1 :
ルパ:
サルトルとハイデガーを軽い気持ちで読んで、人生は無意味だと思って
いた時、コリン・ウィルソンと出会い、救われました。
コリン・ウィルソンに肯定的な方・否定的な方、誰でも結構です、
意見下さい。
コリンウィルソンの公演にいったけどええひとやった
70才に見えないげんきさだし
「きてよかった」とつたえたらありがとうって握手してくれたよ。
頭がいいだけじゃなくてまじナイスガイ
3 :
ルパ:2001/06/29(金) 17:51
コリン・ウィルソンコリンって、日本で公演とかしてるんですね、
僕も機会があれば行ってみます。
4 :
ちがう:2001/06/29(金) 19:08
おれがいったのは日本でないやつ
でも多分日本にもきてはるやろ。
さがしたらおしえてや!
5 :
吾輩は名無しである:2001/06/29(金) 23:28
作家としてはいい作家だと思うんだけど
悪い意味でオカルトを真面目に扱ってるんで
アカデミックな研究対象にはされ難そうだな。
6 :
吾輩は名無しである:2001/06/29(金) 23:40
>5
ウィルソンのオカルト論はホラだと思いますか?
7 :
吾輩は名無しである:2001/06/29(金) 23:46
私はウィルソンの処女作「アウトサイダー」を読んで、20歳台で、
しかも肉体労働者として従事しながら、これだけの労作を仕上げた
その才能に驚きました。たしか、大英図書館に入り浸って、書いた
のでしたっけ。マルクスを意識していたのか、偶然なのか?
あと、「性のアウトサイダー」もいいですね。まだ、全部読めていない
けど、さわりだけで充分期待させてくれる。
8 :
吾輩は名無しである:2001/06/29(金) 23:55
「性のアウトサイダー」って絶版だよね?
三島由紀夫の事書いてあるそうだから読みたいんだけど
10 :
6:2001/06/30(土) 01:05
基本的には思ってないけど、ウィルソンがとんでも本を紹介する本
で取り上げられてたのでちょっと気になってます。
ホラなんですか?
11 :
5:2001/06/30(土) 01:15
まぁ俺はオカルト自体をホラだと思ってるから
そこから真面目に論じられてもねぇ。小説の中で
語る分には全く文句ないんだけど。「賢者の石」
はスゲェ面白かった。(前半部分)
12 :
6:2001/06/30(土) 01:26
オカルトから論じているならそれほど気にしないのですが、
人間の無意識の延長でフロイトやユングを使って、論じてくるので
気になってました。
でも確かに、飛び過ぎているとも思います。
13 :
5:2001/06/30(土) 01:34
フロイト、ユングもホラっぽいからなあ(笑)。
俺はそういった理論ってのはあくまでも仮説として
捉えているから。それを実体的なものと解釈はしないんよ。
無意識という実体があるんじゃなくて、無意識という概念を
使って説明すると人間の精神活動を理解しやすい、って。
14 :
6:2001/06/30(土) 01:43
そうか、フロイトもユングもホラか、そこまで視点がいかなかったなー、
確かにフロイトやユングの名前に踊っていたような気がする。
勉強になりました。
それじゃ、ウィルソンの批評家としての能力はどうですか。
15 :
5:2001/06/30(土) 02:15
批評はあまり読んでないな。コリンの批評の代表作と言えば
様々な作品との対話で自らの思想を綴った「アウトサイダー」
なんだろうけど途中でやめちゃったんだよね。
なんか孤独であるのは自分が優れているからだ、他人が
バカだから理解できてないだけなんだ、っていう主張に
凄い嫌悪感を覚えて。孤独な人間の負け惜しみに聞こえた
もんで。ニーチェのルサンチマンをそのまんま体現してる感じ。
ただコリン作品の主張は「普段は100%使っていない
人間の精神の能力をフル活用しよう!」だよね。
コリンはアウトサイダーの条件のひとつとして
「孤独であること」を挙げているけど、この視点から読めば
それはただの負け惜しみではなくなるんだね。集団に属する
こと(安定を得ること)によって能力を充分に発揮できなくなる
から、孤独が必要ならそれほど嫌悪することはないかも。
オカルトも同じような視点から捉えるべきだろうね。
16 :
6:2001/06/30(土) 02:33
実はアウトサイダー読んでないんですけど、ルサンチマン的なんですか?
一度読んでみます。
とにかくまたひとつ意識がひろがったような気分です。
有意義な時間でした、ありがとうございました。
17 :
吾輩は名無しである:2001/06/30(土) 19:10
日本で(良くも悪くも)知名度が上がったことの要因のひとつにビートたけしが読んだ、って
のがあるんじゃないのか?
18 :
犬の林:2001/06/30(土) 21:29
読者を強烈に惹きつけるパワーがあるのはたしかだし、
オカルト系以外はほぼ読んだ。
でも、読み進むにつれて彼の著作は、もしかしたらどれも
遠まわし(そんなに遠まわしでもないが)な自己弁護、自
己正当化にすぎないのではないかと疑問を持つこともある。
たとえそれが自分自身であれ、一人の人間を深く掘り下げ
ていけば得るところがあるのもたしかだが。
こないだ図書館でたまたま佐川一政とウィルソン
の対談を読んでから、その疑問は一層深まった。対談の中
で佐川が
アウトサイダーほど惨めな存在はないと感じると述べると、
ウィルソンはインサイダーをただのアホなんだから気にす
る必要なんて全くないって豪語してた。(ちなみにウィル
ソンによると、彼自身は百パーアウトサイダーなんだって)
。根拠がどこにあるのやらまったくわからんこの自信過剰
ぶりはモノを考える人として絶対やばいんじゃないの?
19 :
ルパ:2001/06/30(土) 22:38
意外と不人気だなー。
僕は精神状態が不安定な時に読んだから、盲目的に信奉してるだけかな?
20 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 01:31
ぶんぶくちゃがま
21 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 03:24
このスレ寿命短すぎ(笑)
22 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 22:41
そんなことはない。アウトサイダーだからっつって自信過剰でも良いんだよ。
良い人だったらいい本を書けるわけでもないんだからさ。
彼の言いたいことはほんと、
>>5さんの言うように「自分の使ってない力を利用しよう」
だしさ。もしくは、「病は気から」「ほとんどのことは気のせいでおこる=
気のせいってのはほとんどのことを起こしてる=オカルト」
ってことでしょ。実際に見て、やっぱりこの人ってパワーあるな、と思ったよ。
本人もそこまでいくのにすごいパニックアタックを克服したって言ってたし。
死ぬような目にあったから。アウトサイダーについては、インサイダーは
バカだから理解できてない、っていうより、「理解する努力がない」ていうことじゃない?
まー70才も生きてたら、諦めはいるんじゃん?
