【夜風】N.Wにまつわる怖い話【体験談】

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1本当にあった怖い名無し
ここは夜風N.W氏がその豊富な体験談を語るスレです
2Prof.Otuki:2005/09/15(木) 00:26:52 ID:NVqbhh1s0
うんこで2様確定























デブ
3(`ω') ◆Dream/3P/. :2005/09/15(木) 00:28:02 ID:Y3+0zCa7O
よっしゃー2げっつ
4(`ω') ◆Dream/3P/. :2005/09/15(木) 00:30:11 ID:Y3+0zCa7O
>>2
宣戦布告と受け取った
5本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 10:51:03 ID:nZSxFz99O
夜風ってなんなんだ?
6本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 10:54:56 ID:cLUfIyAK0
まあ、精々頑張れや
7本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 11:31:35 ID:f4MUKfqk0
>>5
爺さんと母さんが超霊能力者、さすらいのライダー
豊富な知識と実体験(ココ重要)を元に楽しい話を書いてくれる人だお
8本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 12:09:57 ID:nZSxFz99O
>>7
解説どうも・・・
なんか複雑な方みたいで興味が出てきましたw
ご本人の降臨はまだでしょうか? 是非お話を読んでみたいです。。
9本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 12:22:58 ID:LXzFfLY50
806 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/09/08(木) 21:43:40 ID:K5qxLEDI0
5年くらい前の夏、兵庫県の竹野浜海岸での出来事。

貸しボート屋の孫娘だろうと思われる幼稚園児ぐらいの女の子が、あるひとつの
ボートに、せっせせっせと右後ろ側から玩具の柄杓で海水を汲み入れていた。
右から海水を入れて舟を洗うのは、不浄が出た時だから、
(うわっ、縁起悪ッ!!)と思いながら、見ていた。

…1時間程して、行方の分からない人が出た。
子供ではなく大人で、アルコールをしこたま飲んでいたと言う状況から、
海に入っていた人は全員浜へ上がらされた。
空いているボートが全て浜へ出され、漁から戻っている漁船は少し沖を捜索
し始める。
それから15分も経った頃、テトラポットに引っかかったまま沈んでいる人が
見つかった。
見つけたのは、柄杓娘の父親で、その時彼が乗っていたのが、例の海水入りの
ボートだった。
偶然だろうが、気味の悪い事件だった。
10本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 12:24:08 ID:LXzFfLY50
418 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/09/07(水) 20:33:55 ID:nNmq5L/G0
木曜日、友人から電話があった。
「ねえ、伏見稲荷って行った事ある?」
快活な彼女らしくない、沈んだ小さな声だった。
「ええ?何いきなり?」
聞けば、1ヶ月前手術を受けた母親の回復が、余り思わしくないのだと言う。
どうして伏見稲荷なのか聞いてみると、雑誌に出てた写真に強く惹かれたのだと
彼女は言った。それまで、他人が勧めてくれた所は全部胡散臭く思えたのに、
何故かここなら大丈夫だと思えたらしい。
普段、非科学的な事はすっぱり切り捨てるひとなのに、よっぽど参っているのか
と思い、日曜日に会う約束をして受話器を置いた。

京都・伏見稲荷大社は、東山三十六峰の最も南に位置する、古い神奈備山の麓にある。
本殿の裏は標高233メートルの稲荷山で、まだ夏の濃い緑色を残した山中に、1万
余基の朱塗の鳥居が連なって道を成す様は、ちょっと余所ではお目にかかれない。
「あっちね」人の流れに沿って、彼女は右側の千本鳥居の方へ行こうとする。
「こっちだよ」と左側を差すと、少し不審気な顔をし「何故?」と聞く。
「何でもない時なら左右どっちからでも構わないけど、今日みたいに再生・復活の
願いを込めてお参りする時は、左側から時計回りに行かないとね。お百度も同じ」
途切れない程度に人が続く細い坂道を、彼女の手を引きながら登って行く。
この御山の特徴はもう一つ。神々の降臨跡に設けられた正規の御社の周囲に、御塚と
呼ばれる、人々が願いを込めたMy御社がぎっしりと建てられている事だ。
ここには願いの数だけ御社があり、神々がいる。
俺にとっては何ともない事だが、そう言った数多くの社の存在と、願い事が叶った
お礼に奉納される朱塗の30センチ程のミニチュア鳥居がうずたかく積まれている
光景は、彼女にとっては一種カルチャーショックだったようで、顔を強張らせたまま、
しばらく口を利かなくなってしまった。
11本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 12:25:58 ID:LXzFfLY50
419 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/09/07(水) 20:34:40 ID:nNmq5L/G0
稲荷山は3つの峰を持っている。
その最初の峰への道の中程に、俺たちが目指す薬力社があった。薬力さんはその名の
通り、薬石の効力を高め、疾病に悩む人々を救うとされているお稲荷さんだ。
お賽銭を上げ、両手を合わせて祈る。
ふと、何か見られているようで、気になってそちらへ顔を向けてみた。
まだ真剣に祈り続けている彼女の向こう、御塚の古びた石の台に山と積まれた朱塗の
ミニ鳥居の上に、白銀色にお日様の金色を少し混ぜたような、輝く毛並みの小さな狐が
ちょこんと座ってこっちを見ていた。大きさは生まれたての仔狐程だが、その思慮深げな
顔付が自ずと歳経たものだと語っている。なぜだか、白檀のようないい香りがした。
あんまり不思議で美しい狐だったので、目が離せなくなった。
そんな俺の傍らを、参詣の人たちが気にも留めずに通り過ぎて行く。
何秒くらいの事だったか。
瞬間、それがにこっと笑ってうなづいたような気がしたので、慌てて目礼する。
「どうしたの?」傍らで不思議そうな彼女の声がした。
目を開けると、狐は当然もういない。
「いや…」もう一度お賽銭を上げ、ポケットの中のチョコレートを供えた。
代わりに、先に供えられていたキャンディーをひとつ貰って彼女に渡す。
「え、良いの?」彼女は戸惑っていたが、
「お下がりだよ」そう言うと、頷いてバッグにそれをしまった。

水曜日、また彼女から電話があった。母親が快方に向かっていると言う。
「退院したらお礼参りに行くつもり。また一緒に行ってね」
先日とは打って変わった弾んだ声だった。
あの小さな狐が薬力さんだったのか、その御眷属だったのか、俺には全くわからない。
でも、あの優しい微笑はこの事を示していてくれたような気がする。
妙なものに出会うのも、たまにはいいもんだと思った。
12本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 15:09:32 ID:/hJk9Q4M0
誘いage
13本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 16:01:31 ID:4YB8xJFRO
この人結構いい話も書いてんだよね。
普通にしててくれればいいのに。
14本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 16:26:52 ID:9LgMit4U0
3時頃、酋長スレに来てたよ。
目立たせage。
15 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/15(木) 18:34:37 ID:CBetZIvEO
よそ(山怖以外)では割と大人しいみたいね
16本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 19:19:49 ID:nZSxFz99O
山スレ読んできた。
なるほど、自演で自滅かぁ…もったいないなぁ
お話もおもしろいし、知識も豊富みたいだし是非こちらで色々語っていただきたいです。

山スレの皆さんもそんなに怒んなくてもW
携帯なんで過去スレ嫁ないんで親切な方がいらしたら夜風サンの話のコピペ貼っていただけませんか?m(_ _)m
17本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 19:45:04 ID:Y+lkKyWW0
100 :N.W :2005/07/25(月) 07:06:10 ID:CFXfTZUN0
久しぶりに休みが取れた。たった2日だけど、携帯で探される事もたぶんないだろう。
ボーナスも出た事だし、母に何か旨いものでも食わせてやろう。そう思って京都・貴船の
旅館へ電話を掛けてみた。川床のシーズン中だが、平日だったから宿が取れた。
母に連絡を取ると大喜びで、鞍馬も歩いてみたいと言う。俺に異存はなかった。
京阪出町柳から叡山電鉄鞍馬駅まで約30分。その間に景色は碁盤の目のような街中から
里山を過ぎ、一気に山の中へと変化する。また、鞍馬から山越えで貴船へ抜けるコースは、
履き慣れた靴があればファミリーでも2時間前後で歩く事が出来るし、日帰りなら逆に、
貴船から鞍馬へ抜け、鞍馬温泉を使って帰る手もある。
その日もさわやかな好天だった。荷物を持って歩くのも面倒なので、宿に頼んで預かって
もらい、それから鞍馬山へ行った。堂々たる山門を潜った瞬間、いきなり強い風が吹き、
俺を目指して枯葉がザバザバ降って来る。落葉の季節ではないのだが、母とくれば必ず
こういう目に遭う。天狗の散華だ、と母は言う。迷惑な事だ。途中からロープウェイも
あるが、母は歩く方を好むので、ところどころ急な坂のある参道を歩いて本殿を目指す。
由岐神社を過ぎると、先々の大木の中程の高さの枝が、微妙にたわむ。毎度の事だが。
鞍馬寺金堂でお参りした後、奥の院へ向かって木の根道を歩く。
魔王殿の前で、一人の小柄で上品な感じの老人が、良い声で謡っていた。
“…花咲かば、告げんと言ひし山里の、使ひは来たり馬に鞍。鞍馬の山のうず桜…”
言霊が周囲の木立に広がって行くようで、思わず足を止め、聞き惚れた。
最後の一声が余韻を残して空に消えた時、同じように立ち止まっていた人たちの間から、
溜め息と拍手が湧き起こる。老人はにっこり笑って、大杉権現の方へ立ち去った。

18本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 19:45:45 ID:Y+lkKyWW0
101 :N.W :2005/07/25(月) 07:07:24 ID:CFXfTZUN0
鞍馬山を下り、貴船川に沿って歩く。真夏の昼日中だと言うのに、空気がひんやりして
気持ちがいい。流れの上には幾つもの川床。週末は人で溢れているのだろうが、今日は
そうでもない。少し離れると、清冽な流れの中、カワガラスが小魚を追って水を潜り、
アオサギがじっと獲物を待つ。もう備えの出来たススキが揺れる上を、トンボたちが
飛び回る。
貴船神社へお参りに行く人は多いが、奥宮へ参る人は少ない。その静けさを楽しみ
ながら、奥宮の船形石の横の小さな社に手を合わせる。弟たちも連れて来てやれれば
よかったが、何分にも平日の急な事。学生時分ならともかく、社会人がそうそう手前
勝手な事をする訳にはいかない。母とそんな話をしながら振り返ると、さっき魔王殿の
前で謡っていた老人がこっちへ歩いて来るところだった。軽く会釈すると、向こうも
にこっと笑って片手を挙げる。
「先程は、良いものを聞かせて頂いて、ありがとうございました」
「いやいや、お恥ずかしい」老人は首を横に振り、俺と母を見やりながら
「親子旅ですか、よろしいなぁ。ええ日にここへ来はった。今日は“山祭り”や」
「まあ、お祭りがあるんですか」祭りと聞いて、母の気持ちが弾むのがわかる。
老人が教えてくれる。
「今晩、川床の灯りが消えた時分から、この先の方でありますねん。“山祭り”は
時が合わなんだら成りませんし、ほんまの夜祭りやから、知らん人の方が多いんや。
もし、行かはるんやったら、浴衣着て行きはった方がよろし。その方が、踊りの
中へも入りやすいよって」
母は既に行きたくてワクワクしている。一時、『盆踊り命』だった人だから。
ま、いいか。俺は盆踊りは嫌いだが、仕方ない。付き合うか。
19本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 19:46:16 ID:Y+lkKyWW0
102 :N.W :2005/07/25(月) 07:12:41 ID:CFXfTZUN0
川筋の道沿いに、黄桃のような丸い灯りが、ぽつりぽつりと点いている。俺たちの
他に、歩いている人はほとんどない。
奥宮へ近づくにつれ、笛の音がどこからともなく風に乗って流れて来た。山祭りは
どうやら、思っていた盆踊りのようなものとは、全然違うものらしい。
奥貴船橋の袂をくっと左へ折れ、山の中へ入る細い道をたどると、笛の音はますます
はっきり聞こえる。曲目はわからないが、ゆったりとしたメロディを、複数本の笛で
吹いているようだ。
やがて、木立の間からたくさんの白い提灯と、その灯りが見えて来た。そこは体育館
程度の広さの空き地になっていて、笛の音に合わせて数十人の人たちが踊っていた。
衣装は白地に紺色の流水模様の浴衣。女は紅の帯、男は黒字に金の鱗模様の帯。
踊るというより、舞うと言った方がいいような優美な動きで、普通の踊りの時のような
賑わしさや、テンポあるいはノリは全く感じられない。
俺たちより先に来て、これを眺めていた隣の人がいきなり駆け出し、踊りの輪の中へ
入って中の人と手を取り合った。知り合いがいたらしい。
前の方から、あの老人が笑みを浮かべながら、静かに俺たち親子に近づいて来た。
「ああ、来はりましたんやな」
「こんばんは。不思議なお祭りですね」
老人は不思議な言葉を口にした。
「あの中に、逢いたい人がいたはりますやろ」
逢いたい人?訳がわからず、ぽかんとする俺。
母が突然駆け出した。
「母さん!?」
20本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 19:47:21 ID:Y+lkKyWW0
103 :N.W :2005/07/25(月) 07:13:25 ID:CFXfTZUN0
伸ばした手の先に、よく知ってる人がいた。
実家にいる頃いつも見ていた人。写真立ての中で笑っている、俺と面差しのよく似た
青年。俺が2歳の時亡くなった父だ。
まっしぐらに父に向かって進む母を、踊り手たちは空気のようにするりとかわし、
何事もなかったかのように踊り続ける。
一足ごとに母の時間が逆戻りする。わずか3年余りの妻としての日々と、その何倍もの
母としての時間。今、父の手を取りながら、母は堰を切ったようにしゃべり続け、
父は黙って微笑みながら、時折相槌を打っている。二人の間に涙はない。何を話して
いるか、俺には聞こえないが、きっと言葉で時間を溶かしているのだろう。
時を越え、両親は恋人同士に戻っている。初めて見る両親の姿。ああ、父はあんな風に
笑う人だったのか。母はあんな風にはにかむ人だったのか。これだけの歳月を隔て、
まだ惹かれ合う二人に、思わず胸が熱くなる。
父に誘われ、母が踊りに加わる。なかなか上手い。本当に楽しそうに踊っている。
俺の頭の中で太棹が鳴り、太夫の声が響く。
“…おのが妻恋、やさしやすしや。あちへ飛びつれ、こちへ飛びつれ、あちやこち風、
ひたひたひた。羽と羽とを合わせの袖の、染めた模様を花かとて…”
両親の番舞をぼーっと眺めていたら、ふと俺の事を思い出したらしい母が、父の手を
引いてこっちへやって来た。ほぼ初対面の人に等しい父親に、どう挨拶すべきか。
戸惑って言葉の出ない俺を、おっとりとした弟と雰囲気の良く似た父は、物も言わずに
抱きしめた。俺よりずいぶんほっそりしているけれど、強く、温かい身体。父親って
こんなにしっかりした存在感があるのか。
「大きくなった…」万感の思いのこもった父の言葉。
気持ちが胸で詰まって言葉にならない。ようやく絞り出せた言葉は「父さん…」
「うん」
優しい返事が返って来た。もう限界だった。俺は子供のように声を放って泣いた。
21本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 19:48:13 ID:Y+lkKyWW0
104 :N.W :2005/07/25(月) 07:14:42 ID:CFXfTZUN0
母の事を笑えない。気が付けば、俺は夢中で父に、友人の事、仕事の事を一生懸命
話していた。今までは、そんな事は自分の事だから、他人に話してもわかるまいと
思い込み、学校での出来事さえ、必要な事以外は母に話さなかったのに。
父の静かな返事や一言が嬉しかった。子供が親に日々の出来事を全部話したがる
気持ちが、初めてわかったような気がする。
俺の話が一段付いた時、父は少し寂しそうな顔をした。
「ごめん。もっと一緒にいたいけど、そろそろ時間みたいなんだ」
時は歩みを止めてくれなかった。でも、嫌だと駄々をこねたところで詮無い事。
大事な人に心配をかけるだけ。ああ、わかっている。笑って見送ろう。
「口惜しいよ、おまえたちの力になってやれなくて…」
「大丈夫、任せろよ。俺がいる。」
長男だもの。俺は親指を立て、父に向かって、偉そうに大見得を切った。
安心したように頷く父に、母がとても優しい眼差しを向け、父が最上級の笑顔を返す。
「…じゃあ、そろそろ行くよ」父は、踊りの輪の方を向いた。
「父さん」呼びかけずにはいられなかった。
父が振り返る。
「俺、二人の子供で良かった」本当に、そう思った。
父は嬉しそうに笑い、そのまま煙のようにすうっと姿を消した。
母はしばらく無言で父が姿を消した辺りを見つめていたが、やがて諦めたように
首を振り、「帰りましょう」と俺を促した。

翌朝、まだ眠っている母を部屋に置いて、奥貴船橋の袂まで行って見た。
昨夜の、橋の袂をくっと左へ折れ、山の中へ入る細い道は、やっぱりなかった。
あの老人が言っていた。“山祭り”は、時が合わねば成らないのだと。
それは俺たち親子が見た幻だったかもしれない。
でも、逢いたい人に会え、伝えたい事を伝えられた。幸せな旅だった。
22本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 19:52:07 ID:nr6wg9et0
>>16
自演だけでなく、ほかにも色々あったんだよ。
とはいえ、ここではもう関係のない話。
NWさんの話を楽しみましょう。
23本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 19:54:10 ID:Y+lkKyWW0
727 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/08/15(月) 00:25:51 ID:d9Sk4sow0
大学1年の夏。
8月に弟と山形への旅を決めたので、メンテナンスをしてもらおうと行きつけの
バイクショップへ顔を出した。
「こんちわーっス」決まりの挨拶をすると、店のマルちゃんとしゃべっていた人物が
くるりと振り返った。
「あー、ナイトぉさん。おひさデスッ!」
満面の笑顔で健太が迎えてくれた。
「俺は内藤さんじゃねぇってばよ」どうしてか、コイツが“Nightさん”と呼んで
くれると、誰がどう聞いても“内藤さん”に聞こえる。「もう、身体いいのか?」
この春、ショップから出掛けたツーリングで、健太はベテラン勢の言う事を聞かず、
一番の禁忌とされる蛇を踏んでのけ、挙句に崖下へ愛車共々転落して重症を負ったのだ。
「はい、先週退院して、一昨日ボルトも抜けました」
「夜風さん、参っちゃいますよー。健太、もう走ってんですよォ」
「ダイジョブですって。へたに歩ってるより、バイク乗ってる方が楽なんス」
困ったような顔のマルちゃんの横で、健太はけらけら笑っている。
「でね。うちの親が、あん時お世話になった皆さん、良かったらウチへ来てもらえって
言うんスよ。ちょうど、家改装してキレイになったんで、その祝いもするからって。
ウチ、香落渓の方なんスけど、どうスか?」
「そりゃ、嬉しいけど、大勢で押しかけちゃ迷惑だろうに」
「ウチ、田舎ですもん、10人や20人くらい平気です」
結局、連絡の着いたメンバーの中から、滝さんと東さんと元木さんと俺が、健太の実家へ
お邪魔する事になった。
24本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 19:54:53 ID:Y+lkKyWW0
728 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/08/15(月) 00:26:31 ID:d9Sk4sow0
奈良・香落渓は三重県との県境にある曽爾村にある。
この辺りは室生火山郡の中にあって、ハイキング好きにとっては嬉しいコースが幾つも
あり、殊に、健太の家のある奥香落渓の方は、奇岩絶壁の名所がたくさんある。
俺たちが到着すると、早速ご両親が丁寧に深々と頭を下げ、お礼を申し述べて下さった。
滝さんが年の功で丁重に返答し、常識の少ない俺たちは、後ろで同じように頭を下げる。
それを健太が遮って、俺たちを家の中へ案内してくれた。
既に膳が用意され、料理や飲み物がぎっしりと、いったいこれだけの量を誰が食べるんだ?
と言う程並べられている。
そうそう酒の飲めない俺は、食う方に回るが、それでも腹には限りがある。ましてや
初対面の他人様の家で、あんまりな醜態を晒す訳には行かない。
途中でトイレに立った健太が、なにやら包みをひとつ持って戻って来た。
「ウチ、何にもねえと思ってたんスけど、これから蔵バラすのに開けてみたら、やっぱ
それなりに茶碗とか出て来て、一応全部母屋の方へ出してあるんスけどね…で、これ
1個、訳わかんないんスよ」
布包みの中には、白い紙にくるまれた、茶碗が入っていそうない大きさの箱が一つ
入っていた。
「この下が変わってるんス」と言いながら、健太が紙をやや乱暴な手つきでめくった。
その中には、真っ黒な紙でしっかりくるまれた上、赤い細い紐で十文字にきっちりと
結わえられた箱が入っていた。
「これ、俺がもらったんスけど、中身は親に聞いても、何だかわかんねえし知らないって
言うから」健太の親父さんは黙ったまま、うんうんとうなづいている。「滝さんとか、
こういうの詳しいって、前に誰か言ってたから、今日見てもらえりゃと思って…」
「まあ、見るくらいならいいよ。わかるかどうかは別だけど」
「お願いしまっス」健太が箱を滝さんに渡し、滝さんが赤い紐を解こうとした時だった。
いきなり、俺の携帯が最大音量で響き渡った。
「およっ!!」
その場の全員の手が止まった。
25本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 19:55:23 ID:Y+lkKyWW0
730 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/08/15(月) 00:27:42 ID:d9Sk4sow0
一番驚いたのは俺だった。マナーモードに設定してあったはずなのに、なんで?
すいませんすいませんと謝りつつ、開始ボタンを押した。
とたんに、母の大声が飛び出して来た。
『ダメよッ!!その箱開けちゃダメッ!!』
その場の全員に聞こえる程の絶叫だった。耳が痛てェ。
みんなはさっきのポーズのまま固まっている。
もしもし、母さん。どう言う事?そう聞きたかったが、母の第2声の方が早かった。
『外法箱なの!触らないで包みなおして!!』
滝さんが思わず箱を畳の上に置いた。
『わかった?!ねえ、聞こえてるの?』
きぃいいい………んと耳鳴りがするのをこらえ、少しトーンの下がった母に声を返す。
「ああ、聞こえたよ。で、どうすりゃいい?ただ包んどきゃいいの?」
『白い紙で包んであったでしょう。それで元通りに包んで。それから盃か何か小さい
入れ物に塩を盛ってその上に置いてみて。最初は塩が溶けて流れるけど、そうね、
7回目くらいで溶けなくなるはずよ。そしたら最初の袋に入れて、お蔵に納めて。
後は私が何とかするから』
俺は母の最後の言葉を端折り、その指示をみんなに伝えた。滝さんが引き攣りながら、
箱を白い紙でくるみなおし、健太が台所から塩壷と盃を取って来る。
みんなが見守る中、塩は盛ったしりから飴のように溶けてしまった。
健太が慌てて替えの盃を取りに走る。
そして2回目。先程よりはゆっくりだったが、やっぱり塩は飴のように溶けた。
3回目…4回目…変化が現れたのは5回目だった。塩は半分溶けたが、半分は粒が
残っている。6回目は、湿ッ気ているが、ようやく溶けなくなった。
そして7回目。母の言った通り、塩は湿ッ気もせず、溶けなかった。
箱の入った包みを手にした健太が、泣きそうな顔で俺に言う。
「すんません、ナイトぉさん。一緒来てもらえないっスか?」
「いいよ」でも、内藤さんじゃねぇってば。
26本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 19:55:54 ID:Y+lkKyWW0
731 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/08/15(月) 00:28:13 ID:d9Sk4sow0
夜が更けて、強い雨が降り出した。
雷も近い。
朝までに晴れて欲しいな。
そんな話を寝床の中でしていると、突然、何処からともなく、かすかなピシピシピシと
言う音が聞こえ、続いてドーン!!ともバーン!!とも取れる音が地響きと共にあった。
落雷か?きっとそうだ。
飛び起きて窓から外を見たが何も見えない。
相変わらず、雨脚が強い。諦めて眠りに就いた。

朝になって、俺たちは雷が蔵に落ちていた事を知った。
蔵は外側だけを残し、中はすっかりきれいに焼けて、屋根すらなくなっていた。
偶然、ねえ…きっとそうだよな、うん。
みんなで無理やり納得し、香落渓を後にした。
強い雨に洗われて、道路も山も輝いて見えた朝だった。
27本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 20:13:24 ID:nZSxFz99O
親切な方さっそくの貼りありがとうございますm(_ _)m
山怖は、なんか荒れてたんで最近見てなかったんですよねぇ…
なんだか色々いい話お持ちのようなんで是非こちらで書いていただきたいですねぃ
ということでご本人降臨待ちage
28本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 20:21:06 ID:kcpUsZgB0
あくまで実体験と言い張るからウザイんですよ。
なにはともあれ、新スレおめでとう!
ここで体験文思う存分発表してください。
話自体はおもしろいんだからd(´∀`●)ネッ!!!
29 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/15(木) 20:35:47 ID:CBetZIvEO
パリっと行こうや夜風くんw
30本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 22:23:13 ID:q4mzbGydO
全部創作かも知れないし、全部実体験かも知れない。創作もあるかも知れないけど、実体験もあるかも知れない。
事実は小説より奇なりって言葉もあるしね・・

あっ本人じゃないから。
31本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 22:39:29 ID:pmUWPRyG0
気○いみたいにN.W.を糾弾して山怖スレから追い出して、みんな暇だなー。
私は楽しみにしています。2ちゃんは基本的にROM貫いてんだけど
来てくれるなら歓迎の意味を表すために感想とか一言書きます。
32 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/15(木) 23:51:36 ID:CBetZIvEO
見栄坊だからこないだろうな


に1000000ペソ
33本当にあった怖い名無し:2005/09/15(木) 23:55:23 ID:bjdZyuYY0
一気に読めてオトク
34本当にあった怖い名無し:2005/09/16(金) 00:36:16 ID:WCx+RSzx0
>>31
NWさん、早く新しい話読みたいです!
35本当にあった怖い名無し:2005/09/16(金) 04:40:00 ID:BTGt9EK1O
NW氏、経緯はともかくせっかくスレ建ったんだし此処は是非あなたが登場して
洒落怖みたくなローカルルールをご自身で好きなように作ってみては?
是非御一考を
36本当にあった怖い名無し:2005/09/16(金) 11:53:01 ID:ORpPpt+50
272 :N.W :2005/08/01(月) 07:00:08 ID:mArbbp2u0
あと1週間程で、高校生最後の夏休みも終わろうと言う頃。朝っぱらから、ご機嫌な
梶がやって来た。そりゃそうだろう、自分の車を手に入れたのだから。
こんな時はやっぱり、ちょっとうらやましいなと思う。同じ高3でも、7月生まれの
梶は免許が取れるが、2月生まれの俺は、半年先にならないと試験さえ受けられない。
ドライブに行こうと言うから、この季節の事、てっきり海だと思っていたら大台ヶ原へ
行こうと言う。海へ行こうと言ってみたが、あっさり却下。
「海へ行くくらいなら、最初から貴美も積んでくる」貴美と言うのは梶の今の彼女。
「峠攻めしたいから、おまえを誘いに来たんじゃないか」まあ、それはわかるが…
道路に停めてあったのはメタリック・インディゴブルーのギャラン。運転席側のドアと、
反対の後部座席側のドアに、金銀で、斜め後方へ流れる狐火がさりげなくペイントされて
いる。なんだか走り屋にマークされそうな車だ。梶にそう言うと、さりげなく笑われた。
さては、もう何かやったな。
国道24号線を紀ノ川に沿って、橋本・五条方面へ遡って行く。
吉野とうまく行ってるのか、と梶が聞いて来る。あー、もうじき消滅だろうなと答えたら、
なんで?と聞き返された。伊吹山でのD・キス中断事件を話すと、爆笑された。
「伊吹童子にヤられたか。は、おまえらしいわ」放っとけ!
国道370号線を下市・大淀と辿り、宮滝で国道169号線へ取って南下する。
この辺から景色は、のどかな田舎町から本格的な山の中へと変わり始め、道路も直線が
減り、カーブが連続するようになって来る。梶はタイヤを泣かさず、きっちりラインを
取って、きれいに走る。普通の車だと、きっとリヤタイヤが流れてしまうような所でも、
フロントがぐっと沈み、四輪がちゃんと路面をホールドしているのがわかる。ナビ席が
女の子でも、楽しくて声を上げる事があっても、恐怖で悲鳴を上げる事はないだろう。
車もいいが、梶の腕もいい。
37本当にあった怖い名無し:2005/09/16(金) 11:54:33 ID:ORpPpt+50
273 :N.W :2005/08/01(月) 07:01:42 ID:mArbbp2u0
「さすが梶クン、キャリアが違いますな」
「うん?それはどう言う意味かな?ボクは先月、免許を手にしたばかりなんだが…」
よく言うぜ。梶いわく、若人は過ぎた日の事は忘れるんだそうだが。
あっという間に伯母谷トンネルを過ぎ、大台ヶ原ドライブウェイへ入った。3桁国道
より整備されているから、余計に走りやすい。バイクで走っても面白い路だが、こう
いう車で攻めるのもなかなか楽しいもんだ。
休憩も忘れて走ったお陰で、車を降りると少々腰が痛い。しばらく休んで、また走るの
かと思っていたら、大台ヶ原を歩こうと梶が言いだした。
「西コースなら初心者向きだから、行けるべさ」
昔は登山靴でないと無理な所もあったようだが、今は西コースだけならそれなりの靴で
十分だ。俺たちはどっちも、流行だったコンバースのセミバッシュを履いていた。
「おまえと歩くとなぁ、変な目に遭うからなぁ」
「あ、そりゃ俺のせりふだ」
大台ヶ原は、昔の台風のせいで出来たトウヒの白骨樹林が良く知られているが、本来は
湿潤な気候による豊かな原生林を保っている山地で、野生鹿や珍しい四季の植物を観察
する事が出来る場所である。シャクナゲ、ツツジ、シロヤシオなどが咲き誇る5月頃や、
秋の紅葉がたいへん見事なシーズンには、観光バスもガンガン入り、歩きづらい時が
あるが、夏の終わりの今頃はそんなこともない。
駐車場から左手の道を、日出ヶ岳へ向かって歩いた。荷物は、お互いウエストポーチ
1個だけ。山頂からは大峰・台高山脈が一望出来る。めったにないが、日の出を背に
した富士山のシルエットを見られる事もあるらしい。正木ヶ原ではおなじみの白骨
樹林を見る事が出来る。鹿はこの辺で多く見られると言うが、こんな時間では無理。
尾鷲の辻で、駐車場へ戻るショートカットコースがあるがパス。梶はこの先の、牛石
ヶ原から大蛇ーがいいと言う。
38本当にあった怖い名無し:2005/09/16(金) 11:55:18 ID:ORpPpt+50
274 :N.W :2005/08/01(月) 07:02:57 ID:mArbbp2u0
笹に蔽われた牛石ヶ原には、昔、高僧の法力で牛妖が封じ込められたと言う石がある。
ただの石じゃないかと思ったが、そう言う事は言わずに通過。いよいよ、大蛇ーへ。
一目見て嬉しくなった。いい具合に、まるでロウソクのように、尖がっている。
足場は悪くないが、岩稜歩きは慎重にやらないと危ない。でも、それをクリアして、
辿り着いた先の絶景は見事。この岩場の先端は鎖が張られているだけで、一足向こうは
高低差800メートル下の東ノ川渓谷。西には大峰の山々が、北には名瀑100選に
選ばれた中の滝が良く見える。
誰も来ないのをいい事に、しばらく景色に見惚れる。峰々を吹き渡る風が届ける木々の
ざわめきと、滝川の音、街中とは全然違ったセミたちの遠い声。五感が楽しむ時。
夕暮れになれば、ここは金色の光で満たされ、ヒグラシの声が届けられるのだろうか。
そんな事を思っていると、不意にセミの声がぱたりとやんだ。心なしか、流れる水音も、
数段弱まった気がする。夏の日差しだけが、相変わらず燦燦と降り注ぐ。
ざわり…と枝葉の揺らぐ音がした。俺たちは周辺に目を走らせた。
ざわり…ざわり…ざわり…
登って来た道の方から、左回りに大きく、周囲の枝葉が揺れている。鹿や熊ではない。
俺たちはほぼ同時にポーチに手を突っ込み、サバイバルナイフを抜いていた。
ざわり…ざわり…ざわり…ざわり…ざわり…
何かがゆっくり、確かに俺たちの周囲を、左から右へ取り巻いていた。
俺はそのまま登山道に目を据え、梶が俺の背中合わせに断崖の方を確かめる。
ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…
速度を上げながら、包囲網が狭まった。腰を落とし、ナイフを両手で持って腹に構える。
………………
耳が痛いような静寂。心臓が脳に来ている。
足元に影が走り、梶が低く呻いた。
39本当にあった怖い名無し:2005/09/16(金) 11:56:07 ID:ORpPpt+50
275 :N.W :2005/08/01(月) 07:04:06 ID:mArbbp2u0
振り向きざま、どうした、と言いかけた俺の言葉は途中で凍りついた。
梶の正面、断崖側から、女の顔を持った大蛇が鎌首をもたげた形で、俺たちを見下ろし
ていた。顔の大きさはたぶん、通常の人の2倍近くあるだろう。ヒグマ色の赤い髪が
左右に広がり、眉はなく、黒目が小さくて、青紫色の唇は大きくて薄い。鱗に蔽われた
腹側は色白の赤ん坊のような肌色、背側はアオダイショウのような鈍色に光る。
胴の太さは、直径25センチはありそうだ。
それが、俺たちの事を探るような冷たい眼で、じぃっと見つめている。
もしも、俺一人だったら、情けないがきっと腰を抜かしていただろう。冷静な友がいて
くれる事を感謝しつつ、この状況からの脱出を考える。こんな足場の悪い所で、通常の
ような立ち回りは無理。梶と二人、同時に突っ込んだとして、大蛇に与えるダメージは、
おそらくミツバチが刺した程も与えられないだろう。まして、俺たちの周りをこいつが
何巻きしているか、それさえ分からない。どうする?
隣で梶は、静かに息を整えていた。勝負に出るタイミングを計っている。
そうして、しばらく黙ったままの睨み合いが続く。
風が俺たちの髪をなぶる。
不意に大蛇の目がすっと細められ、唇がきゅっとV字になったかと思うと、不思議な
嗄れ声で笑い出した。
…くっくっくっくっくっ
可笑しくてたまらないと言うより、何か気抜けしたような響きが、その声音の中にある。
なんだ?戸惑う俺たち。
大蛇は、先程までの冷たい眼ではなく、むしろ興味深げにこちらを見、二言三言何か
言うと、断崖から東ノ川渓谷の方へ、笑いながらそのまま身を翻して降りて行った。
ざわざわざわざわざわ…
枝葉の揺らぐ音が消え、再びセミの声と滝川の音が戻って来るまで、俺たちはナイフを
握り締めたまま、そこに立ち尽くしていた。
40本当にあった怖い名無し:2005/09/16(金) 11:56:47 ID:ORpPpt+50
276 :N.W :2005/08/01(月) 07:05:58 ID:mArbbp2u0
俺たちがようやくまともに言葉を交わしたのは、関西空港の良く見える海辺の喫茶店に
落ち着いてからだった。
そこで話をするうちに、俺たちは意外な事に気が付いた。
大蛇の声については、某女性歌手の声を思いっきり潰したような声、と言う事で二人の
意見は一致している。問題はヤツが姿を消す前に言った言葉だ。
梶は、大蛇が自分の方を見ながら「なんと、おまえらだったとは…また懐かしい顔ぶれを
見るものよ」と言ったように聞こえた、と言う。
俺には、大蛇が俺の方を見、大部分は梶と同じだが、懐かしい顔ぶれではなく「珍しい
取り合わせ」と言ったように聞こえた。
懐かしい顔ぶれと、珍しい取り合わせ。何とも意味深な言葉だが、同時に聞いたはずの
言葉がこうまで違うものか?
俺に言われた“珍しい取り合わせ”はまだわかる。俺自身、妙なものからなんとなく
懐かしげにされたり、霊感の強い人たちから“気配が妙だ”と言われてきたから、そう
言うのと普通の人間の組み合わせ、と言う意味だと思う。
だが、梶に言われた“懐かしい顔ぶれ”と言うのは、全く持って見当が付かない。
俺たちはあんなヤツとは初対面だ。
もし、あの場にもう一人いたなら、そいつはどんな言葉を聞いただろう。

17歳と18歳。アイスコーヒーを前に悩んでいた、夏のある日の出来事だ。

41本当にあった怖い名無し:2005/09/16(金) 12:24:07 ID:BTGt9EK1O
和泉のねえさんのお話キボンm(_ _)m
42本当にあった怖い名無し:2005/09/16(金) 12:47:24 ID:Zp9Xl+alO
全体的に文章が古くさいんだよね。
40代〜50代の方だと思います。
43本当にあった怖い名無し:2005/09/16(金) 13:20:17 ID:LWhG8KVvO
>>23>>26
読みたかった話をありがd
44本当にあった怖い名無し:2005/09/16(金) 17:45:36 ID:FxDP9j3V0
806 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/09/08(木) 21:43:40 ID:K5qxLEDI0
5年くらい前の夏、兵庫県の竹野浜海岸での出来事。

貸しボート屋の孫娘だろうと思われる幼稚園児ぐらいの女の子が、あるひとつの
ボートに、せっせせっせと右後ろ側から玩具の柄杓で海水を汲み入れていた。
右から海水を入れて舟を洗うのは、不浄が出た時だから、
(うわっ、縁起悪ッ!!)と思いながら、見ていた。

…1時間程して、行方の分からない人が出た。
子供ではなく大人で、アルコールをしこたま飲んでいたと言う状況から、
海に入っていた人は全員浜へ上がらされた。
空いているボートが全て浜へ出され、漁から戻っている漁船は少し沖を捜索
し始める。
それから15分も経った頃、テトラポットに引っかかったまま沈んでいる人が
見つかった。
見つけたのは、柄杓娘の父親で、その時彼が乗っていたのが、例の海水入りの
ボートだった。
偶然だろうが、気味の悪い事件だった。
45本当にあった怖い名無し:2005/09/16(金) 17:46:13 ID:FxDP9j3V0
863 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/09/13(火) 20:34:33 ID:CYHK3Hcx0
>860
“ともかづき”は、海に潜って貝やウニを捕っていて、命を落した人の亡霊だと言う。

男女とも、両手を脇にだらんと下げ、垂直に突っ立ったままの形で、ゆらゆら漂うように
近づいて来て、それに驚いた人が真上に逃げようとすると、足首を掴んで引戻されるとの事。
これは、自分も水面へ浮び上がりたい妄念がそうさせるんだそうだ。

俺が聞いた話では、これに出会った時は、まず知らん振りをして真横に泳ぎ、ゆっくり
斜め斜めに上昇する事。もし、すぐ目の前に来ていた時は、一度深みへ潜ってから、やはり
横へ逃げる。

三重県・鳥羽の方で、昔、海女をしていたお婆さんから聞いた話では、それは海女の亡霊を
指す言葉で、出会った時は手を後ろ手に組んで目を固く瞑り、それが行き過ぎるのを待つと
言う。


名前については、俺のメモ違いかも知れないし、他の場所でも、また何か別の名前で、似た
モノがあるかも知れないね。

…以上、長文スマソ。
46本当にあった怖い名無し:2005/09/17(土) 05:33:58 ID:gst9S6s1O
ナイトさん来ないね(´・ω・`)ショボーン
47本当にあった怖い名無し:2005/09/17(土) 15:56:04 ID:0uyshkTU0
上げとくよ!
アク禁か何かに引っかかってるのかもしれんし。
48本当にあった怖い名無し:2005/09/17(土) 17:35:39 ID:MAMOj6ZP0
193 :本当にあった怖い名無し :2005/07/30(土) 10:44:32 ID:qWfGJGxo0
こら、NW。
おまい、はよ書け。ウソでいいから書け

198 :N.W :2005/07/30(土) 13:04:50 ID:qWfGJGxo0
わわっ、困りましたね〜。
じゃあ、つなぎに雑談をひとつ。

狸道ってご存じですか?
それは特別な場所だけでなく、普通の道でも起こる事なんですが、
目的の場所に向って進んでいたはずが、わずかな時間の間に
とんでもない場所に行ってしまってたりする事なんです。

知合いから聞いた話ですが、彼ら6名は大阪から日帰りで琵琶湖へ
ツーリングに行き、帰り、京都を経由して大阪へ向っていたそうです。
国道170号線を南に下り、東海道新幹線の高架下を潜った…
そこまでは、全員の記憶があるそうなんですが、そこからすぐの
淀川に架かった枚方大橋を渡った覚えが誰にもなく、気付いた時には
西宮辺りを走っていたと言います。
それも、時間にすればものの10分程とか…
普通で考えれば、絶対無理な事なんです。
バイクに乗りたての10代が1人なら、一笑に付されて終りなんでしょう
けれど、40〜50代のベテラン6人が、揃いも揃って間違えるとは
考えられませんでした。

以上です。
では、次の方どうぞ。


199 :N.W :2005/07/30(土) 13:08:12 ID:qWfGJGxo0
て、>193のID見たら、俺と同じ会社のヤツだ?!
わ、ヤバイ!
49本当にあった怖い名無し:2005/09/17(土) 17:36:16 ID:MAMOj6ZP0
201 :本当にあった怖い名無し :2005/07/30(土) 13:24:16 ID:3EkFfEQG0
ID変え失敗で自作自演失敗はいつ見ても面白い

202 :N.W :2005/07/30(土) 13:44:03 ID:qWfGJGxo0
ちょっと待った!

203 :本当にあった怖い名無し :2005/07/30(土) 13:46:50 ID:eLphOiCBO
確かに面白い

204 :本当にあった怖い名無し :2005/07/30(土) 13:47:58 ID:1xpjnuZa0
IDが一致することは極まれにあるようですよ>N.W氏

205 :本当にあった怖い名無し :2005/07/30(土) 13:51:27 ID:eLphOiCBO
>>193->>204
自演乙w

206 :N.W :2005/07/30(土) 14:09:01 ID:qWfGJGxo0
>>204さん、ありがとう。

自作自演みたいな下らない事はやりません。
そこまで情けない人間じゃないよ。
50本当にあった怖い名無し:2005/09/17(土) 21:41:22 ID:kWESR6UGO
ちょっwwwwwwwおまっwwwwwwwwwwwwwwwwwww




これぢゃ益々こねぇだろw乙っ!
51本当にあった怖い名無し:2005/09/17(土) 21:45:03 ID:kWESR6UGO
しかし、この後マソタイにかまわれるトコがないと
完璧じゃないなぁ
52本当にあった怖い名無し:2005/09/17(土) 23:08:11 ID:O5QYpFDo0
なんだ、その程度の自演かよ。
別に害も無いじゃん
53本当にあった怖い名無し:2005/09/18(日) 00:09:10 ID:1EYAwJHy0
この程度のころは大部分の住人(多分ね)は笑ってたんだけどね。
詳細は山怖過去スレ及び22の別館ご参照のこと。
54本当にあった怖い名無し:2005/09/18(日) 00:25:48 ID:4k0I3gTF0
誰が立てたスレか知らんが、ここはいわゆる個人スレだろ?
批判は山怖スレでやれ。
55本当にあった怖い名無し:2005/09/18(日) 06:26:02 ID:FHfyOl5ZO
本人が来ないのでこれでよし
56本当にあった怖い名無し:2005/09/18(日) 08:15:11 ID:nUkvf88P0
このあとID変えながら、少しでも自分の批判を書いた名無しを人格攻撃し始めて
NWのほうがすごいだの、話を書かない奴には何も言う権利はないだの、
自演しながら暴走し始めたんですよね。

でも、NWさん、書いてください。
お話読みたいです。
黒歴史の事はもう忘れます。
57本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 07:00:40 ID:B1Ppl/0y0
誘いage
連休だしね
58本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:15:01 ID:XWlw9s0f0
190 :N.W :2005/06/21(火) 07:10:29 ID:ig+oVX600
今は昔。
頃は夏。木曽の御嶽山に行った時の事。

桃色(高坊)2年の1学期、来週から期末テストが始まる頃、同じクラスで山岳部の
新谷から「テスト休みに御嶽へ行かないか」と誘われた。
普段、口を利いた事もない相手だし、金欠なので「無理」と断ったが、何のかんのと
説得され、御嶽には一度登って見たいと思っていたから、結局、二つ返事でOKした。

新谷は乗物に乗っている間中、俺に山のウンチクと御嶽の良さを吹聴していた。
が、コイツ、どういう気持で電車を選んだのか、田の原に着いた時には既に昼過ぎ。
それでも3時間余りで山頂に到着。以前乗鞍山岳に登った時、御嶽を見てずいぶん
どっしりしたいい山だと思ったが、その期待どおり登れて良かったいい山だ。
そこから約1時間歩いた二ノ池の小屋が今夜の宿泊地だった…ハズだった。しかし、
新谷の伝え間違いで、予約は明日になっており、おまけに今日はなぜだか超満員。
小屋の人は気の毒がったがどうしようもない。
新谷は「アテがある」と言い、先頭切って歩き始めたので、俺も後に続く。
まもなく日は暮れ、おまけに霧まで出始めた。これはマズイ。バイクでもそうだが、
体が濡れて冷えると極端に体力を消耗する。しまいに体が動かなくなり、最悪の場合、
死に至る。それにまずい事はもう一つ。新谷のヤツ、どうもさっきから同じ所をただ
歩き回っているような気がする。俺はヤツに声をかけた。
「今日はこの辺でテント張ろうや。おまえの知ってるトコ、もうすぐかもしれない
けど、俺ド素人だからさ」
新谷は一も二もなく承諾した。もしかしたら、俺が言出すのを待ってたのか?しかも、
コイツはテントを持って来ていなかった。小屋泊りの予定だったからだろうが…

59本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:15:33 ID:XWlw9s0f0
191 :N.W :2005/06/21(火) 07:11:02 ID:ig+oVX600
俺が何も言わないせいか、新谷が一生懸命しゃべってくる。もう少しで行きたかった
避難小屋に辿り着けたはずだとか、このシーズンに霧に出くわすのは珍しいとか。
適当に相槌を打ちながら、俺は別の事を考えていた。俺は狭いのが嫌いだ。まして、
一人用のテントに野郎同士で寝るなんざ、大嫌いだ。他にもまだ言いたい事はある。
が、明日にしよう。昔、祖父ちゃんからこう言われたから。
「いいか、海も山も異界だ。人間の世界じゃねぇ。そこでは決して怪しい事と不満を
口にしてはならん。一言は百言に、二言は千言になって返ってくる。不審と不信は
人里へ戻ってから言え。わかったな」
ふと、なんだか表が明るいような気がしたので、顔を表へ出してみた。さっきまでの
霧が嘘のように晴れている。雲一つない夜空に、満月がまるで真冬のように強く煌々と
輝き、満天にちりばめられた星々が瞬いている。
いいな。タバコが吸いたくなって表へ出た。ウエストバッグをごそごそやっていると
かすかに法螺貝のような音が聞えた、それは下の方から徐々に強く上がってくる。
しまった、ここは行者道だったのか?

