1 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :
03/05/21 17:29 ID:1cwwm0tE
2 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/05/21 17:29 ID:1cwwm0tE
3 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/05/21 17:29 ID:1cwwm0tE
Part2の復旧の見込みがよくわからんので立てますタ。
6 :
ミニオン使い :03/05/21 23:29 ID:rO9rljXV
いやあ、びっくりしましたねー、でも、だれも書かないの?
7 :
名無しでGO! :03/05/21 23:31 ID:yTj23/4u
「蒸気機関車3年スレ」「C62スレ」立てられる人お願いします。
8 :
名無しでGO! :03/05/22 00:40 ID:Eh71L2qZ
>>7 過去スレも消滅してしまって探し出せず、過去ログリンク等の提示が出来ません。
今どうしようか迷っているんですよ。
誰かその辺り詳しい方いたら、立ててもらって結構ですけど・・。
9 :
名無しでGO! :03/05/22 00:50 ID:dotRFgX0
「蒸気機関車最後の3年を語るスレ 1−2」 蒸気機関車が1000両を割り込み、ダイヤ改正の度に ハラハラドキドキしたあの頃。 皆、本当に真剣に鉄ちゃんしてたよね。 古い話だとキリがないので、昭和47年くらいからって事で。 C62重連ニセコがなくなったのが46・10 布原、大畑が47・3 播但、羽越が47・10 このあたりからかな。 どなたかおながいします。さっきか試してますが、拒否されてしまいます。
12 :
名無しでGO! :03/05/22 01:10 ID:dotRFgX0
14 :
9 :03/05/22 01:16 ID:dotRFgX0
>>10 ありがとうございました。オールドファン一同で保守に努めます。
>>13 さすが!!ありがとう。
>> ID:dotRFgX0さん
いえいえ、私だって現役時代を知っているトシですから。
一日に二つも立てるのは無理なので、
>>12 は勘弁してください。
16 :
dotRFgX0 :03/05/22 01:36 ID:dotRFgX0
D ┏┓∴∴∴∵∴∵//////////////// ┏━━━━┓ / ┷┻╋━━┯┻┻┯━┯━━┯┻┻┯━╋┳┯┳┳┛ ┃ 999 ┃ .│ │ │ ┏━┓│ ┃┗┷┫┃┏━━━━━━┓ ┃ / ╋━━┻━━┻━┻━━┛ ┗┓ ┃ ┃┃┃ . ┗━┓ ┃ /| o╋/ ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\┫ .┣┫┃ . ┃ ┣╋┻━│ ◎ ├┤ .◎ ├┤ ◎ ├┤ ◎ │┳━┫ ┻╋┳━┳━━┳━┳┻ ┛─◎─ \_/ \_/ \_/ .\_/ ┗◎┛ ┗◎─◎━━◎─◎┛ ミカド . ┬┐┏┓∴∴∴∵∴∵//////////////// ┏━━━━┓ /┷┷┻╋━━┯┻┻┯━┯━━┯┻┻┯━╋┳┯┳┳┛ ┃ 999 ┃ .│ │ │ ┏━┓│ ┃┗┷┫┃┏━━━━━━┓ ┃ /━╋━━┻━━┻━┻━━┛ ┗┓ ┃ ┃┃┃ . ┗━┓ ┃ /| .○╋┯ / ̄\ / ̄\ / ̄\ ┗━┫ .┣┫┃ . ┃ ┣╋┻━╋┛│ ◎ ├┤ ◎ ├┤ ◎ │ /━┻┳━┫┻╋┳━┳━━┳━┳┻ ┛◎──◎┛ \_/ . \_/ \_/ ┗◎──◎┛ ┗◎─◎━━◎─◎┛ ハドソン
D ┏┓ ┏━━━━┓ ┏━━━━┓ / ┷┻╋━━┯┻┻┯━┯━┻┯┻┻┯━╋┳┯┳┳┛ ┃ .┃ .│ │ │ ┏━┓│ ┃┗┷┫┃┏━━━━━━━┓ ┃ / ╋━━┻━━┻━┻━━┛ ┗┓ ┃ ┃┃┃ ┗┓ ┃ /| o╋/ ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\┫ .┣┫┃ . ┃ ┣╋┻━│ ◎ ├┤ .◎ ├┤ ◎ ├┤ ◎ │┳━┫ ┻╋┳━┳━━┳━┳┻ ┛─◎─ \_/ \_/ \_/ .\_/ ┗◎┛ ┗◎─◎━━◎─◎┛ 標準型 D┏━━┓ ┏━━━━┓ ┏━━━━━━┓ / ┷┻┳┻━┯┻┻┯━┯━┻┯┻┻┯━╋┳┯┳┳━━┛ ┃ .┃ .│ │ │ ┏━┓│ ┃┗┷┫┃┏━━━━━┓┏┓ ┃ / ╋━━┻━━┻━┻━━┛ ┗┓ ┃ ┃┃┃ .┗┻┻┓ ┃ /| o╋/ ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\┫ .┣┫┃ . ┃ ┣╋┻━│ ◎ ├┤ .◎ ├┤ ◎ ├┤ ◎ │┳━┫ ┻╋┳━┳━━┳━┳┻ ┛─◎─ \_/ \_/ \_/ .\_/ ┗◎┛ ┗◎─◎━━◎─◎┛ 集煙装置、キャブ屋根延長、重油併燃
┏┓ ┏━━━━┓ ┏━━━━┓ ┏┷┻╋━━┯┻┻┯━┯━┻┯┻┻┯━╋┳┯┳┳┛ ┃== ┃ .│ │ │ ┏━┓│ ┃┗┷┫┃ .┏━━━━━━┓ ┃==/╋━━┻━━┻━┻━━┛ ┗┓ ┃ ┃┃┏┻━━━━━━┻┓ ┃=/| o╋/ ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\┫ .┣┫┃ ┃ ┣╋┻━│ ◎ ├┤ .◎ ├┤ ◎ ├┤ ◎ │┳━┫ ┻╋┳━┳━━┳━┳┻ ┛─◎─ \_/ \_/ \_/ .\_/ ┗◎┛ ┗◎─◎━━◎─◎┛ 戦時型
D ┏┳━━━━━━━━━━━━┓ ┏━━━━┓ / ┷┻╋━━┯┻┻┯━┯━━┯┻┻┯━╋┳┯┳┳┛ ┃ .┃ .│ │ │ ┏━┓│ ┃┗┷┫┃┏━━━━━━┓ ┃ / ╋━━┻━━┻━┻━━┛ ┗┓ ┃ ┃┃┃ . ┗━┓ ┃ /| o╋/ ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\┫ .┣┫┃ . ┃ ┣╋┻━│ ◎ ├┤ .◎ ├┤ ◎ ├┤ ◎ │┳━┫ ┻╋┳━┳━━┳━┳┻ ┛─◎─ \_/ \_/ \_/ .\_/ ┗◎┛ ┗◎─◎━━◎─◎┛ なめくじ D ┏┳━━━━━━━━━━━━━━━┏━━━━┓ / ┷┻╋━━┯┻┻┯━┯━━┯┻┻┯━╋┳┯┳┳┛ ┃ . ┃ .│ │ │ D5123│ ┃┗┷┫┃┏━━━━━━┓ ┃ / ╋━━┻━━┻━┻━━┛ ┗┓ ┃ ┃┃┃ . ┗━┓ ┃ /| o╋/ ̄\ / ̄\ / ̄\ / ̄\┫ .┣┫┃ . ┃ ┣╋┻━│ ◎ ├┤ .◎ ├┤ ◎ ├┤ ◎ │┳━┫ ┻╋┳━┳━━┳━┳┻ ┛─◎─ \_/ \_/ \_/ .\_/ ┗◎┛ ┗◎─◎━━◎─◎┛ スーパーなめくじ
D ┏┓ ┏━━━━┓ ┏━━━━┓ /┷━┻╋━━┯┻┻┯━┯━┻┯┻┻┯━╋┳┯┳┳┛ ┃ . ┃ .│ │ │ ┏━┓│ ┃┗┷┫┃┏━━━━━━━━┓ ┃ /━╋━━┻━━┻━┻━━┛ ┗┓ ┃ ┃┃┃ .┃ ┃ /| .○╋┯ / ̄\ / ̄\ / ̄\ ┗━┫ .┣┫┃________┃ ┣╋┻━╋┛│ ◎ ├┤ ◎ ├┤ ◎ │ /━┻┳━┫┻╋┳━┳┳━┳━┳┻ ┛◎──◎┛ \_/ . \_/ \_/ ┗◎─◎┛ ◎━◎ ◎━◎ ハドソン 船底テンダー
D ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏━━━━┓ ┏┷━┻╋━┯┻┻┯┻┻┯┻┻╋┳┯┳━┛┏━━━━━\ ┃ ┃. │ │ │ ┃┗┷┫ .┏┻━━━ \ .┃ ┃ / .━╋━┻━━┻━━┻━━┃ ┃ .┃. \┃ ┃ / ┃○┣ / ̄\ / ̄\ / ̄\ ━┫ ┃. ┃ ┣╋╋┻━╋│ ◎ ├┤ ◎ ├┤ ◎ │━┫┻╋┳━┳┳━┳┳╋ ┛ ◎┛ \_/ \_/ \_/ ┗◎━━◎━━◎┛ モーガル
23 :
名無しでGO! :03/05/22 22:55 ID:9Msy1ElT
>>17 ミカドのデフに、「999」と付いているのは何故なんだろう?
ハドソンに付いているのは、まだ何となく理解出来るが・・・。
これがネタもとでつ
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┃ 999 ┃ .│ │ │ ┏━┓│ ┃┗┷┫┃┏━━━━━━┓
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■■■
■■■
ノノ・ !・) < 私と一緒に旅立つのです
ノノノ■■
ノノノ■■■
ノノ■■■■
ノノノ ■■
■■■
■■■ ∧ _∧
■■■■
>>1 →(д` ,,)
馬力さん忙しいところ毎度済みません
>>20 スーパーなめくじワラタです
しかしミカドのキャブは開放型にしてホスィ
26 :
鈴木 光太郎 :03/05/23 03:12 ID:0kvFBnzv
馬力さん、毎回過分にお世話になります。
消滅してしまった前の話で、「センチネル ボイラー」、見つかりました。
http://homepage2.nifty.com/kotaroooo/2ch.htm 蒸気気動車に使われた例ですが。
水管ボイラーですが、水管は下段。上段は過熱管コイルです。
水管は丸めてなくて、井桁状に配置しあるようです。
水管ボイラーの外周はウォータージャットで覆ってます。
過熱管は引き抜きスチール、と説明されています。
「working pressure is 230 lb. per sq. in」と書かれています。
27 :
名無しでGO! :03/05/23 07:28 ID:8v0mM5t6
「C62のスレ」どなたか復活お願いします。
28 :
鈴木 光太郎 :03/05/23 11:12 ID:H8DL2oW/
29 :
名無しでGO! :03/05/23 11:33 ID:Ca9t8K7T
ディスカバリーちゃんねるで エゲレスのカーライルからリバプール?を走るSLを見た。 乗ってみたいな。 イギリスまで行く暇も金もないので磐越西線で我慢しまつ。
馬力氏、ログ作成ありがとうございます。
今読んでいる本ですが、ドイツから輸出された機関車のプラクティスのについて、 外側シリンダー、ラウンドトップボイラー、クサビ式軸箱調整・・・などなど ひとしきり述べた後、 "Many of these factors were most acceptable to less sophisticated administrations, and this made the German marque easy to sell abroad." ですと・・・・ 著者がイギリス人ですし全体的にドイツについてチョト辛辣な感じなんですが、 なにもそんな書き方しなくても・・・と輸入していた側の国の人間として思いますた。
32 :
名無しでGO! :03/05/23 14:39 ID:SZvpRimJ
>>31 なんというタイトルですか?
ドイツ語はできないんで、英語で書かれたドイツ機の文献は気になります。
>>32 World Steam in the Twentieth Century
E.S.Cox
Ian allan, 1968
です。
Part1 890, 912あたりにチョト書いてあります。
>>29 そういわずにひとつぜひ・・・・
アシアナ航空で\51000なんて値段のチケットも
ありますし。
36 :
名無しでGO! :03/05/23 17:14 ID:SZvpRimJ
>>34 レスどうも。結構面白そうですね。
今度買ってみよう。
>>36 もう絶版ですので、書名でぐぐってみれば
在庫のあるイギリスの古書店が引っかかると思います。
39 :
名無しでGO! :03/05/23 22:29 ID:V3jWiGu6
40 :
名無しでGO! :03/05/24 01:02 ID:H8U2lWl1
あぼーん
42 :
名無しでGO! :03/05/24 14:43 ID:KGdCNYQB
43 :
名無しでGO! :03/05/24 15:43 ID:W0nzKtCO
よかったよかった、復活されましたね。 概出とは思われますが、RMにC62 2の真相(?)が出ていましたね。 まあ、C62あんまり好きじゃないので別にいいですけど。
44 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/05/24 17:56 ID:4XdJw7WJ
45 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/05/24 21:00 ID:3H9MEWVp
買い物がてら立ち読みしてきました。 44号機が空転が起き易く、しかも収まり辛くて不評だったとは… 松謙氏には空転に強い人がコメントしたんですかねぇ。 2号機は結局はいぶる割に力が出ないという評でした。何でか32号機の記述は無く、 3号機が最も好評ということで。
46 :
名無しでGO! :03/05/24 21:02 ID:wCty+agn
>>松謙氏には空転に強い人がコメントしたんですかねぇ。 どういう意味ですか?
47 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/05/24 21:05 ID:3H9MEWVp
>>46 松謙氏の聞き取りでは44号機も32、3号機に続いて好調との評価があったからです。
48 :
46 :03/05/24 21:07 ID:wCty+agn
D ┏┓ ┏┓ ┏┓ ┏━━━━┓ /┷━┻╋━┯┻┻┯┻┻┯┻┻╋┳┯┯┳╋━━━┳ ┃ . ┃ │ /━━━━━┫┗┷┷┫┣━━━┫ ┃ / ━╋━┻━━┫. ┃ ┃┃ ┃ ┃ / ┃○┣ / ̄\ ┗━━━━━┻━━━┫┃ ┃ ┣╋╋┻━╋│ ◎ ├┤ ◎ ├┤ ◎ │━┓.╋╋━┳┳╋ ◎┛ \_/ \_/ \_/ ◎━━━◎ タンク機 D ┏┓ .┏┓ ┏┓ ┏━━━━┓ ┏┻┻━┯┻┻┯┻┻┯┻┻╋┳┯┯┳╋━━┳ ┃ │ │ ./ ━━━━┫┗┷┷┫┣━━┫ ┃/.━┳┻━━┻┫ ┃ ┃┃ ┃ .. ┃ /.┃○┣. / ̄\. ┗━━━━ ┻━━━┫┃ ┃ ┣╋╋┗━╋│ ◎ ├┤ ◎ ├┤ ◎ │ ━╋╋━┳╋ ◎┛ \_/ \_/ \_/ ┗━◎
50 :
名無しでGO! :03/05/25 11:17 ID:PJDZERQH
初歩的な質問でスマンが蒸気機関車の運行方法やメカニズムを解説 したサイトはない? 蒸気機関車で検索かけてもSL撮り鉄サイトばっかだ。 たとえば石炭の燃え殻はどうやって冷やして捨てるのとか調べられなかった。
>>50 そういうことは、むしろ本のほうがいいかもしれません。
>たとえば石炭の燃え殻はどうやって冷やして捨てるのとか調べられなかった。
灰箱に水をまいて火を消す装置がついています。
日本の場合ほとんどホッパ式ですので、そのままピットに落とします。
ちなみにピットからショベルでかたずけるのは、カナーリの重労働・・・・
>>50-51 北海道の復活蒸機はピットなど無い場所で灰落とししてますね。
倶知安(C62ではなくC11ね)では側線のATS地上子の真上でやってて吃驚。
一応鉄板で地上子をカバーしてるものの、わざわざそんな場所を選ばず、
あと数メートル前後でやればいいのに・・・・・・給水ホースの長さの
制約なのかな?
>>50 メカニズムについては日本国鉄型だけですケド
「蒸気機関車メカニズム図鑑」細川武志著 グランプリ出版(\3,000.-)をどうぞ
運行方法については「蒸気機関車」広田尚敬著 保育社カラー文庫(絶版?)の
末尾解説編(別の著者)に出発までの記述が有ったとキオーク
>45 そー云やS45.8に長万部で103レの発車撮ったトキは本務が44号機で 構内の外れ近く左にカーブ始める地点でかなり加速ついてたにもかかわらず ガラガラガラ〜〜〜〜と大空転かましてました 前補の3号機は本務の空転も意に介さずバリバリと加速 太いボイラーが視界のかなり高い位置をブーンと突き出るように進んでゆく 国内釜しか知らなければ十分に感動的なシーン(以下自粛)
>>54 の続き
あと工場長以下が前補のテンダーに乗り込んで収録した例の録音は前補44号機+本務32号機
んで現車11両で定数には若干の余裕が有ったにもかかわらず
熱郛〜上目名間の大S字カーブ手前の速度制限からリカバリーするのに合計6回の大空転
(大抵は前補が先に空転して列車の重さが全部掛かった本務が次に空転)
テナ訳で44号機の空転癖には思い当たる節が無きにしもあらず
>>52 ピットがないのでしかたないんでせうね。
あまり良いことではありませんが。
人間に例えてみると・・・w
57 :
名無しでGO! :03/05/25 23:27 ID:wvbEAQVb
58 :
名無しでGO! :03/05/26 02:22 ID:0F5spoa8
つまらん質問かもしれませんが、梅小路のC581やD511などは、 なぜ動態での保存を止めてしまったのでしょうか? C581は昔、山口線でC57と共に走ったりしてましたよね?
