【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【5.2怪】

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548485:2005/06/07(火) 02:04:09 ID:1AD1ihY+

「このうなじも…大好きだよ…」
「にゃぁん…」

首筋に口付け、そこからゆっくりと舌を這わせながら、背中の痣を唇で摘み取っていく。
ねこ娘の背中のラインは優美な曲線を描き、そこにはすでに女の色香を漂わせていた。
白く皇かな肌の感触を楽しみながら、ぷっくりと丸く形の良い双丘まで下りると、
そこにも、かなり際どい部分に痛々しい痕を見つけ、心がしん…と凍りつく。
鬼太郎ですら、触れるのを戸惑っていた部分も、あの男は遠慮もなく貪り、痕を刻んだのだ。

「ねこ娘…ごめん、ちょっと、腰を上げて。」

ねこ娘には辛いだろうが、さっきぬらりひょんがさせていたと同じようにお尻を突き出してもらわないと、ここへはうまく侵入できない。
獣のような格好が、半分だけ獣の血の流れるねこ娘にとっては却って恥ずかしいのか、これまでは許してもらえない体勢だった。

「う…うん。あんまり、見ないで…よ。」

そう言いながらも、素直に腰を上げ、膝立ちになる。

「わかった。気をつけるよ。」

そうは言っても、見ずに出来るもんじゃない。
鬼太郎は、眼前に突き出された双丘をむずと掴み、左右に開いてその中をじっくりと凝視した。
かわいらしく窄まった菊座はきれいな肌色で、その先に蜜を滴らせて塗れそぼる秘所が覗く。
前から見るのとは違って見える秘所の様子に、鬼太郎はごくりと喉を鳴らし、ほとんど本能のまま、双丘の割れ目に舌を滑り込ませた。
舌先を使い、菊座をこねまわす。
549485:2005/06/07(火) 02:05:37 ID:1AD1ihY+

「ひゃぁん!んぁ…ぃや…そ、そんな…トコ…」

恥ずかしがって身を捩ろうとするたびに、魅惑的に腰が揺らめき、その動きが鬼太郎の熱を上げる。
鬼太郎は存分に、背後から秘所を味わった。
そして、そのまま突き進みそうになるのを堪えて顔を上げると、ねこ娘を仰向けに返し、顔を覗き込んだ。

「ねこ娘…。全部終ったよ。もう、忌まわしい痕は一つもない。今君の体に残っているのは、全部、僕が君を大好きだっていう印だよ。」
「あたし…汚れていない?…あたしはまだ、鬼太郎の…鬼太郎だけのものなの?」

涙ぐんで、必死に問い質す。鬼太郎は優しく髪を撫でながら答える。

「ねこ娘が誰のものかなんて、僕や誰かが決めるものじゃない。ねこ娘が自分で決めるんだよ。ねぇ、教えて?ねこ娘。きみはまだ、僕のもの…?」

ねこ娘は、顔を真っ赤にしながらも、鬼太郎の目を見上げてきっぱりと言う。

「あたしは、もうずーっと前から、これからもずーっと、髪の毛一本だって鬼太郎のものよ!」

その真剣な様子に思わず笑ってしまったが、ねこ娘がぷぅっとむくれると、そっと肩を抱き寄せて耳元に囁く。

「じゃあさ、きみが僕だけのものだっていう、一番大切な証を刻むよ…。」
「一番大切な…証…?」
「うん。」

きょとんとしているねこ娘に、目を伏せた鬼太郎の顔がゆっくりと近づいてくる。
ようやく察したねこ娘は、同じように目を伏せて、やがて触れるそれを、静かに受け止めた。
初めは、軽く触れ合う程度に。やがて、舌が割り込み、互いに貪りあう激しいものに。
唾液が絡み合い、互いの口中を潤すと、ようやく顔を離して二人は見詰め合った。
550485:2005/06/07(火) 02:06:57 ID:1AD1ihY+

「ねこ娘…僕のねこ娘…スキだ…よ」
「鬼太郎…大スキ…」

互いの心が少しも変わらないことを確認すると、安堵のため息を漏らしたねこ娘に、鬼太郎はすまなそうに呟いた。
「ねこ娘…、それで、あの…、下のほうも…大切な証…刻んでいい…かな?もう…限界なんだ…」

やがて。

ようやく出番を迎えた鬼太郎のソレは、散々待たされた憂さを晴らすように大活躍し、

「き…きた…ろ…、あたし…も…だ、ダメ…アッ、アアア…ン」

一際高い嬌声を合図に、ねこ娘の奥深くに精を放った。
これが、もう一つの「大切な証」。



しかし、完全にねこ娘を取り戻したと思った鬼太郎に、思わぬ落とし穴が待っていた。
周りに散らばっていたねこ娘の服を集めたところ、肝心の、大切な、愛しい白いパンツがない。

「?ねこ娘…、あの…どうしよう…。見当たらないんだけど…?」
「なに…?」
「…あの、だから…、その…ぱ・パンツ…」
「あ!」

ねこ娘は、思い出した。目の前で、真っ二つに裂かれ、そのままあの男の袂にしまい込まれてしまったことを。
それを伝えると、鬼太郎は憤りを新たにした。
551485:2005/06/07(火) 02:08:03 ID:1AD1ihY+

「ねこ娘…僕のねこ娘…スキだ…よ」
「鬼太郎…大スキ…」

互いの心が少しも変わらないことを確認すると、安堵のため息を漏らしたねこ娘に、鬼太郎はすまなそうに呟いた。
「ねこ娘…、それで、あの…、下のほうも…大切な証…刻んでいい…かな?もう…限界なんだ…」

やがて。

ようやく出番を迎えた鬼太郎のソレは、散々待たされた憂さを晴らすように大活躍し、

「き…きた…ろ…、あたし…も…だ、ダメ…アッ、アアア…ン」

一際高い嬌声を合図に、ねこ娘の奥深くに精を放った。
これが、もう一つの「大切な証」。



しかし、完全にねこ娘を取り戻したと思った鬼太郎に、思わぬ落とし穴が待っていた。
周りに散らばっていたねこ娘の服を集めたところ、肝心の、大切な、愛しい白いパンツがない。

「?ねこ娘…、あの…どうしよう…。見当たらないんだけど…?」
「なに…?」
「…あの、だから…、その…ぱ・パンツ…」
「あ!」

ねこ娘は、思い出した。目の前で、真っ二つに裂かれ、そのままあの男の袂にしまい込まれてしまったことを。
それを伝えると、鬼太郎は憤りを新たにした。
552485:2005/06/07(火) 02:08:58 ID:1AD1ihY+

「クソッ!ねこ娘の…大切な…。しかも引き裂いたなんて…!」
「もういいよ。あれは諦める。思い出したくもないんだ…」
「う・うん。ごめん、つい、悔しくて…。」

ねこ娘の脱ぎたてパンツを持っていったなんて、本当は万死に値する。と、鬼太郎は思う。
しかし、それに囚われることでこの事件に縛られたくはないから、もう忘れることにした。

帰り道、散々攻められて腰の立たないねこ娘を鬼太郎が抱きかかえて歩いたが、スカートの裾から覗く下着を着けていない大切なところが気になってしかたがなかった。




一方…

二度と鬼太郎やねこ娘の前に出られなくなってしまったぬらりひょんは、それでもねこ娘の体が忘れられず、唯一手元に残ったパンツを手に、白い裸体を思い出し、

「ねっ・ねこむすめぇぇぇぇ! くっ・あぁ…!」

…一人寂しくマスをかく日々だという。
553485:2005/06/07(火) 02:11:40 ID:1AD1ihY+
あ…終了マーク入れるの忘れたorz;;

駄文投下、これにて終了です。

554毛っぽい人 ◆.QnJ2CGaPk :2005/06/07(火) 08:14:43 ID:zxRN4eo+
485氏長文も疲れ様ですた



                 ,r=''""゙゙゙li,
      _,、r=====、、,,_ ,r!'   ...::;il!
     ,r!'゙゙´       `'ヾ;、, ..::::;r!'゙
    ,i{゙‐'_,,_         :l}..::;r!゙
.  ,r!'゙´ ´-ー‐‐==、;;;:....   :;l!:;r゙
 ,rジ          `~''=;;:;il!::'li
. ill゙  ....         .:;ll:::: ゙li
..il'   ' ' '‐‐===、;;;;;;;:.... .;;il!::  ,il!
..ll          `"゙''l{::: ,,;r'゙
..'l!       . . . . . . ::l}::;rll(,
 'i,  ' ' -=====‐ー《:::il::゙ヾ;、
  ゙i、            ::li:il::  ゙'\
  ゙li、      ..........,,ノ;i!:....    `' 、  ∧__∧  (;´Д`)ハァハァしますた
   `'=、:::::;;、:、===''ジ゙'==-、、,,,__ `'(`・ω・´)ぐっじょー!!
     `~''''===''"゙´        ~`''ー(  ))
                        u~u


>「お前が、あのおかしな鈴を持っていなければ、ぬらりひょんさまだって、あんな子供に手を出したりしなかったんだ!」

そ…それは漏れの事かー!!
漏れが小道具を使わせたばかりにネコタンゴメソ・゚・(つД`)・゚・
555名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:45:04 ID:HOm/i62l
485氏GJ!
ねこタンの白いパンツ(*´Д`)ハァハァ
ぬらりひょんそれを寄越うわなにをするやめrくぁwせdrftgyふじこlp:
556485改め名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 00:43:23 ID:iIBd1dcx
あたたかいお言葉をありが豚でつ。

うああああ!
神!
毛目玉神がああ!

モーレツに感動しますた!
勝手に小道具使って酷いことしたのは漏れでつ。
叱られても当然なのに、力強いぐっじょー!!いただいて恐縮です。

これで胸張って故郷に帰れます<勝手に帰れ!
557名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 07:08:18 ID:UfLkm7ng
485氏マジでGJ!

>ねこタンの白いパンツ(*´Д`)ハァハァ
考えればあれこそ4部ねこタン萌えの原点!!

