【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【5.2怪】

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
【ゲゲゲの鬼太郎〜猫娘萌え〜第五部】

マターリ語るも好!SS投稿するも好!イラスト投稿するも好!
原作からアニメまで、猫娘・ネコ娘・ねこ娘で萌えろ

   ※ 水木作品ならばSSやお絵かき投稿も大歓迎!
     原作からアニメまで、灰になるまで萌えやがってくだちい
     妖怪職人様随時募集

●前スレ:【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【作品4冊目】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078272633/l50
●ねこ娘萌えろパロ倉庫
 保管庫&避難所:ttp://gegege.s6.x-beat.com
2名無しさん@ピンキー:04/09/19 13:57:42 ID:6/6xe2gQ
※ 過去スレ
【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【作品4冊目】 (前スレ)
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078272633/
三代目スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1072185963/
二代目スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1057/10577/1057743802.html
初期スレ
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1029/10299/1029935643.html

ウpロダは、倉庫番殿が用意してくれた保管庫にも有り松がそちらは自作絵専用で一つよろしこ
それ以外の画像投下は専用スレがこちらにあるのでドゾー

萌えjp
ttp://moe.homelinux.net/cache/res609987c3s0.html


3名無しさん@ピンキー:04/09/19 13:58:11 ID:6/6xe2gQ
●人大杉ご案内:http://dempa.2ch.net/prj/page/browser/
 専用ブラウザで快適に!(鯖の負担軽減にも役立ちます)

スレ違い?とオモタあなたはこちらへドゾー
【おしおき】ゲゲゲの鬼太郎で801【ですか】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/801/1092146472/l50
4名無しさん@ピンキー:04/09/19 14:36:02 ID:6/6xe2gQ
前スレ

【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【作品5冊目】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1094211985/(dat落ち)
【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【作品5冊目】・・・実質5.1スレ
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1094990812/(dat落ち)
5名無しさん@ピンキー:04/09/19 17:06:23 ID:eD7Q6ptP
>1
乙!
6名無しさん@ピンキー:04/09/19 19:14:30 ID:C4VPSkVn
>1
お疲れさまです!
dat落ち相次ぐも気持ちは高揚!もちろんネコタソ萌えで〜!
前スレ(5.1スレ)で3部が妖怪バスターズのお話だったと知りへぇ〜連打。
4部はどうなのか知りたいお年頃。
7名無しさん@ピンキー:04/09/19 22:02:34 ID:vD0IeCey
ばかばかまんこ
8名無しさん@ピンキー:04/09/19 22:54:11 ID:cIciEfhu
>1
乙カレ〜
ところで、どのくらいスレを消費すれば即死回避できるのかな?
5.1スレ目は、20ぐらい逝ってたのに、丸1日カキコが無かっただけでdat落ちしたようだけど
9名無しさん@ピンキー:04/09/20 07:41:26 ID:9+ZF3aSo
>6
そういや、3部のCDでも妖怪バスターな台詞で歌ってたよね。
ところでage進行でいいのかな?sageたほうが(・∀・)イイ??
10名無しさん@ピンキー:04/09/20 18:36:41 ID:g9fjF0om
安定するまではアゲたほうがイーンジャネ?

ネコタンの足をナデナーデしたい(;´Д`)ハァハァ

11名無しさん@ピンキー:04/09/20 21:10:18 ID:UYAy9EGT
新スレ乙です!

3部のCD?
三田猫たんのロケンローカチラ
12名無しさん@ピンキー:04/09/20 22:11:36 ID:yKqDpq/S
おそらくは・・・燃えろ鬼太郎・・・でつか?

鬼太郎になって、猫タンの膝枕で耳掃除など・・・(*´Д`)ハァハァ
13名無しさん@ピンキー:04/09/20 23:11:20 ID:UYAy9EGT
燃えろ鬼太郎?そんな曲が・・・。三部ラスィ
12たんありがd

いやむしろ目玉おやじになって猫たんの膣内に・・・極糖ネタ
そういやコミケ行ったよ。にゃんこ娘ゲトーした(*´Д`)
14名無しさん@ピンキー:04/09/21 00:20:07 ID:enKyXE4J
燃えろ鬼太郎…聴いてみたいかも…
むしろ萌える鬼太郎(モチロンねこ娘に)を…

鬼太郎とねこ娘のアマンアマンな本あればいいのになぁ
15411 ◆NECOkE/60g :04/09/21 02:29:03 ID:GUu0M6ig
\(^▽^)/新スレおめでとうございま−す♪

久しぶりに訪れたらば、新スレに!いよいよ5スレ目ですか。
大人の時間にもえらい数の板ができてるわ、スレは5.2だわ、
カナ-リ浦島太郎気分でつ。
datオチや即死ルールも変わってるのかな。以前は30レス前後でしたが。

(´・ω・`)oO(結構強引な方法で、無理やり埋めてみてよいいでつか?)
16名無しさん@ピンキー:04/09/21 08:07:49 ID:Xa1gw/rB
>13他にもあったぞ、デロリアンとかもう一人、パパンの膣内ネタが(w
>14サイトは割と見かけるのにね>アマンアマンv
>15・411氏キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
ぜひおながいしまつ(;´Д`)ハァハァ
17名無しさん@ピンキー:04/09/21 20:29:50 ID:jnw6K4iL
捕囚がてらに、dat落ちしたスレのSSと萌絵まとめておきまつ

【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【作品5冊目】・・・実質5.1スレ
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1094990812/(dat落ち) より

序章―そして終焉(4期)>18-24

と投稿された萌絵
ttp://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1095257644.jpg
18名無しさん@ピンキー:04/09/22 07:49:34 ID:q1FTWbkS
ホッシュ!MIRACLE BLUEだ!>もう一つの膣ないネタ
19名無しさん@ピンキー:04/09/22 18:35:17 ID:nc6+4L68
猫娘たんが化け猫化した時、足の爪も伸びてるのか気になる今日この頃。
20名無しさん@ピンキー:04/09/22 21:40:57 ID:QMkPWaKg
そーいや、猫タン
手の爪は伸びてるMONネ
21名無しさん@ピンキー:04/09/22 22:25:13 ID:qlzboWpe
貸し本時代の化け猫や、寝子さんは足の爪も伸びてそうでつな
なんとなく
22『丸薬』 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:23:17 ID:xsKzQWRa

あれはもう随分と昔のこと。

砂かけ婆に呼び出され、鬼太郎とネコ娘は納戸の整理を手伝っていた。
梯子に乗って高棚に並んだ壷をネコ娘に渡し、連携プレーで砂かけ婆の前に並べると、
一つ一つを念入りに検めていた。
 「こほっ・・・ごほ、げほっ」
壷を動かすごとに濛々と上がるほこりに噎せる。
三角布をマスク代わりに巻いたものの、もう何十年・・・いや何百年も溜まりに溜まった
ほこりが舞えば、ひと溜まりもなかった。
 「鬼太郎ー大丈夫?あたし代わろっか」
 「ん゛・・・平気さ。おーいオババ、こっちの壷も下ろすのかいー?」
真っ赤な塗りの入った壷を指差すと、砂かけはぴくりと肩をすくませ、
妙な照れ笑いを浮かべて顔を隠した。
 「どしたの?」
23『丸薬』 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:24:01 ID:xsKzQWRa
 「あ・ああいや、何でもないんじゃ。おぉおぉそれも長いこと使う時がなかったからのう。
 ささ、下ろしておくれ」
見た目の割には軽い。そもそもどの壷も薬草や丸薬が入っているばかりで、
壷そのものに比べて、中身は軽かった。
 「ねえ。これは何のお薬?」
手渡す時、ネコ娘が何の気はなしに尋ねると、砂かけはやはりまた妙な照れ笑いを浮かべ、
ささっと服のたもとへと手繰り寄せてしまった。
変なの・・・と顔を上げると、やはり鬼太郎も妙に感じたらしく、目をぱちくりとさせていた。
思わず顔を合わせ、互いに肩を上げる。
 「うひょっひょ・・・子供には関係のないものじゃよ」
 ───・・・子供・・・───
多感な時期の二人は、その言葉についむっと口を縫い縛る。
確かに砂かけ婆ほどの齢は重ねていないが、もう立派に一人立ちしている気分でいる・・・
つまりは子供ではあった。
 ───何だろ・・・あれ───
 ───気になるなあ・・・───
互いの視線がかち合うと、言葉もなくウンと頷き合う。
24『丸薬』 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:25:27 ID:xsKzQWRa
 「ああー!おばば、この壷どうしようー!」
空々しい棒読みで声をあげた鬼太郎に、ネコ娘は思わず吹き出した。
 ───鬼太郎って、ウソが下手だよねぇ───
しかし砂かけは気付く様子もなく、「何じゃ?どうしたんじゃっ」と、慌てて駆け寄った。
 「これだよ、これ。ああ、ちょっと上がってきて見てくれないかなーぁ。おばばはじゃなきゃ分からないよー」
 「わしに上がって来いと言うのか?仕方ないのう・・・」
着物の裾をたくし上げようにも、両手が塞がり身動きがとれない。
 「あ、おばば。それ持ってるよ」
 「うむ。日陰に並べておいてくれ」
さりげなく差し出した手に壷が渡されると、見上げた鬼太郎に一つウィンクをして、
ネコ娘は抱えた壷からそっと、数粒の丸薬をポケットに仕舞い込んだ。



25『丸薬』 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:26:18 ID:xsKzQWRa

納戸の片付けも一段落し、帰路に着いたのは夕暮れに差し掛かった頃。
ほこりまみれの互いの顔を指差して笑い合い、途中の泉でばしゃばしゃと顔や手流していた。
 「ねえ、あれ」 「えっ?ああ、そうだったね」
ほんの悪戯心とはいえ、共犯者の笑みを浮かべてポケットから、布にくるんだ丸薬を取り出す。
ちょうど目の前には飲み水が滾々と湧いて出ている。薬を飲むには都合がいい。
 「でもさ、子供には関係ない・・・って、何の薬なんだろう」
指先で摘まんだ丸薬をしげしげと眺めながら、鬼太郎はうーんと唸った。
 「うふふ。あたし実はね、ちょっと見当がついてるんだあ」
 「えっ・・・?あ、ああ僕もそう、だけど?」
取ってつけたように鬼太郎が言うと、ネコ娘はまたくすくすと笑い出す。
 「鬼太郎ってさ、本当にウソつくの下手だよねえ」 「ウソじゃないさ!」
 「ええ?でも、あたしが思ってる薬なら、鬼太郎には必要ないと思うんだけどなあ〜」
確信があるのか、ネコ娘は迷わず口に入れて飲み下した。
26『丸薬』 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:27:21 ID:xsKzQWRa
 「あっ!もう飲んじゃったのかい?」
一方の鬼太郎はといえば、まだ指先で摘まんだままで尻込みし、念入りに形や匂いを確かめていた。
 「鬼太郎いらないの?じゃぁあたしが貰おうかなあ・・・」
微笑んだネコ娘の顔。砂かけの”子供には関係ない”という言葉がぐるぐると回る。
 「・・・飲むさっ」
鬼太郎はひとつ大きく息をして、ごくりとひと呑みした。
 「ング!?苦・・・っ」 「アハハ、良薬口に苦し、ってね。おばばのお薬はよく効くから〜」
慌てて泉の水を飲み干すと、舌の根に残った妙な薬臭さも薄れていった。
しばらく両手両足を動かしてみたり、肩を慣らしてみたが、特に変化はない。
ネコ娘はといえば上機嫌で、泉に映る自分を、鏡を見るように覗き込んでいた。
 「・・・ねえ。ネコ娘は何の薬だと思ったんだい?」 「うふふ」
振り返ったネコ娘は岩の上に座り込み、嬉しそうに微笑んでいた。
すらりと伸びた足が、やけに目につく。
夕映えの中、照らされた頬が艶やかで、鬼太郎は妙な動悸を感じていた。
 「おばば、すっごく照れてたでしょ?」 「う・うん・・・」
27『丸薬』 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:27:54 ID:xsKzQWRa
 「あれでピンときたの。女のカンってやつね。子供には関係ない・・・つまり、若返りの美顔薬だと思うの」
 「えっ?」
 「まあ、実際に不老の薬なんてあるわけないから、肌が奇麗になったり、
 ちょっと痩せたりするんじゃないかしら」
嬉しそうに続けるネコ娘を見ながら、鬼太郎は溜め息をついた。
 「・・・たぶん、違うと思うよ」
 「ニャッ。どうしてよっ?あの棚には栄養薬や強壮剤が並んでたから、不思議じゃないでしょ?」
病を治す薬草とは分類されていたことを指摘し、ネコ娘は口を尖らせた。
 「だって、もしそんな薬があったとしても、おばばが使っていないと思う?」
 「え・・・?」
 「使ってて、あのまんまだとしたら。大した効果ないんじゃないかなあ・・・。
 若返りなんて、女の妄想だと思うけどな。お化けは死なないけど、不老は難しいよ」
 「わ、分からないじゃないのー!本当はあと数十歳老けて見えるのが、若く見えてるのかもしれないでしょ?」
今のネコ娘が数十歳も若返りしたら、それこそ赤子返りだ。
”若返り”という言葉に魅せられて、盲目になっているネコ娘に笑い出す。
28『丸薬』 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:28:31 ID:xsKzQWRa
 「何よ鬼太郎!じゃぁおばばの歳、知ってるの?」
 「・・・知らないけど。ネコ娘は知ってる?」 「あたしも・・・知らないけど」
それはゲゲゲの森の秘密。たとえ知ってしまったとしても、口外するのは死に等しい行為だ。
だから誰も知らない。知っていても、言えない。
 「・・・・・・違うのかなあ」
がっかりと頬杖をついたネコ娘の、組替えたひざからちらりとスカートの裾が覗き、
鬼太郎はますます奇妙な気分に陥り、跳ねる胸を抑えた。
普段ならばそんなところに目がいったりはしないのに。この鼓動の高鳴りもおかしい。
 「ねえ、じゃぁ鬼太郎は何のお薬だと思ったの?」
ちろりと見上げた視線が愛らしく、鬼太郎はまた強く脈打つ鼓動を感じていた。
走り出したように止まらない。
 「うん、僕もおばばが照れてたところが気にかかったんだ。だからあれは・・・
惚れ薬とか、そういう妙薬なんだと思ったんだけど」
 「ホレグスリ?」
29『丸薬』 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:29:04 ID:xsKzQWRa
目を見開いたネコ娘は、真剣な顔で頷いた鬼太郎を見て笑い出す。
 「な・何だよっ」
 「アハハまさか〜!それこそ妄想だよ。薬ひとつで心まで操れるわけないじゃない」
 「そうだよ!でもおばばの薬は強力だし・・・。無理に心を操ったりするのはいけない事だから、
子供には触らせないように、あんな高い棚にしまっておいたんじゃないかな」
 「ないない。そのほうが絶対に無理があるよ〜。それに、そんなの今飲んだって・・・」
言いかけてはっと口を閉じ、笑いが止まる。
惚れ薬など飲んでも飲まなくても、今目の前にいる鬼太郎を思う気持ちに変わりがないと、
つい自分から告白してしまいそうになり、かあっと顔を赤らめた。
 「・・・そうだよ」 「えっ!?な・何が?」
口を覆ったネコ娘の手を取り、じっと顔を覗き込む。
しかし夕焼けが辺りを照らし、その紅潮した頬には気付かなかった。
 「だから、今飲んだら・・・困るのはネコ娘じゃないか。それなのに、後先考えずに飲んじゃってさ」
 「困ったりなんて、しない・・・けど」
 「困るだろ?だって・・・薬に気持ちを操られて、目の前の人を好きになっちゃったりしたら・・・」
30『丸薬』 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:29:47 ID:xsKzQWRa
つまり今、ネコ娘の前には自分しかいない。
じっと見つめ合ったままで顔を近づける。ぎりぎり目の焦点が合う程度にまで近づけば、
ネコ娘は慌てて身を捩った。
 「やだ、ちょっと待っ・・・きゃあああっ!」 「危ないっ!」
バランスを崩したネコ娘が背中から倒れこみ、慌てて引き戻した鬼太郎も釣られて、
二人して泉の中に落下した。水面が波打つ。
 「ひゃああああ〜、冷たいっ!」 「ネコ娘・・・大丈夫かい?」
 「ゴメーン・・・」 「・・・いいけど。くしゅんっ」
 「早く着替えないと風邪引いたちゃうよ。それこそ、おばばに薬貰わなきゃいけなくなっちゃうっ」
申し訳なさそうに反省したネコ娘の顔を見つめながら、鬼太郎は冷たい泉の水でも冷えぬ
妙な昂りを感じ取っていた。
 「・・・ねぇここからならネコ娘の家のほうが近いよ」
鬼太郎がそれとなく提案し、ネコ娘はうんうん頷いて鬼太郎を自宅へ招いた。


31『丸薬』-7 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:30:43 ID:xsKzQWRa

やはり女の子の部屋だけあり、奇麗に整頓された室内。
窓際には花が飾られて、家具のひとつひとつもどこか華やかだ。
 「今、お風呂沸かすからね!」 「うん・・・」
とりあえずはタオルを渡し、着替えも兼ねてネコ娘は浴室へと入ってしまった。
ここへ来るまでの間に、服からは水滴が落ち、肌に張りついたように湿っている程度だ。
ゴシゴシと頭を拭いた鬼太郎は、ひとつ息をついて、普段家にいる時のようにぱっぱと服を脱ぎ捨てた。
 「・・・あれ?」
妙に体が熱いと思っていたら、大事な部分が腫れていた。
熱を持ち、そそり立つように虎のパンツを押し上げている。
 ───何だろう・・・?
せんずりすらも知らぬ鬼太郎にとって、初めての勃起だった。
興味深げにしげしげと目を落とし、パンツの上から握り締めると・・・。
掌に伝わる熱とともに、妙な痺れが走った。
 「?」
けして不快なものではない。熱の割には痛みもなかった。
いやむしろ、痛みというよりもは・・・もっとこの感覚を知りたくなるような、気持ちよさだった。
抑えてみたり爪先で掻いてみたりしたが、むず痒さが納まらない。
32『丸薬』-8 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:31:17 ID:xsKzQWRa
すると、着替えを済ませたネコ娘が浴室から戻ってくる。
 「ちょっと時間かかるからね〜、お茶でも淹れ・・・・・・鬼太郎?」
股座を掴んだままの鬼太郎と視線がかち合う。
まだ、互いに羞恥の欠片もない。鬼太郎はきょとんとネコ娘を見つめ、
ネコ娘もまた首を傾げてから「ああ」と手を叩いた。
 「おしっこ?お手洗いなら、こっち・・・」
 「・・・違うんだ。おしっこじゃなくって・・・ちょっと変なんだよ」
躊躇することもなくずるりとパンツを引き下ろす。
驚いて目を見開いたネコ娘も、今まで見たこともない形状にそそり立ったモノを見るなり、
心配そうに近づいてきた。
 「どうしたの?それ・・・」 「・・・うん、よく・・・分からないんだけどさ・・・」
しげしげと見つめられれば鬼太郎も段々と頬が赤らんでくる。
そんな鬼太郎の様子を見て、ネコ娘もまたパッと顔を赤くした。
 「さっきからずっと・・・変だったんだ。何だかムズムズしてて・・・」
 「さっきって・・・いつから?」
 「たぶん、あの丸薬を呑んでからだと思うんだけど。ずっと熱くて、それで・・・」
ネコ娘の姿を見ているうちに、段々と変な気分に陥ってきた事は、うまく説明できず口ごもる。
33『丸薬』-9 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:32:04 ID:xsKzQWRa
 「ネコ娘は・・・どうもなってない?」 「えっ?あたしは別に・・・」
 「・・・ねえ。もしかして気付いてないだけじゃないかな」
ネコ娘は鈍いから・・・と鬼太郎が笑い出すと、ネコ娘の瞳孔が縦に伸びた。
 「あたしは何ともないよ!」 「そうかい?じゃぁ確かめさせてよ」 「え・・・」
 「僕だって脱いでるんだから、いいだろう?それにこの後、一緒にお風呂入るんだし・・・」
二人はまだ、水浴びも湯舟も共にする仲だった。
特に自分の裸というものに、恥ずかしさを感じたこともない。
 「・・・でも」 「いいじゃないか、ほら」 「きゃっ!」
足を引いてしりもちを搗かせると、浴衣の裾を開いて白い下着をむき出しにした。
活発なネコ娘は、跳び上がった瞬間には惜しげもなくスカートを翻していたし、
鬼太郎にとっては見慣れた白いパンティーだった。
 「ひゃっ」 「・・・うん?」
しかしその手を伸ばした時、布越しに感じたネコ娘の温もりに、鬼太郎はまた変な気分に陥る。
ぶるりと背筋からくすぐったいような痺れが走り、股座がまた熱を持った。
 「ヤダっ!自分で・・・脱ぐよ」 「・・・うん・・・」
34『丸薬』-10 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:32:39 ID:xsKzQWRa
乱れた着物の裾に手を入れ、三角座りに折れたひざからするするとパンティーを抜き取る。
ネコ娘が無言で見上げると、鬼太郎もまた公平にと自分のパンツを剥いだ。
スッポンポンになればさすがに肌寒い。熱を持っているせいで余計に室温が冷ややかに感じられた。
 「くしゅんっ」
 「ああ、まだお湯沸かないから寒いよ。あたしのでよければ浴衣あるけど・・・」
 「・・・いいよ、いらない」 「何言っ・・・」
座り込んだネコ娘に身を寄せると、重なった互いの体温にネコ娘は口を閉じた。
鬼太郎の手はいつも温かいけれど、腕も胸も温かい。むしろ熱いくらいだ。
抱きしめられればさすがに気恥ずかしい。
それは男女の間にある恥じらいではなく、単に抱き上げられた子供のような気分に戻るせいだった。
頭を撫でられているような気恥ずかしさ。
しかし鬼太郎にとってはもう、そうではなかった。
 「・・・ねえネコ娘。やっぱりあれは・・・ホレ薬みたいなものだったんじゃないかな」
 「えっ?」 「さっきからずっと・・・ネコ娘が奇麗に見えるんだ」
35『丸薬』-11 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:33:28 ID:xsKzQWRa
 「し・失礼ねぇ〜!いつもはどう見えてんのよっ」
 「怒らないでよ。そういうのじゃなくって、その・・・こうして抱きしめてると、とっても気持ちがいいんだよ」
すり合った肌と肌、重なる体温が気持ちがいい。
それは心地良さというよりもずっと、刺激的な感触だった。
 「ネコ娘は・・・どう?」 「どう・・・って・・・」
覗き込んだ鬼太郎のいつもと違う熱っぽい目つきに、ネコ娘は顎を引いた。
胸を襲う恥じらいと、空気に触れ背筋を走ったゾクリとした痺れに、引け腰で上体を反らしたが・・・
 「ねえ・・・こうしていると気持ちよくないかい?」
追いかけて身を寄せてきた鬼太郎に抱き倒される格好で、背を床につけた。
 「鬼太郎・・・」
重なる体温は心地よく、確かに”気持ちいい”と呼べるものではあったが、
ぺったりと身を押し付けてきた重みに、ネコ娘は”鬼太郎布団だ”と笑い出し腹部が踊る。
 「ウッ」
抱き重なり押し当たった先端が揺れ、堪らない気分が込み上げてくる。
後ろめたいような刺激を快楽と呼ぶことができず、鬼太郎は眉をしかめた。
まだくすくすと笑っていたネコ娘も、鬼太郎の様子を見て心配そうに呼びかける。
 「鬼太郎、どうしたの?やっぱり・・・あの薬のせいで・・・どっか苦しい?」
心配して身を起こそうとするネコ娘と、更に重なり合いたい鬼太郎の間で生肌が擦り合わされ、
いつの間にか鬼太郎の強張りは、ネコ娘の足と恥骨の三角地帯に挟み込まれた
 「くあっ!」
 「鬼太郎!?」
途端に火がついたように顔を真っ赤にした鬼太郎を見上げ、目を白黒とさせる。
36『丸薬』-12 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:34:04 ID:xsKzQWRa
まだ開発されてもいない恥部に押し当てられた鈍い感触よりも、鬼太郎の様子が気がかりだ。
しかし体を重ねられたままでは起き上がることもできない。
ネコ娘が横向きに身を捩ると、挟まれたそれは更なる刺激で揉みこまれ・・・
 「うっ・・・うわあっ!」
 「ニャッ?」
びくびくと戦慄いた鬼太郎の腰、その先端から尿道を過ぎる精通に身を硬直させた。
室内には鬼太郎の荒れた吐息が響き、嗅いだことのない精臭が立ち込める。
目を見開いたまま呆然としていたネコ娘は、恐る恐る視線を下げて、
恥部から下腹部に吐き出された白濁の液を見た。
見るからに血ではない、おしっこよりも白くてどろりとしている。
見慣れぬ体液に、ネコ娘は益々不安になって鬼太郎を見上げた。
 「何・・・これ?どうしたの、やっぱりどっか辛い?」
37『丸薬』-13 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:34:42 ID:xsKzQWRa
まだ息も整わず上下した鬼太郎の肩を掴むと、だらりと下りたままの前髪から鬼太郎が見つめ返してきた。
睨みつけるとも違う、熱い視線にネコ娘の胸がとくりと跳ねる。
それはまだネコ娘が抱いたこともない、異性に対する恐怖心の欠片だった。
 「鬼太郎?」
 「・・・ごめん。何だか・・・分からないんだけど・・・凄く、気持ちよかった・・・っ」
荒れた息は治まらない。
己の吐き出したものに濡れたネコ娘の体を見下ろせば、更に息が上がってきた。
 「気持ちよかったの・・・?でも、凄く辛そうなんだけどな・・・」
上体を起こしたネコ娘が汗に張り付いた鬼太郎の額を撫ぜるが、
鬼太郎は気付かず、視線の先のネコ娘の腹部に指を伸ばした。
 「やっ!」
びくんと震えた腹部。飛び散った白濁の液を辿るように指が這い回ると、
ネコ娘は目を細めて、くすぐったそうに暴れ出した。
 「ひゃっ、や・やだぁあ!くくっ、くすぐったいよぅ・・・鬼太郎ぉ」
起きた状態はまた床に倒れ、鬼太郎の指先から逃れるように左右に揺れた。
白いすべらかな肌に、己の吐き出したものが広がる。
鬼太郎は妙な興奮に捕らわれたまま、指先を大事な部分へと滑らした。
38『丸薬』-14 ◆NECOkE/60g :04/09/23 00:35:59 ID:xsKzQWRa
 「ひゃぁ、あっ!やだっ、そこは・・・ばっちいよっ」
 「え・・・?」
手の甲をぺちっと叩かれて、這わせた指先はぴったりと閉じたネコ娘の秘裂の上で止まり、
ぽってりとした秘肉を分ける亀裂のような秘所を、白濁液が照るように滑り落ちる。
その先には何が秘められているのだろう。
好奇心だけではない証拠に、思っただけで鬼太郎の爆ぜたものはまたぴょこりと首をもたげた。
 「でも、もう・・・僕ので汚してしまったし・・・」
言い訳にもならない言葉を呟くと、ネコ娘は断固として抵抗し、起き上がった。
 「そんなところ触っちゃいけないんだよっ」
 「どうしてだい?」
 「どうしてって・・・」
起き上がれば鬼太郎の精液が滑り落ち、肌を伝う感触に肩をすくめる。
 「・・・分からないけど、ばっちいから・・・」
 「じゃぁお風呂で洗ったら、触ってもいいかい?」
 「え・・・」
どうしてこんなところを触りたがるのか、ネコ娘には到底理解できなかったが、
ずいっと顔を寄せた鬼太郎の真剣さに押されて、思わず「・・・うん」と頷いてしまった。


<未完>
39名無しさん@ピンキー:04/09/23 10:00:51 ID:WnjFokou
411氏キトワァ━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━!!
初物でつネ・Wで初物でつか
(;´Д`)ハァハァしながら続きお待ちして松
40名無しさん@ピンキー:04/09/23 17:57:46 ID:20yorWUG
411氏乙!
果たして2人はナニも知らずにナニしてしまうのか(;´Д`)ハァハァハアハア
41倉庫番:04/09/24 01:30:17 ID:eOuhstxK
新スレも安定期でしょうか。いや今ひとつ油断もできないですが、、、

エロパロガイド( ttp://hhh111.s4.x-beat.com/ )の管理人さんにdatもらったり
いろいろとかき集めて、保管庫に過去スレうpしますた。
ttp://gegege.s6.x-beat.com/kako5_0.html (9/3〜の即死スレ)
ttp://gegege.s6.x-beat.com/kako5_1.html (9/12〜の即死スレ)
>17に書かれたスレが読めない人はこちらへどうぞ。
 #エロパロガイドは誰にでも編集可能のwikiを利用した便利ガイドでつ
 #御恩返しもかねて、もしwikiいじれるエロパロ住人の方はご協力お願いします

ねこ娘登場回数(アニメ版と原作本)うpしますた。
今現在、したらば落ちてるようですが、、、
補足部分あったら、避難所でも本スレでも、お知らせいただければと。

今月中には過去スレのSS作品もうpしたいと思います。
これからもSS神・絵師神のご降臨を楽しみにしてます!
42名無しさん@ピンキー:04/09/24 01:59:06 ID:sygvFssB
411氏、モツカレサマでつ!
あぁっ!ずっと気になってた「丸薬」の続きだー!!(;´Д`)ハァハァ
この続きも楽しみです!

>倉庫番さま
乙です!!さっそくのうpさすがです!

43名無しさん@ピンキー:04/09/24 09:32:06 ID:3mPIpbXG
>倉庫番殿モツカレサマリン!
漏れもいまいち不安をぬぐいきれないので…捕手!!
44名無しさん@ピンキー:04/09/25 01:54:33 ID:+c/B/TrU
ちょっとまーってー ちょっとまーってー
一線越ーえたら ごようじーんー♪

ホシュ
45名無しさん@ピンキー:04/09/25 12:17:00 ID:8IUxRTpu
妖怪五十三次の図録を購入しますた。
ねこ娘は少ないけど水木さんの仕事っぷりに感涙〜
46名無しさん@ピンキー:04/09/25 23:56:26 ID:P9Xyr7As
以前、3部猫タンが水着脱がされる絵を見たことあるけど、今も残ってるのかな?
47名無しさん@ピンキー:04/09/26 12:40:59 ID:vtx001Me
漫画版で悪魔くんに負けて丸坊主、丸裸の鬼太郎があった記憶があるけど…その姿を見た猫たんはどんな印象を得ただろう?
48倉庫番:04/09/26 21:22:46 ID:D+2zCC6f
>>46
>1の保管庫のうpロダに画像URL書いたログがあるよ。
まだ残ってるかどうか確かめてみたら?
49名無しさん@ピンキー:04/09/26 21:23:50 ID:D+2zCC6f
うわ…クッキー残ってた。46さんタメ口ですみません、、、
50名無しさん@ピンキー:04/09/26 21:42:27 ID:gmvLx+u4
>46>47
あ、秋月のヤツでしょ?
アレ全部消えてたよ・゚・(つД`)・゚・
萌えも、落ちたらすぃ
51名無しさん@ピンキー:04/09/26 22:44:17 ID:pfkpo8t6
後は、降臨なされた神か保存されてる住人さんの手で再うpを期待するのみ。
水着脱がしの他にもラクシャサ猫タンもあったでな
52名無しさん@ピンキー:04/09/26 23:29:46 ID:D+2zCC6f
あれ?akm.cx/2d/dat/以下に同一ファイルで残るはずだったんだけど…
移転後もdat含め、過去ログもそのままって聞いた覚えがあったんですが
確かめてみたら、ヤパーリなかったです…ショボーン

むしろ新作もお願いしたい贅沢者です…(゚∀゚)
53名無しさん@ピンキー:04/09/27 16:19:38 ID:RGMEhD8C
47です
漫画版 いわゆる原作本でかのような話しがあったと記憶しております…
54名無しさん@ピンキー:04/09/27 17:05:30 ID:JBzqAfLD
>47=53アルヨネ。サンコミの死神大戦記に入っていたような?
髪の毛針を使い果たしちゃって、もう駄目ーだー!!ってなったら
悪魔くんがいきなり土下座して「君は戦うべき相手ではない!!」と言い出して絶体絶命のピンチを逃れたと言う
ちがたけ?
55名無しさん@ピンキー:04/09/27 17:48:01 ID:RGMEhD8C
>54さま
ありがとうございます
素っ裸は私の妄想の様です当時は鬼太郎の丸坊主な姿が衝撃で「うわっ、格好ワル」とか思った次第です
56名無しさん@ピンキー:04/09/27 18:54:21 ID:JBzqAfLD
>55素っ裸に近かったと思うよ。ウル覚えだけど。
確か上半身は裸で、ズボンだけになっていたような気が汁。

猫タンはカコイイ鬼太郎もカコワルーな着たろうも傍に居てみてきたはずだから、鬼太郎の傍に駆け寄った後に悪魔くんに爪をむきそうで(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
だから話がややこしくならんよう、本編では出なかったんだろうなと妄想
57名無しさん@ピンキー:04/09/27 22:52:18 ID:VLcX1XbS
三田猫のカラダに萌え〜
58倉庫番:04/09/27 23:33:54 ID:vyzPCkR5
533神、214神、 毛目玉神、
前スレ分ありがたく収納させていただきました!
事情により(サイトうpする等)掲載拒否される場合や
改稿・改名などご希望ありましたら避難所掲示板やメール
でご一報いただければと思います。
また画像うpロダのNo.86氏の絵を作品GALLERYに収納させて頂きました。
これからも萌えさせてください。お願いします。お願いします。

他スレで話題になっていたのでちょっと気になったのですが。
PAINT BBS(お絵かき掲示板)ってこのスレでは需要ありますか?
水木しげる@2ch ttp://w1.oekakies.com/p/mizukis/p.cgi
というのもあるようなのですが、無料レンタル掲示板であるのと
全年齢スレからの派生なので、おそらくエロはNGかと。
もし、保管庫にあれば、気軽に描けるというようでしたら、いつでも設置できます。
(作品GALLERYはpaint機能を消してますが、元はPAINT BBS用のcgiなので)
59倉庫番:04/09/27 23:41:12 ID:vyzPCkR5
ついでにこちらにも◎現行スレ◎

▼特撮
【エロイム】悪魔くんDVD発売!【エッサイム】
  http://tv6.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1055393079/l50
▼民俗・神話学
先生!水木しげる先生!スレ  
  http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/min/979546784/l50
水木しげる・佐藤有文・中岡俊哉…捏造妖怪暴露
  http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/min/1013407590/l50
ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境
  http://game9.2ch.net/test/read.cgi/retro/1069662300/l50
▼卓上ゲーム
こんにちは鬼太郎です。悪い妖怪はいませんか?
  http://game9.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1027409325/l50
▼アニメ・漫画ニュース速報 >>32
【イベント】「記念ゲゲゲの鬼太郎ゲタ飛ばし大会」650人参加
  http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/comicnews/1062553701/l50
▼懐かしアニメ
【エロイム】悪魔くん・第4使徒【エッサイム】
  http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1064506589/l50
【お化けの】ゲゲゲの鬼太郎4通目【ポスト】
  http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1078914510/l50
なぜ鬼太郎はねずみ男を殺さないの?
  http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1079428441/l50
▼懐かし漫画
鬼太郎
  http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1021736853/l50
水木しげるその2
   http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1090938291/l50
60名無しさん@ピンキー:04/09/28 17:44:25 ID:sLS3iWWD
倉庫番殿、毎度乙!
絵板設置したら、ゲースレのほうにきてた絵神とか着てくれるかな

>50-52
ttp://akm.cx/index.shtml
ここを見る限りでは、ファイルは有るようだけどシステムがうまく動いていないためにリダイレクトされているラスィYO
無視するようにセテーイされちゃっているので表示されないようだ..._| ̄|○
61名無しさん@ピンキー:04/09/28 23:48:41 ID:WOzHUlN+
画像うpロダbW6の香具師です。
倉庫番さま、いつもお疲れ様です!
過去ログを読み返しては(;´Д`)ハァハァ

また懲りずに駄絵投下しに来ますんで、そのときは生暖かく見守ってくださイ…

絵板あったら、水着ネコたん、ラクシャサねこたん、パンツねこたんなど萌画描いてくれた絵神さんたちがきてくれるカモー!とかなり期待。
62名無しさん@ピンキー:04/09/30 20:18:10 ID:Fiw8eLWY
絵板もSSも期待(;´Д`)ハァハァ
63倉庫番:04/10/02 05:46:41 ID:ZnYlgAbJ
労いレスありがdです。
絵神の降臨も期待しつつ絵板機能つけますた!
不具合ありましたらお知らせください。
(どうしてかBBSPainterが動かなかった、、、)

>60さん詳細dクスです。秋耳さん過去ログ新システムがんがってホスィ-
>画像うpロダbW6さんぜひにまた萌え絵を!
自分も(;´Д`)ハァハァ しながらお待ちしてます。
64名無しさん@ピンキー:04/10/05 21:32:22 ID:YkoC3lY1
猫タンの頭のリボンをほどきたい(;´Д`)ハァハァ
そしてちょっと困った声でたしなめられたい(;´Д`)ハァハァ
65名無しさん@ピンキー:04/10/07 22:40:07 ID:GOlGp5Xv
ハァハァ(*´Д`)ハアハア
真にちょっとだけよ〜んで消えてしまった猫絵は何処に?
66名無しさん@ピンキー:04/10/07 23:42:12 ID:d3B8092O
>65
やっぱりありましたよね?
ワタシの夢だったかと思ってしまいました…
カムバックかわいい猫絵…!
67名無しさん@ピンキー:04/10/08 22:20:33 ID:imnkqLdd
>65-66スマソ
しばらく晒してたんでつが、無反応だったので誰も見てないと思い消しました。
恥ずかしかったんでつ…・゚・(つД`)・゚・

お詫びに描いてきたのでドゾー
68名無しさん@ピンキー:04/10/09 21:04:31 ID:/bxqIoQ1
>67氏 GJ!
ネコたんカワイイ!!いいなー鬼太郎になって塗り塗りしたいです。
淡い色調がまた綺麗でイイ!
69名無しさん@ピンキー:04/10/13 21:56:18 ID:wJ/tiQiM
不安なのでhossyu
ネ申ー!ネ申はどこにお隠れになったのか!
70名無しさん@ピンキー:04/10/17 22:33:59 ID:w/pJaCvk
4部飯島作監は鬼太郎とねこ娘の体格差が顕著に表れていて萌L!
71名無しさん@ピンキー:04/10/18 20:19:26 ID:2jOPAzdF
>>70
磯女の回のねこ娘のパンチラに萌えT
72名無しさん@ピンキー:04/10/18 22:03:10 ID:ZeTBStAO
>71
直後のびしょ濡れねこタンにもハァハァでつよ
73名無しさん@ピンキー:04/10/24 20:35:07 ID:G7EfHebV
最近スレさみすぃね…(´・ω・`)
74名無しさん@ピンキー:04/10/29 14:16:53 ID:dr9/IyzL
磯女の回は海中でカーナーリ(*´Д`)ハァハァシーンが多かったですなぁ
アジトに連れ去られた鬼太郎を心配げに振り返る猫タンもよかった!
75名無しさん@ピンキー:04/10/29 16:19:50 ID:opphf6nz
ラクサシャはだめでつかね?
女剥き出しの猫タンに(*´Д`)モエモエ

「あたしのこと、もっと好きになってよ・・・・・・」
76名無しさん@ピンキー:04/10/29 22:10:21 ID:BP8B0IiJ
「あたしのこと、もっと好きになってよ・・・・・・」

た ま ん ね え え え え ! ! !
77名無しさん@ピンキー:04/10/29 22:30:45 ID:E46DqSwp
漏れは夜叉の「たまっ」の台詞に反応する猫タンがかわ(・∀・)イイ!! のだが
病院のベットの上に横たわるねずみ男を見て、頬を赤らめた猫タンは何を想像していたのだろう?
78名無しさん@ピンキー:04/10/30 00:18:17 ID:t1BFPsY3
磯女の回を見た後、毛目玉氏のお初モノSSを読んだら臨床効果大ですよ!
特に以下のくだりでは






二人にはもう理性は無く獣のような声をあげ、肉欲にとことん溺れた。


「―――!!!!」


声にならぬ声をあげ、ねこ娘の白い喉が緩やかな弧を描く。膣内には熱い猛りが…鬼太郎の精液が大量に注ぎ込まれた。
ねこ娘の秘所に腰を押し付け、一滴もこぼさぬように精液を全て注ぎ込む。




毛目玉さん転載ごめんなさい。
79名無しさん@ピンキー:04/10/30 01:45:13 ID:dU9tx426
あんなに幼い四部ねこタンの中にもラクシャサで見せた
むき出しの女の本能が存在するのかと思うと・・・(*´Д`)
確かに萌える!

萌え話中ぶたぎりスマソ。チョトねこタン可哀相風味でつが、駄文投下しまつ(´・ω・`)
>38の続き
80『丸薬』-15 ◆NECOkE/60g :04/10/30 01:46:48 ID:dU9tx426
カラカラと浴室の戸を開けば、沸いてきた湯舟から湯気が立ち込めていた。
湯気で視界を淡く覆われ、声も反響する浴室は、どこか現実感のない不思議な空間であった。
ネコ娘はぐるりと湯舟をかき回し、まだぬるい湯の温度を確かめる。
 「先に体洗っちゃおうね」 「うん・・・」
立ち尽くしたままの鬼太郎。息子も立ち尽くしたまま。
ネコ娘はちらりと視線を向け、興味深そうに鬼太郎のそれを見た。
 ───また立ってる・・・。痛くないのかな。
少年のそれはまだつるつるで色も薄く、淫猥な形ではなかったが、
変幻自在に形を変え、時には白濁液まで吐き出すところが、不思議でならなかった。
自分にはないものに興味はある。
 ───だから鬼太郎も・・・あたしのを触りたがったのかな。
 「ほーらぁ、早く洗おう?」 「うん・・・」
手を引いて並んで座り込むと、互いに手拭いで石鹸を泡立てる。
鬼太郎はそれどころではない。
雷に打たれたように身を襲った刺激、そしてまたびくびくと立ち上がったままの
それが求めている快楽に捕らわれて、複雑な気持ちで気忙しかった。
何をどうしたら治まるのか、未だ分かってはいないけれど・・・
鼻唄を歌いながら体を洗う、石鹸にまみれたネコ娘の肌を見つめているうちに、
突き上げた欲求が熱として下半身に篭もって、もぞもぞと落ち着かない。
 「・・・ねえネコ娘、あのさ・・・」 「なぁに?」
泡まみれのネコ娘の肌に手を伸ばす。
 「何?あ、もしかして背中洗ってくれるの?」
鬼太郎が黙ったままでいると、ネコ娘はひょい身を交わして、鬼太郎に背を向けた。
ちょっと違うような気もしたが、鬼太郎はその肩に手を当てる。
つるりと滑った肌、温かいぬくもりに胸が跳ねた。
 「ひゃ。やだ鬼太郎、くすぐったいよ〜」
81『丸薬』-16 ◆NECOkE/60g :04/10/30 01:48:17 ID:dU9tx426
沿わした手は肩から背中を過ぎ、脇腹を通って前半身に回る。
くすぐったい痺れに肩をすくめたネコ娘に構わず、両手を回して背中から抱きとめた。
 「やぁだ〜、くっくくく、くすぐったいったらぁ」
一度笑い出してしまえば止まらない。背に当たる鬼太郎の胸板の感触までもくすぐったい。
柔らかな肢体を確かめるような鬼太郎の手の動きに、ネコ娘は身を捩る。
しかしその耳元に鬼太郎の熱い吐息を感じた途端、くすぐったさが妙な痺れに変わった。
思わずびくりと背が跳ね、笑い転げていた口元が下がる。
 ───何だろう・・・あたし、変な感じ・・・
奇妙な吐息がもれそうで口を閉じれば、鼻から息がもれる。
腹部を這う鬼太郎の手が悪戯に臍をいじり出すと、痛みを伴う妙な感触が走った。
幽かな痛みは体内を伝い、まだ成熟していない子宮を刺激する。
 「きれいに洗ったら、触ってもいいって言ったよね」 「え・・・何?」
鬼太郎の肩口に頭を擦りつけるように顔を上げると、答える間もなくその手は下へと伸びた。
 「やっ!」
ひときわ大きく身が跳ね、ネコ娘の体が擦り落ちる。
引き戻すように片足をひざの裏から捕らえると、開かれた秘所に指を伸ばす。
 「いっ、ひ・・・ひゃあっ!」
無骨な指で弄ばれ、ネコ娘は目を見開く。
さっきから身に宿っていた奇妙な痺れを、直接刺激されたみたいだった。
しかし鬼太郎は勝手が分からず、体を洗うのと同じように手を上下させてこすり合わせる。
触った感触では、やはり自分と同じような突起は見当たらなかった。
つるつると石鹸が滑り、身を捩ったネコ娘の体も滑る。
 「あっ・・・ふ、ねえきたろ・・・も、やめ・・・っ」
いじるたびに身をしならせ、甘い喘ぎを落とすのがたまらず、
鬼太郎は悪乗りして指先を走らせた。
びくびくと跳ね上がるネコ娘の体はどんどん擦り落ちて、固定された片足を掲げたまま、
鬼太郎のひざもとで横抱きにされたような格好になる。
ひょいと首を伸ばせば、気になる部分が見えそうではあるが、
石鹸にまみれた自分の手が邪魔をして、この角度ではよく見えなかった。
82『丸薬』-17 ◆NECOkE/60g :04/10/30 01:50:07 ID:dU9tx426
 「ねえ・・・も、も・・・やだぁっ!」
ネコ娘の声が響き、鬼太郎はハッと我に返る。
手を止めれば、ネコ娘は深く息をついて全身から力を抜いた。
潤んだ瞳。その目尻から水滴が滴り落ちる。
 「ご・・・ごめんっ。そ・そんなに・・・いやだったかい?」 「・・・え?」
泣かせてしまったのではないかと慌てて頭を下げたが、ネコ娘はきょとんとした表情で
髪から伝い落ちた水滴を拭った。
 「あ。ううん違うよ!そうじゃなくって。いやって言うか・・・」
ネコ娘は困り顔のまま、ちろりと鬼太郎の顔を見上げた。
 「くすぐったかったんだけど・・・でも、それだけじゃなくなって・・・」
初めて身に宿った快楽を説明できず、ネコ娘は真っ赤な顔でふるふると頭を振るった。
 「・・・ねえ。もう、いい?」 「いいって・・・?」
 「もう触ったから、分かったでしょ」
それで鬼太郎の好奇心が収まったのならいいと、思った。その身には未だ知れぬ熱が
込み上げていたが、湯のひとつもかぶれば落ち着くだろうと思ったのだ。
しかし鬼太郎もまた困り顔でうんともすんとも言わず、ただじっとネコ娘の濡れた体に向かい合ったまま。
下半身から込み上げた脈動に合わせて、荒れた息が浴室にこもる。
 「鬼太郎・・・?」
本能的に恐れをいだき、ネコ娘はそっと身を引いた。
しかし鬼太郎の手はふくらはぎを伝い、撫ぜ上げるように肌の上を滑らせる。
 「ちゃんと見せてよ」 「えっ」 「・・・見るだけでも、いやかい?」
大好きな鬼太郎に哀願されれば、ネコ娘も拒否はできない。
固く閉じた膝から少しずつ力が抜け、押し開く鬼太郎の手に合わせて両足を放り出した。
 「・・・」
膝を割り込んで沈む鬼太郎の頭を見つめながら、ネコ娘はきゅっと唇をはむ。
ただ覗き込んでいるだけだというのに、さっき触れられた痺れが残っているかのように
鬼太郎の息ひとつでさえぴくりと反応した。
どきどきと鼓動が脈打ち、聞こえやしないかと心配になる。
こんな恥ずかしい気持ちになったのも初めてのことだったから、
ネコ娘はどうしていいのか分からなかった。
83『丸薬』-18 ◆NECOkE/60g :04/10/30 01:51:26 ID:dU9tx426
 「・・・鬼太郎・・・?」
いつまでも時間が流れないようにさえ思える。鬼太郎は身動きもとらずに
随分と熱心に見ているなと思っていた。
それで鬼太郎の好奇心が満たされるのなら、少しぐらいは我慢しようと目を伏せた。
鬼太郎は、目をそらすとができず、初めて目の当たりにする傷口のようなそこを凝視していた。
指でなぞって確かめていた縦筋はわずかに開かれて、薄紅に蕩けた花芯が覗けている。
なんともエロティックな光景に頭の芯から痺れるような気がした。
鼻腔をくすぐる甘い香り、すでに全身に行き渡った丸薬の効果も相まって、
鬼太郎は今までにない興奮状態で体を硬直させていた。
 「・・・」
自然と吸い寄せられてしまう。ネコ娘の腿の上を鬼太郎の髪が滑り落ちた。
ひくりと足が跳ねたが、そこまではまだ我慢していられた。しかし、
次の瞬間、ネコ娘は異様な感触に驚いて目を見開く。
 「にゃっ!?」
肉襞にぴったりと沿わされた鬼太郎の舌。
ネコ娘が跳ね起きたのも構わず、足の付け根をしっかりと抱え上げて、
恥丘に鼻づらを押付ける。
 「やっ、やだ何・・・やめ、やめて・・・っ!」
逃れようとくねらせた腰に合わせ、鬼太郎の唇が吸い付いてくる。
ネコ娘は瞳孔を縦に伸ばして全身を硬直させていた。
ぺろりとその舌が上下すれば、思わずぴくりと跳ねてしまう。
いやともいいとも言えぬ不思議な痺れに身を任せることもできない。
 「く・・・ふ、ぁ・・・あっあ、あんんっ」
浴室に反響する喘ぎ声。恥丘にこすり付けた鼻先に届いた甘い香り。
鬼太郎は後頭部がずくんずくんと脈打ち、とても冷静にはなれぬ野生の興奮に煽られていた。
不慣れに舌を上下するだけで、ネコ娘の体は面白いようにびくびくとしなる。
しかし唇で吸い付いただけでは物足りない。
 「・・・や・・・やーん・・・っ、あっ!」
やがて、表面を蠢いていた舌がネコ娘の閉ざされた入り口を探り当てる。
こじ開けるようにゆっくりと舌を進めると、その異物感にネコ娘は身を硬くした。
84『丸薬』-19 ◆NECOkE/60g :04/10/30 01:52:49 ID:dU9tx426
 「な・・・なに・・・?や、やだ・・・っ」
未知の感触に青ざめたネコ娘。鬼太郎は気付くことなく舌を押し進める。
やわやわとした肉襞がまとわりつき、おそらくは無意識にだろう、ひくついた脈動がたまらない。
 「鬼太・・・っ」
ネコ娘の懇願に鬼太郎の顔が離れる。舌先からはぬるついた粘液が糸を引き、
膣口とを繋いでいた。それがどんな液体であるか分からなかったけれど、
ネコ娘は咄嗟に顔を背けた。言いようもない恥ずかしさに肩をすくめる。
舌を離してからも、そこは薄紅に照り光ったまま、ひくひくとひくついていた。
目が離せない。鬼太郎はそのまま親指を突き当てた。
 「やっ・・・!」
舌よりもより硬さのある異物感に、ネコ娘の身がはねる。
しかしどうしたことか、鬼太郎の指に抉られているうちに下半身の力が抜けるような
奇妙な脱力感と痺れを感じていた。
それを快楽として身を任せることもできない。
鬼太郎の指が前後するのに合わせて、ふっ、ふっ・・・と短く息を吐くことしかできなかった。
 「・・・」
前後するたびに、ネコ娘のそこは自分の指を受け入れていく。
引き戻す時は、まるで引き留めるかのようにきゅっと搾り取られるようだった。
鬼太郎は無言で指の抽迭を繰り返す。その目つきは、明らかにいつもの鬼太郎ではなくなっていた。
ここにおさめるべきものが、本能的にドクリと脈打つのを感じていた。
 「・・・ね、・・・ねえもう・・・も、いいで・・・しょぉ・・・?」
火照った頬に、目じりから溢れた涙が伝う。
ちらりと交わした視線までもが、自分を誘っているようにしか見えなかった。
 「あんっ」
親指を引き抜き、立てたままのネコ娘のひざを割る。
 「鬼太ろ・・・?」
抱きかぶさった鬼太郎を抱きとめて、ネコ娘はそのぬくもりにほっと安堵した。
85『丸薬』-20 ◆NECOkE/60g :04/10/30 01:54:11 ID:dU9tx426
しかしそれも束の間のこと。
ごそごそと、まだ足の間に蠢く鬼太郎の手が己の根元に添えられ、
強く抱きしめられた瞬間、ネコ娘の未開の地に割り入ってきた。
 「───ん!?」
まだ、親指のひと回り大きい程度の少年のそれ。
さっきから散々に弄れて間隔の鈍っていたネコ娘は、何をされているのか分からなかった。
鬼太郎自身も理解していない。全くの本能だった。
一度腰を突き出しただけではうまく挿入することはできず、角度を変えて何度か試みるうちに、
ネコ娘はかき回されるような律動の中、鋭い痛みに気付く。
 「や・・・っ」
しかし、見上げた鬼太郎は真剣な顔つきで、尋常ではない目つきで。
苦しげな息をもらしながら、苛立つように腰を突き当ててくる。
何が起こっているのかも分からない混乱の中、ネコ娘はただ目の前の鬼太郎だけを信じて
そっとその背中に手をまわし、抱き寄せるように受けとめた。
 「ウッ」
矮狭な入り口を過ぎ、突き当った壁をすり抜けたようにズルリと奥へ押し進む。
搾り取られるような柔襞に包まれて、鬼太郎は初めて射精感を得た。
しかしその体はまだ子供。白濁とした精液が飛び散ることはなく、
わずかばかりの透明な液が漏れただけだった。
それに比べて、今まで感じたことのない痺れが全身に走り、
硬直したままぶるぶると震えた体から、ふと気を緩めれば、脱力感に
ネコ娘の上に覆いかぶさるしかなかった。
互いの高鳴った鼓動が重なり合う。
 「・・・鬼太郎・・・?」
繋がった部分はびくびくとしていた。それがどちらのものなのかも分からない。
急にずっしりと重みを感じてその名を呼べば、鬼太郎は返事もなく眠りついていた。
 「・・・?」
薬の効力がどっと押し寄せたのだろう。鬼太郎は脱力感のままに意識を手放していた。
心配して見上げたネコ娘も、耳元に届いた寝息が健やかなことを確認すると、
複雑な気持ちで吐息をもらす。
86『丸薬』-21 ◆NECOkE/60g :04/10/30 01:55:51 ID:dU9tx426
 「あ・・・れ?」
浴室の床、湯船からあふれ出した湯が排水溝に流されていく。
その中に、赤い色を見つけて、ネコ娘は身を起こした。
 「え・・・」
ずるりと抜け落ちた鬼太郎のそれから血が流れているように見えて、ぎょっとする。
しかし、鮮血は自分の秘所から流れていた。
 「や・・・やだ、なに?何これ・・・」
数度流せば、全てが排水溝に消えていく。痛みほどの怪我ではなかった。
傷の深さよりも何よりも、奇妙な喪失感が胸を責め、涙が込み上げる。
けれど、今は泣いている場合ではない。
ネコ娘は鈍い痛みを残す腹部を数回撫でて、気合を入れて鬼太郎を浴室から
布団の上へと運び出した。


翌朝。目覚めた鬼太郎は夢でも見たと思っていたのだろう、
何事もなかったように家へ帰っていった。
だからネコ娘も、あれは丸薬のせいだと、子供が飲んではいけないものに手を出した
罰なのだと、誰に相談することもできず、鈍い痛みをやり過ごした。


あれが 「契り」というものなのだと、ネコ娘はだいぶ後になって知ることになる。
妖怪たちの猥談を耳にして、聞いてしまったのだ。
その時に、あの丸薬が男妖怪にのみ効能のある精力剤であることも知った。
あの行為は子作りのものであり、また夫婦の契りでもある知り、
鬼太郎とそんなことをしてしまったことが嬉しい反面、喪失感も相まって、
思い出さないよう、ずっと記憶の片隅においやってきたのだ。



87『丸薬』-22 ◆NECOkE/60g :04/10/30 01:57:04 ID:dU9tx426


数年の月日が流れ───こうして、今目の前で、
鬼太郎が熱っぽい目で、自分を押さえつけるまでは。
 「・・・何よ?鬼太郎・・・」
それでもまだ、これは鬼太郎の悪ふざけだと思った。思いたかった。
しかし、いくらネコ娘が茶化しても、鬼太郎は笑わない。
唇が重ねられたのは偶然や事故ではなく、鬼太郎の意思だと気付いた時、
ネコ娘はあの、痛みと、喪失感を思い出して、咄嗟に顔を背けた。
けれど床に押さえつけられた鬼太郎の腕の力は思いのほか強く、跳ね返せない。
抱きしめられたぬくもりより先に、ネコ娘は恐怖で身を硬くしていた。
 「ネコ娘は知らないのかい?キス・・・っていうんだよ」
 「・・・え?」
まるで自分のほうがひと足先に大人になったとでもいわんばかりに、
きょとんと見上げたネコ娘の表情をみて、鬼太郎は意地悪く笑った。
勝気な鬼太郎の表情に腹を立てる間もなく、ネコ娘は愕然とする。
 ───やっぱり鬼太郎・・・、覚えて・・・なかったんだ。
やはりあれは丸薬のまやかし。
昔も今も変わらない。鬼太郎はただ好奇心だけで、自分の身を弄ぶのだと思った。
 「ねえ。この先もあるんだよ?」
競う合うように成長してきた、男勝りなネコ娘が、無言で身を竦めていることが楽しい。
本当は内心びくびくもので、語りかけるその声は緊張に震えていたし、
すぐ目の前にある胸はばくばくと早鐘を打っていることにも、ネコ娘は気付いていない。
これは、一歩出し抜くチャンスだと思った。
 「知らないんだろう?ねえ、僕が教えてやるよ・・・」
ちょうど目玉親父は留守にしている。しんと静まり返ったゲゲゲハウス。
木の葉布団に抱き倒せば、ネコ娘は抵抗することさえできず、呆然と身を任せた。
88『丸薬』-23 ◆NECOkE/60g :04/10/30 01:58:23 ID:dU9tx426
 「・・・ょ・・・・」 「うん?・・・何か言ったかい?」
深く息をついて、ネコ娘は目を上げる。
 「知ってる・・・よ。あたし、初めてじゃないもん」 「・・・・・・え?」
目を見開いた鬼太郎の表情が、更に現実を叩きつけてくる。
ネコ娘にとっては、誰にも打ち明けることのできなかったあの日のことが、
鬼太郎の記憶には、欠片も残っていなかったのだ。
 ───そっか・・・。鬼太郎にとっては何でもないことなんだ・・・ね?
ならばまた、この身を貫かれても、鬼太郎は明日になれば忘れてしまうのだろうか。
 「鬼太郎は知らないんだね・・・」
この行為が真に意味するものも。本当は愛する者にするべきことも。
しかしもし、鬼太郎がそれを知ってしまったら・・・果たして自分に対してこんなことをするのだろうか?
こうして身を寄せ合えるのは、鬼太郎がそれを知らないがゆえのこと。
意味すら知らないから、相手が誰であっても構わないのだろう。
あの日の喪失感も相まって、ネコ娘はいつか、自分がこのぬくもりを失うことを
心のどこかで覚悟していた。
今はまだ手が届く。こうして抱き寄せることもできるけれど・・・、いつかまた
自分だけを置き去りに、鬼太郎は何事もなかったように明日を迎える。
 「・・・初めてじゃ・・・ない?」
沈んだ声色に、はっと顔を上げる。
 「・・・・・・誰だよ」 「え?」 「君は、誰と・・・。誰とこんなことをしたって言うんだよ」
89『丸薬』-25 ◆NECOkE/60g :04/10/30 02:00:00 ID:dU9tx426
抱きしめられた腕力に締め付けられ、ネコ娘は身をよじった。
 「誰って・・・」
思わずころころと笑い出す。それさえも、鬼太郎にしてみれば
見下されているような気分にさせられた。
自分だけを取り残して、ネコ娘はどんどん大人になってしま気がして。
胸のうちに湧いた、奇妙な独占欲の存在を、今初めて知った。
 「言うんだっ」 「痛っ。もうヤダぁ・・・鬼太郎、ちょっと離してよっ」
つい跳ね除けてしまい、気まずい空気が流れる。
 「・・・もういいよ。あたし帰る」
鬼太郎に抱きしめられている間、そのぬくもりに触れている間は嬉しかったけれど、
あんな複雑な気持ちに陥るのなら、あんなことはもうしたくはない。
立ち上がったネコ娘は、つんと振り返って玄関口に向かったが・・・
 「きゃぁっ!」
足元がもたつき、床に引き倒される。
振り返れば、鬼太郎の発した髪の毛網に両足を絡め取られていた。
 「やっ・・・何すんのよっ」
髪の毛網はざわざわと妖力を増し、ネコ娘のくるぶしからふくらはぎ、太ももまで駆け上がり、
再び木の葉布団の上に引きずり込まれた。
 「鬼太・・・」
見上げれば、鬼太郎はまるで何かの薬に操られたかのように真っ赤な目をしている。
ネコ娘は息を呑んで、じっとその怒り顔を見つめ続けていた。

<続く>
90名無しさん@ピンキー:04/10/30 10:34:44 ID:BD0Gecnk
>78キニシナイ!(・3・)プップクプー

 4 1 1 氏
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ッ!!
丸薬とは、妖怪版バイアグラでつか(;´Д`)ハァハァ

しかし、鬼太郎…猫タンの処女を奪っておいて、覚えてないとは何と言う不届き太郎!
夢だと思い込んでてもいいから、覚えていてホスィ

そんな願望を抱きつつ、激しく続きキボング
91名無しさん@ピンキー:04/10/30 22:08:18 ID:njvFFxow
ネコタン…・゚・(ノД`)・゚・ウワァァン

チラリ(;ノ∀゚)=3ハァハァ
92名無しさん@ピンキー:04/10/30 22:13:55 ID://LF11qa
も・・・萌え萌えええ!!!
切ない猫タン(;´Д`)ハァハァ自分とは知らずにヤキモチやく鬼太郎にも萌えー!
ときに、鬼太郎と猫娘の性別反転バージョンでSS描かれていた方は今どこに?
そちらの続きも禿しく気になりまつよ
93名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:46:15 ID:sMj3lJ+d
>>89
猫っ毛60cたんGJ!!
94名無しさん@ピンキー:04/11/02 09:32:34 ID:504NZaF4

|∧∧  ドゥッキンコ・ドゥッキンコ
|・ω・`)
|o駄文o
|―u'
|

|
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ  そ〜〜・・・
|―u' 駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
| おき逃げスマソ
|
| ミ
|    駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

透き通るような空気の寒さが、肌に染みるようになった初冬。
ゲゲゲの森の木々も、初夏の色鮮やかな木の葉を脱ぎ捨て、どこか落ちついた色合いに衣を脱ぎ変えている。

そんな森の中心にあるゲゲゲハウスには、ねこ娘と鬼太郎の姿があった。
いつも丸太机の上で湯浴みをするオヤジの姿は無く、変わりに机の上に突っ伏すようにして身を預けるねこ娘と、背後から覆い被さるような鬼太郎の姿。

「ねこ娘…」

名前を呼ぶ声色には、いつもと異なる色交じりの発音を感じ取れる。どこか艶っぽい、熱を帯びた声…
よくよく見れば着衣は乱れ、繰り返される浅い呼吸には熱が篭る。
鬼太郎の手はねこ娘の赤いジャンバースカートの中に消え、その手は直に肌を弄っていた。
身体が揺すられ、前後に揺り動かされれば頭部に結わえたピンク色のリボンもその動きに合わせて揺れる。

「んぅ…っふ…き・きたろぉ…」

既に繋がれた男女の部分からは動きに合わせて水音が奏でられ、突き上げられるたびに善がるねこ娘の蜜壺は愛液を溢れさせ、内股を濡らし、伝い流れた。

事に及ぶのにはいつもほんの些細なきっかけ。
若さゆえ、心の交わりよりも身体を重ねてしまいがちで…
それと言うのも、鬼太郎の中にずっとぬぐいきれない言葉があるからだ。




今日も…いつものようにねこ娘が遊びに来た。

「やぁ、ねこ娘。」
「鬼太郎。おはよー寒くなったねぇ?」

猫妖怪である彼女は、冬の寒さに敏感だ。
ゲゲゲハウスに入ると、ブルリと身震いをし、お茶を入れるのがここ数日の習慣と為りつつあった。

「あれぇ?オヤジさんは?」
「化けガラスに乗って、出かけたみたいだよ。」
「ふぅん」

ねこ娘はさほど気にした様子も無く、既に知りえた部屋の中を湯を沸かすべく支度をする。
既に、ゲゲゲハウスにねこ娘の姿は馴染んでいて、こうしていると本当に連れ添っている夫婦のようにも感じて。
だから、ねこ娘が帰る時に鬼太郎は無性に淋しくて引き止めてしまいそうになる。
ずっとこうして、寝食を共にすれば…できれば良いのに。

男所帯のささやかな台所に立つ、ねこ娘の後姿を見ながらいつも願っている事だ。
鉄瓶を火にかけ、丸太机の定位置にねこ娘が腰掛ける。
お湯が沸くまでの間、ねこ娘がリボンを結いなおしている姿をずっと見つめていた。


指先の動きとても優美で…
その手が、うなじを伝い落ちる頃には我慢できなくなり、鬼太郎は後ろから抱きしめていた。

「きゃっ」

驚いたねこ娘は飛び上がり、膝立ちになる。
鬼太郎は、両腕を腰元に回しねこ娘の体を抱きなおした。

「どしたの?鬼太郎も…寒いの?」
「…」

全くその逆では有ったが、鬼太郎は押し黙ったままその顔を背に埋める。

「あっつ〜いお茶を飲めばすぐにぽかぽかになるよ。沸くまで待ってて?」
「…うん。それまで…ねこ娘は僕が暖めてあげる…よ?」

既に男女の関係であった二人だが、まだ純朴なねこ娘にはその言葉が意味する本当の意味が解っては居ない。

「うん、こうしてると暖かいもんね。」
「…だから、ねこ娘は僕の熱を…冷ましてよ…。」
「え…?ちょ…や、き・鬼太郎ってば!」

後ろから寄りかかられると、自然と腰が後ろに居る鬼太郎に突き出す様な格好になってしまい―――

「!!」

ねこ娘は慌てた。
それもその筈。スカートの裾はペラリと捲られ、剥き出しになった白いパンティの中心に鬼太郎の兆したモノが押し当てられたからだ。
布越しとはいえ、幾度となく己の身で受け入れてきた鬼太郎自身に、ねこ娘は身を小さく震わせ全身を紅色に染めた。

「…も…もぅ…いいよ?あ・あたし…熱くなっちゃったから…へ…平気!」
「…でも、熱過ぎるだろう?少し…熱、さましたほうが…いいんじゃない?」

腰を数度押し付けられ、クスクスと耳元で囁かれて、ねこ娘の頬はますます赤くなる。

「ねこ娘…スキ―――だよ?」

続けて囁かれた言葉に、ねこ娘は硬直し耳の付け根に這わされた舌の感触に、びくりと身をすくめた。
鬼太郎は慣れた……いや、既に自分の事をするようなような手つきで、ねこ娘の白いパンティを脱がせながら、胸元のボタンも外し
唇と歯を使い、赤いジャンバースカートの背にあるファスナーを開く。

白く丸みを帯びた柔らかな桃尻が、外気に曝される。
人とは違い、黒子やシミ等の曇りは一点も無く、その肌は皇かで美しい。

その露出した肌に、鬼太郎は手を滑らせ、自分とは異なる少女の柔肌の触感を楽しむ。
腰から服の中に、身体のラインにあわせて手を這わせれば、空気の冷たさに刺激されたのか、それとも感じてくれたのか、小さな胸の果実が指先に当った。
背中に胸がぴたりと合わさるように身体を寄せ、小さな胸の蕾を摘みあげれば敏感に反応してねこ娘の背が反り返り、鬼太郎に身体を寄せる形になる。

緩んだ衣服からは、首筋から肩が外気に曝される。

「ねぇ、ねこ娘・…知ってる?キスって、逆から読むとスキになるんだよ?」
「そ…そんなの…ひゃっ!」

襟から覗く白いうなじに唇を這わせ、幾度となく軽く吸い付き…キスを施す。
ねこ娘は唇の感触がくすぐったいのか、首をすくめた。

「スキ…だから、キスしたいんだ…」
「にゃっ…はぁ…あっ…ぁんっ!!」

手に丁度良く収まる愛らしい胸を掌全体で揉み上げながらも、蕾への刺激も忘れない。

「ねこ娘…スゴク…可愛いよ…」
「!!」

首筋に唇の愛撫、手で胸元を愛撫されてねこ娘の背がますます撓り、くちゅり…とした下半身の感触にビクンと身を跳ね上げた。
既に愛撫によってこの先を…受け入れるために濡れ始めた、幼さを残す秘所が、鬼太郎の猛ったモノの先を少しばかり咥え込んだ感触だった。
布越しではないことぐらい、伝わる熱で解る。

”一体何時の間に―――?!”

鬼太郎は腰を器用に上下させながら、先端で秘裂を割り蜜壺の奥を目指す。
彼女の幼い秘所に自身が飲み込まれるのを、今は見ずともその様子は容易に想像できる。
未発達な彼女の女性器は、こんな行為をとても知っているとは思えないとても綺麗なピンク色で…
それでいて愛液を溢れさせる様は矛盾していて…自分がそうしてしまったとはいえ、ねこ娘にはそんな事とても言えやしないけれども、脳裏に浮かべば口からは熱い吐息が漏れてしまう。
熱で蕩け、愛液によりぬめりを増したねこ娘の膣内は、やわやわと締め付けてくる様はたまらない。

「にゃぁん!!」

何時脱いだのか…浮かんだ考えも、一気に挿入された鬼太郎自身によって打ち消された。
ねこ娘の膣は鬼太郎で満たされると、飲み込むが如く蠢動を繰り返す。
ゆっくりと前後はじめた腰の動きは速さを増してゆき、ひらり、ひらりと揺れていたリボンの動きもせわしなくなる。

熱を帯びるのは二人を繋いだ部分ばかりではなく、重なった肌も、息も、身体の心から脳までが痺れるように熱い。

「ぁっあぁん!!きた…きたろっ…」
「ねこ娘…ねこむすめ…!!」

互いの名を呼びながらも、本能は交わいに夢中で…
膣を行き来するソレに、吸い付くように纏わりつくソレ、に…

「みゃっ!あぁんっ…あっ――――――!!!」
「…っくぅ―――!!」

たまらずに上半身を反らしたねこ娘の身体を逃すまいと、繋がった部分に引き寄せるように両腕で身体を引き、鬼太郎はその白い首筋に噛み付いた。

「―――!!!!」

一際強く伸縮した膣内には、鬼太郎の爆ぜたモノが流れ、余りの熱さに声も無く全身を痙攣させやがて重なるようにして力尽きた。
脱力した当人達の意思とは関係なく、繋がれた男女の部分は余韻でまだ尚伸縮を繰り返す。


しかし、この後に木の葉の万年床にねこ娘は連れ込まれ再び交わる事となる。
既に鉄瓶の湯がしゅんしゅんと沸く頃、2人の熱は更に上がっていたとか。

鬼太郎が執拗にねこ娘を追い求めてやまないのは、帰る場所がそれぞれ異なるだからだろうか?
最近では、帰宅したオヤジが眠る2人を目の当たりにして、気を気を利かせて帰宅を遅らせる事もしばしば。









”あたしをもっと…好きになってよ―――鬼太郎…”









あんな台詞、たとえ妖怪に操られていたとはいえ、もう二度と言わせやしない。

「スキ」…を、心にも身体にも、刻み付けて


おわり。
101名無しさん@ピンキー:04/11/02 17:03:58 ID:7pm+1rim
キテタァァァァァァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)ァァ(  ゚)ァァ(  )ァァ(`  )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ アハン
毛目玉神GJ!!
102名無しさん@ピンキー:04/11/02 22:07:59 ID:/V4oQS2v
毛目玉氏gj!
ゆらゆらリボン(;´Д`)ハアハア
パンチュ脱がされてるの気付いてないねこ娘たん(;´Д`)ハアハア
103名無しさん@ピンキー:04/11/03 00:07:54 ID:oh/lC4DL
誰かねこ娘たんの桃尻を描いてくだされ(;´Д`)ハアハア
104名無しさん@ピンキー:04/11/03 01:13:48 ID:uR/MpSMU
>>100
エロエロすぎる…脳内から何かが吹き出てきた。
まさしくGJ!!

ありがとうございました、お疲れ様でした。
105名無しさん@ピンキー:04/11/03 09:06:28 ID:7LRecpC4
4部ねこタンのエロ画像ってないですかね?

