ついに第10弾に突入!『武術』はなくなったが、武壇スレはまだまだやるぞ〜!
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/12 23:18 ID:itLdHIfV
2ゲット!?
ということでパート10を立てたぞ。例によって過去スレ直リンはどなたか頼みます・・・
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/12 23:25 ID:9PanM2tL
5 :
伝場:04/03/12 23:28 ID:jSQHMqfk
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/12 23:28 ID:9PanM2tL
7 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/03/12 23:29 ID:iHrYTJ0K
まだパート9が終わっていないけど、新スレ立ち上げおめでとうございます。
>4&5&6
いやあ、みなさんすんませんなあ・・・トホホ、私がこういうんは全然あかんばっかしに・・・
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/12 23:31 ID:itLdHIfV
10 :
雲呑 ◆dWantaug76 :04/03/12 23:43 ID:5icI6Ysq
新スレおめでとうございます。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/12 23:44 ID:ypPNX6MV
新スレ
┏┳┳┓ ハイ. ┏┳┳┓
┏┫┃┃┃ 妄想は ┃┃┃┣┓
┃┃┃┃┣┓ ここまで ┏┫┃┃┃┃
┃ ┃┃┏━━━┓┃┃ ┃
┃ 妄想 ┣┫ . ・∀・ ┣┫. STOP!┃
┗━━━━┛┗┳━┳┛┗━━━━┛
┏┻┓┃
┏━┛ ┣┻┓
┗━━━┫ ┗━┓
. ┗━━━┛
わはははは・・・怪我の功名でパート9の1000ゲットしたぞ。ではみなさん晩安・・・
>>12 すみません。
陰陽、あるいは四象(陰陽虚実)は中国的ですが、五行などは後世流入した占星術文献を解読するために
便宜的に導入されたのでしょう。風水(都市計画)には四神は用いられても五行は用いられません。
占星術の影響と思われます。
>前スレ 「黒い猫でも白い猫でもねずみを捕る猫は良い猫だ」
この言葉聞くと「競技散打」が頭に浮かぶなぁ。 ムエタイにボロ負けして
悔し紛れにこしらえた「中国功夫」という名の“モンゴル式キックボクシング”
16 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/03/13 01:00 ID:yGCtaN1/
いやぁ〜ん!転寝してたらパート9が1000になってしまったわい・・・トホホホホ
劉さん、パート10立ち上げご苦労さまです&おめでとうございます。
ほぼ同時刻に一斉に直リンをされているとは、皆さんさすがですね。
まだまだ続く武壇スレ!
劉さんそして皆さんの書き込みを楽しみにしています。
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/13 01:07 ID:eGb+WGRy
>>15 横蹴りに軍隊式八極拳の残り香を嗅ぎましょう。
スレが遂に二桁に!おめでとうございます〜
本居宣長のしきしまの〜
を詠んでらしたのは劉月侠せんせいでしたか・・・
馬明達氏による劉雲樵老師の文章を見つけました。
八極拳名家 劉雲樵
在當代八極拳史上,劉雲樵無疑占有重要位置,値得表彰和研究。
遺憾的是,由於海峽阻隔,我們終究無一面之縁
だと。あれれ?♪
あれれ!?酒の練功してたらいつの間にかパート10...
カウントダウンには間に合わなかったけど皆さんお疲れ様&新スレおめでとうございます
ぷちしゅーさん、今日よろしく。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/13 04:02 ID:8yaFZIHE
シナ人の話は全部嘘だ
>18
でへへへへ・・・「敷島の 大和心を 人問わば 朝日に匂う 山桜花」
本居宣長は吉野の桜を愛したそうやが、私とちがって字は達筆やったことやろう・・・(笑
>14
「五行」は後世になってから導入された・・・って、その「後世」っていうんはいつごろで、いつの時代の後なんかなあ?
少なくとも中国医学の最古の理論書『黄帝内経(西暦紀元前後の作とされている)』にはすでに五行論が登場しとるが・・・
>19
馬明達先生は馬氏四兄弟の四男、つまりいちばん下の弟やな。徐紀先生とは会ったことあるみたいやけど
(いやあれは馬賢達先生か?)、確かに劉雲樵と会ったことはないやろう。
他派である私が言うんもなんやが、意外と馬氏四兄弟のことは知られてないみたいなんで、ちょっと説明しておこう・・・
馬氏四兄弟のおとうさんはご存じ馬鳳図公やが、ここも四兄弟やったらしい。
おじさんにはかの有名な中央国術舘の馬英図とあとふたり、馬昌図、馬○図という人がおりはったそうやが、
この昌図、○図は軍人で、内戦や抗日戦で戦死しはったそうな。
鳳図・英図同様、武術もやりはったんやろうが、残念ながらそういう理由で門人はないみたいや。
で馬鳳図公の4人の息子が「馬氏四傑」なんやけど、長男・頴達、次男・賢達、三男・令達、四男・明達・・・やな。
長男の馬頴達先生と三男の馬令達先生は中医師やそうやが、残念ながら頴達先生は2年ほど前に亡くなられた。
4人とも幼少の頃よりおとうさんの馬鳳図公から武術の英才教育を受けた達人なんやが、職業武術家になったのは馬賢達先生だけ・・・
末弟である馬明達先生は歴史学者で、もともと蘭州の大学の研究室におられたみたいやが、現在は広州の大学につとめてはるようや。
もちろん武術の研究も相当なもんやが、なんせ学者なもんで馬氏通備門のスポークスマン的な役割をされてる。
ここらへんはかつての武壇における徐紀先生の立場に非常に近いと思うなあ。
以上・・・いくつかの資料を総合したうえ、記憶ちがいもあると思うんで、まちがってるとこがあれば勘弁してちょうだい。
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/13 07:42 ID:Nwijg/Sp
劉さん
乙彼さま
また、楽しいお話楽しみにしてます
30 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/03/13 09:22 ID:WcammOLB
おはよう御座います。黄河一号です。
武壇国術推広中心総合討論区十開設おめでとうございます。
破竹の勢いの快進撃が続いてますね。荒れず、下がらず、これからも
順調に伸びていくといいですね。ところで、HTML化されていない過去スレ見る
のって、やっぱりお金を払わなければならないのですかね??
さあて、今日は午前中仕事して、夜は食事会だあ。。。ん?何か違うな。。(笑)
昨日八極拳研究会や開門拳社のサイト見てきました。みなさん仲良しですね〜。
呉先生と李英先生なんか熱い抱擁を交わしてましたよ。
武壇も負けてられませんね〜。ということで今夜は熱い抱擁を。。。ん?何か違うな。。
そういえば、武壇系でサイト運営されているのはシカ武塾だけですねえ。
武壇日本支部・八極蟷螂・拳芸館の皆さん、ウェブサイト開設をここでリクエスト
させて下さ〜い!(これで一応検討くらいしてくれるやろ。コレ見てない訳ないんやから。。。)
>30
いやあ黄河さん、それは考えが甘いやろう・・・たぶんみな見てないと思うぞ(笑
それと呉先生と李英先生が熱い抱擁・・・ちゅうことやが、じつはおたがいに
「鉄山コウ」で相手を吹っ飛ばすタイミングを見計らってたとか・・・(笑
仲がええっていうんはええことなんやが、そこはやっぱ一流の武術家同士・・・
絶対にスキは見せよらんで。
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/13 13:16 ID:Kyk95aMp
そういえばずっと前に松田さんが「秘伝」
で台湾時代の修行を記述していましたが、
そこで蘇老師に習った八極拳の順番がある時期を
境に変わったと述べていましたがこれは
どういうことなのでしょうか?
秘伝を隠すようになったということでしょうか?
っていうか蘇さんは未だに変わり続けているとか
>33
「易」っていうんは「チェンジ」つまり「変化」やろ?(前スレ参照)
へへへ・・・蘇先生こそ「易経」に忠実に武術を教えてはるわけや・・・(笑
で、我々の拳法は「当たるも八卦掌、当たらぬも八卦掌」というわけ・・・(笑
>>36 うぉう。スカッシュみたいなもんですね。読みと確率の武術。奥が深いです。
>37
これぞ我が奥義「出たとこ勝負」や・・・まさに「放浪の拳法家・劉月侠」を象徴するかのごとき秘伝やろ?(笑
螳螂の斧・・刃脚
で、これから月曜の朝までPCの使えない湖北省武當山に引きこもるんで、ちょっとマジにやっとこう・・・
>33
順番が変わったとか、教えかたが変わったとかいうようなことはあくまでも個人(この場合松田さん)の主観であって、蘇先生自身はなにも変わってないと思うよ。
学生のさまざまな個性とか個人差に応じて臨機応変に対処してるだけとちがうかな?
それに松田さんが知りあった当時、蘇先生は30歳(!)やったんやで。それまではそんなに指導をする立場でもなかったやろうが、
年をとるにつれてだんだん教えかたに工夫を凝らすようになった・・・それが「変化」ってもんやないの?
ではみなさん、しばらくごきげんよう・・・武當山より無事帰れたらまたお会いしましょう。
へへへ・・・「ワン・チャイ」の「少林故事」みたいやな・・・(笑
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 00:21 ID:4vFaHNZg
>40
すでに東山武術館の館長だったはず。師大その他でも教え始めていたのでは?
『螳螂崩歩拳』もすでに出版していたし・・・
ただいまです。ぷちしゅー武館の練習に行ってきました
今回は復習だったのですが、同じ動作なのに別の要素を加えるだけで違った感じになりましたよ
のんびりまったりとはいえ、やはりキツかったですよ
もっと頑張るです!!
追記
やっぱり角煮は美味しかったです・・・幸せでした〜
今度はもうちょいお金を持ってきて、皆さんが驚くくらい食いたいですよ
44 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/03/14 07:24 ID:naYU88WA
>清人さん
お疲れ様でした。
普段使わない筋肉を意識しながら行なうので、頭と体の両方が疲れた事でしょう。
書き込みの時間を見ると、もしかして寝ないで仕事に行くのかな?
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 17:59 ID:iCVF3+sH
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 18:20 ID:/kFmmceW
なんじゃい
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 21:17 ID:v9rR3qyD
あ、ちょうどいいや。
>>45をマルチポストしてるアフォがいるようなんですが、
このスレの住人の方々から見てどんなもんですか。
>45
要は簡化24式も充分に武技ですよ・・というサイトなんですかね
24式だけで培った功夫には見えませんけど
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/14 23:33 ID:uzFQlw5/
最初の連打の時点で、おもいっきり息を止めて打ってる時点で終わりでしょ。
武術でもなんでもない、ただのパフォーマンス。
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/15 01:10 ID:u/DB9p0a
>>45 自分のサイトを自分で宣伝するなんて、恥ずかしいお兄ちゃんだな。
しかたがないからちょっとコメント。
肩から先は速く動いているが、胴体、足は不動。
これでは使えませんな。
打ち終わったあとよろめいているし。
歩法、身法と組み合わせないと、手法だけ速くても使えませんよ。
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/15 02:41 ID:akjso/FW
>45
何の功もないやんか…
ただいま武當山より生きてもどりました
ぷちしゅーさん、劉月侠さん、これに懲りず次回もまたよろしくお願いします。
>53
うむ。肉も酒も厳禁である聖地・武當山での修業はきわめて過酷なものであったな。池に亀とかおるし・・・(笑
>>45 起式、全然だめですね。あとは見ませんでした。
56 :
張景学:04/03/15 11:22 ID:Tvl7jL2b
リャン・フー さん、サンパチさん、遠いところからお疲れ様でした。
劉さん、
>肉も酒も厳禁である聖地・武當山での修業はきわめて過酷なものであったな。
あれ?飲み屋での練習はなかったのですが?(笑
>池に亀とかおるし・・・(笑
当、武當山は池のある広い庭付きです(笑
>56
こらっ、張さん!今回はそういうふうに言うて、「へえ〜、劉月侠たちって普段は間抜けなことばっか言うてるけど、
けっこう真面目なとこもあるんやなあ〜」と思わせる作戦やったのに・・・そら当然酒の練功はしたよ(笑
あ、ほんで45って24式簡化太極拳の動画なん?私はまたしても見れんぞ〜。
57続き・・・
ただ少しでも早く肝臓の訓練をはじめようと先走るあまり、張さんの弟弟子にカンフーネーム授けるのを忘れてたやないの・・・
お〜い・・・弟弟子くん、拝師の禮は次回にな〜(ちなみに肝臓の「練功房」は「かっぱ横町」でした・・・)。
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/15 15:20 ID:h3LX7RV1
>49,51,52
自分や師匠ができるかどうかにはどうしても触れたくないんだな。
だれか比較できる動画アップきぼん
61 :
張景学:04/03/15 15:26 ID:Tvl7jL2b
>>57 >当方の武當山は「薫酒山門入不許」を固く守っていますが、山門を出れば「精進落とし」は常識でしょう(笑
62 :
花のサンパチ:04/03/15 17:41 ID:XaXJ+gAo
今後とも各種練功お願いします。
63 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/03/15 18:50 ID:QWX61ZRT
こんばんは。黄河一号です。
東京の方もそれは楽しい時間を過ごすことができました。
ついに豚足にありつけましたよ!ありゃあうまいもんですね。
昔焼肉屋で食べた味付けの何もされていないものとは全くの別物でした。
(角煮もうまかったすね、清人さん!)
これからもご一緒させていただきたいと思いますので、みなさん何卒
よろしくおねがいもうしあげます。(プロレスの勉強せんとあかんかな。。)
って、肝心のことは何一つ書かれていなかったりして。。。
PS ぷち老師、大事なものをお渡しするの忘れちゃいました!!!また次回。
64 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/03/15 20:57 ID:7TzuWlw5
>リャン・フーさん
ぷちしゅー武舘(東京)と劉月侠武舘(大阪)のハシゴお疲れ様でした。
それにしても、タフですね。
>黄河一号さん
ぷちゅしゅー武舘の練習後の豚足と角煮は定番ですね。
私も今のプロレスは、分からないので無問題です。
ああ〜、楽しく盛り上がっていて受け取るの忘れてました。(笑)
65 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/03/15 22:30 ID:yLaeLE48
武壇スレから生まれた劉月侠武舘(大阪)とぷちしゅー武舘(東京)
共に盛況でなによりです。
土曜や日曜に稽古に汗を流す中年オタもとい燃える熟年世代素晴らしいと思います。
土日で東京武館と大阪武館をハシゴしたリャン・フーさんは何とお元気で羨ましいです。
そのうちに猿も後ろの方で隠れながら皆さんの後に着いていきますので宜しく・・・
すっかり遅くなってしまいましたが
新スレおめでとうございます
また悪規だったもので・・・
それにしても東京から大阪へワザワザ出張練習されるリャン・フーさんってお金持ち?
>二十四式
某会で最初にやらされたのは二十四式でした
その昔はただの体操くらいにしか思っておりませんでしたが
陳太を学んだ後、纏絲勁なんかを加えてやるとやっぱり太極拳なんだなあと実感
武壇の陳太に含まれてない技法もあるし(w
練習方法次第で使えるのになぁと思ってしまいます
67 :
南条五郎:04/03/15 23:23 ID:SBdJdBZv
>66は私ですた
>64,65
いえいえ、道中はヘロヘロでした(^^;)
しかし冷たいモノをいただいて禊ぎをし、天宮池の亀仙人にごあいさつをしたら活力が戻り
無事、練功を積むことができました。
これも東西の聖地の霊力と両大師のお導きよるもの、ありがとうございました。
>66,67
何をおっしゃいます!? あなたこそ千年の都の○×□△〜ψΩ≫〓(自主規制)
今後も家内の眼を盗んでちょこちょこ関西方面に顔を出したいと考えてますので
機会があれば是非お話を伺わせてください。
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/16 03:37 ID:XhBHdNqh
格闘技板にまで進出してるのか、このアフォは。
しかもふと気が付くと新作動画までうpされてるし・・・まじ本人だな、こりゃ。
1 名前: 中国 [sage] 投稿日: 04/03/12 20:27 ID:m5HuEnXn
↓上の項目のハイスピードパンチってやつ見てくれ
http://www.ronjai.com/ 俺には早すぎて見えなかったよ。
空気を切り裂く音が聞こえてまじでビビった。
真似しようとしてできるものじゃない。
中国にはこんな奴がゴロゴロいるのだろうか!
まあ、グローブ有りのスポーツ(PRIDE、K-1など)だと通用しなさそうだけどね。
2 名前: 名無しの格闘家 投稿日: 04/03/12 20:28 ID:61DlmbyT
見て無いが凄い!
5 名前: 名無しの格闘家 投稿日: 04/03/12 20:31 ID:61DlmbyT
見たら遅い!
7 名前: 名無しの格闘家 投稿日: 04/03/12 20:36 ID:JyvVoB2L
>>1 これは格闘技の技術云々じゃなくて、呼吸法やら関節の柔軟性とか、
中国雑技団的な訓練がいるわけよ。知ってる人は知ってると思うが。
俺も見てないけどね。
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/16 03:38 ID:XhBHdNqh
8 名前: 名無しの格闘家 投稿日: 04/03/12 20:37 ID:b707yR1R
>>1 まだ見てないけど乙
9 名前: 名無しの格闘家 投稿日: 04/03/12 20:39 ID:m5HuEnXn
見ろよ。
11 名前: 名無しの格闘家 投稿日: 04/03/12 20:45 ID:GNbfL8iH
>>1 こんなもん、中国では出来て当たり前ですよ。
駄菓子食ってるようなガキから、そのへん歩いてるおばちゃんまで、
このぐらいのパンチなら平気で打てますよ。
まだ見てないからどんなパンチかわかんないけど。
25 名前: 名無しの格闘家 投稿日: 04/03/15 03:46 ID:wovyNAwq
服がガサゴソ逝ってるだけやん
とても威力のあるパンチには見えない
見てないけど
>66
南条さんもそのうち我々にいろいろ指導してちょうだいよ。なんやかんや言うてもいちばんキャリアが長い
(私が師匠と知りあったのはさらにむかしやけど、本格的に師事したのは南条さんがアメリカから帰国したあとくらいから・・・)
んは貴殿なんやもん。
さてと・・・今月号の『秘伝』でたな。
『武術』なきいまとなっては、ほんまに『秘伝』だけがネタなんやもん。
で、またしても恒例の「松田隆智 真・拳遊記」講評・・・といきたいとこやが、まあ仕事終わってからね・・・
前スレの最後の方見られずに、落ちてしまったんだが、
『中国武術で驚異のカラダ革命』の話は語り尽くされてしまったのだろうか・・・。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/16 09:45 ID:0T/wySsr
45はどう見てもビデオ見て独習しただけ。
パンチの打ち方も素人で、太極拳をやってどうしてあんな変なパンチを
自慢するのかわからない。本人がいたら、キチンとした先生につくことを
薦めますよ。
太極拳なのにポン・リー・ジー・アンがない
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/16 09:56 ID:2/fJsuYN
劉さん、HSAN type 5,第5種遺伝性感覚自律神経性ニューロパチーってもう治らない
んですか?
>76
そんな病気、さすがの私も知らんて・・・
とかなんとか言うてやな、結局神経内科の先生に聞いてみたわ。ちなみにこの先生は大学時代の空手の先輩で、現在五段。
師範の補佐役として会派の運営に協力してはる現役の空手家や。
以前私が大会ドクターとして駆り出された・・・ってことをスレで書いたことあるけど、あれはこの先輩のピンチヒッターやったわけやな。
私は45の動画の「快拳」は評価しますけどね。
連打のスピードの中にパワー(勁)も感じられます。 あれって翻子拳ですかね。
>75 ポン・リー・ジー・アン 左右でありますよ。
>73はスルーですか?そうですか。
>79
内功の「な」の字も感じられない、ふ抜けた太極拳。
以下朝倉書店『内科学』より抜粋・要約・・・
「遺伝性感覚自律神経性ニューロパチー(hereditary sensory and autonomic neuropathy = HSAN)は遺伝性のニューロパチー
(末梢神経障害)のうちとくに感覚神経、自律神経を主体に障害するもので非常にまれ(先輩は「診たことない」と言うてたわ)な疾患。
温痛感覚や深部感覚障害、さらに起立性低血圧や発汗異常などがみられるが運動障害はないか、あっても軽度。
遺伝性であるが「責任遺伝子」は不明なものが多い。
Dyckらは5型に分類しており(1984,1993)、
HSAN ?氈i常染色体優性)
HSAN ?�(常染色体劣性)
HSAN ?。(同上)ユダヤ人に多い
HSAN ?「(同上)
HSAN ?」(不明)
ということや・・・とくに最後の?」型は痛覚のみの感覚で他の感覚や自律神経系はほとんど大丈夫らしい。
?沍^をのぞいてはほとんど症状は固定的(進行しないこと)で、確かに遺伝性疾患なんで現代の医学では根本的な治療は難しいが、
同じ神経内科の遺伝病でも「進行性筋ジストロフィー」や「ハンチントン舞踏病」なんかに比べると
まあそうメチャクチャに悪性の病気・・・ってわけではなさそう・・・
あれ?81はおかしいな・・・HSANのあとの□には順にローマ数字の?氓ゥら?」がはいるんよな・・・
え〜ん・・・またあかん・・・ローマ数字の1から5やって・・・
ま、とにかく76の名無しさんの言うてはるtype5っていうんは上の最後のやつやな。
「痛みを感じない」なんてまるで「最強の武術家」みたいやけど、これは冗談抜きでなかなか難儀なんよ。
病気にせよ怪我にせよ「痛い」から我々はそれに気づくんであって、極端なこと言えば指がちぎれかかってるのに気がつかなかった・・・
なんてこともありえるわけや。
我々ならお湯が沸騰してるやかんにうっかり触ってしもうたりしたら「あちっ!」って感じですぐ手を離して大事に至らんようにするわけ
やが、こういう人の場合相当ひどい火傷をするまで「熱いやかんに触れた」ってことに気づかんかったりするんよな。
>80
スルーったってなあ・・・あのムック私も読んだけど、あくまでも一般向けのもんで、
やっぱとうてい『武術』や「真・拳遊記」の代用ネタにはならんで。
オタクのなかのオタクが結集するこの武壇スレで話題にするにはちとインパクト弱いんとちがう?
で、朝から必死でがんばっとるのに、その太極拳の動画、やっぱ見れんがな・・・
う〜ん・・・ちょっと中途半端な時間やな。
「真・拳遊記」講評はうちに帰ってからにするか・・・
89 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/03/16 19:56 ID:gWo89DJC
どうも、カンフーネーム黄河一号です。
>85
そうなんですよね。あれじゃ全然カラダ革命できませんわ。。(笑)
一般の人たちに興味のある健康や長命の話でもないし、
マニア向けのオカルト染みたファンタジーでもないし、(笑)
さらりと最後まで流して終わってしまいました。
「秘伝」・・・本屋さんに置いてませんでした。。。(つ、ついに。)
サッカーや野球に比べて差別的な迫害を受けていると感じるのはなぜでせう。。。
どなたか本音でズバッと、とどめの一言を!(笑)
徐紀先生なんか忽雷架で「今の時代、太極拳をやるより得なことはちょっと
思いつきません。」とまで仰ってるのに。。。一理あるような気がするんですがねえ。。。
さて、今宵も酒の練功に向かうとしますかのお、ホッホッホ。
ダメ学生、黄河一号(カンフーネーム。)がお送りいたしました。ペコ李。
ペコ李<うっ!自分でいうのもなんですが、めちゃめちゃイケてるっ!
このスレに相応しいお辞儀だっ!!!!
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/16 19:58 ID:amZ6SeTk
>どなたか本音でズバッと、とどめの一言を!(笑)
集団競技じゃないので社会に必要な協調性やリーダシップを養うのにあまり役に立たないからでしょう。
91 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/03/16 21:28 ID:ofmwR1DN
>黄河一号さん
私は、会社では武術をやっている事はナイショにしています。
どうでもいいですけどあのムック本、うちの近くの書店では
<武道・スポーツ>のコーナーじゃなくて
<健康>のコーナーにありますた。わかさ、とかの隣りに。何考えてるんだw
あ、秘伝も最近の内容なら<健康>のコーナーに置いた方が・・・・ムリか
93 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/03/16 23:04 ID:byFhjTTX
只今帰りました。クンフーネーム黄河一号こと、、、ふふふ。
>90さん
つうか、協調性とかリーダーシップというか、
ぶっちゃけ売れないからすよ。。。(グサリ!)
ショボーン。。。
>91
まじすかっ??あ、いや、まあ、あれですよね。。。
ホラ、武術やってることは、あんまり人に言わないもんですよね!
だってあの、技とか知られたら破られちゃうし(それでなくとも
武壇の八極は技が少ないとか少なくないとか。。。)
みだりに言わないもんですよ。奥さんに酒でも飲まされて決闘の時間に遅れ
るくらいのほうがまだ(BY拳児。以下略。)
あと、あ!最高峰の武術を学んでることをわざわざ自分から会社の同僚に
アピールするってェのも、なんかあれですよねェ。自慢になっちゃうとゆうか、
やっぱ理解されがたいというか、それ以前に李書文も劉雲樵も、
誰も関心もってくれないとゆうか。。。
ションボリ。。。
>92
いやな、真面目な話、いまの時代に真剣勝負やの果たし合いやの、宮本武蔵やないんやから、
やっぱ「健康第一」や。『壮快』や『バルーン』の隣に置かれてなんの不都合があろうか?
で、「真・拳遊記」の講評・・・やねんけど、たったいままで友だちと長電話してた
もんでスカーリ遅くなってしもうた・・・悪いが明日にするぞ。晩安。
96 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/03/16 23:45 ID:x0l2VER5
>93
趣味で知り合った人には、武術をやっているって言っていますけど、会社では運痴だと思われていますよ。(汗)
>>87 はっ? 「六大八招は型ではなく理論だ」っていうのと同じ意味ですか。
さすが武壇スレですね。 高手揃いだ。
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/17 01:18 ID:PVNMQrJl
test
>>97 いや、まじめに聞いたのですが。
あの起式、ポン・リー・ジー・アンが見えないのですが。
1 0 0 ♪
>>84 生まれつき痛覚のない人、というのは聞いた事があります。
なんでも病気や怪我の一切に無頓着なので、短命だとか…
興味深いのは、性格的に他人が傷つくような酷い事を平気で
言ったりする人が多いらしいんですが。
心の「痛み」というのも、痛覚なんでしょうか。
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/17 02:03 ID:tPIBBYla
>>89 >サッカーや野球に比べて差別的な迫害を受けていると感じるのはなぜでせう。。。
>どなたか本音でズバッと、とどめの一言を!(笑)
やっぱ理由は、中国武術や日本古武道がその他のスポーツや格闘技に比べて『どマイナー』だからと
言うのが理由なのではないでしょうか。
K-1みたいにメジャーならそれ相応の読者数や販売成果も期待出来るんでしょうけど。
103 :
伝場:04/03/17 07:26 ID:4ig2JKzq
>>96 伝統武術が上手くなるとスポーツは苦手になるかも・・・
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/17 07:33 ID:CgYjsBeA
105 :
97:04/03/17 08:27 ID:25Amqk7f
>>99 もしかして、簡化24式の初っ端がラン雀尾ではなく野馬分?であることに気付かれてない
とかでしょうか? ・・・これ以上は私には分かりません。
>>104 格闘技板では素直に驚かれてる人の方が多いかなと。w
>>105 >もしかして、簡化24式の初っ端がラン雀尾ではなく野馬分?であることに気付かれてない
>とかでしょうか?
私が質問したこととは関係ないと思うのですが。
起式ではポン・リー・ジー・アンは表現しないのですか?
107 :
97:04/03/17 09:04 ID:25Amqk7f
>起式ではポン・リー・ジー・アンは表現しないのですか?
ですから・・・ わたしには高度過ぎて分かりません。 勘弁してくださいよ。
「崩勁が感じられない」とかなら分かりますけど。
あとは劉さんが答えてくれるでしょう。w
からかわないで下さい。
あの起式はこう言ってはなんですが、「悪い例」に見えます。
やっぱ見れんがな〜(涙 それにしてもたかが簡化太極拳ひとつ見るのに、なんでここまで苦労せんならん・・・
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/17 09:36 ID:OMR3jB7c
見る価値なし。ただの自己流オタク。
そんなことより「真・拳遊記」や。みなさん読んだ?
立ち読みはもうあかんぞ。『武術』がポシャった以上、当分は『秘伝』だけがネタなんやから、
必ず「購読」してみなでBABを盛り上げたろう(また「宣伝手」になってしもうたな・・・笑)。
さて、今回の「真・拳遊記」は技撃編「突き」の第3回(やったと思う)や。
前回までは陳家太極拳の逆突きである「掩手ツイ」を例に、古伝の方法が現代においてはちがったものになってきてる・・・
というように論が展開してきたけど、今回はさらに突っ込んで「では、ほんまに正しい逆突きとはなんぞいや?」ということを明らかにするため、
掩手ツイの源流をなんと「心意六合拳」にまでさかのぼって考察してはる。
さ、さすが松田先生や。こうなってくるとさしものスーパーオタク・劉月侠も脱帽するしかない・・・
私は心意六合拳って見たことないんやけどな、松田さんが写真で示しておられる心意六合拳の突きは、
突きだした右拳の上に左掌を重ねて置き、確かに外見上は陳太の掩手ツイに似てるな。
つまり松田さんはこれこそが陳太の逆突きの元祖であり、この練法に準じたやりかたで訓練するのが正しい逆突き・・・
と言いたいように思う。
今回前半部では他派の太極拳の逆突き・・・つまり「ハンランツイ」に関しても言及してはる。
「ハン」は内から外に回して相手の突きを流し、「ラン」は外から内に回して腕を抑える・・・原理的には陳太の掩手ツイと同じなんやが、
張さん、フーさんはこのあいだの日曜の練習でやったからわかるやろう。
この逆突きの方法は八極架にもでてくるんよな・・・
116 :
花のサンパチ:04/03/17 12:47 ID:X84JS2SJ
>宣伝手」になってしもうたな・
結局、ムック本買いました。
117 :
春間近:04/03/17 13:53 ID:4uAhR0XI
>>101さん
テレビ特捜部で、乳歯が抜けたことを母親に報告にいった際、永久歯
が次に生えると聞いて…「それなら早く抜けたほうが良いや」と、一日で
残りの歯を全部自力で抜いてしまったり、スーパーマンの真似で、
二階から飛び降り、両足が複雑骨折しても気付かなかった無痛のチビッ子
の話をやっていた覚えがありますが…確か、その中で感覚が一般人と異なる故、行き違いに
なってしまうと、悩んでお話があったと思います。
一番分かりやすい苦しみとは、痛みだそうで、それから分岐して他人が、どういう
状況にあるかを思慮するとなっていくそうなのですが、それが最初から無い状態だと、
他者心情理解が…理屈では分かっても実感が伴わないため、行き違いを生じてしまう
…とか、言ってた記憶が。よく武術でも、超天才すぎた流祖に、後人がついていけなかった
という話がありますが…そんなようなものかなと、思ったことを思い出しました。
スレッドテーマから脱線してしまいますし、大分前のテレビ特捜部ネタで恐縮ですが…
そんな話がありましたです。
どうや?張さん、フーさん、覚えてるかな?
八極架で後半の最初・・・小纏崩ツイから右の逆突きで突いたあと、再度小纏から右の突きを出すところ・・・
これはやっぱ右逆突きやが、このとき突いた右拳の上に重ねるように左掌を添えてるやろ?
写真でみるかぎり、松田さんが示してはる心意六合拳の突き(「横ツイ」というらしい)そっくりやんか?
つまりこれも陳太の掩手ツイ、楊太のハンランツイとまったく同じ突きなわけや。
ただ太極拳では化ケイを重視した用法説明をするのに対し、八極架ではチンナの用法を主に説明することが多い・・・
でな・・・今回松田さんは以前私が書き込んだのと同様(エッヘン!)、順歩で突く「衝ツイ」も拗歩で突く「逆突き=掩手ツイ、ハンランツイ」も
突きとしては最終的に同じ・・・ということをはっきり明言してはる。なんでも劉雲樵の指導を受けた結果、
そういう結論に至った・・・ということなんやが、
つまりあらゆる「突き」の根本原理を体得するために、「馬弓ツイ」と「拗歩ツイ」が最も基本的な訓練法や・・・
ということで、馬歩の立ち方からはじまって、このふたつの突きの訓練法を解説してはるんや。
これも以前から私が説明してるんとまったく同じ。張さんもフーさんも日曜にこれとまったく同じ練習をやったやろ?
いままで松田さんは「最高の突き」とはいうものの、どっちかというと金剛八式の衝ツイばかり話題にしはることが多くて、
逆突きに関してここまで詳細に話をしはるのは私が知る限りでは『秘伝 陳家太極拳入門』で
「発ケイの原理」として逆突きを解説しはったときだけやと思う。
「拳児」にも衝ツイはよくでてきたけど、逆突きは全然なかったんやないかなあ・・・
ここが他派の八極拳と武壇八極拳の特徴上のちがい・・・と言えるんやないかな?
もちろん他派でも逆突きは練習するやろうし、重要な基本技であることにちがいはないと思うけど、
武壇の根本理論・・・つまり「沈墜」「十字」「纏糸」を意識的に訓練、体得するための方法として、
武壇系ではこの逆突きを他派以上に特別に重視してる・・・ってことや。
徐紀先生も大柳さんも、逆突き(あるいは馬弓ツイ)には、発ケイ(つまり「沈墜」「十字」「纏糸」)の
すべてが含まれてる・・・って言うてはるし、普段あまり意識してない練習やけど、じつは武壇の核心的訓練のひとつなんやな。
松田さんが結論として言いたいことは、
「金剛八式とか震脚とか、そういういかにも八極拳らしい訓練をはじめる前に、逆突きの練習で功夫の身体操作の方法を
しっかり身につけておかんとダメ・・・」ってことやないか?って思うんやが・・・
松田先生、いかがなもんでっしゃろうか・・・?
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/17 17:44 ID:Hg59xmEK
松田さんの個人的なテーマは「最高の突き」ではあり続けるものの、
中国拳法の核心は順歩の体当たりなので叙述上そうなてしまうのでは。
とはいえ、拗歩上段払い→拗歩突き→順歩突き→順歩体当たりという
発展段階は蘇コンロン編から一貫して描かれているのであれでいいんです。
>122
八極拳の型としては順歩の突きのほうが外見上当てはまりやすいんよな。
でも逆突きの訓練でいろんな要訣(そやから〜、みんな『秘伝』読んでよ〜。説明すんの面倒やんか・・・笑)を
無意識にできるようになるまでに「身体をつくって」おかないと、せっかく八極拳を習っても単に力まかせのもんになりかねん・・・
てなことが言外に含まれてるんやないか?って思うのよ。
よく武壇では八極拳の訓練を開始する前に他の拳法で「基礎つくり」をする・・・って言われるけど、
これにはそういう意味もあるんやないかなあ・・・
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/17 18:06 ID:Hg59xmEK
>>123 しかしですね先生。順歩の突きでもですね。手が出る→足が出る→震脚
という順番は全編で守られていてですね、羅憧村編では、震脚の前に手がふらふらしてしまう
子供などが登場して、そこを逃すとまさに拳児ワールドそのものが楽しめなくなるんですよ。
足が出る→震脚→手が出るの順だと縦拳にならないですし。
>124
ま、そらそうやけど・・・あれはマンガやないの・・・(笑
とにかく、少なくとも八極拳には順歩の弓歩ツイっていうんはないんよな。
ということは弓歩の突きっていうんは必然的に拗歩、つまり逆突きに限られてくる。
順歩ツイが馬歩衝ツイっていうんはええとして、馬歩とならんで重視されてるのが弓歩
である以上、逆突きが順突きと同等かそれ以上に重要な基本技であることはまちがいない
やろう。
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 01:47 ID:VhwuCzEy
松田さんは「根」=足について言及したいのではないでしょうか。
それに順・逆の優劣を比較するのは無意味だと思いますね。拗歩でも順歩でも
纏絲によって勁がまとまっていればいいのであって。
>118
>どうや?張さん、フーさん、覚えてるかな?
八極架で後半の最初・・・小纏崩ツイから右の逆突きで突いたあと、再度小纏から右の突きを出すところ・・・
はい、覚えております。
ただ私はチンナから相手の重心を浮かすか崩すかして左衝捶、肘、靠につなぐための
過度式くらいにしか思っておりませんでした(大東流の方に似たような技を見せてもらったことがあります)
あれも「突き」なんですね。 工夫が足りませんでしたm(_ _)m
それと今月の秘伝、まだ読んでないのです〜...
さっそく本屋に走りますのでご勘弁を。
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 06:09 ID:nY2cRn3n
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 06:15 ID:Bc24ydpD
スレ違いですいません。
ちょっと質問しますがフルコンやキック・ムエタイとの弊習に相性の良い中国拳法って有りますかね?
強さは要求しませんが、中途半端に蹴りやパンチを直されると困ります。
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 06:25 ID:nY2cRn3n
散打
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 06:35 ID:Bc24ydpD
>131
う〜ん、それだとあまり意味ないと言うか・・・
今まで「競技」と言うのを続けて来たので、精神的な哲学を持つ武術に興味が有ります。
以前アンディ・フグが太極拳?を練習に取り入れていたのをテレビで見た事があるけど、そんな感じでお願いします。
螳螂、翻子。
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 06:55 ID:nY2cRn3n
>132
じゃあ意拳
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 07:08 ID:Bc24ydpD
精神的な核が存在していて、試合にも応用できる技術を持った流派が希望なんですが・・・やっぱ太極拳かな〜(これしか中拳知らないので)
>133・134
サンクス。
できたら特徴なんかも書いてくれるとありがたいです。
何ゆえ、中拳ど素人なんで・・
太極拳は良いねー。
他の方々の意見も参考にするために、今日一日待ってみては如何でしょうか。
まだ早朝ですしね。
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 07:15 ID:nY2cRn3n
それなら型の中で培われる功夫が重要です。
だから中途半端に直されることよりもそれを一種のトレーニングだと思って
やって何でもみることが重要だと思います。
このスレでは賛否両論ですが
ttp://www.ronjai.com 参考です。
>>137 このところあちこちのスレにコピペされているな。迷惑だからそういうことは止めなさい。
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 07:35 ID:Bc24ydpD
>>136 そうですね。
別に急いでるわけでは無いので、この後レスが有ればその流派も検討します。
やってる人の生の意見を聞きたかったので質問してみました。
意拳はパンチを打ったあと腕を引き戻すからボクシングの打ち方に比較的近いよ。 強いし。
そのかわり型は無いから。 型の面白さだったら陳式太極拳かな。
>>137 ロンジャイの「快拳」を褒めてやったのは俺だけ。 しかも俺はキックに走った人間だから
まともな中拳家の評価ではないから、そのつもりで。
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 07:47 ID:nY2cRn3n
実戦では速度は命、もしほかにもっといい動画があったらぜひお目にかかりたいです。
142 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/03/18 08:13 ID:cLqzp1KA
おはようございます。カンフーネーム黄河一号です。
>132さん
アンディ・フグの太極拳の先生って、どなたかご存知ですか?
たしかずっと前のスレに書いてあったような気がするので、
ご参考にされては如何でしょうか?
忙しいのでまた後ほど。
>>135 >>133ではそっけなく書き込みましたが、真摯な方のようですので。
>精神的な核が存在
抽象的なのでちとずれるかも知れませんが、これが徳性の向上という意味でしたら、
カリキュラムとしてそれを包含している門派というのは、あまり期待されない方がよいかも。
あくまで師との個人的な関係にて築き上げられるものとしてであれば、その限りではないですが。
螳螂、翻子は比較的近代格闘技となじみやすいかな? ということで挙げてみました。
螳螂はスパスパッと弾けるような細かい手技の連打に下半身を狙う脚技の組み合わせ、
翻子はボクシングに似たパパパパッという連続拳打に特長があります。
検索すればどちらも解説出てきますね。
>>140の方が挙げられている意拳も極真空手などと縁深く、門外漢なので勝手なことは言えませんが、
向いているのかもしれません。
フルコン空手やキックと相性のええ功夫といわれてもなあ・・・
根本的に考え方がちがうもんやから、ちょっと習ってええとこどりしよう、なんて思っても逆効果になるんやないかしら?
ただいったんどっちつかずの状態になってもがいとるあいだにだんだん両者を融合させた独自の拳法に開眼するってこともありえるし、
まあなにを習ったらええか?ってことより、結局はその本人のやる気と才能次第ってことやない?
