCは可愛い。
小さな唇を使って、オレのチンポをフェラチオしている。
長い黒髪で女子高生くらいの歳に見える彼女は、高校時代の同級生で、片想いだった女の子に少し似ている。
そんな可愛いサンタCが、オレのチンポを一生懸命しゃぶっている、感動だ。
フェラの快楽と、高校時代の甘酸っぱい思い出、そしてサンタCの可愛らしさに、オレは激しく欲情する。
「あのさ、サンタC。君にお願いが有るんだげど。」
「はい、何でしょう?
あなたに満足してもらうのが私たちの使命ですから、何でもいってください。」
「やらせて。」
えっ! と驚き、サンタCは顔を赤らめる。
「それは…。
私たちは、おっぱいであなたをおもてなしする為に集められたんです、ですから…。
ああっ、でも。
本当はサンタが人間に接触すること自体禁止なんです。
無断で願いを叶えることも、本当は禁止なんですが。特別に、あなただけは、願いを叶えることが許されていますし…。
分かりました。あなたがそれを望むなら、あなに満足してもらえるなら。
私の処女を、あなたに捧げます。」
軽い気持ちでいってしまったが、まさか、そこまでしてくれるとは。
オレはサンタCを抱き寄せて、その瞳を見詰める。
「いいんだね、本当に?」
「はい。
おっぱいを揉んでもらっている時も、フェラチオをしている時も、あなたから悦びの波動が伝わってきました。
人間に幸せを運ぶのがサンタの仕事。そして、人間が喜ぶ姿を見ることが、サンタにとって何よりの喜びなんです。
だから、あなたが悦んでくれるなら、私も嬉しいです。」
オレはサンタCを抱きしめ、互いの唇を重ね合わせる。
柔らかく温かな唇。
二人の心が、溶けて一つになってゆく。
抱きしめた細い体に、彼女のCカップのバストを感じる。胸板に当たる柔らかなおっぱいの感触は、たまらなく心地良い。
オレは彼女の両胸を優しく揉みながら、綺麗なピンク色の乳首を口で愛撫する。
「ああぁ。 んっ、はぁぁ。」
甘い吐息が漏れる。
股間のうずきを我慢できなくなってきた。
彼女を仰向けに寝かせて、ピンクのフリル付きパンティに手をかけて脱がせる。
彼女の秘部は既に、キラキラと光を反射する愛液が溢れている。
オレは彼女の秘部に亀頭を当てがい、そのまま彼女の内へと押し込んでいく。
亀頭は静かに、彼女の膣口へと飲み込まれて行く。
「はぅっ、はああぁぁぁ。
凄い、こんなにも強い悦びの波動が流れ込んでくる。」
人間の喜びは、サンタにとっての喜び。オレが悦びを感じれば、それは波動となってサンタCに伝わり、彼女の悦びになる。
彼女が痛みより、感じていることを知り、オレはそのまま一気に根元まで深く挿入する。
彼女と一つになった悦び、その悦びにオレの心は震えた。
「はうぅぅぅ。 はあ、 はああああん。」
サンタC、彼女への想いが止まらない。
心の中で彼女の名をを呼べば、答える様に彼女も喘ぐ。
激しく突きまくる、腰の動きも止まらない。
オレは体を倒し、サンタCに覆い被さる。彼女と手を合わせ、しっかりと指を組、そのまま彼女に口付けする。
目を閉じ、熱いディープキスを交わしたまま、絶えること無くピストン運動は続く。
胸に当たるおっぱいが、ぷるぷる震えている。
狂おしい腰の動きは更に激しさを増し、遂に絶頂を迎えた。
オレは、サンタCの膣内に射精する。
「んっ、んんんっ、んー。」
唇を重ねたまま、精液を注ぎ込む。
余韻に浸りながら、ゆっくりと唇を離し、サンタCと見詰め合う。
「何て温かい悦びの波動。私、こんなにもあなたに愛されているんですね。」
オレは優しく、キスでそれに答えた。
サンタCから、体を離し身を起こす。
ぷらん、と使用後になったチンポが垂れる。
「ああ、私もう我慢できない。お願い、私にもおチンポ入れて〜。」
サンタDは腰をくねらせ、身悶えしながらオレの下半身にしがみ付く。
チンポを口に含み、舌で舐めまわされると、即座にチンポは復活した。
「ああ、何て素敵なおチンポ、美味しそう。」
サンタDは、フル勃起したチンポを握りながら竿をしごき、キンタマにしゃぶりついている。
何ていやらしい女だ。
「人間とやった方が、サンタ同士でやるより、ずっと気持ちいいって話は本当みたいね。あんなSEX見せつけられたら、もう我慢なんてしてられないわ。
お願い、あなたのその美味しそうなおチンポを、私のおマンコで食べさせてぇ〜。」
DはドスケベのD。やっぱりこの女、とんでもない淫乱女だった。
「良し、ならお望み通りぶち込んでやる。でもその前におっぱいだ。」
サンタDの弾力の有るDカップバストを、両手を使って揉みまくる。
反発力が物凄い。ずっしりと重みが有り、揉みごたえ充分のおっぱいだ。
そのまま片手を下半身に伸ばし、アソコや太ももやお尻をまさぐる。ヒップも張りが有って、素晴らしい撫で心地だ。
オレはサンタDを四つんばいにさせて、紫のレースのパンツを剥ぎ取る。
バストと同様、肉付きが良く、張りと弾力の有る美尻を撫でまわし、マンコにずっぷりとチンポを挿入する。
喘ぐサンタDの腰を押さえてバコバコ突きまくれば、歓喜の声を上げて悶え狂う。
「あ〜ん、凄い凄い凄い。こんな凄いのはじめて〜。」
獣のように、激しくバックで突きまくりながら、オレは身を乗りだして、Dカップのおっぱいをハメたまま後ろから揉みしだく。
うおお、たんねぇ、気持ちいい。
オレはそのままサンタDのマンコに、ザーメンをぶちまけた。
ふぅ、とため息をつきながらチンポを引き抜く。ぷらん、と使用済みチンポはうなだれる。
「OK、次はワタシの出番ネ。」
サンタGがチンポをしゃぶれば、すぐさま臨戦体勢に突入する。
サンタGはそのまま、ジュッポ、ジュッポといやらしい音を立てて、バキュームフェラでオレのチンポをしゃぶっている。
「よしサンタG、もう一度パイズリだ。」
Gカップのバストがチンポを挟む。
横からほわんほわんと、柔らかく寄せたり、強く挟んで上下にしごいたり。根元をパイズリしながら、舌を伸ばして先っぽを舐めたり。
さすがはG、パイズリ技も多彩だ。
「サア、またぶっかけてくだサーイ。ザーメン顔にかけてフィニッシュしてくだサーイ。」
「いや駄目だ、今度はマンコに中出しする。」
「OK、カモーン。」
サンタGはスケパンを脱ぎ捨て、仰向けに寝転がって脚をVの字に開く。マンコもパックリ開いてる。
オレは速攻マンコめがけてチンポをぶち込む。
サンタDの脚を肩に担ぎながら、そのまま腰を振る。
「オゥ、グレエィト。」
腰の動きに合わせてGカップの胸が踊る。
強く突けば大きく、早く振れば小刻みに、サンタGの胸でおっぱいは波打ち揺れている。
「オゥ、オゥ、凄くイイ。オーゥ、感ジルー。
カモーン、もっと激シクー。」
絶叫が激しくオレを求めている。
サンタGは、過剰なまでのアピールで自分も腰を振っている。
絶叫と乳揺れで、オレは昴り欲情し、フルスロットルでガンガンに突きまくる。
激しさを増すピストンに、おっぱいはブルンブルン震える。
「うおおおおお。」
オレは絶叫しながら、サンタGのマンコに中出しした。
「ああ、凄く良かったわぁ。とっても素敵よ。」
素のサンタGは、艶やかな色気を漂わせている。
まさか、このギャップまで計算したキャラ作りだったのだろうか?
チンポはぷらんとお辞儀をする。
さて、サンタDとサンタG、濃い目の淫乱女が続いた後にふと見ると、小ぶりな可愛いおっぱいが目にとまった。
つづく
なんかドラクエのモンスターみたいだ
66 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 01:01:00 ID:VTPf2Yy3
GJ!
サンタ、エロいなぁ……
GJ!
あ〜俺ん所にもエロサンタこねーかなー
季節柄福の女神(ナイスバディエロ)と
鬼娘(好奇心旺盛な強がりロリ)でもいいや
ところで「耽淫主義」というサイトはもう紹介された?
ランキングサイトから飛んでみたんだけどハーレム小説がいくつか
小説のタイトル横に属性が書いてあるから作品傾向はわかりやすいかも
ただ去年の 10 月から更新止まってるみたいなんで微妙
紹介も何もいくつかはここに書かれたものだし
>あの歌
って何さ、さくらんぼKissか?
富士見ファンタジアからでてる「生徒会の一存」ってのが割りと良いハーレム物かも。
「さあ、サンタA。こっちへおいで。」
少し躊躇しながら、サンタAは近づいてくる。
「おっぱいでサービスするだけってはずなのに。私ともするんですか?」
戸惑いながらも、サンタAはその体をオレに差し出す。
スレンダーな体は、まだ中学生くらいにしか見えない。
「可愛いよ、サンタA。」
そっと抱き寄せキスをする、体がかすかに震えている。
「怖がらないで、大切にするから。もしかして、初めてなの?」
うん、とうなずくサンタAに、もう一度優しくキスをして、髪の毛を撫でてやる。
「それじゃ、チンポしゃぶって。」
サンタGに中出しして、チンポはふにゃふにゃだ。まずは、サンタの魔法のフェラで回復してもらわなければ始まらない。
サンタAの唇がチンポに触れる。
触れるだけのフェラ。だがサンタの魔法は凄まじく、一気にギンギンのフル勃起状態になった。
「他のサンタ達みたいに、口に入れてしゃぶってみて。」
サンタAの口が、少しずつチンポを含んでゆく。
ゆっくり頭を動かし、可愛い唇がチンポをしゃぶる。
うおおお、たまらねぇ。
処女にフェラチオされる気持ち良さは、格別の気持ち良さだ。
「よし、次はおっぱいだ。」
今度はオレがサンタAのおっぱいをしゃぶる。
Aカップの丘の上の、新鮮ないちごを頬張り、吸ったり舐めたりもてあそぶ。
耐えるように、堅く目を閉じるサンタA。
緊張した体を揉みほぐすように、小ぶりな左右の乳房を両手で包み、たっぷりと、時間をかけて揉んでゆく。
再び乳房に吸い付く。
乳房から鎖骨、首筋へと唇を這わせていき。髪を撫でながら、顔中にキスをする。
それから頭の先から、足の先まで、サンタAの全身を撫でまわし、体中を隈無く舐めまわす。
まだ男を知らない柔肌を、余す所無く味わい尽す。
オレの腕の内で、サンタAの体温が上昇していく。
火照るサンタAの体から、彼女が唯一身につけた純白のパンティを脱がせる。
黒々としたヘアーに手を当て、指先で秘部に触れる。
そこは、少し湿っていた。
内股をまさぐり、その周辺を撫でる。はやる気持ちを抑えながら、まだ処女の彼女の太ももやお尻に、チンポを擦り付ける。
彼女を自分のものにできる悦びを噛み締めながら、処女の体を、最後にたっぷりと堪能する。
「それじゃ、入れるよ。」
オレはサンタAを仰向けに寝かせて、脚を開かせる。
サンタAは、ギュッと握った手で顔を隠しながらも、抵抗はせずに、すんなりと股を開く。
触れると、既にかなり濡れている。興奮を抑えながら、入口にチンポを当てがう。そしてそのまま、サンタAのマンコにオレのチンポを押し込んだ。
「ぅ、ぅぅ…」
亀頭がサンタAの中に入った。
うめくサンタAの腰を押さえながら、そのままチンポを押し込んでいく。
「ぅ、
ぁ、
ぃゃ、
ぅぅ、
キモチイイ」
サンタは人間の喜びに、サンタ自身も喜びを覚える。
オレがサンタAに挿入する悦びは、波動となってサンタAに伝わり、サンタAが未開発の処女であってもエクスタシーを与える。
オレは更ににグイグイと、サンタAのマンコに押し込んでいく。
しかし、さすがに処女のマンコだ、良く締まる。キツキツの狭いマンコは、いくら押し込んでも、なかなか奥まで入らない。
オレは小柄なサンタAを抱きかかえ、そのまま体を起こして、座位に移行する。
サンタAは、しっかりと強くオレにしがみつくが、腰を揺すれば、振動で体は少しずつ下がってくる。
サンタAのマンコとオレのチンポは、ずっぽり根元まで結合した。
小柄なサンタAの体は抜群の抱き心地。そのまま激しく腰を揺する。
「ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ…」
サンタAの喘ぎ声も揺れる。
狭くて締まる処女のマンコは、最高に気持ちいい。
抱っこしたまま激しく腰を揺すれば、強く抱き付いてきて、マンコも、きつくチンポを締め付ける。
うおおお、処女のマンコは最高に気持ちいい。このまま、処女のマンコに中出しだ。
オレはサンタAの膣内で、思いっきり射精した。
サンタAを横に寝かせる。体を離すと、チンポはぷらん、とぶら下がる。
「ああ、スゴイ。
最初は怖かったけど…
セックスって、凄く気持ちいい。」
感想を話すサンタAに、金髪の美女が、傍らから微笑みかける。
「良かったわねサンタA。初めてなのに、そんなに気持ち良く成れるなんて、とても幸せなことよ。」
優しく微笑むサンタFの背後から、オレはそのFカップの乳を揉みしだく。
「次は君を気持ち良くしてあげるよサンタF。さあ、チンポしゃぶってくれ。」
オレはサンタFに向かって、チンポを付き付ける。
サンタFは、オレのチンポに口を付ける。
ぶら下がっていたチンポは、たちまちフル勃起状態だ。
しかしサンタのフェラは凄い。既に5回も射精しているのに、完全フル勃起でビンビンだ。
サンタたちはオレを満足させることが目的らしいが、フェラチオされれば回復してしまうのだから、オレの性欲は満足するどころか、とどまることを知らない。
「本当に凄いな、サンタのフェラチオは。」
「正確にはフェラチオにではなくて、サンタクロースのキスに、人間の体力を回復させる力があるのよ。ただ、精力を回復させるのなら、直接性器に口づけした方が、効果が高いの。」
そうなのか。確かに4ラウンドも激しく闘ったのに、サンタAとキスしたせいか、全然疲れていない。
「でも、回復だけじゃなくて、してほしいんでしょ? 一杯してあげるから、楽しんでね。」
サンタFは、勃起したチンポを口に含んでゆく。
唇をねっとり吸い付けて、しゃぶり尽くす様にチンポを舐める極上のフェラチオ。半端なく気持ちいい。
Fは、フェラ上手のFでもあった。サンタFは、フェラ上手で、ふっくらおっぱい、フランス人系の金髪美人だ。
ねっとり極上フェラの次は、柔らかなおっぱいを使ってのパイズリだ。
勃起したチンポを挟んでしごく。豊かな胸の谷間でチンポを包み、体ごと上下に動かし、おっぱいでチンポを擦る。
「気持ちい〜い?」
「もちろん。パイズリはおっぱいフェチの夢なんだ。」
「ホントにあなたは、おっぱい大好きなのね。私のおっぱい、気に入ってもらえて嬉しいわ。いっぱい感じてね。」
サンタFは、おっぱいを寄せた両手を、ぷるぷる震わせる。
寄せて、ひらいて、また寄せて、ぷるぷるさせる。
波打つおっぱいが、チンポにキモチイイ!
「横になって。」
サンタFにいわれるまま、仰向けに横になる。
サンタFは、青のハイレグビキニを脱いで、オレの腰に跨る。チンポの先をマンコにいれて、そのままずぶずぶと腰を沈めてゆく。
金髪、青い目、長身でスリムな体型にFカップの巨乳。見事なプロポーションの白人美女が、オレに騎乗位している。こいつはたまらない。
床に膝を付き、チンポを深々と挿入したまま、前後に腰をグラインドさせる。
サンタFはオレの手を持って、Fカップのたわわなおっぱいに触らせる。
ああ、なんて気持ちいいんだ。
自分は受け身で、されるがままに美女にしてもらうなんて、最高に気持ちいい。
オレは下からFカップのおっぱいをもみもみする。
こんな巨乳の金髪美女にしてもらえるなんて、最高に贅沢だ。
「ああ、気持ちいいわ。さあ、一緒にイキましょう。」
サンタFは乗馬するように、オレの手を手綱の代わりに握って、体を上下に跳ねさせる。
Fカップのおっぱいも、それに合わせて上下に揺れる。
なんとゆう絶景!
ローアングルから眺める、たたわわなおっぱいが、金髪と共に乳揺れしている。
サンタFの体の動きは、次第に大きくなり、乳揺れのしかたも激しくなる。チンポも最高に気持ちいい。
たまらず、オレのチンポは大噴火。サンタFの中で大量の精液が溢れ出す。
「ああぁ、イクゥー。」
オレの悦びの波動を感じ取り、サンタFも一緒に昇天した。
サンタFは、馬乗りになったまま恍惚としている。その奥からサンタBの姿が現し、横からオレの顔を覗き込む。
「ねえ、次は私の番でいいよね? もう待ちくたびれちゃった、早くエッチしようよ。」
サンタFと交代して、ボーイッシュなサンタBがオレのチンポを舐めまわしている。
サンタFに射精して萎えたチンポだったが、既にフル勃起してはち切れんばかり。
ライトイエローのパンツを穿いた、ショートカットのサンタB。ぺろぺろぺろぺろ、ぺろぺろぺろぺろ、回復してもなお、オレの勃起したチンポを舐めまくっている。
「そんなにチンポが好きなのか?」
「うん、ペニスだーい好き。」
何て楽しそうに答えるんだ。舌を使って、ぺろぺろ、ぺろぺろ、おもしろそうにチンポを舐めまくっている。
「今度はオレの番だ。おっぱい揉ませてくれ。」
「いいよ。ホントにオッパイ好きなんだね。
さあどうぞ。」
ツンっと上向き、Bカップの胸を突き出す。
若くて張りの有る、みずみずしいバスト。歳は二十歳か少し前くらいだろうか、少女以上大人未満、そんな感じのフレッシュな娘だ。
体も余分なぜい肉の無い、引き締まったボディー。実に美味しそうな体だ。
さっそくおっぱいを両手で揉む、張りの有るいいおっぱいだ。手の平に、固く立った乳首が当たってる。
「ああぁ、キモチイー。
ペニスを舐めるのも好きだけど、おっぱい揉まれるのもだーい好き。ああん。」
揉まれるのが好きとは、オレとは気が合いそうだ。
「ならこんなのはどうだ?」
おっぱいの外側を揉みながら、乳首を吸う。
「ああん、さすがオッパイプロ。上手いなあ。」
オッパイプロ!
嬉しいことを言ってくれる。オレはそのままおっぱいを吸いながら、おっぱい外側から脇へと手の平を滑らせる。
脇から、ウエスト、腰と、しなやかなサイドラインにそって撫で、そのまま下半身を撫でる。
パンツの上からお尻を撫で、もう一方の手で太ももを撫でる。引き締まった、健康的な下半身だ。
「お尻もなかなかだな。」
「ヒップにはちょっと自身有るんだ。」
振り向いて、ライトイエローのパンツに包まれた小尻をこっちへ向ける。おっぱい同様、キュッと締まった美尻、思わず頬擦りしてしまう。
パンツを下ろし、ピチピチのヒップにチンポを擦り付ける。それだけで、射精してしまいそうなほど気持ちいい。
「ねえ、そろそろ入れてよ。」
オレもちょうど、入れたいと思ったところだ。その場に腰を下ろす。
「さあ、ここに座って。」
サンタBの腰を押さえながら、自分のところに引きよせる。サンタBはマンコを指で開きながらチンポを挿入し、徐々に腰を下げてゆく。
サンタBを、後ろから抱いて、背面座位で腰を揺する。
「ああ、やっぱり人間のペニスはキモチイー。サンタとやるより断然いいよ。」
そういって、サンタBも腰を使う。オレも負けずに腰を揺する。
背中越しにサンタBのおっぱいを揉んで、揉みまくりのハメまくりにする。
「ああああ。凄くキモチイー。
私、体を使う競技はなんでも好きだけど、スポーツはセックスが一番好きなんだ。」
「気が合うな、オレも好きなスポーツはセックスなんだ。」
運動神経の良い娘はセックスも上手いというが、素晴らしい腰使いだ。マンコもきつく良く締まる。
明るくフレッシュで、ピチピチのサンタB。引き締また彼女のボディーを、スポーツ感覚でハメまくって、爽やかな汗を流す。
オレが攻めれば、彼女もきつく締め返す。
明るいサンタBと楽しむスポーツセックス。ああ、最高に気持ちいい。
オレはサンタBのゴールに、決勝のスペルマをシュートとする。
「あ〜ん、イク――――。」
二人とも気持ちいい名勝負だった。
これで六人のサンタとのセックスが終わった。
いよいよ残るサンタはあと一人。フェロモン全開で色っぽい、丸くて柔らかEカップのサンタEだ。
つづく
GJ!
ちょっとサンタに手紙書いてくるわ
>>82 連投申し訳ない。
早急にメモリ空ける必要があったので、失礼しました。
85 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/12(火) 18:08:15 ID:NPYLFLsY
↑ワンクリ業者サイト。注意
連投?とんでもないGJ!
てか連投が苦手なのはとくめー氏だけだろう。保管作業の手間が嵩むとかで。
だから謝罪はとくめー氏宛てにな。
本当に作者の方々ととくめー氏には宅の息子共々お世話になっていくら感謝しても足りないぜ。
GOOD JOB!!
すけべぇなサンタだな〜オチに期待してるw
>>88 作者にプレッシャー与えるんじゃないよ!
ツギのプレゼントは子宝とかありきたりなオチのワケはないと思うけれどな
ネタ以前の話だが、主人公を特殊能力持ちにさせるなら映画「ジャンパー」のような
空間跳躍のような能力でもハーレムって作れるかいね?
あくまでハッピーエンド向けのだけど。
跳躍能力が高性能ならば予告編みたかぎり遍在が出来るか?
ABC…地点にタイムラグ無しでミリ秒単位ずつ移動し同時挿入するとか。
後はルパンダイブしたり
部位転移(腕だけ飛ばして牛乳取ってた)で全身くまなく奉仕させたり
内臓愛撫(星くず英雄伝のトラ式子宮愛撫)
プラグ立ては災害救助や亡国の政治犯救出で行く宛の無い人達の感謝≒ラブかね
マァ挫折済みのネタメモより抽出何だかね。
書いていたらセクロスしないで特殊独立国家建国記になってしまった。
正義を広げ過ぎたぜ?
今日はバレンタインデーだというのに、本命チョコを山ほどもらうような話が一つも投下されないとは……。
寂しいぜ。
それはきっと、規制に不貞腐れた住人はこぞって
ベビプリ日記の18時間リアルタイム更新に夢中になっていたからです。
ええ、まさに俺。
女だらけの職場に新入社員として若い男が……
ってのはよくある黄金パターンだが、「割の良い警備会社」を謳う会社にだけは行きたくない。と、最近読み始めて思った。
ジオブリかな?
連載長く続くとアレだよね。
アレの「昭和」とか、ソレの「冷戦」とか、そういう単語がもはや時空の彼方。
投下といえば、前スレの埋めネタこないなー…
ところで、最近SFC版DQ5で2度目の全モンスター制覇&LVMAXなんぞやってて、
仲間モンスターを擬人化・女体化させたらハーレムなんかなー、とふと思った。
まあポケモンとかでも一緒だが。
「あぁ、スライムメスちゃん、やめてぇ〜襲わないでぇ〜」
スライムメスは仲間を呼んだ。スライムメスBCDEFGHが現れた。
あそこも、おしりも、口も、胃の中や腸などの内臓も冒されてしまった。
そして合体してキングスライムメスになり、ぶっといものを・・・
くだらねorz
ピエールの中の人が女だったネタはたまに見るな
ポケモン、擬人化と来れば萌えもんを忘れてはいけない。
色んな地方の方言の女の子ハーレムってのも
詳しい人じゃないと無理だなw
一番ベタな関西弁でさえ正しく書くの難しいしなー
>>97 パトレイバーを久しぶりに読み返した時に「東独」「西独」なんて言葉が出てきて、時代を感じたモンだ。
そのうち、南北に別れている朝鮮半島や、日本の少子高齢化なんて言葉に時代を感じるようになるのだろうか。
>>95 俺は紅の流れ星が好きだぜ。
「地獄は俺の職場だぜ」とか、「コイツ(銃)が俺のパスポートさ」とか、一度で良いから言ってみたい。
そしてそれが様になるようなカッコ良い漢になりたい。
>>107 >>そのうち、南北に別れている朝鮮半島や、日本の少子高齢化なんて言葉に時代を感じるようになるのだろうか。
前者はともかく、後者は今後も暫くこのままだろう多分。
孕ませスレの住人に頑張ってもらうしか(ry
>>107 俺は沈黙の艦隊読み返して、ソ連だったことにクラっとしたぜ。
>アフターウォー
世紀末系としてSF小説「渚にて・・・」とまで絶望的じゃないけど原子力潜水艦
にただ一人の男として乗り込んでハーレムとかも好きだな。
ロシア(旧ソ連)の弾道ミサイル原子力潜水艦なんかにはプールやら映写室
まであったからな。
後は同列の物として原子力空母を改造して農園作ってしまうとかもアリかもしれん。
投下させておくれ
時を止める回数は少ないほうがいいと思うのでちょっと多めに
毎度すまんね
↓キャラ
●ザクロ団の皆さん
・ミスラ:主人公
・クリステスラ:反則的な生命エネルギーを内包する宝剣。人間になったり剣になったりする。人間形態時は青白く光る長髪、伏し目がち、なげやり。
・カリンザ:着物剣士。横暴、粗雑な外見に反して容姿の方は艶やかな黒髪、白い肌。
・グリオー:召喚魔術師。魔術師特有の三角帽、その下はショートカット。ちょっとしたことですぐ怒る。
・ラブラノ・オドケナウ:ネクロマンサー。金髪巻き毛、羊みたいな感じ。ツリ眼、キバ、乱暴、わがまま。
・ミルケロル:魔法使い見習い。ピンクの短髪くせ毛。よく指をくわえてあぅあぅいっている。天然。ちびっこい。
・ガニメロ:学者。黒髪寝癖、鳥の巣頭。どもる。ちびっこい。
・エルサ:エルフ騎士。金髪、長髪。サラサラしたのが腰まで。眼は細い。
・ギルジム・ティコネット:銃士。料理長。赤みがかった黒髪セミロング。しっかりしすぎてたまにもろい
・ヒスカ・クランクアイ:泥棒。青みがかった黒髪ポニーテール。近眼めがね、細い眼で睨むように人を見る。よくヘラヘラ笑う。
・ザラク・ニー:武闘家。黒髪。結った束を二つ肩から胸に垂らす。デコが広い。
・ローキス・マルス:重戦士、でかい、バッサバサの髪。いつもぼーっとしてて、眼とじてるように見える。
・トロピア・ストランテ:遊び人。ピンクの巻き毛腰まで。冷え性。人のこと赤ん坊扱いする。
・モナメテオ:自称大魔導師。ロリロリしてる。長髪。じじくさい。
・ナキリコ・ニルバナ:僧侶。エロの大好きな娘。
・シラカワ・ヨフネ:歌人。いつも寝てる。
・マユー:謎の少女。白い髪白い服。14・5歳に見えるのに、精神の方は3・4歳。
・ゾゾルド:銀髪、神父っぽい服。魔族。
・ドルキデ:ツリ眼、銀髪、黒ワンピース。魔族。
・キルソロ:銀髪、短髪、活発、イライラしてる。魔族。
●百合騎士団の皆さん
・リリィ・ルルクトラ:亡国の姫君、歌がうまい、黄色い髪・量多
・ミルチア・マルキアデス:暗黒騎士。黒髪焦げ茶まじり。ムラっけのある精神
・エルエン・トラキストラ:リリィの家臣、緑髪の中わけピッチリロング、ボクっていう
・アザカゼ:リリィの家臣、赤い髪、ちょいウェーブ、自分の世界作り上げてる人
●黄金猫商会の皆さん
・シャマニ:商人、金髪めがねポニー、いつもスーツ。
・スケアクロウ:魔術師。モナの知り合い。黒いワカメみたいな髪の毛。フケ。げはげは笑う。床に落ちたものそのまま食べる。幼女。袖口で鼻水すする。
・ブラッドダリア・ゼグデス:マッドでサイエンスな人。吸わないタバコ咥えつつ、黄色い髪にいつもの白衣。
・一号:ロボ的な人。ブラッドダリアの助手。超棒読み。
・ミルキフィリオ:めがね、元奴隷にして死刑囚、いつもいつも懺悔懺悔。生まれてきてごめんなさいが口癖。現在巡礼中。
・セネア・セピア:劇団員。紳士過ぎる。歯白すぎる。背高い、黒髪長髪。
・キャリベルローズ:酒場担当、踊り子、金髪ウェーブ。足長。
・エノ・アセアリア:賞金稼ぎ。歳と性格の割りにチビぃ。首の骨をベキッておる武器使う。通称スコーピオン。
・ロト・ハーヴェル:魔術師。無口。本と小動物以外あんまり興味ない。灰色おかっぱ。
・キゥリート・セグネスシティ:保安チーフ。商隊内の規律担当。厳格なモラリストにして超ナルシスト。黒髪、おでこ。
・アリスナイン:キゥリート部下、氷使い、事務全般をこなす。青みがかった白い髪のショート。大人。
・ギャラ・メイラ:キゥリート部下、ムチ使い、事務全般をこなす。しなったムチみたいな髪の毛があっちこっちに跳ねる長髪、たまにめがね。大人。
・ドミニク・コードウェル:3文モノ書き。ぱっさぱさのみつあみ、帽子、めがね。小悪党みたいなしゃべりかた。シャマニの妹。
・シェロソピ・ミステリオーノ・ロンドンドン:マジシャン。深緑の髪の毛、適当すぎる性格。痴女。
・トメキチ:幼女。サラサラ金髪。大理石みたいな肌。天使そのもの。ただし手にフル回転の芝刈り機をもつ。一人称、オラ。
・ムナク・ジャジャ:商隊守備隊長。戦闘力は一番高いのだがいかんせん自由すぎる。
・ユイラ:傭兵。ムナク部下。顔傷だらけ、超暴力的。っだこぅるぁ、みたいなしゃべり方。武器、ギロチンの刃。ミスラに完全服従。
・ユキボタル:傭兵、というより用心棒。ムナク部下。喪服、西洋顔で顔面蒼白、線香臭い。ミスラに完全服従。
・フラミア・ラミアミア:名家のお嬢様、ですわ口調、金髪、わがまま。現在没落してバイト中。
・セルヴィ:その従者。スーツ。背筋伸びすぎ。涙もろい。白髪交じり。
・リットーサ・メルメルヴィ:名家のお嬢様。吸血鬼、牙、赤い髪中わけおでこ。別に知らんし、みたいなしゃべり方。現在没落してバイト中。
・モチャ:その従者。薄い黄緑いろのふわふわした髪の毛。目隠れてる。UMA。
・ミリモ:東方の辺境民族ユモウ族が姫君。日本人形みたいな感じ。没落してバイト中。うっかりさん。
・タツカゲ:その従者、九の一。あわて者。ポニーテール。
・テンネ:頭脳労働担当。東方月国出身。語尾に「ね」ってつけたがる。目見えない。
・クロル:テンネの弟子。心が清らか過ぎる。真面目すぎる。まっすぐすぎる。調理主任でもある。
・バスカーヴ・ヴィレ:機械整備工。武器職人。自らも大砲もって戦う。てやんでいって言う。頑固。つばでもつけとけって言う。
・ベノ・ザレロ:毒使い、新参、オドオドしすぎ。
・コカ:金の糸はく女の子。自分で歩けない。ゆるい。
・アクシュラ・ゲェル:アウトロー。商隊を襲って逆につかまる。
・シェセト・ガルガンプ:仮面の少女、よく頭をぶつける。
・ポナトット:人形使い、狂気過ぎる。
・ドラス・ビー:蟲使い、仲間とか信じない子。
・ロナ:宝石少女、本名すごい長い。島国育ち、純情。世間知らず。一応シフトリーダー。
「んっ…!…ゃ…」
ベノ・ザレロはお腹を丸めて痛みをこらえる。果肉に対して明らかに容量オーバーな肉物は、ぶぽぶぽと卑猥な音を立てるし、ミスラは躊躇なく射精するし。
膣の中に赤いのがにじんでは、白いのが洗いだし、にじんでは洗いだし。落ち着いてきたのをまた広げるし、広げたところに当てるように射精するし。
ミスラとしては、自分のことを好きだなどという少女を更正させるべくいじめているつもりなのだが、少女は健気にされるがまま。
「リリィ、リリィ」
「ぁ…ふぇ?なんですかミスラさん」
ミスラ、2本指でリリィの膣天井をこすりながら、問いただす。なんでなん、何がこの子をこうさせよるん?
「もう…ぅぁ…自分で聞いたらいいじゃないですか…ぁ」
「みすらさーん、やーんずるいー…」
ベノが中央で、リリィが右。左でコカがよがっていて、その左で一号が休憩中。一番右はクロルだった。
ミスラはコカの性器周辺の丸みを、指の腹でゆーくりとなぞりなぞり、少し濡れたその指で、乳首の先を撫でたり撫でなかったり。
自ら立ち上がる力がないという彼女の脚は、胸の刺激に反応して緩やかに宙を動く。そのゆるやかな動作は、さながら羽化したての蝶のよう。
「リリィ怒んないでよリリィ」
「やっ……ぁぅ…しりま…せん、もう…はぅぁ……ぁっ」
リリィの首筋を舐め、薄く浮いた血管を這う。くちびるをくちびるで開いて白い歯をだし、少し離れた距離からだ液を注ぐと、文句もいわずに少女は飲む。
「ふァ…!」
「きゃぅ!」
ごぽり、とベノの膣から抜けた性器を、不意打ち気味にリリィに挿入。またそういうことするんですねみたいににらめつける眼を知らん顔して受け流し、リズミカルに腰を振る。リリィは仕方のない子供を相手にするようにそれに応える。
斜めの体勢でベノのとがった牙を舐ると、小さい声で何かいっているのだが、よく聞こえない。
―――ちくぐ…。ぷ。
つぱんつぱんつぱんつぱん…くぐぐ…
「ん…ぁ…………め…」
「ん?なになにベノちゃん」
「…お口は…ダメです……はぁ…毒が……毒がでちゃう…」
「毒…?」
いわれてみれば、ベノの牙の先には小さな穴のようなものがついている。それこそいわれなければ分からないような極小のヤツ。なるほど、蛇みたいなもんだ。
「大丈夫だよこんなもん、でちゃうものは全部だしちゃいなよ、だしたらいいじゃない効かないし」
「…だめです……それでも……私そのときの感情で毒の種類が変わるから…」
「ほうほう」
「……今でたら……なにがでるか分からない…」
「ははぁ…」
それから彼女は言語を介する毒や、時空間を超越する毒の恐ろしさについて語るのであるが、その間もミスラは少女の膣を指で広げてぺとぺとさする。正直そんなもんの脅威がピンとこない、今のミスラにはピンとこない。しばし考え、だした応えは…
「…ふっ…ぁ…んぐ…ぅ!!!!」
少女の小さな口にちんこをねじ込むこと。
ぐぷ…ぎゅぷ、ぎゅぶ…きゅぼ
ちゅぶ…びゅぐ…
「んぐ…、…ぁぐ…ん、ん、ふ…ぐ」
―――ぬこ…ぉ…ちゅぼ…
っぱつんぱつんぱつんぱつん……ぱつん。
びゅぐ、びゅぐ、びゅる。
「んぶ……ぅぇ……ん、」
カプリ。
被害は幸いにも、ちんこの先が少しピリピリした程度ですんだ。
・・・・・・。
「ぁっぁぁぁぅはぅぅぅ!!!んっ!んぁ!やぁぁ…」
そこそこ強がっていたリリィが、ビックリするぐらいたわけた嬌態で腰をくねり、横の4人をたまげさせる。かくいうミスラもドッキドキ、だってこの娘は昨日くらいまで処女だったのだ。
「やぅ!!…ひっぁ…か、…あぁ…!!!」
ミスラは少女の感情にのせられる様に腰を振る。無呼吸運動で振れば振るほど腰がうねり、吸いつき、可憐なはずの歌姫はほとんどアヘン窟で人生の終焉を迎える娼婦のような顔をして、獣の悪魔を迎えいれる。
「リリィリリィ、どうしたの?なんかあったの?」
「…ゃ…だって…!ミスラさんが…ぁっぁぅ…あぅぅぅぅ!!」
ふるふると震えるくちびるを舌で慰める。回らない舌にだ液の油を注ぎ、固くなった乳首をこねる。
「ん…ふぁ…ふ…ん」
一時的だとしても、くちくちを止めたときの恨めしそうな顔といったらない。物足りない物足りない。玩具を買ってくれない親を見つめるような目付きで、ミスラに選択の余地などないのだといわんばかりに、粘膜の結合を訴えかける。
くぽん。
「ふぁ…?や…ミスラさん…!」
「ひゃぁ!」
古い小説では空母の改装が姿変わり過ぎるので現役の物は二艦目、旧式艦は民間に…
なんてネタもあったな。
ところで宇宙での長期滞在は女性の方が有利なんてのを見た気がするので
宇宙ステーションでハーレム…
無重力SEX……駄作プラグ?
あえてクロルにチェンジ。世の中には焦らすという言葉がある、と語りながらリリィをいじめ、優等生の膣でぬこぬこ。さすがにまだ痛そうだが、かまわず往復。抜いて、リリィへ。絶叫。飛んでコカ。
「やーん、ミスラさーん」
「はいよー」
なるほど気分はゆるゆるだが膣はキツキツとかオッサンみたいなことを考えながらコカの奥に進むミスラ。艶々した肉の先に、粒粒とした壁面があり、それが亀頭にすれると妙に心地よい。
「あ、痛くないんだ…コカちゃん」
「はーい。でも入ってるのはわかりまーす」
「そういや、さっきも乳首の方が感じてたね」
「あーんミスラさんのえっちー」
なんぞこの子。
コカの足はホントに細い、というより軽い。もちあげてクネクネさすと、たまにピクってなったりギクってなったりする。キスは糸がでるからNG、でもちょっとだけお願いしますというのでその通りにする。
ちゅぶんちゅむん…ちゅぽ。
きゅぶ…きゅぷ…
前後を続けていると少女の顔に赤みが差す。やーんとかきゃーんとかいう声が段々眠たげになり、泣きそうになり、ノドが絡んだようになるのは糸がでてきてるからなのか。
「大丈夫ー?」
「はーい、幸せでーす。」
「幸せかー」
「ありがとーミスラさーん」
「え?なんで」
偽りなしの言葉を吐く少女をぎゅってして射精、肉物はその横の一号の、また口。
・・・・・・。
「ひゃぅ!」
「あ、コカ…!!」
丸イスの端から、コカが素っ頓狂な声をあげてずり落ちる。ベノの膣天井をこすりあげることに躍起になっていたミスラは我に返り、何かを訴えかける眼でアウアウいうベノを置いてコカの元へ。
「おうおう、大丈夫かいコカちゃん」
「はーい」
そのままがっしりとミスラにしがみつく少女の力は案外強い。実質この二本の腕で生活のほとんどをまかなっているのだから当然だろう。ハンディがあるからといって舐めてはいけない、特に魔力という身体の延長パワーを考慮に入れると……
「わざと落ちたろ」
「やーん、ミスラさん捕まえたー」
小さい頭が胸の中でころころ転がる。ミスラは不覚にも心が和む。久しぶりに故郷に帰ってきて、真っ先に飛びついてくる小動物をどうして振り払うことができようか、その手を
「……。」
「んお!?どうしたベノちゃん、痛い痛い痛い」
「………………です」
「なになに?ゼンゼン聞こえないよもっと大きな声で……」
「わ………番……」
「なんて?」
「……私の番です!!!」
「ぎゃー!!!」
ベノの手は鉄の塊みたいな強度を持ってミスラの腕を引き絞る。その様鬼神、魔人、戦場の阿修羅。背後に見える手のいっぱい生えた神様的な偶像が哀れなミスラを睨みおろし、交尾の続きを要求する。
大人しく従うしかあるまい。そう思うのだが、身体が動かない。
「ミスラさーん、私もー」
とろけたような声をだすコカの口から、光を湛えた糸がこぼれでて、ミスラの体の要所要所を縛りとめているのだ。
まるで粘土質の地盤の中に閉じ込められたような圧力、強烈な窒息感が、ミスラの脳にエマージェンシーを発動させる。
「リリィ!リリィリリィ!!!ヘルプミー!!!」
「……。」
「リリィ?かわいいリリィや、なんでそんな怒ったような…」
「私だって途中です…」
「へ?」
「ちゃんとしてください!!」
「ぎゃーす!!そこは脈だ!リリィ!リリィよ!!!」
そんな光景を見ながら、優等生のクロルは自分のだ液で果肉をこする。陰唇周り、尿道口、包皮越しにゆっくりと雛尖を押し、傷口を確認するように膣の中に指を入れる。
「あ、別に傷自体が痛いわけじゃないんだ…」
一人独学で性器の反応を確かめ、いじいじいじいじ。なんぞ閃いたのか意を決め
「すいませんミスラさん!ボクももう一回…」
その横で一号が、ミスラの精液を租借しながら大の字で天井を見ている。
・・・・・・。
コッソリと近づく手が、ミスラの首を掴んでひっこぬく。遊び半分で5人の少女に精子をかけていたミスラはのけぞるように引きずられ、誰だと思ったら守備隊長のムナク・ジャジャだった。
肉食獣が羊に噛みつくようなキス。というか実際噛んでいる。引き離そうとした手をガシリと掴んで、さすまいとしたのは騎士アザカゼ。赤い騎士は魔女みたいに、ノドの奥まで指を咥え、性器に見立てて舐めすする。
リットーサが、腕にまとわりついて切なげに性器を擦っている。タツカゲ、ユキボタル、その他ぞろぞろ増えだして、ミスラの四肢をひっぱるように奪い合い罵りあい……
密度はどんどん増す一方
キーンと、ひどい耳鳴りがする
その向こうで、もう何がなんだか分からない、肉色の塊の混ざり合い
まずは落ち着けと口を動かしたミスラのこめかみに、誰かの肘が入って意識が昏倒
遠のく意識の中で、女の嬌声と精液の混ざる音だけが、ねとねとねとねと響いている
「あっ!!…ミスラ様…ぁぁ!!おっきい…」
「ミスラさん…だめ…もう、がまん……できないよぉ…」
「ミスラ殿…!こんな…ご無体な…」
――ぬこんぱこんぬこん。ねとん――
「……んぐ。…ん…ふぁああ!!」
「ちょっとお前ら…痛っ!踏むなバカ!!」
「ははぁ…コリャ大変だなぁ」
――じゅぼん、にゅぽん、じゅぽん――
「はっぁぅうう!!!ぁぁぁ…」
「もちゃぅ…」
「みすらみすらみすら…」
「ふぁぅうぅう、ミスラ殿どこじゃ、どこじゃ!!」
――ぬこぬこぬこぬこ――
「ぶはぁ!!!」
ミスラ大げさでなく、あわやどざえもん。その手は陸地を掴もうとして、ヌルッとすべる。
「げほ!!ごぁ…ふが…!!!ちょっ…まっ…」
その有様をなんと形容するべきだろうか。肌色のポタージュをペットボトルで飲まされているような…顔中にピーナッツバターを塗られているような…体中がぬるぬるべとべと、甘く苦しく酸素がない。
一番新鮮なのが誰かの吐いた物憂げなため息と尻のにおい。ああ圧死ってこうやってするんだとか思えてきて、尻の穴に鼻の穴を潰されながら暗い闇をウトウト、不意に、生暖かい水が顔中を覆いだして、小水が口腔に充満。激しくむせる。
「げほっ!!げは!!げっほげっほ…!!!」
見ればロト・ハーヴェルが漏らしているのだ。
漏らしたもん全部、当然のように鼻に入る。飲んでも飲んでも鼻に入る。死ぬから、普通死ぬからそんなそんな……ミスラの脳内、ついには見渡す限りが花畑。
(死ぬ…これは死ぬ…うげ…げほ)
(ほわわわわ〜ん)
(んご、んげ、…んぁ?)
(プリンセスシェロソピの、朝まで生ラジオー)
(うわ、こんな時にまたメンドくせぇのが…)
チャカッチャカッチャッチャッ!ヒューッ!
闇の中に滑落する意識のどっからか、陽気音楽とともにマジシャンの声が聞こえてきて、頼んでもないのにオープニングトークが始まる。お便り紹介、RN飲尿狂いのミスラさん。
「なになに、ボクは今女の人のおっぱいやお(ピー)に鼻腔や口腔を埋められて死にそうです、どうしたらいいですか、あとパンツの色教えてください、きゃー、これセクハラよー」
(うぜぇ…)
なんだろうかこの不協和音。痴女マジシャンの少し演技がかった声は、ミスラの脳内全てに反響するように響き渡る。なんか本能的に、どこに逃げても回り込まれそうな威圧感がある。
「ぱんつははいてませーん、なんちて、そっか飲尿狂いのミスラさんはモテモテでえろえろなのねー、若いなー」
(あのねシェロソピさん、あなたのノリについていくのは結構気力を消耗してだね……)
「だーめ、プリンセスと呼びなさい」
(…はぁ)
「えへへ、もしも君の心が素直に私をプリンセスと呼ぶのならば、プリンセスは君を助けてやることにやぶさかではないのだよ。えっへん、どーだ!」
(もうなんなんですか。いい年こいてそのしゃべり…、助かるの助からないの?助かるなら助けてプリンセス)
「なになに〜?声がちいさいぞ若者!まあよし今回だけね、そんかし今度お仕事手伝ってね」
(へーい、なにすんの?)
