1 :
本当にあった怖い名無し :
2005/10/18(火) 23:02:25 ID:+F0XmX5A0
2
6 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/18(火) 23:08:12 ID:hKRQgBjQ0
乙上げ
スレタイは「怖くねえ」論争を避けるために「不思議な」も入れました。 コテ論争はもうどうしようもないので各自適当なスレで処理する、みたいな感じで。
8 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/18(火) 23:40:06 ID:xZsQLgv80
乙!
1さん乙です。 次スレ立って良かった〜
子供頃、小さな山の麓にある町に住んでいた。 山へはよく遊びに行った。 級友がある日化石が出るところを見つけた!と言うので、 理科に詳しい小学校の先生と、クラスの皆で出かけた。 結果化石ではなかった。何百年前かの植物が、粘土層に含まれているだけだった。 それでも硬く固まった粘土の塊を割ると、中に葉っぱが入っている。 面白くて、いくつかリュックに入れて持ち帰った。 その夜だった。 夜中に便所に行く為、リュックを置いていた玄関の前を通ると、 何かが居た。リュックの側、暗い玄関のたたきに 人ほどの黒い影がゆらゆら立っていた。 急いで電気をつけたが何もいない。 薄気味悪くて、親を起こす事も思いつかず、部屋に跳んで戻り 布団を被って寝た。 (化石に成りかけのものを、持って帰ってきちゃったからだ。) 何故かそう思った。そう思ったが、山に返しに行かずに リュックごと、こっそり燃えるごみに出してしまった。 あれから20年程経つが、あれ以来怪異にはあっていない。
高校1年の秋。 その日、授業が終わって帰ろうとしたら、校門の所で山岳部2年の石田先輩に捕まった。 「これこれ、何処へ行く気かな?今から来週の割り振りするっちゅうのに…」 山岳部が、恒例の体育の日の『誰でも参加1泊キャンプ』を企画しているのは知っていた。 俺は山岳部ではないが、1年生部員の大半が同じ中学出身と言う事もあって、ちょっとした山行には 一緒に連れて行ってもらう事が多く、何となく部外部員のような形になっている。 「あ、先輩。俺、今回はパスなんで。ちょっと真面目にバイトやんないと、金がない…」 「はいはい、部室で聞くよ」 言い訳も何もない。既に俺には、荷物運び&炊事係と言う役目が決まっていた。 小さな駅を降りると、辺り一面に広がる収穫間近な金色の田んぼ。その所々に赤く燃える、畦道の ヒガンバナ。点在する家々の庭に植えられた柿が、お日様の鈴のように生っている。 そんな里の中の道を抜けた所から、通称クロソ山の登山道は始まっている。 標高はほんの600メーター程、決して高い山ではない。けれどもこの季節、中腹では紅葉が見られ、 頂上付近のキャンプ場の周囲には一面のススキ野原が広がる、景色の良い所だ。 今日の参加人数は40名。山岳部が2年10名、1年は俺を含めて8名。 俺と、親友で山岳部の梶は、俺の同級生で山岳部の星野が連れて来た小学生の従妹たちに、何故か 気に入られたようで、ずっと並んで歩いていた。 俺の方が姉の芽衣ちゃん、小5でヒバリのようによく喋る。 梶の方が妹の萌ちゃん、小3で姉とは対照的に無口な子だ。時折、梶とぽつんぽつんと話している。 自然林の中の緩やかな坂道を2時間余り登っていると、鮮やかな紅に燃えるナナカマドに出会う。 道はやがて、展望の開けたクマザサ道へと変わり、小さなアップダウンを繰り返しながら、樹齢 数百年の大杉とその側にある小さな鏡池の側に出る。 そこで遅いお弁当を使い、1時間程休憩して再出発。頂上まではもうさほどかからない。 道の周囲がススキに変わり、少し行った所にキャンプ場がある。少し離れた所でテントを張る事も 出来るが、今回は『誰でも参加』なのでバンガローを借りていた。
秋の日は釣瓶落とし。 あっと言う間に日が落ちると、たちまち空気がひんやりして来る。 そんな時に薪の明かりとパチパチ爆ぜる音、火の温もりはとても人を引き付ける。 バーベキューが終わっても、みんなバンガローに戻ろうとはせず、その場であれこれ賑やかに話を していたが、薪が残り少なくなってくると、それに合わせるように段々減り始める。 俺たち1年は頃合を見て片付けにかかった。そこに、芽衣ちゃんと萌ちゃんが俺と梶の側に付き、 何かと手伝いをしてくれる。俺たちの邪魔だろうと星野が、 「芽衣、萌、おまえらもうあっち行けよ」と言えば、逆に芽衣ちゃんに 「アツ兄、うるさい。あっち行って」と、返される始末。 他の人はみんな建物の中に戻ってしまい、最後は火の始末をするだけになった。 空にはいつしか大きな月。中秋よりの頃より、ずいぶん透明度を増している。 夕暮れに、オレンジから金へのグラデーションで出来ていた世界は、今や銀と黒で彩られている 空間を埋めるのは、水晶が響きあうような澄んだ虫の音。 「こんなもんでいいか」 梶にそう声をかけた時だった。月影が、一瞬翳ったような気がした。 「あ…」芽衣ちゃんと萌ちゃんが同時に声を上げ、顔を見合わせる。 (何だ?)梶の目が俺に問いかけてくる。 「変な感じだった、今」芽衣ちゃんが眉間に軽くしわを寄せれば、 「お月様が揺れた…」と、不安そうな萌ちゃん。 手を止め、黙ってしまった俺たちに、星野が不思議そうな顔をする。「ん、どうした?」 こいつだけではなく、俺たちが感じた事を、他の連中は全く感じていないらしかった。 ぶぅわッくシュン!!うぉい! 伊藤がいきなり派手なくしゃみをし、手の甲で鼻を擦する。 「どおー、寒!中入ろうぜ」 それをきっかけに、梶が子供たちに声を掛けた。 「さ、おしまい。中へ入ろう」
間もなく、消灯時間になった。 直ぐに寝息を立てる奴の横で、小声で雑談を続ける奴らもいたが、やがて夜更けと共に静かになる。 俺は上着を引っ掛け、みんなを起こさないよう、そうっと表へ出た。 相変わらず、月は静かに世界を照らしている。 アッシュ・ブルーの竜雲が、悠々と天空を行く。 月影の下、地上では、白銀色に輝く幾千ものススキの穂。ときおり通う風にそよいでいる。 空を見上げる俺の背後から、すたすたと足音が近づいて来た。言わずと知れた我が親友。横に並び、 当たり前のようにほい、と煙草を寄越す。ついでに火も借り、そのまま一服、二服。 俺たちの紫煙が雲に重なる。 「…どうかしたか?」 「月蛍が見られるかな、と思って…」 「つきほたる?」 俺たちの背後から、パタパタ軽い足音がダブって聞こえた。 「不良!!」大声で、あまりにも直截的な指摘を受け、俺と梶は思いっきりむせ込んだ。 芽衣ちゃんと萌ちゃんだった。 「いっけないんだー!高校生なのにタバコなんか吸っちゃって…不良!」 腰に手を当て、芽衣ちゃんが俺たちを睨む。萌ちゃんは黙って後ろで控えている。 「こんな時間まで起きてたのか?」梶が聞く。 「だって寝られないんだもん、他の人寝てるけど、静か過ぎて気味が悪くて…萌も寝られないって 言うし…」 たぶん、部屋へ帰れと言っても、これは一歩も引かないだろう。 「じゃあ、ここで少しお月見して、それから部屋へ戻ろう」 「そうね、それがいい」子供だが、いっぱしの口を利く。 「その代わり、眠たくなったらすぐに言う事」 そう言いながら、梶が自分の上着を脱ぎ、萌ちゃんに着せ掛けてやった。俺もそれに倣い、自分の 上着を芽衣ちゃんに羽織らせる。
しばらく二人のおしゃべりに付き合っていると、月影がトクン、と脈打ったような気がした。 「あ、また」芽衣ちゃんが口を開きかける前に、俺は急いで言った。 「始まるよ、見てればわかる。静かにね」 トクン、再び月影が脈打った。 天上から投げかけられる月光が一瞬翳り、霧雨のような光の粒が、一面のススキの上に降り注ぐ。 音もなく、しんしんと、ただ降り積もる微粒子。 ススキの穂も葉も、全てが真珠色の光沢を放ち始める。 「きれい…!」芽衣ちゃんと萌ちゃんが小さな声を上げる。 そんな事とは知らぬげに、虫の音は続いている。 言葉もなく見守る俺たちの前で、やがて、それらはふっつりと降り止んだ。 すぅっと風が通り過ぎる。 すると、ススキの上に万遍なく積もっていたものが、小さく粒に丸まって穂に集まり始め、地上には、 たちまち数知れぬ玉珠華が現れる。 「うわぁ…!」子供たちから歓声が上がる。 天上から発せられる艶めいた月光。受けては返す地上の光珠。 澄んだ虫の音に、風にそよぐ光珠が触れ合って発する、鈴のような音色が加わる。 天と地と、冷たくも柔らかい光の応酬が続く中、大きなアッシュ・ブルーの雲がゆっくり夜空を蔽い、 月をその背後へ隠してしまった。 ほの暗がりの中、地上の真珠たちは黒真珠へと姿をかえ、なおも輝き続けようとする。
突然、ある一粒が強い朱鷺色に輝いた。 それが合図だったのか、あちこちで同じような小さな光が明滅し始める。 本物の蛍のように強く弱く、命の歌を歌うように光っている。 「すごい…!」梶でなくても感嘆する、美しい光景だ。 月蛍の名はこれに由縁する。 最初、銘々勝手に光っていた月蛍だが、そのうち、互いの呼吸を確かめ合うように、明滅の早さが 揃い始める。そこから外れるものたちの数が段々減って行き、とうとう全部の明滅が完全に揃った。 …輝…闇…輝…闇…輝… その時、懸かる雲が過ぎ去り、再び月が姿を現した。 白銀の光に射抜かれた月蛍たちは、炎の色を保ったまま。 不意に、俺たちの髪を乱す程、少し強い風が吹き抜けた。 玉珠華たちは、ぐっと踏ん張ってそれを堪えたが、次の瞬間、自ら大きく身じろいだ。 すると、月蛍たちが次々に真珠色の小さな粒になり、ふわりと風に乗って昇り始めた。 不思議な、光の粒が集まって、やがて何時しか流れになる。 その天の川が目指すのは、天空で白々と強い光を放つ銀の月。 煌く光の帯が、最後の最後、紺碧の夜空に浮かぶ月輪の中へ完全に溶けてしまうまで、俺たちは 黙ってそれを見つめていた。 夢見顔の子供たちを部屋まで送り届け、俺たちは再び表へ出る。 今はただ、雲に半ば隠れた月と、何の変哲もないススキ野原に、虫が鳴いているばかり。 月蛍は、生まれなかった魂、夭逝した魂だと聞いた。 それらが、神無月の夜、美しい月の光に乗って現れる時がある。 ススキに宿る訳は、穂の形が、優しく背を撫で、癒してくれる母の手を思わせるから。 送り出されて天に還れば、また人に生まれてくる事が出来ると言う。 俺がそう話すと、梶の瞳が潤んだように見えた。 「…次は、幸せになれるといいな」 「そうだな…」 俺たちの紫煙が、風に乗って流れて行った。
17 :
誘導 :2005/10/19(水) 06:44:56 ID:oaqr7MiQ0
とびだせ青春!みたいな文w オッサンいくつだよ?w
どんどん作り話が下手糞になってるw
「よし、あの夕日に向かって走るぞ!」 「そうだな・・・」
>>12 また荒れてスレが崩壊するのはいやなので、なるべくなら遠慮して貰えないですか?
そのための専用スレがあるわけですし。
22 :
博 :2005/10/19(水) 11:19:50 ID:HUd8UdBDO
もう擁護してくれる人もいないんですね。
23 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/19(水) 12:41:49 ID:7/bRYRRo0
これくらいは素人の俺でも作り話だと分かるぜ!
24 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/19(水) 12:44:59 ID:wJNm9NJDO
NW消えろボケ
N.Wキタ――(゚∀゚)―――――!! 誰も読んでくれない長文ウザス この後お決まりのように「N.Wさん 乙」の人が なぜか現れ、批判の人たちを口汚く罵る悪寒 最凶パフォーマーN.W見参!!
ハイキングで山に登った きれいに管理された500m四方見渡せる丘で出発5分前に 強烈な便意をもよおした。 2km先の休憩所まで歩き、人が寄り付かない繁みの中で用を足した。 もらしてたらと思うと 怖かった
N.Wさん乙!! おひさしぶりです 新作なかなかの読み応えですね 感激です みなさん、こんなもんでいいでつか?
まぁアレだ、新スレになったから一番最初にネタを投稿したかったんだろう。 ほら、小学生とか雪降ったら真っ先に足跡つけたがるじゃん。 まさに自己顕示欲の塊、ぬるぽわろすさん!
NWさん乙 NWさんの長文のよさがわからないなんてみんなおばかさんよーww でも、長文すぎてよめね俺4行が限度
>>29 我慢強いな
おりゃ石田先輩まででおなかいっぱいになったよ
∧∧ (・3・)
あ〜あ…やっちゃった(´・ω・)
子供の頃、田舎に帰省中にあったこと。 裏山で遊んでいたら、ノウゼンカズラのような花を見つけた。 でも花の色はもっと毒々しい赤紫だった。 下にはたくさん蕾が落ちていた。それもノウゼンカズラのようだったので 踏んでみた。 (ノウゼンカズラの蕾は踏み潰すとポフンと音がする。面白くて良くやっていた) ぐぎゃ、と何だか人の声みたいな音がした。 え?と思って、試しにもう一つ踏んでみた。 きゃー! 今度は子供の悲鳴のような音だった。 一気に怖くなって逃げ出した。 人家の近くまで逃げてから、靴の裏は砂でこすって用水路で洗った。 白いゴム底には血みたいな色がしばらく残っていた。 怖くて、その後は山に行けなかった。 祖父母に言っても信じてもらえなかった夏の思い出。
>>33 小さい頃、いとこが似たような話しをしてた…
ノウゼンカズラってしゃべれるんだよ!!と興奮気味に。
>>33 .34 テラコワス
そういう怪異譚は好物です
わー、久しぶりに覗いたらN.Wさんの新作投下されてるじゃないですか。 N.Wさん乙です。よかったですよ。
37 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/20(木) 12:38:47 ID:/DWftP3NO
N.Wさん禿乙です。嵐廚はスルーでお願いします(・ω・)またの新作楽しみにしてますね
>>36 .37
N.Wウォッチャーズの予言が成就してる件について
39 :
名無し :2005/10/20(木) 13:00:49 ID:SEIegupM0
自分たちでやっといて、ひとのせいにするんだよな。 N.W.Wども。
もーやめて… アンチも5〜6ぐらい叩きレスついてたらそれ以上つけなくていいでしょ。 信者も燃料にしかならないってわかってるのにいちいち擁護レスつけないで。 それともNWを叩きたいor擁護したい訳じゃなくて、スレ荒らしたいだけ?
41 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/20(木) 13:10:58 ID:/CPUVCwn0
ある男と夜、山に行った時の話。 そこは公園で、暗かった。(電灯も一応あったけど少なかった しばらく公園を歩いた後、男が野糞しにいったwww 当然見たくないしベンチで横になってたwwww 横になって目を閉じていたら何かが顔に触れた 当然、その男だと思って 野糞早いなぁwとか思って起き上がるともちろん誰もいない 脅かそうとしてんのかなって思って、野糞男の名前を呼んだら 遠くの方から返事がした。まだ野糞をしていたらしい。 私の顔に触れたのは、虫とか小さなものじゃない 手か何かそれ位の大きさ。あったかいとかいう感じはしなかった ただ何かが触れた。 野糞男なわけないw野糞男が野糞しに行ったところは見てたし 距離が50メートルくらいだった。触られた瞬間に起き上がったから そんな瞬時に50メートル先まで行けるなんてどこでもドアがない限り無理。 12時をまわっていたし ひとけのないところだった。 野糞男と車で2人だけで行ったし途中車なんて見なかったし 仕込みじゃないと思う。 人じゃない 虫じゃない 野糞男じゃない じゃあ私の顔に触れたのは・・・?
>>41 枯葉
NWいつまで荒らせは気がすむの?
もう3スレ目だよ?いい加減にして!!
43 :
名無し :2005/10/20(木) 14:14:33 ID:SEIegupM0
>>42 いい加減にしろよな。
いつまでもしつこく言いたてるおまえらのせいだろ。
スルーなり、NGワードなりしろよ、バカ。
45 :
名無し :2005/10/20(木) 15:27:03 ID:SEIegupM0
土偶はあっちへ行ってろ。 こっちへ来るな。
並びにNWW会員への苦情等も お手数ですが併せて上記スレッドへお寄せ下さい m(_ _)m
47 :
名無し :2005/10/20(木) 15:42:42 ID:SEIegupM0
よく言うよ。 自分がアンチ・嵐の親玉のくせに。 ここの他にも、てめえらが荒した各スレに詫び一つ入れてないだろうが。
49 :
名無し :2005/10/20(木) 15:50:05 ID:SEIegupM0
コテ付け禁止の山こわスレって需要あるかなぁ
51 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/20(木) 16:10:17 ID:+AKpqj2a0
コテが禁止なのではなくNWが禁止なだけだろ
NW論争激しくなってから鬱陶しくてスレから離れてたが ま だ や っ て た の か NWと信者は空気嫁 アンチはスルー汁
≫33氏 ノウゼンカズラは知りませんが、踏んで遊んだと言えばキツネノチャ ブクロってキノコです。潰すと胞子が飛び散るキノコ。あれ正式名称な のかなぁ?北海道の方言かなぁ 見つけるたびに踏んでいたんですが、子供向けのアウトドア本で「キ ツネノチャブクロ:効能:血止め 傷口に胞子を直接かける」とあり 傷からキノコ生えてくるのでは?とじわじわと怖くなってきた覚えがあ ります。最近山行かないし見てないなぁ
N.W氏の書く文章は好きで楽しみにしていたが スレが荒れるのがあきらかなのに、尚、投下する氏の神経が判らない 氏は山男の男らしさを主題にしているようだが スレの秩序を守る為に、まずご自分が身を引く事が 本当の男らしさと心得るが、如何。 NW氏のご返答を強く乞う。
>>42 夏に枯れ葉あったっけ?;
つか髪の上からだったけど
さわった感じしたっつのw
>>53 キツネノチャブクロは正式にはホコリタケかな〜?
俺もガキの頃ポフポフやって楽しんだ記憶があるよ。
有名な巨大キノコのオニフスベも同族だよ。
>>55 なんとなく文中の単語から野衾を連想したんだが
妖怪のことだとばっかり思ってたらモモンガのこともいうらしい。
モモンガならありえそうな希ガス。
193 :本当にあった怖い名無し :2005/07/30(土) 10:44:32 ID:qWfGJGxo0
こら、NW。
おまい、はよ書け。ウソでいいから書け
198 :N.W :2005/07/30(土) 13:04:50 ID:qWfGJGxo0
わわっ、困りましたね〜。
じゃあ、つなぎに雑談をひとつ。
199 :N.W :2005/07/30(土) 13:08:12 ID:qWfGJGxo0
て、>193のID見たら、俺と同じ会社のヤツだ?!
わ、ヤバイ!
206 :N.W :2005/07/30(土) 14:09:01 ID:qWfGJGxo0
>>204 さん、ありがとう。
自作自演みたいな下らない事はやりません。
そこまで情けない人間じゃないよ。
はっきり言って、50年に一人出るか出ないかの逸材だ。
≫57 わはは、○険図鑑です。おれの友達もそうだけど、アウトドア好き な親父がいる奴って大抵持ってるな、あの本
自作自演したって話しが面白きゃいいじゃん N.W叩きの隔離スレいってみろよ さんざんN.W叩いといて、同人くさいパクリ作品みんなでほめちぎってるから それでその作者が>44だからさらに笑える
その叩きスレで続きはやって欲しいね。
>>54 氏への回答も頼むよ。
いい加減にやめてくれ 荒れるのはもう沢山だ
いつになったら 「チャララ〜チャッチャチャ〜♪ 名無しはレベルがあがった。名無しはスルーを覚えた!」 となるのやら・・・その前にバッドエンドになりそうな悪寒。
>>63 山は天候が崩れやすいものです
荒れるのを嫌うのはヤボですよ
>>64 N.Wイベントがあるかぎりそれは無理
>>53 >>56 ホコリタケ、ググると面白いですね。ノウゼンカズラも写真がありました。
>>34 やっぱりしゃべるんですか!34氏の従兄弟さんーもっとくわしくー!!
>>55 モモンガだったらテラ羨ましス!でも木陰から伸びた白い腕だったら…ヒー。
ついでに一つ、友達から聞いた小ネタ。
かなり昔、親戚の家に行った時、山の手入れ作業を手伝ったそうだ。
で、山に入る手前に作業小屋というか物置みたいな小屋があって、
その側に井戸があった。
つるべ等は無く、電気が引いてあって、電動ポンプがついていた。
手足や顔を洗うのに使っていたら、そのポンプの稼動音がなんかおかしい。
良く聞くと、歌が聞こえてきたそうだ。しかも当時のアイドル歌手の。
何処かの反響だろう、とその親戚は言っていたが、
近くにガソリンスタンドや大きな道や人家は無かったそうで
不思議だなあ、と思ったそうだ。
コテに粘着する変態は以後スルーで。
69 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/21(金) 09:59:54 ID:JjY6gh6KO
N.Wさん、久しぶりの作品乙です。あたしは個人的にN.Wさんの語り口が大好きなのですが、ここの住人の方々は閉鎖的な上に自分で作品を投下せずに批判ばかりされてる方が多いようですね。そんな人達など相手にしないで、また新しい作品うPよろしくお願いしますね(・ω・)
70 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/21(金) 10:29:45 ID:R/it4Gp80
N.Wさん乙です 荒らしなぞ気にせず作品を投下しつづけて下さい ファンです
NW…お前ちょっとおかしいよ。 擁護してる奴も… 元の山スレに戻って欲しい・゚・(ノД`)・゚・。
むり、はにわたんがついてるもん。 はにわたんはネ、よそスレでもがんばってるんだ。 こんなふうにさ。 ・気に入らないとアンチスレを立てる ・気に入らないと思ったらとことん煽る ・スレを立てては数時間粘着&常時age ・ageてはスレを目立たせようと、全レスしてはスレを伸ばそうとする ・レスが少ないと痛い自作自演を連発する ・荒らすことによって自分が強いと錯覚する ・言葉が幼稚で単調 ・無意味に ( ´,_ゝ`)プッ ・最後は w、藁、(ワラ ・放置に耐え抜く精神力がない ・即答できないとコピペに頼る ・最悪の場合、「反応するお前も荒らしだ」と言って自分自身を正当化する ・煽り返されると鸚鵡返しで対抗 ・揚げ足取りが知的と思っている ・二言めには○○=××と言いたがる ・そして自分の推理は正しいと信じて疑わない ・英語ができない ・反論できないことについては無視 ・自分の無知は認めない ・微妙に論点をすりかえて相手を叩く、大きな論点はあくまで無視 ・汚い言葉づかい、人格攻撃を駆使 ・まともに話にならないのであきらめて人がいなくなれば、「反論も出来ないのはこちらが正しいからだ」と勝手に勝利宣言 ・あくまでも叩かれるのは叩かれる理由があるのだから叩かれる方が悪いという詭弁 ・論破されたらネタスレにして逃げようとする。又は「馬鹿が沢山釣れたぜギャハハハハ」という見苦しい捨て台詞を吐き捨て、絶対に負けを認めようとしない。 ・そしてこれらを「長文」として読み飛ばすため、池沼である事に気がつかない。 はにわたんに憑かれたら、N.Wみたいになるんだよwww たのしいね(ry
75 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/21(金) 15:42:31 ID:JjY6gh6KO
>>73 バカですか?『元の山スレに戻って欲しい』だって。N.Wさんが良作を投下してくれてたから面白かったんでしょ。ロムしかできない能無しは黙っててくださいね。
76 :
ハアハア戦隊 :2005/10/21(金) 15:44:47 ID:twF0aBNO0
77 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/21(金) 16:03:35 ID:x+rEplcN0
mo
ねえ、N.Wが氏んだらさあ、つぎはだれが祭られるのwww? 湧く湧く!!
まとめサイトが中々更新しないのはナゼェディス?
ここのひと、海苔がわるいや(´・ω・`)ガッカリ・・・ ( ・_ゝ・)ツマンネ はにわたんw オイラもう(・∀・)カエル!! またこんどいっぱいあそぼヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
ホコリタケ食えるのか・・・・食った奴すげぇな あれ食えるのか・・・・ 鹿撃ちしてる時にハンター同士連絡を取り合っている無線から歌声が 流れ出したっていう話はここのスレの話でしたっけ? ウチの親父は鹿撃ちの途中に無線から押し殺した声で「この弾オマエ に打ち込んでやる」と言われたそうだ。実際にハンター仲間から言われ たことだそうなのでオカルトじゃなく残念。っつーか、お互い銃持って るときにケンカすんな、親父。
82 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/21(金) 19:16:35 ID:JCr+CVV60
>>75-
>>80 お前らいい加減にしろよ。
いつまでも調子に乗ってんじゃねえ!!
あっちでやってくれよ!!
「山こわ」は コテ達の自演のせいで完全に死んでしまったね。 ここは終わってる。
>>81 若いうちはマシュマロみたいな感じで
そのころならうまいそうな、ホコリタケ。
>お互い銃持ってるときにケンカすんな、親父。
ケンカじゃなくて別の意味で打ち込むのでは?
それこそホントの「オヤジ狩り」だな
詳しくは知らんが 決まりで一日二頭しか撃ってはいけないらしい。で、その日Aグルー プとBグループに分かれて、グループ毎に一頭と決めていたんだが、A グループがまず一頭仕留めて、あとはBグループの皆さんに、となった 時休憩していたAグループの親父がふとすぐ近くに鹿がいるのを見つけ 「撃ったらなんでか当たった」そうだ。 で、Bグループに「俺が二頭目仕留めちゃったから帰ってきて下さい」 と無線連絡したら、その返答が「この弾お前に撃ち込んでやる」だった そうで 話に聞いたときは笑ったが、文章にしてみるとオレの親父最低。
87 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/21(金) 23:08:11 ID:Cg1WLiN3o
で、どこが怖い話?
>>83 コテ達と一括りにするのはいかがなものか?
実際前スレ後半からはかなりスルー出来るようになってたし
ハニワもあまり(多分w)こちらには出てこなかったし・・・・
そんなスレの状態を沈静化したと思い込んで「俺様のネタでみんなを感動させてやる!!」
などと勘違いした思い込みで登場したコテが自演してて、他のコテの話しにやたらと「乙!」だの「良い話でした!」だの過剰な反応してただけで、
他のコテには自演の形跡はないと思うぞ?。
お〜っと、オイラの話しに反応はいりませんよ!
言われなくてももう消えますから・・・w
スレ汚しゴメンm(_ _)m
>>87 悪気はなかったとは言え、掟破りをなさった親父様。
ひとつ間違えれば、親父様のお頭りがホコリタケのようにバフンと…
怖い話じゃあ有りませんか。
知り合いの話。 彼の田舎には、溜め池が数多くあったのだという。 中に一つ、どうにも不気味な沼があった。 村外れの山中にあるその沼は、勝手に入れないよう周囲を鉄条網で囲って あり、入口は鎖で施錠されていた。 子供達は「ここで遊んではいけない」ときつく大人たちから言われていた。 元よりそこは気味の悪い場所だったので、地の者は誰も近よらなかった。 しかし、そこでは毎年のように溺死者が出た。 決まって八月になると、水面に浮かんだ遺体がみつかったらしい。 なぜか他の土地の者ばかりだったので、村で長く話題になることはなかった。 高校に上がる頃、彼と友人たちはおかしなことに気がついた。 八月のある期間だけ、沼の入口の鎖が解かれているのだ。 まるで入ってくださいとでも言わんばかりの光景に、違和感を覚えたという。 あれじゃ事情を知らない余所者は入っちゃうよと思ったが、大人に伝えても 気のない生返事が返ってくるだけだった。 彼が高校を卒業する年、村長のまだ幼い孫娘がそこで溺れ死んだ。 後で知ったのだが、村長の家がその沼のある土地を管理していたらしい。 発見者の言によると、入口の鎖は解かれていたのだと。 季節は晩秋。八月ではなかった。
(続き) 変わり果てた孫を抱えて慟哭する村長を囲んで、大人たちがボソボソと話す 中に、気になる内容があったという。 「毎年毎年、餌やるような真似をするからだ」 「水のくせに増長しやがる」 結局、誰が鎖を解いたのか、どうして孫娘がその沼に出向いたのか、そこの ところは不明のまま。 その事故からしばらくの間、村長が沼の側で見かけられたそうだ。 巡回していた青年団の者が何度も見たという。 村長はブツブツ呟きながら、長い竹竿で沼の水中を掻き回していたらしい。 ちなみにその当の村長が溺れることはなかった。 現在、沼は埋め立てられて更地にされ、売地の看板が掲げられている。 周りの鉄条網はなぜかそのまま残されているそうだ。 いつまで経っても、買い手がつく様子はないという。
≫87氏 申し訳ない。怖い話では無いんで スレ汚し失礼。やたら山に行く親父が怖い話を持って帰ってきてくれな いので似非山人の俺にはこんな話で精一杯です。いつかは自分で行くこと にするか・・・
昨日、山の怖い夢見たよヾ(*´∀`*)ノ
夢の話はイラネ
雑木林の中、小さな流れに沿って歩いていくと、こじんまりした 岩場に出る。 流れを外れた葉の下や、木の幹にまでその姿を見かけるほど 蟹が多く、その蟹の味わいも楽しみの一つだった。 雑木林に向かう途中、村道を歩いていると、多くの家の前に 藁束を燃やした灰が盛り上がり、そこかしこで線香が匂った。 その時期に訪れたのは初めてだったが、盆や彼岸でもないのに 線香が焚かれているのが不思議で、興味深かった。 元々あった土着信仰が仏教と混交し、こうした行事を生んだのだろう。 畑の真ん中や、ちょっとした木陰にある、小さな墓地には 竹ざおが立てられ、その先端から長く白い紙が垂れ下がり、 風に吹かれて揺れていた。 その墓地に眠る人の数と同じだけの本数、竹ざおが立てられて いるのかもしれない。 道路端、唐突に立てられた竹ざおもあり、何束かの線香が 煙を上げ、周囲をいぶしている。 この調子では、すっかり線香臭くなって帰る事になりそうだ。
雑木林が近付いた。 林の中、白く長いものが垂れ下がり、揺れているのが見えた。 林の中、霞か霧のように見えるのは、線香の煙に違いない。 白く揺れる紙は、数え切れないほどある。 そして、火事にでもならないかと心配になるほど、大量の線香が 焚かれていると思われる、煙の密度。 墓石も何もないが、おそらく、あの林は由緒ある大きな 墓地なのだろう。 俺が知っている中で、昭和50年代の終わりごろまで死者を 土葬していた村がある。 この村では、いつごろまで土葬していたのだろう。 そして、旨いとしか言いようのない蟹の味。 棺桶に収めて埋葬した死体を、蟹は食うだろうか。 直接は食わないだろうと思いつつ、それでも、土に帰る死体の 何がしかの養分が、雑木林の食物連鎖のどこかに関わっている事は、 容易に想像できた。 その後も、その雑木林を抜け、岩場へ遊びに行っている。 林では頭を下げ、足音をさせないよう気を付けている。 無論、蟹を捕えたりなどせず、飯粒や、揉みつぶしたパンなどを 少しだけ与えている。
>どうにも不気味な沼 例えば水中から突き出た立ち枯れの木々。 半分朽ちたような船着場。 カッパが顔を覗かせそうな水生植物群。 水面を暗く覆い隠すように水辺に茂った木々。 釣り人にとってはまさに絶好のポイント、天国です。 怖くなくてスマソ。
>>96 海怖でたびたび話題になるドザエ門に群がるシャコの話し思い出しちまった・・・
(((゚Д゚;)))ガクブル
穴子や烏賊モナー
101 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/22(土) 10:52:32 ID:ub65HoV20
なんか最近、雷鳥や全裸隊、NWをかばうみたいな登場が多いな
同病相憐れむってな
単に貴方達がスルー出来てないだけでしょ。
知り合いの話。 彼の実家は山奥の神社である。 神主職を継いではいないが、社の仕事はよく手伝っているそうだ。 秋祭りの際に神楽を奉納するのだが、その折に変わった仕事がある。 祭りの前に人形を何体か購入し、舞台袖の見えない所に置いておくのだ。 姿形は別に問わないが、手足が動く造りであることが大切であるらしい。 祭りが終わった翌日、人形は魂抜きをしてから燃すのだそうだ。 なぜこんなことをするのか聞いてみると、御山から下りてきた神様が人形に 入って、神楽などの祭り行事を楽しむからだという。 だから人形に粗々がないよう、大事に扱うよう指示される。 気をつける点としては、あまり上手い出来の人形は選ばないこと。 神様が形を気に入ってしまうと、なかなか御山に帰ってくれないからだそうだ。 角があってもいけないらしい。神様とは別のモノが入ることがあるからとか。 そう言えば、と彼はつぶやいた。 俺、ガキの頃に社舞台で、小さな人影が踊っているのを見た記憶があるんだ。 何かの見間違えだと思ってこれまで忘れていたけど、今人形の話をしていて 思い出した。あれって神様が入っていたのかなぁ。 そうかもしれないなぁ。とりあえずそう返しておいた。
子供服売り場のマネキン想像した 怖い、
遅ればせながら、
>>1 さん乙であります。
私も
>>7 のカキコに賛同するものであります。
>>33-34 どこぞの県の山奥で、シャベリタケというもののお話を聞いたことがあります。
どうも、人が背を向けるとクスクスと笑う椎茸らしいです。
似たような怪なのかもしれませんね。
>>86 友人の地元で、新聞沙汰になるほどの喧嘩があったそうで。
記事では鉄パイプでドツキ合った、と書かれてありましたが、どうやら実際は
お互い猟銃でブン殴ったとか(汗)。
猟の最中は何かと血が上るらしいですが、冷静にいってほしいものデスね。
>>105 デパートのマネキンが夜、勝手に動くっていう映画だか小説があったな。
不気味な話だった。
>>108 それって冷蔵庫のモーターでも
あるかな?家の冷蔵庫の中から般若シンギョウが一時間
ちかく聞こえて家族でガクブルしたことが
あるんだけど
雷鳥さんお久しぶりです ≫109 それは確実にモーターのせいではない。そのモーターが仏教徒じゃな い限り。
つーか冷蔵庫が仏教徒だったんじゃね?
>>88 あえて「コテ達」と書いた。
なぜかはよく読んでかんがえてみよう。
>>112 やなこった
死んだ思うなら、とっとと出てけ
お〜っと、オイラの話しに反応はいりませんよ! 言われなくてももう消えますから・・・w スレ汚しゴメンm(_ _)m
>>107 マネキンが人間になるロマンチックな
映画もあったような、
聖飢魔Uの蝋人形の館を思い出し漏れは オッサンですw
ふかふかの急斜面に足を取られた。 右足が流れ、木の葉が浮きあがり、小石が転がった。 転がった小石は、ざぁっと音を立て、その音がいくつも重なり、 ついに足元の斜面が幅数メートルにわたって崩れ始めた。 崩れた斜面は更にその幅を広げ、速度を上げ、重さを増し、 どっと流れ去った。 悲鳴、叫び声。 一人ではない。 大人数ではなさそうだが、よく分からない。 下には誰もいないはずだった。 その日は俺と友人の二人連れで、さっきまで目の届く限り、 俺たち以外、誰も見えなかった。 しかし、今の声。 滑り、跳び、転びながら斜面を下った。 表層がすっかり崩れた斜面はすっかり落ち着き、新たな 落石や土砂崩れは起こらなかった。 崩れた土砂が積もった所へ飛び降り、見回したが、誰もいない。 崩れた土砂に埋まったかと思ったが、それほどの量ではない。 あの声は何だろう? 不思議な思いが広がった。
さらさらっと、何かが首筋に降りかかった。 次の瞬間、視界全体が真っ暗になり、背中に衝撃を感じた。 地面に叩きつけられた。 土砂崩れだという事は、すぐ分かった。 静かになり、全身で痛みを感じた。 ポリタンクの水で目を洗っっていると、友人が寄ってきた。 「やられちゃったなあ」 何の事だろう。 「今の、空から降ってきたぜ」 友人も、さきほどの悲鳴は聞いていた。 俺が駆け下りると、木立のはるか上から大量の土砂が 降ってきたのだという。 「お、お宝だ」 俺を直撃した土砂の塊から彼が拾い上げ、俺に差し出したのは、 黒曜石の小さな矢尻だ。 たった今作りましたというくらい、綺麗に光っている。 紐を巻くための窪みの削り方は、明らかに人工的なものだ。 俺と友人が同時に顔を挙げ、周囲に目を走らせた。 二人同時に、何かを感じたらしい。 今日は帰った方が良さそうだ。 矢尻は結局、持ち帰った。 今も、手元にある。
☆物語の構成力 N.W>>>超えられない壁>>>....>>全裸隊
120 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/23(日) 11:29:18 ID:4IQZEqQEO
(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・
>118 矢尻、うpキボン
☆大人のスルー力 全裸隊>>一般住人>決して超えられない壁>>>..>> N.W
>>123 かっこいい!その後その矢じりから変なものとか現れませんでしたか?