アンディが太極拳を学ぶきっかけになったのは、親友でスイス武壇の責任者をしとるエリックのすすめによるもんなんやが、
やはり精神的なものを求めて・・・っていう動機が非常に大きかった。
これは過去スレでも書いたし、『アンディズム 私が愛したアンディ・フグ』を読めば一目瞭然や。
つまり競技としての空手のさらに向こうのほうにあるなにか・・・を求めてのことなんやな。
で、確かに技術的な参考にするんであれば蟷螂拳や翻子拳がいちばんてっとりばやいと思うが、
精神性ってことなら、どんな流派でもかまわないと思うよ。
ただひとくちに「精神性」といっても、143の名無しさんが言われてるように、それは「武術」との出会いというより、「師」との出会いなんやな。
『アンディズム』でもそういうふうに書かれてた。
だからやっぱし技術的なことよりも(もちろんそういうんも大事ではあるけど)、人格的に優れた老師に習うことがいちばん重要になってくる。
>>137 どこに貼っても、ハァ? って反応しか受けないでしょ。
そういうレベルなんです。
>>137 これ、野上門じゃないのかな。
打ち方は通備拳に似ているし、とにかく評価されたくて
マルチポストする点も似ている。
149 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/03/18 15:56 ID:cLqzp1KA
すいません、太極拳される方に質問なんですが、ロンジャイの雲手って、
なんか私が以前見たものと全然違うのですが、これって一般的なんですか??
>149
あかん・・・なんぼがんばってもとうとう動画を見ることはできんかった。ロンジャイって、誰なんじゃい?
でもこれほどまでにPCの扱いが苦手な私も、過去に一度だけ「鄭天熊」の呉派太極拳の動画を見ることができたぞ。
でもな〜、呉派って陳太や楊太とはやっぱだいぶちがうから、すごいのかどうなのか見てもわからんかった・・・
151 :
中拳ド素人:04/03/18 17:36 ID:Bc24ydpD
140さん、黄河一号さん、143さん、劉月侠さん、レスありがとうございます。
それぞれ参考にさせて頂きます。
現時点では陳式太極拳や意拳が気になります。
>それは「武術」との出会いというより、「師」との出会いなんやな。
師との出会いですか・・・なるほど難しいもんなんですね。
自分もアンディと同じで(レベルはかなり違いますけどw)試合の為の練習、練習の為の練習をやって来たので、
伝統的な武術なら「勝ち負けではない何か」が得られるのでは?と勝手に思っています。
それでいて試合でも使える技術があれば・・と都合よく考えていますがw
だから散打等の技が現代格闘技に近い武術と言うよりは、むしろかけ離れていても自分のやってきたフルコンやキックの精神的核になってくれるようなものを求めているんです。
鄭天熊って人は日本ではあまり知られてないけど、香港における呉派というより、太極拳界を代表する名師のひとりやな。
日本人でも、え〜っと、あれはどなたやったっけ?呉派太極拳を教えてる人がいはるがな・・・
とにかくあの人も鄭天熊に師事した・・・って、7,8年前の『武術』に載ってたな。
で、この鄭天熊老師はな、むろんふつうの「健康」太極拳も教えはるんやが、じつは若いころ台湾のフルコンタクトの拳法試合で
優勝経験もある実戦派でな、門下生も東南アジア各地で開催される拳法大会に出場しては好成績をおさめてはる。
太極拳とあわせて硬功にも力入れてはって、著書にはご本人やお弟子さんが身体でパンチやキックを受けたりしてる写真がたくさん載ってるぞ。
笠尾先生の『太極拳血戦譜』には、実際にリングで試合した太極拳家として、プロレスラーを圧倒した黄性賢(鄭子=楊家太極拳)と呉派の
呉公儀の話がでてくるけど、鄭天熊はこの両者に勝るとも劣らない実績を誇る実戦太極拳の第一人者やな。
そんなわけで、「中拳ド素人」さんも、こういう人に習いはったらまあそこそこ納得いくんやないかな?
陳太といっても表演だけ・・・って人も多いし、意拳は優れてると思うけど、いかんせん套路がないし・・・
その点この鄭天熊老師のとこでは套路も打ちあいも十分やってはるみたいや・・・
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/18 18:27 ID:qvd6O9+C
>劉さん。
ここは一発
「武壇が一番や!」
っていうところですよ。
156 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/03/18 20:38 ID:HkuR9Qav
>中拳ド素人さん
何を習うかではなく、いかに学ぶかが大事だと思います。
どんなに優れた拳法を優れた先生に習ったとしても、それを生かせなければ意味無いですからね。
>劉月侠氏
FlashPlayerはインストールしてあるの?
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/19 02:14 ID:1FpKfy0t
>152
鄭天熊に師事した日本人っていうと徳普会の
瀬戸敏雄氏でしょう?
瀬戸師範の散手はムエタイみたいだから、
それこそ130さんはここに行ってみれば?
かなり荒っぽい性格らしいですが…。
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/19 04:37 ID:Ll0AiXtL
なんかここのスレ見てたら武壇の武術習いたくなったんですけど
例えば日本分会とかの練習内容とか月謝とか経験者の方
教えてください!あと日本分会以外のお勧めのとことか・・・
>155
そらまあそう言いたいのはやまやまやけど・・・(笑
でも功夫に専念するっていうならともかく、フルコンやキックをやりながら片手間に、っていうんであればちと武壇はしんどいんやないかな?
太極拳あたり一本に絞ったほうがええと思うが・・・もちろん武壇でも太極拳だけとかいうような習いかたしてる人もおるみたいやけど。
>157
それはいったいなんのことじゃい?(笑
>158
あ、そうそう・・・瀬戸先生やったな。なんでも相当な実力者らしいがな・・・
>159
わはははは・・・日本分壇、つまり大柳さんとこは相当な覚悟がないとしんどいらしいぞ(笑
関西なら言うまでもなく我が劉月侠武舘やけど(月謝はタダや・・・笑)、関東のほうならぷちしゅー武舘かな?
ほかにも止か武塾とか八極蟷螂とかあるが月謝は知らん。
163 :
86:04/03/19 13:30 ID:hb/IvoR4
劉さんの優しさにひたすら感謝します。ありがとう。
ちょっとスレちがいになるけど、せっかくやから鄭天熊老師のことをもう少しやろう・・・
いまから25年以上前、まだ『武術』はなく、中国武術の情報といえば松田、笠尾、佐藤といった先生がたの本か、
香港・台湾から輸入されてくる中国語の本くらいしかなかった頃(忍猿さんなんかが神保町通いしてはったころやな)、
太極拳に関する本はたいていが「健康」のためのもので、実用的な内容のものはほとんどなかった。
ただ鄭天熊老師の『太極拳精鑑』などは太極拳の実戦用法なんかを解説した数少ない参考資料やったんよ。
ご存じの通り呉派の開祖である全祐や呉鑑泉は満州族で、有名な「百歳老人」呉図南もモンゴル族であることから
もともと呉派太極拳はシュワイジャオの影響を強く受けていると考えられる。
で、鄭老師の本でも用法解説はやっぱ投げ技系が多いんよな。
私なんかは当時柔道をやっとったもんで、非常にわかりやすい・・・というか、なんかこう親近感みたいなんを感じたもんや。
太極拳っていうのはボクシンググローブを着用して、キックみたいな打ちあいの試合をするのにはちょっと不向きな技術体系になってる。
レス158で瀬戸先生の散手はムエタイに似てる・・・ってことやけど、首相撲みたいに密着したらともかく、
離れて打ちあう状況では実力を十分に発揮するんは難しいやろうな。
現代のフルコン空手のルールはほとんどが相手を掴んではいかんのやから、密着した間合いで「さあ、これから!」ってときに
審判にブレークを命じられてしまうわけや。
ところがかつて組み技専門のプロレスラーにまったく技をかけさせずに圧勝した黄性賢のように、
相手に密着した状態での攻防では、やはり太極拳はそこそこの底力があるみたいや。
鄭天熊老師が優勝した台湾の拳法大会でも組みついての投げ技とかが認められてたらしく(蘇東成老師もそんな回想してはったと思う)、
意外と太極拳は「強敵」やったみたいやぞ。
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/19 19:57 ID:U3Ovgo+0
>>165 >太極拳っていうのはボクシンググローブを着用して、キックみたいな打ちあいの試合を
>するのにはちょっと不向きな技術体系になってる。
太極拳が打ち合いに不向きと言うのはどういう事なのでしょうか?
技の展開で敵の腕を掴む事が必須事項という意味なのですか?
それとも投げ技の要素が強いからと言う事ですか?
>>167 そうだよ。でも総合に出ると寝技がないから不利。大相撲に出るには体重不足。つまり、中途半端なんです。
169 :
157:04/03/19 20:50 ID:Pnj8Qc6u
>>161 FlashPlayerが無いとロンジャイは見れんのジャイ!(笑
う〜む・・・昨晩は書き込みできんかったが、夜のNHKニュース見てたら、陳水扁総統が銃撃されとるやないの・・・
今日は台湾の総統選挙やけど、どうもこの事件で最後の最後になって陳総統が優勢になってきたのう。
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/20 08:37 ID:6TU6inah
ジサクジエーンだね
本当に殺すなら、ライフル、手なげ弾とかで行うはず。
>171
へへへ・・・誰しも考えることは同じよのう・・・(笑
実際大陸のサイトでは「陳水扁の自作自演」とか「悲劇のヒーローを演じようとしとる」とかいう書き込みが増えてるらしい。
でもな、台湾の選挙って日本のマスコミが垂れ流すような「中国対台湾」「民進党対国民党」みたいな単純な図式やなくて、
どうも想像もつかんほど複雑なもんらしい(まあどこの国でもいっしょやけど)。
一例をあげると・・・台湾の独立を願う熱狂的な本省人からはそれこそ熱烈に支持されてるかのようにみえる陳総統やが、こういう支持層は南部に多いとされてる。
陳総統自身南部の出身やし、昨日の事件はその民進党の「お膝元」である台南市でおきたもんやからよけい衝撃的やったわけや。
ところが、では南部の人ならほとんど陳総統支持なのか?っていうと、これがかえって正反対のケースもあるんでややこしい・・・
陳水扁が台北市長やったころ台北の「浄化」のために、萬華・華西街周辺なんかの売春宿なんかを
いっせいに取り締まって、撤去させてしもうたこととかがあるんよな。
善良な台北市民は、まあ自分らには関係ないことやし、台北の恥部みたいなとこを一掃してくれたわけで喜んだんやが、
これで困ったのがタクシーの運転手とか、黒社会の人とか、歓楽街で生計を立てている人たちなわけや。
こういう人たちには南部の貧しい農村で食えなくて、都会にでてきて、そういうところで細々と生計を立ててる人も多い。
歓楽街で働いてた女性にしても同じやな。
陳水扁も貧しい家の出身で、苦学してこんにちの地位を築いたわけやが、
生活の基盤をいきなり奪われた人たちからすれば、陳総統っていうんは「郷里の英雄」でもなんでもなくて、
単なる「おせっかいの大バカもの」に過ぎないってことになる。
それどころか南部の人は気性も激しいから、「憎んでもあまりある敵」みたいな感情を抱く人さえおるかもしれん。
そやから今回の事件は「中台関係に多大な影響を及ぼす」政治的背景があった・・・というより、
どっちかというと「個人的な恨み」にちかいもんやないかと思うな。
むかしの国民党独裁時代は銃器などはそれこそ非常に厳しく規制されてたけど、
最近は民主化が進んで逆に治安は悪くなってきてる。日本もそうやけど台湾でもその気になれば銃なんて簡単に入手できるみたいやし、
こういうのは確かに蒋介石総統時代には考えられなかったことや。
陳総統は自ら推し進めた「民主主義」によって負傷した・・・とまで言うては言い過ぎか?
問題はこれで陳総統が勝っても、「要は同情票やないか」っていう口実を大陸に与えてしまうってことや。
「陳水扁の政策を台湾人が支持したんではなくて、単なるまぐれ(つまり『台湾独立』なんていうのはなんの正当性もない)」
というような印象を国内外に与えてしまいかねん・・・
で、もしこれで負けたりしたら・・・これは民進党自体が再起不能にちかいダメージを負いかねん。
こうなるともう「圧勝」せんとウソなはずなんやから、接戦の末連戦の勝ち・・・てなことになったが最後、
台湾の独立なんていうんは当分だれも話題にすらせんようになるかもしれんなあ・・・
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/20 12:37 ID:8GKHqu+F
>164
鄭天熊老師が試合した時の写真がこの前の(悪名高き)Kマガジンに載っていましたね。
同じ台湾のらい台試合で活躍した「胡勝」という老師についてご存知ありませんか?
>>178 “胡勝 武術”で検索をかけると、1件引っかかってきますね。
ここの人はロンジャイより速いパンチが打てるのか?
>178
私はそのKマガジンは読んでないけど、もしかしてレフェリーに片腕をあげてもらってる写真?
もしそうならその写真は鄭老師の著書にも載ってたぞ(というか、その写真をKマガジンが拝借したんやろうが)。
>180
功夫では「速いパンチ」が打てるだけでは必ずしも実力があるとは限らんのよ。
門派にもよるが、功夫における「速さ」っていうのはボクシングや表演武術における速さとはまたちょっとちがう。
これももう10年以上前の『武術』で蘇イク彰先生が似たようなこと書いてはったわ・・・
なんせ「閃電手」と呼ばれた蘇先生や。パンチの速さは尋常やなかったそうやが、
蟷螂拳では三連発とか五連発とか、とにかくパンチの連打がいかに速くできるかが重要なんやが、
八極拳なんかの「速さ」っていうんは、いかに短い距離から素早く攻撃できるかってことが大事になってきて、
同じ「速さ」といってもややニュアンスが異なる・・・ってことやった。
このふたつの異質の「速さ」を融合したんが、要するに蘇先生の「八極蟷螂拳」というわけやな。
松田さんも最初、じ〜っと静止して功を練る小八極の訓練に疑問をもって、
こんな訓練でもっと素早く動く蟷螂拳や通背拳に対抗できるのか?って思ってはったそうや。
でも劉雲樵は全然意に介せず、「木魚の連続音は梵鐘の一音に消されてしまう・・・」と答えたそうな。
そら速いパンチは打てるに越したことはない。でもな、なんぼ速いパンチが打てても、
相手を倒す功がなければなんにもならん・・・ってことやな。
でも、いろいろ書いてるけど動画すら見ていないんだろ?
それで評価されたって。
例の動画(拡張子swf)はフラッシュなんでプレイヤーをインストールして無いと見れませんよ。
上で教えてくれてる人いるけど、劉さんそのカキコスルーしてるって事は別の問題で見れないのかな?
連打と言えば、某AM○研の鈴○裕氏が呉連枝老師に1秒間に8連打する技を見せてもらった時、
ビデオにも動きが映らなかった、と雑誌で話してました。どう言った技なんでしょう?
一般的なビデオでは秒間約60フレーム30コマ、それに映らないとはねぇ。
そしてビデオにすら映らないのにどうやって秒間八連打ってわかったのか?疑問は残りますが。。。
>>186 あの人はいろんな意味で長○監督的な方ですので、発言は眉にツバをつけた方が。
勢いはある方なんですけどね、良くも悪くも。
>>185 ずいぶん評価を気にしているな。
ネット上で武術の評価を求めるなんて、どうかしているぞ。
リアル世界でよその講習会に出て先生に見てもらうとか、
散打の試合にでも出ればどうだ。
どうせ自分に都合のいい意見しか聞く気はないんだろ。
よそへ行ってくれ、坊や。
フラッシュやのプレイヤーやのインストールやの・・・そんなん全然わかるかいな・・・(笑
どうしても見たうえで論評して欲しいなら、私にも一発で見られるようにしてみんかい。
それができんというならしょせんはその程度のもの・・・ってことや(笑
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/20 18:09 ID:R7GZXiir
>188
コイツは格闘版でも誉め言葉が欲しくて「これができるか」って
エラそうに貼り付けたんだけど「なんだこれ?」「モロに自己流じゃん」
と笑われて、あちこちで誉めてもらいたくてカキコしてる電波系。
なんでもいじめられっ子でそのために太極拳とかキックを真似して
できるようになったとカン違いしてるらしい。
むこうでも「太極拳がわかってない」「キチンと道場へ通ったらどうか」
等と好意の助言をもらったにも関わらず「おまえらには理解できない」
と聞く耳持たず。
こんなヤツ、ここでは相手する必要なし。
なんだ、フラッシュ入れてないだけかw
むむっ、俺はロンジャイ野郎じゃないぞ。
動画見れないって言うから親切心でフラッシュ入れろって教えてやっただけだ。
まぁ、余計なお世話だったようだが。。。
>193=157=169
いやいや、ご親切は感謝しますがなあ・・・なにぶん私はPCのそういう扱いかたとかは全然あかんもんで・・・
ほんまの話し「ノルウェー語」の新聞読め、っていわれるほうがまだなんとかなりそうや(笑
そんなことより「総統」選挙や。午後7時のNHKニュースによると台湾選管の発表として午後7時前の得票数で連戦がわずかにリード。
ただほとんど0.1ポイント差くらいでしょっちゅう順位が入れ替わっとるらしい。
もうあと30分ほどで決まるそうやが・・・
で、あれから30分以上経ったが、台湾板なんてすごい騒ぎやな(笑 どうも陳水扁の勝ちみたいやけど、まったくの互角やんか・・・
陳水扁、勝ちましたな。
台独万歳。
>197
いや、あの、そのう・・・じつは私は「隠れ国民党」でして・・・(笑
「隠れ」ってのはヘンか?劉雲樵マンセーである以上バリバリの国民党支持派やないとおかしいわな。
でもここ10年でほんまに台湾も国民党も変わったし、開票の結果がこれだけの僅差っていうのも
台湾の人たちですらそういう目まぐるしい変化についていけん部分もあるんかもしれんなあ。
テレビなんかではさっそく「今後中国との関係悪化が懸念され・・・」なんて言うてたけど、私はそんなふうにはならんと思うぞ。
「台湾の子」と呼ばれる陳水扁やけど、その台湾人のふたりにひとりは陳水扁に「ノー」と言うたわけや。
それこそむかしの国民党独裁時代ならともかく、いまは民主主義やからな。
陳水扁も民意を無視してむやみに大陸と波風立てることはできんやろう・・・
>>198 劉雲樵は大陸出身で国民党の人ですが、彭先生はどうなんですか。
台湾人ではないんですか。
やはり国民党支持ですか。
劉雲樵が指揮した総統府侍衛隊も、
今は民進党総裁をガードしているんじゃないんでしょうか。
今回は総統が撃たれてしまいましたが。
なんか複雑ですね。
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/20 23:25 ID:NnWdywrD
中国って、本土だけでも分裂しそうなのに、なぜチベットとか
台湾とか併合しようと圧力かけるのかな?
5000年間の膨張指向DNA?
ちゅーか、本当の漢人って、三国志の時代に激減して、異民族と
混血しまくって、今はもういないんじゃなかったっけ。
>200
師匠の立場はな・・・「台湾人やけど同時に中国人」や。世論調査の結果はともかくとして、実際にはそういう立場をとる人は非常に多い。
本省人(つまり台湾人)なんやが商売の関係で大陸との結びつきを望む人も多いし、
外省人であるにもかかわらず完全に「自分は台湾人」と言う人もおるもんで、ふたつにひとつ、はっきり分けられるようなもんやないのよ。
で、陳総統の銃撃事件やけど、私の師匠や金立言先生はきっと「最近の侍衛官はなっとらん!」とか言うやろな。
でもこれは政治的な問題とはまったく無関係。要は「オレたちが若かったころはなあ・・・」っていう、どこにでもおるオッサンの説教といっしょや(笑
勝ちましたね陳水扁
土壇場の銃撃事件もありながら50.1対49.9!?
>199
陳水扁も民意を無視してむやみに大陸と波風たてることはできんやろう...
2年後には新憲法成立を目指すそうです、民意に沿ったものになると良いですね。
>204
現実には台湾のビジネスマンとその家族、100万人が大陸で生活してるそうな。台湾の人口は2300万くらいやから、
独立といったって、すでにほとんど台湾と大陸は一体化してしもうとるんよな。
だってそうやろ?これは日本でいえば4,500万人の日本人が特定の国に集団移住してるようなもんなんやから。
シンガポールはかつてマレーシアから独立したけど、陸続きやし、ときどき政府間のトラブルはあるものの、各々の国民は意に介さず互いに交流してる。
台湾と大陸もそうあって欲しいもんよのう・・・
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/21 12:08 ID:ucPOefeA
おまいらかんじんなことわすれてないか?今年は李書文生誕140周年&逝世70周年
(諸説あるが)だぞ!
しっかり祝って悲しまんかい!!
>206
た、確かに・・・
李書文は1864年生まれの1934年没(1863〜1933説もある)。
1933年はな、私の親父が生まれた年なんで私は勝手にこっちの説を採用してるんやがな(笑
「拳児」では「毒殺」されたことになっとるが、『武術』創刊第3号の「中国武術界の重鎮 劉
雲樵先生に聞く」では「コレラ」か「チフス」みたいな感染症で亡くなったとのことや。
208 :
梅花:04/03/21 21:30 ID:JQV5tx9V
つかぬことを 山口博永ってだれ? 劉雲樵とどういう関係?
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/21 22:10 ID:e/E6vSkG
>208
初期の武壇で武術を習った一人で、今は太極拳を専門に指導されているのでは・・・・・
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/21 22:27 ID:lgZskgcB
日本八極拳界の重鎮、中側文夫先生にも、影響を与えたおひとりであります。
こんばんは。いつも楽しくこのスレッドを拝見しています。
劉さんに質問したいのですが、よろしいでしょうか。
八極拳は馬歩を基本としていますが、応用段階になると半馬歩になりますよね。
武壇ではそれはどの段階で切り替えるのでしょうか。
また、半馬歩に切り替えるとき、注意すべき点や苦労する点は
ありますでしょうか。
よろしくお願いします。
212 :
梅花:04/03/22 02:15 ID:4uDet7z5
213 :
梅花:04/03/22 02:16 ID:4uDet7z5
>>210 夫先生? 夫子(先生)のマチガイ? チュウソクブン? そんな重鎮いたんですか
>213
中川二三夫先生のことでは?
>211
どの段階といっても、私なんか最初からそうやったし(笑、他の人のことはわからんし・・・
まあひとつの基準は大八極の套路をひととおり憶えて、次の暗のレベルに行くときかな?
それと「学生」の時代は馬歩、拝師して「徒弟」になれば半馬歩・・・てな感じかしら?
それと注意点とか苦労する点とかいっても、これは意識してそうするようなもんではないからなあ。
動きが霊活になってくれば自然と馬歩から半馬歩に変わっていくもんやし、特別なコツとかはない。
強いて言えば、当たり前やが馬歩と弓歩が無意識のうちに完璧にできるようになっとかんとあかんってことかしら?
このあいだ大阪武舘の練習で、張さん、フーさん、サンパチさんに八極架や把式を教えたけど、
定式では馬歩や弓歩はできても、ちょっと動くともう形が崩れたりするんよな。
指摘すれば正しくなるんやが、これではまだ不十分なわけや。
私も最初のうちは同じやったけど、台湾で習う前に十分馬歩と弓歩の予習をしていったから、老師や教練に指摘される前に自分で修正してた。
でもこれでも「意識的」であることにちがいはないわけ。
「無意識」のうちに正しい馬歩、弓歩の姿勢がとれるようになるには私の経験ではだいたい一年くらいかかると思う。
で、みんな拝師、拝師っていうけど、老師が学生を拝師させる条件っていうのは要するにこの
「無意識に馬歩、弓歩ができること」ってことなんや。
だいたい一年・・・って書いたけど、むかしは拝師するのに平均3年くらいかかったそうやが、
むかしの老師は教えかたが不親切(秘伝を隠すとか、相手の素性を確かめてから教えるとか、警戒心が強かった)やったうえ、
要求も現代よりははるかに厳しかったやろうから、まあそれくらいの時間がかかったとしても不思議はない。
でも科学的に考えればむかしの3年に相当することも現代では1年くらいで十分できるはずやと思うぞ。
219 :
梅花:04/03/22 19:49 ID:1/HUmh/3
220 :
梅花:04/03/22 19:51 ID:1/HUmh/3
>>218 「やろから」「はずや思うぞ」だよ 屹度
221 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/23 01:17 ID:s8db7xPv
>220
意味不明?????
>220
ふふふ・・・確かにほんまの大阪弁の話し言葉ではそうなるよな(笑
ただ、スレは全国の人が見てる(これも本来は「見とる」や)んやから、あまりネイティブにこだわって、通じんかっても困るんよ。
それに最近私も関東の人と話しする機会が増えて、だいぶ東京弁にも慣れてきたわ(笑
で、中川二三夫先生やが・・・あの人は山口先生に習ったことがあるのか?
そういえばこれまた大昔の『武術』で「名前はだせないけど禅宗のお坊さんに指導を
受けて(山口先生は禅僧)・・・」とか言うてはったんを読んだことあるな。
ただ八極拳は大陸で張旭初って人に習いはったらしい。
中川先生の八極拳てどの系統なんか知っとる人おる?
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/23 22:44 ID:PdOVf6sC
>224
そうそうたる、経歴ですな。
中川さんは自衛隊にもいたことあるし、「回し蹴りがないとダメだ!」とか思って
極真にも所属していたとか。
謎の禅僧の師匠は山口さんではないんじゃないかなあ。教えていたのは
特定の門派ではないみたいだけど。
>225
確かに、これはすごい!
李書文はともかくとして、呉秀峰、韓会清、李瑞東と近代の八極拳の名人(李瑞東は
シュワイジャオと太極拳やが、李書文に金剛八式を教えたとされている)が勢揃いやんか。
となると中川先生の師である張旭初老師っていうのは、劉雲樵に勝るとも劣らん大師やな・・・
>226
『武術』でも「套路とか形とかいうようなものを教わったわけではない・・・」
とかいうふうに言うてはったかなあ。
なんでも立禅とか、それでゆっくり歩く方法とか、なんか太気拳みたいな訓練法やな、
って思ったけど・・・
いかにも李瑞東が大物で、軍隊で八極拳を採用したら田舎者の李某が上京してきた、という感じだなぁ。
>229
でも李瑞東が大物っていうのはまちがいないんやない?
はっきり言って、当時北京の武術界では神槍李書文といえども格という点では
李瑞東には遠く及ばんかったやろう。
232 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/23 23:30 ID:I9plT+y3
>>230 結構教えたがりで、教わったほうもそれを弟子に伝えないわけにも行かず…
という雰囲気がよくでていますね(笑
233 :
855:04/03/23 23:34 ID:3oF9Zf9k
中川氏のは武壇系だと聞いたことが。
当時八極拳について聞いたら、
本人はかなり武壇にこだわっていたそうなので
まず最初に武壇の系列の師匠に習ったと見て良いのでは?、
一応、松田先生の弟子筋の方から、中川先生は、松田先生の弟弟子に当たる人物(日本人)
に習ったと聞いたことはあります。
(それが誰かは聞けませんでしたが)
劉さん、みなさん、こんばんは。
半馬歩について詳しく教えていただき、ありがとうございました。
劉雲樵大師といえば六合螳螂拳も修めていらっしゃいましたよね。
たしか六合螳螂拳は最初から半馬歩を主として使うのですよね。
武壇の八極拳には八卦掌の影響があるといいますが、六合螳螂拳の影響はないのでしょうか。質問ばかりですみません。
>233
『武術』創刊号で中川先生は座談会で「松田先生に習いたかったけど教えてもらえなかった(笑)」みたいなこと言うてはった。
とにかく功夫を志したきっかけが松田本から得た武壇武術の知識であることはまちがいなさそうやな。
もっともあの時代はみなそうなんやけど(笑
でも「松田先生の弟弟子にあたる日本人」+「禅宗のお坊さん」となってくるとやっぱどうしても山口先生と考えてしまうが、
まあご本人が「秘密!」っていうてはるんやから、これ以上あれこれ詮索するんはやめておこう・・・
>234
あれは半馬歩というか、形意拳の三体式に似てるような気がするな。
主に虚歩と登山歩を基本姿勢としている他派の蟷螂拳とは確かにちがう。
劉雲樵が山東で六合蟷螂拳の丁子成に教えを受け、その縁で張詳三を「師兄」として、
台湾に来てからもずっとつき合いが続いてた・・・というのは「拳児」でお馴染みの話やな。
ただ劉雲樵は生前ほとんど六合蟷螂拳のことについて言及してない。おそらく師兄の張詳三に気をつかって、
自分の本来の専門ではない六合蟷螂のことをあれこれしゃべるのは控えてたんやないかと思う。
それと、まあ習ったとはいっても太極拳や八卦掌ほど突っ込んでやったかどうかは疑問や。
李書文の手前、丁子成もやりにくかったやろうし(事実「拳児」でも「隠れて習った」ことになってるやろ?)、
六合蟷螂拳が武壇八極拳にどれだけの影響を与えてるかは不明やなあ・・・
私の師匠は関門弟子のひとりなんで、劉雲樵から一般にはあまり知られていないことをかなり教わってるほうやと思うけど、
六合蟷螂拳に関しては「劉雲樵から教わった・・・」っていうんは聞かんなあ(師匠は六合蟷螂を張詳三に習ってる)。
蘇先生もいろいろ手直しはしてもらったらしいが、ではハッキリこれとこれを劉雲樵に習った、っていうのはないみたいやろ?
まあそんなんで私の個人的見解としては、六合蟷螂は劉雲樵の武術のなかでもちょっと例外扱い・・・って感じなんよ。
ただ劉雲樵がどれだけ六合蟷螂拳をやったのかはわからんにせよ、とにかく「師兄」の張詳三と仲が良かったことだけは確かや。
前に書いたが、戴士哲先生は張詳三の拝師弟子やが、劉雲樵は自分の弟子同様かそれ以上にかわいがってたらしいし、
張詳三が亡くなったときには劉雲樵はひどく落ち込んで、見てて気の毒やった・・・と師匠から聞いてる。
240 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 12:16 ID:HhR/AvXD
た、確かにすごい先生から学ばれていますね、中川先生。これは武壇以上のものかも。
もしかしたらO某さんよりも大物なのでは?
劉さんも「武壇がナンバー1や!」なんて言ってられないのでは?
呉伯焔がコンタクト取りたがった訳だ。
韓会清系ってのは、呉との交換教授で習ったんですかね?彼も韓会清系って言ってたよね。
なにをいってるのか。
243 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/24 15:00 ID:FQwO0X4e
呉伯焔を未だ信じてる馬鹿いるの?
>240
八極拳の正宗・・・ということで言えば確かに武壇も長春も真っ青やな(笑
それと師伝の伝統もさることながら、中川先生は自衛隊にも行ってはったし、ちょっと鍛えかたがちがうかもなあ・・・
これはちょっと太刀打ちできんわ。でもな、
へへへ・・・口先だけなら誰がなんと言おうとこの劉月侠がいちばんよ(笑
>242&243
でも確か呉伯焔は本のなかで「中川先生から拳譜をもらった・・・」てなこと書いてたと思うぞ。
まあな、この経歴を知ってたとすれば、そら当然お近づきになりたかったやろうな。少なくとも敵には回したくなかったやろう(笑
246 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/03/24 21:58 ID:2EQjVXyz
>かめかめ派さん
武壇の八極拳は劉雲樵の成果ですから、過去に修得したエッセンスみたいなものは入っているんじゃないですかね。
>246
いつもながら優等生的発言よのう・・・
ぷちしゅーさん、劉雲樵の八極拳っていうのは真っ赤なニセモノで、じつは六合蟷螂拳の
応用に過ぎんのやから、バレんように「えっ?六合蟷螂なんて全然関係ないよ」とかなんとか
口裏あわせとかんと・・・
あれっ?これは個人メールやなくてスレやった!みなさん、いま書いたことは忘れてくれ・・・(笑
248 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/03/24 22:58 ID:FIgyjicb
では。訂正して、六合蟷螂拳なんて全然関係ないよ。(藁)
249 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/03/24 23:25 ID:0oE7KtBG
>劉さん&ぷちしゅーさん
ニコニコニコ
時代が経つといろいろなものが出てきますね。(笑
現在のわが国の古流の世界でもよくありますよ。
横から見てると???ってな感じですが・・・(沈黙)
でも、結果としてその人がどのような方と交流しているかで分かるような気がします。
まぁ、これは猿の個人的な見解ですがね・・・(モニョモニョモニョ
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 04:02 ID:NbnRWIes
>249
劉雲樵と六合蟷螂は「そういうこと」じゃないでしょうが
251 :
250:04/03/25 04:23 ID:8CGGEoYJ
経歴訴訟なんかよりも、武道家として結果的にどれだけ世の中に・・その・・プラスに
なっていればいいんじゃないかなあ。八卦掌なんか謎だらけだし、日本少林寺拳法など
技術的に共通点は無いけど、立派な社会体育だしねえ。骨法とかもうキリないよ
それを修行することで、どれだけその人の人生が豊かになるか、それでいいと思うけどね
まあ事情通ほど裁きたがるからねえ・・・それを耳にしても「あら、まあ」てなユトリ
が欲しいもんだよな
252 :
250:04/03/25 04:49 ID:8CGGEoYJ
ということで個人的な見解でした
まあ冗談はともかくとして、劉雲樵が晩年なんの因果か大陸は山東煙台かどっかの「蟷螂拳協会」から
「名誉会長(やったかな?)」の称号を贈られてるのは事実や。
やはり若いころ山東で修業した(なんせ「山東小覇王」やからな)だけに、蟷螂拳に関してもそこそこ研究してたのは確からしい。
これも『武術』で大柳さんが書いてはったが、八歩蟷螂拳を習ってた大柳さんが
劉雲樵に「八歩(パープー)ではなくて抜歩(パープー)だ・・・」とか言われた・・・って話や。
八歩っていうのはその名の通りこの派の代表的な8つの歩法のことで、それが門派名になってるんやが、
抜歩は8つのなかでも特別重要な歩法なんやな。閉門脚で蹴ってすぐ後方に跳び去る・・・ってやつ。
劉さん、皆さん、こんにちは。
なるほど、六合螳螂拳ははっきりわかる形では入っていないんですね。
僕の印象に残っているのは、劉雲樵大師が用法を示している写真で、足払いを行っているポーズです。あれは六合螳螂拳の大きく足を上げるシュウ腿ではないかと思いました。丁子成にしりもちをつかされた技だけに、劉大師の隠れた得意技なんじゃないかと思うんです。
256 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/25 16:11 ID:OFQ/tPd0
ああいう足払い、八卦にもありますよね。
>255
ああ、あれな・・・
あれはかつて『ブラック・ベルト』に載った八極拳の用法解説のひとつで、『武術』でもイラストで紹介されてたな。
いや、当然六合蟷螂拳の展拍やと思うよ。過去スレでもそんなこと書いたはずや。
劉雲樵にしても張詳三にしても、山東の人(滄州は河北やが地理的には山東に非常に近い)っていうのは
日本人に比べて手足が長く、どっちかというと欧米人に近い体形をしてる(これも過去スレで書いた)。
主食も小麦粉と肉やから、体力的にも我々よりずっと強いわけや。
それでああいう足払いのような技は蟷螂拳に限らずよくつかうみたい。
八卦掌でいえば「コウ歩」なんかがそうやが、同種の技は八極拳にもあるかな。
八極拳ではあまり足払いっていうのは目立たんけど、相手の懐まで突っ込んでいって一発で打ち倒してしまうんで
足を払ってる間もないのかもしれんなあ・・・でも当然応用法として研究してるんはあるやろう。
259 :
梅花:04/03/25 22:24 ID:ZLn7cuWr
260 :
梅花:04/03/25 22:26 ID:ZLn7cuWr
>>245 張旭初のはもらえなく 喧嘩になり 凄惨な勝ち方をした 等と呉氏はいってたような 直話な
少林拳の「掃腿」とかははたして実戦で有効なんか?・・・って考えてたことあるんやけど、
地面に伏せてサッと足を360度回転させる・・・っていうような技はどっちかというと鍛錬用なんやろうな。
実際に型通りに使うことはないんやろうが、ああいう訓練をやってると足払いの威力も増強されるんやと思う。
そやから「あれは表演用」とか「花拳繍腿」とか言わんとやっぱそこそこ練習しとく必要があると思うぞ・・・
「掃腿」といえば、私の思い出をひとつ・・・
大学1,2年のころやったと思うけど、空手の試合で同い年くらいのやつと当たったんよな。
私はもうそこそこ組手や試合がルールに則ってできるくらいになってたんやけど、
そいつはまだ初心者に毛が生えた程度で、突くのも蹴るのも滅茶苦茶。本来なら楽勝のはずやったんやが・・・(つづく)
ところが技は無くてもとにかく「元気」なやつでな(笑
審判の「始め!」の合図とともに後先考えず突進してきて、闇雲に両手で乱打してきよる。
まあ突きにもなんにもなってない滅茶苦茶なパンチやから、なんぼ打ってもポイントにはならんし、
こっちは冷静に迎え撃ってカウンターの中段突きを極めればなんてことないはずの相手なんやけど、
ちょっとペース狂わされたというか、なかなかタイミングがつかめん(つづく)。
そこまであほみたいに動いたら試合の後半は息が切れて多少おとなしくなるもんやが、そいつは馬みたいなスタミナだけが取り柄でな(笑
お互いポイントのないまま時間切れが迫った。
何回目かの「止め!」「続けて始め!」のあと、またそいつは突進してきたんで、
私な、サッと床に伏せるような感じで「後掃腿」をかけたんよ。
そうするとそいつは伸ばした私の右脚に「躓いて」、そのまま試合場のラインを越えて本部席に「自爆」・・・
(^(^^)
、(,,, ( )、
ミ ( )ヽ
ミ ● ノ●ヽ
ミ (´`ヽ ミ オレトリ。
ミヽ | ヽノ ミ 最近まで健康だった。今世界中で殺されまくってる。
彡ミミヽ,,,,.|∪| 彡\ マジお勧め。
/ _ ヽノ /´> )
ミミ(___) ( )/ (_/
《巛ミ彡^| /
(巛ソ^ ソ| /\ \
《 | / ) )
∪ ( \
\つつつ
まあべつに怪我とかはなかったみたいやけど(つくづく馬みたいなやつやな)、
さらに試合続行となるとさすがにスタミナが切れたみたいで動きが鈍くなった。
で、今度はなんとか中段逆突きを極めて面目を保ったんやが・・・いやあ、世の中にはいろんなタイプのやつがおるもんやで(笑
267 :
南条五郎:04/03/25 23:06 ID:p855OTnH
書いている間に劉さんの試合談が既に・・・(w
では私の拙い経験ですが、
以前射撃のの大会会場でテコンドー使いと知り合いになり
ホルスターを腰に下げたまま、交流を深めるためお遊びスパーを始めました
テコンドー使いなので多彩な蹴りで来ると思いきや、腰のモノが邪魔になるのか
動きがギコチない、丁度その頃「掃腿」の練習をしていたので
やってみたところ見事決まりギャラリーから拍手を頂きました(w
まあ相手に予備知識が無かったのだろうし、お遊びでしたから
笑い話みたいな(というかほんまの笑い話)経験やったけど、考えてみれば私もまだまだ未熟で、動きが直線的やったんやな。
それからは相手の横に回り込んだりするような歩法や身法を研究するようになって、自分で言うのもなんやけど一皮むけたように思う。
やっぱ套路なんかのひとり稽古だけではこういうんはわからんよなあ。散打がええか悪いかはともかくとして、ある程度対人訓練をやらんとやっぱあかんと思う。
>267
へえ〜、さすが南条さん!テコンドーに見事掃腿を決めたとは、まるで「男組」そのままやな(笑
270 :
南条五郎:04/03/25 23:23 ID:p855OTnH
>>269、まるで「男組」そのままやな(笑
これからはHN殺人機械にしましょうか?w
>270
わはははは・・・
「男組」で殺人機械が流全次郎を掃腿で倒すところの画は『写真で見る中国拳法入門』
の松田さんの写真をそのままトレースしたもんなんよな。
でもあの本の通りにいけば苦労せんて・・・一体かつて何人の若者があの写真を見て
掃腿の練習に励んだことやら・・・(笑。で、その「若者」もいまや完全に「おっさん」)
272 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/03/25 23:40 ID:/WNNIId5
「掃腿」の技を始めて見たとき、これこそカンフーの技だなんて感激しました。
ある武道開きの招待演武で先輩と五連腿を披露したのですが、
終ってみて、何か抜けているなと思ったら「掃腿」でした!