「大丈夫よー、ちんこ切ってくっつけるだけ。種も仕掛けもないからねー」
(……おい)
世界は白く反転。気づいたらシェロソピの胸の中にいた。
「じゃがじゃーん、ミスラ君げっとー」
「げほっ、げは……うげぇ……助かった。ありがとうプリンセス」
空気ってとてもうまい。女体の群れは主を失って崩壊、きゃーきゃーいってるがいい気味である。憎たらしい尻、ふともも、性器、おっぱい。
「ええーい!!!並べ!並ばんかたわけども!!順番こに犯してまわして犯して犯して……ふごがっ!!?」
アバラのあたりに殺気を感じ、はぜるように横に飛びのく。そこにいたのは、ドミニク・コードウェル。
「ドミィ…さん?」
「ずるい人ですぜ…ダンナ……こんなの…こんなの見せつけられたらアッシは…」
いつもと違う、違和感、狂気。踏み切りの音が聞こえていない人間のもつ、平常から逸脱した価値観、視点。せっかくおめかしして可愛くなってるその眼は、ヘドロの表面みたいに泡だって変な色。
「たまんねぇんでさ…ダンナを見てると…ふふはは…なんでしょうね」
「落ち着けドミィ…な?な?」
「朝から晩まで、ダンナの汁を浴びて泣きたい…ダンナの肉をノドに詰まらせて死にたい…ダンナを子宮に入れて…十月十日を過ごしたい…」
「怖い怖い怖い…落ち着け…落ち着くんだドミィ…!いつものシャイなあの子に…」
「アッシはもう……ダンナを自分のものにできるなら…地獄にでも喜んで…」
「はいはーい、皆いったん休憩いれようねー」
軍師テンネの手拍子が、ぐだぐだと集団狂気と個人的狂気に陥りかけた一同を救った。…のも束の間。
「失礼します…テンネ殿…」
「あらあら、セルヴィさんですね。始まりましたか?」
「は…あの、アクシェラ殿がストライキを敢行しまして…」
執事セルヴィが飛び込んできた。早歩きで。
・・・・・・。
アクシェラ・ゲェル。祖国を守るため、暴力を礎に集結した、犯罪組織の首領。
全盛期はブイブイいわせていたのだが、魔物に狙われ組織は壊滅、逃げ延びて、まずは力を蓄えようという時に黄金猫商会を強襲、わけのわからない少女一人に根っこまで狩りとられて現在に至る。
「ミルキィさん、シェセトさん、ポナトットさん、ドラスさん、フラミアさんが同調して…あとは……」
「ロナさんが人質にとられております…」
「師匠、丁度残りの全員ですね…」
クロル、ちょっぴりほほを染めながら整理。まだ、あそこがひりひりするらしい。
「申し訳ございませんテンネ殿……お嬢様が……まんまとアクシェラ殿の口車に乗せられて…」
セルヴィ、よよよとばかりに泣き崩れる。
「うんうん、うまいこと腹黒いのと情緒不安定なのを引っこ抜いたね」
「私が行こう、隊内の問題は私の管轄だ」
キゥリート、一歩前へ。アリスナイン、ギャラも続く。その威厳たるやどうだ、このエロと愛液の支配するいびつな空間をスパンと切り裂く烈風のごとき厳粛さ。威風。
別になにも悪いことをしていなくても、思わず背筋を伸ばしてしまう、まさに集団の骨格足るべき規律の成せるワザである。
なにが起こったのかはミスラは知らない、だがアレだ、まかしときゃぁ大丈夫だ、だってボクらにはキゥリートがいるんだから…うんうん、ミスラは、出動する消防車を見送るような感じで少女を見上げる。
「5名ほど借り受ける、なぁにすぐ済ませて戻るから…」
「それはダメですね、だってアナタ裏切るでしょう?キゥリート」
「なにを…!?」
「ロトを連れて行かれたらこまるんですね。この状況で禁呪なんか発動されたらめんどくさいですものね」
「ななな…アナタは何の話を…」
「あなたはおとなしくミスラ君にお股を預けてくださいね。あなたがこの商隊の無政府状態に嫌気がさしているのも分かります。でもホントはそれはタテマエ。自分以外に身体を触られることに吐き気を催すから、これを機に隊の規約をぶち壊したいのでしょう?」
ぺらぺらぺらぺら。
「でもね、心配しなくてもあなたのトラウマは呪いみたいなものですからね、すぐに解決しますよ。だからミスラ君とえっちしてね。意外と気持ちいいと思いますよ、こればっかりは私もよく分かりませんけどね…」
「まままま…待ってもらいたい!ちょっと待て!!まるで私が何か反乱を起こすかのごとく決めつけて…こここ、これは侮辱だぞ!!」
「クロル、そこの内線とってください」
「は…はい師匠」
弟子の手から師匠に魔法の受話器、渡すか渡さないかでコールが鳴って…
「はいはいテンネです。ああ、アクシェラさんですね、降参ですか?ではムナクを迎えにやります。いえ怒ってませんよ、だいたい分かってましたから……ああ皆耳ふさいで口開けて…」
どーん……がらがらがっしゃー
っと、爆発、皆準備してて助かる。
テンネとことこ歩き、扉を開けると煙を噴いた女の子が一人。
「ドラス、もう諦めたらどうですか?」
「ふぎゅー…くそぉぉ、聞いてねーぞこんなのー…」
察するに……
起こりそうだった反乱が2つか3つ、始まる前に勝手に潰れた、ということか
「さぁミスラさん、続きをどうぞ」
このにこにこ笑う軍師の手で。
・・・・・・。
透明な闇。
真っ暗なのに全てが見通せるような錯覚。意識が戻る瞬間はそんな感じだった。
ミスラは現在肉片になっている。なんでか、とんでもない女の子が商隊にいたからだ。
神経をタコ糸のように例えるなら、それを全部爪と爪ではさんでピーってやる、そんな狂気を、笑いながらやってみせる少女。まったくやられたのがミスラだから、ネタの割れたスプラッタで済んだのだ。
ミスラはほんの数分前の出来事を思いだす。
黄金猫商会の構成員が勢ぞろい、正直名前があやふやな娘っ子がちらほらいる。軍師テンネはじゃじゃ馬ばかりを担当する保母さんのよう。その笑顔には焦りも曇りも無く、じゃぁ皆、いっぱい楽しもうねとでもいいたげな。
「この子がミルキフィリオですね、こっちがシェセト。2人とも純真すぎて、人のいうこと丸呑みにするので扱いに注意してくださいね」
新たに加わったメンバーの紹介が始まる。ミルキフィリオ、トイレでミスラに用を足しているところを見られ、なぜか自分が悪いと謝り倒した女の子。今もブツブツ、ごめんなさいを繰返す。
シェセト・ガルガンプ、いかつい骨のような仮面を被っているので何者なのかよくわからない。ただものすごくまごまごしている。わなわなともいう。あと髪がきれい。
「この子はロナですね、ロナリアル・クレポンテニア・ギニメンデコ・スースポンテアニーニュ・ガストロデンデンコ…まぁ本名は置いといて、綺麗な子でしょ?」
これにはうなずかざるを得ない。ロナ、本名略。色黒なのだが、肌が艶々していて、爪や瞳の光沢が真珠のようにきらめいている。髪の毛は濡れたように潤って、色気が、水になって滴り落ちそうな、そんな雰囲気。
「よろしく、お願いします」
「ああ、よろしくお願いします」
「私――初めてです、…がんばりたい」
「はい?」
イントネーションが、おかしい。
「言葉…少しだけ話せます」
「ははぁ…」
日本語お上手ですね、そういいたくなるしゃべり方。なんかモジモジしてるから、なんかいい。
ドラス・ビーと呼ばれた少女はずっとふてくされている。その横で、フラミア・ラミアミアはわんわんと泣きじゃくっている。
残るは二人、反乱に失敗した少女アクシェラは、陰のある顔立ちをして、若くして自殺する人にありがちな苦悩の色を、その深いホリに刻んでいた。
「はは…オレはね、自分は結構器用な方だと思っていたんだよ…」
ペッタリと撫でつけた七三、あったかそうな黒のタートルネックを、今脱ぐところ。
「そこそこの労力を注げば、そこそこの成果は返ってくるってね…はは、誰だってそう思いたいもんじゃぁないかい?それが当たり前のことだってね。世界はそうあってほしいもんだ」
ミスラそれには応えない。代わりにゴクリと息を呑む。
他の人は気にも留めないのに、どうにも自分だけは惹きつけられてしかたがない、そんなポートレイトを発見したときの、あの瞬間。あの喜び。
その一枚の絵が、写真が、空間から際立って、他のなによりも強調されて感じる。時計の針が止まり、その瞬間に釘付けにされたような……
「ダメなんだなぁ…問題なのはそいつが世界の歯車にかみ合っているかどうかなんだ…オレがなにをするかじゃぁない…おや?どうしたい?」
「は…!いや…その」
カリスマ性。そんな言葉がピッタリはまる。生まれた時空が異なれば世界と戦うこともできただろうに、あいにくこんな魔人達に囲まれていては、消えるのを待つ灰の中の火に過ぎない。
「いやぁ……げふげふ、綺麗な人ですね…」
「はは…うれしいね。こんなのでよかったら慰めておくれよ、もう化け物の相手はしんどい…はぁ……ちかれたよぅ…」
今夜は飲もうよ、そんな未来を見失った少女の横に、最後の一人。縄で縛られてギャーギャーわめいている彼女の名は、狂気の人形師ポナトット。
「あひゃひゃははは!!!うぜェ!マジうぜェ!!殺せよ!殺せったら!!ホラどうした、縛るだけかよ!?あひゃひゃひゃひゃ!!!縛るなら脈にしろよ脈!!!」
人形と人間の区別が本当につかない、本当の意味で本当に真性なお方で、スケアクロウがマジメに説明するには、オレ様は努力型の変態、ポナは天才型の変態、だそう。
本当に危険な娘なので、普段は牢屋で過ごしているとかいないとか。2度3度、痙攣を起こして泡を噴いたから縄を解こうとしたら、演技だから、とテンネが怖い顔で止めた。
「できればですね、もうこの体制から入れてもらったほうがいいんです」
「そ…そんな危険な子なら無理してナニせんでも」
「ですからね、無理でないようしてもらおうと…こんなかわいい子の未来がお陀仏では世界の損失ですものね。大丈夫あなたならできます。いつもみたいに、ね?」
「はぁ…」
さてもこの狂気の人形師、縄の下はシャツ一枚しか着ていないのだが、頭部、ギザギザに適当に切られた金髪が、蜜蝋のように麗らかな肌の色とあいまって、いかにも危険な、油を塗ったばかりのナイフを思わせる。
超攻撃的な眼。身体のあちこちに擦りむいた様な跡や、アザがあって、もう少し自分をいたわればいいのにとそう思う。
手は後ろ、前屈のまま両膝を縛られて、食い込む縄目が、見ているものを後ろめたい気分にさせる。やりすぎではないか、話せば分かるのではないか。
「厄介な問題は今のうちに片付けておきたいんですね…ロト」
呼ばれたロト・ハーヴェルは、相変わらずの無表情であらわれてポナトットを一瞥、スラスラと空間上に発光する文字を刻んでいく。さっき、どさくさにまぎれて小水を漏らしたのは無かったことになっているらしい。
放射状に光が伸び、金属を焼き切る時にでるのと同じ火花が、ミスラとポナトットを包む。
禁呪。涼しい顔で当たり前のように発動しているが、この呪文はかつて世界の中心を貫いた世界樹からこしらえた、永遠に読み終わることのできない書物の力を借り、対象を無限の文字の世界に叩き込むとかどうたらこうたら、それはもう恐ろしい術である。
「じゃぁあとよろしくねー…」
テンネの声が、水の膜の向こうから聞こえてくる。やがて暗転、空間にはミスラとポナがぼんやりと浮かぶのみ――2人っきり。
「なんだこりゃ…?」
返事はない。
「よろしくったって…」
目の前には、瞳を血走らせ、緊縛された少女。
なんとなく、テンネの思考が読めた気がする。
ため息一つ。
ポナトットの蜜肉に食い込む縄の玉を、2・3上下させてあまりをつくると、ゆっくりとその戒めを解いていく。
刹那の虐殺。
こうしてミスラは、めでたく肉片となった。
・・・・・・。
時間にしてどれほどか、ミスラは爪と歯で解体され、血管や神経を適当につながれて、弄ばれる自分を眺めていた。自分ではない自分の身体をした者が、ポナトットと一緒に踊っている。ミスラは回復する、また殺される。何度か繰返して…
「つまんない」
「ん?」
「お前つまんない」
少女はミスラに飽きてしまった。
ひきつった笑い顔もどこへやら、パパなんて嫌いだもん顔になってむくれている。
飽きたといっても空間から断絶された結界の中、他に玩具はないのだ。ミスラ、少女にすりより、機嫌を直すようおうかがいをたてる。仲良くしようよ、うざい死ね、そんなこといわずに…
それこそ人形のように投げだされた少女の足をチマチマといじくる。この少女、性的な羞恥を備えていないのか、下半身をまさぐられることに恥入る様子は微塵もない。極まれに、その場の気分で首から上が吹き飛ばされるが、おかまいなし、チマチマチマチマ…
聞こえてくるのは、シャツの衣擦れと息づかい。
育つがままの、ほったらかしの肌。耳の裏が、少しざらざらする。指のつけ根の皮がむけている。ミスラそこを舐め、さんざ自分の血を吸った爪の間に舌を這わす。少女は嫌がらない。
「……。」
少女はぶすっとしながら、ミスラの方を見ようともしない。だが、他の何を見るわけでもない。彼女の中には、宇宙の始めのようになにもない。
こすこす、さすさす…
悠久の時間の後、少女の瞳が、わずかにミスラに傾く。少女の中で、再び何かが燃焼を始める。
ミスラはかわらず、少女の股間をいじくり続ける。少女の足がわずかにひらく。そっちの方が、なんだか都合がいい。少女はいじられている場所に意識を向ける。なんだろうか、別に悪くない。そう思い、また少しだけ足を開く。
「ゥ……。」
脈絡なく飛跳ねる注意、意識。彼女の思考には一貫性がない。連続性、過去とか未来とか、そういうものは彼女を束縛しない。ブツブツ切れる、ソバみたいなもんだ。
目の前に現れた、一番楽しいもので頭がいっぱいになればそれでいい。いつもそうしてきた少女は今、ほのかに熱い股間の熱がなんであるか、それを知りたくなって、それ以外のことをがどうでもよくなる。
チクリと跳ねる、小さな火花。
桃色の花。咲いては散り、散っては舞う。少女は夢中でその痕跡を追いかける。やがてわずかならが、その花を咲かせている人物が気がかりになる。
「ウー……ゥゥゥ…」
少女の花肉が舌によって開かれる。桃色に充血したヒダ。小水のにおいがわずかにする。少女はミスラの鼻に自らをすりつける。自分自身を喜ばせるための動き。単調な繰り返し。じっとりと肉を押し当て、寄せては引く快楽の波に身を寄せたゆとう。
「ウウー…。ゥァ―――っ。」
突きだされた尻に、ピンと伸びた脚。中指が、まだ青い果肉に埋まっていく。つぷつぷと、ぬめりと温度のある液体。自ら誘い込むように飲み込む肉。
はてさて。
どうしたものかとミスラは思った。下手に挿入を試みて、チンコを千切られたりしたら精神的に立ち直れない。とはいえあの軍師の口ぶりを反芻するに、多分そういうことをしなければここからだしてもらえないだろう。
グズグズしていたらこの無明の空間で身体が爆発する恐れもある、それは困る。はたして自分の身体は今どうなっているのか、一つわかったのは、死んでから復活するのはあまり身体に良くないということ。なんだか頭がフラフラして、爆発の時間を早めているような気さえする。
あんまり悠長なことはしてられない。
「ンン…ァゥ………ンッ!」
少女は身体を横に、丸くなって、ふるふると震えている。薄っすらと生えた恥毛を撫で、果肉の入口を浅くこする。虫の鳴くような声、ミスラは恐る恐る、桃色の肉に亀頭の先端をあてがっていく。
「ンゥゥ……ギゥ…」
先端が粘膜に包まれたところで、ゆっくりと前後。L字型に開いた少女の、無防備な左足を捕まえて口に含み、右手でふとももや下腹の肉を愛撫する。大丈夫、殺されない。
もう少し埋没。強張った陰門がカリ首に引っかかる。もしかしたら膜かもしれない、その辺のところを確かめるべく、ちんこの先に神経を集中、肉の地形を把握するよう努める。
くぷ…こぷぷ。くぷ。……ぷじゅぅ…。
じゅぷ…じゅぷぶ…ぷぷ。
「ァグ!!…ン、ァァ……」
肉茎が、ゆっくりと真新しい姫肉とこすれあう。両手で、細い腰を押さえつけるようにして、細心の注意を払いながら、奥へ奥へ。肉の深部に到達、少女の様子を見る。
ポナトットの瞳は薄っすらと閉じ、まつげの先がまぶたの力で揺れている。わずかに開いた口。そこから、歯の軋る音と、小さく息を吐く音が聞こえる。
この空間で唯一肌色を覆っている、少女のシャツ。コレはもうほとんどまくれ上がって、少女の両二の腕に引っかかっている布キレに過ぎなくなっていた。
くぷ…。くぽ…
くぶ…、きゅぽ。
ゆっくりと、ゆっくりと。膣道の奥に空洞をつくり、また埋める。埋めてから空気を押出して、肉物の先端を、肉の壁で包みこむようにする。また離れる。尿道の先からあふれた液が、子宮の入口に糸を引く。糸はゆっくりと内壁と混ざり、肉と肉の摩擦を和らげる。
くぽん、くぽん、きゅぽん、くぽっ…
少女は細い首をよじらせて、喘ぎ喘ぎミスラを見る。これはなんだろう、これをしているのはこいつだろうか。心地よい、痛みと快楽。
少女は、コイツがいなくなったら、コレを感じることができなくなるのだろうかと思い、確かめるべくミスラの首に爪の先を当てる。ソレをすれば、コイツは動きをとめるはずだ。
「ゥァ……」
だができない。コレが止まるのが、酷く怖い。得体の知れないモノが、コレが止まった瞬間あふれ返るのではないか。ソレが始まったら、自分はソレを止めることができないかもしれない。そうなったらと思うと、怖い。
「ヒゥ……ぁ、…ぅ、お前…」
「ん?」
「お前…なんだ?」
「オレ?ミスラだよポナトット」
「ミスラってなんだ?」
「ミスラってのは名前。人の名前」
「人…?」
「そう、人」
「わかんない、よくわかんない」
「んーとね…」
少女は泣きそうな顔になっている。理解したいのに、掴めない。捕らえることのできない世界。そういえばこの娘、自分のことを「私」とか一人称で表現したことがない。そういう世界に、住んできたのだ。
「んー…人ってのは…」
「……うん」
「あったかいの」
「…あったかい?」
「冷たくしたら、ダメだよ」
「…わかんない」
「…わかんないか」
「…わかんない」
「そか」
「……でも、ミスラは好き」
その瞬間、2人を綴じていた禁呪が解けた。ロト・ハーヴェルが本を閉じる。全ての出来事を読んでいたのだ。難しいことは良く分からんが。
・・・・・・。
「あのさ、スケアクロウ…」
「んだよ……ぁぅ!!」
「もしかして、責められるの弱いんだ?」
「うっせーバカ!!…ゃめ!中指やめろ…ぅあぁあ!!」
不浄の魔女の、アカの溜まったふとももの裏側と対比して、驚くほどピンク色の果肉に指を埋める。においがきつい。気のせいか、愛液もわずかに淀んで、人よりとろとろしているように見えなくもない。
「普段ドSぶってるけどさ、本当にドSならもっと割り込んでオレのこと搾取してもいいと思うんだよね」
「ぅぁ…やぁ…ん!ゃ…うあ!!」
「一向に風呂に入る気配がないのもさ、入ったらオレにエロいことされるのわかってて、踏ん切りがつかなかったんじゃ…」
「入ってくるから…入る!入るって…!!だから…やめ…待って…ぁあぁぁぐ!!」
ピュゥ…ぴゅぅぅ……ぴゅっ。
断続的に跳ね上がる少女の膣から、透明な液体が噴き上がる。ミスラは手を止めない。その液で、性器の周囲や肛門を洗いつつ、弱そうな肉をこねこねとつっつく。
「らめ…やらぁぁ!!ぁっぁ、うあぁあ!!」
「おお、ラ行がでた」
「遊ぶな…!オレ様で…ぁぁっぁぁああ!!!」
くっぽくっぽくっぽくっぽ…
深緑色の髪の毛が、水際のワカメみたいにのた打ち回る。その口に、愛液でべとついた指を突っこむ。魔女は、自分のにおいに嗚咽を漏らしながらも、しぶしぶといった表情で、べとついた汁を舐め始める。
「はぷ…んぐ。…ぇぅ、ぇぐ。…ん、……んぐ、ぅえ…」
「スケアクロウさ…もしかしてだけどさ…」
「…うぐ…んん」
「酷いことされるの…好きなの?」
「……………うん。」
把握した。
これからされることを想像して打ち震える少女のほほを掴み、限界まで舌を伸ばすよう指示。赤々と毒々しいその舌は、ねっとりと粘っていて、亀頭を乗せると、ピリピリと電気が走る。
ぐぷ…ぐぽ。ぐぷぶ…
ぐぽっぐぽっぐぽ…
ぎゅぷ、ぎゅぷぷぷ…
「んぐ、…ん、んぶ、……ぁふ、んぁ…」
産まれてから一度も洗ったことのないと豪語する口腔に挿入。危険なことをしているという危機感が、亀頭の感覚を鋭敏にし、すぐさま射精したい欲求にかられる。
ミスラ上位の、性器の舐めあい。少女はじゅるじゅると、心から堪能するように、ノドの奥で亀頭をすする。たまらず射精。抜こうとした腰を小さな手が掴んで、咎めるようにミスラにしがみつく。
「…ん、んご、…ぅぇ……ぁ、ふぁ…ん」
皆の見ている前でなんとはしたない、そう思ったが、見られてるからこそこの娘はたまらないのだろう。
ふと、どういう神の采配か、都合よくホッポリだされている歯ブラシが目にとまり、天啓と心得たミスラはそれをひっつかむ。
「………磨こうかスケアクロウ」
「……んぐ、…ぅぁ?」
「うはははは」
一瞬わけがわからないという顔をするスケアクロウ。とっぷりと、口に溜まった精液で、歯と歯のスキマや、歯茎、舌のコケ、それらの汚れを磨け、とこの男はいう。
世にも奇妙なマヌケな図。想像して、ドMな魔女はくらくらする。
「……ふぁい…んぐ」
シャコシャコと、場違いな音が響き渡る。涙目の少女、寝そべりながらそれを眺め、手を止めないよういいつけながら腰の上へと果肉を導く。騎乗位。
つぷん。
「ふぐぐぁ…ぁ、や…」
「そうじゃないよスケアクロウ、もっとこう、毛先をあてがって、軽い力で小刻みに揺するの」
「…ふぁ…い、ん、んっ!んぐ…ぅぁ」
「違う違う…しかたないなぁ……、ちゃんとやらないとアソコも磨いちゃうよ?」
「ふぁう!!」
膣内を毛先で磨かれる自分を想像したのか、少女はまた達してしまった。身体に力が入らないのか、投げだすように崩れてミスラにもたれる。ぜぇぜぇと息を吐く口から、現代でいうところのプラスチックみたいな持ち手が覗き、硬質のテカり具合がひどくいやらしい。
ミスラは少女の中に精を放つ。ゆっくりゆっくり、射精されていることを噛締める時間を与えるように。
「じゃ、口の中のもの全部飲んで」
「ぁふ……ふぁぁい…。んぐ、ん」
この世の幸福、その全てを享受したように幸せそうな少女。その膣からあふれた精液を、毛先の柔らかい歯ブラシで掬い、肛門、腋の下、足の裏、長い年月溜まった溜まった汚れを落とす。
そうされている間、彼女が何回達したのか、途中から見てなかった。
・・・・・・。
「うおぁぉあ!ナニコレ冷たっ!!」
「消毒だよミスラ君。なんといってもスケアクロウ君はばっちいからね」
手袋を装着した変人科学者、ブラッドダリアが、実に事務的に手コキを始める。アブラナ色の長髪に、味気のない眼鏡、コレで白衣を着たら女医さんに見えなくもないが、あいにく今はバスタオル。
「別に、オレの力で滅菌しまくってるんじゃないの…ないんですか?」
「推測で女の子を危険にさらすのかね?ベノ君の概念的な毒と違ってこっちは生物的な毒だからね、ホラ、キゥリート君は特別綺麗好きだし」
「ままま、待て待て待ちたまえ!何で私がすることになっているのだ!許さんぞそんな…!!」
自分大好きキゥリート。本来ならば威厳バリバリ、その一喝も、なんだか今はむなしく響く。
人間は大嫌い。醜くただれて汚らわしい。放っておけば際限なくつけあがり、自分の欲望のためなら他人の苦痛も省みない。
山奥の、閉じた村落で育った彼女は、嫌というほどそういうことを見せつけられながら幼少期を過ごした。夜毎男を咥え込む母、好き勝手に生きて、家族を捨てた父。
不公正ないいがかりで事の善悪が定められ、誰もが他人を蹴落とすことと、不幸をつまみに酒を飲むことしか頭にない。嫌気がさして、村をでる。
王都での、地獄のような労働の日々。軽々と身体を売る商売女に唾を吐き、血反吐を撒き散らしながら勉強する。積みあがっていく書物。合間に、法を軽んじる狼藉者を叩きのめしていたら自然と名が上がった。
異例の若さでの仕官。自分が捕まえた悪党の死刑に立会い、それが父だと知ったのは後のこと。彼女の精神はピクリとも反応しなかった。自業自得。彼を殺したのは法であり自分ではない。当たり前の事が当たり前のように遂行されたのだ。
しばらくは安定した時間を過ごした。法に仕えることの充実感、善悪を超えた、他の何者かに動かされる感覚。キゥリートは、ただ法のためになすべきことをなす自分の手足を眺めればいい。
しかし転機は早かった。王宮はすぐに、腐った卵のような正体を現す。
魔物に怯え、享楽にふける貴族。度を越えた肉欲。なんのことはない、綺麗に着飾っているだけで、やっていることは故郷の連中と同じなのだ。豚が服を着るだけで、豚であることを隠せると思っているのだろうか。
彼女は王都を去った。直後、魔物によって国が滅ぼされたと知ったがどうでもよかった。
シャマニとの出会い。金以外なにも信じないこの女は、ある意味で自分と似かよったところがある。少なくともその辺の人間よりは心地よい。契約の内容も、別にいいと思っていた。肉欲の行為が、自分の信念に何らかの影響を及ぼすなど、考えても見なかったのだ。
「恋を…したんだ」
「ん?コイ?」
「この商隊の倉庫で…始めて私は自分の姿を知った」
「へ?」
「自分の顔をハッキリ見るのは…初めてだったんだ…そんなもの…気にするヒマもなかったから…」
「ははぁ…」
「自分のこと…男だと思ってたし…」
「は?」
「なんでもない!聞くな!聞いてくれるな!!」
「え?…あー、そんなバカな…うん」
「彼女の身体に触れたかった……気がついたら指が……いけないとわかっていたのに…」
キゥリートの告白に、ミスラのちんこはガチガチに反応する。だって、どうまさぐったとか、においがどうだったとか、聞いてもないのに事細かに説明するんだからね。
「止まらなかった…いつもいつも、勤務中も…自室にこもって自慰にふけることばかり考える…私は、結局同類だった…今まで見下してきた連中と…」
「ん?あれ?」
「まぁいいさ…ここまできて逆らう気はない…こんな腐った契約でも、法は法だからな…」
「んおお?なんか一人で勝手に納得して落着して…」
自分大好きキゥリート、完全に自分に酔っている。
「さあ犯さば犯せ!!…可哀想なキゥリート…ぁぁ…」
「いや……そう?じゃぁ遠慮なく…」
ちゅぷん。
「いつか…んん、…お前を裁いてやる…ぁぅ…この手で…ぇぅ」
「……。」
「ふぁ……おのれ…悪党めぇ…ぅぐぐ」
「……。」
「負けるかぁ…屈するものかぁ…」
「ぐはははは!淫乱女が!これなら豚の方がしまりがいいぜぇ!!」
「ふああん!だめぇ…!!」
あ、この娘もMなのか。
・・・・・・。
「すご…ホントにいっぱいでるねキミ……気持ちいい?」
「痛かったらゴメンね…ふふ」
あちこちで、くぽくぽと身体をついばむ音が聞こえる。ゆるやかに、じっとりと、熱く熱く、染みるような愛撫。されるがままのミスラには、ミスラから見て、どちらかといえばお姉さんな人たちが群がっていた。
アリスナイン、ギャラ・メイラ両キゥリート部下、イケイケな金髪娘キャリベルローズ、変態科学者ブラッドダリア、一号、痴女奇術師シェロソピ、軍師テンネ、ユイラ、ユキボタル、アザカゼ…
皆して、ミスラというおもちゃで遊びまわすというか、弄ぶというか、ミスラが反撃しようとしてもスルリとかわされ、ちんこをつかまれ搾られる。
背中に密着したアリスナインが、熱いおっぱいを押しつけながら、耳元でずっとこれはどう?とか、お○んちんいれたい?とか囁いている。その手は、絶妙な力加減で達した直後の肉物をしごきあげ、いくら嫌がっても止めてもらえない。
びゅぐ、びゅるっ。ぴゅ。
「あ、またでちゃったね…」
耳の中にくすぶる、アリスナインの声。耳の穴から脳みそを引きずりだされて、直接舐められているよう。
「もう両手からこぼれちゃうよ…」
ミスラの下腹部周辺では、ギャラ・メイラがわざわざ手で受けた精液をミスラに見せる。
その肉感的な体つきといったらどうだろう。風呂あがりに鏡を見て、うわぁ…とか思いつつもついついケーキに手を伸ばしてしまうような、いたって健康に育った身体。無添加。天然。
結果エロっちいから成功というか、裸にエプロンで台所に立っていたらどんだけ仕事で疲れて帰ってきてもとりあえず後ろから抱きしめたくなるというか、そんな肉つき。
「ケホ、ケホ……あんまりおいしくないね…けほ」
精液を口に含み、やっぱり不味くて咳き込み吐きだすしぐさ、反則である。
足がぬかるみに落ち込んだように熱い。ユイラ、シェロソピ。まだそんなに親しくもなっていないセネア・セピアが、恥じらいもせずミスラの足指を舐める。ミスラに巻きつこうとするアザカゼの腕、だ液でぬるついて、ネトネトと、においと熱がこもる。主導権はミスラにない。
ずっとミスラに、口での奉仕を強要する一号、彼女の首筋に舌を這わすキャリベルローズ、群れに加わる執事セルヴィ、タツカゲ、ああもう誰が誰だか、鼻の穴がおっぱいの裏にふさがれる。圧力釜で炊かれた米の気分がわかる……
「じゃ、いただいちゃいますねミスラ君…」
テンネが、ほほを右手で押さえながら笑っている。膣肉に溜まった空気しか吸ってないミスラには選択する権利も無い。ぬるぬるするものに、ちんこが丸ごと包まれる。
くぷ…。きゅぷ。…ちゅぽっちゅぽ。
「ぁ…、やっぱり痛いですね…うん」
いいながら彼女はゆっくりと後ろを向く。でたり入ったりするところがよく見える。長い髪、束ねている布がヒラヒラ揺れる。
きゅぶ。きゅぷ。…ぷぽ、ぷぽ。
「やすむなこら低脳きさま他にとりえもないクセに」
「無理いうな…ぅぁ…うげろ…」
一号の陰唇がミスラのほっぺに押付けられ、弧を描くようにミスラの口の端へ。この娘も、熱気にやられてバグってきている。さっきあんだけしたんだからお前もするんだとかなんとか良く聞こえない。ミスラ、息を大きく吸い、酸素を補給してから少女の果肉を吸い倒す。
「ふぁう!」
「おお、どうした一号」感心するブラッドダリア。
「感じてない感じてない感じてなんかない感じてなんかない…ぅぅ」
「なんてことだ、こんな淫乱につくった覚えはないんだが…」
ミスラはテンネの腰をもち、前後に振る。彼女はそれにあわせる。日頃から運動不足なせいかぎこちなく、モタついて、タイミングが少しズレ、ちんこがひっかかってたまらず射精。
あらあらとばかりに口を押さえた軍師は席を空ける。こんなもんですかね、ほほを少し染め、余韻を感じ、後でまたお願いしますねと付け加える。
アリスナインは終始余裕でミスラを迎える。結構な時間ミスラをいたぶり、精神的優越を獲得した余裕。ミスラは夢中で腰を振る。ぬるぬるになった張りのある尻、この透明なコーティングが全部、人の口からでただ液。
後ろから巻きつくアザカゼにキスをする。誰かの手首が脈を締めて息苦しい、脳がとろけて辺りが暗い。キスの相手はいつの間にかアクシェラ・ゲェルに。コーヒーとハッカの味がして、熱気の中にあって動じない瞳は、少しミスラを心配しているようにも見える。
「さあ一号、早いトコもらいなさい、今のうちだぞ」
「ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
ガチガチに固まった一号を皆して押さえつけ、強引に挿入。ミスラは下から彼女を抱きしめ、それを言い訳に、しばらく他のメンバーの愛撫を逃れる。裸体の盾、しばしの安全。鼻に舞い込む紫色の髪。水に溶けそうなほど薄く、ほのかに香る。
「ィあぁっぁぃあぅぃあぅぅぅぅぅぅぁぁいうぃぃぁあぁ」
「力入れすぎじゃなーい?一号ちゃん」キャリベルローズ。
「ほーらよしよし、痛くない痛くない」ブラッドダリア。
ミスラの真上でアップになった一号は、全力で奥歯を噛締めながらミスラを睨む。その顔を両手で掴み、なんとかキスでもして落ち着かせようとするも、一号は全力で拒否する。
「ぅぁぁぁぁぁなんでこんな痛いことするブラド様私嫌いになったかぁぁぁぁ」
「ばかたれ。しょーもないことをいっているとこの場で直腸検査をするぞ、……いいやしちゃえ」
くぷん。
「ふぁぅあ!!」
プシュー
「む?いかん」
「え?なに、ちょ…」
「壊れたかも」
「ピガー!!!」
一号は暴れる暴れる、頭突きをされてほお骨がジンジンする。柔らかそうな背中は、ミスラがひっぱったところで鉄板みたいにビクともせず、一発食らったら終わりそうな拳が次々と顔面を強襲。
「ちょ…おち、おちついてぇおわぁ!!一号!?」
おかげで浮かれた熱は少し冷めた。
ボグった一号、止めに入る他のメンバーを振りほどきつつも、股間はしっかり密着、上半身で暴れに暴れ、きゅぅきゅぅ締まって気持ちがいいとかそんな場合ではない。
「これはいけませんね、キゥリート…は使い物にならないからムナクさん」
「へーい」
戦慄する裸ないしバスタオルの女子約30人。逃げるものまごまごするもの抑えに入る者。
そんな中、とんとんとん、っと、風を置いて走ってきたムナク・ジャジャが、投げ飛ばされた他のメンバーをヒラヒラ避けて、ボスキャラよろしく両手を振り上げて威嚇する一号のヒザを一蹴り……身体を駆け上がってシャイニングウィザードを決めた。
「ふぁぅぅ…ピガー」
「ちょちょちょ、やりすぎやりすぎやりすぎ…ふご」
役目を終えた最強の戦士はミスラの顔にどかりと胡坐をかく。フラフラする一号の頭をナデナデ、ほっぺたをひっぱたり、意味もなく熱を測ったり。相変わらず行動が良く分からん。
「ぁぁぁぅぅぅ私はなにをなにが…」
「ふが…おっ、直った?」ミスラ。
ちんこは入ったまま。
・・・・・・。
「ふぁぅぅぅぁ!!みすらみすらみすら!!」
尻を突上げた一号を容赦なく後ろから攻め立てる。ぱんぱんぱんぱん休みもせず、ぶたれた尻が少し赤い。
口腔愛撫のときの変容に引き続き、ムナクの一撃で、なんだか変なスイッチが入ったように感度が良くなった一号、ミスラは鬱積した欲望の熱をぶちまけるように腰を振る。完全にミスラのターン。
ちゅぱんぱんぱんぱん、ぷちゅ、ぶじゅ、じゅぽ、じゅぼ……
「あぅぅぅぅぅ、みすらぁ…みすら」
覚えたての男の名前を口にして、鋼鉄のようだった間接はくにゃくにゃに、自分を支える力もなく、獣のように突かれてよがる。計算通りだ、とブラッドダリアは適当なことをぬかした。
じゅぱんじゅぱんじゅぱんじゅぱんっ
じゅっこじゅっこじゅっこじゅっこっ
ぬぱんぬぱんぬぱんぬぱんぬぱんっ
ぶぽ。
「ぁぁっぅぁぅぅぅぅぃぁぁ…」
ミスラはもう、ちんこから伝わってくる快感よりも、自分が動いて、この娘がよがり倒すのを見ていることが気持ちいい。超高速でエロ化していく電気っぽい娘。なんだか見てると、心が不安になるというか、脳みその右の方がチリチリする。
右腕にムナク・ジャジャの腰を抱いて、その指は果肉へ。
一号の腰を、上からクッションに押し付けながら膣に射精、ガクガクと震える一号、湯気のたった肉物を、間髪いれずにムナクに挿れる。2人ともオレのもんだ、体勢的にはそんな感じで。
「ぅぉぉぉーぅ…」
「変な声だすなよ…」
「けっこーいってーなー…ぅちぃ」
「う…まだ早かったか」
「気にしねーでくれよぅミスラー。ぉぉーう…」
ニッカリと笑う少女。遠慮はいらねーぜぃミスラ…初めて呼ばれた名前。なんとなくこの瞬間から、互いにタメ口で話す関係が成立する。ミスラにとって、完全に五分五分で離せる存在は貴重だし新鮮だ。
オレのここ、ヘンじゃねーかぃ?――んなことないよ――へへ、こーゆーのわかんねーから後まかした――断片的だが、それで十分な会話。
合間を縫って、左腕の一号にキスをする。彼女は喜んで舌を伸ばし、伸ばしながらおっぱいをさしだす。ミスラの舐めやすいように舐めてほしいところを舐めてほしいように…
「みすらみすらさきっぽだめだ…ぅあぁあ」
左手のてのひらに、膣からでた暖かい液が溜まる。味が気になって舐めようとする。一号はやだやだいいながらそれを止める。ムナクの膣奥がきゅぅきゅぅ締まり、精液が中の肉に吸いとられる。
「ダンナ…」
「んぁ…、ドミィ」
全身を深い痺れが襲っているところ、ムナクの髪から顔を上げると、ドミニク・コードウェルの姿があった。
少し前に少し見せた、黒い怨念と独占欲の塊は今はなく、うつむいて新婚さながら初々しい。黒い髪はその若さを存分に発散、開花を控えた蕾のよう。
「ここんところが…」
「ん?」
「チクチク痛いんでさぁ…。ダンナが…ダンナのそんな姿を見てると…」
「ドミィ…」
「それ以上に…熱い。…どうにもならねぇんです…出会ってまだ時計の針が2回りかそこら…なのに…罪な人ですぜダンナは…」
「ダンナはよそうぜ」
「…?」
「名前で呼んでよドミィ」
「………へへ、すいやせん、育ちが卑しいもんで…」
シャマニとドミィ、産まれてから、なに一つ手に入らない生活を送ったというこの姉妹。金を集め情報を集め人を集め、その日を生きることだけを考えていたら今に至った。
「アイーサウルベン…ちゃんと覚えてますかいミスラ?」
「ん…?あの世界は大きいとかなんとか」
「この世は確かなものと不確かなものがぐるぐる回って…畢竟どっちがどっちかソレすらもわからないってヤツでさ」
「うん、わかってる、わかってた」
「へへ、……姉はそんな世界の中から金を選んで、ソレを神様にして生きてきました…」
「ふんふん」
「アッシはそれがうらやましかった。自分にもそういうものが欲しかった。疑うということすら思いつかないような世界の中心……だから集めた、世界に関するありとあらゆる情報」
「見つかった?」
「へい……アッシは、あなたを世界の中心にしようとおもいやす、ミスラ…」
・・・・・・。
時の流れも不確かな中で、同じ時刻というのがどれほど信頼に足るかは分からないが、ミスラが奇妙な商人キャラバンと乱交三昧なその時、同時刻。一人の少女が数日振りに空を見ていた。
「へー、こんなトコにでんのか。こりゃ分かんねーな」
見るからに育ちの悪そうな少女は、ぶるぶると頭を振って土とほこりをはらい、タンと一緒に口の中の砂を吐きだす。態度の悪い、黄金色の巻き毛。これ以上なくたくましい、あえて群れからはぐれることを選んだ羊。
「んー?」
少女は大気に充満するにおいに少し眉をひそめる。嗅ぎなれたにおいではあるが、こうも密にただよっていていいにおいではない。こうまでこのにおいが漂うのは、疫病の蔓延した都市か、略奪の限りを尽くされた敗残国か。
「おい」
少女はにおいの元に語りかける。においの元は朽ち果てるのを待ちながら少女を見る。なぜこの娘の声が自分の元に届くのか、においの元はわからない。
「なにー?子供?どれだ?このうんこみてーなヤツか?オイどけ、おめーが潰してどうする」
少女はにおいの元の内臓の下から、小さな白い塊を引きずりだす。わずかな命の声。においの元にとって、それは福音に等しかった。
その子がいれば、においの元は約束の地へ旅立つことができる。自らの使命を果たすことができる。においの元は小さな少女にお礼をいいたかった。だがやり方がわからない。においの元と少女では存在が違いすぎるのだ。
「マユ?よく聞こえねーよ、オイ行くなバカ、そっちいったらいくらオレでも手がだせねー」
その時一陣の風が舞い、少女は骨の砂塵の向こうに現れた黒い塚の存在を知る。それは彼女に、現状の認識をもたらすに十分な証拠。すべての元凶。イヤな記憶がよみがえる。彼女は塚に向かって唾を吐く。
「アイツラにやられたのか?」
少女の声は静かに怒気をはらむ。
「おいでかいの」
においの元は立ち止まる。
「でかいの、オレ様の声を聞け。オレ様のいう通りにしろ。アレが憎いか?憎いだろ?殺したいいよな?ブチ殺したいよな?」
実際のところ、においの元はもう眠りたかった。自らを殺した者への恨みはさほどない。子供たちは生きているし、彼等には果たさねばならない約束があった。
眠りゆくことは彼等の最も優先すべき義務、この砂漠が命を失ったときからの責務なのだ。
しかしこの少女そうしたいというのであればやぶさかでもない、少女がそれを求め、それが彼女への礼になるのなら、においの元はそうするべきなのだろう。
それにしてもこの少女は、実に楽しそうに笑う。
「ちょっと手伝ってけでかいの、お前のカタキだ」
気がつけばにおいの元には世界を認識する術が再び宿った。水の中から見ているようではあるが、彼等は少女の求めに応じて立ち上がった。
・・・・・・。
「きゃうー!!!」
「ちょちょちょ、ちょっとちょっとマユー、さささ、騒がないでください…!」
「あぅ、メロちゃん一番うるさいです」
黄金猫商会戦車車両3号車、即ちミスラと美女少女の乱交会場と4号車を繋ぐ廊下。どもりがちなちび学者のガニメロは、なぜだかテンションが上がりだした少女マユーをなだめるのに骨を折る。
それを見る見習い魔術師のミルケロルは他を寄せつけないほどにマイペース。
「はぁ…ふぅ…ままま、まったくミスラさんって人は…少しはぼ、ぼ、ぼくらのことも考えて欲しいもんです…ううう」
「うーうー!!」
「だだだ、だめですよマユー!アナタにはまだはやいです!ももも、戻りますよ!…って、ひやぁぁぁぁあ!!!」
「うあー?」
そりゃ、驚きもするだろう。上から下まで真っ白な無垢なるマユー、その細い腰を捕まえてみれば、股間が血の色に染まっているのだから。
「あぅ?まゆちゃんもう大人です」
「ど、ど、ど、どうしたらいいんですかこれー!!?」
小さな学者はあたふたあたふた。そういう知識はあえて避けてきたから勝手が分からない。
たよりにすべき大人共はセックス三昧、ぬこぬこぬこぬこ……
「あーんもうどうしたら……あああ…あんな小さな子までテゴメにしてる…み、み、ミスラさんて…ホントにもう…」
「あぅー?メロちゃんさっきからグズグズぬかしながらしっかり覗いてるです」
「ちちち、ちがいますよ!…ああ、ウソだウソだ…あんなえげつない繋がり方が…」
「あぅ、メロちゃん仲間に入りたいならそういえばいいです」
「ふぇぇ!?ちち、違います違います!!ぼぼぼ…ぼくなんかがその…」
「みすらさんくる者はこばまないです」
「あ、あ、ええ!?、ミル…アナタまさか…!?」
ポゥッとばかりにほほを染めるミルケロルに、子供なのは自分だけだと小さな学者は悟ったのである。
・・・・・・。
円筒状の巨大な塔が、獲物の腹に突き刺さるようにいくつもいくつも、角度を変えて大地に刺さっている。大地といっても、核をもった星ほどの確かさがこの層状文明にあるはずもない。
肉体による経験範囲に収まる程度の常識をわきまえていれば、この構造物がいつ崩落を始めてもおかしくない危険なものだという認識が、足元不確かな浮遊感とともに身体を襲うだろう。
実際ギルジム・ティコネットはわずかな眩暈を感じていた。
傾き癒着しあった塔の群れの、間を縫うように走る階段があり、どれ一つとして地面に平行な直線がない。上下左右をとりかこむ塔の壁面とあいまって、空中を無理矢理走らされているような錯覚に陥る。
目指すべきは階段の昇る先、塔の群れの中央、最も巨大な支柱の頂上にしつらえられた祭壇だった。
「ミルチア!ザコに構うな!!」
「分かってるさ…分かってるけど…クソ!こいつら結構早いし硬いし多いし…」
ギルジム・ティコネットは照星を定めもせずに引き金を引く。空気の割れる音が3つ連なり、騎士ミルチアのしとめそこなった土偶の頭を吹き飛ばす。
ほうっと気を抜いたミルチアの背後、塔の壁面粘土質の壁の中から図ったように新たな土偶が湧いてでて、ビックリしたミルチアをフォローするのは騎士エルエン。
「うひゃぁっぁあ…あぶなぁ…」
「ミルチア君…なぜ君はいつもそう…すぐ気を抜く」
波にさえ乗れば修羅のごとく動くのに。騎士エルエンはため息を吐く。
それでもまだ、リリィの元に置いてきたアザカゼに比べれば分かっているほうだ。少なくともミルチアは他人のために剣を振るえる。
アザカゼときたらホントにもう、己の欲望のためにしか動かないというか、具体的に殴る蹴る、ぶった切るその他暴力が気持ちいいのであって、大儀とか恩義のために動いたことなど一度だってないのだ。
無理矢理連れてきていたら、ミスラのことに気がいって足手まといになっただろう、あのじゃじゃ馬、今頃思う存分えっちらおっちらあんなことやこんなことを…
「うう…ミスラ殿…そんなプレイが好きならボクにいってくだされば…いやいや、ミスラ殿がしたいというのなら…」
「なにぼーっとしてはりますのん?エルエンはん」
「はぅっ!?」
今まさに、股間を潤ませる騎士エルエンにラリアットをかまそうとしていた土偶の兵士を、放蕩者のシラカワ・ヨフネがデコピンで眠りにつかせる。
この一日のほとんどを寝てすごす少女は、実のところもう寝る時間であり、さっきからあくびが止まらない。
先頭を行くモナメテオは力の配分を考えずに魔力をふるう。
数百年を生きて、日頃は大樹のように悠然とする彼女も、今はもう沸騰しきって、未来のことなど見えていない。空気も読まずに湧いてでるモンスターにイラつき、己の無力にイラつき、ともすれば横を行くクリステスラに当り散らしてしまいそうになる。
「…ミスラ…ミスラ…!」
煮えたぎる心の中で、彼女はふと、イラつきの原因が他のところにあるのではないかと思いたつ。
記憶の中の重たいフタが、わずかに開く。閃光。
その記憶が事実なら、彼女は己が狂うのを止められるか自信がなかった。
・・・・・・。
「は……ぁぐ…ぅぁぁ……!!」
ノドの奥からこぼれでた吐息を吸う。ミスラの下に組み敷かれたドミニクは、避けた痛みでお腹をつっぱるようにのけぞり、へその下でミスラの身体を押し返す。
とめどなく溢れる涙と血と苦悶の呻き。摩擦以上にどこか腰周りを痛めたのか、呼吸のバランスが少し崩れて、不規則に上下するノドが彼女の内面の戦いを物語っている。
「…ダンナ…もっと、……もっと激しくしてくだせぇ」
「え?いやいや、ムリだよドミィ、どうみても」
「いいんでさ…つねって…そういうのが…」
「こ…こう?」
「っぁあぅ!!!…ぁぁ…ぁ、っふぁ…もっと…」
「も…もっと…?」
綺麗な乳首を、指でよじる力を強めていく。ドミニクは下唇を思いっきり噛締めて、ケンカでも吹っかけるような顔でミスラを睨むのに、アゴを引いてもっとやれという。
無茶だろう。困惑して腰の動きがおろそかになるミスラの前で、赤い恥毛がフラリと揺れる。
「私が代わりにやったろーかや?ミスラさん」
「ん…?やるってなにをさ、リットーサ」
ミスラを見下ろすのは、多分年下のくせにタメ口でしゃべる吸血鬼。礼儀をわきまえてなさそうなのに、そのくせ一応人のことをさんづけで呼ぶ辺り、悪気はないのだが言葉遣いをしっかり習ってこなかったというか、要するに天然育ちのヤンキーである。
赤い髪の少女は腰に抱えられながらもちゃもちゃいう従者モチャの小さな膣を二本指でほじくりかえし、その淫水のついた指先で自らの秘肉もなぞりあげる。
桃色の肉の亀裂からは、覚えたばかりの快楽のにおいがにおいたっていて、たまらずミスラが舌先でつっつくと、キャーキャーいいながら腰を引く。花ざかり。
「はっ!?」
殺気を感じて下を向くと、どう見ても「邪魔スンナテメェ殺すぞ」という顔をしたドミニクがリットーサを睨みつけている。怒気と殺気が黒く冷え固まって、随分と人を刺すのに適してそうなナイフというかなんというか。
「ドミィドミィ、子作り行為の最中に人を殺すことを考えるなんて、皮肉にしては芸がないぜ」
「ダンナ……わかってますよ……チッ」
「別にかまわんやさーミスラさん、どいてどいて」
リットーサは怯むでもなく、向けられた敵意をむしろ楽しむように笑みを浮かべ、繋がったままのドミニクに顔を近づけていく。
その口から覗くのは、鋭利ではないが肉に喰い込むのにはもってこいな牙。
「だいじょーぶ、跡とかつかねーし」
「ちょっと…なに……ひゃうっ!!」
そのまま吸血少女は、抵抗を試みるドミニクの首筋にかぶりつく。人間の風習からは埒外に当たる行為にミスラは萎縮、もちゃもちゃいう従者に状況の説明を求める。
「もちゃ…」
「なになに、別に血を吸ってるわけじゃなくて、子供動物のじゃれあいみたいなもんだと?うぬぬぬ…それにしては淫靡な…」
「んぷ……へへ、ミスラさん、動いたげて…あむ」
「……ぁぅ……やぁ…」
愉悦の炎をともすドミニク。吸血少女は興がのったのか、真っ赤な舌先で物書きの乳房をねぶり、静かに深く、牙を立てる。
「はぅ…ぁ…え?ふぇ??…や…やぁ…!!ふぁぁあ!!!」
ちゅぱん、ちゅぽん。…つぽ。
「んおお、なんだなんだ…なんかやばいことしてないだろうなリットーサ」
「べつにー、タダの痛み止めのおまじないやし…」
ぱつんぱつんぱつん…きゅぶ。
クスクス笑う吸血鬼は、イケニエになった少女の乳首を咥えながら、なめらかな指で陰核をなぞる。その指がミスラの肉茎に触れ、不意の感触はすぐに射精に変わった。
・・・・・・。
「まずは仮面をとってもらわないと…」
「オゥゥゥ…ァァ…ゥァ…」
シェセト・ガルガンプはマゴマゴしている。いわく、生まれたときからこの仮面をしているらしく、呪われているらしく。
世界の刺激に対してすべからく不慣れというか敏感というか、ムリに仮面を剥ぐとオシッコを漏らすとか何とか。
「やっぱりやだぁぁぁあ!!!」
一方でフラミア・ラミアミアはあいも変わらず泣きじゃくっている。アクシェラさんの嘘つき、あの男をブチ殺してくれるとおっしゃっておりましたのにわんわん……
「テンネさん、ムリだよこの子らは…」
「強引にやっちゃえば大丈夫なんですけどね。ではですね、とりあえずこちらの2人から…」
示された先にはロナ、ミルキフィリオの両氏の性器。
「本当にもう少しなんですねミスラ君。きっと全てがうまくいきます…本当に本当に…」
「テンネさん?」
「テンネー、どうすんのさオイラ、やらんでもいいのー?」
「はいはい、ドラスもね、お願いしますね」
意味深なテンネの言葉はくちびるとともにミスラを離れ、ミスラはまた蜜欲の海に溺れていく。こんなことをしている場合ではないという焦燥感はあるのだが、何をすべきなのかは分からない。ただ、目の前の柔らかい肉に手を伸ばす。
・・・・・・。
「なんじゃこのこんがらがった封印は…」
「オイまだかモナ!もう限界だぞ!!」
「やっておるわ!!」
どこを見ても土偶土偶土偶。円形の塔の頂点、中心には一段高い祭壇があり、リボンにも似た光の封印がこんがらがっている。ザクロ団並びに百合騎士団の面々は外周を見据える形で陣を展開。
「ははーん、こりゃぁさすがに、文明の最重要遺跡ともなると防衛機構もケタが違いますねぇ」
「ええい邪魔じゃ、このイカサマ女狐!!戦わぬならせめてわきに退いておれ!!」
「ひゃー怖い、クリス譲ちゃん、アタシら非戦闘員はお言葉に甘えてましょ」
「……。」
「む…?なんじゃクリス…」
「私もやる……メルの考えてそうなことはわかるもん。…多分」
「あちゃー、するってーと、役立たずはアタシだけで…?にゃはは…」
土偶がバラバ砕かれる。霧散し、充満する土の破片。片隅に、砕かれた土偶を拾って食べてる土偶がいる。一見ひ弱そうなその土偶は、見る間に膨張し、黒く硬く、醜悪な魔人と化す。
「この…!!」
烈火のごとく魔物の群れを切り結んでいた少女達であっても、さすがに疲労の色は隠せない。終わりの見えない敵の兵力は、湖面の底の様な圧力を持って一人一人にのしかかる。空のなんと遠いことか、息はすでに吐きだしてしまっているのに。
足がもつれ、普段ならばたわいなくいなせる一撃がわき腹を襲う。また同じ力で眼前の敵をなぎ倒さねばならないことに途方もない絶望を覚える。主に逆らう二の腕は、鉄のように重い。
「おいミルチア君…しっかりするんだ!!」
「ふぅ…」
「ミルチア…」
「なぁエルエン殿…ミスラには黙っといてくれないかな…?」
「なに…?まさか……おいやめろ!!」
瞬間、意を決したミルチアの心臓が爆ぜ、黒い体液が身体を内側から食い破る。柔らかな筋肉を蝕むようにぶくりと膨れた血管が全身を多い、次々と折り重なる鱗はやがて獣のような概観を構築。
否。それは生き物ですらない。この世の悪意を凝縮したような面相。肉の塊。淡く輝く静脈は、明らかにこの世の文脈とは別次元の存在である。
「あんまりかわいくないからな…この姿は」
黒の心臓。
彼女の一族が、代々背負ってきた業。
最も怨み、最も頼りにしている相棒。ある時はその鼓動を聞きながら眠りに落ち、またある時はその鼓動がいつ止まるとも知れず怖れた。自らの一部であり、他の何者かである矛盾した存在。彼女の人生は、常に心臓との対比でしか語ることができない。
彼女はよく夢を見る。紫色の鉄の世界。その世界はあらゆる建物が有毒の空を目指している。
子供のミルチアは病弱で、クレヨンの色を覚える前に死ぬことが確実だった。
彼女の母は先生と呼ばれていて、毎日毎日、一日のほとんどを寝てすごすミルチアのために両手をさすってやる。例え夢でも、ミルチアはそのぬくもりだけははっきりと思いだすことができる。
夢の中で母はいつも祈っている。弱い心臓に生まれてごめんなさい、ミルチアはいつも心の中で申し訳なく思う。
それからなぜ、ミルチアが母を殺すことになったのかはよく分からない。強い心臓を貰ったミルチアがいて、その手は血にまみれている。夢はいつも全てを語りはしないのだ。
「私はもうお前のことなんてちっとも怖くないんだ相棒。次は許してやるチャンスだぞ…ミスラを救えるのなら私は…」
黒衣の獣は、大気を震わす雄叫びと共に哀れな土偶を引きちぎっていく。
「ミルチア君…」
早計だ、騎士エルエンはミルチアの無計画に半ばあきれる。たかだか遺跡の守護兵相手に使ってよい力ではない、リリィに固く禁じられた、命を削る獣化能力。
後には魔族の長だって控えているのだ、いるのだが……彼女は沸々と湧き上がる己の闘志を抑えきれずにいた。
「そうかキミは……ふふ、なるほど」
ミスラのことを思えば、力など後からいくらでも湧いてでる。もっと早く、気づけばよかった。
「我が剣我が命、ミスラ殿に捧ぐ!!」
刹那、騎士エルエンの魔力が両翼を備えた白馬となり、群れ固まった土偶の壁を踏み砕いていく。
そんな強力な魔法がくると思ってなかった土偶はたまったものではない、縦横無尽のひづめに潰されぐッちゃぐちゃ。
主人を守るためにのみ使うことを許された百合騎士団最終奥義。その数百年にも及ぶ禁忌を最初に破ったのは、皮肉にも史上最も融通が利かないと称された少女であった。
それを見たシラカワ・ヨフネとギルジム・ティコネットは、感嘆と共に安堵のため息である。
「はー、すごいわーミルチアはん」
「ああ…まったくだな」
手練れ揃いのザクロ団でも、はたしてこれほどの使い手が何人いるだろうか。正直戦闘能力でいえば中の下にあたるティコネットは、また自分の居場所が一つなくなるのかと2人の騎士をうらやましく思う。
自分にできることは料理と偵察、せめて2人のように真っ正直に生きられたなら、もう少しミスラの役にたてただろうか。
「ちょっとちょっと…なんですかありゃぁ……」
最初に異変気づいたのは女商人シャマニだった。ついでモナメテオ、ティコネット。
ミルチアとエルエンは、己の中に焚きつけた灯火が無慈悲にも踏みつぶされるのを感じる。
遺跡を構成する無数の塔、そのうちのいくつかが無様に膨れ、にわかに人の形を形成する。あまりにも巨大な兵士。ゆっくりと、追い詰めるように這い上がってくるその土くれは、表情のない顔で祭壇の上をのぞき見る。
「ミスラ…」
黒衣の少女はもう、己を支えるヒザがどこにあるのかも分からない。大地の津波。ほとんど壁。こんなもの、何をどうしたら勝ったことになるのか。世界が丸ごと、自分を犯しにくるかのような錯覚。
「クリス!!狙われてるぞ!!」
あくまで静かに、しかし誰に求めることのできない巨大な固まり。それが自分を目指していることを知っても、クリステスラは動かない。
平生感情の起伏に乏しく、体温も人に比べて高くはない少女が、今では熱をもち、大量の汗を身体に伝わせながら、神経を蝕む魔力の網を、一つ一つほどいている。
すべてはミスラのため。自分のせいで命の危機にある、自らの主のため。
「クリスお主…」
その意を汲んだモナメテオは、もうほとんど残ってはいない魔力をかき集めるべく、たよりのない腕で印を結ぶ。ティコネットが、ヨフネが、ミルチアが、エルエンが、ありったけの力で巨人の進軍を阻止しようとする。
「あるじ…」
バツリ、と、また一つ神経の線が乱暴に千切られる。痛み。吐き気。
頭蓋の後ろに穴が開いて、手で押さえなければスープがこぼれてしまうだろう、手で押さえさえすればまだ助かるかもしれない、もう手遅れかもしれない、手遅れならせめてそのピンク色の吐瀉物をかき集めておかなければいけない、汚らしい姿で死にたくはない
余計な思念が魔力の集約を阻害する。魔女の両手が、固い信念で貫かれた心を弄ぶ。
「あるじ……あるじ…!!」
壁紙を引っぺがすように遠のいていく意識。無理矢理、叩きつける様に元に戻してクギを押しこむ。耳の中で球体が割れる音、目の奥で飛び散るガラス。
あるじ…
クリステスラは、はるか昔に自分が初めて好きになった人間のことを思う。
浮気性。ロクデナシ。女垂らし。スケベ。のんだくれ。甲斐性無し。へたれ。変態。きちがい。
貧民街のその男の名は、クリスの耳にもすぐに入った。毒虫。精液袋。貴族階級者の集まりではその話はもちきりで、いわく貧民街はその男の精液が溜まった汲みとり便所のようであり、においがここまで漂ってくるとかこないとか。
兵隊達がどれだけ追い掛け回しても、必ず女達が束になって邪魔をする。貴族の中にも、すでにその男の子供を孕んでいる者がいる。実は王は不能者であり、代わりにその男が女王のベッドに潜り込んでいる、などなど。
それでも日々の儀式に忙殺され、クリスはしばしその名の存在を忘れる。生まれながらに宝剣となることを決定づけられた運命、少女がその男の名を思いだしたのは、丁度最終儀式の前日だった。
死にも等しい眠りの前に、夢の中で退屈しない程度の土産話を持っていこう、そんな軽い気持ち。
ベタな話だが暴漢に襲われて、その男はこれでもかというタイミングで助けに現れる。
被せられたマントのにおい。
少し服がはだけた育ち盛りのクリスを前に、男は欲情するどころか乳臭いと言い捨て、もう少し育ってからこい、なによもう私明日死ぬんだもんうんぬん、世にも恥ずかしいケンカがはじまってピーチクパーチク。
生まれてからずっと押さえ込んでいた感情が爆発し、ボロボロと泣きだしたクリステスラの愚痴を、その男は嫌がりもせずに全部聞いて、なにも聞いてなかったのか適当なことをぬかす
じゃぁ、眼覚めたら迎えにいってやる
何千年かかると思っているのだ。あきれたが、そのバカさ加減がうれしくもある。
その時は一生ついていってやるから
彼女はそうして眠りについた。
眼が覚めたらあの男がいるのだ。そう思えばつらくもない。というか、それ以外に彼女は、世界に対する未練を残していなかった。そういう風に生きてきたのだ。
長い長い眠りの中で、その男は勝手にカッコよくなり、頭が切れ、偶像化され、信仰され、なんでもできるスーパー超人と化す。
その男のことを考えるのは彼女の唯一の楽しみであり、慰めでもある。甘ったるい一人の時間。その夢が覚めないことが一番いいのは、うすうす感づいていた。
目覚めれば、あの男の残り香は消えるのだ。何もない世界で、再び生きる気力が自分にあるとは、彼女は思っていなかった。思っていなかったのだが……
「あるじのバカぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「おわぁ…!な、な、なんじゃクリス…」
「ふぇ?…あ、ち、ちがう」
……まさかの数千年ぶりの再会が、口腔愛撫を見せつけられる所から始まった時は、この世の全てがどうでもよくなったものだ。
別に怒ってはない。クリスは気をとり直してもっかい考える。
その分、元をとるかのようにいちゃいちゃしたのだ。むさぼりあったのだ。元からああいう緩んだ人間なのだ、節操のない男なのだ、死んだらいいのだ。現にもう死ぬではないか。いい気味だ。いや死んだらダメだ……
怒ってない。
ない。ないのだ。
……いや、やっぱり少しは。いやいやいや。
ズッコケクリス。肝心なところで集中力が途切れるから、どこまで封印を解いてたか忘れてしまった。最初から?いや、この辺からなら多分…あれぇ…?
「バカタレクリス!!何をやっとるのじゃおのれはもう…!余計からまっとるではないか!!」
「あ、あ、あれ…?あれ…ぇ?や、やだもう…!!」
巨人はもう目の前。潰れる。確実に潰れる。潰れたら死ぬ。もう起きられない。
巨人が掌を閉じ始める。
少女は潰されるのを待つ。ごめんねあるじ。
物も言わぬ巨人の脳天
モグラの戦車がブチ抜いた。
・・・・・・。
さすがにこのぐらいで……
話を続けて欲しいんだ、うん、ごめん
>144
乙。何時もの事ながら……長いよぉ。
毎度の事ながら密度が濃いなぁ……だがそれがいい。
しかしはなじる氏すげえなぁ。
戦闘組は無駄にカッコいいし、変態・変人が無闇に可愛いし。
そしてクリスが可愛すぎる……不思議ちゃんがうっかりさんにクラスアップするとは。
そうか、そういう縁もあったのか……そらやさぐれて気味悪くくすくす笑う子(当初の頃)になるよなぁ。
147 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 15:56:46 ID:x8Q17Wi5
ここのリンク貼られても
はなじる氏失礼致しました、馬鹿な割り込みおかけいたします。
ところで姦染のようなハーレムってここの住人はどうなんだ?
あっちは男が迫ってばかりの作品だったが逆に女が迫ってくるような
バイオハザード系というのかな、いやらしい卑猥なゾンビが襲ってきて犯されるというもの
>>150 姦染のゾンビは壊れちゃってるからなぁ・・・
Moorich氏のサイトの預かり文にある那由多氏の「楽園」って言う小説がゾンビではないけどそんな感じだった
男性の体液を摂取することでしか快楽を得られないようになる薬+媚薬を打たれた美女たちに襲われるという話
ハーレムINメイド喫茶
>>154 ハーレムスレの保管庫からリンクでてる
ってかそこの作品ここで書かれたのがいくつかあるし
>>154 前スレでも、そのサイトを紹介して155のようなツッコミをされてた奴がいる。
知らなかっただけなら仕方ないけど、宣伝付きの同じサイトを何度も晒すと作者乙と疑われるので注意。
作者さんにも迷惑かかる。
俺、そのサイト毎日覗いてるよ
…ご主人様と執事の更新を待ちながら。
160 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/19(火) 01:21:58 ID:GJEMgax5
靄の森の新作
期待できる
ゴメン
sage忘れてた
>>156 さらに、「ハーレムスレで見たんだけど・・・」とかいって、他のスレにそのサイトを紹介してるヤツがいて、
なんかマルチっぽく思えた。
まあ作者なら宣伝しないで作品作れやと言いたい所だが
音は全然平気
ライトブラウンの、緩いウェーブヘアー。
長いまつ毛に、ぱっちりと黒い潤んだ瞳。
グロスを塗ったエロスな唇は艶やかに。
総てが美しく、きらめいている。
まるくてキレイなおっぱいは、堂々たるEカップ。
それ自体大きなおっぱいだが、パステルグリーンの紐パンを穿いた、骨盤の両サイドからウエストへ流れる、美しいカーブを描いた腰のくびれが、大きな胸をより一層引き立てて大きく見せている。
絵画的美しさと言っていい美貌とプロポーション。サンタEの美しさに、思わず心を奪われる。
「さあ始めようか、サンタE。」
「良かった。最後の一人になっちゃったから、もしかして売れ残るんじないかって心配だったのよ。」
「君みたいな美人、残すわけ無いじゃないか。ごめんよ、最後まで待たせて。」
サンタEを抱きしめて、唇を重ねる。サンタEもオレの背中に手を回し、抱き合って熱烈なキスを求めてくる。
数十秒のディープキスを交わしたが、それでもサンタEは、二度三度と繰り返しキスを求めてくる。
「嬉しい。もっと、もっと沢山私を愛して。」
「ああ、たっぷりエッチしよう。さあ、チンポしゃぶってくれ。」
サンタEの唇がチンポを包み込む。
魔法のフェラチオによって回復したチンポは、サンタEの口の中でムクムクと大きくなり、硬さを増していく。
瞬く間に勃起したチンポは、既にサンタEの口に納まりきらないサイズになっているが、サンタEは更に唇でチンポをしごき続ける。
精力はみなぎり熱くたぎる。逞しくそそり勃つチンポに、サンタEは舌と唇を張り付かせてしゃぶり続ける。
「んっ、んぅ、ん。」
くぐもった声が何とも色っぽい。欲情は加速し、性欲は猛り狂っている。
このエロスな美女、サンタEと早くセックスしたい。
なおも硬く勃起したチンポにしゃぶり付いて、熱烈なフェラチオを続けるサンタEを、少し勿体無い気がしながらも引き離す。
「さあ、次はオレの番だ。たっぷりとおっぱい揉んで気持ち良くしてやる。」
しなやかな物腰で立ち上がるサンタEの胸が、ぷるんと揺れる。その動き一つ一つが色っぽい。
揺れる瞳がオレを見つめる。
ゴクリと生唾を飲みながら、サンタEの乳房に両手で触れる。表面を滑らせるように全体を撫でまわすと。
「あぁん。」
と切ない喘ぎが漏れる。
白くて柔らかいもち肌のおっぱいは、すべすべして手の平に吸い付くような優しいもみ心地だ。
「ああ、あぁん。」
甘く切ない声。サンタEはオレの手の上に自分の手を添え、自らも胸を揉ませる。
泪んだ瞳は、何かを訴えているかのようだ。
オレは大きく、しかし優しく、サンタEのおっぱいを揉みながら、唇で乳首を愛撫する。
「あぁ、んぅ、ああぁ。」
色っぽい喘ぎ声は、乳房と共に柔らかに揺れる。
その言葉ならぬ声にこもった彼女の想いに、オレは思わず彼女を抱きしめてキスをしていた。
「一つに成ろう、サンタE。」
ええ、と答えた声よりも、真っ直ぐに見つめた揺るぎ無い視線が、彼女も同じ想いであることを強く物語っていた。
オレはサンタEを仰向けに寝かせ、パステルグリーンのパンティーの両サイドの紐を引く。スルリと結び目はほどけ、彼女は一糸纏わぬ美しい全裸を露にする。
芸術的なまでの美しい裸。おっぱいからウエストのくびれ、女らしい腰へと優しく撫でまわし、太ももをまさぐり股を開かせる。
これまでの愛撫で、悦びの波動を感じ取ったサンタEは、もう既にオレを受け入れる準備はできている。
オレはチンポをサンタEのマンコに深く挿入する。
亀頭は肉のヒダに分け入り、そのまま入口を通過して更に奥と突き進み、膣内に侵入していく。
オレのチンポは亀頭のみならず、竿の付け根まで肉壁に飲み込まれる。
チンポとマンコは完全に結合し、オレはサンタEと一つに成った。
歓喜したオレは、サンタEに覆い被さり、彼女にキスをしようとした。
しかし後数センチというところで、彼女の唇が動く。
「ねえ、あなたに届く筈だったサンタクロースからのプレゼント、何だったと思う?」
そうだ、オレはサンタクロースからのプレゼントを、世界で唯一人受け取れなかった。そのお詫びでオレを喜ばせる為に来た、七人のサンタとセックスしている。きっかけは、そのプレゼントだ。
「サンタクロースのプレゼントって、確か偶然パンチラが見れるとか、たこ焼きのたこが他より大きいとか、そうゆうセコイやつだよな。何だろ、見当もつかない。」
サンタEはクスりと笑った。
「あなたに届く筈だったプレゼントは、いつもよりカッコ良く髪型がキマる、だったの。でも、実際はいつもと同じ普通の仕上がりにしかならなかった。」
オレはあまりに微妙過ぎるプレゼントに苦笑した。
「そんなプレゼントなら、むしろ貰えない方がラッキーだ。こうして君たち七人のサンタと、セックスできる方がずっと良いよ。」
「本当にそうね。私もあなたとセックスできることが、とても嬉しい。
でも、あなたにとっては詰らないプレゼントかもしれないけど、サンタクロースにとっては、大切なプレゼントなの。」
サンタEの眼差しは、真剣そのものだった。わずか数センチの距離しかない、間近で見る彼女の顔は本当に美しい。その表情、その瞳は、オレに何かを伝えようとしていた。
「本当に、人間からすれば取るに足らないくだらないプレゼントだろうって、私も思うわ。でもそれには、私たちサンタクロースの人間への想いが込められているの。
ねえ、何故サンタクロースは、そんな小さな幸せしかプレゼントしないか分かる?」
考えるまでも無い簡単な質問だ、オレは即座に答えた。
「それはサンタクロースの方が人数が少ないからだろ。いくら不思議な力が有るといっても、とても世界中の人間の願いを叶えるなんて無理だからさ。」
サンタEは目を閉じて静かに首を振る。
「そうじゃないの。サンタクロースが小さな幸せをプレゼントするのは、もっと別の意味が有るの。」
サンタEは、静かに、サンタクロースのプレゼントに込められた意味を語り始めた。
「昔は、サンタクロースは人間の望むものをプレゼントしていたの。
ある時、ある男は自分の店が欲しいと願った。サンタクロースはその男に自分の店をプレゼントしたの。彼は商才があったから、店はどんどん大きくなったけど、そのせいで周りの店が次々に潰れてしまった。
ある男は金メダルを欲しがった。サンタクロースはその男を大会で優勝させ、金メダルを取らせた。しかしその一方で、負けて悔し涙を流す選手も沢山いた。
誰かの願いを叶え、その人を幸せにする。でもそのせいで、別の誰かが不幸になってしまう、そういうこともあるのよ。
だからサンタクロースは、人間の願いを叶えることを止めた。サンタクロースが幸せにしたいのは、どこかの誰かでは無く、総ての人間だから。
それからは、サンタクロースは小さな幸せをプレゼントすることになったの。人間の世界のバランスを壊さないように、他の誰にも迷惑がかからないような、小さな小さな幸せを、一年に一度、クリスマスの日に。全世界の総ての人類に。
私たちサンタクロースは、総ての人間を平等に愛しているの。」
サンタEの真剣な眼差しの理由を、オレはようやく理解した。
「そうだったのか、サンタクロースがそんな想いで小さな幸せをプレゼントを運んでいたなんて知らなかった。セコイなんて言ってごめん。」
サンタEは、いいえと首を横に振り、オレの首に両手を巻き付ける。
「いいのよ、人間にとっては、本当に無意味なプレゼントですもの。」
サンタEは巻き付けた腕を引き寄せて、オレにキスをする。
「私たち七人があなたのところに来た理由、分かって貰えたかしら?