ビデオ観てもホンッとに可愛い!!(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ
106名無しさん@ピンキー:04/11/03 10:04:50 ID:As5o9B39
>105
過去では半角2次元にチョピーリ、萌えでも何度か板が立ったが今は全て落ちたよ…ママン
秋月にウpられたのも、サーバー事情で全て手が見られないでつよ・゚・(つД`)・゚・
参照>48-52>60

過去スレではドジン話で鮫とか極糖とかでていたNE!(゚∀-)v
107名無しさん@ピンキー:04/11/03 14:41:31 ID:clFpviSM
>106
新作を期待しまつか?
108名無しさん@ピンキー:04/11/03 19:42:32 ID:8egczQiw
倉庫番殿がセカーク絵板を置いてくれたんだ。
漏れは新作を期待したい!
109名無しさん@ピンキー:04/11/04 13:06:50 ID:P+nsELow
>107期待して待つよ!
110名無しさん@ピンキー:04/11/05 20:53:14 ID:zIz+Jq+3
明日は初陣だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!行くぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!


111女体化注意:04/11/06 00:37:09 ID:oZnvdTxr
部屋は暗く光といえば小さな窓から射す月の光だけ
それと、少女が一人。
手は後ろ手に縛られ半ズボンから伸びている足には無数の傷が付いている。
瞳だけはいつものように凛とした力を持っていたが
ただ、壁に寄りかかり動くこともせず足を立てて座っているだけで体は魂の抜けた抜け殻のようだ。

ーカチャリとドアノブのはずれる音がした。
開いたドアの隙間から光が差し込み部屋に少しだけ明るさが増した。
入ってきたのは初老の着物を着た男。
髪のない頭はどうも形がいかがわしい。
「ずいぶんと良い格好だな」
声をかけると男は少女に近づくと目線を低くして少女の栗色の髪をつかんだ。
「女のくせに手こずらせよってから・・・最初からこう素直に捕まっていればよいものを」
その言葉にうつろにしたを仰いでいた少女の瞳は反応した。
眼孔を鋭く尖らせ男を見つめる。
「僕は女じゃない・・・」
112111:04/11/06 00:56:44 ID:oZnvdTxr
111です。空気読まず投下すいません。
113名無しさん@ピンキー:04/11/06 02:22:02 ID:w5wccjiV
そんなことないですよ!
ジャンジャンバリバリ投下お願いします!
続きとか(*´д`)
114女体化@ぬら様×鬼:04/11/06 11:45:45 ID:oZnvdTxr
では、調子に乗って続投下。


「・・・だまれ・・・」
嬌声を漏らさぬようにやっとのどから言葉を絞り出す。
そんな言葉を無視して男は未発達な胸を揉しだいていった。
「んっ・・・・いやぁ・・・」
とうとう声が出てしまい少女は赤面した。
「痛っ・・・」
シャツのボタンをはずし乱暴に乳房を鷲掴みにされる。
まだ熟していない膨らみは硬く、不良たちの荒々しい仕草に激痛が走る。
「い、痛い・・もう、やめろ・・・」
「ほぅ、その割りにずいぶん感じているみたいじゃないか。痛いのが好きなのか?」

「そんなこと・・・あっん・・」
今までには比べものにならない快感が体を走る。
腰に手を回され半ズボンの中に手を回される。
115名無しさん@ピンキー:04/11/06 15:15:43 ID:uKrMH9+z
>111タンキニシナイ!(AA略
>1にも有るように妖怪職人さんは随時募集でつし、このスレはマターリ&壺にメガヒットしたら惜しみなくマンセーを住人の方々が注いでくれるのでがんがって投下してくだちぃ。

マジ、良スレでつよ。
116名無しさん@ピンキー:04/11/08 00:09:20 ID:41QXzEa7
四部ねこタン(*´д`)
117名無しさん@ピンキー:04/11/08 09:06:32 ID:nvbsErSS

|   懲りずに投下しまつよ?
|∧∧
|・ω・`)
|馬太文o
|―u'
|

|  連載ぶった切りスマソでつよ
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ  そ〜〜・・・
|―u' 馬太文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|  引き続きかネ申の降臨キボンしまつよ…
|
| ミ
|    馬太文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


「はぁ…」

南国の地での妖怪騒動が解決し、日本へ帰国する鬼太郎は海ばかりの地平線を眺め思わず溜息をついた。
適わぬ恋の…それでも想い人の為に命を落としたジータは、果たして幸せだったのだろうか?
何十年と暮らしてきた家を、あらぬ疑いで追い出され尚も守るべくして姿までも変えて。

この事件が終わっても、鬼太郎の心が晴れない理由は自分でも解っていた。
依頼人に猫の悪口を言われ、怒りで熱くなった猫娘を静める為とはいえ、毛ばりはやはり拙かっただろうか…
そんな事で壊れるような間柄ではないと、思っては居るけれど時が経つほどにその想いは揺らぐ。

あの日、猫娘が帰ってしまってから出国するまで、一度も会わずに…そして連れて来ることもせずに、日が経ってしまった。
連れて行かなかったのは後悔はしていない。
結果はともかく、目の前で再び猫の悪口を言われて、猫娘が悲しまないわけが無い。
言われれば、彼女はきっと熱くなって正しい判断ができなくなるかもしれなかったし、やはり遠縁でも同種族のジータが目の前で命果てれば悲しんだだろう。

「はぁ…」

腕組みし、かくんと頭を落としてはまた、溜息が漏れる。
猫娘は、ずっとどうして居たのだろうか、今は何をしている頃だろう。
あの日の事をそのままにして、出かけてしまった自分に愛想を尽かしてや居ないだろうか。

いつもなら、穏やかな時を過ごすのに、何の苦も無いのに猫娘の事ばかりを考えてしまう。
漸く帰国しても鬼太郎は上の空。

ゲゲゲハウスに戻り、習慣で父の茶碗風呂の湯を沸かし、茶碗に湯を注いでもどこか落ち着かない。

「ふぅ〜、やはり茶碗風呂が一番じゃわい。」
「…そうですね。」

漸く戻った自宅に、茶碗風呂で疲れを癒す目玉のオヤジだが、息子の心中を見抜いていた。

「鬼太郎…おまえ、いかなくて良いのか?」
「な…何がですか?父さん。」

とぼけては見たものの、父に見透かされている事を知ると、平然を装ってもぼろが出てしまう。
急須を下げようとして、思わず蓋を落としてしまった…が、幸いにして割れなかった。

「ああ、良かった。」
「何をやっておるんじゃ。おまえが出かけるなら、ついでに砂かけに頼んでおいた物をとってきてもらおうと思っての。」
「それなら、おばばの所へ行ってきますよ。」

父の言葉に、少し背中を押されたようで、鬼太郎は出向く決心をした。

「父さん。もしかしたら…帰りが少し遅れるかもしれません。」
「わしのほうは急いでないからかまわんよ。」
「では、行って来ます。」

何処かしら軽いくなった下駄の音が遠ざかっていくのを耳で確かめながら、親父は息をつく。

「不器用な奴じゃのう…」

一言漏らすと、頭に乗せていた手ぬぐいを再び湯船に通し、頭に乗せた。






出かけた鬼太郎が真っ先に向かったのは、やはり猫娘のところだった。
1秒でも早く顔を見たくて、途中から走ってきたものの本当に近づけば、どこか気まずくて…照れてしまって
神社の境内に向かう階段を上った頃には、日も傾き木々の影が長く伸びている。
きょろきょろと辺りを見渡すと、すっかり人気のうせた境内の階段にポツリと腰掛けている人影を見つけた。

ピンクのリボンが夕日に染められて、オレンジ色になっていたけれど、その後姿を見間違えたりはしない。
すぐにでも声をかけたかったけれども、彼女を覆った影の狭間から雫が落ちるのを見てしまった。

泣いているのだろうか…もしかしたら、あの日からずっと
毎日こうして彼女は泣いていたのだろうか?

ほんの数メートルまで近づいたのに、気がつく様子も無い。
黙って様子を見ていれば、その仕草でやはり泣いていたのだと知った。

「…猫娘」

ポツリと漏らした言葉に、目の前の影がびくりとし、頭のリボンがひらりと揺れこちらを振り返る。

「き…鬼太郎さん…なの?」

夕陽の作った柱の影から、猫娘のほうへ向かって歩くと少しずつちゃんちゃんこの縞が日の本に露になり
猫娘は確かに鬼太郎だと確信すると、逃げ出そうとした。

「待ってよ…」
「きゃっ」

戦いから戻って、久しぶりに掴んだ彼女の腕は細く華奢で、余り力をこめたら折れてしまいそうだった。
が、それでも逃がさないとばかりに掴んだ腕を離さない。

「…鬼太郎さん…離して…?」
「離さないよ。離したら猫娘は…逃げてしまうだろう?
「…」
「僕は君に逢いに来たんだ。…話をしたくて…」

それでも猫娘は黙ったままで、日の沈みが早いこの時期、辺りは徐々に夕闇に包まれていく。

「…わかったわ。ここではなんだから、あたしの家に行きましょう?」
「うん」

彼女の住まいはこの神社の下に、ひっそりとある。
鬼太郎に手をつながれたまま、猫娘は自宅へと招いた。

「鬼太郎さん…もう逃げないから…離して?」
「え…うん…ああ、ごめん…」

僅かながら電気が通っており、猫娘が明かりを灯すと、オレンジ色の明かりに部屋が照らされた。
久しぶりに訪れた猫娘の住まいは、質素な中にも華やかさが有り、掃除も綺麗に行き届いている。

「どうぞ?おかけになって…」

差し出された座布団にあぐらをかき、グルっと部屋の中を見回す。
戦った後、鬼太郎の神経は研ぎ澄まされ、肉体の興奮もすぐには治まらず、特に大きな戦いの後は数週間に渡って軽い興奮が続く事もある。
特に今は帰国したばかりで、その興奮がとても高い状態にあった。

この部屋には猫娘の匂いが染み付いていて、鼻をヒクヒクとさせれば彼女独特の香りが鼻腔を擽り
鬼太郎の胸は、トクリと高鳴った。


「お茶でも入れるわね。」

猫娘が立ち上がれば短めのワンピースから覗く足を見上げるようになり、小さな台所でお湯を沸かす彼女が動けば、それに併せてスカートも舞う。
見えそうで見えないもどかしさが更に興奮を駆り立て、猫娘がお茶を組んで戻ってきても、近づく太ももを凝視したまま
湯飲みを置かれるまで、ぼんやりと見つめていた。

「どうぞ…」
「…あ、ああ。」

声をかけられて、とたんに我に返る。斜め横に猫娘が据わるのを見ながら、ズ…とお茶を啜った。
横の角度から見る猫娘の首筋やワンピースのノースリーブ部分から覗けそうな脇に、鬼太郎の脈拍は上がるばかり。

自分が見つめられている事に気が付いたのか、視線を感じたのか、ちらりと横目で見たときに視線が交り、この時、猫娘が恥らって俯いたのが拙かった。
視線を下げ頬を染めた様は、異性である事を強調し、そして刺激する。

「…”猫ちゃん”」

鬼太郎の呼び方が変わったのに気が付いたが、既にその手は上に重ねられた鬼太郎の手によって床に縫い付けられ、動きを封じられた。

「鬼太郎さん…」

顔が近すぎて鬼太郎のほうを見ることもできず。ただ名をつぶやく

「駄目だよ…猫ちゃん。二人きりの時には、呼捨てておくれよ。」
「…あっ!」

鬼太郎は身体を密着させ、耳元で囁き、はぁ…と熱い息を吹きかけ、そのまま猫娘を床に押し倒した。
ピンクのリボンが不安げに揺れる。

「ダメ…駄目よ…鬼太郎さん…」

どうも呼び捨てるのは言いづらいらしい。
猫娘は鬼太郎の胸に両手を押し当てるようにして、左右に首を振った。

「…猫ちゃんは優しいね…。嫌なら、僕の事引っかいたってかまわないのに…」
「そ…そんな事…できないわっ!」
「でもね、僕は…本気で抵抗しないと、そんな猫ちゃんの優しさにつけこんでしまうよ?」

そう言って、猫娘の手を取り、自分の頬にあてがわせた。
やはり出来ないとばかりに、猫娘は首を振る。

「鬼太郎さん…お話があるんでしょう?」

鬼太郎は猫娘の手を自分の顔に這わせ、指を口に含んだり、口付けをしたりしながら、やがてもう片方の手は、猫娘の膝から股へ滑り水玉のワンピースの中へ潜り込む。
肌に触れた感触に驚き、震えた足に鬼太郎の兆したものが当り、猫娘は涙目になった。

「ィヤ…やぁ…」
「…それ本気?」

聞いても鬼太郎はやめようとしない。
顔をそむけた猫娘の首に唇を這わせ、ワンピースのスカート部分に差し入れた手は、やがて白いショーツの縁に指先がたどり着く。

「いやぁ…やぁ…イヤ…」

鬼太郎は猫娘の体を抱き、額に軽く口付けをした。

「猫ちゃん…僕…猫ちゃんに謝らなきゃ…」
「え…?」
「猫ちゃんの言う通りだったよ…」

鬼太郎は南の島で起きた事件の事を語って聞かせた。
ジータは恋した娘を助けるために、命を落とした事まで隠さず…全て…

「帰ってくる時、僕は猫ちゃんのことを考えずには居られなかったんだ。とっても会いたくて…」

それは猫娘も同じだった。
鬼太郎が戻ってきた事も、烏から聞いて知っていた。
でも、会いにいけなくて…だから神社の前で一人泣いていた。
鬼太郎が本気で猫娘を抑えようとして、愛想をつかされたかと思って…確かめに行くのが、会いに行くのが怖くて…

鬼太郎だって怖くなかったわけではない。
黙って行ってしまって、それくらいで切れる縁ではないと信じてはいたけれど、ちゃんと繋がっている事を確かめたくてここへ来たのだ。

甘えていたのは自分のほうだ、本当は鬼太郎が来てくれるのをずっと待っていた。
でも、来ない事が解っていたから(日本に居なかったため)悲しくて毎日泣いていた。

本当は嬉しいのに、気恥ずかしくて素直に表現できなかったのだ。
二人の心はお互いを思ってちゃんと繋がっていた、それが解ると猫娘は安心からか、涙が溢れて止まらなくなった。

「ああ、猫ちゃん…泣かないで、僕…抱きしめたくなっちゃうよ…」

抱きしめたのは猫娘のほうだった。
それまでは鬼太郎と自分の間にあった手を、鬼太郎の首に回しその頭を旨に抱き寄せる。
戦いの最中には得られなかった柔らかい暖かさに、頬に触れた猫娘の胸の感触に、鬼太郎は目を白黒させた。

「ね…猫ちゃん…いいの?」

もし、猫娘が自分を拒絶したとしても、繋がっている事を力づくでも解らせるためにここに来たのだ。
本当にそのつもりだった。

でも、猫娘を目の前にしたら、無理やりにする気など失せてしまったけれど…猫娘の柔らか味に触れて、股間の息子はぐんと力を増してしまった。
強引なようでいて、その扱いが終始優しかったのを猫娘は解っていた。

「いいわ…き…鬼太郎…。」

他人行儀な「さん」の文字は飲み込まれ、恥じらいいながらも呼んでくれた自分の名。
もう我慢のしようなど…無かった。

「んぅっ」

唇を合わせ、口膣を荒らしまわるような激しい口付け。
互いに引き寄せあうようにして、口の角度を変えながら何度も唇を重ねる。
肌が厚く熱を帯び始め、口付けをしながらお互いの衣服を剥ぎ取った。

やがて露になったお互いの肌を重ね手抱き合えば心地よさがたまらない。頭部に残されたリボンが、悩ましげだ。
猫娘の乳房に吸い付くようにして、もう片手で揉みしだけば蚊の序の口からは甘い喘ぎ声が漏れ、脳を擽る。
秘所に手を滑らし、恥線に指を差し入れるとそこは既に蕩けるように熱く、透明な蜜で濡れ始めていた。

足を肩に担ぎ、鬼太郎が両足の中心に顔を進めると、猫娘が首を振る。

「…イヤ?」
「ううん…あたしも…鬼太郎さん…鬼太郎に、してあげたいの…」

潤んだ瞳で見つめられれば、胸はドキドキとし、そそり立った物はますます元気になってしまう。

「じゃぁ、僕が寝るから、猫ちゃんはまたがって、お尻をこっちに向けて…」

鬼太郎の上で、しかも顔の正面に下半身を全て曝すような格好はとても恥かしかったが、既に鬼太郎は猫娘の身体の下で、尻をわしづかみにされて引き寄せられては恥らってためらっている隙も無い。

「…にゃっ」

ピチャリと、大事なところを舐めあげられて背筋が反る。
半身は逃げられないように抑えられていて、鬼太郎の目の前で猫娘の腰は悩ましく揺れた。

「…猫ちゃんも…僕にしてよ…」

鬼太郎にいわれ、重力に逆らい天を突くようにそそり立った物を目にすれば猫娘は頬を赤らめたが、自分がすると言ったのだ。
そっと根元にて襲えて顔を近づければ、その半身はますます鬼太郎に突き出すような格好になる。

猫娘の手の中で脈打つソレはまるで違う生き物のようにも思えた。
少年のソレは、まだ卑猥な色ではなく空気に触れたせいか、先端がヒクヒクとしていた。

(震えているようで…なんだか可愛い…)

チュ…と口付けて、舌でチロリと舐め上げた。
独特の、薄くざら李とした感触に、たまらず声があがる。

「うぁっ…」
「き…鬼太郎さん…大丈夫?」
「うん…すごく気持ちいいよ、猫ちゃんの舌…」

自分の尻越しに見える鬼太郎に、なぜかとても恥ずかしいことを言われたような気がして…

「にぁっ…あぁ…」

親指で秘唇を開き、尖らせた舌を鬼太郎が挿し入れる。
段々と互いに恥じらいよりも、相手を求める本能が強くなり、やがて互いの象徴に貪り吸い付く。

「んふっ…んんっ…んっ…んぅ…」

くぐもった声も、ピチャピチャとした水音もどちらのものともつかない。
いつのまにか猫娘に咥えられ、唾液が垂れぬように吸い上げられれば鬼太郎の限界も近い。
指使いもなかなか…巧みだ。
サリサリと薄い下が沿うように上下すれば―――

「うッ…ぅあ…で、出るッ…!!」
「んんっ?!」

突然口内に溢れた液体に、猫娘は驚き、そして…ゴクリと飲んでしまった。
咥えていたモノを口から離し、ぺたりと鬼太郎の腹の上に座り込んだ。
口元に手をあてがい、何が何ともわからず飲み込んでしまったが、独特の苦味のあるそれは鬼太郎の精だと思えば、愛しくて…嬉しい

猫娘が自分の精を飲んだ―――その様子を目の当たりにして、鬼太郎の鼓動は跳ねた。

「猫ちゃんッ!!」
「きゃあぁっ」

がばりと起き上がれば、腹部にいた猫娘は尻を付き出すように前のめりになり、鬼太郎はかまわず後ろから抱きついた。

「ね…猫ちゃん…大丈夫…?」
「ん…なんだか、あたし…嬉しいのよ?鬼太郎さんの…ちゃんと受け止められ…あっ?!やぁっ…」

不安だったが、猫娘の言葉に這い出した自身も再び力を増す。
それは獣のように四つ這いになった猫娘の蕩け始めた中心を刺激する。

鬼太郎は両手で、重力に引かれた両乳房に手を回し抱きつき、硬くなった小さな果実を指先でこりこり弄ながら数度腰を押し当てれば先端が秘所に当たり
クチュリとした肉感が互いに伝わって、思わず引け腰に、猫娘は尋ねた。

「…鬼太郎…さん?もしかして…こ…このまま…す…する…の?」
「うん、したいな…僕…」
「…」

この獣が交わるような格好では、とても恥かしくて嫌だとは言えず。
その間も鬼太郎の先端は猫娘の秘唇をなぞっていたが、そのたびにヒクリヒクリと反応する猫娘に合わせて揺れるリボンが、電燈の影で髪と同化し、まるで本物の耳のように見えて…
獣の交わりのような錯覚に興奮し、自身に手を添えた鬼太郎が、狙いを定めやがて挿入が始まる。

「にゃっ…にゃあん!!」
「んっ…」

ぬぷぬぷと押し入り、狭い産道が押し広げられ飲み込まれ、声が漏れる。
獣のような格好で腰を引き寄せられ貫かれ、嫌なのに感じている自分が…居た。
柔肉がやわやわと吸い付くように締め付け、我慢できなくなった鬼太郎は腰を動かし始める。
引けば絞られるように吸い付かれ、押しても飲み込まれながら吸い付いてくる。
膣を熱いものにかき回されて、猫娘は床に身体を預けるしか無い。
一度達した身体は敏感で、一突きすればそれだけで脳天まで痺れて達しそうに為る。
パンパンと肉をぶつけるような音がやがて、ジュプジュプと水音混じりに為り、鬼太郎は猫娘の身体を抱き寄せるようにして一突きした。

「――――――っ…ああっ!!」

今度は膣内に、鬼太郎の精が溢れはじけた熱は猫娘の中で広がる。
びくびくと、それでも猫娘のに腰は据えられたまま、二人は硬直し床に伏せた。

脈動治まらぬお互いの、ほてった肌に床の冷たさは心地よかったが、こんな固い場所で猫娘を組み敷いた事に鬼太郎がたまらず自身を引き抜くと、そこからは治まりきらなかった精がドロリ流れ出た。
まだあふれ出ぬ精が猫娘の中で、自分の精で猫娘の膣が満たされているかと思うと、三度脈動がほとばしる。

「でも、次は…ね。」

鬼太郎は気が半分遠のいている猫娘を抱き上げると、彼女の床へ運ぶ。
その日…鬼太郎がゲゲゲハウスに帰る事は無かった。

翌日、帰宅すればオヤジに

「ずいぶん長いお使いじゃったの」

と、冷やかされた鬼太郎の隣には、頬を赤らめて俯く猫娘の姿が有ったとか。




糸冬!
130名無しさん@ピンキー:04/11/08 09:31:53 ID:fBxdv026
リアルタイムでキタ━━━(;´Д`);´Д`);´Д`);´Д`);´Д`)ハァハァ━━━━!!!
毛目玉神GooooooJoooooooob!!
二部特有の雰囲気がイイ(・∀・)b!!
131名無しさん@ピンキー:04/11/08 18:17:44 ID:mjN6p0h9
毛目玉神キタ━━━
(゚∀゚)二部猫娘さん(;´Д`)ハァハァ ――――――うっ!
出、出ちゃった・・・・マジでキモチエガッタァGooooooJoooooooob!!
初めて「目目連」の伝説のあのシーンを見た時もこんな衝撃だった。
撮ってたビデオをコマ送りで見返したから
132名無しさん@ピンキー:04/11/09 00:35:21 ID:mo3/y62G
ttp://moe.homelinux.net/cache/res611920c1s1.html
2部「目目連」の猫娘タン貼るならココでつな
133名無しさん@ピンキー:04/11/09 19:07:06 ID:DzkS99aY
鬼太郎が♀なら幽霊族の子供を沢山孕ませウワーナニヲシュル グハァ!
134名無しさん@ピンキー:04/11/09 21:40:53 ID:rffIRpHY
前スレの女体化の続きも気になる(;´Д`)ハァハァ
SSの続きを!モア!モア!
135名無しさん@ピンキー:04/11/09 22:01:28 ID:lzCrPNL4
>>133
ねこ娘でも幽霊族の子どもを孕ませるよ
もっともその場合、幽霊族と猫族の血が4分の1で人間の血が半分って子になるが
136名無しさん@ピンキー:04/11/10 08:11:47 ID:Rz151zx4
>133は女体化鬼太郎に萌えとるんだYO
母方が幽霊族のほうが血が濃いんじゃなかろうかと思うんだYOな
137名無しさん@ピンキー:04/11/10 22:14:30 ID:EC9vS4zv
誰もいなさそうなとこでこっそりSS投下させてもらいます。
前スレ536さんの設定をお借りして書いてみました。
鬼太郎女体化もの(鬼太郎×猫助)です。ご注意を。
馬太目だったらスルーしてください。
138鬼太郎女体化(鬼太郎×猫助):04/11/10 22:15:21 ID:EC9vS4zv
「鬼太郎。大丈夫だった?」
 事件を引き起こした妖怪を退治した少女の許に、猫助が駆け寄ってきた。
「ねこちゃん」
 鬼太郎はにっこりと笑う。
 自分が戦っている間、この幼馴染の少年が心配してくれていたことがわかっていたから、無事であることを表すために笑顔を見せた。
 それなのに、鬼太郎を見た猫助はしゅんとなった。
「? どうしたの?」
「ごめんね、鬼太郎」
「なにが」
「ぼくが強ければ、鬼太郎をこんな危ない目に遭わせないのに」
 戦う時、鬼太郎は少女の身でいつも前線に出て行く。そんな危ない思いはして欲しくないのに、いつも後方で手助け程度のことしかできない自分が歯がゆい。
 猫助がなにが言いたいかわかって、鬼太郎は胸が温かくなった。
「いいんだよ。ねこちゃんこそ、怪我しなかったみたいでよかった」
 大事な幼馴染を心配する気持ちは鬼太郎も同じ。鬼太郎は猫助の無事を喜び、猫助を安心させるための笑みをまた浮かべた。
 ほっとした表情になって頷こうとした猫助は、あることに気がついた。
「鬼太郎、手から血が出てる」
 そう言うと、鬼太郎の手を取り、唇を寄せた。
「ちょっ……ねこちゃん」
 驚いた鬼太郎が手を引っ込めるよりも早く、猫助は傷口を舐め始めた。
 猫族妖怪独特のざらざらとした舌が手の甲を這う。
 くすぐったいようななんともいえない感覚に、手の甲から痺れが胸に伝わってきて、鬼太郎は肩を竦めた。
 手の甲を何度も何度も這う舌が離れる頃には、ちょっと涙目になっていた。
「……にゃ。血は止まったみたい。一応、薬草当てとく?」
「う、うん……ありがとう」
 顔を上げた猫助は天真爛漫な笑みを浮かべていて。
 猫助に他意はないことがわかっているから、鬼太郎は手と胸の奥に湧き上がった疼きを隠すために、かろうじて礼を言うだけで精一杯だった。

<終わり>
139名無しさん@ピンキー:04/11/10 22:24:06 ID:7eb/Dn9i
>138ていうか、もっと長くしてください!(;´Д`)ハァハァ
140名無しさん@ピンキー:04/11/10 22:29:56 ID:EC9vS4zv
スレ汚しスマソでし。逝きます
141名無しさん@ピンキー:04/11/10 22:33:09 ID:EC9vS4zv
>139
あ。すみません。反応ありがとうございます。
でもこれ、鬼太郎の一人称に悩んだのでちょっと難しいです。
142名無しさん@ピンキー:04/11/10 22:48:34 ID:+WnpSIF1
女体化イイ!!(;´Д`)ハァハァ
猫助〜〜がんばれぇ!!

143名無しさん@ピンキー:04/11/11 08:27:46 ID:RAhD+SNE
マターリしているのでまとめておこうかな…

■ 5レス目

鬼太郎×ネコ娘(三部)『丸薬』>>22-38 鬼太郎×ねこ娘(四部)まぐわい>>95-100
ぬら様×鬼(三部)女体化@>>111>>114(続行中)
鬼太郎×猫娘(二部)猫又の恋・その後>>118-129
鬼太郎×猫助>>鬼太郎女体化>>138

引き続き、SS職人の方々の光臨、座してお待ちしており末
お絵かき職人の光臨も良しなに(*´Д`*)ハァハァ
144名無しさん@ピンキー:04/11/11 21:58:21 ID:ebgtjh1v
皆さんは3期三田猫タンにどんな印象をお持ちで?

自分的には、
身長 小5〜中2、
スリーサイズ 中3〜高1
ブラジャー 着用
乳首の色 ピンク
ヘソ 縦長
お尻 丸みをおびて肌ツヤ良し
秘所 茶色の陰毛少々生え

なんですけど、どうかな?
145名無しさん@ピンキー:04/11/11 22:38:18 ID:IIn+KINO
公式では、身長136、体重29`なんだよね。
中学生ぐらいだとほぼ成人女性に近くなりつつある体系だから小学中学年位だろうね。

漏れもブラ着、恥毛チョピーリ生えていると思ふ
妖怪界の小泉京子とはよく言ったものだ
146名無しさん@ピンキー:04/11/12 00:02:38 ID:M6pvik3x
小4か5くらいだと思ってた。
公式の数字の上では小4の平均値に近いみたい。
ちょっと軽いけど。

毛はチョイ生えで、ブラ着はビミョかな。
147名無しさん@ピンキー:04/11/12 00:10:26 ID:sWEh0ecD
俺はノーブラスリップ派。
148名無しさん@ピンキー:04/11/12 00:22:00 ID:w9H5Ijy9
>>145
公式のスリーサイズは幾つ?
149名無しさん@ピンキー:04/11/12 08:09:13 ID:TlvQdraC
スリーサイズは載ってないんじゃ…?
漏れも身長と体重以外が記載されているのを見たことが無い

ところで、今アニメ化するなら猫娘は「妖怪界のあやや」だと思うがどうだろう?
150名無しさん@ピンキー:04/11/12 08:15:12 ID:CFspMi0w
鬼太郎Rの猫娘も結構ロリ入ってきたよね

最新の水木サン描きおろし猫娘にも萌え〜
151名無しさん@ピンキー:04/11/12 20:08:22 ID:QwMIW8h7
152名無しさん@ピンキー:04/11/14 13:37:07 ID:nVDkqmcI

【ゲゲゲの鬼太郎 アニメ1〜4部のDVD化企画】
2ちゃんねるの 水木しげるファンにお願いです。(゚Д゚ )

ゲゲゲの鬼太郎 アニメ1〜4部のDVD化にお力添えを!!
現在「tanomi.com」(たのみこむ)「DVD(アニメ)」ボードで
現在48番目に賛同者が多い企画案です。

「ゲゲゲの鬼太郎TV版・映画版、全期まとめてDVD化!スレ」
http://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=10933


↑できれば、次回からのスレッドのテンプレに
使っていただけないでしょうか(´・ω・`)
どうかみなさんのご協力お願いします!

以下関連スレッドです。

153名無しさん@ピンキー:04/11/14 13:39:29 ID:nVDkqmcI
関連スレッド
水木しげる その2
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1090938291/l100
先生!水木しげる先生!スレ  
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/min/979546784/l100
水木しげる妖怪談義
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1096690544/l100
【お化けの】ゲゲゲの鬼太郎4通目【ポスト】
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1078914510/l100
【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【5.2怪】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1095569823/l100
ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/retro/1069662300/l100
【PS2】ゲゲゲの鬼太郎 異聞妖怪奇譚
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1067832182/l100
鬼太郎
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1021736853/l100
こんにちは鬼太郎です。悪い妖怪はいませんか?
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1027409325/l100
【おしおき】ゲゲゲの鬼太郎で801【ですか】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/801/1092146472/l100
なぜ鬼太郎はねずみ男を殺さないの?
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1079428441/l100
154名無しさん@ピンキー:04/11/14 21:44:47 ID:nkiqHAxU
投稿時間みるに悪魔くんスレの子かな。
気持ちはわかるが、本スレでも言われている通りマルチポストは禿しくよくない。
ここもそうだけど、21禁スレを全年齢スレに貼るのも感心できないな。

(ねこ娘萌え仲間ならいつでも歓迎だけどねぇ…)Oo(´-`)y─┛~~
155名無しさん@ピンキー:04/11/14 21:49:42 ID:nkiqHAxU
ああ、よくみたらもっと早い時間に他でも投稿してたね。
一行目はなかったことにして。濡れ衣スマソ。

(チッョト前にあのスレでそんな話出てたもんだから…つい)Oo(;゚Д゚)y─┛~~
156名無しさん@ピンキー:04/11/14 21:52:26 ID:mwJiBbDN
マターリ(*´Д`)ハァハァ
157『丸薬』-26 ◆NECOkE/60g :04/11/15 02:16:28 ID:H6O8iFou
>89の続き

充血した瞳。睨み返すその目に、身が震える。
今まで何度か意地の張り合いで軽い喧嘩をしたことはあったけれど、
こんなふうに激しい怒りをぶつけられたことはなかった。
怒り、だけではない。その目は獲物を捕らえるような、厳しい目つきだった。
鬼太郎と相対する妖怪は、いつもこんな怯えを感じていたのだろうか。
普段は並び立ち、またはその背後で支援していたから、鬼太郎がこんなにも
恐ろしい妖気を向ける妖怪だということを、知らなかった。
「・・・」
ふっと視線を下げられて視界からはずれると、漸く息がつける。
しかし鬼太郎の視線の先、髪の毛網に引きずられたままの素足、
めくれあがったスカートに気付き、ネコ娘は顔から火が出る思いでスカートの裾をひき下ろした。
「ゃ・・・っ」
服の下に鬼太郎の髪が潜り込む。ぞわぞわと妖力を湛えたまま、太ももから腹部へと向かい・・・
「ひゃっ・・・やっ!やめ・・・っ」
恐れに強張った体に甘い痺れが走る。なぞるように這い回る髪の束は、
ネコ娘の胸の突端にまで伸びていった。
不自然に服の胸元を押し上げ、服の上からもその蠢きがよくわかる。
身を捩りながら服の上から胸元を押さえたが、その手首はすぐに掴み上げられてしまった。
「鬼太ろ・・・。うン・・・」
両手を広げたまま床に縫いつけられ、近付いた鬼太郎に唇を塞がれる。
それはもうキスなどという軽く、甘いものではなかった。
ネコ娘の呼吸を覆い尽くし、押し戻す弾力にむしゃぶりつくような口づけ。
吸い付いた互いの唇からは、吸い取られ絡み合う激しい水音が響いた。
薄く目を開けば、目前に鬼太郎の顔。ネコ娘は潤んだ瞳をぎゅっと閉じて、
鬼太郎のむちゃくちゃな責め苦に耐えた。
158『丸薬』-27 ◆NECOkE/60g :04/11/15 02:18:43 ID:H6O8iFou
 「ん・・・ふっ・・・ぅんんっ!」
割り開いた唇をこじ開けて、舌が忍び込む。
挑発するように尖った八重歯をぺろりとやったが、ネコ娘は鬼太郎の舌に歯を立てないように
わずかばかり唇を開いた。遠慮なく押し入った舌に絡め取られて、
ネコ娘の口端からふたりの唾液が伝う。
じたばたとひざを立ててみても、絡みついたままの髪の毛網にぎゅっと締め上げられてしまった。
身動きの取れぬまま口膣を抉られ、服の下の柔らかな素肌には髪の毛が走る。
胸先に妙な痺れがせりあがってきた瞬間、すっと通った髪の毛の一本が胸飾りを通り、
 「っ・・・あぁあん!」
跳ねた途端に離れた唇から甘い喘ぎがもれてしまった。
驚いて凝視した鬼太郎も、ネコ娘が熱い吐息をもらす姿を見下ろして、
 「・・・へえ」
と、口元を上げて笑いかけた。
 「な・なによう・・・」
 「随分と気持ちよさそうだねぇ・・・。こういうのが好きなんだ?」
 「バッ・・・!違、違うわよっ」
威勢良く言い返したものの、鬼太郎の手が胸元に重なれば、つい体がびくりと反応し、
声をもらすまいと、息を飲んでしまう。
 「素直じゃないなあ・・・」
服の上からでもわかるなだらかな膨らみに手を沿わせ、しゅるしゅると髪を引き戻しながら、
丘の上をなぞった。すぐにつんと立ったつぼみに気付き、指先で摘みあげてみる。
 「ヤっ、はぁ・・・んっっ」
鬼太郎の片手で両手首を掴み上げられたまま、ネコ娘の身は跳ねた。
快い反応に気をよくして、鬼太郎は髪の毛網を全て引き戻し、
顔を背けたネコ娘の首筋に顔を寄せた。
いつもよりずっと近くにある髪の匂いと、熱く火照った肌の匂い。ネコ娘の香り。
薄い肌を逆立てるようにぺろり舐め上げると、ネコ娘は肩を竦めて擦りあがろうとした。
逃げられやしないのにと、鬼太郎は意地悪く笑う。
159『丸薬』-28 ◆NECOkE/60g :04/11/15 02:19:51 ID:H6O8iFou
 「もどかしいかい?」 「はっ・・・へ・・・えっ?」
浅い息をつきながら、火照った瞳をちらりと向ける。
 「服の上からじゃぁもの足りないだろう?」
それは鬼太郎のほうだった。さっきからひっきりなしに脈打つ己のものは、
身を捩るネコ娘の腿やひざ先に擦り当って、ズボンと下着の上からの緩慢な刺激がもどかしい。
先端からはじくじくと先走りが垂れて下着に染みているのか、不快な違和感も感じていた。
 「あ・・・やぁあっ!」
髪が引き抜かれて露になった裾の下に鬼太郎の手が伸び、腹部を這った辺りで
ネコ娘の手が鬼太郎の片手での戒めを解き、慌てて押さえつける。
ぐいぐいと押し戻す必死なネコ娘を見て、鬼太郎はむっと眉根を寄せた。
 「・・・どうしてそんなに、嫌がる”ふり”をするんだい?」
 「な、何よそれ〜!”ふり”なんかじゃないわよっ。本当にやめてってばあっ」
真っ赤な顔で鬼太郎の手を押し戻し続けるが、服の下でぴったりと胸に張り付いた
鬼太郎の手は微動だにしない。
いつもはネコ娘のほうから、邪魔くさいほどにべたべたとしてくるくせに・・・。
 「ふうん・・・。なら本気で爪を立てたらいいんだ」
 「・・・え?」
 「さっきだってそうさ。霊毛は・・・無理かもしれないけど、僕の髪ならその爪で引き裂けるだろう?」
ネコ娘の爪攻撃の威力ならよく知っている。いつもその攻撃で共に戦っているのだから。
 「そんな半端な抵抗したって・・・。ただの”ふり”にしか見えないよ」
 「違・だって、髪の毛を切っちゃったら・・・鬼太郎・・・」
妖力を蓄えた髪が切り落とされれば、さすがの鬼太郎も力が半減してしまう。
それにネコ娘が鬼太郎を傷つけることなど、できるはずもなかった。
 「鬼太郎・・・困るじゃないの」
まるで言い訳でもしているような気がして、語尾が小さくつぶれていた。
鬼太郎は思わず笑い出し、頭を上げて片目にかかった前髪をふわさと揺らした。
 「そんなことを言ってられる状態なのかい」
160『丸薬』-29 ◆NECOkE/60g :04/11/15 02:20:48 ID:H6O8iFou
針のように鋭い一本が前髪から伸びて、胸元で重なったネコ娘の両手、その小指と小指を
生き物のようにしゅるしゅると巻き取っていく。糸巻きのように巻きついてきた。
 「な・何・・・っ?」
慌てて手を引いた時にはもう遅く、十重二重に両小指を縛りつけられ、鬼太郎がくいっと
頭を上げた瞬間、ぷつりと途切れたままぐるぐると巻きついて止まった。
 「・・・その爪がなければ攻撃力も半減だね・・・?」
 「何言ってんのよ。こーんな、髪の毛一本でっ」
ぐいっと引き千切ろうと両手を離そうとしたが、小指の根元をしっかりと縛りつけられている。
引き千切られるのは細い小指のほうかもしれない。鋭い痛みが走り片目をしかめる。
 「まだ僕の妖力が残っているんだ。千切れやしないよ」
両手の自由を奪われれば、容易に起き上がることもできない。
横向きになって起き上がろうとしたが、馬乗りになったままの鬼太郎にはばまれて、
迂闊にもその背を曝してしまうばかりだった。
じーっとファスナーを下ろされ、守るように締め付けていたジャンバースカートの
胸元がたわむ。ぴたりと張り付いたままだった鬼太郎の手が、先を求めて蠢き出した。
 「んっ、あ・・・くっ」
乱された着衣、緩んだ服の隙間からぷつりぷつりとブラウスのぼたんを外される。
身を捩って避けようとも、すぐにぐいっと肩を押し戻されて、すぐにネコ娘の体には
赤と白の布が巻きつけられているような状態にされてしまった。
鬼太郎の吐息が落ちる。
耳にかかるその息に、ネコ娘までおかしな気分になりそうで、
下から割り込んでくる鬼太郎の腕を避けるように、ひざを立てた。
 「ゃっ・・・ヤダ、やめてっ・・・てばっ」
蹴り上げるでもなく、じたばたと抵抗するひざ頭を鬼太郎はわし掴み、
左右に大きく広げ、意地悪くネコ娘を見上げた。
 「やぁ・・・っ!」
 「・・・すごい格好だね。カエルがひっくり返ったみたいだ」
 「っっ!」
カエルって何よ、カエルって!すごい格好って、鬼太郎がそうさせてるんじゃないのっ。
と、言い返す言葉も出ないほど羞恥に顔を火照らせ、強く唇をかみ締めた。
161『丸薬』-30 ◆NECOkE/60g :04/11/15 02:21:43 ID:H6O8iFou
 「うん・・・?」
鼻腔をくすぐる甘い香り。首筋に顔を寄せたときとも違う、ネコ娘の匂いを探って、
鬼太郎はくんくんと鼻を鳴らしながら、ひざを立てさせたままの中心へと顔を寄せていった。
 「!だ、ダメ・・・っ!」
 「何がだい?」
焦らすでもなく言葉で苛めるつもりもなく、本当に分からず訊ねたのだが、
ネコ娘は困ったように眉根を下げたままで答えない。
鬼太郎は構わず、ネコ娘の隠す奥地へと顔を進めていった。
随分と暴れたから汗ばんでいるのだろうか。
スカートをまくりあげ、もう体に巻きついた布でしかないブラウスを引き上げながら、
甘い香りの出どころを探していく。
目前の白いパンティが目についたが、いつもおてんばな振る舞いで、スカートの下から
覗くことも多かったため、さして興味はそそらなかった。
しかし、その香りはこの布に近付くほどに強くなる。
 「・・・?」
硬直したまま戦慄くネコ娘に構わず、鬼太郎はつーっと白い股布を指で撫でた。
 「あっ・・・!」 「あれ?」
布の表面には染み出していなかったが、ぬるついた感触に指が滑った。
染み出すことのない粘着質のものが、布と肌の間にあるような、奇妙な感触。
鬼太郎は迷うことなく、腰から下着を引き下げる。
 「い・・・いゃぁっ!やだ、やだって・・・ばっ」
 「・・・うるさいよ」
あともう少しで正体がわかりそうなのにと、鬼太郎は尖った口調でネコ娘を睨みつけた。
 「鬼太郎・・・」
怯えたネコ娘の表情に、鬼太郎もふと冷静になる。
こんなふうに、ネコ娘からあれもこれも嫌だと拒絶されたのは初めてのことだった。
 「そんな顔して・・・何が怖いんだい?別に・・・初めてじゃないなら、怖かないんだろう」
 「・・・そんな・・・」 「それとも、君は」
ある事が頭をよぎった瞬間、鬼太郎はますます怒り顔を向けた。
162『丸薬』-31 ◆NECOkE/60g :04/11/15 02:23:44 ID:H6O8iFou
 「僕に、されるのが・・・そんなに嫌だって言うのかい?」
ネコ娘の返事を待たず、太ももまで擦り下がったパンティをするりと引き下ろす。
 「いっ・・・いやぁあああっ!」
抵抗してばたついた足をすり抜けて剥ぎ取ってしまうと、今度は足を抱え上げるようにして
再び顔をもぐりこませていく。
鼻先に甘い香り。やはりここから発していた。
薄暗い中、じっと視線を走らせると、そこには未知の場所。
未知の・・・奥地?
まるで蜜が蕩け出したような薄紅の秘所に目が釘付けになりながら、
鬼太郎は、なぜかそれを知っているような気がした。
まるで夢でも見ていたような曖昧な記憶がよぎったが、それよりも現実に、
悲鳴を上げるように脈動した己のものの疼きに気付き、すぐに記憶は四散してしまった。
 「・・・へえ・・・」
まるで縦に割られた唇のようなネコ娘のそれ。
すすっと上から指を滑らせると、下の方からはぬるついた粘液が指にまとわりついてきた。
びくりとネコ娘の身が跳ねる。
鬼太郎は指を離し、指先についた粘液をまじまじと見つめていた。
 「おもらししちゃったのかと思ったけど・・・そうじゃないんだ」
 「おも・・・おもらしなんかしないわよっ!」 「・・・」
すると突然鬼太郎は身を引き、ネコ娘がほっとため息をつく間に、
学童服のズボンをひき下ろした。
 「なっ・・・!」 「・・・そっか。これも、おもらしじゃないんだね」
実のところ、鬼太郎にもよく分かってなどいなかった。
最近になって、どうも下半身に妙な感覚が起きて、己を主張するように立つことはあったけれど、
こんなふうにじくじくと先端から先走りが漏れ出すほどのことはなかったため、
さっきから虎のぱんつの下で感じていた湿りが、何であるか不安だったのだ。
 「きたろ・・・」
隆々と立ち上がった牡芯を目の当たりにして、ネコ娘は目を見開いたまま息を呑む。
163『丸薬』-32 ◆NECOkE/60g :04/11/15 02:25:55 ID:H6O8iFou
幼い頃の、ウィンナー程度のものではない。
まだ背丈もそうない少年の体に似合わぬほどの隠微な形状で脈打っていた。
ネコ娘の顔が青ざめる。
あの時とは比べ物にもならないそれ。もしまた突きつけられたのなら、
どれほどの痛みが走るのだろうか。引き裂かれてしまいそうに思えた。
 「ねえ。これを・・・”入れる”んだろう?」
 「・・・っっ」
ネコ娘はきつく目蓋を伏せて、全身を硬直させた。
 「・・・でも・・・」
怯えたネコ娘の体を下から上まで眺めて、鬼太郎は首を傾けた。
どこに”入れる”んだろう・・・。
”入れる”ということだけは知っていたが、鬼太郎も詳しいわけではない。
ネコ娘がそっと目を開くと、鬼太郎は困ったようにネコ娘の体をじろじろと確かめていた。
 「鬼太郎・・・もしかして・・・」
 「・・・」
鬼太郎は悔しげに歯噛みしたが、突き上げてくる熱には敵わず、ネコ娘に尋ねる。
 「・・・どこに・・・入れたらいいんだい?」
笑い出す余裕もなく、ネコ娘は大きな猫目を見開いた。

<続く>
164名無しさん@ピンキー:04/11/15 08:24:46 ID:qPsMJ/IN
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ッ!!

待ちに待ち焦がれています田ヨン
続きが楽しみでつよムハー(*´Д`)=3

>三部鬼太郎を歪曲してるよな…(´・ω・`)sage

後半はそのもののような(;´Д`)ハァハァ
165名無しさん@ピンキー:04/11/15 21:45:15 ID:mVSQub1B
こんな無知だった鬼太郎が、やがて411氏が書いてきたSSのやうにキティークになっていくのかとおもふと
・・・萌える(;´Д`)ハァハァ
166名無しさん@ピンキー:04/11/15 23:05:28 ID:63fNr27K
懐アニから飛んできてみればエロかよ
おまいらこんな餓鬼同士のセクースのどこに萌える…ん…




萌え──────────────────────!!!!!!
こんな神々しいスレがあるとは!神ちゃま!!
今から過去ログ黄泉に逝ってきまつ!(*´Д`)ハァハァ
167名無しさん@ピンキー:04/11/16 01:28:00 ID:aYSIu/tH
やっぱり三田猫萌えだと再確認した夜。
411氏ありがとう!ほんとうにありがとう!!
168名無しさん@ピンキー:04/11/16 17:23:54 ID:pkolBpAg
>116禿和露田
新しいチミに乾杯!さて、萌えが一人増えたところで神が光臨されるまで萌え話でもしないか?

嫌よ嫌よという猫タンを無理やりにしてしまうキティク太郎とか
精神的に猫娘が幼く、鬼太郎が精神的に大人なセテーイで、猫タン昇天寸前なのにも気づかずに溺れる鬼太郎とか、猫タンが可愛いに越したこたぁない。
169名無しさん@ピンキー:04/11/18 00:32:20 ID:Jc1B8TwY

ttp://moe2.homelinux.net/src/200411/20041116848812.jpg

この小串猫も結構イイ!!
この漫画、猫タンは脱がないのかなぁ?
詳細知ってる神キボンヌ
170名無しさん@ピンキー:04/11/18 07:59:02 ID:aqeGkD54
171名無しさん@ピンキー:04/11/18 23:18:53 ID:nD5POOi3
Rの今月号の猫タン、アニメ2部以来、肌着のスカート裏のレース部分を覗かせてくれて萌え〜
172名無しさん@ピンキー:04/11/19 02:36:08 ID:+dVzb2EO
おぉ同志が!>171
あれがペチコートというやつなんだろうかハァハァ
173名無しさん@ピンキー:04/11/19 17:57:19 ID:S067LKBf
そこでスリップの登場ですよ!ハァハァ
174名無しさん@ピンキー:04/11/19 21:53:29 ID:6xu8Vmyi
シュミーズという古き良き系の名称はどうだろう。
175名無しさん@ピンキー:04/11/20 08:13:12 ID:6I8SwuOj
シュミーズ×→シミーズ○だとおもふ
176名無しさん@ピンキー:04/11/20 09:06:31 ID:9SbaWzEX
猫萌え分類

・第2期派 パンチラと鬼太郎の家での世話女房ぶりで目覚めさせてくれた。「目目連」は必見

・コミックボンボン派 美少女として描かれたのはこれが最初。「本所妖怪七不思議」は必見

・第3期派 現在社会人の男たちがハマッタのがこれ。
      特に後半はデザインが洗練され、パンチラどころか、美脚・美尻・美乳と3拍子そろったスタイル。
      更に三田ゆう子の声で皆トリコにされてしまった。
      「穴蔵入道」のヒップラインで抜いたファン多し!超必見!
      他にも「妖怪大戦争」「妖怪反物」を始め、お宝セクシーシーン多数。
      アニキャプスレ
      ttp://moe.homelinux.net/cache/res611920c1s0.html
      画像スレ
      ttp://moe.homelinux.net/cache/res681429c3s0.html
      ここの投稿者もだいたいがこの世代からでは?




177名無しさん@ピンキー:04/11/20 09:07:02 ID:9SbaWzEX
・第3期マガジン派 アニメの影響か、初期は等身が高くパンチラ多し。「ガマ妖怪」「ラセーヌ」など

・第4期派 新たな世代を獲得!鬼太郎の幼馴染ぶりが強調され、水木テイストを残しながらも可愛いという離れ業をやってのけたのは特筆評価に値する!!
      ロリ派による萌えも3期を上回る。
      番組後半1時的に大人に成長、ファンを悩殺した。通称「ラクシャサねこ娘」
      当時レギュラー声優中唯一の新人だった西村ちなみのその後の活躍方向を決定づけた。
      映画「まぼろしの汽車」のこれみよがしなパンモロはTVのアニメスタッフのストレス解消だったとか(w
      「妖怪王ぬらりひょん」の最終決戦のパンツのアップに釘付けになったロリ派も多い
      京極夏彦氏特出の脚本演出のツボをついた目立ちぶりも必見
      他にも萌え萌えシーンはここに列挙しきれないほど

PS2派 原作絵ベースのゲーム。意外と面白い活躍ぶり。子泣き爺にドサクサ紛れにセクハラされ、大事なトコロを触られた。

R派 賛否両論が多いものの、徐々に萌えが増えてきてる模様
   現在のところ全話登場ヒロインぶりをアピール
   今後、パンチラや他のボンボン漫画のように脱いだり入浴したり水着になったりする可能性も大
178名無しさん@ピンキー:04/11/20 09:09:40 ID:9SbaWzEX
このスレの住人さんはどの派が多いかな?
179名無しさん@ピンキー:04/11/20 23:16:44 ID:Mz/Six6l
おお176-177乙!
今となっては全部萌えだが、俺は第3期派にあたるようだ。
180名無しさん@ピンキー:04/11/22 19:34:17 ID:IoKgrxvt
第3期ハァハァ
181名無しさん@ピンキー:04/11/22 22:55:49 ID:uL05pslw
鬼太郎は漫画から読んでたけど、ねこ娘に萌えたのは第4期だったなぁ
2期3期はやってることは知ってたけど観てなかったよ
まさかねこ娘に萌える時が訪れるとは思ってなかった
182名無しさん@ピンキー:04/11/24 00:53:10 ID:6sdqqYxc
3期。ネコ娘の扱いに涙しても3期。
183名無しさん@ピンキー:04/11/24 20:19:48 ID:DOSCx52W
コスプレ喫茶でバイトしる!
184名無しさん@ピンキー:04/11/25 00:03:31 ID:S7gOKk1U
2期は女中
3期はメイドの変装
3期原作はウェイトレス
4期は未公開の芸者とメイド
いずれもハァハァ
185名無しさん@ピンキー:04/11/26 00:04:11 ID:dykQVNOo
>>181
>ねこ娘に萌えたのは第4期だったなぁ

どこに萌えた?
186411 ◆NECOkE/60g :04/11/29 03:54:38 ID:qA4RAAke
第3期派…(*´Д`)ハアハア

>163の続き投下
187『丸薬』-33 ◆NECOkE/60g :04/11/29 03:55:42 ID:qA4RAAke
もしかすると、避けられるかもしれない。
鬼太郎に嘘をつくのは気がひけるけれど、やはり、成長した鬼太郎のそれを
受けとめるにはネコ娘の秘所は矮小すぎた。
 「・・・・・・あの・・・ね」 「うん」
鬼太郎がずいっと顔を近づける。
ネコ娘はしばし迷ってから、そっと呟いた。
 「・・・く・・・ち・・・っ」
 「えっ?」 「・・・口に・・・入れ・・・るのよ」
目の前で言葉を綴る唇に視線が降りる。
途端、さっきの口づけで十分に味わったネコ娘の下や唇の柔らかさ、
蕩けるような熱さを思い出し、大きくドクリと己が主張する。
 「そうか・・・い」
ちろりと己のものを見、そしてまたネコ娘に顔を突き合わせる。
ネコ娘が噛み切ったりはできないことは分かっていても、やはり勇気がいった。
 「・・・して、くれるかい?」
そんなこと、聞いても仕方がない。さっきから散々抵抗されてきたのだ、嫌に決まっている。
それでも鬼太郎はつい訊ねてしまった。訊ねてからしまったと顔を顰める。
 「ん・・・」
しかし、ネコ娘はこくりと頷いて、緩く唇を開いた。
 「えっ・・・。い、いいのかい?」 「・・・うん。だってあたしは・・・」
鬼太郎のことが好きだから。別に嫌だとは思わない。
それにもし、あの猛りを下の口に突きつけられたら・・・。
ネコ娘は覚悟を決めて、口を開いて目を閉じた。
 「ネコ娘・・・」 「・・・早く。あたしは・・・動けないんだから・・・っ」
小指をつないだ戒めのせいで、身を起こすこともままならない。
 「・・・」
鬼太郎はそっとネコ娘の頬に手を添えて、ごそごそと体を移動した。
188『丸薬』-34 ◆NECOkE/60g :04/11/29 03:56:27 ID:qA4RAAke
目を伏せた暗闇の中、口を開く。
湿った唇は強がりを隠せずに震えていた。
ネコ娘も詳しいわけではなかったが、鬼太郎とは違い女の子同士や大人たちの猥談を
耳にすることも多い。こうしてする、こともあるのだと聞いたことがあった。
やり方など分からないけれど・・・。
鬼太郎が吐き出すまで、我慢していればいいのだと思った。
 「・・・ン・・・?」
突きつけられたのは肉茎ではなく、もっと柔らかな唇だった。
湿らせるようにちゅっちゅとネコの唇に吸い付き、柔らかな弾力を押し戻す。
引かれるままに抱き起こされて、正面に向かい合って座り込んだまま、
いたわるような優しい口づけを受けていた。
 「んっん・・・んはぁ・・・」
唇が離れ、息がもれる。自然と開いた瞳には、鬼太郎が立ち膝で起き上がる姿。
目の前に突き出されたそれは、すでに腹を打たんばかりに勃起していて、
鬼太郎は気恥ずかしく口を縫い縛る。根元を掴み、軌道を修正した。
くちゅ・・・ちゅ・・・
鼻を突く鬼太郎の牡の匂い。
唇に突き当たった先端をぺろりと舌でなぞると、鬼太郎は身を震わせて腰を押し出してきた。
 「んんっ!・・・んくっ・・・んっ、んっ・・・んっ・・・・」
ぷるりと弾力のある唇を抜ければ、そこは熱く蕩けるような舌の上。
思わず声をあげそうになる口を縫い縛り、喉を反らして呻き声を押し込める。
ただでさえ興奮状態だというのに、柔らかな口膣の感触が堪らず、
戸惑ったように微動する舌の感触が頭の先まで駆け抜けてくる。
 「んっふ・・・んっ・・・んんっ・・・ん・・・」
じっとしていられず、自然とつき動く腰の動きに慣れてくると、
ネコ娘はきゅっと口を窄めて、唇から伝う唾液を戻すように吸い付いてきた。
 「うっ・・・くぁっ!」
ネコ娘の頭を支えていた鬼太郎の指先が、ぎゅっと前髪を掴む。
びくびくと戦慄いたが早いか、苦痛めいた呻きが早いか。
ネコ娘の口内めがけて、鬼太郎の白濁とした熱が迸った。
189『丸薬』-35 ◆NECOkE/60g :04/11/29 03:57:30 ID:qA4RAAke
 「!」
思わず、ごふっと咳き込んだものの、前髪を掴んだまま鬼太郎は硬直していて、逃れられない。
口いっぱいに広がる鬼太郎の精液を、ネコ娘はごくりと飲み込んだ。
あとからあとから、追いかけるように吐き出された大量の液体に喉を鳴らし、
力尽きたように萎えていく鬼太郎のそれを舌の上に感じていた。
 「・・・っ」
やがて、硬直していた鬼太郎の全身から緊張が解け、がくりとひざをつく。
向かい合った目の前の鬼太郎は肩で息を切らし、ぜえぜえと荒い息を落としていた。
ふと見上げれば、前髪越しに見たネコ娘が、唇をペロリ舐め上げる。
両手小指を拘束されたままで、手で唇を拭えなかったのだ。
不思議そうに口元をゆがめ、その瞳は上気して潤んでいる。
 「・・・はぁ・・・はっ・・・」
上下する視界の中、鬼太郎はまた下半身から湧き上がる熱を感じていた。
 「ねえ・・・大丈夫?」
鬼太郎はけだるそうに首を横に振る。額から滲んだ汗がぼたぼたと落ちた。
あまりの余裕のなさに、ネコ娘は思わずプッと吹き出す。
緊張もほぐれ、自由にならない身を揺すって笑い出すと、鬼太郎は気恥ずかしさと悔しさで
また鼓動が強く高鳴ってきていた。
 ───君だって・・・ここをこうされたら・・・
肩を突き押し、倒れこんだところで両足を腰からぐいっと引き上げる。
 「ニャッ!?」
服は逆さになった胸元まで引き下がり、目の前には抱え上げた両足の中心。
薄紅に照り光った花弁に、尖らせた口を押し付けた。
一瞬何が起こったのか分からなかったネコ娘も、反転した視界、恥丘にかかった
鬼太郎の鼻息に、びくりと身を縮める。
 「やっ・・・いやぁあああんっ!」
縦筋を舐め上げる舌先がネコ娘自身も知らぬ痺れに差し掛かると、
ハッと息を呑んで身をしならせる。
とんとんと鬼太郎の背中をたたいていたかかともぴたりと止み、片足が不自然に突っ張っていた。
190『丸薬』-36 ◆NECOkE/60g :04/11/29 03:59:56 ID:qA4RAAke
 「・・・?」
それは鬼太郎が舌先につんと尖った部分を感じたのと同時だった。
溢れる粘液に覆われた柔襞の上方、軟骨のようにこりっとした部位を発見した。
いたずらにちゅっと唇を窄めて吸い上げれば、ネコ娘の嬌声は今までになく切なげに響いた。
 ───これ・・・ネコ娘の・・・・・・おちんちん?
ぞるぞると蜜を吸い上げるように吸い込めば、息も殺してぴくりぴくりと反応する。
 ───ちっちゃいおちんちんだなあ・・・
勝ち誇ったようにぷぷぷっと含み笑いながら、小さな花芯をちゅくちゅくといじりまわした。
 「あっ・・・は、ゃ・・・あんっ・・・んんっ、ん・・・っ」
背をのけぞらせたかと思えば体を丸める、落ち着かないネコ娘の腰を強く引き上げて、
唇に、頬に、蜜が滴るほど鬼太郎はむちゃくちゃに吸い付いた。
 「やっ、やっ、ゃ・・・ああーーーーーっ!」
一段高いネコ娘の声が室内に響く。
まるでネコ娘の方から押し付けてくるように腰を突き出し、ピンと背をしならせて硬直した。
下唇に当った複雑な襞からは媚液が流れ出し、鬼太郎も驚いて顔を引く。
 「・・・」
ひくひくと淫猥に蠢く肉襞の中心に、ぽっかりと開いた穴が収縮しているのが見えた。
そこから乳白色の蜜が押し出される様までも、じっと目に焼きつける。
 ───・・・これ・・・。もしかして・・・
ネコ娘はまだ全身を硬直させて、棒状になった体は幽かに震えている。
入れる、入れる、入れる・・・
 ───もしかして、ここに入れるんじゃないだろうか・・・?
硬直の解けたネコ娘の足が肩から擦り落ち、柔らかな双丘が脈動を打つ鬼太郎のものの
上に降りる。思わずびくりと一寸ほど跳ね上がった。
 「きたろ・・・」
もう足を閉じる気力もなくぐったりとしたネコ娘が、ちろりと鬼太郎を煽り見る。
紅潮した頬は絶頂とともに溢れた涙に濡れて、少女らしからぬ恍惚の表情をしていた。

<続く>
191名無しさん@ピンキー:04/11/29 08:59:12 ID:L76yDTs6
                          ,. -―‐ `'' 、
   ┏┓  ┏━━┓        /.,;彡;, ..,;,.   ゙ミヽ、     ┏━━┓  ┏┓  ┏━┓
 ┏┛┗┓┃┏┓┃       /ソノ;彡;彡;彡;彡'゙ヽ;゙i;,ヽ   ┃┏┓┃┏┛┗┓┃  ┃
 ┗┓┏┛┃┗┛┃┏━━━{i;゙|il|l!ノ彡';彡;'','⌒ ゙!l!l}i゙!━┓┃┃┃┃┃┏┓┃┃  ┃
 ┏┛┗┓┃┏┓┃┃      {ノl!|!;ソ;ノリノ'″l ・ ノ;li|l!1  ┃┃┃┃┃┗┛┃┃┃  ┃
 ┗┓┏┛┗┛┃┃┗━━━'{i|{il{li゙!ソ;'  ` ' `"″!l}!i|!━┛┃┃┃┃    ┃┃┗━┛
   ┃┃      ┃┃         '{;l!|{i!リ''  _ノ    ;i|!レ'     ┃┗┛┃  ┏┛┃┏━┓
   ┗┛      ┗┛        '゙i!|!;'、,_´__,ノ '″    ┗━━┛  ┗━┛┗━┛

丸薬、グっジョブです!
192名無しさん@ピンキー:04/11/30 21:04:52 ID:8ebQq2KR
なんてことだ三田ネコタン!
避けていた筈の事態に陥るとは(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
411氏GJ!
193名無しさん@ピンキー:04/11/30 22:54:40 ID:flIhNoXg
三田ネコタン!(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
194411 ◆NECOkE/60g :04/12/01 01:57:33 ID:90qoukXF
グッジョブいただきました!ありがd(`・ω・´)
久しぶりに四部ビデオみてたら四部ねこにハァハァ
丸薬途中で放り出してスマソだが、四部鬼太郎×ねこ娘投下!
(´-ω-`).oO(丸薬のオチがあまりにバッドエンドなんで…練り直しまつ)
怪奇!人食い肖像画のその後


久しぶりにゲゲゲハウスを訪れたねこ娘。
目玉親父の茶碗風呂に注ぎながら、鼻歌交じりに上機嫌だった。
この歌は・・・。
どこか聞き覚えのある歌。子守唄のように耳に響いてきて、
鬼太郎はまた昼寝についてしまいそうだった。
 ───何の歌だったっけ・・・。
甘い幼声の奏でる音調が心地いい。
湯船につかって満足げな目玉親父も、ふうと目を伏せていた。
 「あっ!それじゃ、この柿傷まないうちに食べてね」
 「え・・・?うん」
お土産の柿を籠からひとつふたつ布にくるむと、ねこ娘は手早く結び目をつけた。
 「じゃねー」
 「ああ・・・ちょっと待ってよ。来たばかりじゃないか」
最近のねこ娘はどうも忙しい。妖怪アパートにも留守がちだ。
 「町にでも行くのかい?途中まで送るよ」
 「あ、いいよいいよ。じゃ、またね」 「・・・うん」
ひらひらと手を翻されて満面の笑顔。鬼太郎も引き止めることはできない。
しゅんしゅんと湯気を立てるゲゲゲハウスに、また静寂が戻った。

196『葬送曲の館』-2 ◆NECOkE/60g :04/12/01 02:01:57 ID:90qoukXF

一日二日の話ではない。ここ数週間はこの調子だ。
特に事件さえなければ森で静かに過ごしていたい鬼太郎とは違い、
ねこ娘は活発に町中へ降りることも多いけれど・・・。
 「別に・・・尾けるってわけじゃないけどさ・・・」
言い訳に独りごち、気付けば電信柱の影に隠れてねこ娘の後を追っていた。
駅前の繁華街を行きすぎる。買い物するようでもなかった。
空き地の野良猫たちには簡単に声だけかけて、住宅街へと進んでいく。
 「・・・ここは・・・。あっ」
きょろりと振り返ったねこ娘から身を隠し、慌てて角へと舞い戻る。
隠れることもないじゃないかと思いつつも、どこか後ろ暗い。
言い訳ならばどうとでもできる。ちょっと町に用があった・・・というのはばればれだろうか。
ならば事件があったとでも、ねずみ男に呼ばれたとでも言って、堂々としていればいい。
思い直って角を曲がれば、ねこ娘の姿は消えていた。
 「あっ」という間に見失ってしまった。
慌てて下駄を鳴らして駆け出せば、いつかみた洋館。
 「ここは・・・」
白粉姿の砂かけ、パンク姿の子泣きの姿がよぎる。
再び訪れた洋館にはもう以前のような陰湿な気配はない。
 「あの・・・絵描きの家?」
かつて、母を亡くした事実を受け止め切れず、幻を追って血染めの絵画に
魂を売りかけた、青年画家。
現実に向き合うこともできなかった彼に、正気を取り戻させたのはねこ娘の歌声だった。
思い起こすうちに、二階の窓からレコードの音色が流れ出す。
 ───この歌・・・だ。
ねこ娘の鼻歌。切なくも優しい音色に、より鮮明な記憶が呼び戻された。
彼が正気に戻ると、インクに宿った怨念もまたその力を失ったけれど・・・
別れ際、ねずみ男が請求したモデル代は支払わなかった。
いや、それはいい。
正気に戻ってまもなく、空ろな様子の彼を救ったのは、
本当は別れ際のあのねこ娘の笑顔だったのではないだろうか。
197『葬送曲の館』-3 ◆NECOkE/60g :04/12/01 02:05:56 ID:90qoukXF
あの事件には、妖怪は関与していなかった。
彼の───人間の心の奥に巣食う情念が忌みなる形で働いた。
だから鬼太郎も妖気を感ずることもできず、抵抗する隙もなく絵の中に取り込まれてしまったのだ。
何の悪意もなく、人の心にある狂気が起こした怪事件。
あの時は、それで終わったと思っていたけれど・・・
最後に見せたねこ娘の笑顔を前に、青年画家も魅入ってはいなかっただろうか。
 「まさか・・・」
彼がもし、母の死を乗り越えたのではなく・・・
別の娘を、聖なる存在として拠りどころにしていたのだとしたら、まだ事件は終わらない。
 「!」
館の扉が開き、数人の学生達が出てきた。
簡素な格好、動きやすい服装には油絵の具が飛び散っていた。
大荷物の画材を肩に抱えながら、ふと視線を落とす。
 「・・・あの・・・」 「あれ?君も先生の教え子かい?」 「教え子・・・?」
絵画教室でも開いているのだろうか。よくよく見れば門のところに看板が掲げられていた。
 「まあどっちにしろ午後は休校だよ」 「”花嫁さん”が来ちゃったからね」
教師をからかうように笑い合い、「また明日」と手を上げてそれぞれの帰路に散った。
 「花・・・嫁・・・?」
鬼太郎の思考が一点に集中する。
たとえあの画家が絵画教室を開き、ねこ娘もまた教わっているのだとしよう。
しかし彼らは午後は休校だと出て行った。無論その中にねこ娘の姿はない。
見上げた二階の窓からはレコードの音に紛れて、ねこ娘の笑い声が聞こえた。
まだこの屋敷にいる。そして、花嫁とは・・・?
 「まさか・・・そんな」
画家とねこ娘が寄り添う姿が浮かび、まさかと笑い出したが、その目は二階を見上げたまま。
さすがに話し声ははっきりとは聞こえない。
 「・・・」
気付けば鬼太郎は足音を潜め、画家の洋館へと足を踏み入れていた。
198『葬送曲の館』-4 ◆NECOkE/60g :04/12/01 02:06:35 ID:90qoukXF

