【宮崎駿】 崖の上のポニョ 40 【ジブリ】 本スレ
◆物語◆
◆あらすじ◆
公式HPへ→
http://www.ghibli.jp/ponyo/press/story/ ◆スタッフ◆
『崖の上のポニョ』上映時間:1時間41分 1139カット
カラー/ビスタサイズ/DLPシネマ対応/
ドルビーデジタルサラウンドEX・dts?ES(6.1ch)
原作・脚本・監督:宮崎 駿
作画監督:近藤勝也
作画監督補佐:高坂希太郎(2007/5/7〜)、賀川 愛(2007/9/18〜)、
稲村武志(2007/10/〜)、山下明彦(2008/3/12〜)
美術監督:吉田 昇
動画チェック:舘野仁美
動画チェック補佐:中込利恵、藤井香織
色彩設計:保田道世
映像演出:奥井 敦
音楽:久石 譲
編集:瀬山武司
整音:井上秀司
音響効果:笠松広司
録音演出:木村絵理子
プロデューサー:鈴木敏夫
制作:星野康二
アニメ制作:スタジオジブリ
製作担当:奥田誠治、藤巻直哉、福山亮一
特別協賛:アサヒ飲料
特別協力:ローソン、読売新聞
配給:東宝
(C)2008 二馬力・「崖の上のポニョ」製作委員会(GNDHDDT)
5 :
名無シネマ@上映中:2008/09/30(火) 02:47:11 ID:EGFjEN8J
◆声の出演◆
@ポニョ(ブリュンヒルデ):奈良柚莉愛(なら ゆりあ)
@宗介:土井洋輝(どい ひろき)
※崖の上の一軒家に住む、ゆったりとまっすぐな5歳の男の子
@リサ:山口智子
※宗介の母。デイケアサービスセンター“ひまわりの家”の職員。
@耕一:長嶋一茂
※リサの夫、宗介の父。内航貨物船の船長。
@グランマンマーレ:天海祐希
※ポニョの母であり、海なる母。
@フジモト:所ジョージ
※ポニョの父。海中でウバザメ号を操る。
@ポニョのいもうと達:矢野顕子
※稚魚の群。水球の中で育てられている。
@トキ:吉行和子
※“ひまわりの家”の車椅子の老人たち。
@ヨシエ:奈良岡朋子
※“ひまわりの家”の車椅子の老人たち。
@カヨ:左時枝
@婦人 :柊 瑠美
※ポニョと宗介が出会う、赤ん坊を抱いた古風な女性。
青年(夫):岸本 卓(通称ナヨ)
@アナウンサー役:羽鳥 慎一
@クミコ :平岡映美
@カレン :大橋のぞみ
@その他 :竹口安芸子、山本与志恵、片岡富枝、田畑ゆり、
佐々木睦、山本道子、金沢映子、斎藤志郎、石住昭彦、
田中明生、脇田茂、つかもと景子、山本郁子、沢田冬樹、
渋谷はるか、川辺邦弘、手塚祐介、柳橋朋典、塚本あい
久石氏への音楽メモより、要約(『折り返し点』からの引用)
・物語の構造は簡潔に「海=女性原理」「陸=男性原理」
・その為小さな港町は衰退し、男たちの船は忙しく行き来しているものの誰もそれを尊敬していない。
・女達も同時に衰えている。海辺でお迎えを待つ老女達。快活だがやり場のない怒りも抱えるリサ。
・ポニョは女性原理の生粋といえる存在。食べる事、抱きしめる事、追いかける事にためらいなし。
・グランマンマーレはポニョが見事に成長した姿。全ての命の源。多産。一妻多夫。
・5歳の宗助は「男」になりきらない最後の年代。
・彼の課題はポニョの全てを受け入れる事。好きになる事。守り抜くこと。
・多くの観客は彼の約束をすぐに忘れ去られる類ものと思うかもしれないが、彼には重要な問題。
・フジモトのように理屈の世界に逃げ込むか、耕一のように感情に逃げ出すか・・・。
・しかし宗助は逃げずに真っ直ぐ突破し全部を受け入れる。故に主人公の資格を持つ。
・宗助の心の強さで世界は新しいバランスがとられる
・もちろん男性原理が勝ったわけでも女性原理が勝ったわけでもない。
・不安定で先が思いやられる状態で映画は終わる。
・それは21世紀以降の人類が背負った命運で、一遍の映画が決着をつけるべき課題ではない。
『折り返し点』には上記の他、映像上の課題や隠された意図といった内容あり
「昔のアニメだったら敵として切り捨てていたかもしれない相手もすべて許容する」
「小さな正義・小さな方法論で何かを解決したように錯覚させるドラマはもう
やめにして、この世の混沌を認識してそれでも自分の暮らしを生きる話にする」
久石譲「死後の世界、輪廻(りんね)、魂の不滅など哲学的なテーマを投げかけている。
でも、子供の目からは、冒険物語の一部として、自然に受け入れられる。
この二重構造をどう音楽で表現するか。そこからが大変でした」
(ヨミウリオンラインからの引用)
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_ponyo_20080731a.htm 連載 久石譲が挑む音の上のポニョ
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_ponyo_sound.htm
「思春期の観客層から、以前の作品の方が面白かったと言われるのは
よく判るんですよ。その層を落として作品を作ってる気持ちも物凄く
ある。でも、僕が変わったんじゃないんです。歳とっただけ。ジジイ
にはジジイの感じるところがあるんですよ」
「それより何でワーッと大笑いしてドキドキして、ああ面白かったって
いう映画を作る若い人が出てこないんだろうと。その方が不思議ですね。
僕もバカな話書いてる時が一番楽しいんです。でもそれは『余技』でなくちゃ
やってはいけないっていう気持ちがあるんです」
「今、活劇をやるには動機付けの問題から逃れられないんです。
要するに、ここまで色々あったけどもう後は活劇するだけだ、という
構造を作るのが活劇ものなんです。そこに行くまでが一番大変で、
その労力が説得力を持っていれば、後のドンパチを堪能できるんです。
いまの作品は『あとはドンパチだけだ』って所までもっていくところ、
前段がいい加減なの。だから面白くない。前段を抜いてドンパチだけ
作っちゃおうっていう話があるんですが、それはやっちゃあいけない。
ウンチク傾けて訳わからない専門用語を一杯並べてドンパチやるのも
『趣味』としては判りますよ。でも、それは趣味です」
「今の時代、素朴な動機でやっていけなくなってる。ビッグになりたい、
リッチになりたい、女をモノにしたい、っていう根源がどこかで崩壊
している。素直に信じられなくなってるんです、僕らは。」
「世界の敵役がいればいいんですけどね。だけど現代、僕らが抱えてる
悪の問題って、自分の生活を基盤に生まれてるものなんですよね。
どこかに影の支配者がいて、っていう話もあるけどそれは違うでしょ。
そんなの問題の根源から随分ズレている。一番自分たちを苦しめている
のは根源の問題なんです。それは一番通俗的じゃないものでしょう」
「それで僕がその根源ににじり寄ろうとすると、とたんに『昔の方が
よかった』って言う若者たちがいる。そういう若者のために自分の
残りわずかな時間を費やしたいとは思っていないんです」
―それにしても、宮崎監督の映画作りはずいぶん変則的な方法ですよね。
宮「もちろん理屈で作る事もできますよ。ここに悪役を設定して、ここで
山場を作って、ここでグッと一回沈めて、ここで一気に爆発させて
カタルシスのあるハッピーエンドに持っていくんだっていう。そんな
骨法なんて誰でも語れますよ。『カリオストロの城』なんか、その
典型的な枠の中にピタッとはまるように作ったんです。あの時は
そういうクラシックな事をやろうとしたんです。
今もそういう事は出来ますよ。出来ますけど、それはもう面白くないん
ですよ。作る側だけじゃなく、見る方ももう飽きているんじゃないかと
思うですけど。そういうものが完成して一つの文体になった瞬間に、
つまらなくなるんですよ。そういうものを、生き生きさせるのは何かって
言ったら、あとは過剰な思い入れだけです。たとえば恋愛映画なんて
もう無数に作られているわけだけど、そこには素晴らしい女優がいたり、
本当にドキドキ出来る監督がいたら、新しい映画出来るんです。
そういう要素がなくて文体を思い出しながら映画を作るようになったら
もうおしまいですよ」
―すると、そういう形骸化したスタイルではないものが映画に必要だと
宮「映画で大事なのはその時のビジョンなんです。耳たぶの産毛が金色に
光ったりとかね、そういう部分だけが印象に残って、映画は残って
いくんです。ストーリーが残るんじゃないんですよ。
ストーリーなんて何とでもなるんですよ。でもストーリーが出来上がって
いる事が、映画が出来上がっている事ではないんです。そういうものは
全部棄てちゃってもいいんです。テーマだなんて言ってるものだって
そうです。言葉で言えるようなものは映画のテーマではないですから。」
渋谷陽一
「倒すべき敵がいてそれと戦うっていう古い構造が、コミック版
『ナウシカ』によって変わり、敵も味方もなく全部引き受けるって
いう新しい宮崎駿の世界観が完成した。それをふまえて『もののけ』が
作られて、とうとう『千尋』では敵がいないどころか巨大化も大暴れ
屋台崩しのクライマックスもなくなって、宮崎駿の世界観が純粋に
作品として定着したなあと」
宮崎駿
「いわゆるアニメなんかで最後に敵が巨大化するのって、いろいろ
理屈並べても結局は『通俗文化ってこういうものなんだ』って思いが
あるからですよね。そういう大騒ぎのクライマックスがないと、
映画として終わんないんじゃないかっていう。そういう強迫観念は
もう嫌だと思っていて、『千と千尋』でそれをやってしまったら
説得力も何も失うって思ったから
テステス
【海外劇場公開予定】
・2008-12-24 韓国
・2009-01-23 台湾
・2009 3月以降 英国、仏、伊 他
うぬぅ
えいがの精神/医学の 崖の上のポニョ
tp://archive.mag2.com/
を含む記事が何度書き込んでも反映されない
しかしポニョを見て、「ひねりのない単純明快なストーリーにガッカリした」という人が
いたら、それは「ポニョ」という作品を半分も理解していないということになるだろう。
表面的には、シンプルなストーリーを装いながら、その深部には大人向けの硬派で壮大で
骨太なテーマが間違いなく存在している。
神話や昔話や有名な小説やオペラなどから、昔から語りづかれて多くの人の共感を呼び起こす
共通項を抽出して、物語を煮詰めている。単純でありながら深淵。見れば見るほどおもしろく
なってくる作品である。
起承転結とか、序盤での人物説明とか、既存の映画技法を完全に覆し、ひたすら「映像」のみで
訴えていくその手法は、極めて斬新でありながら、実は映画やアニメーションの原点ではないか
という気もする。映画の後半部分の暴風雨より後のシーンは、「もののけ姫」のようなストーリー
上の大暴走を見せるが、「もののけ姫」と大きく違うのは、宮崎監督に完全なまでに制御された
意図的な暴走ということだ。
何を言ってんだか
5才向けじゃなかったの?
前スレのテンプレに紛れ込んでた記事だよ
まぐまぐの「シカゴ発 映画の精神医学」ってメルマガで
「映画の精神医学 崖の上のポニョ」の題なんだけど
URLが入ってると書き込みが反映されない
配信者が通報か何かしたか?
んまぁ、次のスレには書きこまない方向で
ただ作品を叩きたい人、否定的意見の人は糞スレへ
煽られずに作品を絶賛したい人、独自の解釈を展開したい人は神スレへの移動を推奨。
わざわざ出張しての過剰な反応は周りに迷惑なので、考えて行動しましょう
と言う事で
押井と鈴木のロング版トークもてんぷれに欲しいな
鈴木敏夫のジブリ汗まみれ
2008/08/10 崖の上のポニョ VS スカイ・クロラ!
http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol07.mp3 鈴木:インディ・ジョーンズ見た?
押井:ううん
鈴木:インディ・ジョーンズ見てない?
要するにい、あの、今の…ハリソンフォードが…インディ・ジョーンズがね、
ある時チョメチョメして、その息子その時できた子供が大きくなってたって話なのよ。ねえ?
だからみんなさあ!なんでみんな、親と子が出てくんの?!これー。
宮さんもそうだしー、押井さんもそうだしー。
ほいで、親と子で、ね?この三本観てたら、評論家風に言っちゃうとね、
何が面白いかっつったらかたや空でしょ?
かたや海?で、かたや秘境へ行くんすよまた。そう。
ほいでね、今あるここがね、関係ないの。これ面白かった!
面白いでしょ?
押井:それはねー、いつものさー、鈴木敏夫のさー、詭弁の最たるもんでさー、
(一同笑う)
自分で一人でさ感心してみせてさー、でさー、
鈴木:いや、感慨があったの。感慨が!
押井:感慨なんて…、年取ったんだから親子の話になんの当り前じゃん。
鈴木:そう!!その通り!
ね、宮さん67でしょ?でスピルバーグって人は62〜3?ね?
で、押井さん58だっけ
押井:なな!
(一同笑う)
鈴木:ね?そしたら、みんなが、ね?そういう事やってんすよー。
で、細かい事はそりゃ色々あるけれど、こりゃあね、ちょっとびっくりした。
ほいでね、空だとか、海だとか、秘境だとかっていうのがね?みんなねー、共通項。
全部あの世。
押井:あの世であることは否定しないよ。
50過ぎてさー、映画の中にあの世が出てこない方がどうかしてんだもん。
(一同:おおー)
昨日、ポニョ観て分かったよ。
この映画はね、「あ、鈴木敏夫が何にもしてないんだ」っていうのがはっきり分かったよ。
100%宮さんの映画だっていうのがね
鈴木:いや、ほんと宮さんの映画です。
押井:うん。100%宮さんが作ったんだよ。(鈴木:それはその通りです。)
指一本触れてないっていう。(鈴木:はい、指一本触れてない。)
触れさせてもらえなかったんだよきっと。実は。
ね、だから映画になってないもんね。
(聞き取れない)〜言えば、今まで宮さんの映画が映画足りえたのはさー、
どっかで鈴木敏夫がいたりさ、高畑勲がいたりしたからなんだよ。
映画として監修する装置がなかったんだもん今回は。妄想の羅列だもん。
もっと言えば、願望炸裂映画じゃない?ナオニー映画でしょこれ。
ナレーター:かつて、これほどポニョの批評をはっきり口にした人がいたでしょうか
でも、何を言われても、鈴木さんがニコニコ嬉しそうなのは、何故なんでしょう
「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」 今夜は、夏休みスペシャルバトル、「崖の上のポニョ VS スカイクロラ!」
鈴木敏夫と、押井守の、トークバトルをお届けします
押井:ああいう女房とさ、息子だったら良かっ(鈴木:押井さん、ダメだった?ポニョ。)
え?何が?(鈴木:ポニョ、ダメ?)いや、面白かったよ。
面白かったというのはさー、宮さんの 妄想 が面白かった。
映画になってないっていうさ。だって映画として監修してないんだもん、全然。
鈴木:(笑いながら)ちょっと、あんまそういう事言わないでよ。
(一同笑う)
押井:(笑いながら)そういう映画じゃん!
鈴木:ちょっとぉ(笑う)、なんでそういう事言うのっ!!
押井:(笑いながら)だってそうじゃん。
鈴木:(笑いながら)もう少しさー、なんて言うのかなー、オブラートに包んでくんないかな。
ナレーター:30年来の親友だから語り合える、ポニョとスカイクロラ
そして、日本のアニメーションをめぐるトークバトル
押井守と鈴木敏夫の、言葉は悪いが心優しい本音対談
どうぞ、ごゆっくり、お楽しみ下さい
押井:あいつ、あの、フジモトって何者なの?あれ。
(スタッフ:説明ないっすねーたしかに)
何者なの?あれ。
鈴木:フジモトって…、押井さんに一番似てんじゃないかな。
押井:どこが似てんだよ。
ナレーター:この番組は、(略)の提供でお送りします
鈴木:元気だねえ、押井さん。(押井:え?)元気。
押井:元気だよ。もう体力も気力も溢れ返ってるくらいさ。
鈴木:スカイクロラは、面白かったです。(笑う)
(一同笑う)
押井:きょ、今日来た目的はひとつだけでさー、なんでほったらかしにしたんだってさ。
(スタッフ:それが押井さんの今日のテーマなんすか)
押井:そうです。
やんなっちゃったわけ?
鈴木:違う違う違う。
押井:いや、なんなの。
鈴木:いや、宮さんの心境ですよ。(押井:いや、宮さんもう誰のいう事も聞か)
宮さんの心境はー、ね?…やっぱり、……高畑勲の呪縛があったでしょ?
やっぱり高畑勲って人と、…15年やった?
でもその後も、実は、ねえ、…亡霊のようにつきまとった訳でしょ?(押井:だからさー)
でも、宮さんの大きなテーマってのはひとつは何かっつったらそこからどうやって遠い所へ行くかでしょ?
押井:うん。だからそれはさ、多少なりともさー、自分の映画に、
鈴木敏夫の理屈とかさー、高畑勲の能書きが必要だってことを認めてたわけだよ。
ある時期までは。多分。(鈴木:はい)
認めたくないけれども。やっぱ必要だったんだってさ、
それをだから抜きにして映画作ってみたくなったってさ。
(指パッチンのような音。多分鈴木がやってる)
いや、素晴らしい妄想の書き手であるってことは認めるんだってば。
多分日本一、てか世界一、妄想の(聞き取れない)それは確かだよ。
鈴木:作ってみたかったの。
だからね?とにかく自分が思いついたことをどんどん絵にしていく?(押井:うん)
そういう映画を作ってみたい。そういうことでしょ?
押井:それはね、映画というにはちょっと無理があるってさ。
個々の妄想はね、物凄く面白いわけ。表現力に満ち溢れてるしさー。
頭の10分間は絶好調だよ。
あのクラゲに乗って上がってくるとこなんかね、ほんっと上手いなってさ。
だから、個々のシーンはみんな素晴らしくてうっとりするんだけどさ
鈴木:だから、正に押井さんが指摘したようにね、妄想をやりたかったんすよ。
押井:あのお母さん何の為に家に帰ったの?
鈴木:え?
押井:あのお母さん何の為に家に帰ったの?
鈴木:家へ帰ってる?
押井:家に帰ってからもう一回さ、ひまわりに戻ってるじゃない。
だったら何でずっとひまわりにいないのよってさ。(鈴木:そりゃだって…)
何しに家に帰ったの?
鈴木:ポニョとの…、宗介のねえ、とのやりとりをしたかったからでしょ?
(一同笑う)
押井:(笑いながら)あの映画の世界の中でどういう意味があるんだ!って聞いてんだよ!(鈴木:だからー)
最低限の必然性がなかったら誰も納得しないんだよ。
それを無節制に観せちゃうのはさー、やっぱ表現力が圧倒的だからだよ。
鈴木:うん。そういうものを作りたかったんだろうね。そういうものを。
押井:多分、だから、テーマ、もうとっくの昔に無くなってんだよ。
鈴木:構造の無い映画を作ろうと思ったことは確かなんすよ。
押井:構造の無い映画を作ろうと思ったんじゃなくて、
鈴木:それが無いことは認めるの。それはなんでかっつったら(押井、何か言ってるが声の大きさで負ける)
なんでかっつったら、…構造は高畑さんだったんすよ。
そうすると、構造を持ち込む限り、永久に高畑さんから離れられないんすよ。
押井:…それがさ、おかしいんだよ、だから。
鈴木:いや、おかしかろうが何だろうが、
押井:自前の構造を持てばいいだけの話じゃないの。
鈴木:だからねー、…やっぱり僕も驚いたですよ。
ほいで、驚いたってのは、何しろ傍にいるわけでしょ?
で、普通、宮さんの映画っつうのは、主人公がいて、その人の後にくっついて行くと、
色んなことが分かってくるでしょ?で、それを観客が共有するんですよ。いわゆる推理ドラマ。
ところが今回は、色んな人にいくでしょ。
ポニョの話かなーと思ったら宗介いったり、そうかと思うとフジモトが出てきたり。
で、色んな人にいくから、で、その人達のわかったことで観客がそれを共有できるかっていったら、
そういう映画じゃないんすよねえ。
で、普通そういう場合だとね、最初に、説明しますよね。一体ここで何が起きてんだって。
で、その中でそれぞれの役割をやる?っていうのが普通でしょ?…やらないんだよねえ。
押井さんも、でも、いつもと違ってたよね。
これの事か?
文字に起こした人凄いな、レス5個消費
これでポッドキャスティングの半分いってないのか
アドレスだけでよくない?
>>ID:EGFjEN8J
乙です♪
鈴Pと押井たんのかけあい漫才、さすがに面白いけど
アドレスだけでいいと思うよ。
ID:EGFjEN8J
乙!
音源もあるとは知らんかた
36 :
名無シネマ@上映中:2008/09/30(火) 20:10:45 ID:/q3lm9vt
まあ、押井にはポニョはわからんと思う。
押井はセンスないからね。
押井の映画なんて、ポニョの3%くらいしか話題になってない。
おれに言わせれば、ポニョに文句つけてるやつって、プロ市民タイプの人間だと思う。
プロ市民って、センスないでしょ?
もっとはっきりいうと、くだらないことに目くじら立てるとこがナンセンスなんだよね。
擁護派気取るなら素直に作品の話語れば?
何をそんなに必死なの?WW
ここは必死な人の集まりですから。
関心の無い人は来ません。
批判は映画のダメさについて必死に語る
擁護派は映画の良さについて必死に語らないで
批判派のダメさについて必死に語るw
この違いwwww
40 :
名無シネマ@上映中:2008/09/30(火) 23:36:38 ID:/Z+3MJPU
41 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 00:22:21 ID:zZ4RrCaU
>>30 >押井:あのお母さん何の為に家に帰ったの?
あれ?家に戻って通信とかしてなかったっけ
さらにそれ以前には宗介に
居間の電灯が舟に届くから信号が送れないよって文句を言わせて
→家の明かりが舟に届いてるって意味
このシーンを入れた後、嵐の中帰宅させて
崖の上の家が灯台の役割を果たす〜なんて流れだったよね
凄く分かり易かったけど
それはそうと、チキンラーメンの上のあんなドドメ色のハム、どこが美味そうなんだ?
変に分厚そうで、上は冷たくてペタっとしてるのに下面は温まっていそうで、
なんだか生臭そうで、気持ち悪かった。ポニョがハムハム言ったからってのはわかるが
ラーメンには焼き豚にして欲しかった。
ジブリ映画の食いもの、なんでも色が妙に生しくて表面がぬるっとしてそうで気持ち悪い。
44 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 02:29:00 ID:YuUJDIi5
>あれ?家に戻って通信とかしてなかったっけ
あれじゃ話として弱いんだよね。だって彼女がハムで連絡を取ろうがとるまいが
船の安全には何にも影響しないわけでしょ。
単に亭主と話がしたいという、それ以上の理由がない。
あの嵐では居間の電灯ぐらいでは灯台がわりにはならないんじゃないかな。
ああいう嵐のとき船は沖合に出るのが定石だし、そういう場合は町の明かり全体しか見えない。
要するにポニョが波のうえを走って追いかけてくるという絵が
アイディアとして先にあって
その絵をスクリーンに出すために無理やり嵐の中をお母さんに車で走らせた、と。
押井さんはそのトリックに気が付いていて、それでツッコミしたんじゃないかと。
>>42 それを否定したらポニョが何の為に人間になりたいなんて思うの?
現代社会のどん詰まりに立たされた人間にとっては
まさに汚濁の象徴そのものかもしれない水道水も、ハムも、インスタントラーメンも、
それが初めての経験であるポニョにとっては
「人間になりたい」と思わせるだけの魅力を持ってたんだよ。
46 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 02:32:32 ID:YuUJDIi5
>>45 魅力ねえ。『よつばと!』のほうがずっと説得力がある。
映画館でずっとそう感じてた。
>>44 災害時に家族と連絡を取り合いたいと願うのは自然じゃない?
震災を体験したけど、どこそこで電話が繋がってるらしいって情報が避難所に広がると
皆大挙してそこへ向かったもの。もちろん家族ぐるみで、幼児や赤ん坊を連れてる人達も多かった。
着いた先では電話の前に長蛇の列が出来て「横浜の叔父さんに今」「九州のお父さんに繋がった」
なんて遠方にまでかけてたよ。やはり家族間で安否の確認をし合いたいって願望は強い。
灯台の灯も崖の上からだったら波に隠れにくいだろうし、あの港自体がなんとなく高齢化してる町だったよね。
だから少しでも舟に灯かりが届き易い崖の上で、尚且つ(町の灯かりだけでは寂しいので)目印を増やしたい。
灯台の場所としてはうってつけなんだよなアソコ。なんで家なんか建てちゃうんだ?ってくらいw
まああの町なりの事情が有るんだろうけど。
48 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 03:44:47 ID:YuUJDIi5
>>47 嵐は地震ではない。だいたい嵐のまっただなかの船って
てんてこまいじゃないの?そこに
しかも船長のカミサンがいちいち連絡をとりたがるのって不自然でないかなあ。
モールスの点滅は平時こそのご愛敬だし。
しかもせっかくたどり着いたら今度は車で戻るっていいだすんだもんなー。
話の流れ上、宗助をポニョを二人きりにしなくちゃいけないので
お母さんは家からお役御免になったんだ。
作者の計算がそのときばったりなのがみえみえ。
そこを押井さんはおちょくっている。
船の嵐のシーンは
ゴローゲドの冒頭の嵐に巻き込まれた船のシーンに対抗しいだけで
リアリティとか信憑性とかどうでもいいワケ
「俺ならこうやるんだっ お前のような嵐にまこきまれる船のシーンじゃダメだっ」ってね
んまーパヤオも底意地悪いよね
『よつばと!』ってそんなに面白いのか
周りにも読んでるやついっぱいいるが
今度読んでみるわ
>押井:あのお母さん何の為に家に帰ったの?
こういうツッコミって重箱の隅をつつくような指摘なんだよなあ
そりゃそうかも知れんけど・・・って言う
ストーリーの展開上とかストーリーに動きがほしいからとか
作者側の都合のようなものが多分にあったんだろうけど
ひまわりに留まることで話から躍動感が消えたら
説得力あっても意味無い
押井はイノセンスみたいなやつ平気で作るからそれでもいいんだろうけど
> ID:YuUJDIi5
前すれにも書いたけど、「よつばと」も根底は似たようなもんだと思う。
そんで、理屈がおかしいところ、不条理さが魅力の作品なので、「理屈がおかしい」
のが気になるタイプの人は合わないんだと思う。
いいとか悪いじゃなくって。コーヒーと紅茶どっちが好きか、みたいなもん。
>>50 よつばと、他愛も無い、敢えて物語にしてないお話でそこそこ面白いけどやっぱ
これも向き不向きあるかも。マンガ喫茶で読んでみて合ったら全巻購入おススメ。
好きな人は幸せになれるタイプの本だと思う。
押井さん、イノセンス好きなんだけど、やっぱ年齢の差なのかな。閉じこもる人だし
理屈を欲しがるよね。セックスへの忌避も強いし。
52 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 04:16:36 ID:YuUJDIi5
>ゴローゲドの冒頭の嵐に巻き込まれた船のシーンに対抗しいだけで
それはそれで凄いわ。
脚本上の穴については
押井さんも似たようなエラーをやってるからよけいひとの作品には敏感なのかもしれない。
せっかく人形遣いを盗み出したのに戦闘ヘリで迎え撃っては誰の犯行なのか
自分から暴露しているのと一緒だ、とか
横浜の橋にミサイルをかましたUS海軍(だよね)戦闘機はあのあとどこに消えたの?とか
あんな事件を同盟国でおこしたら大統領の首が飛ぶんじゃないの?とか
ああも簡単に自衛隊と警察が反目するのか?とか。
53 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 04:18:21 ID:YuUJDIi5
>コーヒーと紅茶どっちが好きか
コーヒーに梅干しが入っていたり紅茶に大根おろしが混じっていたら
ふつうは「なんだこれ?」と思うんじゃなかろうか。
岸信介のポニョ
>>48 でも自宅にあれだけの通信設備を常備していたのは、夫とただ世間話をする為だけの物とは思えないんですよね。
以前ラジオでも小型に限らない漁船と陸岸との円滑な情報伝達が海難事故を防止します、なんて内容を聞きました。
出来るだけ家族や友人など関係者へ、無線通信の普及に努めているそうな。それが安全操業や救助体制にも繋がると。
仮にリサ視点の映画を作ったとして、嵐の中の舟と陸に居る家族とが連絡を取り合うくらいのリアリティなら
描こうと思えば幾らでも描けるだろうし。リサから夫に対して、舟にとっての有益な情報を伝達すれば良いだけなんだから。
あの場面を鑑賞してリサの通信行為即ち、不自然である。なんて思う人って居るかな?あまり居ないのでは。
子供向けの映画という事で、そこらへん端折って良い部分は有りますよね。
あとやはり自宅を灯台代わりにしたがっていた、リサの意図が否定出来ないのでは。
大昔から灯台はあって、今から考えれば非常に粗末な物であっても、それが舟にとっては重要な命綱だったり。
灯台の話に限らず、空襲でも街の遥か上空を飛ぶ敵機に悟られないよう、屋内の明かりさえ全て消していたとか。
崖の上に有る自宅の位置といい、現代の電灯の性能といい、ある程度灯台の役割は果たせる。
帰宅したからこそ出来た行為が色々描かれてる訳だから、何の為の帰宅か?というのは愚問だよね。
ひとまず子供を安全な場所へ移した後、自身は職場へ舞い戻る部分を指摘されてるようですね。
災害時だと、人よりも右往左往するしかない立場の者達が居るのね。家族と職場の間を走り回らなければならない。
震災時の医療関係者、そのほぼ全員がその立場に追い込まれました。
自身も被災者だが、病院は大変な状況に陥っている。かと言って、自分の子供ばかりは構っていられない。
職場結婚が多いから、夫婦両方とも病院へ向かうしかないという同僚も当時沢山居ました。
やむを得ず子供は避難させた後、2〜3日は食事のみ与えるのが精一杯だった、なんて類の話は山ほど有る。
リサも介護士だから、その職責からは逃れられないし、過疎っぽい町なら尚のこと引く手数多でしょう。
そこからは逃げられない・・・彼女がひまわり園へ戻る場面は、身につまされて涙がちょちょ切れました。
>押井:あのお母さん何の為に家に帰ったの?
嵐が来るからだろ?皆帰ってたじゃんね。このひとヴァカじゃね?
走り出してから風雨が強くなってきたので
進むも地獄退くも地獄、なら行っちまえダてなとこだろ
>>48 >>55 ダンナと通信したいからじゃないよ
ダンナに船の位置を教えるためだよ
リサの家の無線は設置位置が変わらないからナビゲーションの代わりになるの。
灯台の基本業務。あれに関しては別にそれほど不自然じゃない。
判る様に描かなかったのは作者のミスだけど、叩いてるのはそれを知らないだけ。
>>53 嗜好品に限ってはそれさえも選択主の嗜好次第なんだよね。
ちなみに紅茶に大根おろしは普通に存在するw
それほどに嗜好の幅が広いってことじゃないかなあ。
駿作品は今まではそれでも間口をかなり広く取り、それなりに入れるように
作ってあったけど、今回は嗜好を全面に打ち出した雰囲気。
ちょっとディズニーの白雪姫思い出したよ。
ディズニー作品って後になればなるほど枠組みとか理屈は堅くなって売れる
フォーマット出来てきてるんだけど、初代ディズニーの色の濃い白雪姫だけは
全然違ってて、恐さの描写なんかが際立ってた。ああいう感じ。
>>44 >あれじゃ話として弱いんだよね。だって彼女がハムで連絡を取ろうがとるまいが
>船の安全には何にも影響しないわけでしょ。
>単に亭主と話がしたいという、それ以上の理由がない。
>あの嵐では居間の電灯ぐらいでは灯台がわりにはならないんじゃないかな。
灯台の業務って光波標識だけじゃないんだよ。船のGPSってのはそれほど優秀じゃないんで
むしろ電波標識の役割の方が大きい。固定の中波無線コンパスで船に現在位置を教えるわけね。
だから無理して自宅に戻って通信したわけだけど、多分押井守はそれを知らないだけじゃないかな。
んで得意満面に「戻って通信する意味がない」って言っちゃったんじゃないかと。
つーか凡百の作家なら灯台を描くにあたって『灯光』しかイメージしないのに
パヤオはよく知ってんなぁと思ったんだけどなぁ。
62 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 12:55:16 ID:YuUJDIi5
>嵐が来るからだろ?
だったら嵐がやむまで待つのが普通でないかな。
>紅茶に大根おろしは
ところがさらにショウガが混じってるんだよなあこの場合。
>灯台の業務って光波標識だけじゃないんだよ
それじゃあ反論にならない。だって、あの家は灯台ではないんでしょ?
そういう設備は町のほかの場所にあると思うし。
電波標識?そういうのは自動で動くんじゃないのかなあ。
それに、あの家の無線機は普通のアマチュア無線に見えるんですが。
>>62 つ しょうが紅茶
ググると山ほどでてくるというw
や、ほんと、そんなもんだって。
嗜好が合うかどうか。
服や音楽の好みも同じようなもので。
何で映画に限ってはID:YuUJDIi5さんみたいに万人に伝わることを期待する、もしく
は強制する人がいるのか興味深くはある。
そういうことを期待しやすいメディアなんだろうね。
(そこで今回突き放しちゃった駿もすごいなと思うw)
64 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 13:01:18 ID:YuUJDIi5
>でも自宅にあれだけの通信設備を常備していたのは
ハムだったら普通の設備だよ。電話級だと出力10Wだけど、一級だと1,000Wまで
出せるんじゃなかったかな。
>宅を灯台代わりにしたがっていた、リサの意図が
灯台ではないんでしょ?もし無線ビーコン(というのか知らんけど)を発信しているのなら
そういうのは自動化されているから
あそこまで無理して帰る必要はない。
第一、そういう設備は他の場所にあるんじゃないかな。
65 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 13:03:07 ID:YuUJDIi5
>ググると山ほどでてくるという
普通の喫茶店においてあるメニューかなあ。
世の中にはカレーラーメンなんて代物だってあるけど
普通見むきしなんじゃないかな。
>>58 なぜ?自分も普通に変に思った。
なんで家にわざわざ戻るの?誰も待つ子も人もいないのに
その電波標識って理由ならわかるけど、本当に公式で宮崎が言ったことなの?
船員のいち家庭までそんな役割持たせるかな それ説明不足 描写不足
62が言うとおり
本当嵐がやむのを待つのが普通。
そしてなぜ、今度は小さな子をあんな危険なとこと状況で置いていけるの?
たいして役にも立たないし 泊り込みの人も決まっていて介助員ちゃんといた。
消防員じゃあるまいしなぜ養老ホームに戻るの?
説得力ないので、無理やりそうすけとりさを離れさせるシーンにしか見えなかった
それからあのチキンラーメン不味そうだった
せめてわかめでもいれて色合いよくしてよ
乾燥わかめがふくらむとこ見せた方がよっぽどl
灯台もなにも無い時代は,沖にいる船のために焚き火をしていたとか。
簡単に言えば灯で陸の方向を見つける。
ポニョの場合,町は洪水でダメになっているから
崖の上の家の灯が唯一?頼りになる。
>>67 なんてほど、昔の設定なら説得力あったけど、
普通に養老なんてある現代でしょ?
本当昔の設定にしとけばこんな違和感なかっただろうに
「ポニョの評価は裸の王様」と言う人がどっかにいたけど、
ポニョはある意味、すっぽんぽんの丸裸だよ。
楽しんだ人の多くは、そのすっぽんぽんの素朴な美しさに魅入られているのに、
それを「ファッションセンスがない」だの「着てない服を綺麗だと思い込んでる馬鹿」
だの、そりゃ話が噛み合わんよね。
着飾りや化粧のうまい映画が実際多すぎるんだよ。
そこに、キレイで可愛くて、それでいて嫌らしくない全裸で挑んだポニョはすごい。
>>65 じゃあ喫茶店のメニューみたいなものを見てればいいんじゃない?
そっちが好きなら。
普通に見向きされるものが好きならそっちだけでいいんだよ。
嗜好品なんだからw
何で「俺の嗜好に合わない!」を繰り返してるのか分からんw
>>60 よりによって初代ディズニー白雪姫を出すとは
白雪に謝れ
あんなに手作りですばらしい芸術のような絵画的緻密な色彩感覚と背景人物を
多分無名のたくさんの人にかかって作り上げられた白雪姫と、
楽して手軽にぱっぱと色なんてパソコンで色変えできてデジタルカラーと
では何万倍も違うわ
色だってパステルカラーの出来損ないみたいな配色で、
明るく軽く白っぽく作っとけば間違いないでしょ。みたいな安易さ
梅干しが入っていようが塩辛が入っていようが宮崎の作ったコーヒーならばうまい!
そういう事ですね。
>>66 前日夜、夫に対してあんな大人気ない返信をしてしまった若奥さんの気持ちくらい察してやれよ。
ポニョは可愛いけどキレイじゃないしやらしーぞ。
そこがいいんだがw
>>71 白雪姫もポニョも、私には似た感じがしたというだけなのでw
何でそんなに人力とか手間に重きをおくのかは分からないです、ごめんなさい。
手間がどうでも出来たものが悪ければしょうがないと思うし。FFの映画みたいに。
>>72 駿映画だから、にこだわってるのはむしろキッサテンメニューの人だと思う。
駿が作ってもクズはクズだけど、それをクズと思うかどうかも鑑賞する側の
嗜好に大きくよると思うなあ。
ミステリーとかコンゲームものみたいに緻密に練り上げる作品だとまた違うけど。
>>69 繰り返すようだけど、違うみたいよ
とりとめない絵本みたいなぽにょに喜んでないでしょ?
そんな見方で喜べているのは幼児だけ。
大人が何を喜んでみているか思えば
大げさな 世界の破滅への伏線とか死の連想を感じさせるからだとさ
あとトンネルは女の膣のメタファーで妹たちは精子だって言うひともいたっけ。
(精子がなんで女だけやねん!と突っ込みたかったwなぜ普通にただの稚魚と思えないのか)
今までも描ききれていない、大仰に世界の破滅だのいらないし
これまでもテーマにして成功したとも思えない。
他愛ない絵本のような世界におさめておけばよかったのに。
>>62 >だって、あの家は灯台ではないんでしょ?
それに順ずる施設なんじゃないの?あんな寂れた街じゃ、標識施設がいくつも
あるとか思えないけど。それと知ってるとは思うけど一応言っておくけど、あの手の
電波標識ってのは一ヶ所じゃ全然役に立たなくて、少なくとも位置の離れた2つの発信源が
必要だろ。発信源は多いほど正確に位置が割り出せるんで、無意味な行為では全然ない。
>それに、あの家の無線機は普通のアマチュア無線に見えるんですが。
灯台の電波無線機器見た事あるけど、普通の無線機器とあんまり変わらんかったよ。
もしあの機材が現物と違うならもう少し具体的に指摘してもらえると助かる
>>66 >その電波標識って理由ならわかるけど、本当に公式で宮崎が言ったことなの?
>船員のいち家庭までそんな役割持たせるかな それ説明不足 描写不足
パヤオがあのシーンについて何を言ってるかは知らんけど、灯台やそれに順ずる施設なら
非常時には当然の業務行為だよって言っただけね。
でもまぁソースケまで連れてく理由はちょっと微妙なんだよなw
ただあの家にソースケを置いてった理由は、あの家が地盤の固そうな高台にあって
割と安全だからじゃないかな。
描写に関しては、確かにラピュタの方位測定みたいなシーンが多少は欲しかったとは自分も思う。
>>75 あんたわかってないこともわからないのね。
無名でもかなり天才的色彩感覚の白雪姫完成度のこといってるのに
宮崎のは、色彩感覚に自身の無い人がひとつのパステルトーン(色調)だけに
限定して、自信のないとこはみな白っぽくして誤魔化している人では
雲泥の差。
人それぞれだけど、パソコンの絵と芸術的絵画が同じといってるようなもの
比べるにことかいて初代白雪姫とぽにょが同じに見えるとは
みてわからないんだ、あの安易さが。
宮崎映画にかぎっていえば、同じ感じのトトロや魔女宅の頃よりも更に劣化している
もののけ姫は系統が違っても綺麗だった。配色もよかった。
レスの流れから味覚音痴なんだとはおもっていたけどていうか 色彩感覚もない。
>>75 >駿映画だから、にこだわってるのはむしろキッサテンメニューの人だと思う。
ポニョは面白かったけど、パヤオ映画だからってのはないねぇ。
信者だからなんでも絶賛なんだろ?とか色眼鏡で見られてるとしたら嫌だな。
正直千と千尋とかハウルは枯れ過ぎててあんまり好きじゃないしな。
ハウルの城とかイメージを無理矢理搾り出した感じでかなり悲惨だった
あと紅の豚もあんまり好きじゃないし
世界の破滅って言う言葉にこだわるのは
セカイ系の色んなもんを見すぎて
終末的なストーリー展開を求めてしまうから
おれにはそういう固定観念はなかったし
素直に受け入れた
大人も絵本を楽しめる
ただ宮崎駿がそれをやる必要があるのか、なかったのか
という観点で人それぞれに意見が分かれてしまう
もっとすごい娯楽作がつくれたんじゃ、とかね
おれはただの宮崎アニメの一ファンだから
宮崎駿が毎回どういう球を投げてくるのかが楽しみだし
本人もそのつもりで作ってると思う
>>79 信者信者言いたがる人が2ちゃんには多いからしょうがないけど、つまんないよね。
確かにそういう人も多いんだろうけど。
でも知らん人と映画の話するの面白いだけでここにいるのに。
自分は駿はナウシカ、ハウル、もののけが大嫌いw
頭使ってて鬱陶しい!と思う。
トトロは普通。豚とぽにょが好き。
主題歌は全部好きww
そういや前にイノセンス好きだっつったらそれも押井信者だといわれたけど、イノ
だけなんだよなー、好きなのは。
監督くくりで好きになるのってワイルダーとか古典だけかも。
>>77 私はもののけ姫とかよりは良かったとは思うよ。
ぽにょはその他愛なさの面として考えたらね
妙なリアルさをもちこまなければもっと良かった。
そうすけが、パズーのようにスーパー幼児で嵐の夜に無理やり
家に連れ帰る必要性や、置いて行っても全然平気そうなバイタリティがあれば
いろいろひっかからなかったと思う。
あのなんにも考えていないような あり得ない良い子は、
生まれたばかりで人の言いなりになりながら知能を記憶していくアンドロイドみたいだ。
>>78 >無名でもかなり天才的色彩感覚の白雪姫完成度のこといってるのに
>宮崎のは、色彩感覚に自身の無い人がひとつのパステルトーン(色調)だけに
>限定して、自信のないとこはみな白っぽくして誤魔化している人では
>雲泥の差。
うわ、なんか凄い自信だねw
そこまで資質に自信があるなら、大手のアニメスタジオに色彩設定で入ってみると
大活躍出来るんじゃないかな。いや煽りでなくて。
>宮崎のは、色彩感覚に自身の無い人がひとつのパステルトーン(色調)だけに
>限定して、自信のないとこはみな白っぽくして誤魔化している人では
>雲泥の差。
確かに白雪姫の色彩は素晴らしいけど、パヤオの色彩センスはそこまで悪くないと
思うけど。つーか日本のアニメで繊細な中間色を導入し始めたのって多分この人が最初でしょ。
正確にはパヤオじゃなくて背景美術の人材の力量だけどさ。
でもたしかにポニョの色彩はちょっとドギツかったかなぁ。繊細緻密志向は放棄するとか
言ってたからそのせいかもな。
美術の男鹿って人も言ってたと思うけど、そのへんは確かにトトロの頃が一番バランス良かったね。
結局この人ってさ、いつも作者の好きな物と肯定的な物だけを集めて映画を作るわけだけど
それは大きな美点でもあるけど同時に欠点でもあるんだよなぁ
その嗜好や感覚が合わない人間からは当然猛反発を喰らうわけで。
ポニョがどうしても許せないって人は、要するに「こういうものを作る作者の感覚が気に喰わない」って
事に尽きるんだろうけど、その気持ちって面白かった派の自分も正直わからんでもない。
自分だって、仮に嫌な感覚ばかりで作られた映画を見せられたらたまらないしね。
ただ根掘り葉掘り瑣末な部分までほっくり返してけなすのはちょっと勘弁して欲しいけどさw
たとえば名を出すなら、
ビアトリクス・ポターや
ターシャ・テューダーのような絵本作家と
ぽにょの作画が同じに見えるといってる人とでは絵に関しては話にならん・・・・
>>84 でも好きな物だけを描くのは当然の事だし
反発が強いのは、それだけ大勢の人間が見たから
万人に配慮のあるものなんか見たくないしな
>>84 昼まっから2chでうだうだしているような人たちって、
あなたや俺も含めてパヤにとっては一刻も早く死んでほしい人間だと思うんだけど、
そのへん肯定派の人は割り切って見ているのかな。
ポニョの世界ではその手の人間は海に呑まれたか、最初からいないことになってるけど。
喜怒哀楽のうち 怒りもしない悲しみもしない 泣きもこわがりもしない
主人公とこの映画の明るくカスカスにかる〜い作りは、
怒ってばかり 怖がってばかり 悲しんでばかり こわがってばかりの
息子 吾朗の映画への皮肉なのでしょうか
負のとこばかり息子に押し付けて自分はふわふわと良いとこどりの
桃源郷の境地とは。
ってほど 年寄りじゃないはずなんだけどな、この人…
>>83 怒り過ぎてwなんでそんなに怒ってるんだろう?