60本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:16:20 ID:XWlw9s0f0
192 :N.W :2005/06/21(火) 07:11:56 ID:ig+oVX600
焦る俺の目に、白っぽいヒラヒラしたものの大群が映った。
蝶か?いや、飛び方はよく似ているが蝶ではない。
「なんだあれ?」後から出てきた新谷が、うきゃあと叫んで腰を抜かした。
それは無数の人魂たちだった。
きれいに表現すれば横向き涙型、ぶっちゃけて言えば尻尾の短いオタマジャクシで、
それらが尻尾を上下あるいは左右にくねらせながら、ヒトの腰ぐらいの高さを
あるものはオオムラサキのように素早く、あるものはモンシロチョウぐらいの早さで
飛んでいた。かすかな法螺貝のような音は、この群れが発する音だったのだ。
それまでにもいろんな人魂を見た事はあるが、こんな人魂の群れを見たのは初めてだ。
怖さや恐ろしさは全然感じなかった。
大部分は俺を除けていったが、俺の体に当り、ほわんと跳ね返るものも幾つかあった。
(その感触は、目一杯ふくらませた風船を何日か放置した時の感じに近い)
人魂であるからにはきっとどこかの誰かのご先祖さんだろう、そう思うからその都度、
ご免なさい、済みません、と謝りつつ彼らの行過ぎるのを待った。
やがて、最後の一つが通り過ぎ、後には静かな夜が還ってきた。
俺はタバコを一本吸い、眠りについた。不思議な夜だった。
 
翌朝、俺が先になって歩き出した。
俺たちが昨夜テントを張ったのは、二ノ池からすぐのサイノ河原らしかった。
新谷は昨夜からずいぶんと口数が減っている。
黒沢口へ下り、そこで新谷に言った。
「いい山だったよな。」
うん。ヤツは頷いた。
「けどな、俺はもう二度とおまえと山はやらん。次は誰か他をあたれ」
それ以上何も言う気にはなれず、泣き笑いのような奇妙な顔になった新谷を残し、
俺は一人町へ帰った。

61本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:17:04 ID:XWlw9s0f0
196 :N.W :2005/06/21(火) 13:45:26 ID:ZBjpHUOR0
先輩諸氏にはとても及びませんが、今日はもう一話お届けします。

今は昔。
頃は春。甲山へピクニックに行った時の事。

西宮に甲山という、ファミリーハイクにはもってこいの小さなかわいい山がある。
付近には六甲山系を水源とする川と、飯盒炊爨の出来る河原があった。
俺が青色(小坊)1年、弟が幼稚園へ上がる前の事だ。
俺たち兄弟は母親に連れられて、そこへ来ていた。
メニューはご飯と鋤焼。だが、ご飯が出来なければ次が始まらない。
俺たちは母に火の番を任せ、河原で遊んでいた。
ふと、川の方に目をやった弟が声を上げた。
「あ、人形。ほら」
弟の指さした先の浅瀬に、ワラ人形が足をこちらに向けて流れ着いていた。
現物を見るのは初めてだったが、本などで見るものとまったく同じで、きっちりと
束ねられており、大きさは15センチくらいだったと思う。しかし、釘などが
刺さっていたような形跡はどこにもない。

62本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:18:02 ID:XWlw9s0f0
197 :N.W :2005/06/21(火) 13:45:59 ID:ZBjpHUOR0
(なんでこんなものが?)
訝しむ俺に構わず、弟はそれを拾おうとして一歩踏出した。すると、
「だめよ」
いつの間に来たのか、母が俺たちの真後ろにいた。
「そんな物、拾っちゃダメ」
静かだがドキッとするほど鋭い母の言葉の響きに、弟が思わず後ろをふり返った。
その時、弟の後ろでワラ人形が体を起した。
そして、眼無き顔で母と俺をさも悔しそうに睨め付けると、自ら仰向けになり、
川の深みへ入ってそのまま流れて行ってしまった。

あれはいったい何だったんだろう。
母に後で聞いてみた。家の母方の人間はわりと霊感が強い人間が多く、中でも母は
ずば抜けてそれが強い。その母をしてよく分らないと言う。ただ、川の方から弟に
向って厭な視線が向けられているような気がしたので、そっちを向くと、真っ黒な
小人が蛙のようにうずくまっているのが見え、慌てて駆け寄ったのだと言う。
瞬間、弟が捕られると思ってゾッとしたそうだが、その時、小人が俺の方をずいぶん
忌々しげに睨んでいたので、少しほっとした、と母は言った。
俺には全然そんな物は見えていなかった。
ヤツは一体どこへ流れて行ったのか。それともあそこで繰返しああしているのだろうか。

63本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:21:48 ID:XWlw9s0f0
480 :N.W :2005/06/27(月) 20:30:12 ID:Njoligy20
今は昔。
頃は夏。遠縁の田舎へ連れて行ってもらった時の話。

俺が黄色(小坊)2年、弟が幼稚園の時。
場所は岐阜県。他県と接する山間の村で、今回はちょっと差し障りがあるから
そこまでしか言えない。ごめん。

〈その1〉

俺たちは山の中腹にある神社の境内でセミ採りをしていた。近所の子供たちは
勝手知ったる場所だから、ずっと奥のへ散らばっている。
いくら夏でも、日暮は何となくわかる。もうじき誰かが「帰ろうぜー」と言い、
二言三言、言葉を交して家路を辿らねばならない。まだ1匹も採れていない弟は、
網を握りしめ、セミの声のする辺りを一生懸命睨んでいる。俺に任せればすぐ
2・3匹は採れるのに、どうしても自分で採りたいらしかった。
俺たちの背後から、誰かの足音がした。
隼人か圭一だろうと思ってふり向いた俺は驚いた。
茶色いオヤジゾウリにグレーのズボン、青っぽいジャンパーを腕まくりしている、
短いごま塩頭の男がそこに立っていたのだが、そいつの目玉がたった1個。普通
2個並んで存在しているはずの場所に、10センチくらいのアーモンド型の目玉、
そいつがたった1個しかなかったのだ。
人見知りの激しい弟は、“知らない、変な大人”の出現に怯え、俺の背中に隠れる
ようにしっかりしがみついている。
しかし、不思議と怖さは感じず、それより、なんだか懐かしい、昔引越していった
近所の人に再会したような気持ちだった

64本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:22:35 ID:XWlw9s0f0
481 :N.W :2005/06/27(月) 20:30:49 ID:Njoligy20
そして、驚いたのは俺たちだけではなかった。
「おっ?」
この単眼オヤジも俺たちを見て、何か思いがけないモノを見たような顔をしたのだ。
何でコイツが驚くのか?訳がわからず混乱する俺たちに、単眼オヤジは優しく言った。
「一緒に帰るか?」
?????帰る???どこへ?????
錯乱する俺に代って即答したのは弟だった。
「イヤだ。まだ遊ぶ」
目の前の怖さより、セミへの執着の方が勝ったらしい。
単眼オヤジはあっさり「そうか」と頷き、神社に向って歩きかけたがふり返り、
「早く帰らないと、ヒトに捕られるぞ。気を付けな」
さも心配げにそう言って神社の裏へ姿を消した…

俺たち兄弟が単眼オヤジに会ったのは、後にも先にもこれっきりだ。
あの時、ヤツは一体どこへ俺たちを連れて帰ってくれようとしたのか。
弟と時折その話をするが、いくら考えてもわからない。
そして一番わからないのが、単眼オヤジは俺たちの事を何だと思って声をかけたのか。
今、もし単眼オヤジに会えるなら、あの時の事を酒でも飲みながらじっくり話を
聴いてみたい。そんな事を考えている。

65本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:23:40 ID:XWlw9s0f0
500 :N.W :2005/06/28(火) 08:13:02 ID:xPMOrOYQ0
今は昔。
頃は夏。知合いの田舎へ連れて行ってもらった時の話。

場所は岐阜県。他県と接する山間の村で、今回はちょっと差し障りがあるから
そこまでしか言えない。ごめん。

〈その2〉

その村の中を川が流れていた。上流では渓流釣が出来るくらいのきれいな川だ。
途中に、両側に大きな石がありその下が水深2メートル程度の淵になった場所が
あって、そこが近所の子供たちのお気に入りの場所だった。
今日は朝からそこで遊んでいて、昼からもまたみんなで川遊びをしていた。
みんなは岩の上から淵へ向って勢いよく飛込んで遊んでいる。弟は、朝一度
それに挑戦したのだが、足が底につかなかったのが恐かったらしく、昼からは
そっちへ行こうとしない。で、しょうがないから俺は浮輪を持った弟に付き合い、
浅瀬でパシャパシャやっていた。
派手な水音とみんなの喚声をうらやましく思い、そっちへ目をやった時の事だ。
水の中に見慣れない子供が一人、みんなから少し離れて頭を出していた。俺たちも
地元じゃないが、1週間もいれば人の顔ぐらい覚えている。そのイソノワカメの
ような頭をした子には全然見覚えがなかった。

66本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:24:20 ID:XWlw9s0f0
501 :N.W :2005/06/28(火) 08:13:40 ID:xPMOrOYQ0
その子供がふっと俺たちの方を向き、こっちへ泳ぎ始める。泳ぐと言うよりも、
ビーチボールが水に流されているような、なんだか妙な泳ぎ方だった。
俺の視線を辿った弟がその子に気付き、怖がって俺の手をぎゅっと掴む。俺は弟の
手を引いて水から上がった。人見知りの激しい弟は俺の後ろに身を隠す。
その子は、水から顔を出した蛙のような変な格好で、さっきまで俺たちがいた浅瀬に
腹這いになった。水着は着ていない。男か女かもよく分らない。
こいつ、もしかしたら“ふちぬし”かも。“河童”と違って“渕主”は頭を水面に
出し、獲物を探すんだといつか祖父ちゃんが言っていた。
瞬きもしない、まん丸な魚の目玉を思わせる目をしたそいつは俺たちに話しかけた。
「ねえ、あそぼう」
「もう帰るんだ」
俺はきっぱりとそう言い、向うで遊んでいる仲間たちにも大声で帰る事を告げた。

67本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:25:43 ID:XWlw9s0f0
502 :N.W :2005/06/28(火) 08:15:48 ID:xPMOrOYQ0
弟の手を引き、浮輪を持ってやって家まで帰ると、畑仕事をしていたおばさんが
何かあったかと聞いてきたので、知らない子が来て弟が人見知りしたと答えた。
それから俺たちはザリガニ採りに出かけ、自分で大物を捕まえられてご機嫌の弟と
再び家に戻ったのは夕方だった。
夕飯を食べていると、隣の良雄のお父さんが訪ねて来た。良雄がまだ家に帰らない
と言う。今日は一日皆で川遊びをしていたようだから、誰か何か聞いていないかと
思って、一番近くの家から聞きに来たらしい。
「うちの子らは3時頃にいったん戻って来て、二人でザリガニ採りに行ったよ」
「そうですか」
肩を落す良雄のお父さんに、ウチの大人たちは「それはみんなで探す方がいい」と
言い、電話をかける者、近所へ知らせに走る者、急に慌ただしくなった。
そんな中、弟がぽつんと言った。
「河童がいた」
その言葉に、みんなの動きが一瞬止った。
この間、単眼オヤジを見た時も、弟は「小僧のお面のおじさんがいた」と言ったが、
その時はそうかそうかと大笑いされてそれで終った。でも、今度は何か様子が違う。
「ああそう言えば、帰って来た時、知らない子がいたって言ってたっけ…」
大人たちが真剣に俺たちの顔を覗き込んだ。
「河童って?」
弟が一番懐いているおじさんが、真剣な顔で弟に聞いた。

68本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:26:34 ID:XWlw9s0f0
503 :N.W :2005/06/28(火) 08:16:21 ID:xPMOrOYQ0
代って俺が、妙な泳ぎ方をする短いおかっぱ頭の丸い目玉の子がいたと説明すると、
とたんに蜂の巣を突いたような騒ぎになった。俺は“渕主”だとは言わなかったが、
何かこの地方には違う名で呼ばれる水妖伝説があったらしい。
地域の子供たちは全員神社に集められ、お払いをしてもらった後、周囲に注連縄を
張り巡らされた神楽殿で一晩を過させられた。
消防団と青年団、警察も来て、夜遅くまで良雄の行方を捜していたが、一向に
らちがあかず、いったん打ち切りになる

翌朝早くから再び捜索が開始され、10時頃、下流の方で子供の死体が見つかった。
但し、それは良雄ではなく、十年前行方不明になった春子という女の子だった。
後で聞いた話だが、死体がロウのようなミイラになっていたらしい。
“渕主”は時々出て来てお気に入りを選ぶ。そして、新しいお気に入りが出来た時、
前のお気に入りを返すのだと言う。
俺が青色(中坊)3年の時、良雄は見つかった。しかし、良雄が見つかる前の日に
いなくなった茂と言う子供は今も行方不明のまま。いつ見つかるか誰も知らない。

504 :N.W :2005/06/28(火) 08:25:15 ID:xPMOrOYQ0
げっ、間違えた。
<その2>も遠い親類の田舎の話です。
69本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:29:20 ID:XWlw9s0f0
619 :N.W :2005/07/02(土) 13:56:11 ID:UkTCqCym0
今は昔。
頃は初夏。5月に南アルプス鳳凰山へ行った時の事。

桃色2年に上がったばかりの頃、隣のクラスで山岳部の梶がやって来た。
青色3年の時の同級生で、ある事件がきっかけで友達になったヤツだ。
「おい、5月の連休ヒマだったら、一緒に南アの鳳凰山行かないか?ちょっと宅配便の
バイトすりゃアゴ・足代ロハで行けるぞ」
夢のような話だ。地蔵岳のオベリスクの美しさは話に聞いている。「行く」と即答。
が、甘い話には裏がある。
夜叉神峠登山口に着いた俺たちを待っていたのは“歩荷”だった。もう既に本職の
歩荷さんと大学生のバイトの人たちが、手際よく俺たちの分も荷造してくれている。
「か〜じ〜、おまえ宅配便って言ったよな?」
「ああ、山小屋までな。おまえ山好きだろ?」
「か〜じ〜、俺が山岳部でなくてハイカーだって知ってるよな?」
一体この荷物、何キロいや何十キロ有るんだ?顔が引き攣る。合羽と着替、あと少々の
物しか持った事のない俺に、これが背負えるのか?
「心配すんなって。ま、40キロ弱、いつもの俺らの荷物2個分ぐらいだな。そうだ、
女の子一人背負ってるって思やあ、軽いもんだろ?」
「バカヤロー!女の子てのはな、ぷにぷにっとして、やーらかくて、背負うもんじゃ
なくて抱くもんだ!」
「はいはい、後は上の小屋で聞いてやるよ」
しれっとした顔で梶はそう言い、手近の荷物を背負った。
俺もここまで来たからにはどうしようもない。梶に倣って荷物を背負う。
40キロは半端じゃない。思わず呻き声が出る。くっそぉ、おのれェ…
70本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:30:06 ID:XWlw9s0f0
620 :N.W :2005/07/02(土) 13:56:47 ID:UkTCqCym0
正直、荷を担ぐのがこんなに大変だとは思っていなかった。我身一つのバランスを保つ
のとまるっきり勝手が違う。歩くだけなのに、わずかな揺らぎが大きな修正を伴う。
当然、休憩も立ったまましかとれない。座ったら、今度は立つのが大変だろうから。
夜叉神峠小屋から大崖頭山まで、ひたすら登りが続くこの道で、俺たちは可憐な花に
目を留める余裕もなく歯を食いしばって歩き続けた。本来なら、登山口から小屋まで
1時間、小屋から大崖頭山まで1時間10分か15分もあれば行けるだろうと思うのに、
そこに来るまでに3時間余りも費やしてしまう。
本職さんと大学生の人たちはずんずん先へ行っている。俺たちは急いでついて来なくて
いいから、確実に運ぶように言われていたので、自分たちのペースで上がって行く。
それでも、杖立峠から苺平まではわりと緩やかな道が続くから、俺たちも少しは慣れて
余裕が出来てきた。この辺りの原生林は深く、特に今の季節の深い碧玉からカワセミの
羽根色まで変化する木々の緑色は、肩に食込む荷物の重さをしばし忘れさせてくれる。
そんな時、木立の間から男の大声が聞えた。
おォオ、らァア、よォオおおぅ…
(何だ、あれ?)梶と二人、思わず立ち止まって顔を見合わせる。
それから少し間があって、ず、ざざざざざざぁっん…と大木の倒れるような音がした。
伐採かと思ったが、チェーンソーの音のような物は聞かなかったし、第一ここらで木を
切って運んで行けるような道や場所もない。辺りはそれっきり、静まりかえっている。
これが“天狗倒し”とか“古杣”と言うものだろうか?
ま、いいか。熊でも猪でもなさそうだし。ノーテンキ野郎二人、また歩き始める。
今夜の泊りは南御室小屋。荷下ろし出来るのがこんなにほっとする事だとはなあ。
部屋へ上がる前に、黄昏の山々を見ながら二人で一服吸い付ける。うむ、最高!
71本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:30:44 ID:XWlw9s0f0
621 :N.W :2005/07/02(土) 13:57:30 ID:UkTCqCym0
昨夜、ストレッチはちゃんとやったが、やっぱり体が痛い。
梶が寄越した起き抜けの一服で少ししゃんとする。(家だったら確実に箒で殴られる)
今日も快晴。荷は少し減ったが、筋肉痛で相殺されて、やっぱり俺たちはみんなより
遅れてしまう。2時間余りかかって何とか薬師小屋へ到着。ここで荷物が半減し、ぐんと
楽になる。親切なオバチャンにもらった飴を嘗めつつ、薬師岳を越え、白砂の道を白根
3山を眺めながら歩いていると、鳳凰山の最高峰観音岳が見えてきた。
俺は目標が見えると踏ん張りやすい性格らしい。まして、観音岳まで登ってしまえば、
地蔵岳のオベリスクが見えてくる。俺は槍ヶ岳のてっぺんとかオベリスクとか、ああいう
とんがった系のものがわりと好きだから、ついつい気合が入ってしまう。
観音岳から地蔵岳へは岩場が続くので、いっそう足が鈍くなるが、まあ勘弁してもらおう。
自分で転倒して自損するのはしょうがないが、ここまで無事に運んだ荷物に傷なんざ絶対
付けたくない。
途中、鳳凰小屋への近道があったのでそちらを選ぶ。あと一歩だ。
無事、鳳凰小屋へ到着して荷物を下ろせた時は、本当にほっとした。あー、最後まで
がんばれて良かった。梶も俺も最後の一服。この2日で二人とも1箱吸い切った。
72本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:32:01 ID:XWlw9s0f0
622 :N.W :2005/07/02(土) 13:58:35 ID:UkTCqCym0
歩荷さんと大学生の人たちはこれから燕頭山を通り、御座石鉱泉の方へ下りるという。
俺たちはせっかくだからオベリスクのよく見える辺りまで付合い、また引返してドンドコ
沢から青木鉱泉の方へ抜ける道を選んだ。山岳部OBの藤原さんが、鉱泉の付近にログ
ハウスを建て、今夜は俺たちをそこへ泊めてくれる事になっていた。
沢にはいくつもの滝がある。足場も少々悪い。おまけに筋肉痛の体。これで坂を下るのは
結構きつい。普段の俺たちなら何とかこなしただろうが、今日は二人ともよく転ける。
白糸の滝を過ぎた辺りで、俺たちはまたあの男の叫び声に遭遇した。
おォオ、らァア、よォオおおぅ…
それから少し間があって、ず、ざざざざざざぁっん…と大木の倒れるような音。
しかし、どこにもそんな様子はない。
「…やっこさん、俺たちになんか言いたい事でもあんのかな?」
梶が冷静に首を捻る。わからん、と俺は首を傾げる。
煙草もトイレも所定の場所で済ませた。唾を吐き散らした覚えもない。金品をちょろまか
したりなんかもしていない。嫌がる他人を無理矢理いたした覚えもない。
俺たちは山で悪さはしていない。

何であんなのが聞えたのか。いまだにわからない。
16才と17才の山好きが体験した不思議な話である。
73本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 11:37:28 ID:EtJTDew80
まるで本を読んでいるような話し方だな。
74本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 15:38:26 ID:3BcvU19j0
NWさん、私達が悪かった。問題は解決した。大至急このスレに連絡されたし。


毎朝新聞 尋ね人欄
75本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 17:17:18 ID:YP4g+hiF0
個人的には全裸よりも好きな文章なのだが・・・
来ないのかねぇ。
76本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月) 19:36:20 ID:Kxoj47TJ0
全裸は以前より文章がクドくなった気がする。
77本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 04:08:09 ID:lGhlTS6JO
そうかなぁ・・・?
全裸氏はむしろ淡々と出来事語っとるように感じるが・・・
この人の場合、まずオチ(というか、怪異、迷信など)があって、そこに無理矢理
山の景色や、まわりの状況を、ちりばめてっ照るように感じるんだが・・・
例えば[船の左から水を入れるのは縁起悪い]って迷信から
孫娘が左舷から水入れてた→ドザエもんでた→はこんできたのはその船・・・
みずのなかで死体が蝋みたいになる→淵主と言うのがいる→じゃあ誰か捕まっとけ→オイラ(弟)危機一髪だった。。。

あ、でもわたしは夜風サンの文嫌いじゃないよ!
むしろ読みたいんですがもう書かないのかな?
78本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 07:14:14 ID:0jqchy8T0
>>77
つうか、そこの孫娘、とか死んだ親父の娘とか
ただ見てる人がわかるわけないじゃん
79本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 10:11:54 ID:B+5LqcsP0
613 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/09/20(火) 03:33:17 ID:zCAaZDy80
今年も、高野山から観月会の誘いが届いた。
添えられた便りには『今年は静かです』と記されていた。
「ああ、もう1年か。早いな…」
俺は去年の事を思い出した。
──それは、ちょうど9月の半ば過ぎの事だった。
観月会の誘いが俺の許に届いた。
こんな風流な事をするヤツは誰か、と思ったら、高2の時の同級生の白井だった。
寺の息子でもないのに、今は出家して和歌山県の高野山にいるとの事。
他にヤツが誘ったのは、あの頃山岳部で同期だった伊藤・梶・島田・星野・藤田・中井。
彼岸は、寺が忙しいのじゃないかと心配したが、本人は新米なので留守番なのだと言う。
何年ぶりかの同期会の意味も込めて、俺たちは白井の誘いを受けた。

高野山はずいぶん開けているとは言え、やはり霊場特有の空気を持っている。
奥へ入れば入るほどその気配は濃厚になるし、参道から1本裏へ回れば、その先は物の怪
どもが跋扈していてもおかしくないぐらい、うっそりとした木々が立ち並んでいる。
街中ではまだ日中残暑に喘ぐ事もあるが、ここではもうすっかり秋の気配が漂っていて、
空気は冷たく、当たり前のように虫が鳴いている。月が変われば紅葉が始まるだろう。
白井のいる寺は、宿坊などのある辺りから少し外れた、静かな所にあった。
俺たちが訪ねて行くと、灰色の作務衣に身を包み、落ち着いた雰囲気の白井が出迎えて
くれた。昔の何事に付け自信無さげだった面影は全然ない。
奥の小部屋へ通されるなり、白井の整えてくれたものと、こっちが持ち込んだもので、
さっそく宴が始まる。
10年は決して短かくない。俺たちはそれなりに隔たっていたはずなのに、こうして顔を
合わせれば、時間は一挙に17歳だった頃に遡り、そこから各自の人生をなぞり始める。
仲間とは、なんと不思議なものか。
裏庭に面した縁側の障子を開け放っているから、山の肌寒いほどの風が入ってくるが、
それも今の俺たちには心地良い。
80本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 10:13:07 ID:B+5LqcsP0
614 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/09/20(火) 03:34:11 ID:zCAaZDy80
そっちで煙草を吸おうと立ち上がったら、梶も同じ事を考えたらしい。
「何だよ、おまえら。また連れ煙草か?」
「あー、変わんねぇな。ハシ先輩や石田先輩に見つかって、怒られてたもんな」
「うっせえよ」仲間たちに冷やかされながら、縁側に腰掛けた。
玲瓏の月、と呼べるのはやはり冬の月だろうし、望月には少し間がある。
それでも、調和の取れた虫の音を聞きながら、黒々とした陰を落とす木々の上、濃紺に
銀粒を散らした天空に輝く艶めいた月を眺められるのは、山の上ならではの事。
煙草をくゆらせながら月に見とれていたら、何処からか、男性の声で歌のようなものが
聞こえて来た。
…あーー〜〜ーーぁあー〜ー〜……
初めは謡曲かと思ったが、どうやら仏を讃誦する声明らしい。
おかしな事に、虫の声が少しずつ消えて行き、終いには全く聞こえなくなってしまった。
その異様さは部屋の中にいた連中にもわかったらしい。たちまちテンションが落ち、
話し声も自然と声を潜めたものになる。「なんだよ、アレ…」
「わからない」白井が顔を曇らせる。「この間から毎日30分ぐらい、聞こえるんだ。」
声の主は、喉を使い慣れた者、読経などの独特な発声に慣れ親しんだ者のようだった。
高く低く、時に揺れながら、一心にただ一心に仏を賛美し、詠嘆する思いが伝わってくる。
…あ〜〜〜〜〜ぁあ、あーーーぁ〜〜あ……
しばらく押し黙ったまま、俺たちはそれを聴いていたが、梶がその沈黙を破った。
「可哀想だな…」
みんな思わず梶を見た。
どう言う事だよ?言葉には出さなかったが、みんなの気持ちが伝わったようだ。
灰皿で煙草を消しながら、静かに梶が言う。
「だってさ、このオッサンが生きてて歌の練習してるだけならいいけど、死んでるのに
まぁだこんなモン歌ってるんなら、迷ってあの世に行ってねぇって事だろうが」
ふっ…声明が止んだ。余韻も何もない。と胸を突かれた、そんな風な切れ方。


81本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 10:13:58 ID:B+5LqcsP0
615 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/09/20(火) 03:35:05 ID:zCAaZDy80
「図星だったかな…」一人で2升空けたヤツとは到底思えない、梶の冷静な声。
辺りにはただ少し、木の葉が風にざわめく音があるのみ。
梶が裸足で庭にすっくと降り立った。
そうしてひとつ大きく息をすると、腹にびしっと響く声で呼ばわった。
「おい、オッサン!一生懸命生きたんなら、今度は一生懸命死ね!こんなとこで彷徨って
あーあー詠ってたって、道は開けねぇぞ!」
………
数秒間の静寂。
それから、突如、ケダモノが致命傷を負ったかのような喚き声が上がる。
…おうっ おぁああああっ!!
その何かは、山の下草をざわつかせながら、やがて遠くへと去って行った。
珍しく長セリフを吐いた梶は、もういつもの清まし顔で再び縁側に腰を降ろし、次の煙草に
火を点けている。
しばらくして、虫が、何事もなかったかのように、また鳴き始めた。
「…梶、おまえ一体何に引導渡したんだ?」恐る恐る尋ねると、
「知らん」至極あっさりした返答だった。

それから2・3日して、白井から便りが届いた。
『あの夜以来、もう声明は聞こえません。誰がどうして詠っていたのかわかりませんが、
人の本気は魂を打つのだと教えられました。仏は普遍在と実感した次第です…(略)…
今後も一層修行に励むつもりです。合唱』
手紙はそう締めくくられていた。
あれも一期一会の縁と言うものなのだろうか。夜空の満月を眺めながら、そんな風に
考えた。

82本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 10:16:40 ID:hkmQYzWp0
>俺が山岳部でなくてハイカー

あれ?
NWも高校時代山岳部のはずなのに、
高校2年の設定ではまだ山岳部じゃないんだw
高校3年で山岳部に入ったの?
83本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 10:20:50 ID:hkmQYzWp0
おお、新しい話だ。
>>69ではハイカーなのに>>72では山岳部になってる。
高校2年の冬ごろから山岳部に入ったんだねw
( ゚∀゚)アハハ
84本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 12:44:47 ID:aWCK3oLNO
何だかんだでみんなN.Wが好きなんだね。まるでサザエさんちの間取りを解明してるみたい。

コピペしてくれてる人。いつも同じ人か違う人か知らんけどサンキューです。
85本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 13:47:15 ID:BLwGiT7l0
情景・心情描写=8割
怖い部分の描写=2割

・・・って感じなんだよな夜風の話って。
もうちょっと簡潔にまとめた方が良く思うんだが。
まあでも個人的にはそんなに嫌いじゃないけど。
86本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 14:17:36 ID:V3T//h770
たぶんカコイイと思うポイントが一般人とちょっとずれてんだよな…

・珍走無免許運転
・珍走名前を襲名
・未成年の酒、タバコ
・血縁及び自分及び自分の友人の持ってる霊能力
・山岳部
・リーマン(まともに仕事をしていると思われたい)
・自演でファソをたくさん作る

話の矛盾やつじつまの合わないことは
こちらの想像力で補うのが、この人のお話を楽しむお作法。
どうせ誰も本当の話だなんて思ってないから>>83
87本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 14:44:54 ID:nq/s/WHY0
>>82
そのくらいで驚くなかれ。
一番初めにカキコした時には、霊能力も何もないライダーで
山の事はあまり知らないと言っていたんだぞ。
回を重ねるごとに、ハイカー、山岳部、
子供ながらに除霊のできる霊能力者へとレベルアップしてきたんだ。

88うちのローカルにあったログより:2005/09/20(火) 14:59:38 ID:lwl8WtUz0
38 N.W sage 2005/08/12(金) 19:32:12 ID:uJAsKJUx0
こんばんは、N.Wです

>>32 ゲレン様へ。
只今戻りました。遅レスすみません。
烏天狗と言うのは、500年生きたカラスが成るそうで、普通の天狗とは別とか。
でも、中には天狗に成らず、カラスの姿のまま世間で過ごしている千年烏がいる、と
うちの“強力霊感母”&“視えるだけなら人一倍の弟”が申しておりました。

47 N.W sage 2005/08/12(金) 20:33:52 ID:kq3hRsjG0
>>44 ゲレン様。
自分は、視えない、聞こえない、感じない、ごく普通の人間です。
ただ、少々、人と違う体験が多いだけ。

89うちのローカルにあったログより:2005/09/20(火) 15:00:57 ID:lwl8WtUz0
94 本当にあった怖い名無し sage 2005/08/18(木) 04:08:40 ID:Bo+LmQ280
え〜〜、次の方がいらっしゃらないようなので〜
このスレはここで終了ということでよろしいでしょうか?


95 N.W ◆0r0atwEaSo sage 2005/08/18(木) 04:17:53 ID:AzaQPnof0
ちょっと待った!
俺の憩いの場所、撤去しないで下さい。
90本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 15:18:15 ID:xdcsm5xx0
虐められっ子に憑いた霊を除霊して転校になった話がなかった?
91本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 16:01:20 ID:B+5LqcsP0
947 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/08/15(月) 17:27:40 ID:Y7dCM0KY0
>>939 は創作カキコをする常連コテのレスだから
むしろことりばこスレを見てあの話を作ったと考えるべきだろう。

948 :N.W ◆0r0atwEaSo :sage :2005/08/15(月) 20:16:31 ID:ZjsCsJP50
947 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/08/15(月) 17:27:40 ID:Y7dCM0KY0
>>939 は創作カキコをする常連コテのレスだから
むしろことりばこスレを見てあの話を作ったと考えるべきだろう。
>>947さんへ

山怖725〜728、730、731を落とした本人です。
誤解があるようなので、一言。
俺の話は、言葉遣いとか人名とか、ある程度の変更はありますが、
実体験を素にして書いてます。
ことりばこスレを参照にした訳じゃありません。

スレ汚し済みません。
92本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 16:03:50 ID:B+5LqcsP0
963 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/08/17(水) 16:24:50 ID:OlEbcuG90
N.Wの話よんだ…。
石取りよりはうまかったけど小説だな…。


971 :N.W ◆0r0atwEaSo :sage :2005/08/18(木) 04:39:41 ID:AzaQPnof0
963 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/08/17(水) 16:24:50 ID:OlEbcuG90
N.Wの話よんだ…。
石取りよりはうまかったけど小説だな…。
>>963さんへ
書いた本人のN.Wです。
俺の話は、普通ではありえない事が多いので、とりあえず
前後の流れがわかりやすいように、ああ言う風に書いてます。
そこら辺、よろしく。
93本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 16:27:01 ID:lwl8WtUz0
確かに展開があって結論、という感じの構成ではないよな
最初から結果が有ってそれに対して道筋と肉付けをしていくトップダウン的
だからどんでん返しといった感の話は無いね

創作じゃなく実話と言い張るあたり話の投下が目的ではなくて
自分と周囲の境遇と文章にたいする賞賛が欲しいだけだったのかも

でも話は面白いのでこっちに来て欲しいね
山怖本館で無視されてるよりは待ち望まれて
こっちに書くほうが良いと思うんだがなぁ
94本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 17:03:25 ID:yhPnIQ6SO
この馬鹿スレ違いしやがったから、誘いアゲ
95本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 17:11:55 ID:X9oMHV6f0
アタシはN.W.さんの語り口調好きだけどなー
96本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 17:21:59 ID:1kqcShl20
磯野家の秘密みたいにしようと思ったら、いろいろ突っ込みどころが出てきたw
けど、みんな楽しみにしてるみたいだから当分放っておこう。

97本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 17:30:13 ID:2GIbSNRE0
NWが酋長スレで切れてるお^^
こっちに来てくれないのかな?
98本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 17:31:57 ID:XjV79kmnO
あたしも好きだったな。なんで皆叩いてるの?
99本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 17:35:47 ID:1kqcShl20
336 名前:N.W ◆0r0atwEaSo :2005/09/20(火) 17:25:37 ID:vEEnZBGR0
>>319
↓取消せ!

319:N.W ◆zRakN3JtqA :2005/09/20(火) 16:59:05 ID:cOHYbVGN0
おめでとう!酋長!

酋長さん、あなたが自分の友達とどうふざけようが、それはあなたの勝手。
けど、やっていい事と悪い事がある。
俺の名を2度と騙るな。それだけは言っておく。

これ?
自分の自演はいいけど、他人は駄目なんだなw
100本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 18:04:22 ID:wy6OjLNU0
>>95>>98

NWが来るのと前後して、擁護が出てくるw
あのさ、ここにいる人は話は面白いっていってくれてるんだから
下手な小細工でバレバレな自演しなくていいよ。
どうせ同じIDで出て来れないでしょ?最後の人以外。
そういうところが嫌われてんだよ、もったいないな〜。
101本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 18:05:09 ID:7kHmV6R9O
凄く素敵な性格!惚れなおしたわ〜
102本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 18:06:16 ID:wy6OjLNU0
じゃ、俺もw
惚れ直したわ〜
103酋長 ◆k1rt2X1K1I :2005/09/20(火) 18:06:31 ID:cOHYbVGN0
酋長おめでとう!
104酋長 ◆lo0Ni729yM :2005/09/20(火) 18:08:00 ID:cOHYbVGN0
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1126183915/
酋長合格おめでとう!
みんなも祝おう!
105X9oMHV6f0:2005/09/20(火) 18:08:28 ID:7kHmV6R9O
↑そんなことないわよ!同じIDでしょw
106名無し:2005/09/20(火) 18:10:18 ID:cOHYbVGN0
N.Wって自演はするし酋長は叩くし市ねよね
107ななし:2005/09/20(火) 18:13:19 ID:cOHYbVGN0
N.Wって鳥とIDの区別もつかない初心者。
自演もばればれ。恥ずかしい。
108N.W ◆s4kPZBXdzw :2005/09/20(火) 18:14:27 ID:9LdJ8r9j0
おれは酋長を絶対に許さない。繰り返す、絶対に許さない
109本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 18:15:03 ID:D5HVFiiA0
酋長おめでとう♪
110nW ◆TIQT6XGB0I :2005/09/20(火) 18:18:09 ID:7kHmV6R9O
俺は自演だけは許さないぞ
111ドラゴン酋長 ◆gKtDQaJoUU :2005/09/20(火) 18:19:27 ID:cOHYbVGN0
ここは夜風N.W氏がその豊富な自演談を暴露されるスレです
112本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 18:21:38 ID:wy6OjLNU0
お前ら一体…
NWと友達じゃなかったのかよw
酋長ファミリーの1員だろ?
113本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 18:21:42 ID:9LdJ8r9j0
誰か酋長を荒らしとして報告しる
114ドラゴン酋長 ◆gKtDQaJoUU :2005/09/20(火) 18:22:23 ID:cOHYbVGN0
:本当にあった怖い名無し :2005/09/20(火) 18:04:22 ID:wy6OjLNU0
>>95>>98

NWが来るのと前後して、擁護が出てくるw
あのさ、ここにいる人は話は面白いっていってくれてるんだから
下手な小細工でバレバレな自演しなくていいよ。
どうせ同じIDで出て来れないでしょ?最後の人以外。
そういうところが嫌われてんだよ、もったいないな〜。
115 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/20(火) 18:23:49 ID:7kHmV6R9O
とまぁソンナコとはどうでもいいが(自演のこと)
敵が多いほど萌えるおとこ夜風NW
乞う御期待!
116名無しさん:2005/09/20(火) 18:27:35 ID:cOHYbVGN0
名前: ◆sRHoMBEGL2 :2005/09/20(火) 18:26:29 ID:cOHYbVGN0
夜風N.Wは不細工。会ったことあるけど気持ち悪かった。
口に含んだお酒を女名無しに口移しで飲ませようとしてみんなにぼこられて
泣いて謝ってるのが印象的だった


117本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 18:29:33 ID:XjV79kmnO
>>114 なに言ってんの?自演??ヴァカですか?あたしはN.W.さんの文章が好きだって言ってるだけなのに。友達がいないのですか?
118本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 18:30:43 ID:imXLBb2L0
>>104
NWってこんなネタスレまで巡回してるの?
ある意味凄いw
119名無しさん:2005/09/20(火) 18:31:20 ID:cOHYbVGN0
383 名前: ◆sRHoMBEGL2 :2005/09/20(火) 18:26:29 ID:cOHYbVGN0
夜風N.Wは不細工。会ったことあるけど気持ち悪かった。
口に含んだお酒を女名無しに口移しで飲ませようとしてみんなにぼこられて
泣いて謝ってるのが印象的だった


384 名前:にきび :2005/09/20(火) 18:27:13 ID:sWshSZzbO
酋長か^^やっと教えてくれた><


385 名前:名無しさん :2005/09/20(火) 18:29:50 ID:cOHYbVGN0
夜風N.Wってみんなにぼこられて不細工な顔がもっと不細工になったんだよな
40過ぎたおじさんが十代にぼこられてるのは哀れだったが、キモィから自業自得だよね
120本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 18:32:29 ID:vVVcgd7e0
酋長の合格くらい喜んでやれよ
121ドラゴン酋長 ◆EIcQll6RFI :2005/09/20(火) 18:49:06 ID:cOHYbVGN0
:本当にあった怖い名無し :2005/09/15(木) 10:51:03 ID:nZSxFz99O
夜風ってなんなんだ?


6 :本当にあった怖い名無し :2005/09/15(木) 10:54:56 ID:cLUfIyAK0
まあ、精々頑張れや


7 :本当にあった怖い名無し :2005/09/15(木) 11:31:35 ID:f4MUKfqk0
>>5
爺さんと母さんが超霊能力者、さすらいのライダー
豊富な知識と実体験(ココ重要)を元に楽しい話を書いてくれる人だお


8 :本当にあった怖い名無し :2005/09/15(木) 12:09:57 ID:nZSxFz99O
>>7
解説どうも・・・
なんか複雑な方みたいで興味が出てきましたw
ご本人の降臨はまだでしょうか? 是非お話を読んでみたいです。。


9 :本当にあった怖い名無し :2005/09/15(木) 12:22:58 ID:LXzFfLY50
806 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/09/08(木) 21:43:40 ID:K5qxLEDI0
5年くらい前の夏、兵庫県の竹野浜海岸での出来事。

貸しボート屋の孫娘だろうと思われる幼稚園児ぐらいの女の子が、あるひとつの
122ドラゴン酋長 ◆EIcQll6RFI :2005/09/20(火) 18:49:56 ID:cOHYbVGN0
:本当にあった怖い名無し :2005/09/20(火) 18:04:22 ID:wy6OjLNU0
>>95>>98

NWが来るのと前後して、擁護が出てくるw
あのさ、ここにいる人は話は面白いっていってくれてるんだから
下手な小細工でバレバレな自演しなくていいよ。
どうせ同じIDで出て来れないでしょ?最後の人以外。
そういうところが嫌われてんだよ、もったいないな〜。
123本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:24:41 ID:B+5LqcsP0
390 :N.W :2005/08/05(金) 06:48:31 ID:pnjTjHBX0
利き足に全体重を掛け、その石に乗せた。
石はあっけなく揺らいだ。
(しまった!)
一瞬宙に在った身体は程なく大地に打ち付けられ、
青褪めた時には、もう、周囲の石たちと滑落していた。
そのまま、ごつごつした大きな岩の上にまともに落ち、
そこへ、後から自分の頭より大きな石が幾つも落ちて来た。
「うわっ!」
俺の身体は5秒で肉がひしゃげ、骨が砕けた…

…どこだか分からないが、道を歩いていた。
周囲はもう、とっぷりと日が暮れており、何も見えない上、
足がちゃんと上がっていないから、小さな石に蹴つまづく。
今、俺はいったい、どこを歩いてる?
ドロドロに疲れ切った身体を、ともかくも前へ進める。
上り坂だが、登っているのか、降りているのか?
ふっと木立が途切れて、少し先の峠に灯りを見つけた。
ものの5分もかかるまい。あそこまで頑張ろう。
古風なランタンを2つ、門柱代わりに下げた小屋、と言うより
平屋建てのログハウスと言った方がいいかもしれない。
その木製の階段を3段上り、扉をノックする。
はい、と言う軽やかな応えがあり、ドアが開いた。
そこには黒い服を着、まっすぐな髪を肩まで伸ばした、
整った顔立ちの青年が驚いたような顔で立っていた。
「予定外の方ですね」
「すみません…」
そこまで言うのが、俺にはやっとだった。
目の前が暗くなった。

124本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:25:19 ID:B+5LqcsP0
391 :N.W :2005/08/05(金) 06:49:18 ID:pnjTjHBX0
なんだか辺りが騒々しい。
ガチャガチャと金属類の触れ合う音と、人の声が飛び交う。
消毒液の臭い。そこに、薬品や金属なんかの臭いが混じる。
何よりも血の、たぶん、俺の血の臭いが濃い。
それに気付いた時から、絶え間ない痛みに襲われている。
「…さん、聞こえますか!?返事して!…さん」
うるさい!聞こえてるさ、十分。ただ、返事が出来ないだけだ。
手足は途中まで痛い。その先はよくわからない。
心臓が拍動する度に、身体が冷え、ぎこちなく固まって行く。
ああ、もしかして、俺死ぬのかな…?
そう思った時、若い男性の鋭い声が響き、無傷らしい部分に
あちこち太い針が打ち込まれる。
流れ込もうとする何かを、身体が無意識に拒否するのか、
思わず身じろぐ自分がいる。
麻酔も打たれたかも知れないが、元々俺に麻酔は効かない。
痛みの奔流が全身を駆け巡る。
かろうじて出せるのは、吐息のような呻き声だけ。
荒っぽく身体が動かされ、その激痛のあまり、俺は気を失った。

125本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:26:16 ID:B+5LqcsP0
392 :N.W :2005/08/05(金) 06:50:50 ID:pnjTjHBX0
目を開けると、座り心地の良いシングルソファに、半ば埋もれる
ようにして座っている自分がいた。
さっきのあれは何だったんだろう。
目の前に、白いティーカップに入った飲み物が、すっと差し出された。
「どうぞ」涼やかな声で彼が言った。
それは、不思議なハーブティーのような味と香りで、熱くもなく
冷たくもない。けれど、疲労が一時に消えるような気がした。
明日になれば、また歩き出せるだろう。
下山予定は過ぎてしまったが、まだ人を騒がせる程ではない。
「いいえ、それは無理です」
俺の心を見透かしたように、彼はそう言った。
「先程、ご自分の身体に一度戻られて、お分かりになったはずです」
「ご自分の身体って、じゃあ、あれは…?でも、俺は今ここに…」
「ここは、生と死の間の世界。生身の人は来られない所です」
「………!!」俺は死んだのか?
「いいえ」彼は小さくかぶりを振った。「死んではいません。でも、
生きてもいません。ただ、あなたはここに来るべき人ではない」
困惑する俺に、彼は静かに言った。
「あなたはご自分の生死が定まらねば、ここを出る事が出来ません。
例え、私が小屋の戸を開けてさしあげても、今のままではまたここへ
戻ってしまわれるだけです。事が定まるまで、様子を見ましょう」

こうして、俺はこの不思議な小屋の客となった。

126本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:27:13 ID:B+5LqcsP0
448 :N.W :2005/08/08(月) 06:47:30 ID:rb7gYEIi0
大学1年の夏。
東北・遠野郷の方を回るつもりだった。
地図を広げ、ガイドブックと突き合わせながらコースを考えていると、高校2年の
弟が、ひょいとその手元を覗き込んだ。
「いいな兄ちゃん、僕も連れてってよ」
「バイクで夜駆けだぜ、いいのか?」
「うん、いいよ」
昼間コイツと一緒に走った事はあるが、夜走りは一度もない。若葉マークはもう
脱出しているが、さて、どこまで走れるか?
「どこか行きたいとこ、あるのか?」
「うん、山形の立石寺へ行ってみたいんだ」
山形・天童か。東海道回りなら、高速で東京まで約500Km、そこから400Km
足らず。合計900Kmちょい手前程。日本海回りなら、新潟まで高速で600Km、
後は国道伝いでざっと160Km。合計800Kmを少々切る。100Kmの差は大きい。
往きのコースを日本海回りに決め、帰りは千葉の祖父母の所で盆を過ごす事にする。
出発はいつもの通り、午前0時。いつもと違うのは、後に弟が付いてくる事。
自分一人なら高速は使わないが、道路は後続車両を確認しやすいのと、一定時間
あるいは距離ごとに休憩を取りやすいから、こう言う時は便利だ。
また、夜中の高速や、一桁・二桁国道には、とてもペースのいいトラックがいる。
彼らはプロだから無理な事は絶対しない。その後を、最低限度危険回避出来る距離を
空けてついて行けば、かなり楽に走る事が出来る。
夜走りで一番怖いのは、夜明け前。どんな季節でも、気温がぐんと下がり、睡眠不足で
疲労が溜まってきた身体から、判断力と行動力を奪って行く。
夜明け前、北陸自動車道・栄PAで弟の様子を見ると、ヤツはとん汁定食を一生懸命
食っていた。ダメだったら飯は食えない。まあ大丈夫だろう。

127本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:27:14 ID:lGhlTS6JO
さぁ!坊や達!!
夜風コトNW様がオマイ達に仕掛けてきましたよWWW
せっかく静かになりかけた山怖にネタ投入ですよ!
君たちはこの行為をどうとる?m9(^Д^)プギャァー
128本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:27:47 ID:B+5LqcsP0
449 :N.W :2005/08/08(月) 06:49:11 ID:rb7gYEIi0
3時頃、予約していた民宿についた。
弟はわりあい元気だった。兄としては、弟の成長ぶりが嬉しくもあり、なんとなく
褒めてやりたいような、誇らしげな気分だ。
天童には良い温泉がある。俺たちは近くの有名ホテルまで風呂に入りに行く事にした。
「兄ちゃん、僕、お腹空いたよ。蕎麦でもやらない?」
「蕎麦か、いいな。こっちの方の蕎麦は旨いもんな。」
そうして、ちょっと寄り道しようとしていた時だった。
「…一郎さん?」
背後で優しげな声が聞こえ、振り返ると、20歳ぐらいの清楚な感じの若い女性が、
弟の背中に手を伸ばしかけていたところだった。
「あ、ごめんなさい。人違いでした」
慌てたようにその手を引っ込め、恥ずかしそうにうつむくと、彼女は俺たちに背を
向け、小走りに駆けて行った。
何故か、弟はその後姿をじっと見送っている。???どうした?
別の視線を感じ、そっちを見ると、土産物屋のおばさんが目顔で俺たちを呼んでいる。
親指を立て、(俺たち?)と自分の顔を示すと、うんうんと頷き、手招きをする。
「あの娘はね、この少し先の方の子なんだけど、1年ぐらい前からオカシイのよ」
彼女の名は加奈子さん。去年の今頃からちょくちょく、うちの弟と同じような背格好の
男性に“一郎さん”と呼びかけ、自分の名を“三千子”と名乗るのだと言う。
「親も大変だよ。昔はさんざんグレて暴れまわってさ、今は、なりは清楚になったけど、
見ず知らずの男に声掛けまくるんだもの。時々、トラブルもあるしね。まあ、あんたら
みたいに短時間で離れたのって、ほんと、珍しいよ」
おばさんが話している間中、弟は何故か少し悲しげだった。

129本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:28:20 ID:B+5LqcsP0
450 :N.W :2005/08/08(月) 06:50:33 ID:rb7gYEIi0
夕飯をたらふく食べた後、TVをぼーっと見ていると、弟が立ち上がった。
「コンビニでコーラ買ってくる。兄ちゃん、何か要らない?」
「んー、アイス、有ったらピノ。それとラーク・マイルド、なけりゃセブンスター」
「わかった」頷いて弟は出て行った。珍しい。いつもなら、煙草は程々にしなよとか、
何か一言あるはずなのに、今日はどうしたんだ?
…20分が過ぎた。ヤツは帰って来ない。コンビニが移転しちまったのか?
宿の下駄を突っかけ、表へ出てみると、橋の袂に弟と女の子の姿があった。なんだか、
しんみり話をしている。あれ?もしかして彼女、加奈子=三千子さん?いつの間に発展
してたんだ?これは少々マズイか。でも、ヤツも17だから、ぼちぼちこういう事は
自分で処理出来ないとダメだよなあ。邪魔しないで、様子を見ようか。
そこへ中年配の男性が走って来た。彼女の親父か?こうなると、兄は離れがたい。
よくわからんが、がんばれ弟。オヤジの1匹やそこら、いなせないでどうする。
しかし、弟は一方的に何か言われていて、彼女は弟の後ろでうなだれている。
あー、くそ!歯痒ったらしい!!でしゃばるまいと思ったが、限界だ。
オヤジは顔を真っ赤にして、弟に文句を垂れていた。
「…いいか、おまえみたいな他所者が、金輪際うちの娘に近づく事は許さん!!」
「ちょっと待って下さい」俺は声を張り上げた「そのセリフはお返しします!」
いきなり横から現れた俺に、オヤジは少したじろいだ。その隙に言葉を続ける。
「弟は何もしていません。今日だって、彼女の方から弟に声を掛けて来たんです。
他の人も見ています。変な言いがかりは止めて下さい。迷惑です」
オヤジが次の言葉を捜してもごもご言っている間に、俺はきっぱり「失礼します」と
言い、弟の腕を掴んで、有無を言わさず踵を返した。
弟と加奈子=三千子さんが、ほぼ同時に、あ…と声を上げたが、聞こえない振りをし、
弟を引っ張ってずんずん歩いた。
「…違うんだよ、兄ちゃん。違うんだ。そんなんじゃないんだ、違うんだよ」
俺は何も返事をしなかった。
宿へ戻った弟は一言も口を利かなかった。

130本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:28:54 ID:B+5LqcsP0
451 :N.W :2005/08/08(月) 06:52:11 ID:rb7gYEIi0
翌朝、午前6時に叩き起こされた。
「ごめん、兄ちゃん。今日はいっぱい行かなきゃいけないんだ」
弟はもうちゃんと出発の支度を済ませている。いいけどな、前の晩に言っといてくれ。
7時に朝食が終わると、天気予報さえ見る間もなく出発。俺が料金を精算している
間に、弟は宿の人に何か包んだものを貰っていた。
「今日は僕が先に走る」
言葉は静かだが、こう言う時の弟に何を言っても無駄。おっとりした外見に似合わず、
結構きっぱりしたところがある。
先行させてみると、スピードはそんなに出していないが、信号にひっかからないので
その分速い。信号機が無い訳じゃない。進行方向全て“青”になるのだ。
弟が“視える人”としての能力を発揮し始めていた。
全然知らない町を、弟は旧知の場所の如くスイスイ走りぬけ、気が付くと、山に近く
人家がほとんどないような辺りを走っていた。一体何処へ行く気なのか。そう思った
時、弟はウィンカーを出し、俺に停止の合図を送って寄越した。
路肩にバイクを止め、ヘルメットを取った弟は、俺にここで待つように言い、自分は
すぐ先の家に向かってすたすた歩いて行く。なんだか、人が住んでいなさそうな家だ。
セミの声以外は、音もない。車もほとんど通らない。隣の家は遥か彼方。こう言う
場所にも人は住むんだよなぁ。などとぼんやり考えていると、弟は黙って玄関の戸を
引き開け、ごめんくださいとも言わず、そのまま中へ入って行った。
え?おい、まさか、本当に無人なのか?おまえ、何やってんだ?これで、警察でも
通りかかられた日にゃ、問答無用で俺ら犯罪者だぞ。
ものの5分とかからずに弟が出て来た時、内心焦りまくっていた俺は胸を撫で下ろした。
「おまたせ、行こうか」
唇をきっと引き結んだ弟に、何をしてたか聞いても、きっとこの分では答えるまい。
「次はどこだ」
「立石寺だよ、覚悟しててね」
どう言う意味だ
131本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:29:32 ID:B+5LqcsP0
452 :N.W :2005/08/08(月) 06:53:09 ID:rb7gYEIi0
立石寺は、清和天皇の勅願によって慈覚大師円仁が開山した寺であり、山寺の別称が
ある通り、麓から頂上までを含めた全てが寺である。古来から奇岩怪石の霊屈が多数
あることで知られ、有名な芭蕉の句「閑さや 岩にしみ入 蝉の声」は、それらの
連続する風景と音響効果のもたらしたものだと考えられている。
「一番てっぺん、奥の院まで行く」と、弟は言った。
根本中堂から奥の院までは、1015段の石段を上がる。たいしたことなさそうな
距離のようだが、実際には健脚の人でも1時間余りを要する、結構ハードな道だ。
観光客がまだ来ていないせいで、人影はまばらだった。もう1時間もすれば混んで来て、
思うように歩けないんだろうな。そう思いながら、黙って歩く弟の後を付いて行く。
鎌倉末期に創建され、根本中堂と共に幾多の火災を免れてきたと言う、山門に到着
すると、見覚えのある女性が長細い風呂敷包みを持って、そこに佇んでいた。
「三千子さん、来たよ」
弟がそう声をあげると、彼女は嬉しそうに微笑んで、こちらへ駆け寄って来た。
「本当に、来て下さったんですね」
「だって、昨日、約束したでしょう」
加奈子=三千子さんは、まぶしそうに弟を見ている。
「私も、約束は守ります」彼女は風呂敷包みを差し出した。
「兄ちゃん、ごめん。僕、それを持つ訳には行かないんだ。代わりに貰ってくれる?」
そう言われ、その風呂敷包みを受け取った俺は、それを腰に結わえ付けた。
「じゃあ、行って来ます」
「よろしくお願いします」頭を下げかけた彼女の身体がぐらりと傾いだ。
慌てて彼女を支えた俺の背に、何か別の重みがぐぅんと加わる。一体何なんだ?
「大丈夫、気を失っただけだよ。すぐ平気に戻るから、門に寄りかからせてあげて」
そう言いながら、弟はウエストバッグから、朝、宿で貰った包みを開け、真新しい
御飯杓文字を取り出して、そこに顔を書き込むと、門の左下の地面にそれをおいた。

