悪魔くんgt;ゲゲゲの鬼太郎・猫娘萌え:第三部lt;水木

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1名無しさん@ピンキー
マターリ語るも好!SS投稿するも好!イラスト投稿するも好!
原作からアニメまで、猫娘・ネコ娘・ねこ娘で萌えろ

※ 水木作品ならばSSやお絵かき投稿も大歓迎!
  原作からアニメまで、灰になるまで萌えやがってくだちい

前スレ:http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1029935643/l50
関連スレ:http://game.2ch.net/test/read.cgi/retro/1032545123/l50(げげげの鬼太郎の猫娘にハァハァしたヤシの数→ )
萌えjp:ttp://moe.homelinux.net/cache/res384378c1s1.html
注意事項)SS職人・絵師さんが投下してくださったイラスト等は無断持ち出し禁止ジャ(゚Д゚)ゴルァ!! 大人板で楽しみましょう〜*
     次スレ移動はは950超えるか470kb消費したらぼちぼち準備
     スレ唯一のお約束 【 男 × 男 は N G 】
2名無しさん@ピンキー:03/12/23 22:29 ID:LCtyA0Is
※ 関連スレ

ゲゲゲの鬼太郎スレ其の3
  http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1064547248/l50
懐かし漫画:鬼太郎
  http://comic.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1021736853/
漫画:アニメの鬼太郎しか知らない人へ
  http://comic.2ch.net/test/read.cgi/comic/1045827860/
レトロゲーム:げげげの鬼太郎の猫娘にハァハァしたヤシの数→
  http://game.2ch.net/test/read.cgi/retro/1032545123/
占い性格診断:ゲゲゲの鬼太郎は何型!?
  http://hobby2.2ch.net/test/read.cgi/fortune/1044695251/
3名無しさん@ピンキー:03/12/23 22:32 ID:LCtyA0Is
次スレ引越しは、500kb使い切りそうになったら480KB辺りで建設
1000使い切りそうだったら>990辺りが建設ということでいかがでしょうか?

素敵職人様の降臨お待ちしております。
4名無しさん@ピンキー:03/12/23 22:42 ID:LCtyA0Is
たびたびスマソ・・・

保管庫のアドレスを>1に入れ忘れてしまいますた_| ̄|◎ |||

保管庫:ttp://gegege.s6.x-beat.com/

倉庫番様、大変失礼いたしますたで・゚・(つД`)・゚・
5名無しさん@ピンキー:03/12/23 23:06 ID:zPHoI1X3
6名無しさん@ピンキー:03/12/24 19:55 ID:FnbqzGis
鳥乙女のエロパロきぼんぬ!
71:03/12/24 21:48 ID:9Py69EHl
>5スマソ&訂正アリガd
間違いだらけの三部の幕開け
漏れは何を慌てていたのか_| ̄|◎ |||
8名無しさん@ピンキー:03/12/25 01:38 ID:YrPizKRy
ドンマイ!
9毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/25 09:50 ID:O931be9Q
>1ガンガレ!

そんな漏れも穴埋めして、最後に新スレ移行の書き込みしょうとオモたら
512kb越えで誘導カキコができなカタ-YO..._| ̄|H |||
10倉庫番:03/12/25 22:23 ID:bZMMmUPi
>1さん乙です!
(>4は気にしないでください。お気使いいただいて恐縮です)

現スレも前スレ前々スレのように神々ご光臨説にキボーン!!
11倉庫番:03/12/25 22:25 ID:bZMMmUPi
即死恐いのでageときます。
確か20〜30レスあれば安泰かと。

そういえば最近は業者ARASHIが激減しましたね。
板削除人さん&管理者さんのおかげかな。
12名無しさん@ピンキー:03/12/26 01:12 ID:40p55SnB
新スレ乙!
今しがた前スレの最後のほう見てきたけど
411氏のSSいいっす・・・せつない・・・・゚・(ノД`)・゚・
そしていつもながら毛目玉氏のSSもラブラブで萌えまくりです。

13411 ◆NECOkE/60g :03/12/26 02:37 ID:lnkyMjsV
スレ立て乙華麗!

こんなん拾ってきたので貼ってみる(ズレナイカナ-
┏━┳┳━━┳━━┳━━┓
┃┃┃┃━━┫┏━┫┏┓┃
┃┃┃┃━━┫┗━┫┗┛┃
┗┻━┻━━┻━━┻━━┛
┏━━┳┓┏┳━━┳┓┏┳━━┳━━┓
┃┃┃┃┃┃┃━━┫┃┃┃┃┃┃━━┫
┃┃┃┃┗┛┣━━┃┗┛┃┃┃┃━━┫
┗┻┻┻━━┻━━┻━━┻┻┻┻━━┛
「K」に改良できそうもなかったんで「C」でご勘弁を!

ついでにトリップ拾ってきたので使ってみまつ
チョトウザーなワンレス位づつの連載しようかと思っているので
スルーする時に使って下さい、、、

>12
三部ネコたんはどうしても健気で切なく見えてしまうのでつよ・゚・(つД`)・゚・三田猫マンセーなのに・・・
前スレの毛目玉氏作「進展していく二人」にハァハァモエモエしつつ
やっぱりアマンアマンはイイ(・∀・)!!と再認識しますた

以下、四部鬼太郎×ねこ娘投下!(`・ω・´)
新スレ祝いとしてはオソマツでゴメン(´・ω・`)
14『目覚め・其の弐』-1 ◆NECOkE/60g :03/12/26 02:41 ID:lnkyMjsV


ねこ娘と体を重ねるようになってから数ヶ月がたつ。
正式な意味では体を繋いではいないけれど、こうして目玉親父がいない時を見計らっては
鬼太郎はねこ娘を誘った。
いつも一緒にいる目玉親父や仲間たちがいない機会は少ないけれど・・・。
ふたりだけの秘密を持ったと思っているねこ娘は楽しそうだった。
キスはもう嫌がらない。抱きしめるのはもとからスキらしい。
しかしガードの固いファスナーやボタンを外すまでは時間がかかる。
恥ずかしがるようになってからねこ娘にあの手この手を使って警戒を解かせるのも
だいぶ慣れてきた。今日はわりとすんなりことが進んだ方だ。
 「あ・・・ニャん・・・・・・だめぇ・・・きたろ・・・ぉ」
唇で挟みこんだ小さなつぼみはだいぶ感じるようになったようで、
その柔らかさに夢中になって揉みほぐしても大丈夫そうだった。
前にねずみ男に連れられて入った遊郭の女の人に比べたら薄い胸だけれど、
あの時よりもずっと興奮するから不思議だ。
 「ン・・・」
ねこ娘の白い肌が桃色に染まっていく・・・。
奇麗な弧をえがいた瞳にうっすらと涙が浮かび、抑えていた声が思わずもれてしまった
瞬間、はっと我に返って口をつぐんだ。
 「・・・ダメだよ、ねこ娘」
ねこ娘の体をつたってずり上がり、ちゅと唇をついばむ。
 「もっと聞かせてよ・・・。ね?」
15『目覚め・其の弐』-2 ◆NECOkE/60g :03/12/26 02:41 ID:lnkyMjsV
 「でも・・・」 「じゃあどこをどうして欲しい?教えてよ」 「え・・・」
自分の口からおねだりなどできないねこ娘は、更に顔を朱に染める。
 「教えてくれないなら、声を出して?僕が探してあげるから・・・」
ぴったりと閉じたままの両足を割り、鬼太郎は自分の体を挟み込ませた。
しかし秘所にはまだ触れない。
腋を通って腹の上を伝う鬼太郎の唇に、ねこ娘はもどかしそうに身を捩った。
唇に遅れて腹部を掃く鬼太郎の髪がくすぐったい。
けれどくすぐったさはやがて官能の快楽に変わるのをねこ娘は知った。
 「んんっ・・・ぁ・・・・・・あん・・・っ」
片ひざを立てさせられ、太ももに鬼太郎の舌が這う。
伸びた髪がつけ根を掃き、ねこ娘の息が上がる。
 「ふうん・・・ココがいいの?」
一層強く吸い上げて、内ももに朱の印をつける。
もちろん鬼太郎もそこではないのは分かっているが、少しいじわるしてみたくなったのだ。
 「・・・や・・・ちが・・・・・・ぁ・・・んんっ」
ねこ娘の爪先が反り、指先をばらばらに硬直させている。
 「うん?ここかい・・・?」
左足を抱え上げ、ひざを深く折り込んで爪先を口に含む。
 「ヤっ!鬼太郎、だめ・・・そんなとこばっちいよ・・・っ」
慌てて起き上がろうとするが、不安定な態勢から身を起こすことができず、
また木の葉の寝床に背を預けた。
 「ばっちくなんてないよ」 「でも・・・」
土踏まずを吸いつかれると、くすぐったさにも似ている痺れが伝い上がってくる。
16『目覚め・其の弐』-3 ◆NECOkE/60g :03/12/26 02:42 ID:lnkyMjsV
爪先をなぞるように舌を這わせながら、鬼太郎は不意に空いた手をねこ娘の下半身に置いた。
 「んっ!や・・・ぁ・・・あぁ・・・ん」
撫でるでもなく、ただ置かれただけの手に反応してしまうほど、
ねこ娘の体は熱く火照っていた。
辺りの空気に触れた胸のつぼむがきゅっと立ち上がり、覆うように両手を当てる。
まるで自分で撫ぜているようにも見えて、鬼太郎は興奮した。
もう少し素直になったらいいのにな・・・。
体はもうだいぶ開花しているのに、ねこ娘が求めてきてくれることはない。
それがねこ娘の謙虚な恥じらいだと分かってはいるけれど、
鬼太郎は少しばかり淋しさも感じる。
だからこんなふうに焦らしてみたりするのだけど、やはりねこ娘は我慢したまま。
鬼太郎のなすままを受け入れるだけだ。
 「んん・・・はぁ・・・あっ・・・あぁ」
もしかすると、夢中になっているのは自分だけなのだろうか。一抹の不安がよぎる。
ねこ娘は本当にこんなことは嫌いで、ただ鬼太郎が求めるままに耐えているのだとしたら・・・。
 「・・・・・・」
立てたひざ頭をぺろりと舐め上げて、鬼太郎は執拗な愛撫を重ねる。
 「・・・ねえ・・・・・・ねえ、鬼太郎・・・ぉ」 「何だい?」
舐めあげた舌を伸ばしたまま、顔を上げる。
 「もう・・・やめようよ」 「え・・・?」
やっぱりねこ娘はずっと我慢していたのだろうか。
自分が楽しむばかりで、ずっとねこ娘に我慢を強いていたのだろうか。
鬼太郎は罪悪感に言葉を失い、浅い息を落とすねこ娘の顔を見つめる。
 「だって・・・こんなことしても・・・。鬼太郎、全然気持ちよくないでしょう・・・?」
抱えられた足を下ろし、ぺたんと座り込む。
 「あたしばっかりじゃあ・・・やだもん」 「え?」
ねこ娘はえいっと勇気を出して、もう立ち上がっている鬼太郎の股間に手を伸ばす。
 「!!」
17『目覚め・其の弐』-4 ◆NECOkE/60g :03/12/26 02:43 ID:lnkyMjsV
 「あ・・・ごめん。痛かった?」 「い・痛くはないけど・・・どうして・・・」
 「え?だって・・・鬼太郎はココが気持ちいいんでしょ?」
瞳をぱちくりとさせて見上げる。自分のことでないと、大して恥ずかしくはないらしい。
元来の世話好きも手伝って、ねこ娘はされるよりもしてあげる方が好きなようだ。
 「違うの?」 「違わない・・・けど」
 「ね。だからどうしたら気持ちいいか、あたしにも教えて」
以前の手淫を思い出して、ねこ娘はぎゅっと握り締めて上下にすりあげた。
 「アッ・・・ちょ、ちょっと待ってよ、ねこ娘・・・ッ」
思いもよらない反撃に、鬼太郎は性急に昇りつめそうだった。
ただでさえさっきまでのねこ娘の艶やかな姿を前にして、
それは今にも爆せんばかりに猛っているというのに・・・。
 「え・・・?でもこの前はこうしたら・・・」
すごく気持ちいいって言ってたのに。
ねこ娘は制止する鬼太郎に対して、不思議そうに首を傾げた。
 「あ!そっか・・・」
白い手は、それを立ち上げるように根元を支え、ゆっくりと顔を近づける。
 「!待って!!ねこ娘、ななな何を・・・っ」
慌てて肩を掴んで制止する。
 「お口でするの。その方が気持ちいいんじゃないかなと、思って・・・」
 「口で・・・」
引き締めた口元が歪む。
ねこ娘のこの小さな唇で、薄くザラリとした舌で、舐められたことを考えただけで
鬼太郎のそれはまた硬さを増した。
ただでさえこんな状態なのに、これでは咥えられただけで爆発してしまいかねない。
 「ダ・ダメだよ・・・っ」
そんな格好悪いところは見せられない。鬼太郎は慌てて首を横に振った。
 「どうして?鬼太郎・・・自分はそうするくせに」 「・・・え?」
ねこ娘は、こうして鬼太郎と交わした行為しか知らない。
だから、自分がそうされて気持ちよかったことをそのまま返したいだけなのだ。
つまり・・・。
18『目覚め・其の弐』-5 ◆NECOkE/60g :03/12/26 02:44 ID:lnkyMjsV
 「ねこ娘はここを舐められるのがスキだったんだ?」
座り込んで隠れてしまった秘所に指を伸ばすと、びくんと跳ね上がった。
 「ち・ちがうもんっ!」
 「ココが気持ちいいって・・・早く言えばよかったのに」 「ちが・・・っ」
足を引き、ねこ娘を横にして・・・。今度は焦らすことなく、ちゅく・・・と口をつけた。
 「ア・・・っ!や・・・やぁ・・・っ」
溢れた蜜を花壷に寄せ集めるようにして舌を蠢かすと、ねこ娘の嬌声が一段と高まる。
耳をくすぐり体の芯まで響くその声に胸を熱くしながら、容赦なく攻め立てた。
 「やっやっ・・・あん・・・あっあぁっんっ・・・あふ・・っ」
ももを引き上げて夢中でむしゃぶりつくと、ねこ娘の声は段々と悲痛な叫びに変わっていった。
 「ぃ・・・いやぁあ・・・っっっ!!」 「え・・・。ど・どうしたの?」
唇を離しても、ねこ娘の体は固く硬直したままでひくりひくりと痙攣していた。
股間越しに覗き込んだねこ娘の顔はひきつり、頬には涙が伝っている。
 「ゴ・・・ゴメン。嫌だった・の?」 「・・・こんなの・・・やだもん」
覆いかぶさるように抱きしめると、ねこ娘はふにゃと表情を歪めて鬼太郎の背に腕をまわした。
 「気持ちよく・・・なかった?」 「・・・いい・・・けど。でも・・・」
その一言でほっと安堵した。つい夢中になってしまい、嫌がられてしまうことが心配だった。
 「でも・・・鬼太郎も一緒じゃなきゃ・・・やだもん」
ぎゅっと鬼太郎の身を抱きしめて、温かい胸板に頬を寄せる。
 「あたしだけじゃ・・・やだ。鬼太郎も気持ちよくなって・・・ね?」
それは本能なのだろうか。本当ならばこの先に待ち構えている行為を、
ねこ娘は知らずに求めているのだろうか。
 「ねこ娘・・・」
自分だけでは嫌だという、ねこ娘の健気な気持ちが愛らしくて、鬼太郎はその身を優しく包んだ。
 「ねこ娘が気持ちいいとね。僕だって・・・気持ちいいんだよ?
 ほら・・・。ねこ娘に触れるだけで、こんなになってるんだから」
いたずらにつんと股間を押しつけるが、ねこ娘は不思議そうに眉をしかめるだけだ。
19『目覚め・其の弐』-6 ◆NECOkE/60g :03/12/26 02:44 ID:lnkyMjsV
 「でも、それは・・・」
ねこ娘の体に触れる時。それはいつも固くなっていたから、逆に固くなったから
したくなるのだと思っていた。
 「鬼太郎がそう・・・なるから、こういうことをするんでしょ?」
 「え?」 「いつもそうじゃないの」
まるでいつも欲情しているように言われて、鬼太郎は照れた。
それもねこ娘のせいなんだけど・・・。
ふと見せる無防備な仕草にこんなに胸を熱くさせられるのは、ねこ娘だからなのに。
 「・・・あたしが上手にできたら、鬼太郎・・・あたしにこんなことしなくて済むのに」
 「何言ってるんだよ」
つい尖った声をあげてしまい、ねこ娘は不安そうに目をあげた。
 「違うの?だって・・・その方が簡単だよ。出せたらいいんでしょう?それに・・・」
もしかしたら・・・。
 「あたしじゃなくっても・・・いいんでしょう?」 「なっ何を言うんだ!」
自分だけが駆り立てられる行為がよほど淋しかったのだろう。
ねこ娘の胸は切ない気持ちでいっぱいになっていた。
いつにない大声をあげた鬼太郎に驚いて、びくりと肩をすくませる。
 「・・・ゴメン」 「ううん。鬼太郎が謝ることないよ・・・。だってあたしが・・・」
 「違うよ、僕がちゃんと・・・もっとちゃんとしてなかったから。あのね、ねこ娘。本当は・・・」
大切に思いやる気持ちが交差して行き違ってしまった。
 「本当は・・・二人で気持ちよくなれるんだ」 「え・・・?」
そんな方法があるのに、どうして鬼太郎はしなかったのだろうか。
どうしてしてくれなかったのか、あたしでは嫌だったのか、ねこ娘は混乱していた。
 「でもまだねこ娘の体には辛いから・・・」 「大丈夫だよ!あたし、ちゃんと我慢する」
20『目覚め・其の弐』-7 ◆NECOkE/60g :03/12/26 02:45 ID:lnkyMjsV
 「我慢・・・して欲しくないんだ」
頬を伝った涙を唇で拭い取る。
思い余って流れた涙だけでもこんなに動揺してしまうのに・・・。
破瓜の痛みに悲痛な叫びをあげるねこ娘を目の前にしたら、自分はどうなってしまうのだろうか。
 「・・・ねこ娘が嫌がるようなことはしたくない。だから少しづつ慣れてくれたらと思って・・・」
 「鬼太郎・・・」
鬼太郎の優しさにねこ娘は頬を朱に染める。
すり寄った体温と同じ。鬼太郎の心はとっても温かい。
 「そうだったんだ・・・。ごめんね?へんなこと言って」 「へんじゃないよ・・・」
へんなのは自分の方かもしれない。
ねこ娘がとても大切だけど、同じくらいにねこ娘を困らせてみたくもなる。
現に悲痛な声をあげたねこ娘をみて、興奮していた自分がここにいる。
 「いつになったら痛くなくなるの?」 「え?それは・・・」
どうごまかしたところで初めての貫通には痛みを伴うことだろう。
己の身では分からない痛みだから、鬼太郎にも説明できはしない。
 「・・・何度かしてみないと・・・分からないけれど」
 「じゃあやってみようよ」 「!!」
ねこ娘は簡単に言った。鬼太郎が今まで散々躊躇して立ち止まってきた
ぬりかべ級のハードルを軽く飛び越える。
 「え・・・でも痛いかもしれないよ?ううん絶対に痛いんだよ?」
 「だって試してみないと慣れないんでしょう?」 「そうなんだけど・・・」
いいのかな・・・。いいんだよね・・・。
鬼太郎は自問自答しながら、ねこ娘をじっと見つめる。
 「どうやるの?」 「うん・・・。僕に任せて?」
わくわくと楽しそうに笑っているねこ娘の顔を上げ、唇を塞ぐ。
新しいお遊びを見つけたようなあどけない笑顔が、これからどんなふうに変わっていくのか。
考えただけで鬼太郎の胸は高鳴っていった。
21『目覚め・其の弐』-8 ◆NECOkE/60g :03/12/26 02:45 ID:lnkyMjsV
 「ねえ・・・ねこ娘?」 「なぁに」
ゆっくりと寝床に抱き倒しながら、耳元に囁く。
 「スキだよ・・・」
途端にねこ娘の笑顔が紅潮する。
 「だから・・・我慢しちゃダメだよ?隠しごとしないでね」
もう誤解なんてしたくない。させたくない。
小さなねこ娘の体を、自分のスキでいっぱいにしたい。
 「・・・うん」
脇腹を伝い太ももを分けて手を差し入れると、そこはさっきの鬼太郎の攻めに秘液を流していた。
 「やぁ・・・」 「・・・いや?」
鬼太郎が尋ねると、ねこ娘は恨めしそうに目を上げた。
 「いやじゃ・・・ないよ・・・」 「本当に?」 「・・・うん」
鬼太郎の頭を抱き寄せて、髪の毛に唇を押しつけるようにして呟く。
 「鬼太郎が・・・大好き・・・だから」
誘われるままに小さな胸元に吸いつき、探りながらねこ娘の秘所に指を当てる。
 「ん・・・ぁ・・・ンっ!」
驚いて思わずもれた声。小指を差し入れただけでねこ娘はびくりと全身を震わせた。
不器用に蠢く小指が折れると、ねこ娘はますます鬼太郎を強く抱き寄せる。
もどかしい気持ちが全身を痺れさせていた。
 「ねこ娘・・・。ココに・・・ね?」
顔を上げて、鬼太郎ははっと息を飲む。
眉を寄せて悩ましげに甘い吐息をもらすねこ娘の表情に見とれて、
鼓動がとくんと跳ねるのを感じた。
 「・・・・・・」
艶かしいねこ娘の姿に、ごくりと喉が鳴る。
鬼太郎はねこ娘のひざを抱え上げて、今にも爆発しそうに膨張した己の肉棒を当てた。
 「ぁ・・・あぁアんっ!」
ぬるついた秘所に先端がこすれ、ねこ娘の嬌声がもれる。
 「ね・・・ねえ、鬼太郎ぉ・・・それ・・・」 「・・・うん?」
22『目覚め・其の弐』-9 ◆NECOkE/60g :03/12/26 02:46 ID:lnkyMjsV
 「それ・・・すっごく・・・気持ちいぃ・・・よ?」
言った途端またすぐに顔を背ける。
隠しごとをしないと、ちゃんと口にしたけれど恥ずかしさに火を吹きそうだった。
 「・・・・・・」
鬼太郎は返事をしない。だからますますねこ娘は不安になってきた。
やっぱりへんなことを言ってしまったのだろうか・・・。
羞恥心にぎゅっと目を閉じて身を縮めると、鬼太郎の腰が動き始めた。
 「ン・・・んんっ・・・あっあっ・・・あ・にゃ・・・っ」
ねこ娘の足を開かせて、愛液に覆われた秘唇の上を滑らせる。
それだけで鬼太郎は堪らずううっと呻き声をもらした。
 「・・・僕も・・・だよ」 「んっんっ・・・え?・・・あんっ!」
 「すごく・・・いい・・・・・・ッ」
ねこ娘の体をぎゅっと抱き寄せて、鬼太郎の律動は続く。
波打つように前後する腰の動きに揺さぶられ、ねこ娘の固く尖った花芯は
継続する痺れにひくついていた。
 「にゃっ・・・あっあっ!あんんっ・・・も・・・あぁっ!」
時々裏筋にねこ娘の尖った花芯の形を感じて、鬼太郎は壊れた機械のように腰を前後し続けるしかなかった。
止めることができない。放尿感にも似た快感がぞわぞわと湧き上がってきて、
ひたすらねこ娘のぬるついた秘所の上にこすり合わせるしかなかった。
 「あっ・・・あーんっ!もう・・・も・だめ・・・だめぇえ・・・きたろぉ・・・っ!」
そこから溢れた水音がびちゃくちゃと猥褻に響き、ねこ娘は体の芯から熱くなってくる。
堪らず鬼太郎を抱き寄せると、その額にはじわりと汗が滲んでいた。
鬼太郎も感じている・・・。
そう思っただけでねこ娘は自分の胸がトクリと高鳴るのを感じた。
耳にかかる吐息は苦しげで、悩ましく荒い息を落とす。
 「も・・・出・・・・・・出る・・・ッ」 「あ───っ!」
電気が走ったようにねこ娘の体が棒状に硬直する。
ひくひくとわなないた秘所の上を滑る鬼太郎自身も、その先端から白濁した欲望を吐き出した。
23『目覚め・其の弐』-10 ◆NECOkE/60g :03/12/26 02:47 ID:lnkyMjsV
 「───ッ!!」
噴射した精液はねこ娘の恥丘を越えて腹部を伝い、胸の先あごのところまで飛び散った。
しかしまだ爆ぜているねこ娘にはそれに気付く余裕もない。
全身を駆け抜ける痺れに硬直してブルブルと震えていた。
 「・・・・・・ハアッ・・・ねこ娘・・・」
びくついたソレは段々と硬度を失い、ねこ娘の秘唇に横たわる。
硬直したままのねこ娘を抱きしめて、閉じたままの唇を重ねた。
 「ん・・・ぅ・・・」
労わりに満ちた口づけにねこ娘の体から力が抜ける。
しかし鬼太郎の体が動くとそこがすれて、まだ響いてくる快楽にびくりと肩をすくめた。
 「・・・鬼太郎・・・。あたし・・・」
唇が離れると、熱を帯びた蕩けた瞳で鬼太郎を見上げる。
 「あたしたち・・・一緒に気持ちよかったよ・・・ね?」 「うん・・・そうだね」
でも・・・。鬼太郎が続ける前にねこ娘は嬉しそうに笑った。
 「全然痛くなかったよ♪」 「え・・・。いや、それは・・・」
入れてないのだから、痛くはないだろう。
まだ本当の意味で繋がってはいないのだ・・・。
素直になったねこ娘の言葉に煽られて、つい我慢できなかった。
 「本当だよ?あたし、我慢してなかったもん」 「・・・・・・そう」
それならば・・・よかった。
ぎゅっと鬼太郎の胸に頬を押しつけるねこ娘を眺めながら、鬼太郎は溜め息をもらした。
まだひくついているそこに挿入できる日はまだまだ先の話のようだった。

<了>


24毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/26 08:53 ID:8/LNCBHh
411氏、何気にコテハンが N E C O !ネコ!

               ∧∧
   ┃   ┏━┃     (,,゚∀゚)     ┃┃
 ━┏┛ ┏━┃ ━━/ つ━━┛ .┃┃
 ━┏┛ ┛  ┃   〜( ,ノつ      ┛┛
   ┛       ┛     (/        .┛┛

>ぬりかべ級のハードルを軽く飛び越える
ワロテシモータ・・・

鬼太郎タン、一つに繋がる為のステップ踏んでいるようで、挿入できる日は遠そうでつねぇ・・・
ある意味せつな杉でツ・゚・(つД`)・゚・

>13
更に弄らせてもらいますたが、「K」に見えませんか?
キビシー
┏━┳┳┓┏┳━━┳━━┓
┃┃┃┃┗╋┫┏━┫┏┓┃
┃┃┃┃┏╋┫┗━┫┗┛┃
┗┻━┻┛┗┻━━┻━━┛
┏━━┳┓┏┳━━┳┓┏┳━━┳━━┓
┃┃┃┃┃┃┃━━┫┃┃┃┃┃┃━━┫
┃┃┃┃┗┛┣━━┃┗┛┃┃┃┃━━┫
┗┻┻┻━━┻━━┻━━┻┻┻┻━━┛
25名無しさん@ピンキー:03/12/26 15:55 ID:zyJb+qOX
まさかゲゲゲで萌えるたぁ漏れもいよいよ…。
保管庫ざっと見てよかったのが毛目玉たんと水木ズムたんだった。
26nm:03/12/26 19:10 ID:kEVXi1A8
27名無しさん@ピンキー:03/12/26 21:56 ID:yt6U7zt4
>14-23マンセー!!
>まだひくついているそこに挿入できる日はまだまだ先の話のようだった。

ッテコター鬼太郎タンがオモテタよりも早くその日がキタ━━(゚∀゚)━━!! ということでつか?
今後の展開に期待大でつな

>25素直に認めRO!同士よ(藁

>26絵師さんが好意で描いてくれたイラストを勝手に弄るのはどうかと思われ・・・(´・ω・`)
キャプもイラも既にガイシュツだし、絵師さんが光倫しなくナター理由だとも思われるのだが
28名無しさん@ピンキー:03/12/26 22:06 ID:I3iAySyr
しばらく来てないうちにすごいことになってる…! 3期萌へなんで前スレサイコーでつたよ(´д`;)ハァハァハァハァ ボクチャンシヤワセヨー
29名無しさん@ピンキー:03/12/26 22:06 ID:I3iAySyr
しばらく来てないうちにすごいことになってる…!
3期萌へなんで前スレサイコーでつたよ(´д`;)ハァハァハァハァ
ボクチャンシヤワセヨー
30名無しさん@ピンキー:03/12/26 22:11 ID:I3iAySyr
二重投稿スマソ…。
逝ってきまつ。
31nm:03/12/26 23:16 ID:kEVXi1A8
>27
今回のみ承知の上のこと。お許しを・・・・
32名無しさん@ピンキー:03/12/26 23:59 ID:Ymi3cA9G
>14-23
ヤター!やっと三部キタの願いが叶うのネー!
・・・とか思ってたら未遂かよ!

でも萌え。ハァハァ
33毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/27 08:44 ID:AfgW8nov
411タソの萌エロの後に非エロで申し訳ねぇ
自分で何がやりたカターのか・・・新スレ祝にこんな物しかできませんでつた…(´・ω・`)

4部セテーイでつが、3部でもイメージできるkamo?

「―――ねぇ?鬼太郎・・・」

一緒に出かけた薬草摘み。
ねこ娘は、新しい薬草の種類をどんどん覚える事が楽しいらしく、暇があるとゲゲゲの森で薬草を摘んでは、目玉の親父の元に通っていた。
無邪気にはしゃぐ無防備な背中は、この腕にかき抱いてしまいたいと思わせる。
そうしたところで、ねこ娘は少しだけ驚いて、いつもの明るい笑顔を返してくれるだろうけれど。

そうじゃなくって、本当に見たいのはねこ娘の恥らう顔。
ねこ娘は、首筋が弱いだろう
耳が弱いだろう、胸の蕾、言葉・・・そして―――

まさか自分が、邪なフィルターを通して見られているなどとは微塵も思っても無いのだろう。
たまに鬼太郎のほうを振り返って視線が合えば、春の日差しのような笑顔で返してくれる。

薬草摘みが、いつのまにか野イチゴ摘みに変わった頃には、鬼太郎は木の根に腰掛けて後姿を眺めていた。
子供の姿はしていれど、齢を数えれば生きてきた年数なりに知識はある。
子供の姿では有るけれど、男と女、それなりに思う事や欲望もある。
相手がねこ娘・・・だからこそ渦巻く欲なのだが

知って育ったゲゲゲの森とは言え、薬草が生えるほどの豊かな樹海には人は愚か、妖怪だって滅多に来るような所ではない。
相手が僕だからと言って、油断しすぎじゃないのか?
それとも、そんな思いは微塵も無いのだろうか?

ねこ娘が動くたびに、ひらりひらりと舞うスカートの裾。
すらりと伸びた白い足についつい視線が囚われがちで、白いショーツが見えてしまうのではないかと心配する自分と、見えそうで見えないのが残念な自分がそこには居た。

十分に摘んできたのであろう、ねこ娘がコチラへ戻ってくると、ジャンバースカートを籠代わりにして摘んでいた事に気が付いた。

「ねぇ、鬼太郎。こんなにいっぱい摘んだよ♥」
摘んだイチゴが零れ落ちぬようにスカートの裾を持って、見せに来る。
持ち上げられたスカートの、たるんだ部分から僅かに見える三角の白い生地に、ドキリとさせられて
この場でねこ娘も摘んでみたいと思った。

「はいっ、鬼太郎も一つどうぞ。甘いンだよぉ〜。」

一粒つまんで、”あーん”しろとばかりに目の前にさしだされた野イチゴは柔らかく、ねこ娘の爪を指をその紅色に染めていた。
鬼太郎は、そのイチゴをねこ娘の指ごと口に含むようにして、態と指を吸った。
いや、態とでなくとも小さな野イチゴの粒。口に指先が触れるのは必然かもしれない。

「・・・あっ」

口内に指を含まれたのに驚いたのか、ねこ娘は手を引いた。

「・・・甘いね。」
「ねっ・・・美味しいでしょう?」

オヤジさんやおばばのお土産コレで足りるよね?と言いかけて、鬼太郎に背を向けたところで身体を強く引かれた。

「きゃっ!」

ストン、と尻餅を突いたのは鬼太郎の腕の中で、それに気が付いたねこ娘は、先ほど鬼太郎が予想していた反応とは明らかに違う色を示したのだ。
頬を朱に染め、俯いてしまっている。
妄想と現実は違う。今までと違うねこ娘の様子に鬼太郎は驚く。

「・・・どうしたの?」

「・・・アッ。ゃあっ・・・」

わきの下に差し込んだ手で、身体を己の方に引き寄せ顔を覗き込むと、ねこ娘が手を払った。
思わず固まってしまった鬼太郎に

「ち・・・ちが、ゴメンね・・・」

ねこ娘にしてみれば、丸みを帯び始めた胸に僅かに伴う違和感に
ほんの少しまでは大差なかった鬼太郎との違いを感じ始めていた。
その鬼太郎の手が胸に触れそうになり、気が付かれたくなくて、咄嗟にとってしまったに過ぎない行動なのだが

それを知らない鬼太郎はいささかショックで、思考が停止していた。

「・・・」
「・・・鬼太郎?」

見を縮込ませていたねこ娘が、恐る恐る振りかえり、呆然としていた鬼太郎は我を取り返す。

「プッ・・・」

呆然としていた鬼太郎絵をみて、ねこ娘は思わず笑ってしまった。
それを見て少しは安心したのか、鬼太郎が問う。

「・・・酷いじゃないか、さっきは本当にどうしたのさ?」
「ゴメンね・・・恥かしくて・・・つい・・・」

お互いの想いは通じ合っているはず。今までだってこうやって抱きしめた事は数え切れないぐらい有る。
なのに今更何を恥かしがる事があるのかと疑問に思い、鬼太郎は首をかしげた。

「・・・恥かしいって・・・」
「・・・そんなの・・・言えないもん。」
「教えてよ。」

肩の上に鬼太郎が顎を乗せる。

「ダメぇ・・・」
「じゃ、摘んできたイチゴ・・・食べちゃおうかな?」

後からひょいと手を回し、スカートの中のイチゴを一つ口に含む。

「それもダメ!」
「それじゃ、教えてくれるかい?」
「ぇえっと・・・それは・・・」
「じゃあ、今度はねこ娘が食べる番」
「えぇ?!ダメだってばぁ・・・んっ・・・」

そういって、口をあけたところで、つまんだイチゴをねこ娘の口に含ませた。
指の第一関節までが含まれて、ぬるりとした唾液と、ザラリとした舌の感触が指先に残る。
その指で自分の口にイチゴを運び、また、ねこ娘の口にと繰り返す。

何度か繰り返すうちに、ねこ娘もダメだとは言わなくなり
イチゴで染まった指先がねこ娘の口内に含まれるたびに、ゾワゾワとした感覚に囚われ、指先で舌をなぞったりした。
唇の柔らかい触感を指先で味わって・・・
そうするうちに、指を抜くとチュパッっと言う水音と、唇と指先を唾液が繋がるようになり、脳がなんともいえぬ感覚に侵されてゆく。

赤い紅いイチゴの実。
甘く熟したその色は赤黒く、染み出る果汁は血の色に似ている。

ねこ娘にイチゴを食べさせる行為が、従順に口に含む動作が、鬼太郎に奇妙な興奮を齎した。
恥ずかしいのに従ってしまう自分に、ねこ娘もまた頬を熱くしていた。

はじめは誘われるようにしてなぞっていた指先を、何時しか自ら進んで吸い付いていて、首筋にかけて鬼太郎の息がかかると、ゾワゾワとする。
だんだん指で食べさせる行為では物足りなくなったのか、自らの口移しでねこ娘に食べさせる。
すると今度は、ねこ娘が同じように返した。

果汁で赤く染まった口元を互いに舐めあうようにして、夢中で口膣を舌で弄る。
互いを貪る事に熱中し始めていて、もう苺はどうでも良くなっていた。



カァ――――――



夕方近くになったのだろう、カラスの鳴き声に、我を忘れていた二人はお互い向き合った。
夢中になりすぎていて、気が付けばつぶした苺の果汁で、服には不規則な赤い模様が出来ていた。

「プッ・・・」

どちらとも無く笑い声が漏れる。
お互い酷い格好になってしまったね
お土産のイチゴ・・・無くなっちゃたけど、帰ろうか―――

差し出された鬼太郎の手を取ると、ねこ娘は頷いた。

赤い紅いイチゴの実。
熟したその色は赤黒く、口に含めば甘さが広がる。

でも、本当に味わいたかったのは
”ねこ娘”という名の果実―――

終り
39毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/27 08:51 ID:AfgW8nov
さて、怒られる前に逝ってキマツか
   || 
   ||     ⊂⊃
   ||    ∧ ∧
   ||    (  ⌒ ヽ
 ∧||∧   ∪  ノ
(  ⌒ ヽ 彡  V
 ∪  ノ  フワーリ
  ∪∪
40名無しさん@ピンキー:03/12/27 17:08 ID:WpJLaOjW
1昨年のNTTインパクの水木妖怪とのわいわいランドで、
確か4期猫タンのビキニ水着画像があったハズでつが、
持ってる神いらっしゃいます?
41名無しさん@ピンキー:03/12/27 19:04 ID:5/wR6mKK
逝かないで下されー毛目玉神 ヘ(´Д`*)ハアハア
文章のエロティシズムにハアハアしまつた
紅い果実が広がったねこタンハアハアねこタン見つめる鬼太郎の妄想にハアハア

4部鬼太郎は読書家のせいか戦い好まないせいか
3部のように直結タイプじゃないので、むっつり助兵衛っぽいw
42名無しさん@ピンキー:03/12/27 22:36 ID:9cJjywez
>40
水着の猫タンは持ってないが、デスクトップ案内嬢猫タンはあるよ
ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/manani/img-box/img20031227223319.gif
43名無しさん@ピンキー:03/12/28 17:12 ID:Yi5+gxH6
>42
萌え〜
44名無しさん@ピンキー:03/12/28 19:49 ID:3R3MMqqO
>26
上から三番目のキャプの詳細きぼーん。ネズミ男か?
鬼太郎の指にしては細いよな。
45名無しさん@ピンキー:03/12/28 20:49 ID:BhR0Rh3L
>>44
萌えに逝けばトリミングされる前の画像がおいてあるんじゃないのか?
46名無しさん@ピンキー:03/12/28 21:05 ID:3R3MMqqO
それが現スレ(3)にはないんだ罠。
(2)(1)にうpされてたんかなぁ。
47nm:03/12/28 23:21 ID:Yi5+gxH6
>>44-46
これ。

ttp://www.f-moon.com/~macha/cgi-bin/imgboard/img-box/img20031228231248.jpg

萌えの穴蔵入道のコマ送りキャプ(>>26の上から二番目と五番目)キボンに同意
48水木ズム ◆8beNgqf11. :03/12/28 23:53 ID:KGSE7zmx
49水木ズム ◆8beNgqf11. :03/12/28 23:55 ID:KGSE7zmx
こっちを貼り忘れていた…連続スマソ
ttp://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/9318/nekomusume-h.jpg
50411 ◆NECOkE/60g :03/12/29 01:48 ID:vjqxnz5i
┃ω・`)じ〜〜〜

漏れが三田猫ハァハァ(´Д`;)三田猫ハァハァ(´Д`;)三田猫ハァハァ(*´Д`*)マンセー!!うるさいばかりに
反則技まで持ち出させてしもうて・゚・(つД`)・゚・<スマソー

漏れ的に、三部は猫タンは健気で切ないでつが、四部は鬼太郎のティムポが切ない感じでつ(w
 ソ コ デ !
四部鬼太郎と三部猫タンならどんなふうになるのか、逆はどうなのか書いてみたでつ。
完全に倒錯した三部・四部のごたまぜ設定でつのでウザーな人は◆NECOkE/60gをNGワードでヌルーよろしこ。

多次元世界。
もう一つの頁をめくればそこには別の世界の自分が別の世界の人生を生きるという。
ここは別次元の狭間、もう一つの世界とを結ぶ泉。別世界との扉。
泉には選択を迫る泉の精が棲むという。
泉の精は問う。
 「汝が選ぶのは・・・」

───扉の向こうで何かが起きる。


四部鬼太郎×ねこ娘編

 「ここがその言い伝えの泉なの?」
ソフトクリームを食べながら泉を訪れたねこ娘は鬼太郎に尋ねた。
出かけるのならみんな一緒がいいというねこ娘をどうにか宥めすかして
二人っきりのデート。鬼太郎は今度こそ・・・とチャンスを窺っていた。
 「鬼太郎?聞いてるの?」 「え・・・ああうん、ちゃんと聞いてるよ」
 「にやにやしちゃって・・・へんなの」
岩山からは細い滝が降り落ち、澄んだ泉を満たしていた。
 「ああ・・・あんまり近付いたら危ないよ」
 「大丈夫だよ、ねえ見て虹が出てるみたい♪」
ねこ娘はもっと近くで見たいとどんどん泉に近付いて行った。
 「見て見て、ほら。鬼太郎・・・ぉ?」
その瞬間、苔むした岩に足元を取られてしまった。
 「ね・ねこ娘!掴まって!!」
繋がれた手を引くが、鬼太郎までも足を取られてしまい・・・
───どぽーん・・・
二人は吸い込まれるように錐揉みになって泉の中へと吸い込まれて行った。

三部鬼太郎×ネコ娘編

もう一つの世界。ネコ娘は険悪な表情で歩いていた。
 「もう、鬼太郎のバカぁ!二人で出かけようって約束してたのにッ」
こちらではネコ娘が一人、言い伝えの泉へ向かっていた。
ここでの言い伝えは平行世界同様に少々違い、恋人たちが
真のパートナーと向かい合う場所だと謂われていた。
 「ずっと前から約束してたのにッ」
鬼太郎はネコ娘との約束も忘れて夢子に呼ばれて出かけてしまった。
厳密に言えば妖怪事件があったのだが、怒り心頭のネコ娘にしてみれば
何もかもが気に入らない。事件なら事件で自分も手伝うことができたのに・・・。
実のところ今回の事件は怪物犬が起こしたもので、犬を苦手とするネコ娘を
外したのは鬼太郎なりの配慮だったが、ネコ娘が知る由もないこと。
 「・・・しかたない・・・か。鬼太郎にとって大切なのは・・・」
細く流れ落ちる滝のを見上げ、いつの間にか泉の前に着いたことに気付く。
 「ここ・・・かしら?」
泉に近付くと波打つ水面はそれでも鏡のように自分の姿を映し出した。
 「・・・恐い顔・・・してる」
猫目の釣り上がった己の怒り顔を見て、ネコ娘は落胆した。
 「こんなんじゃぁ・・・鬼太郎も嫌いになるよね」
溜め息を漏らすと、今度は悲しげなネコ娘の顔を映し出す。
元来の気性の強さはあれど、ネコ娘だって女の子らしくしていたかった。
しかしそれでは鬼太郎と共に戦うことはできない。
守られているばかりの生き方よりも、鬼太郎を手助けする存在になりたかった。
心強い味方として、鬼太郎の力になりたかった。
 「・・・なれたじゃない、あたし・・・」
実際に鬼太郎は妖怪仲間たちと分け隔てなくネコ娘を信頼している。
いつも鬼太郎と共に戦いの場に向かうことができる。自分が望んだことだ。
しかし・・・。ちゃんと女の子としても見てもらいたい。
夢子を庇い、戦う鬼太郎を見ていたら不意にそんな気持ちに気付いた。
 「・・・どっちも欲しいなんてあたしの我儘だよね」
非力な人間を守るのは当然の事と判っていながらも、
やはり目の当たりにした二人の姿の前で、化け猫として戦う自分を思うと胸が軋む。
 「・・・・・・あたしはどうしたいんだろう・・・?」
鬼太郎にとって自分はどんな存在なのか、どんな存在であるべきなのか。
この泉で真実が映し出されればと思って誘ったのだが・・・。
鬼太郎はここにはいない。泉にはネコ娘一人の姿が映し出されていた。
 「これが・・・答えなのかな・・・?」
映し出された自分をじっと見つめていると、水底に茶色い影が見えたような気がした。
身を乗り出して覗き込むと、つるりと手元が滑り・・・。
 「キャッ・・・きゃあぁぁぁ!!」
 「ネコ娘ーーー!!」 「!!?」
───どぽーん・・・
しっかと繋ぎとめられた腕の感触。二つの影は泉の中へと引きずり込まれて行った。


三部鬼太郎×四部ねこ娘編-1

姿を消したネコ娘の足取りを追い、辿り着いた泉の前でネコ娘の姿を見つけた時、
鬼太郎は大慌てで滑り落ちたネコ娘の腕を掴んだが・・・。
つるつる滑る水辺に自らも足を取られて泉の中へと吸い込まれて行った。
外観とは違い深い急流を流れるように呑み込まれて、辿り着いたのは地底の浅瀬。
 「ぷはっ!ネ・・・ネコ娘ーーー!!」
辺りを見渡すと水面に浮いた赤い衣服が視界に入り、ざぱざぱと水流をかき分けて
近付いていく。幾度名を呼んでも返答がない。鬼太郎は慌ててオカリナロープを
巻きつけてねこ娘を引き寄せた。
 「ネコ娘!おい、しっかりするんだっ!」
ぺちぺちと頬を叩くと目蓋がぴくりと反応し、安堵の溜め息をもらす。
抱え上げて岸辺に上げると、鬼太郎も水から上がった。
 「ネコ娘、おい聞こえてるのか?」
だいぶ水を飲んでいるらしい。鬼太郎は暫し迷ったが、唇を重ねて息を吹き込んだ。
 「・・・ん・・・っ」
数度息を込めると苦しげに唸り、唇を離すとねこ娘は瞬きをして目を開いた。
 「・・・ネコ娘・・・。大丈夫かい?」 「ん・・・ここ、どこ?」
ぎゅっと鬼太郎のちゃんちゃんこを掴み、見慣れぬ地底の岩壁を見渡す。
そこで漸く鬼太郎も気付く。目の前のねこ娘は・・・ネコ娘ではなかった。
姿かたちはほぼ同じだがいつもよりも小さく、幼く見えた。
 「あー!ソフトクリーム!!」 「ソフト・・・クリーム?」
 「そうよ!まだ半分も食べてなかったのに・・・ねえ鬼太郎、鬼太・・・」
顔を上げたねこ娘もまた、鬼太郎がどこか違うことに気付いて上から下まで視線を走らせた。
 「鬼太郎・・・なの?」

四部鬼太郎×三部ネコ娘編-1

錐揉みになって流される水流の中、鬼太郎は一度離れた手を手繰り寄せて、
しっかりとネコ娘を抱きとめていた。
流されてどんな岩に衝突するかも分からない、鬼太郎は腕の中の大切な少女を
守るために自らの体で覆い隠す。
しばらくして流れが分かれて穏やかになると、波に打ち上げられるように岸辺へと出た。
岸とはいえ洞窟内のような密閉された空間。ここが海底なのかどうか鬼太郎にも
よく分からなかった。
 「・・・はあ・・・ねこ娘、大丈夫かい?」
ぜえぜえと息をついたネコ娘は肩で息をしながら顔を上げる。
 「鬼太郎・・・どうして」 「ええ?」
 「・・・夢子ちゃんのところに行ってたんじゃなかったの?」
 「ユメコチャン?誰の・・・こと?」
きょとん・・・とした鬼太郎の顔を見つめ、ネコ娘は眉をしかめる。
 「・・・鬼太郎・・・?ねえ・・・あなた鬼太郎よ・・・ねえ?」
 「え・・・うん鬼太郎だけど・・・」
鬼太郎もまたネコ娘の顔をじっと見つめ、首を傾げる。
見慣れたねこ娘とはどこか違い、少し大人びた姿だった。
大人びたとはいえ少女は少女。何よりも一番違う膨らんだ胸に手を伸ばした。
 「キャッ!何すんのエッチ!!」
鬼太郎の頬を叩く音が反響する。こんな反応をされたのは初めてのことで、
痛みよりまず驚きで二の句が告げない。
 「ご・・・ごめんなさい。あの、君は・・・ねこ娘だよね?」
 「そ・そうよッ」 「でも・・・何だか・・・」
胸を両腕で覆い隠し、照れと怒りに上気したネコ娘を見つめて鬼太郎が呟く。
 「僕の・・・ねこ娘じゃぁないみたい・・・だ」
三部鬼太郎×四部ねこ娘編-2

これは一体どういうことなのだろうか・・・。
目の前できょとんとしている幼いねこ娘を見つめながら鬼太郎は考え込んでいた。
あの泉は真実のパートナーを映し出すと聞いたことがある。
もしかすると、この目の前にいるねこ娘こそが自分にとって最良のパートナー
ということなのだろうか?
 「くしゅん」
小さなくしゃみをし、ぶるりと身震いしたねこ娘は唐突に服を脱ぎ始めた。
 「ちょ・・・ちょっと待てよ、ネコ娘!」 「なぁに?」
 「何・・・って、そんな僕の前で・・・」
 「鬼太郎も脱ぎなよぅ。濡れたまんまだと風邪引いちゃうよ?」
脱ぎ捨てたジャンバースカートを絞ると、大量の水がぼたぼたと漏れた。
 「いや・・・そうだけど。でも・・・」
鬼太郎が途惑っている間にもねこ娘はブラウスのボタンに手を掛ける。
 「脱いだら脱いだで・・・寒いじゃないか」
 「服が乾くまで抱っこしてればあったかいよ?」 「抱・・・」
すっかり安心しきっているねこ娘は面食らう鬼太郎の前で下着に手を掛けた。
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-2

 「僕の・・・ねこ娘って・・・?」
 「う・・・ん。前に本で読んだことがあるんだ。僕が生きている世界とはまた
 別の世界が別の次元にはあって・・・そこには僕とは別の僕が・・・」
 「くしゅんっ」
鬼太郎が説明する間、ネコ娘は肩を震わせて身を縮めた。
 「あ・・・とにかく体を温めないといけないね。僕・・・どうにか火を点けるから、
 そこの岩陰で服を絞ったらいいよ」 「う・・・ん」
ちらりと見上げると、鬼太郎は慌てて首を左右に振る。
 「覗かない、絶対に覗かないからっ!」 「うん・・・それは分かってるんだけど・・・」
どこか理知的で物腰の柔らかい鬼太郎を前に、ネコ娘は奇妙な感覚に陥っていた。
姿は同じなのに、鬼太郎なのに・・・鬼太郎じゃない。
きっと目の前の鬼太郎もそう思っているのだろう。
 「え・・・えーと何か火種になるようなものないかなあ・・・」
辺りを散策する鬼太郎、ネコ娘は岩陰に隠れて服を脱ぎ始めた。
 「・・・ねえ鬼太郎?」 「何だい?」
 「・・・何か話してて・・・。何だか・・・恐いの」
 「ああ、うーん・・・何を話そうか?」
呼びかけるように声をかけ合い、鬼太郎は火種になるような草や木を探す。
 「・・・あなたのねこ娘は・・・あたしとはどう違ったの?」
 「どうって・・・うーん・・・。うまく言えないけど・・・」
言葉が途切れると、ネコ娘は不安になって名を呼んだ。
 「ごめんごめん。考えてたんだよ、ちゃんと・・・居るから」
労わるような言葉に、ネコ娘は鬼太郎の違いを感じる。
 「・・・あたしの知ってる鬼太郎は・・・そんなふうに優しくないよ?」
 「へえ?」 「どうしてそんなに・・・優しくするの?へんなの・・・」
 「へんじゃないよ。だって・・・その・・・大切なコなんだから・・・」
ああやっぱり自分の知る鬼太郎とは違う。ネコ娘は黙り込んだ。
 「うーん・・・でも僕、別に優しくないと思うけどなあ」 「・・・そんなことないよ」
もう一つの世界。自分とは別の次元で、もう一人の自分はこんなにも愛されている。
 「あたしは・・・優しくされない世界のネコ娘なんだ・・・」
三部鬼太郎×四部ねこ娘編-3

 「どうしたの?鬼太郎・・・。そんなずぶ濡れだったら風邪ひいちゃうったら」
真っ赤な顔をして背を向けた鬼太郎にねこ娘が問いかける。
 「早く脱ぎなさいよ」
鬼太郎はネコ娘を脱がすのは得意だが、こうもあっさりと裸になられると照れてしまう。
調子が狂ってすっかり純情少年になってしまっていた。
 「ねえ鬼太郎」 「わわ、ち・・・近付くなよ!」 「鬼太郎・・・?」
そんな拒絶を受けたことのないねこ娘は思わず涙がじわり滲んだ。
 「どうしてそんなこと言うの?酷いよ・・・鬼太郎」
 「違・・・な、泣かないでよ!」 「だって・・・鬼太郎がいじわる言うんだもん」
背中越しの泣き声に居たたまれず、振り返って抱きしめる。
しっとりとした肌の感触に、鬼太郎は顔だけではなく熱が込み上げるのを感じていた。
 「・・・君が言う抱っことは違うことを・・・したくなっちゃうんだよ・・・」
 「え・・・?」 「だから・・・」
裸で抱き合うことはできない。
鬼太郎が言う前に、ねこ娘はちゅっと鬼太郎の赤い頬に口づけた。
 「知ってるよ?こういうことしたいんでしょ」
幼い姿とは裏腹に慣れた仕草で今度は唇を重ねる。
 「鬼太郎としたことあるもん」 「・・・・・・」
鬼太郎は絶句していた。
こんな幼い少女に、あんなことを・・・?
鬼太郎は今まで自分が自分のネコ娘にしてきたことは棚に上げ、
それは鬼畜な自分だなと思っていた。
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-3

 「あたしは・・・鬼太郎に嫌われる世界に生まれちゃったんだね・・・」
自分を羨むというのもおかしな話だが、こんなふうに優しくされているねこ娘を羨んでいた。
 「はは、あはは・・・まさか」
漸く種火を点けた鬼太郎がネコ娘の言葉に笑い出す。
 「どんな世界でも、僕がねこ娘を嫌うわけないじゃないか」
 「・・・うん・・・嫌ってるっていうのは言い過ぎたかもしれないけど。
 でも・・・好きな人は別にいるんだよ」
ぽつりと呟いたネコ娘の言葉に、やはり鬼太郎はまさかと笑った。
 「本当だってば!」 「考えられないよ」
 「じゃぁあたしが嘘をついてるっていうの?」
 「うーん・・・それも考えられないなあ」
ぱちぱちと火の粉が鳴り、段々とたき火らしくなってきた。
 「君の知っている僕はどんな性格なんだい?」 「え・・・」
 「聞かせてよ。別の世界の僕はどんなやつなのか、興味あるんだ」
鬼太郎は・・・。
強くて、正義漢いっぱいで、誰にでも優しい男の子。
一寸きかん坊で子どもっぽいところもあるけど・・・。
鬼太郎を想うとネコ娘の胸はきゅんと切なくなる。
この気持ちが一方的なものであることを知っているから・・・。
それでもやっぱり好きだから・・・。
 「あっしまった・・・」 「何?」
 「たき火はできたけど・・・ネコ娘がこっちに来ないと温まらないよ・・・ね」
自分の知る鬼太郎は・・・ここまで抜けていない。
ネコ娘は吹き出してくすくすと笑いながら身を縮めた。


<続く>・・・以後、ワンレスづつ位のワンセットで続きます(´・ω・`)
60名無しさん@ピンキー:03/12/29 13:22 ID:TDffce1w
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━(  ゚)━━(  )━━(  )━━(゚  )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!!
今までにない試みに激しく期待!
がんがってくだされー。
61名無しさん@ピンキー:03/12/29 21:35 ID:s0U5G4Kw
つ…続きが気になるでつ
ねこタンが自分ではない鬼太郎に裸体を晒した上にチューまでしたのを知ったらどうなる事やら((((((;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル
62名無しさん@ピンキー:03/12/29 23:51 ID:7k9q3aOV
SSの続きに期待!

>>47
>穴蔵入道のコマ送りキャプ(>>26の上から二番目と五番目)キボンに同意

同意!! 穴蔵の他にもとにかくネコ娘3期のパンチラ・パンモロキャプ貼りの神、
降臨キボンヌ!!!!
63名無しさん@ピンキー:03/12/30 01:20 ID:Wfrlem6K
3部ねこたん切なすぎ!4部ねこたん天然小悪魔すぎ!
つ、続きを・・・
(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ
>>58 三部鬼太郎×四部ねこ娘編-4

 「信じられないな・・・」 「何よ。あたしがウソついてるっていうの!?」
勝気なところは変わらない、やはりねこ娘だ。
むきになって顔を真っ赤にしたねこ娘を見ながら、鬼太郎はにやっと笑った。
 「君みたいな子ども相手にそんな事するわけないじゃないか」
 「子ども・・・?子ども・・・ですってえ・・・っ?」
自分の知るネコ娘よりもどこか幼い風体を指摘すると、ねこ娘は益々怒り出した。
 「ああ、いいよいいよ。どうせ誰かからそんな話を聞いたってだけだろ?」
 「違うもん!」 「じゃぁどんな事をしたの?」 「え・・・」
ねこ娘は鬼太郎が今までしてきた事を思い出してぽっと頬を赤らめて俯いた。
 「・・・内緒だって言われてるから、教えないっ」
 「知らないだけだろ?」 「違うもん!」
 「じゃぁどんな事をしたのか、してみせてよ」 「え・・・」
ねこ娘は暫し考え込む。鬼太郎は・・・他の誰ともこんな事をしてはいけないと
言っていた。しかし目の前にいるのも”鬼太郎”だ。ねこ娘は困惑する。
 「・・・やっぱりウソだ」 「ウソじゃないもん!」
ねこ娘は鬼太郎の手を取り、えいっと気合いを込めて自分の胸に当てる。
鬼太郎にしてみれば、よく触り慣れたネコ娘よりも薄い胸だったが、
揉みあげるように手を蠢かすとねこ娘の息が鼻から抜ける。
 「・・・ふうん・・・それで?」 「それで・・・」
ねこ娘は記憶を辿り、自分の知る鬼太郎がするようにゆっくりと顔を近づける。
キスするのかと思い鬼太郎が目蓋を閉じかけると・・・その顔は寸前で止まった。
 「”僕のことが・・・スキ?”」 「・・・はあ?」 「”ねえ・・・スキ?”」
どうやら”鬼太郎”の真似をしているようだった。
自分と同じ顔をした自分が、こんな恥ずかしい事を言っているのかと思うと、
鬼太郎は口元を歪ませて頬を赤くした。
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-4

 「あの・・・僕、後ろを向いてるから。絶対振り向かないから・・・火のそばにおいでよ」
 「う・・・うん」
照れ屋なところは変わらない。ネコ娘はくすくす笑いながら湿った服を持って
火元に近付いた。ひざを抱えて後ろを向いた鬼太郎の姿がたき火の向こうで揺らぐ。
 「・・・えっと、それで君の知る”鬼太郎”はどんなやつなの?」
 「鬼太郎は・・・」
ネコ娘はくすくす笑いながら鬼太郎の事を嬉しそうに語りだした。
殆どが褒め称える言葉ばかりだったけど、最後に一言ぽつりと呟く。
 「・・・鬼太郎には好きな人がいるんだぁ・・・」
 「ネコ娘さんのこと?」 「え?ネコ娘・・・”さん”?」
 「ああごめんなさい。やっぱり僕の知ってるねこ娘とはだいぶ違うから、
 そう呼んでもいいかな」
 「うんいいけど・・・。あ、ううん。あたしじゃないのよ」
 「さっきもそんな事言ってたよね。ちょっと信じられないな」
ぱちぱちと火の粉が鳴り、静まり返った洞窟内に響いて消える。
 「ネコ娘さんはちょっと大人びてるけど・・・素直じゃない感じがするよ。
 そっちの僕も・・・素直じゃなさそうだけど」
 「そんな事ないよ。あたしちゃんと分かってるもの」
鬼太郎の事なら全部わかっている、全てを理解している。
だから鬼太郎の気持ちも一番よく分かっている。分かりたい。
 「じゃぁネコ娘さんは”鬼太郎”がスキ?」 「え・・・」 「ちゃんとそう言った?」
ネコ娘は黙り込む。ネコ娘が鬼太郎に好意を寄せていることなど、
本人同士のみならず仲間たちにも知れたことであったが、
ある時からは照れてしまい口に出す事はなくなってしまった。
 「・・・言ったよ。昔・・・」
鬼太郎の気持ちがまだ誰にも向いていなかった頃。
まだ誰か一人を愛する気持ちなど知らない子どもの頃なら言えた。
 「スキは毎日言わなきゃだめだよ」

<続く>
>>64 三部鬼太郎×四部ねこ娘編-5

 「・・・そんな事・・・言うのか」
 「うん。だってちゃんとスキじゃないとしちゃいけないんだよ?」
知らないの?と得意満面にねこ娘が笑う。
 「そ・そんなの僕じゃないよ。そんな事・・・言えるかよ」
 「え・・・鬼太郎はあたしがスキじゃない・・・の?」 「そうじゃなくって・・・」
鬼太郎が黙り込むと、ねこ娘は悲しそうに眉を落とした。
 「あたし・・・可哀相・・・」 「え?」
 「あなたのところにいるあたしは・・・可哀相だよ」
胸に当てたままの鬼太郎の手を解いて、ねこ娘はしゅんとしていた。
 「どうしたの?もうおしまいかい」
 「・・・うん。やっぱりあたしの知ってる鬼太郎は正しいよ。
 こんなこと・・・スキじゃない人としちゃいけないんだ」
 「僕も”鬼太郎”だよ?」
 「・・・ううん。あなたは鬼太郎じゃないよ。あたしのスキな鬼太郎じゃ・・・ないもん」
そう言われると鬼太郎はむっとした。
目の前のねこ娘もネコ娘なのに、たとえ鬼太郎であるとはいえ別の鬼太郎を
スキだということに妬けてきた。
 「僕がどう違う?僕だって鬼太郎だよ。それに・・・ネコ娘の事がとても・・・」
言いかけて唇を噛む。きょとんと見上げるねこ娘を見ていたら恥ずかしくなってきた。
 「・・・そんな事、言わなくても分かるだろ」 「分かんないよ?」
 「・・・・・・好きじゃなかったら・・・こんな事しないよ」
ねこ娘を引き寄せて頬に唇を沿わせ、そのまま唇を重ねた。
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-5

 「言・・・言わなくったって分かってるもん。それに・・・あたしがそんな事
 言ったって・・・もう、鬼太郎の気持ちは・・・」
 「鬼太郎さんはその、別のコをスキだって言ってたの?」
 「言うわけないじゃない!鬼太郎は・・・優しいから、あたしにそんな事言わないよ」
 「なんだ。ネコ娘さんの思い込み?」
鬼太郎は高らかに笑った。
 「ち・違うわよ!言わなくったって分かるもん・・・っ。あんなに嬉しそうに
 あんなに大切に・・・いつも守っているのは、好きだからに決まってるじゃない」
それに・・・とネコ娘は下唇を噛む。
 「鬼太郎には妖怪と人間の共存っていう夢があるんだもの。
 人間の娘と結ばれるのが・・・鬼太郎にとっての望みなんだから」
 「・・・へえ。その夢は僕と一緒だね」 「じゃぁあなたも・・・いつかは・・・・・・」
いずれはねこ娘を捨て、人間の娘と・・・?
この鬼太郎は、まだそんな相手と出会っていない鬼太郎なんだろうか。
 「人間とは仲良くしていきたいと思ってるよ。だけど、それとこれとは話が違う。
 僕が帰る場所にはいつもねこ娘が居て欲しいと思ってる」
 「・・・そうなんだ」
羨ましいな。そう思いながらどこかで安心もしている、複雑な気分だった。
せめて別の世界で鬼太郎と自分が結ばれているのなら、ネコ娘は安堵する。
 「・・・泣いてるの?ネコ娘さん・・・」
背を向けながらも鼻をすする音に気付いて鬼太郎が言う。
 「ごめんなさい、僕・・・へんな事言っちゃったかな」
 「ううん違うよ・・・へんじゃない。いいなぁと思ったの」
鬼太郎と結ばれる世界も存在した。けれど自分にはその未来は訪れるのだろうか。
訪れないと分かっているから涙が溢れる。

<続く>
68名無しさん@ピンキー:03/12/30 21:36 ID:kbh859au
禿しく━━━(*´Д`)━━━イイ!!!!
一気に読みふけってしまいたい皆様にわもうスィ分け無いと思いつつ
411氏マンセー(゚∀゚)!
69名無しさん@ピンキー:03/12/30 22:13 ID:FwJYONEi
これで3部猫タンも幸せになれるかしら…
70691:03/12/31 00:23 ID:4Ztsg+Pl
某画像掲示板でネコ娘の事をキモイと抜かした不届き者出現。
そこに4期のパンモロを連貼りしてやった!
71名無しさん@ピンキー:03/12/31 00:26 ID:AKEM45Dz
やめとけよ…。
72691:03/12/31 00:49 ID:4Ztsg+Pl
連貼りを云々するのは同意だが、
実写でキモイ画像貼ってるくせに、ネコ娘を差別した以上、

やめろっと言われても〜バカ言ってんじゃないよ〜ってとこだね(藁
73名無しさん@ピンキー:03/12/31 01:12 ID:UBYIxfdz
うおお・・・クソ忙しい年末にこのスレだけが救いだ
411氏のも毛目玉氏のも果てしなくマンセー
>>66 三部鬼太郎×四部ねこ娘編-6

合わさった唇は冷えた体に比べて酷く熱かった。温もりを感じる間もなく、
鬼太郎の舌がねこ娘の口膣に忍び込み、くちゅりと音を立てて荒らしまわる。
 「・・・ん・・・ぅ・・・っ?」
いつまでも終わらない深い口づけにねこ娘の息が上がり、眉が苦しげに歪んでも
鬼太郎は離さない。
歯裏をくすぐり驚いて逃げる舌を追い、いくら首を引いてもどんどん顔を寄せていき、
いつの間にかねこ娘の背は地について押し倒されていた。
 「ン・・・」
口づけながら鬼太郎の手が平べったく流れた胸をかき集めるように揉みあげる。
ぴくりと反応したねこ娘に気を良くして、指先で胸のつぼみを摘み取った。
 「んんっ・・・ん・・・んぅ・・・ぁ、やぁっ」
顔を背けて体を返すが、伸し掛かった鬼太郎からは逃れられない。
身を捩ると足に鬼太郎の猛ったものの感触に気付き、ねこ娘はかあっと赤くなる。
 「うん?ああ・・・これを見るのは初めてじゃないんだろう?」
 「・・・・・・」 「見てみる?」
ふるふると首を横に振ったが、鬼太郎はねこ娘の体を両足で挟んだままで
まだ湿っている学童服を脱ぎ始めた。
 「や・・・やだぁ・・・」
 「ふふ・・・だって君は知っているんだろう?僕が・・・何をしたいのか。
 こうなってしまうのが分かってて・・・裸になったんだろう?」
上を脱ぎ捨てると今度はチャックに手をかける。
 「ち・違うもん!あたしは・・・あたしのスキな鬼太郎としかこんなこと・・・」
 「僕も鬼太郎だよ?ねえ僕のどこが違う?ちゃんと・・・見比べてみなよ」
 「え・・・っ」
くつろげたズボンの胴回りに手を入れ、下着もろとも擦り下ろした。
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-6

 「・・・困ったな」
ぽつりと鬼太郎が呟く。
 「僕・・・慰めたいんだけど、そっちを向いたらいけないよねえ?」
 「・・・・・・」
たき火の炎が辺りの岩壁に映る二人の影を揺らす。
重い沈黙の中、一つの影が立ち上がりもう一つの影に近付いていく。
鬼太郎の肩に白い手が伸び、まだ湿ったままの前半身へと腕が伸びる。
 「大丈夫だよ・・・鬼太郎。泣いてなんていないから」
ネコ娘の口元には笑みが浮かんでいた。しかしそれが無理しているだろうことは
鬼太郎にだって分かる。
 「・・・あたしは守られてばかりいる女の子じゃないよ。強い・・・鬼太郎の、
 心強い仲間なんだから・・・。あなたのねこ娘とは違う・・・」
 「・・・・・・そうかな」
どんなネコ娘であろうと鬼太郎にとっては大切な存在。
強い弱いの問題ではなく、守らなければならない存在だ。
 「ネコ娘さん。手が震えてるよ?」 「・・・ちょっと寒いだけだよ」 「そう・・・?」
鬼太郎はゆっくりと振り返り、ひざ立ちになったネコ娘を見上げる。
 「じゃぁ僕が温めてあげるよ」
首に手をまわして顔を近付ける。ネコ娘は一瞬顎を引いたが、
鬼太郎がこつんと額と額を重ねるとぎゅっと目を伏せる。
こんなに近くで見てもやはり鬼太郎は鬼太郎、偽者ではない。
自分の大好きな鬼太郎と同じ顔・・・同じ鬼太郎・・・。
ネコ娘は抵抗することなく鬼太郎の口づけを受け、その背に手をまわした。
76411 ◆NECOkE/60g :03/12/31 02:43 ID:6eQOpQKt
┃ω・`)oO(レスありがd…)<続く>を入れ忘れスマソー

┃θ3W)oO(でも漏れもモエーしたいでつ…神降臨&萌え話キボーン)

┃ミ     ピャッ
77名無しさん@ピンキー:03/12/31 03:29 ID:AKEM45Dz
絵ならばかけないこともない…かもしれない…。
でもエロはかけまへん。
78名無しさん@ピンキー:03/12/31 17:29 ID:OD7YpscR
411氏毎度毎度ご馳走様!
続きが気になって気になって・・・ハゥッ

>77エロ絵でなければ投稿してはならないという道理なぞ無いハズ!
躊躇せず、投稿気凡愚
>>74 三部鬼太郎×四部ねこ娘編-7

目の前に起立した強張りを見て、ねこ娘は頬を紅潮させた。
思った通りの反応に鬼太郎は満足そうに微笑むが・・・。
けして目はそらさない。じっと見られているとこっちが恥ずかしくなってきた。
まったく調子が狂う。自分の知るネコ娘ならば、この先なにをされるか
分かって、少なからず抵抗するなり反応するはずなのに・・・。
 「おんなじだ・・・」 「え?」 「うーん・・・でもちょっと色が違うかなあ」
しげしげと見つめながら指先で敏感な鈴口をつつく。
 「ン・・・」 「もうちょっと硬いような気もするし・・・。でもおんなじかなあ?」
遠慮なくぎゅっと掴まれ、鬼太郎は急な刺激に快感よりも痛みが勝った。
 「あれ?こうすると治るんじゃなかったっけ」 「こう・・・って・・・。うわっ」
握りこんだまま上下に擦り立てられて鬼太郎はびくびくとした痺れに歯を食い縛る。
 「どうして腫れちゃったの?鬼太郎も病気?」 「病・・・気?」
この娘は一体どこからどこまで分かっているのか、
それともまったく分かっていないのか。
もう一人の自分は何を教え込んだのかと恨みがましく思いながら・・・。
 「ウッ───!!」
駆け抜ける快感に敵わず、ねこ娘に擦り立てられるままに鬼太郎は達した。
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-7

口づけながらちゃんちゃんこを脱ぐ。地に広げたちゃんちゃんこは
魔法の絨毯のように広がり布団代わりになった。
ちゅっと啄ばむようなキスを浴びせながら、鬼太郎はネコ娘の脇から背に手を這わせる。
しっとりとした滑らかな肌はよく知るねこ娘と同じだが、
凹凸のついたしなやかさは柔らかい贅肉を削り取った彫刻のようだった。
まだ緊張して体を硬直しているせいかもしれない・・・。
鬼太郎は体を支えながらゆっくりとちゃんちゃんこの上にネコ娘を横たわらせた。
 「・・・ん」 湿り気を残した毛足が背に当たり、ネコ娘は肩を縮める。
 「あ・・・まだ乾いてなかったかな。冷たい?」 「・・・ううん大丈夫・・・」
 「ネコ娘さん、僕の前で強がらなくってもいいんだよ?僕も鬼太郎だけど・・・
 君の鬼太郎とは違うんだから・・・」 「”あたしの・・・鬼太郎”?」
ネコ娘は表情を歪めてくすくすと笑い出した。
あたしの鬼太郎───そんな人はいない。あたしのものじゃない。
学童服を脱ぎながら鬼太郎は首を傾げる。 「どうしたの?」
 「ウフフ・・・”あたしの”鬼太郎なんていないよ?あたしの知っている鬼太郎は・・・
 鬼太郎は・・・誰のものでもないもの」 「え・・・」
鬼太郎は難解なネコ娘の言葉に首を傾げる。
 「・・・僕が言うのもおかしいけど・・・。そんな男のどこがいいの?」
その言葉に益々ネコ娘は笑い出して止まらない。
 「ねえ本当に。ネコ娘さん・・・その鬼太郎の事本当にスキ?」 「え・・・」
目蓋の裏に残る鬼太郎の姿。
戦う後ろ姿、子どものように笑う顔、妖怪相手に睨みつける目付き、
仲間たちに囲まれて・・・人間たちに囲まれて・・・嬉しそうな鬼太郎の姿。
そして時々狂ったように自分を襲う・・・恐い顔。
 「・・・キ・・・・・・」 「うん?」
湿ったシャツから漸く首を通して鬼太郎が聞き返す。
 「スキ・・・よ。鬼太郎が・・・鬼太郎だけが・・・ずっと・・・ずっと、好きなの・・・」
言ったとたんに涙が溢れ、ネコ娘は両手で顔を覆った。

<続く>
81名無しさん@ピンキー:04/01/01 03:49 ID:x6UCBXVA
>77氏キボーン
>1の萌えjpや>4の保管庫の画像うpロダはどうでしょう?ハァハァ/│ア/│ア
三部鬼太郎×四部ねこ娘編-8

宙を飛び地に落ちた白濁を目で追い、ねこ娘はまだきょとんとしていた。
全身を震わせて荒い息を落とす鬼太郎を冷静に眺めている。
 「・・・はぁ・・・はぁ・・・っ」
眉根を寄せた鬼太郎に向かってねこ娘はにこりと笑う。
 「治ったみたいだね。よかったぁ」 「は・・・はぁ・・・はあ?」
 「いつもよりずっと早く終わってよかった。だってあたしの鬼太郎はもっと
 ずっと擦ってないと治らないから、苦しそうなんだもん」
早い・・・ということだろうか。
自分である鬼太郎と比べられて奇妙な気持ちになるがやはりいい気はしない。
 「ねえ。おしまいなら抱っこして?もういいんでしょ」
意外とドライなねこ娘の態度に、まるで自分のほうが弄ばれている気分になる。
 「・・・おしまい・・・じゃないよ?」 「ん?」
腕の中でねこ娘はまだきょとんとした表情で鬼太郎を見上げている。
この純粋な瞳が高揚して潤む姿を思うとぞくりと背筋に痺れを感じる。
 「まだ続きがあるんだけど・・・知らないの?」
挑発するとねこ娘はむっと唇を尖らせて
 「知ってるよ!」 と勝気に言い返す。
 「ふうん・・・じゃぁ力を抜いて?」 「・・・うん・・・」
鬼太郎の手がねこ娘の胸を下から上へと撫で上げると、
ねこ娘はぴくりと反応して肩を竦めた。
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-8

 「どうして・・・泣くの?」
鬼太郎にしてみれば不思議でならなかった。好きだという気持ちはもっと温かく
心を満たす感情なのに・・・何を泣く事があるのだろうか。
 「・・・泣いてないよ・・・」
手首を掴んで両手を開くと、それがウソであることを目の当たりにする。
大きな瞳を覆う涙が頬を伝った。
 「ネコ娘さんは意地っ張りなんだね」 「な・・・ッ」
 「君の”鬼太郎”も随分意地っ張りみたいだけど・・・どっちもどっちだなあ」
 「き・鬼太郎の事を悪く言わないでよッ!」
きっと睨みつけて起き上がったネコ娘の肩を押し、もう一度横たわらせる。
 「悪い”鬼太郎”だよね・・・。どうして泣くほどスキなの?」 「・・・・・・ッ」
言い返したいことは山ほどある。自分にとって鬼太郎がどれほど大切で
どれほど素敵なひとであるか・・・。
しかし口を開けば泣き声になってしまいそうで、ネコ娘は唇を食い縛ったままで
鬼太郎を見上げることしかできない。
 「・・・ネコ娘さん・・・」
涙を堪えてじっと見上げるネコ娘の表情にぞくりと背筋に痺れを感じる。
今まで見たことのないネコ娘の挑戦的な表情に、奇妙な興奮を得た。
このまま抑え込んでしまいたくなるような自分の凶暴性が胸を突き、
鬼太郎はそれを逃がすようにはあと息をつく。
 「ねえネコ娘さん・・・僕がスキ?」
ネコ娘は答えない。
 「・・・鬼太郎が、スキ?」
>>82 三部鬼太郎×四部ねこ娘編-9

小ぶりながらも敏感な胸は少し刺激しただけでつぼみを固く尖らせていた。
 「・・・ふ・あ・・・ぁん・・・」
ひざの上に乗せて脇から顔を埋めた鬼太郎の頭をかき抱き、
素直な反応を見せる。
柔らかな肌は警戒心の欠けらもなく鬼太郎に寄りかかり、
もう片方の胸を少し強く揉み上げれば痛みにぴくりと離れる。
 「ぃ・・・痛いよ・・・きたろ・・・ぉ・・・ぁんっ」
緩急つけた刺激に慣れるのは時間の問題だった。
鬼太郎の愛撫に翻弄されてねこ娘の体は火照り、呼吸も高まる。
ちらり見上げたねこ娘の瞳が潤んでくるのを見止めて、
抱き寄せていた手を双丘に忍ばせた。
 「ぅ・・・ん・・・あぁ・・・は・・・んん・・・」
発達途中の柔らかい尻たぶをわし掴み、感触を楽しみながら指を進めていく。
鈍い快感がねこ娘の体をじわりと包み込み、いつしか鬼太郎を抱きとめる腕は
しがみつくように添えられていた。
 「・・・ね・ねえぇ・・・も・・・もぉ・・・」
吸いつくした胸から顔をあげてねこ娘の唇を塞ぐ。
ただ唇を重ねただけではない。舌を割り込ませた濃厚な口づけでねこ娘の口膣を蹂躪する。
擦れ合った頬が上気して熱く、より重なるように鬼太郎はねこ娘に身を寄せて伸し掛かった。
 「ふっ・・・んぅ・・・く・・・んん・・・」
息苦しさと地に縫いつけられた圧迫感にねこ娘が苦しげに呻く。
この、柔らかくて小さな体を抱き潰してしまいそうな感触が堪らない。
しかしねこ娘は息苦しさに足をばたつかせて抵抗し始めた。
 「・・・・・・」
鬼太郎はその足をとらえ、唇を離すと同時にぐいっと引っ張り上げた。
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-9

覆い被さるように身を寄せ、幾度も問いかける。
 「スキ?ねえ・・・スキなの?」 「・・・ゃない・・・」 「うん?」
首筋に唇を沿わせ、ネコ娘の体の震えを感じながら聞き返す。
 「・・・さっき・・・言ったじゃない・・・の」 「何度でも言ってよ。何度でも・・・聞きたいんだ」
背けたままの顔を引き戻し、噛み締めた唇を指でなぞる。
 「この口が慣れるまで・・・何度でも言って?」 「・・・・・・ッ」
 「言えない?じゃぁ僕が何度でも言うよ・・・スキだ」
耳元の囁きにぴくりとネコ娘の肢体が跳ねる。
 「スキ・・・スキだよ?ネコ娘さん・・・」
よく知る胸よりもずっと膨らみのある胸に手をかけ、指間を開いてしっかりと
揉みあげる。充実した感触に鬼太郎の息は自然と上がっていた。
 「どきどきしてる・・・ね?僕もだよ」 「・・・ぁ・・・っ」
 「うん?ああ・・・もう尖ってるね」
赤くつんと立った乳首を指先で転がす。全身に広がる痺れにネコ娘の喘ぎ声が漏れた。
首筋から滑り下りて先端に舌を這わせると、ネコ娘の全身が筋張って硬直した。
 「・・・そんなに力を入れてたら気持ちよくなれないよ?」
ぺちゃぺちゃと濡れた音を立てて胸のつぼみを舐め上げ唇で啄ばむが、
ネコ娘はただ首を左右に振って耐えるように歯を食い縛る。
 「感じやすいんだね。声が出そう?」 「・・・!!」
言い当てられてネコ娘は顔を真っ赤にする。
 「出してよ・・・ネコ娘さんの声聞きたいな・・・」
 「・・・ダメ・・・だよ。へんな声・・・出・・・」
ちゅっと啄ばめば背を反らして口を噤む。
 「へんじゃないよ・・・。そんな事誰が言ったの?」 「・・・・・・誰も・・・」
 「ネコ娘さんは心配性だなあ・・・。スキなコなら声も聞きたいに決まってる
 じゃないか。声だけじゃないよ?全部・・・知りたいよ」
言いながら鬼太郎の舌戯は止まらず、言葉までも微動となってネコ娘に伝わる。
 「聞かせて?ネコ娘さんの声・・・」

<続く>
86毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/01/01 23:52 ID:/5vR39vX
年越しライヴで盛り上げてくれている411神に感謝しつつ
77氏に期待
新年のご挨拶。ヘタレ注意(w
ttp://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1072968511.JPG
87名無しさん@ピンキー:04/01/02 02:20 ID:tQ1N4KYp
妙な続きもん始めたせいで神々の投稿邪魔してないでしょうか?チト心配…
毛目玉神は絵もウマー( ゚д゚)なんでつね
しかもアダルト三田ネコタン(*゚∀゚)=3  フハッ
イケナイ猫タンの妖艶さにハァハァハアハア/│ア/│ア

今年もアマンアマンで萌え萌えハァハァさして下さい!!