ワクテカ
>>126 むしろ、別人がレスしてる所を想像したほうがキモイけどな。
瞳にお星様を浮かべたりなんかしちゃって…
はいはい出来杉君出来杉君
はにわたん、(・∀・)ノオハヨウ きょうはこっちであそぶの?(≧∇≦)b アイツ氏んだから?(o ̄∇ ̄)=◯)`ν゜)・;'
見苦しい流れだ、これでは嫌になる。
はいはい出来杉君出来杉君
( ‐ Δ‐)σダレモイナイ... (,,-_-) グレルヨ...
寧ろ
>>126 >>127 の流れのほうが違和感あるんだがそれは俺が2チャン暦浅いからか?
朝の五時からほぼ即レスがつくなんて・・・・
誰かベテランの人解説してくれよw
(´ε`の)わかんないのwww アイツ氏んだからwwつぎいくのさっ (´∀`)9 ビシッ! ♪〜ヽ(゚∀゚)ノ(ノ゚∀゚)ノ(ノ゚∀)ノ(ノ゚)ヽ( )ノヽ(∀゚ヽ)ヽ(゚∀゚ヽ)ヽ(゚∀゚)ノ ヒャハハハ〜♪
…(*´д`)アハァ…? どうしてだれもwオイラとあそんでくれないのw(-∀-lll) ツ マ ラ ナ イ ナ ー・・・ショボーン━━(´・ω・`)━━
136 :
34 :2005/10/24(月) 15:26:02 ID:qtEETb+z0
>>66 遅レスですが、長野に住んでいたいとこから当時聞いた話です。
走って帰ってきたとき、玄関の前の砂利が敷かれている前庭でいとこがズサーと転んだ。
「あ」
「くすくす」
「痛いかな」
と、ちいさな話し声がする。
周りを見渡しても誰もいない。
声は上のほうから降ってくるので見上げると、松に絡んだノウゼンカズラが咲いて揺れてる。
?と思ってまた周りを見渡すと
「きこえてる?」
「まさか」
「こっち」
とノウゼンカズラのほうから声が降ってきたそうです。
「おーい」といとこがそれに向かって呼んだら、もう声はしなくなったそうです。
>>106 しゃべるきのこもあるんですか…山の中だと怖いかも…
>>136 風向きや地形によるけど、山の中では結構遠いところの声が聞こえる。
私の経験では350m程離れた所から若い女性三人の会話が聞こえた。
擂鉢を半分に割ったような地形で、対面する山肌に反射して聞こえたようだ。
>>137 いとこの家は町なかです。
っていっても、田んぼとかある田舎の町…別に山の中ではありません。
すれ違い気味ですが、なぜこの話を書いたのかというと、
>>33 >>66 とつながっています。
ノンゼンカズラの中の人も、踏まれたり話聞かれたり大変だな
(-_-lll)ツマンネカラ モウカエル!( TДT)
リュウゲンビリアを思い出した。
↑このパターンよく見かけますね ウンチク語れってこと?
仰る通りです。 心行くまで語って下さいダッチャ
同僚の話。 地元の山で行方不明者が出た。 消防団に所属していた彼も、捜索に参加した。 同日の夕刻、残念ながら不明者は遺体で見つかった。 人が入らぬ森の外れで、大きな石の上にうつ伏せとなっていたらしい。 まるで石に抱きついてそのまま死んだように見えたという。 別の分団よりその知らせが届くと、年長の先輩が顔を歪めた。 「また人喰い石にやられたか」 どうやらその石は、地元ではそこそこ有名な代物のようだ。 その近くで遭難した者は、大抵その大石に抱きついて亡くなっているのだと。 それからしばらくは、石は人肌くらいに温かくなっていると聞く。 死んだ人の体温を吸い取ったかのように。 だから人喰い石と呼ばれている。 案内してくれよと話を振ったら、彼は顔を顰めて「行きたくネ」とだけ答えた。
>>141 リュウゲンビリアって何?ブーゲンビリアなら知ってるんだが
そんな岩、割ってしまえばいいのに。
雷鳥氏、案外やんちゃな人なんだなと思った。
今更失礼。矢尻かっちょえぇ
その話はもういいから
友人の話。 小学生だった夏休みに、実家の山村に里帰りしていた時のこと。 その家では朝顔が沢山咲いており、宿題の観察日記をそこで仕上げようと考えた。 朝が弱かった彼女は、朝顔の蕾に向かって「誰でもいいから待っていて」とお願い したのだという。 翌朝。案の定寝過ごした彼女が慌てて花壇に行くと、蕾という蕾がはちきれそうな 状態のまま咲かずに固まっていた。 「あれっ咲いてないや」そう不思議に思った次の瞬間。 ぱんっ! すぐ後ろの山方から、誰かが手を打ち鳴らす音がした。 途端、一斉に朝顔の花が開き始める。 あっという間に、花壇は朝顔の花で満たされた。 花の開く過程というものは美しいなぁ、と実感できたという。 誰かの気遣いに感謝した彼女は、気合いを入れて日記を書き上げたそうだ。
・・・・・? 終わり?
ほのぼのしてていい話じゃん。
こんばんは、N.Wです。 これは人に聞いた話。 その地方では、春に田の神様となって里に下りて来られた山の神様を、秋に我が家にお迎えし、 正月に歳徳神になって山へ戻られるまでお世話する。 そして、田の神様をお迎えに行く朝、夜明け前のまだ暗い頃に、部屋の中にシャラシャラ…と 神社の巫女さんが持つ鈴の音にも似た、稲穂を振る音がする年がある。 時にはさりげなく、時には舞うように、それは姿を見せぬまま家の中を通り過ぎて行く。 そんな時は、夜が明けて、家の主人が釜と朸(おうご)を持ち、田の神迎えの為に残しておいた 12株の稲穂を刈りに行くと、稲穂がぱったり倒れてしまっている。 例年ならしゃっきり立っているのだが。 「でもね、それは吉兆なんだ。その年はね、家族が増えるんだ。稲の倒れた方向にね」 教えてくれた人はそう言ってニコニコ笑っていた。
あー、久々なんでコテ・トリ忘れてたorz じゃあね、お休み。
>>145 >
>>141 リュウゲンビリアって何?ブーゲンビリアなら知ってるんだが
アニメ「うる星やつら」に出てきた架空の花
>>150 いいですね、こういう「不思議な話」系。
スレタイに「不思議」が加わったからかもしれないけど
こういうのもアリなスレっていいな。
>>153 雰囲気のあるいい話だなあ。
検索すると、朸(おうご)=天秤棒、だな。釜は鎌の誤記で、主人は田んぼで稲を刈った後、
天秤棒の前後に稲束を振り分けて固定して、その中央を担いで帰るんだろうな。
最初状況がよく理解できなかったので、頑張って調べて注釈を付けて見ました。蛇足失礼。
158 :
N.Wウォッチャーズ :2005/10/26(水) 00:22:01 ID:UYBHOhOG0
N.W記念上げ 山怖に執着のN.Wにインスパイア
>>153 稲の倒れた方向に家族が増えるというのはどういう意味ですか?
>>159 家族が増える=赤ちゃんが生まれる
じゃないの?
>>160 自分の都合の悪い事にはレスしません。
奥多摩スレで証明済みw
稲の倒れた方向ってのがよくわからん
倒れた稲の穂先が向く方向って事じゃないかな。 ほのぼの話「、好きだー
なんかさぁ〜 「ほのぼのしてていいじゃん」とか そこまでフォローしてやらなくてもいいんじゃないか? あんまり無条件にほめると コテ全員自演だと思われるぞ。 (自演は全てNWのせいにしてしまおう、みたいな風潮もあるが)
>じゃあね、お休み。 顔ひきつらしてナニ言ってんだよwwwww
167 :
誘導 :2005/10/26(水) 05:18:18 ID:uEQ8/Gfc0
>>154 ここのところ名無しで活動していた
名残りデスカ?お左官な様で安心致しました。
>>165 それ書いたの俺なんだが…
フォロー?じゃなくて自分の感想のつもりだったんだけど。
いい話だと思ったから…
なんかピリピリしてて悲しい。
>>169 気にするな。漏れも同じ感想だったから。
「コテ叩きはスルー」なw
>>169 それが普通の人の反応で何も悪くないよ
俺もいい話だと思った。
単純に
>>167 から基地外が漏れ出てるだけ
>>167 に行けばわかるけど地獄絵図。
人間の醜い部分がすべて出てるスレだよ
なんか寂しくなる
普通の人の反応さえ全部そのスレの住人のせいにしてないかい 君が思い込みで汚い言葉で罵る姿は悲しくなるよ。 コレ以降はここではレスしない スレ汚しすまん。
すげえ・・・・・。 ちょっと言っただけで「コテ叩き」だの基地外あつかい。 俺が「普通の反応」をしたのがそんなに攻撃対象になるものだったか? 人間の醜い部分だの 思い込みで汚い言葉だの 君らも同じ事してるじゃん! スレ汚しすまん。
友人の話。 彼女の実家では蜜柑を作っている。 季節によっては一部を開放し、蜜柑狩りなどさせているという。 蜜柑畑のある山の斜面は、彼女の大好きな場所の一つなのだそうだ。 その斜面の一角に、奇妙な蜜柑の木が一本生えている。 周りには何重にも柵がしてあって近寄れず、手入れも収穫もされていない。 ただあるがままに放っておかれているのだと。 畑の一番奥外れなので、普通は寄りつきもしない場所でもあるとのこと。 ある時、その蜜柑の木をわざわざ見に行った。前から気になっていたのだ。 間近で見るのは初めてだが、まず尋常な雰囲気ではない。 一番外側の柵には、縄が幾重にも巻きつけてある。 ぶら下がっているのは御札であろうか。読めないので詳しくはわからない。 柵囲いの中で、収穫されない蜜柑が地に落ちてグズグズになっていた。 彼女の目は落ちた蜜柑に釘付けになった。 落ちて間もない蜜柑、かなりの時間が経った蜜柑、そのすべてが一つの例外もなく、 破れて覗いている中身だけ、まるで腐っているかのようにどす黒かった。 ・・・外側の果皮には何ら異常は見られないのに。 何となく嫌なものを感じて、その場を離れた。 彼女はその蜜柑の木に関して、何か因縁があるのかと疑っているという。 「いやね、本家筋の人って自殺した人多いんですよ」 しかし面と向かってはとても聞けず、今もその木は健在であるそうだ。
蜜柑食うとき思い出すと・・・・・。
う〜ん・・・ もうしばらく来ないかなと思ったがN.W氏また来られましたか・・・ もう、この際どんどん嵐、基地外無視して書き込んじゃえば委員じゃないでしょうか? 誰もあなたに「書くな!」等という権利もないし君もそれに従う義務もない たとえその先にこのスレのどんな未来があろうとも・・・ 別にイイじゃないですか。君の好きな山怖に自演臭いレスが続こうが(アンチのナリスマシ含め) 他コテサンについたレスが自演扱いされようが名無しさんの話が少なくなってこようが 君が出てきて荒れた後、雰囲気変えようと小ネタ披露した人がスルーされようが 馬鹿が定期的に暴れようが、そんなことは君に一切関係ないことだもんね! これからも頑張って盛り上げてやってくださいね!!! ノシ
>>147 色々と難しいんだそうデスよ。石一つ割るにしても予算が必要ですし、祟りとかが
理由な場合、とても行政側は認めてくれないみたいデスし。
民間で処理しようとしても、業者連も聞き知っていて嫌がるそうです。
正直なところ、この石が原因で人死にが出るなんて証明も出来ませんし、結局は
放置するという状況なのだとか。
>>147 え”ぇ〜!?
>>151 うむ、申し訳ありませんがコレだけであります。
実際のところ、人より聞いた話ってオチなど無いことがほとんどなのデスよ。
ただ単に「之々こういうことがあったんだヨ」というところで終わってしまう。
私としても前々から気になっていますが、ベースが又聞き話という以上、如何とも
しがたいところなのデス。
出来るだけ変わったポイントのあるお話をチョイスしておるつもりではありますが、
直聞き・又聞き由来の都合上、どうしても限界が生じてしまうものなのデス。
私の貧弱な創造力では、とても小洒落たオチなど付けようがないですしぃ。
まぁ私がこのスレで書き残している類話などは、プチ怪談・奇談という感じで
「サクッ」と流し読んでもらえれば幸いでございますデス、ハイ。
しかし、我ながらよくネタが続くものだなぁ・・・。
ストック自体はまだあるけれど、書き起こす時間がないッス(涙)。
今月からまた現場代理人してるしなぁ。
ま、ボチボチでこれからも行きまっしょい。んでは。
う”・・・レス番間違えた・・・
一行目の147は
>>146 さんへのレスでした・・・
申し訳ない・・・今宵はここまでにしときますデス・・・
>>174 雷鳥さんいつも乙です。後の書き込み見る限り、まだまだ山怖話が
拝見できそうで嬉しいかも。
この話見て思い出したのだけど、以前オカルト板のスレッドで似た
話がありました。たしか山中の農家の話で、時折鶏の卵が不気味な
中身になっているという話。黒くて得体の知れない姿の物が入って
いたとかいないとか。関係あるのかな?
180 :
33=66 :2005/10/26(水) 23:04:53 ID:1kKq39bd0
>>136 =34氏
従兄弟さんのお話、ありがとうございます。
やっぱりしゃべるんだなあ…。
蕾、踏んでしまった… orz 今更ながら怖くなってまいりました。
33の話の次の年、同じ場所に行ってみましたが
もう、あの花はありませんでした。干からびたツルがあったので、枯れたのかな?
>>174 雷鳥さん、こ、怖いお話ですね!
そのみかんの木の下には何か埋まっているのでしょうか?
何かで、死体を埋めた上に植わっている木になる実(桃?)の、果肉が
血のように赤いというお話を聞いたことがあるような…。
>>179 怖すぎる…。バジリスクでも生まれてくるんでしょうか?
>>179 もしかしてこの話の事かな?
死ぬほど洒落にならない恐い話集めてみない?61 より
39 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/24 01:43
俺が子供の頃、母方の祖父が養鶏場をやっていた。
祖父が死んで今は人手に渡ってしまったが、まだ
祖父が元気だったころ、夏休みのたびに遊びに行っていた。
どういう経緯だったか前後がはっきりしないのだが、俺が
手に卵を持っていてそして祖父がこう言った。
「それは神様だから渡しなさい」
祖父に卵を手渡すとき、「ギョロ」という、音というか
気配のようなものが卵の中で動いてそれに驚いた俺は
落としてしまった。
割れた卵から真っ黒い毛のようなものが見えて、それを
祖父はすぐに踏みつけた。
嫌な音がした。
俺はその出来事を気にしていたらしく、その次か、次の次の夏
あたりに祖父が教えてくれた
182 :
続き。 :2005/10/27(木) 00:05:12 ID:qljUC8rW0
41 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/12/24 01:44 この養鶏場があるあたりはむかし沼がちだった土地で、 なにかの神様を祭る社があったらしい。 祖父の先代が土地を買い取った時にその社を裏の山に移したのだが それ以来、ごくまれに無精卵の中に奇妙なものが混ざり始めたそうだ。 それはどういうものなのか、祖父は教えてくれなかったが 「神様」 なのだと言う。 俺はそれを聞いてやたら怖くなって体が震えた。 今にして思うと、「それは神様で、そして殺す」という 文法が怖かったのだと思う。 「悪霊だから、殺す」と言われれば納得したかもしれないのに。 祖父の葬式の日、出棺の最中に鋭い笛の音が響いた。 まわりにいた全員が耳を塞いで騒然となったけど、俺はなぜか 心のつかえが取れたような気がした。 説明できないが、納得した。 ごめん。わけわかんないな。
age
ぢゃ鶏で 揚げてくださいな
知り合いの話。 彼の奥さんが寝ていると、深夜誰かに起こされたという。 「もし」という呼び声で目を覚まされたのだが、枕元には誰の姿もない。 寝惚け眼なのであまり奇怪にも思わず、布団の上に正座して見えない客人に 応対していると、どうやら次のようなことが判明した。 「突然仕事が舞い込んで来たのだが、今のままではとても手が足りない。 どうか近所のよしみで、貴女の手を貸しては頂けないだろうか?」 近所付き合いを大事に考えている奥さんは「いいですよ」と即答していた。 近所って何処の家? 仕事とは何? 自分は何をすればいいの? なぜかそういう類いの考えが、まったく頭に浮かばなかったという。 すると「ありがとう」という応えがあり、そこで初めて頭がシャンとしたが、 声の気配は掻き消すように消えてしまう。 変な夢を見たわね、そう思い再び就寝した。 翌朝目覚めてみると、何とも困ったことになってしまっていた。 右手の感覚が失くなっているのだ。肩から下が、動かすことは出来るのだが、 神経が死んだかのように何の触覚も伝えてこない。 突付かれてもそれがわからない程の症状だったという。
(続き) 大慌てで病院にかかったが、精密検査の結果はどこにも異常がないと出た。 困り果てて、もうこうなったら大きな街の病院に行くしかないかと夫婦で話し 始めた頃。丁度、変な夢を見て一週間目の夜だった。 やはり深夜過ぎに「助かったよ。迷惑をかけたね」という声を聞いた。 果たしてその翌朝、右手はすっかり元通りに復活したという。 近所のお婆さんが言うには、そりゃ山の神様だろうと。 なんでもこの辺りの山神は手足が一本ずつしかないそうで、手が足りない折は 里まで人手を借りに下りて来る慣習なのだそうだ。 「神様って一体、山の中で何の仕事をしているのかしらね?」 奥さんはそう言って小首を傾げていた。
余談。 神様に文字通り貸しを作った訳だ。何か良いことあったんじゃないか? そうからかうと旦那は少し口ごもり、ぼそぼそと次のように口に出した。 「・・・いや、何と言っていいのかもう・・・凄いんだ・・・」 ・・・どうやらあの日以来、奥さん本人は自覚してはいないが、旦那さんにしか わからない超絶テクニックを授かったものらしい。 詳細はちょっと書けないが、現在夫婦仲は非常に良くなっているという。
荻山安静『宿直草』巻三「山姫の事」より ある浪人が、備前の岡山にいたとき、山里に遊んで、そこの猟師から聞いた話である。 あるとき、猟をしに深山に分け入ったところ、二十歳ばかりのおそろしく奇麗な女に、ばったり出会った。まとった小袖の色美しさ、黒髪のつややかさも、この世のものとも思われない。 『人が住めるとは思えない山中に、こんな奇麗な姐ちゃんがいるはずがない』と怪しんだ猟師は、火縄銃を構え、女の体のど真ん中を狙って、いきなりぶっ放した。 すると、女は右手で弾を掴み取り、牡丹のごとくあでやかな唇をほころばせて、にっこりと微笑んだ。 猟師はぞっとした。大慌てで弾を二つこめて撃ったが、この弾も左手でひょいひょいと掴んで、平気でにこにこしている。 『こりゃ、だめだ』と思ったから、一目散に逃げだしたところ、べつに追っかけてくる様子はなかった。 その後、村の年寄りに話したところ、 「それは、山姫というものだろう。気に入った相手には宝をくれたりするよ」 とのことだった。
>>180 因縁話というのは、調べてみると嫌怖なことが多いデスよねぇ。
彼女が実家の人にはっきりと聞けない事情もわかる気がしますデス。
・・・何か根っ子に絡みついてたりして。
古木の下に○○がっ!?って内容では、“人喰い椿”と呼ばれた木のお話を
収集しておりますが、この蜜柑の木の場合、どーなんでしょうねぇ。
知りたくもあり、恐ろしくもあり。
>>179 >>181-182 ほほぅ、こんなお話があったのですね。紹介していただき感謝なのデス。
洒落恐スレって分量が膨大なモンなので、とても自分では見つけられなかった
と思います。
「神様だから殺す」ですか。
人が殺さなくてはいけない神。何とも日本的な呪詛の匂いがしますね。
久しぶりに背筋に来たお話でした。謝謝。
190 :
金太 :2005/10/27(木) 23:41:30 ID:s1m10jY40
>>182 祟り神が鶏に姿を借りて現れたか。
「ひさご信仰」という言葉もあるね。
いにしえ人は密閉された卵にどこから生命が吹き込まれるのか
不思議に思い、また卵を再現してやればそこへ生命を呼び込むことも
可能だとする。
瓶に死体を収めて来世での再生を願うのもその現れだぁね。
祠を移した土地で卵の大量生産など始めたものだから
これ幸いと寄って来たか。
>>186 山の神様は大忙しw
季節になれば木の芽が芽吹いて花を咲かせて実を結ぶのも
山ノ神が木々を促してのことだし、程好く雨を降らせて
生命の成長を助けるのもまた山ノ神のお仕事。
荒れかけた森のお手入れなどなさっていて手が足りかねたか。
しかし超絶テクニックを授かったというのがなんともww
やはり山ノ神も時折は男神ともお楽しみになられるのであろうかwww
数千年磨きに磨いた山の神様のテクニック…
鶏の、というか鳥の卵が出てくるところは肛門なんだよね。 ごく稀に、雄鶏が黒っぽい卵、実際には体内に長くとどまったフンなんだけど、を産むことがある。 西洋の伝承では雄鶏の産んだ卵から生まれた蛇には石化の邪視の力があるとされる バジリスク(コカトリスともされる)という怪物がある。
>しかし、我ながらよくネタが続くものだなぁ・・・。 結局自慢かよ
そんな手でGしたら・・・・ 亭主要らず。
山の神様に手 貸したい
どんな「手」が帰ってくるのやらw
0721番目の手だろw
後輩の話。 部活で山を縦走していた時のこと。 行程の内で、腑に落ちない地形が一ヶ所あった。 なぜか緩やかな場所を外して、傾斜がきつい所でキャンプすることになったのだ。 少し離れた位置に、快適そうな広いなだらかな地形が見えていたのに。 また、そちらの方が水場にも幾分か近い。 なぜあっちで野営しないんですかと尋ねてみた。 質問に対する先輩の答え。 あそこでキャンプすると火が使えないんだ。 いや違うよ、火気厳禁とかそういうんじゃない。 炊事とかである大きさの火を起こすと、すぐにその火が歌いだすんだ。 女の鼻歌みたいな感じで、言葉とか何言っているのかはわからない。 ま、気にしなければハイそれまでよってくらいの話なんだけどな。 ・・・聞いてみたいな、一回くらい。 ちらっとそう思ったらしいが、いまだ実行できてはいない。
ペチカ燃えろよ お話しましょ〜♪ むかしむかしよ〜♪ 燃えろよペチカ〜♪
200 :
金太 :2005/10/28(金) 22:48:24 ID:GDCNrIsh0
秋、山の中腹、一本だけ真っ赤に染まった紅葉。 見事なその木から、一枚残らず葉をむしる老夫婦がいる。 山といっても彼らの土地だし、そこに生えている木を どう扱おうと文句など言う義理はないが、その行為には、 何となく許しがたいものを感じた。 その二人が、その地方で自分が定宿にしている小さな旅館の 経営者ともなれば、なおさらだ。 その光景を見たわけではない。 ここへ来る途中、よそで話に聞いただけだ。 何のためにそうしているか、時間の都合で聞けなかった。 見たわけでなくても、宿の玄関先に置かれた米袋の中に 紅葉がぎっしり詰め込まれていれば、聞いた話は嘘では ないのだと知れる。 泊り客は俺一人。 今回は二泊する予定だ。 明日あたり、あれ、まこうか。 卓を囲む夕飯時に婆さんがそう言い、爺さんが同意した。 何の話だろう。 好奇心が湧いたが、紅葉の一件で少し不機嫌な俺は、 問いただすこともしなかった。 この宿に泊まるのは今回が最後だと、 何となく、そう決めていた。 二人の話は続き、どうやら俺も明日、何かを一緒にまく事に なりそうだった。 その何かが玄関先の紅葉だと分かったとき、ついに我慢できず、 あれをどうするつもりなのかと尋ねた。 問い詰めるような口調だったかもしれない。
びっくりするぞ。 爺さんが言い、婆さんが頷いた。 翌日の午後、のんびりした散歩から戻ると、二人は山へ入る 仕度をしていた。 背負子に紅葉の入った米袋がくくり付けられ、爺さんが背負った。 年寄りとは思えない歩度で山を歩く二人。 実のところ、ついていくのが精一杯だった。 一時間ほどだろうか。 二人が立ち止まり、ここらで良かんべえと言った。 爺さんが背負子をおろし、袋の中から紅葉をつかみ出した。 これをまくのだろうか。 見ていると、その一枚一枚を木々の根元に置き始めた。 数メートル四方に一枚、といった具合だった。 真西の方角に置くのだと言われた。 よく分からないまま俺も紅葉をつかみ、同じようにした。 袋が空になると、二人はパンパンを手を二回鳴らし、 頭を下げ、山を下り始めた。 見事な夕焼けだった。 翌朝起きてみると、山は秋の色に染まっていた。 赤や黄色、といっても色は二種類ではない。 さまざまな黄色、色とりどりの赤。 むらむらと、土地のエネルギーを見せつけるような 力強い色だった。 どうだい、いいもんだろ。 振り向くと、爺さんが笑っていた。 俺は言葉も出ない。
あれをやらないと、綺麗に染まらねえんだ。 爺さんの右手には一升瓶が握られている。 珍しくもない日本酒だった。 聞くと、最初に葉をむしった紅葉に飲ませるのだという。 飲ませるとどうなるのかと聞くと、 酒に酔えば真っ赤になるだろう。 明日だな、明日。 そう言ってまた笑った。 その日に俺は帰らねばならず、紅葉に酒を飲ませる光景を 見ることは出来なかった。 酒に酔った紅葉が、どんな風に赤くなるのか、爺さんは 最後まで口を割らず、いずれ、御縁があれば見られるよ。 と言った。 爺さんたちが紅葉をむしる話を聞いた店に立ち寄り、 紅葉の酔態を尋ねると、どれに酒を飲ませたか 分からなくなるとの事だった。 ありゃ、どうなってんのかねえ、と答えた。 葉を全てむしられた紅葉が、他の木と区別できなくなる。 ぜひ見てみたいが、それ以来、紅葉に酒を飲ませる日に そこを訪れる縁に恵まれていない。 いずれ、御縁があるよ。 今では、これが爺さんの決まり文句だ。
全裸隊さん乙です。 どこの宿でしょうか、ぜひ行って体験してみたいですねぇ 今年はまだそれは行われてないのでしょうか。
205 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/29(土) 10:24:38 ID:4QvmXMvqO
子供の頃見た「八甲田山、死の彷徨」はとっても怖かったよ。 八甲田山の慰霊碑だっけ?亡くなった旧軍の兵隊さん今も彷徨ってるらしいね
全裸隊さんてドラスレにいる〜全裸での人?
じっちゃん「そりゃあお前、○○○のしわざだ」
友人の話。 彼女の実家は山村で米作りを営んでいる。 稲刈りも終わった頃、畦横の水路を掃除していた時のことだ。 作業している彼女の背後では、山と積まれた籾殻が燃やされていた。 燃やすといっても炎を上げて燃やすのではなく、線香のようにゆっくりと 数日間かけて灰にするのだそうだ。 スコップと土嚢袋を手に掃除をしていると、場違いな声が背後から聞こえた。 あぁ〜〜ぁ ふぃ〜〜ぃ まるで中年男性が、風呂に肩までつかった時のような、気持ち良さ気な声。 ぎょっとして振り返ってみたが、薄い煙を上げる籾の他は何も見当たらない。 気にしないことにして作業に戻ったが、その後も同じ声を何回か耳にした。 何かが暖を取っていたのかな? そんなことを考えた。 以来、毎年籾殼に火を着けるたびに、その声を思い出すという。
209 :
本当にあった怖い名無し :2005/10/29(土) 22:41:29 ID:C8asGbzW0
山神じゃろ。
他のかみではなかろうか
698 :深い意味は無い :2005/10/29(土) 23:52:59 ID:uPaT+ZzA0 山菜採り 俺の兄貴が小学生のころの話(俺が生まれる前の) 兄貴が小5の春ごろ、おじいちゃんと一緒に近くの山に山菜採りに入ったんだって。 狙っていたのはタラっていう植物の芽で幹に棘が生えてるんだけど 春頃に生えるその芽がてんぷらとかにするとすっごく美味しいんだ。 兄貴はそこの山でよく遊んでたらしくて、山菜の種類は知らなかったけど おじいちゃんより山道には詳しかった。 そんなこともあってどれがタラの芽かを知ったら 兄貴は一人でずかずか山に入っていったんだって。 兄貴は山菜取りに夢中になって普段は見えているけど行かない ような山にも入って結構な量が手に入ったのに 満足して帰ろうとすると近くに人の気配がして振り返ったんだって。 すると10メートルぐらい離れた大きな岩の上に ガリガリに痩せた汚い着物姿の白髪の爺さんが座ってたんだって。 兄貴はちょっとビビッタらしいんだけど、足元に山菜籠があったから 同じ山菜取りの人かと思って挨拶して帰ろうとしたんだ するとその爺さんが 「坊主・・・・タラの芽探しとるのか?」 っていいながら所々歯の抜けた口を開けてニタリって笑ったんだって。 兄貴は気持ち悪いとは思ったんだけど 「うん、お爺さんも山菜採ってるの?」 って聞き返したんだって 続く
じっちゃん「そりゃあお前、友人のしわざだ」
699 :深い意味は無い :2005/10/29(土) 23:53:56 ID:uPaT+ZzA0 するとその爺さんは山菜籠に手を伸ばすと 「わしもタラの芽じゃ、知ってるか坊主、タラの芽は生でもいけるんじゃぞ?」 っていいながらその場でワシャワシャ食っている。 兄貴はそれをジッと見て目が離せなかったんだって なぜならそれは「タラの芽」じゃなくて、かぶれることでおなじみの「ウルシの芽」 だったんだ。芽の形自体は似ているけど全然違うものだしむしろ身体に悪い (ひどいかぶれをおこすから) それをワシャワシャ食ってるじいさんに 兄貴は怖くて声も出せずただ涙をぽろぽろ流してそこに立ち尽くす事しか出来かった その爺さんは見ていると体中どろどろにかぶれていって口からは噛むたびに 血が湧き出てきてたんだって。それによく見ると足が折れているのか 変な方向に曲がっている。 「こいつはやらんぞ?ここら辺にはもう食える物は残ってねぇ他の場所を探しな。 坊主も、もう村には食いもんは残ってねぇから山まで入ったんだろうが残念だったなぁ。」 そう言うとじいさんはまたニタリと笑う。そして次の瞬間 スウッと消えていなくなったんだって その後兄貴は叫びながら走って山を下りて帰ってきたらしい その事を大人に話しても誰も信じちゃくれなくてふてくされてた時 地区の地区長さんがその地域の昔話を教えてくれたんだって 「お前の入った山は昔姥捨て山だったんだよ、それに飢饉のたびに口減らしもあった。 多くの人があそこで食べ物を探して死んでいったんだ。 捨てられた人は食えるものは何でも口に入れたんじゃろうな。 お前さんがあったのはその時代の人だろう。」 地区長さんはそういうと「この土地の過去は皆知らないからあまり話すなよ。」 と兄貴に釘を刺した。それと 「豊かな時代にそだったことを幸せに思いなさい。」 といって家に帰されたらしい。 兄貴はその山が何処にあるのかは未だに教えてくれない それと好き嫌いを言うとものすごく怒るんだ。
以上、荒れまくっているスレより引っ張ってきました。 飢えに耐え兼ねて漆の芽まで口にして死んでいくなんて哀しいですね。
>好き嫌いを言うとものすごく怒るんだ よっぽど怖かったんだろうな。 ほのぼの系だと思って読んでたから、すごく怖かった。
988 :本当にあった怖い名無し :2005/10/31(月) 09:31:38 ID:+iEQ1G1D0 流れ読まずに投下。 昨日雲取山に登ってきた。どうも週末天気悪くて、昨日も予想以上に良くなかった。 雨は降らないまでも山頂にガスがかかって見えない。それでも紅葉は綺麗で 十分堪能して下り始めた。 遠くで鹿の鳴き声がしている。二度、三度と悲しく尾を引くような長鳴きが響いた。 と、登山道の先の方で、ミシミシミシ……ドスーンッ! と文字通り大木の倒れる 音がした。けっこうでかい音だ。 歩を早めて音のした辺りに急ぎ、谷川を覗き込む。しかし何もない。変わったところ は何もなく紅葉したモミジやシデの樹が茂っているだけだった。ふと、水木先生の 話を思い出した。 天狗倒し。大木の倒れる音をさせる妖怪だったはずだ。もしかしたら、さっきのが そうだったのかもしれないと何とも言えない懐かしいような、嬉しいような気持ちで 下山した。
このスレ初心者です 香川県の五色台にまつわる怖い話なんてないいんでしょうか? あそこは日本最強の呪いといわれる崇徳上皇が眠る山なんですが。。。
>それによく見ると足が折れているのか 捨てる時には、帰って来れないように足を折っておくのが、姥捨てのマナーだからな。
友人の話。 彼の家近くの山中には廃病院がある。 といっても残っているのは基礎だけで、よくそこを散歩するそうだ。 ある日、地下に降りる階段を見つけた。瓦礫で巧妙に隠されていたのだ。 降りてみると途中から日の光は届かなくなっており、眼下は真っ暗。 更に降りようかどうしようか迷っていると、ふっと空気が生暖かくなった。 同時に、饐えたような臭いが地下の闇中より上がってくる。 この下で何か死んでる? 次の瞬間、いきなり下の方からけたたましい吠え声が聞こえてきた。 階段一杯に反響する、おびただしい犬の声。 物凄い勢いで、階段を彼の方へ駆け上ってくる。 必死で階段を駆け上り外に飛び出した途端、声はふっつりと聞こえなくなった。 何かが追ってくる気配も既に感じられなくなっていたという。 今でも散歩は続けているけど、件の階段には近よらないよ。 そう言って彼は笑っていた。
雷鳥さん乙です。 廃病院の地下・・・こわひ
生きてる野犬達が住みかにしてるのか、 そこで死んでしまった犬達の霊がそこに溜まってしまってるのか・・・ 犬好きのオイラは何げに気になる(´・ω・)
犬のようなもの、が食事中だったとか。
225 :
206 :2005/10/31(月) 23:33:02 ID:LYh/MBD50
>>215 レスどうも。ドライブoffで知り合って「普段はオカ板にいます」って言ってて、
HNが似てたから質問しました。他意はないです。
知り合いの話。 幼少時、実家の裏山で得体の知れない物を見たという。 山道を歩いていると、すぐ目の前を黒くて長い物が通り抜けたのだ。大きい。 蛇がするように横方向に見をくねらせながら、あっという間に藪の中へ消え去る。 それが通り過ぎた道の上には、粘液を思わせる光った筋が残されていた。 幸運だったのかどうか、彼の方にはまったく興味を示さなかったという。 家に帰ってから、父親に見たことを報告した。 「鰻だろう。あいつら川から川へ移動する時、地の上を這いやがるんだ」 縄をなう手を休めずに、平然と親父さんは答えた。 釈然としない彼はこう付け加えてみる。 「僕よりずっと大きかったんだけど・・・」 親父さんは生真面目な顔で頷きながら断言した。 「大鰻だったんだな」 この話題が続くことはそれきりなかったという。
>>222-224 どーもです。
どうやら同じ廃墟内に実験動物の供養塔みたいな物があるらしく、
私としては何かあるのかな、と考えたりもいたします。
しっかし、この話をしてくれた当の友人氏は、オカルトめいた事柄を
まったく信じておらず、「野犬でも居ついてたんだよ、きっと」などと
答えてしごく平然としていました。
ま、だからこそ気にもせずこういう話をしてくれたのでしょうが。
オカルトなど気にもかけない人からオカルトっぽい話が聞けると
いうのも、なかなか現実って面白いものですねぇ。
笹の葉が一枚、ぴんと跳ねた。 意識するほどの風はなく、他の葉はほとんど動かない中、 その一枚だけが突然、何かに弾かれたように跳ね上がり、 跳ね返り、激しくといって良いほどの勢いで揺れ始めた。 笹の茎はぴくりともしない。 葉に張られたクモの糸でも引っ掛けたのだろうか。 似たような光景は山道だけでなく、街中でも見かける事が あるので、それほど気にしなかった。 激しく揺れる笹の葉の脇を通り過ぎると、3メートルほど先の 笹の葉が弾かれたように揺れ始めた。 そしてまた、歩くに従って次の葉が揺れる。 山道だけでなく、街中でもこれはない。 振り返ってみたが、どの葉が揺れていたのか分からない。 足元では、笹の葉が激しく揺れている。 音でもしやしないかと思うほどの揺れ方だが、特別な音はない。 歓迎、威嚇、合図。 そんな言葉が浮かび、偶然という言葉が、それらを否定した。
息をつき、次の一歩を踏み出した。 瞬間、空気が弾け、足をすくわれ、転倒し、這いつくばった。 頭上、空気が唸った。 風が巻き、緑が香り、寒気を感じた。 笹の葉ではなかろうと、すぐ思った。 よほど大きな何かが、俺めがけて殺到したのだと思った。 小さな、軽い何かが首や肩にぱらぱら当たった。 目を開けると、杉の枝が見えた。 枝だけではない。 左の斜面から、杉の木が倒れ込んできていた。 根元の土は掘り返され、空気に触れたばかりの土特有の 色と匂いがあった。 意地になって杉の木をまたぎ、先へ進んだ。 20メートも歩いてから振り返った。 予想通り、倒れている木など、どこにもない。 どの木が倒れていたのか、分からなかった。 誰が、あるいは何が悪戯しているのだろう。
しっかり良いネタ書かんかい!