132本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:30:07 ID:B+5LqcsP0
453 :N.W :2005/08/08(月) 06:54:10 ID:rb7gYEIi0
「何だ、それ?」
「ああ、塞の神の代わり。この先、他の人にやたらに入って来られると、ちょっと
困るから、しばらく防いでて貰おうと思って。」
全く意味がわからない。このひと、どうする?と聞くと、大丈夫、事が済んだら気付く
はずだから、と弟は言うが、俺にはなお、意味がわからない。
「行くよ、兄ちゃん」
弟はそう言うと、上を目指して歩き始めた。気を失った彼女の事は気がかりだったが、
ともかく弟がそう言う以上信じるしかない俺は、その後を追うしかない。
軽やかな足取りの弟に比べ、俺は四苦八苦しながら歩を進めていた。昔、一度だけ
歩荷を経験したが、あれに匹敵するほど身体が重い。
「ごめんね、重いでしょ」弟には、この不可解な重量感の原因がわかっているらしい。
「今、兄ちゃんの背中には三千子さんがいるから」ヤツは済まなそうにそう言った。
何だと?俺が何だって?「…ちゃんと、話せ」それだけ言うにも息が切れる。くそ…
「夕べ、僕らが話してたのは」弟が話し始める。「三千子さんは、戦死した一郎
さんのあの世でのお嫁さんで、でも、一郎さんのご両親は彼の戦死を信じてなくて、
毎日彼女に一郎さんの写真を見せながら、息子はいつかきっと帰って来る、だから
おまえの仕事はその帰りを待つ事だって、言ってたんだって。例え、相手が魂のない
物でも、何十年そんな事言われ続けたら、気持ち入っちゃうよね。まして人形だもの。
そのうちにおじいさんが亡くなって、去年おばあさんも亡くなって。こっちで暮らす
人がなくって、家の中の物を処分したらしいんだけど、三千子さんの由来を知ってる
人が誰もいなくて、本当なら一郎さんと一緒にここへ来るはずが、一人古道具屋へ
売られちゃったんだ。加奈子さんは、たまたま波長が合ったっていうのかな、店先で
見かけた三千子さんをつい買って帰って、三千子さんが加奈子さんに憑いちゃった。
…悲しいよね。だから、僕が一郎さんを探してあげるって言ったんだ。その代わり、
加奈子さんの身体を本人に返してあげてって」
正直、俺は呆れ返った。なんて無謀な事を言うヤツだ、コイツは。

133本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:30:40 ID:B+5LqcsP0
454 :N.W :2005/08/08(月) 06:55:04 ID:rb7gYEIi0
「それで、あの家へ、行ったのか」
「うん、家が視えたから、一郎さんにかかわるものが何かあればと思って」
で、何かあったのか?と問うと、あった、と弟はきっぱりした口調で言った。
「これで、二人を送ってあげられると思う」
「って、おまえ視えるだけだろう?」そう。弟には母のような防御・攻撃能力は無い。
「うん。だけど、兄ちゃんがいるから」
「俺がいたって意味なかろう?」視えないし、聞こえないし、感じないのに。
「ううん、そんな事ない。兄ちゃんがいると、余計なヤツらが来ないし、ビジョンが
すごくクリアになるんだ」俺は触媒か。「だから、一緒ならやれると思う」
「勝手にアテにするな」
「そんな事言わないでよ」
脂汗を垂らしながら、奥の院に着いた時は、本当にダウン寸前だった。
「兄ちゃん、お願い。もう一足がんばって」
年少に情けない様は見せられない。へばりそうになりながらも、かろうじて見かけを
取り繕い、千年以上の常火が灯ると言う如法堂へ足を踏み入れた。空気が冷たい。
「…なんだよ、これ」
堂の中央には金色に光る釈迦像が安置されていたが、その両側の壁には一面、結婚
写真や結婚式の絵が飾られていた。それも、まともなものは一つとしてなく、半分
写真と継ぎ合わされた絵だったり、両方絵だったりする。
「結婚前に亡くなった人の為に、親があの世で結婚させてやるんだって。中国の
鬼婚みたいなものなのかな」
そう言いながら、弟は像の後ろへ歩いていく。俺も後を追った。
そこには、十段ぐらいの棚が作ってあり、そのどれもに花嫁人形がびっしりと並べ
られている。これにはさすがにぞっとした。

134本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:31:34 ID:B+5LqcsP0
455 :N.W :2005/08/08(月) 06:56:10 ID:rb7gYEIi0
「兄ちゃん、三千子さんを風呂敷から出して、ここへおいてあげて」
俺が持たされていた包みの中身は、花嫁人形だった。それを弟が示す、棚のわずかに
空いたスペースに乗せると、さっきまでの重量感がウソのように消え去った。
弟はジャケットの内ポケットから、小さな紙切れのようなものを取り出し、俺が置いた
人形に持たせるかのように立てかけた。それはセピア色に変色した、1枚の若い男性の
写った写真だった。
「三千子さん、一郎さんだよ。もう離れなくていいんだ」
ふと、人形が身じろいだかに見えた。
次の瞬間、その一組はオレンジ色の光を放ち、燠火のように燃え始めた。
あっけに取られている俺に、弟が静かに言った。
「ごめんね兄ちゃん、重い目させて、彼女を運んで貰って。だけど、僕は一郎さんの
形代を持っていた。その上、三千子さんの形代を手にしたら、今度は僕に三千子さんが
依ってしまいかねなかったから、波長が僕と全然違ってて、多少の事じゃ変わらない
兄ちゃんに持って貰うしかなかったんだ。ほんとにごめん」
ものの1分とかからず、人形と写真は灰になった。
俺たちはそれを見届けて手をあわせ、堂の外へ出た。
行きのあの苦労がウソのように、らくらくと石段を下り、慶派の名作である仁王像の
安置された仁王門を過ぎた俺たちは、御休石の向かい側の茶店で一休みする事にした。
さっさと山門の塞の杓文字を取らないといけないのはわかっていたが、心も身体も
とても疲れていた。ここで10分やそこら座ったところで、大事ないだろう。そう
タカをくくっての事だったが、いきなり弟が「ダメだ、限界越えちゃった。眠い…」
と言うが早いか、すうすう寝息を立てだした。

視えるって事は、見ないでいい事まで見てしまい、知ってしまう事。
今回は何とか行けたものの、この先、辛い思いや哀しい思いをする事もあるだろうな。
可哀想だが、俺はおまえに何にもしてやれん。ただ、そう言う事がなるべく無いように
祈るだけ。頼りにならん兄貴ですまん…
眠る弟の側でそう独りごち、山形の空を眺めた夏だった。

135本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:33:21 ID:B+5LqcsP0
518 :N.W :2005/08/11(木) 06:56:06 ID:FAU7NCO80
『夢の話 その1』

ノックがあった。
黒服の彼が手を触れないうちに、ドアは内側へ開かれた。
そこには、銀灰色の和服に濃紺の帯を締めた、上品な老女が立っており、
「お邪魔致します」と、その姿にふさわしい挨拶があった。
しかし、俺の正面に腰を下ろした老女には、俺の事が見えていないようだ。
やがて、彼が彼女の前に和菓子と抹茶を運んで来た。「どうぞ」
彼女は礼を言ってそれらを口にする。
「ああ、おいしい」そう言って微笑む彼女は、本当に人が良さそうに見えた。
彼は、彼女が茶菓を食べ終えるのを待って、言葉をかけた。
「もう、ご自分でわかっておいででしょうが、貴女は既に死んでおられます」
驚いた。(いきなりそんな事を)
だが、老女は平静だった。
「はい。ですから、わたくしは御山へ登らせて頂くつもりでおりました。
それだのに、ずうっとこの森の廻りを巡るばっかりで、肝心の道がわからない
のです。このおうちの前も、何度通った事か…」
袂から取出した薄手のハンカチを、手の中でくちゃくちゃに押し揉みながら、
彼女は悲しげな顔をする。
「それは貴女が持っておいでの荷物のせいです」
「荷物?わたくしが持っている?」
老女は合点がいかない、と言う顔をしている。俺にも、彼女が身一つでやって
来たように思えたのだが、表に何かおいているのだろうか?
「はい」彼が頷いた。「それは貴女がご自分の心の中に持っておいでのもの。
それを持ったまま、御山に登る事は叶いません。ここへ捨ててお行きなさい」
「わたくしは何も…」はっとして、老女は明らかにうろたえていた。
「いいえ」彼は黒曜石のような瞳を、じっと彼女の顔に据える。
「お持ちです。それを捨て、楽になって御山へお行きなさい」
静かだが、有無を言わさぬ声音だった。

136本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:33:59 ID:B+5LqcsP0
519 :N.W :2005/08/11(木) 06:57:08 ID:FAU7NCO80
一瞬、老女の顔が髪と同じように、真っ白になった。
ぎゅうっとハンカチが握りしめられ、それが緩められた時、彼女は少し震える
声で話し始めた。
「わたくしには、栄介さんと言う五つ年上の従兄がおりました。栄介さんは本当に
男らしい人で、わたくしは幼い頃から、従兄のお嫁さんになるものと合点して、
その日を楽しみに指折数えておりました。
わたくしが15歳の時です。栄介さんが神妙な面もちで、父のところにやって
参りました。あんな顔をして、何か相談事だろうか。そう考えておりましたら、
途中で母も父に呼ばれ、そして母の『まあ、結婚…!』と言う声が聞えたのです。
結婚!わたくしは有頂天になりました。てっきり、あの人がわたくしとの結婚を
両親に申し込みに来てくれたのだと思ったのです。
しかし、それは儚い夢でございました。栄介さんは知り合いの紹介で見合をし、
その人とこの秋に結婚するのだと、母から聞かされました。
お相手は、わたくしどもと同じ町内で、小町娘と評判の里子さんでした。
『あの二人ならお似合いよねぇ』そんな事を言う母が憎らしゅうございました。
いえ、何より悔しゅうございました。情け無うございました。従兄とは言え、
栄介さんはわたくしの気持ちを十分に知っておりましたはずですのに、何と酷い
仕打ちをするのだろう。わたくしの胸は張り裂けそうでございました」
老女の目から一筋、涙がこぼれた。そのまま涙をぬぐいもせず、話し続ける。
「その時でした。結婚を邪魔してやろう、そう思ったのでございます。
何とかしてあの二人に恥をかかせ、結婚出来なくしてやる。そう考えました。
恐ろしい事です。けれど、辱めを受けたと思い込み、怒りで一杯のわたくしには、
恥を雪ぐ、その気持ちしかございませんでした」

137本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:34:35 ID:B+5LqcsP0
520 :N.W :2005/08/11(木) 06:58:14 ID:FAU7NCO80
「幸いに、里子さんは同じ町内の人。その日から、わたくしは里子さんの後を付け、
様子を窺いました。その為に、夜、家を抜け出す事もしばしばございました。
機会は思いがけなくやってまいりました。
盆踊りの日の事です。栄介さんもこちらへ来て、里子さんと盆踊りを楽しんで
おりました。その二人の幸せそうな顔。もう、憎らしくてたまりませんでした。
そう、一時間余りも踊っておりましたでしょうか、栄介さんは里子さんをお家へ
送って行きました。里子さんのお家には灯りが点っておりましたが、その前で
なんと二人は包容しあって…
…殺してやりたいと思いました。
笑顔で二人は別れ、里子さんはしばらくあの人を見送っておりましたが、やがて
お家の方へくるりと振り返りました。
今だ!わたくしは後ろから里子さんに飛びかかり、首を絞めました。
死ね死ね死ね、死んでしまえ!力一杯絞めました…
我に返ると、里子さんはぐったりしておりました。本当に殺してしまったかと思い、
仰天致しましたが、幸いにもまだ息がありました。
ほっとすると、また彼女が憎くなりました。
おまえのような女、あの人のお嫁さんにならせるものか。
…どうしてあんな事が出来たのか。
わたくしは里子さんをすぐ側の路地へ引きずって行きました。
浴衣の帯を緩め、浴衣をはだけ、手足を大の字に広げました。
それから辺りの様子を窺って、誰もいない事を確かめると、わたくしはそこから
走って家へ戻りました。
そのうち、きっと盆踊りから帰って来た誰かが、あそこを通りかかるでしょう。
そして、里子さんのあられもない姿が人目に晒されるでしょう。
あちらがどう言訳しても、汚れた女だと誰もが思うでしょう。
これで破談になる。いい気味だ。わたくしは久し振りにいい気分で、枕を高く
して眠りに就きました。
ですが、その二日後、里子さんは首を吊って亡くなられました。
その翌日、栄介さんも同じように…」

138本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:35:08 ID:B+5LqcsP0
521 :N.W :2005/08/11(木) 06:59:16 ID:FAU7NCO80
老女の涙は止まることなく流れ続け、ポタポタと膝を濡らしている。
「わたくしは…わたくしが二人を殺してしまった。二人の気持ちを考えもせず、
ただ自分勝手な思い込みだけで、わたくしが…」
泣き崩れた老女に、黒服の彼が静かに問いかけた。
「それが貴女の本心ですか?」
がば、と彼女が顔を上げた。それは、黒髪のまだ若い娘の貌で、着物も一瞬の間に、
藍次に朝顔を染め散らせた浴衣と真っ赤な帯に替っている。
もちろん、涙など一滴も流れていない。
「いいえ、後悔なんぞしていません。あんな女、死んで良かったのよ!
栄介もバカよ、あんな女の為に後追いなんて…」
目を金色に光らせ、真っ赤な唇をかっと開いて娘が叫ぶ。
「ええ、憎かったわ、憎かったわ、憎かったわ、本当に殺してやりたかった。栄介
まで道連れにするなんて、死んでも許せない。出来る事なら、今からでも、何度でも、
あの女を殺してやりたい」
キィッと軋んだ音を立て、開いたドアの向うに、白装束の若い女が薄ら笑いを
浮かべながら立っていた。
「里子!」そう叫んで立ちあがった彼女もまた、同じく白装束へと身を変えている。
ドアの向うの女がにやりと笑い、こちらに背を向け、宙を滑るような動きで遠ざかる。
「殺してやる」
後を追う娘の動きも、もはや人のそれではなく、先の彼女と同じく宙を滑るように
ドアを飛出して行く。
…あははははははは
…死ね死ね死ね死ね死ねッ
一方の狂ったような高笑いと、それに纏い付くようなもう一方の叫び。
あっという間に姿が見えなくなった彼女らの向こうに、薄ぼんやりと靄がかかった
ような山の姿が一つ見えていた。

音もなく、ドアが閉じた。
黒服の彼が何か言おうとした時、俺の意識はそこで落ちた…
139本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:38:05 ID:B+5LqcsP0
626 :N.W :2005/08/13(土) 18:44:14 ID:CnU82/r50
こんばんは。N.Wです。

>>雷鳥サマ。連日のUP、お疲れ様です。同じ題材でも、書き手が違うと全然違いますね。いやはや…
>>625・364さん、お帰りなさい。無事で良かったね。

話を落とす前に、みんなに、俺は謝る事があります。
前回、煽りを煽る為に手抜きの『夢の話』を落としました。済みませんでした。

と言うのも、どうして俺が叩かれるのか、本当の理由が知りたかったから。
俺の話は、そんなに多くありません。ただ長いだけ。
コテも、他スレの人が知ってる訳じゃない。
言わば、ほぼ無名の、スルーされて当たり前の奴です。
そんな奴が何で構われるのか、わかりませんでした。
俺の話が嫌いな人は、これはもうどうしようも有りません。嫌いなんだから。
でも、本当は叩きたい人が別にいて、その人が来ないからとりあえず、コテ付けて
目立ってる馬鹿をイジってみようと思ってるだけなのか、何なのか?
撒餌をひとつ落としてみた訳です。

その為に、みんなに不可解・不愉快な思いをさせてしまい、無意味な論争を招いて
しまった事をお詫びします。本当に済みませんでした。

それともうひとつ。「コテ同士の馴れ合いウザイ」と言う意見については、俺は
今後一切無視させてもらおうと思います。他スレでも言われてましたが、コテの
有無に関わらず『いい話はいい』と思うので、「乙です」なり「GJ!」なり
発信しようと思います。

激しくスレ汚し・スレ違いごめんなさい。それでは。

140本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:38:35 ID:B+5LqcsP0
628 :N.W :2005/08/13(土) 18:45:13 ID:CnU82/r50
小学校5年の夏。
学校からサマーキャンプに連れて行かれた。
行き先は、島根県・三瓶山の麓、北の原キャンプ場。
三瓶山は出雲大社のおおよそ南、島根県のほぼ中央に位置し、穏やかな稜線に4つの
峰を持つ1200メーター弱の独立峰で、東と北の裾野に草原が広がっている。
周囲を含めて国定公園となっていて、その北の裾野が北の原キャンプ場だ。
朝から延々、ホエザルとワライカワセミが騒ぎまくるジャングル状態のバスに揺られ、
午後1時過ぎにようやく到着。
昼食だの注意事項だの、ひとしきり有った後で、それぞれのテントに落ち着く。
と言っても、なんたって10歳&11歳。考えるより先に身体が動く年だから、達也と
仁と優と俺はテントの中へ荷物を放り込み、そのまま周囲の林の中へ駆け込んで行った。
「ちょっとォ、男子ィ!」
後ろから、女子たちの声が追いかけてくるが、気にせずブッチ。
どうせ、夕飯のカレー作りを手伝えって事に決まってるから。
こう言う時の遊びの第1番は、当然、虫採り。セミ、カミキリ、カブトムシ、タマムシ、
時にはナナフシなんぞにもお目にかかる。籠を持っていないにも関わらず、見つけては
採りまくる。大きいのが見つかれば、小さい方は放してやる。
何度歓声を上げた事か。
ふと、あっちを向いた達也が、少し離れた所にいる信夫を見つけた。
「あんなとこで、あいつ一人で何やってんの?」
なんだか泣きそうな顔をした信夫が、妙な具合で、ある方向を見つめて突っ立っている。
「あぁ?また義則と剛司らにイジメられてんじゃねえの?」
俺たちが見ているところへ、義則と剛司と透が戻って来た。ヤツらの手の中でセミが
騒いでいる。
いきなり、義則がニヤニヤ笑いながらセミの翅を引きちぎった。
「うわ…」こっちで仁と優が小さく声を上げる。

141本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:39:07 ID:B+5LqcsP0
629 :N.W :2005/08/13(土) 18:46:04 ID:CnU82/r50
信夫が何か言っている。たぶん、もうやめてとか何とか言ってるんだろう。
「うるせえ」そう言いながら、義則は信夫のTシャツにセミをとまらせた。剛司も
同じようにセミの翅をちぎり、信夫の背中にとまらせる。よく見ると、もう何匹かの
翅のないセミが、あちこち信夫のTシャツについている。
「何やってんだよ、あいつら」怒った達也がそっちへ歩き出し、俺も後に続いた。
「いい加減にしろよな!かわいそうだろ」達也の声に、義則たちはこっちを向いたが、
悪びれた様子は微塵もない。信夫はもう半べそ状態だ。
「何がだよ、オレら遊んでるだけじゃん」
「どこが遊びだよ、信夫苛めてるだけだろ」
「苛めてねえよ、変な事言うなよ」
「そうだよ、信夫がヨッチャンやオイラたちと遊びたいって言うから、一緒に遊んでる
だけさ、な?」義則と剛司は顔を見合わせてうなづき合う。
「こんな遊び方があるかよ」
「遊んでんだよ、一緒に。だから、な」義則は透の持っていたカブトムシを手にすると、
いきなりその頭を捻って胴体からもぎ取ってしまった。「ほら、信夫。持ってろ」
言われた信夫は、それに怯えながら手を差し出そうとする。
「バカか、おまえ!」俺は腹が立った。言う方も言う方だが、従う方も従う方だ。
「義則。おまえ、信夫や虫みたいな、自分よりちっぽけで、言葉を出す事さえ出来ねぇ
弱いモンしか相手に出来ねえのかよ」
「何だと!」怒った義則は、行きがけの駄賃に信夫を突っ転ばし、俺に掴み掛かって来た。
身体でセミを潰した信夫が悲鳴を上げる。
俺は最初から組み合うつもりがなかったから、裏拳で義則のツラを手加減せずに殴った。
義則はあっけなく転がり、一瞬ぽかんとしていたが、すぐに顔をくしゃくしゃに歪め、
剛司と透と一緒にどこかへ走って行った。
俺たちはフニャフニャと情けなく泣きじゃくる信夫の、女子が見たらパニクりそうな
潰れたセミだらけのTシャツを何とか脱がせ、みんなの所へ連れて帰った。
達也が担任の本田先生に、とりあえず一応の報告をする。

142本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:41:42 ID:B+5LqcsP0
630 :N.W :2005/08/13(土) 18:46:56 ID:CnU82/r50
いつもは義則たちの側でおどおどしていた信夫だが、今日はあれから俺たちの側にいて、
何となくしょんぼりしている。それが、具合が悪いせいだと気づいたのは、キャンプ
ファイヤーの時だった。
「…寒い」長袖のジャージを着ながら、うつむいた信夫が消え入りそうな声で言った。
はあ?隣にいた優が驚いて、信夫の額に手を当てた。「熱ッ!」
仁が本田先生の所へ走り、先生が慌ててこっちへ走って来た。
信夫は先生たちのテントへ移り、解熱剤をのんで寝ていたが、一向に熱が引かず、ついに
救急車を呼ぶ事になった。
先生たちは寝ていなさいと言うが、こんな時、寝てられたもんじゃない。
俺たちはそれぞれのテントから顔を出し、少しでも様子を見ようと一生懸命になっていた。
その時、あるテントから人影がひとつ、ふらふらした足取りで出て来た。
「義則じゃん」「どうしたんだろ?」口々に声がする。
「中山、テントに入りなさい」本田先生が注意する。が、義則はボーっと突っ立っている。
「中山、テントに帰れ」もう一度、本田先生が注意した。けれど、義則は動かない。
「中山!」本田先生が強い調子で言った時だ。
ぎぃやぁああああああああ…!!!
義則は腹の底から絞り出すような大声で叫ぶと、いきなりそこらじゅうを転げ回り出した。
「中山?!」本田先生や他の先生が駆け寄り、それを止めようとするが、あっけなく撥ね退け
られてしまう。
「痛い痛い痛い痛い痛い…!!」そう叫ぶ義則の身体は、今、縄跳びの紐を地面に叩き付ける
ように、転がりながら上下に激しく跳ねている。顔も腕も足も、露出している部分は全て、
擦り傷に血が滲んで真っ赤に見える。
「…はは、はははははは」
救急車に乗せられたはずの信夫が、いつの間にか先生たちの側に立っていて、義則の様子を
見ながらあざとく笑っていた。
「覚えたか、子供」何時もの信夫とは違う、ふてぶてしい物言い。

143本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 19:42:20 ID:B+5LqcsP0
631 :N.W :2005/08/13(土) 18:47:47 ID:CnU82/r50
(何か、憑いてる?)そう思った時、ふと思い出した言葉があった。
『むしにくる』確か、昔、祖父ちゃんがそんな話をしてくれた。
余りに手酷く虫や鳥や蟇を扱うと、精霊(しょうりょう)様が代(しろ)に憑いて、それが
仕返しにやって来る。その事を『むしにくる』と言うのだと。仕返しは些細な事では
済まず、時として命を取られる事がある。代になったものは、精霊様が外へ出ない限り、
死ぬまで山野を彷徨うと言う。
止める手立てはひとつだけ。代から精霊様を落とす事。それは、右の拳を左の手で覆い、
代の胸の真ん中を強く突き、口から精霊様を吐き出させる。そうすれば、代は戻るし、
虫に来られた方も鎮まるのだと。
「けどな、これは滅相な事でやるんじゃねぇぞ。精霊様は黒血になって飛び出るから、
それを浴びたら、自分が今度は代になるぞ。代が何度も重なったら、今度はこの手が
利かんようになって、最後は焼き殺すしか手がなくなるんじゃ」
たぶん、今の信夫はそれだろう。祖父ちゃんは滅相な事でやるなと言ったが、このまま
捨て置く訳にも行かないし、先生に言った所で、理解してくれるのに暇がいるだろう。
「…い、た…い…」
義則のどこかの骨が軋むのが聞こえた。あいつがどうなろうと、知ったこっちゃないが、
見続けたい光景でなし、放っておけば、信夫が代のまま彷徨う事になる。
靴を履き、信夫めがけて突進した。
「せいっ!!」
思いっきり、信夫の胸の真ん中を突き、反動を利用して後ろへ飛んでしりもちをつく。
信夫の身体も後ろへ吹っ飛び、その口からゴボッと吹き出た血が、俺たちの真ん中へ
落ちた。
義則の動きが止まり、とたんに今まで静かだった周囲が、いっぺんに騒がしくなる。
俺たちは、三人まとめて病院へ送られた。

そして9月。後1年半くらいは静かに過ごしたいもんだが、そうも行かないらしい。
ウザい奴はどこにでもいる。しょうがねえなあ、と思いながら小石を蹴った。
──俺は新しい学校に通う事になった。
144ドラゴン酋長 ◆EIcQll6RFI :2005/09/20(火) 20:26:15 ID:cOHYbVGN0
:本当にあった怖い名無し :2005/09/20(火) 18:04:22 ID:wy6OjLNU0
>>95>>98

NWが来るのと前後して、擁護が出てくるw
あのさ、ここにいる人は話は面白いっていってくれてるんだから
下手な小細工でバレバレな自演しなくていいよ。
どうせ同じIDで出て来れないでしょ?最後の人以外。
そういうところが嫌われてんだよ、もったいないな〜。
145ドラゴン酋長 ◆EIcQll6RFI :2005/09/20(火) 20:30:08 ID:cOHYbVGN0
119 :名無しさん :2005/09/20(火) 18:31:20 ID:ASJUJUHJ0
383 名前: ◆sRHoMBEGL2 :2005/09/20(火) 18:26:29 ID:cOHASKO
夜風N.Wは不細工。会ったことあるけど気持ち悪かった。
口に含んだお酒を女名無しに口移しで飲ませようとしてみんなにぼこられて
泣いて謝ってるのが印象的だった


384 名前:にきび :2005/09/20(火) 18:27:13 ID:sWshSZzbO
酋長か^^やっと教えてくれた><


385 名前:名無しさん :2005/09/20(火) 18:29:50 ID:SASFVGDO
夜風N.Wってみんなにぼこられて不細工な顔がもっと不細工になったんだよな
40過ぎたおじさんが十代にぼこられてるのは哀れだったが、キモィから自業自得だよね

146ドラゴン酋長 ◆EIcQll6RFI :2005/09/20(火) 20:31:00 ID:cOHYbVGN0
336 名前:N.W ◆0r0atwEaSo :2005/09/20(火) 17:25:37 ID:vEEnZBGR0
>>319
↓取消せ!

319:N.W ◆zRakN3JtqA :2005/09/20(火) 16:59:05 ID:cOHYbVGN0
おめでとう!酋長!

酋長さん、あなたが自分の友達とどうふざけようが、それはあなたの勝手。
けど、やっていい事と悪い事がある。
俺の名を2度と騙るな。それだけは言っておく。

これ?
自分の自演はいいけど、他人は駄目なんだなw
147ドラゴン酋長 ◆EIcQll6RFI :2005/09/20(火) 20:31:30 ID:cOHYbVGN0
本当にあった怖い名無し :2005/09/20(火) 18:04:22 ID:wy6OjLNU0
>>95>>98

NWが来るのと前後して、擁護が出てくるw
あのさ、ここにいる人は話は面白いっていってくれてるんだから
下手な小細工でバレバレな自演しなくていいよ。
どうせ同じIDで出て来れないでしょ?最後の人以外。
そういうところが嫌われてんだよ、もったいないな〜。
148本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 20:42:52 ID:+fFiTp3C0
>>147
本当に最後の人以外出てきてないねw
149本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 21:51:47 ID:B+5LqcsP0
696 :N.W :2005/07/07(木) 06:58:51 ID:I7LOW/DM0
今は昔。
頃は夏。台湾から日本、そして台湾。

俺が大学1年の7月。家に帰ると、台北から葉書が届いていた。
先々週末からバイク仲間で蝶々大好き男の笹井が、婚約者を連れて台湾の山の中へ
虫採りに行ってたから、何かいいのでも採れたのかと思い、軽く目を通した俺は
ブッ飛んだ。
そこには《私達、結婚しました 楊美紀(旧姓岩本)》の文字と、笹井の婚約者が
あちら風の花嫁衣装を着、笹井とは全然似ても似付かない男とにっこり微笑んでいる
写真が入っていたからだ。ヤツと彼女は5年越しの交際で、来月結納、年明け早々に
式を挙げる予定だったハズなのに…結婚って、じゃあ笹井はどうなったんだ?慌てて
笹井の家へ電話をかけて見ると、笹井本人が受話器を取った。電話で話せる事では
ないので、とにかくそっちへ行く事にする。
笹井の家の玄関前で中村と出会い、部屋へ通ると奥野が先に来ていた。前田もすぐ来る
らしい。みんなバイク仲間だ。
気を利かせた前田が持込んだ酒とつまみで、何となく飲み会が始まる。
最初はだるそうに何も言わなかった笹井だが、アルコールが廻って口がほぐれてくる。
「…ガイドがさ、今日は止めとけって言ったんだよ。日が悪いって。けど、こっちは
限られた日にちしか居られねえ訳だから、天気が良かったら行きたいだろ。無理矢理
押切って山へ入ったんだ。んで、蝶の道のアタリ付けて、追っかけてたら、急に霧が
出てきてさ、俺とガイドは一緒に居たんだが、美紀が一人はぐれちまった。ホントに
ひっでぇ霧で、50センチ先も見えやしねえから、探したくても動き回れねえ訳よ。
そいで、一生懸命二人して呼んだけど、返事もねえ。そのうちだんだんアイツの事、
腹立ってきて、何で側に居ないんだあのバカとか、こんなに呼んでるのにわかんねえ
のかよコンチクショウ、とか…霧が晴れたらアイツ、俺らから5メーターも離れてねえ
とこに居やがったんだけど、こっちはもう、顔も見たくねえ状態だったし、向うも
何だかこっちに思いっきり腹立てて。それで勝手にしろって事になって、アイツが
ホテルを飛出してった。その後は、全然。もう俺の知ったこっちゃない…」

150本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 21:52:26 ID:B+5LqcsP0
697 :N.W :2005/07/07(木) 06:59:57 ID:I7LOW/DM0
月が替って、美紀が帰って来た。
妊娠したので、日本で子供を産むのだと言う。妊娠ってそんなに簡単にわかるものか?
それはともかく、美紀は頻繁に俺に連絡を寄越した。俺は笹井の連れで美紀の連れでは
なく、元彼でも今彼でもなかったのに、彼女は全然お構いなしに俺を引っ張り回した。
最初は反発も覚えたが、親の協力も得られず、微熱があるような熱い手と潤んだ目で
こっちを頼ってこられると、どうしようもないなと観念せざるを得なかった。しかし、
本当に彼女の俺への頼り方は尋常ではなく、お陰で、当時交際っていた智美とは別れるわ、
美紀の両親には子供の本父かと疑われるわ、俺は踏んだり蹴ったりだったが…
そんな美紀の様子に変化が現れだしたのは、年が明けて3月も終りの頃。
ずいぶん目立つようになった腹に手をやりながら、時々、笹井の事を自分から口にする
ようになった。おかしな事に、笹井も俺に美紀の近況を聞いてきたりするようになった。
二人とも、今まで俺や他の連中が互いの名をちらっとでもだそうものなら、ものすごい
剣幕で突っかかって来たというのに。笹井と美紀のお互いに対する言葉がずいぶん和らぎ、
互いに電話し合い、笹井が彼女の下を訪れるようになるには幾日とかからなかった。
俺も少し肩の荷が下りた。
不思議な事に、この1年、父方から手紙が来る事はあっても、こちらを訪ねてくる
者は一人も居なかった。
そして5月に入り、彼女の顔色がだんだん冴えなくなってきた。向こうに居る旦那と
こっちに居る元彼との間で揺れているのか。でも、それは俺にはどうしようもない。
「赤ちゃん、生みたくない」と美紀が言い出した。「何で笹井君とあんな事でケンカ
したのか、どうしてあっちであの人と結婚したのか、全然わからない。それにね、私
この子が怖いの。何でだかわからないけど、凄く怖い」
「おまえさ、きっと初めての出産でナーバスになってんだよ」
とは言ったが、女性のこういうメンタルな事は男の俺ではお手上げだ。
「違うの、この子普通じゃない。わかるのよ、私」
気のせい、で押し通したものの、美紀の様子は酷くふさぎこんで見えた。

151本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 21:53:06 ID:B+5LqcsP0
698 :N.W :2005/07/07(木) 07:01:02 ID:I7LOW/DM0
子供は予定日より1週間早く生れ、『太一』と名付けられた。楊氏からの指示で決めたのだ
と、笹井が教えてくれた。
美紀はどうやら楊氏と離婚し、笹井ともう一度やり直す気らしい。
この先は俺が口出しする事でもないし、その気もない。
俺は新しい彼女を見付け、それなりの2ヶ月を過していた。そんなある日、唐突に
笹井から電話が入った。美紀が家で暴れて手が付けられないと言う。急いで駆け付けると、
美紀が大声で喚きながら家中のものをひっくり返しているところで、両親は為す術もなく
隅の方で彼女の名を呼んでいる。笹井は彼女から太一をかばって体中のあちこちが傷だらけ
になっていた。止めようとする俺に笹井は太一を渡し、笹井に抱きしめられてようやく
悪鬼の形相で暴れ回っていた美紀は動くのを止めた。
この騒ぎの中で、太一はピィともギャアとも言わない。
「何があった?」
笹井に聞いた俺に、美紀が怒鳴り返した。
「うるさい!!みんな、そいつのせいよ。その忌々しい赤ん坊のせいよ!!そいつなんか、
生ま来なきゃ良かった!!そいつはバケモノよ!!」
「おまえな、言っていい事と悪い事があるぞ!」
俺は物心付いて以来、初めて女性をひっぱたいた。だが、彼女はひるまなかった。
「あんたなんかに何がわかるの?バケモノをバケモノって言ってどこが悪いの。
もうたくさん、そんなヤツ欲しけりゃあんたにくれてやるわ。とっととあたしの目の
前から消えてちょうだい!」
「わかった、太一は俺が預ってく。おまえらとはもう会わねぇ!」
売言葉に買言葉。最悪だ。子供は物じゃないのに…。
隅の方で固まったままの美紀の両親に目で挨拶し、俺は生後2ヶ月の太一を抱いて
自分の家へ連れて帰った。

152本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 21:53:46 ID:B+5LqcsP0
699 :N.W :2005/07/07(木) 07:01:55 ID:I7LOW/DM0
俺に赤ん坊の世話は無理だ。しかし、美紀の荒れは育児ノイローゼだろうから、1週間も
すれば落着いて迎えに来るだろう。そう思った俺は、母に事情を話し太一を任せた。
母は快く引受けてくれたが、一つ気になる事を言った。
「この子の親御さんって、普通の人?」
「どういう事?」母は霊感が強い。
「この子ね、まだこんなに小さいのに“額の眼”がしっかり開いちゃってるの。」
実際に目玉がある訳ではない。母の言う“額の眼”とは霊能者のパワーの事で、それが
ハッキリしているほど強く、格が有るのだそうだ。俺には全くわからない。
「周りにこの子と同格かそれ以上の大人がいてやらないと、可哀想な事になっちゃう。
うちの子だったら今しばらく閉じさせておくんだけれど、勝手な事出来ないし…
何だか、もうずいぶん酷い目に遭っちゃってるみたいね。」
母の言葉がわかったのか、太一は自分から手を述べて母にしがみついた。
「大丈夫だよ、このおばあちゃんはタイちゃんに酷い事しないからね」
太一は大人しい子で、高3の弟の受験勉強の邪魔にもならず、返って弟の方が太一を
構いたがって母に注意される始末だった。
1週間経っても2週間経っても、美紀が太一を迎えに来る気配はなかった。
太一は良く笑うようになっていた。
1ヶ月が経ち、何となくこのままうちで太一を預り続けてもいいなと思い始めた頃、
美紀と笹井の事故死が伝えられた。二人は深夜のドライブでカーブを曲がり損ね、
転落した車が炎上してその中で亡くなったのだと言う。

153本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 21:56:48 ID:B+5LqcsP0
701 :N.W :2005/07/07(木) 07:03:11 ID:I7LOW/DM0
笹井の家と岩本の家が相談し、二人の葬儀は合同で行われる事になった。
俺が通夜に顔を出すと、美紀の両親が飛んで来た。明日の葬儀に、楊氏が来て太一を
向こうに連れて帰ると言う。美紀はまだ離婚していなかったらしい。大人の都合で
あっちこっちにやられる太一を可哀想に思うが、俺は親じゃないからどうしようもない。
葬儀の日、俺は太一を抱いて時間ぎりぎりに出席した。
バイク仲間の“和泉のあねさん”が俺の分の席を取っていてくれた。太一は幼いながらに
何かを感じているのか、俺の胸にしっかり顔を寄せ、騒ぎもしない。
岩本の親族の方に何か不思議な雰囲気の男女がいた。兄妹らしいが、何と言うのだろう、
峠で休んでいる時に吹いて来た一陣の風、のような透明感のある二人だった。
「もしかして、あれが美紀の旦那さんとその身内か?」
“和泉のあねさん”が俺に囁いた。
「たぶん。俺も去年、写真で見ただけですから」
葬儀が滞りなく終り、棺が霊柩車に納った。身の濃い親族は火葬場へ送って行く。
俺たちの所へ、例の二人連れがまっすぐ静かに歩いて来た。
154本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 21:57:27 ID:B+5LqcsP0
「この度は妻と子供の事であなたに大変御迷惑をお掛けしました」
男の日本語は正確で淀みがなかった。
「息子を国へ連れて返ります。本当にお世話になりました。この御恩はいつか必ずお返し
致します」
ありがとうございました、と女性も言い、太一に向って手を差し伸べた。太一は一度、俺の
シャツをきゅっと掴み、それから女性の方に手を伸した。
踵を返し、去って行く三人を見ながら“和泉のあねさん”がぽつんと言った。
「おまえ、“かくえん”て知ってるか?」
「何ですか、それ?」
「中国の山に棲んでる化物一族で、時々人間の女を攫って子を孕ませ、人里へ返す。普通、
18歳になれば子供は自分で山へ帰るけど、もし、母親が育児を放棄したら、かくえんに
殺される。かくえんの子が人里にいる時は“楊”姓を名乗るんだと」
「…」俺は言葉が継げなかった。
「昔は蜀の国にいたらしいけどな、こんだけ世の中開けちまったら、移動するヤツが
出て来てもおかしくねぇわな」
それは“和泉のあねさん”のブラックジョークだったのかもしれない。でも幾ばくかの
真実も含まれていた、と俺は今でも思っている。


702 :N.W :2005/07/07(木) 07:06:47 ID:I7LOW/DM0
あー、間違った
 698 誤:生ま来なきゃ→正:生まなきゃ

勘弁してね
155本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 22:00:50 ID:B+5LqcsP0
801 :N.W :2005/07/11(月) 07:26:44 ID:NMJCG8u80
今は昔。
頃は初夏。

青色(高坊)年の6月、同級生で山岳部の梶がニコニコしながら俺の所へやって来た。
「なあ、確かお前今フリーだよな?」
「もう歩荷はやらん」去年、コイツの甘言に乗ってえらい目にあった俺は、即座に断言した。
「違うって」梶は笑った。「うちの部の2年の吉野明日香がお前に“いい感じ”らしいんだ。
おまえがフリーかどうか、聞いてくれって頼まれてさ。交際ってみねぇ?」
「か〜じ〜、おまえ3年前にも俺におんなじようなコト言ったよな?」
「おまえさー、若人は昔の事なんざとっとと忘れて明日に生きるもんだぜ。で、どうよ?」
拒否する理由は何も無く、俺は吉野明日香と友達以上恋人未満の段階から交際い始めた。
わりと感じの好い娘で、その先へもうチョイ進みたくなった俺は、7月に入ってすぐのある日、
彼女を平日の伊吹山登山に誘った。伊吹山は琵琶湖の東側、関ヶ原の北に位置する山で、日本
百名山にも数えられるが、それよりも花の百名山の一つとして名高い山である。レベル的には
中級程度とされるが、山岳部の明日香なら大丈夫だろう。果たして平日に付いて来てくれるか
どうか、それが一番気がかりだったが、わずかな逡巡の後で快くOKを貰えた。
伊吹山登山口バス停から20分も登れば三宮神社の鳥居に至る。そこからすぐのゲート前に
リフト乗り場がある。歩いてもいいが、2合目から3合目にかけて心臓破りの丘が続くので、
明日香の体力を考えてリフトで3合目まで上がってしまう。
もう既にフウロやユリの仲間が咲き始めているから、明日香は喜んで写真を撮り始める。
「この分だと、8合目から上はもっと綺麗だと思うな」
「ほんとですか?」
「ああ」俺は自信たっぷりに頷いた。でなきゃ誘った意味が無い。
4合目までは楽だが、5合目からは一本調子の登りになる。6合目、7合目は九十九折れの
道。咲き誇る花々がその単調さを救ってくれる。
3合目から8合目まで約1時間半程度。明日香もさすが山岳部、いいペースで歩く。
しかし、この先8合目非難小屋手前から9合目は岩場の急登攀が続くから、ちょっと調息した
方が良い。俺は明日香に休憩を提案した。明日香は一も二も無く賛成した。
156本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 22:01:56 ID:B+5LqcsP0
802 :N.W :2005/07/11(月) 07:27:21 ID:NMJCG8u80
リンドウ、アザミ、キンバイソウ、トリカブト、フウロ、トウキにショウマ。その他、俺が
名も知らないような花々が今を盛りと咲き誇る。明日香はうっとりと花々に見とれていた。
前後左右、人影なし。俺は左手で明日香の腰を引き寄せ、唇を重ねた。右手は、初回のキスで
胸にやるのもなんだろうから、まあオーソドックスに頬へ。で、いったん唇を離してちょいと
ディープに…と思った時、俺の背後に人の気配を感じた。
慌てて明日香を離し、振り返った俺の目に、えらく背の高い半裸のいいオトコが映った。
身長は2メーター近いだろう。少し癖のある長い黒髪に、精悍な男らしい顔。程よく日に焼けた
なめし皮のような皮膚の下は、東洋人特有の細くしなやかで強靭な鋼のような筋肉が見て取れる。
身に着けているのは生成り色の、拳法か空手の胴着の下のようなものだけで、足は裸足。
男の俺が感心したぐらいだから、明日香の感動はどれ程のものだったか。
血の気が引くのと赤面するのと見惚れるのと、この3つを同時にやらかし、傍目にはポーカー
フェイス状態に陥ってしまった俺を見て、かっこいい兄サンはくすっと苦笑いし、俺の横を通り
過ぎざま、俺の肩をぽんと一つ軽く叩いて小声で言った。
「…邪魔してすまなかった」
(今更そんなこと言われても…)
俺が振り向いた時、その兄サンの姿は何処にも見えず、ただ枯草の良い香りが漂っているだけ
だった。

明日香とはなんとなく自然消滅した。俺はせめてもう少し先まで行きたかったのだが…
「頼むから、ああいう場面で姿を現さんでくれい!」
あの兄サンにそう言いたくて、俺はその後何度か伊吹山に登ったが、以来全然一度も出会って
いない。誰か、もしも伊吹山でそう言う風体のハンサム・ガイを見かけたら是非伝言してくれ。
「ヒトの恋路邪魔するべからず」

157本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 22:03:19 ID:B+5LqcsP0
852 :N.W :2005/07/13(水) 07:10:27 ID:f5HaGqoH0
今は昔。
頃は夏。2度目の田舎への一人旅での事。

弟がまた熱を出した。
本当はこの春も、母と弟と俺と3人で千葉の祖父ちゃんの所を訪れるはずだったが、弟が
熱を出したから母が家に残り、俺は一人で何日かを祖父ちゃん祖母ちゃんと過ごした。
この夏は、今度こそ5人で一緒に居られるはずだったが、やっぱり無理みたいだ。
弟の度々の体調不良も激しい人見知りも、全て霊的に過敏な体質のせいだと知ったのは、
俺がもう少し大きくなってからの事で、いつも俺の側にいる犬コロのような弟がいないのは
ずいぶん寂しい事だった。
祖父ちゃんの家に来て3日が過ぎた。
裏山は、この前怖い目に遭ったからあんまり行きたくないし、一人で海へ行くのは御法度。
馬はまだ祖父ちゃんが一緒でないと自分の命令を聞いてくれない。
仕方がないから河原で一人、石投げをして遊んでいた。
「へたくそだな、おまえ」
振り向くと、俺と同い年くらいの、藍色の裾の短い着物を着た少年がニコニコ笑っていた。
「こうやって投げるんだ」
彼の投げた石は水面を7・8度飛び跳ねて向こう岸へ到着した。
「わ、凄ェなあ、おまえ!」
俺が感心すると、彼は得意げに笑った。
「おれ“さかい”のもんだけど、おまえ、あんまり見た事ねえな。どこのもんだ?」
「俺ん家は“チドリ”だ」
さかいだのチドリだのはお互いの屋号で、ここらでは屋号を名乗り合うのが常の事だが、
さかいと言うのは初めて耳にする屋号だった。
「ふーん、おれ太助」
「俺、マコト」
俺のは嘘だ。俺たち兄弟は7歳になるまで、身内の大人がいない所で本当の名を明かしては
ならない、と祖父ちゃんに口が酸っぱくなる程言われていた。理由は命に関わるかららしい。
だから俺の名はウソなのでマコト、弟は二番目なのでハジメと名乗っていた。

158本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 22:04:03 ID:B+5LqcsP0
853 :N.W :2005/07/13(水) 07:12:06 ID:f5HaGqoH0
すいっとオニヤンマが俺たちの目の前を通り過ぎた。
あれ捕ろう。太助はそう言って河原で豆粒のような石を2個拾い、手近の柔らかい葉っぱで
別々にくるむと、長い草でそれぞれの端っこを括り付けた。それをオニヤンマの上へ放り
上げると、オニヤンマは警戒して高度を下げるが、石ころの落下速度の方が早い。胴体に石と
石を結び付けた草が触れると、反動で右側にあった石は円を描いて左へ、左側にあったのは
右へ動くから、たちまち石ころ付き草に巻付かれたオニヤンマが地面へ落下してきて1丁上り。
俺が初めて見たトンボの捕り方だ。
「わーッ、すっげえぇ!!太助、おまえ凄ェや!!」
それほどでもないサ、と言いながら太助は得意満面だった。
「来いよ、もっと面白れえトコで遊ぼうぜ」
走り出した太助の後について行くと、俺の全然知らない森に着いた。あの河原からこっちに
来て、はてこんな所あったかな?と思ったが、俺が方向を勘違いしているのかも知れない。
太助は本当にいろんな事を知っていた。祖父ちゃんも物知りだが、太助も同じぐらい何でも
良く知っている。俺が感心する度、ヤツは謙遜しながらも自慢げな顔をする。
俺たちはお決まりのカブトやクワガタ捕りの他、蔓草に掴まって木から木へ飛び移ったり、
落葉の積った崖を尻で滑り降りたりして遊んだ。我を忘れるぐらい楽しかった。

159本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 22:04:41 ID:B+5LqcsP0
854 :N.W :2005/07/13(水) 07:12:50 ID:f5HaGqoH0
「なあ、木の上に秘密基地、作らねえ?」
もうすぐ日も暮れようかと言う頃、俺がそう提案すると、太助は目を丸くした。
「ひみつきち?」
「おう、枝やなんかで小屋作ってさ、大人に教えねえで、俺たちだけの秘密の基地にすんだ」
いいな、それ。太助はにまっと笑った。いいな、明日からそれ作ろう。相談は決りだ。
その時、どこかから口笛の様な音が聞えた。
「あ、かあちゃんだ」
太助は口元を手で覆って口笛を吹いた。
帰ろう。俺たちが連れ立って森から道へ出てくると、太助と同じように袖も裾も短い茶色の
着物を着て、引っ詰め髪にした女の人が立っていた。
「かあちゃん、チドリん家のマコトだよ」
こんにちは、と挨拶すると、向うも挨拶を返してくれたが、何だか不思議そうな顔をしている。
「じゃあな、マコト。また、あ・し・た、な?」
眩しいぐらいの夕日の中、太助は母親と仲良く手をつないで帰って行く。バイバイ、と手を
振り、反対方向へ一人帰る俺の目にも夕日が眩しかった…え???