>>57 単式膨張のトキはシリンダー内の平均有効圧(Pm)が缶圧の85%(CP=0.85P)でイイですケド
複式膨張のトキは高圧シリンダー内の平均有効圧(PmH)を缶圧の60%(CPH=0.6P)、
低圧シリンダー内の平均有効圧(PmL)缶圧の20%(CPL=0.2P)程度に採って高低別々に計算し
最後に両シリンダーの合計引張力を算出してみてください
>>59 は洩れの当てずっぽでしたケド
森彦三「機関車工学」によると
複式膨張のトキは高圧シリンダー内の平均有効圧(PmH)を缶圧の66%(CH・P=0.66P)、
低圧シリンダー内の平均有効圧(PmL)を缶圧の25%(CL・P=0.25P)に採って高低別々に計算し
・・・となるようです
62 :
57 :03/05/26 22:27 ID:c4nbOHNP
レスどうもです。 その係数をいじるのかなとは思ってましたが、 具体的な数字がわからなくてつまってました。 あと、複式機で単式運転する場合ですが、 これも85%では大きすぎるような気がしますがどうなんでしょうか?
63 :
名無しでGO! :03/05/26 22:31 ID:jQ9ySoCU
>58 D51が動態辞めた理由は知らぬが C58はボイラーに亀裂(だったと思う)が 入り下手に動かせなくなった為と何かの本で 読んだ事がある。
64 :
名無しでGO! :03/05/26 22:49 ID:k94NrGnm
莫大な維持費がかかるので、動態保存機を絞ったと新聞で読んだことがある 日本経済がかつてのように活気を取り戻せば復帰は可能と思われ・・・ B20のごとく
65 :
名無しでGO! :03/05/26 23:43 ID:bFPVmzrG
86やC61といった構内運転機の本線運転はどうなんでしょうかね? 静態保存機叩き起こすより 金も手間も少なくて済むような気がするのはやはり気のせい?
>>65 それでも尾久単位だと、何かで読んだ機尾久が・・・・・
67 :
名無しでGO! :03/05/27 00:43 ID:puclmTxp
イギリス人と日本人の違いって、鉄道マニアが金出すか出さないか、 或いはボランティアするかしないか、なんですよね? 本気で動態保存するんだったら、やっぱ今の日本の状況では・・・・・。
69 :
名無しでGO! :03/05/27 01:22 ID:ucDO+iHB
>>67 出す出さないというか、余裕が有るか無いかの違いでは?
地価下落とはいえ、まだまだ家すらまともに持てない状況で、
あんな場所をとる金食い虫に投資できる人は少ないでしょう。
70 :
名無しでGO! :03/05/27 01:27 ID:319ALOp7
会津若松を東の梅小路にするような計画もあるやに聞きましたが、 実現性はあるのでしょうかね。
>>67 , 69
ガイシュツですが、英国は鉄道(産業革命)発祥の地であり、
また米独仏と並んで蒸機の技術において世界トップの水準にありました。
一般社会からの産業遺産に対する理解や自分たちの伝統的価値としての誇りと、
蒸機に対する親しみや思い入れというものは英国ならではのもので、
ボランティアだけでなく、結果として個々の保存活動に対して、
いろいろな形にせよ、社会から数千万〜数億のお金が出ています。
このへんが一番大きいかと。
72 :
名無しでGO! :03/05/27 07:33 ID:E7gu8z7Z
日本では、鉄道趣味=マニア=非常識 という短絡的な見方をされてしまう。時間をかけて土壌作りを固めていくのが結局早道 なのでしょうね。 悲しいことです。
>>62 複式機を単式運転するトキは、高圧シリンダーの排気を大気中に排出する一方で
低圧シリンダーにボイラーからの高圧蒸気を弁で絞って減圧して供給しますんで
高圧シリンダー内の平均有効圧(PmH)は缶圧の85%(CH・P=0.85P)、
低圧シリンダー内の平均有効圧(PmL)は缶圧の35%(CL・P=0.35P)前後じゃないでしょうか(汗)
要はシリンダーや動輪などの機械的寸法は固定ですんで平均有効圧力Pmをいじるしか有りません
あとは高圧部と低圧部の牽引力が略同等となるように係数を加減してください
(国や鉄道や設計者によって一律ではない)
そーするコトで逆にその釜のプラクティスが判って来ます(^^)v
>>72 まあ英国の場合、いくつもの好条件が重なった結果
質的にも量的にも世界でも一国だけ飛びぬけて高いレベルにあり、
その他のどの国でも(ドイツはけっこういいセンですが)比較にならないわけで・・・・
個々の理念やアプローチ、プラクティカルな面など学ぶ点は多いですが、
同じ行き方をしようするよりも、日本なりの行き方で考えないと、と思います。
75 :
名無し野運転所 :03/05/27 15:59 ID:+CvR61b2
とりあえず三笠の鉄道村でSL(そう表記してた)体験運転をやってますから、国内で済ませたい方は 市役所にでも連絡取ってください。 英国については…保存鉄に熱心すぎる余り交通機関としての鉄をおろそかにしてないか? 全く関連性は無いだろうけど、端からみててどうかなーと思う罠 トーマスkittyな息子がいるからそのうち逝ってはみたいんだけどね
あぼーん
>>75 まあ保存活動と現業のダメさ加減は関係ないでしょうが、
しばらく前の束日本中央線みたいな感じですかね・・・・
日本ではいちいち報道されてませんが、「125mph(200km/h)で脱線したけどけが人なし」とか
そんな事故が時々起きているレベルです。
前にBBCがなぜ英国の鉄道は衰退したのかという番組をラジオやっていて、
録音したんですが、経営とか財務関係の用語が難しくてイマイチ分からない(^^;
おぼろげながらも理解できたのは、BRは日本の国鉄と似たような問題を抱えていたようですね。
役所仕事で無駄遣いを繰り返したり、組合問題もあり、ディーゼルの技術はダメダメ、
欧州大陸の国々では「鉄道は赤字だが必要なもの」と割り切って公的資金で
補填しているのに対し、英政府は「自立経営が基本」との立場を変えなかったり、
貨物輸送が衰退しモータリゼーションが台頭し(これは先進国共通)・・・・・・
1963年にBeechingがやった大ナタふるいも結局赤字垂れ流し体質には
有効ではなかったようで。
78 :
山崎渉 :03/05/28 09:05 ID:ifvdxhfI
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
79 :
名無しでGO! :03/05/29 00:58 ID:XDTEkfsg
馬力氏、カム・バーック!
80 :
名無しでGO! :03/05/29 08:18 ID:cUk3HNA3
C56とかC12のドラフトは軽快ではっきりする音なんですね それに引き換えD51,C57の音は重たくやや濁りのある音 構造的なことが原因か?
81 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/05/29 09:34 ID:IE1LNxrg
>>79 ども。
>>80 暫く前にけっこうスレで話題になってましたが、一旦排気を膨張させる排気膨張室というのが
ノズルと弁の間にあって、そのお陰でD51やC55以降の機では音がボフボフした感じに
なるんです。C56やC12、8620とか9600、あと海外蒸気には設置されてませんので音が
はっきりしてます。太鼓を叩くような…というような表現をされます。でも米国機では大型故か
大砲を打ってるような音ですねw
いちおう補足ですが、ハンガリー国鉄の一部に 排気膨張のための、類似の装置がついています。
83 :
80 :03/05/29 19:20 ID:PM7L1RIi
84 :
名無しでGO! :03/05/29 20:38 ID:Z13s9m+s
j-trainでC62を讃えている。 それはいいが、C62、C61での改良点をなぜC59には及ぼさなかったのか? C60への改造時にでもすればよかったのに。
85 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/05/30 12:01 ID:15zoYybB
>>84 C59戦前型とC61を比較すると煙管の長さ、火室の形状、メカニカルストーカくらいしか差は無く、これを
C61登場後に適用するにしても戦後型C59において燃焼室付きボイラとなってるのでメカニカルストーカしか
差は無いわけですが、これも必要性ってもの考えるとどうかな、と。
C62と比べた場合も足回りが同一ですし、結局は缶の差でしかないわけで。しかも戦後型C59の缶ていうのは
歴代国鉄機で過熱度が最高に達すると考えられる代物ですから、一体何をもって改良点なのか、
よくわからんのですが。J-TRAINにはなんて書いてありましたか?
86 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/05/30 16:11 ID:15zoYybB
用事ついでに立ち読みしてきたっす。 乗務員から見たメカニカルストーカーと瞬間灰箱開閉器、動力揺り火格子ですかぁ。 なるほど。
87 :
名無しでGO! :03/05/30 18:30 ID:tBfyrkye
>>84 所詮C60は電化までの繋ぎ役、数合わせのカマということだったのでは
ないでしょうか。手間ひまかけずにっていうところがポイントではないかと。
軸重軽減したのにシリンダ径縮小していないから、空転しやすかったというし。
まー終戦直後は軍需生産に携わってたメーカーの救済の為も有って メカニカルストーカーやローラーベアリングをC61, C62に採用したワケですから 世の中が落ちついてきて石炭の質も良くなってくると、C60あたりの火床面積3.27m2クラスなら 手焚きで間に合うようになったってコトでしょうね あと食糧事情も改善されて助手の体力も向上してくるしで・・・ メカニカルストーカーは常磐線用のD51にも搭載されましたケド、ヨポード低質炭を大量燃焼するんでなけりゃ D51, C59〜C61の火床面積3.27m2クラスには不要ってコトで
あと折角ローラーベアリングをC61, C62の従台車やテンダー台車に採用したのだから C60への改造時やD51戦時型、D52の装備改良時にテンダー台車にでも採用すりゃ ワム級貨車2両、ナハ級客車1両程度は余分に牽けたかと思われ 釜が非力なのだからエンジン部を改良できなけりゃせめて走行抵抗を軽減したいトコロ
90 :
名無しでGO! :03/05/30 21:32 ID:tBfyrkye
そういえば、ストーカ付のD51って保存機あるのでしょうか。どんな感じか見てみたい ものですが。伊勢崎のC61はストーカのスクリューがキャブ内に放置されてます。
>>90 ストーカ付のD51はP誌今村氏記事によると
121, 503, 551, 645, 647, 931, 1024(以上 水戸区)
389, 914, 946(以上 平区)
・・・の10両のようです
保存機は946がいわき市の石炭化石館の屋外に展示されてます
92 :
名無しでGO! :03/05/30 22:28 ID:tBfyrkye
>>91 ありがとうございます。いわき市石炭化石館の保存機はストーカ付という噂を聞いたことが
あったのですが、本当だったのですね。比較的近いので今度行ってみます。
>>92 洩れも実際に見ましたので間違い有りません(^^)
94 :
奥中山真幸 :03/05/30 23:17 ID:1L6GfO/b
95 :
名無しでGO! :03/05/31 01:13 ID:HHGVFBO8
>>92 しかし「デコイチ」と書いてるのは感心々々(^^)
97 :
名無しでGO! :03/05/31 09:57 ID:QpMcbaii
デコイチにストーカ付きがあったとは驚きです。私の勉強不足ですが・・・。 これは試験採用ですか?それとも質の悪い石炭の火力を補うためですか?
98 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/05/31 10:14 ID:DIQuPdKw
>>95 ストーカのみで運転できたとの記述は同じダイハツ製のストーカを使用してた満鉄パシナに
ついてもラピタ誌上で見たです。どちらも良質の石炭を使用してたと思われますんで、
その関係じゃないですかね。
で、ちょいと気になったのがC623のボイラのお話。
煙管は火室側はエキスパンダで広げ、端を折り曲げ、管板に圧着せしめており、大煙管は
一時は電気溶接で溶接して積極的に漏洩を防止してました。一方の煙室側は小煙管では
高熱をうけないのでエキスパンダで広げるだけで、大煙管はさらに端を折り曲げ、管板に
密着させています。さらに火室管板と煙室管板の間には縦控えがあって、その縦控えは
管板同士を引っ張ってる形になってます。両方溶接したとしてもそんな特に控えが折れる
ようなことがあるとは、ちょっと考えにくいです。
しかし、どの控えが折れたんだろ…
>>97 常磐の低質炭を大量燃焼させるのが主眼とは思いますが、搭載時期が不明なので
背景に就いては良く判りません
臆測を逞しくすれば
@C61の製造両数は計画の46両から13両減の33両となった(ガイシュツ)
AC61用に手配済みのストーカーが13台浮いた
Bテンダー〜火室間の寸法が違うC62には流用が利かない
C捨てるのも勿体無いので常磐線用のD51に搭載した(理由は上記)
D改造予算は10両分しか付かなかったので残りの3台は予備品とした
・・・の可能性も考えられます
101 :
97 :03/05/31 10:25 ID:QpMcbaii
>>100 またひとつ勉強させていただきました。ありがとうございます。
>>95 メカニカルストーカーにも幾つかタイプが有りますケド
日本国鉄や満鉄のストーカーは、ネジコンベアで散布台に送られてきた石炭を
6本のノズルからの蒸気ジェットで火室内に散布するタイプです
構造上、両翼の各1列はL字形に曲りながら飛ばされるため
火室内の通風力が最も強い左右バックのコーナーには石炭が届き難いので
時々手焚きでその部位に補助投炭する必要が有ります
炭質、ストーカーの設計&調子、助手の取扱い、全ての条件が整ったとしても
焚口戸すら開けない(中を一切見ない)というのはどうかなーと思われ
>>98 >さらに火室管板と煙室管板の間には縦控えがあって、その縦控えは
>管板同士を引っ張ってる形になってます。両方溶接したとしてもそんな特に控えが折れる
>ようなことがあるとは、ちょっと考えにくいです。
これは英語ではlongitude stayといいます。
日本のカマにもあるとは知りませんでした。
控については、ボイラの温度管理、使用条件にも左右されます。
急な温度上昇・下降(つまり点火と消火)を毎日繰り返したり、
水質がよくない使用環境では当然持ちが悪くなります。
当然ながら一番痛みが激しいのは火室付近となります。
英国の場合、火を落した後、煙突にキャップをしたり気を使っています。
内火室が銅製ですので、電蝕(控は鋼製)の問題もあるのですが。
文献には針金を何度も折り曲げたり伸ばしたりする例えで説明されていますた。
保火
105 :
名無しでGO! :03/05/31 23:57 ID:uBCSPygX
別にイチャモンつける気もないのですが、本当はデコマル、デコイチだったと してもデゴマル、デゴイチもありだと思うのですが。数字由来の愛称は他にも あるわけですし、今月のRMあたりにもそんな記述があったので。 実際に私の知り合いで元現業、しかも乗務員の方もデゴイチと言っていたような ような気がします。
106 :
奥中山真幸 :03/06/01 00:08 ID:Wm8I5TQN
>>105 目くじらを立てるほどのもんじゃない、って意味ではおっしゃるとおり。ただ、戦前の新聞や雑誌などでは無理やり幹事をあてはめて凸一、凸丸と表記されていたと聞きます。
「蒸気機関車」誌はデゴイチ派だったね。
>>106 >表記されていたと聞きます
伝聞情報ではあてにならないのでわ。該当する活字メディアを具体的に
(『雑誌「xx」のxx年x月号のxxページ』というように)例示して
いただきたいです。
デゴイチなら内田百ケン(門の中に月。文字化けする人がいるかもしれ
ないのでカナにしますた)が昭和20年代に使ってたって過去スレにあった
ような。
34の本を見ていたら、前に運転したMAV(ハンガリー国鉄) 424が excellent designだとありました。チョトうれしい・・・・・ ところで、ワルシャート式駆動のレンツ式なんてものが オーストリアにはあったそうですが、これって珍しいシロモノなんでしょうか? もちろんオシレーティングですよね。
110 :
名無しでGO! :03/06/01 00:31 ID:w+yzn94D
105です。まあ、旧帝国海軍零式艦上戦闘機の略称と同じようなものでしょうね。 デコマルだろうとデゴマルだろうと、個人的にはD51よりD50のほうが好きですが(w
111 :
奥中山真幸 :03/06/01 01:40 ID:Wm8I5TQN
>>108 そんなもんないっすヨ、と書こうとしたら110氏が。まあ110氏のようなことです。
なお、百閧フ代わりは百鬼園が適切でしょう。
112 :
鈴木光太郎 :03/06/01 02:22 ID:jyCNLQuv
>>109 回答じゃないんですが、ポペットの効能として、
@石炭が10%〜15%節約
A弁駆動に要する力が少ない(3気筒12バルブで280回転/分で4〜4.5馬力)
B蒸気供給の正確さ(私はよくわからない)
C早期カットオフが可能
D漏れが少ない
E機関車重量軽減(4-4-0で1.5t軽減)
以上出典は"The Locomotive"1934年2月号
石炭節約に熱心な鉄道はワルシャートの一部変更で揺れ式ポペットに
出来たと思うのですが、実際には色々問題が多いのでしょうか?
>>105 前にも書いたケド「でこいち」は関東、「でごいち」は関西で優勢だったようで
SLブーム以前は「でーごじゅういち」か「でこいち」しか耳にしたことが無かったものです
(伝聞でなく洩れ本人の体験)
まー愛称ですからどっち使おうが好き好きですケド
どーも「でごいち」は「えすえる」「きふじん」と同じで
SLブーム以後にマスコミによって広まったので個人的には好きになれま栓
あと洩れもD50つーか9900党ですね(これも前に書いたか)
114 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/06/01 09:22 ID:iSpTe/Qi
>>103 ものの本にも缶の急冷、急速昇騰なんかは折損の原因になりやすいってありますね。
針金の例えは金属疲労がまんまですな。
>>109 船舶用や陸上据付用の機関なら類例があります。
>>112 例えば、蒸気の漏れが少ない…とは言っても工作・整備のレベルが十分な場合の話なんで、
その国の技術レベル次第では導入し難いものがあったと思われ。
>>109 ワルシャート式駆動のオシレーティングカム・ポペットバルブは
墺太利の他、仏蘭西(Dabeg式)で広く採用されてます
英国にもLNERのクラスD49 4-4-0など少数有り
>>112 ポペット弁(きのこ弁、揚弁)はストローク可変のスライド弁と違ってリフト(揚程)一定です
言ってみりゃアナログとデジタルの違いですね
よって給気量は開き時間を加減するしか有りません
従って弁装置でいかに微調整するかが成否のポイントとなります
レンツ式はカットオフが前進6段、後進2段くらいしか無くて必ずしも好成績でなかったです
ただスライド弁と違って弁座との間で潤滑が不要なので蒸気温度が400度以上の場合は好適
仏蘭西のはシャプロンが高過熱度を採用したトキにこの点が買われたワケ
(ってこれも以前に書いた記憶が・・・どうも1年くらい経つと話題がループしちゃうみたいで)
>112, 114, 115 >ワルシャート式駆動のポペット弁 その後読み進めていったら、ハンガリーやチェコなど 旧オーストリアの影響下にあった地域でもわりとあったようです。 >ただスライド弁と違って弁座との間で潤滑が不要なので蒸気温度が400度以上の場合は好適 >仏蘭西のはシャプロンが高過熱度を採用したトキにこの点が買われたワケ この部分は初出だと思います。 なるほどとうなずける話ですね。
加減リンクの長さを見て、ロングトラベルかどうか見分けるのはオケーでせうか?