(*-ω-*)oO(今年こそ第5部放送しないものか…)
>>84 三部鬼太郎×四部ねこ娘編-10

 「やぁあああっ!!」
見開いた瞳には下半身を抱え上げられた自分のお腹、その先には鬼太郎の顔が
秘所に埋められる光景が映る。
いくら身を捩っても逃さぬ力で掴まれたまま、鬼太郎の舌が伸びるのを
ねこ娘は目を見開いて見ているしかなかった。
 「あっ」
ぴちゃりと舌を鳴らし、すでに滲んでいた蜜を舐め取りながら秘裂をなぞる。
ぴったりと閉じた幼線を割るように、固く尖らせた舌を進めていく。
 「ひぁっ!あっあっ・・・ゃ・・・だめえぇ・・・っ」
直接的な刺激に耐え切れずねこ娘の腰は逃れようと前後左右に跳ねる。
鬼太郎の唇が小さな花芯に吸いつくと、ねこ娘の爪が地を掻いた。
 「ふ・・・ふ・ふえぇ・・・や・・・だぁ・・・んんっ」
縋りつくものもなく宙に浮かされて、前半身にも背中にも空気が通り、
ねこ娘はどんどん不安なって啼き声も潤んでくる。
全身が鳥肌立っているのは快感によってではなく、不安からくる恐怖心だった。
 「・・・き・・・きたろぉお・・・っ」
じゅぅぅうと吸い込まれる強烈な刺激に追い立てられてねこ娘は息を詰まらせる。
 「あ───ッ!!」
ひくりひくりと腰が跳ね、ねこ娘は達した。
しかしそれは体の高まりとは裏腹に胸を満たすことのない絶頂だった。
気持ちの伴わぬ快楽・・・とも呼べぬ行為にねこ娘は涙が溢れる。
 「・・・・・・」
黙ったままの鬼太郎はひくついた秘裂を眺めながら不可思議そうに眉をひそめた。
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-10

 「・・・ぁ・・・あん・・・っ」
色めいたネコ娘の声が漏れると鬼太郎の舌が止まる。
 「・・・・・・やっぱり」 「な・・・なに・・・?」
くすくすと笑いながら鬼太郎の舌は胸から腹部へと下りていく。
 「スゴク可愛い声だね・・・?もっと・・・聞きたいな」 「ゃ・・・あ・・・」
 「ん・・・ごめん。恥ずかしがらないで?ネコ娘さんの声・・・スゴク耳障りがいいんだ」
胸を覆い始めた手をぎゅっと掴んで鬼太郎が微笑む。
 「もっと・・・聞かせて?」
それでもまだ恥ずかしそうに口をつぐんだままのネコ娘。そのひざを開かせて
白い下着をつけたままの部分に視線を走らせる。
思わずごくりと咽喉が鳴りはあと荒い息を漏らすと、ネコ娘もその反応にびくりと肩を竦める。
湿っているのはまだ乾いていないせいだろうか、それとも・・・。
ふちから指を入れると指の背にさりさりとした触り心地。
 「・・・ん?ねえネコ娘さん・・・少しだけ腰をあげて?」 「ん・・・うん・・・」
両脇からするりと下着を下ろすと、そこにはまだ産毛が色づいた程度の
恥毛が生えていた。
茂っている・・・とはまだ呼べない。恥丘を覆うまでにも至らないそれはかえって
淫らで、鬼太郎は下着を脱がす手を止めて指を伸ばした。
 「・・・ん・・・ぁ・・・な・なに・・・?」
 「うーん・・・ネコ娘さんはもう・・・生えてるんだね」 「え・・・?」
さりさりとした感触を楽しみながら、鬼太郎はチャックを寛げて己のものを取り出す。
 「僕のはまだ・・・つるつるだよ。恥ずかしいな・・・」
薄く目を開いたネコ娘はちらりと視線を走らせると、がっかりしたような
鬼太郎の顔を見てぷっと吹き出した。
 「ふふ・・・あははっ」 「そ・そんなに笑わないでよ・・・」
 「だってぇ・・・つるつるって、そんなことぐらいで」
ネコ娘にしてみれば、かえって生えていることのほうが恥ずかしいと思っていた。
 「”そんなこと”?男にとっては大事なことなんだけどなあ・・・」
三部鬼太郎×四部ねこ娘編-11

舌で確かめた膣内は随分ときつく・・・固いといったほうが相応しい感触だった。
”ネコ娘”の膣内もすごく締めつけるけれど、これは締めるというよりもは、
拒んでいるようなきつさだ。
暫し間を置いて達した後の痙攣は治まったものの、未だ固いままの秘裂に指を埋める。
 「い───っ!」
思った通り、ねこ娘は痛そうに全身を棒のように硬直させた。
まだ第一関節も埋めていないのにこの抵抗。これでちゃんとできるのか・・・
鬼太郎は心配になってきた。
鬼太郎はネコ娘以外との経験がなく、初めて行った時も互いに初体験だったため、
じっくりと様子をみる余裕もなく終わったから、これが処女かどうかは判断できない。
裸になるのも口づけも、手淫すらも慣れているというのに、
よもや貫通したことがないとは思えなかった。
そこまでやらせて最後までしないのは、男ではないと思っていた。
しかし・・・。
足を下ろしてねこ娘の体の上を這い上がり、まだ顔をしかめているねこ娘に尋ねる。
 「・・・なあ、ねこ娘?君・・・本当に・・・」 「ふ・・・」
顔を見て安心したのだろう。ねこ娘はぎゅっと鬼太郎を抱き寄せた。
ぶるぶると震えていた振動が納まり、体から少しずつ力が抜けていくまで
鬼太郎もじっとしていた。
熱い肌、柔らかい感触は堪らないが、無理やり抑えつける気にはなれない。
本気でかかったら、壊れてしまいそうなほど胸の中のねこ娘は儚かった。
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-11

さっきまで主導権を取っていた鬼太郎が見せた子どもっぽい言葉に、
ネコ娘は益々おかしくてお腹を抱えて笑い出す。
 「あたしの知ってる鬼太郎だってまだ生えてないよ?」
 「本当?」 「うん。でも気にしたことなんてないみたいだよ」
 「そう・・・かなあ。言わないだけじゃないかな?」
いいないいなと羨ましそうに撫ぜて口を尖らせる。
 「・・・でもいいか。ネコ娘さんの笑顔が見れたし」
 「え・・・?」 「やっと笑ってくれたね。よかった・・・」
鬼太郎も笑顔を見せて、ちゅ・・・とネコ娘の唇を啄ばむ。
 「笑った顔が一番スキだよ」 「・・・・・・」
黙り込んだネコ娘の脳裏に、今まで見てきた鬼太郎の笑顔が浮かぶ。
戦いを終えた後、みんなで笑い合う時、そして初めてキスした時。
鬼太郎の笑顔を見るとネコ娘はとても嬉しくて、だから頑張って、笑って欲しくて・・・。
 「ネコ娘さん・・・?」 「・・・あたしもだよ・・・」 「ええ?」
 「あたしも・・・鬼太郎の笑顔が一番・・・スキ」
だから頑張って戦ってきた。鬼太郎が喜んで笑っていられるためなら、好きな娘と一緒にいるのもしかたないと思えた。
時々我慢できずに怒鳴り散らしたこともあったけど・・・。鬼太郎の笑顔が見れるのが嬉しかったから沢山我慢してきた。
 「・・・・・・」
しかし目の前の鬼太郎は違う。
ちゃんと自分を好きだと言ってくれる。自分の笑顔を喜んで、笑顔で返してくれる。
あの泉は、恋人たちが真のパートナーと向かい合う場所だと謂われている───
この”鬼太郎”がそうだったのだろうか。この”鬼太郎”に出会うために、あの泉に滑り落ちたのだろうか・・・。
 「ネコ娘さん・・・あの」
心が揺らぐ。姿かたちは今まで通りの鬼太郎が、自分を好きだと、
優しく笑いかける鬼太郎が・・・自分にとっての・・・最良の人?
 「・・・あの・・・続きをしても・・・いい?」 「・・・・・・うん、いいよ」
にこりと微笑みかけてネコ娘は自らの手で下着を脱いだ。

<続く>
92名無しさん@ピンキー:04/01/02 19:57 ID:e1pvHJ7u
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1064547248/l50の403辺りに5部のにほひがチラーリチラリと
411氏!
皆がこのSSの続きを待っているはず!
気にせずハァハァさせてくだちぃ
93名無しさん@ピンキー:04/01/02 23:36 ID:1vZ8qmR/
遅くなりましたが投下ッ。
おもしろみのない絵でスマソ。

ttp://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1073054055.jpg

鬼太郎ビデオ借りに行ったけどほとんど貸し出し中。
親が正月だから子供に借りてったのか、それとも… とか考えてしまいましたw
結局借りなかったんですがなんかおすすめの映画とかあったら教えて欲しいでつ。
94名無しさん@ピンキー:04/01/02 23:37 ID:1vZ8qmR/
名前入れ忘れた…。
77です。
95名無しさん@ピンキー:04/01/03 00:56 ID:I+pgaWbC

猫目カワ(・∀・)イイ!!でつ>77氏GJ!

鬼太郎ビデオは映画版なら4部のまぼろし…がパンモロ猫タンでハァハァできまつよw
前スレ11の吉野家思い出しますた

あれ…?>86の毛目玉氏の萌え絵はどこへ?ショボーン
>>90 三部鬼太郎×四部ねこ娘編-12

 「・・・どぉして・・・ずっと黙ってるの・・・?」
瞳いっぱいに涙を溜めたねこ娘が顔をあげる。不安な気持ちでいっぱいだった。
いつもならばどんなに恥ずかしくてもくすぐったくても、
緊張をほぐす鬼太郎の言葉に翻弄されて、温かい体に抱きしめられて身を任せるけれど、
今はただ”恐い”という気持ちしかなかった。
無言で体を熱くさせられるだけで、一人ぼっちな気分だった。
 「え・・・。どうしてって・・・」
話をしながらするような行為ではない。
言葉攻めが欲しかったのかな・・・と鬼太郎は見当違いなことを思い浮かべていた。
 「ちゃんと・・・あたしの名前呼んでよ・・・。ちゃんと・・・スキだって・・・言ってよぉ」
恐いよ・・・。呟いたねこ娘は温もりを求めて鬼太郎を抱き寄せる。
己の全てを曝す行為は少女にとって未知の空間に放り出されたように不安だった。
”ネコ娘”は・・・。そんな不安も噛み殺して耐えていたから、
鬼太郎はそんな少女の気持ちなど知りもしない。
ただ湧き上がる激情の猛りをネコ娘に叩きつけるだけだっだ。
 「いっぱい・・・いっぱいにしてよ・・・」
期せずしてねこ娘の恥丘に当った自身が反応し、コレでいっぱいにして欲しいのかと
誤解した。
 「え・・・でも、君まだ・・・」 「あたしの全部を・・・鬼太郎のにしてよ・・・ぉ」
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-12

どちらからともなく身を寄せ合い、互いの体の温もりを確かめ合う。
重なった胸はどちらも高鳴っていた。柔らかい感触が鬼太郎の胸板を押して
鬼太郎は夢中で抱き寄せる。
座り込んだ格好で数度唇を合わせながら、鬼太郎の指は太ももに沿って
生まれた場所へと近付いていった。
 「ん・・・にゃアん・・・ッ」
秘裂に沿って指を伸ばすと充血して尖った花芯に触れ、思わず鳴き声をあげる。
 「横になって?ネコ娘さん」 「ん・・・うん・・・」
ぎゅっと手を重ねたまま横たわると、ひざを立てて鬼太郎の頭が再び花壷へ向かう。
 「あっ・・・ぁあ・・・ん」
しかし鬼太郎はまだ気になるのか、指先はさりさりと薄い恥毛を撫ぜ唇でつんとはむ。
痛痒さにネコ娘が焦れてもいつまでも恥丘から秘唇までを行き来する。
 「・・・もぉ・・・んっ・・・ゃぁあ・・っ」 「う・・・ん?」
もどかしさに身を捩ると、漸く鬼太郎の指が秘裂を割った。
ぬちゃり・・・。すでに濡れそぼった花壷を指で押し開く。
これ以上焦らす気はなかったが、赤くてひくついた部分に鬼太郎はつい魅入ってしまう。
自分の知るねこ娘とは少し違う、開花し始めた花の姿にごくりと咽喉が鳴った。
くちゅ・・・と唇をつけてちろり舌を伸ばすだけで忙しなく収縮するそこは、
別の生き物のように蠢いていた。
 「あ・・・ぁあ・・・ん・・・んっんっ・・・んくっ・・・」
充血して尖った花芯には唇を寄せ甘噛みし、とろりと溢れた蜜を下から上へと
撫で上げながらゆっくりと指を押し込んだ。
 「ア・・・あぁっ・・・ニャ・・・ぁああんっ」
熱い・・・。指先は火傷しそうなほど熱く感じられ深く根元まで挿れたところで左右に動き出した。
鬼太郎の指に肉襞が絡まる。奥のほうから締めつける淫猥な動きに胸がとくりと跳ねた。
 「・・・すごいな・・・」 「ぇ・・・な・何・・・?」
目を伏せて身を捩っていたネコ娘が不安に思って起き上がるのを優しく制して、
鬼太郎はくすくすと笑う。
 「僕の指、食べられちゃいそうだ・・・」 「ヤ・・・っ」
恥ずかしさに火が出そうな顔を背けると、また鬼太郎の指がきゅっと締めつけられた。
>>96 三部鬼太郎×四部ねこ娘編-13

少しだけ上半身を浮かせ、ねこ娘の片足を抱え上げる。
挿入の姿勢は取ったものの鬼太郎はまだ迷っていた。
人差し指ですら抵抗する場所にうまく入れることができるのかどうか・・・。
 「ん・・・」
それでも先端が亀裂をなぞると、ねこ娘は慣れた様子で腰を浮かせた。
やっぱり・・・初めてではないんだ。
確信して鬼太郎は自身をくちゅりと当てると、体重をかけて押し入ろうとした。
 「イッ・・・痛ぁいぃっ!!」 「・・・ええっ?」
 「やっやめてよーっ!ひ・・・引っかかってる、ってばぁ!」
 「引っかかって・・・るって・・・」
胸を押し戻され鬼太郎も身を引くと、ねこ娘は両手をじんじんと痛んだ部分に当てて
肩を竦めた。
 「ね・・・ねこ娘・・・?」 「こ・・・の・・・」
目頭に涙を溜めてきっと睨みあげる。
 「下手っぴぃ!」 「へ・・・下手・・・ぁ?」
がーんと頭から叩きつけられたような衝撃が走り、鬼太郎は愕然としたまま硬直した。
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-13

 「ねえネコ娘さん、どうしてそんなふうに腕を開いているの?」
 「・・・え?」
ちゅくちゅくと舌を鳴らしながら鬼太郎が尋ねる。力を抜いているのはいいが、
ネコ娘は両手を開いたままでちゃんちゃんこ絨毯をわし掴んでいた。
まるでまな板の上の鯉。されるがままに体を開いている。
手を取って自分の頭、そしてもう片方は肩口に当てさせると、
ネコ娘は遠慮がちに手を置くだけだった。
 「僕のことも抱きしめてよ・・・」 「・・・・・・」 「僕にも触って・・・?」
ネコ娘の指間に鬼太郎の髪が絡まる。
頭が動くと同時に鬼太郎の唇や舌が敏感な部分を攻め立て、
ネコ娘の腰はぴくりと震えた。
 「ふ・・・んん・・ぁ・・あぁ・・・ゃっ」
左右に身を捩りながらネコ娘は鬼太郎の髪をくしゃっと掴む。
緩慢な愛撫はいつまでも続き、奥はひくひくと忙しなく収縮していた。
早く納まるべきものを納めて欲しくて、切ないような気持ちで身を捩る。
 「ネコ娘さん・・・?」
疼きっぱなしのそこから離れ、這い上がるようにして顔を合わせると、
見つめ合う瞳が目蓋の奥に隠れ、鬼太郎の顔が近づいて唇が重なった。

<続く>
100毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/01/03 09:09 ID:vzHoy/h2
77氏カワ(・∀・)イイ!!に禿同
411氏スマソ・・・恥ずかしさのあまり、消してしまいますた

うーん三部鬼太郎にはこの後、2部猫タンから女性の扱いを教育指導して欲しいでつな
>「下手っぴぃ!」 
・・・再起不能でしょうから(藁
101名無しさん@ピンキー:04/01/03 21:10 ID:jup571Qz
77氏のも消えてます?
102名無しさん@ピンキー:04/01/03 21:43 ID:jup571Qz
3部三田ネコ派の為に、頂きモノを
ttp://moe2.homelinux.net/src/200312/20031227489788.jpg
ttp://moe2.homelinux.net/src/200401/20040103526012.jpg
ttp://moe2.homelinux.net/src/200401/20040103526042.jpg

4部映画の「まぼろしの汽車」のねこタンは本編でフランケンと狼男に投げられるシーンで2回パンモロ
EDで2回(TVのディフォを流用)

そしてコマ送りでないと判りませんが、1回パンチラしてます。
(これは探して見てください。両脚のポーズもけっこう色っぽいと思ったから)
103411 ◆NECOkE/60g :04/01/04 02:13 ID:P/Bjk6kq
>うーん三部鬼太郎にはこの後、2部猫タンから女性の扱いを教育指導して欲しいでつな
2部猫ちゃんの教えてア・ゲ・ル♥(・∀・)イイ!!

しかし漏れは2部猫タン書いたことなく..._| ̄|○ i|||
74氏がいつだか言っていたように、2部猫タンは難しい…
漏れの非力な文ではむりぽでつ
99ゲッツしたリクで100ゲット毛目玉氏にお願いしたき早漏>スレ違い?
>>98 三部鬼太郎×四部ねこ娘編-14

 「もういや!ぜんぜん気持ちよくないし、痛いことするし・・・もぉヤダ!どいて!」
まだショックを引きずったままの鬼太郎はねこ娘が押し退けるままに身を引く。
 「え・・・ぜんぜん気持ちよくないって・・・だってイったじゃないか」
 「あんなの、苦しいだけでぜんぜん嬉しくなかった!」
 「でも・・・途中まではいい感じで・・・」
 「ぜんぜんっ!痛くて全部忘れちゃった!」 「そんな・・・」
両手を胸の上で交差し、距離を置かれる。
その距離はいかなる敵が迫ってこようと爪と牙を向けられる間合いだということは
鬼太郎もよく知っている。
しかし自分に対してその敵意を向けられることは今まで一度としてなかったから、
筆舌しがたい衝撃に頭がくらくらしていた。
 「僕の・・・どこが下手だったの?」
憔悴しきった鬼太郎はすっかり熱も引き、がっくりと肩を落としていた。
臨戦態勢で鼻息を荒くしていたねこ娘もさすがに気の毒になってきて息をつく。
 「どこ・・・って・・・」 「全部?」 「うん」
容赦ない言葉に鬼太郎は益々肩を落とす。
 「・・・いつもそんなふうに・・・してるの?」
 「え・・・?う・うん・・・」 「やっぱり”あたし”、可哀相」
とどめの言葉に鬼太郎は意気消沈し、猛ったものまでもしょんぼりと萎えてしまっていた。
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-14

しかし・・・。
口づけを終えても鬼太郎はぎゅっと抱きしめ合うまま、今度は首筋に唇を沿わせた。
おずおずと足を開いてみても挿入する気配はなく、ぴったりと体を重ねて
いつまでも愛撫をやめない。
薄く開いた瞳の端で、ネコ娘の白い肌に所々ついた生傷の跡を舌で辿っていた。
 「・・・ネコ娘さんって・・・」
傷だらけだな・・・と思った。心だけではなく体も、続く戦いの激しさを物語るほどに
酷く傷ついていた。
 「ん・・・なに・・・?あたし・・・何かへん・・・?」 「・・・・・・いいや」
鬼太郎は言い出せず、ちゅっとまた肌に口づける。
 「ぜんぜんへんじゃないよ?とても・・・奇麗だ・・・」
再び少女の胸を探りながら、今度はうつぶせにさせた。
 「・・・・・・っ」
後ろからするつもりなのだろうか・・・。
ネコ娘は内側から疼いた熱に耐え切れず、恥ずかしがりながら腰を立てる。
 「え・・・」
まるで獣のような格好に鬼太郎の中で血がざわめいた。
どきどきしながら双丘の中央線に手を入れれば、くちゅり・・・と滴る蜜が鳴る。
 「ふっ・・・んん・・・ぁ、あぁっ・・・ね・ねえ・・・」 「うん?」
背後から覆いかぶさったものの、背中を温めるようにぎゅっと抱きしめたまま。
重力で下へ向かった乳房を両手で覆うだけだった。
 「・・・ゃく・・・」 「え・・・?何?」
ぶるぶると身を震わせたままのネコ娘を心配して、鬼太郎は肩口からにょっと顔を出す。
 「早・・・く・・・・・・シテ」 「ええ?」
泣き出しそうなほど身を強張らしているのは、緊張のせいではなく体の疼きのせいだった。
しかし鬼太郎はきょとんとした顔で聞き返す。
 「え・・・もう?」
>>104 三部鬼太郎×四部ねこ娘編-15

 「・・・・・・いや、違う」
絞った服をぱんぱんと叩いて広げながら、ねこ娘が振り返る。
鬼太郎はまだがっくりと肩を落としていた。
 「何が?」 「君がまだ子どもだからいけないんだ」 「な・・・っ」
ねこ娘に対して一番言ってはいけない科白を吐く。
 「あんただって子どもじゃないのよっ!」
 「ああ僕も子どもだよ。けど、君ほど幼くはないよっ」 「何ですって〜〜〜っ」
怒った顔はネコ娘と変わらない。シャーッと牙を向いて目を釣りあがらせる。
 「性格だけじゃないよ、体だって子どもだっ。僕のネコ娘に比べたら、
 胸だって小さいし・・・っ」
また一つ地雷を踏まれ、鋭い爪が伸びた。
 「とにかく君はまだ子どもだよっ。そんな子ども相手にえっちな事なんてできな・・・」
 「───子ども?」
ふるふると身を震わせたねこ娘が重く呟く。
 「そうさっ」
 「・・・あたしが・・・いつまでも子どもだと、思った?」 「え?」
気のせいだろうか、俯いたねこ娘の髪が少し伸びたように見えて
鬼太郎はじっと凝視した。
 「それ・・・間違いなんだよ?」 「君・・・」
 「あたしだって・・・大人になれる、きれいな大人のおんなの人になれる・・・───」
鬼太郎の目の前でねこ娘の髪が伸び、小さな体を覆う。
いや覆われた体までもじわじわと変化し、見つめている間にその腕も
足も体全てが成長した。
 「・・・な・・・何だって・・・?」
清らかに成熟した体のねこ娘の前に、鬼太郎は口を開けているしかなかった。
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-15

 「もう・・・って?どうして・・・シテくれないの?」
浅い息を吐きながらネコ娘が目を向ける。
その瞳は潤み、蕩けるような表情をしていた。
 「する気がないならどうして・・・こんな、いつまでも・・・」
散々体を煽っておいて放り出すなんて最低だ。
やっぱりどこの世界でも鬼太郎は自分を玩具にしている。
抵抗しないと分かっていて・・・惚れた弱みにつけこんで・・・。
 「いや違うよ。そりゃあすぐにでもしたいけど、でも・・・まだ準備が足りないかと思って」
秘裂はひくひくと戦慄いているが、まだ達ってはいない。
それにネコ娘の体を全て味わいたい気持ちもあった。
 「・・・いつもそんなふうにしてる・・・の?」 「う・・・うん」
 「酷い・・・」 「ええっ?な・何で?僕・・・何かおかしなやり方をしているかい?」
心配になってきた。よくよく見ればネコ娘はずっと身を震わせたままで、
嬉しそうに体を預けるねこ娘とはだいぶ違う。
 「そんなふうに・・・焦らすなんて」 「焦らす・・・?そんなつもり・・・ないけど」
はふと熱い吐息を漏らしてネコ娘は仰向けになる。
 「長いよ・・・」
 「長・・・い?かなあ・・・」
ちらりと己の強張りに目を落とし、またネコ娘と向かい合う。
 「そ〜じゃなくって・・・っ。しつっこいって言ってるの!」
ネコ娘は唇を結んでぎゅっと鬼太郎のソレを掴む。
 「うあっ・・・」 「もう起ってるじゃない。どうしていつまでも入れてくれないのよ・・・っ」
 「え・・・それは・・・」
追いたてられたネコ娘の刺激的な言葉に、鬼太郎はぼっと顔を赤くする。
 「僕・・・ねこ娘と、最後までしたこと・・・・・・ないんだ」

<続く>
108毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/01/04 11:44 ID:yMipwoU+
オオッ!!予想外の展開に続きが気に也杉!
年末から年明けにかけて、このスレチェキ入れるのが楽しみですよ

>103・・・ナニカ思いつきましたら
109名無しさん@ピンキー:04/01/04 12:26 ID:Z8QRFyWy
毛目玉氏
>「にゃァあん…!」
>開放された唇から放たれた鳴声
>鬼太郎は、谷間…にはまだ程遠いねこ娘の胸に顔をうずめ、小さなふくらみを口に含む。
>歯を立てずに唇だけでハムハムと柔らかさを貪り、手は休むことなく胸の愛撫を続けている。

改めて初SSのこの件を読んで、ハァハァしました。
悶えるねこタンと貪る鬼太・・・・

>>102
>そしてコマ送りでないと判りませんが、1回パンチラしてます。
>(これは探して見てください。両脚のポーズもけっこう色っぽいと思ったから)

ハケーン!!!!しますた。
下から見上げる感じなので、モロよりチラの方がエロティック!
「大海獣」でも初登場のカラスのヘリコプターから飛び降りるシーンでチラしてましたナ






110名無しさん@ピンキー:04/01/04 16:37 ID:MR96MwS1
ttp://oak.zero.ad.jp/~zac25996/nuigurumi1.jpg
ぬいぐるみもパンチラ‥‥ 
しかも白ですぜ!
111名無しさん@ピンキー:04/01/04 16:45 ID:MR96MwS1
スマソsage忘れた...首吊ってくる
112名無しさん@ピンキー:04/01/04 16:48 ID:MR96MwS1
ttp://oak.zero.ad.jp/~zac25996/nekomusume.html
お詫びに張っときまつ
113109:04/01/04 17:07 ID:Z8QRFyWy
>>110-112さん

>ハケーン!!!!しますた。
>下から見上げる感じなので、モロよりチラの方がエロティック!

見つけました?

114名無しさん@ピンキー:04/01/04 19:35 ID:P/Bjk6kq

鯖移転だったんですね。dat落ちしたかと思ってびっくらこいたw

レトロゲーム板
げげげの鬼太郎の猫娘にハァハァしたヤシの数→
ttp://game2.2ch.net/test/read.cgi/retro/1032545123/
>>106 三部鬼太郎×四部ねこ娘編-16

 「・・・驚いたな」
長く伸びた髪を分けると、豊満な胸、大人の体が姿を現した。
しなやかに伸びた手足を広げ、魅惑的な瞳で鬼太郎を見下ろす。
 「あたしが・・・子ども?そう思う・・・?」 「いや・・・」
誘われるままに胸に手を伸ばす。少年の小さなてのひらでは覆いつくすことの
できない膨らみは柔らかく、肌は変わらずしっとりときめ細やかだった。
堪らない感触に鬼太郎の鼻息が荒くなる。
ネコ娘よりもずっと充実した手触り。けれど頭の中にあるのは・・・
これは未来のネコ娘の姿なのだろうかと、そればかりだった。
 「・・・んっ」
成熟した体は感度も増したのだろうか。
鬼太郎が唇を窄めて吸いついた感触にも敏感に反応し、ももに手を伸ばすと
すでに熱い蜜がすべらかな肌を伝っていた。
 「んんっ・・・あ・・・」
声までも色めいて甘く響く。ネコ娘がかくりとひざを落とすと、
立ったままの鬼太郎が少し首を傾げて唇を重ねる高さと丁度合う。
長い腕が鬼太郎の背にまわり、きゅっと抱き包む。
ねこ娘に包み込まれる感触に鬼太郎はうっとりと目を伏せた。
 「・・・ん・・・ふぅ・・・」
温かくて心地いい。水辺に落ちて冷えた体が温まる。
まるで母に抱かれるような気分はとてもいい、いいのだが・・・。
やはり、ネコ娘を抱く時のような興奮は感じなかった。
11677:04/01/05 02:04 ID:AlXbMIGk
>>101
消しました。
なにかの拍子に知り合いに見つかったらとガクガクブルブルだったので…。

ビデオ借りれるだけ借りてきました!
カロリーヌちゃんのが鬼太郎とネコ娘が隣にいる率が高くて私的に(´д`;)ハァハァ
でした。
3部のあとに4部見ると平和すぎて涙がでてきそうになります…。

ttp://img35.ac.yahoo.co.jp/users/9/5/7/2/giryuuhaku1718-img308x196-104853064637.jpg
3部で鬼太郎とネコ娘がこんなに仲がいいとこED以外で見たことない。萌え。
117名無しさん@ピンキー:04/01/05 02:09 ID:AXeI/lfj
>116
勿体ない!!(漏れは一度みれましたが)
77氏といい毛目玉氏といい、絵師神はちょっとだけよ〜んあは〜んタイプでつね(´・ω・`)
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-16

 「・・・え?」 「だから・・・ちょっと恐くて」 「何それ。経験ないの?」
その割には随分手馴れた様子だったけれど・・・。
ネコ娘が尋ねると、鬼太郎はむっと唇を尖らせた。
 「ない・・・わけじゃないよ。ねこ娘とは、そこまでしてないんだ」 「どうして?」
それはこっちが聞きたい。どうしてねこ娘とは最後までできないんだろうか。
 「・・・分からないよ。タイミングとか・・・いろいろあるんだよ」
 「へえ・・・?じゃぁあなた、童貞?」 「ち・違うよっ」
つい声を荒げてしまった鬼太郎に、ネコ娘はくすくすと意地悪く目を細めて笑った。
 「じゃぁ何回したことある?」 「えっと・・・」
視線を空にむけて指を折り始める。
親指から一つ一つ折れて・・・それが開き、片手では足りないともう片手を伸ばした。
 「ちょ、ちょっと待ってよ。回数じゃなくて、シタ人の数よ?」
 「うん。そうだよ?」 平然として鬼太郎は言った。
 「あと・・・」 「ああもういいっ!」 「まあ・・・人数も回数も同じなんだけどね」
全て一度きりだったからと鬼太郎は言う。
 「・・・浮気ものなんだね・・・」
 「ち・違うよ。だって誘われた時に断るなんて・・・そんな、恥をかかせるような事は
 できないだろう?それに、まだ・・・ねこ娘とはこういう事もしてなかった頃の話だよ」
 「ふうん・・・?」 ちらちらと横目で見られるとどうにも気まずい。
ねこ娘とする事のできない憤りに、遊郭に通った事だってあったのだが、
それは黙っていることにした。
 「・・・それなのに”あたし”とはちゃんとシテくれないんだぁ・・・?」
 「え・・・。それは」
タイミングだのとごまかしてしまったが、本当は違う。
鬼太郎自身が恐いのだ。大切な娘を壊してしまいそうで・・・無理にはできないでいる。
 「・・・可哀相・・・」 「そう・・・かな。やっぱり」
 「そうよ。いつも・・・満たされない気持ちでいるんじゃないかな・・・」
”鬼太郎”は───自分を大切になど扱ってくれないけれど、抱き合い、
繋がったところから”鬼太郎”の熱に満たされるとネコ娘はひと時の満ち足りた気分に浸ることができた。
>>115 三部鬼太郎×四部ねこ娘編-17

どうしてだろう・・・。
こんなに魅力的な体を前にしても鬼太郎のソレは地を向いたままだった。
やはり”下手っぴぃ!”となじられたことがまだ残っているのか、それとも・・・。
このねこ娘ではないと、体が分かっているのだろうか。
 「・・・ん?」
抱きしめていた体がまた変化していくような気がして目を開く。
 「え・・・ええっ?」
みるみるうちにねこ娘の髪が引きあがり、段々と小さなねこ娘に戻っていった。
苦しげに目を瞑ったままのねこ娘がはあと息を落とすと、
髪から体から全てが幼いねこ娘に戻ってしまった。
 「な・なな何なんだよ〜っ!」 「・・・・・・あんまり持たないんだけどね」
ウルトラマンほども持たない変身だった。
 「・・・ふわぁあ・・・。なんか疲れちゃった」
急激な体の変化にねこ娘の体は休息を求めている。
大きくあくびをすると、鬼太郎の胸にこつんと額を当てた。
 「ねえ、腕枕はできる?」 「なっ・・・そのくらいできるさ!」
 「ん・・・じゃぁして・・・?」
ねこ娘の体の重みを受けながら仰向けに寝そべり、
すうっと腕を伸ばすとねこ娘は嬉しそうにすり寄った。
 「・・・鬼太郎の・・・腕枕・・・大好き・・・なの」
 「ふうん・・・?」 「・・・スキ・・・」
閉じた目蓋が瞳を覆うと同じくして、ねこ娘の言葉も止む。
 「・・・・・・”スキ”・・・ねえ・・・?」
すっかり安心しきってすうすうと静かな寝息を上げ始めたねこ娘を
抱き寄せて、こんな抱擁も悪くはないなと鬼太郎も目を伏せた。
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-17

だからどんな乱暴にされても構わない。むしろ、興奮した”鬼太郎”の猛りを
受けとめることのできる自分を誇りに思えた。
 「・・・じゃぁネコ娘さんはどのくらい経験あるの?」
恥毛を見た時からこっち、鬼太郎は妙にネコ娘と張り合うことを言う。
 「あたしは・・・」 「回数じゃないよ?何人の人と経験したことがあるの?」
 「・・・・・・」
すっと伸ばした手で親指を折る。しかしその先を数えることはなかった。
 「え・・・一人?」 「・・・そうよ」 「じゃぁ・・・」 「”鬼太郎”・・・だけだよ」
なんか文句あるッ?と見上げる瞳は挑発的だが、やはり健気だった。
 「ふふ・・・っ」 「・・・何よ・・・」
 「ん・・・じゃぁ”僕”にどのくらいされた?」 「え・・・」
思い浮かべたのだろう、恥ずかしそうに頬を紅潮させながら指を折るが
 「そ・そんなの数えられないよ・・・ッ」
数え切れないほど、この体に刻まれている。
 「じゃぁ数えなくっていいから・・・体で教えて?」 「え・・・ニャッ」
片足を抱え上げてネコ娘の濡れそぼった膣に指を込める。
二本の指を突きたてて、少し乱暴にかき回しても痛がる様子はなかった。
鬼太郎の指に反応して忙しない収縮を返してくる・・・。
 「・・・随分慣れてるみたいだよね・・・?痛くはなさそうだし・・・」
 「んんっ・・・・っ、ひぁっ・・・」
たとえ自分の知る”ねこ娘”でなくとも、ネコ娘の中に入るという感覚に
鬼太郎は興奮していた。指を蠢かすと返ってくる色よい反応に見とれて、
自然と出し入れする動きも激しくなる。
 「・・・・・・行くよ?」
すでに先端から我慢汁を垂らした自身を突き当て、鬼太郎はゆっくりと
体重をかけて押し入った。
三部鬼太郎×四部ねこ娘編-18

柔らかな温もりを抱きしめながら鬼太郎は溜め息をもらす。
ネコ娘もこのくらい素直ならいいのにな・・・。
人前では積極的なくせに二人っきりになった途端に照れて顔を背けてしまう
ネコ娘を思う。
首を振っていやいやと拒否されるたび、鬼太郎の胸はいつも痛んでいた。
痛んでいることを見せたくなくて、弱い自分の姿を見せたくなくて、
強硬な姿勢をとるばかりだ。
 「・・・・・・」
鬼太郎にしてみれば、みんなの前でやきもちを妬いてみせるのも、
本気なのかと疑わしいばかりだった。
事実、自分はいつもネコ娘のもとに帰ってきているのに、何を妬くことがあるのだろうか。
夢子と自分を取り合うようでいて、それはただ女の子二人で楽しんでいるように
しか見えない。まるで女の子同士の秘密の遊びのような空気がそこにはあった。
 「・・・それに・・・」
妬くというには軽い感情にしか見えない。
本当の嫉妬というのは、鬼太郎がネコ娘に向けているようなものだ。
誰にも渡したくない、できる事なら見せたくもない。
ネコ娘はけして自分に対して独占欲を持っているようには見えなかった。
鬼太郎に対して全てを赦す反面、多くは望まない。
自分がネコ娘を思うほど、深く愛してはいない・・・ように見えた。
そこで鬼太郎ははっと思い出す。
 「ネコ娘は・・・どうしているんだろう・・・?」
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-18

ずるり・・・と入り込んだ自身から強烈な刺激が響いてくる。
たっぷりと蜜に包まれた秘裂は抵抗はなく鬼太郎を受けとめたが、
柔々と絞り込むような肉襞を分け入る刺激に鬼太郎は思わず唸り声をあげた。
 「───クッ・・・」 「ア・・・にゃ・にゃアァンッ!」
引き寄せられるままに根元まで突き入れると、鬼太郎は止めていた息を吐き出す。
荒い息は激しい快感に震えていた。興奮した吐息を受けてネコ娘もふるりと震える。
止まったままでも締めつける肉壁に揉み込まれるようで、
目蓋がひくひくと痙攣し、電気を受けたような痺れが走る。
鬼太郎は暫し動くこともできず硬直していた。
今まで、妖怪事件の後に幾人もの人や人でないものと体を重ねてきたけれど、
こんなにしっくりとくる体には出会えなかった。
 「・・・きた・・・ろ・・・」
縋るように鬼太郎の肩口から腕を掴まれ、はっと目を開く。
胸の下、ネコ娘は耐え切れぬ疼きに恍惚とした表情で悩ましく見上げていた。
───めちゃくちゃにしたい。
今まで”ねこ娘”に対しては制していた感情が胸の奥から湧き上がってくる。
揺らいだ瞳も、すべらかな肌も、自身を包む蜜壷も、細く伸びた指先も、
全てを征服してしまいたくなる気持ちが自分にもあった。
 「・・・・・・」
最初はなんて酷い男だと思った、そんな男は自分ではない、”鬼太郎”ではないと
思ったが・・・この魅惑的なネコ娘を前に、抑えきれぬ欲求が鬼太郎を獣に変えた。
今ならば分かる。狂おしいほどの思いを抱えた自分の気持ちが分かった。
 「ン・・・アァ───ッ!」
揺さぶられただけでネコ娘はびくびくと震え上がって反応し、
しっとりとした肌を押しつけてくる。
直ぐにでももっていかれそうな快感を歯を食い縛って耐え、本能のままに腰を前後し始めた。
咽喉を伸ばしたネコ娘の嬌声は洞窟内に響き、打ちつける抽迭に合わせて途切れ途切れに裏返る。
甘い響き・・・。互いの繋がった部分はぐちゅりと淫猥な音を立てながら
激しく叩きつけられ跳ね上がり、全力疾走するような律動で貪り合っていた───。
三部鬼太郎×四部ねこ娘編-19

泉に飛び込む前、怪犬妖怪を退治して森に戻ったもののネコ娘の姿はなく、
約束の時間を大きく過ぎている事に気付いた。
泉のある森は一人で出歩けるような場所ではない。
ネコ娘に何かあってはと心配して必死の形相で探し回ったのだ。
洞窟を入りひと気もない先へと進むと、泉の前ではネコ娘がしゃがみこんでいた。
どれほど安堵したか分からない。
今度はどうやって勝手な出歩きを諌めようか考えて、背後に立ちすくんでいた。
しかし───水辺を覗き込んだネコ娘は手の支えを取られ、泉に吸い込まれていった。
鬼太郎は叫び、決死の形相でネコ娘に手を伸ばしてその腕を掴み取った。
 「・・・掴んだ・・・はずだったんだけど・・・なあ・・・」
目を開き天に伸ばした己のてのひらを眺める。
 「確かに・・・捕まえたはずだったのに・・・」
腕の中にはねこ娘の静かな寝顔。とても愛らしく、安心しきって眠っている。
しかし自分にとって大切な”ネコ娘”は・・・このねこ娘ではない。
失われてしまった愛しい存在に今更ながら気付く。
失ってはならない存在だったということに今気が付いた。
 「・・・・・・これは夢か?幻なのか・・・?」
夢ならば今すぐ覚めて欲しい。幻術ならば消えて欲しい。
鬼太郎はぎゅっと強く目を伏せて眠りに落ちて行った───。

<続く>・・・もそっとで終わりまつ。長々とスマン!
124名無しさん@ピンキー:04/01/05 03:00 ID:AlXbMIGk
うぉおー! 遂にクライマックスですね!
今ならば分かる〜のくだりでめたくた萌えますた(´д`;)ハァハァハァハァハァハァ
なんだかハッピーエンドのヨカーンで嬉しゅうございます。
一日の終わりに楽しみがあって励まされてましたYO!
ありがとです。
125毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/01/05 08:47 ID:ZUWdPkvx
>ウルトラマンほども持たない変身だった。
ワロタ。小ネタ大好きでつ
クライマックスに期待もマックス
126名無しさん@ピンキー:04/01/05 14:48 ID:Ws8geD5g
>ウルトラマンほども持たない変身だった。
そう言えば、4期で鬼太郎達が霊力又は妖力を出す時のポーズってウルトラマンっぽいのもありましたね。
あまめはぎ戦でのねこ娘(モロボシ・ダンのウルトラ念力)
海和尚戦でのねずみ男(ウルトラマンのスペシウム光線)
127名無しさん@ピンキー:04/01/05 23:08 ID:Ws8geD5g
>「・・・じゃぁネコ娘さんはどのくらい経験あるの?」
>恥毛を見た時からこっち、鬼太郎は妙にネコ娘と張り合うことを言う。
>「あたしは・・・」 「回数じゃないよ?何人の人と経験したことがあるの?」
>「・・・・・・」
>すっと伸ばした手で親指を折る。しかしその先を数えることはなかった。
>「え・・・一人?」 「・・・そうよ」 「じゃぁ・・・」 「”鬼太郎”・・・だけだよ」

悪鬼と人魚兄弟はカウントされてないんでつかね(藁

悪鬼は未遂で鬼太郎に助けられたものの、
人魚兄弟には痴漢行為からエスカレートして脱がされたあげく前後からダブル攻めで徹底的に犯されてしまったけど。
(口から飲まされた弟の精液は吐き出したけど、兄のはネコ娘の膣に1滴残らず注ぎ込まれてしまったんですよね、確か)
磯女のおかげで嫌悪感は和らいだけど、レイプされた過去をネコ娘はやっぱり思い出したくないのかな?
(鬼太郎に知られたくはなかったろうし)
128名無しさん@ピンキー:04/01/06 02:28 ID:xVeY50ff
>127
漏れ的には三田猫タン一途さに萌えーでつ。悪鬼・人魚とは別機軸ということで(w
三田猫タンに対する加虐心はドーイでつし、レイープ話もハァハァしますたが、なんつーか…

ハアハア(*´Д`*)oO(一番信頼してる鬼チ太郎に襲われるほうがダメージでかそうで萌L!!)

しかし…(((*´Д`*)))oO(レイープ過去を負い目に思っている猫タンにも萌L!!)萌エテイイノカソレ…
漏れ妄想の三部鬼チ太郎がレイープ過去なぞ知ったら猫タンも人魚兄弟も大変な目に(藁


三田猫マンセーでありながらこげなことを…ウワァアアアン(AA略
>>122 四部鬼太郎×三部ネコ娘編-19


ぱしゃぱしゃと水音がして鬼太郎は目を開く。
腕の中には温もりがなく、ちゃんちゃんこ絨毯の上で一人寝そべっていた。
 「ネコ娘・・・さん?」
たき火はもう消えかけて薄暗い中、ネコ娘は水辺に降りて身を清めていた。
体にはまだネコ娘との熱い行為が残っている。
自分だけ気を失ってしまったのだろうかと鬼太郎は顔を赤らめた。
 「服、乾いたみたい。鬼太郎も体を洗ったら?」
 「う・・・うん。あの・・・僕・・・・・・」
水辺に入りながら鬼太郎がぽりぽりと頭をかくと、ネコ娘はふふふっと笑った。
 「あたしもさっき起きたの。二人して・・・気を失っちゃったみたい・・・ね?」
 「そう・・・なんだ」
そんな事は初めてだったから鬼太郎は益々照れて顔を赤くしたが、
ネコ娘はいつもの事のように平然としていた。
近づいてネコ娘の全身につい凝視すると、ネコ娘はすくった水を鬼太郎にかける。
 「ひゃっ・・・冷たいなあ」 「うふふっ」
やはりネコ娘はねこ娘。水浴び好きでいたずらっコなところは変わらないなと
鬼太郎は思う。
しばし水をかけ合いながら戯れたが、水面に映った鬼太郎の姿を見てネコ娘は止まる。
 「どうしたの?」 「うん・・・あたし・・・・・・」
泉に落ちる前、水面には茶色い髪の人影が映っていたことを思い出す。
あれは誰だったのか・・・。そして泉の言い伝えはどうだったのか。
 「・・・帰ろう?鬼太郎」 「え・・・」 「あたし・・・ちゃんと確かめなきゃ」
>>123 三部鬼太郎×四部ねこ娘編-20


 「ん・・・」
目を覚ますと腕の中にはねこ娘の姿。
その容姿は幼く、やはりこれは夢でも幻でもなかったことに気付く。
 「・・・そっか・・・」
やはり彼女は失われてしまった。
まるですごろくの振り出しに戻されたように、この幼いねこ娘が委ねられたのだろうか。
もう二度と繰り返さないために。二度とネコ娘を傷つけないために・・・。
 「僕は本当に・・・子どもだったんだな・・・」
たとえ人の一生分ほどは充分に生きていようと、こういったことに対しては
まったく未熟だった。
素直じゃなかったのはネコ娘だけではない、自分自身もそうだった。
 「・・・起きて・・・ねこ娘?」
数度目蓋をひくつかせて大きな瞳を開く。
無垢なねこ娘。愛しい姿はほぼ変わらない、変わらないけれど・・・。
やはり、それは自分の愛したネコ娘とは違う。
狂おしいほどの激情も、止め処ない欲情も、震え上がるほどの嫉妬も感じられず、
穏やかな愛しい想いだけがぽつりと残された。
 「服も乾いたようだし、そろそろ帰り道を探そう?」
 「う・・・ん」
まだ寝とぼけているねこ娘に服をかけて、自分もまた服装を整える。
もしもやり直せることならば・・・。
鬼太郎が再びそう願うと、突然地鳴りがして二人同時に顔を上げた。
 「な・・・なぁに?」 「これは・・・」
足元が地震のように揺れ、洞窟の奥から何かが迫ってくる気配がする。
 「まさか・・・」 「あぶない!ねこ娘、しっかり掴まって!!」
ねこ娘を胸にかき抱いた直後、押し寄せてきた濁流に二人は呑み込まれて行った。
四部鬼太郎×三部ネコ娘編-20


服を着て水流を逆行するように端の地を進んでいく。
 「・・・ねえネコ娘さん。帰るって・・・どこに?」
 「分からないよ。でも・・・あたしは・・・」
気のせいかもしれないけど呼ばれている気がする。
あの、一瞬だけ泉に移った人影に呼ばれている気がする。
それは目の前にいる鬼太郎ではない。
 「・・・もしあれが”鬼太郎”だったら・・・あたし・・・」
同じ名前だというのに、ネコ娘がその”鬼太郎”を呼ぶ時との違いに気付く。
特別な響きを含んでいることに気付き、鬼太郎は足を止めた。
 「帰ることないのに」 「・・・え?」
 「僕と、僕のねこ娘とみんなで暮らしたらいいよ。ねこ娘もきっとネコ娘さんのこと、
 お姉さんができたと思って喜ぶと思うよ」
二人のねこむすめに囲まれての生活を思って、鬼太郎は微笑んだ。
 「でも・・・」 「そんなに辛い思いをしても、そっちの世界に帰りたいの?」
鬼太郎と同じ顔、同じ鬼太郎にそんな事を言われてネコ娘は途惑った。
しかし心はいつも決まっている。たとえどんな結末になったとしても・・・。
 「・・・うん。あたしは”鬼太郎”のところに、帰る」
ネコ娘がそう言うと、突然地鳴りがして二人同時に顔を上げた。
 「な・・・何?」 「これは・・・」
足元が地震のように揺れ、進行方向から何かが迫ってくる気配がする。
 「まさか・・・」 「あぶない!ネコ娘さん、掴まって!!」
手と手が繋がった直後、押し寄せてきた濁流に二人は呑み込まれて行った。

二人の鬼太郎×二人のねこ娘編


錐揉みに押し出されていく水の中、目の前にはそれぞれの姿が映し出されていた。
まるで鏡を覗き込むような感覚に、それぞれ不思議そうに目を見開く。
 「───っ!」 最初に気付いたのはネコ娘だった。
たとえ同じ姿でも、あれは自分の知る鬼太郎だと気付き、
身を寄せ合っていた鬼太郎の腕を離して近づいていく。
しかし鬼太郎は手を離さない。
そして、ねこ娘においでおいでと手招きすると、ねこ娘もまた鬼太郎のもとに近づいた。
二人のねこむすめに囲まれて、鬼太郎はいつもの穏やかさとは違い、厳しい目つきで
もう一人の鬼太郎を見つめる。己であるがゆえに、厳しく見据えていた。
 「・・・・・・」
一方の鬼太郎はどちらのねこむすめをも失い、途方に暮れていた。
水の中。視界も揺らぎ、叫ぼうにも声は出せない。
 「・・・(やり直せるなんて・・・むしが良すぎる・・・か)・・・」
絶望的なこの場にあって、鬼太郎は微笑んでいた。
 「(ゴメンよ・・・ネコ娘。どうか・・・幸せに・・・)」
鬼太郎が振り返ると、ネコ娘は捕まれたままの手を振り解いて、鬼太郎の背を追った。
 「(ネコ娘さん)!!?」
思わず口を開いた鬼太郎の口からごぽごぽと水泡がもれる。
ネコ娘は振り返り、にこりと微笑んで手を広げた。
 「・・・(ばいばい、鬼太郎)・・・」
数度水をかいて進むと、鬼太郎の背中にとんっとぶち当る。
驚いた鬼太郎は振り返り、ネコ娘の顔を見つめた。
 「・・・(どうして)・・・?」
ネコ娘は答えるかわりに鬼太郎の頬に口づけて、にっこりと微笑み返した。
 「・・・・・・」
鬼太郎は強くネコ娘の脇を抱き寄せて、流れていくままに水流を進んでいく───。
一方、残された鬼太郎とねこ娘は目を合わせ、互いに首を傾げると、息苦しさに気付いて
上へ上へと浮上していく。互いに手を繋ぎながら、光の照らす水面を目指して上がって行った。
四部鬼太郎×ねこ娘編-終章

水面へ出た鬼太郎とねこ娘は、ぷはっと息をついて互いに向かい合っていた。
 「大丈夫かい?」 「うん。でも、まぁたびしょ濡れになっちゃったね」
不思議なことに戻ってみれば泉の水深は浅く、足がつく程度であった。
水辺に寄ってねこ娘を先に抱き上げると、鬼太郎も水を吸った衣服から
水を垂らしながら陸へと上がる。
 「服乾かさないと風邪ひくかなあ・・・」 「また脱ぐのぉ?」 「え・・・」
ねこ娘は少し面倒くさそうにファスナーを下げて、白いブラウスのぼたんを半分外して
頭から脱ぎ捨てた。
 「また・・・って?さっきも・・・脱いだの?」 「うん」
鬼太郎の額からあごにかけて水が滴る。冷や汗も含まれていた。
あの”鬼太郎”の前でそんなふうに服を脱ぎ捨てて、何かいたずらでもされは
しなかっただろうか。
 「・・・ねこ娘。よく、聞いて」
 「なぁに?」 「あの・・・。僕・・・”鬼太郎”に、何かされたかい?」
 「何かって?」 「・・・その・・・何かいやな事をされなかったかい」
ねこ娘は思い浮かべて、すぐに怒ったような表情で思い出す。
 「うん、された!すっごく痛かったっ」 「痛・・・い?」
鬼太郎の頭に衝撃が走る。今まで自分ができずに悶々としていたことを、
あの鬼太郎は易々と奪ってしまったのだろうか。
 「そう!ぜんぜん下手っぴぃで、引っかかってすっごく痛かった!」
鬼太郎は濡れた服もそのままに、ねこ娘の足を引いて白いパンティを剥ぎ取った。
 「やァッ!!」
辺りは薄暗くてよく見えなかったが・・・。
一本の筋を象るそこは特に鮮血が流れた様子もなく、変わりなく見えた。
ぺろりと舌を這わせると・・・。
 「ん・・・ひゃぁうっ」
ねこ娘は敏感に跳ね上がる。舌を埋めても血の味はしなかった。
秘裂をなぞって小指を埋めると、いつも通りの窮屈な感触。
 「まだ・・・痛いかい?」
 「・・・もぉ・・・痛くないよぉ・・・。ちょっと引っかかっただけだったし・・・」
 「引っかかった?」
ぬぷぬぷと指を出し入れしながら、鬼太郎は空を眺める。
たとえ別の世界でも自分は自分。このねこ娘を前に躊躇したのだろうか。
それとも、鬼太郎がどれほどねこ娘を慈しんで大切に扱っているのかに気付いて、
寸前で思いとどまったのだろうか。
 「・・・ん・・・ぃ・・・いゃぁ・・・っ」 「あ・・・。ごめん!僕・・・その、驚いて・・・つい」
慌てて指を抜くと、ねこ娘はその腕を掴んで自分の胸に引き寄せた。
ねこ娘の上に抱き倒され、鬼太郎は至近距離でねこ娘と見つめ合う。
 「・・・・・やめないで・・・」 「えっ・・・いいの?」
はふっと熱い吐息をもらすねこ娘は顔を上気させて鬼太郎の背中に手をまわした。
 「・・・スキ・・・」 「うん・・・」
まだ濡れているスリップ越しの胸に手を当てる。
鬼太郎の手の体温があたたかくてねこ娘はぎゅっと目を瞑った。
 「スキ・・・?」 「・・・うん、スキだよ?ねこ娘が・・・とっても・・・スキだ」
首筋にキスを落とした鬼太郎の頭を挟むように肩を竦める。
柔らかい唇、甘い言葉がくすぐったくて嬉しくて、ねこ娘は微笑んでいた。
 「ん・・・背中痛くないかい?」
 「大丈夫だよ・・・。もっと・・・抱きしめて?」 「うん・・・?」
ちゃんちゃんこのひもを解き、学童服のぼたんを外すねこ娘の指先は
妙にしなやかで、鬼太郎は胸が高鳴った。
こんなに積極的なねこ娘は初めてで、翻弄されるのは鬼太郎のほうだった。
 「ねこ・・・娘」
ねこ娘の髪に手をまわし、そっと引き寄せて額に口づけるが・・・
 「ん・・・邪魔しないの」 「え・・・?」
胸を突き戻され、学童服を肩からおろし、白いシャツを引っ張り出して引き上げた。
 「はい、ばんざーい」 「うん・・・?」
言われるままに諸手を上げてシャツを脱がされると、ねこ娘は向かい合って
にっこりと笑った。
 「服が乾くまで抱きしめててね?」 「う・うん・・・。うん・・・そうだね・・・」
抱きついてきたねこ娘の肌は柔らかく、しっとりと濡れていた。
さっきの熱がまだ宿っているのか、とても温かい。
首筋にはねこ娘の吐息がかかり、湿った髪からはねこ娘の匂いがする。
 「・・・・・・っ」
とても我慢など利かず、その場に抱き倒した。
しかしねこ娘は怯えるでもなく、安心しきって鬼太郎の顔を見上げている。
 「・・・・・・」
鬼太郎は途惑った。この信頼を失ったのなら、いつか自分も・・・。
 「どうしたの?鬼太郎」
奇麗な弧をえがいてねこ娘の瞳が目蓋に隠れ、微笑みながら鬼太郎を抱き寄せる。
ひじの支えを失った鬼太郎はかくりとねこ娘の上に覆いかぶさった。
 「くっついてないと寒いよ?」 「うん・・・」
ぴったりと体を寄せ合うとねこ娘の温もりが鬼太郎にも伝わる。
 「・・・うん。とっても・・・温かいよ」
柔らかい肢体が鬼太郎の腕にすっぽりと入り込み、互いの胸が重なる。
ねこ娘の鼓動がとくりとくりと安心して納まっていくのが分かった。
温かくて・・・熱すぎて・・・。
鬼太郎の鼓動は熱く高まっていって熱が込み上げてくるけれど、
にこりと無邪気に笑うねこ娘の笑顔に答えて、腰を引き気味に微笑み返した。


四部鬼太郎×ねこ娘編・・・<了>
三部鬼太郎×ネコ娘編-終章

水流の果ては泉の上から落ちていた滝だった。
空中に放り出されたネコ娘を胸の中に押し込め、かばうように水面へと落ちる。
ざぱーん・・・
そこは見たとおりの浅い泉。すぐに水面から顔を出して飲み込んだ水を吐き出した。
 「ネ・・・ネコ娘、大丈夫かい?」
けほけほと噎せながら、ネコ娘は顔を上げる。
 「・・・うん、大丈・・・夫」 「そう・・・よかった」
ネコ娘の無事を確認して思わず笑顔になるが、目の前のネコ娘はきょとんとして
まじまじと見つめてくるから、つい顔をそらしてしまった。
 「でも、どうして・・・?どうして鬼太郎・・・ここに」
 「どうしてって・・・約束しただろう」
ひざ下の水をかきながら泉を上がると、そこは元の泉の前。
 「約束?・・・忘れてたんじゃなかったんだ・・・」
 「酷いな。僕がそんなやつだと思ってたの?」
 「だって・・・鬼太郎、妖怪退治に町へ行っちゃったから・・・」
 「退治してからでも遅くはないだろう?どうして待っててくれなかったんだい」
水を吸ったちゃんちゃんこが重い。鬼太郎はすぐに脱ぎ捨てて水を絞った。
 「ネコ娘。もう・・・勝手にいなくなったりしないでよ」
ネコ娘は返事をしない。そんな約束はできないと思った。
鬼太郎がいらないといえば、いつだって出て行く覚悟がネコ娘にはあったからだ。
 「ネコ娘」 強い口調で鬼太郎がもう一度呼びかける。
 「僕のそばにいるんだ」
 「・・・そんなの分からないよ・・・。鬼太郎、いつもすぐどっか行っちゃうじゃない。
 今日だって・・・あたしが足手まといだから連れて行かなかったんでしょ」
水に濡れた体は冷たく、ネコ娘は自分の身を抱くように両肩を抱きしめた。
泉の中で───
鬼太郎は微笑んでネコ娘を見つめていた。そして背を向けて行ってしまおうとした。
追いかけた自分の決断を間違っているとは思わない。
とても一人にしてはおけない背中だった。抱きとめたかった。
しかしそれはネコ娘の望みであって、鬼太郎の望むものとは限らない。
 「・・・違うよ」
 「じゃぁ・・・あたしが夢子ちゃんとの邪魔をするとでも思った?」
 「ネコ娘・・・」
溜め息をついた鬼太郎はネコ娘の腕をぐいっと引いて、もうすっかり穏やかな
水面を湛えた泉を覗き込む。
 「何が見える?」 「何って・・・」
注意深く覗き込んだが水の中には魚もいなければ水底も見えない。
 「・・・何も」 「よく見てよ。僕には見えるんだけど?」
鬼太郎がくすりと笑いながら言うのでネコ娘はむきになってじっと泉を見つめる。
それでも何も変わったところはなかった。
 「何・・・が?ねえ何が見えるの?」
 「忘れちゃったのかい?ここの言い伝え」 「え・・・?」
泉の前───恋人たちが真のパートナーと向かい合う場所だと謂われている。
水中ばかり目を凝らしていたから気付かなかったが、
水面には鬼太郎とネコ娘、二人の姿が映ってゆらゆらと揺れていた。
 「!!」 「やっと見えた?」
顔を真っ赤にして首をひっこめたネコ娘に笑いかける。
 「こんなのは言い伝えにすぎないけどね」 「・・・うん・・・そうだよね・・・」
 「僕にはいつも見えてるよ。だから・・・ちゃんと待っていて?
 どんな危険な場所へ行っても・・・必ずネコ娘のところに帰ってくるから」
鬼太郎の腕が肩にまわり、ネコ娘はびくんと跳ねて背を伸ばした。
 「鬼太・・・」 「ちゃんと僕を・・・信じてよ」
恥じらいに首を竦めたままのネコ娘の頬に口づけ、真っ赤な頬を滑って唇を重ねる。
柔らかい唇の感触に血がざわめいたが・・・。
身を寄せたネコ娘の鼓動がとくとくと高鳴っていることに気付いて優しく抱き包むままでいた。
 「ん・・・」
ネコ娘の体から強張った緊張が解けると、鬼太郎は漸く唇を離す。
 「・・・へんだよ・・・鬼太郎」 「どうして?」
唇を歪めたまま、潤んだ瞳で鬼太郎を見上げる。
 「どこがへんなんだい?」 「なんだか・・・優しい・・・」
ネコ娘はじっと鬼太郎を見つめる。これは本当に自分の知る鬼太郎なのだろうか。
もしかするとまた、別の世界の鬼太郎に出会ってしまったのではないだろうか。
 「・・・・・・酷いな」 「本当にあたしの知っている鬼太郎?おかしいよ・・・」
 「おかしくなんてないさ。好きなコに優しくして、何がおかしいんだよ」
 「好きな・・・って・・・・・・」
ネコ娘は益々疑わしそうに身を引いたが、すぐに引き戻される。
そんな言葉は鬼太郎らしくないけど、この強引な態度は鬼太郎らしい。
 「ネコ娘は違うのかい?」 「そ・そんなわけ・・・なぃじゃなぃ・・・」
ふふふ・・・と鬼太郎が笑うと、ネコ娘はもう顔をあわせても居られず俯いた。
自分よりも頭ひとつぶん大きいお姉さんのようなネコ娘がこんな小さくなって
真っ赤な顔をしているのは堪らなく可愛いけれど・・・。
あまり意地悪をしてもいけないなと、鬼太郎は手を引いて立ち上がった。
 「さあ帰ろう?僕たちの森に・・・」
再び繋がれた手。頭ひとつ分背の低い鬼太郎を見つめながらネコ娘はうんと頷いた。
ぐっしょりと濡れた服は重く、靴もびしょ濡れで足取りは重かったけれど、
二人でならどこまでも歩いていける。互いにそう思っていた。


三部鬼太郎×ネコ娘編・・・<了>
139名無しさん@ピンキー:04/01/06 09:53 ID:RMPZ/DL4
モツカレサマ-DAY!
411氏の3部鬼太郎×猫タンがイイ感じになってきたので今後に奇態大
4部の鬼太郎は、ますます厳しい状態におかれちゃったようで(藁
猫タンとデキタ(゚∀゚)!とはいえ、ねこ娘とは「マダ」でつからね
今後の彼の悶々に同情し末
140名無しさん@ピンキー:04/01/06 23:01 ID:e0fDimbV
も、萌え死んでしまいます(´д`;)ハヒハヒ
毎晩欠かさずの投下お疲れさまでした。
411氏の三部ものは私の中で最高峰なので
今回のは一粒で二度おいしかったでつ。 もちろん四部もスキー
141名無しさん@ピンキー:04/01/06 23:48 ID:nYbKXF8e
411氏乙!
つーか神!!
142毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/01/07 08:48 ID:/NLzXzPW

 ※ 注 意 ※

411神の大作の後でお目汚し秘ジョーに申し訳ないでつが、不出来です・・・
>108でオケした>103の内容でつが、図田襤褸なので萎えたく無い方はスルーよろしこ

※ 小設定、411氏の『SWAP』経験後の3部鬼太郎ということで一つよろしこ

「奇妙な経験・・・だったな。」

ネコ娘を送っていった後、戻ってきたゲゲゲハウスの天井を眺めポツリと呟いた。
確か年末に約束で、ネコ娘の泉に落ちたのも年末のはずで・・・
ようやく自分のネコ娘を取り戻してきたかと思えば、年はとっくに明けてしまっていて

なのに、誰も何も言わない。
まるで鬼太郎とネコ娘の姿が変わり無くあったように、共に暮らす目玉のオヤジですら何も言って来ないのだ。
全く不可思議な経験であった。
まるで夢のようで、でも、あの時腕に抱いていたねこ娘はネコ娘ではなかった。
肌に残るかすかな温もりと、泉の底で見たもう一人の自分。

「もう一人の僕は・・・ずいぶん厳しい目で、僕の事・・・見ていたなぁ。」

万年床の上でごろりと寝返りを打つ。
とても短く手とても長かった出来事をあれこれ考えているうちに、疲れていた鬼太郎は、何時しか深い眠りについていた。

 * * * * * * *

―――しばらくして

「・・・た・・・さ・・・お・・・て?」

甘い香りと誰かの声に、ぼんやりと意識が戻る。


「鬼太郎さん、起きて?こんな所で転寝していては風邪を引いてしまうわ。」
見慣れたリボンの影に、飛び起きると猫娘の姿が其処には在った。

「ネコ娘・・・僕がさっき送っていったばかりじゃ?」
「嫌だわ、変な鬼太郎さん。それよりも、眠るのならお部屋のお布団の方が良いんじゃなくて?」
「え?」

確かに見上げていたのは自分の家の天井だったと言うのに、ココはゲゲゲの森の川原ではないか。

「おっかしいな・・・僕は確かに家の中に居たはずなのに。」
「うふふ、おかしな鬼太郎さん・・・。さ、いっしょに戻りましょう。」

フに落ちないながらも、猫娘に促されるままに鬼太郎はゲゲゲハウスへ連れられていった。

「あれっ?」
「どうしたの?鬼太郎さん。」
「い、いや・・・何でもないよ。」
(・・・僕の家、こんな形していたかなぁ?)