全裸隊氏は 創作がベースですか?いつもはその辺が曖昧で 好きなんですが・・・・・
仕事で愛媛に行っていた。ひさびさに来たら雰囲気がマシになってる し、雷鳥氏も全裸隊氏も光臨しているようでなによりです。 愛媛某所で、ぽっかりと時間ができたのでぶらぶらしていた。四国は 初めてで、何より珍しかったのはミカン収穫のためのモノレール。乗っ てみてぇな、なんて思いながら畑の側をうろうろしていたら、地元のお っちゃんと知り合った。最初は怪しまれていたけどね。 暇にかまけていろいろな話をした。近所に若者が少なくなっているの と、おっちゃんが話好きなのとで、ずいぶん仲良くしてもらった。 その時にタヌキの話を聞いた。畑の上の方の道は隣村まで続く一本道 で今でこそ車が通れる道だが、昔は軽トラも通れない道だった。夜この 道を行き来するとタヌキに化かされて、道に迷うのだという。
話に対する俺の食いつきが良かったので「じゃあ、実際に見せてやる よ」と、おっちゃんが案内してくれた。 その道の左は山、それも見上げるような斜面で登ろうと思っても登れ るものではない。そして右は谷、木がうっそうと生い茂り、木を抜けた としてもどこまで転がり落ちるかわからん急な傾斜だった。「いまは車 も通れる」なんて言っていたが、すれ違うのは難しそうだ。 俺 「ホントに一本道ですね」 「おうよ」 「ここで迷うんですか?」 「おう、ここで道に迷うんじゃ」 「どうやって?」 「そんな事知らん、タヌキに聞けや」 「狐じゃなくてですか?」 「ここは四国じゃ」 「あー、そーか」 俺が、でもやっぱりこの一本道で迷う事はあり得ないと言うと、 「だから不思議なんじゃ。入り組んだ道で迷えば不思議でもなんでもな いじゃろ?この一本道で迷うから『タヌキのせいだ』って話になるんじ ゃ」 と言われた。納得できたような、いまいち納得できんような。 その後、行政に対する愚痴が始まったので切りの良い所で逃げてきま した。えーと、大した話でもなく長文すみません
無知でスマソ。 >「そんな事知らん、タヌキに聞けや」 >「狐じゃなくてですか?」 >「ここは四国じゃ」 ここの意味がわからん。。。 単純に四国にゃ狐はいないって事?
236 :
お遍路さん :2005/11/02(水) 22:09:06 ID:pzTUMIO/0
>235 四国には ・狐と狸が妖術合戦をして、負けた狐が四国から追い出された。 ・人々を困らす暴れ狐が弘法大師に退治されて 「四国に鉄の橋が架かるまで帰ってくるな」と追い出された。 という伝説があるのです。
「尊師が天に手をかざせば雨が止んだ」 みたいな話ですな。
> 「四国に鉄の橋が架かるまで帰ってくるな」と追い出された。 おかえり狐タソ...
じゃあ狐はその昔、船に大勢乗り合わせて四国をあとにしたのかな。
飯食ってテレビ見てる間に……皆様ご教授ありがとうございます。 なんとなく「四国にはタヌキ」ってイメージはあったのですが235 氏に説明する自信はなく。 そういえばおっちゃん、「最近ミカン畑にイノシシがでる。イノシ シは木の下の方のミカンを食うからわかる」って話をし出した。その 後で「タヌキは頭が良いから、木に登って上の方の美味しいミカンを 食う」って話した。 タヌキって木登るのか?ひょっとしたら登るのかもな……でもあれ イヌ科の動物じゃなかったっけ?とか考えてるうちに次の話題になっ てた。 四国では「ワケのわからない/名前のない妖怪その他」を総称して 「タヌキ」って呼んでるとか、そういう事あるのかな? ちなみに猿はいないそうだ(おっちゃん談)
そういえば、小さいころ読んだ本で「昔四国にも狐がいたが、狐の大将 が姫様に化けるというイタズラをしたため捕まり、殺される所を一族総出 で謝罪して、四国から出て行くことになった」って話があったよーな 四国おもしろいな。≫219さんの香川県の五色台の話はちょっと聞いたこ とないですが
243 :
235 :2005/11/03(木) 00:04:46 ID:uNoWZbDt0
>>236 dくす。
なるほど〜そういう伝説があるのか。
個人的には2つ目の説が興味深いっす。238と同じ事オモタけどw
地元のおっちゃん達の間では、ごく当たり前のような感じで
そういう流れになるのかな?民間伝承が息づいてる感じがイイ。
>>241 タヌキの生態をぐぐってみると、木登りして果実を食べるとか。
あのずんぐりした体で木登りするなんてのが驚愕。
>四国では「ワケのわからない/名前のない妖怪その他」を総称して
>「タヌキ」って呼んでるとか、そういう事あるのかな?
そういえば、タヌキを「ムジナ」と呼ぶ地方もあって
「ムジナ」といえばのっぺらぼうで人を化かすのが有名だけど
これも関係あるかも?
むかし、むかしのことじゃ。 わしのじいさまのじいさまが山の夜道を、 馬を引きながらタバコをぷかぷか葺きながら歩いておった。 じいさまは町へ定期的に野菜やらを売りにいっておってな、その帰り道じゃったんじゃ。 その晩、月は綺麗に見えるのに空気は何だか生ぬるかったそうな。 「すっかり遅くなっちしもうた…はよ帰りてぇのぅ」 それでなくともこの山には、いつの頃からか化生の物(化け物)が出るとの噂がある。 無理せず、町で一泊していけば良かった…とじいさまが考えていた矢先。 「これ、どうしたんじゃ」 急に馬が動かなくなってしもうたそうじゃ。 叩いても押しても引いてもダメで、まるでその先から一歩も進みたくないように がんとして動かんかったそうな。 すると、急に肌寒い風が吹いて……気が付くと、目の前に見たこともない美人が立っておった。 「(たまげた…こんな夜更けに、若いおなごがどうしたんじゃろうか…)」
立派な着物や綺麗な簪も目立つが、何よりそのおなごの目ん玉に驚いた。 まるで金物の様にギラギラと光輝いておったんじゃ…。 「(こ、この娘はまさか、山に住む…!?)」 化生の物かもしれん。今にとって食われてしまう…と思っておったじいさまじゃが、 娘はじいさまが口に加えておったタバコを見るや、しげみの中に逃げてそれっきりじゃった。 「(た、助かったわい…ありゃあ、きっと蛇の化生じゃあ。 蛇は火が嫌いじゃけんのぅ…タバコの火が消える前に、はよ山を降りな!)」 こうしてじいさまは一命をとりとめた。 あとで峠の茶屋の婆様に聞いたところ、あれはじいさまの考え通り、山の主の大蛇だったんと。 あれに会って助かったもんは滅多におらん、お前さんは運がいい…とのことじゃあ。 お前も、夜道で美人におうた時は気を付けるんじゃで。タバコに火ぃつけてやり過ごすことじゃ…。 父方の祖父(故人)から聞いた話。
普通に書いていいよ。
247 :
金太 :2005/11/03(木) 03:26:00 ID:uBXe5uNg0
>>233 あれに乗って山を降りようとして
ブレーキをかけた途端バランスを失って
すっ転んで頭蓋あぼんした事故あり。
というわけでメーカーの注意書きに
「絶対に人は乗らないで下さい」
と大きく書かれている。
みんな結構平気で乗ってるけど。
おサルもいないわけではないけど少数派かな。
やたらと見かけるのはタヌとイノシシだけど。
タヌのもこもこシッポとキツネのふかふかシッポと
どちらに魅力を感じるかは個人の自由。
ただタヌもリアルで見るとそんなに可愛げのあるものではない。
さて狸と狢も近代になってその呼び別けが確立したもので
今で言う狸も古くは「マミ」と呼ばれて、当時で言う狸とはまた
別物であった。
というわけで化かすのは今現在狸と呼ばれている
種族であると思われ。
なんとなく思い出した話がある。 小学校5年生頃、エアーガンでサバイバルするのが仲間内で流行っていました。 障害物・身を潜める場所が多い場所を考えると結局はそこら辺の山に決定する。 毎回同じ場所ではおもしろくないので、近くのいろいろな山・森林でやるのだけど その日行った森林には一軒の崩れかけた廃墟があった。 林の中にポツンとある建物は異様な雰囲気を漂わせていて近づきがたかったけれど これは最高の戦場じゃないか!ということで、まずは廃墟の中を下見しました。 その中の一人がエアーガンで電球を狙い撃ちしだして、サバイバルではなくて 廃墟の破壊活動になってしまったのです。 破壊しつつ奥へ奥へと入っていくと「なんだこれ!!」という叫び声が響きました。 なんだろうと皆が集まって見に行くと、風呂場の湯船の中にガラスで出来た箱に入った 般若の面があったのです。 当然みんな気持ち悪がったけど、悪魔退治だ!ってことで般若を破壊する事に。 そのガラス箱を抱えて廃墟の裏手にあった土管のような物の中に投げ入れました。 やはりそれだけではガラスが割れただけで般若の面は無傷だったので、大きめの石を 般若の上に投下。 割れたような音がしたので覗くと無残にバラバラになった般若。 つづく
割れた般若を見た一人が、 「あーあ、のーろわーれるーーー」 「逃げろーーーっ!!」 と言い出して、みんなダッシュ その後、公園で適当に話をして解散しました。 それから1週間くらい経って、般若の面がなんとなく気になり出したので サバイバルしてたメンバーの内、3人で怖がりつつも見に行く事に…。 「元に戻ってたらどうする!?」 「鬼ババァの家だったら、壊したせいで追いかけてくるかも!!」 そんな事を話しながら廃墟に到着。 恐る恐る問題の土管を覗いて見ると… どういうわけか般若の面が無くなってたんです!! 一緒に粉々になったはずのガラス破片すら無かった。 でも、大きい石はその中に落ちていたので全く理解不能でした… 当然、3人とも無言ダッシュで帰宅。 その後何日間は怖い事が起こるんじゃないかと不安で仕方なかったけど特に何もなく 日がたつにつれその事を忘れていきました。 おわり ゴメン、オチ無し。 不思議な話ということで…
10年も前になると思うが、ある登山家が遭難死した。 一般的にはともかく、登山の世界ではそれなりに知られた男で、 ヒマラヤの、ある高峰を世界で初めて登頂したパーティーに 参加していた。 彼自身も山頂に立っていたと思う。 俺自身、面識はない。 顔見知りでも、知り合いでもない。 彼は、俺の友人が属していた高校山岳部の顧問をしており、 友人の自慢の種だった。 友人は、彼のことを「御大」と呼んでいた。 ヒマラヤの厳しさ、美しさ、神々しさ。 ヨーロッパの山々の、独特の色。 日本の山にはない、あれこれ。 同時に、日本の山々の、美しさ。 御大が語る山は、それがどんなにつまらない山であっても 魅力に溢れていた。 高校入学後に山を始めた彼にとって、御大は神だった。 その御大が、海外での登山中に死んだ。 御大の名前と顔写真が、テレビニュースの電波に乗った。 俺は数年ぶりに友人に電話した。 御大を慕い、御大と山に行ける喜びを語ってくれた友人。
その友人は、無関心だった。 冷淡でさえあった。 御大の死を知らないのかと思ったが、かつての山岳部の 仲間から連絡があり、テレビニュースも見ていた。 彼の言葉に、御大との日々を懐かしむ響きさえない。 それどころか 「俺、あの人の事を良く知らないんだ」 卒業後、顔を合わせた事もないらしい。 友人は「御大」という言葉さえ使わない。 「ただの顧問だからなあ」 「ま、ご冥福をって、それは思うけど」 通夜にも、葬儀にも友人は行かないと言った。 「虚礼廃止っていうだろ」 そう言って、電話の向こうで彼は笑った。 悲しかったが、間違いなく、古い友人だった。 数ヵ月後、その友人と電話で話していた。 俺が御大の死を知ってかけた電話を、彼は知らなかった。 俺と電話で話す事など、あり得ないと言い切られた。 その時期、仕事が忙しく、連日深夜まで働いていて、俺が 電話をかけたような、世間並みの時間に帰宅していた事など 無かったという。 その中、友人は御大の葬儀に出席し、部のOB会主催の 追悼山行にも参加していた。 「人生を教わった恩人だからね」 あの時の冷淡な電話の相手は、確かにその友人だったんだが。
>>250 不気味というか背筋が冷たくなる話だね。
誰だったんだろう、電話の相手。
冷たいドッペル?
全然関係ないけどミニャコンガという6000メートル級の高峰で
無線が壊れて連絡が出来なくなったアタック隊の2人が死亡したと思われて
わずか3日後にベースキャンプが引き払われ、隊は帰国。
でもその2人は実は生きていて、半死半生でたどり着いたBCには既に誰もおらず
1人はその場で気力がなくなり死亡、もう一人は両手両足を凍傷で失う羽目になりながらも
生きる希望を捨てず下山を試み、はいずりながら何ヵ月もかけて下山してるところを
地元の人に発見された話(日本の実話)、あれも怖いよね。
>241 ハクビシン
今は瀬戸に鉄の橋がかかったから四国に狐いてもおかしくない
知り合いの話。 彼はその昔、仕事で南米に赴任していたことがある。 さしたトラブルも無く無事任期を勤め上げたのだが、何度か不思議な事柄に 遭遇したのだという。 取り引きのため、奥地の集落を訪れた時のこと。 村に入る前に、現地のガイドがおかしな注意をしてきた。 「ここにいる間は絶対に火を起こさないで下さい。 絶対にです!ライターすら使ってはいけません」 どうやら、その集落では火がタブーとなっていたらしい。 ガイドに聞いたところ、その村には火の神様がいるのだと。 普段は寝ているので大人しいが、集落内でちょっとでも火の気が上がると たちまち目を覚まし、一頻り暴れてから再び眠る。 火神だけにその暴れ様は恐ろしいもので、過去に何度も大きな山火事が発生 しており、被害も尋常ではなかったのだとか。 どうしても火を使わなければならない時は、村から数キロほど離れた専用の 岩場で扱っているという。 どうしてこんな不便な所に人が住むのだと聞いてみると「逃げても神様が 追いかけてくるから、どこでも一緒なんです」とのことだった。 「仕事は順調に運んだけど、煙草が吸えなかったのがキツかったな。 しかしああなると、守り神なのか祟り神なのかわからないね」 そう言って彼は笑っていた。 風の噂では現在もう件の集落は失くなり、深い森となっているそうだ。
こんばんは、N.Wです。 これは友人から聞いた話。 郊外の自宅から歩いてすぐの所に、雑木ばかりの小さな山がある。 そこへはよく娘を連れて行き、草花や虫を採ったり、時にお弁当を使ったりもする。 この間も、親子でドングリを拾いに出掛けた。 長いの。丸いの。帽子をかぶったの。 ついつい夢中になって拾っていたら、娘が嬉しそうな声で「お父さん」と呼ぶ。 差し出されたビニール袋の中には、美味しそうな柴栗がたくさん入っていた。 栗の木のある所はここからずいぶん離れている。 不思議に思って尋ねると、“やまぎみさん”にもらった、と娘は言う。 それはとても綺麗なお姉さんで、髪に紅葉を挿してあげたお礼に、着物の袖の袂から たくさん栗を出してくれたらしい。 辺りを少し探してみたが、他には誰も見あたらない。 仕方がないから、娘がいた方角に向かい、少々大きな声で礼を述べ、頭を下げた。 持ち帰った栗はさっそく家族で頂いた。とても美味しい栗だった。
>>157 さん
俺の言葉足らずな部分を補なって頂き、ありがとうございました。感謝します。
稲の倒れた方向に家族が増えると言うのは、稲が倒れ、稲穂の先が向いた方向に
嫁取・婿入があったり、赤ちゃんが生まれる、との事です。
解りづらくてすみませんでした。
他の神様の話を聞いてから、どう言う訳か、他人から不思議な話を連続して聞きました。
言霊は言霊を呼ぶのかな?
洒落怖(主に別館)住民の俺様が来ましたよ。 N.Wさん乙! 変な表現だとは思うけど、あんたの文章読んでるとお得感があって良いよ。 山の木々などの自然の描写とかさ、正直言って俺の知識では 分からない事も多いけど、それでもなぜか情景が浮かんでくるから不思議。 オカルト方面の話なんて、大抵のパターンが出尽くしてるからな。 後は書き手の肉付けの能力に掛かって来ると思う。 そういう点ではあんた素晴らしいよ。 タダで読ませてもらってるのが申し訳ないくらい。 このスレではなぜか嫌われてるようだけど、モノ言わぬ支持者もいるから頑張ってくれ。 そうしてもここに居られなくなったら・・・洒落怖来ない? ここより酷い荒れようだけど、包容力だけはあるから。 気が向いたら宜しく。 んじゃ、また( ̄ー ̄)/~~
いらぬ嫌疑がかからぬよう午前零時前に書き込めば良いのに・・・
別にここの住民になんと思われようと俺は構わんし(  ̄ー ̄) N.Wよ、マジで洒落怖恋よ。 人格も何も問わん。 自演しても構わん。 まともに話さえ投下してくれれば・・・・
261 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/04(金) 06:28:21 ID:5g9vf/uTO
なんで人から聞いた話に逃げてんだよW 書いてくれよ!nwさんよW その優秀な文章力で実話体験談をW オマイのためにマッタリしてると勘違いしてませんか?
262 :
N.Wウォッチャーズ :2005/11/04(金) 06:35:05 ID:Su0Rn0Dh0
キタ――(゚∀゚)―――――!! 山怖がまた荒れまくる悪寒 もう私はワクテカですよ 一ヶ月とカキコが我慢出来ないんだね なんともいじらしい 山だけに荒れる日もなきゃ面白みがない イベント自演はN.Wの憑き物 いろんな意味でぬるぽ・わろす様乙!!です(苦笑)
自演なんて調べればわかるよ
>>255 って事は食事を作るとかの日常のことから
出産などの毎日はない事まで
数キロ離れた場所までいって用を済ませていたんだろうか?
確かに祟りみたいな^_^;)感じですね。
まじで洒落怖に行けよ。
266 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/04(金) 08:39:16 ID:lbkuCic10
サンカ(山の民、日本のジプシー)は昭和30年〜40年には姿を消すが 信濃にはまだ1グループいるらしい
山華?
■━⊂( ・∀・) 彡ガッ☆`Д´)ノ ←
>>762
間違えた(^ω^;)
■━⊂( ・∀・) 彡ガッ☆`Д´)ノ ←
>>262
三角先生のトンデモ本好きだけどな
271 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/04(金) 11:00:10 ID:c4LXJ/630
2000年の話です。東京のB区にあるT洋大学のワンダーフォーゲル部に、 自分と同じ高校出身のやつが入りました。 自分とそいつは、一緒にT洋大学へ入学した友人の部活の後輩だったので、 面識はありました。 2000年のゴールデンウィークに、ワンダーフォーゲル部の合宿で、そいつ は先輩たちに殺されました。 公式には、2日目の朝に具合が悪くなったので、付き添いの先輩と下山途中に 滑落し死亡したとなったのですが、実際は違います。 初日の夜に、宿泊先で、先輩たちに殴られ、翌朝具合が悪く下山途中で脳内出血 で亡くなったのです。 付き添いのやつは、事件になるのを恐れて、滑落に見せかけたのです。 両親も納得がいかず、何度も警察に捜査を依頼したのですが、ダメで非常に悔し がっていました。 死んだ後輩の同級生たちは、リンチがあったことを、顧問に口止めされていたので、 警察に証言できませんでした。
東洋大学乙!
>>271 本当の話ならこんなところに書いてないで
警察池!!
【社会】「問題提起をしたかった」 女人禁制の大峰山で女性ら3人、合意無視し登山強行
女人禁制が1300年間続く修験道の聖地、奈良県天川村の大峰山への
登山を目指すと公表していた性同一性障害を持つ人ら35人のグループが
3日、現地を訪れた。女性の立ち入りを禁じる結界門(けっかいもん)の
手前で地元住民約100人と議論した結果、改めて話し合いの場を設けることで
合意して解散したが、その後にメンバーの女性ら3人が登山を強行した。
住民側が結界門前で待ち構える中、午前9時50分ごろにグループが到着。
地元・洞川(どろがわ)地区の桝谷源逸(げんいち)区長(59)は
「先人から受け継いだ伝統や生活がある。地元の心情を理解してほしい」と
登山中止を求めた。グループ側は今後も話し合いを続けてほしいと要望した。
しかし、午後0時半ごろ、3人が結界門をくぐって山に入った。その1人は
「問題提起をしたかった」と説明した。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200511040017.html この3人に何か起こればオカルトなんだけどw
275 :
お遍路さん :2005/11/04(金) 20:16:49 ID:iccKQRFf0
>219
確かに香川県の五色台には崇徳上皇陵があって、
付近には上皇にまつわる地名や史跡もありますが、
浅学ながら私は崇徳上皇その人にまつわる怪談話を地元の人から聞いたことはありません。
(他県人には喋らない、黙秘していたのかも?)
崇徳上皇の恨みの先は、手厚く敬ってた地元ではなく
京の都に居る後白河天皇やその他の貴族に向けられたのではないでしょうか。
ちなみに明治時代になってから御霊を御所に戻される儀式等をされているようです。
五色台は根来寺とかスカイラインなどにまつわる怪談は聞かされました。
参考に「五色台にまつわる白峰山天狗伝説」(坂出市のホームページより)
ttp://www.city.sakaide.kagawa.jp/local/minwa/index.html
276 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/04(金) 20:55:17 ID:KhcM+rb40
雷鳥って奴の創作は何とかなりませんか?
NWの自分に酔った文体をまずどうにかして。 雷鳥は話が面白いから問題ない。
>>274 問題提起は勝手にしてくれて結構だけど、人に迷惑かけるなよ>三人の馬鹿
わざわざ伝統を踏みにじるような事をする意義がわかんね
>>274 問題を提起する事と、問題を起こす事は全く別なのにね。
(ピースボートの連中と全く一緒)
異界に対する尊敬の念が皆無だから出来る暴挙でしょうね。
ついこの間、何かで聞いたが「近年ジェンダー教育が見直されて、男女 の役割を見直す教育が考え直されている」とあった。出典が定かじゃない のが申し訳ないが、男女平等大いに結構、だけどなんでか変な風に暴走す る人がいるなぁ、なんて思っていたのでナルホドそれも良い事かもな、と 思ったりした。 もしこの書き込みでこのスレにて「男女差別問題」の議論が巻き起こっ てしまったなら責任を以ってどこぞの山に篭り怖い話でも仕入れてまいり ますm(_ _)m 東北地方だと、女人禁制の山に拝み屋のばあさんが登ろうとして止めら れ「ワシは神に仕える身だから大丈夫」と警告を無視し、山の入り口で石 になっていた、って話なら結構あるはず。少なくとも青森と岩手にはあり ますよ。定かではないが「これがその時の石」ってのがあったとかorま だあるとか
>>260 ここの住民になんと思われようと構わない、ですか。
N.Wの自演ととらえて、N.W自身の評価に影響したって構わないということですよね?w
さすが洒落怖住民wwwww
>>280 山の神様は女性が多いとかいう話をここのスレで聞いたような。
もしかすると過去ログにあるかもしれないけど
女人禁制の山が存在するのはそれと関係してるんでしょうかね?
>山の神様は女性が多い ブスなら無事下山、美女なら山の神に嫉妬されて 石になる。といった創作話が出来そう。 スレ違いスマソ
おっと!タイミング悪くてスマソ。 続けてください>女人禁制の山の話など
友人の話。 彼女の実家は山奥深い村だ。 今は廃村となってしまったが、そこで奇妙な物を幾度となく見たという。 山中の神社で隠れん坊をしていた時のこと。 隠れていると、境内から「あっ」という驚いた声がする。 何事かと見やると鬼役の子が参道で立ち竦んでいた。 その傍を大きな真っ白い猿が、堂々と歩いて通り抜けてくる。 背筋をピンと伸ばして二足歩行。妙に人間臭い歩き方だったという。 猿は宮の前まで行くと、賽銭箱に何やら投げ入れた。コトンと硬い音。 そして少しの間、頭を垂れる。願掛けでもしているのだろうか。 やがて見守る子供たちを気にかけた風もなく、猿は神社から出て行った。 自分たち子供を含め、周りの大人より余程立派に見えたのだそうだ。
>>282 女は元々体の中に小宇宙を持ってて、そこで子供を育んで外界へ送り出せる。
けど、男の人ってそうは行かないでしょ?
だから自分の中に神仏の世界を呼び込みたくて苦行する。その為の場所=異界が
が山やその他の聖地な訳だよね。そこでは、男と言う性を忘れ、一個のヒト=魂
として業を行ない、高次の存在としての姫神=女性ではなく母性の力を借りて、
自らの精神を高次に引き上げようとしているのに、そこへ生身の女性が入れば、
どうしても自らの性=日常世界に引き戻されてしまう。
だから、女人禁制な訳です。
女性は穢れだとおバカな事をのたまってる向きも有りますが、ケガレと言うのは
本来、命の力が涸れて行く危険な状態を指し示したもの。命のサイクルが身体に
組み込まれた女性を保護するための言葉が、故意に誤用されてるだけの事。
女性が穢れてるから山に入らせてはいけないのではなく、男性が一生懸命に
頑張ってるんだから邪魔しないでおいてあげましょう。そう言う気持ちになれば
カドも立たなかったでしょうに。
あー、ごめんなさい。 別館あったのね。 スミマセン…
聞いた話。 夏のある日、セミの鳴き声がシャンシャンと響き渡る裏山で、男が薮の整理をしていた。 途中、チェーンソウの燃料が切れそうになったので、一旦スイッチを切って止めた。 エンジン音が途切れてしんとなった薮の中、男の背後でカサ…カサ…と軽い足音がする。 てっきり誰かが登ってきたのかと思って振り向こうとした男の手の中で 何もしていないのに、突如ヴァンッヴァンッとチェーンソウが動き始めた。 慌てて正面に向き直ると同時に、背後の地面がドスンッと揺れる。 男が再びチェーンソウを止めて振り向くと、目の前に背丈よりも大きな岩があった。 あっけにとられる男の耳に、さっきまでの静寂が嘘のようにセミしぐれが鳴り響いた。
書くのに才能は要らない。 気にしないでドンドン書け!
お前に言われてモナーw
「かみはバラバラになった」まで読んだ
294 :
金太 :2005/11/05(土) 05:32:06 ID:cwwRCd2a0
>>286 投げ入れたのがドングリだったりしたらメルヘン。
大粒の砂金だったとか。
>>290 ではチェーンソーは持ち主の危機に反応して回りだしたのか。
名刀並みの神通力です。
ホンマかいなw
女人禁制のお山というと、女性解放運動の頃も
揉めたなぁ(いつの話じゃ)。
ちょうど登山ブームの頃でもありますた。
>>290 聞いた話さんキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
タイムリーだなあ。 女人禁制の山に登っちゃったフェミの人が出たよ。 バチあたらないんだろうか。
盛大に当たって欲しいね、バチ
なんでこの手の人たちは 問題が起こりそうなところに 自分から出かけて行くんだろうね。
問題を起すことが問題提起だと勘違いしているから
問題を起こして注目されるのを「自分自身に価値があるから注目される」と勘違いするから。
ほんと、バカにつける薬はないね
男子禁制の女風呂に侵入したら 通報されて逮捕された。 俺は問題提起したかっただけなのに!
明治以前には女人禁制の霊山は日本全国にいっぱいあったんだけどね。 それがどんどん開放されて、メジャーな霊場ではもうここ位しかないんだから、 この山だけでも女人禁制の宗教的伝統を守る意義は十分有ると思うんだけどね。 逆に沖縄だと民俗信仰の神主にあたる人達は全員女だし、男子禁制の宗教儀礼もあるくらいだしね。 フェミの人達は沖縄のこうゆう宗教的伝統を壊せとは言わないのかな? 女性優位の文化はそのままで良いが、男性優位の文化には我慢がならないということかな。
304 :
金太 :2005/11/06(日) 00:39:49 ID:UfT33WAP0
問題提起という当初の目的は果たしているぞ。
たまたま同時に刑事事件まで起こしたに過ぎん。
>>303 そうだね、オフシーズンには観光客にも開放されているし。
これは本土と地方の差かな。
刑事事件おこしたら今以上に偏見を助長しちゃうと思うんだが、 まあオカ板の趣旨と違うので、自分はもうやめます。
>>304 刑事事件に発展したというソースを教えて。いくつかの新聞のサイトを見たけど、ソースが見つからなかった。
一般に開放されている山間地に立ち入ることを禁止する法律なんてあるのかな。
普通に考えれば、法的に問題なのは登山を阻止しようとしている信徒の側じゃないのかと思うんだけど。
(心情は別にしてね)
ふかふかの雪に膝まで潜りながら、ラッセルが続いている。 気温はマイナス10度前後だろう。 動き続けるには手ごろな気温だ。 西の空、高いところで雲が風に吹き散らされ、目に見える範囲で 3箇所ほど、山裾から湯煙のように雲が立ち昇っている。 天気が崩れる前に冬季小屋までは行けそうだ。 竹竿を細く割り、赤い布切れをつけた目印を要所で立てながら来た。 ここまで、何本使ったろうか。 天候の急変で方向を見失うような事でもあれば、その竹竿が頼りだが、 離れ過ぎず近過ぎずという加減が、案外難しい。 振り返る。 俺たちが歩いてきた経路に沿って、小さな赤い布切れが ちらちら光っていた。 前方に冬季小屋が見えてきた。 頭上、灰色の雲が広がり始めていた。 晴天の名残など、すぐに失せてしまうだろう。 小屋をどこかへ運び去ろうという勢いの風。 壁に突き刺さり、めり込むような雪。 吹雪の一夜というのは、やはりどこかしら不安だ。 朝になっても吹雪はやまないが、多少は静かになっていた。 小屋の外にあるトイレへ行こうと扉を開けた。
そこらじゅうで、小さな赤い布切れが光っていた。 風に吹かれ、しなった竹竿の先、赤い布切れが激しく揺れている。 その赤が、目にうるさい。 見渡す限り、雪原は赤い布を結びつけた竹竿だらけだ。 とても数え切れない。 トイレへの行き帰り、呆然とそれを見つめた。 風が強まり、視界が霞んだ。 あっという間に白一色の世界に引き込まれた。 赤い布切れなど、もうどこにも見えない。 晴れたら、俺たちが立てた竹竿以外、きっと残っていないだろう。 小屋に戻ってから、そう思った。
>302 問題じゃなくて別のモノを「提起」しただろ?
>>306 304ではないけれど、イスラム圏だったら殺されてると思うけどな。
そういうことにかなりゆるい日本で、フェミが調子に乗ってるだけで
別に信徒に問題はないと思いますが。
ちなみに当方女性。
女性禁制の地があるのが差別だなんて全然思えないけど…
本気でこんな事考えて、差別に終止符なんて思ってるならただのブサヨでしょう。
>>306 山頂とその周辺にある、寺院や宿坊のある土地は寺の所有か
国から借りてるんじゃないかな。ソースは見つからなかったけど。
でも女人禁制のエリアは山頂を中心にしてかなり広大なのは確かだね。
俺は洞川の方から登ったんだけど、登山道の途中にある女人結界の門から
山上ヶ岳頂上まで小一時間ぐらいかかったかなあ。
途中の山林や登山道はたぶん寺院の所有じゃないだろうから
登山者を選別する法的な権利は無いだろうね。
ただこの広い女人結界内にある山道や岩壁、滝や沢などは修験道の行場だから
この広い地域を女人禁制にしなければならない教義的な理由や言い分はあるんだろうね。
全裸隊氏の話で思い出したんですが とある豪雪地帯では、村の年寄りが冬を越せそうにないと判断され た場合にその家の墓に長い竿(竹竿かな)を立てておいて、死んだ時 に遺体を墓に収められるようにしたという古い風習がある ってな話を親父から聞いたのを思い出しました。ホントかホラか知 りませんが、ウチの本家が新潟の方なんで、もしかしたらホントかな ぁとも思った。 冬の間、当の本人はその竿を見てどんなこと考えるんかな、って思 うとゾッとしました
>>274 >性同一性障害を持つ人ら35人のグループ
>その後にメンバーの女性ら3人が登山を強行した。
みんなこの部分をスルーしてる
無理やり山に入った3人はフェミというより自意識が男なのでは?
これはややこしいよ。
>>313 うむ。はっきり言ってその部分はスルーされ過ぎている。
よし!
>>317 は、自意識が女ということで、女子トイレや女性専用車に突入だ
>>274 >性同一性障害を持つ人ら35人のグループ
>その後にメンバーの女性ら3人が登山を強行した。
こいつらに子袋がなかったらおkとしたい。
そこまでして、男であるというのなら。
心情的には、修行する気があるわけでなく世間を騒がすためと
興味本位と自意識過剰、あと仏教を理解しようとするきなど
さらさらないまま入山したやつらに男であろうが女であろうが
山からの制裁を望みます。
なぜここで話を続けるかな
風呂屋は男女混浴にするべきだ! 江戸時代はそうだったんだし。 映画スターシップトゥルーパーズでも 未来の軍隊は男女混浴として描いていた。
>>274 どんな山でも畏敬の念を抱く。そんな気持ちを感じたことはないのだろうか?