今日は有休なので、ただ今より「まぼろしの汽車」を始め、
TV4部のパンチラ、パンモロシーンだけを独自に抜粋収録した秘蔵ビデオで
オナって来ます(*´Д`)ハァハァ
558名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 04:02:42 ID:0Ffk+t02
そのビデオ通販して。
559鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:09:29 ID:2XDlLXs+
前スレ536さんの設定、>137さんに続いてお借りします。
エロシーン途中まで書いたのでこっそり投下。
560鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:09:59 ID:2XDlLXs+
「鬼太郎、どこいったのかな…」
 妖怪アパートの自室で、猫助はぽつりと呟いた。いつもどおり、またたび餅を
お土産にゲゲゲハウスを覗いて来たのだが、生憎想い人は留守であったのだ。
 鬼太郎の喜ぶ顔が見たいと一生懸命作った餅は、今は畳の上に風呂敷に包まれた
まま投げ出されている。猫助はそれを横目でみやると、ふて腐れたように寝返り
をうった。軽く目を閉じて、餅を渡したときの鬼太郎のリアクションなど想像
してみる。
『ねこちゃん、いつもありがとう!でもこんなにたくさん、ぼく食べられないよ』
 そう言って、ちょっとだけ困った色を滲ませながらそれでもとても嬉しそうに
笑う、想像の鬼太郎。猫助はほんの少し幸せな気分になって頭の中の鬼太郎に
あくまで頭の中で、だが首を振って見せた。
『いいんだよ、鬼太郎は悪い奴と戦う大事な体だもん。もっとちゃんと食べなく
ちゃいけないでしょ』
 そう、悪さをする妖怪が現れるたびに鬼太郎は戦いに飛び出していかなくては
いけないのだ。何も出来ないのなら、せめてもっと体力をつけてもらえるよう
たくさん食べてもらいたい。それに。
(あんなに細いんじゃ、いつか壊しちゃいそうで怖くて触れないよ)
 いつだったか、二人で森の中を駆けていたことがあった。あれは木苺でも摘みに
行ったときだっただろうか。あっちの方がたくさんある、と秘密の場所に彼女を
連れて行こうとその腕を引いたことがあったのだ。
561鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:10:29 ID:2XDlLXs+
 小さい頃から何度も何度も繋いできた手だったのに猫助は鬼太郎の手があんなに
柔らかくて細いことを初めて知った。あまりにびっくりしたのですぐに離して
しまったのだけれど、その感触は焼きつく様に手のひらに残っている。
(鬼太郎…手じゃないところも、あんなに柔らかいのかな…)
 そこまで考えて、最近親しい感触となった腰の疼きを感じた猫助は慌てて熱を
払うべく首を振った。が、全く効果はない。短い髪が零れる間からのぞく細い
首とか、ぴたりと閉じても隙間の出来る太ももだとか、微かに膨らんできたのが
服の上からもわかる胸とか。そんなものが一気に頭の中に溢れてきて、気が付けば
ズボンの前は思い切り膨らんでいた。
「…っ…鬼太郎…ごめん……」
 何だかとてもつもなく鬼太郎に悪い事をしてしまったような気がして、猫助は
閉じていた目を更にきつく瞑った。手をそろりとズボンの中にもぐりこませると、
前を寛げて勃起したペニスを握り、擦り始める。ゆるゆると自身を扱き上げながら、
猫助は更に鬼太郎を思った。
 あの少年のような服の下に隠れているであろう胸や、すべすべとした平らな背中や
丸みを帯びたラインを作りつつある尻。一瞬触れた手のように彼女の唇も柔らかい
のだろう。すぐに離してしまった手のように彼女の腰も細いのだろう。
 高まっていく熱はたやすく猫助を頂点に連れて行く。頭の中にぼうと快感の霞が
かかって、猫助は小さく「鬼太郎…」と呟いた。
562鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:10:58 ID:2XDlLXs+
「…ねこ、ちゃん……?」
 しかしその呟きに対してありえない返事が返ってきたことが、猫助の意識を一気に
覚醒させた。慌てて目を開けると目の前の玄関には何やら紙包みを抱えた鬼太郎が、
目を丸くして立っている。立ち竦んでいるといった方が正しいだろうか、何を見て
しまったのか理解出来ないという顔でひたすら猫助を凝視していたのだ。
「う…うわぁっ!!!」
 快感など一瞬で吹き飛んでしまった。一気に顔に朱が上る。慌てて身体を起こすと
まだ固いままのペニスを慌ててズボンに押し込んでその場に座りなおす。やや股間を
かばうようなポーズなのは致し方ないだろう。
 いっぽう鬼太郎は、ようやく自分がどんな場面に踏み込んでしまったのかを理解
したのだろう、ぱくぱくと水面に上ってきた金魚のように口を動かした。猫助と
同じく、一気に顔を赤らめると視線がうろうろと部屋の中をさ迷い出す。
「ごめ…っ!その、あの…ねこ、ちゃ……ご…ごめんなさい…!」
 それ以上言葉をつむげないまま、鬼太郎は真っ赤に染まった顔を両手で覆って
俯かせた。その拍子に胸に抱えていた小さな包みが落ちて、ぱらぱらと雨が降るような
軽い音とともに鬼太郎の足元に色とりどりの金平糖がばら撒かれる。
 それは今日の礼にと、妖怪退治を依頼した子から差し出されたもので、きらきら輝く
ガラスの粒のようなその菓子を目にした瞬間、鬼太郎は猫助にも見せたい、ふたりで
これを食べたいと思っていたものだった。息弾ませてゲゲゲの森に戻り、取るものも
取りあえず猫助の元へと駆けて来て…そして、決定的瞬間を目撃してしまったのだ。
563鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:11:29 ID:2XDlLXs+
 とんでもない場面に居合わせしまったという動揺と、どうしようもない羞恥。
そして足元に無残に散らばってしまった金平糖に鬼太郎は泣きたくなった。
「き、鬼太郎!」
 永遠に続くかとすら思えた沈黙を破って、猫助が不意に口を開いた。その声に
びくりと肩を竦ませて、それでも鬼太郎はやっと猫助を見つめた。
「変なとこ見せちゃってゴメン。でも…全部鬼太郎が好きだからなんだ。ずっと前
から鬼太郎に触りたかった。手を繋ぐだけじゃなくて抱きしめてみたかったんだ」
 聞いた鬼太郎も目を見開いたが、言った猫助も自分で驚いていた。よりによって
こんなときに、まるで言い訳するみたいに告白をしてしまった。そう考えると頭を
抱えてその場に蹲りたくなる。
 鬼太郎は、まだ幾分赤い顔でしばらく猫助を凝視していた。唇が震えているのは、
怒っているからなのかそれとも驚いているのか。しかし、逃げ出しはしなかったと
いう事は頭から告白を跳ね除けるつもりはないと言う事だろう。少なくとも猫助は
そう判断して立ち上がると、玄関先の鬼太郎のところへゆっくりと歩み寄った。
「鬼太郎。もし汚いと思わないでくれたなら…触ってもかまわない?」
 右手を伸ばすと、鬼太郎の頬に触れるか触れないかのところに差し出して猫助は
静かに問い掛けた。自慰を見られたというシチュエーションこそ最悪だが、10年
以上暖めていた想いだ。もしもここで終わってしまうとしても、自分がどれだけ
彼女を好きかだけは全て知っておいて貰いたい。
564鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:12:02 ID:2XDlLXs+
 鬼太郎は、一瞬だけ躊躇うように猫助の顔と右手を交互に見遣った。そのまま
少し震える両手をあげると、猫助の右手を包むようにそっと握り締める。
 そして、その手を自分の頬に押し当てさせて、少し前に猫助が脳裏に描いていた
のと同じ少し困ったような顔で微笑んだ。
「…ねこちゃんはずるい。触っていいよ、って、ぼくが言わない筈ないじゃない」
 鬼太郎はそれだけ言うと、少し首を傾げるようにして瞼を閉じる。猫助は一瞬
おくれて鬼太郎の意図に気付くと、その唇に自分のそれをそっと合わせた。
 鬼太郎の唇は思っていた通りに柔らかかったが少し乾いていて、湿らせてあげようと
猫助はその唇に舌先を這わせた。そのざらりとした感覚に、鬼太郎の背がぴくんと
跳ねた。無意識なのか逃げていく唇を追いかけて、猫助の左手が鬼太郎の項に回り
そしてそのまま捕まえるように抱きすくめる。猫助の右手に添えられていたはずの
鬼太郎の手はいつの間にか猫助の腕と肩にそれぞれ置かれていて、それは口付けを
止めようとしているのかもっとしてくれと縋っているのかもう判らない。
「…ん、ぁ…っ」
 顔を離すと、鬼太郎の喉の奥から細い声が零れた。唾液で濡れた唇が目に飛び込
んで来て、猫助は頭の芯が痺れるような錯覚を覚えた。鬼太郎の項から腰へと手を
滑らせて抱きかかえると、くるりと身体の位置を入れ替えて自分が玄関を背に、
鬼太郎が部屋の奥へ入り込む形を取る。
 後ろ手で玄関の鍵を閉めると、猫助はほとんど身長の変わらない鬼太郎に顔を
寄せるようにして囁いた。
565鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:12:34 ID:2XDlLXs+
「もっと…触っていい?」
 無言で小さく頷く鬼太郎に一度笑いかけると、猫助はもう一度唇を重ねた。
 触りたくてたまらなかった唇はやはり柔らかくて、そして暖かかった。合わせ目を
宥めるように舌でなぞり続けると耐えかねたように鬼太郎の唇が緩く開く。その
中へ舌を滑り込ませて粘膜を擦り取るように上顎を愛撫してやる。すると鬼太郎の
膝がかくんと崩れて、猫助は慌ててそれを抱きとめた。
「…あっ、ねこちゃん…くすぐった…ぁ…」
 震える声でそう搾り出す鬼太郎の目には微かに涙さえ浮かんでいる。目元を赤く
染めて必死にしがみ付いてくるその様子に、猫助は一度鬼太郎をきつく抱きしめると
そっと畳の上に横たえた。
「立ってるの、辛いよね。もう少しくすぐったいかもしれないけど、ごめん」
「やっ、やぁ!?」
 首筋に落とされた口付けに、鬼太郎の口からは悲鳴のような声が漏れた。ちゅ、と
軽く吸い上げられると軽い痛みと共に下腹部に重い熱がたまるような錯覚を覚える。
気持ちがいいのか悪いのかすら曖昧で、でも止めて欲しくない。鬼太郎は未知の
感覚に小さな恐怖すら感じて、縋るように猫助の肩を掴んだ。
 今まで見たことが無かった鬼太郎の表情に、猫助はボタンを外すのももどかしく
彼女の来ているちゃんちゃんこの合わせを解くと、学童服を捲り上げる。その下には
はっきり判るほど膨らんだ胸と控えめな乳首が見えた。猫助は一つ息を吐き出すと
興奮で掠れた声で囁いた。
566鬼太郎女体化@(鬼太郎×猫助):2005/06/09(木) 04:13:06 ID:2XDlLXs+

「…おっぱい、こんなに大きくなってたんだね、鬼太郎」
「い、言わないで……ひゃうン…っ!」
 恐る恐る、猫助の指が乳首を押し潰す。今までに無い強い刺激に、鬼太郎の腰が
跳ねた。まだ柔らかかったそれは指から与えられた刺激で見る見るうちに固くなり、
いやらしい弾力を帯びて猫助の指を求めるように立ち上がる。
「ここが気持ちいいんだ…そうだよね?これ、そういう事だよね…?」
「ぁん…っ!や、だ…はずかし…」
 猫助は鬼太郎のその反応が嬉しくて、乳首を思う存分指先でこね回してから左胸に
唇を落とした。乳首を舐めて吸い上げると、口を閉じている事すら出来なくなった
鬼太郎の口から涎が一筋零れて畳に染み込んで行く。
 更に猫助は自分の指をたっぷりと濡らしてからもう一方の乳首にも手を伸ばした。
唾液でぬるつく指はまるで舌のようで、鬼太郎は両方の乳首を舌で舐られているような
感覚にいやいやと首を振った。
「あはぁ…っ、それだめ…ぇ、ヘンだよ…ヘンになるよぉ……!」
「ヘンじゃないよ…鬼太郎がよくなってるの、もっと見せて、ね…?」
 いつの間にか、鬼太郎の腰が僅かではあるが猫助の身体に擦りつけるように動いて
いる。幼くはあるがはっきりと情欲を点したその動きに、猫助は震える手で鬼太郎の
下半身へと右手を滑らせた。
567名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 07:47:43 ID:n3ahYfJk


新作キテタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ッ!!

568名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 23:37:38 ID:BAkYbSJU
(;´Д`)ハアハア
569名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 00:30:21 ID:80P8vJw/
性転換すると猫たん積極的でハァハァ
続き待ちのスレ支援に>190の続き投下!
570『丸薬』-37 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:31:33 ID:80P8vJw/
鬼太郎の強張りが、力を増して双丘を突き上げる。
たまらず覆いかぶると、ネコ娘は確かな温もりを求めて、両手を鬼太郎の頭から通して
抱きついてきた。床に抱き潰すほど強く重なり合う。
やはり、これが自然な形のように思えた。
頬に当たる弾力から顔をあげ、擦りあがるように更に身を重ねていく。
浅い息をつく間にも、ネコ娘は呼びかけるでもなく確かめるように鬼太郎の名を弱々しく呼んだ。
波に打たれたような恍惚の中、意識も揺らいでいるのだろう。
足を広げるように片足を抱え上げても、朦朧とした意識のまま受け止めるように鬼太郎を抱き寄せる。
そそり立った根幹が濡れそぼった肉襞にあたり、裏側から擦り上げられたような
感触に、鬼太郎は息をつめた。
腰を揺らめかせ、数度なすりつけただけでも溜まらない疼きが湧き上がる。
もっともっと重なり合いたくて、腰を突きたてているうちに、先端が突き当たるようにネコ娘の肉襞に当った。
 「アっ!」
亀頭を覆う肉襞の感触に、鬼太郎はたまらず腰を突きたてる。
先端がぐりぐりと入り込み、包み込まれただけで背筋に痺れが走った。
 「イッ・・・たぁいっ!」
押し拓かれる痛み。朦朧としていた意識は恐怖心によって正気を取り戻し、
ネコ娘は身を丸めるようにして全身を硬張らせた。
 「いっ・・・」
拒まれるように収縮し硬い膣に阻まれ、鬼太郎も顔をひきつらせる。
しかしここで終わるわけにもいかない。
この、柔らかな膣内に絞られるような感触を求めて、猛りは萎えることも知らない。
 「・・・ね・・・ネコ娘・・・、力を抜いて・・・よ」
 「そ、そんな・・・こと、言ったってぇ・・・っ」
少しでも鬼太郎が腰を進めれば、自然と体が強張ってしまう。無理な注文だった。
ドクリドクリと猛りは脈動を走らせ、ズキンズキンと悲鳴をあげるネコ娘のそこの脈動と
重なり合ったまま、鬼太郎は顔をあげて不器用に唇を重ねた。
571『丸薬』-38 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:32:26 ID:80P8vJw/
 「ん・・・んふっ・・・んぅ・・・」
下唇を啄ばむような口づけを交わす合い間、ネコ娘は涙で潤んだ視界を薄く開いた。
目を伏せたまま、愛しそうに顔を寄せる鬼太郎の表情。
時折突き上げる熱に耐え切れぬように眉根を寄せて額に汗した鬼太郎の顔を目前に、
ネコ娘は背中を包んだままの手をするすると下げて腰回りに手を添えた。
 「・・・いいよ・・・鬼太郎・・・。来て?」
逃げたくない、そう思った。
たとえこれが、またどこかで誤飲してしまった丸薬の効果だとしても。
また、明日になれば鬼太郎が忘れてしまうことなのだとしても。
こんな形でも、鬼太郎に求められるということが嬉しかったのだ。
 「でも・・・」
そうはいってもその身は強張ったままだ。うまく操ることもできない。
 「・・・いいよ、大丈夫だから・・・、だから・・・」
目をきつく閉じ、鬼太郎の腰を誘うように引き寄せる。
鬼太郎はごくりと生唾を飲み、矮小な膣に己の楔を突きたてた。
 「───っっ!!」
必死で悲鳴を押しとどめ、鬼太郎に縋りつく。
ひと突きでは収まらず、ごりごりと拓かれる異物感を耐えた。
やがてこれ以上はないほど重なり合えば、痛みを運ぶ脈動までも鬼太郎の高まりと重なる。
 「・・・ネコ娘・・・っ」
鬼太郎にとってはその収縮までもが刺激と変わった。
息もできず痛みに耐えるネコ娘のようすを窺がい知る余裕もなく、
本能のままに律動を開始する。
震え上がるネコ娘の身を床に縫い付けて、根元から先端までを行き来する
搾り取られるような刺激に、止まることができなかった。
ぐちゅぐちゃと互いの淫水をこね回す音だけが耳に届く。
572『丸薬』-39 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:33:21 ID:80P8vJw/
突き上げるうちに、その手は自然と擦れ合った柔肌を求め、しわくちゃに引き上げられた
ままの服を首元まで引き上げて、重なり合うままに胸元へ唇を寄せる。
 「くっ・・・っっ・・・ぁ・・・あんっ!」
苦痛に縫い縛っていたネコ娘の唇が歪み、胸の突端を掠めた甘い痺れに喉を鳴らす。
激しく腰を打ちつけたまま、鬼太郎は柔らかな胸にむしゃぶりついた。
愛撫するわけでもなく、ただその柔らかさを求めてわし掴み、盛り上がった乳首に食らいつく。
 「ひゃっ・・・んっ・・・んんっ・・・ふ、ふぁぁあん・・・っ!」
鬼太郎の強張りが象るままに押し広げられた痛みと、胸先からじわりと響く甘い痺れが
ない混ぜになって、ネコ娘はびくびくと上身を左右させた。
つんと尖った蕾が埋めていた頬を突つき、鬼太郎は無意識にその先端を甘噛みする。
 「あっ、あっ、にゃぁあああんっ!」
不安定な嬌声が上がり、同時に、送出を繰り返した鬼太郎の肉茎を搾り取るように締め付けてきた。
 「クッ・・・!」
耐え切れず、大きく腰を繰り出した瞬間。
せり上がる欲望がネコ娘の膣奥へと吐き出された。
抱き潰さんばかりに強く抱きしめた腕はネコ娘の身に食い込み、縋りついたネコ娘の指先もまた
跡になりそうなほど鬼太郎の背を掴む。
残液が迸る間、硬直したまま抱き合っていた体も、やがて糸が切れたように崩れ、
瞬間止めていた息を吐き出せば、その頬にはネコ娘の胸のふくらみ。
柔らかな枕につきながら、鬼太郎は目も眩むような射精感の名残の中、息を整えていた。
 「・・・ね・・・ネコ娘・・・。やっぱり口じゃなくって、ここに、入れるんじゃないのかい・・・?」
知ったかぶりをしていたネコ娘をからかうように尋ねるが、返事はない。
 「ネコ娘?」
ひょいと顔をあげれば、ネコ娘は目を伏せたまま。
胸を上下したまま、意識を失っていた。
 「ネコ娘・・・?」
切なげに目蓋を閉じ、火照った頬を涙で濡らしたまま。ネコ娘は意識を失っていた。
罪悪感が込み上げる間もなく、鬼太郎はそんなネコ娘の顔がとても奇麗に思えて・・・
首を伸ばし、その頬に優しく口づける。
573『丸薬』-40 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:34:05 ID:80P8vJw/
今までもネコ娘はとても大切な仲間だったし、好き嫌いでいえば好きな部類に入っていたけれど、
もっとずっと強く、好きなのだということに気がついた。
 「・・・好きだよ・・・?」
口に出した途端、鬼太郎は胸がどきどきと弾み出し、誰かに聞かれてやしないかと急に気になり出した。
きょろきょろと周囲を見回したが、やはりまだ父は帰って来ていない。
ほっとひと息ついて身を起こすと、ずるりと引き抜いたネコ娘の花壷から淫水が溢れ出した。
充血した肉襞がひくつきながら、互いの交ざり合った液が流れ出す。
またもやもやと疚しい気持ちが湧き上がりかけた時、そこから両足を伝う赤い筋に気付いた。
 「・・・えっ」
押し拓いたこの行為がネコ娘の身を傷つけてしまったのだろうか。
最中はそれどころではなかったが、確かにネコ娘は苦痛な表情を浮かべていたし、
痛いと言った辺りからは、鬼太郎のほうも絞られるほどきつく締め付けられた。
すでに赤い痕は、吐き出した精液に流されていたが、内股には残っている。
 「ネコ娘・・・。ご・ごめん・・・っ、僕・・・そんなふうになると思って・・・なくて・・・」
慌てて小指の戒めを解いたが、ネコ娘は眠りについたまま。
ぎゅっと強く抱きしめれば、その寝顔は幽かに微笑んだように緩んでいった。



