∧∧∧山にまつわる怖い話Part7∧∧∧

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∧∧∧山にまつわる怖い話Part6∧∧∧
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山にまつわる怖い話
http://hobby2.2ch.net/test/read.cgi/occult/1039622601/

関連スレ 山板
【恐怖】山にまつわる怖い話し 巻の三【戦慄】
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/out/1068521711/l50
3石原 英樹 ◆zooooookuc :04/02/20 00:24
3
4あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/20 00:24
↓わからん人
5あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/20 00:25
>>1さん、お疲れ様!ありがとうございます
6あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/20 00:26

992乙
テンプレちょっといじってしまいましたが迷惑ではなかったでしょうか?
6ゲット
1乙!!
9あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/20 00:30
1000埋まったよ
昔、よく家族で山に登りました。

テントを張って眠るのですが、
疲れて眠っている両親や妹を横目に
私はなかなか眠れない事がよくありました。

水の音や木々のざわめきを聞いているうちに
大抵は眠ってしまうのですが、
時々人の存在を感じる事がありました。

もしかしたら夜遅く、到着した人かもしれませんが
何故かテントの周りをぐるぐると周っている音が聞こえたり。
あの頃は「動物だろうな」と思いながらそのうち眠ってましたが

でも動物でも人でも、夜中に人のテントの周りを何週もしている
姿は相当怖いだろうなぁと思って書き込みました。
11雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/20 00:42
1=前スレ992さん、乙です。
次回からテンプレに下のアドレスもいれません?
これまでのスレログです。重宝します。

http://hust.web.poporo.net/index.html

しかし、自分こんなに怪談書いたっけ・・・?
12雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/20 00:44
知り合いの話。

彼のお爺さんが、連れと一緒に山で猟をしていた時のことだ。
いきなり遠くから「助けて!」と甲高い女性の悲鳴が聞こえた。
慌てて答えようとするお爺さんを制した連れは、ひどく緊張した顔をした。
強引にお爺さんを連れて、すぐさま走って山を下り始めたそうだ。

背後からは引き続いて「助けて!」という声が繰り返し聞こえてきた。
助けを求める人を見捨てるのかと、お爺さんはしばらく葛藤したというが、
山を下るうちに奇妙なことに気がついた。
助けてという叫びが、段々大きくはっきりと聞こえるようになっていたのだ。

自分たちが走る以上の速さで、叫び声の主は自分たちに近づいてきている!
二人は必死に足元の悪い山道を走ったのだそうだ。

唐突に開けた場所に出た。
誰が安置したのか、そこにはお地蔵様が何個も並ぶ小さな祠があった。
どうやら連れの猟師は、最初からここを目指して走っていたらしい。
彼らが足を止め一息入れた途端、背後の茂みから、奇妙に間延びした声が聞こえた。

 たぁぁすぅぅけぇぇてぇぇぇぇ・・・

思わず銃を握り締める二人の耳は、何かが遠ざかって行く音を捕らえていた。
それ以降、助けてという叫びは聞こえなくなった。
13雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/20 00:45
(続き)
連れがぽつりと言う。

 あれは鬼だ。
 この山に伝わる昔話で、助けに来た人を襲って喰らう鬼の話があった。
 声が聞こえた途端、これが熱くなったんで危ないとわかったんだ。

そう言って連れが出したお守りは、かすかに焦げて燻っていたという。
無事に山を下りられるように、その祠に祈った。
言い伝えによるとそこは、その山の鬼を鎮めるために建てられたのだという。
そのおかげか、それ以上の怪事には遭わず下山できた。
二人ともしばらくは、その山に近寄らなかったということだ。

彼の息子(知り合いのお父さん)が町に出て定職に就くと言った時、まったく反対
しなかったのも、この経験のためだったらしい。
あんな物に捕まったら洒落にならないからな。
そう言ってお爺さんは煙草をふかしたのだそうだ。
14雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/20 00:47
えー、アメリカの山話も食傷気味なので、原点に返って
大和の山怪談をUPします。
・・・というか、続きをまだ文章にまとめていないだけなんですが(^^;)
このスレもボチボチ行きませう!
>1
カツカレー!

雷鳥さん
いつも面白い話をありがdです

聞いた話さんの書き込みも楽しみにマターリ待ってます
>>11
急いでたんでうっかり忘れてしまいました…作ってくれた人ごめんなさい
次スレの人よろしくおねがいします
>自分たちが走る以上の速さで、叫び声の主は自分たちに近づいてきている!
ここ物凄く怖かった((;゚Д゚)ガクガクブルブル
((((・・∀∀・・)))) ぷるぷるぷるぷる…
>1 乙です!

雷鳥タソ...   (;´Д`)…ハァハァ…やっぱ和物はイイです
20あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/20 02:26
1さんおつかれ。最近読んでます。良すれなので今度も期待。雷鳥さん読みやすいです。面白いのでまた書いて下さい。
21あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/20 05:24
22雷島:04/02/20 05:29
>>20
君さ、なんか変だよ。そう言われた事無い?
何がどうってわけじゃないんだけどね。
一度お払いに行ったほうがいいかもしれんな。余計なお世話だとは思うけど。
多分何か憑いてるよ。君の書き込みを見た瞬間、背骨の辺りに言いようのない
憔悴感みたいなモノが感じられたんだ。
パソコンを通してこんな気分になったのは初めてだよ。
まぎれもなく大物が憑いてる。気を悪くしないでな。
23あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/20 05:34
僕は、君>>22の方が奇怪な物を感じるよ。
憑いているから他人を混乱させて喜んでいるんだよ、君は。
言っておくが、本当のことだよ。
>>23
よくわかるね
君の言う通りさ2行目の途中までは。
だから解るのさ。
解るのさ
君も解るんだろ?そうだよね?
・・・漏まいらキモ杉w
おいおい>>22はこぴぺだよ・・・。
また荒れてきたか?
なんか定期的に荒れるな。
かたりまで出るシナ
他人の名前をかたる香具師にろくな奴はいないぜ
>熱光学ステルス迷彩装備で
>特注の全身義体化戦闘サイボーグ仕様
>電脳で衛星とリンクした状態で
>対戦車ライフル片手に
>このスレに登場した山の化け物どもと
>一戦交えたい(;´Д`)ハァハァ
霧島砲いつでもいけます。
村田銃ok
35あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/20 12:20
アームストロング砲・・・げっ砲口が詰まってる・・・
それなら自分はイゼルローンからトールハンマーを。
>10みたいな経験ってたまにあるね
アレは一体なんなんだろう?野生動物かな?
俺は山に行くと水の音で眠れなくなるな
かなり過去の話ですが、Part6の89と90に関係あると思われる情報があるので
書かせて戴きます。
■人柱供養堂
  『地滑りを止めるため人柱となった旅僧がいた・・・』
伝説がよみがえる
 昔々、新潟県板倉町寺野地区では大規模な地滑りが多く発生しました。
田畑は崩れ、家も押し潰され人々は苦しんでいました。そこへ信濃の国から
黒倉峠を越えて1人の旅僧がやって来ました。僧は荒れ果てた惨状に驚き、
何とかして人々を救おうと考え、自ら地下に埋まる事を申し出、
人柱となられました。
 板倉町には古くからこのような伝説が残っていました。昭和12年、
村人が農作業をしていたところ土中から甕(作成年代は鎌倉時代と推定)の
中に入っている人骨を発見し、この伝説が真実であった事が証明されました
 人柱供養堂には、発見された甕と人骨が奉ってあり、尊い旅僧の霊を
慰めています。
3938:04/02/20 13:18
>>38
因みに、その供養堂の場所は
映画「突入せよ!あさま山荘事件」のロケ地の中にあったかな。
4038:04/02/20 13:20
>>38
それで、地滑りは止まったのかな。
人柱ってたまに聞くけど、これってもちろん生き埋めなんだよね。
お経でも唱えながら人が埋められていく様子は、想像するだけでも怖いくらい重々しい・・・。
42あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/20 14:01
外国ものも珍しくておもしろいんだが。 まあいいか。
>>38
思ったよりりっぱつうか、新しいつうか。
映画の撮影記念ついでに建て直したんでしょうかね?
44910:04/02/20 19:47
前スレ910です。たまにしか遊びにこないもので・・・。
レスくださった方、ありがとうございます。

私の祖父も日露戦争に従軍したとかで、よくその当時の
話を聞きました。

うろおぼえなんですが、祖父の部隊がある山中を行軍中、
戦友数人とともに夜間斥候(偵察)にでたとき前方の草むらに
人が立ったかと思うと急に見上げるほど背がのびていき
一つ目入道がたちふさがったとのことでした。W
斥候でもあるので明確に敵と分かるほかは
発砲ままならず、石をその化け物に投げつけたそうですが
消えないどころか、よけい背が高くなってきたそうです。
祖父は「化け物は後ろにいる」ものだと聞いたことがあるのを
思い出し真後ろに石を投げつけたところ化け物は消えたそうです。
外国で一つ目入道というあたり?という感じなんですが・・^^。
>>44
狐だと思ふ
47あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/21 01:02
20です。泣きそうに怖かった。憑いてる〜と悲鳴あげそうでした。コピぺと教えてくださりありがとう。安心しました。以前憑いてると言われたんです。女狐。かなり強いと言われました。その事かと思った。ちなみに憑かれたのは山です。静岡県浜北市のお寺です。
48雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/21 01:11
知り合いの話。

彼のお爺さんが猟師をしていた頃、山にヒトクチと呼ばれる化け物が出たという。
獰猛な肉食獣で、獲物を一口に呑み込んでしまうことから、この呼び名がついたそうだ。
凶暴な性質の上に知恵もまわり、罠には絶対に掛からなかった。
村人から犠牲者が出るに至り、ついにヒトクチを退治することになった。

大規模な山狩りをおこない、とうとうヒトクチは仕留められた。
死体を改めてみると、異形の姿をした山犬のような獣だったらしい。
黒い体毛は短くて、身体の大きさは牡鹿ほどもあり、異様に頭部が大きい。
恐るべきことに、体長の半分近くを顎が占めていたという。
村には死体を入れずその場で焼いて埋め、塩を撒いたのだそうだ。

 人間は深い山の中まで、理由もなく踏み入っちゃいけない。
 一体全体、どんな怖いものが出てくるか分からないから。

お爺さんは彼にこう言っていたそうだ。
49雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/21 01:12
同僚の話。

その日は仕事が長引き、帰るのが深夜になったという。
顔馴染みのタクシー運転手を呼び、送ってもらうことにした。
道中、その運転手がおかしなことを言う。
「山越えのルートを避けていいですか?」

かなりの遠回りになる。一言の元に拒否すると、
「料金はいつも通りでいいです。いや負けてもいい。お願いします」

さすがに気になって理由を問うてみると、山越えルートの途中に峠道があるのだが、
深夜を過ぎるとそこは通りたくないのだと言う。
「お客さんがいようがいまいが、あれはお構いなしなんですよ」
それだけ言うと、運転手は口を閉ざした。

それ以上はどうしても教えてもらえなかったという。
結局、いつもより安い金額で、遠回りして帰宅したのだそうだ。
>>47
あれはコピペかもしれないけど、誰にでも貼るわけではないのだよ
51雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/21 01:13
友人の話。

瀬戸内の小島に遊びに行った時のこと。
小高い山に蜜柑畑が連なっており、ひなびた雰囲気が好きな彼はその中を
のんびりと歩いていた。
内海が一望できる開けた場所で、荷物を枕に昼寝を始めたそうだ。

ふと気がつくと、彼の傍らで痩せた犬が一匹、尻尾を振っている。
頭を撫でてやると、犬は彼の手を舐めて鼻を鳴らした。
匂いを一頻り嗅いだ後、安心したように彼の側で横になる。
一人と一匹でそのまま転寝を始めたという。

目が覚めた。数時間も寝たろうか。
大きく伸びをして横を見ると、犬の姿は見えず、代わりに別の物が目に入った。
犬の白骨がすぐ横で、半分土に埋もれていた。
眼窩から伸び出たハルジオンが一輪、花を咲かせていたという。

なぜか怖いとは思わず「犬も寂しかったのかな」などと考えたという。
骨に手を合わせてから山を降りたのだそうだ。
52雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/21 01:19
>>42
海外ネタはまだまだありますので、気長に待っちゃってくださいまし。
まとめたら順次UPしやす。

>>44
前スレ910さん、乙です。面白いなぁ、こういう話大好きです。

今日は眠い・・・この辺でオヤフミなさい。
>>52
乙彼さまです
>>51の話に数年前に亡くなった愛犬を思い出して、ちっと泣いちゃった
心が温かくなるような心霊体験ですね
雷鳥さんいつも乙です。