>>116 >旧オーストリアの影響下にあった地域でもわりとあったようです。
もともと一つの国でしたからNe
>>117 オケー
ついでに合併テコの上下比率でロングラップかどうか見分けるのもオケー
119 :
鈴木光太郎 :03/06/01 21:07 ID:IZqJWs0y
120 :
名無しでGO! :03/06/01 23:59 ID:MuyfBzN2
>>102 >焚口戸すら開けない(中を一切見ない)というのはどうかなーと思われ
読み直してみたら、「焚口戸を開けないので冷気が入り込まない」
つーのが正しい記述でした。
恐らく、焚口戸を開ける頻度が低いから、
その分缶の温度を保てたという意味合いなのではと思われます。
>>118 >合併テコの上下比率
なるほど、バルブスピンドルから下が長ければロングラプーですか。
>>115 の訂正
>レンツ式はカットオフが前進6段、後進2段くらいしか無くて必ずしも好成績でなかったです
・・・はロータリーカム式の場合でした
ワルシャートで駆動するトキは実質無段階です
>>120 ですよねー
>>121 >バルブスピンドルから下が長ければロングラプーですか。
逆、逆!!
>>122 >逆、逆!!
そうですた・・・・ミッドギアーで考えてみれば自明でしたね。撃つ・・・
124 :
名無しでGO! :03/06/02 21:07 ID:fPLg4aH8
昭和40年代に鷹取工場(!)の現役OBが書いた本によると6000追風はメイン ロッドがガクガクしたとか。 でもこれは戦中戦後の疲弊したときの話ですよね。 追風はピッツバーグ製で製品の仕上がりよかったんでしょ? それに、ロッドがそんなじゃ名阪間バリバリ走れませんよね。
>>124 メタルが磨耗してたんでせうね。
ちゃんと整備していればそんなことはないと思います。
また34の本からですが、 ギースルについて、その性能上の美点は充分に認めつつも、 "Aethetically it was a disaster which disfigured the appearance of a large number of locomotives in the final stages of their life." と述べています。いかにも化粧煙突を貫いたイギリス的美的感覚ですね。 ドイツあたりだったら全然そうは思われなかったかも・・・・
127 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/06/03 17:11 ID:LkbaGvPE
>>126 なるほど。時期の関係もあるんでしょうが、化粧式の二本煙突ばっかりなわけですね。
ギースルエジェクターの排気音を聞けるサイトとかあったら教えてくださいませ。 通常の煙突とは違うと話は聞いてるものの実際の音を聞いてみたいです。
129 :
奈々氏の机務段 :03/06/03 18:50 ID:n7q3T70B
准格爾行けば?たぶんまだ走ってるよ(前進だけど)。 漏れは包神で見たな>ギースル前進。 傍目には煙突カバーが邪魔で、ノーマルの前進と区別が付かんのが難点だな。 撮り鉄中は、音の違いは気にしてられないので、気が付かないけど。 そういや、排気膨張室つきの前進もいるそうだが、音で違いがわかったなんてことはないなぁ。 そんなのって、漏れだけかな?? D員氏、撮り鉄自称するならちうごく行くべし!!! 行った事あるんだったら失礼ね、でも今はサーズが怖いか(w
130 :
名無しでGO! :03/06/03 20:13 ID:SMbh+u0f
131 :
大阪から逝きます :03/06/03 22:35 ID:XqlBvNwu
今度の只見って、朝、会津若松に行くと一日中蒸気で乗り鉄できるの。 銀河で東京逝ってというのは間に合わないので 雷鳥で金沢、金沢回りで寝台「北陸」で大宮乗り換えなら逝けそうでつね。
132 :
C57 ◆144kPzniVo :03/06/04 09:07 ID:+v4Cmpr+
>>128 >>129 中国に現在残っている前進型 ジンペン、シュンガルのはすべてギースル仕様ですね
ちなみに鉄路局の指定改修工事になっているんで、古いタイプのもギースルが多かったです
今残っている上記の場所は新タイプしかありませんので最初からギースルなのです
排気音はこもったかんじです。ノンギースルは歯切れが良いですが、実際、目隠しして聞いて
違いが分かるかどうか・・・?
ギースルの音は微妙な違いってことのようですね
何かの本で音が違うみたいなことを読んだ記憶があって気になってました。
>>129 中国行きたいけど なかなかそこまで決断が、、、
十数年前にパシナが復元されて撮影ツアーが流行った頃は憧れだったんですが、、
>>132 ご教示感謝m(__)mです。
4年位前かな、包神で若番の前進が確かノンギースルだった。
その時は音の違いも何もわからず、まさかギースルのほうが数が多いなんて思わなかったです。
上游は煙突丸出しなんで解り易い(ギースルはいませんよね??)ですが、あれの歯切れのよいブラストは印象的ですたなあ。
>>81 の馬力氏の言う
>そのお陰でD51やC55以降の機では音がボフボフした感じに
>なるんです。C56やC12、8620とか9600、あと海外蒸気には設置されてませんので音が
>はっきりしてます。太鼓を叩くような…というような表現をされます。
はまさにその通り!って感じ。
承徳の釜、ほんといい音してたな。
そういや、D51ギースルって金属音みたいな音がするという記述は何かの本で読んだことあります。
でも前進のブラストは金属音て感じじゃないなあ。
D員氏、今はサーズで撮影どころじゃないけど、中国って思ってるほど敷居は高くないよ。
軽く一歩踏み出すだけで、現役蒸機パラダイス(w
大陸で待ってるから、早くおいでYO。
135 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/06/04 23:09 ID:74ZZZ8vg
2-129氏の書き込みが抜けてたのを修正したっす。
138 :
6呎7吋 :03/06/05 11:18 ID:UoamrhQm
資料をひっくり返したら8864をブレーキ機関車に改造したという記述が。 気筒を空気圧縮機として作用できるように改造しただけだたー思うんですが、これの使い道が よー思い浮かびません。通常は牽引機関車として何等差し支えなく使用できるそうですが。
官房研究所、大井試験所からみの主な試験の一覧 大正 5 機関車消煙装置の試験(桑原謙次郎) 5 6760、8620型機関車牽引試験 6 給水加熱器の試験 7 車輌の加速度の試験 7 曲線通過の列車抵抗(電車含む) 8 6760、8620型機関車性能試験(丸山政治) 8 過熱機関車性能比較試験 8 機関車の缶胴保温材試験 9 18900型機関車牽引試験 9 反射板の試験(8620型について) 10 列車安全装置試験 10 空気作用撒砂器試験 11 8700型機関車の過熱器性能試験 11 6760型機関車粘着力試験 11 微粉炭燃焼試験 11 山陽線特急列車試験(振動を測定す)
12 蒸気暖房加減バルブ試験 12 東海道、山陽線特急列車試験 12 石炭効率調査 12 御料車振動測定 12 蒸気暖房試験 13 空気制動機及び9900型機関車性能試験 13 ウェスチングハウス空気制動機附旅客列車走行試験 13 機関車のノズル試験 13 客車制動に関する音響試験 13 機関車気筒平均有効圧力其の他調査 14 列車暖房装置試験(ゴールド式) 14 練炭試焚試験 15 低圧式蒸気暖房試験 15 石炭試焚試験 15 28666型式機関車給水ポンプ送水量試験 15 8201型式機関車効率試験
昭和 2 28978 一般性能試験 3 18900形式機関車補助空気孔試験(業研16巻11号) 4 C5027、28640号形式機関車性能試験 4 C53形式機関車性能試験 5 C51形式機関車石炭試焚試験 5 C10形式機関車性能試験及びC50との比較試験 6 D50形式機関車性能試験 7 C54形式機関車性能試験 7 18660形式機関車性能試験 8 菊形ノッズル私権(D50378) 8 C50形式機関車性能試験 8 ピストン弁バイパス試験及基本脇路装置との比較試験(業研21巻23号) 8 C12形式機関車性能及2120との比較試験 9 C51形式機関車性能試験 9 C51形式機関車気筒直径縮小試験 9 各種機関車絶気運転中における気筒中空気抵抗比較試験
10 特殊対価煉瓦アーチ試験(C544) 10 C55形式機関車脇路管比較試験 10 流線型機関車空気抵抗試験 10 C56形式機関車本線試験 11 C56形式機関車性能試験(業研1巻7号、昭和17) 11 D51形式機関車性能試験 11 C55形式機関車性能試験 11 D51、D50形式機関車性能比較試験 11 D51、D50形式機関車性能試験 12 C11形式機関車性能試験(業研特3号、昭和13) 12 C57形式機関車性能試験(業研26巻号外、昭和13) 12 C57形式機関車性能及びC55及びC51形式比較試験(同) 12 入れ替え機関車性能試験 13 8664形式機関車性能試験 13 C58形式機関車性能試験(業研特10号、昭和14) 13 D50、C11、4110形式機関車性能試験 13 C58形式機関車性能試験附9600形式比較試験 14 可変吐出筒口試験D51形式 14 蒸気機関車走行抵抗試験-岡本一雄(業研29巻18号、昭和16)
15 D51形式機関車性能試験(業研28巻23号、昭和15) 15 ブレーキ機関車性能試験 田中太郎、横堀進(業研特16号、昭和16) 17 薪焚機関車試験(C56形式)(鉄業研1巻6号、昭和17) 17 二次空気供給試験(C57形式) 18 C59形式機関車性能試験-横堀進、岡本一雄(鉄業研2巻14号、昭和18) 18 蒸気機関車粘着係数試験(鉄業研2巻21号、昭和18) 19 D52形式機関車性能試験-横掘進(鉄業研3巻18号、昭和19) 19 D52形式機関車の本線路における性能試験-横掘進、安田三郎(鉄業研3巻16号、昭和19) 19 第一次低質炭を使用する場合の蒸気機関車缶の性能試験-横掘進(機学誌及全論文集49巻334号、昭和21) 20 第二次低質炭を使用する場合の蒸気機関車缶の性能試験-横堀進(鉄業研5巻1号、昭和23) 20 缶水面誤示に関する実験報告-横掘進(鉄業研5巻1号、昭和23) 21 第三次低質炭を使用する場合の蒸気機関車缶の性能試験-横堀進(鉄業研5巻1号、昭和23) 22 保守状態の良否が燃料消費量に及ぼす影響 22 亜炭コーライト試焚試験 22 細孔形火格子試験 22 代用練炭試焚試験 22 草炭練炭試焚試験 22 細孔形火格子試焚試験
23 重油伴焼試験-大野豊 23 C61形式機関車性能本線試験 23 C62形式機関車性能本線試験 23 E10形式機関車性能本線試験 23 羽口型(ハルソン)火格子試験 23 羽口型(ハルソン)火格子本線試験 23 塊粉混合割合が缶効率に及ぼす影響について 23 可変吐出筒口試験 24 菊形ノッズル試験 24 助燃剤(P、C、C)試験 24 東海道線特急列車運転試験 25 C62形式機関車性能試験 25 D50重油専焼試験 25 特殊アーチ管試験(C59形式) 25 第一次練炭試焚試験
147 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/06/06 14:42 ID:npPV6qIR
26 ボイラースケールの有無によるボイラー蒸発性能試験 26 E形過熱器附機関車試験 26 消煙試験C5979 第一報-横掘進(車輌試験室時報5号3、6号3、交通技術63号) 26 消煙試験D51473 第二報 26 消煙試験C6240 第三報 26 消煙試験D51707 第四報 27 可変リード(大鉄式)試験-大野豊(依頼3-51) 27 第参字練炭試験-横掘進(依頼3-52) こうして見て見ると横堀技師の活躍とか、D50の重油専焼試験が戦後の石炭不足の時代だったとか、 C57でも消煙装置の試験したんだとか、色々分かりますね。意外と遅くまでE型過熱器が残って いたのが意外でした。
思いっきり書き忘れましたが、引用元は毎度おなじみ鉄道技術発達史です。
>>142 >13 機関車気筒平均有効圧力其の他調査
>>143 >9 各種機関車絶気運転中における気筒中空気抵抗比較試験
>>144 >14 蒸気機関車走行抵抗試験-岡本一雄(業研29巻18号、昭和16)
>>146 >23 可変吐出筒口試験
このあたりは国鉄蒸気の弱いところなんで、どういう試験したんだか非常に興味あります。
けっきょくあまり生かされてなさそうだってのは分かるんですが。
あと消煙試験がけっこうな回数出てきますが、実際に広く装備したとかいう話は聞いたことが
ありません。なんだかなぁって感じです。
150 :
名無しでGO! :03/06/06 21:08 ID:bZF9RFIk
会津若松到着。寝る! 明日天気にな〜れ。
>27 可変リード(大鉄式)試験-大野豊(依頼3-51) これは宇佐美式というものでしょうか。 ブラストパイプについては、紡錘型の心棒を上下させる仕掛けが ありましたね(ガイシュツ) シャプロンの業績を少しは取り入れていれば・・・(以下自粛)
>>140 > これの使い道がよー思い浮かびません。
本線走行の性能試験の可変荷重用です
供試機関車+ダイナモメーターカー+ブレーキ機関車(複数のコト多し)
>>141-147 データを馬力さんのHPに載せて下さひ
特に下記キボーン
4 C5027、28640号形式機関車性能試験
4 C53形式機関車性能試験
5 C10形式機関車性能試験及びC50との比較試験
7 C54形式機関車性能試験
8 菊形ノッズル試験(D50378)
8 C12形式機関車性能及2120との比較試験
11 D51、D50形式機関車性能比較試験
13 D50、C11、4110形式機関車性能試験
23 E10形式機関車性能本線試験
馬力さんのHP見てみたいです よかったら教えてください。 お願いします。
155 :
153 :03/06/07 12:26 ID:evCHa9Va
>>154 サンクスです
オカマスキーさんのも見たいんですが?
イタリアって、バルブもショートトラベルショートラップだし、 カプロッティとフランコ-クロスティのほかは それほど見るべきものってなかったんですね。
>>157 伊太利を見くびってはイケマセン
ザラ式加減弁(本邦国鉄制式)
ザラ式先台車(伊太利、仏蘭西の1軸先台車の大半はコレ)
世界初の蒸気タービン機関車(ベルッツオ教授指導)
・・・
ナドナド
ザラって、ツァラとかって音訳されてますよね?
>>158 ザラ式のこともも書いてありました・・・・
近隣諸国がロングラップやスティームキットの改良で
成果を上げていたのに、なぜ取り入れなかったのかというのが
コクース先生の呈している疑問なんですが、そのへんはどうだったんでしょうか?
>>159 独逸語的に書いてしまいました
伊太利語ではザラに近いと思います
>>160 カプロチーならロングラプーより優位ですし
スチームサーキットも少なくともシリンダー回りに関しては同時に改善可能
あと伊太利はシャプロンが成果出した1930年代には幹線電化始めてましたから
その後の新製大型蒸機は余り無いのでは?!
162 :
名無しでGO! :03/06/08 08:06 ID:qBqAbW5G
蒸気機関車のメカニズムは単純な機構だと思っていましたが、ここに来て認識を改めました。
ところで
>>161 氏はカマを動かしたことがありますか?
だとしたら動かしてみてどういうことを感じましたか?
>>161 なるほど・・・・確かに石炭は輸入しなければならず高コストなので
早い時期から電化を推進したそうですから、それもうなずける話ですね。
ちょっと読み返してみたら、コクース先生はドイツと同じく、
イタリアにもあまりいい感情もってないのかも、とも思えます。
現在50〜60代以上のイギリス人はだいたい一般的にそうらしいですが。
>>162 蒸機のメカニズムは基本的には単純ですが奥が深いモノと思います
残念ながら自分で動かしたコトは有りませんので
動かしてみてどう感じたかは経験豊かな
>>163 さんあたりに訊かれると良いでしょう
我が愛機というか、一番腕になじんだ PKP Ol49ですが、ロシア(ソ連)の影響が強いそうです。 ふーむ、いままで知らずに運転していますた。
167 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/06/09 17:29 ID:PqzpslQt
>>161 ああ、そういうことなんですか。
ふと思うに
>>152 であげられた試験の詳細について解説が求められてるようなないようなw
最初期国産蒸気、神戸工場製1B1の輪心は錬鉄のクズ金を鍛造したらしいです。
これで大丈夫だったんですねぇ。
168 :
ミニオン使い :03/06/09 19:32 ID:m23kvAxU
馬力さんHPの南満洲鉄道ミカイの項、 >パシロと同じく上遊(?)型に発展?。 重箱モードでつが、、これは建設のまちがいぢゃあ?? 上回りは似てもにつきませんが、下回りの数値は両機 まったくおなじといっても過言ではありません!?