160本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 22:05:20 ID:B+5LqcsP0
855 :N.W :2005/07/13(水) 07:19:00 ID:f5HaGqoH0
昨日、太助が連れてってくれた森へ行こうとして俺は川沿いの道をテッテケテッテケ歩いてた。
後ろから太助の声がした。
「おーい、マコト。どこ行くんだよ、行過ぎ行過ぎ」
太助は今日は普通のシャツとズボンを着ていた。昨日はやっぱり祭か何かだったのか。
そして、俺たちの秘密基地造りが始まった。
太助が木を選び、小屋を乗せる枝を選んだ。二人で森の中をかけずり回り、足場や床になる
枝を探した。太助の目は確かで、いくら頑丈そうに見えても、こいつがダメを出した枝は
あっけないくらい脆かった。枝と枝を結び会わせる綱も、自分たちで葛を探して作り出した。
途中、くうぅぅーぅっ…と情けない音で腹が鳴った。そろそろ昼時だろう。
「腹減ったからいっぺん帰る。昼からまたやろうぜ」
俺たちは昨日のように連れ立って森から道へ出た。お日様は間違いなく頭の上にある。
ご飯が済んで一休みした俺は、祖母ちゃんに訳を言って茹でたトウモロコシを持たせてもらい、
太助の待ってる森を目指して一心不乱に歩いて行った。
すると、横の方から太助の声がする。
「マコト、どこ行く気だよ。こっちこっち」
何だか不思議な気がした。俺は断じて方向音痴ではない。だのに、何でこんなに迷うんだ?
それはともかく、俺たちはまた秘密基地造りに取り掛かった。
最初の想定より高い位置の枝を選んだから、梯子からして作らねばならない。
それでも、太助と作業すると面白いように事が運ぶ。太助もそう思ってくれているらしく、
俺たちは作業の合間に何となく顔を見合わせ、笑いあった。
最初に二人並んで腰掛けられるスペースが出来た時は、最高にいい気分だった。俺たちは
そこで物も言わずにトウモロコシを食った。一番旨いトウモロコシだった。
やがて日暮が近づき、またあの口笛の様な音が聞えた。太助も口元を手で覆って口笛を吹いた。
昨日と同じく、森から出た道の所に、短い着物姿の太助の母が立っていた。
今日の夕日も眩しく、俺は二人を最後まで見送れずに自分の家の方を振り返った。すると、
やっぱりこっちにも夕日があって凄く眩しい。太助の帰る方には何か夕日を跳ね返すような、
でっかい看板でも立ってるんだろうか?

161本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 22:06:02 ID:B+5LqcsP0
856 :N.W :2005/07/13(水) 07:19:41 ID:f5HaGqoH0
昨日だけではなく、太助の森へ行くのに俺はいつも行過ぎたり方向違いをやらかし、太助の
案内なしに森へ行けた事は一度もなかった。
それでも太助との秘密基地造りは楽しかった。
基地は思いの外大きくなり、広さは3畳間程、高さは俺たちが楽々立って歩ける程になった。
最後に葉っぱ付の枝で屋根を葺くだけになった日、昼ご飯を食べに帰った俺は、今夜母と弟が
来る事を知らされた。
森の中に戻ってから、俺は今夜母が迎えに来て明日帰ってしまう事を太助に伝えた。
太助の表情が見る見る曇っていくのがわかる。俺だってつらい。でも、どうしようもない。
俺はわざと明るく言った。
「さあ、屋根やっちまおうぜ。俺らの最高の秘密基地だろ?」
俺たちはどちらから言出すともなく、それまで別々に探しに行ってた葉っぱ付の枝を二人で探し、
ひとつづつ屋根に据え、しっかりと固定した。
「よぉっしゃあ!!」
俺たちの本当に最後の共同作業だった。
日が傾くまでの間、俺たちは秘密基地の中で黙って風に吹かれ、木の葉のざわめきを聞いていた。
もうまもなく太助の母の口笛が聞えるだろう。
マコト、螢見たか?と、唐突に太助が言った。いや、と俺は答えた。他所で見た事はあるが、
この村で螢を見た事はなかった。
「じゃあさ、今夜おれと見に行こうぜ。いいとこ知ってるんだ」
「ほんとか?行こう行こう!」
やがて太助を呼ぶ口笛と、答える口笛が響き合い、俺たちは意気揚々と森を後にした。
「かあちゃん、おれ、今夜マコトと螢見に行く」
太助の母親が少し戸惑ったような表情を浮かべ、俺に尋ねた。
「夜、出て来て大丈夫なの?」
たぶん大丈夫、と俺は答えた。止められても、抜け出して来ようと決めていたからだ。
そんな俺の気持を察したかのように、太助の母親は「無理はダメよ」とやんわり釘を刺した。
今日は太助の方の大陽を見もせず、俺はまっしぐらに家へ駆け戻った。

162本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 22:06:48 ID:B+5LqcsP0
857 :N.W :2005/07/13(水) 07:20:55 ID:f5HaGqoH0
ご飯の後、祖父ちゃんに「螢見に行っていい?」と聞くと、祖父ちゃんは怪訝な顔をした。
俺は祖父ちゃんに今までの、太助と出会った事、秘密基地を作った事、夕方になると太助の
母親が口笛で呼びに来る事、太助がそれに口笛で応える事、いつも二人の向こうに夕日が
映っている事を全部話し、明日俺が帰ってしまうので太助が今夜螢見物に誘ってくれた事を
話した。祖父ちゃんは黙って俺の話を聞いていたが、一言「わかった」と肯き、自分で台所に
立って、俺の大好物のクルミの飴煮を大量に作ってくれた。
「おまえの分はまた作ってやるから、これは太助の母さんに渡せ。それから、わかってると
思うが、くれぐれも本当の名を明かしてはならんぞ。いいな?」
俺はちょっとドキッとした。本当は、太助にマコトと呼ばれるのがつらくなってきてたから。
手足に虫除けの薬を塗り、祖母ちゃんに包んでもらったクルミの飴煮を持って、太助の森を
目指した。肝心の待ち合せ場所を決めていなかったので、とにかくそっちを目指せば太助が
俺を見つけてくれるだろうと、単純に俺は考えていた。
マコトー、こっちだー。土手の上で太助が手を振ってくれる。当りだ。
太助はかなり夜目が利くらしい。足元をほとんど気にせず、すたすたすたすた歩いて行く。
俺は後を付いて行くのがやっとだった。
辺りの景色がだいぶん里山っぽくなって来た辺りで、太助はようやく足を止めた。
目の前を、小さな蛍光イエローの点が横切る。すると、それが合図だったかのように、周りの
暗がりの中にも小さな灯りが点滅し始めた。

163本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 22:07:27 ID:B+5LqcsP0
858 :N.W :2005/07/13(水) 07:24:29 ID:f5HaGqoH0
無数の天上の星明りの下、川のせせらぎと葉のさやぎ、その中で明滅する幾千の命の灯。
俺と太助は何時知らず互いの手をつなぎ、一言も発せず、ただただその景色に見とれていた。
どれくらい立ったろうか、太助の母の口笛が俺たちを現の世界に引戻した。
「もうだいぶ遅いから、お家の人が心配するわ。帰りましょう」
俺たちは手をつないだまま太助の母の後に従った。
行きはあんなに長いように感じた道も、帰りはあっけなく終ってしまう。
太助の母親は俺からクルミの飴煮の包みを受取って礼を述べ、俺たちは別れの挨拶を口にした。
本当にもうこれっきりだ。
いつもなら、向こうが先に背を向けるのに、今夜は向こうが俺を見送っている。
俺は振り返り、太助に向って叫んだ。
「太助ー、おまえにあれ任せるからなー、俺がまた来るまで守っててくれなー!」
太助は返事の代りにあの口笛を吹いて寄越した。
この次あれが聞けるのは何時の事か。
ちょっと感傷に浸りながら2・3歩踏み出した時、後ろの方が何だか明るいような気がし、
もう一度振り返ると、太助と母親が朱色の山のような大きな炎の中へ入っていく所だった。
二人の呼び合うような口笛が消えると、炎もすうっと消えてしまった。

164本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 22:08:08 ID:B+5LqcsP0
859 :N.W :2005/07/13(水) 07:25:07 ID:f5HaGqoH0
家では祖父ちゃんが起きて俺の帰りを待っていてくれた。
俺が、口笛を吹き合いながら大きな炎の中へ姿を消した二人の事を祖父ちゃんに話すと、祖父
ちゃんは大きく頷いてこう言った。
「やっぱりな。おそらくおまえに“さかい”の太助と名乗った方は、後を弔う者のない子供の
亡者だったろうな。“さかい”というのはあの世とこの世の端境の事、太助というのは助けを
待っている、そう言う意味じゃろう。母親と見えたのは“おくりぼっこ”に違いない」
「おくりぼっこ?」
「子供の亡者があの世へ行くまで笛を吹いて遊んでやる妖怪じゃ。ワシは見た事がないが、
口笛で子供に合図しとったんなら、たぶんそう思うて間違いない。姿形はワシが聞いておるの
とおまえの見たもんは全然違うが、おまえが太助の目を通じて見たのならそれも合点がいく。
そやつが子供の亡者を遊ばせておる時に、たまたま、弟が居らんで寂しゅうて河原の石で
遊んどったおまえを子供の亡者が見付け、つい寄って来てしもた。普通なら体の具合でも悪く
なる所じゃろうが、おまえは妙に強い所があるからの。今日もどうしようか迷うたが、おまえ
ならちゃんと送ってやれるかも知れん。そう思うたから飴玉代りにクルミを持たせたんじゃ」
「…太助は成仏しちゃったのかな?」
「きっとしたな」
「ふーん…」

俺の秘密基地は、太助の森と一緒に遠くへ行ってしまった。
もう一回作りたくても作れない。
今となっては遠い日の事だ。

165本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 22:10:27 ID:B+5LqcsP0
977 :N.W :2005/07/19(火) 07:10:41 ID:bt1vmWLc0
今は昔。
頃は夏。信州・霧ガ峰でのこと。

俺が初めてバイクで信州を走ったのは、桃色(高坊)2年の7月の終わり。
まだ青色(中坊)でチャリダーだった頃から出入りしていたバイクショップの常連、
和泉のあねさんに連れられての事だ。
暗闇の中、ただ単騎でまっしぐらに、何のためらいもなく突き進んで行くこの人を、
みんなは『Night Witch』と呼ぶ。それが気に入らなくて突っ掛かって
行く人たちもいるが、和泉さんは全く相手にしない。いつか梶が言ってたっけ、
「相手の強大さにビビって騒ぐヤツはただの雑魚、相手の格が判らねぇヤツはカス
以下だ」って。正論だ。だから、俺は和泉さんを“あねさん”と呼ぶ。
「無理するな。ダメだと思ったらいつでもペースを落とせ。合わせてやるから」
それだけ言って、午前0時、あねさんは走り出した。俺はその後を追う。
あねさんは能書きを垂れない。ただ、俺にその背中を見せるだけ。この人はどんな
道であっても、なまじの男より大胆に、豪快にラインを決める。必死で食いついて
走っていくうちに、俺にも少しづつ走り方が飲み込めて来る。
国道19号線──そう、木曽路を塩尻に向かって突っ走りながら、俺はあねさんに
改めて惚れ直した。

166本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 22:11:10 ID:B+5LqcsP0
978 :N.W :2005/07/19(火) 07:11:40 ID:bt1vmWLc0

松本へ入る頃、急に気温が下がり、辺りの空気がキンと引き締まる。夜明けが近い。
浅間温泉の脇から武石峠を通り、美ヶ原高原を目指す。灰色の空が段々白んで行き、
やがて浅葱色に染まる頃、名だたる山々が光と影をまといながら姿を現して来る。
俺たちが走るのはその間のなだらかな高原。朝露にぬれた深緑の葉と、やや黄色の
勝ったニッコウキスゲの橙色の花々。時折混ざる赤紫色はたぶんアザミ。聞こえる
ものはただ俺たちのエグゾースト。俺たちバイク乗りが求めてやまないのは一瞬の
感動だが、ここではそれが連続して押し寄せてくる。
太陽がすっかり昇ってしまい、他の車がぽつぽつ上がって来るようになった頃、
俺たちは霧ヶ峰のパーキングにバイクを止めた。缶コーヒーを飲んでしばし休憩。
疲れたか?とあねさんが聞く。いいえと答えたがウソ。本当はヘロヘロで、立って
いるのもやっと。腰から下が他人の物のようだ。24時間あれば北海道や九州まで
かっ飛んで行くあねさんにすれば、こんなもの朝飯前の鼻歌だろうけど。
夜走りはもう嫌か?と聞かれ、いいえと答えたが、これは本当。
「しんどいけど、なんだか楽しくて…もしかしたら俺、夜走るほうが好きかも」
「そうか」あねさんが少し笑った。「なら、おまえ、二つ名は“夜風”を名乗れ」
驚いた。二つ名なんてものは実力のある人が持つ称号。俺のような、走り出して
まだ半年にもならない小僧が持って良いものじゃない。
「先代の“夜風”から預かってた。私の眼鏡に適うヤツに譲ってくれってね。
おまえが夜走りが嫌いなら止めておこうと思ったけど、好きならちょうどいい」
嬉しかった。名前を持てる事より、あねさんに認めて貰えた事がすごく嬉しかった。
煙草を吸って気分を落ち着けたかったが、煙草が大嫌いなあねさんの前ではマズイ。
知らずに一度、目の前で吸い付けて拳骨を食らった事がある。16歳が煙草を吸う
のも問題だろうが、こう言う時こそ一服欲しい訳で、トイレ行って吸って来ようか
と考えながら、辺りを見回した俺の目に変なものが映った。

167本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 22:11:49 ID:B+5LqcsP0
979 :N.W :2005/07/19(火) 07:17:32 ID:bt1vmWLc0
白い何かが、ふらりふらりと漂うように飛んでいる。コンビニの袋かと思ったが、
よく見るとミヤマアゲハのような形をしており、蚕のように真っ白なそれの、翅の
上端だけが真紅に彩られている。大人の目の高さ辺りを、右へ左へふらつきながら、
その大きな変わった蝶はこちらの方へやって来る。
ふっと日が翳った。翳りは瞬間に曇りになり、足元からシューシュー音を立てて
霧が湧いてくる。そりゃあここは霧ヶ峰、濃霧多発地域で昔その為に遭難した人も
いると聞いたが、こんなに唐突に霧が出るのはちょっとおかしい。それも濃い。
あねさんが眉をひそめたその前を、白いアゲハモドキが通り過ぎた。
「しゃがめ!私が良いと言うまで、絶対に顔を上げるな!」
突然肩を押さえられ、訳が解らないまま、俺はあねさんの言葉に従った。
どこからか、生ゴミの腐ったような臭いが漂って来る。それがだんだん強くなる
と同時に、疲れ果てたような複数の足音が向こうの方から聞こえて来た。
ざっしゃ… ざっしゃ… ざっしゃ…
周りはアスファルト舗装のはずなのに、小石交じりの地面を歩いているような音だ。
全然デリケートでない俺が吐きそうになった程強烈な腐敗臭と、足音だけで姿の見え
ない面々はのろのろと俺たちの前を通り過ぎ、やがてどこかへ行ってしまった。
もういいぞ。あねさんの言葉と同時ぐらいに霧が晴れ始め、あっという間に元通りの
好天に戻る。
168本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 22:12:27 ID:B+5LqcsP0
980 :N.W :2005/07/19(火) 07:21:26 ID:bt1vmWLc0
醜態を晒さずに済んでほっとしながら、俺はあねさんに尋ねた。
「今の、なんだったんですか?」
「“さばえ”だよ。所によっては“みさき”とも言うな。目を合わせたら命がない」
「じゃ、その前に飛んでたあの蝶みたいなのは?」
あねさんが目を丸くした。「見たのか、おまえ?」
はいと答えると、あねさんは天に向かって溜息を一つ。な、なんか悪い事か?
「…話には聞いた、“さばえ”の前触れに蝶のような“のはく”が飛ぶと。でも、
それは普通の者には見えない」
「み、見えないって、見ちゃいました、俺」
「私は“さばえ”は見たが“のはく”は見てない。気配の違うヤツだとは思ってたが、
霊感ゼロのくせに、どうしてそう言うモノを見るかな?」
信じられない、というようにあねさんは2・3度頭を振り、
「まあいい。それよりどっかで何か食べよう。お腹が空いた」
そして、俺たちは再びバイクに跨り、ビーナスラインを走り始めた。

以来、和泉のあねさんは時々、俺の事を“妖怪小僧”と呼ぶ。
俺は至って普通の人間なんだが…

169本当にあった怖い名無し:2005/09/20(火) 22:24:59 ID:yhPnIQ6SO
何故下げる?
170本当にあった怖い名無し:2005/09/21(水) 02:20:22 ID:KmL+qq6x0
通勤時に山怖スレを見て、話だけ読み雑談などは全部すっとばして
見てきた者としては正直、NW氏の性格とか自演とか話の真偽なんかどうでもよい。

ただ読み応えのある話をただで書いてくれている有り難い人である。

前にもAA長編板でギャラリーとくだらない言い争いをして2chで叩かれ
作品を投下するスレすべてにつきまとわれて2chから追い出された職人を2人ほど見た。
作品が見れればそれで満足な俺としては叩く奴らの気も知れなかったが
どうして職人さんはいらないことを言ってしまうんだろう…と理解に苦しんだりもしたよ。

でも作品を書く原動力って感想もらえたりすることだと思うんだよね。
2chなんかタダで書いてるわけだし…そうするとギャラリーからの感想やらに返事をしたり、
叩かれてくやしくなって反論しちまうのもしょうがないとは思う…。

なんとも難しいけど「荒らし叩きは完全スルー」が賢い職人なのかもねぇ…。

171本当にあった怖い名無し:2005/09/21(水) 10:04:30 ID:TflQZFUQ0
>なんとも難しいけど「荒らし叩きは完全スルー」が賢い職人なのかもねぇ…。

それができない時点で荒らしと同レベルの厨房だからな。
雑談したり誉められたいためにネタを出す奴によく見られる。
172本当にあった怖い名無し:2005/09/21(水) 12:08:48 ID:YEhehDYe0
B+5LqcsP0さん、コピペご苦労様です。

>>170
一定のルールを守れないのなら、仕方ないと思います。
タダでやってやってると思ったときから、職人さんの傲慢な言動が始まるのではないでしょうか?
他人から見ると、別に頼んでもいないのに「してやってる」という感覚は迷惑かな、と。

そういうことを考えると、雷鳥さんやその他のコテの方々は人間が出来てますよね。
173本当にあった怖い名無し:2005/09/21(水) 15:46:05 ID:M0ZLQi1m0
しかし、他のスレまで行ってNWを叩いている人はちょっと理解に苦しむ。

そのスレでも「他のスレのゴタゴタをこっちに持ち込まないでくれ」と注意されてるし、
じゃあNWが書き込まなければよいのでは?と反論するかもしれんが
他スレまで追いかけていって粘着ってはたから見ればどっちが厨房かは
一目瞭然だろう…


何がいいたいかというと、
自分の好きなスレにまで山怖の嫌な流れを持ち込まないでくれってことです。
NWは他のスレでは黙々とを投下してくれてるわけだし、
文句があったり因縁つけたりしたいんであればこのスレでやってほしい。
174本当にあった怖い名無し:2005/09/21(水) 16:47:12 ID:NT7gSixm0
>>173
山怖の住人であり他スレの住人でもあるわけですよ。
NWが嫌で山怖を離れていたのに他の常駐スレにまで来られたら
ムカつきますよ。私事ですが。
175本当にあった怖い名無し:2005/09/21(水) 16:50:40 ID:1yaynxxP0
>>174
それを我慢できるのが大人ですよ
176本当にあった怖い名無し:2005/09/21(水) 16:50:55 ID:IglbrSf+0
そこは俺に免じて勘弁してやれ。
このスレで晒した上で叩くのなら構わないから。
177本当にあった怖い名無し:2005/09/21(水) 17:10:06 ID:5OoT6Mfr0
>>174
同意。
わざわざ追っかけて行ってNW叩きをしているのではなく
自分の好きなスレにまで来て「〜はガイシュツ?」とか
いかにも知識を語りたいとばかりの文を書き込むから嫌なんです。
突然無関係な自分の話を書き込んだり、空気嫁よ…と何度思ったことか。
たぶん電車男で来た口なのでしょうが…

自分のスレで思う存分、知識を披露する分には全然むかつきません。
178本当にあった怖い名無し:2005/09/21(水) 17:43:21 ID:rEQ3qiVt0
彼の作品を更に楽しく読む為の参考書

今野圓輔 著

日本の怪談(幽霊編)
日本の怪談(妖怪編)

179本当にあった怖い名無し:2005/09/21(水) 18:06:48 ID:2X5XS27f0
浅田次郎の「鉄道員」に入ってた短編小説にも似たような感じの話があったな。
180本当にあった怖い名無し:2005/09/21(水) 18:09:58 ID:IZBvjYfW0
その辺の本人体験談の元ネタを検証するのも面白いかもしれん
181本当にあった怖い名無し:2005/09/21(水) 20:27:58 ID:Szzj+4jP0
> 自分の好きなスレにまで来て「〜はガイシュツ?」とか

↑これ、名無しだろうとコテだろうと誰がやってもウザイ行為だな。
182本当にあった怖い名無し:2005/09/22(木) 13:10:00 ID:O2DYYdCs0
>>178
面白そうな本だな。
借りてくるか。
183本当にあった怖い名無し:2005/09/22(木) 13:21:15 ID:PT6RMe8H0
訂正:日本怪談集
184本当にあった怖い名無し:2005/09/22(木) 15:40:57 ID:aeKAt0Nn0
>>178>>183
昔中学生の時、幽霊編の方を読みました。
けっこう怖くて面白かったです。
章の始めに民俗学的な解説が少しあって
後は体験談に基づいた雑誌や新聞などに載せらた文章が
そのまま集めらていました。
個人的には西丸震哉の、釜石の水着女性の幽霊の話が好きでした。
当時は現代教養文庫でしたが、今は中公文庫から出てるみたいですね。
ネットでもダウンロードできるようです。

http://www.papy.co.jp/act/list/genre/b/dl/010-011-035-000/
185本当にあった怖い名無し:2005/09/22(木) 18:54:46 ID:lumyOJQpO
テスト
186本当にあった怖い名無し:2005/09/22(木) 20:12:56 ID:hNe9eoiR0
DQNっていけしゃあしゃあと嘘をついて、校長先生とか人権弁護士とかが
「嘘をついてないと言うのだから嘘をついていないのでしょう」
などと甘やかしてて、周りの人を騙すのなんかチョロいさと思ってたり
自分が謝ったら周りの人は許すべきと思い込んでるから
こんな訳のわからない行動をとっても恥ずかしくないんだろうなと思う。
「許さないの変じゃん。頭おかしいんじゃねーの」とか素で思ってそうw

自演で噛み付かれるのが楽しみ♪
187本当にあった怖い名無し:2005/09/22(木) 23:21:04 ID:geXk9POl0
>>186
かわいそうね、あなた
自分の知らない事、わからない事は全部うそだと思ってるでしょう
ここはオカ板なのに

自分の言われた事そのまま彼に返すの、もうやめたら?
みんなの沈黙の意味、まだわからない?

こう言うと私をN.W呼ばわりするかもね
あの人の言う通り、あなたと違う意見の人は全部「彼」に見えるらしいから

でも、本当に早い目に病院に行った方がいいわよ
今のあなた、ネオ麦茶とよく似てるから
188本当にあった怖い名無し:2005/09/22(木) 23:40:26 ID:CXXK20d+O
>>181
海スレではその後三日ほど放置された挙げ句
「その話聞きたいッス!」なんていう実に自演臭いレスの後
「ともかづきとは〜」などという登場の仕方…
まぁ自演出はないんでしょうがなんだかなぁ〜w
189本当にあった怖い名無し:2005/09/22(木) 23:41:57 ID:PT6RMe8H0
彼の作品を更に楽しく読む為の参考ビデオ

大林宣彦監督作品「異人たちとの夏」松竹

原作本(山田太一)もありまする。
190本当にあった怖い名無し:2005/09/22(木) 23:46:41 ID:CXXK20d+O
>>187
〉みんなの沈黙の意味…

NWの肛臨待ちW


そして>>187
NWさんこんばんわ!
191187:2005/09/22(木) 23:59:05 ID:TYzeZLIc0
>>188
最初から決めてるから、なんでもそう見えるの

>>190
やっぱりね、言うと思った
あなた、あの人の何が怖くてあの人の名前を出してくるの?
普通、人は自分より劣っていると思う人の名前は意識して口に出さないのよ

彼の降臨待ちなんかじゃないの
あなたの消滅待ち、なの

あなたがここで彼とやりあうのは勝手だけど、他板へ行ってまで恥ずかしい事してるでしょう
あなたの思い込みで、山怖が殺伐とするのが嫌なの
192本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 00:01:32 ID:PT6RMe8H0
665 :本当にあった怖い名無し :2005/08/14(日) 04:28:04 ID:MOgh8cD3O
ほぼ実話ですか、怖いですね。
それにしてもN.Wさん、話上手な上に言い訳も上手ですね♪
自演がバレた時といい、夢の話でたたかれまくった時といい
ますますファンになりました
素敵な話と言い訳、これからも期待してまーす!



666 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/08/14(日) 06:07:05 ID:Q0xYeYK70
>>656さん
俺は自演はしません。覚えといてね。


667 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/08/14(日) 06:09:05 ID:Q0xYeYK70
ごめん、アンカーミスです。
>>665さんへ でした。
スマソ。
193本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 00:04:20 ID:CXXK20d+O
山怖は今実にマターリしてますよ?
なんでだろうね?
194187:2005/09/23(金) 00:06:38 ID:tJ1DZn8c0
で?

そうして、過去のレスを幾つも持ち出して貼って、どうするの?

今のあなたは何がしたいの?
195本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 00:12:53 ID:PBRwIgdn0
そんなに切れなくてもいいじゃん。
NWの足を引っ張りたいの?なら止めないけど。
196本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 00:17:11 ID:kuUuKTbFO
うーん…NWスレでカレの名を出しちゃ遺憾のかぁ

むずかしいなあ…

トコロデ女ことば使うの疲れませんか?
197本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 00:18:18 ID:JzPxz13K0
>>187

で?

IDが短時間でころころ変わるのはどうしたいの?

187 :本当にあった怖い名無し :2005/09/22(木) 23:21:04 ID:geXk9POl0
191 :187 :2005/09/22(木) 23:59:05 ID:TYzeZLIc0
198本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 00:24:03 ID:kuUuKTbFO
あー、あれだよ!
一度書き込んだらすぐ電源落ちる仕様でしょ?
きっとそうさW
199187:2005/09/23(金) 00:28:15 ID:tJ1DZn8c0
>>195
全然、切れてないわ
ただ不思議なだけ

>>196
別に、イカンと言ってる訳じゃありません

女が男言葉使う方が疲れると思うけど、違う?

ひとつ聞きたいんだけど、どうしてこのスレを立てたの?

あなた方の言う彼は、珍走団上がりで人の言う事を全く聞かない俺様な奴で、
自分の事を理解しない人間を馬鹿呼ばわりするような奴でしょう
そんな彼があなた方批判派の言う事を素直に聞いてここに来ると思っていたの?
200187:2005/09/23(金) 00:32:45 ID:tJ1DZn8c0
>>197
そういうのあんまり良くわからないんだけど、IDが変わると何か不都合なの?
201本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 00:33:34 ID:xPND1w0v0
まとめて一気に読めるからただありがたいって意識しかないけどな
202本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 00:36:20 ID:kuUuKTbFO
ならなぜあなたが建ててあげないんだ?

NWがあのまま山怖でかきつづけたらよかったのかい?
山怖が荒れるのいやなんだろ?
203本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 00:37:24 ID:uuroWoKV0
>199
>ひとつ聞きたいんだけど、どうしてこのスレを立てたの?

憎い 恋しい 憎い 恋しい
めぐりめぐって 今は恋しい
雨々ふれふれ もっとふれ
私のいい人 つれて来い

みんなNWを愛しているのさ・・・。
204187:2005/09/23(金) 00:38:59 ID:tJ1DZn8c0
>>201
それは、確かにあるかもね
でも、長いからちょっと疲れる
たまに見る分にはまあ、許せるんだけど
205187:2005/09/23(金) 00:51:45 ID:tJ1DZn8c0
>>202
無駄だから

それに今山怖を騒がせてるのは、彼本人じゃないしね

別館で作り話さんやコテ叩きさんが話をし、彼も加わった時にスレ立ての話をして
納得させれば来させられたかもしれないけど、その前後に批判派だけで話を決めたような
そんな感じでしょう。
それではまず無理
彼にしてみれば、あなた方とは何の約束もしていない
そう思うから本館の方に話を落としたんじゃないの?
206本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 00:52:20 ID:oKpW2BseO
無理な女言葉きんもー
207187:2005/09/23(金) 00:56:24 ID:tJ1DZn8c0
>>206
男か女かわからない、あなたの言葉きんもー・・
208本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 01:03:32 ID:9Djud2wFO
まぁ本人が「ここで書く」とも「こんなとこで書けるか!」とも何とも言わずに
黙り決め込んで自分に対する批判や意見も無視して頭の上を通り過ぎるのをまってるからなぁ
そのくせチャッカリネタだけ山怖に落としてったりするしねぇ・・・
アンチNWがこっちに居てくれるほうがあちらの健全な住人にとっては実にありがたいこととおもってるんじゃないかな?
どうよ?>>817のキレてるおねいさんw
209本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 01:07:04 ID:Lt3DsyfT0
みんな、>>817 はリザーブされたから邪魔すんなよ!
210本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 01:08:27 ID:9Djud2wFO
817と187間違ってやんのW
211187:2005/09/23(金) 01:12:28 ID:tJ1DZn8c0
>>208
確かに、アンチさんはこっちに居てくれたほうがいいわ
ここで存分に気の済むまで彼を叩けばいい
でもね、あっちで他の人の話も彼の話も一緒に読みたい人もいるの

今あっちでアンチさんが黙ってる彼を叩いたら、それはただの荒らしになってしまうだけ
たとえ彼が悪い事であってもね
それはわかるでしょう?
212187:2005/09/23(金) 01:17:09 ID:tJ1DZn8c0
ごめん、>>211に追加
本館だけでなしに、他板のスレでもね
213本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 01:22:25 ID:JzPxz13K0
ここの>>174>>177で言われているのも事実だと思うよ。
彼に粘着して叩きに行ってるのはいないとは言い切れないが
少数なのではないの?
214187:2005/09/23(金) 01:32:25 ID:tJ1DZn8c0
>>213
数の多い少ないが問題じゃないと思わない?

彼がウザければその板で無視されるだけの事
下手に突付けば突付いた方がどう見ても悪く見えるよ
それも、彼がこっちみたいに馬鹿ほど長い話を連続で落として、他の人がカキコできないような
状態になってるのならわかるけど
215本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 01:32:51 ID:PBRwIgdn0
過剰擁護が何に繋がるかわかってないなw
まあ気の済むようにおし。
216187:2005/09/23(金) 01:43:18 ID:tJ1DZn8c0
擁護以前の問題なんだけどな

あなた、いつも自分が理解できないと放り出してるでしょう
本当に一度ちゃんとカウンセリング受けた方がいいよ
最初にも言ったけど、ネオ麦茶みたいになっちゃうよ
217本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 01:46:25 ID:kuUuKTbFO
>>211
わからん・・・なんでわざわざ山怖にこだわる?
専用スレが出来るなんて名誉な事じゃないのか?
話の内容的にもわざわざあそこにこだわる必要ないんじゃないかい?
それともアンチの言うとうり他コテと馴れ合いたいだけなのかな?
218187:2005/09/23(金) 01:46:32 ID:tJ1DZn8c0
じゃあね、今日はこれで消えるわ
219本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 01:54:00 ID:PBRwIgdn0
自分に意見するのは1人って思いこみもアレーな特徴だぁよ。
まあ普通〜に2ちゃんやってればおいおい気付くだろうけど…
220本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 01:55:16 ID:JzPxz13K0
心理学者を気取った大学生か擁護を装ったアジテーターか
221本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 03:18:19 ID:HWkMoTJt0
そういやネオ麦茶って187みたいな粘着だったよなぁ
222本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 03:39:19 ID:kuUuKTbFO
>>218
おやすみなさいNWさん
223本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 03:55:17 ID:qXITPXG60
187はNW援護を装った叩きだろww
だってそうとしか思えないよ、この不自然な女言葉wwwwww


※現実の女性で語尾に「〜わ」を付ける人はほとんどいません。
 小説等の中にはいますが。
224 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/23(金) 08:42:49 ID:KZJI2DKLO
あれぇ?夜風くんは性転換したのかいw

それとも虫いっぱい殺したおねぇちゃんか?なにしろ乙w
225本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 09:00:48 ID:F1s99ZL+0
なんだ、昨日はNW祭りだったのか。
海スレの自演も普段見てる人なら明らかにわかるのに、バカだねw
ちょっと本当のこと言われると他人の振りして夜中に2時間あまりも切れて、こりゃ、面白い。

男と女の自分の擁護自演は前からしてたよ(*´・ω・)(・ω・`*)ネー 。
他人への物の言い方が尊大だからすぐわかる。
226本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 09:07:58 ID:F1s99ZL+0
>彼にしてみれば、あなた方とは何の約束もしていない
>そう思うから本館の方に話を落としたんじゃないの?

>下手に突付けば突付いた方がどう見ても悪く見えるよ

連投ごめん、吹いたw
もろ本人じゃん
言い訳と俺を叩くなって言いに来たんだw
227 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/23(金) 09:11:54 ID:KZJI2DKLO
本人後輪(^∀^O)ですか!しかも十八番の自演で!
ハゲ乙×1000です〜
228本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 10:25:09 ID:kuUuKTbFO
あの"おねいちゃん"も少し遊んでくれてもよかったのに(´∀`)
うろ覚えだけどパート16か17か炭焼き小屋で辺りで女ことばで荒らし君に餌まいてた
某コテを思い出したよW見れる人はよく見てみればすぐわかるよ

たしか17建てた(ry
229187:2005/09/23(金) 10:39:30 ID:WJaHX6/P0
やっぱり、人をN.W呼ばわり?

誰も彼もN.Wに見えるの?

かわいそうに

どうしてなんでもそう自分達に都合よく解釈できるの?
そこが理解できないんだけど
話しても無駄みたいね
230本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 10:54:01 ID:JzPxz13K0
話してなんかいないでしょ?

自分の都合のいいことだけ聞いて
自分の意見を高圧的に押し付けてるだけ
カウンセリング受けろとか何様?
本人でないにしろそっくりだね
231本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 10:57:08 ID:5PQGKrYo0
>>229
NWさんおはようございます!
232 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/23(金) 11:01:01 ID:KZJI2DKLO
>>229
なにしろ当方
NWぢごくの亡者ですので平に御容赦をw

>>228
てかIDが相当けったいな感じになってるねw
233本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 12:28:04 ID:kuUuKTbFO
>>232
IDうらやましいかい?w
今日は仕事中なんでオマイに任せるわW
234本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 17:10:23 ID:qvcs1aCO0
>どうしてなんでもそう自分達に都合よく解釈できるの?

そっくりそのままお返しします。

NWが叩かれたのは文才wへの嫉妬ではありません。
俺のかーちゃんすげーれーのーりょく者なんだぜ〜とか
NWさんの話はぜんぶほんとだって!!とかしつこく良スレでやってるからです。
糞スレでやる分には誰も叩きませんよ。

ともあれ新スレおめでとうございます。
存分に文才を発揮してください。
235本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 17:56:52 ID:kxDTz95W0
颯爽と3
236本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 17:57:45 ID:kxDTz95W0
>>235の自分

何を血迷ったorz
237本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 18:55:15 ID:ugu3BsBY0
>>223
上2行、自分も思った。燃料がんがんまいて何がしたいんだろう、と。
238本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 21:06:01 ID:OzzBvY/U0
降臨してたのか。出遅れた・・orz
239本当にあった怖い名無し:2005/09/23(金) 23:33:18 ID:rvMxHven0
最近このスレを読むようになって
コピペされたNWさんの文章を読んでファンになったんですが
ここはNWさんのスレではないんですか?
叩きとかくだらないことやめて欲しい・・・
240本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 00:01:25 ID:gD06t6oa0
どっちかってと文章そのもので叩かれてるというより、
むしろその他の面で叩かれてる人なわけでありまして・・・
241本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 01:24:35 ID:+JPTXFjh0
だからと言ってここまで来て叩くのはどうかと・・・
NWさんの新しい話しが読みたいです。
242本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 02:12:38 ID:0RES5srw0
私も何でここまで叩かれてるのかが不思議
ここまで見てると理由が分らない
自演って言ってもそんな酷くなさそうだし。
243本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 02:22:40 ID:WKHV8kpd0
244本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 02:36:28 ID:0xW7AiHh0
しかし、自演っていっても誰にも特定できないんだよな。
それっぽければすべて自演ってことになるし
「自演をしていない」ということを証明することは実際無理だしな。

実際自分も1回援護して自演だってことにされてるww
245本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 02:37:13 ID:HESD5mBf0
>>242
ってゆーか何度も同じ事書くなよ。
ここは山怖が荒れないために批判派が作ったスレなんだから
経緯を見たら仕方ないのではないかと。

ココがあっても山怖に平気で投下してんだから
叩かれても仕方ない。
246本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 03:32:19 ID:UFMJZcgFO
>>244
別館で自分で自演告白してるしw 坊や達に仕掛けてやってるしW


俺も最初はいい語り手が増えたなぁと思ってたんだがなぁ・・・・
ここで書くんなら是非読ませていただきたいがなんで山怖に拘ってんのかそれが不思議だ。
もう彼の話のスケールは大きすぎて山怖には納まりきらんので
是非ここでやっていただきたい!!!
247本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 04:13:01 ID:0xW7AiHh0
>246
そういうことがあったんだ?
NWの自演してたとかいうところが見つけられないんで
ログとかまとめて、まとめサイトでも作ってくれよw
248 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/24(土) 04:35:49 ID:snh6kpHZO
夜風おねぇちゃんマダー?
249本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 10:03:12 ID:OLyZMRvE0
コテのままいちいち感想を書き込む彼に住人がアドバイス


875 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/08/18(木) 04:12:49 ID:AzaQPnof0
>>全裸隊サマ、お帰りなさい。
場所故の魔か、それとも心を読まれての魔か
不気味ですね。

>>873-874さんへ
ある意味生きてる人間の方が恐い時ありますよね。

お二人とも、山の魔のお話乙でした。

876 :本当にあった怖い名無し :2005/08/18(木) 08:44:06 ID:iNToStWPO
>>875
せめて怖い話をかきこみした時に
おまけとして感想を言ったらよいのでは?コテハンは目立つから。。。
確かに良話を読んだら感想を言いたくなるだろうけど、
857の書く話、割と面白いと思うけどその分目立って変なのも出てきちゃうし
このままだと夏休みが終わっても祭が続きそうで不安なんだよね。
ロムしかしてないのに生意気言ってスマソm(_ _)m

902 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/08/19(金) 00:19:05 ID:pBAuzNkq0
今日は久々に良い話多いですね。
楽しかった。

903 :本当にあった怖い名無し :2005/08/19(金) 02:16:19 ID:koAYZjmVO
あの〜、N.Wさん?
誰かも言ってましたけど其れ止めた方が良いのではないでしょうか?
私もひとの事言えないとは
思いますけど、呼ばれてないときは固定外したりとかのほうが...
250本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 10:04:24 ID:FfU//rWO0
ホント不自然な擁護にかけてはピカイチだな。
自分で自分のフォローするときはどうすればスマートに見えるか、
コテがわんさかいる雑談板行って勉強してくれば?
251本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 14:47:40 ID:6agIr9RH0
N.Wさん、ネタ投入してほすぃな〜
待ってますね
252本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 15:51:40 ID:Dh+94ig10
N.Wさんは徳が高い霊能者だから
あなたたちなど相手にしませんよ。
253本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 17:20:05 ID:a27askJq0
>>252
NWさんこんにちわ!
254本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 17:31:31 ID:3GS2MBIa0
>>252
NWさんこんにちわ!
255本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 18:22:01 ID:EqNexS790
いつから霊能者になったの?
しかも徳が高いだなんて・・
256 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/24(土) 18:52:10 ID:snh6kpHZO
>>252
駄目だな〜それでも夜風の追っかけか?
俺なんか最初っからレス読んでて
もう釘付けだよっ!特に自演!
もう最高だねwあの計算され尽した自演にメロメロなのだ(^д^)<ゲェップ
257本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 18:57:42 ID:OLyZMRvE0
【自演なんてやりません】


206 :N.W :2005/07/30(土) 14:09:01 ID:qWfGJGxo0
>>204さん、ありがとう。

自作自演みたいな下らない事はやりません。
そこまで情けない人間じゃないよ。


666 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/08/14(日) 06:07:05 ID:Q0xYeYK70
>>656さん
俺は自演はしません。覚えといてね。


※豪語しておいて山怖22(別館)で見え見えの自演
258本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 18:58:21 ID:OLyZMRvE0
 【怪しい擁護レス例@】 他にもあるけどね

26 :本当にあった怖い名無し :2005/08/22(月) 03:21:11 ID:/mtu8xrj0
>>7,>>19
山怖21戦記を戦ったa4男なら、当分出て来ないと俺は思うぞ。

あいつは元々コテ叩きや嵐に対して、自分の話の中でそいつらに批判的な
言葉を入れてた。

それがはっきりと反撃に出だしたのは、嫌味でsageろと言われてからだ。
その後、場が荒れそうになると話をうpしてる。
量産タイプでもなさそうなのに。
当然、質は落ちるし、自分で言ってたようにわざとヒドイのも出した。
あれで、あいつの事を嫌いなやつからも好きなやつからも叩かれた。
満身創痍状態ってヤツだ。
でも、表面はそれを挽回するかのように話を続けてる。
あいつの状態を見て、叩きや嵐はチャンス到来とばかりに暴れまわった。
でも、叩かれてる本人はその時一歩引いて、叩きや嵐の言い分を皆の前へ
引きずり出した。
その後の判断、叩きや嵐にどう対処するのかを他のみんなに任せてね。
本人はもう一息追い詰めたかったようだが、やんわり止められたから
今は完全に静観の構えに入っている…と俺は見た。
おまえらは頭の熱いa4男の仕掛けた頭脳戦にもう負けたんだ。

ここをそんな風に使われたのは面白くないが、叩きや嵐に対しての姿勢は
共感できるね。
259本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 18:58:59 ID:OLyZMRvE0
【怪しい擁護レス例A】 

27 :本当にあった怖い名無し :2005/08/22(月) 06:08:48 ID:hNqczRdE0
>>26
禿同。
自分もそう思って読んでた。

>>19
知ってるか、人が死ぬとその霊魂は山に還るっていう伝承がある。
N.Wの話は100%外れてるわけじゃない。
>>19よりN.Wの方が民俗に関して知識があるんだよ。
叩きのための言いがかりはもう寄席。う座杉!
260本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 18:59:37 ID:OLyZMRvE0
【坊やたちにバレバレ自演を告白】 

134 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/08/24(水) 21:11:17 ID:D+CTrqCB0
こんばんは、N.Wです。
ID:dtVrfN+NOさん、早い時間に呼びかけてくれたのに遅くなってごめん。

さて、ガチで話そうか。
でもその前に、俺はみんなに詫びないといけない。
一部の粘着クンに腹を立て、俺が暴走したせいでスレが荒れてしまった事。
本当に済まなかった。
ここしばらくずーとROMってて、みんなの言いたい事は大体わかったつもりだ。
改めるべきはなるべく改めようと思う。

ただ、どうしても許せない事がある。
俺に文句を付けたいが為に、他人のコテ、それもみんなが大切に思う人たちのコテを
軽々しく使った事と、本館で他人の作った作品をずたずたにして見せた事。
この二つはどうあっても許せん。

粘着クンは俺のコテに過敏に反応する。だから本スレ>>29みたいにコテを外してみれば、
何の事はない、他の名無しさんたちと同じ反応だ。そうしてると、何をトチ狂ったのか、
ID:8t/2q/ncoさんや、ちょっとでも俺に好意的なレスをしてくれる人たちを俺の
自演だと疑いだした。馬鹿馬鹿しいが、疑われた人たちは迷惑も甚だしかったろう。
そんなに俺のコテが嫌いで、俺に自演して欲しいのなら、これはどうだと出したのが
>>26,>>27。誰が見たって俺の自演バレバレ。でも粘着クンが気づいたのは半日後。
笑ったし、つくづく思ったよ。(あー、こいつ、ホントに使えねぇガキだ)って。
この坊やが、>>114さんがきれいにまとめを作ってくれて、そういう流れに落ち着きかけて
いるのに、わざわざ俺のコテを出してきて話を長引かせようとするのは何故だ?
何かといえば、すぐ創作(板)だの、文章(力)だの、批判だの、まるで自分が創作板で
散々酷評されて流れて来たのに、ここで、こんな程度で賛辞を受けてるN.Wが妬ましいって
言ってるように思えるんだが。
261本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 19:00:15 ID:OLyZMRvE0
【自分擁護でなく叩きの横っ面張り?】

155 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/08/25(木) 05:28:46 ID:9UNS1he40
話し合う機会を貰えたから、自分の思う所を述べている。
今言わないで何時言うんだ?感情に流れてるのはそっちだと思うよ。

何でも謝ればOKだと思ってる訳じゃない。
ただ、悪いのは自分で、謝るのが当然だと思うから謝っている

>>153 俺が何時君を粘着クンだと名指したか?

何をどう誤解したのか、知らないけど、俺は自分の話に賛同レスを付けた覚えはないよ。
自分擁護と言うより叩き君の横面張りに行ったのは、今回の>>26,>>27のみ。
自演自演と騒いでくれるけど、それこそ君たちの色眼鏡だと思うよ。
262本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 19:00:51 ID:OLyZMRvE0
【あ、あれはブラフだ!】 時間のずれを指摘されて…

244 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/08/26(金) 21:24:57 ID:YI4pWoEH0
こんばんは、N.Wです。
遅くなってごめん。

さてと、始める前に一言。

>>225-229 と、その仲間の坊やたち。
やっぱり、君らは使えねぇ。
俺のことを何でも疑って妄想するわりに、見え見えのブラフにあっさり引っ掛かるんだ。
どうしようもないな。

今から俺は他の人たちとガチで話をする。
君らが俺に感情をぶつけたいだけなら邪魔だ、退いててくれ。

※まさにああ言えばこう言う状態
263本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 19:02:41 ID:OLyZMRvE0
【お前もN.Wか?と住人疑心暗鬼】擁護レスは自演に見えるのは誰のせい? 

605 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/09/07(水) 21:04:00 ID:nNmq5L/G0
こんばんは、N.Wです。

みんなが叱ってくれたように、冬まで静かにROMろうと思いましたが、挫折しました。
本日より再始動します。

今日まで“N.W”呼ばわりされた皆さん、ごめんなさい。
濡れ衣を着せられて、さぞ不愉快だったでしょう。
最初の薬が効きすぎ、彼らのトラウマになって、富士川状態に陥らせてしまったみたいで、
俺のせいです、済みませんでした。

>>最初の薬が効きすぎ、彼らのトラウマになって

※自作自演を「薬」…自分が悪いと本当に思ってるの?
264 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/24(土) 19:12:40 ID:snh6kpHZO
くぅ〜
素晴らしい!何度読んでも痺れるー
このバレバレの自演で坊や達の目を覚まそうと
悪役を買って出るなんて!