>>49みたいな話好きだなあ。
深夜タクシーっていう現代的なものと山の怪の
取り合わせが。
>47
sageろなんて無茶な事は言わないから、せめて改行くらいすれ。
5647:04/02/21 01:47
すいません。携帯からなので改行がわかりません。誰にでもはるコピペではないとの事。猫だけに見えるスレにも書いたけど、、私の死期が近いか東海地震か猫がおかしい。まじで怖い。女30もう終わりかとほほほ。
>>56
早く会いに行きなさい
誰にだかは分かりますよね?
58あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/21 02:04
>>44
狸が日露戦争へ出兵した話

ttp://home4.highway.ne.jp/deadsoul/ka/guntaitanuki.html
>>49
くだんの話を連想してしまった。
60あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/21 02:15
お稲荷様に会いに行けばいいんですか?狐がついたのお寺のお稲荷様なんです。誰に会いに行けばいいのかわかりません。教えて下さい。もう泣きそうだ。
61あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/21 02:37
いや、だから、一匹とっつかまえてぶん殴れよ。
>>60
マジレスすると狐は商売の神様。真っ当なトコでお経をドゾ。
> いや、だから、一匹とっつかまえてぶん殴れよ。
  (((;゚д゚)))ガクガクブルブル
64あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/21 02:43
一匹懲らしめると他の奴も大人しくなるよ。
もっとも、ローテーションでやらないといじけて可哀想だけどね。
そんなことをしてはいけない
>>48
俺はこれが一番怖かった((((・・・∀∀∀・・・))))ブルブルブルブル
そのヒトクチの姿が頭に浮かんできて。。。
奇形って何か余計怖い。
67あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/21 02:50
>>63
猫の話な。
ところで、俺が22なんだけどコピペじゃないぞ。
その証拠にあれより古い物はない。
見た奴が張って回ったんだろう。
信じる信じないは君の自由だがね。
そろそろ可哀相だから止めようぜ
>>60
>女狐
脳内変換して恐怖感を払拭汁。
ttp://www.summonnight.net/snworld/sn2/chara/06.html
>>66
俺は逆に和んだ
大きな頬袋を持った山犬想像しちゃったヨ(*´Д`)
>>66
アンドリューサルクスって犬の先祖がいるのだけれど、
そいつに似ているのかも-->ヒトクチ
食玩のフィギアで持ってるけど、頭が体の1/4から1/3くらいある。(;´Д`)
ハイエナを頭だけ大きくしたような不気味な動物だったみたい。

でも、こいつ大きさが4m以上あるんだよね。
史上最大の肉食哺乳類だってさ。
小型に適応したヤツが生きのびていた・・・って考えるのが好き。
>70
補足 ここにいろいろいまつ でもこのネーチャソ達は何?w
http://big_game.at.infoseek.co.jp/index.html
>>53 愛犬を思い出して〜

そんな愛犬家の貴方にはPart4スレの>>574がお勧め!
>>11のリンクから辿って行くと吉!!
>>72
ミラーじゃないんで読めない
早くしないと
>>70
ttp://www.uhauha-uha.com/saurus/main3_3.html#
>今日ではクジラとの類縁関係が指摘され、メソニクス目をクジラ目の
>姉妹群とする分類案もあります。

スレ違いな上にマジレスして悪いが、
アンドリューサルクスは犬の先祖じゃないと考えられてる。
フィギュア持ってるなら、ちゃんとブックも読めよ。
急いだほうがいい
>>60
心の底からマジレス。

病 院 行 け
心のほうのな
>>60
病院に行くに1票
体は大事ですから
>>60
オルト板初めて?
言っとくけどここはネタ板でです。(キッパリ
81あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/21 09:28
>>80
えぇ〜そうなんですかぁ〜それ聞いたらがっかりしました。
あまりよくわからないので教えてください。

>>80
いや、そりゃその板は初めてだろうて・・・
彼が若い頃の話だ。
彼の親父さんが
「下流にある村に、お前の許嫁の娘が居る。近いうちに顔を見に行くがいい。」
と話すのだが、本人はなかなか行く気にならなかった。
ある日、親父さんがあまりにしつこく言うので仕方なく出かけたんだと。
しばらく歩いていると、どこからか妙な音が聞こえる。辺りは鬱蒼とした森。
耳をすませ、足音をたてないようゆっくりと音のする方へ近づくと、高い立木の上から聞こえてくる。
そこで見上げた彼は驚いた。そこにはなんと大蛇がいたのだ。
太い三本の立木の、広い枝の上にとぐろを巻いて眠っている。
妙な音とは、この大蛇のいびきをかく音だった。
食われると思った彼は、走り出した。
すると大蛇はそれに気付き、木からスルリと降りて追いかけてきた。
彼は人一倍足は速かったが、大蛇はみるみる距離を詰めてくる。
もはやこれまでと思ったその時、前方にスズメバチの巣が見えた。それを見た彼は叫んだ。
「蜂の神様!私を助けてください!」
「助かったら酒やイナウでお礼をし、いつまでも神として奉ります!私を追いかけているあの化け物を殺してー!」
叫びながら、蜂が群がっている木の下をくぐり抜けると、急に静かになった。振り返ると大蛇の体を、蜂の群れが覆い尽くすように止まっていたそうだ。
大蛇は苦しみのたうち回り、やがて死んだ。
急いで家に帰り、親父さんに話すと、親父さんは泣いて無事を喜んだんだと。
その後、蜂の神のために酒を醸してイナウを削り、祭りが行われた。そして彼は親父さんに
「今後3年間は山へ狩りに行ってはならん。」
と、言われたので言いつけを守った。
3年後のある日、川の上流を目指して上って行くと、沢の上流に広い沼が見えたそうだ。
こんな所に沼なんかあったろうか?と思いながら近づくと、なんと驚いた事に、3年前の大蛇が沼の縁を囲むようなかたちで寝そべっていたそうな。
851/2:04/02/21 11:14
死を覚悟した彼は、どうせ殺されるならと思い、腰のタシロ(山刀)を抜いて大蛇めがけ斬りかかった。
すると思いのほかうまく斬れたらしく、三つに斬り分けると、大蛇はあっけなく死んだ。
死体から沢に大蛇の血が流れ、血に染まった水を見ていると無性にその水を飲みたくなって、我慢出来なくなった彼は、事もあろうに水面に顔をつけて、ゴクゴクと飲んでしまったそうだ。
我にかえると、あぁ、これでとうとう大蛇に負けた。
そう思った途端、悔しくて涙が出た。
草の上で横になり泣いているうちに、いつのまにか眠ったようで、
夢か幻か、目の前で、見た事もないような美しい女が彼に語りかけてきた。
「アイヌの若者よ、私は蛇の神だ。私は神の国で似合いの男を探したが居なかったので、アイヌの国に目を向けるとお前がいた。
 三年前お前が婚約者のところに出かけるのを見た私は、お前を殺して命を貰おうと思ったが蜂の神に邪魔されてしまった。
 今日お前が山へ来るのを見た私はわざと殺され、お前に私の血飲ませたのだ。お前は近いうちに死ぬ。これでようやく私とお前は神の国で夫婦になれるのだ。」と。
そこで彼は目を覚まし、急いで家に帰った。
家の外から父を呼び、山であった事を事細かく知らせた。親父さんは一人息子を化け物蛇に取られてなるものかと、山の神の所、川の神の所に連れて行っては、ありとあらゆる神の名を呼び並べ、息子を守るようにお願いしたそうな。
しかし、蛇の呪術のほうが強力だったらしい。
彼の体は目も口もわからない程に腫れ上がり、噂を聞いた許嫁の娘も、二人の兄と一緒に来てくれたが、手の施しようの無い姿を見て、泣きながら帰っていった。
体は日一日と腫れ上がり、今度は肉が解け落ちていくようだった。両親は、神々に救いを求めながら手当をしたんだが、
とうとう彼は死んでしまったよ。


8684:04/02/21 11:15
前スレの934(だったかな?)です。
これもアイヌの伝承で、萱野茂氏の本からの出典ですが、
アイヌの昔話は必ずと言って良いほど一人称で語られます。
そして、「〜と語りながら世を去りました。」と言う風に最後に死ぬんですが勝手にアレンジしてみました。
それと、大抵の話はハッピーエンドで終わるのですが、これは珍しいケースのようです。
と言う分けでリクエストがあればまた書きたいと思います。
それと2ちゃん怖いのまとめサイトの管理人様、乙です!
見やすいし良いと思います。
それと雷鳥さんの話もいつも楽しく拝見させて頂いてます。
精神も肉体も少しずつ蝕まれていく
88あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/21 15:03
もうだめかもわからんね
>>86
リクエストがあれば、なんてケチ臭いこと言わないでもっとばしばし書いてください。
>>88
なんだっけそれ
>89
スレ違い気味になりそうなので一応聞いてみた。
ではまとまったらうpします
読んだ感じ、エキノコックスぽいかな。

>>90
日航機123便
>>72
ありがとうございます。
でも、ビューアじゃないんで見れなかったです。

うちの犬が亡くなった時(私は結婚して別に暮らしていた)も、
夜中にドアをカリカリする音が聞こえて、目が覚めてドアを開けても
誰もいない。??と思っていたら、次の日に電話で知らされました。
最後に一緒にいられなかった想いが残ってしまい、
しばらくは、あのカリカリの音が耳から離れませんでした。

>>51のような話を聞くと、救われるような気持ちになります。







運良く肉汁もそんなに漏れず、
最後のは間違えて送信しちゃいました。すいません。
>>93
おまえちゃんと>>11のレス見たか?
>>94
妙な想像して泣きそうになった
97あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/21 18:44
>>93
ワラタ
亡くなった犬をカリカリに焼いて、運良く肉汁もそんなに漏れず、
しばらくは、あのカリカリ感が残ってしまい、


と読んだぞ
>>93
途中までしんみりとしながら、ほろりほろりと読んでいたのに・・・

 最 後 の 一 文 は 何 や ね ん !?

・・・もしかして釣られたのかオイラは。Σ( ̄■ ̄;)
10070:04/02/21 21:58
>>75
正直スマンカッタ。カムサハサムニダ。
10170:04/02/21 22:07
>>93
ビューアとか何のことやらよく分からん。普通にIEで読めたし。
しかし93の書き込み自体は楽しめたのでプレゼント。

当時読んでなくてレスし損ねたけど、自分はこの話好きだなぁ。
人を化かす物の怪と犬の関係が面白い。
いかにも現代日本の民話っぽい。


>574 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 投稿日:03/12/06 00:21
>
>知り合いの話。
>
>飼い犬を連れて実家近くの里山を歩いていた時のこと。
>いきなり山鳴りがして、地面が大きく揺れ始めたのだという。
>地震に弱い彼は思わず地に這いつくばったが、なぜか犬は平然とした顔をしている。
>青い顔をしている飼い主を、犬は小首をかしげるようにして見ていたが、
>すぐに藪へ向かって吠えたてた。
>
>唐突に地震は止まり、藪の中を何かが遠くに逃げていく音が聞こえた。
>犬は何事も無かったかのようにあくびをしていた。
>
>彼はその晩、犬に骨付き肉を振舞ったのだそうだ。
ぱっと見でマジに
>彼はその晩、犬の骨付き肉を振舞ったのだそうだ。
に見えた

スマン…
>>102
そこで
>運良く肉汁もそんなに漏れず、
ですよ
今夜は犬の大盤振る舞いか?
隣国の人たちが喜びそうなお品書きだなw
>>93です。
すみません、テンプレの方を見ていました。
左上の過去ログの方だったんですね。無事読めました。
>>101さん、ありがとう。

肉汁・・・のは、「電子レンジでつくるハンバーグ」の感想のものが
残ってしまいました。誤解をよんですみません。
もう勘弁してください。
ん〜苦しい言い訳だな。
古賀るのはいかがなものか?
ワーイヽ(´∀`)ノ ハンバーグ大好き〜
108あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/22 02:26
前のスレで、蛙男と蛇男の出てくる話しがあったけど、後からバッタ男とか蜘蛛男とか蜂女とか出てこなかったのかなと思ったのは俺だけか?
109あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/22 02:29
>>108
背中にバズーカ背負った亀男とかもな
しかし山の化け物といい
自然界のヒエラルキーに属さない(と思われる)生物は
いったいなんなんだろうな
ていうか生物なのかもはっきりはしないが(;´Д`)
それとも人間が認識できていないだけで
ヒエラルキーの上位に存在してるのかなぁ
>>109 水爆抱えて特板に(・∀・)カエレ!
この〜木 何の木 ヒエラルキ〜






すいません山で名前呼ばれて返事すると襲ってくる化け物と
友情を確かめあいに逝ってきまつ(´・ω・`)
山からサトリが降りてくる
なにっ?それなにっ?(・∀・)ワクワク
サトエリじゃないの?
このごろ流行りのおんなのこ

それともサトラレの能動態?
> それともサトラレの能動態?