白雪姫の色彩は綺麗ね。そこは否定してないし、ただ同時にポニョもそこまで
悪くはないと思う。
それより、私が最初に言ったのは、物語の本質と作家性の問題なんだけどw
後期ディズニーには無い、恐怖感とか得体の知れない感覚がが白雪姫には強
いよね。それが後には全くなくなってる。
駿のも、最近までの作品にはそういう雰囲気があったけど、ポニョで作家性が
強く出たなあと、そこがディズニーで言うと白雪姫に似てるなと思う。
>>86 そうよね。
>>84 駿本人を好きなわけじゃないし、それもまた一つの考えに過ぎないと思うので
気にならないなあ。
パソコン触るのも仕事しながらだしw
ループしまくってるね
そんなに
「絵本みたいだ 絵本みたいだ」を
わざわざ必死こいて連呼しないといけない映画なのか???
それって逆に悲しくネ?
映画にもなれず、絵本にもなれず、
なんなの?
>「絵本みたいだ 絵本みたいだ」を
>わざわざ必死こいて連呼しないといけない映画なのか???
え?どのレス?
むしろ85さんなんかが駿嫌いで絵本作家名出してるんでは……。
絵本みたい ってのは
絵本そのものにはかなわないんだから
絵本を書けば良かったんじゃねーの?
それこそパヤオが「メッセージなんて紙に書いて発表すればいい」と言ったのといっしょで
絵本は動かないが、アニメは動く
同じ絵本を与えても、子供の読むペースはぜんぜん違う
どのページをじっくり眺めるか子供によって千差万別だ
子供に読み聞かせてるとわかるが
次のページ行こうとすると、「まって!」って
「あ、これ〜?」とか絵を指差したりする
「たしか前に、いたよね!」って、前のページにまた戻ったりする
「ほら!」って言う
これが絵本の面白さでもある
でもアニメじゃそういうことは出来ないんだ
駿の趣味や意図するところはスキなんだ。
ただ、キャラ萌えするあまりのご都合主義にまではついていけないんだ。
ところで、アニメ映画を「絵本みたい」ってどういう意味?
めくらないと先に進めないんか?w
95 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 16:06:21 ID:YuUJDIi5
>>77 >灯台の電波無線機器見た事あるけど、普通の無線機器とあんまり変わらんかったよ
今日本にある灯台はどれも無人だそうだけど。
>>87 >昼まっから2chでうだうだしているような人たちって、
>あなたや俺も含めてパヤにとっては一刻も早く死んでほしい人間だと思うんだけど、
おいおい、別に2chなんぞに連日常駐してるわけでもなし
たまーに駄弁るぐらい別にイイジャンかw
パヤオサンはたまにパチンコに行くって聞いたことがあるけど、パチを軽蔑する俺だって
別にそれで宮崎駿はクズだとかパヤオ死ねとか全然思わないしさ?
>そのへん肯定派の人は割り切って見ているのかな。
別に映画の作者に己を受け入れて欲しいなんて思ってないし
そもそもあの人が他人に文句ばっか垂れてるの知ってるし
まぁそういうストイックな作家なんだなーと思うだけだよ。
実害があるわけじゃあるまいし、どうでもいいな。
>>95 大型の沿岸灯台はね。やっぱ灯台に人を置いとける時代じゃないし。
灯標や電波標識みたいな広義の灯台なら普通に人が運営してたりする。
>>88 >怒ってばかり 怖がってばかり 悲しんでばかり こわがってばかりの
>息子 吾朗の映画への皮肉なのでしょうか
>負のとこばかり息子に押し付けて自分はふわふわと良いとこどりの
>桃源郷の境地とは。
ゲド戦記みたいな毒吐き芸へのアンチテーゼはあるかもしれないね。
薄っぺらい負の要素をばら撒くなら、逆に事象を肯定的に描く方が意義がある
と感じたんじゃないの?
命を捨てられない特殊な人間の苦悩なんて、漫画ナウシカの皇弟で
さんざ描きつくして、もう言う事がないだろうしさ。
ご都合主義の映画にも面白いものとつまらないものがある。
例えば「バック・トゥー・ザ・フューチャー」。
超ご都合主義的な展開と設定の連発なのに、物語が分かりやすく
ドラマもあって、すげ〜面白い。
一方、「ポニョ」はどうか。
超ご都合主義的な展開と設定の連発なのに、物語が分かりにくく、
ドラマもなくて、すげ〜つまらない。
どちらの映画も不思議な世界で起こる恋愛劇なのに、この差はなに?
99 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 16:30:13 ID:YuUJDIi5
>>97 >灯標や電波標識みたいな広義の灯台なら
でも普通の民家だろあそこ。灯台でもなんでもない。
>>99 え、そうなの?
灯台の役割もあるとか言ってなかったっけ?
つーか「灯台か普通の民家か」ってのは、中で何をやるかで変わってくるだろ?
航路標識を灯台とするなら、法的には何らかの手段で岸水域を航行してる船舶の
指標たるものは一応全部灯台なんだが・・・光波標識か電波標識かの違いだけでさ。
>>98 俺はどっちも好きだけどなぁ。
ドラマ性は薄いけど描写は面白かったよ。見る側の嗜好とか、どこを見るかの違いでは。
アニメと実写比べてるバカが一人
>>100 なぜ別ジャンルのものにするのかね
どっちも娯楽映画でしょうが、単に娯楽としてレベルが低かっただけよポニョは
いちいち言い訳がましいよねほんと
まあそういう信者の逃げ口上の多くがレベルの低さを露呈してるがな
ほんとに面白いものならそんなことする必要ないから
103 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 17:17:14 ID:YuUJDIi5
>>100 >灯台の役割もあるとか言ってなかったっけ
そうだとしたら、無線も明かりも完全自動化されてるはずだから
あらしの中を根性で戻る必然がないよね。
灯台うんぬんというのはしょせん彼女の主観だと思う。
そういえば発電機を始動させてたよなあ。
灯台ならああいうバックアップは自動じゃなのかなあ。
104 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 17:19:22 ID:YuUJDIi5
それから無線機は電池かな。
楽しい映画なのか、どーなのかと思ってスレ覗いたけど・・
何だかなぁ〜
観た人間が好き嫌いで評価するのは結構だけど、理論振りかざして
罵り合ってるのって、傍から見ると滑稽です
素人が知ったかぶると「なら、お前作れるのか」と言いたくなります。
所詮映画なんて好き嫌いでしかないのでは?
ただ映画として楽しめるのかどうか・・
そんな雰囲気すら読み取れない殺伐とした雰囲気で
こんな人達に観られて、ゴチャゴチャうるさく文句付けられるのでは
宮崎監督も可哀相ですね
ま、2ちゃんの意見を参考にしようとした自分も自分ですが!
106 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 17:23:56 ID:YuUJDIi5
>理論振りかざして罵り合ってるのって
それも理論だよなあ。
町中停電して明かりがないときに
崖の上の目立つところが光ってたら相当助かるんじゃね?
航海士も町の人も
あとリサが出て行ったのは嵐がやんだころだし
明かりをつける役割はすんだなら
ヒマワリに手伝いに行くのも不自然ではないきがする
>>105 >観た人間が好き嫌いで評価するのは結構だけど、理論振りかざして
>罵り合ってるのって、傍から見ると滑稽です
そう見えたら本当にごめんな。別に誰かを罵った積りはなかったんだけどねぇ。
自分は観てて面白かったけど、これが嫌で我慢ならないって人の気持ちも判らんでもない、って
一応言ったんだけどな。
宮崎駿って物凄く偏った視点や手法で独善的な映画を作るから、合わない人には合わないんだろうな、と。
率直に言えば、特に最近は最大公約数の逆の作り方だから反発を喰らうんだろうなってさ。
自分は運良く楽しめる側に入ったってだけだから。
>>105 映画も見ずに、そんだけの糞カキコができるなんて立派だよ。マジ尊敬する。
一級船舶もってるがそんな明かりは邪魔なだけ
航海士ならなおさらそんなモン使わないで灯台と目視(GPS)をつかう
調べてないが個人での行為は法に抵触しないか?
それにリサ本人も言ってるように船は安全のため沖に出ようとする
つまりよくわからん行動
技術うんぬんじゃなくて精神的に助かる気がするんだ
航海のことは詳しくないけど嵐がやんできたら港に戻るだろうし
そのとき明かりがついてたらやっぱり嬉しいじゃない
>>110 >調べてないが個人での行為は法に抵触しないか?
灯台機器は確か海保の許可があれば個人で運用出来たと思うぞ
ちなみに個人運用は当然自費だったと記憶してる。
機材の付けっぱなしはコスト的に無理かな。
灯火については、問題のある場合に限り海保の指導があるんじゃないかと。
沿岸の大型船は航行をGPSだけに頼ると事故が起きる危険があるんで、海図と無線で
位置を確認するようにって聞いた事があるけど、実際に自分でああいうもんに
乗ってる訳じゃないしよくわからないな。
>>111 危険を冒すほどじゃないかな
港に戻るのは夜明けだろうしね
押井が鈴木Pに聞きたかったのはたぶん理屈的なことじゃなくて
なっとくできる事をパヤオにどうして口出ししなかったのか
って事だからそんなに整合性なくてもいいとは個人的に思ってるけど
そのパヤオ自身がファン以上に理屈屋さんだしねぇ
>>112 >沿岸の大型船は航行をGPSだけに頼ると事故が起きる危険があるんで、海図と無線で
>位置を確認するようにって聞いた事があるけど、実際に自分でああいうもんに
そのとおりでした。レーダーもつかいます。
>>113 >押井が鈴木Pに聞きたかったのはたぶん理屈的なことじゃなくて
>なっとくできる事をパヤオにどうして口出ししなかったのか
だよな、やっぱりそれは否めないんだよねぇ・・・
キャラの行動に仮に監督なりの理由があっても、それが客に自然に伝わらないと
したら良くないよね。この映画はそういう部分がちょっと多いんだよな。
押井監督の意見もあくまで観客視点からのもっともな指摘なんだよね。
ただ押井監督もイノセンスの時にキャラの一貫性のなさを鈴木に突っ込まれて
「その通りだけど俺がそれでいいんだからいいんだ」「プロデューサーの仕事は
監督の意図を全て受け入れること。そうやって俺に口出しするからあんたは
駄目なんだよ」的な事を言ってて今回はそれと逆な事を言ってるのには
ちょっと笑ってしまったんだがw
知り合いに漁師が居るけど
一番困るのは都市の灯かりと灯台が重なるケースだって言ってたっけ
逆にしょっちゅう訪れる小さな港町なら特定の民家や施設の灯かりが目安になるんだと
あの船長にとって母親の灯台=自分ちの灯かりだし分かり易いんじゃないか?
あと津波ってのは岬より湾内の方が遥かに危険らしい
このアニメ映画でも岬の家は最後まで無事だったけどさ
海沿いで暮らしてきた肝っ玉母ちゃんにとっては常識なんだろうな
>>115 おれも笑った。押井らしくてw
結局、駿も守もどっか似たもの同志でね。
でも、イノセンスはあれでいいし、ポニョもこれでいい。
二人とも、かつては誰も成しえない偉大な仕事してきたんだから
今はもう好き勝手にやる権利はあるし、
見る側としてもその方がエキサイティングでワクワクする。
でもスカイクロラ見ると、押井の方がまだ世評に未練ありそうに思った。
イノセンスでは針が振り切れてたのにな。
>>113 危険を冒したのはコウイチと連絡を取りたかったからでは
最期の会話がBAKAじゃ悔やみきれない
確かに夜明けに帰ってきてた
ただうろ覚えなんだけど
途中で難航しているコウイチ船が明かりを見つけたとき
自分はソウスケの家かと思った
結果、船の墓場だったわけだけどあーゆー場合は
意外と一軒家の明かりでも効果はあるんじゃないかな?
>>116 航海士は商業船やプレジャーボート乗りと違ってプロ中のプロだから
・・・ま、いっか
客をなめてるの?そもそも適当な人気俳優持ち込んだ鈴木ってのが悪いの?
みたらわかるよ
押井さんのは細かすぎて突っ込みどころがmが出来てしまったのと
宮崎さんのはもう作りこむ力も気力も無くて歳を理由に開き直ったのとw
121 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 19:41:37 ID:Q4cAzQhB
>押井:あのお母さん何の為に家に帰ったの?
押井は、曲がりなりにも映画監督なんだから、この発言はちょっと情けないよね。
枝葉末節のどーでもいいことじゃん?
あと押井はやたら「物語の構造」を語るけど、それでいてポニョの構造というか本質が
まるっきりわかってない。ストーリーの必然性とか、この映画では構造とされていない。
ポニョの、物語の構造の最たるものは、「ポニョを泣かせなかった」ことなんだよね。
主人公の女の子に「のめり込ませる」には、泣かせるのがいちばん手っ取り早いし簡単なんだよ。
トトロのメイなんて、節目ごとに泣いている。あの元気なメイが泣いてるのを見て、みんなね、
お客さんはもらい泣きするんだよ。「メイ、がんばれ!」って思うんだよね。
ところが、宮崎駿は、崖の上のポニョで、ポニョを泣かせるというウィニングショットを封印した。
そこが本作品の構造中の構造、大基本線なわけ。
これって普通はできないことだよ。それやっちゃうとこが宮崎駿の「凄み」なんだよ。
すげーーーーーーことなんだよ!
まさに、崖の上のポニョは、160キロの豪速球たるゆえんでしょ?
ポニョを泣かせずして安易な手段は使わずに、ラストで「ポニョ、よかったね」と持っていく。
自分の描く絵に絶大な自信がなければできない。天才の仕業だと思う。
122 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 19:42:53 ID:m+2q6obH
航海士なんてめちゃくちゃ頭良くないと務まらないよ
>>118 そこまで宮崎のために脳内補完してあげる機にはなれないな。
みたままいえばリサは意味も無く無理に家に帰り
挙句の果てにだんなに切れてビールをかっくらう。
不味そうなチキンラーメン作って悦にはいり
かと思えば別に呼ばれてもいなしし、ちゃんと人もいるのをわかっていて
子供危険な嵐の中、置いてけぼりで特養に戻る。
これがまた感情がないのかと思うほど聞き分けのよい5歳児
それもこれもリサとそうすけを無理やりへたくそになんとか離れ離れに
しなければならないシチュエーションのため。としか見えない。
あの家が一番安全だからでしょ。なんて脳内補完してあげる人いたけど、
どうみても島の切っ先、台風の風も真正面から露骨にあたって しかもぼろそうな
木造の家。危険きまわりない。いつ、がけごと海のもくずとなるかみたいな絵でした。
なぜそこまで無理やり擁護するかわからない
>>121 宗介泣かして「お涙ちょうだい」やってたじゃん。
>>123 自分はそうは思えないな
ただ面倒くさくなっただけ
悲しみとか怖いとか 怒るとか 子供にはなにも無い映画なんて不自然なだけ。
だから最初から人型ロボットにすればよかったんだよ
元からインスパイアばかりの監督なんだから鉄腕アトムにインスパイアされたと
正直に言ってもよかったと思う
メイちゃんえがけたのにご都合主義に聞き分けの良い 良い子の主人公とぽにょなんて
ただしく後都合主義としか思えないな
では、なにを描きたかったていうの?
他愛ない絵本にもならず、壮大なテーマを狙うも破綻して生かすことも出来なかった。
それがぽにょじゃないの
126 :
125:2008/10/01(水) 19:52:59 ID:Pov3wn+t
>>121 そういうば宮崎作品のヒロインキャラで、初めて涙見せてない…?
大抵泣く場面あるよね。
フィオだけはよく覚えてないけど。
だが、泣くポニョも見てみたかった。
これはもう脳内補完しかないか。
128 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 19:57:42 ID:3iQJ4fS9
>>88 > 喜怒哀楽のうち 怒りもしない悲しみもしない 泣きもこわがりもしない
> 主人公とこの映画の明るくカスカスにかる〜い作りは、
悲しんでたし泣いてたんだが...
見落とし?
>>115 > キャラの行動に仮に監督なりの理由があっても、それが客に自然に伝わらないと
> したら良くないよね。この映画はそういう部分がちょっと多いんだよな。
自然に伝わってる客も多いんだがな
自分の意見や観たと思ったものを一般論化して語っているだけじゃないか?
129 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 20:01:11 ID:Q4cAzQhB
>>124 宗介は主人公じゃない。
>>125 > では、なにを描きたかったていうの?
「ポニョ、よかったね」を描きたかったに決まってるじゃん?
おれが言いたいのは、「よかったね」を呼び込むために、ポニョを泣かせる
シチュエーションを描くのが、押井をはじめとする凡百の発想だってこと。
ほんとに簡単なんだよ。
面倒になって省略したわけないじゃん?
この道45年の大ベテランがわかりすぎるほどわかりきってるポイントだよ。
あえて「カット」したのは、安易に泣かせるとか、物語が平板に陳腐になるから
に決まってる。しかし、圧倒的大多数の作り手にはそれはできない。やり抜く力がない。
つか、宗介をあんだけ泣かして(三回ぐらい泣いてなかっか?)、
あれだけ音楽で盛り上げておいて、なおつまらないと観客に思わせる方が
至難のワザのような気がする。
これほど「泣き」が上滑りしてる映画も珍しい。
デイサービスから宗助を連れて帰る(この時点では津波を把握してない)
↓
海の荒れ模様を見つつ帰路を急ぐ(船が心配になったのはこの辺りか)
↓
船だけでなく自分達も危険だと悟る(津波を避けるにはなるだけ高い場所へ登りたい)
↓
崖の上を目指す(ましてそこに自分の家が建っている)
↓
前々から準備していた通信機などで船の力になりたがる
↓
家に灯かりを点けることで仮灯台も設置
これでもかというほど帰る条件が揃ってるのにな
そら別の行動もあったろうけどさ
これはこれで良いじゃない
つまんな過ぎて腹立った。ワクテカもハラドキもなく、
「ぼくもポニョ好き」で世界が救われて童謡流れて終わり。
これで深読みして楽しめる人が、いや、全然うらやましくないね。
絵もなんか気持ち悪いし色も変だし、とにかくあざといんだよジジイ!
>>128 >自然に伝わってる客も多いんだがな
>自分の意見や観たと思ったものを一般論化して語っているだけじゃないか?
ちょっと待ってよ〜
俺はあのシーンにはきちんと意味があるんじゃないか、って言ってる側なんだぜ?
多少でいいからレス読んでくれないかな。
あれに納得が行かないって人が多いみたいだから、それなら自然に伝わってるとは
言いがたいのかもね、それは良くないんじゃないかな?って言ってるのよ。
俺としては勝手にあのシーンを補完して納得してる側なんだぜ?勘違いしないでくれ。
135 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 20:19:54 ID:Q4cAzQhB
話は変わるけど、よく誤解されてるのは、
「ポニョのわがままで津波がおこって町を海に沈めた」って意見ね。
津波を起こしたのはポニョのわがままじゃないからね。
偶然なんだよ。フジモトの生命の水をあびて人間に変身したのも
無数の妹たちが水魚に化けたのも、フジモトの部屋が水圧でぶっ壊れた結果、
なりゆきだから。
ポニョは半魚人のままでも(当然、金魚のままでも)宗介に会いにゆくつもりだったよ。
フジモトがポニョを閉じ込めたのが裏目に出ただけのことだからさ。
> 宗介は主人公じゃない。
> 宗介は主人公じゃない。
> 宗介は主人公じゃない。
あんまいいたくはないんだけどさ、信者ってさ、映画のどこみてんの?
つか、いったいどんな見えない敵を相手に戦ってるの?
そもそも普通の人と会話できてる?
137 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 20:28:02 ID:3iQJ4fS9
>>134 言いたい事はわかる
他者の意見を取り入れているって事だな
だがポニョを一般論化しても仕方ないと思う
伝わったか伝わらなかったかのどちらかでしかない
伝わらないことが良くない、とか、そういう部分がちょっと多い、というのは単なる意見でしかない
>>115の
> 押井監督の意見もあくまで観客視点からのもっともな指摘なんだよね。
この意見は、あくまでも押井監督の意見であって、一般的観客視点でもない
そもそもいくつかの意見はあっても真逆だったりするのだから一つにまとめるのはどうかと思う
>>123 自分も感じたままいってるだけで擁護する気はないけど
リサがコウイチに連絡をとりたくて危険を冒したという意見には
脳内保管で完結させてほしくなかったな
でもやっぱりあの状況では自宅が一番安全だと思う
現にリサカーがトンネルの前で不自然に止めてあったし
なにかあったのではって
ソウスケも特別に聞き分けがいいようには見えない
リサが説得して納得したから聞き入れたんじゃないかな
どちらかというと頑固な気がする
>つか、いったいどんな見えない敵を相手に戦ってるの?
お前って透明人間なんだw
>>137 >この意見は、あくまでも押井監督の意見であって、一般的観客視点でもない
いや、そのぐらいは言われなくても判ってるからw
統計とか取った訳じゃないし、そもそも一般的観客視点なんてものは
常識的に考えたら規定出来ないってのは判ってるから大丈夫だよ。
ただあれと同じ事を言ってる人が結構多いみたいだからさ。
「ある層の観客の視点」って言えば良かったかな?
というか、スレッド見た感触で適当な事を話してるだけなのにそこまで言われてもなぁ・・・
俺は印象を適当に吹いてるだけなんだよ。わかるだろ?
そうすけ一般的な子供ってどんな子供かと思う。
状況に対してたいして泣いてないし。
あれは感情のない聞き分け良すぎる子供だよ
震災の日に人の足りた特養のために子供おいてけぼりしてんだよ
普通一生もののトラウマだよ
そんなもの瑣末だっていうならもっと上手に親子別れ別れのシーンは
描けたはず。
だって結局ちょっとぽにょとそうすけを二人っきりで冒険させたいが為の
無理やりな伏線でしょ?
ぽにょは人間じゃないから別に泣かなくてもいいけど。それが天才的手法って
わけわからない
デイケアサービスセンターとホームの違いがわかってない人多いね。些末なことなのでいいけどさ
絵きもちわるいには同意
もののけ姫で「なんか…や、気のせいかな?」と感じて
ハウルあたりで「気のせいじゃねーーwwもうだめだww」とおもったし
>>128 あんなのたいして泣いたうちに入んないと思うけどね。
あんな状況であんな程度の感情って子供でも大人でも人間でもない
ファンタジーっていうならもっとお気楽に作ればいいだけなのに
変にシリアスだし。
>>129 いーや
ただ面倒くさくなっただけとしか思えないね
もうね 作りこむのが面倒になった
なんでもうっちゃっらってはいおさらばよ みたいな。
そんな開き直りは とても感じられたよw
小難しく考えすぎだと思うね。
>>143 もののけ姫で確かにいや〜な方向に行ったなとは思ってたんだよ
まだ若いのにもうそんな説教臭い・・しかも問題提議しておいて丸投げだし
ハウルは監督も反省作品らしいし、もうつっこんであげなくてもいいとは思うけど。
最後まで持ちなおさなかったなぁ
ぽにょは欲をかかずにもっとシンプルに作ればよかったのに
最後まで妄執を感じて感じて・・・
>>140 了解
過去スレから個人的意見を一般論化しようとする人が頑張ってたもんだからな
まあ2chじゃよくあることだが、作品の評としちゃそういう勘違いは視野狭窄に陥りかねんと思う
ポニョは明暗分かれて異色だし個人差が激しいようだから無理にまとめなくてよさげ
ハウルって反省作品なんだ
でも批判してるやつを殴りに行きたかった、とか発言してなかったっけ
リサは宮崎アニメで一番説得力ある女性像だったけどな
仕事で子供を残さなきゃいけない事も普通にあることなんじゃないか
それをみてDQNっていうやつは人生なめてるだろ
災 害 の 日 に たいしたことない 人の足りた職場に
1人幼子一晩 のこしてたいして必要とされてもいない描写をしておいて
仕事行くなんて異常ってことがわからない人間が 異 常
反省してぽにょ作ったって書いてあったけど。
追記
リサがせめて自衛隊員とか消防局員とかならわかるけどねw
普通に介護福祉士別の人とシフトして泊り込みの介助員いたでしょ。
ていうか、そもそもあんなに無理やり家に帰る必要なんかあるように
思えない描写だったけど。
リサは灯台守だったから!って言い立てる人上にいたけど 描いてないことの
脳内補完でしかないし。
>>149 >描いてないことの脳内補完でしかないし。
あの無線通信の描写がなければ俺もそんな事は考えなかったよ。
あれが無かったら「あそこはおかしいよね」って言ってたと思う。
非常時に遊び半分でああいう事はやらないと思うから
一応こういう考え方もあるよ、ってそう補完しただけ。
>>30 >あのお母さん何の為に家に帰ったの?
これ、単に家が一番安全だからじゃないのか普通に。
何か崖の高いところにあったし、実際洪水の後でもあそこは水没してなかった訳だし。
とりあえず息子を安全なところまで送る。婆さんたちもほっておけないんで助けに戻る。
何でこれがおかしいって話になってるのか。
ハウルが反省作とか聞いたこともないぞ。
CUTの対談で珍しく語っていたが、
「説明はしないと決めて作ったら、解らない奴は本当に解らなかったらしい」
的なことは言ってたが。
それでも、反省じゃなくて更に先鋭化させるのが駿の性格で、
現にポニョでそれをやってるし。そこが凄い。
言ってたよ?
ハウルはわかりにくいって評判だったらから
その反省をこめて5歳児でもわかる映画づくりにしたって。
まぁぽにょは ハウルよりも もののけ姫よりはましだとは思うけど。
で、どこが先鋭化だよw 放り投げもよいとこ
155 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 23:10:57 ID:73mGgyUn
しかし酷すぎ糞過ぎな映画だった
1日で千円だったのがまだ救いだよ
>>153 だったらソースを…w
あるならマジで頼む。読みたいから。
「5歳児でもわかる」
こんな後ろ向きな表現、駿はまずしないと思うけど。
言ったとしても、駿にとっての5歳児は大人よりもはるかにハードル高い訳で
言葉の意味するところが違う。
ひまわりってやっぱ水没してたっけ?
158 :
しべぼけくず:2008/10/01(水) 23:30:12 ID:r/L6wJM4
おいおいポニョなんてくずだろ?
ジブリの金持ち連中がてきとーに今のリッチ生活を維持するために
てきとーにひねりだした怠慢アニメでしかない
ストーリー?そんなのあるわけないだろぼけ
ポニョはどんなアニメかといわれれば答えよう
「少年が人面魚拾って そいつの血なめて人間になれる人面魚が
この液体がいっぱいになれば世界をほろぼせるとか毎日ほざいてる気変人
の液体を飲んでなんか強くなって世界がほろぶらしくて
その少年がその人面魚とキスすれば世界がまた平和にもどるらしくて
キスしてなんかめでたし」ていうアニメ
要するに作品への熱意もくそもないただの手抜きアニメ
いいかげんジブリもつぶれろ こんなの映画にするくらいなら
魔女の宅急便の再放送を映画ででもやれぼけ
159 :
名無シネマ@上映中:2008/10/01(水) 23:43:21 ID:5lNtSDFB
映画の最後の最後でポニョが自力で水球を空中に上げ
宗介と強引に持って行ったシーンがありましたが、手
元の「解説本」では宗介がなかなかキスをしてくれな
いのでポニョがじれったくなってしたと書かれていま
した。私はこう考えるのですが・・・
*父「耕一」はまだポニョの事を知らない。だから宗介が
正式に紹介するまではキスを保留にしたかったのでは。
*ポニョの立場からすると宗介が父にポニョの話をして
「人間化反対」を言われキスをしてもらえなくなる事
態を想定して、早めに手を打った。
*リサの一存でポニョを「家族化」する事を決める事が
出来たのだろうか?ポニョ母との謎の会話の中で耕一
と魔法を使い「交信」していたとしても不思議でない。
*ポニョは魔法を捨てると言う条件で人間になる道を選択
した。宗介は「ポニョ、良かったね」と言っているが、
ポニョは本当に納得していたのだろうか?実際、ポニョは
「魔法の使える人間」を体験していたのだから。5歳児の
魔法と大人の魔法ではレベルの違いはありすぎるが。
最後ってそうすけが「いやだ」って言ったらどうなるんっけ?
地球終わり?
>>159 *1宗介がキスらなかったのは、単純に「魚の方が可愛かったから」ではないか。
*2ポニョは宗介のおとんの存在など考えてもいなかったと思う。
*3リサは養育費を受け取っていたと考える。
*4ポニョは何にも考えていないと思う。魔法が使えなくなったことに気づいて愕然とするかも
知れんが、宗介の「ボクが守ってあげるからね」で慰められるのではないか。
>>160 うん。
162 :
160:2008/10/02(木) 00:06:11 ID:sAyzmcYQ
>>158 核心を衝いた煽りなら頭にくるが、
なんかそういう頭の悪いの煽りって微笑ましくなるんだよな
>>160 否
ポニョの魔法乱用→魔法暴走〜世界に大穴
解決法(グランマンマーレの古い魔法作戦)
目的:ポニョが魔法が使えなくなればいい(ついでにポニョの望みも叶えば一石二鳥)
ポニョ魔法使用不能条件:人間になる/泡になって消える
ポニョ人間化条件:宗介のポニョ受け入れ(+ポニョが魔法を捨てる事に同意←親心だな)
世界の破滅の回避条件=ポニョ魔法使用不能条件
宗介とポニョが古い魔法(の儀式)に参加した時点で世界の破滅は回避されている
結果としてポニョが人間になるか泡になるかだけ
165 :
160:2008/10/02(木) 00:21:26 ID:sAyzmcYQ
>>164 ありがとう、そうか人間か泡になるかだったか。
そういえばそんな話だったような、あまりにも軽くて忘れてました。
魔法の儀式? まあいいや、どうもありがとう。
166 :
名無シネマ@上映中:2008/10/02(木) 00:26:26 ID:Mbwning2
>>135 となると「月の異常接近」はポニョの仕業ではないと言う事?
あとポニョが魔法で起こした「異常現象」はどの事を示すのでしょうか?
>>163 頭に来るか?
アオリはしょせんアオリ。
自分の方を向いてなかった映画とそのファンに必死で喰らい付いて
「構って構って」喚く姿は、惨めで哀れだなって思うけど。
「どこがどう面白いのか、俺に解るように論理的に説明してみろ!」とか、アフォかと。
自分勝手な期待に沿わなかったものに恨みを抱いてしがみつくのって、
告白したけどフラレてストーカーと貸す馬鹿と同じだというのが
このスレ見てるとよく分かる罠
>>164 自分もその解釈。
最後にかかってるのはポニョの命運だけだと思う。
168 :
名無シネマ@上映中:2008/10/02(木) 01:57:17 ID:kplw7oQl
>自分の方を向いてなかった映画とそのファンに必死で喰らい付いて
批判派は作品そのものを分析して叩くが
信者は批判の声を叩く。
後者は痛いですなあ。
169 :
名無シネマ@上映中:2008/10/02(木) 02:00:47 ID:kplw7oQl
>単に家が一番安全だからじゃないのか普通に
ほかの連中を捨てて自分と息子だけ生き残りたいってか。
そういうキャラは描かない監督さんだと思うんだが。
町が水没するとリサが思ったから、ではなくて
宮崎が町を水没させる予定だったから宗助を逃がした、が正解であろう。
かーちゃんがまた町に向かったのは、宗助を家に送り届けてお役御免になったから。
作者の神の手がみえみえの映画なのですね。
>5歳児でもわかる映画づくり
これは見つからないね
>>148 親子がひまわり園を退出する時は
親子は勿論、ひまわり園の誰もが非常事態が発生してるような空気じゃ無かったよな?
送り出す方は「帰って大丈夫よ〜」「はいオツカレー」みたいな感じで
帰る親子は「いつもより雨がキツイね〜」くらいの認識だったと思う
あの時点では
ただ帰宅する道すがら高波を見たら、これはどうもヤバイって認識に改めるよね
そこから先は自分と子供の命がかかってる訳だから
遮二無二、高い場所を目指す
ここまでも別に不自然でもなんでもない
自分達は何とか助かったけど、町全体が水浸しになった大災害を前にして
ひまわり園が通常時の人員では足りないのでは・・・と心配になる
これも普通の人ならすぐに思い到るよ
人の足りた職場という認識は、あくまで大災害前の状況でのみ通用する
一旦災害が起きてしまえば、通常とは全く違う業務(避難や雨避けなど)を行わなければならない
当然だが人手は幾らでも欲しい(就寝している老人達を見守る夜勤よりハードだから)
そのくらい分かるでしょ
すぐ隣の親子が、家で観ているかの様に普通に会話してるのが気になってしかたなかったよ
ポニョ寝ちゃったねーとか変身したねーとか…
特におかあさんの笑いの沸点が低すぎて、なんでもない場面でおかあさんの笑い声だけが響いてた
たくさんの船の明かりを町と間違う→アメリカまできちゃったか?って場面は爆笑するとこなのか…?
たけくまの言うように好き勝手やったアニメなんだから
いちいちそれらしい屁理屈とって付ける行為てあれだぜ、ズレてる
じゃー何で安全な山道に回らなかったの?とか
どっか誇示付ければどっか破綻するんだよ
>>174 むしろ今となっては腑に落ちないのはその山道側を行かなかった事位だな。
それもパヤは「いやそういう人なんですよ彼女は」って言っちゃってるんで
あとはそれに賛同するか諦めるか、もしくは世界中の人にポニョは糞映画だと伝える事を、
自分の人生における最大の使命とし、例え周囲の人に生暖かい目を向けられようと、
露骨に迷惑そうな顔されようとお構い無しに「ちょっとそこのアナタ聞いてください!ポニョは糞映画です!」と
断固として声を張り上げて一生過ごし、誰にも見取られる事なく寂しく、しかし
自分の中の誇りだけは失わず死んで行くかの三択だな。
>>172 横レスですまんけど、リサが家を離れるときは風雨も治まって、水位も
低くなってたはず。だから「今なら」とかいってリサは園に向かう決意を
してたと思う(記憶違いならすまん)。
雨も風もないということは、むしろ状況的には回復してたわけでしょ。
なのに園に行くというのは「園を心配して」という動機とは矛盾してる。
というか、全体的に不自然感が「多すぎる」のが叩かれる原因だと思うよ。
一個や二個でなく、いくつもいくつも連鎖的に妙な行動をさせるから、
観客はシラケルわけさ。
個人的に家に帰るのはまだOKだと思うけど、あの状況でふたりを置き去りに
するのは見逃しがたいインチキだね。せめて、園からの救助要請があって、
悩んだ末にあの行動なら理解できるけど、自発的にあんな行動を起こすのは、
常識ある大人がみれば誰もが異常だと思うよ。
てかさ、旦那が仕事の都合で帰れなくなった時に子供の前であんだけ駄々こねた人が、
自分の職場となると急に仕事命の真面目人間のような口きくのもおかしいでしょ。
あそこはたとえ救援の電話があっても、一瞬ムッとしてオフはオフと言って一度は
突っぱねるぐらいの方が自然かと。(その後、救援に向かうのはOK)
誰かも言ってたけど、血気盛んな青年団長ならともかく、旦那の命が危ういとかの状況で
主婦にあそこまでやらせてしまうと、ただの性格異常者にしか見えないよ。
>むしろ状況的には回復してたわけでしょ。
>なのに園に行くというのは「園を心配して」という動機とは矛盾してる。
なんでやねん。
自分が少し早めに上がらせてもらったあと本格的な嵐が来て避難勧告が出た。
今日はお泊りの日だからばあちゃん達が残ってる状態での避難になってる。
当然人手はひとりでも多い方が良い。
幸い嵐は収まった。
つーか、嵐を起こした張本人は、嵐を起こしてでも会いたかった相手に会えて落ち着きを取り戻し
いま自分の横で寝てる(リサはそこを明かに認識してる)
昨晩大人気ない返事を返してしまった夫と無線で連絡が取れなかったことだけは
少し気がかりだけど、今は心配していても仕方ない。
・・・リサがひまわりに戻るお膳立ては、
変に作意的な感じもなく、完璧に整ってると思うけど?
178 :
160:2008/10/02(木) 04:31:07 ID:sAyzmcYQ
叩いてないよ愛情を持って警告してるんだよ。
あんた自分で自分のやってる事に酔いしれてるかもしれないけど
まわりから見たらこうだよ。いい加減みっともないマネはよしなさいって。
>>176 家の方が一段落付いて風雨が収まってきた
幸い家の方も頑丈で、嵐の中修繕しなきゃならん事態も起きず
床上浸水することもなく
キャンドル点けて、ラーメンを食べて、ほっこり出来た
そこで職場を振り返る余裕が生まれただけ
大抵こんな時じゃないかな「見に行ってやるか」なんて殊勝な心が生まれるのは
介護の仕事柄ってのも有るだろうけど
自発的に点検や協力に向かう職種は、介護に限らない
電気設備や農家、大工など多くの建設業などでも聞く話だよ
父親だけ&母親だけで子供を育てていたとしても、災害時だからといってずっと子供の傍には居ないよ
「ちょっと行ってくるから」って子供を留守番させ、一晩中点検したり仲間を助けてくる
そんな父や母でも、約束していた予定が狂ったり、楽しみにしていた事を反故にされたら
途端に機嫌が悪くなるし、人が変わったようになって子供にあたったりする
それは昔も今も変わらず、人間の中には、善良な部分、大人の部分、子供の部分が同居してる
あの母親なんか全然立派な方だし、私が子供の頃は比較にならないほど酷い大人が周囲にいたけど
あれ位で精神異常者って言えるほど、貴方の周りは立派な人だらけなのかな
>>180 精神異常者なんて書いてないよ。
妄想を根拠に皮肉る前にちゃんと読んで欲しかったな。
それに君のカキコはたとえ話ばかりであまり論理的じゃない。
根拠らしき引用も映画の内容からではなく、どこからかの伝聞ばかりで、
おそらく君の意志や判断ですらないだろう。
つまり、君の解釈の根拠は君の知識(主観)に基づいているに過ぎず、
映画の描写からもかけ離れているんだよ。
せめて「俺ならそうする」というのなら、映画の描写からなぜそれが誤った
判断なのかを話す気になったんだけどな。
以上のような理由で、すまんが反論する気にもなれなかった。
せっかくレスしてくれて申し訳ないが、勘弁してくれ。
182 :
名無シネマ@上映中:2008/10/02(木) 06:49:52 ID:Xk/MFJrz
見てきた
大人でも楽しめた
以上。
>>176 子供を置き去りにして仕事へ行ったことが
おかしいかおかしくないかなんてどうでもいい
ポニョがリアリズムを重要視した映画ではないことは一目瞭然
そんな作品にいちいち野暮な突っ込みをいれることがおかしい
>>5歳児でもわかる映画づくり
あきらかに子供を馬鹿にしてるな。
大人の理屈は理解できなくても、子供はもっとたくさんのことを判ってる。
リサが山道側を行かなかった事に「いやそういう人なんですよ彼女は」
「ポニョの海にゴミが落ちてたら可哀そうだからグランマが魔法で掃除」
ピアノ線が見えようが見えまいが知ったこっちゃない、オレ様には見えないから。
ポニョ可愛いから!ポニョ悲しませたくないから!だから何でもアリ
これがオレ様ワールドのリアリズム。オレ様の気持ちが一番大事。
カントクさんのそんななりふり構わないご都合ぶりが鼻につくね。
>>186 どう考えても、そこがこの作品の魅力なんだが。
だから合わない人はとことん合わないよ。
186
>>187 その通りだね。
だから漏れの中には「ポニョかわいかった」しか残らなかったし
「ポニョかわいかった」しか残したくないw
でもそのポニョにもなにやら太いヒモがついていて
観客のモノにはできないような。
もまいらにトトロはやるけどポニョはやれないよって感じ
ていうかこれ 欧米で放映されにくいと思うよ?
賞逃したのは案外リサの行動に眉ひそめたからじゃないの?
欧米の人の方がこういう描写にすごく神経質だし、
日本でこれだけブーイングあるくらいなんだから。
日本はまだ生ぬるい目で見ている方だよ。
だいたいある程度常識わきまえて、
子供が身近にいる大人なら リサの態度はしらけても仕方ないと思う。
だって たいした仕事じゃないし、たいして必要とされてなかったじゃないの
もっと非常時にどうしても必要な仕事として描かないと。
911時の消防局員くらいなら 子供置いて戻ってもいいさ。
それくらいの非常時ならね。
191 :
名無シネマ@上映中:2008/10/02(木) 10:16:31 ID:kplw7oQl
母親の行動については
映画祭では「きっと日本人の倫理感が絡んでいて、それで自分たちには
わけわかんないんだろう」という感じの
リアクションだったそうだ。
そういう評が現実にあったし。
インテリ系ガイジンならではの好意的誤解ですな。
千尋のときもそうだった。
そんな事全然ないですよって誰か言ってあげて
たいした仕事じゃなし必要とされてないというのは
どこらへんから感じ取ったんだ?
気になる
>5歳児でもわかる映画づくり
ポットキャストちゃんと聞いてたら三分の二以降にあった
子供を馬鹿にはしていない、むしろ能力が優れていると捉えてる感じ?