薄暗いゲゲゲハウス。
外から僅かに淡い光が漏れていたが、夕刻なのか夜明け前なのかも分からない。
身を寄せた温もりが恋しくて、ネコ娘はすりすりと温かな枕にすり寄った。
 「ん・・・うん?」
枕にしては温かすぎる。妙な感触に目蓋を開けば、それは鬼太郎の腕。
目の前にしたドアップな鬼太郎の寝顔を見て、目を見開いた。
 「なっ!?」
思わず飛び起きたが、寝苦しそうに唸った鬼太郎の寝息に、慌てて口を押さえる。
574『丸薬』-41 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:34:53 ID:80P8vJw/
しばし止まって静かにしていたら、鬼太郎は気付くこともなくまたすうすうと寝息を立てた。
 ───あたし・・・どうして鬼太郎と・・・??
よくよく見れば服はちゃんと着ている。乱れた様子もなく、ぼたんもきちんとはめられていた。
 ───ヤダ・・・。あたしあんな変な夢・・・見ちゃった・・・の?
肌に残る感触も、下半身に残る鈍い痛みも。全て夢だったのかと思った。
しかし、口を覆った手を解くと、その小指の根元には赤い跡が残っていた。
 ───これ・・・。
やはり夢ではない。肩からすり落ちた上掛けが落ちると、隣の鬼太郎はシャツ一枚だった。
うっすらと残る小指の赤い筋をなぞりながら、ネコ娘はそれが運命の赤い糸に似ているなと思った。
その赤い筋は右と左。誰に繋がるでもなく、自分の手の上で途切れている。
それはまるで、鬼太郎と結ばれることもなく。かといって他の誰かと結ばれることも望まぬ、
自分の未来を暗示しているようにも見え、ネコ娘は苦笑いを浮かべた。
 ───夢じゃ・・・なかったんだ。
気のせいではなかった鈍い痛みが込み上げてくる。
あの瞬間、この身に鬼太郎を受け入れて、これ以上はないというほどに重なり合っていたが、
終わってしまえば二つの体。痛みとともに感じていた一体感がもう遠いように思えて、
ネコ娘は胸が詰まった。
すぐ隣りにいる鬼太郎が遠い。
この淋しさは鬼太郎には分からない、分かりようもないのだろう。
いびき交じりの寝息を聞きながら、ネコ娘は込み上げてきた涙を拭った。
 「・・・」
一番鳥が鳴く。外は少しずつだが白んできて、今が夜明け前なのだと気付く。
これからどうしよう・・・。
鬼太郎はまたきっと忘れているのだろうから、何事もなかったように朝ごはんでも作っていようか。
それとも、目覚める前に帰ったほうがいいのだろうか。
575『丸薬』-42 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:35:52 ID:80P8vJw/
考えている間にも夜はどんどんと明け始め、拭い切れずに潤んだ瞳に光が差し込んできた。
 「・・・・・・ねえ」
突然の呼びかけに、びくりと肩をすくめて飛び上がる。
振り返ると、まだ半分目蓋を伏せた鬼太郎がこっちを見ていた。
 「き・鬼太郎・・・っ?」 「どうしたの?」 「どう・・・したのって・・・」
そうだ。鬼太郎は覚えてやしないんだ。
ネコ娘はニャハハと目を細めて、笑ってごまかした。
 「ふわぁあ・・・ネコ娘は早起きなんだねぇ・・・。もう少し寝てたらいいのに」
 「あ・・・ううん、あたし何か朝ごはん作るよっ」
慌てて身を起こしたが、鋭い痛みが走り、まるで腰が抜けたようにぺたんと座り込んでしまった。
 「うん?」 「あ、あはは、寝過ぎちゃったのかな」 「・・・」
もう一度起き上がろうとした瞬間ぐいっと腕を引かれ、再び鬼太郎の腕枕に戻される。
 「もう少し・・・休んだらいいよ」 「でも」 「昨夜は無理しちゃったんだし・・・」 「え・・・っ」
鬼太郎の言葉にネコ娘は視線をそらす。
どういう意味だろう、昨夜のことなど覚えてないくせに・・・。
もし覚えていたとしたら、この服は鬼太郎が着せたのだろうか・・・。
ネコ娘のほうこそ、気を失うまでの記憶が曖昧で、必死に思い出そうと記憶を辿る。
そんなネコ娘の顔を見ながら、鬼太郎は思わずくくくっと込み上げてきた笑いが肩を揺らした。
 「な・何笑ってるのよ鬼太郎っ」 「だってさ・・・。ネコ娘の顔は正直だなぁって思って」
懐に抱き寄せながら目を伏せる。
 「ひとのこと言えないじゃないか・・・」 「何のこと?」
 ───「鬼太郎ってさ、本当にウソつくの下手だよねえ」───
あの日のことをありありと思い出しながら、鬼太郎はまたふふふっと笑った。
 「昔、僕にそう言っただろう?ほら・・・おばばの丸薬をくすねた時」
 「!き・鬼太郎・・・覚えてた・・・の?」 「さっき思い出したんだ」
あれは夢だと思っていた。
目覚めた時のネコ娘はいつも通りだったし、まさか自分があんなえっちなことを
するはずもないと思っていた。
576『丸薬』-43 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:38:11 ID:80P8vJw/
 「・・・そう。じゃあさ・・・もう」
腕の中のネコ娘は、縮めた体を震わせていて、いつもよりもずっと小さく見えた。
勇ましいネコ娘の存在は仲間として心強かったけれど、こうして腕の中で打ち震える
ネコ娘は可愛いなと思った。
 「もう・・・あんな悪い薬、飲んじゃだめだよ?」 「え?」
 「だからっ。昨日も・・・その、丸薬を飲んじゃったんでしょ?」
何を言ってるのか分からず、ただネコ娘の困り顔を見つめていた。
 「・・・あんなこと・・・女の子にしちゃだめなんだから・・・ねっ」
もしかして、他の女の子にはするなというネコ娘のヤキモチなのかと、鬼太郎は呑気に笑っていた。
 「笑いごとじゃないよ!あんなこと急にしたら・・・鬼太郎、好きな女の子だったら嫌われちゃうよっ」
 「えっ。好きな子だから、することなんじゃないのかい?」 「・・・・・そう・・・だけど」
言いたいことが空回って、ネコ娘は口をつぐむ。
 「あれから丸薬なんて飲んでないよ」 「えっ!?じゃぁ・・・昨夜も・・・?」
 「飲んでないよ」
そうだとしたら、あれも正気の鬼太郎なのだというのか。
それはそれでたちが悪い。ネコ娘はキュウと瞳孔を縮めて、口を閉じた。
 「ねえ。そんなことよりも・・・」
ネコ娘の額にそっと唇を当て、小声で尋ねる。
 「・・・また今度・・・してもいい?」 「え・・・」
ネコ娘ならば、鬼太郎を嫌うことはない。
だからこれは、ネコ娘にはしてもいいことなのだと、鬼太郎は思っているのだろうか。
惚れた弱みで、こうして・・・こくりと頷くことしかできないのだと、
鬼太郎は分かっていて、聞いているのだろうか。
577『丸薬』-44 ◆NECOkE/60g :2005/06/16(木) 00:39:12 ID:80P8vJw/
 ───これって・・・何だか・・・。
砂かけに聞いた昔話を思い出す。
まだこの土地にも武将が鬩ぎ合っていた頃、こうして身を交わす情事をお情けを戴くといった。
今となっては死語にも近く、現代っ子のネコ娘には到底理解できない言葉だったが・・・。
 ───そっか。これは、鬼太郎の・・・”お情け”なんだ・・・。
頷いたネコ娘に驚いて、鬼太郎は「本当かい?本当にいいのかい?」と聞き返す。
鬼太郎の胸に顔を埋め、うんうんと頷くネコ娘が、込み上げた涙を押しとどめていたことにも気付かない。
いつも元気なネコ娘の胸のうちに、女の子の複雑な気持ちが詰まっていることなど、
鬼太郎には分かりようもなかった。

<了>
578名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 07:54:46 ID:BYq6nmno
411ネ申 降 臨 !!
丸薬
        .。::+。゚:゜゚。・::。.        .。::・。゚:゜゚。*::。.
      .。:*:゚:。:+゚*:゚。:+。・::。゚+:。   。:*゚。::・。*:。゚:+゚*:。:゚:+:。.
キタ━.:・゚:。:*゚:+゚・。*:゚━━━━゚(ノД`)゚━━━━゚:*。・゚+:゚*:。:゚・:.━ン(感涙)!!
  。+゜:*゜:・゜。:+゜                   ゜+:。゜・:゜+:゜*。
.:*::+。゜・:+::*                        *::+:・゜。+::*:.

GJなお仕事を…お疲れ様ですた。
579名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 19:06:54 ID:TMpMpF4v
丸薬キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
GJ!


ところで鬼太郎女体化すると猫タンもつられて
チソコ生えてくるみたいだけど、いっそ百合って事で
♀鬼太郎×猫娘とか駄目かな。
エロい事と猫タン大好きな僕っ娘鬼太郎と初心で
にゃんこな猫娘…
580名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 19:28:39 ID:URpqaFCl
411神GJ!
ネコ娘せつないよネコ娘・゚・(ノД`)・゚・ウワアアアン
581名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 23:13:31 ID:fwN1pn4z
411神GJでつ!
いつかはアマンアマンにしてホスィ411神の鬼太郎×ネコ娘

>579描くのなら是非
どんな展開になるのか見てみたい気も汁
582名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 01:11:33 ID:CVjtxilx
>>485
遅ればせながらGJ!やっぱアマンアマンはいいなあ。
583579@♀鬼太郎×ネコ娘:2005/06/17(金) 02:44:30 ID:9lqS/TJM
本当に書いてみたので投下してみます。
♀鬼太郎は巨乳(あくまで年の割にはだけど)設定でヨロ。

584579@♀鬼太郎×ネコ娘:2005/06/17(金) 02:45:18 ID:9lqS/TJM
「ネコ娘……」
ああ、あの声だ。鬼太郎の声の色が、違う。
あたしはこの声を聞くといつも身体が動かなくなる。これはいけない事なのだと、ヘンな事
なんだときちんと知っている筈なのに。
鬼太郎が背後からあたしの肩に手を回して、そしてぎゅっと抱き締める。
これは合図。鬼太郎が「あれ」をしたいというサイン。
「駄目だよ鬼太郎…そだ、お茶、お茶を入れるよ…」
「お茶なんかいらないよ。ねえ、ネコ娘…」
逃げようと浮かせた腰は後ろから回された手に引きとめられてもう一度床にぺたりと付いて
しまった。鬼太郎の顔が首筋に埋まる。
「ん、にゃあ……」
さらさらした髪の毛の感覚と鬼太郎の吐き出す息がそれだけであたしをぞくぞくさせて、
そしてあたしが頑張って堪えていたものを全部だめにする。
あたしの首が勝手に縦に振られてしまって、それが物凄く恥ずかしい。
鬼太郎はあたしの首が振られてたっぷり10秒くらい待ってから、今度こそあたしの首筋に
唇を落とした。薄い唇でついばむみたいに吸われると、指先とお腹の中に何かどろどろした
熱いものが満ちていくような、そんな感じがいつもする。
これが「キモチイイ」ことなのだと知ったのはつい最近で、そして何で鬼太郎はこんな事を
知っているんだろうと思うと、その理由を考えるとかなしかった。
いつのまにかわき腹にあるジャンパースカートのファスナーは下ろされていて、そこからは
鬼太郎の左手が入り込んできている。ブラウスの上から胸を掴まれてあたしは思わず身体を
引いてしまった。すると背中をちょうど鬼太郎の胸に押し付けたみたいな形になって、
背中にものすごくかすかにだけど柔らかい感触がする。
585579@♀鬼太郎×ネコ娘:2005/06/17(金) 02:46:02 ID:9lqS/TJM
結果的により鬼太郎に寄り添うみたいになってしまって、あたしは完全に抱きすくめられた。
鬼太郎の手はそのまま一度下に下がってブラウスの中に潜り込み、そして今度はじかに
あたしの胸を包み込む。スカートはいつの間にか座った膝の上にわだかまっていて辛うじて
引っかかっているだけになっていた。
「…ん……やぁ…そこ……きらい…」
一生懸命そこに触るのをやめてもらおうとするのだけど、鬼太郎は絶対に止めてくれない。
やわやわと胸を揉んで、胸の先っぽを指でいじめる。
「うそつき。きらいだったらこんなふうにならないんだよ…?」
「きゃうっ!?」
鬼太郎の声が笑っている。多分顔も笑っているんだろう。指先の力が強くなって、痛いのか
気持ちいいのかわからなくなってくる。
こういう時の鬼太郎はいつもほんの少し意地が悪くて、目の奥が熱くなって本当に泣いて
しまいそうになるのだけど、鬼太郎はいつももう少しであたしが泣くぎりぎりで手を引いて
目元にキスをしてくれるのだ。
「ごめんね、ネコ娘。期待通りの反応するからついいじめちゃうんだ」
唇が離れるのと一緒に鬼太郎の手があたしをくるんとひっくり返して床にそっと寝かせる。
あたしの目に天井が一瞬見えたけど、すぐに鬼太郎が覆い被さってきてあたしの視界は
鬼太郎で埋まってしまった。
と、同時に鬼太郎の顔がどんどん近くなって、その唇があたしの唇と重なる。鬼太郎の
唇は薄くてつるりとしててとても気持ちがいい。前に一度そう言ったら、鬼太郎はあたしの
唇がふわふわで柔らかくてとても気持ちがいいのだと言って二人で笑っちゃったんだっけ。
だけど唇がくっつくだけのキスはすぐに終わって、食べてしまうようなキスになる。
気持ちいいけど苦しくてこわくて、鬼太郎はあたしの舌から歯の一本一本まで丁寧に舐めて
しまうので…いつか本当に食べられてしまいそうで怖い。
586579@♀鬼太郎×ネコ娘:2005/06/17(金) 02:46:55 ID:9lqS/TJM
スカートはいつの間にかかなり離れたところでくしゃくしゃになっていて、あたしのブラウスの
ボタンも全部外れてしまって、寒くも無い筈なのに体が熱いせいで空気がすぅすぅした。
鬼太郎があたしの胸を触る。「きれいに殻をむいたつるつるの茹で卵を触っているみたいだ」と
楽しそうに触って、口で吸って…。昇っているみたいな落ちているみたいな、とても気持ち
いいけどとても恥ずかしい。
「…にゃ……やああん……きたろぉ……」
胸を吸われる感覚にどろどろに溶けてしまいそうになりながら、あたしは必死で鬼太郎の袖を
掴んだ。鬼太郎がいぶかしげに顔を上げてあたしの顔を見る。なに?というように首を傾げて
みせる鬼太郎の袖を強く引っ張ってやった。
「鬼太郎も…脱いで」
そう言うと鬼太郎は少し困ったように笑うと身体を起こして着ていた服のボタンを外し始めた。
ふたつ、みっつ外したところで鬼太郎のあたしよりだいぶ大きい胸のふくらみが見えて、
全部外したところで鬼太郎が全然恥ずかしくなさそうにばさりとそれを脱ぐ。
服をそこらに放り投げると、鬼太郎は一度髪をかき上げてからもう一度あたしの上に覆い被さった。
重そうにあたしの顔の上で揺れる胸を思わず両手でそっと触ると、鬼太郎は小さな吐息を漏らす。
「……ん…」
「…ご、ごめんなさい。痛かった?」
「…いや、気持ちいいよ。ネコ娘に触られるの、好きだ。ねぇ、もっと触って…」
そう言うと同時に、鬼太郎の両手があたしの胸に触れる。ふたりで抱き合って触り合っていると
たまに胸の先っぽ同士が擦れてそのたびにお互いの体がびくびくするのがわかった。
「や……はぁ…っ、きた、ろ…」
「……ふ、ふ……も、濡れてる…」
鬼太郎の右手がするする下に下りて、あたしのお腹を通り過ぎて、一番恥ずかしい所に触った。
いつもそこに触られるのはとても恥ずかしい。胸なんか目じゃないくらい。
587579@♀鬼太郎×ネコ娘:2005/06/17(金) 02:47:34 ID:9lqS/TJM
右手を差し込まれた足の間を一生懸命閉じようとするんだけど鬼太郎の手は絶対にそれを
許してくれない。そのままそこにあるお豆みたいなところを親指ですりつぶすように触って来る。
「にゃ…ああんっ、やぁー…!」
もうことばなんか出てこない、まるでことばを忘れてしまったみたいにヘンな声しか出ない。
目を開けていられないけど、鬼太郎が笑っているのがわかる。しばらくそこをいじくって、
あたしがもう死にそうになった頃鬼太郎がやっとそこから手を離した。ねちゃ、と音がする。
これも見なくてもわかる、あたしのあそこから聞こえた音だ。鬼太郎はもう一度身体を起こして、
今度はあたしの足の間に自分の足を置いた。そのままあたしの膝裏に手を差し込むと腰から
上を持ち上げるみたいにして、下半身を密着させたのだ。
「あああ……!」
さっきまで鬼太郎が触れていたあたしのあそこと、鬼太郎のあそこが擦れ合っている。鬼太郎の
あそこは何もしていないのにあたしと同じくらい濡れていて、濡れたあそこであそこを擦られるのは
指の何万倍も気持ちが良かった。
「あぁっ、こわいよぉ…っ!よすぎて、ひぁ、あああーっ!」
「…んぁ…っ、ぼ…ぼくも、いいよぉ……あぁっ…」
いつの間にか、あたしの足は鬼太郎の腰に絡んでいた。あまりの気持ちよさを少しでも逃がそうと
お互いの胸を握るように触って、そしてそれがまた気持ちよさを煽ってしまう。
このままだと何かとんでもなくヘンな事を叫んでしまいそうで、あたしは鬼太郎と思い切り
深いキスをした。キスをしたまま、まぶたの裏で何かがはじけたような気がした。
588579@♀鬼太郎×ネコ娘:2005/06/17(金) 02:48:27 ID:9lqS/TJM
******************