どうやって五連腿をつなげたか、今考えても分かりません・・・(汗
こんばんは。
足払いのことを書いたので、ちょうど対人練習のことを質問したいなと思っていました。
私は柔道を経験したことがありますが先生にずいぶんしごかれました。そのときに足払いをかなり練習したことが今も役に立っています。
螳螂拳にしてもシュウ腿を実戦でうまく決めるにはやはり対人練習が相当必要だと思います。突き蹴りにしてもそうでしょう。
劉さんは台湾の先生にいわゆる「稽古をつけてもらう」ような対人練習はされたんでしょうか。このあたりが中国武術の練習法で大きな疑問なんです。
対打の套路や推手ではなく、「稽古をつけてもらう」ことって大事だと思うんですよ。
>272
し、忍猿さん・・・お、お言葉ですが、「五連腿」から掃腿抜いたらいったいなにが残るんでっしゃろか?・・・(大汗
>273
「稽古つけてもらう」もなにも、イヤになって帰ろうと思ったことも多いぞ。手加減ってものがないんやもん・・・(涙
もちろん現代格闘技のスパーみたいな形式ではないけどな・・・強いて言えば空手の「任意一本組手」にちかい。
日本分壇でも八極蟷螂でも用法の解説とかするときには同様にやってるんやないかな?
ただ手加減しては練習にならんし、かといって本気でやれば老師は自分の手の内を(たとえ学生相手とはいえ)見せることになる。
となるとむかしの秘密主義の強い達人なんかは滅多なことでは弟子にこういう稽古をつけんかったやろうし、
稽古自体が「秘伝」にされてしまってたんやないかと思う。
その影響で現代でも「中国拳法には対人訓練がない」とか「対打の套路があるだけ」とかいった印象が強いんかもなあ。
278 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/03/26 00:02 ID:wHVsiA+E
>274
いや〜本当ですね。(汗・汗・汗
相手がどう応じてくれたのか記憶は定かではありません。
まさか、掃腿に対する技を一人でやっていたなんて・・・(ゾオ―
>250 名無しさん
早速のレスありがとうございます。
249は劉雲樵と六合蟷螂についての書き込みではありません。
残念ながら六合蟷螂がどのような技かも知りませんので・・・
修行することで、どれだけその人の人生が豊かになるかには大いに賛同いたします。
でも、伝承などを捏造する人をみると悲しくなってきてしまうのです。
「あら、まあ」てなユトリが猿にないのはやはり髪の毛が3本足りないからと我ながら
呆れております。(足りない毛は3本どころじゃないだろうなんて言わずに・・・)
これからもご指導の程宜しくお願い致します。(ペッコン
私の師匠は対打の套路とか一般の推手なんかはまったくやらないし、私もそういうんを教えてもらったことない。
もちろん「五連腿」みたいな簡単な約束組手みたいなんは多少やるけど、だいたいは「一本勝負」や。
むかし師匠がある師兄と剣の対練(套路になってる)をやったとき、相手のタイミングがちょっとずれたんで
すかさず「籠手」かなんかを打って相手の剣を落としてしもたことあるそうな。
これは「約束違反」なんやけど、見てた劉雲樵は「好!」って誉めたそうやし、
相手は本来なら怒ってもええとこなんやが、逆にシュンとしてたらしいぞ。
つまり約束事の対打の套路とはいえ、相手が突然なにをしてきても対応できるよう気合い入れて練習せんと意味ない・・・ってことやな。
280 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/03/26 00:29 ID:wHVsiA+E
>279
ハイ! よく注意して稽古いたします。
なるほど・・・。やっぱりそういう練習があるんですね。
そのへんはまだまだ多くの日本人には明かされていないところでしょうね。
名前のつけようもないそうした練習こそ大切なんでしょうね。
282 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/26 02:24 ID:ycMbMpmC
しかし、いつも疑問に思うことですが、推手すらも
しないで、力の出し方やら使い方が身につくものなんでしょうか?
それで強くなれるんでしょうか?
>282
推手をしないんやない。我々がよく見るふつうの推手ではないだけで、同様の訓練はちゃんとあるし、
上級者はあまりやらないだけで最初のうちはやはりそういうことは十分やるよ。
具体的には・・・そうやな、大陸の呉家の八極拳のビデオで揉手(やったかな?)ってやつを解説してたやろ?
あれはまったく推手と同様の訓練法やけど、ああいう感じと思っていただいたらええ。
現代の太極拳の推手は「技」に重点が置かれてるみたいやが、八極拳なんかではもちろん技の訓練であると同時にやはり「身体づくり」を重視してる。
剛柔流の空手でも「掛け手」とかいうような推手に似た稽古があるけど、まあ早い話、一般の推手に比べると非常にハードな訓練ってわけや。
それと私に関しては・・・ほれ、空手とかやってたから、いわゆる「場慣れ」的な
対人訓練はとくに必要ない・・・って師匠は思ってるんとちがうかなあ?
師匠も若いころ、蟷螂拳とかをやってたときには対打の練習や自由組手なんかも(ケン
カも・・・笑)かなりやったそうやけど、劉雲樵に師事するようになってからはとくに
そういう訓練はやらなくなった・・・って言うてた。
つまりこれは訓練の比重の問題なんや。推手をやるのかやらないのかではなくて、
ちゃんと段階に応じた稽古ができてるかどうかが大事なわけ・・・
馬歩もあやしい人がただのんべんだらりと形式的な推手の稽古を続けていたところで
いつまで経っても功夫は向上せんやろうし、ただ技の用法をスローモーションで教えてもらうだけでは実戦では役に立たないやろう。
いちおう本では訓練法の分類として「単練」と「対練」ていうのが分けられてるが、
現実の真正武術では「老師」の身体を通じて、このふたつは表裏一体、まったく不可分に融合したもんなんやな。
>281
でもね、日本武道でも同じと思うよ。道場のなかで同レベルの連中と稽古するのは確かに訓練になるけど、
まったく実力がちがう上級者に稽古つけてもらったりすると、ケチョンケチョンにやられても、ず〜っとよくわかったりすることあるもん。
根性とか闘志とかを養うのが前者の稽古やが、そんなもんまったく通用せん上の人との稽古では
いやでも「自分の本当の技」の真価が問われるわけやな。
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/26 15:30 ID:Y4Q35+3T
>287
いらん(笑
289 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/26 16:15 ID:Y4Q35+3T
今ならヨガ狂信者もついてお得です(笑
猫ださんも本屋さんも、天下無敵!さんも、ブルース刑事も逝ってしまったっす・・・(涙
二人のチョーさんも逝ってしまったよ(T_T)
292 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/26 17:14 ID:3taOc0Px
質問です。
太極拳は健康に良いと聞きますが、たとえばウォーキング・エアロビ・水泳などのような
健康増進に効果があるとされている他のスポーツと比べるとどうなんでしょう。
無理のない運動を継続的に続ければ健康に良いのはある意味当たり前のことだと思います。
その当たり前以上のことが太極拳にはあるんでしょうか?
293 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/26 17:24 ID:Ai4Ij5mg
体格差のある相手に前後左右に動けないようなとても狭い場所で攻撃を仕掛けられた場合
どのような対処方があるのでしょうか?教えてください。お願いします。
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/26 17:45 ID:xrh1MmET
こういうのは実技でしか説明できませんが。
「先を取る」「中心を取る」「瞬間に沈み込む」
これがヒントです。
295 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/26 17:52 ID:Ai4Ij5mg
ありがとうございます。
でも私にはまったく見当がつきません。
すみませんが具体的な対処法を一つでいいのでお願い出来ないでしょうか?
>290
ええ〜っ・・・猫ださんも本屋さんも最近は書き込みしてはらへんのかあ?(全然他スレ見ないもんですまん・・・)
ほんならこんなあほなことしとるんはもしかしてもう私ひとりとか・・・
>292
その質問は・・・『寶芝林』活法スレッドのほうでお答えしたんで(レスなんぼくらいかは忘れた)、そっち見てちょうだい。
298 :
一例:04/03/26 18:03 ID:Nv7AdKxu
相手が自分をコーナーに追いつめようとすると、
体が正面に向き、足が左右に広くなり、手も間隔が広くなる。
そこへエコノミーラインのジャブを出しすぐ金的を蹴る。
逆に半身なら同様にジャブを出しローを蹴りながら、芦原さばきの
ステップで回り込む。
相手の攻撃を見るのではなく、その影の相手の隙を探すこと。
完全な防御など無い。上を守れば下が開く。
これを反射的に見つけるのが練習。
ただし、自分を支えるトレーニングや、局部鍛錬はやらないと
いけないよ。前へはいるにはそれなりの勇気がいる。
壊れない武器を持つと言うことは、大事なことだ。
299 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/26 18:09 ID:T2GQI9qF
まず、本当に最短距離を通る「まっすぐな攻撃」
を身につける。
次は逆に見えにくい「死角からの攻撃」を
身につける。
>「瞬間に沈み込む」
相手が渾身の力で殴ってきた時、その刹那に重力落下でしゃがみ込んで
体当たり(武壇ぐらいの低い姿勢)すればどうなる?
これには、誘いと勇気が必要だけれど。
この正奇を身につけて、相手の状況に応じて臨機応変に。
>293
普通に戦えばええんとちがうの?だって自分が動けんほど狭いスペースなら、それより大きい相手はなおさら動けんやん(笑
あとは・・・そうやな意表を突いて「穿弓腿」とか・・・(笑
ゲッ!真面目に「一例」がでとるがな。ちとふざけすぎたか・・・ほんじゃま、私もちょっとは真面目に・・・
「窮鼠猫を噛む」っていうやろ?そういう絶体絶命の状況に追い込まれたらあとは死にもの狂いで
相手にむかっていくしか正直方法はないと思うぞ。
「なんや、根性論か」っていうかもしれんが、日頃どこまで限界に近い訓練をやってるかで、
いざというときの腹の括りかたは決まってくるわけや。
そら、やられるかもしれんが、男ならどうせやられるにせよ指の一本でも食いちぎったれ!(笑
李英先生にはよく「おみやげを貰ってこい」と言われてました。
肋骨の一・二本折られても、指をおみやげに貰う。
腕折られても、目ん玉おみやげに貰う。
命とられても、金玉おみやげに貰う(嫌だ!)。
八極拳士ならただでやられるな!って、よく言われてましたよ。
おかげで当時は、やたら攻撃的な僕でした。。
303 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/03/26 21:52 ID:06LjEoLh
とりあえず、あやまる(藁)
軽功で上へ逃げる
306 :
かめかめ波:04/03/27 00:13 ID:pQNAAKTP
戦いの基本は気迫である、というのは真実ですよね。
もちろん技術の裏付けはあるに越したことはないですが、生命のやりとりの場合は以下に肚が据わるか、だと思います。
それ以前に危険を察知しそういう場に身を置かないということがもっとも大切でしょうが。
劉大師のように修羅場をくぐってきた人はいろいろな意味で普通の人が想像できないような配慮をし注意力を持っていたんだと思います。ある意味で、「実在したゴルゴ13」みたいなものですよね。
デューク・東郷 VS 天字第一号 劉雲樵
素手 劉雲樵○
銃器 ゴルゴ○
女 ゴルゴ○
308 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/03/27 08:29 ID:yw+hNUjj
全身の力を抜き、定まらない目をしてニタニタ意味なく笑う・・・ダメですかね?(笑
285の「老師」の身体を通じて学ぶって、本当にそうだと思います。
猿も古流の師匠にそのようにして教えを受けてきました。
思い出すと懐かしさと温もりが蘇ってきます・・・
309 :
梅花:04/03/27 12:38 ID:WEK+tPEx
>302
い、いや・・・会ったことないけど(「ニアミス」はあるが・・・笑)、あの人ならそのくらいのこと言いかねんやろうなあ。
「大内八極拳」の金先生にしてもけっきょく最後は「人間の楯」になれるかどうか・・・てなこと言うてはるやろ?
311 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/27 17:49 ID:mw/1Ji3e
穿弓腿って使える人ほんまにいるんですか?
蘇先生の穿弓腿の写真を見たときは見事だなって
思ったんですけど・・・
実際に使ってるとこみたことあります?
>311
私は若かったころ空手の試合で見事に決めたことあるけどなあ・・・
>>312 今使ったらローキックで肘折られますって。
>313
ははは・・・冗談に決まってるやろ(笑
あれもやっぱ鍛錬用、さらには表演用の技やないかなあ?実際の用法は「カニばさみ」みたいな感じで、
下からあごを蹴っ飛ばすなんていうのは現実には難しいやろう。ま、蘇先生ほどの人であればなんでもないことなんかもしれんが・・・
蟷螂拳には地功拳や酔拳の技術がかなり取り入れられてるし(「酔蟷螂」とか「酔羅漢」とかいうような套路もある)、
片手で倒立して空中を二段蹴りする例の技をやな、地面に寝転がってやればこれはもう完全に地功拳の剪腿になるわけや。
ただ地功拳は地面に倒れるのも大事やが、即座に立ち上がる・・・っていうんも非常に大切やから、
よほど身軽で素早い動きができんとあかん。穿弓腿みたいなんを訓練しておけば、そういう動きが十分身につくんやないかしら?
>>314 私は軽身功で九節鞭を避けることができるが拳銃をもってこられたらダメだ。
無駄なことををやっても空しい。といわれても、それが無駄じゃあ・・・という気が。
ともかく蘇先生の基準では、再現不可能とされる珍奇な境地を達成するのに意味があるようで、
武術的価値からはちょっと基準がずれているような・・・
>316
まあな、蘇先生の基準ったって、あの人は「天才」やぞ。我々凡人の基準でなんぼ議論したとこで、そもそも理解できるはずないやろう(笑
蘇氏のインタビューなどを読んでいると、某長嶋監督とイメージが被ってしまいます。
>318
蘇先生も長嶋監督も天才やけど、天才を生む土壌ってのもあるわけや。
私の師匠もそうやけど、蘇先生も台湾の田舎の農村出身やろ?いまでこそアジアの経済強国となった台湾やけど、
蘇先生や私の師匠が子どもやったころは、まあ大陸に比べたらマシとはいえ、日本やアメリカとは比較にならん発展途上国
(いまはこの言葉は使わんけど、そのむかしは「後進国」っていうてたもんや)やったわけ。
いまの我々の生活っていうのはテレビ、パソコン、電話、車、エレベーターととにかく便利になって、
子どもたちもほとんど身体を動かすことなくあらゆることができる環境になってるわな?
ところが蘇先生の子どものころっていうのは、台南の田舎なんてなにも遊ぶもんがなかったわけよ。
野球ひとつするにせよ、バットやグローブなんて正式なもんはなかなか手に入らんかったやろうし、
仮にあってもほとんどの貧しい農村の子どもたちにはかなり高価なもんやったやろう。
となるとな、自分の身体をつかって遊ぶしかなかったわけや。
木登りとか相撲とか川泳ぎとか・・・山にでかけて一日中うろちょろしてたこともあったやろうし、
こういうのはかつての日本でも同じことなんやが、来る日も来る日も猿よろしく木から木へ飛び移って遊んでたりすれば、
そら身軽にもなるし、いまの時代にコンビニの前でウンコ坐りしてる連中なんかの目には
絶対に止まらないほどすばしっこくもなるわなあ・・・
前にも書いたけど師匠によると「田舎ではほとんどの子どもが近所の国術舘に通ってた」ってことや。
これは現代の我々みたいに「武術に興味があったから」とか「体力をつけようと思って」とかいう動機からやなくて、
要するに「ほかになにもすることがなかった」からに過ぎん。
対立する国術舘同士で抗争になったりするとな、子ども同士もケンカになるんやが、勝ったら師父からご褒美としてサイダーとかお菓子とかノートとかが振る舞われるんで、みな目の色変えて闘ったそうや(笑
馬や牛なみの基礎体力に猿なみの運動神経、おまけにハングリー精神と、こんな子どもがゴロゴロおったわけで、
そんななかから正統派の武術を学んで頭ひとつ抜け出した(背は低いけど・・・笑)蘇先生なんかは
天才とはいってもなるべくしてなったようなもんやと思う。
前回の総統選挙の直後、私は台湾に数ヶ月滞在してたんやけど、テレビで陳水扁や李遠哲(ノーベル化学賞受賞者。
現中央研究院院長。「台湾の知性と良心」として非常に尊敬されている)
なんかが子どものころ、田舎の田んぼのあぜ道に腰掛けて本を読んで勉強してるコマーシャルみたいなんをよくやってたぞ。
「いまでこそ総統やノーベル賞学者になった人たちも、子どものころはこんな生活をしてた。
貧しいかったからこそ成功することができたのだ」っていうような、まあ台湾版「二宮金次郎物語」というとこかな?
つまりこういう土壌や環境が強い武術家、天才武術家を生む・・・というわけよ。
大陸の農村はいまでも貧しいが、残念ながら文革で武術の伝承自体が滅茶苦茶にされてしもうたし、
そのあとは今度はいきなり開放改革政策で、なにはともあれお金って風潮になってしもうたから、ちょっと残念やな。
蘇先生のような環境で修業できた人っていうのは李英先生あたりが最後とちがうか?
幸い東北というのは文革の混乱とかが比較的マシやったそうな。
なんでも氷点下20度のなか、朝の3時から稽古に通ってはったそうやん。
で、雪が積もってて練習ができないんで練習場に着くとまず雪かきからはじめた・・・とかいう話やが。
こんな感じで武術を習った人が、現代の我々とは根本的に強さの質がちがうっていうのは自明のことやん?
もしかするとな、単に知識としての武術であれば私のほうが李英先生よりず〜っとよく知ってるかもしれんよ。
でもな、こういう苦労を積み重ねて功夫を磨いた人とは最初から比較にならん。
で、みんな「天才」っていうんやが、それにはそれなりの理由があってのことなわけや。
「天才とは99パーセントの汗と1パーセントのひらめきである」
まあその点私なんかは「99パーセントのひらめきと1パーセントの汗」で武術をやってるんやから、
これはこれで「天才口先武術家」といえんこともないか・・・(笑
326 :
282:04/03/28 02:35 ID:4wTYjYZH
>283-285
劉月侠さんは武壇武術に関しては相等造詣がお深いようですが、
いろいろな
門派を渡り歩いてきた私が思うに、武壇門以外の武術には
若干思い込みというか偏見(と言うと言い過ぎでしょうか?)が
あるように見受けられます。
太極拳の推手はハードではないということでしょうか?
少なくとも「剛柔流や八極拳に比べると楽だ」と
おっしゃってるように思いますが、私は決してそんなことは
ないと思います。
>太極拳の推手の場合は「技」に重点が置かれてるみたい、
とのことですが、
これは太極拳を知る人の言葉とは思えません。
太極拳だって推手を通しての「体作り」を重視してますし、
推手をすることで勁道を知り、理解を深めていくわけです。
>ただ技の用法をスローモーションで教えてもらうだけ
これが劉さんが太極拳の推手に対するイメージなんですか?
推手はそんな形式的なものでも、生やさしいものでもないですが…。
327 :
282:04/03/28 02:46 ID:4wTYjYZH
>我々がよく見るふつうの推手
とありますが、劉さんのおっしゃる「ふつうの推手」の
イメージ自体がどこか偏っていませんか?
松田りゅうち氏が何かの本で紹介しているような、手をクルクル
回すだけの単推手とかをイメージされているのかな?
とも思ったのですが、そうは思わないで下さいよ。
それに、
大陸呉家の八極拳の揉手
のような
感じの練習なら、太極拳にも形意拳にもあります。
…それでも、武壇八極拳の「推手と同様の練習」は
一般の推手よりも非常にハードなのですか?
328 :
282:04/03/28 02:52 ID:4wTYjYZH
でも、一つわかったのは
武壇でもそういった練習はされているようですし、
強くなれるようにきちんと段階的な訓練が積まれているということなんですね。
279を見て推手(の類)は一切やらないのか?
と思いましたが、それは勘違いだったわけですね(^^;
>328
ははは・・・私は功夫に関しては武壇系しか知らないし、他派批判はしないやのなんやの言いながら
これまでもずいぶん他派のことケチョンケチョンに言うてきたからなあ。言行不一致・・・どうもこういうとこは「中国風」やね(笑
太極拳の推手が生やさしいもんではない・・・というのは私もよく知ってるよ。陳太の推手なんて武壇にせよ大陸にせよ大変やもんな。
ただ282さんは「いろいろな門派を渡り歩いてきた」とおっしゃるが、それがどういう門派でどういう老師なのかはわからんけど、
少なくとも私がこれまで見聞した太極拳の推手に関して言えば、本来の武術の訓練ということではやはりちょっともの足りないと思う。
私が言いたいのは、これは推手という訓練法に問題があるんやなくて、それを練習する人たちの心構えが十分ではない・・・ってことや。
推手も力学的な原理を基礎としてる以上、体力とか根性とかが必要なんは柔道や相撲となんら変わらんわけやが、
そういう点にあえて目をつむり、「気の力を養成する特殊な訓練」てな感覚だけで練習してる人が多いような気がする。
ま、それを「独断」「偏見」と言われればそれまでやけど、では絶対にそうではないのか?って問われれば
多くの太極拳修業者はきちんと答えることができるやろうか?
私が簡化太極拳をはじめたのは12歳のときやから、まあ長ければええってもんやないけど
もうすでに30年近いキャリアというか太極拳の経験があるわけや。
そら厨房のころは「力を使わず気で相手を倒す神秘の武術」というのを少しも疑わず練習してたわけやが(笑)、
やってるうちにだんだんいろんなことがわかってくる。
いま私が太極拳を練習するのは「太極拳は優れてる(と聞いた)」からやなくて、
「楊露禅や陳発科みたいに強くなるにはどないすればええんか?」ということを追求するためなわけよ。
そういう観点で研究しておれば「この方法ではあかん。やっぱこうやらんと・・・」みたいな疑問や発想が浮かんできて当然と思う。
「こんなふうに教えられたから、これが絶対です」には決してならんわけやな。
私は武壇系の武術がいちばん優れてると言う気はない(タテマエはな。ホンネはどうか知らんぞ・・・笑)。
武壇の拳法でも、たとえそれが大内八極拳であっても、学ぶ人の心構え次第では健康太極拳にも劣るし、
「なんや、楊太か・・・」なんてタカを括ってたらえらい目にあいかねんことかてよ〜く知ってるつもりよ(笑
いかなる武術も結局は学ぶ人の心に問題があるわけや・・・
332 :
伝場:04/03/28 08:45 ID:jIXk6U8Y
日本で太極拳を練習している人はほとんど健康法でしょう。武術的に
おこなっている所は少数でしょう
333 :
伝場:04/03/28 09:07 ID:jIXk6U8Y
そういえば、今習ってる先生が若い人を集めて「君たちはどんどんやれば、
すぐ強くなれる。筋肉もついて体格もよくなるから厳しくやりましょう。」
と、(えっ、太極拳て強くなるのに10年かかるとか・・・?、筋肉がつくって・・・?)
まぁ、武術だったらある程度強くなるのに時間かかってたら問題だし
やっぱり筋肉もある程度つかないとまずいですよね。
334 :
伝場:04/03/28 09:16 ID:jIXk6U8Y
私の友人に総合格闘技のジムのインストラクターをしている人がいるの
ですが、そこのジムに見学に行ったらやはり若い人が多いのですが以外にも
若い女性も多いんですよ、もちろんその人たちは本格的に強くなりたいので
はなくて格闘技の雰囲気を感じながらの体作りしているんですよね。
335 :
伝場:04/03/28 09:26 ID:jIXk6U8Y
太極拳の教室だとやっぱり年齢層が高いですよね。そうすると練習が
ハードにできない。太極拳(=健康法)のイメージで集まる
人が多いから集団で教えるとなると武術を前面に押し出せないですよね。
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/28 12:15 ID:5aUYhB0G
298 :一例 :04/03/26 18:03 ID:Nv7AdKxu
相手が自分をコーナーに追いつめようとすると、
体が正面に向き、足が左右に広くなり、手も間隔が広くなる。
そこへエコノミーラインのジャブを出しすぐ金的を蹴る。
逆に半身なら同様にジャブを出しローを蹴りながら、芦原さばきの
ステップで回り込む。
昨日の試合、武蔵は曙の体力に「喧嘩では負け」だったわけだが、
この戦法を使えば、路上では護身できていた。
しかし、武蔵がここまでな男なのは、これでも自分は勝った
と思っていることが原因だと思われ。
>336
アンディが死んでからは私ほとんどK−1見ないし、武蔵ってどんな選手なのかも
知らんかったんやけど、あの体格差ではまともな試合をせえってほうが無理やで。
曙がちょっと突き飛ばしただけで吹っ飛んでいっとった(昨晩はたまたま見てた)けど、
そらそうやろう・・・なんせ武蔵選手よりはるかに大きくて、しかも相撲の構えで重心を
下に置いてる連中でも突き飛ばされてたわけやから、最初から話にならんやん。
問題はやっぱルールやな。曙に突っ張りなんかを認めるんであれば、たとえば武蔵選手には
K−1では禁止されてるタイ式の肘打ちなんかを認めてやらんと、
なんぼキックの一流選手でも勝ち目なんてあるはずない(結局は勝ったけど・・・笑)。
ちょっとスレちがいかもしれんが、功夫の技術とも共通する点があるから
もう少しやっとこう・・・
あれだけの体格差でパンチやキックで相手を倒そうとするからには普通の間合い
では無理やと思う。よほど曙の懐に入って、そこから全体重をかけて急所にヒット
させない限り、ダウンを奪うのは難しいやろう。
ところが接近したら突っ張りで飛ばされ、それでも前に出たらあの肉塊に覆い被さられて
どうにもならん。
膝蹴りも首相撲ができんわけやから腹の肉を膝で「擦る」のが精一杯やし・・・
ところが肘が使えれば曙に抱きつかれてもマブタの上とかを肘打ちで攻撃して
流血させ、かなり自分に有利な展開にもっていけるわけや。
私は武蔵選手のローキックはかなり効いてたと思うぞ。ただ相手の大きさに腰が
引けて(そら引くわな・・・笑)、もう一歩踏み込んで蹴る・・・っていうんが
なかったと思う。
で、太極拳に戻るか・・・(笑
>335
いやな、健康太極拳は健康太極拳でええんよ。年寄りに武壇の馬歩なんてやらせたら
誰も来なくなるし、下手すると死人がでかねん(笑
ただ前にも書いたように、なんぼ健康のためとは言いながら、仮にも「太極拳」と謳って
いる以上、肉体的なことは仕方なくても少なくとも精神的な厳しさは必要やと思う。
つまり単なる健康法なんやなくて、あくまでもこれは「武道」なんやな。
「そんな時代錯誤の体育会系では教室の経営が成り立たない・・・」とか
なんとかぬかすなら、最初からそんな時代錯誤なもんを金とって教えんかったら
ええやん!ほかにヨガとかエアロビとかなんでもあるやろ。
私なんかは日本武道にせよ中国拳法にせよ伝統的な教わり方をして、これが当たり前
って思ってるから、精神的な厳しさのない太極拳なんて太極拳とは思えん。
「健康」も「実戦」も関係なくて、「太極拳」は「太極拳」や。
ここんとこみなさんはどう思う?やっぱ私って頭コンクリなんやろうか?
>>340 それでいいと思います
ただ一子相伝のため生まれたときから生薬ミルク飲んで鍛えられた人だけの世界もつまらん
エアロビはともかく、ヨガも太極拳もいくらでも楽にできるだと思いますよ。
343 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/03/29 02:00 ID:BqSzG2zX
>341
一子相伝のため生まれたときから生薬ミルク飲んで鍛えられた人だけの世界もつまらん
・・・まさに言いえて妙ですね。ボケ猿にも希望が持てそうなご意見に同感!!!
特殊な環境や境遇にいなくても日常の中で現状にどう対処していくかが重要だと思います。
自分が置かれたあらゆる場面に活かせてこそ武術を志す意義の一つがあると思うのですが・・・
人に見せるためでも誇るためでもなく己を鍛える事上練磨の鏡としても有益なのでは?
医者として激務の中を鍛錬し続け、武壇スレにせっせと書き込んでいる劉さんはお手本。(笑
以前、劉月侠さんが言っていましたが一つの套路でも目的によって練り方が異なると
同じ太極拳でもどう取り組むかで健康にも武術にも舞踊にもなると思います。
でも、それぞれに目的意識と達成への情熱がなければ一体何でしょうかね?
サプリメント代が・・・サプリメント代がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・(〜;○Д○)〜
最近は食う物にも栄養面で気を使うようになってます
と言ってもバーボンはやめられませんね〜〜〜〜(笑
けど、タバコは苦手です・・・体が受け付けません・・・
聞いた話ですがガツガツに激しい運動をした時は豚足煮込みと豚角煮を食べるのがいいらしいですよ
こんなん言うまでもない?失礼しました〜〜((((((((;´∀`)
345 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/03/29 09:04 ID:39zqmVXA
おはようございます。黄河一号です。
土曜日に東京へ行く機会があったので、初めて光儒堂、行ってきました。
金先生の「大内〜」と、ホウ先生の「〜春秋」買ってきました。(読めないクセに。)
「〜春秋」はあと三冊しかないって店主が言ってました。
そもそも土曜に上京したのは、台湾発、アロマオイルのネットワークビジネスの
話を聞きにいって来たわけですが(薄々知ってはいたものの、つきあい&興味で。)
、始めは偉い先生の講習会>最終的に5人くらいに囲まれて交代交代で体験談
>この後、予定があるというのに話を引っ張られる・・・という、過去に経験のある
極々基本どおりの勧誘方法及び内容だったので、刺激がなかったです。。。
346 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/29 11:33 ID:ex0lO/F/
>>345 >金先生の「大内〜」と、ホウ先生の「〜春秋」買ってきました。(読めないクセに。)
>「〜春秋」はあと三冊しかないって店主が言ってました。
「大内八極拳」は店頭在庫が沢山あるようでしたか?
それと大きいのと小さいのどちらだったのでしょうか?
小さいのは小、大、六大開、連環の4冊があるようですが。
>345
三冊しかない・・・というか、あれ、まだ在庫あったのか・・・(笑
348 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/03/29 15:03 ID:39zqmVXA
>346さん
大きいのです。小さいのは多分似た内容だろうと思い、スルーしました。
(金先生演武)
>劉老師
いやいやそれが、店主が台湾に注文のFAX送ったらしいんですけど、
その台湾からの返事に「あと三冊しかない、どうしましょう?」
みたいなことが書かれていたんですよ。(店主が見せてくれました。)
「だから、今のうち買っといたホウがいいよ。」みたいに勧められて。(笑)
349 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/03/29 15:45 ID:39zqmVXA
あ、劉老師、ついでに「少林拳術 羅漢拳」も再購入してきたのですが、
この本に収録されている「易筋経」の解説を激しくキボンヌなのですが、
お願いできないでしょうか?
>349
あ、あれな。よっしゃ、まかせとき・・・と言いたいとこやが、いま手元に本がないんで、明日以降にな。
必ずやるけど・・・忘れてたら言うてくれよ(笑
以前にも書いたが「易筋経」には大別して二種の方法があり、ひとつは甲『易筋経』、もうひとつは乙『易筋経図説』や。
どっちも十二式あるんやけど、乙のほうはどっちかというと南派のもんやないかなって思う。
これも前に書いたけど、松田さんの本では意外なことに甲(『実戦中国拳法入門』)、乙(『少林拳入門』『少林拳術 羅漢拳』)
が両方とも解説されてる。
私もいろいろ研究したんやけど、「熊氏易筋経」「大力易筋経」など他にもたくさんの流儀があるみたいやが、
すべて上の甲乙二種のいずれかを元ネタにしてるみたい。
ちなみに私見やが、蟷螂門の「十八路羅漢功」も甲をもとに発展させたもんやと思うぞ。
「易筋経」の「易」は『易経』と同じく「チェンジ」の意味。「イージー」ではない。
英語では「マッスル・チェンジング・クラシック」などと称されてるが、要するに「筋肉を変化させる法」ということやな。
「力は骨から発生するがケイは筋から発生する・・・」
つまり発ケイを成功させるには筋肉の動きを日常生活とはちがうものに変化させる必要
があるわけやが、そういう訓練の初歩がいわゆる「伸筋抜骨」なんはみなさんもご存じ
の通り。
「易筋経」は拳法の技術ではないけど、伸筋抜骨を体得するための基本的なトレーニングなわけや。
易姓革命 とか 易幟 とか 易宗門とか
しかし「易筋」とか「伸筋抜骨」とかいうんはなにも「易筋経」だけの功法ではなくて、有名な「八段錦」もそうやし、
名称こそ異なれどいかなる門派にもこういう方法はある。原理も方法も大同小異やな。
「易筋経」が有名になったのはやっぱ少林寺の達磨大師が伝えた・・・っていう伝説が大きいと思う。
さて、実際の練習法は・・・家に帰って本を引っぱり出してきてからじっくりやるか・・・
356 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/03/30 18:42 ID:3OxHZ+6n
>劉老師
ということは、私の手許にあるのは乙ということですね。。。わくわく。
え〜っと・・・やっと本を出してこれたわい。この本は土屋書店てとこからでてて、
いまも本屋さんにあるから、持ってない人は是非買うとくべきや。
なんせ松田さんの単行本としては現在手に入る数少ないもんのひとつやからな。
180ページ以降に解説されてるのが乙『易筋経図説』の方法(写真で示範してはるのは
現八極蟷螂の野田氏)。179ページに図がでてるのが甲『易筋経』の一部やな・・・
第1段・・・
両足を肩幅に開いて平行立ちになり、両手は体側に自然に垂らす。
で、次に両掌を下に向け、掌底で地面を押すようなイメージで指先を反り
返らせるようにする・・・
これは「沈肩墜肘」の訓練や。掌底で下に押すといっても手首とか肘とかに
意識を置くのではなくて、あくまでも肩を落として腕全体を下に引き下げるような
感じでやること。腕は屈伸するんではなく(そら実際には多少するんやけど)あくまでも
関節は同じ角度を保ってるわけやな。
第2段・・・
今度は両足をそろえて閉足立ちになる。易筋経では平行立ちでやる段と閉足立ち
でやる段があるんやが、私はどの段も必ず両方の立ち方で練習してる。
なんというか微妙に感覚が異なるんよな。
両手の親指だけを伸ばしてあとの四本指は握り込み、身体の前面に自然に垂らす。
両拳は両「ソケイ部」のあたりにくるはずや。
で、握った指にグッと力を入れて親指を上に反らせるようにする。
これも第1段同様「沈肩墜肘」の訓練。拳を握って親指を反らせるときに肩を下に
落とすようにする。ほんまに力が入るのは拳ではなくて肩なんよな。
第3段・・・
やはり閉足立ちで、両手は拳にして体側に自然に垂らす。で、拳を強く握る。
これまた「沈肩墜肘」。拳で地面を押すような感じなんやが、やはり両肩を強く
落として腕全体が下に向かって引っぱられるようにする。
まちがっても肘の屈伸で拳を押そうとしてはあかん。
え〜っと・・・まだ三つしかしてないか。全部で12段あるんやが、続きは明日な。
まあ最初に結論を言うてしまうとな、寸ケイっていうのはふつうのパンチみたいに肘の屈伸力を
使って打つんではなくて、腕は一本の棒みたいに伸ばしたまま、胴体でぶつかるようにするわけや。
その胴体の突進力を腕に伝達するのが肩関節で、「易筋」や「伸筋抜骨」っていうんは要するに肩の
屈伸なわけやな。
なかなか文章で説明するんは難しいけど、本を見ながら各自工夫してみてくれ・・・
362 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/03/31 09:22 ID:oLBok1/p
おはようございます。黄河です。
>劉老師
解説ありがとうございます。易筋経は伸筋抜骨ですか。。本の解説には手を握る
としか書いてなかったのですが、よく見ると野田先生の肩の位置が微妙に
変わってますね。
ところで、以前の老師の教えでは、伸筋抜骨は僧帽筋の操作だということでしたが、
やはりこの場合も僧帽筋に力が入るのでしょうか?広背筋に力が入ってしまう
のは、やりかたがおかしいのでしょうか?
>362
私の考えではむしろ広背筋に力を入れ、結果的に僧帽筋が収縮するようにやるのが本来の原理に適っていると思う。
ただ「沈肩墜肘」の訓練である1〜3段まではちょっと広背筋を操作するのが難しいよな?
そやから3段までは広背筋は意識面のみで十分で、実際には僧帽筋の運動でかまわないと思うぞ。
ただ第4段以降は広背筋の意識主体でいくんが大事や。
ちょっと本を家に忘れてきたんで順序がちがってたらすまんが、第4段は両拳をそろえて前方に突き出し、拳を握る。
第5段は両手を左右水平に伸ばして拳を握る。
第6段は両手を頭上にあげて拳を握る。
第7段は両拳を両耳の横にもってきて左右の肘を水平に張るようにして拳を握る。
とまあ、ここまでやが、この4〜7段が実際に拳で突くときのケイを増強させるための「伸筋抜骨」の訓練や。
とくに第4段は徐紀先生がビデオで解説してはる「虎膀(虎背)」と同様の訓練・・・
大事なことは拳をグッと握るときに腕を縮ませるんではなく、広背筋を使って、
腕全体が最初の位置からさらに伸びるようにすること(第7段では両肘の先が左右に伸びる感じでやる)。
同時に腰のあたりも背伸びするみたいに引き締めるようにして、要は地面を踏ん張る力が
腰、背中を通って腕、さらには拳の先まで伝達するようなイメージでやることや。
全部やるのは大変なんで8〜11段は省略するけど、基本的に第7段までの運動の応用、変化やな。
第12段は整理運動なんやが私はこれは同じ本の「羅漢功」のとこに載ってる「托天勢」を採用してて、この「易筋経」の方法はやらない。
もっとも原理はどっちも同じで、べつにどっちをやってもええ・・・
367 :
だるま:04/03/31 10:03 ID:KSftmWdp
>365
やはりネットでは肝心なところは伏せなきゃいけないですね〜
劉先生
で、私自身はこの本の通りに全部をやるんではなくて(だから正しい順番は本がないとわからんのや)、
1,3,4,5,6,7段の6つと托天勢のあわせて7つをやることにしてる。
あとは羅漢功とか八極柔身六法とかを併用してより完全な訓練になるよう研究中なんやが、まだ全部はまとめきれてない。
黄河さん、本があるならいちおうやりかたはこれでわかるやろう?
あとはもうちょっと突っ込んだ理論の説明をしたいが、例によってこれから仕事なんで、また夕方以降にな・・・
>367
伏せる・・・っていうより、やっぱ文章ですべてを説明するんは無理やで(笑
370 :
だるま:04/03/31 11:29 ID:KSftmWdp
>要は地面を踏ん張る力が腰、背中を通って腕、さらには拳の先まで伝達するようなイメージでやることや。
ってとこなんですけど。
「伏せてる」じゃなくて、「伏せなさいよ」ってこと?w
372 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/03/31 14:59 ID:oLBok1/p
>劉老師
ふえ〜ん(泣)。私、完全に間違っているような気がしてきました。。。
1・2・3段のような、腕を下垂させている動作では、広背筋、というより肩甲骨
下部辺りに力が入ってしまいます。僧帽筋には力が入りません。
逆に、腕を前に出す姿勢では、僧帽筋上部(前から見て見える部分)辺りに
力が入ってしまいます。。これじゃやればやるほど間違ってますね。。。
劉老師の仰るいわゆる僧帽筋は、肩甲間周辺ですか?それとも頚部付近の上部
のことですか?(いずれにしろ決定的に間違っているといわざるをえないのですが。。。)
夕方、お待ちしておりますです。
>372
そんなことで泣きつかれても、実際にどんな感じでやってるのかは触ったりせんことにはわからんやんか(笑
つまりやな・・・
腕を下に伸ばす動作ではとにかく肩が下に引き絞られるような感じでやる。
腕を水平、左右、上に向ける動作では下に伸ばす動作の要領を忘れずに、絶対肩を浮かせてはあかん・・・ってことや。
肩があがらない→脇が締まる→「一本の棒状」になった腕(その最先端は拳)がしっかり胴体に固定される→
このままで身体全体を前進させれば拳で「突」かなくても身体の前進に伴い拳は自動的に目標に当たる・・・ちょっと試してみて!
で、これでもわからんかったら・・・徐紀先生の八極拳のビデオ買って「虎膀」のとこ見て研究してくれ!
むかしは高かったけど、福昌堂で販売するようになってからちと安くなったみたいやで(また「宣伝手」になってもたか・・・笑)。
375 :
伝場:04/03/31 22:00 ID:Fyr/dP0y
昔、ストレッチのつもりで肩を下に思いっきり押し下げていたら、首の筋肉が
ピッキ!として腕に痺れが出てあわてて肩を上げました。少し首の筋肉がつった
ような違和感は残りましたが別にそれっきりでしたが・・・(斜角筋症候群か?)