ちょっと主なところだけ書き出すと↓
基本的に5歳の子が解ればいいっていう、五歳の子なら解るだろうって
むしろ50歳の人間は解んなくなるかもしれないけども・・・笑
これ五歳の子なら理解してくれるってところで・・その映画を作ってる
――5歳っていうのはなんかやっぱり宮崎さんにとっては何か特別なこの年齢なんでしょうかね。宗介君は5歳ですけども
いや、えっとねぇまぁ、保育園に行ってみるとまぁ解るんですけど・・(中略)・・
・・で・・・自分達の考えているその・・こう5歳の子供よりも、ほんとの子供達の方がずっといろんな言語能力も含めて
それから、言葉にはできないけども感じて・・感じ取ってるものに関しては、もうほとんど
大人を超えるような直観力を持ってる
んでぇ・・言葉を覚えていくにしたがって言葉に転換していきますから、
肝心なものを失くしていく ギリギリの所に5歳っているんじゃないかなっていう風に
もう、なんか全部解ってるんじゃないかって・・・直感で
http://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/rg/suzuki_vol42_extra_miyazaki.mp3
5歳児にもわかりやすいだと?
自分は6歳の時に本当にこれ見たいとおもった映画はラピュタだったぞ
なんか…子供なめんなよマジ
正直の絵と内容の荒さとか直ぐにピンとくるのも子供だかんな
いくらなんか大人の嗜好で押し付けて騙そうとしても子供狙いは子供にバレてバカにされる
ポニョが案外子供ウケ悪いのしって「そうかやっぱ」とおもったし
( ゜Д゜)・・・
5歳児なら結構楽しんで見ると思う
もちろん27歳のおれも楽しんだ
子供ウケ悪いってのはたぶんこの映画の怖い部分を敏感に感じ取って
のことなんじゃないか
ちなみに子供心に不安を抱かせるのが良くないという意見には組しない
そういう不安感も子供には大切だからな
195は釣りだろ
>>190 施設が水没する中、車椅子に乗った老人達を休憩所に引き上げるだけでも
想像するだけで大変だぞ
その後雨風が小止みになった所で、冷えた老人達の体を何とかして温めないといけない
あれだけの人数を濡らさず、風邪をひかせず、少人数で面倒見るなんて
普通の勤務者だけでは相当困難だと思うが
魔法の世界だから車椅子を乗り捨てて、水没した施設の庭へと入っていけたものの
普通の世界なら、あの休憩所(トキ婆さんが一人残っていた)の規模を見ても雨風は凌ぎにくい
天気が治まった事で子供の心配が無くなったリサが、水没した施設へ駆け付ける行為
これの一体どこが不自然なんだ?
魔法の世界じゃなかったら、やる事は山ほどあるぞ?
>>175 そういう人なんですよって言われて
「そういう人」の顔が幾らでも浮かんでくるw
舞台になった場所が広島だと知って、さらに納得
実際多いんだよな
遠回りなんかしたくない!警備員ダマレ!あたしが正しい!っつー強気過ぎる女が
鹿児島、熊本、福岡、高知、広島そして大阪
西日本にはあの手の女がウヨウヨしてる
>>189 一般的欧米人の感覚じゃナウシカ漫画の後半なんて全く理解出来ないだろうね。
腐海の尽きる果てから自らの意思で戻るナウシカも
新しい人間の卵を皆殺しにしたナウシカも
彼らの理解の範囲を超えている。
なんせ「素晴らしい映画だ!今すぐ腐海の底に移民団を送り込め!」の国だからね。
それを見て君は「これはまずい!これじゃ欧米人にはわからないよ!」って言うの?
俺はニヤニヤしながら、生暖かい目で見るなぁ。
203 :
名無シネマ@上映中:2008/10/02(木) 13:13:40 ID:kplw7oQl
>「そういう人」の顔が幾らでも浮かんでくる
「そういう人」の顔が浮かばない人間の方がずっと多いんだよなあ。
>施設が水没する中、車椅子に乗った老人達を休憩所に引き上げるだけでも
何の必然もないのにあらしのなかを自動車でかっとばして往復するほうが
もっと大変だ。
204 :
名無シネマ@上映中:2008/10/02(木) 13:16:39 ID:Abvh+ELr
>>198 トトロとあんまかわらんしな、ポニョは。
トトロもやっぱストーリー的には今思えば意味不明だった。
でもあの絵柄とか、きれいなアニメーションの部分とか、毒のない童話性はガキの頃の俺にはぴったりだった。
あのかわいさ一転突破みたいなところがさ。
だからポニョみた今のガキも俺がガキのころにトトロをみたのと同じような反応するとおもう。
205 :
名無シネマ@上映中:2008/10/02(木) 13:20:09 ID:Abvh+ELr
つか、批評とか分析とかする映画じゃねえよ ポニョは。
ハヤオさんが千と千尋以降こういう作品を作り続けてる気持ちはすごい分かる
自分も正直色々アニメ見すぎたせいか、新鮮な気持ちで楽しめない時がよくある
色んな制約に縛られてるのが一目瞭然だから
確かにラピュタは好きだったが、今もう一度それをやられたら
恐らく息苦しさを感じてしまっただろう
だからこそポニョは逆にすごく引き込まれた
いちアニオタの少数意見かも知れないけど
>>203 確かに女が警備員に食って掛かって、それをどかせる光景なんぞ
関ヶ原から東じゃ見た事無いな
傍若無人な女にあまり出会ってないのは、ある意味羨ましい
大阪は当然だが、広島や四国も幅を利かせてる
九州、特に福岡周辺は一見男尊女卑の風潮が強いようで、女が勇ましい
必然かなんかは知らんけど
家に帰る目的は多数有るんだから、大変だと思ってる暇なんか無いだろうね
復路は嵐も止んでたし
>>202 日本人だけど正直、後期のナウシカには付いていけんわ
独善的にも程がある
施設が無事ならそんなに人手もいらないんだろうけど。
水没して、山のほうに避難する車の光が見えたから。
人手も足りないだろうし、ワゴン車1台では施設からそんなに
たくさんの荷物が運べるわけではないから、救援物資も必要だろうし。
それで、リサカーに紙おむつやなんか山盛り積んで出かけたわけで。
ID:13NDuG1Vみたいな見えない敵とずっと闘ってる
変人にまとわりつかれてややこしくしてるけど
(世紀末に流行って世間が病気とまで揶揄された某アニメみたく)
要は、私小説的作品やカタルシスのない映画(←これ重要)が
娯楽映画たりうるか、その点のみだよねぶっちゃけ
意味だの神話だのテーマだの作劇だのストーリーだのは些事に過ぎんよ
これまでのパヤ映画を考えればわかるが
ちなみにポニョ以前までは(ポニョはインタビューとかあんま見てないので知らん)
言い方は変われど、このカタルシスを映画作りで重点的に置いてたね(観客にとっての)
私的には、そのカタルシスがほぼ完全にパヤ本位になった映画作りになってるから
映画見ようと思って行った人の大概はつまらないという感想になるし、
理屈的にはそうなるはず
本人を昔から視聴者と作者以上によぉ〜く知ってる人は別だろうけど
普通は罵声浴びせられても仕方ない映画だと思うけど
年齢とか功績とか考えると、遺作としてはこれで良かったんだと思うし
咎める気にもならない
ただ最後まで観客のためにを貫いた方が格好良かったと思うけどね
このスレは
・ポニョを見て面白いと思った人
・ポニョを見て面白くないと思った人
・ポニョが面白くなかった事を、全人類の総意にしたい人
の3種類で成り立ってる気がする。
・ポニョが面白くなかった事を、全人類の総意にしたい人としたい人
の間違いでは?
違うなら根拠お願いね
>>210 だから、お前って透明人間なの?
はっきり見える人間を相手にしてるつもりなんだけど。
つか透明人間なら透明人間で、ついでにお前が書き込む文字も透明にしてくれない?
普通の情報交換しに来てる人間にとって、自分の感情も制御できない奴のウサ晴らしは邪魔で仕方ないから。
「五歳児向けだ」と謳っているのを
まさかヨーと観に行ってみたら、ホントに五歳児向けだった。
これはあらず期待して行った莫迦なオトナの負けだわな。
しかし60代後半で生み出したキャラってのが
幼女顔のゴマちゃんってのがやっぱり常人とは違ウな。
>>212 どういう性癖だよw
喘ぎ声が「ポニョはクソだアッー!」てかw
216 :
名無シネマ@上映中:2008/10/02(木) 15:55:21 ID:kplw7oQl
>>209 >水没して、山のほうに避難する車の光が見えたから
嵐の最中にこそケアセンターに残って万一に備えるのが普通だと思う。
そこを子供をつれて走り出して、また戻っていく…
いきあたりばったりなお母さんだなあ。
ベネチア映画祭でもここに?な声が結構あったという。
>>213 >普通の情報交換しに来てる人間にとって、自分の感情も制御できない奴のウサ晴らしは邪魔で仕方ないから。
その通りだね。自重なさいな。
ちなみに俺は、あなたとは違って闘う意思ないよ
にも関わらずやたら
>>175みたくトリップするので、見えない敵と
闘ってるって表現したのだけど。文字通りに受け取られるとは。
あと揚げ足取り返して悪いけど、はっきり見える人間って
あなた千里眼持ちですか?なら透明人間云々の意味も通るけどw
まあ、意見そのままに意見できない属人的な人なんだろうな・・
IDを直接指定した俺もまずかったな
もうレスせんから、気の済むまで罵倒していーよ
>>217 作品の内容の、しかもあの場面はああだったよねえ、みたいな話を
まるで「ヤク中の幻覚」かのように表現してる時点で、既にあんたの負けだよ。
>>191 > そういう評が現実にあったし。
ヴェネチアスレ含め情報を追って可能な限りの評をチェックしたがそんなものは見当たらなかったな
英語以外の評は誰かの訳か2重翻訳だったから100%確実じゃないが
その評、部分でもいいから発言者の所属(名前)含めてあげてほしいな
ついでに
>>216の映画祭の声ってのもよろしく
>>218 はあ・・・負け?だから闘ってないってばw
大変だなあんたも
>作品の内容の、しかもあの場面はああだったよねえ、みたいな話を
>>175を隅から隅まで読んでそう素直に思えるなら、大したもんだよ
>>
>>217 IDを直接指定してまで アンチと名指ししてそっちのけで
人を罵倒するのは たしかにあんたみたいなわけのわからに擁護派なんだよねw
この作品に疑問もった人間の方がよっぽど 作品についてきちんと語っているという。
ちょっと前なんて、擁護派なんて気取って自分は子供の心持って綺麗なの!
無垢なのって言い立てる人間にかぎってレスの中身は批判レスの揚げ足に腐心
前スレなんてロムってて面白かったw
>>218 あとえーっと、あんたも(一応)
ポニョ関係なしのもレスのし合いになりそうなんで
これ以上レスしない。ので後は好きに罵倒していーよ
>>211 ・ポニョを見て面白いと思った人
・ポニョを見て面白くないと思った人
・ポニョが面白くなかった事を、全人類の総意にしたい人
なにより 鼻息荒いのは
・ぽにょを面白くなかったという人を叩きのめしたくて
人格否定に腐心する人
でしょ?ww
擁護派の多くがやたらとなにかと戦っているように見える。
この映画を楽しめたのなら、その時点ですでに勝ち組だというのに。
なのに、なぜか彼らはその勝利を満喫し満足することもなく、見えない敵と
無意味な勝利を求めて戦い続ける。まるで敗軍の将のように。
おまえら、本当は面白かったなんて思ってないだろ?
本当は俺らと同じようにつまらなく思ったから、そうやって内部に溜まった
不満や苛立ちをアンチにぶつけてるんだろ? いいかげんに気付よ。
おまえらの不満や苛立ちの原因こそ「ポニョを観た」せいなんだと。
>>216 帰る前は普通の大雨程度だったし、帰れるうちに帰ったほうがいいじゃない。
子供連れの職員じゃ、残ってたって足手まといでしょ。
ほかの保育園の子達も帰ってたし。
帰る途中で思いもよらない大波が追っかけてきて、
必死で上のほう(自分のうち)に向かって逃げたと。
で、帰ったら、嵐も収まってきたし、安全な自分の家に
子供たちを残して救援に向かったのでは?
>>222 「レスしない」と口だけで何度も言わなくていいから、早く本当に消えろ。
好きな映画のスレ行けばいいだろ。
こんなに誰からもウザがられても必死で付きまとう自分が悲しくならないのか……
>>225 だって、面白かったって言っただけで噛みつかれるんだもん。
229 :
227:2008/10/02(木) 16:34:21 ID:lWczlmM2
と書いたら早くもID変えて同じこと連呼してやがる……。
救いようがないな。
>>226 普通あんな家を安全だとは思えない。
町のはずれ 台風の大風を真っ向から受ける島の切っ先
水が出たら孤立は確実
どこが安全なの?
普通に災害でたら、 小中学校に避難しろっていわれるでしょ
この場合、老人ホームでもいい。
だれがわざわざ 町のはずれの島の切っ先にあるぼろぼろの木造家屋
にわざわざ行くの。逆に救助隊員の手を煩わせるだけでしょ。
そうじゃないっていうなら、もっと安全にみえる描写をするべきだし
リサにはもっと必要性あるホームへの戻り方をえがくべこ
だからリアリズム重視の映画じゃないんだよ
ほんとループするよなこの話題
俺がポニョに関して少し異様に思えるのは、パヤが5才児の世界を
描きつつ、そこに「性」をなかば強引に持ち込んでいる点だ。
普通、性に関して疎く幼い年齢層に(ましてや幼児向け)に対しては、
良識ある大人たちはそれを誤魔化したり、先延ばしにしようと
「キャベツ畑」「コウノトリ」などの作り話を語って聞かせようとする
ものだ。それは肉体的にも精神的にも「まだ早すぎる」「相応しくない」と
判断し、それを是とする考えがもとになっていると思う。
が、ポニョはその逆をやってる。
うがった見方なのかもしれないが、幼児向けの映画のなかに「出産」の
過程を映像のメタファーとして無理に入れ込み、幼児の無意識下にそれを
植え付けようとしているかのようにも思える。
結果、幼児にどのような影響を促すのだろうか?
このスレの過去に、この映画を見た後に「なぜかやりたくなった」という
ようなカキコがあったが、それはある意味当然だと思う。(大人のカキコ
だとは思うが)物語に上にはないが、映像そのものには「性」に関する情報
がやたらと入れ込まれているからだ。
これは、いわゆるサブリミナル効果というものなのだろう。
こうした欲求を見たものに覚えさせる映画を「幼児向け」として宣伝し、
全国の子供たちに見せようとする意図は、どうなのだろう。
こうした結果がパヤが本当に意図したところとは思いたくないが、俺から
すると、この異様な試みをパヤが意図的にやっているのでは? という疑問
をどうしても抱いてしまう。まあ、ただの考えすぎかもしれないが。
>>232 なら 正々堂々 他愛ない絵本のようなつくりに終始するべきだったと思うよ
トトロのようにね。
どーせ子供の恋愛ならラピュタでやっているしそれで充分だったし。
変にアレを盛り込んでやれ こっちも意図してやれ って妄執ただよって
ファンタジーとシリアスが破綻していても開き直っているのが見え隠れしているのが
どうもいかん。
あ、それか前スレにあったけど
ドクタースランプアラレちゃんのように突き抜けたファンタジーコメディ作りを求む
>>231 だから、わざわざ行ったわけじゃなくて自分の家に戻っただけだってば。
何度の言ってるけどあの時点では、保育園の子達もみんな帰ってたでしょ。
237 :
236:2008/10/02(木) 17:05:21 ID:+2nhTYzj
トトロはどっちかっていうとリアリティ重視だったと思った
田舎暮らしとかお母さんの病気とか
本人もトトロは作ったから、もう作る必要ないんですとか言ってたし
それにポニョって結構突き抜けてたけどな
コメディじゃないが
突っ切る人間もいれば山道いってポニョに山ごと波をかぶらされる人間もいるだろう
ばーちゃん達を見捨てる人間もいれば子供から一時でも目を離せない人間もいるだろう
破綻うんぬん言うなら登場人物に一貫性があるかないかってだけじゃないか?
彼らでなければこの話は成立しないし、この話を成立させる為には彼らでなきゃいけないだけ
お話なんてもんはそういうもんだ
気に入るか気に入らないかそれだけだ
だいたい現実世界の人間だって思い通りに画一的に行動してくれるわけじゃあるまいし
宮崎駿アニメに何を期待してるんだろうな
或いは映画に
>>232 8月の最初を最後にここに来なかったのだが、久々に来てみると…
公開から2ヵ月半立ってんのに、まだ同じ話題やってんのか…
>>225 戦ってるというより、意味不明ないちゃもんを訂正してるだけかと
「何の為に帰宅したの?」「映画になってない」なんて言われたら
「ハァ?何言ってんのお前」ってノリで説明したくなるよ
映画が楽しい or 楽しくないとは別に、頓珍漢な指摘を糺したくなるわな
テンプレに押井監督の放言を追加したがってるようだけど
見え見えなんだよ
押井監督が好きでたまらない層にとっては、何が何でも彼の指摘を後押ししたい
間違っても押井監督が見当はずれな指摘をしてしまった〜
なんて事実にだけはなって欲しくない、そりゃ押井ファンは必死にもなるよ
ほんとけなげ
でもさぁ・・・どう考えたって帰宅する理由は有ったし、意味が無いとは思えないんだよね
挙句、嵐の中はデイケアセンターに留まるべきだ!
とか言い始めてるけど、これもガッツリ否定されてるし
初めから人手は足りてる&嵐が治まったんだから人手はいらない〜、なんて話に到っては・・・もうねバカかとw
否定しようと躍起になり過ぎる余り、指摘内容がだんだん支離滅裂になってる
>>32 ものすごい亀レスですが乙です
ラジオ書き起こした暇人ですが、URLの方がいいと思います
なるべく聞こえたまま書こうとはしましたが、映画と同じで人それぞれ聞こえ方が違うと思うので
自分で聞くのが一番です でも貼って欲しいと言ってくれた方ありがとう
ふと思ったけど、押井監督のように「映画になってないじゃん!」と言いつつ
宮崎さんの妄想は面白かった、うっとりしたという人はいないのかな〜
>>241 ほら 作品よりも批判の人批判にすぐになるw
そっちこそ馬鹿じゃないの?
ここは破綻しているな
ここは変だな
ここは気持ち悪いな
ファンタジーでもリアルでもないどっちつかずだな
他愛ない絵本にすればよかったのに
破滅だの 危機だの いらんわw
リサはもう少しなんとかならなかったの?母親としてワーキングマザーとして
そこはどーなの?行動として変じゃない?無茶じゃないの?馬鹿じゃないの?
育児も仕事も中途半端な描写だなー
そーすけ聞き分け良すぎ
子供のわがままに大人が何も言わなさすぎ
まだまだあるけど 結構な人が感じた疑問てこんなものでしょ?
あんたが感じなかった 面白かった
あすこはあれでいい!って言い立てても どこでもみるよこれらの疑問視する声
>>231 >もっと安全にみえる描写をするべきだし
いや激しい嵐の中で
家の中は別世界というか、幸せな空間だったじゃんか
ぼろぼろの木造とか言ってるけど
よく映画やアニメに描かれる、嵐に耐えられないシーン
屋根を風に吹き飛ばされたり、ガラスを叩き割って雨が吹き込んできたり
危機感を煽るどころか「家の中はとても温かです」ってなもんでしょ
わざわざラーメンなんて安心させる小道具まで使って
ポニョとソウスケが隣り合って座って、優しいお母さんが世話をする
こんな観客が幸せな気分に浸るあのシーンでさ
「この家危ないって!」「早く逃げて!」とか思うか?
思わんよ
つうか、純粋に
「ここに満足した」
「ここが不満だった」
って話をすればいいのに、と思うんだけど。
恐らく、擁護派(とアンチが思ってる人間)の多くは、「この作品は好き嫌いが分かれるだろうな」とは思ってると思う。
アンチの多くは「ポニョはクソであるべき、観た人間全員そう思うべき」って前提があるから、話が全然噛み合わないんだよ。
>>243 ここは破綻しているな
ここは変だな
これら指摘してる内容が変だから、散々訂正されてる訳だ
その解釈はおかしいと指摘されると「お前は映画を楽しんでない」
なんだそりゃ
馬鹿はお前だろう
映画やその登場人物に対して、共感できない
描写が好みじゃない
これは個人が抱いた感想だし、それは否定しないよ
そこらへんを十把一絡にして、さらに擁護派は人格否定をしてくる?
そこまで被害者意識持つなって
気持ち悪ぃ
>>191 ベネチアの評はほぼ全部見たけど確かにそういう評もいくつかあったかな・・・
でも9割方はその辺はスルーで気色悪いほど絶賛してたよ。そりゃもうお前ら
パヤオの太鼓持ちかよって感じで。イタリアの映画誌サイト回ればまだ
見れるんじゃないかな。
つーか5点満点で観客の評価が4.75って異常だよな。
賛否両論の映画だと思ってたから意外だった。
そこまで評価高いと、ベネチアの1700人の観客は
ちゃんと本編観てたのか?と逆に不思議になる。
いや、ジブリファンには、冷静に批評しながら作品を楽しんでいる古くからの本当のファンと、
2ちゃんねる内で何故か発生した、批判一切禁止の宗教的信仰心を強要するニワカファンの二種類が居る。
人口の比率でいえば、ニワカファンはゴミの様な少数派なのだが、言動が幼稚で目立つから、ジブリファン全員がその様な人間に見られてしまう状況が発生している。
>>246 ほらまた揚げ足とって人批判?
人格否定はただしくそちらでしょw
そうやって自分を棚上げして なに見てるの?
変だから変だといってる
ここでもどこでもみる意見だよ
それこそ上で誰かも言ってたけど8月の封切りしばらく後から
意見も疑問視も批判もたいてい
>>243 に集約されている
あんたがそういう意見を馬鹿だ 被害者意識(ってなにさw)なんて
名前つけてもむだむだ
普通の意見だよ 映画館出た直後からなんかびみょーなんて声あちこちで
きいたし、繰り返すようだけど、ここでもヤフーレビューでも疑問批判の
内容は変らない。
>>247 問題点を見つけて賛否両論になる方が、実はおかしいのかもよ?
宮崎監督に何の思い入れも無い人には、可も不可も無いスタンダードな娯楽作品だし…
擁護派の意見の中にトトロをポニョと同レベルの作品のように語る人が
いるけど、それはどんでもない間違いだよ。
少し考えてみれば分かると思うが、さまざまな人種や職業、物質や文化に
溢れている都会での物語と、一見なにもなく自然と農家の年寄りしかいない
田舎での物語では、舞台そのものに魅力的な装置が乏しい後者(田舎)の方が
遥かに難しく困難な作業となる。
そういう意味ではトトロには、ちょっと他の作家には真似の出来ないほどの
アイデアと魅力と映画としての完成度が備わっているのだ。それゆえ、
トトロは面白く、万人受けし、何時までも魅力が色あせなく感じられる。
パヤの最高傑作を三本あげろと言われたら、トトロは絶対に入る一本だろう。
まあ、だからどうしたと言われればそれまでだけど、少なくともポニョは
トトロの半分のアイデアも魅力も完成度も備わっていないね。
パヤのワースト3をあげろと言われたら、その筆頭を飾るのがポニョだろう。
ようするに、トトロとポニョを同列に語る人の評価は、同列だと思っている時点で、
ちとアレだということが言いたかった。別にその人を叩きたいのではなく、
トトロという作品をそれほど卑下しないで欲しいということだ。
上の方でベネチアの話がチラホラ出てるけど、ポニョはベネチアで日本の恥を晒したとか
あっちでも出来の悪さに失笑されたとか、映画感想サイトでそんな意見を時々見かけるけど、
もしかして日テレとジブリが映画祭の観客や欧州のプレスに大金を積んで情報操作してるとか?
批評家総評が僅差の二位で観客評価がダントツの一位なのに無冠ってのも確かに不自然だしな。
現地の観客の反応に詳しい人がいるみたいだから、本当の所をちょっと知りたいかも。
>>251 > 田舎での物語では、舞台そのものに魅力的な装置が乏しい後者(田舎)の方が
> 遥かに難しく困難な作業となる。
分かると思うけど、退屈な舞台の上で面白い物語を創作するのは難しいって意味ね。
>>229 いや意味不明
ほんと見えない敵と闘ってるんだなお前(ら)・・同情するわ
そろそろ裸じゃ寒い季節だろうに
>>249 言いたかないけど、もうカルト宗教と化してるよ
批判を作品の批判じゃなく、自分批判に思えてしまうんだろう
どうしようもない
>>251 ちょっと気になったので
>田舎での物語では、舞台そのものに魅力的な装置が乏しい後者(田舎)の方が
>遥かに難しく困難な作業
パヤは舞台を魅力的に描くのは上手かったよ。それで勝負してると言っても過言ではない。
ナウシカの世界観もそうだし、トトロ、もののけの幽谷で尊厳ある森もそうだ
日本人のための日本人の憧れる日本人好みの舞台設定(特に自然)を
これほどクリーンに描ける人物はパヤを置いて他に知らない
だからまあ、その最大の魅力の1つが薄かったポニョは他より
カタルシスやノスタルジーがないのは当然なんだよね
あと西洋の、つかイタリアチックな町並みはほぼ高畑のおかげらしいよ
パヤは西洋的空間を描けないそうなので
べつに外国の人はぽにょを深くみてるわけじゃないと思うけど。
ぽにょも、全くどっかわからない国で時代設定も曖昧なら、
リサの行動とか子供たちの行動とかいちいち批判や疑問視の声でなかったと思う。
なにもかも中途半端にリアルさを出そうとするから
現代の日本で考えればいろいろ矛盾や破綻を指摘されるんだと思うよ。
ファンタジーならファンタジーで世界を緻密に作りこめばよかったのに。
昔の宮崎駿作品ならやっていたと思う。
>>249 分からん奴だな
変だから変だといってる?
そら別に構わんさ
しかし「変だといってる」内容がおかしければ、他人から突っ込まれんだよ
掲示板だし当然だろうが
その突っ込む行為が何故映画を楽しんでない事になるんだっつーの
映画を観た感想については、其々感性が違う訳だし
突っ込んだってしょうがない
人批判なんかした覚えは無いなあ
ただ中には、純粋な批評とは別の意味合いだって込められてると
つまり押井監督は正しい、世界の押井が指摘した内容は正しい
その後押しや、受け売りをしたがってる面だってあるだろ?
これは批判でもなんでもない 分析
けなげだと褒めてるだろ
257 :
名無シネマ@上映中:2008/10/02(木) 19:44:22 ID:Vr1VVY7J
唯一誰からも好まれるものなんてカレーくらいだろjk
>>256 なら頓珍漢はそちらだねw馬鹿もあんたw
自分で書いた
>>241をよくよめば
そもそも押井監督なんてあんたが勝手に言い出したことで 知るかいな
言ってることが人の意見をなんとかかんとかして
「否定しようと躍起になり過ぎる余り、指摘内容がだんだん支離滅裂になってる」w
上でも揶揄されているけど、自分批判にしか思えないらしいね。
>>256 >映画を観た感想については、其々感性が違う訳だし
>突っ込んだってしょうがない
そうじゃなくて、「ポニョが最悪の駄作なのは厳然たる現実で実際に観客が雁首そろえてみなつまらないと
言ってるんだから、それを面白いと強弁するのは頭のおかしい信者だ」って指摘をしてるんじゃないかな。
言い争いには興味ないけど、傍からスレを見てるとそんな感じの流れだと思うよ。
8月頃は面白かった部分と何か変だった部分をみんな普通に話をしてたけど、多分もうそういう状況じゃないんだよ。
まぁ諦めなさいw
>>256 ある程度はわかるが
お前の押井云々は完全に妄想と違うか?
事実、そんな指摘は初めて見たよ
考えもしなかったってのが大概の正直な感想だろうよ
押井のラジオは、押井の批判だけじゃなく
パヤが好き勝手やったっていう、当初からあったポニョ批判の一つが
鈴木Pの発言でソースとして提示されてるし
脱高畑の私情挟みまくりんぐな創作態度も明らかにされてる
擁護派の観客に対してあえてそうしたって論が潰されたわけだからね
まあ鈴木Pの発言なんで、信憑性はちと欠けるが、一観客よりはマシだろう
というよりパヤ自身の発言もころころ変わるから信用ならんのだがな
>>254 > パヤは舞台を魅力的に描くのは上手かったよ。それで勝負してると言っても
過言ではない。
そうだね。
ポニョなんかをみても、海の中でフジモトが不思議な実験をやってたり、
羽根の跳ねた船が泳ぐように飛んだり、家が建ってたりと、それなりに
面白そうな装置がたくさん出てきてた。
ところが、それらの装置が魅力的に描けてない。
それは「ポニョ」と「宗介」に関しても同じことが言える。
トトロでは、いまにも崩れそうなボロ小屋や、田舎の風景、大きな楠が
生える恐ろしげな裏山でさえ、すごく魅力的なものとして描いてみせ、
それに成功してた。言ってみれば、魅力的にみせる努力をしてた。
ところが、ポニョでは、仕掛けこそトトロ以上にふんだんな数を用意してる
のに、それほど魅力的に描けていない。
すなわち、魅力的に見せる努力を放棄してるんだね。
こうしたことは、例えば、嵐の夜にリサが言う「水はでるかな?」「火は点くかな?」
といった案外単純な工夫やアイデアで実現されるものなんだけど、そうした工夫が
ポニョではあまり練られてないんだ。見る人がみれば(例えば押井とか)、明らかな
手抜きとわかるし、そう受け取られても仕方がないだろう。とても残念だね。
一生懸命食い下がってる人はいい加減気が付いた方がいいよ。
こういう場所ってのは、メタクソに酷評する人が3人ぐらいいると
それ以外の人はもう何も言えなくなるんだ。
自分はポニョは65点ぐらいだったけど場の雰囲気が怖過ぎてとても発言出来ないわなw
ハチクロの作者がこれ大絶賛してたんで観に行ったけど
とりあえずラストのやっつけ全開の大団円はもう少しなんとかならんかったのかと。
263 :
名無シネマ@上映中:2008/10/02(木) 20:12:16 ID:Abvh+ELr
>>253 田舎の舞台設定は退屈かね?
あの舞台設定には当時の大人の視聴者のための、その人たちの原風景を呼び起こすような昭和の田舎の生活、みたいな、
大人ウケを狙える要素が十分にあったとおもうけど。そういう描写ってジブリアニメだったら、ほたるの墓とか、おもひでぽろぽろとかでも
描かれてるよな。まったく退屈じゃないんだよ。むしろ娯楽映画のギミックに使うならスタンダードじゃない?
んでそのトトロをみて東京生まれ東京育ちのガキの俺は
田舎ってああいうもんなんだな、とか井戸水うまそうだな、とかとれたての生野菜丸かじりしてえなあとか思ってみてたな。
田舎にはあんなにすごい森とかあるんだな、とかさ。そんな調子でガキの頃の俺は大人とは違った意味であの映画を楽しんでたよ。
要するに言いたいことはある層にはうける要素を持った舞台設定からトトロは出発してると思うってとこ。
だから田舎の舞台設定に魅力がないって言われると?だな。あの舞台設定が魅力的に思える人もいるんだよ。
それにポニョが都会の物語ってところも疑問。あれも港町の、田舎の話だろう。
風景はとても美しい、が高台から見えるのは何もない海、っていう閉塞感みたいな、典型的な田舎の雰囲気がすごく漂ってたけどな。
だとすると、両作品とも舞台設定はやっぱり田舎、なんだよな。
だから田舎、というか都会と切り離された場所、を舞台にした駿夫の妄想、って点でトトロもポニョもある程度は似てる、と思った。
まあでもポニョは、昭和の緑あふれる古き良き日本が描かれてないからな。そこは違うとは思うけど。
それにあのポニョにあるような、きざったらしい、耳をすませばとか、魔女の宅急便にあるような、ヨーロッパ的な雰囲気がトトロにはまったくなかった、ってのもある。
まあしかし、そこはとりたててきにするほどでもないくらい、スタンダードな駿夫妄想式のアニメだなって俺は思ったのね。トトロとポニョ。
そこに千と千尋もいれていいかな。あれも都会と切り離された世界の話だった。
しかしまああの人の妄想は某監督の、イレイザーヘッド的な妄想じゃなくて、万人に好かれる妄想 なんだろうな、とは思った。
俺も大人になったけどやっぱりあの人の妄想は楽しめたわ。
>もしかして日テレとジブリが映画祭の観客や欧州のプレスに大金を積んで情報操作してるとか?
こんなこといってる人は何言っても説得力ないね。残念
>>258 で?
頓珍漢な指摘をいつ俺がしてるよ
支持してる側は具体的に
相手の文章を引用して糺してるよな
例えば押井監督の
「なんで帰宅したの?」「なんの意味があったの?」
このいちゃもんに対して
スレの初めの方から具体的に返答してる
俺でさえ「初めから人手は足りてる&嵐が治まったんだから人手はいらない〜」
という文章を書き出してるのに
理由も説明せず他人を頓珍漢だの馬鹿だの
人批判するのな
ったく、酷い連中だな お前らは
>>261 >それほど魅力的に描けていない。すなわち、魅力的に見せる努力を放棄してるんだね。
>こうしたことは、例えば、嵐の夜にリサが言う「水はでるかな?」「火は点くかな?」
>といった案外単純な工夫やアイデアで実現されるものなんだけど、そうした工夫が
>ポニョではあまり練られてないんだ。見る人がみれば(例えば押井とか)、明らかな
>手抜きとわかるし、そう受け取られても仕方がないだろう。とても残念だね。
押井さんの指摘してるのはあくまでキャラの行動原理と映画構造の両面の溶解であって
描写や表現力やアイデアについては褒めてるんじゃないかな。
よく読めば判るけど、構造の崩壊した滅茶苦茶な物語なのにそれを見せてしまえるのは
「表現力が圧倒的(押井本人談)」で妄想やアイデアの描写が巧みで凄く面白いからって
そう言ってるように思えるんだけど。
物語のフレームが崩壊してるから映画じゃないって言っとるわけで、君の指摘は微妙に
違うような気がするんだな。いやこれは非難とかそういうのじゃなくてね。
黙ってようかと思ったけど押井さんの意見が誤解されてるみたいなので一応。
>>260 妄想かな
御丁寧にテンプレ化まで試みてるじゃないか
とっくに「んなアホな」と逆に突っ込まれまくった内容なのに
押井ファンの心理を考えたら充分有り得る考察だと思うが
押井守の後押しや、受け売りをしたがってるんじゃないかね
高畑監督とパヤの関係と
否定された「なぜ帰宅したの?」は全然別の話
268 :
名無シネマ@上映中:2008/10/02(木) 20:25:33 ID:Abvh+ELr
>>261 なんか意見よんでて思ったけど、要するにリアリティがほしいんでしょ?
>夜にリサが言う「水はでるかな?」「火は点くかな?」といった案外単純な工夫やアイデア
あたりをみて思ったけど。
トトロの舞台設定って基本的には実際に日本に存在する田舎の生活を元にしたものだから
>いまにも崩れそうなボロ小屋や、田舎の風景、大きな楠が生える恐ろしげな裏山
みたいなものを使って、アニメの世界を現実に似せることができる。
けどポニョみたいなファンタジーに傾いてる作品じゃそういうトトロではできたような
リアリティ?は追求できないでしょ?もういみわからないもの。あの舞台設定自体。
実際ポニョみてても、あれは現実の世界のことなのか、魔法が普通に存在する世界の話なのか、
あれは日本なのか、それとも日本に似た異世界なのか、映画をみながら見定めようとしてたよ俺は笑
でもそういうリアリティの欠如ってのは仕方がないことだと思うけど。
ポニョの世界にはトトロの世界観のように、正解がないからね。なんというか
つじつまの合う、現実そっくりそのままの、(寝てみる)夢なんてないよね?それと同じだよ。
妄想は妄想らしくどっか破綻してて当然だと思うよ。
>>263 > 田舎の舞台設定は退屈かね?
その通り。実際はとても退屈に見える世界だよ。
> んでそのトトロをみて東京生まれ東京育ちのガキの俺は
> 田舎ってああいうもんなんだな、とか井戸水うまそうだな、とかとれたての生野菜丸かじりしてえなあとか思ってみてたな。
> 田舎にはあんなにすごい森とかあるんだな、とかさ。
これはパヤがそういう風に描いて見せたから。
実際の井戸水はサビ混じりの水しかでないかもしれないし、生野菜は農薬まみれで丸かじり
なんかできないかもしれないし、川は農薬汚染で魚一匹住んでないかもしれないし、
あんなすごい森なんか残ってなくて砕石場とか伐採されたはげ山があるだけかもしれない。
田舎が過疎化して都市部に人が集まるのにはそれなりに理由があるんだよ。
それに逆らって魅力的に見せるのが映像作家たるパヤの腕なんだ。そして、実際にそれが評価されてた。
ところが、その腕を振るうのを止めたのがポニョだ。
映画をみたなら、その違いは一目瞭然だと思うけど、どうかな?
ちなみにこれはあくまで舞台の描き方の話ね。描く対象の真実の姿がどうといった話じゃない。
そして物語の進め方や構成とかとも、また少し次元が違ってくる。
自分はむしろアイデアの表現や技巧が肥大化してて、それに頼りきってるから
構造が崩壊したように思えるんだよね。
船に追われて水面を小魚が跳ねてくシーンとか、ポニョママの力で周囲の海水が命じゃなくて
「命らしきもの」になる微妙な感覚とか、ああいうのはやっぱり宮崎駿じゃないと
発想出来ないわけで。そこら辺の観察力に基づいたアイデア発想や映像構築は
トトロの頃やそれ以前から一貫してると思うよ。
ただ映画は「常識的に考えて」フレームが必要なわけで、そこを放棄しちゃってるんだよな。
特に、物語の着陸には表現じゃなくて構造がやはり必要なわけでw
長文レスばかり…誰が読むんだ?
答えは出てると思う。
そういう意味では普通一般の方が正直
トトロは過去から未来に赤ちゃんから幼児低学年 大人まで愛され鑑賞される名作。
それは幼児教育施設や小学校まで歌は歌われ踊られ、DVDは一度はどこかで目にするほど
果たして同じように子供向けとして作ったらしいぽにょは。
歌と共に一過性の流行ものかと。多分歌も今年の紅白にでておしまい
近いものでいえば 昔はやっただんご三兄弟
子供は不快感まで感じないと思うけど、わけのわからないややこしい伏線を
退屈に思ったりすることが多いのかも さらっと観たことも忘れている感じ。
>>261 まるっと同意。いろいろな小道具 魅力的な装置 伏線はあるのに
生かしきれていないし、魅力を引き出そうという努力が見出せない。
綺麗なはずの田舎風景も、閉塞感のある島のようにしか見えなかった
老人ホームのあるとこが妙にリアルで痛々しいほど。
>>266 ごめん、ごめん。押井の意見にはあんま興味ないから目を通してないんだ。
あくまで映画監督ならって意味合いで書いただけ。
押井の駿批判は、まだどっかに愛と親しみが感じられるからいいと思うよ。
批判と言うよりは、近しい間柄ゆえのツッコミに近い。
25年以上前から互いに続けてる、闘犬のじゃれあいみたいなもんだ。
今日のMVPは ucn3m1wf と 1I62pfm2 だね。
ずーと粘着してこの板に常駐して、自分の意見に染めるまで辞めないんだよね。
この2人。
(あるいは1人だとしたら、がんばって句読点でつかいわけてるよね。
というより側面援護が文体その他が近いか)
まぁ自分の意見が絶対正しくて、それに異を唱える人は基地外の信者ってスタンスだから、
議論にもならんよ。
論拠にしてるのが分析だと思ってるんだからなおさらなおさら。
>>268 俺的には別にリアリティが欲しいわけじゃないんだけど、ポニョには
確かに不足してるね。整合性という劇中のリアリティが。
てか、SFやファンタジーってのは、その嘘をリアルに感じさせるために、
普通の実写よりもリアリティが重視される。
でも、そのリアリティは現実に沿っている必要はなく、あくまで劇中の
ルールに沿っていればそれでいい。
ポニョが叩かれるのは、その劇中ルールすら逸脱してしまってるせいだね。
>>270の続きなんだけど、んで、押井さんの指摘してるとおり、構造を放棄しちゃった
ツケが回ってきた結果がラスト付近の評判の悪さだと思うんだよね。
長文スマソ。
>>275 同意だけど、MVPとか言うと「褒められた!」と勘違いしかねないよ。奴は。
>>275 何度も同じことを・・
擁護派を気取るくせに最後はID出して人の批判にかかる。
どちらもちゃんと作品は語っていると思うよ
押井監督云々はしらんけどw
>>275 スレ見た感触だと、ここで普通の話をするのはもう無理っぽく感じた。
いや絶賛出来ないからとかそんなんじゃなくて。
本編に欠点が割と多いと思う自分から見ても怖いもん。
281 :
名無シネマ@上映中:2008/10/02(木) 20:42:12 ID:Abvh+ELr
>>269 わかった。要するに舞台設定をうまくいかしてるかいかしてないかってとこね。
ポニョはまあ、確かにストーリーはめちゃくちゃだよ。展開がものすごくめちゃくちゃ。
でもそれなりに楽しめたからな。舞台設定にしても、さかなのこ、をうまく生かすにはあれは間違ってるとは思えないし。
そこまで否定的にみれないよ。
まあそんなとこ。
>>272 普通一般とやらがどういう反応をしたのかはよくしらないけど、確かに
トトロには、万人受けしそうな普遍性はあると思う。かたやポニョにはそれがあるかといわれれば、、
でもそれだけでポニョが一過性の流行のものだとは思えない。あんなすごいアニメ映画は他にあまりしらないよ俺は。。
きれいなだけなら今敏、だよね。リアリティのあるSFなら押井?妄想比重が高いのが駿って感じかね。
ぱっと思いついた監督名あげただけだから脈略ないけど。
>トトロは過去から未来に赤ちゃんから幼児低学年 大人まで愛され鑑賞される名作。
■となりのトトロ
田山力哉「ぶよぶよした姿が気持ち悪い。猫のバスなんて悪趣味」
吉本隆明「わざと稚拙化した画像」
平島夏子「トトロは姉妹が孤独ゆえに作り上げた幻想」
「まったくのガキ向けアニメでなんの盛り上がりもありゃしねえ。半分寝た。
ラストもなんだよ。いきなり迷子になったのをちょろっと探していきなり
終わりとかwww すっげえ手抜きww てんで盛り上がらねえの。
山が爆発して子供が大活躍して住民を救うとかやってワクワク楽しませるのが
当たり前の物語作法だろ? あんなストーリーじゃ幼稚園児も寝るわ。
今時の子供の感性を甘く見すぎ。ロンパールーム世代じゃないっての。
ラピュタでちょっと見直したがやっぱこのおやじダメ。完全終わってます。
パトレイバーのOVA見直そっと。口直し口直し。」
これが「トトロ」公開当時のオタの感想なんだが。
284 :
名無シネマ@上映中:2008/10/02(木) 20:49:44 ID:Abvh+ELr
>>276 劇中のリアリティってのもねえ。見る人によるんじゃないの?
なんつうか、映画を見た人が楽しめればいいんでないの?