169 :
名無しでGO! :03/06/09 19:33 ID:eope4V9z
6/7只見線に行きました。C11が牽引していました。 あまり石炭が積めないので、途中2回フォークリフトで給炭していました。 水は一箇所をのぞき、消火栓からの給水でした。(w 他に適当なのがないのでしょうね。
>>167 > ふと思うに
>>152 であげられた試験の詳細について解説が求められてるようなないようなw
求められてますよw
>>169 消火栓ってのは現実的かもしれませんね
171 :
名無しでGO! :03/06/09 22:00 ID:FTRmtDl4
テンダー機で、消防用に改造されていたものが、実際あったそうですね。
>>171 後藤寺機関区に配備されていた9600のうちの1両が、テンダ水槽に
消火ポンプが取り付けられていました。確か、糸田か豊前大隈駅周辺の
火災で実際に使用されたと聞いています。
173 :
名無しでGO! :03/06/09 22:32 ID:NXmN2XGc
>169 以前、四国(だったと思う)でC56が走った時 消防車から給水していたのをTVで見てビックリした。
174 :
ミニオン使い :03/06/09 22:35 ID:m23kvAxU
6月4.5日に只見試運転にいきましたが、国道を石炭入りバケットを積んだ 4トンユニック付きトラックが先行していました。 テンダ水槽の消化ポンプはしりませんが、給水ポンプに消火栓をつけた 機関車は結構保存機にも現存しています。
175 :
nanashidego :03/06/09 22:37 ID:/OkoX+6D
数日前、梅小路蒸気機関車館へ行った際に、長年疑問に思っていたことを質問してみたところ、 その場では回答を得られず、質問内容を書き留めて預けてきました。 そして今日、早くも回答が郵送されて来ましたので、この場を借りて皆さんと分かち合いたいと思います。 質問 C62はD52のボイラーとC59の走り装置を組み合わせて設計されたと云われています。 同様に、C61はD51のボイラーとC57の走り装置を組み合わせて設計されたそうですが、 C62の走り装置とC61の走り装置は、外観からは同一に見えます。 C59(C62)とC57(C61)の走り装置は、具体的にどこがどの様に違うのでしょうか? 回答 固定軸距、動輪直径、弁装置等足回りは同一です。 但し、シリンダはC57は500×660mmですが、C59は520×660mmとなっております。 付記 C59101号以降の車両は他にも変更点がありますので一部紹介します。 基礎ブレーキ装置バネ装置関係 C59101号機以降のバネ装置はバネ台をD52と共通とし、従輪バネモリには着脱容易な当て金式とした。
#消防車給水 日本だけではなく、いろいろな国で良くやる手です。
177 :
名無しでGO! :03/06/10 01:08 ID:tHFlTAGD
只見での編成 スハフ42 2173 スハフ42 2234 スハフ32 2357 この旧客の所有会社はどこなのでしょうか?JR東日本?
SLの地方遠征では、消火栓===ポンプ車===タンク車てのはメジャーな手ですね。
SL磐梯会津路(下り)では、特急も停まる猪苗代でやりますね。
>>171-172 消化中の画像があれば、一辺見てみたいですね。
>>169 >水は一箇所をのぞき、消火栓からの給水でした。(w
その一箇所はどこで、どのようにしてました? それも興味深いですね。
179 :
6呎7吋 :03/06/10 18:28 ID:s2JWlHPE
>>175 C62スレPart1の173でオカマスキー氏が
「・・・
C57(C61)とC59(C62)では主台枠、シリンダー、基礎ブレーキ装置はもとより
軸重が違ひまつので軸の太さや担バネの枚数、イコライザーも異なりまつ 」
と書かれていますが・・・・??
180 :
名無しでGO! :03/06/10 22:05 ID:ba7rGfvL
>>178 どこかのHPで、キャブに(消)マークの銘板のついたカマの写真を
見たことがあります。播但のC57だったと記憶してますが、写真の解説に
消防用改造車のような事が書かれていました。
181 :
ミニオン使い :03/06/10 22:29 ID:VOoo7KLJ
>>178 1974年ぐらいの新聞をひっくり返すと、中津川の山火事をD51が
消した記事がでているはず。
「動輪の響き」にもエピソードが、、、
182 :
名無しでGO! :03/06/10 23:01 ID:ba7rGfvL
>>181 中津川の件、記憶しています。鉄道ジャーナルにも写真が載っていたはず。
183 :
奥中山真幸 :03/06/11 00:45 ID:JxTMC0+8
給水・給炭のインフラさえ整わない国で、蒸機保存がまともにできるとは思えませんね。残念です。 扇形庫、転車台、給炭台、給水塔、アシュピット、スポート・・・これらを残してこそ保存の意義が高まると思います。
185 :
169 :03/06/11 20:04 ID:b5mUNkYE
会津川口駅か会津宮下駅か忘れましたが、 消火栓ではなく、オレンジ色の農業用水タンク から可搬式ガソリンエンジンポンプを使って給水していました。
186 :
169 :03/06/11 23:18 ID:b5mUNkYE
追加、6/7帰りに職員さんと与太話したときに 往復で20kg入り石炭を70〜80袋使うそうです。 最低でも1.4トンですね。すごい。
34の本の最期のほうに、わずかに日本の記述がありました。 "Outside Europe, in Asia the Netherlands East Indies and Japan had locomotive styles of their own, but entirely fo the narrow gauge." の2行で終わりですた。
>186 バラ積みじゃなくて袋入り石炭を使うって所に逆に凄を感じますた 住処が空知管内だからごく僅かだけど石炭の山積み見れまつ 昔は10月に2tダンプが石炭を各戸に運んでたんだけどねー >183 狩勝旧線に保存鉄でもどうぞ、踏切も殆どないし、強いて言えば熊が居ることでつなw 美鐵の4110もイイけど
御無沙汰でした。 久しぶりに保存機のあるところをドサ回りです。 本日はD51792です 現役時代、中津川で一番汚いカマだったそうですが、 保存状況ぴかぴかです。注油もバッチりしてあります。 中津川の保存カマのなかではたぶん200号機の次くらいに大事にされているのでは? 連結機などは固定してあって残念ですが、「今日は休みかい?」と思うほどです。 保存会員募集中だそうです
190 :
6呎7吋 :03/06/12 17:51 ID:5bfkHcXl
>>187 我国に例えれば、
「東南アジアの某国で軽オート三輪のコピーを作っているらしい」
程度の話なのか。
まぁ研究対象にしてる人はいない罠(泣)
191 :
6呎7吋 :03/06/12 18:25 ID:5bfkHcXl
192 :
鈴木光太郎 :03/06/12 21:07 ID:cDS9ane3
やべ二重カキコすまそ〜
196 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/06/12 22:59 ID:MqRIAgpY
>>152 >
>>141-147 >データを馬力さんのHPに載せて下さひ
>特に下記キボーン
>…
> 4 C5027、28640号形式機関車性能試験
これって、運転便覧-本山邦久P23...のアレですか?
> 8 菊形ノッズル試験(D50378)
これはちょっとピンとこないですな…鉄道技術発達史を調べてみます。
あとは私は資料持ってないですね…
197 :
鈴木光太郎 :03/06/12 23:15 ID:+wuS3H1v
>>193 ありました。「Webb's 4-6-0 goods locomotive,」の写真の上の方の段落に説明文が。
ありがとうございます。
3段膨張では、あと、1937年頃のフランスで4-6-4、
6気筒で高圧は第3動輪上、中圧は第1動輪上、低圧は煙突下(多分内側気筒)の
流線型機関車の設計があったようですが、
多分戦争で計画倒れになったものと、思います。
>>196 > これって、運転便覧-本山邦久P23...のアレですか?
運転便覧は後ろのほうのコピー取っただけで全部は知りません
持ってるですか?! 裏山椎・・・
200!! ,.-、 \ /.n l /⌒ヽ / \ \ | l l | ,' /7 ,' / , '' ` ー ' '-' / / / > < `ヽ ―― l , .-. 、`´ l ―― ∩ヽ ヽ⌒フ /∩ \ 丶、  ̄___,/ / / \ / \ / | ([★]) | \ / |  ̄ | \ | _ l |__ノ \_ノ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
203 :
名無しでGO! :03/06/14 20:47 ID:buSsUus1
age
保守
34の本読了 返す返すも日本語で書かれたこういう本がないのが残念・・・・・ 翻訳しようという企画すらされていなかったんでしょうか。
>205 売れないでしょ。 それに下手な翻訳より原書を読む方がましかと。
>>206 確かに数は出ないでしょうが、
井の中の蛙状態を是正するのには有効かと。
原書をUKから取り寄せて読む人は日本ではせいぜい十数人ほどでせう。
>>207 井の中の蛙と言っても、言葉は悪いけど所詮廃屋の古井戸での話ですから。
認識を是正するなんて肩肘張らずに、好きな人が好きなものを読んでればいいのでは?
それに最近はamazonあたりのおかげで洋書も手軽に入手できるし。
>>208 実はもう絶版なので、UKの古書店で探してオーダーするしかないので。
そこまでやる人は極めて少数でしょう。
>好きな人が好きなものを読んでればいいのでは?
その結果が現在の状況なので・・・・・日本語で世界の蒸機について
解説した本ってほとんどないですよね。(写真集ではなくて)
唯一といってもいい工房と腸線は、残念ながら技術的に難ありですし。
その結果、メルセデスを始め世界のメーカーの存在を知らずに、工場長な
自国のトラバントの知識のみで閉じているようなことになっているので。
中国あたりで英独の鉄オタと話したりしたことのある人はいると思うんですが、
彼らの国と日本とが、蒸機の技術レベルや保存体制において同格で肩を並べる、
というようなひじょーーーーにイタい認識を前提として話しているという・・・・・
個人的には、そういうような恥ずかしいことはなくしたいとも思います。ハイ。
そのイタイ国の話でスマソ(w C12とC56は同一仕様とかいいますけど、一方はタンク一方はテンダーなので重量 配分は同じようにできたんですか?
>そういうような恥ずかしいことはなくしたいとも思います。ハイ。 思うだけなら猿でもできるわけでしてね。 行動もせず、ここでオダあげてる人間のほうがよっぽどイタイと思うぞ。
>>210 先輪 - 第1動輪 - 第2動輪 - 第3動輪 - 従輪の軸重では
C12(1〜37): 7.50t - 10.80t - 10.30t - 10.90t - 10.50t
同(炭水空): 7.30t - 10.55t - 9.55t - 7.90t - 7.30t
C56: 5.87t - 10.60t - 10.55t - 10.61t
・・・ですんで全く同じというワケには逝きませんケド
両形式とも簡易線(許容軸重11t)はクリヤーしています
>>205 国際比較がどうこう以前に技術話自体を毛嫌いする鉄が多くて(以下自粛)
>>211 翻訳して出版するなんて個人でやれることではないでしょう。
まあ他にやっていることはありますよ。幾つか今後のプランもありますし。
>>212 世界的に見て、テンダー機とタンク機共通の標準設計というのは
わりとあったんでしょうか?
また特に多かった国とかはどうでしょうか?
>>212 の補足
あとサスペンションのイコライジングが
C12は先輪〜第2動輪で左右各1点、第3動輪〜従輪で左右各1点、計4点支持
C56は先輪〜第1動輪で1点、第2動輪〜第3動輪で左右各1点、計3点支持
・・・と若干異なります
つまりC12の先台車と従台車は同一部品ですがC56の先台車とは違います
>>213 完全技術話でなくてもいいと思うんですけどね。
しかし写真だけではダメですし、ある程度技術的・歴史的沿革を踏まえつつ
世界の蒸機をバランスよく解説した本があれば・・・・・
多分英文では幾つかあると思うんですが、そういう名著こそぜひ翻訳されて
欲しいと思いまつ。
>>215 テンダー機とタンク機と共通の標準設計は英国および欧州では常識です
特に多かったのは英国ぢゃないでしょうか
BRスタンダードクラスの中にもクラス3とクラス2の双方に存在します
219 :
名無しでGO! :03/06/16 22:24 ID:rVHOKIcA
個人的には鉄の中心が撮り鉄というのが様々なことをゆがませている 原因かなーなんて思いますが。 つまり、煙もくもくじゃないと見栄えが悪い=蒸機は煙が命、黒煙モクモク カッチョイイみたいな。 そういう自分も蒸機を撮る時は煙スポットへ行きますが(w
>>217 20年位前に英国Brandford社がO.S.Nockの解説で出していたA5版くらいの絵本で
1880年頃から20年ごとに1巻にして全5巻位のシリーズは、比較的公平で採録された国も多い
本邦ではC51, C53, C11, D51, C57, C62が収められてたとキオーク
まーあの位だったら割りと受け入れられ易いかも・・・
航空や艦船あたりの状況を見ると、 日本人が趣味としての技術論に興味を持たない訳じゃないんだよな。 むりやりこじつけると、正面装備偏重、補給軽視の傾向が こんなところにまで現れていると言えるかも(w 後は機械自体に国際的な競争の場にさらされた経験が無い、というのも大きいだろうね。 入門者が興味を持つきっかけとして、零戦対F6Fとか大和対Iowaなんてのは格好の教材だけど、 D52対Big BoyとかC62対Niagaraなんてどう比較していいのかもわからんし(w
>>218 ありがとうござます。
結局、テンダー機とタンク機というよりも、ボイラーなど各部も含めて
共通化・標準化が図られていたということでしょうか。
米国は・・・・そもそもタンク機があまりないかな。
>>220 それかなり良さそうですね。
>本邦ではC51, C53, C11, D51, C57, C62が収められてたとキオーク
この部分も元大阪府知事先生が書いたんでしょうか(笑)
>>221 概ね胴衣
> D52対Big BoyとかC62対Niagaraなんてどう比較していいのかもわからんし(w
「Big Boyの総数25両に対して我がD52は2百ン両で最強力貨物機としては世界的にも多数機であった」
・・・などと仰るお方も居られたりして・・・イヤハヤw
>>219 ,221
日本国内に閉じてしまっている理由としては、
歴史的に国外との関わりが比較的薄いということ、
つい最近までは(蒸機現役時代含む)ビンボで、パンピ-が海外に行くこと
が一般化したのがこの10数年というのもあると思います。
技術への興味が薄いのは、世界の水準に達するものとは到底言いがたい
ものでなかったためではないでしょうか。
(航空や艦船はその点もっと高いレベルにあったようですね)
その状況のまま撮り鉄が広まって推移していき、
現在では300km/h超の列車を自前で走らせられるのは日独仏くらいだと思うのですが、
そうなっても技術分野への関心は低いまま・・・・
>>221 ,224
>零戦対F6Fとか大和対Iowa
これは妥当だと思うのですが、
>D52対Big BoyとかC62対Niagara
これでは比較どころか、まるで大人と子供・・・・
>「Big Boyの総数25両に対して我がD52は2百ン両で最強力貨物機としては世界的にも多数機であった」
例によってのお方ですか?
両数が多ければ優れている・・・・・電波が強すぎてPCが壊れそう・・・・
>「Big Boyの総数25両に対して我がD52は2百ン両で最強力貨物機としては世界的にも多数機であった」 独50,52の約6000両とか旧ソ連の例とか知らないとは・・・・ その程度のレベルの書き手によるその程度の出版物が 大手を振って出されているなんて・・・・・(´д`)
>>227 入り口の時点で大人と子供という印象を持ってしまうために、
「わーすごいなあ」で思考停止してしまうということだと思う。
色々勉強すれば優秀な大人と出来の悪い子供という
実像も見えてくるはずなんだけど、そこまで進む人は少ない。
230 :
奥中山真幸 :03/06/17 00:36 ID:lVu6WHbn
>>224 >>227 >>「Big Boyの総数25両に対して我がD52は2百ン両で最強力貨物機としては世界的にも多数機であった」
S50ごろの「蒸機機関車」誌だったと思いますが、本邦D51と独52を比較して、
「同じ持たざる国として第二次大戦に参戦した両国だが、これだけの(生産能力の)開きがあった」旨の記事の記憶があります。
D52とUP's Big Boyの記事が誰の手によるものか知りませんが、みんながみんなそんなことを信じるほどわが国の趣味界がお粗末とも思えませんね。
それから、
>>219 個人的には鉄の中心が撮り鉄というのが様々なことをゆがませている・・・
>>226 その状況のまま撮り鉄が広まって推移していき・・・
鉄道趣味の健全な発展や、鉄道技術の進歩を撮り鉄が阻害したとでも言わんばかりの口調ですが、撮り鉄はそんなメジャーなもんだとは思えませんね。
イベントなどで群がるから目立つだけではありませんか?
中には撮り鉄の風上にも置けないような輩がいることは否定しませんが、ごく一部です(少なくとも、私の周りは)。
>>227 >>零戦対F6F
>これは妥当だと思うのですが
ぉぃぉぃ、零戦と比べるならワイルドキャットにしなよ。
ヘルキャットを出してくるなら烈風と比べなきゃ。
#禿四苦鼬害につきsage
>>230 ドイツと日本では「持たざる」のレベルが違うような気もするけど。
つか生産量で負けるのはこりゃどうしようも無いでしょ。
技術オタが撮り鉄を敵視するのは筋違いというのには同意。
>>231 烈風が出るころにはベアキャッ(ry
234 :
奥中山真幸 :03/06/17 01:08 ID:lVu6WHbn
>>232 ドイツと日本では「持たざる」のレベルが違うような気もするけど。
その通りです。米英とは更に二桁違います。私は最初っからそれを言っているんですが・・・。
>>234 いや、だから量と質は別の問題でしょ。
航空や艦船の分野ではいろいろな技術的誤謬や後進性を孕みながらも世界水準を目指したのに対し、
世界の趨勢に目を向けることの少なかった、あるいは表層的な部分にしか目を向けなかった
鉄道技術界の消極性が問題なんじゃないの?
236 :
名無しでGO! :03/06/17 02:05 ID:aLDgNVAs
>>235 それを何回説明してもガンとして受け付けないのが撮り鉄に多いんだよ。
奥中山がその代表。
237 :
奥中山真幸 :03/06/17 02:13 ID:lVu6WHbn
>>235 >>236 20世紀は量も質も、の時代です。極東の島国にそれを実現する力はありませんでした。
>>237 全くその通り、日本には力が無かった。
兵器開発でも結局米英独ソにキャッチアップすることは出来なかった。
でも、日本の鉄道界、特に鉄道省は先進国に
キャッチアップしようとする努力すら怠っていたのではないかい?
239 :
名無しでGO! :03/06/17 03:11 ID:Nl7nkzi4
新幹線計画のカマも大したものではなかったのですか?