どーでしょ。
23 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 23:51
どんな死ぬような運命にあったのだろう。どんなアタックをして、そこまでいった
のだろう。孤独であったことは間違いないのだろうが。
24 :
5:2001/07/02(月) 01:37
俺はインサイダーもアウトサイダーもほどほどに(笑)がいいと思うけど、
現実にはインサイダーの方が主流だよね。その中でアウトサイダーの重要性を
説く場合にはインもアウトもほどほどに、じゃ弱いよね。それを聞いてアウト
に走ろうとする人は少ないと思う。だからアウトの方が断然優れている、と主張
する必要があると思う。
人間はまだまだ力を使い切っていない。100%発揮するべきだ、と小説の中で
主張する場合、100%力を発揮すれば超能力を使えるようになる。にしたほう
が話として面白いし、説得力もある。これが力を100%発揮したら東大に受かりました。
とかいう卑近な話だったら誰も読まないよね。
だから小説としてはいいんだけど、それを「事実」として主張されると
ちょっと・・・ね。自分の考えを他人に理解させる為の戦略として
オーバーな言い方をするのはいいけど、主張そのものが極端なのは
問題だと思う。
25 :
ルパ:2001/07/02(月) 04:26
どうもルパです。
まあ僕もウィルソンのオカルト論に関しては、正直、肯定も否定もしていませんが
5さんの言いたい事は『語りえぬものには沈黙しなければならない』的な事ですか、
僕は、語りえないものを言語化するのは、非常に微妙で難しい事だとおもうので、
勉強のつもりで読んでます。
あと23さん、僕は自殺は考えませんでしたが、目的をもてず、精神が困窮していた時は、
生きているのがつらいぐらいげした。
こうして書くとおかしいと思われるかもしれませんが、誰にでも起こる事だと思っています。
26 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 10:01
>>23 コリンウィルソンが体験したパニックアタックは、ある日の夜から、
ベッドに入るといきなり心臓がドキドキドキドキはやくなって、
「心臓発作?死ぬの?!!」と怖くなって、ベッドから起きて
カウチとかに座って気を落ち着かせようとするんだけど、しばらく発って
ベッドに入るとまたどきどきどきどきするんだって。
そんでまともに眠れなくなって、大変辛い思いをしたそうです。
そして、その原因と克服方法は、まさに、自分の中にあり、
意志の力によって克服したそうです。とかそんなことを言ってた気がする。
パニックアタックは、本当につらいです。ちょっとしたものでも本当に
地獄のよう。しかもそんな重度のものじゃあ、リンボですよ。たぶん。
毎日幸せに、生きてるってすげーよ!と嬉しげに生きることがお勧めですよ、
といってた。ていうか、おいらはそう勝手に訳してますけど。
27 :
26:2001/07/02(月) 10:10
バカっぽくてごめん。ただおいらは、コリンウィルソンを盲信は
してないけど、「お、このおっちゃんいいこというじゃん」
と思ってます。スレの主旨とはずれててごめんなさい。
1さんも、実存主義は止めて、息がつまるような幸福=ただ生きてるってこと
を、一日一回意識したら、けっこうオーライになると思います。
そういうことを言っているコリンウィルソンは良いと思います。
好きでし。
28 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 11:30
ふ、古い。ものすごい量産家だよね。『アウトサイダー』って二十台半ばで
書いてたっけ。高校のとき読んでかっこええ、と思った。あ、ばかっぽいや。
へなへな〜
29 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 15:29
「精神寄生体」が7月に出ます。
30 :
たくお:2001/07/02(月) 21:38
「サイキック」で紹介されてるクロワゼ氏が、70年代の超能力者ブームの時来日
し、テレビの特番に出演、行方不明の女の子の死体を本当に見つけてしまったのは
衝撃的だった。以来その手の番組で、本物を発見したというのはひとつも見たこと
がない。
クロワゼ氏の発見に至るまでの過程には、ケチをつけられる要素がまったくない訳
でもなかったらしいが、少年に「何かがあるのではないか?」という気にさせるには
充分であった。
31 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 22:48
なるほど、不眠症の強烈なやつだったのですね。こういった症状は、
なかなかそうでない人には理解されないだろうし、それがなおさら
苦悩の原因となるのでしょう。
それを薬や専門家のカウンセリングによって、改善するのではなく、
あくまで意志の力によって、克服し、独自の人物になるにいたった
ところが、ウィルソンのアウトサイダーたる所以なのでしょうね。
普通は病院へ駆け込むか、そうでなければ、気が狂うことになり、
まともな社会生活がいとめなくなる。
32 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 23:13
>>30 自分で殺して置いといたなんて落ちじゃないの?
確か古畑であったよね。
33 :
吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 18:52
>>30の言っている事は全て事実です。
無意識パワーです!!!”
34 :
ウィルソンばか:2001/07/05(木) 00:28
こんな天才に、もっとなんかないのか。
35 :
ウィルソンばか:2001/07/05(木) 01:51
なんかないの?
精神の集中だぜ。
人生、生きていく上で最も重要な事、説いてるよこの人。
しかも、わかりやすいよ。
難解な文学とか哲学とかやるより、絶対実りあるよ。
どっちもやってるけど。
36 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 02:10
37 :
ウィルソンばか:2001/07/05(木) 02:40
んー。
何語ろうかな、結局のところ要点はひとつだからなー
目的意志をもって、そこに力をそそげば、精神が安定して人生の些細
でつまらない事に焦点を合わせなくてすむ的な事だからな。
まあ退屈だと精神が腐るってことだろうな。
この板にも荒らしって多いからな。
38 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 05:26
39 :
犬の林:2001/07/05(木) 15:37
>「普段は100%使っていない
人間の精神の能力をフル活用しよう!」
コリンちゃんは金太郎飴も顔負けってくらい著書で同じことを言
い続けているが、人に言う前に彼自身は一体自分の能力の何パー
セントまで活用できるのだろう?あれで案外120パーセントだ
ったりして。だったらどうする?37番。
40 :
ウィルソンばか:2001/07/06(金) 00:56
>>39 本人、生で見た事ないので、どれぐらい活力に溢れてるのか、よくわかんない
んだけど。(そんなにショボイの?)
あと、人間の精神を100%使えって、そんなに端的だったっけ。
人は精神の受動性に陥りやすいので、意志をしっかり定めれば、自ずとエネルギー
を注ぎ込める的な事じゃなかったっけ?
まあ、ウィルソンがショボイなら本末転倒だけど。
>>26 >>31 それは不眠症ではなくて、心臓神経症、心療内科で扱われる病症の一つ。
心臓の機能そのものは悪くないのに、本人は確かに不整脈や頻脈を感じて
眠るとそのまま死んでしまいそうな気がしたりして、結果的に不眠や不安が
昂じて普通の生活に支障をきたしたりする。
神経性のものだから、心の持ち方を変えることができれば、誰でもよくなる。
ウィルソンはそれを、医者にかからず自分で実行したということでしょう。
・・・あまり詳しくはないが、出版社の売り方が良かったのか
日本でブームになった時期があったわけでしょう、だいぶ昔<ウィルソンの著作
日本の特異現象でもあったような・・・。アカデミズムは無論のこと、本国では
常にアウトサイダー的位置にいた人ではないか? 彼の孤独感も、反転しての
個的内的パワーへの偏執も、オカルトまで逝ってしまう熱狂も、そこら辺の
バランスのとれなさ、からもくるのではないか…と、横からちょっと思ったです。
努力家でパワフルに仕事をする人、とは誰も認めるでしょう。邪魔スマソ。
42 :
ウィルソンばか:2001/07/06(金) 03:18
>>41 そうか、そういう風に見えてるのか、
心理学や脳科学的な事も押さえてるし、ただの反転には思えないんだけど、
要は、科学も理性も論理も『感性』の内なるモノだって事で、理性の袋小路に
陥っている哲学者や作家を叩きまくっているような。(こんな説明でわかるかな)
だから理性重視の現代人が観ると、無意識とかオカルトとか語ると怪しく
聞こえるけど、ウィルソンに言わせると両方に区別はなくて、科学もオカルト的
なモノの一環だと。
なんで俺には完璧にバランスをとっている様に見えるんだけど。(違うか、
バランスをとっているんじゃなくて元が一つなんだ!)