俺はポニョみて楽しめたからその劇中ルールとやらも守られてるんじゃないかなと思うよ。
要するに、たのしけりゃ多少のあらはきにならんってとこ。
トトロだって、うがったみかたすりゃ、なんで猫バスやらトトロやらが人間のガキにあそこまでフレンドリーなんだよってつっこみいれられる。
なんでドングリがいきなり大木になるんだよ?とか。でも楽しいから、俺的にはそんなん気にならない。みたいな。
だからあの映画を好意的に解釈すればあなたがトトロをみたときに思ったように、ポニョのアラもきにならんのではないでしょうか。
>>276 リアリティの有り無しは
その人間が見聞きしてきた情報に左右されるからなぁ
>>176で貴方は嵐が止んだのに、園へ行くのは矛盾だって言ってるけど
それに対するレスが俺のも含めて多く書き込まれてる
嵐が止んだからこそ出掛けるリアリティだってあるってレス内容
だって嵐が強い時なら子供が心配だし、第一おちおち運転も出来ない
そこは貴方の方がリアリティがない、と感じるのね貴方以外の人は
子供を置いていくのはインチキだという指摘も変
世の中に、似たケースが幾つも有るのなら充分リアリティが有るんだな
ただ、始めにも書いたけど、その情報や話を知ってる人と、そうでない人とでは
受け取り方が違ってくるのかもしれない
>>281 すごくなりそうなふくらみはあったとは思うよ
でも、気力体力尽き果てたのか まとめを放棄した感も同じようにありあり。
普通子供の映画っていうのは普遍的なものになりやすいと思う。
押井監督 今敏監督・・・どちらも観たことあるけど語れるほどじゃないし
凄いとは思うけど、いわゆる普通一般はみない作品ばかりだと思うのでw
同等には語れないよ。
>>283 みたいなのは間違っても普通一般じゃないしw
トトロは放映当時は無名に近いところからのし上がってきたんだから本物
たとえば ファインティングニモは残り、ぽにょは残らないと思う
まとめがうまくされていない映画が普遍的なものになるには難しい。
宮崎監督はある意味過去に名作があるので、そういう意味でも自作の影に隠れて
ぽにょは残りにくいとも思う。
>>267 妄想だよ。テンプレ化されたのごく最近だったはずだし(たぶん)
ラジオの日時に比べてね、気になるなら過去スレ遡ればいい。
もしほんとに押井信者とやらの行為なら、ラジオが流れた途端にテンプレ化だろうよ。
ついでにテンプレになった経緯も見れば、君の疑念はふっ飛ぶだろうね
>>275 こういう事いいたかないけど
現実に何か欠陥抱えてると思わざるを得ないね、あなた
>>276 俺の
>>176に対する意見
>>200は別の人にアンカーを付けてた
でも言いたい事は同じ
園が状況的に回復していても、人手は必要だったろうし
リサもその嵐が止んだ後も続く、大変な状況くらい想像できる
幸い崖の上も嵐が止んだことで、子供の危機も去って
天候的に車が運転できるようになったなど、
園に向かい易い条件が揃った
だから依然人手が足りない非常な職場へ向かった
この流れは無理がないし、とてもインチキだとは思えないんだよなぁ
>>285 リアリティは不利だよ、ほんと数えきれないほどあるから
園に戻ったのは、優先順位の問題だろう
動機は「園に誰かいるかもしれん」っていう疑問レベルなわけで
目前にいる子供と、見知らぬ子供(ここでまず親探すべきだろうとかどっからきたとか
存在を気にかけるだろうって取り繕いようのない不自然があるが)
を嵐の中に放っていくのとどっちを優先かと
子供が心配なら、連れて行けばいいわけだしね
あと別れ方がやたら劇的だし、もう会えないのがわかってたみたいな
ちょっと様子見レベルで、戻ってくると必ず約束ってのはおかしいよ
さながら戦地に向かう恋人同士みたいじゃないか
というように、不自然を挙げればキリがない
何でかっていうと、絵的に描きたいもの優先させ過ぎたたから生じたんだろう
っていう、押井の問答とリンクしてくるわけよ
批判側に立てばわかるけど、簡素ながら色々と核心ついてるのよ、あのラジオの内容
>>288 更に言うと、小賢しく必要性をちょこまか用意してるから(不十分な)
これまたつまらなくしてる原因なんだとの批判の声も多くある
やりたいこととことんやった方が良かったのに、子供向けとか
高畑の呪縛が根強いんだろうね
>>287 いやね
このラジオの書き出しには雛形が有ったんだよ
それは、この書き出しほど正確じゃなかったけど
「なんで帰ったの?」「あの世界でどんな意味が有るって言うの」って部分のみ
強調して、抜き出した嘲笑したがっている文面だった
それをまぁ何度も何度もレスの流れ関係無し、会話する意志も無く貼りまくった奴がいた
かなり前のニュー速板に立てられたベネチア関連から興行スレにまで
あらゆる所に一日中繰り返し貼られたんだわ
で、このスレみたいに厳しい突込みが入ると、大人しくなるというw
「この押井の発言っておかしいね」って意見は前々から有ったんだけどねぇ
スカイクロラのとこにまで貼られてて、ID確認したら見事な押井ファンだったww
久しぶりにポニョスレを覗いたら、遂に5レスも使ったテンプレにまで発展したのかなあ
と思ったんだが
>>290 いやいやw じゃそれはその信者にそういう事するな。で終わりじゃん。
何で批判してる連中にまで(ラジオに触れてなかったのに)
押井信者って飛躍しちゃうの?そこは完全におかしいでしょ。
そこの
>>282-283みたく、延々とコピペ貼る病的な人いるけど
あなた含め、擁護派はそういう病人だと一緒にされたら嫌でしょうし
事実違うんだからそういう奴だと前提に話されたら、会話になんないでしょーよ
なぜに押井監督?
本来大友克弘?とかと同列に語られる人じゃなかったっけか・・・
近未来と今そこにある危機をリアルに先取り的に描いていた印象。
初期にはファンタジーもあったようだけど、もっと時間と空間をシュールに
表現して映像作品的だったような。後、ウラシマ伝説を取り入れるのが好きな。
あー関係ないけど、宮崎監督は時間を動かすことだけは手法に取り入れなかったな。
>>284 > 劇中のリアリティってのもねえ。見る人によるんじゃないの?
うん、よく出来た映画というのは、劇中リアリティを上手に提示してくれる。
見る人によって違ってくるものじゃないんだよ。
もし違ってくるのなら、それは提示不足である証拠でしかない。
ようするに作家が下手くそな嘘をついた、嘘が足りなかったってことさ。
トトロの場合を思い返して欲しいんだけど、トトロの存在にケチをつける
観客がいなかったのは、嘘のつきかたが上手かったからなんだよ。
トトロが登場するまでの入念な嘘のつき方(劇中リアリティ)を思い出して欲しい。
ボロ屋の天井からおちてくるドングリ、真っ黒クロスケ、小さいトトロ、
そしてでっかいトトロと、小さな嘘からだんだん大きな嘘を披露してる。
そして、そうして出てきたトトロもいきなり魔法を使ったり飛んだりしなかった。
まず姿や居所を消したり、草むらの道をを閉じてしまったり、不思議なことを
起こしてから、空を飛んだり木を生やしたりと派手なことをやってみせる。
もしこうした劇中リアリティの演出をさぼったらどうなるだろう。
ある人は「馬鹿馬鹿しい」あるひとは「アニメだから」またある人は「子供向けだから」
とさまざまな意見がでて、評価もバラバラになったに違いない。
これはポニョの場合と同じ評価だよね?
逆にポニョだって、こうしたリアリティの提示がきちんとされていれば、
トトロ並の高評価が得られたかもしれない。
俺が言う劇中リアリティの不足ってのはこういうことなんだよ。
ちなみに、俺はどっちかというと脳内補完タイプだから、こうした映画にそれほどの
リアリティは求めない。でも、きちんと提示されてると本格的だと思うし評価も高くなるね。
>>280 >本編に欠点が割と多いと思う自分から見ても怖いもん。
欠点=違和感って事でおkか?
まあ、その違和感が許せるか許せないかだとは思う。
俺は許せたけど。
>>294 横レスだが
トトロとポニョ(グランマンマーレ)はレベルが違うと思うがな
トトロは民間伝承にあるような、それこそ隣にいそうな精霊みたいなもんだが
ポニョやグランマンマーレは生命の母クラスの神的存在だ
ここまでくると伝承より神話(議論されていた構造論ではなく)の神が関わる話になる
シシ神よりクラスは上なのかもしれない
生命の根源が海から来たものならば最も古い神だろう
どのサイドに属して生きるかなどというもののけ姫の話よりもスケールは上だ
生命の存在そのものを扱っているようなもんだからな
たかだか人間のリアリティがなんぼのもんだ、という話にもなりかねないが
同時に現代的な普通の日常を置いている
日常レベルと神レベルの話の混在によって瑣末なことと重要なことを浮き彫りにしている
トトロとは全く質の違う話だ
劇中リアリティを感じた人もいればいない人もいるのだからリアリティがないと断定はできない
>>285 上でも書いたけど、劇中のリアリティは脳内補完するものではないんだよ。
それと、君に反論すると君が考えるリアリティを否定することになるから、
ちと遠慮してるんだ。
それに本来映画や物語というのは、君のように想像や推理を楽しむものだと
思っているから、それはそれで楽しめていいと思う。
>>296 別な話かもしれないが
例えば、古事記のストーリーをちょっとだけなぞった
主人公がヤマトタケルとオトタチバナヒメって名前のAVを真面目に語るとか
俺はどうなんだろう?って思う時がある。
ていうほど たいした話には描ききれていなかったというはなしでは?
>>296 横レスすまんが
感じた感じなかったの感情論だとらちがあかんので(そりゃ断定は無理だろうし)
要は、ポニョを神だと思わなかった人は、リアリティのない作りでおk?
>>299 製作サイドにしてみれば「解る奴だけがクスってしてくれれば上等なネタ」程度にしか思ってないんじゃない?
結構、エヴァからルーキーズに至るまで、割とそんなとこあったりする。
ぽにょって神だったか?
人魚だとばかり
>>298 幼児が楽しめる作りなのは確かだがAVは違うだろ
別の意味で観客限定だ・・・
>>300 知性を含む感性と感情は別もんだよ
どうも人間生活にばかりこだわる人間が多いってことで、せっかく別の視点を提示されたのに
その辺を捉えてないってことだ
ポニョをあれこれ言う観客はポニョが人間の女の子じゃないって事を実感していないように思える
フジモトが人間臭すぎるのと「さかなの子」ってのを文字通り受け取ってるせいかもしれんがな
>>296 なにが言いたいのかよく分からんが、もしポニョのほうがより壮大な嘘だ
というのなら、トトロ以上に念入りに嘘をつかなければならなかったはずだ。
話のスケールが大きければ大きいほど、念入りにリアリティを演出する必要
がある。でないと、そんな分かりやすい嘘など、誰も信じようとはしないだろう。
>>301 >>210を読んでくれ
同人アニメをどう捉えるかの問題だね
鈴木とかパヤの側近(制作者?)や押井レベル?の同業者からすれば
面白いんだと思うよ
>>302 俺の断片的な記憶だと、設定は人魚(魚の子or人面魚)だね
要は異種ってことで
あとポニョは「民間伝承」を基礎にしてるって
どっかでパヤが語ってたと思うけどね
>>303 いやいやそんなこと聞いてないからw 質問に答えてよw
神って全知全能で、人間に罰を与えたりする存在だよな?
なんか背景に依り過ぎて穿った見方してるとしか思えない
>>304 へ?あんた
>>296 の書いていること 本当わかってないと思う。
そりゃそもそも無駄だ やめたほうがいい。
308 :
306:2008/10/02(木) 22:39:47 ID:7NjalUUD
あ、ごめん壮大な嘘って流れから
>>296って
>>294の中身かと。
>>294は話としてよくわかったものだから。
いずれにしても間違えました すみません
>>304 神の奇跡話や魔法にリアリティなんぞないのと一緒だがな
信仰うんぬんじゃなく、単なるお話だからな
海外評なんかじゃエピックと言われてるが、エピックに慣れている人達の方がわかりやすいのかもしれん
>>305 答えはNOだよ
> 神って全知全能で、人間に罰を与えたりする存在だよな?
違うがな
神にもいろいろあるが、教典が作られる類いではないしグランマンマーレは概念的には存在してきた神
だが、この話の中では現実世界の既存の名前を持つ神的存在じゃない
どの宗教よりシシ神が一番近いんじゃないかな
製作サイドは、今回明らかに、一部の人間が〜って積りで作っているのに、
興行サイドが、国民的映画として売り出してしている捩れ状態に衝突の原因がある。
変な擁護の仕方をしている人間も、今回は一部の人間の為の作品って割り切ればいいのに、
変な色気を出して、今回も国民的作品として擁護したがるから、
マイナー作品を語っているのかメジャー作品を語っているのかがわからない矛盾した論説になる。
要約をNOと言われてもな
じゃ神とかじゃなくてもいいのなら
何でポニョやマーレはと吐露と比較して神云々の存在だと語ったのかしら・・
会話したいのか独り語りしたいのか・・・
まっ、もういいです あなたは賢過ぎて私の手前味噌ではついてゆけませぬ
馬鹿にしてるんじゃなくて本心です本心
>>311 わかりにくかったようだから簡単に言う
トトロは現実世界がベースで隣に(子供の頃に出会えるかもしれない)トトロがいる(かも)って話だ
ポニョは人間世界と神的なものが(現実に)存在している世界が海と陸を介在して出会う話だ
ベースになっている現実(リアル)と、語られた話の質が違うってこと
>>305 >同人アニメをどう捉えるか
そういや、らき☆すたって流行ってたよね。
>>289 その数え切れない不自然さ、で
イの一番に挙げられたのが、押井の「何で帰ったの」だったから
否定する側の意見をつい疑ってしまう・・・穿って見てしまう(良くない事かな)
>>176みたいに、帰ったのはOKって人も中には居るけど
でもこれだって
>>177 >>180 >>200 >>209 >>226 などなど・・・すぐ対するレスが幾つも付いてるでしょ
やっぱズレが生じてしまうんだよね 現実の話を知ってる人とは
果たして嵐の日に、親は子供にずっと寄り添ってないと不自然か?というと
やはり現実はそうとは限らない
家の風雨が治まってきたと感じたら、子供に寝ろと言い放って職場などを見に行ってしまう
そういう優先順位は到る所で実際行われてるんで
あと、
>>180や
>>239も指摘してるけど人間は複雑 よって
>>176はいささか固いと思うなあ
こっちのリサの行動がこうだから、この時のリサもこうしないと駄目、なんて決め付けられるもんじゃない
リサとソウスケの別れは確かに入れ込み過ぎてる感が有ったけど、
それは別に物語として不自然、などと取り立てて指摘するほどかなぁ
あれくらいのパヤの恍惚感というかロマンは許してあげたら
>>292 批判者全員が押井信者だとは言ってないんだけどね
まぁはっきりさせなかった俺が悪かったのかな
押井云々を採り上げたのは
「映画を楽しんでないから、人の批評と戦ってばかりいる」
「そんなお前らは情け無い!」
なんて内容のレスに、まずは向けた物なんだけど
このレスからは何となく、「批評に対する批判」を封じ込めたがってる印象を受けた
だからその一例として
押井監督でさえラジオでおかしな事を口走れば、沢山の人から否定されたし
その否定を無理矢理封じ込めたい風潮、連中も居るんだよと
正体はバレてるから やめなさいよ
って事も言いたかった
俺が言いたいのは
神話の知識があろうとなかろうと、
ポニョを楽しめる奴は楽しめるだろうし、楽しめない奴は楽しめないだろって事。
それは人それぞれだし、見に行こうとするのは自己責任だから諦めなさいって事。
あと、それをまるで電通のせいかのように言い出すのは、みっともないからやめなさいって事。
>>312に補足
ポニョは系統としてはナウシカやラピュタのエピック、ハウルの魔法世界のお話系
絵柄がトトロっぽいだけで、語り口調なんかも全部ポエミーにして難しい事は全部省いたお話
トトロの系統は千尋
よくよく考えると怖い話を子供が読むための簡単なお伽話にしたようなのと一緒だな
話がおもしろいかどうかは人それぞれなんで、だからどうって事はない
ただ見方を間違えると変なところに気が取られるんじゃないかとは思う
>>312 いやね、まず問題としてポニョが精霊か神か人魚かそうじゃないかで
どう話の本筋が変わるのかと。異種婚には違いないでしょうと。
劇中のリアリティ云々に繋がる意味も不明だよ。
あとトトロだって、いた木のところに実際は塒がないので神的な世界に
住んでるのは明らかでしょうよ
なので神的なもんとの出会いだよ(能力的に森だって育てたり操ったりできるし、人間から見えなくする事もできる)
実際、外人から見れば神道臭を大分かんじとるらしいよ
単に違いは、ポニョから現実世界に行くか、メイが神世界に行くかの違い
あと根底崩して悪いけど、パヤはポニョは民間伝承が
ベースって言ってますよ。
>>314 まあ自然不自然合戦は切りないからね、さっきも言ったっけな
間取って、そういう議論が頻発するようなもんを多数出してる時点で
脚本家と監督として失点と、それでいいじゃない
アニメーターとしてはまた別ね
クトルフさえ知らなかった俺も楽しんだ
俺なんか、フジモトが所ジョージだなんて、最後まで気づかなかったぜ
押井さんのおっしゃったのは、「映画として体(呈)を成していない」
というのが、ひとつには自作のスカイ・クロラへの誘導もあったと思う。
それと、「映画として体を成していない」のはメタな、作品としての
枠を溶融させ、はみ出した作品を、しかもかなりのバックボーンで提示した
事を「これが大衆的娯楽作です」というのに疑義と、若干あったら羨望の
ようなものがあったのかなと思ったです。
あの〜、この映画とシャマランの「LADY IN THE WATER」とかです、
最初からな、「これは絶対面白い映画に違いない」と決め付けて観る。
面白そう、とかで無くて、いまいち納得できないと思っても、
「これは絶対面白い映画に違いない」と思えるように観る。
そうするとな、脳内で強烈なドーパミン分泌が起きる。
なんちゃって。
これはな、啓発セミナーや信仰へのイニシエーションに似ている。
「脳内で補完するな」「作品としての(提示)完成度」とは聞くが、
不完全性を作品に持たせたり、個々のシーンの印象の重合で企図した
方向(におおむね近い)へと観客の精神の動きをコントロールしようと
したなら、非常に興味深い。仮にだですがな。
観客は作劇の不統一な部分や説明不足の部分を、自分の個人の知識や
感性で補わなくてはならない。作劇が不統一だから、始終不安だ。
そうして観客も参加して何とか物語を手元に引き寄せようとする。
その努力の過程で脳の中で様々な伝達が喚起されるかもしれない。
不安に瀕した作業中、快楽物質が放出される。その記憶は残る。
成否は措くとして、仮に自分なりの作劇の縫合が出来た場合、観客と
作品は引き離すことが不可能なくらい懇意となる。かもよな。
本当は、こういう仕掛けが(仮に)有ったとして、その前提に非常に
多作で、映画で言えば年間10本撮っちゃう監督が、20本に1本
紛れ込ませることで大衆は受け入れやすいかもしれない。
寡作な作家では定評と言うか観客の練成と言うか否定に対する否定が
払拭される土壌が出来て無いかもです。
凝った作品を構成するにはエネルギーと歳月が必要だと思うけれどな。
以上仮定の話でありこの話はポニョの魅力の半分にもならないと思うけどです。
>>318 > あと根底崩して悪いけど、パヤはポニョは民間伝承が
> ベースって言ってますよ。
そりゃそうだよ、表層のモチーフが人魚姫だしな
ベースはあくまでもベース
ストーリーベースと作品構造は別話
構造上、作品上で現実(リアル)がどう扱われているかが問題になる
リアリティは現実感・真実性・迫真性
現実感は観客事に異なる
真実味を感じるかどうかも観客の経験などによる
迫真性も同様
万民共通のリアリティなど存在しないだろう
まぁ5歳の子供に見せるならラピュタやトトロではなくポニョだわな。
そこだけは認める。
326 :
名無シネマ@上映中:2008/10/02(木) 23:25:46 ID:7yTx4oBM
>>318 俺としては自然、不自然というよりも
あのリサへの激しい擁護と非難の応酬自体が
これ以上ないくらい、リアルな反応だと思う
なんでお前は子供の傍に居なかった!?
だって私が戻らなかったら園の人達はどうなるの!!
お前は異常だ!!(不自然だ!!)
あんたに私の立場なんて分からないのよっ!!
な〜んて取りとめもない夫婦喧嘩と全く同じ
それは災害や事件を被った家族内で、往々にして起きる大喧嘩
その意味では大人の映画だし、パニック映画
様々な客の心を動かしてる訳だから、やはり大した物だ
>>314-315 まぁ、よくもまぁ やり込められて悔しいのはわかるけど、
自分と同じ意見をかき集めて
押井持ち出したのも、なんとかかんとか言い訳だして まぁ・・
山のような反対意見は無視かいなw
>>323 君、いいね。じつは俺も似たような考えを持ってるよ。
それ自分で考えたの? もし何かで読んだのなら出典教えて欲しい。
先生、IDが変ってますよ。
>>326 あえて避けてるんだろうけど、ポニョに対するリサの反応はいな?
ここは流石によほどでないと申し開きできんと思うが?
まあ、全員(トキサン以外)、ポニョとソウスケのお膳立てのために
魔法かけられてるでいーと思うぜw(実際かけまくってるし)
>>328 エヴァにおいてはまんまだと思うが、ポニョに関してはちと根本的に違うと思うな
これ言うと荒れるんで言わんが
>>330 > ポニョに関してはちと根本的に違うと思うな
いや、ポニョの構成に作家の意図があるかないかは別として、結果的に
>>323の言ってることはある意味正しいでしょ。具体的に語ると荒れてしまうけど。
>>330 そうだな
あれは無い
直感だ!真実を見抜く力!なんて力説し出すパヤ特有のロマンだなあ
>>331 www 同じように反対意見レス もー一度 みたいのかい??
ラジオ書き起こした罪滅ぼしにこれも投下 みなさんご存知かもしれないけどw
rockin' on「風の帰る場所」より (宮崎×渋谷)
――『攻殻機動隊』も観てらっしゃらないんですか?
「観てないです」
――押井守さんから、宮崎さんについては、いろいろ面白いコメントいただいてるんですけど、
宮崎さんからはどうですか?
「いや、なにを犬に狂ってるんだ、バカってね(笑)」
――(笑)よく知ってますね。
「知ってますよ。人の犬に悪口言ってきてね、それで、喧嘩したんですから(笑)。
汁かけ飯がなぜ悪いってね。僕は汁かけ飯で犬飼ってたんですよ。それで十七年も生きましたからね。
だけど、押井守は、なんか犬のために伊豆に引っ越ししたでしょう。家の周りに犬の通路作ったりしてね、
そのバカ犬をさ、雑菌に対する抵抗力がないから外に出さないとかね。
それを聞いたとき、なにやってんだこいつ、って思ったんですよ。大体、ブリーダーってみんな胡散臭い顔してるでしょ(笑)。
押井さんに言ったんですけどね、『そんなに犬が好きなら、愛犬物語作れ』って。くだらないもの作ってないでね。
人間の脳みそが、電脳がどうのこうのなんて、そんなんじゃなくてね」
――観てるじゃないですか(笑)。
「いや、観てないんですけど。分かるんですよ。史郎正宗の『攻殻機動隊』は読みましたもん。
これ全部入らないから、どうせ適当に全部意味ありげに語るんだろうって。
意味ありげに語らせたら、あんなに上手な男いないですからね(笑)。
『機動警察パトレイバー2 the Movie』のときなんか、まいりましたもん。
なんか意味ありげだなあと思っていたら、『しょせん意味などないんだ』ってね(笑)。
おかしいなあと思うと、先回りして言うんですよね。実に語り口は巧妙なんですけど、
要するに押井さんが言ってるのは、東京はもういいやってことなんだろう、だから、伊豆に行って犬飼うんだろうって。
自分が短足だからって、短足の犬飼うなってね。そのバカ犬がさ、家の中にウンコとかおしっことかしてると聞くと嬉しくてね」
――しかし、押井守の宮崎駿評と、宮崎駿の押井守評ほど面白いものはないですね。
「いや、基本的に友人ですからね。だから、元気に仕事やっててほしいんですけど・・・・・・(行数制限の為以下略)
一週目の興収が発表された頃と今で、随分スレの雰囲気変わったなw
やっぱ圧倒的有利な条件だったのに、駄作とさえ言われるハウルに負けそうなのが
信者的にも苦しいってとこか
世間がパヤオに求めてるのって名劇時代をルーツにしたPTAが安心して見せられる
物語だと思う。家族思いのけなげな子供とか、純粋でひたむきな正義の味方とか。
TV作品で優等生的なイメージ持ってる人が多いから日本でのみ強いんじゃないかな?
ハウルあたりから、パヤオは観客を喜ばせることより、引き出しが多い天才と
呼ばれたい!みたいな迷走をしだした気がする。
母を名前で呼ぶ子とか、リサのような母親は、大多数が求めてるパヤオ作品の親子じゃ
ないんだよ。クレしんの親呼び捨てやリアルさは持ち味になるけど、ソウスケ親子の
それは委員長がギャルメイクでイメチェン狙うような痛さにしか映らなかったんじゃないか?
>一週目の興収が発表された頃と今で、随分スレの雰囲気変わったなw
これ俺も思う
一番ポニョスレ覗いてたのは8月初め頃だったけど、あの頃までは面白かった派も
すげーつまんなかった派もお互いに和気あいあい話してたんだけどなぁ・・・
フジモトの登場シーンワラタとかリサわけわかんねーよとかそもそもこの映画
よくわかんねーよ金返せとか、あとリサがエロいとかグランマンマーレがエロいとか
ポニョの三態の内でどれが一番可愛いのかとかそんな話ばっかでスゲー楽しかったけどな。
なんでこのスレこんなになってんだろ?
いや、マジでどうして?
御高説を皆に理解させたい御仁が後輪なされているからだよ。
泣きわめくポニョにフジモトとグランマが宗介を買い与えたかのようなお話だった。
なんですか、いかにも現代的。
「我慢が大事の人生よ」と教えねばならなかった『猿飛エッちゃん』はもはや遠い昔だね。
泣きわめくのはクミコちゃん
ポニョはだまって実力行使!
脚本の整合性はコナゴナだけど、
君にだけ伝わればいいやもうほんとに。
昨日の夕方以降のレス、ほとんど8割以上は「一人議論ごっこ」に見えるのですが…。
恐らく本人は気付いてない「ある理由たち」によって、嫌でもバレバレ。
それとは明らかに別人による
>>322>>323だけは秀逸。
ポニョの凄さと難しさの理由を本質的に突いている。
自演長文に埋もれさせとくには惜しいので。
黒田硫黄の漫画の読み方と同じってことだろ?要は
>>340 社会的に受け入れられるのはクミコちゃん。
実力行使のポニョはアウトローと見做され退けられる。
でもポニョと宗助にはムテキのメガミ(グランマ)がついてるから
怖いものなしだね。
欲しいものは何でも手に入るし、先が思いやられるどころか全然明るい。
早晩「ポニョ教」ができて信者が群がることになるだろうて。
ポニョ様ポニョ様 今度の総選挙で自●党を勝たせてください、とかな
>>344 なんかローゼンスレで「銀さま銀さま」さわいでそーな奴だなw
つか、年とってる奴が多すぎるだろここ
347 :
名無シネマ@上映中:2008/10/03(金) 21:25:02 ID:piSEEJgE
346の精神年齢が低いだけなんじゃないの
あれほど酷評されたハウルが、神作品に見える(笑)。
結局、同じ宮崎作品と比較するのが、ポニョの出来不出来を判断するには最も手っ取り早い方法だったね。
>>348 結局「宮崎オワタ。ハウルまでは許せた」
って言いたいんだろ
だからww
公開当時酷評して、その後二作作られるといまさら
「アレは傑作だった」と、自分の目の節穴ぶりを晒して
恥じないやつらが今回はポニョを酷評してる、って
だけの話だろ
作品が公開されるたびに大きな顔をして「昔どっかで
聞いたような罵声」を繰り返し、十年後にはすっかり
忘れた顔して同じ言葉を新作に浴びせているだけ。
「あと一作作ったら、ハウルまでは傑作だったって言う
奴がワサワサ湧いてくるんだろうな」って言ったら
「ハウルなんか誰が褒めるかよw」と言ってた奴らは
たいていポニョを子供騙しと言ってたなあ。
352 :
名無シネマ@上映中:2008/10/03(金) 22:31:02 ID:Ui1nsbX/
生きるってこういうことだよね
みんなと共生するんだよ
途中までは面白かった。
リサにはアクセルを踏ませてるくせに監督自身は急ブレーキ踏んでる。
終盤に向かうほど妄想を自重してるのは餓鬼相手に配慮してんだろーなー。
とかスクリーン観ながら別のことを考えてしまうくらい地味なシーンが増えたのが何とも。
妄想爆発とどっちが正しいかは分からないが少なくとも大人は置いてけぼり。
よく言われてるリサの行動は余り気にならなかった。餓鬼残してホームへ戻るとこも違和感は感じなかった。
違和感持った人を説得したい時にだけ例え話を使うかな。そっちの方が説明し易いから。
リンゴ園などを経営してる夫婦が台風に遭ったら子供なんかほったらかしだろって感じで。
でも観てる間はそんな事一切考えてないし脳内補完や脳内伝達は大分違うと思う。
夜空に広がる星をアップで見せたり。雨の表現も横殴りから小雨に変えてたから。
大嵐は既に一山越えたんだよーという認識を積み重ねてるから違和感が無いんだろう。
そこらへんは上手い。
米アマゾン見たら
もののけと千尋は初登場一位取るようなハリウッド映画よりも多いなコメント
興行的には全然だからもっと知名度低いと思ってたが結構知ってる人多いのかな
355 :
名無シネマ@上映中:2008/10/04(土) 05:10:49 ID:PTfULfUV
信者なマニアだけは大勢いるってことじゃないの
火垂るは内容的にも別格だけど。
356 :
名無シネマ@上映中:2008/10/04(土) 05:12:47 ID:PTfULfUV
>「ハウルなんか誰が褒めるかよw」と言ってた奴らは
>たいていポニョを子供騙しと言ってたなあ。
もののけ以後は全滅だと思う。
820 :名無シネマ@上映中:2008/10/03(金) 21:10:44 ID:qeOoc3V/
冷静に見ると笑っちゃう位ベッタベタの少女漫画やらハーレクイーンロマンスな導入なんだよなぁ。
821 :名無シネマ@上映中:2008/10/03(金) 21:31:53 ID:/1Gm38oD
いや、導入だけじゃない。 展開も結論もハーレクィン。
だから女が号泣し、男が「わけ分からん」と首をかしげた。
極めて自然なこと。
822 :名無シネマ@上映中:2008/10/03(金) 21:45:06 ID:3pmEXSSf
おれ、ハウルの心情や行動はすごく良く分かったけど。
どっかで誰がが言ってた 「ハウルは、ハクとカオナシの融合」という解釈が
素晴らしく的を射ていると思った。
829 :名無シネマ@上映中:2008/10/03(金) 23:15:36 ID:MtW61YDR
「ソフィーの城」以降のめくるめく展開…
鳥ハウルの悲しみの表情… 案山子の大活躍…w
そしてサリマン先生の凛々しいお言葉…
うーん完璧。
833 :名無シネマ@上映中:2008/10/03(金) 23:29:18 ID:K3y8O2WS
海外ではimdb見てもエンパイアでも「もののけ」「千尋」と並ぶ人気作なんだよね。
日本では極端に人気も評価も低いけど。
835 :名無シネマ@上映中:2008/10/03(金) 23:31:27 ID:wEdrrXfg
この映画は一度じゃ良さわかんないな
358 :
名無シネマ@上映中:2008/10/04(土) 07:48:39 ID:2W5wofR7
なんてゆーか話が軽いからダメなんだよアンパンマンとかと変わらん完全に子供向け
おっと、その台詞は「怪傑アンパンマン」を読んでからにしてもらおうか。
ポニョの裏テーマは同和だよ。
そうすけ=B(崖の上) ポニョ=K(半魚人)
(人権板からのコピペ)
30前後のカップルがポニョを見てた。
こういう大人になっちゃいけない、と思った。
ジブリアニメって見る人が見ればシビアで冷酷ですよね
いたいけなガキを騙す偽善映画ですか?
363 :
名無シネマ@上映中:2008/10/04(土) 09:19:12 ID:eex0izXl
>>362 「シビアで冷酷」と言いたいのか
「偽善映画」と言いたいのか
ここも,もう末期状態だな。
悲壮感なり羞恥心が流行る時代だからね、そりゃポニョも受けますよと。
たぶん3年後ぐらいにはだいぶ落ち着くから心配ない
落ち着いててこれじゃないかな
俺の記憶が正しければ、ベネチア以後あたりからこんな感じ
公開終わって半年もすればアホみたいなやり取りはなくなる
ほんとに、アホは早く他のスレに逝って欲しい。
今しばらくの辛抱か。
今しばらく辛抱すれば、ハウルスレで暴れている馬鹿どもが戻ってきてまた賑やかになるよ。
なぁ、やっぱりハウルに比べて劣化してないか?
>>358 アンパンマンには「正義を行う時は犠牲がつきまとい、それを行う者は必ず深く傷つく」
というやなせたかしの哲学が底に流れているんだ。
自分の顔を食べさせるという行為にもそういう意味が含まれているようだ。
回想録には、最初は流通から見向きもされず保育園幼稚園直販だった絵本が、
園児たちに熱狂的に支持されてここまでになったという経緯も書かれている。
ポニョはそういう存在になれるだろうか。
>>371 それを言うなら
ポニョオワタ、ハウルまでがピーク
だろ?
374 :
名無シネマ@上映中:2008/10/04(土) 17:10:27 ID:5iPq/3Q5
幼稚園児が哲学を理解できるとは思えないですね
○か×か興味を引く斬新さ、アンパンマンが受けたのは身近のモノが
ヒーローになる分かりやすさ自分の体を食べさせるという分かりやすい優しさがあるから、
ポニョはすでにヒットしている
375 :
名無シネマ@上映中:2008/10/04(土) 20:36:00 ID:5iPq/3Q5
子供向けの作品の裏にある哲学は大人が子供に読み聞かせる時に念頭に置くべきコンセプト
作品にある哲学を読み取れない人は子供達と一緒に学びましょう
>>354 さんざん引用されてるけど「Top Rated "Animation" Titles」
http://www.imdb.com/chart/animation Rank Rating Title Votes
1. 8.6 WALL·E (2008) 76,024
2. 8.4 Sen to Chihiro no kamikakushi (2001) 72,199
3. 8.2 Mononoke-hime (1997) 48,298
4. 8.2 Macskafogó (1986) 2,759
5. 8.2 Ratatouille (2007) 87,165
6. 8.1 Finding Nemo (2003) 119,321
7. 8.1 The Incredibles (2004) 116,357
8. 8.1 Hotaru no haka (1988) 23,437
9. 8.1 Toy Story (1995) 104,434
10. 8.1 The Lion King (1994) 93,807
そしてIMdbで「千と千尋」と同じ得点の作品はこんなもの。
時計じかけのオレンジ
第三の男
プライベート・ライアン
Uポート
羅生門
マルタの鷹
レイジング・ブル
メトロポリス(1927年)
ちなみに投票数はヒッチコックの「めまい」「北北西に進路をとれ」や
「七人の侍」「12人の怒れる男」「アマデウス」「許されざる者」
なんかと同じくらい。「風と共に去りぬ」「アラビアのロレンス」
「スタンド・バイ・ミー」「卒業」「ロッキー」なんかよりも多くの
投票が寄せられてる。
とてもじゃないが「一部信者が暴れている」などとは言える状況だ。
今日見てきた。今回はちょっとパヤオの独り善がりが過ぎるねぇ。
自分の妄想、理想の世界を描いてるだけで観客を楽しませる気がない。
「子供はこうあるべき。子供はこれで楽しいんだ!!」って気概は伝わってくるけど、肝心の子供が速攻で飽きてました。
「帰りた〜い」「歌まだぁ?」「もう終わり?」結局歌が聞きたかったのね。ちょっと気の毒かった。
グランマンマーレがオフィーリア泳法しててわらた
ありゃ、「とてもじゃないが『一部信者が暴れている』などとは言えない状況だ」
と書くつもりが直し損じた。
ちなみに「もののけ姫」と同じ得点の作品はこんなもの。
真昼の決闘 許されざる者 オールド・ボーイ ファーゴ
オズの魔法使い グリーン・マイル 用心棒 グラディエーター
恐怖の報酬 アニー・ホール ミリオンダラー・ベイビー
ベン・ハー 続荒野の用心棒 ダイ・ハード ドニー・ダーコ
あ、それとリサの同僚に萌えました。そんな映画
何だか
首の下からきっぱり赤・お腹だけ丸く白・お尻というか底面が白
というあまりにもベタなデザインがイラッとくる
いかにも考えるのがめんどくさかったから安易なところでやっつけた感じ
首つけて、人・魚・姫っと・・・色は女の子だから赤!えーっとお腹に・・・丸!と
これでポニョっとしてるじゃん。しめしめ。・・・裏?マンドクセ!白でいいや!あーマンドクセ
色々感想見て回ったけど意外なのがそうすけの呼び捨てに対する過剰反応。
パヤオが「だからてめーらは頭でっかちなんだよ」って言ってるのが浮かぶ…
呼び方はどうあれ、どちらがどちらに依存したり縛りつけるという事もない理想的な親子だったと思うがなあ。
パヤオはガチガチの英才教育とか大っ嫌いだからなぁ。
ハウルスレ。ポニョアンチも数年後にはこうなるわけか。
859 :名無シネマ@上映中:2008/10/04(土) 00:38:46 ID:D0LiRTj2
劇場公開初日に見たときは
なんだこりゃ〜! 宮崎アニメはもう駄目なのか。話が急展開すぎ、意味わからない。
音楽とか風景はいいけど、効果的に見せているようで、逆に安っぽい・・・とかとか
不満だらけだったけど。
本日テレビで改めて見たらなんて感情に訴えてくる映画なのかと思った。
四年間で懐がというか自分の感受性が鋭くなったのかな。 些細な設定はどうでもよい
くらいソフィ、マルクル、おばあちゃんに感情移入ができて、何故か泣いてしまったよ。
ハッピーエンドで本当によかった。
ポニョは微妙だと思ったけど、また四年たったらよいと思えるのかな。
865 :名無シネマ@上映中:2008/10/04(土) 00:55:11 ID:5onvgi7v
始めて見た時はかなり消化不良だったんだが、昨夜見直して評価変わったよ。
ハウルってこんな感性に訴えかけてくる作品だったっけ?
867 :名無シネマ@上映中:2008/10/04(土) 01:05:07 ID:m6pelqxg
そうなんだよ。時間が経つと見方も変わり、評価も変わる
多分自分自身が成長したからだろうね
869 :名無シネマ@上映中:2008/10/04(土) 01:11:45 ID:5onvgi7v
だなぁ。大して記憶に残ってなかったんだが、一気に殿堂入りした。
二人の揺らぎの表現がなんか沁み込むような気がした。
こういうのは新鮮な体験だな。
871 :名無シネマ@上映中:2008/10/04(土) 01:13:48 ID:mE5yh7YY
公開当時、絵は奇麗だけどいまいち印象に残らない作品と思っていたが
今日見たらものすごい感動して即アマゾンでDVD買ってしまった。
年をとったせいなんだろうか。
もしラピュタの次回作がポニョだったら、
今日のジブリ隆盛はあっただろうか。
もしも話は意味ないけど
あったんじゃないかな
トトロだって当時相当叩かれたんだ
冒険物をやるべき人間がいきなり絵本をやったって
>>382 大昔、高畑との対談でパヤオは当時流行ってた
母と子の泣かせるドラマを嫌ってたな
それは高畑も共感していて、あんなものは作りたくないと
二人は意気投合していた
だからソウスケがリサを探すシーンで「お母さん〜お母さん〜」なんて叫ばせるような
あからさまに客を泣かせる作りを避けたかったのかな
「リサ〜リサ〜」だったら子供が(変な表現だけど)自立してるっぽい
387 :
名無シネマ@上映中:2008/10/05(日) 04:00:44 ID:VKc89wAm
宮崎版「天使の卵」だな。
世界の終わり。
388 :
名無シネマ@上映中:2008/10/05(日) 06:51:11 ID:HgezWUno
ハウルの評価を見直したいが
賠償の声を聞いてるだけで不快でつらくなってくる。
年はとりたくないもんだ。
389 :
名無シネマ@上映中:2008/10/05(日) 08:24:10 ID:W5tawZhN
>>383 ハウル好きの人間じゃないと
何年も経ってから書き込んだりしないだけだよ。
東京のインド料理店でカメラをまわして
「いまインド料理が日本を制覇!」とかアジる類。
>>386 そうそう、リサの行動を変に問題視する連中もちょっと見る所が違うと思う。
そりゃリサが居なくなったからなんにも出来なくて野たれ死んだとかなら分かるけどさ
そうすけもポニョもちゃんと自分達でなんとかしてるっていう。
最近の過保護な親に対する警鐘だわなこれ。
よくパヤオの映画は子供に見せたいとか言ってる親が居るが、この手の人はパヤオの映画の真意がまるで分かってない。
分かってたら大半の親が見せたくないと言うはず。パヤオの思想は保守的ではないから。
ハウルの動く城◇57
1000 :名無シネマ@上映中:2008/10/05(日) 08:21:18 ID:FqCUMNzt
常識にとらわれて真実が見えない人には楽しめない映画
↑信者しか楽しめない愚作
392 :
名無シネマ@上映中:2008/10/05(日) 10:09:51 ID:J3QY9BDv
おれ、書店でポニョの絵本を4冊買ってきて、全部読んだところ。
映画では?な部分も、絵本で読むと何の違和感もないね。
(本は、わからなければ前に遡って確かめることができるし)
そもそも嵐の夜、保育園の前では子どもを迎えにきた車で
ごったがえしていた。宗介は最後のひとりだったと思う。
みんな親は、大急ぎで迎えに来てるんだよ。で、つれて帰ったと。
ポニョのわがままで津波が襲ってきたのだから、(津波で町を沈めた)ポニョは
原罪意識を背負って生きていくうんぬんと書いてたやついたけど、ポニョに罪はないです。
「生命の水」を浴びたのは、ポニョの意思じゃない。激流にふっとばされて
流れ着いたあげく、だからね。たんにラッキーだっただけだから。
まあ、そんな枝葉末節は抜きにして、この映画は傑作でしょう。
とにかくキャラクターがかわいいし、生き生きしてる。生命の躍動感がすばらしい。
黒澤明の代表作は「七人の侍」「生きる」「羅生門」「用心棒」だけど、
宮崎駿の場合、「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」
そして「崖の上のポニョ」になるんじゃないかな?
↑信者しか楽しめない愚作
394 :
名無シネマ@上映中:2008/10/05(日) 10:41:50 ID:ZL6BmwKW
絵本まで買うかなー?
駿のドキュ少し見ましたけど個人的なマザコン愛を軸に作ってる訳でしょ?
ソクラテスやプラトンの本でも読んだらどうでしょ
>>どうした?反応が遅いぞ
オウム真理教徒は麻原の入浴後の残り湯を
健康に良いとありがたがって飲んだそうだよ
>>390 呼び方はどうあれつってんのに、何で英才教育とか言ってんの?
大いに矛盾してるよ、あんた
リサとソウスケが依存し合ってない?それはどうかね
ソウスケの保育園への送迎、説教、食事の用意、マーレとの保護者相談などなど
実体は今の母子とな〜〜〜んら変わりない普通の親子関係だが?
ただ呼び方が変なだけっていう(それが批判されてる原因)
それで実体まで見誤ってるあんたの方が囚われてんだろ?