「ぼくが男の子だったら、ネコ娘をお嫁さんにもらってたよ」
終わったあとふたりでぼんやりと寝転んでいたら鬼太郎が不意にそう言った。
あたしは起き上がって、いつものように横になったままの鬼太郎の頭を膝に乗せてあげた。
裸のふとももに髪の毛がくすぐったかったけど、そのまま指で髪を梳いてあげる。
「そうだね。鬼太郎が男の子だったらあたしお嫁さんになっていっぱい赤ちゃんを
産んであげたよ」
鬼太郎は幽霊族の最後の生き残りで、幽霊族のためにたくさん赤ちゃんを産まなくちゃ
いけない。
たくさん、子供を作らなければいけない。あたしは好きじゃない相手とこういう事をした
経験はないけど(あれ、つまりあたしは鬼太郎をそういうふうに好きだってことかな)
それはたぶんとっても辛いことなんだろう、それくらいは分かる。
「ほんとう?ほんとうにぼくの子供、産んでくれる?」
「ほんとだよ、ほんとうにいっぱい産んであげるよ」
鬼太郎はごろりと寝返りをうって嬉しそうに笑った。ぼくに似た男の子とネコ娘に似た
女の子が1ダースずつ欲しいなと言って笑い声を上げた。その声がいつもの声なので
あたしはようやく安心する。
本当は鬼太郎に似た男の子もあたしに似た女の子もあたしたちの間には絶対生まれなくて、
鬼太郎はいつか自分に似た女の子やあたしの知らない誰かに似た男の子を産むのだろう。
そしてあたしも、鬼太郎に似た子供を産む事は未来永劫、ないのだ。
そこまで考えたら、何でかあたしは泣きたくなった。

(END)
589名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 06:37:05 ID:qr+dnVPv
鬱オチもたまにはいい
乙ですノシ
590名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 08:13:48 ID:RTvs5Fqr
>579乙!





…切ないな・゚・(つД`)・゚・
591411 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:37:36 ID:gELtQBqg
579氏乙です!流されてくネコ娘がふにゃふにゃしててカワエエ(*´Д`)モエ
百合といったらユメーコかと思ってましたが♀鬼太郎×ネコ娘もエエですな!!
次作もお待ち申し上げ候。

久々に訪れても温かく迎えてくれてありがd
ログ見ながら(*´Д`*)モヘエ〜ねこ娘タマラン!!
慣れないながらも鬼太郎女体化もの書いてみました。
ねこ娘男体化。猫助の名前設定お借りしてます。

娘でこそ女らしいねこ娘ですが男だったらバンカラなガキ大将っぽくなるのでは
ないかと思ったり、鬼太郎が女だったら不思議ちゃん系になるのではと思ったり。
鬼太郎に萌える・・・というのがうまくできず未消化ですが習作としてお目汚し投下!
592『お鬼太と猫助』-1 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:39:46 ID:gELtQBqg
(鬼太郎♀×猫助♂)注意!!

 「猫助・・・猫助ったら」
川べりにある猫妖怪・猫助の家の戸を鬼太郎は叩き続けていた。
返答はないが、屋内にははっきりと猫助の気配がした。
確かめれば、ピンと妖怪アンテナも立っているのだ。
 「猫助・・・」
鬼太郎は困り果てて吐息をもらした。
兄貴分の猫助が、こうして顔も見せてくれないほど怒っている原因はわかっている。

   鬼太郎が人間達に忌み嫌われ、追われるように町を出て父に連れられて
   この森にきてからというもの、猫助は元来の兄貴肌で鬼太郎に接してくれた。
   鬼太郎などという名でありながら少女であった鬼太郎の庇護者であったのだ。
   石を投げられて潰れたのだという左目の痕を見つめ、猫助は呟いた。
    『ずっとおいらが守ってやる』
    『猫ちゃん・・・』
    『だからそんないつまでもめそめそとしてんじゃねぇやい』
   照れ隠しにそっぽを向いてしまったけれど、猫助の気持ちが嬉しかった。
   だからずっと言えずにいたのだ。
   鬼太郎には、そこらの妖怪など目じゃないほどの妖力が秘められていることに。

593『お鬼太と猫助』-2NQ'\OOfp:2005/06/18(土) 02:40:41 ID:gELtQBqg

数日前の妖怪退治。他国から海を渡ってきた妖怪の力はあまりにも強大で
味方の妖怪達は一人また一人と倒されていった。
 『危ない!お鬼太、下がってろ!』 『・・・』
いつものように猫助が俊敏な動きで敵を翻弄し、距離をつめる。
しかし鬼太郎は見切っていた。
 『駄目だよ。猫ちゃん・・・』
猫助の力でも、その妖怪は切り裂けない。
それでも何度も何度も相対する間に、猫助の身はぼろぼろになっていく。
 『・・・もう・・・もうよして、猫助!』
 『お前・・・まだこんなところにいたのか。ここはおいらに任せてさっさと逃げろ!』
鬼太郎は首を横に振るう。
 『猫ちゃんもういいよ』 『何言ってやが・・・、ん!?』
立ち上がることも覚束ない猫助の頬をあげ、鬼太郎はその唇を重ねる。
目を見開いて驚いたままの猫助だったが、唇が離れたとたんにがくりと地に倒れた。
 『お・・・お鬼太?』
妙な薬でも嗅がされたように、意識が遠退いていく。
暗く狭まった視界の中、普段であれば戦うことなく防衛と救出にまわる鬼太郎が
妖力に満ちた髪を長くしならせながら、敵妖怪に向かっていく姿が見えた。