みなさんも独学でやるときには慎重に。
この『易筋経図説』の方法は南派のもんやないか?・・・って書いたけど、
台湾で見た鶴拳の基本訓練で、これに非常によく似た方法を見たことある。
それと私自身はあまり熱心にやらんかったんやけど、空手の「三戦」の型も
同種の訓練法と考えられる。
最初に手を構えた位置から、腕を引かずに背筋の力を利用して手を伸ばす(つまり
相手を打つ)・・・これだけではたいした力は出せるはずもないが、下肢から発生
したエネルギーを円滑に手先まで伝導することによって、破壊力を得ようという考
えなわけや。
その下肢でエネルギーを発生させる手段が八極拳なら「震脚」であり、鶴拳では
「地根力(やったっけ?)」と呼ばれる方法なんやな。
もちろん現実に目標にインパクトするのはあくまでも拳であって、これはボクシング
のパンチ同様、やはり実際には肘の屈伸とか手首のバネ、スナップとか、腕のいろいろ
な作用も関係はしてくる。
だけど、最初にこういう「伸筋抜骨」の方法を訓練して、原理を身体で覚えることができれば
馬弓ツイや拗歩ツイなんかの練習も全然効果がちがってくるわけ。
「功夫には力は必要ない」っていうんは、このまま真に受けてはあかんけど、やはり一面の真実
なんやな。
ただ、これらの方法は「易筋」とは言うものの、武壇の理論から見ればまだ
「易骨」の段階や。「易筋」はさらに実際に八極拳や太極拳の単招式や套路を
練習することによって、一方向に向かうだけのこれらの力を複雑、巧妙に変化
させることができるようになった段階のこと。
でも「易骨」なしに「易筋」はできんわけで、以前から言うてるように現代の
ほとんどの太極拳が腑抜けなんはこういう「易骨」の訓練を省略していきなり
「易筋」つまり套路のモノマネからはじめるからよ。
私の師匠がいつも言ってる。「あんな太極拳は『骨』が無い・・・」
379 :
張景学:04/03/31 23:57 ID:wuhGEfU4
今月のぷちしゅー武館には都合がつかずにお休みする羽目になりました・・・
それでもちゃんと復習してますよ。最近では筋トレも加えています
最近では「史記」「孫子」「三国志演義」「蒼天航路」が愛読書と化しつつあります
青龍刀も作ってしまいそうな勢いです・・・いや、本気で作ります。方天戟も
>380
あのな・・・青龍刀やの方天戟やの、そんなんつくってどないするねん(笑
じつはああいう武器を扱うのにも「易筋経」などの「伸筋抜骨」の訓練は欠かせん。
だいたいあんな重い武器、実戦で使いこなせたのかどうか私は疑問に思ってるけど、
仮に鍛錬用の武器やとしても、あんなんを自由に振り回そうと思ったらふつうの筋力では無理なわけや。
腕の力で操作するのは不可能・・・となるとやな、「伸筋抜骨」の要領で両腕の筋肉を伸ばした状態で武器の柄を保持し、
空中で完全に固定して自分の胴体と一体化させる。これは以前「大槍」の訓練のときに言うたよな?
これができてはじめて腰とか下肢の動きと武器の動きを協調させることが可能になるわけや。
383 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/04/01 17:03 ID:2NG4dQg3
>劉老師
ご指導ありがとう御座います。確かに実際に見ていただかなければわからないです
よね。ははは。でも力の出し方の原理はよくわかりました。肩や上半身は、たとえ
動かさなくとも、下半身の推進力で打撃力を生み出すということですね?
そのための訓練のひとつなわけですね。
>張さん
いやあさすがにそこまでの余裕がありません。。。行きたいですけどね!
>清人さん
あら、今週はお休みですか?そうですか、それでは清人さんの分まで・・・
食べてきます。(笑)
384 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/01 20:52 ID:SLcZOmk3
>清人さん
今週末の練習内容は、通信教育で補いますので、無問題?です。
>黄河一号さん
清人さんの好物、角煮を頼みましょう。(藁)
うーむ・・・やはりこれは言わねばならんでしょうな
角煮を食べ逃すとは・・・楽しみにしていたのに・・・・
チクショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッ!!!!!!!
というわけで黄河一号さんには角煮十皿を平らげる事を命じます(爆死
俺の分まで食べると言った以上はそれくらい食べていただきませんと(・∀・)ニヤニヤ
んー・・・。同じ系統の八極やった人に会えると思ったのに。
よく考えてみたらぷちしゅー武舘の練習会のときにぷちしゅーさんに見せてもろうたら
ええんやがな・・・黄河さん(笑
ただ実際には「重要な基本功」とは言うものの、「易筋経」とか「虎膀(背)」とかの
訓練はシンプルすぎて、教えてもらってやってみても正直なんかようわからん・・・って
いうんが本当のとこやないかなあ・・・
やはり各種の突きとか、簡単な套路とか、拳法の技をはじめに教わったうえでさらにこう
いうもんを並行して練習するほうが理解ははやいと思う。
これは「圧腿」とか「鉄砂掌」とかいった他の練功法も同じな。
388 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/02 00:17 ID:+E4a15QA
劉月侠さん、最近出た『中国武術で驚異のカラダ革命』で原稿書かなかった?
389 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/04/02 10:44 ID:TG0XK1rw
おはようございます。黄河一号です。
>清人さん
10皿なんて。。。割り勘ならぜひ。(笑)
>ツルさん
ツルさんはどの系統なんですか?(過去スレにあったら申し訳ないです。)
>劉老師
はい。明日行って参りますので、色々と教えていただければ幸いです>ぷちしゅー老師
トウロをやるときや、実際に技をかける時に、易筋経やコボウの力の入れ方を
応用するということですよね?定式で停止する訓練も、ただ下半身の強化だけの
為ではないということだと私なりにはそう理解しましたです。
390 :
だるま:04/04/02 13:26 ID:qOTM0xhS
>389
ツルさんは長春系の人だったと思います。
現在は形意拳をされています。
>388
う〜ん、なんせ医学関連でもけっこういろんなこと書くから、よう覚えてないなあ・・・
ぷちしゅーさんも書いてたけど、少なくとも「劉月侠」という名前の人は見かけんかったなあ(笑
>389
えっ?明日はまたぷちしゅー武舘の日か。まあ年とってくると日の経つのが早く感じるな。
ちなみに今月の劉月侠武舘の練習日は4月18日(と、たったいま張さんにメール送ったとこ)や。
いつも思うけど、毎回あんまりのんべんだらりと稽古しててもしゃあないから今回から毎回テーマを決めてやることにしよう。
で、今月のテーマは『中国武術で驚異のカラダ革命』ってのはどうや?(笑
393 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/04/02 17:32 ID:TG0XK1rw
>392
爆笑。このタイトル見たとき、「ありがちなタイトルだな。。」と
思いましたけど、考えてみれば、「驚異」とは書いてあるけど、
「即効」とか「お手軽」とか「突然」とかは書いてないんですよね。(笑)
じゃあしゅー老師、うちは「角煮と豚足で驚異の(略)・・・
これ以上脂肪つけてどないすんねん。。。
>393
あっ!黄河さん、それいただきっ!
『家庭で手軽にできる即効中国武術』劉月侠著・・・てのはどうや?(笑
395 :
張景学:04/04/02 19:09 ID:caw52waI
>>392 >ちなみに今月の劉月侠武舘の練習日は4月18日(と、たったいま張さんにメール送ったとこ)や。
毎回内容濃いですよ。初めてだと消化不良・・・f^^;
今回は前回カゼで来られなかった弟弟子2号を含めて二人の新人さん登場です。
396 :
張景学:04/04/02 19:20 ID:caw52waI
>>392 >いつも思うけど、毎回あんまりのんべんだらりと稽古しててもしゃあないから今回から毎回テーマを決めてやることにしよう。
ず〜と前に鍼の師匠に肩は動かさずに肩胛骨を動かして腕に体重を乗せる方法を教わり
ました。指圧や推拿の掌圧のコツとして教わりました。先日弟弟子と武術の暗勁の力の
出し方のポイント(のひとつ)でもあるんじゃないかなあ、って話をしていました。
次回はそのあたりを解説してください(^^)
>396
その方法は私もいまは亡き療術師やった祖父から教わったことあるな。活法スレで三宮さんも同じこと言うてたし・・・
じゃ、ちょっとそういうんでやってみるか・・・
ちなみに394の本は「主婦の友社」より近日発売!・・・(大ウソ
398 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/04/02 20:25 ID:TG0XK1rw
あ、確かに劉雲樵も、
「ちょっと真面目に練習すれば、人を殺すに余りある・・・」
なんて事を仰ってましたねぇ。劉老師、こりゃ売れますよ!
「7日間速成!簡単李書文!」
とか。
>398
その本は・・・出すとすれば「河合塾」からかな?(笑
『試験にでる英単語』やないっちゅうに・・・(でも確かに売れるかもしれん)
でもな黄河さん。香港の故・李英昂先生の本で、『百日速成 鉄砂掌功』っていうんはほんまにあったんやぞ。
ただしその本を手に練習して百日で鉄砂掌ができるようになったっていう人には、これまでひとりも会ったことない・・・(笑
で、笑うたんがなあ・・・『百日速成 鉄砂掌功』の自序で李英昂先生がな、「近年
日本の『力道山』氏はその鉄砂掌の威力をもって勇名を馳せている・・・」とか書いて
はるんやが・・・「力道山の空手チョップ」てのはじつは鉄砂掌やったそうな。
となると「空手チョップ」はまちがいやな、「功夫チョップ」に改めんと・・・(笑
402 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/02 21:56 ID:lKaEqag1
李英昂先生って写真でしか見たことがありませんが
除紀先生を細くして優しくしたようななかなかいい男でしたね。
いい男は武壇スレの劉月侠さんと同じ(?)ですが、
劉さんの方が豚足食べてる分バイタリティに富んでいますよ。(笑
403 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/02 22:04 ID:lKaEqag1
「力道山の空手チョップ」・・・誰が教えたのでしょうね?
武田流の大庭先生とか太祖拳・南派鶴拳の蔡長庚先生とか言われていますが・・・
蔡先生はわが国で戦後いち早く中国武術の本を出版していますね。
404 :
張景学:04/04/02 22:44 ID:85IGNKC4
>>402 劉月侠大阪武館の最近の昼食はトンポーローで精をつけてます(藁
>>403 諸説入り乱れる…というか
「俺が教えた」という人が大勢出て来るのは
ブルース・リーのヌンチャクと一緒ですねw
406 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/02 23:18 ID:uEcX7WZb
>黄河一号さん
明日のテーマは、左右の気付きです。
前回の動作を使って、試しましょう。
>劉さん
偶然にも4月18日は、ぷちしゅー武舘個人教授の日です。
>空手チョップ
相撲の張り手の応用という説もありますが…(昔漫画で読んだ記憶なので、あてになりませんが。)
>>400 その本の他に、8mm映画や鉄砂掌功用のビン詰め薬酒も売り出してたなぁ。。。
>407
あったあった・・・(笑 本の最後のとこにPRが載ってて、当時伝統武術の教習ビデオ(当時は8ミリフィルムやけど)なんて
非常に珍しかったから、あれは喉から手がでるほど欲しかったなあ・・・誰かあれもってる人はおらんかしら?
8ミリ映画は「百日速成 鉄砂掌功」の他に「李氏精簡太極拳」「中国腿撃法」なんかもあったと思う。
どれも本もでてて、本と映画で自学できる・・・って寸法や。
いまでは全然珍しくないけど、当時としては画期的方法で、李英昂先生っていうのはかなりビジネスの才があったみたい。
むかし佐藤金兵衛先生が「たいへん頭のいい人・・・」と評してはったのを思いだしたわ。
いまも『インサイド・カンフー』なんかに広告がでてるんやけど、アメリカのウィン・ラムって人はな、
「アイアン・ボディ(排打功?)」「アイアン・パーム(こっちは鉄砂掌やろうな)」てな
本とビデオの教習セットを販売してはるけど、さらに手の込んだことに練功で用いる「排打棒」「鉄砂袋」「外用薬酒」も
全部セットになってて、注文して一式が送られてきたら、包みを開ければ即練功ができる・・・
とまあ、いかにもアメリカらしい発想やな(笑
>390
こんなヘタレロートルの経歴なぞを、よく覚えておいでで・・・。
>402
確かに著書の著者簡介に載ってる写真は相当なイケメンで、「この人が武術家?」って思うほど。
どっちかというと俳優みたいな感じや。『李氏精簡太極拳』の写真を見たとき、「仮面の忍者 赤影」の俳優さん
(この人はもう亡くなったな。合掌)にソクーリと思ったぞ(笑
>404
あれは一度食ったら忘れられん独特の味よのう・・・
上海料理なんで味つけも上品で、台湾料理や広東料理の豚とはまたちょっとちがった風味がある。
で、李英昂先生のつづき・・・
私は先生にお会いしたことはないんやけどな、香港の診療所(鍼灸と整体の専門家でもあった)の住所が
本の奥付にでてたんで、香港に手紙を送ったことがある。
でも2,3か月ほど待っても返事が来んので、まあこれはスルーされたか・・・って思ってたんやが、
忘れたころに返事が届いて手紙の発送地を見てビックリ。なんと中央アメリカのグァテマラ共和国やったんや・・・
この話は活法スレでしたと思うけど(武壇でもやったかな?)、まあええやろう・・・
このことは李先生の著書にも書いてあったんやが、李先生は香港を訪問したグァテマラの大統領夫人の「五十肩」を
鍼一本で治してしまい、感激した大統領が李先生を国に招いて鍼灸医学普及のための指導者に据えたわけ。
手紙は「私は現在一年の大半をグァテマラで生活しているので、香港に来ていただいてもお会いできないと思います」
てな感じで非常に丁寧に返事がしたためてあった。これは相当な人格者やなあ・・・って思ったもんや。
李英昂先生は残念ながら1985年ころお亡くなりになった。佐藤金兵衛先生によるとLKつまり肺ガンやったとのことや。
佐藤先生は李先生と親交が深く、李先生の師兄(実質上の老師)である梁子鵬大師も紹介してもらった・・・とか言うてはった。
忍猿さんも李先生が生きてはったら、五十肩も一発で治ったかもしれんのやが(笑)、それにしても李先生も佐藤先生もいまやそろって故人やなあ・・・
いま手元に本がないんで記憶を頼りに李先生の経歴を書いてみると・・・
李英昂先生は河北省出身。生年は忘れたけど、いま生きてはったら90歳くらいやないかなあ?
少年時代に天津なんかで(少林寺の?)お坊さんから武術を学んだ。
戦後大陸から香港に移住してきはったんやが、どうもこのへんはハッキリせんのやけど、
本格的に有名門派の武術をはじめたのは香港移住後のことみたいや。
もちろん本土にいたときからいろいろやってはいはったんやろうが・・・
で、香港では多くの伝統武術家と交際しはったようやが、そのなかでもとくに有名やったのが梁子鵬大師というわけ・・・
梁大師は意拳の人やな?かといって李先生の専門が意拳っていうわけでもなくて、形意拳、八卦掌、太極拳から
少林派、武當派、さらにはチンナや鷹爪派までこなす、オールラウンドマスターやったみたい。
さらに一国の大統領夫人が治療を受けるほどの鍼灸の大家で、香港で鍼灸とカイロプラクティックの診療所を開き、
こっちのほうでも有名やったみたい。
香港でも鍼灸関係の学校みたいなんを運営してはったらしい・・・
武術に関しては香港中国国術総会の副会長、学術委員会委員長なんかを歴任。
一般の師父のように武舘を開いて教授したりしてはったような形跡はないんやけど、
麒麟図書公司って出版社を運営して、数多くの武術名著を世に送り出してはる。
あ、そういえば劉雲樵の八極拳の海賊版もここからでてたな・・・(笑
419 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/03 14:47 ID:dUBzQJZx
劉さん今日も暇なのかい?
へへへ・・・これでおわかりかな?
つまりこの劉月侠は、李先生のこういう経歴を後追いするような感じでこれまでいろいろやってきたわけや(笑
李先生と会ったことはないけどその後もしばらく文通してたし、あくまでも武壇系を志してた私にとっては李先生は他派の人で
本来あまり関係はないんやが、武術と医学の二本立て・・・っていう点で私は非常に李先生を尊敬し、お手本にしてきたわけ・・・
>419
ふふふ・・・「忙中閑あり」よ。ヒマっていうのは「ある」もんやなくて「つくる」もの・・・
「忙しい」の「時間がない」の言うてる連中に限ってたいした仕事はしとらんもんや(笑
422 :
paru:04/04/03 15:01 ID:Sk76DGfK
いきなり失礼します。paruといいます。
私は左の肩だけ異様に凝るんですがその原因が左の肩甲骨が上に上がってるからではないかと自分で思ってるのです。
ですから
>>396さんの「肩を動かさずに肩甲骨を動かす」という方法に興味があります。
もし良かったらやり方を教えていただけますでしょうか
よくメールでいろんな相談(武術とか健康のこととか)を受けるんやが、みなさん
「なんでそんなに丁寧に応えてくれはるのか!」って感激しはるぞ(笑
へへへ・・・ちと自画自賛か?でもな、私も10代のころそれほどの大師(李先生)が
面倒を厭わず親切にいろんな相談にのってくれはったわけや!こういう経験は大きいな。
それで私は李英昂先生ほどの大家ではないにせよ、私に回答を期待していろんな悩みを相談してきはる人には
できる限り力になってあげよう・・・って思うわけよ。
むかし自分がしてもらったことをいま後進にあたる人たちにもそのまましてあげる・・・
これが私なりのいまは亡き「老師」に対する恩返しなわけや・・・
>422
へへへ・・・これは張さんの出番やな・・・(笑
425 :
paru ◆L/Mo0KedNw :04/04/03 15:23 ID:Sk76DGfK
>425
まあ整形外科の専門家でもない私がこういうことを解説するんもなんやが、paruさんのは
脊柱の側湾とかが原因やないかなあ?
で、さらにその原因はといえば・・・背筋の筋力が弱いか、発達に偏りがあるんやろう。
張さんの言う治療師の肩胛骨の動かしかたとまったく同じではないが、功夫の「伸筋抜骨」で肩胛骨を動かすのは、
要するに背筋の運動であり訓練なわけや。
スレのパート1やったかで(大昔のスレやな・・・笑)、「虎膀」の訓練の際、どういった筋群が主に作用するか・・・
てなことをやったと思うんやけど、結局広背筋とか菱形筋とかいった背筋群を収縮させることによって肩胛骨をスライドさせるようにするんやな。
このとき肩が「あがって」たら、背筋の運動力がうまいこと伝達されないんで、まず「沈肩」つまり肩をグッと下に引き下げる訓練をやるわけ。
428 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/04 01:35 ID:lebA8B5B
ぷちしゅー武舘参加の皆様、お疲れ様でした。
練習後の飲み会は、いつもの中華屋に入れず、外のモツ屋だったので、寒い中ご苦労様でした。
429 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/04 04:55 ID:NfwKBH3E
劉雲樵先生は霍殿閣先生と直接面識や技術交流をされた事はあるのでしょうか?
430 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/04 05:33 ID:KgJoDYky
武術の本に出てる大柳さんて凄いの?
強いの?
>428
寒い中って・・・昨日東京はそんなに寒かったのか?
>429
直接会ったりしたことは・・・あったんやっけ?なんせ霍殿閣公は当時実質的に日本
の領土やった満州国におりはったわけやから、そういう機会はあまりなかったかな?
劉雲樵が亡くなった直後『武術』で徐紀先生が、なんかそういうようなこと書いてたけ
ど、あれは殿閣公やったか、慶雲公やったか・・・?
>430
ふふふ・・・いま2,3の功夫関連スレを見てみたら、似たようなことが唐突に書き込まれてるな・・・また野晒門かいな?
もうわかりきったことではあるが、いちおうお答えしよう・・・
「凄い」し「強い」し「日本の第一人者」や!
434 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/04 10:47 ID:5t1EF69s
先日キックルールで幼歩ツイを使ったんですけど、
活歩ということで踵を上げた状態で使っていきました。
それで、幼歩ツイっていうのは、やや下から上に突き上げるような感じになるじゃないですか?
だから当たれば良いんですけどガードされたとき、自分の後ろ膝に自分と相手の体重が一気にかかってガクンとなってしまいました。
なんかひどく体力を消耗したので、やっぱ自分は足腰弱いなあと思ってしまいました。
ちゃんとした幼歩ツイを打つには、どんなトレーニングをどれくらい出来れば良いでしょうか?
それとも後ろ足を震脚(爪先でも可?)させて威力を補ったほうがいいでしょうか?
435 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/04 11:25 ID:CrRJyFEN
テスト
436 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/04 11:28 ID:CrRJyFEN
おおっ、書き込みできなかったのが、できるようになりました!
劉さん頑張れ〜!
437 :
鬼:04/04/04 13:16 ID:nEqIQcEI
>428
>練習後の飲み会は、いつもの中華屋に入れず、
>外のモツ屋だったので、寒い中ご苦労様でした。
いやいや、寒かったけど路上大演武会楽しかったです。
みなさまの多彩な八極拳を見ることが出来て、
ホント目の保養になりました。
ただ、ぷちしゅー老師が向かってくる車に冲捶かまそうとしたときは、
ちょっとあせりました。 車が心配で・・・。(笑)
ぷちしゅー老師、みなさま、来月もよろしくお願いします。
438 :
脚の七:04/04/04 13:18 ID:nEqIQcEI
あれ? 名前きれちゃった。
脚が筋肉痛だからか・・・?
439 :
paru ◆L/Mo0KedNw :04/04/04 13:34 ID:nOQLcriR
>>426 ありがとうございます。
側湾はともかく身体の左右バランスが崩れているというのはあると思います。
左肩だけ凝る、ということのほかに右側の顎だけ顎関節症(音が鳴るだけですが)だったりするので。。。
身体の左右バランスを整えたりするのに何か良い方法がありましたらご教授ください。
440 :
張景学:04/04/04 14:04 ID:OV/QEqzQ
>>425 >肩甲骨の上角の部分が左肩だけ上に上がってるのです。
実際に上がっているんですかね?
劉さんのいう側弯だけでなく左右の肩胛骨の形が左右違うとかで上に上がっている
様に見えるとかもあります。
それと肩こりの関係は実際見てみないと?ですね。スポーツをしている人はあまり
肩凝りしませんが、それでも凝るというひとは頚椎に問題があるかもしれません。
ヘルニアとか脊柱管狭窄症とか変形性脊椎症とかの初期段階だと肩凝りとして
その症状が出る場合
があります。あまりひどいようなら整形で一度見てもらっては?
441 :
張景学:04/04/04 14:09 ID:OV/QEqzQ
>>439 >身体の左右バランスを整えたりするのに何か良い方法がありましたらご教授ください。
過去スレで劉さんが解説された八極柔六身なんかはどうですか?そ
の中のスワイショウと馬弓ツイなんかは結構効果あるように思います。
442 :
paru ◆L/Mo0KedNw :04/04/04 14:24 ID:nOQLcriR
>>440 >>441 ありがとうございます。
>>440 実は顎関節症の関係で整形外科に1度行った事があるのですが、
その時何もしてもらえなかったのでそれ以来言ってないのです。
ですが脊椎のレントゲンは撮らなかったと思うので、もう1度他の場所に行って撮ってもらってみます。
>>441 「八極柔六身」ですね。探してみます。
それと「肩を動かさずに肩甲骨を動かすようにする」という方法も支障がなかったら教えてもらえると嬉しいです。
443 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/04 14:31 ID:PTNlbLLO
劉さん、一区切りついたら練習後のケアについて教えて下さい。
たくさん練習したわいいがその後三日間位筋肉痛で練習できんのです。
まさに本末転倒なんですが、冷やすのもなんか体に悪そうだし、圧腿やってもアンマ
効果ないです。 年かなァ〜?
よろしくお願いシマス。
444 :
paru ◆L/Mo0KedNw :04/04/04 14:34 ID:nOQLcriR
442ちょっと誤字です
言ってないのです→行ってないのです
445 :
鬼脚の七:04/04/04 14:48 ID:nEqIQcEI
>440
>左右の肩胛骨の形が左右違うとかで上に上がっている
>様に見えるとかもあります。
骨そのものの形が左右非対称ということも意外と多いようですね。
位置の異常だとすれば、下角の位置の左右差も見ると、
もう少しあれこれ推測しやすいですよね。
高さと、背骨からの距離の左右差とか・・・。
肩甲骨が関節を持つのは、上腕骨と鎖骨、つまり肩峰の所だけで、
あとは軟部組織で背中に張り付いているだけですから、
色々な要因で、かなり位置がずれる部位ではあると思います。
>434
キックルールってどんな感じでやったんかはわからんけど、拗歩ツイに限らず
そもそも功夫の技っていうのはな、「ガードされたらまったく無意味」にできてるのよ(笑
ボクシングのストレートとか空手の逆突きとはちがうんや。
要は「寸ケイ」ができんことには(そしてそのうえでの用法を理解できんことには)あかんわけ。
「ガードされたからあかんかった・・・」ではなく、「相手がガードできないように打つ・・・」
う〜ん・・・どう言えばええんかなあ・・・(笑
>436
「劉さん、がんばれ〜」って・・・(苦笑
>443
まあそれは私とていっしょや。劉月侠武舘で教えたはええけど、翌朝起きたときに足がもつれたりとか・・・(笑
このあいだなんかな、八極架のお手本を見せながら説明してたんやけど、張さんたちは
黙って見ながら練習すればええけど、私はあれこれしゃべりながらせんとあかんやろ?
で、途中で動悸がしてきて、眩暈しそうになったがな(涙
あやうく「劉月侠老師、武術に死す」ってとこよ。まあ、張さんたちがおれば倒れてもなんとかしてくれるやろう(笑
ただ「ノーペイン、ノーゲイン」でな・・・筋肉痛とかはどうしても避けられんし、
次の日に痛みも残らないような稽古でははっきり言って意味はない。
鍛錬を重ねてそういうんを克服していかんと強くならんのは他の武道やスポーツとまったくいっしょや。加油!
ただそれでは単なる根性論やから、いちおう私なりにアドバイスさせてもらうと、以前から言ってるように「肉と油を食え!」やな(笑
それとこれは真面目な話・・・まあ私も酒は大好きやし、練習後のイッパイほど美味いもんはないんやが、
やっぱ筋肉の疲労回復に関しては「過ぎたるは及ばざるがごとし」みたいや。
練習後は十分に栄養を摂り、酒は適量にして(飲みかたが多いと栄養の吸収も悪くなる)
ぬるめの風呂に浸かって足とかをよく揉む・・・
で、(2ちゃんねるなんかしとらんと・・・笑)はやく布団に入って十分休養をとる・・・
しかしこういうことを私が言うても、さっぱ説得力ないな〜(笑。不節制の見本みたいなもんやもんな)
「飲みはするけど、食べてもいる」って言うかもしれんがな、そらカロリーとかコレステロールとかは
十分補給できても過度の飲酒が伴うと亜鉛とかの微量元素の吸収が悪くなるのよ。
なんぼタンパク質を摂ってもこういうもんが十分摂取できてないと筋肉の回復や向上は望めんわけや。
それでスポーツ選手なんかはサプリメントを摂ったりするんよな。
私はそういうもんは使わないけど、どうしても筋肉痛がかなわんかったら、痛みのある数日間だけは
漢方の「芍薬甘草湯」を飲めば(ただし長期連用してはあかんぞ)、ちょっとはラクになるやろう・・・
452 :
張景学:04/04/04 15:58 ID:OV/QEqzQ
>>448 >まあ、張さんたちがおれば倒れてもなんとかしてくれるやろう(笑
近くに大病院がいくつもあるし、救急車もすぐきます(苦笑
鍼だと人中とか湧泉とかに強刺激ですね(笑
453 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/04 16:08 ID:5t1EF69s
>446劉さん
なるほど寸ケイですか、ちょと閃きました。
ありがとうございます。
ちなみに重くて固い相手に幼歩ツイを使うとき劉さんはどうされますか?
>452
そう。「透天涼」とか「焼山火」とかな・・・活法スレでも書いたけど、鍼は応急処置にも効果あるもんな。
>454
重いとか固いとかいうことやなくて、相手がどんなであろうと必ず「虚を打」たんことにはあかんと思う。
たとえばボブ・サップみたいなやつが筋肉を固めて待ってるとこにまともに突きを入れたんでは、
なんぼ李書文や劉雲樵でも効果はないやろう。
浸透ケイっていうても、それはあくまでも相手の虚を打つからこそ体表を通り越して内臓まで効かせることができるわけで、
そこんとこの「工夫」が要するに「功夫」なわけや。
456 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/04 17:07 ID:5t1EF69s
>455劉さん
虚を打つということですが、
虚実を訓練するためには、実際に打ち合うこと以外どんな訓練法がありますか?
457 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/04 17:09 ID:X/wslzun
おそらく筋肉で固めていてもその上から効かすことはできると思います。
私は以前古流柔術の師範に少し習ったことがありますが、
その時私が「当身は腹筋ではね返されたりしないのですか?」と質問したころ、
「当身は筋肉で防御することなどできない」といって、私がお腹を腹筋で固めている上から手を当てて中国武術でいうところの寸勁のような当身を(とても軽く)打ちこまれたのですが、
筋肉の抵抗などまったく関係なく「スッ」と入っていきました。
その人は大の男性数人に片腕を持たれてもあっさりと崩せるような腕前の持ち主でしたので、
そのようなこともできたのだと思いますが。
>457さん
僕が言うのもなんですが、あまり現実的でない話はするべきではありません。
失礼。
>456
どんな訓練と言ってもやな・・・要は基本功から単招式、套路、対打、散手ときて
各種の練功法や気功にいたるまで、すべてがそのための訓練なわけや。
どれかを抜き出して「○○の訓練」ということはできん。
もっともこういう訓練体系は非常に複雑、煩雑で手間がかかるうえ、多くの学生に同時に指導することができんし、
学生の理解力なんかにもきわめて左右されるもん
やから、確かに時代遅れで非能率的なもんにはちがいない。
功夫を習ってもなかなか思うように強くなれないって人が多いのもそのせいで、残念
ながらこれは功夫の致命的な欠点やな・・・
>457
いや、その程度のことなら私でもできるよ・・・(笑
453の名無しさんが聞きたいのは、もっと圧倒的に体格や体力のある人間が筋肉の鎧をつけたような状況でも
功夫の攻撃っていうのは効果があるのか?ってことやろう・・・
461 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/04 18:00 ID:5t1EF69s
>459劉さん
参考になりましたありがとうございます。
>460
まあそれもありますが、
停まってる相手にどんな良い打撃を打ち込めても現実味が無いなと思いますので。
では失礼します。
462 :
457:04/04/04 18:05 ID:X/wslzun
>>458 自分が理解できない話だからといって「現実的ではない」というのはどうかと思いますが。
これもまた「現実的」ではないかも知れませんが、
どれほど体格が大きい人が数人がかりでその人の体や足にしがみついても、その人が歩くだけでやはりあっさりと崩されていました。
また小指をつかんでもやはり地面に叩き付けられました。
そしてその人がただ立ちあがるということを、誰も止めると言う事ができませんでした。
その人は柔術にしろ剣術にしろ「武術の動きというのは相手に持たれて止められるようなものであってはならない」とおっしゃってました。
事実剣術での手の振りをしただけでその手を持っていた人間が軽く吹き飛ばされました。
当然これらのことを行う際に弟子の誰一人としてその人に対して手加減などしてません。
>>460 私もその人に比べると体格的にはずっと優れていました。
体格的に私よりはるかに勝る元フルコンタクト空手の修行者にも当身でも崩しでもまったく同様のことができていました。
これらの技が万人に通じるかどうかはわかりませんが、すくなくとも体格はあまり関係がないように思います。
463 :
457:04/04/04 18:29 ID:X/wslzun
>>461 たしかに動いている相手に攻撃を決めるのはまったく別の問題ですね。
もっとも私レベルでの話ですが私がどう動いていようとその人の当身や剣はまったく防ぐことができませんでした。
また、ボブサップが例に出されてましたが、
ボブサップが止まった状態でいくら筋肉で固めていてもおそらくその人の当身はまったく防ぐことができないでしょうし、
またボブサップがどんな力をこめてその人の腕や体を持ってもやはり同様に崩されたり投げられたりつぶされたりしたと思います。
体格でどうこうできる次元の「力」ではありませんでした。
荒れちゃうかな・・・
>457さん
約束事の中でのことをいくら力説されても説得力がないですし、
>私レベルでの話ですが
とか
>でしょうし
>思います。
>体格でどうこうできる次元の「力」ではありませんでした
と、すべてあなたの主観としか思えません。
ところで、どこか他のスレで話ませんか?
スレの皆様失礼しました。
>464
ははは・・・まあええやん。武壇スレは海のようにひろく深い。主観は主観、客観は客観で、
各自自分の思うところを自由に書き込みはったらええわけや(笑
ところで462でちと気がついたことがあるんやが、「相手に持たれて止められるようなものであってはならない・・・」って
ことなんやけどな、これは私なりに解釈すると「相手に持たれる前にやっつけてしまえ・・・」ってことを
言いたいんやないかと思うが、ど〜かな?
466 :
457:04/04/04 20:06 ID:X/wslzun
>>464 たしかにこういうことは自分で体験しなければわからないことだと思いますので、
これ以上説明してもスレを汚すだけになると思うのでこのレスで最後にします。
長々と失礼しました。
>>465 >これは私なりに解釈すると「相手に持たれる前にやっつけてしまえ・・・」ってことを
言いたいんやないかと思うが、ど〜かな?
そういうことではまったくありませんでした。
その時の説明の文脈では厳密には武術の際の動きだけではなく、日常の動きも含めて、
「身体の動きは誰かに掴まれて止められるようなものであってはならない」と説明されました。
つまり、立つ、歩く、ただ手を伸ばすといったすべての動作で、どれほど力をもった人間に何人がかりで掴まれても、
何の支障もなくそれらの動作ができなければならない、ということでした。
またそのような動きでなければ、投げや抑えだけでなく、当身や剣術の斬りも本当の効果を発揮しえない、筋肉で妨害される、と説明されました。
457さんの話っていうのは、確かに「現実的」やない・・・と思われてもしかたないとこはあるわな。
ひとむかし前までの「触れただけで相手を倒した」とか、まるで「拳児」にでてくるような話で
いかにも中国拳法+古武術オタクの妄想って叩かれそうな内容やもん。
ただこういう一見現代格闘技をやってる人たちからすれば「ヨタ話」としか思えんことにも、
よ〜く考えてみたらいろんな秘密というかヒントが隠されてるもんや。
武術の技というのは超能力ではない(はずやと思うぞ・・・笑)。
である以上は必ず力学や生理学の原理にもとづいて技法が成立しているわけで、超物理的な技というもんはありえんわけや。
体格が倍もある人間に「掴まれて」、それをいとも簡単にはね飛ばしてしまう・・・てな、
どう考えても物理的に不可能なことも、実際にやってのける人がおるっていうんは、
その人が仙人やサイボーグでない以上、必ずどっかにからくりがあるわけやな。
たとえば握力が100キログラムある人に手首を思い切り掴まれて、これを技で振りほどけ・・・ったって、
よほどの達人でも力学的に100キロに対抗するんは至難の業やわな?
ただ、その人はモノを「掴んだ」ときには100キロの力は出せても、掴む前の状態では0キロなのよ・・・
つまり掴まれるほうにしてみれば掴まれたからこそ100キロの力に対抗せんならんわけやが、
相手の手が空中にある状態では相手がなんぼ力持ちやろうと自分に加わる物理的力はゼロなわけや。
何人がかりかで抑えつけられても全員を一瞬にして吹っ飛ばす・・・なんていうんもな、
人間の身体の構造上、たとえ10人がかりで抑えつけるといっても、ある人は右腕、ある人は左脚ってな具合に
じつはひとりひとりは身体全体のごく一部にしか力を入れてないんよな。
10人なら10人の全体重が自分の全身に一気に加わる・・・って状況ではないんや
(もしそういう状況があるとすれば人混みで将棋倒しになったときとかやな・・・笑)。
つまり相手は10人がかりで攻撃してるつもりでも、こっちはひとりひとり個別に対処する状況に変わりはないわけ。
もちろんこういうんが功夫や古武術の「秘伝技」ったって、コツとか種明かしとかを知ってれば
誰にでもすぐできる・・・なんて単純なもんやないぞ(笑
基礎から地道な鍛錬を(技術的、肉体的、精神的すべてにわたって)積み重ねたごく少数の上級者にして
はじめて使いこなすことのできる方法であって、まあ我々にはとりあえずいまのところは必要のないこと・・・
それともうひとつ・・・
圧倒的な力の差に技で対抗するっていうのは確かに困難やけどな、じつは「力の差」といってもたいしたちがいはなかった・・・
ってことも実際には多いみたいやぞ。
合気道の植芝盛平翁とか塩田剛三師範とかも「体格」はなくても「体力」は相当あったらしいがな・・・
「小柄で痩せていて」「どう見ても力持ちとは思えない」「老人」でも、腕相撲でボブ・サップに勝ってしまう・・・
てな人かて現実にはやっぱおるみたいや。
>472
今はもう無くなってますが、佐川道場に通っていた方のHPがあったんですが、その中で、
佐川先生が、「最近固くなったビンの蓋がなかなか開けられなくて難儀している」
と言ったらお弟子さんが「人をポンポン投げられていて、ビンの蓋が開けられないってい
うのはおかしいですね」と言うと、佐川先生は「まあね、合気は力じゃないからね」
と答えた、
という話が紹介されてますた。
457さんのその師範の方は、同じように「人間相手にこそ有効な技術を体現されている」
のではないかと読んでいて思いますた。
474 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/04 21:22 ID:0RSD8ozV
>すくなくとも体格はあまり関係がないように思います。
こういう人は、仮にいたとして、万人に一人10万人に一人
いればいい方だろう。小柄な老人でボブサップを本気のけんかで倒す
ことは99.999%の人には無理。そうである以上、ほとんどの人にとって
「すくなくとも体格や体力は大きな要素になっている」と言える。
0.001%の人ができたとて、その程度の人数なら出来ないのと同じ。
出来る人も佐川先生のように秘密を出し惜しみするからまず技術が
広がらない。また、情報が広がってしまえば、今度は大きな人に有
利になる。
あなた自身、今も、今後も、公開の場面で証明できないでしょう。
そういう物を語ってもしょうがないと思う。ただし、
そういう人がいることを否定しているわけではないよ。
ただ、99.999%の人には出会えない。出会えない以上そんなものを
語ってもしょうがない。そんなこと考えるよりは筋トレした方が
「その人個人」の状況では、一番強くなれると思う。
>塩田剛三師範とかも「体格」はなくても「体力」は相当あったらしいがな・・・
佐川先生や塩田先生は常に鍛えていたね。
475 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/04 21:26 ID:5oQu/9t+
99.999%の人が不可能なことを求めて「結局弱いまま」でいるのも、
とりあえず現実的に「ローカルで強い」ことを求めるのも
個人の自由。俺は少なくとも素人には負けたくないから、
後者の立場だね。どんな名人に習っても、自分が弱いままだと意味無いと思う
476 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/04 21:36 ID:cicnwYdn
実際、武蔵対曙の試合を見れば、格闘では、体力、体格の要素
は大きいと思う。曙はほとんどK1素人だからね。
とりあえず、自分の体を「きちんと」支えるだけの筋肉は必要だと思う。
小にとっては、自在な体重、体勢のコントロールが出来ないと、
まず押しつぶされる。
その上で地道に技を研鑽すればいつかそういう境地になれるかもしれない。
才能があり、人並み以上の努力をした人の結果であり、そういう努力をした人は
体力も人並み以上にあると思う。誰にも出来るわけではないから、名人であり
達人なの。そういう境地は一般人にとっては「無いのと同じ」。
477 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/04 21:39 ID:LuB8+acx
佐川先生の話が出たが、お弟子さんはすんごい体格してるよな。高橋賢先生も
すんごい筋肉してるし、高橋先生のお弟子さんもすんごい体格してるよな。
あの体格見ただけで、並の素人には抑止力になるだろうね。
佐川先生も相当に鍛えさせていたらしいから。合気もいいけど、筋トレって楽
しいよな。
>477
知り合いにいました、佐川道場に通っていた人。岩みたいに動かないのよ・・w
479 :
paru ◆L/Mo0KedNw :04/04/04 22:08 ID:nOQLcriR
>>445 どうもです。
たしかに肩甲骨が関節を持つのは肩鎖関節、肩甲関節の2つだけですね。
「肩を動かさずに肩甲骨を動かす」というのは肩甲関節を中心に肩甲骨を回転させることだと想像しましたがいかがなものでしょうか>張景学さん
まあ力があるとか鍛えているとかいっても、単なる体力や腕力ではないことは確かやろうな。
塩田師範や佐川師範とは比較にならんが、私のお話・・・
以前にも書いたことやが、私はあまり身体が柔軟なほうやなくて、一般によく見るストレッチの類もたいしたことない。
ところが劈掛掌で一瞬に地面に伏せる技・・・みたいなんはどういうわけか私よりず〜っと身体の軟らかい人よりも上手にできるのよ。
柔軟性も体力のうちやが、こういうんはやはり武術の訓練を段階的にやってきた成果のひとつやと思う。
筋肉や筋力を鍛えることは武術にもやはり大切なことやけど、「どうやればええのか?」っていうことはやっぱあって、
そのやりかたとかがいわゆる「秘伝」というわけや・・・
>477&478
私かて自慢やないが、柔道もしてたし、いまの師匠と出会う前からそこそこの体格や体力はあったほうや。
背は低い(165センチ)けどな、最初空手の師範が私を見て「弾丸みたいなヤツやな・・・」とか言うてはったわ(笑
だいたいそれなりの体力がないと功夫の訓練自体が続けられん。達人にまでなるような人は何十年と訓練が続けられた・・・
ということでもあるわけやから、先天的にどうであろうと最終的にはみな相当な体力をも持ってないとおかしいわけよ。
482 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/04 22:52 ID:ELqBqjSL
私を見て「弾丸みたいなヤツやな・・・」
猿も劉月侠さんの動きを見てそう思った!!!
