933 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 21:10:18
>>891 改訂不可w
ドンキ、そんな上位なのかよw
岩波のゴリオ爺さんの上巻がない…
935 :
吾輩は名無しである:2009/04/20(月) 10:50:59
図書館におかれるまで待つ
既にある他の出版社の全集(昭和年間に出版)の代用品で、しばしの辛抱
936 :
吾輩は名無しである:2009/04/20(月) 17:49:49
ディケンズの長編はエンタメとしてレベルが高い
シドニー・シェルダンが後継者だと思う
赤と黒とコパフィールドとゴリオ読んだ
前二つは凄いよかったけど爺さんはつまんね
自分はコパフィールドの方がゴリオ爺さんよりつまんなかった
ご都合主義、勧善懲悪が過ぎると感じたな
赤と黒はすごくいいと思う
937だがコパフィールドも二都物語も大好きだ
子供の頃に読書してた気持ちを思い出すというか何か懐かしくなる
勧善懲悪やオーバーなキャラ立てが鼻につく人がいるのは分かる
『二都物語』ってbad endなんだよね (´・ω・`)
赤と黒BOOK・OFFで購入
しばらく電車通学で退屈しなそう
942 :
吾輩は名無しである:2009/06/11(木) 21:11:52
>>940
そうだよ。あれってあまりいい最後を迎えていないんだよ。結局身代わりの人が
処刑されてしまうってことで終わっている。
>>938
「赤と黒」って不倫みたいな内容だけども、「パルムの僧院」のほうが終わり方は
いいと思うけどな。最後の部分がドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」みたい。
943 :
吾輩は名無しである:2009/06/12(金) 22:10:36
バルザックの「従妹ベット」ってすげえ面白れえ。こんな笑える小説なんて始めて
読んだよ。バルザックでも「谷間のゆり」って、どちらかというと難解な部類に
入っていて、面白みというのは少ないけども、「従妹ベット」は面白すぎる。
944 :
吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 11:25:54
誰の訳で読んだ?
参考にするから教えてくれたまえ
945 :
吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 11:39:21
福田カス也に「読め」とか言われた本なんて読みたくない。
946 :
吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 11:54:20
誰がなんと言っていようがバルザックは読め
947 :
吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 12:05:33
「パルム」の塔からのファブリスの逃走とか、「赤と黒」の銃撃に
至るまでの数ページとか、ああいう動きのあるシーンの上手さには
感心するばかり
映画の無い時代だからこそ、かえって語りのテクニックは磨かれたのかしらん
948 :
吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 14:09:24
スタンダールは、トルストイとかと違って描写能力は皆無に近い。
でもそこがいいところかもしれない。
バルザック「ウジェニー・グランデ」って、ドストエフスキーが
翻訳したってくらいだから、その原点かもしれない。
>>943 だいたいすべておもしろいよ。夜の明けるのを忘れるぐらい。
ま、そんな中で、谷間の百合は今ひとつだったな。
>>943 読みたくなってきた。岩波復刊してくれないかな
谷間の百合も良いよ
先入観が邪魔してるんだよきっと
>>951 読み始めたんだけど、段落が少ない・・・・毎朝電車で移動中に読むのに難
『谷間のゆり』は講談社文庫の高山訳がいい
954 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 00:15:03
昔の新潮の訳も素晴らしいよ。小西さんだっけな
955 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 08:03:48
「赤と黒」よりも「パルムの僧院」のほうが面白いじゃないか
ナポレオンのワーテルローに観戦にいったり、虜囚の身から
逃亡したりと、内容が面白い。
956 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 16:53:22
スタンダールもバルザックもいわゆるゴシップ小説作家だよね。
くだらないけど超おもしろいというやつ。作家自身の教養はすごいけどね。
バルザックが考えたヴォートランという怪盗はルパンとか怪人二十面相のモデルかな。
957 :
吾輩は名無しである:2009/08/10(月) 22:08:04
フランソワ・ヴィドックが実在した時代だからな
958 :
吾輩は名無しである:2009/08/15(土) 08:13:22
パルムは新潮の訳でいい?
959 :
吾輩は名無しである:2009/08/16(日) 17:19:35
バルザックは面白いけどディケンズは本当つまらん
960 :
吾輩は名無しである:2009/08/16(日) 17:28:06
バルザックは社会の矛盾への皮肉と風刺に満ちていて、悲惨な状況にも諧謔味がある。
それはゾラやユゴーと並んで20世紀にウェルフェア・ソサエティを作り出す原動になった。
ディケンズは無理クリのお涙頂戴でしかない。
19世紀はフランス文学とロシア文学にかなうものなし。
961 :
吾輩は名無しである:2009/08/16(日) 17:34:01
ドストエフスキーはバルザックを翻訳し、罪と罰の主人公ラスコーリニコフは
ペール・ゴリオ(ゴリオ爺さんとゆう邦訳は最悪)のラスティニャックを意識したという。
チェーホフはモーパッサンと比較される。しかもチェーホフのほうがフランス的!