確かにここはゲゲゲの森にあるゲゲゲハウス、なのに若干の違和感か感じられて仕方が無い。
そういえば、ネコ娘もどこかおかしくはないだろうか?
何時に無くしおらしく、もともと猫族の歩き方や仕草は独特で優美では在ったが、それが更にしなやかに流れるようで・・・
言葉遣いもたおやかだ。

(鬼太郎”さん”―――だなんて・・・いつかの夢子ちゃんの真似・・・かなぁ?)

ついさっき、そんな目に有ったばかりで、奇妙な事ばかりが続けて起こる訳も無いだろう。
そうそう奇妙な事ばかり起きてもらっては困る。


(・・・?まただ)

ふわりと鼻に、また甘い香りがする。
其の香りは心地よく、身体の奥底にある熱いものが揺さぶられるようで、はっとする。
今一瞬、朦朧としかかっていたのではないだろうか?

「今日は、マタタビ饅頭作ってみたのよ。」

猫娘は微笑んでもって来た包みを広げる。
包みからは、甘いお菓子の匂いが広がり、コレだったのかと鬼太郎は思っていた。

「はい、鬼太郎さん。お茶をどうぞ。」
「ああ、有難う。」
湯飲みを差し出されて、横に猫娘が座る。

「今日はね、とても上手にできたのよ。食べてみて?」

甘い香り。霞に包まれたような桃源郷の夢でも見始めているかのように脳が麻痺してくる。
差し出された白いしなやかな手を取ると、甘い香りはますます増して体中の血が沸沸と沸きあがってくるようだった。
何もしていないのに呼吸が上がってくる。
甘い香りはますます増して、まるで身体に纏わりつくようで、それでいて心地よいのだ。
脳内を麻薬で浸したように、この心地よさに身を任せたい。

それはまるで、欲望だけを残して、全ての理性を抜き去るようでも有った。

「・・・鬼太郎・・・さん?」

自分の手を掴んだままの、鬼太郎に声をかけ、頬をペチペチとやる。


「あっ」

乱暴に押し倒されて、彼が別次元の鬼太郎だったということに気が付く。
多重世界を繋ぐ猫屋に長い事務めていた彼女は、考えは柔らかく思いつきが早い。

長い事生活を共にしていた鬼太郎なら、自分のこのぐらいの香りで参るはずが無いのだ。
発情期時の時以外は・・・

「ああ・・・彼方の魂はこちら側へ迷い込んでしまったのね・・・?」

猫娘の甘い香りに対して態勢が出来ていない鬼太郎は、嘗て他の男たちがそうだったように、呑み込まれてしまっていた。
例え呑み込まれていてもそれぞれの個性はあるもので、同じ愛撫でも乱暴に扱う者、身体を堪能する者、乳房、秘所・・・それぞれに異なる。

鬼太郎もまた、普段ネコ娘にしているように、稚拙で荒く猫娘を扱った。
いや、もう彼女がネコ娘か猫娘か、鬼太郎にはもう解らない。鬼太郎には”ネコ娘”に見えていたのだから。
乱暴に衣服を剥ぎ取り、露になった乳房に強く吸い付く。
痛みを伴うソレでも、猫娘の身体は順応するようになってしまってはいたが、この行為になれていない少女にとっては辛い行為に違いなかった。

数多のネコムスメが存在するように、鬼太郎もまたネコムスメと同じだけそれぞれの世界に存在した。
そのどれを取っても、ネコムスメと繋がっている事を彼女は知っていたが、異次元世界で自分と同じネコムスメを名乗る少女が、こんなに乱暴に扱われていては少々不憫に思われて仕方ない。
鬼太郎の乱暴さは、少女の扱いを知らない少年が自身の激情の猛りをそのままぶつけているのだと思った。
拙い少年の愛情表現・・・それはただただ激しく、いつか少女の方が壊れてしまいそうなほどに激しくて熱い・・・それが解ってしまった。

猫娘は意を決したように、鬼太郎の両頬に手を添え顔を近づけると耳元に囁いた。

「鬼太郎さん・・・鬼太郎さん?あたしの声聞いてね。言った事心に刻んでね・・・」

微かに自我は残っているのか、僅かに頭部が上下に振れる。

朦朧としていても鬼太郎にはちゃんと意識はあった。

ネコ娘は・・・ネコ娘には、発情期時に牡を誘う香りを発する事が無い。
それは鬼太郎が常に性的欲求を満たしているから・・・なのだが、まぁそれは殆ど鬼太郎の都合なのだが
それ故に鬼太郎には猫娘の発する甘い香―――媚香に対する態勢がコチラの鬼太郎に比べると無いに等しく、囚われてしまったのだ。

サウナで蒸されたように身体が熱い。それはいつもネコ娘を抱く時の熱だと解ってはいたが、何かが違う。
何故だか、破戒衝動に駆られて仕方が無い。まるで牡の欲望だけが剥き出しにされたように・・・

そんな折に頭に響いてきた猫娘の声に、少しだけ安心させられて、彼女の声に導かれるままに従う事ができた。

「そう・・・よかった、あのね、鬼太郎さん。そんなに乱暴にしては女の子はただ痛いだけ・・・なのよ?」
「だから・・・ね・・・。」

誘われるがままに唇を合わせる。
覚えのある柔らか味に、舌をいつものように強引に潜らせるが、猫娘の薄くザラリとした舌に絡め取られて、いつのまにか呑まれてしまっていた。

「ダメよ・・・女の子は優しく誘い出してあげなくちゃ・・・それに・・・口付けはとても幸せな気持ちになれるのよ?」

嘗て”鬼太郎”がそうしてくれたように、猫娘は慈しむように優しく、鬼太郎の口内へ侵入した。
歯列を割り、上顎をチロチロとなぞられて、たまに放しては唇をはんで深く口付けを
ネコ娘に対してしか、一方的な口付けしか知らなかった鬼太郎にとって、猫娘のそれは衝撃的で翻弄されるままに頬が上気する。
お互いに感触を確かめ合う行為は身体を繋ぐ行為に等しく、唾液の交じり合う水音が奇妙な興奮を沸きあがらせる。

唇を放せばねっとりと交じり合った唾液が互いの唇に銀の橋を繋ぎ中央辺りから細くなって切れた。
ネコムスメがもっと欲しくて、放された唇を再び寄せて膨らみかけた乳房に手を伸ばす。

覆い被さる鬼太郎に猫娘は手を伸ばし抱きしめると、身体が僅かにビクリとした。


(・・・鬼太郎さん・・・こんな風に触れられた事無いのかしら?)
猫娘は存在をアピールするように鬼太郎の身体に触れ、後頭部に手を回し髪に触れた。

「アッ・・・!」

柔らかい部分を強く吸われて、声が漏れる。

「鬼太郎さん・・・そんなに強くしては、彼方の好きな女の子は壊れてしまうわ?もっと優しく・・・さっきの口付けのように・・・」
「スキ・・・?」
「そうよ。」

鬼太郎の脳裏に、ねこ娘の姿が浮かぶ。

―――ちゃんと・・・あたしの名前呼んでよ・・・。ちゃんと・・・スキだって・・・言ってよぉ―――

「・・・ス・・・キ・・・」
「えっ?」

ねこ娘に言われた言葉、恥かしくて何時しか伝えられなくなっていたネコ娘に伝えたかった言葉。

「ネコ・・・ムスメ・・・スキ・・・」

たぶん自分にむけられて言われた言葉ではない、彼の中に居るネコムスメに向けられた言葉
それでも、猫娘の体は熱く反応してしまい、ジュン・・・となる。

「そう・・・それはとても大事な言葉よ、だから・・・その子に直接・・・伝えてあげて・・・ね?」


鬼太郎の手を取り、自分の秘所へ導く。
白い下着にもぐりこませた指先には、ぬるりとした感触。
既に慣らされた身体のせいもあるが、鬼太郎の拙い愛撫の愛しさも有り、そこは十分に潤っていた。

「ふぅ・・・ん」

滑り込んだ鬼太郎の指に反応して声が漏れる。

「ね・・・濡れているでしょう・・・コレくらいに用意をしておかないと、女の子はとても辛いのよ?」

熱がかった声で囁かれ、鬼太郎もますます身体が熱くなる。
猫娘は最後の仕上げとばかりに、下着を脱ぎ、ズボンに押さえつけられている鬼太郎自身を解放してやる。

「気持ちはわかるけど、あまり乱暴にしてはだめよ。女の子はとても壊れやすいの・・・少しの違いで”幸せ”が”恐怖”に変わってしまうわ。だから、失われそうになっても、失われないように呼んであげて・・・呼び戻してあげて・・・抱きしめてあげて?」

猫娘は鬼太郎自身に手を添え、自分の秘唇へと導く。熱く熱を持った先端が触れると、電気のような痺れが身体を突き抜けた。
身体を引き寄せるようにして、自身の体重をかけて押入れば、蠢動する肉壁に包まれ
あとは一直線に駆け抜けるしかできなくて
快楽の波を受け、駆けて翔けて、目の前が真っ白になった。

―――お互いの”愛しい気持ち”を確かめる行為でもあるのよ。でも、一方的ではダメなのよ・・・鬼太郎さん解って?
   全ての行為が幸せに満たしてあげられるの。言葉は言わなければ伝わらないものなのよ。
   きっと彼方の好きな子も待っているわ、ちゃんと言ってあげて―――




―――ネコムスメを宜しくね―――


最後に聞いた言葉・・・と共にズボンの違和感に気がついて、鬼太郎は飛び起きた。

「うわっ・・・」

案の定、やってしまった。
しかし、年明け早々見た夢は、おぼろげにしか覚えて無かったけれど、やけに生々しくて・・・

「言葉は言わなければ伝わらない・・・か・・・」

浅いため息と共に、愛用の虎のパンツを洗濯する鬼太郎の姿が在った。



おわり

***おまけ***

「ねぇ、鬼太郎さん。あたしの夢に鬼太郎さんが出てきたのよ?」
「僕が?」
猫娘がもって来たマタタビ饅頭をほおばりながら鬼太郎が聞く。
「うーん・・・正確に言うと、鬼太郎さんなんだけど違う鬼太郎さんなの。」
「ふ−ん、難しいね。」
饅頭を美味そうに頬張る鬼太郎を、まるで母親が見守る様にして、猫娘は目を細めてその姿を眺めている。

「・・・うっ」
「あら、大変。鬼太郎さん、はい。」

何かを言おうとして喉を詰まらせた鬼太郎に、お茶を差し出す。
差し出されたお茶で喉を潤し「ふぅ」と一息つくと
「僕の布団で寝ていたからじゃないのかな。で、どんな夢だったの?」
「・・・鬼太郎さんが出てきた事しか覚えてないの・・・よ?」

猫娘がにこりと微笑み返す。
その笑顔がとても綺麗だから、猫娘が作ってくれたマタタビ饅頭がとても美味しかったから
自分ではない鬼太郎の夢をあまり覚えていないなら、あえて思い出させるようなこともしたくなかった。

「ふぅ・・ん、じゃこれから僕と”ヒメハジメ”しようよ。」
「えっ?」

そのまま床に押し倒されて、先ほど引いた熱が又上がってきてしまう。

「いけない鬼太郎さん・・・」

頬を染めて上目遣いに鬼太郎を見上げる。
「僕じゃない鬼太郎の夢を見る猫ちゃんが悪いんだよ?だから、”僕”の夢しか見られないようにしたいんだ。」

そう言って寄せられた鬼太郎の唇に素直に答える。

―――ずっと、一緒に居よう。今年も宜しく、お互いの存在を確かめられる事に感謝して―――

それは鬼太郎の夢が叶った後でもずっとずっと
もう一つの夢は猫娘が居なければ成し得ない夢・・・彼女と共に永い時を過す事だから

完了
152名無しさん@ピンキー:04/01/07 22:03 ID:f+OhWCiJ
ま、また神が…。
なんなんすかこのスレー!
優しくレクチャー猫タンモエ(*´д`*)モエ
153名無しさん@ピンキー:04/01/07 22:43 ID:2+iQZ7lS
小串猫娘キタ━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜\(゚∀゚)/゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!!フェロモン猫ちゃんハァハァ
154411 ◆NECOkE/60g :04/01/08 03:57 ID:aDEc8s/j
>152-153 ハ ゲ ド ウ ! !

GoooooodJoooooooooob!!(*´Д`)b <流石ネ申!!
所々に拙作のポインツを交え下さり嬉しいやらハズカチーやら。。
2部猫タンは一寸大人の魅力がイイ!!

>多重世界を繋ぐ猫屋に長い事務めていた彼女は
実は猫屋が舞台で始まるのかと密かに予想してますたが、初夢でつか!!
3部鬼太郎も夢精男(w 若いってスバラチー…(´・ω・`)

今年もハアハアさせて下さい!!宜しくでつ!!
155毛 ◆.QnJ2CGaPk :04/01/08 10:15 ID:d5Nl0p5x
411、スマソー!
許可得る前に、カッテニセテーイ拝借してしまいますた。
本当は2部鬼太郎は、猫タンのこと「猫娘」と呼んでるんでつが「猫ちゃん」と言う原作での呼び方が秘ジョーに気に入っていますて自分セテーイにて遣わさせて頂いて末

>実は猫屋が舞台で始まるのかと密かに予想してますたが

Σ(゚Д゚ )思わぬ落とし穴・・・猫屋に行き着くことが出来れば、別世界の猫タンとの交流も可能になるのか(;´Д‘)ハァハァ
今年も熱くなりそうでツネ!とオモたら・・・ゲースレが落ちた…(´・ω・‘)
156151の勝手な続き:04/01/08 17:49 ID:V08O11ZQ

ゲゲゲハウスの奥の寝床で全裸の鬼太郎と全裸の猫娘は淫らに交わった
猫娘の秘所にあてがった鬼太郎の性器が彼女の中で、こすれ、こすれ、こすれ、こすれ、こすれ・・・・
他の誰も聞けない猫娘の喘ぎ声のメロディーと交錯して・・・・・・・、

「・・・・くっーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーうっ!!!!」
至福の絶頂に至った鬼太郎の陰部から熱い精液が発射される。


「にゃああああああああああああああああああああああああん!」
猫娘の絶叫!
精液を全て猫娘の膣に注ぐ鬼太郎!


「ふーっ、極楽極楽・・・・ボカァ幸せモンだぁ」
と、鬼太郎は右手で猫娘の左のオッパイを触り、右のオッパイの桃色の乳頭にキスをする。
「ニャン、ダメん」
頬を赤らめる猫娘
傍らには鬼太郎の衣服と彼に脱がされた猫娘の衣服が、あったが、
鬼太郎はその一番上の純白のパンティを見ながら、
(今回は一気に脱がしたけど、次回はジワジワと気持ちイイ思いをしながら猫娘の服と下着を剥ぎ取ろう。)
そう心に決めた。

<完>



157名無しさん@ピンキー:04/01/08 17:50 ID:V08O11ZQ
ついつい勝手な続きをスミマセン
158名無しさん@ピンキー:04/01/08 19:00 ID:IqKrjR0A
159名無しさん@ピンキー:04/01/08 20:32 ID:V08O11ZQ
160名無しさん@ピンキー:04/01/08 21:43 ID:64xzyUqs
女体化鬼太郎イイ!(・∀・)
俺だけか!? 鬼太郎を女体化したら相手は誰になるんだろう?
...ぬらりひょんか?
161名無しさん@ピンキー:04/01/09 00:08 ID:ael8FeQV
>>160
ネコムスコとか?(藁
162名無しさん@ピンキー:04/01/09 00:18 ID:1cPZxCLu
143- 156-
2部猫キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!ハァハァ
ヒメハジメなんて言葉何処で覚えたんだ鬼太郎w
2部猫ちゃんが教えたのか?!教えたのか?!

萌えキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!! この早さなら落とせる!!
                                   駄エロ垂レ流スナライマノウチ!!
前回は猫タンのワンピース間違えて正直スマンカッタ・・・(2部タン猫ナラ腋プレイ書ケタノニー
1632部鬼太郎さん×猫ちゃん:04/01/09 00:19 ID:1cPZxCLu
年も明けて三が日。
新年の祝いの御屠蘇が度を越えて、飲み比べるように酒を覆っていた二人。
猫娘は上気した頬で酒気を帯びた吐息を漏らした。

「ふうぅ〜・・・。熱い熱い。」
数寸背中のファスナーを引いて襟元を開く。
冷たい空気にさらされた肌はそれでもまだピンク色に染まっていた。
猫娘の艶めいた仕草に、酔いで蕩けかけた目蓋を見開いて鬼太郎はどきりとする。

「ね・・・猫ちゃん、酔いすぎだよ。」
「あら。あたしならまだまだいけるわよ?」
顔を見合わせた猫娘の瞳はほんのりと潤んでおり、じっと見られればその色香に、
鬼太郎はボッと顔を朱に染める。
「鬼太郎さんこそ真っ赤だわ。うふふ。」
くすくすと笑い出した猫娘は止まらないように笑い続けた。

「な、何だい?」
「飲みすぎてはいけないわね。今夜はもうお開きにしましょう?」
鬼太郎を労る言葉が、どことはなしに子どもを宥めすかすようにも聞こえる。
酔っているせいだろう、鬼太郎はむっと唇を尖らせた。
「本当は猫娘のほうこそ、もう飲めないんじゃないのかい?」
「あら。あたしは・・・。」
ふふんっと鼻を鳴らす鬼太郎の顔が可愛くて、猫娘はまだ笑ったままでいた。

「はいはい。じゃぁそういうことにしときましょう。」
「・・・何だよそれ。逃げるの?」
「逃げやしないわよ。あたしの負け負け。」
1642部鬼太郎さん×猫ちゃん:04/01/09 00:20 ID:1cPZxCLu
言いながらすっくと立ち上がり、欠けた茶碗に水を一杯入れてくる足取りはしっかりとしていた。
「はい、鬼太郎さん。一杯飲んだらすっきりするわよ?」
上目遣いにじっと猫娘を見上げて、鬼太郎は首を横に振る。
「どうなさったの?」

「・・・やっぱり猫ちゃんは僕を子供扱いするんだね・・・。」
急に機嫌を損ねてしまい、猫娘は小首を傾げる。
そんなつもりはなかったけれど、自然と態度に出てしまう。
猫娘にとって鬼太郎は目に入れても痛くないほど可愛い我が子のようだった。

「そんな事ないわよ。」
「嘘だっ!」
両腕を組み、フンッと強い鼻息で鬼太郎は顔を背けた。
ここで猫娘の庇護を受けたら男の沽券にかかわる。
酔いも手伝って鬼太郎は本当に子供っぽいことにこだわっていた。
「そんな・・・。ごめんなさいね?どうしたら機嫌が治るのかしら。」
簡単に折れる態度がまた鼻につく。大人ぶっているようにしか見えない。
実際、見かけでは年端も変わらぬ猫娘だが、精神的にはずっと落ち着いていた。
「謝ったってだめさ。」
1652部鬼太郎さん×猫ちゃん:04/01/09 00:21 ID:1cPZxCLu
「じゃぁどうしたらいいの?」
鬼太郎は差し出された水を卓袱台に置き、新しい一升瓶を開けた。
「どっちかが潰れるまで勝負してよ。」
「でも・・・。」
「酔ったふりしたって分かるんだからねっ。」
猫娘は困り果ててこくりと頷く。
酒気で目を充血させた鬼太郎には何を言っても無駄だと思った。

「・・・仕方ないわね。でもあたし、鬼太郎ちゃんより強いわよ?」
鬼太郎の注いだ盃を取って一息に飲み干す。
白い咽喉が鳴り、唇をぺろりと舐めた猫娘のピンクの舌を見て、
鬼太郎はまたどきりとした。
どんどん胸が高鳴ってきて息苦しい。
「さ、じゃぁ今度は鬼太郎さんの番。」
注いだ盃を差し出され、鬼太郎はひとつ頷いた。
一口一口、盃を傾けて口に含みながら鬼太郎は目の前の猫娘が揺らいだような気がした。

いつものゲゲゲハウスに居ながら、どうにも現実感が失われる。
まるで夢の中にいるような浮遊感でごくりと酒を飲み干す。
「さ、今度はあたしの番。」
再び酒を注がれた盃は、猫娘に渡されることがなかった。
表面に揺らぐのと同じに鬼太郎の頭の中も揺らいでいた。
1662部鬼太郎さん×猫ちゃん:04/01/09 00:22 ID:1cPZxCLu
「鬼太郎さん?」
猫娘が呼びかけると、鬼太郎はその酒をぐぐっと煽った。
「あら・・・。あたしの番なのに・・・。」
鬼太郎は口に酒を含んだまま、ぐいっと猫娘を引き寄せる。
「なぁに?鬼太ろ・・・。」
唇が重なり、猫娘も鬼太郎の意図に気付いてそっと受け入れる。
口移しで与えられた酒は程よく温まり、酒気だけでなく猫娘の胸を熱くした。
膨らんだ鬼太郎の頬が元に戻り、猫娘の咽喉の動きが止まってもまだ唇を重ねたまま。
ちゅっと音を立てるほど吸いつかれて、猫娘は鬼太郎の背に手をまわした。

「・・・はあ・・・。」
唇が離れれば猫娘の唇からつーっと一滴の液体が滴り、鬼太郎の舌で舐め上げられる。
「今度は猫ちゃんが・・・して?」
荒い息。寄せ合った胸からはどきどきと鼓動が高鳴っていた。
 −これ以上はもう飲ませてはいけないわ・・・−
高鳴りが酔いのせいだけではないと気付かず、猫娘は思案した。
齢は重ねても体は子ども。いくら屈強な鬼太郎の肉体とはいっても酒や薬は別物だ。
「どうしたの?猫ちゃん。さあ・・・。」
注がれた盃を見つめる猫娘も、酔っていて正常な判断が緩んでいた。

「・・・同じ飲み方じゃつまらないわ。ねえ、こんなお酒は知っている?」
スカートのすそから手を入れ、猫娘は自らするりと下着を引き下ろした。
「!!」
目を見開いた鬼太郎の反応が可愛くて、猫娘も段々といけない気分になってくる。
正座に座りなおしてきちんと両足を揃えると、スカートの裾を上げてみせた。
「ね、猫ちゃん・・・っ。」
「うふふ。」
太ももと恥丘の象る三角部分に見入っていると、猫娘は微笑みながらそこに盃を傾けた。
1672部鬼太郎さん×猫ちゃん:04/01/09 00:22 ID:1cPZxCLu
「あっ。」
そんな事をしたら床に漏れてしまう・・・と思ったが、ぴったりと合わさった両足に阻まれて
水たまりのように三角地帯に残る。
ゆらゆらと揺れる猫娘の恥毛はいつもよりもずっと妖艶で、隠微で
鬼太郎は水藻のように揺らぐその有り様をじっと見つめていた。
「さ、飲んで?」
「え・・・本当に・・・い・いいの?」
鬼太郎は途惑っていると、スカートのすそを胸元まで引き上げたまま、
猫娘はきゅっと唇を噛んだ。

「早く・・・。なんだか染みてくる気がするんだから・・・。」
「う・うん・・・。」
ゆうるりと頭を沈めると、鬼太郎の前髪が曝した腹部に触れてぴくりと跳ねる。
熱を持った肌は感じやすく、それを抑える理性は蕩けていた。

「ぁ・・・んっ・・・。」
伸ばした舌がぴちゃりと水面に触れ、掬い取るように口へ運ぶ。
やはり盃や茶碗のようにはうまく飲めない。唇を尖らせてちゅうちゅう吸うのもうまくいかず、
犬猫が水を飲むような仕草で鬼太郎は少しずつ舌で掬い取るしかなかった。
「・・・ンっ・・・んん・・・。」
時々舌が肌に触れ、猫娘の肢体がぴくりと揺れる。
足の力を弱めれば床に漏らしてしまうからと、力をぎゅっと入れながら猫娘は耐えていた。

「あっ。」
べろりと鬼太郎の舌が恥丘を舐め上げる。
もう、そこを覆う酒は飲み干されていたが、より奥まで舌を潜り込ませて酒の味を追う。
冷たい液体の感触はすでに消え、熱い感覚だけが残った。
猫娘が足を弛緩するに合わせて、鬼太郎は両膝を少し開かせる。
「・・・まだ滴ってるみたいだね。」
それはすでにさらりとした液体ではなく、酒でもない。
鬼太郎は猫娘の足をM字に開かせて下から上へと舐め上げた。
1682部鬼太郎さん×猫ちゃん:04/01/09 00:23 ID:1cPZxCLu
「いっ・・・にゃあアんっ。」
垂直になれば今度は重力に従って下へ滴り落ちる。
鬼太郎はどんどん足を上げさせて、ごろりと背を床に預けるよう猫娘を反転させた。
「おしりまで滴ってる・・・。」
「あっ!そんなところ・・・っ。」
猫娘が一瞬取り戻した理性は、再び伸びた鬼太郎の舌の感触で四散した。
尾てい骨から、つんと尖った花芯までをひと舐めされて、猫娘の体はびくくんっと戦慄く。
「だ、だめえぇ・・・っ。」

「・・・さっき“染みてくるみたい”だって言ってたよね?どこに?」
「・・・・・・っ。」
刺激を与えられた直後の放置。
自然と猫娘の秘唇はひくひくと答えるように反応していた。
「ここ?」
浮かされた腰、空中でくの字に折れた足を少し開かせて、鬼太郎はそこを
ぴったりと唇で覆う。

「ン!?」
覆いつくしたままちゅうちゅうと吸いつかれて、鬼太郎の歯先や舌には猫娘の
複雑な花弁が引き寄せられていった。
1692部鬼太郎さん×猫ちゃん:04/01/09 00:24 ID:1cPZxCLu
「や・・・ゃあーんっ!あっ、あ、ンンっ・・・やめ・・・っ。」
まるでタコの吸盤に吸いつかれたような感触に猫娘の浮いた腰が踊る。
いつもなら滴り落ちる蜜を待って、ちろりちろりと舐めあげるぐらいだが、
滴るのも待たずに吸い上げられてしまう感触。
ちゅうちゅうと吸い込んだ鬼太郎の口には粘液のみならず、ぷるりとした塊までも飲み込んだ。
いくら身を捩っても離れない。耐え切れず溢れた嬌声は発情期の猫のような弱々しく甘い声。
「あっ・・・あぁ・・・あーんっ・・・だ、だめぇええっ。」
吸いつきながらもべろべろと舌を上下され、抑制の効かぬ昂りに猫娘は体をしならせた。

きゅぽん・・・と音を立てて唇が離れると、硬直して突き上げられた腰が床に戻る。
ひくひくと戦慄く花弁を見つめながら、鬼太郎は頭の芯まで鼓動を刻むような高まりを
感じていた。

「今度は猫娘の番だよね・・・?」
床に身を預けたままの猫娘から離れ、ズボンと下着を下ろす。
「・・・え?」
猫娘がしたようにきちんと足を閉じて正座し、注ぎ足した盃を持つと、
猫娘は慌てて起き上がった。

「い、いいのよ・・・鬼太郎さんっ。そんなことしなくっても・・・。」
正座しているというのにピンッと起ち上がった鬼太郎のソレを見て、
猫娘はぽっと顔を赤くする。
「え・・・?だって・・・。」
盃を机に戻させ、鬼太郎のひざに座って肩に手を回す。

「鬼太郎さんも舐めて欲しいの?」
「い、いやあ・・・。猫ちゃんの舌も好きなんだけど、それよりも・・・。」
服の上から胸元をわし掴むと、その先端は形が分かるくらいに固く尖っていた。
爪で弾くように上下しただけで、敏感になった猫娘はぴくりぴくりと反応した。
「んっんっ・・はぁ・・・・。ねえ?もうお酒の勝負はいいでしょう?」
1702部鬼太郎さん×猫ちゃん:04/01/09 00:25 ID:1cPZxCLu
鬼太郎の頭を抱き寄せながら耳元で囁く。
「こういうの・・・何て言うか知っている?」
「え?こういうのって・・・。」
考えながら鬼太郎の手がスカートのすそを引き上げ、直接胸に忍び込む。
熱い肌は冬だというのに湿り気を帯びていた。
「・・・せっくす・・・?」

「やっ!ち・違うわよう、そうじゃなくって・・・。」
「違くないだろう?」
コリコリとした乳首を摘みながら、猫娘の腋の下に唇を沿わせる。
「年が明けて・・・初めてだから、姫始めって言うのよ?」
「ひめはじめ・・・?ふうん。」
1712部鬼太郎さん×猫ちゃん:04/01/09 00:26 ID:1cPZxCLu
皮膚の薄い腋を舌が這うと猫娘は息をもらし、背中に手をまわしてファスナーを開いた。
「・・・でもせっくすはせっくすじゃないか・・・。」
「もうっ。そんな事、何回も言わないで!」
言うたびに猫娘は恥らうのが面白くて、鬼太郎はくすくす笑いながら言い続けた。
「ふうん・・・年が明けて初めてのせっくすをひめはじめって言うの?」
「そ・・・そうよ・・・ぉ・・・んんっ。」
「猫ちゃんはえっちな事をいっぱい知ってるんだねえ。さっきのお酒もすごく厭らしかったよ?」

いよいよ火を吹きそうなほど恥ずかしくなってしまった猫娘は、腕を解いて振り向いてしまった。
「猫ちゃん?」
「もうっっっっ知らない!」
しかし向けられた背中はすでに半分ファスナーが開いた状態で、
潜り込んだ鬼太郎の手を阻むブラジャーの止め具が露になっていた。
まるで外してくれといわんばかりだ。鬼太郎は空いた唇を当てて歯を使ってぷちんと開いた。
「あっ。」
「ねえ触らせてよ?猫ちゃんのおっぱい・・・すごく柔らかくて好きなんだ。」
「もう〜っ。鬼太郎さん、酔ってる・・・っ。」
「猫ちゃんだって・・・。ほら、ここもそこも・・・全部熱いよ?」

あぐらに組みなおした足の上にすとんと引き寄せられ、互いの秘所が擦れ合う。
「あんっ!」
「・・・ここも酔っ払ってるのかな?すごく熱いね。」
数度揺すっただけで猫娘の体からは力が抜け、腰に落ちた衣服を頭の上から抜き取ると、
生まれたままの姿を曝した猫娘の肌は酷く温かく、紅く染まっていた。
「ンっ・・・ぁあん・・・。」
1722部鬼太郎さん×猫ちゃん:04/01/09 00:27 ID:1cPZxCLu
「ああ、猫娘のおっぱいだ・・・。」
少しわし掴んだだけで形を変える胸の弾力を楽しみながら、
指間ではコリコリとしたつぼみの感触を味わう。
指間を渡る尖ったつぼみに興奮し、下の方で重なった鬼太郎の強張りは力を増して、
猫娘の秘裂を押し上げるように脈打っていた。
「ゃゃ・・・っ、んっ・・・ぁんっ。」
じっとしてなど居られず、猫娘の腰がふるりと揺れる。
揉み込まれるように陰茎を刺激されて、鬼太郎は荒い息を返した。
 −どこまで伸びるのかな・・・−

ほんの悪戯心で猫娘の両方の乳首を摘み取ると、ぐいっと引き伸ばしてみる。
「いっ・・・痛っ・・・な、何をするの?やめ・・・っ。」
親指と人差し指できゅるきゅると摘みながら引くと、
猫娘はその言葉とは裏腹にぴくぴくと背を仰け反らせた。
くちゅり・・・と、互いの重なった部分から溢れる水音が音を増す。
鬼太郎が指を離すと、ふるりと数度揺れながらいつもの形に戻った。
「あんっ。」

「あははっ、ごめん痛かった?」
「き・・・鬼太郎さんの意地悪・・・っ。」
もう一度手を伸ばしたが猫娘が胸を覆うのが早くて、猫娘の手の上から手が重なった。
そのままで大きな円を描くように撫でまわすと、猫娘は自分でしているような
気分になってきて、首を竦めた。
「・・・ね、すごく柔らかくて・・・気持ちいいだろう?」
「んっ・・・んんっ・・・もう・・・っ。」
「猫ちゃんの体は全部柔らかくて・・・すっごく気持ちいいんだよ?」
もちろん、中も・・・。
鬼太郎がそう囁くと、猫娘はぴくりと反応して膝頭をもぞもぞと擦り合わせた。
「中はね、もっとぐちゅぐちゅで・・・すごくいいんだ・・・。挿れても・・・いい?」
1732部鬼太郎さん×猫ちゃん:04/01/09 00:27 ID:1cPZxCLu
はぁはぁと浅い息を絶え間なく落とした猫娘は蕩けた意識の中でこくりと頷いた。
「うん・・・じゃぁこのまま・・・。」
鬼太郎の言葉が止む。ふっと何かに気付いたようだ。

「き・・・たろぉ・・・さん?」
「あ、ううん・・・何でもないんだ。もうちょっとこっちを向いて?」
体の角度を少し左向きに変え、猫娘の腰を上げさせる。
「あっ・・・いやだ、このまま・・・で・・・?」
M字に足を広げられたまま先端を当てられ、猫娘は浮かされたままで体を丸めた。
「そう・・・。このまま腰を落として・・・?」
滴る秘液は鬼太郎の肉棒に絡みつき、抵抗なく先端から潜り込んで行った。
「あっ・・・あぁあ・・・ふっ・・・はんん・・・っ。」
押し開かれた花弁はいつもよりもずっと開いていて、花弁に隠れた花芯がつんっと立って見えた。
奥まで納まったところで猫娘は息をつき、背をもたれるように鬼太郎の胸に寄りかかる。
「・・・すごいな・・・。」
1742部鬼太郎さん×猫ちゃん:04/01/09 00:28 ID:1cPZxCLu
「ん・・・えっ?」
下を覗きこんでいるのかと思い横目でちらりと鬼太郎の顔を見るが、
その目はまっすぐ正面を見つめている。
視線を追って猫娘も正面を見つめると・・・。
「!!イヤっ!ニャっ・・・やだァっっ!」
姿見の鏡に映し出された互いの姿に気付き、猫娘は身を捩って抵抗した。

両手で結合した部分を覆うが、すぐにその手を重ねられる。
「見れない?じゃぁ・・・触ってみて?」
「き・・・きたろ・・・さん・・んっっ。」
猫娘の腰を少し上げると、ずるりと引っかき出された溶液が猫娘の指先に絡まる。
再び腰を下ろさせて突き上げると、奥まで突き上げる痺れが背を走った。
「あ・・・あぁん・・・っ。」
「判る?ここが繋がってるんだよ。」
1752部鬼太郎さん×猫ちゃん:04/01/09 00:29 ID:1cPZxCLu
羞恥も疼きも混同した表情で、ふるふると震えた猫娘が恨めしそうに鬼太郎を見つめる。
「うん?どの辺まで奥に入っているのかな・・・。」
「・・・あ・・・にゃっ!やっ・・・やぁあ・・・んんっ。」
後から肉を貼りつけたように膨らんだ恥丘をなぞり、下っ腹をぐいっと押してみる。
「ここらへんまで入ってる?」
「うっ・・・くぅ・・んんっ・・・も、もぉ・・・。」
触れてもいない胸のつぼみがきゅっと絞まり、猫娘の体は益々びくびくと震えていた。
同時に肉襞も鬼太郎を揉みこむように収縮し、堪らず歯を食い縛る。

互いを求める思いが鼓動を脈打たせて重なる。
もっと奥まで突き上げたい・・・もっと奥まで突いて欲しい・・・
どちらからともなく動き出した律動が段々と激しさを増し、
ぐちゅぐちゅと肉を出し入れする音が室内に響き渡った。

「あっ、あ、あ、・・・あんんっ!きた・・・ろぉ、さ・・・んんんっ!」
苦しげに息を詰まらせた猫娘の嬌声も響く。
ぶつかり合う腰は淫靡なうねりで歪み、叩きつけられた衝撃に息が上がる。
「猫・・・ね・・・猫ちゃんっっ。」

浅い挿入ではもどかしく、猫娘を前のめりに抱き倒すようにして、
獣の格好で後ろから腰をすりつける。
角度が変わって悲鳴を上げた猫娘も、襲い掛かる律動に耐えるようひざを立て、
ひじを床につけた。
「あっ、んっ、ひゃ・・・ぁあんっ!ンンっ・・・い・・いぃ・・・っ。」
1762部鬼太郎さん×猫ちゃん:04/01/09 00:29 ID:1cPZxCLu
双丘をわし掴み、鬼太郎は止まらない勢いで腰を前後していた。
貫かれててはかき出される刺激が全身を走り、猫娘は床に胸を預ける。
「んんっ・・・いっ・・・いい・・・っ、き、たろう・・・きた・・・ろうっ、さ・・・あぁあんっっ。」
膨張した己の強張りを猫娘の肉襞が締め上げて、鬼太郎もううっと唸り声を漏らす。
苦しいほどの快感に侵されて、奥へ奥へと突き上げる腰は速度を増し・・・・
「にゃア、あっあっ、アアっ・・・アァアアアンっ!!」
猫娘が虎の咆哮のような格好で背を反らした瞬間、
自身を包み込む花壷にきゅっと絞り込まれる。
「・・・くうぅ・・・ッッ」
堪らずもっていかれた射精感に鬼太郎の口は歪み、
全身を硬直させたままで熱き猛りを放出した。

「・・・・・はぁ・・・は・・・ハァ・・・。」
脱力して猫娘の背中に伏しても、全身がまだ痺れるようだった。
鼓動はどくどくと強く脈打ち、吐き出した自身もまた猫娘の肉壁の痙攣に包まれている。
「猫娘・・・。」
背中から抱きしめた猫娘の体もまだ硬直しびくびくと震えていた。
手を入れた胸は二人分の重みにひしゃげており、苦しそうなので横抱きにする。
「ン・・・鬼太郎さん・・・」
振り返った猫娘の潤んだ瞳を見つめ、ちゅっと唇を寄せる。
1772部鬼太郎さん×猫ちゃん:04/01/09 00:30 ID:1cPZxCLu
吸いつくようなキスを続けていると、猫娘の体がよじれてさせたせいで、
まだ埋め込まれたままの鬼太郎自身がずるりと抜け落ちた。
「んんっ!だ・・・だめっ。」
「・・・え?」

猫娘は慌てて両手をそこに当て、全身を硬直させる。
「ど・・・どうしたの?」
ぷるぷると震えた猫娘を心配して声をかけるが、ぎゅっと目を伏せたままで返答はない。
両手を重ねた部分に視線を走らせれば、二人の交じり合った粘液が指間から滲み出していた。
「あっ。」
「・・・いやぁ・・・っ。」
鬼太郎がそれに気付いて何か拭くものを手探りで探すと、猫娘は恥ずかしそうに顔を赤くする。
「ご・・・ごめんっ。僕・・・いっぱい出しちゃったから・・・」
益々猫娘は顔を俯かせてしまう。
「ごめんっ。もう一回・・・栓をする?」


強制終了!!
178毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/01/09 10:43 ID:WusnYFXI
アフォだ・・・漏れ>>114氏が鯖引っ越したて書いてあるのに…(´・ω・`)ショボボーン
しかも411氏のこと呼び捨てにしてシマタよ

>>163-177モツカレー(;´Д`)ハァハァ
細かいセテーイは鬼にせずに又降臨キボボン

さて、156氏の続きに対抗して!(するな)

漏れならこうする!!の巻き
>>151の続き

「ふぅ・・ん、じゃこれから僕と”ヒメハジメ”しようよ。」
「えっ?」

そのまま床に押し倒されて、先ほど引いた熱が又上がってきてしまう。

「いけない鬼太郎さん・・・」

頬を染めて上目遣いに鬼太郎を見上げる。
「僕じゃない鬼太郎の夢を見る猫ちゃんが悪いんだよ?だから、”僕”の夢しか見られないようにしたいんだ。」
「・・・猫ちゃんの夢の中までも独占したいと思う僕は・・・嫌かい?」
「そんな鬼太郎さんも・・・好きよ」
そう言って寄せられた鬼太郎の唇に素直に答える。

腕の下に組み敷いた少女を如何してやろうか?
自分色に染めるには如何したらいいか?

頭の中でグルグルと思いが交差するが、すぐに少女を貪る事に夢中になって・・・
この日の口付けはいつもより濃厚で、とても長い間交じあわされた。
まだ芯に火照りの残る猫娘の身体に再び灯が灯る。

「にゃぁん・・・。」

解放された唇からもれる甘い声。
その魅惑の囁きは鬼太郎に更なる興奮を与える。
背に封じられたファスナーを下げる為、猫娘の身体を横向かせ、唇の愛撫は止む事は無い。
首筋から鎖骨に流れ、背中のファスナーが下ろされるに連れワンピースを口で引き
普段は決して日にあたることの無い肌を露にしていく。

ファスナーがすっかり開ききると背中に手を回し、既に成れた手つきでブラのホックを外す。
ワンピースの生地が肩から外れると再び仰向かせて、両足で身体を挟むように馬乗りし
ほんの少し体が離れて不安になった猫娘が、鬼太郎を見上げると
その不安を拭うように、頬に口付けた。

再び顔を上げ、少女を見下ろすと、伏せた目蓋を開けてコチラを見つめ返してくる。
胸元まで肌蹴たワンピースの、頬を朱に染めた少女の微笑が可憐で、色付き変化する様を想像しただけでもはやる衝動が抑えられない。

膨らみを隠すワンピースとブラジャーを一緒に下げると、プルリとした弾力のある膨らみが外気に触れる。
先端は濃い紅色に染まり、つんと固く立ち上がっていた。
重力に惹かれながらも丸みを保つ胸に、思わず熱い吐息が漏れる。

「やぁん・・・」

ただじっと見られていたのがよほど恥かしかったのだろう、猫娘はその胸を手で覆った。

「ダメだよ、猫ちゃん・・・それじゃ僕の印をつけられないじゃないか。」
「だって・・・鬼太郎さん、じろじろ見るんですもの。」
「僕は猫ちゃんの全部を良く見たいんだ。隠さずに見せて?」
「は・・・恥かしい・・・」

ますます頬を紅くして、顔をそむける猫娘の手に、鬼太郎は舌を這わせる。
擽るように、指の間をなぞるように、手の甲に口付けをしたり、無理やりは剥がさない。
まるで、猫娘が自ら開くのを待つように、慌てず。

「ふ・・・にゃぁ・・・鬼太郎さん・・・擽ったい・・・」
「僕・・・だけに・・・みせて?」

手で覆ったとはいえ、露にされた肌全てが包み隠せるわけでもない
隠し切れない肌が露出していると言うのに、鬼太郎は決してその肌に口付けようとはしない。
覆われた手は天岩戸、女神自身に開いて欲しかった。

ピチャピチャと、舐める舌から逃げるように指が歪む。
浮き上がった小指をそのまま口に含み、吸う。
何故だかとても厭らしく感ぜられて、猫娘は思わず片手の封印を解いた。

半分開かれた天岩戸から除いた頂きに、すかさず唇を這わせる。
とがった果実を舌先で転がし、たまにはで軽い刺激を与えると、僅かに跳ねる猫娘の身体の反応が伝わり
開かれた手に自分の手を重ねると、握り返してくる。

気が付けばもう片方も自分の頭部に置かれて、隠された胸は露になっていた。
掬い上げるように、自分の幼い手には余ってしまう膨らみを掌で、指先で柔らか味を堪能する。
不規則にいただきを積み上げられると、漏れる嬌声に、身体の奥底でズクズクと興奮する己に抑制をかけながら尚も乳房を貪る。

「ふぅ・・・あっ・・・にゃあぁん・・・」

乳房を据われ、揉まれ
先端を転がされて、摘みあげられると、猫娘の身体はますます熱くなって
どうにもこうにも、ただ感じるようになってしまい、声を抑える事が出来ない。
既に蜜壺からは、愛液が滴り始めていて膣も熱く蕩け始めていた。

胸の谷間にちゅぅ・・・と吸い付いて、紅い花びらの痕をつける。
一つだけではない、桜の花が散るように幾重にも幾重にも
例え、自分以外の男の夢を見ても、自分の物だと判らせるために、迷わさせぬように
刻んでも刻んでも、自分の愛はもっと深いのだと教え込むように

やがて痕は,腰の辺りにまでもたついたワンピースの縁に至り
鬼太郎はそっと手をパンティの中にまで滑らせると、腰に手を回しゆっくりと脱がし始めた。
片手ではいささか脱がしづらかったが、繋いだ手を放したくなかった。

猫娘もまた、腰を浮かせ鬼太郎がしやすいように身体を動かす。
片足が抜かれ、もう片方の足が抜かれると、猫娘は生まれたままの姿になった。

その身体は、脂肪や筋肉がつきすぎるわけでもなく、足りなくも無く
程よい丸みを帯び、桜色に染まってとても綺麗だった。

鬼太郎は足を開かせると、その中心に顔を埋める。
「ヒィ・・・」
充血しヒクヒクとする秘唇の敏感になった硬い部分を舌先でつつくようにして舐めあげ
入り口に舌を出し入れする。
会館から逃げるように浮き上がる腰を逃さず、更に唇を押し付けるようにして舌で中を探りながら、ずっと固くなって出番を待ちつづけていた己の猛りを解放した。

秘唇に激しく口付ける度に、猫娘の喘ぎ声と共に帰ってくるからだの反応に興奮しながらも攻めを緩めない。
身体の隅々まで自分の感触を熱を染み込ませてしまいたかった。

「・・・き・・・鬼太郎さん・・・」

名前を呼ばれ、恥丘の胸の谷間の向こう側の猫娘の顔を覗き見る。
頬を上気させ泣き出しそうに潤んだ瞳の、艶やかな表情に、喉が上下する。

「キテ?鬼太郎さん・・・」

上下する胸の向こうの、少女の誘いに抑制していた興奮が抑えきれなくなる。

「ココが・・・寒いの・・・」空気に曝け出された肌に、鬼太郎の体温が感じられなくて、胸に手を置いた。
「猫ちゃん・・・」
両足の間から、猫娘の身体を登るようにして向き合う。
「ゴメンよ・・・」
「・・・にゃん・・・」
置かれた手の甲に、慈しみをこめて口付け。
「本当は僕も、もう我慢で着ないんだ・・・」

羽織ったままだった学童服はのボタンを緩め、チャンチャンコと一緒に脱ぎ捨てる。
ズボンとパンツは、猫娘の身体を這い上がる時にそのまま脱ぎ捨ててきて、直に肌を合わせる。
しっとりと汗ばんだお互いの肌は良く馴染み、伝わる体温と心拍が心地よい。
猫娘の腕が鬼太郎の身体にまわり、足先が浮く。僅かに浮き上がった腰の、両足の中心に鬼太郎は自身を導く。

「あっ・・・」クチュリと触れた水音がして、強張りの熱さに声をあげた。
「くぅ・・・」先端が飲み込まれると、鬼太郎は体重をかけ、肉壁を押し分けながら深く膣に腰を落す。
熱く蕩けた膣内に、固く強張った己も溶かされてしまいそうに成りながら、今にもはじけそうな欲望を堪えゆっくりと前後はじめる。

「あぁんっ・・・にゃぁああんっ・・・」

グチュリグチュリと突く度に、淫らな音を立てて、溢れた愛液は鬼太郎自身に絡まる。
絡めば絡むほどに、突けば突くほどにお互いの中を駆け抜ける快楽は激しく、やがて抽送もその速さを増す。

熱く纏わりつく膣内に、膣内を激しく行き来する肉棒に、声ならぬ声をあげながら、同じ頂点を目指し駆け抜けた。
猫娘の腰を強く引き寄せ、これ以上深く突き上げられぬほどに深く押入り、鬼太郎が動きを止めると、猫娘の中に、熱いものが一気に注がれる。

「―――!!!」

獣のような叫び声をあげて、達した二人はそのまま硬直し、全てが猫娘の中に注がれると、糸が切れたタコのように、力尽き倒れこんだ。
達した余韻で蠢動する猫娘の中に包まれたまま、鬼太郎はその身体を抱き寄せていた。

こうしてお互いの存在を確かめ合う事の出来る幸せに、それがずっとずっと続く事を願って

「―――猫娘、今年も・・・宜しく・・・ね?」耳元で囁かれて、言葉を発する事のできない猫娘はただ頷いた。

今年も、又年が明けても
ずっとずうーっとそばに居てよ?
僕には猫娘が必要なのだから―――

おわり
184名無しさん@ピンキー:04/01/09 22:34 ID:idK5Ln0w
>>162
エ、エロー!
かなりのエロスを感じました!
かなり好きです、GJ!
毛目玉氏も相変わらずいい仕事してくださるー。
この投下速度は尋常じゃありませんな!
このスレの住人は幸せ者。
185名無しさん@ピンキー:04/01/09 23:28 ID:/uiGFsiN
>>161
http://moe2.homelinux.net/src/200401/20040109542176.jpg
ネコ息子(藁

はぁーイイですな!このスレは(*´Д`*)
ネコ娘マンセー!
186名無しさん@ピンキー:04/01/10 00:32 ID:nAFoJYUk
毛目玉氏の2期SSを読んで、まだ猫娘の絵は3期と4期しかないことを思い出した。

2期猫のエロ絵描き神降臨待ちですー!
白パンティーラか、ハダカかどちらもハァハァ・・・・
187411 ◆NECOkE/60g :04/01/10 04:01 ID:NwTULTQ4
2部猫タン(;´Д`)ハァハァ
新婚さんの様なアツアツ鬼太郎×猫タンはタマランですなあ

>185
確かにネコ息子(藁
ムムム…こんな倒錯ネタ浮かんだのでつがどうでしょーか?


二人並んで眠っていた鬼太郎とネコ娘。先に目を覚ましたのはネコ娘だった。
 「ん・・・───」
腕に乗った重みに気付いて目蓋を開く。そこには…”ネコ娘”の姿。
 「えっ?」 慌てて飛び起きると、腕枕を外された”ネコ娘”が目を覚ます。
 「う・・・ん、何だい・・・・・・イッ!?」
驚いて飛び起きた相手もまた、目の前の自分の姿にギョッと目を見開いていた。
 「お前・・・誰だ!僕のニセモノかッ・・・・・うん?」
張り上げた声の高さに気付き、己が身を確かめるように視線を落とす。
よく知る赤いワンピース。膨らんだ胸に気付いて両手を当ててみた。
 「あれえ、僕・・・どうしてネコ娘の格好をしているんだい?」
 「やっ!き・鬼太郎・・・そんなとこ、ずっと触っていないでよ・・・っ」
感触を確かめるように両胸を揉みしだく自分・・・いや、ネコ娘の姿をした鬼太郎を
見ているにしのびなく、鬼太郎・・・の姿をしたネコ娘はぽっと赤くなった頬を両手で覆った。
 「・・・奇妙なことばっかり起きるなあ・・・。僕たち、魂が入れ替わってしまったんだろうか?」
188411 ◆NECOkE/60g :04/01/10 04:02 ID:NwTULTQ4
 「そう・・・なのか・・・なぁ・・・。ン?」 「どうしたんだい?」
目の前でまだ胸を弄んでいるのをみていたら、ネコ娘の意志とは関係なく
鬼太郎の体に異変が起きてきた。
慌てて両足を閉じ、股間に手を重ねて覆う。
 「・・・うん?」 「あたし・・・」
何故こんなことになっているのか分からず、込み上げてきた昂りに順応できずにいるネコ娘。
向かいでみていた鬼太郎には、それがいつもの自分の体であるが故に、よく分かっていた。
 「ネコ娘、もしかして・・・」 「やぁ・・・あたし、あたし・・・」
己の姿で「あたし」などと言われると、少し情けない気分になる。
 「あたし・・・お・・・お手洗い!」 「待ってよ」
立ち上がったその手を取る。
 「それ、オシッコじゃないよ?」 「でも・・・なんか・・・・・・」
もぞもぞと身を竦めて、手を引かれるままに座り込む。
いつもの体では感じたことのない違和感を排尿感と取り違えているようだった。
ネコ娘・・・の姿をした鬼太郎はくすくすと笑い出す。
 「それはね。僕の体が・・・ネコ娘を見て欲情している証なんだよ?」
 「え・・・」
言われてみれば手で覆った股間から熱を生じている。
ももに挟まれた部分は形状を変えているように思えた。
 「ねえネコ娘・・・このまま・・・してみないか?」
 「し・してみないかって・・・なな何を・・・」
鬼太郎は、自分がいつも聞きたかった甘いネコ娘の声で囁いてみる。
 「決まっているだろう?してみよう?」


転校生ネタ(藁
地文の人称がムズカシーので頓挫・・・(´・ω・`)
189名無しさん@ピンキー:04/01/10 18:28 ID:9pPteuPa
3部でゴメソね。
非エロでスマソね。
あんま似なくてゴメソねスマソね。
http://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1073726461.jpg

2期も萌え〜だけど見たことないのでイメージつかめず…。
というか漏れが3部マンセー人間なので(´д`;)

411氏の文はいちいちツボにはまりまつ。
転校生ネタ続きキボーンとかいってみたい。
190名無しさん@ピンキー:04/01/11 00:17 ID:p1/5n6Wt
うおおぉおお萌えーーー!!
3部猫娘の美脚に首絞められてえw
191185:04/01/11 01:52 ID:cdH6D4Rg
続きキボンヌ〜(・∀・)
めちゃ気になります!
192名無しさん@ピンキー:04/01/13 14:34 ID:YTUQfk+/
にゃ^^
193名無しさん@ピンキー:04/01/13 21:47 ID:MoQo036U
4部陰摩羅鬼の回でねずみ男に鬼太郎が押し倒されるシーンで
ねこ娘が顔を赤くしてるのはなんでだろうか。
とビデオ見ながら妄想
194名無しさん@ピンキー:04/01/13 21:59 ID:3CascqHl
あれは4部猫っぽいと思った>193

3部猫ならヤキモチ焼くか怒るかするだろうし、
2部猫ならけたけたと笑うだろうけど、
4部猫タンは意味深にポッと顔を赤らめるだろうな。
195名無しさん@ピンキー:04/01/13 23:13 ID:rp8NAO00
>193
まさか腐女子…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
196『転校生ネタ』-3 ◆NECOkE/60g :04/01/14 02:11 ID:xLtpPk+o
>>187-188の続きの鬼太郎×ネコ娘・・・三部っぽい

 「まさか・・・、冗談でしょ?そんなことよりもこのままじゃぁ・・・」
”ネコ娘”の手が”鬼太郎”の重ねた両手に伸び、覆った部分を探る。
 「ン・・・このままじゃぁ、もし・・・今、妖怪事件が起きたら・・・どうするの?
 あたしの霊力じゃ、鬼太郎の能力は扱えない・・・かもしれない・・・し」
熱を持った強張りを擦られ、状況を示唆する言葉は呑み込まれた。
 ───何なのこれぇ・・・
”ネコ娘”に握られた部分から息が詰まるような痺れが走り、
とても冷静に考える事などできなくなってしまう。
強く打つ脈動に煽られるように全身がもどかしいまでの欲求に駆られ、
頭の中にはそれを吐き出したい気持ちだけで埋め尽くされるようだった。
怒りに似ている。何かひとつの事に捕らわれて、行動を起こさなければ冷めない感情に
体が支配されるようだと思った。
 「どーにかなるよ。体が入れ替わったって、僕たちのコンビネーションは変わらないだろう?」
自分の姿をしていながら、その声や瞳には鬼太郎の力強さを感じさせる。
 「ね。だから・・・」
鬼太郎は己の体だからこそ分かる、”鬼太郎の体の弱い部分”に手を入れながら、
耳元で囁いた。
 「”あたしを・・・抱いて”」 「!!」
閉じた唇を歪ませて体を硬直させる。そうでもしなければ、漏らしてしまいそうな
感覚が湧いてきたのだ。
自分と同じ顔で同じ声で、そんなはしたない事を言われるのも恥ずかしいが、
その囁きに体は如実に反応していた。
ネコ娘は慌てて”ネコ娘”の体を撥ね退ける。
 「駄目!もうやめて・・・ッ。で・・・出ちゃぅ・・・」
 「ふふ・・・もう?もう少し我慢してごらんよ。我慢した分だけ・・・気持ちよくなれるんだよ?」
197『転校生ネタ』-4 ◆NECOkE/60g :04/01/14 02:12 ID:xLtpPk+o
真っ赤な顔でかすかに震えた己の姿を見るのは情けない気分ではあるが、
その内でネコ娘が未知の快楽に途惑っている事を思うと胸が高鳴ってくる。
姿形は”鬼太郎”でも、反応はいつものネコ娘のままだった。
 「簡単だよ。オシッコを我慢するようにすればいいんだよ?」
 「・・・・・・っ」
ぎゅっと目を閉じて更に体を硬直させると、中心に熱が集るような感覚に身が震えた。
緊張して固まったままの顔を上げさせ、額にかかる前髪を撫ぜ分ける。
額には汗が滲んでいた。言葉通り本当にもう出そうなのだろう。
気をそらさせるように唇を重ねる。
 「・・・・・・」
ネコ娘は、自分の唇の感触は柔らかいんだなと思った。
鬼太郎は、自分の前歯は意外と出ているなと思った。
自然と唇が開かれ、どちらともなく舌を絡ませ深く口づける。
どちらの舌なのか、唇なのか・・・絡み合ってもう分からなかった。
心も体も交ざり合う感覚に夢中で互いの身を寄せ合う。
抱きしめれば胸板に”ネコ娘”の胸の柔らかい感触を感じて、
堪らない気持ちが湧き起こり、思わずその場に抱き倒した。
 「・・・ン」
床に押し倒した”ネコ娘”は”鬼太郎”の体を持つ自分にしてみれば、
弱々しく感じられた。
不思議なことに、その押さえつける感覚に妙な興奮を覚えてる。
 ───鬼太郎も・・・いつもこんな感じなのかしら・・・
しかし押さえつけられた鬼太郎の方は不満そうに睨み上げた。
振り払うこともできぬ力で腕を掴まれ、伸し掛かられるのはいい気はしない。
反抗するように足を折ってひざで”鬼太郎”の兆した部分を撫ぜ上げると
 「ン!?や・・・駄目ーーーっ!」
慌てて体に力を込めたがもう遅く、ネコ娘は息を詰めて昇りつめる痺れに
全身を硬直させて達した。
198『転校生ネタ』-5 ◆NECOkE/60g :04/01/14 02:12 ID:xLtpPk+o
数秒間、硬直した体に走った高まり。
直後、まだ服を着たままで吐き出された自分の熱にネコ娘はぎゅっと目を閉じていた。
下半身に湧いてきていた違和感が放出される感触は堪らなく気持ちがよかったが、
どろりとしたものを服に漏らした感触が気持ちが悪く、堪らなく恥ずかしい。
 「・・・は・・・はぁ・・・っ」
漸く息をついた途端に全身から力が抜け、”ネコ娘”の体に覆い被さった。
頭の中は真っ白で、急激に冷めていく興奮とは裏腹に、
胸はまだどきどきと激しい鼓動を刻んでいる。
全力疾走した直後のような酸素不足な体に、ネコ娘は何も考えることができず身を任せていた。
 「ふふふ・・・もうイッちゃったのかい?」
”鬼太郎”の髪を撫でながら”ネコ娘”の声で鬼太郎は尋ねた。
まだ荒い息を落としているネコ娘は居たたまれない気分でぎゅっとその身を抱きしめる。
普段なら感じないことだが、首筋に顔を埋めた”鬼太郎”の鼻は敏感に”ネコ娘”の
匂いに反応していた。
吐き出したはずの熱がまた込み上げてくるのを察する。
 「き・・・鬼太郎ぉ・・・ど・・・どうしょぅ・・・」 「うん?また起ってきたのかい」
 「・・・・・・ッ」 「うん・・・僕の体だからね・・・。仕方ないよ」
鬼太郎も困ったように照れ笑いを浮かべるしかなかった。
 「でも今度はもう少し我慢してね?二人で・・・一緒にしたいからさ・・・」 「う・・・うん」
 「じゃぁ服を脱いで?そのままじゃ気持ち悪いだろう?」 「うん・・・」
名残惜しそうにそっと身を離れ、鬼太郎は背中のファスナーを下ろす。
しかしネコ娘は脱ぎ始めない。どうしても自分から脱ぐという行為に慣れていなかった。
199『転校生ネタ』-6 ◆NECOkE/60g :04/01/14 02:13 ID:xLtpPk+o
ブラウスのぼたんを外し、下着を脱ぎ捨てる。
見下ろすと二つの膨らみが露になった。
羞恥心・・・というのは感じなかったが、鏡にでも映してよく見てみたいなと思った。
 「あれ・・・どうしたの?早く脱ぎなよ」 「う・・・うん」
学童服は脱いだものの、下着姿になったネコ娘はまだ途惑っていた。
下着を押し上げるようにテントを張った部分に視線を走らせただけで、
堪らず顔を両手で覆う。
 「やだぁ・・・」 「やだって・・・」
そう言われると鬼太郎も恥ずかしい。
そんなに恥ずかしがっている自分の姿をこうして見ているのは妙な気分だった。
 「うーん・・・じゃぁ脱がして欲しいのかい?」 「え・・・っ」
ネコ娘はぴくりと肩を竦めて身を引く。
はたから見れば、裸の”ネコ娘”が下着姿の”鬼太郎”に迫っているような光景だ。
鬼太郎は悪戯心を刺激されて、ふふふっと笑う。
 「”アタシが脱がしてあげるよ、キタロウ”」 「や・・・ちょ、ちょっと待ってよ、鬼太ろ・・・っ」
自分のそんな姿を見るとは耐えられない。
ネコ娘は顔を真っ赤にして引け腰に退いたが、鬼太郎は壁まで追い詰める。
 「鬼太郎・・・っ」 「”へんなの。キタロウはそっちでしょ?”」
悪乗りして”ネコ娘”の口調を真似て、シャツを引き上げる。
抵抗する腕を壁に押さえつけて、”鬼太郎”の胸に擦り寄るようにして、
自分の膨らみを押し付けた。
 「う・・・わっ」
200『転校生ネタ』-7 ◆NECOkE/60g :04/01/14 02:13 ID:xLtpPk+o
 「・・・ん?」
つんと立った胸飾りから妙な痺れが湧いてくる。
まるで亀頭がふたつ胸にあるような感じだった。
自分の手で揉み上げた時はそれほど感じなかったが、こうして”鬼太郎”の肌と擦れ合うと、
堪らない疼きが湧いてくる。
 ───こういう感じなのか・・・
自慰よりも相手を伴った性行為の方が気持ちがいいのと同じだろうか。
自分の手で弄ぶよりもずっと気持ちがよく、”ネコ娘”の体ではそれが特別に顕著だった。
 ───そうだ
 「・・・好きだよ」 「・・・・・・っ」 「言ってみて?」
 「・・・・・・ょ」 「・・・聞こえないよ・・・」
頬を擦り合わせるほど近づいて口元に耳を寄せる。
 「・・・好き・・・だよ」
ネコ娘が呟いた途端、”ネコ娘”の体に異変が生じた。
直接触れられたわけでもないのに、全身に甘い痺れが駆け巡る。
それは胸の先にも下にも駆け巡り、腹の下からじゅんと響いてきた。
 ───そうか・・・。こういう感じなんだ・・・。
皮膚や体よりもまず、精神的に感じる。
本当に男と女では体の感じ方が違うものだと鬼太郎は思った。
 「・・・好き・・・」
ネコ娘は、”鬼太郎”の声で囁かれるその言葉に胸を震わせ、もう一度囁いた。
 「”ネコ娘が・・・好き・・・だ”」
 「ネコ娘・・・?」
”鬼太郎”の姿でいながら、その言葉は胸に響いてくる。
複雑な気持ちだった。この囁きを耳に刻みたいけれど、その言葉は鬼太郎の意志ではなく、
自分の意志で囁かれた言葉だ。
 「”ネコ娘のことが・・・ずっと・・・好きだよ”」
偽りの言葉。それでも嬉しくて、胸が一杯になって涙が溢れそうだった。
目元にじわりと涙が浮かぶと、”鬼太郎”の体から熱が逃げて、兆した部分が力を失った。
201『転校生ネタ』-8 ◆NECOkE/60g :04/01/14 02:14 ID:xLtpPk+o
 「ネコ娘・・・?」 「・・・鬼太郎。やっぱりこんなこと・・・駄目だよ。もう・・・やめよう?」
 「え・・・どうして」
壁に押さえつけた手はすぐに下ろされた。
”ネコ娘”の力では”鬼太郎”の体を押さえつけることはできなかったのだ。
 「・・・面白がってする事じゃないよ・・・。おやじさんに相談して治る方法を見つけないと・・・」
 「それはそうだけど・・・。急にどうしたんだい?」
恥ずかしがっているだけではなく、ネコ娘は目をそらしたままだった。
熱が引いたせいもあるのだろうか。”ネコ娘”の姿で求めてくる鬼太郎をみていたら、
酷く切ない気分になってきていた。
こうして求めている自分の姿を目の当たりにして、あまりにも不憫な気がしたのだ。
自分の心は鬼太郎ではないのに・・・。
 「このまま元に戻らなかったら、鬼太郎・・・好きな娘に好きだって言うこともできないんだよ?」
 「えっ?」
鬼太郎は何を言っているのか分からなかった。
 「あたしの姿で迫ったって・・・おんなのこは愛せないんだよ?」
まさかネコ娘が、”鬼太郎”の姿で鬼太郎の想い人を抱くわけにもいかない。
そんな事をしなければならないと思うと、ネコ娘の胸は張り裂けそうだった。
 「何言ってるんだい?こうしてちゃんと好きだって言えるじゃないか」
 「そうじゃない。あたしじゃなくって・・・、鬼太郎が・・・好きな娘に・・・」
誰とは言わないが、それはネコ娘以外の娘を指していることは分かった。
自然と顔が険悪になる。
 「・・・本当に僕って信用されてないんだなあ・・・。
 僕がいつ、ネコ娘じゃない娘を好きだって言った?」
 「知らないよ・・・。だってあたしは・・・鬼太郎じゃないもん。
 鬼太郎のこと・・・全部知ってるわけじゃないもん・・・」
たとえ体が入れ替わっても、鬼太郎の心の奥底までは分かりようがない。
自分の知らないところで、鬼太郎が誰を愛していようと、ネコ娘が知るはずもない。
知りたくもない。
 「じゃぁ知ってよ。僕が、ネコ娘を見てどう感じるのか・・・」
そらしたままの顔を向けさせる。
床に下りたままの手を取って”ネコ娘”の膨らみに触れさせると、
奇妙な感触が走って互いに身を竦めた。
202『転校生ネタ』-9 ◆NECOkE/60g :04/01/14 02:15 ID:xLtpPk+o
 「ん・・・」
無理に触らせるような緩慢な触れ合いなのに、”ネコ娘”の体は段々と熱を帯びてきた。
思わず漏れた吐息に、”鬼太郎”の体もまた熱を持つ。
身を寄せ、”ネコ娘”の肌が擦れ合うと、”鬼太郎”の体は如実に反応して男根に力が集っていく。
 ───どうして・・・?
目の前で、頬を上気させて高まっていく”ネコ娘”の姿を見つめながら、
興奮していくのを感じて途惑った。
こんな事をしてはいけないと思うのに、体が勝手に熱を帯びる。
 「・・・”キタロウ”・・・?」
”ネコ娘”の声に体が反応して、とくりと胸が躍る。
 「”アタシのことが・・・好きでしょう?”」
 「・・・知・・・知らない・・・よ。あたしは鬼太郎じゃぁ・・・ないもん・・・」
 「好きだからそんなふうになってるんだけどなあ・・・」
起ち上がった部分にちらりと視線を走らせると、ネコ娘はかあっと顔を赤くして、
胸に当てさせられた手をぱっと離した。
 「ごまかしたって駄目さ。僕の体は・・・隠せないんだよ?」
腰紐を解いてずるりと引き下ろすと、見慣れたものがピョコンと顔を出した。
先ほどの迸りがねっとりと覆い、てらてらと光っている。
こうして向き合ってみると、少年のソレは小さいものだった。
 ───このくらいなら・・・簡単に入るんじゃないかな
跨るように身を寄せると、ネコ娘は驚いて目を見開いた。
 「き・鬼太ろ・・・」
唇を唇で塞いで、ゆっくりと腰を落とした。
203411 ◆NECOkE/60g :04/01/14 02:20 ID:xLtpPk+o
<続く>

やっぱり人称が難しくて分かりヅラー(´・ω・`)
中の人が鬼太郎とはいえ、おねだりして迫る猫タンにハァハァしたかったんですが消化不良(藁
お目汚しスマソ。。。


>>189氏グッジョーーーーブ!!
膝の上でもじもじ猫タンイイ(・∀・)!!
是非に 是 非 に また萌え絵キボボボボーン!!
204名無しさん@ピンキー:04/01/14 08:55 ID:0CfpFyZ6
俺があいつであいつが俺で!
キタ━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━!! 