総ての人類に平等に届く筈だった小さな幸せ。それがあなたにだけ届かなかったことは、サンタクロースにとって耐え難い重大な失敗なの。
一人だけサンタクロースの愛が届かなかった人間がいる。そのことが分かって時、総てのサンタクロースは嘆き悲しんだわ。全人類を平等に愛することがサンタクロースの愛だから。
そしてサンタクロースたちから、あなたに愛を届けようという声が上がったの。そして特例として、あなたの願いを叶えることが許された。
そしておっぱいフェチのあなたの願いを叶える為に、私たち七人の美乳サンタが選ばれたのよ。」
再びサンタEの腕がオレを引き寄せる。オレは求めに応じて唇を重ねた。
お互いの吐息が感じらる距離、熱い視線はオレに注がれている。
本当に美しい顔、その瞳はキラキラと輝いている。そして、その瞳の輝きの奥には、尚も熱い想いが揺らめき、何かを伝えようとしていた。
「この取り返しのつかない失敗を償うため、総てのサンタクロースの中から七人が選ばれた。サンタクロース全員の想いを背負った重要な使命。私はその七人に選ばれたことが嬉しかった、最高の名誉だと思ったわ。
でも、今は違うの。」
首に絡み付くサンタEの腕が、激しくオレを抱き寄せる。下半身は挿入し結合したまま唇を重ね、熱いディープキスを交わす。激しく、熱く、サンタEはオレを求める。
そして何かを訴えている。
「最初は重要な使命を与えられたこと、そして最高の美女七人に選ばれたことが嬉しかったわ。でも今は違うの。
私は、あなたに出会えたことが嬉しい。」
サンタEの熱い視線。その瞳に宿る想いは、サンタクロースとして人間に幸せを運ぶという、使命への情熱ではなかった。
彼女の熱い眼差しは、オレ自身へと向けられたものだった。
「本当は、私たち七人の中から、あなたが選んだ一人が、あなたの専属サンタとして、あなたに幸せを届ける予定だったの。でもあなたは一人を選ばず、七人全員を選んだ。
驚いたわ。サンタクロースは総ての人間を愛するけれど、人間は個人を愛する筈だから。なのにあなたは、サンタクロースのように、私たち七人全員を愛してくれた。」
切ない瞳がオレを見つめている。その純粋な眼差しにオレは戸惑った。
「オレは、オレはそんな立派なもんじゃない。人類愛とか、そんなんじゃ無くて、ただ全員とエッチしたいと想っただけさ。」
オレの言葉を打消すように、サンタEは両手を引き寄せて、熱烈なキスをする。
「そう、あなたの愛はサンタクロースの愛とは違う。
サンタクロースは総ての人類を愛している、だから個人を愛さない、総てを平等に愛するの。
でもあなたは違う、私たち一人一人を個人として愛してくれた。
七人全員を平等に、そして個人として深く愛してくれるのは、あなただけなのよ。」
サンタEの両腕が、オレを強く抱き寄せる。
激しく熱いディープキス。重ね合わせた唇が、果てしなくオレを求め、なまめかしく動き続ける。
絡み付いた腕から、静かに力が抜ける。
ようやく唇を離したオレの顔を、サンタEの切ない瞳が見つめている。
「あなたが好き、苦しいほどあなたが好き。
でもサンタクロースは個人を愛してはいけない。サンタクロースは人類総ての幸せを願い、平等に愛さなければいけない。
あなたを愛してしまった私は、サンタクロース失格なの。」
サンタEの手が、オレの頬を撫でる。
「あなたを愛したい、愛されたい。しかしそれは、サンタクロースにとっては罪なの。」
サンタEの瞳は揺れていた。涙は溢れ、光のすじと成って流れ落ちる。
サンタEの眼差しに込められた想い。その切ない想いは琴線に触れ、オレの心をを掻き乱す。
女の流す悲しい涙を見て平気でいられる程、オレは冷たい男ではない。
サンタEの流す涙を、指先でそっと拭う。
「サンタE、オレは君と一つに成りたいと言った筈だよ。
君はさっきいったね、特例としてオレの願いを叶えることが許されている。君たち七人のサンタは、オレの願いを叶えるためにやって来たと。
ならばオレは願う。
サンタE、君の愛が欲しい。身も心も、君の全てが欲しい。オレは君と一つに成りたい。」
サンタEの眼から、止めど無く涙が溢れる。
「嬉しい、あなたの願いなら、叶えることが許される。私はあなたを愛することが許される。」
彼女の視線に込められた熱い想いは、オレのハートに火を付けた。
「サンタE、二人で愛し合おう。」
彼女に深く挿入した腰が動き出す。
サンタEを求める想いは激しくつのり、勢い良く腰を突き動かす。
「ああっ、んぅ、ああぁぁ。」
サンタEの口からは悦びの声が漏れる。
「何て強くて温かい悦びの波動。私はこんなに激しく求められ、愛されている。」
「好きだ好きだ好きだ。
愛しているよサンタE。」
いくら求めても足りないほど、狂おしく腰を振る。
激昂し硬く勃起したチンポは、愛液に濡れたマンコのなかで暴れまわる。サンタEの肉壷を味わい、彼女の性器と擦れ合う感触を貪る。
性の悦びがチンポに込み上げてくる。つのり行くサンタEへの愛しさと共に、オレは更に腰を振るのを加速する。
「イクよ、サンタE。
一つに成ろう、一緒にイこう。」
オレは総ての力を振り絞り、全力で腰を振る。ぷるぷると震えているEカップのおっぱいに、オレの胸板を重ね、唇と唇を重ね合わせる。
「んっ、んぅ、ん。」
お互いに激しく求め合う。
サンタEもオレの背中に手を回し、抱き合ったまま愛し合う。
ついにオレたち二人は、完全に結ばれる時が来た。
衝動が突き抜ける。
オレはサンタEへの愛を込めて、彼女の膣内に大量の精子を射精する。
ビクンビクンと、チンポは何度も脈打ち、サンタEの中へオレの精液が注ぎ込まれていく。
オレはそのまま彼女を抱きしめて抱擁する。
「嬉しい、あなたに会えて良かった。」
「オレもだよ、サンタE。」
こうしてオレは、七人のサンタとセックスした。
いきなり窓からぞろぞろと入って来た時は驚いたが、サンタクロースの小さなプレゼントの意味を知った今のオレは、このサンタたちが堪らなく愛おしく感じられる。
オレは全裸のまま立ち上がり、同じく全裸の七人のサンタに宣言する。
「みんな、本当にありがとう。君たちに会えてオレは幸せだ。
オレは感動した、だから君たちにお礼がしたい。」
そういってオレはサンタCのおっぱいにしゃぶりつく。
「はあぁぁん、気持ちいい。」
オレが七人のサンタにできるお礼は一つしかない、それはセックスで七人を気持ち良くしてやることだ。
まだつづく
一番槍GJ!!!
面白エロい続編を期待してます!!
サンタが来なかった俺には美脚サンタや美尻サンタが来てくれないかな…
GJと言わざるを得ない
GJ!
グッドジョブ?
いえいえゴッドジョブ
サンタ達にも萌えるが主人公にも燃えそうで困る
高感度変則使いの人マダー?
>>184 『他人が苦手な少年の日々』のことじゃね?
サキュバスの巣の女王の壮大な愛が完結だそうだ。長かったな。
あれは主人公虐めが過ぎて好きになれない
酷い変質な愛だったからな
アルカディアでもうちょいマイルドな受け系ハーレムが始まってるな
なんとなーく余計なものが入り込む嫌な予感がしなくもないが
異世界エロ話
アルカディアのアレはハーレムものなのかなあ?
ふつーにエロばなしとしては結構良いできだと思うけど、このスレ的な解釈では地雷物になるんじゃないかな。
わたしゃ大好きだけどww
すみません、いきなりなんですけど祖父にアンドロイドを送られるハーレム漫画があったと思うんですがご存知ないでしょうか?
どうしても思い出せなくて、あとエロ漫画じゃありません。
五巻くらいで完結していたはずなんですが。
つ『くるみPURE』
wikiを見てみましたが残念ながら違いました、もっと萌え系とかじゃなくてSF色が強かったような気がします。
あとロボット?も出てきてたような。
何年も前に漫画喫茶で一度読んだだけなので記憶があいまいで申し訳ないです。
アフタヌーンのソノケンの漫画がそんな感じだった気がするけど、
…タイトルが思い出せない。
そうです、それで間違いないです。
調べたところ砲神エグザクソンでした。
いやこれで今度漫画喫茶に行ってまた読むことが出来ます、ありがとうございました。
ハーレム的なんだが(男1人、女3人ぐらいでいたしたり)
長編二次創作だからかハーレムエロ以外のストーリー展開も入ってたりする。
挿絵とかも十分いけるから紹介してみたくはあるんだが、いろいろ定義が難しそうで判断に困る。
しかし
>>196はよくわかったな
エグザクソン全巻持ってるのに気が付かなかった
でもアレは主人公視点じゃハーレムでもなんでもないからなあ
異星人との殺し合いSFだしなぁ>砲神エグザクソン
色々リアルにスプラッタなネタ(アミノ酸工場とか)も出てくるしガシェットだけなら
メカ知性体が遠未来の人類を滅ぼそうと襲ってくる小説(タイトル失念)に出てきそう
な感じだったからハーレムというほどでは・・・。
・アンドロイドを送る祖父
・ロボットが出てくる
・萌え<SF
・エロマンガではない
・5巻ぐらいで完結
この条件で、他にハーレム漫画があるだろうか?
>>199 『寝取られ』ないし救い無き『陵辱』さえなければ教えていただきたい。
注意点や解説も交えていただけると嬉しい。
>>199 まああってるかどうかは保管するかどうかのときに決めるもんだし
あんまり199が悩むもんでもないよ
だからプリーズ
挿絵ついてんのもめずらしいし
>>205 スレの存在さえ知らなかったが、まだエロは1人のみだな。
ハーレムの為にあるような設定だから続編も期待がもてるので、更新チェックリストに入れておく
207 :
マリー書く人:2008/02/24(日) 12:27:52 ID:2Nxq3c+g
最後に投下されて一週間か……今なら誰もいないので、投下。
前回から少し過ぎた後の話だ。だが、今回はエロは無いです。
今回は前半、後半に分けて投下しますので、ご了承を。
エロは後半からの予定でございます。
208 :
マリー書く人:2008/02/24(日) 12:32:17 ID:2Nxq3c+g
○月バツ日 火曜日、嫌な視線
恋人が出来てから一ヶ月が過ぎました。
何を唐突に惚気やがるとか、喧嘩でも売っているのかとも言われるセリフだが、あえて言わせて貰います。
今から一ヶ月前、ある女性……桜といいますが、彼氏彼女の関係になりました。
……ええ、惚気ですね。どう聞いても、反対から聞いても、惚気以外の何物でもありません。それは分かっています。
それがどれだけ不快な感情を呼び覚まし、怒りを誘発させるのかも分かっておりますが、僕の疑問を聞いてください。
実は僕、つい先日まで対人恐怖症で、他人の半径一メートルにいることすら苦痛でした。
……すみません、少し訂正します。正確にいいますと、現在でも対人恐怖症は残っております。
そんなマイナススキルを持ってしまっている僕が、どうして彼女を持つことが出来たのかと不思議に思う人もいるでしょう。
答えは簡単です。
見た、行った、犯された。
たったこれだけの話です。これだけでは、まず分からないと思いますので、これをもっと分かりやすく直すとこうなる。
悪いやつに攫われそうになった桜を偶然発見し、彼女を助け出します。
お礼がしたいと脅迫されましたので、涙目になってホイホイ彼女の家に付いて行きました。
彼女の家で薬を盛られ、僕はあっさり眠ってしまいます。寝ているうちに身体を縛られてしまい、そういう性癖がない僕は抵抗しましたが、あえなく食われてしまいました。
まさしく現代のアレキサンダー。彼女の手にかかれば、公園のベンチ以外も彼女のテリトリーなのだということを、今更ながら彼女の恐ろしさの片鱗を思い知りました。
そんな彼女を持っている僕ですが、最近新たな悩みができて困っています。
その悩みとは、彼女の凄まじいセックスアピールのことです。
この言葉だけを聞くと、間違いなく嫉妬の視線と殺意の視線を向けられ、それだけで20回くらい命を落としてしまいそうです。
昔の僕ならいざ知らず、今の僕なら確実に嫉妬の視線を向けるでしょう……閑話休題。
僕だって年頃の男で、彼女も年頃の女。互いがさりげなくアピールをしても、不思議ではないと思ってはいるのですが、それでも彼女は少し積極的過ぎるような気がするのです。
お願いします、桜さん! そういうことをするときは、誰の目も届かない静かなところでお願いします。
僕はどちらかというと、一般的な考えの持ち主です。そういうことをするときは、どちらかの家か、それ相応の場所で、愛を語らいながらゆっくりと楽しみたいのです。
ですので、外でするのはあまり好きではないんです。頼みますからバイブを持って来ないでください。そのリモコンも捨ててください。
あと、干した下着を盗むのは止めてください。
PS.毎日お弁当を作ってきてくれて、とても感謝しております……が、さりげなくお茶に白い粉を
入れるのは遠慮してください。あと、必ずマムシドリンクを持ってくるのも止めてください。
今日も追いかけられました……明日は大丈夫かな……。
この日は、いつもより少し暑い日だった。
少しずつ上がっていく気温に夏の到来を想像させ、もうすぐ来るであろう夏休みに期待を持ち始める人が増えてきているそんな日。
そんな日差しの中、僕は桜と一緒に中庭で昼食を取っていた。
「はい、熱くなっておりますので、舌を火傷なさらないようお気をつけください」
「ありがとう、やっぱりご飯には味噌汁だよね」
桜が作ってくれた味噌汁をすする。ほんのり香る出汁の匂いと味噌の匂い。そして味、
それら全て揃った味噌汁は、とても美味しかった。
ふと、視線を感じた僕は、水筒の蓋に注がれた味噌汁から視線を外す。すると、桜の嬉しそうな笑顔が映った。
ニコニコとこっちまで笑ってしまいそうな、嬉しそうな笑顔だ。
「……どうかしたの?」
どうも居心地が悪い。僕の顔に何か付いているのかな?
僕の疑問が表情に出たのだろう。桜はちょっと恥ずかしそうに手を顔の前でパタパタと横に振った。
「いえ、別に深い意味があるわけでは……。ただ、幸せだな〜って」
顔を赤らめてボソボソと彼女は答えた。そんなこと言われたら、僕も恥ずかしいじゃないか。
僕も笑みを浮かべる。彼女はさらに笑みを深める。僕もつられて、彼女はさらに……無限ループって怖くね?
しかし、そんな僕の心休まるひと時は、一瞬の油断で心疲れるひと時に変わるという危険性を孕んでいる。
僕は自然を装って、後ろの方に振り返った。それに返されたのは、数十の瞳だった。
背が小さい子、大きい子、身体がグラマーな人、スレンダーな人……。
優しそうな子、気の強そうな子、元気そうな子、大人しそうな子……。
多種多様の美少女と美女達が僕の方に蕩けた視線を向けていた。なんという熱視線、それだけで焼肉ができそうだ。
悪寒という恐怖を背中にビシバシ感じつつも、僕は不自然にならないように元に戻る。
あの人たちは、いったいいつになったら諦めてくれるのだろう。
「想われる殿方というのも、辛いものがありますね」
桜は僕の後ろのほうに視線をやり、僅かに苦笑した。
「私自身、もしあの時健一様が受け入れてくれなければ、きっとあの方達と同じ立場になっていましたでしょうね。
……いいえ、ある意味では私もあの方達と大差ありませんわね」
「……それなんだけどさ、あの人達って僕以外に好きな人を作ろうとしないの?
僕が言うのもなんだけど、あの人達って凄く綺麗だから男子達はほっとかないと思うけど……」
「それは絶対にないでしょう」
僕のささやかな疑問は一切の迷いのない即答で答えが返ってきた。
「健一様はご飯を食べないで一年生きていられますか? 呼吸をしないで生きていられますか? それと一緒です。
健一様を愛するということは、人が呼吸をするように、人が食事をするように、彼女達にとっては当然のことなのですわ。
あの方達にとって、一番大切で愛しい存在は健一様です。もし健一様の身に何かあれば、真っ先にその後を追う人……それが彼女達ですわ」
もちろん、私もですわ。そう彼女は微笑んで答えた。
その直後、中庭に昼休み終了を告げるチャイムの予鈴が鳴った。周りにいた女子達も、桜もあわてて弁当箱を片付け始めた。
その様子をみて、僕は思う。たとえそれがどれだけ自分勝手で酷い事だとしても、言わせて貰う。
はっきりいって迷惑です。
だってさ、分かる? 僕って他人と2m以内の範囲を共有するのが苦痛なのですよ? 下手したら視線だけでも嫌なのに……。
一人を相手にするだけもピンチなのに、それが数十人が一斉に押しかけてくるとか……怖すぎる。
今のところ、唯一の例外が桜だけ。しかし、それではいけないと思っている。
いつまでも怖がっていては前に進めない。それ以前に、社会生活を送ることができない。
チラリと桜に目をやる。優しそうな顔立ちに、スタイル抜群のプロポーション。おまけにお金持ち。
これでは、桜とデートをすることもできない。せめて、街中で他人とすれ違っても平気なくらいは治さなくてはいけない。
僕は一人決意を固めた。……けど、その前に彼女が喜ぶところに連れて行かなくてはいけないが、彼女はどこだと喜んでくれるのだろうか。
「あらあら……遅れてしまいますわ」
先に立ち上がった桜が僕に手を差し伸べてくれる。僕はその手を掴んで立ち上がった。
その瞬間、僕の意識はグニャリと歪んで溶けた。
……ここは何処だ?
ふと気づくと、僕は白い椅子に座っていたことに気づいた。
いつの間に座っていたのだろう……それとも、はじめから座っていたのだろうか。
周りを見回す。左を見ても、右を見ても、上を見ても下を見ても後ろを見ても、何もない。ただ暗闇だけが広がっているだけだった。
しかし、不思議と僕は落ち着いていた。なぜだか分らないけど、ここはとても安心できる場所だということが分かったからだ。
ぼんやりと、目の前に広がる虚空を眺めていると、1m程前方に白くて小さい光球が出現した。
その光は、徐々に大きく、強くなっていき、あっという間にバレーボール大までになった。
……ああ、なんかこういうの覚えがある。たしかあれは前に学校に銃を持った奴らが来たときに……。
(またお会いしましたね……。もう会うこともないと思っておりましたが、人の縁とは不思議なものですね)
はい、やってきました全ての元凶であり、対人恐怖症をちょっと治してくれたお方、謎の光さんです。はいはい、拍手〜。
(突然でごめんなさい……貴方をここに呼びましたのには理由があるのです)
「なんか嫌な予感がするから遠慮する。帰らしてくれないかな?」
(前、貴方に能力を残しておいたのを覚えておりますか? 実はあの後、ちょっと問題が発生しまして……申し訳ありませんが、貴方の能力に少し、手を加えさせて貰いたいのです)
この瞬間、光球はスルー検定一級だということが分かった。
僕の周りには人の話を聞かない人しか居ないのだろうか……居ないのだろうな。居たらもう少し僕の意見は反映されているだろうな。
最近では学校で体操服が狙われるようになってきているから、できれば高感度変則の能力を少し戻して欲しいのですけど。
この前、彼女にしたい美人女子学年ランキングで2位を取った人が僕の体操服に顔を押し付けていたのを見て、身の危険を本気で感じたし…ねえ。
……清楚で可憐で大人しい大和撫子って呼ばれて人気だったのに。
彼女は表立って反応を示さないから安心していたのに。
対人恐怖症の僕でも、我慢すれば何とか話せる人だったのに……どうして僕の体操服を着ていたんだろうね? 彼女は何を間違えてしまったのだろうか。
幻覚かと思っていたけど、後で確認した体操服に、妙に伸びた胸元のゴムとか見たら……うん、忘れよう。
過去の思い出を振り返っていると、光球は僕の周りを旋回し始めた。さらには点滅もするから始末に終えない。
……ええい、点滅するな、鬱陶しい。なんかチカチカ光って眩しいから少し落ち着け。
(貴方の能力である、高感度変則……最近、使えないことがありませんでしたか? 使えたり使えなかったり、能力が正しく発動しなかったりとか)
光球は動きを止め、眼前に静止してから突然話を切り出した。
ちょっと驚いた……あまりにも身に覚えが有りすぎたからだ。
(やっぱり……。前に説明しましたが、今の貴方の力……高感度変則の能力は反転しているのです。ですので、今まで通り他人の感情を変化させることはできないのです)
ということは、僕はこのまま女の子に色々な意味で追い掛け回されなければならない…と? せめて女の子達にもう少し理性を残してほしいです。
僕がどんなに彼女がいると伝えても、あの人達、全然聞かないんだもの。
一人も二人も三人も変わらないとか、平気で言ってくるだけのことはあるよ。
(というより、そもそも高感度変則に他人の感情を左右する力は無いはずなんですけど……)
……な、なんだってー! ここにきて新たな真実が発覚しやがった。
でも、結構能力使っていたよ。感覚で理解したから、自分でも上手く説明できないけど、あれは確かに感情制御の力だったよ。
(それなのですが……それはおそらく、試練として受けた悪意の力なのではないでしょうか?)
……ちょっと待って、話が長くなりそうだけど、現実の時間は大丈夫なの?
(ここでは何時間過ごしても、現実では一秒も経っていませんから安心してください)
僕は背筋を伸ばして椅子に座りなおした。これで聞く準備は万端……さあ、話を聞こうか。
(まず、貴方が使っていたという高感度変則。それは本来、他人との触れ合いにおいて真価を発揮する能力なのです)
「そうなの? でも、他人との触れ合いってどういうとき?」
(例えば、見知らぬ人に突然手を握られたら、不快に感じるでしょう? 不安だったり、嫌悪感だったり、手の感触を否定的に受け取るからです。
でも、恋人と触れ合うのを嫌がる人はそういませんよね。それは触られた感触を、安心、快感、スキンシップと思って、好意的に受け取るからです
高感度変則はその感覚を操作する力なのです。
例えば、貴方が悪意を受けていたとき、この力を使っていたとします。
そうすると、たとえどんなに相手が気の置けない間柄だとしても、相手は貴方に触れられることを極端に嫌がるようになるのです。
無理やり触れようとすると、間違いなく反感を買ってしまうくらいに……)
「それじゃあ、どうして僕は他人から無視されたりするようになったの?」
(それは世界の悪意を受けていたからでしょう。つまり、貴方は高感度変則を使って嫌われていたわけではないのです。
世界の悪意が貴方を他人から遠ざけていたのです。
多分、悪意を受けて嫌われていたのを、高感度変則を使って嫌われたと勘違いしてしまったのではないかと……。
悪意の力のピークが丁度、貴方が高校入学のあたりですから、それも……それに、高感度変則は、
発動者を中心として作用する範囲を決める特徴があるので、それも勘違いの原因なのでしょうね)
「……ということは、他人の感情を操作する能力は最初から備わっていなかった、そういうわけだね?」
(そういうわけです)
光球の話に、僕は疲れたように椅子の背に体重を預けた。いや、実際に疲れているのだろう。
そんな僕の様子を心配したのか、光球は再び僕の周りをグルグル旋回した。
だからいい加減にしなさいって。眩しいから一箇所に止まっていてください。
(すみません……あ、肝心なこと言い忘れてました。貴方の高感度変則の件ですがご安心ください。能力を消すわけではありません)
へー、ほー、ふー、ひー、そうですか……。
(きっと能力の効果が強すぎて、困った事態になっていると思いまして……そして素晴らしい作戦を考えたのです)
ほう…………何だかとても嬉しい事になりそうな気配がしてきたぞ。
あの女子たちに追い掛け回されて学園生活を過ごすのは嫌だからね……期待するぞ。
(その作戦とは、能力をさらに強化して美人美少女はみんな貴方が好き好き大好き愛してる〜『愛しい貴方を苦しませたり悲しませたりしません』作戦です)
光球は眩しいくらいにビカビカ点滅して、凄い自信に満ちた言葉を放った。僕は思わず椅子から転げ落ちそうになった。
(高感度能力は触れ合うことが発動条件でしたが、それをさらに発展させるのです!
今までは性的快感を無条件で与える能力でしたが、これからはそれだけではありません。
これからの能力は、声にまで力を及ばせるのです。異性は、貴方の魅惑のボイスにメロメロ……ただ一言、
声を掛けるだけで相手は途方もない多幸感を味わうようになるのです!
これで、たとえ何か困った事態になっても、一言声を掛けるだけで問題解決です!
ですが、それだけではこの作戦は不完全。作戦を完璧にするには、相手が貴方を真に想わなければいけません。
そこで新しく誕生させる能力、『消し去りたい悪夢』の出番です!)
僕など存在しないかのように勝手に話が進んでいく。またか、またこの展開なのか。
(この能力を使えば、あら不思議。貴方が悲しんでいる様子を見せたり、嫌がっているような雰囲気を出せば、異性の心に凄まじい罪悪感と後悔と悲しみが!
一度使えば、地球全ての美人美少女はあなたの味方に早変わり。貴方が悲しめば皆悲しい、貴方が笑えば皆嬉しい。
貴方を一途に想う、愛に生きる戦士達の誕生なのです。
…………おっと、もう時間がありません。あまり長く貴方をここに留めて置くと、後々面倒なことになりますので、この辺で。
『消し去りたい悪夢』は貴方が目覚めると同時に発動いたします。大丈夫、これは解除不可能なものなので、なくなることはありません)
それだけを僕に伝えると、光球は一瞬、強く発光し、次の瞬間には消えてしまった。
何もなくなった世界に、僕一人だけが残された。そして事態は進行する。
僕の意識が少しずつ溶けていき、バラバラになっていくような感覚。どうやら目覚めるみたいだ。
……もう諦めたよ…………僕の意見なんて空気と一緒なんだね……。
頬に流れる心の汗が、妙に冷たいと感じたのを最後に、僕の意識は途切れた。
温かい……それでいて、とても柔らかい何かに包まれて、僕は目覚めた。
少し熱いと感じる日差しが僕の身体を照らす。いったいどれくらい寝ていたのだろうか。
暗闇の中で休んでいた眼球が突然の光に悲鳴をあげる。何度か瞬きを繰り返して、それを慰める。
視界の先に、いくつかのビンが入ったガラス戸が見えた。その横の体重計、歯の磨き方が絵で描かれた張り紙、視力検査表の順に視線を向けていく。
どうやら僕は保健室にいるらしい。どうして保健室にいるのだろうか?
僕は起き上がろうと、腹筋に力を込め。
「おはようございます、可愛らしい寝顔でした……本当、食べちゃいたいくらいですわ」
ようとしたらやんわり止められた。視界が制服の白色で埋まり、ほんのりと甘い匂いが鼻腔をくすぐった。
ふわりと優しく頭を抱きしめられ、片手を頭に、片手を背中に回され、ゆっくりと撫でられる。とても心地よくて安心する。
そして、自分が今、彼女である神谷桜に抱きしめられていることに気づいた。
桜の身体を下にして、僕が上から覆いかぶさるように抱かれていた。制服越しでも分かる彼女の豊満な乳房は、今まで使ってきた枕より数段身体にしっくりきた。
「……おはよう、桜……今何時か教えてくれる? あと、僕ってどうなったの?」
起き上がるのもなんなので、桜の乳房を枕にしたまま会話を進める。何となく、起き上がったら桜が悲しむと思ったからだ。
「さっき最後の授業のチャイムが鳴りましたので、もう放課後ですわ。それにしても、驚きましたわ。昼休みにいきなり倒れるんですもの……私、ビックリしましたわ」
頭の上に桜の顔があるため、彼女の表情を確認できないが、どこか彼女は機嫌が良さそうに思えた。
そうか、僕は倒れたのか。彼女の言葉で、つい数時間前の記憶が甦ってきた。
たしか僕はいつも通り、桜に連れられ、中庭で昼食を取っていたんだっけ。桜が毎回作ってくれる僕の弁当を美味しく食べた後、取りとめのない話をして……。
周りから殺意が込められた視線を向けられたり、熱い視線が向けられたり、だいたいはいつも通りの昼休みだったんだ。
そうして、昼休み終了の予鈴が鳴ったのを聞いて、桜が立ち上がったんだ。
そして、僕も続いて立ち上がった……立ったんだ。そして、そして……確か、急に視界がモノクロになって……。
急に自分が立っているのか座っているのか分からなくなって、僕はあわてて桜の手を掴もうと……ダメだ、そこから先の記憶がない。
僕に記憶がないことに気づいたのだろう。桜は撫でていた手を止めた。
「ちょっとした日射病でした。この時期、暑いというほどでもありませんけど、数十分直射日光を浴びると、
気分を悪くすると先生が言っておりましたわ。横になって、大人しくしてればすぐに良くなるとのことですわ」
「そうだったんだ……ありがとう。もう大丈夫だよ、遅くならないうちに帰らなくちゃ」
頭を動かして向きを変える。桜がくすぐったそうに身動ぎしたが、離さないのが悪い。
顔を窓の方に向ける。外の世界は赤く染まっていて、もうすぐ訪れる夜を連想させた。
「ダメですわ……もう少し休まなければいけません。日射病って、意外と身体にダメージが残るものですわ。帰りは迎えを頼みますので、今はただ、身体を休めてください」
優しく、それでいて反論を許さないような口ぶりだった。両手が背中に回されて固定される。
言外に、絶対に動くなという意思を強く感じた。
どうしてそこまで意固地に引き止めるのだろう。その疑問は、桜の震えている声が解いてくれた。
……彼女は静かに泣いていた。その証拠に、頭と背中に回された手は震えていて、とても頼りなく思えた。
「本当に……本当に……今は、休んでください……お願いですから……」
消え入るようでいて、切ない、そんな哀願だった。
「ビックリしたんですよ? 本当、自分の心臓が止まってしまったのかと思ったくらい、驚きましたわ……もう……二度とあんなことはしないでくださいませ」
そして、どうして彼女の機嫌は良いと判断したのかも分かった。
彼女は僕に気を使って明るく振舞ってくれていたんだ。突然倒れた僕を気遣って、あまり僕が気に病まないように、わざと明るく振舞っていたのだ。
明るく振舞って、お互いビックリしたねって笑って、それで終わらせようとしていたのだ。
「……うん、ごめんね。心配かけちゃったかな?」
「…ふぇぇ……かけちゃったに決まっていますわ……ほん、と、心配で、心配で、私がどれだけ……どれだ、け……」
でも、僕が目覚めたことで、彼女の我慢は限界を向かえた。その結果、涙という形で感情を制御しようとしている。
既に完全な泣き声になっている桜。彼女の谷間に置いてある僕の耳が、彼女の心臓の鼓動を聞き取る。少しずつ高鳴っていく鼓動は彼女の感情を表していた。
ギュッと、桜の身体を抱きしめる。すると、桜も僕の身体を抱きしめてきた。その力は強く、少し苦しいと感じてしまうくらいだ。
けれども、嫌とは思わなかった。それどころか、その苦しさが心地よいとすら思えた。
……そういえば、僕ってまだ恐怖症残っているんだよね。でも、桜相手なら全然怖いとは感じないや……やっぱりそういうことなのかな。
つい先日、桜と初めての共同作業を行った日に気づいたこと。彼女の胸の中で、自分の恐怖症の本当の意味。
あの後、そのことを思い出した僕は自宅で転げまわった。苦痛とかじゃなくて、恥ずかしいという意味合いで。
桜の鳴き声を耳に、僕はそれらのことを思い返していた。
保健室を出たときには、既に時刻は夕方の5時を回っていた。
窓から真横に差し込む夕日は、見慣れた学校の廊下を、ある種の芸術的な空間に作り変えていた。
「正門前に車を待たせて置いておりますので、暗くならないうちに帰りましょう」
桜のその言葉に同意した僕は、彼女に手を引かれて玄関口に向かっていた。
……あんまり人前で手を繋いだりするのは恥ずかしいから嫌だけど、拒否すると桜が落ち込むから、断るに断れない。
嫌がる訳は簡単。僕の身長150cm、桜の身長165cm、それだけ違うと歩幅も違い、自然と彼女が手を引く形になる。
そのため、よく姉弟に間違われるのだ。けれども僕自身、童顔で顔立ちが幼いと自覚しているのが分かっているので、それは問題に思っていない。
それより厄介なのが、彼女のスキンシップだ。彼氏彼女の関係になって分かったことだが、桜は非常に肌と肌の触れ合いによるスキンシップを好む。
ぶっちゃけ、所構わず抱きついてくるのだ。所謂ハグというやつ。普通なら彼女にそれをされたら、大抵の彼氏は喜ぶ。
僕も桜に対しては恐怖を感じないので、ハグ自体はされたら嬉しい。
問題はハグ自体ではなく、彼女の大きすぎる乳房なのだ。
ただ大きいだけでなく、どこまでも包み込めそうな柔らかい感触。それでいて、しっかり押し返してくる弾力性。
その二つを兼ね備えた桜の乳房はまさに無敵。しかし、ここに伸長差というものが加われば、それは凶器に変わる。
抱きつかれると、自然と僕の口鼻が彼女の谷間に。自然と彼女の両腕は頭に。
結果、嬉し恥ずかし、選ばれた女性だけが使える、オッパイホールドがここに完成する。
冗談ではなく、呼吸を封じられるのだ。左右から迫る横乳が空気の通り道を100%カットしてしまうため、まったく呼吸ができなくなってしまう。
そのため、最初の頃は彼女に抱きつかれて酸欠で気絶するというハプニングを幾度となく味わった。
もっとも、最近は桜も加減を覚えてきたので、そこまでいくことはないが、今でも恐怖症とは別に、トラウマが残っている。
けれども、だからといって嫌いになったわけではない。怖いけど好きという、矛盾した感情があるので、どちらかというと好きな部類に入るからだ。
最近では、普通に乳房と呼ぶには申し訳ないとも感じ、時々こっそりと超乳房と呼んでいたりするが、それは僕だけの秘密。彼女には言えない秘密。
「今日は60万の話をしようと思っておりましたが、謙一様の具合がよろしくありませんので、後日に延期という形で……」
教室に朝使った体操服を置き忘れていることに気づいた僕は、教室に置き忘れた体操服を取りに戻りたいので、先に玄関で待っていてほしいと桜に伝えた。
そしたら、帰ってきた答えはそれだった。
まだ覚えていたのか……というか僕の話を聞いてください。なんで体操服からその話にシフトするのか全く分からん。
以前、彼氏彼女になったので、その話は無効でいいかと尋ねたことがあった。答えは拒否だった。
理由は、それはそれ、これはこれ、だということだ。
そのときのことを思い出して、思わず涙が出そうになったが、桜はスッと手を離してくれた。取りに行ってもよいらしい。
彼女に手を振って一時別れると、僕は3階の自分のクラスに向かった。
2階……3階と階段を上り、誰もいない廊下を進む。人がまったくいない校舎って、昼間のギャップもあるせいか、妙にドキドキする。
そんな浮ついた気持ちで、僕は自分のクラスのドアを開けた。そしてすぐさま後悔した。
「――!? う、嘘、け、謙一、あんた何でここにいるのよ!?」
学校一気が強い女子、勝気な目はM男にとってご褒美ですと裏で囁かれている、金髪の美少女、高円寺ツンがそこにいた。そして、お互いの視線が交差した。
それだけならば、僕は後悔しないし、高円寺さんもうろたえたりはしない。
彼女が僕の体操服を手にとって匂いを嗅いでいて、いつもの勝気そうに釣りあがった目じりが垂れ下がっていて、その顔はトマトのように赤くなっていなければ。
左手が制服の胸の部分に押し込まれてなくて、彼女の物であろう青色と白色の縞々パンツが僕の机に置かれてなければ。
僕の机が謎の液体で濡れていなくて、彼女が机の角に股間を押し付けていなくて、漂ってくる情欲を誘う女の匂いがなければ。
僕と高円寺さんは、お互いの時間を止める必要はまったくなかった。
僕の脳裏に、普段の高円寺さんの姿が思い浮かんでくる。
女の子みたいな顔で気持ち悪いと罵倒してくる高円寺さん。なにかと僕に絡んでくる高円寺さん。時々目が合うと、顔を真っ赤にして俯いてしまう高円寺さん。
……うん、これってどう考えても死亡フラグだ。さて、この局面をどう乗り越えようかな。
意図せず震える両足に叱咤して、なんとか座り込むのを防ぐ。だって怖いんだもの。
桜相手には恐怖感はないけど、それ以外の人には依然と恐怖を覚えるのだ。そして、高円寺さんの視線は僕に集中している。
まったく心の準備をしてなかっただけに、ダメージが大きい。回れ右して、逃げ出さなかった自分を褒め称えたい。
「………………………………」
「………………………………」
お互いが無言のまま、時間だけが過ぎていく。いったいどれくらい経っているのか、時計をみて確認したいができない。
今視線を外せば、歪に保たれた均衡が崩れるから。だから、お互いが動くこともできず、お互いを見つめる。
僕は入り口で立ったまま。高円寺さんは机に秘所を押し付けたまま。この緊迫した空気がずっと続くと思えたが、それは意外な形で終わりを迎えた。
「もう、遅いですわ、健一様。いつまでも女性を待たせるのはマナー違反ですわ。また倒れたと思い、心配しまし……あら? あらあら? まぁまぁ……」
「―――!? さ……桜…………」
玄関で待っているはずである、桜の登場によって、時間は動き出した。
高円寺さんはあわてて机から身を離して、制服から手を離した。僕の机から透明な糸の橋ができ、それは高円寺さんのスカートによって切られた。
桜に目をやると、彼女は何か面白いものを見つけた子供のような悪戯めいた表情を浮かべていた。
そして僕は、机に取り残された彼女の物であろうパンツを見て、早く穿かないのだろうか、という場違いなことを考えていた。
218 :
マリー書く人:2008/02/24(日) 12:52:32 ID:2Nxq3c+g
前半分の投下終了します。後半は何時になるやら……。
前回の予告と話が違いますが、あくまであれは冗談半分の予告なので本気にしないでください。
本気にした人はスマン。
ぐっじょぶ!
やたらスルー能力の高い人に吹いた
善意の押し付けは悪意よりたちが悪いですよ……いいぞもっとやれ(何
221 :
名無しさん@ピンキー:2008/02/24(日) 14:33:56 ID:jHXOdA76
GJ!
全裸で待っときます。
GJ!
続きwktkしてますぜー。
ところでマリーって何?
マジイキスレのコテの人じゃなかった?
225 :
199:2008/02/24(日) 22:00:33 ID:2+F8SlrI
>>225 読んだ。
ストーリーがあって、話のやりとりがあって、エロがあって、エロがハーレム的でって感じだった。
あと小説メインにしては挿絵のレベルがなかなかいいと思う。
淫獣の分際でw
>>225 そのサイトのどの辺がハーレム?文ってところを見ればいい?
「オレたち人間の幸せ願ってくれるサンタクロースの愛に、オレは感動した。オレは人類の代表として、全力で君たち七人のサンタを、セックスで気持ち良くしてやる。
さあみんな、オレと愛し合おう。」
同時に歓声が上がる。
「嬉し〜い。」
七人のサンタは次々にオレに抱き付いてくる。
「おいおい、落ち着けよ。七人いっぺんになんて無理だから、順番だよ順番。」
全裸のサンタに揉みくちゃにされながら、なんとか七人をなだめ落ち着かせる。
「ええと、それじゃ最初は、サンタ…」
そう言いかけて、オレは何処か釈然としないものを感じた。
「なあ、みんなの本当の名前は何なんだ? いつまでもサンタAからGじゃ味気無いだろ。君たちの名前を教えてくれ。」
その質問にサンタEは首を振る。
「私たちサンタクロースに名前は無い、みんなただのサンタ。」
「どういう事だ? 名前が無くちゃ困るだろ??」
サンタCが答える。
「サンタは群れを作りません、皆別々に一人で暮らします。動物でも熊や狐は群れを作らないでしょ、あんな感じです。
家族も作らず、気の合った人と一夜を共にして。子供は母親が育て、大人になったらそれぞれ別々に暮らすんです。」
そしてサンタFが続ける。
「一人で暮らすから名前は要らない。私、あなた、みんな、これだけで良いのよ。」
そうなのか。サンタクロースの生活や価値観は、人間とは全然違うようだ。
「でもクリスマスには、手分けしてプレゼント配るんだろ? 世界中の人間一人も残さず配るには、組織的にやらなくちゃダメだと思うが、名前無しでどうやってるんだ?」
それには淫乱サンタDが真面目に答えた。
「サンタクロースには、人間には無い能力が沢山あるわ。サンタクロースには個人としての意識だけで無く、サンタクロース全体の意識のようなものが有って。打ち合わせしなくても、それぞれの仕事が分かるのです。」
「なるほど、テレパシーで全員繋がっているのか。」
再びサンタEが答える。
「全体意識に全員が繋がってる、て感じかしら。
でもそういうテレパシーみたいなものも有るわ。だから他のサンタがセックスしている時も、みんなあなたに愛されているのが良く分かった。
そしてサンタEって名前を呼ばれて、あなたに愛されるのが、とても嬉しかったの。」
そういって、サンタEは腕に抱き付いて来る。
おっぱいが当たって気持ちいい。
「そうか、じゃあサンタE、それが君の名前なんだね。愛してるよ、サンタE。」
おでこにチュッとキスをしてやると、本当に嬉しそうな顔をする。
でれでれのベタ惚れじゃないか、かわいい娘だ。
「じゃ、セックスするか。まずはフェラだな、サンタAチンポしゃぶってくれ。」
何はさて置き、チンポが勃たないとセックスできない。まずはサンタの魔法のフェラチオで、精力回復だ。
オレは股を広げてその場に座る。サンタAはオレの正面にしゃがみ、身を乗り出してフェラチオを始める。
四つん這いになって、チンポをしゃぶるサンタA。オレは両手を伸ばして、そのおっぱいをモミモミする。
わざわざ座ったのはこの為だ。サンタAの小ぶりなおっぱいをモミモミしながら、かわいい唇でフェラしてもらう。最高に気持ちいい。
実はロリ好みのオレは、あどけなさの残るサンタAが好みだ。
ついさっきまで処女だったサンタA。まだオレとしかセックスしてないうぶな少女が、しっぽりチンポをしゃぶっている。
「スッゴい気持ちいいよサンタA、さっきよりフェラ上手くなったな。」
「さっきは初めてで恐かったけど、セックスって気持ち良かったから、フェラも好きになっちゃった。」
性に目覚め、セックスにのめり込んで行く少女サンタA。
フェラ初心者ながら、他のサンタの真似をして、ずっぽりチンポをしゃぶっている。
おっぱい揉みながらだと、フェラの気持ち良さも倍増、イキそうになるのをこらえる。
しかしフェラチオの快楽は、オレの自制心を超えて、このままサンタAのフェラでイキたいと訴える。
「サンタA、口の中に射精するよ。」
チンポをしゃぶったままサンタAは、うんうんとうなずく。
気を緩めた瞬間にドピュドピュ射精が始まる。
ドクドクと精液がチンポの中を流れて、サンタAの口内に次々と放出されるのが分かる。
何しろ、サンタのフェラには精力回復効果が有るのだから、フェラされたまま口内発射すれば、出しながら回復していく。見ることはできないが、サンタAの口の中には、物凄く濃いザーメンが大量に溜まっているはずだ。
しかし、口内射精したからには、飲んでほしいのが男の性だ。
「そのまま溢さないように口を離して、全部ゴックンするんだ。」
サンタAはいわれた通り、溢さないように口を離し、顔を歪めながら口をもぞもぞさせる。そしてはあはあと、呼吸を整えてから呟く。
「全部飲んだよ。」
サンタAはオレの精液を飲み干した。
無垢な処女サンタAに、セックスを教え、フェラを仕込み、精液の味を覚えさせる。たまらない快感だ。
するとその時、サンタDがオレの下半身にしがみ付く。
「私も欲しい私にも頂戴、あなたの逞しいおチンポしゃぶらせて。あなたのザーメン私にも飲ませて。」
オレが返事するよりも早く、サンタDはオレのチンポにしゃぶりついている。さすがドスケベのサンタDだ。
その時オレの頭に名案が浮かんだ。
七人のサンタに七発連続口内射精。これだ!
「よし、サンタD。たっぷりザーメン飲ませてやるから、気合い入れてしゃぶれ。」
欲望に満ちたチンポは猛々しく勃起している。
実は淫語マニアのオレは、自らチンポしゃぶらせてという、淫乱なサンタDが好みだ。
貪るようにチンポをしゃぶるサンタDのおっぱいを、鷲掴みにして揉みしだく。
サンタDはチンポをずっぽり呑み込んで、喉を亀頭に押し当てる、ディープスロートだ!
サンタAはフェラチオ初心者だったが、サンタDはかなりチンポをしゃぶり慣れたフェラチオ上級者だ。
亀頭を喉に押しつけながら、裏側に舌を貼り付かせて、首を捻りながらチンポをぬぶる。
舌、唇、喉の壁を、べっちょりとチンポに纏わり着かせ、ドスケベなサンタDは淫らな口でオレの精液を搾り取ろうとする。
ねっちょりとへばり着くようなフェラチオに、次第に射精感は高まっていく。
「おおぉ、きもちいい。
イクぞサンタD、お前の口の中に出すぞ。」
その言葉を合図に、サンタDはディープスロートから、浅いフェラチオに切り替えて、早く短くチンポをしゃくる。加速する唇の動きに、射精感も加速して高まる。
オレは力強くサンタDのおっぱいを揉みながら、口の中に射精する。
「さあ、たっぷりとオレのザーメンを味わえ。」
ビクンビクンと脈打ちながら、精液が繰り返し放出される。今度もかなりの量が出たはずだ。
サンタDはゆっくりと唇でチンポをしごき、最後の一滴まで搾り取ろうとする。
そしてチンポから離れるとニヤリと笑い、手の上にダラリと精液を垂らす。唇から伸びる白濁したザーメンは、手の平の上にゆっくり広がっていく。
「見て、こんなに濃いのがいっぱい。」
そういって精液をオレに見せてから、唇を付けてザーメンをすすり、再び口の中へと戻す。オレはその淫媚な姿に興奮した。
「ねえ、つぎは私にペニスしゃぶらせて。」
明るい声でサンタBが話しかけてくる。
オレが向きを変え股を開くと、待ってましたと言わんばかりに、サンタBはチンポに飛び付く。
実はアウトドア派のオレは、明るく解放的なサンタBが好みだ。
オレも待ちかねていたと言う勢いで、サンタBの胸に手を伸ばしておっぱいを揉みまくる。
ぺろぺろとサンタBは舌を出し、チンポを舐めまわす。くすぐったいような気持ち良さに、ガマンし切れずイキそうになる。
「ああぁもう出そうだ。サンタB、口の中でイカせてくれ。」
サンタBはチンポを口に入れて、カリの裏側を舌の先で集中して攻めてくる。
オレも負けずに指先で乳首を責めるが、サンタBの激しい舌技には耐え切れない。思い切り口の中にスペルマを発射する。
突き抜けるような射精の解放感。気持ち良く大量のザーメンを発射した。
サンタBが口を離したと同時に、オレの左肩に手が置かれる。
「アハーン、次は私にザーメン飲ませてクダサーイ。」
この怪しげな日本語は、サンタGだ。
オレは七人連続口内射精なんて一言も言って無いなのに、サンタたちは次から次に、オレの精液を求めてチンポをしゃぶりに来る。
「よしサンタG、頼む。」
「OK、レッツゴー。」
サンタGのフェラは、ジュッポ、ジュッポ、ジュッポ、と大きな音を立てながらの豪快なバキュームフェラ。フェラチオのしかたも、みんなそれぞれ個性的だ。
実は派手好みなオレは、ゴージャスで豪快なサンタGが好みだ。
オレも豪快に、ゴージャスな巨乳を掴んで振り回す。
ワイルドで激しいバキュームフェラで、射精メーターはマックスに。大量のザーメンをダイナミックに口内射精する。
サンタGはゴクリと喉を鳴らして一気に飲み干す。
「ウーン、グレイト。濃くて美味しいザーメンデース。」
すると、今度はサンタCが近寄ってくる。
「次は私が。」
サンタGと交代して、サラサラのロングヘアー、サンタCがフェラチオを始める。
「頑張ります。」
可愛い唇をチンポに付け、控え目に先っぽを舐めている。
サンタCもサンタAと同じく処女だった。サンタCもフェラ初心者だが、一生懸命にチンポをしゃぶっている。
実は真面目な性格のオレは、一生懸命頑張ってるサンタCが好みだ。
長い黒髪の背中越しに、両手を使っておっぱいを撫でると、四ん這いになっている腰がビクンと反応する。
そのままおっぱいを撫で回すと、体は敏感に反応して身をよじる。
亀頭を舐める唇の動きも、次第に大胆になっていく。オレも気持ち良くなり、射精したくなってきた。
「いくよサンタC、口の中に出すからね。・・・
イクっ。」
サンタCの心の準備できるよう3秒だけ我慢して、「イクっ」の合図と同時に口内射精する。繰り返す快感が、今回も大量に射精したことを物語っている。
「さあサンタC、思い切ってゴックンしてごらん。」
コクりと頷き、サンタCはオレの精液を飲み込もうとする。
「飲めました。」
サンタCの顔がほころぶ。
「少し飲み難かったですけど、あなたの精液だと思えば飲めました。
私、あなたの為ならば何でもできます。」
可憐な少女は、その余韻にひたっている。
その横へ、サンタEは艶やかな裸体を、寄り添うように近付ける。
「私にも、あなたの為にフェラチオさせて。」
サンタEの円らな瞳が、オレをじっと見つめる。
引き込まれそうな眼差しに、心は強く揺さぶられる。
「頼むよサンタE。」
サンタEは、しなやかな女らしい動きで身を乗り出し、股間に顔を近づける。
顔にかかる髪を、掻き上げる仕草が色っぽい。
魅惑の唇が、チンポにチュッとキスをする。その唇は、すっぽりと口に亀頭を含んでゆく。
「ん、 ん、 ん、 」
セクシーな喘ぎが、喉の奥からわずかに響く。振る舞いの一つ一つに艶がある。
実は少しエッチな俺は、色っぽいサンタEが好みだ。
フェラの動きに合わせて揺れるサンタEのおっぱいを、両手で優しく愛撫する。
「ぅん、ぅん、ぅん、」
フェラの合間から漏れるなまめかしい喘ぎが、次第に高揚していく。
オレとサンタEのめくるめく官能の世界。お互いにお互いを愛し合い、お互いにお互いを求めあう。
エロスの昴りと共に、射精感も昴る。
「イクよサンタE、愛してる。」
勢い良くオレの愛はサンタEの口に解き放たれる。
繰り返し押し寄せる射精の感覚。また凄い量が出たはずだ。
サンタEは、うん、とそれを飲み込む。
「ああ、これがあなたの味なのね。」
うっとりと、オレに微笑む。
「最後は私が気持ち良くしてあげるわね。」
「お願いするよサンタF、気持ち良くしてくれ。」
金髪に青い目のサンタFが、オレのチンポを舐め始める。
さっきしゃぶってもらった時も、サンタFのフェラチオはとても気持ち良かった。サンタFこそ、最後を飾るにふさわしい。
舌と唇とで、しっとりとチンポをしゃぶる極上のフェラチオ。今回も凄く気持ちいい。
サンタFはチンポから口を離すと、右手で竿を握ってしごき始める。
「どう? 気持ちいい?」
「最高だよサンタF、超絶気持ちいいよ。」
「いっぱい気持ち良くなって、いっぱい出してね。」
再びサンタFはフェラチオを始める。
実は甘えん坊のオレは、やさしいサンタFが好みだ。
オレは柔らかなおっぱいを両手でもてあそぶ。
しっとり舐める極上フェラと、柔かおっぱいのコラボレーション。あまりの気持ち良さに精液は、出る寸前にまで達している。
そのまま昇りつめたオレは、サンタFの口に大量の精液を出した。
「量も凄いし、とっても濃厚ね。」
サンタFは精液を飲み込み、その感想を述べる。
オレは遂に、七人連続口内発射&ゴックンという偉業を成し遂げた。
つづく
リアルタイム更新GJ!
GJ!
実は多彩な趣味の主人公ナイスw
ハーレム主に適した性癖ワロタw
ふぅ
GJでありました!
恵まれている人間というものは往々にして自分がどれほど恵まれているかを自覚していないものだ。
日本の某県某市に住む薗田三四郎(16)はその典型である。
彼の朝はいつも従姉である真美に起こされるところから始まる。
「三ちゃん……起きて……起きてってばぁ」
「う〜〜ん……」
真美の甘ったるい声は目覚ましとしては少々性能が悪い。
どちらかというと子守唄のほうが適している音色のおかげで、三四郎はいつも快適だが起きられない
朝を迎えていた。だからといって目覚まし時計を使おうとしても真美がそれを許さないのだ。
「起きないなら……ちゅーしちゃうぞ」
「……ん?」
三四郎の眼が開いたとき、視界のほとんどは見覚えのある顔のアップで占められていた。
「わわわっ! 真美姉ちゃん何してんだよ!」
三四郎は寝起きとは思えないほどのスピードで横に跳ね、壁を背にして真美を見下ろす。
真美は口をアヒルみたいに尖らせ眉間にしわを寄せていた。
「う〜、あとちょっとだったのに……」
「なにがあとちょっとだよ! からかうのはよしてよ」
「三ちゃんは、あたしのこと嫌い?」
真美は三四郎の足元にしゃがみこみ瞳を潤ませて三四郎を見上げる。
三四郎からはパジャマの隙間から胸の谷間がはっきり見えるアングルだ。
恐らくはブラも着けていない巨乳が真美のわずかな動きに連動していちいち揺れている。
思春期の男子たる三四郎にとっては余りにも目に毒な光景だった。
「き、嫌いとかじゃなくて、真美姉ちゃん、おれをからかってるだけだろ?」
「そんなことないよ。だってあたしは三ちゃんのこと大好きだもん」
「それはあくまで弟として……」
真美は激しく首を横に振った。
「違うよ! あたしは三ちゃんのことが大好きなの!