時代の流れを感じさせるね・・・
>116
全くじゃ。
最近の子供はテレビゲームとミニモニに夢中で民話本もよう読みよらん。
さとりは怖いよ。
>118
でもあれってよく考えたら心を言い当てられるだけで
実はあまり強くないんじゃないのか?
考えを言い当てられようがお構いなしに素早く鉈を掴んで
メチャクチャに5回ほどブッ叩いて退治完了!
エッチな事を考えながら殴れば
行動を悟られない罠。
>120
サトリに欲情しながら殴る・・・
ならサトリも恐いだろうな((((;゚Д゚)))
さとりよりやまわろのほうが怖い。
>>119
俺の出身地方じゃあ、えらく怖い言い伝えだったけどな。
山で焚き火しているとサトリが出てきて、こちらの考えていることを当て始める。
何も考えることがなくなると、サトリはそいつに飽きて頭から食っちゃうの。
食べられないためには、必死で何か考え続けなくちゃいけない。
一種の拷問みたいかも〜。
>>124
どうしても思考が読まれてしまうなら
逆にこっちの思考を読みたく無くさせればいい


脳内でサトリたん悲惨劇場でも妄想開始すればあるいは・・・・
そんな言い伝えがあるんだね。
焚き木が弾けてサトリの目にクリーンヒット。
そんなのしか聴いたことなかった。
山の妖怪をまとめれ
>>127
沼御前

以上
サトリはなんか攻撃力の高い妖怪とコンビで動くべきだよな
サポートに最適なサトリたん(;´Д`)ハァハァ
また沼御前の時と同じ空気になってきたな…
何それ?
ヒキヲタの、おかず。
>>131
萌えキャラ
>>131
池の底をダッシュしたり水中からボートに手をかけたり果ては
自転車にまで乗ってしまう寂しがり屋のスーパー物の怪。
らしい・・・過去スレ参照のこと。
いや、やはりまとめサイトって便利だなや。
>>134
なんか座敷女とか浦安鉄筋家族に出てくる
あるキャラのお母さんを思い浮かべてしまいまんた
ヒサルキも山の妖怪に入るのかな?
なんか、ココで話題けっこう出てきてたよね。
東北の海沿いの山にあったとある集落の話。
そこの人たちは近隣の集落とあまり関わりを持たなく訛りも特殊。
血縁で固まっているのか姿形も似ていて、色黒小柄で彫りが深く
日本人離れした風貌をしているらしい。
この集落にある豊穣を祈る祭りで、人形に男衆が小便をかけてバラバラにして段々畑に撒いて埋めるという。
昔は人形ではなく女の子を使っていたという伝説があり、
戦前には近隣で神隠しがあった際、いきり立った他村の人たちが押しかけて一触触発になったという。
今は過疎化して廃村になってるらしいが、その場所に訪れる人もほとんどいないとのこと。
皆、クネクネを忘れてはいかんだろ、クネクネを!!
>>137
殺された女神の死体から
いろんな植物(穀物)が生えてきたというパターンの
豊穣神話が下敷きになったと思われる習慣だね。
>>138
ああ、アレのことだろ?
き り た ん ぽ 。
02/22 22:22 げっと(;´Д`)ハァハァ
>>141
二年遅かったな。
山の妖怪
・くねくね
 海や湖(琵琶湖)、田んぼに出現。
 遠くから見ると白か黒くてくねくねしており正体不明だが、正体を知ると発狂してしまう。
・サトル(悟)、サトリ
・沼御前
・エンコウ
>>139
土偶といっしょだね
>>141
18年後もがんばれ。
>>143
読んでいて思い出したけど・・・。
前スレか前々スレで、人の名前を当てようとする人面猿の妖怪話がなかったっけ?
後、人の話し声をそっくりそのままくり返す猿もあったような。
猿に関する妖怪って何か不気味怖いような気がするよ。

そういや山奥から「おーい」と叫ぶのも妖怪に入れていいのかな。
木霊
>>146
おーいってのが怖かった。
こっちだぞ、って呼ばれて着いていって、おかしいと思って止まると
相手も止まる。やばいと思って逃げたら、「ちっ」って舌打ちの音が聞こえた。
このスレだったっけ?
こだま、という話とも似てるけど。
149雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/23 02:02
知り合いの話。

彼の娘さんがまだ幼い頃、山で迷子になったのだという。
必死に捜したが見つからず、捜索願いを出すために警察に向かった。
警察で失踪状況を説明していると、彼の家から電話がかかって来た。

娘さんが庭で、ぽかんと空を見上げていたというのだ。

車で一時間はかかる山の中から、どうやって先に家に帰ったのかと娘に聞くと、
たどたどしく「大っきな翼に送ってもらった」と答えた。
娘の手には、黒く美しい大きな羽根が握られていた。
成長した現在でも、彼女はその羽根を大切にお守りにしているそうだ。
150雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/23 02:03
後輩の話

ツーリングで林道を走っていた時のこと。
昼時になったので弁当を食べようと、バイクを止めた。
その場所には良い感じの丸太が転がっていたので、これ幸いと腰掛けた。

お尻の下の丸太がぐにゃりと凹んだ。
驚いて飛び退ると、その丸太はすりすりと這いずり始め、林の中へ姿を消した。
見てくれは丸太そのものだったそうだが、近くで見ると小さな足が何本も下側に
ついて蠢いていたという。

昼飯は別の場所で食べることにしてバイクに飛び乗り、走り去ったそうだ。
151雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/23 02:05
友人の話。

アメリカに留学した時、学生仲間でキャンプに出かけた。
開拓時代からある古い山小屋を改修したケビンに泊まったのだそうだ。
夜中、彼らは全員そろって目を覚ますことになる。
どこからか、子供の泣き声が聞こえてきたのだ。
不気味なことに、姿は見えないが明らかに建物の中でその子供は泣いていた。

一人が勇気を出して「どうしたの?」と声をかけてみた。
返事は返ってこなかったが、子供の泣き声に変化が生じた。

 ・・・お婆ちゃーん、お婆ちゃーん・・・

皆が見守る中、ケビンの床より黒い影がすうっと浮き上がって来た。
腰の曲がった老婆のようだ。
床を手探りしながら、声を出して探し始める。

 坊や、坊や、ああ何処に行ってしまったんだい?

老婆が顔を上げると、友人たちは思わず「ひっ」と声を上げてしまった。
老婆の眼はえぐり取られて黒い空洞になっており、喉はぱっくりと切り裂かれていた。
見えない両眼で、それでも坊や坊やと呟きながら床の上を探り続ける。
女子の一人が金切り声の悲鳴を上げ、ケビン内は一時騒然となった。
よそのケビンからも人が駆けつけてきたが、パニックはなかなか静まらなかった。
ようやっと皆が落ち着いた頃、老婆の姿は消えてしまっていた。
泣いている子供の声も聞こえなくなっていた。

後で聞くと、そこに住んでいた開拓者たちが野盗に襲われた記録があるそうだ。
しかし、犠牲者が出たとかそういう類の内容は記されていなかったという。
152雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/23 02:13
>>137
うわぁ・・・。
確か、ほかの山スレで(オカルト板だったかどうかは覚えていない)
似たような目撃談を読んだ覚えがあります。
夜中に小屋を覗いたら、町の小父さんたちが縛られた娘に小便をかけて
笑い合っていたという内容でした。
もしかしてマジ話だったんでしょうか?
そしてその娘さんは一体どうなったのか!??

伝統行事とか風習とか関わってくると、人間て結構残酷なことができる
ようでゲンナリします。
願わくば、後味の悪い話ではなかったことを・・・。
153あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/23 03:20
見えない赤ちゃんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
>血縁で固まっているのか姿形も似ていて、色黒小柄で彫りが深く
>日本人離れした風貌をしているらしい。

ある民族の事だとしか思えんのだが・・・。
あんまりいじらんほうが良いよ。雷鳥君も。
ああ土蜘蛛か
>>154
ある民族って?日本のなのに日本人以外の人たちの村なのか?

Bとかいうオチはやめてね、ありきたりだから
土蜘蛛ってなに?
他民族系日本人
>>137
みんなぱらいそさ行っただ・・・・_| ̄|○
>>152
いや、多分ネタですよ。考え方によってはエロい
話ですから、捏造したくなった厨房の仕業かとw

そもそもその「伝説」だってありえないものかと。
だって、ただでさえ人口の少なかった時代に、
いちいち娘を殺してたら村が滅びるでしょうに。

大体、娘を殺したりしたら、若者衆が
「お、オラたちの貴重なマ○コがー!」と泣くでしょうから・・・
下品な話ですみませんw
162161:04/02/23 06:46
・・・もしくは、マジ話だったと仮定しても・・・
・・・近年、街の人々によって行われているのですから・・・

山の小屋で行われた放尿プレイ、SMパーティとしか思えませんw
縛り+放尿ときたらそう考える方が普通かと〜。
ですので雷鳥様皆様、どうぞご安心を。
若い娘を生贄にってのはよくある話だし実際行われたと思う。
ここはエロい放尿ネットですね
>>161
貴重だからこその生贄でしょ
1661/3:04/02/23 16:11
夫が狩り支度をしていると、まだ赤んぽうの息子が、裾にしがみ付いて鳴きじゃくる。
出掛けようとすると、また裾をつかんで鳴くので、妻に子守を頼んで狩りに出掛けた。
しかしまた泣き出したので嫌な予感を感じながらも、山へ向かった。
山に入ってみると、獲物はなかなか見つからず、帰ろうとしたところ熊の足跡を見つけた。
よく見ると、獰猛な熊だと言われる「四つ爪熊」の足跡であった。
狩りに連れてきた犬も、熊の匂いを嗅いで警戒体制に入っていた。
一瞬、明日二人の弟達と出直してこようと思ったが、まだ日が高いので、一人でやれると思い足跡を追いはじめた。
すると、四つ爪の熊は木に隠れ待ち伏せしたような後があった。
それを見て、やはり明日出直そうと何度も思ったが、勇気をふるい一歩一歩慎重に進む。
日が落ち辺りがやや暗くなり始めたので、今日はここまでにしようと思った次の瞬間!
眼前のくぼみから黒い塊が突進してきた。数歩前を行っていた犬を飛び越えるように一気に男に襲いかかってきた!
男は持ってきた槍を構える暇もなく、組み伏せられたのだ。
このような場合のためにアイヌは、左腰にタシロ(山刀)、右腰にはマキリ(小刀)を下げ、どちらかあいている手で刃物を抜き敵を攻撃するのだ。
しかし獰猛な熊はその隙を与えず、猫がネズミを捕まえて直ぐに殺さず、弄ぶように、
男を投げたり転がしたり、また投げては受けを繰り返します。
男は神々に助けを求めながらタシロで応戦したが、思うようにいかず、やがて男は気が遠くなり、死んだのか眠ったのかわからなくなった。


1672/3:04/02/23 16:12
妻はなかなか帰って来ない夫を心配して待っていると、外はすっかり暗くなり、帰ってきたかと外へ出てみれば、一緒に行った犬の他、夫の姿は見えず。
家の中に飛び込んできた犬の様子を見ると、白い毛が血で真っ赤に染まり、夫の着物の片袖をくわえているではないか。
それを見てすぐに山で何かあったか解った妻は、急を知らせる叫び声を上げるとコタン(村)の人達はあっという間に妻のもとに集まってきた。
話を聞いたコタンの人達は「すぐに山にいこう」と言うが、弟達は「今夜は身内の物だけで行く、明朝、私どもを探しに来てください。」と断った。
妻は子供を本妻に預け、(旦那と本妻の間には子供が出来なかったので、妾を貰っていて、子は妾との子なんです。)夫の弟達と三人で山へ上った。
妻はカヤの束に火を着け、弟達は槍を構え進んで行くと、犬が小声で鼻を鳴らしだした。
明かりを掲げて辺りを見回すと、薄く積もった雪の上が血で染まっていた。それが熊の物か夫の物かは判らない。
だが、木の枝にぶら下がった人間の腸を見て夫が殺されたことを悟った。



