1 :
吾輩は名無しである:
我等 大英帝国 プップクプー
2 :
吾輩は名無しである:02/06/02 14:30
スレをたてた者です。
シェイクスピアからカズオイシグロまで
ゴールディングからジョイスまで
好きなように語ってください。
3 :
吾輩は名無しである :02/06/02 14:44
イギリス?文学もウインブルドン現象だな。
5 :
吾輩は名無しである:02/06/03 19:10
8 :
吾輩は名無しである:02/06/04 22:51
エリザベス女王即位50周年あげ
9 :
吾輩は名無しである:02/06/27 20:36
age
10 :
吾輩は名無しである:02/06/27 20:40
俺はイギリス文学には詳しいよ。イギリス文学史って本持ってるし。
ただ、それだけ。
11 :
吾輩は名無しである:02/07/07 22:31
なんでロシア文学、ドイツ文学、フランス文学スレはあるのに、
イギリスは拒否されるんだよ。
差別だー
12 :
吾輩は名無しである:02/07/07 22:55
えっ、人気ないの?
イギリス文学って、ユーモアや皮肉がすごく効いてて面白いと思うけどな。
今は、オースティンの『高慢と偏見』(岩波文庫)を読み終えました。
主人公を初め、登場人物が生き生きしてて、すぐ物語に引き込まれてしまった。
当時の価値観や人生観も分かったし、今でも通じるところがあったりして、
ほんと面白かったです。次はディケンズの『ディビッド コッパーフィールド』を
読むつもりです。
13 :
吾輩は名無しである:02/07/09 19:58
英文学といえばシェイクスピア、ブロンテあたりが有名だけど、
最高の作家はロレンスでしょ。
『息子と恋人』で彼の文学性に引かれ、その後彼の作品にはまった。
『チャタレイ夫人の恋人』はその集大成といえるもので、
偽善的な社会と真摯に向き合う主人公の姿に共感した。
紀行文には生命のつながりを重要視する彼の思想がいっそう集約され、
深い趣きと感動を味わえた。
14 :
吾輩は名無しである:02/07/09 20:08
俺はゴールディングが好きだ。原文はぞろぞろ続いてる感じの文章で、
読み応えあるよ。あとは、やっぱりシェイクスピアかなあ
15 :
吾輩は名無しである:02/07/11 23:45
任期内ねー英文学
スティーブンソンは?
「ジーキル博士とハイド氏」は面白いのだが。
イギリスの押し付け
世界のどこかにイギリス的なものを捜し求める
イギリス人たちのたわごと
いーえむふぉーすたー
18 :
吾輩は名無しである:02/07/12 23:12
最近のは?
ホーンビィとか。
19 :
吾輩は名無しである:02/07/12 23:15
シリトーはパンクにつながってる。結構古いか。
20 :
吾輩は名無しである:02/07/12 23:42
>>2 ジョイスはアイルランド・汎ヨーロッパ文学です。
または、アンチ英文学です。
トマス・ハーディの「テス」「日陰者ジュード」が
よかった。あの厭世主義がたまりまへん。
短編集もええかんじで暗かった(プ
読んだのはもう10年くらい前やけど。
22 :
吾輩は名無しである:02/07/19 18:20
『岩波文庫の赤本を読む』では、イギリスの小説は評価が低いようだ。
やはり日本人は、眉間にしわを寄せてロシア文学を読むのが好きなのか。
23 :
吾輩は名無しである:02/07/20 22:08
そういえば、岩波文庫でドイツ・フランス・ロシアの文学案内はあるのに、
イギリスだけがない。
24 :
吾輩は名無しである:02/07/20 22:21
>>12 俺はそれ途中で挫折しました。高校以来(今22くらい)読んでない。
作者女の人なんすねー。
話の内容があんまり興味無い感じだったんで。途中で投げたというか…
糞レスしてスマソ
25 :
吾輩は名無しである:02/07/20 22:48
影の薄いイギリス文学だが、児童文学の分野はメジャーだ。