男であれ女であれ、山に分け入らせて頂いている、という事実を尊重したいものだ。
問題提起以前に、“その辺”を大切にしてもらいたい、と思う。
自分は女だけど、たとい女人禁制が非近代的であったとしても
神様の居場所に土足に入るような大人気ない行為は慎みたいと思う。
知り合いの話。 好事家の彼は、同好の士とよく廃村巡りをしている。 ある山中の廃村に出向いた時のこと。 そこは最近まで居住者がいたらしく、まだ家屋も崩れきっていなかった。 車を停めてから森の中をかなり歩いたが、その裏寂れた雰囲気は大いに気に入り、 来た甲斐があったなと思ったそうだ。写真を何枚か撮って帰途に着く。 写真部の仲間に現像してもらうと、まるで思ってもいない仕上がりとなった。 彼ら自身が写っている写真には何もないのだが、廃屋や標識跡を撮った画像には そこにいなかった筈の人物が、くっきりと写り込んでいたのだ。 それも一人や二人ではない。かなりの集団だ。 不思議なことに、どの人も頭に何かを被っていた。 帽子を被っている者。蓑笠を被っている者。防空頭巾のような物を被っている者。 その全員が一人の例外もなく、被り物の奥の顔は見えない。 ただそこだけ、墨で塗りつぶしたかのように真っ黒になっているだけ。 知り合いの寺に持ち込んだが、そこの住職さんも困ってしまったらしい。 とりあえずお経を上げてもらい、ネガごと預けて帰ってきたという。 彼らの身には今のところ、何も悪いことは起こっていないそうだ。
こんばんは、N.Wです。 これも、友人から聞いた話 幼かった頃、冬になると、祖母が時々こんな事を言った。 「ああ、“ほっほさん”が来たよ」 そして次の朝、夜明けの光がまだ差して来ないうちに、祖母に起こされる。 眠い目をこすりながら庭へ出ると、一面に霜が降りて真っ白な中、池に架かった橋の上に、 小さな小判形の跡が五つ六つ付いている。 祖母が言った翌朝には必ずあるが、何にも言わない日には何もない。 やがて祖母が亡くなり、“ほっほさん”の事も忘れてしまっていたのだが、ある晩、 受験勉強をしていると、不思議な声が側を通り過ぎて行った。 …ほっ ほっ ほっ ほっ ほっ… まるで、石から石へ飛び移っている少年のような声。 思いついて、目覚しをうんと早い時間に合わせ、すぐ寝床に入った。 翌朝、薄暗がりの中、庭の池を見に行くと、橋の上には例の跡が残っている。 母親にはとんとわからない事らしい。 「今度は、私が“ほっほサン”を孫に伝える事になるのかしらね」 友人はそう言って首を傾げていた。
>>322 雷鳥氏、乙です。
廃村になったとはいえ、今までそこに住んでいた人の念みたいなもの(大昔のもふくめて)
が今もその村に残ってるんでしょうかね・・・
怖いような悲しいような…
この頃、2ちゃんねるをみていると、祖母が時々こんな事を言う。 「ああ、“ぬるぽ・わろす”さんが来たよ」
雷鳥さんの話の「全員が被り物をしていた。」という部分が何なのか気になる。 その村が何か廃村になったきっかけと関係があるのかなあ・・・? 最近まで人が住んでいた後がある位だから 村そのものが破壊されるような出来事があったというよりも 直接人間、あるいは生物だけに被害が及ぶような何かがあったとか・・・
創作ならもうちょっと意外性とかうまいオチをくれんか。 じゃないと何でもありになるだろ。 赤いはずの花が黄色だった。ああ怖い。 みたいなのばっかじゃん。 ↓罵声攻撃やめてね
>>325 .327
ぬるわろ精神乙です!!( ̄ー ̄)ニヤリ
N.Wって<`∀´>だろ 在日なんだろな 無反省、自己顕示、自演、虚言、執着 行動がデフォすぎる・・・
331 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/08(火) 05:39:53 ID:gJFt+D5G0
>>323 コロポックルだか南洋のガジュマルの木に住む妖精を思い出した。
>>331 コロポックルはアイヌの伝説(北海道)
ふきの下に住むと言われている幸せを運ぶ妖精
ガジュマルの妖精はキジムナー(沖縄)、ケンムン(奄美大島)だね
カキコ前に「ググって」みようね
N.Wってやなヤツだね
荒れるからこなきゃいいのに
>323 おみゃーさん、そりゃ、ほっほぅ〜だよぅ。
334 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/08(火) 12:06:51 ID:pe35PN1tO
>>N.Wさん 禿げ乙でしたー(^ω^)最近はショートストーリーが多いですね。長編力作お待ちしております。
本人かも知らんが、NW召還してる奴らってしつこすぎ。
>>334 また、自演か・・・
なんかいじらしくて涙でるよ
338 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/08(火) 13:19:22 ID:Bpg1owiLO
モリゾーとキッコロが居るよ
森憎と木殺
鳴き声がそのまま名前になるのは妖怪の基本だなぁ。
同僚の話。 子供にカブトムシを獲ってやろうと、馴染みの山に入ったという。 昨今、田舎でもカブトやクワガタは数が少なくなっている。 手っ取り早く捕まえるため、太い椚の木肌を傷付けておいた。 傷口からこぼれた樹液が、目当ての獲物を呼びよせる訳だ。 三本ほど引っかき、明日の朝が楽しみだと思いつつ、最初の椚まで戻ってくる。 ツンと鉄の匂いがした。 何の匂いだろうと幹を見やると、彼が付けた傷から黒っぽい汁がこぼれている。 すっと指で拭ってみた。鮮やかな朱がヌルリと指先から滴る。生温かい。 樹液などではない。まるで血液のように思えた。 踵を返して逃げ出した。 翌朝、子供にせがまれて、仕方なく件の場所に連れて行く。 付けたはずの傷は跡形も見えず、液体が吹きこぼれた様子もなかった。 近場の木でカブトムシを何とか捕まえ、親の面目を保ったそうだ。
赤いはずの花が黄色だった。ああ怖い。 みたいなのばっかじゃん。
昔、里山にクワガタを採りに行った時の事。 木の洞の中を小型の懐中電灯で照らすと それらしき影を発見。ピンセットで格闘しているうちに 異変に気付く。 長い触角が・・・ 場所を変え、木の根元などを探しても結局収穫無し。 採るのをやめ、木々の間を抜け、家路を急ぐも 周囲はだんだんと薄暗くなっていく。 山の入り口近くの人家の裏の小径を通り抜けようとした時 ふと回りの木々に注意を向ける。 クワガタでは無い平べったい昆虫が右にも、左にも、そこかしこに・・・・
>>344 名にそれ、わっかんねー、意味不明でツマラン
と思った少し後にガクブルな恐怖がやってきた
いままでで一番怖い話かもしれない
>344 まさかそれ、ゴキ…ですか?
数年前、バイクで峠を走ってっていて登山道の入り口を見つけた。 バイクを登山道の入り口に停めハイキング気分で登山道を登った。 1時間ぐらい登っていくと倒木が多く、しまいには土砂崩れで道が 途切れていた。 しかたがなく、下山していると、老夫婦に出会った。 「この先通れませんよ。」 と教えてあげると、老夫婦は 「はい。いっしょにどうですか?」 と答えた。 (はあ?いや俺は下山してるんだが)と思いつつ 「いやあけっこうです。」 と答えた。
349 :
348 :2005/11/08(火) 22:25:01 ID:/N279bn90
老夫婦とすれちがって30秒ほど歩いただろうか、 (通れる道があるのか?俺が道を間違えたのか?) と思い振り返ってみたが老夫婦の姿は見えなかった。 俺はジョギングペースでまた道を登り始めた。 すぐに老夫婦に追いつくだろうと思い分かれ道に注意しながら 登ったが結局、老夫婦は見つからず分かれ道もないまま 土砂崩れの場所についてしまった。 (????) 俺はキツネに化かされた気分でまた下山しはじめた。
350 :
348 :2005/11/08(火) 22:44:29 ID:7yJn+Ock0
下山しているうちに気分が悪くなってきた。胃がムカムカする。 だんだん頭もずしんと重く痛くなってきた。胃のムカツキだけ でも消そうと口の中に手を突っ込みゲーゲー吐いてみたが ムカツキは治まらなかった。フラフラしながら登山道の入り口 に辿り着いた。登るときには気づかなかったが入山届を入れる ポストと低い山だが険しく数ヶ月前も遭難者が出て死んだので 必ず入山届をいれるように。との旨が書いてある看板があった。 俺は急に怖くなって急いでバイクに乗って峠を走りだした。
351 :
348 :2005/11/08(火) 23:10:30 ID:7yJn+Ock0
麓の村まで降りて来て少し休もうと思いちょうどヨロズ屋 があったので缶コーヒーを買い店の前のベンチで一服 していると通りすがりのお婆さんが話し掛けてきた。 「そこ、左行くとお寺さんあっからよ。おがんでもらえ。」 まあ金かっかけどな。しおとかいいっていいけどやっぱり お寺さんのがなあ。しおもってっか?ここでもうってけどなあ。」 と訳の解らんことを言って去っていった。気分が悪いうえ 変な婆さんに話し掛けられorzになっていると、 (しお?塩?エッ?寺...?霊?霊がついてるのか?) 俺はお婆さんの言ってる意味がやっと解り、ヨロズ屋で塩と 日本酒を買い塩と酒を頭、両肩、バイクにドバドバかけた。 塩と酒が効いたのか帰る途中に気分の悪いのは治まった。 検問やってなくてよかったよ。ホント。
352 :
金太 :2005/11/09(水) 00:11:05 ID:I9624F630
>>351 バイクに塩をかけると錆が出るなと、それだけが心配。
しかし何だな、この世に何ヶ所かあるという
あの世への道だったのかな。
ちなみによく似たパターンで
バイクを降りて登山道を登り始めたら
下りた頃には日がとっぷりと暮れていて
脚が痙攣してギアチェンジが一苦労だったよ。
>>351 見えるばあちゃんっているよね。
自分も昔、何か連れてきたとき、たまたま通りすがりのばあちゃんに
『そっち行ったら不動明王さんが祀ってあるとこがあるからそこ拝んで来い』
って言われてお参りしたことがあった。
山と関係ないんで詳しく書かないけど。
あの時ばあちゃんに会ってなかったらどうなってたんだろ、と時々思う。
ばあちゃんGJ!!
御受験とかブランド物漁りに神経すり減らしている奥さん達が年取った時、 見えるお婆さんになれるんだろうか?
>>326 思い出したんだけど、昔の盆踊には笠が付物だったんだって。
どうしてかって言うと、死んだ人が帰って来て踊の輪の中に入っててもわからないように、
もしわかっても、笠を被る=面を着ける=別人になる事、なので、知らんぷりをしてあげる
為だって聞いたよ。
その村って廃村なんじゃなくて、最初から死者の村だったのかも((;゚Д゚)ガクガクブルブル
>>355 いや、むしろ見られる側にきわめて近い存在になる
なるほどね〜。ご先祖様への心配りだった訳か。 夏に帰ってきたなら踊りたいだろうと・・・ほのぼのですね
あーだから地元の盆踊りは笠かぶってたのかぁー ・・・と、最近になって理解したよ。
ネタ切れ感
んで、さらに逢引するために輪から離れていっても・・・
あれあれ機能的!
それ(・∀・)イイ!!
突然失礼します。 私が小学生の頃、町の集まりで子ども達集めて山にキャンプに行ったときのことなんですが 広場からちょっと離れた山のトイレを借りて用を足していたとき、遠くの方からお経が聞こえたんです。 慌てて出てきたけど周りは木だけで勿論なにもないし、一緒にいた友達はなにも聞こえなかったらしいです。 後にも先にもこんなオカルトな経験をしたのはこれが初めてです。 こういう経験した人っていますかね?
山の入り口あたりにある俺んち 毎年この季節になると大挙して押し寄せてくる奴がいる カメムシ 知ってる?ちょっとでも刺激を与えると不快な臭いを撒き散らす虫 家屋に潜り込んで冬眠する習性があるらしくて毎年毎年カメムシとの格闘の日々 ・昼間、数匹必ず網戸にへばりついている ・洗濯物を干そうと思ってベランダのサッシを開くと数匹降ってくる ・干した洗濯物にも大抵ひっついてる ・押入れを整理しようとすると何か臭い。奥でカメムシがもがいてた ・冬場、暖房を入れると春になったと勘違いしたカメムシが飛び交う ・トイレで暖房を(ry ・炬燵(ry ゴキブリと違って潰すと臭いし清潔にしてても所構わず涌くし 超常的なものよりこっちのほうが怖いっす
>>364 漏れも子供の頃、山の中でよく聞こえたよ。
辺りを見回しても何もなく、誰に聞いても知らなくて一人で
((((;°д°))))
>>365 漏れの所では「へっこき虫」って呼んでる
よくカラカラに干からびたへっこき虫が廊下に転がってるよ('A`)
>>366 よくってことは結構頻繁に聞こえてたんですかー、こんなに早く同じ体験した方が現れるとは。
山に修行にでも来ていたお寺の人とかですかねw
そう考えないと怖(((゚Д゚;)))
368 :
366 :2005/11/10(木) 12:31:41 ID:X55UzrwFO
>>367 漏れの場合は、山の中で木の陰から白い手が出てきて手招きしてたり、
名前呼ばれたり、話声が聞こえたり・・・
((((;°д°))))
狸に化かされたんだべ。
>>368 呼ばれてたのかも。着いてかなくてよかったな
366の場合、本人のほうがおかしい可能性のほうが強い
>>367 ですが、詳細言うと木魚?の音とか聞こえたし、トイレから出てきたらお経聞こえなくなっちゃったんですよ
森で修行中のお坊さんてのはつらいかな。
トイレの構造が、遠くの山寺の音を集めるようになっていたのでは?
友人の話。 子供会のキャンプで、食事当番になった時のこと。 カレーを作るために野菜を煮込んでいると、知り合いの奥さんから言われた。 ここの森には芋泥棒が出るから、鍋には注意しててね。 何ですかそれ?と聞き返すと困ったような顔になり、とにかく鍋の側から離れ なければいいから、と繰り返し言われたという。 あまり真剣に受け止めなかった彼女は、キャンプファイヤーの薪組立に興味を 引かれ、灰汁取りが終わると少し火の側を離れてしまった。 鍋の前に戻ってき、そろそろルーを入れようかと蓋を取る。 中を覗き込んで違和感を覚えた。しばし経ってやっと気が付く。 芋や玉葱など野菜の類いが、根こそぎ失くなっていた。 皆に怒られながら、芋泥棒という名の意味や、知り合いの説明に困った顔の 意味がやっと理解できたそうだ。 物足りないカレーを食べながら、どこかひどく悔しかったという。
真須美を想像した
374の話をわかりやすく説明してください。
>376 モリゾーとキッコロにカレーの野菜を食べられた。
モリゾーとキッコロは泥棒って事ですか
>378 人の視点から見ればそうなる。
カレーの具が浮浪者に食い逃げされたって話ですか。
>>376 猿だと思いましたがイノシシも可能性ありそうですよね。
>>364 うちの旦那が中学生の頃、3人でテント泊していると、深夜鐘の音が聞こえてきたそうで、
友人の一人も同様に聞こえてきたのに、もう一人には全く聞こえなかったらしい。
「お前たちぐるになってオレを怖がらせようとしてんだろ」と聞こえなかった本人は冗談としか
思わなかったらしいですが、確かに2000m級の奥深い山で、お寺すらある訳は無く、あの鐘の音は
一体何だったのかと今でも頭を傾げています。
>>381 煮えている鍋の中の野菜を動物が食べるの?
とすると猫舌の俺より、イノシシの方が偉いなw
>>374 肉はとられなかったか、ということかな?
ベジタリアンなのか。。。
>>382 加熱後の野菜だったのね(生かと勘違いしてた)…orz。
でも、案外火が強すぎて煮崩れた、というオチだったりして^^;。
>>384 おぬし、カレーを作った経験がないであろう。
386 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/11(金) 01:24:56 ID:LQXUpmwtO
カレーのレシピ公開して
芋泥棒という名の意味や、知り合いの説明に困った顔の 意味が全くわからない。 ベジタリアンの浮浪者が火が通った野菜を掬っていったのか?
388 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/11(金) 02:46:11 ID:1pOBuFtB0
山にまつわる怖い話を聞きたいんであって 「自称」山に詳しい人のオナニー話を読みたいわけじゃないんだがな
シッ! ここは「そういう所」だから。 本当の事だったとしても言ってはならぬ。 言えばコテが祟り神になるぞ。
↑ たたた祟り神ぢゃ!!
きっとあれだ・・・ 火中天津甘栗拳の使い手だな
>>387 鍋に浮浪者や大型の動物が近づけばさすがに誰か気が付くんじゃないかな。
見張りの人が注意深く見守っていると大丈夫だけど、ちょっと目を離すと
いつの間にか鍋の中身が無くなっているということ意味だとおもうけど。
つまり人間でも動物でもない「何か」が鍋の中身を盗み食いすると事じゃない?
まあなんだ。 やはりカレーは食い付きがいいのなw
>>395-
>>396 ふざけてばかりいると芋泥棒がくるぉ!
>>384 アウトドアだとそんなに火力が得られないから、
野菜が煮くずれるなんてまずあり得ないと思うッス。
おいおい、お前らここはオカ板ですよ。 「山の何かわからないものが野菜だけ食った」でいいじゃないか。
>つまり人間でも動物でもない「何か」が >鍋の中身を盗み食いすると事じゃない? そのへんを上手く書かないと意味が無い。 ただ「無くなってました」では伝わらない。 おっと、こんな事言うとまた・・・・・。
402 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/11(金) 17:16:35 ID:LQXUpmwtO
カレーマニアの作るカレーのレシピが知りたい
403 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/11(金) 17:46:43 ID:uKL289tS0
空気嫁ないですみません。 僕の父が十数年前宮城県周辺のナントカっていう山(忘れた)に飼い犬と一緒 に登った際、後ろから数人の子供たちの声が。 「子ども会のグループでも登ってきたかな?」と思って鈍足の父は道を明 けようと思って端のほうによったそうです。でも声は近づいてくるのにい くら待っても姿が見えない。「おかしい。」と思っていると、声は父のす ぐ近くに近づいてきた。「あ!」と思ったらその声たちは父の身体をすり 抜けていったそうです。その途端一緒にいた犬が狂ったように吼え始め (普段はめったに鳴かない犬でした)、声を追いかけて走っていきました。 結局愛犬はちゃんと戻ってきましたが。 数日後父が話してくれたはなしです。帰宅した時の父は言葉少なで、僕は子 供ながらに「何かあったんだな」って思ったことをいまでも覚えています。 駄文ですみませんでした。
404 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/11(金) 18:30:54 ID:XypDOf1G0
雷鳥一号って?
405 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/11(金) 19:00:16 ID:XypDOf1G0
今度キャンプで再現してみまつ>カレー作りの芋盗難
なんかまた大量に虫が発生しましたね ちょっと前の流れですが、山際の稲荷神社に散策に行った時、小さい社 の中に向かって話してるおばさんがいて、「こんな小さな社に宮司さんな んかおるんかな?」とか思っていたら、ガチでキツネさまとお話をしてい る人で、捕まった挙句キツネさまの話を延々と……最近キツネさまの力が 弱ってるとかなんとか
>406 おっ、これはおもしろそうな話。 時間あるときに詳細お願いします!
>なんかまた大量に虫が発生しましたね こ の よ う にぃ〜 コテにとって都合の悪い指摘を ちょっとでも意見しようものなら 汚い言葉で罵られるのがここの特徴です。 たとえ正しくても、「コテに意見、批判」は「無条件に悪」なのです。 それがここのルールです。 注意して楽しみましょう。
じゃなくて、オカ板クオリティ知らない奴多杉!ってことだろ? 屈折してんじゃないよ。
オカルト話なんて詳細不明、意味不明、後日談不明のないないづくしの オンパレードなのに、とことん隅っこつついて叩きたいだけなのな。 ここ読みに来る連中って。 おかげコテ以外の書き込みも減ってるけどな。 ここに書くくらいだったら、他のマターリしたスレに投下した方が よほど話が生きると思う。
≫408 お前がうらやましいよ
変なのが湧いてくると同時に、華麗にスルー出来ない奴も湧いて出てくるのなW 相も変わらずですなぁ・・・・・(^^;)
このスレ最初の頃は面白かったのに、どんどんなれ合いになってるね。 まともな書き込まみが出来ないし、この板の中でも一番程度が低い。 まともな会話すら出来ない女ニートの チャットでしかない。
仕事の関係で横浜からS県S市にある社宅に引っ越してきた。 こっちに来て3ヶ月、ようやく周囲の環境にも慣れ、休日もまともに取れるようになった。 そんな土曜日の朝、身体を鍛えるのが趣味な俺は、ランニングコースにまだ足を踏み入れてない F山の方へ行ってみようと決め家を出た。 緩やかとはいえ延々と続く昇り道、思っていたよりキツイ。それでも殆ど休憩をとらず2時間以上走り続けた。 すると、前方に集落が見えてきた。小川をはさんで30軒近い家が立ち並んでいる。 自販で飲み物でもと思い、集落の中に入ろうとしたとき、妙な悪寒に苛まれた。 土曜日の真昼間なのに人っ子一人見えず、車も通らない。 無音の状態が続く。かすかに水の流れる音は聞こえるが・・・ ・・・今まで喧騒の街に暮らしていたんだ。田舎なら何も珍しくないだろう。 でも梅雨の合間の晴れ間なのに、どの家も窓を閉めきっている。 そして、ここは土地が安いのに、何故こんな辺鄙な場所に住んでいるんだ?という疑念が沸いてきた。 妙な圧迫感・・・それは僅かながら恐怖感に変わっていった。 俺は今きた道をダッシュ気味に走りだした。
月曜日、地元出身の同僚に馬鹿にされるのを覚悟の上で話した。 だが、意外にも彼は表情を一変、真剣な顔で話はじめた。 「あそこは行かない方がいいですよ。うーん、詳しいことは言えないんですけどね・・・」 上司にも訊いてみた。 「ああ、〇〇か?あんた霊感でもあるのかい。あそこは正月でも餅は突かないんだよ。 何故って?餅が真っ赤になるからね」 それだけ話すと、これ以上は訊くなと言わんばかりに机の書類に目を落とした。 何故、いきなり餅つきの話?真っ赤??・・・あそこで何があったんだ??? 後日、同僚の車に同乗していたとき 「今、通った空き地(集落から3キロ位離れた場所)、あそこにオートキャンプ場ができるみたいなんですよ。 地元じゃ売買はおろか、足を踏み入れることさえ嫌がるのに・・・」 ※お目汚しスマン
>>414 どこから女ニートなんて結果が出てくるのやら┐(´〜`)┌
>>415 ,416
廃村なら話は簡単なんですけど、人が住んでたんですよね。
宗教団体か何かの集落でしょうか。
あと餅が赤くなるというのはどういうことでしょう?
赤い餅というと、一般には「先祖を尊び、厄を祓い、健康を願う」
という、役立つ意味合いが強いと思うのですが。
……縁の下の血から餅(ボソ)
ちゃんと名前を名乗りましょうね
おはようございます。N.Wです。 知り合いの話 友人と山歩きをしている時、アケビがいっぱい生っているのを見つけた。 あんまり旨そうなので、土産にしようとそちらへ行きかけると、友人がダメだと言う。 「そっちは十二様のもんだからな」 じゅうにさまって何だ?と聞くと、天狗様だと言う。 「大丈夫、全部は採らないから」一歩踏出したとたん、何かが足元で弾けた。 (えっ?!)立ち止まり、下を向くと、更にビシッともう一つ。 小石かドングリかが、向うのアケビの方から飛んで来たようだ。 訳が解らず顔を上げると、今度は、礫に頬を打たれた。 「ほら、止めときな」友人が苦笑している。 諦めて踵を返し、先へ進んだ。 あっちの山でアケビは手に入れられなかったが、まるでその代わりのように、 こっちの山でむかごがどっさり採れた。 十二様の御山では、お許し無しに、落ち葉一枚持って帰る事も出来ない。 それがお一方なのか、たくさんおられるのか、はっきりとは誰も知らない。 ただ、不心得者が出ないよう、十二様はいつも御山を巡っておいでだという。 先日もハンターが二人、全身泥まみれになって降りて来たよ、と友人は教えてくれた。 「してみると、飛礫で済んで良かったと思う」 知り合いは真顔でそう語ってくれた。
421 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/12(土) 09:28:53 ID:cU98pKd30
NWくたばれ
422 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/12(土) 09:33:18 ID:0L31dFTo0
俺は荒らしだ。 俺は徹底的にこのスレを荒らすことに決めた。消されればまた書き込む 規制されれば他に持ってるプロバに変更してまた荒らすことに決めた。 徹底的にだ。 気に入らないやつが来れば涼しい顔して削除スレに書き込めばいいと思っている 馬鹿スレ住人とやとわれ削除人に目にもの見せてやる。 俺は徹底的な粘着だ、なめたやつは地獄まで追っていく地獄までだ!!!! 呪殺リスト 雷鳥一号 O078047.ppp.dion.ne.jp cb8a76-170.tiki.ne.jp flets17-185.kamome.or.jp eatkyo352035.adsl.ppp.infoweb.ne.jp ntmygi043143.mygi.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp p8027-adsao01sappo2-acca.hokkaido.ocn.ne.jp p8027-adsao01sappo2-acca.hokkaido.ocn.ne.jp カレーマニア本人が釣られて出てきた!!! てめーが嵐の親玉だろーが!!! pdf7ce1.kngwnt01.ap.so-net.ne.jp
423 :
N.Wウォッチャーズ :2005/11/12(土) 14:39:07 ID:dCErC1sb0
>>420 ぬるぽ・わろす様乙!!
これからもリアリティ溢れる
妄想話を書き散らしてください
期待しております ( ̄ー ̄)ニヤリ
424 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/12(土) 15:26:21 ID:71lQYSI/0
>>415 と416の話がわからん
3行以内で結んで呉
行間を読んだり空気を読んだり 色々憶測する楽しみを知らない者が増えてきたな
ま、枯れ木も山のにぎわいと言うしね。
簡潔に纏めることも大切ですね
■━⊂( ・∀・) 彡ガッ☆`Д´)ノ ←
>>423
>>428 なんで?合ってるじゃん。
正直もう書き込まないで欲しいよ。
例の言葉はわざとじゃなくても書き込んだら殴られるんだよ。siroutoka?
2chごときにプロも素人も無いだ・・・・だっ、誰が素人じゃっ!
ども。冗長な拙文を読んでもらいありがとう。 一連の出来事を書き綴っただけなので、正直俺もよく分からないんですよ。 本文にあるとおり、地元の住民にはタブーに近いことらしいので。 郷土資料館にでも行って調べれば分かるかもしれませんが。 これは俺のアフォな推論なんですが ・あの集落一帯で過去に忌わしい事件があった。 ・「餅をつくと真っ赤になる」――餅をつくのが人を撲殺する行為に似ているので禁忌とした。 >集落 もちろん人は住んでます。住んでる人も、ごく一般な方だと思います・・・多分。 それほど寂れた感じもしなかったし。ただ、某スレ風に言えば「負のオーラ」全開でした。
N.Wが荒らすというよりも、N.W出現をのろしにいつも例のスレから変態どもが湧き出てくるので荒れる あいつら完全に愉快犯
NWさん良かったです。 馬鹿はスルーでお願いします。
435 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/12(土) 21:52:35 ID:Wt/aiVPP0
NWさんよかったです。 今度は投稿無しでお願いします。
久しぶりに来たがまたこの流れか、お前ら飽きないな
十二様は、肉食だと思い込んでいたけど、そうじゃないんだな。 民俗学の教授の講義の時の雑談のエピソードの印象が強すぎた様です。
結局嵐も釣られ屋も住民もずーっとこの調子。 叩こうが擁護しようが常連たちは話を落とし続けるのに 俺はお前たちが何をしたいかがわかんねぇよ。
むかごは美味いよな。俺も明日採りに行ってくる。
木立の向こう側、明るい草地に丸石が見えた。 大きさも、色合いも、丸みも揃っていて、まるで石材店の 店先のようだ。 数えてみると、12ある。 軽自動車ほどもある石が12個だ。 それらが一箇所に集まっている。 これだけの石があるだけで、充分奇妙といえる場所だった。 しかも、不自然に丸い。 よく見ておこうという気になった。 近付くと、やはりでかい。 表面は風化でざらつき、緑がかった模様が散っている。 誰がここで石を削ったのだろう。 ここまで石を持ち込むだけで大騒ぎだ。 手を触れた。 違和感。 何かおかしい。 これは石ではない。 そんな気がした。
少し離れて見直そうと歩き出した時、踏みつけた何かが、 ぐらりと揺れた。 厚さ1センチほどの、大きな平皿のような形の物。 その丸みは、そこにある大きな丸石と同じくらいか。 こいつらも厚み1センチほどなのだろうか。 そして、一箇所にまとめてあるような、その配置。 巣と卵。 大きさ以外は、鳥の巣に似ていた。 ある種の鳥は草原に卵をぽんと産み、そこを巣とするが、 そんな具合だった。 踏んだのは、割れた殻に違いない。 巨大な卵を産んだ生き物と、それを割り砕いた力。 離れるべきだ。 出来るだけ早く、遠くへ。 考えられる事はあまりに多い。 走り出した。 走り続け、逃げ続けた。
442 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/13(日) 01:57:51 ID:dpeb/T4U0
で?
無茶苦茶ロック鳥じゃないですか。 食われなくてよかった。
駝鳥でしょう。
ロック鳥ってドラクエでしか聞いたことないんだけど、民間伝承とかでもそんな名前出てくるの?
999
447 :
半裸隊 :2005/11/13(日) 02:55:41 ID:5oLDq/NQ0
後ろから影がせまってくる。 濃密な獣と血の匂いが漂ってきた。 あっ!!!足元の草に足を取られ躓いてしまった。 もうダメだ。 そう思った時、俺の体は吹き飛んでいた。 土煙が吹き上がり 巨大なサメのような顎が飛び出してきた。 何が何だか分からない。 だが、この地を離れなくてはならない。 俺は再び走りだした。 この世のものとは思えない悲鳴が響き渡る。 そして地面を引き摺る音が聞こえ静寂が訪れた。 俺は走りながら振り返った。 畳一畳はあろうかと思われる羽根が散乱している。 助かったのか。 まるで何も無かったのように 虫どもの鳴く音が聞こえ始めた。
そして俺は オナニーをしました。
どうも変だと思ったら半裸かよ。
>>445 千夜一夜物語のシンドバッドの航海に出てくる。
夜、路地を歩いてると向こうから人が歩いてきて、 お互い妙に意識してしまうことってあるよね。 その日はちょっとしたハイキング気分で 前から目をつけてた登山コースを歩いてみようと思ってた。 そしたら当日寝坊しちゃって、気付いたら午後。それでも我慢できずに行ってみたわけ。 結構メジャーな場所だから、道は踏み固められて、ヘンに曲がってもいない。 本格登山したい人は物足りないだろうけど、俺には十分だ。 登っているとすれ違う人が沢山いた。おそらく帰りの人だろうね。 こんな時間から登るの?って顔されて、ちょっと恥ずかしかった。 引き返そうかとも思ったけど、登り始めたし、無理矢理行ってみた。 上まで行って俺が帰ろうとしたときは、あたりは夕暮れで誰もいない。 急に怖くなってさ。 昼間は賑やかだったろう登山道も、放課後の校舎みたいな不気味さが感じられて。 でも、帰り道だからあとは急いで降りるだけだし、迷わず下山しはじめた。 足早に、ちょっと足を滑らせながら降りていると、 道の向こうに人影を見つけたんだ。俺と反対に登ってくる人。 一本道のあちらとこちら、夕闇の中に俺とその人。 この違和感、わかるかな。 心臓がバクンッって跳ね上がって、汗がダラダラ出てきてさ。 なんだかわからないけど、このまま進んではいけない気がした。 けど瞬時に「今ここで立ち止まったら、相手に意識されるかもしれない」とも思った。 気にせずすれ違う、これが最善と判断したよ。 だけど、相手との距離がだんだん縮まるにつれ、足がすくんでくるんだ。 冷静になったら、やっぱりおかしいんだよ。この時間に登ってくるのは。
俺、知らぬ間に立ち止まっちゃってた。進みたくないんだ。 そしたらさ、何故か相手も立ち止まるの。 俺の方からは相手の顔までは見えないけど、登山客っぽくはあったと思う。 そんで、じっと俺の方を見てるんだよ。いや、俺を、見てる。 でも、このままじゃ帰れないし、 もう1Kmくらい歩けば人気のある場所に出れるはずだった。 気の迷いだと勇気を振り絞って一歩踏み出してみたらさ、その人もまた登り始めて。 で、俺がビックリして止まったら向こうも止まる。 既に俺の中では人間かどうかも疑わしい状態。 ダッシュで脇をすり抜けようとしたら、相手も俺に向かってダッシュし始めた。 それを見て慌てて止まれば、そいつもピタリと止まる。 そんとき顔が見えた。形は普通のオッサンだった。 でも、表情が笑ってるんだから怒ってるんだかわからないもの凄い顔だった。 で、全身が微動だにしないの。顔も能面みたい。 ヤバイヤバイヤバイって頭の中がぐるぐるして、 少し戻るけど別の道から降りようと思った。 予感はしてたんだ。走り出したらもう止まれないって。 案の定、踵を返してダッシュしたら、背後からもの凄い勢いで追いかけてくる誰かの足音が。 もともと疲れてたから、足は遅々として進まない。てんぱっちゃって。 でも、追われるから走った。 気付いたら下山できてた。振り向いても、誰もいなかった。 それが何かトラウマでさ、人気の無いところで人とすれ違うのが怖い。
>それでも我慢できずに行ってみたわけ。 …呼ばれたな
誰そ彼時か・・・。
455 :
雷烏1号 :2005/11/13(日) 18:38:32 ID:PeZrAmTC0
友人の話。 去年の11月、まだ紅葉が残る晩秋の山を登山中、どこからともなく歌が聞こえてくる。 その歌はパーティの一人が大好きな曲だったので発信元を探すと、 崖の下ある小さな集落からだった。どうやら、秋祭りが行なわれているようだ。 ビノクラーで覗くと、寒空の中、タンクトップ一枚で熱唱する髭を生やした男と、 女の子ような金髪のギタリストが目に入った。 ふと横見ると、その人は身体が硬直し、涙がぽろぽろ止まらなくなっている。 彼が声をかけると、嗚咽しながら 「今日は24日。あの人は日本びいきだったから。ショウは続けられているんだ。天国で」 と声にならない声で呟いた。 結局、目的地を諦めここで幕営するはめになってしまったが、 誰一人として不満を感じることはなかったそうだ。
>タンクトップ一枚で熱唱する髭を生やした男と、 >女の子ような金髪のギタリストが目に入った。 スマン、誰だか教えて。
私は航空自衛隊でパイロットをやってる者ですが、先月奇妙な体験をしたので聞いてください。 それは私と僚機の二機で、地形慣熟飛行の訓練を行っていたときのことです。 場所は中国山地上空、時間帯は1800過ぎ、ちょうど地平線に太陽が沈むころでした。 そろそろ基地へ帰投する時間ということで、45°左バンク姿勢をとったんですが、 ふと地面の方向に目をやると、西日を浴びて陰影の濃くなった山の頂付近に明滅 する灯りが。 登山者か? そう考えてあまり気に留めてなかったのですが、緊急信号の可能性もあるので一応 僚機に無線を送ったんです。 ところが、「いや、こっちからは視認できない」との無線が。 編隊の間隔はおよそ20mほどですので、私から視認できて僚機からできないというのは ありえないはずなんですが・・・。
458 :
457 :2005/11/13(日) 19:53:38 ID:IPLu0myo0
続きです。 私は灯りが気になり始めたので、僚機にバンクの維持を命じ、その灯りの移動を確認しようと 考えました(移動してるなら緊急信号ではないはずですから)。 しかし、灯りが移動した感じもなく、いよいよ緊急信号かと思い、基地へ詳細を伝えるための 無線スイッチへ手を伸ばしたときでした。 HD越しに、その山を見ていたのですが、ふいに明滅する灯りが上昇し始めました。 当然頭の中は???状態。 その光る物体はフワフワと少しずつ上昇し、いよいよ当機と同じくらいの高度まで来ていました。 私は僚機に怒鳴るように同空域からの離脱を命じ、編隊を解して距離をとることにしたんです。 そして、その空域から20kmほどの指定空域まで離脱し、また光の方向に機首を向けたときです。 なんとすでにシルエットになった山の稜線から、無数もの光がフワフワと浮き上がっていました。 もちろん、すでに僚機も無数の光を視認しており、二機とも軽いパニック状態。
459 :
457 :2005/11/13(日) 20:11:26 ID:IPLu0myo0
長文すみません。最後です。 私は危険だとは感じませんでしたが、万が一を考えてできる限り距離をとろうと思い、再びバンク に入った時でした。 ちょうど同じ高度に漂っていた光の群れが、ものすごい速さで急上昇を始めました。 なにか、まるで示し合わせたみたいに全くの同時に。 そして、あっという間にその光は薄紫の空の中に消えていきました。 私と僚機は、しばらく口をきけないまま周辺空域を飛び続けましたが、燃料がやばくなったらコトですので あわてて基地に帰投して、上官の聴取を受けました。 やばいな、なんて説明すればいいんだろう・・・と、かなりびびっていましたが、上官が一言、 「今日のは記録には残さんからな、よくある事や。気にするなw」 後で聞いた話ですが、空の世界では、山から浮かび出る奇妙な発光体というのはよくある話だそうです。 もちろん私も僚機も初体験でしたが。 けっきょく同僚との話では、死者の魂なんじゃないか、という結論になりました。 空も不思議なことがたくさん起こりますが、山がらみの不思議な話ということで書かせて頂きました。 読みにくい文章ですみませんでした。
460 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/13(日) 20:19:54 ID:UJKxO791O
>>459 パイロットカッコヨス
でもそんなたくさん山で死ぬわけないやんw
UFOだよUFO! 宇宙人に決まってるさ!