弟としてだけじゃなくて、男性としても三ちゃんのことが大好きなの!!」
「え……!」
普段はおっとりしている真美渾身の叫びだった。
いくらウルトラザウルス並みに鈍い三四郎でも、これほどはっきりと言われてわからないはずがない。
真美の目から一筋の涙がこぼれた。
「えへっ、言っちゃった」
無理に笑顔を作って三四郎に背中を向ける真美。
三四郎は突然の事態に硬直したままだった。
「ごめんね三ちゃん。気にしないで。今までどおり普通の姉弟でいようね」
真美は涙を拭いながら歩き出した。
その小さな背中は普段よりもさらに小さく、触れれば壊れてしまいそうなほど儚かった。
「真美姉ちゃん……」
三四郎は震えていた。
大好きな真美姉ちゃん。
いつも自分を見守ってくれた真美姉ちゃん。
その真美姉ちゃんが自分を好きだといった挙句泣いて立ち去ろうとしている。
今ここで何も言えなかったら、俺は本物の馬鹿だ。
「行っちゃダメだ!」
三四郎は全力で真美に駆け寄り背中から抱きついた。細くやわらかい真美の体が三四郎に密着する。
「三ちゃん……?」
「俺、真美姉ちゃんのことが好きだった。ずっとずっと好きだった。
でも姉ちゃんだから、いとこ同士だから、そんなこと思っちゃいけないって、俺、俺……」
真美の瞳から涙があふれだす。
17年生きてきた分よりも大きな幸福が一気にあふれ出てきたのだ。
背中に感じる三四郎の体温は、自分の心も体もすべて包み込んでくれるかのようだった。
そして真美の下半身はかつてないほどに熱くうずき始めた。
「三ちゃん……熱いよ……」
「あ……ごめん……」
強く密着しすぎたかと三四郎は身を離す。
「違うの……体の奥が熱いの……三ちゃんが欲しくてたまらないの……」
「真美姉ちゃん?」
三四郎は背中がぞくりとするのを感じた。
真美の顔は赤く染まり、目はとろりと溶け出している。
全身から欲情した雌の匂いが立ちこめ三四郎の本能を支配しようとしていた。
「三ちゃん……あたしの初めての人になって……」
真美は三四郎の胸に飛び込み、すべてを三四郎にと委ねた。
それが二人の新しい関係の始まりだった。
〜〜〜〜〜〜
「おっはよー! 元気? 風邪治った?」
「あ、ああ、一応な」
三四郎と真美が初めて愛を交し合ったその次の日、三四郎は自宅の玄関で百合子と挨拶を交わした。
昨日学校を休んだのは急に風邪を引いたから、ということにしていたのだが、
さすがに2日連続でサボるわけには行かない。
ましてや毎朝自分を迎えに来てくれているこの幼馴染に嘘をつき続けたくはなかった。
真美はいまいち冴えない三四郎の顔を覗き込み、じろじろと観察する。
「……どーやらまだベストじゃないみたいだね。鞄持ってあげよっか?」
「やめとくよ。どうせまた有料だろ?」
百合子はそのパーフェクトナチュラル健康100%な歯を輝かせてにかっと笑った。
「あったりー! フルーツパフェ一人前でどう?」
「だからいらねーって」
「ちぇっ」
柴本百合子は三四郎がこの家に住むようになってからの親友だ。
両親が仕事で海外を飛び回っていた三四郎は、小学校入学時に父の妹である真美の母の家に預けられた。
保育園や幼稚園にも行ったことがなかったため従姉の真美以外には友達と呼べる子もいなかった、
友達の作り方も知らなかった三四郎にとって、おせっかいで天真爛漫な百合子の存在がどれほど大きかったことか。
真美を交えて3人で遊んだ日々がどれほどかけがえのないものだったことか。
だが、その関係は崩れてしまったのだ。
昨日三四郎が真美を抱いたことで。
「ってゆーか真美姉まだ?」
「あ、ああ、真美姉ちゃんはまだ風邪なんだ。昨日二人そろってダウンしちゃってさ」
「ふーん、そりゃ大変だね」
またしても嘘をつくことになって三四郎は心苦しかった。
二人してダウンしたのは本当だが、それは初めて同士だというのに4度も膣内に注ぎ込んだ激しいセックスのためだ。
真美はその疲労で現在も眠っているのである。
その情事を思い出すだけで三四郎の肉棒には否応なく血液が集まってくる。
(ば、馬鹿、静まれ)
「どうしたの?」
「い、いやなんでもない、早く出ないと遅刻しちまうぞ、行こう!」
百合子は走り出す三四郎の背中をしばらく眺めていた。
百合子は立ち尽くしていた。
その瞳には、
暗い光が宿っていた。
「あれ? 百合子の奴なんで来ないんだ?」
ついて来ているはずの百合子の姿が見えない。
慌てて早く走りすぎたのだろうか。
しばらく待っていると、ようやく百合子がその長い髪をなびかせながら駆け寄ってきた。
「ハァ、ハァ……ちょっと三四郎! そんなに速く走って、追いつけるわけないでしょ!」
「ご、ごめん」
「ハァ、ハァ、罰として、フルーツパフェおごってもらおうかな」
「げげっ、それは勘弁だって!」
「問答無用!」
百合子は三四郎の背中を思いっきり叩いて屈託なく笑った。
その姿は余りにもいつも通りで、普段と違うようにはまるで見えなかった。
学校はもうすぐ行われる学年末試験と、そのあとに待つ春休みの話題で持ちきりだ。
気の早い者達は教科書ではなく情報雑誌を開いてレジャーのプランを話し合っている。
その輪の中に百合子もいた。
「ねえねえ百合子はどこか行きたい所ある?」
友達の一人が百合子に話を振る。
百合子はしばらくうーんとうなったあと、うん、とうなづいてこう言った。
「やっぱり遊園地かな? お化け屋敷で抱きついたり、観覧車に乗ってあまーい時間を過ごしたりしたいよお」
「……あのね、そういうことは彼氏としなさい」
呆れ顔の友達を尻目に、百合子は自分の肩を抱いて頬を染める。
「だって難しいんだよ? ずっと幼馴染として付き合ってきたのに、
いきなり恋人になってくれー、とかさ。幼馴染って、ムツカシイんだ」
そう言って百合子は顔を輪の外に向けた。
そこにいたのは、先ほどからずっといたのは、薗田三四郎その人だった。
「そうだよね、三四郎」
「ゆ、百合子……?」
途端、教室中が沸騰した。
「「「うおおおおおおおおおおおおっっっ!!!!????」」」
「こくはくっ!? 今のは告白ですかっ!?」
「ツンデレ柴本がついに認めたぁぁぁぁぁ!!」
三四郎はただただあっけにとられていた。
真美に告白された時でさえ、ここまで真っ白にはならなかったはずだ。
百合子はそんな三四郎にすっと近づき、鼻が触れ合いそうなほどの至近距離で笑みを浮かべた。
「あたし、三四郎のことが好き。
誰よりも三四郎のことが大好き。
誰よりも、‘真‘美‘姉‘よ‘り‘もね」
「百合子……お前……」
「三四郎、今日家に行ってもいいかな?」
百合子の目は笑っていなかった。悲壮なまでの決意と覚悟がこもった目だった。
三四郎はただうなずくしかなかった。
〜〜〜〜〜〜
自宅に入ることがこれほど重苦しかったことはかつてない。
これから何が起こるのか、三四郎にはまるで予想できなかった。
「ただいま」
どたどたと足音が聞こえた。真美は姿を見せるなり勢い良く三四郎に飛びつき、強く抱きしめた。
「お帰り、三ちゃん!」
真美の甘い臭いとやわらかい感触にくらりとする。
三四郎は理性を保つために唇を噛まなければいけなかった。
「真美姉ちゃん、実は……」
「え?」
三四郎の影から現れたのは、とても見覚えのある人物だった。
「来ちゃった」
百合子はぺろりと舌を出してはにかんだ。
「百合子ちゃん……」
「……で、なんでこーなってるんだ」
「だって、二人だけで楽しむなんてずるいじゃん」
ここは三四郎の部屋。昨日真美と激しく愛を交し合い、シーツを総とっかえしたベッドの上だ。
三四郎の目の前には二人の美少女が‘裸‘で座っていた。
かたやはちきれんばかりの巨乳と愛らしい童顔を併せ持つアンバランスな年上美少女。
かたや同性が羨むスレンダーな長身とクールな美貌を併せ持つ同い年の美少女。
その二人が上も下もさらけ出し、頬を染めて体を寄せ合っているのだ。
嬉しい以前に理解に苦しむ光景だ。
「ごめんね百合子ちゃん、抜け駆けしちゃって」
「いいよ、あたしがいつまでもぐだぐだしてたから悪いんだし。
それより真美姉、初めてってやっぱり痛いの?」
「うん、ちょっとね。でもあたしはすぐに気持ち良くなったよ。
きっと三ちゃんが優しくしてくれたから」
「相性もバッチリなんでしょ?」
「う、うん……」
「いいなぁ、いとこ同士は鴨の味って言うもんなぁ。
あたしはちゃんと気持ち良くなれるかな……
それよりなにより三四郎を気持ち良くしてあげられるのかな……」
「どうなの、三ちゃん?」
「え?」
真美は不安な表情を浮かべる百合子を抱き寄せ、三四郎をまっすぐ見据えて質問してきた。
「百合子ちゃんの気持ちにちゃんと応えてあげられる?」
刃物のように鋭く真剣な真美の目。
今にも泣き出しそうに潤む百合子の目。
迷う理由などなかった。
「うん、俺、百合子とセックスする。
真美姉ちゃんも百合子も、二人とも全力で愛するよ」
そう言った瞬間胸のつかえが取れた気がした。
本当はずっと気付いていたのかもしれない。
二人が自分を好きだということを。
だけどそれが受け止めきれないから気付かない振りをしてきた――今となってはそう思う。
だけどもう迷わない。
俺は真美姉ちゃんと百合子を一生愛していく。
それが三四郎の決意だった。
「ありがとう、三四郎……」
まず最初にすべきは、やはりキスだろう。
百合子ときたらもう目をつぶって三四郎の行為を今か今かと待っている。
その上傍目にも緊張しているのがわかるほどガチガチに固くなっていた。
三四郎は百合子の両肩に手を置き耳元でそっとささやいた。
「好きだ」
そして唇への進攻を開始する。
まずは軽く触れ合うようなキスから、徐々に舌を差し入れ百合子の舌と絡ませていく。
キスが激しくなるにつれ百合子の緊張もまた解けていった。
三四郎の背中に手を回し自ら積極的に舌を絡ませた。
いつしか二人は風の通る隙間もないほどぴったりと密着して抱き合い、
ぴちゃぴちゃという卑猥な音だけを響かせていた。
「う〜、やっぱり我慢できないよ……」
辛いのはもちろん真美だ。
昨日一日だけですっかり性の悦びを知ってしまった真美にとって、あふれだす性欲を抑えることは不可能だった。
「よしっ……んちゅっ」
真美は二人の側面から抱きつき、それぞれの顔や首筋に交互に舌を這わせた。
そして乳首を押しつけ股間を擦りつけ自分の性感を高めていくのだった。
「ん……ああっ」
「あうっ、はぁっ」
3人の快感はどんどん高まっていく。もはや3人の顔は誰のやらわからない唾液でまみれていて、
焦点の定まらないうつろな目で互いの舌を絡ませ合っていた。
三四郎が気がついた時、百合子と真美は両方自分の下にいた。
いつのまにやら押し倒していたのである。
「はぁ、はぁ、……百合子……」
百合子はもうすでにイッてしまったかのようだった。
呼びかけても反応は鈍く、口を半開きにしたままぐったりとしている。
三四郎はそんな百合子の陰部に狙いを定め、両手で足を開かせた。
「綺麗だよ、百合子」
ほとんど毛の生えていない真美の陰部と違って百合子にはそれなりに陰毛があった。
そして割れ目からはすでにおびただしいほどの愛液がこぼれ落ちていた。
鼻を近づければ強烈な女の匂いが脳を刺激する。
この状況で割れ目に舌を差し込むのは本能の仕業に違いなかった。
「んああっ! あひぃっ!」
その瞬間百合子は背を反らせて絶叫する。
三四郎が執拗な責めを続けると百合子は呼吸すら困難になるほどの快感に飲み込まれていった。
もがく百合子の脚をしっかりと押さえ容赦なく蜜唇を攻め立てる三四郎。
その上今度は真美が上半身に愛撫を始めたのだ。
乳首を舌で転がしもうひとつの乳首を指でつまむ。
あるいは濃厚なキスを交わしつつ小ぶりながら形の良い胸を揉んでゆく。
二人がかりの連携愛撫の前に百合子はわずかな抵抗さえできず何度も小さく達していたのだった。
「……もう頃合いかな」
「っていうかやりすぎちゃったんじゃない?」
真美は半失神状態の百合子の顔にそっと手を添える。
微笑む真美の表情は心からの愛情と淫靡な欲情が混ぜ合わさっていた。
「さ、挿れてあげて」
「うん」
三四郎は鉄のように固くそそり立ったペニスに右手を添え、そっと百合子の割れ目にあてがった。
「いくよ」
そして腰に力を込め一気に挿入した。
「ああっ!!」
叫びを上げる百合子の膣は真美よりもさらにきつかった。
それは肉棒をちぎらんばかりに強く締め付け、容易には進入を許さない。
「ううっ……凄い……」
三四郎は強烈な快感に耐えながらさらに深く腰を突き進めた。
そして何かが千切れるような感触とともに一気にペニスが最奥部まで進入したのだった。
「うあっ! うぐっ……あっ」
「大丈夫?」
「さんしろぉ……キスして……」
三四郎が顔を近付けると百合子はその唇をゆっくりとつばんだ。
百合子の潤んだ瞳は愛する人に処女をささげた幸福感で満ちていた。
「好き……」
「俺も好きだよ」
「三四郎……いいよ……動いて……」
「うん」
三四郎はおおきく深呼吸をし、それからゆっくりとピストンを開始した。
「あっ、あああっ、んっ、動いてる、大きいよっ」
「百合子っ、百合子っ」
「はぁっ、いい、いいよさんしろぉっ」
百合子は早くも感じ始めていた。痛み以上の快感が全身を覆いつくそうとしていた。
「んんっ、はぁっ、んああっ! すごいっ、すごいよさんしろおっ!」
百合子の恍惚とした表情は、もはや彼女が完全に女になったことをはっきりと示していた。
それどころか百合子は三四郎の動きに合わせて自ら腰を振り、より大きな快感を得ようとしだしていた。
「ずるい……あたしでも最初は痛かったのに……」
「ああっ! いいよぉ、きもちいいよぉっ!」
「やばいっ、出るっ!」
「だしてっ! 中に出してぇ!」
「あああ!」
その瞬間一気に膣がしまり圧倒的な快楽が背中を貫いた。
そして三四郎のペニスから大量の精液が噴き出したのだった。
「ああっ……!」
ややあって、ゆっくりとペニスを引き抜くと、愛液と精液と血が混じった液体がどろどろとこぼれだした。
百合子はそれを見ることもなく、時折びくびくと痙攣しながら虚空を見上げていた。
「やりすぎちゃったかなあ……」
「やりすぎちゃった、じゃないでしょ」
「え?」
振り返るとそこには全身を紅潮させた真美がいた。
「あたしはまだなんにもしてもらっていないんだからっ!」
「うわっ!」
真美は野獣のように三四郎に襲い掛かりその唇をむさぼった。
散々待たされた欲求不満のすべてをぶつけるように激しく絡み付いてくる。
そこにはもはや普段の優しい姉としての姿などひとかけらも残っていなかった。
唇が離れると真美は三四郎のペニスをつかみ自分の秘所にあてがった。
対面座位の形で二人はつながり激しく交わった。
すると意識を取り戻した百合子が真美の弱点である背中に舌を這わせ、
弾む巨乳に手を回し強くもみしだいた。
あっという間に真美は絶頂に達し、三四郎の上で何度も潮を噴き上げるのだった。
三四郎が真美の膣内に精子を注ぎ込み真美が失神してもなお3人の交わりは終わらなかった。
今度は百合子が四つんばいの姿勢で尻を突き出し三四郎のペニスをねだった。
三四郎は後背位で百合子を犯し、起き上がってきた真美を横に並ばせて交互に膣の味を堪能した。
そうして何度も2人をイかせた末2人の背中に大量の精液をかけた。
百合子は小さくなった三四郎のペニスを口に咥え、友達から聞いた性の知識を総動員してフェラチオを試した。
三四郎の剛直が復活すると真美と二人でペニスを舐めあいダブルフェラで愛する人をイかせた。
お礼とばかりに三四郎は真美を正常位で責め、百合子を騎乗位で突き上げた。
最後には二人を上下に重ねて犯しぬき膣内にたっぷりと射精した。
すべてが終わったあと三四郎はベッドに倒れこみ、
真美と百合子に左右を挟まれて抱きつかれ眠りについたのだった。
次の日、3人は一緒に風呂に入っていた。
何しろあれだけのセックスのあと一晩眠っていたから、とにかくひとっ風呂浴びないと何もできない。
三四郎はカラスの行水であがろうとしたが、
真美と百合子は必要以上のボディーソープを使って全身を泡立たせ、前後から三四郎に抱きついた。
「三ちゃんったらこんなにカチカチ。
昨日あんなに出したのに……」
そう言う真美の顔はとてもとても嬉しそうだった。
「ほんとだよね、今日もあたし達がいっぱい出させてあげないと」
百合子は鼻息を荒くしてペニスに見惚れている。
「あ、あのー、お二人さん?」
「とりあえず百合子はいったん家に帰らないと、心配してるんじゃないかな」
「もうすぐ学年末テストだから少しは勉強しないと」
「ってゆーか今日も学校だろ!」
三四郎の叫びは発情した二人の美少女には届きそうになかった。
三四郎もまたいつのまにか理性をバーストしセックスに溺れていった。
いつ終わるとも知れない3人の交わりが今日も始まったのだった。
おしまい
GJ!
大人数もいいが2人か3人の小規模ハーレムも良いもんだ
OUT氏の作品にもある
「少人数ハーレムの利点」が良く出ているね。
GJ !!
やはりハーレムって本当に良いですね。
どっちもGJ!
うわあい、週末にまとめて読む派の俺には連続投稿が
嬉しくも恨めしい。はあはあ
>>255 返事がない所から判断するが…
擬人化したSS少女のハーレムで絞りとられたか…
合掌。
たがそんな死にかたは心底羨ましい。
257 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 17:45:06 ID:Xw9WBgtd
ちょっと過疎気味?
いいね
順風満帆の続きが読みたいねぇ。
媚獣の館が更新されてる
架空の芸能界スレ、ある意味ハーレムがちょっぴり更新されてる。
陵辱モノもあるので閲覧にはご注意を。
このスレの住人的に如月群馬はどう?
>>263 如月群真のこと?
ハーレムはたまにしかないので、コストパフォーマンスが悪い。
というかハーレム的に打率の低いコミックより、ネット小説や文庫をオススメする
如月は独占的な観点で見てアウトがあるからなぁ……
266 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/05(水) 22:52:25 ID:LNnT+82f
自分ははんざきじろうをおすすめする。
如月群馬はハーレムってか乱交だな。
コミックか
3Pものとかはたまにあるが
ページ数が少ない上に、ストーリー的に即エロ展開になだれ込む必要のあるので
キャラ登場に手間のかかるハーレム系はかなり少ない
続き物ならハーレム展開が結構出てくるが
よく落ちをつけるために寝取りとか乱交に突入しがちでマジ地雷原
というのが俺の感想かな
>>263 ギリギリSistersがそれなりにハーレムだったけど
乱交好きな漫画家だよな
ハーレム物でも、いつ乱交になるかと、とてもハラハラするとです
>>266 独占ラブラブ好きの人だな
花園の妹がMAN研で寝取られかけている気がしないでもないが
安心して見える人ではある
269 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/06(木) 03:27:34 ID:X0X0+YSI
な〜がの三家三色はどうだろう?
少人数ハーレムだし、許婚とか・・・ね
やぁ (´・ω・`)
ようこそ。リジーハウスへ。
もう多分4〜5ヶ月くらい音沙汰無かった人だよ。取りあえず落ち着いてこの文章を読んで欲しい。
うん、またなんだ。
前回PCクラッシュを経験してSSは外付けHDに書いて保存するようにしていたんだ。
ここまできたら皆はもう言わなくてもわかるよね?
うっはスパロボOGに外伝に世界樹の迷宮2なんてハマるハマる遅ればせながらスパロボW神シナリオ乙(がっ)
↓
焼酎お湯割りを入れた湯のみが肘にブチ当たって落下&HDに直撃&中身ブチマケ&お気に入りの湯のみ粉砕
↓
……………………………………………………ちょっと樹海行ってくる
で、今までシャッフルバトラーしながらエトリアとハイラガードを彷徨っていたよ。
うん、現実逃避なのはわかってる。でも逃げたい時もあるんだ。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
やっと修復しかけてた飛び道具や二代目怪盗やその(魂的に)双子とか皆パァさ。
その他諸々のデータも飛んで一時はもうここに書き込む気力も無くした程だったさ。
だが皆、あと最長1ヶ月待ってくれ。その頃には二代目怪盗が皆の視線と時間を盗みまくると思う。
君達はこの名前を見た時きっと言葉で言い表せない『ときめき』を感じてくれたと思う。
ちょっと上以外にもいろいろ有り過ぎて桃源郷に逃げたくなった私だけどその『ときめき』をもう一度配りなおしたいと思ったからこの文章を打ったんだ。
じゃあ、注文は聞かないけど、いいよね?答えは聞いてない。
P.S
世界樹2でのメンバーは勿論自分を除いて全員女性。というかエトリアでのハーレム引き継いだ。
ギルドは自分(レンジャイ)と、ペット除く全職業から2人ずつの23人です。初hageは第4階層の亀。
ハイラガードでは楽しくやっております。皆さんのハーレムに幸あらん事を!
r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/ >::::::::::ヽ
. 〃 ヽル1'´ ∠:::::::::::::::::i
i′ ___, - ,. = -一  ̄l:::::::::::::::l
>>270 . ! , -==、´r' l::::::/,ニ.ヽ
l _,, -‐''二ゝ l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_ !:::l ) } ト
ヾ¨'7"ry、` ー゙='ニ,,,` }::ヽ(ノ チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、 !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、 ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{ __)`ニゝ、 ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ , な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
>>270 頑張れ。色々と頑張れ。
影ながら応援してる。あと期待もしてる。
目の前に山盛りのご飯が差し出される。
「はい、どうぞ」
「ああ。」
突然だが俺は米が大好きだ。
人生の中で米食ってる時間が一番幸せだ。
もはや米を崇拝しているといっていい。
・・・確かにそう公言していたのは認める。
認めるが・・・
にこやかにこちらを眺める彼女を眺める。
「米の精霊、ねぇ・・・」
「む、まだ信じてませんね?」
そりゃそうだ。
アパートに帰ったら、見知らぬ美少女が三つ指突いて
『お帰りなさいませ、ご主人様』
典型的それなんてエロゲって感じだ。
「稲穂」と名乗ったその美少女が言うには、自分はお米の精霊で、お米の神様が俺に
いつも美味しく食べてもらってる恩返しに彼女を送り込んだらしい。
今時ありえないコテコテのファンタジーな話だったので
軽く話に乗って精霊のアンタは何ができるのかとたずねたら
「お米が美味しく炊けます。」
そうのたまったのだ。
とりあえず追い出そうとしたのだが、
せめて、一度でいいから自分の作ったご飯を食べてほしい
涙ながらに哀願した。
「ほら、ご飯が冷めてしまいますよ。」
変なもの入れないように見張っていたしまぁ、早く食べてさっさと追い出そう。
そう思いながら、ご飯を口に運んだ。
───ありえない。
そのご飯は十数年間米を食べ続け、自分なりに美味い炊き方を研究してきた来た俺が、
思わずそう呟いてしまう程美味かった。
米の旨みを最大限にいや、限界以上まで引き出している。
炊き立てのご飯の香りはなんともいえない郷愁を思い起こさせ、
かみ締めるたびに出る米のほのかな甘みは
俺の脳裏に風にゆれる稲の幻想を思い浮かばせた。
恐るべき事にこの味を出すのに使ったものが買って4ヶ月経った古米と新米を混ぜた物
で彼女はそれをただ炊飯器で炊いただけ、ということだ。
驚愕しつつも俺は餓鬼のように丼一杯の白米を平らげた。
「良い食べっぷりです。」
食べ終わり我に返ると、しゃもじで隠した顔を真っ赤にして、こちらを潤んだ瞳で見つめる
彼女と目が合い、不覚にもドキドキしてしまった。
・・・まぁ、稲穂が精霊であろうがなかろうが、そんなことはもはや些細な事だ。
ご飯を美味しく炊けるということはそれだけで尊敬に値する。
理性があっさり食欲に屈服し
お代わりを頼もうと丼を突き出そうとして───
ぴんぽーん
チャイムが鳴った。
一瞬の沈黙の後、私が出ましょうか?という稲穂を押し止める。
ご近所に女を連れ込んでるなんて噂を流されては堪ったものではない。
ドアから覗き穴を見るとどうやら宅配のようだ。
ほっとため息をつきながらもドアを開け受け取りのサインをすると
やたらでかくて重いダンボールを置いていった。
「送り主は・・・○○商店街より?」
早速、空けてみると米俵が入っていた。
そういえば商店街の懸賞で20キロの米が当たるやつに応募したような気が・・・
「宅配便ですか?」
いつの間にか後ろに立っていた稲穂が中身を見て固まった。
「ああ、ちょうどよかったこの米俵『開けちゃだめです!』・・・え?」
稲穂に美味いご飯を炊いてもらおうと俵を解こうとした瞬間、
強烈な発光と共に米俵から6人の女性が飛び出し、俺を押しつぶした。
薄れ行く意識の中で「米俵には6人の神様が乗っている」と言う格言を思い出した。
って感じのエロゲーありませんか?
残念ながら心あたりはないな。
ということで自作をお勧めする。
完成したら是非買わせて頂くよ。
>>270 もう、ワードファイルはフロッピーにコピって引き出しに保管しておきなよ
小型メディアだと「紛失した」とかいいそうだから(ry
USBメモリはなくすよな。
小説なら、どこかホームページ用のスペース借りてupしておくのがオススメ。
これなら家が火事になっても大丈夫。
>>270 まってるからがんばってまた書いてくれ。
でも君がどんなゲームをやっているかとかは全然興味ない。
米といえば今朝ニュースで見たけど食料自給率の点で米は有利だから
米使ってプラスチックとかパンとか牛のエサとか自動車燃料作るていうのを見たな。
小麦粉が値上がりしているから、米で代用するというのはいいアイデアかも。
米で作ったパンは近くにある阪神百貨店で売ってたから食べたことあるけどもっちり
していて腹持ちがよくて美味しかったよ。
試しにそのパン使ってツナサンド作ったけどこれも美味かった。
>>280 まずは落ち着け、代用ガソリンは雑草や海藻から造る研究中だ。
この話題からは南北戦争前年アメリカの大農場主によるハーレムまで行かないと膨らまないな?
>>280 要約するとお米の精霊(男)が科学者や酪農家やエンジニアやデパガやパン屋の女の子たちに
性的な意味で食べられてしまうハーレムということか
エラー出た
「それじゃサンタF、次はそのままパイズリして。それからサンタA、こっちにおいで。」
サンタFがパイズリしやすいように、片手をついて体を後ろに倒し、もう片方の手でサンタAを手招きする。
サンタFは俺の股の間に膝を付き、チンポをおっぱいで挟む。
サンタAはオレの脇にはべり、立ち膝の状態でオレの片腕に抱かれている。
優しく母性を感じるサンタF、まだあどけなさの残るサンタA。二人のおっぱいを同時に楽しむ。
サンタFのふくよかなFカップおっぱいにパイズリされながら、サンタAの小ぶりなAカップのおっぱいに吸い着く。
おっぱいフェチのオレには、至福の一時だ。
「ああ、最高に気持ちいい、二人共最高のおっぱいだ。
よし行くぞ、フォーメーションチェンジだ!」
オレはまず、サンタFを仰向けに寝かせ、その腹の上にサンタAを跨らせる。そしてサンタFに挿入しながら、サンタAを抱き寄せておっぱいを吸う。
サンタFにハメた腰を振りながら、左右の手はサンタAの腰と股間の秘部に触れる。
腰と指先は絶え間無く動き続け、二人の秘部を刺激する。
サンタAとサンタF。
どちらもスリムな体系ながら、サンタFは金髪の白人で長身、グラマーなFカップ。サンタAは背の低い華奢な体の、幼い小ぶりなAカップ。
まったく違う二つの個性、その両方をいっぺんに抱く。
「ぁ、ぁぁ、ぁ、」
「あん、ああん、」
サンタAとサンタF、ふたりの切ない喘ぎ声が混ざり合う。
大人の女とあどけない少女、二人のよがる声を聞きながら悦楽にひたり、サンタAの乳首を吸う。たまらなく気持ちいい。
オレは我慢せずに、サンタFのマンコに中出しする。
「あああぁぁ。」
二人同時に喘ぐ。
「よし、それじゃ二人で交代、次はサンタAが下ね。でもその前にチンポしゃぶって。」
射精して萎えたチンポをサンタAが舐めると、チンポはみるみる勃起する。サンタの魔法のフェラで、精力は瞬く間に回復した。
サンタAは勃起したチンポにフェラチオを続ける。いわれ無くても、回復だけでなく気持ち良くすることを分かっている。すっかりエッチな良い子になった。
オレはその間にサンタFのおっぱいを揉みまくる。ふっくら柔かおっぱいは、何度揉んでも気持ちいい。
「ああ興奮してきた。それじゃあハメるか。」
サンタAはすぐさま仰向けに寝転がり、早く挿れてと脚を広げる。ホントにエッチないい子に育った。
すかさず挿入。
サンタFもすぐにサンタAの上に乗って、おっぱいをオレの目の前に近寄せる。
オレはそいつに抱きついて、おっぱいに顔を埋める。
母性を感じさせる、サンタFのふくよかな胸に抱かれながら、幼さの残るサンタAのきついマンコをハメまわす。
母性と少女、男が憧れる相反する二つの女性像、その両方がここに有る。
二人の体を存分に堪能してから、サンタAのマンコに中出しで、オレの精液をたっぷりと注ぎ込む。
するとどうだろう、挿入していないサンタFが、体をくねらせ身をよじる。
「ああああぁ。
なんて強い悦びの波動。」
そうか!
サンタクロースには、人間の悦びを波動として感じ取る力があるんだった。
こうして体を密着させていれば、射精の快感は悦びの波動としてサンタFにも伝わるのか。
「私も気持ちいい。
セックスって、凄く気持ちい〜ぃ。」
サンタAも悦びの声を張り上げる。サンタAはまだ2回目なのにこれほど感じているのも、オレの悦びの波動を感じ取っているからだ。
二人は共に、エクスタシーに身を委ねる。
凄い。サンタとのセックスでは、オレの快感は悦びの波動となってサンタに伝わり、その波動にサンタはエクスタシーを感じる。
3Pで二人のサンタを抱けば、二人共感じさせることができるのか。
しかも、オレが感じれば感じるほど悦びの波動は強くなり、サンタ達も強いエクスタシーを感じる。
オレが気持ち良ければ、サンタもみんな気持ちいいなんて、最高じゃないか。
「よおし、次はサンタB、サンタD、サンタG、三人まとめて行くぞ!」
七人のサンタの中でも、セックス大好きな、好き者三人をチョイスする。
三人のサンタをハメまくって、三人まとめて気持ち良くしてやる。
先んじて、まずはフェラチオから。魔法のフェラチオで回復しないと、縮んだチンポじゃみんなを気持ち良くできないからな。
我先にと群がる好き者サンタ三人に、代わる代わるチンポをしゃぶらせる。
ぺろぺろ舐めまわすサンタBの舌技に、サンタDのディープスロート、そしてサンタGのバキュームフェラ。三者三様のフェラチオを繰り返し楽しむ。
たっぷりしゃぶられて、チンポもビンビンに硬くなったところで、今度はマンコのハメ比べだ。
さて、誰からハメようか。
ボーイッシュな明るいサンタBか、ドスケベ淫乱サンタDか、ジャイアントな巨乳サンタGか。
よし、決めた。
まずはサンタGからだ。
「始めはサンタGからハメるぞ、そこに横になって。」
「OK、カモーン。」
サンタGを仰向けに寝転び、股を開いてオレを誘う。サンタDやサンタBは自分から攻めるタイプだが、サンタGはこうしてアピールしながら誘うタイプだ。
オレもその誘いに乗って、チンポを肉のひだの裂目に挿入する。
ずっぽりとチンポを差し込んだら、サンタBとサンタDを引き寄せて、右手をサンタD左手をサンタBのおっぱいに当てる。
そのまま激しく腰を揺する。サンタGの肉のヒダヒダが、チンポに絡んで気持ちいい。
更に右手は、サンタDの弾力の有るDカップを揉みしだき、左手はサンタBの若い乳房を揉みまくる。そして眼下にはサンタGの迫力のGカップが、壮大に乳揺れしている。
うひょー、たまらん。あまりの気持ち良さに、腰の動きが止まらない。
オレの興奮に伴って、サンタG、サンタD、サンタBは口々に、それぞれの悦びの声を上げる。
「カモーンカモーン。」
「凄い、凄いわ。」
「キモチイー。」
右手と左手、そして目で三人のおっぱいを楽しみながら、ヒダヒダマンコをハメまわす。
おっぱいマニアのオレの夢が、ぎっしり凝縮されたセックスに、極限まで昇りつめた欲情を勢い良く解放する。
「ああああぁぁぁ。」
三人の口から同時に声があがり、喘ぎは混ざりあって部屋に響く。
「次行くぞ、サンタDチンポしゃぶれ。」
即座にサンタDはチンポに飛び付く。
「おチンポ、おチンポ。」
夢中になってチンポをしゃぶる、オレのチンポは再び硬さを取り戻す。
「おチンポ、おチンポ勃ってる、この硬いおチンポ頂戴。勃起してカチカチのあなたのおチンポ、わたしのおマンコに挿れて、中をぐちょぐちょに掻き混ぜて。」
寝転ぶサンタDを左向きに横にして、オレの股で腰を挟み込むように組み、側位でチンポを挿入する。
亀頭はヌルヌルした穴の中を突き進み、ずっぽり深く挿入する。
「ハーイ、私のオッパイも揉んでクダサーイ。」
「私のも揉んで。」
左からはサンタG、右からはサンタBが、胸を反らせておっぱいを突き出してくる。言われるまでも無く、最初から揉みまくるつもりだ。
二人のおっぱいを揉みながら、サンタDのヌルヌルのマンコをハメまくる。
「凄い、凄いわ、おチンポが凄い。もっと、もっと激しくおマンコかきまぜて。」
サンタDは淫乱という言葉がぴったりだ。
アメリカのプレイガールを意識しているというサンタGや、明るく元気なサンタBは、同じスケベでもオープンなスケベだが、サンタDは淫らでいやらしい感じのスケベだ。
オレはヌルヌルのマンコをメチャクチャにハメまくる。
サンタDの横向きのおっぱいも、激しい腰の振りにあわせて震え。手の平のサンタBのおっぱいはフルフルと、サンタGおっぱいはブルンブルンと震える。
「凄いおチンポー。」
「キモチイー。」
「エキサイティーング。」
激しい腰を振りに合わせ、三人の叫びが交差する。
オレはそのままヌルヌルのマンコの中に射精する。
「さあガンガン行くぞ、次はサンタB。」
ぺろぺろ舐めまわすサンタBの舌技で、オレのチンポは上を向いてそそり勃つ。
「あなたのペニス最高、私にも挿れて。」
さっきとは逆に、右向きにサンタBを横に寝かせ、側位ですっぽり挿入する。
さっきと違うのは脚の組かた。さっきは二人の脚を交互に組み合わせ、オレの脚で挟む形だったが、今度は脚を閉じ膝を抱える体勢のサンタBに挿入する。
スリムで引き締まったボディーのサンタBは、元々アソコの締まりもいい。
こうした脚を揃えた体位だと、締め付けは更にきつくなり最高に気持ちいい。
サンタDやサンタGは、熟した大人の女性だが、サンタBは若くてフレッシュな娘だ。
そんなサンタBのもぎたてマンコーをハメながら、サンタDとサンタGの熟したおっぱいを揉みまくる。もう無茶苦茶気持ちいい、激しく腰を振りまくる。
サンタB、サンタD、サンタG、それぞれ悦びの声を張り上げる。
「イ、イっちゃうー。」
「激しい凄く激しい。」
「ダメ〜壊れちゃう。」
三人とも感じまくってる、サンタGも外人キャラ忘れて素でよがっている。
サンタBもイキそうだし、きつくマンコを締め付けてくる。オレもイキそうだ、アクセル全開で腰を振り、きついマンコに中出しフィニッシュする。
「あああああああぁ。」
三人の声が重なり合う。
サンタBとサンタGは、共にその場で果てる。
「激しくてとっても良かったわ、あなたのオメコ凄く良いわよ。」
サンタDはまだ余裕が有りそうだ。底無しの性欲、本当にいやらしい淫乱女だ。
サンタDはとりあえずこのままにして、オレは次のサンタ達とセックスしょう。
「サンタC、サンタE。」
二人の名を呼び、両手に抱いて両方にキスをする。
三連続の激しいセックスで結構疲れたが、体力回復作用のあるサンタのキスで、体の疲れは癒されていく。
しかし、二人にキスしたのは体力回復のためにではない。この二人は他のサンタ達に比べ、人間に近い恋愛感情をオレに抱いている。二人を優しく抱いて、繰り返しキスをする。
ライトブラウンの緩いウェーブヘアー、サンタEの艶やかな唇にオレの唇を重ね合わせる。
「サンタE、オレと愛し合おう。」
「はい。」
サンタEは、オレにその身を委ねる。
「サンタC、君もオレと愛し合ってくれるかい?」
「もちろんです。嬉しい、私もあなたを愛してます。」
サラサラのストレートの長い黒髪、サンタCの可憐な唇に、オレの唇を重ね合わせる。
二人を両腕に抱きながら、交互にキスを繰り返す。
オレの胸に二人のおっぱいが当たる。
サンタCの可憐なCカップのおっぱいと、サンタEの柔らかいEカップのおっぱいが、キスを繰り返す度に、揺れたり押し付けられたりする。
段々興奮してきた。
「それじゃフェラチオして。」
二人は一緒にしゃがみ込み、オレのチンポを左右から舌で舐める。
色っぽい美女サンタE。
ピュアな美少女サンタC。
二人は仲良く、一緒にチンポにキスしたり舐めたりしている。
二人同時のダブルフェラ。こいつは性感刺激よりも、二人ともラブラブ感満点で一緒に舐めているというのが嬉しい。
興奮して射精してしまいそうになるが、ここは我慢。出してもフェラですぐに回復するが、精神的に気分を盛り上げたままエッチしたい。
「それじゃサンタE、上になって。」
オレは後ろに体を倒し仰向けに寝る。サンタEは膝をついて上に跨り、チンポを挿入しながら静かに腰を沈め、そして体を一定のリズムで上下させる。
「ぅん、ぅん、ぅん、ぅん、
ぁん、ぁん、ぁん、ぁん、」
体の動きに合わせ吐息は弾み、Eカップの乳房も上下に踊る。
柔らかに揺れるおっぱいに片手を添えて、もう片方の手でサンタCを抱き寄せ、静かに唇を重ね合わせる。
抱き寄せた手を、サンタCの胸に当てる。
挿入したサンタEの、躍動する体と、胸の感触を確かめながら。サンタCと静かなキスを交わし、胸の温もりを感じ取る。
温かな想いが体を満たし、気がつけば、射精してしまっていた。
唇を離したサンタCが、顔の上で優しく微笑む。
「とても温かな悦びの波動、サンタEの騎乗位が気持ち良かったんですね。」
「ああ、とても気持ち良かった。サンタC、君とのキスも気持ち良かったよ。」
上に乗っていた、サンタEもオレから降りる。
「嬉しい、こんなに感じてくれるなんて。
あなたが好き、いっぱい感じて。」
サンタEは再び股間に顔を近づけて、チンポを舐め始める。
亀頭を口に含んで、しっとりとフェラチオする。
サンタCもその横に並び、交代してチンポを口に含みフェラチオする。
二人は代る代る、オレのチンポを愛撫する。
「サンタC、サンタE、二人とも愛してるよ。」
体を起こし、二人を抱きしめる。そして二人のおっぱいを交互に舐め、両手でそれぞれの体を撫でる。
乳房やお尻、ウエストや太ももを愛撫するにつれて、サンタCとサンタEの口から、熱い吐息が漏れてくる。
「はぁぁぁ、」
「あぁ、んっ、」
熱を帯びた体を抱きしめて、二人と濃厚なキスを交わす。
二人がたまらなく愛おしい。
「行くよ、二人とも。」
オレはあぐらをかいて座り、その上にサンタCを抱き寄せて挿入する。
そしてサンタEも抱き寄せて片膝の上に乗せ、座位で二人を抱いたまま、ゆっくり腰を揺する。
サンタCはオレにしがみつき、サンタEは自らも腰を揺すりながら悶え、体をのけ反らせて喘ぐ。
「あぁ、あなたの愛の波動を感じる。」
サンタCもオレに抱きつきながら、うっとりと話しかける。
「とても優しい愛の波動。激しいのが好きなひとには激しく、優しさを求めるひとには優しく、あなたは私達七人のサンタ全員を愛してくれるんですね。」
「そうなのか? オレみたいなのは、人間界では節操無しとか浮気者と呼ばれてしまうが。」
身をのけ反らせて悶えていたサンタEも、オレの首に腕を巻きつけて抱き付いてくる。
「あなたはとても素敵よ。七人の愛すべてを受け止める包容力が有るのは、あなただけよ。」
サンタEはオレに唇を重ねる。
「はあああぁぁぁっ。」
サンタEとの熱烈なキスに反応して、サンタCが喘ぐ。
オレはサンタEと唇を重ねたまま、腰を揺するのを加速する。
「んっ、んっ、んぅ、」
サンタEも悶えながら激しくキスをせがみ、サンタCも喘ぎながらオレにしがみつく。
オレは更に腰を揺する。
二人を抱きしめて、サンタEと唇を重ねたまま、サンタCの中に射精する。
「んぅ、んんん、ん。」
「はああああぁぁぁ。」
愛しい二人を抱擁し、サンタCとサンタEに交互にキスを繰り返した。
つんつんと何かがオレの肩をつっつく。振り向けばサンタAが、指先でオレをつついている。
「私も抱っこして。」
「何だサンタA、また抱かれたいのか?」
「だって初めて抱っこしてもらった時気持ち良かったんだもん。ねえ、いいでしょ?」
サンタAのAは、甘えん坊のAでもあるんだな。
「よし、今度はサンタAを抱っこしてやるか。」
すると今度は逆の肩に手が置かれる。振り向くとサンタBがオレのほっぺに、チュッ、とフレンチキスをする。
「私も抱っこしてほしいな。」
「何だお前もか?」
「激しいエッチも好きだけど、あなたとなら、ああゆうラブラブなエッチもいいなあって。
ねえ、私もあんな風に優しく抱いて。」
サンタAとサンタBがオレの肩を持って揺する。よし、今度は、このおっぱいちっちゃい組とセックスするか。
こうして、オレと七人のサンタの、めくるめく官能の世界は続いていく・・・。
「みんな本当にありがとう。」
オレはあれから一日中ハメまくった。
サンタの魔法のフェラで精力回復するから、何発でもやり放題。サンタのキスで体力も回復するから、食事も睡眠も取らずセックスに明け暮れた。
およそ考えつくプレイは全部やった時、まる一日が経過していた。
そろそろサンタ達も、サンタクロースの国に帰らなければならない時間だ。
オレは七人のサンタ達と別れのキスを交わす。
「それじゃ、みんな元気でな。」
七人との別れ、涙が溢れ止まらない。今は別れが辛いほど、七人のサンタが愛おしい。
サンタCは笑顔で答えた。
「お名残惜しいですが、お別れですね。
それでは、またクリスマスにお会いしましょう。」
「何だって! それじゃまた君たちに会えるのか!?」
サンタEは優しく微笑む。
「本当は一人があなたの専任サンタとして、毎年幸せを運ぶ予定だったの。でもあなたは七人全員を指名したから、また七人で来るわ。
でもクリスマスは忙しいから七人全員集まるのは無理ね、また遅れてくるわ。」
トナカイの引くそりに乗り、七人のサンタは空の彼方に消えて行った。
ありがとう七人のサンタ、再び会える日を心から楽しみにしている。
END
以上で総数66ページ投下完了。
というのが、前スレから読んでないと分からないオチ。
テラGJ!!
GJ
すっきりまとめてるあたりがなおさら
来年か
楽しみだな
靄の森が更新されてた
投下するね
既に完成済み、多分エロは後半になる。
注意として、主人公がしばしばでしゃばりすぎるAV男優みたいに気持ち悪いけど、ギャグだと思って一歩引いて見てね
あと、レズっぽい描写とアナルがある
↓キャラ
陽平(ようへい):主人公
菊乃(きくの):主人公と同い年、ショートの黒髪、乳がでかく脚が長い、陽平っていう
白子(しらこ):主人公と同い年、まったく育ってない体型、白い長髪、三河なまり、ひーちゃんっていう
黒音(くね):主人公の2コ下、黒髪長髪、乳普通。お兄ちゃんっていう
夜海(よみ):主人公の1コ下、茶髪、セミロング。ジャージ、釣り目、広島なまり、陽君っていう
○
「よ…よう…」
バスから降りてきたのが彼女だとは分からなかった。
だから声をかけられているのが自分だということにも気づかなかった。
長身で、一目で人より長いと分かる足。日差しを遮る帽子とサングラスは、そのスタイルを持ち主としなければさぞかし鼻についたことだろう。
風通しのよさそうな生地の上にデニムのジャケットを羽織って、フレームに収めればそれだけでお金がとれる出来の良さ。長くはない髪なのに、その艶を見ただけで彼女が美人であることを勝手に想像してしまう。
陽平は最初、他人事のように感心したのだ。綺麗な人。それが同い年であり、幼馴染であり、無二の親友であるなどと思うはずもなく。
「え?……き…菊乃?」
「な…なんだよ」
「いや、…だってホラ」
最後に会ったのは5年前。その時は確かに、彼女に女らしさを感じさせる武器なんて備わってはいなかった。
ましてや、これだけ大人びて、これだけ自己を主張する胸なんて。
○
陽平や菊乃の生まれた村は内陸の山間部に位置していた。山の中に埋まっていたといってもいい。
外との繋がりはやけに真新しい道路が一本のみ、ちょっとでも天候がぐずつけば土砂崩れの恐れがあるから、何日も村に閉じ込められるなんてことはザラだった。
当然子供の数だって少ない。
だから子供同士は意地でも一緒に遊ぶようになる。わずかな疑問の余地すらない暗黙の協定。これはもう、村に産まれた以上課せられた義務であって、必然的に与えられた責務なのだ。
なにせ敵は無限にも思える退屈という名の占領軍。もちろんケンカはするが、憎みあう余裕などどこにもない、あってはならない。心は常に一つだった。
陽平と菊乃は、まさしくそうした絶望的な戦力差を、死力を尽くして埋めようともがいた、戦友のようなものなのである。
(こいつがブラジャーつけるようになるとは……)
陽平は思う。
記憶の中には、素っ裸のまま小川に飛び込む彼女しか残っていない。肌の焼き目にわずかなムラもない、太陽の下のあの健康優良”男”児。
「陽平」
「…ん?ああ」
「なんか変か?やっぱ……”オレ”」
「へ?」
そのあまりにもチグハグな一人称を聞いて、陽平は一遍に恥ずかしくなった。
なんだコイツは何にも変わっちゃいない。どれだけ肉感的に育とうと、中身は村の中においてきたままではないか。
いわば女性という名のメカに載った悪ガキ。なにを構えることがあるのか、そう思えば、見惚れた自分がバカバカしい。
「なに笑ってんだよ」
「はは……、お前、その格好でそんなしゃべり方なのか?もったいねーなー、本当の持ち主に返してこいよ、この胸」
「ひゃっ!」
そうして陽平は、幼馴染に見惚れた事実を過去に隠蔽すべく、指先でもってツンと張った双房の先をつっつく。
単純にそうすれば、5年の歳月だろうと吹き飛ばして、また昔のように男女の差など意識しない仲に戻れるだろうと踏んだのだ。が、返ってきたのはいかにも乙女チックに恥らう少女の反応。
菊乃は真っ赤になって、その身を抱くように丸まって、俯いてしまった。
「あーっと、……うん、ごめん」
「……き」
「ん?」
「…本気だしてほしいか?」
「あん?」
その声もにおいも、気づけば陽平の心臓を揺さぶるに十分な魔力。
明らかに復習心に燃えたぎるその笑みは、彼女が自分の身体にそこそこの自信を持っていたことを示している。
万全の体勢でもって、今日この日は見る者全てを魅了する気で家をでたのに、さあ肝心のこの男はなにをしただろう。ゆるすまじゆるすまじ、サングラスの下で、少女の瞳は怪しくきらめく。
「…陽平くん…。実は”私”…あなたのこと……」
「お、おい」
陽平は飛び上がるかと思った。
ほほに、ミントのにおいがする息がかかる。絡みとられた腕は胸の中へ、何よりも心臓が止まるかと思ったのは、耳朶の中を熱っぽい舌が這った時だ。
「ひ…ぐ、……ききき、菊乃」
「ぷははは…!!」
無意識に閉じた眼を開けると、腹を抱えた菊乃がいた。見たことある。陽平は、こいつどっかで見たことある、そう思った。
「変な声だすなよ気持ちわりい……ぷはは、バーカ!!」
菊乃はその手で、買ったばかりらしいミネラルウォーターの封を切り、頭から茹った陽平にぶちまける。
ゴシゴシと耳の中をこすられて、陽平は二重の意味でもったいないと思った。それとあと、どうしようもないほどの敗北感。
○
5年前は誰にとっても一つの区切りだった。
村がダムの底に沈んだこと、村人全員、全国各地に散り散りになったこと。
陽平が新しく住み始めた土地は、土着の人間なんて存在しない新興住宅地で、隣近所も他所から移ってきた人ばかり。
すぐにお隣さんとも仲良くなって、あまりにも簡単に溶け込んでしまった自分に、陽平は水の底の故郷への引け目を感ぜずにはいられなかった。
意外だったのは、村では毎晩のように酒盛りの輪に加わっていた父親が、ほんの一駅ばかり離れたところに住み始めた友人に、たいして会うでもなく疎遠になってしまったことだ。
大人達は人より場所で関係を選ぶのか、連帯感のようなものを感じていたのは自分だけか。
そんなことを感じながらも、結局は自分からは何一つ行動を起こさなかったから、最初に白子から電話がかかってきたときは、情けない話だが泣きそうになった。
「ひーちゃん今ひまー?」
「白子…か?」
「今から会おまいやー」
白子、この恐るべき少女。
断わっておくと、陽平の村では海の珍味なんてものは滅多にお目にかからなかったし、そもそも海産物自体が全般的に認知度が低かった。
一応、村の中では巫女的な役割を果たす神聖な意味合いのある名前であって、本人両親決してふざけているわけではないのだが……
白い子で”しらこ”。つまりはそういうことである。
「しっとるー?ウチの名前、精子っていう意味らしいんだわ」
「なにおう…?」
「ちゃうかった、精巣、精巣だわ。産まれたときから次に繋ぐ準備しとるて気が早いわ!あははは」
「お前トーン落とせ…明らかに後ろから雑踏の音が…今どこだ?」
人ゴミの中で精子精子と連発する少女の声。この娘だけは、関わりだすと冷や汗が止まらない。超絶自己中心少女。鉄板の鼓膜を持つ女。
当時彼女と彼女の両親が移り住んだのは、陽平の町から電車とバスを乗り継いで片道6時間半はかかるところで、その経済力を考えればピクニック気分でこれるような距離ではない。ていうか、遠い。
普通に考えれば会いにこれるはずなどないのだ。普通に考えれば、会いたくても会おうなどとは思えないはずなのだ。
だが彼女は止まらない。地図上の等高線がいくら連なろうとなんぼのもんじゃ。天気がよければ多分、気分次第で飛行機にでも飛び乗るだろう。サイフも持たずに、だ。
「会おみゃーよー、会おみゃーよー」
「こっちに着てるのか?お…おい白子!?」
「おおう!おっちゃんそのわんこめっさかわいいな!!くれ!!」
「おい白子!人様に迷惑かけるな…!!!」
ガチャリ。ツー…ツー…。
「絶対こっちきてるな……」
その日は結局、白子探しに夜中まで時間を費やすハメになった。
見つけた少女はほろ酔い加減、トラックの運ちゃんは話が分かるとか何とか、メシを食われてベットをとられて、朝起きたら帰った跡。
台風少女は懐かしさを感じさせるまもなく過ぎ去ってしまい、一応陽平の手には、11ケタのケータイ番号だけが残った。
それからはちょくちょく電話で話した。今回みんなで会おうといいだしたのも彼女だった。
その行動力はもはや尊敬にさえ値する。実際彼女が本尊なら、崇めてもいいとさえ思わせるオーラが彼女にはある。
その名の通り、真っ白い体毛に、白い肌。髪の毛は産まれた時から切ってなくて、いきなり目の前に現れると、イリオモテヤマネコが踊りでてきた様な存在の圧力がある。
ただし背だけが一向に育たないのが玉に瑕。
あまりにも周りに感化されやすいから、しゃべり口調は環境によって右往左往。声を聞けば住んでる場所が分かるとか、多分宇宙人とも違和感なくしゃべるのだろうが、そんな神様、時々イヤになる。
○
「ひーちゃんこっちー」
約束の県立公園には既に白子の姿があった。髪の毛が日差しを反射して、遠くからでもよく分かる。緑豊かな自然の多い公園だから、彼女が本来備えている山の神様みたいな雰囲気が遺憾なく発揮されて、時折通り過ぎる子供達は振り返って彼女を見ている。
そんなハクビシンみたいな少女の横で、彼女のテンションによって強制的に両手を振らされる少女が一人。
「黒音か…?」
黒い音で”くね”。もちろん、今にして思えばあまりにも時代を先取り過ぎた名前だが、村では一応、魔除けの鐘とか不吉を払うネコの声とかそういう意味あい。
陽平や菊乃からみて2歳年下。基本おとなしく、眼を伏せがちで、ほとんど人に口を開かない。
動きはトロいのに、置いていかれるのがいやなのか、いつも無理してみんなの後を追いかけていた、そんな少女。
誰からも守られるべき、当然陽平から見ても妹みたいな存在だったのだが……
「ひ…日傘にしては奇抜なカサだな」
5年ぶりに会う少女は、飲み込まれそうな黒髪に、朱子織の光沢とレースの網目が複雑に入り混じった中世の貴族みたいな格好をして、外敵に備えるようにフルフル震えている。
陽平は考える。このファッションはなんというか、基本的にこの社会から一線退くことを決めた人々が好んでまとう類のやつでつまりは……ゴスロリ。
「ほれほれ黒音ー、なにをモゾモゾやっとりゃーすの。教えた通りにしやーよー」
「きゃぅ…!!」
白と黒のカサが宙を舞い、陽平の胸の中に甘いにおいの人形がもたれかかる。
白子に押出された黒音は始め、粗相をした犬のように許しを乞い、次いでなんだか開き直ったように強い意志で陽平を眼の奥を覗き見る。背中に巻きついた腕の力は、徐々に徐々に強く強く
「く…黒音?」
「お兄ちゃん………ずっと、ずっと会いたかった…です」
「お…ご…、あ?そ…そう?」
当然悪い気はすまい。昔はよく昼寝から目を覚ますと、丁度今みたいな密着度で幼い彼女がくっついていたものだった。”お兄ちゃんと結婚する”が口癖で、困った困ったとうれしそうに話す彼女の母親の姿が、やけに印象に残っているのだが……
陽平は胸の内側がむず痒くなった。
今この場に彼女がいるということは、自分への思いが変わらず継続しているということなのだ。
深く考えると、途端に両手を置く場所に困って、仕方なく少女の背中に回してみたら、それこそ小型犬のように予想より小さく、ぬくい。
「お…大きくなったな黒音は」
「…うん、なったよ」
「住んでるとこはどうだ?楽しいか?」
「…うん、ううん、あんまり」
「学校いってるか?」
「…うん」
少女は返事をするのをタテマエに、さりげなく陽平を抱きしめる力を強める。陽平としてみても対応に困って、助けを求めるように他2人を見やるのだが、そっちはそっちで遊んでいる。
「白子ー、お前全然育ってねーな」
「んあ?誰だおめーさん」
近寄ってきた菊乃を、白子はあからさまに不信の眼で迎え撃つ。菊乃を中心点にウロウロウロウロ、アウトボクサー並みのフットワークで下からガンをタレ、どこかで見たことある絵面だと思ったら、テレビでよく見るメス猿の頂上決戦にそっくりである。
並んでみれば、2人の身長差はパッと見1.5倍くらいありそうに思えた。それはつまり大人と子供。一応同い年なのだが。
「……」
「し…白子?なんだよ……」
不意に白子、何を思ったのか、忍者みたいに指を組むと、おもむろに菊乃の尻につきたてる。狙われたのはつまり菊乃の菊門。
「ひゅ…ぁ!!!…ば、なにすんだバカこいつ…!!」
「…!!オメー菊乃かっ!!?」
「か…かぐなコラ!かがんと分からんのかもぉお!!」
なおも続く2人のじゃれあい、白子はあれよと、抑えにかかる菊乃の攻撃をかわすと、反対にその背中をよじ登って張りついてしまった。
その位置からは、肉のふくらみが揉み放題である。
「ちょっとみぃひんウチに、よーけ実ってもーたがねおみゃーさんはー」
「ぁ…こ、こら…ぃ…しらこ…いい加減に……ぁ」
陽平としては、そんな光景をけしからんと思いつつもついつい魅入ってしまう。腕の中に、黒髪の少女を抱きかかえていたのも忘れて力が入る。
「……ぁぅ」
「…あ、わ、わるい黒音…痛かったか」
「…ん、ゼンゼン。」
黒音は拒むどころか、汗ばんだおでこを押付けるように胸の中でグリグリ動く。時々なにか、ものすごく伝えたいことがありそうな顔をするのだが言葉がでず、無言で抱きつく力を強めるばかり。細い腕だが、以外に強い。
待ち合わせ場所に、ちょっとばかし人通りが少ないところを選んだのは正解という他はない。こんなところを知り合いに見られたら終わる。音もなく終わる。この地方に移り住んだのは白子だけではないはずだった。
陽平は心を鬼にして
「も…もうちょこっとだけ離れような?黒音…」
「え…?」
「ほらさ、一応人の目もあるしな…」
「うん…」
あからさまに不満そうな顔。
近くの学校が終わったのか、寄り道目的の学生達の集団がちらほら見えだす。これでいい、これでよかったのだ。
「お兄ちゃん…」
「ん?」
「手…繋いでてもいい?」
「まあ、それぐらいなら…」
少女はすぐに笑顔になり、何を思ったのかそのまま陽平の手の甲にほほをすりつける。
ムゲにはできまい、できないのだが、学生どもの視線が痛い。
「ひーちゃんゴム買ってこみゃ―!!1人2箱くらいかやー?」
暴君が止めを刺して。
その言葉で白子以外の全員が凍りついたところ、最後の一人が車に乗って突っこんできた。
○
「うっす」
「夜海…か?」
夜海。夜の海とかいて”よみ”。
その名前、もちろんふざけているわけでもたわけているわけでもなく、元々彼女の祖先は村の外からやってきたとかなんとかで、海という字は外界を意味しつつも彼女の家の女性に大体着くとか着かないとか。
陽平は記憶の中の彼女を思いだす。
身体が弱く、いつも家にこもって本ばかり開いていた少女。
詩が好きで、特に戦前戦後に詠まれたものはほとんど暗記していたように思う。外に連れだすと大概はフラリといなくなって、木の陰なんかで一人遊びに興じていた。
その内容は、既存の詩と詩を組み合わせるて音にのせる、即興の歌遊び。
まさか本人、全部聞かれているとは思っていなかったのだろうが、つなぎ合わせが上手くいった時などは、ずいぶん楽しそうに同じ部分を繰返していたのを覚えている。
いくら陽平に音楽の素養がなくとも、彼女の才能を理解するくらいの最低限の力はあった。”天才”。子供ながらにそう思った。
夕日に映える黒髪は、黒音とは対極の意味で、彼岸の神秘さをまとっていたものなのだが……
「やっちまったなコイツ…」
菊乃のあきれ声。
5年ぶりに見る神童は、日陰にいるのにまっキンキン。毛の生え際あたりは土みたいな色になっていて、日頃ぞんざいに手入れされているのは、ぶつ切りになった枝毛で分かる。
それでロックミュージシャンでも目指してくれていたらまだ納得いくのだが
風体が上下ジャージにサンダル。それも搭乗しているのがつやっつやの軽自動車で、その装備たるやぬいぐるみ、ハイビスカス、遮光シール、切り詰めたマフラー、置物と化したナンバープレートetc…
状況証拠だけだが、これだけそろえば言い逃れはできまい。田舎のヤンキーである。
「ていうか夜海、お前免許もってんのか…?」
「ん」
そういってゴソゴソ、助手席のダッシュボードをまさぐる間も尻からぱんつが丸見え。窓越しに渡された免許証には誰だか分からないオッサンが映っていて、ああちょっと太ったねーとかそんなレベルで到底ない。
そもそも陽平の記憶が確かなら、彼女はこの国の法律ではまだ免許がとれないのだ。持ってるはずがないのだ。
「誰これ」
「この車もってた人」
「お前の免許は?」
「それ」
「なんでこれを夜海が持ってる」
「くれた」
「あーもう!!!ウソつけ!!」
悪びれる素振りもなく飄々として、憎たらしいのだがよく見るとちゃんとかわいい。釣りあがった反抗的な眼は、人工的な金髪に似合ってる気がしないでもない。
陽平は振上げたこぶしを仕方なくぬいぐるみにぶつけ、せめてもと車の入手ルートだけは問いただす。
夜海の歳は1つ下。つまりは黒音同様妹みたいなものなのだから、その不良化を黙って容認するようなマネはできない。ましてや犯罪に関わっているなんてことになったら彼女のご両親に申し訳ない。
「ちゃんと話すんだ夜海。お父さんは許さんぞ」
「……」
「夜海、まずは降りてきなさい」
なんとかやり過ごそうと、車内で無視を決め込んでいた少女も、陽平が本気であるとわかるとしぶしぶと車を降り、質問に答え始める。もれでた言葉には、なつかしき村のなまりがはっついていた。
「キンタマ蹴ると3万くれるオッサンがいるんじゃ」
「…んぐ、まあいい続きを聞こう、そんで?」
「100回蹴ったらくれたんじゃ」
「お前それ……ホントだろうな…」
「ホントじゃ!…………わし、陽君にウソついたことなんかない」
不覚だが、そんなことを真顔でいわれてはそれ以上追求できない。ちょっと泣きそうな辺りがあざとい。
「じゃあそういうことにしといてやる。とりあえずこの車は……」
「ひーちゃんひーちゃん、どーせならコレにのってこみゃー」
「白子……」
横からでてきていうが早いか、当たり前のように助手席を占領する白子。確かに、一番楽な移動手段ではあった。あったのだが
「賛成、でかした夜海」
「おい菊乃、示しがつかねーだろ示しが」
「なーにを偉そうに。オメー、これから淫行すんだろ?どのツラさげて説教すんだよ性犯罪者」
「ば…ばっきゃろうお前…!!オレはそんな不純な気持ちでお前らを…お前らを…」
そんな陽平の前を抜けて、黒音までが顔を真っ赤にしながら後部座席に座り込む。最後に残ったのは、結局夜海。
「陽君なんて嫌いじゃ」
「オレはお前のためを思ってだな…」
「わかっとる、今の嘘じゃ」
「ふう…しゃーない。まあ、今度一緒に返しに行くか、さあ乗れ、乗ってしまえ」
「うん」
へへへ、と笑うその顔に、こいつ白子に似てきたな、と陽平は思った。何をしでかしてもその愛らしさで全部リセット。タチが悪いのは、自分で自分の可愛さを理解していることだ。
ここは気を改めて、オレがしっかりしなくてはなるまいなどと考える陽平ではあったのだが……
実際問題、菊乃のいう通り。
これから幼馴染の4人を抱こうという男に、道徳や社会通念を語る資格などないのである。
どこにもないのである。
○
そのまま水の底に沈んだ故郷の村にでも足を伸ばせばセンチメンタルにもなれただろうが、あいにくとやるべきことは無言の車内が告げていた。
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全員、頭の中はそればっかりだろう。だから誰も目を合わせない。合わせようとしない。合わせた瞬間頭の中を覗かれそうで、覗けてしまいそうで落ち着かない。産毛も逆立つ緊張感。
傍若無人な白子でさえ妙にソワソワして、時折変に話題を切りだすのだがことごとく空回りする。
会話を続けていると、いつ誰が”本題”に触れるか分からないから、皆おっかなくて仕方ないのだ。
事前に話は通っている。女子達の間では綿密なミーティングが催された。陽平は白子にその結果を聞いた。だから集まった。ということはこれからするのだ。全部するのだ。全員でするのだ。一週間するのだ。
この日のために
陽平は半月に渡る禁欲生活を送っていた。すましたツラして運転しているが、ぐつぐつぐつぐつ煮えたぎっていた。黒音を抱きしめたあたりから何もかもがやばかった。もう、限界なのである。
着いた先は白子の家。大きなマンションで、両親が旅行中で一週間空けるという、これ以上ない好条件。
白子がパネルを操作してシャッターを開け、車を地下駐車場の指定された場所に止める。そこからエレベーターで一直線。1フロア全部白子の家だから、降りたらすぐ。
「しろねーちゃんち、すげー」
やけに響く一行の足音を、拍子抜けするような夜海の声が割った。
「白子の家はじーちゃんもばーちゃんも金持ってるからな……」
陽平がその場の全員が知っている事実を口にする。エレベーターがいっこうに下りてこないからだ。イライラする。
妙な間。
全員、駐車場の隅っこの方にねずみでもいないかと探している。視線で、隅っこの暗がりを追いやろうと試みているように見える。
ようやく下りてきた役立たずの箱、その口に足をつっこもう、まさにその時
「なあ…陽平?」
「ん?」
「持ってんのか?…あれ」
「ん?ん?」
「………ゴム」
陽平は白子を見る。白子は指を刺す。指の先には外への扉がある。
黒音は他人のフリ、夜海はピンときてないのだろう。彼女の場合、ゲンブツは想像できているがそれの持つ重みというか、責任みたいなもんが多分分かってないと思われる。
「じゃ…頼んだ」
菊乃の手が肩を押す。
陽平は走った。
かつてこれほどまでに己の限界を追及したかというくらい走った。
だからまあ油断していたのだろう、息を整える必要もあって、白子の家の玄関のドアが開いたとき、陽平は下を向いて目をつぶっていた。
○
「だーれだ」
「菊乃…?」
すべすべする布に両目を覆われても、部屋の中が暗いことはわかった。分厚い玄関の扉が閉まる音がする。カギをかける音の方がはるかに響く。
「暴れんなよー陽平、この布とったら絶交な」
「なにを…ごが」
いいかけて舌がもつれた。あっという間にシャツを脱がされ、その背中にひんやりとした極上の肉の塊が押し当てられたからだ。
「動くなよ…マジだぞ」
「なにがマジだ…」
「見たら殺す、触っても殺す、勝手に動いたら今すぐ服着てここでてく」
肉の塊が、徐々になまぬるくなってゆく。全力疾走した直後の陽平の背中は、脂を引いたばかりのホットプレートみたいになって、これがまたはかったように肉の弾力を凶悪化せしめている。
ちんこが
発射前のミサイルみたいに張り切っているのが分かる。急激な運動のせいか心臓が踊りくるって、結果が全部下半身に溜まっていく。
押さえつけようとする誰がしかの手の平が、故意にせよそうでないにせよ、その近辺に触れるということがどれほど殺人的な悦楽をもたらすか。
「おい菊乃…菊乃!!」
陽平は自分でもビックリするような声で怒鳴っていた。ベルトにかかった手が止まる。
「あー違う違う、ゴメン。でもな、心の準備くらいさせろよ、オレだって…」
オレだって恥ずかしいんだ、そういおうと思った矢先、しゃっくりみたいに言葉を飲み込まざるを得なかったのは、やけに汗ばんだ肉のスキマに右手を挟まれたからだ。
「………っ」
「菊乃?」
「お前より絶対コッチの方が恥ずかしい。…………いいから動くなバカ、噛むぞ」
「はい、動きませんごめんなさい」
ふざけているのではなく、本当に恥ずかしいからこんなややこしいことになっているのである。
興味本位の遊び半分で、一方的に人の人権を踏みにじるつもりであるのなら一言物申さねばならない、そう思っていたのだが、そうでないことが確認できて、陽平は好きなようにさせる気持ちを固めた。
いわばこれは人質交換にも似たギリギリの交渉、綱の上の緊張感。譲るか譲られるか、相手が誠意を見せたのであれば、それに応えるのは陽平の番なのだ。
それでもさすがに、性器が空気に触れるときは身体が硬直せざるを得なかった。確実に見たこともない量の先行汁が噴出しているはずで、おそらくそのトランクスのずりさげ作業に従事しているのが
「黒音か…?」
「うん」
甘いにおいが鼻の奥によみがえる。ふとももを伝っていく小さな指。
目隠しのせいで、嫌でも想像力が豊かになって、少女の裸がまぶたの裏にチリチリと炙りでる。ひざを着いてズボンを脱がせ、突出した性器に目を奪われるその様、あられもない少女のまたぐら。
情報源は当然、公園で彼女を抱きしめたときの感触。
「黒音も…脱いでるのか…?」
「ん…そうだよ」
ツヤツヤした肉に、手の甲が触れる。どうやら少女のほっぺたらしかった。
「ん……お兄…ちゃん」
「こらこら黒音、後にしろよ」
「うん」
それから生まれたままの姿にされた陽平は、導かれるままにバスルームに運ばれた。
陽平がそれとしったのは、シャワーの音と湯気の熱気、それに脳みそにぶちまけられたように充満するボディソープのにおいからだ。
「一名様ごあんなーいっ!!」
「ごあんなーい」
先の2人とはうってかわって、行儀の悪そうな声が前と後ろに響く。足払いでコカされたと思えば頭から熱湯。尻の下のマットには空気が詰まっていて、明らかに業務用と思わしき感触がするのだが確認することは許可されていない。
「陽君、あたま洗うからのー」
夜海の声と共に、以外にも丁寧な頭皮のマッサージが始まる。同時に顔面に石鹸を塗りつける手の平は、手加減のなさからいって白子のものだろう。終始笑い声だけが耳の中で反響する。
「いつぶりかねー、ひーちゃんとお風呂はいるん」
「バ…バカタレ…!そんな急に…!!!!!」
アグラをかいていた陽平のヒザに、遠慮もへったくれもない尻がのっかる。そのまま密着する育ってない胸板。全部が全部、陶器みたいにツヤツヤする。
自然性器は、上下する少女の体と泡の内側で、逃げ場もなく暗がりに覆われる。
「逃げんでもえーじゃにゃーの、ぬははは」
「お前白子…!分かっててやってんな…限界なんだよこっちは!!」
身をよじらなければ達していたに違いないが、よじったさきにも柔らかい塊がある、埋もれるように鼻面をつっこんだ肉の膜の向こうで、くぐもったような声が聞こえる。
「よ…陽君はいっつも大胆じゃ…」
「夜海…これ、夜海か……」
幾重にもこすれあう肉の紐。
鼻の穴の前にあるのは、はたして乙女の肌のどこの部分か。鼻先にサラサラとした体毛の集まりがあるから、とすれば下唇に触れるか触れないかの所にあるのは少女のくちびる……
びゅぐ、びゅびゅぐ。……びゅぷ、びゅ、…びゅっ、……びゅっぅ、びゅる
最後に、強烈な悪意を持った白子の手の平が陽平の性器を握って、カタパルトみたいになった尿道から、だしたこともない回数に渡って精液がほとばしった。
悲鳴ともなんともつかぬ嬌声。
なさけなくもあり心地よくもあり、白子は、彼女にしては珍しいいたわりでもって、脈動する性器を静かにこする。
とりあえずここまで
ずーっとまえから埋めネタのつもりで作ってたのに50k近くなっちまったものです
多分だけど一番乗りGJ!