まぁ、飲んでも話しても動いてもよく精力的に続くものだと感心しました。
猿も頑張らなくっちゃ・・・1.2.3.(笑
483 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/04 23:14 ID:lK7MgPWl
433さんへ
そんなに凄いのですか?
日本で一番なんですか?
485 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/04 23:21 ID:8bre2vYR
>431
劉さん、東京は何故か寒いです。
今日も雨降っていて寒いし…
>鬼&脚の七さん
これからの季節は暖かくなるので、外で飲んで路上演武会が増えるかもね?
486 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/05 00:16 ID:4YyyUQkK
484さんへ
ブタンではと言う事は、他には何が
あるのですか?
487 :
( `c_,` )y━・~~~:04/04/05 00:46 ID:xBrWPGZx
>>462 邪魔立てされても、自由に動けなけらと、いうことね。
田宮、平兵衛も同じみたいなの、かきのこして、いてるよね。
じぶんも居合いをやってたら、おさえられても自由に抜ける、ようになったよ。
気ずかんあいだに、そうなったっす。
ほんとの武術はそういうみたいに、でどこの分からん体を、めざすんだよね。
力のでどこの、分からん体を。
488 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/05 01:09 ID:zBYlFnou
>485
ぷちしゅー老師!
路上演武会って、中年パホーマンス集団と間違われ人だかりがしませんでした?(笑
489 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/05 01:18 ID:ucoOP/y0
>筋肉や筋力を鍛えることは武術にもやはり大切なことやけど、「どうやればええのか?」っていうことはやっぱあって、
>そのやりかたとかがいわゆる「秘伝」というわけや・・・
劉先生にはそのあたりを是非とも教えて頂きたいのですが・・さわりだけでも。
やっぱり秘伝だから無理ですか(^^;
>482
でもね、私があんまりあほみたいに飲むので(師範は酒は一滴も飲まない)、
「燃費の悪いヤツやな・・・」とも言うておられましたです、ハイ。
>488
で、それはこないだの八重洲地下街での我々でんがな・・・(笑
>489
いや、「秘伝だから絶対教えない」とかそういうんではなくて、要するにその門派の
全訓練体系を基礎の基礎から地道にこなしていく以外、「こうやればええ」ってな教えかたができるようなもんやないんよ。
「○○の訓練」というようなもんがあるわけではない・・・とかちょっと前に書いたけど、
たとえば柔軟性でいえば圧腿ばかりやってても套路の姿勢や動作が十分できるとは限らないし、
だからといってやはり圧腿もやらんとあかんし・・・
独習の場合、仮に練習法を知ってても、それらをどうコンビネートさせて、より効率的に訓練の成果をあげるか?
ってことはなかなか難しいんよな。そういったことが長い期間のうちに学生の実力の大きな差となってくるわけで、
結局誰か経験豊富な老師や教練に指導してもらわんと十分な成果は得られんわけ。
つまりええ老師にきちんと指導を受ける・・・ってことこそ「秘伝」であって、
ほかになにか特別なことがあるわけではないと思う。
493 :
鬼脚の七:04/04/05 09:37 ID:ndHpa0kD
>>479 paruさん、はじめまして。
張景学さんのお話では、
>指圧や推拿の掌圧のコツとして教わりました。
とあるので、
私は、肩甲骨を下方か外方にスライドさせるような動きを想像しました。(^^)
>>457さん
その古流柔術の師範って名を明かすことは出来ないのでしょうか。
せめてイニシャルだけでも教えて頂けませんか。
いや、本当の話だとしたら現在最高度の腕前の持ち主になると思われますが。
495 :
鬼脚の七:04/04/05 10:03 ID:ndHpa0kD
>ぷちしゅー老師
これからの季節、練習後の飲み会、もとい反省会は、
外でやるのも気持ちいいですね。
アクションつきで、話も盛り上がるし・・・。
来月も楽しみにしています。 いや、あくまでも練習の方ですよ。(笑)
>忍猿さん
現場では、「ここに忍猿さんがいたら、もっと集客率がUPするのに」
という声が聞かれました。(^^)
>劉老師
八重洲地下演武会もギャラリーに好評でしたが。
翌日の日比谷公園では、劉老師の八極拳を見つめる
制服警官2人組の熱い(?)視線が気になりました。(笑)
忍猿さんが、スッと場をはずした直後に警官がいなくなったので、
「もしや、忍猿さんが始末したんでは」と、私はちょっとおののきました。
というか、今でもやっぱりそうだったんじゃと思っています。(笑)
ただ、まあ一例をあげるとやな・・・私はやっぱ「握力」とか「指の力」ってのは大事やと思う。
で、どういうことをして鍛えてるかというと・・・つまり手を握ったり開いたりを繰り返すんやが、
ゆっくりと、それでいて拳を握り込むときにはしっかりと力を入れるようにするんや。
もう7,8年以上前になるが、師匠と数時間車で旅行したことあってな。
運転手はほかにいたんで私と師匠は後部座席で話ししたり、うたた寝したりと、まあのんびりやってたんやが、
私と話ししてるあいだも師匠は左右の手を交互に握ったり開いたりしてるわけや。
師匠の握力とか指の力とかは非常に強いけど、「これしかやらない・・・」って言うてた。
私もそれ以来ヒマさえあればやってるけど、確かに握る力は強くなったと思う。
ただそれはあくまでも人間の手首とかを掴んだときの感覚だけで、握力計で測った握力はむかしとあまり変わらんのよな。
>495
し、しかし、東京はテロ警戒中やから、もしかしたら「不審人物」と勘違いされてたんでは?
まあお巡りさんも私のこの上品な顔立ちを見て「不審」には思いはらんかったやろうがな・・・(どこがやっ!)
で、忍猿さんの風貌では確かにテロリストの一味と思われてもいたしかたない・・・(笑。忍猿さん、ゴメン!)
ついでにフーさんなんて「太ったビン・ラディン」やもんな・・・(爆笑。フーさん、許せ!)
501 :
鬼脚の七:04/04/05 10:39 ID:ndHpa0kD
劉老師が、リャン・フーさん相手に突いたり蹴ったりしてるんですから、
警戒するなという方が無理ですよねえ。(笑)
ぷちしゅー老師は、コンクリート割るぐらい震脚してるし・・・。
でも、やっぱりあのときの忍猿さんは、
あたりに気を配っている忍びのようだった。(笑)
>501
台北の中正紀念堂とか228紀念公園(旧称・新公園)とかじゃ、朝から功夫はもちろんのこと
「青空カラオケ」までしてるんやがなあ・・・
どうも日本人っていうのは「公園というのは静かなところ」ってイメージがあるんやな(笑
握って開いてを繰り返すと握力と言うよりも「握る」って事に慣れるため、握力が上がったように感じられるそうです
最近は「ロスの少ない力の出し方」ってのを考えてますけど、劉さんやぷちしゅーさんの話を聞いていると、何となくですが、武術って凄いんだなぁと感じます
武術が凄いと言ったら、劉さんの決めセリフが飛んできそうなので、これで逃げます
504 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/05 21:06 ID:NLwEcIK2
>忍猿さん
ぷちしゅー武舘は、中年パフォーマンス集団として、全国行脚していきます。(嘘)
>鬼脚の七さん
そのうち、練習会が終わった頃に飲みにだけ来る人が出てくるかもね。(藁)
>劉さん
私はテロリストには、みられませんよ。(きっと…)
505 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/05 22:59 ID:HQq9spin
何か昼間から猿がサンドッバクのように・・・何とでも言って下さい(トホホホホ
う〜ん!テロリストの一味と言うより帽子を被ったら「笑うセールスマン」?(自爆
>504
飲みにだけ来る人が出てくるかもって・・・誰か猿を呼んでいるのね。(笑
猿は品行方正ですから夜遊びは致しません。(ウソ
中年パフォーマンス集団として、全国行脚。もしかしてうちの村にも ― 待っていますよ。
506 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 02:29 ID:yx8eXw8e
実体験を持たない人は「非現実的」として一蹴してしまうことが
多いようですが、
「武術の動きというのは相手に持たれて止められるようなもので
あってはならない」
というのは、真に武術の核心に関わる言葉だと思います。
劉さんの言う
>これは私なりに解釈すると「相手に持たれる前に
>やっつけてしまえ・・・」ってことを
>言いたいんやないかと思うが、ど〜かな?
劉さんの武術論はいつも楽しく拝見させてもらっていますが、
こればかりはちょっと的外れでしょう。
ガッシリ握りこんで固定して、「それでいいですか?」って言われてから
技をかけられましたよ、私は。
507 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 02:30 ID:yx8eXw8e
それに所詮「物理学」というのも、この世にある現象の「一部」を
限定的な条件の中で解いたものに過ぎないし、
発展途上の科学なのですから、
何でもかんでも現時点で解き明かされている「物理学」の枠にはめよう
というのは無理があると思います。
光の正体だって「力学」だけでは説明できないでしょ?
>必ず力学や生理学の原理にもとづいて技法が成立しているわけで、
>超物理的な技というもんはありえんわけや。
というスタンスでは、真実を見誤ると思いますよ。
確かに武術は「超能力」ではないでしょうが、超「物理」的な
部分は往々にしてあるでしょう。
合気や化ケイはミスターマリックのスプーン曲げみたいなトリックでは
ないのですから。
508 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 02:36 ID:yx8eXw8e
>たとえば握力が100キログラムある人に手首を思い切り掴まれて、
>これを技で振りほどけ・・・ったって、
>よほどの達人でも力学的に100キロに対抗するんは至難の業やわな?
そうですよ。名人達人は「力学的に」「小手先の技で」
それを何とかするわけではありませんから。
でも、
>その人はモノを「掴んだ」ときには100キロの力は出せても、掴む前の状態では0キロなのよ・・・
つまり掴まれるほうにしてみれば掴まれたからこそ100キロの力に対抗せんならんわけやが、
相手の手が空中にある状態では相手がなんぼ力持ちやろうと自分に加わる物理的力はゼロなわけや。
これでは根本から外れています。
相手が掴んで100キロなら100キロの力をこめている状態を
何とかできるから名人なんですよ。
509 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 02:38 ID:yx8eXw8e
ま、私にはできませんけどね〜(T-T)
510 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 02:47 ID:AbZWLYz8
じゃあレスリングの試合にでも出てみろよ プ。
511 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 02:53 ID:M60wc5B9
物理学はもちろんですが(超)心理学の領域の部分が多いですね武術は。
雑誌のインタビューで日本の古伝武術家が「武術の技には精妙さが必要です」といって、インタビュワーに「なぜですか?」と聞かれて
「それは相手が人間だからです」って答えてたのが印象的でした。
だからこそ無謀とも思える体格差、体力差を越えて技がかかるのでしょう。
私が中国武術が好きなのは、言葉で説明しずらい感覚の世界を、決して科学的ではないけれど意念や勁や気や経絡などの言葉を使ってできるだけ論理的に説明しようとしてるところです。
それと上達への階梯がかなりシステマティックになっているところと、1人で行う鍛錬法がトウロや練功法などかなり充実しているところです。
はるか先に見える達人の世界にちょっとづつかも知れないけど近づいているのかも知れないと(幻想かも知れませんが)思わせてくれるのです。
512 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 03:16 ID:M60wc5B9
ああ〜しんど・・・昨晩は緊急事態が立て続けで、書き込みどころかほとんど寝れんかったわ・・・(涙。というか大アクビ)
>504&505
で、なんか真面目な技術論を書こうかって思ったけど、さすがの私も頭ぼお〜っとしてしんどいな。
ぷちしゅー&忍猿さん。全国行脚でパフォーマンスするんなら、我が劉月侠武舘が総力をあげて研究開発した
奇跡の万能薬「月侠至寶丸(大ウソ)」を売り込んでちょうだい!
「打拳売薬」とか「江湖売芸」とか(意味わかるな?)・・・へへへ、これで私も大金持ちよ(笑
515 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 09:58 ID:GLeuxSXc
>合気や化ケイはミスターマリックのスプーン曲げみたいなトリックでは
>ないのですから。
トリックではないが、現代物理で充分解明可能な術理だと思うよ。
俺は説明できないけど。
>「それは相手が人間だからです」
まさにそうだと思う。
某コテハンさんが言ってましたが、気で大男を飛ばす人も、マネキン人形は飛ばせないってこと。
件の先生は、たぶんに心術的な作用を、相手に意識的・無意識的に掛けているのでは?と思う。
>>514劉さん
一連の書き込みを読んでいてふと思い出したのですが、数年前のテレビ番組で
面白い実験をやっていました。
武道の達人がいとも簡単に相手をポンポン投げ飛ばしたり、掴まれているのに
あっという間に崩したりできるのは何故か?その時、武道家と相手の身体には
どのような変化が生じているのかを調べるというものです。
普通の人が師範に触れられる、もしくは掴みかかるといった場合の双方の反応速度を
調べた結果、通常、普通の人は接触後0.3秒で身体に反応が現れるのに対し、師範は0.2秒で
反応が現れそれに対処しているという実験結果が出ていました。
僅か0.1秒の差・・・まるで職人芸の世界ですね。
中国武術が化勁を用いる時に似ていると思いました。
>>516 2/3の時間で済むって驚異的なことじゃないでしょうか??
518 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 13:26 ID:ULRLAZJi
あはは、達人様を買いかぶってる人がいるね。
オタの大好きな武田惣角様も、柔道やってた身体の大きい奴に
「なんだこのチビっこいの」
という感じでバンバン投げられてた事実を知らないの?
519 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 13:52 ID:B2tw/6RI
>518
奥山龍峰旅日記って誇張が多いんでしょう?
う〜ん・・・さすがに今日は疲れたな・・・こういうときこそ疲労回復にうってつけなんが我が「月侠至寶丸」や!
でもな、自分で処方しておきながら、実際のとこ怖うてとても飲む気にならん・・・(笑
521 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 18:24 ID:VzR1e7Yb
>トリックではないが、現代物理で充分解明可能な術理だと思うよ。
俺は説明できないけど。
説明できないのに何で解明可能だと思うの?
素粒子論ならともかく
力学みたいな単純な物理学だけでは無理だと思うけど。
522 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 18:29 ID:d6Ru78Ro
素粒子論が要るのかな。
力学だけでで説明出来ない(説明しにくい)のは、人間の体が非常に複雑な構造を持っている事や、
力学以外の生理学や心理学などの部分が大きいってだけでは?
つ、疲れとるんや・・・素粒子やの物理やの、難しい話すんなよ。しかし私って、物理とか苦手やったなあ・・・(笑
しかし、疲れとるからこそ、ここはシャキッとしよう。放浪の拳法家・劉月侠に休息はない・・・
確かに武術というのは力学だけで成り立ってるんではないよな。人体の解剖・生理学とか、心理学とか、その他いろいろな
要素が複雑にからみあってできあがった「総合科学」と言える。もっともこれは臨床医学もそうや。
医学はいわゆる「自然科学」ではなくて、「応用科学」とされている。
たとえば医学の知識がまったくなくても数学や化学は研究することができるけど、
反対に最低の数学や化学の知識なしには医学というのは成り立たない。
で、医学といっても実際には「基礎医学」「臨床医学」「社会医学」に大きく分けることができるわけや。
「基礎医学」というのは解剖学や生化学など、人体の構造やしくみを解き明かすうえでの最も基礎になる分野で、
まあこれがいちばん自然科学に近い。実験による検証を簡単にやることができるからな。
ちなみにノーベル賞の「医学・生理学賞」では例外はあるけど、この基礎医学の研究がいちばん多い。
「臨床医学」は要するに我々ふつうの「お医者さん」が、患者さん相手に診療するという、その実践自体のことやな。
ふつうは医学というのは、この臨床医学を指す。だけど、我々の仕事はあくまでも基礎医学の知識が前提になってるんであって、
たとえどんなに人間の個体差があったとしても、原則となるものはひとつなわけや。
「社会医学」は公衆衛生とか疫学とかのことで、これは基礎医学同様、聴診器やメスといったいわゆる「お医者さん」らしい
道具をつかって、病院で患者さんを診る・・・というイメージからはほど遠い。
基礎医学が自然科学なら、社会医学は文字通り社会科学なわけや。
でも臨床医学ほど我々にとって身近なもんではないけど、臨床医学の成果を社会全体の利益として評価できるのは
この社会医学あってのこと・・・
で、いったい私はなにが言いたくて、武術とはなんの関係もないこんな医学の分類の話をしてるんかというと・・・
まあ本題はこれからや。しばし待て・・・
>>521 素粒子なんていりません。物理的な部分は初等力学で全部済みます。
(つーか、ばかじゃねーのって思われるんで素粒子なんて言うのはやめたほうがいいですよ)
その力学的部分を実現するために、どうすればよいのか、って部分が重要なんでしょ。
531 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 19:33 ID:M60wc5B9
物理学だけじゃだめぽ
心理学よ心理学
532 :
伝場:04/04/06 22:16 ID:Y1+CsWHN
某古武術研究家が曰く、「手をつかまれた時にどうするか?相手の手をどうにか
するのではなくて、相手のバランスを崩す、そうすると人間は倒れることを恐れ
立つことを優先するので掴んでいる腕の力が抜ける、じゃバランスを崩すには
どうすればよいかというと相手の予想以上の力を出すか相手の思いもよらぬ方向
に力を出す、もちろん実際にはそれらが複合しているんだが、そういう力を出す
のが技ではないか。」というようなことを話してましたっけ。
533 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 22:16 ID:r77RL5ZA
>530
せっかくだから合気上げの理屈を初等力学(?)で全部
説明してみて下さい。
全部を。
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 23:03 ID:XSdgXVri
俺なら手をつかまれたら
「それでいですか?」
「ハイ」
「それじゃ、行きますよ」
と言ってリョウインキャクを放つと思います。
さて、では本題行くか(それにしてもヒジョーに眠いな)。
「武学」ってわかるよな?だいたい武壇国術推広中心の旧称は「武学研究社」やった
わけやが、私はね、この医学の分類を武学にあてはめてみたわけよ。
で・・・しかしもうアカン。やっぱ今日はこれ以上頭が働かんわ。続きは明日、晩安。
>534
最後にひとつだけ・・・それはいつも私が使ってる手や(笑
537 :
md:04/04/06 23:37 ID:euBRyJcz
>>必ず力学や生理学の原理にもとづいて技法が成立しているわけで、
>>超物理的な技というもんはありえんわけや。
>というスタンスでは、真実を見誤ると思いますよ。
>確かに武術は「超能力」ではないでしょうが、超「物理」的な
確かに、武術は物理学だけではない。しかしそれは
>超「物理」的
なものではなく、心理学、生理学、状況設定等の総合であり
物理学に反するものではない。そう見えるだけ。
実際、色々な合気ビデオを見たが、みんな各種科学の域を
出てはいなかった。ただ、いちいち解説すると複雑なので
「気」という概念で説明すると簡単なだけ。
俺は片手で両手をもたれ、試し割りの手の位置のように両足間に踏ん張って
押さえられても上げられる。この位置では多くの科学思考のない
合気家では上がらないであろう。しかし、物理学上の
簡単な原理で上がる。佐川先生の最初の原理はそうかもしれない。
やたら神秘化する前に、先生の一挙手一頭足をみて分析すること
をおすすめする。
>超「物理」的
なんて言っていたら一生手に届かないと思う。
>合気や化ケイはミスターマリックのスプーン曲げみたいなトリックでは
>ないのですから。
合気はビデオで多くが解析できるが(佐川先生はそうおっしゃっていた)
マリックはビデオでも解析できない。トリックを侮る無かれ。
538 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/06 23:38 ID:M60wc5B9
>>537 >合気はビデオで多くが解析できるが(佐川先生はそうおっしゃっていた)
こんなことおっしゃってました?
539 :
伝場:04/04/06 23:52 ID:Y1+CsWHN
>>537 あー、常々マジックを見るとあのトリックを武術に使えないかな〜っと
思いますね。
540 :
md:04/04/07 00:02 ID:jZt8wVWw
>>538 弟子たちが、先生の技を残したくてビデオ撮影の話を持っていったが、
秘密がばれるから嫌だと言われたよ。
また、透明な力も、先生の監修が入り大事なところは抜かれている。
各人自分の合気をその本の内容に合致しているかどうかで「佐川合気」
であるかどうかを確認するぐらいしか利用価値はない。
541 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/07 00:06 ID:7luRLvcs
>>540 それと
>合気はビデオで多くが解析できるが(佐川先生はそうおっしゃっていた)
これは直接つながらないような
「解析」ってことは見ただけでできるようになることだから、それは佐川先生は否定してたような
542 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/07 00:11 ID:mABgViES
劉さん、お疲れさま・・・おやすみなさい。
いろいろ古流の話が出ていますが、面白そうですね。
佐川先生って、晩年まで自分の鍛錬に時間をかけたと本に紹介されていましたね。
それに鍛錬の方法を晩年になるまで弟子にも余り公開しなっかたそうです。
以前、劉月侠さんが書いておりましたが教練が形や套路を教え、師が鍛錬の方法を指導すると。
鍛錬を重ねることで身体が自然に相手に対応することも重要なのでしょうね。
543 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/07 00:35 ID:ZQ4k2qJ3
>537mdさん
「気」という概念で説明すると簡単なだけ。
ということは、気というのは、便宜的は言葉に過ぎないということですか?
だとすると、
皆さんがよくおっしゃる「気功」の練習というのは、
結局のところ何の練習なのでしょう?
意識と体内感覚
545 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/07 01:13 ID:7luRLvcs
気は電気みたいなもので実際に触れないけれど感覚(音感や冷感や重感etc)はあってそしてそれを利用すると色々訓練しやすい、あるいは説明しやすいってことでは
546 :
494:04/04/07 07:26 ID:vjF7btHc
結局、
>>457の古流柔術の師範の名前はおろか、イニシャルすらも明かせないと。
何だかなぁ・・・
いいんじゃない別に。もうレスしないという旨の書き込みもあったんだしさ。
話の真偽は別として、元々こういう所で素性を明かせという方が無理なお願いだよ。拗ねちゃイカン。
548 :
494:04/04/07 09:41 ID:vjF7btHc
まぁ、そうなんですけどね。
>ボブサップがどんな力をこめてその人の腕や体を持っても
やはり同様に崩されたり投げられたりつぶされたりしたと思います。
こんなことは聞き過ごす訳にはいかないと思いますけど。
「なんとなくそう思う」とか、「たぶんこうだろう」とか、まして「自分が見たからにはまちがいない」では科学にはならんなあ。
「武学」は科学であって「超科学」ではない・・・まあ、これは私に限らず「武学研究社」の一般的な見解や。
で、医学の分類を模した「武学」の分類、定義づけなんやが・・・
医学に「基礎医学」「臨床医学」「社会医学」があるように、私は武学をこんなふうに分類してみた・・・
まずは「基礎武学」。
これは最近流行りの「身体操作」とかそんなんを研究する、まあ武術の力学的、生理学的な分析研究やな。
心理学的分析なんかもここに入れてええと思う。
陳ヒンの『陳氏太極拳図説』とか、ご存じ武壇の「沈墜」「十字」「纏糸」なんてのも
こういう分野における研究の成果といえる。
まあ武学のなかにおいてはいちばん「学問的」というか、頭悪いヤツにはついて行けん分野みたいに思うやろ?(笑
552 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/07 10:26 ID:0Ja+QDh/
オマエらK−1にでも出てボブサップを倒してから自慢すれば?
つぎは「臨床武学」。でもこういう名称はヘンやな。で、まあこういつは「実戦武学」と呼ぶことにしよう・・・
これがふだん我々が練習してる「武術」のことや。まあそら理論も大事やけど、
実際に身体を動かして現実の、生身の人間を倒すための実地研究をする。
ただ、現代ではルール無用の果たし合いなんかはできないわけやから、こういうもんから柔・剣道とかボクシングとかいった
競技武道・格闘競技が発展してきたわけやな。
554 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/07 10:32 ID:0Ja+QDh/
中拳はゲームの中で誕生した幻の武術です。
最後は「社会医学」。
テコンドーの女性選手がオリンピックに出場できるのできんの大変やったみたいやが、
「協会」とか「連盟」とかいうように、武術も社会的な組織を形成してやらんことには普及は望めん。
「先祖代々門外不出の秘伝」なんていうけど、そのことを媒体なしにどうやってアピールするんかな?
つまりいかに現実社会からかけ離れた武術の世界といえども、必ず社会の中で成り立ってるんであって、
「武術の社会性」を研究、追求するんがこの領域なわけや。
556 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/07 10:35 ID:0Ja+QDh/
ゲームとか映画の中で社会的に活躍してます。
この三つは医学の場合同様、どれが優れててどれが無用でというようなもんやない。
強い弱いと論議してる武術や格闘技もあくまでもこの三つが相互依存して成り立ったもんなわけよ。
この三つのバランスをいかにうまくとってやるかが、「武学」を極める道・・・やと思うぞ(つづく)。
558 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/07 10:45 ID:0Ja+QDh/
中拳の場合
弱い 社会性無し 健康に悪い
と三つそろってます。
559 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/07 11:00 ID:7luRLvcs
劉さん乙っす
細かいツッコミですが最後「社会武学」ですね
>>533 まず、俺に合気あげを教えてくれ。そしたら言語化&数式化してやるから。
武術における『気』の部分はすでに言語化してあって、
5分で教えられるようになってる。それと交換でどう?
みんな練習しようよ・・・・
562 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/07 12:45 ID:7luRLvcs
>>560 >武術における『気』の部分はすでに言語化してあって、
よし、言ってみろ
563 :
560:04/04/07 14:25 ID:dshhtV4a
東京推手オフに来て、それっぽい話題を振ってください。
そこでは、素人ってことにしてあるんで。あとでこっそり教えます。
そのかわり、合気あげをよろしく。
>560
>そこでは、素人ってことにしてある
実際にはなんかやってんの?
なんかわけのわからん展開になってきたなあ・・・(笑
まあ、久しぶりにこういうんもおもろいもんやな。私は勝手にひとりでしゃべってるぞ。
あ、559さん謝謝。まだ昨日の疲れが残ってるんかな?
でな・・・武学、つまり少なくとも武壇の中国武術っていうのは、これら「基礎」「実戦」「社会」の
いずれの領域をもバランスのとれた状態で学ばんことにはあかんわけや。
ただ単に「理論だけ」「強いだけ」「組織づくりが上手いだけ」では「武学」を極めたとはいえん。
ところが現実にはそのどれかしかできない(習っていない)人がけっこう多いんやな・・・
私からすればそれは「勉強不足」。
つまり自分の人生、一生涯をかけて修業しよう・・・って心構えに欠けた人が「中国武術ってこんなの・・・」
なんて言うてるもんやから、議論のレベルが低くなるのよ。
567 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/07 18:18 ID:NuRg6DRw
>ということは、気というのは、便宜的は言葉に過ぎないということですか?
塩田先生はあらゆるバランスの結集だといっていました。
つまり、力学、生理学、心理学、天文学・・・・・。
で、その中にもしかしたら「生体エネルギー」なるものが含まれるかも
しれませんね。
>>564 それ言ったらばれちまいまんがな。
太極拳は素人同然なので「推手オフ」では素人。
一応、「気」と呼ばれているものの分類、
そのなかで自分がわかるものに対する解説&実演ぐらいはできますので。
569 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/07 19:41 ID:6S+XTbcj
すべての技は物理学で説明できると思うけど、例えば『透明な力』で紹介され
てた「ゆるゆるのセーター」をつかんだだけで投げ飛ばされたり、佐川先生の
両手に門人が何人も手をつないで立っていて、合気をかけたら端から順に倒れて
いったというのは一体どういう力が作用しているんでしょうか??
>>569 ここからは大雑把な仮定を含みます。
物理的な側面だけからみると、力が伝わっていないのに動いてる場合、
・自分から動いている(なんらかの錯覚をしてる)
・バランスを崩している
・重力で動いている
・実はすでに動いていた
なんてのが考えられます。
自分から動くように仕向ける、ってのは物理の範疇外で、
そこにキモがありそうです。
だって、自分から動いてるだけなんだから…
(やらせとかそういう意味じゃないですよ)。
変形しない物体にそういう技をかけられる人がいたら、すごいんだけどナァ・・・。
小さな動きで大きな反応をするってのは、経験だとか、本能だとか、
そういう部分の問題が大きいので、そもそも、物理なんて引っ張って
こないほうがいいんです。
端から順に、ってのは、逆に変形しないもののほうが説明しやすそう。
コインを並べて、手前のを動かしてぶつけると端だけ動く。
これを繰り返すと、順番に動かせそう。
571 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/07 20:45 ID:+5fypgDU
>>570 >・自分から動いている(なんらかの錯覚をしてる)
に一票(今のところ)。
セーターから力を加えるのじゃなく、相手がこちらを掴む事自体がミソなのではないかと。
572 :
md:04/04/07 23:07 ID:ALyj6p0p
>すべての技は物理学で説明できると思うけど、
物理学だけでは無理ホ。
心理学、バイオメカニクス、戦略、場の利用、等の複合状態だと思う。
それ故、簡単に説明するためには「気」が好都合なの。
>例えば『透明な力』で紹介され
>てた「ゆるゆるのセーター」をつかんだだけで投げ飛ばされたり、
セーターを引けば伸びるだろうが、胸で押せばどうなる?
そしてそれに対して押し返せば?
押し返した瞬間に体を開いたら?これはやり方の一例だが、武術はそいういうこと。
投げるためには前振りが必要。
>両手に門人が何人も手をつないで立っていて、合気をかけたら端から順に倒れて
>いったというのは一体どういう力が作用しているんでしょうか??
たぶん、渋谷でたむろしている若者に試したらそうならない。
「ラポール」って言葉知っている?相手が「投げてほしい」「投げられて
うれしい」という心理状態にするのも武術。
573 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/07 23:24 ID:7luRLvcs
>>572 >両手に門人が何人も手をつないで立っていて、合気をかけたら端から順に倒れて
>いったというのは一体どういう力が作用しているんでしょうか??
たぶん、渋谷でたむろしている若者に試したらそうならない。
「ラポール」って言葉知っている?相手が「投げてほしい」「投げられて
うれしい」という心理状態にするのも武術。
おそらく佐川先生なら誰が相手であってもこれを再現されたと思いますよ
574 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/07 23:47 ID:pfGjOTDT
酔猿、ただいま帰りました!
>565 劉月侠さんへ
私は勝手にひとりでしゃべってるぞって言っても、このスレは殆ど劉さんのお話で持っていますよ。(笑
で、猿を含めたコテハンやROMの人たちが聞いている感じです。
たまにはいいんじゃないですか・・・(ニコニコ
でも、このスレは大東流スレじゃありませんので念のため。
縁がありましたら佐川先生のお弟子さんに投げ飛ばされて体験させて貰います。
武術は技をかけられながら身に付けることも必要ですよね・・・
>574
わはははは・・・ただいまって、忍猿さん、もうほとんど午前様ですがな・・・(笑
576 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/08 10:53 ID:GaG7k8CZ
>>例えば『透明な力』で紹介され
>てた「ゆるゆるのセーター」をつかんだだけで投げ飛ばされたり、
セーターを引けば伸びるだろうが、胸で押せばどうなる?
そしてそれに対して押し返せば?
押し返した瞬間に体を開いたら?これはやり方の一例だが、武術はそいういうこと。
投げるためには前振りが必要。
なんかご立派な想像だけど…
レベル低いのぅ(^^;
>576
柔道でいうところの作りと掛けやな・・・技が掛かったとこだけを見ればいかにもやけど、
実際にはそれ以前にいろいろと根回しはせんとあかんわけや。もっともその根回しが達人の場合非常に巧妙・・・
ということはまちがいないんやが。
578 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/08 18:51 ID:xygBGZPw
呼吸法について教えてください。
私は突きの時ボクシングのようにシーッシッ、っとやってしまうんですが、
劉さんはどうされてますか?
>578
呼吸法については過去スレで書いたけど、あくまでも「自然呼吸」が基本。
「フン」「ハッ」の気合いというのはあるけど、要は打つ瞬間に一瞬息を止めて、それから九分くらいの息を一気に強く吐くんや。
震脚であまり大きな音をたてないのと同様、意識的に大声で気合いをかけることもない。
私が何回か師匠に「やられた」ときも、師匠はほとんど気合いらしいものを発したりしてなかった。
とにかくこれも若干の誤解があるようなんやが、功夫やからといって特殊な呼吸法が
あるわけではなく、あくまでも技術が向上するにともなってより合理的、効果的な呼吸
法が自然とできるようになっていくんやな。
ボクシングみたいに「シュッ、シュッ」となる・・・っていうのは、やはり動きと呼吸
を一致させる太極拳のような訓練が不足してるわけ。
ただ蟷螂拳なんかはボクシングに似てるんで、確かに呼吸を止めて連打したりするよう
なことも多いみたい。
各門派の技術構成によって呼吸法もひとつとは限らんわけや。
581 :
梅花:04/04/08 21:06 ID:1q9b9lNQ
>>572 1人目を倒せる功夫があれば可能 心理学ではない 順に倒すなら素人でも出来る 手をつかみ 自分がワーッと倒れるだけだ
582 :
梅花:04/04/08 21:07 ID:1q9b9lNQ
583 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/08 21:18 ID:an1PP0w+
突きの時に呼吸法で音を出すと、拍子をとられそうです。
584 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/08 21:18 ID:xygBGZPw
>劉さん
呼気と共に漏れる声で効果が違ってくると思うんですが、
「は」や「ふ」だと出す息の量が多くすぐ息が上がってしまわないですか?
「し」だと出す息の量が少なく腹筋に力が入るので、
コンビネーションからの強打につなげるにはいいと思うのですが。
>584
そやから「フン」「ハッ」とはいうものの実際にはほとんど無声にちかいわけよ。大声でこんなんしたらそら息が上がるよな?
とは言っても、なんと言うかな・・・自分でも「これはっ!」ていうような会心の一発が決まった瞬間ていうのは
自然に「フン」「ハッ」が声になってでてるもんや。
私自身は「ハッ」と「ヤッ」の合体みたいな感じなんやけどなあ・・・
フルコン空手のスパーリングみたいなやつなら「シュッ」ていうんもええんかもしれんな。
でも我々の拳法は基本的に決めの瞬間は非常に重心を低く落とす(沈墜)んで、それでこういう発声になるんやないかと思う。
私は空手時代も、伝統派やったから腰を落としてこういう感じで気合いかけてた。
でもこれはフルコンやキックに比べると攻撃が単発的で、よくいわれるようにああいう格闘技の
リズムにはついていけない部分があるのは事実や。
で、繰り返すが蟷螂拳みたいに「一呼吸で五連打する」ような速い拳法では
確かに584さんの言われるような感じで発声してるみたいや。
これはどっちが優れてるとは言えんかなあ・・・八極拳や太極拳の気合いにせよ、蟷螂拳なんかの発声にせよ、
結果的にそうなる・・・というだけのことで、結局は拳法の体系自体が異なるんで単純に比較はできんやろう。
588 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/08 23:27 ID:xygBGZPw
>劉さん
お答え感謝です。
後、ちょっと蛇足的なことを。
昔、松田隆智氏の記事で読んだのですが、
馬賢達氏の連珠砲は「フンフンフン」という発声が連続して「フーーン」と聞こえるというのがありました。
これ、お客さんに見せるために張り切ったんじゃないかなあと思うんですが。
いくらなんでも実際使うには疲れるだろうと。
それと槍を使う場合はフンのほうが楽なんですよねえ。
589 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/08 23:35 ID:X0ahExM3
590 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/09 00:56 ID:9ErD+7re
火の呼吸にかかわったら悲惨なことになりますね。
形意スレがドツボにはまってたな。
591 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/09 01:50 ID:YkfH6y8E
>590
形意スレがドツボにはまった原因は猫だ氏の火の呼吸スレへの書き込みが発端。
釣られて猫だ氏は自分の自慢を書き並べたが、?の内容が多いように思われ。
中には猫だ氏のやり方は呉伯焔と同じようだとの指摘も。
何が原因か、猫だ氏はぶち切れ! 何故か、本屋さんは雲隠れ!
また、中国武術【異端系】ディープ会話道場に劉氏のカキコをコピしてあるが
いろいろ気になっているんでしょうね・・・・釣られないように・・・・・
劉月侠氏の心の広さと深さには毎度感心している。
>>591 違いますよ。あれは猫氏が例のスレに書き込んだのではなく、
形意スレの書き込みを勝手に向こうのスレにコピペした人がいたわけ。
で、向こうのスレの住人の一人が出張ってきて暴れた。同時に便乗して荒らす人も出てきた。
この出張してきた人はどうも読解があまり得意ではないらしく、猫氏の言わんとすることを
曲解ばかりしていた。加えて、両スレの書き込み内容を交互にコピペして回る人がいたため、
余計に混乱が生じてしまった。
元々猫氏は聞かれた事に対する所感を自身の体験を交えて述べたに過ぎなかった。
まぁどちらにせよ、この話題には関わらないのが吉だろうなー。
>590&591&592
ははは・・・「火の呼吸」だけに火遊びは禁物・・・ちゅうわけやな(笑
あれは『秘伝』で見るけど(先月号は表紙やったんやない?)、じつはあまり読んだことないねん。
ヨガの呼吸法・・・でええんかしら?正直知らんのやが・・・
ただ、私は功夫の呼吸法とヨガや気功の呼吸法は、もちろん共通する部分はあるやろ
うが、あくまでも別物・・・って意見やからな、あまり興味はない。
呼吸法は重要なトレーニングやけど、武術に関していえば数ある訓練法のごく一部であ
り、まあ他にもやることはようけあるわけや。
595 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/09 17:20 ID:ja8k/UQN
それにしてもあの「火の呼吸」の人って武術の専門はなになんや?空手?柔術?それとも功夫?
ヨガといちばん相性がええとなると、やっぱ功夫なんかもしれんが・・・(松田さんがそうやもんな)
597 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/09 21:15 ID:NMBoS85k
>劉さん
専門はヨガだと思うのですが、火の呼吸以外の事をやっている所を見たこと無いので分かりません。
ブレスウォークとかいうやつは、太気拳の這いみたいなやつをやりながら火の呼吸をやったりしていますね。
>595
謝謝。HPいちおう見た(面倒くさくて全部は見んかったが)けど、これはどっちかというと張景学さんの専門やなあ・・・活法スレ向きの内容や。
まあね、私もこれでも中医師の端くれやから、こういうようなことも勉強せんではないが、あくまでも武術とは一線を画したもんと思ってるよ。
>597
しかしぷちしゅーさん、ブレスウォークったって、八卦掌も太極拳も呼吸しながら歩くことにはちがいはないがな・・・(笑
ということは我々のやってるやつももしかして「火の呼吸」?
600 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/09 21:34 ID:ja8k/UQN
TANTAN氏が言うところの「爆発勁」というのは武壇ではポピュラーな概念なんですか?
それともTANTAN氏独自の造語ですか?