43 :
吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 03:24
>>42 科学とオカルトは一般に考えられているよりもずっと近い。
かっての錬金術なんか科学とオカルトが混ざってたよね。
科学も最先端になるとオカルトみたいになるし。(直接確認
できない理論になるからね)でもウィルソンがいってるのは
それとは違うと思う。
44 :
吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 03:28
>>40 俺はウィルソンの主張は100%使え、の方だと思うけど。
「賢者の石」の一部の最後だっけ?主人公が手術を
受けたあと、感想を聞かれて「今までがサブノーマルだった」
って逝ってるよね。ウィルソンの主張はあの会話に象徴されている
と思う。
45 :
ウィルソンばか:2001/07/07(土) 00:29
>>43 えっ、違うの、俺はウィルソンで42にまで来たんだけど???
46 :
ウィルソンばか:2001/07/08(日) 04:52
おいっ、おいっ、おいっ、もう終りかよ。
ウィルソンファン以外の皆様、目を覚まして下さい。
47 :
だから〜:2001/07/08(日) 14:45
>>ほんにん見たよ。パワフルだよ。てか、良い人。
徳が高そうって意味で。だからってオカルトっぽい意味でなく、
「すいもあまいもかみわけた人やね〜」て意味です。
>>47 それはようわかるよ。アウトサイダー的位置にありつつ、
あれだけの膨大な仕事を着々と成してきた人だものさ、
相当な内的充実の人だと思う。修業ができている、というか…。
そのこととはべつに、
>>44 も正しい。
現代科学の最先端そのものが、限りなく原始仏教が直覚で示した中身に
近付いている。…というか、仏教哲学が最初から凝視していた
究極の?へ向かって、科学は後追いで進歩してきており、いま
ようやっと少し近付いた、といえる。
勿論
>>44さんが言うように、
科学の最先端のその先には、つねに新たな?があるのだから、
最先端とオカルト(=?の領域)は、いつの時代でも近いところにいる。
ちなみに、その辺を利用して大衆を繰ろうとすのが、
オウムを始めとする各種の宗教詐欺である。
紛らわしいから、その罠にハマらないようにすることが重要。
個人の思索を通して、その両方を見つめようとするウィルソンの仕事は、
自分はどう考えるか?を問う手掛りとしては、貴重で有益だと思う。
カルトにハマるのは一種の思考停止能力だす、
信じるにしても自分自身を信じましょー
インディヴィジュアリティーちゅうの?
大切
ですな
51 :
ウィルソンばか:2001/07/09(月) 02:26
じゃあ、ウィルソンのオカルト論は、読者を騙してるの?
何の為?、金の為?
52 :
吾輩は名無しである:2001/07/09(月) 06:57
笠井潔「機械仕掛けの夢」ちくま学芸文庫の中のコリン・ウィルソン論は必見。
これを読まずしてウィルソンを語ることなかれ。
53 :
ウィルソンばか:2001/07/10(火) 01:32
ホント?
俺読んでない。
必ず読むよ。
54 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 01:57
笠井潔はねー、悪文家だねー。
55 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 03:39
>>54 悪文家言うな。哲学系の本を読んでればすぐ慣れる。確かに初期の
「テロルの現象学」なんかは酷い文だが。
あと訂正「機械じかけの夢」仕掛け→じかけ ひらがなね。
56 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 03:41
あと追加。「秘儀としての文学」で笠井とウィルソンが対談してる。
こちらの方は新刊では手に入らないので図書館で。
57 :
ウィルソンばか:2001/07/10(火) 04:47
笠井潔って、読んだ事ないんだけどウィルソンちっくなの?
58 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 06:06
>>57 笠井潔の主な仕事は本格ミステリと評論。小説では神秘主義や
哲学のペダントリーがバシバシ出てくる。わりとウィルソンに
近い雰囲気だと思うよ。笠井を読むんなら矢吹駆シリーズの
第一作「バイバイ、エンジェル」創元推理文庫がお勧め。これが
気に入ったら矢吹シリーズの続編に進めばいい。評論なら先述の
「機械じかけの夢」が手に入りやすく、読みやすい。ただし笠井
の評論はネタバレが”あり”なので読んでない本の場合は注意!
俺は笠井に大分ネタバレされて、泣いた。ちなみに俺がウィルソン
を読んだのは創元推理文庫40周年のキャンペーンで作家が創元文庫から
ベスト5を選ぶ、って企画があって笠井が1位に「賢者の石」を
挙げていたから。長文スマン
59 :
ウィルソンばか:2001/07/10(火) 07:28
哲学者の密室てのは凄いの?
60 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 09:18
うろ覚えだけど、笠井潔って、賢者の石の解説も書いてなかったっけ....
61 :
吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 07:07
62 :
ウィルソンばか:2001/07/11(水) 08:10
興味出てきたから、読んでみるよ。
63 :
吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 19:04
今日、精神奇生体がでたよ。
今読んでるよ。
64 :
吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 01:12
65 :
吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 11:49
bk1ってクッキーを要求されるからウザイ。
結構使ってる人多いけど、いちいちONにしてるのか?
67 :
吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 22:25
なにクッキーって?
>>67 クッキーモンスターってほら、セサミストリートに出てくるじゃーん。
ってそれネタカキコだよね?
横レス終り。
コリン・ウィルソンと出会い、救われましたと
>>1は書いているが
どうやってコイツと出会ったのか? キッカケを知りたい。 っつーか、学生の常識?
俺はオカルト好きの友人経由。 殺人なんとか。
69 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 00:02
BOLにしな
70 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 00:05
なにっ、ぼるって??
71 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 00:49
コリン・ウィルソンは、いわゆる“安楽椅子探偵”だから
時々とんでもない勘違いをしている…けど、まあ好き。
オカルト系のも、結局はオカルトについて論じているわけ
でもないしね。
でも、アノ手のセミナーのテキストにも使われているよう
だねえ。困ったもんだな。
72 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 01:10
我々コリン・ウィルソンファンはオカルトにはまることがあっても
カルトにはまることは絶対ないようにしようではないか。
73 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 01:23
74 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 01:43
カルトはオカルトの敵だ!!
75 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 01:46
そうだそうだ
76 :
吾輩は名無しである:2001/07/16(月) 19:03
コリンウィルソンの小説って、批評みたいだ!