そして目を覚ました時には敵妖怪は退治され、鬼太郎の家で手当てを受けていた。
今までずっと守ってやるべき存在だと思っていた鬼太郎に守られたことも、
その妖力をずっと隠されていたことも気にいらなくて、治療もほどほどに猫助は飛び出したのだ。
そしてそれから何度訪れても、こうして顔も合わせてくれない。
美味しい魚を釣ってきても、怪我によく効く薬草を処方したと言っても、
頑なにその戸は閉じられたままだった。
594『お鬼太と猫助』-3 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:41:53 ID:gELtQBqg
 「猫助・・・開けてよ」
あんなに活発な猫助が、あれから閉じこもったまま。
やはりまだ怪我が癒えていないのか、ちゃんと食べるものを食べているのか、
鬼太郎は心配で心配でならなかった。
 「・・・お前だったらそんな戸壊すのだって、わけないんだろ?」
 「猫助!」
数日振りに聞けた声が嬉しくて鬼太郎は戸口に駆け寄った。
 「ねえちゃんと食べている?怪我はよくなった?」
 「・・・放っといてくれないか。別に、おいらの力なんて必要もねえんだろ」
 「何言ってるの?ねえここを開けてよ、猫・・・」
 「もう・・・もう放っといてくれ!お鬼太の顔なんざみたかねえんだっ!」
この数日ひとりの部屋でずっと考えていた。
今までは何故こんなにも心優しいばかりの鬼太郎に妖怪退治の手紙が届くのか
不思議でならなかった。おそらくは顔の広い目玉親父を頼って妖怪ポストに送られて
孝行な鬼太郎は父の手足となって戦っているのかと思っていたけれど、
それもこれもみんな鬼太郎の能力によるものだったのだ。
幼馴染みでありながらそんなことにも気付かなかったことが恥ずかしい。
ましてや猫助は、そんな鬼太郎を弟分のように守ってやっていたのだ。
鬼太郎はどんな目で自分をみていたのだろう。
自分が本気を出せばすぐ終わるような戦いを、兄貴分気取りで戦う猫助に対して、
腹の底では哂っていたのかと思えば思うほどに腹立たしい。
自分が守ってなどやらなくても、鬼太郎はひとりで充分に戦っていけるのだ。
 「・・・ひっ・・・く・・・」 「!?」
戸の外から聞こえてくる泣き声に猫助は振り返る。
 「・・・猫助も・・・お鬼太が嫌いに・・・なっちゃた・・・の」
 「バ・・・馬鹿言ってんじゃねえよ!好きだ嫌いだの話じゃねえだろっ」
 「やっぱり猫ちゃんも・・・幽霊族は・・・気味が悪いの?」
すんすんと鼻をすする音に耐え切れず猫助はガラッと戸を開いた。
 「そんな事言ってねえ!お鬼太、お前まだそんなくっだらねえこと思ってやがったのかっ」
595『お鬼太と猫助』-4 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:42:38 ID:gELtQBqg
俯いたままの鬼太郎の震えた肩にそっと手を当てる。
 「気味悪がるやつなんてここにゃいねえ。ここの連中はみんな・・・お前の味方じゃねえか」
砂かけも子泣きも一反木綿も・・・と、ひとりひとり妖怪の名をあげながら猫助は続ける。
 「いつまでも昔のことを引きずってんじゃねえよ」 「・・・うん・・・でも」
 「”でも”じゃねえ!」 「・・・本当に、そう思う?みんなお鬼太の味方でいてくれる?」
 「当たり前じゃねえか」 「猫助も?」
ぱっとあげた顔は明るく、涙の欠片すらなかった。
悪戯に笑った鬼太郎の笑顔をみて、短気な猫助の額にはまたぴしぴしと青筋が走る。
 「てめえ・・・また騙しやがったな!」
 「騙してなんかいないよ?ちょっと泣きまねをしたってだけで・・・。それにほら、
 ”いつまでも昔のことひきずるもんじゃない”んでしょ?猫ちゃんの言う通りだよ」
にこりと笑いかけ、鬼太郎は飄々と猫助の家にあがりこんだ。
 「かーっ、もう許せねえ!馬鹿鬼太!阿呆キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !
 何勝手に上がってやがんだっ出てけーーーヽ(#゚Д゚)ノ┌┛!」
 「あらあらこんなに閉め切って。空気が悪いわ、開けるよ」
勝手知ったる猫助の家。鬼太郎は窓をひとつひとつ開けて風をいれると、
卓袱台の前に腰かけて風呂敷を開いた。
 「南の山に果物がなっていたから持ってきたよ。あと父様からよく効く薬の処方を習ったんだ」
勝手にしろとばかりに猫助は返事もせず、万年床に不貞寝する。
 「お腹すいてないの?じゃぁお薬塗るから、ちょっと・・・」
布団をぐいっと引っ張り合い綱引きのようになる。
 「離せ!」 「嫌よ」 「放っといてくれって言ってんだろ!」
頑なに顔を背ける猫助に気圧されてすっと布団から手を離す。
 「・・・やっぱり猫ちゃん・・・。お鬼太のこと嫌いになったんだ」
しゅんとした声に胸が痛んだが、慌てて首を横に振る。
 「も、もう騙されねえぞ!」
 「・・・解かったよ。お鬼太の顔を見ていたくないっていうのなら、それでいいから・・・」
すすっと寝床に寄り、布団の上から丸い塊と化した猫助の身を撫ぜる。
 「怪我の手当てだけさせてよ。お鬼太のせいで・・・怪我させてしまったんだから」
596『お鬼太と猫助』-5 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:43:21 ID:gELtQBqg
 「・・・」
しおらしい言葉に猫助は折れて、目を伏せたまま布団から起き上がる。
目を合わせればきっと全て許してしまいそうになってしまうから、頑なに目を閉じていた。
 「ちょいと脱がすよ?」 「・・・」
かすりの着物を肌けさせれば、細くしなやかな少年の上背に治りかけた爪跡が残っていた。
打ち身の跡は数知れない。その数の分だけ体を張って鬼太郎を守ってきたのだ。
処方の薬を指に取り優しく塗りたくっていった。
 「猫助・・・傷だらけだね」 「・・・悪かったな」
への字に結んだ口が解け、猫助は呟いた。
 「お前ほどの妖力もねえ・・・。斬撃で戦うことしかできねえ単細胞で悪かったな」
 「そんな・・・」
 「ずっとそう思ってやがったんだろ。もういいさ、いつまでもそんな弟分面なんか
 しなくったって、お前はお前で立派に戦っていけるんだろ」
 「そんな・・・」 「・・・おいらは町に下りる。使えねえ兵隊はもう用済みだろ?」
鬼太郎の指先が離れ、着物の合わせを引き上げる。
 「とっとと帰んな。親父さんが心配する」
 「どうしてそんなこと言うの?猫ちゃん、ずっと守ってくれるって言ったじゃない」
 「・・・」 「それも”昔のこと”だから、忘れちゃったのかい?」
 「そんな約束・・・もう必要ねえだろ?おいらだってな、お前に庇われて生きたかねえ」
猫族の誇りにかけて猫助は強気に言った。
同時に男の沽券にかかわる問題でもあった。
 「・・・帰れよ。そしてもう二度とここに来るんじゃねえよ」 「・・・」
目を伏せたまま猫助は別れを告げる。顔を合わせれば言えそうになかった。
しかしそれがまずかった。
肩口に乗せた鬼太郎の手が力を増し、体重をかけて猫助を寝床へ押し倒したのだ。
 「な、何しやがる!」
思わず見開いた瞳には鬼太郎の悲しげな表情。一番見たくない顔だ。
こんな顔をさせたくなかったから今までずっと鬼太郎の盾となって戦ってきたのだ。
しかし盾など必要ないほどの妖力を見せつけられて、猫助は存在意義すら失った。
猫族の誇りごとズタズタにされたのだ。
597『お鬼太と猫助』-6 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:43:55 ID:gELtQBqg
 「・・・弟分だなんて・・・思ってなかったよ?」
 「あーあそうかいっ。お前はずっとそうやって、本気でかかりゃおいらを倒せるって
 思ってやがったんだろうな」
 「違うよ。猫ちゃんはいつもお鬼太を助けてくれて・・・頼りにしていたけれど、でも
 お鬼太は弟じゃない」 「何言ってやがんだ」 「お鬼太は女だよ?」
艶めいた瞳で見つめられ、猫助は咄嗟に視線をそらした。
そんなことは解かっている。しかしこうしていつも目をそらしてきたのだ。
少年のなりをして、妖怪と人間の間にたって健気に戦う鬼太郎のために、つまらぬ
感傷などよりも、義兄弟の絆でつながれていたかったのだ。
 「戦いなんて・・・妖力なんてどうでもいいよ。お鬼太はずっと、猫ちゃんのそばに
 いたかっただけなんだよ?」
 「何だと・・・?」 「ずっと猫助が好きだったんだよ?」
覆いかぶさるように顔を寄せられ、唇が重なる寸前に猫助は慌てて顔を背ける。
 「また気を失わせるつもりかよ!」 「・・・違うよ」
鬼太郎は溜め息ひとつついて猫助の頬に触れる。
いつになってもガキ大将気分で、男らしくも子供っぽい猫助には、口づけの意味など
解かりようもないのだろう。
 「猫助が好きだから・・・重なりたいんだ。ねえ猫助はお鬼太が好きじゃないの?」
 「え・・・」
訊ねれば顔色は正直で、火でもついたように真っ赤に染まる。
 「猫助は正直だね」
 「う、うるっせえ!いいからお前どけよ、いつまでのっかってやが・・・」
ちゅっと寄せられた口づけに猫助の言葉が止む。
重ね合わせた鬼太郎の唇の柔らかさに、身を硬直させていた。
思わず笑い出した鬼太郎に真っ赤な顔で抗議する。
 「ば、馬鹿野郎!そういうことを女がするもんじゃねえ!」
 「だって、待ってたって猫ちゃんいつまでもしてくれないだろ?」
 「それはその、まだ・・・早・・・。おい!お前、どこ触ってんだっ」
帯を引き上げ、着物の裾を開きながら鬼太郎の手は猫助の股間に添えられた。
598『お鬼太と猫助』-7 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:44:26 ID:gELtQBqg
 「あら。ちゃんと元気になってるじゃない」 「そ、そんなもん触るもんじゃねえ!」
 「どうしてさ」 「どうして・・・って・・・」
猫助は目を白黒させたまま鬼太郎に目を向ける。
秘めたる妖力ばかりではない。鬼太郎には今まで知らなかった部分がいくらでもある。
単純明快な猫助とは違い、少女の中には色々な顔が隠されていた。
 「痴話喧嘩にはね、これが一番よく効く薬だって言うよ?」
 「これ・・・って何のことだよ」
熱を持ち始めた猫助の自身を柔々と扱きながら、鬼太郎はそっと耳打ちする。
耳元で小さく囁かれた言葉に猫助は大きく目を見開いた。
 「バ、馬鹿野郎!お前、お前・・・女がそんなはしたない言葉を言うもんじゃねえ!」
 「猫助ったら古いんだから」
そんなところも大好きだよと囁きながら、ちゅっちゅと猫助の頬に口づける。
 「だ、第一これは痴話喧嘩なんかじゃねえだろ!よせよ、よせってんだ!」
 「・・・いっちゃいそうかい?」
休みなく上下に扱きながら鬼太郎は上気した瞳で微笑みかける。
悪魔のようだと猫助は思った。
止めようと手首を掴んでも止めることはできず、突き放そうとして肩口を掴んだ手は
取られ、いつの間にか鬼太郎の胸元に引き寄せられてしまった。
思わず掴んでしまえば柔らかな感触。
 「あっ・・・あっあ・・・」
必死に堪えたのも敵わず、鬼太郎の手の中で果てた。
599『お鬼太と猫助』-8 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:45:16 ID:gELtQBqg
白濁色の精液を撒き散らしたまま次第に硬度を失うそれを掴み、じっと眺めながら
鬼太郎はどんどんおかしな気分が高まってきていた。
 「猫助・・・気持ちよかった?」 「・・・」
情けないような恥ずかしいような複雑な気分で、猫助は鬼太郎を睨みつける。
いくら好きな少女とはいえ、まるで襲われるようにのしかかられ、我慢も利かず
射してしまい気まずい。
 「今度は一緒に気持ちよくなろうよ」
鬼太郎は微笑んで、猫助の上に座り込んだままで服を一枚一枚脱ぎ始めた。
普段は見ることのない素肌が露になるたび、猫助の鼓動は高鳴ってしまう。
そんな目で鬼太郎を見てはならない、けれど見たい。猫助の中で二つの気持ちが
鬩ぎ合い、手も出せずただ見つめることしかできなかった。
本能のままに襲い掛かるには───猫助自身が強く思う”鬼太郎を守るんだ”という
意志に反するため、手出しはできない。
自ら胸を揉みあげて甘い刺激に胸を反らす。もう片方の手はするすると下りて、
縦に亀裂でも入ったような・・・猫助にしてみれば未知の部分に指を滑らせた。
猫助は困惑したまま静止する。
自分の身の上で肌をさらし、時おり喘ぎ声を噛み殺しながら自らの手指で高まっていく
愛しい少女の姿を前に、どうしていいのか解からなかった。
 「・・・ねえ触ってよ」 「・・・」
露になった上身を近づければ、朱を帯びてつんと先端を立てた少女の胸に視線が吸い
寄せられる。しかし猫助の手は伸ばされることなく、首を横に振った。
 「触るのも・・・嫌?」 「そんな格好されて・・・嫌だなんて思う男はいねえよ」
猫助は深く息を吐いて込み上げた欲望をやり過ごす。
そして肌けた鬼太郎の服を肩にかけ直して袂を閉じた。
 「自棄を起こすもんじゃねえ。お前は男のなりをしてたって、体は女じゃねえか。
 もっと・・・自分の体を大事にするんだ」
 「猫助・・・」 「そんな遊女みたいなふりしたってお前にゃ似合わねえよ」
600『お鬼太と猫助』-9 ◆NECOkE/60g :2005/06/18(土) 02:46:01 ID:gELtQBqg
 「何だよ・・・それ」 「そんなエサぶらさげなくたって、おいらはいつまでもお前の味方だ」
よしよしと鬼太郎の頭を撫で、根負けしたように溜め息をつく。
 「・・・忘れてたよ。お前淋しがりだったんだよな」 「えっ?」
 「離れたりしねえから。もうこんな悪戯なんかするなよな?」
幼い頃。人間によって負わされた深い傷を埋めるように、猫助は優しく鬼太郎を抱きしめる。
たとえ力関係が変わろうと、やはり猫助は兄貴分だったのだ。
鬼太郎の脆い部分を包み込んで、守ってくれている。
 「・・・うん」
安心すれば鬼太郎の口元に笑みが浮かぶ。
それこそがずっと猫助が守っていたいものだった。
 「よし。それじゃぁおいらは昼寝するからな」
急に照れが襲ってきてぱっと腕を離し、床についてしまう。
鬼太郎もそれを追って布団にもぐりこんだ。
 「お鬼太も」 「ああ?」 「駄目かい?」 「いや・・・構わねえけど」
ごそごそと着物の裾を整えると、下ろした腕に鬼太郎が擦り寄ってきた。
無言のまま腕枕にすれば、鬼太郎は嬉しそうに目を閉じる。
・・・けれど。
鬼太郎の淡い期待など気付く気配もなく、高いびきをたて始めた猫助は、
まだまだ少女の気持ちにはたどり着けないようだった。
 「・・・まったく。猫ちゃんはいつまでも子供なんだから」
今度はどうやって迫ってやろうかと思いながら、鬼太郎も眠りについた。

<了>
601名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 08:33:06 ID:ZRfV++lu
小悪魔鬼太郎♀に身悶えタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━(*´Д`)ハァハァ

べらんめぇちょうの猫助いいでつな!セキョクテキーなお鬼太も
いつかは、猫助に痺れを切らしたお鬼太に猫助が食われてしまいそうなオカン

GJ!萌えをご馳走様ですた。
602名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 08:34:24 ID:ZRfV++lu
600を過ぎたところでとりあえず一まとめしますた。

>409以降

鬼太郎×ねこ娘(四部)口付けのその後で>438-441>448-452>456-461>467-470>472-483(完結)
ぬらりひょん×ねこ娘→鬼太郎×ねこ娘(四部)>486-490>495-500>505-509>518-526>530-539>541>544-550>552(完結)
鬼太郎×猫助>>鬼太郎女体化>560-566(未完)
鬼太郎×ネコ娘(三部)『丸薬』>>570-577(完結)
♀鬼太郎×ネコ娘(鬼太郎女体化・百合)>>584-588(完結)
鬼太郎♀×猫助♂『お鬼太と猫助』>>592-600(完結)
603579:2005/06/18(土) 11:24:38 ID:OPpjcem/

「ちんこなんかよりおっぱいの描写を延々していたい」
そんな理由で女体化スキーな579です。


411氏GJ!
いなせな猫助と小悪魔お鬼太ハァハァ
早く猫助食われて欲しい(*´∀`)

604579:2005/06/18(土) 11:25:32 ID:OPpjcem/
書き忘れ(´・ω・`)
>602まとめ乙です
605名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 12:43:24 ID:j5Kce/rG
411神GJ!
まとめ乙!

…も、萌えシヌ…ハァハァ
606名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 00:27:53 ID:EqE4JT4c
ええ〜女体化なんて嫌だよ。やっぱり♂鬼太郎と♀猫娘だよー

・・・と思って今まで読まなかったんだが、
謝る!今日読んでみて萌えた!
これはこれでイイ!(・∀・)ムハー
607名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 21:22:42 ID:jVm4OS6D
>阿呆キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !
>何勝手に上がってやがんだっ出てけーーーヽ(#゚Д゚)ノ┌┛!

禿ワロス
411ネ申の文章、漏れは大好きだ!!
608倉庫番:2005/06/21(火) 00:33:01 ID:Qc/T6NUi
>602
レスまとめありがdございました!
毛目玉神、485神、559神、579神、411神、
現スレ分ありがたく収納させていただきました!
これからも作品投下を楽しみにしてます!