601 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/09 21:46 ID:hn8BR5M6
大陸の人で長春系の先生は爆発力といってました。他門でもつかってるしわりとポピュラーです。
602 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/09 21:48 ID:UO7ry+a5
r
>600
蘇先生も使ってはるよな・・・(笑
私の師匠・・・というか武壇の内部文書ではそういう用語は見たことない。
要は十字ケイが強烈に決まった瞬間があたかも「爆発」したみたいなんで、そういう呼びかたをしてるんやろう。
武壇系では蘇先生以外の人がよく使ってはるかどうかは知らん。
少なくとも徐紀先生の論文では読んだことないし、劉雲樵の著作にも出てこん。
私が見落としてるだけなんかもしれんがな。
ただ「爆発」やなくて「閃光」っていうんはときどき聞くな・・・
これは要するに拳訣の「冷」「脆」「快」と同様の概念で、読んで字のごとく「閃光」のように速く打つ・・・ってことや。
師匠は「落雷っていうのは逃げられん。サンダーみたいに打たんとダメ!」って言うてたが・・・
あんた、雷に打たれたことあるんかい!(笑
まあしかし、爆弾がいきなり炸裂しても、落雷にあっても、どっちにしても
そういうんに遭遇した人がただではすまんのはいっしょや。
つまり功夫の攻撃というのは「予期せぬ大惨事」みたいにならんとダメ・・・って意味で、
「爆発」やろうが「閃光」やろうがどっちでもええんとちがう?
607 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/10 01:13 ID:d/7Y2T+v
>>603-606 ありがとうございます。
TANTAN氏言うところの爆発勁はあくまでも爆発呼吸の力によって生まれる力のことをさし、
十字勁とは分けて定義づけているように見えます。
爆発呼吸はこのスレでもpart2あたりで話題になってたみたいですね。
なんか「くしゃみ」がどうとか・・・私は爆発勁よりも「呼吸勁」とでも呼称したほうがわかりやすい気もするのですが。
608 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/10 01:15 ID:d/7Y2T+v
すみません、
>>601さんも情報ありがとうございます。
>607
その説はTANTANが定義づけてる・・・というよりも、蘇先生がオリジナルやろうな。
で、蘇先生に指導を受けた松田さんも同じようなことを言うてはるわけ・・・
発ケイの際、爆発するかのごとき呼気をともなうのはなにも武壇八極拳に限らず、形意拳の雷声や、どんな拳法でも同じなんやが
たとえば大柳さんなんかは強いて「爆発呼吸」というようなことは言うてはらへんやろ?
610 :
だるま:04/04/10 11:12 ID:ENMB4gik
TanTan氏は「新中国拳法」だから武壇系とは分けて考えた方が
よいですよ。実際に会ったことありますけど、技術的には唐手道
(タンソータオ)の方の影響の方が強いです。
「唐手道」って・・・そら初耳やな。まあ他にも功朗法とかいろいろやってるみたいやし、どうでもええんやが・・・
呼吸法に関して我々の見解をはっきりさせておくと、爆発呼吸といってもそういう特殊な方法があるわけではない・・・ってことや。
その点ヨガなんかは多彩な呼吸法があるんで、こんなんに比べると呼吸法としては単純かもな。
我々の拳法はとにかく訓練によって「全身一致」の姿勢・動作を体得することに主眼がおかれてる。
身体の各部位が完全に一致して技を決めることができるようになったとき、その瞬間の自然な呼気こそが(ただし非常に激しいが)
いわゆる「爆発呼吸」であって、これは単に呼吸法の訓練だけで技巧を凝らしたり、意図的にやったりするもんではない。
もちろん呼吸法の訓練はやるけど、あくまでも功夫の技術訓練にあわせてやらんことには意味はないわけや。
あとは・・・そうやなあ、せいぜい坐禅を組むくらいかな?
たとえば発声をともなう呼気の際には丹田に力を入れる方法と胸部に力を入れる方法とがあるが、
套路や単招式の訓練で自然とできるようにせんことには、ただ突っ立って腹やの胸やのに無闇に力を入れても役に立たん。
こういう訓練はどっちかというと排打功とか硬功の連中がやることが多いけど、
これらは蘇先生なんかが言うところの爆発呼吸とはちょっとちがうもんや。
そんなわけで武壇でも立禅とか羅漢功、あるいは柔身六法みたいな、いわゆる「気功」「導引」の訓練はするけど、
あまり極端に呼吸を意識することはないし、むしろ戒められている。
呼吸法が拳法の威力を増強させることは事実やが、それは必ず技に伴うもんであって、
完全に身についた技というのは「無意識」のうちに発せられるもんやから、呼吸もまた「無意識」でないとあかん・・・というわけや。
功夫において呼吸法がとやかく言われるようになったのは、私はそう古い話ではないと思う。
やっぱ太極拳(それも楊太)の影響が強いんやないかなあ・・・
それと形意拳でも「仙道」の考えを取り入れて、それでもって呼吸を語る・・・ってことが行われる
ようになっていったみたいやけど、もともとは武術における呼吸法は武術独自のもので、最初から現代の
「気功」みたいな概念があったかどうかは疑問や。
陳発科公が「運ケイはするけど運気はしない・・・」って言ったって有名な話があるけど、
陳発科公ほどの達人でも気功や仙道の呼吸法(とくにその技法)なんかはほとんど知りはらへんかったんやないかしら?
616 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/10 12:29 ID:I38axcQp
TANTANさんはさ、本家武壇よりも優れた技術、技術体系を発見している
わけだよ。HPでも「亜流が本流におとると言えばそうでもない」みたいなこと
が書かれてるでしょ。口だけの劉某よりかはずっとましだ。
呼吸筋や呼吸そのものの錬度を高める事と、
呼吸筋を全身の運動と一体にする、連動させることは=に出来ないわな。
まあ呼吸から入っても他の運動から入っても
目標を一にしていれば結局次第に似てくるとは思うけど。
大分遠い話だな。
>616
本人はおろか、他人がどっちが優れている、なんていうのは危険だよ。
某佐川先生に入門した合気道家も、
佐川先生の前で植芝先生を奉ってしまったがためにエライ苦労したみたいだからね。
619 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/10 12:59 ID:QBomif2k
>618
自分に自信がある武道家ってそうじゃないのかい!
で、・・・苦労したみたいだからねとは伝聞?推測?それとも妄想?
最近、このスレに大東流の話題を盛んに持ち込む人がいるけど何か間違えていないかい。
それとも別な目的でもあるのかな? 教えて!
>>619 伝聞。
このスレにはいきなり喧嘩売ってくる奴がいるみたいだけど何か間違えてないかい?
それとも何か別な目的でもあるのかな?おしえて!
自分に自信が有るなら師匠の自慢ばっかすんなよ。
タンタン氏のやってるのが武壇と別物なら
マンセーかましていきなりスレヌシ罵倒するほうが勘違いしてるだろ。
622 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/10 17:43 ID:d/7Y2T+v
まあ
>>616は明らかな釣りなわけで・・・
ところでヨガの小山氏は呼吸によって生まれた力を相手にどうやって伝えてるのかな?
またそのためのトレーニングは彼のメソッドの中にちゃんとあるのだろうか
>622
というか・・・あの人の武術の専門はなにやねん?太極拳かなんかか?
624 :
駆る峰 ◆ZnBI2EKkq. :04/04/10 21:58 ID:B/uqfQuy
なんだか神道の関係の家系だとかじゃなかったっけか。
それで合気道がらみの検証みたいな事してたな。
武術はスエモノ切りをやってるみたい。
全部自信ないや。ごめんねー。
625 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/11 00:37 ID:bWkVd9bE
>616
中華料理にある、蟹より美味い蟹のニセモノ料理みたいなものですね。
>鬼脚の七さん
今日は、ぷちしゅー武舘個人練習、お疲れさまでした。
626 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/11 01:13 ID:FmeYLaH0
>616 ぷちしゅーさんへ
息子からせがまれて松茸料理を食べにいきましたが、
「松茸振ふりかけ」の方が香りも味もいいと言っていましたが・・・(涙
>ぷちしゅー老師&鬼脚の七さんへ
お疲れさまでした。
私はギックリ腰です(涙。で、今日は稽古を見学かと思いましたが挑戦したんです。
2時間の稽古を無事に済ませ、その後4時間の飲み会で今帰りました。
年をとるとちょっとした無理が祟ります・・・
でも、意気があがれば三年寝太郎さん相手に○○○です。
帰りのタクシーは道を間違え遠回りでしかたが、まー今日は気分がいいからいいか・・・(笑
>劉月侠さんへ
「火の呼吸」だけに火遊びは禁物・・・ちゅうわけやな(笑 で、この話はこれで十分です。
火遊びより劉さんの話のほうがず〜っと興味がありますよ。(笑
唐手道 って易宗門系のトコ?
628 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/11 02:29 ID:kkJJkny1
>627
「易宗門が唐手道系」なんじゃないの?
>616
TANTANが優れた技術体系?
お前には見る目がない。
あんなの亜流どころかインスタントな贋作やないか。
629 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/11 03:06 ID:YLUn6RSm
ところで、梅花 梅花 満天下の元ネタを教えてもらえませんか?ずっと気になるフレーズでした。
合気とかは力学的に説明するならベクトルでいけるのでは?
上から100キロの力で押さえても横からは対した力にならないだろうし。
要は相手からの力のベクトルをずらして無効化する、と。
と、素人が無責任に言ってみました。
631 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/11 07:39 ID:StG2G8xN
>忍猿さん
松茸ふりかけの場合、人工的に匂いや味をつけますので本物よりも痛烈かもしれませんね。
でも不自然な気もしますが…
ギックリ腰ですか…
来週のぷちしゅー武舘個人練習の方は大丈夫ですか?
もし、ギックリ腰や50肩でお悩みでしたら、気功系の体験施術を行いますよ。
632 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/11 08:07 ID:hbMH4BSO
空手や少林寺拳法に限らず、古武術や中国武術でも技をかけるときに声を出す流派は結構あるけれど、あれは一種の爆発勁なのかな?
何のために声を出しているのか前々から不思議だったけど
632 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :04/04/11 08:07 ID:hbMH4BSO
空手や少林寺拳法に限らず、古武術や中国武術でも技をかけるときに声を出す流派は結構あるけれど、あれは一種の爆発勁なのかな?
何のために声を出しているのか前々から不思議だったけど
634 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/11 10:03 ID:qa9K2xPd
>631 ぷちしゅーさんへ
不自然な気もしますが…ですが、本当の松茸の味を知らなければ不自然も分からないのでは?
松茸にも日本産や中国産・韓国産もありますが、名前は同じ松茸ですね。
でも、味や香りはずいぶんと違うそうですね。
中には産地を偽っているものもあると聞きますが、
本当の味を知って初めて違いが分かるのでしょうね・・・なかなか難しいです。
ギックリ腰や50肩でお悩みでしたら・・・悩んでいます。(汗 汗 涙
ぷちしゅーさんの腕に期待しています。個人練習の件、後ほどメールします。
>629
あっ!そ〜いえばパート9のレス1以来やるやると言いながらうっかり忘れてたな・・・
「梅花」は台湾では有名な歌なんやけど、どっちかというと外省人向けの曲で最近はあまり
流行らんみたいや。
私は「自強年的献禮 中華民国頌」「ケ麗君(テレサ・テン)懐念国語歌曲」って2本のテープ
(CDではない)持ってるんやけど・・・歌詞カードなくしてしもうてな・・・
で、私自身は歌うことはできる(北京語で)んやけど、歌詞の字の細かいとこが
ようわからん・・・いちおう日本語訳ではこんなの・・・
「梅花」
梅花、梅花、天下に満つ。苦難を越えて咲き誇る。
梅花は我らの象徴だ。輝かしき大中華。
見よ一面に咲く梅花。あそこでもここでも咲いている。
寒い冬の風雪に耐え、咲く梅花は我ら(つまり中国)の国花。
あ、ちなみに日本語訳は私な・・・(笑。あまりこういう方面の才能はないか)
717 :名無しさん@お腹いっぱい。 :04/04/11 00:50 ID:hbMH4BSO
>>716 なんで必死なんですか?
これは大陸や台湾といった「中国」に住んでる人たちよりむしろ海外在住の
華僑が祖国を想う歌・・・って印象が強いかな?
華僑は裸一貫で外国に出稼ぎに行き、現地で苦しい思いをしながらせっせと働いて
いずれは故郷に錦を飾ることを夢見てがんばるんよな。
でもこういう感覚もすでに過去のものにちかい。
むかしは外国に居住してる華僑は居住地の政府から庇護を受けられず、祖国を頼ろう
としても肝腎の祖国(つまり中国)の国力が弱かったため、自分たちで団結・協力して
がんばるしかなかったわけよ。
現代では海外在住のチャイニーズはほとんどその国の国籍を取得してるし(それでいまは
「華僑」とは呼ばず「華人」ということが多い)、大陸にせよ台湾にせよ力をつけてきた
からなあ。
まあ蛇頭やの不法移民やの、いまでも海外に出稼ぎに行く中国人にはいろんな暗いイメージ
がつきまとってるんは事実やけど、なんと言うかむかしとはちょっと感じがちがう・・・
「華僑の中の華僑」と言われるのが客家系やが、客家にもいろんな系統があるらしいが、
いちおう現代では客家の本拠地っていうのは広東省「梅県」てことになってる。
孫文先生もシンガポールのリー・クァンユー氏も客家やけど、梅県てのはその名のとおり
梅の名所なんかいな?
>641
へえ〜、こら知らんかった・・・中国のなかでも長寿の地域とはなあ・・・
ただこれには納得いく部分もある。
梅県は客家の故郷・・・っていうけど、要するに若い連中は他所に出稼ぎに行って
しもうて(つまり華僑)、村には年寄りしか残ってないんかもな。
それとこういう地域は確かに見た目は寒村なんやが、海外で成功した梅県出身の華僑
がこぞって故郷に送金したり寄付したりするんで、少なくとも現代ではけっこう豊か
な地域なんや(これは梅県に限らず「華僑の郷」と言われているとこはどこも同じ)。
それで医療とか栄養とかいったもんが他の中国の僻地に比べると相当恵まれてるんかも
しれん。
あと・・・
じつは私の師匠も客家なんで私も客家人とつきあい多いけど、概して言える
ことは非常に「前向き」で「真面目」、それに「プライドが高い」ってことやな。
むかしの日本人みたいなとこある。
「命より名を惜しむ」とか「友人のためなら自分の命など羽毛より軽い」とか、
とにかく精神的にしっかりしてるのよ。
で、敬老精神が強い反面、年寄りは年寄りで「長生きしてる以上はそれだけ(若い
もんに対して)責任がある」ってな考えの人が多いから、
ボケたり弱ったりしてるヒマがないんとちがう?(笑
ただけっこうお金にうるさいのも事実や・・・(笑
っていうと我々はなんか金に汚い・・・って印象をもってしまうけど、べつに
汚いわけではない。商売熱心というか、ビジネスはビジネスで一切妥協しない・・・
って意味やで。
逆に長い目で見た「信用」とか「長期的利益」とかを重視するから、デタラメな品物
を売りつけて・・・てなことをするヤツは軽蔑される。
で、商売とか金儲けとかには非常にシビアな反面、慈善事業とかにポーンと大金を寄付
して、自分は毎日質素な生活してる・・・てな大金持ちも多いぞ。
645 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/11 12:24 ID:9XaE4qyK
仕事の関係で付き合いのあった中国人の中に日本名梅○と名乗っていた人がいました。
劉さんの梅花の説明を聞きまして何か関係でもあるのかとちょっと思い出しました。
苦難を越えて咲き誇るとか寒い冬の風雪に耐えとかの詞に熱いものが湧いてきました。
ボケたり弱ったりしてるヒマがないんとちがう?・・・はい!反省します。(ペッコン
なるほど、参考になります。
そういえば、“客家武術”といった言葉も聞かれますけれど、実際どういったものなのでしょう?
このあたりとんと無知なもので、漠然とした質問になってしまい恐縮ですが。
客家はもともと中原つまり大陸北方の黄河流域に住んでいた漢民族やが、異民族に追われて
南方に移住したわけや。近世以降は南の広東・広西、さらには福建や台湾といった地域に居住
して現在にいたるわけやが、地域的に見ても客家武術というんは南派に属する。
1982年に広東科技出版社からでた『エツ海武林春秋』には、「広東の南拳には
本地拳と客家拳があり、客家拳にはチョウ家教、岳家教、南枝拳、莫家拳などがある・・・」
となってる。私も知らんかったんやが、有名な詠春派ももとは客家拳やったらしい。
あと客家は四川にも多いんやが(故・ケ小平さんは四川出身で本人は言ってないが客家と
考えられてる)、峨眉派に属する四川南拳もいちおう客家武術に分類されるかな?
むかしは北派武術が南下して南派になった・・・って説がよく言われてたもんや。
松田さんの初期の本でもそういうふうに書いてあることが多かった。
でもこれは近代になって作られた伝奇小説や講談の「炎上少林寺」からでた俗説。
つまり嵩山少林寺が満清政府に焼き討ちに遭い、生き残った僧侶が「反清復明」のため
南方に逃れて再起をはかる・・・ってやつで、よくカンフー映画にでてくるお馴染みの
話やな。
倉 井 = 劉 月 侠
我々が「中国人」というとき、これは普通は「漢族」のことを指しているわけやが、
客家人は「正統漢民族といえるのは我々だけ・・・」と主張してる。
つまり北方の漢族というのは異民族(モンゴル、満州、回族など)との混血で、純粋な
漢族ではない・・・ってことやな。
これは学術的に諸説あって結論はまだでてないみたいやが、少なくとも武術に関して言えば
北派というのは八極拳、弾腿、心意六合拳なんかに代表されるように回族やモンゴル族の影響
を受けてるものが多いやろ?
で、中国武術というのを「純粋な漢民族の武術」という観点から見れば、むしろ南派の武術の
ほうが歴史的には古いわけや。
北派の場合もともとは異民族の武術やったものを漢族が習うようになったパターンも多い・・・
って言えるわけ。
>650
へへへ・・・それはどうかな?初代タイガーマスクが「佐山サトル」やったことは
公然の秘密やったけど、「放浪の拳法家・劉月侠」の場合はそう簡単にいくかな(笑
653 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/11 18:36 ID:vXlHOa/Y
>648 劉月侠さんへ
『粤海武林春秋』・・・表紙に蛇拳と鷹拳の絵が出ている冊子で当時の値段は190円。
猿も持っていますが字が読めないです。(泣
>653
私がもってるのは大阪の東方書店で手に入れたもんで230円ですわ・・・
この本はけっこう有名みたいですねえ・・・本ていうよりパンフレットって感じでペラペラ
なんやけど・・・(笑
おまけに紙はいわゆる「藁半紙(いまの若い人はこんな紙知らんやろ?)」で
買ってもう20年以上になりますが、私の場合字は読めても紙が変色してしもうて
もとの字自体の判読が難しい始末・・・
まあね、むかしの大陸の本てみなこうでしたねえ・・・
656 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/11 21:25 ID:b/wdgiwn
>忍猿さん
そうですね。本物を知らなければ、偽者の良いところも分かりませんね。
ギックリ腰の件については、私が直すのではなく、忍猿さんが元々持っている自然治癒能力のお手伝いするといった感じです。
657 :
629:04/04/11 22:25 ID:YLUn6RSm
なるほど。詳しい解説ありがとうございます。
けっこう民族的な歌だったんですね。
だけど正直、梅の花といってもピンとこないです。
梅を桜に置き換えると、自分の頭の中でイメージが広がるなー。
>657
私も中国人についてそこそこ勉強してるから梅の花も理屈としてはわかるんやけど、
やっぱ日本人やからなあ・・・桜のほうが確かにしっくりくるよな。
敷島の 大和心を 人問はば 朝日に匂ふ 山桜花 (本居宣長)
659 :
(´ー`)y━~~~:04/04/12 00:34 ID:JyP5TQV1
>>615
発科公のお言葉は、気は恣意的に流すもんちゃうで…いう意味やろな。
660 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/12 03:10 ID:9DFbnajx
中拳スレで殺伐たる武術を語ったり、はたまた秘密結社の一員を思わせるような書き込みには
いかに妄想オタが跋扈する2ちゃんと言えども眉を顰めざるをえないのが残念だ。
そんな風潮にも毒されない大和心の放浪の拳法家・劉月侠氏の書き込みは人を惹きつける。
忙しいと思うがいつまでも武壇スレを続け、大阪・東京にとどまらず全国を放浪してください。
661 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/12 04:05 ID:CyvppW5O
中国武術の人たちはなんでオフに出てこないんだろう?
ヨシとかえらそうなこといわずに出てこい。
オレンジが過去に出てきたがあいつは弱いんで論外
662 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/12 05:11 ID:TkIftX8T
663 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/04/12 08:11 ID:7xXw9cGh
>650
いやいや、それをいうなら
松田>劉月侠
てなこともかんがえられまっせ。
>660
ご声援ありがとうございます。私の夢は功夫と中医で世界を渡り歩くこと。まあせいぜい長生きせんとね・・・(笑
>663
大柳=劉月侠ってことも・・・いや、さすがにそれはないか(笑
666 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/12 08:45 ID:TkIftX8T
>665
ということは、
劉 月侠 ≒ 彭武熾(敬称略) ということも。。。
>666
なるほどね・・・師匠が自分の日本人の弟子になりきって自作自演の書き込みしてる・・・
っていうてもやな、師匠はパソコンの立ち上げかたからして知らんのやぞ。自由に掲示板に書き
込みするなんて100年経っても無理やで(笑
私の師匠のパソコン音痴にはさすがの私も笑わずにおれん・・・
それにしても功夫は強いし、鍼灸はええ腕やし、車の運転はプロレーサーなみやのになんでこんなもんも使いこなせんのかな?
ある日の会話・・・
師匠「おいっ、月侠。インターネットってなにかな?」
私 「インターネット?さあねえ・・・なんか聞いたことはあるんですが、
確かむかしブルース・リーがアメリカで出演してたテレビ番組・・・」
師母「劉さん、それって『グリーン・ホーネット』とちがうの?」
ちょっと苦しいギャグやったか・・・(スマン
669 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/12 23:26 ID:Oq1M/vHI
劉月侠が誰だって・・・「拳児」から飛び出した例の大先生の電波だよ。
武壇スレ主でためになる話を聞かせてくれる、それでいいんじゃないの。
一度会ったコテハン達がまた会いたくなるのも劉さんのお人柄だし、
指導を求めて大阪まで出かけた人もいるくらい劉さんの武術は魅力的だ。
でも、668のギャグはちっと痛いね・・・猿の50肩・ギックリ腰みたいに。(笑
670 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/12 23:55 ID:D0vp8PEn
>669
とほほほほ・・・忍猿さんに「痛い」と言われてもなあ・・・(涙
そういえば師匠の車の運転についてちょっと・・・
668で書いたように功夫と鍼灸の達人である我が師ホウブシキ(それにしてもいま
だに漢字に変換できん・・・涙)は自動車の運転も大変な功夫の持ち主や。
最近はMRTができて台北の道路事情も若干よくなったが、そもそも台北市っていうのは
世界有数の渋滞都市なんよ。
東京や大阪も都心部の渋滞ぶりは半端やないが、日本人はそこんとこはおとなしいやろ?
でも台湾の連中は「車(あるいは命)が惜しくないのか?」ってくらい運転が乱暴かつ
自分勝手で、私もとても自分では運転しようって気にならん。
台湾の場合日本の「国際運転免許」では通用せんかったんやないかなあ?
で、師匠の運転技術がどうすごいのか?と言えば、これはもう「100人のならず者に取り囲まれながら、鉄扇ひとつで
相手して、指一本触れさせることなく全員を倒してしまった武田惣角・・・」を想像していただいたらええ(笑
いや、ほんまの話師匠なら朝の首都高速を時速100キロで走り抜ける・・・なんてことでも平気でやると思う。
なにがすごいといって最初に会ったとき、まず車の運転に驚いたわ。
で、なんでそんなに運転がうまいのか?って聞いたら「八卦掌を極めるとこんなことは簡単にできる・・・」
なんて言うてたが、もちろんこれは冗談。
私の師匠は若いころ公安警察におったことがあってな、劉雲樵には武壇だけでなくこういうとこでも指導を受けたんやけど、
武術の訓練とはべつに「FBIドライビングテクニック」も訓練させられた・・・って話。
要は映画にでてくるようなカーチェイスの技術を訓練させられるわけや。
犯人を追跡する方法とVIPを乗せている場合にテロリストの追跡を振り切る方法。
それとさらに師匠はむかし電話一本でどこにでも出張する鍼灸の往診をやってたもんで、
台北市内の道路という道路を知り尽くしてる。おそらくタクシーの運ちゃんよりも詳しいやろうし、
ふつうは車が入れんような路地にでもかまわず入っていってしまう。
日本にも無謀運転する香具師はおるが、あれは基本的に車の性能がええだけや。
師匠の車は「現代」やけど、台北の路上ならおそらくどんな高性能車をもってしてもかなわんと思うぞ。
まあそういうわけで私はいつも車に乗せてもらうたびに感心するし、映画の主人公になったような気分になるんやが、
師母や娘たちには「車酔いする・・・」ってあまり評判ええことない。
うちの家内も「二度と乗りたくない」って言うてたな・・・(笑
>>669 ク ク || プ / ク ク || プ /
ス ク ス _ | | │ //. ス ク ス _ | | │ //
/ ス ─ | | ッ // / ス ─ | | ッ //
/ _____ // / //
. / l⌒l l⌒l \ )) ____
. / / ̄| ,=| |=、| ̄ヾ / ____ヽ
/ ̄/ ̄. ー'●ー'  ̄l ̄ | | /, −、, -、l ))
| ̄l ̄ ̄ __ |.  ̄l ̄.| _| -| ,=|=、 ||
|. ̄| ̄ ̄ `Y⌒l__ ̄ノ ̄ (6. ー っ-´、}
ヽ ヽ 人_( ヾ ヽ `Y⌒l_ノ
>〓〓〓〓〓〓-イ /ヽ 人_( ヽ
/ / Θ ヽ| /  ̄ ̄ ̄ ヽ-イ
678 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/13 21:09 ID:/38Xm4qy
「FBIドライビングテクニック」とやらはどこにいけば身につけられますか?
679 :
頭蓋骨:04/04/13 21:19 ID:bL6/t9gj
680 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/13 23:23 ID:Ng+pSnQl
>677 名無しさん
669の忍猿です。こんばんわ!
ドラえもんとのび太君の絵がとても気に入りました。
PCテクがなくお返しの絵は描けませんので
677さんの絵をコピーさせていただきまして、一緒にニコニコプー
ク ク || プ / ク ク || プ /
ス ク ス _ | | │ //. ス ク ス _ | | │ //
/ ス ─ | | ッ // / ス ─ | | ッ //
/ _____ // / //
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/ ̄/ ̄. ー'●ー'  ̄l ̄ | | /, −、, -、l ))
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ヽ ヽ 人_( ヾ ヽ `Y⌒l_ノ
>〓〓〓〓〓〓-イ /ヽ 人_( ヽ
/ / Θ ヽ| /  ̄ ̄ ̄ ヽ-イ
682 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/13 23:31 ID:/38Xm4qy
>>681 どうも。うーん5万円かあ。
ところで山本貴嗣といえば中国武術SFの「セイバーキャッツ」ですが、どうしても5巻が見つからない。。。
私も5巻だけ半年後に買いましたw
何故か売ってないんですよね…
684 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/13 23:55 ID:/38Xm4qy
山本貴嗣さんは実際に中国武術家や日本の古流武術家に取材されたそうですが、一体どういう方に取材したんでしょうね
「BUGEI」で大柳さんとも対談してたようですが
常松さん。
福昌堂から5号くらいまで出ていた『極意』という雑誌の創刊号に、
山本氏のインタビュー載ってましたね。
私が『セイバー…』読もうと思ったのは、その記事がきっかけだったんですが。
取材時のこぼれ話とか、興味深いものがありました。
687 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 00:22 ID:TgPQYdyJ
>>686 >取材時のこぼれ話
なんか印象深いものがあったら希望します
今引っ張り出して来たら、『極意』創刊号ではなく第三号でした。
スマソです。
(インタビュー本文より抜粋)
>山本 諸先生方に、ビデオなどもお願いして撮らせていただくんですが、
>いざ描く段になると解像度などの問題から手首の微妙なニュアンスが
>とりきれなくて…といったこともありました。
>〆切は迫っている、再度先生を取材するにも先生の都合で…っていう
>ことからそのまま描いてしまったら、風聞ではありますが振武舘の方が
>ご覧になって「この手首返しでは、こうは斬れない」とおっしゃったと
>いうんです。それは、見せていただいた諸先生のせいではなく、あくまで
>この山本のせいなので、読者の方々には勘弁していただいてるような
>わけなのですが。
あとは山本氏が直接見た話ではなく伝聞ですが、
天井から糸で吊るした五円玉に真剣の切っ先を当て
いくら動いても五円玉がピクリとも動かなかったとか、
道路の反対側にある自販機にコインを投げ入れることが
できたとかいう(ゲームセンターあらし…!)師範の
話もありました。
それとやはり、娯楽作品として描こうとするとリアルな
武術を扱うのは難しい、という事を繰り返していました。
スレ違いで失礼。
690 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 01:13 ID:TgPQYdyJ
ありがとうございます
ずいぶん気を使って書いてらっしゃるんですねえやはり
拳児の絵を書いた方もずいぶんちゃんと書いてる印象を受けましたが
691 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 06:46 ID:nh1l2KdB
池上遼一氏の元アシスタントですからね。
692 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 18:50 ID:TgPQYdyJ
693 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 19:08 ID:TgPQYdyJ
ところでTANTAN氏の言う「旋転」ってなんでしょうか
相手の重心をまるで竜巻のように回転させ吹っ飛ばしてしまう技だ
Y O!!!!!
695 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 20:39 ID:TgPQYdyJ
>694
「千斤墜地」って言うてな・・・大八極にでてくるけど、全身を竜巻みたいに大きく
回転させて振りかぶるように転身する身法がある。六大開の貼山コウがそうやし、というか
六大開になってくるとほとんどすべてがこの身法を使うわけや。
で、このときの歩法が「提篭換歩」と呼ばれるもんやな
(それにしても最近ほんまに忙しいな。私もいちおう真面目に仕事してるやろ?・・・笑)。
「旋転」って用語は中国武術のタームでは聞かんけど、要はこの身法のことを
日本風に言うてるんやと思う。合気道で言うところの「入り身」やな・・・
套路や単招式では訓練のためにそれこそ竜巻みたいに大きく「旋転」するんやが、
もちろん実戦ではいろんな別の方法があって・・・へへへ、でもさすがにこれは
秘密や(笑
698 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/14 22:35 ID:TgPQYdyJ
ありがとうございます
やはり独特の身法があるんですねえ
>698
似たような身法は日本武道にもあると思うよ。697で書いたように合気道の
入り身がそうやと思うし、剣術とかにも当然あるはずや・・・
理論を聞けば「なんや、そんなことか」って誰でも納得いくけどな、実際に使い
こなせるようになるには長年月におよぶ地道な稽古が必要で、これだけ習っても
どうなるもんでもない。
「拳児」にでてきた「三才歩」もこういう身法・歩法の一種やな・・・
三才歩は蟷螂門の基本歩法やから、八極拳、太極拳、八卦掌なんかの身・歩法に比べると
やはり「実用第一」っていうか、わかりやすいし使いやすいと思う。
ただこれもかなり体格・体力差のある人間を一発で倒せるほどの威力を得る・・・となると
他の拳法同様相当な訓練が必要や。
701 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/14 23:52 ID:eW1/4E2x
>697 劉月侠さんへ
「旋転」って用語は 〜 日本風に言うてるんやと思うと
・・・祝嶺制献先生が沖縄の手から創始した「躰道」に出てくるに用語では?
「躰道」は攻防や捌きに「旋転」の理を展開して空手から独立したと思います。
>>681-689にかけてのやり取りした人へ
山本貴嗣でGoogleなどで検索してHP探して
雑文<Essay> → 武術のこと
を見てみれば取材した武術家・知り合いの武術家の
こぼれ話的エピソードなんかもいくつか書かれてますよ
703 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/15 22:54 ID:jN/7OKiW
95 :名無しさん@お腹いっぱい。 :04/04/16 14:16 ID:ORQeZS3H
兵庫県の上郡にすごい先生がおられます。
唯一、御殿手の上原先生が他流派でありながら実力を認め、鯛の御頭つきのご馳走で迎えた先生です。
大きい流派のトップの方なら知ってられるかも知れません。
雑誌には一切出られてません。理由としては、レベルを一緒にして欲しくないからだそうです。
160cmないですが、本当の意味でのなんでもあり(武器も当然)では、日本一でしょう。
その先生が上原先生が亡くなられた現在で、今まで手を取って自分よりまだ先におられると感じてるのは
八卦の馬 傳旭先生だけだそうです。
あくまでもリング(ルールのない)の外での話しだと思ってください。
昔、、大阪の南で弾丸と言われ、あっちの世界の人にカタギで化け物がいると噂されてたそうです。
関西に劉月侠あり!と言ってやってください。
705 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/16 19:40 ID:SHp6FfFk
どこのスレの書きこみですか?それは
>704&705
あのう・・・関西に劉月侠あり!・・・ったって、それは私のことやないって(笑
でも兵庫県の上郡(かみごうり)なあ・・・私の母親がそのすぐ近くの出やな・・・
さて・・・なんか知らんが今週も本業が忙しかったんであまり書き込みができんかったが、やっと一段落したわ・・・
で、毎月恒例(べつに頼まれてやってるわけでもなんでもないんやが)の『秘伝』連載「松田隆智 真・拳遊記」講評いくか・・・
今月も独断と偏見で極めて断定的に論評させてもらうぞ(笑
708 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/16 21:19 ID:fWpwr5wP
上原先生亡くなられたのですね。
今月はなにをとち狂った、もとい意表をついてのことか、なんと「形意拳」についてや・・・
こら困ったな・・・なんせ私は形意拳はさっぱやし・・・でもここでなにかコメントせんかったら
「世界一の妄想武術家」の肩書きが泣くし・・・
710 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/16 21:27 ID:SHp6FfFk
711 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/16 21:28 ID:SHp6FfFk
ぜいひ→ぜひ
『謎の拳法を求めて』を読んだ人なら、今月号に書かれた松田さんの台湾武術遍歴については先刻ご承知と思う。
松田さんは一番最初に台湾に行ったときは張峻峰、陳伴嶺両大師から形意拳を学んだ、洪イ祥老師のとこで主に形意拳を習いはったんよな。
蘇先生の紹介で劉雲樵と出会ったのは二回目の訪台のときや。
松田さんがはじめて習った本格的な中国武術っていうのは、実は武壇系ではなくて中央国術舘系の形意拳やったわけ・・・
>710
ぜひコメントって、それは「真・拳遊記」のかいな?それとも上原先生について?
まあええ・・・続けるぞ。
松田さんといえば八極拳・・・さらに心意六合拳が少々・・・ってイメージがどうしてもあるけど、
今月号を読むかぎりは実のとこ形意拳に対する思い入れっていうのは我々が想像してる以上におありのようや。
やっぱ人間最初に体験したもんのインパクトっていうんは大きいからなあ(心理学では「刷り込み」と言うそうな)。
李存義の「形意拳はただ敵を殺す。表演はしない」っていう言葉を引用してはるんやが、
これは確かにいかにも松田さん好みのフレーズ(というか私好みか?・・・笑)や。
714 :
710:04/04/16 21:44 ID:SHp6FfFk
その形意拳のなかでも一番入れ込んではる(と思われる)んが、やっぱ「崩拳」や。
松田さんの武術遍歴の目的が「最高の突き」である以上、これは当然のことやし、
前月号までの「功夫の突き」の話の延長として形意拳の崩拳を論じてはる。
2,3か月前に私も「真・拳遊記」の講評で形意拳の崩拳の話題を出してたやろ?(エッヘン!)
今月号の松田さんの結論は・・・空手時代に最強の突きと思っていた逆突きは功夫に
もあった・・・でも功夫の逆突きは空手のそれとはどこか、なにかがちがう・・・
で、その根本的なちがいというのは・・・形意拳の崩拳を深く学ぶことによって理解で
きるようになった・・・まあこんなとこやないかな?
コン歩によって前進力、浸透力を増すことが崩拳の特徴であり、つまりは瞬間的な重心
の移動(前進)こそが功夫の突きの根本原理であって、空手のように腰の回旋力に頼る
もんではない・・・へへへ、これもどこぞのあほがどっかの本で書いてたよな?
重要なのは松田さんは形意拳においてもやはり「深呼吸に合わせて」「ユックリと」「柔軟に」「定式ごとに静止する」「反復練習」
をさせられた・・・ってことや。
後にこの練習法は「秘伝」であることを知った・・・とも書いてはるが、これは我々の八極架の入門訓練とまったく同じやんか。
でもやはり松田さんも最初はこういうあまりにも空手とかの訓練とはかけ離れた練習法にカルチャーギャップがあったみたいで
北派少林拳の迅速果敢な動きを見ては心が揺れ動きはったみたいやが、こういう訓練をやり遂げたことが新たな発見につながり、
のちに武壇八極拳を習いはじめてからも八極拳の単調で静的な基本訓練に耐えることができはったんやろう・・・
つまり松田さんは確かに武壇八極拳によって中国拳法に開眼した・・・ってことはちがいないにせよ、
その前段階として形意拳の下地があったからこそ、八極拳の真髄が理解できはったんやな。
あとはまあ個人的な好みの問題や。
私もそうやけど、形意拳はあまりにシンプルすぎてかえって理解しにくいようなとこがあると思う。
その点八極拳は身体の使い方が形意拳に比べれば大きいから、どうせやるなら八極拳・・・てな感じになりはったんやないかなあ?
ま、これは私の想像や。直接松田さんに聞く以外ないけど、もしかしたら来月号あたりでそういうコメントがあるかもしれんぞ(笑
ということで・・・ちと長電話で中断したが、今月の「真・拳遊記」講評終わり・・・(笑
それにしてもやっぱ松田さんはすごいな。こういう体験をそれこそ中国拳法に
関するなんの情報も無い時代から積み重ねてきてはるんやから・・・
「真・拳遊記」単行本化を激しく希望!
721 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/17 00:06 ID:Ana6kwoa
「真・拳遊記」単行本化に賛成! ・・・賛成2票
巻末には劉月侠産みの親松田さんと劉月侠氏との中国武術を
縦横無尽に語る対談を激しく希望!!!
722 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/17 01:04 ID:llZwbTc0
では私も、3票。
それじゃわしも、4票。
724 :
花のサンパチ:04/04/17 08:11 ID:rg9kcpUK
注釈や図版をたくさん増やし、増補版として出版するに5票。
特に、関連拳法の写真や図をたくさんキボンヌ。
725 :
花のサンパチ:04/04/17 08:13 ID:rg9kcpUK
おまけに、付録でvideo CDがついたらもっといい鴨。
理解が深まります。
わはははは・・・BABさん、こういう具合に結構要望は強いぞ。是非検討してみてちょうだい。
あ、タイトルやけどな、『謎の拳法を極めて』ってのはどうかしらん?
まさに「松田隆智」集大成にふさわしいと思うがなあ・・・
727 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/17 09:06 ID:TXD5L7fU
やっぱりいまだに「謎の拳法」なんですか?(w
これって秘宗拳のことですよね
>727
それにしてもなんで秘宗拳やったんか?そこのとこがそれこそ「謎」なんやけど・・・(笑
これも想像やけどな、松田さんが秘宗拳に興味をもった理由ていうのは「水滸伝」の燕青が創始したっていう伝説と
精武体育会の創始者たる霍元甲の逸話(金恩忠の『国術名人録』に載ってる)・・・
このへんがカギやないかと思うんやが。
『謎の拳法を求めて』でも「忍術のような不思議なイメージをもった」なんて書いてはるなあ・・・
729 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/17 10:27 ID:TXD5L7fU
>精武体育会の創始者たる霍元甲の逸話
これはどんなものがあるのでしょうか?
忍術というから軽功に関するものとか?
730 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/17 12:50 ID:Ti8mJsBA
>>720 本当にそう思ってるんだったら、かわいそう。
あの人が間違った中国拳法を日本に蔓延させた張本人なのに・・
動きもなってないし、使えてないし、話しにならんな。
>>704 真実です。松田先生もしってるんじゃないかな。
731 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/17 13:35 ID:eLQQHTvZ
>730
それで、あなたの動きはどうなんですか?
使えるって、どこでどのように使えたんですか?
話にならんて、あなたの話は如何でしょうか?