(;´Д`)ハァハァしながら禿しく続きを待って末
205189:04/01/14 14:39 ID:kyUs++Ih
キッタァ…!ウワーイ
<続く>んですか!やたーいヽ(´ー`)ノ

なんだかSWAPを経て鬼太郎の器が大きくなったような〜。
逆にネコ娘が余計に頑なになったような〜。
もどかしくて(*´∀`*)モエッッヘッヘッヘ

なんか描けたら描きますです
206185:04/01/14 19:26 ID:WA5RI4QL
>>193
http://moe2.homelinux.net/src/200401/20040114576049.jpg
猫娘の赤面!これですな( ´−`)

転校生ネタキタ━━(・∀・)━━!
続き楽しみに待ってマツ(*´Д`*)

207名無しさん@ピンキー:04/01/14 21:03 ID:R69T/oDA
http://moe2.homelinux.net/src/200401/20040114576628.jpg
その後パンチラしてるんですよな(^^)

http://moe2.homelinux.net/src/200401/20040104531275.jpg
これはオマケ
磯女との戦いで海に落ちた時に毛目玉氏も書かれる純白チラリズム

208名無しさん@ピンキー:04/01/15 14:03 ID:oeBQ3wLR
>206
そうそれそれ。
この回のねこタンかわいいよなぁ(´д`;)ハァハァ
画像感謝!
>195の まさか腐女子… にワロタよ。
ほんとに赤くなってる理由が腐女子だったらイヤン
209189:04/01/15 14:12 ID:oeBQ3wLR
転校生ネタのイメージでかいてみますた
http://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1074143228.jpg

描いてから気付いたけーど
鬼太郎(中はネコ娘)ってパンツ脱いでないじゃーないのーとか
手の位置がおかしいじゃーないのーとかいろいろ

モノホンネコタンだったらきっとこんな表情はしないでしょうね。
しばらくたったら消しますンで。
210名無しさん@ピンキー:04/01/15 15:31 ID:QvcJ9K9d
>>209
ウ・・・・
以前絵師さんも降臨された、例の人魚兄弟に陵辱されるSSの、
水着を脱がされる件と、兄に強姦される直前の尻を撫でまわされるシーンを思い出してしまいました。
211名無しさん@ピンキー:04/01/15 15:59 ID:r8jB7pQK
>194
>208

シチュは違うが、4部の夜叉で魂を抜かれたネズミ男の台詞

「たまっ・・・」

に反応していた猫タンはDO-YO
あれシーツ捲って見えちゃったのkana…ドッキンコ

>>209キタ━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━!! 
消しちゃうのか?
もったいない…(´・ω・`)
212185:04/01/15 16:46 ID:1N/A0OeF
>>211 「たまっ・・・」ですか?w 
その画像あったら貼り付けましょうか?(・∀・)

213211:04/01/15 17:52 ID:r8jB7pQK
>185神
是非にお願いしたい
214名無しさん@ピンキー:04/01/15 18:36 ID:QvcJ9K9d
>185神
その回の「猫タン鼻クンクン」と「鬼太郎に助けられる猫タン」も
是非にお願いしたい
215名無しさん@ピンキー:04/01/15 21:32 ID:oZ7gs/i2
>189氏イイ(・∀・)!!
鬼太郎が2部ぽくて猫タソが3部ぽいでつね
SWAPネタ&転校生ネタのようで(´д`;)ハァハァ
消さないで欲しいで津・・・
216名無しさん@ピンキー:04/01/16 00:42 ID:WsZSSk0u
>211
アレもよろしいですな!
大胆ねこタン。
しかしネズミ男のはみたくないな。
臭いらしいし。
217名無しさん@ピンキー:04/01/16 02:04 ID:IYaFZd5q

キタァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)アァ( ゚)ァア( )ァァ(` )アア(Д` )ァア(*´Д`)アァン

>209=189氏GoooooNeeeeeekooooooタン!!ハァハァすますた!
恐れ多くも拙作などに…!ありがdでつ。がんがって続き投下しまつ(`・ω・´)
>モノホンネコタンだったらきっとこんな表情はしないでしょうね。
こんな表情しなさそーな猫タンがオンナの顔を見せることを考えただけで…ハァハァハァハァ
憑依ネタ、媚薬ネタ、発情期ネタならイケそうでしょうか?w

*・ω・`)oO(発情期ネタは毛目玉氏の四部ねこタンの発情期がもどかしくてハァハァすますたが、
       三部猫ならどんな感じになるんだろ…。やはり鬼太郎に満たされてて発情期ナイのカナ…)ドキドキ
つω-`)oO(漏れが書くと仄かに鬼畜くなるヨカーン…)アチャー

>211氏、215氏、ドウイ…(´・ω・`)人(´・ω・`)人(´・ω・`)ノ消してしまうのは勿体ないでつ…
218『転校生ネタ』-10 ◆NECOkE/60g :04/01/16 02:06 ID:IYaFZd5q
>>202

 「ン・・・んぅ・・・」
すり合わされたそこは溶液にぬるりと滑る。
ゆっくりと腰を揺らすと、疼くような気持ちに焦れてくる。
 ───この辺かな・・・
前後していた腰の動きが止まり、起ち上がった先端を捕えて腰を下ろした。
 「んん・・・あっ、駄目だよ!鬼太郎・・・ッ」 「イッ!!!」
ネコ娘が制止するのも間に合わず、”鬼太郎”の肉棒は”ネコ娘”の膣内に奥まで呑みこまれる。
 ───何だよ・・・これ・・・
深く繋がったまま、鬼太郎は動くことができなかった。
痺れるように全身を震わせていたが、それは快楽などではなく、ただの痛みだった。
まるで無理やり拳を口にねじ込まれたような圧迫感と異物感だけで、
とても声をあげて喘ぐような気持ちのよさなどない。
 ───ネコ娘・・・こんなののどこが・・・いいんだよ
それとも、いつもこんなふうに不快感を覚えていたのだろうか。
甘く喘いでいたのは全て嘘だったのだろうか。
鬼太郎はしかめた顔を上げて、”鬼太郎”の顔をしたネコ娘を見上げる。
ネコ娘は頬を上気させ、刺激的な感触に身を任せて、気持ちよさそうに瞳が蕩けていた。
 「いたた・・・たた」 「・・・大丈夫・・・?」
 「だ・・・大丈夫じゃないよ・・・。何だよ・・・これ、全然気持ちよくないじゃないか・・・ッ」
背に腕をまわし、強張ったままの体を抱きしめる。
 「急に入れたって・・・駄目だよ」
入れたらどうにかなると思っていたが、そういうものでもないようだ。
重く鈍い痛みが内臓を押し分ける感触に、鬼太郎は顔を青くしていた。
 「・・・いつも・・・こんなふうに痛いのかい?」
 「え・・・。そんなことない・・・けど。鬼太郎は慣れてないから・・・」
219『転校生ネタ』-11 ◆NECOkE/60g :04/01/16 02:07 ID:IYaFZd5q
背を支えながら床に抱き倒すと、鬼太郎は細い指でぎゅっと”鬼太郎”の腕を掴んだ。
 「わわっ、う・・・動かないでよっ」 「うん、ゆっくり・・・抜くから・・・。このままじゃ辛いでしょ?」
ずるりずるりと様子を見ながら抜き始める。
それだけでも締めつけてくる肉襞に包まれて、ネコ娘はひくつくような感触に眉をしかめた。
 「ううっ・・・く・・・いてて・・・っ」
全て抜かれてからもまだ違和感が残り、鬼太郎はそこに両手を当てた。
 「・・・ごめんね?もっと早くに止めればよかったんだけど・・・」
下半身から湧き上がってきた欲求に敵わず、止めることができなかった。
今もまだ納まらない熱がズキズキと脈動を知らせている。
鬼太郎も、己の体がゆえにそれに気付き、溜め息をもらした。
 「ネコ娘が謝ることないよ。僕が勝手にしたんだし・・・。それより、これはどうしてなんだい?」
 「どうしてって・・・」 「だって、いつもならネコ娘は・・・もっと気持ちよさそうじゃないか」
 「それは・・・。まだ、準備が整ってないっていうか・・・その・・・」
言いにくそうに言葉を濁すネコ娘を抱き寄せる。
抱き寄せた重み、触れ合った肌は心地よかった。
しかし挿入すれば、そんな気持ちよさはふき飛んでしまう。
 「そっか・・・準備か」
鬼太郎はじんじんと痛むそこに指を当ててみた。閉じた秘裂はいつものようには濡れていない。
 「この辺をいじったらいいのかな・・・」 「え・・・やだぁ!や・やめてよっっっ」
目の前で自慰行為をする自分の姿を見るのはいたたまれず、
ネコ娘は慌ててその手を開いて押さえつけた。
 「じゃぁどうしたらいいんだい?してみせてよ」
 「そ・そんな・・・っ」 「できないんだったら、自分でしてみるけど?」
鬼太郎はペロリと指先を舐めて、もう一度秘裂に指を当てた。
220『転校生ネタ』-12 ◆NECOkE/60g :04/01/16 02:08 ID:IYaFZd5q
自分の指で弄んでいるせいか、思っていたよりも刺激は薄い。
しかし爪先が花芯に当ると、はっきりとした快感に身が跳ねた。
 「ん・・・」 「や・やめてよ!そんなこと・・・し・しないで・・・っ」
 「だったら・・・」 鬼太郎が言い出す前に、ネコ娘も覚悟を決めて唇を重ねる。
柔らかい感触。優しく唇を吸っては戻し、もどかしいくらいおずおずと舌を割り入れると、
鬼太郎は”ネコ娘”の舌で迎え入れた。
ちゅ・・・くちゅ・・・
次第に激しさを増す口づけに濡れた音が響く。
吐息を絡ませるような口づけの合い間に、ネコ娘は胸に手を添えて優しく触れた。
 「ん・・・ぅ」
触れる程度の愛撫に最初はもどかしく思ったが、優しくされるほどに欲求は募り、
もっと触れて欲しい気持ちが高まってきて鬼太郎は誘われるように背中に手を回す。
 「・・・アッ」
指先が胸のつぼみを摘み、思わず声が漏れる。
離れた唇が首筋を伝い、もう片側の乳首をはむと、鬼太郎はぶるりと身を震わせた。
さすがに自分の体のことはよく分かっているようで、ネコ娘の愛撫は”ネコ娘”の体から
巧みに快楽を引き出していく。
 「・・・ッ・・・ふ・・・はっ・・・」
与えられるのはささやかな触発なのに、全身が熱に覆われていく。
込み上げてくる甘い痺れにどう身を委ねていいのか分からず、
鬼太郎は短く息を吐きながら歯を食い縛った。
 「ねえ・・・鬼太郎。力を抜いて・・・?」 「う・うん・・・。ああっ!」
唇を窄めてちゅるりと吸い込まれた胸のつぼみに舌が這い、あられもない声があがった。
 ───・・・これは・・・恥ずかしいな・・・
ネコ娘が嫌がるのもよく分かる。
身を任せて快楽に流されるというのは、酷く恥ずかしいものだった。
自然と逃げるように体に力が入ってしまい、我に返って力を抜けば声が漏れる。
 「・・・鬼太郎?足・・・開いて・・・?」
221『転校生ネタ』-13 ◆NECOkE/60g :04/01/16 02:08 ID:IYaFZd5q
 「あ・・・ああ、うん・・・」
自ら足を開くのも妙な不安が募る行為だった。
少しずつ足の力を緩めて開くと、いつの間にか滲んでいた秘液が空気に触れてひやりとする。
 「ン!?」 「・・・大丈夫だよ、鬼太郎」
言いながらネコ娘はひざの間に足を入れて、閉ざせないようにした。
頬に、耳に、首筋に軽く唇を沿わされるだけで、鬼太郎は”ネコ娘”の体がカッカと熱くなっていくのを感じる。
 ───このくらいのことで感じるのか・・・
自分の指で触れたのとはまるで違う。
予想もつかない動きに翻弄されるままに、鬼太郎は受身でいるしかなかった。
様子を見て、優しく囁きながら続けられる行為に不安な気持ちが溶けていくのが分かる。
”鬼太郎”の指先が濡れ始めた秘所に触れ、柔らかな花弁を開かせる。
指の腹で花芯を円を描くように撫ぜながら、中指が花蜜とを行き来すれば、
湿った水音と共にじっとしていられぬ痺れが全身を襲った。
 「う・・・ン・・・・・んんっ・・・ネコ・・・娘・・・」
慣れぬ快感に思わず名を呼ぶと、ネコ娘は慌てて動きを止めて顔を上げる。
 「何?どこか・・・痛かった?」
心配そうに見つめられ、鬼太郎は歯を食い縛った。
わざとではないのだろうが、不意に手を止められてしまい焦らされているも同然だった。
 「・・・痛くないから・・・続けてよ」 「うん・・・。でも・・・」
ネコ娘はぎゅっと”ネコ娘”の身を抱きしめる。
熱に浮かされた肌は抱きしめられるだけでも敏感に反応した。
 「・・・無理しなくていいよ?もし嫌だったら・・・やめるから・・・」
 「やめないでよ・・・」
口にすると、自分の言葉にかっと頬が朱に染まる。
不思議と、恥ずかしい気持ちが”ネコ娘”の体を高めていくのだった。
222『転校生ネタ』-14 ◆NECOkE/60g :04/01/16 02:09 ID:IYaFZd5q
 「ぼ、僕のだって、そんなに我慢できないだろう?」 「え・・・っ」
”鬼太郎”のソレは下腹につくほどに起ち上がっている。
肌に触れ合うたびに痺れが走り、先端がぱくぱくと口を開いているような状態だった。
 「う・・・ん。でもあたしは・・・」
ネコ娘は我慢することには慣れている。
最初は未知の感触に抑えがきかなかったが、このまま達せなくとも気をそらせば
どうにでもなりそうだった。
 「あたしのことは気にしないでいいよ。あのね、鬼太郎・・・おんなのこの体はね・・・?」
じっと見つめ合い、様子を見ながら膣内に指を入れる。
鬼太郎の、”ネコ娘”の眉が不安そうに歪むと、親指の腹で花芯をくるりと撫でた。
 「アッ」 「・・・入れなくっても・・・イケるんだよ?」
頬に唇を寄せながら、指を突き入れていく。
鬼太郎が苦しげに身を捩ると花芯を弄び、ゆっくりと二本の指を慣らしていった。
様子を見ながら指を折ると、鬼太郎はある部分でぴくりと跳ねる。
 「なっ・・・!?」 「ん・・・ここ?」
 「ぐっ・・・ぁぁ・・・な・・・何だそれ・・・っ」
指で触れた感触ではうまく位置が掴めなかったが、そこが”ネコ娘”の内の
一番弱い部分だと気付く。
交互に二本の指を折って、爪を立てないように引っかくと、思わず腰が浮いた。
すると今度は親指に花芯を押し当てる格好になり、鬼太郎は首を左右に振るう。
 「・・・くっ・・・あ・・・っっっ」 「大丈夫だよ・・・鬼太郎?」
頬から鎖骨を伝って胸元に降りると、鬼太郎は”鬼太郎”の頭を抱えるように抱きついた。
何かに縋ってなければ耐えられない感覚が全身を襲い、じわりと汗が滲む。
肌と肌が重なれば少しは安心感が得られた。
ぬるりとした舌が胸を啄ばみ、全ての刺激が体内で繋がっていくように痺れが走る。
 「うっ・・・あ・・・ぁぁ・・・あっ」 「・・・イってもいいよ?」
囁かれた直後、高いところから突き落とされるような浮遊感を感じ、
不安な気持ちが解放されるような感覚で、鬼太郎は絶頂の声を上げた。
223『転校生ネタ』-15 ◆NECOkE/60g :04/01/16 02:09 ID:IYaFZd5q
体はまだ波打つような快楽にびくびくと震えていた。
いつものような射精感がなく、どこでどう達したのかははっきりとしない。
現にまだ体は熱を持って疼いているし、何か果てを求めて
体内がひくついているような気がした。
 「鬼太郎・・・」
浅い息を落としてぴくりぴくりと震える鬼太郎を見ていたら、自分の・・・”ネコ娘”の
姿だというのに可愛らしく思えて、くすりと微笑んで唇を重ねた。
 「んっ・・・んぅ・・・」
優しく口づけながら指を抜くと、滴った秘液がももを伝う。
唇を離すと鬼太郎も目を開き、とろりと蕩けた猫目で見上げた。
 「・・・・・・鬼太郎。体を洗って・・・治す方法を探そう?」
 「駄目だ・・・。まだ最後までしてない・・・だろう」 「けど・・・。アッ!」
起ち上がった陰茎を掴まれると、ビクビクッと貪欲な痺れが走った。
 「ちゃんと繋がりたいんだ・・・。二人で一緒に・・・」
言いかけて、鬼太郎はさっき繋がった時の鈍い痛みを思い出して口を閉じる。
 「・・・それとも、ネコ娘はいつもいつも・・・僕が入れても気持ちよくはなかったの?」
 「そ・そんなこと・・・ない・・・よ」 「じゃぁ確かめさせてよ。知りたいんだ」
ネコ娘がどんなふうに感じるのか。
体から突き上げてくるような疼きが癒される瞬間があるのかどうか。
もしも、ないというのならば・・・自分は今までどれほどネコ娘の体に
酷い事をしていたのか計り知れない。
 「・・・・・・分かった」
鬼太郎が手を離すと、ネコ娘はその手をぎゅっと繋いで身を寄せ合い、
腰を揺らめかせて先端で秘裂を割った。
224『転校生ネタ』-16 ◆NECOkE/60g :04/01/16 02:11 ID:IYaFZd5q
閉じた肉襞を分け入る感触に、互いに息をのむ。
ズッズッ・・・と体重をかけて奥まで突きたてると、どちらともなく荒い息が漏れた。
鬼太郎は、さっきの痛みだけの挿入とは違う甘い痺れに満たされていくのを感じ、
ネコ娘は、さっきまで様子を見ながら続けていた優しい気持ちが揺らぐのを感じた。
 「・・・アッ・・・!」
浅く突き上げた律動が徐々に幅を広げ、肉壁をかき回しながら抽迭を繰り返す。
鈍い痛みにも似た膣内の感覚に、鬼太郎は力を失うような・・・蕩けるような感じがした。
一方のネコ娘は、ぐちゅぐちゅと音を立てながら蜜壷をかき回す感触に熱い吐息を漏らす。
息苦しいような快感が肉棒を伝い、全身が内から炎を立てているような気がした。
肉欲に溺れるというのはこういうことなのだろうか・・・。
耐え切れず互いの身を引き寄せ、獣のように貪欲に果てを目指す。
蜜壷を行き来する激しい水音の中、鬼太郎の悲痛な声があがったが止めることができず、
むしろその声に反応してますます深く突き上げてしまいたくなる。
魂も体も、絡み合う性交に二人は夢中になって蠢いていた───




225『転校生ネタ』-17 ◆NECOkE/60g :04/01/16 02:11 ID:IYaFZd5q




二人並んで眠っていた鬼太郎とネコ娘。先に目を覚ましたのは鬼太郎だった。
 「ん・・・───」
腕に乗った重みに気付いて目蓋を開く。そこには…”ネコ娘”の姿。
 「えっ?」
慌てて自分の手を顔に当て、体中を確かめるように触れてみる。
いつもの自分、鬼太郎の体だった。
 「な・・・治ってる・・・」
すると、腕の中で気を失ったように眠っていたネコ娘も目を覚ました。
 「ん・・・鬼太郎・・・?え・・・あっ!」
呼びかけた声で自分が自分である事に気付いて、目を見開いた。
 「治ったみたいだね?」 「う・・・うん。よかったあ・・・」
安心して笑顔を見せたネコ娘だが、すぐに二人が裸で抱き合っていたことに気付き、
気を失うほどに行われた行為を思い出して、火を吹きそうなほど顔を朱に染める。
 「ゃ・・・やーんっ」 「え?あ、ああ」
両手で胸を覆い、身を縮めたネコ娘にフワリと上掛けをかける。
そんなに恥ずかしがることはないのに・・・と鬼太郎は思った。
その体は自分のものでもあったし、元々ネコ娘は自分のものだ。
今更恥ずかしがることもないとは思うのだが・・・、今ならば少しだけその気持ちが分かる。
もう自分の体に戻ったけれど、ネコ娘の体にいた時の感触が僅かばかり残っているようだった。
 「ねえ・・・。僕も入れてよ」
白い塊になってしまったネコ娘に問いかけると、もぞもぞと動いて少しだけふとんが
めくれ上がった。
226『転校生ネタ』-18 ◆NECOkE/60g :04/01/16 02:12 ID:IYaFZd5q
上掛けの中、ネコ娘は両手で顔を覆ってやはり縮こまっていた。
覆われたままの手を外したくて、手の甲に唇を寄せる。
無理にするよりもこうして優しくした方がいいのだと、”ネコ娘”の体になった時に知った。
ネコ娘にしてみれば・・・鬼太郎の体は酷く恐ろしく、掴まれるのも抑えつけられるのも
不安なばかりなのだと知り、それでは益々ネコ娘は身を隠してしまうのだと分かったのだ。
 「鬼太郎・・・」
温もりを与え合うように抱きしめれば、ネコ娘の体からゆっくりと硬直が解け、
恥じらいに唇を噛んだネコ娘の顔を少しずつ見せてくれる。
ただ静かに、見守るように待っていればいい。
 「元に戻ってよかったね?」 「・・・うん・・・」
朝の光も遮断された薄暗い布団の中、首を伸ばしてネコ娘の額を唇で啄ばむと、
ネコ娘は首を竦めてびくりと反応した。
今までは、それが抵抗しているように見えて悲しかったけれど・・・。
 「ネコ娘の体は感じやすいんだね・・・?」 「な・・・っ」
鬼太郎にされる事だからこそ敏感に反応してしまうのだということを身をもって知った。
 「・・・驚いたよ。ちょっと触っただけでも、声でも感じるんだよね」
 「や・・・やだぁ・・・っ」
まるで自分の体が淫乱であるように聞こえて、ネコ娘は泣き出しそうな顔で首を横に振った。
 「ねえ、ネコ娘?僕は・・・ずっと、ずっと・・・君の事が好きだよ」 「!!!」
囁かれた言葉にネコ娘は胸が詰まった。
いくらからかって、ネコ娘の言葉を真似しているのだとしても・・・悪い冗談だった。
 「ネコ娘・・・?」 「・・・やめてよ・・・っ」 「どうして?」
素直にその言葉を受け入れるには、今までの傷は大きすぎる。
たとえそれが、鬼太郎の少年らしい不器用な照れ隠しだったとはいっても、
今まで皆の前でネコ娘にしてきた態度、言葉、全てがネコ娘の心の中に
深い溝を作っていた。
227『転校生ネタ』-19 ◆NECOkE/60g :04/01/16 02:12 ID:IYaFZd5q
 「・・・・・・っ」
唇を噛み締めて鬼太郎を見上げるネコ娘には、うまく説明などできない。
今ここで与えられた温もりを、また失って・・・地に叩きつけられるぐらいならば、
最初から信じないでいる方が傷は浅い。
満たされた記憶がなければ・・・喪失感にも耐えられる。
いつ訪れるかもしれない鬼太郎の心変わりを許せるほど、ネコ娘の心は強くはなかった。
 「ネコ娘・・・?」 「・・・ごめん。あの・・・あたし・・・恥ずかしくって・・・」
またひとつ、嘘を重ねる。
言えば鬼太郎を信じていないということになってしまうから、
ごまかして顔を背けるしかなかった。
 ───”ずっと”・・・なんて。先のことなんて分からないじゃないの・・・
鬼太郎を信用してないわけではない。しかしいつまでもこのままでいられるとは思えない。
自分も鬼太郎も成長する。これから様々な経験を得るのだろう。
少女ゆえの不安を、鬼太郎はまだ理解できずに首を傾げるだけだった。
 「恥ずかしがることなんてないのに・・・。僕はネコ娘のことを沢山知ったよ?」
 「え・・・?」 背に腕をまわし抱きしめる。
鬼太郎の温もりを受けてネコ娘の中にある溝が少しずつ埋まっていくように思えた。
 「・・・ネコ娘が気持ちいいところも・・・ね?」 「!!!」
柔らかい肌に頬擦りして感触を確かめながら、やはり元通りが一番だと鬼太郎は思う。
二人でいても一つにはなれる。
しかし鬼太郎の言葉に緊張してその身は強張ったままだから、
優しく口づけを交わながら、弛緩するまで待つ余裕が鬼太郎の中に芽生えていた。

<了>
228185:04/01/16 09:33 ID:zFJZ0k68
転校生ネタお疲れさまでした〜〜!(・∀・)
めっちゃ良かったでつ(*´Д`*)

>>213 >>214
http://moe2.homelinux.net/src/200401/20040116583062.jpg
http://moe2.homelinux.net/src/200401/20040116583075.jpg
http://moe2.homelinux.net/src/200401/20040116583080.jpg
貼り付けました(・∀・)
229211:04/01/16 11:21 ID:weXAkCin
(゚∀゚)―――ネ申―――(;´Д`)ハァハァ

>411神
>185神

御馳走様ですた
230185:04/01/16 12:41 ID:cOLsn1bp

>411神
乙です。

>185神
鼻クンクンそれで合ってますよ。
乙です。
これからも4期猫タン画像キャプ楽しみにしてます。
231189:04/01/16 15:10 ID:Tuo7Cyd+
カナリキトゥァアーー━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━!!!!!!!!
もうすっごい(´д`;)ハァハァハ
こう一筋縄でいかないのがくっそもうアッハァネコタン素直におなりー!!!
ほんと良かったでつYO!

「ゃ・・・やーんっ」(´д`;)ブッハァハァハ
憑依ネタ、媚薬ネタ、発情期ネタ(´д`;)ブッハァハァハ
…なんか最近ネコタン以外にあんまり萌えなくなってきてシマターヨ

>185神
ありがたやありがたやー。
一番上の画像のような場面をみると 
コノッ バカップルめ!ラブラブめ!と心の中で言ってしまいまつ。

>209の絵勿体ないというお言葉はモノスゴーク嬉しいのでつが
どうも自分の描いたすっぽんぽん絵をネット上に晒しておくのは抵抗がありまして…。
明日消すんで欲しい人は保存でもしといてクダサイ。
232230:04/01/16 15:26 ID:cOLsn1bp
まちがえて185と名乗っちゃいました。ゴメンナサイ

189神
人それぞれですからね。
また新たな絵期待してます。
233230:04/01/16 19:49 ID:cOLsn1bp
今日レンタルを開始した京極氏の「巷説百物語」のアニメビデオをレンタルしたが、
山猫廻しのおぎんが脱いでる画像観たら、その体つきが、
このスレでも以前絵師さんが降臨された、ラクシャサ猫タンを思い起こせるモノだったので、
また、ラクシャサの回が観たくなりましたYO!

4期はただでさえ、猫萌えなのにラクシャサは結構ツボでしたからネェー
234185:04/01/16 22:44 ID:zFJZ0k68
自分 1〜10しか持ってなくてしかも5巻抜けてるんです。
持っている巻以外は画像うpできません。
ほんっと〜〜〜にごめんなさい。_(._.)_持っているヤツなら何とかうpするんで、
言ってくださいね(・∀・)
235230:04/01/16 22:58 ID:cOLsn1bp
185神
>ほんっと〜〜〜にごめんなさい。_(._.)_

なんて、あやまられるなんてもったいないです。
こちらこそ希望聞いていただけて感謝してます。
9までしかセル販売してないのに10を持ってるなんてスゴイですよ。

クレ厨は好きじゃないのですが、せっかくのご好意なので自分からはもう1個だけ、
確か4に収録されてると思った「妖怪屋敷へいらっしゃい」で
思い上がった人間を懲らしめるシーンで猫タンがパンチラしてるらしいので、
そこのコマ送りキャプキボンします。
236185:04/01/17 22:52 ID:y/VRjcvo
>>230
猫娘?のパンチラシーンのコマ送りでつ(・∀・)
コレはお顔がありませんねぇ〜w
飛びつく前に「顔が無い」と嘆いてましたw
のっぺらぼう〜( ´−`)b
237185:04/01/17 23:20 ID:y/VRjcvo
のわ!(゜ロ)張り忘れました〜
今繋がらないので繋がり次第 リンク張りまつ_(_ _)_
238名無しさん@ピンキー:04/01/17 23:51 ID:b4rPLM9x
185じゃないけど。

ttp://moe2.homelinux.net/src/200401/20040117594523.jpg
>236コレですな?乙ーーーGJ!!
239230:04/01/18 00:13 ID:yKIcDChR
のわ!わがまま聞いてくださりありがとうございました。

お礼に未見ですが、仕入れた情報を
猫娘のパンツが拝めるエピソード収録のビデオとサブタイトル
16「怪奇!ばけ猫街道」
17「荒海の伝説・磯女」
18「悪魔ブエルとやかんづる」
20〜28ED「イヤンなっちゃう節」
21「怪奇!人食い肖像画」
25「決戦!妖怪王対鬼太郎」
劇1「大海獣」
劇3「妖怪特急!まぼろしの汽車」
自分もレンタルして確認しようと思います。
185神もよろしければ御覧になってみては?
240185:04/01/18 00:57 ID:aTqmMXZe
あたらしく11と12も手に入れました〜!
でもそれ以上レンタルしてません。全部そろってるお店ってありますかね?(・∀・)
自分はもう諦めてスカパーに期待しておりますが...( ´−`)
241名無しさん@ピンキー:04/01/18 04:33 ID:q9a6VFMM
自分はネットで近隣ビデオショップチェックして、
直接電話で在庫確認しましたよ(藁
地元では穴あきでしか揃ってなかった…

しかし画像処理する能力がなく…機材もなく…
242230:04/01/18 13:17 ID:yKIcDChR
ありゃ〜
自分とこも田舎なのでつが、結構揃ってレンタルしてますよ。
その地方によるんでつね。

以前4期猫タンのパンチラキャプをノーパンにコラして、
丸くて可愛いオシリ見えに画像処理してくださった神が居たのですが、
今そのお宝を探してるところです。
243名無しさん@ピンキー:04/01/19 11:18 ID:5DXDG4v+
マターリしているようなので、神々のssをまとめようと思い末

鬼太郎×ねこ娘(4期)『目覚め・其の弐』>>14-23

鬼太郎×ねこ娘(4期)野苺>>34-38
244名無しさん@ピンキー:04/01/19 11:21 ID:5DXDG4v+
鬼太郎×ねこ娘&鬼太郎×ネコ娘『SWAP』〜三部と四部の倒錯劇場〜>51-59>64-67>74-75>79-80>82-85>88-91>96-99>104-107>115>118>123>129-138

スマソ>>が多すぎると注意を受けたので>にして有松
245名無しさん@ピンキー:04/01/19 11:22 ID:5DXDG4v+
鬼太郎×猫娘:初夢>>143-151

鬼太郎×猫娘(2期)151の勝手な続きBY 156氏>>156

部鬼太郎さん×猫ちゃん(2期)>>163-177

鬼太郎×猫娘(2期)151の続き、漏れならこう汁!>>179-183

鬼太郎×ネコ娘(3期)『転校生ネタ』>>187-188>>196-202>>218-227

ここまで捏
間違いをハケーンされますたら、優しく訂正よろしこ
246名無しさん@ピンキー:04/01/19 19:25 ID:9UEzkVSI
拾い物
ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/niji/img-box/img20040119145858.jpg

>>185
のっぺらぼうと言えば、それに顔を盗られた時の猫タンのおみ足も、
結構3期のように色ッポかったでつね。
247名無しさん@ピンキー:04/01/19 20:14 ID:7x3FY9Tx
3部なんでビデオ10巻しかでてないんだよ〜。
4部は全部でてるのに…。
ベリアルとか大髪様とかみてえんだYO!
DVD化してくれないかなあ〜。
248名無しさん@ピンキー:04/01/19 21:59 ID:9UEzkVSI
>>247
同意!
録画した方で、
名場面をキャプってくださる神の降臨を待つしかなさそう
249185:04/01/19 22:39 ID:lKgtmJXd
>>246
顔を盗られた時の猫タンのおみ足ですか〜?(・∀・)
見つけ次第うpしますよ( ´−`)

キャプできるのに肝心のビデオが無い...
私は本当にダメダメだ...(°°)
250名無しさん@ピンキー:04/01/19 23:00 ID:3dongrGy
>246
「オレんだぞ!それ」って、猫娘のことなんだろうか。
ユメコに突っ込みながら親父に向かって反抗、
しかも猫娘に独占欲剥き出しだったら、ショーガネーナ鬼太郎(((藁
251250:04/01/19 23:31 ID:3dongrGy
よく見たら四角い顔の子泣きじじいだったyo
ペヤングすまん。
252名無しさん@ピンキー:04/01/19 23:34 ID:9UEzkVSI
その代わり、

 「目玉おやじは表紙で猫娘のパンツの中気持ち良さそうにに入ってる。」

これって文章だけなら結構卑猥?
253名無しさん@ピンキー:04/01/20 00:02 ID:z5EtyqkA
親父の奴、羨まし…
いや、なんでもない。
254名無しさん@ピンキー:04/01/20 01:02 ID:yNG1SysY
>253
素直に生きようぜ
255名無しさん@ピンキー:04/01/20 17:12 ID:ZlohALEQ

>411神
三田猫マンセーであられるから、
これも御覧になられました?

レトロゲーム版より
467 :NAME OVER :04/01/20 12:40 ID:???
>>466
極小妖怪なら3期の劇場版の3作目中国妖怪戦で登場した、
くしゃみの精が適任
実際その映画で猫娘のオシリに噛み付いてパンチラさせて、
「エッチ妖怪〜」
って猫娘に言われてる。

256185:04/01/20 23:36 ID:Zw4TH4Pk
>>246
http://moe2.homelinux.net/src/200401/20040120617941.jpg
のっぺらぼうに顔を盗られた時のおみ足ってこれですか?( ´−`)
間違ってたら張り直します!(・∀・)

猫娘の変身3つは結構カワイイと思うんでつがねぇ(゜ロ)
257246:04/01/21 00:09 ID:WPMfONyh
そうでつ。乙です。
でも気付かなかったのでつが、他におみ足らしきものがあるなら、教えてください。

他の回では9の地獄流しで地上げ屋に撃たれた鬼太郎に脚を掴まれる時の
どアップおみ足が有名ですが・・・・
毛目玉氏も絵入りSS描いてくださった、萌えるメイド姿も披露してくれましたね。

変身も怖くて可愛い猫タンマンセー
258名無しさん@ピンキー:04/01/21 02:43 ID:ssP9EnKg
>255
3作目中国妖怪戦はまだ未見でつ・・・(´・ω・`)
ビデオジャケットに三田ゆう子名がなく、猫タン出てないのかと思って
見なかった三部の劇場版があったのですが、それかな。アホな位に三田猫マンセー@411
255氏は見ましたか?

三部は猫タンが「エッチエッチ」と喚くシーンが多くてモエ(*´Д`)モエ
うp神多くて更にモエ(*´Д`)モエ<ごちそうさまでつー
四部猫タンの足は柔らかそうで無防備でモエモエ
259246:04/01/21 14:31 ID:WPMfONyh
http://moe2.homelinux.net/src/200401/20040120618043.jpg

これもGJですが、4部猫タンは柔らかで無防備な生脚をいつも晒すくせに、
パンツはなかなか見せてくれないんでつよねー
19のひでり神戦でもシリモチをついてるのに、巧みに見せない(藁

それでも世の4部猫娘派の男たちには純白のパンティーを穿いてる事を
認知されてる。

それだけに、毛目玉氏のSSで鬼太郎の手でスカートをめくり上げられた挙句、
直に下着を脱がされたシーンでは皆激しくコーフンしてモエモエになったんでつよね〜
260倉庫番:04/01/22 00:56 ID:OXNso97r
411神、毛目玉神、156神、163神、
ありがたく収納させていただきました!
事情により(サイトうpする等)掲載拒否される場合や
また改稿・改名などご希望ありましたら掲示板やメール
でご一報いただければと。

競作・連作など、手前勝手なHTML処理してしまいましたので
訂正などありましたらよろしくです。

>>243-245氏!まとめありがとうございますた。


IEではスレトップ(左上)に、かちゅ〜しゃではスレタイ右クリックで
[関連ページ]というのができましたね。
あまり理解はしてないのですが、、、
既に避難所の雑談スレが貼ってあったので倉庫リンク(blog?)してみますた。
書き込めない時の依頼スレ(@避難所)とかも貼ったほうが便利でしょうか。

コレ、スレにリンク貼るのと変わらないような気もするんですけど、、、
倉庫の方からリンク(blog?)できないから意味がないんですかね。
261名無しさん@ピンキー:04/01/22 13:51 ID:DnB3EYot
当初、2期ではエロ難しいと言われたが、最近小串猫娘にもモエモエな人が増えてて、
彼女のミリキをワカル方が現れたのは喜ばスィ〜ことでつ。
262名無しさん@ピンキー:04/01/22 16:47 ID:shjTMCH6
自分ももう10年くらい猫娘萌えです

アニパロコミックス?に
連載されていた大人な鬼太郎漫画が
好きだった…。
263185:04/01/22 19:55 ID:CdwoEXZF
http://moe2.homelinux.net/src/200401/20040122628939.jpg
http://moe2.homelinux.net/src/200401/20040122629007.jpg

趣向を変えて作監別でやってみました。(・∀・)
1・・・遠藤明夫氏
2・・・飯島弘矢氏
3・・・木下和栄氏
4・・・八島善孝氏
5・・・出口としお氏
6・・・稲葉仁氏
7・・・直井正博氏
8・・・海老沢幸夫氏

鬼太郎の顔とかは結構変わるんですけど、猫娘はそんなに変わらないかもしれませんw
あの大人化したときの作監は木下氏ですね(・∀・)
ttp://eccentricona.fc2web.com/gegege/geki_title.html
↑で作監一覧表に飛べます。興味のある方は飛んでみてくだせぇ(いるかな?w
264名無しさん@ピンキー:04/01/22 22:43 ID:DnB3EYot
当時のファンに囁かれた作監の感想

1遠藤氏・3期からの続投組。それだけに差別化を計る為、初期数話で降板。かわいい鬼太郎が特徴。

2飯島氏・キャラデザ重視派。鬼太郎の表情、ねずみ男の仕草、ねこ娘のスカートの揺れ具合など設定を忠実に再現されてる。
ねこ娘のパンチラした時のパンツとお尻の形が1番色っぽいのもこの人。

3木下氏・原作及びキャラデザ重視派。ストーリー的な節目の回(京極氏特出など)や話題作はこの人が多い。
ねこ娘の表情も1番可愛く。ラクシャサの回のオトナの色気は話題に。

4八島氏・独特の画風。ねこ娘は目つきが1番原作に近い。
265名無しさん@ピンキー:04/01/22 23:08 ID:DnB3EYot
5出口氏・えんま大王とねこ娘の話ではねこ娘の人間の部分の可愛さを描写。女性が美人の時が多い。

6稲葉氏・実は隠れねこ娘ファン。中期作画担当。幼児体型のねこ娘の胸に1番膨らみを持たせたのもこの人。
木下氏とは違う意味で萌えたねこ娘の男性ファン多し。

7直井氏・キャラが痩せ型。ねずみ男のマントがズボンみたいな画風。ねこ娘は飯島氏と違い常にスカートの裾がふわふわ。
顔は通常時凹凸のないデザインだが猫化するとキャラデザ重視。

8海老沢氏・ドラゴンボールシリーズでの角張ったデッサンが戦闘シーン向けと話題を呼んだ方。
鬼太郎シリーズでも動画はそれが目立つ。1番ねこ娘のパンチラ・パンモロを多く描いた人。
しかしパンツの形は丸っこく色気はイマイチの時も。猫化した時にチラつかせるのが多いのは、原作の影響?
ぬらりひょんが妖怪王になった時は尻の割れ目まで映したねこ娘のパンモロ披露(ねずみ男を蹴飛ばす時もパンチラしてる)。

9信実氏・後期作監 飯島氏の流れを組むデザイン。ねこ娘の眼が異常に大きい。ねずみ男は顔の長さが原作重視
266名無しさん@ピンキー:04/01/23 00:44 ID:JvHCSXze
後半でチョト変な(前髪の浮いた)ねこ娘が他出してたのはどの作監だろう。
>263の画像でいう6っぽかったかな・・・
いや、この絵は全部いいんだがw

2,5,7は俺的に最強だな。
267名無しさん@ピンキー:04/01/23 09:59 ID:4p8W6RLd
>262
自分もあの漫画好き。丁度3部の放送後で、ユメコびいきの展開に悶々としていたのをあれで慰めていますた。
今はこのスレがあるから幸せだよ・・・
神の皆さんアリガトウ。
268名無しさん@ピンキー:04/01/23 12:34 ID:JXKZZwbn
>>185
263の画像のねこ娘の台詞はこうでしたかね?
1.(無し)
2.「ああ・・・・」
3.(無し)鼻クンクン
4.(無し)
5.「猫町は猫たちだけの秘密だから、記憶が無くなってるのよ。」
6.「ま、ねずみ男には、こんな大きな家は似合わないってことね。」
7.「ねずみ男探しなら、このあたしに任せておいてよ。」
8.「あれ?」
269名無しさん@ピンキー:04/01/24 01:12 ID:OcTxZpjt
>262
無明童子だっけ?
270名無しさん@ピンキー:04/01/24 02:20 ID:ObiHbC0C
>>269
つい先日、古本屋に販売されていたので
ゲットしましたYOvv
271411 ◆NECOkE/60g :04/01/24 02:42 ID:FM3IqeEq
流れぶった切り投下スマソ!!

レトロエロ鬼太郎×猫娘の発情期ネタでつ
その後の鬼太郎のつもりで書いたけど、別物になってしまいますた(´・ω・`)
前スレにうpされてたセーラー猫たん萌えた…


墓の下高校で学生生活を続ける鬼太郎。
ゲゲゲの森でのオンボロ小屋とも変わらぬ下宿屋で、人間になりすまし、
凡庸とした学生生活を続けていた。
妖力には自信があったが、人間としての生活にはいまだ慣れず、
勉学では中の下。運動能力はあってもスポーツのルールを飲み込めず、
平々凡々とした目立たぬ大人しい学生だった。
一方、子供の頃から人間の友達も多く、俗世に詳しかった猫娘は飲み込みもよく、
成績は中の上。スポーツではその身体能力を活かして、陸上部を国体にまで導いたほどだ。
気さくな彼女はいつもクラスの中心で、さばけた性格は男子生徒からも
女子生徒からも好かれていた。
特にクラブ活動での後輩からの信望といったらなかった。
年頃の女子生徒というものは、思春期特有の胸の疼きを取り違えるらしく、
時には猫娘の靴箱には女子生徒からのラブレターが嵩張る日もある。
クラブ活動を引退する時など、黄色い声で泣きつかれていた。
当然のように女子生徒のみならず、男子生徒からの誘いも少なくはなかったが、
猫娘はいわゆる”今時の女子高生”とは一線を介し、
ふしだらな遊びに身を委ねることもなく、誘いをすり抜ける術を知っていた。

そんな鬼太郎と猫娘が古くからの馴染みであることを知る者は数少ない。
活き活きと学生生活を続ける猫娘に対し、鬼太郎はわが道を進む
寡黙な学生だった。
授業中は窓の外を見、気付けば居眠りなどしているが、
教師もその存在に気付かないほど、静かで地味な存在だった。
少年時代とはうって変わって、この退屈で静かなひと時を鬼太郎は好んでいた。


クラブ活動を引退してから、放課後は帰りをともにすることも多い。
傍から見れば不思議な光景だった。
片や学内の人気者、片や窓際の落ちこぼれ。
普通であれば二人が特別な関係であるように噂される年頃だが、
二人のギャップに誰も問い質す者はなかった。
 「ねえ鬼太郎。隣のクラスのアユミちゃんって知ってる?」
 「アユミちゃん?」
猫娘の予想通り、きょとんとした目で首を横に振った。
クラスメートですら半分も覚えていない鬼太郎が、
隣のクラスの女子生徒の名前など知るはずもない。
 「さあ?猫娘の友達かい」
 「うん、この間の修学旅行で仲良くなったんだけどね。ほら、ポニーテールの娘。
 この前、廊下ですれ違ったじゃない」
 「そうだっけ?」
いつも友達に囲まれている猫娘だから、それがいつの事だか鬼太郎には分からなかった。
 「それでね、アユミちゃん・・・鬼太郎の事、気になってるみたいなんだ」
 「気になってるって?」
鈍感なところは昔から変わらない。猫娘は焦れったそうに拳を握った。
 「だから、鬼太郎の事が好きみたいなの」 「・・・・・・へえ」
きょろりと瞳を向けて鬼太郎の様子を伺うが、さして興味もなさそうに歩を進める。
 「それで?」 「それで・・・って。鬼太郎がどう思うのかなって思って」
 「どうって。僕ぁその娘の顔も知らないし、どんな娘か知らないんだから、
 どうもこうもないよ」
 「アユミちゃんは可愛いんだよ〜。大人しくてね、すっごく性格もいいんだぁ」
どこか嬉しそうに猫娘は言う。女子生徒の友達自慢ほどあてにならないものはない。
 「・・・鬼太郎、大人しい娘が好きじゃない?だから・・・」
 「えっ。もしかして、その子と僕とを橋渡ししようっていうのかい?」
そうはっきり言われると猫娘も気まずい。目を見開いて言葉を詰まらせる。
 「ふうん・・・分かった」 「な・何よ」
 「また、無理やり頼まれて断れなかったんだろ」
 「えっ、違うよ!無理やりってわけじゃぁ・・・ないけど・・・」
こんな事は前にもあった。
学校では地味な生徒であったが、あばたもえくぼ。
どうしてか鬼太郎に想いを寄せる女子生徒は後を絶たない。
物憂げな雰囲気が、年頃の少女たちには大人びて見えるのだろうか。
事実、人間に比べれば何十年も多くの時間を生きている。
そして、話しかけ辛い鬼太郎に直接告白もできぬ少女たちは、
気のいい猫娘にそれとなく橋渡しを頼んだりもする。
 「じゃぁどうしてそんな話を僕にするんだい?」
 「どうしてって・・・。だって、鬼太郎・・・」
周囲の人間には聞こえぬよう、声をひそめて語り出す。
 「せっかく人間の世界で暮らしているのに、全然楽しそうじゃないんだもん」
人間の事をよりよく知りたいと、こうして目玉親父からも離れて暮らしているのに、
猫娘から見れば、鬼太郎はいつまでもこの生活に溶け込んでいないように見えた。
妖怪として生まれたからには、自分で決断するまでその命は終わらない。
長い人生の中で、いわゆる”青春”というものを謳歌してもよい年頃なのに、
鬼太郎はいつも上の空で、のんべんだらりと暮らしている。
 「そんな事はないさ。これはこれで楽しいよ」
いざこざも争いもなく、平和で退屈な日々。鬼太郎なりには楽しんでいた。
こうして能力を隠してお忍びのような生活を送っていると、
人間の中にある様々な感情がよく見てとれる。
”鬼太郎さん鬼太郎さん”と正義の味方として頼りにされていた頃には
見えなかったことも、よく見えた。
 「でも、猫娘も変わったよね」 「え?」
 「ふふ・・・昔は、僕が人間の女の子と仲良くするとすぐにやきもち焼いてたのに。
 今じゃぁ縁を取り持つなんてさ」
鬼太郎が笑い、猫娘はきゅっと唇を噛んだ。
やきもちを焼いていないわけではない。
 「君は本当に変わったよ。昔みたいに好きだなんて言ってくれないものね」
 「それは・・・」 「そんなこと、今更かい?」
二人の間に長い歳月が過ぎ、まるで兄弟のように大切に想っている。
いつしか好きだ嫌いだと言い合うこともなく、兄弟というよりもは
長年の連れ合いのような存在だった。
 「・・・アユミちゃんはいい娘なんだよ。だから、鬼太郎も・・・」
しかし心の奥底にはもっと深い気持ちが隠れている。
成長した分、互いに隠し方がうまくなっただけだった。
 「ねえ、今度会ってみたら?緊張しちゃうようなら、あたしも途中まで一緒にいるから」
 「猫娘。そういうの、もうやめなよ」 「そういうの・・・って?」
鬼太郎はふっと溜め息をつく。
その”アユミ”という人間の事はよく知らないが、彼女が猫娘を利用している事は察知した。
友達という言葉を盾にして、猫娘にすり寄って話をつけたのだろう。
芯の底から心の清い猫娘は、まだ人間の腹の底にある黒い計算を見抜けないのだ。
いい娘に見せているだけなのだとは、疑いもしない。
溶け込んでいるように見えて、猫娘は本当に人間というものが分かっていない。
一線を置いても冷静に見つめている鬼太郎とは違い、まだまだ勉強が必要だ。
 「うーん・・・だからさあ」
言えば猫娘の反応は想像がつく。
きっと”友達を侮辱しないで”と怒り出すだろう。
そうして、鬼太郎と猫娘が仲違いを起こすことさえも計算されているのかもしれない。
 「・・・まあ、また機会があったらでいいよ。面倒なんだ」
 「何よ!面倒って。鬼太郎、乙女心っていうのが分かってないよね」
分かっていないのはどっちの方か。鬼太郎は苦笑した。
T路地に差し掛かり、足を止める。
鬼太郎は下宿屋へ、猫娘は旧知の猫ばばあ(人間)の屋敷へと別れる道だ。
朝にはここが待ち合わせの場所だが、帰り道は少し淋しい。
 「じゃぁまた明日」 「うん」
ひらひらと手を振って振り返る制服の後ろ姿をじっと眺める。
猫娘は一度振り返るのを知っているから、鬼太郎はそれを確かめるように見つめていた。
 「あ、そうだ。猫娘ー!」 「何?」
重そうな鞄を両手で翻して、猫娘が振り返る。
 「あの・・・さあ。そろそろじゃないかい?」
 「何が?」 「うん・・・もうすぐ梅雨だから、あの・・・」
梅雨・・・六月・・・。猫娘も思い出して、頬を朱に染める。
 「だ・大丈夫だよ!まだ・・・みたいだから・・・」
 「そ、そう。ならいいんだけど」
困ったらいつでも言うんだよと投げかけた鬼太郎の声を背に、
猫娘は恥ずかしそうに細道を走って行ってしまった。



猫娘の体には猫の性、発情期が存在する。
一月、三月は学校の休みと重なるのでさして問題はない。
しかし六月、九月の発情期には、理由をつけて学校を休むしかなかった。
最初にそれを迎えたのはいつの事だろうか。
火照りを冷ます方法も分からず、誰に相談する事もできず、
猫娘は部屋に閉じこもっておよそ一週間のその時期をやり過ごしていた。
次第に体が発育し、身に宿る欲情が激しくなっていくのを噛み殺していたのだ。
猫娘自身が抑えようとも、発情期の牝の匂いに無意識に人間は吸い寄せられてしまう。
抵抗できるのは、屈強な精神力を持つ鬼太郎ぐらいなものだったが、
相手が猫娘とあっては抵抗力もそう役には立たない。
ある日、一人の帰り道で発情期にみまわれた猫娘はその場を動く事もできず、
途中の公園で身を震わせたところを鬼太郎に見つかった。
 ”こんなところでどうしたの?”
見上げた猫娘の瞳は潤んで、甘い吐息を漏らしていた。
言うに言えない感覚に身を捩り、唇を縫い縛ったままだったが、
鬼太郎はかつて物知りの父に聞かされた発情期というものを、
理屈より先に見てとった。
 ”いつから・・・こんな事に?”
猫娘は答えない。顔を上げるよう触れた鬼太郎の手にすらびくりと感じているようだった。
こんな姿を欲深い人間たちに見られたら・・・。鬼太郎は心配になった。
 ”猫娘、僕の部屋においで?僕が・・・癒してあげるから”
それからというもの、発情期には鬼太郎の部屋に滞在するのが暗黙の了解になっていた。



 「猫娘ちゃんお休みなんだね・・・」 「風邪でもひいたのかな」
衣替えのその日、夏服に着替えた女子生徒見物を密かに楽しみにしていた
男子生徒の中から、ぽつりとそんな言葉が聞こえた。
鬼太郎はといえば、衣替えなど念頭になくいつも通りの制服姿でぼんやり外を眺めている。
昨夜、夜半過ぎに鬼太郎の部屋を訪れた猫娘はどうしているだろうか。
またたび香を消してなければいいけどと、鬼太郎は思っていた。
終礼の鐘が鳴り、椅子を引く音が教室に響く中、鬼太郎は教科書を鞄に放り込み、
家路を辿った。

下宿の部屋は二階の一室だった。
薄い壁を隔てていたが、音の振動を結界と同じ要領で防いでいるから、
今は多少の音は漏れることはない。
 「ただいま、猫娘」
戸を開くとまたたび香の匂いが充満している。
鬼太郎はその香りにやられることはなく、単に線香のようないぶした匂いが鼻につくだけだ。
しかし猫娘は・・・。
 「おかえり・・・鬼太郎・・・」
制服を着崩したまま、とろりと蕩けるように畳の上に横たわった身を起こす。
発情期によって猫の性に完全に捕らわれているのだろう。
またたびがよく効いて、意識の半分は遠退いているようだった。
そうでもしなければ、猫娘はその身に疼いた火照りを曝け出す事もできず、
ただ苦しげに耐えている事しかできない。
 「・・・ン」
頬に手を当て、唇を重ねれば猫娘の方から舌を伸ばしてくる。
ザラついた舌に吸いついて、熱のこもった身をぎゅっと抱き寄せた。
 「ん・・・駄目だよ、猫娘。先にノートを写さないと」 「ノート・・・?」
名残惜しげに猫娘を離し、鞄の中から借りたノートを出す。
 「隣の山田に借りたんだ」
出っ歯の山田は成績はたいした事はないくせに、書き取りは几帳面な奴だった。
猫娘の鞄からノートを取り出し、学習机に腰掛けて写し出す。
鬼太郎のノートは・・・たいして役には立たないほど真っ白だった。
 「来週、試験があるらしいよ。ここがヤマだって言ってた」
 「そうなんだ・・・ふうん」
今の猫娘にとってはどうでもいいことだった。
体を突くような火照りに頭がぼうっとして、学校や勉強、
普段の生活の事など遠退いてしまっている。
まるで猫のように鬼太郎の足に絡みつき、椅子の下に潜り込む。
 「ちょっと待っててよ」 「うん・・・」
頷きながら、その手は鬼太郎のズボンのファスナーを引き下ろす。
 「猫娘」 「ずっと・・・待ってたんだよ?」
普段ならばとても見せないような積極さで、鬼太郎のズボンを寛げて下着を引き下ろす。
猫娘の発する甘い香りにやられて、そこはすでに熱を持っていた。
くすくすと笑いながら猫娘の手が悪戯をし始めて、鬼太郎の息が上がる。
 「猫・・・」 「鬼太郎、もうこんなだよ?」
根元を支え持ち、ちゅっと先端に唇をつける。
 「猫娘・・・駄目だ・・・よ。待って」
手にしたシャープペンシルを握り締め、咥え込まれた甘い痺れに耐えた。
さっき唇で味わったあの舌にざらりとなぞられて、柔らかな内頬に吸い込まれる。
思わずこのまま続けてしまいたくなるが、鬼太郎は猫娘の肩を引いて引き剥がした。
 「・・・悪い子だなあ。猫娘のためにこんな事してるんだよ?」
自分のためならば、予習も復讐もすることはないのに、
山田に頭まで下げて借りてきたノートを書き写しているのだ。
鬼太郎はしゅるりと腰のベルトを外し、猫娘の両手首を背中で縛り付けた。
 「にゃっ・・・外してよぉ」 「駄目だ。もう少しだから我慢しててよ」
また畳の上に戻されて、猫娘は弱猫のような鳴き声をあげた。
室内にはカリカリとノートを書き取る音。
そして、猫娘が漏らす甘い吐息。
自由にならない身を捩りながら、浅い息を漏らしている。
自分で仕掛けた事とはいえ、鬼太郎は追い詰められたような気分だった。
そそり起ったものはズクンズクンと脈動を知らせ、耳には猫娘の誘う声。
早く終わらせなければと思うほどに、行を間違えて書き直したりして、
先には進まなかった。
 「あ、そうだ・・・」
椅子を回転させて振り返ると、猫娘が期待して顔を上げる。
まるでねこじゃらしを向けた猫のような、可愛い反応だ。
 「ねずみ男に作ってもらったものがあるんだ」
 「ねずみ男・・・?あいつ、今何やってるの」
まだつき合いがあるのかと、猫娘は不機嫌そうに口を尖らせた。
まるで一瞬だけ正気に戻ったように、鋭い視線に力がこもる。
 「おもちゃ屋だよ」 「おもちゃ屋?あいつが・・・」
ごそごそと引き出しを漁り、目当ての箱を取り出す。
 「どうせパチもんじゃないの?あいつのおもちゃなんかじゃぁ、
子供に夢も何も与えないわ」
 「いやあ、子供は使わないよ。大人のおもちゃ屋だから・・・」
 「大人のおもちゃ?」
小首を傾げた猫娘の前に、筒状のものを差し出した。
人工皮膚に覆われた不思議な形をしている。
数度瞬きしてじっと見つめたが、すぐにそれがディルドゥだと気付いて顎を引いた。
 「や・・・やだ、こんなのっ」
 「こんなの・・・って・・・。よく見て?これ僕のと同じ形なんだよ」 「え・・・っ」
 「型取るのに結構苦労したんだよ?ほら・・・起たせたまま取らなきゃいけないし」
よく見れば反り具合といいカリの部分といい、鬼太郎の形そのままだった。
本物のそれが挿入された時の感触を思い出し、猫娘は身を竦める。
 「よくできてるだろう?いい職人がいるらしくてね、結構繁盛してるらしいよ」
制服のスカートを捲くりあげる。白いパンティは昨夜のうちにもう脱がしてあった。
閉じたひざを開かせ、すでに潤った秘裂を先端で撫で上げる。
 「ぁ・・・っ」 「感触もよく似ているだろう?ちょっと・・・冷たいかな」
くちゅり・・・秘裂を上下するディルドゥに猫娘の滴らせた蜜が絡まる。
幾度か擦ればたちまち溶液が覆う。
 「・・・ローションもいらないみたいだね。このまま入れても大丈夫そうだ」
 「ぇ・・・そんな・・・やだよ・・・」
 「どうして?これは僕の代わりだよ。それに猫娘ももう・・・我慢できないみたいじゃないか」
ささやかな陰毛の生えた恥丘から秘裂をこねまわしていた動きが止まり、
丸くなだらかに尖った先端をつんと秘孔に当てる。
 「あ・・・」
咽喉を反らし目を背けても、花壷は淫猥な動きでディルドゥを呑み込んでいった。
柔肉を押し入る感触が腕に伝わる。
しかし途中でひっかかるような抵抗にあい、手を止めた。
 「んー・・・は、はぅ・・・あぁ・・・っ」
やはり己の身を挿入するようにはうまくいかない。
角度を変えて試みると、捏ね回すようにしたことで猫娘はびくびくと腰を揺らめかせた。
浅く挿入した辺りに猫娘の弱い部分があるようだった。
 「あっ、あっ・・・あーん・・・っ、だめぇ・・・。んんっ!」
甘い喘ぎ声を上げてずりゅりと呑み込まれる。
根元を掴んでいた鬼太郎の指が濡れそぼった花弁に当たる。
桃色に蕩けた秘所からは堪らない香りが流れてきたが、
鬼太郎は震える吐息を漏らして手を離した。
 「しばらくそれで我慢してなよ」 「鬼太郎ぉ・・・」
熱を帯びて潤んだ瞳で見上げたが、鬼太郎は己を制して机に戻った。
 「・・・んっ・・・ぅ・ん・・・」
膣内を押し広げたディルドゥの異物感に身を捩る。
鬼太郎の手によって埋め込まれた時は迫ってくる快楽に蕩けそうだったが、
こうして放置されていると、鈍い快感がじわりと湧く程度だった。
せめて手が自由になれば、自分で動かすこともできるのだが・・・。
鬼太郎の背中を恨みがましそうに見つめながら、そろりと腰を揺らす。
 「ぁ・・・あんっ・・・」
ぐるりと肉壁を抉るように先端が突き、猫娘の体がしなる。
発情期の熱に浮かされた体は貪欲に快楽を求め、絶え間なく荒い息を落としながら
もう一度腰を揺らめかせた。
制服の下、つんと立っている胸のつぼみに痺れ感じる。
止まらない欲求にかき立てられていやらしく腰を揺らせば、
膣内でディルドゥの形を感じた。鬼太郎のそれと同じ太さ、同じ形・・・。
 「ひっ、んっ・・・んん・・・はぅ・・・ぁぁん・・・あっ!」
ぴちゃり・・・と漏れた秘液と一緒に、弛緩した瞬間に滑り落ちてしまった。
 「う・・・ぅぅん・・・き・鬼太郎ぉ・・・」
振り返れば猫娘のしゃくりあげた泣き顔。
くしゃくしゃのプリーツスカートの間、白い足の下に濡れたディルドゥが転がっていた。
 「抜けちゃったのかい?仕方ないなあ・・・」 「ゴメ・・・ン・・・ね」
頬に涙を伝わせて唇を噤む猫娘の表情が加虐心をそそる。
発情期に加えて、またたびの効果で正常な思考が溶けているのだろう。
欲望に忠実な猫娘の表情など、こんな時にしか堪能できない。
 「・・・いいんだよ。でも今度は抜けないようにしっかり咥えているんだよ?」
目の前で、ディルドゥを舐め上げて猫娘の蜜を味わう。
恥じらいに顔を背けた猫娘に足を開くよう指示すると、震えながら両足を開いた。
再び捻じ込まれた強張りにひくりと腰が浮く。
 「そんなに腰を使ったら、また抜けちゃうよ・・・」
指摘すると猫娘の唇が羞恥に震える。
吐息に湿ったその唇はぷるりとした果実のようで、食らいつきたくなる。
つい顔を寄せてしまうが、濡れた頬に気付いて涙を舌で拭い取った。
 「ん・・・んっ・・・はぅ・・んっ」
グッと根元まで押し込まれると、猫娘の鼻から息が漏れる。
 「ほら、ちゃんと座って?」 「鬼太郎・・・腕・・・解いてぇ・・・」
 「解いたらどうするの?」 「え・・・」
くすくすと笑いながら耳元で尋ねる。
 「出し入れして・・・一人で遊ぶのかい?」 「それ・・・は」
奥まで突きたてたディルドゥを捏ね回すと、猫娘は全身を震わせて、
背が反り返るままに畳に身を預けた。
 「・・・いいよ。自分でしてごらんよ」
手首を縛りつけたベルトを外し、脱力した猫娘の腕を引く。
しっとりとしたすべらかな手を花壷へ導くと、鬼太郎はまた机に戻った。
 「ふ・・・ぅ・・・っ」
椅子に腰掛けて背中を向けたままの鬼太郎の存在を気にしながら、
そろりと楔に手を伸ばす。
少し角度を変えただけで、ぴったりと吸い付いた肉襞をかく。
 「んんっ・・・ぁ・・あぁん・・・っ」
蕩けそうな刺激に唇を閉じることも忘れ、甘い喘ぎ声を発しながら身を委ねる。
浅く送出を繰り返しながら、ぐちゅりと淫猥な水音が溢れ、
厚手のプリーツスカートには零れ出た蜜が染みを広げていた。
やがて、送出は深度を増す。
ディルドゥのカリ部分に膣内の感度のいい部分を擦られ、
弾かれるように腰がうねり、そのせいでまた肉壁を擦られて身を捩る。
溢れ出た喘ぎは短く途切れて、波打つ快感に揺らぎながら
 「あっ、あぁあ・・・にゃぁ・・にゃ・・・あぁあんっっ」
猫娘は全身を突っ張らせて達した。
 「は・・・ハァ・・・ハァ・・・ぁ・・」
荒れた呼吸が段々と納まり、深く息をつくまでの間も、
咥えこんだディルドゥを自ら締めつける、ひくりひくりとした脈動を感じる。
まるでディルドゥの方が膨張したようなきつさを感じていたが、
自分の肉襞が締めつけているのだと気付いて猫娘は肩を竦めた。
鬼太郎はまだ、熱心にノートを書き取っている。
脱力した身を起こし、猫娘はそっとスカートをたくし上げた。
恥丘の下に根元まで突き入れられたそれを見て、ぞくりと痺れが走る。
よく見ると、根元部分にはボコボコとしたボタンのようなものがついていた。
何だろう・・・。猫娘は何とはなしに赤いボタンを押してみた。
 「ン・・・っ!!?や・・・ゃゃゃ・・やぁあんんっ!」
ブブブ・・・という耳慣れない電動音。
膣内に埋まったディルドゥが振動し始めて、奇妙な感覚に猫娘はまた横たわった。
 「くっ・・・ふ、ゃっ・・・やぁあ、にゃっ・・・あっ!」
不安そうな喘ぎ声に鬼太郎は顔を上げる。
 「どうしたんだい?猫・・・むす・・・・め」
振り返れば仰向けに横たわり、両足をM字に開いて腰をうねらせた猫娘。
スカートはひざからももに滑り落ち、震えるおもちゃを咥えこんだ秘所が蕩けている。
 「ゃゃ・・・やだぁ、やだ・・・だめぇええ・・・っ!」
爆ぜたばかりの膣内は敏感に振動に反応し、すぐにぴくりぴくりと肢体をしならせて達する。
口を開いたまま絶句していた鬼太郎も、ごくりと咽喉を鳴らす。
 「そうだ・・・忘れてたよ。それ、電動機能も備わってたんだっけ・・・」
今更そんなことを言われても、猫娘の頭には理解できない。
こういったおもちゃがあるのは女子生徒たちとの噂話で知っていたが、
こんなふうに動くものだとは思いもよらなかったし、見たこともなかった。
達してもなお与えられる振動に猫娘は慌てて止めようとボタンを探るが、
今度は青いボタンを押してしまい、振動にうねりが加わった。
 「よくできてるだろう・・・?」 「アッ・・・にゃあぁあああーーーんっ!!」
打ち上げられた魚のように上下に跳ねる。
響いてくる快楽に力を失い、抜き取るために伸ばした手も畳の上に下りた。
腰だけがひくりひくりと弾かれたように浮き上がる。
 「・・・大丈夫かい?」
目を見開いたままがくがくと震え、泣き過ぎた後のように息を詰めてしゃくりあげていた。
鬼太郎は慌てて駆け寄り、電動のスイッチを切る。
 「猫娘。猫娘・・・?」
硬直した体はまだ震えている。
 「びっくりした?」
笑いながら鬼太郎が尋ねると、猫娘はぎゅっと鬼太郎に抱きついた。
 「鬼太郎・・・鬼太郎・・・」 「何だい」
 「鬼太郎・・・抱いて」
弱々しく囁かれた言葉に鬼太郎は硬直した。
普段の猫娘ならばとても言わないような言葉、悦楽に落ちた悩ましい声。
 「・・・駄目だよ、猫娘」 「どうして?どうしてよ・・・ねえ・・・」
鬼太郎の指がディルドゥを呑みこんだ秘裂をなぞり、猫娘の肩がぴくりと跳ねる。
溢れた秘液は畳に伝い、鬼太郎の指を濡らした。
入り口はひくつきながら蠢いて求めているが、痛々しいまでに充血し、
赤く腫れ上がっている。
 「こんなになってるのに・・・まだ欲しいの?」
 「ん・・・欲しい・・・よ。鬼太郎が・・・欲しいの・・・」
抱きしめる腕に力はない。しかしこれほど力強い求愛はなかった。
堪らず強く抱きしめ返し、馬乗りになって畳の上に抱き倒すが・・・。
熱に浮かされて正気ではない猫娘の瞳と視線がかち合い、躊躇する。
”発情期”というものは伊達ではない。今、猫娘の中に猛ったものを突き入れて
子種を撒き散らせば、必ずや孕むだろう。
まだ初潮も迎えていなかった子供の頃とは違う。この行為には結果が付き纏う。
だから鬼太郎はいつもこの時期には猫娘を抱かずにいた。
とはいっても、こんな時でなければ猫娘と体を重ねる機会はないのだが・・・。
発情期が過ぎればいつもの猫娘に戻ってしまう。
こんなふうに求めてくることはない、けしてない。それが、正気の猫娘だ。
 「鬼太郎・・・ねえ、鬼太郎ぉ・・・」
甘えた声をあげる猫娘の口を塞ぐように唇を重ねる。
柔らかい唇の感触。すれ合った頬は酷く熱い。
 「・・・あと半年したら・・・ね・・・?」 「半年・・・?」
蕩けた意識で猫娘は思い出す。
去年は”あと一年したら”と言い、おととしは”あと二年したら”と囁かれた。
半年過ぎたら、何だと言うのだろうか・・・。
猫娘が尋ねる前に、鬼太郎の手がディルドゥを掴んだ。
 「ん・・・あぁあーっ!!」
機械的にうねるよりも的確に猫娘の性感を煽る動きに、
猫娘は必死で鬼太郎の肩にしがみついた。
 「やっ、ゃあぁっ・・・い・・・イッチャゥ・・・い・いゃあああっ!」
奥へ奥へと短い深度で突かれ、猫娘は首を左右に振る。
乱れた後ろ髪をかろうじて束ねていたリボンがすり落ちた。
 「き、・・・きた・・ろぉ・・・っ、も・・・もぉ・だ・・・だめえぇっ!」
交互に重なった足をばたつかせれば、すらりと伸びた足が鬼太郎の
今にも爆ぜんとする自身を擦る。
 「・・・くっ」
鬼太郎は顔を顰めて、畳に押しつけるように猫娘に口づけた。
 「ンゥ・・・!んんっ・・・ん、ん、ゥン・・・ッッ!!」
息苦しさに視界が暗くなる。鬼太郎の手は止まらない。
鬼太郎の身を抱きしめて、鬼太郎と同じ形のディルドゥに抉られ、
鬼太郎の唇に塞がれながら、猫娘は意識が遠ざかっていった。
 「・・・ッッ・・・は、はぁ・・・はあ・・・っ」
肩からすり落ちた猫娘の腕に気付き、唇を離すと荒い息が漏れる。
服の中に爆ぜた精液がどろりと肌にまとわりついていた。
 「猫娘・・・」
愛おしく頬に唇を沿わせ、脱力して意識を失ったその身を抱きしめる。
こんなことがあと数日続くのだ。



鬼太郎の言う半年後、それは人間の世界で生活することになって
仮に作った戸籍で、鬼太郎が十八歳になる時だった。
この世界で暮らすのならば、法もそれに沿わなければならない。
十八歳になれば、この国では結婚が認められる。
まだ未成年の鬼太郎が取れる責任など微々たるものだったが、
猫娘が不安になるような事態だけは避けたかった。
正常時の猫娘が求めるのならば、いつでも籍を入れられる状態で受け入れたい。
鬼太郎なりに筋を通した上での我慢だったのだ。
もしも、猫娘がこの町で人間に恋をするような事があったとしたら、
逃げられるのはこの半年間だけ、という事でもあるのだが、
それは猫娘には言えない罠。鬼太郎の秘密。



ある朝、目を覚ますと猫娘の姿はなかった。
またたび香の火は消され、換気に数センチ開いた窓から煙が逃げていたが、
幽かに残り香が漂っている。
 「・・・帰ったんだ・・・」
発情期の終わりは、始まりと同じく急だった。
鬼太郎が眠りについている間に猫娘は正気に戻り、慌てて帰ってしまう。
一言の挨拶もできない程度には、鬼太郎との交わりを覚えているのだろうか。
またたび香は猫にしか効かないから、それがどれほど記憶を揺らがせるのかは
鬼太郎にも分からない。
起き上がろうと手をついた畳の上はしっとりと湿っていた。
猫娘の跡がそこにある。
 「・・・」
すっと鼻を利かせると、猫娘の甘い香りもまだ残っていた。
ただでさえ朝起ちで突きあがった自身にまた熱がこもる。
始業まであと三十分。鬼太郎は前を寛げて猛った己を擦りたてた。

駆け足で下宿屋を飛び出して、通学路を進む。
今日の一時限は出席日数で稼がなければ単位が危うい。
朝からあんな事をしている場合ではなかった。
こんな時に一反木綿でもいればひとっ飛びなのだが、
今は仲間たちの力を頼るわけにもいかない。
 「ん・・・?」
いつものT字路に差し掛かると、夏服姿の猫娘が重そうな鞄を後ろ手に持って
空を見上げていた。
 「猫娘?」
ぜえぜえと息をつきながら呼びかけると、猫娘は薄手のプリーツスカートを翻して振り返る。
 「おはよう、鬼太郎!」 元気のいい挨拶にいつもの笑顔。
目の前に立ち止まって息をつく鬼太郎の手を取り、走り出す。
 「遅いよ鬼太郎〜遅刻しちゃうじゃないのよっ」
 「あ・・・あぁ・・・うん」 「まだ間に合うよ、早く早く!」
再び走り出せば息が上がって、話すこともできない。
ただでさえ陸上部で鍛えてきた猫娘と並走するのはしんどいのだ。
 「も・・・だ・丈夫・・・なの・・・かい?」 「え?」
数日間、腰も立たないほどしてきたのに、猫娘はピンピンしていた。
一晩でこの回復力。流石は猫族妖怪というべきだろうか。
息を切らしながらちらりと視線を走らせると、猫娘は更にスピードを上げて手を引っ張った。
 「うん、もう大丈夫だよっ」
そして小さく”ごめんね”と呟いたが、鬼太郎は聞こえないふりをした。
 「あ、そうだ!ねえ、今日の放課後。アユミちゃんたちとお茶しに行こうと思うんだけど、
 鬼太郎も、ね?」
 「勘・・・弁、て・・・くれ・・・よ」
 「そんな事言って!鬼太郎だって気になってるんじゃないのぉ?」
含み笑いを浮かべて猫娘が言う。
まるで鬼太郎の気持ちを試すような響きだと、今初めて気付いた。
 「気に・・・って・・・んか、・・・いな、よ・・・っ」
 「もう〜!鬼太郎、あと半年もしたら十八歳なんだよ?」 「えっ」
仮の人間歳ではね、と猫娘は声を潜めて言った。
 「知っ・・て・たん・・・・だ」 「十八にもなって彼女の一人もいなかったら、淋しいよ〜♪」
からかうように猫娘が言う。
直線道に入り、正面には学校の時計台が見えた。まだ余裕がある。
鬼太郎は猫娘の手を引いて、足を止めた。
 「ハァ・・・ハァ・・・あの・・・ね、猫娘っ」
前かがみに息をついて、顔を上げる。
 「君はどうなんだよ。君だって十八だろう?」 「あたしは・・・」
立ち止まった猫娘はきゅっと唇を噛み締めて俯いた。
猫の性を捨て切れないこの身で、どうやって人間とつき合えと言うのだろうか。
それに、猫娘の心は子供の頃から変わらない。
いつだって鬼太郎だけが好きなのだ。全てを委ねられるのは鬼太郎だけ。
けれど鬼太郎には望んだままに生きて欲しいから、どんな答えを出すのか待つだけの事。
押しつける事もできないこの気持ちは、胸の奥にしまいこんだ猫娘の秘密。
 「あたしの事は・・・いいのっ」 「よくないだろう?」
少女には幾つもの秘密が隠されている。
鬼太郎だけが知っている事も、鬼太郎でさえ知らない事もあるのだ。
 「あ!始業ベルが鳴っちゃうよ、早く早く!」
また手を引かれて走り出す。
 「ごまかすなよ・・・っ」
 「ごまかしてるのは鬼太郎でしょうっ?ちゃぁんと放課後、空けておいてねっ」
正門が近づくと、同じ制服の学生たちが増えてくる。
自然と猫娘の手が離れ、鬼太郎も抜かされまいと走るので競争になっていた。
 「嫌だって、言っ、てるだろう?どうせまた、あの、甘〜いケーキ屋だろう」
女子生徒が好んで集う駅前のケーキ屋は、とても男子生徒の入り込める雰囲気ではなかった。
 「鬼太郎、ショートケーキ好きだったじゃなーいっ」
 「いつ、の話だ、よっ。そん、な昔の事・・・っ」 「じゃぁ渋ーい珈琲館にするからっ」
その珈琲館はまた、この町の恋人同士が待ち合わせに訪れるような店で、
鬼太郎にとっては居心地の悪い場所だ。
 「い、や、だってっ」 「絶対連れていくからねっ」
猫娘はぴしゃりと叩きつけて、校門を駆け抜けて行ってしまう。
絶対に行かない。鬼太郎は強く決心して、午後の授業は早退しようと思っていた。

<了>


何事もなかったように猫タン萌え再開願いまつ(;´ー`)y─┛~~<無駄に長くて重ねてスマソ
291名無しさん@ピンキー:04/01/24 09:21 ID:KZVhCWme
4 1 1 氏 ! ! 禿しくモツカレー
半年後の罠に、是非猫タンをハメテ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
ほすぃと鬼太郎タン…

良い(;´Д`)ハァハァをさせていただきますた
292絵描きモドキ:04/01/24 23:14 ID:aRaWarIR
高校生ネコタンにやられますた。
勢いで描いたものの、リアルっぽいので嫌いな人はスルーして下さいまし。

ttp://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1074952798.jpg

あ、間違えてブレザーにしちゃった(´・ω・`)
293名無しさん@ピンキー:04/01/25 00:54 ID:BzYnxduR
萌えの神が・・・萌えの神がこのスレにはおる・・・!
294名無しさん@ピンキー:04/01/25 01:14 ID:KcuXZYes
す、素晴らしいですよ、292さん。

リアル系って結構好きなんで、めっちゃ萌えてしまいましたわ。
高校生のネコ娘って、こんな感じなのかなーとか、
そんな想像しとります。
295名無しさん@ピンキー:04/01/25 02:05 ID:UIGNlFUV
>>292さん
あ、あまりにも素晴らし過ぎるので、そのリアル絵とブレザー姿でリクエストします。

エロパロ版らしく、
高校から帰ったネコ娘が猫ばばあの家(411さんの設定)で
お風呂に入るところ(古い家だろうから、五右衛門風呂か檜風呂)

脱衣場で脱ぎ始め、下着姿、最後の1枚脱ぎ、風呂場に立つの4シーン

絵を描くのは大変ですから、気が乗って描ける勢いがある時にでも
1シーンずつログ倉庫の画像掲示板に描いていただけたら幸せです。

296185:04/01/25 18:21 ID:7DApBsuW
おお!風邪でダウンしてた間に神が降臨しなすった〜〜(・∀・)
ありがたや ありがたや( ´−`)


>>268
お返事遅れてごめんなさい〜_(._.)_
たぶんそれであってるかと思います(・∀・)
297268:04/01/26 10:25 ID:leRr3spR
>>185
お体には気をつけてくださいね。

歌の通り病気も何にも無い猫タンたちがうらやましい(藁
298名無しさん@ピンキー:04/01/27 00:32 ID:LJagZ295
あのー、ここって

河 童 の 三 平 も あ り で つ か ?
299298:04/01/27 00:53 ID:LJagZ295
それと、今考えている三平モノは擬人化+女体化なんですが…
『男×女体化』はスレのルールに反しますか?
300名無しさん@ピンキー:04/01/27 00:59 ID:l0aFq3Bj
>>1
>※ 水木作品ならばSSやお絵かき投稿も大歓迎!
>  原作からアニメまで、灰になるまで萌えやがってくだちい
とあるから三平もあり!でしょう。セカークスレタイ変えたのに悪魔くんとか来ないなー。
スレルールっていっても、ここは男×男以外はOKらしいんで女体化セーフでは?