今日から『夜風タン』と呼びたいw





夜風タン

265本当にあった怖い名無し:2005/09/24(土) 19:23:37 ID:ojKByqSl0
>>245
というか一回しかかいてないし。
266本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 00:18:59 ID:WFMk7hnr0
叩きってみっともないよ。
267本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 01:52:34 ID:MZ56e8K50
黄色だの青色だの桃色だのって一体なんなのか、そこに法則性があるのかばっかり
考えてイライラして、肝心のストーリーに集中出来ない件について。
もしお分かりの方がいたら教えて下さい。
268本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 06:43:59 ID:vojDlCZOO
>>267そこが奴のイタイ所よ………
269本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 07:42:57 ID:6J9Ql+oxO
えっと
うろ覚えだけど確か、低学年
高学年
中学生
だったような(。д゜)気がする・・・・
270本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 07:56:38 ID:g10vCXmE0
>>267
戦隊モノごっこだろ?
271本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 09:45:40 ID:MZ56e8K50
このスレにコピペされてる話は全部読んだ。見落とし・見間違いあったらスマソ。

青色1年=小1、黄色2年=小2、桃色2年=高2、青色3年=中3ってのは明記
されてるけど、それ以外にも青色は、学年の明記なしで中学にも高校にも使われてるよね?
小中高関係なく、1年2年3年で色分けしてるのかなと思ったんだけど、違いそうだし…。
この辺もイタイっていわれる所以なのか。d。よーく分かったよw
272本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 10:44:47 ID:8qVp53ZN0
本人は人との会話に飢えてるから、わざとこういう書き方をして
かまってもらいたいのだと思う。
「〜はガイシュツ?」というのも同じ流れなんですよ。

ここでこれだけかまってあげれば本望なんじゃないの。

273本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 11:40:22 ID:bRe4gKCc0
628 :本当にあった怖い名無し :2005/07/02(土) 14:52:20 ID:QNPfUsdL0
N.W氏の話の、桃色2年とか青色3年って何だろうと思う今日この頃


629 :N.W :2005/07/02(土) 15:06:05 ID:UkTCqCym0
>>628 あー、ゴメン。
それは自分たちが学生だった頃の年代別の呼び方です。
  黄色…小学生(帽子の色から)
  青色…中学生(15の青春って言われてました)
  桃色…高校生(中学生より色気づいてるから)
ひょっとして、これでトシがばれるかな?
274本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 11:58:24 ID:6J9Ql+oxO
判らん、やっぱ超うろ覚えだったorz
275本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 12:12:46 ID:MZ56e8K50
おー、ネ申サマ素敵!ありがとう!
で、チェックしてみたけど、155では青色なのに高坊って書いてあるよね。
なんか自分の経験を書いてるとおっしゃる割には矛盾だらけだな。
NWご本人様光臨キボンw
276徳が高いだなんて・・:2005/09/25(日) 12:19:38 ID:bRe4gKCc0
644 :本当にあった怖い名無し :2005/08/13(土) 23:10:03 ID:mFItX1gX0
わー、N.Wさんが返事をくれたー
ステージが違う人から返事をいただけると緊張するなー
>>俺たち3人以外の子供の親たちが
それは、たしかにウザイ、ウザスギル
転校できる環境で良かったですねー
でも、私も虫殺しましたー、いっぱい、コワイ


645 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/08/13(土) 23:15:52 ID:G8EhqgQ20
>>644さん、緊張なんてしないで下さい。
偉そうにコテは付けてますが、俺もみんなと一緒で般Pですから。
悪意で以ってやった事でなければ大丈夫だと思いますよ。
心配しないでね。
277でも意外とミーハー♪:2005/09/25(日) 12:32:39 ID:bRe4gKCc0
538 :N.W :2005/06/29(水) 07:22:56 ID:C/mfONuW0
うっきゃー!感激です。
憧れの雷鳥サマからレス貰えるなんて…
俺、今日は仕事になりません。きっと。

も一つ欲張って、尊敬する全裸隊サマからもレス貰えるように
頑張ります!!
278本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 13:33:04 ID:MZ56e8K50
過去ログ倉庫入りだけど、
【天狗経】日本48大天狗について【護法】
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1123764262/
ってスレでもいろいろ書いてんだな。
NWのレスでスレストになっててワロタ
279本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 14:41:26 ID:x3708QzI0
このボロの多さから察するに、あんまり勉強得意でない人みたいだね。
小論文苦手だったんじゃないかなあ…
280本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 15:33:56 ID:46jW4lv10
>>279
そんなこたーないだろ。
あの文体はかなり惹きつけるものがあったと思うぞ
281本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 15:52:45 ID:05LLnmtjO
そうだよね。N.Wさん、こんな叩きしか出来ない連中はスルーしちゃって下さい。新作楽しみにしてます(^ω^)
282本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 16:15:34 ID:MH8RWc5Q0
N.Wさんの書き込みって実体験ならではの迫があるわね。
そしてなにか気高さも感じられる。
N.Wさん、嫉妬してる人たちなど無視して書き込みしてください!
楽しみにしているんですよ!
283282:2005/09/25(日) 16:17:04 ID:MH8RWc5Q0
迫→迫力
間違えてしまったわ、ごめんなさい。
284本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 16:27:55 ID:pAa3fRXv0
>>280
NWさん、私もそう思います!
285本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 16:31:56 ID:bRe4gKCc0
732 :N.W :2005/06/02(木) 13:10:19 ID:b9cFLWuM0
今は昔。
頃は秋。友人Aと上高地へ行った時の事。

休日でもあり、そこは我々も含めた観光客でいっぱいだった。
その賑わしさをものともせず、梓川、河童橋の向こうに見える穂高は
相変らず凛として美しい。
少し早い食事を済ませ、遊歩道へ行ってみると、初めて穂高を見て感動モードに
突入しているAはもう何を見ても“嬉しい状態”である。
「あ、さかな!」
歓声を上げ、私より先に2、3歩川に近づいたAがふいにその場にしゃがみ込んだ。
「どうした?」
あわてて駆けより、その体に手をかけると異様に冷たい。
振り仰いだAの顔は青白く、唇に至っては紫色に近い。
「なんか、腹へって、寒いんだ…」
か細い声でAはそう言ったが、食事をして未だ20分もたっていない。
あれほど人がいたはずなのに、なぜか周囲には誰もいない。
「だめだ…」
そして、へたり込んでしまったAの不気味なしゃがれ声。
「ひもじいよォ…」。
私はぞっとした。
286本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 16:32:37 ID:bRe4gKCc0
733 :N.W :2005/06/02(木) 13:11:40 ID:b9cFLWuM0
違う、いつものヤツじゃない。
これはダルだ!子供の頃、年寄から聞いたダルに違いない。
「山へ入った時、何でもいいから食べ物は一口残せ。山にはダルがおる。
ダルに取っ憑かれたら腹が減って動けんようになって死んでしまう。
そん時にな、何でもいいから口に入れたらダルが離れて助かるんじゃ。
だから、山で弁当使う時は必ず一口残せ」
そう、言聞かされた。
本当か嘘か知らないし今までそんな目に遭った事はなかったが、山の方へ行く旅には
なんとなく、赤ん坊の拳大のおむすびを2つ持って歩いている。
これが多分それだ。とにかく急いでリュックからおむすびを取出し、Aの口の中へ
ねじ込んだ。中身はAが死ぬほど嫌いなウメボシだが構っちゃいられない。
飯団子と呼んでも良い程固められたそれを、Aはまるで蛇のように一飲み。
「………」
人間業ではない。
恐怖に駆られた私は、もう一つのおむすびもAの口に放り込み、それが飲込まれるのも
確かめないまま水筒を彼の口に押しつけた。
大きく喉が動き、やがてAは自分の手で水筒を掴んで茶を飲み始め、次第に飲み干す
速度がゆっくりとなって、ついにそれが止った。
「ああー、旨かった」
満足げに笑ったAの声が妙にダブって聞えた。

あれからずいぶん経つけれど、そんな目に遭った事は一度もない。
今日も穂高は美しい。

皆様、長文失礼しました。
287本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 16:33:15 ID:bRe4gKCc0
825 :N.W :2005/06/06(月) 13:33:08 ID:C+frt+Gg0
今は昔。
頃は春、飛弾の高山祭を見物に行った時のこと。

市内からほんの数キロ離れた大きな民宿の、川沿いの離れがその日の宿だった。
飛弾には旨い地酒が多い。
我ら呑んべぇライダー3人組は、昼間求めておいた「食後の酒」だけでは足りず、
とうとう「土産用の酒」までスッカラカンに空けてしまった。
まだ呑み足りないが、帳場は既に閉じている。足はあっても店がない。
「しょうがないから寝るべ」となって布団に入り、電気を消した。
互いの寝息の他には、川のせせらぎや木の葉摺れぐらいしか聞えない。
なんだか、耳鳴りしそうなぐらい静かな夜だった。
…少しウトウトしかけた時だった。
川のせせらぎに混じってなんだか、シャキシャキ、かすかな音がする。
木の葉摺れとは違う、妙に規則正しい音で、そこにかぶせて何やらはっきりとは
聞きとれないが、爺さまの声のようなものも聞える。
(何だろう?)と思ったら、二人も起きていたらしい。
「何か聞える…」
「なんだ、あれ?」
「わからん」
悩んでいると、唐突に一人が「明日、朝御飯、おこわかなぁ」と言いだした。
「はぁ?」我々二人は訳が分らない。
「だって、今頃、米研いでるし…」
ああそうか、そう言われれば米を研ぐ音に聞える。爺さまの声のようなものは
きっと水道の音だ。こんな静かな所だからよく響くんだ。
納得した我々は、それきり音を気にする事なく眠りに就いた。
次の日、宿の人に夜中の米研ぎの話をしたら、こう言って笑われた。
「夜中にそんな事しません。それは“小豆洗い”です」
…知らない間に、妖怪と出会っていたらしい。

288本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 16:35:35 ID:bRe4gKCc0
867 :N.W :2005/06/08(水) 13:11:32 ID:rnDLbNgX0
今は昔。
頃は春。まだ幼稚園に上がる前、初めて田舎へ一人旅をした時の事。

私の田舎は千葉県蓮沼村、九十九里浜の真ん中辺りだ。
今夜到着する母の為に、祖父ちゃんと裏山へ山菜取りに行く事にした。
子供用の背負いカゴにケモノ除けの鈴を祖母ちゃんに付けてもらう。
それは“すず”と言うより“りん”のような良い音がする鈴で、いつもは
祖母ちゃんが持っている家の鍵に付いている、私の大のお気に入りだった。
春でいっぱいの野山はそれだけで嬉しい。それに、祖父ちゃんは物知りだから、
また何かいっぱい教えてもらえるような気がして、私はご機嫌だった。
やがて、山菜を採り始めてしばらく経った頃、祖父ちゃんの姿が見えなくなった。
私のいる所はほんの少しばかり開けて道のようになっているが、周りはぐるっと
木々で囲まれており、その向うの様子が分らない。裏山には何度か来た事があるの
だが、この場所には見覚えがない。でも、大丈夫。大人とはぐれても、そこから動かず
すぐに呼子を鳴らせば必ず誰かが見つけてくれる。そう言聞かされていたから、
私は首から提げた呼子を引張り出し、それを口に当てようとした。
その時だった。
牛に似た大きな真っ黒なモノが唐突に現れた。私との距離は10メートルもない。
きっと、闘牛の横綱牛でさえ、そいつの前では仔牛に見えただろう。
墨のような体。黒光りする二本の少し内側に曲った角。肉色の赤い目。白い泡を吹いた口。
その口元からは牛馬のいわゆる下駄っ歯ではなく、肉食獣の鋭い黄色い牙が覗いている。
そいつが睨んでいるのは私だった。
289本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 16:36:23 ID:bRe4gKCc0
868 :N.W :2005/06/08(水) 13:12:23 ID:rnDLbNgX0
恐ろしい、攻撃の気持ち、殺気が私に向ってやって来る。
動けない。
呼子はとうに手の中から滑り落ちている。
ヤツが頭を振立て、前脚で地面を掻いた。
来る!?
頭の中で心臓が爆発しそうになり、思わず半歩下がった時、鈴が鳴った。
《リィィィィィィ………ン》
すると、なぜかヤツが地面を掻くのを止めた。
私はなるべくそうっと背負いカゴを降ろし、外した鈴をもう一度鳴らしてみた。
《リィィィィィィ………ン》
ヤツはじいっとこちらを見ている。
余韻の途切れた所でまた鳴らす。
《リィィィィィィ………ン》
《リィィィィィィ………ン》
何度も何度も鳴らす内に、ヤツの攻撃の気持が静まってきたようだ。それが証拠に口元の
白い泡がだんだん消えていく。
私は必死だった。早くこいつが消えてほしい、ただそれだけを念じつつ鈴を鳴らし続けた。
《リィィィィィィ………ン》
《リィィィィィィ………ン》
どれほど鈴を鳴らしたか。
ヤツの目が眠たげになってきた。
(眠れ眠れ眠れ!消えろ消えろ消えろ!)
腕がだるいのを通り越し、そろそろ痛み始めた頃、やっとヤツは目を閉じた。
(やった!!)
290本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 16:37:06 ID:bRe4gKCc0
869 :N.W :2005/06/08(水) 13:13:07 ID:rnDLbNgX0
不思議な事に、ヤツが人間のようにこっくりこっくりやる度に、ヤツの体がずんずん
地面に沈んでゆく。
…膝、…腹、…喉、…背、…頭。
何でもいい、早く消えろ!
もう腕は鉛のように重いが、私は歯を食いしばって鈴を鳴らし続けた。
《リィィィィィィ………ン》
《リィィィィィィ………ン》
とうとう、ヤツの角が地面の中へ吸込まれるように消えて行った。が、すぐに止めると
またヤツが現れそうな気がする。それが恐くて鈴を鳴らし続けた。
それから間もなく、後ろから祖父ちゃんが私を呼んだ。
「祖父ちゃん!」
祖父ちゃんが神様に思えた。
291本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 16:37:49 ID:bRe4gKCc0
870 :N.W :2005/06/08(水) 13:13:41 ID:rnDLbNgX0
駆けよった私の手を祖父ちゃんはしっかり握りしめ、ただ「帰ろう」と言った。
一言も言葉を交さず戻って来た私達に、家の前の畑にいた祖母ちゃんも何事かただならない
雰囲気を察したらしく、不安げな面もちで畑仕事の手を止めた。
手だけ洗うと、祖父ちゃんに連れられて仏間へ行った。祖母ちゃんも後から付いてくる。
「何があった?」
きちんと正座した祖父ちゃんの前で、私はさっきの出来事を話した。
祖母ちゃんは途中から小声でお念仏を唱え始め、ぎゅっと私の体を抱きしめる。
「…祖父ちゃん、あれは何?」
祖父ちゃんは少し考え、こう答えた。
「多分、それは大昔から言われている“うしおに”と言うバケモノに違いないじゃろ。
“うしおに”と言うのは、大きな大きな真っ黒けの牛のようなバケモノで、それに出会うた
者はほとんど角で突き殺され、バラバラになった死骸が高い木の上に引っ掛けられたり、
深い谷底へぶちまけられたりするそうじゃ。“うしおに”はな、いつどこの山にでてくるか、
誰にもわからんのだと。今日は、おまえは助かった、けれどもこの次は助かるかどうか
わからん。だからおまえは今後、海、山に行く時は必ず魔除けを持って行け。いいな?」

…以来、ヤツには出会っていない。(もちろん会いたくないが)
でも、背中で祖母ちゃんの鈴が鳴る度、あの時の事を思い出す。
今もヤツはどこかの山へ姿を現しているのだろうか。
292282:2005/09/25(日) 17:12:37 ID:MH8RWc5Q0
やっぱりN.Wさんの書き込みは読ませるわね。
選ばれている人の貴重な体験・・・。
293本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 17:44:23 ID:a+U2nivy0
ほんと^^
やっぱり面白いよね。さすがよね
294本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 17:51:58 ID:aA9rPk+P0
本スレ(山怖)にコッチで書いてもらえるように
みんなでNW待望カキコしよう!!

もうNWさんの居場所はここしかないよ!!
295本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 17:57:52 ID:05LLnmtjO
わーい(^ω^)N.Wさん、皆待ってますんで投下お願いします
296本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 18:09:17 ID:MZ56e8K50
何この流れw
297本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 18:21:59 ID:ITOViYqm0
この人の文章は独特で、なんか惹かれるものがあるよ。
ついつい読んじまう。

文才のないおれが言うのもなんだけど、やっぱり突っ込んどくよ。
>>288
>頃は春。まだ幼稚園に上がる前、初めて田舎へ一人旅をした時の事。

5歳以前の子供の一人旅って一体・・・・・。
298本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 18:43:20 ID:vojDlCZOO
NW待望あげ
299本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 20:34:58 ID:HsPoEcEYO
遠い親戚の岐阜の外れにも爺ちゃんがいて、
千葉にも爺ちゃんのうちがあって
そして山の妖怪にも精通してて
うみの迷信や化け物にも詳しい・・・
これぞまさしくNWクオリティー!!!

お爺さんまるで民族←(ココ重要)学博士みたいW


で、次の話はヨウコウあたりかね?
300本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 21:07:29 ID:6J9Ql+oxO
>>297
きっと往路復路では周りに数人の
ハンディカムを持った通行人が・・・
301本当にあった怖い名無し:2005/09/25(日) 21:20:04 ID:6J9Ql+oxO
>>299だって夜風タンの苗字はやなぎ(以下AA含め略
302本当にあった怖い名無し:2005/09/26(月) 00:40:48 ID:8jzrXbWw0
うしおにの話面白かったです。
例え創作だろうと、その辺のオカルト小説より全然読み応えがあって
惹き込まれます。
303本当にあった怖い名無し:2005/09/26(月) 00:54:26 ID:tXp2Vx+CO
夜風さんマダー!!
304本当にあった怖い名無し:2005/09/26(月) 18:50:47 ID:ra9547f9O
おいおい夜風君よ!
黄身の、代弁者であるで真夜中のキレたおねぃちゃんやその他君の養護さんなんかが
君の気持ち代弁してくれてんのになんでオマイはだんまり決め込んでるの?
オマイの話の夜風はそんなコソコソしたやつなのか!?
なんか一言くらいあってもいいんじゃないか?
オマイサンはここには嵐しかいないと思ってるだろうが
ブッチャケみんなオマイの話をまってるんだぜ!!

305 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/26(月) 19:19:15 ID:43Q42+duO
そうね、此処で登場は少しカコイイかも・・・・因みに俺も女だが
誰も気付いてくれんι
306本当にあった怖い名無し:2005/09/26(月) 19:23:18 ID:ra9547f9O
女だったんか。。。


Orz
307本当にあった怖い名無し:2005/09/26(月) 19:28:07 ID:OC0yb8/30
(;´-ω-`).。oO女だったんか。。。


308本当にあった怖い名無し:2005/09/26(月) 19:28:28 ID:43Q42+duO
そう言えばorzってひと全然見掛けなくなったね
アレって女なのかな?
309本当にあった怖い名無し:2005/09/26(月) 20:28:52 ID:ra9547f9O
>>249の903
がおそらくOrzさんではないかと・・・
310 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/26(月) 21:02:48 ID:43Q42+duO
おぼえてるよ!たしかこの後誰かに
突っ込まれてたようなw文末のorzはカットしてあるねvvv

しかし話の続きはどうしてくれるんだっ
ひとの心配してる場合か?

スレチガイだねスマソ


311本当にあった怖い名無し:2005/09/26(月) 21:25:33 ID:ra9547f9O
>>310
本意ではないがなぜかよくオマイと会話している俺がいる…






…orz
312 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/26(月) 21:54:59 ID:43Q42+duO
同じ携帯棒同士仲良くするべvvv
ところで雷鳥でたぞ
313本当にあった怖い名無し:2005/09/26(月) 23:54:18 ID:2Nctoic20
>>・・・でも実はコレ、調べたら洒落にならない由来の代物だったそうで・・・

そこが知りたいんだよ、うん
314本当にあった怖い名無し:2005/09/26(月) 23:55:36 ID:2Nctoic20
ごめん誤爆した・・・('A`)ア゙ー
315本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 11:39:56 ID:5gzIKIK0O
夜風揚げ
316本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 20:16:19 ID:dfk0XMZaO
ナニこのコピペスレ・・・






ぬるぽ
317本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 20:19:14 ID:qhta1nVz0
>>316
                  ┏━┓         ┏┓┏┓
                 ┃  ┃         ┃┃┃┃
            ┏━━┛  ┗━━━┓ ┗┛┗┛
            ┗━━┓  ┏━┓   ┃ ┏┓┏┓┏━┓
                  ┃  ┃  ┃  ┃ ┃┃┃┃┃  ┃
                  ┃  ┃  ┃  ┃ ┗┛┗┛┃  ┃
                  ┃  ┃  ┃  ┃       ┏┛┏┛
                  ┗━┛┏┛  ┃     ┏┛┏┛
                        ┗━━┛     ┗━┛   
318本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 20:30:49 ID:ovRyF8MN0
こら、NW。
おまい、はよ書け。ウソでいいから書け
319本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 20:31:34 ID:ovRyF8MN0
わわっ、困りましたね〜。
じゃあ、つなぎに雑談をひとつ。
320本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 20:32:08 ID:ovRyF8MN0
て、>193のID見たら、俺と同じ会社のヤツだ?!
わ、ヤバイ!
321本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 20:33:03 ID:ovRyF8MN0
自作自演みたいな下らない事はやりません。
そこまで情けない人間じゃないよ。
322本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 20:58:06 ID:5gzIKIK0O
夜風揚げ再び
323本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 20:59:38 ID:bpO4Zlxt0
も一つ欲張って、尊敬する妖怪埴輪女サマからもレス貰えるように
頑張ります!!

324本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 21:02:03 ID:DuwZeGXW0
削除依頼だしとけよって一回いってみたかった
325本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 21:02:30 ID:DuwZeGXW0
ゴバークスマソ
326本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 21:16:43 ID:5gzIKIK0O
続夜風揚げ
327本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 21:45:25 ID:dfk0XMZaO
酉出せよW
328本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 22:23:10 ID:5gzIKIK0O
だって面倒なんだもん・・・


329 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/28(水) 22:25:46 ID:5gzIKIK0O








と言いつつ
続夜風揚げ
330本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 22:41:12 ID:dfk0XMZaO
>>320
それ漏れのID・・・・W





>>329
やっぱりオマイかW
オマイと絡む自分に鬱・・・
331本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 22:46:19 ID:bpO4Zlxt0
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* 埴輪女キター!!!!!
332 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/28(水) 23:08:42 ID:5gzIKIK0O
誰が花輪だっゴルァ!
333本当にあった怖い名無し:2005/09/29(木) 00:54:48 ID:P7E9jj/YO
NWさん早く読ませて下さい。馬鹿共はスルーして。
334本当にあった怖い名無し:2005/09/29(木) 07:43:11 ID:VsF3hWm3O
ほんと、スレ違いなのにダラダラ雑談なんかして
わざとだよねコイツラ
335本当にあった怖い名無し:2005/09/29(木) 08:04:51 ID:1bggHQ/g0
保守してくれてるのに何てことを…!
>>334意地の悪い子。
336 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/29(木) 10:57:54 ID:VsF3hWm3O
一生懸命慣れない書きこみしてるのにorzいぢめないでね>>334さんw
337本当にあった怖い名無し:2005/09/29(木) 12:28:56 ID:OxD0CA9IO
>>333
マジレスするとスルーなどという初歩的技術を彼が持っていれば
山怖を追い出されることはなかったでしょうに・・・w


>>336
自演ですか?W
338本当にあった怖い名無し:2005/09/29(木) 15:12:39 ID:UIXpLe2l0
>>333
マジレスすると読むのは自分勝手に読めるよね
NWが333がお話を読むのを禁止している?
ファンまでバカばっかりw
339ブルー:2005/09/29(木) 16:40:38 ID:jqcxzCNwO
NW先生の作品が読めるのはここでよろしいのでしょうか?
340本当にあった怖い名無し:2005/09/29(木) 18:09:23 ID:OxD0CA9IO
コピペで善ければここです
ただし今本人はバックレやがってますので新作が読みたければ
一生懸命呼び掛けてあげて下さいm(_ _)m
341本当にあった怖い名無し:2005/09/29(木) 20:00:35 ID:8tr5IQ8qO
夜風の文章って会話が気持ち悪いな
中学生が書く小説かよってな妄想具合が気持ち悪い
対人関係ダメダメであんなんしか思いつかないんだろうな・・・
342 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/29(木) 20:22:57 ID:VsF3hWm3O
なにしろ話は完結させて下さいなv
中に使われている怪奇ネタは類型的だけど
つまらないわけでなし、ガンガって書き
あげてください夜風タン!
343本当にあった怖い名無し:2005/09/29(木) 22:06:41 ID:OxD0CA9IO
夜風先生は只今、次の展開を考え厨・・・

@このまましばらく沈黙してさりげにコソット話し落としていこうか。。。
Aそれとも名無し初心者装ってジワジワ山怖に食い込んでいこうか。。。
B別コテでジワジワオカ板全体に名前売っていこうか
CいっそのことこのままN.Wという厨コテで坊や達に仕掛けまくって大暴れしてやろうかしらW

さてどうなることやらWWW(((゚Д゚;)))

あ、後自分の今後どうしたいか発表しとけば?
新しい語り手サン(俺含めて)がNW疑惑で迷惑するかも・・・イヤマジで・・・
344本当にあった怖い名無し:2005/09/29(木) 22:14:13 ID:VsF3hWm3O
D今頃沢蟹にジワジワ喰われている。
E高速で四輪にジワジワ幅寄せされている。


以上六択でおながいしますm(_ _)m
345本当にあった怖い名無し:2005/09/29(木) 22:24:28 ID:HxkgP/N+0

○ ゴロゴロ

(⌒)

 γ⌒ヽ ゴロゴロゴロ
  ゝ __ノ


 γ ⌒ヽ
  i´・ω・`i<ハニワちゃん面白くないがな
  ゝ ___,ノ
346本当にあった怖い名無し:2005/09/29(木) 22:28:01 ID:VsF3hWm3O
ただの嫌がらせだから面白くなくてダイジョブw
347 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/29(木) 22:31:33 ID:VsF3hWm3O
てかそのAAいかしますね
348本当にあった怖い名無し:2005/09/29(木) 22:39:30 ID:HxkgP/N+0
わー、ハニワちゃんが返事をくれたー ステージが違う人から返事をいただけると緊張するなー _〆(゚▽゚*)
349 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/29(木) 22:54:53 ID:VsF3hWm3O
ハニワかよorz
350本当にあった怖い名無し:2005/09/29(木) 23:14:46 ID:Plv7j/cH0
NWさんお待ちしてます。
バカ嵐は無視してください。
351本当にあった怖い名無し:2005/09/29(木) 23:20:59 ID:R8YJKdVa0
>>350
NWさんこんばんわ!
352本当にあった怖い名無し:2005/09/30(金) 08:52:52 ID:Jf4Klm7A0
>>349
ハニワちゃんおはよう!
353本当にあった怖い名無し:2005/09/30(金) 08:57:25 ID:+B2niyxs0
ハニワちゃんカワイイ
354本当にあった怖い名無し:2005/09/30(金) 10:55:25 ID:dSPVM0qXO
>>351->>352
馬鹿は無視しろと言っているのに
分からない奴らだな
355本当にあった怖い名無し:2005/09/30(金) 11:04:11 ID:dSPVM0qXO
>>352-353の間違い
すみません!
356本当にあった怖い名無し:2005/09/30(金) 11:13:54 ID:2IPn3xay0
↑ KING OF BAKA
357本当にあった怖い名無し:2005/09/30(金) 12:31:29 ID:Bd6pLMDhO
という訳で今からココはハニワチャンと遊ぶスレになりました
みんないろいろ質問してあげてね(はぁと

とりあえず年令、スリーサイズ、似てる芸能人教えとけゃ( ゚Д゚)ゴラァ!
358本当にあった怖い名無し:2005/09/30(金) 13:05:50 ID:9fyMhyj60
ハニワはネカマ><
359本当にあった怖い名無し:2005/09/30(金) 13:55:26 ID:pkldZurs0
>>357
年齢 18
B 120 w89 H130
市原悦子似
360本当にあった怖い名無し:2005/09/30(金) 17:11:21 ID:X90Q637zO
NWの中の人はトリップつけるのが大好き。
361本当にあった怖い名無し:2005/09/30(金) 18:29:25 ID:Bd6pLMDhO
>>359

うP汁!!
362 ◆HC3aoVMLFM :2005/09/30(金) 19:53:00 ID:dSPVM0qXO
勝手に決めんなよw
363本当にあった怖い名無し:2005/09/30(金) 22:26:18 ID:v/vco9+v0
身長157cm
B89W58H90
デビュー当時の中森明菜に瓜二つ
364本当にあった怖い名無し:2005/09/30(金) 23:51:22 ID:dSPVM0qXO
藻前らいい加減にしる
365本当にあった怖い名無し:2005/09/30(金) 23:54:05 ID:Bd6pLMDhO
>>363
僕と付き合ってください

その前にうP汁!
366本当にあった怖い名無し:2005/10/01(土) 00:09:40 ID:umbqNoUDO
>>365どんなオッサンやねんw
367本当にあった怖い名無し:2005/10/01(土) 22:57:02 ID:HHSFGdbL0
22才
身長162B92W60H91体重49`
ツンデレ系
N.W大嫌い
ちょと丸顔の及川奈央(八重歯・エクボあり・二重まぶた)
まだ処女
368本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 00:50:57 ID:M4MKEEncO
そういやぁ、NWの話の中では関西人な設定だけど台詞のなかに微塵も
関西風な台詞が出てこないがどないでっしゃろ?
369本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 01:59:53 ID:DvW5xunw0
こんなやつ関東人じゃない。
コイツは絶対関西人。
370本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 05:05:14 ID:NW3q2CH6O
半島人だろ
371本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 07:18:36 ID:M4MKEEncO
>>370
IDがNWさん、お早ようございます!!
372本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 10:21:56 ID:NW3q2CH6O
>>371うわ!!ウザ!!
じゃあ一つ、
青色桃色姐御、、
ぅぅうざくて真似できん。
373本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 10:36:34 ID:XU5NE/A4O
蛆御に見えたじゃん
374本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 15:38:13 ID:ZnqgaxXgO
夜風のウンチクの出所についてはガイシュツ?
375本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 16:34:38 ID:LfuP/ct20
>>374
その話聞きたいッス!






でいいすか?

376本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 17:18:39 ID:ZnqgaxXgO
そもそも彼のウンチクについては上の方で幾つか本や映画なんかがあがっていたので(以下略W

あと、話のなかにでてくるアヤカシの類はほとんど山恐ではガイシュツなので(以下略W

それと、じいちゃんの妖怪解説はまるで本を読んでるが如く詳細に(以下略W



すいません!すべてガイシュツでしたW(´・ω・`)
377本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 20:02:31 ID:Q/vnxAB2O
なあなあなして埴輪なんですか
378本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 20:36:16 ID:LfuP/ct20
790 : ◆HC3aoVMLFM :2005/09/26(月) 20:08:53 ID:43Q42+duO
連投につぐ連投だが
本スレのマンモスや類仁円の例で急に
思い出した。

そこまで古くないだろうが
中学を卒業した直後(と言っても2〜3日後)兄が校門の前で写真を撮ってやると
オモムロに言い出し、学校まで車で急行
いくつかのポーズで撮影されたが
数分で終了、後日現像プリントされた
写真を見て愕然。

オレの後ろに校門(高さ180cm位)、そしてその後から
ハニワがハスにコチラをみている
私:「このためにワザワザorz」

兄:「・・・・・・・」
真っ青な顔でシラを切る兄貴、確かにあいつは
写しやすいタイプだったが、


責任をもって処分させましたw

379 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/02(日) 21:43:26 ID:XU5NE/A4O
貼るなよ!スレ違いダゾっ
380本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 22:17:22 ID:M4MKEEncO
夜風W活動再開挙げWW
381本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 22:30:36 ID:lJq5i4mD0
今宵の海は荒れそうじゃのう・・・
382本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 01:19:04 ID:8FL6kR/PO
気違いあげ
383本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 01:19:16 ID:sVjXMTMv0
N.Wさんお願いします!!
粘着してるチンカス荒らしは俺のケツの穴なめさせておきますんで。
遠慮なく書き込んでください
もうつまんねー荒らしのレス飛ばすのつかれました。
384本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 02:01:09 ID:tT59h3oOO
はははははははははははは(^∀^o)ははははは







粘着マソ参上!
385本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 07:30:31 ID:tT59h3oOO
あのNWわざとここにこねぇなアゲw
386本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 07:53:58 ID:OfbnwrnDO
おやまぁ〜W
NW先生、すっかりかまってチャンに成り下がってしまったのですね・・・



でもアチラでやるのはお薦めできませんなぁ…
誰が迷惑被るか、、、解ってるんでしょうに

387本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 10:30:21 ID:sVjXMTMv0
こっちでもバカ2匹釣れた
楽しい
388本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 10:48:04 ID:2jHGQ9dq0
>>386 そこまで情けない人間じゃないよ。
389本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 10:48:44 ID:2jHGQ9dq0
>>386 そこまで情けない人間じゃないよ。
390本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 13:04:48 ID:OfbnwrnDO
>>388
二回も続けて言わなくてもわかってるよ!

そんな情けない人間じゃないよw
391本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 13:16:02 ID:2jHGQ9dq0
誤って2回送信してしまった。
本当に申し訳ないと思っている。
392本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 14:23:15 ID:tT59h3oOO
釣り馬鹿日記スレはココですか?w
393本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 14:31:53 ID:tT59h3oOO
  ∧_∧
`∧( ´∀`)
( ⊂   ⊃
( つ ノ ノ
|(__)_)
(__)_)
394本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 14:34:00 ID:tT59h3oOO
三回も続けてageるような
情けない人間じゃありますよ
395本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 14:57:01 ID:OfbnwrnDO
さぁ、ガチで話そうか。
>>385で、酉を外してみたら>>387の坊や達が気が付いたのが三時間後・・・
思ったよ、やっぱりこの坊や達はつかえねぇーなとW。

さぁてと・・・
どこからガチで話そうか・・・・W?
396本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 15:14:03 ID:tT59h3oOO
        ||
      ∧||∧
     ( / ⌒ヽ
      | |   |
      ∪ / ノ
       | ||
       ∪∪
        ;
      -━━-
397本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 15:26:42 ID:OfbnwrnDO
州庁スレで説教たれまくりの夜風萌WWW
398本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 15:30:20 ID:tT59h3oOO
誘導よろ
399本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 15:34:39 ID:OfbnwrnDO
つ【ヒント(純正)】



400本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 15:41:04 ID:2jHGQ9dq0
203 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/03(月) 14:46:00 ID:ET85XnO/0
酋長さん、事態をここまでにしてしまったのは、自分の責任だよ。
今回の騒動の最初の方からちゃんと思い出してごらん。
あなたがどんな態度でみんなに接して来たか。
最初のみんなの要求は「オカ板から出て行け」だったよね。
そう、たかが板の移動で済んだ話だった。
それをここまでこじらせてしまったのは、あなたの余りにも人を馬鹿にした態度だ。
自分のしでかした過ちを認めないで、その責任をみんなの意地悪だと言いつのり、
最後の方には、過去の諍い相手だった人形焼さんの名前を持出して来た。
些細な事をさも重大な事のように振りかざし、あくまで自分を正当化しようとする
その態度が他のみんなの怒りに火を付けてしまったんだよ。

あなたは教師になりたかったんだろう?
教師になって子供たちに何を教えるつもりだった?
教師って教科書に書かれてる事だけ教えてりゃいいと思ってた?
教師ってね、親以外の大人の背中を子供に見せる仕事なんだよ。手本なんだよ。
あなたの態度はそう言う職業に就く人に、最もふさわしくなかった。
だからこうなったって事。

あなたは今でさえ、それに気付いてなかったんだね。



教訓:オカメハチモク
401本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 15:41:39 ID:tT59h3oOO
203:N.W◆0r0atwEaSo 10/03(月) 14:46 ET85XnO/0 [sage]
酋長さん、事態をここまでにしてしまったのは、自分の責任だよ。
今回の騒動の最初の方からちゃんと思い出してごらん。
あなたがどんな態度でみんなに接して来たか。
最初のみんなの要求は「オカ板から出て行け」だったよね。
そう、たかが板の移動で済んだ話だった。
それをここまでこじらせてしまったのは、あなたの余りにも人を馬鹿にした態度だ。
自分のしでかした過ちを認めないで、その責任をみんなの意地悪だと言いつのり、
最後の方には、過去の諍い相手だった人形焼さんの名前を持出して来た。
些細な事をさも重大な事のように振りかざし、あくまで自分を正当化しようとする
その態度が他のみんなの怒りに火を付けてしまったんだよ。

あなたは教師になりたかったんだろう?
教師になって子供たちに何を教えるつもりだった?
教師って教科書に書かれてる事だけ教えてりゃいいと思ってた?
教師ってね、親以外の大人の背中を子供に見せる仕事なんだよ。手本なんだよ。
あなたの態度はそう言う職業に就く人に、最もふさわしくなかった。
だからこうなったって事。

あなたは今でさえ、それに気付いてなかったんだね。

***************************
オカ板から出ていけ
だけよめた


おまえもなw
402本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 15:45:49 ID:OfbnwrnDO
かぶってるよW
403本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 15:47:14 ID:tT59h3oOO
かぶった〜www
404本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 15:50:10 ID:tT59h3oOO
いやぁ夜風タン最高!ヤッパ本物は
ステージ違い杉だなー
405本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 16:01:24 ID:tT59h3oOO
偽物じゃんかよ!
406本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 16:18:54 ID:+HlebZa30
207 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/03(月) 15:23:08 ID:ET85XnO/0
本当の友達がいたら、通報騒ぎになる前に彼を止めたと思うが…

212 :本当にあった怖い名無し :2005/10/03(月) 15:44:21 ID:tT59h3oOO
暇ならコチラへ
つ【夜風】N.Wにまつわる怖い話【体験談】
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1126711436/

213 :本当にあった怖い名無し :2005/10/03(月) 15:46:31 ID:ET85XnO/0
>>212
ドアホ!
空気読め、この馬鹿暗痴!!

・・・またも熱くなり過ぎて自演失敗。
ってか、このひと、バカ?
407本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 16:24:07 ID:tT59h3oOO
僕は馬鹿なので本物かどうかも
もうわかりませんorz
408本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 16:29:56 ID:PpXkIDN20
823 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/03(月) 05:19:16 ID:eS/AMNIi0
207 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/03(月) 15:23:08 ID:ET85XnO/0
830 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/03(月) 16:22:27 ID:i2wzZc140
409本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 16:30:37 ID:2jHGQ9dq0
215 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/03(月) 15:49:04 ID:ET85XnO/0
くそ、コテ・トリ忘れちまったぞw

410本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 16:37:10 ID:Gb5S+JSR0
>>400>>401
コメントが的確。
こんなに笑ったの久しぶり(はぁと)
411本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 16:40:59 ID:sVjXMTMv0
またN.W叩きのチンカスかよ
おまえホントは一人でやってんだろ
N.Wは自演もするが面白い話も書く
叩きは自演はするは話はつまんねーは息はクセーはでホント生ゴミ
とりあえず俺のケツの穴なめろやクズ
412本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 16:44:25 ID:Gb5S+JSR0
>>411
NWさん、こんにちは!
ガチで書き込みが見れたのは初めてです!
どうしてこっちには書いてくれないんですか!!
413本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 16:44:48 ID:PpXkIDN20
>411
N.Wさん、今日は張り切ってまつね!
414本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 16:47:35 ID:sVjXMTMv0
またクズ2匹釣れた
今日は大漁
うほほ
415本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 16:53:36 ID:Gb5S+JSR0
>>414
お前が釣られてんだよ
バーカw
416本当にあった怖い名無し :2005/10/03(月) 16:57:19 ID:+HlebZa30
>>411
別に、誰も叩いてないよ?
ただ、他所のスレでN.Wタン本人が書き込んでるレスをコピペして
みんなで感想述べ合ってるだけじゃん。
因みに俺個人の感想としては
酋長にキンパチ先生張りの偉そうな説教垂れた直後に
汚い言葉で自演するような奴は、やっぱり最低だなと。
で、そんなにおまえがN.Wが好きだったら
下品な言葉遣いで他人を罵倒するもの同士、
おまえがN.Wタンの菊門でも舐めて居ればいいのにな、と思った。
417本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 17:15:57 ID:tT59h3oOO
ハッщ(°Д°щ)
そっか自演だったのかw
418本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 17:18:06 ID:tT59h3oOO
>>414
釣り馬鹿日記2でつかW
419本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 20:43:09 ID:AQcAFJ4pO
Q.N.Wはどうしてここへ来ないの?

A.隔離スレともとれるここへ来るには中途半端に高いプライドが邪魔しているのでしょう。
また、自分で荒らし宣言をし謝罪しておきながらすぐに同じ行動を繰り返していることから強い自己顕示欲と自意識の持ち主と考えられます。
放置すると悪質化する恐れもあるので、結論としては生暖かく見守りましょう。

420本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 21:35:27 ID:2jHGQ9dq0
NWさん、事態をここまでにしてしまったのは、自分の責任だよ。
今回の騒動の最初の方からちゃんと思い出してごらん。
あなたがどんな態度でみんなに接して来たか。
最初のみんなの要求は「山怖スレから出て行け」だったよね。
そう、たかがスレの移動で済んだ話だった。
それをここまでこじらせてしまったのは、あなたの余りにも人を馬鹿にした態度だ。
自分のしでかした過ちを認めた振りをして、その責任をみんなの意地悪だと言いつのり、
最後の方には、過去のおともちだった酋長さんの名前を持出して来た。
些細な事をさも重大な事のように振りかざし、あくまで自分を正当化しようとする
その態度が他のみんなの怒りに火を付けてしまったんだよ。

あなたは雷鳥になりたかったんだろう?
全裸隊になって住人たちに何を伝えるつもりだった?
コテって他所に書かれてる事だけアレンジすりゃいいと思ってた?
実話ってね、本人の体験を読み手に見せる仕事なんだよ。創作じゃないんだよ。
あなたの態度はそう言う実話を書く人に、最もふさわしくなかった。
だからこうなったって事。

あなたは今でさえ、それに気付いてなかったんだね。



本当の友達がいたら、この騒ぎになる前に君を止めたと思うが…
421本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 21:39:31 ID:OfbnwrnDO
>>420
上手い!感動した!!
。゚・(∩Д`)・゜。
422本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 22:00:07 ID:sVjXMTMv0
>419
A.鼻糞みたいな正義感を振りかざして、特定の個人を叩きまくる気持ちの悪い変態がいるから
>420
くせーくせー!なにがみんなだよ!用は軽くあしらわれて怒り狂っちゃってこんなとこきてまで粘着してるお前がいるだけだろ
端から見てて何も能力がないお前の幼稚な倫理観より、N.Wの面白い話の方がどれだけましか。

とりあえず俺含めて面白い話がないんなら他人の足引っ張んのはやめろや!クズ!
423本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 22:09:43 ID:OfbnwrnDO
>>419.>>420
ちっちゃいけど>>422が釣れてますよ!

424本当にあった怖い名無し:2005/10/03(月) 23:05:18 ID:tT59h3oOO
うっわ!小っちゃ!!
日記につけるのやめとこw
425本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 00:03:30 ID:t1m6Rc3I0
ぷぷぷ
またひっかかってやんの
釣れた釣れた
うほほほほ
426本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 00:37:26 ID:ShKNgB3g0
229 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/03(月) 21:51:28 ID:lmO23LDd0
>>222
最後の1行は自分に戻るぞ。

彼女をこれ以上引き摺り込むな。
オフの事はオフの事と割り切ってROMっていた人を、自分の思い込みでこの騒動の最中へ
出ざるを得ないように仕向け、一方の旗頭にまで仕立て上げただけでは気が済まないのか。
確かに通報すると宣言したのは彼女だし、その宣言以降通報量が増えたのも事実のようだ。
けど、彼女が通報する以前に既にそういう情報が寄せられていたのを知ってるのか?
通報する・したと表明した人たちが、いかに氷山の一角だったか。

地域違いの俺だが、こっちの方の伝を頼って少し情報を貰った。
学校を出て十年にもならない若造のする事だ、頼れる所なんぞたかが知れている。でも、
そんな俺でさえ必死になれば掴める情報があるのに、酋長さん、あなたはその間に自分は
何をしていたんだ?
2ちゃんねるに張り付いていただけじゃないのか?
本当に教育に携わりたいのなら、教師でなくても子供たちに物を教える手立ては他にも
ある。俺はそれも同時に当たって貰ったよ。
他の人たちの言い分はいろいろあるけど、俺は過去のあなたの事は知らない。
俺が知ってるのは、今のあなただ。
ふざけてるあなたにも、真面目なあなたにも、俺は正直好感を持っていたからね。
だけど、それを悉く消し去ったのは、あなた自身の発言の履歴だった。
ロリコンがどうのこうの、と言う以前に、大きな決断を下さねばならない時、あなたは必ず
と言っていい程、真面目に向き合わないで目線を下げ、理由にもならない下らない言い訳を
しておいて、他所で仲間たちとふざけ合っている。
他人がとりなした所で、その間にも本人がそうした態度を取り続けているのは、現在進行中の
スレッドをのぞけば、簡単にわかってしまう。

もう、これ以上自分で自分の傷口を広げるな。


※天につば
427本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 00:40:47 ID:ShKNgB3g0

臭長スレより転載

山怖スレ本館22より

830 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/03(月) 16:22:27 ID:i2wzZc140
>>826->>829
ごめんよ。
でも、あっち削除依頼出てるから、何時消滅するかわからん。
せっかく書いてくれてるのに、勿体ない…
で、お節介しちまった訳ですな。

スレ汚し共々、二重にゴメン。


831 :本当にあった怖い名無し :2005/10/03(月) 23:38:00 ID:zXLO5ZiV0
いちいち名乗らなければいいのに・・・
名無しのままでやれば恩着せがましさは無かったと思うけど
わざわざコテ付けてそういう事するのがうざい。


832 :本当にあった怖い名無し :2005/10/04(火) 00:25:55 ID:S4mWbGXRO
謝るんだったらやるなよ。
絶対友達いないだろ


※臭長と大同小異または目糞鼻糞
(ただし本人にその意識皆無・・・)
428本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 00:59:52 ID:TvlRujYl0
ちょっと気の毒になってきた。
これ以上追い詰めると、精神のバランスを完全に失っちゃうかも…
429本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 01:13:22 ID:ShKNgB3g0
そうだね、

ちょっと反省。やりすぎでした。
しばらくここと山怖には行かないようにします。
430本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 01:26:46 ID:S4mWbGXRO
>>428もう、失っている。
いろんなものを…………
431本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 03:12:49 ID:alb3q3vA0
おーい、ここに新手の糞コテがスレ立てたぞ
ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1127958481/
432 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/04(火) 04:54:26 ID:2Mn81r2sO
夜風タンぢゃなきゃやだw
433本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 07:59:41 ID:dTL4nsT60
もともとまともな精神じゃなかったじゃん
434 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/04(火) 08:19:31 ID:2Mn81r2sO
自演に敏感な集まりだと思ってたのに
ガッカリ・・・
435本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 10:45:09 ID:f532NlD80
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1127442308/l50
N.Wの野郎はここにいました

またもや善人ぶっております
なんでここにはこないのかな〜(苦笑)
436本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 11:02:38 ID:t1m6Rc3I0
ここに集まってるゴミはホントに気持ち悪い
ガーディアンエンジェルス並みの狂った正義感
437本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 11:09:56 ID:f532NlD80
お〜いみんな〜
新たな安住の地を晒されて、コテ隠してやって来た
N.W様が436です

相変わらず自演ぶり乙!!
438本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 11:18:58 ID:SRCU06oV0
他のスレで盲目的に叩いて、話の流れぶった切ってるID:f532NlD80はただの荒らし
439本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 11:21:23 ID:2Mn81r2sO
N.W◆0r0atwEaSo 10/02(日) 18:04 z1+dumWv0 [sage]
78
動くという事によって、線が面に、平面が立体に変わるからじゃないのかな?(以下略

10/02(日) 18:06 tYwFybh50
まぁ、聖書とかでも唯一神も言葉によって創世しているわけですし
影響受けてるんじゃないかしら?

N.W◆0r0atwEaSo 10/02(日) 21:38 xq++ePRe0 [sage]
言葉と音を同じように考えるのはどうかな?

音、と言うのはそれ自体の響きが意味を持っている(以下略



ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ



アイディ変わり杉vv
440本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 11:38:40 ID:2Mn81r2sO
ウヒー誤(爆)してきちったw
441本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 12:26:40 ID:r5HX83x7O
N.Wってさ、コテハンでオカルトを語るスレにいる盛況って奴でしょ?
あと、そこのスレにいる月子って奴。漢字の使い方とか似てるしね。
しかも、そんな様な事が書いてあったレスあぼーんされてるしw
442本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 12:34:35 ID:iQPoePi20
>>428酋長スレで元気に俺さま節炸裂させてる。
元からねじれてる精神がこれ以上バランス崩さないと思われるからご安心を。
相変わらずレスは微妙にずらしてまずいとこに答えてないようだ。
でもそこの書き込みのID見る限り436は残念ながら得意の自演ではないようだね

今更だけど、やっぱり彼かなり電波飛んでるよねぇ
443本当にあった怖い名無し:2005/10/04(火) 15:45:08 ID:Kr4GL4im0
別に>>436が自演とか自演じゃないとかそういう事じゃないんだ。

>>436
NWさんこんにちわ!
444本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 07:18:49 ID:LpEKKon4O
おゃまぁ〜、他スレにまで暴走しちゃった人もイルノねぇw

まぁみんな夜風君の挙げ足とったり茶化したりしてるが
ココの人たちは基本的に彼の降臨待ってるからねぇ
マターリはしないがW待ってますよ!N.Wさんよ!
445本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 08:25:31 ID:53petKK0O
新夜風揚げ
446本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 11:52:29 ID:Vhl7OFjr0
282 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/05(水) 10:46:17 ID:LEwKEUW+0
>>278,>>279
…結局、話をそこに戻すしか出来ないのか?

Q&Aにしても、それは所詮、君の中だけでの話だし、それが真実なら余計に人を
貶めるような呼称を使わなくてもいい筈だろう?

本人だかファミリーだかわからんが、コテ・トリってのはこう言う時に付けるべき
ものじゃないのか


流石、コテいらない時もわざわざつけてる方は言うことが違うw
447本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 12:13:21 ID:zBQbud7U0
>>446
コイツ、つけなきゃいけないときにははずしてるけどな。
偉そうに何語ってんだか。
448本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 12:19:00 ID:Vhl7OFjr0
本人いわく(コテ無で)

自作自演みたいな下らない事はやりません。
そこまで情けない人間じゃないよ。

449本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 13:14:37 ID:8GzHKKwa0
このスレの奴ら完全ド変態のストーカー集団
自分で気づいてないのが最悪のクズ
個人をみんなで叩いて勇者気取り
ガキの頃バリバリいじめやっといて、成人したらイジメをなくそうという運動に賛同するタイプ
端から見てて虫酸が走るゴミ集団
お前らとりあえず死んじゃえよ
見苦しいから

450本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 13:46:57 ID:LpEKKon4O
N.Wさんこんにちわ!





おかしいなぁ・・・ココは最初ハニワチャンはじめごく少人数で遊んでたはずなのに

NWさんどっかで恨み買ってません?
451本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 15:17:33 ID:Cz3T1Eol0
私生活でも恨まれてんじゃないの。
ここまでバカだと恨まれてても気づかないだろうしw
452本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 15:27:23 ID:6+FufsoX0
このスレの住人はN.Wに魅せられてしまった人たちなんだよ
自分の事はさておいた正義感あふれるレスも
にわかには信じられない体験談の数々も
妙に幼稚な所のある価値観も
すべてひっくるめて気に入ってしまったのさ

自演が本当だろうがどうだろうが無関係
擁護レスには合言葉
「N.Wさんこんにちは!」

叩きとかコテがどうのこうの視点で見てるとこのスレの本当の面白さは分からない
453本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 18:57:12 ID:53petKK0O
続々夜風揚げ
454本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 19:05:18 ID:wUAE0N590
また、どっかに書き込んでないの〜♪
ファビョってるのが見たいな。
455本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 19:26:20 ID:9gKWy/vA0
>>454
あのぬ〜べ〜も真っ青な霊能力事件の話を読めないのは残念だよな。
せっかく場所を用意したのだから、遠慮なく投下してほしいものだが。

こら、NW。
おまい、はよ書け。ウソでいいから書け !
456本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 20:17:44 ID:8MnR/6g50
投下するならもうちょっと話をまとめてスッキリさせてくれると嬉しい
このスレでまとめて一気に読んだけどなんか無駄に長いよ・・・
457本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 20:25:41 ID:HjV4AVFT0
なんか七誌でインスパイヤされた話を投下している気がする。
458本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 20:43:24 ID:ao5MpCaA0
今流行りのインスパイヤ!
NW先生は時代を先取りしてたんですね。
どんどんインスパイヤしてください!
459本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 21:28:59 ID:LpEKKon4O
N.W先生の悪い置土産は今後誰かが名無しで山怖に話し書き込まれても
少しでも似たような表現や言い回しがあると「これN.Wっぽい?」だとか
想ってしまい素直にお話を楽しめなく(多少オーバーだがw)なってしまったことだねぇ・・・
まぁこちらにネタ投下しつつ俺たちのような粘着Wに罵声浴びせてくれてりゃ
そんなこと想わないんだがWコテつけて山怖にわざわざコピペはったり
他スレで暴れてんのみかけるとなんだかなぁ〜 ( ゚Д゚)yー~
460本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 21:35:02 ID:V5++owd/0
でもさぁ、こっちに素直にネタ投下して
山怖スレでは名無しで自分とばれないように、文体も変えてサポートコピペして
多スレで暴れることなんて決して無い。


そんなNWが見たいか?
461本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 21:53:17 ID:/TTM0P3m0
【馬鹿の一つ覚え的文体】

(1) 会話文を交えながら、短いセンテンスで情景描写を刻んでいく。
(2) 体言止めの濫用。(とくに話の冒頭)

ドライ、かつスピーディーな小気味良さを感じさせる効果があるとはいえ
肝心の「内容」が伴わない場合、かえって書き手の凡庸振りを際立たせ、
滑稽な結果となる。
462 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/05(水) 22:25:35 ID:53petKK0O
>>460
見たいわけあるかぃっww
463本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 22:39:14 ID:Vhl7OFjr0
>>455
333 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/05(水) 22:16:56 ID:MnfRU7JT0
何でも彼女と通報の所為にするのはどうかと思うが?
実社会において人物評価と言うのはもの凄く大きな意味を持つ。それは確かだ。
でも、今回の件に関しては、通報以外にも大きな事があったのを忘れていないか?
彼の『自殺騒ぎ』だ。
あの時、ファミリーだか何だか良くわからない名無しまでもが、彼と交流のあった
コテさんの居るスレへ、大変だって知らせに行った。
ファミリーの何人かが様子を見に行くってレスも有った。彼がギリギリの状態だ、
そう言うレスもあった。
それから彼とファミリーの沈黙があって、いきなりこのスレだ。
スレ主は、彼本人。今までのコテに@霊界と言う言葉まで添えて。

これがどんな影響を及ぼすか、普通だったらわかると思う。
昨今の若年層における生命の軽視と、そこから発生する倫理観の欠如によって
引き起こされる異常な犯罪の多発。
今現在、教育に関係する諸機関が最重要視している問題だ。

ロリ発言に重きを置いた通報だけなら、人物評価欄の備考に記されただけで済んだ
かも知れない。
でも、彼は自分の命と言う大切なものさえ、小手先の目晦ましに使った。
それがどういう結果を招くか、おそらく考えていなかっただろう。
俺が、彼自身が自分で道を閉ざしてしまったと言うのは、この事に他ならない。

もし、あの時本気で死にたかったのだったら、死のうとして死ねなかったのなら、
理由があるなら、今ここで釈明すればいい。
俺がこのスレに出て来た時から、関係者に連絡してここを見て貰っている。
出るに出られなかった正当な理由があるなら、ちゃんと述べればいい。
ファミリーの誰が弁明しても構わないが、本人の言葉の方が重みがあると思う。
俺個人としても、経緯を聞きたい。
464本当にあった怖い名無し:2005/10/05(水) 22:50:16 ID:LpEKKon4O
>>460
すまん!オイラ言葉足りなさスギWW

要するに「よそでばっか暴れてねーでコッチでも遊んでいけや( ゚Д゚)ゴルァ!」

と言いたかったの
m(_ _)m
465 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/06(木) 08:47:37 ID:5KdutgBDO
ネタ投下しつつ罵声を浴びせるキャラ
まぢ最高かも

おすまししてる奴より全然グーだね!