一日遅れたけど生殺しGJ!
まさかあれがアナル描写…
○
「んっ…、んっ!んん、ふ…ん…っぁ、っぁっふ…、ん、んぅ!!ぅ」
黒音の舌が、わずかなだ液も吸いつくさんと口内を這っていく。
場所は白子の部屋。そこかしこから彼女の体臭が湧きでる布団の上で、5人は羞恥の全てをかなぐり捨てて絡み合っていた。
目隠しは既にない。陽平は仰向けからわずかに身体を傾けた形。上半身を黒音と白子が交互に求め、既に回復した性器には夜海のくちびるがまとわりついていた。
「ん…んふっ。…んぷ、ホレ、きくねえの番じゃ」
よだれと精液の、分別のつかない混交液が、ねっとりとした重みをもって夜海のくちびるからこぼれでる。
「番とかそんなんじゃ…ないだろ。もー…」
催促する妹分の頭を撫でながら、菊乃はわずかにため息を吐く。
「わしのつば、ばっちいかの?」
「違う違う、ばっちいのは陽平のちんちん」
「オイコラ、聞き捨てならんこというな」
2人の女子の身体の下で、陽平が呻く。白子の乳首を口に含みながらしゃべるので、シンナーでも吸っているように呂律が回らない。
顔中黒音と白子のだ液まみれ。2人の髪の毛に絡まりついた体臭で、脳みそも回らない。
「見るなバカ陽平、また目隠しするぞ……」
そういって、一息に性器を飲み込む菊乃の口腔は、海中に没した遠慮がちなタコツボみたいに、肉の裏側までをも縦横に責めたてる。
射精後間もなく、じんじんと疼痛も残る中、彼女の粘膜が触れたところだけ、わずかに痛みが引いていく。
「こ…こんは…はんひ?…むぐ」
舌が長い。
そんな一瞬の陶酔を読みとったかのように、菊乃は首の動きを止め、亀頭部分にだけねちっこい舌の愛撫をまとわせる。上目遣いで、人の弱点を観察するようなその目を、陽平は見返すことができなかった。
「陽君こういうのどうじゃき」
おもむろに夜海が、菊乃の口からはみでた性器の茎部分を左手でしごきだす。器用とはいえないその上下運動に、菊乃がこぼした透明な汁が巻き込まれる。
ねっとりと丁寧な舌、大雑把な手の平。バランスの悪い2種類の刺激で、陽平は不意をつかれたように簡単に達してしまった。
「んぶ……んっ」
「ごめん菊乃…」
「ふ…ぇ。まっず……思わず飲んじまった」
謝ってはみたものの、陽平の心の中では意味の分からない達成感が渦巻いていた。多分、一番かないそうにない行為が、どしょっぱなからかなったからだ。
菊乃は唾をティッシュに包んでその辺に捨てる。思わず顔がにやけてしまった。
「なに笑ってんだよ…」
「いいえなんでも」
「陽平、キスしてやろうか?やったことねーよなオレら」
「ほほう、望むところだ、オレが自分の汁ごときでひるむと思ってんのか?」
「うぐ、この変態……ごめんやっぱウソ」
なんてことが通じるはずもなく。きゃーきゃー逃げる菊乃を、白子と夜海が絶妙のコンビネーションで押さえ込み、陽平は生まれてからこのかた、溜りに溜まった思いの一切をぶつけるようなキスで菊乃を襲う。
観念したのか、というよりも初めから拒む気などなかったのか、直ぐに少女はおとなしくなって、応じるように舌を交わす。幼馴染の甘い声をすぐそばで聞くうち、性器の方もあっという間に充填された。
○
「…あっ、…お兄……ちゃん」
挿入自体は特に問題なく進んだ。身を任せるようにして力を抜く黒音に、なぜか寄りそうようにくっつく夜海、黒音に身体をあわせつつも、空いた手で夜海の尻を撫でる。
「ぁ…っ!!ひぐ…、ぅぁ!!っぁん!!おにい…ちゃん…!!痛っ…ぁ、ふぁああ!!!」
「大丈夫か?」
「ぃぁ…痛く…ない」
「こんなとこで強がってどうする…」
汗ばんだ額に張りつく前髪を、指先でどけてやる。その横で、やけにお姉さん風をふかす夜海。
「がんばるんじゃ黒音、もうちょっとじゃ」
「…ぁ、っぅぅ、っんぁ!!ぁ…ぁ!!ふぁ!!!夜海…ちゃん…やぁ……!!」
「こらこら、邪魔すんな」
黒音からこぼれでる涙と、透明なだ液を、舌先で掬いとっていく夜海。不器用ながらも、精一杯のいたわりを込めて黒音の胸を愛撫する手の動きが、なんだかやたらとなまめかしい。
陽平の中にもイタズラ心がくすぶってくる。夜海の尻を撫でていた右手で、そのまま膣の入口に触れると、素っ頓狂な声が返ってきた。
「ひゃぅ!…だ、だめじゃ陽君…今は黒音が…」
いいながらも、少女の尻は逃げるようなマネはしない。じたばたしながら腰を揺すって、少しだけ肉のついた横腹に、くぼみができる。
「運動してねーなお前は…」
「いやじゃ…陽君のスケベ」
そういう夜海は、明らかに自分の意思で己の果肉を陽平の指にすりつける。その点について言葉でネチネチいじめていたら、黒音の様子まで変わってきた。
「どうした黒音?」
「……ぁ、…ん。……っ」
「夜海みたいにして欲しいのか?」
「…っ、……うん」
耳元でささやくと、わずかに黒音の膣が収縮する。ひくり、ひくり、と。本当にわずかな変化。
陽平は繋がったままゆっくりと体位を変え、後ろからかぶさるように少女を抱く。尻を上げさせ、動けるなら自分で動くようにいうと、少女はためらいながらもそれに従う。
「もう痛くないか…?」
「…ふぁ…!ぅぅ…っ、違うの…」
「違う?」
「痛いけど……嫌な痛さじゃないの…ぁっ!!…は…っぅぅ」
性器を打ちつけるというよりは、内側でこすり合わせるように腰を動かす。少女の膣は浅い。指腹で広げるように、肉物を左右へ。
「からだの…なか…ぁぅ…つねられてるみたいに……は、ぁ…お、おにい…ちゃんの…」
「オレの何?」
「…ぁ、…ぇ?…あぅ」
「オレの何が黒音のどこにはいってるの?」
あまりにも調子に乗った陽平の後頭部を、菊乃が思いっきりはたいたが、そんなものは無視である。言うのか言わないのか、白子も夜海も固唾を呑んで黒音を見つめる。
「おにい……ちゃんの…はぅ。…お……おちん○ん。黒音の…」
「黒音の?」
「や…ぁ!?…ヤダ…お兄ちゃん…そこ…ぁ…そこ…ヤなの……!ゃ…ぁっ!!」
陽平の指が、包皮の入口ゆっくりと周回する。触れるか触れないか、触れるフリして触れないくらいの刺激を、雛尖自信が認識するようゆっくり揺らす。
「ぁ…ダメ!!…離して…ぁ、ぁぐ…んんん!!!」
少女の突っ張った両足が、白いシーツをめちゃくちゃにしていく。陽平は肉物による刺激を極々最小限にとどめ、後はほとんど、指による愛撫で少女をいたぶる。薄い肉越しに、とがった神経を優しく撫でるように。
「ヤダ…!!やだよ…!!おにぃ…ちゃん…!ぁ!ふぁぁ!!!」
少女のふとももが不規則に脈打つ。ぎゅうぎゅうと、絞り込むような膣の蠕動。紅潮するほほ。最後にビクリと、腰がはねた。
「んぁ……ぁ…ぁぇ?ぁ…ぁぁ……」
マットレスの中に、潜り込むように己を支える黒音は、自分の身体が達したことに信じられないような面持ちだった。
「…ぁふ…、おにい…ちゃん…。ふぁ…」
肩越しに少女のくちびるを求める。黒音はほとんど脱力して、彼女の舌はされるがままだった。
「よ、陽君は鬼畜じゃ…」
「ようやく気づいたか?次のイケニエはお前じゃ」
そういって間髪おかず夜海を組み敷いた陽平ではあったものの、残念ながら彼女の痛がり方は尋常でなく、歯医者の子供みたいなもんで、終いには泣きだして、結局、肘鉄を食らった陽平がギブアップし、両者消化不良のまま中断せざるを得なくなった。
○
「ふむ……ん、…んく。…ん、んっふ…ぁ……ふも、…ん。…ほんはんどーお?ひーひゃん」
白子の小さな舌が、尿道の入口を割ってはいる。弱みを見せればつけいられる、分かっていてもあまりの刺激に、陽平は腰を引かざるを得なかった。
右手の中には、菊乃の質量あるおっぱい。念入りに揉みしだいていたら、こちらの方も弱点をかばうように腰をよじりだした。
どこで覚えたのか、白子は舌の表面のザラザラしたところを尿道口に覆い被せ、空気を押出すように肉を揺する。彼女が舌を離すと、導かれたように先端から雫が溢れる。
「ん、んぷ。…ふひひひ」
白子は意地悪く笑うと、くちびるだけで、回転するような圧力を亀頭に加える。それでもう達してしまった。
「んく、ひーちゃんペースはやすぎやせん?」
「ふー、ふー、ぐー、全然余裕…」
精の汁が、少女の顔に満遍なくふりかかる。ひるむこともなく、臆することもなく。
「菊乃ー、舐めてちょー」
「…うん」
菊乃ももう頭が茹っているのか、通常だったらとんでもないとつっぱねるだろう要求に、たいして嫌がる素振りも見せずに従う。
淫靡な舌による後始末。陽平は、すぐさま充填された肉物に避妊具を装着すると、尻を向ける幼馴染にあてがった。
「いれるぞ菊乃…」
「ん、…いいよ」
ゆっくりゆっくり、慎重に最深部へ。菊乃は白子にしがみつくように支えを得、白子はそれに応じる。
ちゃぷちゃぷと、当事者にしか聞こえない粘膜の音。菊乃の膣は、根元の当たりを丁度締め付けるような壷状になっていて、身震いするほどの密着感を陽平に与えた。
「ご…ゴメン菊乃、無理」
「え?…あ、…なんだよもう」
腰が砕けるように菊乃の背中にもたれかかる。みこすり半とはこのことだった。
サックを被せたまま、言い訳がましく菊乃の尻で己を高める。そんな無礼な振る舞いでも、もはや菊乃は咎めたりはしない。
そのままリロードした肉物の茎で、陰唇をこする。ちぐちぐと、精液の詰まった突起部分で、膣口周辺を周回する。
「ばか…新しいのにしろよ」
「ださないから…入口の感触だけこう…」
「ばか…ぁ、…っ」
されるがままの菊乃の性器を堪能してから、白子の口内で肉物を洗う。その後避妊具を付替えて二回戦に臨み、両人そこそこの満足感を得てから停戦した。
○
夜海と黒音は抱き合いながらすやすやと寝息をたてている。菊乃は股が痛いといって風呂場に洗いにいった。
陽平はじゃれあうように白子の舌を吸っていた。
「ひーちゃん、結婚しよみゃーよ」
「ああ…もうちょっとまってくれな」
「どんくらい?」
「白子のじーちゃんにさ、胸張って報告できるくらい稼げるようになったら…」
元々、あのまま村に住んでいたら白子と結婚することは決まっていた話なのだ。ただ、本妻というのはこの国に対するタテマエみたいなもんで、あの村では乱婚が基本だった。
同世代は男も女も入り混じって、誰が誰の子供を産もうとも自分の子供とみなす。陽平の代はたまたま男が一人しかいないから、それがハーレムみたいになったのだ。
そういう村に生まれたから、菊乃も自分の立ち位置を受け入れていて、むしろめんどくさい役割は全部白子が請け負うのだから楽だとまでいっていた。
問題はただ、陽平の経済力。
「ウチとひっつけば、じーちゃんの会社に役員待遇いうとるがね」
「ええいプライドの問題だ!これ以上周りに甘えられるか!!」
本当は、4人を抱くのは全部終わってからだと陽平は断言していたのだ。
が、それを前借りするみたいな形で現在に至り、正直陽平は揺れに揺れていた。
「はよひーちゃんの子供欲しいわー」
どさくさに紛れて、無防備なままの肉物を己にあてがう白子を制し、キッチリと避妊具のフチを転がしていく。
背後からは、やれひーちゃんの意気地なし、やれひーちゃんの甲斐性なしといいたい放題。
その口を乱暴に塞ぎ、強引に柔肉を引っ掻き回しても、白子は終始幸福を前面にだし、痛いなんて一言も発しなかった。
大昔から分かってはいたのだが、この娘にはかなわないのである。
……。
その直後、陽平は白子の祖父に電話をした。なぜだが陽平を含む5人全員の両親が、その結末に既に了承する旨を明らかにしていて、それが初めから用意されていたものだと今更知った。
村の歴史はこの5人で最後となる、だからお前達の好きなようにしなさい。
そんなことをいわれて、しんみりしながら白子を見たら、鼻歌交じりに尻を向けて挑発したので、飛び上がって襲い掛かった。
それから
全員をそろえてお前達はオレのもんだ宣言をすると、キャーキャーという歓声が割れんばかりに上がり、白子の家に婿入りすることを継げると、笑い混じりのヘタレコールが巻き起こった。
結局この日陽平が学んだのは、己のできの悪さと、それを補ってくれる周囲の存在、水の底の思い出の、その結束力の強さである。
あの村はこの世から消えたのではない。むしろ圧力の中で、今もなおその輝きを増しているのだ。
永遠に、永遠に。
おしまい。
○
〜蛇足、その後のエロに関して〜
「陽君陽君、またお願いしてもええかの?」
「んん…ああ、夜海か…」
5人が再開した日からおよそ3日目。
およそいわざるを得ないのも、昼も夜もカーテンを閉め切って、ひっきりになしにまぐわっているからで、時間の感覚が狂ってきているからだ。
陽平の腕の中では黒音が眠っている。その向こうに、菊乃と白子の、あられもない姿がある。
「ものすごくいやらしくなったな夜海」
「陽君のせいじゃき…」
皆を起こさぬよう夜海を連れ、トイレの中で舌を吸う。陽平のヒザ上に股間を擦りつける夜海は、ここに着た当時のジャージ姿だった。
「足あげて…」
「んっ……うん…」
ゴム止めのズボンを下におろすと、夜海はいわれたまま、便座カバーの上に左足を置く。陽平が、股間をさすりやすいようにするためだった。
白いふとももが、橙色の照明に照りかえる。
「まだ直接は痛いか…?」
「うん…」
ぱんつの生地の上から性器をさする。このやり方だと簡単に達することができて、今回初めてそれを経験した彼女は、何度も何度も”おねがい”しにくるのだ。
ちゅぶ…ちぐ。…ちゅぶ、ちゅ。
「ふぁ…!…ぁ、んん!!…陽君…よう…くん…!!」
っきゅぷ…ちぐ
「ぁっぁぅぅ!!……やじゃ…ぃ…ゃ…」
つぷん。…ちゅぶ…ちく
陽平はわずかに布をずらし、直接”そこ”に触れてみる。夜海は驚いて腰を引いたが、思いとどまったように受け入れる。初日よりは、やはり確実に慣れてきていた。
「入れていいか夜海?」
「…うん、ぁ…っ」
ちゅぷ…ちゅぷ……つぷ。
くったりと、体重のほとんどを陽平に預ける夜海。そのくちびるに、自身の性器から漏れでた愛液を塗ってやると、いたぶられることを喜ぶように舌を伸ばして舐めとっていく。
そうすれば気持ちええんかの?その目はそうやって、教えを請うように問うている。
ちゅくぷ。
「ひゃっ!…ぁっ!!!」
便器の上に手をつかせ、尻を高めに上げさせる。
加減するだけの理性はなかった。夜海の痴態は、寝起きの陽平が耐えられるような、生易しいものではなかったからだ。
濡れそぼったぱんつをずらし、一息に肉物を押しこむ。
きゅぶ…ぢゅぶ…っちゅぶ、ちゅぼ。っ…ぷ。
ちゅぱんちゅぱんちゅぱんつぱん…
「あっ!ぅぅう、よ…ようくんっ!!ったい…痛い…!!」
ぬぱんぬぱんぬぱんぬぽっぅ。…ぶぷ。
びゅぶ。ぶ、ぶぷ。…ぬぽん
っびゅぐ。
ぶぷっ。
ぶ。
陽平は膣道に射精し、思わず抜いて、2射3射を少女の尻にぶちまける。少し冷静になって、別に避妊しなくてもよくなったことを思いだし、同時に少女の膣を痛めつけたことを猛烈に後悔する。
「うおお…オレはどこまでダメなヤツだ…ごめんな夜海」
「ええんじゃ、わしから頼んだんじゃき……なあ陽君?」
「ん?」
「陽君気持ちよさそうじゃの。わしのおめこはそがいに気持ちええんかの?」
「こら、はしたないことを口にするな」
「わしもはよ、陽君のちん○んでイきたいんじゃ」
少女は何を思ったのか、便座カバーの上にヒザでよじ登ると、尻だけを突きだすように陽平に向ける。丁度射精したばかりの生暖かい液が、とろとろと膣口から垂れるところだった。
「一回でええんかの?陽君」
陽平は特に迷うこともなく肉物を押し込み、何度も何度も射精する。少女はあっけらかんとそれらを受け止め、次はがんばるき!と、気合を入れた。
○
目が覚めると菊乃の姿が見えなかった。
他3人は寝室でダウン、今日が何日目で、白子の両親がいつ帰ってくるかも分からない。
陽平はトランクス一枚の姿。小腹が空いたのでパンをかじり、コーヒーを沸かして一人で飲む。
戯れに誰かの寝起きを襲おうかと思ったら、玄関のドアが開く音がした。
「おう菊乃、走ってたのか?」
「ん?ああ、さすがになまるだろ、こんな生活してたら」
彼女の着ているトレーナーは、買出しの時に買ってきたものだろう、まだ真新しい。それを脱ぐと、ぐっしょりと濡れたTシャツが肌に張りついていた。
「……なに見てんだよ」
「……汗か、そうか汗か」
菊乃はしまったとばかりに、あわててバスルームに駆け込もうとする。しかし陽平、天狗の如く食卓を跳躍し、すんでのところで彼女の手首を押さえ込む。
「ば…ばか、離せよ!…あとでいくらでもしてやるから…!!」
「今がいい、今の菊乃がいい…だはははは」
「普通にしてくれよもう…!変なのはい・や・だ!!」
「うるせー!!!オレはお前の腋のにおいが好きなんだ!文句あるか!!」
「死ね!!ばか!!」
ごちゃり、と、ものすごく鋭利な角度で肘鉄を喰らい、陽平はゴミみたいに廊下の隅に弾け飛ぶ。親しき仲にも礼儀あり、2・3個飛んでいった記憶の代わり、陽平は人間関係におけるとっても大切な言葉を学んだ。
シャワーの音が聞こえる。
ああ全部水に流されてしまった。いつもの菊乃の身体に文句があるわけでは全然ないが、それに蜜を塗ることが許されないのはなぜだろうか。陽平が絶望のフチで憂いでいると
「生きてるか?」
菊乃が顔だけ通路に覗かせた。
「生きてはいる、だがそのことに意味はない。オレはこの先、汗だくのお前の身体を舐め回すことが決してできないのだからな」
「なにいってんだもう……ほら、こっちこい」
「……。」
「口でしてやるよ、ちったあ冷静になれ」
「ぱんつ」
「あん?」
「ぱんつくれ、今履いてるヤツ」
菊乃はまだ、服を脱いではいなかった。
しぶしぶながらに、という顔を前面に押しだして、少女は陽平を脱衣所に迎え入れる。湯気がもうもうと、バスルームから流れてくる。
陽平が手渡されたぱんつは、搾れるくらいに汗を吸っていた。
「変な声だしたりバカな顔したら、途中でやめるからな」
「生まれつきバカな顔な人はどうしたらいいですか?」
「やめた、ばからし」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!やらせてくれ菊乃!やらせろぉぉぉおおおおちくしょぉぉおぉおおおおおおおおおおお!!!」
結局仕方なしという体裁でもって、菊乃の口は陽平の肉物を包み込む。
脱衣所の隅っこに押し込められる形。陽平は床に尻をついてトランクスからちんこをだす、菊乃はシャツ一枚だった。
ちゅぶ…ぷこっ。ぢゅぷぶぷ…ぢゅぽ
「んっ…んふ。…ふ、んん……」
ちゅぶ、ちゅぼ。…きゅぶ。じゅる、じゅぶ。…。
「んは……、ん、…ぁ、ふ、…んん」
ぢゅぢゅぢぢゅぢゅ……ちゅぶん。
いやらしい音と、いやらしいにおい。
シャワーの音がヘッドホンの役割を果たすのか、彼女が自分のだ液をすする音は、いつもより大きかった。
陽平はもらったショーツの裏地のにおいをかぐ。平常の彼女からは想像もできないような凝り固まった体臭に、もともとおかしい頭がとりかえしのつかないことになる。倫理という字の書き順が、思いだせなくなる。
「菊乃菊乃、愛してるぞ」
「んん…!?んぷ…な、…なんだよ」
「だからおっぱい……その汗だくのおっぱいを使ってくれ…」
「ばっかじゃねーの、ばーかばーかばーか!!」
「菊乃好きだぁぁあああああああああああああ!!!!!!」
「うっさいばか!叫ぶな…!!!」
ぬにっ…ぬこ…きぅぅぅぅぅ。
菊乃はもう諦めたのか、バカな顔でバカなことをぬかす陽平の肉物を、シャツの内側で包み込む。
次々と足されるだ液。汗。体温。汗。
彼女はそのまま陽平の腰に手を回し、己の胸板で双房を潰しながら、ゴチゴチに硬直する肉物をすりあげていった……
びゅぐ、びゅぐ、ぶびゅびゅる、びゅく
「ん…ぁ、………ん……やだ…」
とぷん…とぷん、とぽん、ぬぽん。……ぬっぽぬっぽぬっぽ
びゅぐ、ぎゅぶ
ぴぐ…びゅる。
「まだ……だすのか…もう…」
ぬこぽん、ぬこぽん、ぬぽこん……っ
びゅる
「舐めるの…?さきっちょ?…ン」
ちる…ちぷ、ちぽ
びゅる、びゅる、びゅぐ
「ば…ばか…!!さわんな…後で…ちょ…ばか…!!」
ぬこん、ぬこん、ぬぷぷ。
ぴゅぐ
「ばか…ぁ…!…洗ってから…そんな…トコ。……やん!!」
びゅる、びゅる、びゅ
○
「やら…ぁ、ふぁ…しろ姉ちゃん……」
「くーね、舌がとまっとるが…」
やはり最も恐るべきは白子であった。
その発想の豊かさ、貪欲さ、どれだけ理解したと思っても、彼女の思考には必ずさらに奥がある。
陽平は後ろ手にベッドの足に縛りつけられ、素っ裸のままいまさらながらにそのことを痛感した。見せつけられるだけで、決して手をだすことができない淫らな情景。
「しろ…ふぁ…姉ちゃぁ…んっ!許し…ひぁ!許して…」
2人の少女が、ベッドの上で互いに互いの足の指をしゃぶりあっているのである。
可哀想なのは毒牙にかけられた黒音だろう、くすぐったすぎて、へろへろである。
白子は素っ裸、対して黒音は、白子がどっからかもってきた黒のセーラー服を着て、足はタイツで覆われている。黒いヤツ。
「ひーちゃん、黒音がもっといじめてほしいって」
「や…やぅ…、やらぁ…ゆるひて…ぇぅぅぅぅ」
白子は陽平の鼻先で、タイツ越しに爪の間まで黒音の足をねぶりまわし、だ液たっぷりのその親指を、陽平にウリウリとしゃぶらせる。
部屋は締め切っていて、水分はほとんど与えられていなかった。よって黒音には申し訳ないが、陽平も飛びつくように、だ液を吸ったタイツをすする。
「やぁぁぁ!!!おにいちゃ…んん!らめぇ…だめ…舐めないで…」
白子は満足げにニタリと笑い、あえぎじゃくる黒音をおかずに己の性器を指ですりあげる。
少女はそうして自身を慰めながら、両足をひし形に開いて、そのまま両つま先を口に含んでだ液をまぶす。こねこねと足裏の肉を揉みあげ、ねっとりと糸を引くその足で、陽平のほっぺたをペタペタと叩く。
「ひーちゃん、お○んこ欲しい?おしっこしたい?」
おしっことはこの場合、射精の隠語である。
ブンブンとうなずくしか脳のない陽平を見て、少女はまた笑う。その足はゆっくりと剛直へ向かって降り、その茎を指の先でなぞる。こねこねと、ぎこちなさゆえの強烈な快楽。
ギリギリを弄ぶような、そんな数分が過ぎ去り、陽平は白子の足の裏に、無様に射精した。
「はいチェーンジ!!」
「白子…頼む休憩」
「なにゆーてりゃーすの、ウチまだ一回しかいじめてもらっとらんが」
「お…ねぇ…ちゃん、私も…だめ…」
ちなみに3人がやっているのは白子発案女王様ゲーム。当たりを引いた誰か一人が、陽平が射精するまでドSになるという、極めて単純なゲームである。
○
「あっ…!ぅぁ!!ぅぅ、ひーちゃん!もっと…ぉ、もっと膣奥…!!!」
ちゅぶっちゅぶっっちゅぶっちゅぼっっ…ぷ。びゅっ、びゅる。
「あ…あ゛ぅ…ぅぅぅぁああ!!!射精てる!…ひーちゃん、お、膣奥に射精してる…ぅぁ」
ぶぽっぶぴゅ、ぶぷぷ…きゅぶ。っぷん
「あっ…あぅ゛…ぅぁあぁあ…」
後ろから何べんも突き上げ、射精するたび、膣の壁面で尿道をこすり上げる。狂ったように泣き叫ぶ白子は、自ら進んでおかしくなる術を心得ていた。
じゅぼっじゅぼっぢゅぶっぢゅぷ
ぶぱんぶぱんぶぽんぶぽっ、びゅぷぅ…っ
「ひーちゃんもっと…もっと…射精して…射精して…ぇ!!」
ぎゅうぎゅうとすぼまる膣口に亀頭だけを埋め込み、ただただ精子だけをバカみたいに送り込む。
びゅぐ、ぎゅぶ、ぶぶぷ
びゅっびゅる、ぎゅぷぶぷ。ぶぼ…
あらかた搾り出したところ、少女の尻が赤くなるまで腰を打ちつけ、だした汁を全部かきだす。膣口は豪雨の時の排水溝みたいに溢れかえって、ぶたぶたと塊になりながらシーツに落ちる。
「んぉ…!!ひぐ…や…やだ…ひーちゃん…ウチ…もう…」
ぶぱんぶぱんぶぱんぶぱん、びゅぽ。ぎゅっぷぎゅっぷぎゅっぽ…
びゅる、ぢぅゅぅぅぅぅぅぅ。ぶぷ
びゅる、びゅ。ぴゅっ。
手を離すと、白子はシーツの中に無抵抗で崩れ落ちた。腫れ上がった膣口から、彼女の呼吸にあわせて精液が噴きだす。その顔は虚ろで、目の焦点はこの世に定まっていなかった。
「んっ、んぁ!!…は、っはぐ。っぁっはぅぅ!!!や、おにぃ…ちゃん!!」
ぶっぽぶぼこっ、びゅぽ。…ぶっぶっちゅぶ…ちゅぼ
「すごいの…ぉ、イっちゃう…また…でちゃう…よ…ぁぁぁっぁ!!!」
ぷぽんぷぽんぷぽんぷぽん。っじゅっじゅっじゅぶ。びゅぐ、びゅぐ。
壁に手をついた黒音は、何度も何度も支える力を失って倒れそうになる。陽平はその細い腰だけをしっかりもち、無慈悲に無慈悲に、何度も何度もこすりあげる。
彼女がさっきから繰り返し達していることを、陽平はとっくに気づいていた。
びゅぽんびゅぽんびゅぽんびゅぽん、じゅぶ、じゅぼ、っじゅぽぉ。…くぽ
「ゃら…ぁ…!!!ゃ…らよ…も、もう…」
びゅっ、びゅぅ、びゅる…びゅぐ
「も…もう…ゃら…お腹……いっぱい……」
びゅっびゅっびゅぐ…
ついに少女は崩れ、その柔軟な身体を、床に突いた手で支える形になる。陽平は特に変わらず、獣のように腰を振る。溢れた蜜が、彼女の顔にかかっては涙と混じってた。
ぱんぱんぱんぷぱんぷぱんぷぱんっつぱん。
びゅぐ…びゅる、びゅ。びゅぅ
陽平が少女の膣から肉物を抜いたのは、逆さになった少女の顔にかけるためだった。汚されていく少女の顔。陽平は何度も、膣で己を高めては少女の顔に放っていった。
「あっ!…ああぅ!!!ふぁ…が…陽平…!!陽平……!!」
じゅぶっじゅぶ、じゅぶじゅぼっじゅ、じゅぽじゅぽっじゅぽじゅっぽ
「ぃっ…!ぁぁっ!!!ぅぅ、痛っ、いう…あっ、っは…やぅぅ!!!」
びゅ、びゅぎゅ、ぶぽ、ぶぷ…びゅる…びゅ
陽平が射精をした時だけ、菊乃は呼吸をすることが許された。
膣から溢れたあまりにも悪魔的な量の精液を、陽平は菊乃のぱんつであまさず拭うからだ。
ぶぽんぶぽんぶぽんぶぽん…びゅっぴゅっぴゅぅ、ぎゅぶ
ぶぱんぶぱんぶぱんぶぱんぶぽ……ぶぅ…ぶる
そうして精液でべとべとになった彼女のぱんつは、再び閉じる力を失った口の中へと押し込まれる。ノドの奥や食道の粘膜には、とっくの昔に黄ばんだ精液が固まっていて、嫌なにおいを終始放っていた。
「ふぐ…陽へい…陽平…!!!うぐ…もっと、もっと…かきまわひて…膣内…全部…」
ぢゅプン………ぶびゅ、びゅぶ。…ぷぐ。ぼぷん
「あっ…あぐ…ひ……んんんんん!!!!!んぁ!!」
びゅるびゅる、びゅる。
地獄の犬みたいに腰を振っていた陽平は、不意に交尾を中断すると、見る間に少女の顔を精液で埋め立てていく。髪の毛にだけはかからないように配慮する陽平を見て、菊乃は逆に叱った。
やるんなら徹底的にやればか!!陽平は反省し、少女の尻の穴をまさぐり始める。
ぬちん。
菊乃としてはやぶさかではなかったが、さすがに全身でもって身震いした。
「陽君…んぁ!!ようく…んぁっぅ…!…ん…ぁぁっぁぅぅ!!!」
ぶぽんぶこんぶぽんぶぽん……っっ。くぶぽぽ…ぶぽ
「ゥぁぁぁっぁぅぅぅぅんんんん!!!!!陽君…!や…でる、でる…!!!」
びゅる、びゅ、びゅぽん、ぶっぷぷぷ。
尻の穴と膣の入口が精液の河で繋がって、陽平は自分が今までどっちの穴をほじくっていたか分からなくなった。見たところめくれかえって閉じようとしない尻の方だろう、奥まで丸見えだった。
「ようくんもっとォ…、もっと欲しい……ち○ぽぉ…」
ゆるゆると締まりだした尻の穴を、夜海の指が再び広げる。早くしなければ、今にも泣きだしてやるといった顔をしていた。
「ち○ぽして…ようくん…はよぅ……してくれんとわし……わし…」
むぽっ…ぶぶぷぷぷぶ。むぽん。
「おぁ……ぅぅぁぁぁ…もっと中…奥の方…ひっぱって…ぅぁぁあ」
むぽんぬぽんむぽんぬぽん…ぶっぶ、ぶぎゅ。きぅぅぅぅぅ。
ひざを抱えるくらいの四つん這いで、それでも少女は尻を振る。搾るように搾るように。肉物が抜けていく時につられる肉が神経をひっぱって、開発したばかりの性感をぎちぎちとひっかきまわす。
「あっあっ…ぅ…んあぁあ…もう…やじゃ…やじゃぁ…ぅぅぅ」
シャァァァッァァォオォォオァァァァ……。ちゅぷん。
「ようく…ん、ようくん…ぉぁ…陽君が…ようくんのおちん○んがおらんともう…死んでまう…」
びゅる…びゅる…ぎゅぶ…
びゅっぶ
びゅっ
びゅ。
ぴゅぅ
あんまり激しい行為は1ヶ月に1回と制限された。その日が近づくと全員でソワソワしだすのはいうまでもない。
ここまでー
>>318 すごいタイミングで現れるね、ありがとー
リアルタイムGJじゃね?
しっかし相変わらずのエロさっぷりだなー。
たまらん
ごちそうさまでした。
おやすみなさい。
>はなじる氏
GJ。
相変わらずエロくてよかったです。
>449氏
前スレの埋め、GJでした。
双子の女の子をひざに乗っけてほっぺの両側からキスされて
ついでに顔中にキスされまくって嬉し恥ずかし攻撃されたい
あと女の子の集団に囲まれてキスされまくりたい
それでキスマークとかついちゃうとつくととんでもなく萌える
>>338-340 宜しく兄弟、俺はオマケに背後に乳枕担当、手首に股を肩に胸を押し付ける両腕担当の三人を所望する。
膝の上は体温の高いロリ希望だ。
キスばっかのシチュエーションもいいなぁ…。
そんなこんなでサキュバスを置いておきながら、変なもの書いてみた。
どさどさどさっ。
「うわぁ……、まただよ」
僕は下駄箱にこんもりと詰め込まれ、溢れ落ちた手紙の山を前にため息をつく。
一枚一枚を検分、ピンク色の便箋で包まれハートのシールで可愛く留められた、見た目は世間一般で言うラブレターってやつだ。
ラブレターをこんなにも貰っちゃうなんて、僕はなんて幸せ者なんだろうね!
全部差出人が同じ人じゃなければ。
名前を調べてみたらやっぱり全て謎の人物O.Nさんからだった。
うーん、毎度毎度一枚一枚丁寧に愛の文が手書きで書き込まれた文章を朝・夕の二回に分けて僕の靴箱に詰め込んでくれる。
この壮絶な手紙の量に、これを毎日毎日書いてO.Nさんは腱鞘炎にならないのかとストーカーされている身ながら、僕はO.Nさんの身を案じてしまうぐらいだった。
そんなO.Nさんの姿を僕は一度も見たことはない。
そんなことより。この手紙の山だ。うーん、朝みたいにこっそり文芸室のシュレッダーにかけちゃってポイポイだけど、この時間じゃもう文芸部が居るし……。
結局僕はこのラブレターの山を持って帰ることにする。下手にどっかに捨てるところを見られて恨まれちゃったら怖いし。家でこっそり燃やそう。
手紙をカバンに詰め込む。タダでさえ狭いカバンのスペースが手紙でぎっしり詰め込まれ、たちまち野球部もびっくりの重々しいカバンへと変化した。
うーん、これは『愛がいっぱい詰まったカバン』になるのかな? 誰かあげるからもらってー。
「はぁ〜……」
そのとき、背後に気配を感じて僕はすぐに振り向いた。まさかO.Nさんか!?
いや、違う。振り向いた先には茶髪のつむじが頭ひとつ下にちょこんと見えている。視線を落とすと、僕の見慣れた顔だ。
「衛様」
「……相変わらず、気配を消すのが上手いね」
そう言うと、野宮ちゃんは何故か誇らしげに口元を緩めた。
「わたくしは衛様だけのアサシンですから。殺したい奴が居ましたら何時でもどうぞ。わたくしが衛様の手を汚さず葬りますので」
「……」
この子は野宮朱美ちゃん。僕のひとつ後輩の女の子。同級生の女の子の中でも一際身長が低くて小柄なボディに似合わない涼しげな釣り目な瞳が特徴的だ。
僕のクラスの男達の間じゃあ「ロリクール」とか「」なんとか言われていて、一部男子の間では隠れた人気者なんだそうだ。
「衛様」
僕は数ヶ月前からこの少女に一方的な主従関係を結ばれていた。もちろん、僕が『主』で彼女が『従』。逆だったら「衛様」なんて呼ばない。
いやね、最初に話しかけられたときはドキッとしたよ? 可愛いもん。
んで、人気のない教室へ呼び出されてさ。開口一番いわれた言葉が、
「わたくしのご主人様になってください」
……えーっと、どういう意味ですか。何故か敬語で返す僕。
「わたくしのご主人様になってください」
いやいやいや。なってくださいと言われても。
「ダメですか」
初対面の人にそんなコト言われても、なにもわからないよ。
「わたくしのことは犬と呼んでくれて構いません」
ん? あだ名? それ。
「犬のように扱ってくれて構いません」
いや、そうじゃないから。だから名前名前。
「野宮朱美です」
あ、そう。うんうん。野宮ちゃんね。
「犬です」
だから、それだとまた最初に戻っちゃうって。無限ループって怖いでしょ? だから、どういうこと……。
「わたくしをあなた様のために心の底から隷属する雌犬にしてください」
話がかみ合ってないよ。
「言葉通りの意味です。わたくしを衛様のお好きなように扱ってくれて構いません」
あのー……君と逢って数分しか経ってないけど、君の特殊な性癖に付き合うつもりはないから、帰ってもいい? と言って教室を逃げようとしたら、腕をつかまれた。ちょ、動けないんですけど。
「じゃあ、わたくしとあなたは前世で共に闘った仲間ということにします。勇者様、ようやくお会いできました。ずっと探しておりました。私をお嫁にしなさ……」
いま「じゃあ」って言ったよね。なんか電波な理由でねじ伏せようとしてるよね。
「衛様衛様衛様衛様衛様衛様衛様衛様………」
結局彼女の執拗なお願い(ある意味拷問じみた)により、僕はひとつ年下の美少女から慕われ……というより隷属的に「衛様」と呼ばれて傅かれている(付きまとわれている)。
なんでもいいから野宮ちゃんは僕と一緒に居ようとするらしく、学校の中はもちろんそのほか校外登下校にいたるまで僕にべったりだ。
その度に「衛様、ご主人様、旦那様、王子様、ナイト様」と連呼してくれるおかげで、今では僕の回りにほとんどの人が近づかない。
周りの人は僕が野宮ちゃんに無理矢理様付けを強制させてんだと思ってるだろうケド、断じて違うからね。
まぁ、今僕の回りに人が近づかない原因はもうひとつあるんだけど。決定的なのがね。
「この手紙、野宮ちゃんじゃないよね?」
「わたくしは衛様のお傍にいるだけで満足ですので、こんな手紙書く必要がありません」
「はぁー……」
「ため息なんてついたら、幸せが逃げちゃうよ」
ふにょん。僕の背後から首に腕が回り背中に柔らかな二つの球が押し付けられた。そしてぐいっと、体を密着させられた。
「んごっ」
思いっきり首がしまった。く、くるしいくるしい! ぷっはぁ。
「一緒に帰ろ。衛」
抱きついてきたのは貴船ちゃんだった。貴船ちゃんは抱きついてきた体をくるりと戻し、隣に並ぶと当然のように僕の手に指を絡めるようにして手をつなぐ。
ふるふるとツインテールの髪の毛と可愛く除いたおでこが特徴的な貴船ちゃんは、ブラウスのボタンの上2つを常に外したままの姿からわかるように活動的な女の子で、こんな風に僕に対して積極的なボディランゲージを仕掛けてくるんだ。
ちなみに、今言った周りに人が近づいてこない原因その2がこの貴船冴子ちゃん。
「あら? また手紙?」
「うん、こんな感じ」
「見せて」
……貴船ちゃんは一瞬にして怖い顔になると、すのこの上に散らばった手紙を一枚一枚検分し始める。
まるで、ひよこをオス・メス・死んだのを見分けるひよこ鑑定士のようだ。頭にリボンがついているほうがメスなんだとか。
ひよこで思い出しちゃったのでここでちょっとしたウンチク。ひよこ鑑定士の全国大会では、ひよこのオスメス100匹をいかに速く正確に鑑定できるかという競技があるんだってさ。
で、今のところ最高記録は3分フラットで100%の正確に鑑定。
昭和55年に樹立されたこの記録は今の今まで破られていないんだと。凄いよね。
ちなみに性別の判定は全て解剖によって判断する。最終的には殺しちゃうんかい、ひよこ。
「うん、オッケー」
全てを検分し終えた貴船ちゃんは満足そうに頷くと、まとめたラブレターをぜーんぶ僕に渡した。
「大丈夫、男からの手紙はなかったわ。全部女の子のだから」
「……渡されても困るんだけど」
「何言ってるの。こんなに想われてるんだから、捨てたら承知しないからね。朱美ちゃんも衛がコレ捨てないようにしっかりと見張っててね」
「もしそれが男の子からの手紙だったらどうするの?」
貴船ちゃんの顔に死線が宿る。
「そいつを見つけ出して、二度と手紙なんて書けないような指にしてやるわ」
ぽききと指を鳴らす。そういえば貴船ちゃんの家にはどっかの国の拷問道具で「親指締め具」なる地味にしてチクチクダメージを与えるアイテム(というかアーティファクト)を持っているとかいないとか。
僕はぞぉーっと背中が寒くなる。背中芋虫大行進だ。このオスへの異常なまでの憎しみが僕に向いたらと思うと、まったく怖い怖い。
思えば一ヶ月前の休み時間のことだ……。
ほわほわほわほわ、と、これは回想の音ね。
僕が何も知らずたまたま話しかけられた貴船ちゃんとぺちゃくちゃお喋りに興じていた時のこと。
意外とお互い趣味が合うことに気付いた僕は、やれアトムハートが980円で叩き売りされているのが悔しいとか、超操縦MGの展開が熱すぎるとか、
地球防衛軍もいいけどスプラッターアクションもねとか、そんな隠れ名作ゲームのことについて話していた所に友人の細川くんがやってきたんだ。
「おーい、吉川(僕の苗字)。日本史の教科書貸してくんねぇ?」
細川君はノートをひらひらさせて僕に気楽そうに話す。細川くんは去年の一年同じクラスだった友達で、今でもよく話す。
「うん、忘れたの?」
「おぅ。日本史のアイツの授業、教科書ないときっちぃじゃん。昼に返すからさ」
「そだね。いいよ」
ちょうど、机の中にあった教科書を渡す。それをほいと受け取る。ここまではよかった。ここまでは『貴船ちゃんも我慢できた』。
「ありがとな」
そういって嬉しそうに僕の肩をぽんぽんと叩き、
「そういや、こんど駅前に新しい蕎麦屋できたんだよ。礼に奢るから今日一緒にいか………」
と続けた瞬間。
「衛に触るなこのケダモノォォォォーーーーー!!」
貴船ちゃんは突然僕をその華奢な腕と豊満な胸で守るようにかき抱き、細川くんに向かって大声をあげた!
「え? えっ?」
「ちょ、貴船ちゃん! 背中にあたってる、胸っ! 胸っ!」
「あててんのよっ」
いや、もうそれ打ち切られてるから!
「いやぁ、衛! こんな汚いケダモノに触られて! 汚されちゃったわ! あたしがすぐに消毒してあげる! れろれろれろれろ……」
「ぎゃあああ、くすぐったい! 肩を舐めないで!」
「うふふ……衛の汗のにおいが……衛の味……れろれろれろれろれろ……でもケダモノの手の匂いが染み付いてるせいで少し味が落ちてるわ……衛の価値を落とすなんて、なんてケダモノなの……? あなたは……」
「え? あ? どういう意味だ?」
「ちょ、ちょっとちょっとっ。貴船ちゃん。離して! 離して! 離して! ライブアライブのサントラあげるから!」
「二度と衛に近づくな! 男ども!!」
「ええー……」
「教室に居るお前ら男子も! 衛に二度と近づくな!!」
キシャーーー!!
貴船ちゃんは中学生の頃昔付き合っていた彼氏がつなぎ服の男に突然寝取られ別れるという苦い経験から、「男を誘惑するのは女ではない。むしろ耐性が無い分男のほうが奪われる危険は高い」という独自の見解を打ち立てちゃったのだ。
とまぁ、こんなごたごたがあったおかげで、僕と貴船ちゃんの周りにはだーれも近づかなくなっちゃったわけだ。そりゃ、男の子相手だとしてもあんな剣幕しちゃったら女の子も近づかないっての。
学校内で僕ら二人は『触るな危険カップル』とかなんとか呼ばれていて、それこそ腫れ物のように扱われている。カップルって、別に付き合ってるわけじゃ……。
貴船ちゃんは僕以外の男が異常なまでに大嫌い。それこそ憎み殺したいほどだいっきらい。どれくらい嫌いかと言うと、その後事情を知らない後輩の男の子に話しかけられていたのを見つけた途端、
その男の子に掴みかかり、そのつるりと光るおでこで見事にヘッドバッドを食らわせ失神させてしまうほど。
僕が止めなかったら、そのままアンドレの魂が乗り移った(ように見えた)貴船ちゃんによって男の子はマテラッツィのごとくどさりと崩れ落ちた。(あれ、途中でスポーツが変わったよ?)
ちなみにマテラッツィと違うところは、いつのまにか情報操作により貴船ちゃんが被害者に見えるような状況にされていたことと、男の子が一週間ほど学校へ来なかったのと、
その後男の子の成績がその後生物に関することだけ天才的になり、他の教科の成績はどうしようもなくなったこと。
そのときは数年後にその男の子がプラナリアの研究で総理大臣賞を受賞しアメリカを留学することになるとは、僕は露ほども思っていなかった……。
男の子の説明は置いといて、とにかくそんな女の子。
「貴船さん」
そんな中、野宮ちゃんだけは貴船ちゃんを恐れずに話しかけてくれる。まぁ、本当は恐れるほうがおかしいんだよね。貴船ちゃんは女の子には優しいんだから。
「あら、」
「ええ、今日も衛様に近づく男性はいませんでしたよ」
「ありがとう、あなたが居るおかげで、私も衛のガードがしやすくなるわ」
そして、いつのまにやら同盟を組んでる。野宮ちゃんの頭をよしよしと撫でる貴船ちゃん。まるで姉妹のようだ。
大好きなお兄ちゃんを一生懸命守る間違った姉妹……ううっ、なんか別スレの臭いがしてきたよ。考えるのよそう。
「さて、衛様。今日も一緒に帰りましょう」
と言って、僕の手をとる野宮ちゃん。うん、あれ? なんかおっきなカバン持ってるけど……それなに?