一段上がるたびに階段がきしむ。
しかし今の鬼太郎の耳には聞こえていなかった。
ドクンドクンと胸を打つ、己の鼓動だけがうるさい。
 ───花嫁さん・・・なんて、まさか。そんなわけないじゃないか・・・。
しかし思い返してみれば、ねこ娘に面と向かって結婚話をしたことは・・・ない。
まだお互いにそんな年齢ではないのだし、ねこ娘がお嫁さんになることは
鬼太郎にとっては決まっていることでもあった。
ねこ娘にとっては・・・違ったのだろうか。
一度として疑ったこともなかった。互いに思いを寄せている仲なのだからと、
慢心していたところもある。
けれどもし。もしもねこ娘が本当に心から愛する者を見つけたというのならば、
それがどんなに年上であろうと人間であろうと、鬼太郎には奪い去ることはできない。
ねこ娘の願いはいつも”しあわせなお嫁さん”だ。邪魔することなどできない。
 「・・・」
ぶるぶると頭を振り、マイナス思考を振り落とす。
こんな馬鹿げたことを思っていては、また妖怪ノイローゼにでもなってしまう。
 ───ねこ娘は・・・操られているのかもしれない。
画家の執念に絡めとられて、身動きとれなくなっているのかもしれない。
しかし、この洋館を訪れたのはねこ娘の意思だ。
柿のお土産も包んで、いそいそと出向いたのも、ここ数週間通いつめているのも
ねこ娘自身であることに変わりはない。
また、嫌な妄想が脳裏をよぎる。
画家の隣に寄り添い、しあわせそうに微笑むねこ娘の姿。
 『鬼太郎って子供なんだもん』
腕を組み、嬉しそうに頬ずりするねこ娘に対し、照れ笑いを浮かべる画家。
 『いやぁ彼女のことはしあわせにするよ。僕に任せて、鬼太郎くん』
 「・・・冗談じゃ・・・ないっ」
律儀なまでに妄想に返事をする鬼太郎はぎりぎりと歯噛みして階段を昇りきった。
199『葬送曲の館』-4 ◆NECOkE/60g :04/12/01 02:07:20 ID:90qoukXF
たどり着いた二階の廊下からはいくつかの扉。
 「あはは、やだぁ・・・嘘でしょう?」 「ほんとほんと。あははははっ」
他愛もない会話。まるで恋人同士の会話のように聞こえてくる。
閉め切った廊下はひんやりとしていたが、扉の向こう、部屋の中は光に満ちて
和やかな雰囲気が漂っているのだろう。
まるでねこ娘をリラックスさせるように、画家の与太話は続く。
 「・・・さて。じゃそろそろ着替えてくれるかい?」 「はーい」 「丈が合うといいけど・・・」
 「大丈夫ですよ」 「一人で着れる?」
 「着れます!もう覗かないでくださいねー」 「あはは」
ドアノブが揺れ、鬼太郎は慌てて扉の影に隠れた。
幸いにも画家は振り返ることなく、向かいの部屋へ入ってしまったから鬼太郎には気づかなかった。
 ───着替える・・・?覗く・・・?
どうも妙だなと首をかしげたものの、頭の中は妄想にやられている。
この扉を開けば、全ては明らかになるのだ。
鬼太郎はしばし待って呼吸を整え、がちゃりと扉を開いた。
 「・・・」
室内は以前とはうって変わって日の差す明るい一室だった。
先の事件後、あちこち壊れた部分も内装で整えたのだろう。
風に揺れるレースのカーテン。二人掛けの丸テーブルには飲みかけのティーセット。
自然光の当たる壁際には、洋風の椅子が鎮座している。
洋画の張られた衝立の手前には数人掛けのソファ。
扉ひとつ隔てて聞こえてきたレコードの音色が、静まった室内に広がっていた。
 ───ねこ娘は・・・?
かすかに聞こえる鼻歌。
立てかけられた衝立の上から、無造作に赤い布が引っかかった。
あの衝立の向こうにねこ娘がいる。しかし、その赤い布は見慣れたねこ娘の・・・。
つまり今、ねこ娘はその服を脱ぎ去っているのだろう。
 ───そんな・・・。僕といる時だって、自分で脱いでくれたりはしないのに・・・っ。
ガチャリとつめたい音を立てて、扉の鍵が閉まる。
200『葬送曲の館』-6 ◆NECOkE/60g :04/12/01 02:08:10 ID:90qoukXF
思いのほか響いたその鍵音に気付き、ねこ娘の鼻歌が止んだ。
 「もうちょっと待ってくださいね♪」
甘い口調。鬼太郎に対してはつかわれることのない敬語のしゃべり方が、
今まで知らないねこ娘の姿なのだと思い、鬼太郎は妙な敗北感を感じていた。
づかづかと歩を進め、衝立の端を掴む。
揺れに気付き、ねこ娘は肩をすくめた。
 「やーん。もうちょっと待っ・・・・・・鬼太郎?」
振り返ったねこ娘。純白のウェディングドレスの胸元を押さえて、きょとんと瞬きを数度した。
 「どうして・・・鬼太郎がここに?」 「”どうして”・・・?それは・・・僕の科白だよ」
振り絞るように鬼太郎が言う。握った拳は震えていた。
目の当たりにしたねこ娘は夢のように可愛らしくて。
鬼太郎は和装がいいと思っていたけれど、洋装の花嫁衣裳もよく似合っていて。
真更な純白に身を包んだねこ娘の表情は楽しげで。
けれど、それは自分の”花嫁さん”ではないのだと思えば、怒り心頭だ。
やるせない気持ちが込み上げてねこ娘の手首を掴み上げる。
 「あっ」
まだ背中のファスナーを上げきっていない、撓んだ胸元を片手で引き寄せる。
ただでさえ、少しばかり胸のボリュームが足りないのだ・・・。
ぽっとねこ娘の頬が上気する。
 「は・離してよ〜っ」 「離して・・・?君は、いつからそんな・・・」
一体いつから気持ちが離れていたのだろうか。
確かに自分はねこ娘を大事にしすぎていた。
 『鬼太郎って子供だよねー・・・』
もしもそれでは物足りなかったというのならば・・・。
 「もう〜。ばれちゃったなら仕方ないよね。あのね、鬼太郎・・・」
 「・・・聞きたくない・・・っ」
両手を掴み上げて引き寄せる。
重ねた唇を貪るようにして口づけを交わせば、ねこ娘の言葉は止んだ。
薄く紅を差していたのだろうか、吸い付いた唇からは化粧品の味がする。
 「んっ!」
201『葬送曲の館』-7 ◆NECOkE/60g :04/12/01 02:09:01 ID:90qoukXF
驚いて目を見開いたままのねこ娘に構わず、暴れる腕を押さえつけ、
陵辱するように壁に縫いつけて唇を塞ぐ。
硬直した身から力が抜け落ちるまで、荒々しい口づけは続いた。
コンコンッ
ノック音にびくりと身が跳ねる。鬼太郎もまた一瞬だけ正気に戻った。
 「ねこ娘ちゃ〜ん。足りない絵の具があったから、ちょっと買ってくるね」
 「・・・」 「あれ・・・ねこ娘ちゃん?」
互いの鼓動はばくばくと跳ねている。
鬼太郎はキッと鋭い瞳を向けると、ねこ娘は何事もなかったように、
「はーい」と返事した。
扉の向こう、廊下に立ち尽くしていた画家の足音が遠ざかる。
 「・・・・・・あの・・・鬼太郎?あのね・・・」
ふと見れば、ドレスの胸元が滑り落ち、なだらかな丘が覗けている。
鬼太郎の視線に気付き、ねこ娘は弁解も忘れ、慌てて胸元を引き上げる。
 「どうして隠すんだい?」 「ど・・・どうしてって、当たり前でしょっ」
 「ふーん・・・。もう、僕のものじゃないって言うのかな」
 「何言って・・・、やぁあっ!」
引き下ろせば二つの赤いつぼみが白昼の光にさらされる。
ひんやりとした空気を受けて、それはつんと尖っていた。
 「ほーら・・・。体はちゃんと僕を”欲しがってる”みたいだよ?」
 「なっなっなっ・・・何・・・っ」
遠慮もなく峰からわし掴み、指間に突き出した乳頭をちゅっちゅっと啄ばんだ。
 「んっ」
慣らされた痺れにぴくりと身を硬直させる。
反らした顔を追うように、鬼太郎はその首筋を舌でなぞった。
 「やめ・・・っ、こ・こんなところで・・・どうして・・・っ」
手を休めることなく揉み上げられ、ねこ娘の言葉も揺らぐ。
張りのある幼い胸をなで上げ、指先では突端近い薄紅の柔らかな皮膚、
そして時折つんと尖った部分を爪で弾かれて、鼻にかかる甘い吐息がもれた。
 「君こそ、こんな・・・こんなところで・・・」
もう数週間の間。鬼太郎のあずかり知らぬところで、恋人との逢瀬を重ねていたというのだろうか。
202『葬送曲の館』-8 ◆NECOkE/60g :04/12/01 02:09:46 ID:90qoukXF
いや違う、恋人ではない。
こうして花嫁衣裳の試着をする───婚約者のところへ訪れていたのだ。
 「こんな・・・ところで・・・っ」
厳しい目つきで顔を上げる。
乱れた姿を目の当たりにして、鬼太郎も己を制御できそうになかった。
 「やぁっ・・・はん・・・んくっ」
びくびくと敏感に反応する柔肌に唇を沿わせ、首筋に胸元にと赤い跡を残していく。
 「だ・・・めっ」
抵抗するような言葉を綴ればきゅっと胸を絞り上げ、痛むほど硬く尖った赤いつぼみを
なじるように舌でこね回す。
むしゃぶりつけば、それはまだ自分のねこ娘。
自分だけのねこ娘であることが証明される気がした。
いっそこのまま喰い尽くしてしまいたいほど、鬼太郎は我を失っていたが、
やがて居心地悪そうにもぞもぞと揺れたねこ娘の腰に気付く。
 「・・・ほら・・・ね」 「んっ・・・な・何よぅ・・・」
不安そうに見上げるねこ娘に構わず、鬼太郎はくっくっと嫌な笑いを浮かべた。
そして耳元で囁く。
 「そんなに腰を揺らして・・・”僕を”欲しがってるじゃないか」
 「ニャ!う・・・嘘っ!」
確かに妙な痺れが走っていたけれど、そんなことはしていない。
しかしねこ娘は無意識に、鬼太郎に擦り寄ることで疼きを治めていた。
するすると降りた手がフリルのついたドレスの腰にかかると、
目を見開き慌てて身を捩る。
 「い・やっ!」 「もう溢れてるんじゃないのかい?」
 「なっなっなっ・・・!」
反論する言葉も出ない。顔を紅潮させたまま、鬼太郎の手をはたく。
 「・・・」
表情を失くした鬼太郎。思わず取った行動に申し訳なさそうにちらり目を上げた
ねこ娘の反省した様子を見れば・・・
それが鬼太郎に対する同情にも思えて、怒りにますます表情は凍りついた。
203『葬送曲の館』-9 ◆NECOkE/60g :04/12/01 02:10:30 ID:90qoukXF
 「確かめてみようか」 「えっ。何・・・、きゃあ!」
軽々と脇から抱え上げられ、ソファの上に乱暴に投げ出された。
 「痛っ!何すんのよっ、いくら鬼太郎だって・・・っ!」
許さないんだから───
続く言葉は、いつになく鬼太郎が見せた冷たい視線を見上げた瞬間、掻き消えた。
冷ややかにねこ娘を見下ろしたまま、上からひとつひとつボタンを外す。
 「鬼太・・・郎?」
学童服の上着ごとちゃんちゃんこを脱ぎ捨てると、ズボンのボタンを緩めた。
片膝を乗せればソファが軋む。
ねこ娘の顔に怯えが走っていたが、鬼太郎は罪悪感をも打ち捨てるように、
ねこ娘をソファに静めて馬乗りになった。
 「や・・・っ!」
思わず身をそらしうつぶせになると、今度はドレス裾をひらりと巻き上げられる。
 「!?」
ウェディングドレスに合わせた白いガーターストッキング。
レース状のガータベルトを外すまでもなく、白い三角地帯の割れ目に指を走らせる。
 「・・・頑丈だねえ・・・”花嫁さん”は」 「や・・・ぁっ」
 「自分でも分かるだろう?ほら・・・もう染み出してるよ」
横から指を入りこませれば、湿った秘裂に風が通る。
指の背で撫ぜただけで、くちゅりと淫猥な音を鳴らした。
 「あっ───」
パンティに塞がれても見えなくとも、ねこ娘の体はよく分かっている。
後ろからでも的確に肉襞を分け、包皮につつまれた小さな肉芽をなぶるのはたやすいことだ。
びくびくと腰が跳ねる様子からも、すぐ見てとれる。
しかし鬼太郎はあえて肉芽を捕らえず、溢れ出た蜜を塗りたくるように緩慢に蠢いた。
 「ふっ・・・ぁん・・・っ・・・き・きたろぉ・・・」
甘い刺激が疼きを生み、ねこ娘の腰はそうせずにはいられないように揺らめいた。
いやいやと身を捩っているのではなく、おねだりするように先を求めている。
204『葬送曲の館』-10 ◆NECOkE/60g :04/12/01 02:11:10 ID:90qoukXF
蠢く指はそのままに、鬼太郎は背後から覆いかぶさり、身をすくめる両腕をすり抜けて
脇から胸元へと手を伸ばす。
ゆさゆさと胸わし掴み、柔らかな感触を楽しみながら、ねこ娘の耳を甘噛みした。
 「挿れて欲しいのかい?」 「・・・っ」
 「めちゃくちゃに・・・かき回して欲しいんだろう・・・?」
 「ち・・・ちがっ、あぁあんっ!」
途端に指先の動きが速度を増し、まるで擦りつけるようにして肉芽を弄ぶ。
外陰を襲う刺激に、身動きもとれぬ身を震わせる。
 「素直に・・・なるんだ・・・っ」
 「やっやっ・・・ら、だめぇ・・・っ!ふぅっ・・・やっやぁぁぁあんっ!」
ひときわ甲高い嬌声が上がる。
身震いした硬直が解ければ、ソファの上に沈み込んだ。
指先にはひくひくとした肉襞の痙攣が伝わる。
僅かに指を動かしただけで、びくくんと反応し苦しげに息を詰まらせた。
 「・・・すぐイッちゃうだよねえ・・・ねこ娘は」
 「はっ・・・はぁ・・・はぁ・・・っ」
 「こんなにぐちゃぐちゃだよ?」
裾から引き抜いた指先を見せ付けて、覆われた粘液をぺろりと舌で味わう。
 「ヤッ!」
 「目を背けたってしょうがないだろう?ねえ、君の体はこんなに僕を欲しがってるんだよ。
 僕だって・・・こんなに君が・・・」
身を起こし、ソファから降りてズボンごと下着を擦り下ろす。
まだ息も整わず高揚したままのねこ娘の前に、そそりたった牡根を見せ付ける。
 「君が、欲し・・・かったんだ・・・」
忙しなく脈打つ己とは裏腹に、鬼太郎の心は沈んでいた。
205『葬送曲の館』-11 ◆NECOkE/60g :04/12/01 02:11:43 ID:90qoukXF
今ここで、怒りのままにねこ娘を押さえつけ、この純白のドレスを鮮血で染めるのはたやすい。
ねこ娘の艶やかに揺れる恍惚の姿に耐え、悲鳴をあげるそれも、おさまるべき場所を求めている。
しかしもう、そんなことをしてもねこ娘の気持ちはこっちを向いてはくれないのだ。
今までどれだけ大切にしていたか分からない、ねこ娘に対する自分の気持ちまでも
裏切るに等しい。
 「・・・」
レコードのピアノ音が切なげに室内に響き渡る。
まるでねこ娘のしあわせを願っていた、自分自身に対してのレクイエムのようだった。
 「・・・ごめん」 「あ、謝ったって・・・っ」
 「ごめんよ・・・ごめん」
急激に我に返り、己を責める鬼太郎を見上げて、ねこ娘はフゥと息をついた。
そして手を伸ばし、きゅっと根元から掴んできた。
 「いっ!?」
自戒の念も四散する痺れに、鬼太郎は顔を上げる。
 「・・・は・早くしないとー・・・帰ってきちゃうってば」
 「え・・・っ?うわっ!」
鈴口をぺろりと舐めとり、温かな口内に肉茎をおさめた。
包まれるような舌の上を跳ねる。
 「ね・・・こ娘・・・っ」
 「んんっ・・・んぐっぐっん・・!」
何を言っているのかは分からないが、響いてきた声の微動までもが直接伝わる。
小さな口で目いっぱいに頬張り、くちゅくちゅと吸い込まれる感触が堪らず、
駆け上る痺れに身を震わせた。
 「んっ・・・んくく?」
やはり何を言っているのか分からない。
しかしちらりと見上げた視線、己のものを咥えたままの上目遣いに硬直し、
我慢の限界が振り切れる寸前、鬼太郎は腰を引いた。
 「だ、駄目だよ、もうっ!」
 「あんっ」
しかし尿道をせりあがる開放感には敵わず、熱い口内から引き抜いた感触もあいまって
びくびくとしなりながら発射してしまった。
206『葬送曲の館』-12 ◆NECOkE/60g :04/12/01 02:12:30 ID:90qoukXF
吐き出された白濁液はねこ娘の頬、肩、そしてドレス上に撒き散らされ、
ソファの背もたれにまで及んだ。
ぶるぶると硬直した鬼太郎をきょとんと見上げていたねこ娘も、硬直がとけた瞬間に
はっと我に返って辺りの惨状に目を見開いた。
 「や・・・やぁだ〜!この格好じゃモデルさんできないじゃないのーっ」
 「・・・も・・・モデル・・・?」
一体何を言っているのだろうか・・・。
浅い息をつく鬼太郎を置き去りに、ねこ娘は慌ててドレスのあちこちを見ていた。
 「これ、ちゃんとお洗濯しなくっちゃっ」
 「洗濯・・・?」
まだ呆けている鬼太郎にばんっと学童服を渡し、ねこ娘もまた大急ぎでいつもの服に着替え始めた。


 「ねこ娘ちゃ〜ん、遅くなってごめんねー。いやぁ新しい画材が揃っててつい話しこんじゃって・・・あれ?」
画家が戻った頃、二階の室内はしんと静まりかえっていた。
片面を終えたレコードの針はコツコツと空回り、ひょいと針をあげる。
 「怒って帰っちゃったのかな〜・・・」
ふと丸テーブルの上に挟まれた置き手紙に気付く。
───ドレス汚してしまいました。ごめんなさい!お洗濯して来週うかがいます。───
慌てて書いた走り書きを見て、画家は軽笑いした。
 「紅茶でもこぼしちゃったのかなあ。クリーニング代くらい僕が出すのに〜」
律儀な子だねと笑いながら、レコード盤のB面に針を合わせた。

207『葬送曲の館』-13 ◆NECOkE/60g :04/12/01 02:13:08 ID:90qoukXF

ねこ娘が言うには。
久しぶりに町で鉢合わせた青年画家と話しているうちに、絵画モデルの話になったのだという。
ウェディングドレスを着れるということで、ねこ娘も喜んで通いつめたのだと。
 「だって!なんていうか・・・アコガレがあるじゃないのー。鬼太郎には分かんないだろうけどっ」
子供用に合わせたとはいえ笠のあるドレス。詰め込まれた大箱を抱えながら、
鬼太郎はやはり分からないとばかりに気のない返事を返した。
 「だったら別に・・・隠すこともないじゃないか」
 「隠してなんていないでしょ!」
 「・・・そうかなあ」 「そうよ!」
 「本当に?」 「・・・そりゃあ・・・ちょっと内緒にしてたところもあるけど」
画家に描かれた奇麗なウェディング姿の絵を見せて、びっくりさせてやろうという気持ちも
なかったとは言えない。ねこ娘は口ごもった。
 「ほらね」 「だからーそれは・・・!」
 「モデルだなんて言われてほいほいついて行くなんて。砂かけのこと言えないね?」
 「だって!・・・もしかしたら・・・花嫁衣裳なんて一生着る機会ないかもしれないし・・・」
 「え・・・?」
思わず足を止める。
 「どうしたの?」 「あ・・・いや。君は・・・お嫁さんにはならないの?」
鬼太郎が訊ねると、ねこ娘は困ったように笑い出した。
 「相手がいなきゃお嫁さんにはなれないんだよ?」
 「相手なら・・・っ」
目の前に、ここにいる。
しかしそう言い切るには・・・今日は日が悪い。
散々悪さした代償に、こうして大荷物を運ばされている身だ。
 「なぁに?」 「・・・いや、何でもないよ」 「そう?」
足取りも軽く、ねこ娘はすたすたと先を進んでいく。
ああやはり今言っておくべきだろうか。
しかしいくらなんでもタイミングが悪過ぎる。
もう怒ってないとはいえ、歩幅も合わせてくれないし。
鬼太郎は思考の迷路に立たされて、歩く速度も遅れ気味だった。
208『葬送曲の館』-14 ◆NECOkE/60g :04/12/01 02:13:35 ID:90qoukXF
 「・・・ねえ。でも鬼太郎、どうしてあそこにいたの?」
 「ああ、いや・・・それは」
大きな瞳で覗き込まれれば嘘はつききれず、つい視線をそらす。
 「散歩してたら妖気を感じたから・・・。ほらねこ娘の妖気だったんじゃないかな」
 「・・・ふうん?じゃあさ、何で怒ってたの?」
 「えっ!?僕は別に・・・怒ってやしないよ」
まさかこんなくだらぬ勘違いでやきもちをやいていたなどと知られるわけにはいかない。
 「でも鬼太郎、すっごく・・・怖かった」 「ご・ごめんっ」
 「鬼太郎ってもしかして・・・」
ちろちろと見上げた瞳がまるで胸の中までも覗き込まれるようで落ち着かない。
 「ああいう格好にコーフンするタイプ?」 「!」
違う。いや違わない。
返答にあねぐ鬼太郎を見ながら、ねこ娘はくすくすと笑いかけた。

<終>
209名無しさん@ピンキー:04/12/01 02:40:11 ID:z2ha42lm
萌え度がかなり高いですね。物語も面白い。かなりツボです。
夜中に興奮しましたよ。ありがとうございました。

夜中に投下お疲れ様でした。
210名無しさん@ピンキー:04/12/01 19:57:26 ID:xzDnNoQw
ウェディングドレスねこキター!(*´Д`)ハァハァ
鬼太郎妄想激し杉w
きっと3部だったらドレスの中に潜って羞恥プうわなにをするやめr
211名無しさん@ピンキー:04/12/02 05:33:42 ID:c7E2D7l9
>210
それはモデル中で動けない3部ねこタンのドレスの中に忍び込んd…うわなにをするやめrqwsでrfぎゅじこl
212名無しさん@ピンキー:04/12/02 22:39:22 ID:a0Kz/yhh
目覚めシリーズの鬼太郎×ねこタンでつよね?
お口でするのはねこタンは2度目でつが、鬼太郎が認識したのは今回が初めてでは?!
それはさぞかし、驚いたでしょうな(;´Д`)ハァハァ
213名無しさん@ピンキー:04/12/03 00:40:29 ID:CO3qLYq5
「怪奇!人食い肖像画」のアニメ本編もねこタンの萌えシーン多し。

パンチラしてる。
猫化の時、片膝上げて色っぽい脚。
後ろ向きでの四つん這いは尻をこっちへ向けた形で、その丸みが興奮をそそる。
西村ちなみ嬢の優しい歌声
ラストシーンでの笑顔
それらとこのスレのSSや絵師様が描いてくださった、ねこタンのエロ画像を一緒に見たら、
ねこ萌え効果増大!
214名無しさん@ピンキー:04/12/09 14:01:33 ID:sjkvtHEO
411氏
三田猫タン美人!
215名無しさん@ピンキー:04/12/14 00:15:02 ID:UYty7bCI
3部と4部
二派に分かれる猫萌え

オイラは4部のねこタンに萌え萌えです
216名無しさん@ピンキー:04/12/17 12:31:44 ID:/nNvf0VZ
最近寂しいね
217名無しさん@ピンキー:04/12/17 14:00:44 ID:gx/hqYa9
年末で忙しいのかな
萌えも1つ落ちたみたいだね
218前スレ536:04/12/17 16:46:20 ID:b9ynyeCF
>>134
諸事情でここに来れませんでしたが、もしよければ
続きを書かせて頂きます。

>>137
上手いなあ…二人とも可愛く描写されてて(*´Д`)ハァハァ
219名無しさん@ピンキー:04/12/17 20:05:40 ID:4WbRlBun
>218よろしくおながいしまつ
(;´Д`)ハァハァ
220名無しさん@ピンキー:04/12/17 22:10:29 ID:qbLtNiOU
ttp://moe2.homelinux.net/src/200412/20041217093658.jpg

SSもだけど、絵もみたいっす
ラクシャサ猫タン(;´Д`)ハァハァ
221こっそりん:04/12/19 13:00:42 ID:7FnJv/KV
もうHあろうがなかろうが、ねこ娘が幸せならなんでもOK!!<アホかい;;
222137:04/12/19 23:16:17 ID:9ZmAxHB7
>218
ワーイホメラレタ。ありがとうございます。
ぜひぜひ続きを。お待ちしてます。(;´Д`)ハァハァ
223名無しさん@ピンキー:04/12/20 18:23:02 ID:/UGZTs7B

|∧∧
|・ω・`)
|o神o
|―u'
|

|
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ  そ〜〜・・・
|―u' 神
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|
|
| ミ
|    神
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
224名無しさん@ピンキー:04/12/26 19:52:11 ID:oVeAFZXb
       /ゝiコべ>
   /´ ̄ ⌒⌒ヽミゝ
  ,/      ヾ V
  |_、_ハ_i___  _>  
   !(・>v<・ノ〃 リフyヽ、
 .__i´  ゙`   へノi  <、
彡ノヽ、_^ ___幺山 )\, /|
   \_/\\∞ \__/´|
       >  ̄ ̄   |
      /  /ノ   |
      /_____」
        ヽ |  ノ
         ヽL ゙Y⌒`
          `>>ツY⌒`
         (⌒(⌒ ノ
225名無しさん@ピンキー:04/12/26 23:48:21 ID:KpW1y0UK
河童の国のお嬢様x河童三平のSS希望
226名無しさん@ピンキー:04/12/27 01:34:32 ID:1e2dhzNp
ついでに河童の六べえx河童国のお嬢様&河童国のお嬢様xイタチ男のSSキボンヌ
227名無しさん@ピンキー:04/12/27 14:37:38 ID:1e2dhzNp
河童国お嬢様の名前はカン子と言うらしいです。
226で六べえのべえをひらがな書いたけど漢字で書くと兵衛だそうだそうです。
228名無しさん@ピンキー:05/01/01 13:49:00 ID:3rNQ2hAH
カン子VS猫娘のSSキボンヌ
229 【大凶】 :05/01/01 18:02:33 ID:6J/7QWfa
あけましておめでとうございます。
2005年、このスレに幸あれ!
230名無しさん@ピンキー:05/01/04 00:20:35 ID:5mStRdAX
3期の三田猫タンのイメェジは、
ブラ着、乳あり、恥毛あり
これは、ここの住人さんの共通ですよね!

ちなみにスリーサイズは

B 73 W 54 H 78 

尻、胸、腰周り、いずれも餓鬼と思って侮ると、「悪くない!!」って衝撃を受ける魅惑のボディなのです!!!
231名無しさん@ピンキー:05/01/04 00:57:09 ID:TNgyso6W
アンダー60のBカップってところか。
売ってるの探すの大変そうだ。
232名無しさん@ピンキー:05/01/10 22:28:34 ID:siJg7NTj
age
233名無しさん@ピンキー:05/01/12 15:20:20 ID:FbIItCDQ
カン子:「三平さんを盗もう何て恥知らず。貴女は猫娘じゃなくて泥棒猫娘ね。」
猫娘:「そう言う貴女だって鬼太郎さんを盗んだじゃない。」
三平:鬼太郎:「止めないか、カン子さん、猫娘さん原因は何だよ?」
カン子:「そうね、止めましょ。猫娘さん」
猫娘:「ええ一時休戦しましょ。」
三平:鬼太郎:「良かった一時はどうなるかと冷や冷やしたぜ。」
カン子:猫娘:「三平さん、鬼太郎さん安心しない方が良いわよ。私等を馬鹿にした罪は重いわ。重罪よ。」
三平:鬼太郎:「何をするんだ止めろ。」
カン子:猫娘:「そんなに私達が好きなら精根が、果てる迄するが良いわ。」
三平:鬼太郎:「お前等とやらしてくれるのか」
カン子:猫娘:「冗談、それじゃあ刑罰にならないじゃない。」

234名無しさん@ピンキー:05/01/12 22:34:15 ID:2tWAelEL
つ馬太文 投下します。
原作鬼太郎×猫娘です。
235『閑話』1:05/01/12 22:34:57 ID:2tWAelEL
 ゲゲゲの森の中を、猫娘が歩いていた。
 そのしなやかな足捌きは、草を踏んでもほとんど音を立てない。
 目当ての鬼太郎の家に見えて、猫娘は少しだけ足音を立てて近づいた。
「こんにちは、鬼太郎ちゃん」
「鬼太郎さんは寝てます、猫娘さん」
 眠っている鬼太郎の代わりに返事をしたのは、音量を下げてテレビを見ていた雪姫だった。
「こんにちは、雪姫ちゃん。鬼太郎さんが寝ているの、残念だわ」
「今日はどうしたんですか」
「町においしいお蕎麦屋さんができたから、一緒に食べに行こうかと思ったの」
 鬼太郎の家に上がり、横になっている鬼太郎の枕元に横座りする。
 様々な妖怪と渡り合う鬼太郎も、寝ている時はあどけなくて。
 平和な寝顔を覗き込めば、猫娘も自然と笑みが零れる。
 その様子を見た雪姫はテレビのスイッチを切ると、立ち上がった。
「わたし、ねずみ男さんに用事があったのを思い出したので、出かけてきます。猫娘さん、鬼太郎さんが起きたら伝えておいてください」
「雪姫ちゃん?」
 急なことに猫娘が声をかけるも、雪姫はさっさと出かけてしまう。
「……気を遣わせちゃったかしら」
 猫娘は困ったことだと思いながら、小さな姿が消えた草むらを見ていた。
 すると、物音のためか鬼太郎が目を覚ました。
「起きたの、鬼太郎さん」
「やあ、猫ちゃん。……あれ? 雪姫は?」
「雪姫ちゃんはねずみ男のところに行くって言ってたわ」
「ねずみ男のところ? なにかに巻き込まれたりしなきゃいいけど」
 眠そうに起き上がりながら、鬼太郎が渋い顔になる。
「雪姫ちゃんのことが大事なのね」
「妹だもん、当然だよ」
 妹だから当たり前。
 それはそうかもしれない。
 それでも、自分以外の少女を大事だと言う鬼太郎に、猫娘は妬ける。
236『閑話』2:05/01/12 22:36:17 ID:2tWAelEL
「私は……?」
「え?」
「私になにかあったら、鬼太郎ちゃんは私のことを助けてくれる?」
「もちろんだよ。猫娘ちゃんだって大事な女の子だもん」
 猫娘は意地悪をしたつもりだった。
 それなのに、即答で嬉しい言葉をもらって、恥ずかしくなって目を逸らした。
 なんだか、この雰囲気からラーメンを食べに行こうとは言いづらい。
「……じゃあね。鬼太郎ちゃん、また」
「あれ? もう帰るの?」
「ちょっと側に来ただけだから」
 猫娘はそそくさと腰を上げる。
 すると、足がもつれてバランスを崩した。
「きゃ」
「ねこちゃん!」
 鬼太郎が手を伸ばし、傾ぐ猫娘の体を抱きとめた。
「大丈夫?」
「ごめんなさい。急に足が」
 言い訳しながら、猫娘の胸はどきどきしていた。
 目の前にはちゃんちゃんこを纏った鬼太郎の胸。自分は今、鬼太郎の胸の中にいる。
 緊張して、倒れ込んだまま鬼太郎から離れることを忘れていた。
「……猫ちゃん」
 名前を呼ばれ、気がつけば間近に覗き込む鬼太郎の顔。
「ん……」
 そのまま唇が重なり、畳の上に横たえられた猫娘は、優しい重みを受け止めた。
237『閑話』3:05/01/12 22:36:48 ID:2tWAelEL
 森の中をブラブラと歩いていた雪姫は、池で釣りをしているねずみ男を見つけた。
「ねずみ男さん、こんにちは」
「おう、どうした雪姫」
「馬に蹴られたくないから、お散歩中です」
「なんだ、ケルピイでも訪ねに来たのか」
「違うよ」
 雪姫はねずみ男の側に座り込んだ。
 しばらく、釣り糸を見つめていた雪姫は、ぽつりと呟いた。
「……もっと、念力を使いこなせるようにならないと」
「なんだあ。雪姫。なにか企んでいるのか」
 珍しく力を求める発言に、ねずみ男が驚きを隠さない。
「そんなことしません。ねずみ男さんじゃないだから」
 雪姫は頬杖をつき、今頃、家で仲睦まじくしているだろう二人を思う。
 一緒にラーメン屋だなんて、デートにするにも味気ない。
 あの二人は、なかなかそういう雰囲気にならないから。
 幼い少女は、その外見に似合わない大人びた溜め息を吐いた。
238名無しさん@ピンキー:05/01/13 07:59:33 ID:HckFyidz
新年明けましてネ申キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
(;´Д`)ハァハァ鬼太郎と猫娘、雪姫ちゃんの溜息の理由
続きが気に成松是非投下を
239名無しさん@ピンキー:05/01/13 22:50:07 ID:URrl3Du+
234先生!
もっと続きをおながいしまつ

411氏と218氏!続きまってまつ
240名無しさん@ピンキー:05/01/14 22:17:51 ID:VKdpJAxY
ねこタン、ねこタン、ねこタン、ねこタン、ねこタン
萌え萌え萌え萌え〜
241名無しさん@ピンキー:05/01/15 11:04:05 ID:+xQpPVRR
946 名前:名無しか・・・何もかも皆懐かしい [age] 投稿日:05/01/14 21:44:10 ID:???
鬼太郎新作アニメ化決定らしい


947 名前:名無しか・・・何もかも皆懐かしい [] 投稿日:05/01/14 21:51:23 ID:U0xUTJgU
>>946
ソースは?


948 名前:名無しか・・・何もかも皆懐かしい [sage] 投稿日:05/01/14 23:13:48 ID:???
>946信用できる詳細キボン
当てにならない噂はもうおなかイパーイでつ・゚・(つД`)・゚・


949 名前:名無しか・・・何もかも皆懐かしい [age] 投稿日:05/01/15 08:29:28 ID:???
>>947-948
コミックボンボン今月号のほしの竜一コメントより


http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1078914510/
242名無しさん@ピンキー:05/01/16 23:02:13 ID:NAKVTw9A
それって、今月のテーマの回答だから、希望しているだけの事なんだよね。
243名無しさん@ピンキー:05/01/18 15:48:22 ID:0nqLh6da
233の続き
カン子:猫娘「裁判長、この二人に重罪を。」
裁判長:「どんな刑罰希望かね?」
カン子:猫娘「「精魂は果てる迄女性妖怪とセックスさせて下さい。」」
裁判長:「そんなんで良いのかね。」
カン子:猫娘「「と言うと他にも何か方法があるんですか?」」
裁判長:「ぬらひょん君あれを見せておやり」
ぬらりひょん「はっ、タイムマシーンで二人を原始時代に流すのも一興かと。」
244名無しさん@ピンキー:05/01/21 22:47:05 ID:kylaIBrX
【社会】小1女児、笛で変な男撃退…和歌山
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1106130926/l50
245名無しさん@ピンキー:05/01/22 11:27:41 ID:25hwrieS
鬼太郎×ネコ娘(三部)『丸薬』>>22-38157-163>>187-190(未完)
鬼太郎×ねこ娘(四部)『葬送曲の館』>>195-208(完結)
三平:鬼太郎:カン子:猫娘>>233>>243(未完)
『閑話』>>235-237(未

続き待ってまつー(´・ω・`)ノシ
246名無しさん@ピンキー:05/01/23 17:25:29 ID:l1osKT1b
最近寂しい

ねこ娘の萌えSSと萌え画像の復活と
スレの活性化を望み松
247名無しさん@ピンキー:05/01/23 22:57:25 ID:Nc4JUL5m
>246禿同

SS現在途中のネ申ちゃま!続きをおながいしまつ
248名無しさん@ピンキー:05/01/27 13:17:44 ID:Fjzu9xas
実写で鬼太郎!来年公開予定 05年度松竹映画ラインアップ発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050127-00000017-sph-ent
249名無しさん@ピンキー:05/01/27 23:24:16 ID:zFhaYs5n
>>248
(゚д゚)ポカーン
期待しても大丈夫なのか…?
250名無しさん@ピンキー:05/01/28 12:02:24 ID:ecHNwJi0
実写かかぁ…台本と監督、キャストによっても違うだろうしねぃ
スレが出来てたから貼っとくよ

【映画】「ゲゲゲの鬼太郎(実写)」「出口のない海」映像化 05年度松竹映画ラインアップ発表
ttp://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1106771179/

【050127:映画化】 「ゲゲゲの鬼太郎」実写化決定!来年公開予定
ttp://comic5.2ch.net/test/read.cgi/comicnews/1106779399/

「ゲゲゲの鬼太郎」実写映画化!
ttp://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1106790057/

【やって】ゲゲゲの鬼太郎・実写版【しまうか】
ttp://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1106796152/

実写で鬼太郎!来年公開予定
ttp://tv6.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1106797283/

ゲゲゲの鬼太郎実写化について
ttp://ex7.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1106797462/

俺の青春、ゲゲゲの鬼太郎が実写化される件
ttp://ex7.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1106804288/

「ゲゲゲの鬼太郎」が松竹で実写映画化
ttp://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/lobby/1106813542/

ゲゲゲの鬼太郎、実写映画化、鬼太郎役は堂本剛
ttp://ex7.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1106829502/

最後どうよ?
251名無しさん@ピンキー:05/01/28 18:47:00 ID:RHe9lc6N
実写か・・・この映画では猫娘は出るのだろうか?
252名無しさん@ピンキー:05/01/29 20:59:54 ID:sUVm4Yeb
三田猫は抜きキャラでした
253海馬瀬人:05/01/30 00:50:23 ID:jKnVdwKF
鬼太郎どん実写におらも呼んでけれ・・・一反木綿・ぬりかべ
鬼太郎わしらもな・・・砂かけ婆・子泣きじじい
わしらがいないと駄目だろう・・・ぬらりひょん・しゅのばん・夜行さん
私もよ・・・・夢子ちゃん
夢子ちゃんも出たいのなら俺もだ・・・ねずみ男
ねずみ男あんたはいいの・・・ねこ娘

254ペガサス・J・クロード:05/01/31 16:07:57 ID:587Ct2+w
そんな事言うなよ猫娘、彼も必要なんだから・・・・・鬼太郎
255名無しさん@ピンキー:05/01/31 18:39:23 ID:3ynrLhj3
>253-254hagewarota
256名無しさん@ピンキー:05/02/07 13:22:07 ID:LDstgMi9
T136cmで
B 73 W 54 H 78 

ってのは年齢体型としては、スゲェ


三田猫に キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!


でも411氏も毛目玉氏も最近来られない
絵師様も萌えも寂れてるので、待ってまつー(´・ω・`)ノシ
257名無しさん@ピンキー:05/02/08 08:35:40 ID:m9hoYRe0
萌えもいいんだけどなぁ
せめて猫娘スレで投稿された絵は転載しないでホスィ

貼ってくれるってのはその絵で萌えてくれたからだとは思うんだけど、描いた漏れとしては鬼太郎電気ショーック並に禿しく萎えるわけで・゚・(つД`)・゚・
すっかりエロから遠ざかって聖職者のようになってしまっていたわけだが。

>210-211にちょっと刺激されたので三部ヴァージョンで考えてみたのだが411氏のパロ許されて


| |
|石|∧∧
| |・ω・`)
|を|o駄文o
| |―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

| |
|投| ∧∧
|げ|(´・ω・`)
|な|o   ヾ  そ〜〜・・・
|い|―u' 駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

|で|
|下|  ピャッ
|さ|
|い| ミ
|・|    駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
葬送曲の館

三部ヴァ〜ジョンヌ
411氏スマソ..._| ̄|○

季節は冬ながらも漸く春へと向かい日が延び始めたゲゲゲの森。
その奥深くに有るゲゲゲハウス―――鬼太郎の家には、ネコ娘の姿があった。

元々鬼太郎に気兼ねしてここへ訪れる回数もそう多くなく、彼女がゲゲゲハウスへ姿をあらわしたのは正月以来…だろうか?
持ってきた風呂敷をテーブルに置き、結び目をほのくネコ娘の口からはかすかに歌が聞こえる。
誰がこんなに食べると言うのだろうか?
手土産には十八番のまたたび餅がぎっしり詰まっており、思わず鬼太郎は身を乗り出した。

「ずいぶん沢山作ったんだなぁ。僕と父さんじゃ食べきれないや。」
「そうじゃのう…」
「あっ…全部じゃないのよ。これが鬼太郎と親父さんの分…」

ネコ娘は幾つか取り分けると、竹の子の皮に包み風呂敷を結びなおすと立ち上がった。

「あんまり長居するとあれだから…じゃあ…」
「ん、もう帰るのか?」
「鬼太郎と親父さんにまたたび餅を届けに来ただけだから…、それに他に行くところも有るし」
「そうか、せわしないのう。」
「途中まで送ろうか?」
「悪いからいいわよ、それじゃ…」

用を済ませてさっさと行ってしまったネコ娘に、鬼太郎の視線は丸太の机の上にあるまたたび餅に向く。
もっと居て欲しいとか、遊びにおいでよ…とか、なかなか素直に言えず対突き放してしまう自分も悪いが、思えば昨年末からネコ娘が訪れる回数は鬼太郎ですら気がつくほど激減していた。

「やれやれ、久々に顔を見せたかと思えば慌しいのう。なにか楽しみ事でも見つけたのやら…」
「…楽しみごと?」
「新しい友達でも出来たんじゃないかのう。…鬼太郎。」
「はい?」
「出かけるなら、湯を足してからにしてくれい。」







父の言った言葉の意味も気にかかるが、あんなに沢山のまたたび餅を持って何処に行くというのだろうか?
鬼太郎の足は自然とネコ娘の後を追いかけていた。

妖気を辿って山を降りれば、いつか見たことのある町並みの…そこで漸くネコ娘の後姿を見つけた。
ほんの一瞬だが見えた横顔はとても上機嫌に見えた。

通いなれた道らしく、曲がり角も迷わず進む後姿は無防備に感じられて仕方ない。
こうやって自分が後をつけているのだって気がついてはいないのだろう…いや、気がつかれては困るのだが。

ネコ娘が足を止めたのは大きな洋館の門の前、鬼太郎は慌てて角に身を潜めるとネコ娘がその門をくぐる様子をうかがっていた。
ドアのチャイムらしき物を押して、暫らくして現れたのは…

「…あの青年は…」


この前訪れた時と来た方向と違っていたから気がつかなかった。
あの時よりはずいぶんと顔の色も良くなっていたけど、ここは…

「あの…画家の屋敷…か?」

青年はネコ娘を招き入れると、再びドアを閉めた。
ネコ娘は何故、こんなところに再び訪れたのだろう?不安にも近い奇妙な胸騒ぎに鬼太郎は屋敷の中へと入り込んでいた。

屋敷に入った鬼太郎は、カメレオンの術で姿を隠し、嘗て自分もモデルとして呼ばれた忌まわしき二階へと足を進める。
一度だけ訪れた時の記憶を辿り、鬼太郎がその部屋の前にたどり着くと中からは話し声が聞こえた。
ドアからは離れた場所にいるようで…でも、ネコ娘の声に間違いない。

部屋に入りたくとも、カメレオンの術で姿を隠しているとは言え、ドアが勝手に開くのは不自然だ。
ネコ娘は何故この洋館に…青年の下に来たのか、全てが悶々としたまま、鬼太郎はドアの前で待ちつづけた。

「それじゃボクは向かいの部屋で待っているから、奥の小部屋を使って。」
「はーい。」

足跡が近づいて来て、ドアを開けたのは青年だった。
部屋の中で、ドアの閉まる音がする。おそらくネコ娘が青年の指示どおりに向かったのだろう。
青年は鬼太郎に気がつかないまま、部屋のドアを閉めると向かいの部屋に消えた。

鬼太郎は青年が部屋に入りドアから離れていくのを確認すると、ネコ娘がいると思われる部屋に入った。
嘗て母の肖像画が飾られていたこの部屋は、客間へ改造されたようで明るい趣の雰囲気の良い部屋になっていた。

窓際置かれたソファーに置かれた布は、先ほどネコ娘が持っていた風呂敷だろうか?
鬼太郎が近づき、テーブルに見たのは2人分の飲みかけのカップとネコ娘のまたたび餅。
ソファーに置かれたのはやはりネコ娘の風呂敷だった。


”なにか楽しみ事でも見つけたのやら…”

不意に浮かんだ父の一言。
鬼太郎は風呂敷を握ったまま、部屋を見渡した。
入ってきたドアとは別に、もう一つドアが有るのに気がついた。

この屋敷には二人しかいないようで、一体何をやっているのか…そしてこれから何をするのだろう?
鬼太郎は、奥のドアの前に立ち、少しだけ開いて中を覗いた。
衝立がかけられて誰がいるのかは判らないが、かすかに聞こえる鼻歌
そして衝立にかけられた赤いジャンバースカートは間違いなくネコ娘の…!!

この古い洋館に二人っきり、しかも男の独り住まいの屋敷で脱ぎ捨てられたネコ娘の服。
鬼太郎と逢瀬を重ねる時にだって、何時も無理やり脱がすのは自分で…ネコ娘が進んで脱いでくれた事などは無い。

ましてや鼻歌を歌いながら…とても安心しきっているようで。

バタン!

ドアが閉まる音にネコ娘の鼻歌が止んだ。

「忘れ物…ですか?まだ…」

自分といる時に対しては絶対使われる事の無いネコ娘の敬語。
乱暴に衝立を退かせて、その向こうにいるはずのネコ…娘…?

「きゃっ…き・・・鬼太郎?!」

自分の名を呼び振り返ったのは確かにネコ娘だった。
髪をどうやったのか、アップにしてまとっているのは純白の…


「何で鬼太郎が…ここに?」
「何でって、君こそこんなところで…その格好…」

ウェディングドレスに身をまとったネコ娘の姿は、普段の明るい彼女とは打って変わって
しおらしく、大人の女性に…見えた。
今まで一度も見たことの無い化粧を施している事も有って、その花嫁姿に目を奪われた鬼太郎は言葉も失い
漸くネコ娘の問いかけで我を取り戻したのだった。

「…もしかして、今までもここに通ってたのか…?」
「そ…そうだけど…」
「そうして…君はそんなものまで着て…あの人間と一緒になるつもりなのか・・・?」

ネコ娘の腕を掴み、鬼太郎は鋭いまなざしで睨んだ。

断片的なものを手繰り寄せ、鬼太郎はあの画家に嫉妬を抱いた。
今まで自分の家に来る回数が減った分、ここへと通いあの青年と逢瀬を重ねてきたのだろうか?
この屋敷で安心して自ら服を脱ぐように、青年にその身を許したと言うのか?
自ら望んで抱かれていたと…

黙ったままぎりぎりと腕を握り締められ、ネコ娘は眉を歪ませる。

「イタッ…ちが…」

その時だった、元の部屋でドアの開く音がして

「ネコちゃ〜ん?どう、一人で着られた?」

”ネコちゃん”?!その親しげな呼び方に鬼太郎の表情はますます厳しくなった。

(…随分親しい仲…なんだな。)

こうしてウェディングドレスを着るのだ、親しいどころか将来を誓った仲なのだろう。
一体…一体何時から…

「…」
「…あれ?ネコちゃんどうかした?」

(…返事しろよ)
「は・はい、大丈夫です。」

鬼太郎に耳元で脅されて、ネコ娘は答えた。

「ああそう〜ボクちょっと下から、木炭とパンとって来るから。」
「はーい。」
「入れ違っちゃうとモデルさんに悪いから…」

くすくすと笑いながら、青年は部屋を出て行ったようだった。

「…モデル?」

ネコ娘は青年に嫁ぐ為にウェディング支度までしていたと思い込んでいた鬼太郎は、すぐに状況が判断しかねるようだった。

「…そうよ。」

やれやれといったように溜息をつくネコ娘を鬼太郎は呆然と見つめた。




―――ネコ娘が、この青年とであったのは昨年の事。
漸く冬らしい季節なり、冬支度に…町に降りた再に偶然…いや必然だったのかもしれない。

「あれ〜、もしかしてネコ娘さん?」

最初声をかけられた時は一瞬誰だか判らず、つい怪訝な顔をしてしまった。

「あ、そうかちょっと太って人相が変わっちゃったから。あの…母の肖像画の事件で…」
「…えっ、ああ!!」

事件当時から比べるとずいぶん顔色も良くなっており、太った…というよりも普通の人と同じぐらいの体型に戻ったのだった。
その時のギャップはかなり有ったが、根元はそう変わるはずもなく声はその時のままで
ずいぶん健康そうになったものだとネコ娘は青年をまじまじと見、その腕に抱えられている本…雑誌に目を止めた。

「いや〜覚えてくれてました?」
「…今度、ご結婚でもされるんですか?」
「えっ?…ああ、これはね友人がデザイナーをやっていて、ホールに飾る絵を一枚描いてくれって頼まれたんだ。」
「そうなんですか…」

ネコ娘の視線はそのウェディング雑誌にくぎ付けで…

「ああ、もし良かったらこれ見ますか?」
「いいんでですか?!」
「いや〜ボクも独りもんだし…余り良くわからないから、意見とか聞かせてもらえると…」

そんな訳で、ネコ娘は青年の家を再び訪れたのだった。
女の子なら誰だって一度は憧れる「花嫁さん」デザイナーの友人が手がけたと言う数々のウェディングドレスに、ネコ娘はただ溜息するばかり。
そんなネコ娘の乙女心…心中を察したのか、青年が切り出した。
265鬼太郎×ネコ娘・想いは今だ届かず【8】 ◆.QnJ2CGaPk :05/02/08 08:47:48 ID:m9hoYRe0

「ネコ娘さん…モデルやってみませんか?」
「ええっ、あたしが?!」
「この前助けてもらったお礼もしたかったし…良かったらドレスを一着プレゼントしますから。」

どれでも好きなデザインを選んで良いですよ?と言われ、ネコ娘は2つ返事で承諾したのだった。

できれば鬼太郎のお嫁さんになりたいけれど、必ずなれるわけでもなく。
多分、鬼太郎以外の人(妖怪)の為に切る事は一生無いだろうから。

青年に再び会ったその日から、週に数回デッサンのモデルとして通うようになって、今日は漸くネコ娘のために作られたドレスが届いたと有って彼女はご機嫌だったのだ。
そして、鬼太郎はその事情の一切を知るよしもない。




「…なんで今まで黙ってたんだよ。」
「…だって。」

隠すつもりも無かったが、あえて話すつもりも無かった。
嘗て着た白無垢もけなした鬼太郎だ、こういったことにも興味が無いだろうし、またけなされるのも悲しかったからだ。
花嫁衣裳といったら女の子にとっては晴れの大舞台。
やはり白山坊のときのことはネコ娘にとってトラウマになっていた。

「今日は衣装の初あわせなの、後でまたちゃんと話をするから。だから…今は何も言わないで」
「嫌だといったら?」
「判ってる…不似合いだって判ってる。でも鬼太郎の口から聞きたくない…」
「?」

鬼太郎にはネコ娘の言っていることがさっぱり理解できていない。
それもその筈、彼はネコ娘を今も苦しめているその事を忘れていたのだ。

「ここは事件があったんだぞ?それに…あの青年は本当に大丈夫なのか?」
「大丈夫だよ…あたしずっとここに来てるけど…もう何も無いもん。」
「…ふ〜ん…ずっと…ああ、そう…」
「そんなに疑うんなら鬼太郎も一緒に見ていればいいのよ。」
「じゃぁ、そうさせてもらおうかな…」

ネコ娘は”ずっとここに来てる”この言葉で、鬼太郎の不機嫌を誘った事に気がついていなかった。
背を向けたネコ娘のドレスは、背中が腰元まで開いていているとてもセクシーなデザインで、鏡の前に立ったネコ娘の背後から露になった肌を触れた。

「随分、大胆なデザインなんだね…」
「やっ…」

ウェディングドレスの両脇から手を差し入れ、ネコ娘は飛び上がる。
それでも差し入れられたては離れることなく、やがて胸元にたどり着く。

「へぇ…下着…つけてないんだ。」
「つ…つけてたら、見えちゃうじゃない!!もう離してよ…」
「…いいよ。」

なにか思いついたのか、鬼太郎は両腕を抜き部屋を出て行った。

「…鬼太郎?」

身支度を整えて、小部屋を出たネコ娘だがもうそこには鬼太郎の姿は無なく
怒って帰ってしまったのだろうか…また後で顔をあわせることを気まずく思いながら、ネコ娘は画家が待つ部屋へと入った。
267名無しさん@ピンキー:05/02/08 10:15:46 ID:yqOenuZR
キタ━━(゚∀゚)━
萌えの投稿絵に関しては同意だが、アニキャプも少ないのは何故だろう?
268名無しさん@ピンキー:05/02/08 21:11:38 ID:M+ApXgKa
ウェディングネコ再びキタY⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
三田猫の背中(*´Д`)ハァハァ
269名無しさん@ピンキー:05/02/09 09:06:48 ID:HOrBXkO9
>267単にキャプネ申が居なくなったのかも。
現スレも見る限り前スレで投稿されていたものみたいだし。

漏れはここで投稿した物はここでコメントを貰ったほうが(*´Д`*)ウレチィな
>266の続き

「ああ、サイズは丁度良かったみたいだね。すごく似合ってるよ〜」

自分で選んだだけあって、良く似合うデザインを知っているんだね…と、画家は穏やかな笑みを浮かべながら部屋のドアを開けたネコ娘を拍手で向かい入れた。
似合うと誉めてもらって、嬉しくないわけが無い。
それでも…

(鬼太郎にちゃんと誉めて欲しかった…な)

そんな乙女心を鬼太郎が解する訳もなく。
少年がそれを素直に言う事がどれだけ照れくさいことであるかなど、ネコ娘も知りはしない。
「似合う」とか「綺麗」とか「可愛い」とか…
たった一言でいいのに…それを思うとネコ娘の口からは、ただただ溜息が漏れるばかりで。

デッサンをするのにポーズをあれこれと言う青年の言葉も余り良く聞こえず。

「…で、…くれるかい?」
「…えっ?!」
「このブーケをこう両手で、こっちを向いてくれるかい?」
「は、はい…」
「慣れてないと立ちポーズは辛いかもしれないから、身体は動かしてもかまわないよ。」

青年はネコ娘にブーケを持たせ、木炭紙を貼ったイーゼルの位置まで戻り、木炭を手にしたとたん顔つきが変わる。
やはりプロである事に感心して、自分もちゃんとモデルを勤めようと、意識を集中した時
ウェディングドレスの裾から、中に何かが入り込むのを2人とも気がついてはいなかった。

足元の何か生暖かい空気にネコ娘は、異変をすぐさま感じ取った。
ドレスの中に隠れていた主も、自身の存在を感じ取られた事を察知したのか、次の瞬間には大胆に股に触れてきたのだ。

「…!」

思わず声が出そうになり、身体をびくりと震わせていたが、キャンバスに集中している画家はネコ娘の異変には気が付いていない様子。
手は、ネコ娘のことなどかまわず内側に滑り撫でるように擦り上がって行く。
股の付け根に辿り空くと、片足は両腕で抱きしめられ、桃尻のパンティと肌の境に押し当てられたものから伝わる振動

”僕だよ…”

(鬼太郎―――?!)

尻の頬に押し当てられた唇から、小声で囁かれた言葉に、ネコ娘は硬直した。
人差し指でパンティの上から恥線をなぞられ、小さく体が震える。

こんなところで一体何を考えているのか―――

内側に滑り込んでいた鬼太郎の親指は、股の付け根からパンティの縁にかけられやがてその中へと進入した。
今のネコ娘には鬼太郎の横暴を止める術は無く、無抵抗なネコ娘に鬼太郎の悪戯は止まる事を知らない。
パンティの中に滑り込んだ指で少女の恥部を弄り、股から尻をゆっくりと舐め上げる。
やがて少年によって行為を知らされた身体は少女の本心とは逆に反応し、唇は柔らかく解され生暖かく滑りを帯び
求めるようにして指の進入を容易く許してしまう。

幾度となく求められ、少年を知る秘唇の奥は疼き、太腿を擦られるだけで身体にゾクゾクと甘い痺れが迸る。
悪戯に刺激された身体は、ほんの少し身を動かすだけで胸元を掠める布地が痺れを伴い、小さな胸の蕾は固く尖り敏感に為る。
ネコ娘の頬は羞恥と快楽の目覚めによって赤く染まり、それを抑えようとする思いで憂いを含んだ少女らしからぬ表情を浮かべている事など中の鬼太郎は気が付くはずも無い。

ただ、画家はネコ娘の異変には気が付かずその表情に意欲を刺激されたのか、熱心に表情を写していた。
画家の視線に、鬼太郎の悪戯に、ネコ娘ただ耐え終わりが早くくる事を願うしかない。

くちゅくちゅと蜜壺行き来していた指が引き抜かれ、恥部を曝すようにしてパンティを横に除け
鬼太郎は両手でそこを開かせると十分にほぐれたネコ娘の秘唇へ舌を伸ばし吸い付いた。
目にはうっすらと涙が浮かび、口を縫い閉じたままビクリビクリと身体を震わす。
熱い舌が挿入され、尻の頬に食い組む鬼太郎の指が、彼の異常な興奮を告げる。
もうこれ以上声を抑えるなんて出来ない―――


「…さて、今日はこのぐらいにしようか?」

画家の声に、鬼太郎の動きは止まり、ネコ娘は強く瞑った瞳を開けた。

「ごめんね、立ちっ放しで辛かった?」
「…」

どうやら画家は、長い事ネコ娘が立ち尽くして足が痛くなったのを我慢していたのかと思っていた様子。
今までもモデルを務めていたが、何時も椅子に座ったままで…長時間立ち尽くしたままのモデルを務めたのは今日が初めてだったからだ。

「そんな顔を真っ赤にして目をつぶってまで我慢しなくてもいいから、今度から、辛くなったら休憩を入れるから言ってね。」

何枚かスケッチした木炭紙を手に画家は言った。

”ピンポーン…ピンポーン”

画家が片付け初めてすぎに玄関のチャイムの音がして、部屋に備え付けられたモニターつきの受話器をとって応答する。

”………”
「ああ、君かすぐ行く絡まっててくれよ。」

相手の声は聞き取れなかったが、画家が数回会話すると受話器を置き

「友人がね、絵の事で打合せに着たから…えと、来週の…今日と同じぐらいの時間は空いているかな?」
「…はい」
「ドレスはかさばるから、モデルが終わるまではあの小部屋に置いとくといいよ。終わってから持って帰ればいい。」
「え…本当に貰っても良いんですか?」
「前にプレゼントするって約束したじゃない…今日は急な来客でちょっと申し訳ないけど、ああ、まだお菓子の残りも有るし、着替えてからゆっくりして帰るといいよ。僕も長くなりそうだから。じゃぁ。」
「あ、お疲れ様です…」
「そうそう、またたび餅ご馳走様。この前生徒たちと一緒に頂いたらね。とても好評だったよ。」

画家はにこやかに、部屋を出て行き、人気がなくなると鬼太郎がドレスの中から姿をあらわす。

「…行っちゃったみたいだね。」

鬼太郎は他人事のように、つかつかとイーゼルのほうへ向かい
画家が束ねたネコ娘のデッサンを見始めた。

「良く描けてるじゃないか。」
「…酷いよ…鬼太郎…」
「…僕が?」
「そうだよ…なんでこんな事…」

ネコ娘と話しながらぺらぺらと紙紙をまくっていた鬼太郎の手が止まる。
紙に写し取られていたのは、鬼太郎しか知らないはずのネコ娘の表情。

鬼太郎によって引き出されたネコ娘の、ほんの一瞬の表情を画家は捕えていたのだ。

「君こそ…コレはどうなんだい?」

パラリと抜き出し、ネコ娘に見せた。

「僕に触られて、気持ちよくってこんな顔しちゃったのかい?」
「ちょ…っ」

ネコ娘は慌てて紙を取ろうとしたが、普段着慣れないドレスにうまく身動きが取れず、鬼太郎にひょいと避けられてしまう。

「人に見られてたのに、感じちゃってたんだ。それとも見られたから感じたのかい?」
「…!!」
「…こんなエッチな顔をして…さ」

その言葉が鬼太郎の嫉妬心から来る言葉だと言う事に気が付くはずも無く、ネコ娘は恥かしくなるような意地悪ばかり言う鬼太郎から背を向けるように着替えていた小部屋に逃げたが、鬼太郎が逃すわけも無い。
鬼太郎が入る前に小部屋のドアは閉めたが…

「…開けてよ。」
「嫌っ!」
「ふ〜ん、なら壊すけど…それでもいいの?」

鬼太郎なら本当にやりかねない。ましてやここは他人の家、壊すなんてとんでもない事だ。

「…」

ネコ娘は仕方が無く、無言のまま鬼太郎を招き入れた―――とたんに、腕を捕まれ壁に押し付けられた。
背後から鬼太郎の身体で抑えられ、身動きも出来ない。

大きく開いた背中の肌に這わされる唇。
ネコ娘の肌を弄りながらも、鬼太郎も限界だった。
もし、あのまま画家が声をかけなかったら―――

理性を何時まで保っていられただろうか?
画家の写し取ったネコ娘の表情、抑えられぬ欲望と嫉妬に鬼太郎はドレスのスカートをたくし上げるとパンティに指をかけた。

「やだぁ…!!」
「大声出すと人が来るかも知れないよ?見られてもいいのかい?」
「お願い…止めて…」
「ああ…君は見られるのが好きなんだったね。」

パンティは弾き下ろされ、耳元ではクスクス笑う声。

「こんなに涎が流れてて欲しいくせに、”止めて”…は無いだろう?」
「ヒィッ」

腰を鬼太郎のほうへ突き出すように引かれ、押し当てられた熱く硬いものに、短い悲鳴が漏れた。


「…許さない…許さないよ?」

何を許さないと言うのだろう、あたしが何をしたというのだろう。
ネコ娘は言葉の意味が理解できないままに、押し当てられた凶器に怯えるしかなかった。
もう逃れる術は無く、ただ滅茶苦茶にされるしか生すがままにされるしか無い。

「んっ…」

大きく開いた背中の脇から差し入れられた手に胸の膨らみを乱暴に掴まれ、やがて鬼太郎に貫かれる。
幾度となく受け入れてきたけれども、やはり最初は恐ろしく身体が強張る。
モデルをしていた時から、切ないほどに硬く尖っていた小さな蕾を摘まれ
やっと自由になった両腕で、前後する身体を壁と鬼太郎との間で庇いながら、声を必死に封じた。
先端がズンズンと天を付く度に蜜は滴り、官能が呼び覚まされる。
人よりは長く時を生きていようとも、まだ幼く若すぎる二人が快楽に飲まれるのにそう時間はかからず、やがて熱が身体の中で弾けると同時にネコ娘は意識を手放した。


薄れ行く意識の中で、幾度となく吐き出される鬼太郎の熱だけが
熱く熱く…身体の中に刻まれた―――













「…」

意識を取り戻したのはそれからだいぶ後で、目の前には見慣れた天井…
どうやって運ばれたのか、それともアレは本当に夢だったのか。
ネコ娘は自分の家の布団の上で目覚めた。

「ごめん…大丈夫?」

今まで夢でも見ていたような感覚に起き上がると、横には鬼太郎が座っていた。
すまなさそうな顔をして謝罪の言葉を発する鬼太郎に釈然と来ないまま、起した上半身がふらついて
鬼太郎が慌ててその身を支えると、再び横たわらせた。

まだ鬼太郎の脈動が身体の中に残っているようで、抜けきれていない熱にぼんやりと、深く息をつくと目蓋を閉じる動きに合わせ、唇が重ねられた。
ただ併せるだけの淡く優しい口付けに、ネコ娘はまだ混乱したままだった。

あの、激しく恐ろしい鬼太郎と今の優しい彼…とどちらが真実の姿なのか。
そのどちらも真実であり、少年をそうさせているのが自分自身であることなど少女はまだ知らない。



そして、この狂事が今日で終わりなのではなく、始まりであることを―――

画家の下を訪れる限り、止まる事は無い
他の男からプレゼントされた花嫁衣裳、少女がその身を包む度に少年は嫉妬に駆られ
愛欲に塗れた、ただの獣に成り下がらん事も



277名無しさん@ピンキー:05/02/09 21:01:56 ID:RPzZ7c0/
モエ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
毛目玉神グッジョブ!!
278名無しさん@ピンキー:05/02/10 01:26:34 ID:alNU9a00
やはし三部鬼太郎は鬼チーク太郎!モエーーー!
そうさせてるのがネコ娘とは(´Д`;)モモモモエーーーー!!
毛目玉氏乙ですGJです神様仏様です!
279名無しさん@ピンキー:05/02/11 08:25:39 ID:EudnO3ub
>277-278ありがd
ふはっ、危うく即身仏になる一歩手前だった(゚∀゚)

性懲りも無く投下いたしまつが、既にログ倉庫に格納されたSSに続く感じで書き進めて松の出
解り難い方は、一度「序章―――そして終焉」を見てもらえると(・∀・)イイ!! かも

まだ書き途中なので、SS職人妖怪様がご光臨あそばされた再には漏れにかまわず
SS投下を禿しく

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 カモソカモソ!
 ⊂彡

漏れも(*;´Д`)ハァハァしたいでつ
一つの時代が終わりを迎え、また新たな時代が始まる。
そんな時の流れにあわせるようにして代わるものもあった。
彼らもまた、時代の流れに飲み込まれようとしていた―――







―――孵変U







時はバブル絶頂期
水面下では密かに妖怪がその活動を再び再開していた。
以前事件が多かった頃とはかなり町の様子もかわり、人々は豊かに酔いしれて無駄に物が廃棄されるようになっていた。
喰うものに困らくて結構だとねずみ男は言うが、大人達はますますせわしなく働き本当に幸せなのかと思う。

一時期は妖怪事件で引っ張りだこだった鬼太郎も、そんな時代に流される事も無く、昼は万年床で…と相変わらずのんびりとした日々を送っていたのだった。

さわやかな初夏、ゲゲゲの森には鬼太郎の姿は無く、ゲゲゲハウスには初夏の日差しにも負けず将棋を刺すこなき爺と親父の姿があるだけ。
ねずみ男は相変わらず町に降りてしょうも無い悪巧みをしているようだったが、嘗て引き起こした数々の妖怪事件からすれば大それた事件性もなく…
当の鬼太郎と言えは、猫娘のところへ頻繁に通うようになっていた。

調布の神社の下にある猫娘の家は、昼なのに薄暗く…
二人は薄いタオルケットをかけて、身を寄せ合いまどろんでいた。

無論激しく行為に及んだ後で…まぐあいは生理的超自然現象、夏の暑さなどは関係が無い。
締め切った部屋に篭った情交の香り、身を寄せ合えば汗ばんだ肌は密着し、互いの温もりに酔いしれる。
猫娘の背を胸に抱き寄せ、肩口に顎を乗せていた鬼太郎は、肌を弄りながら話し掛けた。

「ねぇ、猫ちゃん…」
「なぁに?鬼太郎さん。」
「その…君…もしかして始まっているのかい?」
「…」

実はもうだいぶ前から気が付いていた。猫娘の身体の変化に
ずっとこうして安らかな日々が続けばよいとは願っていたけれども、現実とは残酷なもの。
人ならばごく当たり前の単純な彼の願いは、簡単には叶わない。

「…気づいて…しまったのね?」
「うん」

生まれたままの姿になって、度々交わっているのに気が付かないほうがおかしい。
それは、猫娘の腹部に現れた孵変の兆。
時代が大きく変化し、穏やかな時が一変する前触れ。

今の自分との…別れ

せっかくこうして身を寄せ合い、互いを愛しむ事が出来るのに、孵変後は見た目も、性格も変わってしまう為に二人には先が見えないのだ。
しかし常に魂は一つ、例え姿形が変わろうともこの想いは変わらない。
それでもやはり、孵変は脅威であった。

猫娘の細い肩が震える。それは声を押し殺して泣いているのだとすぐに気がついて、鬼太郎は抱く腕に力をこめて強く引き寄せた。

「泣かないで、猫ちゃん…怖くないよ。僕も一緒だから。」

この少女が愛しい、魂もこの器も
魂は砕け散る事は無くても、やはり愛した器が消えてしまうのは切なかった。
それは少女も同じだった、互いの器を何度変えようとも何度も逢い見えて結ばれてきた。
それでも次も必ずそうなるとも言い切れず、やはり心細くなるのである。

「鬼太郎さん、あたし…逢いに行くから忘れないでね。」
「忘れるもんか!僕などんな姿になったって猫ちゃんを見つける自信が有るよ。」
「本当に?」
「絶対だ!だから猫ちゃんも僕の事好きでいておくれよ。」
「約束するわ。」
「だったら!!…誓ってよ。」

猫娘は髪で覆われた鬼太郎の左眼を曝すとごく当たり前にその目蓋に口付けた。
鬼太郎の閉ざされた瞳への口付けは、二人だけの儀式。神聖な誓い…

「誓うわ、あたし鬼太郎さんのことずっと愛してるって。」

視線が交じわうと互いに笑みが毀れ、再び身を寄せ合った。

その日を境に猫娘の姿は消えた。
それはどの妖怪もそうで、変わる姿は誰も見る事が出来ない。
唯一見る事が出来るのは己のみで、それを受け入れられない者はそのまま消滅する事もある。
猫娘は孵変に入ったのだと、必ず次も再び見える事を信じ、鬼太郎は自らも孵変する準備に入った。
少女と同じ時を生きる為に―――



                                                つづく
283名無しさん@ピンキー:05/02/12 20:53:32 ID:1U1CC4lZ
ネコ娘(´Д`;)モモモモエーーーー!!
毛目玉氏のSSでは4部ねこ娘は「白い下着」か「パンツ」
3部ネコ娘は「パンティ」と表現を巧みに使い分けされてますね
後者の方がエロチック
それを脱ぐ時の三田猫の艶やかなお尻を想像したら・・・・(*´Д`)ハァハァ

三田ネコって何故か脱がされるのがサマになってる気が
過去のSSで特に脱がしが(*;´Д`)ハァハァしたBEST3

1.ユメコに鬼太郎とのセクースを覗かれた時(見つめ合い口付けから始まって〜パンティを脱がされて外の光で恥毛が茶色く見える〜鬼太郎の挿入)

2.鬼太郎(?)に目隠しされて洞窟でレイプされた時(服を剥ぎ取られ〜フェラ〜放尿)

3.海で人魚兄弟に強姦された時(水着に着替えを覗かれ〜水着脱がされ〜口と膣にダブル攻めされてネコ娘の中に兄弟の精液が同時発射された瞬間)



284名無しさん@ピンキー:05/02/12 20:58:17 ID:1U1CC4lZ
練カキスマソ
ちゃんと秘所に毛が生えてるところがミソ

悶え声はもちろん三田ボイス

そういや3の水着を脱がされる絵を絵師さまがどっかにうpされてた気が、
アレどこだっったっけ?
285名無しさん@ピンキー:05/02/12 21:35:20 ID:lylstDE8
>284秋耳だな。
サーバーが代わってから一部ログが表示されなくなってるのだが、そこに上げられた絵神の萌え絵は全部..._| ̄|○
あとは、萌えによく転載されて棚罠
286名無しさん@ピンキー:05/02/14 09:07:54 ID:wnl9vPM9
バレンタインきますたねー411氏のSSでも読み直しながら(;´Д`)ハァハァ

>283パンチュ・パンティ…使い分けさほど気にしてなかった。自然と出来てたんだろうか…漏れ..._| ̄|○
漏れの過去ログは恥かしすぎて読み返しなんてできないよママン
>282の続き







―――孵変V







―――約一月後。
真夏を迎えたゲゲゲの森にはセミの大合唱が響く。
ゲゲゲハウスの丸太机には、相変わらず風呂を楽しむ親父の姿があり、その横には孵変を終えた鬼太郎の姿があった。
こなき爺も砂かけのおばばも、一反もめんにぬりかべだって当に孵変を終えて
あのネズミ男ですらゲゲゲハウスに姿を見せたと言うのに…

そう、まだネコ娘だけがその姿を見せてはくれなかったのだ。
孵変はとっくに終わっているはず。なのに何故…

疑問に思うならば自分の足で迎えに行けばよい。彼女に直接会えばよいのに性格が邪魔をして、素直になれない。
第一、孵変したネコ娘を見てなんと声をかければいいものやら…

かといって、過去の記憶が消えたわけではない。
幾度姿を変えようともこの手で少女を愛した…が、それを思うだけでなぜか恥かしく、俯いてしまった。
その時少女に囁いた甘い言葉を思い出せば、穴があったら隠れてしまいたいほどに、何故自然とそんなことが言えたのか今となっては不思議が募るばかりで…
赤くなったり青くなったりする息子を、親父は温かく見守りながら数日が過ぎた。

そんなある晩
ゲゲゲハウスに少女が一人訪ねてきた。

「こんばんわ」

上がってきた少女は赤いジャンバースカートに、ショッキングピンクのリボン。
姿も声も違うけれど、鬼太郎は人目でネコ娘だと解った。
なのに

「今まで何で来なかったんだよ。ネコ娘が一番最後だぞ。」

孵変後初めて彼女にかけたのはこの言葉になってしまった。
一瞬きょとんとしていたネコ娘だったが

「ごめん〜」

姿をあらわさなかった理由は言わなかったが、両掌を合わせてすぐに謝罪した。
万年床で寝転がっていた鬼太郎が立ち上がりネコ娘を見つめた。
以前の猫娘はとても落ち着いていたのに、今度のネコ娘は活発そうで…

「あれ?鬼太郎…背が伸びた?」

ずいと近づいてネコ娘は肩を並べた。

「やっぱり、鬼太郎背が伸びてるよ。」
「な…なんだよ、そんなに傍に近づくなよ!」
「あ…ああ、ゴメンね。そんなに嫌だった?」

しゅんとする彼女を見て心が痛む。
そんなつもりで言ったのではない。ネコ娘が近くにきたのが照れくさくて…

「いきなりそんな風にしたら、誰だって驚くに決まってるだろう。」
「ん、そうだね。でも…」
「”でも”…なんだよ。」
「鬼太郎があたしの事ちゃんとわかってくれて、嬉しい。」
「なっ…何言ってるんだよ。解るに決まってるだろ!」

腕を組んできたネコ娘に、驚いた鬼太郎は思わず腕を引いた。
そうじゃない、言いたいのはこんな事じゃなくて…
本心とは逆に口を開けば、キツイ言葉しか出てこない。
嬉しいのに何故か冷たい態度をとってしまう。

季節は秋に移り変わった頃、再び妖怪の動きが表面化し、ネズミ男の悪巧みが火に油を注ぐように事件が起きはじめて、妖怪ポストに届く手紙は溢れんばかりで、嘗ての忙しい日々が始まったが二人の関係は相変わらずだった。

変わった事と言えば、とある妖怪事件をきっかけに人間の少女が頻繁に鬼太郎の家を出入りするようになったぐらいで、それまでは毎日のようにゲゲゲハウスを訪れていたネコ娘の姿が一日おきになり、週に1度になり…と通う回数も減った。
たまさか人間の少女と一緒になれば嫌な顔もせず付き合った。

ネコ娘の目には、鬼太郎がその少女を好いているように見えた。
鬼太郎の大事な人ならば、自分も大切にしなければ…
いつかこんな事もあるかもしれないと覚悟は決めてはいたが、やはり現実のものとなるとそれは心を引き裂かれるように辛い物でしかない。

それでも、鬼太郎の役に立ちたいのだから、秘めたる思いを胸に戦いの場には自ら進んで参加し、たまにモーションをかけては悉く破れ、冗談でその場を取り繕った事もあるがやはりやるせなく…
忙しい日々の繰り返しが続き、瞬く間に年月は流れて、事件も徐々に数を減らし、ゲゲゲの森には再び平穏な日々が戻ってきた。

                              ・・・つづくっぽい
290名無しさん@ピンキー:05/02/15 01:26:12 ID:DKrgyE6U
この切なさ報われなさが三部の醍醐味ですねぇ…(´Д`;)モエモエ
とは思いつつも最後にはやっぱり報われて欲しいと思う漏れは…。

孵変しても昔の記憶があるっていうのもなかなかやりにくいでしょうな。
おもしろい設定で期待大です!
291名無しさん@ピンキー:05/02/15 08:50:34 ID:iKHdClMI
昨日二人はどんなバレンタインを過ごしたのかと(;´Д`)ハァハァと妄想中。
290氏の期待に応えられるかどうか…(´・ω・`)