ネタによるけどw
466本当にあった怖い名無し:2005/10/06(木) 08:51:02 ID:rU24v4St0
>>463
彼の中では酋長は若年層の教祖なのかなw
まるで自分はファミリーの1員ではないみたいな書きっぷりも○。

467本当にあった怖い名無し:2005/10/06(木) 09:01:21 ID:5KdutgBDO
他人のは許さんっ(w
468 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/06(木) 09:08:59 ID:5KdutgBDO
あ、アレだ
自分は自演しまくって嵐化して
さんざ叩かれて痛い思いして、しかもいろんなのに
粘着されちゃって
苦労してるから
「君はそうなるなよ」と教えてあげてるんだよ!
素敵だなぁ自分勝手で
469本当にあった怖い名無し:2005/10/06(木) 16:47:49 ID:1a3mRoxY0
あ、なんかNW先生が好きになってきたww (*´Д`)ハァハァ
470 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/06(木) 18:04:39 ID:5KdutgBDO
w)好きになっちゃえよ、そしたら楽になれるぞ、






坊や達w
471本当にあった怖い名無し:2005/10/06(木) 18:27:13 ID:DG7EAkTW0

ゴロウさんとキリョウさんについて行くのとでは、どっちが楽でしょう?
472本当にあった怖い名無し:2005/10/06(木) 18:39:09 ID:5KdutgBDO
答え:ゴロウさんの酒
473本当にあった怖い名無し:2005/10/07(金) 01:11:39 ID:mB8UMSOU0
調子に乗って叩いてはみたものの、N.W本人からの便りがないことにうろたえはじめたこのスレの住人たち
叩く対象がなくなり、次第に攻撃対象が内側に、そして共食いを始める。
まるでザリガニw

474 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/07(金) 01:14:16 ID:fF/3fZjcO
ところでゴロウさんはイケメンなのだろうか?
興味深いw
475本当にあった怖い名無し:2005/10/07(金) 01:20:16 ID:sAffzF+70
>>473
NWさんこんばんわ!
476本当にあった怖い名無し:2005/10/07(金) 01:39:36 ID:fF/3fZjcO
ねぇねぇ>>473
ゴロウさんてイケメンかな?
477本当にあった怖い名無し:2005/10/07(金) 04:31:33 ID:x6sy3RstO
>>461
全裸隊じゃん。
刹那、とか暗転とか単語だけ使うやつの文章って気持ち悪い。
ラノベぽいっていうの?
よく分からんけど。
NWも含めて自分に酔いすぎ。
俺は人生経験を積んだ語り部だから、とか思ってそう。
478本当にあった怖い名無し:2005/10/07(金) 11:48:04 ID:tDfznV5HO
N.Wさんのお話もっと読みたいよ〜。
もう投下はないのかな…?(´・ω・`)
479本当にあった怖い名無し:2005/10/07(金) 16:37:40 ID:ElyzBzzfO
>>473
ということは、この中で生き残ったものが蠱毒となって
NWに取りつくんだな・・・

480本当にあった怖い名無し:2005/10/07(金) 17:01:58 ID:vToy5sxT0

たしかに蟲毒になりはする。
しかし、そこまでだ。
取り憑くことはできない。

蟲毒が取り憑こうとするそのとき、
マナーモードに設定したハズの携帯電話がけたたましく鳴りはじめるのだ。

やがてその蟲毒はすさまじい落雷をうけて跡かたもなく消え去るであろう。
481本当にあった怖い名無し:2005/10/07(金) 17:37:21 ID:ElyzBzzfO
>>480
チョー霊感かぁチャンの仕事ですな。

じゃあ、かぁチャン、爺ちゃん、弟は夜風君が山怖で嫌われてるのを
得意の霊感で察知してるのかなぁWW


今日も元気に酋長スレでお説教してるけどW
482本当にあった怖い名無し:2005/10/07(金) 20:04:01 ID:fF/3fZjcO
>>480
マナーモードに設定したは(以下略



夜風タンが無音にスルハズ無し!勘違いと思われw




ちなみに着メロはなんでしょね♪
483本当にあった怖い名無し:2005/10/07(金) 23:42:30 ID:xEZ4a1haO
♪マイヤヒ〜
 ΛΛ
(´∀`)じゃね?

もしくはちんこ音頭ω
484本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 11:02:15 ID:Ie9qspE1O
あの状況で桁魂マイヤヒが
マナーモードにを無視して鳴り出すとは
流石夜風タンw
485 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/08(土) 11:05:19 ID:Ie9qspE1O
ウププw
「マナーモードにを」ってなんだぁ?
486本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 11:07:03 ID:Ie9qspE1O
すみません!マナーモードに鬼の
つもりでしたorz
487 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/08(土) 11:08:09 ID:Ie9qspE1O
はぁ?
488本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 11:13:52 ID:UFTlWeqL0
ここまで読んだ。

みんな熱くなり過ぎてやしないか?

完全放置で良いじゃないか?
489本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 11:15:09 ID:Ie9qspE1O






い や だ






490本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 11:16:29 ID:MsAsBXAC0
>>◆HC3aoVMLFM
N.Wさん、こんにちは。
491 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/08(土) 11:19:21 ID:Ie9qspE1O
知らない人こんにちは!
492本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 11:51:35 ID:Z9vpR0080
>>491
ハニワたんこんにちわ!
493本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 12:05:22 ID:yW+HRgTA0
正直自演だろうがなんだろうがどうでもいいんだが。
N.Wの書く話は私にとっちゃ読みやすくて面白い。それだけ。
ということで更なる話カモンщ(゚Д゚щ)
494 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/08(土) 12:05:37 ID:Ie9qspE1O
>>492さんこんにちは!
>>488さん今晩わ!相変わらずまぢめですね!>>1から読んだの?
495本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 12:17:20 ID:o1vrfADa0
相変わらずって…初めて来たんだが
496本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 12:22:39 ID:Ie9qspE1O
>>488
>>495
って同じ人なん?
497本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 12:43:12 ID:OR4hroBLO
夜風スレの管理人のハニワチャン乙!!
最近夜風タン暴れてなくてさみしいね。゚・(∩Д`)・゜。


>>488
完全スルーすれば禊ぎが終わったとカンチガイしてまた山怖で話を投下
するとまたまた山嵐・・・という事になるのでココに封印してるんですよW
ここにいる粘着嵐君達は至って冷静に遊んでますよヽ(゚▽゚)人(゚▽゚)ノ
処で>>495さんは同じ人?W
498 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/08(土) 13:44:17 ID:Ie9qspE1O
>>493でIDが変わったのかどうなのかが
気になってお昼ご飯が喉を通らないよー
゚・(∩Д`)・゜。
499本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 15:01:17 ID:6scG/bX3O
口酒女N.Yのスレ見た後だったから
ここもN.Yニューヨークかと思いました
500本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 15:33:46 ID:45ikR2XYO
埴輪かわいいよ埴輪
501本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 16:06:45 ID:g0c8IaUS0
はにわたんのおっぱいちゅぱちゅぱ
502本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 18:13:03 ID:E0unhmGa0
牡牛スレで媚売り
酋長スレで説教
山スレで媚売り
このスレでは自演で煽り。

ここがホームなのに大先生は何か勘違いしてらっしゃる。
大変残念。
503本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 18:22:07 ID:j4x/HhBV0
このスレの粘着住人は全員人間のクズ
504本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 18:47:30 ID:r3KblJs80
>>牡牛スレで媚売り

今は新参者らしくお説拝聴してるがしばらくすると
薀蓄垂れ流しを始めるのでしょうね。
本当に酋長に匹敵する・・・・なお方ですね
505本当にあった怖い名無し:2005/10/08(土) 20:55:01 ID:OR4hroBLO
>>503
N.Wさん、こんばんわ!


海スレでは完全スルーですねぃ・・・
酋長スレでも一方的にやたら熱く語ってるけど相手してるのは
ほとんどこのスレの人たちみたいWW
506本当にあった怖い名無し:2005/10/09(日) 02:30:06 ID:Jj1h3C1U0
>>505
みんなやさしいですね つД`)
感動しました!
507 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/09(日) 09:11:03 ID:sJIE638HO
上げとくからv
508本当にあった怖い名無し:2005/10/09(日) 09:14:16 ID:gd5iAl/e0
じゃあ漏れはハニワたんのパンツずり下げる
509 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/09(日) 09:17:42 ID:sJIE638HO
懲りずにもう一回上げとくかw
510本当にあった怖い名無し:2005/10/09(日) 09:57:37 ID:GXLWk2N5O
今日も頑張ってるね!ハニワチャン


牡牛スレにNWの足跡ついてるよW

少しみんなとズレてるみたいだけど・・・・
511本当にあった怖い名無し:2005/10/09(日) 10:01:43 ID:sJIE638HO
夜風目下勉強中であります!
てかあのピンボケ鰤がイイ!
512本当にあった怖い名無し:2005/10/09(日) 10:13:55 ID:Bbdd7phj0
教えてちょんまげと言いつつ
相変わらず尊大な物言いで読んだばっかりの
自説を垂れ流してるね
513本当にあった怖い名無し:2005/10/09(日) 10:19:54 ID:sJIE638HO
相変わらずIDがコロコロと変化していて乙w
しょっちゅうこのスレに来てたりしてw
514 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/09(日) 10:25:46 ID:sJIE638HO
なにしろ牡牛には注目してます!
なんでID変える必要があるか知りたくなるなぁw
クレグレも他スレに突撃しないようにしましょv
被害が広がらないようにね♪
515本当にあった怖い名無し:2005/10/09(日) 11:24:42 ID:Bbdd7phj0
このへんね。

178 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/08(土) 18:29:34 ID:Z+eFP9Fr0
179 :本当にあった怖い名無し :2005/10/08(土) 19:07:33 ID:ybB7H8i60
180 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/08(土) 21:03:20 ID:O+X6m7uO0

まだこんなことやってるのか大先生w
516本当にあった怖い名無し:2005/10/09(日) 11:40:30 ID:GXLWk2N5O
もう、意地はってないででてこいよ!WWW

N.W先生よWWW

何か新しいことができるかもよ?W

ホントはココに来たいんだろ?WWW
517N.W ■0r0atwEaSo:2005/10/09(日) 12:38:52 ID:REYhM+HL0
>>514

クンニさせてくれ。
518本当にあった怖い名無し:2005/10/09(日) 14:31:24 ID:GXLWk2N5O
>>517
その前にしゃぶらせろ!!
519本当にあった怖い名無し:2005/10/09(日) 16:24:20 ID:PFMBDX+DO
花瓶にゆせ
520本当にあった怖い名無し:2005/10/09(日) 23:19:39 ID:sJIE638HO
夜の夜風揚げ
521本当にあった怖い名無し:2005/10/10(月) 08:28:46 ID:eNBHPev20
外法箱原典w

982 :本当にあった怖い名無し :2005/10/05(水) 02:23:33 ID:O0nxAEZR0
呪いの博物誌という本には、巫女の外法箱に関しての記述がある。
コトリバコも、この呪物の系統に属するのかもしれない。

一般人が目にできないところで、受け継がれているんだろうな。

522本当にあった怖い名無し:2005/10/10(月) 08:32:22 ID:GH/sXHtLO
携帯が鳴るぞぉー
523本当にあった怖い名無し:2005/10/10(月) 08:44:31 ID:eNBHPev20
荒俣宏・小松和彦・高橋克彦 

この辺の著作はインスパイヤ元がいっぱい
524本当にあった怖い名無し:2005/10/10(月) 08:57:39 ID:GH/sXHtLO
読みやすいし、想像しやすいし
つ、つい・・・・
出来心で゚・(∩Д`)・゜。ウェーン ゴメンナサイ
525本当にあった怖い名無し:2005/10/10(月) 09:02:29 ID:KeCEB2790
>>523
しょうもない作家ばかりだなw
526本当にあった怖い名無し:2005/10/10(月) 09:19:28 ID:GH/sXHtLO
(´-ω-`)作家名揚げた上にそれはないがな







特に粗股は凄く嫌いw
527 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/10(月) 20:36:21 ID:GH/sXHtLO
トボケ上げでもしときますかw
528本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 00:50:43 ID:kinMWAckO
>>527
オイオイW、ご本人御降臨前に全部埋めちまう気か?W

埋めてもいいけど次スレ立てろよ?W
529 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/11(火) 07:39:47 ID:QbkAikXcO
>>528
NWさんおはようございます!
530本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 07:51:41 ID:QbkAikXcO
>>528
自ら次スレ要求ですかw
531本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 09:37:14 ID:kinMWAckO

>>529のNWさんおはようございます!

そうやって一人で1000までいくつもりですねW
532本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 10:12:05 ID:QbkAikXcO
>>531
な、なんでわかったんだぁ!
ま、まさかお袋!?
533本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 10:32:11 ID:kinMWAckO
いーんにゃ、爺ちゃんだお
534本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 12:08:32 ID:O/h2scGw0
本人来ても来なくてもヲッチャー達だけでスレ成り立ちそうだな
535本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 12:57:30 ID:QbkAikXcO
なるべく過疎化しない様御協力おながいしますm(_ _)m






あとは何スレ目で降臨してくれるかだなw
536本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 21:07:32 ID:QbkAikXcO
って見事に人気ね〜w
537 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/11(火) 21:20:45 ID:QbkAikXcO
256:N.W◆0r0atwEaSo 10/11(火) 21:08 ItwMl9hV0 [sage]
236
話戻してゴメン。
牛の皮って船底に張って水を防ぐ為に使ったり、袋状にして空気を張って浮袋代わりにして
川を渡る為、とにかく三途の川を渡る為のものじゃなかったのかな?
(いつだったかNHKのシルクロード関連の番組やってた時、羊の皮で浮袋にしてたが)
まあ、ぶっちゃけあの世へ無事に行く為のグッズだな。
日本のは、夜毎の眠りと言う死から朝になって無事再生出来るよう、彷徨える魂の象徴である
蝶や蛾が蛹になって再生する事になぞらえたのが、麻床小衾だろう。
あの世からこの世へのUターングッズだ。
似ているが、全然←→だと思うんだが。
538本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 21:22:09 ID:QbkAikXcO
だんだん痔が出てきたかな?
こっちにも来いよ〜
539本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 21:52:36 ID:pb9T50oC0
話を聞く振り
 ↓
自分の薀蓄もずれてるけど書き込んでみる
 ↓
何回かはレスがあるが無視が多くなる
 ↓
しつこく蒸し返す
 ↓
自演で自分に話題を振る「〜について聞かせてほしいっす」
540 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/11(火) 22:31:02 ID:QbkAikXcO
>>539
助かったこれで寝れるw
541本当にあった怖い名無し:2005/10/11(火) 22:35:42 ID:QbkAikXcO
>>540
必死だなwww
542本当にあった怖い名無し:2005/10/12(水) 02:02:50 ID:g+OHNTcU0
自業自得で自らを追いつめてしまった
バカな女と男(ホモ)?が結局地獄に落ちてもがいてる夢を
なぜか見てしまった(笑)
543542:2005/10/12(水) 02:10:38 ID:g+OHNTcU0
でも目覚めはスッキリしてた(笑)ハハハッ
544本当にあった怖い名無し:2005/10/12(水) 07:57:58 ID:NiJvDEtnO
夜風タンの夢日記乙w
545本当にあった怖い名無し:2005/10/12(水) 07:58:14 ID:KPm+AjwI0
>とにかく三途の川を渡る為のものじゃなかったのかな

訳のわかんない飛躍w
皆に叩かれ始めた頃、自分は妬まれてるといっていたのと被る。
546本当にあった怖い名無し:2005/10/12(水) 08:29:30 ID:NiJvDEtnO
スレ主の微妙な試しにどう答えるのか!?
乞う御期待w
547本当にあった怖い名無し:2005/10/12(水) 20:49:43 ID:Du96+UNdO
しゃぁーねーなぁー

代わりにあげといてやるよW
548 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/12(水) 21:41:59 ID:NiJvDEtnO
サンキュ!ちょい今夜風カマッテル暇ナイから助かったv
549 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/12(水) 22:10:25 ID:NiJvDEtnO
夜風揚げ再び
550 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/12(水) 22:12:32 ID:NiJvDEtnO
てかバックグラウンド狭いくせに
古代とかアタックする夜風タン乙w
551本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 00:21:46 ID:hAgE6HCH0
漏れも古代進なら守備範囲なんだがw
552本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 03:47:18 ID:OmaZhSDdO
↑IDがハゲWW
553本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 15:45:00 ID:KB+mWFdC0
287 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/13(木) 12:09:53 ID:UtWCLx0Y0
…282と286、すごく矛盾してるな。
自分で書いてて思った。
ごめん、ちょっとレテ河へ行って流れて来る。

288 :本当にあった怖い名無し :2005/10/13(木) 13:57:37 ID:J+TwqwjW0
>>287
うん、正直イタイね
オカ板だから自由な発想はいいんだけど
カキコする前によく確認しよう

なんか構って厨房みたいだよ
まわりは大人ばかりなんだからね

289 :本当にあった怖い名無し :2005/10/13(木) 14:43:49 ID:Xtvg+JrB0
がいやまんとN.Wはちょっと書き込む前に
エンターテイメント性を盛り込むか、カリスマ教授が学生に講義しているところを想像して書き込むといいと思う
自分の言いたいことだけ書いてると周りがついてこないから適度にネタや問いかけを混ぜると吉

291 :本当にあった怖い名無し :2005/10/13(木) 15:32:40 ID:i9lRo/OT0
N.Wはもう少し空気を読んでほしいな
前の話を蒸し返したり、自説に頑なだったり
自説に矛盾する意見を投入したりね(苦笑)
なんとなくみんなからスルーされ始めてるのに
気が付いたほうがいいよ

292 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/13(木) 15:40:04 ID:UtWCLx0Y0
ごめん、しばらくROMってる。
554本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 15:50:03 ID:GYr5I0gx0
>>553
【牡牛】古代の神々・伝説・信仰を語ろう【龍】 での出来事だね
スレ主たちも気づきはじめたみたいだね
555本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 15:51:46 ID:r71t7v3t0
>>553
馬脚が…w
しかし嫌に素直だな、今回。

556本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 16:03:03 ID:r71t7v3t0
前言撤回、自演ハジマタw
557本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 16:04:10 ID:zUIsvTFo0
どうしてここの皆さんは自演かどうかわかるのですか?

まさか口調がそれっぽいからとか憶測だけなのでしょうか?!

>557
NWさんお疲れ様です!
558本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 16:04:40 ID:OmaZhSDdO
あイタ タ タ ー!

ついに指摘されちゃいましたね・・・W
559本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 17:11:49 ID:GAPt1u5/0
ROMると言って我慢できないのが彼奴だから

288N.W ◆0r0atwEaSo sage2005/08/27(土) 01:18:06 ID:1dfkYru30
>>287
こっち、議論用なんで、本館へ行かれた方が宜しいです。


605N.W ◆0r0atwEaSo sage2005/09/07(水) 21:04:00 ID:nNmq5L/G0
こんばんは、N.Wです。

みんなが叱ってくれたように、冬まで静かにROMろうと思いましたが、挫折しました。
本日より再始動します。

夏から冬までROMると思いながらもこの間11日
今回は何日もつか
560本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 17:53:01 ID:NsF+5WSn0

「ぬるぽ・わろす」テラワロスw
561本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 17:58:13 ID:kOLkT0Dy0
言ってる事にはハゲドウなんだが
よそ様のスレに連続カキコしちゃ駄目だよ〜
こっちに戻っておいで〜。
562 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/13(木) 18:39:01 ID:eiuGKVjHO
突撃は迷惑になるよぉ、
牡牛で今日中に同IDで書き込み有れば
疑惑が晴れるがどうだかねw
563本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 18:46:29 ID:OmaZhSDdO
山スレを追い出され、
天狗スレで酋長と戯れ、
海スレでスルーされ、
純正酋長スレで天唾して、
牡牛スレでウザがられ、



他はどこに行ってんのか知らんが・・・・・
きみの居場所はココですよ? N.W大先生W
564:2005/10/13(木) 19:04:00 ID:+lc7VJHmO
夜風の人気に嫉妬
565本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 20:07:47 ID:kOLkT0Dy0
牛龍スレにカキコしてる人、もどっておいで。

正直>>302もNWだと思うけど、NW以外の他の人の迷惑になるといけないからね。
山スレで「話落とさないなら、書き込むな。スレ違い」って
高らかに自演してた時にそっくりだから、これまたすぐわかるYO!

ほっとけば皆からウザがられて自滅するから、マターリここでオチしていましょう。
566本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 22:16:04 ID:PWBD901F0
ここはソロモンなのか!!
567本当にあった怖い名無し:2005/10/13(木) 22:59:20 ID:eiuGKVjHO
NW地獄でございますw
568本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 02:13:09 ID:Rh77/t5T0
本人くるまではさNWウォッチしながら雑談でいいだろ
他スレ突撃はいろいろと迷惑になるんで控える方向で

牡牛に突撃したやつはうれしくて調子のったんだろうけど
ああいう感じの突撃は辞めようや
569 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/14(金) 06:19:08 ID:4mBA1HscO
そうだね、確かにロムってると
突っ込み入れたくなるけど
夜風タンはある程度放置しながら楽しんでいった
ほうが自然に振る舞ってくれだろうし
実際山怖にはしばらくコテでも来てないし
ここで待ってたほうが余韻じゃね?
何度も突撃したらこっちまでNWになっちゃうし・・・
牡牛の人達ゴメンナサイm(_ _)m
570本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 06:52:32 ID:L1KgnUaK0
>>569
ハニワたんのくせになんでまともな事と言うんだよ!
もっとエロい事言ってくれよ!
571本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 08:10:45 ID:ljxv5oc+0
そういえばNWが牡牛に夢中になってから
例の、ここにいるやつらは基地外とか、
話が読みたいだけだからお前らウゼエとか
バカじゃないの!!とか一人で怒ってるネカマが
出なくなったねw
572本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 08:20:04 ID:8McrCmfKO
本人乙レスしてる人へ

ここに書いてない他スレで粘着されてる名無しだけどどこまで把握して言ってるの?
自分がいろんなスレ見てるからってまわりも全部そうじゃないんだからなんにも
知らなかったら援護する人だっているでしょ

てかさ、別人だとわかっててこの名無しウザイから一緒に葬ろうってならそれでいいよ

元々この板住民じゃないし今回のことでオカ板のドロドロよくわかったしね
だだ同鯖の他板まで粘着してくんのマジでやめてくんない?
573本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 08:27:44 ID:8McrCmfKO
あ、>>572は個人に宛てたものです
関係ないヲチャーの人らスレ汚しスマソ
574本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 08:58:21 ID:ljxv5oc+0
>>572
オカ板じゃなくて他の板にまで書き込んでる人がいるの?
ここに書くってことはNWが他板に書いてるんだよね??
状況がよくわからないんだが…
575本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 10:18:44 ID:DWeZgoOM0
N.Wの見識の広さスゴス
他の板でも「ぬるぽ・わろす」スゴス
576本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 10:19:04 ID:brQ4C1l60
>>572
違うんだって
本人でも単なる単発擁護でも関係ないの

「N.Wさんこんにちは!」

って言うのが好きで言ってるだけだよ
577本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 10:25:31 ID:8McrCmfKO
>>574
違います
オカ板内の某スレで自分のレスがことごとくあるコテの自演ととられ粘着されてました

まあ、それはいいとしてもそれまで何事もなく過ごしていたオカ板ともそのコテとも
関係のない他板にも粘着してくるようになりました

このスレに書いた理由はこのスレを1から読み返してこのスレに出入りしてる人だと
思ったので
それ以上は言えませんが粘着してる本人にはわかるはずなので他のヲチャーの人
すいませんがスルーしてください
578576:2005/10/14(金) 10:27:38 ID:brQ4C1l60
なんか日本語が変だ

って言うのが好きで言ってるだけだよ

って言って遊ぶのが好きなんだから

に修正よろ

本人に勘違いされて憤慨する気持ちは分からんでもないけど
まぁ擁護したツケだと思って諦めてください
N.Wがそれだけの存在だと言う事ですよw
ここにはN.Wに魅入られた人が集まっているわけで

でも上でも書かれてるけど他スレ突撃はやめような
579本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 11:04:43 ID:8McrCmfKO
>>578
自業自得もあるねもう変なとこに首つっこまないわ
580本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 11:47:27 ID:fW7jNiLQO
ってかなんでもいいけど、もう夜風センセのコピペは無いの??

純粋にお話が読みたいんだけど〜.゜.(ノД`).゜.
581本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 11:54:47 ID:B4t5K7o20
論文とお説教なら少しあるんでないの?
582本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 11:58:39 ID:vmMybV530
あたしもN.Wさんの話読みたいよぅ
なんでこのスレに来てくれないのかな?どうしようもない煽り厨がぶぁぁぁぁって沸いてるからなのかな
583本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 12:00:16 ID:fW7jNiLQO
論文とお説教はもう、お腹いっぱいです…。ゲフー…

584 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/14(金) 12:40:04 ID:4mBA1HscO
ちぁ誰か先生にインスパイアされたネタ投下してみたら?
究極の夜風タンごっこになるかもよw
585本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 12:44:08 ID:FP0Tq3xLO
あたしって一人称はえらい不自然だよね。
586 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/14(金) 13:44:57 ID:4mBA1HscO
>>582
何故呼ばれたらすぐでてくるかなw
587本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 15:24:14 ID:khcrxq9VO
まさに【嵐を呼ぶ男“夜風”N.W】




ワロスヌルポw
588本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 15:54:52 ID:YXPSTNru0
元ネタ特定されてるから書きにくいんじゃないの。
あくまで実話って話しらしいが。
589本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 16:08:38 ID:B4t5K7o20
ヒサルキやクネクネ、そしてイッポンタダラとの対決。
トイレに潜む少女の霊(妖怪?)。
災厄の訪れを告げる牛首の女の正体。
見ると必ず死ぬビデオ事件の解決。
自分の携帯番号からかかってくる死の着信の謎。

これらの体験譚の発表が熱望される・・・
(念のためだが全てオリジナル。決して新耳袋やリング等は・・・)
590 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/14(金) 17:57:23 ID:4mBA1HscO
>>589
わくわくするね♪
591本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 18:45:06 ID:khcrxq9VO
和泉の姉さんとの恋の大接近のロングツーリング・・・・

そしてそこに現れる上半身だけで追い掛けてくる婆さんとの死闘。
そんな話しキボン!!






テケテケテケテケテケテケテケテケテケテケテケ
592本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 20:17:14 ID:Bd1I+6OX0

ああ、あれだ、夜虱ヌルポワロス君が見た白いチョウチョを

「のはく」だとかってのけぞって騒いだ珍走ババア
593 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/14(金) 21:14:43 ID:4mBA1HscO
ぬりかべのドテッパラをバイクでつき抜ける!
サガリは特殊警棒で突きまくり(勿論電撃有り!)
ゾンビニ至ってはお手製火炎瓶で火だるまだっ!




チョトカワイソスorz
594本当にあった怖い名無し :2005/10/14(金) 22:31:08 ID:gin7OQvb0
じゃあ、おれがN.W様にインスパイアされて物語書いたら
みんな読んでくれる?
「日本の怪談」とブルーガイド参考にしたら
だいたいあんな感じの話書けると思うんだけどな。
595 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/14(金) 22:34:26 ID:4mBA1HscO
ぜって読むっ(`・ω・´)
596本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 22:41:18 ID:4mBA1HscO
あ、でも
【∀妖怪はんたぁ☆NWの珍道中∀】
シリーズとしての投下希望!
飽くまで希望だけどw



超ワクワクする!
597本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 23:27:32 ID:CZXO5k4R0
【N.W(ぬるぽ・わろす)】の統一コテでみんなで
インスパイア投稿が(・∀・)イイ!!
598本当にあった怖い名無し:2005/10/14(金) 23:44:52 ID:4mBA1HscO
すべてのNWさん!投稿お待ちしてますノシ
599本当にあった怖い名無し:2005/10/15(土) 05:12:04 ID:dNs0Krmg0
>578

>本人に勘違いされて憤慨する気持ちは分からんでもないけど
>まぁ擁護したツケだと思って諦めてください

言論統制キタwwwwwwwwww
600本当にあった怖い名無し:2005/10/15(土) 06:09:05 ID:lOPY0X4H0
オイこそが 600へとー
601本当にあった怖い名無し:2005/10/15(土) 08:12:50 ID:Pu7I0AdZ0
>>599
終わった話を蒸し返す、もしかしてあなたは…

NWさんこんにちは!!
602本当にあった怖い名無し:2005/10/15(土) 10:14:53 ID:Tpap/3VaO
>>601
と言いつつあなたがNWさん
おはようございます!
603本当にあった怖い名無し:2005/10/15(土) 10:55:57 ID:zfCw0MmM0
N.Wの冒険譚シリーズ希望
幼少の頃より兄弟で怪奇に遭遇してきたN.Wの半生と現在の反省を描く超巨編
604 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/15(土) 11:22:34 ID:Tpap/3VaO
時間軸気にしないで
○○編
とかで好きなお題でw
605本当にあった怖い名無し:2005/10/15(土) 11:31:13 ID:p89Ovwsn0
NWって黒牛じゃないの?
自演大好きだし香ばしいのは変わんないね
606本当にあった怖い名無し:2005/10/15(土) 12:16:32 ID:/J++oLiN0
MR.ぬるぽ・わろすは今何処にいるのかね??
山怖→酋長→牡牛と来ましたがw

N.Wウォッチャー仕事頼むで!!
607本当にあった怖い名無し:2005/10/15(土) 14:44:38 ID:LYXxevCwO
>>605
前に誰かが云ってたが俺もそう想うW

N.W師匠と同じくわかりやすいんだわW

自宴が・・・
608本当にあった怖い名無し:2005/10/15(土) 15:24:28 ID:Tpap/3VaO
だとすれば・・・・
夜風タンもアッサリとコテすてるかもw
609 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/15(土) 15:32:50 ID:Tpap/3VaO
てか既に変えてたりして(∀
610本当にあった怖い名無し:2005/10/15(土) 15:42:10 ID:W8Ttsqkf0
も、もしやお前さんの正体は?


はにわたん。

611本当にあった怖い名無し:2005/10/15(土) 15:43:08 ID:SPQxL4/Y0
まだやってんのか?好い加減にしとけ
6122才:2005/10/15(土) 16:03:19 ID:LEyLJo8u0
ぼきゅ、えぬだぶりゅうになゆ!!
にゅるぽわろすってなにゅ?
613本当にあった怖い名無し:2005/10/15(土) 18:26:55 ID:LYXxevCwO
>>611
N.Wさんこんばんわ!



614 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/15(土) 21:00:04 ID:Tpap/3VaO
なんか久しぶりに長文書きたくなった
ってことで暫くネタ考えるから
出てこれないかもw
全てのNWさん達保守ヨロ☆
615本当にあった怖い名無し:2005/10/15(土) 22:05:42 ID:Tpap/3VaO
その前に、
スレ違いだとは思うけど
外野男は本日中に
銅IDで出てくるのかが気になるw



突撃は×だよ!
616本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 02:07:10 ID:5wi15AToO
ってか、ぶっちゃけソースだぁ、真似だぁとしても、私は夜風さんの文章好きなんだけどな…。

リアルで絡んだ事はないし、色んなコピペ内容みるとアイタタ…と思う所も確かに多いかもしれないけど…風情や情緒、描写の細やかな書き方…私は好きかな…(誉めすぎ?w)

私は夜風センセに、遠野絵巻・暗夜鬼潭的な文章を純粋に執筆して欲しいんだけど…。私もまた自演だっていわれちゃうかな…?w

って事で、夜風センセ、かくれんぼしてないで出て来て…w
617本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 07:41:54 ID:c6cX/6tJ0
>>616
こんな遠慮深そうな奴、NWとは断じて認めない!!
618本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 10:05:25 ID:v5GvRis8O
思えば夜風師匠がいなくなって山怖スレはかなりスルー出来るようになったね
「つまんない」や「怖くねー」なんていう一言レスに
「じゃあおまえが書けよ!」や「つまんなきゃ来るな!」
なんてレスがほとんどなくなってきましたねぇw


619本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 10:28:29 ID:5wi15AToO
>617
あら、私はダメ?
何だか少し残念w
620:2005/10/16(日) 10:31:25 ID:LJg3O2sXO
ワッフルワッフル
621本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 10:53:08 ID:zEFqt05n0
じゃぁ616は、和泉の姐さんということでw
622本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 11:06:57 ID:5wi15AToO
>621
まぁ、素敵w
リアルでは口が悪い、って事バレてるのかしら…w

夜風センセ、原稿まだ…?w
623ハニワ代理人 ◆7UY.FGiQxE :2005/10/16(日) 19:52:15 ID:v5GvRis8O
( ・∀・)⊃【あげ】
624:2005/10/16(日) 20:02:15 ID:LJg3O2sXO
俺、夜風になる!
625本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 20:09:51 ID:jObCQ81P0
じゃあ 僕、朝風。

どすこい! 琴風
626本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 20:28:47 ID:wwcyuXYY0
ホントはほとんどの奴がN.Wの新作読みてーとROMっていたのに
数人の基地外が英雄気取りでN.W叩き
あげくの果てスレは荒れ果てて、残ってんのは人間のクズ
627本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 20:58:11 ID:mFIGSvM10
>>626
NWさんこんばんわ!
628:2005/10/16(日) 21:19:01 ID:LJg3O2sXO
夜風隔離スレのはずが夜風にスルーされ何故か夜風オチスレに。
勿論夜風にオチするほどの素質はなく今やただの基地外馴れ合い場に成れ果てた。
夜風も痛いがお前らも痛い。
つまり夜風とお前らは同じステージの人間でうっきゃー!てこと。
今すぐ回線切って新でください。
629本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 21:36:24 ID:brnHRzbhO
>>628
夜風乙
630本当にあった怖い名無し:2005/10/16(日) 21:50:43 ID:v5GvRis8O
>>626>>628
ココにいる基地外どもは誰よりも首をなが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜くして
ワロス.ヌルポ師匠の新作を待ってますがなにか?WWWW







だって突っ込みドコロチョー満載なんだもんW
こんなおいしいキャラ展開しないなんて・・・・
ヌルポ.ワロス師匠の意地悪!(はあと
631本当にあった怖い名無し:2005/10/17(月) 01:19:37 ID:D/C1R9BD0
サラダ男の登場人物達が先生とかぶります。
気のせいでしょうね。
632本当にあった怖い名無し:2005/10/17(月) 02:00:34 ID:U8D+LJzh0
サラダの国のトマト姫しか知らない
633本当にあった怖い名無し:2005/10/17(月) 02:27:46 ID:D/C1R9BD0
サラダ男↓
次の]この写真ってヤバイんですか?3[犠牲者は?]
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1129465472/l50

まとめサイトもある
結構大ネタ
蓋っぽい突撃と因縁話とかが交錯

たぶん、気のせいだから。

634本当にあった怖い名無し:2005/10/17(月) 07:13:21 ID:IFQSoQMm0
>>628
NWとうとうコテ変えたんだ
あっちでも嫌われてたし仕方ないか
635本当にあった怖い名無し:2005/10/17(月) 11:09:03 ID:ODf5qCLfO
>>622
あんた月子さん?
636:2005/10/17(月) 12:26:56 ID:qzOaEdr/O
>>630
気持ち悪い。

>>634
尊敬する夜風に間違われるなんてうっきゃー!
637本当にあった怖い名無し:2005/10/17(月) 13:52:13 ID:XRZy0sI3O
まぁ、仲良くやりましょうよ。

>631
>633
どうやらサラダ男では無いようですよ。登場人物まではわかりませんが。
夜風センセをダンディーなオジサマだと仮定すると、和彫りならともかく、手首までタトゥーを入れているオジサマなんていやしませんから。なのであのスレだけをみればセンセが執筆活動をする時間はあると思われw
>635
月子さんなる登場人物いましたっけ…?コテもつけた事が無いので人違いのようですよ。
638本当にあった怖い名無し:2005/10/17(月) 15:17:02 ID:xpOH6/Dd0
>>636
良かったね。
639本当にあった怖い名無し:2005/10/17(月) 16:25:26 ID:rvNMGPQs0
>>634-635
決め付け厨気色悪い
640本当にあった怖い名無し:2005/10/17(月) 16:55:00 ID:l8z8myNF0
童貞だからァ(爆
祇園精舎の金の声 諸行無常の響きあり
俺の名前は内藤渉(ナイトウ ワタル)。職業は...。まあ話を聞いてもらおうかな。

盛春の候、今年のG.Wもとうとう予定立てそびれちまったなあ、なんて考えながら、久しぶりに地元の横浜にある、
馴染みのバイクショップ、「本牧ISAO」へ向かった、と思ってくれ。
「あら、ワタルく〜ん、お、ひ、さ。元気してたの〜?」
ショップオーナー、イサオ兄貴にいきなりタマ○ンを思いっきり握られた。
「アッー!あ、アニキ、痛いっす!止めて下さい!」
「ふっふ、もっとしょっちゅう顔を出さないとだめだぞぉ。お仕置きよ?
 そうそう、偶然ね、君の後輩のポン太君が遊びに来てるのよ。どうも恋の悩みがあるらしいんだな。相談に乗ってあげたら?」
「てあ、そうですか。どうも。」
で、勝手知ったる店内、奥にあるスタッフ用の休憩部屋に足を運ぶと、時化た面したポン太が所在なげに座ってたってわけだ。
「あ、ワタ、じゃない、ナイトさん、お久しぶりっス!」
「だーっ!ナイトって呼ぶなってーのー!」
ポン太は俺の高校の後輩で、奴が不良20人に絡まれていた時に助けてやった事がある。
で、それ以来奴は騎士=knightと内藤を引っ掛けて、俺をナイトと呼ぶんだよ。恥ずかしいから止めろって言ってるんだが。
「イサオさんに聞いたけど、何か悩みがあるんだって?話してみろよ。」
「はあ、実は...。」
ポン太は最近、バイト先の女の子に恋をしたらしい。
時々交わす雑談で解ったのが、その子は素朴な心の持ち主で、都会で遊ぶより、むしろハイキングやキャンプに興味があり、
山登りに連れて行ってくれるアウトドアな彼が理想なんだそうだ。
「でも、自分、山なんか登った事ないし...。デートにも誘えないっすよ。」
そう言ってまた陰気に俯いた。どうも奴は本気のようだ。
「なんだ、そんなことか。よし、じゃあ俺が一緒に山に連れて行ってやるよ。
 どうせ暇だったし、今度のG.Wに八ヶ岳へでも登るか。...心配すんなよ、俺、山岳部だったんだから。」
それは本当だった。高校時代には木曽御岳、南アの鳳凰山とかに登った。まあ、バリバリの山屋とは言えないが、一応の経験は、ある。
「!ホントっすか!やっぱワ、否、ナイトさんだ!ありがとうございます!」
「だーらーっ!ナイトって呼ぶなっつーのー!」
相談の結果、久しぶりの八ヶ岳は4月末の休日にテント一泊の行程に決めた。朝7時に本牧ISAOの前で待ち合わせた。
初めて会ったハチの憧れの君は、まだ女子高生といっても通じそうな素朴な娘で、素直なハチが好きになるのにピッタリだと思った。
わざわざイサオ兄貴も顔を出してくれて、火打石を打ち、安全を祈願してくれた。
「気を付けて行っといで...あ、そうそう、これ、ワタル君にプレゼント。」
手渡されたのは、刃渡り10cm足らずのナイフだった。俺は不思議に思い、鞘から刃を抜いてみた。
...それは、ナイフ、なんて代物では無かった。
刃紋に点々と小乱れがあり、地金は瞳を吸い込むように蒼い。柾目肌が激しく泡立っている。それは、刀、と呼ぶべきひとふりだった。
「君が山に行くってんで、お守りがわりよ。不動丸クンっていうのその子。きっと君を守ってくれるわ。可愛がってあげてね。」
「ありがとう、兄貴。行って来ます。」
俺は愛車GSX1100Rにまたがり、エンジンをスタートさせた。
吹き上がる排気音(エキゾースト)。至福の時だ。
ポン太も、奴のCBR400をスタートさせている。タンデムには人形のような彼女。
ポン太がタンデムに彼女を乗せていたので、高速が使えず一般道で走った事もあり、美濃戸口に着いたのはもう12時過ぎだった。
事前にポン太達にはお約束の50g位のザック、山靴、雨具を用意させた。
俺の2人用山岳テントとスリーシーズン用シュラフ2つはポン太に預け、絶対に忘れるなとキツく命じてある。
今夜は行者小屋のテン場で一泊の予定だ。
トップを俺が歩き、次に彼女のユキちゃん、そしてポン太の順序で歩く。
始めは緩やかな登山道も、次第に険しくなり、やがて岩がゴロゴロした赤岳特有の厳しいルートに変貌してゆく。
が、さすがアウトドア嗜好のユキちゃんは、息を弾ませながらもしっかりついて来る。
情けないのはポン太で、ともすれば遅れがちな奴を待つためにしばしば足を止めなければならなかった。
おかげで赤岳鉱泉のテン場を通り過ぎ、行者小屋に到着したのは予定より1時間遅れの4時過ぎになってしまった。
「ったく、ポン太のせいでこんな遅くなっちまった。みろ、良い場所ほとんど獲られちまったじゃね〜か」
「でも、3人分の水と食料と酒2升担いで山登るの、結構キツイっすよ...ナイトさん、なんか荷物軽そうだし、狡いっす。」
「せーな!泣き言言ってんじゃねえ!さあ、手分けして寝床と晩メシの支度しようぜ。俺はメシを炊く。
おめえはユキちゃんとテント張れ。ちゃんと練習しといたろーな。良いとこ見せる絶好の機会だぜ。」
俺は素早くメシを炊く支度を整え、腰を下ろして一服する事にした。あちこちから旨そうな晩メシの香りが漂っている。ハラへったな。
ふと見ると、ポン太の野郎、まだリュックに顔突っ込んでガサゴソしてやがる。
「おい、ポン太、何してるんだ?さっさとテント貼ってくれよ!」
「いや、チョット待って。...いや、あの、確か...」
「まさかテント忘れたのか!おい、冗談じゃねーぞ!」
俺はべそを掻いているハチの胸ぐらを掴んだ。周りのテントの連中は騒ぎを聞きつけ、遠巻きにくすくす笑っている。
ユキちゃんが俺の右手に縋り付いて、ポン太君を許して下さい!と叫んだので、おれは仕方無くポン太の襟元から手を離した。
しかし、参った。予定ではポン太とユキちゃんをテントで寝かせ、俺がツェルトで寝ようと思っていたのだが、
仕方無い、ツェルトを2人に譲り、俺はシュラフに包まって野宿でもしよう。くそ、寒そうだな。と、考えていると
「良かったらこれをお使い下さい。私はもう山を下りますので。」
と声を掛けられた。ニッカボッカを穿いた、珍しい程古くさい装備の、えらく顔色の悪い陰気な男だった。
差し出されたものはツェルト。ただし、見慣れない真っ黒のツェルトだった。いったい何処のメーカーだろう。
...これから山を下りる?ツェルトを譲ってくれる?不思議に思いツェルトから目を挙げると、すでにニッカボッカ氏は消えていた。
「良かったッスね。ナイトさん。やっぱ、良い人は誰かが助けてくれるもんッスね!」
「もう、ポン太君ったら。今泣いたカラスがもう笑った。」
二人は無邪気に喜んでいる。俺は不審だったが、野宿を免れる喜びで忘れることにした。
...夕食は、缶詰を開け、ポン太にボッカさせた酒を呑み、炊きたての飯を喰い、久しぶりの山上での宴会は楽しかった。
やがて俺は酔い、久々の山歩きの疲れもあり、早めにニッカボッカ氏に貰ったツェルトに潜り込んだ。
俺のツェルトには、二人のシュラフを敷いてある。トレッキングポールと細引き紐を利用すればツェルトだって最高の寝床になるのさ。
じゃあな、ポン太、ユキちゃん。良い夜を...。
...胸の苦しさで目が覚めた。息が、出来ない!どうしたんだ!?
おそらく、ポールが倒れ、ツェルトが覆いかぶさっているのだろうが、それにしても苦しすぎる。
まるでツェルト自体が俺を締めつけている感じだ。隣に貼ったツェルトにいるポン太に助けを呼ぼうにも声さえ出ない。
頭がぼーっとし始めた時、俺のケータイが鳴った。...え?だってここ、圏外だぜ?
締め付けるツェルトのなかでもがきながら、何とかケータイに出た。
「ワタルくん?あたし。イサオよ。良くお聞き。今朝君にあげたナイフ、すぐ出せる?」
ナイフは尻のポケットに入れてある。何とか取り出せるはずだ。
「あのナイフは、実は破邪の剣なの。いい?臨 兵 闘 者 皆 陳 列 在 前、って唱えながらそのナイフでツェルトを三回刺しなさい!」
「...り、りんびょうどうしゃ?」
「かいじんれつざいぜん、よ!!」
とにかく、俺は必死でなんとかナイフを出し、教えられた呪文のようなものを唱えながら三回ツェルトを刺し貫いた。
そのとたん、耳をつんざくような悲鳴が聞こえ、同時に俺の身体は重圧から解放された。
俺はツェルトから素早く這い出た。驚いた事に、黒いツェルトはまるで怪鳥のように羽ばたいて逃げ去った。
目眩がして、俺はその場にへたり込んでしまった。貧血らしい。テントサイトはまだひっそりと寝静まっている。
彼方の空が薄明るくなり、硫黄岳の山容がシルエットとして浮かび始めた。もうすぐ夜明けだ。
俺はマルボーロを一本取り出してくわえ、火を着けた。やれやれ、禁煙しなけりゃいけないのにな、と考えながら。
二人をなんとか山頂まで案内し、無事下山。一仕事終えた気分だった。
もちろん、二人には俺の未明の壮絶な闘いは話していない。
「あの、ナイトさん、悪いけど帰り別行動でいいッスか?ユキちゃんが、清里に寄ってみたい、って言うもんで。」
見ると、二人は手を繋いでいた。俺は笑って愛車GSX1100Rに股がり、左手を挙げながら発信した。
良かったな、ポン太。俺は心の底から呪ってやろう、と思った。
帰りは茅野ICから中央高速で1時間で東京に帰り着き、その足で本牧ISAOに立ち寄ってみた。
イサオ兄貴が待っていてくれた。彼は全てを解っているようだった。
「良かったわね、無事で。あの化け物は、のぶすま、って奴よ。ムササビやモモンガが歳を経て変化したバケモノよ。
山を旅する者に取り憑いて、血を吸い、殺してしまうようね。」
何故兄貴がそこまで行者小屋のテン場での事件に詳しいのか解らなかったが、そんなに霊感があるのなら
山行き自体を止めてくれれば良かったのに、とか常識的に考えていると、またキ○タマをギューッと握られた。
「アッー!ア、兄貴、痛いっす!」
「助けて貰ってそんな考えは良くないぞォ。お仕置きよ。...実は最近日本中の妖怪、悪霊達が騒ぎ始めているの。
 世も末だからかしら。今の日本は妖怪吹き溜まり、ってカンジ?になってるの。
 アタシはそんなバケモノと、共に戦ってくれる6人の戦士を探しているのよ。6、つまりチェスの駒の種類ね。
 キング、クィーン、ルーク、ビショップ、ナイト、ポーン...さしずめ、君はナイトって処ね、合格よ。」
「じゃあ、兄貴は?キングっすか?」
兄貴はいきなり俺のパンツのファスナーを引き下げ手を差し込み、俺のチ○ポを優しく撫で擦りながらこう言った。
「バカねぇ、アタシは美しきクィーンよ...。」
「アッー!ア、兄貴、アッー!」
...何はともあれ、俺、ナイトの妖怪事件簿はこうして始まった...。
647本当にあった怖い名無し:2005/10/17(月) 18:08:12 ID:mRvoOWuh0
くせーけどめちゃくちゃ続き読みてー
648:2005/10/17(月) 18:20:15 ID:qzOaEdr/O
一瞬夜風の新作かと思った。
649ナイトWATARU/作者:2005/10/17(月) 18:40:03 ID:F/pcVnif0
いろいろミスが多くて恥ずかしいです。
>>642
の12行目、変ですね。
初めて会ったハチの憧れの君は、まだ女子高生といっても通じそうな素朴な娘で、素直なハチが好きになるのにピッタリだと思った。
最初はポン太をハチって設定にしてたもので。すみません。
まあ、いきなり1行目で
祇園精舎の「金」の声、ってやっちまってるからな。

あくまで、本物氏のご光臨までのつなぎですから、
皆さん(含本物氏)、笑って、洒落としてお読み下さい。
やーしかし、大切な休日の午後の4時間を費やしてこんなもの書いちまった。
バカだね、あたしゃ...。
650ナイトWATARU/作者:2005/10/17(月) 19:22:24 ID:7wsXAV5/0

× マルボーロ

○ マールボロ
651本当にあった怖い名無し:2005/10/17(月) 19:34:20 ID:Z3KRiHKN0
>>639
ここは決め付けスレですよ。
慣れましょう。
652本当にあった怖い名無し:2005/10/17(月) 20:49:25 ID:3Ieuk6ctO
いーね!いい感じだよ!
自改作に期待揚げ
653 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/17(月) 20:58:39 ID:HVsH/6xmO
>>649
乙!
内藤渉イイ!ナイスッw

バイクはGSXかぁ
オラはブラックバードってのに
しようと思ってたけど設定引き継ぎましゅか、
オラも投下急ぎたいけどまだまだ掛りそうorz


チッ!先越されたぜw
654 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/17(月) 21:02:39 ID:HVsH/6xmO
あ、
酉つけたほうが良いと思うよ、念のためだけどw
655本当にあった怖い名無し:2005/10/17(月) 23:03:15 ID:mRvoOWuh0
いろいろきてよ
読みてー!!
面白くなってきた
656本当にあった怖い名無し:2005/10/18(火) 05:20:51 ID:zmUlOOZz0
ナイト様 GJ!!
話に胡散臭い所がなんとも乙です(苦笑)
これからも投稿お願いしますm(_ _)mぺこり

◆HC3aoVMLFM 様期待しておりますぞ
ああ〜ぬるぽ・わろす、良スレになる予感!!
657(´∀`):2005/10/18(火) 17:53:01 ID:763qojnnO
ゝ( ^∇^)ノシ
658ハニワ代理人:2005/10/18(火) 19:42:03 ID:qeR1DA70O
あげときますねー
659本当にあった怖い名無し:2005/10/18(火) 22:03:03 ID:cjXO8lS+0

つか、ナイトWATARU/作者って、実は土偶◆HC3aoVMLFMちゃんなんだろ?
660本当にあった怖い名無し:2005/10/18(火) 22:22:05 ID:HAK5mVQd0
>>659
話が面白きゃ誰だっていいんだよタコ
661 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/18(火) 22:36:17 ID:qeR1DA70O
代理人とか言いつつw
>>659
オレじゃないよ!真性の携帯坊
だからPCもってないし嫌いだしw

インスパイアされたのは良いけどスケール大きく
し過ぎたのでかなり長文になりそうorz
明日あたり途中投下しますv


つうか土偶かよ・・・・
662本当にあった怖い名無し:2005/10/18(火) 23:15:44 ID:hKRQgBjQ0
>>659
成りすまし、自演あってのN.Wスレと思う
貴公まだ「N.W」の本質が見えておらぬようだ
N.Wの闇すらも楽しむ心が大事と心得よ

◆HC3aoVMLFM 殿
御意に!!
ワクテカが抑えられぬ思いでありまする
663本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 04:20:00 ID:u0kcTc4F0
自演、なりすまし、作り話、過剰な個人擁護、、批判を嫉妬と勘違い
でも話はなぜか魅力的
それが「ぬるぽ・わろす」
そしてそれに魅入られた者達を

「ぬるぽ・わろすウォッチャー」(略してN,Wヲッチャー、さらに略すとNWW)と

と呼びます
一度ハマるともう抜けられませんので注意

664本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 06:04:42 ID:slguqBqxO
山怖にNWキタ━━(゚∀゚)━━コレ!