77 :
吾輩は名無しである:2001/07/16(月) 19:26
カルトだけでなく、「科学的」と称する(人格改造)
セミナー系もヤバイと思うけどね。「右脳」がどーと
かね。ウィルソンが真っ当なところは、それによって
「(人生の)成功」とかの現世利益に繋がるなんてこ
とは、一切口にしないとこか(その逆はあったかも)。
78 :
吾輩は名無しである:2001/07/16(月) 19:40
>>77 「「科学的」と称する(人格改造)セミナー系」も、
立派な破壊的カルトの一種だって。
79 :
吾輩は名無しである:2001/07/17(火) 00:38
だーれも精神木生態の感想を書き込まないな。俺もまだ読んでないけど。
近所の本屋じゃ撃ってないんだよ。新刊だからbk1に頼むほどでもないし。
街の大型書店に行くまでお預けか・・・。
80 :
ルパ:2001/07/17(火) 00:40
>>79 確かに売ってなかった。
今読んでるので、読み終わったら、感想いれます。
81 :
吾輩は名無しである:2001/07/17(火) 00:54
>>80 感想待ってるよん。ネタバレ嫌いな人もいると思うから
レスの最初に「精神木生態のネタバレしてます」って
一応書いといてね。
82 :
るぱ:2001/07/21(土) 01:16
FFやってて、なかなか読めません!
83 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 05:51
>>82 タイリョウニシュッカスルンジャネェー
------------- 、____
/  ̄ ̄ ̄.// ̄ ̄|| |___/\FF]
イッテヨシ!.∧// ∧ ∧.|| | \\FF]FF]
[/_________.(゚//[ ](゚Д゚ ) .|| | \\FF]FF]
.||_ ___|_| ̄ ̄ ∪ .|| |___\\FF]FF]
.lO|--- |O゜.|__ソフマップ.||_|ニニニニニニl.|FF]FF]
|_∈口∋ ̄_l______l⌒ l.|_____| l⌒l_|| FF]FF]
──`--'───`ー'─── `--' `ー' ┐ FF]FF]
│ FF]FF]
│ FF]FF]
│ ミ FF]FF] 〃 サボサボ
│ ;:FF]FF]; ’〃、、..
サボサボ ミ ミ\FF]FF]/ミ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~〜〜〜〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
84 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 15:19
>>79 図書館に注文入れれば? 大抵の本は買ってくれるよ。連絡もくれるし。
85 :
るぱ:2001/07/21(土) 22:00
FFおもしろくありません!
ウィルソンに乗り換えます!
86 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 23:12
>>84 もうかっちゃいました。でもまだ読んでない。
87 :
日本酒:2001/07/22(日) 17:26
ウィルソンまんせー!(w
だけど、近頃読んだクローリーの伝記だとオカルトに盲信的になってる
ように見えて、ちょっと萎え。「右脳の冒険」と「オカルト」を先に読んだ
ほうがよかったかな?
ん? 日本酒さんて葉鍵板の?
ウィルソン好きやねん。素敵やん。
89 :
日本酒:2001/07/26(木) 10:19
>>88 葉鍵板の日本酒です(笑)
『アウトサイダー』はリアル工房のときに読んで、目から鱗だったなあ。
5/1も理解できたか怪しいもんだけど。
90 :
吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 00:28
>>89 ウィルソンをよんで、目から鱗の君はナイスガイ間違いなしだよ。
91 :
日本酒:2001/07/27(金) 07:46
>>90 よく判らないが、皮肉られているらしいね(笑)
具体的に指摘して頂けると、ありがたいんですがね。
92 :
吾輩は名無しである :2001/07/27(金) 13:32
イングランドの荒俣宏って感じだけど…
93 :
吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 05:40
>>91 いやっ、別に皮肉じゃないよ、俺も目から鱗のクチだから!
94 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 02:34
age
95 :
吾輩は名無しである:2001/08/02(木) 19:53
とりあえず上げ!
96 :
hahaha:2001/08/08(水) 06:29
カルトにハマるのは一種の思考停止能力だす、
信じるにしても自分自身を信じましょー
インディヴィジュアリティーちゅうの?
大切
ですな
97 :
吾輩は名無しである:2001/08/08(水) 06:35
むしろ疑いましょう<自分自身
そして、全てを疑い、同時に信じましょう。
98 :
ルパ:2001/08/10(金) 03:22
精神奇生体読了!(ネタばれ注意)
小説形態だがウィルソンなので要点はいつもと同じ!
少し形は違うが人間の潜在能力が使用されない結果、違う方向に折れ曲がり
それらが人間にとってのストレスやノイローゼというものになる。
この小説ではそれら行き場のない潜在能力が、太古から地球に存在する生命体とし
て人間に寄生する奇生体という形で登場し、人間社会を支配しようと企む。
それらに対抗しようと主人公グループが奮戦する。
これが大体の粗筋だが、最重要点はそれら奇生体の存在に気づいていない人間が
ほとんどだと言う事で、そういう人間は鬱にもなるし自殺もすると言う事。
言い換えると些細で悲観的な問題に自ら焦点を合わしているのに、自分では
自分自身が焦点を合わしていると気づいていないので問題を忘れる事でしか解決策
がない。しかし忘れるだけでは根本的な解決になっていないので、また別の問題
が出ればすぐ悲観性に捕らわれてしまう。
これらを現象学の祖フッサールを引用し解決策をウィルソンは語っている。
言わば膨大な潜在能力を目的意志に対して開放し、些細で悲観的な事には自ら
焦点を合わせない、これらを実行せよとの事。
以上こんな感じだけど、目的意志さえもてないのが近代文明の問題だとも
別の本では言ってます。
99 :
吾輩は名無しである:2001/08/12(日) 02:10
現象学が原点だなウィルソンは!
100 :
吾輩は名無しである:2001/08/14(火) 03:37
ものすごい量産家だよね。『アウトサイダー』って二十台半ばで
書いてたっけ。高校のとき読んでかっこええ、と思った。あ、ばかっぽいや。
へなへな〜
101 :
ネタバレしてるよ:2001/08/14(火) 03:56
カダト遺跡が結局奇生体と関係なかったり、その奇生体も最後には
たいした問題ではなくなってたり。結構構成の粗が目立つんだけど
なぜか面白い。不思議な魅力の持ち主だね、ウィルソンちゃんは。
102 :
吾輩は名無しである:2001/08/14(火) 23:53
>>100 高校の時以後は手にしてないの?
最近思ったんだけど・・・・
アウトサイダーのね、引用作家達の本を読了した上で
ふまえた上で再読するのとスルメの如く味わい深く楽しめる。
どー?
103 :
吾輩は名無しである:2001/08/15(水) 03:36
>>102 確かに!
俺も引用作家達を積極的に読んでる。
そうすると理解レベルが格段に違ってくる。
104 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 06:42
無機質な実存主義が大嫌いらしい。
105 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 07:17
>>102 アウトサイダーに引用されてたヘッセの「荒野の狼」が良かった。
あと、グルジェフの『魔術師と羊の寓話』にすごく惹かれた。
ウスペンスキーの「奇跡を求めて」にこの寓話の全文があったと思う。
個人的にはアウトサイダーがコリン・ウィルソンの著作の中では一番イイ。
106 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 07:20
ウィルソンは文芸批評が一番いいね!
107 :
harube:2001/08/17(金) 10:16
age 「超読書体験」「小説のために」「夢見る力」。
ボルヘス論なんかもあるよ「SFと神秘主義」。
最近の哲学についてなら「地の果てへの旅」だ。
108 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 00:42
今日図書館へ行ったらコリンウィルソンの本が「哲学」のコーナーに
並べてあった。
・・・・ジャンル的に哲学と言える著作って・・・何?
109 :
1:2001/08/18(土) 11:37
>>108 『知の果てへの旅』!
これ哲学関係。
かなりおもしろい!