具体的に可能であったか不可能であったかの話ですが、例えば、ある液冷式エンジンでは クランクシャフトにローラーベアリングを使用していたのですが。 ベアリングはコロの角はそのままにしておくと応力が集中して破戒の原因になる等の理由で 僅かに丸く仕上げます。それを極東の島国は職工にヤスリの手仕上げで丸くさせて故障が 頻発しましたが、欧米では機械仕上げで正確に、早く作ってました。 こんなレベルでは機関車用のベアリングを製造するなど及びもつかないことで、実際、それを やってた時期より以前に日本製でただ二種、動輪回りにベアリングを使用したダブサ、 パシハではベアリングはSKFからの輸入でした。そしてそれを大量に輸入することも、 自国での生産を実現することも及びが付かないことでした。
技術的、経済的可否はこういう具体的なところまで持ってこないことには絶対に判断できません。 それを踏まえた上で開発が盛んだった戦前で国内蒸機と満鉄蒸機、欧米の蒸機を比較しますと… 欧米にあって満鉄、国内に無い →ポペット弁… 欧米、満鉄にあって国内に無い →燃焼室、フローティングブッシュ、ローラーベアリング… 主として国内(+ドイツ)にのみあるもの →尻棒… 差異 →クロスヘッド、過熱度…
…みたいな感じで表にできるんですが、こと、満鉄機は内地のメーカーでも生産してたどころか 足回りに精度が要るオールローラーベアリング機は川崎重工、ローラーベアリング機は日立笠戸で 生産してましたので、ベアリングはともかく満鉄機で取り入れてるもので有用なものが取り入れられて ないのは単なる怠慢です。さらに、単に設計の流儀でそうしてた程度のもので満鉄ではそうでなかった ものや、根拠薄弱なことが自らの研究で分かってたこと等、経済力も技術的問題もゼロで、かつ 性能や使い勝手に直結する問題ですら改善する意欲に乏しかったことは言い訳不可能でしょう。 例を上げると 設計の流儀でそうしてたもの →クロスヘッド;C53中央のクロスヘッドを使用すれば振動低減になった →気筒隙間容積;詰めれば気筒効率改善になった →ショートラップ・ショートトラベル弁;ロング化すれば高速性能改善、気筒効率改善になる 石炭消費改善、出力増大等の効果アリ 根拠薄弱なことが確かめられていたもの →尻棒;設計の流儀で設置していた。これを無くしても問題無かった。取り去れば振動低減になる。 満鉄で採用していて有用なことが内地でも認められていたが採用を見送ったもの →燃焼室;石炭消費改善、出力増大の効果アリ。D52、C59中以降になってやっと採用
さらに。
>>242 で上げた点はコストには響かない、工作も困難ではない(燃焼室は多少面倒があるが
結局採用されて普及してる点からしてさほどのことが無いことが明白)、要は図面をどう書くか、
の問題に過ぎませんでした。
図面は機械屋にとっては思考と論理の結晶を書き連ねた意志そのもであり、工作側にとっては
そこに書かれた情報が全てで絶対です。
>>239 ボイラーと動輪のプロポーションで見ますと
独逸05を下敷きにしたHC51(2C2)を1067mm軌間に直すと
丁度C51, C54, C55, C57(いわゆるライトパシ)を2軸従台車化したものに相当します
またHD53(2D2)を1067mm軌間に直すと
上記に更に動輪1対を追加し、ボイラーの煙管長を6000mmに延ばしたものに相当します
1750mm動輪4対でボイラーの太さはライトパシ並みで煙管長はC59戦前形並みの釜w
走りっぷり大体想像つきませんか?!
久しぶりに国内蒸気叩き(だろ、どうみたって)してまつねw 少なくとも戦前蒸気技術は満鉄をひっくるめて日本の物、蒸機氏はそのへん言及 してるようで、最後は国内のみに対しての物言いだし (ある意味国内は残り滓って言い方は正しいのかもしれんけど) 新しい事をするってことは自動的にエラーに寛大な上司なり組織なりが 要るけど、果たして戦前日本でそんな事許されたかどうか (それをひっくるめて叩くのは全然構いません)
>>245 >最後は国内のみに対しての物言いだし
満鉄はアグレッシブでしたから。ポペット弁や国産ローラーベアリング採用みたいな
無茶はやってませんが。
>新しい事をするってことは自動的にエラーに寛大な上司なり組織なりが
>要るけど、
エラーを防ぐために実験やらなにやらしてたわけで、それが全然生きてないんです。
だから駄目だろうって言ってるわけで。弁のトラベル・ラップや隙間容積は単に
寸法決定の問題でしかないし。
247 :
6呎7吋 :03/06/17 12:46 ID:4vQffH50
>>244 C51の最高速度100Km/hを単純に0.744(1067/1435)で割り返せば
135Km/hという情けナイ結果になります。
248 :
名無しでGO! :03/06/17 12:47 ID:K8MwYzR5
悪いが蒸気の魅力がわからん。誰か語ってくれ。
>248 実際に走ったのを見た上で、それでかつ魅力を感じ無いんならそれはそれでいいかと じゃないならまず実物(動いてるやつ限定)見ろや(w 因みにおととい留萌線に乗り鉄逝ったとき偶然居た友人は「C11じゃ小っさい」と逝っておった
250 :
6呎7吋 :03/06/17 18:44 ID:4vQffH50
>>224 #「Big Boyの総数25両に対して我がD52は2百ン両で最強力貨物機としては世界的にも多数機であった」
以前に「南アの16Eはわずか6両で試作機の域を出ず・・・」とのたまった人ですね。w
数が多いのが良いなら9750シリーズは60両w
>>248 まず生きて動いてるのを見るってコトは不可欠なので
>>249 に一票
んで原点に戻って洩れの消防以前の頃ですが、同じ線路に蒸機も電関も電車も走ってました
そん中でとりわけ蒸機に惹かれた点はと言いますと
1. カタチが単なる箱でなくて構成の変化が有る
2. ピストンとクランクと動輪が有って、動くリクツが子供でも判る
3. 煙や湯気や色んな音(汽笛、ブラスト、機械的ノイズ等)が出て面白い
・・・てなトコロでしょうか
>>220 書名わかりますでしょうか?
チョト見てみたくなってきますた。
>>245 > 新しい事をするってことは自動的にエラーに寛大な上司なり組織なりが
> 要るけど、果たして戦前日本でそんな事許されたかどうか
それ以前に蒸機設計の指導者がプロイセンのスモールエンジンポリシー一辺倒で
他国のプラクティスを評価しなかった硬直性、視野の狭さのほうが問題です
国有化以前には従輪付き広火室を広く採用した日本鉄道とか
複式を得意とした山陽鉄道など新技術採用に前向きな私鉄も幾つか実在しました
しかし鉄道院工作課は縞父と麻倉のガチガチ独逸派が実権を掌握し
日本鉄道の森彦三とか斯波権太郎、山陽鉄道の岩崎徳松とか野上八重治などは
企画や決定や路線を否定されたり閑職に追いやられたりしたのでしょう
これが以後四半世紀にわたって本邦蒸機の技術的発展を阻んだ主因と思います
>>252 Nock, OS - Railways in the Formative Years 1851-1895 - Blandford Press, 1973.
Nock, OS - Railways at the Turn of the Century 1895-1905 - Blandford Press, 1969.
Nock, OS - Railways in the Years of Pre-eminence 1905-1919 - Blandford Press, 1971.
Nock, OS - Railways in the Zenith of Steam 1920-1940 - Blandford Press, 1974.
Nock, OS - Railways in the Transition from Steam 1940-1965 - Blandford Press, 1974.
>>254 ありがとうございまつ。
サソーク探してみまつ。
>>253 の訂正
森彦三は官設鉄道(新橋工場)でした、スマソ
257 :
245 :03/06/17 22:56 ID:UFvVx6EA
>253 それが嫌で満鉄に行った方も多数いたかと、 本邦の定義が日本列島ならそういう物言いもアリでしょうが、 戦前は満州(と樺太、台湾、朝鮮半島…はやや語弊アリ?)まで日本の技術的領土(どういう定義の言葉よw) と見なして良いんじゃ 因みにエラーに寛大じゃないと実験なんてポンポンさせて貰えませんよ>蒸機氏 経済活動を伴う場合は、(研究者の切れっ端の端くれより) 実験が何一つ生きていないと言う部分はハゲドウ、確かにフィードバックは殆ど無かったようで…
>>257 基本的に官僚は無謬性に固執するもんです。
それに実験がぽんぽん出来たのはエラーに寛大だからではなくて単に研究だけは熱心だったから…
ということだって十分ありえます。
>>253 の訂正
×本邦蒸機の
○日本国鉄蒸機の
>>257 ゲージの同じ台湾、樺太は内地に右へ倣えでしたケド
満鉄、鮮鉄は好きなようにやってましたね
ゲージが違っていたのが不幸中の幸いw
>>257-258 実験はおおむね運輸側主体なので、設計の一部変更で良い結果が出たとしても
工作側はメンツが有るので簡単には原設計を改めません
260 :
名無しでGO! :03/06/18 10:35 ID:rGWykRvd
結局官僚が自分の非を認めたがらないからなわけですね。
261 :
名無しでGO! :03/06/18 21:58 ID:SO495whk
遅レス申し訳ないです。219です。
>>230 確かに私の書き方で、撮り鉄が鉄道趣味の健全な発展を阻害したような感じに
受け取るのは曲解という気もしますが、気分を害したのであれば謝ります。
ただ、どう考えても鉄道趣味の中心はやはり撮り鉄でしょう。鉄道趣味誌は
どれも写真コンクールをやっている(やっていた)し、撮影講座もありましたし。
カメラ、フィルムの広告があるのも撮り鉄目当てだと思います。
なにも、三脚立てて白レンズばかりが撮り鉄ではないと思います。
262 :
名無しでGO! :03/06/18 22:06 ID:SO495whk
連続申し訳ない219です。
>>245 スモールエンジンポリシーってプロイセンだったんですか。
でも、その後のドイツガマをみていると、ずっとというわけではなかった
のですね。
何の本だったか忘れましたが(某工場長本ではなかった気がする)、イギリス
は土地も平坦で輸送量もそれほど多くなく、炭質も良質なので飽和式で色も
カラフルな蒸機が多かったが、日本やドイツは山がちで炭質も悪いので
加熱式で云々というのを見た記憶があるのですが、これと技術論(?)とは
また別の話ですよね、おそらく。
海外でも、技術系や歴史系の濃い本は少数部ですぐに絶版になるし、 書店に並ぶのは大半が写真集系だしで、 状況は大して日本と変わらんような気がする。
>>263 確かに鉄道趣味が盛んな国では、撮り鉄がメジャーな分野であるのは
間違いないでしょう。
ガイシュツですが、英国のStephenson Locomotive Societyなどは
数千人の会員を擁し、今世紀初めの創立から会誌で非常に密度の濃い技術論が
活発になされています。
保存鉄道は約150箇所もあり、アマチュアながらプロフェッショナルと同等あるいは
それ以上の技術を持った人は、全体ではおそらく数千人のオーダーに達するでしょう。
>海外でも、技術系や歴史系の濃い本は少数部ですぐに絶版になるし
そうではありますが、そもそも出版すらされないのとでは
大きな違いがあると思いますが。
たとえば、こんなビデオが10年以上にわたって1万本以上も売れつづけています。
ttp://www.gwpvideo.com/video.asp?ID=HTDSL
>>262 過熱式は効率が20〜30%も向上するので、
潤滑油の実用化後は世界あまねく採用されました。
266 :
名無しでGO! :03/06/19 05:51 ID:bm3MXQ9R
age
>>262 スモールエンジンポリシーはプロイセンだけではないですケド
(英国のミッドランド鉄道などは有名)
日本国鉄がお手本にしたのはプロイセンです
英国は概して日本や南独逸よか平坦ですがプロイセンよりは勾配が有ります
カラフルな蒸機が多かったのは、全部私鉄だったので競争原理が働き
デザインともども他社との差別化を図ったためです(貨物機は殆ど黒一色)
過熱式については8700形の誤った解説のため後進的と思われてますケド
シュミット式および同系の煙管過熱器は独逸に次いで米仏より早くから導入してます
>>263-264 撮り鉄と技術鉄の比率は日英でさほど変わらないかもしれませんが
数が一桁以上違うので技術本や歴史本も一応ペイできるんでしょうね
ただ最近はかなり厳しくなってきたと知人の英国人の著者も嘆いてました
(自費出版ないしそれに近い形が多くなってきたと・・・)
>268 とはいえこれだけイソターネットが発達したおかげで自分の記録を発表する場は増えたわけで、お金にはならないけど… 稼ぐのは見目の良い写真集なんかで本当にやりたいことはネットでって手もあるのでは 撮り鉄でもメカニカルな写真(絞りきってかつトーンをガチガチなクロスヘッドとかw)が嫌いって人はそういないでしょうし …ただ…これからの世代ことお子ちゃま向けのメカニカルな本がめっきり減ったのが…学研の図鑑もすっかり… このあたりは歴史の厚さが段違いにある英国がウラヤマスイ
一年程前に、独01レポートやって、 南(山地)北(平地)ドイツ全土に通用するようにワグナーはラージエンジンポリシーに切り替えた と解釈しまして、そのあとS3/6の記述を読んだんですけど、 プロイセンP8よりもかなり大きいボイラ積んでいるこのカマの設計思想はやはりラージエンジンポリシーなんでしょうか? 島シニアはババリアなんてゆう山賊で有名な険しい地形を走るカマには興味なかったんでしょうか? 日本とは島国であり同時に山岳国家だと思うんですが?
というのは露ウラジオ艦隊の日本沿岸遊撃戦以降、 日本海側と太平洋側を結ぶ路線が大幅に増加しているように思えたんです。 沿岸の何処かの路線が艦砲射撃で寸断されても少し迂回すればルートを確保できる程度に。 但し、日本海側と太平洋側を結ぶ路線とは、即ち勾配線区と思われるので、南ドイツの設計思想が日本に合うと思います。 もし当時の日本にそんな防衛戦思想があったとしたら、島シニアの判断を私は評価できかねます。 (併せて線路の貧弱な許容軸重も)
静岡をドサ回りして気付いたんですけど、 東海道・山陽線で、ウラジオ艦隊が艦砲射撃できそうなところは、やはり浜松ですね。 二俣線(天竜浜名湖線)の意味がよく判りました。 米軍も太平洋戦争末期、浜松に戦略艦砲射撃やってますね。
274 :
鈴木光太郎 :03/06/20 03:00 ID:UQRSA5dJ
>>265 過熱式について。あとパッキングの改善とか必要だった見たいです。
1857年、「S.S Valetta」(←船の名前らしい)で、William Penn なる技術者が
最初に実用化と、書いてありました。
シュミットのは、1897年機関車で成功、だそうです。
>>273 敗戦直前、小田急線を鉄道省の新宿、小田原間で、臨時迂回線にする調査してますね。
D51も確か、入線希望だったと思いました。(ただしD51の入線記録は無い)
>>274 なんで40年もかかったんでしょうね・・・・
>>271 ハナシは単純でミュンヘンでなくベルリンに駐在したから
>>274 S.S.はSteam Shipの略です
ついでに
T.S.はTurbine Ship
M.S.はMotor Ship(内燃機関船)の略
Pennちゅー名の英国の造機会社も有りましたNe
>>275 過熱シリンダーオイルは鉱物性なので石油資源の探査が前提です
277 :
鈴木光太郎 :03/06/20 15:33 ID:KkFP6ekl
「S.S.=Steam Ship」 →ありがとうございます。 関係ないけど、蒸気船情報。 "世界の艦船"7月号P131、には、過去スレで話題になった軍艦"レナウン号"の 写真が載ってます。
>>277 P131は「リパルス」で
「リナウン」はP132-133です(汗)
279 :
名無しでGO! :03/06/20 19:52 ID:MgRL1slI
219=262です
>>267 解説ありがとうございます。いや、ホント勉強になりますわ
280 :
直リン :03/06/20 19:53 ID:5oF1qqr6
>>276 せっかくドイツまで行ったのに
プロイセン邦有鉄道しか見なかったみたいで
なんだか勿体無いですネ
先ほど、ダチェースを運転して空転ばかりでなかなか牽き出せない 夢にうなされて目がさめました。
283 :
ミニオン使い :03/06/22 01:38 ID:8hEGB0Mt
蒸気圧さがってますy〜
284 :
鈴木光太郎 :03/06/22 01:38 ID:O3ykibPm
蒸気機関車はごく一部以外は複動シリンダ(ピストンの両側から交互に圧力をかける) でしたが、 据え置き式や船の場合も同じく 単動(普通のガソリンエンジンのようにピストンの片側からのみ圧力をかける)は 少数派だったのでしょうか? 20世紀前半の蒸気レシプロエンジン全盛期の話なんですが。
>>284 単動は極めて稀ぢゃなひでせうか
洩れは英国ミッドランド鉄道(MR)のNo.2299(単動8シリンダー2-6-2)しか尻ません
同機については過去スレにガイシュツ
286 :
鈴木光太郎 :03/06/22 13:33 ID:mKI1chxL
>>285 ありがとうございます。
私が最近知ったのは
米国、
Inter National Harvest High-Pressure Steampower Plant製の
8気筒を積んだ
Railway Locomotor Company製、気動車
英国、LNER
Sentinel-Camell製、連接気動車
フランス、NORD
2AAA1、各軸駆動機関車、
18気筒、Swiss Locomotive製。
1945年の公式風写真では、図面にある流線型カバーが付いてないので、最終的に
本線運転に、こぎつけたかは不明です。
287 :
名無しでGO! :03/06/23 01:48 ID:5Hs1aAXd
288 :
鈴木光太郎 :03/06/23 16:21 ID:BxTGsSVD
>>285 「ミッドランド鉄道(MR)のNo.2299(単動8シリンダー2-6-2)」は今見つけました。
エンジンを4気筒×2の二群にわけて台枠(外側台枠)中央に寝かせて、
前4気筒で第1、第2動輪駆動、後4気筒で第2、第3動輪駆動。
弁駆動は第3動輪が後ろに連絡するジャックシャフト状のものを使うという
変わった構成でした。
試作のみ、試験最高速度82mile/h、
主な問題点は特殊な「sleeve valve」の蒸気漏れだそうです。
289 :
6呎7吋 :03/06/24 16:17 ID:2dqa5NAv
>>285 など
No.2299
#同機については過去スレにガイシュツ
Part2 426,428 ですた。
8000Kcalで燃え上がってました。ときどき過去スレを読むとベンキョーになります。
290 :
名無しでGO! :03/06/24 16:20 ID:dE8pcG8h
ところで蒸気動車ってどうよ?