962 :
吾輩は名無しである:2009/08/16(日) 17:40:17
19世紀を代表するアングロサクソン文学はディケンズとヘンリー・ジェームスだけど
2人とも大陸ヨーロッパを舞台に使わなければ文学できなかった。
アングロサクソン文学が本物になたのはフォークナーがヨーロッパへの憧れから抜け出し、
アメリカ大陸土着の文学を本気になって書き始めてからだ。
963 :
吾輩は名無しである:2009/08/16(日) 17:46:40
ロシアの文豪プーシキンのスペードの女王をフランス人天才振付師ローラン・プティが振付して
ロシアのボリショイバレエが演じるの。
群舞のときの一糸乱れぬバレリーナたちの長い手足の美しいことといったら!
964 :
吾輩は名無しである:2009/08/16(日) 17:55:34
南米文学がグローバルになったのはフランス文学への憧れのあったマルケスが
フランスへの憧れを脱して南米土着に根差した文学をやるようになったから。
フォークナーもマルケスも土着に徹したことがグローバルな共感を呼んだという矛盾。
2人ともノーベル賞作家でかつベストセラー作家。
『アンリ・ブリュラールの生涯』に関して、ポール・ブールジェは
「スタンダールを好きな者なら夢中になり、嫌いな者なら唾棄するはず」
と書いているんだよ。スタンダール好きなはずなんだけどなあ・・・
スタンダール(・∀・)イイ!!
967 :
吾輩は名無しである:2009/09/20(日) 18:03:21
・ディケンズの親父が破産した時に債務者監獄に家族で(ディケンズ自身は除く)入ったと
いわれているが、個人の債務で家族も連帯責任(or強制的相続)になるのか?
それとも単に親父だけ強制であとは住むとこが無いから入っただけ?
・靴工場に奉公に出されたのは親の借金のカタ?(強制的相続や世襲債務奴隷は当時あったのか)
それとも単に生活費のため?
968 :
吾輩は名無しである:2009/09/22(火) 15:06:05
age
969 :
吾輩は名無しである:2009/09/22(火) 21:40:38
>>922 というか、そんな描写巨匠には不要なの
精神世界が満ち足りてるからそれでいいの
パルム読了。
上巻は面白かったけど、下巻は色恋沙汰ばっかりで疲れてしまった。
クレリアは毎晩バックで犯されるのが好きな
昼は淑女で夜は娼婦でしたね。
971 :
吾輩は名無しである:2009/09/30(水) 11:41:21
ドストとバルザックが最強ってことでいい?
972 :
吾輩は名無しである:2009/10/03(土) 03:15:22
ゴリオ爺さんって読んでて偽善者なのかバカ正直なのか
全然性格がわからなかったな
973 :
吾輩は名無しである:2009/10/17(土) 14:15:25
バルザックをみんなもっと読んでくれ。この作家の実力を知らなさすぎる。
974 :
吾輩は名無しである:2009/11/19(木) 20:44:06
がんばって2を建てようぜ。あと20スレ!
パルムの僧院で最後 モスカ伯爵だけ生き残ったのがワロタ。
975 :
吾輩は名無しである:2009/11/19(木) 20:45:44
歴史のさっぱりわからない中卒の土方でも、二都物語って読めるかな。
底辺が読んでも意味ない なんて言わないで。
976 :
吾輩は名無しである:2009/11/19(木) 20:47:46
977 :
吾輩は名無しである:2009/11/19(木) 20:55:58
ディケンズなら「二都物語」より
「大いなる遺産」のほうが好きだ。
978 :
吾輩は名無しである:2009/11/19(木) 22:32:44
979 :
吾輩は名無しである:2009/11/20(金) 21:20:56
ディケンズの「大いなる遺産」の上巻の真ん中あたりだったと思うけど
ピップが、お屋敷へ行くシーンがあって
そこで何か、幻のようなものを見るシーンがあったと思うんだけど
あれって、結局何なのですか。
980 :
吾輩は名無しである:2009/11/21(土) 11:02:24
読書百遍、意おのずから通ず。
981 :
吾輩は名無しである:
2はいらないだろう
個別スレを盛り上げてよ