ところで、理想の親子って何だろう。互いが依存し合わない。要は個人主義。
てめぇの事はてめぇで責任もって行動しやがれと、わしゃ知らん。もしくは
無償の愛でなく、利害で結ばれた関係のことだわな。
具体例の1つとして、生まれた瞬間に赤ちゃんポストに
入れるような母が理想の母ってことですね
ってこれはまだ母が子の責任負ってますね、生まれた瞬間に放置が
理想の個人主義であり、親子関係であると。
ここまで説明すると、さすがに己のとんちんかんさに自覚が持てるだろう
結局どういう事かっていうと、あんたオウム真理教徒と全く同じですよと
正しさについて、内容を考えず「教祖様がやってるから」が無意識に根拠になっちゃってる
ちょっと危機感もった方がいいよ
それはさすがに話が明後日の方向だろう。
親御さんたちに、名前で呼び合うのがこれほど不評とは、
はっきり言って誤算だったんじゃないかとは思うけどね。
意外にみんな保守的と見るべきなのか、なんなのか。
ポニョに罪はない、か。まぁ確かに。
社会的に見て、町が沈んだのは自然災害。
仮に、ポニョの行動が津波を引き起こした直接的な原因だと
分かっても、ポニョは5歳児で責任能力なし。
本人は町を沈めているという認識なし。故意ではない。
あるとすればフジモトの、危険な「生命の水」の管理責任くらい?
でも、ふっとばされて流れ着いた、という純粋不可抗力ではなく
本人が自分の意志で、無邪気に波を起こして「ソースケ」を
追いかけてたということも、やっぱ事実。
もし、あの津波で自分の大事な人が死んでいたら、
何の罪の意識もないポニョを恨むかもしれないなぁとは思う。
この映画に直接関係ないことだけど、現代の日本を舞台にしたことで
いろんな事件も災害もあるし、単に絵本として笑えないものも感じる。
>>397 どこが明後日なのか詳しく頼むよ
依存しない理想的な母子とはっきり述べてるよ
それで、依存しないってこういう事ですよってわかりやすく説明してるだけ
ちょっと言葉はきついが、ID:Hl8uOPeEみたいな馬鹿には虫酸が走るんだ
保守とは違うよ。まあ、親を呼び捨てってのを
宮崎もやってたらわかるけどやってないよな。それが全てを表してるよ。
400 :
名無シネマ@上映中:2008/10/05(日) 11:18:47 ID:J3QY9BDv
宗介に母親を「リサ」と呼ばせていたのは、ただ単に「リサカー」を
浸透させたかっただけだと思うけど。
リヤカーに引っ掛けてリサカーっていう、親父ギャグだよ。
>>399 オウムとか持ち出さなくてもいいと思うよ。
言葉に説得力がなくなる。
>>400 そんな理由かいw
母親が房子とか麻紀江とかいう古風な名前だったらすごく不自然だね。
リサという西洋人にもある名前だから成立している。
>>401 盲目的信仰の恐怖を説明するのにこれ以上わかりやすい実例はないが
それに「持ち出さなくても良い」は過剰であって、話が明後日の方向とは
指摘の意味が全然違う
あなたは思慮の足りてないまま適当に言葉にする癖があるみたいね
信用されないから、やめた方がいいよ。じゃ。
403 :
名無シネマ@上映中:2008/10/05(日) 11:42:18 ID:J3QY9BDv
(これはあくまで想像だけど)
最初、絵を描いてるときに、スタッフ間で「リサカー」と愛称が付けられていて
なんだか、それを映画の中でも呼ばせたい、となった。
唐突にリサカーだ!と宗介が叫んでも違和感があるし、リサという名前が
浸透していなければピンとこないので、あえて作中ずっと、リサと呼ばせることに
したのではないか?
子どもに親の名前を呼び捨てすることの功罪など、一顧だにしてなかった?かも。
宮崎信者はオウムというより層化だな
現に社長はあれだし
ジブリが好きっていう奴は
幸せになりたい志向が強く
自分をまともだと正当化、一般化したがるが
利己的で排他的な本性を持っているイマゲ
>>396 曲解しすぎな上に明後日の方向に一人で突っ走りすぎ。
「依存し合わない」「個人主義」俺のレスのどこにそんな単語があったのかね。
「依存したり縛りつける事がない」と言ってるの。
日本に住んでる以上親に子供の養育義務があるのは当然。
ここには当然「義務」の範疇の依存はある。当然の事なのでわざわざ言わなかったが。
赤ちゃんポストに入れるのはただの養育放棄。全く話が違ってるよ。
パヤオは常々持論として「子供は玩具なんか与えなくても自分で玩具を見つける」というような事を言っている。
小学校低学年で算数を教えるのは反対、とかも。親が縛りつけすぎて貴重な時間と感性を削いでると。
今回の映画は固定観念をぶっ壊すって映画。話の構造にしても思想にしても。
陸地、港は男達の古い考えで生命の源の母なる海(女性)に飲み込まれる。
ぶっちゃけ相当危険な思想の映画。これを軽々しく「子供に見せたい」とか言ってる大人は相当アホ。
俺はこの映画の思想というか、パヤオの言ってる事には半分同意するが、半分反対。盲目的信仰なんてしてない。
というか、俺は映画の内容もろくに理解せずに盲目的信仰をしてるバカ親や
叩きどころを間違ってるアホに嘆いてる訳で。
ID:Hl8uOPeEの言わんとするところもわからなくはないが、
>>390は結果オーライに過ぎないわけで、そこはちと弱いかな。
宮崎アニメ=日本のディズニー=つまりド健全
と思ってる人がほとんどなのかも
誰か答えてくれんか?「信者」ということばはネタなのか?
なんか、その言葉で論破してる気になってるやつがいるんだろ。
Hl8uOPeEのいう依存しない親子像という表現に
なんとなくそうだったなと、妙に納得してしまったんだが
かといってkvsqMfFAの、やってることは普通の親子だったろ
という反論も頷ける
それじゃリサとソウスケの一体何に依存しない親子像を感じ、
俺は清々しく思ったのだろう
母親としての立居振舞いを演じたり、自分は母親なのだと強く意識したり
理想の母親像を追求する
それ即ち、自分の存在意義なのだと過剰に意識してしまう母親も少なくない
しかしこれも我が子という存在に、ある意味依存している
結果変に己を追い詰めた挙句、凶行に及ぶ者もいる
あのリサを見ていると自然体でいいなと
まぁそれだけの事なのかもしれないけど
家に居るときは、子供の前でもああやってふてくされたり甘えたりする
家族の前だからこそ生の自分を、ある程度曝け出す
その関係は逆を言えば、依存し合ってるのかw
2日ほどいなかったのに、また沸いたな。ID3つほど
何が面白くてやってるのかいまいち理解できん。
412 :
名無シネマ@上映中:2008/10/05(日) 14:50:42 ID:MMKIaCKF
ID:PjPX1I/5 自演ID:gLRSzqbx
こいつ超キモいわw
高卒ニートのクセに知識人ぶって
自演で荒らし、煽りしまくってます
死ねよ、糞基地外池沼www
>>410 俺はリサもそうすけも親と子という立場より「一人の人間」として見てるように感じた。
ふつう、子供が「女の子が落ちた」とか「海を走ってた」とか言ったら、ハイハイって流すと思う。千尋の親みたいに。
でもリサはちゃんと信じて急がないといけない中、車を止めて様子を見た。
ポニョは劇中で色々と非常識な行動を取って、俺はいつそうすけが嫌気を表すのかとハラハラしてたが
そうすけもリサも少しも嫌な顔をせず、それどころか面白がっていた。
パヤオが言いたかった事ってここなんだろうなと。生きてる事に興奮して色んな物を見て触って喜んでる子供。
ふつうの親だと自分の物差しで計って「騒ぐんじゃない」と叱る。
あんたらは見飽きた光景だろうが子供にとっては初体験。ラーメンがお湯に溶けるのすら珍しい。
それの感動を奪うなと。暴れさせておけと。今回はとことん子供目線で子供の世界を描いてるから
必然的に名前で呼び合うような関係になったのだと。
呼び捨てを問題視するならこの作品世界や価値観、パヤオの思想を批判するべきなんだよ。
よく分かってもないのにどうでもいい事を鼻についたからとつつく。まさにパヤオが嫌う行為。
どうでもいいことをつつくのも映画を観てからの楽しみのひとつだよ。
パヤオが賢しらと嘲ろうが嫌おうが、そんなのはどうでもいいでしょう。
ささいなことが気になるのも、映画の根底に流れる思想が気に入らない、
なんだかわからないけど気持ちが悪いという感想の、その人なりの表現ということもあるし、
バッサリと切り捨てるのはどうかな。
>>411 同意。
見事にバレバレな一人自演ごっこウザすぎる。
思考パターンと、その混乱ぶりで嫌でも解る。
本人バレてないつもりなんだろね。
一番ポニョに向かない奴だよなあ。
>本人バレてないつもりなんだろね。
>一番ポニョに向かない奴だよなあ。
ジブリが好きっていう奴は
自分をまともだと正当化、一般化したがるが
利己的で排他的な最低な本性を持っている
ああ、失礼いたします。
ここしばらく、以前よりしつこく粘着していた低能信者が、ついにスレに対して
無差別テロ攻撃をはじめましたが、みなさまは気にせずご歓談下さい。
こいつらは見えない敵との戦いにより、自らの脳みそが糞詰まりを起こしていて腐敗臭を
垂れ流すだけの糠味噌以下のゴミクズであったことを徹底的に思い知らされてしまった
非常に気の毒で矮小な生き物です。そして他人の排泄物の澱の中に安住の地を見いだし、
低能故に陥った自らの孤立感から乞食のようにレスを欲して、ただひたすらに他人を叩いては
わずかなレスの施して期待し、2chの底辺、痰壷の底を徘徊しているに過ぎません。
ですので、例えその愚劣故に知性の欠片も見いだせない陰湿なカキコに不愉快な気持ちを抱いて
しまったとしても、正常なみなさまは決して相手をなさらず「スルー」する事をお願いします。
姑息なレス乞食には決して餌を与えないように重ねてお願い申し上げます。
最後に、精確を期すためとはいえ、品のない言葉を乱発してしまった事をお許し下さい。
ID幾つ使うんだw
そこまでするとはちょっと驚き。
がんばれ。
>>398 あの辺のシーンは、
例の「命の水」だかが海に混じったせいで津波発生、ポニョはただそれに乗っかってきただけ、
みたいに見えなくもないな。
>社会的に見て、町が沈んだのは自然災害
社会的どころか、神の視点で見てる観客でも「ポニョと津波の因果関係を証明して下さい」て
言われると困ると思う。
ところでポニョってハヤオが提示した
新しいセカイ系なんだよね?
生命のスープ?
ポニョをやっと見てきた…。
ポニョを高く評価してるのって、実は大人だけでないだろうか?
いや、まぁ個人的に悪くないと思うし、つまんねクソとは思わないが…。
絵本だと思って楽しめっていう意見が多いようだが、絵本としても不完全では…。
絵本だってきちんとした起承転結なものが多いけど、ポニョはあんまり…。
確かにそーすけとポニョはかわいかったが、トトロでも十分無邪気な子どもを表現してたと思うなぁ。
あと、要素詰め込みすぎてわけがわからなくなってる部分があるような感じがした。
ナウシカは深くて複雑といわれているが、ナウシカのほうがわかりやすかったんじゃないかなぁ…。
ともかく、ストーリーじゃなくて雰囲気を楽しむだけならいい映画かもしれない。
親を名前で呼ぶのは別にどうでもいいや。そんなに執着するとこじゃないし。
子供がどう感じるかはちょっと聞いてみないと解らない(自分は子供が居ない)
それで、ちょっと思い出したのは、インドネシアのワヤン・クリ(Wayang kulit)です。
影絵なのでスクリーンに灯火を当てて、スクリーンの裏から演者が人形などを
操る。それをスクリーン越しに影絵として観るのは女性と子供だそうです。
一方成人男子はどちらから観るかと言うと、スクリーンの奥、灯火の後ろから演者と、
影で無い人形等や演者(ダラン)の所作表情を観て観劇するわけです。男女同権はひとまず
措く。今は観光化とかもあって事情は変わっているかもしれないが、古文化としては、
そういうのが元来の規律なんです。人形など直の鑑賞に堪えるよう非常に美彩に作られている。
なにが言いたいかというと、ポニョは、他者からの振り分けによる規制は無くても、
観ている人間の年齢とか経験、逆に言えば未経験の度合いで鑑賞した場合の差というか、
新しい発見が観るたびにあるかもしれない。
ハウルは観れば観るほど話としての構成が実はかなりコンパクトで解りやすくなる。
これは物語の中で(一部設定的な要素は原作を読まないと解らないようですが)
要素の提示はそのもの自体正直で平明だが、装飾的な部分や分散のさせ方で
初見ではなかなか解りにくい。解りだすとかなり快感であり、感激する(かもしれない)
ポニョに関しては作品内でもしかして平明に読み下す為の提示がなされている
かもしれないが、どうも「ヒント」は作品の外にあるような気もする。
童話や童謡は繰り返し鑑賞したり、あるいは自ら読んだりするだけの面白みの
ツボのようなものがある。逆に言えば「ああ、おもしろかった」で当面観ること
の必要性が無くなるのではなく、折に触れ見返し読み返し歌い返す、
思考的な部分より感情にうったえる部分が多いほうがいい。
それでおいおい世事(など)を知ることで実は物語の「なにかわからない心地よさ」
と重なってそれなりの情報としての解読が可能になるように作っているかもしれない、
それ(部分的な照合)が更なる再見の意欲に繋がるかもしれないかとか思っているとこです。
影絵のスクリーンの裏側に到達できる通行券のようなものが、どこかにあるかも知れんです。
城が動くと言えば少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録
やっぱセカイ系の影響あるな
425 :
名無シネマ@上映中:2008/10/06(月) 10:50:27 ID:ptboCTqz
ダークナイトにスレ数抜かされたね
あそこは痛い腐のすくつだから。映画は面白いのにスレは痛くて見てらんねぇ
427 :
名無シネマ@上映中:2008/10/06(月) 13:21:37 ID:jDqw5kCX
10年後には多くの人に絶賛されてるよこの映画。確信してる。
>>423 >童話や童謡は繰り返し鑑賞したり、あるいは自ら読んだりするだけの面白みの
>ツボのようなものがある。逆に言えば「ああ、おもしろかった」で当面観ること
>の必要性が無くなるのではなく、折に触れ見返し読み返し歌い返す、
>思考的な部分より感情にうったえる部分が多いほうがいい。
ぐりとぐらの黄色いカステラケーキとか強烈だよね。
あれも内容はたわいのないものだけど。
>>423 影絵のスクリーンの裏側
見たら、魚になって帰って行ってしまうよ!
10年後は消えてるだろう。
ぐりとぐらのように単純明快なものでなくて、いろいろなことが
尻切れトンボで気持ち悪い。
子供にはわかりづらく 大人はひっかかる。
わからなければただの間延びでつまらないだけ。
歌だってもうだんご三兄弟のように今年いっぱいだろう
ざっと100レスくらい読んだら、トトロだって最初は不人気で
だんだん人気に火がついた。て書いてあったけど、当たり前だと思う。
でも、ぽにょはもう立場が違う。
不人気だったのはそもそも宮崎オタクに不人気だっただけ。
世間一般は宮崎アニメなんて見向きもしていなかった。
トトロより前は、ナウシカファンくらいしか、映画館に足運ばないもの。
そういうのは、たとえば父親役が声優じゃなくて
ナントカってデザイナーが声担当したってだけでも許せなかっただろうし。
自分も、俳優や素人みたいなのに声優やらせるのはどーかと思うけどね。
でも、ぽにょは一般受けにもとてもじゃないけど、無理。
一般は厭きっぽいてことだし、なにか宮崎駿の作品ひとつだけDVD観ましょ
買いましょってなったら間違いなくトトロかラピュタあたりを選ぶだろう。
男が観ても面白くもなんともない映画だな。
女子供を騙してるとは北野武の評だが、その通りだと思う。
北野武の映画も糞つまらんのは同じだが。
>>427 こんな便所の落書きの意見なんてなんの参考にもならんしな
434 :
名無シネマ@上映中:2008/10/06(月) 16:42:21 ID:/bdqv+O9
騙してるってのは北野が意地汚い性格だからだろ。
詐欺って言葉をよく使うことで分かる。
宮崎は騙そうとするんじゃなくて本能的にやってるんだよおそらく
435 :
名無シネマ@上映中:2008/10/06(月) 16:55:53 ID:/ZiA0H9U
駿は騙そうとはしていない、マザコン愛を信念に生きているのさ
作品の中からはまったく感じられないことなんだけどさ、なんかこの映画って
「子供というのはこんなに可愛らしいんですよ、だから、もっとかわいがって、
ついでにもっとたくさん産みましょう」って、世の若い母親たちに言ってるような
気がしてならないんだよね。
もちろん子供向けなんかには作ってない。
そもそも、あんなに露骨に「出産」の陰喩を盛り込んだところで、性教育を受けた
ことのない幼児に理解できるとは思えない。
あれは、ある程度そうした知識が備わっている特定の人に対してしか効果を発揮しない
タイプのメッセージなのではないだろうか。
これはなんとなくというか、俺が外からの情報やニュースなどを観ていて思った
ことで、完全に推論にすぎないし、それも果たして成功してるとは到底思えない
のだけど、パヤオはこうした若い女性に向けての試みをやろうとして、結果的に
糞つまらない映画を作ったのではないだろうか。
>>436 > 作品の中からはまったく感じられないことなんだけどさ、
物語を通した上でのメッセージとしては「ない」ってことね。
ようするに物語を無視して単なる映像アトラクションとして観た場合、
そうした恣意的なメッセージを感じるって意味です。
438 :
名無シネマ@上映中:2008/10/06(月) 17:30:10 ID:/bdqv+O9
糞つまらんとは思わなかったな。普通に面白かったし。
>>436、437
すまん。糞スレに投下するつもりで誤爆した。
つまらないとは思わないけど
正直最後の作品として失敗しちゃったね 監督とは思った。
まぁ もう老兵は去ってください かな
高畑さんがいればねー なんでいないの?
>>436 仮にそうなら
あんたにだけは言われたくないよ 宮崎さん
自分の子供を放っておいて子育て放棄したくせにw
息子の作品をみればわかるよ
痛々しくてみていられない。
自分の息子と向き合えって感じ。もう遅いかもだけど。
>>430 ぐりとぐらを評価してるなら
ポニョだっておkじゃないの?
と言ってももしハヤオがマジにぐりとぐらみたいなの作ってたら
もっと賛否両論だったろうが
たぶん5,6年もすれば、あるいはハヤオの死後ぐらいには
評価もおちついて「これはこれであり」ってなったりしてな
実際ハウル最初に見たときゃはあ?としか思えんかったが
こないだ作風把握した上で見たらおもしろかったからな
結論だすのはもっと後
逆も当然あるわけだ
黒澤と面白いくらい似た軌跡を描いてるからね。
今では世界で傑作と認められ、戦闘シーンの撮り方なんかで
世界中に物凄い影響を与えた「乱」なんかも公開当時はそりゃあ
ボロクソに叩かれた。その時の罵声が「ハウル」や「ポニョ」に
投げかけられたものにそっくりだからね。
もっとも黒澤は脂の乗り切った頃から罵声を浴びていたんだけどね。
「用心棒」や「隠し砦の三悪人」みたいな分かりやすい作品でさえ
「何を言いたいのか分からない」という(今見るとそっちの方が
理解不能な)罵声を浴びせられてた。
批評家とか理屈をこねたがる人間が首を傾げてるのに、「何も難しい
ところなんか無いじゃない」と言っている人間が素直に楽しんでる
っていう図は「ハウル」そっくりだったんだけど、ケチをつけていた
人間が自分の見方がずれていたことに気づいた後に浴びせる罵声は
「メッセージがない」「思想がないただの娯楽」だったんだよ。
ほんと(当時の言葉を借りれば)「教養のない人間」の行動パターンって
呆れるくらい一緒だ。宮崎の信奉する堀田善衛の言うように
「日の下に新たなるもの無し」っていうのは真理だとつくづく思うよ。
445 :
名無シネマ@上映中:2008/10/06(月) 22:36:41 ID:/bdqv+O9
黒澤の乱は最初観たときから一目惚れして好きだったな。
もちろんハウルも好き。
446 :
名無シネマ@上映中:2008/10/06(月) 22:44:18 ID:cItw8+rA
ハウル面白かった
良かったょ
はてさて、では、早速ですが、公開当時のハウルの評判を誰か書いて貰えますかな?
>>442 そんな批評に意味なんてあるのかね?
5年後に評価が分かるとかなんだとか。
五年経ったって現在に観た感想が変わる訳でもあるまい?
現に今までの宮崎アニメは評価変わり続けてきたじゃん
カリオストロ→旧作の大棚ざらい
ナウシカ→カリオストロのほうがヨカタ
ラピュタ→ナウシカが見たかった
トトロ→ラピュタのような冒険が見たい
魔女宅→陳腐
どんな作品だってそりゃ時代背景や見た人の成長や摩耗によって変わってくるだろ。
現在のテメーの感想も言えねえのかって話だ。
俺の感想なら単純に良かった
最後子供に過ぎん宗介の意志に対して
それぞれの大人たちが自分たちなりに
真剣に受け止めようとした姿に惚れた
とくにフジモトと握手するとことか
子供がどう感じるかは解らないと書いたが、他スレ(糞スレ3の/55)が興味深い
事をタイミングで書いてある。現実の観察とすればかなり心惹かれる内容です。
男性は、生まれついて「劣情」のような物を持っているかもしれない。これは
自分の感覚ですが、精通前から色欲的なものをそのことに恥じ入りながら持って
いるような気がする。これは自身の体験でも見聞した他者の体験でも在る。
コーモン性欲や口唇やその他身体部位やそれぞれの感覚、それを経て成長過程で
対象や行動は変わる。ただ恥じ入っている事と子供は行動の完遂に必要な能力が
まだ未発達なので表面には余り出さない。
それでアニメとかの物語を観て、総論的には面白い部分が様々あるわけですが、
子供の頃(余り他の作品を参考に出すのは利口だと思わない)赤目プロ原作の
「サスケ」とか観ると、冒険譚として面白い全体の中で(子供にとってはインパクト
のある)印象的なシーンが有る。落ちていた頭髪の匂いを嗅いで「これはおんなの毛だ」
サスケが言うのですが、こういう部分に上に書いた劣情のようなものが刺激される
かもしれない。
白土三平は、どうも当時の文章を読むとカムイがひねた大学生が漫画を読む潮流の
端緒のひとつを担ったらしい。いわく「唯物史観」的な作品です。
唯物史観には立ち入るアプローチに幾つかの段階がある。
最初は非情、次に歴史の包含性、次に「実は読者である自分も唯物史を支える
部品である」、そして歴史の中で流れ去り、忘却されるものとしての
「個人としてのパッケージ」が可能であるかどうかという探求です。
唯物史観はドライを扮したロマンチシズムという見方もあるかもしれない。
それで、大人は当時サスケ(若しくは再放送)を観て、女性の髪の毛の匂いに
「忍者だから」とか逆に「罠じゃないか」とか思うのですが、子供たちは、
先行きのミステリアスな興味もあるが、どちらかというとサスケの行為や、
「どんな匂いがするのだろう」と男児の場合エロスを感じて記憶に残るかもしれない。
そういうものの魅力はちいさくないとおもうで。
>>451 なるほど。
ガキが捨て猫拾ってきたってシチュエーションを連想させるな。
深い感想をありがとよ。
それで、ポニョの中にはリサの所作とか、マンマーレのゴージャスさとかに
女性的な魅力のエセンスが有るかもしれない。またポニョは初めは正体不明な
感じがするが、濡れない服と後半の嵐の後の晴れた水上の旅で、日光に乾された
ように膨らんだ衣服が、どんな香りがするのだろうとか、ポニョの口の周りに
食品の食い滓が付いてはいるのですが、そういうものの香り含めて(ソウスケの)
顔の近くで覗き込むように無邪気に話されるとどんな気分になるだろうか、
そういう感覚的に刺激される部分があるように思う。
それは振袖火事と言うか、ポニョが嵐と共にやってくる不気味さとか、
(またフジモトがあやつる水魚の「目」のデザインが、
黄帝(薬効に詳しい伝説上の皇帝)が狩行で出遭ったとされる霊獣ハクイの
腹の横の目に似ている。
(ハクは獣偏に専)?(はくい)もしくは白澤、転じてハクタク、の横腹の目
に似ている。(容貌怪異だが「触れると恐怖が無くなる」薬学の神として
江戸時代に半立体の像が日本でも作られる。渡来は遥かに遡る。牛のような
姿だが薬神の神農も牛の頭、これは古代ギリシャ以前まで遡る可能性がある)
そういうものが不気味とか恐怖につながって、印象に残るかもしれない。
鑑賞する恐怖は面白みと似ていたりそのものであるので必要。
そして後半の悪夢と言うか高熱を出して観る辻褄が破綻したような感覚的増幅
みたいな夢のような描写。これも印象に残る。
本当 今の自分の感覚に自信が持てずに
5年後の「世間」の評価とか宮崎死後の「誰か」の評価とかそんなものを頼みにするわけ?
死後の方が死んだってことで一時やたら持ち上げられるだけで
その評価が曇っているのかもしれないってのに。
ばっかみたい。
そしてエロスの部分で女性はどう考えるかと思うと、自分は男性なのでよく
わからない。自分が思う範囲では、分離不安を(代償として)ポニョがあたらしい
家族に向かい入れられることによって観客が癒される可能性と、
ソウスケの「もててはいるが自分だけを愛するヒーロー」としての姿、
(ヒーローはときどき完璧性や当てはめる役割上の資質として人間味を欠く場合がある)
男児と同じで接触に(近い接近に)まつわる部分も多いかもしれない。
そして一定の年齢層までそういう感覚的な蟲惑のようなもので印象に残しておいて、
それに対して現実的な活動や行動に対する興味とかが優先される年代から以降に、
「惹かれるものがあったがあれは何だったのか」
と再見する際に大人としての視点から他に何かが用意されているかもしれない。
それはカムイでは無いがあるいは唯物史観的なものかも知れない。わからない。
子供向きというのはまんざら嘘では無いと思うんでし。長文失礼しました。
>>452 要するにペドフィリアについて語っているのですね?
>>456 独善的すぎ
要するに自分語りしたかっただけのような・・・
もう10月だというのに、まだベスト10圈に入ってるって…どんな化け物ですか!?
他の映画が可哀想すぎる!
まあ世の中売れたもん勝ちだわな。
>>455 宮崎アニメの評価は時代とともに変化してきたのは
厳然たる事実なわけで
ポニョもそうなるんじゃねえのと言って何の間違いがあるのか分からん
>>461 巨人は昔から優勝してたから今年も優勝するんじゃねえの
って言っても別に間違いではないわな。
面白い意見かどうかはまた別問題だけど。
>>461 魔女宅までといえば、いわゆるオタクの評価みたいなもんでしょ
彼らはあまのじゃくだからねw
毒のないもの 破壊力の感じないものは評価しないんでは?
でもかえって普通の人っていう保守的な人は、そういう健全で普通の感覚が好き。
なのにいわゆる一般を意識して売名行為そのものの
もののけ姫から、崩壊は始まっている気もするけど。
変なところでバランスを取ってしまった。
宣伝でばんばん客を呼び込むとか
有名俳優を使うとか
作画をデジタル導入して楽するとか。
人気あるように見せてしまって自分でも何が悪いのかもうわからなくなってしまったのでは?
ハウルはやっぱり崩壊していたよ。
主役のソフィーがその最たるもの。有名女優だけどあのダミ声だけはあのキャラには駄目でしょ
世界が一気に壊れた。ハウルなんてまだ器用にこなしている方。
作画もデジタルかもしれないけど綺麗だし、
話もいろいろ作りこんでいて良いとこもあったのに本当に勿体無い。
ぽにょはハウルよりは、ましだとは思うけどね。
>>458 しー。いつもの彼ですから。
そっとしておいてあげてください。
ただ、それでようやく動機の一部がわかった気がする。
紳士のかほり…
「ポニョの服濡れてないわねぇ」
「魚だからだよ」
野暮にセリフで説明すんなw
アニメなら絵で見せろ
ほんとセンスないわ これ作ったヤツwww
469 :
名無シネマ@上映中:2008/10/07(火) 03:55:17 ID:pr+mOU+Y
ポニョって感動できる?
最後はハッピーエンド?
470 :
名無シネマ@上映中:2008/10/07(火) 04:09:26 ID:bVvfLdCE
ハッピーエンドだけど感動はできない
あれ?これで終わり?って感じ
基本的に子供向けのディズニーアニメに近い
ナウシカみたいなメッセージ性はないです
471 :
名無シネマ@上映中:2008/10/07(火) 04:23:40 ID:V8rZNflD
宗助が母親、父親を呼び捨てにする明確な理由
はなんだろう?リサが耕一と呼び捨てにする影響とか
そんな浅いものじゃなく{てか宗助はそんな子供じゃないし}
はたまたそんな家族あるでしょ?なんて馬鹿な答えじゃない
はっきりとした答え。
監督の発言でなんかあった?知ってる人いたら教えてください。
>>449 この評価ってのがよく分かんない。批評家?それともオタの評価?
だって自分はナウシカ以降リアルタイムで劇場で見たけど
ナウシカ→すごい!感動
ラピュタ→おもしろい!感動
トトロ→泣いた
魔女宅→かわいい!じーん
と、上の作品どれも初見で大満足してたよ。ここにいる人みんな
>>449みたいな感想だったの?
パヤオの耳に入るのが(もしくはパヤオが自虐的にか腹立ててか語ってるのが)
批判の声の方とか、そういうバイアスかかってる気がするけど。
カリオストロについては、ルパンファンからしても興行成績からしても
批判は大いにあったろうと思うけどねー。
カリオストロは良かったなー。
一番最初に観た時は、只のエンタテイメントとしか感じなかったけど、
重い躁鬱病に苦しんでいた時、たまたまテレビで観たら、すっっごく元気が出た。
作中でおじいが「気持ちのいい奴らだったなぁ」って言ってたけど
本当にそうだと思った。
多分ポニョも、数年後に観ると、今とまた別の感想を抱くんだろうな。
>>472 ナウシカやラピュタが上映された頃、バヤオさんはまだ巨匠扱いされてなかった
し、劇場に足を運ぶ大人は今よりずっと少なかった。映画の対象年齢の子供たちの
多くは、TV放送でナウシカやラピュタを知ったと思う。
>>449みたいな感想は、恐らく当時のアニヲタ(大人・少なくとも高校以上)では。
うん、おれもリアルだったけど
文房具グッズとか人気だったけどな
あのさ、人って
(好きな人にはいい映画なんだろうケド、自分の好みじゃないから)
「冒険物じゃないから(自分にとっては)いまいちだよね」って
いちいち前提説明せず身勝手に言うもんだヨね
それを勝手に印象に強く残してて
「一般的な評価が批判的だったのだ!」って
勝手な記憶錯誤してるだけじゃねーの って思うわ
ハウルまでがピークだろ実際問題
ポニョはどう見たって劣化してる
だから魔女宅より一歩前までは
宮崎駿はアニメ好きの若者(人はアニメオタクとも呼ぶ)ものだったんだよ。
魔女宅くらいから徐々に一般に浸透ともいうし、
歌にゆーみんとか使って、一般や本当の子供を意識しておもねてきた。
そりゃ売り上げでいえばまだ低いでしょう。
だからこそ、あげてきた評価は本物
そして本気で一般を意識しだしたもののけから劣化が始まるこの皮肉
なんでだろうなぁ なんで声優使わずに変に有名俳優ばっか似合わないのも
気にせず使うようになったのかなぁ
派手に宣伝うてて、興行数字は伸びたかもしれないけどそんなことしたかったのかなぁ。
越えちゃいけない一線を越えちゃったんだよなパヤオは。ハウルとは次元が違う。
作劇を否定して放棄してしまった。もののけ以降この傾向はあったけど
ポニョでついに意図的に破壊してしまった。これは劣化ではなく堕落。
そういう作家性で行くなら別にそれでいいけど、少なくとも今までのジブリ作品と同じ規模で宣伝する物ではないし
興行成績も落ちなければいけないと思う。
実際ポニョをラピュタとかより面白いと思ってる、そもそも心の底から面白いと思ってる人なんて稀でしょ。
だってパヤオはそういう「面白さ」を意図的に破壊したんだから、そもそも「面白い」という感想が既にズレている。
結局はブランドでヒットしてるんだろうが、もしこのパヤオの作家性を正当に評価してヒットするなら日本国民の感受性は異常だと思うよ。
あえて言うがポニョオワタ、ハウルがピーク
>>477 ええ?俺当時小学生だったが、
別にアニメオタクじゃなくても見てましたよ?
ナウシカもラピュタも
あまり適当なウソ言わないほうがいいよ
>>479 そしてそれがハウルオワタ、千尋がピ−ク
の後にくるわけですね分かります
普通に面白いけどね。ポニョ
「俺の期待や予想と違ったから駄作」「誰もがそう思わなければいけない!」
って、自分で自分をアホだと言ってるだけじゃないか。
483 :
名無シネマ@上映中:2008/10/07(火) 12:55:24 ID:M564dVtI
子供に見せるのはいいけど大の大人が見て面白いと思う映画じゃないね
>「俺の期待や予想と違ったから駄作」「誰もがそう思わなければいけない!」
>って、自分で自分をアホだと言ってるだけじゃないか。
これのアンチテーゼが
「普通に面白い」
ってわけか。
自分で自分を賢いと思ってる人の意見はさすがに賢そうに見えるね。
これだけ全力でキチガイ映画を作っておいて、
受けた賞賛が「普通に面白い」じゃガックリだろうな。
>>480 ナウシカとラピュタをリアル小学生で映画館で見たって人
はじめて聞いたよ、いや貴重だと思うまじで。
ラピュタなんて映画館で観てみたかったけどね。
念のため聞くけど、親がアニオタだったとか
他にあまり娯楽がないとこに住んでいるとかそういうことじゃなくて?
あ、本当に馬鹿にして言ってるわけじゃないからね。
自分のイメージでは、当時ナウシカとかラピュタのシータとか
あとさらにそれより昔に放映したはずの、
日曜カルピス劇場か何かの、あまりでてこない地味な女の子。(母をたずねて?)
これが当時アニメオタクって人種が出てきた中で、さらにはロリコンって
言われる人たちの間で三聖少女みたいに扱われていた記憶。
あ、 ちがうわ・・・何度も連投悪いけど思い出してきた
3人に入るのってラピュタのシータじゃないや
ルパンのカリオストロの城のクラリスだわ
オタクの女神様みたいに人気あったのって。
ラピュタは子供が飲む炭酸飲料が売られたり
当時も小学生をメインターゲットに据えていた雰囲気は有ったよ。
これは学校でも割引券が配られていたような。
ロリコンが夢中になってたのは、まずミンキーモモが聖女扱いされてたね。
後に続いたクリィミーマミ、マジカルエミなどの魔女っ子物とかも。
その頃アニメ雑誌を買っていたけど、そんな印象が強い。
ロリコンの対象年齢はまだ広くて、うる星やつらのラム〜ダーティペアのユリあたりも範疇。
宮崎勤の部屋に転がっていたアニメディアも表紙がダーティペアだったしね。
いわゆる瞳〜頭を巨大化強調し、母性本能またはロリ心をくすぐるデザインが一番受けた時代。
この傾向はらんま人気もそうだった。
逆に宮崎駿が描くキャラクターは顔がノッペリしていて瞳が小さく、地味。
あの時代隆盛を極めたセル画でも、止め絵に魅力がないんだよね。
その分野でもディーンやぴえろより比較的人気がなかった。
大昔のアニメージュを古本屋で買ったが、ガンダムのキッカが対象になってるのが・・・
キッカのシールがおまけとして付いてるんだけど、
中には半裸のキッカとか有るし、さすがに引いた。
490 :
名無シネマ@上映中:2008/10/07(火) 18:20:23 ID:siuFX7u8
491 :
名無シネマ@上映中:2008/10/07(火) 18:33:53 ID:fPBZqJgC
●千尋赤DVDを回収・交換しないのはいかがなものか
●あなたはそれでもこいつのアニメを見に行くのか?
●宮崎・鈴木に抗議しても無駄→スポンサーに抗議せよ
●心オナニーの歌詞は盗用
●ナウシカの設定は『パステル都市』の盗用
●鈴木はル=グウィン自宅庭で逆立ち
●ジブリ美術館建設のための大規模な森林伐採
●宮崎はペドファイル(有名精神科医が診断、ユリイカp.63)
●「ディズニーでね、まあ、ぼくはある時期までのディズニーは高く評価して、ある時
期からのディズニーはまったく評価しないんですけど」(ラピュタ・ガイドp.168)
●「『影武者』はとても期待していたんですが、スポットを見たとたんがっかりして
見るのをやめてしまったんですよ。黒澤明ともあろう人が、なんでこんなショット
を撮ったんだろうと思ったんです。」(ラピュタ・ガイドp.292)
●「糸井重里がなぜあんなエライことをいうんですか?たかが宣伝文を
作ってるだけでしょう。」(ラピュタ・ガイドp.306)
●ピックルの工作を警戒せよ
●悪の栄えた試しなし
他にロボノイドの指を4本に設定したら
NHKに5本にするよう指導されたと恨み言をいったりしている。
そう?なんかミンキーモモとか観た覚えあまりないけど、
系統は違うのはわかるよ、なんていうかキラキラしてるんだよね。
宮崎のキャラは地味だけど、逆にそういうキラキラ系が苦手なタイプに根強く人気では。
そもそもそういう人気で支えられてきたアニメオタク御用達の監督だったと思うし。
調べてきたけど、母をたずねて三千里のフィオリーナ(しかし誰?記憶に無い)
カリオストロの城のクラリス
ナウシカのナウシカ これが宮崎ロリコン三大少女では?
ラピュタの頃は、まだアニメファンの為のアニメ監督って位置づけだったように思うけど。
そのジュースとかも覚えていないなぁ。
>>492 ロリコン ミンキーモモ
でググれば当時の評価が分かると思うよ。
あとクリィーミーマミ、マジカルエミもね。
フィオリーナはアニメファンの間でも全然有名じゃなかったよ。
キャラクターランキングにすら登場して無い。
今では男性の嗜好は女子高生、ロリコンとジャンル分けされてるけど
あの頃は女子高生も小学生女児も纏めてロリコン物と呼ばれてたね。
本来クラリスやナウシカは女子高生〜女子大生の年頃なんだけど
ミンキーモモやぴえろ魔女は小学生。今で言うロリコンキャラ。
これらアニメ雑誌を飾ったジュニアアイドル(?)キャラが今でもロリコンの元祖として扱われている。
宮崎アニメだとパンコパのミミ、コナンのラナ辺りか。
でもミミは東映キャラを受け継いだ小田部デザインだし、
ラナもミンキーモモ〜ぴえろ魔女シリーズほど注目されてない。早い話が地味。
飲料ラピュタのCMは有名でしょう。大抵の駄菓子屋には置いてあったよ。
「凄いぞ!ラピュタは本当にあったんだ!!」
かなり陳腐な特撮CMだった。
ナウシカ、自分は中学生の時に劇場で見た。
小学生の時に年上のいとこがガンダム見に連れてってくれたのが
映画館で見たアニメの最初。でもミンキーモモは見たことなかったw
なんでナウシカ見にいったか・・・自分は漫画を先に読んでたんだ。
漫画のAKIRAを立ち読みしてて、ふと目についた漫画版ナウシカが
面白くて、それで映画も見に行ったような気がする。
うる星やつらは兄貴の漫画を読んでたけど、映画は見ようと思わなかったな。
ロリコンとかオタクって、当時の高校生以上のイメージだw
ていうか、高校の先輩見て初めて「オタク」の存在を知った。
何が言いたいかっていうと、割と普通の中学生くらいの世代も
映画見にいってたよっと。今みたいに親世代が子供つれて
見にいく現象はなかったと思うけど。
ナウシカはふつうにヒットしてるしな
ラピュタのCM、you tubeでみつけて見てみたんだけど、あの虫みたいな乗り物の翼がいい感じにプルプルしててワロタ
もっと面白かったのはセリフ言ってるのがどうやらアシタカの人とナウシカの人っぽかったことだ
最初はその二人でやるつもりだったのかな
そーかなー
ナウシカとかラピュタとか普通の小学生とか中学生とかまだまだ見ないイメージ
だけどなぁ。トトロはもっと小さい子向けだし映画やっているのも知らなかった
自分が女だから?ナウシカだって原作漫画を上に兄もいないのに
見る機会なんてないでしょ?だいたいどこで連載していたの。
魔女宅くらいからやっと普通に友達同士で観に行っておかしくない感じ。
ガンダムだってやっぱちょっとアニメにかぶれた子が観に行ったイメージあるけど。
いい加減お前の「イメージ」が根拠の無いイメージでしかない事を認めろよ。
周りがこんだけ言ってるんだから。
あー連載じゃなくて、原作ナウシカは本屋に積まれてたのw
で、ポニョにどう繋がるかっていうと、
宮崎アニメはとにかく最初は批判されるの!
5年後には手のひら返して評価されるんだよ!
みたいな意見には、ちょっと首をひねっちゃうなぁと。
初期の作品は、自分はどれも初めっから面白かったんだけど
もののけ、千尋、ハウルと、自分的にはそれ以前ほどじゃない。
で、評価もそんな変わってないし。それぞれそれなりに楽しんだけど。
だからポニョの印象が大きく変わるかっていうと、どうかなぁと。
ポニョは、まあ面白いシーンも結構あるけど
作品全体の印象はいまいち。消化不良で胃がもたれたって感じ。
なぜ俺の採点が高く評価されてるか
その理由を説明したいと思う
1.原作を知らない
お前らと違ってキモヲタ雑誌をほとんど読まないので、ほとんどの作品で原作を知らない
よって先入観を持たずに見ることが出来る
(大衆雑誌が原作の場合は知ってることもあるが、原作知ってる場合はアニメを見ない場合も多い)
2.声優オタじゃない
お前らは好きな声優の作品を高く評価する傾向にあり、嫌いな声優の作品の評価を下げる傾向がある
俺は声優とか大して興味ないから正確な評価ができる
3.乳・パンツじゃ評価しない
たまにDVDの売り上げとか貼ってあるのを見ても分かるようにお前らは美少女が乳とパンツ見せれば
喜ぶ低レベルだが、俺はそんなところじゃ評価しない
面白いか、否か。評価はその一点
>>498 どーせ数人じゃないの今いるのってw
それに ここってそもそもアニメオタク出身率高いとこでしょw
更に今調べてきたらナウシカって「月刊アニメージュ」連載
間違っても普通の子が買う雑誌じゃないよ
とにかく宮崎専門のロリオタ元祖?はいたよ。
なんかそういうの揶揄された漫画キャラを過去にみたことあるし。
>>497 確かにナウシカはとっつき難かった。
でも小学生でもTVでコブラとかレンズマンを見てたから。
今でもこれらのOPを見せると、懐かしがる当時小学生達は沢山いる。
小学生向けのマンガ雑誌でも「君はヤマト完結編とクラッシャージョー、どっちを見るか?」
なんて問いかける特集が組まれてたくらいだし。
ラピュタはこの二つが双璧だった時期に近い訳で。
クラッシャージョーやアリオンに比べると、ラピュタなんか全然ガキ向けだった。
>>500 誰の採点が高く評価されてるの?俺って誰?
いまのジブリを支えてるファンって、どっちかっていうと
ディズニーも好きだけどジブリ作品大好き♪
子どもと一緒に見てます☆
っていう非アニヲタの方が数としては圧倒的じゃないの。
ていうか嫁がそんなんだ。
それほんっとうに同じ時代?
