十十 カトリック 64 十十

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2000/07/13(木) 07:50 に始まった、カトリックについての交流ロビーです。
初心者・入門者・他宗・無宗教も、どうぞ安心してご投稿下さい。
●直前スレ http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1034425366/l50
●スレ一覧(宗教-1) http://life.2ch.net/psy/subback.html
系譜・用語集・リンク・その他の情報は >>2-21 辺りにあります。
◆ ご注意ください!
インターネット上で、聖シャーベル修道会もしくはその教祖であるLP(リトル・ペブル)を信奉する者が、
カトリック教会と関係があり将来カトリック組織として認められるかのような情報を流しています。
この団体はカトリックと名乗っていますが、ローマカトリック教会・日本カトリック司教協議会とは
一切関係がありません。このスレッドに参加する私達は、この教団をエホバの証人や統一協会と並ぶ
キリスト教偽装型カルトの一派と認めます。(※詳しくは下に資料リンクがあります。)
この一派の信奉者が、『十十十 正統的カトリック・スレッド(数字) 十十十』というスレッドを擁立したり、
会話が成り立たない程の一方的な連続投稿を行って布教を図るなど、非常に悪質な被害が続出しています。
万一お見かけになられましたら、削除申請と規制要請にご協力ください。

▼カトスレの系譜(その1)

Vol.001 カトリックの方に質問です(^_^)/ http://mentai.2ch.net/psy/kako/963/963442202.html
Vol.002 ☆カトリック信徒限定スレ☆ http://mentai.2ch.net/psy/kako/968/968808503.html
Vol.003 ☆カトリック信徒限定スレ(2)☆ http://mentai.2ch.net/psy/kako/983/983825694.html
Vol.004 ☆カトリック信徒限定スレ(3)☆ http://mentai.2ch.net/psy/kako/990/990987180.html
Vol.005 カトリック信徒限定スレ(4) http://mentai.2ch.net/psy/kako/993/993300339.html
Vol.006 カトリック信者限定スレ(5代目) http://mentai.2ch.net/psy/kako/994/994947912.html
Vol.007 カトリック信徒限定スレ(6) http://mentai.2ch.net/psy/kako/996/996045549.html
Vol.008 ローマ・カトリック(禁荒し)スレッド(6代目) http://mentai.2ch.net/psy/kako/996/996061999.html
Vol.009 カトリック・スレ(6) http://mentai.2ch.net/psy/kako/996/996062427.html
Vol.010 まったく、とんでも成相明人神父 http://life.2ch.net/psy/kako/997/997892997.html
Vol.011 ††† カトリック・すれっど 7 ††† http://mentai.2ch.net/psy/kako/998/998421467.html
Vol.012 十十十 カトリック・スレッド 8 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1003/10035/1003561529.html
Vol.013 ナリーもカツラも28号もみんな仲良くカトリック http://life.2ch.net/psy/kako/1005/10055/1005592900.html
Vol.014 十十十 カトリック・スレッド 10 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1007/10076/1007649694.html
Vol.015 十十十 カトリック・スレッド 11 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1008/10083/1008357389.html
Vol.016 十十十 カトリック・スレッド 12 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1008/10089/1008927941.html
Vol.017 十十十 カトリック・スレッド 13 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1009/10090/1009033803.html
Vol.018 十十十 カトリック 14 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1009/10094/1009491454.html

▼カトスレの系譜(その2)

Vol.019 十十十 カトリック 15 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1010/10104/1010407820.html
Vol.020 十十十 カトリック 16 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1011/10114/1011477283.html
Vol.021 十十十 カトリック 17 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1012/10128/1012830645.html
Vol.022 十十十 カトリック 18 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1013/10137/1013799699.html
Vol.023 十十十 カトリック 19 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1014/10142/1014278570.html
Vol.024 十十十 カトリック 20 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1014/10144/1014417944.html
Vol.025 十十十 カトリック 21 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1014/10148/1014839028.html
Vol.026 十十十 カトリック 22 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1015/10154/1015450573.html
Vol.027 十十十 カトリック 23 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1016/10161/1016192342.html
Vol.028 十十十 カトリック 24 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1016/10164/1016469121.html
Vol.029 十十十 カトリック 25 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1016/10167/1016702745.html
Vol.030 十十十 カトリック 26 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1016/10168/1016822915.html
Vol.031 十十十 カトリック 27 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1017/10175/1017586295.html
Vol.032 十十十 カトリック 27 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1016/10168/1016829705.html
Vol.033 十十十 カトリック 28 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1018/10185/1018506239.html
Vol.034 十十十 カトリック 29 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1019/10195/1019533623.html
Vol.035 十十十 カトリック 30 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1020/10200/1020078109.html
Vol.036 十十十 カトリック 30 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1020/10201/1020170800.html

▼カトスレの系譜(その3)

Vol.037 十十十 カトリック 31 十十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1020/10202/1020285106.html
Vol.038 十十 カトリック 38 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1020/10205/1020526064.html
Vol.039 十十 カトリック 39 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1020/10207/1020780428.html
Vol.040 十十 カトリック 40 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1021/10210/1021092150.html
Vol.041 十十 カトリック 41 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1021/10217/1021741407.html
Vol.042 十十 カトリック 42 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1022/10228/1022870528.html
Vol.043 十十 カトリック 43 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1022/10228/1022870528.html
Vol.044 十十 カトリック 44 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1023/10237/1023738678.html
Vol.045 十十 カトリック 45 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1025/10251/1025196157.html
Vol.046 十十 カトリック 46 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1026/10267/1026726125.html
Vol.047 十十 カトリック 47 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1027/10275/1027525995.html
Vol.048 十十 カトリック 48 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1027/10275/1027525995.html
Vol.049 十十 カトリック 49 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1029/10291/1029166916.html
Vol.050 十十 カトリック 50 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1029/10295/1029553424.html
Vol.051 十十 カトリック 51 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1030/10305/1030558475.html
Vol.052 十十 カトリック 52 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1030/10308/1030862070.html
Vol.053 十十 カトリック 53 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1031/10310/1031096239.html
Vol.054 十十 カトリック 54 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1031/10310/1031096239.html

▼カトスレの系譜(その4)

Vol.055 十十 カトリック 55 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1032/10323/1032363934.html
Vol.056 十十 カトリック 56 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1032/10327/1032768494.html
Vol.057 十十 カトリック 57 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1033/10331/1033115364.html
Vol.058 十十 カトリック 58 十十 http://life.2ch.net/psy/kako/1033/10336/1033644546.html
Vol.059 十十 カトリック 59 十十 http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1033836381/
Vol.060 十十 カトリック 60 十十 http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1034099089/
Vol.061 十十 カトリック 61 十十 http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1034284646/
Vol.062 十十 カトリック 62 十十 http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1034301388/
Vol.063 十十 カトリック 63 十十 http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1034425366/

(ご注意!)クリックした結果には、誰も責任を負いません。

▼realさんの作ったサイトです。2ちゃんねるでカトスレを見るための補助HPです。
 http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/4587/
 (以下・紹介文コピペ)
 夜な夜な、↑こんなもの作ってみました。2ちゃんねるでカトスレを見るための補助HPです。
 カト系過去ログの一覧も作ってみました。いかがでしょうか?←暇な奴。

▼カト偽装悪質団体資料集
・リトル・ペブル教団の真実 http://littlepebble.hoops.ne.jp/
・【カルト】聖シャーベル会/リトル・ペブル【コピペ魔】 http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1031313949/l50
・Little Pebble(シンパ?) http://www.geocities.co.jp/WallStreet/9083/LP.html
・Sect News Daily - News for June 23, 2002 http://www.geocities.com/cultnews/2002/2002_0623.html
・LPのスパムメールの正体 http://www.garakutabeya.com/spam/junk/114.html
・Little Pebble 逮捕のニュース http://www.yowusa.com/Archive/August2002/lpbusted/lpbusted.htm
▼カト系スレのローカル用語(ご推薦下さい)

【青汁】「まず〜い、もう一杯」と、迷惑だがスレを盛り上げる人物。
【青痰】田舎モノと教えてくれる親切な想像上のおっさん信徒。周囲からは疎まれているQP。
【宇治】未解明の星間物質?。1行レスに誘う効用があるとも、蛆虫の略とも、諸説あり。
【LP】カトリックの名を擬装して活動しているカルトの親玉。カトリックと無関係のカルト。
【カト】カトリック。ノンカトで非カトリックの意。
【QP】キューピーに同じ。自己を客観視できないお調子者を批判するときに使われる。出典不詳。
【食う】ご聖体(ミサでキリストに変化させられたと信じられているウェハース)を拝領すること。
【クリ】クリスチャン。ノンクリで非クリスチャンの意。
【クレアラシル】終盤スレに殺到して1000番を踏むことに努力する人種。『埋め荒らし』の転用。
【極道】やんちゃ者との見方もあり、ストーカー被害者との風聞もある、空想上の信者。
【狐狸教会】ある投稿者の枕元に出現した、東京都内の架空の教会。
【シリトリ】唯我独尊への忍耐ができない人々が巻き起こす非生産的なしりとり似の行為。
【弱者ゴロ】マイナーの味方を標榜することで自己顕示欲を満たすネット依存型のカト。
【スパイラル】人望の無い者がもがきながら、より嫌われて行く様。QPスパイラルの略。
【ソーシャル】本来は現実世界での攻撃全般を指す言葉。警察等に訴える趣旨で狭意に用いられる。
【茶坊主】仕切りたがりの中堅。カト家庭出身の者が多く、生意気な相手は手段を選ばず亡き者にする。
          普段の職業での自慢話が唯一のコミュニケーション手段。
【局】つぼね。教会の権力者を指す。ボス局・ゴマスリ局・中毒局の分類はカトスレから発信された金字塔。
【伝統芸能】普段は閑散としているのに、突如巻き起こる激しいチャット。互いにほめ合うことはない。

8マルタ ◆07mtN3Ygag :02/10/17 17:18
ロザリオをすることだねえ。
マリアさまにひたすら救っていただけるように願うしかないんだよ。
子供にでもやれることさ。救いはどんな人にでも差し伸べられているのさ。
聖書が読めないものにでも。それがマリア様へのがんかけさ。
プロのように聖書を知っているものにしか救いがないと思うかい。
浅ましい考えさ。

神が心理学で説明できるかい?あんたらは矛盾したことをやっているね。
神は信じる。だが、地獄は信じない。どう言う訳だい。天国もないのかい?
神はいるのに、神のいる天国はないのかい? 神のいない地獄はないのかい。
イエズスさまはどう言われたかい?
外の暗闇でないて歯ぎしりするといわれなかったかい?
そうさ、地獄はあるのさ。あたしゃこの目で見た。
だからいうんだよ。地獄へ行くよ。このままじゃ。

【28】狐狸教会に住まう空想上の人物。にじゅうはち。
【腹話術】コテハンの前後に付随して不自然に登場する話し相手のこと。マッチポンプの意。
【プロ】プロテスタント。
【保身】外部とのトラブルの当事者が、取り巻きに対して被害者を装うこと。
【ボンカト】ボーン・カトリックの略。幼児期までに洗礼を受けてカトリックの宿命を背負った者。
10マルタ ◆07mtN3Ygag :02/10/17 17:18
神が心理学で説明できるかい?
あんたらは矛盾したことをやっているね。
神は信じる。だが、地獄は信じない。
どう言う訳だい。天国もないのかい?
神はいるのに、神のいる天国はないのかい?
神のいない地獄はないのかい。イエズスさまはどう言われたかい。
外の暗闇でないて歯ぎしりするといわれなかったかい?
そうさ、地獄はあるのさ。あたしゃこの目で見た。
だからいうんだよ。地獄へ行くよ。このままじゃ。

地獄をあんたら信じなくなった。
カトリックが唯一地獄を教えるところだったのに。
地獄はあるんだよ。黒い海。さびしい、冷たい黒い世界さ。
光がない世界さ。恐ろしいところさ。
あんたらは心理学で間違ったことを教えられているのさ。
地獄は見た者にしかその恐ろしさは分からないのさ。
だから、ロザリオで,マリアに救いを求めるしかないん
11マルタ ◆07mtN3Ygag :02/10/17 17:19
みたものにはそれがわかるのさ。
本当に懺悔しないと地獄へ行くよ。
イエス様が審判しに来るよ。
地獄行きさ。無駄なことはやめるんだねえ。ロザリオしなきゃ駄目だろう!
地獄へ行くよ。いいのかい?イヒヒヒヒヒヒヒ!


あんたら、そのままじゃ、地獄行きだよ。それほど罪深いんだ。もう、
マリアにおすがりするしかなくなったんだ。イエス様が審判しに来るよ。
地獄行きさ。無駄なことはやめるんだねえ。ロザリオしなきゃ駄目だろう!
地獄へ行くよ。いいのかい?
12名無しさん@1周年:02/10/17 17:19
このスレ信用していいの?
13名無しさん@1周年:02/10/17 17:22
光の玄義

1.ヨルダンでの洗礼
2.荒れ野での誘惑
3.御国の宣言
4.ご変容
5.エルサレム入城

以上をロザリオに追加します。



>>12
このスレは、近頃のどうしようもない、スレ乱立への苦渋の決断として
立てたものです。俺さんやマルタやリトル・ペブルの荒らしがあるかもしれませんが
健全な会話を維持すべく、可能な限り排除に努めていくつもりです。
15マルタ ◆07mtN3Ygag :02/10/17 17:26
>>14あたしゃ健全な話をしているよ。

地獄、天国、煉獄は実在するよ。みたものにはそれがわかるのさ。
本当に懺悔しないと地獄へ行くよ。
イエス様が審判しに来るよ。
地獄行きさ。無駄なことはやめるんだねえ。ロザリオしなきゃ駄目だろう!
地獄へ行くよ。いいのかい?イヒヒヒヒヒヒヒ!


あんたら、そのままじゃ、地獄行きだよ。それほど罪深いんだ。もう、
マリアにおすがりするしかなくなったんだ。イエス様が審判しに来るよ。
地獄行きさ。無駄なことはやめるんだねえ。ロザリオしなきゃ駄目だろう!
地獄へ行くよ。いいのかい?
16マルタ ◆07mtN3Ygag :02/10/17 17:43
>>1

子供は子供らしく、素直に神様を信じればいいんだよ。イエズスさまは
神様だよ。それが信仰さ。子供にも救いの道が開かれている。キリスト
教以外にも開かれているさ。

キリスト教を知っていて罪を犯すのが一番罪が重いってことさ。子供の
ような信仰を持つことだね。聖書をへた知っちまったら、生きないと罪
が重くなるよ。知ってることを生きないと罪になるよ。だから、人間は
救い難いのさ。

それで、聖人にお願いして、最悪のところにいかない様に保護をお願い
するんだよ。あんたよりも強い大聖人がたくさんいらっしゃるんだ。
弱い者は強いものが助けてくれるんだよ。

お願いしない手はないよ。子供のような信仰を持つことさ。
おばあちゃんはそれだけで半世紀以上も生きてきたんだからね。

17名無しさん@1周年:02/10/17 17:45
>>16
偽マルタよ、自慰なら他所でやってくれ。
18名無しさん@1周年:02/10/17 17:51
>>13
本当ですか。
できましたらソースの明示をお願いします。
19名無しさん@1周年:02/10/17 17:55
私はカトリックの信者として、今のカトスレ乱立の事態を
非常に恥ずかしく思います。こんなにひどい状態はここ
数日ですよね。いったい何がどうなってしまったんでしょうか?
20マルタ ◆07mtN3Ygag :02/10/17 17:56
地獄をあんたら信じなくなった。カトリックが唯一地獄を教えるところ
だったのに。地獄はあるんだよ。黒い海。さびしい、冷たい黒い世界さ。
光がない世界さ。恐ろしいところさ。あんたらは心理学で間違ったことを
教えられているのさ。地獄は見た者にしかその恐ろしさは分からないのさ。
だから、ロザリオで,マリアに救いを求めるしかないんだ。みたものには
それがわかるのさ。本当に懺悔しないと地獄へ行くよ。
イエス様が審判しに来るよ。地獄行きさ。無駄なことはやめるんだねえ。
ロザリオしなきゃ駄目だろう!このままじゃ地獄へ行くよ。いいのかい?

21名無しさん@1周年:02/10/17 17:56
>>19
そうだね。
何が、どうなったんだか...。
>>18
ロザリオについての回勅が出るので、それがソースだと思われ。
23名無しさん@1周年:02/10/17 18:02
あげ
24マルタ ◆07mtN3Ygag :02/10/17 18:04
光の玄義なんて嘘さ
勝手に改ざんすると地獄へ行くよ。

>>22
25名無しさん@1周年:02/10/17 18:05
>>22

ロザリオの回勅ソース希望!!
26名無しさん@1周年:02/10/17 18:05
乱脈もここに極まれり...
27名無しさん@1周年:02/10/17 18:07
ロザリオが6連になっちゃう。
28名無しさん@1周年:02/10/17 18:07
このスレは削除認定でいいんじゃないの?
29名無しさん@1周年:02/10/17 18:09
ソース教えてくれよ。6連の
30名無しさん@1周年:02/10/17 18:12
ロザリオがどう変化するんだよ。教えて暮れよ。
31名無しさん@1周年:02/10/17 18:13
光の玄義ってどういう内容?
32名無しさん@1周年:02/10/17 18:14
>>27
嘘に決まってる。
LP並みのきつい冗談だ。
4や6など語呂が悪すぎる。
むこうの人でもそう感じるはず。
33名無しさん@1周年:02/10/17 18:16
>>32嘘なんですか?
34名無しさん@1周年:02/10/17 18:18
>>33
時々カトリック教会では、そういう性質の悪い嘘がまことしやかに
流れます。以前は、ヨハネ・パウロ二世に代わって
LPが次期教皇になるというもので、信じやすい方は
結構大勢信じたものです。
今回のも同じような類の嘘でしょう。
35名無しさん@1周年:02/10/17 18:22
新玄義:光の玄義

第1連:ヨルダン川でのキリストの受洗
第2連:カナの婚礼における奇蹟
第3連:回心への招きと「神の国」宣言
第4連:キリストの変容
第5連:聖体の秘跡の制定

というような感じのようです。
36名無しさん@1周年:02/10/17 18:23
パパさんの教皇着座24周年を記念して従来
の3玄義に加え、新しい玄義が付け加えられ
のは、日本時間の今日水曜日の予定だそうで
す。

もれ聞くところによると、この新玄義は、
「光の玄義」"Mysteries of Light" と呼ばれ、
イエスの公生活、すなわち、洗者ヨハネによ
る洗礼から、最後の晩餐における聖体の秘跡
の制定までになる予定だそうです
37名無しさん@1周年:02/10/17 18:25
光の玄義があるとすれば、
喜びの玄義と苦しみの玄義の間になるのかな。
38名無したん ◆jbl6actWF. :02/10/17 18:29
使徒的書簡、処女マリアのロザリオ、発令されてますた。
ttp://www.zenit.org/english/visualizza.phtml?sid=26458
39名無しさん@1周年:02/10/17 18:32
ROSARY-MYSTERIES Oct-14-2002 (500 words) xxxi
Pope to add five new mysteries to rosary, calls for prayer's revival

By John Thavis
Catholic News Service

VATICAN CITY (CNS) -- Renewing the church's centuries-old
tradition of praying the rosary, Pope John Paul II is adding five
new mysteries dedicated to chapters from Jesus' public life.

Called the "mysteries of light," the new rosary themes will focus
on Christ's baptism, his first miracle, his preaching ministry,
his Transfiguration and his institution of the Eucharist, a Vatican
source told Catholic News Service Oct. 14.

The pope's innovation is contained in his apostolic letter, "Rosarium
Virginis Mariae" ("The Rosary of the Virgin Mary"), which was
expected to be published Oct. 16 -- the date marking the 24th
anniversary of the pope's election.

40名無しさん@1周年:02/10/17 18:32
In his document, the pope announces the start of a "Year of
the Rosary," dedicated to reviving the traditional form of prayer
among individuals and families, the official said. The year will begin
and end in the middle of October, the month the church reserves
in a special way to the rosary.

Since the 1500s, the rosary has been recited in a series of three
mysteries -- the joyful, sorrowful and glorious mysteries -- each
of which has five themes dedicated to episodes in the lives of Christ
and Mary.

According to the Vatican official, the themes of the five new
"mysteries of light" are:

41名無しさん@1周年:02/10/17 18:33
1. Christ's baptism in the Jordan River.

2. Christ's self-revelation at the marriage of Cana.

3. Christ's announcement of the kingdom of God with the
invitation to conversion.

4. Christ's Transfiguration, when he revealed his glory to his Apostles.

5. The institution of the Eucharist at the Last Supper as the
sacramental expression of the paschal mystery.

In his document, the pope asks that the "mysteries of light" be
recited especially on Sundays, the official said.