>>460 昔から、死んだ人の魂は山から天に昇って行くって言われてる場所、いっぱいあるよ。
だから、必ずしも山で死んだ人でなくてもいいんじゃない?
それよりタンクトップの髭のオッサンと金髪のねぇちゃんが誰なのか教えてくれ
カブトムシやクワガタムシの魂だろう。 バタバタといっぱい死んでいたはずだ。 フーファイターの正体でもある。
昔からパイロットには目撃例が多いよな
タンクトップってくらいだから、車長を務める戦車兵だろう。
山下・・・髭ねえか・・・
タンクトップのおっさんは明らかにQueenのフレディ・マーキュリー(11/24死亡)だろう。 ギタリストは知らん。
じゃあ今年も11/24に山でコンサート見れるの?
・・・フレディがもう一度見られるなら俺はどこへでも行くさ・・・
俺が小学生の頃 遠足で山に登ったんだが 訳が分からんかった。
>455 そっくりさんライブなら本職を招いてあちこちでやってるな。
475 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/14(月) 01:01:31 ID:aFfOpa5w0
>>457 人から聞いた話より
やっぱ本人が経験した話がいいな。
乙!
数年前、山を歩いてたら変な人に会いました。 道の真ん中で40程の女性が震えてて、 通りかかると「一緒に下山して下さい」って泣きながら頼むんです。 その様子が尋常じゃないので、何か事情があるのだろうと快諾しました。 歩きながら訳を聞いたのですが、私の言葉には反応してくれません。 山を下りるまで私の裾を掴んでいて、 しきりに念仏(メチャクチャですが)を唱えているようでした。 山を下りきったとき、「大丈夫ですか?」と声をかけたら、 恐る恐る周りを見回して「あぁーーー」といって崩れ落ちてしまいました。 肩を貸して休憩所を兼ねてるみやげ物屋に入って話を聞いてみました。 その女性があのあたりを通りかかったときに、 どこからともなく、わらべ歌のような歌声が聞こえたそうです。 見回しても誰もいなく、気のせいだと進んでいくと、 いつの間にかまた元の場所に戻っていて、再び歌が聞こえる。 歩くとまた戻る。だんだん歌声が近づいて来たとか。 しかも、だんだん相手の声に歓喜が混じってきた。 歌は数え歌らしく、近づいてくるごとに内容が聞こえるようになり、 「よっつ、よみじはぬけだせぬ。ひがくれ、たそがれ、いのちくれ」と 数えられたところで恐怖で動けなくなり、そこに私が通りかかったそうです。 私の知る限り、その山は特に変な言い伝えもなく普通の観光名所です。 そのみやげ物屋の老いた店員さんも、そんな話は知らないと言います。 すると、一緒に下山してあげた女性は、 「以前、同じように立ちすくんで居る人を助けてあげたことがある」とポツリと語りました。 私はちょっと嫌だな、と思いました。それ以来、1人で山には入ってません。
すげー怖い 他の話も聞きたい
478 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/14(月) 02:56:59 ID:GxMCkBSoO
何かの肉でモチつきすると 血の滲むおモチが出来るらしいよ、、、
>476 なんか持ち回りっぽいね。あなたも同じ目に遭って誰かに助けを求める事に…… 自分も単独行ばっかりだから、ちょいと洒落にならんな。
あんま怖くないけど長いよ 山のさびれた神社だかお寺での出来事 夕方ぐらいに山の中をドライブ中疲れたので停めて適当に山道をぶらついてた ふと石造りの階段と鳥居が見えたので、珍しいと思い生き抜きついでに拝んでくかと思い 階段を一段目から数えながら登る その時の数え方は1・2・3・4と普通に数えてた 確か131段だった 拝み終わり帰る時、階段を一段飛ばしつつ2・4・6と数えてくと130段 普通なら数え間違いで済ますが何か釈然としなくて もう一度慎重に数えながら登ると131段 降りる時は一段飛ばしで下り数えたのでより慎重に数える、130段… こいつは化かされてるのかな?と感じこういうことは生まれて初めてなので怖くなり深く考えるのをやめ何事も無く帰宅 家に帰ってから風呂でさっぱりしたあとに自分の部屋に行くのに二階に上がる為、階段を使うんだが自宅の階段を数えたことは無い、あったかもしれないが覚えていない 何か石段のことを思い出して数える 13段 下りながら慎重に数える 12段… ここで鳥肌が立ってもう一度数えるんだけど上がる13段下る12段 落ち着け落ち着けと思いながら何度も繰り返す バカみたいだがマジで怖かった あんまりどっすんどっすん狂ったように階段を上り 下りするもんだからママンが来たんだが
上り13段下り12段だよ!と訳のわからんことを興奮気味に言ってたそうな 一緒に階段を数えながら上がってくれと言われて苦笑しつつ無理矢理付き添わせ、上り13段 下り12段… 最初は苦笑ぎみだったママンも何回も確認して確実に一段ずれることをだんだん認識して真っ青に 神社だか寺だかに行って石段を数えてからと説明したら猛スピードでキッチンに行きそのまま取ってきた塩カップの中身を俺にぶちまけた パパン帰宅、玄関の近くに階段あるんだが塩まみれの真っ青の俺と真っ青のママンと床塩まみれ 現状を説明すると微笑され「そりゃお前憑かれたな」とか言われた 改めパパンと階段の段差を数えると上り下り両方13段に 何か疲れてぶっ倒れるように座り込んだのは覚えてるよ あの感覚は不思議だった、マジで何で一段違うかわかんねーんだもん それからというもの階段は数えない、塩は効くかも、憑き物?は居ると認識した。 こんな階段一段ズレ体験したヤツ居る?ああー思い出したらまた…
各段に番号を書いたポストイットを貼ればいいのに
上がるときは二階の床を一段として数えて降りるときは一階の床を 数えなかったのだと思う。
>>486 それは無いです
自分もそう思ってちゃんと確認しました
>>487 マジレス
小学校からやり直すか、
精神科に診てもらうヨロシ。
神主がベターw
>>483-484 ええと、階段を数えている最中に、いま何時だい?って誰かに聞かれなかった?
しかし階段の怪談というクラシカルな話を、まさか山スレで読むことができるとは。(誉めているんですよ。念のため)
「えぇい!めんどくせえ!!」と 数えるのをやめた場合には どのような運命が待ち受けているのでしょうか。
友人の話。 夕暮れの山道を一人で歩いていた時のこと。 上の方からカーンという音がして、道の少し先に空き缶が転がってきた。 誰かが蹴り飛ばしたんだなと考えたが、蹴った主の姿は一向に見えない。 怪訝に思いながらも缶の横を通り過ぎた。 五十メートルも歩いただろうか。 背後より再びカーンという音が響く。 驚き振り返ったが、既に空き缶は視界に入らなくなっていた。 しばらくして、またカーンと聞こえた。誰が蹴っている? 立ちすくむ彼を無視するように、音は段々麓の方へ下って行ったという。
>>455 ・・・お主、一体何者ぢゃ?w
>>457 興味深い話、ありがとうございます。
空にまつわる不思議な話、よければ他のネタもお聞かせください。
>>476 背筋がゾクリとしました。乙です。
何かに狙われていたのか、はたまたからかわれていただけなのか。
山の中で一人こんな目に会えば、そりゃ怖いでしょうねぇ(汗)。
あ、やっぱり
>>455 はニセモノだったんだ…
>>476 なんだか呪言歌みたいで怖いね。
いちで、一度は逃がせども
にぃで、二度とは逃がしゃせぬ
さんで、探せぬ影の中
よんで、呼ばれて振り返れ
ごぉで、業根(ごうね)の尽き果てる
こんなの教えてもらったけど、それよりずっと((;゚Д゚)ガクガクブルブル
学生の頃、私はデザイナーを目指していました。 しかし、学業も専門分野の勉強も上手くいかず、 いつしか死にたいと思うようになっていました。 今で言う、鬱だったのかもしれません。 真夏のある日、私は友人の勧めで 自然に触れて気分転換しようと山に行きました。 なるべく自然がそのまま残っている山を選んで登っていると、 心が晴れるどころか、この山に同化して消えたいという思いが どんどんと膨らんできます。 私の足は自然に山道を逸れ、藪を掻き分けながら進んでいました。 しばらく進むと、急に目の前が開け、小さな池(?)が現れます。 その池はとても綺麗で、怖いとも思いましたが 私は気の向くままに服を脱いで池に入ってみました。 今考えると、一応は年頃の女が、素っ裸とは考えられません。 自暴自棄でした。死にたいと言いながら、 本当は、何か自分の中でスイッチが入って欲しい、 そのスイッチ(の弾み)で変わりたい、そう思っていたのです。 水の中を漂っていたら、 目の前を大きな藻だか海草のようなものが横切りました。 不思議に思って水面に顔を出すと、急にその藻が競りあがってきました。 それは、藻や草を浴衣のようにまとった色白の女性でした。 河童という推測が思いつきましたが、それよりも高貴な雰囲気です。 変ですが、私はかぐや姫を連想しました。 しかし次の瞬間、その女性の真っ赤な口がニヤリと開き、 ザザザと水面を移動して向かってきました。 水際まで逃げたのですが、そのままのしかかるように押し倒されます。
私は必死になって逃げようと暴れましたが、 両手が身体を包み、しっかりと抱きかかえられてしまいました。 閉じた両足の間に、女性のヌメヌメした足らしきものが割って入り絡みつきます。 そしてあろう事か、口に齧り付かれました。口付け、という感じではなかったのですが。 続いて藻や草がどんどん私たちの上に積もり、 真っ暗な藻の中に取り込まれてしまいました。闇の中では、 私の口を貪る女性の「ん゛ーーー! ん゛ーーー!!」という唸り声が聞こえます。 凄く生臭かったのを覚えています。 しばらくパニックで動けなくなっていましたが、 いくら恐ろしくても、同じ状況が続くと人間は冷静になってくるものです。 口を塞がれたまま、私は「ここで死ぬのか」「もっと頑張りたかった」と思いました。 突然、闇の中で解放され、耳元で囁かれました。 「…………たら、迎えにいくぞ。いぶきをとるぞ」 気がつくと、池の側で服を着て倒れていました。 時計を見ると、1時間前後ほど経っています。 私は不思議な気持ちのまま、まるで操られるように下山しました。 何人かの親しい友達に話してみましたが、大抵は日射病だと言われます。 その後、私は一生懸命にやり直して、今は小さい店でデザイナー見習いをしています。 カウンターを預かって色白の女性が店に入ってくるたび、私は思い出します。 あの女性(妖怪?)は、何をしたら私を迎えに(殺しに?)くると言ったのか。 残念ながら、あの時は聞き取れなかったので気になっています。 怖いという気持ちはありません。 どちらかと言うと、日増しにもう一度逢いたい気持ちが増してきます。 (お恥ずかしい話ですが、あのとき、ほんの少しだけですがドキドキしました) あれは、私を元気付けようとしてくれた山の神様…… なんて思うのは都合が良すぎでしょうか。 いつか、もう一度あの場所へ行ってみようと思います。 危険なのは、わかっているんですが……。逢いたいと、思うのです。
>>496 もう一度貴女が「自暴自棄になったら、迎えにいくぞ。いぶきをとるぞ」ということでは?
貴女が前に進んでいる限り迎えに来る事はないと思う。
再び池を訪れて転機になった出来事に思いを馳せるのも良いかもしれません。
>>496 スレたてろよww
H妖怪の誘惑ほにゃららしたら会いに往くぞを考える
とかでw
>>496 池の前でパンを尻にはさみ、右手の指を鼻の穴に入れ
左手でボクシングをしながら「いのちをだいじに!」
と叫んだら迎えに行く。
真っ先に 「あとX年したら迎えにいくぞ」 と思いついたんだが、そうじゃない事を祈ってます。
知り合いの話。 彼はその昔、仕事で南米に赴任していたことがある。 さしたトラブルも無く無事任期を勤め上げたのだが、何度か不思議な事柄に 遭遇したのだという。 ある山岳都市を訪れていた時のこと。 地元企業との打ち合わせで、応接室に通された。 向こうの重役が来るのを待っていると、奇妙な音を感じた。 どくん いや音というより振動といった方が正しいかもしれない。 気のせいかとも思ったが、静かな室内に確かに響いている。 断続的に。規則的にリズムを取っているように。
(続き) 音の出所を探していると、棚に飾られた一つの土器に目が行った。 仮面を被った人が、体操座りしているようなデザイン。 膝の上で両手を輪にしており、そこから蓋となって取れるような構造らしい。 凝視していると、焼き物の筈の器が脈動しているような気がしてきた。 調べに行こうか迷っているうちに、商談相手が来て機を逃す。 同時に、奇妙な振動音もパタッと止んでしまったという。 打ち合わせは無事に終わり、応接室を後にする。 それ以上の怪は起こらなかった。 その夜、同僚と夕食に出かけた時にその話をしてみた。 同僚も日本人だがその地に赴任して長く、何か知っているかなと思ったのだ。 少し顔を顰めて話し出す。 あのちょっと不気味な感じの焼き物でしょ。 近よらん方がいいですよ。 その昔、戦争捕虜の心臓を入れる器だったらしいですから。 本当かどうかは調べていませんが。 その夜に何を食べ、それがどんな味だったのか、全然思い出せないそうだ。 この国の人たちって、昔は一体どんな争いをしていたんだろうな。 ふと思ったが、彼もまた詳しく調べるようなことはしなかった。
503 :
金太 :2005/11/15(火) 21:14:43 ID:96oZgeny0
>>496 >>497 に同意見です。
自棄を起こした貴女に霊気を吹き込まんと、
水の精が(ニンフに代表される、水の精は洋の東西を問わず美しい女性)
貴女の唇を奪ったのでしょう。
しかしなんと妖しい光景だハァハァ
そのイメージをモチーフにデザインして一着捧げるとか。
おいちゃんが子供の頃「帰ってきたウルトラマン」に
ザザーンって怪獣が出てきてねw
>>501 昔のペルーというとやたらと心臓を抉りたがりますね。
サッカーの試合にも付き物だったし。
敗者の心臓を生贄として捧げるというのが通説でしたが
異説によると勝者の心臓をこそ太陽神に捧げたのだとも。
ちなみに遺跡から発掘される土偶のデザインモチーフのハチャメチャさに関しては
さいとう夫婦の旅行マンガがお勧めw
夜明け前に目覚め、テントの外へ出た。 明かりといえば、冴え冴えとした月と、小さくきらめく星だけ。 東の空は、まだ暗い。 ヘッドランプを点灯させる気にならず、トイレへ向かった。 じゃりじゃりと小さな足音を立てて歩いていると、前方から 熊よけの鈴の音が近付いてくる。 小さいが高い音で、夜中ともなればその音は、結構耳に響く。 静かなテント場を通過する時くらい、音を立てないように すれば良いのにと思っているうち、すれ違った。 音とすれ違った。 立ち止まると、すぐ後ろで音が止まった。 振り返ろうとして、思いとどまった。 きっと、何者も居ない。 歩き出し、背後で遠ざかる鈴の音を聞いていた。 トイレを済ませ、多くのテントが張られたテント場を 眺めながら自分のテントへと戻った。 テントのひとつから顔を出している女性と目が合った。 大きく見開かれた目。 たまたま目が合ったのではなく、ずっとこちらを 見ていたような目だった。 その目が俺を見つめ、さっとテントの中に引っ込んだ。 入り口のファスナーが慌しく、荒っぽく閉じられた。 背後で小さく高い、熊よけの鈴の音が響いた。
505 :
ぽたみがん :2005/11/15(火) 23:44:25 ID:7jmyBCjl0
>>501-502 > この国の人たちって、昔は一体どんな争いをしていたんだろうな。
一説によれば、南米には恒常的に十分な量のタンパク質の供給源となる、適切な動物がいなかったので、
人間様を、お祭りのイケニエ→ウマー!という流れに放り込むシステムが確立していたのでは、という話も…
参考になるかはわかりませんが、下記にアステカのお祭り関係の情報のあったurlを
生贄カレンダー
ttp://www.bb.soma.or.jp/~concrete/myth/aztc_t03_0.htm > その昔、戦争捕虜の心臓を入れる器だったらしいですから。
上記のページの先の2月のお祭り、トラカシペワリストリ「人の皮剥」に、捕虜の心臓を入れる『ヒカラの器』というのが出てきますがひょっとして…
残念というか、『ヒカラの器』の画像はみつかりませんでしたが
>>503 南米で生贄の風習あったっけ? 処女を捧げるくらいしか聞いたことない。
心臓えぐるのはメキシコ方面のほうが有名。
勝者を生贄に捧げるのは、異説というよりメジャーな説っすよ。
もちろん、「花の戦争」なんて、生贄用の捕虜を捕まえる戦争もあったけど。
それより、「山」って文字が入ってる話なら、ここはなんでもOKなんですか?
>>495-496 みたいな、一発でネタと分かる話は萎える。
創作するにしても、もうちょっと上手くやってほしいものだと。
508 :
金太 :2005/11/16(水) 02:16:29 ID:2pca+Jiy0
>>506 あ、なるほど中米ね、ふむふむ。
しかしメジャーな説って、僕がこういう文献を読んでた頃には
異説でしたw
日々アップデートされて行くのね。
「山にまつわる」話なら何でもありでショww
しかし某所で見たオッサンがティンポ突き出してる
水差しには爆笑したなーwww
あんなもんで飲めるかっ!
これを麗々しく博物館に飾っている
学芸員のセンスもどーかと思うが。
ちんこ水差しはポピュラーなので、わりとよく見る。 農耕民族にとって、ちんこは大事なので、 日本でも、ちんこを御神体とする神社は多い。
山って神聖な場所と思われがちですが、私はそうは思いません。 ちょっと前まで、私はよく学生時代の友人と山に登ったりしていました。 ある日、自分のナップザックにお葬式用の塩が入っているのを見つけます。 私は1つのナップザックを仕事・休日問わず使っているので、 きっとどこかで紛れ込んだのでしょう。 ちょっと考えてから、神聖な山に登るんだから身体を清めようと、 私は封を切って自分の身体にかけました。 友人たちは山で清められるんだから、塩なんかいいじゃんと笑っていました。 私が友人について歩いていると、だんだんと友人の呼吸が荒く激しくなります。 「おや?まだそんなに激しい道じゃないのにな?」と思いながらも、 少しおかしいので「だいじょぶ?」と声をかけてみました。 友人は振り返り、血走った目と無駄に大きな声で 「うー、良い風だぁ!」と答えます。目は焦点が合っていません。 ビックリして他の友人に異変を知らせようとすると、 その友人も同じような異変を起こしています。 しかし、誰一人としてお互いの体調の変化を口にしません。 冷静になって周りを見ると、他の登山客も、私以外のみんなが同じです。 「きっと、自分に体力がついてきただけだ」と思い直し、 再び私は山を登り始めました。しばらくはこの事を忘れることができたのです。 いくらか歩いた後、休憩ということになりました。 私たちは木陰で腰を下ろそうとしましたが、再び異変に遭遇します。 涼を取ろうと向かった木陰が……木陰が逃げて行くのです。
逃げた影は細かくちぎれ、わらわらと友人たちの方へたかりはじめました。 まるで、友人の影を食い散らかすように、地面を50cmくらいの影が舞うのです。 追い越してゆく人の影にも、ブンブンと音が聞こえるくらい纏わりついて。 ゾッとして友人に知らせようとしたとき、全ての影がピタリと動きを止めました。 私は心臓を鷲掴みにされたようにビクッとし、硬直してしまいました。 影たちは再びゆっくりと、今度は全部が私を目指して近づいてきます。 人に助けを求めようとしたのですが、友人も登山客も、 焦点の合っていない目で私の方を向いて息を荒げているだけでした。 よく見ると影は、人の影に見えなくもありません。 それが集まりに集まって、私の周り1mぐらいを空けて密集しています。 影の通りに人がいるとすれば、周りをぐるりと囲まれている状態です。 危険を感じ逃げようとすると、影たちは道を開けるのですが、 直ぐに私を遠巻きに包囲します。気のせいか、圧迫感をも感じ始めます。 私はふと、「ある村で異邦人が村のタブーを口にして、村人に追われる」 という映画を思い出しました。 友人は「○○、どうしたー?」と言ってくれます。血走った焦点の合わない目で。
皆さん、私を罵って下さい。 私はそのとき耐え切れず、我が身可愛さに友人を捨てて走って下山しました。 友人が「おい、どうしたー!?」と追ってくることにすら恐怖して。 後日、当然のことながら一緒に山を登った友人に詰問されました。 私は、信じてもらえなくてもいいからと、ありのままを話しました。 友人は、その日に異常な疲れを感じたこともあり、信じてくれました。 と同時に、私はここ一番で友達を見殺しにするチキンと認識されました。 交友も途絶え、今、友人と呼べるのは仕事仲間だけです。 私はそれを素直に受け止めなければいけないと思っています。 あの山の、影の正体はわかりません。 知りたくもありません。
,ィ⊃ , -- 、 ,r─-、 ,. ' / ,/ } { ヽ / ∠ 、___/ | ヽ. V-─- 、 , ',_ヽ / ,' ヽ ヾ、 ',ニ、 ヽ_/ rュ、 ゙、 / \ l トこ,! {`-'} Y ヽj 'ー'' ⊆) '⌒` ! l ヘ‐--‐ケ } ヽ. ゙<‐y′ / ダメ!絶対!! (ヽ、__,.ゝ、_ 〜 ___,ノ ,-、 覚醒剤追放キャンペーン。 ) ノ/`'ー-' < r'/, _.. // l、、、ヽ_) ゝ(_/_ノ´ /ヽ_ノ/ __,l ヽ)_)‐' {` ーニ[二]‐ク′ 〉 / /_ / ´ ̄`ヽ ) (____ノ--'
このスレ読むと登山者は精神病んだ人が多いと思う
オカルト板来てる時点であなたも私も精神病んでますW
オカ板で精神病と関連付けて考えたらきりがないような 精神医学の世界では「幽霊が見える人」は全部病人ですから…
いいやプラズマだよ
>505 >生贄にされる子供達は頭につむじの二つある乳飲み子が選ばれ、 >両親から買い取られました。 こ、この時代の南米に生まれなくてよかった…((( ;゚Д゚))))
昔さ、学校の遠足で近所の山登ったんだよね で、俺らまだ小さな子供だったから、最近になって開かれた比較的平坦な道を登ったわけ 新しい道だから、階段とかあるし、道案内もあるし、結構整備されてるんだこれが 半分くらい登ったところかな、泉みたいなのがあってね まぁ、これも後になって作られたものみたいで、傍に『山から引いた水なので飲めます』みたいな綺麗な看板が立ってた 俺は、なんかクサイ匂いがしたからから飲まなかったけど、女の子とか水筒に汲みとってた で、『空気が綺麗だし、涼しいから』ってことで、そこで一旦休憩することになったんだけどさ そのね、説明しにくいけどなんか変なんだよね 違和感があるって言うのかな、とにかく『どこかおかしい』って思った 山なんて登るの初めてだったからおかしいもおかしくないもないんだろうけどさ とにかくなんか妙な感じがあってさ まぁ、結局なにも解決しないまま休憩時間も終わって皆で頂上まで登ったんだけどね 漸くそこで何が『妙』だったのかわかったよ 俺たちが登ったの、初夏の頃だったんだ だから、頂上から見た山の木々も青々と芽吹いてた でも、休憩した場所にあった木はみんな茶色い葉っぱだったんだよね 枯れ木みたいな感じでさ、全然生気が無かったの まぁ、そこだけ土壌が悪くて枯れてたのかもしれないし、そういうことってあるじゃん でもさ、俺は多分、原因はそばにあったあの泉だと思うんだ 泉で水もってきた女の子がね、山を降りる途中で水飲もうとコップに出したんだよね そしたらさ、出てきたのは水って言うよりも泥みたいな、腐った『何か』が出てきた それが何かは分からないけど、とにかく何か悪いモノだったんだと思う まぁ、なんとか無事に下山はできたけどね 確かに、人間が生きるために山を切り開くのは仕方ないとも思うけど いつまでも開拓し続けるって言うのは正しいことなのかな
>>521 葉っぱが茶色いということは、少し前までは多分緑に繁っていたのでしょうね。
非オカ板的解釈だけど、直前に誰かがその泉のそばに有毒物質を含む産廃を投棄していたとか。
泥みたいな腐ったようなものとか、嫌な臭いとか、この場合は522の解釈の方がらしいよな
なんかメモ帳に書いてみたら長くなったのでとりあえず要約すると 小さい頃、山で知らない人(幽霊w?)にエロいことされました って事です。しかも何年かにわたってwww あのひと歳とらなかったし、かなり不思議・・・。
要約した分だけ載せられてもなぁ
要約せず、微に入り細に渡って、克明に書いてほしい。 これは、犯罪のニオイがしますゾ、
ネタ切れ感。 才能の限界。
ハイハイワロスワロス
創作話の荒筋カモヨw
ヒロヒコじゃね? 著者近影が全然歳とって無いもんw
531 :
雷烏1号 :2005/11/17(木) 21:24:00 ID:nlIeX7a00
同僚の話。 大学で山岳部に入部した彼は、初めて単独登山に挑戦した。 特にトラブルもなく無事山頂に到着。荷物を降ろしコーヒーを沸かしていると、 どこからともなく山鳴りが響き始めた。 だが、不思議と恐怖感はなく、その重も重もしい金属音の迫力に聞き入っていると 向かいの岩肌にまるでマウント・ラッシュモアのように5人の男の顔が浮かんできた。 そして、崖下にある湖からは煙のような霧がたちこめ、その壮厳な様式美に圧倒されてしまった。 卒業してから山に疎遠になってしまった彼だが、20年後に再びその地を訪れることになった。 だが、5人の顔は男と女の2人になっており、湖は枯れ、花と草が生い茂っていた。 山鳴りも聞こえず、代わりに山鳥の美しい鳴声が聞こえてくる。 同行した妻は「すごく癒されるわ」と感激したそうだが、彼には寂寥感しか残らなかった。 「時は全てを変えてしまうんだよ」 寂しそうに語った彼はコップのウィスキーを一気に飲み干した。
早く続きを!
よくみろよ、にせものだよ。
おーっっと、にせものキター 今度は誰だよww 5人の男はドリフで男と女はトワエモワだな
様式美というとHR/HM系なんだろうけど 最近余り聞いてないから分からん、
>534 男と女は志村と優香だろ。20年経って番組が変わったんだ。 あ、それともいしのようこかな。
有価って最近見ないね
だん吉とひろみかもしれん
キンキンとケロンパかもしれんぞ。
ガチャピン・ムックの可能性
539 名前:名無し職人[sage] 投稿日:2005/11/18(金) 10:47:51 うちの爺さんは若い頃、当時では珍しいバイク乗りで 金持ちだった爺さん両親からの何不自由ない援助のおかげで 燃費の悪い輸入物のバイクを暇さえあれば乗り回していたそうな。 ある時、爺さんはいつものように愛車を駆って 山へキャンプへ出かけたのだそうな。 ようやく電気の灯りが普及し始めた当時、夜の山ともなれば それこそ漆黒の闇に包まれる。 そんな中で爺さんはテントを張り、火をおこしキャンプを始めた。 持ってきた酒を飲み、ほどよく酔いが回ってきた頃に 何者かが近づいてくる気配を感じた爺さん。 「ツーリングキャンプ」なんて言葉もなかった時代。 夜遅くの山で出くわす者と言えば、獣か猟師か物の怪か。 爺さんは腰に差した鉈を抜いて、やってくる者に備えたそうだ。
540 名前:名無し職人[] 投稿日:2005/11/18(金) 10:48:33 やがて藪を掻き分ける音と共に、「なにか」が目の前に現れたのだそうな。 この「なにか」というのが、他のなににも例えることが出来ないものだったので 「なにか」と言うしかない、とは爺さんの談である。 それはとても奇妙な外見をしていたそうだ。 縦は周囲の木よりも高く、逆に横幅はさほどでもなく、爺さんの体の半分ほどしかない。 なんだか解らないが「ユラユラと揺れる太く長い棒」みたいのが現れたそうだ。 爺さんはその異様に圧倒され、声もなくそいつを凝視しつづけた。 そいつはしばらく目の前でユラユラ揺れていたと思うと、唐突に口をきいたのだそうな。 「すりゃあぬしんんまけ?」 一瞬なにを言われたのかわからなかったそうな。 酷い訛りと発音のお陰で、辛うじて語尾から疑問系だと知れた程度だったという。 爺さんが何も答えないでいると、そいつは長い体をぐ〜っと曲げて 頭と思われる部分を爺さんのバイクに近づけると、再び尋ねてきた。 「くりゃあぬしんんまけ?」 そこでようやく爺さんは「これはオマエの馬か?」と聞かれてると理解できた。 黙っているとなにをされるか、そう思った爺さんは勇気を出して 「そうだ。」とおびえを押し殺して答えたそうだ。
541 名前:名無し職人[sage] 投稿日:2005/11/18(金) 10:49:25 そいつはしばらくバイクを眺めて(顔が無いのでよくわからないが)いたが しばらくするとまた口を聞いた。 「ぺかぺかしちゅうのぉ。ほすぅのう。」(ピカピカしてる。欲しいなぁ。) その時、爺さんはようやくソイツが口をきく度に猛烈な血の臭いがすることに気が付いた。 人か獣か知らんが、とにかくコイツは肉を喰う。 下手に答えると命が無いと直感した爺さんは、バイクと引き替えに助かるならと 「欲しければ持って行け。」と答えた。 それを聞いソイツは、しばし考え込んでる風だったという。(顔がないのでよくわからないが) ソイツがまた口をきいた。 「こいはなんくうが?」 (これはなにを喰うんだ?) 「ガソリンをたらふく喰らう。」 爺さんは正直に答えた。 「かいばでゃあいかんが?」 (飼い葉ではだめか?) 「飼い葉は食わん。その馬には口がない。」 バイクを指し示す爺さん。 「あ〜くちんねぇ くちんねぇ たしかにたしかに。」 納得するソイツ。 そこまで会話を続けた時点で、爺さんはいつの間にか ソイツに対する恐怖が無くなっていることに気が付いたという。
542 名前:名無し職人[sage] 投稿日:2005/11/18(金) 10:52:41 ソイツはしばらくバイクの上でユラユラと体を揺らしていたが その内に溜息のような呻き声を漏らすと 「ほすぅがのう ものかねんでゃなぁ」(欲しいけど、ものを食べないのでは・・・。) そう呟くように語ると、不機嫌そうに体を揺らしたという。 怒らせては不味いと思った爺さんは 「代わりにコレを持って行け。」 と持ってきた菓子類を袋に詰めて投げてやったという。 袋はソイツの体に吸い込まれるように見えなくなった。 するとソイツは一言「ありがでぇ」と呟いて山の闇へ消えていったという。 その姿が完全に見えなくなるまで残念そうな「む〜 む〜」という呻きが響いていたという。 爺さんは、気が付くといつの間にか失禁していたという。 その夜はテントの中で震えながら過ごし、朝日が昇ると一目散に山を下りたそうだ。 家に帰ってこの話をしても、当然誰も信じてはくれなかったが ただ一人爺さんの爺さん(曾々爺さん)が 「山の物の怪っちゅうのは珍しいもんが好きでな、おまえのバイクは 山に入った時から目を付けられていたんだろう。 諦めさせたのは良かったな。意固地になって断っておったら おまえは喰われていただろう。」 と語ってくれたのだそうな。 以来、爺さんは二度とバイクで山に行くことはなかったそうだ。 ちなみに、件のバイクは今なお実家の倉に眠っている。
面白かった(゚д゚*) お菓子で納得するって辺り、何か微妙に和n いや和まねーよ((((゚д゚;))))
ちゃんと人の言葉を話すってのが何とも不思議だな。昔は人も物の怪も 心が豊かだったのかな。
>>508 >>506 の言うように、メキシコでは勝者が心臓を捧げていたそうですよ。
なんでも神に心臓を捧げるのは非常に名誉なことだから、勝者なのだとか。
嬉々として心臓を捧げたのでしょう、多分。
先輩の話。 一人で岩登りをしていた時のこと。 切り立った岩壁に張り付いていると、後ろから囁く声がした。 ねぇねぇ ねぇねぇ 身を竦めた視界の隅に何かが映る。 いつの間にか、自分の背後で何か黒い影が踊っていた。 絶対に振り返らぬと決め、必死でその壁を登り切る。 その間ずっと、背後から楽しそうに誘う声が続いていたという。 多分、振り向いたら落ちてたと思う。直感だ。根拠はないけどね。 一人の時はとにかく気をつけろと、先輩は最後に付け加えてくれた。
>>543-546 興味深いお話、ありがとうございます。
人語を解す怪という存在は、これまた実に怖いですよね。
意思は疎通できても、価値観は理解も共有もできないという感じがしますデス。
似たような怪といいますか、ひょろ長くて人に話しかけて来るモノの話を採取して
おります。
山深い峠道でいきなり道路標識に出くわしたのですが、これが上から下まで
真っ黒クロスケ。何だコレ?と思い近よると
「ナニしてるの〜?」
といきなり、その標識(のようなモノ)に問い掛けられたのだとか。
あまりのことに驚きを表すこともできず淡々と受け答えすると、「じゃあねェ〜」
と間延びした声でズリズリ繁みの中に消えて行ったそうで。
一人きりになって初めて、腰が抜けていることに気が付いたんだそうです。
聞いたのは随分前のことなのですが、イマイチ上手く文に起こせず寝かせて
おりました。ま、こういうカキコも偶には良いかな、と。
それではまた、面白怖い話があれば教えてくださいまし。
雷鳥でした。
552 :
524 :2005/11/18(金) 21:10:40 ID:nQkBrWNs0
>>546 カオナシっぽいの想像した。
いや、おじいちゃんが山持ってて、よくキャンプとかしに行ってたんだけど
その山のある空き地に男の人がいてさ。
毎年春夏になるといるの。秋はいない。(冬は雪もっさりだから行ったことがない)
んで最初は大丈夫、怖くないよって言われて始めて、全然わかってなかったんだけど、まぁ触られたりしてて
高学年になるにしたがってあたしもその気持ち良さ憶えちゃって
んで、まぁ・・・そんな感じ・・・ヤってはいないw
詳しく書くと野次入りそうだからこれで勘弁w
553 :
金太 :2005/11/18(金) 21:18:35 ID:+yDUTTSF0
>>546 うぅ〜む、コピペでは質問もままならないが面白い!