事情により(サイトうpする等)掲載拒否される場合や
改稿・改名などご希望ありましたら避難所掲示板やメールでご一報ください。

倉庫絵板の方で不具合があったようですみません。
原因はよく判らないままなのですが
新規にカテゴリ一覧を加えている時にもcgiの不具合が出たので
深夜時間帯は鯖の調子が悪いのかもしれません。。。
609名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 21:13:33 ID:4n/9oJCQ
倉庫番殿乙ですノシ



浅い息遣いと、ギシギシという何かが軋むような音が微かに聞こえてくる。
薄暗い部屋の中、天井から吊るされているような一つの黒い塊が、部屋の隅で蠢いていた。




若葉が茂る初夏のゲゲゲの森。
まだ梅雨が完全に明けていないこの時期は、べっとりと蒸し暑かったり
少々冷え込んだりと気温が不安定だ。

雨上がりの翌日、どちらかと言えば少々蒸し暑い木漏れ日の中を
ピンクのリボンを揺らしながら、一人の少女がゲゲゲハウスへ向かっていた。

池の上に渡された橋を軽やかな足取りで渡り、家に上がる梯子の前で
何かを確認するかのようにくんくんと鼻を鳴らす。
期待していた匂いを嗅ぎ取ったのか、嬉しそうに目を細めると梯子を上がっていった。


一方部屋の中の主は、学童服を脱ぎ捨てた下着姿で、万年床の木の葉の布団の上でまどろんでいた。
真夏ほどではないが、じっとりと蒸し暑く何となくやる気がせず、ついダラダラとしてしまいがちだ。
そこに、梯子を上がってくる足音に誰かを察知し、何か思いついたのか仰向けに転がったまま笑い声を押し殺し、すぅ…と姿を消した。


「お邪魔します。鬼太―――…って、あれ?」


確かに居ると確信して上がってきたはずなのに、部屋の中には誰も居なかった。
一部屋しかないゲゲゲハウス中は隠れるようなところも無く、隅々まで見渡しても、鬼太郎どころか目玉の親父の姿すらない。

「…居ると思ったんだけどな。」

ポツリと呟いて、お土産を丸太のテーブルに置く。
もう一度、くんくんと匂いをかいで鬼太郎の匂いが染み付いている木の葉の布団の縁に座る。
まさか其の直ぐ後ろに鬼太郎がカメレオンの術で隠れている事などと気がつかずに
「はぁ」と軽く溜息を尽き、そのまま横になって木の葉の布団に寝そべった。

ネコ娘が木の葉の布団のほうへ来た時には見つかったかと一瞬鬼太郎は焦ったが、ネコ娘がそのまま布団に寝転がった様子から見つかったわけではない事を確信した。
しかしネコ娘が転がった方向は鬼太郎とまるで逆、言わば鬼太郎の目の前にネコ娘の丸い尻が置かれていて
あと少しでスカートの裾から白いパンティーが覗きそうだ。

見えそうで見えず、そっと首を伸ばした鬼太郎は、悪戯を思いついた。
この少年は、思いつきの悪戯が最終的には自分自身を本気のさせてしまう事を理解しては居ない。
そっと手を伸ばして細い腰を抱くように引き寄せれば、少女は驚き悲鳴を上げる。

「ひゃっ!!なに?!」
「やぁ、ネコ娘…今日も長袖なんだね、暑くないのかい?」
「き、鬼太郎…?何時から居たの?」

「君が入ってくる前からずっと、僕は此処で寝てたよ?」

「えっ…だって、誰も居なかったし…鬼太郎だって返事くれなかったじゃない…」
「今気が付いたんだよ…」
「う…うそ…っ、にゃっ?!」

鬼太郎は双丘に顔を埋めると、両腕を腰に巻きつけて身体を反転させる。
二人とも天を仰ぐような格好で、ネコ娘は鬼太郎の上に乗せられた。
すると、ネコ娘の両足は鬼太郎の顔を挟むように左右にそれぞれ置かれて、白いパンティーをその目の前に晒す。

「ちょっ、鬼太郎…なにすっ…」

驚き、身を起こそうとするが、鬼太郎に腰をがっちりとつかまれていて逃げる事が適わない。
鬼太郎はそのままネコ娘の腰を引き付け、白いパンティーの上から秘所を口で覆った。

「や、やだぁ…!!」

唇で食みながら、布越しにかかる熱い息に中心部に鼻を押し付けられて、身を捩る。
余り必死に逃げようとされると、意地でも逃したくない。
力ずくで抑え、ますます強く喰らい付く。

舌を押し付けるように割れ目をなぞり、時々パンティーを口で引っ張ってみたりしているうちに、唾液に塗れた布地はぴたりと肌に張り付く。
もとより敏感なネコ娘だが、鬼太郎と交わるうちに開発された…と言うのは少々大げさだが、不慣れだった快楽の波に何度も飲まれるうちに痛みは素直に快感へと変換されつつあり、感度も増していた。

「…あっ…あんっ!!」


ネコ娘の身体は鬼太郎との行為を予感しただけで、感じやすくなってしまう。
やがて、刺激されたのか蜜壺の奥が搾れるような感じがして、とろりとした愛液が内側からパンティーを濡らす。
徐々に色濃くなる雌の情香に、トクリと胸が高鳴り既に悪戯ではなくなっていた。

こんな格好で恥かしくて仕方が無いのに布腰に舐め上げられればもどかしく、逃げたいのにもっとして欲しい。
相反する思考がぶつかり合い、連結したように腰が揺らめく。
なまめかしく揺れる腰は、この先の行為を強請っている様に見えて、思わず強い刺激を与えてしまった。

「にゃっぁあんっ!!」

背中が緩やかな子を描いて反り返り、一際高い嬌声が漏れ思わず手を離してしまえば
少年の上から横に、少女の肢体は滑り落ちる。
完全には高みを上り詰めたわけではないか、その一歩手前で手放されて満たされぬ疼きと、解放された安心感に微かに身を震わせながら肩で呼吸を繰り返す。
漸く呼吸を落ち着けて上半身を起こし、少年を少し振り返った乗除の頬は真っ赤に染まっていて、少しばかり伏せられた瞳が何時にない色艶を含んで居た。

「も、おふざけはよして…ね、あたし…お土産持ってきたんだぁ。一緒に食べよ…ね?」

決して視線は合わせず、ブラウスの胸元をぎゅっと握る。
怯えたようにも見えるその肩を掴もうとして、するりと交わされてしまった。

「ね、鬼太郎…そうしよ?」
「…いよ…」
「えっ?」
「おふざけなんかじゃ…ないよ。ねぇ、逃げないでよ…。」
「にっ…逃げてなんかないよ。」
「じゃぁ、ここにおいでよ。」

鬼太郎は胡坐に座りなおして、ネコ娘を手招く。
ネコ娘はその仕草を見て、頬を耳まで赤く染め上げると首を竦めた。

「やっ、駄目だよ…鬼太郎…我慢できなくなるじゃない…」
「もう、とっくに我慢なんか出来ない状態になってるよ。だから…ね?」

にこりと微笑んで手招く。
よくよく見れば、下着姿の鬼太郎の虎のパンツはテントを張っており、吐く息は吐息交じりで…
ネコ娘は、身体の芯から熱が湧き上がるのを感じて瞳を閉じた…瞬間

シュルシュル…と何かが伸びる音がして、手首に絡まる感触に驚いて瞳を開けると、オカリナロープを発動させた鬼太郎が、相変わらず胡坐を組んだまま微笑んでいた。

「ほぉら、もう逃がさない。」

オカリナロープの紐は、一反天井に伸びて鴨居をまたいでネコ娘の手首を捕えていた。
グイ、と引かれれば反動で木の葉の布団の上に引寄せられてしまう。
万年床の中心…正面に立ち尽くしたネコ娘を鬼太郎は見上げて両手をスカートの裾へと伸ばす。

「ネコ娘だって、途中で物足りないんじゃないかい?」
「きっ…鬼太郎のエッチー!!!」

くすくすと笑いながら手を進める。
片手はネコ娘を捕えたオカリナを握ったまま、パンティーの白いふちに指がたどり着くとするすると脱がせはじめた。
肌の上を滑る指と布地の感触に、徐々に脱がされて、秘所に張り付いていたパンティーがはがされる感覚にビクリと身体が反応する。
濡れていたのは、濡らしていたのは鬼太郎のせいだけではないと解ると、ネコ娘は羞恥に震えた。

鬼太郎が促すままに、白いパンティーは両足から抜かれ見せ付けて、羞恥を煽るように濡らした部分の匂いをかいだ。

「ネコ娘は素直じゃないなぁ…濡れているのは僕だけのせいじゃないよね?」
「やっ…やあぁ…」
「ほら、見せてよ。」

強引にネコ娘の足を掴み、鬼太郎のほうへお尻を突き出すような格好にさせる。
ペラリとスカートの裾を捲れば、白い腿尻が微かに震えていた。

「うん?」
「にゃっ?!」

片手で鷲掴み広げる。

「下のお口は素直だなぁ…こんなに涎を流して待ってるよ?」
「やっ、い…言わないでぇ…あ…ぁんっ…」

濡れた秘所の割れ目をなぞる様に往復させると、腰砕けて膝立ちになった。
鬼太郎はそれに併せて、少しオカリナロープの長さを伸ばすが、相変わらずネコ娘の腕は上に伸び吊られている状態にある。

「さっきは布越しで物足りなかっただろう?今度はちゃんとしてあげるよ。」
「えっ…?」

はぁはぁ戸浅い息をつくネコ娘の両足の間に潜り込み、両足の中心の真下に顔を置いた。
スカートに覆われたその光景はとても淫らで、全裸の時とは別の興奮が湧き上がる。
いけない事をしているような後ろめたさが、堪らない。

「ちょっ…鬼太郎ってば…!!何考えてるのよッ!!」
「いいじゃないか、ほら、もうちょっと腰を下げてよ。」

グイ、と引かれて腰を落とす。

「ふっ…にゃっ…にゃあぁぁんっ!!」

布越しの愛撫に濡れていた秘所を舌で直接舐られ、入口を突き上げられ、背筋が反り返る。
逃げ様にも、自分を支えているのは天井から伸びたオカリナロープのみで、体重をかければ手首に食い込み、その一本を掴み縋るしかなかった。
ネコ娘の体が撓る動作に併せ、オカリナロープがまたいだ鴨居がギシギシと鳴った。

ネコ娘の甘く、可愛らしい鳴き声に鬼太郎の下半身もドクドクと脈を打ち始めている。
それはネコ娘の目の前で天を仰ぎ、布越しとは言え目のやり場に困るが如何のしようもない。
ただ、鬼太郎のこの愛撫が終わったら次は目の前の鬼太郎自身に貫かれるのだと確信し、ネコ娘は支えきれなくなった身体を鬼太郎の上に預けた。

痙攣するようにヒクリヒクリと蠢く秘所、淫猥な水音の合間に聞こえてくる甘い喘ぎ声。
鬼太郎の愛撫で身体は蕩かされ、与えられる快楽に力が入らず崩れたネコ娘のことに気づく事もできずに鬼太郎は、昏々と蜜を溢れさせる花壺を夢中になって貪っている。

布越しに愛撫されていた時よりも直接的な刺激に、身体は高まりつつあったが、子宮の奥までは満たされぬ渇きにもどかしさが募る。
両手は使う事が出来ず、目の前にそそり立つ鬼太郎自身をぼんやりと眺めているうちに妙な気持ちになり、堪らずソレを咥えた。

「…うぁっ?!」

思わぬ反撃に鬼太郎が驚き身を起こす。
その衝撃で前のめりにネコ娘は突っ伏し、衣服を着たまま曝された秘所は濡れ、熱に蕩けた瞳…それら全てが官能的で、本能に誘われるまま鬼太郎はネコ娘に覆い被さった。
手で持っていたオカリナロープを口に咥えて、自由になった両手で自らの下着を乱暴に摺り下ろすと、興奮に高まり激しく脈打ち自身が外気に触れる。
じくじくと先走りに濡れ、今にも爆ぜんと猛る自身を、十分に潤ったネコ娘の蜜壺にあてがい、一気に置くまで貫いた。

「にゃあぁぁぁんっ!!」
「んっ…ふぅう…」

待ちわびたモノの、余りにも激しい一突きに鳴き声を上げる。
一気に根元まで打ち込めば、十分に解された膣は熱く纏わりつき溶かされてしまいそうだ。
一突きしただけの痺れるような快感に、もっと高みを目指し貪欲に快楽を求める。

獣と同じ姿で交わり、組み敷いた少女の儚さに血がざわめく。
壊してしまいそうで恐いのに、滅茶苦茶に壊したくて堪らない。
浅い呼吸を繰り返し、地面に縫い付けるような乱暴な抽送にギシギシと木が軋む。
薄暗い部屋の中、人ならば中年ぐらいの齢は経ていても成り立ちは人間の子供とそう変わらぬ
幼き妖怪童子と童女が交わり1つの塊と化す。

「にゃっ…あっ…あんっ…にゃんっ…」
「ふっ…あっ…あっ…」

思わず声を漏らせば咥えていたオカリナロープを離してしまい、手の戒めが解けた少女の手はそのまま床に落ちる。
やがてせり上がる感触に、腰を引き付けただけでは足りず、肩口に噛み付き全身で重なるようにして一気に叩き込めば、硬直した少年の精が少女の膣で弾けた。

「―――!!」

互いに声ならぬ声を上げ、絶頂に全身を諤々と震わせながらも深く繋がったままで、やがて全ての精が少女に注がれると張っていた糸が切れたかのように崩れ落ちた。












行為の後の気だるさに身を任せ、互いを抱き寄せて甘い抱擁と口付けを交わす。
仰向けのネコ娘に覆い被さるようにして口付けをしていた鬼太郎が、ふと耳元で囁いた。

「ネコ娘って…真夏も長袖だよね…なんでだい?」
「そ…それは…鬼太郎のせいじゃない」
「うん?」

消え入りそうな声で、鬼太郎を上目遣いに見上げる。

好きで真夏も長袖の服を、ブラウスの襟をきっちりと止めて着ているわけではない
本当は、夏だから開放的な服を着たりお洒落したりしたい年頃の少女なのだ。

なのに彼は抑制が効くほうではなく、対本能に流されがちで
少女もまた少年に流されやすかった。

情交の痕は身体中に刻まれ、とても露出するような服は着られないのだ。
今日もまた、鬼太郎の歯形とオカリナロープが手首に捕えていた時の赤い痕が刻まれている。
こんな事が度々では、とてもではないが夏らしい格好は出来ない。

それに、たまさかお洒落したりすれば何時もと違う雰囲気に少年が欲情してしまい
やはり白いブラウスと赤いジャンバー以外着る事が出来ないのだ。
いや、少年が欲情してしまうのは衣に包まれている少女…どんな格好をしていても中身の少女の事を思えば、それは抑えられない。
少年はとことん少女に弱かった。

鬼太郎は長袖である理由が自分のせいだと初めて知り、俯き加減に頭を掻く。

「ご、ゴメン…知らなかったよ…、それじゃ今度は気をつけるから…もう一回してもいいかい?」

申し訳なさそうにネコ娘をちらりと見上げる。
解ってない…鬼太郎ってば全然解ってない!!と、心の中で叫びつつも、顔を寄せられ重ねられる唇につい瞳を閉じてしまうネコ娘が居た。

ちゅ…と口付けて額を合わせる。

「約束だよ?変なところに痕…つけたらヤだからね。」
「うん、解った…」

身体を重ねられるままに背を木の葉の布団へと預ける。
少女もまた、少年にとことん弱かった。

しかし、放映中にネコ娘の半袖姿が見られなかったことから
鬼太郎の約束は守られる事は…無かったのだろう。

...終
619名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 21:34:56 ID:Nki0/1Zh
3部アマンアマンキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!
毛目玉氏グッジョブ!!!
620名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 23:03:15 ID:RWEFVpyx
オカリナロープ吊りネコたんハァハァ
何度も読み返してしまいますた!毛目玉神GJ!!!
621名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 23:06:22 ID:raJE0nSC
>両手は使う事が出来ず、目の前にそそり立つ鬼太郎自身をぼんやりと眺めているうちに妙な気持ちになり、堪らずソレを咥えた。
>
>「…うぁっ?!」
>
>思わぬ反撃に鬼太郎が驚き身を起こす。
>その衝撃で前のめりにネコ娘は突っ伏し、衣服を着たまま曝された秘所は濡れ、熱に蕩けた瞳…

(*´Д`)<萌え〜
お互いに対して弱いアマンアマンさ加減がたまらん!!
622名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 01:16:10 ID:I5TLOUlS
ということは、同じ理由で4部ねこタンもずっと長袖ブラウスなのかな?
623名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 22:00:19 ID:5OfRt4ZS
磯女の回でもあの格好のまま浸水してたしなぁ
パンチラ多めでいい回だったがw

もしや・・・
624名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 00:25:32 ID:ap8iwj7G
>磯女の回のパンチラ