以下投下
↓ ↓ ↓
>289の続き

しかし、平穏な日常が戻るとネコ娘の姿は以前にも増して、鬼太郎の傍からその影を薄くした。
事件が終われば、もう鬼太郎には自分が必要が無いからだ。
当時必要だったのは仲間の力、平穏が戻れば鬼太郎の傍らにはあの人間の少女がいて、もはや自分がいる場所…理由など微塵も存在しないからだ。
ネコ娘の願いは鬼太郎の幸せ、鬼太郎が幸せならば自分が割り入る事なんて出来ない。

ネズミ男のようにずうずうしくもなれず、一反もめんやぬりかべのように普通に振舞う事なんて出来ない。
鬼太郎親子にとって、こなき爺や砂賭けのおばばのような存在にもなれず、ネコ娘はやはりその姿を消すしかなかった。

少年の幸せを願っても見守る事は酷過ぎて、少女はそこまで割り切れるほど強くは無くて。

ずっと住んでいた神社は立て直す事になり、選択を余儀なくされたネコ娘は思い切って棲家も変え、よく町の雑踏に紛れ込むようになった。
人の流れや街の雑踏は、一人身の淋しさを紛らわせてくれる。
たまにゲゲゲの森で鬼太郎を見かければ、木陰に隠れて対面を避けたが、たまにすれ違っても軽く挨拶を交わすだけで鬼太郎が声をかける隙も無いままにその姿をくらませた。

徐々に自分の周りからネコ娘の存在が薄くなるのを鬼太郎が感づいた頃には、ネコ娘の手がかりがすっかり解らなくなっていて
嘗ての神社に行っても、そこには建て直し中の神社が有るばかりで彼女の妖気すら残っておらず。
森で見かけても、瞬く間に逃げられてしまう始末。

聞けば他の仲間のところへは頻繁ではないにしろ姿を見せているらしく
ゲゲゲハウスにも、自分がいないときに限って寄った事も有るのだと親父から知らされた。

今まで傍にいるのが当たり前で、恥かしがったり照れくさかったりした事よりも、自分に相談も無いまま黙って引越し、つれなくなったネコ娘に対し鬼太郎は怒りを覚えていた。
無論自分が今まで散々してきた事は棚に上げて…だ。
彼にしてみれば彼女が自分を見て逃げる理由が、自分の前から姿を消してしまった訳が、全く解らないからだ。

数年も立てば人間の少女の存在も遠のき、彼女が小学校を卒業する頃にはもう彼等の事などすっかり忘れ、ゲゲゲの森からは人間の姿が完全に無くなった。
それでも鬼太郎とネコ娘の鬼ごっこはまだ続いており、漸くネコ娘が鬼太郎に捕まったのは孵変後に出逢ってから9年もの時が過ぎていた。

そこはゲゲゲハウスからだいぶ離れた入らずの森で、極限られた妖怪にしか知られていない珍しい薬草がある場所。
余り荒らさぬよう必要な時意外には、妖怪たちが自ら立ち入りを自粛している場所でもあった。
特に春から夏にかけては草花が著しく育つ時期、成長を妨げぬようここへ足を踏み入れることは誰が言わずとも暗黙の了解で避けられている時期でもある。

まさかこの時期にこの場所へ足を踏み入れる者が自分のほかにも居たとは夢にも思わず、ぼんやりと小川を眺めていたネコ娘は背後から近づいてきた鬼太郎に、捕えられてしまった。
黙って引っ越した事、自分を避けていた事に腹を立てていた鬼太郎は、ネコ娘に対する照れなんかすっかり忘れていて…押さえつけたネコ娘に対して押しとどめ様の無い想いと怒りが、どっと溢れたのだった。

「…やっと捕まえた。もう逃げられないぞ。」
「き…鬼太郎…。」
「どうして僕を見ると逃げたりしたんだよ。」
「逃げてなんか無いよ…」

鋭い眼差し、久々に見る鬼太郎は近すぎて、視線を合わせるこ事も出気ず顔を横にそむけた。
その様子はまるで自分を否定しているようで、鬼太郎の怒りを増徴させる。

「僕との約束…忘れたのか?誓ったのに…」
「忘れてなんか―――無いよ。」
「それじゃ、なんで…」
「だって、鬼太郎…他に好きな子が出来たじゃない…なのに今更あたしにその約束押し付けるの?…酷いよ…残酷だよ…。」
「…なんだよ、それ。じゃあ何か?君はもう他の誰かのものだとでも言うのか?」


「そうよっ!」


それは咄嗟の嘘だった。

鬼太郎にはもう別の想い人が居るのに、自分には以前と代わらない想いを約束させるなんて、そして、その想いを断ち切れずに今日まで至った自分にもほとほと嫌気がさしていた。
もうこんな辛い想いは終わりにしたかったのだ。ここで鬼太郎が自分に愛想を尽かせば吹っ切れる。
ゲゲゲの森から出て行くことが出来る。


「…嘘だろ?」


目の前が真っ白になる。
ネコ娘の口から発せられた予想すらしてない言葉に、脳天からカミナリを浴びたような衝撃が走った。
信じて疑わなかった、ずっとずっと共に居るのだと想いは決して変わる事など無いのだと。

…現実はなかなか自分に素直になれず、それでも幾度となく夢に見たネコ娘の白い肌を、この腕に抱く日を待っていた。
なのに何故?一体誰のものになったと―――



「やだぁ!!」



突如上がった悲鳴に、森の鳥たちが一斉に飛び立つ。
気が狂いそうだった。この唇が、この白い喉がもう他の誰かのものであるなどと
まだ自分も味を知らぬこの果実を手にした者が他に居るなどと―――

許せなかった。ただひたすら許せなかった。
自分が?ネコ娘のことが?そのどちらでも有り、そのどちらでも無い。

わなわなと全身に怒りが込み上げ、鬼太郎は獣のようにネコ娘に襲い掛かったのだった。
295名無しさん@ピンキー:05/02/15 23:22:09 ID:DKrgyE6U
キトゥア━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

強カーン… (´Д`;)ァハッハァ
まったくもう二人とも意地っ張りなんだからん
296名無しさん@ピンキー:05/02/16 01:35:17 ID:Xb06cBF6
三田ネコタンはこのスレでは強姦━━━━(゚∀゚)━━━━体験者なので
こ〜ゆ〜展開になるなら、過去の他の職人様のSSでネコタンが強姦されたシーンを
ネコタンの回想形式で生かし下されませ(´Д`;)ァハッハァ
297名無しさん@ピンキー:05/02/16 09:02:50 ID:kr7+GAUg
>295-296サンクスコ
マターリ進行で逝きまつんでひとつよろしこ
>294の続き


馬乗られ身動きが出来ず、こんなにも怒りを露にした面持ちの鬼太郎を見たのはは初めてで…
まるで蛇に睨まれた蛙のように、恐ろしくて抵抗する事所が身動き一つとる事が出来ない。
ブラウスは乱暴に引きちぎられ、まるでポップコーンが爆ぜたようにボタンがはじけ飛ぶ。
露にされた白い胸肌に鬼太郎は堪らず唇を寄せ、服の上から胸に触れるとネコ娘は固く瞳を閉ざして顔を横に背けるが、顎を掴まれて引き戻され…唇が重ねられた。

覆われた唇を舌でなぞられ、やがて割り入るようにしてネコ娘の口内に侵入すると、応答する事もできず怯えるように身体を振るわせる。
怯えるネコ娘に奇妙な興奮を覚えながら鬼太郎は尚も口付け、顔の角度を変えてはネコ娘の唇を滅茶苦茶に貪った。
口内では自分と鬼太郎の唾液が混じり、呼吸する事も困難で、歯列をなぞる舌の動きにただじっと耐えるしかない。
この器になって初めて交わす口付けは、鬼太郎の一方的な行為に過ぎず
漸く唇が開放されれば荒々しい息が頬にあたり、唇を結ぶ互いの交じり合った唾液の糸が、身を離すにつれ細くなりぷつりと切れる。

肌蹴た胸に唇を寄せたときに鼻を擽ったほのかな甘い香り…上気した頬、たった今味わったばかりの柔らかな唇の感触。
どれ一つとっても今日始めて知るネコ娘の姿…ネコ娘の感触。

見下ろした少女は相変わらず固く瞳を閉ざしたままで、怯えて震える様子は彼の興奮を煽ったが、まるで自分を拒んでいるようにも見えて…。
恐怖が少女の身を頑なにしていることが解らない、少女を恐怖させているのが自分などと気づきもしない。

悔しい、どうして彼女は自分を見てはくれないのか
憎い、彼女の全てを奪い去った奴が

ネコ娘を通して、存在するはずも無い相手に嫉妬し、その憎悪は彼の性的衝動を強く刺激した。
少年は知らなかった。
少女をこの腕に抱けば、それが愛する事だと思っていた。
無理やりにでも身体を繋げば彼女の心は帰ってくるのだとその瞬間まで信じていた。

「!」

既に下着が見えるぐらい捲くれたスカートを力任せにぐいと引き上げ、露になったパンティに手をかけて、両足から勢い良く引き抜いた。
常に半身を包んでいた生地の剥がされた感覚にネコ娘は目を見開き、起き上がろうとしたがすぐに鬼太郎の手に押さえつけられてしまった。
両足を開き、その間に自分の身体をはさみこんで鬼太郎は再びネコ娘を組み敷く。

「きっ…やっ…いやぁっ!!」

この先の行為を察知したネコ娘は、目覚めたかのように抵抗をしたが力では適うはずも無く、ネコ娘の華奢な両腕は鬼太郎の片手で地面に縫い付けられてしまった。
地面に押さえつけられたままの少女を視線で威圧しながら、首元まできちんと止まった学童服のボタンを緩め、ずっとその時を待っていた自身を解放した。
ファスナーを開くと若干の開放感、下着の中から取り出せば外気に触れ、どれだけ熱く熱を持っているのか感じて取れ、腹に触れるほどそそり立ったモノは脈打ち、既に先端を湿らせていた。

腕の下、乱れた着衣の少女―――秘所の淡い茂みを見ればもう理性は無かった。
内側から上昇する体温に呼吸は自然と上がり、自分とはまた別に意識を持ったかのようなモノはその収まるべき場所を知っている。

「ヒィッ」
「うあぁっ―――く…」

手を添え、少女の秘所を割るようにあてがった瞬間
たった―――たったそれだけの刺激で少年は達してしまった。
歯を食いしばって耐えても一度吐き出せばそれは適わず、少女の恥部に先を何度も押し付けるようにして射精した。
ビュルビュルと勢い良く吐き出された白濁の液は、少女の下半身の淡い茂みにも赤いジャンバースカートにもそして頬にまでにも達し、その白い痕を点々と残した。
ぜーぜーと肩で荒い息を落とし、それでも瞳はらんらんと輝いていて
自分の体液で汚れた少女を舐めるように見下ろし、両手で覆われた顔から腹部を覆ったまま乱れた着衣、そして自身の体液に塗れた恥部に視線を落とす。
その淫らで卑猥な光景に、少年の鼓動は跳ね上がり牡芯は再び脈を打ち始める。

もはや鬼太郎にとっては現状のどれ一つをとっても性欲は煽られ、ネコ娘が顔を手で覆ったまま小さく震える様ですら、興奮促進剤にしか過ぎない。
なぜなら、今の彼は完全な獣。この小さな雌に欲情したただの雄なのだ。


白濁に塗れた少女の秘所と自身。
少女の未経験な花壺は十分に潤っては居なかったが、今度こそ添い遂げる為に少年はかまわず自身を進めた。

「やっ―――!!!」

汚れを知らぬ少女にねじ込まれた凶器は、狭い膣内をめりめりと押し広げるようにして進む。
初めての牡を受け入れた少女の解されてもいない膣は、異物が進入した激痛に声無き悲鳴を上げ、目尻からは涙が溢れ出し白い喉が反り返る。
既にネコ娘の意識は遠くに飛んでいて、浮き上がった背中を抱くようにして己に引き寄せ、根元まで打ち込んだ。

漸く少女を手にした感触に包まれ快楽を貪るように、自らも初めての行為に傷つく事すら構わず腰をガクガクと動かす。
解れていない膣の中、ざらざらとした感触を牡芯を前後させ十二分に味わう。
潤滑液代わりだった己の体液に、悲しいかなやがて激しい抽送に少女自身の蜜壺から愛液が溢れだし、硬い感触だった膣内が今更熱に蕩け始めやわやわと牡芯を締め付けた。

脳天まで突き抜けるような甘い痺れに、鬼太郎は壊れたように腰を叩きつけ昇り詰めるしか無い。
淫猥な水音にこの器で始めて知る性交の甘い毒に、全身を侵されて少女の中で果てたのだった。















鬼太郎はネコ娘と繋がれたまま彼女の上で、激しい行為の果てに失ったままだった意識を取り戻した。
朦朧としたまま身体を起せば、ネコ娘の中から萎えた自身が自然と抜け落ち
彼は取り返しのつかないことをしてしまった事に気が付く。

涙の白い後が残る彼女の顔、体液で汚れた身体。
胸元に残された痛々しいまでの刻印。
そして、彼女の秘所から伝う白濁の中に混じる―――紅い…紅い…ソレ、は。

幾ばくか少年のものも交じってはいたが、それはネコ娘が純潔であった証。
少女は清らかなまま、誰のものでも無かったのだ。

自分は少女を愛したのではなく、欲望のままに犯してしまった事に初めて気が付く。
手にして、初めて自分の犯した罪の重さに少年は打ちひしがれた。

何にも変えがたく、何よりも大事な存在だった少女を自分が一番傷つけてしまった事に
守らなければならなかった、例え自分の魂を失ったとしても。

謝る言葉もて見つからず、償う事のかなわぬ罪に少年は泣きながら、まだ意識の戻らぬ躯のような少女の身体を抱いた。
知っていたはずだった。互いのぬくもりを確認し、まぐわうことで与え与えられる幸せに浸れる事を―――知っていた…なのに…
無理やり繋いだ身体は、彼の中に空しさだけを残して。

溢れた涙は頬を伝い、少女の頬にぽたぽたと滴を落とした。
やがて、目蓋が震え少女の意識が闇から戻る。
純潔を失った痛みに、記憶が甦り自分がもっと早く少年を諦めて森を去っていればこんな事になならずにすんだのだと、これは淡い期待を捨てられず優柔不断だった自分に下された罰なのだと思った。

頬に滴が落ち、少女は瞳を開けた。
少年が自分を抱きしめ、泣いているのだと知るとそっとその頬に手を添えた。

添えられた手に、少年は抱きかかえていた少女を見た。

「…鬼太郎…泣かないで、全部あたしが悪いんだから。」

ネコ娘は頬に添えた指で鬼太郎の涙をぬぐった。

「あたしがもっと潔く決断してれば…鬼太郎にこんな事させなかったのに…ごめんね…」
「…ちが…っ、僕は…僕が…!!」

ネコ娘はふるふると頭を振った。

「あたし…知ってるよ?鬼太郎…大人になっていいんだよ。だって…あたしは…」

口を噤んだネコ娘は、苦しげに視線を落とした。
その様子に、まさかと思った鬼太郎は、スカートをたくし上げた。

行為の時には臍の下までしか捲くっていなかったから気がつかなかった。
彼に更なる追い討ちをかけるかのように、ネコ娘の腹部に孵変の兆がはっきりと現れていた。

もう鬼太郎にはこの器のネコ娘と過ごす時間があと僅かであると言う事実。
突きつけられた現実は余りにも酷すぎて、いくら過去を省みてもどうする事もできない。
いかに日々の他愛無い繰り返しが大切なのか思い知った。


「…さよなら、鬼太郎。大好きよ、誰よりも…愛してる。」


瞳を逸らす事無く揺ぎ無い真実の告白。
あの時の誓いは破られてなんかいなかった。ただ、お互いが酷く不器用すぎて想いがすれ違っていただけだった。
もっと、もっと早く素直になっていれば…

「さよならなんて言わせない。ネコ娘がそうなるのなら、僕だって…!!」
「駄目だよ鬼太郎。鬼太郎はちゃんと大人になって、あの子を幸せにしてあげなきゃ。」


頬を伝う涙・・微笑んだネコ娘は悲しいほど美しく、儚かった。
こうして腕に抱いているのに、今にも夢と消えてしまいそうに。


「僕が好きなのは…何よりも大切なのは…君だ!!」


鬼太郎はネコ娘の言葉を消し去るように叫んだ。
共に大人になるのは、共に永き時を歩んでいきたいのは…

「ネコ娘じゃなきゃ、嫌なんだ…」
「…鬼太郎」

背中に回された腕に、互いを引き寄せて抱き合った。


「だから、今度は僕がネコ娘に必ず逢いに行くからっ…!!」
「…待ってても…いいの?」
「ああ、絶対に迎えに行くよ。だから…」
「うん、鬼太郎がそう言うなら…あたし待ってる。」
「誓うよ、ネコ娘だけを愛してる…」

ずっと前に、猫娘がしてくれた誓いを鬼太郎はネコ娘に返した。
瞳を閉じたネコ娘の目蓋に落とされた口付け―――
鬼太郎の唇が離れた気配にネコ娘が瞳を開けると、自然と視線が交わり
互いに惹かれるようにして身を寄せ、抱き合いながら深く、深く唇を重ねた。

暫らくして、鬼太郎の進めもありネコ娘は砂賭けのおばばの妖怪アパートに入る事となり

―――数ヶ月後…ゲゲゲの森が白く染まる頃、ネコ娘は孵変を迎える。
そして鬼太郎もまた、決して代わる事の無い己の真実の為に孵変に入った。
少女と新たな時を迎える為に―――
305名無しさん@ピンキー:05/02/17 20:41:43 ID:+xPrgV+B
もうネコタンけなげ杉。・゚・(ノД`)・゚・。
306名無しさん@ピンキー:05/02/18 02:14:16 ID:E8ZDxOmL
毛目玉氏

例えば4部の場合、鬼太郎にとって、ねこタンの乳はどういう対象なんでしょうね

「僕だけがしゃぶることを許されるんだ・・・」ってとこですかね
307名無しさん@ピンキー:05/02/18 04:02:34 ID:ALkLX+zn
骨女は、駄目ですかね?
PS2やりながら切なくて泣きました。
ネズミ男のどこがいいんだろうか…
308名無しさん@ピンキー:05/02/18 08:55:56 ID:rlwMkMBl
>305三田猫タソはついつい不幸な表現になりがちでスマソ

>306乳ばかりか全部でつよ…
下手なちょっかい出したら、3部の場合ボコらレる程度ですむものが殺されかねん(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

>307もしかして新たなネ申光臨か?!
女妖怪で自立できている骨女だから、ネズミ男みたいにどーしょもない香具師は鬼太郎と違った意味で母性本能を擽られると思われ…
全くアンタって人はあたしが居なきゃ駄目なんだから!心理でつかね





えー以下から孵変Wにはいりまつが、激アマンアマンの先が長くなりそうな悪寒
適当にスルーよろしこ

↓ ↓ ↓
>304の続き







―――孵変W







ふくらみに膨らんだバブルが弾け、世間は不況と言われる様になっていた。

そんな冬の―――しんしんと雪の降る夜。
ゲゲゲの森は真っ白な雪と静けさに包まれている。
漸く孵変を終えた鬼太郎は、その足で砂かけ婆の妖怪アパートへ向かった。
約束どおり迎えに、ねこ娘に…逢いに

ほんの少しねこ娘のことを想っただけでも暖かくなる胸に、冬の寒さなど微塵も感じず。
鬼太郎は妖怪アパートへたどり着く。
ところが、何故か妖怪アパートの中は落ち着きが無く、扉から中をそっと開けた鬼太郎に砂かけ婆が気が付いた。

「おお、鬼太郎。やっと来てくれたか。」
「おばば…一体どうしたんです?」
「実は…」

孵変に入ってから、2〜3日経つのだが、ねこ娘が、部屋から出てこないのだと言う。

「おかしいな…そんなに時間がかかるわけ無いのに…」
「そうなんじゃよ。当に終わっているはずなのに、部屋には鍵がかかってて呼んでも答えも無くてな。流石に心配になってきたところだったんじゃよ。」
「じゃぁ、僕が呼びかけてみます。他の住民にも部屋に戻るよう伝えてください。」
「ああ、頼んだぞ。鬼太郎。」

やがて静まり返った妖怪アパートの、ねこ娘の部屋の前に鬼太郎は立ち止まった。

こんこんっ…

「…」

軽く部屋のドアをノックしたが、何時までたっても返答が無い。
孵変で消滅する事もあるが、それは稀で…あの日迎えに行くと交わした約束をねこ娘が違えるとは思えなかった。
しかし、部屋の中は静まり返り、砂かけ婆の話も気にかかる。

「…ねこ娘?居るんだろ、返事をしてくれよ。」
「…」
「僕だ、鬼太郎だよ。約束どおり、君を迎えに来たんだ。」

鬼太郎は扉に手をやり、ねこ娘に呼びかけた。

「…鬼太郎?」

暫らくすると部屋の中から自分の名を呼ばれ、部屋の向こう側の主の気配が扉に近づいてきた。

「そうだよ、鬼太郎だよ。」
「ほんとに?本当に鬼太郎…?」
「僕だよ。ねこ娘…中に入れてくれよ。」
「…だめ…なの…。」
「どうしてだい?」
「どうしても…」

「…ねこ娘は、僕を嘘吐きにするつもり?」
「ち…ちがっ…」

「だったら、顔だけでも見せてくれよ。」
「…」
「ねこ娘…」

「…ちょっと、ちょっとだけだから…ね?」
「解った。」

何故ねこ娘が、それほどまでに部屋から出る事を拒んでいるのか解らないままではあったのだが
それでも漸く顔を見せてくれる事となり、鬼太郎は一安心した。

薄暗い廊下の元、ギィ…と扉がほんの少し開いて…
部屋の中は明かり一つと持っておらず、真っ暗な空間の中にきらりと光る宝石のような猫目をみつけた。
きょろりきょろりと緑の目が動き、鬼太郎を捉えると扉を閉ざそうとしたので、すかさずドアの部を掴み引く。

「きゃあぁっ!!」

少女の力では少年の腕力に適う筈も無く強く引かれるままに、瞳の持ち主は暗闇から廊下へその姿を表した。
部屋にすぐ逃げ帰るつもりだったのに、引かれてバランスを崩し廊下に倒れこんだ少女の姿は―――

「…!!」

座り込んだ姿勢で、顔を上げ互いに視線が交じると少女の姿は再び暗闇へと飛び込んだ。

「あ、待って…!!」

寸でのところで鬼太郎は手首を捕え、部屋の中へ勢い良くよく転がり込むと、バタン!再び部屋のドアが閉じられた。
鬼太郎は、よろけながらもしかとその腕に少女を捕えていた。
感覚的に少女の背を自分の胸に預かる形、ほのかに香る甘い香りが確かにねこ娘だと告げていた。
312名無しさん@ピンキー:05/02/19 05:18:19 ID:zz0K0u+O
2ちゃんねる初心者ですが、どうしても書き込みたくてお邪魔し末。
もし、なにか失礼があったら削除しちゃってください。

ここはマジ、神の集うところですね、俺ここ見つけてから毎晩、読みつづけました。
倉庫も見つけて、過去の小説も全部。もう、感動でした。

俺以外にもねこタン萌えしてる人たちがたくさんいたことだけでも嬉しいけど、
みんなすごく紳士的って言うかねこタンの幸せを一番に考えている人たちで、
もうほんと、最高ですみんな。鬼畜な3部鬼太郎も、ひたすら優しくてかっこいい
4部も、純粋なねこタンも。

どの神の小説もすごく良くて、感動。3部ねこタンなんてすごく幸せにしてもらって、
ホント、最高。

で、すっかり触発されて、駄文書いてみたんですが、ここに載せてもいいでしょうかって、
ダメと言われてもとりあえず載せてみます。

神々の小説には遠く及ばない凡人のへぼ小説ですが、お目汚しで。

ここの小説で見た鬼太郎の世界観にかなり影響されてます。
自分的には、4部鬼太郎とねこタンのイメージですが、原作もちょっと入ってる?
(冒頭部分とか)

とりあえずせっかく書いたんで、さわりだけ載せますが、
ほんと、もしこの版に合わない感じだったら、削除しちゃってください。
あと、なんかマナー違反してたら、教えてください。
313312:05/02/19 05:21:55 ID:zz0K0u+O
深夜、ゲゲゲハウスは、窓から射す淡い月明かりのほかは闇に包まれていた。
その闇に融けるように消え行く紫煙を眺めながら、鬼太郎は独り、余韻に浸っていた。

傍らでは、先ほどまでの激しい情事の末に意識を手放し、満ち足りた笑みを口元に漂わせて眠る少女。
その温かな重みを左腕で支えながら、先ほどの艶やかな少女の反応を反芻するよう何度も頭に描いていた。
思わず緩んだ口元に短くなった煙草を含み、最後に深く吸い込むと、ゆっくりと吐き出しながら火をもみ消した。
314312:05/02/19 05:24:15 ID:zz0K0u+O

幼い頃から吸い慣れた煙草だが、目玉親父やねこ娘が嫌がることもあって、控えていた。
しかし、先日ふと思い立って茶箪笥の奥に隠してあった煙草を掘り出し、事後に一服して以来、
そのなんともいえぬ至福のひと時が忘れられず、事に及ぶ時には必ず学童服のポケットに一本、忍ばせるようになった。

ねこ娘は未だ官能に慣れず、毎回意識を失ってしまう。だから、この鬼太郎の秘密の時間を知らない。

何度か深呼吸を繰り返し、煙をすべて吐き出してしまうと、鬼太郎の左腕を枕にして縋るようにうずくまる少女に目を向けた。
妖艶な光は影をひそめ、普段のあどけない表情に戻ってしまった横顔が愛しく、そっと頬に唇を付ける。
反応のない事が物足りず、さらに耳、首筋に唇を這わす。息を強く吹きかける。

「ん…んん!」
うるさそうに眉根を寄せると、体を仰向け、顔を向こう側に背けてしまった。
(ちぇっ…)
315毛淫〜毛の戯れ〜;312:05/02/19 05:27:45 ID:zz0K0u+O

再燃しかけていた気持ちを払い除けられ、面白くない。
それでも懲りずに、上を向いたことで露になった胸の桜色の先端に空いた右手を伸ばし、軽く弄ぶ。

「ん…やん!」
今度は乱暴にその手をつかみ、腹の上まで引き降ろすと、両手を重ねて押さえつけるようにしたまま、
再び眠りに落ちてしまった。
(な、なんだよ…。)
左手を枕にされ、右手を腹の上に固定され、鬼太郎は文字通り手出しできなくなってしまった。
しかし、このまま大人しく引き下がるには、欲望の熱は高くなりすぎている。
さらに悪いことに、拒否されたことで、征服欲に火がついてしまった。
なんとかねこ娘に一糸報いる方法はないかと考えるうちに、とんでもないことを思いついた。
316毛淫〜毛の戯れ〜;312:05/02/19 05:29:25 ID:zz0K0u+O

「それで、僕を抑えつけたつもりかい?」
意地の悪い笑みを浮かべると、独り言のように囁く。
言うや、髪の毛が一束、ピクリと動き、まるで触手のように蠢きながらじわじわと伸び始めた。

獲物を探すような動きで、先ほど指を払い除けられた胸の先端に伸びる。
そっと毛先で払うと、ねこ娘の体がわずかにピクリと反応した。
力を加減しながら何度か繰り返すうちに、徐々に蕾が固くなり、つんと尖る。
すると今度は、くるりと毛先を巻きつけ、軽く引っ張ってみる。

まだ目を覚まさないねこ娘の口元から、はあ…と熱い息が漏れた。
調子に乗って、別の毛束を伸ばし、もう一つの胸を弄る。
317毛淫〜毛の戯れ〜;312:05/02/19 05:36:20 ID:zz0K0u+O

「ふ…ふ、くすぐった…い…んにゃん…」
ささやかな刺激に気づき、ねこ娘は軽く身を捩るが、目を覚ます気配はない。

髪の毛を自在に動かすことが出来るとはいえ、その力は戦闘時にしか発揮したことはなかった。
初めてこのような淫靡な使い方をしていることに、否が応にも心が昂ぶる。
それに、これまでにない、細やかで複雑な動きで毛を操ること自体が面白く、
鬼太郎はこの毛先での愛撫に熱中した。
318毛淫〜毛の戯れ〜;312:05/02/19 05:39:20 ID:zz0K0u+O
と、とりあえずこんな感じですが、大丈夫かな?
いきなり来ていきなりの投稿で、テンション上がりまくってたんですが、なんかちょっと弱気になってきた。ショボーン
もし、受け入れられなかったらどーしよう。

そのときには、何もなかったかのように名無しに戻ればいいのか!
319312:05/02/19 05:41:03 ID:zz0K0u+O
しまった! 直前のレスは、つい小説タイトルつけちゃったけど、ただの心の呟きです。
あー、やっちゃったよ初心者。

わかりにくくてすんません。

ではまた。
320毛淫〜毛の戯れ〜;312:05/02/19 05:53:45 ID:zz0K0u+O
>317の続き


ねこ娘は、夢うつつながらもうっとりとした表情を浮かべている。
それがますます、少年のいたずら心を煽った。

胸を刺激しながら、さらにもう一つ、やや太目の毛束を伸ばすと、
今度はそれを、わき腹から腰へと滑らせ、下腹部へと進めた。
小さな三角形の膨らみに届くと、そこで毛先を散らし、
「発毛! なんちゃって…」
くだらないいたずらをしては、独り笑って悦に入る。

再び毛先をまとめ、脱力しているためにわずかに空いた両の太股の隙間に差し入れ
る。
321名無しさん@ピンキー:05/02/19 22:19:19 ID:uU67xn+S
>312乙!SSガンガって最後まで投下してくだちぃ

削除と有るがここに投下したものは消えないのが基本だ。
SSの途中の>318-319はウザがられるので書かない方がいいカモネ(゚∀゚)

後は只管炉群れ雰囲気が見えてくっから

「2chの使い方」
http://info.2ch.net/info.html

「書き込む前に読んでね」
http://info.2ch.net/before.html

「FAQ」
http://info.2ch.net/guide/faq.html

「ガイドライン」
http://info.2ch.net/guide/adv.html#saku_guide

上記は読んでオイて損話、叩かれても蒔けるなYO
322312:05/02/20 01:35:22 ID:nH2/9UMc
>321
あ、ありがとう!!! 反応があっただけでもウレシイが、アドバイスとてもありがたいです。
教えていただいたとこは一通りヨミマシタ。

あとは、慣れかな。言葉とか、見よう見真似でやってみようにもどうもうまくいかなくて。
でも、元気でたYO。
叩かれても負けないYO。
てか、叩かれる前に書いちゃった分を投下しておこう。
書き逃げってことで。

323毛淫〜毛の戯れ〜;312:05/02/20 01:47:32 ID:nH2/9UMc
>320の続き

細い毛先は、足を開く必要もなくするすると入り込むと、渇いている幼線を撫で上げた。
「んぁ…!」
ねこ娘の体はこれまでより強く反応したが、それでももどかしそうに身を捩るばかりで、目を覚ますことはない。

それならば、と、毛先の力を強め、秘唇を払うように割入った。
中は、これまでの毛の愛撫で新たに湧き出た蜜に湿っており、いたずらな毛先を濡らす。
そのまま内側を数度撫でるように払い、固くなった花芽をぐっと突付いた。

「ぁあん…! もう! 鬼太郎、いいかげんに…」
ついに目を覚ましたねこ娘は、右胸と股間に伸びた毛束を左右の手でつかみ、上半身を起こした。
324毛淫〜毛の戯れ〜;312:05/02/20 01:52:07 ID:nH2/9UMc

鬼太郎は、ついにねこ娘を目覚めさせたことが嬉しく、にたにたと照れ笑いを浮かべる。
思いもよらぬ毛の愛撫に気づいた彼女が驚く姿を想像したのだ。

   「も〜! 何やってんのよ! 鬼太郎のえっちぃ〜〜!」
   「ははははは! すごいだろ、僕の毛綱攻撃。」
   「な〜にが、毛綱攻撃よ! もぅ!」(ぷぅっとふくれる)
   「あはは! そう怒らないでよ。だって、ねこ娘が僕の手を束縛するからさ…」
   「え…? そ、そうだった…? 覚えてないよ。」
   「今度は僕が、この髪とこの腕で、君を束縛するよ。。。」
   (そう言って、ぎゅっと抱きしめて、髪の毛全体を伸ばして二人の体をすっぽりと
    包み込んで、それから、それから…××××)

325毛淫〜毛の戯れ〜;312:05/02/20 01:53:38 ID:nH2/9UMc
あらぬ妄想を頭に巡らし、鼻の下を伸ばした鬼太郎が目にしたのは、しかし、そのような和やかな展開とは程遠い、ねこ娘の表情だった…。




…恐怖と、不安に慄く瞳。
真っ青に血の気の引いた額には、冷たい汗が光り、唇は小刻みに震えていた。

「ね、ねこ…娘?」
異常さに気づいた鬼太郎が声をかけたが、反応がない。
「ねこ娘?」
開放された両手でねこ娘の肩をぐっとつかんだ瞬間、顔を伏た彼女の口から搾り出された叫び。
326毛淫〜毛の戯れ〜;312:05/02/20 01:55:50 ID:nH2/9UMc

「いやっ! 来ないで、ラクシャサ!」


鬼太郎の顔がこわばった。彼女が何を思ったのか、瞬時に悟ったのだ。
しゅるんっと、すべての毛先を元に戻す。
取り返しのつかぬ失態をしたことに気づき、自らの愚かさに打ち震えながら唇をかんだ。

「ね、ねこ娘…、僕…ご、ごめ」
「ごめんね、ごめんね、鬼太郎…」
鬼太郎が謝罪の言葉を口にする前に、俯いたままのねこ娘が言った。
「あたし、また、ラクシャサに…。魅入られちゃったの…?」
「なっ…!ち、ちが…」
「もう、大人になりたいなんてバカな望みは、捨てたつもりだったのに…。」
ぽとり、と、涙のしずくが落ちる。

「違う…違うんだ、ねこ娘、これは僕が…。」
「大人の姿を手に入れて、あたしは鬼太郎を束縛した。がんじがらめにして、あたし
の言うことを無理やりきかせようと…。」
327毛淫〜毛の戯れ〜;312:05/02/20 01:58:26 ID:nH2/9UMc

ラクシャサの一件は、すべてあの羅刹が仕組んだことで、ねこ娘のせいではない。
そんなこと、あの場にいた誰もがわかっていたことだし、ねこ娘もそう思ってくれていると考えていた。
事件後、帰っていく行者を見送った後、お互いに顔を見合わせて笑みを交わしたときに、すべては許されたと、それで終わりであると理解してくれたと思っていた。

鬼太郎はそのつもりで、あの事件のことなどすっかり忘れていたのだ。
(大人になったねこ娘の姿だけは鮮明に覚えているが)
だからこそ、こんなばかげたいたずらも考えついた。
それが、こんな結果になろうとは、思いもせず…。

「みんなにまで迷惑をかけて…。あたし、もう二度と、バカな夢は見ないって決心したのに。諦めたつもりだったのに。なんでまた来たの?」
「違うんだってば! ねこ娘、ラクシャサじゃないんだ! 僕なんだよ!」
誤解を解こうとする鬼太郎の声はまるで耳に入らないのか、顔を両手で覆って泣きじゃくり、顔を左右に振りながら謝りつづける。
「ごめん、ごめんね、鬼太郎。もう鬼太郎を束縛したくないのに。あんなことしても、あたしちっとも幸せじゃないもん。なのに、あたし、また…」

328毛淫〜毛の戯れ〜;312:05/02/20 02:51:53 ID:nH2/9UMc

「ねこ娘! 僕を見るんだ!」
鬼太郎は、強い口調で言うと両手首をつかみ、そっと顔を上げさせた。
涙に濡れた大きな瞳は、鬼太郎の顔を見とめると、我に帰ったのか一層大きく見開かれた。
「鬼太郎…!」
そのまま、顔を鬼太郎の胸に押し付ける。
小刻みに肩を震わせて泣くねこ娘を、強く抱き寄せる。

こんな風に泣かせてしまうなんて、なんて軽率なことをしてしまったのか。
懺悔の思いを込めて、ねこ娘の髪に、頬に、額に、何度も何度もキスを降らせた。

「ごめんね、鬼太郎。ごめんね。」
「違うんだ、ねこ娘。謝らなきゃいけないのは、僕のほうなんだよ。」
まだ謝り続けるねこ娘を、優しく諌めるように言った。

「ねこ娘は、謝る必要ないんだ。すべてはラクシャサの仕業なんだから。」
「でも、鬼太郎やみんなを、あんな風に締め付けたのは、私の本心だわ。」
「いいじゃないか。実を言うと僕、…嬉しかったんだよ。」
「?」
「いつも僕のこと好きだって言ってくれるけど、なんか他のみんなと同じみたいで、特別な存在ではないのかなって思ってたから。」
「そ、そんなことない! あたし、いつだって、鬼太郎のこと独り占めしたいって。。。嫌な女だよね。あたし。」
「じゃ、僕は嫌な男だね。いつだって、ねこ娘を僕でいっぱいにしたいし、君のすべてを独占したいと思ってるもの。」
「え…鬼太郎が? うそ…」
「相手のこと、本当に好きだったら、そういうのは自然な感情なんじゃないかな。本当に独占するかどうかは別として。」
329毛淫〜毛の戯れ〜;312:05/02/20 02:53:50 ID:nH2/9UMc

相変わらずキスの雨を降らせながら、鬼太郎は優しく語り掛ける。
ねこ娘は、自分の感情が決して醜いものではないこと、鬼太郎も同じ気持ちであることをようやく理解して安心したのか、頑なだった体が少しずつ開いた。
「あたし、ずっと、あんなことした自分が許せなかったの。」
「もう許してあげて。僕はあのときのねこ娘も、大好きなんだから。」
「ええー! あんな化け物が? なんで?」
思わず顔をあげて、驚いたように鬼太郎を見あげた。
「だって、大人になったねこ娘は、忘れられないくらいキレイだし、それに、『あたしのこと、もっと好きになってよ』なんて、めったに聞けないからね。もう僕嬉しくて。」
「や、やーね! あんなのが好きなんて、変な鬼太郎!」
ストレートな鬼太郎の言葉に、真っ赤になって顔を背けた。

「素直なねこ娘が、好きなんだよ。」
言いながら、目の前の首筋に舌を伸ばす。
ピクリ、と微かに反応したことを見て取ると、改めて謝罪した。
「驚かせてごめんね。もう、あんないたずらしないから。」
「………」
ねこ娘は答えない。思い切って、尋ねてみる。
「…僕の毛、どうだった? ちょっとは感じた…?」
「………」
「ねこ娘?」
「…ちょっと…ね。」
顔を背けたまま答える。その姿が、嫌ではないことを物語っていた。
330毛淫〜毛の戯れ〜;312:05/02/20 02:54:48 ID:nH2/9UMc

鬼太郎が思わず口角をあげると、慌ててつけたした。
「あ、でも、やっぱりちゃんと向き合って、抱きしめてもらうほうが好きだよ。本当だよ!」

その必死な姿がなんともかわいい。
声をあげて笑うと、すっかりむくれて、またそっぽを向いてしまった。
「もう! 恥ずかしいの我慢して言ったのに! もう絶対に言わないから!」
「あははは…。ごめんごめん。あんまりかわいいもんだから。」
膨らんだ頬に、そっと頬擦りする。
「じゃ、今度はちゃんと抱き合って、しようか?」
そのまま、ゆっくりと体重をかけ、体を木の葉の布団に沈めた。

次第に高まるお互いの呼吸を感じながら、たまにはこんないたずらもありだな、と、一人納得する鬼太郎であった。
331312:05/02/20 03:06:33 ID:nH2/9UMc
以上です。

いやもう、このスレ読んで、一人でテンション上がりまくっちゃって、初めてこんなもん書いてみて、勢いで投下しちゃいました。

一人で暴走しまくっちゃって、どうもすみません。
とりあえず、俺のたまりにたまった妄想を吐き出したのですっきりしました。
あー! じぶんばっかりすっきりしちゃって、申し訳ないっす。
ということで、次回からまた、名無しに戻ってろむり末。

神々の名作、引き続きキボンヌ←ちょっと慣れて来た。
332名無しさん@ピンキー:05/02/20 08:45:35 ID:Wmumrx2j
>>312
映画「まぼろしの汽車」での、ねこ娘の連続パンチラ・パンモロシーンはお好きですか?
333名無しさん@ピンキー:05/02/20 09:52:42 ID:KzhTxYDv
毛目玉氏
猫タン倉庫の画像掲示板に期間限定絵をリクさせていただきました
よろしければ、お願いです。
334名無しさん@ピンキー:05/02/20 23:52:41 ID:aqhlOjPd
>>333
2種類も・・・
でも三田猫さんなら、是が非でも見たい(´Д`;)ァハッハァ
335名無しさん@ピンキー:05/02/21 09:20:49 ID:YubgBjmg
たしか原作で、鷺娘(さぎむすめ)ってのがいたと思うんだけど。
どこかの島に、ばあさんと一緒に住んでるすごい美人。妖怪界一の美人とか何とか言って多様な。
水木氏の描く女性としてはピカ一のかわいさだったな。

どのシリーズのどの話だたか、覚えている人いないかなと言ってみるテスト。
さらにそれを鬼太郎と絡められる神がいないかな。
336(*‘ω‘ *)ィャン:05/02/21 14:26:30 ID:SLHeWflc
http://www.yomimaga.com
ウンコ(*・∀・*)ホッカホカ!!
337名無しさん@ピンキー:05/02/22 00:46:41 ID:nAIoQgJS
>>333-334
漏れも見たいっす!
毛目玉氏、画像うpロダに降臨される事を切に切に願うものっす
338名無しさん@ピンキー:05/02/22 21:49:48 ID:mcVnzBD4
三部ネコ娘(;´Д`)ハァハァ
毛目玉氏の絵降臨に激しく胴衣
339名無しさん@ピンキー:05/02/23 09:35:24 ID:YPmnIqOB
串規制かけられている間に名指しで偉い事になってるな漏れ。
一つ言っておこう!

漏れは な ん ち ゃ っ て 絵 師 気 取 り である!と
前に描いたやつでもよければウpれるが、漏れがヘタレさに耐えられるかどうかだな。

リクって、別絵師様のところに描かれたあれか?
あれはあの方への陸化と思っていたが・・・それとも漏れには見えないのか?

先々の絵神は何処へお隠れあそばされたのか。…(´・ω・`)
>311の続き

薄暗い廊下でほんの一瞬見せた姿はしっかり目蓋に焼き付いて、腕の中の温もり…柔らかな感触…もしかして…もしかしたら…高揚する胸は高鳴り、自然と頬に熱が灯る。

「…ねこ娘」

暗闇で目が慣れておらず良く見えないが、少女の髪に口付けて名を囁く。

「やだぁ…」
「どうして?ねぇ、どうして部屋に閉じこもっていたんだい?」
「だって…」
「…さっきね、ねこ娘が僕を見て背を向けたとき…僕がどんな気持ちだったか…解るかい?」
「…」
「心がね、張り裂けそうだったよ。」

「…だって、だってこんなあたし…見られたくなかったんだもん…」

腕の中の少女は泣き出しそうに言った。

「どうして…?」
「だってあたし…ずっとずっと子供になっちゃってるんだもん…」

鬼太郎の目蓋に焼きついたその姿。
何時だって自分よりも頭一つ分大きかった「ネコムスメ」が、始めて自分よりも…
いや、たぶん下駄を脱いだって気持ち自分のほうが背が高いだろう。

精神的にも肉体的にも常に「お姉さん」的存在だったネコムスメに、男としてやりきれない部分もあった…が
自分よりも幼く見えるねこ娘。正直言ってこんな嬉しい事は無いが、ソレを彼女に告げたら怒ってしまうだろうか?


確かに鬼太郎にとっては良い意味で衝撃的だったが―――。

「ねぇ、何時終わってたの?」
「…三日前…」
「それからずっと部屋に篭ってたのかい?」
「…うん」
「それは、一番最初に僕に見せてくれるつもりだったから?」

ねこ娘の様子からして、違う事は解っているがこう質問しておけば否定は出来ないだろう。
おそらく、成長せず逆に若返りをしてしまった自分の容姿を酷く気に病んだのだろう、おばばに頼んでねこ娘をここに預けて正解だった。

「ゴメンね。僕は今日漸く終わったんだ。三日間も僕のために頑張ってくれてたなんて嬉しいけど…おばばや他の皆には心配かけさせちゃったね。」
「鬼太郎〜」

腕の中で、ふにゃと力が抜けたのが解った。
ねこ娘の小さな身体…甘ったるい声…目で耳で肌で感じて、胸のうちには愛しさが溢れてくる。
しかし、その溢れる想いと同じく滅茶苦茶に壊してしまいたい想いに駆られる自分も居た。

余り強く抱きしめたら抱き潰してしまいそうなのに…抱き潰してしまいたくもある。
いけない感情だと頭を振り、思考を正す。

「…明日は、ちゃんと皆にも会おう。僕も一緒に居るよ…だから…」
「ん…」

その日、鬼太郎とねこ娘は手を繋いだままねこ娘の布団で眠りについた。
無論邪な思いも胸を掠めたが、まだねこ娘には早いような気がして―――



一夜が明け、この日を境にねこ娘は普通に出かけるようになった。
日中、日に姿を晒される事を恥かしがる事も無くなり、鬼太郎の家にもよく遊びに来る。

「でね〜こなき爺ったら”めんこい”なんて言うのよ。」
「あはは…ねこ娘は気にしすぎだよ。」
「え〜そぉかなぁ…」

こなき爺や砂かけ婆にしてみれば目玉の親父同然、鬼太郎とねこ娘は年端も行かぬ…子供でしかないのだが
ねこ娘の幼い外見に対するコンプレックスは、相変わらずのようで…。
鬼太郎からしても、ねこ娘の言葉や行動にしても危なかしくって…本当は目が離せないんだと言いたかったが、それは告げずに居た。

年が明け、しけた世の中だと呟くねずみ男の興す妖しげな商売が事件性を帯び始め、妖怪達の影が渦巻き始めると、それに比例して妖怪ポストの手紙が増え始める。
各方面からの依頼を受けて鬼太郎は仲間たちを引き連れて、事件を解決に出かける日々が始まった。

―――と共に、時より人や人でない者からも誘いを受ける事が増えたのだ。
それは、戦いで滾った血が、脅かされた生命が、日常であるならば知る事の無い奇妙な体験が本能的に繁殖行為を促すのだと鬼太郎は知っていた。
一度限りの事、事件が解決すれば関係の無くなる彼女等に恥をかかせることも無いと鬼太郎はその誘いを断る事も無せず。
まぐわう相手にねこ娘の面影を重ねてする事が殆どで…胸の内でその名を呼ぶ事も有れば、声にしてしまう時もあり「最低」だと言われた事も度々有る。

鬼太郎は…まだねこ娘とはまだそのような関係には至って居なかった。

もとより女性は男性の浮気を察知するのが長けた生き物。
やがて、ねこ娘の知る事となるが彼女がその事で鬼太郎をとがめる事は無く―――
鬼太郎は知られている事さえ気が付かぬままであった。
343名無しさん@ピンキー:05/02/24 00:49:02 ID:0ouUUVgr
>>339
三田猫絵だったので、毛目玉氏にそのまま陸したと思われ
漏れも見たいっス
344名無しさん@ピンキー:05/02/24 09:22:36 ID:VJQIhUvk
ゴメソ…見えないんじゃなくて次nまで見てなかった。
みんな見てたのか、漏れだけ気がついてなかったとは。

陸応えられんのであれで勘弁してやってくれ..._| ̄|○
>342の続き


季節は巡り、春が来て―――
ゲゲゲの森も花が咲き始め、風景ばかりではなく全てがほのかに色めく。
春は恋の季節でもある。

一方ゲゲゲハウスの鬼太郎といえば、万年床の木の葉の布団を抱きかかえまだ夢の中に居た。

「…ん…ねこ…む…すめ…。」

今だかなえられぬ己の欲望を夢見ながら、寝苦しさにふと目覚める。
目蓋を擦りながら起き上がると、下半身の息子も―――起きていた。
幸なのか不幸なのか…幸いにして爆発の一歩手前。

「…ああ、そうだ。」

暫らく起き上がった自身を見ていた鬼太郎は、思い出したように枕もとを漁り始める。
がさがさと木の葉の布団の下から出てきたのは一つの箱。
中から小さなものを取り出すと、口に咥え膝立ちになりズボンとパンツを引き下ろす。
ぴっと咥えた物を破り、中から取り出したものを手馴れた様子で自身に装着する。

鬼太郎は、事件外でもねずみ男に付き合って女を抱く事も有り、その事を知っていたねずみ男から貰った避妊具であった。
「ナニしてもかまわネェが、男子たるもの節操無く子種を蒔くもんじゃねぇ。まぁ、身嗜みってやつだ、持っとけ。」…と、受け取ったのだった。

関係する時にも便利ではあったが、自慰をする時にも便利だった。
起き上がった自身を手でくるみ、擦りたてて水浴びの時に、湯を共にした時に見たねこ娘の白い肌を思い出しながら妄想を手繰る。
自ら慰めながらも息は上がり、閉じた瞳の奥ではねこ娘を抱く。

呼吸は乱れ肌は段々と汗ばんで―――

「キタロー♪」
「!!」

突如呼ばれた名前、驚きの余りに自身を強く握り腰を突いた弾みで一気に達してしまった。

「…えっ?!」
「ふっ…ん…くっ…」

ボタッ…背後で何かが落ちた音がした。

見られた―――最悪としか言い様が無い。
猛った己のモノは一気に弾けたが直ぐに治まる筈は無く、逆に声をかけられたせいで何時もよりも勢いが良い位に思えて
背後には視線を感じるが、ガクガクと快感に震えるこの身を抑える事もできぬまま、全てを吐き出すまで待つしかなかった。

「はぁっ…はぁっ…」

熱く荒い息が落ち、呼吸を整えながらちらりと後ろを見ると、硬直したままのねこ娘が立っていた。
見られたほうも相当ショックだが、見たねこ娘もかなり衝撃的だったようで、その頬は真っ赤に染まっている。
…このままの格好も嫌だが、見られたままの後処理もなんだか気が引ける。

「…あの…ねこ娘?ちょっと…その…後ろ向いてて欲しいんだけど…」
「!」

声をかけられて我を取り戻したらしく、ねこ娘は弾かれたように後ろを向いた。
鬼太郎は、パパッと手際よく片付け、己の精がたっぷり溜まったものの口を縛りティッシュに丸めて隠し、ズボンを穿きなおして立ち上がる。

「え…っと、ねこ娘…その…ごめん…。」
「…」

何で謝ってしまったのかは解らない。むしろ見られたのは自分のほうだが、声のかけ様が無かった。
困ったように笑いを浮かべ、鬼太郎は頭を掻いた。
ねこ娘は背を向けたまま黙り、気まずい雰囲気に鬼太郎は背中に嫌な汗が伝うのを感じた。
この場をどうしたらよいものか…ただ只管そればかりが頭を駆け巡る。


「…鬼太郎っ!」
「うわっ…」

胸に軽い衝撃があって、視界に僅かに入った淡い紫色。
見慣れた家の天井を見て、胸の上にねこ娘を抱いて木の葉の万年床に倒れたのだと気がつく。
柔らかな重み…ねこ娘は鬼太郎の胸に顔を埋めたまま、鬼太郎が襟足から撫で上げるように髪に触れると微かに身を振るわせた。
髪からは石鹸の良い香りがして、両手でその小さな温もりを抱き寄せようと…

「ぅっ…」

ピクっと指の動きが止まる。
ねこ娘の甘い匂いを嗅いだ途端に、自身が反応してしまった。
拙い…このままで抑えが利かなくなると思った鬼太郎は、抱き寄せる事はせずその手を肩に置き抱き起こす。

「ねこ娘どこか痛いところは無い?急に飛んできたりしちゃあ、危ないよ…」
「鬼太郎は…。」

抱き起こしたねこ娘は俯き、前髪に隠れてその表情は良く見えない。
348名無しさん@ピンキー:05/02/24 15:52:17 ID:XY3GYWQs
|∧∧  ダレモイナイ、イマナラ…
|・ω・`)
|o駄絵o
|―u'
|

|
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ  そ〜〜
|―u' 駄絵
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
| 
|
| ミ
|    駄絵
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

>302のイメージです。
神のイメージを壊してたら申し訳ないんですが…
ttp://gegege.s6.x-beat.com/nekogallery/data/IMG_000034.jpg
349nyan:05/02/24 17:25:44 ID:spC3SAFF
毛目玉氏にリクしたのは自分であります。

ご無理言いました。
>>344のあの絵も十分です。

>>348
モザイクがイイ

ちなみに、知らない住人さんの為に、
以下がリクの内容です。

期間限定でいいので、
三田ねこタンのハダカを
2種描いてくださいませんか?
1・前モロ(縦スジは苦手と以前聞きますたので、恥毛で隠して)
2・後ろ姿(パンツを脱ぐところでオシリ丸見え)

他の絵師様、宜しければうpキボンヌです。
350名無しさん@ピンキー:05/02/24 23:37:03 ID:bou8PSBA
毛目玉神GJ!!
長編、はぁはぁしながら楽しみにしてます!
351名無しさん@ピンキー:05/02/25 08:49:50 ID:Iy3Sg+d0
倉庫の絵板が小祭り状態にイイヨイイヨー(;´Д`)ハァハァ

>348-349キニシナイ!
ぶっちゃけ、評価が貰いにくい2chで反応してもらえる事が嬉スィ
漏れの文章で萌えてくれるならなお更だ!気が向いたら萌え絵投下キボング
イラに関しては漏れに陸に応えられるような画力が無いわけで、素直にできない事はできん!!と言えるのがココの(・∀・)イイ!! 所だよな
全裸よりも、チラリズムよりも大事な所が見えそで見えない絵が漏れは自分が描き易い


「カン子」が実写に出ていたキャラだと今更ながら知ったよ..._| ̄|○



>347の続き

「……でしょ…」
「うん?どうしたんだい。」

言葉が途切れ途切れで聞き取れず、思わず聞き返した。

「やっぱり鬼太郎も…あたしの事なんか、小さい子にしか見えないんでしょう?」
「ええっ?!」

硬く閉ざした唇が、何かを我慢しているように見えて…

「そんな事無いよ…一体どうしたんだい?」
「だって…鬼太郎あたしの事……てくれないじゃない…」

孵変を迎えて半年にもなるだろうか?
なのに鬼太郎は、一度としてねこ娘を求めた事が無かった。
いつもいつも、優しい抱擁と頬への口付けだけ…鬼太郎にしてみれば、ねこ娘を大事に思うからこそ己を抑制しての行動だったが、
ねこ娘からすれば異性としてではなく、まるで妹にでもなったような気分にさせられていた。

先ほど鬼太郎を万年床に抱き倒したのも、一大決心故の大胆アプローチのつもりだったのだ。

「…だから他の女の人と…するん…でしょう?」

僅かに震える声に、前髪で隠れた瞳が涙に濡れていると気づいた。
鬼太郎は怖かったのだ。
先の孵変で自分がネコ娘にした罪。
もう、あんな思いはさせたく無かったし、二度と味わいたくなかった。

おばばの妖怪アパートで再び一目惚れしてから自分の中で昼も、夜も…幾度ねこ娘を犯したかも解らない。
それでも、あの日愛しい想いの影に知った狂気、壊したくなる衝動に、どうしてもねこ娘に対して距離を置いてしまう自分が居たのだ。
ねこ娘を手にした自分を抑制できる自信が無くて、かえってそれがねこ娘を不安にさせていたなんて知らなかった。

鬼太郎からすれば他の女性とのまぐわいをねこ娘に隠していた訳ではなかったが、流石にその口からはっきりと事実を言われれば後ろめたい気分にさせられる。
逐一報告するような事ではないのだが、もとより嘘をつくのは上手なほうではない。
ねこ娘に問われれば、鬼太郎は隠す事無く話してしまう。

「ち…違うんだ。それは…」
「あたしに言い訳なんてしなくてもいいよ?誰だって、綺麗な大人の女の人のほうが…鬼太郎だってそうでしょう。」


「―――スキ…だよ、ねこ娘。」

鬼太郎の言葉に、ねこ娘は俯いたまま硬直した。

「ごめん…そんなに不安にさせてたなんて思わなかったよ。」
「…うそ」
「嘘じゃない。ちゃんと僕の話を聞いて?誓いなんか立てなくっても、何時だって僕はねこ娘に一目惚れしてた。さっきだって…ねこ娘のこと…思って、して…たんだ…。」
「…いやぁ」

自分で言っておいて、鬼太郎は恥かしくなりねこ娘の身体を抱き寄せた。
吐き出す呼吸を意識すると、自然と吐息が漏れて…

「ねこ娘を滅茶苦茶にしたくなる自分が…怖いんだ…。」

何時だって枕に見る夢は甘いものばかりではなかった。
己の罪を忘れさせないように、刻みつけるようにあの日の現実が夢となって表れる時もあって。


「じゃぁ…どうして?どうして他の女の人と…」
「それは…」

戦いの後の異常な興奮が彼女等の繁殖行為を煽り、異性から誘われて断るのも失礼だと言う事もあるが、時にはただ発散したい時も男にはあるのだ。
関係した女性にはとても失礼な表現だが、自身を静める為に行う自慰の延長線に過ぎない。
相手を伴おうが自分で慰めようが、胸の内には常にねこ娘がいて…

「…君の名前を叫んで、張り倒された事も有ったよ?」
「…」

そう言ってばつが悪そうに笑う鬼太郎の”雄の生理現象”とやらは、少女には理解しがたく…
スカートの裾を膝の前で握り締め、頬を赤らめている。

「…て?」
「えっ…」

微かに聞き取ったねこ娘の言葉、聞き間違いじゃないかと自分の耳を疑った。

「鬼太郎になら滅茶苦茶にされてもいいから…他の女の人には触れないでよぉ…あたしだけ…あたしだけにして?」
「ね…ねこ娘…」

面を上げたねこ娘の頬は真っ赤で、潤んだ瞳に完全に囚われてしまって
身体の内側から急激に上昇する熱を感じ、鬼太郎は口元を歪めて硬直した。

「ねぇ…鬼太郎…きたろぉ…」

舌っ足らずな甘ったるい声、むしゃぶりつきたくなるような淡い紅を差した愛らしい唇からは、震える声で繰り返し名を呼ぶが
返事を返してくれない鬼太郎に、ねこ娘は不安になり胸に縋りつく。
漸く感じた温もりに安心して、背中に手を回すと重心が崩れ再び鬼太郎の背は万年床の上についた。
早鐘を打つ心臓はまるで頭に移動したように、自分の耳にドキドキと言う鼓動が感じ取られ
頬も耳も…全身が熱に侵されていくのが判って、呼吸には自然と熱が篭り胸の上の少女を抱き返す。

後頭部を支え、耳元に顔を近づけた。

「イケナイ娘だなぁ…ねこ娘は……僕は…君が大事だから…壊したくなる思いを必至で抑えてきたのに…」
「…んっ」

小さな耳朶をぺろりと舐め上げると、ブルリと身を竦めたねこ娘を抱いたまま身体を反転させる。
やはり悪戯するには自分が上のほうが何かと都合がよい。
腕の下、ちらりと上目使いで自分を見上げるねこ娘の頬はまだ赤く染まっていて

「…ねこ娘。僕の”初めて”を、ねこ娘にあげる…。」
「にゃっ…鬼太郎のウソツキ!初―――。」

続く言葉は鬼太郎の口付けによって発せられる事は無かった。
ちゅ…ちゅ…と軽く何度も唇を合わせて、柔らかいねこ娘の唇の感触を味わう。
優しい口付けに、学童服を掴んでいたねこ娘の腕の力が弱まると、そっと唇を離せば互いの口からは吐息が漏れる。

「…ウソなんてついてないよ?現に、今のキスだって…僕のファーストキスだもの。」
「うそぉ…」
「本当さ。」

ただまぐわうだけの肉体関係に口付けは必要は無い。
中には求めて来るものも居たが、失神するほど激しく、火照る身体を―――欲望を満たしてやれば、相手は満足したのだ。

鬼太郎のとって口付けは神聖なもので、口で簡単に説明つくことではないが特別な意味を持っていて…
ねこ娘の柔らか味をもっと知りたくて…再び唇を重ねた。
356名無しさん@ピンキー:05/02/25 18:12:30 ID:KsvUWSre
>349
nyan氏のリクの1っぽいのを描いてみました。
ちょっと微妙にずれてしまった気もするんですが…_| ̄|○ゴメンナサイ
ttp://gegege.s6.x-beat.com/nekogallery/data/IMG_000035.jpg

>351
ありがとうございます!
連載楽しみに応援させていただきます。
357名無しさん@ピンキー:05/02/25 22:10:21 ID:ue2gPfkr
GJ!!
358名無しさん@ピンキー:05/02/27 12:02:20 ID:W9lwuRDU
あっちもこっちもグッジョブ!(;´Д`)ハァハァ
>355の続き


「ン…♥」

ビクリとねこ娘の体が震える。怯えさせたのかと思って不安になるが、止められそうにも無い。
襟元まできちんと留めたた学童服が息苦しくて、ボタンを外す。
顔の角度を何度も変えてはねこ娘の唇を貪り、微かに漏れる声に身体の中心からジンジンと痺れが走る。
浅い口付けはやがて深みを増し、唇の隙間を縫って侵入した舌は歯列を割りねこ娘の舌を誘う。
擽られるように誘われて、やがておずおずと伸ばされた薄い舌を鬼太郎は逃さず捕えた。

重ね合わせられた手と手、絡んだ指
不思議な一体感に唇を離すのが惜しくて、混じりあった唾液が唇の端を伝うのも構わず貪り続け、いっそこのまま喰らい尽くしたくなる。
心も身体も溶け合いたくなる衝動に駆られて、鬼太郎の指はねこ娘のスカートの内側に忍んだがそこで手の動きは止まった。

先に進む前にどうしても云わねば為らない事がある。
少年は名残惜しくあったが一度だけ深く交じ併せ、後ろ髪を惹かれる思いで少女の唇を解放した。
表情が見て取れるぐらいに身を離ぜば組み敷いた少女は恍惚とし、色づき始めた青い果実に少年は魅せられた。
幼さが残る少女の中の艶やかな色に見惚れていると、身体を引き寄せられる。

「きた…ろ…?」

不意に離された身体に外気が触れ、肌寒さを不安に感じたねこ娘は鬼太郎の温もりを求めてした事だった。

「…ねこ娘。」

顔を近づければ自然と閉じられる目蓋に口付けを施す。
そのまま唇を頬から首筋に這わせ、肩に顔を埋めるような形になる。

「…ねこ娘…僕を許しくれる…かい?」
「えっ…?」
「あの日、君に犯した罪…」

この器に変わる前、ネコ娘にした事―――
それはなかなかねこ娘を抱く事が出来ずに居た一番の要因でも有った。

「ん…いいよ…だって…あれは、あたしたちお互いが素直になれなかったのが悪いんだもん。鬼太郎だけの罪じゃ…ないよ…。」
「ねこ娘…」

「でも…鬼太郎…すごく怖かったんだよ?」
「…ごめん…でも、苦しかったんだ。君が他の誰かのものになったと思って…気が違いそうだったよ?」

あの時、素直に話せなかった事が、伝えられずに居た想いがこうして言い合える。
本当に、何故あの時それが出来なかったのだろう。

「あたしも…だよ?だから…鬼太郎はもう他の女の人に触れちゃ…いや…」
「…もう、二度としないよ…」
「ほんとうに?」
「ん…約束する。もうねこ娘を悲しませるような事は…やらない。」

ねこ娘の頬に添えられた鬼太郎の手、二人は何時しか見つめあい自然と引き寄せられるように額を合わせ、微笑むように瞳を閉じると唇を併せた。
手の内にした少女と胸の内を満たす幸福感に酔いしれる。
そして更なる繋がりを求め、肌の上に手を滑らせると痙攣のような反応が幾度か有り、ずっと行為に怯えているのかと思っていたが、そうではない事を漸く知った。

「相変わらず…ねこ娘は…感じやすいんだね。」
「にゃっ…」
「ね、声を聞かせてよ…僕の手…気持ちいい?」
「やっ…はず…恥かしいよぉ…」
「でも、ねこ娘の声を聞くと…僕も気持ちいいんだ…」
「うそぉ…」
「本当さ、そうだなぁ…」

ねこ娘のブラウスのボタンを外し、肌蹴た胸元に唇を這わせていた鬼太郎は耳元で囁いた。

「スキ…だよ?ねこ娘…」
「!」

胸の中心から甘い痺れが波紋のように身体に広がる。
しかし、まるで験された様で…ねこ娘は鬼太郎の胸を押しのけた。

「やっ…」
「…気持ちよくなかった?」

鬼太郎が不安そうな顔をすれば、強い発言も出来ず。

「良かった…よ…。」
「僕もね、ねこ娘の声を聞くだけで…そうなるんだよ?」

鬼太郎が自分と同じように感じている…そう思っただけでキュン…と、胸の奥が絞れる。
だが、絞れたのは胸ばかりではない、少女の小さな花壺までがその言葉に刺激されていた。

「もっと感じたくて…だから声を聞きたくて仕方ないんだ。」
「…鬼太郎。」

ねこ娘が身を起こそうとするのに感づいて、鬼太郎は少し身を引く。
するとねこ娘はぺたりと座り込んで鬼太郎と向き合い、軽く唇を併せた。


「…!」
「さっきのお返し!」

不意をついた意外な攻撃に、ボッと顔を赤らめた鬼太郎に、ねこ娘は”あっかんベー”とするようにチロリと舌を出して言った。

「やっ…やったなぁ〜!!」
「だって、鬼太郎が…」
「この〜っ」
「にゃんっ」

一瞬のじゃれ合い、ねこ娘の腕を捕えて木の葉の万年床に組み敷く。
その腕の余りの細さに驚いて、痛くしてしまったのかと不安になる。
初めてであって、”初めて”ではない二人の奇妙な関係

「…」
「…鬼太郎」

無邪気に振舞っていた少女の、幼い表情が艶やかに変わるのを見つめていた。

「…あたしの事…スキ?」
「ん…スキ、だよ。ねこ娘のことが…誰よりも…好きだ。」
「あたしも…スキ…鬼太郎の事…大スキ…だよ。」

互いを見詰め合ったまま、言葉で確かめるように、そして身体でも―――
ねこ娘の両足の間に身体を挟み込ませるようにして覆い被さり、抱き合った。
チュゥ…チュパ…と湿りを帯びた音が響き、ねこ娘の肌を露にしながら丹念に口付け紅い花びらの痕をつける。
背に手を回せばねこ娘が自ら身体を返し、その身を包んだジャンバースカートのファスナーを鬼太郎が下ろす。
緩んだ感覚に僅かに恥じらい、鬼太郎は頭を抱き寄せられたが手は休める事無く、引き上げたブラウスの中に忍ばせた。

「んふ…にゃぁっ…」

肌の上を滑らせるように撫で上げると、小さな胸を包む薄いキャミソールの下の小さな蕾が立ち上がっているのに気が付いて、布地の上から口に含むと小さく嗚咽を漏らす。
嘗て交わった女性から比べれば、それは未発達で淡い膨らみだったが、柔らか味の中のクリっとした感触が堪らず、舌で押しつぶし、舌先で転がし夢中になってしゃぶり付く。
肌の上を滑らせていた手がもう片方の胸にたどり着き、膨らみに添わせるようにして指の間で蕾を摘むと腰を押し付けるようにして背中が反る。
それはまるで欲しているようであったが、目覚め始めた快楽から逃れようとするようにも思えて、鬼太郎は逃さず浮き上がった背を抱きとめた。

重なり合い抱き寄せられれば、互いの布地に阻まれていたものの開かれた中心にコツコツと少年のものが押し付けられ、突かれればしっとりと熱を帯びる。
緩慢な刺激にもどかしさが募り、幸せに満たされていた肌の温もりが物足りなく感じられて…
やがて少年の愛撫は胸元から下がり、直接肌へ口付けられた。
鳩尾…臍…そして―――

胴回りでもたついていたジャンバースカートに手が回り、少女が腰を持ち上げて少年の動きを促すと、その下に隠されていた白い純白の下着が姿を表す。
鬼太郎はそのまま、足を折り曲げるようにして、ジャンバースカートを片足ずつ引き抜いた。

「…ねこ娘…余り無理しなくて良いから…ね?」

初めてであって初めてではない、嘗て知ったる行為。
自らした事とは言え、少女は羞恥に震えていた。

先ほどまで全身を包んでくれた鬼太郎は下へ移動していて、上半身が晒された事が居たたまれず、ねこ娘は自らの胸を抱きしめる。

「んにゃっ…やぁっ」

白いショーツに守られた少女の聖域に顔を埋める。
布の上から唇を押し当てると、濡れているとまではいかないがしっとりと熱を帯びていた。
悪戯に唇で食めば…予想のつかぬ鬼太郎の行動にねこ娘の腰は揺らめき、唇からは嬌声が漏れる。
もどかしさが募る処に感じた熱い吐息に、少女は瞳を潤ませた。


―――ねこ娘…僕は君と言う果実を手にしても…


「…いいかな?」

ズクンズクンと脈打つ鼓動は、もう抑えられそうにも無い。
それでも確かめずには居られなかった。返事は良くでも悪くても…
魅惑的なのに果実は青すぎて―――応えを聞かずには居られなかった。

「やぁ…どうして…そんなイジワル言うの…?」
「イジワル…なんかじゃないよ?」
「…あたし…ちゃんと言ったよ?きたろ…あたしだけに…して…よぉ。」
「ねこ娘…」

イジワルするつもりなんて無かったのだが、ねこ娘の声は既に涙声で…答えを求めた自分が野暮だったと知った。
白い木綿のショーツに手をかけ、するすると脱がしていけば、いつも覆われた生地とは違う木の葉の布団が肌に触れ、入浴の時に脱ぐ時とは異なった素肌の違和感にねこ娘の胸は不安に揺れる。
鬼太郎の目の前に晒されたねこ娘の恥部は、無理やり咲かせるのも躊躇われるような固い蕾だった。
嘗てのような淡い茂みも無く、ぽってりとした幼線はぴたりと閉じていて、一本の筋を描いている。

それを両手で割るように開くと、まだ誰も見たことの無い少女の聖域が目の前に曝された。
内側は綺麗なピンク色で、見られていることに意識したのか入り口が縮小する。
開かれた事で内側に篭っていた熱が逃げ、触れた外気に少女はふるりと身を振るわせた。

「綺麗な…色、だね…すごく…可愛い…」
「にゃっ!?」
「ん?…ああ、少し恥垢が残っているみたいだね。僕が綺麗に…舐めとってあげる。」
「えっ…えっちぃ!!」

震える様子が可愛くて、今度はつい意地悪をしてしまったが、そこはとても狭そうで…自分のものを受け入れるのに壊れやしないかと心配になる。
365名無しさん@ピンキー:05/03/01 20:46:26 ID:SdQjXnC9
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 白!白!
 ⊂彡

初々しくも無知なわけではないねこ娘(;゚∀゚)=3 ムッハー
366名無しさん@ピンキー:05/03/02 01:02:14 ID:iohBuq/Z
ねこたん可愛いなぁ・・・
柔らかそう・・・ハァハァ・・・いいなぁきたろう・・・
367名無しさん@ピンキー:05/03/02 09:32:27 ID:UVz3oR8i
倉庫の絵板に小祭りが続いて(*´Д`*)ハァハァ
365-366アマンアマン加減に住人の皆様引いてるかとオモタよ
引き続き投下
↓ ↓ ↓
>364の続き

未発達な身体のまましようとしている行為は、本来なら子孫を育むためのもの
しかし、少女の身体はまだ新しい命を宿すには幼すぎて―――

「にゃあぁんっ!」

その余りにもかけ離れた現実に、人には言えぬことのような後ろめたさに興奮し
互いを求める欲望には敵わず、チュク…と少女の聖域に吸い付く。
閉じられた秘唇を舐め上げるようにして割りこませ、濃厚な口付けをするように蠢かす。
容赦無い愛撫に、ねこ娘は鬼太郎の頭に縋りついた。

狭い入り口に舌を突きたてながら、自分の腰を浮き上がらせて、ズボンのファスナーを開き雑に下着ごと下ろす。
やがて鬼太郎の唾液とねこ娘の蜜とが交じり合い、淫猥な水音が奏でられ始められ…敏感な肉芽に与えられる強い刺激に耐えられず、小さな身体ががくがくと痙攣始めた。

「こっ…怖いよぉ…鬼太郎…きたろ…一人にしちゃ…やだぁ…」
「…」

快楽に飲み込まれそうになったのだろうか、ねこ娘は鬼太郎の頭に縋りつき温もりを求めた。
まだ解れては居ない小さな秘所から鬼太郎は顔を離し、肌着ごと上着を脱ぎ捨てると全裸になってねこ娘に覆い被さる。
合わされた肌、鬼太郎の腕に抱かれて、ねこ娘は安心して目蓋を閉じ抱き返した。

「…ね…ねこ娘…」
「…!!」

鬼太郎はねこ娘の手を取ると、既に涎をたらした自身を握らせる。
脈打つソレは、鬼太郎とは別に意思を持った生き物のようで…
手に掴まされたものの感触、ねこ娘は驚き、目を白黒させたが鬼太郎は構わず、握らせたままソレの状態を解らせるように擦らせた。
手を離すことは許されず、指に伝わる熱…脈動にねこ娘は恥かして全身から熱が上がり、瞳が潤む。

「やっ…こっ…コレ…おっき……」
(こんなのでされたら―――壊れちゃうよぉ…)

本当はもっと隅々までねこ娘の身体を味わって、十分に蕩けさせてからするつもりだった。
肉体関係はこの器でも精神的にも十分に数をこなしていて、相手を焦らせさせる余裕すらあったと言うのに
ねこ娘を目の前にして自分のこの余裕の無さと言ったら…

「…い…いくよ?」
「にゃっ?!」

ねこ娘の腰を持ち上げ、秘所に押し当てられた牡芯に、瞳を瞑り力を篭めるように手を拳に身体が緊張したが…
牡芯は挿入されること無く、秘所の上両股に挟まれた三角地帯を滑る。
十分に解れていない秘所に挿入するのを躊躇った鬼太郎の、我慢の限界に達しての行動だった。
ほぼ挿入させたのと同じ格好で、秘唇の上を前後に滑る鬼太郎の牡芯は、今までの愛撫によってぷくりと起ち上がったねこ娘の小さな肉芽を刺激する。

「ね…ねこ娘っ…ねこ…むすめっ…」
「ふ…にゃっ…んっ…あんっ…」

快楽を捕え、動き出したら止まらず、思うが侭に突き滑らせて昇りつめて行く。
鬼太郎は先端から裏の筋に小さな肉芽の感触を感じ、ねこ娘は肉芽から伝わる快感と入口を掠めるばかりで
蜜壺の奥を満たされぬ疼きに嬌声をあげた。
身体が熱くなるにつれもどかしさも募る一方で…それでも与えられる快楽は刺激的で…

やがて秘所からは蜜が溢れ具合の程度が増し、突き動かすたびに自身に塗れ伝い落ち、陰嚢が桃尻に当る度に音がする。
まるで本当にしているかのような錯覚に―――

「き…きた…ろっ……にゃあぁん!!」
「い…イく―――ッ!」


鳴き声に誘われるように、ねこ娘の三角地帯に挟まれた鬼太郎のモノからは勢い良いよく白濁が飛び散った。
それはねこ娘の全身に浴びせられ、頬や神にまで及ぶ。

腰を据えつけたまま諤々と震わせ、残液はねこ娘の幼線から臍へと伝う。
この器で味わう至上の快楽に、鬼太郎の口からは熱い吐息が漏れた。

先ほどの鳴き声でねこ娘も達したのだろう、頬を上気させ身体をぴくりぴくりと痙攣させている。
鬼太郎は腰をおろすと、そのまま覆い被さるようにして、ねこ娘に口付けた。

「ふっ…んぅ…♥…んんっ…♥」

軽く何度も口付けながら、手を滑らせ、片足を膝の裏から抱えるようにして開かせると、先ほどまで自身を滑らせていた秘所に手を伸ばす。
己の体液に塗れた秘所を弄りながら、幼線を開かせ蜜つぼの口に指を這わせて、やがて挿入させると同時に口付けも濃厚になっていく。
一度達したせいか、最初よりははるかに膣は熱く蕩けるようで、ねっとりと舌を絡めるような口付けをしながら、指を1本から2本へと増やし内壁を探る。
指先でなぞるように、時には掻くようにしてやるとねこ娘は必死ですがり付いてきて、求めてくれるようなその動作が堪らない。

弄れば弄るほど、蜜が溢れ水音が増し、やがて指に吸い付いてくるようになり、膣が十分に解れた事を自分を受け入れる準備が整った事を感じた。
もとより、ねこ娘の身体は柔らかく、膣は特に柔らかく蕩けていて、抽送している指も溶かされそうで…最初に膣が硬く感じたのは緊張していたからではないかと思った。

「にゃぁ…あん…」
「ねこ娘…ねこ娘の…ココ…にね、さっきの僕のを…」

ヌプヌプと指を出し入れし、先ほど自身を握らせた手に自分の手を重ね合わせる。
一度吐き出した自身も、ねこ娘を弄るうちにその淫猥な蠢動を繰り返す膣に、再び勃ち上がっていた。
一つに溶け合ってしまいたくて、ねこ娘の秘唇の筋を割るようにして自身をあてがう。

「あんっ」
「ねこ娘…2つめの”初めて”…あげるよ?」

これからの交わりを思ってゴクリと唾を飲み、一転に体重をかけるように集中する。

「くっ……きつ―――」
「…んっ…にゃあぁ―――んっ!!」

ずにゅり

溢れる愛液が潤滑油の役目をし、鬼太郎は一気にねこ娘の狭い膣を貫くと、衝撃に堪らずねこ娘の爪が鬼太郎の手の甲に食い込む。
根元まで飲み込まれた瞬間の震え上がるほどの快感
身体の中に感じる自分以外の熱、この身を持って受け入れた鬼太郎の存在に―――ゾクゾクとした。

深く結びついた男女の部分は本人の意思とは無関係に、それをやわやわと締め付け、脈動を迸らせて
鬼太郎が腰を前後に揺さぶれば、下腹のほうでコツコツと当るものがあり

「ふ…ふあっ…にゃんっ…!あんっ…!」
「ほら…ねこ娘…解る…かい?ねこ娘の膣内でも…僕とねこ娘が…キス…してるん…だ…」

鬼太郎が上へ上へ突くと、子宮口をこりゅこりゅと刺激されて、ねこ娘は喘いだ。
今まで見てきた明るい笑顔の彼女とは打って変って、女性の艶を含んだ少女に欲望は止まらない。

「上も…下も…っ…繋がれて…僕達は一つに…なってるんだ…」
「ふ…っ♥」

少女との口付けは甘美で、何度重ねても良かった。
重ね合わせた手は互いの体を抱き、上でも下でもクチュクチュと音をさせながら深く交じり合う。
もう言葉を紡ぐ必要はなく、互いに溶けていく快感に、嘗ての記憶の中にあった官能を身体が捕え、徐々に精神と身体が同調初め
思考は蕩け理性は既に無く、獣のように互いを求めいた。

やがて湧き上がる排泄感に、限界が近いと本能で感じ、抽送を早め激しく打ち付ければ、逃すまいとますます絞られて―――
少年は少女の膣に熱液を注ぐと、その熱に満たされて少女もまた達したのだった。

快楽に飲まれ、意識が尽きるまで二人は交じり合い―――




















最初に目覚めたのは鬼太郎だった。
腕の中に抱いたまま、まだ眠っているねこ娘が愛しくて、ぎゅっと抱き寄せると寝ぼけ眼を擦りながらねこ娘が目を覚ます。
手にした素肌の皇かさが触り心地良くて…

「ん…おはよ…」
「おはよう。」

人肌の温もりが心地よいのだろうもぞもぞと動きながら、ねこ娘は鬼太郎の胸に頬を寄せた。
鬼太郎は腕枕していた手でそっとその頭を抱える。

「…ね、鬼太郎。」
「うん?」
「…2つめの…初めてって…なんだったの?」
「―――○%★#$!!」

行為中に恥かしさも忘れていってしまった台詞…を、突然と割れて鬼太郎は噴いた。
ねこ娘はいたって真面目だが、鬼太郎は今更ながらの恥かしさで顔が真っ赤に染まる。

「そ…っ…それは―――」
「なぁに?」
「………だよ?」

他に誰かが居るわけでもなかったが、ねこ娘の耳元でごにょごにょと囁く。
すると、ねこ娘の頬も段々赤く染まっていって―――

「きっ…鬼太郎の……えっちぃ!!」

くるりと背を向けられてしまった。
でも逃がさない、鬼太郎は自分の胸にねこ娘の背を抱き寄せる。


「でも―――僕の子供を産ん欲しいのは、ねこ娘だって決めてるから…ね?」
「…」
「それに、ねこ娘がそんなに外見を気にするって言うなら僕も協力するよ?」
「…どうやって?」
「ん―――そうだなぁ、例えば…」


「…にゃっ…あん!!」

そう言うと鬼太郎は、手をごそごそとしねこ娘の胸を揉む。
自分の胸よりもほんのり膨らんだ程度の淡い膨らみだが、自分に無い柔らかさが堪らない。

「こうすると、胸は大きくなる…って聞いたよ?」
「やっ…そんなのっ…」

掌に丁度良く収まる胸を包むように揉みあげれば、ねこ娘は堪らず息を上がらせ、その甘く切ない声に、鬼太郎の身体に熱が帯び始める。

「駄目だよ…僕がしてあげないと意味が無いんだ。女の子はね、男の人に愛されると身体が丸みを帯びてくるんだよ?」
「んんっ…だめぇっ…」

手悪戯でしたつもりが、つい本気になってきてしまって
ツン…と起ち上がった蕾を指の腹でこね回し、摘み上げる。
容赦無い鬼太郎にねこ娘の息は乱れ初めて、もう止められない。

「だから…ね?ねこ娘が子ども扱いされないように…またしよう…か?」
「―――えっ…にゃん!」

桃尻にぐっと押し当てられた熱を帯びたモノが股の間に滑り込み、ねこ娘は声を上げた。

「僕…もう我慢できない…」
「や…やぁ…おかしくなっちゃうよ…」
「ずっと我慢してたのに…僕を誘ったのは…僕の事をおかしくしたのは…ねこ娘じゃないかぁ…」

「なぁ…にゃっ…あんっつ」

手の愛撫は段々と激しくなり
首筋にかかる鬼太郎の熱っぽい息にねこ娘の身体も高まり、再び交わる事となる。

再び手にしたお互いへの想い、それを再確認するように交じり合う。
今度こそと、共に大人への階段を歩く事を願いながらも、それはまた―――ある日突然2人を襲う。

物語はめぐり、序章―――そして終焉を迎える。




いつかはその望みが叶う日も訪れるだろう。
しかしそれで全てが終わりではない、成長は新たな第一歩に過ぎないのだ。




――― 終 ―――
376名無しさん@ピンキー:05/03/03 21:24:46 ID:usQ5W6qD
毛目玉氏、長編乙&GJ!
もれなくハァハァさせていただきました(*´Д`)ハァハァ
377名無しさん@ピンキー:05/03/04 23:32:52 ID:Y+hVmIiD
気目玉神GJです!!
ハッピーエンド、ハアハアさせて頂きました。
猫ちゃんカワイイヨ〜!末永くお幸せに!!