時代からするとハーレーかトラかインディアンか。
お菓子というと豆板かかりんとうとか。
しかし僕なら失禁どころか脱糞しそうだなw
>>549 チンコを抉られるのでないだけ
ましかなぁ。
嬉々としてチンコを…
((((゚д゚;))))
ちなみに僕がツーリングキャンプに凝っていた頃、
近所のじっさまが
「しかし山の中で一人きりでテントなど張っていると、
その…気色悪くないですかな?」
このじっさまは若い頃ソヴィエト兵と
文字通り血みどろの戦いを繰り広げた御仁である。
>>551 物の怪の言葉遣いも現代化されているのですね。
そのうちツイストでも(これも古いか)踊りながら
現れたりして。
山の木々が一斉にパラパラ踊りだすと怖い罠w
黒沢の映画では森が動いたよな
やっぱり物の怪というのは自然の気と人の気が交わった時にでてくるんですかね? 言葉遣いがやや古い時代から現代っぽいあたりまでという辺りで、そんな気がしますね。
557 :
半裸隊 :2005/11/18(金) 23:29:31 ID:UfRqsQhZ0
夜の闇が訪れた山道、寒い風が俺の髪を揺らす。 枯れた草の香りがあたりに漂う。 遥か遠くにかすかな光が見え、俺の頭は重く目の前が霞む。 どうやら、今夜は休憩が必要だ。 山荘の入口で従業員を呼ぶ。すると戸口に女が現れた。 「ここは天国か地獄か」 俺は心の中でそう呟いた。 すると彼女は蝋燭の灯をともし俺を部屋まで案内した。 廊下の向こうで、こう囁く声が聞こえた。 刈穂荘へようこそ。ここは素敵なところ。 刈穂荘はいつでもあなたの訪れを待っています。 彼女は砂のように微笑んだ。 大広間では山男達が野卑な匂いの汗を流しダンスを踊っている。 「焼酎を飲みたいんだが」と主人に告げると。 「悪いねぇ。昭和44年から焼酎は一切置いてないんだよ」と彼は答えた。 刈穂荘は楽しいことばかり。適当な理由を作ってお楽しみください。 天井には鏡があり、カップの中には赤い濁酒。 「ここにいるのは自分の企みのために囚われの身になった人ばかり」 と彼女は語った。 やがて大広間では祝宴の準備が整った。 だが集まった連中は誰も獣を殺すことはできなかった。 俺が最後に覚えていることは出口を探すことだった。 すると従業員の一人が言った。 「落ち着きなって。俺達はここに住み着く運命なんだよ。 いつでもチェックアウトは出来るけどここを立ち去ることはできないんだ」
<(。A。)>ワッケ!!<(゚∀゚)>ワッカ!!<(。A。)>ラン!!
>>531 は、ディープパープルがブラックモアズナイトになっちゃったってのと、
>>557 は、ホテルカリフォルニアってことですかの。。。
これだけ奥深い山ですからの。。。この様なレスが憑く事もありますのんや。。。旅の御人、お気を憑け下さんしな。。。
562 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/19(土) 02:59:31 ID:IKUI9JMg0
>559の仰るようにイーグルスでしょう
けど初めてこの曲の歌詞ちゃんと読んだとき You can check out any time you like,but you can never leave でゾっとしたのを覚えてる。 ジャケットは心霊写真が写ってたっていうし、なにかある歌なのかもな。 ちなみにジャケットに写ってるビバリーヒルズホテルは今でも超高級ホテルとして営業中。
山の入り口に立つと、向こうから地元の人らしき老婆が歩いてきた。 こんな田舎に何しにきたと聞かれたので、自然に触れたくてと答えた。 老婆は満足気に頷き、ゆっくりしていくと良いと立ち去って行った。 川沿いに歩いてしばらく、休憩をとった。 コンビニのオニギリとペットボトルのジュースを飲んだ。 一服していると、突風が吹いた。 オニギリの包みや空のペットボトルなどのゴミが風に吹かれて舞った。 やがてゆらりと川岸に着水。 飛んでいったのは結構な距離で、拾いに行くと引き返すことになる。 拾えない場所じゃなかったが、面倒だから拾いに行くのをやめた。 帰り道、山の入り口にくると、不意に後ろから肩を捕まれた。 もの凄い力だった。振り向くと、あの老婆がいた。 老婆は、カッと目を見開いて歯を剥き出しにギリギリと音がするほど噛み締めていた。 見ると、左手には風に飛ばされたゴミがぶるぶると震える手に握られていた。 思わず謝ったが、老婆はこちらを睨むだけで、黙っている。 しまったと思うと同時に、なんでばれたんだろうと不思議に思う。 気味が悪くなって立ち去ろうとしたら、 すぐ耳元で、もう二度と来るなと低く囁かれた。 驚いて振り向いたが、誰もいなかった。
エコ妖怪もってけ婆キターw
バイクを欲しがる妖怪やら登山者に囁く妖怪やらも怖いなぁ… しかしゴミを持ち帰れと言う妖怪はすごくいい妖怪のように思える 人間正しく生きていきたいものだ
だいぶ大雑把だが・・・・ ゴミも自然の一部です! 人間の常識と人外の常識は一致するのか? と、素朴な疑問が湧きました。 それから、偽の鳥さん!もう少し 新しいところで攻めてもらえないで しょうか^_^;)
>>547-553 ちなみに拾ったのは藁板だけど板の性質上
ちと不評だったので、あっちで本人に質問しても読んでるかどうか微妙でつ。
539 :名無し職人:2005/11/18(金) 10:47:51 うちの爺さんは若い頃、当時では珍しいバイク乗りで 金持ちだった爺さんの両親からの何不自由ない援助のおかげで 燃費の悪い輸入物のバイクを暇さえあれば乗り回していたそうな。 ある時、爺さんはいつものように愛車を駆って 山へキャンプへ出かけたのだそうな。 ようやく電気の灯りが普及し始めた当時、夜の山ともなれば それこそ漆黒の闇に包まれる。 そんな中で爺さんはテントを張り、火をおこしキャンプを始めた。 持ってきた酒を飲み、ほどよく酔いが回ってきた頃に 何者かが近づいてくる気配を感じた爺さん。 「ツーリングキャンプ」なんて言葉もなかった時代。 夜遅くの山で出くわす者と言えば、獣か猟師か物の怪か。 爺さんは腰に差した鉈を抜いて、やってくる者に備えたそうだ。
540 :名無し職人:2005/11/18(金) 10:48:33 やがて藪を掻き分ける音と共に、「なにか」が目の前に現れたのだそうな。 この「なにか」というのが、他のなににも例えることが出来ないものだったので 「なにか」と言うしかない、とは爺さんの談である。 それはとても奇妙な外見をしていたそうだ。 縦は周囲の木よりも高く、逆に横幅はさほどでもなく、爺さんの体の半分ほどしかない。 なんだか解らないが「ユラユラと揺れる太く長い棒」みたいのが現れたそうだ。 爺さんはその異様に圧倒され、声もなくそいつを凝視しつづけた。 そいつはしばらく目の前でユラユラ揺れていたと思うと、唐突に口をきいたのだそうな。 「すりゃあぬしんんまけ?」 一瞬なにを言われたのかわからなかったそうな。 酷い訛りと発音のお陰で、辛うじて語尾から疑問系だと知れた程度だったという。 爺さんが何も答えないでいると、そいつは長い体をぐ〜っと曲げて 頭と思われる部分を爺さんのバイクに近づけると、再び尋ねてきた。 「くりゃあぬしんんまけ?」 そこでようやく爺さんは「これはオマエの馬か?」と聞かれてると理解できた。 黙っているとなにをされるか、そう思った爺さんは勇気を出して 「そうだ。」とおびえを押し殺して答えたそうだ。
541 :名無し職人:2005/11/18(金) 10:49:25 そいつはしばらくバイクを眺めて(顔が無いのでよくわからないが)いたが しばらくするとまた口を聞いた。 「ぺかぺかしちゅうのぉ。ほすぅのう。」(ピカピカしてる。欲しいなぁ。) その時、爺さんはようやくソイツが口をきく度に猛烈な血の臭いがすることに気が付いた。 人か獣か知らんが、とにかくコイツは肉を喰う。 下手に答えると命が無いと直感した爺さんは、バイクと引き替えに助かるならと 「欲しければ持って行け。」と答えた。 それを聞いソイツは、しばし考え込んでる風だったという。(顔がないのでよくわからないが) ソイツがまた口をきいた。 「こいはなんくうが?」 (これはなにを喰うんだ?) 「ガソリンをたらふく喰らう。」 爺さんは正直に答えた。 「かいばでゃあいかんが?」 (飼い葉ではだめか?) 「飼い葉は食わん。その馬には口がない。」 バイクを指し示す爺さん。 「あ〜くちんねぇ くちんねぇ たしかにたしかに。」 納得するソイツ。 そこまで会話を続けた時点で、爺さんはいつの間にか ソイツに対する恐怖が無くなっていることに気が付いたという。
542 :名無し職人:2005/11/18(金) 10:52:41 ソイツはしばらくバイクの上でユラユラと体を揺らしていたが その内に溜息のような呻き声を漏らすと 「ほすぅがのう ものかねんでゃなぁ」(欲しいけど、ものを食べないのでは・・・。) そう呟くように語ると、不機嫌そうに体を揺らしたという。 怒らせては不味いと思った爺さんは 「代わりにコレを持って行け。」 と持ってきた菓子類を袋に詰めて投げてやったという。 袋はソイツの体に吸い込まれるように見えなくなった。 するとソイツは一言「ありがでぇ」と呟いて山の闇へ消えていったという。 その姿が完全に見えなくなるまで残念そうな「む〜 む〜」という呻きが響いていたという。 爺さんは、気が付くといつの間にか失禁していたという。 その夜はテントの中で震えながら過ごし、朝日が昇ると一目散に山を下りたそうだ。 家に帰ってこの話をしても、当然誰も信じてはくれなかったが ただ一人爺さんの爺さん(曾々爺さん)が 「山の物の怪っちゅうのは珍しいもんが好きでな、おまえのバイクは 山に入った時から目を付けられていたんだろう。 諦めさせたのは良かったな。意固地になって断っておったら おまえは喰われていただろう。」 と語ってくれたのだそうな。 以来、爺さんは二度とバイクで山に行くことはなかったそうだ。 ちなみに、件のバイクは今なお実家の倉に眠っている。
>>575 スマソ
これを書いた者なんだが
向こう(藁板)では不評でコッチに持ってきたんだが
まさか先を越されていたとはwww
ちゃんと読まないとダメね シツレイシマスタ
>568 自分の家の周りを汚されたら気分悪いだろう。 コンビニオニギリの包みや、ペットボトルは工業化学の産物で、 在来生物では分解できないから、いわゆる自然の一部とは言えないだろ。 ・・・と、言ってはみたものの、ISO14001関連の仕事をしてると、正直 地球環境なんてどうでもいいやと、投げやりな気分になってくるw
お詫び代わりに自分の話でも 初春、家族で山菜採りに行ったときの話。 麓に車を止め、さあこれから山へ入ろうかと思っていたら 同じく山菜採りと思われる集団が一目散に山を駆け下りてきて 「クマだぁーーー!!」 山菜採りはその場で中止。 泣く泣く帰りました。 後日のニュースで私達が入ろうとした山で 体長2mの熊が仕留められるという報が流れました。 もう少し時間が早かったら、ソイツに出会っていたかもと思うと ちょっと((((;゜д゜)))ガクガクブルブル あんま怖くないですかね? スレ汚しだったスイマセン
>>577 その考え(家のまわり・・・)
ならしっくりくるよw人外でも嫌だろうね!
って事は怪しい力を持ってしても
処理できない厄介な物を人間は
造り出してしまったのか?
原料は100ばーせんと自然由来だとは思うが・・・・
>>576 =578
乙!!なんと本人でしたか。
ちなみにお爺さんはどちらの出身の方ですか?
自分は何となく漠然と東北地方の話したと思って読んでました。
後、バイクのメーカーとかも良ければ教えてください。
親父殿に聞きました。 母ちゃんの実家は佐渡島の山奥にある。 この山奥っぷりというのが半端ではなく 麓の「お隣さん」まで原チャリを飛ばして20分かかるという ほんと〜に辺鄙な所にある。 これ、前置きね。 昔々、親父殿と母ちゃんが結婚する前の話。 母ちゃんの両親にご挨拶するために、親父殿の運転で その辺鄙な山道を車で登っているとき、異変が起こった。 助手席で寝ていた母ちゃんが、突然に 「だめよ!後で!!」 と大声で叫んだそうな。 その声にビックリしたものの、寝言だろうと思って そのまま運転を続け、無事に母ちゃんの実家まで辿り着けたそうな。 車から降りると、母ちゃんは土産物を積んだトランクを開け 「あぁ〜、やっぱりやられたぁ。夢じゃなかったのねぇ。」 と残念そうに言ったという。 何事かと親父殿もトランクを覗き込んだのだが、そこには 土産物として持ってきた菓子類が食い荒らされ、残骸が散らばっていたという。 「寝てたらねぇ、後部座席に小さな子供達が座ってお菓子を食べてる光景が見えたのよ。 これは山のタヌキだと思って怒鳴ったんだけど・・・遅かったわぁ。」 と、さして怖がる風でもなく語る母の姿に、なんだか人外魔境に 迷い込んだ気分になったと親父殿は語るのであった。
ちなみに親父殿は、その時になんとなく 「なんでキツネだと思わなかったんだ?」 と尋ねたそうな。 そしたら母ちゃんは 「佐渡島にキツネはおらんのよ。昔、領主に悪さして追い出されたんだって。」 と、これまた事も無げに語ったそうな。
>>580 ご名答、爺ちゃんは陸奥のお人です。
バイクのメーカーまではわかりません モウシワケネー
幼い頃に一度見たことあるっきりなんで
>>583 本人光臨乙
なかなか面白いお話でした。また何かありましたら是非とも書きこんでくださいまし
585 :
580 :2005/11/19(土) 22:54:30 ID:I81+gHN70
レスが遅くなってスミマセン。
>>583 レスありがとうございます!!
当たってましたか、ほんとになんとなくという程度だったんですが。
怖くはあるんですが、どこか愛嬌があるのが
昔ながらの「物の怪」の雰囲気で面白かったです。
お母様お話もごく自然にそういう話がでてくる所から
そういう不思議が自然に感じられりょうな、生活に溶け込んでたのでしょうか?
586 :
雷烏1号 :2005/11/19(土) 23:01:51 ID:VmrNDkLr0
知り合いの話。 彼が中学生の頃、友人を誘って学校の裏山にある廃病院を探索しょうと提案した。 この病院は過去にベトナム戦争で亡くなった人の遺体を収容していたことがあり、 その幽霊が出るという噂が絶えなかった。その真偽を確かめようと思ったからだ。 だが、彼と一緒に行った友人達は怖がって入ることができず、結局一人で入ることになった。 手術室や死体安置室と各部屋を廻ったが何も怪異なことは起こらなかった。 少々の安堵感に包まれた彼は出口へと向かった。 すると「ヒタ、ヒタ、ヒタ」と後方から足音が聞こえてくる。猫か犬だろう。そう思った彼は後ろを振り返った。 それは全身を白い包帯に包まれた人間だった。四肢が異常に短く顔の部分は袋のような物で覆われている。 さすがの彼もこれには腰を抜かしてしまった。 近くにきた「それ」は仰向けになると、モールス信号を打つかのように首を上下に激しく動かし始めた。 彼は這うようにして外へ飛び出した。入口で待っていた友人達は彼の豹変振りに驚いたが、 直ぐに全員で学校のグランドに運んでいった。 何も訊ける状態ではない。そして彼が紙を握り締めているのに気が付いた。 恐る恐るその紙を広げて見ると"Hold my breath as I wish for death.Oh please God, Wake me"と書かれている。 家に帰って両親に泣きながら一部始終を話すと、父親は血相を変え近くのお寺に連れて行かれた。 彼を見た住職は慌ててお払いをし身体中に塩を浴びせる。 もう少しで「許されざる者」になるところじゃったな。 「お前をそこに連れて行くのが俺だ」と言っておったぞと安堵の表情で彼に語ったそうだ。
>>586 はベトナムの話?
登場人物はベトナム人で、ベトナムの寺?
またニセものかよ
>>カミナリカラス氏 紛らわしい二セネームは止めて呉れたまえよ。
作り話にしても、もうちょっと設定等を練りこんでもらいたいものだと。
ジョニー!! ってかone?
佐渡島話をもう一つ 母はよく、笑い話として 「私が幼い頃はね、カレーを作るってのは、まずお爺ちゃんが鉄砲の弾を作るところから始まったの。」 などと言っていました。 ようするにカレーの「具」になるお肉を山で撃ってくるってことですw 眉唾で聞いていたのですが、件の祖父が亡くなった折に 集まった親戚に真偽を聞いてみたところ 「それは一つ手順が抜けてる。まず最初に猫を納戸に放り込むんだよ。」 このスレの住人の皆様なら、その理由はおわかりでしょうw まとめサイトを読んで思い出したお話でした。
分からんがな
594 :
ぽたみがん :2005/11/20(日) 07:09:54 ID:0av6rD9Z0
>>594 分かったがな。わざわざありがとう。
民話もけっこう面白いですね。
爺様に聞いた話 畑仕事を終えた夕暮れ時、はやく帰ろうと 普段は日中しか通らない獣道みたいなところを 歩いていると、道脇に妙なものがいたそうだ。 それは下手くそな人型の粘土細工のような姿をしており 何をするでもなくボンヤリと立っていたそうだ。 爺様が担いでいた鍬をソイツに向かって突きつけ 「なにもんだっ!!」と一喝したところ そいつは急に輪郭を崩し、ドサドサドサッとその場に崩れてしまった。 近づいてみると、そこにはこんもりと腐葉土の小山が出来ており その所々から獣の骨が覗いていたそうな。 「山で死んだ獣が、腐れ堕ちた肉の代わりに その辺のモンをかき集めて纏っていたんだろうな。」 とは爺様の談。 何故人型なのか、いったい何のために現れたかのかはわからんそうな。
狩猟をし、山菜を売り、剥製を作り、民芸品も作る。 本人によれば、山に寄生しているようなものだという。 とんでもない山奥に、そんな男がいた。 ずっと昔、遭難者の遺体を何体か、剥製の製作技術を生かして 加工し、日持ちするようにしたことがあるという。 普通は医者がすべきことだが、遺体を山から搬出するのに 数日かかるような辺境では、彼のような技術者にでも頼む他ない。 正式には、どこからの依頼だったか聞いたはずだが、泥酔していた 俺の記憶は、あちこちで飛んでしまっている。 たいていは損傷箇所を修復し、人に見せられる状態まで復元し、 簡単な防腐処理を施すだけだったが、時には例外もあった。 警察から、彼の手元に若い女性の遺体が届けられた時のことだ。 防腐処理の準備をしていると、遺体の父親が訪ねてきた。 遺体は実家まで持ち帰り、きちんとした葬式をした上で焼くことに したと告げられ、間に合わせの防腐処理でなく、もっときちんと 加工して欲しいと要求された。 時間はいくらかかっても構わない。 綺麗な姿で家に帰したいという言葉には説得力があった。 要望を取り入れると、ほとんど剥製と変わらなくなる。 そのあたりで、妙だな、とは無論思った。
承諾し、生まれて初めての人間の剥製を手がけることになった。 うまくいかない部分もあったが、父親はその出来栄えに満足し、相当な 額の謝礼を置き、遺体とともに帰った。 実は、剥製を作っている最中、目の前にいる娘の遺体を山の広場で 焼いたという話を彼は聞いていた。 何を焼いたのか知らないが、娘の遺体は、確かに彼の手元にあった。 多額の謝礼には、口止め料も含まれているのだろうと彼は思った。 こんな山奥では、一生かかっても使い切れそうもない金額だった。 遺体の父親はその後、何度も訪ねてきた。 子供を失った親が、どうしても子供を焼く気になれず・・・ といった理由で、ドライアイス漬けの遺体を持ち込むこともあった。 まずいことになったと気付いたのは、人間の剥製を、すでに何体か 作ってからだった。 彼が手がけた剥製が、特殊な販売ルートで売買されていることも 聞かされ、どうやって手に入れたか知れないような、若い女性の 遺体ばかりが持ち込まれるようになった。 最後の依頼になった女性の遺体を持ち込んだ後、ある地方を大災害が 襲い、その「父親」は、それきり来なくなった。 剥製は完成したが、引き取り手はないままだった。 彼は今も山で暮らしている。 無論、人間の剥製を依頼しに来る者はいない。 それでも彼は、人間の剥製を作りたくなることがあるのだという。
>594 ネコを貶める陰謀ですね!!1!。
>>599 長年飼ってた猫が
「俺は余所へ移ることになった。今まで世話になった礼と
跡目を置いていく。達者で暮らせや。」
と流暢に口をきく夢を見て目覚めると、猫はいなくなっており
戸口の前に蔓で編まれた二つの籠が置かれていた。
一つの籠には雉が5羽と砂金の入った袋が
もう一つには真綿が敷かれ、中に真っ白な子猫が眠っていた。
雉と砂金は大層なお金になり、子猫は長じてねずみ取りが大変上手になったという。
爺様が聞いたという猫の恩返しの話でした。
>>600 猫は自分の死に際を見せたがらないんだっけ。
こういう話好きだな。
爺様の話 山で草取りをしていると、背後から肩をトントンと叩かれ 「ぬし様が通りますので、ちょっと失礼。」と何者かに話しかけられた。 途端、草刈りのために屈んだ姿勢のまま、体が動かなくなったそうな。 瞬きもできないまま、しばらく待っていると爺様の背後を 何か巨大なものがその身をズルズルと引きずりながら通り過ぎていったそうだ。 恐ろしくて生きた心地もしなかったが、ズルズルという音が聞こえなくなった辺りで 再び何者かに「ご迷惑をおかけしました。」と耳元で囁かれ その瞬間、爺様は盛大に小便を漏らして気絶したそうな。 気が付くと、時間はさほど経っておらず、日もまだ充分高かったが 夕暮れまで仕事をする気になれない爺様は、荷物を纏めて早々に家路に着いたそうだ。 途中、今まで草刈りをしていた山肌をふり返って見たが 巨大な何かが通ったような痕跡は見つけることができなかったと言う。
山のぬしともなるとちゃんと礼をわきまえた付き人がついているのか。
>>597 全裸さん、ホラー映画の題材になりそうな話で久々に面白かった。
面白いと言うのも不謹慎なのだが…
605 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/20(日) 20:58:14 ID:nGYxs75K0
>>598 >実は、剥製を作っている最中、目の前にいる娘の遺体を山の広場で
>焼いたという話を彼は聞いていた。
これ、どういう意味だろう?
男が娘の遺体の剥製作ってる最中に父親が娘の遺体を広場で焼く??
全裸さん、解説お願い!
シャーロックホームズの短編「ノーウッドの建築業者」(「シャーロック・ホームズの生還」収録) を読んでみると良いんじゃないかな? 形式を取り繕う為のダミーだよ。
>>605 娘の遺体を広場で焼いたことにしておけば、
剥製を作っている事実を隠しやすい。
607が指摘してくれているように、形式的には、
娘は火葬されたのだから。
娘の遺体として焼いたのが何だったのか、
そこまでは分からない。
こんなあたりでどうだろう?
609 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/20(日) 22:14:54 ID:FNhBiCMk0
全裸隊様、毛色の変わった話乙です!! 創作話であってほしい内容ですね やはり一番怖いのは「人間」ですね
死体損壊罪適用で人の剥製なんかあるわけない。
意外とこんな話のほうが事実だったりして》全裸氏・・・・・
>>611 おまいがそう思うのは勝手だし、事実死体損壊罪が適応となるんだろうが
いちいちカキコしなくていいぞ。
ここでは誰もおまいの法的解釈なんざ期待してないぜ?
空気嫁
リアリティのなさすぎる話は萎える
613 何が空気嫁だよw お前こそ今時空気嫁とか言ってるなら流行り読めよwwバーカw
>>609 フレディと関係なくないか?24日ともちがうし・・・。
サラサラの金髪でギターってとこでカートコバーンも思い浮かんだけど・・・。
まぁいいや。
617 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/21(月) 00:31:50 ID:n13Z8QBz0
>>608 なるほど、主語は父親なのですね。納得。
>>615 人のことどうこう言う前に
アンカーの付け方ぐらい覚えて来いや
お前も半年ROMる必要のあるクチか?
こんな暴れ方するのは牛か、NWだろ・・・ あるいはそれに匹敵するくらいの阿呆W
チンコのカスばかり・・か・・・
コラ!あっちは山怖の別館じゃないぞ〜 そもそも議論の元は 全裸さんの話じゃないか(^∀^;) あっちで殺ったらすれ違いだぞぉ
子供のケンカ会場はここですか? >>全裸氏 いつも投稿ありがとうございます。 毛色の違う話、面白かったです。
いや、だからさ俺が言いたいのは解説がないと理解できない オナニー話を投下するのはどうかってことよ 人に話を読ませる気があるのか?
>>602 の、お供を従えた主の話しを読んで感慨に耽った後に、
別の板のスレを覗きに行ったら・・・
「ちょっとここ通りますよ・・・ (AA略」
ぬし様が通りますので、ちょっと失礼 ズーリ ズーリ ∧_∧ / ・ω・) ...../____ノ
ワラタ!!!
桜の話 爺様曰く 「山中に一本だけポツンとある桜の下で夜を明かしては行けない。 桜は弱い。たまたま山中に芽吹いたとしても長らえることはできない。 にも関わらず、周りの木々に負けず一本だけで生きる桜というのは 山の怪の持ち物、もしくは桜そのものが怪なのだ。 そんなモノの下で眠りこければ、桜に喰われ滋養にされてしまう。」 ここから自分の話。 花見の季節、友人に「穴場スポットがある。」と言われて誘われたのが そんな桜の下でした。 山中のちょっと開けた場所に、たった一本だけ満開の花をつける桜は 美しいと同時にちょっと異様でもありました。 何事もなく酒宴を楽しみましたが、帰りには一応根元に未開封の ワンカップを置いて「お騒がせしました。」と礼を述べてから山を下りました。 残念(?)ながら、特に不思議な体験はありませんでしたw
ついでにこんな話も。 たぶん中国の話。 旅の男が山中の大樹の下で夜を明かしていると 木陰から白磁のように美しい肌を持つ、裸の娘が現れ男を誘った。 誘われるままに体を重ねると、娘の白い肌は まるでヒルのように男を張り付き、剥がそうとするとひどく痛む。 その上、男が幾度も精を放っても娘は満足せず それどころかますます貪欲に求めてくる。 男は意識が無くなるまで娘と交わり続けた。 翌朝、目を覚ました男が見たものは 昨夜までは蕾も付けていなかった桜の大樹が満開の花を咲かせる光景であった。 男は精魂絞り尽くされ立ち上がることもままならなかったが また娘が現れたら、今度こそ命まで吸い取られると思い 這いずるように山を降りたという。 麓の村まで辿り着いた男は、村人に昨夜の事を話すと 皆、怖がるどころか逆に歓喜に沸き返り、また男を褒め称えた。 事情のわからない男に、村の長が説明する。 「おまえが出会った娘は山の神だ。神は男の精気を糧に花をつけ その礼のように山河を豊かにしてくれるのだ。 だが今年は戦で元気な男衆を取られてしまって困っていたのだ。」 男は厚く持て成され、後に村の娘と所帯を持ったが 神に絞り尽くされてしまったのか、遂に子種には恵まれなかったという。
全裸娘キター
>>625 全裸氏の話だよね?俺は解説がなくても普通に理解できたけどね。
理解できない人がいて、どういう意味?って聞いたって別にいいと思うし。
なんでそんなにカリカリしてるんだ?
もっと本を読みましょう!文字からでなく それで構成された文章から意味を 読み取りましょう!勉強や知識を広めるための 読書では 行間を感ぜられるようにはなれません 人生を楽しむ為にも本を沢山読みましょう! 文部化け学省より(∀
スルーしようよぉ ・゚・(ノД`;)・゚・
634 お前モナ!
634でナンバーズこうてみYOっと!
もう無いお(^^;)
>>632 どうやら君も読解力には欠けるようだね
私は他人に向けて文章を表現する以上理解される努力をすべき
という意味で言った訳だが
なんでそんなに食いつくんだ?
スルー出来ないと夜風騒動の様に下らんレスで埋まるよ?
山怖らしい良い話がたくさん投下されて嬉しいな
爺様の話。 山仕事中に大雨に降られ カッパを羽織って作業を続けた爺様。 フードに当たる猛烈な雨音しか聞こえない中 黙々と下生えを刈っていると、ふと音が消えた。 不信に思って顔を上げると、相変わらず雨粒は 勢いよく顔に当たるのに音が一切聞こえない。 「こりゃあ耳がイカレたか?」 と呟いたら、その自分の声はハッキリ聞こえたそうな。 試しに持っていた鎌の刃を指で弾くと キンッと小さな金属音が確かに聞こえる。 それなのに雨音だけがまったく耳に響かない。 奇妙に静まりかえった山の中で、爺様は心細くなり 震えながら「勘弁してくれ。」と小さく呟くと それに答えたのか、唐突にバチバチッ!とフードを叩く雨音が戻ったという。 「狐狸の類にからかわれたんだろうな。」 と当時を思いだして語る爺様であった。
>>621 >>643 誰か、N.Wよんだのかい?
そんなトコに誘導する位なら別館でも建ててくれないか?
896 :本当にあった怖い名無し :2005/11/13(日) 16:54:36 ID:7LYtjzp80
うんこ山、落ちちゃったね。
別館が必要になるかな?
897 :本当にあった怖い名無し :2005/11/13(日) 17:50:28 ID:PN8MNYOk0
>>896 ここが新しいうんこ山だよ
だから誘導してたんだけど、いけなかった?
1から読んだ。おもしろかた。 ダルマストーブからラジオの音楽が聞こえてきた話は本で読んだ記憶がある。 虫歯治療の詰め物が鉱石ラジオになったこともあるそうな。当人は俺は気が狂ったと 相当悩んだらしい。真偽はしらん
爺様シリーズのファンです それにしてもこのスレには面白い物が多いですな
なにしろじいさんは(以下略
>>287 ヴァカを言うな!
お前らは論理的にも科学的にもアリエナイ女:文字どうり人間じゃないデビルなんだよ。
はっきり言ってお前らはホモサピエンスの雌:女とは煮ても似つかない。
だから、海で山でも地球自身が人の手付かずの部分はお前たち悪魔リリスどもを嫌うのだ
よ。
地球を滅茶苦茶にしている張本人陣利を滅亡さえようとしている人間のクズだった魔だからな。
世界中全ての人間がそれを知っている。
>>654 うーん、デムパの振りしたネタなんだろうけど、どう突っ込めばいいのか分からないがな。
とりあえず女を煮るのは良くないと思うがな。(´・ω・`)
こんな遠いレスするならもっと練ればいいのに
ねるねるねるねる・・・・・・うひひひひ・・・
爺様の話。 キノコ取りのために山深く分け入った時 山の奥から人とは思えない、それこそ 巨人のような大鼾が聞こえてきて すっかり肝を潰して逃げ帰ったそうな。 結局、手ぶらで帰宅したのだが キノコを期待してた婆様に烈火の如く怒られたそうな。 「あの鼾よりも婆ちゃんのほうが怖かった。」 という爺様のコメントをオチとして とっぴんぱらりのぷー
爺様ばっかりではアレなんで他の話でも・・・。 リア小時代の先生の話。 先生が引率として行った山での宿泊研修で 夕食の時間にある問題が起こったという。 班ごとに別れた生徒達が、バーベキューやカレーなどを 自らが火をおこし、調理をして食べるという手筈になっていたのだが どの班も一様に 「火が点かない」 と口を揃えて先生に訴えてくる。 火起こしに慣れたプロの指導員ですら どんなに木を擦り合わせても煙も出ない有様だったという。 天気は乾燥気味の晴れ、風もないのに、何故かまったく火が起きない。 ライターやマッチなどの火は出るのだが いざそれを薪や枯れ葉に燃え移らせても、みるみるうちに消えてしまう。 これはどうしたことだ、先生達は頭を捻っていると 指導員の一人が「あっ!!」と、何か思い出したように叫ぶと やおら山に分け入っていった。 何事かと見守ること数十分、体中に泥やら枯れ葉を付着させた指導員が フラフラになって戻ってきて 「どうもスイマセン。山頂の神さんに火を起こす許可を貰い忘れてました。」 と曰ったという。 その後、問題なく火は起こり、生徒達はようやく食事にありつくことができたという。
660 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/22(火) 17:19:59 ID:dVMzVTLn0
>ライターやマッチなどの火は出るのだが >いざそれを薪や枯れ葉に燃え移らせても、 そりゃ無理だ。 紙とかもっと燃え易い物と一緒に燃さな。 完全に寝ただな。
dat形式の過去ログはありませんか?
だんだん話が長くなっているのは気のせいだな、、、
ボーイスカウトはマッチ3本で火を起こせるよう訓練されるとか。 新聞紙も使っちゃいけないのでナイフで枝を薄く削ったり枯れ葉を使うんだと。
665 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/22(火) 21:35:17 ID:r/W8KbXc0
知り合いの話。 山で木を切っているとどこからともなく、おーいと呼ぶ声がする。 誰だ?と呼び返してみると、よく聞き取れない返事があった。 くり返す潰れた声に耳を澄ますうち、ようやっと内容が聞き取れた。 右手がないんじゃぁ 何のことだろうと訝しく思っていると、不意に耳元で重い声が聞こえた。 そこか 驚き振り返るが誰も見えない。それきり呼ぶ声も絶えている。 気味が悪くなり、そこで撤収したのだという。 その次の入山日に大きな事故が発生し、彼は右の肘から先を失って しまったそうだ。
・・・ゲッ!? よくよく見たら、666番なんか踏んでやんの・・・orz 挫けず、頑張ろうっと。明日も仕事なのです(涙)。 そりでは。
山で迂闊に返事をしては いけないってやつですね。ガクブル
>666 どこで見たのか忘れましたけど獣の数字は実は616だったとの 文献が最近見つかったと書いてありました。お仕事がんばってください。
オカ板的には吉でわないかとw
>>630 杉浦日奈子さんのマンガに似た話しがあったー!
山にはそういう存在がいるんだ。
友人の話。 仲間三人で夏山を縦走していた時のこと。 崩れかけた廃屋を見つけたので、休憩がてらに入ってみることにした。 柱も畳も酷く傷んでいたが、それなりに涼しく快適だったという。 一休みした彼らは、屋内をうろついてみることにした。 部屋はどこも黴臭かったが、穴でも開いているのか明かりに困ることはない。 ぶらぶらと奥へ進んでいた彼らは、ある部屋の前で足を止めた。 そこだけは襖が朽ちておらず、閉ざされたままだったのだ。 よく見ると襖はまだ新しい物のようで、廃屋の中でそこだけ浮いて見えた。 「何でここだけ新しいんだ?」 疑問に思って引き開けると、中はぼんやりとしたオレンジ色で満たされていた。 数え切れないほどの蝋燭に囲まれて、白い布で覆われた雛壇が作ってある。 檀上には位牌が並べてあり、線香の匂いが流れてきた。 畳も柱も天井も、作られたばかりのようにピカピカに見えた。 そして部屋の真ん中には、白い木造の棺桶が据えられていた。 「失礼しましたっ」上擦った声で詫び、襖をできるだけ静かに閉めた。 抜き足で入口まで戻ると、そこから全力で走って逃げたのだそうだ。
こんばんは、一仕事を終えた働き鳥です(笑)。
>>668 山で呼ばれる話ってのは、本当バリエーションが豊富ですねぃ。
私が聞き知っているものでは、悪い結果のものばかりでもないみたいですが。
「お〜い」と呼ばれて返事をすると、旬の筍が詰まったバッグを投げつけられた
知り合いがいたようです。ウマーだったとか。
ま、この話にも決してハッピーではないオチがあったりするのですが(苦笑)。
>>670-671 お気遣いありがとうございますデスよ。体壊さん程度に頑張りマス。(^^)/
>>630 遅レスになりますが、『男喰い』なる話を採取しております。
梅雨になると、男を食べる女が出るという山の話で・・・
いや、実際はまったくオカルトではないのかもしれないのと、内容がアレだけに
ちょっと書くのを躊躇しておる訳ですが。
ま、そのうち気が向いたらぼかしてまとめましょう。
ではでは、帰宅して休むのデス。オヤスミナサイ。
むしろ場所をはっきり書いて欲しいw
強い風が吹き荒れ、二人をつないだザイルが大きく揺れた。 一瞬、風のせいで腰が浮き、バランスを崩しそうになった。 腰を落とし、前を行く友人の背中に目をやった。 振り向いた彼が、不意に傾いた。 切り立った稜線の、右側の谷に向かって姿勢を崩した。 身構えたが、実のところ、こうした状況でパートナーが 滑落した経験などなかった。 どうすべきかは本で読んだし、練習もした。 ザイルで自分と結ばれたパートナーが落ちたら、逆側の谷に飛び降りる。 稜線を挟んで、ザイルの両端に自分とパートナーがぶら下がるようにし、 二人が落ちるのを防ぐのだ。 ともかく、彼は落ちた。 意を決する間もなく、飛んだ。 岩が足元を飛び去り、ザックが斜面に当たり、弾み、身体ごと転がった。 衝撃に見舞われ、とんでもない力を感じた。 内臓が暴れ、身体を内側から激しく叩いた。 大変な苦痛だったが、ザイルが伸びきり、反対側に落ちた彼と俺を、 しっかり支えてくれた証拠でもある。 ザックからこぼれた何かが谷底へ消えた。 ピッケルをしっかり両手で握り、全体重をかけて斜面に打ち込んだが、 30キロの体重差を支えられるかどうか、自信はなかった。
腹ばいのまま、あたりを見回し、ぎょっとした。 反対側に落ちたパートナーが、ほんの数メートル横にいる。 もがきながらザイルをつかみ、必死に引っ張っている。 同じ側の谷に飛び降りれば、普通は二人とも谷底まで落ちるはずだ。 なぜ止まったのだろう。 同じ側に飛び降りた二人は確実に死ぬはずだった。 稜線に登ってからザイルをたどると、小さな岩にザイルが食い込み、 引っかかっていた。 そのおかげで、俺たちは谷底まで落ちるのを免れたらしい。 彼によれば、先に俺落ちたのは俺だった。 彼は俺と逆側の谷に飛び、俺を支えようとしたのだという。 二人の話は、ことごとく食い違った。 落ち着けと彼が言い、お前こそ、と俺が返した。 ザイルが引っかかっていた岩に、非常用の洋酒をふりかけた。 風はやまず、まだ先は長かった。
>『男喰い』 2ちゃんねらやっていちゃあ採取出来ない罠 w つか採取されるのかな。
雷鳥はん、乙
>>677 >>この話にも決してハッピーではないオチがあったりするのですが
だからそれを書いてくれと(ry
>>梅雨になると、男を食べる女が出るという山の話で・・・
これは書かんとイカンだろ!ていうか書け!書いてください
詳しく激しく!w できれば漏れだけでもいいから地名をお(ry
そーやって犠牲者が累々と・・・。
ちょっと! 別館消えてるよ、どうなってんの!!