まあとにかくおまちしてますよー(´ー`)ノ>298さん
301185:04/01/27 17:12 ID:O3NQbzmN
>>298氏 女体化=女ってことでおKじゃ無いですかね〜?( ´−`)
 めっちゃ!期待しますよ〜〜(・∀・)b
 心配してくれてありがとうございます〜 おかげさまで治りましたw_(_^_)_
 
302名無しさん@ピンキー:04/01/27 17:33 ID:nbA7B+uG
女体化は他スレでもやってるしオケでしょ。
>298四の降臨ケテーイ(゚∀゚)!

女体化っていやぁ、前スレで水木ズム氏が言って居たがどうしたんだろう?
303名無しさん@ピンキー:04/01/28 02:40 ID:4oqY0IjC
そういやDVD化されるんだっけ?>河童の三平
いや、復刻版だったかな?記憶不鮮明につきすまぬ。
原作読んだことなかったが、この機会に探してみようかな。

>302
言ってたのよね 9(・∀・)オボエテルヨー 水木ズム氏!
毛目玉氏もねらりひょん氏も数ある数字ハン氏達も、
ご都合の良い時に萌えもの是非に!座して待ちます。
304名無しさん@ピンキー:04/01/28 15:02 ID:AQg4e4Ys
最近発売のゲーム版の3機種の猫タンの事はどなたも触れられませんが、萌えないのかニャ?

宮村猫は、
西村猫をもっと高音にした感じの声。
鬼太郎をさん付けで呼んでる点は小串猫イメェシ。゙
三田猫には色調は似てるが声は遠い。
山口猫と声の高さは似てる。
305名無しさん@ピンキー:04/01/28 16:02 ID:HpSmc8/l
>303
河童の三平はモノラル実写版Vol.1は発売されてるね
Vol.2が2月か3月に発売だとオモタが

なんでかアニメのほうは冬営じゃないんだよね...
306毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/01/29 08:44 ID:VFA4Xjqs
何だかスレが寂しくなってきたので、駄文を投稿シマツ

メフィスト二世×エツコなので、適当にスルーよろしこ。
個人的には、最新版の悪魔くん(埋もれ木)×幽子(強気セテーイ)も(・∀・)イイ!! かと思いつつ
何で鳥乙女じゃないんだYO!と言う突っ込みはし茶イヤン

全部デキて無いんでつけど、レッツ投下



「…ん…おにぃちゃん?」

兄を呼んだ自分の寝言で目を覚ましたエツコは、まだ寝ぼけていた。
眠気眼を擦りつつ、この場所が見慣れぬところで一気に眠気が吹き飛ぶ。

辺りは薄暗く、どこかの部屋のようだがガランとただ広い空間にぽつんと置かれている気分だった。

(…ああ、そうか)

エツコは思い出した。
自分の兄、埋もれ木真吾が”悪魔くん”であった為に、何度か危機に晒された自分を一時隠す為にココへ置いたのだと言う事を思い出す。

「やぁ、エッちゃん。目が覚めたかい?」

自分を呼ぶ声に振り向けば、視界にぼんやりと映るのは大好きな悪魔(ヒト)の姿。
慌てて眼鏡を探しかける。

「メフィスト二世さん」
「魔界での一泊目は、どうだい?」
「うん…よく眠れたけど、まだ慣れてないみたい。」

フフフ…と笑って、部屋が薄暗くてよかったと思う。
お兄ちゃんには悪いけど、預けられた先が好きな悪魔(ヒト)の家で嬉しい。
こんな時に不純では有るが、恋する乙女に状況は関係ないのだ。


「…で、昨日の覚えてるかい?」
「え…?あ、魔界に人間をただ置くのは難しいから、魔女見習って言う事でメフィスト二世さんの世話係をするっていうのね。」
「そうそう。」

悪魔くんの妹である事が知られたエツコを守る為…にこのメフィスト家に預けられた―――というのが名目上では有ったが
実の所”契約”の為にこのメフィスト家に売られた事を彼女はまだ知らない。
兄である悪魔くん以外に地上に居る誰しもが、彼女の存在記憶を消された事も…

二世がパチンと指を鳴らすと、部屋に明かりが灯され、窓を覆っていたカーテンが開いた。
夜空に浮かぶ満月が辺りを照らし、意外に外は明るかった事を知る。

「おふくろのお古で悪いんだけど、魔界に居る間はコレを着ていてくれないかな。」
手渡されたのは豪華なレースのついた黒いロングのワンピースに、白いエプロンと黒いリボンだった。

「二世さんの、お母様の…私なんかが袖を通しても良いの?」
「かまわないさ。それじゃ、着替えを手伝ってやるよ。」
「え゛っ!?」

手渡されたワンピースを握り締め、ボッと頭に血が上る。

「魔力!着せ替え!!」

二世がステッキを振るうと、いつも来ていた白いブラウスと紅いプリーツスカートから、一瞬にして黒いワンピースエプロンに着替え終わる。
妙な感情の中、着替えが一瞬で終ってホッとするエツコだが…


「うん、なかなか似合ってるよ、エッちゃん。」
「そ…そぉかなぁ…」

普段着慣れない衣装に、ちょっと気恥ずかしい。

「魔女見習に見えるよ。どうせなら、魔女にしてあげるよ。」
「そ・・・そう?」

ヘヘヘ…と笑う彼女は、二世の言った言葉の真意をこれから知ることとなる。

エツコの居た部屋は、実は二世の部屋の隣で部屋同士が扉一枚を隔てて繋がっていた。
世話係は何時でも呼ばれたら傍に居るように、との理由で彼女は素直に納得していたが、あてがわれた部屋は本来使用人が使う部屋ではない。
食事も、主人であるメフィスト一家と共にする事を許されていた。

それでも、一応は二世の世話係なので二世が屋敷に居る時には何をするわけも無く傍について歩く。
流石に風呂の世話までもしなければ成らないと知った時には、赤面して困ったが
これも眼鏡を外す事でなんとかクリアーする事ができた。

魔界事情を知らないエツコだったから、自分の置かれた状況を全く理解する事も無く過していた。
はじめは慣れない魔界での生活や、メフィスト家の習慣を覚えるのに戸惑い
サマリンから受ける魔女の教育に辺り、使う道具になかなか慣れなくて日々が忙しかったのだが
数ヶ月もすれば、それが普通となり生活にも余裕が出てくる。

「ねぇ…メフィスト二世さん…」

入浴中の二世に、話し掛ける。


「なんだい?エッちゃん」

浴室の仕切り1枚隔てて、二世が返事を返す。

「私…お屋敷の外にも出てみたいのだけれど…」

眼鏡を外した目で、二世に渡すバスタオルのぼやけた輪郭を見つめる。
エツコは魔界に来て以来、屋敷の外に出かけたことが無かった。
忙しかった頃は、考える間もなくて毎日がいっぱいいっぱいだったから…
自分の時間が持てるようになった今、見慣れた屋敷以外の風景も見てみたくなったのだ。

「…」

二世はすぐに返事を返さない。

「エヘヘ…やっぱ人間の私がうろついたら、危ないの…かな?」
「…そうだね、エッちゃんはまだ見習いだから、人間の匂いがプンプンするんだよ。」
「魔女に…魔女になったら、大丈夫なの?サマリンおば様みたいに…」

「魔女になればいいってモンでもないよ。あれでも、お袋はベテランだからね。」
「そっかぁ…」
「でも…」
「でも?」

「魔女になれば、人間の匂いは消えるぜ?そうすれば、俺がエッちゃんを魔界案内してあげられるけどな。」
「ホント?」

エツコの返事に、喜びの色が混じる。

好きなヒトの家での生活とはいえ、好奇心旺盛な子供が閉じ込められたままでは気がめいる
彼女だってまだまだ遊びたい盛りの少女なのだ。

「”魔女の契約”を…すればね。」
「魔女って、魔法とかホウキが操れる用にならないと駄目なんじゃないの?」
「いんや、魔法が扱えるだけじゃ…正式には魔女とは呼べないね。」

ギィ…浴室の扉が開き二世が出てくる。見えなくともはじめは恥かしかったが、今はそう恥らう事もなく二世にバスタオルを渡す事が出きるようになった。
もっと幼かった頃は兄とは一緒にお風呂に入ったりしていたので、女姉妹の子よりは多少態勢はあるはずなのだが
ただタオルを渡すだけとは言え、なれるのに一番大変だった仕事?でもある。

「…そぉなんだ…」

急にしゅんとしてしまったエツコを見て、二世は慌てて言葉を付け足す。

「で、でも…エッちゃんを魔女にするぐらい、俺にだってできるんだぜ?」
「え…おば様が、私を魔女にしてくれるんじゃないの?」

エツコは”魔女”になる為には、魔女の元で修行して、三角帽子とホウキを与えられた時に、認められるのだと信じていた。
魔女には2種類有る事を彼女は知らない。
一つはその血筋に生れ落ちる女子である事、もう一つは血の契約により結ばれる者である事。
とはいえ、悪魔は長寿な為に魔界の出生率は低く、純血種の魔女はさらに少なく魔界の魔女の実に7割以上が、後者に属する。

「お袋には、教える事は出来ても、それは出来ないよ。現にお袋だってオヤジに…」

二世は言いかけて、途中で止めた。
312毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/01/29 08:53 ID:VFA4Xjqs
・・・とこんな感じでつが
エロスィーンがむずかスィー・゚・(つД`)・゚・

パラレル設定で、鬼太郎(4部)にキチックを入れて、無理やりメイドにさせられた猫タンと…でも(;´Д`)ハァハァするNA





軽く逝ってキマツ

   ||     ⊂⊃
   ||    ∧ ∧
   ||    (  ⌒ ヽ
 ∧||∧   ∪  ノ
(  ⌒ ヽ 彡  V
 ∪  ノ  フワーリ
  ∪∪
313名無しさん@ピンキー:04/01/29 19:38 ID:DmlSOsHU
スレが寂しくなったところでss投下してくださる毛目玉氏に、
このスレへの並々ならぬ愛を感じましたYO!

エッちゃんがウロ覚えな不届き者ですが、
想像力をかきたてながら読ませていただきますー。
がんがってください。
メイドといえば前々スレの猫屋ssで、
いろんな次元から猫娘が集まってくるという文を読んで
それじゃあ2期3期ネコタンのメイド姿も見れるのかな…
とハァハァさせていただいた記憶が。
314名無しさん@ピンキー:04/01/29 21:36 ID:Cnt3kJgM
成る程、4期ネコタンのメイド姿は放送時全国のネコタン萌えに衝撃を与えましたからね。
カットされたけど、芸者姿もあったらしい。
原作ネコタンはウェイトレス
2期ネコタンは女中
3期ネコタンもメイドになりましたからね。
315名無しさん@ピンキー:04/01/29 22:21 ID:rWYsm3/B
キタ━━━━━ヽ(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)ノ━━━━━!!!!!

血の契約萌える!つ、続きを(;´Д`)ハァハァ
316名無しさん@ピンキー:04/01/29 22:35 ID:DmlSOsHU
>314
マ ジ デ!?すか!?
見たくて死にそうです(´д`;)
317名無しさん@ピンキー:04/01/29 22:55 ID:FE2xL4wC
毛目玉氏降臨!
おまちしておりますた。

>314
げ、芸者っすか!!!フハ-
318名無しさん@ピンキー:04/01/29 23:00 ID:rWYsm3/B
「妖怪屋敷へいらっしゃい」みたいな可愛い芸者姿だったんだろうなw
ムム…そげな萌えシーンをカットするとは、なんたることだ!残念無念。
319名無しさん@ピンキー:04/01/30 00:46 ID:45spzpw1
公式ガイドブック1に掲載されているやつですな。
「毛羽毛現とがしゃどくろ」の話で、代りにねずみ男と砂かけが芸者をやっ
ていた。監督がギャグにしたかったものと思われ。
320名無しさん@ピンキー:04/01/30 00:50 ID:45spzpw1
連続で申し訳ない。ねずみ男は四期では巫女やセーラー服の女子高生のコスプレ
もしているのでお好きな方はどうぞ(w
321名無しさん@ピンキー:04/01/30 01:17 ID:ORs/X+eI
>>246の18禁にゃんこ娘(四期ねこ娘)が
moe画像掲示板に降臨。神乙〜

無明童子っていうアニパロ本に成長した鬼太郎とねこ娘が出てた。
時期的にも3期設定の延長みたいだけど、目玉おやじやねずみ男や砂掛けは変わらず(当たり前だが)、
鬼太郎は美形で強いが少々生意気な性格に、ねこ娘が美少女で結構萌え(回想シーンの少女時代も良し)
既に鬼太*ねこの肉体関係は何度も有るようだが、事件に巻き込まれたねずみ男の台詞からもご無沙汰してて、
鬼太郎は結構溜まってるとか(精子が?)
興味の有る人、古本屋でゲットするべし!(水木タッチはあまり無いけど)



>>319-320
公式ガイドブックでも突っ込まれたけど、
四期のねずみ男は女装化傾向が確かにあったね。

毛目玉氏
「毛羽毛現とがしゃどくろ」の芸者姿のねこタンと鬼太郎のSSキボンです。
322名無しさん@ピンキー:04/01/30 02:13 ID:BmD4C32X
メフィストII×エツコですか!眼鏡外して解決wのエッちゃん可愛いです。
悪魔くんよく覚えてないのでつが、幽子、ユルグ(ユルゴだったか?)好きだったなあ…
メフィストIIの白い手袋や、調子もののあたる声で紳士的なところはよく覚えてるな。

是非に続投キボーンしつつも>312の三行目にハァハァしますたキボーン!
>321氏の後半二行も便乗キボーン!

毛目玉氏のアマンアマンSS大好物なもので、キボーンしすぎてスマソ・・・(*´Д`)
都合の良い時に是非ムスコを悦ばせて下さい。
323毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/01/30 08:36 ID:RzIUCjdW
ただいま・ママン

>猫屋

漏れセテーイでは、
>それじゃあ2期3期ネコタンのメイド姿も見れるのかな…

お お い に 有 り で つ

1部時代の人が、4部時代(未来に当る)猫タンが担当する日に猫屋で遭遇する事も…またその逆も有松
ただ、現世では絶対にありえない出逢いですので、万が一猫屋から生きて帰れたとすれば、残念ながら猫タンの記憶は無くなり末。

>カットされたけど、芸者姿もあったらしい。

漏れも、見た杉
コレは多分、あまりのかわゆさに鬼太郎が出さなかったんじゃないでつかねー
あの2人には罰を与えなければならなかったわけですし、猫タンが居たら救いになっちゃったカモネー

>322
ユルグでオケ


スマソ…2世が結構動かしヅライキャラダターのでクイッククイックスローなペースで進行中でツ
いつ終るんだろう・゚・(つД`)・゚・
これが鬼太郎×猫タンだったらすんなり?エチーに持っていけるのに…(´・ω・`)シャボーン

「主人の命令は絶対だよ?君は僕と言う主人に買われたのだから…」
「…!!」

なんてな
>311の続き

「おば様がどうかしたの?」
「いや、ただ…俺としては…その、一応エッちゃんの同意が欲しいんだ。」
「私の同意?」
「そう、エッちゃんが魔女になりたいって…のがね。その後ちゃんと勉強すれば、エッちゃんだって悪魔くんの力に成れるかも知れないんだぜ。」
「そっかぁ、お兄ちゃんやメフィスト二世さんに迷惑かけずに済むようになるわね。私にもできるかしら、悪い悪魔と戦う事が…」

エツコに微笑み返されて、二世の良心が痛んだ。
これからしようとしている事は、エツコの為ではない。
もともと、エツコを魔界に連れてきたのだって、悪魔くんと父・メフィスト老が契約する際に我侭を言って通した結果なのだ。
初めからエツコを、魔女にするつもりで連れてきたのに…

いつものようにパジャマに着替えることなく、意を決したように体を拭いたタオルを腰に巻き、エツコの手を取り、自室のベットへ誘う。
眼鏡の無いエツコは、二世に引かれるままに従うしかない。
やがて、ベットの縁に座らされたエツコは、おぼろげに見える二世の顔をじっと見つめている。
その瞳があまりにも無垢なのでいたたまれず、二世はエツコの髪を結わえていたリボンを解くと目隠しをした。

「…どうして目隠しをするの?メフィスト二世さん」

これも”魔女”になるための一工程なのだろうか?
疑問は抱くものの二世を信じているエツコは特には驚いた様子も無く淡々と尋ねる。

二世にしてみれば邪な思いが見透かされてしまいそうなのが恐くて、瞳を封じずには居られたかった。
もとより、色恋沙汰には晩熟な二世は魔界の悪魔学校(見えない学校のファウスト博士の授業とは別モノ)の、この手の科目は大の苦手で実践実習は一度も経験が無い。
流石メフィスト家の嫡子であるだけに魔力や魔法の実戦はトップの成績だったし、魔女の契約は必ずしも必修科目ではなかったから学校側は目をつぶっていた。

「…エッちゃんは魔女になるんだよな?」
「えっ…う・ウン…」


「それじゃ…今から俺が何をしても、信じて身を預けてくれるかい?」
「…メフィスト二世さんがそう言うなら…」
「エッちゃん…」

思わずエツコの体を抱き寄せた。普段一緒には居ても、抱きしめられたのは魔界に来て初めてだったから、エツコは頬を真っ赤に染め上げた。
二世は自分のステッキを手にとると、エツコに向かって振りかざす。

「魔力!魔女契約!!」

すると不思議な魔法陣が現れ奇怪な文字列がベットの周りを包む。
目隠しされたエツコは見えないから、周りの不穏な気配を感じてキョロキョロとするだけ

魔女契約の魔方陣は、契約を邪魔されない為の結界でも有るのだが他にも特殊な役割がある。

「エッちゃん、もう後戻りは出来ないぜ?」
「うん。」
「それで…一つ頼みがあるんだけど…」
「なぁに?」
「”嫌”とか言わないで欲しいんだ…その…俺…」

初な二世は、普段の大胆な戦い振りと反して、以外に繊細だった。
例え心と反して放たれた言葉であっても、拒否されたくなかったのだ。
その表情は見えないけれど、言葉を詰まらせた二世の困った顔が想像できて

「メフィスト二世さんが魔女にしてくれるんだもの。私大丈夫だよ?」

正面に立っているであろう二世のほうを向いて微笑んだ。

何をされるかも解らない、ましてや目隠しなんかされて不安だろうに、二世を信じきって見せた笑顔にキュッと唇を噛む。

膝に置かれた手を取り、跪く。

「埋もれ木エツコよ。汝を我の花嫁として、血族よりも濃い血の契約を結ばん。我に汝の乙女を捧げよ!」

魔女契約の言葉は悪魔によっても、その魔女になる女性に対しても異なるが、おおよそ3タイプある格付けの中で、二世が唱えたのは魔女契約の中でも最も上級なモノで、契約によって得られる魔力も膨大だ。
ただし、魔力は契約する悪魔の実力によっても大きく左右され、純潔である事が絶対条件。
それは嘗て、メフィスト老が妻サマリンと契約(プロポーズ)したモノと同じだった。

※ 最低な契約は、自我を奪われロボットとして洗脳し使い捨ての魔女。即席魔女とも言われる。
  その次が、僕クラス。自我は有るが契約した悪魔に心酔し逆う事はできない。
  悪い魔女…と称されるのが、これに属する魔女である事が殆ど

魔方陣は言葉に反応し、青紫に揺らめきながら球体へと文字列を変形させる。

「メッ…メフィスト二世さん…い・今…花嫁…って…」
「そうだよ、エッちゃんは今から俺のお嫁さんになるんだ。」

”花嫁”と言う言葉に半ばパニックを起こし首まで真っ赤に染めているエツコの身体を抱き寄せ、横たわらせた。

「!」

二世に目隠しをされ、これから先を予測できないエツコはいきなり唇を重ねられ、ビクンと身体を振るわせた。

「…初めて?」「…」コクリと頷くエツコに、再び唇を重ねる。

初めて知る女の子の唇。
その柔らかな感触を味わう事に夢中になり始めて、ガチと前歯が当ってしまい…

「…ッ」
「ゴメン…俺も初めてなんだ。」

デヘヘと二世が照れを誤魔化すように笑う。

「…エッちゃんの気持ちちゃんと確かめてなかったけど、俺…」
「そ・そんな事無いよ、私メフィスト二世さんのこと大好きだもの。その…お嫁さんって言ってくれて…凄く…嬉しかった…よ?」

言い切って、エツコは恥かしさのあまりに両手で顔を覆った。
言われた当の二世も、頬を染め上げてこのときばかりは目隠ししてて良かったと、互いに思っていた。
恋に臆病な所がある二世だが、現世に居る時も少なからずともエツコは自分の事を良く思っていると言う事を感じたからこそ父に我侭を言い
悪魔くんとの信頼関係を揺るがす事になろうとも、エツコを傍に置く事を望んだ。
そして今日、エツコが”外に出たい”と言った時に、嫌だといわれても無理やりに自分のモノにしてしまおうと思った。

魔女契約の魔方陣には恋媚薬と同じく、契約を結んだ魔女を虜にしてしまう魔力が備わっている。
だから魔女は悪魔に従順に従うのだが、二世が唱えた呪文は魔女を同等と扱うもので支配下におくものではない。
二世はエツコの心を殺したくは無かった。その心も含め全てを欲していたから。

同級生にそんな事を言えば、無理やりにでも契約を交わせばいいのにと馬鹿にされたが、惚れた異性に対して二世は純で、自分の両親のような関係に憧れていたから。

「…ねぇ、メフィスト二世さん。目隠しとってもいいかしら?」
「えっ、あ、ああ、構わないけど…何で?」
「うーん…メフィスト二世さんの顔が見たくなっちゃった。」

その台詞に、二世は頬をポッと赤らめる。
エツコは目を覆っていた黒いリボンを外したが、もともと悪い視力の上に目隠しされていたせいでますます見え難い。
328名無しさん@ピンキー:04/01/30 18:15 ID:n4E/Kmja
初々しくて良いですなぁ〜。
やっぱりアマンアマンですね!
二人ともかわいすぎ…(´д`;)ハァハァ

>323の毛目玉氏のお お い に 有 り で つ発言から
三部ネコタンメイド姿がどうしても拝みたく自分で描いてみたものの
やっぱり自分で描いたモンじゃ何も感ずることができませんでした・゚・(つД`)・゚・イミネー
つまんない絵ですがせっかくなのでアプしてみます
http://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1075453882.jpg

絵描きモドキさんのようにリアルでカコイイ絵が描いてみたいでつ…
329名無しさん@ピンキー:04/01/30 23:37 ID:TdDfvlE+
>298
ガンバテー。
…河童の三平で女体化+擬人化ってぇと…狸か?
狸耳狸尻尾の萌え少女…萌え。

>307
魔女娘設定 キタ━━━━!!頑張ってくれい!
330名無しさん@ピンキー:04/01/31 00:55 ID:iza6yyIN
>>323
「毛羽毛現とがしゃどくろ」
リアルタイムでこの回観て、
子泣きが「ここの温泉は露天の混浴。めんこいオナゴが入っとるぞい」
って言った時、ねこタンの入浴シーンを期待した漏れ・・・・・・・・・逝ってよしですか?
331名無しさん@ピンキー:04/01/31 01:32 ID:30mkJlTh
>330 b(*´Д`)人(´Д`;)ノシ

>328氏のメイド猫タン'S イ イ ! !
四部猫たんの仕事始めに、三部猫たんが着替え方手伝ってやってるのか。ハァハァ
こんな初々スィー四部猫たんを毛目玉氏は>323で…
 >これが鬼太郎×猫タンだったらすんなり?エチーに持っていけるのに…(´・ω・`)シャボーン

 >「主人の命令は絶対だよ?君は僕と言う主人に買われたのだから…」
 >「…!!」

 >なんてな
禿しく読んでみたいんでつが?!(*゚Д゚)ゴルァ

なんてな(w メフィスト二世×エツコ楽しみにしてまつ。
332298 河童の三平『狸の唇』三平×狸:04/01/31 01:59 ID:PAPabtzD
その少女があの狸と気付くまで四十分ほどかかった気がする。
実際には十秒ほどしか経っていなかったのだが。
333298 河童の三平『狸の唇』三平×狸:04/01/31 02:00 ID:PAPabtzD
かん平と夕方まで遊び、それからごろごろと下らないテレビ番組を
僕は観ていた。人生相談番組が始まったときだ。
縁側から足音がした。かん平か。死神か。−−−狸か。
足音は近付く。縁側の障子がすぅと開く音。

「黙って入ってくるなよ」

けものの臭い。きっと狸だ。
寝っ転がった僕は振り向きもせずに素っ気無く言った。
−−−確かにけものの臭い。
だがいつもと少し違う。
嗅ぎ慣れない。狸ではないのか。
334298 河童の三平『狸の唇』三平×狸:04/01/31 02:02 ID:PAPabtzD
僕は寝っ転がったまま首だけそちらを向いた。
狸でもなければ、死神でもなかった。河童でもない。

そこにいたのはけものの耳と尾が生えた少女だった。
浅黒い肌を粗末な和装で包んでいる。
呆気にとられたまま数秒僕は硬直した。
だれだ。僕の知っているような子ではない。第一、けものの耳や尾が
生えているような子と友達になって覚えもない。では−−−
夢でもないようだし、見間違いでもないようだ。
ならこれはバケモノ?
335298 河童の三平『狸の唇』三平×狸:04/01/31 02:04 ID:PAPabtzD
「シャンペイ」

舌足らずなその声で僕は気付いた。
−−−たぬき?
まさか。確かにあの、僕の知るあの狸は僕のことをサンペイと呼ばず
シャンペイ、と呼ぶ。だからって、そんなまさか。
しかしその耳と尾は狸のそれであった。こんな馬鹿なことってあるだろうか。

夢か。それとも死神の罠か。そうだきっとあの間が抜けているのにみょうに狡猾なサレコウベが
僕を欺かんとしているんだ。変装か仮想か。いや、奇術だろうか。何が飛び出すか分からない
風体の男だ。田舎者で泥臭い女の子しか見たことのない僕の前にこんな可愛い子を出して僕を
じぶんの手の中に落とそうとしているんだ。何せ地獄と現世を行き来する死神だものな。そうだ、
きっと女の子をだして僕の気を引いてそうだそうに違いないどうせこの子はおいしい果物があるからとか
言って山に誘い出しそこで僕の首をおもむろにちょん斬るかもぎ取って喰うかそしてそこで死神が「ははは
ひっかかったな三平」なんて言いながら幽霊となった僕をあの世へと導んてふいつだ許―ど〆れっぬ’
336298 河童の三平『狸の唇』三平×狸:04/01/31 02:06 ID:PAPabtzD
邪推達が僕の大脳でふつふつと沸き上がる。
こんな時だけ思考はフルに回転する。邪推は湯水のごとく出てきては僕の
心を錆びさせる。死神の張った罠が口を開いた。

「シャンペイ。僕だ狸だ。こんななりをしているけど狸なんだ」

ええい黙れ死神のくせに。姿を見せてみろ。
でも死神の罠にしては凝っている。あいつの罠はどこかしら欠落しているのに
狸を出してみょうな現実感を出している。でも、騙されないぞ。
僕は立ち上がって怒鳴った。

「な、なに言ってるんだ。狸なわけがない。正体はなんなんだ死神めっ」
「なに言ってるんだはこっちの言葉だ。落ち着けよシャンペイ」
「ぬ、なんだなんだしらばっくれるんじゃないよっ」
337298 河童の三平『狸の唇』三平×狸:04/01/31 02:07 ID:PAPabtzD
シャンペイ、シャンペイとその少女は僕の服のすそにすがりついて上目遣いに
僕の名を連呼した。狸の耳がぴくぴくと脈打つ。

「落ち着いてくれよシャンペイ。これには事情があって、だね」
「事情も毛目玉もあるかーっ」

僕はすがってくる狸を騙る少女を両の掌で胸を押し後ろへ倒れさせた。
肉の感触が残る。狸少女は尻餅をついておもむろに立ち上がった。

「だからちょっと聞いてくれ、ってば。シャンペイ」

ふと我を取り戻す。同時に今の薄い胸板に触れた感触が掌から腕へ、
腕から脳へと伝わる。柔らかい。
そうだ、何を取り乱しているんだ僕は。死神は死神業をくびにされていたんだ。
僕の命をねらう義理も仕事もないじゃないか。

「ま、座ってくれよ」
338298 河童の三平『狸の唇』三平×狸:04/01/31 02:07 ID:PAPabtzD
狸を騙る少女は腕を突き出して両手を下に降ろし、座れという仕種を
して見せた。僕はとりあえず、その場へ座った。少女も僕の真向かいに座る。
妙な、実に妙な風景である。

「実は−−−僕の山にねぇ」

そう言うと狸少女は語り始めた。
要約して言うと、狸の棲む山に封じられていた猫の妖怪が復活したのである。
その猫妖怪と言うのが、類い稀な色事師で、己の絶大なる魔力で山に棲むあら
ゆる動物を人間の娘に変えてしまったのである。娘となった動物達は次々と
犯されているので、身の危険を感じた狸は三平の家に逃げ込んで来たのだ。
もともと雄の狸とて、犯されるのは気分のいいものではないのだ。

そう捲し立てる狸に、僕はウンとかハァなぞと返事をした。
聞きつつ、僕は人間の童女と変化した狸を見た。
浅黒い肌。大きな眼。幼さの残る丸っこさ。

「…で、まあそれで…シャンペイ。シャンペイ?」
339298 河童の三平『狸の唇』三平×狸:04/01/31 02:08 ID:PAPabtzD
思わず三平は狸の肉付きのよい太ももをぼうと見ていた。
変態もいいところっである。気を取り直し、僕は聞き直す。

「ん、え。うん、それで?」
「うん。で、まあその…」

うん、と咳きばらいすると狸は続けた。

「その猫妖怪がおとなしくなるまでしばらく匿ってくれないかな?」

僕は思わず、ゲゲゲっと古風な驚き方をしてしまった。三つ並んだゲの字に、
狸少女は申し訳なさそうな顔で、うつむき加減に駄目かな、なんて聞き返してきた。
もうだめだった。僕のみならずこう願われて駄目だ駄目だ狐狸畜生を家におけるか、
なぞと言える者もいないだろう。しょうがなく僕はいいよ、とため息と共に言った。
そのときの狸の嬉しそうな顔。狸とは思えない表情であった。
340298 河童の三平『狸の唇』三平×狸:04/01/31 02:09 ID:PAPabtzD
飯は砂の味がした。
また草の味もした。
僕は狸の一挙一動に見とれていたので、飯の味が良く分からなかった。
狸は美味しそうに食べていたし、お代わりも要求したくらいだからまあ
美味しかったのだろう。僕は狸に見とれる自分に、もとはあの雄狸なんだと
自制したが、数分経つとすぐに狸の猫のような顔に目をやっていた。

テレビでは時代劇をやっていた。
もしくは歌謡番組がやっていた。
飯時のあとのテレビを観る時間も、僕は狸を見ていたので何を放送していたのか
まるで分からなかった。狸はコロコロと笑う。無邪気だ。ただ時おり僕が笑われて
いるんじゃあないかとみょうな妄想も抱いた。
341298 河童の三平『狸の唇』三平×狸:04/01/31 02:10 ID:PAPabtzD
そうこうする内に僕と狸は眠くなっていたようだ。
狸は飯のあとは眠くなる、と言った極めて単純な理由であった。
僕は、狸に見とれていたのとそれを自制したりしなかったりと神経の
激務によって次第に眠くなってきたようだった。
ほとんど同時期に寝たと思われる。
テレビからは童謡が流れていたのを覚えている。

ーーー誰かさんが誰かさんが誰かさんが見ぃつけた
ーーー小さい秋小さい秋小さい秋見ぃつけた
342298 河童の三平『狸の唇』三平×狸:04/01/31 02:11 ID:PAPabtzD
それから何時間たったかは分からない。
気付くと僕は狸の寝息を聞きながらちゃぶ台につっぷして熟睡していた。
外からの秋風が僕の肌を撫でた。灯かりがついたままだ。消さないと。
僕は立ち上がって電灯に手をかけた。
狸はすやりすやりと横になって眠っている。
僕は数分それを見続けた。
僕は身体中に何とも言えぬ火照りを感じた。
狸の−−−少女の頬を撫でる。つるりとした肉感が指をつたう。
唇。唇は狸のときと同じようにとんがっている。
唇は秋風に揉まれかさかさと乾ききっている。乾いた唇は僕の指をぎざぎさと刺激する。
343298 河童の三平『狸の唇』三平×狸:04/01/31 02:12 ID:PAPabtzD
いつだったか。外国の映画で男と女が何やら唇を合わせていた。
あれは何だったのだろうか。
おじいさんはその時、けしからんとかなんとか怒鳴ってテレビを消した。
あれは何だったのだろうか。あれは、あれは何だったのだろうか。
謎めいたあの行為はいったい何だったのだろう。そして−−−
今僕はあの行為を実行−−−駄目だ。
彼女は−−−彼は狸だ。雄のけものだ。
あれは異性でないとしては駄目なのだ。そうだ、そうなんだ。僕は何か分からないがそう
強く思い込んだ。しかし−−−心の臓はなおも暴れる。
僕は少女の唇の線を指でなぞる。
ううん、と少女は寝苦しそうにうなった。
344298 河童の三平『狸の唇』三平×狸:04/01/31 02:14 ID:PAPabtzD
僕はがばっと勢いに乗ってそのとがった唇に自分の唇を合わせてみた。
少女の鼻息が僕の鼻の溝をくすぐる。微妙に熱い。

それから僕はひどく悪いことをしてしまったような気がして、
もうれつな勢いで縁側の障子を閉めると灯かりを消し直ぐさま
横になった。その時はまったくそうでもなかったのに、今になって
いやに胸が高鳴る。嫌な−−−どこか嫌な感情だ。
僕自信が嫌なのか。
あの行為は何を意味するのか、結局分からなかった。
それどころか何か嫌な、拭っても拭いきれない悶々とした渦を心に
宿してしまった。
なのに。
不思議なことに後悔はしていなかったのである。
345298 河童の三平『狸の唇』三平×狸:04/01/31 02:14 ID:PAPabtzD
翌朝狸は何でもなさそうに台所から引っぱりだしたたくあんをかじり
ながら死人のように眠る僕の右肩をゆすって起こした。
酸い大根とけものの臭いがした。
秋の風が肌をつんざく。

(了)
346298:04/01/31 02:16 ID:PAPabtzD
ええと、とりあえず漫画版河童の三平を知らない方には
『死神が死神業くび』てどないこっちゃ、と思われるかも知れません。
あと毛目玉さん、ごめんなさい。初SSでいきなりこれか。

感想、苦情、ブーイングなどをどうか聞かせて下さい。
347毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/01/31 10:07 ID:zXvOn2al
活気が取り戻されつつある?…(*´д`)ハァハァ

>328goodjob!
そんな事言わずに投下キボング
>329気長に頑張り松
>330復活してよし!
>331想像力が掻き立てられて、漏れも書きたいぞゴルア!

>298氏モツカレー
不思議なエロシズム原作の独特の雰囲気が感じられますた
>シャンペイ
舌っ足らずな狸少女に萌

今更ながら>321の 何 故 ねこタン は、芸者登場が没になったのか0?!その裏側も書いてみたい気が・・・

「ねぇねぇ、鬼太郎見てー?」
「あれ?ねこ娘どうしたの・・・その格好」
「あのねー、おばばと一緒に芸者の役するのよ。」

「…なんだって?ねこ娘ちょっと・・・」
「いにゃん!」

ババッとねこ娘の着物のすそを捲り上げる鬼太郎。

赤い腰巻の下の白い足・・・
ひざ、そして太ももの上には―――

「・・・ね、ねこ娘・・・君・・・パンツはいていないじゃないか!!」

鬼太郎の内心怒り心頭

「だってーおばばが着物の下には腰巻だけでいいって言うんだもん。」
「駄目だよ・・・コレから来る人間には、反省してもらわなきゃならないんだ。こ、こんな可愛い芸者さんがいたら・・・」

鬼太郎の頭の中にいけない妄想MAX!!

(グフフかいわいいのう・・・もっとちこう寄れ)
(あれ、いけませんわ・・・)
(可愛い手だのう)
(・・・お戯れを)
(その着物の下はどうなっているのかな?)
(あーれー)

「えーあたしも鬼太郎のお手伝いしたいー」
「・・・許せない!!」

自分の妄想に逆切れした鬼太郎は、捲り上げたまま晒されたねこ娘の恥線に吸い付き、押し倒した。

「にゃんっ!鬼太郎のエッチー!!」
「僕のねこ娘にそんなことさせられない!!」

こうして、妄想に切れた鬼太郎はそのままねこ娘を美味しく頂いてしまい
頂かれたねこ娘は、鬼太郎にされた痕と気を失っていたために、ピンチヒッターとしてネズミ男が女装することになったのでした。


ちゃんちゃん!

眼鏡を探そうと手探りするが、先程の浴室に置き忘れたままだという事に気づく。

「あっ、メフィスト二世さん…私の眼鏡…取ってもらえないかしら?」
「…眼鏡…取れないんだ。」
「どうして?」
「まだ魔女契約の最中だから、俺達2人このなかからっ出ることが出来ないんだよ・・・」

「あら、それなら早く契約を済ませましょうよ。ずっとこのままではおじ様もおば様も心配するわ。」
「そ、それはそうなんだけど…」

どうにもこうにも弱ってしまった。一度張った魔女契約の魔方陣は外部はもとより、這った本人にも解除できぬと言う代物
だからこそ相当の覚悟の上で張ったのだが、すっかり和んでしまい先程の意気込みも薄れてしまっている。
エツコはこの先の行為をまだ知らないから、さらりと言ってのけたが、二世にしてみれば男になるかならないかの瀬戸際。
ココからどう上手くリードしたらよいのか考えるほど、変な汗が額からにじみ出る。

「…メフィスト二世さん…なんだかこの中、熱くなってきたみたい…」
「そう言われてみれば…」

するとエツコがもじもじと身を捩り始めた。

「どうしたの、エッちゃん?」
「なんだか、ムズムズするの…」
「何処が?」

聞かれてエツコは赤面した。それはすり合わせた内股の中心
女の子の大事なトコロ…そんな所恥かしくて答えられるわけも無い。
そして、二世もまた白いバスタオルを下から持ち上げている自身に気づき前屈みに座り込んだ。

「メフィスト二世さん?」
「な、なんでもないよ・・・」

2人の身体に影響をきたしているのもまた、魔法陣の影響なのだ。
魔女契約の魔法陣が及ぼす影響力というものは生半可ではない、自然と気持ちも身体も高まるように魔法文字に組み込まれており、ソレが徐々に発動し始めたのだ。

ドキンドキンと鼓動が早まるのが解る。コレほどまでに強力な魔法陣だったと身をもって知ったが、今更どうのしようも無い。
徐々に硬さを増す自身に妙な焦りを感じつつ、エツコのほうに目を向けると肢体を小さく震わせいた。

このままにしておけばやがて身体を蝕みつつある魔方陣の魔力に、エツコは対処する術も無くただただ悶えなければならない。
そのほうが余程酷だと悟った二世は、決意を新たにしエツコの身体に触れた。

「ひゃっっ…」
「わっ、大丈夫かい?エッちゃん」

既にエツコの身体は触れられただけで敏感に感じるまでになっている。

「メフィストにせいさぁん…」

目汁に涙を浮かべ、まるで熱にうなされたように頬が赤い。
そっと頬に手を添えれば、縋るように手を絡めてくる姿が愛しくて、ぎゅっと身体を抱きしめた。
さらさらとしたストレートヘアーの後頭部に手を添え、肩口に寄せて

「エッちゃん…」
「…好き…すきぃ…」

名前を耳元で囁けば、囁き返されてズクンと一際大きく鼓動が跳ね
吐き出す息は熱が篭り吐息に変わる。

「エッちゃん…エッちゃん」

互い以外に汲んだ肩口に顔を埋め、脱がそうと背中に手を回すがファスナーもボタンも見当たらず、手は背中を撫でまわす。
前ボタンだったか?と思い手を移動するが、指先にボタンらしき物は触れない。

(魔女服って…どうやって脱がすんだ?)
「やーんっ…だめぇ…」

焦る手は、ふくらみの乏しい胸の上を弄るように動き、エツコは堪らずに身を捩るが、身体の上に二世が居る為に逃げられない。
やがて魔方陣の効果もあって、エツコの胸の蕾は服の上からでも判るほどに固く尖りはじめ
指先が触れるたびに、全身を振るわせる。

M字に広げられた足の間には、二世の身体が納まり、普段は足首までも覆い隠しているスカートの裾は太股までも露にした。
エツコの変化に気がついた二世は、指に当る蕾を親指の腹で転がす。

「はぁっ…あーん…あっ」

背筋が反れば自然とお互いの腰が当るような形になり、エツコは異物感を感じてビクとし、
二世もまたエツコの腰に勃ち上がった自身を擦られて、少し腰を引く。
すると魔女服から浮き上がるようにして下着姿のエツコの身体が露になる。

※ 下着に関しては、魔女服のように特殊のものではない。

(お・・・お袋のヤツ、エッちゃんになんてもの着せてんだ!)

姿態を包んでいた衣服から解放された不安感からか、温もりを求めてかエツコの手が二世の背中を抱きしめると、そんな怒りは一瞬で消えてなくなってしまった。
黒いロングのワンピースをまとったエツコは、服のせいか落ち着いて大人びて見えたが、年相応の白い下着をまとったエツコの、その幼さが残る姿こそが本当の彼女だと再認識させられて、今更ながら罪の意識が芽生える。
いとおしさが溢れ出て、身体を抱き返した。
353名無しさん@ピンキー:04/01/31 21:29 ID:TEC4skLj
猫娘の絵を描いてみる…ってのは、
ここだとスレ違いですか?
354名無しさん@ピンキー:04/01/31 21:57 ID:30mkJlTh
>353
お待ちしてますよ!
ここは年中、萌え話・SS・絵にハァハァしているスレです。
うpロダは>1の萌えjp(キャプ・その他)や>4の保管庫(自作絵)などありまつよ。
355298:04/02/01 00:05 ID:yEyyYjS1
>>348
いいですなぁ、鬼太郎の妄想。
「あれっ、何をするんです」
「ぐふふてめぇの男が借金の代わりにてめぇの身体を差し出したんだよ。
さぁその玉のような肌をもっと近う見せてけれや」
「やめて下さいやめて下さい」
くるくる。
「それだけはそれだけは御勘弁を」
「うるせぇ生娘でもあるめぇに」
最近はここまで王道な時代劇もなくなったなぁ。

>>350
乙です。眼鏡なしのエッちゃん!ハァハァ(。∀゜)萌え死ぬ。
356298:04/02/01 00:07 ID:yEyyYjS1
即興ものができたんでちょっと投下してみます。
アマンアマンでもなければエロエロでもない、ひたすら
むなしいオッサン達の会話です。どぞ。
「だいたいよぉ」

男は窓際に座り、汚臭をまきながら口を開いた。
ねずみのようなうす汚い身体をぼろ布で包み込んだその男
−−−ねずみ男は不服を漏らした。

「鬼太郎の奴ァまだガキなんだぜ、それがよゥ。昼間ッからちゃらちゃら
猫娘とあっちふらふらこっちふらふら、ええ?乱れちゃあいねえか、
鬼太郎の親父さんよぉ」

わしらのような老いぼれは若いもんに口出さんでいいんじゃよ、と
かん高い声が茶わんから聞こえる。茶わんには湯がはってあり、その
中で目玉がぷかぷかと浮いている。
目玉は肌色の手で小人が使うような布で黒い瞳を拭いた。
け、とねずみ男は毒づく。
「はん。親父。お前ぇも老けたなぁ。息子が泥臭ぇ小娘の毒牙に
かかってんのに茶わん風呂か。のんきなもんだぜ」

ああ、幽霊族に明日はあるのか、ペペン、とねずみ男は歌舞伎調に
言っておどけた。

「親は子の意志を尊重してこそ親なんじゃ。独り身のお前にゃあ分からんよ」
「分かりたくもねぇや。眼ン玉のくせに言うことだけは道徳じみてやがる」

目玉は茶わんから出ると乾いた布で身体を拭き、天井を見た。

「ねずみ、お前もそろそろ身をかためたらどうだい」
「そろそろ、たぁ何だ。俺は妖怪だぜ。そろそろも糞もあるかい」
「いつだったか、ベティ・ブープに似た令嬢に惚れきってたじゃ
ないか。その、がま令嬢だったかのう」
「がまちゃんか」
ねずみ男は窓からの風景を見、二度がまちゃんか、と呟いた。
がま令嬢はかつてねずみ男が惚れ込んでいた令嬢である。鬼太郎の策略で
ある時姿を消してしまった。むろんそれからねずみは彼女を一度も
見ていない。
窓から視線を落とすと、童子と童女が草笛を吹いていた。手には
どこでつんできたのか早蕨と菊の花を二人とも握っている。
鬼太郎と−−−猫娘である。

「人の女を奪いとって、あの野郎呑気に小娘と花遊びなんかしてやがる」
「人聞きの悪い言い方するんじゃない、ねずみ」

ねずみは空を見る。

見上げた空は恨めしいまでに晴れていた。

(了)
360298:04/02/01 00:12 ID:yEyyYjS1
(注釈)
がま令嬢…原作の長篇『鬼太郎夜話』にて登場する、ベティブープに
似た謎の女性。ねずみ男と狼男がもうれつに惚れていたが(両者自分が
妖怪であることはかくしていた)鬼太郎が二人の正体をばらしてしまい、
恐ろしくなって逃げてしまう。
361名無しさん@ピンキー:04/02/01 00:16 ID:+s8SQ7H0
僭越ながら「即席!芸者猫タンその訳」の途中が気になり・・・
拙いながらお目汚し投下します


>348-349
「にゃんっ!鬼太郎のエッチー!!」
「僕のねこ娘にそんなことさせられない!!」
>355
362名無しさん@ピンキー:04/02/01 00:16 ID:+s8SQ7H0
鬼太郎の妄想は止まらない。

(まだ恥毛も生えてない幼線だな、はあはあ)
(先生、さすがにこんな幼い娘に悪戯するのは・・・)
(なぁにばれはせんわ。お前が口を滑らしたりしなければな)
(それはもちろん!いやぁ・・・先生に幼女趣味があったとは・・・いやいや)
(離して!触らないでよぉ・・・イヤァ!)
(幼女とはいってもこれは妖怪、もののけだ。気にすることはない)

ぽってりとした恥唇を舌で抉じ開け、興奮のままに秘裂をべろべろと舌で味わう。
「やっ、ゃ・・・あーんっ」
急激に高みへと押し上げられる舌技に、ねこ娘は錦糸織の鮮やかな着物を振り乱す。
鬼太郎の興奮が伝わったのか、ねこ娘もいつも以上にすぐ達してしまった。
「にゃうっ!!」
ひくりひくりと収縮する花弁が蕩け、広げた襦袢の中、芸者風の朱色の腰布に花蜜が伝う。
弾かれるように抵抗することもままならずびくついていたねこ娘の腕がぱたりと下りた。
「はぁ・・・は・・・はぁ・・・ぁぁ」
顔を上げればねこ娘の上気した表情。
和装に合わせてか、芸者に見立てたせいか、艶やかな化粧をしたねこ娘は
いつもよりもずっとオンナの表情をしている。
甘い吐息に滲んだ紅色の唇は堪らない艶を含んでいて・・・
363名無しさん@ピンキー:04/02/01 00:17 ID:+s8SQ7H0
鬼太郎は益々妄想を駆り立てられる。

(やめ・・・よして下さいお代官さまぁ〜)
(いやよいやよもいいのうちじゃ。ほれ見てみろ、こんなに幼いおなごでも感じておるぞ)
(ああ、乳首が立ってますねえ)
(いやぁっ)
(いやと言いつつ感じているじゃないか。お前、初めてではないな?)
(っっ!)
(どうれ。私はこっちを可愛がってやりますか。ああ・・・ピンクで小さな乳首だな)
(わしはこの花弁を可愛がってやろう)
(ああーん!)

鬼太郎の視線がきつくなる。よもやそんな馬鹿げた妄想に捕らわれているとは
露知らず、ねこ娘は潤んだ瞳で鬼太郎を見上げた。
「鬼太郎・・・」
猫撫で声で名を呼ぶ。それは愛する者の名だからこそ甘い響きをもっていたが、
そんな誘うような声を出すねこ娘もいけないと鬼太郎は思った。
「あっ・・・ニャァ!?」
帯もそのままで(解き方など鬼太郎には解からなかったし、解く程の余裕もない)
重ねられた着物を裾から捲し上げられる。
一枚一枚を交互に開き、弛緩した両足を左右に広げると、
鬼太郎はズクンズクンと脈を打つ己の強張りを引き出した。
「だ、だめぇっ・・・鬼太郎!と・隣におばばたちが・・・っ」
ねこ娘の言葉にも耳を貸さず、鬼太郎は先端で秘裂を割り、
一気にズリュリと貫いた。
364名無しさん@ピンキー:04/02/01 00:18 ID:+s8SQ7H0
「ンッ!」
衝撃にねこ娘は唇を縫い縛る。続けて繰り出された腰の動きに、
ねこ娘は慌てて両手を口に当てた。
閉じた瞳からはじわりと涙が滲む。
痛みではなく、突然の快感に熱い涙が込み上げたのだ。
「んっ・・・ふっ・・・う・・・うん・・・っ」
突き上げる鬼太郎の動きに衣擦れの音が響く中、呑みこまれた部分が
淫猥な水音を響かせる。
捏ね回された蜜は泡でも立てそうなほどかき回され伝い落ち、
朱色の腰布を色濃く湿らせる。
最初はパンパンと互いの肌を叩き合うような音がしたが、
それもしっとりと湿った音に変わっていく。
「・・・きっ・・・きたろ・・・ぉ」
波打つように揺さぶられ、口を塞いでいた両手が力を失って解かれる。
鬼太郎は自らの唇を重ね、止まることなくねこ娘の花壷を突き上げた。
365名無しさん@ピンキー:04/02/01 00:19 ID:+s8SQ7H0
その時───
障子の向こうから暢気な声が届く。
「お〜い鬼太郎や〜い。まったくどこ行ったんだ?」
近づくその声に、二人の動きはぴたりと止まる。
前後の動きを止めてもねこ娘の肉襞はきゅっと自身を締めつけて戦慄き、
一瞬目を見開いた鬼太郎も苦しげに目蓋を閉じた。
「・・・どうしよう・・・鬼太郎ぉ・・・っ」
声を潜めて尋ねるねこ娘も、はっと我に返った。
障子の前に長身の人影が映りぴたりと止まる。
「明かりがついてるな。おーいここか、鬼太郎?」
一寸障子が開き、ねこ娘は鬼太郎の影に隠れるようにぎゅっと身を縮こませた。
鬼太郎もまた、ねこ娘の顔を隠すように頭を胸元に引き寄せて振り返る。
「お〜い、そろそろ議員先生が・・・」
室内から漂う情交の匂い、薄明かりの中で組した人型に気付いてねずみ男は黙り込む。
「・・・・・・邪魔するなよ」
鬼太郎の鋭い目つきに見てはならないものを見てしまった恐怖で一歩下がり、
お邪魔しましたとばかりにそろりそろりと障子を閉じた。
「あ、そうだ・・・ねずみ男!」
「な・・・何だいっ」
「ガイドの後は芸者の格好してくれよ。お前そういうの好きだろ」
「馬鹿言っちゃあいけねえよ。別に好きってわけじゃねえよ!第一芸者はおばばとねこ娘のやつが・・・」
言い返そうと障子に手を当てたが、さっきのひと睨みを思い出して手を止める。
鬼太郎の背に隠れて顔は見えなかった上にほんの一瞬だったが、
組み敷いた女は芸者のような着物を着崩していた。
366名無しさん@ピンキー:04/02/01 00:19 ID:+s8SQ7H0
「たまには役に立つことしてくれよ」
穏やかに頼むようでいて、低い声には脅しの色が潜んでいる。
「わ、わーかったよ!一世一代の艶やかな芸者姿で迫ってやらあ!」
「・・・ありがとう」
鬼太郎にそう言われると、ケツの穴が痒くなる。
「てめえも大概にしとけよ!じきにお迎えに行くんだからなっ」
捨て科白を一つ吐いて廊下を去っていく。
なんだかんだ言ってもねずみ男は状況を察するのも早く気のいいいいやつだ。
くすりと微笑んで顔を戻すと、胸の中では真っ赤になって身を震わせるねこ娘。
「・・・邪魔が入っちゃったね」
「も・・・もぉやだ・・・」
「え?」
「見・・・見られちゃった・・・」
消え入りそうな声で呟いたねこ娘は、顔を上げることもできない。
確かに隠してはいるものの、二人がこういう関係であることなど仲間たちの間では
周知の事実だということを、ねこ娘はまだ知らないようだった。
「大丈夫・・・見えてないよ」
「ウソ!」
「本当だよ。でもそんな大きい声出したら、隣の部屋に聞こえちゃうかもね」
ねこ娘は慌てて口を両手で塞ぐ。
身を隠して鬼太郎の肩に縋っていた腕を失い、そのまま床にぱたりと下りた。
ねこ娘の可愛い声が聞けないのは残念だけど、こうして真っ赤になって
羞恥に耐えるねこ娘の顔を見ながらするのも悪くはない。
367名無しさん@ピンキー:04/02/01 00:20 ID:+s8SQ7H0
するとまた、鬼太郎の頭に妄想が過った。

(いい顔をするなあ・・・へっへっへっ)
(やめっ・・・やめてください、いやぁぁあんっ)
(そんな大きな声を出すな、いくら鄙びた旅館でも誰の耳に届くか解からんぞ)
(ならばこの帯で口と両手を縛ってしまいましょうか)
(おお、お前は気が利くな。やってしまえ)
(やっ・・・んぐっ)

「き・・・鬼太郎?」
妄想に取り憑かれている間、黙り込んだままの鬼太郎を見上げる。
「そ・・んな・・・・そんなことは許さないぞ」
「なぁに?あっ!」
びったりと奥まで突き当てていた自身を引き釣り出せば、収縮したねこ娘の肉襞が絡みつく。
再び動き出した鬼太郎に貫かれるままに、ねこ娘は口を塞いだ。
まさか鬼太郎のやきもちがこれほどひどいものだとも知らず、
激しい行為に不思議がりながらねこ娘は意識を失うまで貪られてしまったのだった。


こうして、妄想に切れた鬼太郎はそのままねこ娘を美味しく頂いてしまい
頂かれたねこ娘は、鬼太郎にされた痕と気を失っていたために、ピンチヒッターとしてネズミ男が女装することになったのでした。


・・・そういうことでつか?(w
毛目玉氏、298氏、勝手な妄想してスマソ!!
368298:04/02/01 00:28 ID:yEyyYjS1
リアルタイムで見させていただきますた。
猛烈に萌え。今日はSSが多く投下されて嬉しい限りです。
どれもいつもと変わらず上等なものばかりだし。…自分のが
浮くなぁ、下手で。
ところで芸者姿の猫たん、同ウェイトレス、同パンチラ、
同ナニをかじっているシーンをスキャナで取り込んだんですが
どこでうpればいいですか?画質はあんま良くないけど…
369名無しさん@ピンキー:04/02/01 08:57 ID:bl/NDmI3
370298:04/02/01 13:51 ID:yEyyYjS1
キャプでなくても萌えjpに晒してよかですかね?
スンマセン萌えjpあんま行かんので…

ちなみにスキャンしたものの詳細は(すべて猫娘)
『ガマ妖怪』よりパンチラシーン×2
『セクハラ妖怪いやみ』よりナニをかじっているシーン×2
『公式ガイドブック』より芸者姿
『魔女ジニヤー』よりウェイトレス姿

の計五つでつ。
371名無しさん@ピンキー:04/02/01 17:45 ID:bl/NDmI3
>>370
>>369はキャプじゃないほうなので晒してもよかですよ。
372298:04/02/01 23:33 ID:yEyyYjS1
貼りますた。アドバイスさんくすでつ。
御要望があれば画像の拡大なんかもしますよ。
373名無しさん@ピンキー:04/02/02 01:02 ID:uPbXVnFW
>298氏
42レス目の絵の内容ってどんななんですか?
すごいことになってますが…

まぁ水木先生はアニメで妖怪「ち○ぽ」を出すくらいですが…
374369:04/02/02 01:04 ID:lUfPVWJa
さんくすでつ
芸者姿と化けガマに飛び掛るシーンの拡大きぼんでつ。

後、化けガマの回の水木プロの書き手が手がけた回は、
他の話でも猫娘がパンチラしてるそうなので、宜しかったらそのうちスキャン要望します。
375298:04/02/02 01:47 ID:uctZPVO6
>373
『水木しげるの奇妙な劇画集』に収録されている『セクハラ妖怪いやみ』の
1シーンです。鬼太郎を色ボケにしたあのいやみが再び襲来、いやみは
部下達(オカマ)に『男鉄砲を喰らわせろッ!』なぞと命令、すると次々に
砂かけと猫娘にナニが襲いかかる、と言うシーンです。妖怪チ○ポの作者、
本領発揮と言ったところでしょうか。
(ちなみにこの『セクハラ〜』が鬼太郎シリーズ現時点での最終回。
最終回の内容がこれって、もう水木先生は逸脱としか言いようがないでつな)

>374
この頃の鬼太郎作品は水木プロ名義でアシスタントの森野達弥氏が描いて
いたそうですな。他にもパンチラシーン探してみます。
376298:04/02/02 01:51 ID:uctZPVO6
どうでもいいけど42スレの猫娘、飛びかかってるナニを
見て『キモチ悪い!』と言いながらもかじり付くってどーゆーこった。
気持ち悪いものはとりあえずかじりつく習慣でもあるんでしょうかね、
この娘は。「バナナかと思ったわ」
377毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/02/02 08:55 ID:8lVbgkJG
>361氏
ソユ事です(藁

しかし、298氏のウpしてくれた芸者猫タン…
アレでは鬼太郎が隠したくなるのも解りまつねぇ

テな訳で353氏の降臨座して待って末
>352の続き

胸の発育の乏しいエツコは当然、薄いスリップ一枚で、二世の胸板に密着すれば蕾も当る。
ドキドキと早鐘を打つ鼓動に、落ち着けと自分に言い聞かせ、魔女服とは対照的な真っ白の下着に手を伸ばす。
実践はもとよりこの手の授業も、恥かしさのあまり疎かにしていたものだから、今更になってもう少し真面目に授業を受けていればなんて考えもよぎったが、柔らかな肌の感触思考は直ぐに蕩けてしまう。

「ひゃぁんっ…」

スリップの下から差し入れられた手がわき腹をなで上げ、思わず漏れた声が予想よりも大きくて
始めてあげた女の声に、恥かしさと戸惑いを隠せず、二世の胸に顔を埋めた。

「エッちゃんは敏感なんだなぁ…すっげー可愛いや」
「や…んんっ…」

言われた事の意味は解らないものの、凄く恥かしい事を指摘されたようで身を強張らせる。
膝先に力が篭れば、それは二世の身体をはさむような形になり、身長差で言えばはるかに自分を凌ぐというのに、とても小さく可愛く感じられて、頬に唇を落とす。

「ン…」

鼻から抜けるような甘い声に、少し力が緩んで首筋に吸い付き、、忍ばせた手を進めればビクビクと言う反応が返されて、壊れてしまうのではないかと心配になる反面
壊したいという気持ちが同じぐらいに宿る。

凄く恥かしくて、胸の中心辺りに感じる甘い痺れが何なのか解らなくて、”嫌”と言う言葉は絶対に使わないと約束したから、なるべく声を押し殺して、エツコは必死に二世の身体にしがみついていた。
触れられるたびに、甘い痺れは強くなり、二世が自分に触れているんだと思うことで、さらにジンジンと広がり、無意識に甘い声が漏れてしまう。

やがて空気に晒されたエツコの胸肌に、二世は視線を落す。
つるペたの胸は自分とさほど変わりの無い様だけれども、ピンク色の胸飾りがきゅっと蕾んだ様子に興奮するのは、それがエツコのものだからなのだろうか。
グラマラスな他の悪魔の女の子や、いつか見たことのあるエロ本でさえこんなに興奮した事は無い。


吐き出す荒い息に合わせ、上下する白い胸肌の小さな胸飾りに堪らず吸い付いた。

「きゃぅん?!」

滑った感触に堪らず声が漏れ、驚いて口を抑える。
未知の感覚に怯え、自分の声に驚いて…でも、”嫌”では無い。

思わず”嫌”と言う言葉を発してしまいそうになるが、二世の愛撫は優しくて、与えられる幸せな感覚に身を浸してしまいたくなる。
しかし、小さな果実から与えられる快感にエツコは気が狂いそうで、逃げるように身を捩るが、それを二世は許してはくれない。
締まった乳輪をなぞられ、舌先で転がされ吸い付かれて、指先で摘み上げられ、ただただ頭を左右に振ることしかできなくて…

自分と同じように見えた白い胸は、女の子独特の柔らかさがあり、触れればその違いをはっきり感じて取れた。
プニプニとした平らな胸を寄せ集めるように揉めば、中に固い感触があり、強く握れば弱々しい声と共に、エツコが眉をしかめる。

それは少女の青い身体が、子供から女の子へと成長する兆し。
エツコの身体はこれから、女の子に、少女に、女性へと変っていく、まだ最初の段階。

白い下着に手を伸ばせば、そこは唯一自分とは異なる物が隠されている場所。
女の子を脱がすなんて事が初めてな二世の手つきはぎこちなく、不器用だけれども、それがエツコの胸をキュンと締め付ける。

先程まで密着させていた身体を放し、白い下着に両手をかけた二世はその三角の部分をじっと見ている。
エツコはいたたまれず、顔を手で覆うが、二世にしてみればそれは口から心臓が飛び出しそうな行為で、ドッドと言う鼓動が自分の耳から聞こえているようだ。
落ち着こうと息を飲めばどうしても喉がゴクリと鳴ってしまう。

「…は…っはずかしぃょぉ…」

消えそうなか細い声に、思考が止まっていた事にはっとして、えぃっ!とばかりに気合を込めて一気に足先まで引き抜いた。
引き抜かれた白い下着越しのエツコの全裸。
立てた膝を閉じて隠しているつもりだろうが、ぽってりとした恥線は二世からは丸見えで…よく見ればてらてらと光っており
ぎこちなく視線を下着身戻せば、中心部がしっとりと濡れていた。
380毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/02/02 09:00 ID:8lVbgkJG
全然ススンッ出ません…メフィU×エッちゃん…
裏がありそうな鬼太郎(4部)と違って、動かしにくいこの2人!!
また書き溜めたら投下し待つんで、他のSS妖怪の皆様カマーンベール
381名無しさん@ピンキー:04/02/02 14:53 ID:DJnBTrlR
もうすぐバレンタインでつねー。
バレンタインネタキボーンとか言ってみるテスト
382369:04/02/02 17:42 ID:lUfPVWJa
>>375
森野達也氏はコミックボンボンの最新版ゲゲゲの鬼太郎の方を描かれていて、
この頃のマガジン版は別のアシスタントみたいですよ。
猫娘の頭身が3期を意識してるし。
森野氏のねこ娘はこの頃描かれた水木御大の絵を元に後の4期にも影響を与えたデザインでしたから。
383373:04/02/02 22:20 ID:Jz5uyhaX
>298さん、詳細ありがとうございましたー
これが最終回…凄い。
384298:04/02/03 00:19 ID:99HCgIQ7
>382=369さん
ナルホド。昔からの水木ファンを騙っておきながらそんなことも
知らんとはハズカシィ。
>383さん
まああくまで現時点ですがね。なにせこの『奇妙な劇画集』に
収録されているものは大半がシモ関係ばかりで…例えばねずみが
魂となっていろんな所で情事を除き見する話とか、河童が人妻を
犯す水木流官能劇画とか、そんなのばっかりです。
水木しげる先生は神でつな
385298:04/02/03 01:07 ID:99HCgIQ7
4枚ほどうpりました。
『芸者拡大&パンチラ拡大』
『ふともも&パンチラ拡大2』
『ウェイトレス拡大&おまけ(大学生版)』
『おまけ2(頬染め)』
例によって例のごとく全部PNG形式ですが…
386411 ◆NECOkE/60g :04/02/03 02:08 ID:Zhpk0mnK
亀レスですが292氏素晴らしいでつ!清楚で学級委員タイプだ(*´Д`)モエモエ
ぜひ絵描き気分になったらば295氏のリクに便乗よろしこ。

照れ屋なメフィスト×エツコ、叙情感のある三平、妄想鬼太郎の芸者もの素晴らしい!
四部鬼太郎ほどヨコシマでない2世の扱い大変そうでつがガンガッテ下さい!ハァハァ
水木作品総合スレになって良かったと実感しますた。
>360
298氏、ガマ令嬢とはまた渋いところを…w
>「がまちゃんか」
>ねずみ男は窓からの風景を見、二度がまちゃんか、と呟いた。
このねずみ男のなんともいえぬ心情が溢れてて身もだえしました。
せつな屁が出そうでつ。うpの方も乙です!