1683/3:04/02/23 16:13
二人の弟は槍を構え慎重に、妻は明かりを絶やさない様次々とカヤの束を燃やしながら進んだ。
しばらく行くと草むらから、「パリッ、パリッ・・・」と熊が何か食べている音、骨を噛み砕いている音が聞こえる。
妻は恐怖した。しかし夫の仇に負けるかと思いいっそう明かりを強くし弟達の足元を照らす。
上の弟が草むらに近づき「化け物熊よ出てこい!兄の仇を打ちに来たぞ!!」と怒鳴ると、食べる音がぴたりと止んだ。
四つ爪熊は立ち上がり、二足歩行で向かってきた!
その化け物熊の迫力に圧倒された下の弟は、5、6歩後ずさりしたが、ハッと向き直り、熊を目掛けて突進する。
上の弟は大きく開かれた口へ、下の弟は心臓目掛けて一気に突き刺すと、大きな熊はどっと倒れた。
何度も槍で突き刺し完全に息の根を止めると、辺りを探してみたが、
やはり夫の姿はなく着物の切れ端や骨の一部が散らばってるばかり。
三人は泣きながらそれらを集めると三分の一程しかなかったという。
妻はあの朝、子供が父の身を案じ必死に引き留めていたのにそれに気付かなかった事を悔やんだのだった。
169あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/23 16:24
>>166-168
アイヌの昔話からです。
何か微妙に書き込みにくい雰囲気・・。
で、この話は実話を元にしたものらしいです。
これも結構長いのではしょったりしてアレンジしてます。
自分の文章力のなさから、いまいち面白みにかける話になってますが、アイヌの伝承とかは独特の言い回しとか描写があって、実物読む方が臨場感もあり面白いですよ。

この話書いてて、「腹やぶらんでくれー、喉かっ切って殺してくれー!」思い出した。。あと、「しっぽ返しておくれ」を思い出しますた。
あげてまったスマソデス
171あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/23 16:26
改行してくれよ・・・
>>154,>>161-162
あなたは何かを知っているのか?
173あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/23 17:50
>>169
>「しっぽ返しておくれ」を思い出しますた。
ってなんですか?羆嵐だっけ?
詳細キボソ!
一人で新潟あたりの深い山歩いてると、熊が出るんじゃないかと怖くなる
>173
過去ログ嫁
南太平洋のほうの島なんかでは
成人式として同年代の男が集まって
同年代の女の子一人を選んでリンカーンして
その後ざっくりやっちゃうって習慣が
結構最近まで有ったらしいけど…
私の田舎の話。

むかしむかし
その地を旅の僧が通りかかった。
その僧をもてなした土地の民はこう訊ねた。

 あのやまに、ヒトのようだが
 ヒトではないものがいる
 あれはなにか

僧はそれを聞いて、

 人に似て人にあらずは
 猿であろう

と答えたという。
以来その山は猿山と呼ばれている。


山というより丘に近い小山で、
周りの地形からも
現在は勿論、過去に猿がいたとは考えにくい山。

でも、なにか居た様だ。
178あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/23 19:21
>>176 それだったらごく最近、頻繁に日本で起きています。
>>173
過去ログ落ちちゃってるのでここの↓
http://hust.web.poporo.net/index.html
副産物って所にリンクあったと思う。
〉169
乙!雷鳥さん、聞いた話さん、やその他いい語り部さんにまじり
アイヌのはなしもなかなか興味深く読ましてもらってまつ
ますます良スレになってきましたね。みなさんこれからもガンガッテネ!
遅ればせながらまとめサイトを作ってくれた人、乙です。
今見ていたら、幻のPart2のログも載っていますね。感謝!

雷鳥一号の名前がやけに目に付くので、切り出して見たところ・・・

Part3:54話書き込み
Part4:52話書き込み
Part5:37話書き込み
Part6:44話書き込み
ここまでの合計:187話!

・・・新耳袋が二冊欠けるぞなもし。
ありがたい、ありがたいけど、雷鳥サン、仕事ちゃんとしてまつか!?
>>149-151
雷鳥さんいつも乙!
ちょっとほほえましい(?)話、不思議な話ときて、
ラストで((((;゚Д゚)))ガクガクブルブルきました。
でもおばあさんはちょっと可哀想…
184627 ◆DxCY1HKXjs :04/02/23 23:49
お久しぶりです
話を書くと言っておきながらアクセスせずに済みません
急な出張でLAとベガスに行っていたもので
準備などに忙しくてうpするのも忘れていました

先ほど日本に帰ってきて
疲れているので今日はうpできませんが
明日は休みを貰ったので時差ボケが治ったらうpするつもりです
山の話はあまりないですが、そこそこいい現代山話も仕入れたので・・・
ではおやすみなさい
>>184
おかえりなさい。
で、勝ちました?
雷鳥さんはこれからも小出しで提供してくれるの?
2chで読めるのはうれしいが、出版とか考えたほうが良いのでは?
民俗学専攻修士課程在学の友人も、「初見の話が多い」って言ってるし。

>>186
出版となると大事だからねえ。
ミラーが出来て良かったと思ってるけど。
あれには、著作権はないだろうけどね。
188627 ◆DxCY1HKXjs :04/02/24 11:21
>>185
おはようございます
今回は700ドルしか勝てませんでした
いつもはもっとルーレットでイケるんですが

まだ微妙にボケてますが
頭がハッキリしてきたらうpろうと思います
>>186
出版を勧めるのはオカ板じゃタブー
>>189
タブーかどうかについては個人の考え方次第だと思う
雷鳥さんが出版社に持ち込むか持ち込まないかはご自身の自
由だ
しかし、もしも厚顔無恥な輩が雷鳥さんをはじめ他の方々が書
き込んだ珠玉の作品群を無断盗用し、利益を得ようなどとしたな
らば、我々はこのスレの住人として黙って見ているわけにはいか
ないのではないか?
その対策の一端としてHP立ち上げを応援するもよし、出版を進め
るもよし、みんなで今の雰囲気を大事にしていけばいい
ていうか雷鳥さんの話って創作が殆どだし
常識的に持ってけるわけないだろ
どうしても読みたかったら、
同人誌みたいのみんなで協力して作ればいいじゃん
カネいらない+でも活字で読みたい、のなら
2〜3万円(印刷製本代)とやる気さえあれば、
薄くてもそれなりに読めるいい本作れるよ。
本屋で売りたかったら、それを書店に持ち込めばいいわけだし。

作るなら、DTPで飯食ってるのでタダで組版やるよ〜
まわりだけが勝手に盛り上がって話を進めるなっての
>>192
かなり前の情報だが、本屋自体が個人出版の支援サービスとして、
そういうのをやっていた。もちろん店頭販売用スペースもあった。
それと話を、盗用するのはここ最近でもあったみたいだ、
どうゆう事か詳しくはしらないが、謝罪したらしい。
195雷島一号:04/02/24 22:33
>>192
版下オペレーター風情が偉そうですね。
お仕事頑張ってディレクション業務もこなせるように
ならないとね。頑張ってください。
どうせならsageてトリップも付けなきゃ一瞬でも引っ掛からないよ
197あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/24 22:46
まあ、洒落と言うことで。
192さんゴメンネ。
198あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/24 23:57
      || .||
      ||___||
       .||
   ∧_∧ ||
    (・ω・)丿 ッパ
.  ノ/  /
  ノ ̄ゝ
199あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/24 23:58

スマン、思いっきり板違い
200 ◆j4ai5Yt156 :04/02/25 00:02
>>192
版下オペレーター風情が偉そうですね。
お仕事頑張ってディレクション業務もこなせるように
ならないとね。頑張ってください。

>>200
また鶴橋で途中下車してホルモン喰おうぜ、水片手にさ
202雷島一号 ◆SJXMjLLsFw :04/02/25 00:11
>>200
こういう事が面白い時期なんだね。
誰しもある事ですが。
>>202
お前もトリップ違うやん! と突っ込もうと思ったら
名前も違ってた。ワロタ
204あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/25 00:34
俺、山の話でも特に化け物の話が好き。
そういや山に住む化け物VSハイテク装備のデルタフォースどっちが強い?
みたいなスレなかったっけ?オカ板に。
前スレでは、
「アメリカから核を撃って山ごと吹き飛ばしたら、
化け物の呪いはホワイトハウスまで届きますか?」
とか聞いてた香具師もいたなぁ・・・
もうね、アフォかと(ry
>>206
それはそれで楽しそうかもw
なんか、高空のB-29に呪いが届くの届かないのの話を
どっかのスレで読んだな。
アメリカのウインチェスターさんは呪われているらしい
何を今さら
211あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/25 06:35
 
人間の方が化け物という事です。
213あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/25 18:09
昔の話ですが・・・。


トンネル建設のため中国地方の山中を採掘機で掘削中、急に機械が
停止した。何があったのか前へ確かめに行くと作業員の一人が
「なんで機械が止まったのか分からないのですが、こんなものが・・」
と足元を指差した。
そこには多数の墓石が散乱していた。そういう墓石とか骨が
出てくるのはさしてめづらしい事ではないのだが、不思議なのは
その場所だ。その地点は200メートルくらいの山のちょうど中心。
いうなれば、山をそのまま墓地の真上にドンとおとさなければ
このようなところから出てくるとは考えられない。人工的な山では
ないし以前に穴を掘った跡のようなものも見受けられなかった。
首をひねりつつも工期に遅れるわけにもいかないので、そのまま
工事を行い完成に至った。
ところでさあ、ポルトガで船を手に入れた後ってどこに行けばいいんだろうか。
突然世界が広がった感じで、行ける場所が増えたから困惑しちゃってるのよ。
よく分からないまま船で最初に辿り着いた場所が、日本列島みたいな形の島の町、
たしかジパングだったかな…。
強力な武器や防具が買えるのかと期待していたら、店が無いじゃん。
とりあえず町を出て、近くに洞窟があったから入ってみた。
そしたら敵出現、変な4人組の赤い男にメダパニやられて全滅…。
ちなみにLvは19、もっとLvあげた方がイイのかな。
215あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/25 18:10
昔の話ですが・・・。


趣味で山登り(トレッキング程度)をするが、ある友人と私と
二人で近郊の山に登った時のこと。左右が杉林そびえる尾根の
狭い一本道を私が前になり歩いているとなにやら耳元のような
遠くからのような声の発生元がはっきり分からないようなものが
ひそひそと聞こえた。歩きながら後ろをふりむくが友人がいる
だけで前後には誰もいない。友人に
「何か言った?」と聞くと「いや、何も」と答え、私がさらに
「何か聞こえないか?」というと「別に」とぶっきらぼうに答えた。
友人は霊感があり「もしかして霊?」なかば冗談で聞くと
「いや違うよ何も感じないよ」と言って先になって歩いて行った。

後日、友人と会い、その時の話になり友人が言うには、
やはり、霊がいたとのことだった。私が声が聞こえた時、昔の
山伏のような姿をした男が私をにらみつけ経文のようなものを
唱えながらついてきていたとのことだった。友人のそばにも来た
そうだが友人は知らないふりを決め込みんだ(何もしてやれないので)。
「何で教えてくれないんだ」と言うと友人は
「気づいちゃうとついてきちゃうからね」
と言って微笑むだけだった。
改行してくれよ・・・。
改行してあるじゃん・・・。
その書き込みがオカルト。
218あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/25 18:33
>>198もある意味オカルト
219あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/25 20:04
チビまるこちゃんでもあったけど、
幼いころ、一回しかいったことのない花畑や山などが存在した
もう2度と行けない
山の神様なのだ
220あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/25 20:11
>>1
221あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/25 20:12
げげげに出てくるドロたぼうってめちゃ怖いと思うが
222あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/25 20:18
土ぐもってずっこけ少年探偵団にも出てくるよね
223あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/25 20:31
山伏って怖いのかな?7人三咲とか怖かった。
224627 ◆DxCY1HKXjs :04/02/25 21:16
また約束を破ってしまった・・・
申し訳ない。急ピッチで短い話ですが、おひとつ。


ラスベガスではグランドキャニオンへ行くことのできるツアーがある
ヘリや飛行機で行けるのだが、途中ごく稀にヘリの事故が起きる
ヘリ自体が気流に乗らなければ不安定になってしまう造りで
上手くそれに乗らなければ、失速して急降下してしまうこともままある

あるパイロットから聞いた話なのだが
グランドキャニオンへ向かう途中、過去墜落事故があった地点を通ると
まるでエアポケット現象のように機体が急降下してしまう場所があるという
彼は「そこでは必ず彼らに引っ張られるんだよ。立て直すのに大変だ」と苦笑していた
そしてついこの間、同乗していた客がその彼らの姿を見たのだという
彼らの姿は、下半身がなく目は窪み、頭からどす黒い液体を流し
ヘリの「足」にぶら下がって、まるで登ってこようとしていたのだという
その目撃があってから、彼はその場所を通るときに
「君らも乗るといい。グランドキャニオンの素晴らしい景色を見れば安らぐよ」
と心の中で語りかけると、機体が引っ張られる感じは消えて代わりに機体が重くなったという。
しかし何故か帰りには重みや違和感が消えていたらしい
彼は「彼らはヘリの墜落でグランドキャニオンの景色が見れずに亡くなった方達だろう」
「一緒に連れてって見せてやれば、満足するさ。タダ乗りだがね」と笑って言った
225あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/25 21:38
泥たぼうは、先祖伝来のたんぼを、子孫が売ったり、世話をせずに荒らしたりしたら、先祖の霊が怨霊化した妖怪だよね
人の霊じゃなくなってるから指が三本になってる
226あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/25 21:43
そぉいや何年か前に日本人観光客を乗せたヘリが
グランドキャニオン観光中に墜落してたな。
>>224
恐ろしいはなしですな