レンズマンなんて知らないけど、
コブラならわかるよ、シティハンターやキャッツアイとかと同じ位置づけ
でも、クラッシャージョーとか アリオンとか普通誰でもみてたのと違うでしょーw
それ、テレビでやってたもの?
まぁとにかくそういう アニメファンのためのアニメーター出身?の
1人にすぎなかった監督だった時代と、巨匠なんて呼ばれてしまった今では
しがらみは違うだろうけど。変に意味も無く有名俳優使ったり、
妙に派手にに宣伝打たれてしまうこの方向で本当に良かったのか
軌道修正できなかったのかって思う。
そーいうの きみたちの小学生時代にクラスの女子がだよ?
昨日ヤマト完結編みてきて泣いたわ! あたしはラピュタ!面白かった〜
あたしはくらっしょーじょー・・・ なんて会話ほんとーにあったの?
>>503の言うとおり今では客層が違いすぎるって言いたいわけ
>泣いたわ! あたしは○○! あたしは〜
小学生の女子でその会話はないっす。おばちゃんの会話ですw
>>504 同じ時代だよ。
クラッシャージョーはボンボンなどの小学校低学年向けのマンガ雑誌に載ってるし
ケイブンシャ大百科シリーズ(もろに小学生向け)、いわゆるアニメ大百科物でも
ヤマト完結編と並んで大きくページ数を占領している。
劇場版とはいえ、小学生も普通に観客ターゲットの範疇に入ってるとしか思えない。
その三年後にラピュタ。
思い出したけど幻魔大戦も小学校で割引券をもらった。
こんなの見ねーよ!と思ったけど。
まぁ当時の子供は小学三年にでもなれば北斗は勿論、
キャッツアイからきまぐれオレンジロードなんて物まで読んでたからね。
近年の声優や宣伝に関しては、主に鈴木Pが采配を振るってるような気がするけど。
宮崎駿監督も声優の声を不自然に感じてるっぽいね。
ベストではないけどベターだという選択なのか。
個人的には声優なんてどうでもいい。けど映画なんだし拘りたい人も居るだろうね。
いいかお前ら、クラッシャーは ジョウ だ
ジョー は、あおい輝彦とウルトラマンだ
当時パヤヲを観ていた層なんてのはこんなこと言うキモいやつとちびっこだけだった
今は、そんなやつがパヤヲを嘆き、
当時「ミヤザキハヤオ?誰?アニメ?キメェwww」と言っていた層がパヤヲをマンセーする時代なのだ
良い時代になったじゃないか
だってラピュタとかトトロとかの頃の演技、今観て本当に上手いもの。
トトロの姉妹なんて、ぽにょみたいな普通の女の子が声やってしまったら
緊迫感なくなって退屈になってトトロの世界に入りきれずに粗が目についてしまうよ。
ぽにょがいろいろ言われてしまうのもそういう下手さもあると思うけど。
ていうか、だんだん思い出してきたけど当時女の子が観に行くっていうような
アニメそんななかったと思う。上に出てるアニメ、どれも男っぽい
ディズニーアニメが出てくるのだってもうちょっと後。
>>505 あくまで自分の体験でしか語れないものだけど、
クラスの中で話題になってたよ。
ヤマト&ジョーもラピュタも。
ヤマトとラピュタは結構盛り上がった。
けどジョー(と幻魔)はワケ分からんって文句が多かったな。
後になるけどAKIRAもほぼ全員首をひねってたっけ。
AKIRAも学校で割引券もらったなー。
今はどうなんだか。
ザ・ベストテンにデビュー当時に安田成美が出て
ナウシカの歌を歌ったりして、普通に世間に認知されてたと思う。
だから当時12才のおれもガンダムの映画を見に行く感覚で
父親といっしょにナウシカ見にいったよ、映画館に。
クラスの女子がナウシカの絵を描いていたよ
テレビ放送された日とか凄い話題だった
ラピュタは俺が映画館に見に行って
グッズの下敷き(当時アニメ下敷きとか流行ってた)買ってもらって
学校で自慢げに見せびらかしてたよ
ヤマト完結編?
クラッシャージョー?
アリオン?
なんかは
ぜんぜん話題にすらなってなかったぞ
ナウシカは今見てもとっつきにくいような。きちんと最後までみたことないかも
世界が出来上がっているのはわかるけど。
安田成美って当時はまだ無名だったような。今聴いても歌が下手だ・・・
関係ないけど、今だったら絶対その安田成美が主役声もやってたんだろうな
ハウルの動く城で、倍賞にヒロインやらせるくらいだものな・・・
倍賞がナウシカやるようなもんだよ。本当今って無茶苦茶
今の宮崎アニメが女子供のためっていうなら、女子供をなめているとしか。
「ナウシカ」を劇場で見た人間は約91万人。
「千と千尋」の観客の約25分の1だね。
ナウシカ公開時、アニオタの話題は押井守監督「うる星やつら2」、
世間の話題は大林宣彦監督「少年ケニヤ」に行っていたのは事実。
あの頃のアニメはティーンエイジャーが見るものだったから、
3年たつともう「世代」が入れ替わってしまう。ミンキーモモを
高校生の頃に見ていた人間は、ナウシカの頃には下手すりゃ就職
してしまっている。もう別世代のものだろう。
↓過去スレからコピペ。
スレ冒頭で「ナウシカやラピュタを劇場で見たかった」という書き込みがあるけど…
今はナウシカ公開時に生まれてない人もいるから老婆心で書くけど、当時の
宮崎アニメの扱いって、いまのジブリ作品の大作扱いを想像したら絶対に
「ええっ?」っていうほど、マイナーなものだったのよ。
ナウシカ公開時のアニメの目玉は角川配給・桂千穂脚本・大林宣彦監督の
「少年ケニヤ」で、ナウシカの扱いは今でいえば「テニスの王子様」劇場版
あたりの規模や知名度と思ってもらえばいいかも。
ナウシカが批評家筋で評判になったんで「ラピュタ」は少しアニメ好き以外の
注目も浴びたけれど、それでも「クレヨンしんちゃん・栄光のヤキニクロード」
とか今の仮面ライダーとかのクラスと思ってもらえばいい。劇場に来るのは
基本的にアニメファンの中〜大学生で、子供と一緒の家族連れだってそんなに
多くはない。(伊達にトトロが最低興収だったわけじゃない)
ラピュタの時はいろいろ事情があったにせよ、短編「名探偵ホームズ」と
同時上映で、ちょうどドラえもんやポケモン、ナルトなんかの劇場版と
似たようなタイプの公開。なかなか大人がチケットを買いづらい状況だよw
当時といまの映画興行をどうレベルに語るな
興行上位は「ドラえもん のび太の魔界大冒険」
そして「子猫物語」だ
お前の勝手なイメージで「世間の話題」を捏造するなよ
当時一世を風靡した「子猫物語」ですら興行54億
当時は映画館そのものがあまり盛んじゃなかったからね
あら確かに。観に行ってないけどわかるわ その映画名
口移しでメルヘンくださぁい〜〜でしょ。「少年ケニヤ」だと思うけど
歌だけやけに鳴り響いていた。
今の規模から比べたら
「当時の大人も知ってる」ってレベルじゃなかったけど
当時の子供視点ではぜんぜんマイナーじゃありません
安田成美の歌なんか凄く流行ってたし
ナウシカの話題を普通にクラスメイトとしてたし
電車の広告にもCMがズラララと並んでて凄く印象的だった
当時の大人に取ってだけ、マイナーだったんだろ
特にラピュタの清涼飲料水のCMは凄く有名だ
言ってみればポケモンが1997年の発売当初
子供の間には凄く話題になって流行ってたけど
大人なんか知る由も無い
その後どんどん売られるようになったり
赤青事件とかあったりして
大人も「ポケモン」と言われてもああアレねとわかるようになった
そういうもんだろ 子供向けアニメやゲームの世界なんて
それを言ってゲーヲタが
「いまじゃドラクエなんかより世間に知られてるけど
ポケモンなんて発売当初はマイナーだったね
ドラクエのほうがよっぽど知名度あったよ」とか
したり顔で語っても何の説得力も無い
小学生くらいの子供の話題性ってのはそんなもん
でも私もラピュタといえば小学校だったけど。
安田成美はこれがデビューくらいなんでしょ?そんなに知られて無かったよ
ベストテンてこの歌1位になったっけ
ラピュタはそりゃ、宣伝文句は覚えているけど清涼飲料水て覚えがまず無い。
そして学校指定で観たアニメといえば、猫の銀河鉄道の夜
暗いけど 綺麗だったよ 音楽も絵も
■1984年 日本映画 興行成績一覧
順位 作品タイトル 配収(円)
1位 里見八犬伝(1983) 23億1000万
2位 愛情物語/メイン・テーマ 18億5000万
3位 ドラえもん のび太の魔界大冒険 17億
3位 さよならジュピター 17億
4位 空海 16億
5位 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 12億5000万
6位 男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎 11億5000万
7位 五福星/ コータローまかりとおる! ?
8位 キン肉マン/超電子バイオマン 8億3000万
8位 宇宙刑事シャイダー/THEかぼちゃワイン 8億3000万
9位 上海バンスキング/刑事物語3 8億
9位 夏服のイヴ/天国の駅 8億
9位 瀬戸内少年野球団 8億
※ナウシカはアンコール上映などを含めて7憶4200万円
ちなみにこの年の配収1位は「インディ・ジョーンズ・魔宮の伝説」の31億7600万。
興収換算は難しいけど、単純に考えて50億以上だろう。
2位は「キャノンボール2」の配収29億600万。
この春に公開されたアニメ映画は、「少年ケニヤ」(201館で公開)、
「うる星2 ビューティフルドリーマー」「のび太の魔界大冒険」
「超人ロック」「綿の国星」「おしん」など。
「ナウシカ」は初週は何と5館のみでの公開。(後に91館まで展開)
でも、本当にラピュタは映画館の大画面で観てみたかったね。
あんな明るく元気なのもずらっと宮崎監督の作品並べてもないもの。
銀河鉄道の夜なんてある意味不健全だし 学校ってよくわからないな。
トトロは当時同時上映みるとほたるの墓だし 今でも見るのためらわれるな
なのに私が映画館でみたのはぽにょかー
「ラピュタ」はナウシカが評価されたこともあって、電通・東芝・味の素が
タイアップして大作として売りにかかったものの、どうもパッとしなかったようで、
ここでも話題にされている「ライトフルーツソーダ・天空の城ラピュタ」は
味の素が売り上げ目標3000万本を掲げてテレビCM、プレゼントキャンペーン
などの宣伝を展開したものの、実際には目標の三分の一しか売れなかったとか。
劇場公開はナウシカ以上の規模の103館でスタートしたものの、配収は
もろもろ含めても5憶8300万。この年のヒット作はこんな感じ。
1位 子猫物語 配収54億
2位 野蛮人のように/ビー・バップ・ハイスクール 14億5000万
3位 植村直己物語 13億
4位 ドラえもん・のび太と鉄人兵団 13億
4位 キネマの天地 13億
6位 ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌 11億5000万
7位 キャプテン翼/キン肉マン 10億7000万
8位 男はつらいよ 柴又より愛をこめて 10億5000万
9位 火宅の人 10億1000万
10位 キャバレー/彼のオートバイ彼女の島 9億5000万
「子猫物語」の54億は興収ではなく配収。興収換算すれば約100億。
しかもチケット料金は今よりずっと安かった。
>>517の言うように「当時は映画館そのものがあまり盛んじゃなかった」
などとはとても言えないのは確実だろう。
無知が「したり顔で語っても何の説得力も無い」ってのは本当だね(藁
ナウシカがメーヴェで飛ぶシーンをスクリーンで見た時、
本当に高く舞い上がって地面はずっと下で、恐いくらいに感じたな。
アニメーションなのに空間の奥行きをすごい感じた。
ラピュタもそうだったな。水に沈んだラピュタの街がすごく深く大きくて
うわーーーって感じとか。
銀河鉄道の夜も、スクリーンで見たけど忘れられない映画だよ。
すごいきれいだし、暗闇であれを見れたのはよかったじゃん。
>>525はポニョ以外のジブリアニメはテレビ画面なの?それは残念。
ポニョは動きは面白いけど、割と平面的な印象なんだよね。
ナウシカって全然有名じゃなかったよ。メージュを読んでたような人だけにしか認知されてなかった。
というか知ってる人の間でもマイナーな部類。ガンダムやマクロス、999とかの方が圧倒的。
安田成美なんて、ちょっと無理にキャンペーンしてただけで、全然人気なかったし。
ただ、熱気は異常。劇場の中で徹夜なんてのはもちろん、舞台挨拶でもなく初日でもなんでもないのに、
スタンディングオベーション。劇場出たらグッズ売り場に殺到。結構なロングランだったけど、
最後の方は三脚持ち込んで写真とりまくり状態。客層は中高生が主。
まあ当時はナウシカだけに限ったことではないが。
ナウシカに比べたらラピュタはかなり落ち着いた感じだった。
確実に言えるのは、ポニョは過去の駿作品とは楽しみ方が全く違うよ。
いっそ他人の作品だと思って見た方が、スーッと入ってくるかもしれない。
>>527 いやジブリは魔女宅をちょっとずれた時期に一応映画スクリーンで観たのが
まず初めてで、後は紅の豚 もののけ ハウルと観て久しぶりにこのぽにょだけど。
何よりもラピュタをやっぱ大画面で観たかったね。
ぽにょは言うとおり平面で平坦で色もなんかいまひとつだしうーん
>>529 パヤヲを「優しいヒゲのおじいちゃん」と信じ込んでる奴と
「分裂変態滅茶苦茶最凶じじい」と見切ってる奴で
評価が違うだろうな
嫉妬豚と見切ったぞ
なんか色々書かれてたけど、崖の上の家は町で一番安全な場所なんだよね?
フジモトが入ろうとして白い柵にバチバチっとはじかれて、「完璧な
結界が張ってある」って言ってたよね?誰がどうやって何のためにって
説明は一切なかったけど。
その台詞でわざわざ嵐の中一旦家に帰るのと子供達だけ置き去りにする
理由を説明したつもりなんだろうと思ってた。
>>531 でも、どっちの駿も真実なんだよなぁ。多分。
ポニョはその両極端をブチ込んだ異形の作。
だから、どっちな楽しみ方もできる。
それはリサの知っていることではないんでないの?
なぜリサが知っていることになるの?
そういうのだったら一言どっかで言わせるとか。
「家に帰ったほうが!っ」とか一言叫ばせたあとならかなり印象も変る。
なんか、ぽにょがフジモトみたいな部外者が入らないよう何かしたのかと
思った。その伏線が町で一番安全な所って意味ってわかるかなぁ
そういう粗があちこちあって平気な作りてのがなんかねー
もっと丁寧に作品を作っていたように思うんだけど。
あのシーンはリサというより山口智子が、往年のかっこいい女風にいきがって
チョイワル女で無茶したあげくにヒステリーおこして・・とにかく良い印象ないな。
変態を楽しめるのは変態だけだけどな。
>>534 逆に言えばどっちつかずなんだよ。特に後半。
これ登場人物たちかなり一方通行なんだよね。
リサは勝手にがんばり勝手に怒り勝手に納得して
あまり子供と向き合うこともなくフェイドアウト
次に出てきたときはなにやら訳知り顔でグランマレと密約を交わしている。
フジモトはひとりあたふたしているだけ。それこそ会話はほとんどなりたたない。
ぽにょはもうあんな感じ そうすけも実質独り言で自己解決のようなもの。
脇役もわらわらいるけどにぎやかし。
グランマレは1人余裕で笑っているだけ。
だから話にふくらみあるようでなくて平坦 誰かが誰かと深く問題に取り組むこともなく
関わらないんだもの。
パズーやシータにでさえあった、何かをやり遂げる覚悟とか
お互いその気持ちを確認しあうとか そういうものがない。
一応世界の危機に見舞われていたらしいのに。
だったら最初からそんな大げさなものいれずに
「ぽにょをどーしたら人間のままに出来るか皆で考えよう!」
くらいのテーマで明るく軽くコメディに健全にどたばたした方が良かったのでは。
>>537 物語や盛り上がりを追った時の印象としては、その感覚もすごくよく解る。
けど、俺にとってはその後半がやたら濃厚だったのよ。
船出の際の、無条件の信頼感・安心感に満ちた共同作業とか。
リサカー発見時の、宗介にとっての致命的不安と、ポニョの無意識の救済とか。
もうほとんど“エロい”といってもいいほど濃厚でさ。
それでいて、変態や最凶の方は、その裏(完全に裏)にべったり張り付いてるし。
ただ、トキさんのくだりは、仕事の流儀見た後でもあんまり響かなかったな。
これは俺の母がまだ健在だからか?
>>533 嵐の中一旦家に帰ったのはリサ達だけじゃないしね。
保育園の子達含む他の家族も続々と帰ってた。
リサ自身がひまわりを退出する時も、同僚は引き止めなかったし。
帰宅途中で、行くか戻るか、判断に迷う所は有ったものの。
リサ達の家はひまわりや他の家よりも高い位置に建っているのだから。
津波から逃げる為にも高所の我が家を目指しても良いのでは。
子供を置き去りにしたのも嵐が止んで星空が広がった後だし。
どうもよく言われる、嵐の中帰ったor嵐の中置き去りにしたってのは、
自分が見た映画と微妙に違うんだよな。
>>535 まあその辺は登場人物の「危険」に対する認識力の問題だろう。
リサにとってあの状況はギャーギャー喚くようなレベルではなかっただけのこと。
リサ=ナウシカぐらいに考えておけばいい。
>>538 登場人物を
リサ=庶民
宗佑=童貞中学生
ポニョ=ヤクザの組長のご令嬢
フジモト=婿養子
ポニョママ=岩下志麻
ぐらいに置き換えると話が分かりやすいかも。
世界が終わるとかなんとかってのは物語になんの関わりもないから無視してOK。
>>539 脚本の世界では、脚本を動かすには登場人物に決意表明をさせればいいと言われている。
観客が感動するのは登場人物がなにかの目標に向って行動し、壁にぶち当たり、やがて成し遂げる時だと。
パヤオはこの伝統的なプロセスを踏んでクラシカルに作ったのがカリオストロやラピュタだと言っていて
ポニョではわざとこの脚本の構造を破壊している。やり尽くされた事をまたやる気はないと。
もう感覚で見る映画になっちゃってる。話を追っても面白い映画ではない。そういう風に作ってないもの。
穿った見方すればするほどつまらない映画になるな。
穿った見方しないでも相当につまらない映画だけどさ。
童話だと思って見るにしても寓意性が薄すぎる。
ポニョかわいいーだけで満足できる人間だけを相手にしてるのだとしたら
ハヤオさんはあまりにもくだらないじじいだ。
>>540 そうなんだ、筋金入りの変態はやっぱ目のつけどころが違うね。
俺なんかは波走りのシーンでイッちゃったから、
あとはおざなりの後戯で済ませてるようにしか見えなかったよ。
修行が足りないね。
>>538 でも確かにこの不快感が有った。
楽しめたけど、とても手放しでは誉められない。
一方通行。
この映画を一言で表す言葉かも。色んな意味で
>>545 「お行儀の良いマトモ」より「変態的な入れ込み」の方が
面白いからね。作品って。
見る方も、映画見る時ぐらいはそれぐらい自由がいい。
ビョーキはちと困るがw
548 :
名無シネマ@上映中:2008/10/08(水) 04:20:49 ID:UBk9VPao
月刊『正論』今月号の批判論文を読んで、胸がスッとした。まさにその通り!
どんな批判?
右翼雑誌は「もののけ姫」に対して「縄文時代は人が人を食っていた時代」
とかイチャモンをつけてたDQNの伝統があるから、うかつに賛同すると
また切通理作みたいに恥をさらすことになるぞww
>>548 誰が書いてるのかと思ったら佐藤健志かー。
あいつの粘着ぶりも大概だな。
ナウシカの頃からずっと叩いてただろ。
552 :
名無シネマ@上映中:2008/10/08(水) 13:48:31 ID:UBk9VPao
>>549 自分で読メ。
電車なんかでも席占領してるバカな親子がポニョの歌なんか歌ってるの見て、ずっと違和感感じてた。
今回の論文は、秀作だよ。ものすごくイタイとこ突かれたね。
もはや反論できんわ。
ゴミがアホな批判してゴミが溜飲を下げただけだろ。
まともな人間にとって読む価値なんて微塵もないよ。
それとも、これからこの世に生まれる全ての子供達に
「お前等には生まれいずる価値などない。母よ自らの腹を裂け」
とでも言ったってんならお前は馬鹿だねと褒めてやるが。
>>543そういうの年取った人が独善的になるときの言い訳のような。
でも、そういうコメントがあったなら感じ取れることって、
この人はもう自分と対等に話す人が許せないんだろうか。ってこと。
対等に疑問や意見 もっとこうした方が良くなるっていう意見など、
そういったパートナー的存在がいらないってことでは。
意見がぶつかり合い、やり込め、譲歩し、そして分かり合った時の一体感がいらない。
多分そういうのが面倒でしんどい。
それよりも、皆に巨匠として崇められ 皆イエスマンで
サンタみたいに優しいおじい様風に周りに慕われて。
もうそんな心地良さに浸ってしまったのかも。
宮崎にでた俳優のコメントとかが言うのよ 監督が励ましてくれて・・・
監督って凄い優しくて・・・ なぐさめてくれて
全然意見を言ってない。監督を見上げている感じ。
監督は俳優を甘やかしているようで、実は自分が何よりも崇拝の位置にいる
心地よさに甘えている。
監督は自分と同じ対等な意見を言ったり、アドリブいれれくるような俳優 声優はいらない
俺の意に従え 何も言うな 聞く耳もたん。
つまりは一方通行の会話ばかりのキャラから感じるぽにょってそういうこと?
今頃観に行ったけどつまらんかった
ポニョ母はディズニーキャラみたいな外見で違和感あった
556 :
名無シネマ@上映中:2008/10/08(水) 14:52:25 ID:UBk9VPao
553みたいなやつを見てると、アニメに群がるやつらって、ホントバカだなあって思う。
>>556 全否定はできないが、佐藤健志なんてその筆頭だよ…。
この期に及んでゴミにお似合いの壺中レスで溜飲を下げる556の安っぽさ・・・。
流石に可哀相になってきた。
子供に見せるには退屈な映画だよね。
序盤で確実に飽きる。
面白くないこともないが面白いとはっきり言える映画ではないと思う。
リサがビールのふたを開けるときにプルトップだったから意外と昔なのかな?
養老があるけど。
560 :
名無シネマ@上映中:2008/10/08(水) 16:03:54 ID:jEg3i2Oh
大人が見ても退屈だけどね
昔のディズニー映画の焼き増しみたいだ
佐藤健志のポニョ評読んだが凄いこじつけだぞ
これで金もらえるのか、たまらんな・・・
え・・・そういえば。
そんな20年以上昔の話にはみえなかったけど。
563 :
名無シネマ@上映中:2008/10/08(水) 16:49:06 ID:NN7dvpnN
反省会はどこでやってるの?
564 :
名無シネマ@上映中:2008/10/08(水) 17:07:13 ID:UBk9VPao
558の必死さ・・・マジでワロタわ。
565 :
名無シネマ@上映中:2008/10/08(水) 17:42:09 ID:rRI/Yr70
>>564は何をそんなに必死になってるの?
頭の中が批判で一杯のポニョすら作れないくせにw
>>562 チャイルドシートしてるから現代ではあるんだろうけど。
ビール飲むのにテンポが崩れるからって理由なのかもしれないけど
今更なんで違和感出るね。
ポニュみたいなのはテレビシリーズで一年ぐらいやってくれたら面白かったかも。
>>471 リサがひまわりで老人を名前で呼ぶことに慣れているってことですんなり納得したんだけど?
>>566 いやぁ、むしろ短編ですっきりした童話風のほうが。
>>567 りさは老人を名前呼び捨てしていたっけ?
ぽにょのテレビシリーズはいらないなぁ ハウルくらいがいいんじゃないの?
あれがいろんな伏線満載だと思うし。
ポニョ見て感じた事
監督はソウスケに自己を投影したつもりかも知れないが、彼の本質は確実にフジモトの方にあらわれていた。これ自体はまあいつもの事だ。
しかし、今回は「悪役」として主人公に追い払われるのではなく、「実は子供思いのいい人」の振りをしてまんまと逃げおおせた。大した開き直りと言うか、自分を甘やかすにも程がある。
フジモトの人格や彼の欲望は、他の登場人物から厳しく「批判」されるべき性質のものだと思う。何故人間を嫌うのか、彼の「魔法」に一体どんな意義があるのか、と。
そして、彼がその「問い」を真摯に受け止め、何らかの「決断」を下すことが事態の収拾に寄与する形であったなら、この物語はもっと感動的なものになったと思う。
まあ、ジブリ映画にそんなこと望むべくもないけど。
ポニョの登場人物はみんなパヤオの一部分を体現してたように思える。
なんか押井の映画みたい。
関係ないけど、ノーベル物理学賞受賞の益川教授。
受賞についての奥さんへのインタビューで
「いちゃもんの益川って言われるんですよー」って言われてるし
映像から偏屈そうな、でも面白い感じの独特の人だなぁ、
なんか誰かさんと同じ系のにおいがするな〜と思って見てた。
で、ネットのニュース記事見てたら、教職員組合の書記長だったとかw
小林教授は逆にクールな理論派で、益川教授は発想の人らしい。
性格の違う二人が組んだことで、素晴らしい仕事ができたんだって。
つまり、やっぱパヤオが高畑さんと一緒にやってたのは、
すごくいい巡り合わせだったんだなぁと再認識したよ。
>>569 ああそうだね、それこそ大人の役割らしい。
一度挫折したものなり、放り投げたものに対して誠実に向き合い、
長いこと苦労して辛苦の末に、意味なり覚悟を手にして、
それが世界の修復の一助になるなら、こんなに感動できるものはない。
それを裏の話として表に子供の明るい大団円があるのなら。
とてもとてもあかるい未来のはっぴーえんどだと思うんだ。
574 :
名無シネマ@上映中:2008/10/08(水) 22:28:02 ID:gogJ7JFA
さあお行き。振り向かないで。
>>570 「悪役と戦う」というストーリー展開に興味がなくなってしまったんだろ
千と千尋も最初の設定では湯婆婆と戦うはずだったのを
あえて変更したって事になってたし
フジモトは最後の握手のシーンで人間側と和解したんだと思う
そもそも悪人側にも愛すべき人間はいる、というのが宮崎アニメの
テーマでもあったわけだし
あれはあれでいいんじゃない
>>573 >一度挫折したものなり、放り投げたものに対して誠実に向き合い、
長いこと苦労して辛苦の末に、意味なり覚悟を手にして、
それが世界の修復の一助になるなら、こんなに感動できるものはない。
確かにそれは感動的かも知れないと思う
でも宮崎駿ってそういう描き方する人だったっけ
漫画版のナウシカはそういうキャラだったかも知れないけど
二時間の映画の中ではキャラの心理的葛藤はいつもはぶいて
描いてたように記憶してる
>>576 フジモトを「悪役」にして戦え、何て、俺書いてないけど?
むしろ、主人公への協力の仕方が中途半端だったと思うんだよ。最後の握手にしたって、取って付けたみたいで甘っちょろい。
俺としては、「ポニョを人間にする代わりに、フジモトは魔力を失う」くらいのジレンマを抱えて欲しかった。それでもポニョを人間にしてやる「決断」が出来たなら、本当に「子供思いのいい人」になれたのだが。
>>578 おれもフジモトが主役の物語ならけっこう面白くなったと思う。
ポニョと宗介は準主役の域を出てないよな。
フジモトは悪役だったの?しらなかった
大人の役割って昔はもっと上手に描いていたよ。監督
今回そういうの全然ないけど。
ラピュタの周りの親方一家や街の人 泥棒一家
さつきやめいの周りの村の人やカンタ一家
皆、主人公のために頑張ってくれて 案じてくれる仕事かえりの
畑のおじさんがいたり。
今回の脇役の島の人って皆遠巻きに拍手するばっかり。
>>580 いや、悪役という感じではなかったよ。むしろ「陰の主役」だったし、なかなか愛らしくもあった。ポニョからは憎まれてたけどね。
> 今回の脇役の島の人って皆遠巻きに拍手するばっかり。
アレが何か、典型的な「ジブリの客」を描いてるみたいで、薄気味悪い。作品の中でまで自分をマンセーさせるなんて、どんだけ老醜なんだ、と。
一応本編ではポニョと宗介の仲を引き裂く役割だから
悪役なんじゃないの
もしくは悪役を演じざるを得ない大人側、か
1人であたふたあたふたしているばっかりだったから、
3枚目の役にしか見えなかったよ。
ちなみに俺のフジモトの印象
「クロトワがハウルのコスプレをして、ナウシカの実験やってんのか。サービス満点だな(笑)」
585 :
名無シネマ@上映中:2008/10/09(木) 01:20:32 ID:NwigH/RB
>>580 今回のポニョはメイちゃんがチビトトロと結婚するって言い出すような話だからな。
地に足のついた農家のおっさん(千葉繁)とかでてきたら一瞬でぶちこわし。
当然否定されるべき世迷い言のような話なのにまともな大人が出てこないまま
無理矢理突っ走ったこのモヤモヤ感。
>>580 >今回の脇役の島の人って皆遠巻きに拍手するばっかり。
あー、それで遅れてきたセカイ系?とか言われてんだね。
587 :
名無シネマ@上映中:2008/10/09(木) 06:10:11 ID:iYOoC9tQ
>>565は何をそんなに必死になってるの?
頭の中が嫉妬で一杯のネット以外書けないくせにw
>当然否定されるべき世迷い言のような話なのにまともな大人が出てこないまま
晩飯にチキンラーメンを出すな、ガスも電気も止まっていてもちゃんと料理を
作れとか老人が取り残されていても見すてろとか言う人間を「まともな大人」と
言われてもねえ。
単に現実が見えなくてオロオロしてるだけの観客より、作中の大人は二歩も三歩も
先を行ってるってだけの話でしょ。
チキンラーメンの場面は、単純にうまそーとか、母親らしいやり方に
好意的な意見をよく見かけたよ。ちゃんとした料理を作れ!なんてごく少数だろ?
老人が取り残されていても見捨てろとか言うのか、
おまいはオロオロしてるだけなのか、
なんてまんまパヤオのスタッフへの罵倒と一緒じゃん。
あすこらへん、一応理屈はつけてあるんだよね。だけど観客の多くを
納得させられるほどの説得力はないなー、ポニョとそーすけ二人っきりに
させたくて無理やっちゃっただけでしょ?って感じ。
作劇上の都合とか意識しなかったけどな
2chに居ると押井と鈴木の対談を繰り返し目にするからね
作品の感想までその影響を受けてしまいがちだけど
ポニョに二人を会わせる為だ
とか
ポニョと宗介二人にする為だ
なんて、自分は観ながら考えてなかった
本当に観客の多くが鑑賞中、そう思って観ていたのかな?
かなり怪しいけど
591 :
名無シネマ@上映中:2008/10/09(木) 07:41:20 ID:sjqXLFPB
長文自演君はそろそろ気付け。
「誰もまともに読んでない」ということに。
何が楽しいのか知らないけどさ。
>>590 元来細かい辻褄は気にならない方なのだが、
リサがケアセンターに帰ると言い出した時点で、
自分には「ピアノ線が見えてしまった」。
>>592 自分も最初そう思ってたけど、
あのケアセンターは低いところにあるから
おばあさんたちや荷物を避難させるために
引き返して手伝いにいくのはありかな、と後で思った。
一人だとかわいそうだけど二人なら、と置いて行くかも。
とりあえず一番高い場所で安全だし。
>>592 鋭いね
この人は介護士さんだからお婆ちゃん達が心配だろうなあ
とか思いつつボケーッと見てたよ
以前NHKでやっていた特集番組を見たせいかな
「介護士さんにとって御世話する人はもう一人の家族なのです」
みたいなナレーションが頭に残ってて、
リサもそういう一人なんだ〜とか思ったり
リサがセンターに戻ったのは、信号のような光が見えたからだったよね。
おかしな行動とは思わなかった。
宗助が設定だけの五歳児ということはそれまでにわかっていたから
置いて行くことに何の抵抗も感じなかった。
ラーメンには、とにかく温かいものを食べさせようという愛情を感じた。
フジモトは悪役と思わなかった。むしろ漏れは心情的にフジモト側だったので
反抗しまくるポニョにイラついた。
あきらめろ
ラピュタみたいなのはもう作れないんだよ
作ったとしてもラピュタみたいな話になっちまう
コナン、カリオストロ、ラピュタの三つは
設定同じだったからな
あれで完成されてしまった感がある
あの手法をもう一回使ってみたのがon your markだった
でも本人からしてみればそれは手抜きだったわけで
ラピュタみたいなのを見たい人はラピュタみりゃいいんじゃね?
おれは一ファンとして次にどんな形で観客を裏切ってくるかって事に興味がある
へ?次なんかもうないよね?
これでおしまい ちゃんちゃん
598 :
名無シネマ@上映中:2008/10/09(木) 13:23:45 ID:GM9PCNh4
あと一作はいけるよね監督?
599 :
名無シネマ@上映中:2008/10/09(木) 13:27:28 ID:iYOoC9tQ
5歳児だのなんだの、子供のためのアニメといいつつ、
大人のエゴまるだしのクソ映画。
こんなの見るの大人ばかりだから、子連れの甘えエゴまるだしの大人が増えるだけ。
ひげ面の監督というやつにも、テレビで見るたび、いつも傲慢なエゴを感じとってきた。
>こんなの見るの大人ばかりだから、子連れの甘えエゴまるだしの大人が増えるだけ。
ひげ面の監督というやつにも、テレビで見るたび、いつも傲慢なエゴを感じとってきた。
そうか
それがこのスレのアンチの総意、というわけだな
ところでおまえ佐藤じゃないだろうな
601 :
名無シネマ@上映中:2008/10/09(木) 13:46:06 ID:iYOoC9tQ
600みたいのが、自分の世界に閉じこもりやすいアニメオタの弱点をあらわしている。
なんでも知ってるやつにこじつけたがる。おまえ、誰々だろ?とかね。アフォらし。
世の中はな、おまえが思ってる以上にいろんな考え方をする人間であふれてるんだ。
602 :
名無シネマ@上映中:2008/10/09(木) 13:52:56 ID:GM9PCNh4
同感だが君も人の事言えないんじゃ
>>592 そういう風にリサがそーすけと離れる必然性を出したかったんだろうけど、
不自然にしか見えずに、結果的にとにかく今後のそうすけの冒険を書きたいがために
無理やり二人を離したんだな ってピアノ線なら見えたな
なんかそもそも、そのためにりさを山口智子っぽく大胆なカッコイイ現代女に
見せようとしていたような。
でもまぁ 説得力無かったな こじつけがましい。
こういう女性に憧れもしないし、現実にいる感じもあまりしなかった。
何もかも子供のための映画と考えたらまずリサが邪魔。
リサの行動や喋り方すべてがひっかかるし、何かと不自然。
彼女は曖昧に薄暗い現実を背負っていて、ファンタジーと馴染んでいない。
彼女のキャラにそれを吹き飛ばすほどの、強い個性や存在感や魅力がない。
それならもっと背景に徹したほうが良いような。
遠くで拍手を送る島の人くらいか、いっそ両親海外で過ごしていて不在
(なぜか昔からアニメなど子供番組の王道設定w)
宗介はホームの祖母と一緒に育てられているなど現実そんな仕組みは
ないだろうけど、それくらいの非日常感でもかまわない。
別にそれでも宗介とぽにょの冒険はすんなり始まると思うんだけど。
>>604 押井はハヤオアニメを評して「皆で一緒にどっか行こうって映画」と言ったけど、
人と家族と社会ってものの関わりを絶対的に練りこんできたから、むしろそうすると
寄って立つものから大分剥離してしまうんだろうね。ちなみに両親が出て来なかったのは
パンダコパンダぐらいか。あれは出てきてはお話にならないんだけど。
606 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/09(木) 16:55:44 ID:3/Zzcb5A
気になる点はいくつかあるけど、半魚人から人間の姿に変わるのに
は魔法の力で変身してるんでしょ?
ポニョは無垢な女の子なのに、その醜い半魚人の姿は宗佑には
見せないよね。
海からやってきたときも、絶妙なポイントで変身してるし。
って事はポニョは自分の姿では嫌われるから人間の女の子に
変身して宗佑を騙さないと、嫌われると計算してるわけだよね?
純粋な女の子に見えて、中々ずるがしこいよねぇ。
まぁ、女の子自体が可愛くないと物語にならないっていう監督の
都合的な演出見え見えで非常に萎えたよね。
偽物の純粋ほど醜い物はないわけ。
つまり、可愛くない女の子にはあの物語は訪れないという、外見的
差別映画なわけだがね。
607 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/09(木) 17:01:29 ID:3/Zzcb5A
後、リサが嵐の時に命がけで大波がきてるのに、橋だっけ?を
渡ろうとしてるシーンも疑問を感じたよね。
家に帰る動機としては、成立しないよね。
あの嵐なら、宗佑すら死の危険もあるわけだし。
つまり我が子への愛情よりも、映画的に家に帰る方をリサは
選んでるよね。
まぁ家に帰らないとポニョに感動的な再会ができないから、無理矢理
命がけのドライブしたんだろうけど。
ただ、嵐の中車を飛ばして波をよけて家に帰ろうとするシーンは
ある意味この映画の柱部分でしょ?
そこでポニョも現れるわけだし。
ただその動機が余りにもご都合的なんで、嵐のシーンに感情移入できずに
失敗してると思ったけどね。
家に帰るという明確な動機があれば、嵐のシーンもドコドキ感はでたはず。
子供から見た世界なんだと思う。
なんだかわかんないけど、お母さんすごく怒ってる、とか、
実は世界が大変になってるんだけど、お母さんが帰ってこれないのは
「道が沈没しちゃったからだよ」・・・って、それだけかい!みたいな。
お母さんが死んだのがわかんなくて、葬式で小さい子が
きょとんとしてるみたいな。
なんだか、うまくいえないが。
>>606 魔法使うときに、思いっきり半魚人に戻ってますが。
611 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/09(木) 17:11:57 ID:3/Zzcb5A
>>604 いや、あの半魚人の姿をまず宗佑が受け入れない限り
ポニョと宗佑の愛は純粋ではないって事。
はっきりいえば、あの年代で純粋は愛は存在してるのね。
宗佑くらいの年代って人を好きになる事自体が純粋なの。
それを大人が無理矢理、宗佑はポニョの命を救っただの
大人の世界の汚い理由を無理矢理つけて、いかにも純粋な
愛が芽生えましたみたい作り方してるの。
そして、おまけに半魚人のポニョを魔法(ご都合的)で人間の姿に
変えて、あたかも、子供の純粋な愛の物語に変換してるんだよ。
表面上は一見純粋な映画かもしれんないけど、その裏は大人のエゴと都合
という宮崎が嫌うであろう物が渦巻いてる映画なのね。
612 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/09(木) 17:17:19 ID:3/Zzcb5A
もし映画的にポニョが宗佑を好きになったら、あの半魚人のまま
会いにいくのが普通でしょ?
ポニョには、人間と半魚人の境目なんてないわけだし。
ましてや、自分の姿を見て宗佑(人間)が驚くわけないって思うでしょ?
つまり、人間の姿に魔法で変身するという動機が全く映画的に
説明されてないわけ。
これって非常に重要な要素だと思うけどね。
じゃないと、人間の姿をしたポニョに疑問が湧くから、その疑問を
抱えたままで映画うぃ見ないといけないの。
つまり、ポニョが登場したシーンが全ての失敗なわけ。
>>612 えーと、たまたま魔法の水に触れて人間になっただけで、
ポニョだったら半魚人のままでも会いに言ったと思うよ。
でも、宗助に近い形態になれば、さらにうれしいってのも当然だと思う。
614 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/09(木) 17:23:05 ID:3/Zzcb5A
思うんだが、子供の世界って大人の世界と実は同じなんだよ。
相思相愛なんてそう簡単じゃないわけ。
あの年代の愛を描くのなら、宗佑はポニョの姿を見た時
怖がらないとダメだよ。
で、純粋なポニョも苦悩させるべきなんだよ。
どんなに純粋で強い思いがあっても、越えれない物はあるって
表現させるべきなんだよ。
ただ、そこで諦める事は意味がないわけ。
615 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/09(木) 17:25:45 ID:3/Zzcb5A
>>613 宗佑と会うシーンでリサがポニョを抱きしめようとした時は
まだ半魚人だったよね?
で、股をすりぬけた時に人間の女の子に変身したじゃん。
つまり、あの股をすりぬけた時にポニョの意思で人間の
女の子の姿に変身したわけでしょ?
たまたま魔法の水にふれたっていつの話なの?
君の気がふれただけの事じゃない。
616 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/09(木) 17:27:58 ID:3/Zzcb5A
最近、色々な映画の板に行くわけ。
で、凄く思った事があるのね。
それは、2ちゃんねらー(笑)っていうのは映画を見る才能も
なければ、感受性、ましてやセンスも皆無なわけ。
わかる?
大きな問題点には何も気がつかず、ただ与えられた映像を
見てダンスしてるだけなのね。
図星でしょ?
617 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/09(木) 17:29:57 ID:3/Zzcb5A
そもそも40までスレが流れてて、一回でも本質に迫るような
問題点はでてきてるわけ?
声優がどうだの売り上げがどうだの、その程度の意見ばかりじゃないの?
映画を語るには君達はまだ早いわけ。
結論から言えば社会を知らなさすぎるのね。
議論できないじゃん、君達は。
>>615 いつって、フジモトが命の水をためてた井戸に
海水が入ったときですよ。あの部屋に行ったのは
ポニョの意志じゃないと思います。
そう思うのも、気がふれてるとおっしゃるのなら、もうやめますが。
映画って、語らなきゃいけないものなの?
観て楽しかったって、それじゃだめなの?
それで、どんなところが楽しかった、とか、あそこは
ああしたほうが良かったよね、とか、あれは、そんな意味があったのか
とか、みんなで、普段話せないような人たちとワイワイ言う場所が
あってもいいじゃない。
ようやく名乗るようになったんだな
スカクロスレはもう終了なのか
>>615 物語の前半でバケツに入ってた魚形態のポニョが
宗介にアプローチしてくる女の子を見てたよね
あれもポニョが人間の世界を知った出来事の一つだし
幼いながら好きな男の子を喜ばせるとか、振り向かせる行為に目覚めたんでは
アプローチするのは人間に限らず、鳥なんかもオスメス間で行うから
一種の本能なんじゃない?
ともあれ、あのシーンでポニョは
宗介のガールフレンドに嫉妬していたから
宗介に出来るだけ自分の可愛いらしい姿を見せたい、そう思う切っ掛けにはなるでしょ
ポニョの本名が北欧神話からきてるっていうけど、全部ぶっ壊して一からやり直しって所もラグナレクのそれっぽいよね。
全体的なモチーフとして北欧神話があるっぽい。
>>607 リサ視点で描こうとしてないからだと思う
意図的に描かなかったというか
家に帰った後のリサは、夫の安危に関わる言動が多々見られるけど
中でも、「家の明かりがお母さんやお父さんの勇気になる」
みたいな発言があったよね
それくらい、家に帰って夫との繋がりを設けるという行為が
リサ個人にとって大きな位置を占めていた、というのは伝わってきた
だからといって大波を被って運転する直前、
リサが家で成し遂げたい想いを挿入→説明するのは、どうかなあ
子供視点でなくなってしまう
あそこは(強引な)親の想いに巻き込まれてしまったり、付き合わされる描写こそ
ある意味、子供自身が共感できる視点なんでない?