スレが悪魔くんや河童の三平に盛り上がっているところ懲りもせず三田猫マンセー投下しまつ。
マンセーのくせに猫タン可哀相風味の上、発情期ネタなのにエロ少なめ…スマソ。

アマンアマン三部鬼太郎×ネコ娘を目指しての助走でつ(`・ω・´)

387『応答』-1 ◆NECOkE/60g :04/02/03 02:09 ID:Zhpk0mnK

ゲゲゲの森の水辺で、ネコ娘は熱い吐息を漏らす。
先程から幾度も水浴びを繰り返していたが、体の奥から響いてくる奇妙な熱が冷めないのだ。
 ───どうしたんだろう・・・あたしの体・・・
頬は火照っていたが風邪をひいて熱が出たようでもなく、どこも痛みはない。
痛みはないが・・・下半身から疼くようにまた、熱が込みあげてきた。
 ───へんなの・・・。こんなの・・・まるで・・・
よく似た熱を感じた事を思い出してかあっと頬が朱に染まる。
この高まりは、鬼太郎と抱き合う時に酷似していた。
思い出せばここしばらく鬼太郎と抱き合うことがない。
急に優しくなった鬼太郎はもう以前のように無理にネコ娘を襲うような事はしなくなった。
仲間たちの目を盗んで、口づけを交わす事はある。
しかしネコ娘は恥じて顔をそらせば、鬼太郎はただ優しく身を寄せるだけに留まった。
 ───もしかして・・・
こんなふうに大切に扱われる事にネコ娘はまだ慣れておらず、
もしかすると、鬼太郎はもう自分との行為に飽きてしまったのかと思い始めていた。
 ───あたし・・・鬼太郎を欲しがっているの・・・?
慌てて首をぶるぶると横に振るう。そんな恥ずかしい事を考えた自分に
喝を入れるようにパチンと赤い頬を叩く。
自分は鬼太郎のものだと思っているが、鬼太郎は自分のものではない。
欲しがったところで手に入らないのだから、一瞬でも望んではいけないと思った。
叶わぬ欲望など持ってはいけない。苦しむのは自分の方なのだから・・・。
さわさわと草木が風に揺れ、風上から嗅ぎ慣れた匂いがしてはっと目を向ける。
近づいてくる下駄の音。ネコ娘は慌てて、まだ濡れたままの体に服を着込んだ。
388『応答』-2 ◆NECOkE/60g :04/02/03 02:11 ID:Zhpk0mnK
 「・・・あれ?ネコ娘・・・。こんなところでどうしたんだい」
気付かれないよう後ろ手にジーッとファスナーを上げる。間に合った。
 「ああ、鬼太郎!何でもないよ、ちょっと水浴びしてただけ」
 「水浴び・・・?」
いくら人間の立ち入ることもない森の中とはいえ、年頃の少女が外で
水浴びするのは感心できない。
それにネコ娘の家には小さいながら風呂もある。わざわざ外へ出る必要もないはずだ。
 「・・・ネコ娘・・・」
険しい顔つきで近づいてくる。危機感のないネコ娘にどう小言を言ったらいいのか考えていた。
 「どうして君はそう・・・、ン?」
甘い香り。いつか夢の中で嗅いだことのあるような香りに鬼太郎は鼻先をこする。
この辺りには果実の樹もないのに、どこから流れ込んできたのだろうか。
 「どう・・・したの?」 「うん・・・。いや、いいんだ。それよりも」
より近づくと、鬼太郎は視界が揺らぐような感覚に気付く。
気のせいではない、ネコ娘に近づくほどにその香りは鬼太郎の神経に響いてきた。
 「鬼太郎・・・?」
上気した頬を掌で隠しながら顔を上げたネコ娘の瞳は潤んでいた。
見つめていると鼓動が高鳴ってくるのは、この香りのせいもあるのだろうか。
しかし初めてではない。鬼太郎は深く息をついて人格の揺らぐような感覚を遠ざけた。
 「こんなところで一人で水浴びするなんて、よくないよ」
 「や・やぁね・・・。水浴びは一人でするものでしょ?」
腰掛けたネコ娘の前に立ちはだかり、両腕を組んでじっと見据える。
見上げたネコ娘の瞳は、まるで自分を誘うような艶っぽさを含んでいた。
自然と呼吸が荒くなる。不意に手を伸ばせばネコ娘はびくりと肩を竦めて身を交わした。
389『応答』-3 ◆NECOkE/60g :04/02/03 02:13 ID:Zhpk0mnK
 「・・・どうして逃げるんだい」 「アッ・・・ごめん。あの・・・あたし、帰る・・・よ」
慌てて立ち上がり背を向けたネコ娘の手首を、鬼太郎はがっしりと掴んで引き止める。
 「待って。逃げないでよ・・・」
腕を引かれるままに鬼太郎の腕に抱きとめられる。
それだけでも、ネコ娘の体はびくびくと痺れるように高まっていった。
 ───どうしよう・・・どうしよう・・・
ぎゅっと目を閉じて体を強張らせると、鬼太郎は吐息を漏らした。
 「そんなふうに逃げないでよ。逃げられると・・・とても辛いんだ」
 「・・・ご・ごめん・・・。そんなつもりじゃぁなかったんだけど・・・」
顔を埋めた胸からはネコ娘の甘い香りがする。果実はここにあった。
湿っているせいか、いつもよりもずっと濃く、堪らない香りを目いっぱい吸い込んだ。
 「辛くて・・・捕まえたくて」
抱きしめた腕がぎりぎりと締めつけてきて、ネコ娘はますます顔をしかめた。
 「鬼太郎・・・痛いよ・・・」
 「無理やり捕らえたくなるんだよ・・・?」 「え・・・」
背に回した手が腰にまわり、ネコ娘はそれだけで首を仰け反らせた。
 「あ・・・だめッ」 「どうしたんだい?」
逃れようと上半身を反らしても、鬼太郎の腕からは離れられない。
言葉通り、逃れようとすれば捕まえられてしまう。
 「あたし・・・今日、おかしいの・・・っ。だから・・・触っちゃだめ・・・ッ」
 「おかしいってどんなふうに?」
唇をはみ、ネコ娘は真っ赤な顔をしたままで震えていた。
身を寄せられただけでひざががくがくと震え、力を失いそうだった。
 「・・・ふうん・・・。判った、ついておいでよ」
抱きしめた腕を離されてもネコ娘の内に宿る火は消え去りはしなかった。
熱い吐息がまた漏れる。ネコ娘の煽情的な表情を座った目で見つめながら手を引いた。

390『応答』-4 ◆NECOkE/60g :04/02/03 02:15 ID:Zhpk0mnK

森を越えいくつもの川岸を行き過ぎて、空は段々と夕闇に黄昏ていった。
 「ねえ・・・鬼太郎。何処へ行くの・・・?」
幾度となく投げかけた問いかけに鬼太郎は答えない。
ただ黙々と繋いだ手を引いて、見知らぬ山へと進んで行った。
夜が近づいているせいか、ネコ娘も段々と不安になってくる。
 ───違う・・・それだけじゃない・・・。あたし、この道を・・・知ってる・・・?
山に入れば自然に囲まれた風景はどこもそう変わらない。
最初は気のせいだとも思ったが、この道は記憶の端にあった。
岩壁に囲まれた洞窟の入り口を見た時、ネコ娘ははっきりと思い出す。
怯えて足を止めたネコ娘に、鬼太郎は漸く振り返った。
 「どうしたんだい?もうすぐそこだよ・・・」
 「・・・イヤ・・・」 「何が?」 「か・・・帰る・・・」
鳥や虫の声さえも聞こえない山の奥深く。ここには誰も近づかない、
誰も助けにはこない。
 「どうしてだい?そんなに震えて・・・」
どうして気付かなかったのだろう。鬼太郎の声色は低く沈んでいた。
もういつもの鬼太郎ではない。ましてやここ数日の優しい鬼太郎とは程遠い。
 「・・・どうしてこんなところに・・・来たの」
 「決まってるじゃないか、ここなら誰も来ない。誰にも邪魔されずに・・・
 二人っきりになれるんだよ」
また、あんな事をさせられるのだろうか。
視界を遮られ、手首を拘束され・・・見えない暗闇の中で散々体を弄ばれて・・・。
 「・・・や・・・だ」 「うん?僕と二人っきりになるのが嫌だっていうのかい」
 「帰ろ・・・鬼太郎。あたし・・・怒らせたんだったら・・・謝るから・・・」
 「怒ってなんかいないよ。ただ・・・」
繋いだ手を引き寄せられ、すぐに距離が埋まる。
鬼太郎の手がネコ娘の頬に伸びて、すっと撫でただけでネコ娘はびくびくと竦み上がった。
恐怖心だけではない。触れただけで跳ね上がるほど、ネコ娘の体は敏感になっていたのだ。
 「そんな顔、誰にも見せたくないんだ」 「・・・そんな・・・へんな顔してる・・・?」
391『応答』-5 ◆NECOkE/60g :04/02/03 02:18 ID:Zhpk0mnK
 「ああ。こっちまでおかしくなるような・・・顔をしてるよ」
ゆっくりと顔を近づけ、熱い吐息に赤く濡れた唇を重ねる。
味わうように押しつけ、戻しながら、ちろりと舌を伸ばしてネコ娘の舌先を突いた。
 「ン・・・」
震えた唇に吸いついて舌を引き釣り出す。ネコ娘の舌の感触が堪らない。
深い口づけにじゅるり・・・と唾液が鳴り、ネコ娘は羞恥心に震えながら
鬼太郎の胸を押し戻したが、離れることはできない。
抵抗が強くなるほど鬼太郎の腕には力が込められ、ネコ娘の体を締めつけた。
乱暴な事はもうしたくない・・・。
逃げないで・・・という鬼太郎の無言の叫びはネコ娘には届かなかった。
 「・・・・・・」
鬼太郎は仕方ないな・・・と、唇を更に覆いつくす。
ズズッ・・・ズ・・・ッ
強い吸引力にネコ娘は弛緩していくような気がした。
ズ・・・ズズッ・・・ズッ
気のせいではない、明らかにこの体から力が抜かれていくのを感じる。
 ───鬼太郎・・・まさか・・・!
妖力を吸い取られている事に気付いた時にはもう既に遅く、
力を失ったネコ娘の体は鬼太郎の腕に抱きとめられた。
漸く唇が離されるが、息を吸い込むだけで精一杯だった。
自分の足で立っていることも覚束無い。ネコ娘は信じられないという目で鬼太郎を見上げる。
 「鬼太郎・・・どうして・・・こんな」
罪悪感はあるのだろう。鬼太郎は真っ直ぐに見つめ返すことができず、
目を反らしたままでネコ娘を抱きかかえた。
 「・・・ネコ娘が素直になってくれないからだよ・・・」
一歩一歩と洞窟の中へと進んでいく。
 「僕から・・・逃げようとするから・・・だ」

392『応答』-6 ◆NECOkE/60g :04/02/03 02:20 ID:Zhpk0mnK

洞窟内は、以前に軟禁された溶岩の流れる場所だけではなく、
様々な自然の部屋に分かれているようだった。
辿り着いたのは水晶の連なる行き止まり。
どこからか漏れた明かり取りが反射して、顔が見える程度には明るい。
 ───キレイ・・・
こんな状況だというのに、ネコ娘は連なる水晶の神秘的な美しさに魅入っていた。
時々風が通るのか地が揺らぐのか、水晶の不思議な音色が遠く響く。
鬼太郎のひざが折れ、視界が下がって地に横たえられた。
 「・・・鬼太郎・・・」
腕が離された。しかし自力で起き上がろうとしてもその力さえも失われていた。
 「そんな体で・・・まだ逃げようとするのかい?」
鬼太郎は冷笑して、一枚一枚服を脱ぎ捨てる。
 「逃げ・・・ようとしたんじゃないよ・・・。ただ、今はあたし・・・本当にへんなの・・・。だから」
 「判ってるよ。そんな顔してたら・・・」 「・・・・・・」
へんな顔をしていると肯定された事を思い出して、ネコ娘は顔を背けた。
手で覆おうとしても腕すら上がらない。
 「・・・ネコ娘にも発情期があるんだね・・・」 「え・・・?」
驚いて目を見開くと、鬼太郎も首を傾げた。
ネコ娘だって発情期くらいは知っている。友達の猫たちは皆、時期がくれば
季節によって数日間甘い声で鳴き続けるからだ。
それが発情期だということは知っていたけれど、この身に起きたのは初めてだったから
これが発情期だとは気付かなかった。
 「気付いて・・・なかったの?」 「うん・・・」
 「そんなに熱い体で、えっちな顔してるのに?」
 「え・・・えっちって・・・そんなッ」
鬼太郎は笑い出し、ネコ娘は益々顔を朱に染めて瞳を潤ませた。
 「あはは、ネコ娘って本当に・・・可愛いなあ」
堪らず、ちゅっと赤い頬に唇を寄せる。
393『応答』-7 ◆NECOkE/60g :04/02/03 02:26 ID:Zhpk0mnK
 「な・何で鬼太郎がそんなこと・・・知ってるのよ・・・ッ。猫族でもないのに・・・」
 「判るさ。だって、好きな娘が猫族なんだ」
誰の事・・・と言いかけたが、鬼太郎の手が首元に伸びて息を呑む。
 「いろいろ調べたんだ。ネコ娘が知ってるよりもずっと・・・僕は物知りなんだよ?」
ネコ娘の弱いところ・・・頤から首筋に口づけながら、背中のファスナーを下ろす。
 「・・・父さんには敵わないけどね」
鬼太郎がおどけて言うと、その笑顔に安心してネコ娘も笑い返した。
 「ねえ。じゃぁどうしたらこれが治るのか・・・知ってる?」
火照りを冷まそうと幾度も冷たい水を浴びても治まることがなかった。
もどかしい気持ちが湧いてきて、体は何かを求めて止まない。
ネコ娘は耐えられそうになかった。
 「簡単さ。僕に任せて・・・?」
ブラウスを開き、少女にしては熟れた胸を覆うブラジャーを露にすると、
ネコ娘は羞恥に唇を噛み締めた。
普段ならばもっと抵抗するところだが、妖力を奪われては身を捩ることもできないのだろう。
それだけではない。体を突き上げてくる熱に浮かされて、猫娘は全身で鬼太郎を求めていた。
けれど、腕を伸ばすことはできない。もどかしく身を捩るだけだった。
 「ネコ娘・・・」
さすがに不憫に思い、鬼太郎はもう一度唇を重ねる。
ほんの僅かだが妖力を吹き込むと、ネコ娘の腕に縋る程度の力が戻った。
まるで操り人形のように力を奪われては戻され、ネコ娘は視線をそらす。
自分は鬼太郎の玩具であることを思い出した。

<続く>
394298:04/02/03 02:32 ID:99HCgIQ7
リアルタイムで読ませていただきました。
エエイ、キタロウ、何とイヤラシィW
>386=411さん
ああ、よかった。感想がないもんだから誰もがまちゃんを
知らないからだと思ってた。やはりまだまだ人並みに感想を
もらえるほどでない、ということか。頑張ろう。
せつな屁!まさかせつな屁を知っている方がいるとは…

「おばばやめてやれねずみはせつな屁を出しておる」
395411 ◆NECOkE/60g :04/02/03 02:42 ID:Zhpk0mnK
おお298氏!お互い宵っ張りですなw
しかも漏れは酔い加減…。

いや、298氏のSSは水木っぽさが出ていてすんばらしいですよ。
河童の三平に詳しくないもので、あまりうまくは言えないのですが、
ぜひこれからも水木作品のSSをよろしこでつ(*´Д`)

せつな屁は、作中に説明まで入れる必要があるのかとw
水木先生にツッコミたいぐらいの衝撃ですた。
396298:04/02/03 02:47 ID:99HCgIQ7
水木先生は変な所を妙に細かく解説すんのが面白いですなぁ。
かの『フハッ』の説明も何かに書かれてたなぁ。
『フハとは人間が落胆したときに鼻腔から出る空気が鼻毛に
触れて出る音である』と、話のリズムを砕いてまで説明。
鼻息の音だけでよいのに、わざわざ鼻毛に触れる音w

じゃ、漏れはこの辺で。また明日。フハーッ
397名無しさん@ピンキー:04/02/03 03:21 ID:J8aCZnmB
>298氏

「人の女を奪いとって、あの野郎呑気に小娘と花遊びなんかしてやがる」
この台詞ィィでつよ!
萌えますた。
叙情的切なげでヨロシです。マジレススマソ。

411氏は台詞回しがエロィですなぁ。
夜中にフハッの連発ですた。キチックなキタローすんばらしいでつ。
お二方どんどん投下して欲しいと言ってみるテスト
398369:04/02/03 07:07 ID:TYU1PfM3
>>386(411氏)

>清楚で学級委員タイプだ(*´Д`)モエモエ
>295氏のリクに便乗よろしこ。

清楚な身だしなみなだけに、その学生服の中の猫タンの清らかに成長した肢体を、柔肌を拝みたいでつ。
>>292氏どんどん投下して欲しいと言ってみるテスト

2期猫タン→鬼太郎の世話女房
3期猫タン→過去を持つ自立した女
4期猫タン→純真無垢な少女
292氏女学生猫タン→清楚な学級委員

どうでしょう?このイメェジ、いづれもミリキ的


399名無しさん@ピンキー:04/02/03 23:01 ID:Ba8aZaM9
(゜∀゜)キタワァ…!!
ss投下の嵐で嬉しい悲鳴(´д`;)ハァハァ

鬼チック復活ー!
やっぱりそう簡単には変われませんわな。
振り回される三田ネコタン(´д`;)(´д`;)(´д`;)ンハァハァ
400名無しさん@ピンキー:04/02/04 05:14 ID:8mY/Tzn/
ttp://moe2.homelinux.net/src/200401/20040129690540.jpg
萌え.jpの↑は神だな。こんなこと言われたらキタロでなくても堪らん。
同人買わなくなって久しいんだが、有名どころなんだろうか。
401名無しさん@ピンキー:04/02/04 08:06 ID:1QpaBqA3
異種接合
402名無しさん@ピンキー:04/02/04 13:27 ID:wXlNYpmd
>400
極糖十字軍のGEGEGE鬼田太郎とにゃんこ娘な
夜婦億で流れる関連のドジーンの中ではめずらしいのではないかな
現在も一つ流れてるけど、ググル時に801系が大量にかかるので要注意(w
403298:04/02/04 22:45 ID:wqsDj4ho
追加レス >386=411さん
河童の三平は面白いでつよ。萌え所とかはないですけど(娘ッ子キャラも
魔女の花子くらいしか出ないし)純粋に読んで面白いです。水木先生独特の
笑いと哀しみ、死生観が溢れていてなかなかケッサクです。

河童の三平知ってる方はどのくらいいるんでしょうか?
漏れはせっかく水木スレなんだから、猫タン以外にもいろいろ
やってみたいんで。
404411 ◆NECOkE/60g :04/02/05 02:15 ID:HHvHjN5Z
>398氏
>どうでしょう?このイメェジ、いづれもミリキ的
ハゲドウ!どの時代の猫タンもそれぞれミリキ的でイイ(・∀・)!!
エツコたんはどんな感じなんでしょうかね。
「世話女房」・「純真無垢な少女」…「はにかみ屋」てのも萌えでつなw
それともあの兄をもってしてしっかりした「清楚な学級委員タイプ」でつかね?(*´Д`)

>397氏>399氏
レスありがdでつ、続き投下し末(`・ω・´)
405『応答』-8 ◆NECOkE/60g :04/02/05 02:17 ID:HHvHjN5Z
>393の続き

白い下着を抜き取られるままに腰を浮かせ、従順に鬼太郎が成すままに身を委ねる。
自然とネコ娘の顔がそっぽを向き、潤んだ瞳は伏せられた。
 「・・・どうしたの?抱きついてもいいんだよ?」
からかうように鬼太郎が言うが、ネコ娘は首を横に振る。
今の鬼太郎は、ネコ娘の発情期に反応したただの牡。
そんなものに巻き込んでしまったことが申しわけなくて、ネコ娘は眉をしかめた。
 「ゴメンね・・・鬼太郎」 「え・・・?」
剥き出しになった赤い果実をしゃぶっていた鬼太郎が顔を上げる。
 「あたし・・・もう、こんなことにはならないから。どうにかするから・・・」
だから嫌いにならないで・・・と言いたかったが、その言葉は飲み込まれた。
好きだ嫌いだという感情は、ひとに言われて左右することなどできないのだと、
ネコ娘は知っていた。
 「”どうにかする”?どうするつもりさ」
 「・・・判らないけど・・・。鬼太郎には迷惑かけないように・・・するから」
 「駄目だよ、ネコ娘。僕以外の誰に・・・そんな姿を見せるつもり?」
両足を広げただけで、ネコ娘の曝された秘所はひくりひくりと戦慄いて、
求めるように蠢いていた。
 「こんなに欲しがってるじゃないか」
指を埋めると、ネコ娘は甘い喘ぎ声を漏らして、鬼太郎の指に絡みつくような
肉襞が収縮した。
いけないことだと思いながら、体の火照りが止まらない。
 「・・・ゴメンね・・・ゴメン・・・」 「どうして謝るんだい?」
 「だって・・・鬼太郎・・・き・気持ち悪いでしょ・・・」 「はあ?」
鬼太郎は素っ頓狂な声をあげた。
蜜をかき出すように蠢いていた指が止まると、ネコ娘は息を詰めて身を震わせた。
 「”気持ち悪い”って、何のこと・・・?」
貝のように唇を噛み締めたネコ娘に問いかける。
止まったままでも戦慄いた肉襞の感触は非常に心地よく、
反応するネコ娘の艶めいた仕草は我慢ならなくなるほど魅せられるというのに。
406『応答』-9 ◆NECOkE/60g :04/02/05 02:19 ID:HHvHjN5Z
 「ねえ、何のこと?言わないと・・・ずっとこのままだよ」
意地悪く焦らすと、ネコ娘は泣き出しそうに顔をしかめた。
 「教えてよ・・・。僕だって我慢できないんだから・・・さあ」
己の起立したものをネコ娘の足に押し当て、ぎゅっと身を寄せる。
 「・・・鬼太郎・・・言ったじゃない」 「何を?」
 「ぁ・・・あたしが触ると・・・気持ち悪いって・・・」
 「えっ?」 「べたべたするなって・・・そう、言ったじゃない」
鬼太郎の言ったことは全て覚えている。
自分がすり寄れば鬼太郎は弾くようにそう言った。
甘えた声で微笑みかければ、吐きそうな顔をしてそっぽを向いた。
気まずくなるのが嫌で、ネコ娘は即座に笑ってごまかしたけれど、
胸の痛みまで笑い飛ばせたわけではない。
いつまでも胸の奥に残っている。
言われるたびに、ネコ娘は鬼太郎の言うままに距離を置いた。
 「・・・そんなこと・・・言った・・・?」
存外に無神経な鬼太郎は、照れ隠しに放った言葉など覚えてはいなかった。
ましてや、それがネコ娘の心の奥底にずっと残るほどの傷だとは思いもよらなかった。
 「覚えて・・・ないんだ?」 「・・・うん。いつの話?」
ネコ娘は目を開き、呆然とした鬼太郎の顔を見て笑い出した。
 「ネコ娘?」 笑い続けるネコ娘をみて、鬼太郎はますます首を傾げる。
鬼太郎にとっては、記憶にも残らぬほどの些細な言葉だったのだろう。
ネコ娘に投げかけた言葉など、たいした意味もない。
今までもこれからも、こんな食い違いは続く。何故ならば・・・
 「どうだっていいんだよね、鬼太郎にとっては」 「えっ?」
まだ笑い足りないと肩を震わせながら、目尻に伝う涙を拭いとる。
 「あはは、気にしないでいいよ?鬼太郎が気にするようなことじゃぁないんだ」
涙が出るほど可笑しかった。
しかし笑いが治まっても涙は後から後から溢れてきて、
胸の奥に潜んだ痛みの深さに気付く。
407『応答』-10 ◆NECOkE/60g :04/02/05 02:23 ID:HHvHjN5Z
 「・・・どうでもよくなんてないよ・・・」
ネコ娘の顔を上げ、濡れた頬を拭い取る。
 「ネコ娘のことは、どうでもよくなんかないよ?とても・・・大切なんだから」
咄嗟にネコ娘は首を横に振り、気まずくならないように笑い返した。
無理をすることに慣れてしまった。
 「違うよ、鬼太郎。あたしのことは・・・大切にしなくっていいんだよ?」
 「何言ってるんだよ」
 「・・・あたしは鬼太郎の優しいところを知ってるんだから・・・。
 そんなふうに無理しなくっていいんだよ?」
 「無理なんて・・・」
 「だから、ゴメンね。鬼太郎が大切なのは・・・あたしじゃないのに・・・。
 気持ち悪いことさせて・・・ゴメンね?」
ネコ娘はまた自分の内にある妄信に囚われている。
その原因が自分のせいだったのだと、鬼太郎は今初めて知った。
鈍いというだけで、ひとの心を酷く傷つけることもあるのだ。
ましてやネコ娘はおんなのこ。気丈に見せても傷つきやすい心を抱えている。
 「・・・謝るのは僕のほうじゃないか」
 「ううん、鬼太郎が謝ることなんかじゃないんだよ。あたしがいけないんだ、
 だから・・・鬼太郎には・・・関係ないよ」
ぴくりと鬼太郎の手が止まる。ネコ娘もまた、酷く不器用だった。
 「”関係ない”・・・?ネコ娘、それはないんじゃないかな」
つい口からもれた言葉に慌てて口を覆う。その手を鬼太郎は掴み取った。
 「・・・どうでもいいって思うのは、ネコ娘のほうじゃないのか?」
 「何の事・・・?」
ぎりぎりと掴みあがられた手首が痛くて、ネコ娘は眉をしかめる。
 「僕の事なんかどうでもいい、そう思ってるんじゃないの」
 「何よそれ・・・どうしてあたしが」
 「君はいつも僕を求めてはくれないじゃないか。こんなに熱に浮かされても・・・
 僕じゃぁ嫌なのかい?」
408『応答』-11 ◆NECOkE/60g :04/02/05 02:26 ID:HHvHjN5Z
ネコ娘は目を見開いたまま鬼太郎の言葉を聞いていた。
何を言っているのか判らなかった。
 「・・・そうやってずっと体を固くして・・・僕を拒んでるんだ」
 「ちが・・・」 「僕を抱いてはくれないんだ」
勝気な鬼太郎が不安そうに目を上げる。
まるで母の愛を求める子供のように切なげだった。
鬼太郎のそんな顔を見ていられずネコ娘がその腕を伸ばしかけた時
 「・・・夢子ちゃんぐらい素直なら・・・いいのに」
その名を聞いて、ネコ娘の腕は力なく降りた。
 ───違うよ・・・鬼太郎。
ネコ娘の心がまた、妄信に落ちる。
 ───素直に好意を向けられて嬉しいのは・・・好き・・・だからだよ?
かつて自分の好意を振り払った鬼太郎が、彼女の好意は素直だと言う。
 ───あたしが教えてあげなきゃ・・・解からないの・・・?
澱んだ想いに顔を下げ、首を横に振った。
 ───でも・・・あたしの役割はそういうことなのかもしれない。
母のいない鬼太郎に、姉代わりとして教えてあげられるのは自分だけ。
鬼太郎のためにできること。ネコ娘は覚悟を決めて、鬼太郎に向き合った。
 「違うよ・・・鬼太郎」
まだ覚束無い決心と同様に、その声は震えていた。
 「あたしじゃ・・・駄目なんだよ、鬼太郎は」 「・・・何言ってるんだい・・・?」
 「あたしが素直になったって・・・鬼太郎は突き放したじゃない。
 素直に、好きだって言われて嬉しいのは・・・それは、鬼太郎が・・・」
耐え切れずぎゅっと目を伏せる。
 「鬼太郎が・・・その娘を好きだから・・・だよ?」
強く目蓋を閉じて込み上げた涙を隠す。
鬼太郎がどんな顔をしているのか、ネコ娘は思い浮かべた。
きっと、今やっと気付いた事実にはっとしているのだろう。
返事をする余裕もなく、心の中にある想いに確信を得ているのだろう。
409『応答』-12 ◆NECOkE/60g :04/02/05 02:29 ID:HHvHjN5Z
 「ネコ娘・・・」
しかし、聞こえてきたのは鬼太郎の溜め息だった。
 「・・・僕が子供だったのは認めるよ。だから今度はネコ娘が素直になって」
 「え・・・」
 「もう・・・照れて突き放したりなんかしない。ちゃんと受け止めるから・・・」
そっと目を開く。鬼太郎が優しい視線で見つめていたことに気付く。
 ───照れて・・・突き放した・・・?ウソ・・・
 「それとも僕じゃぁ頼りにならない?」 「そんな!そんな事・・・ないよっ」
 「じゃぁ教えてよ。ネコ娘は、どうしたいんだい?」 「あたしは・・・」
つい逃げるように視線をそらす。鬼太郎は逃がすことなく唇を寄せた。
 「僕は・・・ネコ娘が好きなんだよ?」 「・・・・・・っ」
 「信じられない?信じたくないから・・・かい?」
 「違うよッ。そうじゃなくって、鬼太郎はあたしの事なんか」 「好き、だよ?」
鬼太郎はじっとネコ娘を見つめたまま、視線をそらさない。
いくら顔を背けても、首を伸ばして顔を突き合わせる。
 「・・・ウソだよ、だって」 「好きだ」
 「だって・・・」 「好きだ。ネコ娘は・・・僕をどう想ってるの?」
唇を噛み締めて顎を引く。
少女の心の中で、鬼太郎を想う気持ちが鬩ぎ合っていた。
胸を突く熱い想いを伝えて、もしもまた突き放されたら・・・。
 「・・・そんなの・・・決まってるじゃない・・・」
 「うん、そうだね。でも僕は今聞きたいんだ」
逃がさない・・・。鬼太郎の視線がそう伝える。
ネコ娘は震える唇を開いて、ひとたびその言葉をもらした。
410『応答』-13 ◆NECOkE/60g :04/02/05 02:32 ID:HHvHjN5Z
 「・・・聞こえない」
意地悪く微笑みながら鬼太郎がもう一度促す。
 「・・・き・・・だよ」 「聞こえないなあ・・・」
真っ赤な顔に頬擦りしながら、身を寄せた。
 「・・・好き・・・。鬼太郎が・・・好き・・・」
言葉に出せば止まらない。鬼太郎の背に腕を回してぎゅっと抱きしめる。
重なり合う鼓動が高鳴り、肌を合わせた体温が熱を共有する。
 「うん・・・僕もネコ娘が好きなんだよ?」
顔を上げ、視線がかち合えば自然と笑みが浮かんだ。
どうしてこんな遠回りをしてしまったのか、可笑しくなってきた。
真実はいつもすぐそこ。目の前にあったのに、どうしてか目を背けてきた。
 「うふふ・・・。うん、あたしもだよ?」
ネコ娘の泣き顔が笑顔に変わったのを確認すると、鬼太郎は真剣な面持ちで顔を寄せた。
溶け合うように同化したくて、唇を重ねる。
もっと、もっと重なり合いたくて身を寄せれば、ネコ娘も引き寄せるように横たわった。
すべらかな肌をまさぐり、柔らかな肢体を開かせる。
 「ぁ・・・ん」
ネコ娘の身を突く火照りは、鬼太郎にも移っていた。
興奮のままに荒い息を落とせば、ネコ娘もまた息を荒くする。
ネコ娘が自分のものであるように、自分もまたネコ娘のものであると確かめ合うように、
二つの影が重なり合っていった。


411『応答』-14 ◆NECOkE/60g :04/02/05 02:35 ID:HHvHjN5Z


 「ん・・・ぅ?」
気がつけば鬼太郎の腕の中。
温かな体温に包まれて、ネコ娘は目を覚ました。
隣ではまだ鬼太郎が高いびきをかいて眠っている。
 「うふふ」
そのあどけない姿からは、とても昨夜の激しい行為をした鬼太郎と同一人物とは思えない。
思い出して、ネコ娘はぽっと頬を赤らめた。
 「ン・・・」
温もりを求めて無意識に鬼太郎が腕を伸ばす。
ネコ娘は素直にその腕にくるまって、きゅっと胸元に鬼太郎を寄せた。
嵐のような発情期の火照りは納まったけれど、もっと深く温かいものに侵されていた。
この満たされた気持ちからは逃れられない。
 「好きだよ?鬼太郎・・・」
耳元で囁くと、胸の中にじわりと幸せな気持ちが広がった。
細めた瞳を閉じて、もう一度柔らかな睡魔に身を委ねる。
生まれたままの姿で抱き合う二人の姿を、無数の水晶が映し出していた。

<了>
412名無しさん@ピンキー:04/02/05 17:09 ID:oOp81h+a
>411氏モツカレー
ようやく通じ合った2人に(;´Д`)ハァハァ
今後の二人が気に成松

>sage今スレでも411ゲトズサーsage
ナイス!d( -_ノ` )y-~~
413名無しさん@ピンキー:04/02/05 21:59 ID:It72lDbI
よかった…!よかったねネコタン!!

いやー もどかしかったですよ。
ネコタン幸せにしてくれてありがとう411氏!
目隠しの話はパラレルかと思ってたら本当に起こった事だったんでつね。
鬼太郎コワッ
でもなんだか…(´д`;)モエッ
414298:04/02/06 00:12 ID:LMpwvD3G
>411さん
もつかれー。
>「聞こえないなぁ」
うわあ、なんと意地悪なんと天邪鬼。鬼太郎のキの字は
鬼畜のキの字とはまさにこのことです。それでいて最後は
ほのぼの。上手いでつなぁ。

415名無しさん@ピンキー:04/02/06 15:00 ID:5HJeRFd3
>411氏ネ申━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!

おなかイパーイでっつ
久しぶりに画像拾い集めてみたんでつが…非エロ

ttp://yamato.info/imageroom511.html
ttp://www.bsfuji.tv/top/pub/gegege.html
ttp://www.aa.aeonnet.ne.jp/~kio/g/neko2.jpg
ttp://www1.dnet.gr.jp/~boowy-33/kitarou.htm
ttp://oak.zero.ad.jp/~zac25996/seishitsu.html
ttp://garden.millto.net/~tack/diary/20021225.jpg
ttp://www002.upp.so-net.ne.jp/kitaro/yume_01.JPG
ttp://shinjuku.cool.ne.jp/acidnoah/gallery-2.html
ttp://isweb1.infoseek.co.jp/%7Ekyupiin/mausu/020.gif
ttp://members.at.infoseek.co.jp/sayacca/nekomusume.jpg
ttp://tvs.toei-anim.co.jp/mdb/cal/image_list/cal_028.jpg
ttp://www.ryuuhi-houbu.cx/~bellyong/images/shiritori/s51.jpg

猫タン関係でググルと関係ないエロ画像が多数引っかかり
鬼太郎でググルと腹がよじれそうにオモロイ鬼太郎が引っかかりまつ
結構コスプレもあったんでつが本人画像は問題有りそうなのでやめますた。
416名無しさん@ピンキー:04/02/06 22:05 ID:hW8+tAu1
>>411
ネ甲――――――――――――――――!
キマスタネェ

411氏は3期のDVDBOXがもし出たら、どういう風に鑑賞します?
・順番に全話
・ネコ娘登場の回優先
・鬼太郎とネコ娘ラブラブの回優先
・ネコ娘の悩殺シーン(主にパンチラ)のある回優先
417名無しさん@ピンキー:04/02/07 02:17 ID:kHSKymdY
ttp://moe2.homelinux.net/src/200402/20040207752864.gif

皆さんに影響されて描いてみました。
お口に合えばどうぞ〜
418298『夜釣り』河童の三平:04/02/07 18:59 ID:WoJitMNr
いまだ猫妖怪は山で悪行を重ねているらしい。
犯すの殺すの、それはそれは凄いそうだ。
そんなわけで、僕の家には狸がまだいる。
むろん、形は少女のままで、だ。

僕は縁側で釣り具をいじっている。夕ごろ、少々早い
夜釣りに行こうと思っているのだ。手入れをおこたっておたので
釣り竿のかぎ針はかなり傷んでいた。
とととと、と足音が聞こえた。狸である。

「何してんだい」

良く通る女の子の声である。
僕は釣り具の手入れ、とぶっきらぼうに答えた。
何となく、僕は狸とあまり話したくない。なぜと聞かれても
答えられない。だから『何となく』なのだ。何と言うか、
彼女−−−彼と話していると妙にむずがゆくなる。
そんなことはお構いなしに狸は僕の真横へちょこんと座ると
どこかで拾ってきたらしき松かさのりん辺をもぎ取り始めた。
まるで幼児のようだ。
419298『夜釣り』河童の三平:04/02/07 19:00 ID:WoJitMNr
もぎ取ってはりん辺を庭に放り、またもいでは放る。これを
延々くり返す。僕だってこんなばかなことしない。
花びらでももぐのならまだ可愛げがあるものの、よりによって
松かさである。
僕は気を取り直し釣り具の手入れを再開した。
狸は一通りぜんぶもぎ終えると、骨だけになった松かさを遠くに
放って、僕の手元に目を落とした。

「釣りに行くの」
「そうだけど」
「いつ?」
「ああ…もうすぐにでも」
420298『夜釣り』河童の三平:04/02/07 19:01 ID:WoJitMNr
今から行けば川につく頃にはちょうど夕方だ。

「僕も行きたい」

やはり。
僕は苦い顔をした。
そんな僕の顔の歪みを見てか見ずにか、狸はぼくの肩にもたれて
いいじゃないかよぅと口をとんがらせて言い寄って来た。
これ以上拒んでも、狸は頑として行くと言うだろう。狸はそういう
奴だ。仕方がなく僕はいいよと言った。

釣り具を持ち、さっそく僕は家を出た。秋の涼風を庭で感じ取る。
ちりん。
ちりん。
そうだ。僕はいまだ風鈴を吊るしていた。しまわねばならない。
縁側を見る。そこには鯉の文様が描かれた風鈴が申し訳無さそうに
うなだれて吊るされていた。自分でもこの季節にそぐわない己の存在が
分かっているようだ。
シャンペイ。
シャンペイ。
421298『夜釣り』河童の三平:04/02/07 19:03 ID:WoJitMNr
これは風鈴ではなく、狸の声だ。

「シャンペイ。風鈴が鳴ってる」

そんなことは分かってる。今だって、その風鈴のことを考えていたんだ。
僕はそう言おうと思ったが、別に言うのも面倒なので言わずに、
本当だなとだけ言っておいた。
すると狸は

「無粋だなぁ。気付かなかったのか」

と、よく通る可愛らしい美声で毒づいた。
秋の風鈴に趣を感じるのが粋とは僕は思わないが。

川まで3キロほどある。毎日登下校で10キロ歩いている僕の足には
どうと言うことのない距離だ。狸もとくに疲れていないようである。
川が見えたころ、とつぜん狸が僕を呼んだ。

「シャンペイ」
「なんだ」
「ほら、ごらん」

狸は細い指でそれを指した。
それは脇道にひっそりと存在している柿の木に生った柿である。
まだ完全な橙色をしていない。渋柿だろう。
422298『夜釣り』河童の三平:04/02/07 19:04 ID:WoJitMNr
「いい色だ」

狸はそう言ってその柿に惚れ惚れと見入った。
別に美味そうな色でもないし、これと言ってさえた色ではない。
僕は川へと向かった。

「あ、待って」

狸が駆け足でついてくる。
また風が吹いた。

僕は船−−−船と言っても大層なものでない、人が二、三人やっと
乗れる程度のものだが船に乗って釣り針を取り出した。
そして小さなマッチ箱から一匹の虫を出し、それを針に指した。
竿はウンとしなり、風を切って釣り糸の先端につけた釣り針を
水面に放り投げた。

「釣れるの?」
「さぁねぇ」
「釣れたら僕にもわけてくれよ」

狸の粗末な振袖のそで口から、健康的な肉付きのよい二の腕が
見えた。僕はああと言うと、狸は笑い声を上げた。
423298『夜釣り』河童の三平:04/02/07 19:05 ID:WoJitMNr
およそ三十分経った。
しかし釣れたのは雑魚が二匹。
僕は少々苛立っている。
別に不漁だからではない。不漁なのはしょっちゅうだ。
気にいらないのは−−−僕の横で狸がどんどん釣っていることだ。
暇を持て余した狸は僕の予備の釣り竿で釣りを始めた。すると
どうした訳か、糸を吊るしては釣れ、吊っては釣れ、釣っては釣れと
大漁も大漁、大物から小物まで七匹ほど釣ったのだ。
狸は釣れるたびに僕に顔を近付けて、子どものように喜んだ。
とうぜん、僕は面白くない。
せめて大物を一匹取りたい。漠然とした思いが僕の心で駆け回る。
わずかに引いた。釣り上げる。−−−小魚。
僕はがむしゃらにマッチ箱を開けて、虫をむんずと掴むと釣り針を
手にとった。

「シャンペイ。乱暴にやるとけがするよ」
「うるさいなぁ、僕の勝手」

ぎゃ、と僕は思わず叫んだ。
案の定、かぎ針の先端が僕の中指の腹を傷つけた。
痛てててて、と僕はうなってかぎ針を放った。
大変、と狸。
424298『夜釣り』河童の三平:04/02/07 19:06 ID:WoJitMNr
すると狸は思いもよらぬ行動に出た。
狸は僕の指を掴むと、どくどくと湧き出る血を舐め出した。
れろり。れろり。
小さな舌が僕の指を這う。どうにも動作がいやらしい。
夕日を背に、幼女に指を舐めてもらう。
まただ。
またあの妙なむずがゆさが今中指から腕、腕から頭、頭から全身へと
伝う。背中に妙なものが走る。
これで大丈夫だ−−−血がおさまった中指から舌を離し、狸は口を
ぬぐってふふと笑みをこぼした。
さ、つづきだと言って狸は竿を握りしめた。
しばらく妙な顔をしていた僕は急にくやしいような、悲しいような
気分になってそれから逃れるように釣りに没頭した。
425298『夜釣り』河童の三平:04/02/07 19:07 ID:WoJitMNr
それからかなり時間が経ったようだ。
ちりん、と僕の頭で急にあの風鈴の音が蘇ったとき、はっとすると
水面には月が揺れていた。
狸は僕にもたれ掛かって眠ってしまっている。
僕は起こさないよう、静かに船を漕いで陸地に付くと、狸をおぶさって
帰路をたどった。釣り具は明日取りに行こう。盗む人間もいまい。
夜の静寂。虫も鳴いていない。
そんな中で月だけが輝いていた。
月明かりがあの柿の木を照らした。
僕は足を止めて柿の木を見た。
あの柿がなくなっている。
よく見ると、その柿の木の根元にごろりと橙っぽいものが転がっていた。
狸の静かな寝息が僕のうなじをくすぐる。
僕はその渋柿を拾って、かじってみた。
渋い。渋柿の苦い味。

シャンペイ。
426298『夜釣り』河童の三平:04/02/07 19:09 ID:WoJitMNr
−−−寝言か。
僕はひとかじりした柿を野原へ放り捨て、また歩き始めた。
何かの虫が急に鳴き始めた。
しばらくの間、気でも違ったみたいにギコギコ鳴いていて、気が済んだのか
鳴き止み、そしてまた辺りは静寂を取り戻した。

家が見えて来た。
ちりん。音が聞こえる。
ちりん。
りん。
ちりん。
明日は−−−明日は片付けよう。
そう思ってから僕はがらがらと家の扉を開けた。

(了)
427298『夜釣り』河童の三平:04/02/07 19:10 ID:WoJitMNr
投下完了。
相変わらず萌エロシーンのひとつもありゃしやせん。マッタク。
>417
いいですなぁ。ほのぼのします。
そしてなにげないパンチラ!グッジョブでつ。
428名無しさん@ピンキー:04/02/07 22:37 ID:yh+arjri
>河童の三平
静かな空気と、ほんのりとしたエロスがたまりません。
なんと言ったらいいか…読んでて場面場面が思い浮かんで
小説を読んでるというより、ショートフィルムもしくは
ラジオドラマでも聞いてるような気分でした。

投下乙ー
429名無しさん@ピンキー:04/02/07 23:50 ID:NQbHrC9d
>>417
ねこタンとパンチラはお約束?
430名無しさん@ピンキー:04/02/08 00:49 ID:g5N+X0Zq
>412-416 レスありがd
│・ω・`)oO(…この先の三期もの…バカッポーぽくなっちまったらスマソ…)

>415>417 乙ー!
萌え絵があると華やかでいいなあ。検索も沢山に乙ー!

>416 餅ロン>・ネコ娘登場の回優先でw
悩殺シーンなくとも、三田猫たんがいるだけで悩殺されるマンセー者でして。

>298氏
シャンペイのもどかしい苛立ちに萌えまつよ。
読んでるこっちもむずがゆくてイイ(・∀・)!!
431名無しさん@ピンキー:04/02/08 00:51 ID:g5N+X0Zq
時に。毛神はやはりメフィストに難航されてるのだろうか。
座して待ち末。
432名無しさん@ピンキー:04/02/08 01:40 ID:AM881G+t
>悩殺シーンなくとも、三田猫たんがいるだけで悩殺されるマンセー者でして。

その分だと411氏はこの一連のスレでも三田猫たんのSSでは悩殺されてますねw
・・・・でも西村猫たんが脱がされても鬼太郎アマンアマンが大半に対して、
三田猫たんが脱がされて陵辱されるのが割合多いのは、
スタイルのせいか三田さんの声の影響かどっちなんでしょうね?
しかも気の毒に強姦されてるのが似合うという声もよく聞きますね。
411氏、いかがでしょう?
433絵描きモドキ:04/02/08 13:56 ID:oUAfxr/l
思いの外ウケが良かったので、
胸の大きさに悩む猫タンをば。

「鬼太郎もやっぱり、大きいほうが好きなのかな・・」

ttp://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1076215752.jpg
434名無しさん@ピンキー:04/02/08 21:35 ID:PjJRorS2
キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ッ!!
キタ━━━━ (*゚∀゚) (∀゚*)━━━━━━!!!!!!!!!!!!

>433絵描きモドキ氏!

 ご ち そ う さ ま で つ ! !
435名無しさん@ピンキー:04/02/08 22:44 ID:b7k8zhjb
http://moe2.homelinux.net/src/200402/20040208767772.jpg
3期パンチラとおまけ。

絵描きさん沢山光臨で嬉しいでつね!
漏れもごちそうさまでつ(´д`;)
436名無しさん@ピンキー:04/02/08 23:16 ID:AM881G+t
絵描きモドキ氏キタ―――――――――!ごちそうさまでつ
例のお風呂へ入る時でしょうか?

435氏妖怪大戦争ですな!
穴蔵入道と同じようなアングル
穴蔵の方もこれぐらいコマ送りでキャプれる方の降臨キボン

ところでこれはいつのでしょう?
http://moe2.homelinux.net/src/200312/20031205325196.jpg

他にもこんなシーンあるのかなぁ
437名無しさん@ピンキー:04/02/09 01:40 ID:iNFNutsN
こっそり描いてみました…猫タンはイイですね
http://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1076257265.jpg
438名無しさん@ピンキー:04/02/09 02:20 ID:vBZxgd1n
多段レスですが、皆様ご容赦ください。

>417氏
このほんわか感って、なかなか出せるもんじゃないですよ。
乙ですー

>298氏 
SSの中から感じる、甘酸っぱい感じってのは
なかなかどうして…堪らなく好きです、えぇ。

絵描きモドキ氏
見させて頂きました。やっぱ凄いですわ。
…うなじがイイ!!w

>437氏
おぉー、グッジョブです。
この「みられちゃった」って言う恥じらいの混じった
こんな表情は、いいですねぇ。
こっそりとは言わずに、どんどんどーぞw

色々な絵師さんや、キャプで見られるネコ娘、多彩な神SSが、
こうも一同に会しているってのは、やっぱりこのスレの醍醐味ですなー
439名無しさん@ピンキー:04/02/09 11:55 ID:qnr6XwTw
イイ━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(・  )━ヽ(∀・ )ノ━ヽ(・∀・)ノ ━━!!
440名無しさん@ピンキー:04/02/10 02:57 ID:ONAPWnx1
なんか(;´Д`)ハァハァするものが増えていて(・∀・)イイ!!

>432氏
漏れ的三田猫語ると長くなりまつがいいでつか?w(たぶん引くかと・・・)
どこか幸薄そうで、加虐心そそるのは三田マジックかと思いますよ。
そげな三部猫だからこそ幸せにしたい・・・(と思いつつやはり悪戯もしたい・・・)
チョト思っただけでもう(;´Д`)ハァハァハアハアハアハア

>433の絵描きモドキ氏のAカップ猫タン可愛かったので、
またその後の鬼太郎ぽい高校生鬼太郎×猫娘書いてみますた。
お目汚しでつが、スレの中継ぎに投下しまつ(`・ω・´)
441『推定AからB』-1 ◆NECOkE/60g :04/02/10 02:59 ID:ONAPWnx1

昼休みの教室では、窓際に集った男子生徒たちが猥談をくり広げていた。
 「やっぱ最低でもDカップは必要でしょ」
 「いや、まだまだ甘いな。Cぐらいがちょうど手に納まって気持ちいいんだ」
 「とにかく釣鐘型!これは譲れないね」
両手で揉むように指を曲げ、それぞれが希望の胸の形を思い描いていた。
時には人気のアイドルの名前なども交えながら続けられる話に、
鬼太郎は頬杖をついたまま、聞くともなく聞かぬともなくぼんやりと見つめていた。
あげられたアイドルの名前も知らないが、カップのサイズというのもよく判らなかった。
 「また、くだらない話してる。男っていやーね」 「ばっかみたい」
軽蔑した視線を浴びせる女子生徒の花園の中には、猫娘の姿もあった。
しかし猫娘は押し黙ったまま、うっすらと頬を赤らめて俯いている。
馬鹿にはしつつも興味津々な彼女たちとは違い、
猫娘は真にこういった話に対しての耐性がなかった。
それでも馬鹿騒ぎする男子生徒の声は耳に入ってくる。
早く午後の始業ベルが鳴らないものかと溜め息を漏らした。
 「お前もそう思うだろ」 「え・・・?」
Dカップ推奨派の一人が仲間を求めて鬼太郎に声をかける。
鬼太郎はきょとんとどんぐり眼を上向かせて、苦笑した。
大きいおっぱいも小さいおっぱいも手にした事があるが、どちらもいいものだった。
どっちかなんて選べるものではない。
 「だめだめ。こいつはそういう事にまったく縁がないんだからさ」
少なくとも、妄想逞しく経験の乏しい彼らに比べたら、何人もの体を知っている鬼太郎だが、
もちろんそんな事は誰も知らない。鬼太郎はますます苦笑した。
 「興味なさそうだもんな。ま、とりあえずでかいに越した事はないだろう?」
鬼太郎が答えに詰まっていると午後の鐘が鳴り、示し合わせたように教師が教室の戸を開く。
慌てて机や椅子から降りた生徒たちはわらわらと席に戻り、午後の授業が始まった。

442『推定AからB』-2 ◆NECOkE/60g :04/02/10 03:00 ID:ONAPWnx1

夕暮れ時の教室。
委員会の招集を終えた猫娘は、忘れ物に気付いてひと気のない廊下を戻っていた。
『でかいに越した事はないだろう?』
昼休みの、男子生徒が投げかけた質問が頭に残っていて、
午後の授業も委員会の最中も、心空ろだった。
あれから授業が始まってしまい、返されることのなかった鬼太郎の答えが気にかかる。
鬼太郎は何と答えるつもりだったのだろうか。
ちらりと自分の胸元に目をやり、制服をやや押し上げる程度の谷間を見て溜め息を漏らす。
元々が細身なネコ娘の体には余計な肉がなく、胸もまたささやかなものだった。
たまに銭湯へ行く時もあるが、年頃の娘たちに比べても自分の胸は
そう大きくはないように思える。
女子生徒たちの悪ふざけで、男の子向けの写真雑誌を見たこともあるが、
大抵は胸の大きなグラビアモデルが横たわっていた。
鬼太郎もやはり、大抵の男が好むように、豊満な胸が好きなのだろうか。
そしてそんな体ならば、自分の事をもっと・・・
 「・・・」
教室の戸を開くと、照りつける西日が床に机と椅子のパイプの骨組みを影作る。
夕日の逆光の中に人影が見えた。
はっと我に返って凝視すると、向こうもそれに気付いて呼びかける。
 「猫娘」 「き・鬼太郎?どうしたのよ」
酷く落胆した声だった。机の上に腰掛けて肩を落としている。
 「・・・こんな時間まで補習だよ。疲れた・・・」
 「あは・・・ははは。だって鬼太郎、ぜんぜん授業聞いてないんだもん」
けして頭の回転が悪いわけではないと思うが、勉強というものに興味のない鬼太郎は、
時に教師の反感を買って残されたりもする。
よほど絞られたのだろう。既に慣れっこになっていた鬼太郎も落胆していた。
 「猫娘は?」 「ああ、委員会が終わったところなの」
443『推定AからB』-2 ◆NECOkE/60g :04/02/10 03:01 ID:ONAPWnx1
 「随分遅くまでやってたんだね」 「それはお互い様」
そう言ってにこりと笑うネコ娘の笑顔につられて、鬼太郎も笑顔を取り戻す。
明るい猫娘の態度にはいつも救われる。
 「なぁに?にやにやしちゃって。ほら、もう終わったんなら一緒に帰ろうよ」
 「うん・・・。君はいいね」 「何が?」
鬼太郎はいつもどこかに悩みを抱えている。
かつては妖怪と人間の狭間にあっての葛藤を抱えていた。
今は己が身を省みて、やはり思案することばかりだ。
父に教え込まれた幽霊族の古の知恵と、人間世界で押し付けられる学問では、
それぞれの意味が異なっている。
この先を生きるのに必要な事は何なのか、どの先を進むべきなのか。
鬼太郎はいつも黙々と苦悶していた。
 「あんまり悩みがなさそうで・・・さ」 「し・失礼しちゃう!そんな事ないよっ」
 「そうかい?」 「そうだよ!悩み多き年頃の乙女に向かって何言うのよ。今だって・・・」
言いかけて口を閉じる。忘れ物の教科書をきゅっと胸元に引き寄せて押し黙った。
 「何か悩み事でもあるのかい?」
 「悩み事・・・って言うか・・・その」 「話してごらんよ」
困った事があったらいつでも言うんだよと、いつもの優しい瞳で見つめ返す。
その瞳に安心していつもは悩みを打ち明けてきたけれど・・・。
 「・・・大した事じゃないから」
 「だったら話してみなよ。僕に解決できる事なら、力になるよ」
頼もしい鬼太郎の言葉を聞いて、つい甘えてしまいたくなる。
しかし解決するしないの話ではなく、猫娘が黙り込んだままでしばしの時が流れた。
夕陽も翳り、色濃い影が教室に満ちる。
鬼太郎は焦ることなく、猫娘が言い出すのを黙って待っていた。
 「・・・聞いたらすぐ・・・忘れてくれる?」 「いいよ」
ひとつ約束をして安心したのか、猫娘はぽつりぽつりと語り出した。
 「あ・・・あたしの胸・・・小さいかな」 「え?」
 「やっぱり・・・男の子にとっては物足りないよ・・・ね」
444『推定AからB』-4 ◆NECOkE/60g :04/02/10 03:02 ID:ONAPWnx1
 「はあ?」
驚いた鬼太郎の声に、猫娘はびくりと肩を竦めてニャハハと笑ってごまかした。
 「あ、ああ、何でもないっ。もう暗くなっちゃったし、帰ろう?」
 「待ってよ。ひょっとして昼の話の事かい?」
猫娘の顔が赤く染まり、そんな事を今の今まで気にしていた事に気付く。
 「う・・・うん。だって・・・みんなDカップとかCカップとか・・・Iカップがいいなんて子もいたし・・・」
 「よく聞いてたんだね」 「き・聞こえてきちゃったんだよ!」
じっと胸元に向けられた視線を恥じて、猫娘はぎゅっと鞄を抱える。
 「鬼太郎も・・・そうなの?」 「・・・僕さ、どのカップがどのサイズだか、よく判らないんだ」
 「そ・・・そうなんだ。でもやっぱり・・・大きいほうが・・・好き?」 「うーん」
鬼太郎はぽりぽりと頭をかいた。
 「どのくらいから大きい小さいで分けるのか、よく判らないし」
 「そ、そのくらい判ってよ!」
 「見たら判るんだろうけど・・・。そうだ、見せてよ」 「え!?」
簡単に鬼太郎は言った。猫娘が恥じて顔を赤くするのを不思議そうに眺める。
 「だって猫娘は自分の胸が小さいかどうかが悩みなんだろう?本当にそうかどうか、
 僕が確かめてやるよ」 「確かめるって・・・ここで?」
辺りは静まり返った校舎。廊下の切れかけた蛍光灯が点滅するぐらいで、
物音もせず、人影はない。
 「じゃぁ僕の部屋に来るかい?僕は構わないけど・・・」
鬼太郎の部屋に行き、胸を肌ける自分を想像して猫娘は益々頬を赤らめた。
発情期でもないのに、それではまるで誘っているようなものだ。
 「鬼太郎・・・見たことあるじゃない・・・ッ。思い出して判別してよ」
 「君は成長期なんだから、もう随分変わってるだろう?
 ねえ、どうしてそんなに恥ずかしがるんだい」
見たことあるんだからいいじゃないかと、言葉を返されてしまった。
 「恥ずかしがるほうがおかしいよ」
硬直したままの猫娘から鞄を取り上げ、先を促す。
無理に開くような事はせず、鬼太郎はいつまでも待つ構えだった。
445『推定AからB』-5 ◆NECOkE/60g :04/02/10 03:03 ID:ONAPWnx1
薄暗い教室の中、もうお互いの顔もはっきりとは見えない。
猫娘はきゅっと唇を噛んで、胸元のリボンタイを緩めた。
指先は震え、見ているだけでもどかしいくらいゆっくりとボタンをひとつひとつ外す。
五つ目のボタンを外し終えると、健康的なタンクトップを掴んでウエストから引き上げた。
 「・・・小さい・・・?」 「それじゃぁ見えないよ」
胸を覆ったブラジャーに抑えられた胸元にはなだらかな谷間ができていたが、
それだけで判別しろというのも無理な話だ。
 「こ・これも外すのっ?」 「そりゃぁそうだろ」
 「でも・・・」 「手伝おうか」
曝された腹部から手を回し、タンクトップと背中の合い間に手を入れて抱き寄せる。
 「や・・・っ」
机に腰掛けたままのひざに猫娘を引き寄せると、背中の止め具に指を掛けた。
 「ぁ・・・」
鬼太郎の胸を押し戻し、手を離されたタンクトップと抑制を失ったブラジャーが胸を覆う。
 「これじゃぁ見えないよ。ほら・・・僕が引き上げてもいいの?」
制服の下、背中に回されたままの鬼太郎の手が肌をなぞり、猫娘はびくりと跳ね上がった。
鳥肌立つ痺れが胸元にまで走り、突端が絞られるように尖る。
 「ゃ・・・やっぱりもう、いいよっ」
身を捩った猫娘を引き寄せたまま、鬼太郎はぐいっとタンクトップとブラジャーを引き上げた。
 「にゃっ!」
乱れた制服の中から二つの柔らかな胸が現れる。
猫娘が身を捩ると、あわせてふるりと揺れた。
確かに熟れて豊満な胸ではないが、きゅっと立ち上がった乳首はピンク色に染まり、
じっと見ているだけで堪らない気持ちが湧きあがってくる。
 「触ってみないと・・・よく判らないな」 「え・・・もういいよ・・・っ」
否も応もなく、鬼太郎の手は包み込むように猫娘の乳房を掴み、
感触を確かめるように揉み上げた。
 「ぁ・・・っ」
柔らかい。それでいて張りのある弾力が掌に返ってくる。
数度揉み込めば指間に挟まれた乳首は硬く尖り、敏感な反応を返してきた。
446『推定AからB』-6 ◆NECOkE/60g :04/02/10 03:04 ID:ONAPWnx1
 「やっ・・・そ、そんなに・・・しないで・・・ぇ」
鬼太郎のひざに当たった部分がもどかしいような熱に包まれ、
猫娘がびくびくと反応すると、安普請なパイプの骨組みが軋む。
無骨な掌の中で有象無象に形を返る胸は温かく、しっかりとは掴み取れない儚さが堪らない。
充実した手応え・・・とまではいかないが、小ぶりで愛らしく感度もいい。
ぎゅっと目を閉じて、喘ぎ混じりの吐息を噛み殺す猫娘を見上げながら、
今にでも食らいつきたくなる衝動を抑えて、鬼太郎は呟いた。
 「うーん・・・大きくはないけど、小さくもないかな」
 「何よ、それぇ」 「ちょうどいいよ」
交互に重なり合ったひざが不意に鬼太郎に引き寄せられると、
学生服を押し上げた部分に足が触れ、猫娘はあっと息を呑んだ。
”ちょうどいい”という意味は曖昧だったが、鬼太郎が感じていることが判って、少し嬉しい。
 「柔らかいよね・・・。でもココは硬くなってるけど」 「ひゃぁ・・・っ」
尖ったつぼみを摘ままれて、びくりと身を引く。
 「敏感なおっぱいだよね。自分で触ってもこうなるの?」
 「!!そんなこと・・・したことないよっ」 「そうなんだ。僕はするけどなあ」
 「エッ?き・鬼太郎・・・自分の胸をこんなふうに・・・するの?」
一瞬想像して、互いに笑い合う。
 「違うよ。そうじゃなくって・・・こんなふうに”自分でする”事があるってこと」
 「自分で・・・って」
熱を持った部分を押し当てられ、猫娘は漸く意味を理解する。
 「ししししないよ、そんな事!」 「へえ・・・女の子ってしないんだ。僕は時々するよ?」
本当は毎日のようにしているが、それは言わずにおいた。
 「それって・・・」 「うん?」
揉み上げていた鬼太郎の手が止まる。
見上げた瞳が薄暗い中でも光を吸収する猫の瞳。
しかしその瞳は鈍く光っていた。
 「・・・写真雑誌とか見て・・・するの?」 「え・・・」
447『推定AからB』-7 ◆NECOkE/60g :04/02/10 03:05 ID:ONAPWnx1
 「胸の・・・大きな女の人の・・・その・・・水着姿とか・・・」
そんなものよりももっと過激な媒体もあるのだが、猫娘は知らないようだった。
ただ鬼太郎も、やはり胸の大きな女体に魅せられるのかということが気になっていた。
 「猫娘の事を考えて・・・する、時もあるんだよ?」 「えっ」
その時。しんと静まり返った校舎の中、廊下から足音が近づいてきた。
用務員の巡回か何かだろう、もう陽は暮れて校門は閉ざされる寸前の時刻だ。
二人は弾かれたように身を離す。
 「・・・猫娘、こっち・・・!」
教壇の中に身を潜め、足音が通り過ぎるのをやり過ごす。
学生用のパイプ机とは違い、三辺を覆った教壇の下ならば二人分の姿を隠せた。
窮屈な場所で身を寄せ合えば、互いの胸が強く高鳴っている音までも聞こえる。
驚いて跳ね上がった鼓動なのか、それとももっと前から高鳴っていたのか、
猫娘は判らず、鬼太郎の胸に引き寄せられるままに耳を澄ましていた。
足音が行き過ぎると、どちらともなく深く溜め息をつく。
そして笑い合う。まるで子供の頃のかくれんぼのような緊迫感だった。
 「悩むほどの事はないよ」 「え?」
鬼太郎が言い、じっと胸元に視線を落とす。
 「気になるって言うんなら・・・揉んでいると大きくなるって話だけど・・・」
 「嘘っ」 「嘘かもしれないね。でも、本当かもしれないよ?」
もう一度手を伸ばしかけるが、両腕で覆った猫娘の腕に阻まれる。
 「自分でしてみたらどうだろう」 「し・しないわよ!」
 「じゃぁいつでも手伝うから、困ったらいつでも僕が・・・」 「結構よ!」
教壇の下から抜け出して鬼太郎に背を向けると、壁に向かってするするとブラジャーを外す。
 「猫娘?」
一体どうやったのか、うまく腕を通して制服の中からブラジャーだけを抜き取ると、
タンクトップを引き下げてウエストに押し込み、ブラウスのボタンをひとつひとつ閉じてしまった。
 「・・・手品みたいだ・・・」 「ほら、もう帰るよ。鬼太郎!」
威勢のいい元気な声はいつも通りだが、その頬はまだ赤く染まっている。
照れ隠しの勢いだと判り、鬼太郎はくすくすと笑った。

448『推定AからB』-8 ◆NECOkE/60g :04/02/10 03:07 ID:ONAPWnx1

閉ざされた校門をよじ登り、帰り道の途中。
猫娘は俯いたままで歩を進めていたが、鬼太郎はちらりちらりとその胸元を覗き込んでいた。
やはりブラジャーをしていないと、歩く振動に合わせて僅かに揺れる。
襟元まで閉ざされた制服の下では、今でも赤いつぼみが生地に擦れて尖っているのだろうか。
上着を着てしまったからそこまでは判らないが、見えないからこそ想像してしまう。
 「・・・猫娘。これから僕のところに来る?」 「行かないっ」
 「そう・・・。じゃぁ猫娘のところに」 「来ないで!」 「そっか・・・」
珍しく発情期以外に恵まれた機会だったというのに、邪魔が入って失敗してしまった。
あのまま無理に机の上に押し倒してしまえばよかったのかと、
今更ながら後悔する。後悔することばかりが増えていく。
しかし、したらしたでもっと後悔するようなことになったのかもしれない。
未遂でさえもうこんなに、口も利いてくれないほど怒っている無理やりしたら、
猫娘はどれほど怒り狂うだろうか。
会話を交わすこともなく、しかし離れる事もなく歩幅を合わせ、別れ道のT字路に差し掛かる。
猫娘は足を止めたまま、やはり黙り込んでいた。
 「それじゃぁまた明日」 「・・・うん。あの、鬼太郎・・・ごめんね?」
 「え・・・何が?」 怒っているのかと思えば、猫娘はじっと考えていたようだった。
 「鬼太郎は・・・あたしの悩みを解消してくれようとしてくれただけなのに、
 あたし・・・その・・・・・恥ずかしがったりして、ごめん」
基本的にポジティヴ思考の彼女には、鬼太郎が途中からは己の欲に
流されただけだとは思いもしなかったようだ。
鬼太郎にしてみれば、都合がいいといえば都合がいい。
激昂はしたもののすぐ反省する、猫娘の根の明るさに鬼太郎は苦笑する。
 「悩みは解決した?」 「・・・どうかな。うーん・・・でも、気にしたって仕方がないよね」
首を竦めてくすくすと笑う。その笑顔が一番猫娘らしい。
 「気にする事ないよ。ほら、今だって・・・揺れる程度にはあるんだし」
 「え!?」 慌てて鞄を抱き寄せて胸元を隠す。
 「ちょうどいいよ」 「ば・・・バカぁ!」
真っ赤な顔をして走り去ってしまった猫娘の後ろ姿を、「おやすみ」という鬼太郎の声が追いかけた。

<了>
449名無しさん@ピンキー:04/02/10 11:58 ID:DoxTkzTL
  ┏┓     
 ┏┛┗┓┏━━┓
 ┗┓┏┛┃┏┓┃
  ┃┃ ┃┗┛┃
 ┏┛┗┓┃┏┓┃┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┗┓┏┛┗┛┃┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  ┃┃   ┃┃
  ┗┛   ┗┛

>411氏イイ━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!!! 
猫タン、君は美乳にチゲェねぇ!!
毎度毎度素晴らしいSSヲありがd
450名無しさん@ピンキー:04/02/10 22:48 ID:ahki+XDs
ネ申だ…このスレには萌えのネ申がおる…
451432:04/02/10 23:33 ID:zYfYaJPY
>漏れ的三田猫語ると長くなりまつがいいでつか?

もっと長く詳しくお願いしまつ!
SSイイ━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!
ネ申
乳見たイイ━━(゜∀゜)━!!!!

452名無しさん@ピンキー:04/02/12 02:26 ID:GJnyidID
ttp://moe2.homelinux.net/src/200402/20040211789084.jpg
風呂場キャプキテタ━━(゚(゚∀(゚∀゚)∀゚)゚)━━!!!
三田ヴォィスが風呂場に反響してること思っただけでハァハァ

二部猫タンの方が顕著ではありますが、この
ネコ娘特有のしなやかな指先の仕草が堪らん!
シーサー怨山師でつ…(´・ω・`)
453毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/02/12 09:23 ID:S0/Nex/g

|∧∧
|・ω・`)ジー…
|o ) 誰も居ないな?
|―u'
|

|
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ  そ〜〜・・・
|―u' 駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|   適当にスルーよろしこ
|
| ミ ピャッ
|    駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

寂れた時にやってくる…漏ればまるで貧乏髪
>>379の続き

女の子の秘密を暴いたかのような行為に、二世は耳まで紅く染め上げ、視線を落せば、いつのまにかタオルが外れて丸出しになっていた自身に気がつく。
天を仰ぐそれもまた、先端から我慢汁を滴らせ、てらてらと光っている。

(同じだ…)

形は違えど、互いに濡らしたソコ…
形が違うからこそ、ぴたりと合さるのだけれども…

二世はエツコの足を持ち上げ、立ち上がった自身を透明の蜜を滴らせる恥線の上に当てた。

「きゃぅっ?!」

じくじくとするソコに当てられた、未知なる物にエツコの肢体が跳ね、きゅと足に力をこめれば二世のそれは、太股と恥部の三角地帯に挟まれる形になる。

「うはぁっ!」

湿った柔らかな肉肌に挟まれて、ビクリと背筋が反る。
ドクドクと脈打つ自身は更に興奮し、我慢できそうに無い。

二世が、自身の下にある恥部を両手で開けば、トロリとした透明の液が指に絡まり、内部の熱が解放され、肉壁に空気の温度を感じてエツコは身を振るわせた。

(大丈夫かな…)

小さな秘所に、指を這わせられれば、物足りなさに疼いていたソコに初めて与えられた直接的な刺激に、嬌声が漏れた。


「…エッちゃん…ココ…いいの?」
「!!」

クチュリと蜜壺に指を滑らせれば、身体がうねる。
膣は酷く熱くて、ヌルヌルとして…ヒクヒクとする様子が指に伝わり、指先で肉壁をなぞると内壁のざらざらとした触感が、やや固くまだ受け入れ態勢が十分で無いようにに思えた。
初めてのときは、女の子は大層痛いという話を聞いていたので、できることなら少しでもその痛みを少なくしてあげたい。

※ 魔女契約の魔方陣の特殊な効果のひとつとして、破瓜の痛みが酷いほど強い快楽に変換される。
  二世は、この効果の事は知らない。

複雑な形状の、エツコの秘所の内側は綺麗なピンク色で、自分がはじめて見、彼女の最初にして最後の男になるのだということに興奮が治まらない。

差し入れた指の上にある小さな肉芽に気がついて、指を滑らせれば今まで以上に強いエツコの反応が戻ってきて、指が締め付けられた。
ソコを弄れば弄る程、蜜は滴ってくるようで、ざらざらと感じた肉壁は蕩けてきたようにも思える。
緊張がほぐれた為か、蜜が溢れてきた為か、固く感じた膣内は柔らかくそれでいて指に吸い付くように纏わり付く。

指の抽送で聞こえる水音はその潤いを増し、浅い息を漏らすエツコは喉を反らせれば、腰が自然と浮き上がり押し付けるようになるが
二世が指を抜けば、数度腰を震わせ、一つ熱の篭った大きな息を吐いた。
それも束の間、今度は指よりも太い強張りを先ほどの場所に感じて、ビクリと身を強張らせた。
熱くて硬い二世自身を押し当てられて…

互いに経験があるわけも無いから、エツコのソコは幾らかほぐれたとは言え、入り口は狭く
二世のそれも、年(?)相応では有ったが、エツコが受け入れるには大きすぎるモノだった。

突き上げられるような圧迫感に身体が緊張し、二世のソレは蜜によって秘所の上を滑る。
押し当てられるように陰茎の裏側に肉芽を擦り上げられれば、電撃が駆け抜けるような快楽に悲鳴をあげ
二世もまた、達してしまいそうになり低く唸りをあげたが、抽送を止められなかった。
自らエツコの太股を抱き合わせるようにして秘所の上を何度も滑らせる。
あふれ出た蜜が陰茎に纏わりつき、太股に挟まれた三角地帯を行き来する。


「クゥッ…」
「あぁっ…!」

太股の間から、度々先端をのぞかせるソレは何往復するかの後に、白濁とした粘り気のある液体をエツコの身体に撒き散らせて、また、エツコも軽く達した。
しかし、互いに達したところで魔女契約は成立しておらず、魔方陣はその形を崩さない。


一度吐き出したとはいえ、魔方陣の影響で萎える様子はまるで無く
エツコの恥丘の上で、ソレ…は、更なる快感を求めるように、びくびくと脈打つ。

全身で荒い息を落とし、熱に侵された身体は脳まで麻痺させ、本能とも言えるべき行動を促す。
ソレは確実に、間違いなくエツコの膣へ

「…!!!」

敏感になりすぎたエツコの秘所は、二世の猛りを咥えさせられて震え上がった。
ソレは恐怖ではなく、刺激的な快楽の為に。
破瓜の傷みが至上の快楽に変換され、吐息と共に漏れる喘ぎ声に二世の理性はますます狂う。

粗相をしたかのように濡れそぼった秘所に緩やかに飲み込まれ、2人の脳裏は真っ白になった。
ソレはお互いが溶け合って1つになってしまったような感覚で、とても心地良く…
その後何一体何をしたのか、どうしたのか全く解らない。
ただただ目の前が真っ白になって―――
















「…んっ…」
気がつけば、放った後も繋がったままの2人。

「エ…エッちゃん…!」

エツコの上に覆い被さるようにして意識を失っていた二世は、慌てて起き上がりエツコを揺さぶり起こす。
二世自身が抜き去られたエツコの小さな秘所からは、どろりとした白濁に混じる鮮血が流れ落ちる。
ソレ…は、エツコと二世の2人が契った…異性というものを知った証

「…め…メフィスト二世…さん?」


まだ朦朧としているようだが、意識を戻したエツコにホッとする。
すると、二人の意識が戻るのを待っていたかのように魔方陣の結界が揺らぎ
スゥーと掌大の球体にまで大きさが伸縮すると、エツコの額に吸い込まれる。

「きゃっ?!」
「大丈夫だよ、エッちゃん」

すると額に先ほどの魔方陣と同じ紋章が浮かび上がり、一瞬強烈な光を放った後見えなくなった。
ソレは魔女契約が完了した証とともに…

「これで、エッちゃんは俺の正式なお嫁さん…だよ?」
「い…今の…」
「ん…エッちゃんは俺のモノっていう印…」
「わ・わたしがメフィスト二世さんの…?」
「うん。それがあれば、俺がどうしても傍に居られない時でも、俺の魔力で守って上げられるしな。」

でへへ、と二世は照れくさそうに笑った。

※ 補足

サマリンにも同じくメフィスト老の守護があるのだが、それは自分より魔力が劣る物に対して有効で
東嶽大帝に関しては、効き目が無く攫われてしまった。




その頃…両親はといえば
「サマリン今日の夕食はなんだね?」
「今日は日本風に、お赤飯を炊いてみたのよ。」

「むぅ?それはたしか、お祝い事か何か、特別な行事で食すと聞いた事が有るが…」
「そうよ。今日は坊やとエツコさんの特別な日になったのだから、エツコさんのお国に倣ってみたの。」

暫く、顎に手を当てたままのメフィスト老だったが・・・

「うむ、おまえも気が付いて居ったか。」
「もちろんですわ、あなたは気が付いてました?」
「何をだ?」
「エツコさんが着ていた服ですよ。」
「あ、あれそうだったのか?」

顔を赤らめ、メフィスト老が妻を振り返る。
実は、エツコが貰ったサマリンの魔女服とはその昔…
新婚当時にメフィスト老がサマリンにプレゼントした物で、所謂「今晩オッケー」のサイン服でも有った為に、あのような自然と身体から抜け落ちるような特殊効果があったのだ。

「坊やも私の手を離れてしまったし…ねぇ、アナタ…?」
「サ…サマリン…」

腕を組まれ、押し付けられたボリュームのある胸の谷間に目が釘付けになる。
今宵のメフィスト家は、熱そうだ…


普通の少年と少女が普通の出逢いをし、普通に恋に落ちた。
ただ一つ違っていたのは、彼の為に彼女が魔女になってしまったという事だけ。

魔女になった彼女は、魔界で幸せに暮らしている。

終り
460毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/02/12 09:43 ID:S0/Nex/g
漏れのお目汚し投下完了〜

じき3月ですねぇ…その後の猫タンを鬼太郎が罠にかけるのもこの頃でしょうか
絵神やSS神の降臨をキボンしつつ
441氏のSSに禿しく(;´Д`)ハァハァしながら逝ってキマツ
461名無しさん@ピンキー:04/02/12 22:33 ID:QnBI9lFO

     (・A・)っ
     (っ ,r どどどどど・・・・・
.      i_ノ┘

       ∧_∧
    ⊂( ・ A ・ )
.     ヽ ⊂ )
     (⌒) |どどどどど・・・・・
        三 `J

     /ヽ     /ヽ
   /  ヽ___/  ヽ
  /           \
  |  ● ヽー/ ●  |  奥様は魔女にナッターーー!
  \     ∨    /

萌えますた!!毛目玉神Goodjob!!
462名無しさん@ピンキー:04/02/12 23:02 ID:jwf1O9IR
>>452
その三部の入浴の回の猫タン、ねずみにパンティを盗まれてたけど、
つまりノーパンで風呂屋を出たわけですな!!(;´Д`)ハァハァ
463名無しさん@ピンキー:04/02/13 01:30 ID:xJORLBtS
>462
ねずみ男、許すまじ…!
464毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/02/14 00:07 ID:uIUBhCIB
バレンタインのプレゼントだ!ゴルァ
ttp://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1076684679.jpg
465298:04/02/14 01:02 ID:k/YHCLKe
しばらく来てない内にモウレツな量のSSが…感涙だゴルァ!
>毛目玉氏
やはり鬼太郎にですか。さいですか。漏れらの分はないと。
鬼太郎め、なんと羨ましいw
466411 ◆NECOkE/60g :04/02/14 08:42 ID:M2p713SX
>464
期間限定のバレンタインプレゼントが見れてハァハァしてますよゴルァ!!