「ついに私のお父上様からお泊りの許可が出ましたので、今日は一日中衛様をおまもりいたします」
「えええ!?」
ぎゅっと握った手、野宮ちゃんは恥ずかしげに頬を染めた顔を僕に近づける。そして囁くような声で、
「今日こそ、本当の契りを交わしましょう……」
うっ。まるで野宮ちゃんの頬の熱が移ったように僕の顔も急速に熱くなっていった。
そんな僕に気付いているのか居ないのかいるのか居ないのか、貴船ちゃんはラブレターを僕のカバンに勝手につめながら僕に聞く。
「ところで、今日お父さん出張―?」
「え、あ、う、うん」
「じゃあ今日ひとり?」
あ、貴船ちゃんの八重歯がきらりと光った。
「うん……」
「よし、じゃあ私も泊まるね」
あ、やっぱり……。
「はじめてですね、一緒にお泊りは」
「そーねー。いろいろと衛について教えてあげるわ」
「楽しみです」
ちょ、僕の意思は?
「デジカメは持ってる? 無かったら寝顔を撮るのに貸すけど」
「大丈夫です。ICレコーダーも持っています」
「下着はいいやつ履いてきた?」
「清純用・オタク向け用・変態用他と数パターン用意してきました。ちなみにいまの下着はごにょごにょ……」
「ふむふむ、なるほど。グッジョブね。さすが衛の下僕ね」
「ふふふふふ……」
「うふふふふ……」
あー、だめだ。もう止めてもだめだ。
仕方が無いなぁ。今日も二人と一緒だ……。
「さ、一緒に行きましょう」
「衛様ぁ」
「……うん、帰ろう……」
僕は二人に手を取られ、そのまま学校を出て行く。両手に華というより、どちらかといえば連行された宇宙人のような気分だった。
家路の途中、いつもはビンビンに背後から感じられるはずの視線が無かったのが気になった。
「問題です、衛様はブリーフ派? トラ……」
「トランクス(主に青)」
「正解」
「では問題。衛のおちんちんはトランクスのどちら側に仕舞われていることが……」
「左(72%)」
「正解」
「二人とも、おんもでそんなクイズやめてよ!」
しかし、僕の目の前で行われる『第80回冴子ちゃん&野宮朱美の全日本衛くんクイズ大賞』を止めるのに必死で、それどころじゃなかったのだった。
その頃、僕の部屋では……。
「……んっ、あぅ、衛くぅん……、はぁ、はぁ、すぅぅはぁぁ……、ううん、あはぁん……」
噂のO,Nさんの影が僕のYシャツ片手に……。
(続く)
サキュバスは書いてて別な方向へ行ってしまってましたので、空いた時間で書いてみました。
ヤンデレをハーレムに組み込むとどうなるかという試みでやってみましたが、これはヤンデレといえるのか…?
ちゃんとエロくしますよ。こんなノリでも。
GJwwwwwww
最後のクイズ大会は八木ときんに君かwwwwww
これは新しいヤンデレ……なのか?
少なくとも貴船さんは新しいヤンデレですね。阿部さんのせいで。
これは・・・
うん・・・
ありだな
GJ
ははぁ、アンタバカですな。(誉め言葉、多分
>>347 ヤンデレとは! 周囲に病的に攻撃的で、ハーレム仲間には親愛を。
こうですか、分かりません!
ただ、このハーレムのやばさが最高だという事は分かるぜ!
>僕のクラスの男達の間じゃあ「ロリクール」とか「」なんとか言われていて、
「」に入る言葉を答えなさい。
↑正解者には、貴船ちゃんの頭突きプレゼント
うまくいけば、留学できるほどの才能に目覚めるかも?
…「プチエリカ様」
…「ツンクール姫」
…「アイスロリ」
…どれもしっくりこない
「タイニーアイス」
「ベビーアイス」
「クールアズアイス」
「姫クール」
>>347 片山吹いたwwwww
続きwktkしてる。
姫クールに一票かな
>>347 GJ!!
ところで、噂のO.Nは何者?部屋に入れるという事は家族か?
手紙の異常な量をみると、O.Nもヤンデレなのか?
ともかく、次の投下を(0゜・∀・)ワクワクテカテカしながら待っていよう。
O.Nなんとなく予想ついたけどいっちゃうとKYなのでいわないぜ
王、長嶋?
ところで、前スレの最後に書いてあった補助スレってどこのことなのかしら?
>364
了解。ありがとー
ツンデレが単語として普及した後、クーデレだのなんだの一杯でてきたけど
結局定着したのってヤンデレだけだったね
定着って、どこでの調査だよw
>>364 だが、まとめサイトに保管された方だと、もう一人増えてるとかがわかりにくいんじゃないか?
まとめサイトの上の方にある、補助掲示板の原文の方を読んだ方がいいとおも。
調査ってわけじゃないけど
ヤンデレは使われてるじゃんw
>>371 トーマス・ベントを知る者来たれ!
……で、エレンとかサラとかモニカとかノーラとかタチアナとかミューズ様とか
ウンディーネとかようせいとかツィーリンとか来るわけですな。
あとレオニード伯爵も自前のハーレム持ってるか。
風が吹くとき
雪だるまは女だと信じている。
きっとハーレムの一員になるべく覚醒イベントが用意されているに違いない
>>370 いや、そんな「俺の回りでは使われてるから」って言われても
まあヤンデレ大全なんて本が一般流通で出てるくらいだからね
高感度変則マダー?
なんか女性が足りないと思ったらカタリナを忘れてるぞ。
トーマス主人公じゃ無理だが気にしない。
バイメイニャン? 誰それ?
全国各地を旅しながら各地の女性を集めていくのもいいね。
GJ!
ヤンデレでもちゃんと楽しめるのがハーレムの奥深さか。
後、ヤンデレ大全は俺も持っているがこれはこれで面白い。
巻末の方にヤンデレ分布図(チャート)があってキャラ作りの参考になるよ。
ヤンデレが好きか嫌いかで聞かれたら好きな方とは言えるけどナタとか包丁とか
ノコギリが出てくるブラッディなヤンデレはお好みじゃなかったり。
やっぱり最後は愛が無いとなー。
クールアズアイスの元ネタ知っている人が意外と多くてビックリ。
そんなにバレバレでしたか……
そういえば、ロマサガ1でもハーレム作ってるやついたなぁ……
とりあえず2で皇帝以外全員女にするのはデフォだよな?
>>381 ゴメン、俺はそれ、ハーレムとかそんなんじゃなく池袋のテンプテーション対策として
やってたw
>>382 実用とハーレムを兼ね備えた素晴らしい作戦ではないか。
>>384 これって毎日5回以上というだけじゃろ?
それはそうとハーレム主ならこんなのは迷信だーとか言ってのけそうだが。
愛があれば、肉体の限界は超えられるよ。
後はドーピングか。
教えてやるぞ、慈愛の心が力になる事を!
そして、人のみが持つ無限の可能性を!
人の限界を越えなければハーレム主になれんよ。
ロマサガ買うか…
>>384 それタイトルの付け方おかしい。
そこで言ってることは「出しすぎると枯渇する」は嘘、体内で生産し続けるものだから
打ち止めは無い。
逆に「使わないと衰える」が生物だから、出さないと機能が劣化する可能性がある。
一日五回以上を続けると、精子の生産が追いつかないので精液が薄くなり、最悪
『出した精液が』種無しになる可能性がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~
という意味じゃないのか?
俺の読み方が間違ってるか?
つまり……
最初の4回、または一番絞りを求めて
ハーレムを構成するおにゃのこたちは必死で殺到しないといけないわけですね?
四回目を取れなかった他はレズで性欲解消か。
ハーレムの安定の為にはレズは必須だし、
性欲解消のレズキャラ一人仕込めばおk。
種がなくなるだけで行為ができなくなるわけではないんだぜ?
だが孕ませスキー的には重要だ
レズ必須とかもうね。まあイイやどうでも。
>>394 強精剤飲んでも種なくなるのかなw
そうならないための少人数ハーレム再考を……
2、3人の女の子を愛でるように精一杯愛してもいいし、二桁以上の女を征服するように愛してもいい。
ハーレムとはそういうものだ。
愛があればいいんだよ。あと了解があれば。
出せる出せないは大した問題じゃない。
「ごめん、もう無理」って言った後、「えー」っていいながらむくれる仕草もいいよね
>>398が良い事言った。
でも文末のシチュでは
「むくれた女の子といちゃついてる内に復活→昇天」
「怒った女の子に責められて勃起→逆襲して絞りだす→昇天」
になるのもお約束だね。
だがそれがいい。
出せなくなって疲れたらレズらせて主を興奮させるのは当然だろjk
その発想は、ここでは敬遠する人も多いから、強く主張するのは自重してくれ。
ようやく前スレ落ちたか
レズ許容すれば、もっと住人増えるのに。
独占ハーレム儲は自重しろ。
いや、ここはそういうスレだろ
昨日からレズレズうるさい奴がいるな
そういうのは各自のスレでやれよ
ここは「独占ハーレム」スレだ
テンプレにはそんなこと書いてないけどね
テンプレに書いてなかったら何してもいいのか?
保管庫においてレズが輪姦やら寝取られと同様にNG要素として扱われてることから察しろよ
ハーレムのレズはご褒美
レズじゃ駄目なんだよ
主を喜ばせるために乳繰り合う程度じゃないと
レズで盛り上がって、主が止めを刺すなら、許す。
レズで盛り上がって、レズだけで終わったら、許しがたい。
レズがNGと言ってる人が勝手なんじゃないのか?
そういう作品だろうとハーレム要素が入ってるか否かで後は各自の読む人の判断だろ。
もちろんレズだけとかだと俺も好みではないがw
じっさいこのスレにレズありのSSてどれくらい投下されてるの?
ふと思ったのだけど、女性のハーレム(つまり、一人の女性に複数の女性が好意を持っている)
のはここ?それとも百合スレ?
>>414 普通にレズ・百合萌え板の管轄だろう、逆なら801板がある。
需要があるならスレ立てたらいい。誘導用にも便利だろう
>>412 そういうこと
レズとか一々NG認定する奴すげぇ迷惑
>>414 それに関してはこのスレの>>1の一行目を読めばいいと思うよ。それでも気づかなければ四行目だ。
でもハーレムの間の横の繋がりにレズは必須じゃね?
貴方がそう思うのは自由です
他の人がそう思わないのも自由です
レズ否定派も肯定派も主張が過ぎるとうざくなりますよ
本当についさっき
別の創作スレでハーレム好き作者が百合好き作者に追放される形でスレ撤退させられてるの見た俺は
この流れにげんなりどころの話じゃない
レズ好きなら百合板にいけばいいじゃない。
別に制限しているわけじゃないしさ。
魚だって清流を好む魚もいればよどんだ水を好む物もいる、同じ川の中でも
川底を好む物もいれば川や池の上層部を好む魚だっているじゃあないか。
相対主義なら価値に絶対はないから、百合を肯定する価値観も否定する価値観
も同等であるとか言うのかもしれないがそんな議論は自分のWEBページでやれ
とは思うけどな。
それはそうとヤンデレハーレムの続きは読みたい。
実際にそういう作品が投下されたのならともかくお前らときたら……
スレを開くときの俺のwktkを返せwwww
古い話だが昔ワンダースワンていう携帯ゲーム機があってそのゲーム機
に対応しているRPGで「Riviera 〜約束の地リヴィエラ〜」ていうのがあった
んだがこれに出てくる登場人物で主人公と相方(男)を除いた仲間全員が
女性というハーレムPTだったわけ。
仲間の沐浴シーンもあったりで中々に挑戦的な作品だった覚えがあるわ。
古い話、とは言うがGBAやPSPに何回も移植されてるから結構知ってる人はいるんじゃないかな。
まぁハーレムエンドがないからハーレムスレ的には不満が残るんじゃないかと思うがw
すまないが教えて欲しいんだけど
主人公が雑草だったか花だったかの名前で高校生。
そしてヒロイン達と自分の親と一緒に実家暮らしだったかな?
んでヒロイン達の名前は数字関係だったと思うんだけど
読み直そうとしたんだけどタイトルが思い出せないんだorz
誰か教えて下さい・・・
実用本位
もうこれだけで分かるよね
主人公に「俺のを入れてもらいたかったらお前等でイカせ合って
最後までイカなかったやつに入れてやるよ」とか言って
ヒロイン達が互いをイカせまくる、しかし主人公は「まだまだ」と言って
なかなか入れさせてくれずヒロイン達悶える、こんなレズは好きですね
主人公が策略したという前提ならレイプも輪姦も平気な俺は
独占欲もあるが支配欲が強いんだなぁと我ながら思う
まぁ一番好きなのはラブラブハーレムだけど
レズ或いは両刀がレズるのと
その性癖がないものに命令してレズらせるのは
多分かなり違う
後者なら主の枠内に止まるけど
前者だと当人が乗り気になりすぎる
挙句に主と同じくらい良いとか
主よりもとかなってくる可能性もあゆ
>>425 そこをハーレムエンドにしてしまうのがこのスレ
>>431 レズがレズるのはレズにとっては自然すぎて、
命令にも罰にもならんからな。
TDNにホモセックスしろと言ったらアッー!なのと同じで。
ハーレム主がそのうち一人を相手にしている最中の
その他のおにゃのこ同士のレズなら別にかまわん
というかハーレム構成員の一人がレズ属性で他の女の子を落としてハーレムに加えるってのもあり
本当の意味で余計なお世話だなそいつは
>>433 そうそう
レズ性癖がレズするのは
極端な話違う男が女とヤってるようにしか見えないんだよね
主放置して楽しみすぎ
手付かずで拉致って謙譲して来るならまだしも
食った後謙譲されてもお殿様は喜ばんぞなもし
手段としてのレズはOKで、目的としてのレズはNGってことだな
女の子A「(主人公)がいない時、いつも2人でしてるもんねー」
女の子B「ねー」
主人公「何ィ!?俺様のいないところでけしからん、おしおきだ!!」
みたいのならいいと思うんだけど、実際に2人でしてるシーンに焦点合わされて描写され
るとアレ?って思うね
たまに話題にでるけれど、このテのことは考え方も人それぞれですね。
個人的には、トップがご主人様であれば、あとはある程度は……
といった感じ。
俺も>440と同意見
ハーレムの主が相手しきれずに溢れてしまった女の子達同士が何をやって楽しもうが自由
ただしハーレムの女の子達の心は、全員主に向かっているのが条件
レズの娘にしても
一番好きなのが主で、唯一の男性経験が主
一番に主としたいけど、無理な場合は他の女の子に手を出している
とかならむしろ萌えるかな
極端な話、レズ集団のトップが男の主で、全員が男主ありき、男主大好きって状態は大好物です
スレ的には、投下する際に注意事項として「レズあり」とか表記していればOK?
まだ投下したこと無いけど今後の参考のために確認させてくれ
他の女の子に手を出すな
鳩氏のサイトが更新されてた。
>>443 いつの話してるんだ。先週(更新再開にいたっては2週間前)だぞ。
……期待して見にいっちまったじゃねえか
レズキャラ議論は、ハーレム員数で分かれてるのでは
少人数意識だと、寝とられっぽくて認められない
多人数意識だと、手が出せない分容認って感じで
話をぶった切るけど、
シティハンターハーレムというのはどうだろうか?
特殊な職業?のキャラが多いので、通い妻状態になる
だろうけど。
久々に原作を全巻読みしたので、ふと思ったんだが。
冴羽さんはプレイボーイでイケメンなのにもてないから萌えるんじゃないか
そういや、色んな女を求めつつ、実は愛し愛されつつ、という憧れへの原体験は
シティハンターのりょうさんだった気がする
ハーレムプレイ中に、あぶれた女の子二人が興味本位のレズプレイ。
そしてしばらく、わりと盛り上がってきた二人の所にハーレム主が参加。
「その行為をレズプレイとみなし、武力介入するッ!」
狙い撃つぜ、とばかりに襲い掛かる男に対して、
待ってました!と喜んで迎え入れる女の子は、
このスレで好かれる女の子。
割り込んできた男に対して、
「・・・はぁ、」とか、「ちぇっ!」とか「あ〜あ、もう」とか、男を煩わしく思うような雰囲気をかもす女の子は、
このスレでは嫌われる女の子。
ゴメン、リロってなかったから話題を引きずっちまった。
ところでゼロの保管庫のバレット氏のハーレムって紹介された?
多分まだかな。
そう言えば゛せんたいさん゛のシリーズもハーレム作品っぽいよね
>>453 せんたいさんので複数プレイだったらタバサの続き物かな?
紹介されてないならしちゃおうw
作者は書いてある通りバレット氏で無能王がサイトを召喚したことによりはっちゃけ
そのおかげで弟は生存しております。
メンバーはタバサ、イザベラ(ドM)に超乳エルフ(原作より大きいらしい)
あと教皇とその使い魔(レズっぽい描写がすこしだけ有り。まぁその後隷属するけど)
シエスタにフラグがたっておりルイズはいまだ登場無し
サイトがドSなのでS好きな俺にとっちゃクリティカル。
>>448 厳密にいうと、モテモテだけど何かと縁がない、
或いは自分から縁を切っちゃうだけ。
後半は香が理由で女と縁はなくなったけど、
ありゃまさに少年誌的な方面だったなぁ。
一度どこかの皇族のハーレム屋敷そのまま譲り受けて、
全員を満足させて腰痛めながら帰還して冴子に迫る回があったなw
最近はハーレム好きどこに行っても肩身が狭い。
レズプレイでいかさないよう散々じらし最後はご主人様の肉棒でいかせてもらうようなプレイはどうだろう?
「ひぎぃぃぃぃ!?いっちゃってるの!言っちゃってるのがとまらないのにそんなにずんずんしたら壊れちゃううううううう!!!」
的ハーレムはどうよ?
レズの女を犯しまくり、男という存在を細胞の隅々にまで教え込んで完全に主の所有物とし、
もう主無しでは生きていけないような状態にさせる。他の女としていてもその女を主に惚れさせるように仕向けるようにさせる。
それがオレのジャスティス。
主人公が容認していればレズプレイだろうが関係ないな
むしろレズらせることに興奮するぜ、NTRとかじゃなくてね
むしろハーレムだからこそできる芸当だと思ってるなw
>>459 レズ調教ってのはまた趣旨違うんじゃ?まぁ好きだけど
>>460 や、ハーレム入りさせる課程を言ったのさ。
レズ女以外にも女を囲っているのは当然であり当たり前だ。
やはり何か他にすがるものがある女を自分のものにする、それが男の夢だよな
レズだとか許婚だとか信仰とか。
寝取りスレでやれ
おまいらいつまでレズ論議してんだ
デビル17かとおもた
デビル17は上、中を出して下を出さないままずっと放置だからもう諦めたw
レズ談義もういいだろ?
それより理想のハーレム構成メンバーについて語ろうぜ。
俺は迷うが、一人五・六才年上のお姉ちゃんキャラは不可欠だな。
おっとり型もよし、お色気型もよし。
「…そんなに○○がいいなんて…知らない!!」
みたいにたまに軽い焼きもちがあれば……
三日は戦えるよ。
やはり勇者(♂)、武闘家、僧侶、魔法使いあたりで。
女が3人では心もとないが、姫君とか酒場のお姉さんとかパーティ外も含めて。
戦士 姐御肌 ノアニールの街で他の2人が寝てる内にロマンチック破瓜
僧侶 潔癖症 きえさり草で部屋を覗きに行くと勇者でオナニーしてる現場目撃。
効果が切れてそのまま破瓜
魔法使い ツンデレ サマンオサ攻略後お祝いの時、変化の杖で勇者の気持ちを探ろうとして
変身が解けて結ばれる破瓜
アッサラームのパフパフ娘 詐欺行為に怒り親父が見ている前で屈辱破瓜
イシスの女王 寝室に忍び込んで侍女ともども陵辱破瓜
エルフの隠れ里 生意気なエルフ共を陵辱破瓜
海賊の家 生意気な女海賊を子分の見ている前で屈辱破瓜
エジンベア 小生意気な王女を地下に連れ出し大人にしてやる
ジパング オロチ退治の報酬にヒミコ陵辱破瓜
バハラタ 人質をカンダタに変装してレイプ破瓜
商人の町 女商人処女奪って肉奴隷化
スー 彼氏が馬になっている状態で女をレイプ破瓜
レイアムランド 待っていた双子を3P破瓜
ルビスの塔 パワーアップのためルビスと結ばれるせいなるまもり破瓜
>>469 ほぼレイプばっかじゃねーかww
まぁへたれエロ勇者がやったら全部性奴化するけどなw
ところで既に閉鎖したHPってやっぱ紹介しちゃまずいよね?
>>469 ですよねーwwwwwwwwwwwwwww
>>470 あの作家は存在自体が某作家のパロディなので、
連載作をほったらかすのもまた芸のウチなんだな。
双子と家政婦のかたを付けてくれれば文句は言わないんだが
双子だよなあ。マジ双子本体だよ。
あんだけの素材が放置とか惜しすぎる
>>469 それスーじゃないからwww
そして、御大自身も冴香、ユーリア、初子というハーレムものの続きが中断している……
以前読んだ作品で、タイトルも作者も見つけられなかったので知ってる人がいれば教えて下さい。
現代の中年男が異世界へ飛ばされ、行き着いた先の王国で現代知識を活用し功績を上げる。
それを認められ地方の領地の領主として赴くが、前領主が盗賊と結託して領民から搾取していた。
それに怒った主人公と従者が盗賊を一掃。領地の治安回復、発展を遂げる。
こんな流れだったと思いますが、半年以上前に読んだので記憶があやふやです。
リンク集も目を通したんですが見つけられませんでした。
どなたかよろしくお願いします。
RPGと言えば、ルドラ辺りは四千年毎の支配種族交代と「救世主」設定をうまく使えばハーレムに出来るよなぁとか考えた事があるw
四千年目の破滅から世界を救うべく、様々な思惑から救世主(ハーレム主)の基に集まる各種族の娘みたいなノリで。
各種族の娘と心を通わせると同時に力にも目覚めていくみたいな、少年漫画ノリのハレム展開だった。
主に気力・体力・構成力の問題でアイデア止まりでしたがw
>477
MooLichさんとこの投稿作の「イシュティ公爵記」じゃないかな?
>>427 聞いた人間じゃないけど、ありがとう!
結構面白かったYO!
しかし、更新履歴みてがっかり・・・更新されそうにねーなー。
微妙にシャイターンの続きが見たい。
>>479 おお、これです!
Moolichさんの所だったんですか。完全に見逃してました。
ありがとうございます!
てか、ここ何回も確認してたのに…俺の目は腐ってるなorz
>>780俺はさぶらいが読みたいよ。
一年、か。もう更新はないのかな・・・・・・。
へたれエロ勇者って、センヴィーとルーを攻略した所で止まってるんですか?
保管庫だとそこまでしかないのですが…
>>484 止まってる
作者は行方知れず
サイトも無し
もう春休みかぁ
というか、今日はむしろ有給とって4連休にしてる奴多そうだな。朝の交通量も少なかったし。
連休から連想したが、ハーレムでの旅行と言えば、やはり温泉が定番だろうけど、
他にいいシチュないかな。ただわいわい楽しむだけなら、ただのカラオケでもハーレムだと楽しそうだ
キャンピングカーでひたすらやり続けながら移動
貸し切りビーチリゾートでビーチバレー大会。勝てばご褒美に水着を買ってもらえる
>>490 何を異なことを。当然であると申しておる。
へたれエロ勇者の再臨を願うスレはここですか?
ハーレムでも楽しめるレジャー(スポーツ)は他にないか?
スキー・・・は無理か、大人数限定だが野球とかソフトボールもありだな。
5,6人程度なら3on3バスケットボールも出来るか。
>>493 >大人数限定だが野球とかソフトボールもありだな。
9人ハーレム同士が対決するんですね!!
496 :
名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 19:01:52 ID:hdmHuEoB
ラグビーお勧め。
相撲
レスリング
>>497 相撲は1対1だろうが。
行司、勝負審判、控えの力士、呼出、横綱土俵入りの露払い太刀持ち、結びの一番の後の弓取りまで参加するなら、立派なハーレムだが。
通常の競技姿が裸に近いスポーツ(相撲やビーチバレーなど)じゃなくて
本来は露出度が少ない姿でやるはずなのにハーレム用に裸でやっちゃう
っていうシチュエーションの方が萌える
>>500 アルペンスキーとか距離スキーとかスノーボードとかエベレスト登頂とか南極横断とか。
>>501 凍えて死ねと申すか
素肌で暖め合うとか通じない世界DEATH
スキージャンプペア
もしくは
スキージャンプ団体
アメフト
剣道(団体戦)
100年前、世界を恐怖と混沌に陥れた大魔王がいました。
世界中が絶望する中、立ち上がった者達がいます、彼等は勇者と呼ばれ
果敢にも大魔王へと立ち向かいました。
そして彼等は大魔王を討ち滅ぼし伝説となりました。
現在、大魔王の脅威もなくなり、平和な日々を送っていた人々。
しかし、その平和は大魔王の子孫により打ち崩されます。
そこに立ち上がったのが勇者達の子孫でした。
勇者の子孫は過去勇者と共に戦った仲間の子孫を探しました。
剣士の子孫は勝ち気ながら優しい女騎士でした。
魔法使いの子孫は魔女とも呼ばれる女賢者でした。
僧侶の子孫は全てを包み込むような微笑みを持つシスターでした。
武闘家の子孫は世界をまたに駆ける実力の双子姉妹でした。
勇者の子孫は使い魔のメイドと共に仲間を集め、新たな大魔王の元に旅立ちます。
>>505 100年前、世界を恐怖と混沌に陥れた大魔王がいました。
世界中が絶望する中、立ち上がった者達がいます、彼等は勇者と呼ばれ果敢にも大魔王へと立ち向かいました。
そして彼等は大魔王を討ち滅ぼし伝説となりました。
現在、大魔王の脅威もなくなり、平和な日々を送っていた人々。
しかし、その平和は大魔王の子孫により打ち崩されます。
大魔王の子孫は過去勇者と戦った仲間の子孫を探しました。
暗黒剣士の子孫はS気たっぷりながらデレるとかわいい女魔剣使いでした。
妖術師の子孫は黒ミサでズーレーしまくってる魔女でした。
闇司祭の子孫は魔王に言い寄る男を全てホモだと断じるようなヤンデレでした。
獣人の子孫は森の闇を支配する実力のケモ耳娘集団(何故か女の子しか居ないので人間から借精する)でした。
大魔王の子孫は使い魔のメイドと共に仲間を集め、
先祖の出来なかった夢、「全世界が俺のハーレム計画」のために旅立ちます。
これぐらいアホっぽい方が好みかな。
で勇者か大魔王の子孫のどっちかが「男として育てられた僕っ娘」なんだろ?
で、ハーレムが完成してめでたしめでたし。
というかそれ以外は認めん。
ハーレム主同士が戦うって、鬼畜SSの超能力者同士が戦うって展開並みにつまらん。
それにそうでなくても幾つかペケな要素があるからどちらにせよオレには無理だな。
できれば個人競技のほうがよくない?
毎回毎回一位を犯してる間に次の一位が決まって…
のほうがいっぱいやれそう
>>506 >闇司祭の子孫は魔王に言い寄る男を全てホモだと断じるようなヤンデレでした。
言い寄ってんならホモって言って正解なんじゃねーかなと思って多分近寄ると間違えたんだろーなと思い直した。
投下するね
ただエロいだけの、過ぎ行くハーレムな日々
注意として、主人公が山田風太郎作品にでてくる妖怪じみたオッサンくさいけど、全部ギャグだと思ってね。文体も
寄人(よりひと):主人公。残念ながらちんこ以外に能がない。
弓誤(ゆみご):姫君。まだ処女であらせられる。
鼠鳴(ねずなき):忍び。その性の秘術は男(主人公のみ)を狂わすといふ。
紅無(いろなし):正妻。年上でありながらにゃんにゃんするときは甘えん坊であらせられる。
「若様、そんなに奥まで覗かれては……」
「動くな弓誤(ゆみご)、陰になる」
蝋燭の灯火がなまめく白い肌を照らしだす。すずしげな夜の大気とは対照的に、部屋の中は異常なまでに蒸して、少女の身体に汗の雫をしたたらせていた。
「若様……ゆみは…ぁ…ゆみは…ぅぅ…」
切なげに慈悲を求める声は、すぐさま滝の音にかき消される。ピンと伸ばされた足の指がタタミを掻き、ジリジリとはぜるイグサの隙間に、透明な蜜の飛沫が浸透する。
指が
男の肉を知らぬ粘膜を分け入っていく。歯の奥のかゆみに、弓誤はたまらず涙をこぼした。
その屋敷は一人の青年のために立てられていた。
表向きは神仏を祭りたてる寺院。わざわざ深い渓谷の、直角に近い岸壁に打ち込むように建てられているのは、迷い込んだ人間さえも拒むためだ。
最も、周囲を囲む広大な山々は、神域であるとして立ち入ることを禁じられている。許可なく足を踏み入れた者は理由のいかんを問わず斬首とすると厳しく諌められているのだから、追っ手を怖れる犯罪者でもない限り、屋敷に近づくことすらままならぬのだ。
「若様…よろしいですか…?」
背後からかけられた声に、寄人(よりひと)は弓誤を嬲る指を止めた。
「なんだ鼠鳴(ねずなき)、今忙しい」
「もうしわけございません…ただその…一応の報告を、と思いましたので」
障子の向こうの人影が、不機嫌な主の声にわずかにたじろぐ。今夜は月夜か、寄人は思った。
「まあいい、どうせならお前もこっちにこい。お前の髪のにおいが嗅ぎたい」
「は…」
現れた少女は、いかにも己を殺すことに長けた、陰に生きる住人といった風貌だった。背が高い。鍛えられた肉体は、動きを疎外しない程度にわずかな脂肪が覆っていて、優れた彫刻がもつ威圧感を備えていた。
少女は部屋の中に充満した熱気と体臭に、わずかに眉を寄せる。もう丸一日、彼女の主はこの部屋にこもりきっているのだ。
まだ男を知らぬ乙女の肉を、右手と舌だけで舐りまわす。かつては彼女も経験したことだった。
「侵入者を一人…捕らえました…」
「フン、それがどうした。お前は厠の度にワシに報告しにくるのか」
寄人はまるで当然といった風に鼠鳴の腰を引寄せ、たもとからこぼれる乳房の先端を口に含む。少女の身体はすぐに熱を帯び、主を受け入れる準備を整える。念入りな”躾”の結果だった。
寄人がいつ何時劣情をもよおそうと、彼女はそれに応えることができる。そして彼女は、常にそれを望んでいた。
「それがその…寄人様。賊は女性でしたので……」
「おお、そうかそうか、それを早くいえ。あとでいただいておくとしよう」
ぶくぶくと膨れた肉物が、少女の膣に飲み込まれていく。後ろから強引に。しかし悲鳴をあげたのは、傍で見ていた弓誤だった。
「若様…かようなご行為を見せつけられては…、ゆみは…ゆみは切のうございます……お慈悲を……どうか……」
「だめじゃ、手は後ろで組んだままにしておれ。決して己で慰めるなよ」
乱暴に振られる腰が、鼠鳴の膣を犯していく。何度も何度も何度も。
一体どれほどの年月、こうした交わりを繰返してきたのだろうか。驚くべきことに、幾度の交わりを経ても、彼女の膣は鈍化することがなく、むしろ童子のように退化して、針のように鋭敏な神経を研ぎ澄ませていた。
それは寄人の妖怪じみた性術と、秘伝の膏薬の成せる業。鼠鳴からしてみれば、このような悪魔の蜜は、味あわせぬのが慈悲だといえた。
見よ!いかな魔界の幻術にも踊らされぬ彼女の身体が、寄人の魔羅の前では酢ダコのように己を失っているではないか。
「……んっ…!!…は…、…ぁ………ぁ…っ!!!ッあはぅ…!!!」
「なんじゃやけに乱れおって。弓誤を意識しておるのか?」
「…ぁ……くっ………わか……様…ぁ…」
縦横無尽に膣道をのた打ち回る肉物。一度この巨大な魔羅を押付けられると、忍道を究めたものでも逃れる術がない。絶え間なくあらゆる肉の襞が広げられ、こすられ、満たされる。それらは、彼女の脳が窒息するのを見極めるように、限界の一歩手前で引いていくのだ。
「わ…わか…ぁぅぅ……わか…様…ぁぁ…」
寄人が膣内で達するたびに、鼠鳴の心中をいいようのない幸福が満たしていく。骨の器の内側から、脳髄がとろけて溢れでていく。ほどなく
「ぁっ…ぁ…ァッ……、ん…ンンッ!!」
少女の身体が内側からふるえ、痺れが、彼女の力の全てを奪っていった。膣が、肉の茎を搾るように蠕動を繰返す。わずかな時間で、これほどのオルガスムを迎える人間がどこにあろうか。
少女は、肉物が抜かれた後もなお、精子を膣に留めようと、下腹に力を込めぬようたわんだ意識の中で気を配る。どれほど多量の淫水であっても、あまさず膣に蓄えることができて、初めて寄人の従者が務まるのだ。
「なんじゃ弓誤、お主も達したのか」
見れば、腑抜けているのは鼠鳴だけではない。尻の下のシーツを汗でぐっしょりと濡らして、タタミには、黒々とした小水の染みが広がっている。いいつけに背いて手技を用いたわけではない、ただ主を思い、筋肉の収縮を繰返すことで達したのだ。
無垢なるがゆえにたどり着ける、自涜の極地。
「わ…若様……、ごめんなさい…ゆみは…はしたのうございます…」
その汗を纏った姿態といったらどうだろう。まるで男を喜ばせるためだけに柔らかく育ったとでもいうように、むしゃぶりつきたくなるような肉をしている。
心底、淫らな己を恥じるように顔をそむける様は、なんと男の嗜虐心をそそることか。
「すまぬな弓誤よ、それほどまでにワシの魔羅を咥えたいのか」
ついに弓誤は、あまりの羞恥に禁を破り、自身の顔を両の手で覆ってしまった。寄人は咎める素振りも見せず、ゆっくりとその手を解いていく。
「泣き顔が美しい自分を怨め弓誤。さあどうだ、欲しいのか」
「お怨み申します若様……そのようなこと…口にだして申さずともわたくしめは……ただただ若様と繋がることのみを夢に見、それだけを糧に生き延びておりますのに……」
弓誤は今は亡き大名家の姫君である。
お家が取り潰しになった時、この世の辛酸の全てを嘗め尽くしたと思っていた。だがそれは、この世の深みを知らぬ処女の浅知恵。今なら……彼女は痛いほど理解できた。
地べたに這いずることを強要された時でさえ、これほど感情がかき乱されたことはない。男に抱かれたいという一心で、これほど心が狂えるのか。こんなことで狂えること自体、狂人の成れの果てだ。
「ひゃぅ…!…ぁ、や…わ、若様…!?」
不意に
寄人が挿入を開始した。
弓誤の白い尻を、たなごころで押し潰しながら、先を急ぐように亀頭の先端を進ませる。その交合は無様で、普段の寄人を知る者が見たら眼を疑うであろう。これではまるで、ようやく雌鳥にありついたニワトリである。
「ぬぅぅ…寄人一生の不覚じゃ。ワシの計画ではあと二月はお主をいぢめていぢめて、めろんめろんのへっろんへろんにするつもりであったのじゃが…おっふぅぅ」
「若様…!!ぁ…わか…わか様ぁあ!!!」
肉の裂ける痛みなど問題ではなかった。
真新しい粘膜がはがれ、剥きだしになった神経が肉のばちで磨り潰される。その度ごとに、愉悦が、奇跡のように後から後から溢れてくるのだ。
弓誤は泣いていた。先刻のように、苦しみの末に搾り取られる涙ではない、それらはすべからく、喜びの結晶であった。
かつてこれほどまで、世界が光に満ちたことがあったであろうか!
「あっ…!…あっん、ぁ、ぁぁっ!!!ん!んっ!んん!……わかさま!!若様若様若様!!!!ゆみは…ゆみは…ぁ!!はっあぅぅぅ!!!んぁ!やっ…やぁ……!!!ッ!ッン――――――っ!!!んぁあ!!!!」
肉の継目から、白く濁った汁が湧き水のように溢れかえる。腰が振られるたびに、弓誤のやわらかい尻の谷間が、溶かした和紙で固めたように埋まっていく。
居住まいを正し、傍に控える鼠鳴にはそれが歯がゆかった。
自分なら、あれら全てを呑みこんでみせる。寄人が許すなら、尻穴から直接直腸に注ぎ込んで、その栄養だけで十月は過ごしてみせる。
だが彼女はいいだせない。彼女はあくまで陰。寄人が望む以上のことを哀願する権利など、彼女にはないのだ。
「何をしておる鼠鳴よ、お主もこっちにこい」
「…あ。…ぎ…御意に」
「よいか、これからワシの胤は全部お主の尻穴に注ぐと知れ。お主はその栄養だけで十月を過ごすのだ。どうだ酷いだろう」
「あ…そ、そんな……若様…」
人はあまりにも感情が高ぶると笑うのだという。
この日鼠鳴は、既に殺したと思っていた感情に、夜が明けるまで苦しめられた。
○
渓谷中を朝霧が充満し、屋敷はさながら雲の上にあるようだった。
朝。
冷たい廊下を、素足の寄人が歩いてゆく。近くによってみれば、鼻が曲がるような女のにおいに気づくだろう、髪の毛の先まで、水を浴びたように愛液を被っていた。
「あの娘がお気に入りですのね、寄人」
角を曲がったところに、待構えるように一人の女性が立っていた。名を紅無(いろなし)、寄人の正妻にして、生まれた時からの教育係である。
年の差は7。傍目にみれば年若く麗らかであることを万人が認めるところであるのに、この屋敷においては最年長であることが彼女のプライドをいたく傷つけている。
「いやらしい人。そんなに若い娘の肌がお好き?」
「なんじゃ嫉妬か見苦しい。この世にお前以上にワシに抱かれた女はいなかろうに」
伸ばした腕を、するりと抜けるように身をかわす紅無。寄人は向きになってそれを追い、柱の陰に追い詰める。
「そしてこれからもお前以上に肌を合わせる女はいなかろうて、すねるな」
「イヤ、あの娘の蜜など洗い落としてくださいまし」
あわせようとしたくちびるを、プイッとばかりに背けて避ける。寄人は構わず、白い寝着の間に手を差し入れ、股を割ってふとももを摺り寄せた。
紅無が弓誤を嫌っていないことなど、百も承知なのだ。所詮はポーズ、要するに構って欲しいからこういう態度をとる。なんとなれば、死にかけだった弓誤を拾ってきたのは他でもない彼女なのだから。
「お主の蜜で上塗りしておくれ。お主は水気が多いからの、2人を足しても釣りがくる」
「んっ…、イヤ、その手には乗りませぬ…」
「本当か?本当に嫌なのんか?」
「……こ、ここでは風邪をひきまする…湯屋へ…あん!」
側女が2人、そそくさと顔を合わせぬよう通り過ぎた。まーたやってんのか、その顔はいずれもそういいたげで、事実、飽きもせずに毎日欠かさず寄人の身体を求めるのは、紅無をして他になかった。
○
「寄人ぉ…はやく…はやく…しよ」
もはや待ちきれずといった態であった。
脱衣所の戸を閉めるか閉めないか、元々はだけた寝着を申し訳程度に引っ掛けえていただけなのに、それを脱ぎやることも我慢ならぬ。
寄人が制する間もなく、紅無はノドの奥まで性器を飲み込んでしまった。
「こ…これ、蜜くさいと申しておったのはどこの誰じゃ…」
「んふ…ぁ、だーめ、いつも誰かの蜜が絡み付いてるのが寄人のち○こなのぉ…」
紅無のだ液は、興奮すると常人では及びもつかないほど粘度が増す。幼少の頃、たわいもない遊びでその長さを競った姿がまぶたの裏に焼きついているが、あの時の特技が、こんな形で2人の人生に介入するなど、誰が想像しただろうか。
どれほど搾りつくされた後でも、彼女のだ液がねっとりと亀頭の首に絡みつくと、意思に反して肉物が反り返るのである。それに舌と口肉が加われば、これはもう悪魔の痰壷であるというほかはない。
彼女の口腔が世に放たれれば、いかなる男子も職を捨て、堕落の果てにその身を滅ぼすであろう。
「ん…んふ…。ん、だひて…ん、寄人のしろいの…ちょうだい…ん、んぶ」
肉ごととろけて吸いだされるのではあるまいか、既に彼女のだ液をたらふくまぶした指が、寄人の尻穴を舌で舐るように撫でまわしている。性道を駆け抜ける胤は、駿馬の如くであった。
「んぅ!!ん、んぷ…んく、んっ!!んぐ」
喜んでノドを鳴らしながら、抑えきれぬといった顔で愉悦に歪む。淫乱症が原因で娼婦になる者など、妄念の内にしか存在すまい、ありえるなら彼女が最初で、そしてそれは寄人と2人きりの時にい限る。
「寄人ぉ…おっぱいつねってぇ…」
先刻とはうって変わって、砂糖で溶けた舌ででもしゃべっているのか、これ以上なく甘ったるい猫なで声。寄人の前でのみさらけだされる彼女の本性は、それだけに純粋で、遠慮がない。
わずかでも拒む素振りを見せれば泣きだしてしまうだろう、彼女の中には、初めて寄人と出会った頃から、大して育ってもいないままの彼女がいるのだ。
「寄人…おしっこでそう…」
「こ、こらいろ姉…!あっちじゃ、湯殿まで待たぬか…!!!」
「あ、だめ…やだぁ…」
いい大人のすることではない。
両の手でそそを抑えながら、パタパタと小水をこぼして走るその背。寄人は思わず、少年の頃の自分に戻っていた。彼女の”癖”は、その頃からなんら変わってはいない。
寄人の背を流しながら、一方でまたぐらから小水を垂らす。そんなものを見せられながら育って、色事以外のどんな教養が身につくものか、おかげで今は立派な落伍者である。
「やぁ…ん、寄人ぉ…」
「いろ姉が悪いんじゃ!いろ姉がおらなんだらワシは…ワシは……」
かがみながら、無防備に股を洗う紅無の背後を強引に襲う。
わずかに冷えた肌を、すぐに熱気が取って代わり、体温で膨張した女のにおいが、寄人の鼻腔を塞いで止める。
「んっ…ぁぁ…寄人…よりひとぉ…焦らないで…ぁん」
乱暴に尻をぶたれながら、心中では悠々と、寄人の猛りが鎮まるのを待つ。紅無は十分にわきまえていた。
まずをもって己の身体をむさぼる寄人が愛おしい、彼女の心はその事実に至るに、存分な満足を得ることができるのだが、この雄剛はそんな慈悲に甘んじる男ではない。
一通りの射精が済めば、次は執念深い脂ぎったやり方で、紅無が悲鳴をあげるまで性戯の限りを彼女に施すのだ。想像すると大変なことになるから、彼女はいつも、月帯を締めろと側女の者にうるさくいわれていた。
「い…いろ姉!わしゃーもー!!わしゃーもう!!!!」
「あっ…ぁ!!…でてる…寄人の…いっぱいでてる…ぁぁ」
寄人は巨大な魔羅の、亀頭だけを膣に没入させ、ただただ淫を送るためだけに、茎部分をしごきあげる。
そんなことをしなくとも、物憂げにすぼんだり広がったりする紅無の膣口は、身を任せていればそれだけで精を引っこ抜くような、底知れぬ魔性を潜めていたのだが
「ぬぅぅ…足りん、足りんのじゃぁぁああ!!!!」
「ああっぁん!!寄人、寄人ぉ!!!」
……。
そんなこんなで
一生続く
ここまでー
おつです!
いつもながらいい仕事するよなぁ、、、
相変わらずエロたまらんな。
GJであります。
GJ!本当にエロいなあ
GJ! ナイスハーレム!
書いてみた、エロ薄で短いですが
『お姉さん達の憂鬱』
俺には姉が二人と妹が二人います、父親の再婚相手の連れ子。
母さんが死んで5年ぐらい経った頃突然連れてきて正直戸惑った。
父さんは仕事で偉い立場の人らしくて滅多に帰れなく
それを申し訳なく思ったのかもしれない。
優菜姉さんは高三で俺の二つ上、優しくて可愛くておっぱいが大きい。
和美姉さんは高二で俺の一つ上、普段は素っ気ない
態度というかクールだけど暇があると俺に抱きついてくる。
明日香は俺と同い年、口うるさいけどそれは心配性だからで
寂しがり屋で甘えん坊な一面が可愛い。
京香は中一で俺の三つ下、風呂を一緒に入りたがったり
一緒に布団で寝たがってくる、俺は気にしないけど
姉さん達は嫌らしい。 義母さんは40過ぎとは思えない若々しさ、この間大学生に間違われた
とか嬉しそうに話してた。
俺はそんな五人と関係を持ってしまった、みんな俺が襲われた形だったけど。
だけど俺も思春期真っ盛りでやっていいなら
歯止めは利かない、みんな喜ぶけど良いのだろうか?。
たまにみんなで俺の取り合いになる、だけど勝つのは決まってる。
「一君、お姉ちゃんとしよ・・・?」
「優姉さん・・・」
優菜姉さん、普段は優姉さんって呼ぶ。
優姉さんはその大きな胸を俺の顔を埋めさせる。
「気持ち良い・・・?」
気持ち良い、そのまま胸を鷲掴みしたくなる。
「ダメよ姉さん、一馬は私とするの」
「ふぁっ・・・和美姉」
和美姉さん、普段は和美姉って呼ぶ。
和美姉は優姉さんから俺を引き離すと背中から抱き締める。
「あー、和美ちゃんひどいっ」
「優姉さんこそおっぱいで誘惑なんて卑怯」
そのまま和美姉の美乳と優姉さんの巨乳にサンドイッチされる。
「へっへー、一馬のおち○ちん一番乗り〜」
気が付くと俺のソレに明日香が顔を近づけていた。
「ちょっとぉ、明日香ちゃんダメよ!」
「明日香、一馬のを離しなさい」
「ひぃ〜ひゃ!」
い〜や、とでも言っているのだろうか、それよりも
この状況は色々とマズい、すぐ出てしまいそうだ。
「あらあら〜、みんなやってるわね〜」
義母さんも登場、もう俺は姉さん達で埋め尽くされてますよ。
「えいっ・・・んむっ、うんっ・・・ふゅちゅっ・・」
横から顔を覗かせたと思ったら顔を捕まれキスをされた。
「お母さん・・・!」
「母さん!」
「おきゃぁはんっ!」
くわえたまま叫ばないでくれ明日香。
「ふっふっふ」
そんな中、不適な笑い声に4人がビクリと体を震わす。
「お母さん、お姉ちゃん達、そろそろ前戯は終わったかしら?」
余裕の表情の京香、姉さん達も顔が曇る。
「き、今日こそは一君を私たちのものにしてみせるわ・・・!」
力強く言うのは優姉さんだが若干の震えが見られる。
「ふふっ・・・そう」
京香は鼻で笑うと甘い声で俺に語りかける。
「ねぇ、京香もしたくなっちゃった・・・お願いお・兄・ちゃん」
その瞬間俺の体内に溢れる血液は沸騰するようにざわめく。
「ぷわっ・・す、凄い」
明日香が含んでいた俺のソレは信じられないほど膨張する。
「ほらぁ、お兄ちゃんの大好きな京香のパイパンオ○ンコだよぉ」
姉さん達を振り払い俺は京香を押し倒す、そう俺はロリコンで
妹フェチだったのだ。
「ふっ・・ふっ・・そんなはしたない言葉を使うなんていけない子だ・・・ふっ・・ふっ」
「や〜ん」
俺は勢いよく京香のまだ生えていないソコに狂ったように吸い付く。
「んひぁあああっ!・・は、激しいすぎっ・・るよぉ・・んやぁっ・・お兄ぃ・・ちゃぁん・・」
お兄ちゃん、と言われる度に快楽が増してゆく。
「ふぁっ・・やぁぁっ・・い、いっ、いっちゃう!!京香いっちゃうぅぅうう―――」
激しく跳ね上がる体を支え、そのまま体勢を整え一気に突き刺す。
「いやっ、さっきいったばぁぁりぃな、の、にぃぃぃ――――」
小柄の体を抱き抱え白目気味で涎を垂らす京香を見て更に
劣情が増し腰の動きも激しくなる、発達していない乳房の頂点を
ギリギリまで噛み京香を覚醒させる。
「いっ!、ひぅっっ、あああああああっっ!!きちゃうっ、きちゃうぅぅうう―――」
勢いよく潮を吹きぐったりとした京香に優しく口づけをする。
俺はロリコンで妹フェチで鬼畜でドSだったのだ。
「ふぃ〜、今日も京香の一人勝ち〜」
嬉しそうに騒ぐ京香を恨めしそうに見つめる姉さん達。
「次はお姉ちゃん達に譲ってあげる、だって京香が
お兄ちゃんって言えばお兄ちゃん何回でも立つもん」
俺は姉さん達の相手する、いや、しなければならない。
もちろん姉さん達にだって興奮はする、ただ京香相手とは
次元が違うのだ、それに暴走した俺に耐えられるのは
京香ぐらいで前に暴走状態のまま姉さん達を相手にしたら
皆あえなく失神してしまった。
「一君、お姉ちゃん達は一君が望むならなんでもするよ・・・?
だから私たちも抱いてね」
「それに、私たちを蔑ろにしたら一馬の性癖をバラす」
「ロリコンの変態さんだってね」
「仲良くしましょうね〜」
「ね〜」
まいった、これでは京香の友達に手を出す暇がない。
―おわり
>>529 GJ!
あれだろ?妹から友達を差し出すって展開だろ?
ふと、主人に差し出した女の数で正妻を決めるハーレムを思いついた
そして差し出された女が主人に惚れて正妻になるべく女を差し出して・・・・・・
名付けてねずみ算ハーレム!!
うん、これはないな
レズ分が多くなりそうで宜しい
レズ分か……
学園都市ヴァラノワールという、女が主人公で39人のクラスの中から一人を選び出すギャルゲーがある。
以外なことに女が主人公だというのに、女と男のカップリングも可能だったりする。
このスレ的にはハーレム系統の話がないからちょっとスレ違いなゲーム内容だったりする。
でも、もしこのゲームにハーレム要素を加えたら、女がハーレム主の男女混合ハーレムということになっちゃう。
とかいう妄想をしても、39人も把握できないので書けない罠。
……ifスレ行くか。
>537
それはロストユニバースじゃないか?
>>538 そのロストユニバース以降作画がだめだめだったアニメをヤシガニと呼ぶようになったんじゃないの?
ならヴァラノワールのアニメはヤシガニだ。
ゲーム自体もやしがにとかいうつっこみは受け付けない。
キャラはいいんだけどなー。
あそこのはだいたいそうさ。世界観の黎明期ので一万階の塔を上るのを二つも出したんだぜ?
スペクトラルタワー?
先生、逆ハーもありですか
輪姦とかじゃなくて
今スレだけでも
>>414で既出の話題を蒸し返して……。
全部の流れを読めとは言わないけど、スレの>>1の一行目くらい見ていて欲しいのが本音。
ありません。
帰りたまえ、君は。
って
>>414とは全然違う話題だった。適当なことを言って申し訳ない。俺涙目。
けど
>>543がスレ違いであることも、俺の気持ちが
>>544の二行目であることも、ハーレムモノが好きなことも変わりないのでいいか。
なんか最近妙に逆ハーとか異様に推進するヤツが増えたなぁ。
というか、個人的には逆ハーはなぁ……
だって母体である女性は一人なんだぜ?
将来的に男全員の子を生むとして、それってどうなんだぜ?
まあそんなことよりもハーレムですよハーレム。
激しいエロもいいけど、まったり抱きついてくすぐって転がってキスして寝る休日みたいなだだ甘なハーレムも読みたい
スレタイに「ハーレム」と書いてあったんで逆ハーも一部ありなんじゃないかと思って聞いてみた
っとなると、逆ハーはどのスレ向きになるのかねぇ?
正直逆ハーはこのスレだとアンチおおすぎだからやめといたほうがいい
アンチ以前にスレ違いだからな
そもそもエロありの逆ハーってのも想像しづらいんだが
該当するスレがなくて、かつ需要がありそうだったら逆ハーで新スレ立ててみたらいいんじゃないか。
少なくともここでは「男一人対女複数をテーマにした物語を書くスレ」なんでスレ違いだな。
ハーレムって独占欲が形になったような嗜好だからな
そもそも逆ハーレムって女視点じゃなきゃ成り立たんだろ
少なくともハーレムスレで取り扱うモノには感じないな
まぁ百合とかも男が第一という前提があればOKって人もいれば
いくら男ラブな女の子達でもレズはNGって人もいるわけだし
逆ハーレムでエロって難しくね?
エロなしで男はべらせてるならともかく、複数とのプレイは女上位の輪姦にしか見えないし
妊娠したら身重な身体で全員を相手にするか、出産までおあずけになりそうだし
地球環境を造り替えて、新たな世界を作る。
その世界で、一人の優秀な男(自分)と、選ばれたたくさんの美女達が暮らす。
そして、優秀な遺伝子を受け継いだ子孫をこの世に残す。
今、初期のAika見てるんだが、悪者の男、気持ち良いくらいのハーレム思想に、大変賛同いたしました。
さすが人妻型ガイノイドとか素敵な事する人達だ
>>553 人外設定になるが、とある漫画でサキュバスが逆ハーってのは聞いたことがあるな
まだ引っ張るのかよ、その話題。
ID:EN+Wjx4Y
空気読め
某加速器のある某所では、なんの影響か女の子の出生率が高いらしい。
そんな場所に親の事情で引っ越してきた主人公。
前述の事情で近所の子供はみんな女の子ばかり。
あとはまかせた。
茨城か西東京か、はたまたスイスか
それが問題かもしれない
>560
茨城でいいよ。
その代わり、バツイチの女科学者がスイスの施設から派遣されて来るんだ。
無論、二人の娘も連れて、な。
親戚筋の絶倫スレでは、素晴らしきガンダムワールドが展開されている件
>>559 コンピューター業界(というかソフト開発?)でも妙に女の子率が高い。
先輩連中の話じゃ俺のいた会社に限った話でもないみたいだし…
電磁波の影響でもあるんかね?w
実はイージス艦乗組みの海上自衛官や警戒管制部隊勤務の航空自衛官のところも(ry
>>563 アマチュア無線の愛好家の子供も女の子が多いらしい。
……まあ女の方が生体としては安定だしね。
一夫多妻制も近いな。
…なぜ俺はこの時代に産まれたんだよorz
逆ハーレムを連呼している奴は国に帰れ。
話は変わるがそんなに電磁波って影響があるのか?
イージス艦のレーダーシステムは稼働中は外に出てはいけないらしいが。
砲撃用の位置測定レーダーも稼動中はレーダーの前に立ったらイカンという
話もあるが。
イージスとかの電磁波はかなり出力が高いから影響は出るだろうね。
簡単な例としては電子レンジだって電磁波を利用してるんだし。
つまり日本列島全体に超強力な電磁波をぶっかければ
十数年後には巨大な女護ヶ島状態になるわけだな?
ああ、装置の後ろでスイッチ押す係は俺に任せてくれ。
君たちは普通に生活してくれてればいいから。
あれ?ここハーレムスレだよね?いっしゅん戦艦関係のスレかと思った。
>>569 マズくすると電子レンジに生卵を直で入れて加熱した状態になるんじゃないか?
電磁波とか電子レンジとか見ると
某種を思い出す……
俺は老婆が濡れたぬこを乾かそうとした話かな
昔スパロボのアンソロジーで電子戦使用のモビルスーツのレドームの上にマグカップ乗せて電子レンジ代わりにってネタを読んだ気がする。
そういや今度のスパロボ関連のRPG新作がハーレムパーティー状態だがどうなることやら。
性転換ネタでさえ無ければなぁ・・・
>>575 多分それアンソロジーじゃなくて、インパクトのコミカライズ版。
オチがレーダー波とチャフ使ってメカザウルス倒すとかだったらビンゴだと思うw
家電擬人化とか考えれば、いつだって俺はハーレム主だぜ!
……ちょっと病院行ってくる。脳外科か精神科に。
そこでナース達のハーレムを作って、現実を直視するんだ。
悪くないだろ?
家電擬人化の領域(?)まで踏み込まなくても、フィギュアが人間になればよくね?
>577
家電擬人化のエロゲーなら存在する。
>>576 性転換ネタと考えず、どっかで見たような台詞と名前がある別のキャラだと思えばいい。
つか、エクセレンが男になってもハーケンにはならん
いやさ、なにいってんだよ
性転換ネタなんてバッチコイだろ
女のブロウニングと女のナンブと女のアンドロイドx2が手に入るのってのに
何が問題なんだ
っていうか苗字が同じなだけで性転換ではないよね
>>583 そういやそうだねw
じゃあなおさら問題ないじゃん
>>580 おまえは、俺の古傷をえぐった・・・!
掃除機なんてねーよ。好きな声優なのに・・・orz
>>586 元ネタを知らない俺の妄想だと………
・フェラが絶品
・物凄い名器(至高の吸い付き及び絞め)
・あえぎ声が大きい
・花時計が隠し技
(ダ○ソンの回転力)
どれか一つ位合ってる?
俺もモトネタを知らないんだけど。
掃除機以外に、電気毛布とか卓上スタンド、ラジオ、そしてちびのトースター(当然みんな女の子擬人化)が、
自分は捨てられたんじゃないかと思って、自分たちの主人を捜しにいく話なのか?
俺もやっぱりモトネタ知らないんだけどさ
ゴミ捨て場に捨てられてたPCがメインヒロインなん?
俺元ネタ持ってるな
確かPCがメインヒロインだとおもう
洗濯機がお風呂で泡踊りしてくれたことぐらいしか記憶にねぇな
両方元ネタ知ってる俺が誇らしいやら悲しいやらw
LikeLifeとちょびっツと想像(妄想)が混ざってないか?
変身能力を手に入れた主人公がいろんな子に悪戯するんじゃなかったっけ
超能力か何かで離れた場所にいる女の子にチンコ突っ込む話じゃなかったっけ?