消えてるのは別館じゃなくて「N.Wにまつわる怖い話」スレだな。 NWまとめスレとして結構使えたんだけどな・・・
687 :
コピペ :2005/11/24(木) 20:55:59 ID:2Isu4RMS0
178 名前:可愛い奥様 メェル:sage 投稿日:2005/10/30(日) 21:04:34 ID:uWq/rSv/ 私が住んでいる地域は、東向き方向には繁華街もあり バスも地下鉄も私電も通っていて、結構にぎやかだけど 西方向には山の向こうに小さな町があるだけで交通手段 も何度も倒産しかけて再生手続きばかりやってる民営バス しかない。 でもって、先日その小さな町に夕方から用事があって駅前 から町行きのそのバスに乗ることに・・・乗ってる時間は1時 間半程度だけど、流石に夕方からそっち方向に乗る乗客は 私一人で、誰もいないバスの真ん中ぐらいに座って、窓の外 を見ていました。 いくらも走らないうちに窓の外は細い山道に入り、対向車との すれ違いすらままならない程・・外は暗くなってくるし、山道は 真っ暗だしで『気持ち悪いなぁ』と、思っていたら後の方で 『ボソ・・ボソ・・』という喋り声と誰かが身動きする衣擦れの音 がして、何となくああ、誰か別の乗客がいるんだな・・と思って いたけど、ふと今は自分以外には乗ってないはず!と思い当 たって慌てて後を振り返ると案の定誰もいない。
688 :
コピペ :2005/11/24(木) 20:57:13 ID:2Isu4RMS0
179 名前:178 メェル:sage 投稿日:2005/10/30(日) 21:06:19 ID:uWq/rSv/ 続き 気のせいかと、思って前を向いていると間違いなく誰かの 喋り声、それも一人じゃなく何人ものつぶやき声が後の座席 からする!しかも私が座っている座席の直ぐ後の席からも 誰かが身じろぎする座席が軋む音がして、もう怖くて仕方なく 思わず運転手さんのすぐ後ろの席に移動した。移動する時に もう一度、後部座席を見たがやはり私以外は無人でした。 でもバスから降りようにもそこは山道の中のバス停しかなく 当然そんな時間にはバス停に誰もいるわけなく、周りには人家 らしきものも殆どないので、降りたら降りたでもっと怖いだろうし ・・というより、降りたときに万一その訳の判らない気配も一緒に 降りてきたら?と思うとそれも出来ないので、早く終点に着いて 欲しい!と願っていたけど、その変な気配はどんどん賑やか?に なってきて、呟き声もちょっとザワザワと感じるぐらになってきて しかも足音が後から前に、前から後に何回もし始めた。
689 :
コピペ :2005/11/24(木) 20:57:47 ID:2Isu4RMS0
180 名前:178 メェル:sage 投稿日:2005/10/30(日) 21:06:55 ID:uWq/rSv/ 続き でも真横を足音が通っても、相変わらず何も見えない、気配が するだけで、運転手さんは何も聞こえないのか?感じないのか? と不思議に感じるぐらいで、もう我慢できなくて変に思われても いいから運転手さんに話そう!と決心した時に、いきなりその 運転手さんが、少し山道の少し広くなった部分でバスを停めて 『ちょっとすみませんねー』と言いながら、席を離れて窓の カーテン(窓に備え付けになってる上から引っ張って下ろして 眩しい時などに遮光するタイプ)を大きな音をさせて一度下まで 降ろして、そのまま今度は上まで跳ね上げる・・とバタン!バタン!と いくつかやりながら、バス通路をドタドタとあの足音の様に行ったり 着たりした後、座席に戻ったらあの変な気配が全く無くなっていました。 後は、終点に着くまで何も無かったけど、運転手さんの話では この経路ではたまにあることで、運転手間では有名でなったときの 対処法wwも申し送られてるとか・・『別に悪さをする訳じゃなくて、 自分達が間違ったところにいると知らないんじゃないかな?ああ やって大きな音で脅かせば、慌てたみたいにいなくなりますから』と、 事もなげに言っていた・・て、それかなり変な事じゃないかと?運転手 さんに小一時間言いたい!| ̄|○ 帰りは深夜だったし怖いのでタクシーで帰ったけど、山の中って 絶対何かいるよーー!
話し声がすると思って見たら運転手が携帯でお喋りしていたことがある。
かつて、死んだ家畜は山へ捨てていたという。 どういった理屈によるものか、水源近くの急流に投げ込み、 死んだ家畜が、災厄をもたらすのを防いでいたと聞かされた。 今では家畜以外のペットなども、死ねばそこへ捨てているという。 捨てるという表現はどうかと思うが、地元でそう表現するには やはりそれなりの理由があるのだろう。 死んで捨てられた動物が、夏の盛り、水浴びをする。 急流に首まで漬かり、暑さをしのぐ。 それを見たら、桃の実を穴に投げ込むよう言われた。 動物が追いかけてくるからね。 桃はどこに? 穴はどこに? 行けば分かるというのが、答えだった。 水浴びが行われる急流脇に、テントを張った。 今夜あたり水浴びするんじゃないかと、皆、そう言っていた。 見られるものなら、予定を変更してでも、それを見たいと思った。 見えなくても、それで良いと思った。 崖の下に桃の木が植わっていて、青い、小さな実をつけていた。 よく枯れずにいるものだ。 穴はそのすぐ後ろだ。 奥行きは2メートルもない。 穴というより、えぐられた跡のようだった。
夜中、テントから出て急流を覗き込んだ。 急流の中、数知れない動物が流されもせず、水面から 頭を出していた。 身動きもせず、牛や馬、山羊、鶏、犬などが水に漬かっている。 流れが乱れるわけでもない。 激しい流れの中、多くの動物の頭が静かにあるだけだった。 息を呑むとか、不気味とか、そういった感覚ではない何かが 胸を打ち、涙がこぼれそうだった。 頭だけの動物たちが静かに動き、桃の木の後ろにある穴に消え、 やがて全ての動物が穴に入った。 桃の木から小さな実をもぎ、穴の中に投げ込もうとした。 穴の中には何もいない。 動物の臭いさえない。 投げ込もうとした実を、そっと穴の奥へと転がした。 何かが心のどこかを満たし、今度こそ、涙が溢れた。
素直に乙。
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
せつない;;
夏と秋、山小屋でアルバイトをしていた後輩が下山してきた。 朝から晩まで追い回されるように過ごし、ほんの少しの山歩きを 楽しんだらしい。 その山小屋は、夕方ともなると宿泊する登山者で満杯になり、 靴が整然と玄関付近を埋め尽くす。 無論、整然と靴を並べるのは我が後輩の役目だ。 指名されたわけではないが、何となく、後輩の役目になってしまった。 靴を各自で保管すれば良さそうなものだが、小屋の主人の方針で 客の靴は玄関に並べておく。 翌朝、客が出かけ始めると、玄関から靴が消えていく。 ある朝、全ての宿泊客が出払った後、靴が一足だけ残された。 年季の入った古い登山靴だ。 昨夜、これがあっただろうかと思い返してもはっきりしない。 覚えきれないほどの人数が泊まれるような施設ではない。 小屋の主人に声をかけ、靴を見に玄関へ戻ると、すでに靴はない。 翌朝、彼の忙しい一日が始まり、宿泊客の出発が一段落し、 せわしない一日の中でも、時間の流れが少しだけゆったりする頃、 玄関の掃除を始めようとする彼が見るのは、昨日と同じ靴だ。
小屋の主人を呼びに行った。 無論、二人が戻る時には靴など残っていない。 三日目にも靴はあったが、もう彼は主人を呼びに行かなかった。 小屋の主人を連れてくることが、靴の主を追い立てる行為に思えた。 数日後、客が出払った後の玄関に、その靴はなかった。 代わりに食堂のテーブルに彼宛の封筒が置かれていた。 封筒を開くと、しわくちゃの千円札が一枚。 客からの心づけだから取っておけと主人に言われ、彼は千円札を 財布に入れた。 千円札に印刷されている人物は、伊藤博文だった。 あの靴と同じくらい年季が入った、古い札だった。
面白い話でした 乙です!
まとめページよんでて、自分の不思議な体験を思い出したので書きます。 小学校低学年のとき、地区の子供たち(二年生から六年生くらい)で山奥の池に鯉を見に行こうということになりました。 十五分くらい道の無い山を登ると、そこに小さなため池がありました。しかし、残念ながら濁っていて鯉の姿は確認できません。 そこで私が何気なく石を水面に投げました。小さな丸い石を山なりにです。すると、その石が水面を一度跳ねたのです。水切りのような感じではなく、野球のボールをコンクリートに放った時のようでした。 たとえ水面のすぐ下が岩盤だったとしても、あのような跳ね方はしない筈です。ですがその時は何も奇妙に思わず、家に帰ってから漸く「あれ?」と感じたのを覚えています。 以上、怖くも無い体験談でした。
700 :
鯉 :2005/11/27(日) 00:41:02 ID:waT+yJc40
痛ぇな、ボケィ!
鯉が石をナイスキャッチして上に投げたんだろう
>>699 昔の007の映画でそれに似たような場面があったよ。
火口湖の水面に石を投げるんだけど、なぜか金属音がして石が水面上を転がる。
そんなのもあったかなぁ? 俺も見たような気がする
>>701 なるほど、その池は色を塗った鉄板で出来ていて、鉄板の下には悪の秘密基地があるのですなw
鉄板が真っ二つに割れて、中から飛行機がぁぁぁ
ああなつかし
実家とかその近所とかの話。猿ネタ集。 親父が子供の頃に山で友達と遊んでいると、猿の群れと遭遇したらしい。幸い、離れていたので石を投げて追い払おうとした。しかし猿真似とはよく言ったもの、猿も足元の石を拾って投げ出した。この日は引き分け。 次の日、また猿が出た。親父がポケットに用意してあった石を投げる。すると猿は親父の真似をして太股辺りの毛をむしって投げたそうだ。 俺が幼い頃に家に居ると、爺さんの友達が粉ミルクの缶を持ってやってきた。爺さんとその友達が酒を飲みだして、俺はそれを遠巻きに見ている。特に粉ミルクの缶を。 と、爺さんの友達が俺の様子に気付いて、粉ミルクの缶の蓋を開けて俺に向けた。 中には、猿の黒焼きとでもいうか、黒く煤けた猿の死体が入っていた。なんだかよく分からなかったが、怖くて泣いた。 最後のは、怖いというより恐い話で、俺の先輩の話。 その年は、猿の被害が凄くて(農作物とか襲われたりとか)、猿の死体を役場に持っていくと金がもらえるという状態だった。 で、先輩の家の庭に猿がやってきた。ガンマニアの先輩はガスガンを使って猿を庭の柵の隅に追い詰め、そして持っていた金属バットで・・・・・・・・・・・・ 先輩は、役場から二万円をもらったそうだ。 最後のを読んで、猿を殺して小遣いを稼ごうなんて思わないでください。近所の犬で、猿に足を食いちぎられて死んだ犬がいますから。
すまん! ↓の部分が壮大に抜けた。 最後のは、怖いというより恐い話で、俺の先輩の話。 その年は、猿の被害が凄くて(農作物とか襲われたりとか)、猿の死体を役場に持っていくと金がもらえるという状態だった。 で、先輩の家の庭に猿がやってきた。ガンマニアの先輩はガスガンを使って猿を庭の柵の隅に追い詰め、そして持っていた金属バットで・・・・・・ 先輩は、役場から二万円をもらったそうだ。 最後のを読んで、猿を殺して小遣いを稼ごうなんて思わないでください。近所の犬で、猿に足を食いちぎられて死んだ犬がいますから。
あの、すいません、本当にすいません。俺ので表示されてないだけでした。
抜けとらんがな
山で青白い炎を纏った人が歩いてるのを見た 祖父に話したら「まだおるのか。」とポツリと呟いた
「山の御池には、昔から龍神様が住んでいる。 俺は見たことがある。 一枚が顔ほどもある鱗を纏った長い躯が 池の底に沈んでいた。」 爺様の話である 実際に件の池に行ってみたことがある 龍が済むにはちょっと狭そうだった
鳥さん本人じゃないなら アソコに貼る意味解って無いか嫌がらせダロウね。 だけどなんとなく用心しながらの酷評が 割と面白かった。
>>714 リンク先見てきた(雷鳥さんと全裸さんの話が貼られている)。
貼り付けたのはおそらく、しばらく前に暴れていた『添削厨』の仕業だろ。
自分じゃ結局添削できなかったんで、他力に頼ったってところじゃないかな。
しかし、酷評が付かないもんだから「お願いします」なんて別の書き込みで
頼んでいる始末w
あの二人も聞いた話さんも、基本は短い文章できちっきちっと切るもんだから
突っ込める箇所はあまりないんだよな。
まぁできれば、くだらない粘着で余所の板まで巻き込んでほしくないものダ。
酷評が来たらそれをこっち貼る気でおったんかな。用意周到だが気の毒だ。なんか。
>706 猟師じゃなくて釣りとか山菜目的で山に入る人は、銃なしの状態で 猿や野良犬の群れにあったときはどうやって自衛するんだろ? なにか手軽な武器とか道具があるの?
>>718 逃げる⇒捕まる⇒諦める_| ̄|〇
冗談はさておき、鉈や鎌、ナイフが無ければ、石を投げるか棒で叩くか・・・やっぱり逃げが一番かな(´・ω・`)
ぶっちゃけの話、気合いあるのみ。 ま、実際人間って結構大型の動物だから、 眼くれたらビビる相手も多いらしい……と 聞いたことがある。 人間を恐れない個体だと逆効果にもなる らしいけど(汗)。
>>718 山菜掘り用の刃物が結構やんちゃな形をしているのは自衛のためかもしれない。
山菜掘り↓
ttp://www.rakuten.co.jp/nonaka/436126/436246/ 俺の爺さんなら気合で何とかできる気がする。素手で野兎捕まえてきたこともあったし。
それに何と言うか、妙な力もありそうな感じがする。
実家でミツバチを飼っていて、二年に一回くらい蜜を取るんだが、何の防護(帽子に網付いた奴とか)も無く蜂の巣を包丁で解体していく爺さんを、ミツバチは刺さない。近所の子供が巣の隣を通っただけで刺されたこともあるのに。
あと、家の前の一本道を猫が寝転がって塞いでいる時、母親が通るときは逃げずに寝転がっているんだが、爺さんの場合、猫は車を見ただけで逃げる。
>>721 リンク先を見たけど「テコの容量」で笑ってしまった。
これを持っていれば、万全とは言えなくも気休めにはなりそう。
>>722 はげ藁!
でもよく見たら、トップに「オモシロ園芸用品」と書いてあるじゃんw
ウチの親父殿は山菜採りの時に 剣鉈と、予備武器として かならず「カーショウ」というメーカーのシースナイフを下げていく 「山は物騒だからねぇ」 とは親父殿の談だが、山菜採りにもそんな職質喰らいそうなものが 必要なのかなと思った俺でした
コテのみなさんは酷評など気にせず どんどん投下してください
>>722 「コテの容量」
あまりヒドイ煽りが続くと、“コテの心の広さ”量が限界を超えてしまい、
しばらくそのコテは投下をしなくなってしまう。
・・・ごめん、思いついたら即書いてしまった。
オヤジギャグなら何でもよかった。
今は反省している。
山に作業しに行くなら鉈や鎌、スコップ型ナイフなどは必須でしょう。 人にむけなければOKなんだから。 漏れの愛用品は鉈鎌とサバイバルナイフだな、刃物は魔除けになるし。 ホームセンターに行って店内汲まなく見て回ればかなりの良い物がみつかるよね、 バラバラに置いてあるがw 職質だが、エヤーガン(BB弾以前)が流行った消防のころ、エヤガンを持って数 人で道端を歩いていたら職質された友人連中がいたなぁw
山じゃないが、某世界まる見えで「ワニに襲われたら自分が餌でないこ とをわからせるために殴るのが一番効果的です」とか言っていた。怪異と かは考えないとして、野生動物への対処がそんなんで良いのか。そして信 用ないとは言えテレビでそんなことを「知識」って形で放送して良いんか いな 熊はもちろんイノシシだって殴る気にはなれんなぁ。ワニにはホントに 効果あるのか知らないけどさ。蛇・蜂は見つけたらとにかく近づかないし 野犬は・・・・近所にいるのかな? 根拠無いけど、小型の熊なら勝てるかも、なんて思ってる人いる? 俺は身の程は知ってるつもりですが、それでも小熊なら・・・・とか思 っちゃう俺はまだまだバカモノだなorz
729 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/29(火) 00:39:21 ID:vnruyzPcO
>>728 中学の社会の先生が月の輪熊なら
棍棒て眉間どつけば勝てるっていってたよ。
女の先生だったよ
730 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/29(火) 00:41:43 ID:o+L+AOPMO
スレ違いスマソ誰かフジの女の一代記の宮沢りえの話録画した人いる?女の声が入ってるんだ
ツキノワグマ 体調120pから150p、体重50-60sのものでも、 前足での爪の一撃は、大体、20代成人男子のミドル級プロボクサー並みの 威力があるらしいです。 あと、毛皮は9mmぐらいまでの拳銃弾は止めてしまう場合があるとかで、 猪ではなく、熊を狩りに行く場合は、あいてがヒグマじゃなくてツキノワグマでも、 ライフルなら5.56mm以上のもの、散弾銃なら、2発玉か一発玉 (散弾発射用の散弾銃で、その威力を全部一発に集めた弾丸、ライフルスラッグ。 35口径拳銃弾9-12発分の威力を一点集中で発砲する) が欲しいって、知り合いの猟師さんが言ってました。 俺は武道を15年ほどやっておりますが、もしやり合うとしたら、銃器が許されないなら 槍を所望したいです。相手が後ろ足で襲いかかってくる瞬間に槍の石突きを 地面に叩き込んで刃先を相手に向けてしゃがみ込む、アイヌ戦法でやるしかない。 それが駄目なら、カイ型のクソ重たい赤樫の素振り刀を所望します。 昔、体重一メートルぐらいのツキノワグマに襲いかかられて、腰投げでぶん投げた レスリング部の顧問の先生がいましたっけ・・・熊はびっくりして逃げていったそうです。 爪で引っかかれて、かなりの怪我を負ったらしいですが、剛の者ですね。
>721 オモシロ園芸用品って……ガキの頃から普通に使ってる道具ばかりだが。 園芸に縁遠い人が書いた記事っぽいな。なんか寒い。
>野生動物への対処がそんなんで良いのか 良いだろ。言葉は通じないが痛みは共通なんだから、コミニュケーションが成立する。 サメも鼻ヅラを殴ってやれば帰る。 逃げるものを追う習性のある捕食動物と、クマやイノシシみたいに 自衛のために襲い掛かってくる生きものはまた別だし。 (逃がしても次の食えばいいや、と殺らなきゃ殺られるの違い)
じっちゃんから聞いた話。 昔、やたらと蛇が多く「蛇山」と渾名された山があったそうな。 その山に入る者には毒蛇にやられるものが多かったという。 ある時、蛇山に入った猟師が恐ろしい唸り声を聞いた。 声を辿っていくと、藪の中で真っ白な大蛇が、頭を食いちぎられて息絶えていた。 その躯には、至る所に巨大な猛禽の爪痕が残っていたという。 恐ろしさに逃げ帰った猟師が、山で見たことを話すと 村の老人達は 「山の主様が代わった。これで蛇は減るだろう。」 と皆に告げ、その日の内に前代の主である大蛇への供養と 新たな主である猛禽を迎える儀式が行われたという。 その後、蛇の被害は減り、代わりに山には鳥が増えたそうだ。 「その山はよく主が代わるそうでな。白蛇の前は猪、その前は山犬だったそうだ。」 最後にそう語って、爺ちゃんはこの話を締めくくった。
なんかよく聞いたような話。
虫師にあったよな話
紅葉真っ盛りの六甲山の端っこをドライブしてたら、藤の花にならないか?って話を思い出した。
>>736 あの漫画おもしろいよね
このスレ好きな人は、はまるかも
>>731 そういや大正の頃の話だったかな?
何せ当時の北海道で、人食い熊討伐の為に何と!地元に駐屯していた陸軍から
一個中隊が出動して、馬を囮に人食いクマーへ向けて軽機関銃(当時なら11年
式?)で一斉射撃食らわらしいけど・・・それでも人食いクマーはビクともし
なかったとか・・・((((;~O~))))ヒィィィィィィ〜
740 :
739 :2005/11/29(火) 17:28:26 ID:0+Bknh8K0
いや訂正!当時の日本軍が配備してたのは、ベルギーから購入した ルイス軽機関銃だったYO!(^h^)スマソ
どこかで聞いたような話や読んだ事あるような話 そんなありふれた話にインスパイアなされ それを我々愚民に判り易く改変してくれているのが コテやこのスレの住人の方々なのです
俺も武道の有段者だけど熊は相手にしたくないなぁ たまに鎌やら鉈やらで撃退する爺の話がニュースになるが そんな武勇伝になりたくないねぇ… 素手で投げ飛ばしたってのは3回ほど聞いたな 実際は武器を選んでいられるほど悠長なことにならんだろうね
撃退できた話ってのはたいてい春の熊の体力が落ちてる時期って聞いた。 冬眠できなかった熊ってすごく怖いらしいね
>739 1915 (大正04) 苫前三毛別事件 1923 (大正12) 石狩沼田幌新事件 大正時代の熊による大きな事件ですが、軍隊出動までには 至っていないと思うのですが。(片方は至る直前までいきそうでしたが。) もしこれ以外に軍隊出動に至り、クマに対し軽機関銃による 一斉射撃を行ったという事件があればその事件を教えて いただきたいのですが。 よろしくお願いします。
熊の話しが出たので皆さんに質問です。 スレの内容に見合わなかったらすいません。 俺の実家が山の麓にあるのですが、熊と猿のどちらかと戦うことになるなら俺は熊を選びます。 猿は群れになると怖いという理由からですが皆さんはどうですか?
>>745 1対1なのか群れ対1なのかどっち?
所で、遅蒔きながら「熊嵐」を読んだ。
熊怖す((((;°д°))))
サルか……ウチの近辺に熊は出るがサルはでないからなぁ 集団になったら怖いけど、フォーメーション組んで来るわけじゃ なければサルを相手に選ぶかなぁ。すみません、無知の発言です。 山の妖怪じみた奴なら熊よりサルの方が怖いような。なんとなく ですが 例えば、突拍子もない空想ですが、100年生きた熊と100年生きた サル(どちらも妖怪)だとしたらサルの方が怖い気がする。 何書いてんだ俺……締め切り明日です。お邪魔しました
今昔物語に山の神と称し、生贄を要求して人間を食っちまうサルの話があったな。 サルは確かにおっかなそう
レスありがとうございます。 熊VS一対一、猿VS一対群れです。 昔、猿に山で遭遇したときに石を投げたら猿が20匹以上に増えて、車に乗り込んで逃げたのですが執拗に追い掛けられた記憶があるので…。 俺的には熊=一人のやっちゃん 猿=ギャングの群れって感じに捕らえています。 ちなみに俺の知人は猿を選びます。 書き込み不慣れなので乱文ですいません。
人間がいちばん怖いに決まってるだろ。
752 :
ぽたみがん :2005/11/29(火) 22:31:33 ID:q6pl1jiV0
>>747 > 例えば、突拍子もない空想ですが、100年生きた熊と100年生きた
> サル(どちらも妖怪)だとしたらサルの方が怖い気がする。
遠野物語にある猿の経立 (ふったち) ってやつですか?
猿と狼の経立は怖いとあったが、熊はかいてなかったなぁ。
全然根拠は無いんですが、熊が100年生きたら神様になりそうな気がする…
昔の言葉で熊ってそのまま“神様”の意味があったみたい。 ク=強い マ=魂の力 だから、マタギだとか山の人達は、山の中であからさまに『熊』って呼ばないで 別の言い方してたんだって。
>>734 入居者がころころ変わる貸店舗を連想したw
早太郎が退治したのもヒヒの化け物だったねえ。
>>252 クマの神様じゃ無いが……アイヌとかインディアン・エスキモーだと
そーゆう神話とかあるだろうな。 インドとかだと猿が神様になるけどね。
知り合いの話。 彼の叔父さんは、奥山で炭焼きをしている。 泊まり掛けで遊びに行った時に、そこで不思議な動物を見たという。 深夜炭焼き釜の前で談話していると、ふっふっふという音が聞こえた。 「何か来た」と思い外を見やると、蒼白く光る生き物が林の中にいた。 馬だ。大きくはない。しかし仔馬ではないような印象を受けた。 何とも奇妙なことに、馬は身体から薄い光を発している。 月も出ていない暗闇だったが、その身体は闇の中にはっきりと確認できた。 蒼い馬は、下草の中に顔を突っ込んで何やら探している様子。 やがて上げられたその口には、太い蛇が咥えられていた。 そのままかっかっかと一息に呑み込んでしまう。 と、いきなり馬は彼の目を真正面から覗き込んできた。 爛々と光るその目に身が固まった。 「こいつは馬じゃない!馬なんかである筈がない!」 身動ぎも出来ずにいると、馬は彼に興味を無くしたのか自分から目を外した。 あっと思う間もなく、そのまま闇の中へ姿を消してしまった。
(続き) 「大丈夫か?」叔父さんの一言で我に返る。 足が震えて立っておられず、そのまま尻餅をつく。 「何あれ!?」と問いかけると、あっさりとした答えがあった。 「この山の神様さね」 「水の道を操るのかどうか知らないが、あの馬が地面を蹴飛ばすと、 そこから清水が湧くのさ。干魃の時にもかなり助けてくれたそうだ。」 だからその里では、昔から山神様として敬っているのだと。 「実際向こうにこちらを助けるつもりがあったかどうか、それは本当の ところわからないがね。自分が水を飲みたかっただけかもしれん。 しかしまぁ、そういう訳だからちょっかいは出すなよ」 叔父さんがそう釘を刺すと、それ以上この話題は続かなかった。 彼は今でもちょくちょくそこに遊びに行っているが、あれからその蒼い馬を 見たことはないそうだ。
おばんです。風邪引いてグタグタのサンダーバードです。
うぅ、ツライっす。でも仕事休む訳にはいかないしなぁ(涙)。
今晩このスレを読んでいて、「そういや山の主様というか神様のネタがあったなぁ」
と引っ張り出してきたうちの一本です。
まぁ実際のところ、彼の叔父さんが言うように、人が勝手に力持つ動物のことを
『自分たちの神様』に封じているのかもしれませんが。
人に神様として祀られたことで、「そうか俺って神様だったんだ」と自覚(勘違い?)
したような、変わった山怖話も聞いております。
他にも白い鹿という話もあるのですが、こちらは祟り神らしくて・・・
そのうちボカして書き込みますデス。
>>714 へぇ、そんなスレッドもあるのですね。ちょっと感心しましたデス。
まぁ、私の文章はこの山怖スレに投下する用に作成しているので、そのスレの目的
とはちと相容れないかもしれませんねぃ。
まずオカルト!っていう前提が、文を書く前にある訳ですし。
しかしどうせならコテ名からコピペしてほしかったなぁ(苦笑)。
それでは。オヤスミナサイ。
今日はもうねる。明日の締め切りに対して仕事の目処が付いた ので寝る。 遠野物語は読んでましたが、経立の話は忘れました。ご教授感 謝っす。まぁ、ホントに単なる思い付きなんで(^^;) 水の神様が馬の姿をするってのはかなり気になってるテーマの ひとつです。水木しげるが日照りの神だかなんだかを馬の姿で描 いていたような・・・・・あれ?違ったかな?ノウマっていう一 つ目の妖怪です。 妖怪だから神様じゃないですね。しかも日照りも関係なかった ような。でも現れたところの農作物は駄目になるとかいう話だっ たような。眠すぎてウロ覚えっす。水の神だから日照り(水不足 )を起こすモノと表裏一体なのかな、と。 一度放牧地から抜け出した馬が一頭朝もやの中、道の真ん中に 立ちふさがっていた事がありました。馬は臆病だから襲い掛かっ てくることは無いですが、デカさには完全に圧倒されました。正 直怖かったです。
山の主とか、NGワードね。
おはようございます、N.Wです。 知り合いから聞いた話。 社の裏に、小さな鏡池がある。 その中に、子供の椅子程の石馬が沈められている。 霜月の終わり頃、池の水が干されて、石馬が現れる。 ああ、今年は大丈夫だ。相変わらず、だな。 人々が何となく、ほっとしたような会話を交わす。 毎年、東に顔を向けて沈められるのに、年によっては北を向いたり、倒れたり。 そんな時は良くない事があると言う。 池から引き上げられた石馬は、井戸水できれいに洗われた後、白い布で丁寧に身を拭われ、 若者たちが担ぐ輿の上に乗せられる。 駒や駒 歩んで雪ン子連れて来い 山から雪ン子連れて来い 布団も一緒に持って来い 子供たちがそう囃し立てる中、輿は里を一巡りし、社の中へ戻される。 里の人は、それを待って、御供えに願い事を書いた小さな旗を添えて奉納する。 今宵、社の扉は一晩中開け放たれるが、人は日暮れから夜明けまで表へ出られない。 駒に乗って遊ぶ雪ン子を、驚かせては可哀想だから。 次の日、石馬は再び池の中に戻される。 御苦労様。また来年。そんな言葉を掛けられながら、水嵩の増してくる池の中へ消えて行く。 それから幾日かすれば、里に風花が舞い始め、やがて辺り一面、綿帽子を被ったようになる。 ふんわり雪の布団に覆われて、山も田畑も春まで暫しの眠りに就く。
知人の猟師さんに伺ったお話。
熊を撃ちに行かなければ行けないときは、鳥撃ちや鹿撃ち用の
バラ玉じゃ駄目で、(散弾ということらしい)必ず、散弾銃なら、一発玉(ライフルスラグ)
を使わなければ駄目だと。(ベンツのドアも抜くという威力の奴ですね)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%A3%E5%BC%BE%E9%8A%83#.E5.AE.9F.E5.8C.85.E3.81.AE.E7.A8.AE.E9.A1.9E そして、やっぱり、「隠し玉」は今でも、散弾銃の時代になってさえ、持っていくのが
心得なんだそうです。
「ライフルは、精度は良いし、装弾数も多いし、(国内では散弾銃は2+1発まで、ライフルは5+1発まで)
威力も高いけど、高くて買えない人もいるから、そう言う人は、散弾銃をいいのを一丁だけ買って、
鳥撃ち用のバラ玉(50-100発ぐらいのが散る)、兎や鹿用の弾、(拳銃弾ぐらいのが9-12発入ってる)
熊撃ち用の一発玉っていうように、弾丸の種類で使い分けるんだ。そうすると、一丁で済むから。」
「散弾銃は、ポンプ式もあるけど、日本じゃ三発しか入らないから、二連式がほとんどだぁ。
猟師の中は、チューブ(弾倉)の中身を抜いて(スペーサーを取って)5-6発入るようにしてる人も居たけど。
猟に行って、山で抜いて、帰る時にまた詰めるんだぁ。」(銃刀法違反です)
「山親父(クマ)を撃って、仕留めると、必ず嵐になるんだ。山が怒るのさぁ。
驚いたけど、カナダの人とこの間猟の話で盛り上がったとき、あっちのひとも同じことを言ってたんだ。」
「山にはいるときは、シシ(猪)もそうだけど、猿には、気をつけなよ。やつらの顎は強いから、
噛まれると手がちぎれるよ。
でも、猿共は頭が良いから、銃を持ってる奴らには近づいてこないけど。」
愛用の剣鉈を見せて貰いました。刃渡り一尺、玉鋼製。錆びた日本刀を、刀鍛冶に打ち直して貰った自慢の品
で、藪払い、薪割りから獲物の皮剥、調理まで幅広く使えるそうです。
昔は身内だったんだんだけどな 自分では不可思議な体験が人より多いっていってるんだから 知り合いから聞いた話じゃなくて実話の体験談書いてくれよ その方がより得意の文学表現にも磨きがかかるのでは? 体験談→身内の体験談→知り合いから聞いた話 次は本で読んだ話?
766 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/30(水) 19:19:05 ID:pUDqOkKH0
怖い話と不思議な話はスレ分けたほうがよろしいのでは?
