カラーレーザープリンタなんて5万や10万もすると思っていたのですが、いまや、2万円以下で買えるようになりました。長年、モノクロのレーザープリンタを使用していたのですが、そろそろカラーもいいかなとカラーレーザープリンタを購入しました。
2万円以下でも複数の商品があり、価格比較サイトをみるとNEC、沖電気、リコーの製品があります。それぞれ一長一短があって比較検討して、耐久性のありそうな沖電気のC3400nを買いました。しかし、これにはメモリが32Mbyteしか載っていません。モノクロでも34Mbyte載せていたのに、それでは少ない。まぁ、メモリは別に買えばいいですしね。
現在売られているレーザープリンタの多くはパソコンに使われているメモリが追加できます。以前のプリンタも32MbyteのSIMMを取りつけていました。購入したプリンタも同じようにパソコン用のメモリが使えると思ったら・・・。
市販の汎用品であるPC133のSODIMMをプリンタに装着してみるも、ぴったり収まるのにメモリ自体を認識しない。チップが256Mbitだから?とおもい128Mbitのメモリを取りつけるも認識しない。64Mbitの製品も認識しなかった。そもそもプリンタの基板上のメモリチップは256Mbitだ。
次に、SPDプロテクト?と思い、SPDのデータ取り用に純正メモリを入手。しかし、パソコンに装着するとパソコンが起動しない。純正メモリの基板をみるとSPD用のEEPROMが見当たらない。もしやと思い、汎用メモリのSPDを物理的に取り外してプリンタに装着するも認識しない。しかし、PCにつけると認識する・・・。ん~
ここでようやくわかりました。形状はSODIMMでも信号配列はおそらく独自仕様だと・・・。おとなしく、純正メモリをプリンタに装着しました。
ちなみに純正メモリのお値段は驚愕。64Mbyteで約6400円。古い仕様のメモリであるから価格容量比で現行のDDR3やDDR2と大きく違うのはいいだろう。同じ金額で100倍の容量のメモリが買えますしね。でも、同じチップを4倍載せている256Mbyteのメモリがバルクなら新品で2000円以下で買えるのになんというぼったくり。純正の256Mbyteに至っては25000円程度。。。だから最初は純正メモリなんて眼中になかったのにぃ。
あぁ。メモリの面では失敗したお買いものでした。本体そのものはいい商品なんですがねぇ・・・。