初耳です。
差し支え無くばうpしてください
625名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 00:56:41 ID:62g2fl6I
海中でも頻繁にチラっていたような。
ちなみに漏れはうpはできん。スマン。
626名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 22:08:42 ID:pR1lFVIH
倉庫の三田ネコタンの目隠し監禁SSに萌えますた。
艶かしい・・・・
411氏GJ!!
627名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 19:40:06 ID:DTtayklI
628名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 16:37:53 ID:BDk4xe90
ここの職人さんはすっげー上手いですね。
鬼太郎と猫娘のssを毎回楽しみにしてます。
個人的に、道具を使ったプレイとかも見てみたいです。
629名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 03:26:07 ID:rrWGysWO
オカリナロープ・レイピア、ちゃんちゃんこ、リモコンゲタ、髪の毛網・・・
鬼太郎自身が使える道具が結構あるな。エロ利用できるかは別としてw
指鉄砲は有名だが舌も伸びたような気がしたが・・・記憶違いかな
630名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 19:10:41 ID:6CR4EQHs
髪の毛綱使ったSSは出てる罠。

>舌も伸びたような気がしたが・・・
あった。確か「カメレオン舌」ダタような?
他には胃の中で飼っている蛇も居たよね。
631名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 22:54:49 ID:TQF+0kgy
カメレオン舌?
鬼太郎・・・そんなに技までつかいやがるのか
猫タンのあんなとこやこんなとこを奥まで隅々・・・ハァハァ
632名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 03:50:01 ID:qNg7+bJb
カメレオン舌・・・(*´Д`)

「ん・・・えっ、アッ!?き・鬼太郎っ何・・・何してるのッ」
恥じらいに身を染めつつも官能の波に揺られていた少女が上身を起こす。
しかしそれでも鬼太郎はねこ娘の腿をしっかと抱き秘裂に唇を押し当てたまま・・・
ちろりと上げた目は悪戯に微笑んでいた。
「あっ・・・!?」
硬く窄めた舌があらぬところまで押し上げてくる。
妙な圧迫感に痺れるように腰をがくがくと震わせた。
同時に、上下しながら進んでいた舌が絞れる。
違和感は段々と深さを増し異様な感覚にねこ娘は肢体を伸ばす。
期せずして強請るように押しつけてきた秘口は溶け、鬼太郎は唇からあごにかけて
溢れ出た蜜をじゅるりと吸いながら一旦舌を引き出した。
「・・・カメレオン舌・・・」
意識もまばらな少女は浅く息をついたまま。しばし遅れて「えっ?」と聞き返す。
「僕のカメレオン舌・・・忘れちゃったのかい?」
じっとしていても火照った体からあがってくる息を整えながらねこ娘は思い返す。
しばらくして思い出したのか、そしてこの先待ち構えていることを少年の表情で悟ったのか。
脱力していた身はびくりと震え固く硬直した。
逃がしはしない。鬼太郎の腕は、すでに朱の跡を散らした白い腿を離さない。
「ゃ・・・」
「どこまで伸びるか確かめてみるかい?」
そして再び唇が寄せられ、濡れそぼった肉襞を鬼太郎の舌が進んでいった。

こんな感じか?鬼太郎・・・エーーーロスw
633名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 20:33:28 ID:sWuPstir
エロ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀` )━(´Д`)━━━(*´Д`)ハァハァ!!!!

きっ…鬼太郎め、己の特技(?)を使ってこんなエロイ事をねこタンに…(;´Д`)ハァハァ
634名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 05:03:02 ID:7tQN5B+2
道具に翻弄されるねこタン(*´Д`)
オカリナ、髪の毛網のほかにも毛目玉神の銀の首輪ネタなどもハァハァでしたな
三部だと鬼チク太郎と三田ネコたんの道具プレーイありそうですが
四部ねこたんにそげなことは・・・。いや四部鬼太郎の裏黒さ発動か?
はたまた二部猫たんならどうなるんだろうと黙々と妄想・・・。

道具ネタブチ斬りスマソー
保守がてら途中までですがSS投下(`・ω・´)

妖怪ポストに助けを求める手紙が届いたのは一週間前のことだった。
遠方へ出向くとの理由で父とともに一反木綿にまたがり少人数での妖怪退治。
心配しては空を見上げる日々を過ごしていたねこ娘のもとに、化けカラスから
鬼太郎の帰宅が知らされた。
取るものもとりあえず山道を駆けていく。
逢えぬあいだ、どれだけ鬼太郎を心配したか解からない。
恨みごとひとつも言ってやりたいが、早くその顔がみたい。
そしてこの数日に起きたことをいっぱい話して、逢えなかった時間を埋めるように
いろんな遊びをして時を過ごしたいと、いきおい早足になってしまう。
 「鬼太郎!おかえりー!」
簾を翻したゲゲゲハウス。室内には見知らぬ男の姿があった。
 「あっ・・・ごめんなさい・・・!」
そのまま抱きついてしまいそうだったことを恥じて、まるで人見知りしたように
再び簾をくぐる。
家を間違えるはずもない。卓袱台の上では目玉親父が寛いでいたし・・・
ねこ娘が弾む胸を抑えて息を整えていると、中から簾が開いた。
 「ねこ娘」 「・・・えっ?」
片目を前髪で覆った・・・年の頃は人間であれば二十歳ぐらいだろうか。
鬼太郎によく似ている。まるで、鬼太郎を少し大人にしたような風体の男だった。
 「どうしたんだい?あがりなよ」
 「あっ・・・あの、・・・・・・はい」
呼ばれるままに室内に入ったものの、どうも気まずい。
茶碗風呂に浸かったまま、気持ちよさそうに眠り込んだ目玉の親父が早く起きて
くれないかと思いながら、ねこ娘は男の向かい側に腰かけた。
緊張を隠せず、肩を竦めて小さくなったねこ娘に目を遣り、男は苦笑する。
 「・・・あのー・・・」 「何だい?」
 「ひょっとして・・・。鬼太郎のお兄さんですか?」
636『鬼太郎成人化ネタ』-2 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:04:54 ID:7tQN5B+2
そんな話は今まで聞いたことがなく、もしも今まで離れて暮らしていたというのならば
それなりに訳ありなのだろうと、遠慮がちに訊ねた。
男は目を見開き、肩を揺らして笑い出す。
 「何かおかしなこと言いました・・・か?」
益々恥ずかしそうに頬を赤らめたのが愛らしく、男は悪のりしてねこ娘の横にすり寄った。
 「鬼太郎がいつもお世話になってるらしいね」
 「いいえ・・・そんな!あたしこそいつも鬼太郎にお世話になって・・・て・・・」
ただ話をするだけにしては近付き過ぎる。ねこ娘はずりずりと逃げ腰で間隔をあけた。
 「ふうん・・・そう。どんな世話をしているのかな?」
 「どんなって・・・??えっと・・・」
合わされた視線の妙な力に、反らすこともできない。そんなところも鬼太郎に似ている。
まっすぐに熱っぽい瞳を向けられたまま詰め寄られて、ねこ娘は返答に困っていた。
この視線の意味は知っている。求めるものに気付いてねこ娘は困惑していた。
まさか鬼太郎の兄弟に引っかき攻撃を食らわせるわけにもいかず、目玉親父の
目覚めを心から願っていた。
 「ひゃっ!」
長い指先。大人の手でねこ娘の柔らかな頬が包まれる。
 「君と鬼太郎は・・・どんな仲なのかな?」
 「どんな・・・って、それは・・・」 「コイビトかい?」 「えっ」
咄嗟に首を横に振ってしまった。互いに好きだということは伝えあったのだとしても、
鬼太郎から面と向かってつき合うようなことは言われたこともない。
 「・・・ふうん・・・。じゃぁ、ただのトモダチ?」
ただの友達かと問われれば切なさが募る。
 「・・・・・・違います。幼なじみですっ」
言い切ると、今度は男のほうが切なげな瞳をみせた。
 「へえ・・・そう。幼なじみがこんなことをするのかな?」 「?」
片手で頬を掴まれたまま、男の顔がより近付いてくる。
ねこ娘は目を見開き、男の意図に気付いた瞬間、慌てて顔を背けた。
 「い・・・嫌ぁあああっ!!」
637『鬼太郎成人化ネタ』-3 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:06:05 ID:7tQN5B+2
衣を裂くようなねこ娘の悲鳴に、目玉親父の鼻ちょうちんが割れる。
 「・・・うんむ?どうしたんじゃ、鬼太郎」 「えっ」
ねこ娘はきょろきょろと辺りを見回したが、鬼太郎の姿はない。
困惑したままのねこ娘から身を引き、男は微笑みながら応えた。
 「何でもありませんよ、父さん」