スレタイをよく嫁
締め切りにまにあったぜあwせdrf寝る。 ウチの親父も猟友会に所属してます。唐突にナイフくれるか ら「どうしたの?」と聞くと「使いづらいから」だと。何に使 ったんだ!?とか最初は驚いた。相手はもっぱら鹿なんで、ナ イフで仕留めるということは無いそうです。バラすのに使うん だとか 使いづらいってことは一度使ったんかな?ってことは血を吸 ってんだなアレ・・・・ ナイフなんか使わないよ
もうさぁ・・・ 普通にスルーでよくないかい? 彼マジでウザいから・・・
770 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/30(水) 20:22:03 ID:e00sdYND0
785 名前:非公開@個人情報保護のため[] 投稿日:2005/11/27(日) 16:31:12 国立公園に駐車場があるだろう。 あれを管理してるのが、環境省が認可してる(財)自然公園財団ってやつなんだけどさ、 無料で止められる駐車場のはずなのに、駐車料金を装って協力金を取ってるだよな。 国有地なのでそれを「駐車場業」には貸せないから、そこを管理させてる公益法人が、 利用者に有料駐車場と誤認させてカネとってる訳。 協力金だから財団への寄付だわな、業で儲けてるんじゃなくて。 すげーよ、この脱法行為w 協力金なんてもんは、応じるかどうかは任意のはずなのに、有料駐車場のように見せて 利用者から協力金をかすめてるんだよ、この財団が。 環境省もこれを黙認どころか推奨してるだろ。 腐った連中だよ、ったく。
ぬ る ぽ
773 :
本当にあった怖い名無し :2005/11/30(水) 22:07:13 ID:j/vFDGcn0
同僚の話。 山里で道路工事をしていた時のこと。 ギャアギャアとけたたましい鳴き声が聞こえた。 烏だ。夕暮れの茜空の中、黒い影が必死に羽ばたいている。 何を騒いでいるんだろうと見ているうち、おかしなことに気がついた。 烏は何かから逃げるように力一杯羽を振っている。 しかし、その身は少しも前進していないのだ。 まるで見えない綱に引っ張られているかのように。 やがて力尽きたのか、烏は羽ばたきながら竹薮の中に引き込まれていった。 ふっつりと鳴き声も聞こえなくなり、それきり辺りは静かになる。 仕事が終わってから、その竹薮に足を運んでみた。 黒い羽根が少し散らばっていたが、他には何も見えなかったという。
最近このスレにはまってる俺がいる なんつーかな…面白いわ 俺はどっちかと言えば海より山の方が好きだしな
>>775 いらっしゃい
面白いエピソードがあれば投下してくださいね
山って何もなくても一人でいたら怖そうだもんな。 勝手に想像で(((( ;゜Д゜)))するのも楽しそう。
1人だと確かに山は怖い。 近所の小さい山に山菜採りに行った時に 何か大きい動物か何かが死んでるかのような 強烈な腐敗臭がした時には、怖くて確かめる事もできずに 一生懸命逃げ帰ったヘタレな自分には 1人で登山するなんて想像も出来ないorz
追加すると、だからこそ怖い物見たさや不思議な物みたさで このスレ読むの楽しみ。
>>778-779 うちなんか周りにまったく山なんてものがないから
山菜取りに行くような山でも近所にあるって言うのは羨ましいよ。
一人で山に行って強烈な腐敗臭なんかしたらもうここぞとばかりに
テンション上げて一人で勝手に盛り上がるなw
夜の山道が好きで時々一人で車を走らせる。 何度か来た事のある少し広い所に車を止めて一休み。 山深い場所で空気が冷たく、星も見えて気持ちよかったんだけど、 すぐ傍の沢の方から動物の呼吸音が聞こえてきた。小動物ではない気配。 何がいるのか知りたかったけど怖いからやめたよ。
まだ学生だった頃の体験談。 田舎のさらに山の上、新しく出来た団地に住んでいた頃。一番近くのコンビニまで徒歩20分という立地条件で、 四方八方は山。団地の裏がそのまま山で、山菜採りの場所には全く不自由しないという、 そんな所に住んでいました。 そのころ、剣術をかじっていた私は、夜、眠れないときなどは剣道着と袴に着替えて、よく、裏山に素振りに 出かけていたものでした。(満月の晩に道着に袴、模擬刀で素振りしていて、お化けと間違われ、 団地の七不思議になってしまったことはまた別のお話です) ある晩、素振りを終えて、帰ろうとした瞬間、どこからか視線を感じます。私がいた裏山の土手、20メートルほど のぼった地点でしょうか?さらに、藪が動く音。野犬か山猫か。まさか熊や猪は勘弁・・・と、 冷や汗を流しつつ、腰の引けた情けない体勢で、腰に差した模造刀のツカに手をかけながらじりじりと後退。 よく考えて、はたか見たらこちらのほうが不審人物そのものと気付いて、相手が万が一寝近所の人である 可能性にも思い当たり、震えないように注意して声をかけました。 「・・・夜中に失礼致しました。どなたかいらっしゃるんですか?」 沈黙。視線も感じなくなりました。 やはり、動物か何かだったのかと、掌の汗を袴の腿にこすりつけ、袴の裾をもちあげて、土手を上ってみました。 と、そこには、ちょっと予想していなかったものがありました。 風雨にさらされた、縦横40pほどの、小さなお社のようなものが、ちんまりとそこにありました。 杯のようなものと、青く錆をふいた10円硬貨がいくつか。言ってはなんですが、住宅地の裏手とはいえ、 誰も通りがからない、わざわざ土手の上まで見に来なければわからない場所にありました。 そこで私は怖いとは何故か思わずに、邪魔をして申し訳ないという気持ちになり、 「お騒がせして、申し訳ありませんでした。」とお社にお辞儀をして、土手を降りていきました。 背後で、小枝が折れるような音が、一度だけしました。 あとで聞いたら、昔、集落がそこにあった時代の、道祖神のようなものだったそうです。 小ネタで失礼しました。
>>771 摩周湖近辺なんかそうだな
協力金なら払わなくてもいいのか。
知らなかったよ。
なんか 不思議な事が起こって、後で行ってみたら 「○○が残されていた、怖かった」 みたいなパターン多いね。 そして最後はじっちゃん登場。
だが、それがいい
>>785 > 不思議な事が起こって、後で行ってみたら
…そのまま帰ってこれなかったってパターンも、実は多いのかもしんない。
当然、ここに報告があがることは無いわけだが(恐
すべての謎はじっちゃんの名に懸けて解いている
>778 自分は単独登山ばっかりなんだが、山は恐いと思う事はないけど畏れを感じる 事はあるな。里っていうか住宅街なんかだと、人の領分だって感じだけど、 滅多に人も入らないような稜線の奥のほうなんか、ホントに神様の領分って 感じる。 若い時は気が勝ってたから、山頂に到達すると独り占めしてここは俺のもんだ みたいな畏れ多い事を思ってしまったけど、そんな時は下山中に滑落したり 転んで捻挫したり、枝で股刺しちゃったりと叱られたものだった。 いまはきちんと、無事に登頂させてもらった事を神様に感謝して、お供えの一つも 置いてくるようにしてる。おかげさまで怪我一つしなくなったよ。
なるほどねぇー。神っているんだ。
八百万の神がいらっしゃる。
≫787 地味に怖かった。 なんか早朝の山も怖かったな。小学生の頃自由研究でバードウ ォッチングやることになって、一人で早朝の山道を歩き回ったん だが、暗くも無いし嫌な感じもしないんだが、一人、って事がや たら怖かったなぁ
>>787 >>…そのまま帰ってこれなかったってパターンも、実は多いのかもしんない
そういえば、前スレで雷鳥サンが
「いわゆるパターンでない話の方が、恐ろしいというかヤバイかも」
みたいなカキコをしていたような気が汁。
もしかして、類例のないエピソードの当事者っていうのは
「誰も意識していないが、実はものすごい幸運で生還できた」
人たちなのカモしれなかったりして・・・。
そう考えれば、ちょっとした小噺でもなんか怖いものを感じてしまうかも。
・・・以上ヘタレな一般市民でちた。
山でオナニーよくするよ。 風が気持ちいいよ。 景色もいいし。
おまえ、まちがいなく山の神様にちんぽこ削ぎ落とされるわ。
忘れてはならない。 山でオナニーしている時、山もまた貴方を見てオナニーしているという事を。
ということは火山はアレ…か?
豪快な潮吹きだな…
799 :
794 :2005/12/02(金) 00:00:08 ID:HBudUbGc0
山の神様はオナゴなので 立ちションORキジ撃ちの時 男性器を大気中に露出させると 大層喜ばれると伺ったことがあります とんでもないしこめであるという説と 美しい女童であるという説があります 美少年がお使いを務めているという説もあります そもそも 「山の神様」自体が、 「人外の力あるもの」の総称だともいうので いまいち曖昧ですが
801 :
794 :2005/12/02(金) 00:20:41 ID:5EC/0FIU0
神などいない。 いるとしたら俺が神だ! ウワーッハッハッハッ、ゴホゴホ・・・・
802 :
ぽたみがん :2005/12/02(金) 01:50:58 ID:I0ntbo2v0
>>801 それもまた真
形而上の存在なんてあなたが認識しなければ存在し得ないし、
その神の概念を存在(創造)せしめるのなら、それを認識(観測)できる
君自身が神といっても差し支えない。
この想像力こそが、人間が知性を獲得したことの一番の・・・・ウェッ?
ウエーッハッハッ!ウワーッハッハッハッ、ゴホゴホ・・・・
ストレッチパワーが溜って北だろ?
北だけに、すば拉致いパワーでつなw
806 :
山田(改) :2005/12/02(金) 18:44:24 ID:wd+rXItHO
807 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/02(金) 19:24:13 ID:rDZXkqUK0
地元に伝わる話 夕暮れ時、A助が山を歩いていると、森の中に奇妙な集団を見つけた。 よく見るとそれは様々な形、大きさをしたお米が集団で、何かを話していた。 よく聴いてみると、誰かを驚かそうという相談みたいだった。 集団の中で一番大きいお米が「由、俺の田圃乃持主、A男を驚かしてやる。」 と言い放った。皆、「おぉ、頼むぞ!でも驚かすだけではチト詰らん…」 A助は驚いて、一目散に家路に着いた。幻覚でも見たんだろうと思い、 其の晩は、直ぐに寝た。 其の夜更け、物音がして目を覚ますとあの時見た大きな米が、包丁を持ち 「あんた、死にましょかぁ〜。あんた、死にましょかぁ〜」と言い放ち、 近ずいてきて、顔と包丁を男の顔に近ずけた。その後、男は気を失った。 次の日、其の事を近所に話したが誰も信じなかった。 その翌日男は死んだそうだ。
化け物のくせに驚かす手段が包丁って… もっと気の利いた驚かせ方はなかったんかいな。所詮は植物か
似たような話で猫の奴なら聞いたことあるなぁ。 こっちは飼い主が対応策も聞いていて、 助かるんだったかな?
初めて聞く話だなぁ。どこらへんですか?関東?関西?
811 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/02(金) 23:08:29 ID:4G1epFZv0
何故男は米をたかなかったのか! ベストを尽くせばこんなことには┐(´д`)┌ヤレヤレ
>>807 >あんた、死にましょかぁ〜。あんた、死にましょかぁ〜
って迫られるのを想像すると、薄気味悪いね。
でも、「大きな米」ってのがビジュアルで捉えられないなあ。
人間大の米粒が現れても、それは米に見えないんじゃないかな?
包丁を持ってるってことは手も生えてるんだろうから、尚更...。
>>809 たしか、猟師が夜の山道を歩いていたら化け物の集会に出くわして、
自分を憑り殺す相談をしていていた、って話でしょ。
そこにはなんと猟師の飼い猫も参加していた。
で、その猫に、明日の朝、猟師の朝飯の上を三度飛び越えろ
そうすれば猟師は死ぬ、って化け物の頭領が言うの。
翌朝猟師が飯の支度をしたら、猫が飯の上を三度飛び越した。
猟師はその飯を喰わずに睨みつけたら
猫はそのまま恨めしげに出て行き、二度と帰ってこなかった。
...で、この話のバリエーションで
松谷みよ子女史が採話した「茂吉の猫」ってのがある。
頭領が飯の上を三度飛び越えろ、って猫に言うところまでは同じなんだけど
猫が拒否するんだよ。いやだ、だって、おら茂吉好きだもの、って。
化け物どもが何だと、じゃ、茂吉の猫も死ぬべし、って騒ぎだしたところで
茂吉が隠し玉で頭領めがけてズドン!
で、茂吉はねこの首っ玉掴んで
おまえみてえなちびっ子が化け物の仲間入りするもんでねえ。
と叱って連れて帰ったそうな。たぶんその後も仲良く暮らしたんだろう。
...ネコ好きのおれとしては、この「茂吉の猫」のほうが好きだな。
山の中で珍奇な格好の集団を見かけ 妖怪か?とビビったらコスプレの撮影会でした 山の物の怪に喰われて消息不明になってしまえ と思った
登山の途中で軍靴の音が響いてきて死ぬほどびびった 陸自の皆さんだった 人生上位3位に入る恐怖だった
なあに、かえって免疫力がつく
★小池環境相、森林整備にニート活用を
・小池百合子環境相は2日の閣議後会見で、学校に行かず職探しもしないニートと
呼ばれる若者を森林整備に活用することなどを盛り込んだ「自然資本100年の
国づくり案」を小泉純一郎首相に示したことを明らかにした。森林は二酸化炭素
(CO2)の吸収源だが、全森林の約21%に当たる520万ヘクタールが手入れ不足に
なっている。
一方、ニートは現在84万人いるとされる。小池環境相は会見でニートを活用する
ことで「国づくりと人づくりを同時に行うことができる」と意義を強調した。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051202AT2G0200102122005.html 山に、人手が足りないからってどんどんニートを送り込もうという人間が一番怖い。。。
>>818 山仕事は結構危険だから、体のなまってるニート君は怪我しかねないし、
それでまた事故が起きたら国の責任・・・、ってなると嫌だなぁ。
821 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/03(土) 12:42:14 ID:XEM9cPX30
807です。関東ですよ。 20年以上前に聞いた話なのでチトうる覚えだけど。 聞いた時、理不尽さと怖さで眠れませんでしたよ(TT) 米所なので、こういうのが出来たのかな?
>>821 もともと驚かされるのはA男のはずだったのに、死んだのがA助だというのが何とも…
A助は米達の会合を見てしまった時点で、悪運も自分に呼び込んでしまったのかな。
823 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/03(土) 13:26:06 ID:Y8PKMSvb0
824 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/03(土) 14:29:46 ID:k/VpbVh30
>>820 いやもしかしたら、スズメバチ、熊、いのしし、何だかわからない虫、崖、岩崩れなどの
命を落とすような危険な仕事で、役に立たない人口を減らすつもりなのかも。
荷徒捨山
826 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/03(土) 17:07:01 ID:Niqj67Vd0
俺の体験話 はじめてこのスレに書き込みます 近くに寺がある森というか公園があるんだが ある日自転車でその近くを回って塾をサボっていたらだ その公園の森のほうから笛のような音が聞こえてきて へんな男が近づいてきた そこで怖くなったので家に帰った(塾に行かなかったことを怒られた) 昔俺の住んでいるところは墓場とか、いろいろ言われていて怖い しかも山を削って作られたところだからここ自体が山といっていいし 家でTVがついたり消えたり、誰もいない部屋から不気味な声が返ってきたり、 近くで交通事故者を悼むような花もあったから… でも、前の家ほど気は感じない気がする、いや、あのときがやばかったのかな
>>820 このスレ見てるニートがその企画に参加して怖い思いをして、このスレに書き込むっつーことか。
画期的な案だな。
>>820 むしろあの、林政関係者です^^;。
内勤ですが、同僚がツタウルシやヌカカにやられて苦しんでる姿を生で見てますので、
その恐ろしさやいかに・・・。
それでひとつ、怖い話を思い出しました。
他部署の方の話。
山に調査に入るのに、かなり奥深い所なのでマタギの方と同行されたそうなのですが、
沢筋を登ることになり、山靴は沢の入り口付近の岩の上に置いて、草鞋に履き替えて遡上。
その後(どの位の時間が過ぎたかは失念)、気象悪化により鉄砲水が発生し、辛くも命拾いはしたものの、
帰る道も閉ざされ、置いてきた山靴も当然流出してしまったそうです。
しかし、その山靴は、月給の数か月分の値段・・・。
その後、その方とマタギの方は救助されるまで食料を分け合って過ごしていたそうですが、
(ちなみに本人たちは遭難したという自覚が全く無かったとか)
最後の最後にその方がチーズを差し出したとき、
「お前はこんないい食料をもっているのに今の今まで隠していたんだな!」と
怒り狂い、険悪な状態になってしまったことが最も恐ろしかったとその上司は言いました。
かなり昔の話だそうですが。
友人の話。 幼馴染と近くの山へ枇杷を採りに行った時のこと。 雑談しながら登っている山道の上の方から、何か転がってきた。 断面に年輪が見える。丸太だ。大きさは一メートルほど。 勢いはなかったが、当たれば怪我くらいするだろう。 やり過ごそうと道脇によった。 丸太はそのままコロコロと二人の真横まで転がってきた。 そこでピタリと静止する。 驚いた彼らを、何とも説明できない違和感が襲った。 強いて言えば「何かに様子を伺われている」といった感じか。 少し間があって、また丸太は転がり始める。 丸太が視界から消えるまで、彼らは身動きできなかった。 後日、幼馴染が彼の祖父から聞いたところによると、二人が見たものは 地の者にコロゲとかコログなどと呼ばれているものらしい。 丸太に擬態しているが、実際は蛇の類だという。 縁起が悪くなるので、行き逢っても無視しろと言われたそうだ。
知り合いの話。 持ち山の手入れをしていると、おかしな音を聞いたという。 グ・・・ググゥ・・・グゴォ・・・ 手を止めて耳を澄ます。生き物の鼾のようだ。正体はわからない。 出来るだけ音を立てずに、鼾の主の姿を探すことにする。 右手奥の少し開けた場所で、どうやら目当ての相手を見つけた。 自分の目を疑う。 そこで気持ち良さ気に鼾をかいていた者。それは太い丸太だった。 端面には年輪がある。枝を落とした切断痕もちらほら見受けられる。 それだのに、腹に当たる部分が微かに上下している。生きている。 起こしたりするようなことはせず、静かにそこを立ち去ったそうだ。
知り合いの話。 彼は山に椎茸を栽培するための小屋を持っている。 小屋の手入れをしに行っていた時のこと。 ほだ木を整理していると違和感を覚えた。 まさか・・・自分が用意していた数より、増えていないか? おかしく思い引っ張り回している撃ち、何本かのほだ木に異変が起きた。 灰色の先端に、二つの眼がぱちくりと開いたのだ。 しばし睨み合いこをした後、木の表面は波が走ったかのようにぶれた。 ぶれが治まると、元通り何の変哲もない木材に戻っている。 怪しい木には手を触れぬことにして、その日は山を下りることにした。 次に小屋を訪れた時、ほだ木の数は記憶にある数に落ち着いていたという。
土曜の夜に味わい深いものを拝見出来感謝です!
こんばんわデス。 木材に化けるモノ関連の話がいつの間にか溜まっていたので、UPしときます。 一応、中国地方で集めたネタでして、特に一話と二話は、我がお膝元H県。 これって、バチヘビとかツチノコの類と同じモノなんでしょうかねぇ。 他の地方では、何と呼ぶのでしょうか。 地元だけに見てみたいとも思いますが、まぁ、山ン中で丸太に追いかけられたり したら、私だったらそりゃ一目散に逃げるでしょうなぁ(苦笑)。 最近ヘタレ化が著しいし。 でわでわ。おやすみなさいデス。
小さなリスを木の枝に見つけた。 タイワンリスではなく、純国産のホンドリスだ。 忙しく首をめぐらして周囲を確認し、隣の木へ飛び移り、 駆け上がり、横走り、幹に開いた小さなウロに入り込もうとして 踏みとどまり、再び周囲を確認した。 一歩一歩刻むような、ゆっくりした足取りで穴に近付いた。 首を突っ込んだ瞬間、尾が激しく跳ね上がり、リスが落ちた。 ほんの10メートルばかり先だ。 道を外れ、リスが落ちた場所へ行った。 首のないリスの死骸が、そこにあった。 ウロから、チチ、という小さな、高い鳴き声がした。
ワンパタ
↑ じゃああなたがネタを投下して
↑自演乙w
昔、聞いた話。 舞い落ちる雪の粒の中に、極くまれに、木の葉型のものがある。 それを風文と言う。 風文は、人肌に触れ、融ける瞬間、声になる。 それは、山で遭難した人の今際のきわの言葉。 はからずも死者となり、魂は黄泉路を、身は山路に留まらざるを得なくなった者を、 雪様が憐れみ、近しい者に届けてくれる便りだ。 雪様の姿は千差万別。 ただ、いつも足元に白い仔兎が遊んでいるらしい。 それで、風文を貰った人は、かぼちゃ程の小さな祠を作り、中に小さな雪兎を祀る。 お供えは、熊笹の上、胡桃の殻の片割れにお団子、もう半分にお酒を上げる。 話してくれた夫婦は、ご主人のオーバーの袖口に付いた風文から、確かに息子の声を聞いたと言う。 “ごめん、春にはきっと帰る” その言葉どおり、翌年の春の終わりに、彼は山から帰って来た。 以来、風文は来ないが、息子の命日には、庭に小兎のちょこなんと納まった祠が作られる。
>>831 鼾をかいて寝る丸太、なんかかわいいな。
>>834 某焼酎のブログの者です
丸太話、掲載させていただきます
>↑ じゃああなたがネタを投下して うわぁ〜、言っちゃった。あらら・・・・。 いるんだよねぇ〜、こう言う人。
「自演乙」それは魔法の合言葉。 どんなネタ振りもこれ一つで潰してしまう。
でも、これまで煽りではっちゃけて潰れたのは一人しかいない罠。
>>839 何かしみじみとした話で好き・・・・(´・ω・`)
野グソした 紙がなかった 手近の蔦から葉を毟って拭いた ウルシだった 泣いた
きょうび自演までしてテメーの話し盛り上げる馬鹿がどこに居るってんだよ! そんな奴マジで居るのか?もしいたら本物のアホだろ・・・・・
849 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/04(日) 21:08:03 ID:v4k+oxbl0
>848 あなたの前後、すぐ側に・・・
>>848 ぬるぽ・わろすはいつも自演ですよ
すでに2回してますよ
■━⊂( ・∀・) 彡 ガッ☆`Д´)ノ
>>851
853 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/04(日) 21:52:49 ID:GpdwMLJY0
>>848 >もしいたら本物のアホだろ・・・・・
本当に切ないよねぇ。
しかも自分の話から聞いた話へ 路線変更・・・・ 別に大して嫌いではなかったが これにはガックリきた。
基地外は放置して今後も味わい深い話を頼みます。>N.W.
オレも同意。 中二病にかかったまままのN○は読んでいて面白くもなんともないが、雷鳥のは面白いし楽しい。 俺もこれで自演決定されるんだよねwww
859 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/05(月) 02:12:02 ID:Va93d7CnO
自演していいなら、やるよ NWさん、また読ませてください。
>>828 マタギってまだ存在しているんですか?
昔の話らしいけど、マタギっていわゆる猟師とは
ちょっとニュアンス違う気がする・・。
828じゃないけど…… 現代でもマタギはいるよ。 兼業農家が多いかな。 チーズは高カロリー食だね。
う〜ん♪ レスがのび〜るのび〜るwww
コテ自演乙
864 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/05(月) 07:42:31 ID:FCKK1L420
ここに書き込みますが、これは実話です。 ひょっとしたら怖くないかもしれませんが書かせてもらいます。 いや、実際に体験した僕と僕の死んだ彼女にとっては、身の毛もよだつ恐怖体験でしたが。 『怖くないかも』というのは僕の文才の無さと、ところどころ記憶が曖昧になっている点があるからです。 そしてやはり文章では僕達の体験した全てが伝わらないと思います。 長くなるうえ、わかりにくいかもしれないので、もし面倒な方はヌルーして下さい。 でも正直ヌルーされたくないのでコンパクトにわかり易くまとめます。 是非みんなに読んでもらいたい。そうじゃないとめぐみが、死んだ彼女が浮かばれない。 地獄の業火に焼かれ、苦しみながら死んでいっためぐみが可哀相で・・・ それではお話させて頂きます。 あれは大学2年の夏でした。 その年は日韓ワールドカップが開催され日本中が盛り上がっていた年でした。 すごく暑い夏だった、というのを記憶しています。 あ、違いました、大学4年の秋の話でした。そんなに暑くなかったと思います。 田んぼの上に沢山のトンボが飛んでいたので。そのトンボが今回のキーワードになる訳ですが。 いやキーワードはトンボじゃなかったです。あれっすいません、なんかめっちゃ分かりにくいですね。 あまりの恐怖体験に記憶が曖昧になってるものですから。 それでですね、彼女が死ぬわけなんですが、 あっ、まだ死なないです、後から死にます。そんな唐突に死ぬ訳ないじゃないですか。 起承転結の『転』の部分から話してしまいました。 いや待てよ、確か彼女は生きてたのかな、うん。 死んだのはあいつの飼ってたハムスターでした。ハムスターが地獄の業火に焼かれ苦しみながら死んでました。 うん、なんかそんな感じ。
いつのコピペだ
ぴろぴとでも目指してんのか?
雪解け水の季節や、夏の降雨期を終え、水が少なくなった滝を登っていた。 掌に吸い付く一枚岩の乾いた冷たさが心を浮き立たせ、指先に感じる小さな 窪みが何とも気持ちよく、気温や湿気、光る空気が心地よかった。 水が少ない滝はルートに幅があり、自分の技術に合わせて、好きな ルートで登ることが出来る。 俺は右斜めに登り、最後に水を避けて左へ逃げるルートで登っていた。 顔にかかる水しぶきが増え始めた。 そろそろ左へ方向を変えよう、そう思った時、不意に声がした。 何かの鳴き声に思え、耳を澄ました。 人の声だ。 距離は分からない。 言葉は意味あるものとして耳に届かない。 じっと聞き耳を立てた。 水音が邪魔で、やはりよく聞こえない。 下にいる仲間たちの声ではない。 右側、水の流れの向こうから聞こえてくるように思えて仕方ない。 知らず知らず、身体が右に寄った。 左手が岩の窪みを掴み直した時、岩がぐらりと揺れた。
まずい。 掴んでいた突起がもげ、手ごたえの無いまま左手が宙に浮いた。 バランスが崩れ、右手に力を込めた。 崩れたバランスを回復させようと、全身が力みかえり、呼吸が止まり、 喉が痛くなるほど唸った。 左足に力は入らず、ただ岩の上にあった。 右手右足を支点に、ドアが開くように煽られた身体がじわじわと戻り、 岩が左手の中に入ってきた。 左手中指、力を込め、岩にしがみついた。 「ごめんね」 耳元で男の声がした。 瞬間、水の流れる音が変わり、水が巨大な塊となった。 音と水しぶきが、俺の世界を満たした。 両手から岩肌が失われ、数メートルを滝壷まで落ち、下で待っていた仲間に 引き上げられた。 俺が怪我ひとつしていないことが分かると、心のどこかで何かが外れ、 最初に俺が笑い出し、やがて全員が爆笑した。 仲間たちにとって、今でもそれは不意の増水と、無様に転落する 俺の姿とによる笑い話でしかない。
>>864 「悪魔が自分の中に入り、体を動かした」まで読んだ
870 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/06(火) 00:35:27 ID:h7DgE/1A0
871 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/06(火) 14:48:49 ID:f5bsBFTF0
昔飼っていた犬を山へ散歩に連れて行った。 誰も居ないところだったので首輪を外したら、たいそう喜んで駆け回っていたが、 子供の俺の膝上くらいの高さの草が茂っていて見えたり見えなかったり。 草が動いて犬の位置を確認してまるで魚雷w そのうち草の中をこっちに真っ直ぐ駆け寄ってくる者が・・・ 犬かと思ったら10メートルくらい離れたところにいて、こっちを見て「ワン!」 恐怖の余り絶叫したら離れていったが正体は不明。
狸
873 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/06(火) 15:57:04 ID:I4ccKgM8O
狸に化かされたな。 平成狸合戦チンポコ
魚雷犬、かわいいね〜
>868 上上下下左未左右BAまで読んだ
878 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/07(水) 03:07:08 ID:Kfo3nuVy0
お前らリアルで山に行ってる奴いるのか? 俺はほぼ毎週、釣りで山の方へ行って暗闇で 車の中で夜を明かすのがほとんどだけど 幽霊よりもスズメバチやヘビのほうが怖いぜ
879 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/07(水) 03:24:00 ID:zsgiRZBDO
↑ちょっとでも批判的なこと書けばこのありさま。 この辺がオカ板特有の陰湿さが出てるね。陰湿さが。
スルーしろよ
883 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/07(水) 10:28:14 ID:PCblOwxN0
ぼくはnwさんを応援します
>>878 ノシ ただ自分は蛇や蜂より、正直人間が一番怖い。
誰もいなそうな山の中で突然会うとビクッとする。一本道を反対方向からお互いじわりじわりと近づいて行くときとか、内心かなり怖い考えが浮かんでしまう。すれ違う瞬間が最高潮です。
>>878 言いたい事はわからんでもないが、それを語ったら
オカ板じゃなくてむしろ野生生物板向けのスレになるだろ。
一応基本は「オカルトな話」なんだから。
887 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/07(水) 15:51:48 ID:vLajJpPyO
釣りアゲ
888 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/07(水) 16:07:52 ID:8JeLfsa50
. ___ | | |ぬるっぽー ∧_∧888.|| <;; >.. || / つ ..| | キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!! (__ `i ̄| ̄| | |J | nullP ⌒ o
ガッ
今時 ぬるぽがっ とかやってんのオカ板と同人板くらいだぜ
だがそれがいい
スルーもできずに
>>890 のようなツッコミがはいるのもオカ板ならでは。
最近、ネタ切れなのか、オカ板自体に活気が無いよね。 以前、盛り上がってた頃の住人の方々は、どこに行ってしまったのでしょう。 こうして、またムダなレスが増えてくのであった。 スレちがい、スマソ!
895 :
ぬるぽん :2005/12/07(水) 18:51:38 ID:KbFjkMH30
俺が行く板では律儀にも大抵誰かが返してるんだよな。 ここに限って言えば何ゆえ盛り下がってるか理由は明白なのだが。
896 :
878 :2005/12/07(水) 19:53:36 ID:j+ebjQav0
>>884 山の獣道や釣り場で突然人に会ったりもしたが
俺が会った人はみんな親切に挨拶してくれたよ。
もちろんこっちも挨拶を交わしたまには世間話もしたりするよ。
都会の人間と比べて田舎の人間はまだまだ心が温かい。
一つ言っておくが俺は渓流の釣りからダムの釣りまでいろいろな釣りをするが
禁漁期間や禁漁区、産卵時期は釣りをしないよ。
魚が減ったら楽しみな釣りが出来なくなるからな
ダムで1度嫌なものを見てしまったが
スレ違いなので今回はやめとくよ
そりゃ、いいかげんネタ切れもするだろう。かといって創作ですよってのは見たくない
創作でも面白ければいいけど、あきらかに自分に酔っている長文はやめて欲しいね。 Nと全は自分たちで外部板にでもスレを立ててひっそりと引きこもって欲しいよ。
↑ちょっとでも批判すると・・・
オマイら、そんな話は別館でやらないか?
いや、どこに書くかどうかは自由だと思うんだ。 問題はそ
いいや、 お前ら全員別館でやれや! 釣りのあんちゃんは特になww 解っていてやってんだろうが詰まらんぞwww
まとめサイトって、フレームにはトップページへのリンクしか表示されてないんだけど、 携帯用のほうしかちゃんと機能してないの?
おまえらつくづく、つくづくだなww 昔は、今ごろの季節はうぐいすの子をトリモチで捕まえて温かい部屋で飼うんだな そうすると正月にホーホケキョと啼くのを聴けたんだ 今やると密猟で捕まるからだめだぞw 昔は渓流も禁漁期はなかったんだな で、雪が舞うなか毛ばりを振ってると凄く幻想的なんだな でも今頃の山女は銀化してて痩せてて釣ったら可哀想だから絶対、密漁なんかしちゃだめだぞw
>>905 >今やると密猟で捕まるからだめだぞw
あなたの時代でも密漁ですよ。
懐古趣味も程々に。
>>906 ひょっとしたら2ちゃん最高齢で120歳くらいなのかもしれん
そういう規制ができるより昔にあったことの紹介なんじゃ?
我がことのような語りぶりですが
はいはいぬるぽぬるぽ
自分の体験ではなく、本かなんかで読んだだけでしょ。 N○みたいな人だね。
今や自演と作り話の代名詞だな、N.W
NWだけかな?w
914 :
ぬるはげ :2005/12/08(木) 15:43:56 ID:zBUKQ6tt0
「ゴルァ〜わるいごはいねぇ〜が〜!!」 「わるいごにはぬるぽわろすのたわごときかせるぞ〜!!」
おまえら、分かっとらんな。
>>905 のヤツは今のことを語っとるのだ。w
ワシには分かる。コヤツはほかにも石ぶち・投網・火追い・バッテリー・樹皮などなど、
いろんなワザをよ〜く知っとるヤツにちがいないゾ、おそらくな。w
まあ、ここはひとつ武士のナサケで、
高山植物やラリラリ植物・ラリラリ茸の件までは触れんことにしてやるが。w
>>916 ばかたれ。自演などでわないわ。とはいえ、ま、どー思ってくれよーともかまわんが。w
ついでに云うと、
>>905 のヤツは、ひょっとすると、
ハクチョウもニホンカモシカもメチャクチャ美味いってことまで知っておるかもしれん。w
さらにわ、だ。よ〜く熟れて甘みののったヤマブドウを大量にとってきて、
実だけをとりはずしてこれをすべてザッと洗い、清潔な容器にいれたのち、
タネをくだかぬようにすべての実をつぶし、密閉ではないフタをおもむろにかぶせてから、
暑くはない暗い場所に何日か放置、ころあいを見てこれの汁だけをしぼりとり、
やはり密閉でないフタをかぶせ、さらにしばらく冷暗所においておけば、アラふしぎ、
なせが甘みはほどよく消えて、のめばフワフワと夢見ごこちのいい気分。
酸化防止剤をブチこんだフランス産の輸入モノなど及びもつかぬオドロキの美味に感嘆符
──ってことも、もしかすると
>>905 のヤツは知っておるかもしれんゾ。w
酒税法違反だからな、絶対やるなよ、おまーら!w
918 :
903 :2005/12/08(木) 21:13:03 ID:PUsBkMdW0
で、どうよ?
919 :
本当にあった怖い名無し :2005/12/08(木) 22:49:58 ID:on/NCxtsO
はいはいぬるぽぬるぽ
カモシカ食ったがそれほどでもなかった
一年ぶりに覗いたら、この惨状…涙 あんなに良スレだったのに…懐
>>922 今年はなんか色々変なのが湧いてるんだよ…
別館とか建ててみんなでがんばってるんだけど。
コテもあいかわらずだしね。 結局みんな好き勝手してるってことだよ。
変わらないのはコテだけで周りがギャーギャー言い過ぎてるんだよ。
周りのギャーギャーも自演っしょ
そんな風にして世界は今日も回り続けてる
>>922 お帰り。
でも、去年の今頃よりはよっぽどマシかと思うけど。
おかしいニャー
竜が昇る滝として、地元では知られていた。 テレビの取材が来たこともあるらしい。 両側がきわどく切り立ったV字形の谷底が、一気に駆け上がるように 急傾斜をなし、一旦、傾斜がゆるんで谷の幅が広がった所から、 もう一度切り立ったようになっている場所だった。 確かに、竜が運動代わりに空へのぼるくらいのことは起こりそうな、 そんな雰囲気のある場所だった。 訪れるのは初めてだったが、来る前の想像よりもずっと荘厳な場所だった。 寒さが厳しくなり始める頃で、数週間以内には、沢が人を拒むようになる。 幸い、宗教的な禁忌などはないので、俺たちは沢筋を存分に楽しみ、 山中で一泊してから、麓の集落まで戻る林道を歩いていた。 山へ向かう軽トラックとすれ違う際、運転手の男性が声をかけてきた。 一昨日、集落に一軒だけの小料理屋で飲んでいた男だった。 沢登りに来たことは、俺たちの誰かが話したのだろう。 運転手は煙草をふかしながら、今朝、竜が昇ったぞと、そう言った。 俺たちは無論、見ていない。 上機嫌な運転手の笑顔を乗せ、軽トラックは山へ行ってしまった。
その夜、例の小料理屋に、やはりその男はいた。 天気がよければ朝、川原から竜が見えるだろうと言われ、 食事を済ませた俺たちは店を出て、川原にテントを張った。 結局、ほとんど寝ずに夜明けを待った。 空が明るみ、空が色を変える中、あの滝のあたりから一筋、 煙が空へ伸び始めた。 煙はすぐに濃さを増し、狼煙のようになった。 わずかに揺らぐように不安定に形を変えるそれは、確かに ぴいっと空へ昇る竜に違いなかった。 時折、きらっと光るのは木の葉か何かだろう。 V字形の谷が急激に立ち上がる、あの地形が上昇気流を生み、 雲をこうした形で吹き上げるのだろうが、そんな解釈は どうでもよかった。 ぽかんと口をあけ、すげえなあ、などと言っているうちに、 竜は、空に吸い込まれるように消えた。
山から立ち上る雲、確かに龍に似てるよね。 どの国にも似たような姿かたちのドラゴンの伝承があるので、 実は本当にいたのかもと思ってる。
>>931 >>932 要するに「煙が見ようによっては竜に見えなくもない。」ってことだろ。
「○○に見えた」って話多いね。
>>934 底の浅い文章で長々書いて、結局それだもんなー。
だったらもう少し山岳信仰と絡めるとか、ブロッケン現象あたりと言い伝えを比較してみるとかして欲しいよね。
確かに
>>931 >>932 はここにはふさわしくないね。
ここは山にまつわる「怖い話」の場所だし。
・・・・・!
いつのまにかスレタイが変えられてる!
「不思議な」ってなんか
怖くない話の逃げみたいな言葉が追加されてる!
(`▽´)y-゜゜゜ ウケケケ♪