110 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 11:38
sageじゃないage
111 :
harube:2001/08/20(月) 13:22
哲学っぽいものというと、あとアウトサイダー・サイクル(全6冊)最後の
「アウトサイダーを超えて」。
あと主著とみなされることのある「至高体験」。
難しい議論を、フツーの言葉を使って解説しているから、安っぽく見られる。
でも、根が肯定的な人生観なので、読む人を元気にしてくれる。
112 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 17:08
>>111 難しい議論を、分かりやく説明して安っぽく見られるなんて皮肉だね!
でも文学だけじゃなく、哲学や心理学もかじりたい人はウィルソンから入るのも
手だな。
113 :
harube:2001/08/21(火) 18:16
「オカルト」は一応読んだけれど、あれ以降の大部の殺人モノ?・猟奇モノ?
はちょっと敬遠している。それよりか「地の果てへの旅」を再読したい。
114 :
112:2001/08/23(木) 21:20
>>113 俺も個人的には『地の果てへの旅』が一番好き。
あの本の中のデリダ批判の欄で、脱構築を脱構築って言う新刊を出すって言ってた
けど何時でるんだろうか?
向こうではもう出てるんだろうか?
最近哲学にはまってるので早く読みたい!
115 :
吾輩は名無しである:01/09/04 02:10 ID:tE0XCLII
ウィルソンはオカルティストではありません。
断言できます。
なんよなく。
本人も言ってます。
116 :
通行人:01/09/04 09:53 ID:PTCzdRGQ
「地の果てへの旅」→「知の果てへの旅」。2ちゃんでは少々の当て字は許される?
20世紀の小説の中では、ジョイス、プルーストよりもムージルが好きだそうだ。
昔NHKでウィルソンと立花隆の対談が放送されていて、臨死体験について
立花が脳の生理的現象に還元できると主張していたが、ウィルソンは生理的現象に
還元するのも一つの考え方だ、と言っているように見えた。
117 :
吾輩は名無しである:01/09/04 14:58 ID:O0ywR9Ps
アウトサイダー読みました。
作中引用のドストエフスキー「地下室生活者の手記」の一文、
「彼らの母なる自然が彼らに望んでいるような正常さはない」ってとこ
新潮文庫江川卓訳と反対なんだけどどっちが正しいんでしょ?
気にかかる内容だけにはっきりさせたい。
スレ違いかもしれんが知ってたら教えて。
118 :
吾輩は名無しである:01/09/06 12:41 ID:Mt38JpJA
アゲ
119 :
吾輩は名無しである:01/09/14 00:24
テロの今、ウィルソンだな。
心をおおらかに持とう。
120 :
吾輩は名無しである:01/09/25 02:03
「魔道書ネクロノミコン」学研M文庫
コリン・ウィルソンが100ページ近い序文を書いている。
121 :
吾輩は名無しである:01/10/02 00:05
age
122 :
吾輩は名無しである:01/10/12 01:27
age
123 :
吾輩は名無しである:01/10/19 20:40
ウィルソンって天才だよな、こんな天才他にいるか?
今何してんだろう?
124 :
吾輩は名無しである:01/10/25 08:24
しらないで物言う。石松的石頭のキリスト教バカ信者。
ほんとうのバカ。井の中の蛙。評論界のベンチャーズ。
125 :
吾輩は名無しである:01/10/26 07:50
>>124 もう少し具体的に批判してくれや。それじゃただの中傷。
アウトサイダーはよし。
が、そこまで。その後敬謙な信者にでも改宗したのだろう。
クジラ殺害は神の意志でダメ。牛は良い、と聖書にもある、的な意見ばかりの人だ。
殺人者……、性のアウト……、とサイテーがつづくのをみよ。
127 :
吾輩は名無しである:01/10/26 09:41
ねえねえ、アウトサイダーって近所のちょっと賢いにーちゃんが
書いた読書感想文でそ?
でも共感できた
>127
129 :
吾輩は名無しである:01/10/26 23:21
>>124 賢者の石は?俺はアレがコリン・ウィルソンの最高傑作だと思うんだが。
130 :
吾輩は名無しである:01/10/27 07:54
と言うか、批判するにーちゃんは誰を肯定してるのか示してくれ。
話はそれから。
ようするに作家として成功しなければ、妙に前向きな人生の失敗者という
感じのような・・・。
中谷なんとかってPHP文庫で人生教訓書きまくっている奴いるじゃん?
加藤諦三(諦めっちゃ凄い名前だよな)。
あんな感じ
132 :
吾輩は名無しである:01/10/27 08:31
いやっ、文芸評論家として一流だろ?
機軸がはっきりしてるから、その作品の本質がはっきりして
分かり易い。
評論だよ、評論。人生教訓なんてたれてないよ。
自分のポジションを表すと自然にそう見えるだけ。
乱読しまくって、もう一回ウィルソン読んでみ。
133 :
吾輩は名無しである:01/10/27 23:41
>>131 >妙に前向きな人生の失敗者
はあ? コリン・ウィルソンが人生の失敗者? 全世界で何百万部の
著作を売っている著述家が?
彼が「あうとさいだー」なんて著作を書くのは欺瞞だよ。というか
作者の願望を表わしているというべきか。
134 :
吾輩は名無しである:01/10/28 22:27
売上げのあるなしを問題にするのは意味がないage
135 :
吾輩は名無しである:01/10/28 22:38
少なくとも
「アウトサイダー」を書いたころは、ちゃんとアウトサイダーだったような・・・。
学歴は「問題外」だし
ちゃんと「土管暮らし(実話)」だったみたいだし・・・・。
>>131
136 :
吾輩は名無しである:01/10/28 22:39
間違えた。>>131→133
ゴメン。
137 :
吾輩は名無しである:01/10/29 00:00
いやっ、だから文芸批評家として超一流だろ。
違うか?
138 :
吾輩は名無しである:01/10/29 00:03
作家のヴィジョンに堂々と真正面から論じていたな。
その批評対象の作家の本が読みたくなったものだ。
今時の記号いじりみたいな批評とはパワーが違う。
139 :
吾輩は名無しである:01/10/29 00:17
イマドキ実存主義も流行らんしね・・・。
というより、ウィルソンの著作の中では構造主義が無視されているのが
気になる。
140 :
吾輩は名無しである:01/10/29 01:20
よくわからんが構造主義って無視しちゃまずい存在なの?
141 :
吾輩は名無しである:01/10/29 01:46
土管あげ。
142 :
吾輩は名無しである:01/10/30 06:17
なぜ加藤諦三とC・ウィルソンを並列できるのか、
不可解だ。
137に同意。「超」ではないかもしれないが、
現行の書き手としては合格点だ。
144 :
吾輩は名無しである:01/11/08 12:42
小説家としても、ウィルソンはなかなか優れていると思うな。
『賢者の石』だけじゃなくて、
『形而上学者の性の日記』と『迷宮の神』が傑作。
ウィルソンの女性遍歴やセックス観が語られていて
とても面白いんだよね。
ウィルソンの愛読書の一つだったフランク・ハリスの性自伝ほど
赤裸々ではなく、少しばかり上品に描いているところが
ウィルソンの性格を示しているような気がする。
145 :
吾輩は名無しである:01/11/08 14:23
とりあえずティーバッグの紅茶は嫌いらしい
146 :
吾輩は名無しである:01/11/09 10:36
ダイジェスティブ・ビスケットは好きらしい。
147 :
吾輩は名無しである:01/11/10 01:49
とりあえずあの知識量に脱帽!!