どうぞ、時差ぼけと疲れが取れてから、ごゆっくり書いてください
白黒時代のゲゲゲ泥たぼうは死ヌほど怖いぞ・・・
ゲゲゲのアニメで、はっきりと覚えているのはその回だけだ
いまだにトラウマ
若い人もぜひ一度見ることをオススメする
>>219
小学生の頃見た夢でならそれに近いことがあったよ。
うちから5kmほどのとこにある山のてっぺんに登ったら、小鳥がさえずり若葉は生い茂り
山の反対側の崖下には透明な水を湛えた幅10mほどの深い流れがどこまでも続いていた。
目が覚めた瞬間は「よし、今度の日曜に行こう!」と思ったけど、だんだん意識がハッキリ
してくるとそんな場所は現実には存在しないことが思い出されて、喪失感を覚え悲しくなった。
一度きりの夢で見たあの場所への憧憬は、20年近く経った今でも消えない・・・。
>>228
同意!
>>228
救いのないのが多かったよね、よく泣いてた
地獄に行ったまま、戻れなくなるリーマンや、
貧乏家族に幸せの玉をあげて、願いをかなえてくれるけど
大きくなりすぎて爆発、とかw
>>224
満足→成仏、となるのならいいですね。
しかし
>下半身がなく目は窪み、頭からどす黒い液体を流し
こんなのが上ってこようとしてるの見ちゃったらかなり怖いよ…
233ぽたみがん:04/02/26 02:06
>>鬼太郎

上の書き込みから、「そういえばあの話は…」とおもってぐぐってみたら、こんな情報があった…

鬼太郎山
福島県双葉郡川内村。常磐線滝田駅の西北西13km。[高]755m。

読み方は「きたろうやま」ではなく「おにたろうやま」らしいが…
どろろんエンマくんで骸骨が引く霊柩車が怖かった
最後、泣いた。
236あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/26 09:27
もともとこんなところに書いている文章に
著作権なんっつーものはねーよ。
コピペしてどこに貼っても印刷しても、問題はない。
237627 ◆DxCY1HKXjs :04/02/26 12:09
こんにちわ。よっぽど急な出張だったらしく今日も休みをいただけました

>>224の話ですが、実は「引っ張られる〜」辺りの話は
先週の出張の時に聞いた話で、この度完結することができて良かったです
しかし彼の話の通りならば、最近のグランドキャニオンは幽霊だらけに・・・

>>227
ありがとうございます。少し風邪をひいてしまいました

>>232
成仏できるといいですよね
>こんなのが上ってこようとしてるの見ちゃったらかなり怖いよ…
その時は大騒ぎだったみたいですよ。メディアには乗せなかったみたいですけど
もし漏れれば客が激減するでしょうしね。(自分バラしてますが)
ベガスに行った時に、その会社の関係者に尋ねれば
詳細を聞けるかもしれませんね
238あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/26 15:37
まじドロたぼうはファミコンでも怖かった
>>213
続きはないの?
漏れは深夜田んぼのそばを通るときにはいつも泥田坊を警戒してまつ。
>240
子供のときに読んだ水木サンの妖怪辞典(?でも
ダントツの気色悪さだった・・・
「たんぼを返せ!たんぼを返せ!」
天井下がりとあかなめもトラウマ( -.-)
242あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/26 22:17
知り合いの話。

彼のお婆さんの実家の村が、まだ土葬をしていた時代のこと。
家で不幸があり葬儀の準備をしていると、隣村から親戚がやってきた。
親戚は家人に、隣村でカジリが出たと伝えたのだという。

カジリというのは文字通り齧る化け物で、死体を掘り起こして食べるのだそうだ。
どんなに墓の番をしても、夜の間に棺桶の中から死体は消え失せ、朝には食い散ら
かされた死体が、村外れに投げ棄てられていたという。

死体を食べられてしまった家には、災いが起こるといわれていた。
カジリは経文や仏具が苦手とされていたという。
しばらくの間、その村で埋葬された死体は、身体中に墨で経文が書かれていた。

お婆さんがまだ幼い頃、彼女のお婆さんから聞かせてもらった話だそうだ。
243雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/26 22:18
友人の話。

秋の山を単独で縦走していた時のこと。
開放されていた山小屋に泊まったのだという。
気温はまだ暖かく、虫の声が心地よく響き、空には満月がかかっていた。

酒好きの彼は、日本酒を瓶ごと山に持ち込んでいた。
今夜は美味しい酒が飲めそうだと、ウキウキしながら酒宴の準備にかかる。
つまみを出そうと、机の上に置いた酒瓶に背を向けた時。

 ポンッ

背後で栓を抜く音がした。続いて喉を鳴らすような音が聞こえる。
恐怖よりも先に酒を飲まれた怒りの方が強く、彼は怒声を上げて振り向いた。
そこには誰もいなかったが、酒は三分の一ほど分量が減っていた。
「一言でもあれば、一緒に飲んでやったのになあ」
彼は相手の酒エチケットの無さを、今でも責め続けている。
244雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/26 22:20
知り合いの話。

彼は写真を趣味にしていて、何度かコンクールで賞も取っている。
春先に、ある高原で撮影していた時のことだ。
花一面の高原を見ていると、どうしても人の姿がほしくなった。
たまたま居合わせたカップルに、花をバックにしてモデルを頼んだのだという。
若い二人の笑顔に、自分でも良い写真が撮れたという自信があった。
写真の送付先を聞いて別れたそうだ。

家に帰り、写真を現像した彼は言葉を失くした。
二人の写真には一枚残らず、そこにあるはずの無い物が写っていたのだ。

二人の背後に、大きな黒い鳥居が浮かび上がっていた。

写真は失敗作ということにして二人に謝ろうとしたが、教えてもらった連絡先の
電話は不通になっており、出した手紙も送り先不明で返ってきたという。
彼は今でも二人のことを心配している。
245雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/26 22:23
うう、失敗しますた・・・242のカジリの話も私の書き込みです。
クッキーが消えてたみたい。

年度末は忙しいっス。そりでは。
246あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/26 22:27
カジリ=火車かなあ
キタロにでてたね
いや、まんま齧りだって言ってるじゃん
水木しげる系だったら、魍魎とかズバリ首かじりとかいましたね。
首かじりの絵、今見ても怖すぎ!俺のトラウマ(T_T)
>>244
電話・手紙で連絡が取れなかった理由は・・・

現実的に考えると
1.開放的な山とはいえ、見知らぬ他人に個人情報を教えたくなかったカップルが、嘘の連絡先を教えた。
オカルティックに考えると
2.黒い鳥居に関する霊的な問題により、カップルに不幸があった。そのため連絡取れず。
さらにオカルティックに考えると
3.そのカップルはこの世のものではなかった。連絡先がないのも当然。
 もしくは既になくなった方達で、連絡先は生前のもの。今は使われていない。

3だったら (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>>249
ここはやっぱ3に一票だな。

>>243
「すんませーん。ご相伴にあずかってもいいですかー。」
「どうぞー。まま駆けつけ一杯。」
ほほえましいのかガクブルなのか
>>243
なんとなく「馬鹿だな、馬の小便なんか飲んで」の話を思い出しました・・・
>>244
鳥肌たった
>>248
首かじりを知ってるのかい。
昔もってた本で、江戸時代の幽霊の絵で、首かじりが描いてあって、
他のページはまだ読めたんだけど、そのページだけ一回見たら
トラウマになってもう開けなかった。

水木しげるのは見たこと無いけど、たぶんこの本のほうが怖い。
江戸時代の幽霊画ってほんと気味が悪い。
>>253

この絵のことかな?確かに不気味〜!!
やっぱり水墨で書かれた妖怪画ってのは怖いよね。
ttp://zarigani.web.infoseek.co.jp/yup/yup5.htm
>>254
違う。
あの首かじりは、左を向いていて、首の切り口の方から食べてるの。
で、しかも水墨画じゃなくて色も使って、血が滴ってるわけ。
あの本どっかいっちゃったんだよな。




まぁ、スレ違いだから、このへんで。
>254
あ〜びっくりした。今から寝ようと思ったのに
怖くて寝れないよ…
>>255
それって、構図はおそらく水木先生の絵とまったく同じだと思ふ。
水木さん自体、昔の絵を元にリライトしているのばかりだから。
確かに気持ち悪い絵だったなぁ。
そろそろ、そろそろね・・・
部のOBに聞いたんだけど、11月頃に部で所有している山小屋に一人で泊まった時、
夜一人で寝てたら窓がガタガタ音を立てるんで目をやったら、髪の毛ボサボサの
女が窓に貼りついてたそうだよ。
「なんだ・・・・コハンバか・・・・・」
ってまた眠っちゃったらしい。
何でコハンバなのか自分でもわからない。寝ぼけてたんだろうって言ってた。
でも、翌朝見てみたら窓の外の雪の上にちゃんと足跡が残ってて、何気なくその足跡をたどって
いったら、途中からだんだん足跡が大きくなっていって、さすがの先輩も
「ヤバイかも・・・」
って思ってひき返したらしい。

こ来週、その山小屋の整備に行かないといけないので、その時は一人で寝てみようと思う。
ばれない程度で良いから、山小屋の場所おせーて。
霊とかの体験はないけど、一度だけ「なんじゃこりゃ!」という体験をしたので書いてみます。

10年ほど昔、高校の頃の話。
自主トレとして週に何日か近くの小さめの山に登っていました。
学校へ行く前なので、いつも暗いうちから登り山頂で日の出を見て下山
というのがいつものパターンです。

初夏のある日、いつものように山頂にあるお寺の水飲み場で喉を潤しながら
東の山からの日の出を眺めていると、どうも様子がおかしい。

太陽が四角い(笑

恐いというより、不思議すぎて興奮し.....笑っていました。
結局太陽が全部見えても四角いままでしたが、学校に遅れるのでそのまま下山しました。

なんだったんだろう?
そういう自然現象ってあるんですかね?
奥鬼怒のあたり
264あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/27 17:15
山というか林道での不思議な出来事…
10年前の夜、神奈川のヤビツ峠に車で行った。
走り屋さんだらけでちょっとした渋滞になってたんで、
右脇にあった林道みたいなとこを走ることにした。
5分くらい砂利道を走るとオレンジ色の水銀灯の街灯が輝いてて、道がなくなっていた。
道の脇に、崩れた茅葺屋根のぼろぼろの民家があって、
塩とかコドモわたとかのさび付いた看板が掛かってる。
古い自動販売機と真新しい緑の公衆電話がその前に。
喉が渇いてたので、蛾がたかってるその販売機でコーヒーを買った。
見たことのないメーカーで黄色と黄土色が波打ってるパッケージ。
そのとき、いきなり公衆電話が鳴り始めた。
そのとたん、街灯の明かりも、自販機の灯りも、公衆電話の灯りも消え
おれは暗闇の中コーヒーを片手に立ち尽くしていた。
こんな誰も来ないような所にになぜ公衆電話が?どうして鳴ってる??
なんで林道に水銀灯が?そしてなぜ一斉に灯りが消える??
よく見ると電柱も何もない!!電気はどこから来てるんだ??
電話はまだ鳴りつづけていたが、びびった俺はそのまま車に乗り込み本道へ向ったが
帰りの林道は、さっき走った砂利道とは思えないほど草が茂っていた。

後日、友人を誘ってもう1度その場所に行こうとしたが、どうしても見つからなかった。
当時の証拠はコーヒーの缶だけ、それも今はもうない。
それ、マックスコーヒーだろ?
266あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/27 18:30
平日、友人と山に登った。周りに人気が無く寂しかったので、
歌を歌いながら山頂を目指した。
杉の木に囲まれた場所だったので、「与作」を歌った。
「与作は木を切る〜♪」
すると遠くから
「ヘイヘイポーウ」
と返事?が聞こえた。
二人で顔を合わせもう一度歌を口ずさんだ…。
「与作は木を切る〜♪」「ヘイヘイポーウ!」
間違いない!何かいる!
二人で恐怖を感じながらも返事の聞こえた方へ向かった。
!?…誰かいる!こんな山奥に???
目を凝らしてよく見てみると『マイケル』でした。 二人で仲良くケツを掘られました(泣
人気のない山奥でマイケルに遭遇か。
確かに魔物レベルに怖いな。
>>265
神奈川にマックスコーヒーはありえないと思われ。三国コカコーラだし
>>269
利根だった_| ̄|○スレ汚しスマソ
2711/3:04/02/27 18:40
ちょっと前に彼女と一緒に筑波山に登ったんだよね。
お互いに週末が休みじゃない仕事なんで
「平日だからすいてていいね。」なんて話しながら
登りはじめたんだけど
日頃の運動不足がたたって
喋るのがきつくなり、そのうち二人とも話をしなくなって
ただ息を切らしながら淡々と登っていった。
俺が前を歩いて彼女が後ろからついてくるって感じで。