623 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/09(木) 18:58:33 ID:3/Zzcb5A
>>615 >みんなで、普段話せないような人たちとワイワイ言う場所が
あってもいいじゃない。
君の言う普段話せない会話っていうのは、賛成意見限定なんですか?
そりゃ随分会話が弾むでしょうね。
フフフ
>>幼いながら好きな男の子を喜ばせるとか、振り向かせる行為に目覚めたんでは
君は映画を見てますか?
この映画はポニョが純粋に宗佑が好きになり世界を滅ぼそうとも真っすぐに
宗佑に会いにくる映画ですよ?
そこには男を喜ばせるとか、振り向かせる行為などという俗的な行為を入れれば
まっすぐな気持ちが損なわれる結果になるんですよ。
シンプルであるが故にポニョの気持ちは純粋で真っすぐでないと
この映画は成立しないんですがね・・・
映画の空気は読めないみたいですよね?
624 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/09(木) 19:02:57 ID:3/Zzcb5A
>>622 ではあのシーンは子供の悲劇という解釈はされてるんですか?
もし、悲劇的に描くのなら、あのシーンはもっと現実的に
描くべきでしょう?
水は魚になってるし、宗佑は一つも怖がらず、走ってきてる
ポニョを見つけた。
そして、あのシーンは宮崎が得意とするアクションシーンそのままの
表現です。
つまりあの部分は泣かすのではなく、楽しませるシーンだったと
解釈されますけどね。
過去の宮崎映画のアクションシーンをご覧なさい。
悲壮感のあるアクションシーンは一つもない。
あるのは映画的なサービスだという事なんですよ。
しかし、あのシーンが大人の行為に巻き込まれる子供の悲劇なんて
どう見たら感じ取れるのか不思議でたまりませんよ。
>>605 でも、両親はけっこう背景ばっかりが多いのでは?
リサみたいにでばってくる方がめずらしいのでは?
そしてあまり上手い大人の描き方ではなかったように思う。
りさも最初やけにでばってくるけど、途中消えたと思ったら
次にはすべてわかってますよ。みたいな顔で出てきて
結局彼女に何がしたいのかわからなかった。
626 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/09(木) 19:30:30 ID:3/Zzcb5A
介護老人ホームもあきれて物が言えませんよ。
単に旬だからとりあえず描いておいたみたいな表現ですよね。
そこで働いてる物達の悲劇すら何もない。
そして、老人ホームの演出の意味すら何もない。
ポニョは、作っていく段階で、ある事象に沿って作品を展開するというか、
そういうものは有ったとは思うです。
で、それなら観ていく上で「正解」のようなものが有るかと言うと、前提と
して作り手が作品を作る過程で「ものさし」にしたものは有るけれど、
全ての観客がそこに到達することはそれ程重要で無いように思うとです。
むしろ個々の観客が感得したものそのものが、ちょっと他の人と違っていても
その観客にとっては良かった事だと思う。
ポニョは装置だと思うとですばい。
ポニョは現在の普通のものつくりとは違う。むしろ先端で偽古典的なように
思うとですよ。
古典は、その内容に、余りに普遍で後代論ぜられることが無くなった考えとか、
感激とかが、ちょっと青臭く大仰に書かれている。
そういうものに不意に胸を打たれ救われることも有る。それが古典の内包する
「真理」とですばい。
もうひとつ古典は後の世で整理され、約束事になった「文法」がまだ出来ていない
場合が有る。感動させるルーチンは逆に容易です。
ポニョは言わんとしている事も有るようですが、まずリズム感を楽しむです。
昔の本(例えばアイザック・ウォルトンの釣魚大全とか)読むと、一言で言えば
長閑というか、話の進み方が脱線脱線というか、
「これが結論だからこれに導く効率的な方法」としての物語に描かれていなと
ですよ。むしろ懐疑的になれば撹乱的韜晦的にすら感じる。
そして昔の人が昔の同時代的に悩んだ事柄は忘却の中でマイルドに後世は感じられる
こともあるかなと思うですよ。昔は優しかとですばい。
レトロを表現するのにレトロな意匠を持ってくるので無くて、現代の道具とか
生活とか出しますが懐かしく感じた気がするとです。
いま古典を読み返すことはそのぽっくりかんとした
「のどかを楽しむこと」ですばい。古典は繰り返して読まれる。
コテハンうぜぇ。
それはその時代では普通に先端であり 時間の流れも普通の流れだった。
ぽにょは現代の設定にして宮崎の最終にして
最先端?擬似古典?そんな大層なもの?
いろいろう伏線はったりしておいて、ところどころ宮崎アニメの香りを
残しながら結局収拾しきれなかっただけでは。
どっちつかずの中途半端
ほぼどのキャラクターも、独り言で単独行動
語り合うことなく宣言するだけ。
関わりあうことも助け合うこともしない。
>>626 その前に、「ポニョは無垢な女の子なのに、その醜い半魚人の姿は宗佑には
見せないよね。」
と言う君の疑問はもういいんだな
子供の世界も実は大人の世界と同じなら
多少見てくれだって気にするもんな
君の言ってる事矛盾だらけだぞ
自分のこと醜いなんてぽにょが思ってるなんて考えすぎでは?
ただ、そうすけと同じ格好になるのが大事と思ってただけだと思うけど。
人魚姫だって人魚の自分が恥ずかしいと思ってたわけじゃない。
ただ、王子様と一緒にいつまでもいられるために同じ人間になりたかっただけ。
>>623 世界を滅ぼそうとも、といった自覚或いは決意めいた物というか
その視野自体を、ポニョさんは持ち合わせてないと思いますよ
それに気に入った男の子と好き合いたいと、小さい女の子が強く願ったとして
着飾ろうが、可愛さを演じようが、それはそれで純粋だろう
そう思いますけどね
幼児は無垢なので、そうじゃない!と思いたい方もいるでしょうけど
バレンタインデーやお誕生日会において
必死になって準備する彼女達を、間近で接する機会がありますが
それはやはり俗的な物というより、純粋な真っ直ぐさを感じます
幼いながらも真剣なんですよね
没頭する彼女達にとって、それが世界なのかなあとも
>>624 悲劇だとは思いません
劇中では助かる訳ですし、その母親が取った行動が誤りとも言い切れない
子供時代には、事情が飲み込めない親の行動に対し
その身を委ねざろう得ない体験が、まま在るというだけです
その際
子が親を信頼していたら大して怖くないし、逆に快感すら感じるものですよ
それにあの場面で観客に与えられた情報は
子供と同じなんですよね
つまり、よく分からないけど兎に角お母さんに任せるしかない、という立場に置かれます
あくまで子供視点で描かれていて、なかなか面白かったですよね
女の子は幼児ながら計算もするし、お友達の誰よりも自分が綺麗になろうと欲も深い。
それこそむき出しになる子だっている。
ただ大人と違うのはそういう気持ちも長続きしない。つまり根にもたないわけ。
そういうのが無垢じゃない。っていうんだったら無垢な子なんて赤ちゃん以外いない。
年中〜年長でしょ?
お遊戯会の、親も巻き込んだ熾烈なお姫様役取り合戦を知らないねw
子供に夢を見すぎ
女の子は5〜6歳にして無意識に徒党を組むってこと知ってるから。
先生が無難に子供たちだけで、じゃんけんで決めさせようとしても
彼女たちは「○ちゃん 一緒にお姫様になろう!」
「○ちゃんは おばあさん役ねっ」っておとなしい子やあまり我のない子に
手を降ろさせるもの。
まぁ それも勿論自分の気持ちにまっすぐといえばまっすぐと言えるけど。
636 :
名無シネマ@上映中:2008/10/09(木) 20:38:49 ID:MqnoX+8d
>>606 > つまり、可愛くない女の子にはあの物語は訪れないという、外見的
> 差別映画なわけだがね。
なんか、日教組の職員とかプロ市民がいいそうなセリフだよね。
当たり前なんだよ。ヒロインがかわいいとかヒーローがかっこいいとかさ。
おれに言わせれば、お前みたいにポニョに文句つけてるやつって、プロ市民系じゃん。
プロ市民って、センスないでしょ?
もっとはっきりいうと、くだらないことに目くじら立てるとこがナンセンスなんだよね。
可愛くなりたいってより人間になりたいって思いだろうな。
>>636 プロ市民認定すればそれで満足なのかい?
いかにもプロ市民的な発想でプロ市民を弾劾しているように見えるね。
宗佑に母親を取るかポニョを取るかの選択をさせるような展開にすれば
ちったあ面白い話になったんだろうが、
ぽーにょぽーにょぽにょ♪
なんてお気楽に歌うような映画にはならんだろうな。
つか、宗佑がポニョを取った場合、それはフジモトの轍を踏んだことになるのか。
宗佑がポニョを拒否した時はどうなったんだろうな。
世界は破滅しておしまい?
それはそれで面白そうだ。
642 :
名無シネマ@上映中:2008/10/09(木) 22:36:53 ID:iYOoC9tQ
老人が町全体を犠牲にして若返る話について、
アニオタがあ〜でもないこ〜でもないとしたり顔で語るスレはここですか?
よくわからないけど、プロ市民て言葉出す人は
なにもかもひっくるめてスルーすることが一番てことだけは知ってるw
といって コテハンの長文意見もだいたいスルーするけどw
>>642 >600みたいのが、自分の世界に閉じこもりやすいアニメオタの弱点をあらわしている。
>なんでも知ってるやつにこじつけたがる。おまえ、誰々だろ?とかね。アフォらし。
>世の中はな、おまえが思ってる以上にいろんな考え方をする人間であふれてるんだ。
お前アニヲタだろ?とかしたり顔でレッテル貼りをしてる人が最低一人はいるスレならここですよ。
自己矛盾に気づかないのってかっこ悪いですね。
>>641 お前、解りやすくて好きだわw
いや、褒めてんだぜ。
長文自演よりははるかにマシ。
>>646 俺は新参だからお前なんて全然知らないけどね。
中身のない合いの手だけ入れてるから突っ込んだだけだ。
自分を誰だか認識してもらいたければ固定になるか気の利いたレスでもすれば?
648 :
名無シネマ@上映中:2008/10/09(木) 22:53:28 ID:iYOoC9tQ
>>645、おまえ必死だなw マジ笑える。
いや、マジで笑ってるよ。大笑い。
わるいが田舎者かまってやるのもここまで。
飯食い終わったからセックスするわ。
じゃ。
>>647 がんばれ。その調子。
最近のこのスレには、意外とお前みたいなのがいた方がいい。
理由は伏せるけど。
余計だが、一応俺の立ち位置表明しとくと、ポニョ支持派。
パヤのあの魔球は、上手に受け止めた者勝ちだと思ってる。
>>648 その格好いい捨て台詞で自我を保てるならそれはそれで幸せだと思うけどね。
こっちは貴方さまが誰と戦ってるのかさっぱり分からん。
まあ戦うのはいいことだと思ってるから止めはしないが。
>>649 何でお前みたいな自己主張をする奴が多いんだろうな。
俺の立ち位置とか知らんがな。
あんた誰?
素直に固定になれよ。
それから「魔球」なんて言葉遊びに逃げないで何をどう受け止めたのかをわかりやすく書かないと。
人の応援する前にまず自分のことを。
ごちゃごちゃとしたストーリー展開でなんかわからんが
最後まるく収まるって手法は千と千尋以降だな
3回続けて同じことやってるし
次はもっと別のもんが見たい
それまで死ぬなハヤオ
>>651 ラスト近くの展開は同じでも、手法や主題は進化してると思うよ。
そこがおもろい。
「それまで死ぬなハヤオ」は激しく同感。
>>651 ぽにょってごちゃごちゃしてるかな?
物語性がないから筋を見失ってるだけじゃないか?
構成的に案外すっきりはしてるよ。
要するに中身がないってことなんだけどね。
ポニョの主題ねえ…。
ていうか 次はないって次は・・・
ポニョの主題って何なんだろうな。
と問いかけると黙ってしまうのが普通の人の反応だろうな。
主題は…
愛じゃよ。愛。
愛でしょ愛 一応は。
でも、しいて言えば老人の夢 主題とはいえないかw
全編通して感じることは
老人が自分が子供に還ることを夢想する夢かな
愛ね。
愛にも色々ありますがどんな愛ですか?
愛ってなんて都合のいい言葉なんでしょう!
つか主題に愛の含まれない映画を探すほうが難しいぞ。
662 :
名無シネマ@上映中:2008/10/09(木) 23:28:05 ID:MqnoX+8d
>>638 人間は理屈には感動しないんだよ。美しいものに感動するわけ。
映画ってのは鑑賞するものであり、美しい風景とかわいい子どもとか美人が出てきて
話は進んでゆくんだよ。そこに魅了される。
ポニョがかわいいのは当たり前。
それにケチつけるやつなんて野暮だと思わない?
プロ市民てのは野暮の代名詞だからね。わかりやすいだろう?
663 :
名無シネマ@上映中:2008/10/09(木) 23:29:34 ID:MqnoX+8d
ポニョの主題は、「ポニョ、よかったね」だよ。
>ぽにょってごちゃごちゃしてるかな?
>物語性がないから筋を見失ってるだけじゃないか?
>構成的に案外すっきりはしてるよ。
>要するに中身がないってことなんだけどね。
キミの言動が錯乱しているかラリっているらしいことだけは
生々しいリアリティで伝わってくるよ。
作中で現実的な愛を持ってる人物は一人もいないと思うがね。
強いて上げるならリサだが、
彼女は最後の最後にイモ引いてしまった気がするな。
とっもだっち100人でっきるっかな の
子供の友情愛でしょ
おお書いていてぽにょの理想的なエンディングが見えてきた。
最後、フジモトもリサも島の人もトキさん達ホームのお年寄りも
グランマに魔法かけられて
皆皆子供になってあははうふふしてエンドにすれば良かったのでは。
グランマに守られて永遠のユートピアの出来上がりっと。
すべて世はこともなし
こっぱずかしいこと言うけど、ポニョって映画は愛が溢れてるんだよ。
依存や執着や惰性ではない愛。
これは意外と貴重。
ハウルの後で一気にここに還るとは、さすがのパヤオ。
>>662 人間は理屈には感動しないという理屈を振りかざすのは自己矛盾。
愛に理屈はないというが、愛ほど純粋な理屈はないんだよ。
それからプロ市民って言葉を君は誤用してるから注意するように。
ただの差別用語として使ってるのなら、君はその程度の人間ってことだ。
他人の粋不粋を論じるのはおこがましいね。
今回前半母親が意外と出番あったけど、りさはいろんな意味で邪魔だったなぁ
結論出たね。
ポニョのテーマは幼稚な愛。
>>669 ポニョの最大の敵はリサだから邪魔者でいいんだよ。
この話はリサvsポニョだからね。
672 :
名無シネマ@上映中:2008/10/09(木) 23:47:06 ID:MqnoX+8d
>>668 プロ市民というのは、「くだらないことに目くじらたてる人たち」という認識は
あってると思うよ。本来の意味がどうだか知らないけど、現在はそういったニュアンスが
多分にある。
「ポニョのテーマは幼稚な愛」とか書いてるけど、そこらへんが野暮の野暮たるゆえんなんだよね。
崖の上のポニョの主流をなす「おとなたちの粋な計らい」ってのが野暮にはわからない。
>>669 意外と「BAKAAAA」が子供っぽくて可愛いからよし!
愚痴を言われたり、ガマンして優しく「気をつけてね」とか言われるよりも
大事にしてやらなきゃって思う。
耕一は多分何も考えてないけどw
>>671 幼稚ととるか無垢ととるかだけどねw
リサvsポニョにさえならなかったからりさの存在は邪魔なんだと思うんだが。
1人現実背負った女のようにみせたかと思えば、
最後はふにゃふにゃと尻つぼみに曖昧な立ち位置でエンド
いろんな意味でいらなかったキャラだなぁ
>>672 >崖の上のポニョの主流をなす「おとなたちの粋な計らい」ってのが野暮にはわからない
この映画を粋とか野暮でくくってるのならその理由を書かないとね。
それはあくまで君の理屈なんだから。
なぜ粋で、なぜ野暮なのか。
見たままを受け入れろ。
意味なんてないんだ。
ポニョが可愛ければいいんだ。
これはただの思考停止。
この映画はただ絵を見て楽しむものですと言うのならそれはそれでいいが、
そのときはこの映画の内容が空っぽであると言ってるのと同じことだが、
粋な君はそれを鯔背に受け入れるってことだろ?
>>672 おとなの粋なはからい って そういう風に監督は言って欲しいんだろうな
ってのはわかるけど、実際そんな描写たいしてなかったよ。
過去の作品と比べても10分の一もそういう風にみせる努力ないし。
勿論脳内補完してあげるのは良いと思うけど、そこまで親切に考えてあげられないわ
>>674 ポニョは無垢だよ。
で彼女の周囲は幼稚な愛の持ち主。
似てるようで違う二つの愛。
この映画の世界には大人の愛を持っていては存在出来ない。
粋な計らい=責任の放棄
とも取れるな。
>>676 そーかぁ?監督そんなこと考えてるか?
むしろ粋な計らいとは間逆の描写をしていた気がするけどなぁ。
>>675 空っぽに見えるというのが不思議だな。
こんなにクドくてもたれるぐらい濃密汁なのに。
ポニョが放つ一番重要な波長を捉えるセンサーが
弱かったということじゃない?
もちろん単なる短長や優劣じゃなくて、センサーって人それぞれだからね。
>>674 最後リサはポニョのママに恫喝されたと思えば彼女の境遇に同情できるかも。
得体の知れない半漁人に愛してやまない一人息子を取られる母親…。
涙なくして見られないね。
幼稚ってリサやフジモトの愛のこといってるの?
まぁリサはいらんけど、フジモトはもっと掘り下げたら面白いキャラだったと
思うよ。
だれかが上で言ってたけど、フジモトにもっと役割を出したらいいと思った。
ぽにょを人間にする上で、なんらかの犠牲をともなう決断なりがあったらちょっと良かったな
人魚姫でも姫のお姉さん達7人全員が人魚姫を人魚に帰してもらうために自分達の髪を
魔女にあげるかわりに短剣をもらってくるようなそんな犠牲と覚悟があったからね。
>>680 得てして鈍感な人ほど自分の純粋さを主張したがるものだ。
ポニョが放つ一番重要な波長とは?
純粋な愛?
それを描くためだけにこの映画はあるの?
ポニョの正体はただの幼稚園児だよ。
別に魚である必要もないし、壮大な物語もいらない。
ふつーの女の子だ。
特別な存在なんかじゃない。
わざわざ映画にしなくても誰でも「ポニョ」のことは知っている。
つまりはポニョの持つ愛のことはね。
ポニョに過剰にのめり込む人ってのは現実生活で愛がかけているのかもしれないね。
宮崎さんもその一人なのかも。
自らの失った、あるいは得られなかった愛を映画の世界で補完しているのだとしたら、
その波長に反応する人は果たして不幸なのか幸せなのか…。
>>679 大人の粋な計らい ってぽにょをにっこり受け入れることでしょ?
なぁんの過程もすっとばしていたけど、
なにも言わずにぽにょを受け入れたりさを良い女で母親風に
そうすけと握手かわしたフジモト 男 みたいな
これだけで良しとしろ観客。みたいな開き直りを感じたんだけどwちがう?
>>682 フジモトは「かつては愛を持っていた」人物だよ。
人魚姫つながりでスプラッシュって映画を引用すれば、トム・ハンクスが演じた主人公が彼だ。
フジモトが妻を凌駕するほどの迫力をもってポニョを止めていれば、
彼の愛には説得力が出ただろうね。
686 :
名無シネマ@上映中:2008/10/10(金) 00:21:40 ID:h/mH5UJB
大人の粋な計らいに満ち満ちていた映画じゃん?
リサも小舟にのった赤ちゃん抱いたおかあさんも、ポニョが「おさかなだったの」
っていう主張を、かすかに戸惑いながらもすんなり受け入れてたじゃん?
リサは宗介が、ポニョが宗介の家がわかるように、目印として柱にバケツをかける
ことを思いついたとき、笑って賛意を示したしね。
小舟のおじさんは、ふたりの冒険にエールを送るがごとくロウソクを渡したじゃないか?
「おさかなだったの?はぁ、アンタおかしなこと言ってるね」」とか
「バケツを目印にしたって、おさかなにわかるわけないじゃん?」とか
「ちっさな子どもだけでボートに乗るのは危ないから、消防団に預けよう」とか
そんな野暮はいわない映画なんだよ。
>>685 そうなの?フジモトって妻を愛しているっていうか
もう思春期の男の子みたいに妻を慕っていたからそれで幼稚な愛なのかと。
そう彼が、父親として人間をやめた自分のトラウマから発したものだとしても、
必死で何かを犠牲にしてまでぽにょが人間になるのと止めていたら。
結構それはそれで良い愛の話が一つ出来たと思うんだけどね
>>683 愛は貴重だよー。間違いなく。
食べられることの貴重さ。健康の貴重さ。
派手な衣装じゃなくて裸で勝負したから、
ポニョはこんな素朴な味になったんだよ。
>>686 それは粋とは言わない。
ただ単に何も考えていないだけ。
粋なんじゃなくて登場人物は考えていないんだよ。
ドラえもんを受け入れているのび太のママのように。
ドラえもん見て大人の粋にあふれてるアニメだなんてどんな野暮な思考なんだろう。
何も考えないのが粋なら君の言ってることは正しいが、
粋の裏側にあるのは責任だってことを理解しような。
「これ(自分がしたこと)って粋な計らいだ」をことさら誇張するのは
この世の中でいちばんの野暮だと思うけどね
あと、いちいち下を想定し、見比べて
「俺ってこんなことしないだぜ、俺は物事良くわかってるからな」
なんて見下した仮想的を作って戦うのもカッコワルイ
>>684 うーん確かにそれぞれのキャラに良い面もあったろうけど、
俺が気になったとこを上げると、
夫が帰ってこないと知った瞬間猛烈に暴れだすリサ、
ポニョの気持ちはそっちのけ、何とか手の中に収めようとするフジモト、
ポニョから受け取ったサンドイッチを置くのではなくあっさり床に落す小舟のお嬢さん、
ポニョを簡単に人間にし、事件を丸く治めるグランマンマーレ。
などなど、
大人のエゴのオンパレードを見た気がしたなぁ。
>>682 そう思うには私にはファンタジーの作りこみが足りないように思えたな
上でも書いたけど、今回の島の人たちは遠巻きに拍手するだけだなぁと思った。
基本何にも関わってこないんだよね。
そうすけたちにとってはまるで他の登場人物は、ビデオレターの画面上の人達みたい。
粋=作為
だからね。
作為なくして粋な計らいはない。
登場人物に作為があるなら、そこには必ず葛藤があるはずだ。
この映画の中に葛藤はあるか?
葛藤のない作為には相手を思いやる心が欠けている。
これが粋だなんて本当に粋な人間が思うだろうか?
作中葛藤を許されないのはポニョだけでいい。
他の登場人物にもそれがないからこの映画は面白くないんだよ。
粋は作為じゃないだろう
作為が感じられることこそ野暮なんじゃねーの?
本当の粋ってのは、
作為でもなく、無作為でもなく
絶妙なバランスのセンスを言うんじゃねーの
だから計算して出来るもんじゃないよ
間とかタイミングとか凄い重要
696 :
692:2008/10/10(金) 00:40:36 ID:H6Z01RjI
ありゃ自分にレスしてしまった。
>>682 は
>>686ね。
>>691 多分監督はそういうのエゴとして見て欲しくなくて
都合よくスルーして欲しいと思うよw
>いき 0 【▽粋】
>(1)気性・態度・身なりがあか抜けしていて、自然な色気の感じられる・こと(さま)。粋(すい)。
やっぱ自然さがともなって初めて「粋」だと思う
作為や計算が感じられる時点では
しょせん「粋がる」ってやつだろう
俺がポニョから感じるのは自然な「粋」の全く正反対
不自然な「粋」をやっていて非常に野暮
>>695 粋が作為じゃないなら天然のみが粋なのか?
粋な計らいってのはものすごく矛盾してる言葉だな。
粋の語源は意気であるとも言う。
意気の意は意味の意。
意とは思考のことだ。
思考=考えること。
つまり粋とは作為のたまものってことだ。
意図しない行いを「粋だねえ」などと言うことはない。
まあいいや。
君の認識力はもう十分分かった。
結論から言うと相手をして損をしたってことかな。
おやすみなさい。
>>697 自然だよ。少なくとも登場人物たちにとっては。
駿は作為でやってるけど。
それとて「これが大人のお手本だ」って意味では描いてなくて、
一種天然的に「そういう人たち」として描いてる訳だから。
あれでしょう、作為っていうと言葉が硬いけど、
ぽにょを皆だまって笑って受け入れた人たちっていうのは、
本当には、ぽにょが何者か知らずに笑って見せた。うなづいてみせた。だけ。
大人な粋な計らいとなると、たとえば小船の母親も本当はぽにょが何者か
悟りながら笑って黙って許さなければならない。
最後のりさは何者かわかった上でぽにょを笑って引き取るから粋な女として
みせたいんだろうな。とは思うけど、それにしてはそこまでの作り込みが
ちょっとあまりに描写がないからねーどうだろうねー
>>696 そこらへんは監督の意向も微妙らしいよ。
「でも肯定的なメッセージをつくろうとは思ってやってないんだ。
かなり皮肉に作ってるはずが映画を作っていくうちに浄化されていったんですよね。」
とCUTのポニョ特集でいってる。
正直俺はそこまで浄化されてないと思うけどw
>>701 あーだからかな
ふわふわとご老人が自分が子供に戻ったことを
夢を見ているような で、時々正気に戻って皮肉を言わずにおれない。
まぁなんていうのか・・実年齢よりもお年寄りっぽいね 監督
703 :
名無シネマ@上映中:2008/10/10(金) 01:21:54 ID:XE0HLQzQ
見事なまでに大人のエゴを子供の姿に投影したマンガだったな。
たぶんあのヒゲデブのエゴだと思います。
いまどれくらい行ってる?
150億くらい行ったのかな
>>683 横レスだが
> ポニョの正体はただの幼稚園児だよ。
> 別に魚である必要もないし、壮大な物語もいらない。
> ふつーの女の子だ。
ここから間違ってるよ
ふつーの女の子の平凡な話が観たかったのか?
ポニョは人間じゃないってのを忘れるから人間基準でものを考えるんじゃまいか
幼児どころか人間未満で人間以上
グランマンマーレの言っていた事がわからんようじゃポニョは楽しめないぜ
706 :
名無シネマ@上映中:2008/10/10(金) 02:09:36 ID:XE0HLQzQ
なんでこんなマンガでおまえら語れるの?
理解できない。
>>705 いやポニョの本質は普通の女の子で間違っていないと思うよ。
ただ子供ならではの向こう見ずさが誇張して描かれているだけ。
大人の計らいなんてどこに? イロケづいたモンスター幼女が
あわてふためくオトナどもをさんざ振り回して徹底的に我を貫き通す話だった。
テーマは「女の一念」でいんじゃね?
それはそうと、そろそろまたグッズが店頭に戻って参りましたね。ぬいもLoftにあったし
ふっ、魚ポニョのが商品価値あるのやね。映画ではせっかく望み通り人間になったとゆうのに
一番お値打ちは1対1ふわふわドールといもうといっぱいセットかな。
ガラスのクラゲはいくら作家モノでも高価杉(15750まん円・現金前納・限定ではない)と思う。
中に寝てるポニョは顏パンパンで腹もふくれ過ぎており、なんとなくポニョっぽくない
>>698 だからこそ「粋がる」=作為
「粋」ってのは作為だけでもなく天然だけでもなく
自然なもの
粋がっちゃったらダメなんだよね
例えば
ポニョに「人間になりたい」と”思わせる”ってのは野暮なわけ
人間であることが美徳、人間になることが美徳
裏には人間中心主義の野暮ったい価値観がそこにあるわけ
このポニョって映画は
「粋」に見せようとして「粋がってる」
そんな映画
>>710 そこまでしかたどり着けないが前世紀的価値観の限界だな。
そして、ポニョはおそらくエンタメ界では初めてその壁を突破した事に気づけないのが
20世紀に留まりっぱなしな原始人の特徴。
要するに何故話が噛み合わないかと言うと
周回遅れと先頭集団が話してるから。
ウホウホ、ウホウホウホッ?
「人間になりたい人魚姫」とか
「人間になりたい妖怪」とか
時代遅れの前世紀的な人間中心主義価値観じゃないの
それも西欧的世界観だよね
日本昔話であまり「人間になりたい妖怪」って出てこない
妖怪やら天女やらのままゴンゾーの妻になったりしてる
なぜ「人間なんかにならなきゃいけない」のか
野暮だよね
>>711 この映画何も粋に見せようとなんかしてないだろ。
てかそう気安く何度も粋粋連呼してくれるな。文字通り野暮だよ。
幼稚園の子供でも「人間はなんて愚かな生き物だ」なんて言ってる時代に
塩素バリバリな水道水に浸かって添加物バンバンのハム喰った、純粋培養の人外に
「うめぇwwwwwwwww人間になりてぇwwwwwww」って言わせる先進性。
「野暮」と言うなら21世紀になって既に何年もたってるのに、
未だに人間否定が格好良いと思ってる馬鹿の方でしょ。
そういうのは前世紀末にエヴァと一緒に終わらせて来いと。
報ステ古館のコメントなみにアホっぽいよw。
大人たちの粋なはからい、って言ったやつ
おれも同意見だ
「そのままでいい」って言うのが
人間否定 かい
否定か肯定かしかないのなw
どこまで前時代的かよwwwwwwwwww
718 :
名無シネマ@上映中:2008/10/10(金) 04:35:28 ID:g3hw1VA2
_,.. -───- 、..
,. ‐ '"~´ / ̄ ̄`~`''‐ 、 `` 、 貴様!!
, '´ / / `''‐、 \
, '‐''"~´ ̄ ̄`~`ヽ、 / \ ヽ 人が死んだんだぞ!
. /  ̄``''‐.、 ∠>ヽ./\ ヽ いっぱい人が死んだんだぞ!!
. / _____ \ /゚ / ヽヽ
〈 ,. ‐''"~´ l ``''‐、 ヽ. / [ [[[ ヽi 遊びでやってんじゃないんだよっ!!
. ヽ. /ヽ、_,. -┴─-== __=-'_、_, \、_/ _l
. | / 、.__/ ノ!ヽ、._ー-‐''⌒,r=-─ゝノ|| ‖  ̄ ̄ ̄ | 人は…人は力なんだ
! { / ,イ{ ヽ ( 〈、_,.ィrヮー< _,リ_|| ‖ ! 人はこの世界を
ヽ :ヽ _{. 〈.'`ァrッ‐、- - ,, ヽ-‐='..ゞ.{_.|| ‖ :l 支えているものなんだ!
. `‐、\\ヽヽ-‐ツ ''´ `{_ |! ‖ ! それを…
: |{_ ヽ.i. 〔ー- { !. |!__ ,' それをこうも簡単に失っていくのは
. : |{_ _)l `,ィ-─_、 // | 0| ___/ それは、
: |{_ ミ. ! ヽ ̄,.-‐) .// /l ̄ __/ それはひどいことなんだよ!!
: |{ ,.`ヽ. `ー '´.∠‐'´ /'´ ̄ノ,ノ/ 何が楽しくてポーニョポーニョやるんだよ!!
,l ‐''"~´ ̄ ̄ ̄l~´ /-──<´
| 「 --┘ |___/ `! | 貴様のような奴はクズだ!
L.. -─ ''_""~ ̄‐''"~´l | | 生きていちゃいけない奴なんだっ!!
 ̄「 | | | _,,.⊥_-‐ `
>>707 よく考えると普通の女の子じゃないかも。
波の上を走って来たポニョの願望って、ただ頬スリスリしたいという極単純な憧れだったのでは。
藪の中に隠したポニョを宗助が同級生に見せた時、その娘はポニョの前で宗助の頬にスリスリしていた。
それを見たポニョが、自分も人間になって是非やってみたいと思ってしまったような。
そんな憧れを持つのは肌同士の触れ合い&温もりを知らない魚ならでは、だね。
宗助と再会を果たしたポニョが真っ先に何をやったかといえば、宗助がのけぞるくらいの頬スリスリ攻撃。
人にとって何気ない仕草でも人間未満のポニョにとっては憧れだったんだな。
なんで粋とか野暮とかって話になってるんだ?w
>>713 確かに日本じゃ妖怪が人間の姿に変化することはあるけど
人間そのものになろうっていう人魚姫みたいのは・・・?
泉鏡花なんか龍神とか妖怪が主役の話をたくさん書いてるけど
一方で粋にこだわった人でもあったようだ。
ハヤオの映画で粋な姐さんといえば、もののけのエボシとか
ナウシカのクシャナとか豚のジーナとかかな。
ポニョでいえば、マンマーレがその位置か。
最後にマンマ−レとかリサが話し合ってポニョと宗介のことを
応援して上げたって部分を粋だって言ってるんだと思った
リアルに考えれば大反対するのが普通だけど
漫画映画としてやっぱりそれは不粋だし、ハヤオはそれはやらないだろう
リサの「ありがとう、みなさん」とか言うせりふは
ほんとベタなんだけど気持ちよかった
>>719 妹どもとチュチュチュチュ、チュチュチュチュしまくってるのに
いまさら頬ずりごときに憧れるとは思えんけどな
でも、youの意見にはほのぼのした。
>>713 >>720 あのー鶴の恩返しまたは夕鶴
阿倍晴明の葛の葉狐 など、人魚姫となにが違うっていうの?
皆好きな男のために人間になろうとしてるじゃないか。
面倒だからこぴぺ ↓
周りの大人も皆粋だったって言うけど、あれは粋ってのとはちがうのでは。
ぽにょを皆だまって笑って受け入れた人たちっていうのは、
本当には、ぽにょが何者か知らずに笑って見せた。うなづいてみせた。だけ。
大人な粋な計らいとなると、たとえば小船の母親も本当はぽにょが何者か
悟りながら笑って黙って許さなければならない。
最後のりさは何者かわかった上でぽにょを笑って引き取るから粋な女として
みせたいんだろうな。とは思うけど、それにしてはそこまでの作り込みが
ちょっとあまりに描写がないからねーどうだろうねー
設定自体が目新しいなんて誰も言ってないよ。ただの設定。
描かれた中身の部分が、見えなかった、感じられなかった人が
不満タラタラ言う口実にしてるだけじゃないの。
第一「人間の男の子を好きになって、人間になりたいと願った金魚姫の話」
と分かりきってるポニョをわざわざ見に行って、
「なんで人間なんかにならなきゃいけないんだよ。時代遅れ」とか
だったら最初から見に行くなって話だがw
意図された設定は まぁこんな風にみてほしいんだろうけどね。
とわかったとしても、そこまで到達してないね、作りこんでないね
手を抜いているねって話だったんだけど。そもそもw
大人の粋なはからいなんて言い出した人はさ、
>>672とかなんだけど、
プロ市民とか言葉出している辺りにあやしさ満載wな人なんだよねw
で、やっぱ使い方間違えていると思うよ。
言い方はきついけど昨夜の
>>698の人辺りが言葉の使い方として正しい
意思と覚悟、つまりは物事の道理をわきまえていないと粋なんていえない。
天然は、粋ではないのよw
まぁ どっちにしてもぽにょは粋とは真逆だと思うけどね
ぽにょが何者か 大惨事をひきおこした張本人だなんて、島の人は誰も知らないと思うよw
それをわかった上で二人の行く手を阻まず、二人の愛のために、見守ったり微笑んだなら
粋な計らいかもしれないけど。
島の人の役割は今までの作品にも無いほど物語に入ってこないただのにぎやかし
二人を遠くで眺める観客状態 監督面倒になったのかなぁ
フジモトは唯一必死で止めていたらしい、ある意味野暮な人だけど、
彼のほうに大人としての自覚と親としての愛にあふれていたように思うんだけど
表層的な物語の中で唯一フジモトだけ人間味があるキャラの可能性があった。皮肉な話だ
727 :
723:2008/10/10(金) 13:37:40 ID:Cm1dHnhr
>>724 あんたこそわかっちゃいないよ。
私は上の
>>713 >>720 にレスしただけ。
動物が妖怪が人間になりたがる話は日本こそ多くて(現代の絵本にも多いし)
人魚姫の方がめずらいように思うけどね。
ちなみに人魚姫は西欧じゃなくて北欧発信だね。白人系の童話にこそ
人魚姫以外、人間になりたがる動物や妖精って話って思い出せないな。
フランス発のピノキオくらいだな
泉鏡花は、言わずとしれたアイルランド人だよ。日本の美学にこだわった人では
あるだろうけど、なぜここで泉鏡花の話が出るのかわからない。
歌舞伎で一時演目としてはやっていたから泉鏡花の作品=粋だと思ったんだろうか?
728 :
名無シネマ@上映中:2008/10/10(金) 14:31:15 ID:qdz3CXwF
>>727 ×フランス発のピノキオ
○ピノキオはイタリアの童話
×泉鏡花は、言わずとしれたアイルランド人
○「怪談」の作者は小泉八雲
「わかっちゃいない」なんてタンカ切ったレスでコレは恥ずかしい
729 :
名無シネマ@上映中:2008/10/10(金) 16:26:24 ID:XE0HLQzQ
おまえらバカすぎw
マンガなんて、映画館でのガキの反応がすべてなんじゃねえの?
どっちらけだよw
730 :
名無シネマ@上映中:2008/10/10(金) 16:30:26 ID:qdz3CXwF
>>729 自分の意見がないやつに「バカすぎ」とか言われても意味が分からん
731 :
名無シネマ@上映中:2008/10/10(金) 16:42:10 ID:XE0HLQzQ
バカに理解できるわけねえだろうなw
>>731 真夜中から一日中バカ相手にどうもお疲れ様です。
733 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 17:49:40 ID:CRpEYHj/
人間になりたいと願って人間になれるなら誰も苦労しないわけ。
現実ではダメな自分も無知な自分も不細工な自分も貧乏な自分も
全て受け入れないといけないっていう掟があるんだよ。
それを、ただ初恋の人間の男の子が好きだって理由だけで
人間に簡単に変わっていいものなのか?
本当の愛を描くなら、越えられない金魚の世界と人間の世界を
描いて、両者がそれを受け入れれるかを描かないと意味ないだろ?
言葉は難しいが、小さい表現ででも、お互いの世界の常識を描いて
対比くらいした方がいいだろ?
後、ディズニーのニモの方が映画としては遥かに上だと思う。
クラゲの表現だとか波だとか、何十年前のテレビアニメ見てる気分
になったのは私だけじゃないでしょ?
進化を恐れる物に次の時代は微笑まない。
ジブリは骨董品の道を選んだ卑怯物団体だよ。
734 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 17:52:38 ID:CRpEYHj/
正直、クラゲのクオリティーの低さにはたじろいだよ。
何あれ?一つも幻想的じゃない。
後、無理矢理派手な原色使って(船の墓場)映画に色を与えようと
してるけど、今時七色の表現で美しいなんて思う単純な奴は
いないだろ?
幼稚園児じゃあるまいし・・・
735 :
名無シネマ@上映中:2008/10/10(金) 18:10:12 ID:XE0HLQzQ
マンが好きなおまえらって、オナニーしかできないでしょ?w
なんてレベルの低いスレだ…!?
馬鹿じゃねえの?こいつら…
ジェロム乙
>>736 意図的にレベル下げようとしてる奴が数人いるだけだと思うが。
あんたも気になるなら嘆くだけじゃなくレベルの高いコメントしれ
リアル路線アニメの行き着く先はピクサーという事を理解し
シンプルならではの表現を突き詰めようとしたってのに
わざわざピクサーの定規で測って駄作呼ばわりされてもねぇ・・・。
アニメに限らずいろんなものが一周して根本から見直されてるときに
進化を恐れるなって・・いつの時代だよと・・。
>>733 > 本当の愛を描くなら、越えられない金魚の世界と人間の世界を
> 描いて、両者がそれを受け入れれるかを描かないと意味ないだろ?
> 言葉は難しいが、小さい表現ででも、お互いの世界の常識を描いて
> 対比くらいした方がいいだろ?
越えられるって話なんだがな
世界の常識の方を問うてるんだよ
その意味がわからんなら仕方ない
3度目観て来た。
やっぱ良いわ。
グダグダ言ってる奴はまさにフジモトだな。
いくら理屈こねても、この作品の持つ大らかな力の前に「ぅぐ…」って黙るしかねぇだろうに。
まぁ愛すべき馬鹿だとは思うけどww
742 :
名無シネマ@上映中:2008/10/10(金) 20:06:02 ID:qdz3CXwF
>>741 フジモトってそこまでウザいキャラか? 少なくともマンマーレには可愛がられてるんだし、まったくピンボケな人物って訳でもないと思うが。
> この作品の持つ大らかな力
俺はそんなもの感じなかったが、圧倒的なイマジネーションの爆発力は確かに凄い。ただ、それ以外には余り見どころがない。
イマジネーションっつっても俺的にはハウルの方が凄かったかな。
ポニョはなんか、物量勝負ってかんじ。勢いはあるけど、あの程度ならその変のファンタジー作家でも出来るぜ。
パヤオ独自の世界観やデザイン、描写が少なかったように思える。とにかく画面が騒がしいだけ
作画も統一感がなくてちぐはぐした印象だったよ。
対象そのものはシンプルな配色なのに、それが映り込む地面の影の方は
写真のようにリアルなフルカラーだったり。
まあそれ以前の問題として話が意味不明でだめだめだったけど。
745 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 21:23:55 ID:CRpEYHj/
先日あった本当の出来事を紹介するよ。
知人の家では海水魚と淡水魚を両方飼っていたのね。
その家では、海水魚は海の生き物って教えたてたの。
で、ある日、娘が淡水魚の水槽から金魚をとりだし、海水魚の
水槽に金魚を入れて、『お父さん!ポニョだよ!』って満面の顔で
嬉しそうに言ってたの。
で、当然だけど金魚は死ぬのね。娘さんは号泣したらしいよ。
子供のための映画?冗談もほどほどにしたら?
子供に基本的な嘘をついたらダメだよ。
大人から見ても、海の中の金魚は違和感ありすぎて見て感情移入すら
できなかった。
この世界の基本くらいきちんと定義して描くべきなんじゃない?
ましてや、子供に見せたいわけでしょ?
子供の夢を壊して何が楽しいの?
746 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 21:34:27 ID:CRpEYHj/
>>739 >アニメに限らずいろんなものが一周して根本から見直されてるときに
いいですか?
アニメの根本を見直す必要が今どうして必要なの?
そしてその答えが、コンピューターの否定?