それだけで何も批判をする気がしない。
ウェルソンが読んだ本は俺も全部読む。
148 :
吾輩は名無しである:01/11/17 00:10
コリン・ウィルソンの本がいっぱい置いてある本屋さんを発見。
買うかどうか悩む。
149 :
吾輩は名無しである:01/11/17 03:37
>>148 どこの本屋?
俺の地域にはほとんどない。
150 :
吾輩は名無しである:01/11/17 04:03
土管の中で読んでみっかな
151 :
吾輩は名無しである:01/11/19 04:09
もう著作活動はしていないんだろうか?
新作が読みたい。
153 :
吾輩は名無しである:01/11/20 03:23
>>152 2ちゃんで自分のHPへ直リンを張るとは豪傑だな。
とりあえずお気に入りに追加しといたよ。なかなか
コンテンツが充実してるみたいなので今度時間の
あるときじっくりみてみるよ。CWってCWニコルのこと
かと思った。最初わからなかったよ。
154 :
吾輩は名無しである:01/11/20 14:08
もう随分昔に読んだなあ。コリンウィルソン。
「暗黒の祭り」で抜けたかどうかも忘れちまったイ
155 :
吾輩は名無しである:01/11/25 02:18
ウィルソンって文学板では軽蔑せれてるって本当ですか?
クロウリーの伝記読了。
こういう詐欺的な人物のを書いてるから、イギリス文壇だから
放置プレイされるんだろうなあ……・。
この著作だけだと、オカルトバカに思えて仕方ない(w
あ、内容はそこそこ面白かったですよ。
157 :
吾輩は名無しである:01/11/27 23:21
この人、映画「スペース・ヴァンパイア」の原作者だよね?
158 :
吾輩は名無しである:01/11/27 23:54
オカルト物には全く興味なし。
コリン・ウィルソンか。「アウトサイダー」、懐かしいな。まさに破れかぶれの
ハッタリぶり、っていう感じがしたな。けどいい事も書いてあったよ。
イギリス文壇もこういう狂犬を何十年と放置しておけるほど懐が深い、ということだろうか?
「実存主義」も「構造主義」もこの人には関係ないでしょう・・・「なんとか主義」とか。
C.W.は、C.W.だよ。・・・まさに低学歴の星!!
日本で言えば、誰だろうね・・・ 学歴は違うけど、さしずめ立花隆みたいなジャーナリストと
思想家のオルタナみたいな人? 怪しげなオカルト・ライターとか、すぐ「人間の潜在能力が・・・」どうのこうの
と言い出す人(「脳内革命」の人とか?)などにちょっと似ているかな。
不思議なのは、経歴のわりに楽観的な進化論的人間観を持っていることだ・・・
若い頃、苦労しただろうに・・・ ハイパー・ポジティブな人ってこんなにテンション
高いもんなんだろうか?(しかし日本で佐川一政と対談なんかしちゃ、ダメダメ ××)
159 :
吾輩は名無しである:01/11/28 00:04
そうだよ。
放置プレイが何ほどのものゾ。
「土管」に住んでたんだゾ。(実話!)
悔しかったら住んでみろってんだ。
ただし、オカルトや佐川はちょっとご勘弁ってのには、同意。
どうしても接触したいなら仕方ないが
オカルトを認めすぎなとこや
佐川マンセー(そこまでではないかもしれないがヤケに佐川を励ましている)
なとこはどうにかしてくれとは、確かに思う。
繰り返しになるが、佐川に真剣に人生の応援歌を送るC.Wって一体・・・・・・・。
ってところである。
まったく、もう・・・・・・・・・・。
映画「スペース・ヴァンパイア」は、
精気を吸い取る、というところがC.ウィルソン的なのか?
しかしなぜヴァンパイアが全裸の美女なのか?
イミワカラン。
>>160 原作と映画は、まったくの別物。原作では、宇宙バンパイアはそっちのけで、
ひたすら登場人物が"例のテーマ"について延々と議論するという感じだったか。
聞いた話によると、CW本人は劇場に観に行ったが、上演開始後に5分で席を
立ったとか(w。
でも、映画化のおかげで、ちょうど行きたかったアメリカに取材に行けたとか、
なんかで書いてたなあ。トビー・フーパーの馬鹿映画化もポジティブに受け止
めてるとこは、さすがCWかな?(w
162 :
吾輩は名無しである:01/11/28 19:05
いやっ、世界ってオカルトみたいなもんだろ?
164 :
吾輩は名無しである:01/11/28 22:22
宇宙に枠はないんだぜ、理性とは枠だぜ。
そういう意味で理性で規定しきれないよ世界は。
166 :
吾輩は名無しである:01/11/28 22:27
うん。
思ってる。
167 :
吾輩は名無しである:01/11/30 22:45
ハイパー・ポジティブ あげ
168 :
吾輩は名無しである:01/12/02 23:41
「スパイダーワールド」発売上げ
169 :
吾輩は名無しである:01/12/03 20:11
>>168 なんか出るらしいね。
どんな内容なの?
買い?
170 :
吾輩は名無しである:01/12/03 23:25
>>169 発売日は12月10日だけどもう並んでるぞ。講談社ノベルス。
俺は文庫落ちするまで待つから内容は自分で確かめてくれ。
でも確か蜘蛛が人間を支配してる社会のお話だったと思う。
171 :
美しい☆派:01/12/05 00:44
できれば文芸批評なり哲学関係の批評をやってほしい。
小説とかオカルトのたぐいはもういいから。
172 :
吾輩は名無しである:01/12/07 03:16
最近ウィルソンの知識が付け焼刃でないことがわかってきた。
あの男引用する本全部読んでやがる。
恐ろしい。やっぱ速読?
先ずは、あの速読、あの読書量を見習いましょう。その点では立花隆なんかも
太刀打ち出きるし、個別の問題ではもっとジャーナリスティックだけれど、
文学性において遥かに優れている。長く読まれつづけると思うヨ。
哲学とか心理学とかわかりにくい分野はウィルソン読むと理解が早くなる。
175 :
U-名無しさん:01/12/16 05:19
age
176 :
吾輩は名無しである:01/12/16 05:48
酸っぱいだーワールドを読んだ奴は誰もいないのか?
177 :
先生です。:01/12/17 03:10
>176
正直近くの本屋に置いてない。
178 :
吾輩は名無しである:01/12/18 03:48
クモや虫が巨大化して人類を支配する話。
だれかとの合作の予定が一人でかいたとかなんとか。
前半部で地理的に?な矛盾があった。少し萎えた。
後半は未来的学習マシーンなたいなのがでてきて萌える展開!