『マザーグース』とか『不思議の国のアリス』はよかった。
今となっても、現実離れした世界にかき立てられる醍醐味や、
実に可愛く純情である主人公の少女少年に対する魅力は忘れられない。
今NHK第2で原書で読むなんとかって番組で
シャーロット・ブロンテの「ジェイン・エア」やってる。
これまた昔読んだけど新鮮に感じる。えーなー、玉の輿。
>>12>>24 昔、教授が「オースティン?あんなしょーもないバカ小説」と
のたまった。
友人は「自負と偏見」を読んで、いたく感動したらしく憤慨していた。
そーゆー教授は、英国ダンディズムとやらを専門にしていた(ププ
まずてめーの服装をなんとかしろや、と思った。
全然ジーンズが似合ってねーんだよ、チンカスやろーが。
ボサボサの頭でかっこつけんな、ヴォケが。
ミニスカートの女をえこひいきするわ、居酒屋で
お触りしまくるわ、ただのセクハラオヤジ。
その教授、ソープも好きでソープ嬢に自分の著作本を
「サイン入り」で配ってやがんの。お笑いやで、全く。
古今東西、先生と名の付くもんはスケベと決まっとんのよ。
教師、医師、弁護士然り。
坊主も付け加えとけ(プ
関係あるか知らんけど、インテリにスカトロ好きが多いらしい。
マジか?きたねーな。
ほな、ねます。
39 :
吾輩は名無しである:02/07/22 19:32
BANK
40 :
吾輩は無名草子さん:02/07/22 19:38
教授の実名きぼんぬ。
41 :
オースティン力ズ:02/07/22 22:31
でも確かに、女流文学が目覚しい発展を見せたのは英文学の俎上であるという
事実がある一方で、
「んなものなくても困りゃしない」というのも事実。
むしろ胃を壊すほどバカ読みさせられる英文科生としては、
オースティンみたいなただでさえクソまどろっこしい19世紀的文体を
更に腐らせたような文章は読まされないだけでも御の字。
>>40 そいつワイルドが好きやった。
検索したら出てくるんちゃうか。
43 :
吾輩は名無しである:02/07/24 18:13
>>27 そのセンセ、中村真一郎の「英国の疎開地で」というエッセイを
読んだ方がいいかもね。
44 :
吾輩は名無しである:02/07/25 00:16
>>41 私はオースティンが大好きだけど、英語は苦手なので原文で読んだことは
ないです。そんなに読みにくい文章なんですか。翻訳だとあまり感じない
んだけど・・・。ディケンズはかなり読みにくいと思ったけどね。
で、「んなものなくても困りゃしない」なんてことないですよ。私は6作
品全部読んだけど、あれほど自分自身をみつめる点で役に立った小説はな
いですね。女だからそう思うのかもしれないけど。
面白いし、ためにもなる小説と思ってます。
オースティンは少々内容が軽いというか
夢見る乙女向きやと思う。
私はもっと人間のどろどろした内面が描写されてる方が
好きやからオースティンはちょっと物足りない。
と言っても英文専攻でないし、読書家でもないのでなんとも言えず。
>>45 オースティンのどこが夢見る乙女向きなのかなー、あれほど醒めた視点
を持っている人もめずらしいと思うけどね。テーマが結婚だからって、
内容が甘ったるいわけでは全くないでしょ。
あなたの良いと言った「ジェイン・エア」のほうが夢見る乙女なのでは
ないでしょうか。高校の時読んだけど、なんつーご都合主義な話なのか
と思った。飢えてふらふらと迷い込んだ先の家が実はいとこの家だった
りね。落雷(だっけ)で好きな男の奥さんが死んで、晴れて男と結婚で
きてハッピーエンド。。。
なぜこんな小説をまだ売っているのかわからない。
47 :
吾輩は名無しである:02/07/25 18:51
>>46 昨今の娯楽小説はどいつもこいつもご都合主義まっしぐらだよ。
>>46 オースティンはどちらかといえば教訓話としての印象が強いと思った。
理性的な主人公に肩を持っていた。
その点、英国の作家でないけどオルコットやエレナ・ポーターもしかり。
>>16 『ジキル氏とハイド氏』か