42名無しさん@1周年:02/10/17 18:33
Traditionally, mysteries of the rosary have been dedicated to
specific days of the week: the joyful mysteries recited on
Mondays and Thursdays, the sorrowful mysteries on Tuesdays
and Fridays, and -- until now -- the glorious mysteries on
Wednesdays, Saturdays and Sundays.

In his document, the pope said he respected the traditional
form of the rosary and did not want to change it, the source said.
But the pope also spoke of the rosary's evolution as a prayer form
and said the "mysteries of light" was an appropriate modern contribution.

The pope may have drawn inspiration from a Maltese priest he
beatified in 2001, Blessed George Preca. In 1957, Blessed Preca
devised five new mysteries corresponding to events in Jesus'
public life and called them "mysteries of light"; they are similar
to those formulated by the pope.

43名無しさん@1周年:02/10/17 18:33
The other 15 mysteries were standardized by Pope Pius V in 1569.

The recitation of the rosary begins with the Apostles' Creed, the
Our Father, three Hail Marys and a Glory Be to the Father.
Then five decades are recited, each devoted to a mystery;
each decade includes an Our Father, 10 Hail Marys and a Glory
Be to the Father.

http://www.catholicnews.com/data/stories/cns/20021014.htm
44名無しさん@1周年:02/10/17 18:35
>>25 >>24 >>18
個人的には、反対で〜す。

24年という教皇在位期間は、初代教皇の聖ペトロを除き、カトリック教会の歴史上4番目に
長いもの。ちなみに1番長い在位期間は福者ピオ9世の31年と7ヵ月。

 この記念すべき謁見の中で、教皇は、新しい使徒的書簡「ロザリウム・ヴィルジニス
・マリエ」(おとめマリアのロザリオの祈りについて)を公布され、人々の見守る中
その書簡に署名された。

 同書簡は、聖母マリアと共にイエスの生涯の出来事とその神秘を黙想するロザリオの祈りを
現代の信仰生活にさらに深く取り入れるよう信者に招きながら、伝統的な3つの神秘の黙想
(喜びの神秘、苦しみの神秘、栄光の神秘)にさらにもう一つの神秘「光の神秘」を加える
ことを提案している。

まだ、提案なので、正式な物にならない事を望む。だって、五連のロザリオは、
マリア様が聖ドミニコお示しになったのだから。それを代えては駄目よ。
45名無しさん@1周年:02/10/17 18:44
>>42>The pope may have drawn inspiration from a Maltese priest he

パパ様は、マリア様からではなく、マルタ騎士団から新ロザリオを示されたようだね
46名無しさん@1周年:02/10/17 18:46
>>42>The pope may have drawn inspiration from a Maltese priest he
beatified in 2001, Blessed George Preca. In 1957, Blessed Preca
devised five new mysteries corresponding to events in Jesus'
public life and called them "mysteries of light";

この福者Blessed George Precaはどういう人なんですか?信頼度は?きになります。
47名無しさん@1周年:02/10/17 18:48

Blessed George Preca

どういう人ですか。あたらしいロザリオを教皇にいれ知恵した司祭。
48名無しさん@1周年:02/10/17 18:53
>>47
この方は1962年に帰天なされています。
49名無しさん@1周年:02/10/17 18:55
age
50名無しさん@1周年:02/10/17 19:02
sage
51名無しさん@1周年:02/10/17 19:31
もう一つの64で祭りになってるよ。
52名無しさん@1周年:02/10/17 19:33
sage

以下書き込むな。このスレ自体俺氏の荒らしだ。
53名無しさん@1周年:02/10/17 19:35
   ____
  Y/ニニ|>o<|\
 / //\___\
 |/ /  === |  ̄
 |  /   ・  ・ |
 \(6   (_λ_)\         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  /   _ ||||||| _|      このスレッド立てたのは
  |(( \□ ̄□/|       |「俺」ではないのだ。
  \   ̄ ̄ ̄ ノ        \______
 / ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|了
/       |:  | ̄ ̄ ̄ ̄
|  |______|
|  | | | | | | |
54名無しさん@1周年:02/10/17 19:41
こっちのが本スレっぽい。
冒頭のテンプレがしっかりしてるし。
55名無しさん@1周年:02/10/17 19:42
1.
教会に行って洗礼証明書を貰え。
ぐだぐだ言われたら洗礼台帳のコピーでOK。
それも無理なら献金袋をコピーせい。

2.
区役所・役場で住民票の写しを貰え。

3.
文具店に行って、
「内容証明郵便の便せんとカーボン紙が欲しい」と言え。

4.
便せんに書いてある「内容証明郵便の出し方」をよく読め。

5.
電話帳や104で身近な検察庁の名称と住所を調べろ。
告発は警察より検察へ行う方が効果が上。
高検・地検・区検が同居してるなら地検を選ぶこと。

6.
次のように書く
56名無しさん@1周年:02/10/17 19:42
告発状
(空行)
被疑者 不詳
(空行)
被疑事実 名誉毀損の罪
(空行)
告発者 <住民票での正しい住所>
    <住民票での正しい姓名>
(空行)

(空行)
 私はカトリックと呼ばれているキリスト教の教派を信奉する者です。
カトリックが、伝統的に聖母マリアを崇敬していることは、世界中で周知の事実ですが、
これは信仰のあり様であり、信じることも信じないことも、憲法で保障された個人の自由です。
しかるに被疑者は、インターネットで著名な「2ちゃんねる」という機会を利用して、
不特定の公衆に向かい、さながら信じる者を辱めることを目的として多年に渡り執拗ないやがらせを行っております。
この行為は、主観を越えて社会通念にてらしても、カトリック教の名誉をはなはだしく毀損していると感じられ、
私に許された信教の自由に対し、著しい困難を覚えるに至りました。
被疑者を法に従って公訴されたく、ここに告発いたします。
(空行)
添付書類
(空行)
一、被疑事実の疎明資料 別紙のとおり
一、告発者信条の疎明資料 別紙のとおり
(空行)
○○検察庁 御中
(空行)
○○年○○月○○日
住所 <住民票での正しい住所>
氏名 <住民票での正しい姓名> <ハンコ>
57名無しさん@1周年:02/10/17 19:42
7.
2ちゃんの画面を一部印刷して、告訴状+プリント+洗礼証明書の順でホチキスでとじてから契印する。
これは「内容証明郵便の出し方」を読めば書いてあるが3部作る。

8.
検察庁宛の封筒を用意する。
中に入れて封緘はしてはいけない。

9.
ポストではダメなので、集配郵便局に行って内容証明郵便の窓口に、3部と封筒を出す。
「配達証明は要りますか?」と聞かれるから「ハイ」と答える。

10.
家でまとう。
やがて告発状が配達された日時をシルした葉書が届く。
運が良ければ、俺さん逮捕の知らせに接することができるだろう。

58名無しさん@1周年:02/10/17 19:44




ここを本スレにしましょう!







59本スレ認定審判ジャッジ公平 ◆TfHW2doalw :02/10/17 19:46




ここをホンスレにいたします。





60名無しさん@1周年:02/10/17 19:48
あげ
61本スレ認定審判ジャッジ公平 ◆TfHW2doalw :02/10/17 19:49
age
62名無しさん@1周年:02/10/17 19:49
私はカトリックを告発したいよ。
63名無しさん@1周年:02/10/17 19:50
>>62

なんの罪でだ?
64名無しさん@1周年:02/10/17 19:51
なにか的を得た告発理由ないか?
65名無しさん@1周年:02/10/17 19:51

age
66名無しさん@1周年:02/10/17 19:52
>>64
>なにか的を得た告発理由ないか?
>


無い。
67名無しさん@1周年:02/10/17 19:54
age
68本スレ認定審判ジャッジ公平 ◆TfHW2doalw :02/10/17 19:55
こちらが本スレです。

age
69名無しさん@1周年:02/10/17 19:55
>>63
私はカトリックを信奉する者達から、
徹底した嫌がらせを受けたし、今も受けている。
確かな損害も蒙っているが、相手が圧倒的不特定多数のうえ
悪気はなかったと言われてしまえば、それまでなので
公訴に導くのは難しそう。
70名無しさん@1周年:02/10/17 19:55
>>69


じゃやるなよ。
71本スレ認定審判ジャッジ公平 ◆TfHW2doalw :02/10/17 19:56
こちらが本スレです。

age
72名無しさん@1周年:02/10/17 19:56
とにかく、2ちゃんカトリック全員を訴えたい。
73名無しさん@1周年:02/10/17 19:57
>>70
なにか方法はない?
74本スレ認定審判ジャッジ公平 ◆TfHW2doalw :02/10/17 19:59
>>73
>>>70
> なにか方法はない?

方法もなにも犯罪事実が無いだろ。
75名無しさん@1周年:02/10/17 19:59
神の祝福
76本スレ認定審判ジャッジ公平 ◆TfHW2doalw :02/10/17 20:01


こちらが本スレです。

age
77名無しさん@1周年:02/10/17 20:01
2ちゃんカトリック全員を訴えたい。
78名無しさん@1周年:02/10/17 20:02
このスレッドは、神さまに祝別されました。
この秘蹟は永遠に消えません。

79名無しさん@1周年:02/10/17 20:03
>>74
犯罪でなくて、なぜ私はこうも不快感を味わうんだ?
80名無しさん@1周年:02/10/17 20:04
湾岸戦争における劣化ウラン使用とその被害
ヘレン・カルディコット
02/10/6 バルティモア・サンより(アボリション2000 MLより)

ニューヨーク発― ブッシュ政権がイラク民衆への戦争を準備しているが、憎悪
の矢面に立つのは、サダム・フセインではなく、イラクの一般市民なのであるか
ら、前のペルシャ湾岸戦争における医学的影響を想起することは重要である。
81名無しさん@1周年:02/10/17 20:05
極端な例になるが、たった一言の「馬鹿」を訴えて勝てるだろうか?
刑事が無理なら、民事でもいい。
82本スレ認定審判ジャッジ公平 ◆TfHW2doalw :02/10/17 20:07
>>81

君がどこの誰か特定できる状態であれば訴訟を維持できる可能性はあるが
万が一訴訟が維持できたとしても勝つ見込みは全く無い。
83名無しさん@1周年:02/10/17 20:07
私一生忘れない。
84名無しさん@1周年:02/10/17 20:09
正統あげ
85名無しさん@1周年:02/10/17 20:09
age
86名無しさん@1周年:02/10/17 20:10
>>82
公衆の前で、馬鹿アホと二時間に渡って怒鳴られて、訴訟を起こしたら
勝ったという例があるそうだが、どの程度の罵倒なら勝訴の見込みがでてくるのだろう?
87名無しさん@1周年:02/10/17 20:10
>>86

そのくらい明確な罵倒でないと無理でしょう。
88名無しさん@1周年:02/10/17 20:11
あげ
89名無しさん@1周年:02/10/17 20:11
匿名掲示板で罵倒されて、民事訴訟を起こしたら、勝ったという前例もあるそうだ。
90名無しさん@1周年:02/10/17 20:12
>>89

それは掲示板上で事実上どこの誰だか推定できた場合。
「匿名」なのに特定個人の人格を攻撃するのは不可能。
91名無しさん@1周年:02/10/17 20:13
とにかく、日本全国民に知れ渡るような形での、法的制裁を希望したい。
92名無しさん@1周年:02/10/17 20:14
>>91

無理
93名無しさん@1周年:02/10/17 20:14
>>90
ハンドルを罵倒されて、訴えてみたところ、勝訴したらしい。
94マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 20:14
>>89
また、脅し?それにはのらないといったはずよ。
95名無しさん@1周年:02/10/17 20:14
>>93

そんな判例はありません。
96名無しさん@1周年:02/10/17 20:15
>>94
脅しではありません。天理教スレかどこかで見たことです。
2ちゃんカトリック全員を訴えたい。
97名無しさん@1周年:02/10/17 20:15
>>94

おまえは実際の教会を名誉毀損しているから逮捕は時間の問題。
知っているだけでも3名がすでに内容証明郵便を送付済み。
98マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 20:16
>>96それなら了解しました。
99名無しさん@1周年:02/10/17 20:16
>>96


なんの罪で訴えるの?
100名無しさん@1周年:02/10/17 20:16
ハンドルに関わる訴訟は既に何件か起きていますし、
中には勝例も出ています。
101名無しさん@1周年:02/10/17 20:17
>>100

ソース出せ。そんな判例あるわけが無い。
102名無しさん@1周年:02/10/17 20:17
>>97
あっ、そっ!
103名無しさん@1周年:02/10/17 20:19
>>100
今はスレッドの維持に忙しいので、検索してる暇がありません。
104マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 20:20
>>97
そんなのきてないしね。家にはこないでしょうね。
誰に送ったのだかしらないけどね。馬鹿みたい。
妄想こいてないでよ。激しく軽蔑
105名無しさん@1周年:02/10/17 20:21
>>101
例えば、掲示板でのハンドル書き込みを勝手にコピー、出版されて
怒った投稿者達が起こした著作権法違反訴訟、テレビでも報道されたはずです。
106名無しさん@1周年:02/10/17 20:21
>>104
>>>97
> そんなのきてないしね。家にはこないでしょうね。
> 誰に送ったのだかしらないけどね。馬鹿みたい。
> 妄想こいてないでよ。激しく軽蔑


おまえの家なんか送るか馬鹿。検察だよケ・ン・サ・ツ
107名無しさん@1周年:02/10/17 20:23
このスレ偽ものだぞ。


偽)サムソン代行 ◆khS/ijjvJM

真)サムソン ◆bG8w/ElBq6
108名無しさん@1周年:02/10/17 20:23
>>97
いつ、誰が、どこの教会を、どのくらい名誉毀損したのでしょうか?
109マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 20:24
>>106あははははは。バーカみたい。頭おかしいのね。

フン×10!
110名無しさん@1周年:02/10/17 20:25
向こうのスレには書き込むな。
111マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 20:25
>>107馬鹿ねえ。どこも偽よ。なに正統ぶってるのよ。馬鹿みたい。
112名無しさん@1周年:02/10/17 20:26
このスレ偽ものだぞ。


偽)サムソン代行 ◆khS/ijjvJM

真)サムソン ◆bG8w/ElBq6
113名無しさん@1周年:02/10/17 20:26
カトリック全員を訴えたい。
114名無しさん@1周年:02/10/17 20:27
誰か108に答えて下さい。     
115名無しさん@1周年:02/10/17 20:29
>>112
向こうのすれこそ、偽ものです。        
116名無しさん@1周年:02/10/17 20:30
あげ                     
117名無しさん@1周年:02/10/17 20:30
このスレ偽ものだぞ。


偽)サムソン代行 ◆khS/ijjvJM

真)サムソン ◆bG8w/ElBq6
118名無しさん@1周年:02/10/17 20:31
正統あげ
119名無しさん@1周年:02/10/17 20:31
正統あげ                              
120名無しさん@1周年:02/10/17 20:31
>>117
向こうのすれこそ、偽ものです。
    


121名無しさん@1周年:02/10/17 20:32
                       
このスレ偽ものだぞ。


偽)サムソン代行 ◆khS/ijjvJM

真)サムソン ◆bG8w/ElBq6
122名無しさん@1周年:02/10/17 20:33
サムソンだけに、スレ立ての資格があるなんて
どこの誰が決めたんだ?
また、それを犯すと、どのような罪になるんだ?
123マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 20:33
そうやって、下らないお家騒動をしてなさいよ。たかが2Cで馬鹿みたい。
124名無しさん@1周年:02/10/17 20:34
困ったねぇ
125名無しさん@1周年:02/10/17 20:35
しりとりでもしない?
126名無しさん@1周年:02/10/17 20:37
なぜカトリック信者達は訴えたの?
127マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 20:38
>>125いいこと教えてあげようか。連歌するの。一挙に300いくわよ。
128名無しさん@1周年:02/10/17 20:38
>>123
カトリックの側に、過失はあるのでしょうか?
129名無しさん@1周年:02/10/17 20:39
>>127
人名しりとりがいい。
130名無しさん@1周年:02/10/17 20:39
新玄義:光の玄義

第1連:ヨルダン川でのキリストの受洗
第2連:カナの婚礼における奇蹟
第3連:回心への招きと「神の国」宣言
第4連:キリストの変容
第5連:聖体の秘跡の制定
131マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 20:40
あたしからいくわよ

カトリック
仲間割れして
馬鹿みたい
132名無しさん@1周年:02/10/17 20:41
時は今
雨がしたたる
五月かな
133マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 20:41
新しい
ロザリオ上げて
マリア捨て
134マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 20:42


カトリック
子供みたいに
内輪もめ
135名無しさん@1周年:02/10/17 20:42
しりとりがいい
136名無しさん@1周年:02/10/17 20:43
>>130
この、
第5連:聖体の秘跡の制定
で、キリストの現存を否定する異端から、
カトリックの正統教理が守られれいいね。
137名無しさん@1周年:02/10/17 20:43
われこそは
てんかびとだと
人は言う
138マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 20:44

 新ロザは
イエス中心
良いことね
139名無しさん@1周年:02/10/17 20:44
朝ぼらけ
有明の月と見るまでに
吉野の里に
降れる白雪
140名無しさん@1周年:02/10/17 20:45
もっと建設的な会話は出来ないの?
141名無しさん@1周年:02/10/17 20:46
正統あげ               
142マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 20:48
>>140会話より
スレッドあげるが
大事でしょ
143マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 20:49
>>139
きれいねえ
どうしてそんなの
歌えるの
144名無しさん@1周年:02/10/17 20:49
>>140
充実した会話があれば、スレッドが上がるのです。
145名無しさん@1周年:02/10/17 20:51
来ぬ人を
松穂の浦の
白波に
やくやもしもの
身も焦がれつつ
146名無しさん@1周年:02/10/17 20:52
君が為
春の野に出でて若菜積む
我が衣手は霜に濡れつつ
147マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 20:53
なんか、今の時間帯は歌出てこないね。夜中過ぎにくるわね。ジャネ。
148名無しさん@1周年:02/10/17 20:54
天の原ふりさけ見れば春日なる
我が衣手は露に濡れつつ
149名無しさん@1周年:02/10/17 20:55
誤爆した!>148

秋の田の刈穂の庵の
苫をあらみ
我が衣手は
露に濡れつつ
150名無しさん@1周年:02/10/17 20:56
天の原
ふりさけ見れば
春日なる
三笠の山に
いでし月かも
151名無しさん@1周年:02/10/17 20:57
玉の緒よ
絶えねば絶えね
ながらえば
しのぶることぞ
よわりもぞする
152名無しさん@1周年:02/10/17 20:58
>>145
やくやもしおの
153名無しさん@1周年:02/10/17 20:59
正統あげ     
154名無しさん@1周年:02/10/17 21:00
花の色は
うつりにけりな            
いたずらに
わが身よにふる
ながめせしまに
155名無しさん@1周年:02/10/17 21:03
正統あげ          
156名無しさん@1周年:02/10/17 21:06
春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山

 
157名無しさん@1周年:02/10/17 21:07
このスレは神の祝福を受けた正統スレです。      
158名無しさん@1周年:02/10/17 21:08
あしひきの山どりの尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかもねむ

      
159名無しさん@1周年:02/10/17 21:08
田子の浦にうちいでて見れば白妙の 富士の高嶺に雪はふりつつ

    
160名無しさん@1周年:02/10/17 21:09
おく山に紅葉ふみわけなく鹿の 声きく時ぞ秋はかなしき

        
161名無しさん@1周年:02/10/17 21:10
かささぎのわたせる橋におく霜の 白きを見れば夜ぞふけにける

              
162名無しさん@1周年:02/10/17 21:11
我が庵は都のたつみしかぞすむ 世を宇治山と人はいふなり

                     
163マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 21:11
自分でつくったら?w
164名無しさん@1周年:02/10/17 21:12
>>163
しりとりしようよ
165名無しさん@1周年:02/10/17 21:13
これやこの往くもかへるも別れては 知るも知らぬも逢坂の関

  
166名無しさん@1周年:02/10/17 21:14
わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと 人にはつげよあまのつり舟

        
167名無しさん@1周年:02/10/17 21:14
天津風雲の通ひ路吹きとぢよ をとめの姿しばしとどめむ

                    
168名無しさん@1周年:02/10/17 21:15
天津風雲の通ひ路吹きとぢよ をとめの姿しばしとどめむ

                       
169名無しさん@1周年:02/10/17 21:16
>>163
もし、訴えられたらどうします?
170名無しさん@1周年:02/10/17 21:17
 陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに 乱れそめにしわれならなくに

     
171名無しさん@1周年:02/10/17 21:18
立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとしきかば今かへり来む

                    
172名無しさん@1周年:02/10/17 21:22
正統あげ 
173マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 21:23
>>169何のこと?あたしなにもしてないよ。
174マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 21:24
19カウント敵に負けてるよ。頑張ってね。w
175マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 21:25
荒らしちゃおかな?
176名無しさん@1周年:02/10/17 21:25
>>174
応援しなさい。
177名無しさん@1周年:02/10/17 21:26
>>173
カトリックを逆に訴えようという気はないの?
178マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 21:26
今18カウントだよ。頑張ってね。
179マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 21:27
17カウントになったよ。頑張って!

180マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 21:27
>>177ないわよん。
181マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 21:28
16カウントになってきたね。もう少し。
182名無しさん@1周年:02/10/17 21:28
◆◇プロは聖母の奇跡を知らないのかしら?◆◇ 2002/07/14 14:31〜
http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1026624673/
183マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 21:28
今15よ。頑張って!
184名無しさん@1周年:02/10/17 21:29
もう一つくらいスレが立たないか・・・
185マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 21:30
>>182知ってるわよ。奇跡は黒聖母で有名じゃない。何言ってるの?馬鹿なこと言ってると荒らすわよ!
186名無しさん@1周年:02/10/17 21:30
このスレには楽しい話題がない
187マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 21:31
負けてるよ。頑張って!
188名無しさん@1周年:02/10/17 21:31
>>185
今の日本のカトリック教会はどこが悪い。
189マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 21:32
>>186なら話題を出せば?
190名無しさん@1周年:02/10/17 21:32
>>189
政教分離は必要ですか?
191マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 21:33
>>188悪くないんじゃない?もっとプロテスタントと理解し合わないとね。世界全体をみないとだめ。
192名無しさん@1周年:02/10/17 21:34
宗教法人課税についてどう思う?>>189
193マルタ ◆h9TkXSfcqs :02/10/17 21:35
自分で答えたら?馬鹿みたい
194名無しさん@1周年:02/10/17 21:37
もう一つスレが立ったら、どうなるのだろう?
195名無しさん@1周年:02/10/17 21:39
ばかめ
196名無しさん@1周年:02/10/17 21:41
正統あげ                       
197名無しさん@1周年:02/10/17 21:41
正統あげ               
198名無しさん@1周年:02/10/17 21:43
>>192
信者からの寄付以外に、収入のある宗教法人には、然るべき課税を行わないと
199名無しさん@1周年:02/10/17 21:44
正統あげ           
200名無しさん@1周年:02/10/17 21:46
正統あげ           
   
201名無しさん@1周年:02/10/17 22:36
マジですか?
ネタですか?
202名無しさん@1周年:02/10/17 22:38
逮捕
203名無しさん@1周年:02/10/17 23:38
百人一首のスレかと思った。
どこが正統カトスレなんじゃ?
204名無しさん@1周年:02/10/18 01:52
ここが本スレだ。
以後の書き込みはこちらに願う。
205名無しさん@1周年:02/10/18 01:53
随分と差をつけられてしまった。
追い上げをせねば。
間に合うか
206連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 01:57
 第1章
 1990年8月、リヤドの空はいつにもまして青く澄み渡っていた。
 夜明けに続き、ウサム・ビーン・ラディソは、2回目のアラーへの祈りを終えた。今日もサウジアラビアが、そして自分の一家がつつがなく存在する事への幸福を神に感謝しつつ。
 ラディソ家はサウジアラビアでも富める家としてかなり名が知れ渡っていた。
 多くの名門の人々は驚くほど謙虚で高潔である。ラディソも、自己の富をサウジアラビアの、そしてイスラムの人々のためにいかに適切に使うかを考えるのに決して時間を惜しんだりしなかった。
 2回目の祈りの後の、このささやかな午前中のひとときに、イスラム世界の向上について考察するのがラディソの日課であった。
 ラディソは、邸宅の2階バルコニーから、棕櫚の樹と噴水を多数配した庭園を眺めて物思いに耽るのだった。
 今、ここで自分と自分の一族はここに幸運にも富裕に暮らしている。しかし、イスラムの同胞の大多数はそうではないのだ。
 ラディソは、子供の頃、父に連れられてメッカのカーバ神殿に巡礼に行った時の事を思い出した。
 神殿では、老いも若きも、富める者も貧しい者も区別なく、聖壇の前に祈りを捧げるのだった。その中に、一際貧しく、一際敬虔な表情の一団があり、幼いラディソは目を見張った。父が言った。
「ご覧、よく見ておくのだ。あれがパレスティナの人達だ」
207連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 01:58
第2章
激しい痛みに、朦朧とした意識がわずかに晴れた。
大量の流血のために、もう起きあがることもできない。
逝く直前、「思いでが走馬燈のように駆けめぐる」というのが始まっ
ているらしい。

いままで身命をなげうって支えてやってきたターリバーンは、どう
やら私を売ったらしい。

このところ、オマール師は「客人は厚くもてなし、庇護を加えるの
が我々の伝統であり、アメリカスタンの脅迫には決して屈せぬ。我
がアフガンに武力攻撃を加える諸国、領土・領海上に彼らの攻撃拠
点の建設を許す諸国、それらの国を支持したり物資を供給する諸国
は、我が国に戦争を仕掛けるものとみなし、断固うちはらい、さら
には当方より手段を選ばぬ報復を加える」云々と、勇ましい演説を
連日ラヂヲから流し続けている。
208連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 01:59
しかし私は知っている。
一昨日から開始された、憎むべきアメリカスタンの攻撃は、私の
シェルターがあるカンダハル東北郊外のみに厚く、その他のアフガ
ン各地には、ほんの申しわけばかりであることを。

神学生たちは、神の為に命を捧げる戦士としての名誉よりも、ほぼ
手中にした「アフガンの支配権」の方が惜しくなったのだろう。

あの爆弾は大地と五層の隔壁を貫き、私の部屋を瓦礫の山にした。
妻や子ども達の部屋もやられたらしく、階下からも火と煙が吹き上
げてくる。

息が苦しい。

私は再び意識をうしなった
209名無しさん@1周年:02/10/18 02:00
お?
なんか荒れてるゾ!?
210連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:00
            第3章

薄れていく意識の中でカラカラと回る映写機の音を聞いた
脳裏のスクリーンには次々と追憶の日々が映し出されていく

それは不思議と夕日にまつわるものばかりだった
少年時代にバカンスに行ったときの紅海に沈む美しい夕日
大学時代に授業が終わり皆が帰った後の夕暮れ、いつも独りで
静かに物想いに耽っていたあのお気に入りの空き教室から見た夕日
あの日、神のためにこの命を投げ出そうと決心したときに
突然差し込んで来た神々しいばかりの夕日
数ヶ月に及ぶ局地戦で苦闘の果てにソ連軍を撃退したときに
晴れやかな気持ちで馬上から眺めたアフガンの山々に差し掛かる夕日
そして最後に轟音と共に崩れ行く塹壕にあふれだす巨大な夕日

熱い・・・
肉体が焼かれているのか魂が地獄の業火に焼かれているのか
もはやそれを判断する術は私にはない
私の聖戦もこれで終わるのか・・・

そのとき胸にかけていた真紅のベヘリットが突然鳴き出した
こ、これは!?      
211連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:02
 残らず黒装束に身をまとったパレスティナの巡礼達は、一斉に地面にひれ伏した。その厳粛さに、聖壇の前の人いきれによる雑踏も一時止まり、静寂が訪れた。
 巡礼の多くは裸足であった。黒い装束は砂埃にまみれていた。遠路の歩行のせいか、砂にまみれた足が擦り切れ、血が滲んでいる者もいた。
 やがて、数分の沈黙の後、若い女の巡礼が黒い大きな瞳を見開き、静かだが力強い声で祈りを捧げた。
「アッラー・アクバル!」
 多くの声が続く。
「アッラー・アクバル!!」
周囲を戦慄が支配した。太古の昔から無数の人々の血を吸い取ってきたオリエントの砂と空気。それが、あたかもここメッカの地に乗り移ったかのようであった。
212名無しさん@1周年:02/10/18 02:03
>>209
私は真正カトスレの管理人だ。
ここを守り抜く。
213連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:05
 太陽がその高度を上げ、真夏の日差しが一層残酷な光線を注ぐ。
 ラディソはパレスティナ難民の追憶から引き戻された。
 あれから20年以上経つ。何が変わったというのだろうか。
 あの時、懸命に自分たちの明るい未来を祈っていたパレスティナ人達の運命は変わらなかった。度重なる中東戦争で国土は荒廃し、その度にイスラムの同胞が住む場所もなく野良犬のように追い立てられた。
 逆に戦争の度にイスラエル人どもは領土を広げ、多数の入植者を送り込んだ。サウジアラビアまで流れ、その日暮らしの生活に追いこまれるものも少なくなかった。
 またラディソは、その美しい街と発展ぶりを「中東のパリ」とまで謳われたベイルートの事を想った。
 ラディソの訪れた少年時代、まだベイルートはその面影をとどめていた。瀟洒な建物が並び、夏にはクルーザーで地中海を帆走する豪商もあった。冬は避寒の為の欧州からの観光客で溢れていた。
 しかし内線が勃発し、英米の介入により街は瓦礫の山と化し、夜盗とテロルのはびこる地になり果てたのだ。
 ラディソは思う。一部の産油国だけが暴利を貪るのではイスラムは変わらない。欧米諸国の介入の種を蒔き、やがては散り散りに引き裂かれよう。

 ・・・・突然、部屋のノックの慌ただしい音が聞こえた。執事のムスタファか。こんな時間に、何事だ?
 扉を開けると、いつもは平静なムスタファが、雪のように蒼白な表情で突っ立っていた。
「どうしたのだ」
「ウサマ様・・・・」
「何か?」
「イラク軍が、ク、クウェートを・・・・ここから、自動車で半日の距離に・・・・。そ、早々に、御避難を・・・・」
214連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:06
ムスタファの開けた扉の向こうから、サウジアラビア国営放送のアナウンサーの緊張に上ずった声が響いていた。
「イラク軍機甲部隊は未明、クウェートに進行し、10時ごろには全土を制圧しました。・・・・現在、我が王国の国境に集結し、進攻の構えを見せ・・・・・・」
「ウサマ様、お聴きの通りです。既に王室の方々も、続々とリヤドから脱出されているとのこと。ウサマ様も、一刻も早く、御避難を・・・・」
「黙れ!」
 ラディソは邸宅中に響くような声で叫んだ。
「皆、よく聴け!フセインの手下どもが何万人やってこようとも、サウジは卑劣な侵略に屈するものではない!」
 家の者を安心させる為であった。しかし、ムスタファの言う事の方が一理も二理もあった。
 サウジ王室の側近、軍幹部の腐敗は、ラディソ家のような王室に近いものにとって周知の事実であった。
 サウジアラビアはイスラム圏でも最も厳格な戒律を採用している。一切の飲酒は禁止され、女人の外出・服装も厳しく制限されている。しかしその陰で、側近や軍幹部はスコッチやコニャックを密輸し、連夜の宴会を開催していた。
215連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:07
 また、リヤド空港に、突如として派手な場違いの欧米の高級娼婦の一団が降り立つことがあり、黒リムジンで市街の奥に消えていった。彼女らはハンブルクやパリで調達され、数千ドルの日当で上層階級の破廉恥な饗宴に供されるのだった。
その南数百キロのイエメンでは、年百ドルの収入もない遊牧民が飢えていたというのに。
 このような指導部の下、歴戦のイラク軍に敵うはずがないと思うのも無理はなかった。
 実はラディソは、今回の進攻を薄々察知していた。イラクが国境に機甲部隊を集結させているのは、欧州の新聞を入手できる者なら把握可能な情報であった。
 しかし、そのために彼が現在なしうるのは、胸に秘めた将来の闘争の資金のため、原油や貴金属の先物を大量に購入する事でしかなかった。
 何とも愚かしい上層部だ。しかし、とラディソは冷徹に考えた。かくも状況が絶望的ならば、王室は英米に支援を乞うのは必至だ。そうなれば、旧装備のイラク軍は英米の前に、最終的には完膚なきまでに叩きのめされるだろう。
 だが。
 国の名誉を捨て、英米の救いを乞い、イスラムの同胞同士で闘う事に、何の未来があろう?
 ラディソは思わず虚空を仰いだ。
 折りしも正午であった。空はますます青く、眼に痛いほど澄み渡っていた。そして中天では、砂漠の太陽が異様な光線を投げ、不吉な程に激しく燃え輝いていた。

 (第1章 完)
216連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:08
第2章

 迎えの黒いBMWの席に身を落ち着け、ラディソはようやくほっと一息ついた。
 話には聞いていたが、西部日本の夏の気候は殺人的であった。蒸し風呂のような湿気で、ラディソの衣服が皮膚にべっとりと貼り付いていた。
 あの「湾岸戦争」と呼ばれることとなった戦いの始まった夏からちょうど2年後、ラディソは今、その時懇意になった日本人に招待されたのだった。
 BMWは、真夏の晴れ晴れとした青空の下を、伊丹から京都に向けて北上していく。
 まさに盛夏で、左側の窓から明るい黄緑色に染まった北摂地方の山々が見渡せるのだ。
 我が祖国となんと違う事か。ラディソは、このような美しい国に育った彼の招待者を羨ましく思うのだった。
217連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:10
 「砂漠の嵐」と呼ばれた多国籍軍なる、実質英米軍の軍事行動により、ラディソの予想通り、確かにイラク軍は完全にクウェートより駆逐された。
 しかしそれを機に、やはりアングロサクソンはペルシャ湾岸への介入を強め、また一層イスラエル寄りの態度を採っていた。
 だが、最もラディソが我慢ならなかったのは、米国のイラクに対する二枚舌的な態度であった。
 作戦発動前、米国はメディアを動員し、サダム・フセインを人類全ての敵であるかのように扱い、ためにアラブ世界のイメージまで大きく崩した。
 しかしイラク軍が崩壊し、バグダッド進攻が現実の可能性にを帯び始めると、彼らは態度を変えたのである。
 敗れたとは言えイラク軍は相応の勢力を有しており、バグダッド進攻にはかなりの被害が出る恐れがあった。
 しかもイラク軍を完全に壊滅させると、シリア・イラン等の強大な隣国との間に力の空白が生じ、新たな混乱を生む、云々。
218連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:11
 これが米英の言い分であったが、ラディソはその裏の意図を読み取っていた。
 第一に、米英としては大産油国のクウェートのみ解放すれば事足りる。
 第二に、米英は油田の為ならともかく、イラクの民衆解放の為に自国人の生命を危険にさらしたくはない。
 第三に、イラン・シリアとも戦乱で疲弊しており、彼らの反論は言い訳に過ぎない。
 このような奇怪な論陣を張りながら、なお自由の守護神を自認する米英に対し、ラディソの決意は一層深く固まっていった。
 先の湾岸開戦時の金・原油相場の大変動により、彼は英国・スイスの銀行に巨額の資金を有していた。
 しかし、計画をいつ、いかに行うかは別の問題である。ラディソの苦悶する日々が続いていた。
 そのような中、彼は一連の戦乱の時期に出会ったあの日本人の招待を受けたのだ。
「一度京都に来てみませんか?」
リヤドに届いた手紙の中、華麗な英語の筆致が躍っていた。
「紀元前2000年より栄えていたオリエントの地ほど古くはありませんが、我が国は温暖な気候と平和の中で文化を育んできました。
 我が国においでになれば、あなたの昨今の胸のわだかまりに、一片の解答がもたらされるかもしれません。」
219連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:13
 数分後、京都ブライトンホテルの玄関に、ラディソはあの日本人の迎えを受けた。
 木戸晋一郎というのがその男の名前であった。
 リヤドで初めて出会った時と変わらず、白麻のスーツを粋に着こなし、褐色に焼けた肌の上には汗の一粒もなかった。
 木戸はアラブ諸国でかつて日本商社の駐在員であり、90年当時は嘱託として活動していた。
 凡百の日本人商社マンと異なり、木戸はその毅然とした対応と辣腕ぶりで王室を始めとする有力者からの信頼を受けていた。
 60代半ばのはずであったが、その顔には老いの影も見えない。冬、砂漠の風が吹くと、ロマンスグレーの髪が美しくたなびくのだった。
 しかし木戸の最大の特徴はその眼であった。ビジネスや戦争の危険に直面すると、その眼は異様な煌きを放ち、そしていつも不気味なほど正しい判断が後に続くのだった。
 ラディソ家は原油の輸出に関し日本との取引関係が幾つかあったが、木戸の助力と鮮やかな手腕で開戦後の難局を乗り切ってきた。
 「ようこそ、この俗悪な国に。道中、アラブの方には見苦しい醜いアジアの都会の情景もあったやもしれませんが」
 「御謙遜を」
 相変わらず歯に衣着せぬ物言いであった。
 「今日はお疲れでしょう・・・・明日、素晴らしい所に招待して差し上げます。旅のお疲れをゆっくりお休め下さい」
 木戸は、約束を違えた事のない男であった。ラディソの胸は微かな期待に時めいた。
220連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:14
 翌朝、木戸はシルバーのメルセデスのスポーツカーを駈り、ラディソを迎えに現れた。
 木戸はラディソを昼食に誘ったのだ。京都の北の山奥ですよ、と木戸は言葉少なく言った。
 メルセデスは京都御所を過ぎたあたりで上京区を抜け、閑静な町並みを鴨川沿いに北上していた。
 オープンカーのメルセデスに乗り込んだ、長身のアラブ人と初老の端正な日本人の組み合わせはよほど奇抜なのか、交差点のたびに道行く人が眼を丸くした。
 愉快なドライブであった。上賀茂でメルセデスは右折し、一気に鞍馬の山中に入り込んだ。
 それまでの古都らしい風雅な光景とは一変し、深い杉林と霧に囲まれた、幽玄な空気が徐々に現れてきた。
 さらに20分ほど、細い道を渓流沿いに北上し、木戸は車を止めた。京の奥座敷、貴船であった。
 貴船神社は川岸のすぐ脇、鬱蒼と茂る杉林の中にあった。ラディソが車を降りると、京の猛暑とは打って変わり、凛とした冷気が身に纏った。
 赤橙色の鮮やかな鳥居の向こうに、境内に向かい、細く険しい苔むした階段が杉林の中に続いていた。
 「我が国の文化の深奥は、このような清涼かつ凛とした、静寂な空気にあるのです」
木戸が言った。
221連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:15
 神社の拝観を終えると、ラディソは料亭「菊水」で午餐の歓待を受けた。
 名店の多い貴船にあっても、菊水は別格として京の名士に知れ渡っていた。しかし、さすがにアラブの長者を迎える事は稀らしく、出迎えた仲居が眼を丸くした。
 「心配は無用だよ。このお方は、優れたものなら大抵は受け入れる度量の広いお方だ」
 やや安心した表情の仲居に案内され、ラディソは館内に足を踏み入れた。桧の板の廊下の冷たいがどことなく柔らかい感触に、ラディソは心が不思議に安らいだ。
 更に案内され、外に案内されるのかと思ったラディソは思わず眼を見張った。
 広大な座敷が、細く流れの急な貴船川の渓流の上に広がっていた。周囲では川のせせらぎと鳥や虫の音がさんざめき、絶妙な自然の音楽を奏でていた。
 そして川面から立ち上るひんやりとした冷気が座敷を覆い、清涼な空気が座敷全体を覆っていた。
 木戸は、ラディソを貴船の川床会席に招待したのであった。
222連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:18
 木戸とラディソは座敷の中に足を踏み入れた。
 木戸が予約したのは、座敷の端、身を乗り出せばすぐそこに渓流の見渡せる位置であった。岩の間に貴船川の透明な清流がせせらいでいた。
 席に着くと木戸はコート・デュ・ローヌの白を注文した。ラディソは当然ながら、一切アルコールを頼まなかった。
 料理が運ばれた。それはラディソの初めて見る逸品ばかりであった。
 鮎の塩焼き、胡麻豆腐、ごりの煮付け、京野菜の漬物、鯉の洗い、鱧落とし等であった。そのいずれもが、ラディソの知らぬ清冽な味わいをを持っていた。
 糸のように細い素麺があった。
「それは麦の粉で作ったものです」
木戸が言う。
「あまり噛まずにするすると呑み込むのです」
 ラディソはその通りにした。素麺の驚くほど冷ややかな感触が舌に、喉に伝わり、胃の奥に消えていった。
 京の和菓子を味わいながら、二人は語らった。
 「本当に素晴らしい・・・・。貴国の文化の高い事は聞いていましたが、食事一つとってもこれほどのものだとは・・・・驚きました」
 木戸は、我が意を得たりという様子で微笑んでいた。
223連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:20
 「ところで」とラディソは話題を変え、
 「貴国の誇るのは文化だけではありません。貴国は、あの大国ロシアとも戦って勝利を収めましたね?
 また、米英を相手に正面切って戦いを挑んだのも貴国だけです」
 木戸は苦笑していた。
 「日露戦争の件は、我が国の首脳が引き際を心得ていただけで・・・・米英にも、結局は大負けしていますよ」
 ラディソはこのような紋切り型の答は期待していなかった。この国には、ラディソの窺い知れぬ神秘があるのを感じていた。
 二条城の白々とした壁の涼やかさ。貴船神社の凛とした霊気。川床に立ち上る清涼なただずまい。
 そして、目の前の木戸の、涼やかだがどこか彼岸の彼方にあるかのような眼差し。
 「私は、聡明なあなたからそのような答を聞くとは期待していなかった」
 ラディソは憮然として言った。
 「あなたがたは、欧米の帝国主義の支配にも屈した事がなく、むしろ彼らに伍して戦った。日本人を、そのように苛烈な行動に駈りたてるのは何なのです?」
 木戸は下を向き、半分ほど残った抹茶茶碗をじっと見据えていた。
 「平和のときには、私たちの精神はこのように清涼かつ簡素な文化として現れるが」
 木戸はおもむろに口を開いた。
 「いったん事が起こると、その裏返しに、危険を、命を省みない潔い行為として現れるのです・・・・。我々は、そのために信じられぬ向こう見ずな行動をとれるのです」
 木戸は一瞬息をついだ。その瞳に、微かな炎が揺らめいた。
 「カミカゼを知っていますか?」 
224連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:21
その言葉が発され、座に微かな電光が走ったようであった。
 「ええ、もちろん、知っています・・・・」
 ラディソは言った。しかしその言葉とは裏腹に、胸の奥に激しい動悸が走り、頭は嵐のように激しく鳴っていた。
 「しかし、あの作戦は・・・・日本の若者に多くの犠牲者を出しただけで、戦果としては残念ながら大きくは・・・・なかったのでは?」
 言いながら、ラディソは徐々に口ごもってしまった。
 木戸の瞳が、遠くを見るかのように、深い悲しみをこめて輝いていた。彼岸にあるかのような眼差しで、それ故か、自己を理解しないものへの哀れみすら感じさせた。
 「私の言いたかったことが・・・・「無益な、愚かな日本軍部の苦し紛れの自殺作戦」に過ぎないとお思いですか?」
 ラディソは自分が馬鹿な事を言ったと感じた。
 「それ以上の事をお知りになりたかったら・・・・私と、日本の南の方に来て頂かなければなりません」
 ラディソは承諾した。何故か知らないが、妙に救われた気分がした。
225連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:22
 3日後の朝、木戸とラディソは伊丹空港より九州行きの便に乗り込んだ。太平洋高気圧が日本全土を覆い、全国が晴れ渡っているとのことであった。
 伊丹から一時間弱すると、飛行機の窓から日南の海岸線が視界に入りはじめ、ラディソは亜熱帯のような豊かな緑とサファイアブルーの海の色に驚いた。
 二人が降り立ったのは宮崎空港であった。
 南日本らしく、山々の緑は一層明るく、そこかしこには椰子の樹が生えていた。このような風光明媚な地に連れてきて、木戸は何を語ろうというのか?
 木戸は車を借り、海岸線に沿い南へ向かった。真紅のフェアレディが、日南海岸の鮮やかな景勝と対照して映えた。
 やがて日南フェニックスロードを抜けたフェアレディは、鹿児島県の西部に入っていた。
 陸に向かって湾曲した砂浜が広く続いた、のどかな南国の田舎の風景だった。小さな漁村と畑の広がる、人もまばらな、時が止まったかのようなあまりに温和でのどかな一帯であった。
 「志布志湾というのです」
 木戸が囁いた。
 さらに大隈半島の山中を抜けると、素晴らしい景色であった。
 目の前に鹿児島湾が青々と大きく広がっていた。そして湾の中央に、ほとんど島と見まがうような火山が浮き出て噴煙を上げていた。桜島であった。
226連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:23
 さらに車は南薩摩の豊かな自然の中を南に向かっていた。やがて、周囲が武家屋敷の並ぶ箱庭のような一帯に入り込んだ。薩摩の小京都、知覧であった。
 枯山水の庭園に囲まれた武家屋敷の並ぶ知覧の中心街を、フェアレディはゆっくりと通り過ぎていった。その脇に側溝が流れ、多数の色鮮やかな鯉が泳ぎまわっていた。
 しかしラディソはこの時、この通りが「平和祈念通り」と呼ばれている事を知らなかった。
 やがて車はこの通りを過ぎ、街の南の外れにある護国神社の前で止まった。
 木戸はラディソを促し、参道を上った。こぢんまりとした建物が神社の脇にあった。博物館のようであった。
 木戸とラディソはともに入場した。
 ラディソがもし漢字を解していれば、この建物が何であるかわかったであろうに。
 それは、知覧特攻平和会館であった。 
227連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:24
第4章