で、自分も触発されて3部でチミチミと書いてみました。
まだ途中なんですが取り合えず投下。
378お互いの夢[1] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/04 23:35:04 ID:Y+hVmIiD
行為には、何事にも結果が付いてくる

当たり前のことなのに気が付かないほど自分は、子供で無知で…
そして、自惚れ屋だった。




いつものようにユメコに人間界に呼ばれて…
後はおきまりの妖怪退治。
本当は、話し合いで全てが終わればいいのだけれどそんな訳にもいかず、結局は力と力のぶつかり合い。
一番巻き込みたくない君が此処にいる事が心配で…
森で僕の帰りを待っていてくれない事への苛立ちを目の前にいる妖怪にぶつけた。
妖怪は自分の負けを認め、自分の住処へと帰っていった。

「大丈夫だった、猫娘。」

僕の後ろで、しゃがみ込む猫娘に手を差し出した。
猫娘が、僕の手に自分の手を重ねる。
その温もりに安堵しつつ、猫娘の身体を引き起こした。

「ありがとう、鬼太郎。」

猫娘は、そう言うと僕の手を離し、ワンピースに付いた汚れを払い出した。
パタパタと舞う埃に混じって微かな血の匂いが漂ってくる。

「猫娘、どこか怪我でもしたのかい?」
「えっ!?」
379お互いの夢[2] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/04 23:36:20 ID:Y+hVmIiD
猫娘が、驚いたように自分の身体を見回す。
素肌が見える位置に傷はなく、猫娘は少し首を傾げた後、何かに気が付いたのか顔を赤らめて小さな声をあげた。

「どうしたんだい?変なところとかあるのかい?」
「なっなんでもないよ!」

心配して詰め寄る僕に猫娘が後ずさりした。

「でも、猫娘は女の子なんだから怪我でもして跡が残ったら…」
「本当に、何でもないの!」

僕が、猫娘の肩を掴もうとした瞬間、不意にユメコに抱きつかれた。

「ありがとう鬼太郎さん!よかったらこれから私の家に来てくれない?お礼にご馳走したいの!」
「ユッ、ユメコちゃん…」
「鬼太郎行って来なよ。私は、ちょっと用事があるから先に帰ってるね。」
「ちょっ、まっ待ってよ猫娘!」

慌てて、猫娘の身体を掴もうと手を差し出したが、その手はむなしく宙を掴んだ。
僕の手をすり抜けて走り去っていく猫娘の表情は、ユメコの顔で見えなくて、僕の心を少し苛立たせた。
宙に舞ったままの手をユメコが掴むと同時に僕の身体を猫娘が去った方向と反対の方に引っ張った。

「いきましょう!鬼太郎さん。」
「…うん……」

上機嫌に僕を引っ張っていくユメコ。
僕は、後ろ髪を引かれながらその後に付いて行った。
380お互いの夢[3] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/04 23:37:54 ID:Y+hVmIiD
もう、どれくらい走っただろう…
鬼太郎が見えなくなったのを確認して足を止めた。
全力で走ってきたからか喉が少し苦しかった。

『猫娘、どこか怪我でもしたのかい?』

鬼太郎の言った言葉を思い出す。
怪我なんか何処にもしていない…
そう、怪我じゃない…
ワンピースの裾を掴んでめくってみた。
白い下着の真ん中に赤黒い紙魚が滲んでいた。
その場にしゃがみ込むと口から小さな溜息がこぼれた…

半年ほど前から月に一度訪れるようになった身体の変化…
自分の身体が少し大人になった徴…
好きな人の子供を産める証…
なのに、大人になることへの悦びよりも不安の方が大きかった。
変わる身体に比例して自分の力が弱くなってきたことを感じていたから。

彼の夢は人間との共存だから…
いつか、人間の女の所に行ってしまうかもしれない。
綺麗に着飾った美しい人間の所に…
さっき見た手を繋いだユメコと鬼太郎のことが頭をよぎった。
381お互いの夢[4] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/04 23:39:30 ID:Y+hVmIiD
できれば、こんな身体よりも強い妖力が欲しかった。
いくら大人になれたとしても、彼の子供を産めるとはかぎらないから…
力があれば、例え異性として側に入れなくても仲間として側にいることが出来るのに…
寂しくなって自分の膝を強く抱き抱えた。

「…恐いよ…っ……鬼太郎……」

呟いた言葉は風にとけてきえて、誰にも届くことはなかった。




あの日、人間界で猫娘と別れた日から2週間ほどが過ぎてから、猫娘が家にやってきた。
あの日の猫娘の不自然な態度が気がかりだったけれど、遊びに来た猫娘はいつもと同じで、
それは自分の思い過ごしだったのだと思い気にも留めなかった。
ただ君から香る優しい香りと暖かい日常に酔いしれていた。
ふとした事で指先が触れ合ったとたん、その酔いは急速に熱を帯び不意に君を押し倒した。
何度目かの抱擁とこれからするであろう情事に胸が高鳴った。
押し倒され両手を抑えられた君は、少し困ったように笑うと少し目を伏せて困ったような声をあげた。

「痛いよ…鬼太郎…」
「猫…娘……」

その甘ったるい声に我慢が出来なくなり僕は、乱暴に君の口を塞いだ。
僕の舌が君の唇を割ったとたん、吐息とも声とも言えるような熱が君の口から溢れてきた。
それが嬉しくて、執拗に唇を割り、歯列を舐めあげ、舌を舐った。
その度に、君の手がまるで救助信号でも送るかのように揺れ、唇から唾液が漏れた。
382お互いの夢[5] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/04 23:41:05 ID:Y+hVmIiD
口を繋いだまま、片手を解くと息苦しそうな君のブラウスのボタンを外した。
白い肌があらわになる。
その白さに息をのむと今度は、白い首にまるでドラキュラが食いつくかのように口付けた。

「はあっ……あ…っ…」

声と同時に仰け反る君の背に素早く手を入れて、ワンピースのファスナーを一息に引き下ろした。
口を離すと床に倒れ大きく息をする君の肩からワンピースを外し下に引き抜いた。

「…だめっ…鬼太…郎…。今日は、やめ…て…。」

目を涙で潤ませて、息をする君は凄く色っぽくて今更やめるなんて事は出来なかった。

「猫娘、そんな意地悪言わないで…。
 僕のことが嫌いなのかい?
 僕は、君と繋がりたくて、もうたまらないんだ…」

そう言って君の左手に自分の右手をそえると自分の股間に持っていった。
ズボン越しに君の手が僕の性器に触れた。
君は、困った顔をしてその手を離そうとしたが、手を押さえたままで君に覆い被さり、
残った手でブラウスのボタンを外していった。
白い肌に白い下着がまぶしかった。

「だ…め…だってば…鬼太…郎…」
「ここは、ダメじゃないよ、猫娘…」

そう言うと、猫娘の下着の上から秘部に触れた。
そこは、しっとりと濡れていて僕を受け入れる用意をしていた。
383お互いの夢[6] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/04 23:43:15 ID:Y+hVmIiD
猫娘の空いていた手が僕の手をやめさせようとした。
僕は、お構いなしにそこを左手で触れると優しく撫で上げた。

「はにゃあんっ!」

猫娘の甘い声が漏れた。
その声に反応してか自分のものがさらに熱をおびて堅くなる。
それに触れる君の手がそれに気が付いたのか手を離そうとしてきた。
その手を無理矢理押さえつけるとそのまま、君に口付けた。
はじめは、抵抗してイヤイヤをしたがその動きに合わせて君の性器を愛撫するとその動きは段々と鈍くなってきた。
口付けを唇から首筋、胸へと落としていくとブラジャーに眼がいった。
ブラジャーの下側を口にくわえるとそのまま上に押し上げた。
小さな膨らみがあらわになる。
その膨らみを口に含むと猫娘がたまらずに声をあげた。

「本当に、嘘吐きだな…猫娘は…」

僕は、両手を離すと素早く自分のズボンと下着を脱いだ。
そうして、猫娘の両足を開くとその間に腰を下ろした。
猫娘の白い下着の真ん中が、愛液で濡れてその形が下着の上からも分かるほどになっていた。

「ね、鬼太…郎…お願い。今日は、だめなの…」
「まだそんなこというの?
 嘘吐きにはお仕置きが必要だよね。」

そう言うと、猫娘の下着に手をかけて下にずらした。
秘部から下着に愛液が糸のように伸びていた。

「ほら、ここは僕が欲しいって言ってるよ。」

下着を引き下ろすと、愛液で濡れた秘部に口付けた。
384お互いの夢[7] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/04 23:45:13 ID:Y+hVmIiD
溢れ出る愛液を舌ですくうと小さな穴にそのまま舌をねじ込んだ。
内壁を丁寧に舐めあげると、小さく膨らんだ突起を軽く噛んだ。
猫娘は、身体を捩って逃げようとしたがその仕草が可愛くて、腰を抱き締めてそれを拒んだ。
身体が逃げられないと分かるとその手を僕の頭にのせて、僕の頭を引き離そう力を込めてきた。
でも、猫娘の力は微弱で僕が舌で突起を舐めあげる度に僕の髪をかきむしるのが精一杯だった。
そのまま執拗にそこを舐めあげて吸い上げると、猫娘の身体が小刻みに震えだした。
それに気が付くと僕は、慌てて舌を引き抜いた。
猫娘が寸前でいけなかったのか切ない声をあげた。

「あっ…にゃあっ…ん……」
「ほら、何をして欲しいのかちゃんと言わないといかせてあげないよ。」

言いながら、少し口を開きだした小さな膣に指をねじ込んだ。
また身体が小さく震えた。

「ねぇ、どうして欲しいの?僕に教えて?」
「…にゃん……」

猫娘が、潤んで上気した目を僕に向けた。
目を向いた先に僕のそそり立った男性器が見えたのか目を少し伏せてそれを指差した。

「ちゃんと声に出して教えて…ね。」
「うっん、ああっ…」

膣に入れた指で中をかき回しながら、猫娘の可愛いおへそに軽く口付けた。
385お互いの夢[8] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/04 23:46:44 ID:Y+hVmIiD
「ああっ、きっ鬼太…郎のそれ…おっ、おちんちんを…」
「僕のおちんちんがどうにかしたの?」
「…ふっにゃん…。入っ…れてほしいの……」
「どこに入れるの?この可愛いお口?」

そう言うと、空いている手で猫娘の顔に手をやり、その唇を指でなぞった。

「ふううんんっ…意地悪しないで…よぅっ……」
「始めに意地悪したのは猫娘だろう。ほら、教えて。
 僕だって、ずーつと我慢しているんだよ。」
「なああんっ…わっ私の…おっ…お…まんこに入れ…て……」
「偉いね。よく言えたね。ご褒美に入れてあげるよ。」

そう言うと、猫娘の唇に優しく口付けながら指を引き抜きその場所に自分のそり立った男性器を押しあてた。
少し力を入れると濡れて軟らかくなったそこは僕を美味しそうに呑み込んだ。
その快楽に我慢できずに猫娘の腰を掴むと僕はがむしゃらに腰を前後に振った。
辺りに肉のぶつかる音と僕達の荒い呼吸音だけが響いた。
始めは、声を出すのを我慢していた猫娘だったが、
それでも、身に起きる快楽に我慢が出来ないのか時折甘い声をあげた。

「にゃっ、鬼…太郎…。好…きっつ。ああ…っ」
「ぼ…僕も好き…だ…よ…。」

同時に叫ぶと、猫娘が達したのか膣内がきつく僕自身を締め付けた。
猫娘の僕を包み込む暖かい内壁と甘い声に我慢が出来なくなり、僕はその欲望の全てを猫娘の中に吐き出した。
吐き出すと同時に力つきたのか猫娘の上に倒れ込んだ。
猫娘の身体から感じる体温と荒い吐息に幸福感を覚えながら、僕は眠りに付いた。
386名無しさん@ピンキー:05/03/05 00:30:47 ID:vM3UKAF2
SSどれもGJでつ!!

それにしても、3部の猫ちゃん(通称・三田猫タン)は、
どうして、あんなに乳があって尻も大きいんだろ?

パンチラでもちゃ〜んと尻の割れ目が判別できるらしいし

387名無しさん@ピンキー:05/03/05 07:53:06 ID:MrdeKHMq
(;´Д`)ハァハァ
つ…つづく?
388名無しさん@ピンキー:05/03/05 09:36:43 ID:gqZ1+XL6
ノリが大変三部らしくて(・∀・)イイ!
389名無しさん@ピンキー:05/03/05 09:42:40 ID:qAMwHd7o
390名無しさん@ピンキー:05/03/05 13:17:21 ID:NcfsHkLI
感想ありがとうございます。
で、続きを投下。
391お互いの夢[9] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/05 13:18:29 ID:NcfsHkLI
「ふぅつ………」

鬼太郎の家に向かう途中で、何度目かの溜息が口から漏れた。
指を折り曲げて数えてみても、やはりおかしかった。
やはり、きちんと鬼太郎にも話をした方がいいのだろか。
それとも…

そんなことを考えているうちに、鬼太郎の家の前に付いてしまった。
決心が付かないまま、梯子を登り家の扉を開けた。

「…鬼太郎。ちょっといいかな…」
「猫娘、いらっしゃい。なんのようかな。」
「うん、ちょっとね…」

ご機嫌に笑う鬼太郎に小さく笑いかえして横に座った。
言いたいことが沢山あるのに何から言えばいいのか分からなかった。
いつもと様子が違うのをさっしたのか鬼太郎が心配そうにのぞき込んできた。

「お茶でも入れようか?その方が落ち着くよ?」
「ううん、鬼太郎…あのね…」
「鬼太郎さん!!」

自分の声を遮ってユメコが飛び込んできた。
肩を上下に揺らし息も途切れ途切れだった。

「鬼太郎さ…ん、街で妖怪が暴れているの…。お願い一緒に来て!」

真剣に鬼太郎を見つめる目に事の緊急性が理解できた。
鬼太郎が、驚いて立ち上がった。
392お互いの夢[10] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/05 13:19:18 ID:NcfsHkLI
立ち上がってから、心配そうな目で自分を見つめた。

「鬼太郎、行って来なよ。」
「でも、猫娘も何か用事があったんだろ?」
「…私のはたいしたことじゃ無いから、ユメコちゃんの方に行ってあげて。」
「わかった、じゃあ猫娘はここで待ってて。すぐに帰ってくるから!」

鬼太郎が、ユメコの手を掴んで慌てて出ていった。
そうだ、自分が好きな鬼太郎は夢の為に全力で向かう鬼太郎なんだ。
その夢を邪魔する権利は自分には無い。
そう考えると、自分の中の迷いは無くなっていた。
慌てて、窓から半身を乗り出すと街に向かって走る鬼太郎達が見えた。
ありったけの声にありったけの気持ちを込めて鬼太郎に叫んだ。

「鬼太郎、頑張ってね!」

私の声に気が付いたのか、鬼太郎は振り向いて手を大きく振った。
その姿を見たとたん窓の枠を掴んだままその場にしゃがみ込んだ。
笑っていようと思ったのに涙が頬を伝った。

「頑張ってね…。私、いつも応援しているから…。」

小さく呟くと、鬼太郎の家を後にした。

393お互いの夢[11] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/05 13:20:19 ID:NcfsHkLI
妖怪を倒して、慌てて家に戻って来たがそこには猫娘の姿が無かった。
家の中で見た普段と違う様子が心配でユメコのお礼もそこそこに慌てて戻ってきた筈なのに…。
家に戻ったのかもしれない。
慌てて、砂かけの妖怪アパートを目指して駆けていった。

「お邪魔します!」

挨拶もそこそこに猫娘の部屋に飛び込むとそこにも君の姿はなかった。
家具などはいつものままにあるのにどこかいつもと違う空気に嫌な予感が胸をよぎった。

「何じゃ鬼太郎、来とったのか?」
「お婆、猫娘は!?」
「うん?お主の所に行ったのではないのか?先程出ていったぞ。」
「…えっ……」

砂かけに詰め寄って詳しい話を問いただした。
すると、猫娘は他に住む所が決まったからと言って身の回りの物だけ持って出ていったらしかった。

「わしは、てっきりお主の所に住むのかと…」

分からなかった…
僕の所じゃなければ、君はどこに行くつもりなのか。

「…探してくる……」

慌てて、アパートを後にすると森中を探し回った。
声が枯れるまで君の名前を呼んだ。
小さな痕跡も見逃さないように全ての場所をおとずれた。
出会うもの全てにその行方を聞いてみた。
394お互いの夢[12] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/05 13:21:17 ID:NcfsHkLI
分かったことはただ一つ、君が人間界に行ったことだけ…
君は、僕よりも大切なものをそこで見つけたんだろうか…
一緒に暮らしても良いと思える大切な何かを…

『鬼太郎、頑張ってね!』

猫娘の言葉が、壊れたレコードのように頭を繰り返す。

「何を頑張れっていうんだよ!僕は、君がいなきゃ駄目なのに…」

近くの木を力一杯叩いた。
叩いた手からは血が滲んでいたが、手よりも心の方が痛かった。
君が、僕に何も言わずに出ていってしまったことがひどく悲しかった。

「僕は、そんなに頼りなくて君の力にはなれないのかい…」

そう呟いてその場に座り込んだ。
どれだけの時間が経ったかは、分からない。
ただ、もう一度君に会いたい。
それだけが心を支配していた。
探そう…
そうだ、何年かかってもいい…
何を言われてもいい…
君に会おう…
そう覚悟を決めて立ち上がった。
395名無しさん@ピンキー:05/03/05 22:43:19 ID:70NhXBti
ムッハー(;゚∀゚)=3
ガンガレ鬼太郎
396名無しさん@ピンキー:05/03/06 03:05:43 ID:jn+z+Hf6
一気に最後まで投下します。
長くて申し訳ない…
397お互いの夢[13] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/06 03:06:34 ID:jn+z+Hf6
あれから何年たったのだろうか。
寂れた駅前の広場で青空を見つめながら溜息を付いた。
自分の背丈もあの頃から比べれば随分と伸びてしまって、もうあの学童服を着ることもなくなっていた。
普通の青年のようにTシャツを着てジーパンを履いて、先祖伝来のちゃんちゃんこを編み直したマフラーを首に巻いていた。
あの頃に自分と出会った人からみれば、自分の姿は随分と変わってしまっただろう。
でも、自分にとって変わってしまったのはそんなことよりも君が傍らにいないことだった。

見上げていた空にカラスが飛んできて大きな声をあげた。
どうやら、この街も違うらしかった。
「…ありがとう、また頼むよ……」
カラスに手を振り他の街に行こうとした時、別のカラスがやってきて声をあげた。

声をあげたカラスは大きく自分の上を旋回すると南に向かって飛び立った。
慌てて、カラスを追って走りだす。
下駄のコンクリートを蹴る音と自分の走るスピードに驚いたのか周りの人間が振り向いた。
そんな人間の好奇の目を気にも留めずに一心不乱にカラスを追った。

走りながら、色々な考えが頭を巡った。
君を愛してると言った僕の愛は幼く稚拙で君の心を縛るだけのものだったのではないか…
幼い自分が愛を確かめあっていたと思ったセックスは、ただ我欲を満たすものだったのではないか…
その行為と押し付けるだけの僕の愛に嫌気がさし君はいなくなってしまったのではないか…
ならば、今僕が君の前に現れることは君にとって迷惑では無いのだろうか…

幾つもの交差点と曲がり角を通り過ぎた所で、足を止めた。
やめよう…
これ以上、君を苦しめる権利が僕にはない…
そう考え、引き返そうとした時に頭上のカラスが再び声をあげた。

顔をあげて横に目をやるとそこは公園で、懐かしい色のワンピースが風に揺れていた。
あの頃に比べれば、背も伸びているけれどあの後ろ姿は紛れもない君の姿で…
398お互いの夢[14] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/06 03:07:13 ID:jn+z+Hf6
考えるよりも先に言葉が口から溢れだした。

「…ね…こ…娘……」

その声を聞いて、君がゆっくりとスローモーションのように振り返る…
あの頃と同じ仕草で…

「鬼…太郎!」

君は、少し驚いた顔をしてからいつものように小さく微笑んだ。
自分の記憶の中にあの頃の君と今の君を繋ぐ時間が無いことが恨めしかった。

「どうしたの、鬼太郎。こんな所まで妖怪退治に来たの?大変だね。
 でも、鬼太郎の夢の為ならしょうがないよね。
 人間と妖怪が早く共存出来るようになると…」
「違う、そんなことどうでもいいんだ…僕は、君に会いに来たんだよ!!」

伏せ目がちに話す君の言葉を遮って、その身体を抱きしめた。
懐かしい香りが僕を包んだ。

「…駄目だよ、鬼太郎。自分の夢をそんなことなんて言っちゃ。大切な夢なんでしょ。」

そういった君の顔は解らなかったけど、その声は少し震えていた。

「私は、大丈夫だから、鬼太郎は夢をちゃんと叶えて。
 きっと、その夢の端の方に私はいるから…」

そう告げると僕の身体を引き離した。
そしてもう一回、優しく微笑むと僕に背を向けて歩いていこうとした。
399お互いの夢[15] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/06 03:07:46 ID:jn+z+Hf6
その手を慌てて掴んで、声にならない声をあげた。

「じゃあ、君は…人間界で夢を見つけたのかい!?」

それは、悲鳴にも似た声で…
もしも君が、新しい夢を掴んでいたら僕はどうすればいいんだろう…

そんな、僕の苦悩をよそに君は少しはにかんだ笑いを浮かべると小さく頷いた。
自分の中にあった醜い欲望が声をあげる。
掴んでいた手を力任せに引き寄せてその両肩を力任せに握りしめた。

「…いっ痛いよ……鬼太郎…、手を離して…」
「誰だよ、それは!!答えろよ猫娘!!」

そう、叫んだ瞬間足に小さな痛みが走った。
手を緩めて足元を見るとそこには髪の毛針を飛ばす小さな子供が僕を睨みながら立っていた。

「鬼太郎!」

猫娘が声をあげた。

「お母さんを離せ!」

両手から力が抜けてだらしなく下に伸びた。
目があったその小さな子供からは妖気が発せられていて…
気が付くと妖怪アンテナが小さく揺れていた。

「猫娘、…この子…は…」

いや、きかなくったって分かるその妖気は僕と同族のものだ。
400お互いの夢[16] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/06 03:08:25 ID:jn+z+Hf6
猫娘は、その子を抱き上げると照れくさそうに笑った。

「そう、私の夢。だから、私は大丈夫だよ。」

そう言って、僕に再び背を向けた。
その姿をみて、初めて君がいなくなった理由が解った気がした。
それは、幼い自分が君に宿してしまった小さな命。

大丈夫じゃないよ…
君はなんで何時もそうやって自分一人で背負い込んでしまって…
僕は、そんなに頼りがないのかい…
君の力にもなれないのかい…

「猫娘…なんで、僕になにも言ってくれなかったんだよ…」
「…だって、私がいたら鬼太郎の夢の邪魔になるでしょう。そんなのイヤだもの。」
「邪魔なわけないだろう!僕の夢は、君が側にいてくれて初めて叶うんだよ?」
「…鬼太郎……」

猫娘を背中から抱きしめた。

「帰ってきてよ…みんな待ってるんだよ…
 父さんだって、子泣きだって、砂かけだって、みんな待ってるんだよ…
 僕だって、ずっと君の帰りを待っているんだ……
 君が僕の事を嫌いなら僕が出て行くから帰ってきて欲しいんだ…」

急に振り返った、猫娘は驚いた顔をしていて…

「なんで、鬼太郎が出ていくの?嫌いなわけないじゃない!」
「猫娘?」
「そんなのおかしいよ!」
「おかしくなんかないよ!」
401お互いの夢[17] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/06 03:09:50 ID:jn+z+Hf6
目を見開いて反論する君はあの頃のままで、僕もあの頃のように声をあげていた。
あの頃のままの意地っぱりな君と僕。
気が付くと二人で声をあげて笑っていた。

「お母さん?」

猫娘が抱いた子供がきょとんとして声をあげた。
猫娘は、その子を僕の方に向けるとにっこりと微笑んだ。

「鬼太郎、お父さんよ。」
「えっ?」
「ふふふ、鬼太郎って言うのよこの子も。」

猫娘が、僕に優しく微笑んだ。
その後、僕は小さな鬼太郎を追いかけて公園中を走り回らされた。
僕が音を上げる頃には、小さな鬼太郎は遊び疲れたのか猫娘の腕の中で寝息をあげていた。

「鬼太郎、帰ろうか…」

猫娘が小さな鬼太郎の頭を優しく撫でながら言った。

「……うん、じゃあ僕も森に帰るよ…」
「来てくれないの?これから引越しの準備とかイロイロと大変なんだけど…」

そう甘えるように言って僕の顔を見つめた。

「行っていいの…」
「来てくれないと困るよ。いこう。」
402お互いの夢[18] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/06 03:10:54 ID:jn+z+Hf6
そう言って歩き出す君を慌てて追いかけて小さな鬼太郎を抱きあげた。

「僕が、鬼太郎を持つから案内してよ。」
「うん。」

夕暮れの街を僕らは三人で歩き出した。




猫娘が、台所で夕食の食器を片づけていた。
僕の横で、小さな鬼太郎は小さな布団の中で可愛い寝息をあげていた。
何もない四畳半の部屋と台所とトイレ、小さな風呂だけの小さな家。
でも、ここには君がいて、僕の分身がいる。
僕の家族がいる暖かい場所だった。

洗い物を終えた猫娘が台所からやってきた。
僕と小さな鬼太郎をみると幸せそうに微笑んだ。
だけど、その微笑みはすぐに消えて…
僕の横に座って小さくうつむいた。

「鬼太郎。ゴメンね…」

何で、謝るんだろう。
悪いのは、何もかも気付いてあげられなかった僕なのに。

「猫娘は、悪くないよ!
 僕の方こそゴメンよ。
 君のこと分かってるつもりで何も分かっていなくて…」
「私達、随分と遠回りしてたんだね…」
403お互いの夢[19] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/06 03:12:13 ID:jn+z+Hf6
君がうつむいていた顔をあげた。
僕と君の視線が絡み合う。
猫娘の手に自分の手をそえた。
そして、まるで見えない力に引き寄せられるかのように口を合わせた。
その口付けは荒々しく、まるで会えなかった時間を埋めるかのようにお互いの唇を貪りあった。

「猫…娘……」
「んにゃ…きっ鬼太郎…」
「ゴメン、その…したくなったんだけど…いいかなぁ…」

僕がそう言うと、猫娘は僕に背を向けて立ちあがった。

「いやっ、イヤなら我慢するけ…」

言いかけて言葉を飲み込んだ。
猫娘は、僕の目の前でワンピースのファスナーを下ろすとブラウスを脱いでブラジャーをとった。
僕はその後ろ姿にただ見とれていた。
猫娘は、手で胸を隠すと僕の方を向きなおした。
電気の消えた薄暗い部屋の中で窓から差し込む月明かりに照らされた君を見て僕は思わず息をのんだ。

「綺麗…だ…」

猫娘は、恥ずかしそうに顔を赤らめると僕の前に跪いた。

「鬼太郎…私を…」
「待って、僕から言うよ…。
 猫娘、僕は不甲斐なくて分からず屋の子供かもしれないけれど、
 君と鬼太郎を絶対に幸せにするから、だから……
 僕のお嫁さんになってほしいんだ。」
404お互いの夢[20] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/06 03:12:49 ID:jn+z+Hf6
猫娘が顔を手で覆った。
手の隙間から涙がこぼれ落ちたのが見えた。

「猫娘…」
「…嬉しい…。
 鬼太郎がそんな事、言ってくれるのは夢の中だけだと思ってた…」
「僕は、夢じゃないよ。ちゃんと君の側にいるよ…」
「う…うん。私でよかったらお嫁さんにして下さい。」

そう言って微笑む君を抱きしめた。
涙で滲んだ瞳に、濡れた頬に、軟らかい唇に優しく何度も口付ける。
口付けたまま僕達は、床に崩れ落ちた。
そして、お互いの身体を確認するかのように再び強く抱き合った。
前よりも軟らかくなった君の身体…

「猫娘の身体を全部見たいよ…」

下着に手を添えると君の手がそれを遮る。

「…私だけ裸なんて…恥ずかしいよ…」
「じゃあ、僕も脱ぐからそれでもだめかな。」

君が小さく頷くのを確認して僕は慌てて服を脱ぎだした。
Tシャツを脱いで、ズボンを下ろしてパンツを下ろそうとした時、君の手が僕に触れた。

「…これは、私が脱がしてあげる…」
「猫娘……」

そう言って、僕のパンツを下ろした。
405お互いの夢[21] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/06 03:13:27 ID:jn+z+Hf6
君の目の前に僕の熱くたぎったものが顔を出した。
それに手をそえるとその先端に優しく口付け、口にくわえた。
口内の暖かさと辿々しいけれど優しく舐めまわす舌の動きに快感が走った。

「まっ待って猫娘!その…僕も君を気持ちよくさせたいよ。」

僕は、床に寝転がるとその上に君を乗せた。
丁度、僕と君の頭は、反対方向を向いて君の目の前には僕の男性器が、
僕の目には君の女性器が見える形になった。
猫娘の下着を優しく下ろすと、僕も同じようにそこに口付けた。
始めは、恥ずかしがっていた猫娘も僕が愛撫を始めると僕のものを再び舐め始めた。
猫独特の舌のザラザラ感が気持ちいい…
でも、今は自分が気持ちようなる以上に君を気持ちよくさせてあげたくて…
逃げようとする腰を掴んで舌を差し込み内壁を優しく舐めあげた。
感じているのか身体が小刻みに揺れ僕を握る手に力がこもり、熱い吐息が僕にかかる。

「ねぇ、我慢しないでいってもいいんだよ」
「…い…やっ。鬼太郎と一緒がいい…の…。」

上気した顔で僕を見つめた。
潤んだ瞳と艶やかに光る唇が色っぽくて…
手を掴んで引き寄せると僕の上で反転した君の頬に口付ける。

「猫娘、君は本当に可愛いね…。
 ねぇ、僕は君のものだから君のしたいようにしていいんだよ。」
「………」

僕に馬乗りになった君は少しだけ困った顔をした。
だけど、僕が腰を少し浮かせて軽く君のお尻を突くと身体を起こして僕の胸を甘噛みした。
406お互いの夢[22] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/06 03:14:30 ID:jn+z+Hf6
「いたずらしないの…」
「じゃあ、出来ないようにしてよ。」
「…うん……」

猫娘は、僕に手を添えると腰を浮かせた。
それを自分の一番感じる部分にあてがうとゆっくりと腰を下ろしていった。
苦しそうな声をあげて僕を飲み込んでいく…
僕を根本まで飲み込むと、大きく息を吐いた。
身体に感じる異物感と圧迫に耐えているのか苦しそうに眉をしかめた。

「大丈夫、苦しくない?」
「うん、平気…。ちょっと苦しいけど、鬼太郎と一つになれた事の方が嬉しいよ…」
「僕も、猫娘とまたこうしていられることが出来て幸せだよ。」

言い終わると両手をあげて君の胸に触れた。
緊張を解すように優しく揉みほぐす。
乳房は掌でそっと包み、指先でその先端を軽く転がした。
貫かれた痛みになれてきたのか、胸の愛撫に痛みを忘れたのか甘い声をあげ始めたとき、
僕が小さく腰を動かすと、その動きに合わせて猫娘も腰を振りだした。
照れているの始めはかぎこちなく段々と大胆に…
結ばれている部分からおきる快楽に耐えきれなくなって、僕は身体を起こした。
繋がったまま君を押し倒し君の手に僕の手をのせると、お互いの指が絡まりあった。
がむしやらに腰を動かしながら何度も君の名前を呼ぶ。

「ねっ、猫…娘…っ!」
「にゃっ…あにゃ…鬼太…郎…っ…」

僕の名前を呼ぶ君の身体が大きく仰け反って小刻みに震えた。
同時に僕は君の中に思いの全てを吐き出した。
ぐったりと身体を横たえる君の中から僕がゆっくりと身体を引き抜くと、
二人の混じり合った体液が君の太股を伝って流れ落ちた。
それを、丁寧にふき取って君の横に寝転がる。
407お互いの夢[23] ◆QrWr0G2OF2 :05/03/06 03:15:38 ID:jn+z+Hf6
「愛してるよ…」

呟くと汗で額に張り付いた君の髪を撫で上げた。
君はその手を掴んで頬摺りをすると嬉しそうに微笑んだ。

「私も、愛してるよ…」
「猫娘…もう僕から離れないで…」
「うん…、ずっと側にいるよ…」

僕たちは、唇が触れるぐらいのキスをして手を繋いだまま眠りに付いた。
その日から、僕たちは同じ場所で同じ未来の夢を見始めた。




僕と君が再び出会ってから暫くして、僕は猫娘と小さな鬼太郎を連れて森に帰った。
猫娘は、小さな鬼太郎がみんなに馴染めるか心配したみたいだったが、
小さな鬼太郎は、森のみんなを恐がるどころか逆にえらく気に入ってしまったようだった。
みんなも、小さな鬼太郎を気に入ったのか気が付くと僕たちの家に集まるようになっていた。
今日も、家から君の楽しそうな声が聞こえてくる。

「鬼太郎!ジィジを食べちゃだめでしょ!」
「えっ、って父さんまたかじられてる!」
「きっ、鬼太郎助けてくれい〜っ…」
「は〜いっ。」

小さな鬼太郎が返事をして父さんを茶碗に戻した。
それを見て砂かけと子泣き達が、また笑い声をあげた。
ゲゲゲの森にみんなの笑い声がいつまでも木霊していた。

                                  終
408名無しさん@ピンキー:05/03/07 09:12:18 ID:pJb4b+y6
ぐぐぐ…GJ!!・゚・(つД`)・゚・
ネコタンさぞかし大変だったろうな…

◆QrWr0G2OF2氏もつかれさまですた。
409投下SS一覧:05/03/07 09:13:03 ID:pJb4b+y6
410名無しさん@ピンキー:05/03/20 17:41:46 ID:b+hN4adu
ホッシュ
411名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 00:19:44 ID:1Yv2dqfm
ageちゃおう。
412名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 17:52:48 ID:k63fofFR
ねこ娘のスカートに鬼太郎は手を滑り込ませ、ようやく膨らみは始めた胸を探る。

毛目玉氏の4部お初モノSSより
エロイね。
413名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 01:56:40 ID:HZ+H/yYy
ログ倉庫の絵掲示板に伝説の絵師様復活

ねこタン(*´Д`)ハァハァ (*´Д`)ハァハァ (*´Д`)ハァハァ (*´Д`)ハァハァ (*´Д`)ハァハァ
414名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 13:39:24 ID:zE56Kb8J
3部CM前のカット(オカリナから顔出すヤシ)をコマ送りすると
ネコ娘が一瞬セミロングに見えて当時カナーリ(;゚∀゚)=3 ハアハアした事を突然思い出した

R猫娘も(;´Д`)ハアハア
415名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 17:09:52 ID:4r93a7AG
3部ネコ娘を色っぽいって感じた当時の小高学年〜中学生が結構多かったってマジ?
416名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 21:04:45 ID:tSL5Gvvl
ノシ
417名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 05:03:33 ID:TMF8+eT+
当時はお姉さんぽくみてたカモン
418名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 23:29:24 ID:BP/aTOjM
当時消防
2部の再放送と3部本放送でしょっちゅう覗くネコ娘のパンツに
お姉さんの色気を覚えてカナーリ(;゚∀゚)=3 ハアハアしたヨ

最近お姿をお見かけしない411氏の
「本当に三田ねこタンが好きなんでつ。 ある世代の者にとってはうる星のラムやめぞんの響子やヤマトの森雪が それだったように、漏れにとっては三田猫なんだよね。」
発言に胴衣ッス!猫娘で青春してた過ぎ去り士日々(;´Д`)ハアハア

419名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 10:54:09 ID:I5VZCuIo
過去ログの三田ねこ自慰SSにハァハァした漏れ、逝ってヨシでつか?
420名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 17:54:23 ID:8cZ3sNU9
>>418
そんなもんかね。

つうかここでは俺不感症の部類に入りそうだ(w
421名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 18:57:31 ID:JWL06qiU
>>420
>ここでは俺不感症の部類に入りそうだ(w

そだね。(w
422名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 23:56:59 ID:DoTru/3m
某鬼太×ネコサイトの4部ねこタン
大きいお目めに胸がふっくらとしていて可愛いよ

是非探してみてね。
423名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 08:05:27 ID:KI06uwVH
最近萌えに連張りされてたあそこか?
424422:2005/04/21(木) 00:19:22 ID:qXufHXCT
>>423
そこもイイけど、他にあるんだなぁ!
425名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 19:02:43 ID:PoorPE5z
猫娘たんにねこじゃらしを見せたらどんな反応するだろうか
426名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 22:38:08 ID:/MMgJV2i
柳瀬譲二
3期アニメで誰よりも一番ネコ娘のパンチラに命をかけていた作画監督です。

ビデオお持ちの方は確認を・・・

411氏がよ〜くご存知のはずでつ
427名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 11:25:30 ID:x0WLvb+5
20年近く経っても語り継がれる良い仕事でつなw
428名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 15:33:11 ID:IIgQ+061
hosyu
429倉庫番:2005/05/05(木) 21:02:35 ID:VSWEVaYQ
>245>409レスまとめありがdございました!
毛目玉神、411神、111神、137神、233神、234神、312神、◆QrWr0G2OF2神、
現スレ分ありがたく収納させていただきました!
事後連絡になってすみません、、、

事情により(サイトうpする等)掲載拒否される場合や
改稿・改名などご希望ありましたら避難所掲示板やメール
でご一報いただければと思います。
毛目玉神には長作お疲れ様ですた!一気読みと孵変枠区切りとどちらがいいか
思案し両方作ってみました。もし他の方法がよければご一報ください。

新作渇望は勿論のこと、今スレ・過去スレにてまだまだ未完作品があります。
気が向いた時にいつでも続きを宜しくお願いします!
430名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 22:53:19 ID:NRSQ3so1
倉庫番殿・毎度乙ですノシ
431名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 20:44:04 ID:tjxU0sKX
>「―――!!!!」


>声にならぬ声をあげ、ねこ娘の白い喉が緩やかな弧を描く。膣内には熱い猛りが…鬼太郎の精液が大量に注ぎ込まれた。




この関連スレのSSより、4部ねこタンが初めてイク瞬間!!
どんな声だったのか・・・・?
432名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 18:49:41 ID:C4lqIMb2
ハナイキさえ愛らしい西村ねこでつから…(;´Д`)ハァハァ
433名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 23:22:02 ID:LD2cAdgn
そろそろこのスレも再活性化できそうだな!
毛目玉氏、411氏ご帰還願います。
434名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 17:00:36 ID:hAORfj4P
411氏の丸薬の続きボンヌ
このままでは生殺し状態でつ・゚・(つД`)・゚・
435名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 09:25:14 ID:8ALumXuk
同意
436名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 17:53:11 ID:DGzQbEoS
新ネ申の光臨もキボング
437名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 10:33:42 ID:fdS/mSNk
SS書くネタも尽きたと思っていたら、キスネタで禿あがるほど自分受けしたので、一反もめん旋風斬切りって投下。

【 前提 】

  イメェヂは2期で、愛称は原作風味
  猫ちゃんはこのスレの他のssと同様、暗い過去有
  鬼太郎は初めて

【 無駄話 】

  本来は3期でチッス拒みネタを妄想してみたんでつが
  ネコタンに拒否られた瞬間に「君は僕のもの!誰にも渡さqwせdrftgyふじこlp;@」
  になり、オカリナロープで両腕を丸太の机に拘束したうえにゴーカーン
  漏れの脳内で上記の流れになった為、3期設定は諦めますた..._| ̄|○ ダメポ

以下適当にマターリ&スルーよろしこ

今でこそ正義の妖怪で知られる「ゲゲゲの鬼太郎」

だが、鬼太郎自身は本来、争いは好きではない。
穏やかな川のせせらぎのように、緩やかな日常を好む彼だが
人と妖怪が仲良く出来る理想郷を目指し、好まぬ争いの場にその身を置いた。

人間と妖怪…出来るなら互いが歩み寄り、仲良くやって行きたい。

しかしそれはあくまでも理想の形であって現実は大きく異なる。
双方に良い形で事件が解決する場合もあるが、殆どはそうではなかった。

どちらかが大きな犠牲となる場合も度々あり、時にはその生命さえも奪われることがあって…
今日も、そんな後味の悪い結末を迎えたのだった。

元々心優しき鬼太郎少年は、そんな事件が終わる度に心を痛め落ち込むが
今の鬼太郎の落胆振りは、その比ではない。

常に傍にいて見守ってきた猫娘は、鬼太郎の背中がとても小さく感ぜられて、
心配ではあったが、仲間の妖怪もそれぞれの寝床へ帰り着く中、
猫娘は鬼太郎がゲゲゲの森へ戻るのをただ見送る事しか出来なかった。



暫らくして、幾つかの事件で鬼太郎は呼ばれる事があったが
然程大きな事件性は無いものの、あの日のことが今だ尾を引いているらしく元気が無い。

猫娘でも気がつくことに、実の親で常に行動を共にする目玉の親父が気がつかないはずも無く
それとなく猫娘は相談をするが、親父は「本人の気力次第」と言い、鬼太郎が自ら立ち直るのを待つつもりのようだ。

我が子を信じて見守る…それが男親なりの愛情なのだろうが、もとより母性の強い猫娘はただ見守ること等出来ず。
美味しい物を食べれば、少しは元気が出るかもしれない。
そんな思いから、猫娘は鬼太郎を調布の神社の下にある自宅へと、食事をご馳走すると招いた。
決められた季節に巡る、ソレの時期近くなっていた事をすっかり忘れて…



夕刻、誰も居なくなった神社の境内の鳥居の下で猫娘が待っていると、足元に伸びる影一つ。

「やぁ、猫ちゃん。御呼ばれに来たよ。」
「鬼太郎さん…まってたわ、さあどうぞ。」

鬼太郎の手を引き、神社の下の住まいに猫娘は彼を招きいれた。
猫娘の家に訪れるのは初めてではないが、質素な佇まいの中にも女の子らしい華やかさがあり、部屋の香りも良い。
見知ったどの妖怪の住まいとも異なる部屋の雰囲気に、ドキドキしてしまう。

それは彼が男であるが故に、異性である彼女の事を知りたいという深層の気持ちの現われなのだが
幼い少年はその思いを理解できておらず、猫娘の家を訪れる度に変に緊張してしまうのだった。

「はい、鬼太郎さん。ここへお掛けになって?」
「えっ…、う…うん…」

前に来た時と飾ってある花が違う…新しく増えた物もあるな…部屋をきょろきょろと見ていた鬼太郎は、
猫娘に声をかけられて鼓動が大きく跳ね上がる。
別にやましい事をしている訳ではないのだが、差し出された座布団の上にかけ
鬼太郎は普通にしているつもりだが、視線が泳ぎどこか挙動不審になってしまう。

「お茶碗余分に無いのだけれど、親父さんは、湯のみでもいいかしら?」

鬼太郎と当然一緒に来ていると思われる目玉の親父に、風呂の用意をと
猫娘は小さな茶箪笥を開けて、鬼太郎のほうを振り返る。

「いや、今日は父さんは来てないんだ。」
「あら…どこか具合でも?」
「一人で行って来いって…用事でも有ったんじゃないかな。」
「そうなの…」

息子をわざと突き放しているのか、それとも気を使ってくれたのだろうか
まさかね…と思いつつ、猫娘は用意してあった小袋を鬼太郎に手渡した。

「またたび風呂でもどうかしらと思って用意したんだけど…それじゃこれ、親父さんにお土産にしてね。」
「う…ウン」
「鬼太郎さんにはご馳走用意するから、もう少し待っててくださるかしら?」
「お腹を空かせて待ってるよ。」

鬼太郎の台詞に思わずお互いの視線が交わると、どちらからとも無く笑いが毀れた。

「はいはい、大急ぎで支度するわね。」

鬼太郎の前のちゃぶ台には何も乗ってなかったが、猫娘が支度をはじめるとあれよあれよと言うまに食事の支度が整ってく。
まるで手品みたいで、何時も父と二人きりで摂る食事の風景とは違い、
台所仕事をこなす猫娘の姿は、男所帯のゲゲゲハウスには無い…とても良い光景だった。

目の前にそろえられた箸、熱いお茶に御浸しや御新香。
やがて猫娘が汁を運んできて、ちゃぶ台におきおひつを開けると炊き立ての米の良い香りが部屋に漂う。

「今日はね、春野菜の天麩羅なの。あげたてを沢山食べていってね。」

春の芽吹き…生命力溢れる季節の食べ物ならば、鬼太郎も元気を取り戻すかもしれないと思っての献立。
台所からジュワーと言う音が上がり、あげた春野菜のてんぷらを次々と猫娘は運んできた。
猫娘が作ってくれた天汁で食べる天麩羅はとても美味しかったが…
一人でもそもそと食べるのはどこか味気なく、猫娘と一緒に食卓を囲んだほうが良いと感じた。

「ねぇ、猫ちゃん。一緒に食べようよ。」

鬼太郎に手を引かれ、少々驚いたかのような猫娘だったが、微笑み
「解ったわ、でも危ないから火だけ止めてくるわね。」と返した。

油の火を止め、猫娘は鬼太郎の向かいに腰掛けた。
ちゃぶ台の上には二人では食べきれないぐらいの量の天麩羅が乗っている。

「鬼太郎さん、ご飯のお代わりはいかが?」
「うん、まだいいよ。それより猫ちゃんこそお上がりよ。」
「それじゃお言葉に甘えて、頂きます。」

やはり一人で座っているよりも、こうして誰かと食を共にしたほうが食卓が華やぐ。
心なしか先ほどのあげたてよりも、少し冷めてしまったが今食べている天麩羅のほうが美味しく感じた。

てんぷらの油の匂いに混じってふと感じた、部屋の甘い香り。
この香りは、猫娘が傍に居る時に強く感じる気がした。
442名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 17:55:36 ID:CKCmtAJj
倉庫の避難所より

【読みたい】リクエストスレ【見たい】

45 名前: フハッ名無しさん 投稿日: 2004/11/08(月) 18:49

二部ねこたんのヌード画像きぼんぬ


46 名前: フハッ名無しさん 投稿日: 2005/03/14(月) 21:23:24

2部猫娘のひとりエチーきぼん。


47 名前: フハッ名無しさん 投稿日: 2005/04/18(月) 09:49:07

2部猫娘のパンモロきぼん




久々のSSで実現されますか?
443名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 19:08:26 ID:tph+mpBg
ssキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
二人でお食事も萌えますな!!(*´Д`)ハァハァ
続きキボンヌ
444名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 21:10:46 ID:CKCmtAJj
二人でお食事!! (゚∀゚)これから更に萌える展開に(*´Д`)ハァハァ
445名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 22:52:40 ID:R+r8kzf0
毛目玉神キタ━━━━⊂⌒っ´∀`)っ━━━━ !!!!

>ソレの時期
とはもしや…(*´∀`)ハァハァ
446名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 00:59:27 ID:BqhyZO4Y
>>445
モチロン、「あれ」の時期でしょう
2期猫タン…(*´∀`)ハァハァ
447毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :2005/05/20(金) 07:50:17 ID:CwnBTtNH
>442-446まだエロにも発展してないのに、(*´Д`)ハァハァマリがd
久々なのでえゐい単語を忘れてしまって色々ボミョーになってまつが、生暖かい目で見守ってやってください。

今回の2期SSについては特にリクを意識してい無いので何ともでつが
では続きを投下
↓ ↓ ↓
>441の続き

「…」

「鬼太郎さん…どうかした?」

猫娘が口に食事を運ぶ姿に見入っていた鬼太郎は、慌てて首を振る。

「いや、なんでもないよ。」

どう説明してよいのかは解らないが、その様子をじっくりと眺めて居たかったのだ。
時より覗く赤い舌が気になって、つい覗き込んでしまう自分が居た。

「鬼太郎さんさっきから何を見てるの…?」
「そ…その…」
「おかしな鬼太郎さん。あたしの顔に御飯粒でもついていて?」

唇の周りを舌でぺろりとして見せると、鬼太郎は顔を真っ赤にして俯いてしまった。
猫娘が唇を舐めた仕草を目のあたりにして、鬼太郎の心臓は激しく脈を打ち始める。

「ご…ご馳走様!」
「お粗末さまでした。鬼太郎さん、もうお腹はいっぱいなの?」
「うん。凄く美味しかったから、沢山食べたよ。」
「良かったら、お土産にして?この天汁でさっと煮て、アツアツのご飯の上に乗せて食べても美味しいわよ。」

食事を終えた器を片付ける猫娘の後姿を見ながら、お母さんが居るのって…こう言う感じなのだろうかと、鬼太郎はぼんやりと考えていた。

やがてちゃぶ台の上からずべての器が下げられ、食後のお茶が注がれる頃には
猫娘の話し上手なところもあって鬼太郎に自然な笑みが戻っていた。

「はい、鬼太郎さん。熱いから気をつけてね。」
「有難う。」

横に座っている猫娘から、差し出された湯のみを取ろうと手を伸ばすと
意識せずして猫娘の手に鬼太郎の手が重なった。

「きゃっ…」

驚きの声をあげたが、湯飲みを落とすような事はせず。
ただ先ほどまで饒舌だった猫娘の会話がぴたりと止んでしまった。

「猫ちゃん?」

猫娘は俯いてしまったが、その頬が赤く染まっている事など鬼太郎は気がついては居ない。
手が触れた瞬間、猫娘は己の体調の変化に気づいたが、まさか発情期だとは予想だにしていなかった。

「…かった?」
「…え?」

「鬼太郎さん、ここのところ調子が良くなかったみたいから…ちょっと元気になったみたいで良かった…」

「猫ちゃん…」

鬼太郎は猫娘が夕食を振舞ってくれた理由を知り、キュンと胸が絞られた。
彼女だって決して裕福ではないのに、自分を元気付けようと精一杯気遣ってくれた事が何よりも嬉しかった。

「あっ…」
「…ありがとう。僕はもう大丈夫だから。」

「…」

鬼太郎はそっと猫娘の身を抱き寄せると
抱き寄せられた事に驚いた猫娘だったが、鬼太郎の腕の中、自然に身を任せていた。

やはりこの部屋の香りは猫娘から発せられているようで、鬼太郎は心を蕩けさせるような心地よさと柔らかな温もりに酔いしれる。



「…鬼太郎さん。」
「なんだい?」

長い沈黙を破ったのは猫娘だった。

「”大丈夫”なんて言わないで。鬼太郎さんのお母さんになるには役不足だけど、あたしにはせめて…本当の事を言ってほしいの。」
「猫ちゃん…」

猫娘の言葉に驚いて、腕の力が緩むと鬼太郎を見上げた猫娘と自然と瞳が交わる。

「何の力にもなれないかもしれない…我侭言ってくれてもかまわない。あたしは…」

台詞を言い終える前に猫娘は、鬼太郎の頭を抱えて胸に抱き寄せた。

「なんでも一人で重荷を背負っているようで心配なの…だから、鬼太郎さんの事もっと教えて?どんな事でも良いの…安心させて。」

猫娘は抱き寄せた鬼太郎の頭に頬擦りをするが、抱き寄せられた当の鬼太郎はそれ所ではなくなってしまっていた。
先ほど抱いた猫娘の温もりもよかったが、胸に抱かれた事によって意図せずに胸に埋めてしまった顔。
鼻から息を吸い込めば、身体いっぱいに広がる猫娘の甘い香りに胸の奥が擽られる。
自分の体を包む猫娘の柔らかな肢体に、自らの手でその果実を掴んでしまいたい…そんな衝動に駆られた。

まだこの時、鬼太郎と猫娘は男女の関係には至ってはおらず。
精通はしていたが、鬼太郎はまだ女性というものすら知らなかった。

ネズミ男が時より鬼太郎の家に持ち込んできた如何わしい雑誌。
はじめはこんな物を見て何が楽しいかと思っていた。

何時しかそれを見ると何か本能的なものが揺さぶられるようになり、身体がむず痒くなり自然と自慰行為を覚えた。
人間の中年層並に齢を経てはいたけれど、他の妖怪との年の差もあって解らなかった話も段々と理解できるように…

そんな矢先の出来事だった。

「猫娘!!」
「きゃっ!」

理性よりも先に、本能で彼女を押し倒してしまう。
押さえつけた肩が余りにも華奢で…鬼太郎は思わず我を取り戻した。

ソレこそが発情時期に猫娘の身体から発せられる甘い誘惑…
彼女が望まなくとも、季節が巡れば身体から自然と漂う、雄を狂わせる牝の香…
どんなに強い妖力をその身に持とうとも、女性に免疫の無い鬼太郎が囚われるのも時間の問題だった。
いや、例え女性に免疫があろうとも、この誘惑からは逃れられないだろう。

「ご…ごめんよ。」
「…」

猫娘の腿を挟むように互い違いに置かれた足、そして自分の太腿に当る鬼太郎の下半身の変化に猫娘は気がつき頬を赤らめた。

(ああ、鬼太郎さんまで…あたしとした事が自分の発情期に気がつけなかったなんて…)

ゲゲゲの森に迎え入れられてからは、発情時期には家にこもり決して外に出歩かぬように心がけていた。
雄を求める雌猫の性と、猫娘であるが故に人としての理性がぶつかり合う。

いっそこんな中途半端な存在ではなく、人か獣…そのどちらかで有ればよかったのに…

「痛くなかった?僕…」
「…いいのよ、鬼太郎さん…ごめんなさいね。あたしで…あたしで良ければ…慰めてあげる。」
「えっ?」

鬼太郎は猫娘の言っている意味が理解できず、猫娘が立ち上がるとその顔を見上げた。

「鬼太郎さん…こっちへ…来て?」
「…う・うん。」

差し伸べられた手を取るまま、引かれるままに鬼太郎は猫娘の小さな寝室へと招きいれられた。
小さな部屋には布団が1組、きちんと敷かれていて、猫娘は鬼太郎を座らせる。

「…猫ちゃん?」

今までと異なる雰囲気に、不安の色が隠せない。
何故か胸の鼓動がその速さを加速させた。
453名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 20:53:15 ID:7k9D4d0V
ね…猫タン…(;´Д`)ハァハァハァハァハァ
454名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 23:12:21 ID:JxB3n/On
い・・・いよいよ猫タンの水玉ワンピを鬼太郎が脱がしてくれるのかな…(;´Д`)ハァハァハァハァハァ
2部アニメの「目目連」(猫タン伝説の堂々パンモロシーン有り)収録のビデオ借りてこようっと!
455毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :2005/05/21(土) 08:27:09 ID:Uc7pcex8
スマソ
萌え要素低めだと思うので
あまり期待に応えられないかとオモ

とりあえず続き投下
↓ ↓ ↓

>452の続き

猫娘は襖を閉じると枕元にある香に火をつけ、背中のファスナーを下ろし始める。

「…!!」

背中がぱっくりと開くと、猫娘は後ろに手を伸ばしホックを外し、身を少し丸めると首筋からなだらかな線が表れ白い背中が露になり
鬼太郎は声を発する事すら出来ず、瞳を見開いたままその光景をただただ見つめていた。
猫娘がこちらを向き返すと同時に、まとっていたワンピースはブラジャーやシミーズと束になり、パサリと床に落ち
落ちた服の束を見ていた鬼太郎が、足元から昇るようにして顔を上げるとそこには白いショーツだけを身に纏い、胸元を両手で隠すようにして猫娘が立っている。

「!」

閉ざされた狭い空間に、衣服を脱いだ事で香は強さを増し、雄は虜になる。

猫娘を指差し、口をパクパクさせる鬼太郎ではあったが、その驚きと比例するように下半身は熱を帯びズボンにテントを張っている。
口を閉じれば、思わず生唾を飲み込んでしまい、ゴクリという音が猫娘の耳にも届いたのではないかと思われた。
心臓が脳にあるんじゃないかと思うほど、ドキドキと言う音が耳に響く。

猫娘は鬼太郎に構う事無く、唯一身につけていた白いショーツを鬼太郎の前で脱ぎ始める。
手で覆われていた胸がさらけ出され、シミ一つ無い猫娘の裸体は美しく目を逸らすことが出来ない。
まだあどけなさの残る少女なのに、肉体は妖艶で…綺麗だ、と素直に感じた。
猫娘は鬼太郎に歩み寄ると、頬に手を沿えて耳元で囁く。

「鬼太郎さん…見てて…ね?」

生まれたままの姿になった猫娘は布団の上に寝そべる。
ちらりと見ると、瞬きを忘れたかのように目を見開いたまま自分を見ている鬼太郎の姿があった。

全く羞恥がないわけではない、本当は顔から火が出るほど恥かしく、僅かながらその身を捩る。
その仕草に、口から熱い息が漏れるのを鬼太郎は感じた。
最初に猫娘が焚いた香は、マタタビ香で猫族には酒や麻薬以上の効果を与えてくれる。
当然鬼太郎には何の効果も無いのだが、淡い思いを寄せた相手をこんな風に誘うなどと熱に犯されていようとも、とても素面で出来る事ではないのだ。

先ほどの鬼太郎の身体の異変に気がついた猫娘は、自分のせいで鬼太郎が欲情してしまったと勘違いし
その欲求を満たさなければならない義務に駆られての行動だった。
確かに半分は猫娘の身体に訪れた変化が原因でもあるが、残りの半分は鬼太郎にも原因はある。

しかしその思い込みは、彼女自身の悲しい過去から来る連鎖だったが、鬼太郎はその事を知らない。

「…ふっ…ん……」

猫娘は自らの指先で胸を愛撫し始めた。
やがて片手は下へと下り、淡い茂みの上を伝い落ちる。
そのしなやかな指の動き、目の前で繰り広げられる淫らな光景は鬼太郎には衝撃的過ぎたが、妖艶な少女の姿に魅入ってしまっていた。

マタタビの香りは、自らを高める猫娘をじわりじわりと色に狂わせる。
理性を揺るがし、発情によって素直に雄を求める唯の雌へと変えてゆく。

「あん…んっ…んふぅ…」

胸先の果実は赤く色づき、鬼太郎の前には猫娘の秘所が曝されている。
小さな肉芽を指先で転がし、指を動かせば溢れた愛液がクチクチと淫猥な水音を奏でる。

しなやかな動きに合わせて形を変える乳房に、猫娘の白い指を飲み込む陰部に鬼太郎は金縛りにでもあったかのように釘付けになった。
時より浮き上がる腰はゆらめき誘っているようで、ドッドッドッドと言う脈拍音だけが身体に響く。

「はぁっ…き…たろ…さん…きてぇ…」
「ね…猫娘…」

差し出された手は、小指から順に折れて鬼太郎を呼んでいる。
まるで催眠術でもかけられたかのように、鬼太郎はふらふらと猫娘のもとに近づきその手を取ると
猫娘は鬼太郎の手を自分の乳房に押し当て、顔を引き寄せる。
「…いいの…よ?」

耳元で囁かれたと行き交じりの甘い言葉に、手で触れた膨らみの柔らかさに、一気に何かが崩れ乳房に噛み付くように唇を寄せた。

「あんっ!!」

突如落ちた激しい刺激に、猫娘は背筋を反らせたが、既に激しい行為に慣らされた身はマタタビの助けも有って快楽へと転換される。
猫娘の腿には鬼太郎の兆したモノが押し当てられ、布越しでもそれがどんな状態にあるのかよく解った。

胸を貪り、夢中で揉みしだいている鬼太郎の頭を抱き、猫娘は彼の名を何度も呼ぶ。
喘ぎ声交じりの呼びかけに、鬼太郎が身を起こすと、腕の下の少女は恍惚として瞳を潤ませていた。
白い手が少年の首筋に伸び、一つづつ丁寧にボタンが外されていく。
4つ全てのボタンが外されると、少女の手は少年の下着の中へ伸び、肌を合わせるように引き寄せながら脱がしていく。

脱がされる服を自分でも剥ぎながら、近づく少女に唇を寄せようとして、掌で止められた。

「…だめ…」

その言葉の意図するものは、とても今の思考では理解できなかったが、僅かながらに左右に振られた首筋へと唇を這わせる。
隠さず神経を麻痺させるような甘い喘ぎ声を漏らす猫娘の肌を夢中で貪った。
頬は上気し、桜色に染った白い肌には、花びらのような痕が鬼太郎によって刻まれていく。

花壺からは蜜が溢れ出し、肌が熱を帯びるのと同時にもどかしさが募る。
切ないのは少女ばかりではなく、少年もまた―――

少年のソレが脚に押し当てられる度、少女は疼きを満たして欲しくて短い鳴き声を漏らす。
欲しくて欲しくてたまらなくなり、猫娘は鬼太郎の背を布団につけた。
身体を反転させられ、少女の熱いまなざしを見上げてて居たが、少女の唇が少年の胸元を掠めた瞬間、目蓋は閉じられた。

「うぁ…っ…」

猫特有のザラリとした舌が鬼太郎の胸先に纏わり、執拗に転がされ
しなやかな指が脇腹から伝い、もう片方に伸びる。
肌と肌が密着し、触れる胸の感触…
舌と指で弄られて、慣れぬ感覚に低いうめき声が漏れた。

それは先ほどまで鬼太郎が猫娘にしていた事と同じ行為。
やがて少女の唇の愛撫は胸から腹、そして臍を伝いまだキチンと穿かれた少年のズボンへと辿り付く。

少女はズボンのボタンを唇と歯を使い外すと、ファスナーを咥え、ジー…と下ろす。
少しばかりの開放感に、鬼太郎が慌てて上半身を起こすと、猫娘が不思議そうに見つめ返した。

「いっ…いい!こ…これは…」

ズボンを掴んで立ち上がると、小首を傾げた猫娘が脚に擦り寄ってきて、”ダメ”と言うように抑えている手に重ねられた。
鬼太郎の手は、抵抗する事が出来なくなりズボンはパンツと一緒に猫娘に脱がされる。
途中、パンツの縁が兆した鬼太郎の物に引っかかったが、ぴょこんと勃ち上がったモノが顔を覗かせると、それから漂う雄独特の香に猫娘は目を細めた。
立ち尽くしたままの鬼太郎を上目遣いで見上げていた猫娘だが、視線を少年の雄芯に移す。
見られているからなのか、熱の篭ったパンツの中に有ったせいなのか、外気に触れ振るえているようにも見えて…
うっとりとした表情で吐息を漏らし、味わうようにゼロ…と舐めあげる。

「ふ…くっ…」

ソレまでの疼きを一気に癒すような痺れが走り、鬼太郎は身震いをした。
急激に上って来る排泄感に、歯を食いしばるが、熱く滑るものが自身を包み込み更なる快感が少年を襲う。

「んっ…んんっ…」

陰茎の根元に手を添え、陰嚢を指で弄りながら少女は少年の雄芯を口内へ咥え込む。
薄い舌がぴたりと絡みつき、吸い上げられサリサリと舐めあげられれば、
堪らず腰砕けになってしまい、胡坐をかくように座り込んだが
猫娘の口淫から逃れられたわけではなかった。