読み終わりまで分からないところが面白いね。
ガキのころ、その手の推理小説にはまった。
『シャーロック・ホームズ』シリーズとか。
NHKのドラマ『シャーロック・ホームズの冒険』とか
アニメ『名探偵ホームズ』は大好きだったし。
>>48 教訓話として読むのはわかるけど、オースティンの初期の作品集なんか
を読むと全然違うんだよ。登場人物はちょっとおかしい人ばかりで、誰一人
まともな人間が出てこないめちゃくちゃな話が多いんですよ。根はかなり
ふざけた人なんだと思う。ユーモアがあるどころじゃないって感じ。
そこらへんが、ナンシー関(故人)と同質のものを感じるよ。
オルコットは良妻賢母を押しつけられているようで、個人的には敬遠したく
なる感じだったな。エレナ・ポーターってポリアンナ(パレアナ)のお話
書いた人だっけ?。忘れちゃったよ。
私もあなたと同じ(?)でイギリスと言えばミステリー。最近だとフロスト
警部が出てくる話なんか良かったね。
>>46 それ「ジェイン・エア」とちゃうと思うけど。
10年くらい前に読んだからはっきり覚えてないけど。
玉の輿が羨ましいと思っただけで話の内容は誉めてないで。
どっちかとゆーとハーディが好きやった。
>>51 いいや、私の記憶の方が正しいよ。
「ジェイン・エア」って伯母さんにいじめられて、ひどい寄宿学校へ
行って、金持ちの男の育てている娘の家庭教師になって、その男と恋
をして婚約するけど、精神病の奥さんがいたことがわかり、その家を
逃げ出して、さまよったあげく、偶然いとこの家に迷い込み、いとこ
のうちの一人から求婚され、再び金持ちの男のところへ行ってみたら
奥さんが死んでいて、男と結婚できたという話だよ。
玉の輿といえばそうなるかな。
しかし、ここまでネタばれしていいんだろうか。
>>52 そう言われればそうやなあ。
なんか映画「ベロニカ」とか小説「帰郷」「ジュード」「テス」
やらごちゃまぜにしたような話やな、それ(これまた記憶が曖昧)
精神病と言うと「サイコ」も入ってたりして(w
しかし、このスレdat落ちしそうやったから
乗っ取ってやろうかと思っててんけど見当違いやった(w
(ここがだめならあっちがあるさ)
映画「オースティン・パワーズ」でも観て
頭柔らかくしたら?と言いたいがどーせ冗談も
通じないだろーし。ま、好きにしてくさい。
ツマンナイネ、コノスレ
頭でっかちが多いね。
実際の恋愛もろくにしてないんだね。
セクースもしたことないんじゃない?(ププ
貞操帯でも履いてんじゃないの。
そんなことしなくても虫も寄らないだろーにね
そんなに好きなら大学で研究したらいいのにね。
そーいえば「THE]の研究一筋の教授がいたよ。
失笑してる教授もいたけど、本人はいたってまじめ。
まじめすぎるほどおかしなものはないね。
関係ないけど、英国人って味覚オンチ。
なんであんな味気ないもの食ってるのかと小一時間(以下略
ゲルマン系は頭がかてーのか。ドイツ料理もマズー
そんなことはどーでもよろし。この暑さをなんとかしてけろ。
しかしこのスレたてた奴はどこ行った?
>>1 >我等 大英帝国 プップクプー
こんなこと書くくらいならなんかおもろいことやれよってんだ。
デムパでも飛ばせよ、全く。
>>19 シリトーはパンクにつながってる。
パンクは元々ニューヨーク発祥なんですけどね。
で、すぐロンドンに飛び火したわけ、OK?
まあ、代表的なパンクバンドはセックス・ピストルズ、クラッシュ
なわけだけど。
ここの住人ってウェストエンドにお住まいの
お上品ちゃんばっかですか?
お下品なネタって嫌われるのかしら?
ブラックユーモアなら歓迎されるのかしら?
好きにしろってんだ。
66 :
吾輩は名無しである:02/07/26 22:43
67 :
吾輩は名無しである:02/07/26 23:04
おい!
「長距離走者の孤独」が出てねーぞ!!
68 :
吾輩は名無しである:02/07/26 23:16
ロレンスの最高傑作って何ですか?