ねこ娘が落ち着きを取り戻したのは小一時間後。
何でも、鬼太郎の弱体化を図った妖怪によって年老いてしまう妖術をかけられたのだという。
しかし鬼太郎にしてみれば、数十年・・・いや数百年分年老いたところで老齢までは
たどり着かず、却って力を増した鬼太郎によって、妖術使いは封じ込められてしまった。
 「聞けば不完全な術らしくてね、じきに元に戻ってしまうそうだよ」
 「ふうん・・・そう」
学童服はきつすぎて、帰りがけに手にしたGパンと白いシャツを着たのだという鬼太郎の姿を
見上げる。いくら丁寧な説明を受けても腑に落ちなかった。
 「本当に鬼太郎?」 「本物だよ。確かめてみるかい?」 「どうやって?」
 「それは・・・」
ちらり目玉親父に目を向けると、ぽりぽりと首をかいて茶碗風呂から出た。
 「ふー。湯冷ましがてら化けがらすに空中散歩でも連れてってもらおうかのう」
 「・・・すみません父さん」
ごゆっくり・・・とは流石に言えず、窓から化けガラスに飛び乗って行った。
邪魔者が消えたところで・・・とは流石に言えない。鬼太郎は無言でそっとねこ娘に身を寄せた。
 「やっ!ちょ・・・ちょっとやめてよ!」 「どうしてさ」
 「だ・だって・・・!本当に鬼太郎かどうかも解からないのに、髪一本だって触られるのは嫌だよ!」
 「・・・ねこ娘・・・」
貞淑なねこ娘の言葉がじんと胸を打つ。
しかしねこ娘の抵抗は頑なで、力の加減がうまくできない鬼太郎は、つい手首を強く掴んでしまった。
 「・・・・・・ッ!」 「ご・ごめん!」
顰めた顔に気付き慌てて手を離せば、すぐさま距離を置かれてしまった。
638『鬼太郎成人化ネタ』-4 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:07:06 ID:7tQN5B+2
 「鬼太郎はこんな乱暴なことしないもん!それに・・・あんな嘘ついたりしないんだからっ」
 「ごめん。まだこの体に慣れなくて・・・力の加減が難しいんだ。けど僕は何も嘘なんてついてないだろう?」
 「お兄さんだって言ったじゃない!」 「言ってないよ。君が勝手に間違えただけじゃないか」
 「それは・・・そう、だけど。でも!だったらどうしてすぐ鬼太郎だって教えてくれなかったのよ?」
 「それは・・・」
人見知りするねこ娘が可愛くて。いつもなら見れない表情を見てみたかっただけとは言えない。
言えばまた、手のつけられないほど怒りまくってしまうだろう。
 「ねこ娘が全然気付いてくれないから・・・さ・・・」 「何よぅ、それ!」
 「姿かたちが変わっただけで、僕が僕であることに気付いてくれないんだね」
かつて大海獣に変身させられた時のことを思い出し、鬼太郎は俯いた。
 「大きくなった僕は・・・嫌いかい?」
ねこ娘は腕組みしたまま、つんと顔をそらしたまま。
もしかしてこのまま大人に成長したとしても、このくらいになる頃には嫌われてしまうのだろうか。
大きくなった姿がもの珍しくて何度も鏡を覗き込んだけれど、やはりつげ義春ほどの男前ではない。
図体が大きくなったところで男前になるでもなく、顔の造作の変わらぬ鬼太郎をみて、
ねこ娘をがっかりさせてしまったのだろうか。
 「・・・ずるいよ・・・」 「えっ?」
 「・・・鬼太郎ばっかり大きくなって・・・大人になっちゃって・・・。ずるい」
むうっと頬をふくらませたまま、悔しそうに鬼太郎をにらみつけ、また顔をそらしてしまった。
 「けど、しばらくしたら元に戻るそうだし・・・」 「ずるい!」
 「いや、いいことばかりじゃないんだよ?急に背が伸びたから・・・鴨居には頭をぶつけるし」
 「・・・」 「下駄ひもがきつくて靴擦れを起こすし・・・どうも体が重い気がするし・・・」
 「・・・」 「ふとんだって足が出ちゃって、さっきも寒くて目が覚めたし・・・飯だって」
 「・・・もういいよ」
639『鬼太郎成人化ネタ』-5 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:07:52 ID:7tQN5B+2
必死に弁解する鬼太郎の言葉に、ねこ娘はつい笑い出してしまった。
ずっと顔を背けていたのは怒っていたわけではなく、笑いをこらえていたせいだったようだ。
 「解かってくれたかい?」
 「・・・うん。本当は最初にみた時から、ひょっとして鬼太郎かもしれないって、思ってたんだ」
ねこ娘のほうから近付いて、鬼太郎のひざに腰をおろす。
 「だって、鬼太郎の匂いがしたんだもん」
身を寄せて首筋でくんくんと鼻を鳴らしたねこ娘は、やはりこの身に比べれば小さくて。
いつもよりもずっと儚く見え、抱きしめるのも躊躇してしまう。
 「・・・ねえ。でもどうやって、鬼太郎が本物かどうか確かめさせようとしたの?」
 「えっ・・・それは」
どきまぎして顔を紅潮させると、ねこ娘は不思議そうに首を傾げて、そっと胸元に擦り寄った。
 「あ」 「え、ええっ!?」 「・・・鬼太郎の音がする・・・」
とくりとくりと弾んだ鼓動。
ねこ娘をこうして胸に寄せている時はいつも高鳴っているから、同じ鼓動なのだと解かったのだろうか。
目を伏せて聞き入っているねこ娘は、今にも眠りついてしまいそうなほど安堵感に包まれていた。
 「・・・おかえり・・・鬼太郎」 「う・うん・・・」
反対に、鬼太郎にしてみればどんどん落ち着かなくなってくる。
自分のひざの上に腰かけたねこ娘は両腕で包めば隠れてしまいそうなほど小さくて、抱きつぶして
しまえそうなほど脆くみえた。
そっと胸に手を当てたてのひらは小さく、手を取れば折れてしまいそうで・・・。
壊れものを扱うように、優しくその背に手を当てるぐらいしかできない。
しかしその背も小さくて、あまりに幼い。それでいて・・・。
 「・・・ねえ、鬼太郎・・・?」
見上げた瞳は艶めいた情欲を隠し持っていて、引きつけられずにいられぬ魅力に吸い寄せられる。
鬼太郎が目を見開くとねこ娘は微笑み、その瞳は目蓋に消えた。
640『鬼太郎成人化ネタ』-6 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:08:42 ID:7tQN5B+2
閉じた唇は熟しきっていない青い果実のように瑞々しくて。
身を委ねたねこ娘に誘われるままに、鬼太郎はその唇を重ねた。
 「・・・ん・・・」
重なり合う瞬間、やはり勝手が違いねこ娘は一瞬逃げ腰に肩をすくめる。
しかしもう、鬼太郎のほうが止まらない。
果実を啄ばむだけではもの足りず、味わいつくすためにむしゃぶりついていた。
厚みのある舌をねじこまれてねこ娘はぴくりと身を離す。
しかし逃すことなく、反らしたねこ娘の体を追ううちに、その身に覆いかぶさって床に抱き倒してしまった。
細い腰からまわした腕はするりと背中を抜けて反対側から腹部までまわってしまう。
片腕だけで逃げられぬほど抱き寄せられてしまい、ねこ娘も背に手をまわす。
普段とは違い広い背中。両腕でもまわらず、ぎゅっとシャツを掴む。
閉じていたひざは鬼太郎の身によって開かされ、重なり合う口づけの激しさに、揺さぶられるたび
スカートの下白き砦にGパンのファスナーがこつこつと当たった。
 「う・・・んフゥ・・・んんっ」
苦しげなねこ娘の吐息に、静かに唇を離す。
すっかり湿らされたねこ娘の唇は赤みを増し、互いの唾液で濡れ光っていた。
切なげに伏せていた目蓋を開けば蕩けた瞳。
 「ねこ娘・・・」
鬼太郎の胸に獣のような情欲が湧き上がり、再び覆いぶさって首筋に顔をうずめた。
 「く・・・クククッ・・・ふふっ」 「?」 「鬼太郎くすぐったいよぉ」
胸元を躍らす笑い声を噛み殺したねこ娘は、そっと鬼太郎の頬に触れた。
 「ちくちくする」 「えっ?ああ・・・」
ほんの数日で伸びた数ミリの不精ヒゲに気付く。剃り方も知らないものだから放っておいたままだった。
ねこ娘は面白がって指先でなぞるが、鬼太郎はその手を掴み開いて、再び首筋から胸元へと擦り寄った。
 「ふひゃっ・・・くく・・・くすぐったいってばぁ・・・っ」
身を捩りきゃっきゃと喜ぶ姿は赤ん坊のようにあどけない。
不精ヒゲ攻撃に気を取られている隙に、浮いた背からファスナーを下ろし、胸元のぼたんを
ひとつひとつ開いていった。
641『鬼太郎成人化ネタ』-7 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:09:59 ID:7tQN5B+2
ひっきりなしにばたつかせた足先が畳を叩いていたが、鬼太郎が中腰になれば爪先も空を切る。
はたと気付けば乱された着衣のまま、薄紅に染まる乳房をちゅっと吸い付かれていた。
 「あんっ・・・う・・・ぅん・・・」
ぬめりを帯びた舌が這い、火照った体にゾクリと痺れが走る。
途端にねこ娘の眉根が切なげに歪み、妖力を湛えた髪に指を入れて鬼太郎の頭をかき抱いた。
白い胸肌は次第に朱に染め上げられ、吸い付いた跡もうっすらと斑点状に広がっていく。
すでに馴らされた身は官能の海に波打たれ、投げ出されないようにしがみついてくる。
鬼太郎のせいでこんなふうになってしまうのに、救いを求めるため縋りつくのもまた鬼太郎しかいない。
しかし考えるほどの理性はすでに溶け去ってしまい、貪るように身を寄せる鬼太郎に委ねることしか
できなかった。
尖らせた舌を突き立てれば柔軟な胸が歪み、そのせいで沸き起こる幽かな痛みまでもが今の
ねこ娘には堪らない甘い疼きに変わる。
擦れるたびにちくちくと刺激する鬼太郎のあごや頬もすべて、気持ちよくなってしまう誘淫剤に変わる。
尾根から添えられた手は小さなねこ娘の胸を覆い尽くし、すっぽりとてのひらにおさまる手ごたえ。
 「鬼太ろ・・・」
吐息交じりの舌ったらずな呼び声に、鬼太郎は更に強く抱きしめてしまった。
少女の身はあまりにもか弱く、抱き潰さんばかりの腕の力に苦悶の表情が浮かぶ。
慌てて身を離すと、それもそれで不満なようで。荒れた吐息に胸を弾ませたまま、
鬼太郎をじっと見上げた。
 「ねこ娘・・・。これ、脱いでくれるかい?」
引き起こしひざの上に座らせると裾からブラウスごと引き上げていく。
ねこ娘はこくりと頷いて、鬼太郎の手に導かれるままに両腕をあげた。
 「・・・あっ・・・」
腹部から胸元にあがった瞬間、ぴくりと身が跳ねる。敏感に尖った胸先に服の束が掠めたようだった。
しんと静まった中、つい漏れてしまった喘ぎを恥じて、ねこ娘は腕を下ろしてしまう。
 「脱ぐのは嫌?」 「・・・」 「しわになっちゃってもいいのかい?」
首を横に振り、おずおずとまた両腕をあげた。
642『鬼太郎成人化ネタ』-8 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:15:58 ID:7tQN5B+2
少しづつ引き上げると、段々と露になるねこ娘の白い腹部は滑らかな曲線を描き、
やがて柔らかな胸へと続いていく。
じわじわと引き上げられる間が耐え切れず、ねこ娘は身を捩って先を急いた。
 「どうしたんだい?」 「・・・は・やく・・・脱がして・・・」
消えそうな呟き。焦らされることに慣れないねこ娘には少し酷であった。
 「ごめん・・・」
服の束を引き上げて、首から頭の上へ通す。
 「ン・・・ぷはっ」
しかしその服はまだ上空で腕を束ねたままで、無防備な脇の下に唇を寄せた。
 「ひっ・・・ゃあん!??」
さらされることもない場所。未知の感触に身を震わせる。
身を覆う布はすでになく、震えるたびに朱の胸先が柔肉の上で踊る。
脇に唇を這わせたまま、つきたての餅よりも柔らかいその感触を掴みあげた。
 「やぁ・・・っ、そんなト・コ・・・ダメ・・・」
ちゅくちゅくと態と吸いつく音を立てながら、鬼太郎は微笑んだ。
 「駄目なところなんて・・・ないだろう?」 「・・・ふ・・・ふぇ・・・や、やはぁ・・・ん・・・っ」
 「ここもここも・・・全部僕のなんだから・・・ね?」 「きたろ、何いって・・・」
もたついていた服をひじから抜き取り背後に引き落とす。やっと自由になった腕を下ろしたが
鬼太郎の頭がはさまれたままで、片方は下ろせない。
 「ほら。君自身よりもずっとよく知っているんだよ?」 「・・・え・・・?っあん!」
てのひらにおさまる乳房を揺り動かし、先端を唇で啄ばむ。
嬉しくなるくらいねこ娘はぴくぴくと反応し、無意識になのだろう、挟み込んだ鬼太郎のひざに
疼いた下半身を押し当ててきた。
乳首を唇で啄ばんで引けば、柔らかな胸は尖ったように変形し、吸い込みを弱めれば
ぷるりと震えて元に戻る。数度繰り返しただけでねこ娘の吐息には悲鳴にも似た喘ぎが
交わり始めていた。
 「・・・ね?気持ちいいんだろう?」
 「んっ・・・んふ・・・ぅう・・・ん」 「僕がさわったところみんな、気持ちよくなってきたんだろう?」
背中から腰に手をまわしただけで、敏感になった素肌が反応する。
熱を帯びた身は鬼太郎の成すがまま。求めるままに鬼太郎の身に縋りつくのだ。
643『鬼太郎成人化ネタ』-9 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:16:55 ID:7tQN5B+2
そしてまだ一枚。残された白い砦に指をかける。
中指で双丘の割れ目をなぞるように手を下ろしていったが、吸い付かれた胸の感触に
気をとられているのか、ねこ娘はぎゅっと鬼太郎の頭を抱えたままだ。
体内に駆け巡る痺れに耐えているのか、いつになく双丘はきゅんと固く強張っている。
パンティの中に忍び込んだ手で揉みあげると、はっと気付いて身をそらした。
 「あっ、あ・・・やっ!は・・・恥ずかしいよ・・・」
丸みを帯びた尻肉をほぐすように揉みあげると、立てひざのまま上身をいやいやと捩る。
身を反らしたぐらいで、逃がすはずもないのに・・・。
鬼太郎は腕を伸ばすと、後ろから花壷を渡って花芯まで指を伸ばした。
 「あぁんっ!」
しかしその手は添えたまま。まるで鬼太郎の手がおむつにでもなったようで、
ねこ娘は違和感と、いつ動き出すか解からない不安とで切なげに吐息をもらす。
困っている暇もなく、再び胸先を啄ばまれて唇で甘噛みされる痺れに襲われていた。
 「・・・だめぇ・・・も、力がはいらな・・・い」
脱力すればまわされた手に一番敏感な場所を摩擦され、自然と体を硬直させる。
少し動いただけで、ねこ娘はびくびくと反応してしまう。抑えられなくなってきていた。
 「鬼太ろ・・・お・・・。ねえ、きろう・・・・っ」
口をついて出る言葉はすでに意味をなさず。この身に宿る火照りの果てを求めて、
鬼太郎に助けを乞うだけで精一杯だった。
 「イキたい?」 「・・・っ」
直接的な言葉にびくりと身を固める。しかし身を突く火照りに負けて頷くしかなかった。
 「僕もね?ねこ娘をイカせてあげたいんだけど・・・これが邪魔だよね」
もぞもぞと指先が蠢き、しっとりと湿り始めたパンティを内側から外へと突きあげる。
 「協力してくれないかなあ・・・?」 「何・・・を?」
 「脱いでよ」 「!!」 「僕には脱がせないんだ」
今まで散々引き剥がしてきたくせに・・・。鬼太郎は何を言っているのだろうとねこ娘は思った。
 「このままじゃこれ・・・びしょびしょになっちゃうけど。いいの?」
すでに指先が当てられたそこは淫らなまでに蜜を滴らせている。
もうその意味も知っている。鬼太郎に教わっているのだ。
どれだけ自分が欲しがっているのかを知り、ねこ娘は更に顔を紅潮させた。
644『鬼太郎成人化ネタ』-10 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:20:36 ID:7tQN5B+2
 「ね?ちゃんと脱げたら・・・イカせてあげるよ」 「・・・っっ・・・」
暫し時間を置いても踏ん切りがつかない。
 「・・・恥ずかし・・・」 「ン・・・大丈夫だよ。こうして、僕が手を当てておいてあげるから」
それだってもっと恥ずかしいけれど・・・。まだ陽の差す昼間に素っ裸になることに比べれば
いくらかはましなのだろうか。
ねこ娘は口を縫い縛ったまま目をそらし、自らパンティの淵に手をかけた。
片手を鬼太郎の肩に置き、もう片手でパンティをひき下ろす。
露になった桃尻を見下ろしていると不意に喉がごくりと鳴ってしまった。
ねこ娘の手が止まる。
 「・・・ごめん。続けて・・・?」
恥部を覆った鬼太郎の掌はそのままに、ひざからすり抜けて片足づつ脱いでいく。
生まれたままの姿で視線にさらされるのを恥じて、ねこ娘は両手で胸元を覆い、
居た堪れない様子で首をすくめた。
しかし鬼太郎の指先が蠢き出すと、縫い縛った口もとから甘い喘ぎがもれるのを
抑えることはできない。
成年化して長く伸びた手。中指で秘裂をなぞると、指間からは溢れた蜜が滲み出す。
くちゅ・・・ぎちゅ・・・
わざと淫猥な水音をたてながらいじりまわせば、ひざ立ちになってねこ娘の腰が跳ねる。
 「ニャっ・・・うぅん・・・っ!」
爪の先が充血した花芯を擦れ、明確な刺激にぎゅっと目を伏せる。
縋るものを求めて鬼太郎の頭をかき抱けば、目前にした乳房にはまた唇が寄せられた。
 「あっあぁあ・・・ん、んんっ・・・ヤ・・・らめ、だめぇ・・・っ」
口をついて出る言葉にはもう意味もない。
幼い体に宿る性を操りきれず、鬼太郎に引き出されるままに翻弄されるしかなかった。
身を震わせ、ぴくりと跳ねるたびに遅れて柔肉が震える。
危ういほどの柔らかみを唇で食みながら、鬼太郎の手が一瞬離れて今度は前から肉裂にしのびこむ。
 「ゃ・・・あんっ、ふ・・・太・・・」 「痛くはないかい?」
間接のごつごつした指一本が様子をみながら沈み込む。
豊富な潤滑油のおかげで、思いもよらずぬるりと根元まで埋め込まれた。
645『鬼太郎成人化ネタ』-11 ◆NECOkE/60g :2005/07/11(月) 05:21:56 ID:7tQN5B+2
 「・・・ん、いたくはない・・・けど・・・ぉ、ンっ!」
間接をわずかばかり折っただけで、痺れが走ったような背をそらした。
窮屈な肉壁が鬼太郎の指を締めあげる。食いつかれるようだった。
折り曲げる動作に合わせて 「あっ、あ、あ・・・」と途切れた喘ぎがもれて、
立てひざの足は力を失いがくがくと揺れる。
 「ねえねこ娘?きもちがいいところに動かしてごらんよ」
 「・・・っ」 「腰を揺らしてみて?」
尻たぶを掴み添えられた手で腰を揺さぶる鬼太郎の手に合わせて揺らめけば、
いつもよりずっと奥のほうからじわりと熱がこみあげてきた。
恥ずかしいのに止められない。
 「あぁ・・・あぁあ・・・ああん・・・っ」
胸もとの鬼太郎を抱き寄せたまま、頭の中が熱でいっぱいになっていく。
何も考えられない。理性が蕩けていく。
そして鬼太郎の指がくいっくいっと折れた瞬間、ねこ娘は全身を強張らせた。
 「───っ」
声にならない切なげな吐息。埋め込まれた指は根元までぎちゅっと締め付けられる。
硬直がとければひくついた痙攣が指先からも感じ取れて、鬼太郎は口端をあげた。
名残り惜しげに引き出した指にはとろりと透明な蜜が滴り落ちる。
脱力し、肩で息をするねこ娘の身を支える。
その耳元に唇を寄せて、鬼太郎はそっと囁いた。
 「・・・まだ終わりじゃないんだよ?」

<続>
646名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 08:41:24 ID:aON0dZNt
大人になった鬼太郎、ねこタンに悪戯するにも程が(*´Д`)ハァハァ

>やはりつげ義春ほどの男前
禿ワロス
でも、ねこタンにとっては一番なんだYOなあ浦山スィ

> 「・・・まだ終わりじゃないんだよ?」
こっこれは…411氏のシリーズの鬼太郎とねこタンがいよいよでつか?











待ってまつノシ
647名無しさん@ピンキー
翻弄したり翻弄されたり(;´Д`)ハァハァ
じゃれあいがエチーになっていくのに(;´Д`)ハァハァ