召 し 上 が れ ・・・なんて言われたら・・・!言われたら!!

|
| 
|(´・ω・`)
|o   ヾ  ソ〜〜・・・
|―u' 駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|   oO(朝っぱらから走り書きスマソ・・・だゴルァ・・・)
|
| ミ ピャッ
|    駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
467『チョコパイ』-1 ◆NECOkE/60g :04/02/14 08:43 ID:M2p713SX
 「こんにちはー!」
元気良く簾を開いたネコ娘は、室内に充満した甘い香りに鼻を鳴らす。
 「ああネコ娘」 「どうしたの、それ?」
卓袱台から零れ出るほどの山になった小箱と包装紙を見やり、
ネコ娘はきょろりと猫の目を回した。
 「妖怪ポストに届いてたんだけど・・・」
ひとつひとつ開きながら、添えられたカードを確かめている。
 「事件の報告じゃないみたいなんだよね」
今日は人間たちにとってはバレンタインデー。
おんなのこがおとこのこに愛の告白をする日だ。
そんな事とは露知らず、鬼太郎はといえば小箱のチョコレートよりも、
何か事件があったのではと、手紙の中に事件の影を追っていた。
 「鬼太郎・・・今日は何の日かまだ知らないの?」 「ええ?」
山となった贈り物を見ればネコ娘もいい気はしない。
鬼太郎が人間に慕われている事は嬉しいが、これだけの数
若い娘たちから愛の告白を受けているのかと思えば、
あたしだってこの中の一人なんだよね・・・と、柄にもなく気が沈む。
 「・・・お菓子のバーゲンセールかい?」 「違うよ。あのね、これは・・・」
じっと見つめ返され、ネコ娘は口ごもった。
手作りのものもあったが高価な既製品もあり、それらに比べたら
自分が用意したチョコレートは見劣りするなと思い、背中に隠す。
 「何?」 「ああ、ううん。鬼太郎モテモテだねえ、そのカード大事にしたほうがいいよ」
 「え?」 しげしげとカードを眺める。よくよく見てみればそれらは全て愛の言葉が連ねられていた。
 「何だこれ?」 「今日はね、女の子が好きな男の子に告白する日なんだよ」
 「告白・・・」 ぱちくりと瞬きした鬼太郎もやはり悪い気はしないのだろう。
少しばかり頬を赤く染めて贈り物の山を見つめた。
 「・・・こんな時にしか言えない娘もいるんだよ。大事にしてあげなきゃね」 「う・うん・・・」
唇を歪めて嬉しそうな鬼太郎の顔を見ていられず、ネコ娘は早々に立ち上がった。
 「それじゃぁあたし帰るね」 「えっ?何か用事があったんじゃないのかい?」
 「・・・ううん。鬼太郎忙しそうだし、またにするよ」
ひらひらと手を振って簾の外へと消えていく。
梯子を降りたところで漏れた溜め息は鬼太郎に聞こえるわけはなかった。
468『チョコパイ』-2 ◆NECOkE/60g :04/02/14 08:44 ID:M2p713SX

”鬼太郎はモテモテだねえ”
自分で言った言葉が胸を突く。
音に聞こえた正義のヒーローは、人間の娘たちから見ても憧れの存在なのだろう。
たとえ大人になって”妖怪”の姿が見えなくなってしまっても、
心の端に子供時代の思い出として残り続ける。
 「やきもち焼くなんて・・・ばかばかしいよね」
それでもでれでれとした鬼太郎の顔を思い出せば眉間にしわが寄る。
自然と歩幅が広がり、ずんずんと行進するように山道を進んでいた。
 「あれえ?どうしたんですか」
草陰からひょいと顔を出したシーサーが尋ねる。
 「シーサー。あんたこそどうしたの?」
 「川釣りに行ったんだけどさ、小魚ひとつ釣れずにおけらですよ」
厚い唇を開き、天を仰いで苦笑する。
 「ここの川も、下界のせいで寂びれてしまってるんですねえ」
故郷を思い出したのだろうか、淋しげに呟いた。
 「お腹空いてるんだ」 「もう腹と背中がくっつきそうですよ」
 「じゃぁ・・・これ、あげるよ」
真っ赤なリボンで飾り立てた小箱を渡す。
訝しげに鼻を鳴らしたシーサーはそれを受け取って一礼した。
 「甘い匂いがしますね、美味そうだ・・・。ああ、でもこれおいらが貰ってもいいんですか?」
勘のいいシーサーは道筋から鬼太郎の家から来たのを察知し、
心配そうに首を傾げた。
 「気にしないで。どうせ・・・捨てるつもりだったんだから」
 「へえ?」 「あっ、別に毒じゃないから!」
 「そりゃぁ解かりますけど・・・。ネコ娘さんは料理上手だし」
 「あんまり期待しないで。いらないものだったんだから・・・」
ネコ娘の悲しげな顔を覗き込み、手もとの小箱に目を戻す。
再び目を上げると、ネコ娘は 「じゃあね」と微笑んで帰路を辿って行った。
469『チョコパイ』-3 ◆NECOkE/60g :04/02/14 08:45 ID:M2p713SX

部屋に戻ると脱力感とともに疲労感が襲ってきた。
帰り道でずっと鬼太郎の嬉しそうな顔や、人間の娘たちに囲まれる姿、
来月には律儀にお返しをするだろう姿を思っていたら疲れてしまった。
怒ったところでどうにもならないからと、笑って冷やかしてみたものの、
やはり胸の奥がちくちくと痛む。
ぺたりと座り込んで壁にもたれると、ネコ娘はいつの間にか眠りについてしまっていた。


甘い香りが鼻について目が覚める。意識はまだ朦朧としていた。
昨夜からずっとこのカカオの香りに包まれて、息苦しい。
告白なんてこんな香りほど甘いものではないのに。
受け取ってもくれない想いはこんなにも痛むのに・・・。
 「ん・・・・・・あ・・・れ?」
部屋に広がった甘い香りは現実のものだった。
目を開けば薄暗い室内。目の前に人影が見えた。
目を凝らすと黄色と黒の縞模様が見え、すぐに誰だか判る。
 「鬼太郎。どう・・・したの?」
まだ夢を見ているのかとネコ娘は目をこすった。
暗い室内で鬼太郎は押し黙ったままで返事もない。
ぱちりとスイッチをつけて部屋に明かりがともると、
鬼太郎はいつもの無表情な顔でネコ娘を見上げた。
怒っているようにも見える、困っているようにも見える。
鬼太郎は小瓶を取り出して、漸く口を開いた。
 「これ、食べ切れなかったからオババに作って貰ったんだ」
 「チョコレートクリーム?」
 「ネコ娘はチョコパンが好きだったろう?あと牛乳で溶いても美味しいらしいよ」
どうやら室内に満ちた甘い香りはここだけではなく、砂かけばばあの部屋から
妖怪アパート全室に満ちているようだった。
470『チョコパイ』-4 ◆NECOkE/60g :04/02/14 08:46 ID:M2p713SX
 「ありがとう・・・でも、これ・・・」
ネコ娘はふっと吐息を漏らして、鬼太郎の前に座り込んだ。
 「鬼太郎が食べなきゃ駄目だよ」
 「頑張って食べたさ。でももう無理だ・・・虫歯になるよ」
 「もっと頑張ってよ。鬼太郎にとってはあの中のひとつなんだろうけど、
贈った娘にとっては・・・とっても大切な気持ちが詰まってるんだよ?」
鬼太郎はじっと黙ったままでネコ娘を見つめる。
どこか咎めるような表情をしていた。
 「鬼太郎のために一生懸命作ったり、選んだりしたのに・・・。
こんなふうに配ったら酷いよ」
 「・・・ネコ娘も一生懸命作ったのかい?」
ゴトリと机の上に小瓶を置き、ずいっと顔を突きつける。
 「それで、好きな妖怪に贈ったのかい」
 「何言ってるの、これは人間たちの風習だよ?妖怪のあたしには関係ないじゃない」
 「去年まではくれてたじゃないか。僕は・・・そういう風習だって知らなかったけど、
この時期にネコ娘がくれた事は覚えてるよ」
ネコ娘はパッと赤くなった顔を背けたが、こんなに近くでは隠すこともできない。
どうせ鬼太郎は知らないからと、チョコレートを頬張る鬼太郎を見つめて微笑んでいたのは
ネコ娘の自己満足だった。
伝わらなくてもいい、自分の想いのこもったチョコレートを美味しそうに食べる鬼太郎の
顔を見ているだけで満足だったのだ。
 「・・・今年はくれないんだね」
 「いらないでしょ?だってそんなに・・・飽きるほど貰ったんだから」
 「欲しいのはひとつだけだよ。だから貰いにきたんだ」
 「・・・・・・ないよ」 「知ってる」
鬼太郎の声色が落ち、やはり怒っているのだと気付く。
 「さっきね、シーサーが家に遊びに来たんだよ?」 「ふうん?」
 「・・・美味しそうなチョコレートを食べてたよ」
471『チョコパイ』-5 ◆NECOkE/60g :04/02/14 08:46 ID:M2p713SX
手を伸ばし、頭のリボンを解く。
束ねた横髪がはらりと降り、少し尖った耳を覆った。
 「鬼太郎?」
黙ったままでじっと赤いリボンを見つめている。
沈黙に耐え切れず、ネコ娘は無理に笑った。
 「そんなんじゃないよ。余りものだからあげたのよ」
言ってみれば自分と一緒だなとネコ娘は思った。
”余りもの”
それでもいつか鬼太郎が貰ってやると言ったから、余りものでも構わないと思った。
 「・・・」 「シーサーお腹空かせてたし、あれは・・・いらないものだったから」
黙ったままの鬼太郎の手が伸び、ネコ娘の首にリボンを巻きつけた。
顎の下で束ねて両端を引くと、僅かばかり咽喉が絞れて息苦しくなる。
 「何・・・?鬼太郎・・・」
いつもの表情からは感情が読めなかった。
ただじっと見つめたままでリボンの端を掴んでいる。
まるで、このまま強く引いて・・・絞めてしまおうかと迷っているようにも見えた。
 「鬼太郎・・・?」
まさかねと思いながらも、頭の片隅で思い起こす。
”いらないもの”
もしかすると鬼太郎にとってはいらないものだから、消してしまいたいと思ったのだろうか。
妖怪は首を絞めて息を詰まらせたぐらいで死にはしないが、
半妖怪ならばどうなのだろうか。
力を失った体から妖力が抜き取られたら・・・やはり、この魂も地獄に落ちるのだろうか。
心の隅に生まれた恐怖心を遠ざけるように、ネコ娘は目を伏せる。
もし決断したというならば、鬼太郎の判断を鈍らせてはならないと思った。
 「・・・」
すると首もとのリボンがしゅるしゅると擦れ始める。
不器用な指先がリボンを結び、結び終えると唇を撫でた。
 「んぅ・・・?」
何かを塗りつけられた感触がしてちろりと舌で舐めると、チョコレートの甘い味。
472『チョコパイ』-6 ◆NECOkE/60g :04/02/14 08:47 ID:M2p713SX
そっと目を開くと鬼太郎の顔が近づいた。
温かくて柔らかい感触が押し当たる。
鬼太郎の唇だった。ネコ娘はぴくりと肩をすくめる。
カカオの香りが強くして、重なる口づけは酷く甘い。
塗りつけた唇からチョコレートを貪るような口づけにネコ娘が顎を引くと、
逃さぬように肩を掴まれ、舌でべろりと下唇を舐め取られた。
蠢く舌の動きが淫猥で、ネコ娘はぎゅっと目蓋を閉じる。
味わうような口づけに息を詰まらせて、青ざめていた頬に赤みが差した。
ちゅ・・・くちゅ・・・
ネコ娘の唇から塗りつけたチョコレートクリームがなくなると、漸く唇が離される。
 「鬼太・・・んっ・・・」
湿った唇を割り、指先に残ったクリームを舐め取るようネコ娘の舌先を弄んだ。
熱い舌の上をなぞり、ちゅっと吸い込まれた感触に昂った息を漏らす。
 「シーサーにあげちゃったんなら仕方ないよね。君が僕のプレゼントになってよ」
内頬をくすぐりながら指を抜き取れば、指先に透明の糸が伝う。
ぷつりと切れる寸前、鬼太郎は指示を出した。
 「脱いでよ」 「えっ」 「貰いにきたって言っただろう?」
くすりと微笑んだが、じっと見つめた目は笑っていない。
首を飾った赤いリボンから赤く染まったネコ娘の顔を舐めるように見据えて、
頑丈に覆われた包装・・・ネコ娘の服が解かれるのをじっと待っていた。
 「そんな・・・自分で脱ぐなんて・・・」
 「ふうん。それも、僕にはくれないんだ。シーサーにやるのかい?」
 「何言ってるのよ、鬼太郎・・・おかしいよ」
あぐらにかいたひざに肘を置き、頬杖をしたままで鬼太郎は黙り込む。
 「鬼太郎ぉ・・・」
困ったネコ娘が甘い声で呼びかけても返答はない。
へそを曲げてしまった鬼太郎はいつになく頑固だった。
そんなわがままをも許すことができるのか、鬼太郎は試すように様子を見る。
 「・・・解かったよ・・・」
473『チョコパイ』-7 ◆NECOkE/60g :04/02/14 08:48 ID:M2p713SX
ネコ娘の手が背中にまわり、ファスナーを下ろす。
肩を通してジャンパースカートを引き下ろし、ちらりと鬼太郎を見る。
じっと見つめた視線は先を促すようにブラウスのボタンへ降りていた。
上からひとつひとつボタンを外すと、白い柔肌が顔を出した。
 「もう・・・いい?」
もう一度上目使いで尋ねるが、鬼太郎は首を横に振る。
ネコ娘は口を噤んで、今にも泣きそうな表情でブラウスを肩から下ろした。
それで全てが許されると思った。しかしそこで鬼太郎は口を開く。
 「全部だよ」 「全部?それって・・・」 「まだ二枚も残ってるだろう?」
胸と足元に走らせた視線を顔に戻して見つめると、
ネコ娘は目を見開いてふるふると首を振った。
 「いや・・・」
両腕を交差させて縮こまってしまったネコ娘を見て、鬼太郎は溜め息を漏らす。
これ以上萎縮させても仕方がないと諦めて、ネコ娘の背に手を回して抱き寄せた。
 「恥ずかしがることないのに」 「は・恥ずかしいに決まってるでしょッ」
抱きしめられたぬくもりに安心して、ネコ娘はいつもの威勢を取り戻した。
 「あたしだけこんな・・・こんな格好するなんてやだよ」
 「僕が脱いだらもっと恥ずかしがるくせに・・・」
首筋に唇を当ててくすくすと笑いながらブラジャーの止め具を外す。
 「あっ」
締め付けを失った肩紐を下ろし、丸みのある柔肉を見下ろすと、
鬼太郎は距離を開けてまた小瓶に手を伸ばした。
 「何・・?鬼太郎・・・」
小瓶の中を捏ね回した指先にはどろりとチョコレートクリームが絡まり、
掬い取るように掻き出す。
また唇に塗られるのかと思いあごを引く。蕩けるような口づけを思い出して、
頬を赤く染める。しかし鬼太郎の指先は、胸先に伸びた。
 「ニャッ!?な・・・なに・・ッ」 「動くと垂れちゃうよ」
乳首の突端にクリームを塗りつけられ、ぴくりと肩を揺らす。
474『チョコパイ』-8 ◆NECOkE/60g :04/02/14 08:50 ID:M2p713SX
薄紅のつぼみが茶色く塗りたくられていくのを見ていると、
鬼太郎は奇妙な興奮に鼻息を荒くした。
生肌の体温にとろりと溶け、形のいい輪郭を伝うチョコレートクリームに舌を伸ばす。
 「ふっ・・・ぅん・・・ゃあぁ・・・」
普段のようにネコ娘の官能を引き釣り出すためではなく、
ぺろぺろと舐め取る舌の蠢きに、ネコ娘はもどかしく身を捩った。
まるで子猫がミルクを掬い取るようなくすぐったさだったが、
固く尖り始めると甘い痺れが走り始める。
ちゅ・・・くちゅ・・・
再び白い柔肌を露にした乳房は鬼太郎の唾液で照り光るほど、
夢中でしゃぶりついていた。
きゅっと吸いついた鬼太郎の唇が離れ、顔を上げた。
 「鬼太郎・・・」
胸を上下して息をつくネコ娘の前で、もう一度小瓶に指を突っ込む。
 「まだこんなに余ってるよ」 「え・・・もうやめ・・・」
咎める唇に塗りつけて、吸い寄せられるように唇を重ねる。
カカオの甘い香りに包まれながら、また胸の先に塗りつけられる感触に、
ネコ娘は目を伏せた。
鬼太郎の指で、舌で・・・蕩かされたネコ娘の体は抵抗する力も失っていた。

<了>
475毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/02/15 00:10 ID:gHwTWbUB
441氏キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ッ!!

バ レ ン タ イ ン ネ タ !
アアン、なんとイヤらしい・・・でもハァハァ

441氏のSSに影響されつつ>465(298氏)のコメントにスマソと思いつつ
バレンタイン終わっちゃったけど、このスレの住民さんにプレゼントでゴルア!

ttp://gegege.s6.x-beat.com/bbs/img/1076771236.jpg
476名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:14 ID:662m++8F
毛目玉氏、411氏乙です!
こんな良スレは他に見たこと無いですよ漏れは…・゚・(ノД`)・゚・。

場面が想像できて(´д`;)ハァッハァッ
鬼太郎君は変態プレイがお好きのようで。
477名無しさん@ピンキー:04/02/15 10:40 ID:t+9Q0uqm
r'⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒ヽ ⊂゙⌒゙、∩
ヽ__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__ノ  ⊂(。A。)キタ━━━━━━━━!!!!!!
478倉庫番:04/02/17 15:47 ID:Omkir7p+
ログ倉庫内に一時避難所作りますた。
ttp://gegege.s6.x-beat.com/
479名無しさん@ピンキー:04/02/17 23:39 ID:pQ62SowK
>478
倉庫番殿、乙です。
480298:04/02/17 23:48 ID:HMRQAH1e
>倉庫番氏
お疲れでつ。
481毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/02/18 09:10 ID:qoWnenNe
>478倉庫番殿モツカレー(;´Д`)へ

多杉現象で、ちと寂しいので駄文でも投下シマツか…
まだ書き途中スマソ


「すまん・・・ねこ娘・・・」
「いいのよ・・・お爺様、お婆様。あたしが自分で決めたんだから・・・」

ここは猫屋の会長室。
今、この部屋では老舗の大企業であった猫屋の運命が決まろうとしていた。

会長室の客間には、割と新しく台頭してきた大企業のGEGEGEコーポレーションの目玉会長と、その息子…鬼太郎が居た。
その息子こそが、実質的にGEGEGEコーポレーションを取り仕切っている社長でもある。
あまりの若さゆえに、表向きには一切姿を見せず、社長の姿を知るものは社員ですら居ない。

その彼が、猫屋に現れたのは取引が正当なものではなかったからだ。
表向きには、GEGEGEコーポレーションの会長親子の訪問…食事会というものであったがその実は、猫屋の買収。

近年、バブル崩壊の影響もあり、猫屋の経営が思わしくない。
一反は経営を息子夫婦に任せ、身を引いた砂かけとこなき(ねこ娘の祖父母)であったが、数年前に其の息子夫婦が不慮の事故で無くなり
再び復帰したものの、新しい時代についていけず利益は下がる一方であった。

そんな折、猫屋の経営に手を貸そうと話を持ちかけてきたのがGEGEGEコーポレーションで、しかも会長じきじきの申し出だった。
多くの社員を路頭に迷わすわけには行かない猫屋にとってそれは非常にありがたい申し出だったのだ。

然し…

「ただし条件が有るのだが…」
「…条件…ですか?」

食後のコーヒーをすすりながら、とんでもない事を枝間会長は言ってのけた。

「御宅のお孫さんを、ワシの息子の嫁に貰い受けたいのだが…」
「ええっ?ねこ娘を…この子はまだ年端も行かぬ子供じゃぞ!?」

「…確かに、年は家の息子の鬼太郎と…同い年と聞いておる。年齢的には年も近いし問題は無かろうが?」
「それは…」
「それとも、猫屋を倒産させ多くの社員を路頭に迷わせたいと?」
「…何という事を。」

「もういいよ…お爺様、お婆様…」

その場には、ねこ娘自身も呼ばれ、食事を共にしていた。
彼女も少なからず、両親について猫屋を一緒に見てきた。
幼いながらも、猫屋が大変なのは肌身に感じていた。

「ねこ娘…」
「だって、あたしがそうすれば猫屋はそのまま…何も変わらずに残るんでしょう?」
不安そうに目玉会長の方を見る。

「ああ、そうじゃよ。」
「だったら…あたし一人が我侭言うわけにはいかないもん。」
「…ねこ娘」

砂かけもこなきも、それ以上言う言葉を失ってしまった。
確かに、経営者として社員、そして連なる家族の職を失わせるような真似だけは避けたい。
しかし、この幼い孫娘一人に其の荷を全部負わせるなどとは…

「すまん・・・ねこ娘・・・」
「いいのよ・・・お爺様、お婆様。あたしが自分で決めたんだから・・・」

「それでは早速今日から、我が家に来ていただこうかの。」
「今日からじゃと?!それは早すぎるのでは…」

「日を置いては又彼女の決心も鈍るかもしれんからのう…」
「そんな…」

「今日はこれにて…お嬢さんの荷物はこちらで用意するので得にいらんとは思うが…行くぞ、鬼太郎」
席を立つ目玉会長。

「はい、父さん。」
「それと…ねこ娘君。君、もだ…鬼太郎エスコートして差し上げなさい。」
「さぁ…」

差し出された鬼太郎の手に、おずおずと腕を伸ばすが…砂かけとこなきの姿を振り返る。

「…」
「…どうしたの?行くよ。」

「お爺様、お婆様っ…!!」
「ねこ娘!!」

鬼太郎に腕を捕まれ、引きずられるようにしてねこ娘は生まれ育った場所を後にした。
皆のためにと決めたことだが、急展開過ぎて理解はしていても事実とは思えない。
連れられたリムジンの鬼太郎の横に座る。

「猫屋のことはわしに任せなさい。」

其の穏やかな声に、ねこ娘は顔を上げた。
猫屋の存続を図る為の取引とは言え、目玉会長はとても優しかった。
そもそもこの取引は、目玉会長が指示した事ではないのだが…ねこ娘がそんな事を知るはずも無い。

「ワシャ女の子が欲しくっての。女房が死んでからというもの華やかさに欠けておったからのう。」
「…父さん。」
「それに…君がくる事を一番心待ちに…」
「父さん。口が過ぎますよ?」

言葉を遮るように、鬼太郎がぴしゃりと言った。
それは、先ほどまで猫屋に居た彼とは打って変わって、影を含んだ声だった。

「僕には僕なりの考えや計画があるんです。それを邪魔する事は慎んで欲しいとお願いしたじゃないですか。」
「そ…そうじゃったの。すまん、鬼太郎。」

この親子の奇妙なやり取りに、ねこ娘は何を言わんとしていたのか一切理解できなかった。
いつのまにか車の外の風景は知らない町を映し、やがて着いたのは目玉邸。
大きな門の前に車が近づけば、最新式のプログラムで管理された扉が自動で開き車はそのまま敷地内へと進む。
庭園の整備された石畳を進み、ようやく見えたお屋敷が彼らの本宅のようだった。

しかし、そこで降りたのは目玉会長だけであった。

「実は、ワシと息子は別々に家を建ててあっての。ここがわしの家というわけだ。それでも食事はなるべく一緒に摂るようにしてある。君のことは息子に全て任してあるから、判らない事は鬼太郎に聞きなさい。」

そう言うと、二人を乗せた車はもう一棟の屋敷へと向かう。
この間車の中の2人には全く会話というものがなかった。

ある意味では政略結婚とでも言えるだろうが、それは利点があってこそ。
潰れかけた会社の孫娘と結婚した所で、何のメリットがあるというのだろうか?
それに…こんな風に将来の伴侶を決められて、この少年はなんとも思わないのだろうか…

今日始めて会ったであろう少女と。

「さぁ、ついたよ。」

先ほどとは違う柔らかな声。

「今日からココが、君と僕の家だ。」

目玉低からはさほどはなれておらず、徒歩でも来られる程度の距離。
車からは2人だけが降り、バタンと無機質にドアが閉まるとどこかへ消えていった。
先ほど見た目玉邸からすればさほど大きくは無い建物。
100坪ぐらいの2階建ての家で、扉を開けばまるで人気の無い、彼が寝泊りしているとはとても思えない。

「あ…あなた、ココに本当で一人で住んでいるの?」
「そうだよ。」
「寂しく…ないの?」
「まぁね…ココは空調も管理されてるからあまり掃除の必要も無いし。僕が家に戻る時には、使用人は遠ざけるようにしているんだ。」
「そぉ…」

ねこ娘はそれ以上何も聞けなくなった。
今日からこの少年と暮らさなければならないのに、その自分まで否定されたらどうしたらよいのか判らなくなってしまうから。

「ああ、それから。この家は無駄なスペースが無くってね。君の部屋は僕と同じ部屋という事になるけど…」
「えっ!」
「…いやかい?」
どこか含みの合える笑顔で振り返る。

「だ…だって…」
「まぁ、君は如何こう言える立場ではないからね…」
「なっ…何よ…それ…」
「君は、金で買われたということさ。それが、如何言う事か解るだろう?」

「…」

ねこ娘は落胆した。もう一筋の希望も無い。
彼が言うのは、ねこ娘の態度によっては何時でも猫屋を潰す事が可能だという意味だろう。
やはり、この少年は親が勝手に決めた事を快く思っていなかったに違いないのだ。

知らぬ土地で、自分を嫌っているだろう少年と2人っきりで過さなければならない…これからずっと…
どんな結末になろうとも自分の意志で決めた事、ねこ娘はぶんぶんといやな思いを振り洗うように首を振った。

「わかったわ、部屋に案内して?」

一階部分は、生活とはかけ離れた部屋ばかりがあるようだった。
ねこ娘には解らないが、一階部分は通常彼が社長として会社の運営や流れを図る為の部屋。

居住空間は二階にあったが、それでも人気の無い空間だった。
部屋は細かく区切られておらず、高級ホテルのようだった。
広い寝室から連なるリビングは、隠れる程度に仕切られているだけで、出入り口という物は二階に上がってこの部屋に入る為の一つしかない。
それでは、ねこ娘に与えられる部屋の一室も無い事は納得できる。

彼一人で住んでいるのだから、当然問題は無いだろうが浴槽はガラス張りの為、寝室からは丸見え。
寝室のベットもキングサイズのものが1つあるだけ。


「も、もしかして、ベットも一緒…なの?」
「あたりまえだろ?今まで僕しか居なかったんだ。2つも置いてなんか居ないよ。とりあえず、君の着る服だけは用意してあるから、なんでも衣裳部屋にあるやつを着ればいいさ。」

寝室の脇にある、とを指差した。
指示されるままに、ねこ娘が衣裳部屋をのぞくと、10畳間ぐらいにねこ娘為に用意された服が置かれていた。
それは昨日今日で用意された物とはとても思えない数。

困惑するねこ娘の後ろから、鬼太郎が声をかける。

「僕はまだやる事があるから、君は先に寝てればいい。風呂ぐらい一人で入れるだろう。―――それとも…僕がお手伝いをしないと何も出来ないのかな?”お嬢様”」
「なっ…」

鬼太郎は手の平をひらひらとさせ、ねこ娘にそう言うと小意地の悪い笑みを浮かべながら部屋から出て行った。
おそらく一階に行ったのだろう。

―――なんて奴!なんて奴!

小馬鹿にされ、一言も言い返せなかった自分に怒りつつ
一人残されたねこ娘は、とりあえず用意されていた寝着と下着を探すと、ガラス張りの浴室へはいる。
嘗て住んでいた自宅とは勝手がすべて違い、こんな浴室では落ち着かず。シャワーだけを浴びて子供一人には大きすぎるベットに寝転がった。
本当に色んなことが有り過ぎる一日だった。
このまま寝て目が覚めたら又いつもの生活に戻っているかもしれない。そう思いたかった。

―――お爺様もお婆様も…あの後どうしたのかしら…?

天井を見上げるままに色々な思考が飛び交い、ねこ娘は何時しか深い眠りについていた。



深夜、0時過ぎ
真っ暗な部屋のバスルームにほのかな明かりが灯る。
静けさの中シャワーの水音だけが響き、髪を拭きながら出てきたのは鬼太郎だった。

腰にかろうじてタオルを巻いたままの姿で、ベットで熟睡しているねこ娘の顔を覗き込む。
その寝顔は無垢なものだったが、涙を流した痕が見て取れ、胸が切なくなる。
それでも…

「…もう、君は僕のもの…なんだよ?」

白く乾いた痕をなぞるようにして、頬に口付けた。
いっそのこと愛されないのならば、一生心から消えないぐらいに憎まれた方がいい。
愛情と憎悪は表裏一体。形は違えど、何とも思われぬ存在よりは…ずっといい。

鬼太郎は、まるで躯のような少女の身体を抱き、床についた―――

翌朝、先に目覚めたのはねこ娘だった。
温かさに気がつけば、目の前には鬼太郎の寝顔に腕枕。

―――や…ヤダ、あたしったら…何でこんな奴の腕の中で寝てるのよ・・・

「…ぅ…ん…」

鬼太郎の声に、ビクっとする。
―――お・起きちゃったのかしら?

「…かぁ…さん…」

うわ言に再び鬼太郎の顔を覗けば、寝顔はとても幼く見えて…胸がキュンとなる。

大人のそぶりをしていても、自分と同い年のこの少年は、本当は寂しいのではないだろうか?
何だか自分が布団を捲って起きてしまえば、起こしてしまいそうで、根底から憎みきれないこの少年の懐で、ねこ娘は再び眠りに付く事にした。

サァ―――

浴室のシャワーの水音に気がついて目を覚ませば、布団の中に鬼太郎の姿は無かった。
眠気眼を擦りつつ、浴室の曇ったガラスに映る人影に気がつけば、向こうも気が着いたようで

「今頃お目覚めかい?君は意外と神経が図太いんだなぁ…」
「なっ…なんですって―――!!」

―――やっぱ、むかつく!気を利かして2度寝なんかするんじゃなかった!!

「それよりも、直朝食の時間だ。食事は父さんの居る本邸で摂るんだけど…」
「だから、なによ。」
「君も早く支度をしたらどうだい。それとも僕のヌードが見たくてそこに居るのかな…?」

クスクスと聞こえる鬼太郎の笑い声。

「そ、そんなものっ見たく無いわよ―――!!!」

わなわなと全身を震わせたねこ娘の頬は真っ赤に染まっており、浴室に向かい枕を投げつけて自分の衣裳部屋へと逃げた。

「し…しんじらんないっ!」
「ああ、それから…そこの服は僕の父が用意させた物だから遠慮は要らないよ。」
「そうさせてもらうわ!」
「…ソレともうひとつ。」
「なによっ!」
「君が僕の事を如何思おうが勝手だけど、せめて父さんの前では仲良く演じてくれよ。父さんに要らない心配はかけたく無いんだ。」
「…わかったわ…」


やっぱりよく思われていなかった事を痛感し、ねこ娘はしゅんとする。
人の心は自由に操れない。彼の言う事はもっともだが、ココまではっきり線引きをされると
今後の付き合いはどうであれ、人に快く思われていないというのが見える時にはどうしてもやるせない。
ねこ娘は、深い孤独を痛感した。


それでも、本低での朝食は温かであった。
目玉氏はまるで本当の娘のように暖かく向かい入れてくれ、ねこ娘を気遣ってくれた。

「夕べは良く眠れたかの?」
「あ、はい…」

「ついさっきまでぐっすり寝てたんですよ。ねこ娘は…」
「そうか」

初めて名前を呼ばれ、ねこ娘はギョッとした。
鬼太郎のほうを向けば、2人きりで居た時には見られなかった優しい笑顔を返してくる。
その様子を何の疑いも無く、ニコニコと微笑んで目玉氏は見ていた。

「2人とも仲良くやっておるようじゃのう。」

―――信じられないぐらいの役者だわ…
父の前での鬼太郎の豹変振りに、ねこ娘は唖然としていた。
食事も終り、メイドが皿を片付け終わった後に目玉氏に鬼太郎とねこ娘は呼ばれた。

「そうそう、君のお婆さん…砂かけからの預かりものがあるんじゃが…」

そう言ってねこ娘に手渡されたのは、ピンク色の小さなゲージ

「…父さん。これは?」


はっとして、ねこ娘がそのゲージを開けると

「にゃぁ〜ん」
「タマ!」

それは、生前両親がねこ娘にプレゼントしてくれた猫だった。
たった1日ぶりの再会なのに、物凄く久しぶりに会ったかのようで
ねこ娘の腕に抱かれた白い猫は満足そうに喉をゴロゴロと鳴らしている。

「目玉のおじ様…どうして?」
「君が居なくなったので、急に元気がなくなってしまったそうでのう。ねこ娘も寂しいだろうから渡して欲しいといわれたんじゃよ。」
「でも…」

ちら…っと鬼太郎のほうを見た。

「鬼太郎、どうだ。猫も一緒に住まわしてやっては…」
「ええ…いいですよ。父さん。」
「そうか、それでは後で、猫の荷物を届けさせようとするかのう。」

にっこりと笑顔を返す鬼太郎の、その顔がどこか恐かった。
目玉低を出てねこ娘は、先を行く鬼太郎に駆け寄った。

「ありがとう…鬼太郎。」

はじめて、ここに着て始めて自分に向けられた笑顔。

「…何の事だい?」
「あの…タマ…一緒に住んでいいって…」


ねこ娘の腕に抱かれた猫が、鬼太郎を見てにゃぁと鳴く。

「父さんに言われちゃ断れないからね。それに…僕も…猫は嫌いじゃぁ無い」

そっけなく言って、一度猫に向けた視線をフイと逸らし、先に帰ってしまった。
”嫌いではない”素直に好きだといわなかった鬼太郎が一瞬見せた表情。
その一瞬に、ねこ娘は鬼太郎の本当の姿が垣間見えたような気がした。

「もぉ…素直じゃないんだからぁ。」

ねこ娘がタマを連れ帰る頃には、鬼太郎は既に出かける寸前で。

「ど…何処に行くの?」
「君には関係ない…まぁ、言うだけ無駄さ。」

やはり目玉低を出てここに戻れば、鬼太郎の態度も元通りだった。

「何よ…それ。…学校は…行かないの?」
「こう見えても僕は大学まで卒業していてね…今更、義務教育を受ける必要性なんて無いんだよ。」
「あたしは…」
「君はここに居ればいいさ。どうせ将来は決まってる。学校も行く必要ないだろう。それじゃ、僕は行くよ。」

忙しいんだ…といわんばかりに迎えの車に乗っていってしまった。
ぽつんと置いてけぼりを喰らったかのようなねこ娘。

「…冷たいねー。でも…今日からはタマが一緒だもんね。」

唯一できた心の拠り所に頬を寄せると、タマも目を細めて、にゃーんと返事を返した。
ウフフと微笑んで、ねこ娘はタマを連れて部屋に入った。

その後に直ぐタマの荷物が届けられ、それらを片付けたりしているうちに昼食となり
午後は暇を持て余し、陽だまりの中で転寝をすれば、日暮れも瞬く間に訪れる。

タマを連れ、目玉低の夕食に訪れたが其処に鬼太郎の姿は無い。

「あ…あの…鬼太郎は…?」
「ああ、鬼太郎はワシよりも忙しい身でな。もう長い事夕食を共にした事がないんじゃよ。」
「そうなんですか…」
「しかし、ねこ娘…今は君が居る。それだけでもずいぶん食卓を囲むのが楽しくなるんじゃよ。」

そう。食卓は皆で囲むもの…楽しいもの。
ねこ娘の家の食卓は賑やかだった。
両親が居た頃には砂かけもこなきも一緒に母の手料理を味わい、両親がなくなってからも、砂かけがその腕を振るってくれた。
決して目玉低のように豪華な食事ではなかったけれど、素朴さの中にも温かみのある美味しい食事だった。

(明日は、ママの作った春巻き…食べたいな…)
(おばばの作ったツミレ汁、とっても美味しいよ!)

家に帰って家族で囲む食卓では、今日有った事を話したり、夕食のリクエストをしたり…
今置かれた現状に有るからこそ、両親も祖父母も家族の和をとても尊重していた事に気がつく。

目玉低での夕食を終え、部屋に戻ったねこ娘は、ハクハクとご飯を食べているタマの様子をじっと見ていた。

「…ねぇ、タマ…あの子も…鬼太郎もきっと家族の付き合い方がわからないだけだよ・・・ねぇ?」

―――始めて見た時は凄く優しそうに見えたのに…あたしは…

鬼太郎を初めて見かけたときに、どこか物静かで穏やかに彼の姿は映った…それも演技だったのだろうか?
今、間近に見ても最初の印象が忘れられない。

愛されて育ったねこ娘は、根本から優しい子に育っていた。
鬼太郎に散々皮肉を言われても、それは自分の扱いが解らないのでは無いかと思った。

嫌ったり切り捨てたりするのは簡単だ。でも、それでは寂しすぎる。
だったら少しでも仲良く、打ち解けたりは出来ないのだろうか?
一瞬だけ見せてくれたあの顔が、どうしても目に焼き付いて・・・

「みんな…なかよしがいいよ・・・ね…タマ…」
「みゃぁ」

そうしている間に、ねこ娘はそのまま寝てしまい、それに寄り添うようにタマも眠っている。

「…にゃーん」

深夜過ぎ、部屋に入ってきた人の気配に気がついて、タマがドアへと駆け寄る。

「やぁ、君か…」

ようやく、大きな取引を何とかまとめて鬼太郎が帰ってきたのだ。
しかし、部屋を見回しても明かりもなく、ベットにもねこ娘の姿が無い。
ゴロゴロと足に擦り寄るタマに

「君のご主人はどうしたの?」
「なぁ…」

タマは鬼太郎を見上げ、リビングの絨毯の上で眠ってしまったねこ娘の下へと導く。
そして身体をなすりつけて、ゴロゴロと喉を慣らす。

「そんなところで寝ていたのか…」

ソファーの陰で眠りこける、ねこ娘の身体を抱きかかえた。

思いのほか腕にピッタリと治まり、柔らかくも暖かい少女の身体。
起こさぬように気をつけてそっとベットへと横たわらせる。

「ん…」

気がついてしまったのかと思いきや、寝返りをうっただけだった。
タマがベットに飛び乗り、ねこ娘の傍で丸くなる。

「そうか…君は、ねこ娘のことが大好き…なんだね。」
「にゃーん」


「…僕も…だよ?」


鬼太郎の手が頭に触れると、タマは目を細め、返事を返すように指を舐めた。

「ハハハ…くつぐったいや…」

猫とじゃれ合いながらも、視線はねこ娘に注がれている。
そう、ねこ娘のことが好きで仕方ないのだ。
初めて見かけた時から、その笑顔に惹かれて―――気になって仕方が無かった。

今はこうして、その身は無理やり手中に収めたものの、自信が無い。
愛されるという自信が…

生まれて直ぐ母に死なれた鬼太郎は、その愛情を知らない。
目玉のオヤジは例え片親だろうと遜色の無いように鬼太郎に愛情を注いできたが、やはり母親から受ける愛情は父親から受ける愛情とは全く違う。
GEGEGEコーポレーションを支える柱として、その幼い身を企業の泥沼に浸してきた彼だが、その内面はとても儚く脆い。
だからいつのまにか強い自分を演じる事が自然と身についていて、それは実父の目玉のオヤジですら気がつかぬほどに。

また、母が生きていれば彼の内面も、もっと違っていたかもしれない。

だから、ねこ娘に対して弱い部分を見せるわけにはいかなかった。
もしその弱い部分を曝け出して砕かれたら?そう思うと恐くて仕方が無い。
愛したほうの負け…なのだ。

かといって、手中に収めた彼女をこの先ずっと手放す気などさらさら無い。
切り札は有るのだ。猫屋という切り札が―――

それこそが、ねこ娘を自分という監獄に閉じ込めておくための鍵。
その瞳に自分が映る事が無いのならば、いっそのこと憎まれた方が、愛されないよりはましだった。
なのに嫉妬心だけは異様に強くて…その瞳に他の男が映る事を許す事が出来ない。
そうやって、学校からも遠ざけ屋敷に閉じ込めた。

いっそのこと奪ってしまおうか?
不純な事を知らない君は一体どんな顔をするだろう。

僕の顔も見たく無いと罵倒するだろうか?
一生忘れられない傷が残ってしまうだろうか?

できるなら傷つけたく無い…泣かせたくは無い
一緒に確かめ合う事ができればどんなにいいだろう

例え愛されなくとも、君を愛さずに入られない
それでも僕は…君を奪わずには…居られない

切なさに胸を締め付けられ、手を伸ばせば触れるところに居る少女の心はとても遠く
指からすり抜けるかのように掴み取る事が出来ない。

恐る恐る頬に口付けを落とせば、愛おしさがあふれ出て、その身体を抱きしめずには居られなかった。
498名無しさん@ピンキー:04/02/18 11:10 ID:1fJxTFb4
二面性のある毛目玉神の鬼太郎イイ(・∀・)!!
二人きりの屋敷内でメイドごっことかもさせられてしまうのでしょうかハァハァ

続き禿しくキボーン!!
499名無しさん@ピンキー:04/02/18 22:42 ID:bPmBXV3M
絵師さんがおお杉現象で投下出来たい為
だいやくでち

絵師さんより
>おもらしモノなので、一応スカ注意。

ttp://tiyosuke.akm.cx/2d/img/1988.png
500名無しさん@ピンキー:04/02/19 09:01 ID:svixjArz
スレの半分まで着ますたので243-245以降に投下されたSSまとめたいと思います。

鬼太郎×猫娘(その後)『秘密』−その後の猫娘>>272-290

メフィスト二世×エツコ(アニメ悪魔くん)奥様は魔女:>>307-311>>324-327>>350-352>>378-379>>454-459

『狸の唇』(河童の三平)三平×狸(少女)>>332-345

『正午なり』ねずみ男・目玉親父>>357-359
※ 注釈:>>360
501名無しさん@ピンキー:04/02/19 09:01 ID:svixjArz
即席!芸者猫タンその訳:>>348-349
 ※>>362-367

鬼太郎×ネコ娘(3期)『応答』>>387-393>>405-411

『夜釣り』(河童の三平)三平×狸(少女)>>418-426

鬼太郎×猫娘(その後)『推定AからB』>>441-448

鬼太郎×ネコ娘(3期)『チョコパイ』>>467-474

鬼太郎×ねこ娘(4期)パラレルデゴメソ>>482-497(続行中)
502毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/02/19 09:08 ID:svixjArz
人大杉現象が早く改善されると(・∀・)イイ!! でツネ
セカークの職人妖怪の皆様が居なくなってしまうで(゚Д゚)ゴルァ!!


|∧∧
|・ω・`)ジー…
|o  ) SSあまり進んでないんでつ…
|―u'
|

|
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ  そ〜〜・・・
|―u' 駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|   とりあえずできた文だけ…
|
| ミ ピャッ
|    駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>497の続き



目覚めれば、やはり鬼太郎の腕の中。

―――こうして寝ている時だけはいい人なんだケド…

鬼太郎のあどけない寝顔を見てそう思う。
起きている時は、どうしてああも小憎らしい事ばかり言うのかしら?

「にゃぁ〜ん」
「タマ!」

目覚めたねこ娘に猫が気がついて擦り寄ってくる。
グルグルと頬擦りされるままに身を起こし、布団が捲れた。

「うん…」

鬼太郎のうわ言に、視線を向けると

「…えっ、ちょ…や・やだぁ!!」

そのあまりにも大きな声に、鬼太郎が目を覚ます。

「…ん…君は、もう少し静に…できないの…かい?」

時計を見て、後30分は眠れたのに…と恨めしそうに呟く。


「あ。アナタこそ何よっ!い・何時もそんな格好で…寝てた…わけ?」

身体を起こせば布団から出た上半身は裸で、ねこ娘は知らずとも、裸の男の子の腕の中でこの数日間寝ていた事に赤面した。

「…ここは、僕の家だぞ?どんな格好で寝ていようが僕の自由じゃないか…君が早く慣れてくれよ・・・」

眠そうに布団から起きる鬼太郎の、下半身だけはちゃんと着ていたのを見てホッとするが
鬼太郎が朝シャワーを浴びるのを思い出すと、タマを連れて衣裳部屋に入った。

何時もどおり朝食を終え、鬼太郎がでかけた後にはタマと2人きり。
ここ数日は、何時も鬼太郎が帰ってくるのが自分が寝てしまった後だったからよかった。
しかし半裸とは言え裸の男の子に抱かれて眠っていたと言う事実を知った今は、顔を合わせるのも同じ布団で眠るのも気まずい。

「今日も帰ってくるの遅いと良いんだけどな…」

とてもじゃないが素面で顔を合わせられない。
向こうは平気だろうが、ねこ娘は如何したら良いか解らなかった。
だからこそ、今日は早く寝てしまおう…そう心に決めた。

目玉低での夕食を終えて、8時過ぎ
ねこ娘は浴室でタマを洗っていた。

前々から、最低月に1度はこうして洗わないと、白猫のタマは汚れが目立つのだ。
裸だと、自分が冷えてしまうし、服を着たままだとタマが身震いした時に跳ねた水で服が濡れてしまう。
そんなわけで、下着姿…というのが常になっていた。

ここに着てから、同居人の鬼太郎の帰りは何時も深夜過ぎで、ねこ娘は誰に気兼ねする事も無く
浴室でじゃれあっていた。


「ニャハハハ…タマ、プルプルしちゃヤだよぉ〜」

タマは全身を濡らされ、その水滴を払わんとばかりに身を震わせる。
細かい水飛沫がねこ娘の髪を、肌をしっとりと湿らせ…

「…君は、その猫には…ずいぶんといい笑顔を見せるんだね…?」

背後から聞こえた声にギョッとして振り向けば、そこには鬼太郎の姿。

「…お、おかえり…なさい…」

開けた浴室の入り口にもたれかかり、若干乱れた服装はいつもの彼らしくない。
ドアが開いた事に気がついた猫が、逃げろとばかりに浴室を飛び出した。

「あっ…だめだよっ…タマっ!」

まだ拭き終わっていないタマを追いかけようとして、タマを捕まえようと差し出した手を鬼太郎に捕らえられた。

「…!」
「…もう、そんな笑顔は見ることが出来ないと思ってたよ。」
「…えっ?」

その言葉に眉をしかめ、顔を見上げる。
鬼太郎は掴んだ手首ごと引き寄せ、こちらを向かせると顔から足先まで視線を往復させた。

「ずいぶん…大胆な格好をしているんだね…」
「え?」


鬼太郎の視線に、自分の胸元を見れば先ほどタマの飛ばした水飛沫で、白のスリップもショーツも濡れて肌が透けていた。
濡れた事によって身体にどうかしたように張り付いた薄い生地は、胸の小さな果実のや形までも裸同然に晒している。
いや、その姿は裸よりも厭らしいのかもしれない…

「きっ…きゃぁっ…!!」

慌てて、胸を覆うが片手では全て覆い様が無い。
もう片手は捕まれたままに、逃げる事すら許してはくれないようだった。

「”きゃぁ”は無いだろう?居連れにせよ夫婦になるのなら君は僕のものだ。…それとも…”カマトトぶって”僕を誘っているのかい?」
「な・何いっ…」

鬼太郎の言った言葉の意味がさっぱり解らず、不意に寄せられた顔にびくりと身を振るわせ
ふぅ…と顔に息を吹きかけられれば、それは酒臭く、彼が酔っていることを示していた。

「ハハハハハ…!!」

突然笑い出した鬼太郎に、ねこ娘はギョッとした。

「君が僕を誘う?そんな事あるわけ無いよな…君は…まさか僕がこんな時間に帰ってくるなんて思っても居なかったんだろう?」
「そ…それは…」

まだ笑いが止まらないとばかりに、クククッ…っと低く笑っている。

酔っ払いを見るのは初めてではないが、ねこ娘が知るものとは酷く違って見えた。
ねこ娘の知る酔っ払い…
それはいつも砂かけと晩酌をするこなきの姿。


燗つけた日本酒をちびりちびりとやり、飲みすぎだと砂かけに窘められつつも、ほろ酔いの顔は満面の笑み。
陽気に歌いながら、喋り出せばとまらず、酒をかわすのは楽しいのだと思っていた。
でも鬼太郎は違う。
お酒を飲んでいるようなのに、まるで楽しそうではない。
むしろ自身に鞭打って追い詰めているような姿は、ただ痛々しかった。

「…鬼太郎…酔ってる…でしょ?」

恐る恐る顔を覗き込めば、どこか冷ややかな視線とかち合う。

「だったら?」
「もう…寝た方が…いいよ?」
「…君は僕に…指図するのか?」
「そ…そんなんじゃないよ・・・」

むっとしたのか、手首を掴んだ手に力が篭り、ねこ娘は眉を歪ませる。
すると鬼太郎は、ねこ娘の手首を掴んだまま寝室へと連れ出し、ベットへと身体を放った。

「きゃっ!!痛いじゃない!」
「…君は一々五月蝿いんだな…」

ねこ娘は阪神を起こして鬼太郎に抗議したが、直ぐにその身体は布団にねじ伏せられた。

「君の言うとおりに寝てやるんだ…静かにしろよ…」

しかし、如何にもこうにもねこ娘の言った意味と違うように思えてならない。
鬼太郎はねこ娘に馬乗り、襟元を緩めた。
508ねこ娘ヤバイ:04/02/19 23:06 ID:/8ZO5/mo

ヤバイ。ねこ娘ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
猫萌えヤバイ。
まず可愛い。もうカワイイなんてもんじゃない。超カバイイ。
カワイイとかっても
「上戸彩くらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ無限。スゲェ!なんか単位とか無いの。美人とか美猫とかを超越してる。無限だし超カワイイ。
しかも白いパンティーはいてるらしい。ヤバイよ、白だよ。
だって普通は今時パンチラ当たり前じゃん。だってアニメキャラのヒロインがお色気見せなきゃ困るじゃん。
キャラ萌えとか超アニヲタとか困るっしょ。
ビデオテープが伸びて、録画したときは美麗画面だったのに、何百回一時停止したあとは上下に走査線帯とか泣くっしょ。
だから普通なら隠さない。商売のわかるヤツだ。
けどねこ娘はヤバイ。そんなの気にしない。隠ししまくり。最も回数パンチラする映画とか観てもよくわかんないくらい少ない。ヤバすぎ。
カワイさ無限っていたけど、もしかしたら有限かもしんない。でも有限って事にすると
「じゃあ、カワイイねこ娘ってナニよ?」
って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。
あと超萌える。約1奥フハッ。摂氏で言うと2720℃。ヤバイ。熱すぎ。鼻血吹く暇もなく萌える。怖い。
それに超健気。超ラブラブ。それに超おてんば。スキとか平気で顔に出てる。スキて。小学生でも言わねぇよ、最近。
なんつってもねこ娘は表情が凄い。笑顔とか満点だし。
うちらなんて笑顔とかたかだかにやりと口元上げるだけで上手く笑えないから冷笑にしたり、斜に見てみたり、噛み殺したりするのに、
ねこ娘は全然平気。素直を素のままさらしてる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、ねこ娘のヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイねこ娘から更にかわいさ引っ張り出す神とか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。


うまくいじれなかったけど、、、
 超 が ん が れ !
509298:04/02/20 01:05 ID:ugrhmD+X
>毛目玉氏
モツカレーす。酒乱の鬼太郎…怖ひ。
猫タンはとことん健気っすね。酒乱の夫に健気な妻…メロドラマ。

>508
猫タンに対する愛がひしひしと伝わる怪文でつね。
>スキて。小学生でも言わねぇよ、最近。
このくだりでわろた。

最近野暮用が多くてなかなか書けない…。
…誰も楽しみにしてない。ならいいか。
大杉で、避難所にすら入れないYOとか、知らない妖怪の皆様多いのではなかろうか?とオモタリ
2chブラウザ導入しようぜ

>508
>超カバイイ。

可愛い超えるとカバになるんでつか
猛烈な放出に愛を感じますた。

>509(298氏)

>…誰も楽しみにしてない。ならいいか。
大杉現象で人が激減しているのは確かな模様なので、書き込み無いのは仕方ないと思われ
次スレのためにも頃合を見て、書き溜めておいては?
セカーク水木総合になったことでつし。


解除されるまでマターリ( ´ー`)y-~~~~
SSは、全然進んでナイーので、もう少し書き溜めまつ
511名無しさん@ピンキー:04/02/20 09:47 ID:HWmS/I1/
先生!質問です!!
猫娘には尻尾が生えてくることがあるんですか?
512名無しさん@ピンキー:04/02/20 16:27 ID:WAZuHkeh
やはり人多杉の被害出てるんでしょうか。
上位にあると最新レス見えるぽいので一度ageで避難所誘導しときまつ。

ttp://gegege.s6.x-beat.com/
513名無しさん@ピンキー:04/02/20 23:00 ID:zaGvita+
>512乙!
>511猫町切符のときは生えてきたね。耳も髭も
514名無しさん@ピンキー:04/02/21 03:16 ID:PVCh6wJg
>毛目玉氏 GJ!!
新着レスの数字見てパソ前でキタ━━━(゚∀゚)━━━!! と叫びそうでした(藁
面白い設定でつね。猫屋令嬢のねこ娘に(;´Д`)ハァハァ
鬼太郎相手だとどうしても甘い態度のねこ娘ですが、ねこ娘の跳ねっ返りな性格も好きなので、
鬼太郎に挑発されて、真っ赤になって言い返すねこ娘タン萌え〜(*´Д`)
毛目玉氏の鬼太郎はどこか陰があっていいですな。不器用な愛情がもどかしくてイイ!!
(目玉会長の姿はやはり溶ける病以前の等身でつか?)
先が気になって仕方がありませんよ。是非に続きを!

>509(298)氏の作品待ってまつよ。時間できたら投稿楽しみにしてます。
漏れは猫タン馬鹿なので(藁 やはし猫娘出てると嬉しいでつが…(*´Д`)アハン

>513
4部で猫町のねこ娘でつね。猫又に飛びかかったりして可愛かったけど
チョトイメージ違かったなあ。猫化なら眠り猫ぽい日本猫をイメージしてました。

人里を離れ、濃い霧の立ち込めた森の奥。
ケゲゲハウスの中で二つの人影が揺れていた。
やがて少女の高い声が上がり、一瞬の硬直の後同時に崩れる。
 「・・・はっ・・・はぁ・・・はぁあ・・・ッ」
荒く息を落とす少年の、汗で張り付いた前髪を漉き、
少女が潤んだ瞳を細めて微笑めば、互いの唇が重なる。
ちゅ・・・くちゅ・・・
上も下も口づけを交わしながら、互いの身を抱き寄せる。
熱い体を覆う布越しの抱擁。
 「ン・・・」
そこで漸く我に返った少女は、唇が離れた途端に視線を下げた。
 「あーん・・・もう」 「どうしたの?」 「・・・服、汚しちゃった」
ファスナーを下ろされたジャンバースカート、ボタンを外されたブラウスは
少女の身にまとわりつくように乱れ、着せられたままでの行為。
赤い生地の上には少年の吐き出した白濁の液が転々と付着していた。
少年が如何に我慢もできず襲いかかったのかが見てとれる。
 「ゴメン・・・」と謝りながら頬擦りしたが少女は避けるように首をそっぽに向ける。
 「ネコ娘・・・?」
途惑った視線を向けられれば、つい許してしまいたくなるが、
着替えもないことを思い出して、ネコ娘は頑なに顔を背けた。
 「鬼太郎・・・いきなりなんだもん」 「え・・・」
たいした用があったわけではないが、このゲゲゲハウスを訪れたネコ娘は、
突然鬼太郎に抱き寄せられ、床に押し倒された。
最初は驚きと恥じらいに身を交わしていたが、鬼太郎が耳元で囁いた
熱っぽい愛の言葉を受けて、流されてしまったのだ。
 「ネコ娘、気持ちよくなかった?」
 「ニャッ!そ・・・そ〜いう事じゃなくってぇ・・・ッ。あんっ」
貫いていた強張りを抜き取る衝撃に声が漏れ、また顔を赤くする。
 「一度、服着たままでしてみたかったんだ。こういうの・・・ちょっと興奮しない?」
 「し・知らないッ!」
 「あはは。だってネコ娘、途中で脱いでって言ったのに脱がなかったじゃないか」
 「それは・・・」
自分から肌を曝すことを恥じらい、真っ赤になって羞恥に耐えるネコ娘を見て、
鬼太郎も止まらなくなってしまったのだ。
 「よかったんならいいじゃないか」
ぞんざいな鬼太郎の言い方にネコ娘はむっと唇を尖らせる。
鬼太郎の気まぐれで、こんな恥ずかしい事をされて、しかも流されるままに
自分も呼応してしまう事が腹立たしい。
 「何だい?」 「・・・鬼太郎って本当に無神経だよね・・・」
 「えっ。どうして・・・?好きな娘が来たら抱きたくなるに決まってるじゃないか」
身を縮めるネコ娘に顔を寄せるが、ぷいっと反らされてしまう。
 「ネコ娘だっていけないんだよ?父さんのいない時にこうやってほいほい来たりするんだから」
 「ほ・ほいほいって何よ!あたしはッ、オヤジさんが留守してるって聞いたから、
 鬼太郎が一人で・・・淋しがってるんじゃないかと思って来たのにッ」
ネコ娘の気遣いに、今度は鬼太郎がむっと唇を尖らせる。
 「何だよ淋しいって。僕が一人じゃ何もできないっていうの?」
 「そうじゃないけど・・・」 「ネコ娘はそうやってすぐお姉さんぶるんだから」
横を向いて反らされた首筋に赤い跡を見つける。
鬼太郎が興奮するままにつけてしまった吸い跡だった。
 「・・・やっ」
赤い跡を重ねるように唇でちゅっと啄ばむと、ネコ娘はぴょんと飛び上がって正面を向く。
 「ねえ、二人っきりの時ぐらいはさあ・・・」
正面を向いたネコ娘の額に口づける。
 「僕に甘えてよ」
517『着衣エロ』-3 ◆NECOkE/60g :04/02/21 03:20 ID:PVCh6wJg
 「鬼太郎・・・」
そんなふうに思われているとは気付かなかった。
ネコ娘は、むしろいつも鬼太郎の強さに甘えてばかりいる自分を
叱咤していたぐらいだったのだ。
妖怪仲間たちと一緒に力を合わせ、鬼太郎が心置きなく戦えるように
背後を守ることが自分の役割だと思っていた。
 「・・・じゃぁ・・・この格好どうにかして・・・?」
上目遣いでネコ娘が頼むと、鬼太郎は頭を捻った。
 「とりあえず、脱ごうか?」 「やっ!やだよ・・・ッ、恥ずかしい・・・」
 「布団に包まってればいいじゃないか。ネコ娘の家から着替えを持ってくるよ」
 「や、やだ!こんな格好で、ひ・一人にしないで・・・っ」
きょとんとネコ娘を見つめる。ここは妖怪仲間も行き来する鬼太郎の家、
こんなところを誰かに見られたらたまらない。
 「う・・・ん。じゃぁ一反を呼ぶから包まって・・・」
 「やだよ!そんな・・・の恥ずかし・・・」
ネコ娘は益々顔を赤くして蹲ってしまう。
 「じゃぁ・・・そうだな。僕の上着を着る?」
寝床の脇に脱ぎ捨てられた学童服を取り、ネコ娘の前に広げる。
替えの服もなく、選択肢は他にない。
 「洗って乾くまで、これ着てたらいいよ」 「でも、鬼太郎は・・・?」
 「別にシャツのままでいいし、ちゃんちゃんこもあるからね」
 「う・・・うん。ありがと」
引き寄せた木の葉布団の中で、ネコ娘はごそごそと服を脱ぎ始める。
隠す事ないのになあ・・・と見つめていると、すぐに 「見ないで」と言われてしまった。
鬼太郎は背を向けてシャツを着、脱いだままに抜け殻のようになった下着とズボンを穿く。
かさかさと木の葉の音がして、やがて止むと、
 「もういいよ」とネコ娘が言った。
518『着衣エロ』-4 ◆NECOkE/60g :04/02/21 03:22 ID:PVCh6wJg
 「じゃあ、洗濯でもしに行こうか」 「うん」
振り返ると学童服姿のネコ娘。
自分よりも頭一つ分は背の高いネコ娘だが、体は華奢で細い。
鬼太郎にぴったりなその上着は、少なからずだぼついているようだった。
 「どしたの?行こうよ、鬼太郎・・・」
立ち上がれば、青い上着からすらりとした足が伸びる。
上着の裾はネコ娘の大事な部分を隠していたが、ちらちらと揺れて・・・
これはこれで厭らしい。鬼太郎は唇を歪めてごくりと咽喉を鳴らした。
 「ねえ。どうしちゃったのよ、鬼太郎?」
目の前でぺたんと座り込んで鬼太郎の顔を覗き込む。
ボタンの少ない学童服の隙間から、ネコ娘の白い肌がちらついた。
 「鬼太郎?」
ひとの事を無神経だなどと言っておいて、ネコ娘も相当鈍いところがある。
身を包んだ上着に安心して、自分がどれほど煽情的な格好をしているのか気付いていない。
 「どうしたの?」 「あ、いやあ・・・何でもない。水場に行こうか」
 「うん・・・?」
スカートとブラウスを丸める瞬間、ネコ娘はささっと手早く下着も中に隠す。
鬼太郎は見逃さなかったが、素知らぬふりをしておいた。


519『着衣エロ』-5 ◆NECOkE/60g :04/02/21 03:23 ID:PVCh6wJg

外は天気もよく、風も心地よい。
一緒に行こうとは行ったものの、ネコ娘一人で洗濯をしているので、
鬼太郎は木陰にもたれてその姿を見守っていた。
熱心に洗い続けるネコ娘の後ろ姿。上着の裾が揺れる。
 ───あの下には何も穿いてないんだよなあ・・・
そう思うと、吐き出したはずの熱がまだいきり立っていくのを感じた。
 ───・・・またしたいって言ったら・・・怒るかな。
あぐらに組んだひざを立て、起ち上がった部分をもぞもぞと隠す。
これはもう自然現象みたいなものだと思うのだが、ネコ娘にとっては
そうではないらしい。また真っ赤な顔をして怒り出すのが目に見えた。
手早く洗濯を終えたネコ娘は軽く水気を叩いて、物干し竿に服をかける。
一枚一枚かけるたびに爪先立つので、裾からはつんと締まった尻のラインがちらついた。
 「!」
鼓動がとくりと跳ね上がり、鬼太郎は立ち上がる。
洗濯物のことに意識がいっていて、ネコ娘は気付いていないのだろうか。
向こう側から見ればきっと、大事な処までも丸見えだ。
ふらりと近づくと、背後の気配に気付いてネコ娘が振り返る。
 「鬼太郎の服も洗濯する?」 「いや・・・僕はいいけど」
日差しの下、開放的な笑顔を向けられて鬼太郎もつられて笑う。
すると、ブラウスの下に隠して干していた下着がぽとりと地に落ちた。
 「あっ」
ネコ娘が慌てて拾う前に、鬼太郎の手が伸びる。
 「相変わらず小っちゃいの穿いてるんだなあ・・・」
真っ白なパンティを左右に広げて見せると、ネコ娘はかあっと頬を朱に染めた。
 「やだっ。返してよ、また洗わなきゃ・・・」
伸ばした手を避けて、ひらりと交わす。
 「鬼太郎ッ?」
どうしてそんな意地悪をするのか解からず、じっと鬼太郎を見る。
520『着衣エロ』-6 ◆NECOkE/60g :04/02/21 03:23 ID:PVCh6wJg
 「・・・今、穿いてないんだよね?」 「えっ」
指摘されると急に気になってしまい、ネコ娘はもじもじと両足を閉じた。
空の水桶に下着を落とし、鬼太郎はゆっくりと身を寄せる。
退いたネコ娘の背中が壁に突き当たり、逃げられないと思ったとたんに唇を奪われた。
 「ん・・・んぅ・・・」
辺りは静かな森の昼下がり。
空は抜けるように青く、どこからか鳥の声が聞こえる。
いつ誰が来るかも分からない恥ずかしさに、ネコ娘の体は急激に高まっていった。
 「だめ・・・鬼太郎、こ・こんなところで・・・ッ」
 「じゃぁどこでならいいの?」
意地悪く尋ね、ネコ娘の足に己の猛りを押しつける。
自分がもう我慢などできない事を知らせると、ネコ娘は肩を竦めた。
 「・・・誰も来ないよ」 「ウソ・・・。判らないじゃないの・・・ッ」
 「僕の妖怪アンテナを信じて?」
合わされたももの間に鬼太郎の手が挟まれ、撫で上げるように上がっていく。
 「ぁ・・・やぁ・・・っ」
閉ざされた秘裂をすり合わせると、びくりと跳ねた感触が手を伝う。
咎めるために鬼太郎の肩を掴んだ手も力を失い、身を隠すように鬼太郎の背を抱き寄せた。
 「もぉお・・・っ」 「・・・ねえネコ娘、”いきなり”なんかじゃないんだよ?」
 「え・・・っ、何・・・が」
両足はまだ閉ざされていたが、上下する鬼太郎の手は挟まれるままに秘裂をなぞり、
親指で恥丘の茂みをくすぐっていた。
 「いつだってネコ娘の事を考えてる」 「!」
 「いつだって・・・したいと思って、準備ができてるんだ」
くちゅり・・・。ネコ娘のももから水音が立つ。
鬼太郎の指に絡まった蜜が捏ねられた音がした。
 「ネコ娘の体もそうみたいだけど・・・」
 「やっ!ち、違・・・ッ」 「違うの?もう濡れてるみたいだよ」

<続く>・・・エロパワーの補填になれば良いでつが…(´・ω・`)ビミョー 名前欄間違い杉だし(藁
521名無しさん@ピンキー:04/02/21 09:44 ID:ic8SSYwM
                          ,. -―‐ `'' 、
   ┏┓  ┏━━┓        /.,;彡;, ..,;,.   ゙ミヽ、        ┏━━┓  ┏┓  ┏━┓
 ┏┛┗┓┃┏┓┃       /ソノ;彡;彡;彡;彡'゙ヽ;゙i;,ヽ      .┃┏┓┃┏┛┗┓┃  ┃
 ┗┓┏┛┃┗┛┃┏━━━{i;゙|il|l!ノ彡';彡;'','⌒ ゙!l!l}i゙.!━━┓┃┃┃┃┃┏┓┃┃  ┃
 ┏┛┗┓┃┏┓┃┃      {ノl!|!;ソ;ノリノ'″l ・ ノ;li|l!1   .┃.┃┃┃┃┗┛┃┃┃  ┃
 ┗┓┏┛┗┛┃┃┗━━━'{i|{il{li゙!ソ;'  ` ' `"″!l}!i|!━━┛.┃┃┃┃   .┃┃┗━┛
   ┃┃      ┃┃         '{;l!|{i!リ''  _ノ    ;i|!レ'       ┃┗┛┃  ┏┛┃┏━┓
   ┗┛      ┗┛        '゙i!|!;'、,_´__,ノ '″      .┗━━┛  ┗━┛┗━┛

411氏なんとエロエロは…デダッシーから、頂点シーンでつか(;´Д`)ハァハァ
漏れの得ろなしSSとは違い杉!
鬼太郎との2回戦目が気になりマッスル!

>(目玉会長の姿はやはり溶ける病以前の等身でつか?)
どちらとでも(w
目玉だけで等身大ダターラ…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
想像して恐くなりますた
522毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/02/21 09:45 ID:ic8SSYwM
スレ無駄遣いの無駄にながーくなりそうな感じでつ…(´・ω・`)


|∧∧
|・ω・`)ジー…
|o  ) エロ無の駄文を投下シマツよ?
|―u'
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| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ  そ〜〜・・・
|―u' 駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
|   注意しますタヨ
|
| ミ ピャッ
|    駄文
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>507の続き

「だったら!放してよ。」
「…五月蝿い…って言っただろう?」

鬼太郎は懐からオカリナを取り出すと、剣状に形を変えさせた。

「…!!」
「ふふふ…これ…かい?僕を誘拐して身代金を要求しようとする輩も多くてね。…先祖代代から伝わる武器…僕の護身具さ。」

鬼太郎は剣先でねこ娘の顎をクイと上向かせ、スリップの裾に先を忍び込ませた。

「な・何するのよぉ!」
「黙っていなよ・・・酔ってるから、手元が狂っちゃうよ?」
「…!」

すっと引き上げるようにして持ち上げれば、裾からはらりとスリップが裂ける。
中央から着られた布地は左右に開き、ねこ娘の可憐な胸元を外気に晒した。

「イヤッ!!」

思わず振り上げた爪が、鬼太郎の頬に赤い傷痕を残す。
一瞬呆然として、頬に手を添えた鬼太郎は、その手の平についた自分の血を眺める。
無意識とは言え、自分が鬼太郎にしてしまった事を、ねこ娘はとても気まずく感じていた

「あっ…ご・ごめん…ね…?」

傷つけた鬼太郎の頬に、おずおずと伸ばした手は瞬く間に捕らえられる。
ヒィ…と悲鳴をあげそうになるが、ねこ娘の手は鬼太郎の頬にあてがわれ、そして放された。


「君はオイタが過ぎるな…」

ねこ娘の手の平についた自身の血を舌で拭い、オカリナはの剣先は鞭へとその姿を変えた。

「ご主人様に怪我を負わせるなんて躾がなってないなぁ…そんな手は、封じてしまうとするか…」

鬼太郎は一振り、パァン!と、激しく床を打ちつけると
鞭はまるで生き物のように、床からベットの支柱を回り、ねこ娘の両手を捕らえた。

「にゃっ…にゃにするのよぉ!」

捕らえられて両手首は、鬼太郎が鞭を引くごとにベットの支柱の方へと寄せられ、身体は自然と横たわり
腕は頭の上へ、万歳するように上げられた。
鬼太郎はオカリナをベットの支柱に動かぬように止めると、横たわったままのねこ娘の顎をクイと引いた。

「僕は君を買ったんだ…言わば君の主人だ。もう解っているだろう?君にとって僕は絶対だ。」
「…嫌だよ・・・。」
「君に拒む権利は無い。でも、どうしても嫌だと言うならば、契約が破棄されたことになる…な。」
「…それって。」

じわりと滲んだ涙目の、顔色が一瞬として凍りつく。

「そうだね、猫屋の保証は出来なくなるな。君一人のせいで猫屋の社員だけじゃなく…その関連する会社…更にはその家族まで不幸になるだろうね。猫屋だって一部上々の企業だ、何千…いや、何万の人が影響を受けるかな?」
「…!!」


ここに着てから、何度も何度も言いつづけ、聞かされてきた言葉…にねこ娘は口を閉ざした。
猫屋のことを言えば、彼女が逆らう事が出来ない事を十分に知っておきながら、逃げ場を与えぬように釘を刺す。
自分がどれだけ卑怯であるか鬼太郎は十重にわかっていた。

そんな事を言わずとも、自分の立場が優位であると言うのに…

ねこ娘が次に発する言葉を失った事を確認したかのように、鬼太郎は唇を重ねる。
初めての口付け…こんな酷い事を言って自分に意地悪をする奴なのに、触れる手も口付けもとても優しくて
一反軽く合さった唇を放すと、鬼太郎はねこ娘を見つめ、再び唇を落とした。

今度は深く―――激しく

嫌だったら唇を閉ざし、歯を噛み締めて拒めばいい
なのに、受け入れ―――受け入れられて、酒の後押しもあり鬼太郎は抑えられなくなっていた。

「ふぅ…んっ…んんっ…」

柔らかな唇を、歯列を割って入り込んできた鬼太郎の舌の動きに、ただ翻弄され
覆い被さるようにして身体の動きは封じられて、成す術も無い。
しかし、それは決して強引に押し付けるものではなく、むしろ縋るように追い求めるものだった。

言葉とは裏腹の優しい抱擁
鬼太郎は頃合を見ては唇を離し、ねこ娘の呼吸を促す。
一息つけば、また下唇を舐め上げられるようにして唇を重ねられ、幾度も幾度も繰り返されるその行為に、ねこ娘の頬は上気する。

湿ったスリップが冷たく感じるようになった為か、口付けの影響かは判らないが、小さな胸飾りは、その形を浮き上がらせていた。
やがて鬼太郎の指先が、小さな果実に触れれば全身を震わせて、じわりじわりと広がる未知の感覚にねこ娘は戸惑う。
鬼太郎もまた、確かめたかったのだが、恐くて唇を開放する事が出来ない。
唇から紡ぎだされる声が、甘い囁きではなく、恐怖を押し殺したものだったら…?