片手を後ろへ付き、何とか上半身を支えるが、下半身の中心に埋められた猫娘の頭は上下に動き出し
鬼太郎は縋るように髪を掴んだ。
競り上がる快楽に、唯身を強張らせて耐える事しか出来ず、浅い息遣いと水音だけがやけに耳につく。

猫娘も己の疼きを納めるべく、片手で蜜壺を弄りながら鬼太郎の口淫を続けた。
やがて我慢の限界に達した少年の全身が痙攣し、少女の頭を抱え込むようにして達する。

少女の口内には少年の精が一気に放出されたが、驚いた様子も無く飲み込んだ。
我慢に我慢を重ねて解放された排泄感に、放心状態になりながらもなかなか止まない。
ビクリビクリと口内を突き上げながら吐き出される残液も吸い上げられ
身動きが出来ぬまま荒い呼吸を繰り返す少年股間を、少女の舌先が内腿を這い、淫嚢を刺激し陰茎をねっとりと舐め上げる。

激しくは無いがじわりじわりと与えられる快感に熱が集中し、少年のモノは再び硬さを取り戻す。
ドクドクと脈打つたびに重力に逆らい、勃ち上がって行くのを鬼太郎は感じていた。

その様子は猫娘も眺めていた。
勃ちあがりビクリビクリとする鬼太郎自身を見つめ、満足そうに目を細めると
上半身を起こし、まだ息も整っていない鬼太郎の背に腕を絡め、
自分の背が布団につくように、鬼太郎の身体を自分の身の上に重ねさせ
その腰へと足を絡め引き寄せた。

驚いた鬼太郎だったが、陰茎に猫娘の手が伸びると僅かな理性も崩れ
やがて少女に導かれるままに身体を重ねる。
熱で蕩けた膣内に押し入るだけで達してしまいそうなほどの快感に襲われ、息が出来ない。
ここで一息ついたら最後、妖艶な笑みを浮かべるこの少女に、全てを摂り込まれてしまいそうになる。

口淫などとは比べ物にならない少女の膣に、初めて知るまぐわいに我を忘れて溺れた。
果てる為に只管腰を打ち付ける。打ち付けられる度に胸は上下に揺れ
少年の抽送が激しくなればなるほど、少女は善がりあられもない姿を曝す。

奥深くまで少年を飲み込み、搾るようにして絡み付き
互いが繋がった男女の部分は、熱で溶けて一つになってしまったような錯覚すら覚えた。

発情時の異常なフェロモンに包まれ、理性など当に手放した2人は
獣のような性交に夢中になっていた。

「―――!!」

やがて2度目の射精感が湧き上がり、腰を突き上げると同時に少女の中でソレは爆ぜた。
両手で少女の腰を引き付けるように、腰に絡めた足で一層深く繋がるように
一つの塊になって、2人は果てる。

少年の精に膣内は満たされ、まだ少女の中で脈打つかのような少年のモノを感じつつ
二人は汗に塗れた身体を密着させて痙攣していた。

抱き合ったまま、熱い息を落とす。
ほんの少しでも動けは、狂いそうな程の刺激に襲われたが、二人は朝まで互いを求めつづけた。
462名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 09:59:19 ID:l/d4AwqA
会話文を極力減らし、
地の文でssを構成する。

読む人によって、読むリズムが悪くなるもろ刃の剣ですが
力量が備わっていれば、問題ないよと
いう感じの良い手本のようなssですね。
お疲れ様です。
463名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 10:11:48 ID:l/d4AwqA
失礼。
地の文ではなく、描写ですね。
まぁ戯れ言なので、スルーしてください。
頑張ってくださいね。
464名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 11:05:18 ID:+zlehiv6
優しくリードする猫娘(;´Д`)ハアハア
465名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 17:22:34 ID:BUu4NfpX
自分で脱ぐとは、猫娘エロチック

やっぱり2期猫娘には淡い茂みが(;´Д`)ハアハア
466毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :2005/05/22(日) 08:08:48 ID:lrJ9FQZu
サンクスコ
2期のイメェヂを崩さずに書けてると良いんでつが

倉庫番殿モツカレサマ&GJ!!と称えつつ
続き投下
↓ ↓ ↓
>461の続き






翌朝、欲求を満たしとりあえず意識の戻った鬼太郎は一旦、ゲゲゲの森へ帰っていったが
猫娘はまだ数日続くであろう発情期の為に、自室へ篭っていた。

ゲゲゲファミリーの一因となってからは、人間の犠牲になる事も無くなり
他のどの妖怪にも迷惑かけまいと気をつけていたつもりだったのに
鬼太郎を巻き込んでしまい、猫娘は申し訳無い気持ちでいっぱいだった。

でもとりあえずは発情期が終わるまであと数日、自分が外出さえ控えていれば
もう何も無いと思っていたのに―――



「猫ちゃん…」



その日の夕方、再び鬼太郎が猫娘のもとへ訪れてきたのだ。

「き…鬼太郎さん…どうしてここへ?」
「ん…何だか僕、猫ちゃんに逢いたくて堪らなくなったんだ。」

初めての性交で知った快楽と猫娘の発情期のフェロモンに当てられて、鬼太郎は骨抜きになっていたのだ。
免疫が無かったから、肉欲を満たしただけでは解放されなかったらしい。

「とりあえずどうぞ、お茶でも入れるわ。」

せっかく来た鬼太郎を、門前払いにするわけにも行かず、
猫娘は部屋へと招きいれてしまったのが失敗だった。

外にフェロモンが漏れても良くないからと、部屋の喚起もしてなかったから
昨日の情交の香も残っており、猫娘の香は更に強くなっていて
鬼太郎は完全に色ボケになってしまった。

台所でお茶の支度をしていた猫娘の背後から、鬼太郎は抱きついてきた。

「きゃっ!鬼太郎さん…どうなさったの?」
「ねぇ、猫ちゃん…いいだろう?僕、猫ちゃんと…おまんこしたいよ。」
「!!」

鬼太郎は猫娘の腰を引いて突き出させるような格好にすると、自分の腰を押し当ててきた。
発情時期とは言え、一日中が熱に悩まされるわけではない。
疼きに身悶えする時もあれば、現在のように理性のほうがまだ勝っていた猫娘は頬を赤らめた。

「き、鬼太郎さんてば、そんなはしたない言葉、誰から…」
「誰だっていいじゃないかぁ…猫ちゃん…しようよ…」

パスパスと布越しに兆したモノが押し当てられると
理性から湧き上がる羞恥とは逆に、身体が疼く。

鬼太郎はワンピースの上から胸元を鷲掴み、揉み始める。
どんなに理性で抑えたくとも、身体に組み込まれた野性の本能には勝つ事が出来ない。

鬼太郎の稚拙な愛撫は確実に猫娘の身体に、火をつけたのだ。

「だめ…鬼太郎さん…やめて…」
「猫ちゃんが欲しくて…もう我慢できないよ…」

猫娘は懇願するが身体が熱に犯され、上気した頬は色っぽく
憂いを含んだ表情ではどう見ても誘っているようにしか思えない。

「凄く可愛いな…猫ちゃん」

鬼太郎は猫娘の背に顔を埋め、その甘い匂いを胸いっぱいに吸い込む。
そして、昨日自分の目の前で見せた猫娘の自慰を思い出し、手を下着の中へ潜り込ませた。

「ひゃんっ…だめっ…だめぇ…」
「どうしてだい?昨日、猫ちゃんが僕の目の前でして見せてくれたことじゃないか。」
「やぁ…意地悪言わないで…」

熱に浮かされていても、素直に快楽を受け入れられない。
鬼太郎の問いかけが、僅かばかり残った理性を保たせる。
今の状態ではマタタビ香の助けが無くてはとてもではないが、意識を手放し肉欲に溺れる事など出来ない。

鬼太郎にしてみれば意地悪でも何でもなく、目の前の猫娘に虜になっている状態に過ぎない。
昨日の大胆さとは打って変って、恥じらいに震える猫娘が可愛くて仕方が無かった。
猫娘は必死に足を閉じていたが、白いショーツに忍び込ませた指先が付け根を回り、
恥線の上に伸びると、微かだがぬるついた感じがした。

「…濡れてる?ねぇ、どうしてぬるぬるしてるのかな。」
「そんな…いや…」

鬼太郎の愛撫に反応して、身体が自然と受け入れる準備を整えているだけでは有るが
素直な疑問の言葉は、猫娘にとっては辱めを受けているように思えた。

鬼太郎は指をなぞらせながら、ゆっくりと秘唇を押し開いていく。

「ねぇ、猫ちゃん…気持ちいい?僕は、昨日猫ちゃんにしてもらった時…凄く良かったんだ。」
「ひゃぅっ…やぁっ…あんっ」
「うん…ここかい?」

鬼太郎は滑る指先に触れた肉芽に気が付き、指先で触れ
そこがどうなっているのか、目で見えない分指で診るようになぞる。
指先は愛液に塗れ、弄る動きと同調して水音が響く。

猫娘が感じて声を漏らす度に、妙に興奮し
自分がされているわけでもないのに、自然と息が上がりもう片方の手で自然と胸を弄っていた。

只でさえ発情期で敏感になっているのに、
早急に高められた身体は火照り、猫娘は焦らされているのも同然の状態にある。
こんなにされては、行くところまで行かないと身体の熱が治まらない。

花壺から溢れた愛液は鬼太郎の手を汚し、自らの下着をも濡らしていて
見えなくとも子宮の奥が、納められるべきものを待ってキュンと搾られるのが解る。
淫らな身体とは思いつつも、意識は我慢の限界で瞳からは涙が溢れた。

「…お願い…鬼太郎さん…このまま―――して?」

猫娘は鬼太郎のほうへ腰を突き出した格好のまま、自ら下着を脱いだ。
下着は覆っていた尻を曝し太腿をすべり、膝上でその位置を止めた。
外気に触れた秘所がヒクヒクと疼いているのが解る。

赤いジャンバースカートの中から猫娘の白い肌が覗き、鬼太郎は猫娘が求めているのが何かを知った。
471名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 21:11:37 ID:EF8r6U/g
骨抜き鬼太郎ワロタ
猫娘のフェロモン効果は絶大でつな(;゚∀゚)=3ムハー

「う…うん…いくよ…?」

ズボンのボタンを外し、ファスナを下げパンツごと摺り下ろすと、そそり立つきたろうのモノが
その出番を今かと待っていたように先走りに濡れていた。
猫娘の腿尻に手をあてがい、自身に手を添えて突き出された猫娘の中心に腰を進める。

「あ…んっ…」

なかなか照準が定まらなく、探るように先端が猫娘の恥線から菊座を滑る。
早く満たして欲しいのに、その入口を掠められなかなか欲望を叶えてはくれない。
わざとではないのだが、挿入がうまくいかず鬼太郎はますます焦った。

鬼太郎とて猫娘に包まれて気持ち良くなりたくて堪らないのだが
気持ちばかりが先を行ってしまい、猫娘の身体は焦らされるばかり。

「うぁっ…ダメだよ…猫ちゃん…僕もう…が・我慢―――」

亀頭が猫娘の秘唇に触れる度、恥船の上を滑る度に排泄感が増し
挿入に至らないまま鬼太郎は達してしまった。
猫娘の尻たぶに挟み込ませるように自身を押し当て、
勢いよく吐き出された鬼太郎の精は腿尻や恥部を白濁に塗れさせた。

熱い体液に濡れた肌の感触に、猫娘は鬼太郎を恨みがましそうに見る。

「鬼太郎さんたら…あたしの事、こんなにしたまま先にイってしまうなんて―――酷い人。」
「…」

性急に上り詰めた鬼太郎は、荒い呼吸を繰り返し直ぐには返事できなかった。
それでも己のモノはドクドクと脈打ち、更なる快感を要求しているようだ。

「ね…猫ちゃん…まだ…だ…よ。ほ・ほら…」
「あっ…」

熱く硬いモノを猫娘の腿尻に突きつけると、ぶるりと身体を振るわせた。
そして、自分の足の間から手を差し出し、鬼太郎を掴み取ると、その入口に押し当てる。

「くぁっ…猫ちゃん…」
「ここよ、鬼太郎さん…このまま…こんどはちゃんと、あたしにもご馳走して?」

クチュ…触れ合った個所から音がして、鬼太郎が一気に腰を進めると
ズンという鈍い感触が猫娘の子宮に響く。
その、衝撃に猫娘は流しの縁にしがみついた。

「ああっ!」

欲していた刺激を与えられ、歓喜に声を上げる。
あとは、二人で只管上り詰めるだけ。
鬼太郎が前後するたびに流しに押し付けられ、猫娘は崩れぬよう自分の身体を支えながら
押しつぶされないように身を庇った。

獣のように背後から衣服を纏ったまま貫かれ、肉欲と快楽に身を浸す。
奥の奥…子宮にまで届く甘い痺れに、繋がれた男女の個所から全身に走る快感に
鬼太郎は夢中になって猫娘を冒した。

やがて猫娘は身体を支えきれなくなり、鬼太郎に腰をつかまれているせいで
腰を突き出したまま伏せるように床に崩れ落ちたが、性交が中断される事は無く
まさしく獣が交わるような姿で共に高みに上り詰めるまで続けられた。

鬼太郎は猫娘の背に実を重ね、赤いワンピースの中に手をしのばせると直に肌を弄り
胸を包む下着を押し上げ、2つの膨らみを手にする。
その身を引き寄せるように揉みしだき、掌につんと硬くなり主張するものを感じて摘みあげれば
嬌声を上げ、猫娘の背が反ると同時に膣が窄まり、鬼太郎は堪らず猫娘の中に精を放出する。
疼きを焼き尽くすような熱に満たされ、猫娘もまた鬼太郎の胸の中で果てたのだった。

その後も衣服を全て剥ぎ、全裸になった二人は暗い台所の床の上で
互いの精神が尽きるまで互いを貪りあうような性交を重ねた。



肉欲の宴は猫娘の発情期が終わるまで、連日行なわれたが
その間一度として口付けが交わされることは…無かった。



自然と求めた際、猫娘に拒まれたが只でさえまともではない精神状態の中
特には気にしていなかったし、正常な日常が戻れば相変わらず絶えない妖怪事件忙しく
すっかり記憶の奥にしまわれていた。

ある日、たまには変わった茶碗風呂を味わってみたいという父と二人
街中へ降り立った時であった。

店屋で目当ての物を購入し、帰宅する途中通りがかった公園に
1組のカップルがいて、木陰にあるベンチで口付けの真っ最中だった。

「お〜ぅ、いまどきの若者は人目があるというのに破廉恥な。」
「…」

「わしの若い頃は…」「嘆かわしい」と頭の上で溜息を漏らす父とは反対に、
鬼太郎は猫娘とこれをしたら、さぞかし気持ちいいのではないかと思っていた。
ゲゲゲの森に帰るまで、なにやら父は色々言っていたが
鬼太郎の脳裏には先ほどの光景が焼き付いて離れない。

よほど強く焼きついたのか夕飯の時も、眠りについた夢の中さえもそのことばかり考えた。
だんだんと猫娘の唇が気になりだして、何かに手をつけられず
思い立ったが吉日、猫娘のところへ一直線にかけていった。

あれからたまには顔を合わせてはいたが、流石にあんな事をした後とあっては
猫娘は気恥かしくて、鬼太郎とまともに顔を合わせられずに居た。
幾ら発情期で狂っていたとは言え、記憶が消えてなくなるなんて事は無い。

「ね…猫ちゃん…!」
「鬼太郎さん…今日はまた、そんなに慌てて如何なさったの?」

全力駆けてきたせいで、膝に手をついて息切れしていたが
心配そうに身をかがめた猫娘のほうをばっと見ると、その肩を掴む。

「きゃっ!」
「あの…その…」

身を竦めて驚いている猫娘を見つめているうちに、鬼太郎は段々と頬が熱くなるのを感じて
思わず背を壁に押し付けて、唇を寄せると

「…ダメ…だめよ、鬼太郎さん。」

何時も断られていたように、やはり口元を抑えられてしまう。

「…どうしてだい?」
「だって…これは…」

猫娘は戸惑っていた。鬼太郎に求められるのならば、交わしたい。
でも、触れてしまえば身を引けなくなるような恐ろしさがあった。
恋人同士が交わす甘い口付けは、彼女にとっては憧れであり、また神聖なものでもあった。

もし、それが鬼太郎の興味本位の行動であるならば必ず後悔する思ったのだ。

「あのね、鬼太郎さん…口付けは、恋人が…好き合う者同士がするものなのよ?」
「猫ちゃんは僕の事が嫌なのかい?…僕は猫ちゃんだからしたかったんだよ。」
「…嫌いなんかじゃないわ。鬼太郎さんのこと…大好きよ。でも…」
「僕だって猫ちゃんのことが大好きなのに…何故ダメだなんていうのさ。」

鬼太郎が言う「好き」と言う感情は、発情期の時に重ねた逢瀬が元で
勘違いによるものではないかと猫娘は思った。
身体だけの交わりならば、何時もずっとそうだったように、発情期の間違いで諦めきれる。

「僕は猫ちゃんが好き、猫ちゃんだって僕の事好いてくれているのなら問題ないだろう?」
「…鬼太郎さんは勘違いしちゃったのよ。だから、鬼太郎さんの”好き”とあたしの”好き”は違うものなのよ。」
「違うって…どう違うのさ。今このまま猫ちゃんを抱きしめたいと思うのも、僕の勘違いなのかい?」

猫娘は鬼太郎の真っ直ぐな瞳を直視する事が出来ずに、瞳を伏せた。

「だめよ…鬼太郎さんが本当に好きは人が出来た時に、後悔するかもしれないじゃない…」
「後悔って…そんな事あるもんか、猫ちゃんを抱いたのだって…僕はずっと…」
「あれは…鬼太郎さんの意思じゃないわ。あたしのせいで…誘ったのも…」
「違う、発情期のせいだなんて言わせない。あれは僕の意思だよ。僕はずっと猫ちゃんの事を…欲しかったんだよ?」

「…鬼太郎さん…知って…いた…の?」
「うん。…とは言っても、確信したのは最近なんだけど。」

毎年決まった時期に猫娘の姿が見えなくなるのを、不思議に思いながらも薄々感づいてはいた。
けれど、それが発情期が原因だったという事は、この身で体験した後に知った。

鬼太郎は肩を掴んでいた手を背に回し、身体を抱くと肩口に顎を乗せる。

「お願いだよ、猫ちゃん。”いい”って言って?」
「鬼太郎さん…」


「猫ちゃん、いい?」


鬼太郎に抱かれたまま、猫娘は小さく頷いた。
肌で感じた猫娘の許しに、その身を強く抱きしめ口付ける為に、腕を緩める。
そっと猫娘の顔を覗くと、硬く瞳と閉じ身を小さく縮こませる様子が
あの発情時期の彼女の姿とはまるで別人で、その初々しさに胸がじんわりと温かくなる。

今の猫娘が、本来の彼女の姿なのだ。
顔を近づけると、髪が頬に触れ瞬間びくりと身を振るわせる。
その様子に一瞬戸惑ったが、嫌がっているわけではない事を知っているから
瞳を閉じるとゆっくりと唇を重ね合わせた。

思った通り…それ以上に唇は柔らかくて、気持ちよかった。

驚きに、反射的に身を引く猫娘を壁と自分の身体の間に挟むようにして捕え、逃げる事を許さない。
腕の中で小刻みに身体が震えているのが判る。
その、緊張を解きほぐしたくて軽く触れるだけの口付けを何度も何度も繰り返す。

柔らかな唇を舌先でも味わいたくて、チロリと舐め上げると、猫娘は脚の力が抜けたらしく
鬼太郎は床に座らせたが、口付けはやめなかった。

触れ合うだけの口付けはやがて、自然と濃厚になってゆく。
舌先が触れ絡まり、徐々に身体の熱が上がっていくのもわかった。

はじめは鬼太郎の口付けを受けるだけだった猫娘も、応え初め
互いの顔を引き寄せあうように身体を抱き合い、ちゅ…ちゅっという音をさせながら角度を何度も変えながらより深く口付ける。
壁に背を預けて居た猫娘の背は、滑り落ちその支えを床へと移す。
向かい合うようにして交わした口付けは、鬼太郎が覆い被さるような形になり、
互いのを抱き合っていた手は重ねられ、指を絡めあう。

「ふっ…」

唇が解放されると、唇は互いの唾液に濡れた猫娘の唇からは甘い吐息が漏れる。
鬼太郎の唇はやがて首筋に落ち、猫娘が差し出すようにすると舌で肌を舐め上げて白い喉を甘噛みした。

猫娘の片手が鬼太郎の後頭部に添えられると、空いた手は猫娘の膝に触れ
内股を滑るようにワンピースの裾をを捲り上げて、肌を曝していく。
肌を伝い落ちる手の感触に、ゾクゾクという快感が湧きあがり身を振るわせた。

「やっ…」

指先が白いショーツの縁にたどり着き、境目をなぞるようにして隠された聖域へと大胆に入り込む。
既に知った少女の恥線を割り、指先に当る肉芽を弄ると、縋るようにして少年に抱きついた。
溢れる愛液を指で救い上げ、秘所に満遍なく塗りたくりその指を更に置くに進める。
既に少女の膣は厚く蕩けていて、ゆるゆると少年の指を飲み込んだ。

内壁を掻くように弄れば、微かに漏れる喘ぎ声が愛らしい。
恥かしさからか、必死で抑えているようにも思え、”ちゃんと聞かせてよ”と言いたくなる。
甘い鳴き声は耳障りがよく、血がざわめく。
身体を支配する興奮は高まり、深呼吸すれば口からは荒い息が落ちた。

指の抽送を早めればしがみついた腕がカタカタと震え、「鬼太郎…」と自分を呼ぶ声が聞こえて
その呼びかけが何を意味するのか、瞬時に感じて取れた。
猫娘ばかりではなく当に自分も限界で、ズボンに押し込められたモノが窮屈に感じて仕方が無い。

確認するように顔を覗き込めば、瞳を潤ませた少女がまた、自分の名を呼ぶ。
愛しさに、胸がじんと熱くなり

「猫娘…好きだよ?」

そう耳元で囁いて、唇を重ねた。
このままで構わない、剥ぎ取るようにズボンのボタンを外しファスナーを引く
一時でも惜しく、早く繋がりたい。

自身を取り出し、ショーツの上から中心にあてがうと、ビクンと腰を竦める。
脱がさず、下着を除けて恥部を曝し、先端で割るようにして中心に押し入れば
快感に身震いし、猫娘の爪が背中に食い込んだ。

発情期の繁殖行為の為だけの異常な交尾とは違う、何者にも惑わされる事無く互いの意思で身体を重ねたのは
猫娘は初めてで…この身に与えられる快楽に、意識が四散しそうになる。

身体の中に感じる鬼太郎の熱に、この身を抱く温もりに身体を焼くような痺れと共に
胸の内にほんのりと暖かい幸せのようなものを感じた。

身も心も蕩けさせられ、嬉しくて頬に涙が伝う。
鬼太郎は猫娘を、猫娘は鬼太郎をこれ以上無いぐらいに抱き寄せ
唇を重ね、1つに繋がりあいながらより深く、より高みを目指す。

喘ぎ交じりに綴られた母音は限界が近づいている事を暗に知らせていた。
歯を食いしばるようにして堪えながらも抽送は続け、一際深く突き込むと
更に強く抱きしめ精を一気に弾けさせる。
注がれた熱に焼かれそうになりながらも、応えるようにして強く抱き返す。

一つの塊となった2人は硬直し、その精が全て注ぎ込まれると緊張の糸が切れたように崩れ落ちた。
















行為の後、互いに身を寄せ幸せな一時に包まれていた。

「―――猫ちゃん…泣いているの?」
「でも、悲しいんじゃないのよ。嬉しくて凄く幸せなの…」
「猫ちゃん?」
「鬼太郎さんに、優しくしてもらえる資格なんて…本当は無いのに…だって、あたしは―――」

猫娘が言葉を紡ぐよりも先に、鬼太郎の唇がそれを封じた。
軽く触れて、押し付けて…顔を離すと、首を横に振る。
何も言わなくて良いと言うように

「ねぇ、猫ちゃんは知っているかい?」
「知っているって…?」
「女の人の処女膜は、第一子出産の時に無くなるのだそうだよ。」
「…」
「その…変な意味じゃなくて…えっと、だから…猫ちゃんがその…子供を…、初めて生んだ時に失うものなんだ。―――だから…その役目…僕にくれないかな…?」
「鬼太郎さん…」
「うまく言葉では言えないけど…猫ちゃんは、僕の最初で最後の人だから、猫ちゃんは…僕で最後にしなよ…」

頬を赤らめて、顔を俯けた。
猫娘への精一杯の愛の告白をした鬼太郎は、照れを隠すようにカリカリと頭を掻く。

なかなか返事が帰ってこなくて、ちょっと不安になり俯いたまま視線だけを向ると
猫娘は、鬼太郎の言葉にトマトのように顔を赤らめて頬を両手で覆っていた。

「ね、猫ちゃん。そうしてよ…僕に奪わせて?」

再度鬼太郎が問い掛けると



「はい…」



猫娘は涙を浮かべて、応えた。

「好き…大好き―――」

どちらとも無く其の答えを確認するように身を寄せ、口付けを交わす。

この日を境に、猫娘の発情期は無くなった。
もともと、この異常を来たしていた原因は、人と獣の性が不安定だった時期
初めて迎えた発情期の時に襲われたショックが余りにも大きくて
人としての通常ならば、月に一度は有る月経が止まってしまった事がそもそもの発端だった。

それが止まってしまった為に、猫としての性が強まり、子を宿す機能も停止したままではあったが
望まずとも雄を引き付ける強いフェロモンと肉欲に悩まされるようになった。

鬼太郎に救われた事で、人側の生理的機能が正常化し、猫としての生理的機能…
つまりは発情期が必要でなくなったのだ。


そして、猫娘がずっと口付けを拒んでいた理由
淡い想いを寄せる鬼太郎と、交じわしたら…抑えていた想いと共に口付けに囚われてしまいそうで、
傷つくのが恐くて、縋らなければ駄目になってしまいそうで恐くて…
拒む事で彼女はずっと気丈を保ていた。

でも、もう鬼太郎に捕えられてしまって逃げられない。
この幸せな気持ちからは抜け出す事なんて考えられない―――



優しい口付けのその後で―――2人は同じ幸せを手にした。



男所帯のゲゲゲハウスに、新たな華やかさが加わり
そこには目玉の親父を中心に、幸せそうに寄り添う鬼太郎と猫娘の姿がある。


484名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 18:47:09 ID:GuGdw4UM
一時だけ「鬼太郎さん」「猫ちゃん」呼びじゃなくなるトコロ
  禿  萌  え  (*´Д`)ハァハァ

毛目玉神GJ!
485名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 04:20:39 ID:8XEZVqsZ
毛目玉師GJ!!!!!!!!

神の萌えSSの後でお目汚しでつが、漏れも駄文投下したく。

倉庫の絵版にある絵師殿の、ねこ×ぬらの萌え絵見て妄想したんでつが、
ちょっとここの住人の好みに合わないかもしれないので、
とりあえず、ほんのさわりだけ。

ぢつは勝手ながら、毛目玉氏のSSの、銀細工使った4部ねこタンお初モノの
設定をお借りしてまつ。
あの話が前提にあって、その後日…という感じです。

ねこタン虐め注意!
486名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 04:23:55 ID:8XEZVqsZ
午後の日も傾きかけた頃、主のいないゲゲゲハウスの中で、蠢く人影が一つ。

「え〜…と、なんか食いもん、食いもん…っと。」

物色を続ける男の体からは、鼻を突く異臭が漂っている。
鬼太郎親子は妖怪退治のため遠方に出かけ、今日は遅くまで戻ってこない。
それを知って、金目のものなどなにもないこの家に、せめて食べ物でも見つけようと漁りに来たのだった。

「ったく…。飯粒ひとつ、おちていやがんねぇ。やだねぇ、貧乏な正義の味方は!」

悪態をつきながら、空っぽの鍋をぽんと床に放ったとき、その男は床板の一枚が不自然に浮いているのに気づいた。
普通に見ればわからないほどだが、あちこち漁り慣れたこの男の嗅覚は、そこに何かを感じ取った。

「うひょおおお♪ するよするよお、お宝の匂いがプンプンとvv」

だらしなく目じりを下げると、細い指で床板を剥がしにかかった。

ギギィ…と音を立てて床板が取れる。
そこに小さな箱が入っていた。
487名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 04:25:14 ID:8XEZVqsZ

「ビンゴォ!なんだよ、鬼太郎もしっかりしてるぜ。こんなところにお宝隠してやがったとはな。」

舌なめずりをしながらその箱を取り出し、フタを開ける。
そこには、薄い紙に包まれて、銀の鈴のついた鎖が入っていた。

「こりゃ、純銀じゃねーか。…しかし、なんだ? 首飾りにしては短いし、腕輪にしては長いし…。」

手にとって、しげしげと眺める。
すると、つなぎ目の部分が小さな板状になっており、そこに、なにやら印が刻んであるのに気づいた。

「お、なんだ?これを作った銀細工師の号かなにかかな?…とすると、名のあるものなのかもしれねえな。」

にたりと笑うと、それを持ったまま立ち上がり、

「なんだかわかんねえけど、高く売れるかもしれないぜ。」

足取りも軽く、ゲゲゲハウスを後にした。
488名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 04:27:28 ID:8XEZVqsZ



同じ頃。
少し離れた山まで薬草を摘みに出かけていたねこ娘が、家路を急いでいた。

「まずいなー、遅くなっちゃった。日が暮れる前に、山を下れるといいんだけど。」

妖怪といえども幼い娘の姿をしている彼女にとって、人間界の人里離れた山道は、ある意味地獄以上に危険だ。
砂かけから、日暮れ前には帰るように釘をさされていたのだが、高山には普段目にしない薬草がたくさん生い茂っていて、
つい夢中になってしまったのだ。

こうして急ぐ間にも、珍しい花を見つけては、立ち止まって眺めてしまう。

「いけない。おばばが心配するわ。早く帰ろう。」

足を速めて人気のない山道を下っていった。
489名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 04:29:30 ID:8XEZVqsZ




日も傾き、辺りが紅に染まる頃。
人影もない裏通りを、男は、トボトボと歩いていた。

「ちっ。なんでぇ、ただの安モンかよ!」

ゲゲゲハウスで見つけたお宝は、質屋に持っていったところ、純銀だがブランド物ではないし、中途半端な長さで使いにくいとかで値がつかず、買い取ってもらえなかった。板に彫られた文字も、結局意味がわからなかった。

「クソッ!」
「痛…」

腹立ち紛れに蹴った石が誰かに当たってしまった。

「ああ、こりゃ失礼…って、ぬらりひょんじゃねえか!」
「なに? ねずみ男か!」

そこにいたのは、ぬらりひょんであった。後ろには、いつものように朱の盆が控えている。

「なにやってんだよ。こんなところで。ま〜た悪巧みか?」
「うるさい!なんだっていいだろう。」
ひょんなところで嫌な相手とばったり会い、不愉快だとばかりに顔を顰めてねずみ男を睨みつけた。
490名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 04:31:26 ID:8XEZVqsZ

「おお恐…。こりゃ、関わらないほうがいいぜ。」

ねずみ男は大げさに肩を竦めて両手を広げた。
その手に持った銀の鎖についた鈴がチリと鳴り、ぬらりひょんはそれを見た。

「お前、何を持っているのだ?」

その鎖に込められた不思議な力に気づき、興味を持った。

「これか?安モンだよ。ほしけりゃ、やらあ。」

ねずみ男はそれを、ぬらりひょんに投げ渡した。

(…これは…銀細工…。しかも、猫妖怪の妖力封じの印が刻まれている…)

さすがに妖怪の総大将を名乗るだけあって、こういう知識はある。

「ねずみ男、これをどこで手に入れた?」

「いや、鬼太郎の家だけどよ。床下なんかに隠してあったから、すげえもんかとおもったんだけど、安モンらしいや。」

「なに、鬼太郎の…?」

しばらく考え込んでいたぬらりひょんだが、やがて、口元にいやらしく引きつらせて笑うと、ねずみ男に言った。

「おい、ねずみ男。ちょっと手伝ってくれんか。金にはならんが、うまくいったらいい思いができるぞ。クックック…」
491名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 13:56:40 ID:BDSAd+rp
>倉庫の絵版にある絵師殿の、ねこ×ぬらの萌え絵

この方ですね
ttp://drlcncn.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/oekaki/data/NAE_000052.png
ttp://drlcncn.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/oekaki/data/NAE_000056.png
>ちゅぅ…鬼太郎がねこ娘の唇を吸う。
>指で…掌で…小さな胸全体を刺激し、中指の腹で先端を転がしてやる。
>口塞いでいるので声は聞き取れないが、自分の腕の下で僅かに体を反応させているのを感じ取っていた。
>「ァン…ンッ…フゥウ…」
>薄暗いゲゲゲハウスに漏れるねこ娘の…声
>この声を聞くたびに鬼太郎は軽い興奮を覚えた。
>「にゃァあん…!」
>開放された唇から放たれた鳴声
>鬼太郎は、谷間…にはまだ程遠いねこ娘の胸に顔をうずめ、小さなふくらみを口に含む。
>歯を立てずに唇だけでハムハムと柔らかさを貪り、手は休むことなく胸の愛撫を続けている
>鬼太郎は胸先に吸い付き、チュクチュクと態と音を立て、果敢に敏感な部分を攻める。
>ねこ娘は白い喉をそらし、発情期時期の猫のような鳴声をあげ、布団を握り締めている。

この件のイメェジ画像にも選ばれたわけですから、
毛目玉氏のSSの、銀細工使った4部ねこタンお初モノの話の後日ならピッタリですね。
492名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 22:40:37 ID:c6RucGSn
DO-なるDO-なる(*´Д`)ハァハァ
493名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 23:43:11 ID:h8qJC2MS
>>485

あなたのSSに備え、毛目玉氏のお初モノ読み返しました。
最初のいつものようにアニメ4部本編と変わらずゲゲゲハウスに遊びに来たねこ娘
鬼太郎にスカートのなかに手を潜り込まされ膨らみ始めた胸を探られるねこ娘
スカートごとブラウスと肌着を脱がされるねこ娘
最後の1枚・パンツを脱がされ、ついに1番大事なアソコを至近距離で鬼太郎に見られてしまうねこ娘
決定的瞬間!膣内に鬼太郎の精液が大量に1滴残らず注ぎ込まれ、とうとう処女を奪われたねこ娘
長時間かけてたっぷりとねこ娘とSEXする鬼太郎のこのSSはGJな描写です。

負けずに続き頑張って下され!(*´Д`)ハァハァ
494485:2005/05/27(金) 00:14:41 ID:bO8kvPeC
レスありがとうございます。
勝手に毛目玉氏の創作である小物を使って、ねこタンに酷いことしようとしてるから、受け入れてもらえるかどうか心配でした。

でも、萌えてくれた人がいてヨカッタヨ。
とりあえず、続き投下してみます。

絶対にバッドエンドにはしないので、ご安心下さい。
漏れもやっぱり、結局は鬼太郎とアマンアマンが好きなんだヨ。

ねこタン虐めダメな人は、引き続きスルーよろしこ。
495485:2005/05/27(金) 00:18:44 ID:bO8kvPeC






日も沈みかけ、逢魔ヶ刻の薄闇となった頃。
ねこ娘はようやく山道を抜け、木もまばらになった林道を歩いていた。
突然、道路わきの木の影から誰かが飛び出してきた。

「きゃっ!」

心臓が飛び上がるほど驚いたが、次の瞬間、それが誰だかわかってほっとしたと同時に、ムカムカと怒りが込み上げ、ほとんど反射的に猫化して威嚇した。

「ねずみ男ぉ!あんた、こんなところで何してんのよ!びっくりしたじゃない!」
「そんな恐い顔すんなよ。砂かけに、おめえがここに来てるって聞いてさ、遅くて心配だって言うから迎えにきてやったんじゃねえか。」

その言葉を聞いて、猫化を解きいつもの顔に戻ったが、そのまま信じ込んだわけではない。

「しらじらしいわねぇ!あんたがそんな、気の利くことするわけないじゃない。どうせなにか、企んでんでしょ!」

一瞬ぎくりと冷や汗をかいたねずみ男だが、動揺を押し殺し、いつものやりとりがはじまった。
496485:2005/05/27(金) 00:19:52 ID:bO8kvPeC

「ばか言うなぃ!人を疑うのもたいがいにしろよ、ちゃ〜んと送ってやっからよう。」
「あ!わかった。さては、このカゴの中身が狙いでしょ。ざ〜んねんでした。この中は、全部薬草よ。あんたが喜ぶようなものは、一つも入ってませんー。」
「だーかーらー!なにも企んでねえって言ってるだろ。人の好意は素直にうけとくもんだぜ。」
「あんたの好意なんて、受けたが最後、どんな恩を着せられるかわかったもんじゃないわ!あたし、一人で帰るから。」

そう言ってプイと背中を向けると、ねこ娘はねずみ男を追い越して、すたすたと歩き出した。
口では色々言うものの、お互いに良く見知った仲。ねこ娘はねずみ男に対して背を向けることにも、そしてねずみ男が背後から近寄ることにもまったく警戒しない。 

ふっと、ねずみ男が後から手を回し、ねこ娘の首に何かを巻きつけたことに気づいた時には、銀の鈴のついた鎖はしっかりと止め具を掛けられていた。
497485:2005/05/27(金) 00:20:50 ID:bO8kvPeC

チリン…と、襟元で鈴の音がした。

「なっ・なにしたの?」

慌てて俯き、首に巻かれたものに手をやる。

「こ・これは…」

そのまま、ぐらりとバランスを崩すと、前に倒れそうになる。ねこ娘の後ろから、固唾を呑んで様子を見ていたねずみ男が、慌ててその腕を掴んだ。

「わわっと!なんでえ。どうなっちまったんだ?」
立ったまま、ねこ娘を背後から脇を抱えて支えた。
「あ・あんた…どうして…これを…」
ねこ娘はもはや、自分で立っている力すら失われていた。
498485:2005/05/27(金) 00:21:49 ID:bO8kvPeC





「首尾よくいったようだな。ねずみ男。」
すぐ側の茂みから、しわがれた声の老爺が出てきた。後から、丹色の巨大な顔をした妖怪も出てくる。ぬらりひょんと朱の盆だった。

「お・おう。おめえの言うとおり、この鈴をねこ娘に付けたぜ。で、これからどうすんだよ。」
「…ぬらりひょん…あんたが、これを…?どういうつもりよ?」

二人から尋ねられ、ぬらりひょんは口元にいやらしい笑いを浮かべると、もったいぶって答えた。

「まあまあ、ここではいつ人目に付くとも限らない。ねずみ男、その小娘をこっちに連れてこい。この茂みの奥に、なかなかいい場所があるのだよ。娘を嬲るに丁度いい、柔らかな草地がね。」
「な・なんだって?嬲るって…ねこ娘をヤッちまうってことか?」
「!」
499485:2005/05/27(金) 00:22:22 ID:bO8kvPeC

ねずみ男の顔に、困惑の表情が浮かぶと、ぬらりひょんはいきなり抜刀し、その切っ先をねずみ男のヒゲに当てて囁いた。

「ここまで来て、裏切るわけじゃあるまいな。あれを盗み出し、あの娘に付けた以上、お前も同罪だ。どうせなら最後まで付き合ったほうが賢いというものだぞ。」
「わっ・わーった!わかったから、刀をしまってくれ。とりあえず、あっちに運べばいいんだろう。」
「ねずみ男!あんた、自分がやってることがわかってんの?こんなことして、恥ずかしくないわけ?」
「しょうがねえだろ!おれっちだって命は惜しいんだよ!」
「バカなこと言ってないで、早くこの鈴を取ってよ!」
「んなこと言ったってよ〜、あいつ物騒なもん持っていやがんだから…」

渋々ながらもぬらりひょんの言うままにねこ娘を引きずって奥へと進むねずみ男に、ねこ娘は必死に抗議を続けたが、爪を立てることも牙を剥くことも出来なかった。

ねずみ男にしても、ぬらりひょんに協力をしたものの、せいぜいねこ娘を捕まえて鬼太郎をおびき寄せるくらいのことだろうと思っていたのだ。その片棒を担ぐことで、日頃やられっぱなしのねこ娘に一矢報いることが出来ればせいせいする、くらいにしか考えていなかった。
それがまさか、こんなことになるなんて。

どう考えても、大の大人が無理やり手篭めにするには、幼すぎる気がする。いくらなんでも、嬲るなんて酷すぎやしないか…。

指示どおりに柔らかい草の上にねこ娘を横たえたものの、不安に瞳を揺らすねこ娘を見下ろしながら、ねずみ男は躊躇っていた。

ここで逃げ出して、鬼太郎に一部始終を伝えに行くか…いや、バラせば自分も鬼太郎に殺されかねないか…

そんなことが頭をよぎった時、ゴイ〜ンと頭を殴打され、ねずみ男は気を失った。
500485:2005/05/27(金) 00:23:56 ID:bO8kvPeC

「この男は、いつ裏切るか知れん。もう用は済んだし、ここで寝ていてもらおう。」
ねずみ男の頭を殴ったのは、ほかでもない、朱の盆の大きな頭だった。朱の盆は、手際よくねずみ男を近くの木の幹に縛り付けると、ぬらりひょんに言った。

「本当にいいんですかぁ?まだこどもじゃないですかぁ。それに、鬼太郎を怒らせて、本当に大丈夫ですかねぇ?」
「お前は黙っていろ!朱の盆。だいたい、子供といったって、もう鬼太郎が手をつけてるんだぞ。この形(ナリ)で、すでに生娘ではないんだ。なにも遠慮することはあるまい。」
「あ、そうかー。なるほどー。鬼太郎の女を寝取るわけですねー。ぬらりひょんさまったらぁvvv」
「わかったら、お前はあっちで、誰か来ないか見張ってろ!」

は〜い、とのん気な返事をしながら朱の盆が去っていくと、ぬらりひょんは、言葉もなくして横たわっているねこ娘を一瞥し、口を歪めて笑いながら言った。

「小娘、これから、お前を犯す。」
501名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 23:03:39 ID:ax8buY8y
なんともキワドイところで次回ですか。
虐めは少なくとも、ねこタン全裸にされるまではいくんでしょうね?

ねこタンの赤いスカートが、白いブラウスが、肌着が、純白パンツが、
ぬらりひょんの手で剥かれる・・・・

ねこタンの可愛く膨らんだ胸が、艶やかな桃尻が、清らかなマ○コが、
曝される

新たな絵師様の降臨もキボン
502名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 23:24:59 ID:OR2qhATk
>501
つーか、禿げ上がるほど殺気立った鬼太郎が
ぼこぼこにした主の盆を掲げ上げて後ろに立っていそうな悪寒

ぬらりひょんもよくこんな恐ろしいプランを立てたものだ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
503グロッキー:2005/05/28(土) 00:04:27 ID:OFgxFnPt
裏で鬼太郎がぬらりひょんを操ってたりして
504485:2005/05/28(土) 02:58:41 ID:UcGHoBVn
ヤホーイ!
全裸ねこタン、もちろんそのつもりです。

鬼太郎にできない(させられない)変態チックな責め方を、ぬらにやらせてみるつもり。

では、続き投下。
505485:2005/05/28(土) 03:17:11 ID:UcGHoBVn
同じ頃。
ようやく帰宅した鬼太郎と目玉親父は、部屋の中の惨状にため息をついていた。

「やれやれ。またねずみ男のヤツが、勝手にあがりこんでおったな。」
「まったく。散らかしっぱなしで…。あーあ、鍋がこんなところに落ちてる…。」

鬼太郎は、ねずみ男が放った鍋を拾い上げた。その時、床板が外れているところに気づき、一気に全身の血が凍りついた。
慌てて床板の下を覗き込むと、そこに隠しておいたはずのものがない。

「しまった!」

鬼太郎は叫ぶと、どうかしたのかと問う目玉の親父に目もくれず、脱兎のごとく家を飛び出した。
そのまま、ゲゲゲの森を走り抜け、妖怪アパートに向かう。

妖怪アパートにつくと、「ねこ娘ー!ねこ娘!いたら返事をしてくれ!」と大声で叫んだ。
すると、ねこ娘の代わりに砂掛けのおばばが出てきた。
「なんの騒ぎじゃ。ねこ娘なら、奥多摩の霊山に薬草を採りに出かけたわい。」
「まだ帰ってないんですか?」
「ああ。さっき、珍しくねずみ男が来てのう。ねこ娘はどこかと聞くので教えてやったら、自分で迎えに行くなんて言い出したんじゃ。」
「なに?ねずみ男が?」
「あいつのことじゃから、どうせねこ娘の持っているカゴの中身が目当てなんじゃろうが、若い娘の一人歩きは物騒じゃからな。行ってもらったんじゃ。もうじきに帰ってくるじゃろう。」
「くそっ!」
鬼太郎は再び、踵を返すと脱兎の勢いで走り出した。
あとには、砂かけばばあが取り残され、わけもわからずぽかんと立ち尽くしていた。
506485:2005/05/28(土) 03:19:37 ID:UcGHoBVn



首輪の作用で体に力が入らず、自然と顔が上気して呼吸も荒くなってきたが、ねこ娘は口を真一文字に結び、草の上に横たわったまま精一杯ぬらりひょんを睨みつけていた。

「あんたになんか、指一本触れさせるもんですか!」
吐き捨てるように言う。

ねこ娘は、この首輪の効果を身をもって知っていた。
どんなに抵抗しても、自分の体は重力に逆らうことすら難しいのである。
このままでは、確実にぬらりひょんの意のままに抱かれることになるだろう。
鬼太郎以外の男に…しかも、よりによって鬼太郎の敵であるこの醜い老爺に抱かれるなんて、考えただけでも背筋が凍る。

ならばいっそ、舌を噛み切ってここで命果てるほうがはるかにマシだと思うが、舌を噛み切る力すらないのだ。

この状況から逃れることも死ぬことも出来ないのなら、せめて気持ちだけでも毅然と保ち、心までは決して犯されないことを示してやろう、この男を精一杯侮蔑し、憎んでやろう。そして、いつか隙を見て、この男ののど笛を食いちぎり、自らも命を絶とう。
穢れた身となっては、もう鬼太郎には会えないから…。
507485:2005/05/28(土) 03:22:29 ID:UcGHoBVn

ねこ娘は無言で自分の状況を悟り、悲痛なまでの決心をして、無理とわかっていながらこの言葉を吐いたのだ。
だが、そんな思いを知ってか、ぬらりひょんは、うははははと高笑いをすると、さも愉快そうに言った。

「これはこれは、気の強いお嬢さんだ。そうでなくては、面白くない。これからその鼻っ柱をへし折ってやろう。ヒィヒィ言って善がらせてやるぞ…」

下品な言葉に、ねこ娘は嫌悪の目を向けた。

「いい表情だ。幼いながらも、さすがは猫妖怪だな。いや、鬼太郎がその艶を教え込んだのかな…?」

ヒッヒッヒと、下卑た笑いを浮かべる。
鬼太郎、という名を聞いた瞬間、ねこ娘の瞳が微かに翳った。

「どうして、こんなことするのよ?朱の盆が言ってたとおり、あたしまだ子供よ。もっと大人で綺麗な女の人だってたくさんいるのに…」
「フフフ。目的を知りたいか。ならば、教えてやろう。一つはな、以前から、いつかお前を手篭めにしようと狙っていたのだ。もっともワシは幼女趣味はないから、お前が成長してからのつもりだったがな。」

ねこ娘の膝のあたりに跨いで立ち、真上から見下ろしながら、刀の鞘でその柔らかい頬を撫でる。ねこ娘は屈辱に歯を食いしばって耐えた。

「一度、人型の猫妖怪を抱きたいと思っていたのだ。猫族の妖怪は、どんな妖怪よりもしなやかな肢体と木目細やかな肌と、異性を惑わす魔性を持っているというからな…。一度抱いたら忘れられんらしいぞ。フフ…まさか、こんな幼いうちに抱くことになろうとはな…。」

ニヤニヤと笑いながら、今度は刀の鞘をねこ娘の両膝の間に割り込ませ、スカートの裾を徐々に上げていく。
508485:2005/05/28(土) 03:23:53 ID:UcGHoBVn


陶器のように艶やかで白い太股が、少しずつ露わになる。
やがて、足の付け根まで晒されたとことで、鞘の先が何かに当たり、止まった。
「!」
ねこ娘はその刺激に思わず腰をビクリと跳ね上げたが、かろうじて声を抑えた。

「おや?ここにあるのはなにかな?」

ぬらりひょんはスカートに隠された三角地帯に、グリグリと鞘の先端を押しつける。

「…クッ……フッ……くぅっ…」

ねこ娘はその強い刺激を痛みとしか捉えられず、固く結んだ唇から耐え切れず息を漏らした。

しばらくソコをこねまわしていたが、ねこ娘が苦痛の表情しか見せないことを見て取ると、今度はその先端を恥骨に乗せ上げ、徐々に下腹部を臍に向かって滑らせていった。
その鞘の先にひっぱられてスカートが捲くりあがり、折れそうに細い腰が晒される。
ぬらりひょんは、そこでまた手を止めると、「ここはどうかな?」と、臍を先端でつつく。

今度はくすぐったくて、ねこ娘は跳ねるように身を捩る。しかし、決して声を出そうとしない。
声を漏らせば相手を喜ばせるだけだし、また抗議の言葉を吐いたところで、相手に止める気はないのだから、許しを請うような真似は絶対にしたくなかった。

相変わらず表情の硬いねこ娘を見て、苦々しそうに舌打ちをしながら、ぬらりひょんはさらにスカートを上げていった。
スカートの下のブラウスやスリップまでも巻き込んで引き上げるにつれ、日没後の薄闇の中にねこ娘の体が映し出される。

細い肋骨が一本一本露わになり、その先に、横になっても重力に流されぬほどの固さを持った、小さな膨らみがチラリと見える。

ぬらりひょんはごくりと唾を呑み込み、口元に溢れた涎を拭った。
そして、刀を傍らに置くと、いきなりねこ娘の上に馬乗りになり、ブラウスのボタンを引きちぎった。
そして、スカートや下着もろとも掴んで、一気に首から抜いた。
509485:2005/05/28(土) 03:27:35 ID:UcGHoBVn
パンツ一つの姿となったねこ娘の肌は、首輪の効力か、恥辱に耐えているためか、薄紅に染まっているのが日暮れの薄闇の中でもわかる。
二つのささやかな膨らみと、その淡いピンクの先端がぬらりひょんの目に映る。
ぬらりひょんは、ほぅっっとため息を漏らすと、ねこ娘のわき腹から胸に手を這わせながら、存分にその肌触りを味わった。

「ほぅ…。さすが、猫族の娘だ。どうだ、この肌の皇かさ…。はあぁ、こんなにしっとりと、手に馴染んで…。」

興奮気味に荒い息を落としながら、執拗に肌を撫でまわす。

「あぁ、きれいだ。すばらしい…。いや、この年でここまでの艶を持っているとは…確かにこれは、止められぬなぁ…」

ねこ娘は、ぬらりひょんの生温かい手が気持ち悪くて仕方がない。
眉をひそめて羞恥と嫌悪感に耐えながら、目は憤りの光を失っていなかった。

「そんなことをしたって、あたしはあんたのものになんてならない!その薄汚れた手には落ちないわよ!」
相変わらず、精一杯の抵抗を試みる。

未だ表情を崩さぬねこ娘をなんとか崩したくて、ぬらりひょんはいきなり、胸のふくらみにむぎゅうと指を食い込ませて鷲掴んだ。

「…ぅあぁっ!」
発達し始めの胸はまだコリコリと固く、乱暴に掴めば激痛を生む。ねこ娘は思わず顔を歪ませた。
それを見たぬらりひょんは、満足げに口をゆがめ、興奮してさらに胸をぎゅうぎゅうと揉みしだく。
ねこ娘は、声を殺してその痛みに耐えた。

「もう一つの目的を教えてやろう。お前を陵辱することでな、鬼太郎を絶望させてやるのだ。お前はこれからずっと、わたしのものだ。それを、あの生意気なガキに思い知らせてやる!」
「き・鬼太郎が、そんなことで絶望するわけないでしょ!あたしのことなんかで…。こんなばかげたことをすれば、却って鬼太郎の怒りを買うだけよ!」
「それはどうかな…。大切なものを奪われれば、計り知れない喪失感を生む。喪失感は、あらゆる意欲や気力を萎えさせる。そこに隙が出来るというわけだ。その一瞬の隙をついてヤツを倒したら、後はたっぷり可愛がってやるからな…。」

そういうと、青白い粘着質の舌を伸ばし、ねこ娘のふっくらとした頬をぬるりと舐め上げた。
510名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 22:52:51 ID:D24Bmmst
あぁ・・・
ねこタンの肌の美しさと柔らかな弾力が感じられます。(*´Д`)ハァハァ
511名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 09:25:59 ID:A88+xfng
パンツを脱がす時は、
露になるねこタンの前と後ろの描写と、
脱がした直後のぬらりひょんの手に持たれてるパンツの状態の描写等も
激しくキボンっす

ぬらりひょんに秘所とお尻と脱ぎたてのパンツをまじまじと見られるねこタン!
512485名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 13:14:18 ID:Px7Qbnnu
は〜い、じゃあここで、多数決とりまーす。

ぬらりひょんにヤらせてもいいと思う人!

…し〜ん。

…………やっぱ、そうだよネ。
513名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 13:39:52 ID:3IBIXCAF
ぬらりひょんがイチモツを入れる寸前で
鬼太郎到着かな?

ねこタンの可愛い裸体は皆好きなハズ

実際のアニメではあの「白い」パンツを見せてくれるだけでも大サービスだから
514名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 23:03:16 ID:aAdjyPjl
>「猫族の妖怪は異性を惑わす魔性を持っているというからな…。」
それは、ねこ娘だけだと思われ・・・・
515名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 06:08:21 ID:YfnT5MJ9
続きキボン
516名無しさん@ピンキー:2005/05/31(火) 23:11:05 ID:ufxw9j10
あぁ・・・ねこタン
萌え。(*´Д`)ハァハァ
517485:2005/06/01(水) 01:34:57 ID:nQTD6HzU
レスありがとうございまつ。とても禿げ身になりまつ。

>511
ご希望に添うよう努力はしたのですが、なぜか違う方向になってしまいました。スマソ(´・ω・`)

>513
王道ですが、やはりそれが良いかと。ヒーローは出るタイミングが重要。
「白い」パンツ、とんでもないことになっちゃいました。スマソ(´・ω・`)

>514
ですよね。猫仙人とか猫又とかに異性を惑わす魔性は感じられません。
「人型の猫妖怪は」と書くべきでした。スマソ(´・ω・`)

続き投下しまつ。
ねこタン虐め激化警報発令中!
苦手な方は引き続きスルーよろしこ。
518485:2005/06/01(水) 01:36:48 ID:nQTD6HzU
「若い頃から星の数ほど女を抱いてきたが、こんなに興奮させられるのは久しぶりだ。お前にも、鬼太郎の子供だましのまぐわいでなく、本当の男の味というものを教えてやろう。」

しわがれた声で囁きながら、ねこ娘の耳朶に沿って下を這わす。
耳の穴にまで、生ぬるい舌を深深と入れられ、ねこ娘は気持ち悪そうに首を竦めた。。

その間にも、手は絶え間なく腹から胸への愛撫を繰り返している。
しかしねこ娘にとっては、その愛撫は快感を生まない。むしろ鳥肌が立つほどの不快感が募るばかりだ。
ねっとりと首筋を舐める舌も、体を撫でまわす手も嫌でたまらず、手で払い除けようとするが、押し当てるのが精一杯で逆に手を捉えられ、今度はそのしなやかな指をしゃぶられてしまう。

「自慢の爪はどうした?嫌ならわたしの口を掻き毟るがいい。出来るものならばな。」

出来ないと知ってけし掛けながら、ぬらりひょんは指の股をしごくように舐め、掌をねちねちと弄り、執拗な舌攻めを繰り返す。
ねこ娘は嫌悪感のあまりその顔を引っかこうと試みるが、爪の出ない指はあっけなくぬらりひょんの口中に吸い上げられ、もがけばより強く地に縫い付けられる。

散々手を弄ったあと、手首から腕の内側をぬるぬると舐め上げた。柔らかい二の腕の内側に吸い付いて赤い痕を残し、ねこ娘の脇に鼻をつけた。

「ああ、いい匂いだ。未成熟ながら、甘美なメスの匂いがする…。」

鼻で匂いを楽しみながら、やはり青白い舌で何度も何度も舐め上げる。

「ひゃぁんっ!」

脇の下など舐められたことのないねこ娘は、その感触に驚いて思わず声を上げてしまった。
それが悔しくて、真っ赤になりながらも唇をしっかり結び、手の甲で押さえる。
519485:2005/06/01(水) 01:38:41 ID:nQTD6HzU
「ははは。声が出るじゃないか。いいぞ。今度はもっと淫らな声を聞かせてくれ…。」

羞恥を煽る言葉を吐きながら、ねこ娘の小さな肩にしゃぶりつき強く噛み付いた。くっきりと歯形が残る。

「これは、お前がわたしのものとなった証だ。体中に、このまぐわいの証を刻んでやる。ほら、ここにも…。」

今度は鎖骨のあたりに強く吸い付き、真っ赤な痕を残した。それは、ねこ娘の体が汚されていく証でもある。
ぬらりひょんの言葉に激しく動揺し、乱暴な愛撫に気が遠のきそうになるが、怒りに換えることでなんとか気力を保っていた。

「あんたのものになんかならないって言ってるでしょ!下衆!あたしは、髪の毛一本だって全部鬼太郎のものよ!」
「ちぃっ、強情な娘め。まあいい。今のうちにほざいておけ。それくらいのほうが、落とし甲斐があるわ。」

ねこ娘の毅然とした態度は、却ってこの老爺の征服欲を駆り立ててしまった。
再び胸に顔を埋めると、今度は前触れもなくピンクの小さな胸飾りにしゃぶりついた。
ちゅぱちゅぱと高い音を立てながらむしゃぶりつき、唇と歯と舌を使って先端を転がし、吸い上げ、刺激しつづける。
もう一方の胸も、掌と指と爪とで思いのままに蹂躙していた。
その巧みさは、さすがに年の功というべきもので、ねこ娘の体は不本意ながらもピクピクと反応してしまう。

「んっ……ふっ……フゥゥ…」

声だけは出すまいと必死に唇を結ぶが、鼻から心ならずも熱い吐息が漏れる。
こみ上げそうになる官能を振り切るように顔を左右に振るたびに、チリ、チリと鈴が鳴った。
ぬらりひょんはその反応を見て、手と口を換えて更に激しく弄りつづけた。

「フゥゥ…う…あぅ…」
激しく執拗な刺激が止むと、ねこ娘は深い息をつき、涙の滲んだ瞳を閉じた。
ようやく開放されたほのかな膨らみは涎に塗れて真っ赤にふやけ、ところどころ刻まれた歯形や赤い痣が痛々しい。

ぬらりひょんは休むことなく腹に舌を這わせ、おもむろに下腹部を目指す。
それまで自分の足で挟んでいたねこ娘の膝を割り、今度は自分の体を割り込ませた。
両足を肩に担ぐようにして、秘所を間近に見る。
520485:2005/06/01(水) 01:41:30 ID:nQTD6HzU
「!」
次に何が起こるかを悟り、ねこ娘は恐怖に目を見開いた。

「さあ、お前の下の顔を見せておくれ…」
舌なめずりをしながら、態と緩慢に指を這わせ、少しずつパンツのゴムを下ろす。

「イヤァァァァァァァァァ!!!」

どこにそんな力が残っていたのかと思うような声で叫び、ねこ娘は手でパンツを押さえた。
しかし、ぬらりひょんはそのねこ娘の手に自分の手を重ね、そのままパンツを下ろし始めた。

「ククク…。そんなに嫌なら、自分で下ろさせてやろう。ほら。手伝ってやるぞ…。」
「イヤ!止めて!放してぇ!」

ねこ娘は耐えられなくなり、あんなに口にするのを嫌がっていた言葉を次々と吐いてしまう。目からは、これまで堪えていた涙がポロポロと零れてきた。
ねこ娘の手を押さえたまま、ぬらりひょんはなおもゆっくりとパンツを下ろし、やがて割れ目の上のぷっくりとした膨らみが、ぬらりひょんの目前に姿を現した。

「ほ、これは…。なんとまあ、かわいらしいじゃないか。ははは。まるでまんじゅうそのものだな。」
「うぅ…や…ぁ…」

ねこ娘はなんとか隠したくて身を捩ろうとするが、まったく無駄であった。
ぬらりひょんはねこ娘の手を放すと、すべすべと丸いふくらみをなで、べろりと舐め上げた。
そして、ふくらみの真中に唇でぢゅううううと吸い付き、また赤い痕を残した。

「これで、ここもわたしのものだ。たっぷりかわいがってやるぞ。」

今度は両肩に担いだねこ娘の膝を胸の方に押し上げ、まるでオムツを替える赤子のような姿勢にさせた。
そうしておいて、ねこ娘の羞恥を煽るよう、さらに緩慢にパンツを足の先に向けて引き上げ始めた
521485:2005/06/01(水) 01:42:49 ID:nQTD6HzU

「やめてぇ!や…やだ…ぁ」

拒絶の言葉など意味がないとわかっていながら、ねこ娘は力なく繰り返す。先ほどまで保っていた気力は、恐怖心を抱いたと同時に崩れてしまった。今はまるで、抗えぬ力に怯える小さな仔猫のようだった。
ぬらりひょんは構うことなく、ゆっくりと片方ずつ、膝を曲げてパンツをつま先から抜き取ると、それを広げてねこ娘に見せつけた。

「ひひ…なんと色気のない下着をつけておるんだ。これはもう、必要ないな。」

そう言うと、ビリビリと真っ二つに引き裂いて、何食わぬ顔でそのまま袂に入れた。

両足の膝を左右の肩に乗せたままねこ娘の腰を引き上げて、両腕に太股を抱くようにして秘所を正面から眺める。
ねこ娘は逆立ちに近い格好をさせられ、足を開かれ、秘所を見られていることで、すっかり気が動転してしまった。

「いっ、いやあああああ!やめぇぇぇぇっ!はっ放してぇ!見ないでぇ…」

力の限り絶叫しても、ぬらりひょんは少しの躊躇もなく、舐めるように秘所に見入った。

あたりはすでに宵闇に覆われていたが、妖怪たちは、月明りだけで十分に目が利くのである。
先ほどぬらりひょんがつけた赤い痕のすぐ下から、ふっくらとした外陰唇が一本の線を描いている。
そこにあるはずの小さな花芯も秘所も、隠されて見えない。
まるで淫らな交わりなど知らぬように、ただふんわりと柔らかそうであった。

「ほぉう。幼女の秘所とはきれいなものだな。胸や腹と同じ肌色をして、ぴたりと閉じておる。女のココは、もっと淫らに、ぱっくりと口をあけて涎をたらして待っているものだがなぁ。」

そういうと、指で幼線をなぞり、指の腹で開いて中を見た。
敏感な粘膜は外気を受けただけで刺激を伝え、ねこ娘は腰をピクリと動かし、小さな悲鳴をあげた。

「おお、なんときれいな色だ…。それに、この匂い…。ちゃんとメスの…芳しい匂いがするわい。」
522485:2005/06/01(水) 01:44:12 ID:nQTD6HzU

しかし、ぬらりひょんは不思議に思った。
あれだけ技を尽くして感じさせたはずなのに、ねこ娘の蜜ツボはほとんど濡れていなかった。
ぽってりとした幼線はさらりと渇いている。

それはまさに女性の体の神秘というもので、同じような刺激を受けても、それを受け入れる気持ちがあるときと、拒絶しているときとでは、感じ方が全く違う。
嫌悪している相手からでは、いかに巧みな愛撫であっても女性器は受け入れる態勢にならないのだ。
ゆえに、強姦された場合は十分に濡れず、挿入には非常な痛みを伴うという。今のねこ娘が、まさにその状態なのだ。
しかし、幸か不幸か、ぬらりひょんは幼女の体には詳しくないため、それを幼さゆえと解釈した。

(ならば、わたしの舌でぬらしてやるまでよ。)

外気に触れてヒクヒクと動く小さな花芯に、いきなり吸い付いた。

「んにゃぁぁ!」

急激な強い刺激に、ねこ娘は悲痛な叫び声を上げる。必死に身を捩り、逃れようとした。
その度に、逃すまいと太股を強く締め付けられ、さらに激しく責められる。
小刻みに舌を使い、襞のひとつひとつを割るように丁寧に舐める。
かと思うと、固く尖った小さな花芯に歯を立て、ねこ娘の腰が跳ねるほどの刺激を与える。
内股や秘所の入り口に吸い付き、真っ赤な痣をつける。
ねこ娘が苦しそうに身を捩るたびに、チリチリとせわしなく、鈴が鳴った。

そして、さんざん弄って涎まみれになったところで、ずぬり、と舌を挿入した。

「んぁあ!…はぁん…」

生温かく、太い舌に、やわやわと押し広げられる感覚に、心ならずも声が漏れた。
523485:2005/06/01(水) 01:45:45 ID:nQTD6HzU
「ほぅ、いい声だ。ゾクゾクするのう。もっと、もっと鳴け・・・。」

そう言うと、ぬらりひょんは何度も舌を出し入れし、入り口を舐め解す。
しかし、それきりねこ娘は再び口をつぐみ、声を漏らすことはなかった。

鬼太郎によって慣らされた部分は刺激を官能へと変換しようとしたが、ぬらりひょんを拒絶する意識が、最後まで理性を保たせるのだった。

「ふん。もう十分だろう。」

なかなか意のままに反応しないねこ娘に苛立ち、ぬらりひょんは放り出すようにねこ娘の両足を降ろした。
そして膝立ちになり、着物の裾をたくし上げて褌を緩めた。
そこから、熱を帯びて固くそそり立ったものを引っ張り出す。

「おい、小娘。見ろ、これが男のモノだ。」
地に蹲って息を静めようとしているねこ娘の髪の毛を掴んで顔を起こさせると、眼前に見せつけた。

「きゃっ!」

ねこ娘は驚いて、慌てて目を背ける。
鬼太郎の、2倍…いや、3倍ほどもあろうかというそれは、月明りを受けててらてらと黒光りし、びくりびくりと脈を打っていた。
それは再びねこ娘の心に恐怖を植え付けるに十分だった。
ねこ娘の怯えた表情を見て取ると、ぬらりひょんは勝ち誇ったような笑みを浮かべ、顔を覆っているねこ娘の手を取り、自身にあてがわせた。

「やっ、いやぁ…」

引っ込めようとするのを無理やり押さえつけ、自分の手で包み込み、ゆっくりと擦った。
ねこ娘の小さな手には余るほど太く固いそれの形を、嫌でも意識してしまう。
鬼太郎のものを受け入れるのだって、まだ少しの痛みを伴うというのに、こんなものを捻じ込まれたら体がどうにかなってしまうのではないかと、恐くて仕方がない。
524485:2005/06/01(水) 01:47:08 ID:nQTD6HzU

緩やかな刺激が物足りなくなったぬらりひょんは、ねこ娘の手を自身から放すと、その手を捻るようにグイと引っ張ってうつ伏せにさせた。

「ほほぅ、後姿もそそるのう。」

短く刈り上げたうなじに唇をつけ、そこからねっとりと背中をなめまわす。ところどころで強く噛み、また強く吸い付いて、自分が抱いた証を刻みながら。

ほっそりとした腰まで下りてきたところで、ぬらりひょんは口を放し、丸い桃尻を両側から円を描くように揉む。
黒く節くれだった指が、皇かな丸い尻頬に食い込みその形を歪ませていた。

「さて…。メスネコは、四つん這いで男を受け入れるものだぞ。ひっひっひ…」

そう言うと、腹の下に手を差し入れ、徐々に腰を持ち上げる。
ねこ娘は抵抗も出来ず、そのままずるずると引き上げられて、地面に突っ伏して膝立ちになり桃尻を突き出したような格好になった。

今度は後から、局部をまじまじと眺める。
「いやああ!やめてえ!あああああ!」
嫌悪する男の前で屈辱的な格好をさせられ、ねこ娘はまたもパニックに陥り、声にならない金切り声を上げた。
しかし、どんなに身を捩っても、それは思わせぶりに腰を揺らし、虚しく鈴の音を鳴らすばかりだ。

ぬらりひょんは余裕の笑みを浮かべ、その様子を眺める。
高く突き出した格好をしているのに、なおも幼線は閉じたまま、秘所を隠していた。
ぬらりひょんは小さな双丘を鷲掴み、ぐっと押し広げると、露わになった菊座を指で撫で上げる。
525485:2005/06/01(水) 01:48:20 ID:nQTD6HzU

「ふほ。尻の穴まできれいな色をしておる。こっちもかわいがってやらねばな。」

涎を滴らせながら、青白い舌を伸ばして双丘を舐めまわし、柔らかな尻頬にがぶりと歯を立てる。
ねこ娘の悲痛な叫び声と鈴の音を耳にしながら、小さくすぼんだ菊座をねち…と舐めあげた。
そのまま、舌を秘所まで這わせる。
さきほどぬらりひょんの舌で十分にこねられたそこは、赤く火照って潤いを湛えていた。

そこへ指を立てようとして、ふと思いつくと、地面に突っ伏しているねこ娘の顔を横に向け、無理やり口をこじ開け人差し指と中指を突っ込んだ。

「んぐっ…くはっ…んん…」
「下の口が十分に濡れていないんでな。上の口でしっかり濡らしてもらおうか。」

逃げようとする頭を押さえつけ、骨ばった指でいやというほど口内を掻き回す。
十分に涎を絡めてから指を引き抜くと、ねこ娘は粗い息をつきながら咳き込んだ。

それを気にすることなく、再び腰を持ち上げ秘所を真正面から見据えるとまっすぐ指を突き立て、ぬぷぬぷと埋めて行く。

「はぁ、はぁ、…ふみゃっ?やっ、やああ!」
 
まだ息も整わぬねこ娘が悲鳴を上げても構わず指を進め、根元まで入ったところでもう一本挿入したが、それが限界だった。
狭い膣内をゆるりと撫で、ここぞと思う突起や襞を巧みに刺激したが、ねこ娘は突っ伏したまま、声を殺して耐えている。
甘い官能などではなく、ただ苦痛のみを感じている様子だった。
526485:2005/06/01(水) 01:50:49 ID:nQTD6HzU

無理やりとはいえ、抱く以上は相手も喜ばせようと持ちうる限りの技を尽くして愛撫してやったのに、この態度はどういうことか。
なまじ自分の技巧に自信があったため、ぬらりひょんはこの反応にぶちきれた。

「この忌々しい小娘め!鳴け!鳴かんか!そら、これでも鳴かんか!」

怒りに任せ、二本の指でめちゃくちゃに膣内をかき回す。同時に、豆粒ほどの花芯も擦り、摘み上げる。
激しい刺激と理性の鬩ぎあいの中で、それでも声を出すまいと唇を固く結びながらも、ねこ娘の意識は途絶えかけていた。
しかし、苦痛を官能にすり替えて自己防衛を図ろうとしてか、秘所からはようやく密が溢れ始める。
くちゅくちゅと水音が聞こえるほどに潤うと、ぬらりひょんはさらに昂ぶって指の動きを早めた。

「なんだ…。ちゃんと濡れるじゃないか。ばかにしおって、小娘が!まだ鳴かんか!」
激しくせめられる秘所からはまるで悲鳴のように大きな水音が響いたが、ねこ娘はなにも答えない。
半ば意識を失っていたのかもしれない。

「…そうか、指では物足りないか。」

興奮を極め、ぜいぜいと肩で息をしながら、出番を待ちこがれていた黒ずんだ自身を再び取り出した。

「鳴かぬなら、鳴かしてみせよう、ねこ娘…たっぷりとな…」

びくり、と一際大きく脈打つそれを手に、クククとぬらりひょんが嗤う。

その時。


ざわざわざわ…


風もないのに木々がざわめきだした。
527名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 18:42:00 ID:nfHNy1S5
(;´Д`)ハァハァ

も…もすかして













                          ,. -―‐ `'' 、
   ┏┓  ┏━━┓        /.,;彡;, ..,;,.   ゙ミヽ、     ┏━━┓  ┏┓  ┏━┓
 ┏┛┗┓┃┏┓┃       /ソノ;彡;彡;彡;彡'゙ヽ;゙i;,ヽ   ┃┏┓┃┏┛┗┓┃  ┃
 ┗┓┏┛┃┗┛┃┏━━━{i;゙|il|l!ノ彡';彡;'','⌒ ゙!l!l}i゙!━┓┃┃┃┃┃┏┓┃┃  ┃
 ┏┛┗┓┃┏┓┃┃      {ノl!|!;ソ;ノリノ'″l ・ ノ;li|l!1  ┃┃┃┃┃┗┛┃┃┃  ┃
 ┗┓┏┛┗┛┃┃┗━━━'{i|{il{li゙!ソ;'  ` ' `"″!l}!i|!━┛┃┃┃┃    ┃┃┗━┛
   ┃┃      ┃┃         '{;l!|{i!リ''  _ノ    ;i|!レ'     ┃┗┛┃  ┏┛┃┏━┓
   ┗┛      ┗┛        '゙i!|!;'、,_´__,ノ '″    ┗━━┛  ┗━┛┗━┛