あなた自身で提起したテーマにどうか答えてください。
まぁ、松田先生とあなたを比較しても余り意味がないような気がしますが・・・
732 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/04/17 14:51 ID:pUuLuu4z
6票でございます。黄河一号です。
>719
老師、昨夜はありがとうございました。結局最後は武術のお話になってしまい
ましたねぇ!(笑)一生懸命頑張りますので、これからもよろしくです。
>721
それいいっすねぇ!松田隆智×劉月侠!!激しくキボンヌです。
>725
あそれもいいっすねぇ!!DVDの最後はお約束で劉雲樵老師の
八極連環拳を・・・って、そりゃあちょっと無理か。。。
さきほど練習用に500円の靴(ズック・・・これ標準語ですか?)
、同じものを二足、買ってきました。どうも運動用の靴だと、
重かったり底が柔かすぎたりして感触が良くないもので。。
では!
>>732 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ ヽ
/ ̄\ l \,, ,,/ | 死ね!
,┤ ト | (●) (●) |
| \_/ ヽ \___/ |
| __( ̄ | \/ ノ
ヽ___) ノ
>730
わはははは・・・そらまあこの劉月侠さまに比べればだいぶと見劣りがするんはしゃあないて。
まあ私の自信からくる余裕の発言ってもんや。余裕、余裕・・・
貴殿もそれなりに余裕もったらいかがかな?(笑
俺で7票です
>729
霍元甲の逸話といってもこれは虚実含めていろいろあるんやが、有名なんは
義和団に襲撃された西洋人のキリスト教徒をかくまって、その結果義和団の頭目
を一刀のもとに切り捨て、天津で「大侠・霍元甲」と呼ばれるようになった・・・
ってのがあるなあ。
最近は趙文卓(テレビ版「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」で黄飛鴻
を演じた俳優)主演のやはりテレビドラマで「霍元甲」ってのが日本でもDVDでてる
けど、「ドラゴン怒りの鉄拳」にもでてきたし、中国カンフー界ではかなり古くから有名
人物みたい。
やはり精武体育会の創始者ってのが大きいんやろうな。
松田さんも中国武術の研究のために香港や台湾の文献に目を通してはったとき、
相当霍元甲の名を目にしてはったんやろう・・・
737 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/17 22:21 ID:C9BmzlrY
松田氏は、名前がカッコイイからやりたいというのが、あったんではないでしょうか?
迷ソウ芸以外にも、南蛮殺倒流とかね。
最近の若い連中はあまり本を読みよらんからな(笑
近代中国武術界の偉人・霍元甲についてもさほど知識ないんかもしれんな。
ちょっと霍元甲のバイオグラフィーをやるか・・・
>737
なるほど・・・非常に安易やが、確かにありがちな動機やな(笑
さて霍元甲や・・・
生年ははっきりせんのやが、1910年頃に40数歳で没してはるんで、1865年頃の
生まれかな?ほぼ李書文(1863年生まれ)と同じ世代の人やな。
河北省静海県の出身。ここは天津の近くで滄州にも近く、滄州同様古くから武術の盛んな土地柄
やったらしい。ちなみに長春派の総師・霍殿閣公は同姓やけど、霍元甲の遠縁にあたるらしい。
霍家は代々武術家の家柄で、お父さんの霍恩第は保標で名をあげ家伝の「迷宗芸」を
得意としていた。ところが元甲は生まれつき身体が弱く、お父さんは「中途半端に武術
を教えては家名に傷をつける」といって、兄弟のなかでも元甲だけには武術を教えようと
せんかったらしい。
まあこのへんは伝説なんやけど、発奮した元甲は密かに練習を盗み見てひとりで苦練を重ね、
ついには兄弟のなかでもいちばんの腕前になったんで、お父さんもようやく認めて秘伝のすべて
を伝えたそうな・・・
なんとなく楊露禅とか郭雲深とかの逸話がゴッチャになった感じやろ?(笑
とにかく武術家として独り立ちした元甲は、まずは天津にでて名をあげる。
義和団の頭目を切り捨てた・・・云々の話は天津時代のもんや。
時代はもう20世紀初頭、つまり清朝末期になってたんやが、上海で欧米人が
ボクシングやレスリングの興業を盛んに行い、体格や体力の劣る中国人を見下して
おった。
上海の愛国ブルジョワジー・陳公哲はこういう西洋人の態度に憤慨しておったんやが、
なんせ当時の上海には強い武術家がおらず、天津から霍元甲を招いたわけや。
743 :
三宮 ◆N8UcoVQlKM :04/04/17 23:10 ID:V1sVBea+
ホンヤンチャと日本人師匠との悲劇の対決みたいな映画を昔見たよーな。
日本人師匠山口剛十郎を倉田保昭氏が演じていたのを覚えています。
史実かどうかは知りませんが、日本人武道家に勝ってからその恨みで霍元甲は
毒殺され、その敵を討つのが、ブルース・リーのドラゴン怒りの鉄拳だったよーな。
霍元甲は陳公哲らの期待にこたえて上海で欧米や日本の格闘家、武術家と渡りあい
中国武術の威力を証明すると同時に中国人の士気をおおいに高めた。
まあここまではよかったんやけど、元甲はもともと肺を病んでいて(いま考えると「結核」持ち
やったんやないかしら?)、顔色も悪く「黄面虎」なんて呼ばれてたそうな。
子どものころ病弱やった・・・っていうのとも符合するんよな。
で、上海に来てしばらくしてから体調を崩し、そのまま亡くなってしもうたんや。
享年40数歳(諸説あり)。
一説によると過度の気功訓練で肺をよけいに傷つけた・・・とも言われている。
>743
そう・・・で、「ドラゴン怒りの鉄拳」でご存知のとおり、あまりに霍元甲が
あっけなく死んでしまったんで「試合に負けた腹いせに日本人が暗殺した・・・」
っていう話がひろまったんよ。
これはまったく事実無根の噂話に過ぎんのやが、こういうんはひろまるのがはやい
からなあ・・・
ただ当事者のひとりである陳公哲は戦後『精武会50年武術発展史』という本を書いて、
霍元甲の死因はあくまでも病気によるもの・・・とハッキリ言ってる。
霍元甲亡きあと、陳公哲らは元甲の遺志をついで上海に「精武体操学校」を設立し、
これが「精武体育会」の前身となったわけや・・・
そやから厳密にいうと精武会は霍元甲が創ったわけではないんやけど、いまでも精武門の
人たちは霍元甲を「宗師」と仰いでる。
747 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/17 23:48 ID:TXD5L7fU
劉さんエピソードどうもです
日本人と戦って勝ったのは史実なんですか?
現在の精武体育会の本部はやはり上海にあるけどな、戦前は華僑を通じて東南アジア一帯に
ひろまっていて、現在でも世界各地で活動してる。とくに盛んなのはマレーシアと香港かな?
むかし劉雲樵や徐紀先生がマレーシアを訪問したときも現地の精武会が歓迎してくれたそうやし、
香港では北派武術のほとんどは精武会を通じて伝えられたもんで、非常に影響力が強い。
そんなわけで霍元甲は武術界だけでなく一般にもよく知られた英雄なわけよ。
黄飛鴻にも似た英雄だけに、まあ「日本人に殺された(それも卑怯な手段で)」ってことにしといた
ほうが、テレビや映画ではウケるわけやな・・・(笑
>747
いや、それはわからん・・・いろんな本に日本の柔道家と対戦して勝ったの引き分けたの
書いてあるけど、ほんまかどうかははっきりせん。
ただ当時の上海は中国一(というか東洋一)の国際都市で、外国人が非常に多かったから、
そういう出来事があったとしてもさほど不思議はないわな。
ただ日本人と試合をしたのが本当のこととしても、それこそ映画にでてくるような
殺伐とした決闘・・・というわけではなく、あくまでも「練習試合」「交歓稽古」みたいな
もんやったそうな。
霍元甲が亡くなったのは40数歳ってことやけど、確かにむかしでも若死にのほうやが、いまから100年
近く前ならこれはこんにちの50代から60代といってもええお年や。
これくらいの年齢の一門一派の師範がもはや感情的なしこりの残りかねんような試合は
せんやろうと思う。
仮に日本人が負けたとしても「復讐を誓う」ようなもんではなくて、「中国にも結構すごい
武術があるもんや」くらいの感じやなかったんかと思うけどなあ。
ということで今晩はなんか「精武スレッド」になってしもうたな(笑
まあええやろ。精武門は武壇とまったく無関係というわけではないし(マレーシア
の伍松發老師はマレーシア精武会出身)、それに武壇を含めてこんにちの学校形式の
武術道場はすべて精武会が元祖なわけや。では晩安・・・
752 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/18 00:47 ID:6xO1E3r3
酔猿、ただいま戻りました!
て、また呑んできただけですが今日は幸い終電に間に合いました。
『精武会50年武術発展史』は猿の蔵書にありますが、なんせ字が読めませんで・・・(汗
陳公哲氏は豹皮のような衣装をつけていましたね。なんせ図と写真しかわかりません。(涙
「精武門」と言えば日本にも分会が群馬にありましたね。
残念ながら精武門の伊藤聰氏は若くして昨年亡くなられたとか武術誌で拝見しました。(合掌
753 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/18 00:55 ID:6xO1E3r3
>743
活法スレの三宮さんまでが武壇スレに登場ですか・・・(ニコニコ
お会いできる日を楽しみにしています。
処で、明日はぷちしゅー老師にしごかれます。(ドキドキ
ぶちしゅー老師のシゴキをいかにかわすか悩んでいます。
霍元甲の生年についてはは1857年と1869年、ふたつの説を見かけた事があります。
>>751 >「精武スレッド」になってしもうた
余勢を駆って、という訳ではないのですが、この流れを受けて、
今ひとつ日本では知名度の浅い迷踪芸、秘宗拳系統そのものについて触れて頂ければなぁ、
と横合いから期待してみたり。
755 :
三宮 ◆N8UcoVQlKM :04/04/18 08:27 ID:b31VZIbQ
>>753 お邪魔しております。^^;
こちらこそ。お会いできるのを楽しみにしております。
>>748 > まあ「日本人に殺された(それも卑怯な手段で)」ってことにしといた
> ほうが、テレビや映画ではウケるわけやな・・・(笑
なるほど・・・でも、日本人がいわれのない悪役になってしまいましたね。^^;
まあな、武壇っていうのはかなり精武会の組織形態を参考にしてる部分が多い
ような気がするなあ。雑誌を出したり、各派から教練を募っていろんな門派の武術を
ひとつの道場で教授したり、海外に多くの支部を擁したり・・・
これはかつての中央国術舘にしても同じや。
つまり精武会というのは中国武術の近代化の先駆的組織やったわけ・・・
>754
で、秘宗拳についてやが、ついでやからやってみるか・・・
でもな、今日はこれから外出するんで続きは夕方以降にね。逝ってきま〜す(笑
758 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/18 09:49 ID:AFpdm+4H
>>757 是非御願いします。
武壇における秘宗拳の位置づけも気になります。
劉老師のが習得したと言われる順番で行くと、
秘宗拳→八極拳が王道なのでしょうか。
759 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/18 12:54 ID:NOmZGH+4
秘宗拳、太祖長拳、迷踪芸、燕青拳は同じ拳法と考えていいのでしょうか。
そもそも劉雲樵老師の燕青拳は張耀庭の燕青(白)拳と太祖長拳、王雲祥の寸八番
(古伝の翻子拳?)のミクスド功夫。まして一路は武壇の教材用として編集された
入門型なので、完全な武壇オリジナル。
迷踪芸という名称は霍家独特の呼び名との事。大陸の陳鳳岐と台湾の李元智は同じ
師匠。また、秘門螳螂の張徳奎老師も、大陸時代に霍家の人と螳螂拳との交換教授
で学んだのだと。そういえば李書亭老師ってまだご存命なのかな・・。
761 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/18 14:17 ID:LgDlKzUt
いや、歴史的なことではなく、技術内容のこと。
どの派にも慢練があるのか?
大柳氏は燕青寸八番なる套路も教えていたが、これは劉雲樵の編集したキメラか?
では・・・秘宗拳いくか。でもいちおう歴史からな(笑
秘宗拳はご存知のとおり燕青拳、迷縦拳(芸)、その他いろんな名称があるが、これは
それだけ歴史が長く伝承者(分派)が多い門派ということやと思う。
姜容樵著『写真秘宗拳』によると、この拳法は唐末に少林寺で開発され、宋代に「水滸伝」の
英雄であるロ俊義が少林寺で学んだことにより江湖にひろまった・・・らしいんやが、確実なんは
清の康熙年間の孫通という人からや。
孫通は魯、つまり山東の人で、滄州に流れてきて秘宗拳をこの地に伝えたらしい。
山東といい滄州といいどちらも水滸伝ゆかりの地やから、ロ俊義やの燕青やのと
いった水滸伝の英雄の伝説がそれらしく伝えられるようになったんやろう。
ただあくまでも少林寺の一派というてるあたり、「天下功夫出少林」っていう当時の
ブランドも抜かりなく拝借してるみたいや(笑
孫通は晩年「東三省(満州、東北)」「天津」「河北省静海(霍元甲の祖籍)」なんかでも
教授したそうで、当時としては一代でかなり広範囲な普及に成功したみたい。
通背拳の常松先生も秘宗拳の本を出してはるが、これは東北に伝えられた系統と考えられるし、
霍元甲の家伝の迷縦芸は言うまでもないわな・・・
それと燕青寸八番っていうのは天津の門派やが、これも当然孫通から伝えられた秘宗拳の分派の
一種やろう。
ただ秘宗拳の本家筋はやはり滄州の陳善の系統なんやな・・・
陳善は孫通の弟子で「賽勝英(実戦チャンピオンの意)」と呼ばれた達人なんやが、
もっとも孫通の弟子には優れた名人が他にもゴロゴロおったみたいや。
陳善の子孫にあたる人が陳鳳岐で、この人は日本でもよく知られてるよな?
陳鳳岐のお父さんは陳玉山といって、李元智、李雨山(李書亭のお父さん)なんかは
この人の弟子。
『写真秘宗拳』は民国18年(1929年)に出た本やが、著者の姜容樵は
「自分の曾お祖父さんは孫通の弟子で、やはり家伝として秘宗拳を伝えた」という
ふうに書いてはる。
実際には姜容樵も陳家に出入りして学んだみたいなんやが、それでも陳家の系統以外
にも相当な分派があったことはまちがいないみたい。
『国術名人録』でも秘宗拳の人が占める割合は相当多いらしいし、清朝末期の滄州では
最大の分派、系統を誇る一大勢力やったみたいや・・・
劉雲樵の迷縦拳の師は張耀庭やが、この系統は「秘宗門」とは名乗ってなかったそうな。
張耀庭がどういう師に学んだのかはようわからんけど、孫通の陳善以外にもたくさんいた
弟子のどれかの系統なんやろうな。
張耀庭は保標やしプロやから、本家筋との差別化をはかるためにあえて秘宗拳と称さなかった
んかもしれん。
767 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/18 21:59 ID:stx5zLVs
劉さんって書き弧する時何か読んでるんでしょうか?
各種知識の密度が濃すぎる、、、。
まあ以上が秘宗拳の概略や。
技術的なことに関しては過去スレで一度やったけど、復習すると武壇の迷宗拳は
1.迷宗1路(燕青拳)
2.迷宗2路(十路埋伏拳)
3.迷宗3路(寸八番)
4.太祖長拳
の4つに分けられる。多少呼び名はちがうが徐紀先生も同様に分類してはる。
このうち1路と2路はオリジナルの秘宗拳に近く、3路は翻子拳との合体やな。
私は現代の大陸の秘宗拳をビデオで見たけど、套路自体はちがうにせよ武壇の迷宗拳と
基本的によく似た拳法やと思った。
>767
いや・・・そうやから『写真秘宗拳』を引っぱりだしてきて、必死に翻訳しながら
書いてるんやがな・・・(笑
さて、その『写真秘宗拳』は秘宗門の秘伝中の秘伝「秘宗長拳」を紹介、解説した本
(もちろん写真で)なんやが、これは軽快に飛び跳ねる秘宗拳の他の套路とちがって、
太極拳みたいにユックリと深呼吸にあわせて行う「内功拳」やそうな。
松田さんもむかしサンポウブックスの『少林拳入門』で「秘伝・秘宗長拳」として実技解説
してはったが、松田さんの習った秘宗長拳は蘇先生の師の張徳圭老師が伝えたもんらしい。
で、張老師は若いころ天津あたりで霍元甲の系統の秘宗拳(つまり迷縦芸)を学んだそうやから、
この内功拳とされている套路は滄州の秘宗拳のみならず、各地各系統で同様のものが伝えられてる
可能性は高い・・・
劉雲樵の太祖長拳はやはりユックリと太極拳みたいにやる内功拳やが、まあ
私はハッキリ言ってこれは秘宗長拳と同じもんやと考えてる。
『写真秘宗拳』の套路と太祖長拳の套路は確かにちがうけどな・・・套路の外見なんて
のは伝承者がちがえば変わってくるもんで、どっちも元ネタはいっしょなんやないかなあ?
さて、最後に劉雲樵にとって迷宗拳とはなんやったのか?ってことやが・・・
いろいろな意見はあると思うが、私自身は「中国功夫」というのは柔・静からはじまって
剛・動に至り、さらに純柔・純静を経て純剛・純動に達するのが正しい修練の段階やと思う。
八極拳は強大な威力を誇る剛の拳法やけど、子どものころに柔軟・軽快・沈着な迷宗拳を学んだ
ことが、劉雲樵がのちに八極拳の功夫を極めるうえで非常に大きな基礎となったことはまちがい
ないやろう。
もちろん太極拳や八卦掌など他の柔派拳法も無視できんけど、大人になってからこういう拳法を
併習し、なおかつその真髄を体得できたのも(つまり八極拳に生かせたのも)、迷宗拳の影響が
大変大きいと思う。
まあな、劉雲樵の武術のなかではあまり目立たんのやけど、それだけに「縁の下の力持ち」的な
役割を果たしたのが迷宗拳やないかなあ・・・
772 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/18 22:59 ID:d4TKkKoL
>忍猿さん
今日は、お疲れ様でした。
私が夜に所用があったため、練習時間があまり取れなくてすみませんでした。
これだけ書いたら今晩は寝るぞ・・・(笑
私は迷宗拳はあまり知らないんやけどな、大八極の練習をしてるとき力みすぎて
師匠に注意され、「これをやってみろ!」っていうて迷宗拳の単招式なんかをよく
やらされた。
すると不思議と力みがなくなってうまいこと大八極ができるのよな。
それと劈掛掌を習いはじめたときにも、先にちょっと迷宗拳をやると具合がええ。
長拳とか少林拳とかはあまり好きではないんやけど、迷宗拳は同じ系統の拳法(なんせ
少林寺が起源なんやから)やのにどういうわけか相性がええんや。
まあな、それだけいろんな工夫が凝らしてあるんやろう。そうでなければ「武術の郷」滄州
を代表する大門派にはなれんかったやろうて・・・では晩安。
774 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/19 00:26 ID:eb3ujg68
>772 ぷちしゅーさんへ
お忙しい処、遠路ありがとうございました。
練習時間があまり取れなくてすみませんでした・・・いや、なんのなんのです。
ぶちしゅー老師のシゴキをいかにかわすか悩んだ結果です。(笑
775 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/19 00:41 ID:eb3ujg68
>769 劉月侠さんへ
劉さんは中国語が分かるからいいですね・・・猿は図とか写真がないとダメです。(涙
『写真秘宗拳』と松田さんの『少林拳入門』の中の秘宗長拳が同じに見えました。
大柳先生もビデオでゆっくりした秘宗拳の一部を紹介していますね。
776 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/19 01:55 ID:DPN1Tk5K
今でも少林寺には純正?の秘宗拳が残ってるのでしょうか?
777 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/19 06:06 ID:zGdOfQqq
さすが劉さん、濃い解説ですね。
再来月頃に台湾に旅行する事になりました!
そこで台湾と言えば武壇だと思いますので、ちょっとお聞きしたいのですが、
朝とかに公園や広場で武術の練習している所があったら見に行きたいです。そのような場所はどこかないでしょうか?
779 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/19 11:21 ID:zGdOfQqq
>>778 素朴な疑問なのですが、台湾と言えば武壇、であれば、
武壇に直接行かれる気は無いのですか?
>775
中国語といっても戦前の本は「漢籍」ですからねえ。現代中国語はあまり関係なくて、むしろ漢文の知識のほうが要るみたい・・・
ちなみにビデオで大柳さんがやってはるのは2路(と思う)。
>776
少林寺に秘宗拳が残ってるか?・・・っていうより、だいたいほんまに少林寺から
流伝したのかどうかもわからんわけで・・・まあ詳しい人教えてちょうだい。
>778&779
ははは・・・まあいきなり武壇に行くっていうのも勇気要るよな(笑
私は20歳のときに単身押しかけていったわけやが、なんかイラクで人質になった
若いヤツの気持ちもわかるような・・・(ちょっとちがうか・・・笑)
まあ観光旅行のついでにちょこっとカンフーを見たいっていうんなら、中正紀念堂か国父紀念舘やな。
ホテルでタクシーの運ちゃんに紙に書いて渡せば簡単に連れていってくれるぞ。
ただ早朝5時とか6時とかなら台北の中心部からどっちも10分以内で着くが、少し時間が遅くなると
渋滞がひどくなるんで時間には気をつけたほうがええ。
最近はMRTもあるけど、台北ははじめてならちょっとわかりにくいし、バスはもってのほか(私でもさっぱりわからん)や。
台湾のタクシーは安いから往復でも日本円で1000円程度しかかからんと思うが・・・
劉先生、さっそく教えていただきありがとうございます。!
日曜にかかるなら、中正紀念堂で武壇関連の日本人が朝、教えているけどね。
珍しいことはやってないと思う。
公園でやってるのはやっぱ健康法か表演系で、本格的な功夫はほとんどないのが現状やな。
劉雲樵はもとから公園で教えたりしてなかったけど、かつては張詳三(新公園=現在の228紀念公園)、衛笑堂(植物園)はじめ
多くの名師が早朝の公園で「殺人拳法」を教えてたそうやが、それも過去の話・・・(笑
あ、でもそういえば徐紀先生は中正紀念堂や国父紀念舘でも教えてたんやった・・・
でもな、夜なんよ。毎週何曜日やったか忘れたけど、夜の7時から10時ころまでたくさんの学生が練習してるわ。
止か武塾のHPに訓練日程てのがでてると思うが・・・
>>784-786 多くの情報ありがとうございます。
観光半分小商いの仕入れ半分になるので、朝なら時間があるかなーとおもいまして。
788 :
上海ジョー:04/04/19 13:45 ID:cUoKpmdp
テスト
789 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/19 18:44 ID:XtlqJS8z
>784
普通に型の練習だけ?
790 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/19 20:42 ID:TN3Z8zEQ
>雲呑さん
日曜日の午後に、中正記念堂で金立言氏が指導していますよ。
791 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/19 23:26 ID:R+I/gava
>>787 228紀念公園ga iinodewa?
demo asoko yoruwa yabairashii!
homo ga takusan............
hattenba rashiiyo!
ぷちしゅー先生、謝謝!
793 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/20 05:52 ID:TK62l00E
>791
マジっすか・・・
>793
マジっす・・・(笑
228紀念公園は止めときます。立禅で足がガクガクブルブルになるのは良いとしても、夜にグランドを仕掛けられて「お尻で一本! 勝負あり!」は自分の趣味ではありませんので。
漏れはそっちじゃないが、ハッテンバみたいなのは意外と身近にあるものだと
昔ちょっと調べた時に慄いた・・・
深夜以外は練習場にいいんだが・・・・
深夜も朝練してるのと同じ人がいたら恐いな
夜はモーホーなのに朝になるやいなや恐るべきカンフーの使い手に変身!
もしそんな人がおれば、これは世界最強のカンフーかもしれん。228紀念公園に急げっ!(なわけないか・・・)
799 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/20 20:31 ID:Kfj9BP8Y
劉さん筋肉痛じゃなくて筋(ex:弓歩やるとふくらはぎ)の痛みがなかなかとれない
んですがこれって早くなおす方法ないでしょうか。痛くて弓歩とかできないです。
800 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/20 20:33 ID:Kfj9BP8Y
×ex
○cf
801 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/20 22:58 ID:JpD6byoR
>雲呑さん
めいぐあんしー
802 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/20 23:26 ID:mSUIhRhf
demo taiwan homo ooidesuyone!
ーネット三国志情報ー
・ついに武板国、初勝利!!モナー国攻略に成功しました!
皆さんのおかげです。
現在のランキング
武将数 領土
1位 サッカー 273 4 どんどん勢力を増す超大国
2位 ハングル 195 4 前回優勝国、今回も本命
3位 ダウンロード 119 1 沈黙を続ける不気味な存在
4位 プロ野球 118 4 チームワークに長けた大国
5位 株式工房 117 2 気がつけばこの人数・・・要注意
6位 卓上ゲーム 99 2 この手のゲームは得意?影の本命
・
・
・
18位 武道 52 2 知略に長けたブレーンとやる気マンマンの武将達、大穴
アナタの参加が武板を優勝に導きます!是非参加して下さい!
詳細はこちら、待ってます!
http://sports6.2ch.net/test/read.cgi/budou/1078998045/l50
804 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/21 01:24 ID:XXPCiPBc
>795
尾閭中正で菊の花をガードですw
806 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/21 21:32 ID:th6/Nid7
>804
素晴らしいです。
>799
それはもう筋膜炎とか筋繊維の微小断裂とかいったもんで、早く治す・・・
ってわけにはなかなかいかんやろうなあ。張さんなんかなら鍼灸でうまいこと治療
する方法も知ってるかもしれんが、基本的には完全に治るまでは武術の練習とかは
ひかえたほうが無難と思う。
場合によっては数ヶ月かかることとかもあるかもしれんが、長い人生や、それくらい
どうってことないって・・・
むしろ無理をしてそれこそ武術の修業が続けられんようになるほど悪化させてしまうこと
のほうが深刻な問題やぞ。
808 :
張景学:04/04/21 23:01 ID:9RY63BiM
.807
>張さんなんかなら鍼灸でうまいこと治療 する方法も知ってるかもしれんが、
まず瀉血。次にキネシオテープを貼る。寝る前にはがして里芋パスタを貼り付けてそのまま寝る。
下手に湿布貼るより効きます。ハイ
秘伝の公開でした(笑
809 :
南条五郎:04/04/21 23:17 ID:ewoE62ba
>>771 遅まきながら秘宗門ネタです
美国にいた時「秘宗内功学院」なる道場を発見しました
もちろん秘宗拳も教授されていましたが健身法や気功をメインにしていました
ワザワザ秘宗の名を冠して健身をメインにするということは
そちらの方面においてもノウハウが充実していると理解できますよね?
ということは、病弱だった劉雲樵氏を稀代の武術家へと変貌させた
別の意味でもバックボーンだったのかもしれませんね
>804
保存してしまいました。
811 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/22 17:35 ID:d0ziXxru
劉さん張さんありがとう!
>809
南条さんはほんまに、たまに来てはおいしいとこばっかもっていくなあ(笑
大陸の本でもけっこう「秘宗」の名を冠した気功とかの本が多いみたいやねん。
そういえば日本でもそういう本出てたなあ・・・ほれっ、あの酔拳やの蛇拳やのやる人・・・(笑
で、「秘宗門」において内功や気功のノウハウが充実してるというんは、つまり例の「秘宗長拳」、
すなわち劉雲樵の言うところの「太祖長拳」が昔からず〜っと重視されてきた証拠やと思う。
劉雲樵のお祖父さんとかお父さんとかも張耀庭に太祖長拳を学び、運動不足解消の体操にしてたっていう・・・
お祖父さんやお父さんは読書人で、子どものころから本ばっか読んでて、肉体労働はおろか運動すらせんかったやろうから、
太祖長拳を練習するとけっこう体調がよかったそうな。
>812
ああ、あの乳拳やる日本人ですか・・・
そういえば20年以上前の『人民中国(いまもこの雑誌あるの?)』にこんな記事がでてた・・・
「中国の健康法」特集やったんやが、「自己按摩療法」というんの紹介で「自分でキ○タマを按摩する」方法ってのがあったんよな。
自分でチ○チンを按摩する・・・っていうのは若い男なら誰でもするけど(笑)、このキ○タマ按摩はギャグでもなんでもなくて
いたって真面目な、しかも封建時代には「門外不出の秘伝」やったそうな。
>814
乳拳って、そんなんもあるのか?私の書き込みといい、今日はどうも下ネタになりつつあるが・・・(笑
まあええ・・・こっちは真面目な話や。
で、その封建時代(清代と戦前の民国時代)には秘伝にされてたキ○タマ按摩を新中国ではじめて公開した人は
清代の挙士(科挙の合格者)やった読書人でな。
やはり子どもの頃から勉強ばっかさせられててすっかり身体を壊してしもうたんやが、
このキ○タマ按摩で健康を取り戻しはったそうな・・・
このキ○タマ按摩は「トウ腎嚢」っていうて、日本ででてる気功なんかの本でもときどき見かけるぞ。
有名な「保定鉄球」てのもご存じかな?直径5,6センチの鉄のボールを2,3個手のひらでもてあそぶようにする健康法や。
カンフー映画でも悪役がいかにも余裕ありげに保定鉄球をやりながら、悪だくみをする・・・ってシーンがよくでてくるけど、
これが一度テレビで紹介されたとき、ビートたけしが「俺なんかいつも自分のキ○タマいじくってるから同じ・・・」
なんてギャグかましてたんやけど、実は笑い話ではなくてほんまにそういう方法があるってこと・・・
いやあ・・・中国はまさに「謎の国」や・・・(笑
818 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/22 22:36 ID:dauCQY5M
酔拳は飲めば飲むほど強くなる、乳拳は揉めば揉むほど強くなる。(藁)
ちなみに「保定鉄球」は日本でも簡単に手に入る。神戸の南京町で売ってたし、横浜の中華街にもあるはずや。
保定っていうのはシュワイジャオで有名な河北省保定市のことやが、やっぱシュワイジャオの練功法のひとつからひろまったもんなんかなあ・・・
>818
おいおい、ぷちしゅーさんまで下ネタかいな?そういうんはそれこそ南条さんにまかせといたらええんよ(笑
ということで、いつものように下ネタのオチはやっぱり南条さんでした・・・(笑
822 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/22 22:46 ID:BHyBixhA
>820
ギルガメッシュナイトっていうH系の番組にF田さんが出てたんすよ
823 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/22 22:49 ID:BHyBixhA
>822
その番組は知らんなあ・・・関西でもやってるの?
でも2,3年前やったか、ゴールデンアワーの番組で酔拳みたいなんやってはったんは見たことあるが・・・
>823
前から言うてるように私は直リンやないとよう見んのやって・・・(笑
ただあの酔拳のおっさんはいろいろ言われてるみたいやが、台北で呉なんとかっていう先生に秘宗門の武術や気功を習いはったそうやんか。
私はその呉先生っていう人は詳しくは知らんのやが、台北ではあとなんとか言う先生(名前忘れた)
が精武会系の迷縦拳と呉派太極拳を教えてはる。
台湾の武術雑誌にもでてたし、私がよく行く台北市南昌路の「大衆武道具公司」にも「生徒募集」のパンフレットが置いてあったわ。
この先生は昼間はラーメン屋さんでな、早朝と夜に武舘で教えてはるわけ。
経歴とかあやふややが、確か香港精武会で習ったあと台湾に移住してきはった・・・んやと思うが。
>826
謝謝!確かにこれは「保定鉄球」・・・のバッタもんらしい・・・(笑
そういえば前に大陸に旅行に行った人が北京の空港で「当地(つまり北京)特産のウーロン茶」
と銘打たれたおみやげを買ってきてくれたが・・・
そんなんありか?北京特産のウーロン茶って、「北海道産の宇治茶」って言うてるようなもんやぞ!
あ、でも有名な「紹興酒」って台湾にもあるな・・・
台湾の「紹興酒」は中南部の哺里ってとこでつくってるんで、大陸の紹興市(折江省にある)とは関係ないんやが
口当たりがサラッとしてて私は大陸のより好きなんや。
厳密に言えば「スペイン産のボルドーワイン」みたいな表示なんやけど(笑)、まあこれはバッタもんが本家を凌いだ一例と言えるか・・・
八極拳も・・・滄州の本家より武壇八極拳のほうが・・・オッと、また失言するとこやったわい・・・(笑。なかったことにして)
台湾は戦前に日本の醸造技術が移入されてるから、台湾産の紹興酒も日本人の口にあうのかなあ?
大陸の白酒も美味いけど、やっぱ「金門コーリャン酒」には及ばんし・・・
我々の八極拳もこうありたいものよのう・・・(これならええやろ?)
ということで今晩は酒にたとえて拳法を語ってみました。これがほんまの「酔拳」というわけや・・・晩安。
833 :
張景学:04/04/23 00:21 ID:YsCkaAGa
>>831 >台湾は戦前に日本の醸造技術が移入されてるから、台湾産の紹興酒も日本人の口にあうのかなあ?
台湾土産に一度買ったことありますが、熟成されてなくて全然でした(;o;)
もっといいのがあるのかもしれませんが。
ちなみに本場の紹興酒の製法は極秘で、一部の人しかしらないとかって何かで読みましたよ。
>2個の球
ただ健康法として回すだけなら、ダイソーでも直径3センチくらいの玉が売ってますよ。
濡れた手で触ると溶ける事があります、という注意書きが気になりますが…w
>ウーロン茶
北部ではジャスミン茶や緑茶(日本のとは違う)の方が一般的らしいと聞きましたが。
>833
そういう製法の秘密みたいなんは当然あるんやろうな。
あと、「老酒」っていうようにとにかく長い年月をかけて熟成させる。
「花瓶酒」ってな、女の子が生まれたときに瓶につめて、その娘がお嫁入りする宴席で振る舞う・・・なんていうけど、
この時間(「功夫」やな)だけは製法技術や秘伝だけではどうしようもないわな・・・
松田さんが『武術』で書いてはったけど、劉雲樵から聞いた話として、
「拳法の技術や秘伝を身につけても、酒と同じで『熟成』させないと功夫にはならない・・・」
てなこと言われたそうや。
朝っぱらからどうも酒の話ばっかやな・・・(笑
>834
北方は寒いからお茶の栽培には全然不向きなわけよ。
ジャスミン茶はむかしから日本人は好きやけど、お茶の葉自体がお粗末なんで、
それを誤魔化すためにああいう匂いをつけて飲めるようにしてる・・・てなわけで、
南方(つまりお茶の本場)の人たちはちょっとバカにしてるふしがある。
「あんな茶は邪道!」ってことなんやな(笑
838 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/23 08:04 ID:XiigBbqq
>837
すると、北方の人達はあまり習慣的にはお茶は飲まないんでしょうか?
山口文憲の『香港 旅の雑学ノート』は私の愛読書のひとつやが、「飲茶」の章で
「一般の香港人にとってはお茶といえば『ポウレイ茶(日本でいうプーアル茶』であり
ジャスミン茶を頼む人はほとんどおらず、いてもたいてい北方出身の人なのだが、
こちらが日本人だと知ると頼みもしないのに(日本人好みの)ジャスミン茶をもってくることが多いので
そういう場合ははっきり断って『田舎モン扱いするな!』って態度を示そう(笑)」
なんてことが書いてある。
私も香港に行ったとき家内が茶楼で「ジャスミン茶がいい」なんていうので
「そういう日本人みたいなことを言うべきではない」なんてたしなめたことあったな(笑
でもかく言う私も酒好きで、お茶にはたいして関心ないから、はっきり言って台湾で最高級ウーロン茶とかでもてなされても
実のとこ味のちがいなんてわからんのよな・・・(笑
>838
いや、空気が乾燥してるんでとにかく水分を補給するんは習慣的にようやってるみたいや。
逆に言えば大量の水分(つまりお茶)を補給するとなると、あまり上等なお茶ではかえって胃腸とかを壊してしまうんよな。
ジャスミン茶なんかはお茶というより「匂いつきの水」って感じで飲まれてるんとちがう?
ただ北の水分補給にせよ南の飲茶にせよ、中国人や台湾人のライフスタイルがだいぶ変わってきたんで、
こういうんも過去もものになりつつあるかな?
昔はチャイニーズっていうのは冷たいお茶なんてぜ〜ったい飲まなかった(というか、そういうもん自体なかった)けど、
大陸でも台湾でも「セブンイレブン」には日本のペットボトル詰めと同じ「中国茶」が置いてあるし、
若い人たちはコークと同じ感覚(つまり日本と同じや)で飲んでる。
ただ日本との最大のちがいは台湾とかのペットボトル詰めウーロン茶には大量に「砂糖」が入っててな、甘いの甘くないのって・・・
だから日本のウーロン茶というより、どっちかというと「午後の紅茶」にちかい・・・
842 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/23 17:11 ID:lrYO5HsN
以前、食事は「肉、油分を多めにとる」のが膝に良い、
というお話しをされていましたが、
武術に良いお茶っていうのは無いでしょうね。
843 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/23 17:14 ID:lrYO5HsN
お酒なら関係が深そうな気もします。
>842
でもね、私の師匠は全然酒飲まないからけっこうお茶に詳しいし、ウーロン茶なんかを適度に飲むのは精神衛生上よろしい・・・
って言ってるな。
だからといって師匠がとくにお茶道楽というわけでもない。台湾人としてはどっちかというとあまり飲まないほうやと思う。
それと中国ではお茶というのはあくまでも食間に飲む(漢方薬と同じやな)もんで、日本みたいに食後に飲んだりはしない。
もちろん「お茶漬け」なんてもんもない(笑
やはり中華料理というのは油分が多いもんで、食事とお茶が同時に胃に入ると消化不良を起こすんやろう。
むかしは「中国人はウーロン茶を飲むから脂っこい食事をあれだけ食べても痩せてる」なんて宣伝が多かったけど、
実は彼らの食事は確かに肉や油は多いけど、全体のカロリーとしてはさほど高くないんよな。
ウーロン茶の効果で痩せてるわけではない。
で、日本人でそういうんを信じてウーロン茶を飲んだ人でも、確かに痩せた人もおるんやけど、
これはお茶の飲み過ぎで食欲が落ち、あまりたくさん食べられなくなったからや・・・
好きなだけ食って、食後に一杯のウーロン茶・・・なんていう程度ではとても痩せたりできるもんではない。
846 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/23 18:43 ID:8p0SLdXs
847 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/23 19:17 ID:fjz1qVXj
848 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/23 19:29 ID:lrYO5HsN
関東だと、天仁茗茶という専門店が横浜の中華街にありますね。
中国武術とお茶の深い関係といえば
オチャ〜ァァァァッ! の叫び声
>846
へえ〜、元町高架下なんて私の庭みたいなとこやが、そんな店があるとは知らんかったわ。
謝謝。今度是非行ってみよう。
>847
もおええって・・・(笑
>848
「天仁」は台湾に本店があってな、世界中に支店がある。NYにもあったし、神戸の南京町にもあるぞ。
851 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/23 22:36 ID:SrRsKEGn
バキの舞台が中国武術に移ってるんだな〜、『武術』がなくなったけど
また中武が流行る前兆かしら?
>849
それは古くて新しい永遠のギャグや・・・
「オチャァァァァーッ!(お茶っ!)」・・・でお茶を受け取ったブルース・リーやが、
「アチョーッ!(あちちちちっ!)」
私が消防のころに流行ったギャグやぞ・・・30年の歴史がある・・・(笑
>851
というか、あのマンガはいろんな格闘技がでてくるけど、だいたいあのバキとかの
専門はなにやねん?あまり読んでないんでスマン・・・
>>852 まだ顔マネしか出来なかった頃のコロッケも、持ちネタにしてましたね…
ヤカンに手を突っ込むやつ。
855 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/24 00:18 ID:Zxpm+VJm
>>853 いえいえ、スレ違いだから知らなくていいんですけど、「龍書文」という
どっかで聞いたような名前の人がでてきたんで・・・
>855
「龍書文」なあ・・・なんちゅうかその、身も蓋もない安易なネーミングやなあ(笑
>854
竹中なんとかもようやってたんやないかなあ?とにかくブルース・リー、森進一、田中角栄は
私がガキのころは「モノマネ三大門」で、まあ功夫でいえば太極・形意・八卦くらい普及してたもんや(笑
だいたい何も持ち芸がない奴でも、森進一と田村正和のモノマネはやりますね…w
田村は昔と少し雰囲気変わっちゃいましたが。
>858
「何も持ち芸がない奴」・・・ウッ、烏骨鶏さん・・・それは、私のことや・・・(涙
なんせいまだに田中角栄で「まあ、その〜」なんてやってるんやから、若い連中なんか全然わかりよらん・・・
技もしぐさも劉雲樵に似ている、という最高の芸がありまんがな。
861 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/24 19:45 ID:XeZJm5vV
>860&861
泣かせること言うてくれるやんか・・・(涙
そうやっ!私には「武芸」があったんやっ!・・・でも大丈夫かな?「武芸」って
雑誌はポシャったけど・・・(「武術」もか。総崩れやな・・・)
863 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/24 22:41 ID:H6XLVn8D
マネキンにカメラが・・・
864 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/25 04:15 ID:z37zSQ5i
上の方に書いてあって不思議に思ったんだけど、なんで武壇では燕青拳と翻子拳が1つになっているの?