いさましいのが火星に行くんだっけ?
そこはかとなくカオス
メインヒロインは洗濯機だろ
同メーカーの他作品にまで出演するんだぜ
ハンターハンターの幻影旅団のような奴らに好かれたい
理不尽というか冷血非道な女達に
糸で縛られ掃除機で吸われ挙げ句恥ずかしい過去まで覗かれ放題とは……
どんだけMなんだ
>>599よ……
クラピカって男なの? 女なの?
>>601 現時点では言及されていない。
団長を捕縛した時に「鎖野郎が女性だとは思わなかった」と言われ、「私が女性だと言ったか?」と返したり、普段の一人称が「私」なのに、モノローグでは「オレ」だったりしてる。
身長171cmらしいから、女性だとすればかなり長身だ。
新しいサイトでもpipiでもいいけど、ちゃんと更新されてるハーレム小説ってものを探してるんだが…
保管このリンク先でも更新してないのも結構あるし
>>603 他人にはドS、主にはドMな女達のハーレムですね、分かります
>601-602
ナポレオンフィッシュみたいに、成長すると性別が変わる、という説を展開した事が。
そのうち泉に行ってどっちか選ぶんじゃね
らぶえっち好きの妄想劇場に更新きてるけど既出?
悪魔の指輪が完結したみたい
リンク集の中で現在比較的更新頻度が高いのは「靄の森」かな。
あと、「ハーレム・ドラッグ」とか。
「Go To Heaven」は波があると思う。
PIPIはノーチェック。
614 :
名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 00:55:44 ID:V46TNlMZ
>>602 今まで女だなんて思いもしなかったが、
そう考えると急に萌えてきた
>>605 本編より外伝のほうが進んでると言うのは地雷くさいな。
よそのスレのハーレムっぽい物の報告とかもしたほうがいいんかな…?
見つけたのを報告してるのは凄い有難いよー!
>>611 >>612 この所まったく見に行ってなかったわ。報告ありがと。読みにいってくる!
>>616 お勧めしたいものがあればここに書くだけで別に完全網羅するスレではないと思うんだぜ
性経験皆無な少年触手使いと
人(姐御肌)と
エルフ(淫乱)と
ダークエルフ(ツンデレ巨乳)と
狐娘(素直クール)と
猫娘(無口)
ていうハーレムを想像するのがマイブーム
幻想生物辞典の「フィフニルの妖精達」はどうだろう
複数同時プレイはまだないけど
まだ全部読み終わってないけどなかなかよさげだな
リンクかなんかplz
ぐぐってもひっからん
フィフニルの妖精達でググれば一発だったぞ
幻想生物辞典じゃなくて幻想生物字典だったか。さんきゅ〜。
作品名のみでぐぐってなかったorz
うん。これはいいハーレム
絶倫スレのシャア専用ザクレロは、良作な気がするんだが
そういってくれるのは嬉しいが、あれはあくまでもあのスレの人が楽しめるように書いたものであって、ここの住民さんとは嗜好が違う。
絶倫でスレタイ検索ぐらいしろよ
まあ絶倫スレとは義兄弟みたいなもんだしなあ
ザクレロ読んだ
普通にハーレムしてる
もう少しヒロインたちの描写が欲しいと思ったが、その辺はスレの風土かな
いちばん詳しい描写のメインヒロインにエロシーンないのは惜しい
だ〜、家のテレビが壊れた〜古いブラウン管テレビだったがついに死亡。
液晶テレビ買うかなぁ。
暇だから書いてみた。後悔はしてるが自重はしない。ので投下。
637 :
636:2008/04/08(火) 02:40:16 ID:jUzJZKjg
いたって平和な町。
俺、桐山蒼斗はここ、未色町で一人暮らしをしている。
両親は俺が幼いころに事故で亡くなってしまった。
そして俺はありがちな話、たらい回しという奴か?・・・になっていた。
俺の現状を知った元お隣さん、神月家は俺を引き取った。
遺産がどうのは俺にはよく分からなかったが結果的に俺は神月家に引き取られた。
当時は神月家で暮らしていたんだが中学になるころには元の家で一人暮らしを始めた。
まぁ・・・神月家には年頃の姉妹もいるし・・・
神月家のみんなは心配していたがいつまでもお世話になってるわけにも行かない。
といっても食事などそれからもお世話にはなりっぱなしだったのだが・・・
それから数年がたって俺は高等部になった。
「ねえ、蒼斗〜なんで最近うちに食べにこないのよ〜」
学校帰りに横で歩く赤髪が肩あたりまである神月家次女、緋那だ。
こいつとは同い年ということもあって付き合いが長い。
クラスが同じで家も隣ということで一緒に帰ることも多い。
「そりゃ・・・いつまでもお世話になるわけにはいかないだろ?」
「うちはそんなこと気にしてる人いないよ?」
「俺が気にするんだよ。」
話は終わりとばかりに歩くペースを少し上げる。もちろんおいてかない程度に。
緋那は少し憮然としながらついてくる。
「まぁ分からなくはないけど・・・たまにはおいでよ、ママも妹も心配してるよ?」
「むぅ・・・まぁ、適当にな。」
その二人の名前を出されるとどうも強く出れないんだよなぁ・・・
「そういえば今日の宿題さー」
・・・待て、宿題だと?
「何?その顔は・・・まさか聞いてなかったの?」
「あー、まぁ・・・なんだっけ?」
「プリント貰ったはずでしょ?」
呆れた声で言われた。
あぁ、机に突っ込んだ奴か
「先帰っててくれ、取ってくるわ。」
言うがいなや速攻で走り出す。
「あ、ちょっとっ・・・もう・・!」
638 :
636:2008/04/08(火) 02:41:39 ID:jUzJZKjg
教室に入り、自分の机を漁る。
「んーと・・・あったあった。これだな。」
鞄を開け、中に詰め込む・・・その時鞄から何かが落ちた。
「っとと、何だ?」
鞄から落ちたのは・・・短刀・・・ナイフだ。
・・・我ながら物騒なものを持ち歩いてるよなぁ。
生前の親曰くお守り・・・らしい・・・守り刀って奴か?
小さいころはかっこいいとか能天気に考えてたが・・・
にしてもなんで短刀なんか渡されたんだろうな・・・
とりあえず鞄が一杯なのでポケットにでも詰めておく。
・・・危ない奴みたいだが気にしちゃ負けだよな。
「ま、なんにせよ帰るか。」
校舎を出ようと一階まで降りると・・・何かが・・・浮いてる?
羽の生えた・・・でっかいトカゲ???ドラゴン???
俺は夢でも見てるのだろうか・・・あ、目が合った。
あれ?何かうなり声出してね?俺威嚇されてる?
・・・何かやばい予感がする・・・ジリジリと後ずさりをしたその時
でかトカゲが突進してきた。
「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
全力で2階に戻る、うお!?地面を突き抜けてきやがった!?
あんなん当たったら・・・
死ぬ。これは死ぬ。マジで死ぬ。どうなってんだ一体・・・
必死に逃げ回ってるうちに俺は屋上に来ていた。
「な、何やってんだ俺はっ自分から追い詰められるなんて!」
2階ぐらいだったら飛び降りれたのに・・・っ
ガンッ
屋上のドアが破壊される。
これは・・・死んだ・・?
死んだら夢から覚めるのかな・・・
どこからどこまでが夢だったんだろう・・・
変な感じだ。時間が遅く感じられるが逃げれるとは思えない。
夢だからか・・・でも・・・夢でも死ぬのってこえぇなぁ・・・
「死にたく・・・ない・・・っ!!」
ポケットから光が漏れる。そうだ、短刀っ
咄嗟に取り出す。何故か光ってるが気にしていられない。
とりあえずそれをあのでかトカゲに向ける。その時・・・っ
639 :
636:2008/04/08(火) 02:42:36 ID:jUzJZKjg
短刀が宙に浮き人に・・・女の子?になった。
・・・・・・・・・・
「・・・・・・はぁ?」
やっぱ夢か。さっきのより現実離れしてね?
いや、俺を襲ってるあの空とぶでかトカゲの方がまだ現実離れしてるような・・・
・・・ええーい、どっちもどっちだ!
とりあえず夢だろうと死にたくない俺は武器を・・ってないのか・・・
でかトカゲも戸惑ったかのように動かない。
今のうちに・・・
「お、おい、君?」
「・・・・・・・・・」
無視だ。ガン無視だ。スルーだ・・・
「も、もしもーし」
そいつが振り向く。あ、可愛い・・白い髪のロングもよく似合って・・ってそんな場合じゃない。
振り向いた彼女が言う。
「・・・あ、あぁ、ごめんなさい。ちょっと呆然として。」
俺のセリフだよっ!!!
「むっ」
彼女がバッと振り返るとでかトカゲが動き出していた!まずい!
あぶなっっ
言う前に動き出していた・・・彼女が。
「はあっ!」
・・・・・・・・・・・い?
すごい速さででかトカゲを捕まえたと思ったら
投 げ 飛 ば し た ?
しかもどんな腕力だ・・・山の中まで行ったんじゃないか・・?
「さて、とりあえず落ち着いた場所で話しましょうか。」
まぁ・・・恩人でもあるし従うか・・・決して投げられるのが怖い訳ではないからな?
「っあ、俺の家でいっ・・・いいでしょうか?」
俺はびくびくしながら尋ねた。
彼女がピクッと反応した。う、こっち来た・・・
ガシッ
投げられるうううううううううう!???
「なんです、その喋り方は。普通に喋ってください。普通に。」
なにやら俺の喋り方がご立腹の様子。怖いので・・・
いや。恩人の頼みなので聞いて普通に喋ることにしよう。
「分かった。じゃあ俺の家でいいかな?」
さすが俺!いきなり家に誘ってるのはおかしいが口調はすっかり普通だぜ!
「えぇ、もちろん問題ないです。」
・・・・・・いいのか、俺
色々悩みつつも俺は彼女を家に案内しようとした・・・んだが
彼女は俺の家を知っていた。
そういえばナイフが変身・・・人化?・・・擬人化?したのか?
よく分からんが色々聞きたいことはあった・・・
640 :
636:2008/04/08(火) 02:43:11 ID:jUzJZKjg
そして俺の部屋。
どうやら彼女は本当に俺の持っていたナイフであるらしい。
そして俺の力でそうなったとか・・・
「俺が人化させた?」
「そうです。あなたはなんというか・・・
そういう力が眠っていてそれがさっき発現したんですよ。」
うん。理解できない。
「試しに短刀のイメージをしながら私に触れてみてください。」
とりあえず言われたとおりにしてみる。
すると彼女は光って短刀になった。
・・・・・・・・・・・・・これで俺が寝れば夢オチに出来る。
『次は人をイメージして触れてください。』
どこからともかく声が聴こえてくるよぅ・・・
これはこれでホラーっぽいので仕方なく触れてみる。
やはり光って人型になる。人型、としかイメージしていなかったがさっきと同じ姿だ。
なんて疑問を軽く持つと姿は決まってるんですよ。と教えてくれた。
「というわけで私はあなたが望むと姿が変わるんですよ。」
「なるほど!」
俺が理解したと彼女は嬉しそうな顔になる。
「つまり夢って事だよなっ」
彼女の顔が悲しそうに歪む。
あぁ、そんな顔しないでくれ。。。
「お、OK,理解した。仕組みは分からんがそういうことだよな!」
そういう設定の世界なんだよな?これでOK,OK
「分かっていただけて何よりです。」
若干嬉しそうだ。可愛い。
が、今はそれより確認だ。うん。俺冷静。
「この力はなんで俺に?俺にしかないものなの?」
「血筋です。先祖のどなたかが同じような力があったはずです。」
隔世遺伝とか言う奴か?俺にはよぅ分からん・・・
「あと力を持ってる人は日本で何人かいるはずです。」
日本限定かよ・・・何ゆえ・・
彼女は八百万がどうのだの言っていたが理解できなそうだったのでスルーした。
「んじゃ俺を襲ってたアレはなに?」
「さぁ・・・??」
肝心な部分が不明かよ・・・彼女に聞けば分かると思ってたのは甘かったか。
641 :
636:2008/04/08(火) 02:43:40 ID:jUzJZKjg
「ま、大まかな事は分かった・・かな?思い出したりまた知りたい事が出来たら聞くわ。
それで・・・お前これからどうするんだ?」
「はい?」
「住む場所とかだよ。俺と一緒じゃまずいだろ?」
「今までもここで一緒に暮らしてたじゃないですか。」
「恥ずかしい言い方するな!そうじゃなくて・・・
「・・・別に短刀にして今まで通り置いといてくださるだけでも結構ですよ?」
そんな顔して言われても無理だっての
「お前をまた短刀に戻すのはやむをえない時かお前が望んだときぐらいだ。
それ以外はその姿!いいな?」
「で、ですが私はこの家に居たいんです。その為にこの姿じゃ無理だっていうなら・・・!」
進まねぇ!もうどうにでもなれ!!
「あーーーもう分かったよ!一緒に暮らそう!これでいいな!」」
「あ・・・ありがとうございます!」
こうして俺と彼女は一緒に暮らすことになった。
「それでその・・・お願いがあるんです。」
「ん?何?出来ることなら手伝うよ。」
彼女がいい人であることを感じ取っていた俺は気軽に答えた。
「だ、抱いてほしいんです・・・」
ッッッ思わず吹きそうになってしまった。
「・・・は!?」
「私のような存在にはその・・・初めての痛みはないんですが
やはり初めては大切なものなんです・・・それで、あなたに・・・」
「ちょっ、なんで俺!?初めてあったばっかだよね!?」
「いいえ。10数年間見つめ続けておりました。
その・・・ごしゅ、ご主人様も私を常に持ち歩いてくれたし・・・」
ご主人様!?
「お、お嫌でしょうか?そう呼ばれるのは・・・」
「あー、まぁ好きに呼んでくれたらいいよ。」
内心ビビッと来たのは秘密だ。
「では、ご主人様・・・・私を抱いてもらえないでしょうか?」
正直悩んだ。別に彼女はいないし明確に好きな人も今のところはいない。
身近な異性といえば神月家の姉妹だが・・・
好意は抱いてるがどのような好意か自分でも理解できてない。
いや、そもそも据え膳を食らわないなんて選択が取れるのか?俺は・・・
・・・・・・・・・・・・無理だよなぁ。
「俺も初めてだし・・・その・・・優しく出来ないかもしれないけど・・・それでもいいか?」
彼女は嬉しそうに微笑んで頷いた。
蒼斗はそっと彼女に近づいて・・ハッとなった。
「今頃聞くことじゃないだろうが・・・名前、教えてくれ」
「付けてください」
・・・え?
「私に名前はありません。ですから・・・貴方だけの、私だけの名前を刻んでください。」
その言いように思わずドキッとする。
「わかった。じゃあこれから君は・・・しき、白姫だ。」
「な、なんだか恥ずかしいです・・・」
「う、嫌だった?」
「・・・嬉しいです。」
俺はそっち白姫にキスをした。
642 :
636:2008/04/08(火) 02:45:20 ID:jUzJZKjg
キスをしながら彼女をそっとベットに押し倒す。
「ん・・・ちゅ・・・ちゅ・・・」
キスだけでこんなに興奮できるとは知らなかったな・・・
「ちゅぷ・・・ちゅっ・・・」
キスをしながら胸に手を這わしていく。
「ちゅ・・・あ・・・ふぁ・・・」
服をはだけさせブラに手を差し込み直に揉んでいく。
「あ・・ん・・・・んん・・・・」
「気持ちいい?」
「は、恥ずかしいです・・・」
片手で胸を揉みながらもう片方の手はふとももを撫で上げる。
「あ、ひゃあ!?」
白姫が可愛い悲鳴をあげる。
「白姫・・・可愛い・・・ちゅっ」
「んむぅ!ちゅぱ!ちゅ!」
激しくなった彼女とキスをしながら服を脱がせていく。
「白姫・・・服、脱がすから。」
「あ・・・はい・・・」
少し彼女にも手伝って貰い裸にする。
「あぅ・・・恥ずかしいです・・・」
腕で胸や下半身を少しでも隠そうとする。
その手を掴んで耳元で囁く。
「大丈夫・・・綺麗だよ・・・ぴちゃ」
そして耳を舐める。
「ひゃ!そ、そこは・・・やあっ」
もしかして耳が弱いのだろうか?
そのまま耳を舐めながら胸を揉み続ける。
「やっ・・・やっ・・・だめぇ!やああ!」
耳を開放し、胸に顔を近づける。
「や・・・そんなに胸見ないでください・・」
「なんで?」
「その・・・大きさとか期待はずれじゃないですか・・?」
「そんなことないよ、十分大きいし・・・それに、美味しそうだ。ぴちゃ」
口を近づけ乳首を舐めてやる。
「ひぅ!それ、だめぇ!気持ちいいのぉ!」
乳首を舐め続けながら空いてる手を白姫のアソコに近づけていく。
ちゅぷ・・・
「や、やあ!そこはっ・・!」
「濡れてきてるね・・・」
指でなぞるように愛撫してやると指に粘液がついてくる。
「ああ!ああああ!」
「結構濡れてるよ。ほら。」
彼女に指を見せてやる。
「やあ・・・言わないで・・・」
そんな白姫を見てると少し虐めたくなってくる。
643 :
636:2008/04/08(火) 02:45:46 ID:jUzJZKjg
「ね、これ舐めてよ。」
「え・・・?」
彼女の口元に愛液のついた指を近づける。
「や・・・そ、そんなこと・・・」
「ここでやめちゃってもいいの?」
もちろん嘘だ。別に舐めないからとやめるわけじゃないし何よりこっちの収まりがつかない。
しかし彼女はこの言葉で怯んだようで潤んだ目を向けてくる。
「舐めて?」
「は・・・はい。ご主人様・・・」
ここでご主人様。ゾクゾクきた。俺そういう趣味あったのかなぁ・・?
白姫はおずおずと僕の指を咥える。
「ちゅ・・ちゅぴ・・ちゅ・・・」
この淫靡な音がたまらなく興奮させてくれる。
僕は余ってる方の手で彼女の股間を刺激してやる。
「ん!?ちゅっ!ご、ごしゅじんさっふぁあ!」
「こーら。ちゃんと舐めて。」
思わず舐めるのをやめてしまった彼女に再度促す。
「は、はい・・ちゅ・・・」
彼女が再開したのを見て僕も攻めを続けることにする。
「ちゅぴ!ちゅぱ!ん・・・んん!ちゅ!ちゅ!」
「うん、いい子だ・・・もうやめていいよ。」
「あ・・・はいぃ。」
彼女はとろんとした目で指を開放する。思ったよりはまってたのかもしれない。
僕は股間に当てた手で少し刺激し、言う。
「そろそろ・・・いいかな?」
「あ・・・はいっ!」
白姫は嬉しそうに答える。
644 :
636:2008/04/08(火) 02:46:07 ID:jUzJZKjg
「それじゃ・・・いくよ。」
「は、はい。お願いします。」
正常位で彼女の秘部にあてた一物を少しずつ入れていく。
「あん・・・んん・・・」
大丈夫そう・・・か・・・?
そう思った俺は残りを一気に入れた。
「あ、ふぁああああああああああ!!!!」
とたん、彼女が痙攣しながらすごい嬌声をあげた。
「ひ、ひぅ・・・ご主人様ぁ・・・」
白姫は涙目になりながらこちらを見つめている。
「だ、大丈夫?」
思わずそう声をかけたが彼女の返答は微笑みだった。
「ふふ・・・最初にもいいましたが私には初めての痛みはありません。
この涙は・・・嬉しいんです。ご主人様のものにしていただいて。」
思わず照れた。
「そ、そっか・・あはは、照れるな・・・」
「ご主人様、続きをどうぞ。私は少しイってしまいましたがご主人様はまだでしょう?」
「ん・・・いい?」
白姫はにっこり微笑んで言った。
「どうぞ。」
それを聞いて俺は腰を動かし始める。
「あっ・・あん!あん!あああ!」
白姫も嬌声をあげはじめる。
「気持ち言いか?」
腰を振り続けながら問う。
「はいいい!気持ちいいですぅ!ご主人様のぉ!」
腕を伸ばし白姫の胸・・・乳首を思いっきり攻める。
「あ!あん!胸も、気持ちいいの!もっとぉ!」
「白姫はえっちだなぁ・・・そんなに乱れて。」
「んん!?違うの!ご主人様だからなのぉ!好きぃ!好きぃ!
俺は嬉しくなって腰のペースを思いっきりあげた。
キスをし、耳元で囁いてあげる。
「俺も好きだよ。白姫。」
「あ、あああああ!ご、ごしゅっご主人様あああ!嬉しい!嬉しいのお!!」
その言葉によっぽど破壊力があったのか白姫の乱れっぷりは更に凄くなった。
「あ!ああ!だめぇ!またイっちゃう!またイっちゃうのぉ!」
「ん、今度は俺も・・・一緒に・・・イくから!」
「ご主人様あ!キスっキスしてぇ!」
「ちゅむ!ちゅぴちゅぴ!ちゅぱ!くちゅ!」
「白姫!俺もう・・・!」
「出してぇ!中にだしてぇ!」
「白姫!!」
イく瞬間に思いっきり奥まで打ち付けてやる。
「ふぁああああ!!すごっ、すごいぃ!イっちゃううううううう!!」
「くうううぅ!」
白姫がイったと同時に膣がぎゅうっと絡み付いてきて俺は白姫の中に射精した。
「ご主人様ぁ・・・ずっと一緒に・・・」
「白姫・・・ちゅ、ちゅぷ・・・」
白姫とキスをしながら段々意識が霞んでいく・・・
少し・・・眠るか・・・
明日から・・・どうなるのかな・・・
To Be Continued...?
645 :
636:2008/04/08(火) 02:48:32 ID:jUzJZKjg
以上。続きは・・・未定。いきおいだけでやったし・・・
まぁ・・・様子見。
GJ!!
これは良作。だけど、まだハーレムになってないから
現時点ではスレ違いでは?
てことで、続きをwktkして待つ
GJ!
白姫かわええ
しかもなんか伏線いっぱいで続きが楽しみ
しかし何気に自分が今構想中の話とネタがかぶってて泣きそうだぜ
続きが未定で、書くかどうか定かでない様子見だったら、ハーレムになってない投下はスレ違いだといわざるをえない
せっかく「無器物を女の子に変える能力」なんていうジョルノ・ジョバァーナ並の能力を得たのに、
お話が続かずにここでぶつ切り、なんて、スゲー勿体ないよ
投げるんだったらせめてあともう一人女の子喰ってから、
「おれたちの戦いはこれからだ!」エンドにしてくれ
仕事から帰ってすぐ電気屋にテレビ見に行こうと考えてたらもう親が液晶テレビ
を買って持ち帰ってきたところだったorz
なんかいきなり親に許嫁を紹介された気分だ。
650 :
636:2008/04/08(火) 22:32:50 ID:jUzJZKjg
>>646 それもそうだ。このままじゃスレ違いだ。
せめて複数と関係持つまでは続けるか。
>>647 その伏線をことごとく踏み潰していくのが俺のクオリティ!
>>648 返す言葉もない・・・
その終わり方は分からんが頑張って女の子は喰わしてみる。
GJ! ただ自分は放り投げたトカゲっぽいヤツがどうなったか気になる
さっきまでキツネツキ見てたんだが
ガチレズだけでなく最新話で輪姦?もあるんで完璧NG作品に変更だろ・・・
久々に行って更新されてるぜ!と思って読み進んでたら・・・orz
見てきた。残念ながらこのスレ的にはアウトと言わざるをえないだろうな
まぁ真央が姉ちゃんにレズられてた時から作者の嗜好に貞操観念
云々はあんまないだろーなとは思っていたから来るときが来たか
って感じなので枕を濡らすだけで済む
個人でやってるから作者が悪い訳じゃないんだが
まあ今の段階ではあんまり「裏切られた!」とか騒がない方がいい。
良くも悪くも、読者の予想を裏切る人だから。
そーいや、前に朝鮮人だか中国人だかに勝手に翻訳されて削除した話が一部復活してるな。
エイプリルフールの企画だったのか?
そろそろスレ違い。
へたれエロ勇者も最後の投稿からもうじき2年たつけど音沙汰なしだからきっと作者様ももう書く気ないんだろうな・・・
そういえば俺の地元では昨日が高校の、今日が中学の入学式だったそうだ。
>>657 まだだ、まだ諦めんよ!
作者死亡の報以外では現世利益を諦めぬ。
続きはあの世でだろうとwktkだ
自分は、あの小説の作者はここ2年の間にデビューした官能小説家の誰かだと思うことにしました
キツネツキ、そうきたか・・・w
まあ、なんだ、その、NTRは心配しなくていいけど、別の意味で大ダメージ受けるから。
どうでもいいがサンデーの新連載がどう見てもハーレムいきだな。
ものすごく痛い上にもうエロゲーでいいから感はあるが
キツネツキはまあ面白いっちゃ面白いんだがNTRフラグが立ってるように見えて怖いんだよな
NTRって抵抗ない人はさくっと入れるからな
寝取られるのはなんともいえない感情が沸き起こるが
寝取るのは案外好きだ。
ここまで俺の自作自演。
投下がないのは寂しいなぁ
サイト巡りでもいってきたらどうだ
昔あったサイトの物なんだが誰か知らないか?
タイトルは忘れたが、内容は学園物で朝の検査?で
主人公に生徒がキスとフェラ、アナル舐めして濡れないとダメ
みたいな内容だったはずだが・・・
情報求む、おまいらの力貸してくれ
>>670 探していた小説です。
ありがとうございます。
ペルソナ3専用エロパロの保管庫にある「ハーレムキタロー」がハーレムだと思うんだが。
ちなみに、複数プレイは無い。
ひとまず、報告
小説家になろう 18禁サイト
ノクターンノベルズ
ルイス・サイファー作
読みきり短編 『親子ドンブリ』
母娘相手の複数プレイ
>>662 それって、確か銀行の残高が1万円を切った人だよね。
オフトピで悪いが。
やっぱり双子っていいよなぁ。
こっちでフタコイオルタナティブ再放送やってるんだが。
靄の森に行くと心と股間が癒されるわー
癒されたのか?
俺ァ股関が反応しすぎてよく痛むんだが。
各主人公の耐久性が羨ましいね
>>675 俺も見た。
とてもパワフルなアニメだね
>>675 19人の義理の家族でハーレムですね、わかります(ぉ
>>679 BabyPrincessじゃね?それ。
フタコイオルタナティブは双恋(オリジナル)とは別設定だぞ。
サキュバスハーレムの続きです。
登場人物、
シグ:数年前サキュバスに襲われた男の子。
メリー:人間年齢的には13歳っぽいぐらいの純真無垢なサキュバス。
リリス:大きな翼をもった、力の強いサキュバス。クールでとっても強い。
アンジュ:のうみそてんごくなサキュバス。マエバリで母乳が噴出す巨乳。羽は無い。BUSINに出てくるサキュバスをピンクにした感じ。
ワカバ:ござる口調の露出度低なめなサキュバス。浴衣を着ている。
★
サキュバスの誘惑魔法により、無意識のうちに女を誘惑し快楽を求める体になってしまったシグは、村中の女達に体を貪られるところを村の自警団に捕らえられた。
捉えられた時のシグは体中にキスマークと様々な女の体液にまみれ、ボロボロになってしまっていた。しかし、彼の肉棒は物凄い勢いで成長していて、怒張したペニスはこの世のものとは思えぬほど禍々しく変化していたという。
その後、いろいろと諸問題が発生したのだがハーレムスレ向きではないのでそこらへんは割愛。察してください。
最終的には村長の口利きにより、シグは村の遠く離れた荒地にあるこの古城に幽閉されてしまった。
「ううう……ごめんね、せっかく作ってくれたのに……」
シグが申し訳なさそうに正座をして女に謝った。正座しながらも禍々しい肉棒は怒張し天を向いているわけなのだが。びゅくびゅくしているわけなのだが。
「ぺろっ、いえいえ、いいんです。おにゃかっぷ作戦もあまり期待はしてませんでしたから。ぺろぺろっ」
その正座した真ん中に生えている肉棒を舌で綺麗にしている女は、気にせずに答える。ちゅぅうっと亀頭に吸い付き特性カップの食用スライムをすべて舐めとる。
「今日もダメでしたね……」
「うん……。もうちんちんが破裂しそうだよ」
出させろ! 出させろ! と主人を急かすように脈動するぺニス。シグはそんな自分の凶暴化したペニスを静めたいのだが、できない。
「もしかして……、また一回り大きくなられました?」
人差し指と親指で根元から距離を測る女。ためしに指をわっかにして巻きつけてみると、親指と人差し指がくっつかない。どんどん太くなっている。
「ネリー……。最近はここばかり血が回りすぎて、くらくらするんだ」
そういって、シグは自分の肉棒を指差す。まるで湯気が出ているよう。
大きさについては自分じゃよくわからない。でも最近はお風呂に入ると、先端だけがちゅぽんと島のように覗いてしまっているのだ。
「ちんちんが膨らみすぎて爆発とかしないかな……?」
「そんな奇病は聞いたことありませんが……、うう、それにしても本当に……見ているだけで、体の心から熱くなってくるおちんちんですね……」
冷静を保っていた女が、だんだんはぁはぁと息を切らし頬を染め上げ熱い眼差しに変化する。シグの肉凶器を右手で掴むと、それを上下させて、あまり皮を伸縮させていく。
「はぁ……、はぁ……、本当に……、心が崩れそう……すいませんっ。もう我慢できません。挿れさせてくださいっ!」
女はそう言うと、ひざまずいていた体を起こしすぐさま立ち上がり、シグの下半身を跨いだ。そしてじゅぶじゅぶに濡れている自分の秘所に愛撫もなしに一気に突き挿れた。
「あああううううっ!!」
普通の人間よりかなり増強されたペニス。その魅力にすでに心の底からとりつかれている女は突き刺された瞬間絶頂に達してしまった。
「んんん!」
シグも突き入れた瞬間の膣の締め付けに思わず目をつぶる。しかし、イけない。
「ああんっ! やぁん! いひぃぃ! 汁がぁ!! シグ様のおちんぽ汁がぁぁ! あたしの子宮にあたってるぅぅ!」
このおちんぽ汁とは我慢汁のほうだ。精液ではない。しかし、噴出す勢いと量が桁違いなので女は精液のように感じ悦んでいるのだ。肉棒の形にぽっこりと膨らんだ彼女の下腹部の中には透明なカウパー液がとろりとろり溜まっていっているのだろう。
「ふひぃっ! 壊れちゃう! 壊れるぅぅ! ひぃぃ! はぁぁぁん! あああああん!!」
もはや、よがり声というより金きり声か。女は目いっぱいに涙を浮かべすでに達しているはずなのに、何度も何度も腰を打ち付けていた。
彼女はネリー。村長たちが空気感染する誘惑の魔力を少しでも軽減させるためにとシグにつけたお世話係だ。どういった経緯で今シグのお世話係をしているのかというと、書いてもいいが本編とは関係ない上にハーレム感が薄れる設定があるのでカットする。
まぁ、要素だけ抜くと「ちょっくらサービスして帰るつもりだったが、魅力にメロメロになってお世話係になってしまった」というヤツである。ちなみに性に精通している。あとメイド服である。あと蒼髪である。
そんなシグの上でよがるネリーを見ながら、シグはもやもやとした気持ちが治まらない。
気持ちいい。気持ちいいけど、ダメ……。あんっあんっ、ネリー。違う。違う。
記憶の隅にあるなにか。以前、自分は体で制御できないほどの快楽を受け取った気がする。ネリーなんかじゃ比べ物にならないぐらいの、脳がすす焼けるほどの快楽を。
それが二年も体に呪いのようにおぼろげに残っている。誰だろう? 誰が与えてくれたんだろう?
「……リリス……?」
片隅に残る、誰かの名前。それが思わず口に出る。
「?……どぉっ、し、ましっ、たぁ? ぁぁっ、あああああーーーー!!」
ぷしゅるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。
大きく潮を吹いたネリーの体ががくりと傾き、シグの胸へ倒れこむ。その体を優しくしっかりと受け止めながらも、シグはたったいま呟いた誰かをなんとか思い出そうとしていた。
★
そんなお城の上空で。
「おっ、きたでござるな」
城のボロボロになった屋根の先端に腰掛けていたワカバが気配に気付く。目を細めて付が浮かぶ空を見上げれば、上空から三匹のサキュバスたちが降りてくる。
「ワカバちゃーん!」
「ワカバ!」
「ワカバー」
メリー・リリス・アンジュたちが息を切らせて、ワカバの傍へ並ぶ。
「シグはどこ?」
挨拶抜きに開口一番に、メリーが訊く。
「あそこだ」
ワカバが指差したのは、ちょうど屋根から見下ろした先にある王の間とよばれる部屋の窓の中だった。明り取り用の窓として天井につけられた窓は、ちょうど部屋の中にあるベッドの様子を除き見ることが出来る。
「ん? よぉくみぇないけどぉ……?」
「ああ、アンジュは夜眼が利かないからあんまり見えぬかもな。でも、メリーとリリスは見えるだろう?」
メリーは眼を見開いた。暗い暗い部屋の中、ベッドの上で月明かりに照らされベッドに横になって寝ている男の子の姿。浅黄色の髪の毛と黄色い肌、何度も夢に見たあの可愛い可愛いシグ。
「……確かに、あれはシグに間違いないな……、メリー?」
リリスの呟きを無視して、メリーは思わず窓まで飛びついた。窓のガラス越しから見えるシグの姿を確かめるように何度も瞬きして眼を凝らす。二年前より少しだけ成長した姿の恋焦がれる男の子が、ガラス越しの目の前にいる!
「うんっ! シグ! シグだよ! シグ!!」
「しーっ! 声が大きいでござるよ!」
慌てて、ワカバが飛びついて声をふさぐ。明り取り用の窓からシグまでおよそ5メートルほど。いくら窓越しでも出しすぎれば声が聞こえてしまう。
「もごっもごっ」
「落ち着け、メリー! 大声が出るのもわかるがっ」
「だって、だってぇぇぇ……」
破顔するメリーに、リリスは「本当にオトメみたいなヤツだな……」と呟く。二年ぶりに愛する男の姿を見て取り乱すメリーは、サキュバスとは思えないほどの純情な乙女のようであった。
メリーを落ち着かせると、4匹は一旦城から離れる。
満月が浮かぶ夜空にシルエットが4つ。
「で、どうするでござる?」
「どうするって……、行くに決まってるわ! シグのところに!」
「そぉこなくっくちゃぁ♪」
メリーが炎を燃やして拳を突き上げれば、アンジュもぷるるるるるんっと絆創膏付の爆乳を揺らして可愛く腕を振り上げる。
「しっかし、その前に気になることがあるんだが……」
そんな二人とは対照的にリリスは冷静だった。
「どうして、シグはこんな辺鄙な城に居るんだ? この城は我々が生まれる前から朽ちていて無人だったはずだ。それにこの辺りは獣さえも住まぬ毒沼……。なんだ、シグは毒沼の王子だったのか?」
人間も魔物さえも寄り付かないこの古い城はシグのような可愛らしい男の子が住むには不釣合いにも程がある。
いや、こんなところ誰も住む気は起きないだろう。よっぽどの事情がない限りは……?
「そこらへぇんはちゃぁんとワカバちゃんが調べてるよぉん」
「なんでお前が自慢げなんだ」
「あたぁしはもぉワカバちゃんから聞いてるもぉん。それを、わかりやすくするためぇに紙芝居にしてみました」
「せんでいい!」
漫才を始めそうなリリスとアンジュの二人を無視して、ワカバにどうなの?と視線を送るメリー。
ワカバは頷くと淡々と話す。
自分達サキュバスがかけたおまじない(というか呪い)により、女を発情させるフェロモン発するようになってしまったシグ。
自分ら的には、まぁ女の子からチヤホヤされるぐらいの呪いにしとくかのつもりだったが、久しぶりの人間相手だったせいで思った以上の強い呪いをかけてしまったようだった。
そのせいで、シグからは女を発情させるどころか、女の持つ劣情と欲望の箍を一気に外れさせるほどの強い強い毒催淫臭を放つようになってしまったのである。
当然、そんな毒淫の香りにシグの小さな村は抵抗策など持ち合わせておらず、村の女たちはシグに狂わされ、まさに村は破瓜の血で破瓜の血を洗う大惨事となってしまった。
「誰がうまいこと言えと」
「続けて」
村長らが駆けつけたときには村中の女(この村は珍しいことに若くて美人な10代〜30代が多い特殊な村)は全員嬉しさノックダウンしていた。
見たことも無い奇病に恐れおののいた村長や村の者らは、シグを殺すべきかしかし、殺したら股何か災いが起きるかもしれない、とかどうしようどうしようとなり……。
最終的にシグに一人の娼婦をつけて、この村から離れた僻地に幽閉したのだった。
「というお話ですぅ」
「なるほど、それでここに閉じ込められてるのだな」
「シグ可愛そう……」
「その原因を作ったのは我らなんでござるが……」
ワカバが頭をポリポリと掻きながら呟く。
「こんなところに閉じ込められてたら、私達のところに来ないのも頷けるな」
メリー、リリス、ワカバのサキュバス達の心の中に罪悪感が湧き出していた。そんな気分を断ち切るように、アンジュは勤めて明るい声(というか何も考えていない)で声を出す。
「ま、私達はぁ魔族ですものぉ。そぉんなこときにしなぁいきにしなぁい♪」
「気にしないって……!」
「ねぇ、みんなぁ、シグとえっちしたくなぁいの? シグのところにいかなぁいの?」
その言葉に全員止まる。他のみんなは『シグの様子を見に行く』ぐらいの気持ちだったのだが、アンジュだけは『えっちなことをする』だけしか浮かんでなかったようだ。
「細かいことは無しにするでござる。ココまで来た以上、全員でシグのところへ行くでござるよ」
全員。黙って頷いた。
風、心地よい風でシグは目を覚ました。あたり一面の花畑の中にシグは居た。立ち上がりあたりを見渡す。
赤、青、黄色、色とりどりに花に囲まれた花畑。まるで御伽噺で見た楽園のようだ。咲いている色とりどりの花の甘い匂いが鼻腔をくすぐる。
「綺麗……」
360度見渡せばそれはそれは素晴らしい眺め。あの丘の向こうはどうなっているのだろう。
花を踏みつけないように注意して歩く。丘へあがると、その先も当たり一面の花、花、花。
なんという名前の花かはわからないが、ただ、綺麗な花ということだけは確かだった。
ふと、見下ろすと花の海の奔流の中にぽつんと綺麗な水辺があることに気付いた。 そうだ、あの近くまで行ってみよう。
花の香りを感じながら足を動かし、丘を下って水辺へ。
透き通るように澄んだ水だ。水もここまで綺麗なんて、ここはやっぱり楽園に違いない。
思わず口をつけて飲んでみた。まるで、砂糖菓子を混ぜたような甘い味がした。
どうしてだろうと、底を覗く。なるほど、水辺の底にもいっぱいいっぱい綺麗な花が咲いていた。この花の蜜が水に染み出してるのだ。
それにしても、病み付きになりそうな味。もっと、もっと飲みたくなってくる。シグは水に顔をつけ夢中で飲み続けた。
じゅるじゅるじゅる。甘い、甘い。いつのまにか水辺の水をシグはぜーんぶ飲み干してしまった。
お腹いっぱいになったら眠くなってきた。シグは花のベッドに大の字に横になる。花のひとつひとつが優しく身体を包み込んでくれている。まるで花のクッションだ。
空を見上げれば青い空。そこにピンク色の花びらが舞い散っている。
「ふぅ、美味しかったぁ……」
心もお腹も満腹…、と思ったそのとき。
「あああー! ぜーんぶ飲んじゃってるー!」
「え!?」
頭上から響いてきた可愛らしい声に思わず、身体を起こす。
「なになにー」
「あー、無くなっちゃってる」
「そんなぁ、せっかくぅ集めたのにぃ」
シグの目の間に現れたのは、大きさ10cmほどの小さな小さな妖精だった。
まるでトンボのような長細い半透明の羽が背中についていて、身体はレオタードみたいなぴっちりとした服を着ている。くるくるシグの周りに集まる4匹の妖精たち。
「ちょっと君! わたし達の花蜜ジュース、ぜーんぶ飲んじゃってくれてどうしてくれるつもり!?」
その中の一匹がシグの顔の前で、腰に手を当ててぷんすか膨れた顔で訴えてきた。シグは焦りつつも、妖精の可愛い顔に思わず見とれる。
「おい、聞いているのか?」
視線の横から今度は大きな羽をもった、ショートカットの妖精がシグに向かって憤慨した顔を向ける。
4匹の妖精たちがシグの目の前に集まってきた。みな、可憐な花を具現化したような可愛い可愛い姿の妖精たちだった。
「あぁぁん、わぁたしたぁちの花蜜ジュース……」
「あれだけあった、花蜜ジュースがからっぽでござるとは……」
聖歌隊の賛美歌のごとき美しい妖精の声に、シグは怒られていることはわかっていながらも、心はどきどききゅんきゅんときめいてしまう。
しかし、シグは頭の中で「この子達、どこかで見たことあるような……」とデジャブを感じていた。
そんなシグのぽーっとした顔がピンッとはじかれる。
「こらぁー。なにぼぅっとしてんの! どろぼーさん!」
「ど、泥棒って……」
「この花蜜ジュースは私達のなのよ!」
「花蜜ジュースは作り始めてから完成するまでに87年かかるという設定なのでござる。今日ようやく完成と言うときに……」
そういわれても……、とシグは頭をポリポリかく。
「弁償してもらわないといけんな」
「弁償? でも、僕お金ないよ……」
だいいち、花蜜ジュースなんて初めて聞いたよ、いくら?……と続けようとしたそのとき。
「じゃあ、お金なぁいなぁら花蜜ジュースよりもぉっと美味しいものいたぁだいちゃいまぁすぅ」
突然、妖精の中の一匹が光を振りまきながら宙をくるりんと回転したかと思うと、一直線にシグのズボンの付け根に突撃してきた!
ぽふっ。
「うわっ」
急所に突撃されたというのに、痛みよりも何故か甘い刺激がシグの全身に駆け巡った。
「おいしぃ、シグちゃんのじゅぅーす。いただきまぁす♪」
股間に突撃したほわほわ声の妖精が小さな手でシグのズボンのジッパーを下げ(この時代設定でジッパーは普通無いが)、ズボンの中に侵入しようとしている。
「ちょ、アンジュ! あんた展開急ぎすぎ!」
「はやいもの勝ちだもーん!」
「わ、私もはやくしたいっ!」
「失礼するでござる」
「あ、待てお前ら……! 淫夢はもうちょっと雰囲気に浸からせたほうが、のめりこみやすいのに……たくっ!」
その妖精を筆頭に、目の前に居た妖精たちが、つぎつぎにシグのズボンに殺到していく。
「な、なんで!?」
御伽噺であんなに可愛らしい存在で、なおかつ今目の前に対峙している妖精たちも、一際可愛いのに。なぜズボンに殺到するの!?
ズボンの中に入っていく妖精たちを手で払いのけようとするが、妖精はするするとズボンの中へ。
「ちょ、うわぁ、んっっ!!」
最後に妖精が入った瞬間、シグの身体はまたもや甘い感覚に痺れる。
「待って! よ、ようせいさん! きっ、きついよぉ!!」
いくら小さいとはいえ妖精たちが4匹も殺到したのだ。シグのズボンはパンパン。
そのズボンの中で、妖精たちは動き回っている。右へ左へ。上へ下へ。
妖精たちはケンカしているのか、どたばたと暴れ周り、その動きがシグの股間のブツに断続的な圧迫を与えてくるのだ。
圧迫。圧迫。押さえ込み、ぐりぐりぐり、圧迫!
もふもふもふもふもふもふ!
ぐりぐりぐりぐり!
どんどん体積を増すシグの肉棒。それがさらにズボンのスペースを奪うこととなり、肉の圧迫はさらに増していく。
「あっ! あっ! き、きついぃ! んぐっ! いた! うわぁ! あっ! た…たまぁ! たまぁを、たまたま、踏まぁ、ふまぁないで! そこもダメ! あっ、あっ! あっ!! っっ!!!」
「ああああああああああああーーーーーーーーーー!!!!!!?????」
シグが目を覚ましたとき。
そこには……
「こんばんは、やっと逢えたね。シグ」
「ハロー。シグ、淫夢は楽しかったかい?」
「それにしても我が淫夢術とこの足技を使っても一行に射精せぬとは……、お主の肉棒は魔物以上の魔物だな、シグ」
「うふふふふぅ、おっきぃおっきぃシグのおちんちぃん、もうクラクラぁ、こぉやってぇ、ピンクの部分を潰すとぉ苦しそうに呼吸してぇるみたぁい♪」
ぐにゅぐにぐにょぐにゅにゅにゅ!
「わ、わ、わぁぁぁぁぁ!?」
可愛らしい蝶の羽を毒々しい悪魔の羽根に変えて夢の中に出てきた4人の妖精たちが、シグの股間を裸足で押しつぶしていた。
(続く)
お久しぶりです。いっぱい時間を空けてしまいました。
かちゃかちゃ書いて、ようやくエロの手前まできました、次回は足からのエロシーンになります。
場合によっては絶倫スレになっちゃうかもしれません。楽しみにしてくれれば幸いです。
これはいいおバカさきゅばすですね
GJ!
赤いパパさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!
おかえりなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!
ひたすらにGJ!!!!
ちなみに僕はハーレム隊も心待ちにしてますよ
ぎゃああああああ!
パパさんキターーーーーぁぁああああ!!
GJ!!
乙
アルカディアって成人向けSSおかなくなったの?
>>694 掲示板の動作修正の関係で消えているぽい。2〜3週間で終了すると書いてあるが、未だ復旧せず。
ま、しばらく待つほかないんじゃない?
というか、この質問ここでするの間違っているよ。直接向こうで聞いた方が早いのでは?
>>694 管理者の人のリアル都合も考えよう、世の中暇人ばかりじゃーない。
不具合の修正は思いの外時間がかかる場合もあるしまとまった時間が
取れない場合は長引く事もあるしな。
少人数でかつ非商用WEBなんだしもう少し生暖かく見守ろうや。
場違いな質問であるのは
>>695に同意するが。
絶倫スレのビグザムはハーレムになるのか?
>>697 あのままではハーレムではないが要素は十分に揃っているって感じ
699 :
636:2008/04/19(土) 16:34:58 ID:Ia9kueKF
1話も2話もぶっつけで思いつくまま書いてたのでぐだぐだになってきてるかも。
なんとなく過疎気味な気がするんでとりあえず投下。
700 :
636:2008/04/19(土) 16:35:46 ID:Ia9kueKF
「おはようございます。ご主人様。」
「ん・・・」
目を覚ます。白姫が裸で横に寝ていた。そうか・・・俺、あのまま寝ちゃったのか・・・
寝起きから人が傍にいるというのは久しぶりで何だかほっとする気がする。
「おはよう・・・白姫。」
人肌が恋しいのかなんとなく抱きしめてみた。
「んぅ・・・」
白姫が幸せそうな声を出す。
その声を聞くとなんだか嬉しくなる。
そのまましばらく抱きしめたかったんだが・・・
「そろそろいつも起きてる時間ですよ。」
俺の視界に時計が目に入る。
確かに俺がいつも起きてる時間だった。
そういえばこれまでの生活全部見られてたんだったよな・・・
白姫と色々と話したかったが・・・今は時間がない。学校があるので準備しなければ。
名残惜しかったが俺もそっと力を抜き白姫を解放する。
白姫も名残惜しそうな顔をしていたのは気のせいではないと思う。
とりあえずさっさと着替えるか・・・と、服を着始めたその時。
ピンポーーン
インターホンが鳴り響く。
この時間に来る奴・・・?やばい!
「白姫っ」
「は、はいっ!」
白姫もずっとこの家に居たんだからこの後の展開が読めているのだろう。
玄関の開く音がし、階段を登る音が聞こえてくる。
ど、どうするっ、こんな状況見られたら・・・っ
「あの・・・姿を変えてください!」
少し抵抗があるが仕方がない。
「わ、わかった!」
慌てていたのでイメージできるか微妙かと思ったが
案外戻したいと念じる程度でいいのかもしれない。
白姫は光って短刀の姿になった。
それと同時にドアが開く。
「おはよー・・ってきゃ!」
俺がまだ服を羽織っただけで肌が露出していたからだろうか。
ドアが開いたと思ったらいきなりドアを閉められた。
今のうちにぱっと服を着てしまう。
「もう大丈夫だぞ。」
「お、起きてたのなら言ってよ〜」
「何度も言うようだが合鍵があるからって勝手に入るな。」
再びドアが開き顔を出したのはお隣に住む緋那・・・ともう一人居た。
701 :
636:2008/04/19(土) 16:37:46 ID:Ia9kueKF
学校は休みになったらしい。顔を洗ってきて戻ってきた俺はまずそれを告げられた。
なんでも人間の仕業とは思えない破壊跡がいたるところにあるため調べる必要があるとか。
考えてみればあんな壊れ方したんだから当然か。
「何か知ってるんじゃない?」
昨日俺が学校に向かったのを知ってるため何か知ってると思ったのだろうか。
それだけで疑われるほどトラブル体質のつもりはないんだが・・・
だが事実、俺は知っている。というか当事者だったりする。
「・・・何も知らねーよ。昨日は宿題回収して速攻帰ったっての。」
現実離れしてる事だし話すこともないだろうと適当に返しておく。
「遅くまで家の電気がつかなかったようですけど?」
・・・家が横だとこういうとき困るよな・・・
「ちょっと立ち読みしてきただけだって。」
まだ緋那は疑わしい目で俺を見てきたが・・・
「もー!いいじゃん。お姉ちゃん。お兄ちゃんが何もなかったって言ってるんだからそれでいいじゃん!」
黄彩・・・この子は神月家姉妹の末っ子。神月黄彩。ちなみに読み方は「きいろ」だ
兄妹のいない俺には妹のように甘えてくるこの子は可愛く思え、(もちろん性的な意味ではない。)
俺はなにかと黄彩の面倒を見、可愛がっていた。(再度言うが性的な意味ではない。)
とにかく俺に引っ付いていたため、神月家で暮らし、学校で同じクラスの緋那と同じくらいか、それ以上に一緒に居た。
そのせいか、黄彩は誰よりも俺に懐き、甘えるようになった。
しかし、俺に自覚はないが周囲からみて兄妹と言うより恋人みたい、と見られていたそうだ。
というか緋那と長女の紫依さんが問題がある思っていた程ベタベタしていたらしい。
特には緋那はベタベタしすぎーとか甘やかしすぎーと怒鳴っていたほどだ。
それを知った俺は高等部にあがると共に少し黄彩と距離をとることにした。
実際このままではお互い恋人も出来ないだろうし・・・何より年頃だし。
俺が距離を取り始めて黄彩は不満げだったが数ヵ月後には落ち着いていた。
姉達にも何か言われたのかもしれない。それからは多少甘えるものの前のようではなくなった。
なくなった・・・はずだったが
「はぁ〜黄彩はいつでも蒼斗の味方なんだから・・・
大体黄彩、なんでそんなとこに座ってんのよ。」
緋那も本当に何か知ってるとは思っていなかったのだろう。追求は落ち着いた・・・が呆れながらそう続けた。
「黄彩はお兄ちゃん大好きだもーん!」
黄彩は今、俺の脚の上に座っている。何度かどかしたんだが戻ってくるので放置することにした。
黄彩は久しぶりに甘える機会を得たとばかりにぐりぐりと擦り寄ってくる。可愛い奴め。頭を撫でてやる。
黄彩は嬉しそうにもっともっととすりすりしてくる。
それを見て緋那は顔を少し引きつらせていた。何をそんな顔をしてるんだか・・・
ま、休みで家の中。人の目もないし今日くらいはいいだろう・・・こう思ってしまう時点で俺は甘いだめ兄貴なのかもしれない。
俺たちはそのまましばらく他愛のない話をしていた。
「黄彩、今日昼から遊ぶって言ってなかった??」
「あ、もうこんな時間なんだ・・・」
どうやら黄彩は今から友達と遊ぶらしいが何かうーん、と唸っている。
「でも今日は折角お兄ちゃんとイチャチャできるんだけどなぁ・・・行くの中止にしようかな・・・」
全くこいつは・・・
「こら、そんな理由で約束を破るなよ・・・。」
「黄彩にとってはそんな理由、じゃないんだけどなぁ・・・」
「なんにせよ一度約束したことは出来るだけ守れ。」
「・・・ちぇー」
「でもまぁ、お兄ちゃんらしいかー。」
「?なにがだ?」
「約束は守る。みたいなとこ。」
「・・・そうか?」
俺としては普通なつもりなんだが・・・
「えへへっとりあえずお兄ちゃんに嫌われる前に行くねー。」
「あ、ああ。」
「お兄ちゃんっまた可愛がってね!」
「誤解を招きそうな言い方をするなっての・・・」
702 :
636:2008/04/19(土) 16:39:21 ID:Ia9kueKF
黄彩が帰ってから数時間、もう昼過ぎだ。なぜか緋那はずっと俺の家で過ごしていた。というかだらけていた。
つか年頃の娘が男のベットでGOROGOROするな。無防備すぎるぞ。
緋那が帰ってからと思ったが・・・短刀の姿になってる白姫が気になって仕方がない。
昨日はこの姿でも声が聴こえたが今日は一度も聴こえてない。なぜだ・・・何とか様子を見たいな・・・よし!
「緋那、俺下行ってなんか飲み物取ってくるわ。」
「・・・あ、うん。わかった。」
緋那は何か考え事をしているのか反応が悪い。
「・・・どうかしたのか?」
「え、い、いや、何にもないわよ・・・?」
歯切りが悪いな。・・・まぁ今はいいか。
「そうか。じゃあ俺は下に・・・」
ってあーー・・・・
白姫がベッドに寝転んでいる緋那の傍にある。緋那はその短刀が親からの贈り物だということは知っているが・・・
この状況でそれを持って下に行くのは・・・不自然だよなぁ。取ってくると言った手前やめるというのもおかしい。
白姫の様子を見るという試みは失敗したが俺は仕方なく下に降りることにした。
一階に行き、冷蔵庫に向かう。
そういや緋那の様子もおかしいな・・・冷蔵庫を覗きながら考える。
黄彩が居たときはそんなことはなかった。
何が原因なんだろう?
その時階段を降りる音が聞こえた。
「緋那?なんだ、帰るのか?」
「ん・・・ちょっと聞きたいことがあって・・・」
「なんだ?」
「昨日ね・・・見てたんだ。」
「・・・なにを?」
「蒼斗が女の人と家に入っていくの・・・」
・・・見られてたのか
「・・・・・」
「恋人なの・・・?」
・・・そういえばお互い行為中に好きとは言ったがそういう関係なのだろうか?
「違う・・・と思う。」
なんだか今は恋人というのはしっくりこないような気がした。
「何だか曖昧だね。でもとりあえずは違うんだ・・・」
「まぁ・・・な。」
「でも、その・・・そういう関係なの?」
「そういう?」
「だから・・・抱いたりとか・・・」
「なっ・・・!い、いや、その」
「ベッド、匂い残ってた。」
「っ・・・・・」
迂闊だった・・・いや、隠すような時間もなかったか。
「ね、恋人じゃなくてもいいんなら私も抱いてよ。」
「な、なに言い出すんだよ?」
「私だって!・・・蒼斗が好きなんだもん・・・!」
「ひ、緋那・・・」
緋那の告白。
友達として好きなのか。女として好きなのか
俺が緋那に抱いていた感情はそんな感じの不明瞭なものだった。
それは緋那も同じだと思っていた。いや、同じだったはずだ。
もしかしたら、昨日俺が他の女と家に入るのを見て、自覚してしまったのかも知れない。
「で、でもお前・・・俺は」
「恋人にして、なんて言わない・・・迷惑かな?」
・・・迷惑なわけがない。
「・・・いいのか?」
「初めては蒼斗に貰ってほしいって決めてたから・・・」
断れるわけがなかった。
703 :
636:2008/04/19(土) 16:39:50 ID:Ia9kueKF
「ここでするの・・・?」
緋那は一階の使われていない部屋にいた。
「・・・やっぱベッドのほうがいいか?」
2階には白姫が居るため、避けたいんだが・・・
「蒼斗がここがいいって言うならいいよ。」
「そりゃよかった。」
布団を敷き、緋那を横たえる。
「キス・・・するぞ。」
「う、うん。」
顔を近づけると目を瞑り、ぷるぷる震えてる。
可愛いな・・・
「ちゅ・・・」
唇を合わせるだけの軽いキスをし、一旦離す。
「き、キスしちゃったね・・・」
「ああ・・・」
「もう一回・・・ちゅ」
「んむ・・・ちゅ、ちゅむ・・・ちゅぴっ」
今度は深いキスを。
服の上から胸をまさぐる。
「ん・・・やぁん・・」
「服、脱がせるから。」
緋那が頷いたのを確認して、服を脱がせ、ブラを外す。
胸は白姫より少し小振りだろうか。
でも俺の学年ぐらいじゃでかい方のはずだ。
その柔らかい胸を揉みしだきながら唇で耳を甘噛みする。
「ひぅっ、あ、んぁぁ!」
乳首を少し摘むとビクッと反応してくれる。
そのまま愛撫しながら空いてる手を秘部に近づけ下着越しに触れる。
「ふぁあっ」
ちょっと湿ってるな・・・
下着の上からこねるように、敏感なそこを指先ですくうかのように、何度もくすぐっていく。
「あ、あぁ、そ、そこばっかりぃっ」
「緋那・・・かわい・・・」
顔を近づけ、下着の上からそこを軽く舐めてやる。
「ひゃっ、な、なに今のっ」
「いや、舐めてみた。」
「な、なめっ・・!?や、やあ!」
下着を脱がせてしまい、直接口をつける。
「ぺろっちゅ、ちゅぷちゅぷ」
「や、やああっだめえ!」
そろそろかな・・・?