何考えてんだろうね、あの馬鹿W
665本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 08:57:12 ID:LDNj9GyK0
12 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/19(水) 05:47:34 ID:ta/TwaNJ0
高校1年の秋。

その日、授業が終わって帰ろうとしたら、校門の所で山岳部2年の石田先輩に捕まった。
「これこれ、何処へ行く気かな?今から来週の割り振りするっちゅうのに…」
山岳部が、恒例の体育の日の『誰でも参加1泊キャンプ』を企画しているのは知っていた。
俺は山岳部ではないが、1年生部員の大半が同じ中学出身と言う事もあって、ちょっとした山行には
一緒に連れて行ってもらう事が多く、何となく部外部員のような形になっている。
「あ、先輩。俺、今回はパスなんで。ちょっと真面目にバイトやんないと、金がない…」
「はいはい、部室で聞くよ」
言い訳も何もない。既に俺には、荷物運び&炊事係と言う役目が決まっていた。

小さな駅を降りると、辺り一面に広がる収穫間近な金色の田んぼ。その所々に赤く燃える、畦道の
ヒガンバナ。点在する家々の庭に植えられた柿が、お日様の鈴のように生っている。
そんな里の中の道を抜けた所から、通称クロソ山の登山道は始まっている。
標高はほんの600メーター程、決して高い山ではない。けれどもこの季節、中腹では紅葉が見られ、
頂上付近のキャンプ場の周囲には一面のススキ野原が広がる、景色の良い所だ。
今日の参加人数は40名。山岳部が2年10名、1年は俺を含めて8名。
俺と、親友で山岳部の梶は、俺の同級生で山岳部の星野が連れて来た小学生の従妹たちに、何故か
気に入られたようで、ずっと並んで歩いていた。
俺の方が姉の芽衣ちゃん、小5でヒバリのようによく喋る。
梶の方が妹の萌ちゃん、小3で姉とは対照的に無口な子だ。時折、梶とぽつんぽつんと話している。
自然林の中の緩やかな坂道を2時間余り登っていると、鮮やかな紅に燃えるナナカマドに出会う。
道はやがて、展望の開けたクマザサ道へと変わり、小さなアップダウンを繰り返しながら、樹齢
数百年の大杉とその側にある小さな鏡池の側に出る。
そこで遅いお弁当を使い、1時間程休憩して再出発。頂上まではもうさほどかからない。
道の周囲がススキに変わり、少し行った所にキャンプ場がある。少し離れた所でテントを張る事も
出来るが、今回は『誰でも参加』なのでバンガローを借りていた。
666本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 08:57:51 ID:LDNj9GyK0
13 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/19(水) 05:48:47 ID:ta/TwaNJ0
秋の日は釣瓶落とし。
あっと言う間に日が落ちると、たちまち空気がひんやりして来る。
そんな時に薪の明かりとパチパチ爆ぜる音、火の温もりはとても人を引き付ける。
バーベキューが終わっても、みんなバンガローに戻ろうとはせず、その場であれこれ賑やかに話を
していたが、薪が残り少なくなってくると、それに合わせるように段々減り始める。
俺たち1年は頃合を見て片付けにかかった。そこに、芽衣ちゃんと萌ちゃんが俺と梶の側に付き、
何かと手伝いをしてくれる。俺たちの邪魔だろうと星野が、
「芽衣、萌、おまえらもうあっち行けよ」と言えば、逆に芽衣ちゃんに
「アツ兄、うるさい。あっち行って」と、返される始末。
他の人はみんな建物の中に戻ってしまい、最後は火の始末をするだけになった。
空にはいつしか大きな月。中秋よりの頃より、ずいぶん透明度を増している。
夕暮れに、オレンジから金へのグラデーションで出来ていた世界は、今や銀と黒で彩られている
空間を埋めるのは、水晶が響きあうような澄んだ虫の音。
「こんなもんでいいか」
梶にそう声をかけた時だった。月影が、一瞬翳ったような気がした。
「あ…」芽衣ちゃんと萌ちゃんが同時に声を上げ、顔を見合わせる。
(何だ?)梶の目が俺に問いかけてくる。
「変な感じだった、今」芽衣ちゃんが眉間に軽くしわを寄せれば、
「お月様が揺れた…」と、不安そうな萌ちゃん。
手を止め、黙ってしまった俺たちに、星野が不思議そうな顔をする。「ん、どうした?」
こいつだけではなく、俺たちが感じた事を、他の連中は全く感じていないらしかった。
ぶぅわッくシュン!!うぉい!
伊藤がいきなり派手なくしゃみをし、手の甲で鼻を擦する。
「どおー、寒!中入ろうぜ」
それをきっかけに、梶が子供たちに声を掛けた。
「さ、おしまい。中へ入ろう」
667本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 08:58:37 ID:LDNj9GyK0
14 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/19(水) 05:49:56 ID:ta/TwaNJ0
間もなく、消灯時間になった。
直ぐに寝息を立てる奴の横で、小声で雑談を続ける奴らもいたが、やがて夜更けと共に静かになる。
俺は上着を引っ掛け、みんなを起こさないよう、そうっと表へ出た。
相変わらず、月は静かに世界を照らしている。
アッシュ・ブルーの竜雲が、悠々と天空を行く。
月影の下、地上では、白銀色に輝く幾千ものススキの穂。ときおり通う風にそよいでいる。
空を見上げる俺の背後から、すたすたと足音が近づいて来た。言わずと知れた我が親友。横に並び、
当たり前のようにほい、と煙草を寄越す。ついでに火も借り、そのまま一服、二服。
俺たちの紫煙が雲に重なる。
「…どうかしたか?」
「月蛍が見られるかな、と思って…」
「つきほたる?」
俺たちの背後から、パタパタ軽い足音がダブって聞こえた。
「不良!!」大声で、あまりにも直截的な指摘を受け、俺と梶は思いっきりむせ込んだ。
芽衣ちゃんと萌ちゃんだった。
「いっけないんだー!高校生なのにタバコなんか吸っちゃって…不良!」
腰に手を当て、芽衣ちゃんが俺たちを睨む。萌ちゃんは黙って後ろで控えている。
「こんな時間まで起きてたのか?」梶が聞く。
「だって寝られないんだもん、他の人寝てるけど、静か過ぎて気味が悪くて…萌も寝られないって
言うし…」
たぶん、部屋へ帰れと言っても、これは一歩も引かないだろう。
「じゃあ、ここで少しお月見して、それから部屋へ戻ろう」
「そうね、それがいい」子供だが、いっぱしの口を利く。
「その代わり、眠たくなったらすぐに言う事」
そう言いながら、梶が自分の上着を脱ぎ、萌ちゃんに着せ掛けてやった。俺もそれに倣い、自分の
上着を芽衣ちゃんに羽織らせる。
668本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 09:02:46 ID:LDNj9GyK0
15 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/19(水) 05:52:13 ID:ta/TwaNJ0
しばらく二人のおしゃべりに付き合っていると、月影がトクン、と脈打ったような気がした。
「あ、また」芽衣ちゃんが口を開きかける前に、俺は急いで言った。
「始まるよ、見てればわかる。静かにね」
トクン、再び月影が脈打った。
天上から投げかけられる月光が一瞬翳り、霧雨のような光の粒が、一面のススキの上に降り注ぐ。
音もなく、しんしんと、ただ降り積もる微粒子。
ススキの穂も葉も、全てが真珠色の光沢を放ち始める。
「きれい…!」芽衣ちゃんと萌ちゃんが小さな声を上げる。
そんな事とは知らぬげに、虫の音は続いている。
言葉もなく見守る俺たちの前で、やがて、それらはふっつりと降り止んだ。
すぅっと風が通り過ぎる。
すると、ススキの上に万遍なく積もっていたものが、小さく粒に丸まって穂に集まり始め、地上には、
たちまち数知れぬ玉珠華が現れる。
「うわぁ…!」子供たちから歓声が上がる。
天上から発せられる艶めいた月光。受けては返す地上の光珠。
澄んだ虫の音に、風にそよぐ光珠が触れ合って発する、鈴のような音色が加わる。
天と地と、冷たくも柔らかい光の応酬が続く中、大きなアッシュ・ブルーの雲がゆっくり夜空を蔽い、
月をその背後へ隠してしまった。
ほの暗がりの中、地上の真珠たちは黒真珠へと姿をかえ、なおも輝き続けようとする。
669本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 09:03:44 ID:LDNj9GyK0
16 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/19(水) 05:53:42 ID:ta/TwaNJ0
突然、ある一粒が強い朱鷺色に輝いた。
それが合図だったのか、あちこちで同じような小さな光が明滅し始める。
本物の蛍のように強く弱く、命の歌を歌うように光っている。
「すごい…!」梶でなくても感嘆する、美しい光景だ。
月蛍の名はこれに由縁する。
最初、銘々勝手に光っていた月蛍だが、そのうち、互いの呼吸を確かめ合うように、明滅の早さが
揃い始める。そこから外れるものたちの数が段々減って行き、とうとう全部の明滅が完全に揃った。
…輝…闇…輝…闇…輝…
その時、懸かる雲が過ぎ去り、再び月が姿を現した。
白銀の光に射抜かれた月蛍たちは、炎の色を保ったまま。
不意に、俺たちの髪を乱す程、少し強い風が吹き抜けた。
玉珠華たちは、ぐっと踏ん張ってそれを堪えたが、次の瞬間、自ら大きく身じろいだ。
すると、月蛍たちが次々に真珠色の小さな粒になり、ふわりと風に乗って昇り始めた。
不思議な、光の粒が集まって、やがて何時しか流れになる。
その天の川が目指すのは、天空で白々と強い光を放つ銀の月。
煌く光の帯が、最後の最後、紺碧の夜空に浮かぶ月輪の中へ完全に溶けてしまうまで、俺たちは
黙ってそれを見つめていた。

夢見顔の子供たちを部屋まで送り届け、俺たちは再び表へ出る。
今はただ、雲に半ば隠れた月と、何の変哲もないススキ野原に、虫が鳴いているばかり。
月蛍は、生まれなかった魂、夭逝した魂だと聞いた。
それらが、神無月の夜、美しい月の光に乗って現れる時がある。
ススキに宿る訳は、穂の形が、優しく背を撫で、癒してくれる母の手を思わせるから。
送り出されて天に還れば、また人に生まれてくる事が出来ると言う。
俺がそう話すと、梶の瞳が潤んだように見えた。
「…次は、幸せになれるといいな」
「そうだな…」
俺たちの紫煙が、風に乗って流れて行った。

670本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 09:26:35 ID:pvqUC1ln0
すげーツマンナイ話だ
671本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 09:34:26 ID:slguqBqxO
山岳部とハイカーの矛盾を説明Eしたいがためにこんな長文かいたんか?W

まぁ、コピペの人乙!
672本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 09:50:52 ID:H3+ohLPT0
批判はいらねーんだよここは見捨てられてんだからよ
チンカスニートが
673 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/19(水) 10:15:30 ID:27l0vcFoO
>>664
馬鹿とはなんですか!だい先生に対してw









いまそれドコロぢゃなくて読んで無いけどwww
ドーセ実話ナンダロウケド
674本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 10:17:01 ID:slguqBqxO
>>672
ほら、早くID替えて
【乙です!粘着野郎どもは無視してこれからもかいてくださいね!】
なんてこと書いてきなよW
675本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 10:20:20 ID:27l0vcFoO
>>673
こりゃぁ創作ぶ、あ、ちが
実話なんか書いてる場合じゃねーだろ?
676 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/19(水) 10:24:35 ID:27l0vcFoO
>>675
でもぉ〜
大好きな夜風タンへのオマージュを
書き上げるまでアタシ我慢する!!
677本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 10:29:37 ID:LDNj9GyK0
参考 N.W氏本人談

>>誤解があるようなので、一言。
>>俺の話は、言葉遣いとか人名とか、ある程度の変更はありますが、
>>実体験を素にして書いてます。
678 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/19(水) 10:45:10 ID:27l0vcFoO
ダカラドーセ実話ダッテイッテルデショw
679本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 12:00:46 ID:TLfqBYR+0
夏山しかやらない山岳部ってハイキング部にしたほうが…
680本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 12:11:06 ID:slguqBqxO
コレから書くんですよ!
雪女との行きずりの恋のはなしが・・・


もちろん梶くんも登場しマス
681本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 12:49:13 ID:wJNm9NJDO
NWこっちだ
682N.Wウォッチャーズ:2005/10/19(水) 12:55:57 ID:Yv3bI0Se0
ぬるぽ・わろすはチョソなんですよ
自己顕示欲、自演、自爆、我慢が出来ない
すべてチョソのデフォです

これだからN.Wウォッチングはやめられません(苦笑)
生暖かくこれからもN.W支援しまつ!!
683本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 14:01:53 ID:H3+ohLPT0
>674-682
批判しかできないクズどもがまたわらわら湧いてきて、いつもの流れにもどる
こっからはニート劇場ww
684 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/19(水) 14:08:44 ID:27l0vcFoO
>>683
何さげてんだよゴルァw
685本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 14:52:19 ID:H3+ohLPT0
>>684
俺がsageたい時がsage時なんだよタコ
何仕切ってんだチンカス
686本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 15:16:56 ID:slguqBqxO
>>685
そんなんじゃぁダメだ!
まず名前欄に>>683と書け
それから、IDを替えとけ!


話はそれからだ・・・しっかり仕掛けてこいよW
687本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 16:47:40 ID:0TUBra7D0
今回の話総括

・しつこいくらいに山岳部
・子供と動物は純粋だから良い人がわかると信じている
・自分と架空の親友は、なぜか子供に好かれちゃうんだよなぁ…不良なのに
・金八に嵌り、不良=真実がわかる本当はいい香具師だと思い込んでる プ
・タバコを吸うのはカコイイ!!紫煙て表現カコイイだろ!!
・青色1年だの桃色3年だのの学年設定は忘れた。
・加地さんとは親友という設定ではなかったが、夢枕獏の陰陽師みたいに
 親友がいたほうがカコイイ。

大先生、今回のお話は確かに詰まんなかったyo、途中とばして読んだ。
説教と怪しい論文しか書いてないから、どんどん筆力が落ちていまつ。
ガンガってください。
688○ナイトWATARUの妖怪事件簿〜待つ女○1:2005/10/19(水) 18:53:41 ID:5HpQoNIw0
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり...
俺の名前は内藤渉(ナイトウ ワタル)。職業はしがないサラリーマンだ。
だが、その実体は...まあ、話を聞いてもらおうかな。
盛夏の候。
炎天下、お得意先廻りから汗まみれでオフィスに戻ると、仏頂面の課長が俺を待ち構えていたと思ってくれ。
「内藤君、すぐに三楽興業の金子根社長の元へ行ってくれ。今しがた先方から君に電話があった。」
今帰って来たばかりなんだ、まずは冷たいものぐらい飲ませろ!と怒鳴りたい気分を押さえて返事をした。
「...何でしょう?」
「昨日君が納品したチラシ5千枚、すべて版ズレおこしとるそうだよ!」
「...マジ?..あ、すぐ行きます!」
言い忘れていたが、俺は中堅印刷会社で営業、兼Gデザイナー、兼コピーライターをやっている。
三楽興業ってのは伊勢佐木町を中心にキャバレー、ピンサロ、テレクラ等を幅広く経営している会社で、
ウチの一番のお得意様だ。昨日ここへピンクチラシ五千枚を納品したばかりだったのだが...。
金子根社長はいつも、横浜山手の高台にある趣味の悪い自宅の一室にあるオフィスに、俺達業者を呼びつける。
散策するには良いところだろうが、石川町の駅から急坂をエッチラオッチラ20分も登らなきゃならない。
で、お冠の金子根社長とご対面した頃には、俺はフラフラでダウン寸前になっちまったって訳だ。
689○ナイトWATARUの妖怪事件簿〜待つ女○2:2005/10/19(水) 18:54:56 ID:5HpQoNIw0
問題のピンクチラシは、無断掲載したゆうこりんの写真がブレまくり、広がってまるで細木数子のように見えた。
「も、申し訳ございません!すぐに刷り直させます!」
「だいたい今時、たかがチラシ刷るのに1週間も掛かるのは君ん処ぐらいだろう!おまけに何だこのコピーは!
(むちむちプリンと哀愁でいと?)だと?技術も三流ならコピーライターも三流だな、君の会社は!」
そのコピーを書いたのは俺だった。が、無論黙っていた。
「で、どうしてくれるんだね?」金子根社長は葉巻の煙を土下座している俺に吹き付けながら言った。
「と、おっしゃいますと?」
「この落とし前をどうつけるのか、ってことだよ!いくらワシが君んとこの社長と中学時代の同級生とは云え、
 今時手書きの版下で入稿するような印刷屋と取引してやっとるんだ、何か見返りがなけりゃあ、やっとれんだろう!」
「それじゃあ社長、今夜当たりキャバレーにでも繰り出してパーッと...」「ウチの会社が何をやっとるのか忘れたかね!?」
俺は途方に暮れた。いったいどうすれば金子根社長のご機嫌が治るのか...?
すると、唐突に社長が、ふじさんのごしんすい、と呟いた。
「...は?」
「富士山の御神水だ。富士講に凝っておるワシの老母が先月から寝伏って、山頂の御神水が欲しいと言っておる。
 それを飲めば元気になると信じ切っておってな。...ワシ自身が汲みに行ってやりたい処だが、そうもいかん。
 どうだ、君が明日の夜までに汲んで来てくれたら、これまで通り取引もしてやろう、今回の事も忘れてやろう。
 だが、間に合わなかったり、適当な水で騙そうとしたら、その時は...。」
「すみません!失礼します!」俺は鉄砲玉のように社長宅から飛び出した。
690○ナイトWATARUの妖怪事件簿〜待つ女○3:2005/10/19(水) 18:55:54 ID:5HpQoNIw0

...で、なんで自分までが富士登山に付き合わなきゃいけないんスか。酷いっすよ、ワタルさん。」
「うるせえ。尊敬する先輩のピンチなんだ、黙って付き合え。...それに、俺の事はナイトさん、って呼べ。」
「...あぁ、今夜はユキちゃんとデートの予定だったのに、何の因果でこんなところで...。」
その夜8時、俺とポン太は東名愛鷹SAのレストランで晩メシを喰っていた。
金子根社長の家を辞した俺はその足でポン太のバイト先へ向かい、有無を言わせず奴のCBR400で俺の家へまずは送らせ、
リュックサックにヘッドランプ、レインコート、ありあわせの食料、ストーブ、飲料水、とにかく登山用具一切を詰め込み、
愛車GSX1100Rに飛び乗り、ポン太の家に立ち寄り身支度をさせ、そのまま奴を従え、一路富士山へ向かった訳だ。ふぅ。
俺は食後のマールボロをくゆらせながらポン太に今夜の予定を説明した。
「まあ、9時過ぎには河口湖登山口から登り始められるだろ?そしたらゆっくり登っても、夜明け前には山頂に着くな。」
「さすがナイトさん、詳しいっすね。何度か登った事あるんスか?」
「ねえよ。今しがたそこの観光案内板見て来た。」「...。」
「まあ、富士登山なんか、高尾山ハイキングに毛が生えたようなもんだって、心配すんな。」「...。」
予定どうり、9時過ぎに河口湖5合目に到着。俺は自分の計算の正確さに満足した。幸先の良いスタートになりそうだ。
「でも、酷い雨ッスよ、ナイトさん...。危なくないっスかね?」
「平気平気、すぐ止むって、こんな雨。」
「今朝の天気予報で、今夜台風来るって言ってたッス。凄い大きい奴。」
「...マジ?」
しかし、明日の夜までに山頂のご神水を持ち帰らなければ、会社は倒産、俺は失職だ。
「ポン太、俺は登るよ。男には、命を掛けなきゃいけない時もあるのさ。おまえ怖かったら一人で帰れ、じゃあな!」
俺は雨具のフードを頭に掛けて登山道へ歩き出した。「あっ、待って下さいナイトさん、置いてかないで下さ〜い!」
691○ナイトWATARUの妖怪事件簿〜待つ女○4:2005/10/19(水) 18:57:22 ID:5HpQoNIw0
や っ ぱ り 無 謀 だ っ た か も し れ な い。
まるでバケツをひっくり返したような豪雨が降りつけ、時折身体が吹っ飛びそうな突風が吹き荒れた。
何とか目を開けても、一寸先も見えやしない。登山道に張られたロープを握りしめ、這うようにして一歩一歩登る。
夏の富士山は、夜中でも大勢の登山者がいると聞いていたが、流石に今夜登っているバカは俺達だけのようだ。
嵐の中をどれくらい登っただろう。ふと気がつくと、しっかり握っていたはずの登山道のロープを離してしまっている。
(ヤバイ!)俺は夢中で振り返った。後ろからポン太のヘッデンの光がまるで人魂のように揺らめきながら登って来る。
「まずいぞ、ポン太、どうも登山道を外れたらしい。引き返そう!」
そう叫んだ俺の胸に、ポン太が倒れ込んで来た。意識が朦朧としているらしい。俺は必死に奴の肩を揺さぶった。
「ポン太!しっかりしろ!おい!」
「ワ、ワタルさん...。すみません...。あ、雨止んだんスね...。」
...見回すと、あれだけ酷かった嵐が止み、霧も晴れていた。信じがたい程あっけない天候の回復だが、とにかく良かった。
おまけに有り難い事に、20m程登ったあたりに明かりが見える。山小屋があるようだ。
俺はリュックを降ろし、ポン太を背負うと明かりに向かって駆け出した。俺はドアを叩き、叫んだ。
「夜分済みません!遭難しかけて困っています!助けて貰えませんか!」
すぐにドアは開いた。やれやれ助かった。
驚いた事に、迎え入れてくれたのは、息をのむような美しい女だった。
692○ナイトWATARUの妖怪事件簿〜待つ女○5:2005/10/19(水) 18:58:46 ID:5HpQoNIw0
女は親切だった。俺がポン太の雨具や濡れた服を脱がせている間にも、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれた。
ストーブに薪を足したり、乾いたタオルを用意してくれたり、置き去りにしたリュックを運んで来てくれたり...。
「ホント助かりました。事情があってどうしても今夜中に山頂に登りたくて、ついムリをしてしまって...。」
女は静かに頷き、嬉しそうに微笑んだ。「ええ、良いんです。判ってましたから。」「?」
俺は小屋を見回した。小さな小屋で、営業小屋には見えない。まるでリゾート地にある個人の山荘のようだ。
清潔で居心地が良さそうだが、何だか寒々しさを感じるのは、俺の身体が冷えきっているせいだろうか。
ポン太はすぐに息を吹き返した。どうやら腹が減って目が回っただけらしい。人騒がせな奴だ。
俺達は女の用意してくれた暖かい食べ物をごちそうになりながら、彼女の話を聞いた。
女の名前は麻里と云った。
麻里には登山が趣味の婚約者がいるのだが、事情があって今は遠く離れて別々に暮らしていると云う。
麻里は、彼の最も愛する山、富士で山小屋の仕事をしながら、彼が迎えに来てくれるのを待っているのだそうだ。
「へえ、健気なんですね...。でも、彼は幸せですね。麻里さんみたいな美人に待っていて貰えて。」
麻里はまた、静かに微笑んだ。灯油ランプで照らされたその笑顔は、凄みがある程美しかった。
その時、ポン太が真っ青な顔で、トイレ、と呟いた。そんなに切羽詰まってるんだったら、さっさと言えば良いのに。
「あの、麻里さん、トイレ何処っスか?あ、外出て右ですか。ナイトさん、一緒に行きましょう。」
「え?嫌だよ、俺。おまえ一人で行けよ。」「お願いッス!一人じゃ怖いンスよ!」
渋る俺をポン太は引きずるように強引に表に押し出した。そして奴は後ろ手にドアを閉めると、意外な事を言った。
「まずいッス、ワタルさん。逃げましょう。麻里さん、人間じゃないっスよ。」
693○ナイトWATARUの妖怪事件簿〜待つ女○6:2005/10/19(水) 19:00:03 ID:5HpQoNIw0
「何寝ぼけてんだよ?だいたい、生意気にワタルさんとか言ってんじゃねーよ、俺の事はナイトさんと呼べとあれ程...。」
「そんなこと言ってる場合じゃないっス。ナイトさん、麻里さんの顔にばっかり見惚れてるから気がつかないんス。
 ...あのひと、ランプに照らされても、影が出来ないんスよ...。」
「うるせえバカ、おめえは女性経験が少ないから知らないだろうが、女の子てのはな、ぷにぷにっとして、やー...マジ?」
「ホントっす!荷物なんかどうでも良いからこのまま...ぎゃあ!」
振り返ると、出入口とは反対方向のはずの、俺のすぐ背後に麻里が立っていた。麻里はすすり泣くように語り始めた。
「浩一さん、ずっと待ってたのよ、あれから...。
 あの日は急に天候が荒れ始めたわね。本当に酷い嵐だった。でも私、貴方と一緒だったから怖くなかった...。
 貴方は山のベテランだったし、何より私を愛してくれているんだもの...。
 貴方は落雷があったとたん、悲鳴を上げて逃げてしまった、私を置いて...。
 でも、私、信じていたよ、必ず迎えにきてくれるって...。さあ、今夜こそ私と一緒になるのよ、浩一さん...。」
「俺達は浩一じゃないっス!許して下さい!」ポン太が叫んだ。すると、麻里の美しい顔がみるみる歪んだ。
「何〜ィ?浩一さんじゃ無い〜ィ!?」
麻里の顔はどろどろと崩れ始め、目が怒りに燃えた。美しかった栗色の髪がまるで竜巻のように渦巻いた。
悪鬼と化してしまった麻里は俺達に叫んだ「浩一さんはどうした〜ァ!」
694○ナイトWATARUの妖怪事件簿〜待つ女○7:2005/10/19(水) 19:01:03 ID:5HpQoNIw0
「ぎゃ〜!」ポン太が叫んだ。麻里は凄まじい形相で、今にも俺達に飛びかかろうとして身構えている。
俺は腹を決めた。ポケットに入れて肌身離さず持ち歩いている破邪の剣、不動丸を取り出し、抜刀した。
とたんに不動丸から不思議な光が迸った。
「ギャーア!」今度は麻里が叫んだ。
「臨 ・兵 ・闘 ・者 ・皆 ・陣 ・ 列 ・在 ・前!」
俺はイサオ兄貴に教えて貰った九字を切った。不動丸は益々妖しく輝いた。
そして、麻里の胸目掛けて、柄も折れよとばかりに不動丸を突き刺した。
「※※※※※※※※※※※※※※!!!!!!」麻里はこの世のものではない叫び声で吼えた。
俺は右手で尚も麻里の胸に不動丸を突き立てながら、左手で彼女の肩をゆっくり抱き、そして耳元で囁いた。
「さっきはダチが冗談を言ってごめん。俺だよ、浩一だよ、麻里。お前を迎えに来た。待たせて悪かった。」
...すると、とたんに悪鬼の形相だった麻里は元の美しい顔に戻った。彼女は泣き出した。泣きながら笑い出した。
「...浩一さんたら...。また私を騙して...ほんといつも悪い冗談ばかり...。酷いよ...。でも...許してあげる...。ずっと待ってたよ...。」
「ごめんよ。もう二度とお前を置いて行かない。ずっと一緒だ。」
麻里は本当に綺麗だった。童話に出て来る、王子様に出会ったお姫様ってのはきっとこんな表情だったのだろう。
そのあまりの美しさに、俺はつい思わず引き寄せられるようにキスしようとした...。
695○ナイトWATARUの妖怪事件簿〜待つ女○8:2005/10/19(水) 19:02:19 ID:5HpQoNIw0
「麻里さん消えちゃったっスよ、ナイトさん。」
...気が着くと俺は、一人で虚空を抱いてくちびるを突き出してると云う、マヌケな格好をしていた。
「なんか、綺麗な青い光になって、西の空に飛んでっちゃったっス。...あ、東の空が明るくなって来た。」
よく判らないが、西の空へ行ったのだったら、きっと成仏したのだろう。
「夜明けってキレイっすね。台風それたんスね。...なんか強烈な一夜だったッスね。」
振り返ると山小屋は消えていた。代わりにそこには、人がなんとか一人身を隠せそうな小さな岩屋があった。
そして、そこには女物の登山服を身に纏った骸骨がうずくまっていた。...たぶんこれが麻里の亡骸なのだろう。
俺達は一番近くの山小屋まで歩き、管理人に事情を話して警察を呼んで貰った。
夜間登山で道に迷い彷徨っていたら、明け方白骨死体を発見した、と云う事にして、不思議な体験は黙っていた。
無謀登山についてはお目玉を喰らったが、事情聴取はすぐ済み、やがて麻里の亡骸は収容されていった。
おそらく数年前に、怪我で歩けなくなったうえに嵐にやられて疲労凍死したのだろう、と警官は言い残して去って行った。
とたんにもの凄い疲労に襲われ、俺達は山小屋で仮眠をとらせて貰うことにした。
...泥のような眠りの中、楽しい夢を見た。
麻里が現れ、とびきりの笑顔で俺の頬に感謝のキスをしてくれたのだ。柔らかい、優しい唇。そこで目が醒めた。
...もう、日が傾いていた。ポン太のベッドは空っぽだった。
管理人に尋ねると、誰かに電話をした直後、転がるように下山して行ったそうだ。俺に宜しく伝えてくれ、との事。
たぶん今夜こそユキちゃんとデートするつもりだろう。今回だけは、随分ポン太に迷惑をかけちまったな。
俺はテラスでマールボロを一本、ゆっくりと灰にしてから、下山の準備にとりかかった。...さよなら、麻里さん。
696○ナイトWATARUの妖怪事件簿〜待つ女○9:2005/10/19(水) 19:03:23 ID:5HpQoNIw0
「...しかし酷い男もいたもんねェ、フィアンセを嵐の中ほっぽらかして逃げちゃうなんて。」
その夜遅く、俺は本牧ISAOを訪れ、イサオ兄貴に事件の一部始終を話した。
ピッチピチのレザースーツに身を包んだ兄貴と、夜中に二人っきりってのは結構危険だが、まあ大丈夫だろう。
「しかも遺体が今日まで何年も放っとかれたって事は、その後一切捜索する努力をしていないって事じゃないですか。
 見捨てただけじゃなく、浩一って奴は麻里さんを見殺しにしたんですよ。」
「ま、今回遺体が発見された事で、浩一も警察から事情聴取されるでしょうね。法律的には罰せられないでしょうけど、
 社会的には何らかの制裁を受けるかも知れないわね。...それにしてもワタル君、良いとこあるじゃない。見直したわよ。」
「何ですか?俺、なんかしましたっけ?」
 「最後に浩一のふりをして麻里ちゃんを成仏させてあげた事よ。不動丸クンだけでは、悪霊を調伏する事は出来ても、
 彷徨える魂を成仏させることは出来ない。それが出来るのは、気障な言い方をすれば刀を振るう者の、愛と誠意なのよ。」
「でも、俺、最後に麻里さんに嘘ついた訳じゃないですか。実はそれが心苦しくて...。」
「バカね、何も嘘をつかない事が誠意って訳じゃないのよ。君はステキな事をしたのよ。誉めてア・ゲ・ル?チュッ?」
兄貴は假屋崎センセイそっくりの笑顔で俺のほっぺたにキスをした。チクチクした、夢での麻里のキスとは随分違う感触だ。
「ところで、勿論、御神水の方は無事手に入れたんでしょうね?」「え?何の事でしたっけ。ご浸水?」
「御神水よ!ワタル君、アンタ、山頂の御神水汲む為にわざわざ富士山にのぼったんでしょ?まさか...。」
俺は思わず立ち上がり、頭を抱えて叫んだ。「ヤッベ、忘れてたぁ!」

...翌日から俺はバイクショップISAOでアルバイトしながら求職活動をすることになった。
697本当にあった怖い名無し:2005/10/19(水) 19:16:25 ID:slguqBqxO
GJ!!ワタル君W
今回も御本家よりイイ鴨。続編に期待あげ

【第一話:システム移譲】



西暦20XX年初夏。

薄暗い部屋、大型スクリーンの前に
まるでSF映画に出てくる様な制御卓、
そこに二つの人影が・・・・


制御卓のスピーカーから中性的な合成音声が流れ出す
「偵察衛星JDE-2制御システム移譲準備完了しました」
それを合図に、小さく押さえているが良く響く
女性の声が、隣のやや小柄な影に向かって
宣言する。
「これよりシステムのハンドリングを、制限付きで一時移譲します」
SF的な制御卓に不釣り合いな
ノートパソコンのキーを叩く音の後
かなり説教臭い調子で、
「解ってる?このシステムは国民の税金を使って作られてるの、君の訳の分からないソフト本当に大丈夫なんでしょうね?」
小柄な方の影がそれに答える
「大丈夫です間違ってもそちらのシステムに影響が出る事は無いですから」
薄暗い中でも気弱そうに見えるその人影は内藤渉の弟、政信だった。

なぜ妖怪ハンターの弟にして霊能力者、
政信がここ市ヶ谷の防衛庁地階に居るのか?事の始まりは・・・・


699 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/19(水) 21:40:11 ID:27l0vcFoO

【第二話:キールリアンボックス】



「米軍からの要請、いやお願いに近いのかな?まぁ要するに
上の方がアメチャンに頼まれて断り切れなかったんだとよ」
迷彩服姿で、
顔にうっすら汗を浮かべた男が
鬱陶しそうに空を見上げながら後を歩く部下に説明している、
「なんでも最近頻発してる地震が気になるから調査しろって事らしいんだ」
中の物が気になるらしく空模様を窺うと同時に
チラと振り返る様に背中の背嚢を見ている。

まだ明けきっていない梅雨の湿気を
嫌ってか部下はオリーブグリーンのヘルメットを脱ぎ、背嚢からぶら下げている
ヘアマニキュアで栗色にコーティングされた頭髪がいかにも今時の青年だ
その部下がハンディタイプGPSの液晶画面を除き込みながら聞き返した
「それにしてもなんでアメリカさんが日本の地震に興味もってるんですかね?」

「知らんがな、何しろ被災地で救助活動するよりはマシだろう」


この年、日本は年が明けてから梅雨時までに四度の大地震に
見舞われていた、合計で死者は8千を越え未だ
瓦礫の下に眠っている行方不明者も2千を越えたままだ
陸上自衛隊は救助活動に追われ
実際、隊員達は休む暇もなかった。


700 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/19(水) 23:58:57 ID:27l0vcFoO
「そりゃそうですけど、でも場所が自殺の名所じゃ
ピクニック気分にもなれませんよ」

米軍は調査箇所に何故か富士樹海を指定してきていた。

「ここのところの地震が北から南へと順に来ているからな、
アメリカの衛星で調べたら
この辺りの地盤がずれて電磁波が出てるんだとさ」
「じゃあ全部衛星で調べれば良かったのに・・・」茶パツの部下、細谷がぼそりと呟いたのを知らぬふりで
上司にあたる自衛隊員、日吉が続ける
「これで背中の箱が米軍からの
借り物じゃなきゃ楽なもんだがなぁ、さてそろそろ調査地点だろ?」
「そうですその右手の窪地、
あのかなり太い木が生えてる辺りです」
仕事の顔に戻りGPSの画面とその場所を見くらべて細谷が頷く

「それじゃ暗くなる前にサッサとかたずけようや!
帰ってビールビール!!」

調査地点まで小走りしで行き、背嚢を下ろし、中から
銀色の小箱を取り出す、米軍が「キールリアンボックス」
と呼ぶその箱は、四角い赤とミドリのランプが
付いているだけの、高さ20cm、幅奥行き共に15cm程の
ツルリとした小箱だった

「あぁ、丁度あの木の根元ですよ」
画面から顔を離して細谷が指差す、
その時二人の背後から突然声が
701 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/20(木) 00:13:22 ID:EzrR3enQO
掛けられる

「こんな所で自衛隊の人が何してるんですか?」
飛び上がる程驚いて二人同時に振り返ると
そこにはTシャツに綿パン、スニーカーを履きディパックを
背負った30代後半位の男が穏やかに微笑みながら立っていた、

「あ、いや地震の調査なんですよ・・・」相手の穏やかな顔にホッとして
思わず細谷が本当の事を言ってしまう

それを制する様に日吉が
キツイ調子でその男に聞き返す、
「あなたこそこんな所で何をしようとしているのですか?」

「僕ですか?僕はこの前の水戸の地震で女房と娘二人を
亡くしましてね、オマケに商売も完全に駄目になって
しまったんで自殺でもしょうかと思ってまして」
穏やかに微笑んでいるだけに本当とはおもえずに
細谷が軽い調子で「そんな冗談信じませんよぉ、ハイキングか何かで
道に迷ったんでしょ?」と苦笑いで言ったその途端、

「何が冗談だっ!冗談で俺の娘達は死んだのか!!お前の言う
冗談で女房は腹から内臓溢れさせながら死んだのか!
俺が死のうとしてるのは冗談なんかじゃないっ!お前みたいなガキに何が解るんだあぁぁ!!」
口の端から泡を吹き絶叫し始めた男に日吉は、
「ちょっと落ち着きなさい!あなたが死んだって家族が
戻って来るわけじゃ無いでしょう!落ち着いて、
とにかく落ち着いて・・・」いきなりの事態に面食らっては
いたが、自分と同年代の男が生きる気力も失せ
自殺しようとしているのを何とか止めなくてはと
日吉はなだめに掛る、
702 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/20(木) 00:29:28 ID:EzrR3enQO
日吉はなだめに掛る、「ここを調査すればわたし達の今日の仕事は終わりですから、
そうしたら一緒に帰りましょう
家に来て飯でもたべませんか?あなたの話もゆっくりと聞きたい、いや
是非聞かせて下さい」
フーフーと荒い息をつき顔を真っ赤にしているが
少しは話を聞く気になったようだ
日吉が続けざまに繰り出す言葉を半眼で黙って聞いている
「この箱で地盤の状態をチェックするんです、そして次に来るかも知れない
地震を予測してなるべく犠牲者を増やさない様に・・・」
男の様子がまた変わった、赤い顔はそのままだが
目が吊り上がり小刻に震えている、娘が、女房が、と
ぶつぶつと小声で繰り返したかと思うと

「犠牲者だと?」と大声で聞き返す
「そうです、これ以上悲しい思いをするひとを増やさないように必要な調査なんです」
この男に同情する気持ち以外
口からでまかせだった、調査結果を米軍から知らされることも無いだろう
ましてや米軍が犠牲者を減らすために
依頼して来たとは到底考えられない。キールリアンボックス
などと言うふざけた名前のチャチな小箱を抱え
気のふれた男を自分が必死で説得している図を客観的に想像して
思わず失笑しそうになっ
703 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/20(木) 00:30:56 ID:EzrR3enQO


その時、男が理解不能な言葉を叫びながら
日吉の持つ小箱を横から殴りつけた、
凄まじい勢いで殴りつけられた小箱は宙を飛び
調査ポイントの大木にコーン!と音を立ててぶつかり
跳ねかえって窪地の底にガチャンと落ちた、部下の細谷が
小箱に走り寄り拾い上げながら「カバーが外れてますよ!
中身が見えちゃってる、この石に当たったんだ!
キチガイの相手するからこんなに事になるんですよ!」
軽視の表情で男を見つめながら日吉をなじる、

704 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/20(木) 00:38:09 ID:EzrR3enQO
すんません!取り合えず
ここまでしか出来てませんorz
続きはまた後日ってことで


【次回予告】


細谷と日吉は自殺志願者をとめられるのか!?
てか夜風タンはいつ登場するのか!?
つーかこの話しオカルトなの?
まぁ適当に期待してね(ハァト








このシリーズはN.W様に捧げますw
705本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 07:05:01 ID:CH2dJG4dO

小五の少女のパンツに手を入れて・・・


まで読んだ。
706本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 07:37:01 ID:n7YsJoBpO
んまぁ!まぁ!まぁっ!!久しぶりに覗いて見たら

夜風センセ、ご神臨━━━☆ヽ(`∇´)ノ

なんて思ったら…
コピペじゃあないの…orz
でも何故に山怖……?orz
あぁ、誰か教えて…
ナゼ、山怖なのかしら…

ううん、いいの…。
本当はわかっているのよ、あたしだって…。

其処が夜風センセの夜風センセたるや由縁なのね…。

もう、生霊や背後霊も真っ青(まっつぁおとお読み!)なくらいとり憑いちゃってるのね…
あぁ、きっと自縛霊になってしまわれたんだわ…シクシク…(もうとっくかしら…)
707本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 07:43:26 ID:n7YsJoBpO
でも、センセ?
新作評判悪いようですよ〜??

私はとっても好きですが…マジで…(´・ω・`)

んもうっ、ラブ・LOVEですわ♪(※バカっぽく)

でも、やっぱオカ板では、ナイトWATARUさんのようにポップなお話だったり、身の毛もよだつような恐怖話が好まれるのかしら…。

ナイトさんも、ひと昔前のアニメキャラのような動きと台詞とても良かったですよ♪
えぇ、夜風センセのエッセンス☆
バッチリ感じましたw


さ〜ってと、ナイトさんの新作とコテさん(英語なので略)の物語でもよ〜もぉ〜っと☆


夜風センセ〜ッ♪
おうちは此処ですよ〜!!いつまでも遊んでちゃダメですぅ〜っ!!プンプンッ

新人さんが台頭してきてるのでバッチコーイ☆(・∀・)な新作をお願いしますよ〜♪(気分は敏腕?編集者☆)
708本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 08:55:26 ID:jXNaQphI0
キモ杉
709本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 09:35:37 ID:n7YsJoBpO
>708
ふぅ、遊び心のわからない人ねぇ‥?

わざとバカっぽく書いてるんじゃないの。

この単細胞チャンめが。
710本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 09:53:16 ID:oEcCmaIh0
>>708
NW(ヌルワロ)精神を持たぬ者は去れ
711本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 11:24:41 ID:hOUZucXvO
なんというか、年配の男性が必死にネカマを演じてるような痛々しさを感じるのだが。
違ってたらスマンがそう感じた。
712本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 11:43:29 ID:n7YsJoBpO
>711
私ですか?
まぁ、謝る必要もありませんが…w

確かに、オネーサンと呼ぶには微妙な年頃ですが…orz

あくまで婦女子ですよ。
ま、なんだっていいんですけどねw

ところであなたは夜風センセのファンですか?w
713本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 11:51:32 ID:WykoDtpV0
◆HC3aoVMLFM 様
なかなかハード路線で(・∀・)イイ!!
後編にワクテカ
ナイト様の作品といい、住民の皆さんが「ぬるわぽ精神」を
理解なさっていてここはかなりの良スレでつ

ところで宗家は何してるんだか・・・
まるで和泉家(狂言)のような低落
カナシサス
714本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 11:52:51 ID:WykoDtpV0
「ぬるわろ精神」でした OTL
715本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 12:19:02 ID:hOUZucXvO
もちろんファンですよ。実話だとは思ってませんが…。哀愁を感じるところが好きですね。
716本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 12:51:53 ID:WykoDtpV0
まったりしてるうちに
山怖にさっそく「N.Wさん 乙!!」がわきますた(苦笑)
行動様式が一貫していてテラワロス
717本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 12:54:26 ID:n7YsJoBpO
私と同じですね。あの閑寂とした雰囲気が何とも…。わびさびってヤツですね。

新作の評判はあまり宜しくないようですが…あなたは好きでしょ?w

あぁ、わびさびで思い出しましたが、昔、鬼平犯科帳(字合ってる?)が好きで着メロにしてたら皆に笑われました‥鬼平凄く好きなのに…orz

あぁ、段々スレ違い…
寝てないせいかしら……
718 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/20(木) 14:51:40 ID:EzrR3enQO
夜風揚げ再びノシ
719本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 16:15:47 ID:+AKpqj2a0
43 名前: 名無し [sage] 投稿日: 2005/10/20(木) 14:14:33 ID:SEIegupM0
>>42
いい加減にしろよな。
いつまでもしつこく言いたてるおまえらのせいだろ。
スルーなり、NGワードなりしろよ、バカ。

本スレにNWの言動と全く一致する香具師あらわる。
我慢できずに書き込んだか?w
720本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 21:06:26 ID:kbf/9eF+0
ご本人に弁明を強く望む意見に対し、ついに降臨するか
そして SEIegupM0 は再び同じIDで出てこれるのか?

まぁ、日付変わってからだろうねw
721 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/20(木) 22:52:08 ID:EzrR3enQO
わくわく♪
722本当にあった怖い名無し:2005/10/20(木) 23:20:57 ID:CH2dJG4dO
山スレに書こうかと思ったがこっちでいいや

正直何がしたいのかわからんよ〉NW氏
察するに君は恐らく今まで名無し、別コテで山怖を盛り上げてきてくれたんだろうが
もう今では荒らし扱いとまではいかないが近いものになってますよ・・・
やはり何があっても自演告白はすべきではなかったですね。
今君が出ることで君の尊敬する他コテさんがますます出て来にくくなるのではと心配です
まぁ君はそのコテにかなりの思い入れがあるようなんで外せとはいわんが
雑談のみでもこちらに顔出しときゃぁ君の好きな山怖は荒れずにすまないかい?
ここの基地外共は多分アンチばかりじゃないと思うよw
723 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/21(金) 00:35:27 ID:bVWALN1gO
基地外で悪かったなwでもこちらに書いてくれて
ありがとう。
724 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/21(金) 00:41:19 ID:bVWALN1gO
もしかして・・・・



61:10/21(金) 00:32 mcn/qmf80 [sage]
自作自演したって話しが面白きゃいいじゃん
N.W叩きの隔離スレいってみろよ
さんざんN.W叩いといて、同人くさいパクリ作品みんなでほめちぎってるから
それでその作者が44だからさらに笑える





だからぁ夜風タンは50年にいちどなの!
みのがせないんYO
725本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 01:00:20 ID:mcn/qmf80
>>724
ねえもしかして君、本スレで晒されちゃったんで恥ずかしくなって、
巣に戻ってきて仲間に助けを求めてんの?www
726本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 01:37:28 ID:ua2N79kh0

現在、このスレは◆HC3aoVMLFMをオチするスレとなってるなw
727 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/21(金) 01:43:15 ID:bVWALN1gO
ふふふw
あの程度がはずかしくて
NWWの会員はできませんよWWW
728本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 02:14:20 ID:iMBvBQmiO
ある意味、
オチスレ・ネタスレ。

でも投稿待ってますよw
729本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 02:49:50 ID:zvcRXqjTO
つーか、文章のレベルはこっちのが低いな
きちがいレベルもどっこいだし、コテはまとめてうざいと言うことだな
730本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 03:20:25 ID:jknMjDV60
>>729 その通りです
「N.Wにまつわる」と言うことは、そういうことです

N.W&N.WWマンセー!!
731 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/21(金) 03:27:36 ID:bVWALN1gO
マンセー♪マンセー♪
732本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 03:41:00 ID:zvcRXqjTO
こうしてすべての名無しを叩いてる訳か
そりゃ人も減るし、本スレも荒れるわ
くだらね
733本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 03:46:37 ID:jknMjDV60
ああ〜この「ぬるわろ精神」がたまらない
禁断の果実を齧りしものども、その名はN.WW!!
734 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/21(金) 04:16:20 ID:bVWALN1gO
>>732
えーっ!すべての名無しが夜風タンを
たたいてるのぉ!?