白眉拳と龍形拳が一つになっているようなもんです。
>864
考えようによってはもともと「寸八番」って拳法があって、ここから現在の翻子拳が
分かれた・・・ってこともありえるんとちがう?
まあな、私は拳法の歴史的考証はあまり詳しいほうとちがうから、聞き流しといてちょうだい(笑
徐紀先生が書きはった劉雲樵のバイオグラフィーでは、迷宗3路つまり「寸八番」は
成人してからどっかの武術家に習った・・・とかなってたけど、私の師匠は劉雲樵から
他の迷宗の套路同様、張耀庭に習ったと聞いた・・・って言うてる。
となると劉雲樵は徐紀先生か私の師匠、どっちかにウソを言うてるわけなんやが、そこん
とこはまあ中国人のよく言えば鷹揚、悪くいえばアバウトなとこで、師匠いわく
「なんであろうと優れた拳法であることにちがいはない!」やて・・・(笑
私かてべつにどっちでもええんやけどな・・・私なりの見解は以前にも書いたけど、
つまり劉雲樵は子どもの頃張老師から「寸八番」を習うには習ったんやが、その後八極拳や
八卦掌に専念したもんで、套路の詳細なんかはほとんど忘れてしもうたんやないかと思う。
で、大人になってからどこかで同系の拳法を見て、もう一度やり直した・・・
もっとも基本的なことは子どもの頃に徹底的に仕込まれてるんで、さほど苦労することなく
套路を再現することができた・・・まあこんなとことちがう?
劉雲樵自身が『八極拳』のなかで書いてるように、中国武術というのは文献的記録が
著しく乏しいため、いまとなっては伝承経緯がまったく不明なものも多いわけや。
有名な戚継光の『紀効新書』にしても、中国武術の文献的記録としては最も古いものに
なるわけやが、たとえば日本でいえば宮本武蔵なんかと年代的にはあまり変わらんにも
かかわらず、記録量ということに関してはお話にならん・・・
家譜とかはまああるにはあるけど、こういったもんは客観的な記録と言えるかどうかは
あやしいし、やっぱ日本とちがってな、歴史が寸断されてることが多いから、なにをど
こまで信用してええもんかはわからんのよ・・・
で、歴史的事実がさっぱりわからんから、燕青拳にせよ、あるいは少林拳や太極拳なんかでも
(それが架空の人物であろうがおかまいなく)歴史上の偉人、有名人に起源を求めるんよな。
日本で健康太極拳をやってる人でも「太極拳は仙人(張三豊)が創始した・・・」なんてことを
平気で言う人も多い(笑
まあね、健康の役に立つんであれば張三豊がつくろうが楊露禅がはじめようがべつにどっちでも
ええわけやが、中国は文字の国、歴史の国なんて言うわりにはけっこうこういうんが多いわけ。
歴代王朝の記録でも、前の王朝を滅ぼした連中が書くことになってるわけやから、どうしても現在の
自分たちの王朝に都合のええように、ときには事実を歪曲して書かれてることがほとんどなんよ。
こういうんは日本にもまったくないとは言えないけど、少なくとも中国の場合なにごとも歴史的文献に
頼って研究するのはなかなか難しいわけや。
全然話変わるけど・・・
劉月侠大阪武舘のみなさん、先週の18日は私の個人的都合で練習キャンセルに
なって申し訳なかったです。次回はMLどおりにキチッとやるからな。
でもな、今日はこれから「他流試合」に出かけるんよ。さすがの私も100パーセント
勝てる!とは断言できん強豪が相手なんで、
みなさん、運良く生きてたらまた明日お会いしましょう・・・(笑
私に万が一のことがあった場合、あとのことは張さんにまかせるからな。
東京の連中とも協力して劉月侠武舘を頼むぞ・・・
それにしてもほんまにドキドキよ。やっぱこういう緊張感はええなあ(笑
では逝ってきま〜す!
872 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/25 10:59 ID:XAKZH+31
>871
劉さん、行ってらっしゃい!!!
で、また夜は強豪も加わっての酔八極・中年パフォーマンスなの?
873 :
張景学:04/04/25 11:06 ID:bQyVzQmu
>>870 おお!他流試合されるんですか?
口試合なら天下無敵でしょうが、
殴りあいはもうオジサンですから・・・(笑い
無事に帰ってきてくださいね(笑
874 :
張景学:04/04/25 11:07 ID:bQyVzQmu
>>871 >私に万が一のことがあった場合、あとのことは張さんにまかせるからな。
と言われても・・・(苦笑
875 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/25 18:47 ID:EAUk3IHI
┏どうぐ━━━┓
┃ .デヴヲタ. .┃
┃┏━すてる━━━━━━━┓
┃┃ E ポスターサーベル . ┃
┃┃ E そふまっぷのたて.. ...┃
┗┃ E ぶあついしぼう ...┃
┃ E えろげー .... ┃
┃ 18きんのどうじんし .┏━━━━━━━━━━━━┓
┃ DVDボックス.. ┃童貞 をすてますか?. ┃
┃→E 童貞. ┃→ はい ┃
┗━━━━━━━━━ ┃ いいえ ┃
┗━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ それをすてるなんて、とんでもない! ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃ . . ▼ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
お、おはよう・・・なんとか生きてるわ・・・
いやあ、どうやら命ばっかは助かったようやが、全身筋肉痛でキーボード叩くのもえらい・・・(苦笑
へへへ・・・忍猿さんも張さんもまた酒の決闘やの口の果たし合いやの
思ってはるんやろうが、昨日は私にしてはめずらしく、ちとマジよ・・・
もう十年ばかり会ってなかったんやけど、かつての空手の知りあいが急に連絡してきてな・・・
「是非一度会って話をしたい」なんて言うんやけど、こいつは2ちゃんねらーでもないし、
いったいどこでこの劉月侠さまのことを知ったんかいな?(笑
で、こいつの強さはマジでシャレにならん・・・
とくに試合の戦績があるわけではないんやが、かつては完全な実戦派でな。
道場での組手で国体の強化選手を軽く手玉にとるほどやった。
いまはまあ指導するほうに回ったから、むかしに比べると丸くなったらしい(実際に会ってみるとそうでもなかったが・・・笑)んやが、
こんなんに功夫の解説をするったって、アホなことやっとったらえらい目にあうがな・・・
だいたいこいつはむかしから異常に気が短くて、もしもほんまに立ちあったうえでやないと納得せんとしたら・・・
昨日ばかりはさすがの私も100パーセント五体満足で帰れる自信はなかったのよ・・・
しかしまあ、20代のころならいざ知らず、もうお互いに仕事もあれば女房子どももおるわけでな、
「拳児」やあるまいし、いきなりサテンで決闘・・・てなことはさすがになかったわ・・・(笑
ただしそこは武術家同士や。話だけで別れるようではなんのためにお互い忙しい中時間を割いて出てきたんかわからん。
で、サテンを出て近所の体育館の裏で実地にやってみたんやが・・・
空手にせよ功夫にせよ、型の分解みたいな用法ってのは結果的には似たような感じに
なるんやな・・・
もちろんそいつはそれなりに感心はしてたけど、かと言って同じような戦法は空手にも
あるわけで特別度肝を抜かれた!ってほどでもなかったみたい。
ただそいつももう40過ぎてるんで、空手は空手でそこそこ極めた(4段か5段や)ん
やけど、なんかこうもう一歩踏み込んだものを知りたいって思惑があったみたいや。
で、若い頃けっこうムチャな鍛練をしすぎて、身体のあちこちにガタが来てることもあ
って、そういうんのリハビリも兼ねて功夫の訓練をやりたい・・・って言うんよ。
でもね、正直こういう連中と比較されては私の拳法なんぞ屁のつっぱりにもならんわ(笑
そいつも「習いたい」っていうからにはいちおう礼を尽くしてきたわけやが、実戦拳法
ってことで言えば私が教えることなんてなにもないんやもん・・・
まあな、医者ということで一目置かれてるだけで、昨日ほど上には上がおる・・・って
ことを痛感したことはなかったな。
まあ功夫のロマンを追い求めるのもええけど、現実は現実でしっかりと見つめんとな・・・
「秘伝」やの「本場の達人に習った」やの言うてたかて、こういう連中の前蹴り一発で血ヘド吐くようなことになりかねん。
べつに功夫が空手より強いとか弱いとかいうんやなくてな、そこそこ真面目に取り組まんことには「武壇」の名が泣く・・・ってことや。
ということで・・・
次回の劉月侠武舘はシゴくぞお〜(笑
882 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/26 20:55 ID:LVV0L3l7
>880
私の場合は、下が数えるくらいしかいないもので(汗)
>882
ははははは・・・でもそいつによると、最近はあまり顔ださんそうやが流派の「師範講習」てのがときどきあって、
これは各支部道場の責任者が集まって宗家から指導を受ける、まあ流派の「閉門練習」なんやが、そういうとこに行くと
「オレなんてまったくの下っ端・・・アホみたいに強い連中がゴロゴロしとる」・・・ということや。
柔道や剣道に比べれば層の薄い空手で、しかも一流派にすぎんのやが、それでもこのピラミッド構造!
つまり我々功夫は技術以前の問題として負けてるわけやな・・・
884 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/26 21:43 ID:581x3WnR
>劉月侠さんへ
劉さん、ご無事でなによりです。(ホ〜ッ
お互いに若くはありませんので・・・程ほどに
と言う猿も土曜日の夜遅く人気の少ない駅のプッラトホームで
剣道をしていた若いものを相手にスパーリングなどを少々。
鍔迫り合いと体当たりを重点的に稽古していたそうで・・・怖かった!!!
酒の後と言いましても、手の内が知られた以上二度と彼とはスパーはできません。(汗
>884
いやあ・・・まあ本気で真剣勝負を覚悟してたわけでもないですが、それでも昨日はかなり緊張しましたねえ(笑
で、さきほどは電話でどうも・・・
忍猿さんがそう言ってくださるなら、その方向でやらせていただきます。
で、「その方向」ってなにか?なんやけど・・・みなの衆、よう聞けっ!
重大発表やぞ〜っ!
887 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/26 22:24 ID:MUO0JFa3
>885
これだけ書き込んでいれば2ちゃんねる劉月侠さんのHNも定着では?
本人は暇人なんて言うかも知れませんが、暇があっても書けませんよ。
話題が豊富でどこまで広がる(どこまで行く)のでしょうか、楽しみです。(笑
>887
へへへ・・・いまはどうなってるのか知らんが、以前コテハンチャンピオンにもなりましたしねえ(笑
ほんまはレスが900を越えてからにしようと思ってたんやけど、まあ今夜は忍猿さんと電話でお話もしたし、
ちょうどええ機会や。
つまりな、「重大発表」っていうんは、一年以上にわたりパート10まで続いた
我が「武壇国術推広中心 総合スレッド」やが、いわゆる「武壇スレ」としてはいちおう
現在のパート10で終了にしたい・・・ってことなんよ。
おおっ!重大発表が「888」とはっ!これは縁起がええわ(笑
もともとこの武壇スレはどなたか別の人が最初に立てて、私はパート1のかなり早い時期から参加したんよな。
で、いまでは完全にスレ主になってしまい、新スレもほとんど私が立ててる状態なんやが、
あらたにパート11を立てるにあたって、心機一転というか新装開店というか、
新しいスレタイで再出発したいなあ・・・と思うようになってな。
「武壇」の名には多少のこだわりというか未練もあるけど、日本には他に
「日本分壇」「八極蟷螂」「止か武塾」なんかもあるわけで、私だけが独占的に使ってるのは
やはりどうかと思う(別によそから苦情が来たわけではないんやけど・・・笑)。
もちろんスレの内容は従来通りや。ただ「武壇」のスレッドではなくなるわけやから、
これまで以上にいろんな話題を盛り込むことができるようになると思う(いまでもかなり好き勝手にやってるが)。
ということで新スレのタイトルはズバリ!
「劉月侠武舘」や・・・
まだスレ立てするにはやや早いな・・・このパート10が950になったくらいでしよう・・・
「世界最強の口先妄想武術家」劉月侠のあらたなる戦いに乞うご期待!(予告編終わり)
>>891 それまずいっす。
コテハン入りのスレッド立ては2ちゃんねるのルールで禁止です。
http://www2.2ch.net/2ch.html 2ちゃんねる 削除ガイドライン
3. 固定ハンドル(2ch内)に関して
叩きについて
最悪板以外では全て削除します。
スレッド
固定ハンドルが題名に入っている・固定ハンドルが占用している・閉鎖的な使用法を目的
としている・等は、自己紹介板・最悪板・夢・独り言板・おいらロビー・なんでもあり板以外
では、原則として全て削除または移動対象にします。
ただし、固定ハンドル個人が一群または二類に属する時は、他の削除規定に触れない限り
様子見となります。
--------------------
1. 個人の取り扱い
定義
一群
政治家・芸能人・プロ活動をしている人物・有罪判決の出た犯罪者
二類
板の趣旨に関係する職業で責任問題の発生する人物
著作物or創作物or活動を販売または提供して対価を得ている人物
外部になんらかの被害を与えた事象の当事者
三種
上記2つに当てはまらない全ての人物
>>892 この板では結構そういうスレッドが立っていますが、
「コテハン入りスレッド」として削除申請されると、
そのまま受け入れられる可能性があります。
不必要な危険は避けるべきです。
894 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/26 23:54 ID:p6M/x4Jp
組織がどうとか言う前に、組手をやらずに型ばっかりやってたら
強くなれなくて当たり前の気がする。どんなに武壇組織が世界に広がっても
組手経験が無くては結局型名人、組手素人で当たり前。
「スパーリングをやらないボクシングジム」から強い人が出るわけ無い。
ボクシングと実戦は違うけど、少なくとも「戦える強さ」は充分過ぎるほど
養える。
でもどんなに実戦に即した技術でも一人で型をやるだけで対人に必要な
変化や技巧は学べるはず無い。
中国武術はその辺を世界の格闘技と比較して教授体系を作り直す必要が
あるように思う。
895 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/27 00:02 ID:nHpttBMM
>892さん&893さんへ
情報とご指摘ありがとうございます。
>劉月侠さんへ
2ちゃんで結構コテハン入りスレッドを見かけますが、
削除申請されて劉さんを含めた皆さんの書き込みがパーになったら・・・(ガックン&涙
893さんの「不必要な危険は避けるべき」とのご意見には説得力がありますね。
まだ1000まで時間がありますのでじっくり考えては如何ですか?
へえ〜、「コテハン入りスレッド」っていうんはルール違反なんか・・・そら全然知らんかったねえ・・・(笑
まあでもよく考えてみたら、そらそうかもしれんなあ。2ちゃんねるはあくまでも不特定多数の共用掲示板なんやから、
特定の個人のHPみたいなスレッドっていうのはちと具合が悪いよな(現実にはそういうんも多いとは思うが)。
ではまあ不必要なトラブルを避けるために新スレのタイトルに関してはいましばらく保留にしておこう。
892&893さん、ご指摘ありがとう・・・
しかし、となるとどういうタイトルがええかな?
>894
組手をやらないと強くなれない・・・っていう以前に、組手をやらんことには型自体を理解できんわけや。
ただ前にも書いたように伝統武術の組手というのは現代空手の自由組手やボクシングのスパーリングとちがって、
安全を確保したうえでの十分な練習がなかなか難しい。
それができるようになるまでにやらんとあかん訓練が多すぎて、現実にはそこに行くまででほとんどの人は一生を終わってしまうわけやな(笑
むかしのように一年中、一日中練習できたらええんやが、現代ではそうもいかん以上、確かに功夫の訓練体系には
時代遅れなとこがあるのは事実・・・
実際私も柔道や空手で基礎をつくったのちにこの世界に入ったわけで、純粋に功夫だけで成長したんではない。
一昨日会った空手の連中とかにずいぶんと痛い目にあわされて、その経験があればこそ
こういうエラソーなことも言えるわけや。
最初から型の練習ばっかしてたらどういう具合になってたか・・・それは私自身がいちばんよくわかってるつもりよ。
>>897 シンプルに功夫スレにして
【○○○】功夫スレ【○○○】と漢字で入れていくとか、
六大開の名称とか。本屋さんの形意スレでもおっしゃってませんでした?
さしずめPART11は
【リニューアル】功夫スレ【武壇スレ】
ただそういう「型ばかりで組手をやらない中国拳法」っていうのは日本の一部に限られててな、
現実にはほとんどの功夫の修業者はやっぱなんらかのかたちで組手稽古をやってる。
香港、台湾などのフルコンタクトの試合は日本より歴史が古いし、当然そのための訓練もやるわけや。
蘇東成先生は「実戦派」として有名やが、対戦相手(つまりこの人も功夫の修業者)がおったからこそ試合ができたんであって、
もし蘇東成先生以外の連中が全部型だけの人やったら、実戦派もへったくれもないやろ?
>900
なるほど・・・シンプルイズベストやな。まあもう少し考えてみるわ・・・
ただ香港、台湾の試合が古くから行われてた・・・とは言うものの、実際のとこルールやスタイルがバラバラで、
現代空手やテコンドーみたいにルールを整備したうえで、その中での技術向上を目指す・・・って発想に乏しかったのは事実やと思う。
こういう点はチャイニーズのおおらか過ぎるとこかもしれんな。
空手でも多々ある流派を一本化するのは大変なわけで、ましてさらに多くの門派があり、
しかも日本人よりはるかに自己主張の強い中国人をまとめていくのは大変なことやから、
功夫が近代化に遅れたのも当然といえば当然かもしれん・・・
904 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/27 10:20 ID:owa597Sq
【不要ニ打】 卯金の刀サロン −崩の巻− 【妄想狂猛】
こんな感じとか。
905 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/04/27 11:34 ID:mBvy1vz9
いや〜どうもどうも。死ねと言われて死ねずに舞い戻ってきた黄河一号です。(笑)
>904さん
「妄想狂猛」って笑いました。今までのお話の流れからして「閉門功夫」とか。
武壇に興味のない人たちも気軽に入ってこれるようなイイ名前があるといいですね。
「驚異の脳内革命」とか。。。(もうええちゅうに。)
パート武 パート壇 パート光 パート輝・・・ってのもおもしろいですね。
知らない人にはどれがどれだかわかりにくいか。。。
あっ。。
【通信功夫】武術倉庫【井中之蛙】
ふふふ。。。劉老師、どうでっか?(笑)
906 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/27 12:03 ID:4WyxuDkx
「武壇2ch分館」でいいのでは?
劉雲樵老師の字の「笑塵」の塵の字を使うとカコイイかも。
黄偉哲老師も使っているし、彭武熾老師も使用してませんでしたか?
908 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/27 13:24 ID:u/Eq2YqP
【打倒!】 劉月侠スレ 【大柳!】
わはははは・・・
ここまででいちばん気にいったのは908やけど(【松田が】 劉月侠スレ 【なんぼのもんじゃいっ!】でもええかな?・・・笑)、
そやからそのコテハン入りスレタイはあかんのやろ?
「武壇」はもう使わないと言うたけど、906も捨てがたいなあ・・・
>905
黄河さんのアイデアもなかなか・・・やけど、みんな真っ昼間からこんなことばっか
考えてるんかいな・・・(苦笑
【卯金刀】月侠國術舘【妄想武術世界一】てのはどうや?
「月侠」だけでもコテハン入りタイトルになってしまうの?
それにしてもまさかこんな法の網をくぐるようなことせんならんとは夢にも思わんかったで・・・(笑
890で「私だけが武壇の名称を独占して使うのはよくない」なんて、殊勝なこと書いたけど、
こうなってくるとやはりこのスレッドはどうしても武壇は外せん運命なんかもしれんな。
いやね、890はあくまでもタテマエや。じつのとこ「武壇国術推広中心 総合スレッド」てのはちょっとカタいんでな、
もうちょっとくだけたスレタイにしたかっただけ・・・
武壇2ちゃんねる分壇
やっぱこれがいちばんかねえ?これなら「武壇スレ」そのままやし・・・・
913 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/27 17:30 ID:ue5TR+vt
「武壇2ちゃんねる分壇」
これをそのまま道場の名前にしてもいいかも。
結局、武壇が中心に変わりないのでいいのではないですか。
、))
, --" - 、
/ 〃.,、 ヽ
l ノ ノハヽ、 i
i | l'┃ ┃〈リ
从|l、 _ヮ/从 【心を】武壇2ちゃんねる分壇【こめて】
>913&914
うん。そう言っていただけるとホッとしたわ・・・
それにいくら私、つまり劉月侠がスレ主してるとはいえ、やはりこのスレに出入りする
人たちはHNメンバーにせよ名無しさんにせよ、多かれ少なかれ武壇になんらかのこだわり
があるやろうから、やっぱ「武壇スレ」であり続けるに越したことはないかなあ・・・
ただパート10まで来て、ちょっとひと区切りをしたかったわけなんよ。
では、
「武壇2ちゃんねる分壇」
でいくぞ〜っ!
で、新武壇スレのスレ立てなんやが、今日は眠いんでもう寝るわ・・・
明日はちと忙しいし、29日のみどりの日にでもするかな。
まああとレス80余り、マターリ逝きましょ・・・晩安。
あ、そうや、アイデアを提供してくださった906の名無しさん多謝!
採用の謝礼に劉月侠大師特製の万能薬「月侠至寶丹」一年分を進呈いたします。
でも飲んでも生命の保障はようせんよ・・・(笑
新武壇スレも末永く生暖かい目で見守ってやってくらさい。
918 :
花のサンパチ:04/04/27 23:24 ID:JqQgXMqe
★練功?★武壇2ちゃん分館★練口?★
っていうのは?
919 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/27 23:28 ID:ue5TR+vt
>917
いえいえ。
採用していただいてありがとうごんす。
ちゃんと見て勉強させていただいてますんでよろしく。
920 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/27 23:32 ID:yg90Kw9d
「武壇2ちゃんねる分館」一号館、二号館...でいいんじゃない?
あんまり派手にしなくても。
921 :
忍猿 ◆CvR7OzX4X6 :04/04/27 23:50 ID:y0fEa678
>920
なるほどネ・・・
中身の劉さんの書き込みが縦横無尽に派手に展開しているから
入り口のスレ・タイは派手にしなくてもいいかも。
結構アイデアってあるものですね。(笑
皆さんの意見にそれぞれ納得している意見・主体なしのボケ猿です。(冷汗タラタラ
「武壇2ちゃんねる分壇」
↑いいじゃないですか。これ。
いまの武壇スレも最初のうちは【最強】とか【泰斗】とかついてたんやけど、
「武壇は武壇。それだけで十分!」とかいうような意見で途中から南条さんやったかがそういうんを外して
現在の「武壇国術推広中心 総合スレッド」だけにしたんやな。
新武壇スレもそれを継承することにしよう。
ただ今日は書き込みはここまで。明日の夕方以降にまたお会いしましょう。明日には新武壇スレ、立てられるかな?
924 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/04/29 07:38 ID:+0Y93MV8
おはようございます。黄河一号です。
今日は今から日本武道館へ柔道見に行ってきま〜す。
かわいいかわいい後輩の応援にね。。。
結果はのちほど。。。(多分むこうで誰かしらと飲みますんで、
明日になりますが。。)
そいでは!
鶏口牛後の精神でマターリいきませう!
>924
あ、今日は4月29日やから「全日本」の日やな・・・最近は全然柔道見ないなあ。
927 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/29 20:56 ID:b/7yDKj8
全日本大会出場者を後輩に持つとは、黄河一号さんは柔道の達人だったのか〜。
>927
なんせ柔道整復師やからな・・・で、今年は誰が日本一になったの?
というか、そんなんはインターネットのニュースで見ればええんか・・・
ふ〜ん、井上は負けたんやなあ・・・「全日本」はオリンピックで金を取るより
価値があるっていうけど、こういう点でも日本武道の裾野っていうのは広いよなあ。
で、本日みどりの日に新スレ立てるって宣言したけど、まだ930やしな、
ちと早いうえ、今日は少々酔っとるさかいに新武壇スレはもうちょっとしてからに
しよう。この分では5月になるかな・・・
まあみなさん、マタ−リとゴールデンウイークをお楽しみください(私は仕事あるけど・・・涙)。
931 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/30 09:56 ID:bCbO5/Wk
ゴールデンウィークでも馬弓捶!!フンフンフンフン♪
932 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/04/30 10:13 ID:4gkMon5C
おはようございます。黄河一号です。
あらら、そうですね、みなさん結果は新聞でご存知ですよねぇ。
優勝が鈴木桂治、準優勝が井上康生、三位が棟田、森でした。
オリンピックは100キロ級が康生、100キロ超が桂治ということです。
棟田と桂治は純決勝で当たったんですが、殆ど互角の勝負で、一度組んでる
最中に手をついた棟田に指導。それで負け。悔しいでしょうね。
桂治と康生は、お互いケガしていましたが、桂治の気迫が勝ったというところですね。
まああの二人は別格ですわ。
私の後輩?桂治は私の後輩ではないから、負けたということになりますな。(笑)
「一回戦で負けるのも決勝で負けるのも敗者に変わりはない。」
うちの監督がよく言ってました。
933 :
黄河一号 ◆SNuCULWjUI :04/04/30 11:05 ID:4gkMon5C
桂治の柔道は化ケイが本当にうまいですね。彼の足技を観客席から見てると
太極図のような軌跡を描く時があります。見事としか言いようがないです。
康生は相手を崩すと言うより、虚の一瞬に爆弾を打ち込むような感じ。
棟田は圧力で相手を押して行き、相手の反抗する力がある状態から技を
組み立てます。
同じ柔道という競技で、同じように強い人で、同じような体格でも、
技術や戦闘理論はそれぞれ別のものを持っているということですね。
ぷちしゅー老師、あたしゃあ達人なんかじゃありやせんぜ。(笑)
でも面白いもので、鍛えたり練習したりしなくても、そこらの
大学でやっていた人と組んでも、まああんまり負ける気がしないんですよね。
これは自転車の運転技術と同じようなものだと思います。
>933
工房のころの話やけど、どっかの高校の先生が大学の後輩である全日本クラスの現役選手と乱取りしてるのを見たことある。
先生のほうはもう40代後半やったかな?身体も小さいし、大学時代はそこそこのとこまではいったらしいけど
とても全日本なんてレベルではなかったそうや。大学でてからはずっと教諭をしてたわけやし。
ところが20代の現役バリバリもけっこう苦戦してるんよな・・・
最後はスパーンと払腰かなんかで投げられて、「いやあ、歳には勝てん。こら明日しんどいわ」なんて苦笑してはったが、
我々なら5秒ともたずに投げられてしまう一流の現役を相手にほとんど互角の乱取りをするんやから・・・
日本柔道の底力っていうんは確かにすごいな。
935 :
月光蝶:04/04/30 16:50 ID:cZfBK3RK
流れとは全く関係ありませんがはじめましてです。月光蝶といいます ぷちしゅー武館に二回ほどお世話になりました本業役者です
やっと書き込めるようになりましたので2ちゃんデビューしてみました
劉さん及び常連の方々よろしくお願いします
>935
おおっ、貴殿は確か最初私のとこにメール送ってこられたあの人やな・・・
937 :
月光蝶:04/04/30 18:18 ID:Sw0d/8Au
>936
はい、そうです
自分の劇団の名前と某アニメにひっかけてみました
まあ2ちゃんねるデビューおめでとう(べつに祝福されるようなもんやないか?
最近2ちゃんねるっていろいろ騒ぎのもとになってるし・・・笑)。
さて・・・今晩もちとこれ以上は書き込みできんなあ。明日もほとんどあかんし・・・
新武壇スレは5月2日まで待たれよ!
939 :
ぷちしゅー ◆9krShh3g.c :04/04/30 21:07 ID:tluUM/VE
>黄河一号さん
おお〜。凄いですね。
私だったらきっと、ボロ雑巾にされると思います。(汗)
>月光蝶さん
ついに、2ちゃんデビューですね。
某アニメって、月に変わってお仕置きよ?違うか…
例の講習会については、5月2日に打ち合わせしてきます。
940 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/30 21:11 ID:/McG49Pm
ヒゲのモビルスーツがオーロラみたいなのを散布するアニメ。
941 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/02 10:04 ID:nM+byEj8
随分静かですね。
942 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/02 10:20 ID:nM+byEj8
最近は皆上品なので、シュウ腿とか引っくり返るぐらい本気で
掛けてみていいよ、と言っても手加減されてしまうので、
本当に倒す力加減が分らないです。意外と倒れ無いものですよね。
およよ・・・昨日つまり5月1日は全然書き込みなしか。
「メーデー」やったからかな?(いまどきそんなんやってないか・・・笑)
私もな、昨日は神戸の他派の連中と大阪梅田で遅うまで飲んでたんやけど、
えらい人やったもんな。
で、武壇スレはGWでややペースダウンというとこやが、もうずいぶん下のほうに
落ちてた功夫関連のスレがえらくあがってきたなあ・・・と思いきや、また野晒門かいな(笑
昨日は自衛隊撤退&消費税引き上げ反対デモに参加するために東京に
出てました。
おじゃる丸ですかね。
946 :
豚首:04/05/02 19:00 ID:vG4R8csq
じゅーとうと申します。2ちゃんねる素人でまったく何も分かっていませんがよろ
しくお願いいたします。
八極拳は表から入っていくのが多いのでしょうかそれとも裏から裏から回っていく
のでしょうか。形を見ると歩法が多いように見えないですが歩法は別伝となってい
て切り離して練習するのでしょうか。中国拳法というのはどういう体系になってい
るのか外からは分かりにくいですね。劉先生のご活躍をお祈りしてます。b
>946
中国拳法の訓練体系というのはわかりにくい・・・っていうのは事実やな。
理由はいろいろ考えられるが、ひとつは近代以前の「古武道」を現代社会に適合する
ように作り直す作業が柔道や空手のような現代武道に比べると、ハッキリ言って失敗
した・・・それでやたら繁雑な体系なもんで、学生が訳わからんようになってしまう
ことが多いんや。
それとやはり中国拳法というのはあくまでも外国の異文化なわけで、一見日本の
空手や拳法に似てるようでも、じつは全然ちがってたりする。
ほれ、同じ漢字をつかってるといっても日本語と中国語って、根本的にちがう言語
やろ?
中国に関するいろんな予備知識がないことにはなかなか功夫を理解することは難しい
んよ。
で、功夫というのは歩法にせよ拳法にせよ、すべての訓練体系の基本は套路に
集約されていて、套路を学びながら自然とモロモロの要素を体得できるようにして
いくわけや。その過程で特別な能力を向上させるための集中訓練を行ったり、対人訓練
を併用したりして武術としての全面的な完成を目指すわけやが、それらのタタキ台になる
のはあくまでも套路なわけやな。
950 :
豚頭:04/05/02 21:10 ID:vG4R8csq
ご返事ありがとうございます。
古武道のお話がでましたので少し。全てのものがそうかは分かりませんが
表の形で簡易形を習って、裏でもう少し複雑にしていきさらに次の段階で
原形の形に近いものを習いと意外と体系的ではないかと思っています。
こういう学習体系になっているものでしょうか。
八極拳は表から入るのか、それとも裏に回るのか・・・ってご質問やけど、これは
以前に書いたことあるはずや。繰り返しになるんやけど、初心者というか基礎訓練の
段階では(技量が未熟という意味ではない)、できるだけ相手の裏に回って仕掛ける
ような訓練を積むことが多いんやけど、上級者になると全然正反対で相手の表というか
真正面からズバッと単刀直入に行ってしまうことが多い。
こういうんは套路の表面だけを見てもなかなかわからんから、やはり経験を積んだ老師に
基礎から教えてもらうしかないわけよ。
残念ながら本やビデオではこういうことは100年経ってもわからん・・・
>950
イメージとしてはそうかなあ?
有名な拳訣に「はじめは開展を求め、のちに緊奏を求める」ってのがあるけど、
太極拳でも最初は大きな動きを訓練して「円の動き」を身につけるようにするんやが
最終的に人を打つときには極めて直線的になる。
それならそんな面倒くさいことせんでも、最初から直線的に打つ訓練すればよさそうな
もんやが、そういう段階的訓練を経ないことには太極拳にならんわけやな。
もちろん功夫にも蟷螂拳や通背拳、あるいは南の詠春派みたいに基本の型がそのまま実用
の技になってるものもあるんやけど、多くの門派では初歩の段階で学ぶことがすぐに実戦
で使えるとは限らんことが多いみたいや。
あと、これも繰り返し言うてる私の持論やけど、例外も多いことは承知のうえで
あえて断定すると、中国拳法っていうのは「拳法」とは言うものの実際には「体当たり」
なんやな。
現実の格闘でどんなときでも体当たりができるとは必ずしも限らないから、いちおう拳や足
も使うわけやが、外見上は拳や足で攻撃してるようでもじつはそんなんは本来なんでもええわけよ。
ここんとこは空手やキックボクシングの突き・パンチや蹴り・キックとは全然発想や概念自体がちがう。
ところが一般に我々が目にする套路っていうのはやはり拳や足で攻撃するように見えるわけやから、
現代武道や格闘競技の先入観があってそれを基準に考えてしまうとどうしてもピントがずれてしまうんやな。
954 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/05/02 22:09 ID:KnUzMIrW
体当たりして倒してから・・・?その後はどうするんでしょう?
体当たりでとどめが刺せればいいんですけど、必ずそうなるとは限らないでしょう。
最近の総合格闘は倒してからが勝負になったり、高専柔道の人などは柔道の極意は
「寝技に有る」というし。
もしかして中国武術の天敵は寝技にあるのでは?
955 :
豚頭:04/05/02 22:18 ID:vG4R8csq
ご丁寧にありがとうございます。過去ログをもっと読まねばなりません。未熟で
ご迷惑おかけします。とうろにエッセンスが入っているのですね。とうろというもの
はそれを眺めているとあまりにも多くの技があるようで目移りがしてしまうので
すがこれをどう考えていけばよいのでしょうか。実は核となる技があってその技を
中心に他の技法が配されているという感じでしょうか。それとも技の連関を指し示
している地図のような構成となっているのでしょうか。
体当たりということですが拳法は素早い攻防をしていますがそういう速い動きの
中で一つ一つの突きに体重を乗せて打っているのでしょうか。ここぞという時の
突きであれば理解できるのですが私の理解不足でしょうか。
私は2ちゃんでいうおしえてくんですみません。
>954
いやあ、それは余計な心配やろう・・・(笑
現代の柔道やレスリングの寝技っていうのは、あくまでもマットの上でやる競技なんで
あって、「武術」ではない。
戦国時代に組み討ちになっても、現代みたいに袈裟固めや十字固めで決めたりはできんやろ?
立ってる状態からできるだけダメージの大きい方法でひっくり返し、それで相手が戦闘不能に
なればベストやが、まだ余力が残ってるような場合はすかさず刃物でトドメを刺す・・・って
いうんが普通やない?地面の上で上になったり下になったり、そんなことしてる状況やないんやから。
たとえば総統府の侍衛官なら、VIPに向かって突進してくる暴漢をとりあえず
八極拳の技で吹っ飛ばせばええわけや。まずは暴漢とVIPとの正面衝突を回避できれば
任務の99パーセントは成功。
で、吹っ飛ばされた暴漢が打ちどころが悪くてそのまま失神してしまえば、それはそれで
ええんやけど、普通はどうなろうと他の侍衛官がよってたかって暴漢を組み伏せ、失神し
てようがしていまいが、とにかく身動きできんように抑えつけてしまう・・・
こういう状況下では柔道の試合みたいに悠長に寝技の攻防なんてしてるヒマはないやろ?
だいいち総統の命を狙おうとするような不逞の輩とやな、なんの義理があって寝技の試合を
せんならんねん(笑
そんなわけで功夫に寝技がない・・・っていうのは、まあ剣道に寝技がないのと
いっしょで、べつにそういうもんを使う機会自体がないからや。
もちろんなんぼ八極拳の達人でもたとえば「PRIDE」の試合にでて、ああいう
ルール下で試合をすれば、もし寝技に持ち込まれたら手も足も出んやろうな。
ただ逆に格闘技の選手が武器をもった暴漢を試合と同じような技で押さえ込もうと
したら、手のひらに収まるくらい小さな刃物であっても大怪我させられかねんわけよ。
>>956 えーと、マジレスですが、袈裟や十字で固めておいて
空いている手で短刀を抜いてとどめをさすという型は
きわめて一般的ですよ。
というよりも、組打になって、武器を抜くヒマがないという前提があります。
動けないうちに、とどめをさすので、関節でギブアップねらいとは異なりますが。
かといって、べつに私は「寝技なんて実戦武術やない」とか「あんなもん
いらん」とか言うつもりはない。
私も柔道出身やからな。昨日他派の連中と飲んだときも寝技やバックドロップの
話題で盛り上がったが、なんぼ拳法が専門とは言うてもやはり寝技なんかも知って
おくにこしたことはないと思う。
前にも書いたが、カウンターの一発で仕留めてやろうと思ってたら、いきなりタックル
かまされてひっくり返されることもありうるわけで、そういう場合もつねに想定して
対策を講じておくことは武術家たるものの大事な心得や。
とはいうもののやはり拳法は拳法、寝技は寝技であって、これらをゴッチャにして考えたら
結局どっちつかずなことになってしまうと思う。
>959
そういう意味の寝技っていうのは、試合における寝技の攻防とはちがって、
功夫でいう「チンナ」やないか?
そういう技術も寝技というのなら、そら功夫にもなんぼでも寝技はあるって
ことになるよな・・・(笑
>955
ついつい寝技の話に熱が入ってしもうたな・・・(笑
套路にはいろんな技があって・・・ということやが、これも門派によって
例外は当然あるけど、少なくとも私がやってる八極拳、太極拳、八卦掌なんかでは
基本の核心となる技がいくつかあって、たくさんあるように見える技も結局はそれら
少数の技の応用変化にすぎない・・・って立場をとってる。
実際、用法なんかを習ってみるとそのとおりやと思うぞ。
じゃああんなにたくさんの技をひと通り練習したりせんでも、そういう基本だけに絞って
やってればよさそうなもんやが、これも訓練体系というもんでな。
応用や変化を学ぶことで基本がよりしっかりと身につき、威力も増す・・・というわけや。
さらに955の続きやが・・・
拳法の攻防は速い・・・っていうのは、おそらく表演の対打やカンフー映画の
立ち回りからきたイメージと思うが、実際の功夫の攻防というのは向かいあって
一瞬に終わってしまうもんや。
確かに速いは速いけど、ボクシングの攻防みたいにお互いに打ちあう・・・って
いうんではない。
勝負は一発でついてしまうし、当然全体重をその一発にのせて打ち込むわけやな。
おっと、もうこんな時間か・・・明日は劉月侠武舘の練習日やから、もうボチボチ寝るか。
レスも950を越えたし、明日の夜にはいよいよ新武壇スレを立てられそうやな。
明日は5月3日・・・これはええで、なんせ「拳法記念日」やからな・・・(笑
ではみなさん、晩安。
>>954 劉月侠さんが体当たりって言うのは、地面を蹴って相手に体ごと
ぶつかるように突いたり蹴ったり肘打ちしたりするって言う話で、
体幹で当たるものだけを体当たりと言ってるわけじゃないのでは。
知らんけど。
中国武術では体のどこでも打てるって言うのは、基本的に地面を蹴って
体を進める力を使うから。この力を体の中で加速させることができさえすれば、
どの部分で相手に接触しようがダメージを与えられる。(武術の訓練してない人が
真似しても全然威力でないけど。)
丹田とか気はこのレベルの話で、たぶんハードウェアに属するものなんだと思う。
んで意念がソフトウェア。
戦術についてだけど、最終的にはどんな相手を想定して練習してるかってこと
なんだと思う。普段から寝技を使う相手を想定して参集してれば対応できると
思うし。要は先生とか練習生の考え方の問題で、中国武術を主語にして語れる
問題じゃない気がする。
なんだ参集って。
練習の間違いです。