熱い・・・
肉体が焼かれているのか魂が地獄の業火に焼かれているのか
もはやそれを判断する術は私にはない
私の聖戦もこれで終わるのか・・・

あの爆弾は大地と五層の隔壁を貫き、私の部屋を瓦礫の山にした。
妻や子ども達の部屋もやられたらしく、階下からも火と煙が吹き上
げてくる。

いままで身命をなげうって支えてやってきたターリバーンは、どう
やら私を売ったらしい。

このところ、オマール師は「客人は厚くもてなし、庇護を加えるの
が我々の伝統であり、アメリカスタンの脅迫には決して屈せぬ。我
がアフガンに武力攻撃を加える諸国、領土・領海上に彼らの攻撃拠
点の建設を許す諸国、それらの国を支持したり物資を供給する諸国
は、我が国に戦争を仕掛けるものとみなし、断固うちはらい、さら
には当方より手段を選ばぬ報復を加える」云々と、勇ましい演説を
連日ラヂヲから流し続けている。
228連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:26
激しい痛みに、朦朧とした意識がわずかに晴れた。
大量の流血のために、もう起きあがることもできない。
逝く直前、「思いでが走馬燈のように駆けめぐる」というのが始まっ
ているらしい。

しかし私は知っている。
一昨日から開始された、憎むべきアメリカスタンの攻撃は、私の
シェルターがあるカンダハル東北郊外のみに厚く、その他のアフガ
ン各地には、ほんの申しわけばかりであることを。

神学生たちは、神の為に命を捧げる戦士としての名誉よりも、ほぼ
手中にした「アフガンの支配権」の方が惜しくなったのだろう。



息が苦しい。

私は再び意識をうしなった。
229連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:27
(知覧特攻平和会館の回の続き)

 館内に足を踏み入れたラディソは、軽い戦慄を覚えた。
 中央には大破した特攻機の機体が鎮座し、その周囲にあるのは攻撃場面の写真や戦没学生の遺書、遺品、遺した詩作などであった。
 一際達筆の遺書があり、ラディソの眼を奪った。木戸がその内容を翻訳して聞かせ、ラディソは南海に散華した若者の気高さと遺された家族への思い遣りに心を打たれた。
 「もうすぐ庭の紫陽花も見事な花を咲かせる頃だと思います。最早見る機会がないのがいささか心残りです・・・・梅雨が長引きますが、父上も母上もご自愛して御過ごし下さい」
で終わり、最後に赤黒く変色した血の署名で結ばれていた。
 「その遺書は私が代筆したのです」
 終始無言だった木戸が呟いた。
 「1945年の初夏、私はこの知覧に置かれた航空基地で特攻隊員として出撃の命令を待っていた・・・・
 4月、米軍の沖縄上陸を阻止すべく、敵艦船を攻撃する為千機以上の特攻隊が飛び立った。私もその一人だった。
230連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:29
 奇跡的に米軍の対空砲火をかいくぐり、目指す戦艦にまっしぐらに向かっていたとき、突然粗悪な機体がミシミシと分解し始め、私は気付くと海に漂っていた。
 瀕死の状態で拾い上げられ、米軍の捕虜となったのです」
 木戸は続けた。
 「特攻隊は米艦隊に致命傷を与える事は出来なかったが、米軍兵士に大きな恐怖を植え付けました。沖縄陥落後、日本本土上陸の作戦が立案されました。
 しかし、特攻隊や民間人まで含めた抵抗を考慮すると、米軍に数十万の死傷者が生じうるとまで予想されました。
 ・・・・この作戦が実行されれば、先ほど訪れた志布志湾は格好の上陸地点として、文字どおり血に染まった事でしょう。
 結局、米軍は本土上陸を避け、原爆投下を行いました。しかし、日本全国を焦土にしなかったというだけでも、我々の行動の意義があったのかもしれません」
 木戸はひと息ついた。ラディソは、生まれてかつてないほどまじまじと木戸を見つめていた。
 「そして、現代のように」
 木戸は追憶から戻り、言った。
 「メディアの極度に発達した世界においては、恐怖の効果は一層大きいものです」  
231連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:30
 もはや明白であった。木戸はラディソの意図を完全に見抜いていた。
 今や、歯に衣着せず論じるべき時であった。護国神社の参道を降りながら、ラディソは言った。
 「しかし・・・・あの時期に比べても、防空技術の格段に発達した米艦隊に数機で突入しても、成功の見込みがあるとは思えませんが・・・・」
 木戸は薄笑いを浮かべた。氷のような眼差しが、彼岸の彼方から覗いていた。
 「誰が艦隊を攻撃せよなどといいました?」
 「艦隊なんかよりずっと警備が少なく、もっと米国人に恐怖を与える事が出来、かつ国自体にダメージを与えられる場所などいくらでもあるでしょうに」
 ラディソはあっと声をあげそうになった。恐ろしい構想が脳内で実を結ぼうとしていた。神のためでなければ、絶対に想像する事さえ許されないような構想であった。
 「木戸さん」
 ラディソは据わった声で、ゆっくりと言った。
 「あのような小型機でなく、非常に大型の飛行機が第二次大戦中に存在すれば、貴国もあのような大敗はしなかったかもしれませんね」
232連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:31
 木戸は当惑した眼差しで見つめた。
 「非常に大型とは?」
 「例えば、ボーイン・・・・」
 ラディソは最後まで口にしなかった。
 木戸の表情に激しい驚愕が走った。それは、自分の意図をはるかに超えた行為を着想させた事への後悔に覆われていた。
 二人は無言でフェアレディの中へ戻った。木戸の首筋にびっしょりと流れる汗は、暑さのためだけではなさそうだった。
 その刹那、通りにサイレンが長々と悲しく響き渡った。
 1992年8月15日、正午であった。

 (第2章 完)
233連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:32
第3章

 5月だというのに、ローザンヌは初夏の空気であった。このスイス・ボー州の州都の日差しはレマン湖の照り返しのせいか、一層強く感じられた。
 ラディソは、ここローザンヌにあるビジネススクール・IMD
(International Institute for Management Development in Switzerland)にて、2週間の国際金融コースを履修に来たのだった。
 敵であるアングロサクソン資本主義に対抗する為には、まずその内実をよく知らねばならない。
 加えて、金融工学の進歩やソ連崩壊に伴う市場のグローバル化に伴い、近時の金融市場は激変している。
 デリバティブと呼ばれる高度かつ複雑な金融商品の開発、ヘッジファンドと呼ばれる新たな投資家集団の出現により、市場の不安定要因が高まっている。
 それは昨年のジョージ・ソロスのなしたポンド危機の際の暗躍にも見て取れる事であった。
 さらに、ラディソの計画に不可欠な国際テロ網の創設・維持の為にも、高度な金融手法の習得は不可欠であった。
 既にラディソは、ウォール街の投資銀行に勤務していたパキスタン系アメリカ人を説得によりスタッフに迎えていたが、彼自身も金融を理解する必要があった。
 ラディソが特に腐心していたのは、恒常的に利益を上げられる資産運用組織の設立と、資金の流れを出来るだけ秘匿する方法であった。
 スイスの銀行法は世界一厳格な守秘義務を課しており、拠点はスイスが最適と思われた。
234連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:34
 ラディソが投宿したのは、青々としたレマン湖とその向こう岸の雪を頂くアルプスが望める、オテル・ミラボーの一室であった。
 スイス・レマン湖岸はアラブ人の富豪に特に人気がある。ラディソ家も、カジノのある有名な保養地・モントルーに瀟洒な別荘を有していた。
 快適な大理石のバスタブに浸かりながら、ラディソは至福の一時を過ごした。しかし、こうした日々も長くは続かないであるだろう予感が頭をよぎるのだった。
 湾岸戦争以来、サウジアラビアで半ば公然と活動しているCIAのスパイたちは、ラディソの身辺に不穏な気配を感じ取ったらしかった。
 自宅の電話の盗聴、手紙等の巧妙な開封の形跡等が相次いでみられた。このままいけば、非公式に政府関係者から警告があるだろう。
 このような中、ラディソは決定的な一歩を踏み出す例の計画の手筈を整えていた。これが露見すれば、警告どころか、祖国に在住する事もままならないかもしれない。
 しかし、それでもラディソを動かしているのは、自己が米英に大きな打撃を必ず与えうると確信した、2年前の夏、木戸と過ごした時のあのイメージであった。
 怪鳥のように翼を広げた1機の旅客機。ワシントン・セントアンドリュース空軍基地の戦闘機も、まさか旅客機と思い動けない。それが秒速150メートルでホワイトハウスに迫る・・・・

 ラディソが想像に耽っているさなか、電話のベルが鳴った。
235連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:35
ラディソは受話器を取った。30前後の妖艶な女の流暢なフランス語が聞こえてくる。
「ムッシュー・ラディソですか?ジュネーブでのパーティーの準備はできました。主役の方も間もなくいらっしゃいます。ご出席されますか?」
「有難う、マダム。喜んで出席させて頂くので、名前を入れておいて下さい」
ラディソは受話器を置いた。子供騙しに近い暗号だが、今のところこれで事足りる。要は、ターゲットがジュネーブに到着したという事、そして計画は準備万端という事であった。
 電話の女は、現在ヨーロッパの社会ではマイニンゲン男爵夫人と呼ばれていた。
 だが、誰が知ろう?この女性がトルコ南東部、アナトリアの貧困な山岳地帯で悲しい幼少時代を送った事を?
 ラディソは、彼女の妖艶な美貌を思い浮かべた。おそらく、誰も想像すら出来ないし、たとえ知っていても認めまい。
236連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:36
 ラディソが浴室から出ると、ホテルの部屋宛に手紙類が届いていた。この中立国の通信を傍受する事は、少なくともまだアメリカには出来ないはずであった。
 その中に一通、日本の知る人ぞ知る能楽師の名前の手紙があった。
 木戸であった。この男は、ラディソがCIAに身辺を監視され始めてからも、ペンネームに茶目っ気を忘れないのだ。
 「親愛なる友よ。
 貴兄のスイスでの活動がますます盛んと聞き、非常に同慶の至りです。
 この春、私どもは吉野で例年通りの美しい桜を観る事が出来ましたが、我が国の経済は全く先行きが暗いものと言わざるを得ません。
 我が国の政治家、官僚、企業家とも、経済不況の真の原因を見誤っています。我が国は過去50年で急速に発展しましたが、豊かな精神文化を並行して育んできませんでした。
 全く逆に、経済成長が急なあまり、国民の内面の充実は置き去られてきたのです、
 おそらく、人々は自分達が経済的には豊かであるにもかかわらず、後進的な社会制度に縛られている事に気付くでしょう。
237連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:38
 イスラム原理主義者であるあなたにどこまで理解されるかわかりませんが、過渡の豊かさと過渡の不自由が同居すると、その閉塞感は異常なまでに高まるのです。
 おそらく、ここ数年の間に、日本社会は立ち行かなくなり、大きな混乱が生じると私は考えています。
 愛国者として、自国の株式市場の低迷を誘うような事を言うのは何ですが、ともかく現在の日本市場の見通しは悲観的です。
 ただ一つ、朗報といえば、来年より金融ビッグバンという市場の自由化が行われる事です。これにより、東京市場でのあなたの活動も非常に容易なものとなるでしょう」
 ラディソは手紙を畳んだ。
 あの美しく、豊かな国の人々が、内面に不安を抱え、そのような危険に晒されている事は、ラディソにはいささか残念であった。しかし、ラディソの闘いに私情は禁物であった。
 ラディソは、旧知のウォーバーグ銀行の担当者に電話した。そして、日経平均先物を大量に売却して欲しい、と依頼した。
238連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:40
ラディソがローザンヌのホテルで日本経済の先行きに付いて考察していたころ、ジュネーブ郊外の山の中腹にある邸宅で、ライラは物思いに耽っていた。
 年の頃は32,3。豊かな黒髪を頭の上でまとめ、長身に白のサテンのドレスをまとい、その谷間からオリーブ色に日焼けした豊かな胸元が覗く。
 顔の彫りは深く、濃い眉は大きく上に湾曲し、燃えるような眼差しは激しい気性を想像させ、肉付きのいい官能的な唇が男心をそそった。
 彼女こそがマイニンゲン男爵夫人、正確に言うと未亡人であった。
 鏡に向かい、艶然と微笑むその様子は、南欧出身の美しい貴婦人以外の何者でもない。彼女の正体を知る者は、この世に数十人といないはずであった。
 ライラは回想に沈んだ。あの頃、自分は確かにライラという名前だった。故郷の山岳地帯の寒村で、何も知らぬまま子供時代を送った、あの頃。
239連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:41
 ライラの生まれ育ったアナトリアの山岳地帯は、カフカス地方のアルメニアと並び、東西混血の影響で美人の多い事で古来から有名であった。
 元来貧しいこの地方は、美しい娘をスルタンの女奴隷として差し出して一家の貧窮をしのぐ事が稀ではなかった。
 ライラの家も例外ではなかった。ある朝、家に見知らぬ3人連れの男がやって来て、両親に軽く挨拶した。
 「ライラ、この人達はお前をイスタンブールの親戚のところに連れてってくれるんだよ」
と両親は言ったが、その異様に悲しげな表情に、もう一生両親に会えないのではないかと思った。ライラが12歳の時であった。
240連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:42
 男達が連れていったのは親戚の家ではなく、イスタンブールの娼家であった。
 最初の客の事はよく思い出せない。嫌がる彼女を組み伏せ、何だか大声で喚き、突然死んだように黙り込んだ。確かジョージとか言う名のアメリカ人だったか。
 それから何人もの男が現れ、緞帳に包まれた、香の薫る部屋の中で彼女の肉体に溺れていった。
 不思議なのは、彼女がこうした醜い境遇に身を沈めながらも、その若く豊かな肢体は一層輝き、美貌はますます磨かれていくのだった。
 いつしか彼女は、ゾラの小説の、パリの貧民街に生まれ、長じて男を狂わす高級娼婦にちなみ、ナナという仇名を貰っていた。
 彼女は思うのだ、自分がナナと同じく、美しく愚かだったら、どれほど幸せだっただろうかと。
 寝室で男という男を支配し、最高の待遇を与えられ、贅沢な衣装に身を纏っても、彼女の内面の闇から強烈な光が突如照らし出すことがあるのだった。
 それは、子供の頃の祈りの際に、アナトリアの岩に囲まれた山肌から覗く朝日とともに顕現する、神アラーの姿であった。それが何度も彼女の心の奥に現れるのだ。
 自分はこうしていいのか?このような醜業に身を落とし、自分の一生は終わっていくのだろうか?自分はもっと何か、特別な運命のために生まれてきたのでは?
241連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:43
 ライラが華やかな、しかし実際は悶々とした日々を送っていた頃、イスタンブールの、いかにも金満家といった大商人が、ライラを愛妾に迎えたいといった。
 「日々の用の他、何か、特別に欲しい物はあるかね?」
でっぷりとした唇の間から、何か言葉らしいものが洩れていた。ライラは、見た事がないほど大きなダイヤと、午前中の自由な時間が欲しい、と答えた。
 「それだけでいいのかね?」
低い音が洩れ、ライラは頷いた。
 商人は18カラットのダイヤを贈った。

 3日後の午前中、ライラはイスタンブールの闇市場でダイヤを売り飛ばし、ギリシャへの高速フェリーに飛び乗っていた。
242連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:45
 ライラは我に返り、手元の写真を見つめた。ラディソの部下が手渡した者であった。
 50代の、目つきの鋭い、日焼けした筋肉質の男で、笑顔に凄みがあった。肉食獣、という言葉がライラの頭に浮かんだ。
 男の名はロバート・シンクレア。英国人だが、米国の対中東情報網の、言わば扇の要に当たる人物だ、とラディソは説明した。
 中東の複雑な政治事情の関係上、この地域の諜報活動は組織的に行う事が困難な点も多い。
 イスラエルの支援や大使館等を通じた活動ももちろん有効であるが、この地域に深く入り込んだ活動を行う為には、旧宗主国のイギリスの築いた関係を借用するのが手っ取り早い。
 シンクレアは英国の上流階級に所属しており、一族から外務官僚を多数輩出していた。
 現在彼は有閑階級の一員として、片手間に貿易会社を経営していることになっているが、実は米国の最も危険なスパイであり、その情報網は中東各国に及んでいる。
 テロや武器密輸業者の仲介、各国政府の極秘情報の収集等、裏の活動の多くを引き受けるこの男を除く事が出来れば、米国の諜報活動は片手をもがれたも同然だ、とラディソは言った。
 最後にラディソは言った。
243連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:47
 この男に弱点が一つある。それは、好色である、と。

 ライラは、国連の建物を見下ろす自宅の窓から、湖の向こうのモンブランを眺めながら思うのだ。
 今自分はマイニンゲン男爵夫人としてここにいる。自分は今何故ここにいるのか?これからどこに行くのか?