しかし、主人公はかなりの女好きと思われ。
179 :
吾輩は名無しである:01/12/18 17:06
まだ、前半しか読んでないけど、砂漠地帯に家族で住んでいて、
気球クモが空から偵察に来るのを恐れてる。
人の気配がわかると襲ってくるから、大人は気配を消して、
子供は麻薬で眠らせるなんてのもある。
主人公の少年はクモや虫たちの意識を読み取る能力が
育ってきてるので、これからはその能力を使って、
これからクモの世界に乗り込んでいくようだね。
……そうか、「未来的学習マシーン」というのも
これから出てくることになるのか。ふむふむ。
180 :
吾輩は名無しである:01/12/18 17:12
だから取り敢えず「土管」に住めって。
この不景気な時節柄にも合ってるって。
181 :
吾輩は名無しである:01/12/18 17:34
生活保護もらって、ポッターでも書け。
182 :
吾輩は名無しである:01/12/18 17:38
その前に以前の婚姻関係、判決取ってでも清算しとけよ。
「小説のために」を再読したけど、やっぱり面白かった。
ぜんぜん学術的でないところがイイ。
184 :
吾輩は名無しである:01/12/28 23:38
あげてみよう。どうなるかな!?ドキドキ
185 :
吾輩は名無しである:01/12/31 15:22
ウィルソンは分かりやすいのがいいな。
186 :
吾輩は名無しである:01/12/31 15:56
187 :
吾輩は名無しである:02/01/01 07:25
あげましておめでとう
188 :
吾輩は名無しである:02/01/11 02:12
スパイダー!!!
189 :
吾輩は名無しである:02/01/12 20:12
ああ、うれしいよ!
コリンウィルソン面白いからって人に勧めても、文学好きの人からは
「え?あのヤバそうな本の人?」
「○○君って、ハズレモノ(アウトサイダー)になりたいんだ〜」
教授からは
「ああ、ああいう連中は鼻で笑うに限るよ」
とか言われて%&$^*#な感じだったんですが、
ネットを放浪した挙句2chでこんなスレ見つけるとは。
わかりやすくておもしろい。
神田の古本屋でアウトサイダーを買って読んだ時の興奮といったら!
190 :
吾輩は名無しである:02/01/12 20:59
表面的には「鼻で笑い」つつも
ついつい熱心に読み込んでしまうってのが
コリン・ウィルソンの美味しい味わい方じゃないでしょうか(笑)
>189
ウィルソンってやばいかな?
読んでるとそんなにオカルト的でもない気がするんだが・・・
全部人間精神に起因することしか言ってないような気がするんだが・・・
>>191 もちろん僕は全然やばいとは思いません。
むしろ労働者なりの率直さとより高いものを求める青年の健康な向上心(?)
みたいのがあって、そこらの文芸評論家などの自己満足的仕事を遥かに
凌駕しているのでは。
というか僕がドストエフスキーにはまったのは、完全にこの人のおかげでした。
中学生の頃カラマゾフ読んでも意味不明だったので。
でも扱ってるテーマが多岐にわたりすぎ、スパイ小説まで書いちゃって、しかも
性だのオカルトだのタブーとされる領域に踏み込んでるから、キワモノという
評価があるのは確かかと。
真剣に人間を考えれば、どちらも避けては通れないテーマだと思うんですが・・・。
>>190 なるほど、あんまり人にふれ回るようなもんではないかもしれませんね。
と言う事はウィルソンを敬遠する奴は読まずぎらいの偏見が大勢を
しめてんのかな?
195 :
吾輩は名無しである:02/01/13 01:36
一歩間違えばオウムと一緒。その危うさが良い。
サリン・ウィルソン
>195
そういう煽りは止めようよ・・・
正直ぐさっときたよ・・・
197 :
吾輩は名無しである:02/01/13 02:48
>>196 サリンはともかく
>一歩間違えばオウムと一緒。その危うさが良い。
は煽りじゃなくてマジレスなんだけど。コリンファンは
気を付けなくちゃ。
198 :
吾輩は名無しである:02/01/13 02:51
>197
どの辺がやばそう?
>>197 キリスト教と一緒とかにしろよな。
お前の志向が悪に向いてるだけなんだよ
ウィルソン読んだ事あんのか?
200 :
吾輩は名無しである:02/01/13 03:04
>>198 まず労働者階級のルサンチマン丸出し。アウトサイダーであることを
あまりに安易に肯定しすぎていると思う。「優れているから他人に理解
されない」は「他人に理解されないのは優れているからだ」に容易に
変わりうる。オウムも迫害されればされるほど「迫害されるのは
自分達が優れているからだ」と思い込んでいったんじゃないかな?
この両者がオカルトに惹かれるのはルサンチマンに根ざしたもの
だと思う。ちょっとその辺りは考えがまとまってないけど。
あ、コリンに批判的なこと言ってるけど俺もコリン好きだよ。
あくまでも”一歩間違えば”オウムと一緒だからね。その一歩
には千里の径庭がある。
>200
最後は俺も好きだよ・・・でサリン・ウィルソンかよ。
頭いかれてんじゃねーか?
てめーが一番やべーよ。
202 :
吾輩は名無しである:02/01/13 03:09
>>201 こっちがちゃんと理由を挙げているのに下らん煽りしかしれられない
厨房は引っ込んでろ。まともな反論ができるようになってから出直して来い。
いや、まともな反論どうこうで誤魔化すなよな。
そんなこと言ってねーんだよ。
なんでお前はサリン・ウィルソンから入るんだよ。
200みたいな論から入れよな。
204 :
吾輩は名無しである:02/01/13 03:16
>>203 2ちゃんでそんなことにいつまでも拘ってんじゃねーよ。
煽りは2ちゃんの挨拶だ。いやなら来るな。つーかお前の書き込みも
充分乱暴なもんだろうが。
で結局まともな反論はできないんだろ!?誤魔化すなよププ
>204
でた殺し文句。
反論も何も俺もその通りだと思うが、サリンから入るのはどうかと思うよ
一応文学板なんだからさ・・・
昔俺もそんな入りかたしてたら文学板の住民に最低限の礼儀は守れって
こっぴどく怒られたよ。
もういいけど、俺もウィルソン好きだからさつい切れたわけよ。
206 :
吾輩は名無しである:02/01/13 03:27
>>205 なら煽りは放置しろ。煽り煽られることを楽しむか、もしくは
煽りは完全無視するか。煽りにいちいちマジで反応していたんじゃ
身が持たないぞ。
あとさルサンチマンは弱者の意識かもしれんけど、それを噴出させて
価値観を逆転させようとする段階で強者の論理だと思うんだよね。
少し解釈が違うような気がするね。
オウムなんかは文字どうり弱者的怨念を怨念として世間にぶつけてる
わけよ、ウィルソンのはそういうのとは違って、ルサンチマンに
陥らず強者、もしくは正常者の意識に転換させて健康的に生きていこう
というのが本筋じゃないの?どう。
なんかちょっと解釈がずれてるような気がするよ。
そうだろ?