291 :
6呎7吋 :03/06/24 16:28 ID:2dqa5NAv
>>289 失礼
誤Part2 426,428
正Part2 426,429
でした。
「回転弁が焼きついた」とありましたが、これが「特殊なスリーブバルブ」ですね?。
う〜む、特殊だ。
293 :
鈴木光太郎 :03/06/25 03:44 ID:RjflI32C
>>292 ドヘー、生きてたんですか!?
ご紹介のサイト見ましたが、私の知っていたのとはちがう車両かも知れません。
当方のは、1930年製、ボディ正面が傾斜していなくて、垂直なのでやや古めかしい。
2車体、3台車の連節式で駆動車輪もボイラーもすべて連節部にあり、前後の運転席
とかけ離れた位置にあります。
3気筒クランクから平ギァを介してジャックシャフトに伝動しているみたいです。
「バルブは有名なグレスレー式」と書いてありますが、写真が不鮮明で
確認できません。
エジプトはセンチネルが好きだったのか、1938年に、1AA1各軸駆動の
センチネル製蒸気機関車を買ってますね。
294 :
名無し野機関区 :03/06/25 13:58 ID:xI3Ktf1r
295 :
名無しでGO! :03/06/25 14:48 ID:Ok5Mc7Wj
296 :
名無しでGO! :03/06/25 15:26 ID:kE33VCJ6
>>295 鮮鉄のは後に2-2-0のタンク機に改造されたんだよね。
アテネ書房が復刻した全国機関車要覧に形式図が載ってます。
297 :
八幡谷 重 :03/06/25 16:47 ID:jT78IDxq
>>296 昔、シグイってのを見たことがあるが、
あれかな。
298 :
名無しでGO! :03/06/25 17:54 ID:mcYgKA+Q
あげ
299 :
名無しでGO! :03/06/25 17:54 ID:mcYgKA+Q
↓300おめでとう↓
オカスキー殿はどうしたんだ? 1日1回は顔を出さないとね
>>300 別にどうもしてませんケド
個人的に蒸気動車は萌えないのでパス
302 :
名無しでGO! :03/06/25 21:46 ID:y11Mz/aM
>>301 模型でしか見たことがないのですが、ギャロッピンググースという奴もだめですか?
>>302 ボンネットバスに鉄の輪ッパ履かせたようなヤシですよね
個人的にはあんまり・・・ですケド
洩れに構わずお好きなモノ語ってくださひ
304 :
名無しでGO! :03/06/25 22:01 ID:vAIELaAk
295の「ジハ1」を見て思ったんだけど、 蒸気動車って終点で方向転換しないといけないの?
>>304 一般論ですケド、もともと短距離の閑散線区用に開発されたものですんで
終点で方転せずに折り返すのが基本と思います
ちなみに、蒸気動車と一般の蒸機牽引客車列車の中間的なものとして
蒸機(0-4-2, 2-4-2, 0-6-0など小型のもの)+運転台付き客車(オートカー)1両
・・・というのが英国には沢山有って、短区間を折り返し運転してました
後押しするトキは運転士は客車に乗り、釜は助手(釜焚き)のみです
一寸客が多いトキにはオートカーを蒸機の前後につないで逝ったり来たり・・・
306 :
名無しでGO! :03/06/25 22:32 ID:y11Mz/aM
302です
>>303 ごめんなさい、勘違いしてました。昔、模型誌に蒸機版ギャロッピング〜
という自由形の記事があったのを実物にもあったものかと・・・
307 :
300 :03/06/25 22:35 ID:sIHcY9LD
>>301 オカスキー → オカマスキー殿の間違いでした 失礼しました
てっきり風邪で寝込んでるのかと・・・
309 :
名無しでGO! :03/06/25 23:53 ID:FYW9W+AR
馬力氏はどうしたんだ? 1日1回は顔を出さないとね。 風邪で寝込んでいるのかな?
310 :
鈴木光太郎 :03/06/26 05:09 ID:i6UtK/DH
「探しものが得意な」わけではなく、不況で仕事もなく、友人も彼女もいないので、
ディスブレィの前にポツネンと坐っているだけです。
ギャロッピングで、蒸気というと、結局鮮鉄のジハみたいに
なってしまうのではないでしょうか?
ネットで探す元気もないので、既成の本からパクリます。
http://homepage2.nifty.com/kotaroooo/2ch.htm @はバルカンファンドリー、1906年製。客車部分未装着の状態です。
煙室が普通の「ジハ」とは違って客車側に向いてます。
客車は1,2,3等合造車を付けたはずです。
客車末端には国鉄の言葉の「回送運転台」が付いてます。
こういうヤツで客車でなくて貨車のもどっかにあったような気がしたんですが不明。
311 :
鈴木光太郎 :03/06/26 05:10 ID:i6UtK/DH
長くて悪いが続きです。 Aは別の気動車のボイラーの例ですが、煙室が車両正面でなく 左側面(国鉄なら運転士側)にある例です。 図面の右半分が欠けてわからないのですが、右側にも煙室があったとすれば、 煙突は左右に2本欲しいはずなのですが、解説には中央に1本と記載されてます。 よくわからん状態です。 図は側面図でなくて、正面図です。 ウリは煙管の掃除が左右の蓋から簡単に出きるということで、それは納得。
>>311 >煙突は左右に2本欲しいはずなのですが、解説には中央に1本と記載されてます。
左右対称でせうね
軽巡「夕張」みたいな「人」形煙突だったんぢゃなひでせうか?!
313 :
鈴木光太郎 :03/06/26 11:58 ID:KPvTeZF0
>>312 失礼。「横向きボイラー」のブラストノズルの位置を探していたのですが、
側面図がありました。
汚いスキャンですが、Bとして追加しておきました。
これだと、ボイラーの前位置で「人」形にガスが合流し、そこにボイラー前下から
這い上がってきた蒸気排出管がブラストノズルを形成していると、想像できます。
煙室ドアは前、左、右と3つある勘定です。
説明書きは「Taff-Vale Motor Car」です。
アメリカでは1929〜31年にMilwaukeeに入った一見ガスエレタイプの2両と、 1936年のNew Havenの流線型1両(+トレーラー1両)が最後ですね。 あの国では流行らなかった蒸気動車ですが、試作は結構遅くまで続けられてます。
315 :
鈴木光太郎 :03/06/26 18:52 ID:pjy8WKxF
>>314 New Haven の車体のタネ車は旧型客車だったと思いますが、
かっこいいシャベルノーズ形流線型です。
動力部分はBesler社で、この会社は1930年頃、蒸気飛行機開発をしようとした
面白い会社です。
気動車のボイラーは、「Uniflow boiler」だそうで実態不明です。
"Railway Age"1936年10月号、 "Railway Mecanical Engineer"1936年11月号
に解説があるらしいです。
>>315 車体の改造はZephyrのBudd社が担当したのでああなったのでしょう。
「強制循環ボイラー」で蒸気圧は1,500psiと非常に高圧だったようです。
複式4シリンダは動台車と一体鋳造、クランク駆動とのこと。
1,000HPで70mphの速度を発揮したそうです。
以上、J H, White, The American Railroad Passenger Car Part2
よりの情報でした。
317 :
鈴木光太郎 :03/06/26 20:31 ID:RByvOnhL
>>318 ボイラーは水管式の一種で、特に水ドラムを設けない螺旋管のみの構成であり
一定高さに水面を保持するという概念が無く、下から水が上がってゆくに従って
お湯から何時の間にか蒸気になる、ってヤシかと思われ
蒸気飛行機のボイラーと同じ考えでは?!
320 :
鈴木光太郎 :03/06/27 00:15 ID:rARPN4kA
321 :
名無しでGO! :03/06/27 16:07 ID:27tuPKGA
age
>>315 日本では貫流式って言われてるはずです。
>>309 ども。風邪じゃなくって、忙しかったんです。
…にちゃん専用ブラウザ改造とかやってたもんでw
323 :
鈴木光太郎 :03/06/28 05:49 ID:ZKtbNZ1T
>>322 「貫流式」ども。ご教示ありがとうございます。
324 :
名無しでGO! :03/06/28 17:52 ID:PqQs0P7M
あー、今日は近所で一度にパシとミカドが見れる(撮れる)チャンスだったのに。 つい留守番なんかOKしちゃって外出できなかったよ。 でも天気悪かったからいいか。
325 :
6呎7吋 :03/06/29 01:01 ID:xdYQyxQg
かなりの亀レスですが
>>217 220 あたりで
#しかし写真だけではダメですし、ある程度技術的・歴史的沿革を踏まえつつ
#世界の蒸機をバランスよく解説した本があれば・・・・・
という話が盛り上がっておりましたが、某所で「図説 世界の蒸気機関車 その栄光の歴史」という本を借りることができました。著者は伊太利のルチアーノ・グレッジオ
翻訳が青木栄一・海野祐子両氏 昭和56年に講談社から7800円で発行されていますが、印刷は伊太利で行っています。
当然、お持ちになってられる方もいらっしゃると思いますが、各国から約550形式が過不足なく取り上げられており、すべて図面または絵が添えられています。
巻末には全形式の諸元表があります。(TypoXXとなってるところが笑えます)
付録に構造上の技術的明細が記載・・とありますが残念ながら付いていません。
見開き2ページあたり5形式程度なので解説は短めですが、かなり突っ込んで書いてあります。(付録があれば・・) 海外蒸機の入門書としては最適でしょうが、20年前で7800円はおいそれと買える値段ではなかったですね。
こういう良書は再版してほしいものですが、多分この本自体販売成績は芳しくなかったでしょうね。
日本蒸機はB6、860、5500、C51、C12、D51 です。
読んでいて、どこかで見た記憶があったので、「酢豚」の巻末を見たらシカーリ参考文献に
その直上には弘法、腸線も参考文献として記載されており、この本が、あの史上論争の直後に
シュパーンされたことを思うと、その強心臓ぶりには改めて(以下自粛) ガイシュツですか?
326 :
6呎7吋 :03/06/29 01:07 ID:xdYQyxQg
>>325 改行が変になってしまい、おまけに長文スマソです。
327 :
6呎7吋 :03/06/29 01:13 ID:xdYQyxQg
>>325 網羅的に書いてあるので、系譜的な見方をする場合不満はあるでしょうが
その辺は専門書に期待ということでしょう。
>>325 おお! そんな本があったんですか。
確かにその値段は簡単に買える値段ではないですね。
もうすこしやすく軽めのものだったら良かったかもしれませんが・・・
でもなんでイタリア本なんでしょうか。定評があったものなのかな。
329 :
鈴木光太郎 :03/06/29 01:59 ID:l6nJQQMy
>>325 世界の機関車550形式に対して日本の機関車5形式で、内日本人製3形式というのは
割合からいって、まぁ、そんなものかなという気がします。
ただ、スチブンソン時代からの古典機の試行錯誤機はこの本では
考慮に入っているのでしょうか?
もう1つ、代表的蒸気機関車というと、どうしても幹線の高性能機が
イメージされてしまいますが、産業用とか、
軽便用とかのは考慮されているのでしょうか?
こんな事を書くのは、"世界の蒸気機関車の発展と終焉"を
ペン画や海外旅行記でお茶を濁さずに、日本語できっちり書ける人が
出現している気がするからです。
330 :
6呎7吋 :03/06/29 03:59 ID:xdYQyxQg
>>328 訳者が「世界的な視野で蒸気の発達史を書いたものは非常に稀だ」といっています。
それが翻訳した理由のようです。英訳もされているそうです。
>>329 >ただ、スチブンソン時代からの古典機の試行錯誤機はこの本では
>考慮に入っているのでしょうか?
ロケット号は13番目に登場します。
初期の米国釜が30種、
1830年〜1850年の英国釜が60種
グレズリーのA1が登場するのが全体の8/10過ぎたところで、
発達史として充分書き込まれているように見受けられます。
幹線急客機だけでなく、小型のタンクなども言及されていますが
さすがに産業用やナローまでは手が回って今いようです。
ご意見には禿堂です。つ〜か早く書きなさい(笑)
>>330 >訳者が「世界的な視野で蒸気の発達史を書いたものは非常に稀だ」といっています
ふうむ、そうなんでつか・・・・・確かにそうそう簡単に書けるものではないでからね。
オカマスキー氏の論評をぜひ聞きたいものでつ。
332 :
鈴木光太郎 :03/06/29 11:09 ID:jewytFBV
>>330 なるほど、です。
古典機、かなり入っているみたいですね。
どっかの図書館で見たくなってきました。
333 :
鈴木光太郎 :03/06/29 13:44 ID:oYJmKHCO
>>329 発言自ら訂正です。
立派な本を著述できる達人はいても、
その本には図面が沢山必要で、外国の図面の著作権を取得するのは困難と思えます。
こうなると、外国鉄道との交流パイプがある、国営鉄道出身の方は、
激しく交渉有利ですね。
>>331 振られましたが、生憎その本は読んでおりません
> 日本蒸機はB6、860、5500、C51、C12、D51 です。
機種選定は極めて妥当ですNe
D51でなくD50だったら完璧かとw
335 :
名無しでGO! :03/06/29 21:24 ID:oBQksA3K
今日のNHKアーカイブズ(23:10〜)は、 新日本紀行 「三重連の峠」―秋田・青森県境・矢立峠― 1970(昭和45年)9月21日放送 蒸気機関車が主人公の番組です。 奥羽本線青森県碇ヶ関(いかりがせき)駅から秋田県大館駅までの間には 急勾配の峠があり三台の蒸気機関車が連なって走る「三重連」でないと 峠が越えられませんでした。 しかし昭和45年、勾配をゆるやかにする改良工事によって一台で 峠越えができるようになりました。 番組で紹介するのはその三重連が走る最後の日の記録です。 放送から5年後の昭和50年、SLは定時ダイヤから姿を消しました。 ※ 今回の番組は、フィルムからハイビジョンにコピーする最新の技術で修復して放送します。美しい映像でお楽しみください。
>>335 この番組はスレに前にも何回も出ましたが、D51三重連はヤラセです。
でも、じっくりと見るつもりです。
特に興味があるのが、当時の撮り鉄のスタイルです。ご注目下さい。
私は写ってませんが、缶数寄さん、いるんじゃない?
337 :
名無しでGO! :03/06/29 23:17 ID:vA5V8Zmb
新日本紀行のテーマソングは素晴らしい。
確かモリコー氏が下っ端スタッフだったんでしょ。<新日本紀行 まあその中でも鉄道モノに関わったという話はないが。
339 :
NHKあぁ怪物 :03/06/29 23:57 ID:iuMFFAZ6
NHKアーカイブツ「三重連の峠」 もうすぐ始まるぞ!
340 :
6呎7吋 :03/06/30 00:39 ID:JAC7BauT
みますた。 保存しますた。
341 :
名無しでGO! :03/06/30 00:46 ID:0GgiMaZz
>>339 いい所撮ってるなぁ…。DD51重連の20系「日本海」も出たし。
SLマニアのカメラも、8ミリだったりマミヤプレスだったり…。
お決まりの怒号が飛んでた。スケッチしてる若者がいたね。今では考えられん。
新線付け替え工事の映像も興味深かった。コンクリ枕木にモッコでバラスト敷いてた。
古き良き鉄道員の時代だね。
温泉プールの映像…すべり台でつるっぱげのオッサンが狂喜乱舞してたのワラタ。
心臓発作で氏ぬんじゃねーか?
342 :
名無しでGO! :03/06/30 00:53 ID:JLBNa7ly
343 :
6呎7吋 :03/06/30 00:57 ID:JAC7BauT
オリンパス・ペンFもいたな。Canon814というトンデモ8mmも。 ○○蒸機でも萌えますたが エスエルとデゴイチはいただけません。 鉄道官舎は全国共通あんなものでしたね。 新宿貨物駅にチッキをよく持っていきました。
嘘800番組。あれほどひどい出来だったとは・・・・。
345 :
341 :03/06/30 01:00 ID:0GgiMaZz
>>342 白いビキニがアップで「おおっ、萌え〜!」
…顔が映ったら、前歯に金かぶせたオバハンだった。(´・ω・`)ショボーソ
ヤラセだろうとなんだろうとデゴイチはいいねぇ。 あれ見たら毛唐のSLなんか(ry
デコイチかデゴイチか、これも注目していたが、デゴイチでしたね。 写生の対象はC6120、花輪線の86もいました。
348 :
名無しでGO! :03/06/30 01:15 ID:afRHomnP
D51 3重連って、4800psだったんですか・・・?
