1 :
吾輩は名無しである :02/06/03 01:23
当時は人畜無害の天然系と周囲から思われていた大詩人。 死後その名声は高まるばかりだが、やっぱりどっか変。 彼が心血を注いで作り上げた難解な「ブレイク神学」は 実のところ単なる妄想でしかないように思え、 はっきりいってつまらない。 しかし、彼の詩は素晴らしい! 現代の反体制ロックにも通じる「怒り」に満ちたポエジアは 暗誦する価値のある数少ない英語のテキストの一つだ。 どなたかお好きな人はいませんか?
2 :
吾輩は名無しである :02/06/03 01:25
ヤタ!朕が2げっとだ!!お前等朕にひれ伏・・・・・・・(あれ?)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.;":.;":.;": /珍\
.;":.;": プシャァァァァ (´∀` ) ;":.;":.
o())o__てO二 ̄ ̄~) ||--==≡≡≡==--||
/ /||(二ニ) (__). || ||
γ ⌒ /|V||彡Vミ/⌒_ノ二二ノl0ドルルル || ||
l| (◎).|l |((||((゚ )(⌒)/||三三・) | || (´⌒(´ || ||
__ ゝ__ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ゝ__ノ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ || ||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;; ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>3 へ なぜ朕のバイクが前を?
>>4 へ もしかして首がとれてますか?
>>5 へ 接着剤ありませんか?
>>6 へ このまま死ぬのですか?
>>7 へ 一足先に逝ってるよ
>>8 へ 生まれ変わっても一緒だよ
>>9 へ 周りが暗くなってきた
>>10 へ 誰かが呼んでるみたいだ
>>11 以降 みんな今までありがとう。さようなら
3 :
吾輩は名無しである :02/06/03 01:30
ブレイクというとドアーズを思い出すな。
Dead Man も思い出す。
タンジェリンドリームやELPも思い出す。
6 :
吾輩は名無しである :02/06/03 02:36
7 :
これしか知りません :02/06/03 03:43
Tiger! Tiger! burning bright, In the forests of the night, What immortal hand or eye Could frame thy fearful symmetry? In what distant deeps or skies Burnt the fire of thine eyes? On what wings dare he aspire? What the hand dare sieze the fire? And what shoulder, and what art, Could twist the sinews of thy heart? And when thy heart began to beat, What dread hand? and what dread feet? What the hammer? what the chain? In what furnace was thy brain? What the anvil? what dread grasp Dare its deadly terrors clasp? When the stars threw down their spears, And water'd heaven with their tears, Did he smile his work to see? Did he who made the Lamb make thee? Tiger! Tiger! burning bright In the forests of the night, What immortal hand or eye Dare frame thy fearful symmetry?
8 :
吾輩は名無しである :02/06/03 05:16
誰の小説だか誰の曲だかさっぱり思い出せんが、 この人の詩の一節を引用してあるところが印象的だった。 スレ見たらそれだけ思い出して、むちゃくちゃ気持ち悪い。
9 :
吾輩は名無しである :02/06/03 20:55
トマス・ハリスの「レッド・ドラゴン」(レクター博士初登場!)の 題名は、ブレイクの同名の版画からとられている。
10 :
吾輩は名無しである :02/06/03 20:57
SF作家アルフレッド・ベスターの
ヒューゴー賞受賞作「虎よ!虎よ!」の題は
もちろん
>>7 の"Tyger! Tyger!"から
引用されている。
どうして無視なんですか?
12 :
うるわしの名無し :02/06/04 19:25
>>2 下らん! つまらん!
今宵は誰が類型的な書きこみに応えよう?
汝自身の血と脳と内臓を抑制されよ。
13 :
吾輩は名無しである :02/06/04 19:37
私は寿岳文章訳の『神曲』でブレイクの絵と詩が引用されているのを読んだっけなあ。 寿岳文章の岩波文庫版ブレイク詩集(復刊版)も持ってるけど積ん読。
14 :
吾輩は名無しである :02/06/04 22:26
結局モーホーは嫌い
15 :
吾輩は名無しである :02/06/05 11:05
>>13 「おおバラよ、おまえは病んでいる!」っていう詩でしょ?
寿岳氏の「神曲」は私も読んだけど、ダンテよりもむしろ
ブレイクに対する氏の愛がひしひしと伝わってくる怪訳であった。
16 :
吾輩は名無しである :02/06/05 11:09
ブレイク夫人のコメント: 「私は夫とはあまり一緒にはおりませんの。 だってあの人はいつもパラダイスにいるんですもの」 ブレイクは常に「自分の世界」に浸りきっていた、ということであろう なんと幸福な詩人ではないか!
17 :
吾輩は名無しである :02/06/05 11:35
>>13 寿岳訳では「おお薔薇よ なんぢは病めり」と文語・雅語だったよ。
地獄篇は薔薇、煉獄篇では向日葵、天国篇では百合の花の詩で、装丁もこれに
合わせてそれぞれ赤・黄・白の表紙になっている。
ブレイクの神曲挿絵に付された解説でもブレイク神学にそって講釈していたのを読んで、
おいおいダンテの原典からおもいっきり脱線してるんじゃないかと感じたな。
翻訳も、寿岳訳神曲は「時じく」「見まく欲りする」「礼(ゐや)なき」など上代・中世の
厳めしい語彙がふんだんに用いられて、神曲の口語訳の中でもひときわ格調高いものに
なってるけど、向井敏の批判にあるように「口語訳でありながら文語のリズムに
なっている、これでは最初から文語で統一した方がよかった」というのに同意。
18 :
吾輩は名無しである :02/06/05 11:37
いやあ、久しぶりに1990年のブレイク展のカタログ 出してきて眺めた。 英語圏ですら学者か収集家のみに知られる有限な存在だって…。 「幽玄」の誤植かな? 不可解な神秘、否、割り切って言うなら一人の狂人にすぎない。 彫版師を生涯の職業とした。 いやあ、やっぱきれいだよ、この絵! ロマン主義だねえ。 神秘、
20 :
吾輩は名無しである :
02/06/05 23:29 ブレイクの死に際して、ワーズワースは語った。 「この気の毒な人物はたぶん狂っていた。 しかし、彼の狂気にはバイロン卿や ウォルター・スコットなんぞの正気よりも はるかに私の心を惹くものがあった」 ブレイクもまたヘルダーリンのような 「偉大なる狂人」とも言えるのかもしれない。