ニーチェのルサンチマンは中央集権的な権力機構に対して、貧乏人が
怨念を噴出させて世界的にキリスト教というものを広めたわけよ。
権力に対して宗教を布教して権力に対しての倫理観として対立図式
以上のものを達成して価値観を転換させたわけよ。
その時点でルサンチマンの達成であり、怨念は消えるよね。
君の否定したいものは達成されないルサンチマンであり、燻ったまま
の怨念なわけだ。
でもウィルソンは作家として評論家としてこれ以上ない達成をしている
わけだ。ということは君のウィルソンに対する批判はウィルソン自体
に向けるのは筋違いで、ルサンチマンを感じる読者側に問題点が
あるんだよ。
そう思うんだが・・・
209 :
吾輩は名無しである:02/01/13 03:55
>>208 なんていうかお前は俺の書き込みが全然読めていない。
それに『アウトサイダー』を書いたときはまだ何も達成して
いなかっただろ。
とりあえずドストエフスキーの『罪と罰』を読んで出直してきて欲しい。
あともっと読解力をつけて。他人を批判するんなら他人の主張を
ちゃんと読み取れるようにしよう。
210 :
吾輩は名無しである:02/01/13 03:58
あ、あと竹田青嗣でも読んだの?一知半解の知識をひけらかさない方が良いよ。
違うなー、なんか違う。
ルサンチマンを感じる読者に問題点があるんじゃなくて、ルサンチマンを
感じていない健常者がウィルソンの本を読むから、ウィルソン自体に
対してでなく文章から達成されないルサンチマンを感じるんだ。
そこでその矛先がルサンチマンを達成しているにも関わらず、
ウィルソンに危険な匂いを感じるんだな。
と言う事はウィルソンを危険と言う人間はニーチェでいうと権力機構
の側でルサンチマンで価値を転換しようとしている人間達に対して
恐怖感を感じているからこそ起る感情なんだ。
逆ルサンチマンを抱いている人間のことだな。
>209
罪と罰、二回読んだが・・
まあもう喧嘩は止めようや・・・
竹田青嗣って誰?
そうだよなアウトサイダーの頃は確かに転換してないな。
214 :
吾輩は名無しである:02/01/13 04:08
>207 >208 >211のお前の書き込みが>200で俺が指摘にした
ことにピッタリ符合してることに気付いてる?
>竹田青嗣
知らないなら知らなくてもいい。
まあ一応205で同意してんだが、確認の為に考えてみた。
216 :
吾輩は名無しである:02/01/13 04:16
>>215 いやそういう意味じゃないけどね。お前の一連の書き込みは
>「優れているから他人に理解 されない」は「他人に理解
されないのは優れているからだ」に容易に変わりうる。
に当てはまると言ってるの。お前の書き込みは見事に
この移り変わりを示している。
読解力がないからよくわからんけど、
そんな事書いたっけ?
218 :
吾輩は名無しである:02/01/13 04:21
>>217 きちんと説明してもいいけど。でも明日でいい?
>>200 時に激しく荒れる板からここに来たので、195が煽りとは気づきませんでした。
僕も192で、なぜ彼が敬遠されるかといえば、オウムと似た匂いがするから、
と書こうと思って思い直したぐらいですし。2CHぐらいでしか認めたくない事ですが。
バカな例えで恐縮ですが、スターウォーズのフォースみたいなもんでは?
フォースのよい面を見ればジェダイの騎士となり、暗黒面を見るとダースベイダーに
なると。オウムは教祖が暗黒面ばかり見ていたからあんな悲劇になったわけで。
だからオカルトに惹かれる=即、悪というかルサンチマンと決め付けるのはどうかと。
コリン・ウィルソンが東洋的・秘教的悟りのような概念とそれの延長としてのオカルトに
惹き付けられるのは別に間違いではないと思うのですが。
>「優れているから他人に理解されない」は「他人に理解されないのは優れているからだ」
>に容易に変わりうる。
これは実際コリンがそう言ってると思います。どちらも正しいと。
社会的には非常に危険な話ですが。真実が安全なものとは限りませんし(w
他人に理解されない時点で、「ある意味」その人は優れているんだと思いますよ。
この「優れている」ってのは、通常の意味ではないですが。
その人物が、その理解されない事に耐えられず、実生活では単なる変態野郎か
狂人あるいはテロリストに成り下がったとしても。
なんかこう書くと俺キチガイ&コリン教信者みたいですね。お好きに叩いてください。
>218
うん、暇な時でいいから頼むよ。
221 :
吾輩は名無しである:02/01/13 04:26
>>220 名前欄空白の人、219とは別人だよね!?俺はお前は
意見は大分違うけど真面目にレス返すからそれなりには
認めてるんだ。でも219は怖いんだけど・・・。
なるほどよくわかった。
もう説明いいよ・・
というかサリンに切れただけなんだよ。
>221
別人だけど、俺が無理に肯定しようとしてるのがわかったからもういいよ
225 :
吾輩は名無しである:02/01/13 04:32
>>223 わかった。説明しようとすると長文になって疲れるから俺ももう良いや。
>>224 主張してる内容もアレだけど、なんとなく文体が電波っぽい。
226 :
吾輩は名無しである:02/01/14 04:35
ワケ ワカ ラン ワケ デモ ナイ♪
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ (⌒)(⌒)
( ・∀・) ( ・∀・) ( ・∀・) ( ・∀) (∀・ ) 彡│ || |
⊂ ⊂ ) ( U つ ⊂__へ つ ( ○ つ ⊂ ○ ) (∧_∧⊃
< < < ) ) ) (_)| \\ \ / // ( ・∀・)
(_(_) (__)_) 彡(__) (_(__) (_(_) ∪
227 :
吾輩は名無しである:02/01/14 06:13
「人間は絵画よりも音楽に似ている」
人間はプロセスであってものではない。
悪は根本的に愚鈍。生の価値に対する誤解である。
なんて感じの言葉があったな。
鋭い悪がないって言い切られると、なんかいいよね。
228 :
吾輩は名無しである:02/01/14 06:15
229 :
吾輩は名無しである:02/01/14 12:58
230 :
吾輩は名無しである:02/01/16 20:52
>>183 『小説のために』は私も好きな作品です。中でも面白かったのは、
ルソーの『新エロイーズ』やリチャードソンの『パミラ』が
当時の女性たちを熱狂の渦の中へと導いていった、という
ところでしたね。現在でいうハーレクイン・ロマンスみたいな
ものが当時の人々の想像力を飛躍的に高めたらしい。
この考えは妙に納得してしまった。
agetoko
233 :
名無しさん:02/02/07 20:55
なによ....もっと語ろうではないの.....
234 :
吾輩は名無しである:02/02/11 01:42
スパイダー・ワールドの第2巻「神秘のデルタ」読んでいる。
めちゃんこ面白いよ。
こんな面白いのは「スペース・ヴァンパイア」以来じゃなかろうか。
ただ訳がちょっと・・
「常時緊張し、警戒している人間的な意識は、いまや離れたところにあり・・」ハア?
バクダン虫 キター━━━━(゚Д゚;)━━━━
イカキノコ キター━━━━(゚Д゚;)━━━━
235 :
吾輩は名無しである:02/03/06 11:30
age
236 :
吾輩は名無しである:02/03/11 16:35
おれも『神秘のデルタ』を読んでる。
確かに思っていたより面白い。
「大いなるデルタ」のあたりは筒井康隆の『メタモルフォセス群島』
を連想させるね。
237 :
吾輩は名無しである:02/03/16 01:41
『メタモルフォセス群島』か・・
なつかしい。
ソレハ言える。・・
カエル男・・・キター━━━━(゚Д゚;)━━━━
238 :
吾輩は名無しである:02/03/16 01:45
「めちゃんこ」ってひさしぶりに聞いた。
そろそろウィルソンの文学・哲学関係の批評が読みたいんだけど・・・
最近仕事してはんの?
240 :
吾輩は名無しである:02/03/20 18:15
ネタバレかもしれないけど、
『スパイダー』の設定として問題あるのは、
<死神>って訳されている武器。
ちょっと凄すぎだね。
241 :
吾輩は名無しである:02/03/30 22:24
age
242 :
吾輩は名無しである:
age