たしかに平日の山道はあまり人がいなかった。
結構早めの時間に登り始めたこともあって
下りて来る人とはほとんどすれ違わなかった。
そんななかで一人同じ道を登っている登山者がいたんだよね。
大学生くらいの若い男の人で
青いジャージに登山靴を履いて
背中になんていうの、金属のフレームのついた大きなリュックみたいな奴を背負ってた。

その人の歩き方っていうか上り方が変わっててさ、
ちょっと登ってはまた戻ってきたり、
わざわざ大きな岩によじ登ったり
藪の中に入っていったり。
登山部で訓練でもしてるのかなーって思ってた。
2722/3:04/02/27 18:41
その人が最初に俺たちを追い抜いていったときに小さな声で
「こんにちは。」って言うのよ。
山ですれ違うとみんな挨拶するでしょ。
それでオレも「こんにちは。」って挨拶をして
その変わった登り方をする人を後ろから見ていた。

その人は行ったりきたりしている割には歩くのが早くて
すぐに見えなくなった。
俺たちは相変わらす黙ったまま必死になって登っていたんだけど
ふと耳元でまた
「こんにちは。」
って聞こえた。ちょっとドキッとしたんだがオレも
「こんにちは。」って挨拶し返してみると
先に登っていったはずのさっきのリュックを背負った人が
また追い越していくわけよ。
一瞬「同じ登山部の人かな」って思ったんだけど
どう見ても同じ人。

ま、変な登り方をしていた人だったんで
途中で道を外れていた時に俺たちが追い越したのかなと思い、
その時はあまり気にせずにまたうしろ姿を見送った。
で見えなくなったとたんにまた
「こんにちは。」
今度はあせった。
わき道にそれていたとしてもちょっと考えられないくらいのタイミングで
また後ろから追い越していくんだよ。
ちょっとだけ怖くなって彼女のほうを振り向いてみたんだけど
何も気にしてない様子で足元を見て息を切らしながら歩いている。
2733/3:04/02/27 18:43
気味が悪くなりながらもまたその男のうしろ姿を見送りながら
ひたすら登り続けた。
ちょっと開けて休憩できるようになっているところに出たんで
そこで座って休む事にした。
そこで彼女に言ってみたんだよ。
「大きなリュック背負った人いたじゃん、あれ何やってるんだろうねー。」
そしたら彼女は
「え、そんな人いた?さすが休日だから一人もいないなーって思いながら
 歩いていたんだよー。」

これ以上彼女に言えませんでした。
そのあと頂上につくまではもうあの男の人には会わずに、
登頂してからもあまり長居せずにすぐに
ケーブルカーで下山しました。
全然幽霊っぽくなかったし
普通の人に見えたんだけどな〜・・・
真昼間だったし。
あの人はなんだったんだろう。

274264:04/02/27 19:00
>265
ぐぐってみた、そう!このパッケージ、このコーヒー、妙にねっとり甘かったコーヒー!!
MAXコーヒーていうのか…すげえ、ありがとう!なんか長年の不思議が解決しそうだ。
275265ではないが:04/02/27 19:10
>>274
そうか。それはよかった











のか?
マックスコーヒーってチバラギ限定だと思っていたよ。
東京で缶コーヒーって言うとポッカの顔缶だったけど
うち(茨城)のほうではコーヒー=マックスコーヒーだったからな〜。
ジョージアになってからパッケージ変わっちゃったんだよなー。
>>274
甘いぞ。
解決したのはあくまでもその時飲んだ缶珈琲がわかっただけで
あとは謎のままだ。

ククク
278264:04/02/27 19:30
>276、277
え…
でも、いい、俺の中では解決した。
奇妙な缶のコーヒーが最大の謎だったから。
本当にある企業だと知って安心した。
>271
筑波よく登るのに・・・恐くなったよ((((;゚Д゚)))
男体山の廃墟みたいのちょっと恐いけど
>>277
うむ。甘いな。甘すぎる。


ジョージアMAXほどではないが、
どーしよーかと思うほどMAXコーヒーは甘い。
MAXコーヒーは神奈川には売っていない。
この事実から目をそらすな。
282あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 00:10
昔の話
石の思い出

同僚と3〜4人で山に登ったときのこと
なだらかな山道をみなでワイワイ言いながら歩いていたところ
路傍に大きな岩があり、その平らになった表面に仏様が
彫ってあった。長年、風雨にさらされて表情もなんとか
目鼻だちがなんとか分かるぐらいになっていた。
ふと、ほぼ線だけだけになった目鼻の顔をみていると、
急に何ともいえないような心をつぶされるような気持ち
になってきた。その顔が表情を持ち始めたように見えて
きた。しかも、それが最後まで和解することなく死に別れた
父の顔に見えてきた。
下山後、同僚の一人が
「あの仏様、昔、死んだ友達に見えた」
と言うや他の同僚も、あるものは死別した母に見えたと言い、
またあるものは可愛がってた犬に見えたと言う。みんな
驚いていたが、そんなこともあるのだろうということで
終わったが、ある時同じような体験をした人に会った。
しかし、その人が見たのは、夕暮れせまる闇のなかで
目が赤く光り、何とも言えない禍々しい悪鬼の顔だった
と言う。あの仏像が仏なのか魔なのか今もわからない。
283アイヌ伝承より:04/02/28 00:16
ユペッに住んでいるパレアシクルと言う者です。
不思議な体験をしたんだ。
俺は大抵、狩に行く時は若いのを一人連れていくんだけど、
そいつは若いのになかなかしっかりしていて気立てもよい、村でも評判なやつで、いつでも一緒に出かけてた。
仮にそいつをA君としとこう。

いつも二人で狩に行っては、ユペッの川とイシカリの川の堺の峰に立って、イシカリの方を見下ろしては
「一度行ってみようや。」と話してた。
ある日Aを誘ってイシカリの方に下ってみると、予想どおり獲物の足跡がゴチャゴチャある!
とりあえず狩小屋を建てて、飯もくったし、明日の狩の準備は万端。

寝るまでに時間があるので、俺はいつもの様に矢を削っていた。
削った矢はAに分けてやってるんで、Aはその分色々と雑用などすすんでやってくれる。

いつしか焚火の向かいに座ってるAがコックリ、コックリとやってるんで、「山越えてきたし、だいぶ疲れてるんだな。」
と思って見てると
横に揺れたり前のめりになったり、揺れが大きくなってる。
「おいおい、頭燃えるぞ。(w」と思ってると
ついに横にバタッと倒れてそのまま寝ちまった。
可笑しくて爆笑しそうになったけど、起こしたら可愛そうだからこらえた。

Aはしばらくのあいだ眠り、目をこすりながら起きると
辺りを見まわし「あれ?」って感じで
「さっき寝てるあいだ誰か来て、ウウェペケレ(昔話)かユーカラ(英雄叙事詩)やってませんでした?」
とか聞いて来たんで、
「ハァ?こんな山奥の狩小屋に人なんか来るか。(w
第一俺はずーっとほら、矢を削ってたが。」
と答えるとAはゆっくりと語りはじめた。

2842/3:04/02/28 00:17
つづき

A「いつの間にか眠ってたみたいで、夢の中で僕たちがいるこの狩小屋に、見るからに神と言うような方が来られ、横座に座り、パレアシクルさんになんか言ってるんです。たしか、
『パレアシクルよ、あなたは何故このイシカリの地に来たのです?
いまこのイシカリでは大変なことが起こりそうなのです。
ここは余りにも獲物が豊富な為、天の国のチチケゥと言う凶悪な魔物に目を付けられ、
イシカリに居る人間を皆殺しにし、この地を独占せんと考えている。しかしこの地を守る神々ではチチケゥにかなわない。』
中略
『かく言う私はこの広場を守るよう使わされたヤオシケプカムイ(蜘蛛の神)です。
無事生きて帰れたら、イナウでも酒でも贈ってください。』
と、言ってたように思います。」
とAは長い夢の話しを一気に聞かせてくれたのだ。

それを聞いてビビった。
普段ユカラとか伝承を語った事がないAの口から、こういう話しを聞かされたのでなおさら震え上がった。

それは明日、イシカリの人間を皆殺しにチチケゥが来るらしい。
しかしこの地の神々では太刀打ち出来ないので、かの有名な英雄神「ポンヤウンペ」に退治を依頼した。
ここで狩をするのは危険だ、命はない物と思え。
明日はどうなるかわからないので、夜明けと共にこの地を離れなさい。

とヤオシケプカムイが忠告に来てくださった。と言う内容だった!
改行してくれよ・・・
読みづらい・・・
読みやすいと思うけど…。
それより続きが気になる
2883/3:04/02/28 01:12
俺は矢削りを即効やめ、「私共をお守りください。」と何度もカムイに礼拝をすると、すぐに寝た。
次の朝、夜が明けきらない内に起き、急いで飯食って、ユペッとイシカリの川の堺の峰までめざした。
カムイがそこで見ていろと仰ってたので、昼頃に到着しイシカリの方を眺めると、

海の方からなにやら発光体が飛んできた。
それはよく見ると鳥のようにも見えた。それがいつの間にか消えてしまい。
その後、上空から金色に光る乗り物のような物が降りてきたのだ。
よく見ると、男らしき者と女らしき者が乗ってるのが見える。
異様な化け物だ、きっとこいつらがチチケゥだろう。
すると、再び発光体が現れ、うっすらと光りを発しながらチチケゥの乗り物と同化したように見えた。
するとチチケゥの女の方が苦しみだし、少し上へ上昇したと思うと、白骨化して崩れ落ちたのだった。
男の方も同様に白骨化して地面に落ちると、発光体は海の方へ戻っていった。
あの発光体がポンヤウンペだったのだろう。
それを見届けると俺達は逃げるように真っ直ぐ村に帰った。


後日談
家に帰るとその夜、あのヤオシケプカムイが夢に現れ
お前が私の言った通りにしたので無事で良かった。
お前達の村だけでなくユペッの民全ての危険でも有った。
それを救ってくれたポンヤウンペ神に感謝を込めて皆で祭をしなさい。
と仰ったので、
川の上流、下流の村に使いをだし、皆で酒を醸しイナウを削り蜘蛛の神とポンヤウンペ神の為、酒とイナウを贈りました。

解説させて頂きますと
イナウってのは木の棒をナイフで削って、たくさんの削りかけ(クルクルッとなった細い帯状)が付いたフサフサした物とイメージして頂ければ良いかと。
アイヌでは神々に対して供える物(酒、イナウ)は神が受け取ると、神々の国に持ち帰り、他の神々達におすそ分けしたりして、
宴会をしたりするそうです。その時他の神様から「おー、やるじゃん、あんた良い事したねえ。」とか言われて、株は上がるし、
イナウをもらった神はパワーアップし、より一層人々を守ってくれると考えられていました。
290283:04/02/28 01:23
連続投稿出来ないんで待ってたら寝てた。
アイヌは自然と密着して生活していたので、こういう話しはどうも山の怪って言うのとは違うような気もしないでもない。
あとなんか書こうと思ってたんですが忘れちゃった。。
今日はめちゃくちゃ眠いです。すいませんねます。(汁


あっそうだ、何ヵ月かまえに、アイヌ伝承の淫乱の群れの話し見たと思うんだけど見た方居ますか?
書いたの僕では無いんですが
くねくねだったかjかな。
淫乱の群れ? 
>>290
くねくねスレで見かけたYo!
>>283
面白い。
うたたねした?後のカキコではそうでもなかったけど、
最初ちょっと現代風に訳してたのが面白かった。
機会があったらまたお願いしますね。
294あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 02:17
そんなことより、チクワの話はどうなったの?
part2のスレ見たんだけど、ピー・・・・・キー・・・・って音、
あれって鳥(トラツグミ)の声なの?
夜の樹海で聞いたとき、マジでびびってたんだけど・・・・
296あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 02:50
>>アイヌ伝承の淫乱の群れ

誰か親切な人よ、この話コピペしておくんなさぃませ。
>283乙! おもしろかったよ またなんかあったらヨロシコ
夜に樹海に行く>>295の方が恐い
おもしれーな。アイヌの民話って。
こんど図書館で読んでみるかな。
300あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 11:02
アヌスの民話って知ってる?
お尻に穴の有難いお話でちゅ。
ガキの頃、ラジオ体操の帰りに竹林見たら
竹林が盛り上がってでかい天狗の顔になってた。3〜4メートルぐらいあった。
一緒にいた友人とおおはしゃぎして神主さん呼んで見せようとしたらなくなってた
302あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 15:56
ドロたぼうがバイオハザードに出てきたらほんとに怖い。露地の部分だけに現れるの。

近づくと、

にゅっ

ってでてくるの。
303あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 15:59
雪男とかビッグフット系はやっぱり日本じゃ見られないのかな?あれってナンなんだろう
河童と天狗で我慢汁!
305あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 16:19
北海道の登別の、熱湯噴出してる池にいって大焼けどした芸能人って誰だっけ・あそこは地獄そのものだよね
ヒロミ
>>303
ヒバゴンがいるじゃぁないかっ!!
308あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 16:27
ひばごんって、サイとかかば系なおとだよね。香取慎吾
>3307
なまはげも忘れてもらっちゃこまるよw
310あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 16:41
hiromiooyakedo?
>>307
∬∬´◇`)ノ<呼んだ?
312あなのおしりに名無しさんが・・・:04/02/28 19:40
♪むっすめ〜さん〜よっくき〜けよっ!
        やっまおとこにゃほらせ〜んなっ!♪
313あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 19:42


まんこが怖いです
314あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 20:38
>>311
ヒバゴンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
315あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 21:22
クッシーとかでっかい魚だしね。
河童はまだいるのかな?