69 :
吾輩は名無しである:02/07/27 00:09
70 :
吾輩は名無しである:02/07/27 00:16
身分の賎しい男が性的魅力で上流階級の女をはめころすってのばかり。
小説よりも本人に興味があるわ。
フーコーあたりに分析させたい。
71 :
吾輩は名無しである:02/07/27 03:00
彼は、偽善と矛盾に満ちあふれた社会制度を真摯な態度で批判していた。
そういう点ではゲーテと考え方が似ていると思う。
72 :
吾輩は名無しである:02/07/30 21:02
英文学読むなら、そのエッセンスが精製された村上春樹を読むのがいいよ。
まあ、衒学的な「原文読んでる俺かっこいい?」ていう人達には
英文学は恰好のネタだからね。ところで、ジョイスってなにげに糞じゃない?
73 :
吾輩は名無しである:02/07/30 21:05
村上春樹? 米文学の間違いじゃない?
74 :
吾輩は名無しである:02/07/30 21:09
トールキンはいいね。
フロドたん。ゴクリ・・・・
いとしいしと。ゴクリ。
75 :
吾輩は名無しである:02/07/30 21:14
>>72 村上春樹ってあんた・・・。
原文バカはばかだから無視、虫。
76 :
吾輩は名無しである:02/07/30 21:16
>>73 あほ。潜在的に春樹は英の影響を受けているんだよ。
ハックスリー、ディケンズ二人の小説における人物構造が春樹の小説に影響
している、というのが俺の考えだ。
77 :
吾輩は名無しである:02/07/30 21:23
78 :
吾輩は名無しである:02/07/30 21:28
79 :
吾輩は名無しである:02/07/30 21:30
80 :
吾輩は名無しである:02/07/30 21:32
ハックスリ、ディケンズの二人の小説だって(プッ
81 :
吾輩は名無しである:02/07/30 22:09
潜在的・・・
てめえら、いい加減にしろよ。
俺の高度な学説に嫉妬してんだろ(w
83 :
吾輩は名無しである:02/07/30 22:18
>>82 ごめん、学説だったんだ。
まったく気がつかなかったよ。
84 :
吾輩は名無しである:02/07/30 22:43
ヴァジニア・ウルフ(・∀・)イイ!
85 :
吾輩は名無しである:02/07/30 22:44
>>82 ぎっくり腰か何かの研究ですか?
高度ですね。
86 :
吾輩は名無しである:02/08/01 11:29
「人物構造」って、なんじゃそりゃ。
ジョーゼフ・コンラッドというのなら多少は話が分かるのだが。
88 :
吾輩は名無しである:02/08/01 19:04
ロレンスって、本国での評価はどうなの?
俺は虹が好きだな。大学の時に一生懸命原文読んだのが懐かしい。
89 :
吾輩は名無しである:02/08/14 00:20
ジェーン・オースティンはそんなにでたらめに読みにくいとはおもいませんでしたね。
原文は、はじめの数ページでやめちゃったけれども。`Pride and Prejudice`
やっぱり女流は、ジョージ・エリオットだよ。イングランドイングランドしているのが嫌なら、
‘ROMOLA’をいってみよう。
90 :
吾輩は名無しである:02/08/14 00:30
中学以来ひざひざにハドソン「緑の館」読みますた。
いつか読み返そうと思ってはや10年以上...
やっぱ良かった。
でも、もしやただのロリ小説?という気も。
昔好きだった子に会ってみると、なんか違うと思ったりする感覚に似てる。
91 :
吾輩は名無しである:02/08/14 01:30
ヴィクトリア朝までの低レベル作品を楽しんでる奴等は幸せだね。
あとオースティンの英語が難しいとか言ってるショボ語学力君は
どうせ他の作品も読めてないでしょ。
ボキャの用法はペンギン版の注を使えばすぐ読めるし
しかも最初の数章ですぐ慣れるし。
あと春樹は英米問わず影響を受けてるよ。
ディケンズに学んだのはいかに低能大衆に媚びる作品を書くのか
ってことぐらいだろ。
92 :
吾輩は名無しである:
いとしいしと。