許っせーーーんっ!!!!!!!!!!!
735本当にあったこあい名無:2005/10/21(金) 04:19:54 ID:bVWALN1gO
>>732
本スレってどこの事ですか?
NWさまのスレ他にもあるの?是非是非教えてください!
736本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 05:26:12 ID:QyY7kivK0
暇だったからとりあえず最初から読んだ


NWっていいなw
>>465のいうようなツンデレなNWも見たいす
737本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 05:43:29 ID:bVWALN1gO
736の人
乙かれさまです♪N.WWと一緒に
降臨をまちませんか?
738本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 06:59:40 ID:Ot5aIL+I0
・気に入らないとアンチスレを立てる
・気に入らないと思ったらとことん煽る
・スレを立てては数時間粘着&常時age
・ageてはスレを目立たせようと、全レスしてはスレを伸ばそうとする
・レスが少ないと痛い自作自演を連発する
・荒らすことによって自分が強いと錯覚する
・言葉が幼稚で単調
・無意味に ( ´,_ゝ`)プッ
・最後は w、藁、(ワラ
・放置に耐え抜く精神力がない
・即答できないとコピペに頼る
・最悪の場合、「反応するお前も荒らしだ」と言って自分自身を正当化する
・煽り返されると鸚鵡返しで対抗
・揚げ足取りが知的と思っている
・二言めには○○=××と言いたがる
・そして自分の推理は正しいと信じて疑わない
・英語ができない
・反論できないことについては無視
・自分の無知は認めない
・微妙に論点をすりかえて相手を叩く、大きな論点はあくまで無視
・汚い言葉づかい、人格攻撃を駆使
・まともに話にならないのであきらめて人がいなくなれば、「反論も出来ないのはこちらが正しいからだ」と勝手に勝利宣言
・あくまでも叩かれるのは叩かれる理由があるのだから叩かれる方が悪いという詭弁
・論破されたらネタスレにして逃げようとする。又は「馬鹿が沢山釣れたぜギャハハハハ」という見苦しい捨て台詞を吐き捨て、絶対に負けを認めようとしない。
・そしてこれらを「長文」として読み飛ばすため、池沼である事に気がつかない。

はにわたん、有名なんだwww

739 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/21(金) 07:27:26 ID:bVWALN1gO
今まで全て自演してて良かった
努力が報われたぁ☆
740本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 07:51:00 ID:AjocpLGY0
正直、N.Wを擁護している人の気持ちがわからん。

あんな作り話を面白いと言ったり、奴の自演のせいで荒れてしまった山スレ。

自演といっても、自分が「自演だよバーカ」って言った奴じゃなくて
こうしてみては?と言った人に口汚くののしり返したり、自分の擁護レスをつけたり
「NWさんにレス貰えて感激です!」とかやってたバレバレの自演。
本人が言ってないから自演かどうか定かでないと言う人もいるが、馬鹿?

こんなこと2chでやって、その後普通に書き込みが出来ると思ってんのが基地外。
どの板でも、どのスレでもそうだよ。

>>738
NWさんしつこいよ
いい加減に山スレには書くな基地外

741本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 09:07:55 ID:/XhWOwq40
>>740
決めつけ(・A ・) イクナイ!

オイラははにわたんヲチだもん!

アイツといっしょにしないでネwww
742本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 11:31:10 ID:N2UXhx4qO
山スレの70はこのスレの住人でしょ?
養護してるのに生暖かい感じがなんともいえんwww
743本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 11:54:19 ID:/XhWOwq40
持上げて落とす!

これがN.W.Wくおりてぃなのさっ。

ねえ、はにわたん(はぁと
744本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 11:59:52 ID:qKN81byg0
N.Wいろんな意味でスゴス
その人気ウラヤマシス
酋長の後継者はN.Wと確信シス
745本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 13:27:00 ID:VH0RdPVF0
本家夜風も彼の自演もそのアンチも擁護もすべてひっくるめて
ヲッチしながら楽しむ
それがNW(ヌルワロ)精神
もうね本人がどうだろうと無関係に楽しむのが吉
746本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 17:06:56 ID:/XhWOwq40
あ、そうそう

>>740 ( ´・_・`)つ

>「NWさんにレス貰えて感激です!」っていうのはw
アイツが雷鳥たんにレスもらったときのパロでしょ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )

でもアイツの(・∀・)ジサクジエーン!!にしたほうがおもしろいもんね。
747 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/21(金) 18:02:58 ID:bVWALN1gO
さて揚げときますか






N.W様
捨て身の特殊攻撃お疲れ様です
これからもN.WWの為に頑張ってクダサイ。
748本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 18:19:52 ID:/XhWOwq40
ちがうって、はにわたん

もうwwwwwwwww

o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!
749本当にあったこあい名無:2005/10/21(金) 18:23:32 ID:bVWALN1gO
>>748
誰もお前の事だなんて言ってないぞwww
750本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 18:25:23 ID:/XhWOwq40
まあいっか...

きょうはもう(;´ρ`) グッタリ

ほんとに帰ろ ヾ(゚ω゚)ノ゛バイバイ
751本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 18:40:09 ID:VH0RdPVF0
ここはともかく他のスレにヌルワロを持ち込むのは止めにしようや
752 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/21(金) 18:46:57 ID:bVWALN1gO
同意、
これからはいちいち誘導しに逝くのも
止める


話は変わるけど
最近NWさん今晩は!
の人見掛けないなぁ・・・・

ネタ執筆中かな
753本当にあった怖い名無し:2005/10/21(金) 23:35:34 ID:dXankuoP0
ハニワさんこんばんわ!

NWWとか他スレ突撃とか、いろいろ生暖かくなってきたので
最近は見守ってるだけなのです。
754 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/22(土) 02:02:21 ID:x+SmhH7XO
なるほど(・∀・)ね!オラもそうしよっかなw
では以後酉は外します。そしてなまあったかい様子を
なまあったかく見守りますかw


>>753
それでは



NWさんおやすみなさい!
755本当にあった怖い名無し:2005/10/23(日) 16:24:05 ID:1g+HOP3MO
もう、山スレこないでね




NWさん
756本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 06:43:59 ID:Qpqyf+QiO


118:全裸隊◆CH99uyNUDE 10/23(日) 06:57 K4efRtLb0 [[email protected] sage]


123:全裸隊◆CH99uyNUDE 10/23(日) 21:12 5lzaZobj0 [[email protected] sage]




休日出勤お疲れさん。
757本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 06:46:17 ID:Qpqyf+QiO
誤爆だけどま、いーか
758本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 17:15:44 ID:UoZNA7E10
あーやっぱりここの人たちはNWがいなくなったら他のコテを叩いて
山怖スレを潰そうとするんだなぁ…。

NWが出る前から雷鳥や全裸に粘着がいたけど
今まではNWに向かうことで矛先が変ってただけだったんだろうな。

今の山怖スレは見るのに忍びない。



とりあえず
>757
NWさん乙!
759758:2005/10/24(月) 17:16:18 ID:UoZNA7E10
レス番間違った
>758
でしたw
760本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 18:18:39 ID:Qpqyf+QiO
「山怖」関係は普通に自演有りなのかな?
まぁ、バレない様にやっていれば問題ないだろがねw





ネタ師がなんか書いたら反応してやらなきゃ、駄目だろうお前達www
761本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 18:23:31 ID:0dGK2rQn0
はにわたん、まってたヨc⌒っ*゚∀゚)っ

でえもぉ、おそすぎヽ(´Д`)人(´Д`)人(´Д`)人(´Д`)ノあぁ

もっとはやくキテヨ(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
762本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 18:27:59 ID:Qpqyf+QiO
残念だがハニワではないぞ。







それにしても
AAの貼り方下手だなお前w
763本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 18:30:11 ID:0dGK2rQn0
しょしんしゃだからしかたないんだyoーヽ(`Д´)ノプンプン
764本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 18:35:16 ID:Qpqyf+QiO
粘着の初心者だろ?愉しいかい?
765本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 18:40:20 ID:UoZNA7E10
やっぱり山怖スレに気色悪い書き込みしてたのここの住人だったのか…

>761.763
お前だよ


最悪だな
766本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 18:45:39 ID:Qpqyf+QiO
N.W本人確定だな、されるのはベテランでも
するのは下の下。
767本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 18:49:32 ID:jecmrh5U0
禿同
手を変え品を変えここと本スレにご執心されてますね
768本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 18:50:57 ID:UoZNA7E10
やたwwwww本人確定されたwwwwww


ID:0dGK2rQn0 はどう見ても厨房じゃないか
そいつを批判したらNW認定かw
おめでたい奴らだな

狂ってるとしか思えんwww


>されるのはベテランでも
するのは下の下。

ごめ 意味ワカラナスwww
769本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 18:58:10 ID:Qpqyf+QiO
逆切れパターン変わってないな、懐かしい。
770本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 19:00:15 ID:kprux2WE0
ここは「ID:0dGK2rQn0死ね」って言えばN.Wになれるインターネッツです。
771本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 19:02:20 ID:0dGK2rQn0
NWキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!

これで(´ε` )イイカナ?
772本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 19:04:53 ID:UoZNA7E10
うーん…別にNW援護じゃないけど本人認定されるわけだな。

NW昔は好きだったけど本スレに書くと荒れるので
今では本スレに書いて欲しくはないと思ってるんだがな。


まあ、ここでは言論統制ひかれてるみたいだし、
気に入らない意見はすべてNW認定ですまされるようだから
このへんでやめとこうっと…。

とりあえずここの人は本スレを荒らさないでください。
お願いします。
773本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 19:10:48 ID:Qpqyf+QiO
どこの本スレなのかな?N.Wさん(爆笑
774本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 19:16:59 ID:Qpqyf+QiO
>>765
お前なんか勘違いしてないか?俺はAAの僕ちゃんに
言ってるんだかなwwwwマヂダッセWWW
775本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 20:37:45 ID:Qpqyf+QiO
>言ってるんだかなwwwwマヂダッセWWW

だかな


馬鹿ですかorz
776本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 20:42:37 ID:Z96XhJ990
>>774
何が偉そうに僕ちゃんだよタコ
お前はとりあえずこのスレから出るなよ
みんなに迷惑がかかるからなw
ここは精神病院なんだから
あと誰でもN.W認定の基地外どももな
ホントこのスレの常駐者は人間のクズ
777本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 20:55:36 ID:Qpqyf+QiO
オマエモナー(AA略
778本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 21:13:57 ID:ty+Y4ebeO
>>756
この誤爆モドキはどういう意味があるんだい?W

まさか、朝の7時前の書き込みと夜の九時すぎの書き込みのID比べてんのか?


2チャン暦浅い俺に解りやすく説明してくれW
779本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 21:36:15 ID:Z96XhJ990
>>777
ぷぷぷw
780本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 21:42:41 ID:Qpqyf+QiO
>>778
わかってないねwそんなことは
どうでも良いのだよ菊地くん!
781本当にあった怖い名無し:2005/10/24(月) 21:46:09 ID:Qpqyf+QiO
>>780
菊地くん!-×
明智くん!-○

782本当にあった怖い名無し:2005/10/25(火) 07:33:42 ID:aE+iLwfE0
はにわたん(´・ω・`)オハヨウ

NW(*∀*)発見?!

でもね、オイラきょうはがっこう

783本当にあった怖い名無し:2005/10/25(火) 07:44:06 ID:bXcOGBadO
機能は創立記念日かー?しかし君は
誰がハニワか判ってないみたいねw
784本当にあった怖い名無し:2005/10/25(火) 08:38:02 ID:94fXl9U50
このスレの感じ皆「ぬるぽ・わろす」が分かっていて(・∀・)イイ!!
785本当にあった怖い名無し:2005/10/25(火) 10:15:30 ID:KqsAD2uy0
ここは別に言論統制もしてなければ擁護を本人認定もしていないし
他のスレでアホな真似もしない
その辺が分からない奴はヌルワロを理解してないってことだ
786本当にあった怖い名無し:2005/10/25(火) 10:21:47 ID:bXcOGBadO
嫌なもの目障りなものを攻撃するのでは
なくて「洒落のめす」と言うことだね!
787本当にあった怖い名無し:2005/10/25(火) 12:07:35 ID:RVdBTRg/0
>>785
ここは言論統制バリバリ、擁護どころかカキコした奴全員N.W認定の狂信者集団
本スレでは、はにわたん連呼の完全な荒らし
住人同士でヌルワロ逃げ道に馴れ合って、ホント気持ち悪い
788本当にあった怖い名無し:2005/10/25(火) 12:18:10 ID:f6hSwZKO0
まだ山スレではにわ連呼してるのはリア厨一人くらいでしょう(おそらくだけど)

N.W氏の書く文章は好きで楽しみにしていたが
スレが荒れるのがあきらかなのに、尚、投下する氏の神経が判らない
氏は山男の男らしさを主題にしているようだが
スレの秩序を守る為に、まずご自分が身を引く事が
本当の男らしさと心得るが、如何。
NW氏のご返答を強く乞う。

に回答もせず逃げ出してる彼に擁護はいらね と思うなぁ
789本当にあった怖い名無し:2005/10/25(火) 19:50:46 ID:bXcOGBadO
>>784
って言うか、それだけぬるぽかましてて
誰にも
ガッされなくて寂しくないかい?
790本当にあった怖い名無し:2005/10/25(火) 21:49:39 ID:Xf3FCPONO
夜風サン、君には、酷な相談なんだが・・・

ここに話し書くか雑談でもいいから降臨してはくれまいか?
でないとココの奴らが度々山怖に来て荒らしていくんだよぅ(泣
どうやら君はもののけと厨房を寄せ付ける質のようだから
君がここにいると山恐が平和になると思うんだ!
君の大好きなスレのために立ち上がってくれないだろうか。。。


無理にとはいわんが考えてくれm(_ _)m

791本当にあった怖い名無し:2005/10/25(火) 21:57:43 ID:Xf3FCPONO
>>780
要は、日付だけ見て先走った馬鹿で間抜けのオッチョコチョイの素人童貞です!!

ってことを胸はって大声で叫んでる訳ですね!WWW

792本当にあった怖い名無し:2005/10/25(火) 22:23:57 ID:bXcOGBadO
な、何故童貞だと
ばるたんだあ嗚呼あああああああぁぁぁぁ!!!!!!
793本当にあった怖い名無し:2005/10/25(火) 22:55:05 ID:f6hSwZKO0
>>790 
彼はあえてまた山怖にお話を投下してるね。
半分意地になってるのかも知れんが既に嵐だな
794本当にあった怖い名無し:2005/10/25(火) 22:56:36 ID:bXcOGBadO
>>790
フォッフォッフォ〜
そんなこと言ってるから
山こわに出たぞーw
795本当にあった怖い名無し:2005/10/25(火) 23:00:58 ID:bXcOGBadO
しかもあの殺ろうIDで8mも出しやがって!

羨ましいorz
796本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 00:02:59 ID:+FKutRtq0
153 :本当にあった怖い名無し :2005/10/25(火) 22:30:18 ID:a4P+8Mfj0
こんばんは、N.Wです。

これは人に聞いた話。


その地方では、春に田の神様となって里に下りて来られた山の神様を、秋に我が家にお迎えし、
正月に歳徳神になって山へ戻られるまでお世話する。

そして、田の神様をお迎えに行く朝、夜明け前のまだ暗い頃に、部屋の中にシャラシャラ…と
神社の巫女さんが持つ鈴の音にも似た、稲穂を振る音がする年がある。
時にはさりげなく、時には舞うように、それは姿を見せぬまま家の中を通り過ぎて行く。

そんな時は、夜が明けて、家の主人が釜と朸(おうご)を持ち、田の神迎えの為に残しておいた
12株の稲穂を刈りに行くと、稲穂がぱったり倒れてしまっている。
例年ならしゃっきり立っているのだが。

「でもね、それは吉兆なんだ。その年はね、家族が増えるんだ。稲の倒れた方向にね」
教えてくれた人はそう言ってニコニコ笑っていた。


154 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/10/25(火) 22:37:43 ID:a4P+8Mfj0
あー、久々なんでコテ・トリ忘れてたorz

じゃあね、お休み。
797本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 01:50:36 ID:gpTy0IXE0
>>788
おめーも本スレ荒らしてんじゃん
しつこく返答迫ってさ
よくいうよ
798本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 07:48:01 ID:sHq0CK8pO
あはは(o^∀^)アレはオラだよ!あはははは
799本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 07:49:54 ID:sHq0CK8pO









で、返答は?
800本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 09:33:11 ID:ZYcOrcam0
>>796
今までにも何度か出てなかった、この手の民話?
山ノ神が降りてきて田の神になる、それが案山子だって。
801本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 11:22:32 ID:KDXIDIpX0
ここでgdgdしてるのは自分も嫌いじゃないしNW観察も面白いんだけど
いちいち他のスレでコテつけて出てくるアホはゴミ以下だな
まったりNWウォッチしてた頃が懐かしい
802本当にあった怖い名無し :2005/10/26(水) 11:50:14 ID:tgtFwBap0
てか、奥多摩粘着野郎とN.Wは別人でしょ
奥多摩野郎は批判に対して
屁理屈ではあるがいちいち反論し、相手を論破しようとしている
対してわれらがN.Wは都合が悪くなると
聞こえないふりをするか、尻尾を巻いて姿を消す

どちらも相当な偏執狂ってことだけは同じだけど
奥多摩野郎はある意味スジが通っているのに
夜風先生にあるのは歪んだ自己顕示欲のみ
803本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 12:01:52 ID:sHq0CK8pO
で、返答は?
804本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 12:09:20 ID:z9Fnf9B90
171 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2005/10/26(水) 11:51:22 ID:gpTy0IXE0
>>169
それが普通の人の反応で何も悪くないよ
俺もいい話だと思った。
単純に>>167から基地外が漏れ出てるだけ
>>167に行けばわかるけど地獄絵図。
人間の醜い部分がすべて出てるスレだよ
なんか寂しくなる
805本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 12:11:38 ID:5BAXKPbn0
本スレ172の補足 
普通の人の反応=N.W氏が荒れるのを承知で何故続けるのか回答して欲しい

>>797 何故ひとりだけそう思ってると考える?
先程のカキコ以外本スレに回答要求しとらんのだけど

最早N.Wは荒らし以下、酋長と同じとさえ思えるよ。
806本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 14:13:05 ID:1jpbGFBa0
247 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/08/26(金) 22:10:05 ID:YI4pWoEH0
.....
...では聞く。
彼らはウザ・キモな相手の投下した話を何故見る?散々概出の事だが、俺はコテを付けている。
嫌なら専ブラでNG登録してあぼーんすればいい。なのにそれはせず、しっかり目を通して
感情を書き散らしてくる。...

251 :本当にあった怖い名無し :2005/08/26(金) 22:25:51 ID:Vz36oA++0
.....
書かれた物を見て、感想を書くのも相手の勝手。
あんたが専ブラでスルーしろと言っても従う従わないは相手次第だ。

俺はまた、コレ↑で大先生は開き直ったんだと思ってた。

だからって、俺にお約束を言うなよ。
言われる先に言ってやる。

N.Wさん、こんにちわ!
807本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 14:16:48 ID:sHq0CK8pO
(^∀^)全てのN.Wさんこんにちわ!
808本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 15:14:59 ID:/axdd2ID0
自演のばれてしまった雷鳥という認識
809本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 17:35:57 ID:4tplhUUF0
>>806
の話だけど

NWはコテだけじゃなくて名無しで自演するから嫌われてるんだよ…
専ブラつけて、NG登録してたけどNWの話の後だけ自演ぽい変なレスが多かった。

ここ見てると思うから書くけど、過去ログをNW、自分であぼーんしてみ?
流れが自然じゃないというか、賞賛の方向だけに誘導したがってるというか…
すごい不自然な名無しのレスが多くて不愉快になるよ?
自演も話もちょっとしつこいんだよ、あなたは。

810本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 19:24:54 ID:5BAXKPbn0
>>本スレ173さま 俺のレスは貴方宛ではないよ。
gpTy0IXE0氏宛ですよ
811本当にあった怖い名無し:2005/10/26(水) 21:10:38 ID:sHq0CK8pO
>>800
案山子も元を正せば外国から
入って来た習慣かもよ、その由来が薄まって変形して
日本全国に広まっているなら類似
した話がみられてもおかしくわないかな?

まあ妄想だけど(^∀^o)
812本当にあった怖い名無し:2005/10/27(木) 16:17:07 ID:54qK86MI0
おいらんスレに突撃隊が逝ってるな。
813本当にあった怖い名無し:2005/10/27(木) 16:59:53 ID:GK8ua+Ag0
本当に本人だったみたいだね。
必死に否定してるのは首都圏在住がばれたら困るからでしょ。
関西人って設定だったし。
814本当にあった怖い名無し:2005/10/27(木) 20:00:03 ID:D7Y2eXnG0
そうか?
俺はNW信者か、博だと思ってた。

もしかして、博=NW?
815本当にあった怖い名無し:2005/10/27(木) 20:02:24 ID:RyGe3p050
いいねぇ 博だとおもしろいね

純正酋長スレより

509 :博 :2005/10/19(水) 22:05:19 ID:HUd8UdBDO

左足親指の先を濡れそぼった女陰で包んだお姿を母屋の二階から覗き見た瞬間に小生、恋に落ちたのであります。
池田大作先生!
ああ大作先生。
そほいふと側頭部に猫科の耳ヲ生やした美少女は私の疑問など気にもとめずピロピロピロピロといふ効果音とともにゆふに千斤はあろほかと思はれる鉄槌で最後の止めヲ刺したのだ。
816本当にあった怖い名無し:2005/10/27(木) 20:32:24 ID:D7Y2eXnG0
二人とも同時に出て来ないし、あの俺様的態度、何となく似てるような気がする。

おいらんのヤツより、可能性高くね?
817本当にあった怖い名無し:2005/10/27(木) 21:36:39 ID:h5ec7rASO
どうして奴(N.W)は、山怖にこだわるんだろうか・・・・・?
話の内容的にはそこまでこだわらんでもいいような気もするんだがなぁ
雷鳥氏や全裸氏と同じ風を感じたらしいが見ているほうは???だしなぁ
別に書きたきゃ書けばいいと思うし、書いてりゃとりあえず目をとをしてるが
その後の「感動しました!」や「また書いてください!」のレスが自演だろうがそうじゃなかろうが
なんか不自然でヤナ感じがするのは俺だけじゃないみたいだなぁ
818本当にあった怖い名無し:2005/10/28(金) 06:28:17 ID:XcMrTwcoO

NW



一行AA多用厨房


だとすると、末期賞状でわないかとwww
819本当にあった怖い名無し:2005/10/28(金) 06:33:37 ID:Xnz5R+Vp0
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも私を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      浜崎歩
820本当にあった怖い名無し:2005/10/29(土) 03:11:06 ID:04MUOPtl0
     ∧_∧
ピュ.ー (  'A` ) <これからも私を応援して下さいね('A`)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      N.W
821本当にあった怖い名無し:2005/10/29(土) 10:07:35 ID:e442YSbw0
はにわたん、おげんこつ?(* ^ー゚)ノ★

(,,T_T) オイラ、塩塩...

こないだオヤジにめっかってしかられて、マウスかくされた...(`Д´≡`Д´)??

今日やっとめっけたけど、ダメだあ...(´Д⊂

大人はいいよね、ケイタイとかもあるし...(TρT)
822本当にあった怖い名無し:2005/10/29(土) 10:12:43 ID:e442YSbw0
>一行AA多用厨房 これオイラの事だって友達が教えてくれたけど (ω・ )ゝナンダッテ

なんでオイラがアイツなのさっ!! ヽ(`Д´)ノプンプン

アイツはオイラの友達の敵なのにっ!!o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!

ひどいや!!!!(#`Д´)

アイツ、友達のなかよしのしゅちょう(漢字出ない)に、えらそうにしてたヽ(`Д´)ノ

いっしょに見てムカツクー!ΣΣ(`皿´ )

だからキライなのc⌒っミ ▼血▼彡φ
823本当にあった怖い名無し:2005/10/29(土) 10:27:25 ID:lUPkk+Ey0
はいはいお疲れさん。
824本当にあった怖い名無し:2005/10/29(土) 10:42:09 ID:e442YSbw0
いじわる...。・ ゚・。* 。 +゚。・.。* ゚ + 。・゚・(ノД`)
825本当にあった怖い名無し:2005/10/29(土) 10:44:28 ID:e442YSbw0
せっかく学校休んだのに...|||-_|||
826本当にあった怖い名無し:2005/10/29(土) 11:50:05 ID:e442YSbw0
どうしてダレもいないの?( ¬_¬)
827本当にあった怖い名無し:2005/10/29(土) 12:33:57 ID:e442YSbw0
遊んでよ...(´Д`υ)
828本当にあった怖い名無し:2005/10/29(土) 12:53:28 ID:o0dpS2cYO
なるほど・・・
N.W.Wの中の人には酋長一派も混ざってるわけかW
どうりで他スレ突撃とかする奴が出てくる訳だW

829本当にあった怖い名無し:2005/10/29(土) 12:56:32 ID:e442YSbw0
お客さんですか、いらっしゃいませ (・∀・)つ目 オチャイカガ?
830本当にあった怖い名無し:2005/10/29(土) 13:26:21 ID:K04HR6g6O
>>829お前が今からハニワになれ

つ #こあい話


そしてみんなと遊べ
831 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/29(土) 13:42:55 ID:e442YSbw0
遊んでくれるかな?(☆∀☆ )

でも、もう少ししたらママが帰ってくるから、ちょっとしか遊べない...(((´・ω・`)カックン…
832 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/29(土) 14:30:42 ID:e442YSbw0
みんな、雨なのにお出かけなの?(´Д`)?

つまんないな(´・ω・`)ショボーン
833 ◆HC3aoVMLFM :2005/10/29(土) 14:55:41 ID:e442YSbw0
あーあ、今日はおしまいヽ(´Д`)ノあぁ

サヨナラ(T-T ))(( T-T)マタネ
834本当にあった怖い名無し:2005/10/30(日) 00:57:13 ID:A1U2+tWU0
このスレダメ人間ばっか
835本当にあった怖い名無し:2005/10/30(日) 01:52:09 ID:DXNeAmK7O
ご明察のとおりでございましたw
836本当にあった怖い名無し:2005/10/30(日) 21:59:03 ID:BXEAMO9eO
>>834
おまえも含めてなW




当然俺もなW
837本当にあった怖い名無し:2005/10/31(月) 08:41:28 ID:oWOswlbnO
見事なまでの錆びれっぷりだなオマエラw
ひとの褌でしか相撲を取れない
奴らにはお似合いだぜ!
キャハハッ(w
838本当にあった怖い名無し:2005/10/31(月) 10:51:08 ID:4rAdJAqY0
>>837
お久しぶりです!
NWさん
839本当にあった怖い名無し:2005/10/31(月) 11:48:05 ID:b2YisPyt0
ホントこのスレの連中はサナダムシ
840本当にあった怖い名無し:2005/10/31(月) 12:43:44 ID:B3VBKZI50
ひとの褌でしか相撲を取れない
ひとの褌でしか相撲を取れない
ひとの褌でしか相撲を取れない


NW大先生のことですね?
841本当にあった怖い名無し:2005/10/31(月) 18:38:10 ID:oWOswlbnO
正解!
842本当にあった怖い名無し:2005/10/31(月) 19:06:56 ID:oWOswlbnO
人のさなだむしでしか相撲が取れない・・・・



想像したorz
843本当にあった怖い名無し:2005/10/31(月) 20:05:56 ID:fRuQ4IUl0
きばってお穴からさなだ虫をだして相撲を取らせるおを想像してみたorz
844本当にあった怖い名無し:2005/11/01(火) 00:06:51 ID:IzvVOpq70
すげーこのスレのチンカスども
これだけ名指しされてもまだとぼけてんの
845本当にあった怖い名無し:2005/11/01(火) 00:55:31 ID:O2agjM6UO
残念ながらチンカスはない、オラにはw
846本当にあった怖い名無し:2005/11/01(火) 08:42:56 ID:CYQ6/XJg0
>>844
さすが元不良 プ のNW大先生!
お使いになる言葉もお上品でつね!!
847本当にあった怖い名無し:2005/11/01(火) 09:14:42 ID:O2agjM6UO
先生、いえナイトさんにチンカスよばわり
してもらえるなんて、感激っす!
848本当にあった怖い名無し:2005/11/03(木) 11:33:35 ID:LyHGDGK70
北. 西.
849本当にあった怖い名無し:2005/11/03(木) 22:56:57 ID:1qC8JI7k0
256 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/11/03(木) 22:02:48 ID:dOgnEP2h0
こんばんは、N.Wです。

これは友人から聞いた話。


郊外の自宅から歩いてすぐの所に、雑木ばかりの小さな山がある。
そこへはよく娘を連れて行き、草花や虫を採ったり、時にお弁当を使ったりもする。

この間も、親子でドングリを拾いに出掛けた。
長いの。丸いの。帽子をかぶったの。
ついつい夢中になって拾っていたら、娘が嬉しそうな声で「お父さん」と呼ぶ。
差し出されたビニール袋の中には、美味しそうな柴栗がたくさん入っていた。

栗の木のある所はここからずいぶん離れている。
不思議に思って尋ねると、“やまぎみさん”にもらった、と娘は言う。
それはとても綺麗なお姉さんで、髪に紅葉を挿してあげたお礼に、着物の袖の袂から
たくさん栗を出してくれたらしい。

辺りを少し探してみたが、他には誰も見あたらない。
仕方がないから、娘がいた方角に向かい、少々大きな声で礼を述べ、頭を下げた。
持ち帰った栗はさっそく家族で頂いた。とても美味しい栗だった。
850本当にあった怖い名無し:2005/11/03(木) 22:57:40 ID:1qC8JI7k0
257 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/11/03(木) 22:03:43 ID:dOgnEP2h0
>>157さん
俺の言葉足らずな部分を補なって頂き、ありがとうございました。感謝します。

稲の倒れた方向に家族が増えると言うのは、稲が倒れ、稲穂の先が向いた方向に
嫁取・婿入があったり、赤ちゃんが生まれる、との事です。
解りづらくてすみませんでした。

他の神様の話を聞いてから、どう言う訳か、他人から不思議な話を連続して聞きました。
言霊は言霊を呼ぶのかな?
851本当にあった怖い名無し:2005/11/04(金) 01:08:44 ID:hZtlqEKjO
ジエンはジエンを呼ぶ。
852N.Wウォッチャーズ:2005/11/04(金) 06:41:05 ID:Su0Rn0Dh0
N.Wはスゴス!!
その厚かましさ尊敬に値する!!
ヤツの自演は不滅!!
どうしてもカキコしないといれない性格がカナシス!!
853本当にあった怖い名無し:2005/11/04(金) 08:05:05 ID:Jwx8cEpR0
つーか、本人なのか奴のファン?なのか知らんけど
奴の話の後って「奴だけの話」になるよね。
奴のファンが厚顔無恥なだけかもしれんけど、いつも感じ悪いなと思う。
他人に迷惑。
854本当にあった怖い名無し:2005/11/04(金) 10:52:44 ID:UAzyUQyY0
こぬスレの連中の行動が一番感じ悪い
855本当にあった怖い名無し:2005/11/04(金) 12:12:58 ID:5g9vf/uTO
こぬスレってどこのスレだよ

誘導よろ!
856本当にあった怖い名無し:2005/11/04(金) 16:15:19 ID:ei+kT8S9O
洒落怖への移動予告か?
あたしたちを捨てないでー!夜風タンの馬鹿ー!!
857本当にあった怖い名無し:2005/11/05(土) 10:18:49 ID:gaWynAwLO
洒落怖に行ってもいいがほんのりには絶対来るなよ!
858本当にあった怖い名無し:2005/11/06(日) 00:50:50 ID:jBCH1ZQ50
あのすれにN.Wが現れてることはここの住人は知らないんだなw
859本当にあった怖い名無し:2005/11/06(日) 01:42:31 ID:dyax1z9J0
860本当にあった怖い名無し:2005/11/06(日) 07:12:44 ID:GY18Wuvo0
>>859
へ〜知らなかった。
歓迎されてるようだしスレタイにも沿ってるし、ずっとそこにいればいいのにね。
あと酋長のところ。
お似合いだと思う。
861本当にあった怖い名無し:2005/11/06(日) 09:55:03 ID:Q/UOMEDRO
あそこは問題視してないが?
862本当にあった怖い名無し:2005/11/06(日) 14:10:12 ID:hLR8qkhcO
よかったね!N.Wさん
良いところに落ち着けて。そこならあなたの大好きなコテさんがいっパイいるし、
思う存分馴れ合ったりオカルト知識の披露したりしといてください。





もう山には登るなよ!
863本当にあった怖い名無し:2005/11/06(日) 14:25:44 ID:OWltvM4C0
そうそう。
そこならお得意の山岳部の話も受け入れてもらえるんじゃない?
直接山にいってる人はいないみたいだし。
864本当にあった怖い名無し:2005/11/06(日) 14:48:32 ID:1R4k0hlR0
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1113750751/676 圧縮版

日本に帰ったら寒くて寒くて風邪引いて鼻水ズールズル。セルフたまごかけごはん。
それはそうと、俺には昔、腹違いの双子の妹がいて、生き別れになるときそいつが
俺に赤いハイビスカスの鉢植えをくれた。ある日ハイビスカスがふしぎなおどりを
踊ったかと思うとセルフ首チョンパしちまった。
その時双子の腹違いの妹は死んでいたんだ。ほなさいなら!
865本当にあった怖い名無し:2005/11/06(日) 15:15:17 ID:Q/UOMEDRO
なにしろ邪魔しないように心がけましょw
866本当にあった怖い名無し:2005/11/07(月) 01:00:23 ID:cxXUh85PO
テスト
867本当にあった怖い名無し:2005/11/07(月) 01:04:41 ID:tjTfEpiV0
あそこのスレのコテも異常だけどね
ちょっと批判的なこと書くと、削除依頼されてあぼーんされるw
868本当にあった怖い名無し:2005/11/07(月) 07:39:45 ID:oTagAj2e0
>>867
ますますNWにお似合いじゃん
869本当にあった怖い名無し:2005/11/07(月) 17:19:38 ID:iqkRKzKV0
ここのコテ、常駐住民が一番異常
870本当にあった怖い名無し:2005/11/07(月) 18:28:36 ID:xQaitSCPO
>>869
だからナニ?
871本当にあった怖い名無し:2005/11/07(月) 20:58:35 ID:Cq6HiHVpO
ここにコテなんか居たかいw
872本当にあった怖い名無し:2005/11/07(月) 21:24:56 ID:vwNIm9MQ0
ここのコテはNWだけなんじゃ?
873本当にあった怖い名無し:2005/11/07(月) 22:31:28 ID:aq6dBYyq0
323 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/11/07(月) 22:02:36 ID:NIGdi6ea0
こんばんは、N.Wです。

これも、友人から聞いた話


幼かった頃、冬になると、祖母が時々こんな事を言った。
「ああ、“ほっほさん”が来たよ」

そして次の朝、夜明けの光がまだ差して来ないうちに、祖母に起こされる。
眠い目をこすりながら庭へ出ると、一面に霜が降りて真っ白な中、池に架かった橋の上に、
小さな小判形の跡が五つ六つ付いている。
祖母が言った翌朝には必ずあるが、何にも言わない日には何もない。

やがて祖母が亡くなり、“ほっほさん”の事も忘れてしまっていたのだが、ある晩、
受験勉強をしていると、不思議な声が側を通り過ぎて行った。
…ほっ ほっ ほっ ほっ ほっ…
まるで、石から石へ飛び移っている少年のような声。

思いついて、目覚しをうんと早い時間に合わせ、すぐ寝床に入った。
翌朝、薄暗がりの中、庭の池を見に行くと、橋の上には例の跡が残っている。

母親にはとんとわからない事らしい。
「今度は、私が“ほっほサン”を孫に伝える事になるのかしらね」
友人はそう言って首を傾げていた。
874本当にあった怖い名無し:2005/11/07(月) 22:52:19 ID:xQaitSCPO
なにがなんでも雷鳥さんからレスを貰いたいんだね・・・( ゚Д゚)ポカーン


もう立派なストーカーですな

這(゚Д゚;)ハ!スルースルツモリダッタノニ…orz
875本当にあった怖い名無し:2005/11/07(月) 23:05:51 ID:Cq6HiHVpO
さしずめトリモチだね!鳥に
粘着するなんてww
876本当にあった怖い名無し:2005/11/07(月) 23:11:22 ID:aq6dBYyq0
あの875タン…これ…座布団ですよ…1枚だけど

         ∧__,,∧
        (´・ω・`)
         (つ口と)
         `u―u´
877本当にあった怖い名無し:2005/11/07(月) 23:13:14 ID:Cq6HiHVpO
お、アリガト
山田くん!
878本当にあった怖い名無し:2005/11/08(火) 00:14:24 ID:95/Q/Vi80
>>874
鳥が飛び去った後でいろいろカキコしてみても、鳥からレスが返ってくるわきゃぁないよなぁ。
・・・てなコトを考えていたのは俺だけか。
鳥が不思議を落としに来る直前か、飛び立つ前に網を張らないとね。
879本当にあった怖い名無し:2005/11/08(火) 02:43:01 ID:O/nXA/bH0
本人曰く不思議な体験が多いらしいから
遭遇してもいいようなもんだがな
880本当にあった怖い名無し:2005/11/08(火) 07:43:30 ID:70dR3tYo0
もうNWじゃなくて雷鳥2号にしたほうがいいんじゃないの?
881本当にあった怖い名無し:2005/11/08(火) 12:37:10 ID:mMcLM+3qO
雷鳥氏からレス貰う=山怖住人と認められる→全ての山怖住人に認められた!

以降、俺様に否定的なレスする奴は、全て嵐だ!!!

なーんて事考えていそうだねぇ・・・N.Wさん。

雷鳥さん自身にも粘着君憑いてるのにこれ以上負担掛けるのは止めておけば?
882本当にあった怖い名無し:2005/11/10(木) 17:26:24 ID:MRXUYCUgO
インスパイアして話書いてた奴らはもう終わりか?W
883本当にあった怖い名無し:2005/11/10(木) 17:55:15 ID:KYiLYvyX0
N.Wそのものが雷鳥さんインスパイアしてるからなぁ。
884本当にあった怖い名無し:2005/11/10(木) 20:17:30 ID:/wMxa49tO
>>882
もう秋田w
885本当にあった怖い名無し:2005/11/10(木) 21:41:06 ID:wHor4Dj70
できれば雷鳥一号の方をぬるぽ・わろす0号に
886本当にあった怖い名無し:2005/11/12(土) 09:09:59 ID:jCjNwK6q0
420 :N.W ◆0r0atwEaSo :2005/11/12(土) 08:58:10 ID:+JwEx3vi0
おはようございます。N.Wです。

知り合いの話

友人と山歩きをしている時、アケビがいっぱい生っているのを見つけた。
あんまり旨そうなので、土産にしようとそちらへ行きかけると、友人がダメだと言う。
「そっちは十二様のもんだからな」
じゅうにさまって何だ?と聞くと、天狗様だと言う。

「大丈夫、全部は採らないから」一歩踏出したとたん、何かが足元で弾けた。
(えっ?!)立ち止まり、下を向くと、更にビシッともう一つ。
小石かドングリかが、向うのアケビの方から飛んで来たようだ。
訳が解らず顔を上げると、今度は、礫に頬を打たれた。

「ほら、止めときな」友人が苦笑している。
諦めて踵を返し、先へ進んだ。
あっちの山でアケビは手に入れられなかったが、まるでその代わりのように、
こっちの山でむかごがどっさり採れた。

十二様の御山では、お許し無しに、落ち葉一枚持って帰る事も出来ない。
それがお一方なのか、たくさんおられるのか、はっきりとは誰も知らない。
ただ、不心得者が出ないよう、十二様はいつも御山を巡っておいでだという。
先日もハンターが二人、全身泥まみれになって降りて来たよ、と友人は教えてくれた。

「してみると、飛礫で済んで良かったと思う」
知り合いは真顔でそう語ってくれた。


887本当にあった怖い名無し:2005/11/12(土) 09:13:23 ID:Ig2aAloc0
本スレに書くと迷惑だから書き込めないけど、この人本気でおかしいね。
文体人からパクっといて挨拶もしないし、元ネタの本も割れてるのに
友達の話とか言うし、「N.Wです」とか存在誇示してんのが一番ムカつく、。

888本当にあった怖い名無し:2005/11/12(土) 09:30:34 ID:RSYri7NW0
     .___
    |    | |ぬるっぽー
  ∧_∧888||
  <;;  >..  ||
  /    つ  ..| | キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!
 (__ `i ̄| ̄|
  |   |J     |
  nullP  ⌒  o
889本当にあった怖い名無し:2005/11/12(土) 09:41:57 ID:JDHEqRIG0
>>888
ガッ
890本当にあった怖い名無し:2005/11/12(土) 11:09:50 ID:ur8ZkV9JO
>>886
もろに鳥さんだね(^∀^;)
891本当にあった怖い名無し:2005/11/12(土) 12:17:32 ID:6nk5RmJEO
少し前にオマージュとかいって雷鳥風な話書いてた奴いたけど・・・・


最近見ないね!(・∀・)
892本当にあった怖い名無し:2005/11/12(土) 20:53:06 ID:jCjNwK6q0
433 :本当にあった怖い名無し :2005/11/12(土) 20:23:00 ID:odgZUQdk0
N.Wが荒らすというよりも、N.W出現をのろしにいつも例のスレから変態どもが湧き出てくるので荒れる
あいつら完全に愉快犯


思いのほか冷静さを保つ本スレに ↑ 書き込む真意は?
893本当にあった怖い名無し:2005/11/13(日) 00:37:02 ID:WkyiR4oVO





ぬ る ぽ





894本当にあった怖い名無し:2005/11/13(日) 02:02:04 ID:dpeb/T4U0
■━⊂( ・∀・) 彡ガッ☆`Д´)ノ ←>>893
895本当にあった怖い名無し:2005/11/13(日) 10:51:04 ID:lbJMn2vh0
漏れのヤクザ返しやがれ!
896本当にあった怖い名無し:2005/11/13(日) 16:54:36 ID:7LYtjzp80
うんこ山、落ちちゃったね。
別館が必要になるかな?
897本当にあった怖い名無し:2005/11/13(日) 17:50:28 ID:PN8MNYOk0
>>896
ここが新しいうんこ山だよ
898本当にあった怖い名無し:2005/11/13(日) 19:11:18 ID:U0obm5LmO
うんこNW
899本当にあった怖い名無し:2005/11/13(日) 22:53:03 ID:WkyiR4oVO
ガッ☆`Д´)ノ <895さん
ゴメンつい出来心で〜
900本当にあった怖い名無し:2005/11/14(月) 04:10:59 ID:uGNEMiGSO
>>896
オラはこのスレがあれば充分だ!






と言いつつ900ゲトw
901本当にあった怖い名無し:2005/11/14(月) 09:28:06 ID:nQdn18eZ0
これって例のお方ですか?

街の探検 廃墟マニアの部屋 Part5
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1122203320/l50


266 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/11/13(日) 18:20:20 ID:l2tbuPpH0
>>265
もう済みですが、何か?

管轄の静岡県警大仁警察署 鈴木氏に連絡。
殺人予告ではないので乗り気ではなかったようだが。

261 のような人間が増えると迷惑。
さらに 265 のような犯罪を犯罪と認識できない人間は追放すべき。
902本当にあった怖い名無し:2005/11/15(火) 01:12:48 ID:gHpRqXgLO
通報つまらん。
903本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 10:15:29 ID:+e/9Fxc0O
閑古鳥が鳴いている♪
904本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 11:37:42 ID:rgV0lrn/0
当然!他人への悪意だけで成り立ってるクズスレだものw
905本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 12:19:57 ID:7gNEXb5jO
クズスレ揚げ
906本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 12:40:20 ID:+e/9Fxc0O
>>905
はにわ乙!
907本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 12:44:26 ID:+e/9Fxc0O
てか悪意なんてコレッぽっちも
ないんだよん♪
あるのは


愛【ハアト】



かなぁ?


908本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 13:44:46 ID:rgV0lrn/0
>>907
ウホッ
909本当にあった怖い名無し:2005/11/17(木) 19:50:31 ID:7gNEXb5jO
夜風邪曰くこのスレはオイラの文才に対する嫉みと悪意の固まりだヽ(`Д´)ノ ウワァァン
てことなんですね?
でもここの連中はただ単に突っ込み入れて楽しんでんのなW


ハニワは>>907だろw
910本当にあった怖い名無し:2005/11/18(金) 08:46:44 ID:RJsr/ibG0
ねえ?
馬鹿いじって遊んでるだけなのに、
よくそんな妄想が出来るなあと。
911本当にあった怖い名無し:2005/11/18(金) 15:18:57 ID:k7HgTN050
最初は隔離目的だったんだけど
そのうちNW見て突っ込んで楽しむスレになった
NWファン(もしいたら)にとってはここだけでNWの発言がまとめて読める便利なスレ
912本当にあった怖い名無し:2005/11/19(土) 02:13:00 ID:2MfiSEO8O
オラは大ファンだよ!あの素晴らしいじ(以下略
913本当にあった怖い名無し:2005/11/19(土) 08:02:25 ID:N6NG2dBUO
そろそろ出てきそうな悪寒W

おい、N.W!はよ書け。嘘でも何でもいいから、はよ書け


↓ここできもいという人登場W
914これで良いのか?:2005/11/19(土) 08:23:25 ID:2MfiSEO8O
うはっw
変態共まだやってんのか?きんもー☆
915本当にあった怖い名無し:2005/11/19(土) 13:42:29 ID:4+NMiGkB0
関係ないけど本スレ571-574…
916本当にあった怖い名無し:2005/11/19(土) 15:53:51 ID:2MfiSEO8O
再放送か?
917本当にあった怖い名無し:2005/11/19(土) 17:10:19 ID:N6NG2dBUO
>>914
大体良いけどもっとファビョッて!!W
918それではこんな感じでw:2005/11/19(土) 18:03:12 ID:2MfiSEO8O
【sage】

ホント此処の基地外共はNW様にたかる
寄生虫ばかり、生きてる価値もないゲス野郎。
がんぎ小僧に頭からバリバリ食われて
氏ね!
919本当にあった怖い名無し:2005/11/19(土) 21:38:05 ID:N6NG2dBUO
>>918
やればできるじゃん!
920本当にあった怖い名無し:2005/11/20(日) 06:16:58 ID:cvF5OL7uO
ほめられた気がしないorz
921本当にあった怖い名無し:2005/11/20(日) 22:44:50 ID:lXCb+fJ7O
>>920
素直に喜べよW



N.Wさん!しずかになってきましたよ!!出てくるなら今がチャンスダヨ!?W
922本当にあった怖い名無し:2005/11/21(月) 14:45:10 ID:z4ZIHcS7O
あの目立ちたがりが人気ないとこに
来るわけないジャン!



夜風先生に完全無視された蛆虫ども!
所詮お前達はこの程度なんだよw
千行く前にこのスレ落ちるんじゃねーか?
ま、お前らみたいな基地外にはそれもお似合いだがなwww


923N.W ◇0r0atwEaSo:2005/11/21(月) 15:24:21 ID:nwhF8ZCg0
こんにちわ、ぬるぽ・わろすですw

尻合いの話
924本当にあった怖い名無し:2005/11/21(月) 15:35:33 ID:z4ZIHcS7O
ある日彼が山をあるいていると、草の間から声を
掛けるものがいる

『塗るぽ・割ろす』





925本当にあった怖い名無し:2005/11/21(月) 16:20:26 ID:V7U+tgfX0
■━⊂( ・∀・) 彡 ガッ☆`Д´)ノ>>923-924
926本当にあった怖い名無し:2005/11/21(月) 17:10:48 ID:WjlElxuX0
ここは、とっても生暖かいスレでつね。
927本当にあった怖い名無し:2005/11/21(月) 18:11:01 ID:lzQYdM9XO
>>923
ご丁寧にIDまでぬるぽ・わろすですかW
あんた二代目決定だなW
ところで山スレになんか臭う奴がいるねぇ・・・たぶん違うんだろうがW
928本当にあった怖い名無し:2005/11/21(月) 18:11:59 ID:wBPa4hZk0
違うのかな…
また懲りずに名無しで自演してんじゃないの
929本当にあった怖い名無し:2005/11/21(月) 18:19:38 ID:z4ZIHcS7O
う〜ん、しかし何のための自演なのか・・・・
こっちを別館扱いする奴もいるし!

こっちはNW様の本館なんだからww
930本当にあった怖い名無し:2005/11/21(月) 20:22:40 ID:JWr8jIGEO
なんで雑談好きな固定はIDがよく替わるやつが多いんだろう
デビルも本スレと別館でID違うし。。。
931本当にあった怖い名無し:2005/11/21(月) 20:36:57 ID:z4ZIHcS7O
だよね!そこがグーだよ
オラの妄想を広げてくれる素晴らしい人達(ハァト

ところで、ココは次とか必要なのかな?
サッキ試しに立てに行ったら
ヤッパケータイでは無理だったorz




人達=人なのかな?

932本当にあった怖い名無し:2005/11/21(月) 21:40:57 ID:V7U+tgfX0
(σ´∀`)σガッ!! >>927
933本当にあった怖い名無し:2005/11/21(月) 23:40:23 ID:z4ZIHcS7O
>>932
お前カワイイぞ!
934本当にあった怖い名無し:2005/11/22(火) 20:20:16 ID:L/rlOKTF0
本スレで爺ちゃん爺ちゃん言ってるのNWでしょ。
ちょっとしつこいよ。
935本当にあった怖い名無し:2005/11/22(火) 20:40:27 ID:iL0Tz92q0
>>934
NWのスレだぞww
よそで自演するよりいいじゃないかwww


がんばれーNW----------
936本当にあった怖い名無し:2005/11/22(火) 21:53:06 ID:uWSfA7PmO
オマイは全部NWに見えるのか?・・・・・・
証拠も何もないのに





まぁ俺も同じなんだがW
937本当にあった怖い名無し
お前ら奇遇ですね、
オラもだよw