そんな声ならば聞きたくない―――

仰向けに寝かされた少女の仄かな膨らみは、重力に引かれ見た目には無いに等しかったが、触れれば判るその感触に…柔らか味に鬼太郎は興奮した。
溶け合う口内の、ねこ娘のざらざらとした舌の感触を舌先で探れば、ゾクゾクと痺れが走る。
指先に触れる、きゅっと起ち上がった蕾みを摘めば、全身を痙攣させるような反応に驚き、思わず唇を放す。

「…ごっ…ゴメン…痛かった?」
夢中になりすぎていて、思わず素に戻ってしまった鬼太郎に、思わぬ言葉が囁かれる。

「―――だった…よ?」
「…えっ」

小さな胸が激しく上下し、たどたどしくも発せられた言葉に鬼太郎は耳を疑った。

「…今、解った…の…多分―――最初に有った時…から。」

ねこ娘もたった今確信した。それまでは初恋も経験した事が無かったから、この想いがどんなものなのか解らなかった。
鬼太郎に冷たく突き放されたり、意地悪を言われて酷く落ち込んだわけも
ほんの少しは乱暴に扱われて…でも、身体に触れた手が優しくて、ドキドキと早鐘を打つ心臓、胸の奥から込上げてくるこの感覚
それが何であるか気がついたときに、言葉に表した時に、甘い痺れがねこ娘の身体を駆け抜けた。


「―――嘘…だ。」
「ホント…だよ?あたし…」

そんな筈が有るわけが無い。彼女をここへ連れてきてから、自分が傷つくのが恐くて一度だって優しく接した事が無い。
たった今彼女から発せられた言葉。素直に受け入れてしまったら、もう自分を抑えることが出来なくなる。

鬼太郎に向け垂れたねこ娘の視線は、包み込むような優しさに満ちていた。
ねこ娘が言う「最初」それは猫屋であった時よりもずっと前。

まだねこ娘の両親が生きていた頃、既に鬼太郎を知っていた。
大概の企業や大手メーカーでは、定期的に数社が合同で新作発表&展示会のようなイベントを行う。

それは、その企業のレベルを誇示する物でも有り、また、展示会をする事でいい刺激も受ける。
会社のレベルを上げると言う意味で、それは企業にとっても利点の有るイベントでもあった。
猫屋もまた、そのイベントに参加、出展しておりねこ娘も社会勉強の一環として、打ち合わせ等について行ったりしていた。

打ち合わせは、各企業によって時間や日取りが異なるので、ねこ娘が鬼太郎を見たのは参加企業のみが集まる初日。
既に、会社の運営を任されつつある鬼太郎も当然、目玉会長に連れられ来ていた。
他に同年代の子なんて居なかったから、ねこ娘の視線は自然と鬼太郎に向いていた。

その時、大人に囲まれて、何ら引けを取らない彼の雰囲気に惹かれ
何かとイベントがあれば、鬼太郎の姿を無意識に探していた。
今思えば、この時から捕われていたのだ。

それは鬼太郎も同じだった。
ただ少し違うと言えば、鬼太郎のほうが少しだけ早くねこ娘を知っていた。
猫屋の打ち合わせが有った日。日は同じにして、次に打ち合わせに訪れたのがGEGEGEコーポレーションだった。


当時鬼太郎は大学に在学中で、まだ調べたい事があったりするのに目玉会長に呼ばれては、帰らねばならなくて、そのたびに少々不機嫌であった。
強制的に呼び戻されるたびに不機嫌で、車に乗っても窓の外を眺めている事が多くて
その日もイベント会場を車の中からただボンヤリと眺めていた。

何時も灰色だった風景
両親と手を繋ぎ、笑みを浮かべたねこ娘を見たときから、風景に色がついたのがこの日だった。

始めは、母を幼い頃に無くし、その愛情を知らずに育ったから、ねこ娘と両親との関係がただ羨ましかったのかもしれない。
気がつけばその瞳は、ねこ娘と両親を捕らえていて、いつしか、ねこ娘の笑顔だけを追いかけるようになっていた。

だから、ねこ娘の両親が事故で失われ猫屋が傾き始めた事を知った時に、何か行動を起こさずには居られなかった。
猫屋の株を買い占め、真綿で締めるように固めていき、取引の答えは「YES」しか用意できないようにする。
それはGEGEGEコーポレーション以外への一切の逃道を封じたもの。
使える立場と有利な状況を駆使して、ねこ娘を手に入れるために目玉会長に買収を切り出し、猫屋を手中に収めたのは鬼太郎だった。



ねこ娘の言葉に、鬼太郎の意思が揺らいだと同時に手首を捕縛していた鞭が緩み、お互いに向き合って座っていた。

「…そんな僕…だよ?」
「―――うん。」

ねこ娘は頷いた。
529名無しさん@ピンキー:04/02/22 00:58 ID:P9XHoJ05

    ∧_∧
    ( ・∀・)ハラハラ
  oノ∧つ⊂)
  ( ( ・∀・)ドキドキ
  ∪( ∪ ∪
    と__)__)

>スレ無駄遣いの無駄にながーくなりそうな感じでつ…(´・ω・`)
長編スキです。この二人が心を通わせていく過程が楽しみです。
つか、エロ無といいつつ、縛りねこ娘に濃厚な口づけがエロいですよハアハア
530411 ◆NECOkE/60g :04/02/24 02:30 ID:4bzP1+Tq
>521
>目玉だけで等身大ダターラ…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ペプシマン思い出しますた(w

漏れも>529氏に同意でつ。
エロパロ板、猫娘萌えスレの冠はあったとしても、
エロ無し、水木作品全般、漫画原作からアニメまで全部ありありの
二次創作スレだと思いまつけど・・・住人の皆さんにとっては違うのだろうか。
チョト気になってみたり。

保守がてら二回戦(w >515-520の続き投下しまつ(`・ω・´)
531『着衣エロ』-7 ◆NECOkE/60g :04/02/24 02:33 ID:4bzP1+Tq
必死に合わせたままの足に溶液が伝うのを感じ、ネコ娘はびくりと跳ね上がった。
 「だめ・・・ッ」 「どうして?」
 「・・・鬼太郎の上着・・・汚しちゃう・・・」 「えっ?」
鬼太郎の手が止まる。
何を言うのかと思えばそんな事を気にしているとは、鬼太郎は笑い出した。
 「服なんて別にいいよ」 「よ・よくないよ!鬼太郎が貸してくれたのに・・・」
首を左右に振って鬼太郎のシャツを引っ張る。
これ以上、その手でいじられてしまえばとても我慢などできないことは、
ネコ娘自身もよく分かっていた。
 「・・・じゃぁさ、濡らさないように裾をたくし上げておいてよ」
 「エッ?」 「汚れなければ、いいんだろう?」
黙り込んだネコ娘。鬼太郎は指を開いて窮屈なももの間を蠢いた。
 「あっ・・・」 「ほら・・・早く」
ネコ娘の手が鬼太郎の肩から降りる。
上着の裾をぎゅっと掴み、途惑っている間にも鬼太郎の指はネコ娘の秘裂をすり続けた。
 「・・・上げて?」
ネコ娘は今にも泣きそうな瞳をきゅっと閉じて、裾をたくし上げた。
日陰とはいえ日差しのさす外の光の中、鬼太郎の手を挟み込んだネコ娘の恥丘が曝される。
薄く目を開けば、覗き込んだ鬼太郎の視線に気付き、ネコ娘はまた目を伏せた。
 「・・・ねえ鬼太郎・・・もぉ・・・いいから」 「何が?」
 「もう・・・入れて・・・?」 「えっ」
こんなふうに羞恥に曝されるくらいなら、さっさと鬼太郎と交わって終わらせてしまいたかった。
この状況から解放されたい一心で、ネコ娘は知らずに挑発的な言葉を漏らす。
 「・・・そうだね。じゃぁ足を開いて?」 「!」
 「閉じたままじゃぁできないよ?」 「・・・・・・っ」
しばらく迷っていたネコ娘も覚悟を決めて、閉じた足を弛緩した。
少しずつ開いていくと、胸がきゅっと締めつけられる気がしてくる。
服の裾をたくし上げて、足を開く自分はなんて淫らなのかと溜め息がもれた。
532『着衣エロ』-8 ◆NECOkE/60g :04/02/24 02:34 ID:4bzP1+Tq
 「・・・そのまま力を抜いていてね?」
鬼太郎の体が押し当たるほどに足を広げたのに、その肩は下がっていった。
 「え・・・?アッ!いやッ」
足の間に鬼太郎の頭が下りた事に驚いて声を上げる。
引き離そうと腕を伸ばす前に、秘唇に柔らかい舌の感触が走って竦み上がった。
ねっとりと花芯を舐め上げられ、背中に電気が走る。
 「んっ・・・んん・・・ゃっ・・・ぁ・・・き・・たろぉ・・・」
零れた蜜を掬い取り、膣内に伸ばされた舌を肉襞が柔らかく包み込む。
興奮した鬼太郎の鼻息が恥毛を揺らし、ネコ娘はぎゅっと唇を噛んだ。
充血した花弁を舌で弄び、口内に吸い込んでは軽く甘噛みする。
裾を上げていた手を口に当てて、抑えた喘ぎ声も止まらない。
湧き上がる快楽に呑まれるように足からは力が抜け、
壁に背を預けているのがやっとだった。
 「フ・・・んんっ・・・んっく・・・く・・・ぅ・・・っ」
双丘を支えていた鬼太郎の片手が伸び、上着の下で這い上がる。
つんと立った胸のつぼみに触れると、柔らかな感触を求めて揉みあげた。
 「ゃ・・・んっ・・・もぉ・・・ゃっ」
ぴちゃくちゃと貪っていた花壷が充分な熱に満ちると、
鬼太郎は頭を突っ込んでいた上着から顔を出し、
ネコ娘のひざを裏側から引いてかくりと折らせた。
 「やんっ!」 あぐらをかいた鬼太郎の上にしりもちをつく。
向かい合った鬼太郎は上気した顔をネコ娘に向けた。
 「ネコ娘・・・?声が出そうになったら・・・こうして抑えるんだよ」
尖らせた唇を重ねて、その口を覆う。
 「・・・ネコ娘の声は大きいからね」
またそんな事を言ってネコ娘の羞恥心を刺激する。
逃げるように揺らめかせた腰を捕まえて、いつの間にか下ろしていた
鬼太郎の股間に引き寄せられた。
533『着衣エロ』-9 ◆NECOkE/60g :04/02/24 02:35 ID:4bzP1+Tq
 ───誰にも聞かせたくないんだ・・・。
ずくんずくんと脈動を上げた自身は下腹につくほど起ち上がっている。
握りこんで位置を修正すると、ネコ娘の腰をぐっと下ろした。
 「んんっ!!」
 ───こんな可愛い顔を知っているのは・・・僕だけでいい。
身の重みで押し上げられる。鬼太郎の強張りはぬるついた溶液の滑りをかりて
肉襞に包まれるように挿入していく。
蕩けた秘唇は吸いつくように鬼太郎の牡芯を絞り上げた。
 「ン、ふぅ・・・、ぅ・・・ゥん、ん・・・んんっ!」
噛み締めるほど下唇に歯を立てて、必死で口を閉じるネコ娘。
目の前で上下して踊る学童服のぼたんに歯を立ててひとつ外せば、
白い肌の中に柔らかな胸が覗けた。
もうひとつぼたんを外すと、きゅっと尖った胸の飾りが見える。
 「んっ、んん・・・ゥん・・・、ぁ・・・んっ!」
じっと見つめる鬼太郎の視線に、ネコ娘は恥じてその身をぎゅっと抱き寄せる。
しかしそのせいで鬼太郎の唇が胸元に伸び、慌てて肩を竦めて身を引いた。
鬼太郎は両足を抱え上げて更に深度を深める。
 「んぅーーーーーっ!!」
もう声を抑える事はできない。ネコ娘は鬼太郎の顎を上げて、
強く唇を押し当てた。
 「!」
ネコ娘からの口づけに興奮し、鬼太郎はびくりと竦み上がって動きを止める。
すると、鬼太郎に煽られて上下に揺らされていたはずが、
自分から蠢いていたことに気付いて、ネコ娘も動きを止めた。
 「・・・な・何よ・・・鬼太郎ぉ」
互いの繋がった部分はまだひくついたまま絡み合っている。
中断されたせいで、己の意思とは無関係にもっともっとと貪欲に収縮した。
534『着衣エロ』-10 ◆NECOkE/60g :04/02/24 02:37 ID:4bzP1+Tq
 「いいな・・・それ」 「何が?」
ネコ娘の双丘を揺らし、上気した瞳で見上げる。
 「ネコ娘から求められるのって・・・嬉しいな」
 「ニャッッッ!あ・あたしはぁ・・・ン・・・鬼太郎が・・・そうやって声を抑えろって言うから・・・」
胸元にちゅっと口づけて、鬼太郎はぴたりとまた動きを止めた。
 「ねえ?ネコ娘から動いてみてよ」 「!」
突然の申し出にネコ娘は目を見開いた。
 「ネコ娘だって欲しいんだろう?」 「・・・どぉしてそんな・・・意地悪言うのよ・・・ッ」
 「意地悪なんかじゃないよ。いつも僕の方がしたいばっかりで・・・
 ネコ娘から求めてくれないから・・・・・・淋しいんだ」 「鬼太郎・・・」
ネコ娘がこういう言い方に弱いということは分かっている。
鬼太郎は悲しそうに上目遣いでじっと見つめると、ネコ娘はゆらりと腰を動かし始めた。
 「んっ・・・ん・・・ウ、ぅん・・・っ」
目蓋を伏せて、鬼太郎の肩を強くわし掴んだまま腰を前後するネコ娘を
鬼太郎はじっと見つめていた。
ちらりと目を開けば嬉しそうに微笑んでいる鬼太郎の顔を見て、
ネコ娘はまた強く目を閉じる。
 「み・・・見ないで・・・ぇ・・・」
 「どうして?とっても・・・奇麗だよ」 「やぁ・・・ッ」
ぐいっと腰を引き寄せると、ネコ娘は悩ましげに眉をひそめてきゅっと唇を閉じた。
 「ほら、声を抑えるときはどうするんだっけ?」 「・・・・・・っ」
鬼太郎の頬に手を伸ばし、目を伏せたままで顔を寄せる。
唇を塞ぐと、鬼太郎は我慢ならなくなって律動を開始した。

535『着衣エロ』-11 ◆NECOkE/60g :04/02/24 02:38 ID:4bzP1+Tq

物干し竿にはためく洗濯物が増えていた。
ひらひらと風に揺れる学童服を思って、ネコ娘は溜め息をもらす。
 「どうしたんだい?」 「もう!着るものがなくなっちゃうじゃないのよ」
最後の一枚である鬼太郎のシャツを着て、木の葉ふとんの中に身を隠したまま
ネコ娘は真っ赤な顔で言った。
 「あはははは、すぐに乾くよ」 「乾くよ、じゃないわよ。もう!」
それよりも、木の葉に隠されたネコ娘の姿が気になる。
白いシャツの胸元はネコ娘の膨らみが強調され、薄く赤いつぼみが透けてるのだろう。
足のつけ根を隠す程度の長さしかない裾の下には、何も穿いていないのだ。
 「うん?」
考えると鬼太郎はまた反応してしまい、ズボンも洗ってしまった今となっては、
パンツ一枚で起ち上がった部分を隠しきれず、ネコ娘にもすぐ見つかった。
びくんと跳ね上がり、木の葉ふとんの奥深くに潜り込んでしまう。
 「・・・ねえネコ娘?」 「し・知らない!もぉ知らないからねッ」
鬼太郎が近づいてきても、ぎゅっとふとんを掴んだままで身を縮める。
 「うん・・・今度は汚さないように、脱いでからするから大丈夫だよ」
木の葉の固まりになってしまったネコ娘の身をぎゅっと抱きしめていた。

げに恐ろしきは鬼太郎の強靭な身体能力。
妖力しかり、精力しかり。

<了>
536毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/02/24 08:59 ID:iJeRjPHC
>529氏
サンクスコ
なかなかガターイまで逝ってませんが…
まだ長くなりそうな予感がシマツ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

>411氏
このゾクゾク感がたまりませんなぁ…
ずれていた思いが通じ合ってアマンアマンになっていく過程といい
エチシーンといい、たまらず(・∀・)イイ!! でつよ〜

>ペプシマン思い出しますた(w
マッチョなオヤヂ…(;´Д`)ハァハァ

>エロ無し、水木作品全般、漫画原作からアニメまで全部ありありの
成るほど(゚∀゚)!
大人坂だからわかる原作ネタとかも有松しね
大人坂だからエチシーン描写も無問題!だと。

ところで、漏れが使っているブラウザは500kbまでどのくらい消費しているのかわからないんでつが、大丈夫かな?
避難所を覗いたら、700まではいけるのではなかろうかというご意見が有りますたが…

では、駄文の続きヲ
>528の続き

「…鬼太郎…どうして泣くの?」
「えっ…」

気がつけば、大きな瞳からはボロボロと雫が溢れている。
己の欲望の為だけにした事とは言え、一人抱えるには辛すぎて、ねこ娘の言葉に許されたような気がして…緊張が緩んだ。

「も…いいよ。あたしの事脅さなくても…そんな事しなくても鬼太郎の傍にいるから…ね?一緒に頑張ろう…」

―――ねこ娘は知っていた。経営者が孤独であると言う事を
嘗て父がそうであったように、またその父の背中を影で母が支えていた姿を見ていた。

でも、鬼太郎にはそれをしてくれる人も理解してくれる人も居ない。
目玉会長は息子を心の底から信頼し、全てを任せている…いや任せきっているのだろう。
それは通常の息子との接し方でも見て取れるのだが

鬼太郎との歴然たる差に、目玉会長は気がついては居ないのだろうか?
年齢が若い鬼太郎には才能が有っても、目玉会長のように長い間に培われてきた経験も人脈も共に苦労したものも無い事に―――
嘗ては妻が支えてくれた、共に苦労した信頼できる仲間が変わらず支えてくれていた事を

それらは一朝一夕で得られるものでは無く、言葉で聞いただけで理解できるものでもない。


本当は優しい心の持ち主なのに、強い自分を演じてなければならなかった環境
この幼い身で…たった一人で支えるには、目玉会長から託されたGEGEGEコーポレーションはあまりにも巨大であっただろうに
ねこ娘は黙ったまま涙を溢れさせる鬼太郎の身体を抱き寄せる。
裂かれたスリップを押えて胸元を隠すようにしていた手を鬼太郎に伸ばした…白い胸肌が露になるのも構わずに

最後にこうして抱きしめられたのは何時の事だろう?ずっと忘れていた人の温もりに、鬼太郎は瞳を閉じて
ねこ娘を無理やりに奪う気はすっかりうせてしまっていた。

2人は身を寄せ、温もりを確かめ合うように抱き合いながら眠りについた。


目覚めれば、互いの気配に視線が合い、やっと思いが通じ合えた気恥ずかしさに自然と笑みが毀れた。
着替えもせずそのまま寝てしまい、身を起こせば頬に柔らかな感触。
頬に手を当て、ねこ娘のほうを向けば、ほんの少しばかり頬を染めた彼女。

「おはようの…ちゅ♥」

上目遣いに囁かれて、鬼太郎も耳まで紅く染めた。
それはキスばかりのせいではないのだが…夕べ自ら裂いたスリップから覗く白い肌の…桜色の胸飾り
朝日に透けた体の輪郭がとても綺麗で…でも、黙っておく事にした。


言ってしまったら、ねこ娘はきっと隠してしまうだろうから。

思いが通じてしまえば、態々演技する必要もなく自然体で居られる。
互いにヘンな気遣いや無理がなくなったことで、鬼太郎は素直にねこ娘を求め始めた。

やがて、毎晩のように生まれた姿で抱き合うようになるが、まだ最後までしては居なかった。
それは、受け入れるねこ娘の負担が大きい為に、少しでも慣らしてから…という鬼太郎の想いから。
今まで散々待った事に比べれば、身も心も自分の腕の中に、捕らえた少女の身体を慣らすまで待つなどということは造作もない。

始めはただ、布団の中でじゃれあうだけだった。
後から身体を捕らえ、抱き寄せて首筋にキスを落せば、ねこ娘は直ぐに身体を反応させて、耳や首筋まで肌を紅く染め上げるから
それが嬉しくて…可愛くて仕方がなかった。

想いが深まり、愛しさが募るほど欲望もまた深まる。
薄い寝間着から透けて見える下着や、無防備すぎるねこ娘に欲情を煽られて、流されてしまいそうな自分を押えつつ
少しずつ…少しずつ…

初めてベットで脱がした時には恥かしがられた。
ベットは眠るだけの場所でない事を教えたかったが…そう焦る事もない。

不思議な事に、一緒に入浴するのはさほど抵抗がないようだった。
それは風呂場が「裸になって当然」の場所だったようで…言い換えればベットは下着や裸になる所ではないと彼女は思っているらしい。


また、父親や祖父であるこなきとも一緒に入浴して居た事を知り、身内とは言え如何にも複雑だった。

「鬼太郎のは、まだつるつるで綺麗だね。」

…本当に複雑だ。

湯船に浸かればお湯の心地よさと、無邪気に全てを晒すねこ娘に中てられて膨張してしまう自信をタオルで隠しても
ひとたび濡れれば肌に張り付いて形が露になってしまう。

背中を洗い流してくれるねこ娘の、手や肌の感触…たまに触れる胸の感触までもが背中から伝わって
泡立てられた石鹸が更にそれらを増徴させているように感じられてならない
形を変えたコレを見せて「君のせいだよ?」と言ったらどんな顔をするだろうか?
いっそのこと、ばらしてしまいたくて、口元を歪める事もしばしばだ。

それでもベットにもぐりこんだ時に、身を抱き寄せればそれを意味する事を察したねこ娘が見せる恥じらいに
鬼太郎は興奮せずには居られず

「大人の…恋人や夫婦は…ね、こうやってお互いの好きを確かめるんだ。」

「大人の」と言う言葉に、ねこ娘は恥かしがりながらも鬼太郎の誘いを受けてくれるようになり
寝間着の上から触れるよりもずっと肌に近い感触に、理性を押えるのはなかなか困難で

「…んっ…ふにゃぁ…」

それに加えて、甘えるような囁きに鬼太郎の理性は刺激されっぱなしで
ねこ娘もまた、ほんの僅かでは有ったが身体が反応を示し始めていた。


布越しよりは、やはり直に肌の感触を味わいたい。

(あっ…鬼太郎の手が…)

触れられる事を察知すると、胸の奥がジン…とする。
スリップの下から手を忍び込ませ肌に触れれば、ピクリと小さく震える様子に熱い吐息が漏れ
徐々に自分を感じ始めていることが解って嬉しい。

そのまま手を上に滑らせて、淡い膨らみを包むように触れれば、ねこ娘の口からは小さな声が漏れた。
「ねこ娘…可愛いよ?」
そんな言葉を耳に囁かれて、感度が増す。
小さな胸飾りを指先で弄られれば、切なさが込上げて背中越しに鬼太郎の体温は感じる物のもっと強く抱きしめて欲しくなる。

一番難関であったと言えば、白のショーツを脱がせる事だった。
汚い所だから嫌だと、なかなか指を忍ばせるのも許してもらえなかった聖域。
できれば先に進みたいけれども、あまり嫌がるのを無理に開かせるのは嫌われてしまいそうで怖い。
身体の愛撫で火照った頃に、そっとショーツの上から触れようとしても、即座に正気に戻り手を止められた。

後から知ったことだが、敏感な彼女は鬼太郎に触れられるうちにショーツがしっとり湿ってしまい、その違和感にただ恥かしくて知られるのを恐れて拒んでいた。

「…だって、変なことだと思ったから…鬼太郎に判っちゃうのヤだったんだもん…」
「…別に変な事なんかじゃないさ。」

どうやらねこ娘は、それを粗相したと思っていたようだった。
への字に曲がった口元、目尻にうっすら浮かんだ涙…そんな顔も可愛いよ…と言いたかった。
でも、折角先に勧めそうなチャンスに鬼太郎は言葉を飲み込み、安心感を与えるように向かい合い口付けを施す。
胸元に抱き寄せれば、腕の中に身を寄せて…直に伝わる体温の心地よさに瞳を閉じる。

「ねこ娘にも、大好物があるだろう?」
「…うん」
「見るとお腹が鳴ったり、涎が垂れそうになったり…それと一緒だよ?」
「よ…涎なんか垂らさないもん!!…お、お腹は…鳴っちゃうかもしれないけど…」

「つまり、ねこ娘は僕が欲しいんだよ?」
自己都合に非常に良い言葉
欲するように身体を促しているのは鬼太郎では有るが、あながち間違いではない。

「…でも、あたし鬼太郎を見てお腹がすいたり、食べたいなんて思わないよ?」

その返答に苦笑いした鬼太郎だが、紅い舌が覗く桜色の薄い唇の…その小さな口膣に自身の昂ぶりを咥えさせ
白濁とした物を顔や髪に撒き散らす想像に、加虐心をそそられる。
普段は唇や舌で味わうねこ娘の唇…そのザラリとした舌に舐めあげられたら…
少々サディスティックはその場面にゾクゾクする。

「うん…上の口もいいけど…欲しがっているのは下の口の方だから…」
「えっ、あたし二つも口なんてないってば…二口女じゃないもん!!」
「食べる口とはちょっと違うんだけど…ねこ娘が許してくれるなら、僕は教えてあげられるよ?」
「許すって…?」
「…ココ…」

そう言って鬼太郎は白いショーツのウエストのゴム周りに指を挟んだ。

「やっ…」

慌ててその手をねこ娘は止める。

「駄目?」
「駄目って…そんな汚い所、どうして触りたがるの…?」

耳まで真っ赤に染め上げて、鬼太郎の顔を舌から覗き込む。

「汚くなんかないんだけどなぁ…」

そう言って鬼太郎は、立ち上がった自身をねこ娘の下半身に押し当てた。
熱を持った硬い異物の、未知の感触にねこ娘は震え上がった。

ベットで抱き合う時はいつも布団に包まれたままで、鬼太郎もねこ娘もベットの中では互いの裸体を見たことがない。

「!!やっ…なに…これぇ?」
「僕は涎よりも先にこうなっちゃうんだけど…僕がねこ娘を欲しいって―――印…」

ねこ娘の反応に、鬼太郎はついつい虐めたくなってしまう。

「―――触って…みる?」
「…えぇ?!」

言うが早いか、ねこ娘の手を取り自身に導く。
手に触れた布の感触と、その位置…

「きっ…鬼太郎ぉ…も・もしかして…」
「ンッ…そう…だよ…僕の…」
「!!」
トランクス越しに触れられ熱い息を漏らす鬼太郎に、耳元で囁かれて目を白黒させている。
予想通りの事実とは言え、あまりの事に声も出ないようで、鬼太郎に手首を持たれているとは言え、ねこ娘の手はその位置に置かれたまま硬直していた。

「…直に触っても…いいんだよ?」
「!」

耳元でクスクスと囁かれてねこ娘はますます身を強張らせた。
腕の中で羞恥に震える小さな恋人が愛しくて、可愛くて仕方がない。
調子に乗ってあまり意地悪するのもよくないとは思うが、この反応が…止められない。

「…じゃぁ、もうひとつ選択を増やそうか?僕がねこ娘を触っていいか、ねこ娘が僕を触るか…どっちかにしようか?」
「い…いじわるぅ…!!」
「そう?僕はどっちでもいいけど…」

ねこ娘が触らせてくれる事を見越して、とぼけた返事をしてみせる。
たぶん一生懸命悩んでいるんだろう、なかなか返事がない。
返答を待つ間も楽しむように、鬼太郎はあらゆる所に口付けを施す。
頬に目蓋に、目尻に耳朶に…

「んっ…」

首筋に吸い付いて舌でなぞれば、その行為がせかしているように思ったのか消えそうな声で返事が返ってきた。

「…わよぉ」
「えっ?」

聞き取れなくて思わず聞き返してしまった。

「鬼太郎の…好きなようにして…ぃぃわよぅ…」
「いいの?」

言葉に出すのは耐えられないのかねこ娘は小さく頷いた。

「好きにして良い…何て言われると、理性が押えられるか自信ないなぁ…暴走しちゃうかもよ?」
「ひゃんっ…だ・だめ…触るだけ…だからっ…」

両手でねこ娘の腰を引き寄せ、脇から両尻頬を鷲掴みにし、揉み上げた。
指を下へ下へと滑らせれば、ねこ娘は身体を密着させ、しがみついて耐えている。
女の子独特の肌の柔らかさを触れる部分全てで感じ、高まりを押えられない。
首筋に噛み付くようなキスを落せば、背筋が反る。

逃してなるものかと、身体を反転させれば、鬼太郎の胸の上に抱きかかえられて、白いショーツは鬼太郎の手によりねこ娘の両足から抜け落ちて
胸の上に抱きかかえるように膝を立てれば、押し上げられたからだの慮足が自然と開いて鬼太郎の身体に跨るようになる。
開かれた両足の中心…鬼太郎が奪う事を待ち望んだ乙女の縦筋に触れた。
散々愛撫されて刺激を受けた中心部からは透明な蜜が滴り始め、ぴたりと閉じた幼線までも濡らし始めていた。

「にゃん…っ」

指で割り、中指で入り口を弄れば腰が浮き上がるが…既に力があまり入らない身体は直ぐに鬼太郎上に重ねられる。
指は休むことなく刺激を与えつづけ、小さな花芯を刷り上げれば頭に縋る容姿にて抱きついてきた。
目の前に押し付けられた淡い2つの膨らみの感触を唇で味わえば、鼻から抜ける甘い声を漏らし縋ってくる。

夢中になって貪り、指で開いた秘所を解しながら指を進めれば、ますます蜜はあふれ出て
外気に触れて熱が逃げる様子が感じ取られれば、もどかしさに身を捩った。

毎夜毎夜繰り返せば、触れるだけで身体が反応するようになり秘所に蜜が滴り始める。
やがて指の根本まで飲み込むようになった膣をかき回せばねちゃりと水音が聞こえて腰をくねらせ
教えたように反応する身体に支配感を覚えつつ、頬を上気させ熱を含んだ瞳が羞恥の涙で潤えば愛しさを感じずに居られない。

開かせた中心に顔を埋めて舌で味わえば、最初の頃よりもずっと柔らか味が増して、熱で蕩けるような膣からは十分なほどに愛液が滴っていた。
指を抽送させれば絡み付いて、自身で早く味わいたい。

「あっ…ふぅ…ん…ふ…にゃぁ…ん」

恥かしいのか、あまり大きな声を出さないように押えているらしい。

「…ねこ娘…気持ちよかったら、もっと…大きな声出してもいいんだよ?」
「やぁ…―――あっ!」

意地悪して、胸先の果実に強く吸い付く。
感度が増した身体は強い刺激に、身震いをして快楽を訴える。

「恥かしくなんかないよ…ねこ娘の声…聞いて居たいんだ…」

身体がジンと熱くなる。どうして鬼太郎はその術を知っているのだろうか
もしかしてそれば―――

「…鬼太郎」
「うん?」
「ど…どうして…色々…知ってるの?」
「知ってるって…」

「鬼太郎…言ったよね…?”好きを確かめ合う行為”だって…」
「うん…言ったよ。」
「…だから…鬼太郎…好きな人居たのかな…って…」
「えっ…」
「だって、確かめた事があるから…知ってたんでしょう?」
「…」

鬼太郎は言葉を失ってしまった。
確かに…今、ねこ娘としていることは好きを確かめ合う行為だ…でも、ねこ娘の前に好いた女の子は居なかった。

かといって、初めてではない。
こういった行為も、教育の一環で教えられた。
最初に抱いた女は、顔すらも覚えてなかったが、性欲処理…の意味もあって…鬼太郎にとっては、その時していた事はただの排泄行為だった。
自ら誘うことはなく、大体向こうから誘ってくるから、無碍に断ったりしなかっただけで…でも
守っていたものも…有る。

「…どうして今、鬼太郎がその人と居ないのかは解らないけど…あたしは鬼太郎が初恋だから…あたしにとって鬼太郎は一番だけど…あたしは鬼太郎の一番じゃ無い…って」
「ねこ娘…」
「あはは…あたし何言ってるんだろうね…」

上手く説明なんか出来ない。
ただ…自分にとって鬼太郎は一番だから、鬼太郎にとって自分がそうであればいいなと思っていた。
でも、「好きを確かめ合う行為」を知っている鬼太郎には、嘗て一番だった相手が居たのかと思うと切なくて胸が押しつぶされそうになる。
顔を覗き込めば、瞳は潤んでいて悲しんでいる様子に胸が痛む。

「でもっ…でも、”好き”を確かめ合ってるのは…一緒に居るのは…あたし…だもんね?」

確かめるように、訴えかける瞳
ねこ娘の知らない、接点が無かった頃の鬼太郎に、ほんの少し嫉妬している事が解って、嬉しくなった。

「僕は…その…男の子だから…知る術は幾らでもあるんだよ?」
「…どうやって?」
「そうだなぁ…同じ学科をとってた人とか話…したかな?雑誌を読みまわしたりとか…でも」

瞬きしたら巣軸が毀れてしまいそうなほど瞳を潤ませたねこ娘の頬に手を添える。

「?」

「僕の初恋もファーストキス…も、ねこ娘なんだけど?」

事実だけを伝え、キスをした。
548名無しさん@ピンキー:04/02/25 16:00 ID:Md0t2QMd
初恋キタ━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!!
549名無しさん@ピンキー:04/02/25 18:21 ID:ktTzTS49
にゃ、にゃにゃんともいいにゃあ
>547の続き
ねこ娘の前に愛した女性が居るといえば、それは母のみ。
でも、それは幼い頃に母を無くしたため母性への憧れも有って、ねこ娘を思う気持ちとは全く別なものだから、やっぱり初恋はねこ娘だ。

キスもそう…性欲とは別次元のもので
どうしても好きでもない相手とする気にはなれず、求められてもそれだけは断っていた。

永いキスにも慣れてきたねこ娘と唇を合わせたまま、腕の下に組み敷く。
舌も…指も絡ませて欲望のままに貪った。

いつもならば、ねこ娘の意識を遠のかせるまで貪り、そのまま眠る姿を見ながら自己処理をしていた。
なんとなく虚しい作業を終え、吐き出した己の精で汚してしまったねこ娘の身体を胸に抱いたまま湯船に浸かれば、
そのうち腕の中で意識を取り戻して…身を清めたら共にベットに戻り、眠りにつく毎日。

もういい…もう我慢できない。
鬼太郎はねこ娘を抱く決意をした。

チュ…と白い胸元に唇を落とせば、紅い花びらの痕が残る。
鬼太郎はこうしてねこ娘のいたる所に、花びらの痕を刻むのが好きだった。
ここも…そこも…全部僕のもの

白い肌に鮮やかに浮かぶ紅い花びらの跡は、…愛した証。
傍目から見れば痛々しいほどに残された痕、しかし、鬼太郎にとっては唯一残せる、目に見える愛の印。
幾ら抱き合っても、己の精を身体に降り注いでも、それは洗い流せば残るものではないから、虚しい。
鬼太郎にしてみれば、ねこ娘に刻んだ痕を他人に見せ付けたいぐらいだったが…


それは見えるところから、とても人には見せられないような所まで刻み付けられる為
朝目覚めた後、体中に散った花びらの痕をねこ娘が恥かしがり、手首から足首
更には首筋まで覆ってしまうような服を着て、必死にその痕を包み隠すので、普段は見えない部分だけに押し止めていた。
本当は毎日でも、その痕をつける場所がなくなるぐらいに刻んでしまいたくて

柔らかな胸の脇に又一つ、内側にも一つと刻みつけ
ふと、気づけば何時かつけた花びらの跡に歓喜と興奮が溢れて、舌でなぞる。

押えられない気持ちに、女性の象徴でもある柔らか味に触れれば、ねこ娘の口からは甘い声が漏れ
むしゃぶりつくようにして、胸の果実を口に含んだ。

幼い頃に知ることの無かった母の胸。
まだ少女のねこ娘の胸は、それには程遠いものだがその控えめな所が愛しくて
肌から仄かに香る甘い香りが心地よかった。

「にゃあ…っ…あん…あっ…あんんっ…!」

甘えるように求めてくる愛撫
激しくも優しく、それで居て的確に弱い部分を攻めて来る。
いや、鬼太郎に触れられて…求められている事を感じればこそ、身体が反応するのだ。

胸元の小さな果実は舌先で転がされ、はちきれんばかりに固く紅く色付き、両方を弄られてたまらず鬼太郎の頭を抱きしめる。
小さな身体を諤々と震わせて、押し寄せる快楽の波を堪えれば、慣らされた身体の…中心に火が灯り、切なさともどかしさが込上げた。

既に手淫を教え込まれ、散々慣らされた蕾みからは花蜜が溢れ始める。

「にゃん…っ!」

鬼太郎が其処に手を伸ばせば、刺激に腰が浮き上がり
幼線に挟み込まれた指にぬるりとした触感が、十分に潤っている事を示す。
552毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/02/26 08:50 ID:G0S1+bhC
オモタより書き進んでなかったでつ…
もう少し書き溜めてから投稿しまつ…(´・ω・`)ショボボボーン
553名無しさん@ピンキー:04/02/26 21:38 ID:w1uOgPi7
毛目玉氏
続きにキタイでつ。

三田猫マンセー411氏
3期猫タンは尻の形がイイって聞いたんでつが、本当でつか?


554名無しさん@ピンキー:04/02/27 02:13 ID:eV6vPHTo
四部鬼太郎×ねこ娘だとアマンアマンでいいでつな〜
裸で寝そべっている二人が自然体でイイ(・∀・)!!
風呂では「つるつるで綺麗」なモノがベッドでは臨戦態勢では、ねこたんも言葉をなくしまつな(w

もし三田猫たんだったら…
「君は僕のペットなんだから…ね?」と逃げられないよう鉄の首輪をはめられたり
「ペットが服を着てたらおかしいなあ」と真っ裸で生活させられたり
鬼太郎の留守中に勝手に訪れたユメーコが友好企業財閥の娘だったりして
許婚気取りで「あなたは鬼太郎さんのペットなんでしょ?ならば私もご主人様よ」と女王様発揮
二人の将来を邪魔しないためにも一人立ちしようとして、
健気に家事などをするも、まさかユメコとの仲を誤解されてるとも知らぬ鬼太郎は、
「君はそんなことしなくていい」と何もさせず屋内に閉じ込めたままだったり
それが鬼太郎なりの不器用な愛情だとも気付かずに役立たずな自分を責めたり

ぜんぜんアマンアマンにならないので却下(´・ω・`)

>553
三田猫たんはスタイル抜群が定説でつからヒップラインも美しいに違いないですよ!
パンティーラインは少しばかりブカブカでしたが、縦筋が……(w
マンセー者なのでついついそげなところばかり持ち上げてしまいますが、
アニメ観た限りでは四部ねこ娘のスカート越しにでも分かる
キュッと上がったヒップラインがまた美しいでつな(w
猫娘は戦闘シーンでよつんばいになるので、自然とそげな目で見てしまう…(つД`)<漏れ助平じゃないよー
555毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/02/27 08:59 ID:7F7HgLng
>553-554サンクスコ

>554

以外にいけるかも>>三部パラレルでゴメソヴァージョンinアマンアマン
始めは、三田ネコタンに鬼畜でないと強引にことを進められなかった鬼太郎も、そのうち自分が求める一方の行為に虚しさを感じてネコタンに縋りそうな・・

「君は命令されるから仕方なく僕に抱かれているのかい?それとも…命令なんか無くても、僕に抱かれてくれるの…?」
「鬼太郎…(命令で呼び捨てで呼ぶように言われている)」

ギシ…ベットと鬼太郎の腕の間に挟まれて逃げられず、幼子が母に縋るような弱々しい眼差しに
交わった視線がそらせない。
突き放すような態度をすれば、一生残るような心を傷つけてしまいそうで…恐かった。

気がつけば、両手を差し伸べて鬼太郎の身体を抱きしめていた。

とかなんとか

密かに、411氏の4部編が気になります…
何時になったら鬼太郎はねこタンとガターイできるんだろうかと(;´Д`)ハァハァ
556毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/02/27 09:04 ID:7F7HgLng
そう言えば向こうで天狐ネタがあったので、ちょいとばかし

「うっ…くっ…は…ァハァ…」

狐一族最高峰の女帝、天狐の祭られた神殿の薄いヴェールの奥、それは行われていた。
交わる影が崩れ落ち、組み敷かれていた影が起き上がる。
抜けるように白く…むしろ青白くさえ感じるその毛皮の持ち主

「も…申し訳ありません。天狐様…我らはもう限界です…」
「空狐五人衆束になっても我を満足させる事が出来ぬのか…まだまだ修行不足よ・・・のう?」

黄金の髪を書き上げ、寝床から身を起こす。
普段は分厚いマントのような衣服を纏い、こうして目の前に晒される裸体は豊満で、眷族一見事な尾をふわりとなびかせる様は、何度見ても美しい

女性と言う部分を晒しながらも、一糸纏わぬ姿は凛としていて、それで居てしなやかな動きに見惚れてしまう。
その身体に、先ほど吐き出した己のはく抱くとしたものを見て取れば、又熱が篭り固くなってゆくのをその場にいた五匹全てが感じていた。



…あれ?空狐って…五匹ダターケ?
557名無しさん@ピンキー:04/02/27 21:07 ID:/AEs26c3
>パンティーラインは少しばかりブカブカでしたが、縦筋が……(w

411氏、それ見たいんですが、キャプれます?
558名無しさん@ピンキー:04/02/27 21:24 ID:/AEs26c3
>猫娘は戦闘シーンでよつんばいになるので、自然とそげな目で見てしまう例えばこれですか?411氏
http://moe2.homelinux.net/src/200402/20040227925001.jpg
559名無しさん@ピンキー:04/02/28 17:29 ID:m/PkP2XY
>>556
天狐様キターーーーー!!

三部の空狐は五人衆でおkですよ!
560名無しさん@ピンキー:04/02/29 02:32 ID:/r4YaLxQ
>毛目玉氏
>三部パラレルでゴメソヴァージョンinアマンアマン
  Σ(ノД )゚・  *・゜゚・*:.。..。.:*・゜(ノ∀`)*・゜゚・*:.。..。.:*・゜アマンアマン キター3qwsでrftgyふじこlp;
毛目玉氏の三部鬼太郎はマザコン全開で可愛いでつな!w
母性本能全開の三田猫タン〜(;´Д`)ノ ハァハァハアハアハアハア

漏れなんかのビミョーな4部編を気にしてくれてて嬉しいでつ。
ご都合主義な温泉ネタで途中までちょっと書いてみたものの
何時になったらガターイできるのやらヽ(´ー`)ノoO(ぜんぜん進まないねコリャ)
>メル欄
心から楽しみにしてますが、どうか嫌にならないペースでよろしくお願いします。

>557
既出のこれでつよttp://moe2.homelinux.net/src/200312/20031205325229.jpg
機材がないので、キャプ画像はいつもうp神待ちです。
>558
そでつそでつ。そのヒップラインも良いですなあ。
四部ねこタンは普通に立っている時もこうキュッと上がってるでつよね(*´Д`)
561411 ◆NECOkE/60g :04/02/29 03:02 ID:/r4YaLxQ
>555 勝手に続けてみてスマソ!
「ネコ…娘?」
背中に回ったネコ娘の温かな腕の感触。きゅっと抱き寄せた指先。
胸板に擦り寄ったネコ娘が幽かに揺れ、小さな笑い声が聞こえると、
鬼太郎は不思議そうにその名を呼んだ。
「ふふ…うふふ、当たり前じゃない…」
見上げたネコ娘の瞳。それはまだこの屋敷に閉じ込める以前───
広い庭園を駆け回っていた頃のネコ娘の笑顔だった。
初めて見つけたあの頃からずっと……鬼太郎はネコ娘を捕まえたかった。
十重二重に罠を張り巡らせ、漸くこの手にした時にはもうその笑顔は
絶えてしまったけれど、今ここにまた、戻ってきた。
「あたしはずっと、鬼太郎のものなんだから…ね?」
「それは……。君の、本心からそう言っているのかい?」
「そうよ」
だけど。
ネコ娘はふと思い出してその笑顔はかき消えた。
───鬼太郎さんは私の許婚よ───
「でも…鬼太郎は…」
「僕が何だい?」
ネコ娘の表情が沈むと、鬼太郎もまた厳しい顔に戻っていった。
「……鬼太郎こそ、命令してもいいんだよ?」
「何?」
「あたしが邪魔になったら…いつでも、出て行けって……アッ!」
抱きしめた腕を離され、掴まれた手首はベッドに押しつけられた。
「鬼太……」
「……やっぱり君はそうやって……いつか、僕から離れようと考えてるんだな」
見上げた鬼太郎の目は、もう元に戻ってしまっていた。
厳しく…、どこか苦しげにネコ娘を見つめる瞳。
「違うよ、あたしは、鬼太郎が飽きて捨てるまでずっとそばにいるよ!
だって、あたしは鬼太郎の…ペットなんでしょ?」

やっぱり漏れが書くとこんなになってしまう・・・(´・ω・`)ダメポ
562名無しさん@ピンキー:04/02/29 10:20 ID:vTqdkBfd
>キャプ画像はいつもうp神待ちです

3部のをアニマックスで再放送分から録画した方のキャプうp降臨待ちですな。
特に穴蔵入道のコマ送りは・・・・
563名無しさん@ピンキー:04/02/29 11:21 ID:hrP5MYZP
アニマックスで再放送やんの?
キャプれるやもー。
詳細キボンヌ
564ズレナイデクレー:04/03/01 07:15 ID:IqV3LfyG
もうすぐ雛祭り。

|▲
|⌒ヽ   oO(誰もいない・・・?)
|i_iリ)
|ヮ゚ノ  そ〜〜・・・
|⊂
|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    .▲.▲
|  . /⌒`⌒ヽ ♪
|   |,_i_iリ)))   お着物きたのー
|    6、゚ ヮ゚ノ        似合うかな?   
| ノノ((( つ ⊂  
|( ( /_У_ヽ      
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
| oO(早く鬼太郎に見せたいな・・・♪)
|  サッ
| ミ
|            
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
565毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/01 09:46 ID:rvRxkYvo
>559氏サンクスコ

>441氏
漏れもマターリとお待ちしており末

>561どっ恋!アマンアマン変換!!

”だって、あたしは鬼太郎の…ペットなんでしょ?”
ネコ娘自身が発した言葉に、鬼太郎の表情は更に厳しいものに豹変する。

「…だから…だろ?」
「…えっ?」

「幾ら僕が言葉で伝えても…君の心には届いていない…どんなに身体を繋いでも…僕から逃げる…だから…だ…」
「鬼太郎…何を…」
「僕の言葉が信じられないのなら、君は誰の言葉を信じていると言うんだよ?」
「…」

ネコ娘は何もいえなかった。言う事が出来なかった。
星野財閥のユメコ嬢が言った言葉が、耳から離れない。

所詮、あたしは興味本位で飼われているのだと―――
一筋の涙が頬を伝い落ちると共に、瞳からも光が消え失せた。

まるで生を失っていくようなネコ娘の瞳に、鬼太郎の心は激しく揺さぶられる。
566毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/01 09:48 ID:rvRxkYvo
まるで太陽のように眩しくて、光り輝く生命のようだったネコ娘。
その優しい笑顔を、自分だけの知る彼女の表情を誰にも知られたくなくて…誰にも渡したくなくて、自分だけのものにしてしまいたくて―――

なのに、やっと捕らえてみれば、彼女の光は失われていくばかりだった。

「君は、僕が本気で”ペット”にしていると思ってるの?”僕のものだ”と言った言葉は、僕が支配しているからと言った意味なのか?」
「ちが…っ」
「何が違うんだよ。僕が君の事を飽きて捨てる?そんなことある訳無いだろう。君自身で僕を拒んでいるんだ…僕を見てはくれないんだ…」

ネコ娘は、自分に送言い聞かせなければ何時か来るかもしれない終わりに、耐えられなくなる事を解っていた。
鬼太郎に染められた心も身体も…すっかり鬼太郎の感触を覚えてしまって…体温も染み付いて

既に、鬼太郎から離れられない現実を悟っていた。
それでも、何時か鬼太郎が正式に妻を娶る日がくればこんな戯言は終わりを向かえる日が来る筈。

子供の物欲と同じで、鬼太郎は玩具のようにあたしに興味を持っただけなのだと

「他の誰でもない。君だけを、ネコ娘をこんなに―――愛しているのに…」

鬼太郎にしてみれば、愛の使え方がわからないだけだった。
好きで…好きで大好きで、破戒衝動にも近いその思いゆえに、歪んだ愛情表現に走ってしまった。
どんなに言葉を、思いを伝えても、逃げてしまうネコ娘に「ペット」と言う枷をはめる事で逃げられないようにしたものの、ネコ娘は一行に受け入れようとしてくれない。
自分の事を愛してくれているようには、とても見えなかった。

それ故に、日に日に鬼太郎の言動はエスカレートしたのだが、言葉や態度は乱暴でも、触れる唇も身体を抱く手も、それとは違っていた。
壊れ物を扱うように優しくて、悦びだけを紡ぎだす。

「僕のことを嫌いだと言うのなら…死ぬ気で拒んでみろよ―――」

そういった瞳は、どこか寂しげで胸の奥が痛む。
頭を押えられて、顔が近づけば自然と瞳が閉じて、唇が重なればネコ娘はその誘いを受け入れた。
拒める筈が無い。自分だってこの少年を心底愛しているのだから―――
567名無しさん@ピンキー:04/03/01 19:08 ID:2EwT8ihc
http://moe2.homelinux.net/src/200403/20040301950845.jpg

左下でパンティーラしてますな、4期ねこタン(゚∀゚)ハァハァハアハアハアハア
アニマックスとかでマジ再放送キボンヌですな

568名無しさん@ピンキー:04/03/01 19:15 ID:2EwT8ihc
http://moe2.homelinux.net/src/200403/20040301953332.jpg

拡大してみますたが、もっとハッキリ見えるのないかなぁ?
569名無しさん@ピンキー:04/03/01 22:28 ID:2+aOXp7s
この回のパンティーラってここかー!
きわどいところは多いけどはっきりとは判らなかったんです。ありがとう。
570名無しさん@ピンキー:04/03/01 22:53 ID:2EwT8ihc
コマ送りじゃないと判らないようなのが多いですね。
だからこそ探し甲斐もありますが・・・・
毛目玉氏のSSでは鬼太郎がモロに拝んでます(直に脱がしてるし)・・・(藁


>>569
他の回で判ってるのがあったらうpしてくださいませんか?

昔読んだ同人では純白のパンツを穿いてる4部ねこちゃんは純情なんだってトークがありました(w
571名無しさん@ピンキー:04/03/01 23:37 ID:2EwT8ihc
>>三田猫マンセー411氏
3期ネコタンの3サイズってご存知ですか?
572名無しさん@ピンキー:04/03/02 01:05 ID:/RF47+8S
             / / }
           _/ノ.. /、
           /  <   }
      ry、     {k_ _/`;,  ノノ パンパン
    / / }      ;'     `i、 
   _/ノ../、   _/ 入/ /   `ヽ, ノノ
  / r;ァ  }''i" ̄.   ̄r'_ノ"'ヽ.i   ) ―☆
 {k_ _/,,.'  ;.  :.      l、  ノ  
    \ `  、  ,i.    .:, :, ' / / \
     ,;ゝr;,;_二∠r;,_ェ=-ー'" r,_,/   ☆


【ラッキーレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です 
573名無しさん@ピンキー:04/03/02 02:15 ID:E20eQsWa
兎・・・?

>564
そんなにゆるい着付じゃぁ鬼太郎に剥かれまつよ(w

>571
Σ(゚Д゚;) 公式スリーサイズがあるんですか?一時期出回った謎本とか(磯野家とかあったね)
個人的にはB72:W56:H75ぐらいでいかがかと思い末。どうでしょうか?
 (´−`)oO(10歳前後ってどのくらいのスリーサイズなんだろうか…)
574411 ◆NECOkE/60g :04/03/02 02:16 ID:E20eQsWa
>565-566 さらに勝手に続けてスマソ! 急展開!ユメコ登場(w

”僕のことを嫌いだと言うのなら…死ぬ気で拒んでみろよ―――”
温かな口づけを受けながら、ネコ娘は困惑していた。
拒むなんて、そんな事ができるはずがない。けれど、
”他の誰でもない。君だけを、ネコ娘をこんなに―――愛しているのに…”
その言葉を信じて受け入れるには、ネコ娘の心は固く閉ざされてしまっていた。
鬼太郎が与えてきた全ての苦痛に耐えようと、頑なに閉ざしてきた想いが揺れる。
信じたい。しかし抑えつけた鬼太郎の腕の力はいつにも増して強硬で、
貪るような口づけは激しく乱暴で、植えつけられた恐怖心に身が強張る。
答えを求めて考えるほどにネコ娘は混乱し、きつく瞳を閉じた。
まるで目の前の自分から目を伏せ拒むようだと鬼太郎は激昂し、更に深く唇を塞ぐ。
───その時……
鬼太郎とネコ娘以外には誰も居ないはずの、屋敷の扉が開いた。
「……酷い事を言うのね、鬼太郎さん」
驚いて顔を上げた鬼太郎は、寝室に入ってきたその姿に目を見開く。
「ゆ…ユメコさん……。どうしてここに」(※さん付けにしてみますた)
「死ぬ気で拒んでみろ、だなんて脅したら……ネコ娘さんが可哀相でしょ」
「ゴ…ゴシュジンサマ…」
「何…っ?」
鬼太郎の腕をすり抜けて、ネコ娘は微笑んだユメコのもとへと近づいて行った。
腕を広げたユメコのもとに辿り着くと、ユメコの施した暗示の術にかかったように、
ネコ娘はその胸に倒れ込んで意識を失った。
「何も心配しなくていいのよ…私の可愛いネコちゃん」
「一体…どういう事なんだ…っ。どうして君が…」
静かな寝顔を見せるネコ娘の髪を撫でながら、ユメコはくすりと笑う。
「そんな格好で凄んでも可笑しいだけよ、鬼太郎さん」
「!」
寝台の上、ネコ娘と抱き合っていたままの裸体を一瞥され、慌ててシーツを腰に巻きつける。
575411 ◆NECOkE/60g :04/03/02 02:17 ID:E20eQsWa
「……鬼太郎さんは何も知らないのね。あなたがネコ娘さんを酷く扱った翌日、
仕事に飛び回って放り出されたネコ娘さんが、どうしていたのか気付かなかったの?」
「君が……?」
腕の中のネコ娘は、鬼太郎の前では見せないような穏やかな寝顔を見せていた。
鬼太郎の見る寝顔はいつも、気を失った時の寝顔だから違いは明らかだ。
嫉妬心で我に返り、きつくユメコを睨みつける。
「いくら君でも、ここは僕のプライベートルームだ。勝手に出入りする事は許さない」
「冷たい事を言うのね。許婚に向かって」
「許婚……?まさか、そんな事をネコ娘に話したのかっ」
「私とネコ娘さんの間には隠し事は何もないのよ」
「どうしてそんな事を…っ。あれは、親同士が勝手に決めた話じゃないか!」
頑なに未来を疑ったネコ娘の言葉の意味を漸く悟る。
いつかは許婚と身を結するからと、ネコ娘は己が身を引く事ばかりを考えていた。
鬼太郎のほうから捨てられる事を、ずっと覚悟していたのだ。
「子供みたいな事を言うのね…」
「何だって」
「まさかGEGEGE.CO.の御曹司が、没落貴族の名もない娘さんを娶ることが許されると思っていたの?」
冷静な瞳でユメコは微笑んでいた。
「もっとも、この子を手に入れる為にあなたが手を回さなければ、今でもあそこまで名を落とす事はなかったでしょうけど…」
「君は…そんな事までネコ娘に話したのかっ」
「いいえ。そんな酷い話は聞かせられないわ…ネコ娘さんを悲しませたくないもの」
鬼太郎に見せつけるように抱き寄せて、柔らかな頬をほおずりしてみせる。
「この子とは住む世界が違うのよ。あなたはもう子供じゃないんだから、
それぐらいは分かっているでしょう?」
「…」
幼い頃、子守唄を聞かせてくれた母の姿を思い出す。(※生きてた事にしてみますた)
身分の違う家柄だった母は、父の預かり知らぬところで陰口を叩かれ、
周囲からは好奇の視線を浴びて精神的にも疲労していた。
もともとが脆弱な母はやがて体を壊し、そして……
576411 ◆NECOkE/60g :04/03/02 02:18 ID:E20eQsWa
「私の事を…まだ怨んでいるの?」
「違う!」
車道に飛び出したユメコをかばい、車に跳ねられて緊急処置に耐え切れず他界した。
まだ死の意味も分からぬ息子に、父は言った。
───母さんの魂はユメコちゃんに分け与えられて、今も宿っているんじゃよ。
だから怨んではいけないと、暗に知らせていた。
一番に無念だったろう父がそう言うのを、幼心に鬼太郎は深く頷くしかできなかった。
「君の事を怨んだ事など一度としてないよ…。君はまだ一人歩きしたての子供だったし、
あれは……事故だ。ただの事故なんだ」
そう思い込もうとして人前では怒る事も悲しむ事さえもできなかったことが、
のちに鬼太郎の愛情表現をも歪めていた。閉じ込めることでしか守れない。
物心ついてから事実を知ったユメコもまた、同じだった。
「私はあなたの事も、この子の事も愛しているわ。鬼太郎さんが独占したらずるいじゃないの」
生まれながらに支配者の一族。ユメコはその宿命を知っていた。
「……僕は、ネコ娘を愛してるんだよ」
「知ってるわ」
「たとえ一生を会社の為に忙殺させられてもいい…ネコ娘さえそばにいれば…」
「だからそうしようって言ってるんじゃないの」
鬼太郎同様ユメコもまた、己の宿命を逃れる事はできない。
財閥の娘として、自分の意志に関わらぬ婚姻を結ばねばならない身だ。
たとえ仮初めの婚姻でも、古くから見知った鬼太郎であればいいと思っていた。
自分が今こうして生き続けている意味を、鬼太郎との婚姻───互いの家の結びつきで
返そうと思っていた。
「私もこの子が大好きなのよ?」
お気に入りの人形を愛でるように、ユメコはネコ娘の寝顔を優しく撫でた。
「二人でこの子を愛していけるわ。そうでしょう?」
それが歪んだ生き方だとしても。ユメコは迷う事無く決断していたのだった。

囲碁・将棋の一手のようで面白ひ・・・(アマンアマン変換いけますか?)
577毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/02 09:18 ID:8dadSEy4
身長とか人間にするとの年齢セテーイは耳に挟んだ事があるがスリーサイズまであるとわ(;´Д`)ハァハァ
鬼太郎との正式な身長差が気になるト・コ・ロ

ぬぅ>411氏そうきたか…
母の事故死は、地獄編で母が命を差し出すシーンとの変換でつね。

スレの活気が戻って来たようでウレスィ
578毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/02 09:19 ID:8dadSEy4
>576の続き

「…でも、僕は君を愛せない。心はもうネコ娘のものだから。」
「解っているわ。それでも私は、いいと言っているのよ?」

鬼太郎はユメコの傍に寄り、彼女の腕の中で眠るネコ娘に視線を落とした。

「ネコ娘を返してよ。僕は彼女を手に入れるために、自分の手も汚したんだ。ようやく手に入れたのに、何もしてない君がどうして彼女を愛していると?」
「愛する事に理由が無くてはいけないのかしら?」

鬼太郎がネコ娘の身体を抱くと、ユメコは渡す事を拒否するわけでもなく、委ねられた。
ネコ娘を抱きかかえたままユメコに背を向ける。

「君が愛しているのは―――」
言いかけて止めた。彼女、ユメコが愛しているのは鬼太郎でもネコ娘でもない。
自分自身なのだ。
財閥の娘に生まれてしまった故に、幼い頃から心を偽って生きてきた彼女は、何時しか偽りこそが真実となっていた。
だから言っても理解できない、一生気がつくことが出来ないだろう。
彼女もまた犠牲者なのだから。

「…いいかげん席を外してくれないか。」
「許婚に対してずいぶんご挨拶ね。」
「まだ正式に交わしたわけじゃない。親が口先で交わしただけの約束だ。僕は…実力で認めさせるよ。」
「認めさせるって?」
「僕のことも…ネコ娘のことも。」
579毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/02 09:20 ID:8dadSEy4
「…鬼太郎さん?何言ってるの…」
「今度からは無断で僕の家には入らないでくれよ。君のしている事は不法侵入だぞ。」
「それだっから、鬼太郎さんがネコ娘さんにした事は如何なのかしら?」

「…解ったわ。今日は大人しく帰るけど…鬼太郎さん、彼方に必要なのは、私よ。それだけは覚えておいて…」

決して振り返る事はせずに、ただ部屋のドアがパタンと閉まるのを背に聞いていた。
ユメコが去った後、ベットの中で眠るネコ娘の身体を強く抱き寄せる。

解っている。天童財閥(※ 間違えてこの前は星野なんて書いてしまいますた>565訂正)は敵に回したら、厄介な相手であると言う事は。
しかし、母の命と引き換えに助かった彼女が一生傍に居ると言うのは、鬼太郎も辛い事だが、何よりも父が一番辛いのではないだろうか?

見るたびに忘れられない。見るたびにあの忌まわしい自己の記憶が鮮明に思い出されるに違いない。
握った手の、体温が徐々に失われ命の灯火が消え逝く感触を一生思い出しつづけなければならないのかと

眠ったままのネコ娘…ユメコの言動からして、自分が居なかった間に何かされた事だけは間違いなかった。
この屋敷の中に囲って、守ってやるつもりが守ってやれていなかった事実に、鬼太郎は愕然とする。

「…君は…僕の居ない間に、何をされたんだ?何を聞かされたんだよ・・・」

暗示にかけられたまま深く眠りに着くネコ娘の頬に、鬼太郎の涙の雫がポタポタと落ちる。
解っている…自分がどんな酷い事をネコ娘にしたのか、解っている。
それでも、愛するが故に手を差し伸べずにはいられなかった。
結果怨まれるような事になっても、ネコ娘を失う方が恐かった。
自分には、それを可能にするだけの十分な権力と財力があったから…
580411 ◆NECOkE/60g :04/03/03 02:26 ID:9ABMkbJ5
>579 こんな事あったらしい…と勝手に続けてみますた!

鬼太郎の腕の中、ユメコにコントロールされて眠りに落ちたままのネコ娘は数ヶ月前に起きた現実夢を見ていた。

昨夜は何度犯されたのか判らない。途中からは気を失って記憶が飛んでいた。
目を覚ませば鬼太郎はいない。多忙な職務に追われて出かけてしまうのもいつもの事だった。
高い天井まで伸びた窓からは昼の日差しが漏れている。
こんな時間に戻ってくることはない。解かっていながらも、ドアが開く音に顔を上げる。
「誰……?」
黒髪の少女がネコ娘の前へと近づく。重い鉄の首輪から伸びた鎖は壁に繋がれ、
両手は後ろ手に縛りつけられている。ネコ娘は自分の裸体を隠すこともできず顔を背けた。
「怖がらないで…。私はあなたの味方よ」
「え…?」味方と言われて困惑する。では、敵は誰だったのだろうかと。
近づくほどに何か不思議な香りが鼻をつき、夢でも見ているようにぼんやりとする。
それがマタタビから抽出した特別な香薬である事などネコ娘が知るよしもない。
「可哀相に…。こんなふうに玩具にされて」
「玩具?」
それまでは、少なくともこうして鬼太郎に仕えているのは自分の勤めだと思っていた。
没落した生家を救うため、GEGEGE.COが差し出した契約のひとつなのだと。
しかし時折見せる鬼太郎の表情や態度が優しかったから、もしかすると
これは愛情表現なのかもしれないと、幽かな期待を持っていたのだが…
「心配しないで。鬼太郎さんは飽きっぽいから、すぐに解放してくれるわ」
にこりと微笑んだ少女の言葉とは裏腹に、ネコ娘はきゅっと胸が軋んだ。
───そうだよね…。あたし…一体何を期待してたんだろう。
愛する者に対してこんな仕打ちをするはずがない。少女に言われて確信した。
「あなたは…誰?」
「私はユメコ。鬼太郎さんの許婚よ」
「え…」
言われてまた確信する。これは鬼太郎の気まぐれな戯れのひとつだったのだと。
「ご…ごめんなさい。あたし…あの」
「いいのよ。こういう事には慣れているの。それよりも酷い痣になっているわ…」
ユメコは優しく微笑み、ネコ娘の体に膏薬を塗り始めた。
581411 ◆NECOkE/60g :04/03/03 02:29 ID:9ABMkbJ5
「あっ…」
「恥ずかしがらなくていいのよ?だって私たち…女の子同士じゃないの」
首輪のすれた痣から胸元の赤い痣…鬼太郎の吸いついた跡に指を走らせ、
ネコ娘のすべらかな肌を撫ぜる。戒めの縄を解き手首を紫に染めた痣も手当てした。
───優しい人なんだな…
ユメコの術中にはまっている事も気付かず、ネコ娘は素直に身を委ねた。
「もう痛むところはない?」
「はい…。でも…あの、何か着るものが欲しいんだけど…」
自由になった両手で胸を覆う。ユメコは微笑んだ。
「あら、どうして?ペットに服を着せる必要はないでしょう」
「ユメコさん…?アッ」
優しく微笑みながらも、くいっと顎を上げさせる。
「あなたは鬼太郎さんのペットなんだから、私の事も”ご主人様”と呼んでね?
ちゃんといい子にしているのなら、悪いようにはしないわ」
「…」
「ネコちゃん。お返事は?」
「……はい」
「いい子ね。躾のいいネコは大好きよ」
ご褒美に、ユメコはネコ娘の唇に口づけた。
ネコ娘は驚いて目を見開いたが、ユメコは慣れた仕草で舌を割りいれ、
膏薬で照り光った胸元に手を這わせた。
鬼太郎とは違う、柔らかい唇。優しい愛撫。
「…ぃやっ!な、何をするのッ」
「ウフフ。ネコちゃんは鬼太郎さんの体しか知らないんでしょう?」
「あ、あ…(当たり前じゃないのー)」
「私はね沢山知っているのよ」
年もそう変わらない少女が妖艶な笑みを見せる。
しかしその表情が沈んでいくのをネコ娘は気付いていた。
「幼い頃から教え込まされたのよ。殿方を悦ばせる方法を…いくらでもね。ふふっ…最初の相手は誰だと思う?」
ネコ娘は困惑しながらも、鬼太郎の名をあげた。
582411 ◆NECOkE/60g :04/03/03 02:30 ID:9ABMkbJ5
「いいえ、お父様よ」
生まれながらにして政略結婚の道具にしかならないのだと、暗に告げられた。
ネコ娘には信じられない世界だが、形は違えども今はネコ娘も同じだと、ユメコは微笑む。
「……私にはあなたを解放してあげる事はできないけど、せめて苦痛を和らげる術を教えてあげるわ」
先程の膏薬とは別の薬瓶を取り出して、妖しげな軟膏を掬い取る。
後に尋ねると、アラビアの王族に古くから伝わる秘薬なのだという。
「ぃ…いやっ!そんなところ…触らないで…っ」
必死に足を閉じて抵抗するが、ユメコの細い指はネコ娘の秘裂に忍び込む。
「ネコちゃん?”ご主人様”のする事に逆らうのは”いい子”のする事かしら?」
「!」 体を硬直させたネコ娘は、唇を噛み締めた。
「……あなたはまだ悦びを知らないんでしょう?ココも…まだ痛いんじゃないかしら」
主人の厳しさといたわりの優しさを交互に仕掛けて、ネコ娘を混乱させる。
「よーく効くお薬を塗ってあげるから…体の力を抜いて」
返事は?と促され、ネコ娘は「はい」と従順に力を抜く。
鬼太郎の楔によって押し開かれた秘唇は赤く充血していた。膣内も沁みるように痛む。
ユメコの指が薬を塗りつけると、しばらくして痛みは麻痺するように治まっていった。
しかし内側にまで忍び込んだ指先が肉壁を行き来すると、秘薬の効果でじわりと熱くなる。
「んっ…」
「あら…随分とぬるぬるしているのね。鬼太郎さんに沢山吐き出されたのかしら?」
鬼太郎。その名を聞いてネコ娘はぴくりと反応し、昨夜の行為を思い出す。
幼い頃から仕込まれたユメコの指技は巧みで、マタタビ香薬の効果もあいまって、
ネコ娘の体は段々とじっとしてられない火照りに覆われていった。
「いやらしい体ね…」
くすくすと笑いながらネコ娘の尖った胸先をキュッと捻る。
思わず漏れたネコ娘の甘い喘ぎを聞けば、ユメコもその反応に気をよくした。
毎夜毎夜愛されているネコ娘に対する嫉妬心から生じた憎しみと、
鬼太郎が愛する者を共有する歪んだ愛情を、ユメコは愉しんでいた。
「もっと気持ちよくなれるように、私が全部教えてあげる」


583411 ◆NECOkE/60g :04/03/03 02:30 ID:9ABMkbJ5
それからというもの、夜は鬼太郎に、昼はユメコに…ネコ娘の体は休む間もなく弄ばれた。
ユメコによって開発されたネコ娘の体は鬼太郎の激しい求愛にも呼応するようになり、
鬼太郎は悦びの声をあげるネコ娘を一晩中夢中になって抱いたものだった。

頬に落ちた熱い液体。それを拭うような唇の感触に気付き、ネコ娘は目を開く。
ユメコの姿はすでになく、鬼太郎の腕の中にいた。
「鬼太郎…?」
それが涙だと気付いて驚く。泣き顔など初めて見たからだ。
そんな弱みを見せる人ではないと、少なくとも自分には見せないと思っていた。
「ごめん…なさい…」
何に対してか解からないが、ネコ娘は謝って俯いた。
「君は…彼女から何を聞いたんだ」
「え…」
縋るような鬼太郎の瞳。ネコ娘はぽつりと呟いた。
「ほんとうの…こと」
「……何だって」
「鬼太郎の代わりに…ゴシュジンサマが全部教えてくれたんだよ」
秘薬や巧みな指技を駆使したユメコの調教の途中、ネコ娘は沢山の話を聞いた。
鬼太郎は母しか愛せない男なのだと。
そして鬼太郎の母はすでに亡く、その魂はユメコが受け継いでいるのだと。
ネコ娘のように性欲処理のため囲われた愛人は今までいくらでもいたこと。
この不況下にあって尚も邁進するGEGEGE.COの子息には恋人など必要ないこと。
互いの利害を呑み込んだ上で、鬼太郎とユメコとの縁組はかねてより決まっていること。
あることないこと教え込んだユメコの言葉をネコ娘は素直に呑み込んだ。
そして、それら全てを許して鬼太郎を愛しているユメコを優しい人だと信じていた。
幾度となく繰り返される呪文の言葉。
───私と鬼太郎さんは同じなのよ───
ユメコの言いつけを守れば鬼太郎も喜ぶのだと、ネコ娘は信じて疑わなかった。
細かい事など語らない鬼太郎の代わりに、ユメコから伝えられているのだと思っていた。
それだけ、二人の繋がりが強いのだと信じ込まされていた。
584毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :04/03/03 09:36 ID:9DFUo5D1
このスレが940kb超えたそうなので新スレ立ててみますた。
引越しの用意どうぞよろしこ

【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【作品4冊目】

http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078272633/l50
585名無しさん@ピンキー:04/03/03 09:44 ID:9DFUo5D1
>501までまとめられた以降に投稿された分でつ

鬼太郎×ねこ娘(4期)パラレルデゴメソ>>482-497>>503-507>>523-528>>537-547
鬼太郎×ネコ娘(3期)『着衣エロ』
>>515-520>>531-535

鬼太郎×ネコ娘(3期)パラレルデゴメソ三部ヴァージョン>>554-555565-566>574-576>578-583(次スレへ続く)
586名無しさん@ピンキー:04/03/03 09:47 ID:9DFUo5D1
                 ,..、                 
              / -、ヽ、_ ,. --―‐- 、       
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          ,|(  ・ヾliレ'・  `フ゛`‐'、;r‐、,!  >次スレに移行なさい!
         ,'´! `ー‐' `ー--‐',r'⌒ヽ. 6ノヽ 
       ,ノ⌒ l     `´   / , ,ノ ,ゝ! 〈ヽ 【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【作品4冊目】
     m'r'ノ) 〉、  ^  (//〈 くトー'  \, ト.:! http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078272633/l50
     ``´ 'ー'ヽ `ー-,-― ``ー゙ー'\ ノ  |':::} 
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587名無しさん@ピンキー:04/03/03 09:49 ID:9DFUo5D1
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【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【作品4冊目】
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588名無しさん@ピンキー:04/03/03 10:37 ID:4tKCqDXd
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590名無しさん@ピンキー
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【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【作品4冊目】
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