349 :
名無しでGO! :03/06/30 01:20 ID:6z68rmYO
お前うざいから氏ねよ>奥中山真幸 ヤラセでもいいじゃねぇか。テメェが走らせた訳じゃねぇだろうが。
351 :
当時厨房 :03/06/30 01:24 ID:X9g047Za
あの夏(1970)は国鉄が旅行センター扱いで募集したSL撮影会のために、 花輪線に8620三重連を走らせました。 この番組にある奥羽線も、三重連とは言っても、普段はほとんどの列車が 「先頭が重連+後補機」でしたね。やはり撮影のための演出だったのかな。
あの番組は、何を伝えたかったんでしょうか? いかにもD511が主役のようなイントロでしたが、コメントも画像も殆ど無い。 まるで三重連が毎日運行されていたかのようなミスリード。 マニアのための番組じゃありませんからD511がD51187に代わったり、三重連がいつの間にか重連になったりするのはご愛嬌で済ませてもいいと思います。 が、全体として事実を伝えず、「SLブーム」に迎合し、便乗しただけのような印象です。 余談ですが、C62重連を扱った番組もありまして、こちらはレンタル→保存していますが、こっちの方が事実の歪曲は少ないですね。
353 :
名無しでGO! :03/06/30 02:05 ID:to5DQQAi
>>352 アーカイブスに残ってるだけでも有難いと思いなさい。
「ひょっこりひょうたん島」ですら4本しか残ってないのですよ。
これだから鉄ヲタはジコチューで困る…。
354 :
鈴木光太郎 :03/06/30 02:05 ID:rxQ57xxm
"真相、蒸気機関車の興亡"という本を仮定して、 やはり本流は幹線の高性能機関車なのかなぁ?と考え込んでいます。 派生として、産業用、ナローゲージ用、急曲線用、急勾配用、植民地経営用、 戦時独特の量産機関車(米国のマッカーサー型など)、気動車、無火機関車、 試作までたどりついたかどうか程度のハイテク機関車、 など思い付きますが、これらはすべて、幹線用高性能機関車の応用問題に過ぎない という思いがあります。 一方で、何も鉄道経営者の視点で見る必要は無いんだ。機関車を技術進化という面で 見るのは鉄道プロにおもねているのであって、アマチュアはまずは昆虫採集標本 のように特徴を羅列するのが肝心であって、発達系統はその後で考えればいいのだ、 という思いもあります。 三重連の皆さん、話の腰を折ってすみません。私の話題を継続する必要はありません。
IDがまるでDQNだ…逝ってくる…。
>>354 個々の要素技術や技術的努力がなされた領域などでとらえると、
一概に幹線用急客機だけがメインとは言えないと思います。
まあ"華"であることは間違いないでしょうけれど・・・
それにしても325の本は高価だとしても、工房・腸線がある程度売れても
工場長な認識というのは大勢として変わってないみたいですね。
ほんとにこれでいいのかな。
357 :
矢立 :03/06/30 03:13 ID:g/bn/B+T
>352「C62重蓮」あの番組はすごく印象に残ってます。 でも今日、新日本〜をみて「directorは同じなんじゃないかな?」 と思ったほど、どっか似てるところがあったような… C62は確かにすごい番組でした。 レンタルのほうはみてないんですが、オリジナルとはかなり違うようですよ。 いずれ、アーカイブスで再放送される日を楽しみにしています。 三重連のはなしですが、当時、マニアから新日本紀行バッシングみたいな話を聞いたことも思い出しました それは「自分がいったときはなかなか撮れないのに、NHKは!」って感じでした。 よ〜くわかります。オイラだって、映像の作り方(構成)に若干の不満はあります。 「SLブームに便乗しただけ」と見ればたしかにそうかもしんない。 でもね、便乗だけじゃこんな番組できないです。NHKでも。 この番組、楽しかったんだもん。 時間をかけ、要衝を突いて。蒸機が生きてた時代の息吹をちゃんと伝えてると思うよ。 久しぶりに「鉄道」が生きてる映像を見たよ。 矢立の三重蓮、確かに「定期」運用じゃなかったよ。 でも、けっしてウソ800じゃない。 D51とC61の兄弟機が死闘を繰り広げた峠なんです。
358 :
名無しでGO! :03/06/30 06:52 ID:J3tllTvt
奥中山理由付け必死だな(藁
359 :
名無しでGO! :03/06/30 06:56 ID:adqUU0na
奥中山真幸の存在自体が嘘800
360 :
名無しでGO! :03/06/30 07:13 ID:d/SZ2ihj
夕べ見てました。3重連の列車そのものより、大館機関区の 雰囲気描写が懐かしかったな。 あの頃は休みの度に、あの空気の中にいたんですよね。 知った顔も何人か出てきてましたね。
確かに当時の雰囲気が伝わってきたのが良かったなぁ。 …伝わってきたと思い込んでるだけかもしれないけど。 少なくとも、見て良かったと思ったのだけは間違いないです。 3重連自体は「演出」と考えればいいんじゃないかと思いますけど? 少なくとも嘘八百と断言は出来ないはずです。
このスレの住民の皆様にはすまないが、あの番組で一番、萌え〜。だったのは 「貨物列車!」ですた。 ワム8ではないワム、レ、5個積みのコキ5000(5500?)トキ15000 の姿に、わくわくどきどき。 最後に出てきた、ぞろぞろつながったワム9にはびっくり。
ヤー盛り上がりましたNe
>>336 1970(昭和45年)は5月と8月に北海道へ逝ってC62, D52を写してました
6月のボーナスでニコンFを買いましたので以前の主力アサペンSPはサブに格下げ
本題の矢立は1968(昭和43年)5月に半日ほど居ただけです
貨物はD51が背中合わせにくっついたのが列車の末尾に付いて峠を上り下りしてました
D511がアタマに付いた3重連(正真正銘)は1968(昭和43年)3月に奥中山で撮ってます
364 :
名無しでGO! :03/06/30 09:12 ID:yp7hzdau
奥中山真幸=「D51よく走る!」の金時計
366 :
名無しでGO! :03/06/30 13:35 ID:51tf3TbA
ビデオ録画失敗! 5分の繰り下げで尻切れトンボですた 木村前知事に損害賠償したい
367 :
名無しでGO! :03/06/30 16:46 ID:cUsIwYz7
PCで設定詰めずに録画したもんで画質悪いですけど、 前後に五分ずつ余裕見てたら見事録画に成功しました。
369 :
名無しでGO! :03/06/30 18:57 ID:HR81eRgJ
>>366 漏れも!でも偶然全部普通に見ていたからいいけど。
D51のさまざまなタイプが見られたのは良かったんだけど、その他が
機関区にいるだけのC61と8620だけじゃなあ・・・。
せめてC61の旅客列車は期待していたのに・・・。
>>352 あれは旧線最終日のみのイベント3重連だったんでしょ。
変なところで突っ込みなさんな。あんたの知識底が浅いみたいだから。
370 :
名無しでGO! :03/06/30 19:04 ID:xO62X3+R
>>352 >レンタル→保存
違法だべ。さすが鉄のエキスパートを自任するだけはあるね。
371 :
名無しでGO! :03/06/30 20:13 ID:YGVDvmoh
366 漏れもでつ。プールのシーンでプツリ…。 ラストはどーなってたのかな? それにしても、フィルム修復処理を施しているおかげか、発色が鮮やかだったね。
372 :
名無しでGO! :03/06/30 20:13 ID:HR81eRgJ
そういえば、今日偶然にもD51の回送を見たのですが、 主連棒はずしてましたね。あたりまえっちゃあたりまえなんですが。
373 :
名無しでGO! :03/06/30 22:43 ID:51tf3TbA
布原の3重連の画像が一部使われてなかった?
子「おい、親父、今日のNHKは矢立のD51だよ」 親「おお、懐かしいな、一緒に見るか。でもありゃヤラセだぞ」 子「ヤラセでもいいじゃん。俺、現役のD51見たことないもん」 親「そうだな、見てみっか」 子「うわ!!三重連だ、バクエンだ!!夏でもあんな真っ黒な煙を吐いてたんだ」 親「ギャラリーが一杯いるだろ、サービスだよ」 子「先頭がD511だ、ふーん、あれをナメクジって言うのか。あれ?先頭のナメクジがいつの間にかナメクジじゃなくなってる」 親「別の列車だろ」 子「そんなに何本も三重連が走ってたんだ!!スゲエナ」 親「あそこは橋梁の関係で三重連は走れないんだよ」 子「嘘だろ、こうやってガンガン走ってんじゃないか」 親「俺のアルバム見てみろ、1+2か2+1しか写ってないだろ」 子「そりゃ親父の腕と情報力のせいだよ。さすがNHKだな、親父とは腕が違うよ。きっと金も違ったんだろ?」 親「・・・・・・・・・」 息子がカマキチじゃなくて良かった。
375 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/07/01 00:12 ID:bSJKv9L9
ラスト五分… キャブで石炭くべする機関助士⇒高々と吹き上げられる煙 ⇒ゆるく左にカーブしながらトンネルに吸い込まれる線路をゆく長大貨物列車 「三台の蒸気機関車あわせて4800馬力。しかし、六十両の貨車はあえぐようにのぼります」 ⇒D511の走行を空撮⇒三重連を空撮⇒川原?からガーター橋をわたる三重連を 「機関士、助士、三台の機関車、人と機械が一体になった戦いでした」 ⇒温泉プールわきを汽笛を吹き鳴らしながら驀進する三重連 「峠を上りきったところ。15年前、ここはこの地方にはごくありふれた湯治場にしかすぎませんでした。」 白いブラのアップ⇒その主の顔のアップ⇒ 「しかし、四年前に立派な温泉プールが作られるとこれが大当たり。多いときには 一日4000人の客がプールをうずめています。」 にこやかな老人⇒滑り台をポーズつけて下ってくる元気なじいさん 「50メートルの滑り台がここの売り物です。山奥とはいえ、自然も人も変わりました」 滑り台⇒鉄橋を驀進する三重連⇒トンボ⇒稲(ここでエンディングテーマ⇒ 「東北に秋は駆け足でやってきます。」 木橋を走ってわたる子供たち⇒ 「桜庭さんや木村さんも幼い頃、この子供たちと同じように蒸気機関車を追いかけました」 快走する三重連に手を振る子供たち⇒二両目が門デフ機の三重連が長大貨物を牽引 「八月三十日、三重連、最後の日です」 …で終わりですた。
>>375 (誤)白いブラのアップ⇒その主の顔のアップ⇒
(正)白いブラのアップ(;´Д`)ハァハァ⇒その主の顔のアップ⇒(´・ω・`)ショボーン
377 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/07/01 00:23 ID:bSJKv9L9
>>373 D51187が旧客を牽引するシーンですか?そういやそんな気がしないでもないですが…
>>376 w
378 :
名無しでGO! :03/07/01 02:32 ID:s6yI6Iw5
>>363 ネカマ氏は、昭和45年当時は既に社会人だったんですか・・・。
漏れはその頃、ようやく物心付き始めただろうか・・の頃なもんで。
で、貴方の過去ログにあったC62「ゆうづる」を早朝見に逝ったという話なんですが、
アレにはあまり感激されなかったような事、書かれてましたよね?
具体的に何が物足らなかったのでしょうか?
質問するのにネカマ氏はないだろうw
380 :
371 :03/07/01 04:49 ID:cjoHao7p
馬力さんサンクスです! もうひとつ恐縮なんですが、本編終了後の加賀美幸子アナの解説はどんな内容だったのでしょうか?
381 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/07/01 12:50 ID:bSJKv9L9
>>380 昭和四十五年放送の新日本紀行、三重連の峠でした
新日本紀行のテーマ曲を作曲した富田勲さんは、大のSLファンとして知られています。
富田さんに伺ったところ、やはりこの曲は、日本の山野を走る、蒸気機関車の姿を
心に描いて作ったそうです。冒頭のホルンのメロディは出発するときの雄叫びのような
汽笛をイメージしたということです。
ですた。開始前の手紙の紹介と引っ掛けてると思われ。
382 :
380 :03/07/01 13:53 ID:WWTha+iM
>>381 馬力さん、ありがとうございます。
あのテーマ曲は、蒸気機関車をイメージしたものなんですね!
初耳ですた。
383 :
名無しでGO! :03/07/01 18:51 ID:lKfdWwix
>>374 えーRM感動の所在地によりますと、S45頃からファンサービスのためか
運用変更を行って3重連を行うようになったとあります。
下手な断言はしない方がよろしいかと思いますよ?私も過去大恥をかいた
ことがありますから。
>>378 「ゆうづる」を写しに逝ったのはS41.5とS42.9の2回ですケド
1回目はワケも判らずC61の牽く各停夜行を富岡で降り、これと夜ノ森で交換する
「ゆうづる」を大カーブで撮ったのが最初です
撮影ポイントに着くには鉄橋を渡らねばならず、何時来るか判らない特急と
枕木の下に見える水流に思わず足がすくんだのが思い出されます
生憎の曇り空で、ASA100のネガの真ん中に10パーミル勾配を高速で下ってくる
C6238の正面が露出不足で小さく写ってました
後姿の追い写しで独特の3段テンダが何とか判別可能・・・
トライXの存在を知ったのはその後です
その年は再訪の機会無く、翌年夏に初の北海道旅行の往路でD51×3と出会い
上目名で「ていね」を写すなどしました
んでいよいよ後が無くなった9月最後の日曜日に各停夜行を広野で降りて
夜の明けるのを待ったワケですが、日の出の時刻に今にも泣き出しそうな曇り空の下
C6223に牽かれた「ゆうづる」が5〜6パーミルの上り勾配をいとも軽やかに
シャカシャカと白煙をなびかせて通過して逝ってしまいました・・・
つーコトで直前のD51×3や「ていね」との対比と悪天候のため物足りなさが残ったと思われ
385 :
名無しでGO! :03/07/01 23:12 ID:pFvS3uqF
386 :
名無しでGO! :03/07/01 23:23 ID:ElhN9rfY
>>384 どうもレスサンクスですた。いろんなトコロ撮影に行けたんですねェ。
漏れももっと早く生まれりゃヨカータ・・。
387 :
名無しでGO! :03/07/02 01:43 ID:/OGB6jEb
>>373 そうだよね。
おいらも「あれ、これって布原じゃん」とか思ったとこあった。
>>386 その代わり子供の頃は終戦直後でろくに食うモノが無く
小学校に上がる頃まで米と麦と混ぜて焚いたご飯を食べてました
学校の給食はコッペパンに鯨カツに米軍放出の脱脂粉乳(以下略)
389 :
名無しでGO! :03/07/02 19:18 ID:5DhtXNdQ
>>373 ,387
そうか?もう一度見直して見るけど布原はなかったと思うぞ。
あそこは集煙装置つきなはずだから。漏れの記憶では。
って写真でしかみたことないんだけど(藁
鯨カツもいまや貴重品・・・・・ 国際ホゲホゲ連盟脱退キボンヌ (保守兼用)
いまさらでつが、あーあ、子供にかまけて録画できんかったよ…HDDレコーダーかったる(w >奥中山氏 今更ですが所詮「NHK」ですから。やらせを堂々と演出できる。 別に史実を取りたいんじゃなし、「映像」を取りたいんですし、あちらの方々は …でも再放送キボンヌ、みてみたいでつ(岩見沢の図書館に落ちてないかなー)
392 :
名無しでGO! :03/07/02 23:41 ID:EqIw6pIZ
>>375 しかし、4800psという数値は何処から出て来たんでしょうねぇ・・?
馬力さん、これについてはどう考察されます?
393 :
6呎7吋 :03/07/03 02:07 ID:2JFsLWFr
>>392 馬力氏ではありませんが・・・・・
埋工事蒸気機関車館のHPによりますと、D51-200の諸元は最大出力1,573馬力となっています。
出典は不明ですが、この数値を基にすれば、4,800馬力は許容範囲内です。
D51の動輪周出力は1,280PSとされていますので、これを基準にすれば馬力氏の視的は正しいです。
自動車のエンジンでも、かつては米グロスかDINかJISか伊太利キューナ馬力かで大幅な差異がありました。
上記の場合も、シリンダー指示か、動輪周か、ドローバーか明示する習慣が必要だと思います。ガイシュツ
394 :
6呎7吋 :03/07/03 02:14 ID:2JFsLWFr
>>393 視的==>指摘
上記==>蒸機
失礼しました。
395 :
6呎7吋 :03/07/03 02:22 ID:2JFsLWFr
325の本・・・大変面白くて、寝不足気味です。 ヤハーリ日本語は偉大です。 品川区、江戸川区、練馬区の図書館には蔵書があるようです。 ガイシュツかもしれませんが質問です。(過去スレで発見できなかったので) ゲルスドルフ釜の2つの蒸機ドーム?をつないでいる、ストーブの煙突のような 横パイプは何なのでしょうか??。
396 :
鈴木光太郎 :03/07/03 02:47 ID:n5M1qwet
397 :
鈴木光太郎 :03/07/03 02:55 ID:OndxReTX
>>396 失礼。↑先ほどのサイトから、
Museum→ Fahrzeugsammlung → Dampflocomotiven → Liste
で、横パイプ機関車に辿り着きます。
横パイプの理由、私も知りたいです。
>>395-397 同じサイトのkkStB 180.01の写真のほうが良く判ります
後ろのドームの背面に安全弁、前のドームの下に加減弁のレバーが見えます
横パイプは蒸気管で、役目は蒸気中の水滴を除去するため(飽和式の釜なので)
399 :
6呎7吋 :03/07/03 14:10 ID:lAXlVDAZ
>>396 >>398 ハイ、これです
ご教示ありがとうございました。
ボイラーや複式機構、足回りの特長のほうが重要らしく
パイプについての説明がありませんでした。
401 :
名無しでGO! :03/07/03 23:42 ID:ecgRy/B1
>>395 図書館で借りてきました。
まだぱらぱらとめくった所ですが読み応えありそうですね。
本文(?)が細切れなのは書籍の体裁としてどうかと思いますが。
あとは、訳が今ひとつこなれていないのと、
いきなり訳出の間違いと思われる箇所があったのが気になります。
伊太利の原書は無理ですが、英語版を読んでみたい所です。
402 :
名無しでGO! :03/07/08 05:28 ID:DcsiFMwY
鉄板の嫌われ者・D員 ◆g.PRUmoroA が猫♪かぶって出没するというスレはここですか?
403 :
名無しでGO! :03/07/08 05:28 ID:DcsiFMwY
403 名前:amateur driver[sage] 投稿日:03/07/04 16:20 ID:MgFNvVOy ふと思い出したのですが、 D52のブラストパイプと煙突は激しくずれていますが、 これはやはり論外なんでしょうか。
404 :
名無しでGO! :03/07/08 11:02 ID:08hkV7lH
ブローオフ
消えた書き込み分が残っているものをうpりました。
410 :
名無しでGO! :03/07/08 16:24 ID:6cDrDdaz
馬力さんいつも乙です。感謝します。
411 :
名無しでGO! :03/07/08 18:58 ID:HXskm9f8
蒸気、上がります?と書き込みテスト
412 :
名無しでGO! :03/07/08 20:04 ID:HXskm9f8
とりあえず、消えてしまったスレの補足ということで、例の番組にて 布原と思われる集煙装置付変形門デフ機の映像を確認しました。 失礼しました。 やっぱり矢立峠の客レとしてC61の走行シーンが欲しかった・・・
413 :
名無しでGO! :03/07/09 08:16 ID:4/RrZIHx
オカマスキーさんは見られないのかな?