 ギリシャに渡った全に習得すると、彼女はジュネーブに渡った。この永世中立国の国際都市は、多くの亡命者等、「わけあり」の人々を受け入れてきたのだ。
 ライラは昼間は大学に後、彼女は役人を買収し偽の戸籍を手に入れ、2年間アテネの下町に身を潜め、ギリシャ語とフランス語を習得した。
 彼女の得た戸籍から、彼女は没落したギリシャの旧家の最後の生き残りで天涯孤独の身分という事になっており、それになりすます必要があったのだ。
 そしてフランス語を完通い、夜は繁華街のキャバレーで働き生活費を稼いだ。自分の運命を変える勢力のある人物と出会えると期待して。
 欧州でも特に豊かなジュネーブの繁華街には、各国から美女が集まっていた。
 ソ連崩壊直後、遠くロシアから、医者の娘と自己紹介した娘があり、流暢な英語とフランス語を話した。ロシアは混乱により、医者も逼迫した生活を送っているとの事であった。
 また、ロンドン、パリ、ベルリンの下町からも多くの若い娘がやって来ていた。自分の生まれた階級からは、こうでもしないと欲しい物を買ったり、色々な事が出来ないという。
 そうした娘達の間でアメリカやオーストラリアの富豪が戯れ、夜遅くに一緒にホテルへ消えていくのを見て、自由な社会や資本主義とは何なのだろう、とライラは思ったのだった。
 アメリカが賞賛する資本主義とは、このような奇怪な社会なのだろうか?

 そんなある日、長身の気品のある顔立ちのアラブ人が、一目で貴族とわかる老紳士が連れ立ってキャバレーに現れたのだ。
 アラブ人はオサマ・ビン・ラディソ、老紳士はマイニンゲン男爵と名乗った。 
244連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:48
のグラスが砕け散った。
 大丈夫だろうか?ライラは急激な不安に襲われた。
245連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:49
 ローザンヌからジュネーブまで、車では1時間の距離であったが、ラディソはレマン湖の遊覧船を選んだ。
 土曜のよく晴れた初夏の午前中であった。遊覧船は楽しそうな観光客に満ちていた。左側に葡萄畑の明るい緑が、右側に青々としたレマン湖が見える。
 湖面では、気の早い若者がヨットやウインドサーフィンで繰り出し、色とりどりの帆の色が湖面をカラフルに染めていた。
 見慣れた情景のはずであったが、アフガニスタンやパレスチナの人々にはこのような幸福は約束されていないのだと思うと、ラディソの心は沈むのだった。
 遊覧船の甲板の上の強い日差しを避け、ラディソは船室に入リ、自らの企てに思いを巡らせた。
246連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:50
 ライラにはシンクレアがスパイである事を理由として説明していたが、それだけではなかった。
 ラディソは湾岸戦争終結後、アフガニスタン国内で麻薬栽培に着手したのだった。
 それは麻薬が非常に収益性の高い商品であったからだが、他に理由もあった。
 ラディソは、イギリスが清時代の中国に麻薬を密輸し、それが結果として清の人々の堕落を招き、その没落に繋がった史実に着目したのだった。
 同様に、米英に大量の麻薬を密輸すれば、資本主義社会を堕落させる事が出来るに違いない。
 もちろんラディソは、自分の行為が非人道的なことは承知していた。だが、自国の政治の都合でアフリカの内戦を招き、何もしない欧米諸国とどちらが非人道的だろう?

 だが、その計画に亀裂が生じつつあった。ラディソは隣国のパキスタン経由で麻薬を密輸し、資金をパキスタンからスイスに設立した会社に複雑な操作で送金していた。
 しかし中東各国に情報網を有するシンクレアの組織はそれを察知したらしく、彼のスイス訪問はその動かぬ証拠を握る為であった。
 急がねばならない。ライラがうまくやってくれるといいが。
 ラディソは祈るような気持であった。そのせいか、手にした金融のテキストのスワップ・オプションの章も、心なしか頭に入らなかった。
247連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:52
 ラディソは受話器を取った。聞き覚えのあるイラク訛りのアラビア語であった。
「ラディソ様ですか?お話しました件、ベルンでお待ちしています」
それだけで電話は切れた。

 ラディソが今回の金融の講座の受講にスイスを選んだ理由は、IMDが欧州で3本の指に入るビジネススクールであることだけではなかった。
 永世中立国であるスイスは、未だにイラク外交官と接触できる数少ない国の一つであった。
 ラディソは、自己の今後の活動を展開していくにあたり、米英と強く対決するイラクとの連携は不可欠であるとの結論に至ったのだ。
 もちろん、数年前に自国に侵略の魔手を伸ばしたサダム・フセインと手を組む決断をするのはラディソにためらいもあった。
 しかし、彼が意図するような米英との全面戦争を行うには、アフガニスタンを拠点とする彼の組織だけではなく、イスラムの広範囲な連携作戦が必須と思われた。
 既にアフガンの政治組織、タリバソを通じて、フセインからの基本的な条件の申し入れがあった。今回はこれに返答しなければならない。
 接触は今週土曜の夜、ベルン中心街の某所で行われるとのことであった。
 もしかすると罠かもしれないが、ラディソには無視するには美味すぎる餌であった。
 外を見ると夕暮れ時であった。夕焼けの光線がアルプスの山々を鮮血のように赤く染めていた。
248連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:53
 ちょうどその頃、ロバート・シンクレアはジュネーブ郊外の別荘で目覚めたばかりであった。
 爽やかな朝で、気分は晴れ晴れとしていた。特に、大きな獲物を仕留める寸前とあっては。
 シンクレアはスイスの銀行家に旧知の友があり、ラディソの話をたまたま耳にしたのだ。
 不審な操作で、巨額の資金をパキスタンから流しているアラブ人がいるとのことであった。
 節税等の目的でそのような操作をなすアラブ人の富豪は珍しい話ではなかったが、「ラディソ」という名前を聞き、シンクレアの直感が動いたのだ。
 ラディソ。アフガン戦争の英雄で、未だにあの地域にチャネルを有し、近時はその活動をCIAからマークされている男。
 シンクレアは自己の組織を総動員し、調査に乗り出した。ロンドンから中東各地に扇のように伸びる彼の情報網を、彼はワイルドの戯曲にたとえ「ウィンダミア夫人の扇」と読んでいた。
 3ヶ月間の苦闘の末、「ウィンダミア夫人の扇」はパキスタン−東京−バミューダ島−ジュネーブと続く複雑な操作を洗い出した。
 それに加え、アフガニスタン−パキスタンの麻薬原末の密輸ルートの証拠を握る事に成功したのだ。
 ラディソがこの金を何に使うかは知らないが、危険の芽は早めに摘んでおくに限る。
 今週の月曜にでも、シンクレアはスイスの銀行監督当局に、最後の証拠となる送金記録の提出を依頼するつもりであった。その後は、放っておいてもラディソの後ろに手が回る事だろう。
 シンクレアは愉快であった。この週末はジュネーブの休日を楽しむ事にしていた。シンクレアはジュネーブ歌劇場の一等席を予約していた。この上、一夜を楽しく過ごす相手などいれば申し分ないのだが。
249連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:54
午前11時半、ライラはジュネーブの中心街に出ていた。観光客で溢れるモンブラン通りを抜けると、ローヌ川の河口あたりに出、対岸に並ぶ金融街の堂々たる建物が視界に入ってきた。
 初夏の晴れ渡った時節、ローヌ川とレマン湖の青々とした水と、驚くほど豊かで美しいジュネーブの町並み、そして街を囲む新緑の山々が見渡せ、まさに息も止まるかのような情景であった。
 唐草模様の文字看板が印象的なアラブ銀行の脇を抜け、ルソー島を右手に見ながらモンブランの望める橋を渡り、ライラはジュネーブの中心街、ローヌ通りに入った。
 この通りはグッチ、カルティエ、ヴァレンティノ、オメガなどの高級宝飾店や高級ブランドの店でひしめいていたが、ライラが選んだのはクリスチャン・ラクロワの夜会服であった。
 ライラはこの日を期して、一ヶ月前からこのドレスを注文していたのだ。
 予定の品を受け取り、ライラはまだ何かする事はないかと思いを巡らせた。
 ある趣向が思い浮かび、ライラはローヌ対岸の裏町のアラブ人街の奥に消えた。

 時間はあまりなかった。今日はジュネーブ歌劇場150周年の記念公演の日であり、シンクレアの人生で最高かつ最悪の日になる予定であった。
 演目はプッチーニ作「蝶々夫人」だった。
250連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 02:58
 あくる日から、ラディソはIMDの講義に通い始めた。
 IMDはローザンヌの郊外の山の中腹で、白樺の林に囲まれた中にあり、周囲の澄んだ空気はまさに勉学に最適の環境であった。
 初日の講義は投資ポートフォリオの理論と、近時の国際金融市場の概略だったが、ラディソに特に興味深かったのは後者であった。
 ラディソはヘッジファンドの名前は知っていたものの、その具体的な内容はあまりよく知らなかった。
 ヘッジファンドは世界を牛耳る悪徳投資家という訳ではなく、巨大金融機関とは異なるそれぞれ独特の投資手法を駆使し、市場の様々な局面で利益を上げようとするものをいうらしい。
 例えば株式や債券市場の下落局面では、証券を保有する投資家は損をするが、いわゆる空売りと呼ばれる方法により利益を上げる事ができる。
 つまり判断が正しければ、相場の上昇局面でも下落局面でも利益を得る事が出来、これにより投資の収益性は非常に高まる。
251連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:00
 これに輪をかけて、近時スワップやオプションなどのデリバティブが登場しており、かかる投資の大きなリスクを回避する事もできるし、逆に利益幅をもっと大きくする事もできる。
 最近はノーベル経済学賞の候補の学者が参加するファンドもある。これは年率30%の高収益を上げている。
 このようなファンドの運営であるが、一つの市場に目標を絞る場合には、大体1億ドルもあれば十分であるという事であった。
 ラディソにある発想が浮かんだ。
 自己の資金をこのようなファンドに投資するのもいいが、いっそアラブの富豪から資金を集めて運用し、自己の組織の資金を増やす事はできないか?
252連続リレー小説!英雄ラディソの生涯:02/10/18 03:01
 初日は講義参加者のパーティーが開催された。
 参加者は欧州企業の財務担当者や、最新の金融の知識を必要とするエグゼクティブクラスが多く、ラディソのようなアラブ人は稀であった。
 あるドイツ人の企業家が言った。
「貴国の宗教は利息の存在すら認めないのに、この講座に参加されるとはあなたは本当に進歩的だ。素晴らしい」
「あなたのような方が増えれば、アラブ世界も変わるでしょう」
ラディソは複雑な気持だった。変わるとしても、この者たちにとって迷惑な変わり方ではなかろうか。
 最近の中東情勢をうるさく聞きまわるシェルの社員をあしらいながら、ラディソは興味深い発言を耳にした。
 「テレコムこそ情報通信産業の中で最も将来性のある産業です。私たちは必ず成功すると確信しています。欧州各国の国営通信業者を打ち負かし、世界市場でグローバル・スタンダードとなる事ができると信じています」
 周囲は面白がって聞いていた。他に将来性のある産業は何ですか?と面白がって聞く声が飛んだ。彼はしばらく考え込み、答えた。
253連続リレー小説!英雄ラディソの生涯:02/10/18 03:03
「専門外ですが・・・・バイオではないかと思います」
 周囲から失笑が洩れた。バイオが情報産業とは。
 ラディソはこの発言を決して忘れる事はなかったが、数年後、アフガニスタンに届けられたフィナンシャル・タイムズの写真を見るまで、この男が誰であるかを知る機会はなかった。
 ブリティッシュ・テレコムのシェアを急速に奪いつつある英国の新興通信会社のCEOというのが、この男の正体だった。
 その会社は、ボーダフォン・エアタッチという名前だった。

 ラディソがホテルに戻ると、メッセージが届いていた。アラビア語だが、左から右に書かれており、鏡に映さないと判読できなかった。
 「土曜日の件ですが・・・・夜でなく午前11時、シュバイツァーホーフのロビーの右隅に来て頂きたいと思います。後の事は我々に御任せ下さい。神の御加護を」
 サダム・フセインの代理人からであった。
254マルタ ◆07mtN3Ygag :02/10/18 03:04

ロザリオしないと地獄へ行くよ!
いいのかい?

毎日欠かさず、ロザリオをすることだねえ。
もうそれしか救われる道はないんだよ。
プロのように聖書をいくらよんでいてもすくわれない者は救われないよ。
傲慢になるからさ。聖書を知らなくても救われる者は救われるさ。
そうさ。字の読めないものも救われるのが神の救いさ。
イエス様が審判に来るよ。罪が深いと思ったら、
マリアにいのってもらうことだねえ。それしかないんだよ。
それほど罪が重いからさ。
おばあちゃんの言うことをよく聞いとくことだねえ。

255連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:05
 土曜の朝、ラディソは9時5分発のスイス国鉄の特急でベルンへ向かった。
 ベルンまでは1時間強である。スイス国鉄の一等車は快適だった。かつ時間に違わず、日本の鉄道を思い起こさせた。
 ラディソはベルンの駅に降り立ち、市街に出たが、その中世風の旧市街のただずまいは、首都というよりむしろドイツの小都市を思わせた。街の周りが森で囲まれ、空気が新鮮だった。
 ベルン市一番のホテル、シュバイツァーホーフは駅から出てすぐの中心街にあった。館内は豪華なドイツ・ルネッサンス様式の絵画、タペストリー、シャンデリアで満ちていた。
 指定されたロビーの右隅にラディソは腰掛け待った。ソファの柔らかな感触に、ラディソは眠りに落ちそうであった。
256連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:07
 ・・・・声がし、ラディソは眼を上げると、黒髪の屈強な体格の、グレーのジャケットを着た魅力的な顔立ちの青年が立っていた。
「ラディソさんですか?御待たせしました」
ラディソは耳を疑った。
 なぜならそれは、明らかにスラブ訛りの英語だったから。
 しかし、ロビー中央のヌーシャテル製の置時計は、ぴったり11時を指していた。
「ラディソさん、事情は後でお話します・・・・ともかく、早くここを出ましょう・・・・欧米の大使館員に見つからぬうちに」
青年は付け加えた。
「私の事はセルゲイとお呼び下さい」
それは、典型的なロシア人の名前だった。 
257連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:08
 ラディソの頭は混乱した。何故フセインはロシア人の青年を使者によこすのか?
 ロシアとイラクは何か密約でも結んでいるのだろうか?それとも、ロシア情報機関の出先が、ラディソをアメリカに売るために仕組んだ罠なのだろうか?
 一緒についていっていいものかどうか、ラディソはしばし逡巡した。
 そのとき、青年が強く促すようにラディソに向け、二人の視線が交錯した。その眼差しは気高い生気に満ち、諜報合戦の舞台裏で人間の生命を売る人間のものではなかった。
 ・・・・ラディソは承諾し、青年とベルン市街に出た。

 青年は止めてある車の扉を開けた。濃紺のオペルであった。
「説明せずに申し訳ありません・・・・ベルン市内には米英の大使館があり、多数の工作員がイラク大使館の動向を探っています。彼らには、市内であなたと接触する事は危険過ぎました。
そこで私が彼らの代理として、ベルンに現れたというわけです」
 青年はアクセルをふかし、市街から南の方へ向かっていた。セルゲイはどこへ行こうとしているのだろうか?
 青年は愉快そうに笑い、答えた。
「『外交交渉』が行われるなど、誰も想像さえ出来ない場所ですよ」
258マルタ ◆07mtN3Ygag :02/10/18 03:09

あんたら、そのままじゃ、地獄行きだよ。それほど罪深いんだ。もう、
マリアにおすがりするしかなくなったんだ。イエス様が審判しに来るよ。
地獄行きさ。無駄なことはやめるんだねえ。ロザリオしなきゃ駄目だろう!
地獄へ行くよ。いいのかい?
イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!
イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!
イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!
イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!
259連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:10
 オペルはベルン郊外へ出た。
 遠くにベルナー・オーバーラントの三名山、アイガー、ユングフラウ、メンヒの雪をかぶった猛々しい姿が見える。アイガー北壁が昼前の日差しを受け剣のように輝いていた。
 そのまま1時間ほど走り続け、インターラーケンを過ぎ、車はグリンデルワルトに着いた。
 4000メートル級のアイガーとヴェッターホルンの間に、濃紺の空が広がっていた。空気が薄く、太陽の光が眩しかった。
 「ちょうどお昼時ですよ」
 セルゲイがにっこり笑っていた。
 「ランチのバスケットと、ハイキング用の着替えを用意してあります・・・・1時間も歩けば、スイス駐在イラク大使が待っています」
260名無しさん@1周年:02/10/18 03:12
>>258
荒らすな!ボケ!
隣の偽スレに逝け。
261マルタ ◆07mtN3Ygag :02/10/18 03:12
ロザリオしないと地獄へ行くんだよ!いいのかい?

イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!
イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!
イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!
イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!
イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!
イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!イヒヒヒヒヒヒヒ!
262連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:13
 二人が向かったのは、グリンデルワルトの南西にある景勝、グロ−セ・シャイデックであった。途中の道、アルプスの蒼白い氷河が見えた。
 濃い緑の草地を、二人は徒歩で上っていった。春を迎えたばかりで、山鳥のさえずり声が響き渡っていた。途中の渓流は雪解け水がせせらぎう、身を切るように冷たかった。
 路傍には、無数のアルペンローゼが二人の企みも知らぬげに、可憐なピンク色の花を咲かせていた。
 やがて二人は峠に着き、見晴し台に上った。
 濃紺の空を、アイガーの稜線がナイフのように鮮やかに切り裂いていた。ほとんど90度近い岩壁が眼の前に立ちはだかリ、神々しいまでの美しさであった。

 ・・・・思わず我を失って見とれるラディソの右腕をセルゲイが突ついた。
 展望台の下で、サングラスをかけ、濃い髭で顔面を覆った恰幅のいい登山着の男が手を振っていた。
「あれがイラク大使です」
 セルゲイが囁いた。
263連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:14
 展望台の下で三人は合流し、談笑しながら緑の草地を下っていった。それはあたかも気の早いアラブ人の登山客と現地のガイドのようであった。
 三人は座り、バスケットを広げた。この後のアラビア語で行われた会話を解する者が近くにいれば、おそらく卒倒した事だろう。
 イラク大使が口を切った。
「ラディソさん、まず我々はお詫びせねばなりません。我々は以前貴国を軍事行動で脅かしたにもかかわらず、今回欲張りなお願いをすることになります・・・・」
どうか失礼をお許し下さい」
あのフセインの部下にしては、信じられない低姿勢であった。
「貴国にとっても安全保障上の理由や国内事情もあった事でしょうから、問題とすべきこととは思いません・・・・過去は過去だと思います」
ラディソは答えた。大使は喜びを隠し切れぬ様子であった。
「既にタリバソの方から聞いていらっしゃると思いますが、今回の我々は、あなたが構築中の国際組織のネットワークと引き換えに、あなたに最新の兵器や
ノウハウを提供したいと思っています。この点について異存はありませんでしょうか?」
「ええ、基本的には」
ラディソは答えた。今やその存在を全世界からマークされているイラクにとり、その国際諜報活動はほとんど不可能に近いものになっていたのだ。
264連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:17
「ただ」
と、ラディソは一旦呼吸を置き、チキンの腿を頬張った。大使の表情が緊張に引き締まる。
「最新の兵器といっても、具体的にはどのようなものでしょう・・・・その中味次第ですが・・・・」
大使が自信深げに言った。
「我々は、旧ソ連崩壊後の武器商人とコンタクトを有しています。彼らを紹介し、最新の戦車や火器、地対空ミサイルなどを提供することが出来ます。
 これにより、あなたがたのアフガニスタンでの支配圏獲得は非常に容易なことになると思います」
何だ、やはりその程度の事か、とラディソはいささか失望を覚えた。
 宗教的闘争心に燃えるタリバソの兵士の士気をもってすれば、最新の兵器などなくともアフガンの制圧など容易な事と彼は考えていた。
「国際ネットワークの他に」
と、ラディソはゆっくりと言った。餌を見せるときだった。
「お国が特に必要とするものがあると思います・・・・例えば、外貨とか」
大使の表情が変わった。外貨が底をつくイラクがこれを入手できれば、彼の手柄は計り知れない。彼は慎重さを失った。
「どれほど提供して頂けるのでしょう?」
ラディソは答えた。
「年に・・・・1億ドル程度では」
大使の表情が興奮に染まった。だが、その裏で、その代償を想像しているのか、額にうっすらと汗が滲んでいた。
265連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:18
 大使は腹を決めたようだった。
「単刀直入に言って、何が御望みです?」
「貴国には色々な専門家がいますね・・・・」
ラディソは空を少し見上げ、事も無げに言い放った。
「湾岸戦争のとき、貴国は毒ガスや生物兵器を搭載したミサイルをイスラエルに発射するのではないかという憶測が流れていましたね」
大使の表情が変わった。背筋が微かに震え、口が吃っていた。
「し、しかし・・・・そのようなことは、ジュネーブ条約に、明確に、い、違反・・・・」
「タリバソはともかく、我々の組織、アルカイダは国家ではないので、ジュネーブ条約は適用されません」
ラディソはぴしゃりと言った。最後に止めをさした。
「米国人はベトナムに枯葉剤を撒いてベトコンを虐殺したではありませんか?我々の目的は虐殺ではなく、威嚇なのです」
266連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:19
 大使は必死に頭を巡らせた。ラディソ一味は、米国に化学兵器をばらまくのか?そんな事がイラクの支援でなされたと露見すれば、米国は黙っていようか?
 イラクはラディソと心中出来るのか?
 しかし他方、兵器の密輸入のためには、より多くの外貨が欲しい事も事実であった。拒否するにはあまりに惜しい。大使は、ラディソの表情をあらためて見つめた。
 今の残酷で気狂いめいた発言に似ず、ラディソの眼差しは不思議に澄み切っていた。その美しい容貌は硬い意志にも満ちていた。
 スレイマン大帝やティムールのような英雄も、このような顔をしていたのではなかろうか。このようにして、大義のためにはあえて悪をもなしたのではなかろうか。
 それは大袈裟としても、バグダッドの地下で疑心暗鬼に満ちた生活を送る彼の君主に比べれば、この男は百倍も勇気と実行力に富んでいるように思われた。
 大使は答えた。清々しい表情であった。
「わかりました。ラディソさん、大統領にはよろしくお伝えします」
最後に去る時、大使は付け加えた。
「私の外交官生活は満足なものではなかったが、貴方のような驚くべき人物に最後に出会え、多少は報われた気がする」
267連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:21
 大使が去った後、ラディソは草地に座ってしばらく沈黙していた。
 上首尾な交渉だった事を喜ぶ一方、不思議な虚脱感と寂寥感が残った。また自分が戻れない橋を渡ってしまったという感覚が。
 しかし人間とは、いつもこのように戻れない橋を渡って数々の選択をなしながら生きていくのではなかろうか?
 