ドウズンドムリってそうなの?
316あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 22:18
ぬ〜べ〜にでてくるMってほんとにいるの?
誰だ?座敷童が住み着いたぞ。
318あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 22:52
>>317
∬∬´◇`)←この子のことか?
>>318
ヒバゴンだろ、ソレ
320あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 23:28
かわいいAAきぼんぬ
>>320
〆〃ハハ
∬∬´▽`) <ヒバゴンでもイイですかぁ?
322あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/28 23:37
(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル


さくらたん
>>296
淫乱=パウチカムイのことか?
裸で踊って人間を誘って取り殺すって聞いたことあるな。
パウチカムイに襲われたアイヌが、たまたま近くにあった村の事を話した。
パウチの興味はそっちに向かったのでそのアイヌは助かったけど、
その村では大量の犠牲者がでた。怒ったその村の人達が先のアイヌの村に
攻めてきたので、先のアイヌの村はたまたま隠れていた子供を残して
全滅してしまったって話、岩波の文庫(えぞお化け列伝だったかな?)にあったな。
324雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/29 00:32
友人の話。

学生時代、キャンプした場所の近くに、小さな滝と綺麗な淵があった。
淵の水でビールを冷やしておき、夜中に引き上げに行ったのだそうだ。
真っ暗な水の中で、光る物が群れをなして泳いでいた。
珍しいな、光る魚なんて本当にいるんだ。
彼がそう思って顔を近づけると、光っているのは魚ではなかった。

光っていたのは、ピンポン球くらいの大きさの、たくさんの眼球だった。

彼は黙って酒を引き上げると皆の所へ戻った。
大いに飲んで、そのことを忘れようと考えたのだという。
とんでもないピッチで酒を飲み潰れてしまったその夜の彼は、しばらく仲間うちで
笑い話のネタになったそうだ。
325雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/29 00:33
知り合いの話。

彼の親戚に筆作りの名人がいた。
彼が書道をたしなむせいもあって、よくその伯父さんの家に遊びに行っていたそうだ。
ある時、一本の変わった筆を見せられたことがあるという。
見た目は普通の白毛筆なのだが、何というか、手触りがえらく気持ち悪かったらしい。
毛の一本一本が、まるで自ら指にまとわりついてくるような気がしたのだという。

これはグチの毛から作った筆だ、と伯父さんは言った。
グチというのは伯父さんが勝手に付けた名前で、本当の名前は猟師しか知らないそうだ。
一種の禁忌に当たる獣らしく、その毛皮は滅多に手に入らない。
伯父さんの数代前の先祖が、かなり無理をして入手したということだ。

その筆には、人を呪う力があると伝えられていた。
呪いたい人の名前をその筆で書くと、ひどい災いがその人に降りかかるのだと。
試す気にもならないけどな。
そう伯父さんは苦笑していた。

伯父さんは、つい先日に亡くなったそうだ。
呪い筆がどこに行ったのかは、もう彼にはわからないのだという。
326雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/02/29 00:35
私の体験した話。

私の友人に、瀬戸内の小さな島の出身の者がいる。
彼の実家は島の山裾で、西瓜などの野菜を作っていた。
学生の頃に遊びに行ったことがあるのだが、その西瓜畑の中で場違いな物を見つけた。

蛸壺が、畝の間にいくつか転がされていたのだ。
壺の口はまるで罠のような仕組みに改造されていた。

これは何だと尋ねると「蛸が西瓜を食べに来るんだ」と答えられた。
蛸が山を登るのか? 思わず聞き返すと、
「実際に畑を荒らしに来るんだから仕方がない」彼は肩をすくめた。

果たして彼にからかわれたのかどうか、私にはわからなかった。
畑の中の蛸壺の姿は、今でも私の記憶に残っている。
327宮沢りえ:04/02/29 01:02
>277甘い、甘すぎるわ。ツゥ スイートよ。
>>326
畑に蛸が出現するというのは、割と聞く話ですよね。
以前にもこの板のどこかでそれが検証されていたような。

でも一番気になるのは蛸が畑をどう荒すのかだ。
野菜かじるのか?
根菜類を土中から引き抜く?
329あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 01:13
>>323=優しい人。
ありがとうございました。
>>328
∬∬´▽`)<畑でタコがつれたーって話は地元で聞いたことありますよー
陸に上がる蛸の話は民俗・神話板にあったね
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/min/1037632088/
332あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 03:02
>>59
>>49

つうか、2年前、埼玉:多摩西部の山間道路で珍走が通行車両を
襲って連続強盗してる事件が起きたなw。

愛知県でも最近、珍走が通行車両を襲って連続強盗してる事件
同じような事件があったし。
>>324
光る目玉。コワイ
漂泊の民・山窩<サンカ>に会ったことある?
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/out/1077625078/

このスレ見ると、登山家の間では結構山窩の存在は常識っぽいっす。
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/out/1077625078/29が感動的
しかし、雷鳥さんの話、聞いた話さんの話、本にさせてくれ、つーのは一応本気で考えたなぁ。
コミケで売るから・・・。

コミケかよ!
蛸が海沿いの畑にあるイモ畑に来る話は、光瀬龍の「ロン先生の虫眼鏡」
(文庫本の第二巻)にあったね。
338あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 09:46
タコは空気を溜めることができます。
今日の晩御飯は蛸にするよ
>>323
あ〜パウチだったら朝松健の「旋風伝」っていう小説に
出てきたような。
その小説では悪人を倒すためにアイヌの巫女が
呼び出すんだったか自分を変身させるんだったか
って設定だった。
こないだテレビ番組で実験してたよ>タコ
水槽にタコを入れて、タコから見えるように、大根を土に刺しておく
(水槽と大根はそれぞれ別々の台の上。なんで床に置かないのか…)
で、毎日エサをやり大根を取り替えつつ(笑)数日観察してたら
あるときタコが水槽から這い出して、床にべたーっ、うにゃうにゃ〜。
それだけ。タコが大根引き抜くところまでは観れなかった。
蛸には三歳児ぐらいの知能があるらしいよ。
カタコトなら喋るな
>341ですが元スレですでに既出でしたな
345あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 14:18
山にまつわる怪談で、御巣鷹山に関する怪談を知ってる人いる?
何スレか前に墜落直後の話があったような…。
347あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 14:27
チンそうだんってレイプするの?
348あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 14:32
そうか、html化されてないから読めないなぁ。
そこで>>11ですよ
350あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 16:09
サンカってなに?
山窩の傘下となり賛歌を歌うのに参加しよう
アー オモシロイ
産科で惨禍
354あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 16:39
払いたい
三課で酸化
356あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 18:40
たこは、大根で釣れるのだ(実話)
余談だが、渓流魚は、たばこのフィルターで釣れるらしい
サンカクロース
タコは人肉も大好きって本当なのか?
By ガキでか(山上たつひこのこまわり君のあれね。)
カニとか貝とかをくちばし(カラスとんび)でバリバリ
食べる印象なので溺死体みたいな柔らかいものはダメ
なような。イモとか大根とかはどうなのかねぇ。
タコは怪我をして動けなくなると自分の脚を食べる……と何かで読んだなあ。
だが自分の脚は消化できないので、やがて飢えて死ぬとか。
360あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 20:07
ドロタボウはなに食ってるの?人を襲うの?
361あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 20:49
>360
山にはまつわらんがお答えしましょう。
自分の田んぼを取られたかわいそうな人。
自分の田んぼを返してくれ、と言ってる。
誰彼かまわずw
つか、彼は目が見えないんで、
相手がわからんのだが。
まぁ、マジ怖いんだ。
昔、先輩がどうしても蛸が飼いたいと言うので江ノ島で(σ´∀`)σゲッツ!!
数ヵ月後水槽から飛び降り(這い降り)自殺しました。
ちなみに、その先輩が後日飼った海蛇も飛び降り自殺しました。
水槽で飼うとストレス溜まるんだろうな
海話sage
363釣り板住人:04/02/29 21:39
私の知り合いは大根でタコ獲りました。
カニ籠という罠の一種なんですが薄く切った大根を
敷き詰めて海に沈めて置いて獲ったそうです。
とはいえ大根が好きというより色に惹かれるんでしょうけど。
竿で釣る時に使うテンヤという仕掛けも白やピンクが多いです。
テンヤに付ける餌も白っぽい色のものがいいという話しもよく聞きます。
364ヤイサマネ@283:04/02/29 21:43
>>323
僕が知ってるのと同じ話の様ですね。
平取のアイヌの方が語った伝説によれば
ニカプ(新冠)のコタンの人が、父親にアプシに居る許嫁に会いに行ってこいと言われ、
(アイヌでは親同士で許嫁を決めることは良くあったらしい)
ニオイ(荷負)を通ってアプシのコタンの許嫁の家に着くと、
家の人達が、死装束を来て暗い面持ちでいるので、驚いて家の主人に訳を聞くと、
1年前、夜中トイレに起きると、アプシの山だけが明るい。
よく観ると、パウチカラペサイェ(淫乱の群れ)が全裸で踊っていた。
彼は、ここに来るより、東に大きなコタン(十勝と書いてありますが..)
があるからそこに行けば、多くの仲間が増えるだろう。
血糊の酒を飲めるだろう。だから早くそこへ行け。
と思わず言ってしまうと、聞こえてしまったらしく、
淫乱の群れは十勝方面に行ってしまった。
その後、噂で十勝のアイヌの大半が淫乱の群れに加わって、狂って死んだ。と。
しばらくして、十勝のシャーマンの老人が、パウチが十勝に来てしまった原因を見破り、雄弁な使いを出し、「復讐に来るから待ってろ。」と言ってきた。
命乞いをしても聞き入れてくれない。あとは、殺されるのを待つばかりなのだと言う。
せめてあなたとの許嫁である、うちの娘と一緒に逃げてください、と懇願される。
それで、許嫁の娘を連れてニカプに帰り、その後アプシの者は、
ニカプへ嫁に行った娘以外全滅。

もっと細かい描写が語られてるけど大体はこんな感じですね。

で、パウチ=くねくね?説ってのは多分、
パウチってのは全裸で踊りまくったり走り回ったり、もう狂ったように淫交を繰り返す。と言う集団らしい。
パウチに見入られると、そいつもパウチの様になって、狂う。

くねくねも踊ってるように見えるらしいし、見ると狂っちゃう。
それもただ見ただけでは狂わない、ってとこも似てるんじゃないかな。「 わ か ら な い ほ う が い い 」
そんな書き込みがあったと思いますた。あれDAT落ちしてるかも。
365ヤイサマネ:04/02/29 21:45
あとタコって陸に上がると皮膚呼吸するんじゃなかったっけか?
記憶違いかな・・
陸に上がってくるって話は聞きますよね。
366あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 21:53
たこは、餌をつけないでも10号程度の重りに針だけでも、釣れちゃうオバカさんです。
皮肉なことに、たこを柔らかくするのは、大根で叩くのが、効果的とか
「オスのタコは8本脚の内、一本がペニスである」って仰天な話をどこかの本で読んだ
のだが、実はタコは交尾の時、精子の塊を一本の脚でメスの中に押し込むっていうか
挿入する・・・というなんてことの無いオチであった。
というわけで、タコのSEXはフィストファッーク!が基本。
ここはタコが好きなインターネッツですね
369あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 22:38
この前は、泥たぼうだったよ
その前はキタロだったかな
>>368
違うよ。タコなインターネッツなんだよ
∬∬´▽`)<ここはマコなインターネッツですね
372あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 22:44
タコはもういいよ
373あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/02/29 23:18
竜田姫の話って?
>>369
春ですね・・・
まとめサイトの過去ログを読んで凌ごうと思います
375あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 01:22
ここ、野生動物板?
先週やっと
はなしっぱなし(漫画)
を手に入れた。
多分ここの住人なら好きになれると思うのでお勧めしときます。
めちゃくちゃマイナーだから誰も知らないか…
パウチってぬ〜べ〜に出てきたよね
378あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 04:13
>>376