の登場でつか?
528名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 20:11:30 ID:YyOZ47PN
かつてない4部ねこタンの性的虐待ぶり。
3部三田ネコタンはそのセクシーなボディ故に過去のSSで野郎どもの標的とされ、
痴漢も脱がしも輪姦も強姦も強制フェラも監禁も全て体験済みですが、4部は襲われても未遂でしたからね。
あくまでも体験は鬼太郎のみの愛撫される身でしたから
(三田ネコと西村ねこでは発育もちがってましたね。下着もそれを象徴。
三田ネコ ブラジャー着用、純白で少しハイレグ気味の「パンティ」、谷間のあるオッパイ、既に陰毛生えてます。
西村ねこ 肌着のみ 純白だが地味な「パンツ」、ようやく膨らみ始めた胸、無毛の幼い性器


アニメで時折覗かせてくれるあの純白パンツも引き裂かれ、
お尻どころか肛門まで見られるなんて、
鬼太郎は見た事あるのかな?ねこタンの尻の穴

気丈に振舞うより泣き叫ぶ方が可愛かったりして・・・・
鬼畜ですな。

続きに(;´Д`)ハァハァ 期待ッス
529485:2005/06/05(日) 10:47:08 ID:pwu/8Ek0
駄作のくせに長くてすみません。
でも(;´Д`)ハァハァ してもらえてヨカッタッス。

ねこタン虐めはもうおしまいでつ。

ここで止めたらねこタンかわいそうなので、もすこし駄作にお付き合いお願いしまつ。
あとはアマンアマン突入ー!
530485:2005/06/05(日) 10:56:39 ID:pwu/8Ek0


少し前。
妖怪アパートを飛び出した鬼太郎は、奥多摩を目指して猛スピードで走っていた。
一反木綿に乗せてもらえば早いのだが、今の彼に、そんなことを思い出させる余裕はない。

奥多摩に霊山は数あっても、ねこ娘が薬草を採りに行くところといえば、見当はつく。
そこを目指して、鬼太郎は一心不乱に走る。

ねずみ男が、帰りの遅いねこ娘を心配し、珍しくも彼女を迎えに行ったという。
普段ならありえない不自然な行動だ。
しかし、彼がねこ娘の体の自由を奪う銀細工を持っていたとしたら…話は別だ。

「ねこ娘…、間に合ってくれよ…」

鬼太郎は、さっさとあの銀の首輪を処分しなかったことを激しく後悔した。
一時(いっとき=二時間)ほど走りつづけ、目的の山の林道に差し掛かった。

「ん?あれは…」

道端に、ねこ娘が持っていった背負子のようなカゴが転がっている。
さあっと、全身の血の気が引いた。
気を集中させて、その辺りに愛しいひとの妖気を探る。
すると、少し離れた茂みの奥に、ねこ娘と、ねずみ男と、さらに二人の、嫌というほど良く知っている妖気を感じ取った。

「な…ぜ…、ここにあいつが…?」

悪い予感が過ぎり、焦燥感に胸が締め付けられる。
531485:2005/06/05(日) 11:04:51 ID:pwu/8Ek0
思考が混乱しかかったそのとき、背後から気の抜けるような声が掛かった。

「ああ〜!お前は、鬼太郎!」

先ほど感じた、嫌というほどよく知っている妖気のうちの一人、朱の盆だった。
「よくここが、わかったなぁー。でも、ぬらりひょんさまのお楽しみの邪魔はさせないんだな。」

そう言うと、頭を前に傾けどどど…と勢いよく走ってきた。得意の頭突きをお見舞いするつもりらしい。
鬼太郎は、表情も変えずに毛綱を伸ばして朱の盆を捕らえ、勢いに任せてぶん投げて反対側の木の幹にぶつけた。
朱の盆は、ぐえっと言ってそのまま気を失った。

「やはり…あいつか…。」

鬼太郎は、朱の盆が口にした名を聞いた途端、混乱しかかっていた思考がすっと冴え、敵が誰であるかを確信した。
腹の底から煮えくり返るように怒りがこみ上げる。
どこにもぶつけようのない焦りと憤りに任せ、戦闘中にも見せたことのないほどの妖気を放出させた。
その、怒気を込めた膨大な妖気の放出に、地が震えて地響きとなり、空気が震えて木の葉を揺らした。



風もないのに木々がざわめきだした。
532485:2005/06/05(日) 11:10:46 ID:pwu/8Ek0



木々のざわめきと地鳴りに気づき、ぬらりひょんが顔を上げた。

「ん?なんだ…?まさか…」

近づきつつある強大な妖気の持ち主が誰であるかを察し、

「ちぃ、こんなに早く来るとは…。これからと言う所で…」

忌々しそうに舌打ちをすると、引っ込みがつかないほどに腫れ上がった自身を着物の中に隠した。

そして、持ち上げていたねこ娘の桃尻にかぶりつくようにしゃがみこむ。
ねこ娘の体を盾にするためだった。
もう完全に気を失ったのか、ねこ娘はぐにゃりとして動かない。
そして、ぬらりひょんはしずかに刀を抜き、妖気の主が現れるのを待った。


 「ねこ娘を…離せ。」


地を這うように低く重苦しい声がぬらりひょんの耳を掠める。
ただならぬ妖気の波動と呪うような声に圧倒されそうになりながらも、声のした方向を向く。
そこには無表情の…無表情に見えながらその目にはっきりと怒りの色を篭めた鬼太郎が立っていた。
ぬらりひょんは、背筋が凍るような恐怖を抑え、精一杯平静を装って答えた。

「ずいぶん早く気づいたな。まあ、それだけあの男の仕事がずさんだったという事か…。」

背後の木に縛り付けられているねずみ男の方を顎で指し示しながら言った。
533485:2005/06/05(日) 11:16:32 ID:pwu/8Ek0

「しかし、残念だったな。もうこの娘はわたしのものだ。一足遅かったな。ははははは!」

ぬらりひょんは虚勢を張った。まだ、肝心なものを奪っていなかったが。
しかし、この言葉はかなりの効果があったらしく、鬼太郎の顔はあきらかに動揺した。
唇をきゅっと噛み締め、かすかに眉を寄せた。

「ねこ…娘…、ねこ娘!」

鬼太郎は、屈辱的な格好でぬらりひょんの手中にある愛しい娘の名を、迸るように呼んだ。
しかし、ぐったりと力なく地面に突っ伏した顔も指先も、なんの反応もない。

「はっはっは…。快楽の果てに昇天しおったわ。お前より、よほど良かったようだな。」

なおも鬼太郎に精神的ダメージを与えるべく、虚言を吐く。
鬼太郎は、耐え切れぬように項垂れ、俯くと小刻みに震えだした。
今がチャンスか、と、ぬらりひょんが気色ばんで刀の柄に手を掛けたとき、ゆっくりと鬼太郎が顔を上げる。
その目には、明確な殺意が見て取れた。

「ぬらりひょん、今度ばかりは許さない。永遠に、消滅してもらう!」

どんっと、激しい衝撃と共に一度に妖気を放出し、髪の毛を逆立てる。
ぬらりひょんは一瞬ひるんだが、最後の切り札を出した。

「おっと、鬼太郎。よく見るがいい。この小娘も道連れだぞ。」

抱えていたねこ娘の腰を降ろすと、今度は胸を抱えて上半身を起こし、ねこ娘の頬に、隠し持っていた刀の冷たい刀身を当てた。
534485:2005/06/05(日) 11:26:17 ID:pwu/8Ek0

「!」
「フフフ。さあどうする。この柔らかい頬をえぐってやろうか。それとも、かわいい鼻をそいでやろうか…。」
「や…めろ…、ねこ娘にだけは…手を出すな…」

見る見る妖気が収束していき、鬼太郎は狼狽した。嘆願するように、頭を垂れる。
その様子に、ぬらりひょんは鬼の首を取ったように高らかに笑った。

「ははははは!言っただろう、鬼太郎。この娘は、すでにわたしのものだと!」

勝てる、と思ったその時、ぬらりひょんに油断が生じた。
その刹那。

「ぬらりひょん!後ろだ!」

ふいに、背後から鬼気迫る声が掛かった。

「なにぃ!しまった!」

咄嗟に振り向き、刀を構える。開放されたねこ娘の体が、地に崩れる。
しかし、振り向いたぬらりひょんの前には誰もおらず、すぐ傍の木の幹で、縛られたままのねずみ男がニヤニヤと薄笑いを浮かべていた。
535485:2005/06/05(日) 11:32:34 ID:pwu/8Ek0

図られた、と思ったと同時に、ぬらりひょんの頭に激痛が走った。
この一瞬のスキをついて鬼太郎が放った毛ばりが、後頭部を直撃したのだ。
間髪を入れず、下駄が手を強打し、刀を取り落とす。
そしてほぼ同時にちゃんちゃんこが顔を覆い、ものすごい力で締め上げ始めた。

「ぐあああああああああ!」

もがき苦しむぬらりひょんに、今度はオカリナロープが撒きつき、そのままずるずると、鬼太郎の足元まで引き寄せられた。
眼下にもがき続けるぬらりひょんを見ながら、鬼太郎は冷静に口を開く。

「ねこ娘は、誰のものでもない。お前は、取り返しのつかない過ちを犯してしまったんだ…。」
「まっ、待て、鬼太郎!実はな、私はまだ…」
「言い訳は聞きたくない。覚悟しろ。二度と戻れないように、灰になるまでお前を焼き尽くす。」
「やっやめろ!待ってくれ…まだ…」

普段なら、出来る限り相手の言い分を聞き、話し合いで済ませようとする鬼太郎だが、今は聞く耳をもたない。どんな言い訳を

しようと、目の前で気を失っているねこ娘の姿だけで、殺意の十分な理由となった。
ぬらりひょんは、決して踏んではいけない地雷を踏んでしまったのだ。
鬼太郎の体が青白く輝き、それが手に集中するとオカリナロープを通して激しい放電が始まった。

「…ぐおおおおおおおおおおおお…」

ちゃんちゃんこに締め付けられたままのぬらりひょんから、断末魔の叫びが発せられた。
536485:2005/06/05(日) 11:43:50 ID:pwu/8Ek0

その時、今度は鬼太郎が不意打ちを食らった。
脇の茂みから飛び出してきた赤い塊が、鬼太郎のわき腹に体当たりしたのだ。
鬼太郎はよろめいたが、オカリナを握ったまま放電も止めない。
赤い塊−−−朱の盆は、電気ショックに耐えながら必死に鬼太郎に縋りつく。

「鬼太郎、お願いだ。ぬらりひょん様を殺さないでくれ!」
「朱の盆、お前も消されたくなければ、離れるんだ!」
「いやだぁ!ぬらりひょんさまは悪かったけど、でも、鬼太郎だって悪いんだぞ。」
「いいから離れろ!」
「お前が、あのおかしな鈴を持っていなければ、ぬらりひょんさまだって、あんな子供に手を出したりしなかったんだ!」
「……………………。」
「お前だって、あれを使ってねこ娘にいやらしいことしたんだろう!おなじじゃないかぁ!」
喚きながら、朱の盆はポカポカと鬼太郎を殴りつける。

「……………………。」
放電が止んだ。
オカリナロープとちゃんちゃんこが緩み、しゅるしゅると鬼太郎の手に戻る。
どさり、と地に落ちたぬらりひょんに朱の盆が駆け寄る。
助け起こされるぬらりひょんに、憤りと憎悪の篭もった目を向けると、地獄から這い上がってくるような声で言った。

「命だけは助けてやる。だけど二度と、俺の前にもねこ娘の前にも姿を現すな。今度会ったときは、容赦しない。」

およそ正義の味方には似つかわしくない表情と声と言葉。
朱の盆は、はいぃぃっとひれ伏すと、大慌てで瀕死のぬらりひょんを抱えて走り去っていった。
537485:2005/06/05(日) 11:54:38 ID:pwu/8Ek0

放心したように俯く鬼太郎に、調子っぱずれな声が掛かる。

「いや〜、鬼太郎ちゃん!さすがだねぇ。一時はどうなることかと思ったぜ。ま、一件落着ってとこだな。」

木に縛られたままのねずみ男だ。
鬼太郎は、今度はそちらに目を向けると、ずんずんと近づいて行った。
その表情からは怒りの色が消えていない。ねずみ男は恐怖に引きつった。

「…いや、それもこれも、おれっちの機転のお陰だよなっ。我ながら、絶妙のタイミングでぬらりひょんの気を逸らしたろ?
俺たちって最高のコンビだよなぁぁ…」

鬼太郎の表情は変わらない。

「…わ、悪かったよ…。あれを盗んだことは悪かった!でもよ、あんな効果があるなんてしらなかったんだよ。
ぬらりひょんに、あれをねこ娘につけるだけでいいって言われてよ。でも、まさかこんなことするなんてなぁ。
おれっちは反対したんだぜ!ねこ娘を守ろうと思ったんだけど、ゴイ〜ンとやられちまって…。おい!鬼太郎!聞いてんのか?」

ねずみ男の目前まで来て、無言で睨みつける隻眼。ねずみ男は必死だった。

「それにさ!あいつ、威勢のいいこと言ってたけど、結局、挿入できなかったんだぜ!イチモツを取り出したところでおめえが登
場よ!さすが、ヒーローだねぇ!」

媚びるように笑って鬼太郎の表情を見るが、相変わらず怒気がこもっている。
538485:2005/06/05(日) 11:56:09 ID:pwu/8Ek0

「…いや、途中ねこ娘の悲鳴で目が覚めたんだけどよ。隙あらば助けようって、気絶した振りし続けてたんだよ。
そしたらねこ娘のヤツ、最後まで抵抗しててな。立派だったぜ、ほんと!」

鬼太郎は無言で縄をほどく。

「あ、ありがてえ、助かったぜ!…頼む!許してくれ!なんでもするから!鬼太郎さま!」

額づいて鬼太郎に媚を売るねずみ男に、鬼太郎は静かに言った。

「…行け。」
「へ?」
「行けと言ってるんだ!ぬらりひょんと同じ目にあいたくなければな。」
「はっはいぃ!」

ねずみ男は、一目散に逃げ出した。
その背中に、鬼太郎は言葉を掛ける。

「おい、ねずみ男!お前は今日、何も見なかった。ねこ娘には、なにもなかったんだ。いいな!」
「わっ、わかってらぁ、そのくらい!俺ぁなーんにも見てねえよー!」

叫びながら、茂みの向こうへ消えていった。
539485:2005/06/05(日) 12:08:09 ID:pwu/8Ek0



誰もいなくなって、鬼太郎は地に伏したまま動かないねこ娘の傍らに跪いた。
そっと抱き上げて間近に見ると、体中につけられた歯形や赤い痣が痛々しい。
汚れを落とそうとするように、ごしごしとその忌まわしい痕を擦るが、消えるはずもなく。
ふっくらとした頬に残る涙の痕を見ていたら、守り切れなかった無念さがこみ上げてきて、涙が溢れた。
ねこ娘の白い肌の上に、ぽたぽたとしずくが落ちる。
そのかすかな刺激に、失っていた気を呼び覚まされて、ねこむすめが小さく名を呼んだ。

「き…たろ…?」
「ね…こ…むすめ…。」

鬼太郎は名を呼ぶと、ねこ娘の小さな頭を胸に抱きしめた。

「ねこ…むすめ…。ごめん…すべて僕が悪いんだ。僕のせいで、こんな…」

最も罪深いのは、憎むべきは、ぬらりひょんでもねずみ男でもない、自分自身だ、と鬼太郎は思う。
それがわかっているから、さっきぬらりひょんに留めをさせなかったのだ。

かつて鬼太郎は銀細工を使って、自由をなくしたねこ娘の純潔を手に入れた。
その時は、そうしなければねこ娘を手に入れることはできないと思っていたのだが、
よくよく考えれば、そんな小道具を使わなくとも、時間を掛ければ成就したはずだった。
ねこ娘は自分のことを好きでいてくれたのだから。

とはいっても、それを使ったことを後悔してはいないし、初めての契りの感触が、恥らうねこ娘のかわいい姿が、
その情事の一部始終を知っている銀細工に刻み込まれている気がして、捨てることが忍びなかった。
再び使うつもりなどなかったが、思い出の品、といった軽い気持ちで、床下に隠しておいた。
しかし、そんな青臭い未練が、このような危険にねこ娘を陥れてしまった。
540485:2005/06/05(日) 12:09:24 ID:pwu/8Ek0



誰もいなくなって、鬼太郎は地に伏したまま動かないねこ娘の傍らに跪いた。
そっと抱き上げて間近に見ると、体中につけられた歯形や赤い痣が痛々しい。
汚れを落とそうとするように、ごしごしとその忌まわしい痕を擦るが、消えるはずもなく。
ふっくらとした頬に残る涙の痕を見ていたら、守り切れなかった無念さがこみ上げてきて、涙が溢れた。
ねこ娘の白い肌の上に、ぽたぽたとしずくが落ちる。
そのかすかな刺激に、失っていた気を呼び覚まされて、ねこむすめが小さく名を呼んだ。

「き…たろ…?」
「ね…こ…むすめ…。」

鬼太郎は名を呼ぶと、ねこ娘の小さな頭を胸に抱きしめた。

「ねこ…むすめ…。ごめん…すべて僕が悪いんだ。僕のせいで、こんな…」

最も罪深いのは、憎むべきは、ぬらりひょんでもねずみ男でもない、自分自身だ、と鬼太郎は思う。
それがわかっているから、さっきぬらりひょんに留めをさせなかったのだ。

かつて鬼太郎は銀細工を使って、自由をなくしたねこ娘の純潔を手に入れた。
その時は、そうしなければねこ娘を手に入れることはできないと思っていたのだが、
よくよく考えれば、そんな小道具を使わなくとも、時間を掛ければ成就したはずだった。
ねこ娘は自分のことを好きでいてくれたのだから。

とはいっても、それを使ったことを後悔してはいないし、初めての契りの感触が、恥らうねこ娘のかわいい姿が、
その情事の一部始終を知っている銀細工に刻み込まれている気がして、捨てることが忍びなかった。
再び使うつもりなどなかったが、思い出の品、といった軽い気持ちで、床下に隠しておいた。
しかし、そんな青臭い未練が、このような危険にねこ娘を陥れてしまった。
541485:2005/06/05(日) 12:16:29 ID:pwu/8Ek0

鬼太郎は、ねこ娘の首から銀細工の首輪を外すと、それを左手の掌に握り締め、ねこ娘の体を少し離した。
そして、さきほどぬらりひょんに浴びせたと同じくらいの放電を左手にする。

「こんなもの!未練がましく取っておかないで、さっさと消滅させればよかったんだ!」

放電によって高い熱を帯び、固く握り締めた拳から、ぷすぷすとなにかが焦げるような音がする。

「ちょっと…鬼太郎、なにしてんの?火傷しちゃう…や、やめてよ…」

不安そうにねこ娘が言うのも聞かず、鬼太郎はなおも放電を続けた。
握った手の指の隙間から、溶け出した銀が流れ落ち、やがて、肉の焦げるような匂いが漂ってくる。

「やっ、やめてぇぇぇ!ばかなことしないで!」

叫びつつ、首輪を外して少し軽くなった身を起こして、放電している左手に飛びついた。
ねこ娘を巻き込むわけに行かず、鬼太郎は放電を止めた。

「なんでこんなこと…。あーあ、こんなに火傷して…。いくら鬼太郎だって…。」

心配そうに、まだくすぶる掌を覗くねこ娘を抱き寄せると、その華奢な手をとり、唇を付けた。
「こんな傷、ねこ娘が受けた痛みに比べたらなんてことないよ。こんなことくらいで、僕の罪を償えるなんて思わないけど。」
辛そうな声で言う。

「そんなこと…しないで、鬼太郎。あたしはもう…汚れちゃったんだよ。鬼太郎が好きだって言ってくれたあたしじゃない…よ…
体中、こんなに…あたし…」

自分の体に刻まれた、汚された証の痕を見て、ねこ娘は涙ぐむ。
鬼太郎は、ねこ娘の髪をそっと撫ぜながら、静かに否定した。

「汚れてなんていない。きみはもとのままの、きれいな、僕の大切なねこ娘だよ。こんな痕、僕が消す。だから、僕を信じて。拒ま
ないで…。」
542485:2005/06/05(日) 12:36:57 ID:pwu/8Ek0
うわあああ、二重投稿…・゚・(つД`)・゚・

一気にシラケル失敗、すんまそん…_| ̄|○ガックシ
こりは、頭冷やして出直しだぁぁ!

ではうなだれつつ逝ってきまつ。
543485:2005/06/07(火) 01:51:04 ID:1AD1ihY+
長くなりましたが、一応最後まで書いたので、
引き続き駄文投下しまつ。

長らくお付き合いありがとうございました。
544485:2005/06/07(火) 01:51:52 ID:1AD1ihY+

そして、二の腕の内側につけられた赤い痣をちゅ…と口に含むと、痛むほどに強く吸い上げた。
眉を顰めて痛みに耐えるねこ娘に、鬼太郎は自分の吸った痕を見せる。
ぬらりひょんがつけた痣と同じ場所をより強く吸うことで、もとの痣の形がわからないくらい濃く大きな赤い花を咲かせた。

「ほら、これは今、僕がつけた印だよ。すこし強く吸いすぎたけど、これは僕の”ねこ娘が大好き”という気持ちの印なんだ。」
「鬼太郎…。」

ねこ娘は頬を赤く染め、恥ずかしそうに俯く。
これまでと少しも変わらない鬼太郎の温もりに包まれて、張り詰めていた気が緩み、涙がぽろぽろと零れた。
そのまま、鬼太郎の胸に顔を埋めて泣きじゃくる。
ねこ娘が落ち着くまで、鬼太郎は優しく抱きしめていた。

やっと泣き止んだねこ娘が顔を上げると、零れた涙を唇で掬いながら優しく囁く。

「ねこ娘、きみの体に、僕の印をたくさん、刻ませて?僕の気持ちの証を…。この印はね、忌まわしい傷と記憶を消す力があるんだ。」

そのまま、首筋についた赤い痣を口に含み、強く吸い上げる。

「そんなの、うそ…ぁん…」

同じ所をぬらりひょんに吸い付かれたときとは全く違う、甘い痺れがそこから生まれる。
鬼太郎が出任せで言った言葉を鵜呑みにするわけではないのだが、本当に鬼太郎の唇によって穢れが浄化されるような気がする。
穏やかな温もりが全身に波紋を広げ、頑なな心と体を少しずつ解していった。

首筋、鎖骨、肩…と、忌まわしい痕に、より深く濃く赤い花を重ねながら、鬼太郎は一つずつそれらを辿っていった。
うっすらと残る歯形を見ると、痛々しさに胸が締め付けられたが、それにも丁寧に、赤い花を重ねた。
忌まわしい傷と記憶を消す力なんてあるはずもないが、それはむしろ、自分に言い聞かせるような、願いにも似た言葉だった。

ぬらりひょんの残した痕を、自分のつける痕に変換することで、まだねこ娘が自分だけのものであると確認したい。
なによりねこ娘の記憶から、あの男から受けた恥辱をすべて拭い去りたい。
そんな祈りを込めて、また一つ、胸に残る赤い痣を唇で摘み取った。
545485:2005/06/07(火) 01:53:05 ID:1AD1ihY+

ちゅく…と鬼太郎が吸い付くたびに、ねこ娘の体がかすかに反応する。
最初は身を強張らせるだけだったが、次第に体が熱を帯び、声に艶が加わってくる。

「んぁ…はぁん…き…たろぉ…」

初めは、穢れを取るために…と、儀式のように冷静に痕を辿っていた鬼太郎も、ねこ娘のなまめかしい声に刺激され、段々昂ぶっていく。
ほんのりとした胸の膨らみに押し当てていた唇で、思わずそのピンク色の先端に吸い付いてしまった。

「にゃあん!」

不意に襲った刺激に、ねこ娘は嬌声を上げる。

「あっ、ごめん。つい…。ここには、痕はついてなかったね…。」

昂ぶりに任せて余計なことをしてしまったことに照れて、顔を上げてねこ娘を見た。
が、ねこ娘は意外にも、真剣な顔つきで鬼太郎に訴えるように言った。

「ううん。いいの。痕はなくても、そこも…汚いの。鬼太郎、そこもキレイに出来る?」

ねこ娘は、鬼太郎が触れることでキレイになると、信じているようだった。いや、そう信じ込もうとしているのだろう。

「大丈夫。僕が浄化してあげるよ。僕に任せて?」
「よかった…。…あと、手も…それから、ここも、ここも…汚いの…。」

おずおずと恥ずかしそうに鬼太郎の顔を見ながら、手や脇の下や臍を指し示す。
眉を寄せて、本当に汚らわしいものを見るように、自分の体を見回す。
よほどぬらりひょんに触れられたことが気持ちが悪いのだろう。

「わかったよ。順番に…全部キレイにするから…。」

そう言うと、再び胸に顔を埋めた。
546485:2005/06/07(火) 01:53:44 ID:1AD1ihY+
ほのかな膨らみの周囲から先端に向けて、丁寧に隙間なく舐め上げる。
最後にちゅぷ…と先端を口に含み、舌でクリクリと転がす。

「ふぁ…ん、あ…あぁ」

うっとりと瞳を閉じ、そこから伝わる甘い感覚に誘われ、自然に艶やかな声が出る。
そのかわいい声がもっと聞きたくて、鬼太郎は本来の目的も忘れ盛んに感度のいい胸を貪った。
わざとちゅぱちゅぱと音を立てて吸い付き、舌先でくすぐるように舐めまわすうちに、ねこ娘のおっぱいは、鬼太郎の唾液でぐっしょりと濡れてしまった。

その胸を枕のようにして横顔を押し付けると、ねこ娘の手を取り、手の甲に口付けてから指を含んだ。
一本一本丁寧に、しごくように舐められる指をぼんやりと見ながら、ねこ娘は今まで感じたことのない興奮を覚えた。
普段いろんなものに触れ、よく使う指が、こんなに淫らな感覚を持っていたなんて…。
鬼太郎の指や舌には、本当に不思議な力があるのかしら…。ぼんやりと、ねこ娘は思った。

鬼太郎は、ぬらりひょんと同じ線を舌で辿って二の腕を伝い、脇の下に鼻先をつけた。
そこから、脇に吸い付き、舐め上げる。

「んはぁっ!…んんっ、にゃぁぁ」

鬼太郎に触れられると、どこでもすぐに性感帯となった。
体のあちこちに触れられるたびに、新たな官能が開花する。
それはぬらりひょんでは出来なかったことで、鬼太郎だけが、それを引き出すことが出来る。

今度は、じわじわと腹の方へと下りていき、ところどころに刻まれた赤い痣を拾いながら、下腹部を目指す。
全裸で横たわるねこ娘の下腹部はすでに露わになっており、鬼太郎はその膨らみの真中に、赤い痣があるのを見た。

(こんなところにまで…)

悔しくて、思わずかぁっと頭に血が上るが、頭を振って気持ちを切り替えると、かわいい膨らみを汚した痣に唇を付ける。
547485:2005/06/07(火) 01:54:36 ID:1AD1ihY+

「にゃふっ…ああん!」

ねこ娘の腰が、魚のように跳ねた。
鬼太郎は構わずに、ことさら強く吸い付く。
そして、先についていた痕よりも一回り大きく濃く咲いた花を確認すると、そのまま、幼線を指で割って中を見た。
そこは今までどおりキレイなピンク色で、花芽も花芯も慎ましく、とても醜い老爺の指に蹂躙されたとは思えない。
ただ、さっきは激しく攻められてもほとんど濡れなかった秘所に、今は透明の蜜が溢れ、独特の甘い香りを放っていた。

その蜜の香りに誘われる蜂のように、鬼太郎は舌を伸ばすと、ねちゃり…と源泉に舌先を沈め、その甘美を貪った。

「ん…あ…はぁん…」

一際艶やかに鳴くと、ねこ娘は急激に高みに押し上げられていくのに耐えるように、鬼太郎の頭に縋りついた。
鬼太郎もまた、ねこ娘の反応に煽られるように舌の動きを早め、さらに指でも固く尖った部分を刺激する。
しかし、登りつめそうになるのを振り切って、ねこ娘は鬼太郎を制止した。

「ダメ!きた…ろ、待って…まだダメ…。まだ、あたし汚れ…てる…よ?」
「え…?」

すでに当初の目的を忘れ、快楽に溺れかけていた鬼太郎は、ねこ娘の言葉を理解するのに少し時間がかかった。

「あの…ね、背中も…オ…オシリ…も……」

鬼太郎の反応がないので、仕方なく、やっと聞こえるくらいの声で言うと、真っ赤になって顔を背けてしまった。

「ああ…。わかった。」

軽く苦笑すると、鬼太郎は荒い息をなんとか整えながら、ねこ娘をうつ伏せに寝かせた。
背中には、やはりところどころに忌まわしい赤い痣がある。
548485:2005/06/07(火) 02:04:09 ID:1AD1ihY+

「このうなじも…大好きだよ…」
「にゃぁん…」

首筋に口付け、そこからゆっくりと舌を這わせながら、背中の痣を唇で摘み取っていく。
ねこ娘の背中のラインは優美な曲線を描き、そこにはすでに女の色香を漂わせていた。
白く皇かな肌の感触を楽しみながら、ぷっくりと丸く形の良い双丘まで下りると、
そこにも、かなり際どい部分に痛々しい痕を見つけ、心がしん…と凍りつく。
鬼太郎ですら、触れるのを戸惑っていた部分も、あの男は遠慮もなく貪り、痕を刻んだのだ。

「ねこ娘…ごめん、ちょっと、腰を上げて。」

ねこ娘には辛いだろうが、さっきぬらりひょんがさせていたと同じようにお尻を突き出してもらわないと、ここへはうまく侵入できない。
獣のような格好が、半分だけ獣の血の流れるねこ娘にとっては却って恥ずかしいのか、これまでは許してもらえない体勢だった。

「う…うん。あんまり、見ないで…よ。」

そう言いながらも、素直に腰を上げ、膝立ちになる。

「わかった。気をつけるよ。」

そうは言っても、見ずに出来るもんじゃない。
鬼太郎は、眼前に突き出された双丘をむずと掴み、左右に開いてその中をじっくりと凝視した。
かわいらしく窄まった菊座はきれいな肌色で、その先に蜜を滴らせて塗れそぼる秘所が覗く。
前から見るのとは違って見える秘所の様子に、鬼太郎はごくりと喉を鳴らし、ほとんど本能のまま、双丘の割れ目に舌を滑り込ませた。
舌先を使い、菊座をこねまわす。
549485:2005/06/07(火) 02:05:37 ID:1AD1ihY+

「ひゃぁん!んぁ…ぃや…そ、そんな…トコ…」

恥ずかしがって身を捩ろうとするたびに、魅惑的に腰が揺らめき、その動きが鬼太郎の熱を上げる。
鬼太郎は存分に、背後から秘所を味わった。
そして、そのまま突き進みそうになるのを堪えて顔を上げると、ねこ娘を仰向けに返し、顔を覗き込んだ。

「ねこ娘…。全部終ったよ。もう、忌まわしい痕は一つもない。今君の体に残っているのは、全部、僕が君を大好きだっていう印だよ。」
「あたし…汚れていない?…あたしはまだ、鬼太郎の…鬼太郎だけのものなの?」

涙ぐんで、必死に問い質す。鬼太郎は優しく髪を撫でながら答える。

「ねこ娘が誰のものかなんて、僕や誰かが決めるものじゃない。ねこ娘が自分で決めるんだよ。ねぇ、教えて?ねこ娘。きみはまだ、僕のもの…?」

ねこ娘は、顔を真っ赤にしながらも、鬼太郎の目を見上げてきっぱりと言う。

「あたしは、もうずーっと前から、これからもずーっと、髪の毛一本だって鬼太郎のものよ!」

その真剣な様子に思わず笑ってしまったが、ねこ娘がぷぅっとむくれると、そっと肩を抱き寄せて耳元に囁く。

「じゃあさ、きみが僕だけのものだっていう、一番大切な証を刻むよ…。」
「一番大切な…証…?」
「うん。」

きょとんとしているねこ娘に、目を伏せた鬼太郎の顔がゆっくりと近づいてくる。
ようやく察したねこ娘は、同じように目を伏せて、やがて触れるそれを、静かに受け止めた。
初めは、軽く触れ合う程度に。やがて、舌が割り込み、互いに貪りあう激しいものに。
唾液が絡み合い、互いの口中を潤すと、ようやく顔を離して二人は見詰め合った。
550485:2005/06/07(火) 02:06:57 ID:1AD1ihY+

「ねこ娘…僕のねこ娘…スキだ…よ」
「鬼太郎…大スキ…」

互いの心が少しも変わらないことを確認すると、安堵のため息を漏らしたねこ娘に、鬼太郎はすまなそうに呟いた。
「ねこ娘…、それで、あの…、下のほうも…大切な証…刻んでいい…かな?もう…限界なんだ…」

やがて。

ようやく出番を迎えた鬼太郎のソレは、散々待たされた憂さを晴らすように大活躍し、

「き…きた…ろ…、あたし…も…だ、ダメ…アッ、アアア…ン」

一際高い嬌声を合図に、ねこ娘の奥深くに精を放った。
これが、もう一つの「大切な証」。



しかし、完全にねこ娘を取り戻したと思った鬼太郎に、思わぬ落とし穴が待っていた。
周りに散らばっていたねこ娘の服を集めたところ、肝心の、大切な、愛しい白いパンツがない。

「?ねこ娘…、あの…どうしよう…。見当たらないんだけど…?」
「なに…?」
「…あの、だから…、その…ぱ・パンツ…」
「あ!」

ねこ娘は、思い出した。目の前で、真っ二つに裂かれ、そのままあの男の袂にしまい込まれてしまったことを。
それを伝えると、鬼太郎は憤りを新たにした。
551485:2005/06/07(火) 02:08:03 ID:1AD1ihY+

「ねこ娘…僕のねこ娘…スキだ…よ」
「鬼太郎…大スキ…」

互いの心が少しも変わらないことを確認すると、安堵のため息を漏らしたねこ娘に、鬼太郎はすまなそうに呟いた。
「ねこ娘…、それで、あの…、下のほうも…大切な証…刻んでいい…かな?もう…限界なんだ…」

やがて。

ようやく出番を迎えた鬼太郎のソレは、散々待たされた憂さを晴らすように大活躍し、

「き…きた…ろ…、あたし…も…だ、ダメ…アッ、アアア…ン」

一際高い嬌声を合図に、ねこ娘の奥深くに精を放った。
これが、もう一つの「大切な証」。



しかし、完全にねこ娘を取り戻したと思った鬼太郎に、思わぬ落とし穴が待っていた。
周りに散らばっていたねこ娘の服を集めたところ、肝心の、大切な、愛しい白いパンツがない。

「?ねこ娘…、あの…どうしよう…。見当たらないんだけど…?」
「なに…?」
「…あの、だから…、その…ぱ・パンツ…」
「あ!」

ねこ娘は、思い出した。目の前で、真っ二つに裂かれ、そのままあの男の袂にしまい込まれてしまったことを。
それを伝えると、鬼太郎は憤りを新たにした。
552485:2005/06/07(火) 02:08:58 ID:1AD1ihY+

「クソッ!ねこ娘の…大切な…。しかも引き裂いたなんて…!」
「もういいよ。あれは諦める。思い出したくもないんだ…」
「う・うん。ごめん、つい、悔しくて…。」

ねこ娘の脱ぎたてパンツを持っていったなんて、本当は万死に値する。と、鬼太郎は思う。
しかし、それに囚われることでこの事件に縛られたくはないから、もう忘れることにした。

帰り道、散々攻められて腰の立たないねこ娘を鬼太郎が抱きかかえて歩いたが、スカートの裾から覗く下着を着けていない大切なところが気になってしかたがなかった。




一方…

二度と鬼太郎やねこ娘の前に出られなくなってしまったぬらりひょんは、それでもねこ娘の体が忘れられず、唯一手元に残ったパンツを手に、白い裸体を思い出し、

「ねっ・ねこむすめぇぇぇぇ! くっ・あぁ…!」

…一人寂しくマスをかく日々だという。
553485:2005/06/07(火) 02:11:40 ID:1AD1ihY+
あ…終了マーク入れるの忘れたorz;;

駄文投下、これにて終了です。

554毛っぽい人 ◆.QnJ2CGaPk :2005/06/07(火) 08:14:43 ID:zxRN4eo+
485氏長文も疲れ様ですた



                 ,r=''""゙゙゙li,
      _,、r=====、、,,_ ,r!'   ...::;il!
     ,r!'゙゙´       `'ヾ;、, ..::::;r!'゙
    ,i{゙‐'_,,_         :l}..::;r!゙
.  ,r!'゙´ ´-ー‐‐==、;;;:....   :;l!:;r゙
 ,rジ          `~''=;;:;il!::'li
. ill゙  ....         .:;ll:::: ゙li
..il'   ' ' '‐‐===、;;;;;;;:.... .;;il!::  ,il!
..ll          `"゙''l{::: ,,;r'゙
..'l!       . . . . . . ::l}::;rll(,
 'i,  ' ' -=====‐ー《:::il::゙ヾ;、
  ゙i、            ::li:il::  ゙'\
  ゙li、      ..........,,ノ;i!:....    `' 、  ∧__∧  (;´Д`)ハァハァしますた
   `'=、:::::;;、:、===''ジ゙'==-、、,,,__ `'(`・ω・´)ぐっじょー!!
     `~''''===''"゙´        ~`''ー(  ))
                        u~u


>「お前が、あのおかしな鈴を持っていなければ、ぬらりひょんさまだって、あんな子供に手を出したりしなかったんだ!」

そ…それは漏れの事かー!!
漏れが小道具を使わせたばかりにネコタンゴメソ・゚・(つД`)・゚・
555名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:45:04 ID:HOm/i62l
485氏GJ!
ねこタンの白いパンツ(*´Д`)ハァハァ
ぬらりひょんそれを寄越うわなにをするやめrくぁwせdrftgyふじこlp:
556485改め名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 00:43:23 ID:iIBd1dcx
あたたかいお言葉をありが豚でつ。

うああああ!
神!
毛目玉神がああ!

モーレツに感動しますた!
勝手に小道具使って酷いことしたのは漏れでつ。
叱られても当然なのに、力強いぐっじょー!!いただいて恐縮です。

これで胸張って故郷に帰れます<勝手に帰れ!
557名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 07:08:18 ID:UfLkm7ng
485氏マジでGJ!

>ねこタンの白いパンツ(*´Д`)ハァハァ
考えればあれこそ4部ねこタン萌えの原点!!

今日は有休なので、ただ今より「まぼろしの汽車」を始め、
TV4部のパンチラ、パンモロシーンだけを独自に抜粋収録した秘蔵ビデオで
オナって来ます(*´Д`)ハァハァ
558名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 04:02:42 ID:0Ffk+t02
そのビデオ通販して。
559鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:09:29 ID:2XDlLXs+
前スレ536さんの設定、>137さんに続いてお借りします。
エロシーン途中まで書いたのでこっそり投下。
560鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:09:59 ID:2XDlLXs+
「鬼太郎、どこいったのかな…」
 妖怪アパートの自室で、猫助はぽつりと呟いた。いつもどおり、またたび餅を
お土産にゲゲゲハウスを覗いて来たのだが、生憎想い人は留守であったのだ。
 鬼太郎の喜ぶ顔が見たいと一生懸命作った餅は、今は畳の上に風呂敷に包まれた
まま投げ出されている。猫助はそれを横目でみやると、ふて腐れたように寝返り
をうった。軽く目を閉じて、餅を渡したときの鬼太郎のリアクションなど想像
してみる。
『ねこちゃん、いつもありがとう!でもこんなにたくさん、ぼく食べられないよ』
 そう言って、ちょっとだけ困った色を滲ませながらそれでもとても嬉しそうに
笑う、想像の鬼太郎。猫助はほんの少し幸せな気分になって頭の中の鬼太郎に
あくまで頭の中で、だが首を振って見せた。
『いいんだよ、鬼太郎は悪い奴と戦う大事な体だもん。もっとちゃんと食べなく
ちゃいけないでしょ』
 そう、悪さをする妖怪が現れるたびに鬼太郎は戦いに飛び出していかなくては
いけないのだ。何も出来ないのなら、せめてもっと体力をつけてもらえるよう
たくさん食べてもらいたい。それに。
(あんなに細いんじゃ、いつか壊しちゃいそうで怖くて触れないよ)
 いつだったか、二人で森の中を駆けていたことがあった。あれは木苺でも摘みに
行ったときだっただろうか。あっちの方がたくさんある、と秘密の場所に彼女を
連れて行こうとその腕を引いたことがあったのだ。
561鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:10:29 ID:2XDlLXs+
 小さい頃から何度も何度も繋いできた手だったのに猫助は鬼太郎の手があんなに
柔らかくて細いことを初めて知った。あまりにびっくりしたのですぐに離して
しまったのだけれど、その感触は焼きつく様に手のひらに残っている。
(鬼太郎…手じゃないところも、あんなに柔らかいのかな…)
 そこまで考えて、最近親しい感触となった腰の疼きを感じた猫助は慌てて熱を
払うべく首を振った。が、全く効果はない。短い髪が零れる間からのぞく細い
首とか、ぴたりと閉じても隙間の出来る太ももだとか、微かに膨らんできたのが
服の上からもわかる胸とか。そんなものが一気に頭の中に溢れてきて、気が付けば
ズボンの前は思い切り膨らんでいた。
「…っ…鬼太郎…ごめん……」
 何だかとてもつもなく鬼太郎に悪い事をしてしまったような気がして、猫助は
閉じていた目を更にきつく瞑った。手をそろりとズボンの中にもぐりこませると、
前を寛げて勃起したペニスを握り、擦り始める。ゆるゆると自身を扱き上げながら、
猫助は更に鬼太郎を思った。
 あの少年のような服の下に隠れているであろう胸や、すべすべとした平らな背中や
丸みを帯びたラインを作りつつある尻。一瞬触れた手のように彼女の唇も柔らかい
のだろう。すぐに離してしまった手のように彼女の腰も細いのだろう。
 高まっていく熱はたやすく猫助を頂点に連れて行く。頭の中にぼうと快感の霞が
かかって、猫助は小さく「鬼太郎…」と呟いた。
562鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:10:58 ID:2XDlLXs+
「…ねこ、ちゃん……?」
 しかしその呟きに対してありえない返事が返ってきたことが、猫助の意識を一気に
覚醒させた。慌てて目を開けると目の前の玄関には何やら紙包みを抱えた鬼太郎が、
目を丸くして立っている。立ち竦んでいるといった方が正しいだろうか、何を見て
しまったのか理解出来ないという顔でひたすら猫助を凝視していたのだ。
「う…うわぁっ!!!」
 快感など一瞬で吹き飛んでしまった。一気に顔に朱が上る。慌てて身体を起こすと
まだ固いままのペニスを慌ててズボンに押し込んでその場に座りなおす。やや股間を
かばうようなポーズなのは致し方ないだろう。
 いっぽう鬼太郎は、ようやく自分がどんな場面に踏み込んでしまったのかを理解
したのだろう、ぱくぱくと水面に上ってきた金魚のように口を動かした。猫助と
同じく、一気に顔を赤らめると視線がうろうろと部屋の中をさ迷い出す。
「ごめ…っ!その、あの…ねこ、ちゃ……ご…ごめんなさい…!」
 それ以上言葉をつむげないまま、鬼太郎は真っ赤に染まった顔を両手で覆って
俯かせた。その拍子に胸に抱えていた小さな包みが落ちて、ぱらぱらと雨が降るような
軽い音とともに鬼太郎の足元に色とりどりの金平糖がばら撒かれる。
 それは今日の礼にと、妖怪退治を依頼した子から差し出されたもので、きらきら輝く
ガラスの粒のようなその菓子を目にした瞬間、鬼太郎は猫助にも見せたい、ふたりで
これを食べたいと思っていたものだった。息弾ませてゲゲゲの森に戻り、取るものも
取りあえず猫助の元へと駆けて来て…そして、決定的瞬間を目撃してしまったのだ。
563鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:11:29 ID:2XDlLXs+
 とんでもない場面に居合わせしまったという動揺と、どうしようもない羞恥。
そして足元に無残に散らばってしまった金平糖に鬼太郎は泣きたくなった。
「き、鬼太郎!」
 永遠に続くかとすら思えた沈黙を破って、猫助が不意に口を開いた。その声に
びくりと肩を竦ませて、それでも鬼太郎はやっと猫助を見つめた。
「変なとこ見せちゃってゴメン。でも…全部鬼太郎が好きだからなんだ。ずっと前
から鬼太郎に触りたかった。手を繋ぐだけじゃなくて抱きしめてみたかったんだ」
 聞いた鬼太郎も目を見開いたが、言った猫助も自分で驚いていた。よりによって
こんなときに、まるで言い訳するみたいに告白をしてしまった。そう考えると頭を
抱えてその場に蹲りたくなる。
 鬼太郎は、まだ幾分赤い顔でしばらく猫助を凝視していた。唇が震えているのは、
怒っているからなのかそれとも驚いているのか。しかし、逃げ出しはしなかったと
いう事は頭から告白を跳ね除けるつもりはないと言う事だろう。少なくとも猫助は
そう判断して立ち上がると、玄関先の鬼太郎のところへゆっくりと歩み寄った。
「鬼太郎。もし汚いと思わないでくれたなら…触ってもかまわない?」
 右手を伸ばすと、鬼太郎の頬に触れるか触れないかのところに差し出して猫助は
静かに問い掛けた。自慰を見られたというシチュエーションこそ最悪だが、10年
以上暖めていた想いだ。もしもここで終わってしまうとしても、自分がどれだけ
彼女を好きかだけは全て知っておいて貰いたい。
564鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:12:02 ID:2XDlLXs+
 鬼太郎は、一瞬だけ躊躇うように猫助の顔と右手を交互に見遣った。そのまま
少し震える両手をあげると、猫助の右手を包むようにそっと握り締める。
 そして、その手を自分の頬に押し当てさせて、少し前に猫助が脳裏に描いていた
のと同じ少し困ったような顔で微笑んだ。
「…ねこちゃんはずるい。触っていいよ、って、ぼくが言わない筈ないじゃない」
 鬼太郎はそれだけ言うと、少し首を傾げるようにして瞼を閉じる。猫助は一瞬
おくれて鬼太郎の意図に気付くと、その唇に自分のそれをそっと合わせた。
 鬼太郎の唇は思っていた通りに柔らかかったが少し乾いていて、湿らせてあげようと
猫助はその唇に舌先を這わせた。そのざらりとした感覚に、鬼太郎の背がぴくんと
跳ねた。無意識なのか逃げていく唇を追いかけて、猫助の左手が鬼太郎の項に回り
そしてそのまま捕まえるように抱きすくめる。猫助の右手に添えられていたはずの
鬼太郎の手はいつの間にか猫助の腕と肩にそれぞれ置かれていて、それは口付けを
止めようとしているのかもっとしてくれと縋っているのかもう判らない。
「…ん、ぁ…っ」
 顔を離すと、鬼太郎の喉の奥から細い声が零れた。唾液で濡れた唇が目に飛び込
んで来て、猫助は頭の芯が痺れるような錯覚を覚えた。鬼太郎の項から腰へと手を
滑らせて抱きかかえると、くるりと身体の位置を入れ替えて自分が玄関を背に、
鬼太郎が部屋の奥へ入り込む形を取る。
 後ろ手で玄関の鍵を閉めると、猫助はほとんど身長の変わらない鬼太郎に顔を
寄せるようにして囁いた。
565鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:12:34 ID:2XDlLXs+
「もっと…触っていい?」
 無言で小さく頷く鬼太郎に一度笑いかけると、猫助はもう一度唇を重ねた。
 触りたくてたまらなかった唇はやはり柔らかくて、そして暖かかった。合わせ目を
宥めるように舌でなぞり続けると耐えかねたように鬼太郎の唇が緩く開く。その
中へ舌を滑り込ませて粘膜を擦り取るように上顎を愛撫してやる。すると鬼太郎の
膝がかくんと崩れて、猫助は慌ててそれを抱きとめた。
「…あっ、ねこちゃん…くすぐった…ぁ…」
 震える声でそう搾り出す鬼太郎の目には微かに涙さえ浮かんでいる。目元を赤く
染めて必死にしがみ付いてくるその様子に、猫助は一度鬼太郎をきつく抱きしめると
そっと畳の上に横たえた。
「立ってるの、辛いよね。もう少しくすぐったいかもしれないけど、ごめん」
「やっ、やぁ!?」
 首筋に落とされた口付けに、鬼太郎の口からは悲鳴のような声が漏れた。ちゅ、と
軽く吸い上げられると軽い痛みと共に下腹部に重い熱がたまるような錯覚を覚える。
気持ちがいいのか悪いのかすら曖昧で、でも止めて欲しくない。鬼太郎は未知の
感覚に小さな恐怖すら感じて、縋るように猫助の肩を掴んだ。
 今まで見たことが無かった鬼太郎の表情に、猫助はボタンを外すのももどかしく
彼女の来ているちゃんちゃんこの合わせを解くと、学童服を捲り上げる。その下には
はっきり判るほど膨らんだ胸と控えめな乳首が見えた。猫助は一つ息を吐き出すと
興奮で掠れた声で囁いた。
566鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:13:06 ID:2XDlLXs+

「…おっぱい、こんなに大きくなってたんだね、鬼太郎」
「い、言わないで……ひゃうン…っ!」
 恐る恐る、猫助の指が乳首を押し潰す。今までに無い強い刺激に、鬼太郎の腰が
跳ねた。まだ柔らかかったそれは指から与えられた刺激で見る見るうちに固くなり、
いやらしい弾力を帯びて猫助の指を求めるように立ち上がる。
「ここが気持ちいいんだ…そうだよね?これ、そういう事だよね…?」
「ぁん…っ!や、だ…はずかし…」
 猫助は鬼太郎のその反応が嬉しくて、乳首を思う存分指先でこね回してから左胸に
唇を落とした。乳首を舐めて吸い上げると、口を閉じている事すら出来なくなった
鬼太郎の口から涎が一筋零れて畳に染み込んで行く。
 更に猫助は自分の指をたっぷりと濡らしてからもう一方の乳首にも手を伸ばした。
唾液でぬるつく指はまるで舌のようで、鬼太郎は両方の乳首を舌で舐られているような
感覚にいやいやと首を振った。
「あはぁ…っ、それだめ…ぇ、ヘンだよ…ヘンになるよぉ……!」
「ヘンじゃないよ…鬼太郎がよくなってるの、もっと見せて、ね…?」
 いつの間にか、鬼太郎の腰が僅かではあるが猫助の身体に擦りつけるように動いて
いる。幼くはあるがはっきりと情欲を点したその動きに、猫助は震える手で鬼太郎の
下半身へと右手を滑らせた。
567名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 07:47:43 ID:n3ahYfJk


新作キテタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ッ!!

568名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 23:37:38 ID:BAkYbSJU
(;´Д`)ハアハア
569名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 00:30:21 ID:80P8vJw/
性転換すると猫たん積極的でハァハァ
続き待ちのスレ支援に>190の続き投下!
570『丸薬』-37 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:31:33 ID:80P8vJw/
鬼太郎の強張りが、力を増して双丘を突き上げる。
たまらず覆いかぶると、ネコ娘は確かな温もりを求めて、両手を鬼太郎の頭から通して
抱きついてきた。床に抱き潰すほど強く重なり合う。
やはり、これが自然な形のように思えた。
頬に当たる弾力から顔をあげ、擦りあがるように更に身を重ねていく。
浅い息をつく間にも、ネコ娘は呼びかけるでもなく確かめるように鬼太郎の名を弱々しく呼んだ。
波に打たれたような恍惚の中、意識も揺らいでいるのだろう。
足を広げるように片足を抱え上げても、朦朧とした意識のまま受け止めるように鬼太郎を抱き寄せる。
そそり立った根幹が濡れそぼった肉襞にあたり、裏側から擦り上げられたような
感触に、鬼太郎は息をつめた。
腰を揺らめかせ、数度なすりつけただけでも溜まらない疼きが湧き上がる。
もっともっと重なり合いたくて、腰を突きたてているうちに、先端が突き当たるようにネコ娘の肉襞に当った。
 「アっ!」
亀頭を覆う肉襞の感触に、鬼太郎はたまらず腰を突きたてる。
先端がぐりぐりと入り込み、包み込まれただけで背筋に痺れが走った。
 「イッ・・・たぁいっ!」
押し拓かれる痛み。朦朧としていた意識は恐怖心によって正気を取り戻し、
ネコ娘は身を丸めるようにして全身を硬張らせた。
 「いっ・・・」
拒まれるように収縮し硬い膣に阻まれ、鬼太郎も顔をひきつらせる。
しかしここで終わるわけにもいかない。
この、柔らかな膣内に絞られるような感触を求めて、猛りは萎えることも知らない。
 「・・・ね・・・ネコ娘・・・、力を抜いて・・・よ」
 「そ、そんな・・・こと、言ったってぇ・・・っ」
少しでも鬼太郎が腰を進めれば、自然と体が強張ってしまう。無理な注文だった。
ドクリドクリと猛りは脈動を走らせ、ズキンズキンと悲鳴をあげるネコ娘のそこの脈動と
重なり合ったまま、鬼太郎は顔をあげて不器用に唇を重ねた。
571『丸薬』-38 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:32:26 ID:80P8vJw/
 「ん・・・んふっ・・・んぅ・・・」
下唇を啄ばむような口づけを交わす合い間、ネコ娘は涙で潤んだ視界を薄く開いた。
目を伏せたまま、愛しそうに顔を寄せる鬼太郎の表情。
時折突き上げる熱に耐え切れぬように眉根を寄せて額に汗した鬼太郎の顔を目前に、
ネコ娘は背中を包んだままの手をするすると下げて腰回りに手を添えた。
 「・・・いいよ・・・鬼太郎・・・。来て?」
逃げたくない、そう思った。
たとえこれが、またどこかで誤飲してしまった丸薬の効果だとしても。
また、明日になれば鬼太郎が忘れてしまうことなのだとしても。
こんな形でも、鬼太郎に求められるということが嬉しかったのだ。
 「でも・・・」
そうはいってもその身は強張ったままだ。うまく操ることもできない。
 「・・・いいよ、大丈夫だから・・・、だから・・・」
目をきつく閉じ、鬼太郎の腰を誘うように引き寄せる。
鬼太郎はごくりと生唾を飲み、矮小な膣に己の楔を突きたてた。
 「───っっ!!」
必死で悲鳴を押しとどめ、鬼太郎に縋りつく。
ひと突きでは収まらず、ごりごりと拓かれる異物感を耐えた。
やがてこれ以上はないほど重なり合えば、痛みを運ぶ脈動までも鬼太郎の高まりと重なる。
 「・・・ネコ娘・・・っ」
鬼太郎にとってはその収縮までもが刺激と変わった。
息もできず痛みに耐えるネコ娘のようすを窺がい知る余裕もなく、
本能のままに律動を開始する。
震え上がるネコ娘の身を床に縫い付けて、根元から先端までを行き来する
搾り取られるような刺激に、止まることができなかった。
ぐちゅぐちゃと互いの淫水をこね回す音だけが耳に届く。
572『丸薬』-39 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:33:21 ID:80P8vJw/
突き上げるうちに、その手は自然と擦れ合った柔肌を求め、しわくちゃに引き上げられた
ままの服を首元まで引き上げて、重なり合うままに胸元へ唇を寄せる。
 「くっ・・・っっ・・・ぁ・・・あんっ!」
苦痛に縫い縛っていたネコ娘の唇が歪み、胸の突端を掠めた甘い痺れに喉を鳴らす。
激しく腰を打ちつけたまま、鬼太郎は柔らかな胸にむしゃぶりついた。
愛撫するわけでもなく、ただその柔らかさを求めてわし掴み、盛り上がった乳首に食らいつく。
 「ひゃっ・・・んっ・・・んんっ・・・ふ、ふぁぁあん・・・っ!」
鬼太郎の強張りが象るままに押し広げられた痛みと、胸先からじわりと響く甘い痺れが
ない混ぜになって、ネコ娘はびくびくと上身を左右させた。
つんと尖った蕾が埋めていた頬を突つき、鬼太郎は無意識にその先端を甘噛みする。
 「あっ、あっ、にゃぁあああんっ!」
不安定な嬌声が上がり、同時に、送出を繰り返した鬼太郎の肉茎を搾り取るように締め付けてきた。
 「クッ・・・!」
耐え切れず、大きく腰を繰り出した瞬間。
せり上がる欲望がネコ娘の膣奥へと吐き出された。
抱き潰さんばかりに強く抱きしめた腕はネコ娘の身に食い込み、縋りついたネコ娘の指先もまた
跡になりそうなほど鬼太郎の背を掴む。
残液が迸る間、硬直したまま抱き合っていた体も、やがて糸が切れたように崩れ、
瞬間止めていた息を吐き出せば、その頬にはネコ娘の胸のふくらみ。
柔らかな枕につきながら、鬼太郎は目も眩むような射精感の名残の中、息を整えていた。
 「・・・ね・・・ネコ娘・・・。やっぱり口じゃなくって、ここに、入れるんじゃないのかい・・・?」
知ったかぶりをしていたネコ娘をからかうように尋ねるが、返事はない。
 「ネコ娘?」
ひょいと顔をあげれば、ネコ娘は目を伏せたまま。
胸を上下したまま、意識を失っていた。
 「ネコ娘・・・?」
切なげに目蓋を閉じ、火照った頬を涙で濡らしたまま。ネコ娘は意識を失っていた。
罪悪感が込み上げる間もなく、鬼太郎はそんなネコ娘の顔がとても奇麗に思えて・・・
首を伸ばし、その頬に優しく口づける。
573『丸薬』-40 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:34:05 ID:80P8vJw/
今までもネコ娘はとても大切な仲間だったし、好き嫌いでいえば好きな部類に入っていたけれど、
もっとずっと強く、好きなのだということに気がついた。
 「・・・好きだよ・・・?」
口に出した途端、鬼太郎は胸がどきどきと弾み出し、誰かに聞かれてやしないかと急に気になり出した。
きょろきょろと周囲を見回したが、やはりまだ父は帰って来ていない。
ほっとひと息ついて身を起こすと、ずるりと引き抜いたネコ娘の花壷から淫水が溢れ出した。
充血した肉襞がひくつきながら、互いの交ざり合った液が流れ出す。
またもやもやと疚しい気持ちが湧き上がりかけた時、そこから両足を伝う赤い筋に気付いた。
 「・・・えっ」
押し拓いたこの行為がネコ娘の身を傷つけてしまったのだろうか。
最中はそれどころではなかったが、確かにネコ娘は苦痛な表情を浮かべていたし、
痛いと言った辺りからは、鬼太郎のほうも絞られるほどきつく締め付けられた。
すでに赤い痕は、吐き出した精液に流されていたが、内股には残っている。
 「ネコ娘・・・。ご・ごめん・・・っ、僕・・・そんなふうになると思って・・・なくて・・・」
慌てて小指の戒めを解いたが、ネコ娘は眠りについたまま。
ぎゅっと強く抱きしめれば、その寝顔は幽かに微笑んだように緩んでいった。



薄暗いゲゲゲハウス。
外から僅かに淡い光が漏れていたが、夕刻なのか夜明け前なのかも分からない。
身を寄せた温もりが恋しくて、ネコ娘はすりすりと温かな枕にすり寄った。
 「ん・・・うん?」
枕にしては温かすぎる。妙な感触に目蓋を開けば、それは鬼太郎の腕。
目の前にしたドアップな鬼太郎の寝顔を見て、目を見開いた。
 「なっ!?」
思わず飛び起きたが、寝苦しそうに唸った鬼太郎の寝息に、慌てて口を押さえる。
574『丸薬』-41 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:34:53 ID:80P8vJw/
しばし止まって静かにしていたら、鬼太郎は気付くこともなくまたすうすうと寝息を立てた。
 ───あたし・・・どうして鬼太郎と・・・??
よくよく見れば服はちゃんと着ている。乱れた様子もなく、ぼたんもきちんとはめられていた。
 ───ヤダ・・・。あたしあんな変な夢・・・見ちゃった・・・の?
肌に残る感触も、下半身に残る鈍い痛みも。全て夢だったのかと思った。
しかし、口を覆った手を解くと、その小指の根元には赤い跡が残っていた。
 ───これ・・・。
やはり夢ではない。肩からすり落ちた上掛けが落ちると、隣の鬼太郎はシャツ一枚だった。
うっすらと残る小指の赤い筋をなぞりながら、ネコ娘はそれが運命の赤い糸に似ているなと思った。
その赤い筋は右と左。誰に繋がるでもなく、自分の手の上で途切れている。
それはまるで、鬼太郎と結ばれることもなく。かといって他の誰かと結ばれることも望まぬ、
自分の未来を暗示しているようにも見え、ネコ娘は苦笑いを浮かべた。
 ───夢じゃ・・・なかったんだ。
気のせいではなかった鈍い痛みが込み上げてくる。
あの瞬間、この身に鬼太郎を受け入れて、これ以上はないというほどに重なり合っていたが、
終わってしまえば二つの体。痛みとともに感じていた一体感がもう遠いように思えて、
ネコ娘は胸が詰まった。
すぐ隣りにいる鬼太郎が遠い。
この淋しさは鬼太郎には分からない、分かりようもないのだろう。
いびき交じりの寝息を聞きながら、ネコ娘は込み上げてきた涙を拭った。
 「・・・」
一番鳥が鳴く。外は少しずつだが白んできて、今が夜明け前なのだと気付く。
これからどうしよう・・・。
鬼太郎はまたきっと忘れているのだろうから、何事もなかったように朝ごはんでも作っていようか。
それとも、目覚める前に帰ったほうがいいのだろうか。
575『丸薬』-42 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:35:52 ID:80P8vJw/
考えている間にも夜はどんどんと明け始め、拭い切れずに潤んだ瞳に光が差し込んできた。
 「・・・・・・ねえ」
突然の呼びかけに、びくりと肩をすくめて飛び上がる。
振り返ると、まだ半分目蓋を伏せた鬼太郎がこっちを見ていた。
 「き・鬼太郎・・・っ?」 「どうしたの?」 「どう・・・したのって・・・」
そうだ。鬼太郎は覚えてやしないんだ。
ネコ娘はニャハハと目を細めて、笑ってごまかした。
 「ふわぁあ・・・ネコ娘は早起きなんだねぇ・・・。もう少し寝てたらいいのに」
 「あ・・・ううん、あたし何か朝ごはん作るよっ」
慌てて身を起こしたが、鋭い痛みが走り、まるで腰が抜けたようにぺたんと座り込んでしまった。
 「うん?」 「あ、あはは、寝過ぎちゃったのかな」 「・・・」
もう一度起き上がろうとした瞬間ぐいっと腕を引かれ、再び鬼太郎の腕枕に戻される。
 「もう少し・・・休んだらいいよ」 「でも」 「昨夜は無理しちゃったんだし・・・」 「え・・・っ」
鬼太郎の言葉にネコ娘は視線をそらす。
どういう意味だろう、昨夜のことなど覚えてないくせに・・・。
もし覚えていたとしたら、この服は鬼太郎が着せたのだろうか・・・。
ネコ娘のほうこそ、気を失うまでの記憶が曖昧で、必死に思い出そうと記憶を辿る。
そんなネコ娘の顔を見ながら、鬼太郎は思わずくくくっと込み上げてきた笑いが肩を揺らした。
 「な・何笑ってるのよ鬼太郎っ」 「だってさ・・・。ネコ娘の顔は正直だなぁって思って」
懐に抱き寄せながら目を伏せる。
 「ひとのこと言えないじゃないか・・・」 「何のこと?」
 ───「鬼太郎ってさ、本当にウソつくの下手だよねえ」───
あの日のことをありありと思い出しながら、鬼太郎はまたふふふっと笑った。
 「昔、僕にそう言っただろう?ほら・・・おばばの丸薬をくすねた時」
 「!き・鬼太郎・・・覚えてた・・・の?」 「さっき思い出したんだ」
あれは夢だと思っていた。
目覚めた時のネコ娘はいつも通りだったし、まさか自分があんなえっちなことを
するはずもないと思っていた。
576『丸薬』-43 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:38:11 ID:80P8vJw/
 「・・・そう。じゃあさ・・・もう」
腕の中のネコ娘は、縮めた体を震わせていて、いつもよりもずっと小さく見えた。
勇ましいネコ娘の存在は仲間として心強かったけれど、こうして腕の中で打ち震える
ネコ娘は可愛いなと思った。
 「もう・・・あんな悪い薬、飲んじゃだめだよ?」 「え?」
 「だからっ。昨日も・・・その、丸薬を飲んじゃったんでしょ?」
何を言ってるのか分からず、ただネコ娘の困り顔を見つめていた。
 「・・・あんなこと・・・女の子にしちゃだめなんだから・・・ねっ」
もしかして、他の女の子にはするなというネコ娘のヤキモチなのかと、鬼太郎は呑気に笑っていた。
 「笑いごとじゃないよ!あんなこと急にしたら・・・鬼太郎、好きな女の子だったら嫌われちゃうよっ」
 「えっ。好きな子だから、することなんじゃないのかい?」 「・・・・・そう・・・だけど」
言いたいことが空回って、ネコ娘は口をつぐむ。
 「あれから丸薬なんて飲んでないよ」 「えっ!?じゃぁ・・・昨夜も・・・?」
 「飲んでないよ」
そうだとしたら、あれも正気の鬼太郎なのだというのか。
それはそれでたちが悪い。ネコ娘はキュウと瞳孔を縮めて、口を閉じた。
 「ねえ。そんなことよりも・・・」
ネコ娘の額にそっと唇を当て、小声で尋ねる。
 「・・・また今度・・・してもいい?」 「え・・・」
ネコ娘ならば、鬼太郎を嫌うことはない。
だからこれは、ネコ娘にはしてもいいことなのだと、鬼太郎は思っているのだろうか。
惚れた弱みで、こうして・・・こくりと頷くことしかできないのだと、
鬼太郎は分かっていて、聞いているのだろうか。
577『丸薬』-44 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:39:12 ID:80P8vJw/
 ───これって・・・何だか・・・。
砂かけに聞いた昔話を思い出す。
まだこの土地にも武将が鬩ぎ合っていた頃、こうして身を交わす情事をお情けを戴くといった。
今となっては死語にも近く、現代っ子のネコ娘には到底理解できない言葉だったが・・・。
 ───そっか。これは、鬼太郎の・・・”お情け”なんだ・・・。
頷いたネコ娘に驚いて、鬼太郎は「本当かい?本当にいいのかい?」と聞き返す。
鬼太郎の胸に顔を埋め、うんうんと頷くネコ娘が、込み上げた涙を押しとどめていたことにも気付かない。
いつも元気なネコ娘の胸のうちに、女の子の複雑な気持ちが詰まっていることなど、
鬼太郎には分かりようもなかった。

<了>
578名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 07:54:46 ID:BYq6nmno
411ネ申 降 臨 !!
丸薬
        .。::+。゚:゜゚。・::。.        .。::・。゚:゜゚。*::。.
      .。:*:゚:。:+゚*:゚。:+。・::。゚+:。   。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
キタ━.:・゚:。:*゚:+゚・。*:゚━━━━゚(ノД`)゚━━━━゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:.━ン(感涙)!!
  。+゜:*゜:・゜。:+゜                   ゜+:。゜・:゜+:゜*。
.:*::+。゜・:+::*                        *::+:・゜。+::*:.

GJなお仕事を…お疲れ様ですた。
579名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 19:06:54 ID:TMpMpF4v
丸薬キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
GJ!


ところで鬼太郎女体化すると猫タンもつられて
チソコ生えてくるみたいだけど、いっそ百合って事で
♀鬼太郎×猫娘とか駄目かな。
エロい事と猫タン大好きな僕っ娘鬼太郎と初心で
にゃんこな猫娘…
580名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 19:28:39 ID:URpqaFCl
411神GJ!
ネコ娘せつないよネコ娘・゚・(ノД`)・゚・ウワアアアン
581名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 23:13:31 ID:fwN1pn4z
411神GJでつ!
いつかはアマンアマンにしてホスィ411神の鬼太郎×ネコ娘

>579描くのなら是非
どんな展開になるのか見てみたい気も汁
582名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 01:11:33 ID:CVjtxilx
>>485
遅ればせながらGJ!やっぱアマンアマンはいいなあ。
583579@♀鬼太郎×ネコ娘:2005/06/17(金) 02:44:30 ID:9lqS/TJM
本当に書いてみたので投下してみます。
♀鬼太郎は巨乳(あくまで年の割にはだけど)設定でヨロ。

584579@♀鬼太郎×ネコ娘:2005/06/17(金) 02:45:18 ID:9lqS/TJM
「ネコ娘……」
ああ、あの声だ。鬼太郎の声の色が、違う。
あたしはこの声を聞くといつも身体が動かなくなる。これはいけない事なのだと、ヘンな事
なんだときちんと知っている筈なのに。
鬼太郎が背後からあたしの肩に手を回して、そしてぎゅっと抱き締める。
これは合図。鬼太郎が「あれ」をしたいというサイン。
「駄目だよ鬼太郎…そだ、お茶、お茶を入れるよ…」
「お茶なんかいらないよ。ねえ、ネコ娘…」
逃げようと浮かせた腰は後ろから回された手に引きとめられてもう一度床にぺたりと付いて
しまった。鬼太郎の顔が首筋に埋まる。
「ん、にゃあ……」
さらさらした髪の毛の感覚と鬼太郎の吐き出す息がそれだけであたしをぞくぞくさせて、
そしてあたしが頑張って堪えていたものを全部だめにする。
あたしの首が勝手に縦に振られてしまって、それが物凄く恥ずかしい。
鬼太郎はあたしの首が振られてたっぷり10秒くらい待ってから、今度こそあたしの首筋に
唇を落とした。薄い唇でついばむみたいに吸われると、指先とお腹の中に何かどろどろした
熱いものが満ちていくような、そんな感じがいつもする。
これが「キモチイイ」ことなのだと知ったのはつい最近で、そして何で鬼太郎はこんな事を
知っているんだろうと思うと、その理由を考えるとかなしかった。
いつのまにかわき腹にあるジャンパースカートのファスナーは下ろされていて、そこからは
鬼太郎の左手が入り込んできている。ブラウスの上から胸を掴まれてあたしは思わず身体を
引いてしまった。すると背中をちょうど鬼太郎の胸に押し付けたみたいな形になって、
背中にものすごくかすかにだけど柔らかい感触がする。
585579@♀鬼太郎×ネコ娘:2005/06/17(金) 02:46:02 ID:9lqS/TJM
結果的により鬼太郎に寄り添うみたいになってしまって、あたしは完全に抱きすくめられた。
鬼太郎の手はそのまま一度下に下がってブラウスの中に潜り込み、そして今度はじかに
あたしの胸を包み込む。スカートはいつの間にか座った膝の上にわだかまっていて辛うじて
引っかかっているだけになっていた。
「…ん……やぁ…そこ……きらい…」
一生懸命そこに触るのをやめてもらおうとするのだけど、鬼太郎は絶対に止めてくれない。
やわやわと胸を揉んで、胸の先っぽを指でいじめる。
「うそつき。きらいだったらこんなふうにならないんだよ…?」
「きゃうっ!?」
鬼太郎の声が笑っている。多分顔も笑っているんだろう。指先の力が強くなって、痛いのか
気持ちいいのかわからなくなってくる。
こういう時の鬼太郎はいつもほんの少し意地が悪くて、目の奥が熱くなって本当に泣いて
しまいそうになるのだけど、鬼太郎はいつももう少しであたしが泣くぎりぎりで手を引いて
目元にキスをしてくれるのだ。
「ごめんね、ネコ娘。期待通りの反応するからついいじめちゃうんだ」
唇が離れるのと一緒に鬼太郎の手があたしをくるんとひっくり返して床にそっと寝かせる。
あたしの目に天井が一瞬見えたけど、すぐに鬼太郎が覆い被さってきてあたしの視界は
鬼太郎で埋まってしまった。
と、同時に鬼太郎の顔がどんどん近くなって、その唇があたしの唇と重なる。鬼太郎の
唇は薄くてつるりとしててとても気持ちがいい。前に一度そう言ったら、鬼太郎はあたしの
唇がふわふわで柔らかくてとても気持ちがいいのだと言って二人で笑っちゃったんだっけ。
だけど唇がくっつくだけのキスはすぐに終わって、食べてしまうようなキスになる。
気持ちいいけど苦しくてこわくて、鬼太郎はあたしの舌から歯の一本一本まで丁寧に舐めて
しまうので…いつか本当に食べられてしまいそうで怖い。
586579@♀鬼太郎×ネコ娘:2005/06/17(金) 02:46:55 ID:9lqS/TJM
スカートはいつの間にかかなり離れたところでくしゃくしゃになっていて、あたしのブラウスの
ボタンも全部外れてしまって、寒くも無い筈なのに体が熱いせいで空気がすぅすぅした。
鬼太郎があたしの胸を触る。「きれいに殻をむいたつるつるの茹で卵を触っているみたいだ」と
楽しそうに触って、口で吸って…。昇っているみたいな落ちているみたいな、とても気持ち
いいけどとても恥ずかしい。
「…にゃ……やああん……きたろぉ……」
胸を吸われる感覚にどろどろに溶けてしまいそうになりながら、あたしは必死で鬼太郎の袖を
掴んだ。鬼太郎がいぶかしげに顔を上げてあたしの顔を見る。なに?というように首を傾げて
みせる鬼太郎の袖を強く引っ張ってやった。
「鬼太郎も…脱いで」
そう言うと鬼太郎は少し困ったように笑うと身体を起こして着ていた服のボタンを外し始めた。
ふたつ、みっつ外したところで鬼太郎のあたしよりだいぶ大きい胸のふくらみが見えて、
全部外したところで鬼太郎が全然恥ずかしくなさそうにばさりとそれを脱ぐ。
服をそこらに放り投げると、鬼太郎は一度髪をかき上げてからもう一度あたしの上に覆い被さった。
重そうにあたしの顔の上で揺れる胸を思わず両手でそっと触ると、鬼太郎は小さな吐息を漏らす。
「……ん…」
「…ご、ごめんなさい。痛かった?」
「…いや、気持ちいいよ。ネコ娘に触られるの、好きだ。ねぇ、もっと触って…」
そう言うと同時に、鬼太郎の両手があたしの胸に触れる。ふたりで抱き合って触り合っていると
たまに胸の先っぽ同士が擦れてそのたびにお互いの体がびくびくするのがわかった。
「や……はぁ…っ、きた、ろ…」
「……ふ、ふ……も、濡れてる…」
鬼太郎の右手がするする下に下りて、あたしのお腹を通り過ぎて、一番恥ずかしい所に触った。
いつもそこに触られるのはとても恥ずかしい。胸なんか目じゃないくらい。
587579@♀鬼太郎×ネコ娘:2005/06/17(金) 02:47:34 ID:9lqS/TJM
右手を差し込まれた足の間を一生懸命閉じようとするんだけど鬼太郎の手は絶対にそれを
許してくれない。そのままそこにあるお豆みたいなところを親指ですりつぶすように触って来る。
「にゃ…ああんっ、やぁー…!」
もうことばなんか出てこない、まるでことばを忘れてしまったみたいにヘンな声しか出ない。
目を開けていられないけど、鬼太郎が笑っているのがわかる。しばらくそこをいじくって、
あたしがもう死にそうになった頃鬼太郎がやっとそこから手を離した。ねちゃ、と音がする。
これも見なくてもわかる、あたしのあそこから聞こえた音だ。鬼太郎はもう一度身体を起こして、
今度はあたしの足の間に自分の足を置いた。そのままあたしの膝裏に手を差し込むと腰から
上を持ち上げるみたいにして、下半身を密着させたのだ。
「あああ……!」
さっきまで鬼太郎が触れていたあたしのあそこと、鬼太郎のあそこが擦れ合っている。鬼太郎の
あそこは何もしていないのにあたしと同じくらい濡れていて、濡れたあそこであそこを擦られるのは
指の何万倍も気持ちが良かった。
「あぁっ、こわいよぉ…っ!よすぎて、ひぁ、あああーっ!」
「…んぁ…っ、ぼ…ぼくも、いいよぉ……あぁっ…」
いつの間にか、あたしの足は鬼太郎の腰に絡んでいた。あまりの気持ちよさを少しでも逃がそうと
お互いの胸を握るように触って、そしてそれがまた気持ちよさを煽ってしまう。
このままだと何かとんでもなくヘンな事を叫んでしまいそうで、あたしは鬼太郎と思い切り
深いキスをした。キスをしたまま、まぶたの裏で何かがはじけたような気がした。
588579@♀鬼太郎×ネコ娘:2005/06/17(金) 02:48:27 ID:9lqS/TJM
******************


「ぼくが男の子だったら、ネコ娘をお嫁さんにもらってたよ」
終わったあとふたりでぼんやりと寝転んでいたら鬼太郎が不意にそう言った。
あたしは起き上がって、いつものように横になったままの鬼太郎の頭を膝に乗せてあげた。
裸のふとももに髪の毛がくすぐったかったけど、そのまま指で髪を梳いてあげる。
「そうだね。鬼太郎が男の子だったらあたしお嫁さんになっていっぱい赤ちゃんを
産んであげたよ」
鬼太郎は幽霊族の最後の生き残りで、幽霊族のためにたくさん赤ちゃんを産まなくちゃ
いけない。
たくさん、子供を作らなければいけない。あたしは好きじゃない相手とこういう事をした
経験はないけど(あれ、つまりあたしは鬼太郎をそういうふうに好きだってことかな)
それはたぶんとっても辛いことなんだろう、それくらいは分かる。
「ほんとう?ほんとうにぼくの子供、産んでくれる?」
「ほんとだよ、ほんとうにいっぱい産んであげるよ」
鬼太郎はごろりと寝返りをうって嬉しそうに笑った。ぼくに似た男の子とネコ娘に似た
女の子が1ダースずつ欲しいなと言って笑い声を上げた。その声がいつもの声なので
あたしはようやく安心する。
本当は鬼太郎に似た男の子もあたしに似た女の子もあたしたちの間には絶対生まれなくて、
鬼太郎はいつか自分に似た女の子やあたしの知らない誰かに似た男の子を産むのだろう。
そしてあたしも、鬼太郎に似た子供を産む事は未来永劫、ないのだ。
そこまで考えたら、何でかあたしは泣きたくなった。

(END)
589名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 06:37:05 ID:qr+dnVPv
鬱オチもたまにはいい
乙ですノシ
590名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 08:13:48 ID:RTvs5Fqr
>579乙!