 ・・・・ラディソは空を見上げた。もう午後3時であった。セルゲイとラディソは帰り支度を始めた。
 と、ラディソは聞き忘れていた事に気付いた。このロシア人の青年はなぜイラクの使者の代わりとして現れたのか?ラディソは早足で歩きながら尋ねた。
 「私は、公的にはロシア財務省の人間です・・・・まあ、手っ取り早く言えば、まめに出張し、アメリカやEUの御情けで援助を得るのが仕事ですね」
268連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:23
 セルゲイは答えた。
 「私的には」
と、セルゲイは声の調子を変えた。
 「私はカフカス山脈の数百キロ北の地域で生まれました・・・・チェチェン自治共和国というところです」
 ラディソは、その名前を新聞紙上で聞いた覚えがあるような気がした。と、グリンデルワルトの町が視界に入り出した。
 「ラディソさん、この週末は御暇ですか?」
とセルゲイが明るい調子で言った。
 「この近くにチーズフォンデュの美味しい山荘があるんですよ。よければ泊まっていろいろお話しませんか?」
269連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:25
 こうして、また一つ世界に大きな亀裂が入ったのだった。
 しかしそれには何の関わりもないかのように、美しいアルプスの春は過ぎていくのだった。
 午後の日差しが、アルプスの山々をまた別の輝かしい色彩に染めていた。栗鼠や雌鹿は、今年も変わらず春の訪れを祝っていた。
 そして地下ではエーデルワイスの種子が夏の訪れを予感し、今年も美しい花を咲かそうと、今にも芽吹こうとしていた。

 (第3章−イラクからの使者篇−完)
270名無しさん@1周年:02/10/18 03:28















271連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:29
第4章

 DC−9型機は、気流の影響で揺れが大きかった。
 窓の下に、5000メートル級の山々が連なるヒンズークシ山脈が見える。
 深く雪をかぶった峻険な山々を見下ろすと、ラディソは自己がアフガン戦争でソ連軍と戦った過去の日々を思い起こして、我知らず胸が熱くなるのだった。

 1996年5月の事であった。
 ラディソは今、湾岸の中立国バーレーンから飛び立ったエミレーツ航空の便で、パキスタンのカラチを経由し、カブールに向かっているのだった。
 ラディソは遂に、祖国サウジアラビアを追われたのだった。
 その原因は、公式にはラディソの海外での不審な資産運用や、国内メディアでの度重なる王室・米国批判の発言であったが、ラディソは本当の理由を理解していた。
 ラディソは、昨年秋に米国のクリソトン大統領とローマ法王が相次いでフィリピンを訪問した際、その暗殺計画に関与したのだった。
272連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:32
 イラク政府との密約を締結して直後、バグダッドから極秘裏にアフガンのアルカイダ施設に炭疽菌サンプルが届けられた。
 イラクは1987年にフランスのパスツール研究所から菌株を入手し、その培養を進めていたのだ。
 また毒ガスやボツリヌス菌など、他の生物化学兵器の研究をも進めていた。
 そこでラディソは米英との長期的な戦争計画を視野に入れ、サイエンスの学位を持つアルカイダのメンバーを複数、ノウハウの習得のためイラクに派遣したのだ。
 その見返りとして、イラク情報部はアルカイダの組織の支援により、重大な作戦を遂行したいと依頼してきた。
 少数派ながらフィリピンにはイスラム教徒が相当数存在し、イスラム過激派の組織も確立していた。
 それを拠点に、クリソトンとローマ法王を暗殺したいと申し出たのだった。
273連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:34
当初この作戦の提案があった時、ラディソは強硬に反対したのだ。
 第一に、フィリピンには多数の米軍が駐留しており、その警備網を突破する事は非常に困難であった。
 第二に、たとえクリソトン暗殺に成功しても、米国一極支配の体制自体に根本的な変動をもたらすわけではない。
 最後に、ローマ法王は、もはや世界でむしろ平和の使者としてのイメージが強く、その暗殺はむしろイスラムに非常にネガティブな印象をもたらすはずである。
 しかし、このような反対にもかかわらず、サダム・フセインの強い意向もあってか、イラクは暗殺を強硬に主張した。
 そしてラディソは、イラクの支援の重要性を考慮し、やむなく支援のみという条件で協力に至ったのである。
 作戦は惨澹たる失敗に終わった。
 イラクが極秘裏に潜入させた5名のスナイパーは、いずれもクリソトンから300メートル以内の地点にすら到達する事が出来なかった。
 ローマ法王暗殺に至っては、敬虔なカソリック教徒の多いフィリピンでは機密を維持する事が出来ず、捜査当局に追われ作戦は混乱を来した。
 そのため、最後は爆弾製作者が爆薬を間違えるという信じ難い不手際により、作戦は失敗に終わったのだった。
274連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:37
 もっともラディソは、実は後者については失敗の報を聞き胸を撫で下ろしたのだったが。
 作戦の失敗後、ラディソはすぐにフィリピンの組織を撤収し、スタッフをアフガニスタン、シリア、リビアに逃がしたのだが、同国の組織を失ったダメージは大きかった。
 この一連の事件で、ラディソは自己の意図する国際テロ活動が想像以上に困難な事を思い知らされたのである。
 ラディソは決意していた。
 米英に対抗するには、十分な準備の上、攻撃するときは一気に、複数の拠点を同時攻撃せねばならない。それも、敵に最も強いダメージを与える場所でなければならない。
 そして時期としても、敵が最もダメージを受けると思われる時期。
 だがその実行のためには、なお数年の準備が必要と思われた。

 飛行機の機内灯が点灯した。シートベルトの着用を機内放送が告げている。
 窓の外を見ると、乾燥した大地の所々に、実りの時期を迎えた小麦畑と、明るい緑色の葡萄畑が見えた。
 これが、厳しくも美しいアフガニスタンの大地であった。アフガンも今、春を迎えているのだ。
 ラディソは出迎えるはずのオマル師の姿を思い浮かべた。その胸が高鳴った。
275連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:39
 DC−9型機は着陸の体勢に入り、旋回した。
 管制塔のレーダー誘導のないカブール空港への着陸はちょっとしたテクニックを要するようだった。
 機体が大きく左傾し、やがてやや急な角度で降下していった。と、着地の衝撃か、ゴトゴトと機体が揺れた。
 機体が止まると、乗客の拍手が沸き起こった。一種の曲芸飛行かのように。
 飛行機の扉が開き、ラディソはタラップに足を踏み出した。
 アフガニスタンの空気が肌に吹き付けた。それは乾いていて、土の匂いと、どこか動物の肌の匂いがした。
 硝煙の匂いが混じっているように思えたのは、ラディソの錯覚だったのか?
276名無しさん@1周年:02/10/18 03:41














277連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:43
 ラディソは空港の建物に、他の乗客とともに徒歩で向かった。
 税関を通過すると、黒装束の衣装に身を固めた一団が待っていた。これがタリバソの出迎えであった。
 先頭に迎えるのは、エジプトの外科医でアルカイダのナンバー2、アルザワヒリ博士。その後ろに、タリバソの外相代理のガウスの姿が見える。
 そして、集団の中央に位置している中肉中背の黒眼鏡の男。
 これが、ムハマド・オマル師であった。
 ラディソの姿を認め、アルザワヒリ博士がオマル師の肩を叩いて教える。オマルは内戦で左眼に負傷し失明しているのだ。
 オマルの表情が輝いた。黒眼鏡の奥で、彼は右眼を大きく見開いた。

 ・・・・ラディソはオマルに抱擁で迎えられた。
「ラディソさん、遠いところを、ようこそ来て頂きました」
278連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:46
ラディソは出迎えの一団に囲まれ、カブール空港の建物を後にした。周囲の乗客達は、何事かと思い眼を見張っていた。
 建物を出ると、テレビカメラを持った男を中心に、数人の男がラディソらの出迎えを撮影していた。
 ラディソはその正体を知っていた。彼らこそ、カタールの衛星放送テレビ局、アルジャシーラの一員だった。
 中央に、堂々とした身なりの、スーツをりゅうと着こなした男の姿が見える。制作担当者のアル・ラシッドであった。
 ・・・・あの男が約束を守ってくれれば、自分のアフガニスタン入りは、今夕にでも湾岸諸国に向け大きく放送されるはずだ。
 ラディソは、後に「湾岸のCNN」と呼ばれ、全世界にその名を轟かすことになるTV局の幹部を粗略に扱う事はしなかった。ラディソはアル・ラシッドに向け、そっと微笑んだ。                  
279連続リレー小説!英雄ラディソの生涯:02/10/18 03:47
 ラディソと出迎えの一団は、数台のライトバンに乗り込み、市内へ向かった。
 春の盛りで、郊外のオレンジ・葡萄・ナツメヤシの樹木は新緑に覆われ、黄土色の大地の色と澄んだ青空に素晴らしいコントラストをなしていた。沿道の野原には草花が咲き乱れていた。
「本当に美しいですね・・・・内戦の跡もここでは影も見えない」
感嘆したラディソは言った。オマルは答えた。
「郊外ではそうですが・・・・カブール市内に入ると、まだ戦闘の傷痕がそこかしこに残っています。我々は一刻も早くこの惨状から脱出せねばなりません」
 やがてカブール市街を囲む長大な砂色の城壁が見え始めた。それは所々に銃撃の痕跡を残し、一部は砲撃で破壊されていた。
「マスードの一団をこの街から追い出すのには苦労しました」
オマルが呟いた。その声に暗鬱な色調に染まった。
 当然だった。今もなお、マスード将軍の部隊は北部の要衝、マザリシャリフを占拠しているのであったから
280連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:49
 車がカブール市街に入ると、群集が歓呼して迎えた。
「オマル!オマル!オマル!」
その叫びは何度も繰り返しされ、石の壁や街路に反響し、それに引き寄せられまたさらに多くの群集が集まり、際限なく拡大していくのだった。
 タリバソが短期間にアフガンの支配圏を獲得したのは、石油輸送路に眼をつけた米国やラディソの援助も大きかったが、それ以上の理由があった。
 92年の内戦勃発以降、軍閥影響下のラバニ政権下のアフガニスタンの民衆は、略奪や圧政に苦しんでいた。
 そこへ、南部カンダハルを根拠に、神学校を起源とするオマル率いるタリバソが現れたのだ。タリバソは厳格な統治を布いたが、住民からの略奪や賄賂などの腐敗からは無縁だった。
 今やタリバソの手に落ちたカブールの民衆は、老いも若きも、男も女も、オマルへの歓呼を叫ぶのだった。
 ・・・・やがて群集の中に、一団の中にラディソがいる事を聞きつけた者があった。アフガン戦争以来、ラディソの名はアフガン戦争で知られていた。新たな歓呼の声が上がった。
「ウサマ!ウサマ!ウサマ!」
「オマル!オマル!オマル!」
その声は異常な二重唱を奏で、市内を興奮の渦に巻き込み、歓呼の声は夕暮れが近づいても止まなかった。
 ・・・・もし、5年半後のカブールの状況を見る事が出来る者があれば、この時ほどかの有名な言葉が当てはまる事はないと思った事であろう。
「歴史は繰り返す。最初は悲劇として、2度目は喜劇として」
281名無しさん@1周年:02/10/18 03:53
 ラディソは群集の歓喜に興奮しながらも、あるものが妙に気になっていた。それは、一様に婦人が身に纏う水色の奇妙な着物と、顔面に垂れたヴェールであった。
「あれはブルカというのです」
オマルが自ら説明した。
「我々は、厳格なイスラムの教えに従ってしかアフガンの再生はありえないと信じています。・・・・婦人は慎みを忘れる事があってはなりません」
と、オマルはコーランの文句を引用して答えた。
 だがラディソは、その胸に微かな不安が走るのを覚えたのだった。
282連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:55
 やがて市街地を抜け、歓迎の祝宴を終えた後、ラディソが滞在場所として案内されたのはカブールの王宮の一室であった。
 この王宮はサファヴィー朝ペルシアを破りアフガン帝国を築いたタイムル・シャーの手になるもので、18世紀の豪奢なイスラム建築であった。
 内戦後手入れが行き届かずいくらか荒廃しているものの、その精緻なモザイク模様の壁面や巧妙な庭園の配置は驚嘆に値した。
 ラディソが与えられたのは3階東南の角、広いバルコニーに囲まれた、豪華な調度の貴賓室であった。
 その調度と部屋からの眺望は特に素晴らしかった。朝目覚めると、爽やかな朝日の光がアラベスクの華麗な床の模様を一層浮き立たせていた。
 しかしラディソには、ザヒル・シャー元国王が1973年まで君臨したこの宮殿の住み心地を心ゆくまで満喫する暇はなかった。
283連続リレー小説!英雄ラディソの生涯:02/10/18 03:56
 ラディソは19世紀ペルシア製の書き物机の上でソニー製のラップトップ型PCを開いた。この所の留守でメールが溜まっているはずであった。
 ラディソは父の家業を手伝っていた時期に工学の学位を取得しており、コンピュータに精通していた。
 湾岸戦争後、徐々に自己の組織を立ち上げていく際にもコンピュータとインターネットを積極的に活用し、今や「ラディソネット」は組織内外の連絡に必須のツールであった。
 数十通のメールはすべてパスワードと最新の暗号化技術により保護されており、その捕捉は米国情報部の専門家でも必ずしも容易ではなかった。
 最新のメールはアルジャシーダのアル・ラシッドであった。
 彼は、ラディソのアフガン入りが確かに湾岸諸国で報道され、サウジアラビアやカタールの若者の中にラディソを支持する空気が高まっている事を伝えた。
 また、アルカイダに参加を望む若者や、密かに支援を望む富豪の数も潜在的に多数にのぼる旨を指摘し、次の言葉でメールを結んでいた。
「自由な報道に携わる者として、貴方とは思想も信条も異にしていますが、同じアラブ人として、貴方がイスラム世界の向上のため身命を賭けて闘っている姿をなおざりにする事は
できません・・・・私に出来る範囲の手助けでしたら、今後も何でも御申し付け下さい」
 ラディソは心を打たれ、しばし右手のマウスを動かすのも忘れ、感慨に浸っていた。

 ・・・・やがてラディソは残りのメールを開いた。それらはアルカイダ直属のメンバーや、各国からの支援者からのメールであった。  
284連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 03:57
 ニューヨークからは、ラディソがスタッフに加えた元投資銀行員のパキスタン人からのメールが届いていた。
 ラディソがバハマに設立し、その支店という形で営業している投資会社の立ち上げは順調だということだった。
 また、湾岸諸国の富豪からラディソに委託された数億ドルの資金の運用も好調とのことであった。
 パキスタン人は、今後の方針として、シリコンバレーのハイテク企業に集中的に投資したい旨述べていた。
 ラディソは返信で、シカゴの原油先物市場も定期的にウォッチして欲しい旨伝えた。
 その後大事な事を忘れたのを思い出し、追加のメールを送った。
 「時間を見て、ニューヨーク・ワシントンの地理を調べて欲しい。また、余裕があれば、シリコンバレー・サンディエゴの海軍基地・
 フロリダのNASA、五大湖周辺の原子力発電所も」
285名無しさん@1周年:02/10/18 03:59