414 :
:03/07/09 21:56 ID:Uw0JgFiV
今朝の「SL秩父」を録画しておいたビデオを見た。 う〜〜〜ん・・・・・冒頭と間にちょこっと映っているだけの沿線紀行だな、内容は。
いくつか消えてしまいますたね・・・・残念
416 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/07/11 12:56 ID:xB+n8SVi
このスレがこのまま1000に達したら消えた分も含めたJane用DATファイルとか HTMLをアップするのでご安心を。
417 :
名無しでGO! :03/07/11 23:26 ID:UzSRwfZO
ゆうづる、か・・・。
420 :
名無しでGO! :03/07/12 00:09 ID:7Nq/zeTN
ハテ102
421 :
名無しでGO! :03/07/12 12:28 ID:3fpcUqmv
オカマさんどうしたのかな? いつもいる人がいないと寂しいな
422 :
名無しでGO! :03/07/12 14:31 ID:hei91cGU
コテの取り巻きキショイ
誰もいない・・・・
1000までにまた鯖がとびませんように・・・・ナムナム
425 :
名無しでGO! :03/07/12 19:16 ID:3C+VEJ6Z
石炭投入したいところですが、いいネタないんですよね。 とりあえず埋工事のC61も黒プレートになっていたんですね、というところでご勘弁を・・・
暑くなるとカマの話題は盛り上がりませんな。JRの保存蒸気が夏中心なのは、客が集まりやすいから仕方ありませんが、せめて「C62ニセコ」だけは吹雪の中を走らせたかった。冬にやってくれれば私も行ったんだが、とうとう一度も行かずじまい。 コストを考えると次の復活は絶望的なようですね。ここの人たちは行きましたか?
427 :
名無しでGO! :03/07/12 19:40 ID:UbkA6HHy
RMライブラリ[大夕張] 三、四号機の給水ポンプがあるのに給水加熱装置がないのは何故だー?という疑問が解けた。 テンダーの中に仕込んでたのね。テンダー床下の箱がそれなのか。
給水ポンプ・給水加熱器なんて作るのにも維持するのにも手間ひまコストが かかるものはやめて、排気インジェクターをキボソ。
>>427 五、六号機も給水加熱装置の取り付け場所がわかりませ〜ん
ついでに教えてください。
てゆーか、給水加熱器が無いのが大夕張の特徴だと思ってましたが、
違ったんですか?
給水ポンプと給水加熱器ってワンセットなんですか?
この辺の構造も解説キボンでつ 実機を知らない者にはワケワカメ。
430 :
名無しでGO! :03/07/12 20:54 ID:UbkA6HHy
最下層カーストに質問されるとは思わなかった。 2xhって面白いよね。名無しさんは怖い怖いw
431 :
名無しでGO! :03/07/12 21:02 ID:t3rYPtsR
「C62ニセコ」は、エバーグリーンか何か(ハッキリ覚えていまんが)、一度冬に走りました。 私は撮りに行きました。吹雪では無かったけど雪景色の中、小沢−倶知安間の峠付近で撮影しました。 鉄チャンは、ほんの数名しか遭遇しませんでしたよ。
>>430 気付いてなかったのか?
何故、俺が書き込んでるかを?
君自身が俺にぶつけた質問だぞ
まぁ、それとは関係無く
>>429 を教えて貰えれば嬉しいけどナ
進路を誤るなよ それを望むなら構わぬが。
ここに猫♪は出没せんぞ! 教えてクソを装ってここに粘着寄生するつもりかね?
俺が追跡した人物は一人ではありませんよ
435 :
馬力 ◆1PS/GDWIWU :03/07/12 21:16 ID:3H1EB+rO
>>454 >給水ポンプと給水加熱器ってワンセットなんですか?
インジェクターだと水が蒸機と混じって温水としてボイラに入るので問題
無いんですが、給水ポンプは水の温度を上げないので冷水がボイラに
入ることになり、温度の不等分布が缶胴に悪影響を与えるので、普通は
水を給水加熱機で110度程度に加熱してボイラに入れることにしています。
@給ポンと加熱器、成立年代は何時ごろ?
A
>>431 そうですか、冬にも走りましたか。感想を聞かせてください。
>>435 きちんと回答してくれる人に対して煽るわけにはいきませんね
ありがとうございます。
やはり給水ポンプと給水加熱器はワンセットってことですか
炭鉱鉄道のようにマイナーな車両は資料になる写真も少なく、
模型を作る時など悩みます 特に蒸気機関車などはパーツを
てんこ盛りに仕立てたくなったりするわけで、給水ポンプがあれば
給水加熱器もある、というような法則?知識は役に立ちます。
また何かありましたら、宜しくお願いします と。
蛇足ですが、このスレには気に入らないことがあるとコピペに走る
者が潜んでいます 以前の荒らしも他スレからの流れ者による行為
ではなく、このスレの常駐者のようです。
439 :
名無しでGO! :03/07/12 21:41 ID:t3rYPtsR
冬のC62ニセコですが、たしか小沢のワイス温泉に泊まって、そこから徒歩で撮影地に行きました。 場所のトンネルの小沢よりの直線です。結構有名な撮影地ですね。私が一番先に到着しました。その後2名ほど来て3名の撮影でした。 道床のほとんど雪で覆われ、天候は快晴でした。吹雪で無くて残念でしたが、よい写真が撮れました。 その後、倶知安駅で雪景色の中、転車台と入れ替えシーンを取りましたが、 これまた鉄ヲタが全くおらず、私一人で入れ替えを踏み切り付近で撮りましたよ。 列車は小樽−倶知安の片道のみの営業で、返しの回送まで、倶知安駅の中線に停車してあって、思う存分撮影出来ました。 この時の鉄の10名ほどでした。ゆったりとした気分で全てを楽しめましたよ。
440 :
オカマスキー :03/07/12 21:44 ID:fg/lwBih
>>429 三菱鉱業大夕張鉄道の9600形はP誌小熊米雄氏記事によると
3: 自社購入(S12)
4: 自社購入(S16)
5: 旧39695 (S26購入)
6: 旧49695 (S37三菱鉱業芦別専用鉄道の廃止に伴って移入)
7: 旧9613 (同上)
・・・ですんで5〜7には給ポン、加熱器(「機」は間違い)は未装備と思われ
>>435 胴衣
>>437 @舶用としては20世紀初頭から存在
機関車用として普及したのは1922年の華府軍縮条約成立後(ガイシュツ)
441 :
ワロタよ〜!!! :03/07/12 21:48 ID:UbkA6HHy
>このスレには気に入らないことがあるとコピペに走る 者が潜んでいます ギャグのセンスがあるよね。 さすが置き三脚に意欲的な奴の言う事は違うな。 必死で紳士的な取り繕いをしているようだが、すでに《D員》の名を見ただけで 嫌な気持ちになるヤシは多いと思われ。 そのコテハンで本スレにくるだけで荒らしてることになる。誰かさんのようにな。
>>438 いえいえ、どういたしまして。
ID出る板ですし、常駐してて荒らす人はもう出ないかと思われ…
済みません。聞き方が不適切でした。給ポンと加熱器がワンセットであるためには、装備された時日が同じ頃じゃないと、と思いまして。給ポンのほうが早いんじゃないの?って気がして。例によって文科系撮り鉄党カマ派のいい加減な認識です。
>>439 『小沢のワイス温泉』『トンネルの小沢よりの直線』・・・懐かしいです。国道のオーバークロスから歩くとかなりありますよね。
満鉄では排気インジェクターなかったんでせうか?
445 :
オカマスキー :03/07/12 22:32 ID:fg/lwBih
>>444 「南満州鉄道」鉄道の発展と蒸気機関車P124より引用 ↓
「注水器は一般にナザン(Nathan)式を使用していたが、一部のものに燃料節約のため
エレスコ(Elesco)式注水器(図2.10)を取りつけて試用した。」とのコト
ちなみに図2.10は米国の2-10-0の図面のようデス
>>445 ×エレスコ(Elesco)式注水器(図2.10)を
○エレスコ(Elesco)式排気注水器(図2.10)を
447 :
名無しでGO! :03/07/13 01:03 ID:9QZati3R
>>442 お手並み拝見。お見事でした。
あれに粘着されるとどんな良スレもあっという間に糞スレと化してしまうので、
早々にお引取りいただくのが最善の策かと。
>>445 どうもありがとうございます。
ヤパーリ国内よりはずっと分かっていたんでつね。
ナザン式・エレスコ式とも米国のものですよね。
独自に考案したものか、それとももともと他国から取り入れた
ものなのかな。
宗太郎のことか・・・ これにD員も加われば、彼も鬼に金棒を得るのと同じ まあ コテハンさんは大人だから、うまくかわすだろうけど
>>448 エレスコ式の排気インジェクターは英国のデーヴィス&メトカーフ式と動作原理は同一で
細部がチョトー違うだけです
エレスコ式の給水ポンプもウォーシントン式と動作原理は同一ですぐには見分けつかず
水路のRの大小くらいしか・・・
ケキョーク、どこもパテント逃れ出来る最小限の変化しか付けてないようデス
>>450 ご教示ありがとうございます。
ヤパーリそうなんですか。
満鉄も直接イギリスから取り入れればよかったのにな・・・
旧朝鮮総督府鉄道や朝鮮の私鉄に所属していた蒸機について まとめてある資料はあるのでしょうか?
>>452 ヤニナル誌の編集長さんが九州時代(40年以上前)にP誌に寄稿したモノが唯一と思われ
>>453 総目次でみて知っていたのですが、やはりあれだけですか。
あの時代のピクだと古書で\3Kくらいしそうですが、そこまでの価値はありますかね?
旧植民地でも満鉄系はそれなりに充実してるし、樺太や台湾の資料も出てるのに、
半島の鉄道については趣味界から黙殺されてる感じですな。
蒸機以外にも3kV電化のデロイや金剛山電鉄なんかは興味深いと思うのですが。
>>454 あとは「朝鮮鉄道史」「金剛山電気鉄道(20年史)」などの正史しか無いですかね・・・
中身見てませんケド
456 :
赤ギャラン :03/07/16 06:22 ID:bhXqiGM9
>>438 D員もSLのAA貼りまくったくせに(プ
君は文章の理解力を高めなさい
459 :
下等名無しw :03/07/16 18:05 ID:Jf0yJFTA
>>458 ここはお前みたいな最下等コテのくる場所ではない。さっさと消えな!
460 :
名無しでGO! :03/07/17 13:07 ID:7mq3D5zY
>>456 垢ギャラン氏 あっちこっちにコピペしてるね。
神保町でLocomotive Cyclopedia 1930の復刻版を見つけて、思わず衝動買いしてしまいますた。 一緒にSPとUPの蒸機の本も買ってしまい、あまりの重量感に肩が抜けそうでした。 だれかまとめて売りに出したのかな。
>>461 裏山椎・・・
幾らでした?!
あとSP本とUP本のタイトルは?!
>>462 出費のことを考えると頭が痛くなるので言いたくないのですが(w
サイクロペディアが7000円
A Century of Southern Pacific Steam Locomotives, Dunscombが7000円
Motive Power of the Union Pacific, Kratville and Ranksが4500円でした。
どちらも蒸機だけではなく、ディーゼルやSPでは電車にもふれてます。
UP本は以前西山で見た覚えがあります。
>>463 益々裏山椎・・・
ときに、英国本は無かったですか(w
>>464 英国本も写真集みたいなのはちょくちょく見かけますが、
眺めてではなく読んで面白そうなのはなかなか出ないですね。
UP本でM-10000の化物面を見て改めて思ったのですが、
アメリカ人のデザインセンスはイマイチ理解できませんな。
マツダRX7みたいなロータリーエンジンを蒸気機関で作れないかな?
467 :
鈴木光太郎 :03/07/19 16:24 ID:MUvQPq1O
>>466 蒸気ロータリー機関の歴史に関して。
@"動力の歴史"P76(富塚清著)三樹書房
「ワット(例の蒸気機関発明者)が数馬力程度のものを作り販売もされたらしいが、
多くはなかったらしい。」(概念図付き)
「以後蒸気動力界でロータリーの製造販売をした人はいない。」
A"蒸気動力の歴史"P99(H.W.ディキンソン著)平凡社
「ワットはロータリー機関のようなものを考えたが、実験機関は作ったものの
実用化にはいたらなかった。
この方法にはワット以来何百人もの発明家が虜になっている」
だ、そうです。
>この方法にはワット以来何百人もの発明家が虜になっている ということはやはり技術的困難さがあるということですかね。 機関車として試作程度のものもなかったんでせうか・・・
469 :
鈴木光太郎 :03/07/19 17:45 ID:lp7XTncF
>>468 2つの本の書いた調子からして、
多くの発明家が図面を発表したり特許をとったり、試作したかも知れないにもかかわらず、
うまくいかなかったという事ではないでしょうか?
真剣な発明家が着想のドツボにはまってしまったというか。
機関車に搭載できるような洗練されたものは多分無いと思います。
470 :
名無しでGO! :03/07/19 18:22 ID:zpmkwu6e
パワーアップと効率化が達成されたとして、 公害問題はどうなるんでしょうか? ディーゼルあたりでも、最近は五月蠅いようですが。
471 :
名無しでGO! :03/07/19 18:32 ID:o20WAcm6
前進前進前進
上游上游上游
473 :
名無しでGO! :03/07/19 21:08 ID:/iVBDbda
躍進躍進躍進
474 :
名無しでGO! :03/07/19 21:20 ID:t1e5AYZo
DuchessOfHamiltonDuchessOfHamiltonDuchessOfHamilton
しまったハソドル忘れますた
国鉄にガーラット車の導入計画ってなかったんですかね。 検討したけどマレーで懲りたのかな?
477 :
名無しでGO! :03/07/19 23:00 ID:X8K/yAr4
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。 貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。 黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。 (黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。 また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。 「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。) 彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
蒸気機関のRE・・・「興亡」にコメントがありませんでしたっけ? 自分で調べないのは年取った証拠、と予め言っときます。
>>476 稀と柄については、随分前に私もお尋ねしたことがありまして、両碩学の回答があったと記憶します。
9600→9900とカマが大きく、強力になり、箱根越えの軌道が強化され、複雑な機構が嫌われたんじゃないでしょうか。
三気筒、関節式、ストーカーなどなど、当時の発展途上国には複雑なメカを駆使して個体の能力を発揮するよりも、
標準化してコストの低減を図るほうが国策に合致していたのでしょう。
ブロードの米で稀が発展し、サブロクの南アで柄が興隆した、同じサブロクの本邦になぜ柄がないのか?私もいまだにわかりません。
http://bubble.2ch.net/test/read.cgi/train/1044199484/ 248 名前:オカマスキー[sage] 投稿日:03/02/13 21:48 ID:zKhYgVme
>>247 某工場長のガーラット導入論はチト記憶に有りませんケド
設計はノウハウの蓄積がモノを言いますんで
幾ら優秀な設計者でもカタチだけマネしてマトモなモノこさえるちゅーのは
キビシイんぢゃなひでせうか?!
ガーラットの枢要部は動力台車の心皿部分で、上モノの重量、牽引力、制動力、
連結時の衝撃などが全部ココに加わりますんで、ノウハウの塊です
あと皇国にガーラット導入するにもD50, D51クラスの1.5〜2倍の列車単位でなひと
メリット生かせなひと思いますが、東海道・山陽両線と云えども停車場有効長が足りず
能力持て余す >> ケキョーク不要ってコトに・・・
http://bubble.2ch.net/test/read.cgi/train/1044199484/ 245 名前:オカマスキー[sage] 投稿日:03/02/13 19:23 ID:ckrQ/+1+
>>243 > ガラット式機関車のメリットは何?
結論から先に言いますと、ライセンスホルダーである英国ベイヤー・ピーコック社の
企業戦略に合致するちゅーコトです
同社は英国内向けにも製造しましたが、メインは植民地・自治領向けの輸出でした
んでゲージとか許容軸重とか輸出先ごとにイロイロ条件が異なる中で、製造コストを低減して
短期間に目的に合った蒸機を供給するためには、ボイラー部分と走行部分との独立性が高いほうが良い
そのほうが設計に自由度が増しますし、モジュール組み合わせるコトで目的に合った蒸機が造れます
その中で
ゲージが狭い(3ft6in以下) >> ボイラー中心を高く出来ない
許容軸重が小さい >> 大牽引力得るには多動軸
曲線半径も小さい >> 連接式
・・・という制約からガーラット式が目的に対して最適解となるワケです
ガーラット式は火室の下に車輪が有りませんので、幅広の火床を低い位置に設けられます
缶胴は太く短く、煙管の通りが良いので効率が良く、前後のシリンダーに十分な蒸気を供給可能です
走行部は前後の動力台車が基本的に同一で、動輪がBでもCでもDでも、また多少大きくても構わないし
先・従台車も好きなように付けられます
484 :
476 :03/07/20 00:52 ID:TEXArOKf
>>481 ,482
即レスどうも。検索不足でした。
(オカマスキーさんも流石ですね)
>usotuki...
まあまあ、マターリ進行で。C11190復活したことだし。
485 :
鈴木光太郎 :03/07/20 04:38 ID:atpXrxpd
ガーラットですが、鉄道役人省の動向など、私にはどうだっていいのですが、 可能な需要先として、 @国内 鉱山鉄道、炭山鉄道、林業鉄道、拓殖鉄道等の軽便鉄道 A大東亜共栄圏 満州、支那などの産業鉄道、軍隊用低規格鉄道 B世界の植民地鉄道 は考えられると思います。 ピーコック社以外でも欧州各先進国の鉄道車両工場では作っていた (多分ライセンス購入)ので、技術さえあれば日本のメーカーも出来たと思うのですが、 技術が無かったか、標準機関車だけで十分儲かっていたのか、 「生意気な事するな、」と、釘さされていたのかと、この辺不明です。 なお、マレーに関しては戦後、日車が1形式、輸出に成功してます。