…切ないな・゚・(つД`)・゚・
591411 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:37:36 ID:gELtQBqg
579氏乙です!流されてくネコ娘がふにゃふにゃしててカワエエ(*´Д`)モエ
百合といったらユメーコかと思ってましたが♀鬼太郎×ネコ娘もエエですな!!
次作もお待ち申し上げ候。

久々に訪れても温かく迎えてくれてありがd
ログ見ながら(*´Д`*)モヘエ〜ねこ娘タマラン!!
慣れないながらも鬼太郎女体化もの書いてみました。
ねこ娘男体化。猫助の名前設定お借りしてます。

娘でこそ女らしいねこ娘ですが男だったらバンカラなガキ大将っぽくなるのでは
ないかと思ったり、鬼太郎が女だったら不思議ちゃん系になるのではと思ったり。
鬼太郎に萌える・・・というのがうまくできず未消化ですが習作としてお目汚し投下!
592『お鬼太と猫助』-1 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:39:46 ID:gELtQBqg
(鬼太郎♀×猫助♂)注意!!

 「猫助・・・猫助ったら」
川べりにある猫妖怪・猫助の家の戸を鬼太郎は叩き続けていた。
返答はないが、屋内にははっきりと猫助の気配がした。
確かめれば、ピンと妖怪アンテナも立っているのだ。
 「猫助・・・」
鬼太郎は困り果てて吐息をもらした。
兄貴分の猫助が、こうして顔も見せてくれないほど怒っている原因はわかっている。

   鬼太郎が人間達に忌み嫌われ、追われるように町を出て父に連れられて
   この森にきてからというもの、猫助は元来の兄貴肌で鬼太郎に接してくれた。
   鬼太郎などという名でありながら少女であった鬼太郎の庇護者であったのだ。
   石を投げられて潰れたのだという左目の痕を見つめ、猫助は呟いた。
    『ずっとおいらが守ってやる』
    『猫ちゃん・・・』
    『だからそんないつまでもめそめそとしてんじゃねぇやい』
   照れ隠しにそっぽを向いてしまったけれど、猫助の気持ちが嬉しかった。
   だからずっと言えずにいたのだ。
   鬼太郎には、そこらの妖怪など目じゃないほどの妖力が秘められていることに。

593『お鬼太と猫助』-2NQ'\OOfp:2005/06/18(土) 02:40:41 ID:gELtQBqg

数日前の妖怪退治。他国から海を渡ってきた妖怪の力はあまりにも強大で
味方の妖怪達は一人また一人と倒されていった。
 『危ない!お鬼太、下がってろ!』 『・・・』
いつものように猫助が俊敏な動きで敵を翻弄し、距離をつめる。
しかし鬼太郎は見切っていた。
 『駄目だよ。猫ちゃん・・・』
猫助の力でも、その妖怪は切り裂けない。
それでも何度も何度も相対する間に、猫助の身はぼろぼろになっていく。
 『・・・もう・・・もうよして、猫助!』
 『お前・・・まだこんなところにいたのか。ここはおいらに任せてさっさと逃げろ!』
鬼太郎は首を横に振るう。
 『猫ちゃんもういいよ』 『何言ってやが・・・、ん!?』
立ち上がることも覚束ない猫助の頬をあげ、鬼太郎はその唇を重ねる。
目を見開いて驚いたままの猫助だったが、唇が離れたとたんにがくりと地に倒れた。
 『お・・・お鬼太?』
妙な薬でも嗅がされたように、意識が遠退いていく。
暗く狭まった視界の中、普段であれば戦うことなく防衛と救出にまわる鬼太郎が
妖力に満ちた髪を長くしならせながら、敵妖怪に向かっていく姿が見えた。


そして目を覚ました時には敵妖怪は退治され、鬼太郎の家で手当てを受けていた。
今までずっと守ってやるべき存在だと思っていた鬼太郎に守られたことも、
その妖力をずっと隠されていたことも気にいらなくて、治療もほどほどに猫助は飛び出したのだ。
そしてそれから何度訪れても、こうして顔も合わせてくれない。
美味しい魚を釣ってきても、怪我によく効く薬草を処方したと言っても、
頑なにその戸は閉じられたままだった。
594『お鬼太と猫助』-3 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:41:53 ID:gELtQBqg
 「猫助・・・開けてよ」
あんなに活発な猫助が、あれから閉じこもったまま。
やはりまだ怪我が癒えていないのか、ちゃんと食べるものを食べているのか、
鬼太郎は心配で心配でならなかった。
 「・・・お前だったらそんな戸壊すのだって、わけないんだろ?」
 「猫助!」
数日振りに聞けた声が嬉しくて鬼太郎は戸口に駆け寄った。
 「ねえちゃんと食べている?怪我はよくなった?」
 「・・・放っといてくれないか。別に、おいらの力なんて必要もねえんだろ」
 「何言ってるの?ねえここを開けてよ、猫・・・」
 「もう・・・もう放っといてくれ!お鬼太の顔なんざみたかねえんだっ!」
この数日ひとりの部屋でずっと考えていた。
今までは何故こんなにも心優しいばかりの鬼太郎に妖怪退治の手紙が届くのか
不思議でならなかった。おそらくは顔の広い目玉親父を頼って妖怪ポストに送られて
孝行な鬼太郎は父の手足となって戦っているのかと思っていたけれど、
それもこれもみんな鬼太郎の能力によるものだったのだ。
幼馴染みでありながらそんなことにも気付かなかったことが恥ずかしい。
ましてや猫助は、そんな鬼太郎を弟分のように守ってやっていたのだ。
鬼太郎はどんな目で自分をみていたのだろう。
自分が本気を出せばすぐ終わるような戦いを、兄貴分気取りで戦う猫助に対して、
腹の底では哂っていたのかと思えば思うほどに腹立たしい。
自分が守ってなどやらなくても、鬼太郎はひとりで充分に戦っていけるのだ。
 「・・・ひっ・・・く・・・」 「!?」
戸の外から聞こえてくる泣き声に猫助は振り返る。
 「・・・猫助も・・・お鬼太が嫌いに・・・なっちゃた・・・の」
 「バ・・・馬鹿言ってんじゃねえよ!好きだ嫌いだの話じゃねえだろっ」
 「やっぱり猫ちゃんも・・・幽霊族は・・・気味が悪いの?」
すんすんと鼻をすする音に耐え切れず猫助はガラッと戸を開いた。
 「そんな事言ってねえ!お鬼太、お前まだそんなくっだらねえこと思ってやがったのかっ」
595『お鬼太と猫助』-4 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:42:38 ID:gELtQBqg
俯いたままの鬼太郎の震えた肩にそっと手を当てる。
 「気味悪がるやつなんてここにゃいねえ。ここの連中はみんな・・・お前の味方じゃねえか」
砂かけも子泣きも一反木綿も・・・と、ひとりひとり妖怪の名をあげながら猫助は続ける。
 「いつまでも昔のことを引きずってんじゃねえよ」 「・・・うん・・・でも」
 「”でも”じゃねえ!」 「・・・本当に、そう思う?みんなお鬼太の味方でいてくれる?」
 「当たり前じゃねえか」 「猫助も?」
ぱっとあげた顔は明るく、涙の欠片すらなかった。
悪戯に笑った鬼太郎の笑顔をみて、短気な猫助の額にはまたぴしぴしと青筋が走る。
 「てめえ・・・また騙しやがったな!」
 「騙してなんかいないよ?ちょっと泣きまねをしたってだけで・・・。それにほら、
 ”いつまでも昔のことひきずるもんじゃない”んでしょ?猫ちゃんの言う通りだよ」
にこりと笑いかけ、鬼太郎は飄々と猫助の家にあがりこんだ。
 「かーっ、もう許せねえ!馬鹿鬼太!阿呆キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !
 何勝手に上がってやがんだっ出てけーーーヽ(#゚Д゚)ノ┌┛!」
 「あらあらこんなに閉め切って。空気が悪いわ、開けるよ」
勝手知ったる猫助の家。鬼太郎は窓をひとつひとつ開けて風をいれると、
卓袱台の前に腰かけて風呂敷を開いた。
 「南の山に果物がなっていたから持ってきたよ。あと父様からよく効く薬の処方を習ったんだ」
勝手にしろとばかりに猫助は返事もせず、万年床に不貞寝する。
 「お腹すいてないの?じゃぁお薬塗るから、ちょっと・・・」
布団をぐいっと引っ張り合い綱引きのようになる。
 「離せ!」 「嫌よ」 「放っといてくれって言ってんだろ!」
頑なに顔を背ける猫助に気圧されてすっと布団から手を離す。
 「・・・やっぱり猫ちゃん・・・。お鬼太のこと嫌いになったんだ」
しゅんとした声に胸が痛んだが、慌てて首を横に振る。
 「も、もう騙されねえぞ!」
 「・・・解かったよ。お鬼太の顔を見ていたくないっていうのなら、それでいいから・・・」
すすっと寝床に寄り、布団の上から丸い塊と化した猫助の身を撫ぜる。
 「怪我の手当てだけさせてよ。お鬼太のせいで・・・怪我させてしまったんだから」
596『お鬼太と猫助』-5 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:43:21 ID:gELtQBqg
 「・・・」
しおらしい言葉に猫助は折れて、目を伏せたまま布団から起き上がる。
目を合わせればきっと全て許してしまいそうになってしまうから、頑なに目を閉じていた。
 「ちょいと脱がすよ?」 「・・・」
かすりの着物を肌けさせれば、細くしなやかな少年の上背に治りかけた爪跡が残っていた。
打ち身の跡は数知れない。その数の分だけ体を張って鬼太郎を守ってきたのだ。
処方の薬を指に取り優しく塗りたくっていった。
 「猫助・・・傷だらけだね」 「・・・悪かったな」
への字に結んだ口が解け、猫助は呟いた。
 「お前ほどの妖力もねえ・・・。斬撃で戦うことしかできねえ単細胞で悪かったな」
 「そんな・・・」
 「ずっとそう思ってやがったんだろ。もういいさ、いつまでもそんな弟分面なんか
 しなくったって、お前はお前で立派に戦っていけるんだろ」
 「そんな・・・」 「・・・おいらは町に下りる。使えねえ兵隊はもう用済みだろ?」
鬼太郎の指先が離れ、着物の合わせを引き上げる。
 「とっとと帰んな。親父さんが心配する」
 「どうしてそんなこと言うの?猫ちゃん、ずっと守ってくれるって言ったじゃない」
 「・・・」 「それも”昔のこと”だから、忘れちゃったのかい?」
 「そんな約束・・・もう必要ねえだろ?おいらだってな、お前に庇われて生きたかねえ」
猫族の誇りにかけて猫助は強気に言った。
同時に男の沽券にかかわる問題でもあった。
 「・・・帰れよ。そしてもう二度とここに来るんじゃねえよ」 「・・・」
目を伏せたまま猫助は別れを告げる。顔を合わせれば言えそうになかった。
しかしそれがまずかった。
肩口に乗せた鬼太郎の手が力を増し、体重をかけて猫助を寝床へ押し倒したのだ。
 「な、何しやがる!」
思わず見開いた瞳には鬼太郎の悲しげな表情。一番見たくない顔だ。
こんな顔をさせたくなかったから今までずっと鬼太郎の盾となって戦ってきたのだ。
しかし盾など必要ないほどの妖力を見せつけられて、猫助は存在意義すら失った。
猫族の誇りごとズタズタにされたのだ。
597『お鬼太と猫助』-6 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:43:55 ID:gELtQBqg
 「・・・弟分だなんて・・・思ってなかったよ?」
 「あーあそうかいっ。お前はずっとそうやって、本気でかかりゃおいらを倒せるって
 思ってやがったんだろうな」
 「違うよ。猫ちゃんはいつもお鬼太を助けてくれて・・・頼りにしていたけれど、でも
 お鬼太は弟じゃない」 「何言ってやがんだ」 「お鬼太は女だよ?」
艶めいた瞳で見つめられ、猫助は咄嗟に視線をそらした。
そんなことは解かっている。しかしこうしていつも目をそらしてきたのだ。
少年のなりをして、妖怪と人間の間にたって健気に戦う鬼太郎のために、つまらぬ
感傷などよりも、義兄弟の絆でつながれていたかったのだ。
 「戦いなんて・・・妖力なんてどうでもいいよ。お鬼太はずっと、猫ちゃんのそばに
 いたかっただけなんだよ?」
 「何だと・・・?」 「ずっと猫助が好きだったんだよ?」
覆いかぶさるように顔を寄せられ、唇が重なる寸前に猫助は慌てて顔を背ける。
 「また気を失わせるつもりかよ!」 「・・・違うよ」
鬼太郎は溜め息ひとつついて猫助の頬に触れる。
いつになってもガキ大将気分で、男らしくも子供っぽい猫助には、口づけの意味など
解かりようもないのだろう。
 「猫助が好きだから・・・重なりたいんだ。ねえ猫助はお鬼太が好きじゃないの?」
 「え・・・」
訊ねれば顔色は正直で、火でもついたように真っ赤に染まる。
 「猫助は正直だね」
 「う、うるっせえ!いいからお前どけよ、いつまでのっかってやが・・・」
ちゅっと寄せられた口づけに猫助の言葉が止む。
重ね合わせた鬼太郎の唇の柔らかさに、身を硬直させていた。
思わず笑い出した鬼太郎に真っ赤な顔で抗議する。
 「ば、馬鹿野郎!そういうことを女がするもんじゃねえ!」
 「だって、待ってたって猫ちゃんいつまでもしてくれないだろ?」
 「それはその、まだ・・・早・・・。おい!お前、どこ触ってんだっ」
帯を引き上げ、着物の裾を開きながら鬼太郎の手は猫助の股間に添えられた。
598『お鬼太と猫助』-7 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:44:26 ID:gELtQBqg
 「あら。ちゃんと元気になってるじゃない」 「そ、そんなもん触るもんじゃねえ!」
 「どうしてさ」 「どうして・・・って・・・」
猫助は目を白黒させたまま鬼太郎に目を向ける。
秘めたる妖力ばかりではない。鬼太郎には今まで知らなかった部分がいくらでもある。
単純明快な猫助とは違い、少女の中には色々な顔が隠されていた。
 「痴話喧嘩にはね、これが一番よく効く薬だって言うよ?」
 「これ・・・って何のことだよ」
熱を持ち始めた猫助の自身を柔々と扱きながら、鬼太郎はそっと耳打ちする。
耳元で小さく囁かれた言葉に猫助は大きく目を見開いた。
 「バ、馬鹿野郎!お前、お前・・・女がそんなはしたない言葉を言うもんじゃねえ!」
 「猫助ったら古いんだから」
そんなところも大好きだよと囁きながら、ちゅっちゅと猫助の頬に口づける。
 「だ、第一これは痴話喧嘩なんかじゃねえだろ!よせよ、よせってんだ!」
 「・・・いっちゃいそうかい?」
休みなく上下に扱きながら鬼太郎は上気した瞳で微笑みかける。
悪魔のようだと猫助は思った。
止めようと手首を掴んでも止めることはできず、突き放そうとして肩口を掴んだ手は
取られ、いつの間にか鬼太郎の胸元に引き寄せられてしまった。
思わず掴んでしまえば柔らかな感触。
 「あっ・・・あっあ・・・」
必死に堪えたのも敵わず、鬼太郎の手の中で果てた。
599『お鬼太と猫助』-8 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:45:16 ID:gELtQBqg
白濁色の精液を撒き散らしたまま次第に硬度を失うそれを掴み、じっと眺めながら
鬼太郎はどんどんおかしな気分が高まってきていた。
 「猫助・・・気持ちよかった?」 「・・・」
情けないような恥ずかしいような複雑な気分で、猫助は鬼太郎を睨みつける。
いくら好きな少女とはいえ、まるで襲われるようにのしかかられ、我慢も利かず
射してしまい気まずい。
 「今度は一緒に気持ちよくなろうよ」
鬼太郎は微笑んで、猫助の上に座り込んだままで服を一枚一枚脱ぎ始めた。
普段は見ることのない素肌が露になるたび、猫助の鼓動は高鳴ってしまう。
そんな目で鬼太郎を見てはならない、けれど見たい。猫助の中で二つの気持ちが
鬩ぎ合い、手も出せずただ見つめることしかできなかった。
本能のままに襲い掛かるには───猫助自身が強く思う”鬼太郎を守るんだ”という
意志に反するため、手出しはできない。
自ら胸を揉みあげて甘い刺激に胸を反らす。もう片方の手はするすると下りて、
縦に亀裂でも入ったような・・・猫助にしてみれば未知の部分に指を滑らせた。
猫助は困惑したまま静止する。
自分の身の上で肌をさらし、時おり喘ぎ声を噛み殺しながら自らの手指で高まっていく
愛しい少女の姿を前に、どうしていいのか解からなかった。
 「・・・ねえ触ってよ」 「・・・」
露になった上身を近づければ、朱を帯びてつんと先端を立てた少女の胸に視線が吸い
寄せられる。しかし猫助の手は伸ばされることなく、首を横に振った。
 「触るのも・・・嫌?」 「そんな格好されて・・・嫌だなんて思う男はいねえよ」
猫助は深く息を吐いて込み上げた欲望をやり過ごす。
そして肌けた鬼太郎の服を肩にかけ直して袂を閉じた。
 「自棄を起こすもんじゃねえ。お前は男のなりをしてたって、体は女じゃねえか。
 もっと・・・自分の体を大事にするんだ」
 「猫助・・・」 「そんな遊女みたいなふりしたってお前にゃ似合わねえよ」
600『お鬼太と猫助』-9 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:46:01 ID:gELtQBqg
 「何だよ・・・それ」 「そんなエサぶらさげなくたって、おいらはいつまでもお前の味方だ」
よしよしと鬼太郎の頭を撫で、根負けしたように溜め息をつく。
 「・・・忘れてたよ。お前淋しがりだったんだよな」 「えっ?」
 「離れたりしねえから。もうこんな悪戯なんかするなよな?」
幼い頃。人間によって負わされた深い傷を埋めるように、猫助は優しく鬼太郎を抱きしめる。
たとえ力関係が変わろうと、やはり猫助は兄貴分だったのだ。
鬼太郎の脆い部分を包み込んで、守ってくれている。
 「・・・うん」
安心すれば鬼太郎の口元に笑みが浮かぶ。
それこそがずっと猫助が守っていたいものだった。
 「よし。それじゃぁおいらは昼寝するからな」
急に照れが襲ってきてぱっと腕を離し、床についてしまう。
鬼太郎もそれを追って布団にもぐりこんだ。
 「お鬼太も」 「ああ?」 「駄目かい?」 「いや・・・構わねえけど」
ごそごそと着物の裾を整えると、下ろした腕に鬼太郎が擦り寄ってきた。
無言のまま腕枕にすれば、鬼太郎は嬉しそうに目を閉じる。
・・・けれど。
鬼太郎の淡い期待など気付く気配もなく、高いびきをたて始めた猫助は、
まだまだ少女の気持ちにはたどり着けないようだった。
 「・・・まったく。猫ちゃんはいつまでも子供なんだから」
今度はどうやって迫ってやろうかと思いながら、鬼太郎も眠りについた。

<了>
601名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 08:33:06 ID:ZRfV++lu
小悪魔鬼太郎♀に身悶えタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━(*´Д`)ハァハァ

べらんめぇちょうの猫助いいでつな!セキョクテキーなお鬼太も
いつかは、猫助に痺れを切らしたお鬼太に猫助が食われてしまいそうなオカン

GJ!萌えをご馳走様ですた。
602名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 08:34:24 ID:ZRfV++lu
600を過ぎたところでとりあえず一まとめしますた。

>409以降

鬼太郎×ねこ娘(四部)口付けのその後で>438-441>448-452>456-461>467-470>472-483(完結)
ぬらりひょん×ねこ娘→鬼太郎×ねこ娘(四部)>486-490>495-500>505-509>518-526>530-539>541>544-550>552(完結)
鬼太郎×猫助>>鬼太郎女体化>560-566(未完)
鬼太郎×ネコ娘(三部)『丸薬』>>570-577(完結)
♀鬼太郎×ネコ娘(鬼太郎女体化・百合)>>584-588(完結)
鬼太郎♀×猫助♂『お鬼太と猫助』>>592-600(完結)
603579:2005/06/18(土) 11:24:38 ID:OPpjcem/

「ちんこなんかよりおっぱいの描写を延々していたい」
そんな理由で女体化スキーな579です。


411氏GJ!
いなせな猫助と小悪魔お鬼太ハァハァ
早く猫助食われて欲しい(*´∀`)

604579:2005/06/18(土) 11:25:32 ID:OPpjcem/
書き忘れ(´・ω・`)
>602まとめ乙です
605名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 12:43:24 ID:j5Kce/rG
411神GJ!
まとめ乙!

…も、萌えシヌ…ハァハァ
606名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 00:27:53 ID:EqE4JT4c
ええ〜女体化なんて嫌だよ。やっぱり♂鬼太郎と♀猫娘だよー

・・・と思って今まで読まなかったんだが、
謝る!今日読んでみて萌えた!
これはこれでイイ!(・∀・)ムハー
607名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 21:22:42 ID:jVm4OS6D
>阿呆キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !
>何勝手に上がってやがんだっ出てけーーーヽ(#゚Д゚)ノ┌┛!

禿ワロス
411ネ申の文章、漏れは大好きだ!!
608倉庫番:2005/06/21(火) 00:33:01 ID:Qc/T6NUi
>602
レスまとめありがdございました!
毛目玉神、485神、559神、579神、411神、
現スレ分ありがたく収納させていただきました!
これからも作品投下を楽しみにしてます!

事情により(サイトうpする等)掲載拒否される場合や
改稿・改名などご希望ありましたら避難所掲示板やメールでご一報ください。

倉庫絵板の方で不具合があったようですみません。
原因はよく判らないままなのですが
新規にカテゴリ一覧を加えている時にもcgiの不具合が出たので
深夜時間帯は鯖の調子が悪いのかもしれません。。。
609名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 21:13:33 ID:4n/9oJCQ
倉庫番殿乙ですノシ



浅い息遣いと、ギシギシという何かが軋むような音が微かに聞こえてくる。
薄暗い部屋の中、天井から吊るされているような一つの黒い塊が、部屋の隅で蠢いていた。




若葉が茂る初夏のゲゲゲの森。
まだ梅雨が完全に明けていないこの時期は、べっとりと蒸し暑かったり
少々冷え込んだりと気温が不安定だ。

雨上がりの翌日、どちらかと言えば少々蒸し暑い木漏れ日の中を
ピンクのリボンを揺らしながら、一人の少女がゲゲゲハウスへ向かっていた。

池の上に渡された橋を軽やかな足取りで渡り、家に上がる梯子の前で
何かを確認するかのようにくんくんと鼻を鳴らす。
期待していた匂いを嗅ぎ取ったのか、嬉しそうに目を細めると梯子を上がっていった。


一方部屋の中の主は、学童服を脱ぎ捨てた下着姿で、万年床の木の葉の布団の上でまどろんでいた。
真夏ほどではないが、じっとりと蒸し暑く何となくやる気がせず、ついダラダラとしてしまいがちだ。
そこに、梯子を上がってくる足音に誰かを察知し、何か思いついたのか仰向けに転がったまま笑い声を押し殺し、すぅ…と姿を消した。


「お邪魔します。鬼太―――…って、あれ?」


確かに居ると確信して上がってきたはずなのに、部屋の中には誰も居なかった。
一部屋しかないゲゲゲハウス中は隠れるようなところも無く、隅々まで見渡しても、鬼太郎どころか目玉の親父の姿すらない。

「…居ると思ったんだけどな。」

ポツリと呟いて、お土産を丸太のテーブルに置く。
もう一度、くんくんと匂いをかいで鬼太郎の匂いが染み付いている木の葉の布団の縁に座る。
まさか其の直ぐ後ろに鬼太郎がカメレオンの術で隠れている事などと気がつかずに
「はぁ」と軽く溜息を尽き、そのまま横になって木の葉の布団に寝そべった。

ネコ娘が木の葉の布団のほうへ来た時には見つかったかと一瞬鬼太郎は焦ったが、ネコ娘がそのまま布団に寝転がった様子から見つかったわけではない事を確信した。
しかしネコ娘が転がった方向は鬼太郎とまるで逆、言わば鬼太郎の目の前にネコ娘の丸い尻が置かれていて
あと少しでスカートの裾から白いパンティーが覗きそうだ。

見えそうで見えず、そっと首を伸ばした鬼太郎は、悪戯を思いついた。
この少年は、思いつきの悪戯が最終的には自分自身を本気のさせてしまう事を理解しては居ない。
そっと手を伸ばして細い腰を抱くように引き寄せれば、少女は驚き悲鳴を上げる。

「ひゃっ!!なに?!」
「やぁ、ネコ娘…今日も長袖なんだね、暑くないのかい?」
「き、鬼太郎…?何時から居たの?」

「君が入ってくる前からずっと、僕は此処で寝てたよ?」

「えっ…だって、誰も居なかったし…鬼太郎だって返事くれなかったじゃない…」
「今気が付いたんだよ…」
「う…うそ…っ、にゃっ?!」

鬼太郎は双丘に顔を埋めると、両腕を腰に巻きつけて身体を反転させる。
二人とも天を仰ぐような格好で、ネコ娘は鬼太郎の上に乗せられた。
すると、ネコ娘の両足は鬼太郎の顔を挟むように左右にそれぞれ置かれて、白いパンティーをその目の前に晒す。

「ちょっ、鬼太郎…なにすっ…」

驚き、身を起こそうとするが、鬼太郎に腰をがっちりとつかまれていて逃げる事が適わない。
鬼太郎はそのままネコ娘の腰を引き付け、白いパンティーの上から秘所を口で覆った。

「や、やだぁ…!!」

唇で食みながら、布越しにかかる熱い息に中心部に鼻を押し付けられて、身を捩る。
余り必死に逃げようとされると、意地でも逃したくない。
力ずくで抑え、ますます強く喰らい付く。

舌を押し付けるように割れ目をなぞり、時々パンティーを口で引っ張ってみたりしているうちに、唾液に塗れた布地はぴたりと肌に張り付く。
もとより敏感なネコ娘だが、鬼太郎と交わるうちに開発された…と言うのは少々大げさだが、不慣れだった快楽の波に何度も飲まれるうちに痛みは素直に快感へと変換されつつあり、感度も増していた。

「…あっ…あんっ!!」


ネコ娘の身体は鬼太郎との行為を予感しただけで、感じやすくなってしまう。
やがて、刺激されたのか蜜壺の奥が搾れるような感じがして、とろりとした愛液が内側からパンティーを濡らす。
徐々に色濃くなる雌の情香に、トクリと胸が高鳴り既に悪戯ではなくなっていた。

こんな格好で恥かしくて仕方が無いのに布腰に舐め上げられればもどかしく、逃げたいのにもっとして欲しい。
相反する思考がぶつかり合い、連結したように腰が揺らめく。
なまめかしく揺れる腰は、この先の行為を強請っている様に見えて、思わず強い刺激を与えてしまった。

「にゃっぁあんっ!!」

背中が緩やかな子を描いて反り返り、一際高い嬌声が漏れ思わず手を離してしまえば
少年の上から横に、少女の肢体は滑り落ちる。
完全には高みを上り詰めたわけではないか、その一歩手前で手放されて満たされぬ疼きと、解放された安心感に微かに身を震わせながら肩で呼吸を繰り返す。
漸く呼吸を落ち着けて上半身を起こし、少年を少し振り返った乗除の頬は真っ赤に染まっていて、少しばかり伏せられた瞳が何時にない色艶を含んで居た。

「も、おふざけはよして…ね、あたし…お土産持ってきたんだぁ。一緒に食べよ…ね?」

決して視線は合わせず、ブラウスの胸元をぎゅっと握る。
怯えたようにも見えるその肩を掴もうとして、するりと交わされてしまった。

「ね、鬼太郎…そうしよ?」
「…いよ…」
「えっ?」
「おふざけなんかじゃ…ないよ。ねぇ、逃げないでよ…。」
「にっ…逃げてなんかないよ。」
「じゃぁ、ここにおいでよ。」

鬼太郎は胡坐に座りなおして、ネコ娘を手招く。
ネコ娘はその仕草を見て、頬を耳まで赤く染め上げると首を竦めた。

「やっ、駄目だよ…鬼太郎…我慢できなくなるじゃない…」
「もう、とっくに我慢なんか出来ない状態になってるよ。だから…ね?」

にこりと微笑んで手招く。
よくよく見れば、下着姿の鬼太郎の虎のパンツはテントを張っており、吐く息は吐息交じりで…
ネコ娘は、身体の芯から熱が湧き上がるのを感じて瞳を閉じた…瞬間

シュルシュル…と何かが伸びる音がして、手首に絡まる感触に驚いて瞳を開けると、オカリナロープを発動させた鬼太郎が、相変わらず胡坐を組んだまま微笑んでいた。

「ほぉら、もう逃がさない。」

オカリナロープの紐は、一反天井に伸びて鴨居をまたいでネコ娘の手首を捕えていた。
グイ、と引かれれば反動で木の葉の布団の上に引寄せられてしまう。
万年床の中心…正面に立ち尽くしたネコ娘を鬼太郎は見上げて両手をスカートの裾へと伸ばす。

「ネコ娘だって、途中で物足りないんじゃないかい?」
「きっ…鬼太郎のエッチー!!!」

くすくすと笑いながら手を進める。
片手はネコ娘を捕えたオカリナを握ったまま、パンティーの白いふちに指がたどり着くとするすると脱がせはじめた。
肌の上を滑る指と布地の感触に、徐々に脱がされて、秘所に張り付いていたパンティーがはがされる感覚にビクリと身体が反応する。
濡れていたのは、濡らしていたのは鬼太郎のせいだけではないと解ると、ネコ娘は羞恥に震えた。

鬼太郎が促すままに、白いパンティーは両足から抜かれ見せ付けて、羞恥を煽るように濡らした部分の匂いをかいだ。

「ネコ娘は素直じゃないなぁ…濡れているのは僕だけのせいじゃないよね?」
「やっ…やあぁ…」
「ほら、見せてよ。」

強引にネコ娘の足を掴み、鬼太郎のほうへお尻を突き出すような格好にさせる。
ペラリとスカートの裾を捲れば、白い腿尻が微かに震えていた。

「うん?」
「にゃっ?!」

片手で鷲掴み広げる。

「下のお口は素直だなぁ…こんなに涎を流して待ってるよ?」
「やっ、い…言わないでぇ…あ…ぁんっ…」

濡れた秘所の割れ目をなぞる様に往復させると、腰砕けて膝立ちになった。
鬼太郎はそれに併せて、少しオカリナロープの長さを伸ばすが、相変わらずネコ娘の腕は上に伸び吊られている状態にある。

「さっきは布越しで物足りなかっただろう?今度はちゃんとしてあげるよ。」
「えっ…?」

はぁはぁ戸浅い息をつくネコ娘の両足の間に潜り込み、両足の中心の真下に顔を置いた。
スカートに覆われたその光景はとても淫らで、全裸の時とは別の興奮が湧き上がる。
いけない事をしているような後ろめたさが、堪らない。

「ちょっ…鬼太郎ってば…!!何考えてるのよッ!!」
「いいじゃないか、ほら、もうちょっと腰を下げてよ。」

グイ、と引かれて腰を落とす。

「ふっ…にゃっ…にゃあぁぁんっ!!」

布越しの愛撫に濡れていた秘所を舌で直接舐られ、入口を突き上げられ、背筋が反り返る。
逃げ様にも、自分を支えているのは天井から伸びたオカリナロープのみで、体重をかければ手首に食い込み、その一本を掴み縋るしかなかった。
ネコ娘の体が撓る動作に併せ、オカリナロープがまたいだ鴨居がギシギシと鳴った。

ネコ娘の甘く、可愛らしい鳴き声に鬼太郎の下半身もドクドクと脈を打ち始めている。
それはネコ娘の目の前で天を仰ぎ、布越しとは言え目のやり場に困るが如何のしようもない。
ただ、鬼太郎のこの愛撫が終わったら次は目の前の鬼太郎自身に貫かれるのだと確信し、ネコ娘は支えきれなくなった身体を鬼太郎の上に預けた。

痙攣するようにヒクリヒクリと蠢く秘所、淫猥な水音の合間に聞こえてくる甘い喘ぎ声。
鬼太郎の愛撫で身体は蕩かされ、与えられる快楽に力が入らず崩れたネコ娘のことに気づく事もできずに鬼太郎は、昏々と蜜を溢れさせる花壺を夢中になって貪っている。

布越しに愛撫されていた時よりも直接的な刺激に、身体は高まりつつあったが、子宮の奥までは満たされぬ渇きにもどかしさが募る。
両手は使う事が出来ず、目の前にそそり立つ鬼太郎自身をぼんやりと眺めているうちに妙な気持ちになり、堪らずソレを咥えた。

「…うぁっ?!」

思わぬ反撃に鬼太郎が驚き身を起こす。
その衝撃で前のめりにネコ娘は突っ伏し、衣服を着たまま曝された秘所は濡れ、熱に蕩けた瞳…それら全てが官能的で、本能に誘われるまま鬼太郎はネコ娘に覆い被さった。
手で持っていたオカリナロープを口に咥えて、自由になった両手で自らの下着を乱暴に摺り下ろすと、興奮に高まり激しく脈打ち自身が外気に触れる。
じくじくと先走りに濡れ、今にも爆ぜんと猛る自身を、十分に潤ったネコ娘の蜜壺にあてがい、一気に置くまで貫いた。

「にゃあぁぁぁんっ!!」
「んっ…ふぅう…」

待ちわびたモノの、余りにも激しい一突きに鳴き声を上げる。
一気に根元まで打ち込めば、十分に解された膣は熱く纏わりつき溶かされてしまいそうだ。
一突きしただけの痺れるような快感に、もっと高みを目指し貪欲に快楽を求める。

獣と同じ姿で交わり、組み敷いた少女の儚さに血がざわめく。
壊してしまいそうで恐いのに、滅茶苦茶に壊したくて堪らない。
浅い呼吸を繰り返し、地面に縫い付けるような乱暴な抽送にギシギシと木が軋む。
薄暗い部屋の中、人ならば中年ぐらいの齢は経ていても成り立ちは人間の子供とそう変わらぬ
幼き妖怪童子と童女が交わり1つの塊と化す。

「にゃっ…あっ…あんっ…にゃんっ…」
「ふっ…あっ…あっ…」

思わず声を漏らせば咥えていたオカリナロープを離してしまい、手の戒めが解けた少女の手はそのまま床に落ちる。
やがてせり上がる感触に、腰を引き付けただけでは足りず、肩口に噛み付き全身で重なるようにして一気に叩き込めば、硬直した少年の精が少女の膣で弾けた。

「―――!!」

互いに声ならぬ声を上げ、絶頂に全身を諤々と震わせながらも深く繋がったままで、やがて全ての精が少女に注がれると張っていた糸が切れたかのように崩れ落ちた。












行為の後の気だるさに身を任せ、互いを抱き寄せて甘い抱擁と口付けを交わす。
仰向けのネコ娘に覆い被さるようにして口付けをしていた鬼太郎が、ふと耳元で囁いた。

「ネコ娘って…真夏も長袖だよね…なんでだい?」
「そ…それは…鬼太郎のせいじゃない」
「うん?」

消え入りそうな声で、鬼太郎を上目遣いに見上げる。

好きで真夏も長袖の服を、ブラウスの襟をきっちりと止めて着ているわけではない
本当は、夏だから開放的な服を着たりお洒落したりしたい年頃の少女なのだ。

なのに彼は抑制が効くほうではなく、対本能に流されがちで
少女もまた少年に流されやすかった。

情交の痕は身体中に刻まれ、とても露出するような服は着られないのだ。
今日もまた、鬼太郎の歯形とオカリナロープが手首に捕えていた時の赤い痕が刻まれている。
こんな事が度々では、とてもではないが夏らしい格好は出来ない。

それに、たまさかお洒落したりすれば何時もと違う雰囲気に少年が欲情してしまい
やはり白いブラウスと赤いジャンバー以外着る事が出来ないのだ。
いや、少年が欲情してしまうのは衣に包まれている少女…どんな格好をしていても中身の少女の事を思えば、それは抑えられない。
少年はとことん少女に弱かった。

鬼太郎は長袖である理由が自分のせいだと初めて知り、俯き加減に頭を掻く。

「ご、ゴメン…知らなかったよ…、それじゃ今度は気をつけるから…もう一回してもいいかい?」

申し訳なさそうにネコ娘をちらりと見上げる。
解ってない…鬼太郎ってば全然解ってない!!と、心の中で叫びつつも、顔を寄せられ重ねられる唇につい瞳を閉じてしまうネコ娘が居た。

ちゅ…と口付けて額を合わせる。

「約束だよ?変なところに痕…つけたらヤだからね。」
「うん、解った…」

身体を重ねられるままに背を木の葉の布団へと預ける。
少女もまた、少年にとことん弱かった。

しかし、放映中にネコ娘の半袖姿が見られなかったことから
鬼太郎の約束は守られる事は…無かったのだろう。

...終
619名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 21:34:56 ID:Nki0/1Zh
3部アマンアマンキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!
毛目玉氏グッジョブ!!!
620名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 23:03:15 ID:RWEFVpyx
オカリナロープ吊りネコたんハァハァ
何度も読み返してしまいますた!毛目玉神GJ!!!
621名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 23:06:22 ID:raJE0nSC
>両手は使う事が出来ず、目の前にそそり立つ鬼太郎自身をぼんやりと眺めているうちに妙な気持ちになり、堪らずソレを咥えた。
>
>「…うぁっ?!」
>
>思わぬ反撃に鬼太郎が驚き身を起こす。
>その衝撃で前のめりにネコ娘は突っ伏し、衣服を着たまま曝された秘所は濡れ、熱に蕩けた瞳…

(*´Д`)<萌え〜
お互いに対して弱いアマンアマンさ加減がたまらん!!
622名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 01:16:10 ID:I5TLOUlS
ということは、同じ理由で4部ねこタンもずっと長袖ブラウスなのかな?
623名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 22:00:19 ID:5OfRt4ZS
磯女の回でもあの格好のまま浸水してたしなぁ
パンチラ多めでいい回だったがw

もしや・・・
624名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 00:25:32 ID:ap8iwj7G
>磯女の回のパンチラ

初耳です。
差し支え無くばうpしてください
625名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 00:56:41 ID:62g2fl6I
海中でも頻繁にチラっていたような。
ちなみに漏れはうpはできん。スマン。
626名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 22:08:42 ID:pR1lFVIH
倉庫の三田ネコタンの目隠し監禁SSに萌えますた。
艶かしい・・・・
411氏GJ!!
627名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 19:40:06 ID:DTtayklI
628名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 16:37:53 ID:BDk4xe90
ここの職人さんはすっげー上手いですね。
鬼太郎と猫娘のssを毎回楽しみにしてます。
個人的に、道具を使ったプレイとかも見てみたいです。
629名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 03:26:07 ID:rrWGysWO
オカリナロープ・レイピア、ちゃんちゃんこ、リモコンゲタ、髪の毛網・・・
鬼太郎自身が使える道具が結構あるな。エロ利用できるかは別としてw
指鉄砲は有名だが舌も伸びたような気がしたが・・・記憶違いかな
630名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 19:10:41 ID:6CR4EQHs
髪の毛綱使ったSSは出てる罠。

>舌も伸びたような気がしたが・・・
あった。確か「カメレオン舌」ダタような?
他には胃の中で飼っている蛇も居たよね。
631名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 22:54:49 ID:TQF+0kgy
カメレオン舌?
鬼太郎・・・そんなに技までつかいやがるのか
猫タンのあんなとこやこんなとこを奥まで隅々・・・ハァハァ
632名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 03:50:01 ID:qNg7+bJb
カメレオン舌・・・(*´Д`)

「ん・・・えっ、アッ!?き・鬼太郎っ何・・・何してるのッ」
恥じらいに身を染めつつも官能の波に揺られていた少女が上身を起こす。
しかしそれでも鬼太郎はねこ娘の腿をしっかと抱き秘裂に唇を押し当てたまま・・・
ちろりと上げた目は悪戯に微笑んでいた。
「あっ・・・!?」
硬く窄めた舌があらぬところまで押し上げてくる。
妙な圧迫感に痺れるように腰をがくがくと震わせた。
同時に、上下しながら進んでいた舌が絞れる。
違和感は段々と深さを増し異様な感覚にねこ娘は肢体を伸ばす。
期せずして強請るように押しつけてきた秘口は溶け、鬼太郎は唇からあごにかけて
溢れ出た蜜をじゅるりと吸いながら一旦舌を引き出した。
「・・・カメレオン舌・・・」
意識もまばらな少女は浅く息をついたまま。しばし遅れて「えっ?」と聞き返す。
「僕のカメレオン舌・・・忘れちゃったのかい?」
じっとしていても火照った体からあがってくる息を整えながらねこ娘は思い返す。
しばらくして思い出したのか、そしてこの先待ち構えていることを少年の表情で悟ったのか。
脱力していた身はびくりと震え固く硬直した。
逃がしはしない。鬼太郎の腕は、すでに朱の跡を散らした白い腿を離さない。
「ゃ・・・」
「どこまで伸びるか確かめてみるかい?」
そして再び唇が寄せられ、濡れそぼった肉襞を鬼太郎の舌が進んでいった。

こんな感じか?鬼太郎・・・エーーーロスw
633名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 20:33:28 ID:sWuPstir
エロ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀` )━(´Д`)━━━(*´Д`)ハァハァ!!!!

きっ…鬼太郎め、己の特技(?)を使ってこんなエロイ事をねこタンに…(;´Д`)ハァハァ
634名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 05:03:02 ID:7tQN5B+2
道具に翻弄されるねこタン(*´Д`)
オカリナ、髪の毛網のほかにも毛目玉神の銀の首輪ネタなどもハァハァでしたな
三部だと鬼チク太郎と三田ネコたんの道具プレーイありそうですが
四部ねこたんにそげなことは・・・。いや四部鬼太郎の裏黒さ発動か?
はたまた二部猫たんならどうなるんだろうと黙々と妄想・・・。

道具ネタブチ斬りスマソー
保守がてら途中までですがSS投下(`・ω・´)

妖怪ポストに助けを求める手紙が届いたのは一週間前のことだった。
遠方へ出向くとの理由で父とともに一反木綿にまたがり少人数での妖怪退治。
心配しては空を見上げる日々を過ごしていたねこ娘のもとに、化けカラスから
鬼太郎の帰宅が知らされた。
取るものもとりあえず山道を駆けていく。
逢えぬあいだ、どれだけ鬼太郎を心配したか解からない。
恨みごとひとつも言ってやりたいが、早くその顔がみたい。
そしてこの数日に起きたことをいっぱい話して、逢えなかった時間を埋めるように
いろんな遊びをして時を過ごしたいと、いきおい早足になってしまう。
 「鬼太郎!おかえりー!」
簾を翻したゲゲゲハウス。室内には見知らぬ男の姿があった。
 「あっ・・・ごめんなさい・・・!」
そのまま抱きついてしまいそうだったことを恥じて、まるで人見知りしたように
再び簾をくぐる。
家を間違えるはずもない。卓袱台の上では目玉親父が寛いでいたし・・・
ねこ娘が弾む胸を抑えて息を整えていると、中から簾が開いた。
 「ねこ娘」 「・・・えっ?」
片目を前髪で覆った・・・年の頃は人間であれば二十歳ぐらいだろうか。
鬼太郎によく似ている。まるで、鬼太郎を少し大人にしたような風体の男だった。
 「どうしたんだい?あがりなよ」
 「あっ・・・あの、・・・・・・はい」
呼ばれるままに室内に入ったものの、どうも気まずい。
茶碗風呂に浸かったまま、気持ちよさそうに眠り込んだ目玉の親父が早く起きて
くれないかと思いながら、ねこ娘は男の向かい側に腰かけた。
緊張を隠せず、肩を竦めて小さくなったねこ娘に目を遣り、男は苦笑する。
 「・・・あのー・・・」 「何だい?」
 「ひょっとして・・・。鬼太郎のお兄さんですか?」
636『鬼太郎成人化ネタ』-2 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:04:54 ID:7tQN5B+2
そんな話は今まで聞いたことがなく、もしも今まで離れて暮らしていたというのならば
それなりに訳ありなのだろうと、遠慮がちに訊ねた。
男は目を見開き、肩を揺らして笑い出す。
 「何かおかしなこと言いました・・・か?」
益々恥ずかしそうに頬を赤らめたのが愛らしく、男は悪のりしてねこ娘の横にすり寄った。
 「鬼太郎がいつもお世話になってるらしいね」
 「いいえ・・・そんな!あたしこそいつも鬼太郎にお世話になって・・・て・・・」
ただ話をするだけにしては近付き過ぎる。ねこ娘はずりずりと逃げ腰で間隔をあけた。
 「ふうん・・・そう。どんな世話をしているのかな?」
 「どんなって・・・??えっと・・・」
合わされた視線の妙な力に、反らすこともできない。そんなところも鬼太郎に似ている。
まっすぐに熱っぽい瞳を向けられたまま詰め寄られて、ねこ娘は返答に困っていた。
この視線の意味は知っている。求めるものに気付いてねこ娘は困惑していた。
まさか鬼太郎の兄弟に引っかき攻撃を食らわせるわけにもいかず、目玉親父の
目覚めを心から願っていた。
 「ひゃっ!」
長い指先。大人の手でねこ娘の柔らかな頬が包まれる。
 「君と鬼太郎は・・・どんな仲なのかな?」
 「どんな・・・って、それは・・・」 「コイビトかい?」 「えっ」
咄嗟に首を横に振ってしまった。互いに好きだということは伝えあったのだとしても、
鬼太郎から面と向かってつき合うようなことは言われたこともない。
 「・・・ふうん・・・。じゃぁ、ただのトモダチ?」
ただの友達かと問われれば切なさが募る。
 「・・・・・・違います。幼なじみですっ」
言い切ると、今度は男のほうが切なげな瞳をみせた。
 「へえ・・・そう。幼なじみがこんなことをするのかな?」 「?」
片手で頬を掴まれたまま、男の顔がより近付いてくる。
ねこ娘は目を見開き、男の意図に気付いた瞬間、慌てて顔を背けた。
 「い・・・嫌ぁあああっ!!」
637『鬼太郎成人化ネタ』-3 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:06:05 ID:7tQN5B+2
衣を裂くようなねこ娘の悲鳴に、目玉親父の鼻ちょうちんが割れる。
 「・・・うんむ?どうしたんじゃ、鬼太郎」 「えっ」
ねこ娘はきょろきょろと辺りを見回したが、鬼太郎の姿はない。
困惑したままのねこ娘から身を引き、男は微笑みながら応えた。
 「何でもありませんよ、父さん」


ねこ娘が落ち着きを取り戻したのは小一時間後。
何でも、鬼太郎の弱体化を図った妖怪によって年老いてしまう妖術をかけられたのだという。
しかし鬼太郎にしてみれば、数十年・・・いや数百年分年老いたところで老齢までは
たどり着かず、却って力を増した鬼太郎によって、妖術使いは封じ込められてしまった。
 「聞けば不完全な術らしくてね、じきに元に戻ってしまうそうだよ」
 「ふうん・・・そう」
学童服はきつすぎて、帰りがけに手にしたGパンと白いシャツを着たのだという鬼太郎の姿を
見上げる。いくら丁寧な説明を受けても腑に落ちなかった。
 「本当に鬼太郎?」 「本物だよ。確かめてみるかい?」 「どうやって?」
 「それは・・・」
ちらり目玉親父に目を向けると、ぽりぽりと首をかいて茶碗風呂から出た。
 「ふー。湯冷ましがてら化けがらすに空中散歩でも連れてってもらおうかのう」
 「・・・すみません父さん」
ごゆっくり・・・とは流石に言えず、窓から化けガラスに飛び乗って行った。
邪魔者が消えたところで・・・とは流石に言えない。鬼太郎は無言でそっとねこ娘に身を寄せた。
 「やっ!ちょ・・・ちょっとやめてよ!」 「どうしてさ」
 「だ・だって・・・!本当に鬼太郎かどうかも解からないのに、髪一本だって触られるのは嫌だよ!」
 「・・・ねこ娘・・・」
貞淑なねこ娘の言葉がじんと胸を打つ。
しかしねこ娘の抵抗は頑なで、力の加減がうまくできない鬼太郎は、つい手首を強く掴んでしまった。
 「・・・・・・ッ!」 「ご・ごめん!」
顰めた顔に気付き慌てて手を離せば、すぐさま距離を置かれてしまった。
638『鬼太郎成人化ネタ』-4 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:07:06 ID:7tQN5B+2
 「鬼太郎はこんな乱暴なことしないもん!それに・・・あんな嘘ついたりしないんだからっ」
 「ごめん。まだこの体に慣れなくて・・・力の加減が難しいんだ。けど僕は何も嘘なんてついてないだろう?」
 「お兄さんだって言ったじゃない!」 「言ってないよ。君が勝手に間違えただけじゃないか」
 「それは・・・そう、だけど。でも!だったらどうしてすぐ鬼太郎だって教えてくれなかったのよ?」
 「それは・・・」
人見知りするねこ娘が可愛くて。いつもなら見れない表情を見てみたかっただけとは言えない。
言えばまた、手のつけられないほど怒りまくってしまうだろう。
 「ねこ娘が全然気付いてくれないから・・・さ・・・」 「何よぅ、それ!」
 「姿かたちが変わっただけで、僕が僕であることに気付いてくれないんだね」
かつて大海獣に変身させられた時のことを思い出し、鬼太郎は俯いた。
 「大きくなった僕は・・・嫌いかい?」
ねこ娘は腕組みしたまま、つんと顔をそらしたまま。
もしかしてこのまま大人に成長したとしても、このくらいになる頃には嫌われてしまうのだろうか。
大きくなった姿がもの珍しくて何度も鏡を覗き込んだけれど、やはりつげ義春ほどの男前ではない。
図体が大きくなったところで男前になるでもなく、顔の造作の変わらぬ鬼太郎をみて、
ねこ娘をがっかりさせてしまったのだろうか。
 「・・・ずるいよ・・・」 「えっ?」
 「・・・鬼太郎ばっかり大きくなって・・・大人になっちゃって・・・。ずるい」
むうっと頬をふくらませたまま、悔しそうに鬼太郎をにらみつけ、また顔をそらしてしまった。
 「けど、しばらくしたら元に戻るそうだし・・・」 「ずるい!」
 「いや、いいことばかりじゃないんだよ?急に背が伸びたから・・・鴨居には頭をぶつけるし」
 「・・・」 「下駄ひもがきつくて靴擦れを起こすし・・・どうも体が重い気がするし・・・」
 「・・・」 「ふとんだって足が出ちゃって、さっきも寒くて目が覚めたし・・・飯だって」
 「・・・もういいよ」
639『鬼太郎成人化ネタ』-5 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:07:52 ID:7tQN5B+2
必死に弁解する鬼太郎の言葉に、ねこ娘はつい笑い出してしまった。
ずっと顔を背けていたのは怒っていたわけではなく、笑いをこらえていたせいだったようだ。
 「解かってくれたかい?」
 「・・・うん。本当は最初にみた時から、ひょっとして鬼太郎かもしれないって、思ってたんだ」
ねこ娘のほうから近付いて、鬼太郎のひざに腰をおろす。
 「だって、鬼太郎の匂いがしたんだもん」
身を寄せて首筋でくんくんと鼻を鳴らしたねこ娘は、やはりこの身に比べれば小さくて。
いつもよりもずっと儚く見え、抱きしめるのも躊躇してしまう。
 「・・・ねえ。でもどうやって、鬼太郎が本物かどうか確かめさせようとしたの?」
 「えっ・・・それは」
どきまぎして顔を紅潮させると、ねこ娘は不思議そうに首を傾げて、そっと胸元に擦り寄った。
 「あ」 「え、ええっ!?」 「・・・鬼太郎の音がする・・・」
とくりとくりと弾んだ鼓動。
ねこ娘をこうして胸に寄せている時はいつも高鳴っているから、同じ鼓動なのだと解かったのだろうか。
目を伏せて聞き入っているねこ娘は、今にも眠りついてしまいそうなほど安堵感に包まれていた。
 「・・・おかえり・・・鬼太郎」 「う・うん・・・」
反対に、鬼太郎にしてみればどんどん落ち着かなくなってくる。
自分のひざの上に腰かけたねこ娘は両腕で包めば隠れてしまいそうなほど小さくて、抱きつぶして
しまえそうなほど脆くみえた。
そっと胸に手を当てたてのひらは小さく、手を取れば折れてしまいそうで・・・。
壊れものを扱うように、優しくその背に手を当てるぐらいしかできない。
しかしその背も小さくて、あまりに幼い。それでいて・・・。
 「・・・ねえ、鬼太郎・・・?」
見上げた瞳は艶めいた情欲を隠し持っていて、引きつけられずにいられぬ魅力に吸い寄せられる。
鬼太郎が目を見開くとねこ娘は微笑み、その瞳は目蓋に消えた。
640『鬼太郎成人化ネタ』-6 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:08:42 ID:7tQN5B+2
閉じた唇は熟しきっていない青い果実のように瑞々しくて。
身を委ねたねこ娘に誘われるままに、鬼太郎はその唇を重ねた。
 「・・・ん・・・」
重なり合う瞬間、やはり勝手が違いねこ娘は一瞬逃げ腰に肩をすくめる。
しかしもう、鬼太郎のほうが止まらない。
果実を啄ばむだけではもの足りず、味わいつくすためにむしゃぶりついていた。
厚みのある舌をねじこまれてねこ娘はぴくりと身を離す。
しかし逃すことなく、反らしたねこ娘の体を追ううちに、その身に覆いかぶさって床に抱き倒してしまった。
細い腰からまわした腕はするりと背中を抜けて反対側から腹部までまわってしまう。
片腕だけで逃げられぬほど抱き寄せられてしまい、ねこ娘も背に手をまわす。
普段とは違い広い背中。両腕でもまわらず、ぎゅっとシャツを掴む。
閉じていたひざは鬼太郎の身によって開かされ、重なり合う口づけの激しさに、揺さぶられるたび
スカートの下白き砦にGパンのファスナーがこつこつと当たった。
 「う・・・んフゥ・・・んんっ」
苦しげなねこ娘の吐息に、静かに唇を離す。
すっかり湿らされたねこ娘の唇は赤みを増し、互いの唾液で濡れ光っていた。
切なげに伏せていた目蓋を開けば蕩けた瞳。
 「ねこ娘・・・」
鬼太郎の胸に獣のような情欲が湧き上がり、再び覆いぶさって首筋に顔をうずめた。
 「く・・・クククッ・・・ふふっ」 「?」 「鬼太郎くすぐったいよぉ」
胸元を躍らす笑い声を噛み殺したねこ娘は、そっと鬼太郎の頬に触れた。
 「ちくちくする」 「えっ?ああ・・・」
ほんの数日で伸びた数ミリの不精ヒゲに気付く。剃り方も知らないものだから放っておいたままだった。
ねこ娘は面白がって指先でなぞるが、鬼太郎はその手を掴み開いて、再び首筋から胸元へと擦り寄った。
 「ふひゃっ・・・くく・・・くすぐったいってばぁ・・・っ」
身を捩りきゃっきゃと喜ぶ姿は赤ん坊のようにあどけない。
不精ヒゲ攻撃に気を取られている隙に、浮いた背からファスナーを下ろし、胸元のぼたんを
ひとつひとつ開いていった。
641『鬼太郎成人化ネタ』-7 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:09:59 ID:7tQN5B+2
ひっきりなしにばたつかせた足先が畳を叩いていたが、鬼太郎が中腰になれば爪先も空を切る。
はたと気付けば乱された着衣のまま、薄紅に染まる乳房をちゅっと吸い付かれていた。
 「あんっ・・・う・・・ぅん・・・」
ぬめりを帯びた舌が這い、火照った体にゾクリと痺れが走る。
途端にねこ娘の眉根が切なげに歪み、妖力を湛えた髪に指を入れて鬼太郎の頭をかき抱いた。
白い胸肌は次第に朱に染め上げられ、吸い付いた跡もうっすらと斑点状に広がっていく。
すでに馴らされた身は官能の海に波打たれ、投げ出されないようにしがみついてくる。
鬼太郎のせいでこんなふうになってしまうのに、救いを求めるため縋りつくのもまた鬼太郎しかいない。
しかし考えるほどの理性はすでに溶け去ってしまい、貪るように身を寄せる鬼太郎に委ねることしか
できなかった。
尖らせた舌を突き立てれば柔軟な胸が歪み、そのせいで沸き起こる幽かな痛みまでもが今の
ねこ娘には堪らない甘い疼きに変わる。
擦れるたびにちくちくと刺激する鬼太郎のあごや頬もすべて、気持ちよくなってしまう誘淫剤に変わる。
尾根から添えられた手は小さなねこ娘の胸を覆い尽くし、すっぽりとてのひらにおさまる手ごたえ。
 「鬼太ろ・・・」
吐息交じりの舌ったらずな呼び声に、鬼太郎は更に強く抱きしめてしまった。
少女の身はあまりにもか弱く、抱き潰さんばかりの腕の力に苦悶の表情が浮かぶ。
慌てて身を離すと、それもそれで不満なようで。荒れた吐息に胸を弾ませたまま、
鬼太郎をじっと見上げた。
 「ねこ娘・・・。これ、脱いでくれるかい?」
引き起こしひざの上に座らせると裾からブラウスごと引き上げていく。
ねこ娘はこくりと頷いて、鬼太郎の手に導かれるままに両腕をあげた。
 「・・・あっ・・・」
腹部から胸元にあがった瞬間、ぴくりと身が跳ねる。敏感に尖った胸先に服の束が掠めたようだった。
しんと静まった中、つい漏れてしまった喘ぎを恥じて、ねこ娘は腕を下ろしてしまう。
 「脱ぐのは嫌?」 「・・・」 「しわになっちゃってもいいのかい?」
首を横に振り、おずおずとまた両腕をあげた。
642『鬼太郎成人化ネタ』-8 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:15:58 ID:7tQN5B+2
少しづつ引き上げると、段々と露になるねこ娘の白い腹部は滑らかな曲線を描き、
やがて柔らかな胸へと続いていく。
じわじわと引き上げられる間が耐え切れず、ねこ娘は身を捩って先を急いた。
 「どうしたんだい?」 「・・・は・やく・・・脱がして・・・」
消えそうな呟き。焦らされることに慣れないねこ娘には少し酷であった。
 「ごめん・・・」
服の束を引き上げて、首から頭の上へ通す。
 「ン・・・ぷはっ」
しかしその服はまだ上空で腕を束ねたままで、無防備な脇の下に唇を寄せた。
 「ひっ・・・ゃあん!??」
さらされることもない場所。未知の感触に身を震わせる。
身を覆う布はすでになく、震えるたびに朱の胸先が柔肉の上で踊る。
脇に唇を這わせたまま、つきたての餅よりも柔らかいその感触を掴みあげた。
 「やぁ・・・っ、そんなト・コ・・・ダメ・・・」
ちゅくちゅくと態と吸いつく音を立てながら、鬼太郎は微笑んだ。
 「駄目なところなんて・・・ないだろう?」 「・・・ふ・・・ふぇ・・・や、やはぁ・・・ん・・・っ」
 「ここもここも・・・全部僕のなんだから・・・ね?」 「きたろ、何いって・・・」
もたついていた服をひじから抜き取り背後に引き落とす。やっと自由になった腕を下ろしたが
鬼太郎の頭がはさまれたままで、片方は下ろせない。
 「ほら。君自身よりもずっとよく知っているんだよ?」 「・・・え・・・?っあん!」
てのひらにおさまる乳房を揺り動かし、先端を唇で啄ばむ。
嬉しくなるくらいねこ娘はぴくぴくと反応し、無意識になのだろう、挟み込んだ鬼太郎のひざに
疼いた下半身を押し当ててきた。
乳首を唇で啄ばんで引けば、柔らかな胸は尖ったように変形し、吸い込みを弱めれば
ぷるりと震えて元に戻る。数度繰り返しただけでねこ娘の吐息には悲鳴にも似た喘ぎが
交わり始めていた。
 「・・・ね?気持ちいいんだろう?」
 「んっ・・・んふ・・・ぅう・・・ん」 「僕がさわったところみんな、気持ちよくなってきたんだろう?」
背中から腰に手をまわしただけで、敏感になった素肌が反応する。
熱を帯びた身は鬼太郎の成すがまま。求めるままに鬼太郎の身に縋りつくのだ。
643『鬼太郎成人化ネタ』-9 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:16:55 ID:7tQN5B+2
そしてまだ一枚。残された白い砦に指をかける。
中指で双丘の割れ目をなぞるように手を下ろしていったが、吸い付かれた胸の感触に
気をとられているのか、ねこ娘はぎゅっと鬼太郎の頭を抱えたままだ。
体内に駆け巡る痺れに耐えているのか、いつになく双丘はきゅんと固く強張っている。
パンティの中に忍び込んだ手で揉みあげると、はっと気付いて身をそらした。
 「あっ、あ・・・やっ!は・・・恥ずかしいよ・・・」
丸みを帯びた尻肉をほぐすように揉みあげると、立てひざのまま上身をいやいやと捩る。
身を反らしたぐらいで、逃がすはずもないのに・・・。
鬼太郎は腕を伸ばすと、後ろから花壷を渡って花芯まで指を伸ばした。
 「あぁんっ!」
しかしその手は添えたまま。まるで鬼太郎の手がおむつにでもなったようで、
ねこ娘は違和感と、いつ動き出すか解からない不安とで切なげに吐息をもらす。
困っている暇もなく、再び胸先を啄ばまれて唇で甘噛みされる痺れに襲われていた。
 「・・・だめぇ・・・も、力がはいらな・・・い」
脱力すればまわされた手に一番敏感な場所を摩擦され、自然と体を硬直させる。
少し動いただけで、ねこ娘はびくびくと反応してしまう。抑えられなくなってきていた。
 「鬼太ろ・・・お・・・。ねえ、きろう・・・・っ」
口をついて出る言葉はすでに意味をなさず。この身に宿る火照りの果てを求めて、
鬼太郎に助けを乞うだけで精一杯だった。
 「イキたい?」 「・・・っ」
直接的な言葉にびくりと身を固める。しかし身を突く火照りに負けて頷くしかなかった。
 「僕もね?ねこ娘をイカせてあげたいんだけど・・・これが邪魔だよね」
もぞもぞと指先が蠢き、しっとりと湿り始めたパンティを内側から外へと突きあげる。
 「協力してくれないかなあ・・・?」 「何・・・を?」
 「脱いでよ」 「!!」 「僕には脱がせないんだ」
今まで散々引き剥がしてきたくせに・・・。鬼太郎は何を言っているのだろうとねこ娘は思った。
 「このままじゃこれ・・・びしょびしょになっちゃうけど。いいの?」
すでに指先が当てられたそこは淫らなまでに蜜を滴らせている。
もうその意味も知っている。鬼太郎に教わっているのだ。
どれだけ自分が欲しがっているのかを知り、ねこ娘は更に顔を紅潮させた。
644『鬼太郎成人化ネタ』-10 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:20:36 ID:7tQN5B+2
 「ね?ちゃんと脱げたら・・・イカせてあげるよ」 「・・・っっ・・・」
暫し時間を置いても踏ん切りがつかない。
 「・・・恥ずかし・・・」 「ン・・・大丈夫だよ。こうして、僕が手を当てておいてあげるから」
それだってもっと恥ずかしいけれど・・・。まだ陽の差す昼間に素っ裸になることに比べれば
いくらかはましなのだろうか。
ねこ娘は口を縫い縛ったまま目をそらし、自らパンティの淵に手をかけた。
片手を鬼太郎の肩に置き、もう片手でパンティをひき下ろす。
露になった桃尻を見下ろしていると不意に喉がごくりと鳴ってしまった。
ねこ娘の手が止まる。
 「・・・ごめん。続けて・・・?」
恥部を覆った鬼太郎の掌はそのままに、ひざからすり抜けて片足づつ脱いでいく。
生まれたままの姿で視線にさらされるのを恥じて、ねこ娘は両手で胸元を覆い、
居た堪れない様子で首をすくめた。
しかし鬼太郎の指先が蠢き出すと、縫い縛った口もとから甘い喘ぎがもれるのを
抑えることはできない。
成年化して長く伸びた手。中指で秘裂をなぞると、指間からは溢れた蜜が滲み出す。
くちゅ・・・ぎちゅ・・・
わざと淫猥な水音をたてながらいじりまわせば、ひざ立ちになってねこ娘の腰が跳ねる。
 「ニャっ・・・うぅん・・・っ!」
爪の先が充血した花芯を擦れ、明確な刺激にぎゅっと目を伏せる。
縋るものを求めて鬼太郎の頭をかき抱けば、目前にした乳房にはまた唇が寄せられた。
 「あっあぁあ・・・ん、んんっ・・・ヤ・・・らめ、だめぇ・・・っ」
口をついて出る言葉にはもう意味もない。
幼い体に宿る性を操りきれず、鬼太郎に引き出されるままに翻弄されるしかなかった。
身を震わせ、ぴくりと跳ねるたびに遅れて柔肉が震える。
危ういほどの柔らかみを唇で食みながら、鬼太郎の手が一瞬離れて今度は前から肉裂にしのびこむ。
 「ゃ・・・あんっ、ふ・・・太・・・」 「痛くはないかい?」
間接のごつごつした指一本が様子をみながら沈み込む。
豊富な潤滑油のおかげで、思いもよらずぬるりと根元まで埋め込まれた。
645『鬼太郎成人化ネタ』-11 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:21:56 ID:7tQN5B+2
 「・・・ん、いたくはない・・・けど・・・ぉ、ンっ!」
間接をわずかばかり折っただけで、痺れが走ったような背をそらした。
窮屈な肉壁が鬼太郎の指を締めあげる。食いつかれるようだった。
折り曲げる動作に合わせて 「あっ、あ、あ・・・」と途切れた喘ぎがもれて、
立てひざの足は力を失いがくがくと揺れる。
 「ねえねこ娘?きもちがいいところに動かしてごらんよ」
 「・・・っ」 「腰を揺らしてみて?」
尻たぶを掴み添えられた手で腰を揺さぶる鬼太郎の手に合わせて揺らめけば、
いつもよりずっと奥のほうからじわりと熱がこみあげてきた。
恥ずかしいのに止められない。
 「あぁ・・・あぁあ・・・ああん・・・っ」
胸もとの鬼太郎を抱き寄せたまま、頭の中が熱でいっぱいになっていく。
何も考えられない。理性が蕩けていく。
そして鬼太郎の指がくいっくいっと折れた瞬間、ねこ娘は全身を強張らせた。
 「───っ」
声にならない切なげな吐息。埋め込まれた指は根元までぎちゅっと締め付けられる。
硬直がとければひくついた痙攣が指先からも感じ取れて、鬼太郎は口端をあげた。
名残り惜しげに引き出した指にはとろりと透明な蜜が滴り落ちる。
脱力し、肩で息をするねこ娘の身を支える。
その耳元に唇を寄せて、鬼太郎はそっと囁いた。
 「・・・まだ終わりじゃないんだよ?」

<続>
646名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 08:41:24 ID:aON0dZNt
大人になった鬼太郎、ねこタンに悪戯するにも程が(*´Д`)ハァハァ

>やはりつげ義春ほどの男前
禿ワロス
でも、ねこタンにとっては一番なんだYOなあ浦山スィ

> 「・・・まだ終わりじゃないんだよ?」
こっこれは…411氏のシリーズの鬼太郎とねこタンがいよいよでつか?











待ってまつノシ
647名無しさん@ピンキー
翻弄したり翻弄されたり(;´Д`)ハァハァ
じゃれあいがエチーになっていくのに(;´Д`)ハァハァ