286連続リレー小説!英雄ラディソの生涯:02/10/18 03:59
 さらにエリ−シン政権は民衆の眼を逸らすため、国内少数民族の弾圧を開始した事、特にチェチェン人が標的になり始めた事を無念げに述べていた。
 「私も、何時まで現在の職に留まれるかわかりません」
とセルゲイは書いていた。そして、しかしそのようなロシアの実態を知ってもエリ−シンへの支援を続ける米英への憎悪を記していた。
「ただ、あなたに耳寄りな情報として」
と付け足し、
「先日国務省の友人より、ユーゴ紛争で多数のイスラム義勇兵が活動しているという話を聞きました・・・・彼らは高度に訓練されています。
 彼らがアフガニスタンに来れば、きっと重要な戦力になると思います」
とあった。
 次のメールを見ようとして、ラディソはもう一通セルゲイからのメールがあるのに気付いた。
「追伸。
 ロシア経済が破綻した場合、世界経済を危機に陥れる絶好の機会が来ると思います。
 しかるべき時が来れば、連絡致します」
287連続リレー小説!英雄ラディソの生涯:02/10/18 04:02
 最後にラディソが開いたのは、木戸からのメールであった。
 木戸は現在は北鎌倉に住み、国際貿易コンサルタントとして事務所を開設しながらも、その実態はラディソを支援しているのであった。
 木戸は、以前ラディソが依頼していたカルト教団による地下鉄サリン事件についての分析を送信してきたのだ。
 「これまでの情報から総合するに」
と、木戸は始め、
「化学兵器を公衆の集まる場所に散布するというのは、確かに巨大な殺傷力を有するものの、賢明な方法ではありません。
 無差別に危険物で罪の無い一般公衆を殺傷し、実行者が逃走するのは、許し難い卑劣な行為という印象を確実に与えます。
 本質的にテロリズムは卑劣な行為というイメージがありますが、特にこのような行為においては、アラブ世界やパレスティナの民衆ですらあなたに背を向けるかもしれません。
288連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 04:04
 現実に、我が国においては事件の首謀者の処刑まで死刑を廃止できないほど国民の憎悪が高まっています。
 もし化学兵器をしようするとするならば、純粋な軍事施設や、相手方の卑劣な攻撃への報復に限るべきでしょう。
 もしくは、よほど追いつめられた場合なら別ですが」
と述べていた。さらに定期的な情報として、日本経済が以前として低調であり、ラディソの資金の投資先として推奨し難い事を述べた後、
「但し、日本の公安当局は、外国の情報活動に対抗するノウハウに欠けています・・・・金融テロの拠点としては、東京は絶好の拠点たりうると思います」
と結んだ。
289連続リレー小説!英雄ラディソの生涯:02/10/18 04:05
 ラディソはその後一週間ほど、続々とカブールに集結していたアルカイダ幹部やタリバソとの打ち合わせに追われていた。
 ところがある日のことであった。市内が騒然としているのに気付き、ラディソは街路に出た。
 しかしあまりの事に茫然とし、ラディソは立ちすくんでしまった。
 幽鬼のように青ざめたタリバソの敗残兵の群れが、続々とカブールに戻っていた。皆手傷を追い、ある者は足を引き摺っていた。片手を失った者もいた。
 手傷の軽い者も、その表情は恐怖に脅えきり、その眼差しはうつろに地面を這っていた。
 タリバソは、マスード将軍の率いるウズベク人とハザラ人の連合軍に敗れ、北部マザリシャリフの攻略に失敗したのだ。
 恐ろしい噂がカブール市内を巡っていた。復讐に燃えるウズベク人はタリバソの捕虜三千人を、見せしめに虐殺したというのだ。その多くは射殺されるか、穴を掘らされ生き埋めにされたとの事であった。
 市内はウズベク人への恐怖に騒然とし、不穏な空気が広がっていた。
 やがてタリバソの幹部が王宮を訪れ、ラディソに言った。
 「ラディソさん、もはやカブールも安全ではありません・・・・大事な賓客を危険に晒すわけにはいきません。どうか我々の本拠のカンダハルに御避難下さい」
290連続リレー小説!英雄ラディソの生涯:02/10/18 04:06
タリバソ幹部の言葉に、ラディソはいきり立った。
「何をおっしゃるのです?まだ数百人とはいえ、ここにはアルカイダの最精鋭が・・・・」
と言いかけた瞬間、そっとラディソの足を踏みつけた者があったそして、耳元で囁く声がした。
「およしなさい、ウサマ。タリバソのためにアルカイダの中核を失わせてはいけません」
ラディソは慄然として振り向いた。
 その男は、ツイードのジャケットにターバンを巻き、濃い顎ひげを生やし、胸元のカメラから一見してジャーナリストと知れた。
 そして、縁なしのエレガントな眼鏡の奥から、ラディソが幼い頃から知っている剃刀のような眼差しが覗いていた。ロンドンのアラブ新聞の社主、アブダルバリ・アトワンであった。
「ウサマ、親友の頼みと思って聞いて下さい。今はカンダハルにお退きなさい」
 何事かとアルザワヒリ博士らが驚いて見守る中、アトワンは最後の一言を囁いた。
「タリバソの統治を御覧になりましたか?」
291連続リレー小説!英雄ラディソの生涯 :02/10/18 04:08
 ・・・・その瞬間であった。ラディソの瞼の奥に、ある不気味な印象が閃いたのだった。
 それは水色の女性の衣服であった。しかしそれは、出口が無く袋のように閉じているのだった。
 それが何を意味するか、ラディソの頭の中で手探りで言葉を捜していた。と、ついにある言葉が浮かび、ラディソは茫然とした。
 それは、抑圧であった。
 振り向くと、タリバソの幹部が答えを待っていた。ラディソは答えた。
「分かりました。・・・・現在の情勢からすると、カンダハルに行った方が良いと思います」
 幹部は安心したようであった。そして、お願いがあるのですが、と前置きして、
「ハザラ人はイランに、ウズベク人はウズベキスタンに支援されています・・・・我々は優秀な指揮官に不足しています。イラクから軍事顧問を招聘して頂けないでしょうか?」
 ラディソは承諾した。
292連続リレー小説!英雄ラディソの生涯:02/10/18 04:17
 急いで荷物をまとめ、ラディソ達は宮殿を後にした。
 ラディソはやるせない気持を感じた。イスラム教徒は本来団結してアングロサクソンと闘わなければならないのに、何故殺し合わねばならないのだろうか?
 カブール市内は混乱していた。タリバソの統治機構は文官と武官を区別しないため、戦時には大臣が戦場に向かい、行政機構がほとんどストップするのだった。
 カブール州庁の窓口に、州外への通行許可証を求め群衆が殺到していた。それを係官が、「州知事に連絡が取れない」と言って拒否し、周囲に怒号が渦巻いていた。
 また外相代理のガウスまで捕虜になったと言う噂で、市内の動揺は一層ひどくなっていた。
 やっとの事でラディソ達はカブールを出た。気の早い商人達も市内から避難するため、街道は馬車やロバの群れでごった返していた。
 アトワンが言った。
「ウサマ、私は1年前からの取材でタリバソの実態を知っています・・・・彼らの本拠のカンダハルに行けば、私の言った事の意味が分かると思います」
293名無しさん@1周年:02/10/18 07:36






294名無しさん@1周年:02/10/18 14:17
295名無しさん@1周年:02/10/19 16:15
カトリックは殉教して世界を贖うべきだ。
長崎だけじゃなく、バチカンに原爆を落とすべきだな。
キリスト教のじゅんきょうの偉大なる記念碑になるだろうな。
罪滅ぼしをして、カトリックの面目がこれで立つだろうな。
世界は平和になるだろうな。




296名無しさん@1周年:02/10/19 16:41


          日本は、東洋1の大聖堂があったナガサキに
原爆が投下されて、初めて、平和になりました。
世界が平和になるには、バチカンに原爆を落とすしかありません。
バチカンに原爆を投下する署名運動に御協力ください。
カトリックは殉教して世界を贖うべきだ。
長崎だけじゃなく、バチカンに原爆を落とすべきだ。
キリスト教徒の殉教の偉大なる記念碑になるだろうな。
罪滅ぼしをして、カトリックの面目がこれで立つだろうな。
世界は平和になるだろうな。
297名無しさん@1周年:02/10/19 16:45
。(読売新聞)
298名無しさん@1周年:02/10/19 16:45
【ローマ19日=秦野るり子】バチカン(ローマ法王庁)は18日、声明を発表
し、今年6月に米国のカトリック司教会議が、カトリック神父による子供への性的
虐待 への対策として採択した「子供と若者を守るための憲章」を、「教会法と
整合性を保つのが難しい部分がある」などとして承認しないことを明らかにした
。今後、米 国の司教とバチカンの専門家が共同で委員会を設置し、米案の憲章
に変更を加えることになった。

同憲章について米国内では、司教会議の採択当初から「生ぬるい」との批判の声
が出ていたが、虐待を働いた神父への処分はさらに甘いものとなりそうだ。

この日のバチカンの声明では、具体的にどの部分が教会法と合致しないかの説明は
ない。だが、バチカンの教会法専門家らは、憲章が、「信頼に足る申し立 て」を
受けただけで、教会職のはく奪などの処分ができるとしている点が、教会法で保証
している神父側の権利を損なうとして問題視していた。(読売新聞
299名無しさん@1周年:02/10/19 19:16
明日、8:00より、特別ミサ「聖母の愛」を開きます。
鈴張カトリックチャーチ
広島市安佐北区安佐町鈴張4975-368
300名無しさん@1周年:02/10/19 19:37
あげ
301夜破音 ◆U6tQlVmras :02/10/25 21:05
ラディソかよ!
302名無しさん@1周年:02/10/30 18:57
  
303シスター・ブリージ:02/11/01 18:54
★★★メジュゴリエは聖母マリア様の真実の出現地!!
教皇様のお言葉をききましょう。

「メジュゴリエの聖母は米国を救います」(1994年米国人巡礼団へ)
「今の世界は超自然を失っています。多くの人がそれを求めて、祈り、
断食、告解を通して、メジュゴリエでそれを見出しています」(1989年
8月1日、ニリッツァ司教へ)
「私が教皇でなかったなら、巡礼者とともに働きを助けるために、メジュ
ゴリエに行っていたでしょう」(トマセク枢機卿へ)
「メジュゴリエはファチマの実現であり、継続です」(1984年3月)
「メジュゴリエに巡礼して告解するのはよいことです」(1989年3月14日、
アメリカのシルベスター・トレイニン司教へ)
「メジュゴリエで何も起きていないというのは、祈りに満ちた無数の生き
証人を否定すること」(マイケル・D・プファイファー司教へ)
「メジュゴリエは霊性の一大センターです!」(教皇ヨハネ・パウロ二世、
1990年2月24日)
「私がともにいると、メジュゴリエの人々にいいなさい。メジュゴリエを
守ってください!」(1992年6月17日、ゾブコ神父へ)
「メジュゴリエに関するすべてを認めます」(1995年2月、ボリビアのラパ
ス、アスンシオン大司教へ)

http://www.aracnet.com/~cfpw/what_does_the_church_say_about_medjugorje_.html
304Mocc ◆icNvOWunKc :02/11/08 01:54
age
305名無しさん@1周年:02/11/08 02:04
306Ellen:02/11/08 02:05
今は糞イソがしんだよ。かかねーゾ、今日は。ワラ
307名無しさん@1周年:02/11/09 19:26



これも使用してないな。
308名無しさん@1周年:02/11/09 23:59
 私的啓示の勝手な信心は、カトリックの組織のあり方を傷つけ、分裂をもたらす
可能性があり、さらに、信心の責任が個人の将来にかかってきます。それは、信徒として
あるいは霊との関わり方として大変危険な冒険になりますから、お止め下さい。
 それよりも、イエス・キリストの発言や、マリアのイエスへの発言を福音書から
探し出し、その言葉をよく噛み砕いて考察するほうが良いと思います。
309名無しさん@1周年:02/11/10 04:36

      _,..-――-:..、    ⌒⌒
     /.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.\      ^^
    / .::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::..ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  :::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::
   :::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::
     :::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::     ∧_∧ このスレ
      ::::::::::::::::::::::::::::       ( ::;;;;;;;;:) 終わったな・・・
        ::::::::::::        /⌒`'''''''''''^ヽ
               /⌒ヾ/ / .,;;;;;;:/.:;|
-―'――ー'''‐'ー'''―‐'―''''\,./ / .::;;;;;;:/‐'| :;|'''ー'-''――'`'
 ,, ''''  `、 `´'、、,   '''_ソ / `:;;::::ノ,,, | :;| '''  、、,
    ,,,   ''  ,,   ''''' ξ_ノ丶ー'ー< ,ゝ__> '''''  ,,,,
 ,,     ,,,,     ''' ,   ::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::  ,,
            ,,,,,,,     :::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;:::::::::      ''
310名無しさん@1周年:02/11/10 10:35







311名無しさん@1周年:02/11/10 10:45
age
312名無しさん@1周年:02/11/10 11:01
>>308教皇に言えば?
313名無しさん@1周年:02/11/16 03:29
age .
314ふらんちぇすこ:02/11/16 03:31
対局者募集中!
http://games.yahoo.co.jp/games/login?game=Go
囲碁 交流ラウンジ1
315名無しさん@1周年:02/11/17 00:36
2002年1月1日 神の母の祝日

メジュゴリエの子供である皆さま
主イエスは賛美されますように!

1.  元旦のきょう、神の母は名誉の座に着かれます。神に感謝!生命の御母と、
その母の子である生命の与え主が守ってくださらなくては、これから始まる一年の
間、私たちは滅びの霊の支配におののきつつ過ごすことになるかも知れないのです。
私は皆さんの一人一人を、そして世界中の人たちを神の母の、守りのマントの中に
ゆだねるとき、心が躍ります。これは聖霊が聖母にくだり、ご自身の影で聖母を
おおわれた、そのマントです。このマントは寒さを防ぐためではなく、聖母をい
つも大切に守る聖霊のころもです。聖母と御子の御心に進んで近づく人は皆その
マントの下に入ります。聖母は彼らを聖霊の腕の中に引き入れて下さり、聖霊の
力によってその人々は生まれ変ります。
316名無しさん@1周年:02/11/17 00:37
世界は現在少しもうまく行っていません。ですから私は新年にあたり、
敬虔な希望の言葉を送ることはやめて、やや冷静な提案をしたいと思い
ます。

私が皆さんに得て欲しいのは勇気です。肉体の健康が欲しいですか?も
ちろんそれは良いものですが、私たちがどこまでも携えて行けるもので
はありません。財産は?それも持って行けません。職業的な成功は?そ
れも同じです。平穏無事と諸問題の終結を望みますか?いいえ。私はあ
なた方のために、永遠に身に着けていられる宝を望んでいます:勇気で
す。聖母は私たちの勇気を必要となさり、ご自分の勇気を私たちに与え
ようとされます。何故なら、「母の宝は子供のもの」だからです。自分
の手を聖母の手にゆだね、自分の心を聖母の心に近づければ、あなたは
自分の限界と自我を乗り越えて永遠に朽ちることのない実を結ぶことが
できます。
317名無しさん@1周年:02/11/17 00:38
神の御母は助けを探しています。彼女は私たちに助けを求めています。勇
気のある人しか聖母の仕事の役に立つことができないので、御母の道具と
なって働いてくれる人が不足しています。元旦にあたって、あなたも聖母
の道具のひとつになりたくはありまはせんか?“はい!”といいましょう
これほど差し迫った、やさしい呼びかけに“はい”と応えずにいられるで
しょうか。しかしあなたの“はい”が軽く、早すぎることはよくありませ
ん。神の母のために働きたい人にとり、十字架と喜びは天国のドアまであ
なたに同行する双子の姉妹です。ある時ヨゾ神父は私に「たくさんの巡礼
者が聖母のために働こうという熱意と希望を持ってメジュゴリエを後あと
にします。しかし十字架が来て、御母のために苦しむことになった時、ほ
とんどの人はあきらめてしまうのです。それを耐え抜く人めったにありま
せん。」と語りました。
318名無しさん@1周年:02/11/17 00:39
私はあなた方に、この耐え抜く人になって欲しいと思っています。すばら
しい成果があります。御母は世界中の城壁に見張り役を持つことになりま
す。その人たちは各自の村や町に聖母のマントを広げるでしょう。平和の
元后の手により、まるで日に照らされる雪のように憎しみと恐怖は溶け去
ります。世界中がテロリストの隠れ家を探しているのですか?わかりまし
た! 御母なら弟子たちを通じてよりよい仕事がおできになります。憎みと
サタンさえも聖母は人々の心から追放されます。きょうこの日に、神の母
に“はい”と答え、同時に小さな善行をささげましょう。愛があれば、だ
れでも何か意義のある行為が見つかります。たとえば、馬小屋のセットの
前に行き幼子イエスがどんな場所に寝かされているかを見て御覧なさい。
藁(わら)の上!御母は藁を使って愛のゆりかごを作る方法をご存知でした
今度は私たちが自分の小さな藁をそのゆりかごに加えて幼子イエスを喜ば
せましょう。それには小さな紙切れに、きょうあなたがしようとする、高
価な犠牲を書き付けてその紙を巻いて藁のようにします。イエスもマリア
もこの藁のことを忘れることはありません。2002年の間も、そして未来永
劫(えいごう)にいたるまで。あなたが作った小さな藁のおかげで憎しみか
ら救われる人々に、その藁のもたらす喜びはどんなに大きいことでしょう!
319名無しさん@1周年:02/11/17 00:40

2.  “喜び”と“十字架”という双子の姉妹のことで思い出しました。
あるイタリア人の友達が18年前にメジュゴリエに夢中になりました。長い
話になりますが….長年素朴な巡礼として彼女はメジュゴリエに通い続け
ました。そしてある時、祈りの中で彼女は慈善の事業を創設すること、そ
のためにメジュゴリエに家を建てるようにという呼びかけを受けました。
320名無しさん@1周年:02/11/17 00:41
その構想を公開すると、直ちに財政、人材両面で驚くほどの支援が集まり、
多くの人が彼女を手伝おうと集まって来ました。神の摂理の贈り物や祝福、
そしてそのプロジェクトに神の恵みが注がれていることを見て彼女は驚き、
喜びながらヨゾ神父を訪れました。彼女は神父をよく知っていて以前から
手伝ってもいました。神の摂理が彼女の計画にあふれるばかりの恵みを与
えてくださったことを彼女が話し始めたところ、神父の反応は奇妙でした。
321名無しさん@1周年:02/11/17 00:41
彼は退屈そうな顔になり、一言もいわず部屋を出てしまったのです。彼女
は本当に驚き、傷つきさえしました。これまであんなに彼を助けてきたの
に! それでも彼女は断固として慈善の事業を続けました。しばらくする
と彼女は苦労と困難の大嵐に見舞われました。すべてが行き詰まり、ドア
は閉ざされ親友までが背を向け、資金も底をつきました。試練は重く、過
酷なほどにのしかかり、彼女は山積みの問題を抱えて、一人でその嵐に立
ち向かう状態でした。ヨゾ神父に相談に行くことは思いつくことも無かっ
たのですが、ある日、偶然出会うことがあり、神父はやさしく事業はどん
な様子かと尋ねました。神父様は私のプロジェクトには本当は無関心だ、
と思う彼女は黙っていました。それでも神父はどうしても仕事の進行状況
を聞きたがりました。彼女は泣き出して、自分がつぶされそうになってい
る困難な現状を神父にすべて語りました。神父の顔が明るくなり、彼女が
語ること全部に大きな関心をもって聞き入りました。突然神父は言いまし
た。「でもあなたは何も分かっていない!今あなたは十字架を受けていま
す。それは良いことだ。今やっと、あなたはゴスパのために真実働くよう
になった。あなたはそのことが分からないのですか??!!」
322名無しさん@1周年:02/11/17 00:43
私は友人が成熟したこと、長い道のりを超えてきたことを知りました。
順風だった時代の後に、神の御母のために全く自己をささげ尽すと言う
大きな喜びがやってきたのです。彼女の十字架は“喜びの道”となりま
した。今彼女は確信をもって言います、「私はやめませんよ。」
323名無しさん@1周年:02/11/17 00:44
. このごろデニス・ノーランがメジュゴリエにいるので、私たちは
いっしょに皆様のためのたくさん祈っています。私たちは主に、
「私たちの使徒職、“メジュゴリエの子供たち”を今年、選んでくださった
聖人はどなたでしょうか。」と尋ねました。

伝統に従って、祈りの中でデニスは籠の中からひとりの聖人の名前が書
いてある紙片を引き出しました:それは、

ガダルーペの聖母

“私はあなた方とともにここにいるではありませんか。あなた方の母は
だれですか?これ以上なにか必要ですか?”

(1531年12月、聖母がフアン・ディエゴに向かって)
324名無しさん@1周年:02/11/17 00:45
だれでも自分のため、そして自分がしている使徒的活動のために、
聖人の名前のくじを引くことができます。メジュゴリエではクリス
マスに各自がくじを引きます。私は今年の聖人としてスラヴコ神父
を受けて喜びました。神父の言葉:“神が私たちに最良のものを選
んでくださったことを信じて進み続けなさい!”

(以下一部割愛)
325名無しさん@1周年:02/11/17 00:46
割愛すんなよ!!!
326名無しさん@1周年:02/11/17 00:46
追伸その2 その年の聖人を受けることについて。

私たちが選ぶというより、聖人が私たちを選ぶといった方が正しいでしょう
賛美歌や自然に口に出る祈りを通して聖霊に呼びかけ、聖人の力強い取り
次ぎにより神が私たちにお恵みを下さるように願うことが習わしになって
います。希望者は、自分の友となってくださる聖人の名のついた紙切れを
籠から引きます。聖人の名(聖人の祝日も書かれている)の下には、その
聖人の言葉、聖書からの適当な一節とそれにぴったりするメジュゴリエの
メッセージと、その年の祈りの意向などが書かれています。
327名無しさん@1周年:02/11/17 00:46
どの人もこの
小紙片を受け取ると、霊的に向上しこの聖人との深い結びつきを発展させ
ることを願い、保護者であり仲間となった聖人の生涯についてもっと知り
たいと思うようになります。使徒職団体、組織、事業所、小教区の祈りの
グループなどにも聖人の名前を選ぶことができます。各家族や共同体の誰
かが聖人の名簿を作り適当な言葉を添えて小さなカードにする仕事を引き
受けると良いでしょう。既成のリストをコピーしてもかまいません。教会
が認可した聖人を選ぶ必要があります。(福者、尊者など)カルカッタの
マザー・テレサや、神秘の女性マルト・ロバンなど、ローマで列福調査中の
人も、リストに入れてよいと思います。(この後聖人名のリストがつづく)
328名無しさん@1周年:02/11/17 00:48

私たちは2002年をあなたのすばらしい母のみ心の中に浸します。

この年が神のお望みどおりになりますように!
329名無しさん@1周年:02/11/17 00:48
 心が満たされていると感じていますか。この世的なものを追
い求める現代人は、決して心が満たされることはありません。
たとえば車であれ、ドレスであれ、何であれ、それを愛したと
しても、愛し返してはくれません。恋人であれ、親であれ、子
であれ、望むほどには愛してくれません。人間の愛はもろいも
のです。まったく愛してくれないものと、不十分にしか愛して
くれないものを愛しても、心は満たされません。

 マリア様、イエズス様が愛のうちに心に住んでくださる時だ
け、心は満たされます。私達が限られた愛で愛するのに、無限
の愛で愛し返して下さるからです。
330名無しさん@1周年:02/11/17 00:49
 どうか、今のままの生き方では、たとえ全世界を手に入れて
も、心は満たされないことをわかってください。この世でも満
たされず、死後も地獄で苦しむことを望みますか。マリア様の
メッセージに心を開き、従うなら、苦しみの道を自発的にたど
るのです。自分の罪を認めなければなりません。自分の罪と戦
わなければなりません。罪ほろぼしをしなければなりません。

 しかし、心と霊魂は満たされます。愛される喜びに満たされ
ます。神様に従っている安心感に満たされます。そして死後、
永遠に完全な幸せを手に入れます。永遠に比べれば、一瞬にす
ぎない苦しみをいやがって、この道を歩かないのですか。
331名無しさん@1周年:02/11/17 00:49
 たとえ全世界を手に入れても、地獄に行くなら何になります
か。今死にゆく人の90%は地獄に行っています。その人達の
人生も、やはり苦しみに満ちていたのですよ。マリア様のため
に苦しむか、自分の利己心のために苦しむかを、どうぞ選んで
ください。でも、どれほどマリア様が傷つき、悲しみ、苦しみ、
嘆くかを考えてからにしてください。

 マリア様は完全で、無限の母性愛をもって、最悪の罪人まで
も愛しています。御心は愛で激しく鼓動し、愛の炎が燃えさか
っています。霊的子供たちの恩知らずに傷つけられ出血してい
ます。この御心の中に、ご自分にすがる子をいれてかくまい、
天国に至るまで守り抜くことをどんなに熱望していることか。
ほとんどの人にとって、永遠の運命について心配してくれる唯
一の人なのです。
332名無しさん@1周年:02/11/17 00:50
 物質主義の罪の本質は、こんな良い母であるマリア様に「マ
リア様は好きじゃない。マリア様に頼らない。マリア様なんか
知らない」と言って、その御心をズタズタに引き裂くという行
為なのです。

 この世のものへの欲望という、この致命的な罪を捨てるには
どうしたらよいでしょうか。まずマリア様の愛を受け入れ、か
みしめ、味わうことによって可能になります。マリア様の愛の
母乳は、この世で比べるもののないおいしい食事なのです。そ
れで、今まで味わっていたものが、味気なく感じるようになり
ます。こうして執着が弱められ、その欲望から離れやすくなり
ます。
333シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 00:50
2002年1月15日 愛するメジュゴリエの子供である皆さま、                 

イエスとマリアは賛美されますように!                 