そう思った俺は思いっきり吸い上げた。
「ああああああ!す、吸うのらめええぇ!」
どうやら軽く絶頂に達したようだ。
「はぁ、はぁ・・・蒼斗ぉ・・・」
「緋那・・・その、いいか?」
「うん・・・いいよ。」
704 :
636:2008/04/19(土) 16:40:35 ID:Ia9kueKF
腰を突き出し、緋那の中に肉棒を埋没させて行く。
「う・・・くぅ・・・!」
緋那が堪えるような声を出す。
だがここでやめると緋那は悲しむだろう。
そう思い力をいれ、奥まで貫いた。
「ひっ、ひぎ!?」
「・・・大丈夫か?」
「ん・・痛いけど・・・嬉しいから。」
緋那は少し苦しそうだけど確かに笑顔だった。
「動いて・・・いいよ?」
「・・・ゆっくり動くな。」
少しずつ、ゆっくりと腰を動かす。
「ひぐ・・・んん・・・」
やっぱりまだ痛いのだろう、苦痛の声が漏れている。
俺は緋那に顔を近づけ、キスをした。
「ん・・ちゅ、ちゅぴ、ちゅぶ」
「んちゅ、ちゅ、ちゅ・・・蒼斗ぉ」
再度腰をゆっくり振る。
「い・・ふぁあっ・・・」
腰を動かしつつ手で胸に刺激を与えてやる。
「んぁ!ひああぁっ!」
苦痛の声が随分減ってきたように思える。
「ん・・・痛いの、結構収まったよ?」
緋那の言葉を聴き、少しずつ、腰のペースを速める。
「あっやぁっふぁああっ!」
全く痛くないなんて事はないだろうが・・・俺のほうが我慢できなくなってきた・・・!
「ひゃっふぁあ!ああぁ!」
「くっ・・・緋那、俺、そろそろ・・・っ!」
「んあぁ!出して!出してぇ!」
俺は欲望のままに奥に最後の一突きをした。
「はぁ、はぁぁああぁあぁっ!」
「くぅっ・・!」
そして俺は緋那の中に射精した。
「ごめんね・・・無理やり迫っちゃって・・・」
「このことを盾に迫ったりもしないから・・・だからっんむ!?」
口でその口を塞いでやる。
「何謝ってんだよ。俺は嫌じゃなかった、いや、嬉しかったぞ。だから謝るな。」
「・・・ホント?これからも今までどおりでいいの?」
「あぁ、じゃないと困る。」
幼馴染として当然だよな。
「告白もしちゃったし・・・アタックもするよ?」
「あ、あぁ、どんとこいだ。」
異性なんだし当然だよな?
「また迫ったりしてもいい?」
「・・・・あ、あぁ。程々ならな。」
・・・男として当然だよな。
「・・・えへへ」
「なんだよ・・・」
「優しいなー、って。」
「何言ってんだか・・・俺は複数の女に手を出しちゃうような奴だぜ?」
「蒼斗、流されやすいからね。」
そんな一言で済む問題かよ・・・てかそんな風に思われていたなんて!
「でも強引に襲ってるわけじゃないんでしょ?」
「当たり前だ!」
「やっぱり流されやすいんじゃない。」
・・・くそぅ。
705 :
636:2008/04/19(土) 16:41:29 ID:Ia9kueKF
それからしばらくたって落ち着くと照れてくる。
「改まると照れるね・・・」
「あぁ・・・」
やはり緋那もそのようだ。
「と、とりあえず私、帰るね。下着もアレだし・・・」
今緋那はノーパンと考えるとまた興奮してしまいそうだ・・・
「そ、そうか?」
出来るだけ意識しないようにそう返す。
「・・・ま、また明日ね!」
「お、おう。」
そう言い緋那は帰っていった。
・・・やっちまったなぁ。
白姫と初体験したばっかだってのにその次の日に緋那とも・・・
俺ってそんな軽い奴じゃなかったと自分では思ってたんだけどな。
いや、正確には恋人じゃないから浮気にはならないのかもしれないが。
緋那の言うとおり流されやすいって事なのか?はぁ・・・
部屋に戻ると声が聞こえてきた。
『・・・おかえりなさいませ。』
先ほどまでは聞こえなかった声が聞こえる・・が、沈んでるな。手に取り人化させる。
「あー・・・下の声、聞こえてた?」
「はい・・・」
「ご、ごめん・・・」
「謝ることはないです。私は恋人ではないし、ご主人様を縛るつもりもありません。」
「でも・・」
「私はご主人様のお傍にいられるだけで・・・」
「俺は・・・白姫のことも大好きだ!」
ギュっと抱きしめる。
「あ、ありがとうございます。」
「でも・・・緋那さんのことも好きなんですよね。」
・・・否定できない。俺ってば最低だ。
「ふふっ小さい頃から見てきましたからご主人様のこと、分かるんです。」
「だからご主人様を好きな方が居るのも分かるんです。」
「ご主人様が誰を好きになってもいいんです。でも誰とどういう関係になっても・・・
大切にされなくともいいですから・・・私のことも・・・たまにでいいから構ってくださいね。」
白姫が笑いながら言う。
でも、俺には笑ってるように見えなかった。
「・・・わかった。」
「・・・ありがとうござ」
だから
「でも!俺は白姫を疎かになんてしないからな!絶対だ!ずっと大切にするから覚悟しとけよ!」
・・・俺すっごい恥ずかしいこといってね?
「あ・・・」
でも
「ありがとう・・・ございますっ!」
白姫は笑ってくれた。
今度の笑顔は嬉しそうだと思えた。
確かに俺は流されやすいのかもしれない。
きっと緋那にだって同じようなことを言うかもしれないし、
周りからは八方美人と言われるかもしれない。
でも
笑ってほしい人が笑ってくれるんならそれでもいいと思えた。
To Be Continued...?
706 :
636:2008/04/19(土) 16:42:19 ID:Ia9kueKF
以上。強引にまとめてみた。
俺の文才のなさに絶望。
でも折角なので精進して頑張ってみようと思う。
一番槍GJ!
確かに文才無いな
嘘です。ごめん許して。
ハーレムな夢を観ないからむしゃむしゃしてたんだ
>>706 GJ!!!
でも一カ所、間違ってますよ?
誤:To Be Continued...?
正:To Be Continued...
続かないとかありえないだろうw
GJっす!
十分読めたっすよ?
もうちょっとレズ分が多いと尚良しだよ!
レズビアン行為の描写が、主人公中心のハーレム感を増す働きを持っているならばそれもよし。
だが、このスレではマストじゃないと思うよ。
ただの、個人的趣味。
449です。
ちょっと早いかもですが、埋め用のネタSSを投下しておきます。
この週末久々に、ちばあきお先生の名作、『キャプテン』劇場版を借りてきました。
そしてその勢いでSS書きました。
何回見ても、感動するなぁ。
そのあたりにご賛同いただけるかた向けの、ネタSSです。
尊敬し、愛している作品をこんなネタにするのに良心の呵責はないのかと問われれば、
こういう愛し方もあるのでは、とささやかに抵抗しておきます。
『キャプテン』? そんなのシラネ、とかいうひとはぜひ一度、漫画、アニメ、どちらかでも見てみてください。
心の汗が流れますから。
エロシーンはないので注意。
容量16kb
NGワードはタイトルの『きみはなにかができる』でスルー推奨。
そして、その日のセックスもまた、壮絶だった。
とある私立中学に通う中学三年生の少年谷口悟朗(たにぐち ごろう)が、ずいぶんと地味な外見や性格をしているのは、
周囲が語るまでもなく事実である。にも関わらず、彼の傍らにはたいてい何人かの女子が寄り添っていた。
それは、クラスの委員長を務める才女、松下桧(まつした ひのき)であったり、男女問わずに人気のある同級生、
星野すみれ(ほしの すみれ)であったりする。
ひとたび彼が教室を出れば、他のクラスから屋円鈴蘭(やまる すずらん)が駆けつけてきて腕を組み、風紀委員の
木之元椿(きのもと つばき)がつかつかと歩み寄っては自らが風紀違反なくらいに彼と密着する。
お昼の時間ともなれば、裏庭噴水付近で先に陣取りしている女子柔道部の大山桜(おおやま さくら)と女子水泳部の
佐藤菊花(さとう きっか)に合流し、みんなで弁当を拡げながら五郎に差し出すだし巻き卵の味を競い合う。そんな集団に、
一人シニカルな物言いと共に現れた下級生の日暮ぼたん(ひぐらし ぼたん)も加わり、ずいぶんと賑やかな昼食を摂る。
この学校でトップクラス、どころかアイドル女優や雑誌モデルに比べても引けを取らないルックスやスタイルの少女達。
もちろん性格に難のあるものなどいるはずもない。
端から見れば、どうしてこんな冴えない男がもてるのか、皆目見当もつかない。
そんな光景をすでにやっかむことすら疲れ果てた男子生徒達はいつもの光景と黙殺し、なんであんな地味な男に、と
いぶかしむ女子生徒達は当人達に理由を聞いてみるものの、「彼の素晴らしさは、わたし達にしかわからないわ、うふふ」などと
意味深な含み笑いで返されてしまう。
そして当然、彼らが肉体関係にあることも、周知の事実だ。
谷口悟朗とその女達は、放課後になると遅くまで、この学校の空き教室でセックスをしている。
もちろんこの世が、セックスに対してオープンであるわけもなく、中学生の性交際が歓迎されるわけではない。
幸いなことと言えば、谷口悟朗にまとわりつく女子生徒の中に、理事長の娘、高林蜜柑(たかばやし みかん)がいることだろうか。
理事長、つまりこの学校の、である。
彼女は、彼女が使える権限を用い防音の教室を借り切って、そこで愛する男とのセックスに耽るのである。もちろん、蜜柑だけでなく、
他の女の子達総出で、愛の交歓にいそしむわけだ。
学校の生徒達も、中で行われていること自体を覗いた者はいないものの、おおよそ想像で推測し、彼らの関係を察するようになった。
そして、その日のセックスもまた、壮絶だった。
「じゃあ僕、先に帰るから、みんなはゆっくりと休んでから帰るといいよ」
そういって谷口悟朗が、そうそうに身繕いを終え、みんなに声をかけてから教室を出ていった。
ぴしゃり、と閉められた教室の中には、桧、すみれ、鈴蘭、椿、桜、菊花、ぼたん、みかんと、8人の少女たちが残されていた。
みながみな、布一枚も身につけぬ全裸であり、身体にはべとべとと先ほどまでの淫行の名残。
そして彼女らは全員、足腰が立たないくらいに攻められていて、少年が出ていくのに同行することも出来ない。
まぁ、谷口悟朗少年が少女達をおいて一人先に帰ってしまったことは、ずいぶんと薄情な様にも思える。
しかし、それには理由があり、あまり谷口悟朗少年を責めてもいけない。
少女達はもちろん、この学校の学区それぞれから通うものであり、谷口悟朗少年がその一人一人の下校に付き添うわけにもいかない。
谷口悟朗少年と女達全員がいっしょに帰って、その途中で少しずつ抜けていくとなると、どうしてもいっしょに帰る時間にムラが出来てしまい、
不公平である。しかも、学校から一番近いのが当の谷口悟朗少年なのである。
おのずと各自バラバラに帰るか、蜜柑が用意させたバスでまとめて送り返すことになるわけである。
「・・・でもまぁ、もう少しくらい、まっててくれたって良いと思うんだけど」
のそり、と身を起こして、水泳部の菊花が言った。
「そうねぇ、もう少しじっくりと、カレを感じていたいと思うわ」
仰向けに倒れていた学級委員長の桧は、荒い息を吐きながらも、自分の指で性器をゆっくりまさぐった。先ほどさんざん膣内射精された
愛する男の精液が、自分の愛液と混ざり合うのが心地よく感じる。しかしやはり、その当の男本人が側にいないのは、寂しいものだ。
「相変わらず、このアタシがダウンしちまうくらい、パワフルなのは良いんだけどねぇ」
よっこらせっ、と少々オヤジ臭い言葉を呟いて身を起こしたのは、柔道部の桜だ。全国大会でも上位入賞するほどの実力者であり、
身体は十分鍛えられているのだが、今は腰が抜けてしまって立ち上がることが出来ない。
半身を起こしたことで、彼女の胎(はら)が大きくうねったのであろう、彼女の割れ目からどろりと大量の精液が溢れてきた。
桜はそれを指ですくって口に運び、しゃぶるように舐め取った。
その隣の少女も、肩に力を込めてなんとか起きあがろうとするものの、叶わずに断念した。身体全体を支配する、アクメの痺れが
まだ抜けていないようだ。彼女は学園長の娘、蜜柑である。
全身くたくたになりながら、ぼんやりとした視線を中に向けて、桜の言葉に気持ちを少し付け足した。
「でも、もう少し、優しくしてくれても、いいよねぇ?」
もちろん、セックスのあとの後戯だって、たっぷりしてもらった。8人の女の子を全員分け隔てなく抱き、そのすべてを何度も満足させた後、
その幸せな気持ちが心の奥に染みるような愛の時間を過ごした。
それでも最後は、こうやって動けない自分たちを置いて先に帰ってしまうのだから、少し薄情なのではないかとも思うのだ。
そんな会話に、くたくたになって手足も動かせないでいたすみれが、思い立ったように言葉を発した。
「うん、わたし、彼に抗議してみようと思う」
彼のクラスメイトであるすみれも、そのあたりは同じように感じていたのだろう。
自分たち8人を同時に愛してくれる彼のことはスゴイと思うが、もう少しデリカシーもほしい、と思っている。
そのことをちゃんと彼に話していけば、少しずつでも今よりもっと良い関係になっていけると思うからだ。
「そうだな、わたしもそう思う、賛成だ」
風紀委員である椿が、硬い口調で賛成した。谷口悟朗少年に抱かれている最中はずいぶんと甘ったれた声を出しているのだが、
普段はやはり硬い言葉遣いだ。
彼女もまた、同じ様なことを考えていたらしい。
もう少し彼に甘えたい、ともの足りなく感じているのだ。
その場に、谷口悟朗にもの申す、的な空気が流れ始めたとき、一同の中でもひときわ幼い声がした。
「またですかぁ? あいかわらず、抗議とか好きだよねぇ、あんた達」
しかもそれは、呆れたような、挑発するような、少なくとも好意的な声音ではない。
彼女は、谷口悟朗少年の後輩、ぼたんだ。
愛する男性、谷口悟朗少年に対しては非常に素直で、一途な愛情を示す彼女だが、自分の先輩にあたる他の少女達に対しては、
ややシニカルな態度を見せている。
そんな彼女が、男不在のこの場で交わす会話を、まるで陰口のようだと揶揄したのだ。
気色ばんだ声で、桜が反応した。
「なんだと?」
身体さえ自由に動けば、今にも殴りかかろうといった雰囲気。
それを制止したのは、学級委員長の桧だった。
「やめなさい、この子の減らず口は、今に始まった事じゃないでしょ?」
ちっ、と舌打ちして桜は言葉を収めた。対してぼたんは、ふん、と失笑し、言葉を収めた。
「とにかく、これからあいつの家に行って、みんなで抗議してやろうよ」
桜がそういってようやく立ち上がった。
文句、というわけでもないが、今後の自分たちのためにも少し話し合う必要がある、と思ったのだろう。
椿や桧、そしてすみれたちも賛成した。
ただこの場の、二人の少女を残して。
先ほどの反抗的なセリフを発したぼたんは当然、この話に閉口していた。
そしてもう一人。
(・・・わたしの体力じゃあ、悟朗君に愛してもらっても、とてもついていけない・・・)
谷口悟朗少年の隣のクラスにいる、鈴蘭である。
彼女は生まれつきからだが弱く、体力がない。
こうして愛する少年に抱かれていても、彼の若々しいエネルギーを受け止めきれずに、彼に気を遣わせてしまうこともある。
みんなといっしょに過ごしていても、自分だけが彼から遠慮されているように感じて、それが疎外感に繋がることもあった。
一人の男とたくさんの女、そんなハーレムに身を置きながら疎外感を感じてしまうのは、とてもつらいものだ。
だから鈴蘭は、彼との別れを決意した。
彼女の鞄の中には、谷口悟朗少年に宛てた一通の封筒がある。
いつ渡そうか、逡巡を重ねながらしまい込まれたその封筒。
決して彼が嫌いになったわけではない。むしろ好きだからこそ、彼に抱かれることを辛く感じるのだ。
その封筒の中には、彼女のそんな想いが丁寧に綴られている。
彼にその想いを伝えて、別れを切り出そう、そう考えていたのだ。
「ん? 鈴蘭、どうしたの?」
「え、ううん、なんでもない」
菊花が、一人無言で表情の暗い鈴蘭に気がついて声をかける。
しかし鈴蘭はそれを、曖昧な笑顔で返して誤魔化した。
谷口悟朗の生家は、学校のすぐ近く、下町の雰囲気たっぷりな住居群の中にあった。
「夜分遅く失礼します。悟朗君はいますか?」
すでに夜も遅く、後少しで日付も変わろうかという頃合い、友人宅をたずねるには非常識な時間である。
おまけに愛する男とその家族が住まう家である。少なくとも失礼がないようにしなくては。
そのあたりきっちりとした性格の、学級委員の桧が代表して家の戸を叩いた。
すると、中から程々に歳を重ねたおばさんが現れた。
「ああ、悟朗の彼女さん達だね? あの子は今、そこの神社にいるよ」
彼女らを見て終始ニコニコと笑っていったその婦人、なにやら含んだような笑みをしていたのだが、その意味をこの場で理解できるものは
そこにはいなかった。
「なんでこんな時間に神社になんか?」
てくてくと6人揃って、夜の道を歩く。そのすぐ後を鈴蘭が、そして少し離れて、ぼたんが後をついていく格好だ。
蜜柑が、不思議そうにそう思った。こんな時間ならあまり外出など考えられない、もう布団の中に潜っていてもおかしくない時間。
軽口のように口をついて出た言葉に、みな軽く首を捻った。
実際彼女らは、彼に会うことが目的なのであって、その彼がどこにいるかはさして問題ではないのだ。
「実は、女の子にもてるように、神頼みしてるんだったりして」
すみれが、少しおどけてそういったのを、みんなは可笑しそうに笑いあった。
下町の奥、小さな里山を思わせる高台にある神社には、そこそこの石段を登っていくことになる。
情事に疲れて腰の重い少女達には、少し酷な上り階段だ。
「で、悟朗君はどこにいるんでしょう?」
体力に自信のある桜や菊花はともかく、他の少女達が登り切るまでには少しの時間が掛かった。
全員が登り切ったところで、先に待っていた菊花が辺りを見回し終えてから、言った。
当然、ぜーはーと息の荒い後着組に答える余裕はなく、同じく先に着いていた桜がそれに応える。
「あっちのほうから、なんか声がする」
す、と指を差す桜に促されて、みながそこに耳を向けた。
確かに、桜の指さす方向に彼は居た。
「ご、悟朗く・・・」
その光景に思わず声を出したすみれの口を、梢が手で閉ざした。
「ううっ、・・・・く、」
谷口悟朗少年が、苦しそうに呻いた。
彼は、神社の境内の裏手、人気のない場所で、全裸になっている。
その彼の下半身、性器は大きく勃起しているのだが、どうにも様子がおかしい。
そして、その男性器の側に顔を寄せている、一人の女性がいた。
彼女は、谷口悟朗少年のペニスを撫でさすり愛撫を繰り返している。
しかし、それは少年を楽しませるための行為ではないように見えた。
彼の体が快感に震え、射精に向かってびくりと痙攣すればその愛撫をやめ、そして少し治まったところで愛撫を再開する。
さらに、その愛撫の途中でおもむろに取りだした丼に冷水を満たし、少年の睾丸を浸ける。
「うわああっっ!!」
男性器に与えられる、突然の冷熱刺激に少年は苦悶の声を上げ、歯を食いしばった。
冷水に当てられきゅうっと締まった睾丸だったが、すかさず暖水の器に差し替えられ、その温度差にまた少年は身悶えた。
その間、亀頭を中心にやわやわと続けられる愛撫に、少年は射精を必死に堪えていた。
少年の下半身に、いろいろと手を尽くしていた妙齢の女性は、苦しむような少年に、その表情を曇らせながら声をかけた。
「ねえ、悟朗、これはやり過ぎよ?」
僅かに手を休め、少年を気遣ったその女性に、未だ勃起も収めぬまま少年が返した。
「いいんだ、姉ちゃん、続けてくれ!」
その女性、谷口悟朗少年の姉は、少年に言われるまま再び先ほどまでの行為を再開した。
だがそれでも、彼を心配すること自体をやめたわけではない。
行為の手を休めぬまま、彼の呻き声にあわせて彼女は言葉を続けた。
「でも、このまま射精しないで我慢を続けたら、あんた気がおかしくなっちゃうよ?」
たしかに。
今、彼女が行っている方法は、金冷法および射精耐性の訓練である。
金冷法は、睾丸に温度差の刺激を与え、精力を増進させる強精法であり、同時に行われている亀頭中心の刺激はそのカリをくっきりと
際だたせるのに不可欠な訓練だ。射精に対する抵抗力も増せば、惨めな暴発なども防ぐことが出来る。
だが、その行為は強引で、普通の男性が試せばすぐに音を上げてしまう苛烈さである。とても長時間続けられるものではない。
しかし、その苦行に身を投じている谷口悟朗少年は、苦痛の中からも、笑顔を見せて、言った。
「いいんだ。僕みたいな、素質も才能もないヤツが8人の女の子を同時に愛そうとしたら、こうして努力するしかないんだよ」
「でも、その前にアンタの身体が潰れちまったら、元も子もないでしょうに」
その光景を、神社の林の影で見守る8人の少女達。
谷口悟朗少年の、真剣な特訓に圧倒されて、誰も言葉を発することが出来ない。
今、この場から踏み出して、彼に声をかけることだけは出来ない、と誰もが思っていた。
これは、彼が自らに課した、『陰の努力』なのだ。
「大丈夫、いいから続けてよ、姉ちゃん!」
自分を気遣う姉に、谷口悟朗少年は気丈に特訓の継続を促した。
対して彼の姉は、それでも弟が心配である。
この光景を見守る8人の少女達が来るもっと以前からこの特訓を続けているのだが、実はその間、一度も射精していない。
男性が射精を堪えることが苦痛であると言うことを、風俗店に勤める姉はとても深く理解しているのだ。
「別に、ここで一発くらい、射精(だ)しても良いんじゃない? アタシ達は姉弟だから本番は出来ないけどさ、お店仕込みのフェラテクで、
すっきりさせてやるよ?」
けして好色からではなく、弟に対する気遣いからのフェラチオ奉仕を申し出る姉に、弟である谷口悟朗少年は、その好意を嬉しく思い、
笑顔で首を横に振った。
「いや、それはやめておくよ」
ただその言葉だけでは姉は納得しない、と思ったのか、彼は言葉をさらに重ねる。
「僕、あいつら以外では射精しないことに決めてるんだ。今の精液も、明日みんなの子宮に全部注ぎ込んでやるまで我慢するさ」
意外と義理堅く、思った以上に男の度量を見せた弟に、姉は優しい笑顔。
「フフフ、愛されてるねぇ。そんなに大事にされて、その子達も幸せね」
しばらくその場で彼の特訓を見つめていた少女達は、ようやくそこから離れ、神社の入り口、石段を登り終えた場所に戻ってきていた。
「悟朗君、わたし達に隠れて、こんな特訓をしてたのね」
すみれが言った。
彼女は先ほどの教室で、彼に抗議しよう、などと言ってしまったことを後悔していた。
「あたしたちとセックスしてるとき以外も、ずっとあたしたちのことを考えてくれてたんだ」
桜は、彼のことを考えず自分本位になってしまっていた自分に、強い怒りを感じていた。
「彼が薄情だなんて、疑ったわたし達が情けないわ」
椿が、彼を信じ切れていなかった自分を、強く恥じた。
彼女たちが男に不満を漏らし、やれ抗議などと盛り上がっていた間にも、少年は彼女たちのことを大事に考えて自分を高める特訓をしていたのだ。
安易な馴れ合いと愛情を混同してしまっていた自分たちが情けなくなり、皆が沈痛な気持ちで言葉を失った。
「よし、わたし、ここから走って帰る!」
桧が、強い決意の瞳で、そう宣言した。
「走って足腰を鍛えたら、アソコも良く締まるようになって、もっと悟朗君を喜ばせてあげられるから」
それだけではない。体力が付けば、セックスを彼任せにすることも少なくなる。
少しでも彼の負担が減るならば、そういう努力は無駄ではない、と思えるからだ。
そしてその思いは、他の少女達にも伝染した。
「うん、わたしも」
「アタシも!」
「そうね、そうしましょう!」
口々に賛同し、皆は一斉に駆けだした。
自分たちは愛されている、その実感が得られた彼女たち、勢いよく走る動悸に嬉しさのドキドキが重なって、とても幸せな気持ちになった。
そして、走り出した彼女たちから遅れて、残された鈴蘭が鞄の中から封筒をとりだした。
谷口悟朗君へ、と書かれた封筒の中には、彼女が彼へ宛てた手紙が入っている。
体力的に辛くなって、最近のセックスにはついていけないこと、そしてそれを理由に、しばらくお互い距離を置こうという提案。
つまりは、別れ話だ。
だが鈴蘭は、取り出したその封筒を、びりびりと真ん中から破り、くしゃくしゃにしてから捨てた。
「悟朗君、ごめんなさい!!」
そして彼女も、他の者に遅れまいと、勢いよくダッシュした。
体の弱さを言い訳にしていた自分が情けなく思えてしまい、自然と涙が流れてきた。
だが、それを拳で拭った彼女、すでにその表情に迷いはなく、強い意志を宿していた。
彼との性交が体力的に辛いなら、自分が体力を付ければいい。
彼を愛しているのならば、彼に負けないだけの努力をするしかないのだ。
鈴蘭が去ったあとも、神社の奥手では、谷口悟朗少年の苦悶の声が聞こえてくる。
それを聞きながら、最後まで残っていた少女、ぼたんが呟いた。
「なるほど、これだったんだなぁ、悟朗先輩がみんなを引っ張ってく力は」
他の女達が惚れ、そして自分が好きになった男。
そんな彼の男気に触れて、自分の恋が間違っていないことを嬉しく思った。
彼が愛情を向ける女達、その心を強く捕らえる男気を、誇らしく思った。
「これからも、楽しくなりそうね」
ぼたんはそういって、わくわくと嬉しさを押さえきれない笑みを浮かべる。
そして彼女も、よし、と気合いを入れて、石段を駆け下りていった。
END OF TEXT
以上です。
空気読めてないSS投下、申し訳ありませんでした。
あくまでもネタSSなんで、谷口くんがなんでわざわざあんな特訓を神社でやっていたかなどにはつっこんでくださいませぬよう。
そんな特訓、家の中でも出来るじゃん、とかは禁句。
バカすぐるwwwwww
GJ!
あの名作がこんなパロディにwww
このシーンは第2話だっけか?
とにかくGJ!
GJ!
ほ、ほら、神社なら手水舎があって、冷やすには高さ的にちょうどいいし・・・
なんて罰当たりな考えが頭をよぎる。
手紙を破り捨てるとこで、あの感動的なシーンも同時に頭に思い浮かび、微妙な気分に…。
GJ!
新スレ立てるの早すぎると埋めるの大変だからこのまま雑談だな!
読んでくれたkた、コメントくれた方、ありがとうございます。
読んで気分を悪くされたかた、すいません。
それではこれにて失礼します。bye!
449氏、毎度GJです。
>>728 雑談……
毎度おなじみ次スレのタイトルとかですか?
次スレは15スレ目で15P。ヒロインは14人だな。
女の子15人でレズハーレムでおk
その話題はスルーで。
ヒロイン14人。
同級生か。
いや、アレは確か11人くらいしか同時攻略できないが(そういう問題ではない
御主人様成長日誌って消えた?
>ヒロイン14人
十傑集+孔明+みっつのしもべとか
「「全てはビッグファイアのために!」」
受精魔王樊瑞子
白昼露出の残月子
絶頂系の怒鬼子
尿撃のアルベルタ
疲れてるな…あとはまかせる
激しく腰をふる カワラザ美
素晴らしき膣 ヒッツカラル子
クリ敏感な 幽美
幻乳のセルバン子
アナルザレッ子
おくちの恋人十常子
船が沈没して、無人島にたどり着いた少年少女たち
15少年少女漂流記
当然、少年は一人だけ、残りの14人は少女てことで
>>741 ふふふふふ…計画通り○○君と無人島に流れ着いたわ
…邪魔な雌豚どもがいるのが気にかかるけど…一人ずつ片付ければいいわね(×14)
こうですね わかります。
605の紹介されてるサイト3/31に開設だったと思うんだが、
久しぶりに見に行ってみたらすでに消えてた・・・
やめるにしては早すぎるし、もしかして移転したのかな、誰か知ってる人いない?
ひめぐりサーチから消されてたけどもしかしたら閉鎖したんじゃかいかな
>>742 ベルヌ好きな俺としては潜水艦ハーレムも捨てがたい
何か、卓上ゲーム板の菊池たけしのスレがハーレムな流れになっててわろた。
>>746 海底2万ハーレムと80日間世界ハーレム、どちらがよいだろうか
>>746 エピローグはハーレムの少女たちを失い、隠居していた主人公が
たまたま漂流してきたアメリカ人にその思い出を語った後息を引き取るんだな。
>744
掲示板も消えてるし閉鎖なんじゃね?
結構期待できそうだったんだけどね
>>749 漂流してきたアメリカ人は全員女性で、かつ原作改変して洞窟脱出endだと思うな。
>>751 逃げなくても、島爆発を無くしてハーレム島で良いじゃん
というか漂流もしないで
家でハーレムで良いんじゃね?
>>753 そしたらもう原作の跡がないだろwwww
>>754 ばっかわかってねーな
原作<<<超えられない壁<<<ハーレム
>>755 俺が言いたいのはそうじゃなくてそれなら2次創作にするいみないだろってことだよwww
原作関係なくただハーレム作ればいいじゃないかw
ハーレム結成→旅行→漂流→エロエロ王国建立
こうですね。そんな予感がします。
ただその旅行ってのが南軍に囲まれたリッチモンドから気球で脱出して墜落だからなぁw
てかなぜ二年間の休暇にしろ2万海里にしろハーレムにしやすい閉鎖空間なんだ
ベルヌにはハーレム願望があったということでFA?
>>758 ここの住人の妄想力が凄まじいだけで、ヴェルヌは特にそんなこと考えてないと思うぞw
高感度変則はまだですか……
風船おじさんがロシアでハーレム作る話をだな、
ミルクハーレムとRuin44が移転ですってよ奥さん
その2つということは、FREE100.TVがどうにかなるのかな?
と思って見に行ったら、案の定、歓楽のハレムでも管理者さんが困ってますね。
ココはまだ移転先が決まってないようですな。
……ちゅーか、海底二万マイル読んでる人多いのね。
何で、「二年間の休暇」が「蠅の王」にシフトしているんだ。
何なら、「(セックス)バトルロワイヤル」でも考えて下さい。僕は原作知らないんで駄目ですが。
>761
残念、風船おじさんは(ハーレ)ムー帝国にいるんだ。
>>759 確か従姉が初恋の人だったはずだから、幼馴染萌え属性は確定という事で。
>>765 つ アナタハン島事件。 逆ハーレムだがw
逆ハーレムやレズハーレムをもっと推し進めたい
>>767 それようのスレを立てた方がいいと思うぞ。
荒らしだろ
スルーしとけ
ここはあくまで
「男一人対女複数をテーマにした物語を書くスレ」
なんだよ。
漏れが変なことを言ったばっかりに…。
スマヌ お詫びに核戦争終末的潜水艦ハーレムでも考えてまとまったら投下しようぞ
ヴェルヌがネタになってたので、19世紀ハーレムなんてネタを考えてみた。
主人公は英国の下級貴族の次男坊。
父は大使・兄は軍人で海外勤務、若輩ながら狭い領地と資産を管理してる。
邸宅にはもちろんメイドたち。13歳(自称)とか、眼鏡をかけた元孤児とか。
それから、父の友人のアメリカ人牧師が亡くなって、引っ越してきた四姉妹。
ちょくちょくちょっかいをかけてくる怪盗アイリーン・リュパン。
家宝を盗みにきて阻止されたのが悔しかっただけ、とは本人の弁。
そのライバルである名探偵シャルロット・ホームズや、
親友の女医ジェーン・H・ワトスンとも懇ろな間柄。
主人公クンは科学にも造詣が深く、
マッドサイエンティストとして名高いジェニファー・E・チャレンジャーからは、
彼女が発明した人造人間を譲ってもいいと言われるくらいに気に入られている。
イエス・ドクター・チャレンジャー。どうやら彼女も乗り気なようだ。
折りしもロンドンは連続殺人鬼の話題で大賑わい。
暇に開かせて独自の調査をしていた主人公クンは、同じ敵を追う少女から警告される。
「あいつは人間じゃない、吸血鬼よ」
たとえ“切り裂きジャック”が化け物だとしても、決して引くわけにはいかないのだ。
“ジャック”の始末は僕がつける。尊敬する老貴族から受け継いだ、Spring Heelに誓って。
>>772 色々混ざってるw
あれだななんか映画でネモ船長とかジキル博士とかの架空の超人がいっぱい出て
きて活躍する映画があったけどそれみたいな設定だな。
あの面子(もち全員女性)でハーレム作ったらカオスだけど。
>名探偵シャルロット・ホームズ
アーサー・コナン・ドイル繋がりなら「失われた世界」なんかもありかもよ。
>772
「尊敬する老貴族」の名前はメリッサ・ダクーと言いませんか?
【某ロリババァ降臨】
エロロワイヤルは良いなあ
ちょっとがんばってかけたら投下するわー
>>773 確かリーグオブレジェンドだ、その映画
確かドリアングレイは超人でも無いのに不死身設定で末席に加わっててワロタ記憶がある
こっちから本来の書き込み
妻物語を覗いてて思い出したんだけど
世の中には寝取られという性癖が有名になってきてるけど
これの女性版が存在するらしい、つまり彼氏が他でやる事で興奮する
SM板の過去スレで実体験を元に設定し直したNTR…っていうより
夫婦共々外部の人間に行き過ぎたMM調教される小説を書いてた作者が居て
その作者の人が当時の関係を終えて出会った今現在のパートナーが
そんな性癖の持ち主で驚いたって話をしてた
作者は積極的に他の女性と関係を持ってる訳ではないけど
その手のネタで彼女に自慰をさせると過剰に燃え上がるらしい
でネタの一つとしてダーっと書くと
相思相愛のカップルが居て彼女がそんな性癖の持ち主で
それを知ったそこそこ真面目彼氏がセフレを複数人作り
彼女の願望をかなえる為にガンガル
さらに加速する彼女の性癖を充実させる為に
理解の早く良い娘なセフレ達も巻き込んで禁欲や言動の制限
しかしそれに反して体はどんどん開発&改造をして
文字通り寝取られて悦ぶ最低M奴隷に堕とす
まぁそれでも変わらず相思相愛に落ち着く所でストーリーは終了する
って駄文を考えてみた、長文スマソ
なんかハーレムじゃないからさようなら
ラブラブ全員Mな奴隷ハーレムですね?
主なプレイは放置と視姦の二重構造で情景描写が放置娘(寝取られ役)の内面描写でねちこくヤるんですね?
わかります。
>>778 どっかに主人公以外は奴隷でハーレムが成立してた小説があったんだけど
NTR小説の要素を取り入れるとやっぱり無理が出てくるかな?
>>779 主人公以外全員がMな奴隷ちゃんなのが上手くいきそうな形だと思うね
それと便宜上セフレと書いてるだけで全員立場が平等ならそうじゃなくても良いと思う
描写に関しては色んな視点から見れたら良いな
NTR小説から節操無く取り入れてみると
放置される彼女が主人公と積極的に関わる事が出来る時は
・主人公とセフレ達のプレイの下準備と後始末の時
・主人公が自分と交わる事を許した時(あんまり無い)
・表向き普通のカップルとして振舞う時
彼女に強いられる事は
・彼女から主人公に性的な意思を持って触れる事は×
・主人公とセフレが交わる時は下準備と後始末をする
・合体中はひたすら見せつけられるor部屋から追い出され外から盗み聞き
あるいは跪き、部屋に居るのに空気扱いor全身拘束などでただの物扱い
・許しが無ければ性欲の発散(自慰行為)も不可能
・その状態で年中発情してるのにそれらを抑えながら日常生活を送る
開発&改造なんだけどあんまりヘビーなのだと
SMの分野に到達しちゃうのよ(ラバー、刺青、ピアシング、乳首クリの肥大など)
苦手な人も居るのでその辺は触れないでおく
ただ
・彼女の性欲の発散に当る行為は貞操帯などで物理的に遮断
・開発&改造を主人公が直接行うのか?それとも主人公が指示して他の娘が行うのか?
というのは思いついた
投下代わりに宣伝です
随分前からちまちまやってたんですが、サイトつくりました
お試し勇者の続きが100kほどあります、どうぞ
http://www.usamimi.info/~hanashiru/ とくめー氏へ
もっと早くこうするべきでしたが時間がかかってしまいました。
ふてぶてしくもあれだけの量のSSを保管庫にいすわらせてしまい、お詫びのしようもございません。
最後に、お時間許されましたらリンクの誘導だけしていただいて、保管庫を軽くしてあげてくださいお願いします。
ただ、埋めネタの類は少なくとも投下時の形のまま残すことは考えていないので、扱いの方はお任せします。
>>783 サイト開設おめ!
あしげに通わせてもらいます
あ、足蹴に?((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>>783 星新一イズムの正統後継者か、あんたは。
>>782 マジで期待。 1週間くらい禁欲生活するから是非書いてくれ
>>777 >「リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い」
そうそれそれ。
断っておくとハーレムでも無いです。
受け付けないって人にはスマソ
>>792 言わせてもらうが、「文章力無いから書けない」は単なる逃げ口上だよ。
文章力なんて筋力と同じで、訓練次第でどうとでもなる。
プロット書いて誰かSSにしてくれないかなーっていうのは甘い考え
基本的に他人の起こしたプロットからSS作るのはめんどい
大体方向性が決まってるものは作者に自由がないからきついだろ
でもしプロットと方向性ずれてるとか言われたら萎えるしな
後こういうふうにプロットのままSSにできてない作品ってのが作者にもあるだろうし、他人の考えたやつにかまう暇あんまりないと思う
結局みんなスルーする可能性が高い罠
百合描写しか書けないから
俺はハーレム内の百合しか書かない
とハーレム系コミュで言い切った空気の読めない奴を知ってるが
ありゃまさに逃げ口上だったな
放置だよそういうのはw
放置すると暴走するのが世の常だけどw
俺は、巨根の男が女の子たちとやりまくる話しか書けない!書かない!書きたくない!
鳩◆VcLDMuLgxIさんのサイトは移転情報まだきてないよね?
>>796 ハーレム主が出てくるなら良いんじゃね?
801 :
772:2008/04/26(土) 23:39:58 ID:WKru2nyk
19世紀ハーレム、さらに想像というか妄想を深めていくといろいろ楽しいかと。
>>773 チャレンジャー教授ってのがロストワールドっす。
いや、Dr.カオス混じってるけど。
>>774 そうそう、リーグ。もちアラン・ムーア版ねw
>>775 いや、老貴族は、ばね足の人の数十年後を予定してたんだが。
よりにもよってジュネじゃなくてお婆ちゃんの方ですかw
はーい、ロリババァ一票入りましたーっ。
で、ちょこっと書いてみたわけだが。エロ入れにくそうだなあ、このネタ。
802 :
倫敦18XX:2008/04/26(土) 23:42:22 ID:WKru2nyk
たとえ早くに目が醒めたとしても、良き御主人様は起き上がったりしてはならない。
主の起床に間に合わなかったとなれば、それはメイドの不始末だから。
メイドが主の夜遊びに目をつぶるのと同じように、それが主従のお約束。
寝起きの身体は気だるく緩み、ただ一ヶ所、股間だけが力強く充血している。
……ヤバ。
意識をすると怒張はさらに熱と力をはらんで、決して薄くない布団を盛り上げていく。
この状態で、年頃の――いちぶ年頃より少し下の――乙女たちとの朝食は無理だ。
テニスンだのワーズワースだのの詩の一節でも思い浮かべてみるが、それで鎮まるはず
も無い。
「失礼いたします」
重い扉は音もなく開く。
起こしに来たのは、いつものようにエリスだった。
メイドのエリスに姓はない。歳はおそらく僕より3つばかし上。屋敷に来る前のことは
知らないし知りたくもない。
7つの誕生日に、父が屋敷に連れてきて言った。彼女は今日から僕のものだと。
その言葉の通り、彼女は家ではなく僕だけのために仕えてくれた。
彼女が眼鏡をかけているのは、僕に教えるためだけにラテン語や歴史を学び、視力を落
としたから。白い手袋の下、右手の甲には大きな鈎裂きの痕がある。僕を守ってフルーレ
で戦った跡だ。
彼女は僕がなにをしても付き従い共に折檻を受けてくれた。
「おはようございます。御主人様、お着替えをお持ちいたしました」
「エリス」
「失礼いたします」
顎を軽くあげて催促すると、白い手袋が顎に当てられ、彼女の唇が僕と重なる。
「ん……ちゅ……ちゅ………」
本来、メイドは主に触れてはならないものだ。手紙ひとつでもトレイで受け取るのがメ
イドの嗜み。
でも、そんなの知ったことか。エリスは僕のもの、エリスのルールは僕が決める。
僕はぎゅっとエリスを抱き寄せた。上品なラベンダーの香り。布団越しでもわかるほど
に柔らかい胸の感触。
「ん…ん…ちゅ…ぷはっ……御主人様ぁ……」
整った顔を薄赤く染め、眉根を寄せてエリスは小首をかしげる。
目覚めのキスをねだるのは珍しくもない。けれど、こんな風に強く抱き締めるのは稀な
こと。僕は今朝、いつにもましてエリスを求めていた。
「して、くれるね」
「はい。御主人様の仰せのままに」
803 :
倫敦18XX:2008/04/26(土) 23:43:58 ID:WKru2nyk
丁寧に布団を剥いで脇に除けると、夜着を突き破るような勢いで聳え立つ“モノ”がある。
戒めから解放されたそれは、既に先走りの汁を垂れ流している。
エリスは白手袋を抜き取る。隠そうとする右手を僕はつかんで、貴族の姫君にするよう
に、傷痕のある手の甲に口付けた。
「御主人様、お見苦しいものを」
「エリス、ごめんね、エリス」
裂傷の跡は薄赤く盛り上がっているし、酷使された指やてのひらは乳液でも誤魔化しき
れないほど乾いてしまっているけれど、全てはエリスが僕のために働いた証拠だ。
僕は指先に、指の又に何度も口づける。
「この手が、僕を気持ちよくしてくれるんだろう」
「はい…… 誠心誠意、御奉仕させていただきます」
エリスの手が僕のものにそえられる。汗で身体に張り付いた陰嚢を優しく引き剥がして
いく。睾丸が指先で転がされ、付け根の顔を近づけたエリスは、ゆっくりと息を吸って、
そこから立ち上る汗と汁のにおいにふわっと陶酔したような表情を浮かべる。
貴族の邸宅ではメイドの職務は高度に分業化されている。
料理を手伝うキッチンメイド、掃除をするハウスメイド、来客を出迎えるパーラーメイ
ド……
本来なら男性職であるヴァレット(近侍)に近いエリスは、いまでは主の部屋しか掃除
をしないし、主専用の幾つかの食器くらいしか洗うものもない。だからエプロンは、胸の
下だけを覆うレースのついた飾りだ。大きく盛り上がった胸元はボタン留めされたシャツ
1枚に隠されている。
「エリスの胸、見たいな」
「はい。私の身体でよろしければ、どうぞご覧ください」
胸元のリボンを解いてボタンを開くと、バーの“踊り子”もかくやという豊かな胸が左
右に広がる。父に拾われることがなければ、彼女の胸はさぞ多くの男どもの視線を釘付け
にして、銅貨や銀貨が雨のように降り注ぐことになったことだろう。
けれど――エリスの身体は僕のものだ。僕ひとりの視線を浴びて、その肌は羞恥と興奮
に汗ばみ、溢れるほどの乳肉の中に隠れ気味だった乳首がぷっくりとふくらんでいく。
「御主人様、興奮されてますか?」
「うん、エリス、早く……」
僕は上ずった声で催促していた。
英国貴族は、たとえ誰にでも、欠片ほどでも、弱みを見せてはならない。そう教育され
てはいるけれど、エリスだけは例外だった。
「申し訳ありません」
804 :
倫敦18XX:2008/04/26(土) 23:44:20 ID:WKru2nyk
エリスは僕のわがままに応えてくれた。弾力のある唇を滑らせながら、僕のものを喉の
奥までくわえ込んでいく。眼鏡をかけた、ガヴァネス(家庭教師)を思わせる理知的な風
貌が、淫猥な雌のそれへと変わっていく。
重力に負けてまるでエリスの身体とは別個の塊のように垂れ下がった乳房は、僕の下腹
部にぽゆんと広がって、エリスが顔を上げ下げするごとに、その表面と乳首が前後に僕の
おなかをくすぐっていく。
普段は手袋に隠された両の手は、陰茎の根元を強くしごいたり、睾丸を転がして快楽を
助ける。
「ん…ちゅくっ……れりゅ…りゅ……れろ……ちゅく……ちゅ……」
喉まで使って僕を受け入れたり、顔を横に倒したりしながら、決して小さくは無い僕の
ものをほとんどの部分を、舌で嘗め尽くして唾液塗れにしてしまう。決して僕のものから
口を外すことなく、それどころか息継ぎすらほどんどしないで、だ。
「れる……る…ん……れる…れ………れろれろ……ふむぅ……・・・」
あふれ出した唾液はさらにエリスの手で陰嚢にまで塗りたくられていく。まるで僕のも
の全体にエリスの印をつけるように。
エリスは僕の自慢のメイドだ。僕だけのために、僕の身体で性技を覚えて、僕に快楽を
伝える方法を知り尽くしている。
「気持ちいいよ、エリス。すぐ…出ちゃいそうなくらい。おかげで朝食には間に合いそうかな」
「ぷはぁ。光栄ですわ、御主人様。お口に出してくださいますか。ちゅっ、ちゅ……」
「うん。う……ふわあ……」
亀頭を舌先で激しくくすぐられ、僕は甲高い声をあげた。
エリスが僕の所有物であるのと同じくらい、僕はエリスに依存しているのだと思う。
僕の付け根にそえられた手が、射精を促すように輸精管や尿道をこすっていく。
勃起したものを高く持ち上げるように腹に力を込め、溜まったものを一気にエリスの口
の中に注ぎ込んだ。射精の快感に僕の腰が弾む。
エリスは目を細めてそれを受け止める。
びゅっ、びゅっ、びゅっとペニスが痙攣にも似た伸縮をする一回一回ごとに、並の男を
優に上回るだけの精液を吐き出している。他人の射精など、そうそう見るものではないけ
れど、アルスターの父の領地で出会った“魔女”はそう言って僕のことを褒めてくれた。
とりわけ、今朝は数日分の蓄積が。
僕のものをたっぷりと頬張ったまま、エリスは口を離す。けれども、僕の射精はまだ終
わっていなかった。ペニスがさらに弾むように躍動して、最後の一吹きをエリスの顔にぶ
っかける。眼鏡に、顔に、降りかかる白い飛沫。
「ごめん、エリス」
エリスは垂れてくる精液を一舐めして小首をかしげた。
――こくっ、こくっ、こくっ
口の中に溜まった精液を、幾度かにわけて飲み込む。
「御主人様が気になさることはありません。私の不注意です」
精液塗れの顔を拭いもせず、エリスは精液のこびりついた僕の性器を舐め清める。
「その……なんだ。それって、エロいよね」
こらえ性のない僕の息子は、鎮まることなく再び活動を開始した。
805 :
倫敦18XX:2008/04/26(土) 23:45:00 ID:WKru2nyk
******
着替えて部屋の扉を開けると、廊下ではちびっちゃいのが二人押し問答を繰り広げていた。
「いけません、お嬢様」
「どきなさい、シエラ。クビにするわよ」
「あぅあぅ。そんなわがままをきくわけには参りません。
たとえお嬢様であれ、若様の部屋に勝手に入るのを見過ごしてしまったら、わたしは本当に免職にされてしまうのです」
「あたしのどこがわがままですって」
「どこがと言われても困るのです。しいていうなら頭…あぅっ……。お嬢様の手は暴虐なのです」
「あ…、若さまぁ。おはようございますぅ」
僕のうしろに隠れようとするのは、屋敷でいちばん歳若いトゥイーニー(雑用係)のシ
エラ。自称13歳。自称、というのは13歳未満の児童は労働時間を週48時間未満と制
限されていて、メイドとしては使い物にならないからだ。
黒髪をボブカットにした、本当に小さな人形のように無口な女の子――のはずだったの
だが、彼女に押しつけられたエイミー・マーチのお世話は無口なお人形さんには勤まらな
い。成長期の彼女がマーチ姉妹から合衆国流を振る舞いを学んでいくのはよいことなのか
どうなのか。
なでなで。
「よいレディはメイドを困らせないものだよ、エイミー」
エイミー・マーチはぷいと顔をそらす。長い金髪の美しい、こちらも人形のように愛く
るしい少女だ。しかし中身はわがまま姫。シエラを引きずり回してお嬢様を気取るのだが、
なにぶんアメリカ人なせいかノーブルなイメージが欠片もなく――ああ、背伸びしてる女
の子ってどうしてこんなにかわいいんだろう。
「はんっ。アルバートはずいぶんとメイドと仲がよろしいようね」
僕に付き従うエリスをにらみすえてエイミーが言う。
「ま、あたしはアルバートがメイドと何をしようと気にしませんけれど。
いくらアルバートと一緒にいられるからって、ステッキやパンツに嫉妬する趣味はないもの。きゃっ」
ぎゅっ。
僕はエイミーを抱き上げた。肩にかついで食堂への道を歩いていく
「やーめーなーさーい」
担がれた――というか半ば肩からぶら下げられたエイミーは、小さく口を開けて見上げ
るシエラにべーと舌を出してみせる。
……仲が悪いわけじゃないんだよ、たぶん。
食堂に入ると、いきなり二連装のライフルが突きつけられた。
とっさに銃口と僕の間に入るエリス。あぅあぅと目を見開くシエラ。
「いつまで待たせるつもりだ、ボケ」
油で磨かれ鈍い輝きを放つ銃口とおなじくらいきつい視線が僕を射抜く。
エイミーの姉、ジョゼフィーン・マーチ。燃えるような緋の髪を持った米国産の狩人で
ある。
「ちょっとちょっとちょっとジョー、いきなり人に銃向けないでよっ!!」
「うるさい黙れあたしは腹が減ってるんだ。
おまえひとりだけいい思いをしやがって。どうせあたしは重たいよっ。スープだっておかわりするさっ」
「いい思いなんてしてないっ。
そんなにしてほしいならジョーもしてもらえばいいじゃない。
銃なんか捨ててさ、『お願い、アル、だっこして』って」
「できるかっ」
顔を真っ赤にしてジョーが叫ぶ。
「お姉様、うるさい」
「そうよ、ジョー、食堂で大声を出さないの」
三女のベス(エリザベス)と長女のマーガレット(メグ)が、次女を嗜める。
……できれば、食堂にライフルを持ち出す件についても静止をお願いしたいのですが。
「お兄様、いつまでエイミーをぶら下げているのですか。羨ましい」
「うーっ、羨ましくなんかないっ。下ろしてよーっ」
「ベスも抱っこしてほしい?」
「はい。できれば普通にギュッと」
「ベス、アル君。せっかくの料理が冷めてしまいますよ」
マーガレットはマーチ姉妹で唯一僕より年上で、僕を妹たち同様の手のかかる弟のよう
に扱っているところがある。メグ姉に心配や迷惑ばかりかける僕がいけないんだけど。
「もう冷めてる」
ライフルの撃鉄をもて遊びながらジョーがぶすりと呟く。
「ごめんね、みんな」
僕はエイミーを椅子に座らせると、家長(代理)の勤めとして朝食前のお祈りを唱えた。
「父よ、あなたの慈しみに感謝してこの食事をいただきます。
ここに用意されたものを祝福し、わたしたちの心と体を支える糧としてください。
この食事を用意して下さった方々と、これからいただく私たちをに幸いあれ
わたしたちの主フライングスパゲッティモンスターの名によって。ラーメン」
807 :
772:2008/04/26(土) 23:50:20 ID:WKru2nyk
とりあえずここまで。
こうやって実際の文章にしてしまうと、結構普通のような気がしてきた。
一応モデルは、メイド2人が森薫の漫画、四姉妹が若草物語だけど、中身が別物になってるのは仕様です。
次回は(あれば)リュパン(♀)とホームズ(♀)が出したいです。
乙w
こまめにこのスレをチェックしていてよかったよ。
もちろん4姉妹をまとめて食べるシーンもあるんですよね。
わかります( ^ω^)
乙乙〜
主に選ばれなかった姉妹の百合プレイも期待
GJ乙
ところで、そろそろ次スレ立てませんか?
>>807 乙w
空飛ぶスパゲティ・モンスターにラーメンときたか、どっちやねん。
バネ足は富士鷹の漫画よろしく本人(ウォーターフォード侯爵ヘンリー・デ・ラ・ボア・ベレスフォード卿)ではなく姪でどうだろうか。
学芸員のお姉さんでも可だぜ!!
>>810 すまない、俺は無理だった
GJ!
とりあえず、ジョーを見て某ロス市警の警部を思い出したのは俺だけでいい。
大丈夫。理屈じゃないんです。
ロリババァ発言の者です。
四姉妹の同時代人、南北戦争の頃と言えば、“火星の大元帥”ジョン・カーターか。
吉岡平の本だとカーターはマーチ牧師やその上官のカスター、マーク・トゥエィンとも出会った事に……
そうそう、吉岡先生は坂本竜馬が南北戦争に関わったり、土方さんが火星に行く話もかいている。
つまり、屋敷に居候するサムライガールは、Dカップだな。
814 :
775:2008/04/27(日) 10:57:26 ID:STA3S/Rr
おっと忘れてた、ぐっぢょぶ!
時に、『ラーメン』は『ひょっこりひょうたん島』の海賊ガラクータが食前に捧げた祈りから?
正統派カリブ海賊なガラクータにチャイナガールのトウヘンボク、ベリーショートのドタバータ、おタカさん系のヤッホーか。
>>800 出てきてたら何の問題もなかったが
ハーレム主なんて影も見えなかったぜ
それどころか他人の作ったヒロイン同士の双方向ラブのみSSとか
お前ざけんなと(ry
>>807 GJ!GJ!ラーメン吹いたw
>>815 ここでたまに百合レズ発言する馬鹿ってそいつなんじゃねw
>>807 イイヨイイヨ〜GJ
続きに期待せざるをえない
>>815 凄い奴がいるんだな
ってか俺がネットで見かける百合ヲタって大抵そういう空気読めないのなんだよな
百合自体は嫌いじゃないだけに、変な言動で印象悪くするのは止めて欲しい
まあしかもそこは嫌レズのコミュでしたよっと。
建前上なんでもおkだったんで、暴走してコミュ崩壊しちゃったけど。
そういう場所では空気読まない奴が何より最強だからなあ
>>814 「空飛ぶスパゲティモンスター教」というパロディ宗教が実在しまして、
其処の祈りの言葉が「ラーメン」なのです。
822 :
775:2008/04/27(日) 20:50:57 ID:STA3S/Rr
>820
空飛ぶスパゲッティモンスター教は知ってたけど、あれの祈りまでは知りませんでした。
……イタ飯のハーレムってなんだ。
ヒロインの名前がパスタとかラビオリとか・・・
でもマカロニって名前は太陽にほえろを思い出すから勘弁な。
パスタ娘の子宮口の大きさは、すごく小さい。
>>796 どっかで聞いたような話だと思ったら、
俺が以前いたハーレムスキーの集まってた元創作関係のスレで、
似たような経験があったの思い出した。
ちなみに俺レズ好きにおん出されたw
何か過去に浸ると欝るわー。
二次元ドリームか美少女文庫でも久々に買って癒されるか。
827 :
とくめー:2008/04/27(日) 22:34:23 ID:srFwZ48o
>>825 保管庫リンクの方ですね。追加してみました。
……世の中にはいろいろとすごい属性があるものです。
私宛の連絡は(とくにハーレム関連以外の事項では)、
補助掲示板かメールフォームでしてもらった方がスレのためにはよいかと思います。
世の中には俺が想像すらしていなかった属性が存在していた様だぜ・・・(ゴクリ)
色んな意味で考えさせられるスレ終盤でした
俺は勃起したぞ
この属性もありなのかもしれん
>831
さすがハーレム主、懐が深く広いな。
>>772 遅レスだけどあれだ上海退魔行も少し入ってる
>>772 遅くなったけどGJ
19世紀か・・・時代はスチーム・パンクですな!
>>833 おまえそんな分かる奴にしか分からないような……
うめ
上海と新撰組から導き出される解=
梅田
>>832 懐が深くないとハーレム主はできんのさ
百合を嫌うような度量の低い人間にはなりたくないね
同意ではあるが蒸し返すなよw
まぁ埋めがてらで新スレに持ち越さないように生温かくやるくらいならば、と。
いや、あんたは関係ないからw
↑は >839
>>840 まぁ百合嫌いの空気の読めなさがなきゃ
次スレはマッタリするんじゃね
844 :
772:2008/04/28(月) 22:59:49 ID:aRkctNo0
感想ありがとう!
はい、ラーメンについては
>>820の通りで。
いろいろネタが混じっているのですが、どれだけ気づかれましたでしょうか。
たとえば、四姉妹が次女・四女組と長女・三女組に分かれている件とか、
作中ではないことになっているエリスの名字とか。
ああ、次に切るカードが決まりました。まだ屋敷内から出ません。
ホームズ、リュパンはお預けの方向で。
|┃三 ,. - ── ──
|┃ r'つ)∠─── \
|┃ 〆⌒  ̄ ̄ ̄ \__ ヽ
ガラッ. |┃ ,.イ ,イ \ヽ, }
|┃ ノ// ヾイ /{ { ヽ、ト、 \ ノ
|┃三 { .ト{\ヽ', メ __\ } / 餃子100皿追加お待ち!
|┃ ゝ |"ひ) \ イびゞ \ ヽ- 、
|┃ ノ ト、"´,. ー ノ ///\
|┃三 /. { ゝ / レ// }
|┃ { ヽ ヽ⌒> / レ´TT
|┃ V{ \ └ ´ / ,.イ/ /
|┃三 ,-、 f^ヽ >ー┬|/ ! ,.イノ
|┃ { ヽ:::;ム マミ、: : \ ム: : :∨
|┃三 \ ヽ,ム ∨ヘ : : \ /: /ヘ: : :ヘ
|┃ ,.- 、 \ ヽ〉 ヽ \: : :\://ヘ: : :| i
|┃ ヽ、 \ | 〉 \ lヽ./^)、 : : |: : ! ヘ
|┃三 丶、`¨ / ァ'´ /: : ヽr:| : ハ
|┃ `) l ,.イ、ヾニ二7イ |.ィ
|┃ ⊂二´.. _ __/ / ` ー-、_|/、__jニフ
|┃ ヾー--='彡- ' /´:j:_}::::/一`
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