単なるアナーキストぶってるだけだろ。子供と同じレベルだよ。
この先アニメの世界で言えば、宮崎が言ってたように未来はないよ。
アニメ自体が完成された物になってるのね。
そしてその先を行こうとすれば、実験映画になってしまうわけ。
そうなってくると、アニメ=子供のための物 ではなくなってくるの。
つまり、今後のアニメの新しいあり方っていうのはコンピューターといかに
つき合っていくかが新しい未来なのね。
原点回帰なんてかっこいい事を言ってるが本質は当分永遠に続くであろう
コンピューターとアニメの関係への答えに対して逃げてるとしか思えない。
そして、その今の象徴であるコンピューターを無視する事は、時代を
無視した事になる。
簡単に言えば、宮崎は娯楽としての映画を諦めて、芸術としての映画に
行くしか道がないわけ。
実はそれって宮崎が一番嫌う事なんだと思うのね。
だから訳のわからん屁理屈を言ってごまかしてるだけなんだよ。
747 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 21:40:16 ID:CRpEYHj/
今の時代、手書きのアニメを車で例えるなら燃費の悪いクラシックカー
なんだよ。
確かに個性的ではあるがその分、大量のコストがかかる。
現実問題アニメの世界でそれができるのは宮崎だけなんだよ。
何か言いたいかっていうのアニメの世界において宮崎のやり方
自体が特別な物であって、もはやアニメの世界から逸脱した物なわけ。
そして、コンピューターを車で例えるなら、大量生産型の燃費がいい
エコカーで今でいうとビッツのような感じかな。
個性的ではないが経済的で安心で安全。
そういう個性がでにくい状況の中でどうやって個性を見つけ出すか。
それが今後のアニメーションの未来なんだよ。
748 :
名無シネマ@上映中:2008/10/10(金) 21:42:39 ID:g3hw1VA2
手描きかCGかなんてのは問題じゃない。
映画の出来は7割方脚本の完成度で決まる。
ポニョは肝心のそれをないがしろにして結果も最悪ってだけ。
749 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 21:44:31 ID:CRpEYHj/
映画を見てたらよくわかるんだけど、宮崎のしてる事って
単に自分が生きた青春時代の美化なんだよ。
例えば、嵐の中、家についてコンロを湧かす時、これは電気じゃなく
ガスだから大丈夫だよとかあったでしょ?
あれなんて、完全にそうなんだよ。
今後オール電化になるであろう生活に対し随分否定的だと思わない?
あれは未来を否定してるの。
なぜか?
それは未来には宮崎は存在しないから。
もしろん記録には残るけど、その時代には生きれない。
そういう部分での嫉妬も含まれてるの。
わかるかな?
750 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 21:47:42 ID:CRpEYHj/
>>748 その理論を簡単に壊した映画があるの知ってる?
アキラって映画なんだよ。
あれなんて、脚本なんか全くダメじゃん。
あれがなんで素晴らしいかっていうと、単に近未来の世界で
バイクが走って、山城組の音楽が流れてるってだけ。
つまり映画的な中身より完全に視覚の方に重点をおいてる。
そして見事にそれが成功して、歴史の残る名作になってるわけでしょ?
脚本が全てって三流のAV監督が言いそうなセリフだよね。
君ってセンスないでしょ?
751 :
名無シネマ@上映中:2008/10/10(金) 21:51:56 ID:g3hw1VA2
>>750 AKIRAが名作と言えるのは冒頭30分だけだろーがw
752 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 21:52:01 ID:CRpEYHj/
宮崎が神格化されてるのはわかるし、確かに想像力に関しては
ずば抜けてると思うわけ。
ただ、物の考え方っていうのは、当たり前なんだけどやはり人間
なんだよ。
隠そうとも、実は全てが見えるわけ。
もちろんわかる人にはね。
私から言わせれば、宮崎もタダの人間なわけ。
人の心理を読むって事に関しては、私の方が数段高見にいると思うよ。
すなわち、人を感動させる事においてもね。
フフフ
>>745 この指摘だけは同意せざるを得ない
しかし、メディアの情報を真に受けて傷付く奴も、アホだと言わざるを得ん。
754 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 21:54:27 ID:CRpEYHj/
>>751 アキラを部分的に語る時点でこの映画をわかってないね。
もういいよ、君は無理だと思うよ。
なぜか?
非常に浅い人だから。
映画監督でも作家でも漫画家でも、一人の人間が
自分の人生を基盤にして創作をしていく。
支持されずに収益があげられなくなったら、プロとして消えるのみ。
次の世代の創作は、若者がガンガン考察して創り上げていけばいい。
ジェロムは年寄りに甘えすぎだねw
おじいちゃん相手に理屈こねてる暇があったら、自分で作り上げろ。
ばっかじゃねーの?
子供ってのは小さな命を殺して殺して殺しまくる事で
命ってものの意味と価値を学んで行くもんだろ。
馬鹿の元に生まれた子供の不幸が本当に気の毒でならん。
正に目の前で虐殺されていくモーツァルトを見ている憤り。
757 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 22:01:39 ID:CRpEYHj/
>>755 宮崎の場合は考察するとかそういうタイプじゃないと思うけどね。
たまたま、自分の妄想の中の人間が、一般に指示されたっていう方が
近いと思うよ。
逆に宮崎に今の若者を描けって言っても、パズーみたいな
人間の理想みたいな人しか描けないと思うよ。
宮崎の優れたところは、奇麗ごとを言っても、その奇麗言を
否定できない大人の弱さにつけ込む描写が優れてるの。
これ否定したら大人としてダメだろ?みたいな表現ね。
それって性格がねじ曲がってる奴じゃないとできないのよ。
758 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 22:03:07 ID:CRpEYHj/
>>756 >供ってのは小さな命を殺して殺して殺しまくる事で
>命ってものの意味と価値を学んで行くもんだろ。
じゃあ聞きますよ?
それを注意し否定するのは誰ですか?
言ったでしょ?
君は非常に浅いんだと。
>>756 >>758 まぁ落ち着け、
正直あんたらの書き込みは説明不足でよく意味が分からん。そんな状態でレスしあってもマトモなコミュニケーションにならんよ。
映画は脚本が命。
脚本が悪いのに出来のいい映画なんて希有だよ。
>>750 AKIRAの脚本が全くダメなのはどんな点がダメなの?
金田や鉄男のキャラクターは評価するにあたいしないのか?
キャラを活かすも殺すも脚本しだい。
セリフ回しも脚本のうちだしね。
さんを付けろよデコ助野郎!
また仮にAKIRAが脚本以外の部分だけで名作たりえたとしても、
それは最初に言ったように非常にレアなケースだ。
一部の例外をもってそれがさも普遍の真理であるかのようにのたまうのは
馬鹿が2ちゃんねらーか三流のAV監督以下のセンスの持ち主か
あるいはジェロムdeレバンナさんかのいずれかだと思う。
反論する場合は脚本が全くダメなのに名作扱いされてる作品を
10作品上げてからするようにね。
それが出来ない時は映画は脚本がとってもとっても重要ですって三回書き込んでね。
761 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 22:13:16 ID:CRpEYHj/
私は、この映画を見て凄く思ったのは、私は別にこの作品の内容
自体100パーセント否定するほどじゃないと思うのね。
で、宮崎がこの映画でしたかった表現ってなんだろうって
思ったの。
そこで思い浮かぶのが、ここで原点って言葉が出るんだけど
童謡なんだよね。
つまり非常にシンプルな話の中にも、人の本質がぎっしり詰まってるみたいなね。
ポニョで失敗したのは、これを映画的に表現したとこだと思うの。
細かい現代的要素がおとぎ話を壊してるんだよ。
絵本にしたらいい作品になったと思うかな。
もしくは30分の短編映画とか。
映画的表現が全てを壊してるんだよね。
762 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 22:16:10 ID:CRpEYHj/
>>760 >反論する場合は脚本が全くダメなのに名作扱いされてる作品を
>10作品上げてからするようにね。
一作品もあれば、それは可能性じゃなく事実になるでしょうに。
あなたが言う10作品はなんで10作品なわけ?
その根拠は。どういう計算でその数字を出したの?
キリがいいからなんて言わないでくださいね。
後、ダラダラ書いてるけど中身がないので一行にまとめる努力しなよ。
君には簡略化という言葉を送らせていただくよ。
ポニョが童話であるって指摘はあきるほどされてる。
そして童話としても失敗しているのは寓意がないからであるとも指摘されている。
子供に何かを見せるとき大人にはその意義をしっかりと自覚する必要がある。
自分は何のためにこの童話を子供に語って聞かせるのか。
ポニョの失敗は映画的な表現方法などにはない。
失敗したのは寓意性が弱いから。
ストーリー性が希薄だから。
脚本が悪いから。
お話になってないから。
764 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 22:20:36 ID:CRpEYHj/
さんを付けろよデコ助野郎!って表現がなんで素晴らしいか
わかりますか?
あのセリフは非常に新しさを感じる部分でしたよね。
>752
宮崎「君ね・・・」
ジェロム「はっ、はははははハヒッ」
宮「○○○についてどう思う?意見は?」
ジェ「あ、あの、ああ、ああ」
宮「何でもいい。君の考えを言いなさい」
ジェ「みっ、みやっ、みみみやみやざ」
宮「え?(・・・鈴木さん、あのね、こいつ)」
ジェ「みやざ、宮崎っ・・・せんせいは、さくひんは、その、すばらしいです」
宮「そんなこと聞いてない。帰りなさい。次の人」
>>761 童謡か、なるほど。
要するに、この作品は映画じゃなくて主題歌のPVだったっつー訳ね。ある意味卓見だわ。
767 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 22:22:55 ID:CRpEYHj/
>>763 やはりそうですか。
じゃああなたに聞きますよ?
なんで宮崎は童話を作ろうと思ったんでしょうかね?
実は私は直感的にそう思ったんじゃないんですよ。
>>760 君の考える「良い脚本」の定義がよくわからんが、
作品が名作たりえた場合、その脚本単体が名作と呼べるものでなくとも
結果的にその作品にとっては「適切な脚本」なんだよ。
単なる釣りか?と疑いたくなるほど、君は映画のありかたを単純に限定しすぎ。
仮に「千と千尋」を文字でシナリオ化してみたら、映画学校の試験なら零点だ。
しかし映画はまぎれもなく名作。
2001年だって、サウンド・オブ・ミュージックだって似たようなこと。
>>762 一作品しかないのに映画の理論を全否定してしまう君のアホさ加減は困ったものだね。
しかもAKIRAの脚本のどこがダメなのかとい簡単な問いにも答えられない。
とっても簡略化された質問だと思うけどな。
一部の例外を持って全体を論じる奴はアホ。
こんなことはどんな馬鹿でも知ってることだ。
ex. うちのじいちゃんは110歳まで生きたから
88歳で死んだ君のおじいちゃんは短命だったと言わざるを得ない!
↑
この人の言い分は果たして一般論となりうるのか?
アホはアホなりに少しは頭を使いなさい。
>>767 残念ながら当方はポニョを童話だとは思ってませんのであしからず。
宮崎駿氏はコンピューターは否定してないぞ
実際ポニョでも使ってるしな
手で描けるかどうかというのが絵を動かすアニメ制作に関わる人間には必須なことだってだけだ
プログラムで動かすのと描いて動かすのは要求されるセンスと技量が違う
>>768 アホだね。
映画の脚本なんだもん映像あってのものに決まってるだろうが。
誰が脚本単体で名作を上げよ!などと言っておる?
ちなみに釣りってのは半ば正解。
釣りではなく罠なんだけどね。
まあサウンド・オブ・ミュージックはミュージカルだから
その辺のカテゴリーは論じるのは不毛かもしれないね。
773 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 22:29:17 ID:CRpEYHj/
>>769 非常に困ったお人だ。
あなたは、映画において一番大事なのは脚本だ!って言った
言葉に対して、ちょっと待ってくださいと言っただけですよ?
その表現は少し乱暴すぎませんか?
と述べてるのね。
1人で勝手に敵をつくって感情むきだしで、反論するのはいいが
少しは頭を冷やしなさい。
ただ70パーセントっていう微妙な数字を出したとこは非常に
あなたの小物ぶりがうかがえますがね。
フフフ
774 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 22:31:36 ID:CRpEYHj/
>>772 >
>ちなみに釣りってのは半ば正解。
>釣りではなく罠なんだけどね。
はぁ〜なんで2ちゃんねるの人って困ると釣り宣言するんでしょうね。
これってDNAなんですかね。
最後の負け惜しみにしか聞こえないだろうに。
自分を客観的に見れない人は、意見を言わない方がいいですよ?
ここでは記録に残るので言い訳もできないし、惨めになるだけでは?
>>773 だから映画において一番重要なのは脚本だろ?
違うならそれを否定する論拠を述べなさいっての。
具体的な例も自分の理論展開も一切せずになにをグダグダ言っておるのかね?
少し突っ込まれてアタフタすると「冷静になりましょうね?」
つまらんやっちゃなあ。
こんだけ煽られて結局は逃げ口上かよ。
コテハン付けてるの恥ずかしくない?
ま、敗北宣言と受け止めまして本日の馬鹿いじりはこれで終了。
次会う時は名無しでお願いしますね。
776 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 22:32:29 ID:CRpEYHj/
>>770 じゃああなたはなんだと思ってるんですか?
釣りではなく罠と言っている意味が分からない以上
>>774氏の成長はないであろう。
気の毒なことだ。
>>763 > 寓意性が弱い
> ストーリー性が希薄
> 脚本が悪い
> お話になってない
グリム童話集涙目wwwww
ほとんどがコレに当てはまるんだがwwwww
779 :
748:2008/10/10(金) 22:34:35 ID:g3hw1VA2
>>773 お前は誰と戦ってるんだ?
自宅警備員さんよw
グリム童話はデフォルメされることで童話として完成された。
ポニョも誰かのフィルターを通してリメイクされれば童話として生まれ変わるかもね。
781 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 22:37:11 ID:CRpEYHj/
>>775 いや、例をあげても、それは特別だとか、それはカテゴリーに
あてはまらないとか意味不明な排除のされ方をされるので、これでは
話にならないじゃないですか?
実際、例をあげてるわけなんですけど・・・
社会に対して重いシャッターをおろしてるみたいですね。
会話とはまずはシャッターをあげて、相手の言葉を
受け入れて成立するものなんですよ。
わかりますか?
私はね、そこで切れたりしないんです。
幼稚園児には幼稚園児の視点まで腰を下ろすんですよ。
それが物を作る時の姿勢だったりもすると思うのでね。
782 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 22:40:18 ID:CRpEYHj/
>>780 残念ながらそれはないでしょう。
なぜなら、この映画で言おうとしてる事が、生きる上での
本質になりうるだけの力がないからです。
童謡を模倣した感じが非常にしますけどね。
簡単に言えば童謡への憧れって言った方が早いのかもね。
>>781 もう一度
>>760を読んでみて。
こちらはAKIRAの脚本のどこが悪いのか教えてって言ってるよ。
こちらはAIKIRAは脚本が悪いのに名作になった映画だとは思ってないよ。
他の人じゃなくて君の意見はないのかな?
君個人の映画論をどうぞ。
映画は脚本ではない!ってことをはっきりと証明してみせて。
>>780 > グリム童話はデフォルメされることで童話として完成された
グリム童話はグリムが書いた時点で一定の形になっただろ。あなたの言う「完成」ってどういう意味? それと、「デフォルメ」って言葉の意味分かってる?
あなたでも書きすぎコテハンは基本うざいもの。
少し自重したほうがみんな読んでくれると思うよ
ポニョが楽しめなかったからと言って、別にパヤオはその人たちを否定してる訳じゃないのに、
なんでそんなに必死なんだ?
ちゃんとポニョを楽しんだ人、ポニョという映画と良い関係を築いた人も多数いるのに
それが許せない、認めたくないってどんな小物だよ?
悪いことは言わないから、そんな執着さっさとやめて、
自分と良い関係築ける作品でも探せば?
>>782 人のレスをちゃんと読めよ。
君の言う足りない本質部分を補えばと言っているのだよ。
仮定の話だよ。
残念ながらそれはないでしょうって
別にこちらはリメイクされようがされまいがどうでもいいことだよ。
足りない部分を補っても童話にはならないと言うなら
その理由をキチンと書くように。
とにかく君は自分の意見を明確にしたまえ。
自分の言いたいことを言いっぱなしにするのは得意なようだが
少しでも突っ込まれるとすぐに自我を崩壊させるのはよくないぞ。
まあ頑張れ。
>>784 なんか関係ない話だけど、グリムは最初は童話っていうよりは生々しい話が
多かったってことでしょ?子供を捨てたりしたのは本当は実母だったり、
魔女の処刑は大変残酷なものだったり。
そういうものがかなり端折られておとなしくなって正しく全世界の誰でも読める子供向けに
なりましたよー これが現在のグリム童話といいたいだけでは?
でも、ぽにょに端折るほどの深みもないように思うけど。
>>786 ハヤオさんは社会的に大きな存在になりすぎた。
もう好き勝手に映画を作れるような小さな人ではないんだよ。
君も社会に生きてるならその社会にもう少し関心を持とう。
>>787 もう相手にしないほうがいいんでない?
反論を受け止めつつガンガン突っ込んでくる釣り氏もいるが、
こいつはのらりくらり交わすだけで内容が全くない。スルーが一番だよ。
791 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 22:52:54 ID:CRpEYHj/
>>789 >もう好き勝手に映画を作れるような小さな人ではないんだよ。
宮崎ほど封建的に映画を作ってる人は日本にはいないんですがね・・・
逆に言えば一番恵まれた環境で映画を作れるですよ?
あなたは、きっと信者なんでしょうが、かなり盲目的ですね。
私の書いた文章も理解できないみたいですし。
きっと教祖への否定意見は見えないような機能が脳で働いてるんでしょうね。
792 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 22:55:53 ID:CRpEYHj/
>>791 説明してもその意見じゃダメだって言ってるのは赤子と同じでしょうに。
まぁ宮崎の映画自体そういう要素が多いのも確かなんですがね。
自分の妄想につっぱしれる才能は一流だと思いますが。
>>791 他の人へのレスまでに噛みついてこなくていいよ。
ついには「信者」「教祖」などと言いだし始めたか。
思ってた以上に幼稚な奴だな。
俺のレスを読んで宮崎信者だと思えるなら君の理解力は金魚の糞以下だ。
自分の浅はかさを噛みしめてもう寝なさい。
>>788 そういう風に世間では言われてるけど、必ずしも正しくない。
表現や内容を和らげたお話も一部あるけど、「訳ワカラン形のまま放置」されたお話のが圧倒的に多いの。
「こんなん、何のために子供に読み聞かすん?」って首傾げる話ばっかだよwww
795 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 22:58:36 ID:CRpEYHj/
>>793 私が君に言える事はただ一つなんです。
頭につけてる変なプロテクトをはずしなさいな。
外したら、もう一度スレを読み直しなさいな。
自分は籠の中の九官鳥と同じだとわかりますよ?
同じ事しか言えず、相手の言葉を理解できない小鳥だってね。
批判者同士でやりあってるんだが話が通じてないのがおかしいな
批判点の相違はあっても総意はない
誰しもが個人的見解を述べているだけで、作品そのものの正統な評ではないということだ
あぁ最後の言葉を使っちゃったか。
信者、教祖なんて言葉に安易に逃げた日にはもう駄目だな。
>>789 多分気付いてないだろうから教えてあげると、君がそう感じるのは、
君が極めて依存型の人間だからだよ。
こり固まっているのに、基盤は異常に脆弱で
「こうでなければいけない。こうでなければ困る」的な執着が君にそうさせる。
本当に映画を楽しんでる人って、一方では「たかが映画」ということを
ちゃんと解ってる人が多いよ。
これは釣りでも罠でもなく、栄養剤のつもりだが、少しぐらいは効くかなあ。
799 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 23:01:10 ID:CRpEYHj/
>>794 確かに君の言うのも正しい。
ただ、子供の視点ではなく、大人の視点で考えてみてください。
グリムっていうのはいわゆる普遍的な物語なわけです。
そしてきっとそれは永久に続くでしょう。
物を作る人からしたら、それこそ最高の物なんですよ。
800 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 23:03:55 ID:CRpEYHj/
宮崎が童謡に憧れる気持ちはよくわかりますよ。
現代において表現者としてはもはや得る物なんてない。
そして最後に願うのは不老不死なわけです。
つまり自分が死なないって事は作品が死なないって事なんです。
だから、宮崎はグリムに憧れるわけです。
物を作る人間ならその欲望は痛いほどわかるんですよ。
801 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 23:07:10 ID:CRpEYHj/
物を作る発想っていうのは、常に現実の自分の気持ちが反映される。
私はポニョを見た時、非常にエゴに満ちたいやらしい映画だなって
思ったんですよ。
そして、子供達のためって言葉に嫌悪感を覚えた。
わからない人にはわからないでしょうがね。
>>800 童謡と童話の区別がついてないのは困るなぁ。あなたも、あなたにレスしてる人も。
803 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 23:08:48 ID:CRpEYHj/
いかがですか?
少しはポニョの姿が見えてきたんじゃないですか?
これが映画を見るという事なんですよ。
すなわち、それは人を見るという事なんです。
>>788 昔はやったグリム初期発行復刊の3冊を言ってる?持ってるけど、
グリム兄弟は自分が書いたわけではなく、元々ヨーロッパで広まっている
口伝えの物語を拾い集める編纂者だから。尻切れトンボみたいな話や
似たような話ばっかりってならたくさんあったような。物語っていうより記録?
いやしかしグリムがなんで今でてくるのか、面倒だから上読んでないけど
ぽにょとなんの関係が・・
人魚姫ならアンデルセンだけどそこからグリムに派生したんだろうか。
805 :
804:2008/10/10(金) 23:11:50 ID:Kp9pMogV
>>803 > すなわち、それは人を見るという事なんです。
それは
>>800で言っているようなことか?
> 宮崎が童謡に憧れる気持ちはよくわかりますよ。
そんな話は聞いた事もないな
> 現代において表現者としてはもはや得る物なんてない。
ポニョ制作完了後にやる気満々で意欲的に活動しているよ
> そして最後に願うのは不老不死なわけです。
思想背景からして不老不死は否定している
生きている内の体験を重視してるんだがな
> だから、宮崎はグリムに憧れるわけです。
聞かないなあ
> 物を作る人間ならその欲望は痛いほどわかるんですよ。
そんな欲望を持つクリエイターはいたとしても数える程じゃないかな
>>804 自分が読んだのは、確か岩波の全訳版。原典の何版の訳かは知らない。
> いやしかしグリムがなんで今でてくるのか、面倒だから上読んでないけど
> ぽにょとなんの関係が・・
スマン、グリム持ち出したの俺www
ID:ArEEOgmFさん、ジェロムに勝てて気持ちイイだろうから、ついでに
>>784にもレスしてね。
809 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 23:21:49 ID:CRpEYHj/
別に肉体の不老不死を言ってる訳ではないんです。
作品の不老不死な事を言ってるんですよ。
少し抽象的でしたかね。
宮崎がグリムに憧れるという事は、ここでは普遍的な物に
憧れるという事なんですよ。
なぜならそれが物を作る上での最後の到達点だからです。
それを目指せるという事自体凄い事でしょうがね。
>>809 宮崎氏は制作した作品に不老不死なんぞ望んでないと思うがな
失敗点をよく自覚しているから観たくないと言ってるくらいだ
そんなことよりも次を考えているよ
その時に作れるものは限られているという自覚がある人でもある
いい作品を作りたいと望むのは誰しもだろうが、どうもジェロム氏の方向性は宮崎氏に関しては
ズレているように感じる
>>810 まったく同意
常にいっぱいいっぱいの宮崎駿に
ジェロムは過剰にあれこれ求めすぎてる
批判という形で自己表現して、宮崎駿の胸を借りまくってる
甘えん坊さんめ
812 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 23:41:17 ID:CRpEYHj/
>>810 はたしてそうでしょうか?
自分の作品が永遠に人々に愛される事は最高な事だと思いますよ。
そして次を制作するのは、まだそういう物ができてないから
挑戦するんじゃないんですか?
正直、今の宮崎に溢れ出す才能はないでしょう。
ただ、それでも作るのは、自分がそういう物を生み出したいから
するわけです。
富も名誉も手にいれた物だけがもてる欲望だと思いますけどね。
物を作るのが本能なんだと言いたいんでしょうが、物を作るのには
それにより得る物があるから人は生み出すわけです。
簡単に言えば、他人による評価とかね。
813 :
ジェロムdeレバンナ:2008/10/10(金) 23:44:09 ID:CRpEYHj/
老人ホームの老人が最後元気になりましたよね?
ある意味ポニョの最後は宮崎の都合のいい妄想が
一杯詰め込んであったと思います。
そこには理由なんてない。
>>778 > 寓意性が弱い
> ストーリー性が希薄
> 脚本が悪い
> お話になってない
これは貴方がよんだのが岩波文庫のものなら、まだ編纂中みたいなものそのままの
荒削りだから尻切れトンボのままの話が多い。すべてが超短編みたいなのでは?
有名な話でもかなり適当なところや、途中で放り出したみたいに
起承転結になってない。
でも、灰かぶり姫 白雪姫 茨姫 赤頭巾 ヘンゼルとグレーテル ジャックと豆の木 など有名なものは
グリム自身が手を加えたりして、普遍的な完成された物語になっている。
(後にペローという作者がわかっているものもあるけど)
つまり上で指摘されたようなことは、あてはまらないと思うよ
それをデフォルメされたもの。(書き加えたもの アレンジしたもの)
って
>>780は言いたいんじゃないだろうか。
しかし、どうせなら人魚姫のアンデルセンで童話というものを代表してくれた方が
混乱がないように思う・・・。
>>814 童話ってのは、現在では「創作童話」を指す事の方が多いけど、元々は口承文芸としてあった。だから、必ずしも「完成された物語」性を備えているとは限らない。
その典型例として、グリム童話ってものがあるよ、って指摘したわけ。要は、レス元が何をもって「童話」と成すか、その基準が恣位的に過ぎると思ってね。
>>815 >童話ってのは、現在では「創作童話」を指す事の方が多いけど、元々は口承文芸としてあった。
>だから、必ずしも「完成された物語」性を備えているとは限らない。
うーんと、そっちを捉えて話を進めるべきなの?
途中からここでいう童話ってつまりは普遍的に読み継がれるものって捉えられて
例として出されているのでは?
それが「監督はグリム童話に憧れている」って言う人の説になっている元では。
それなら編集によって曖昧なグリム童話(選話)を例にとるよりも、
作者としてきちんと決まって同じく普遍的に読み継がれている
アンデルセン童話の方が話の通りが良いように思うんだけど。
でも、この話終わったみたいだし、もう流しても良いかなw
817 :
名無シネマ@上映中:2008/10/11(土) 00:40:46 ID:Ts9Kav01
それよか駿の次回作でも妄想してみないか?
次の長編があるならの話だが。
>>816 アンデルセンちゃんと読んでないからなぁ。例に出しようがなかった。
でも、チラ見した限りで言うと、アンデルセンも結構グダグダだよ。童話としての「普遍的な力」を備えているようには見えなかったな。
ポニョにはある種の「力」が未整理のまま充溢しているような気はするが、それが果たして童話を童話たらしめる「力」と同じモノかどうか。俺にはよく分かんねぇや。w
昨日は粋とはなんぞやって話で
今日は童話とは なのね。
私は物語がアレンジされるなら、フジモトをクローズアップしてほしいな。
人間を捨ててグランマーレの胸に飛び込んだw覚悟(覚悟かな?幸せそうだw)
人間になるという娘をあきらめる断腸の思い?の覚悟
まぁぽにょの スピンオフまでいらないけどねw
>>817 俺的には、ポニョが凄すぎたせいで逆に次回作にはほとんど期待できなくなってしまった。
>>819 スピンオフ「F 〜change the world〜」
それは見たいww
>>817 制作中におっちんじまって、息子さんが作品を引き継ぐんですねわかります
>>818 いや勿論ぐだぐだな話もたくさん!ある。っていうか救いようの無い話が多い。
ただね、この人は間違いなく本人が書いた童話だから、途中ですごいアレンジが
加わるわけではない。人魚姫が本当に泡のままか空気の精になっていつか天への
ワンクッションおかれるかくらいだ。
読み継がれている話の人魚姫やマッチ売りの少女、赤い靴 錫の兵隊
醜いアヒルの子などは、普遍的な物語として完成度が高いでしょー
えーまぁいいや。無理やりぽにょに話戻せば、童話としても起承転結が弱いなぁ
普遍的童話には結末にかなりのカタルシスがあるからね。
カタルシスを高めるという意味で、童話は最初の物語よりも結末がより大げさに
成長する傾向はあるのかも。ぽにょもまず、結末のカタルシスを高めないと
それからぽにょは、世界の平和など話を広げすぎw
童話はある箱庭みたいな世界の中で体いっぱい広げているような話が多い。
それこそ口述だから童話の中の世界は狭く、
わざわざ口に出さなくてもわかる一種の共通認識がある中で話されるし。
誰にでも通じる舞台の中でのぽにょ・・・・
息子はゲドの続編やる気なんだろうか?
あの人にはもっと人の明るいものを描く努力をしてほしいものだ・・
>>820 洩れもポニョ以上のキャラは出ないと思う。これほど萌えられるキャラは今までになかった!
てゆうか、初めて「萌え」を体験した。
可愛いんだか可愛くないんだかビミョーで、小づら憎ソいくせにうずうずとそそるんだよ。
後ろ姿の背から肩にかけての執念深そうな図太そうなラインにイライラッと来るんだ。だけど
洩れのキンキンに猛り狂ったポニョに吸い付かせたいんよ・・・やべェよまぢやべェ
>>810 > 失敗点をよく自覚しているから観たくないと言ってるくらいだ
それが本当なら非常に喜ばしいことだ。
826 :
名無シネマ@上映中:2008/10/11(土) 01:27:33 ID:iVkM7yP/
このオッサン、ちょっと我が強すぎ。
傲慢ささえ伝わってくる。
そんで、この映画、ストーリーもマンガも、ぜんぜん面白くない。
見に行った子連れ連中も、夏休みだし、そして他に行ける映画がなかったから。
それだけ。
>>825 駿の性格、知らないの?
過去に満足や安住するのを嫌うタイプなのは、
最近の作品見てれば解りそうなものだけど。
>>822 いや俺は、童話が童話らしくある条件として、「物語としての完成度」が必ずしも必要とは思ってないから。
じゃあ何か、って聞かれたら難しいが、「リアルと不条理が平気で共存する、夢のようなつかみどころの無さ」と言う側面を、とりあえず挙げて置こう。
> 童話はある箱庭みたいな世界の中で体いっぱい広げているような話が多い。
「箱庭」ねぇ・・・。白雪姫もヘンゼル・グレーテルも死ぬような目に合うし、マッチ売りなんて本当に死ぬんだけども。
829 :
名無シネマ@上映中:2008/10/11(土) 01:53:08 ID:iVkM7yP/
とにかく、不愉快さだけが残るマンガだった。
>>822 あのトンネルくぐる試練が失敗してると感じた。
この映画が客に伝えたいメッセージの一つに「異物を受け入れられるか」ってのが有る。
半漁人ポニョでもいいか?僕、半漁人ポニョでも好きだよ!なんて最後の会話では観客の心を討たなきゃいけない。
その為にはトンネル内で半漁人ポニョが宗佑にとって重荷になる描写が、この映画の勝負所だった筈
しかし哀しいかなセルアニメの限界というか、子供向けアニメの限界というか。
それほど半漁人ポニョが忌まわしい物だと伝わってこない。
それどころかセサミストリートのマペットみたいで可愛い。
よって半漁人ポニョ「でも」好き!という台詞が活きてこない。
後頭部に巨大なイボが出来たお爺ちゃんが孫と遊び
睾丸が尻尾のように膨れ上がった飼い犬が朝晩散歩に連れて行ってもらってたり
町では異物を抱えながらも、家族から愛し、愛されている光景に出くわす。
それはとても大事で素敵な人間の営みだ。
その気持ちに繋がっていく映画を、本作で目指そうとしている辺りは賞賛したいものの、
それがあまり成功していない。
831 :
名無シネマ@上映中:2008/10/11(土) 01:56:44 ID:Al8OtqP2
「リアルと不条理が平気で共存する」
リアル=論理的に整合性の取れた世界?違うと思うが、、、
「リアルと不条理」と言う言葉がまずいいんじゃないかな
でもまあ言いたいことはわかる
昔ばなしで「たぬきがしゃべっても村人は別に驚かないで会話してる」とかそういう世界のコトをさしてると思うが
これはポニョにはある程度あると思う
「夢のようなつかみどころの無さ」
これはポニョにいまいち無いと思う あまり夢っぽくない
ファンタジーはあるけど、夢的世界のようでは無いなぁ
?死ぬ目?
箱庭っていうのは 物語の舞台装置や通念常識?っていうのが
かなり限定されてわざわざ説明しなくてもわかる範囲をいったつもり。
ヘンゼルとグレーテルなら子供を捨てなきゃいけないほど苦しい状況を
説明しなくてもいいし、
マッチ売りの少女なら一晩外にいたら死んでしまう状況とか説明しなくても
良いっていえばいいのかなぁ
>>828 箱庭って意味、私使い間違えたかな?
ぽにょでいえば、リサの行動なんかでいちいち賛否でていてはいけないのよ
島はこうだから津波なら高台だから安全でしょ いや島のはずれみたいな家に
嵐の中帰るなんてかえって遭難したらどうするんだ、孤立するじゃんじゃないか!
なんてところから憶測と疑問をよんでいたら話がすすまないわけ
>>831 > 「リアルと不条理」と言う言葉がまずいいんじゃないかな
「リアル」と言う言葉は、一応「確かだと感じられる迫真的な事象」と言う程の意味合いで使った。よりふさわしい言い方があれば添削して欲しい
> 「夢のようなつかみどころの無さ」
> これはポニョにいまいち無いと思う あまり夢っぽくない
脚本のレベルではあるような気がするけど、それが実際の映画で実現されてないんだとしたら、作画表現レベルでの失敗かもね・・・
835 :
名無シネマ@上映中:2008/10/11(土) 02:17:22 ID:Al8OtqP2
やりたいことは良くわかるんだけどね
嵐になるまでの過程がすごくリアルな描写だから
「嵐の中帰るのか?」って思っちゃうんだよ
嵐も記号的に描くべきだったんじゃないかな
昔話見てても「嵐」とか出てくるけど二つのパターンがある
ひとつはリアルに暗くて怖くてヤバイと思わせる嵐
もうひとつは記号的にマンガチックに描かれた嵐
使い分けてるんだよね
>>831 >昔ばなしで「たぬきがしゃべっても村人は別に驚かないで会話してる」とかそういう世界のコトをさしてると思うが
>これはポニョにはある程度あると思う
これも成功しているのかなぁ・・
昨日の話題の「大人の粋な計らい」って話だけど、
「たぬきがしゃべっても 村人は(驚きを隠して)黙って微笑んで会話する」ってことを
これぞ大人の粋なはからいじゃないか!って感動していた人がいたような・・・
>>833 うん、それを「箱庭」と表現するのは間違い。
たぶん、「象徴化」と言う言葉が当てはまると思うよ。
> ぽにょでいえば、リサの行動なんかでいちいち賛否でていてはいけないのよ
つまり、彼女の行動の「象徴化」レベルが低いので、容易に腑に落ちない訳だ。きちんと象徴化出来ていれば、説明抜きでも理解出来る。
>>830 そう思うよね カタルシスがとにかく足りない。
最初からうんうんぽにょなら飼ってもいいよ わかるよ〜
なんて思わせちゃ、どんでん返しもないしね。
試練なんかもなにもないようだったしね。
839 :
名無シネマ@上映中:2008/10/11(土) 02:28:47 ID:Al8OtqP2
>村人は(驚きを隠して)
いや、隠してすらないのよ 昔話では
勝手な補完しないで欲しいなぁ
昔話見てみ、至極フツーだから
垢で作った人形が人間になっても驚きを隠してる感じもせず
あくまでフツーだから
ポニョの存在自体は悪くなかったと思う、だが
トキが「人面魚じゃないか!」って対比は取ってつけたようだったと思う
これが「この手の童話的世界では素で受け入れる世界なんだよね」
って言う作り手の余計な計算が垣間見えてむしろ無粋になってる
840 :
名無シネマ@上映中:2008/10/11(土) 02:34:17 ID:Al8OtqP2
例えば
もし昔ばなしのある一話で
村人Aはたぬきがしゃべるのを受け入れたけど
村人Bはたぬきがしゃべるのになんらかの驚きを見せた
こんな瑣末な対比的脱線やったら
全体の視点が逸れちゃってつまらなくなるでしょ
そんなことはやっちゃいけないんだよね
たぬきがしゃべって村人との掛け合いがメインなら
村人AもBも別段たぬきがしゃべることにいっさいの違和感を出さない
これが童話的正解でしょう
もし「たぬきがしゃべることへの違和感」
を例えどんな形でさえ少しでも描写してしまうなら
それについての回収をしなきゃいけない
例えば「こいつあしゃべつたぬきだで、めずらしいのう」みたいな
ほんのちょっとでも回収する部分を見せてるわけ
たとえ昔話でも
で、それをやりたくないなら
はじめから「たぬきはしゃべっても当たり前、誰も驚かない」
のように描くべきなわけ
>>839 でも、童話的世界を受け入れるおばぁ達よりも、「人面魚じゃないか!」ってツッコミを入れるトキさんの方がはるかに魅力的、かつ重要人物として描かれてるけどね。
だから、監督の真意は、実は・・・。
>>839 ?違う違う そういう意味じゃないよ。
大人の粋なはからいだ!って感動した人がいて、何に感動していたかを
説明したかっただけ。
狸と普通に会話している普通の昔話として捉えるのではなくて、
狸がしゃべったことを(ぽにょが魚だってことを)実は驚いている
にも関わらず黙って笑ってうなづいた。ってことに凄い大人の粋な計らいだ。
って言う人がいたからね。
つまり、
「たぬきがしゃべっても村人は別に驚かないで会話してる」普通の童話として
ぽにょを捉えてない人もいるってわけ。
844 :
名無シネマ@上映中:2008/10/11(土) 02:41:22 ID:Al8OtqP2
劇中で描かれてしまった「ポニョへの違和感」は
観客の中で宙に浮いてしまうわけ
いちいち描かなかったら気にしなかった人すら気にするようになってしまう
これって無粋でしょ?
845 :
名無シネマ@上映中:2008/10/11(土) 02:43:15 ID:Al8OtqP2
>>843 俺が言ってるのはそうじゃなくて
あんな瑣末な脱線しなければポニョも
「たぬきがしゃべっても村人は別に驚かないで会話してる」系の童話として
すんなり受け入れられた人が多かったかもしれないのに
変に余計な対比的脱線しちゃったから
余計に気にする人が出てきちゃった
ってこと
まぁだから、童話としてもなりたっていないなって話なんだけどね。
妙に深読みしてしまう人もいれば、童話だと思う人もいて
詩だと絶賛する人もいれば 中途半端で投げ出しと断じる人もいる。
847 :
名無シネマ@上映中:2008/10/11(土) 02:49:09 ID:Al8OtqP2
気持ちはわかるんだよな
ポニョで逐一引っかかる瑣末な脱線は
「普通の童話として捉えられないであろうアッチの人々」に対する
パヤオなりの揶揄と言うか、振りというか、メッセージなんだろうけど
でもそれが邪魔だといちいちいらないよと思う人もいるんだよね
アッチの人々なんか相手しないでイージャンと
>>845 ポニョは「しゃべるたぬき」と違って、外見はまったく人間だしなぁ・・・魔法を使わない間は。
だから、「たぬきがすんなりしゃべる系」の童話には、そもそもなりようがないと思う。
849 :
名無シネマ@上映中:2008/10/11(土) 02:55:19 ID:Al8OtqP2
まあ「アッチの人々に揶揄してやった」
「どうだ理解できないか、理解したか、どうだ」って
みたいな気持ちがある人は
「うんうんわかる、これはなんて粋な計らいだ!」と思うかもしれないけど
俺は思えないんだよねぇ
やっぱりどこか何かと戦ってると言うか
「理解できないアッチの人々に一言もの申す」的な説教臭さを感じてしまう
あまりこれをやりすぎると
「理解できるコッチの人々」にも
???「いちいち言うことかなぁ?」な違和感を感じさせちゃうリスクもあるわけ
>>849 「アッチの人々」
「コッチの人々」
って何のこと? よく分からないんだが。
>>848 ぽにょをみても全然キャラを驚かせずに普通に会話させたり、
かと思えば逆に魚として忌み嫌わせてみたり統一性もないからね。
童話にする気もなかったみたい。
童話として徹底しておけばよかったものをwと思うけど
長文上げてるアホはもう無視していい
>>851 いやだから、ソウスケとフジモト以外の人間は、ポニョと会話してる時点では「彼女の正体が魚だ」って事実を知らないでしょうよ、そもそも。
気づいてもいない事に驚ける訳がない。
> 童話として徹底しておけばよかったものをwと思うけど
上でも指摘あったけど、「鶴の恩返し」「狐女房」系の異類婚姻物語と基本構造は共通してるよ。最後に別れずくっ付いちゃうところが違うけど。
>>844 あえてトキ婆さんに無粋な一言を吐かせ、意図的に彼女を浮いた存在にした。
「人面魚じゃないか」
この一言で童話(?)とやらが壊れ、この映画は別の「何か」になった。
このシーンで異物を否定する存在=トキ婆さんを強調している。
ともあれ安易な童話路線(?)から、映画そのものが異物化した瞬間だ。
終盤ではポニョと、人面魚を嫌っていたトキ婆さんとを接吻までさせる。
宗佑が半漁人ポニョを受け入れるクライマックス同様、
あまり成功しているとは思えないものの
やはり「異物を受け入れられるか」というテーマが、ここにも存在している。
監督はアニメーションで、このメッセージをどれだけ表現できるか、
子供達にどれだけ伝えられるか、挑戦してみたかったんだろう。
855 :
名無シネマ@上映中:2008/10/11(土) 07:13:44 ID:iVkM7yP/
けっきょく、感想についての争いだけを残したマンガだった。
スレ見てると、
どうでもいい些細なことが気になって気になって、
ポニョを有意義な映画体験にできなかった人が
色々な言い訳してるけどさ。
それら全部、ポニョやポニョファンに対する“敗北宣言”でしかないんだよね…。
駄目だったからと言って、早々に腐るなよ。
せめてもう一度挑戦してみな。
「がんばれ!今度は勝って来いよ!」と声援送っとくな。
>>830 > この映画が客に伝えたいメッセージの一つに「異物を受け入れられるか」ってのが有る。
> 半漁人ポニョでもいいか?僕、半漁人ポニョでも好きだよ!なんて最後の会話では観客の心を討たなきゃいけない。
ポニョはそういう話じゃない
そういうのはもののけでやったような話
その面に関しては、ドリフの「志村ー!うしろー!」ってのの方が近い
観客の子供達は宗介の答えなんて中盤までにはわかっていて、それ以外の事象や
そこまでの過程を楽しむって感じだ
子供に聞けばほとんどが宗介の答えを確信していただろう
監督が言うように「ポニョ、かわいいね。宗介、えらいね。」って映画
ついでに「波の上を走れるかもしれない!」と子供達が思ってくれたら万々歳
古代魚や古代の海を楽しんでたのは誰か、あたふたしたのは誰か
登場人物達のそれぞれの感覚は観客それぞれの感覚でもあるんだが、共感する相手が
異なるように感想が異なる
そしてどこにも共感できない観客もいたってだけだと思うな
>>856 失礼な奴だなポニョを楽しめない人間は負け組だってか? この差別主義者め。感性や理解力は人それぞれだろうが。
俺はそこそこ楽しんだ方だが、それはあくまで個人的な体験に過ぎん。他の人が楽しめようが楽しめまいが関係ないし、そんなのは個人の自由だ。で、ここに色々書き込むのもそうした「体験」の延長で、誰が何を書こうがまったく自由だ。
その自由を解さず、認めず、自分の「体験」こそが「正しい」かのように主張し、あまつさえ他人にまで強要する。一体何様?
ま、ジブリマンセーの連中の薄汚さが最も表れた、典型的なレスだよ、ごちそうさん。
>>856 一度通して見てストーリー分かったあとなら
重要な場面とそうでない場面をちゃんと分けられる。
そこから見えてくるものは確かにある。
でもそれはつまりこの映画がミスリードばかりだという証明でもある。