1. ヴィッカとマリオは結婚式 (1/26) の準備をしており、人々もその
話題で持ちきりです。人々にとって、ヴィッカはメジュゴリエで“マリア
の学校”を形あるものとしてきた人、天国を身近な、近づくことのできる
場所にした人で、いわば、神の母のみ心に人々が真に触れられるようはか
らってくれた、そういう女性なのです。ヴィッカの祈りや証言のおかげで
得られた恩恵や回心、癒しなどは数えきれませんが、その多い中から、こ
こにロンドンのエリザベスから今週、私たちが話してもらった証言をのせ
ましょう^。
334名無しさん@1周年:02/11/17 00:51
 マリア様の愛の交流を、次に始めるのです。会話がなければ、
愛はさめたままです。会話が多ければ、愛は盛んになっていき
ます。子供のように、母に何でも話すのです。こうして、ます
ますマリア様の愛を感じ、味わいます。

 これは祈りであって、マリア様の胸から、そのたびに母乳を
飲むのです。その胸で、マリア様の愛の鼓動を聞くように祈り、
その胸で、マリア様の御心の燃え盛る母性愛の火の熱に暖めら
れるように祈り、まったく身をゆだねて安らぐように祈るので
す。その胸をすかして、マリア様の御心に与えてしまった傷を
見て、痛悔の情を起こすのです。

 どうですか? マリア様がいれば簡単です。
335シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 00:51
「昨年私は青年フェスティバルに来ました。私は聖母マリアに会うために
来たので、実は聖母がどこにいらっしゃるのか分からずにいました。実は
私は信じていなかったのです。私はみんながいつも教会に行って祈るわけ
が理解できませんでした。それは私には無意味に思える行動でした。全く
予備知識なしで体験したいと思ったので、私は事前にメジュゴリエについ
ての本を読んでもいませんでした。「もしマリア様が居られるのなら、自
分で私に知らせて下さるはずだ」と私は思いました。どんな人の証言も聴
きたいとは思いませんでした。それで私はメジュゴリエについても、幻視
者達の顔すらも、知らないまま来ていたのです。私はカフェに入ったり、
ひどく孤独に感じて泣きながら歩き回ったり、ほとんど一人ぼっちで時を
過ごしていました。
336シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 00:53
 その日、他の人々は皆ご出現の山にロザリオを唱えながら登って行き
ました。私はロザリオを持っていないし、ロザリオが何なのか、なぜ皆
がそれを祈るのか分かりませんでした。ロザリオは意味のない繰り返し
の祈りで、神さまとあまり関係がないもののように私は思っていました。
それで私は山のふもとの村を散歩していますと、幻視者の一人であるヴィ
ッカが、庭にいるのが見えたのです。私は彼女の顔を知らないので、それ
がヴィッカであるとは知らなかったわけですが、彼女を見た瞬間に、それ
が幻視者だと分かりました。私は通りの反対側から彼女を見つけました。
337シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 00:53
どんな人かも分からないのに、すぐに涙があふれて来ました。あれほど光
に満ち、愛に満ちた人を見たことがなかったからです。実際彼女は輝いて
いました。彼女の顔はかがり火のように輝いていました。それで私は急い
で道を横切りヴィッカの庭の一隅にたたずみ、ただ彼女を見つめていまし
た。まるで彼女が天使或いは聖母マリアその人であるかのように。彼女と
話はしませんでした。その時以来、私は聖なる御母がここメジュゴリエに
存在なさること、メジュゴリエは聖地であることが分かりました。」

エリザベスは最近メジュゴリエに戻り、自分の全生活がマリアの学校と
マリアのメッセージによって変えられた体験を人々に語り聞かせていま
す。彼女の心に重くのしかかっていた見えない霧に、神の愛の太陽が勝
利したのでした。
338シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 00:54
2. この前の木曜日、デニス・ノーランと私はヴィッカを訪問しました。
私たちが話し合ったことを以下に載せます。

問:ヴィッカさん、あなたが選んだ結婚の道をどのように考えていますか。

答:聞いてください。神が私たちをお呼びになる時いつでも私たちはそ
の呼びかけに応えられるよう、心の奥底で準備をしていなければなりま
せん。

20年前から私はメッセージを伝えることで神の声に答えるようつとめて
きました。私はこの仕事を神のため、御母のためにしました。20年間一
人でしてきましたから、何も変えないつもりです。私が家庭を持ちなが
ら行うようになるというだけです。神は私に家庭を作りなさいと呼びか
けられました。
339シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 00:55
聖なる家庭、神の家庭を作りなさいと。
ご存知のように私は皆さんに対して大きな責任があります。人々は自分た
ちの手本になるものを求め、同じようにしたいと考えます。ですから私は
若い人々に言いたいと思います。結婚に踏み切ることを、結婚の道を選ぶ
ことを恐れてはいけません。でも、どんな道であっても、自分の道を確信
するために最重要なことは、自分の生涯で神を第一とすること、祈りを第
一とすること、一日を祈りで始め、祈りで終わることです。祈りのない結
婚は長続きしない、空虚なものです。愛があるところには、すべてがある
わけですが、ひとつ強調しなければならないのは、愛はすべて、でもどの
ような愛でしょう?第一に神への愛、第二にあなたが共に生きていこうと
している人への愛です。それから、人生の旅路では何もかもがバラのよう
に美しく、容易なものだと予期してはなりません。そうではないのです。
340シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 00:56
犠牲や小さな償いがったときはいつでも、全霊でその捧げ物を主に捧げな
ければなりません。毎日その日にあったことを神に感謝しなさい。だから
私は青年達に言います:愛する若い人々よ、愛する新しいカップルよ、恐
れてはいけません。なたの家庭で、神を最も大切な存在としなさい。神を
家庭の王としなさい。神を第一としなさい。そうすれば神はあなた方を祝
福してくださるでしょう。家族ばかりでなく、あなた方のそばに来る人た
ちをも。
341シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 00:56
答:ここから数キロメートル離れたところに住むことになります。でもた
いていの日の朝、いつもの席(青い家の階段)にいます。私の使命を変え
る必要はないのです。私が結婚しても所属するところは同じです。

問:あなたはマリオさんと結婚しますね。彼についてなにか話してもらえ
ます か?答:彼のことを話すのは難しいですが、二人の間にはひとつ
確かなことがあります。彼は本当に祈りの人であること。彼は善良で能力
のある人です。彼は奥深い人物で、それがとてもすばらしいことです。そ
して私たちはとても良いつきあいをしています。二人には本当の愛があり
ますから、私たちはその上に少しずつ築いていけるでしょう。
342シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 00:57
ヴィッカさん、女性は結婚すべき相手を、どうしたら分かるのでしょう?

答:祈っていればかならず、主と御母が喜んで答えてくださいます。祈り
の中で私の天職は何でしょうかとたずねると、主は必ずお答えになります。
善い意向を持つことです。でも、急いだりあせったりしてはいけません。
最初に通りかかった男性を見てすぐにこの人は私の相手になる人だ、など
と思わないように。時間をかけることです。祈りながら神の時、正しい時
期を待ちましょう。ぴったりの人をあなたに送ってくださるのは神である
と信じて、辛抱強く待たなければなりません。忍耐はとても大切です。私
たちは皆辛抱できない傾向があり、急いだために間違った選択をしてしま
ってから、「神さま、この人は私の相手になるための人ではなかったので
すね、」等と言います。
343名無しさん@1周年:02/11/17 00:59
>323より

>“私はあなた方とともにここにいるではありませんか。あなた方の
>母は だれですか?これ以上なにか必要ですか?”

主日のミサを前に、これを書く怠慢信徒の回心をお願いします。
344シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:00
あなたは辛抱がたりなかったのです。忍耐と祈りがなくては何事もうまく
いきません。今私たちは一層忍耐強くなり、主が望まれることに答えるた
めに心を開かなければなりません。一旦結婚する相手の人が見つかってか
ら、男女いずれでも、生活を変えることが心配になって「一人で暮らす方
が気楽だ、」などと考えるのは、心配を自分の中に留めておくことになり
ます。それはだめです。私たちは心中のすべての問題を解決したうえで、
主がお望みになる行いができます。自分の中に大きな重荷がありながらお
恵みを願うことはできません。心の準備ができていないのなら、神の恵み
は決して受けられません。主は私たちに自由を与えました。
345シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:01
また、良い意志もくださいました。ですから私たちは自分の重荷を取り去
らなければなりません。その後は、私たちが自由であるかそうでないかは
私たちが決めることです。人は「神さま、これも、あれもしてください」
といいがちです。もちろん神は行動してくださいますが、自分こそ、神と
共に働き、進んで動くべきです。このようにいいましょう。

「それは私が望んでいることだから私がしよう。」
346シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:01
問:ヴィッカさん、あなたは自分の結婚について聖母に相談しましたか?

答:私も皆さんと同じです。神は私に選択権をくださいました。全く自分
の意志で選ばなければなりません。聖母がこうしなさい、ああしなさいと
命じてくださればとても楽なことでしょう。御母はそのようなことはなさ
いません。神はすべての人に大きな精神的力を与え、神が私たちのために
準備なさっているものを心で見分けるようにしてくださったのです。
(ヴィッカは自分のためには一度も聖母に質問しないといいます。)
347シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:02
イギリス人:あるイギリスの紳士が大西洋をたらいで横断しましたとさ。
フランス人:あるフランスの紳士がエッフェル塔からこうもり傘で降下しましたとさ。
ロシア人:あるロシアの紳士が・・・
イギリス&フランス人:(もろ手を上げて)君の勝ちだ!
348シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:02
問:ヴィッカさん、独身生活に自己を捧げている多くの人が、メジュゴ
リエであなたを自分たちの“理想像”にしているようですが?

答:今まで20年間、神は御手の道具として、この状態の私(独身の)を
望まれました。私が理想像であるとしたら、今、何も変わることはあり
ません!私には違いが解りません!人々が誰かを模範と決めても、その
人も神の召し出しに答えなければならないのです。今神が私を聖なる家
庭生活に召されるのなら、神がその形を模範に望まれているわけですか
ら、私はそれに応えなければなりません。
349シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:03
自分の生涯のために私たちは周りの人が何をしているかを見ることではな
く、自分の心の中を見て、神が自分を何に呼ばれているかを知ることが必
要です。

神は20年の間私がこのように生きることを求められました。そして今、違
う使命に召し出してくださいました。私は神に感謝しなければなりません。
私の人生の違った面にも応える必要があります。今日、神は良い家庭の典
型を必要とされていて、神の御母もその方面で私をお使いになりたいのだ
と信じます。神が望まれる証言や模範を見つけるには他人を見るのでなく、
各自が神の内的な呼びかけに耳を傾けることでしょう。私たちはそうする
ことで証しができるのではありませんか。
350シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:04
ハンガリー軍高官 「今度我が国でも海軍省をつくることになりまして」
ソ連外交官    「それはおめでとうございます。しかしながら貴国に海が
         ないようですが...海軍省などつくっても無用の長物に
         なるのでは?」
ハンガリー軍高官 「(皮肉な笑みを浮かべて)それを言うならソ連にも文化省
         があるではありませんか」
351シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:08
ブレジネフが悪夢にうなされて目を覚ました。
側近が驚いて駈け寄り、いったいどんな夢を見たのかと訊ねた。
「世界中が共産主義国家になった夢だ。」
「それは素晴らしい!!」
「バカ言え。そんなことになったら、我が国はどこから穀物を買うのだ。」
352シスター・エマヌエルの手紙 :02/11/17 01:13
フルシチョフがソ連の若者に呼びかけた。
素晴らしいシベリアの処女地の開拓に全力をあげて進め!と。
各地のコムソール(共産青年同盟)は志願者を募ったが、喜んで応募する者がいない。
病弱な母を1人残しては行けないという者、結婚を控えていてダメだという者、
さまざまな理由を持ち出して拒否した。
そこで、家族もいず、結婚の予定もないヤコブにシベリア行きをすすめると、
とんでもないという顔でヤコブが辞退した。
「そんな素晴らしい土地に僕が行ってごらんなさい。まわりの奴からなんと言われることか。
またユダヤ人がうまい汁を吸いやがったって、妬まれるに決まってます。」
353シスター・エマヌエルの手紙 :02/11/17 01:15
モスクワから遠く離れた辺境の地あるアルマ・アタに追放されたトロツキーから
スターリン宛に電報が届いた。スターリンは同志を集めてこの電文を読み上げた。
「同志スターリン。君が正しい。僕が間違っていた。君こそ真の指導者。僕は違う。
すまなかったね。 トロツキー」
これを聞くと全員が喜んで歓声を上げた。1人ラデック(トロツキーの熱烈な支持者、
のちスターリンに屈した)だけが薄笑いを浮かべていた。
スターリンが不快げにラデックに、
「反対派のトロツキーが降伏してきたのに嬉しくないのか。」
と詰問すると、ラデックは答えた。
「もちろん、嬉しいさ。だが、君は電報のユダヤ式読み方を知らないようだ。こう読むのさ。」
そう言って電報をひったくると大声で読んだ。
「同志スターリン。君が正しい?僕が間違っていた?君こそ真の指導者?僕は違う。
すまなかったね。 トロツキー」
354シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:16
>>350>>351

嫌がらせはやめてね。
メジュゴリエ反対派なら、決着はついたのですから、
邪魔しないでね。(^.^)
355シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:16
赤軍の精鋭部隊がアフガニスタンに侵攻!
現地のイスラム教徒を解放しつづけていたが、みるみる士気が減ってきた。
不思議に思った将校が、そのへんにいた一兵卒に聞いた。
将校「どうしてやる気がないんだ? 銃殺するぞ!」
兵卒「やる気もなくなりますよ。こいつ(アフガン難民)ら、おれたちが
   ほしいソニーのラジカセとカラーテレビを持ってやがる。
   我々より裕福だなんておかしいぜ」
将校「だったら、奪って故郷に持って帰れ」
兵卒「べつにいりませんよ。持って帰っても見る番組がないですから」
356シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:18

>>355邪魔しないで下さいませんか。
あれこれハンドル変えて、妨害しないで下さい。
ピオ会の人でしょう?
357シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:19
このたび、ソ連の誇る自転車工場が創立10周年を迎えた。
それを祝う式典には、自転車修理を依頼した、工場最初のお客を呼ぶことになった。

華やかな式典のクライマックスでは、ファンファーレが鳴り響く中、彼を称える祝
辞と共に立派なトロフィーが手渡される。
式次第も最後となり、来賓として演説台に上った彼は、会場を埋め尽くした工員達
を前に照れながら、祝辞とトロフィーへの返礼の挨拶を述べた。

「普段厚かましく生きているつもりの私が照れてしまうほどのお褒めの言葉と一緒
 に、このような立派な記念品までいただいて・・・
 ところで話は変わりますが、私がお願いした自転車は、いつ直るのでしょうか?」
358シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:20
今日は休みます。お先に失礼










バカヤロー
359名無しさん@1周年:02/11/17 01:20
>>357
君、おもろい!
360シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:21
スターリン主催の会食。がさつもののフルシチョフは手づかみで食べていた。
たまりかねてスターリンがたしなめる。「ニキータ、ナイフを使え」
フルシチョフはナイフを手に立ち上がった。
「誰を、やるんで? 同志スターリン?」
361名無しさん@1周年:02/11/17 01:22
>>360

もっと! もっと!
362名無しさん@1周年:02/11/17 01:23
主日の義務をゆるがせにするのは、重大な罪である。


これでまた、カトリックのメジュ派"もぐり"が証明された…
363名無しさん@1周年:02/11/17 01:23
>>356
>あれこれハンドル変えて

誰のこと?
364シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:24
チャーチルとルーズベルトとスターリンが一緒にクルマに乗っていた。
1本道をいくと牛が道いっぱいに寝そべっていて進めなくなった。
チャーチル「どいてくださったら勲章を差し上げよう」
牛はスンとも言わない。
ルーズベルト「どいてくださったら100ドル差し上げよう」
牛は小馬鹿にしたように鼻をならした。
スターリン「(耳元で小声で)コルホーズへやるぞ」

牛は一目散に走って逃げた。
365名無しさん@1周年:02/11/17 01:26
>>362

詳細きぼーん!
366シスター・エマヌエルの手紙:02/11/17 01:30
スターリンが死んだとき。
 残された党幹部たちは彼をどこに埋葬すればいいか悩んだという。
 なるべく遠くに葬りたかったのだ。

 でもどこの国も引き受けようとはしなかった。困り切っていたところイスラエル
から「建国に際し干渉しなかった恩があるので引き受けよう」との返事があったが
これに対しては丁重に断った。
 訳を聞かれ
「だって彼の地では二千年ばかりまえに復活があったじゃないか」
367名無しさん@1周年:02/11/17 14:29
ピオ会恐るべし!
368名無しさん@1周年:02/11/17 14:34
>>265> >>362 詳細きぼーん!


ト書けば、メジュの聖母が悪魔になるのか?
369名無しさん@1周年:02/11/17 15:16
368はメジュの聖母が悪魔になるといいたげだな。
370名無しさん@1周年:02/11/17 15:56
>>369
最初から悪魔では?
371コピペ
メジュゴリエ狂信派のカテゴリー    

1、カリスマ運動の行動派部隊
奇跡にやたらと偏向した信仰不安定な方々。
本人達は、「信仰心」から、「宣教」と銘打った重複投稿を繰り返しているようだが、対話の
意志の感じ難いその一方的な言動からは、彼らの不安定な精神状態が伺える。
背後に潜む独占欲、自己顕示欲が、かえって反感を煽って、肝心の「宣教」は逆効果となっている模様だ。
そもそも、反論の余地を頭ごなしに否定した権威論法や脅迫に裏打ちされた信仰の押し付け
は「宣教」とは別種のもの。これでは「折伏」である。

2、聖シャーベル修道会所属のなりすましカトリック達
幻視を強調することで、カトスレの風向きをLPに近付けようとしている。
保守派、中道派が一掃されて、カトスレがメジュゴリエ一色になった暁には、いよいよ仮
面を棄てて本性を現すだろう。
かつての青眼の例を挙げるまでも無く彼らに対しては用心が必要である。

3、ミミ萩原の信者達
2ちゃんを利用して、ミミ達のカルト予言をカトリックに広めるためには
幻視に対して、冷静で客観的なカトスレの既成ムードを壊す必要がある。
したがって彼らにも、上述の二勢力に便乗して、メジュゴリエを広めだがる動機がある。

4、俺さんに代表される過激プロテスタント諸派
狂信的な一部のプロテスタントにとって、カトリック信者の横の結束は非常に目障りなはずである。
今のカトリックのやや安定した体制を突き崩すためには、正面から教理問答を仕掛ける他にも内側から、カトリックの
同士討ちを煽る方が効率的であり、彼らにも、メジュゴリエ賛同派を装って過激な投稿をする動機がある。
上述3勢力程ではないが、その執拗さは無視できない。