おぉ〜!五十嵐大介だよね?
この人の絵がすごいんだよね。本人もカッコ良かった。
あれすっごい欲しいんだけど絶版だからなのか
オクとかでも業者がすごい強気の値段つけてて
手が出ないんだよ〜・・。ウラヤマスィ。
>>378
復刻が決まったんじゃないか?
ttp://hugo-sb.way-nifty.com/hugo_sb/2004/01/post_23.html
380あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 15:31
ベニテングだけをわざとくって幻覚見ようとしてる友人がいました
>>380
それで?
382あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 16:24
見つからないの
恐ろしい下痢と頭痛吐き気目眩などですンごいトリップをしましたとさwww
384あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 16:30
バナナの皮の裏側の部分を乾かした粉末でのトリップって都市伝説?
ナツメグはそうらしいけど
試してみれば?
386マジレェス:04/03/01 16:33
何回もやってるけどトリップしません  ・・けど何か?
387あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 17:04
よく薬が大きなテーマの映画で、覚せい剤かなんかを鼻から吸いこむのありますよね?いたくないんでしょうか?
試してみれば?
389あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 17:26
やだもう
390あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 17:30
>>384
バナナは効きません
悪い薬って本で紹介されたものの、全くのデマ
そうゆう成分はバナナにはありません
あとナツメグですけどこれは大量に飲めば効きます
ちなみにナツメグは次の日がツライんでオススメしません
それと補足としてナツメグの実は2個が致死量です

>>387
スニッフィングですね>鼻から吸う
これはやった後に水で鼻をちゃんと洗浄しないと蓄膿になります
鼻から吸いこむのは睡眠薬を粉にしたりそんなんでもいいです
要は粘膜からの吸収ですから
薬によっては舌の下に入れて溶かして服用するのもありますだ
痛みについては少量なら平気なんじゃないですかね?
SやらCやらだとほんの少しの量でいいハズですから・・・
自称「危ないクスリに詳しい君」の登場です(苦笑)
392あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 17:35
ストロー使わないで直接鼻から吸い込める人はたいした肺活量だと思う
>>334
それ、100%のネタスレだよ。あと、登山板の住人は脳内登山家が多い。

脳内クライマーは岸壁登攀で宙吊りになって、トップがロープを切ったとか切らないとかいうトンデモが多い。
394あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 17:53
実際サンカってなに?どこ行けば正しい情報見れるの?
395あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 17:54
>>392
ストロー使わないでスニッフできますよ?
ってか俺はした事ないですけどね( ´∀`)
それよりもストローなんて持ち歩くのがジャマなのでお札を丸めましょうw

>>391
ヽ(´ー`)ノわーい、煽られたー
うれしーーーぃ

また煽られる予感がするので薬板に帰ります
396あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 18:13
バナナを鼻から吸うのですか?
バナナを持ったゲリラに襲われた場合



――急いで、鼻で吸え!
398聞いた話 ◆UeDAeOEQ0o :04/03/01 18:29
コンサルタント会社の社員に聞いた話。

地質調査のため山中でボーリングを掘っている最中に地震があった。
足場がすべて崩れてしまうほどの激しい揺れだったが、
近くのダムに設置された地震計には何も記録されていなかった。
後日、破損したボーリングマシンを回収して調べたところ、
地中を掘り進んでいた先端の刃に、血で固まった毛が絡み付いていた。
399聞いた話 ◆UeDAeOEQ0o :04/03/01 18:31
測量会社の社員に聞いた話。

日が暮れてから、常宿に向かうために人里離れた峠を車で越えた時のこと。
途中、何度もヘッドライトに浮かび上がる人影に急ブレーキを踏んだ。
その度に停車して周囲を伺ったが、道の両肩は切り立った崖で、人の気配など全く無い。
ようやく宿に着き、案内された部屋の襖を開けた途端、お香の匂いが鼻をついた。
常とは違う様子にとまどいつつ足元に目をやると、小さな皿に塩が盛ってある。
急に背筋が寒くなり、早めに風呂に入ろうと浴衣に着替えて襖を開けた。
スリッパ越しにペチャリと冷たい感触。
足元を見ると、廊下は一面水浸しだった。
400聞いた話 ◆UeDAeOEQ0o :04/03/01 18:36
知人に聞いた話。

山中を車で走っている最中、不意に何かが道を横切ったので急ブレーキを踏んだ。
「今の見たか!?」 ひどく興奮して助手席の方に話しかけた。
が、そこには誰もいない。そもそも、誰かを車に乗せた記憶がない。
灰皿には吸いかけの煙草があった。知人には車内で煙草を吸う習慣などない。
いったい助手席に何がいたのだろう?
401聞いた話 ◆UeDAeOEQ0o :04/03/01 18:37
久しぶりの書き込みです。お粗末。

先にも書いたとおり、雪害に遭った山の木を修復するのに忙しい二ヶ月でした。
碌に話も聞いてませんが、とりあえず3つ書けましたので書き込んでおきます。
今夜も空模様が怪しいようで、春先の重い雪に木々が負けないかと心配です。

三つ目の話の知人ですが、あの日は家に帰り着くのが1時間以上遅れたそうです。
そんなに長い時間、停車していた覚えはないらしいのですが…
あと、ブレーキを踏む前に何を見たのかも記憶から抜け落ちているようです。
402あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 18:38
無断で乗りこんだ人がタバコ吸ってその後逃げたんでしょう
きっとその影ですよ
聞いた話さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
聞いた話さん お久しぶりに乙です。
>>398-400
乙でしたー!
怖いものの正体が分からないってのもカナリ怖いですな。
>>399-401
零点。出直して来い。
嗅ぎタバコっての持ってるけど、、、
少量手の甲に盛って片鼻を押さえつつ近づけて一気に吸い込む
メントール系のすっきりした爽快感が味わえます
408あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 19:38
たまたま大麻畑を見つけてしまったとかも怖いよな
409あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 19:39
>>398がこわい。

ヒロポンって別名なんですか?使い方は?
410あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 20:19
>>408
それは小躍りするのではw
思わず収穫してしまいそうだ
でもきっと柵とかで入れないんだろうなぁ
許可された土地からはみ出てると切るように指導されるしなぁ

>>409
ヒロポンは商品名でつ
中身はメタンンフェタミン(覚醒剤)
んで覚醒剤は「S」だの「スピード」だの「冷たいの」だの「速いの」だの「シャブ」だのと色々ありまふ

ちなみにヒロポンは大日本製薬より再発売されてるらしいですけど処方なんてされたこともありませぬ
つか市販でも当然ながら見た事ないです

それと覚醒剤ですが
アンフェタミンはアメリカとかで合成された覚醒剤
メタンフェタミンは日本とかで麻黄から有効成分を抽出したものです
それで?
412あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 21:01
山を歩いていたとき、どうもみたような場所を何回も
通り過ぎる。2時くらいから歩いて夕方すぎまで
都合3時間くらいは歩いたらしい。

いっしょにいたおっちゃんが「いい加減にしろ!」と
怒鳴ったら、ものの数分で次の経過地点についた。
あとでみると、行程表で「30分」と書いてある。
あれが”天狗のしわざ”というのか?
雷鳥をパクる香具師が出るよーになったのか。
偉くなったもんだ。
雷鳥が聞いた話の文体をパクったんだろうに
オマージュだよ
言葉遊びがハジマッタ━━━━.(;゚∀゚)━━━━━━ !!!!
土木関係の仕事で山奥のバスに乗っていた
とちゅうの役場でほとんどの人がおり、
現場がある終点までいくのは自分一人となった。

ちょうど夕方から夜になるくらいのときで
うとうとと寝込んでしまった。

妙にガヤガヤさわがしいので起こされてしまうと、
途中で団体がのったらしく、ちょうど20人くらいが
バスから降りたところだった。
おどろいたことに、全員が全員白装束ではちまきのようなもの
をしている。「なにか祭りでもあるのか・・」と
ぼんやりして錆びたバス停をみるとライトに浮かんだ文字は
「死畠」と書いてある。「気持ち悪い地名だ」と唖然として乗っていると、
バスはすすんでいく、「死畠」のバス停は遠くなっていく。
バスは再び暗闇のなかに飲み込まれる。
終点について運転手に聞いてみた。そんな集団はいなかったという。

翌日、戻るときのバスで「死畠」のバス停はなかった。
たぶん違う世界に少し迷い込んでしまったのかもしれない。
418あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 22:42
薬に詳しいなぁ・・・

ヘロイン、コカイン、覚せい剤、LSD、大麻、その他麻薬の危険度(効き目)のランキングってどんなもんなんですか?
薬板で聞け
いい加減スレ違い
しつこいよね
ここ数日の展開で何か気に障ることがあったんだろうな・・・
ある意味このスレに出てくる不可解な話よりも
こういう人の心の動きの方が怖いと思う
その日俺は渓流釣りをしてたんだ。
絶好のポイントを見つけて忍び足で近づいて行ったんだけど、ふと妙なものがめに入ったんだ。
向こう岸の岩の陰から女が薄ら笑いを浮かべながらこっちを見てるのね。
登山客かな?とも思ったんだけど、ずーっとこっちを見てるんだ。
時期も場所も問題無いはずなのに・・・・と思ったら腹が立ってきて、
「何か用ですか?」っていったらその女が岩をピョンと飛び越えて近づいてきた。
ホントに”ピョン”って感じだった。
それでニヤニヤしながら川をジャブジャブ渡ってこっちに来るのよ!!
その時になって急に怖くなって、慌てて逃げ出したんだけど、その女は追っかけてくるんだよ!

・・・・・・・・で、その女が現在、俺の嫁です。可愛いよ。

( ´_ゝ`)
聞いた話さん、かなり久しぶりー!乙!
あとは全裸隊さんの再来を待つか
誰でもいいから俺を慰めてくれ!
「ガンバレ」
とか
「明日は多分いいことあるさ」
とか
「佐山さんは童貞らしいよ」
とか・・・・・・・・・
425あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 23:33
聞いた話さん、待って乙!!
楽しみにしてます!!
426あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 23:38
河原でハリガネムシを見た。そん時はハリガネムシなんて知らなか
ったんだけどちかづかなくてよかった。でっかい蛭とか蛞蝓も怖い
427あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/01 23:43
>>424
すれ違い
毒男板に誉めてくれるスレあったから逝け
429あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/02 00:58
>>418
薬板に来てください
俺はコッチではコレ以上薬について発言はしません
基本的にオカルトな話は大好きなんでここに住み着いてるだけなんで
ただオカルトなネタで飛ぶとかならずBADに・・・
では皆様ご迷惑をおかけしました
山奥に住む者としてこのスレは大好きなので頑張ってください
430あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/02 01:20
>>397
激しくウケたw ネタもなつかしい
おもさげながんす
432あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/02 01:42
ブレアウィっちみたいなのってまじ怖いよね
吉村ぁぁぁーっ!
…東に遠く、早乳根山…
>>431
がんいぢ〜
>>433
ケコーンしてください・・・・ポ
>>431
脱藩だど?
山人のはなしをしようよ
>435
ふつつかものですが以後よろしこ。(・∀・)人(・∀・)ケコーン!
>>421
どこの山か教えて下さい。
440あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/02 13:50
新耳袋に出てくるような奇妙な山ってあるの?
441あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/02 16:48
↑和田山町にあります。
442あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/02 16:55
こわいよね
443あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/02 17:35
ウチの裏の山が怖いです。
老人ホームがあるんですけどもし万が一にもそこで死んだ人をポイ捨てしてたらどうしよう・・・
それとウチの所有してる竹林も誰も入ってないはずなのに空き缶が大量に捨てられています
子供の頃から不思議で不思議でしかたありません
444ipod:04/03/02 18:07
ipod
最近、母から墓場が猪らしき生き物によって掘り返される
という話を聞いた。

「なぜ猪が?それに土葬の風習も昔の話で(少なくとも10年以上昔)今は
火葬のはず、それに猪は死肉など食べるのだろうか?」

母曰く、「昔、土葬された所を掘り返され、地中のミミズ等を食べるらしい・・」

この辺りはたしかに各々の家が山の中に独自に墓所を持っており、
猪が出ても不思議ではない環境である。(分譲されているような整備された
墓所ではない。)そして猪も餌を求めてそこより遥かに人の傍までやって来る。
現に私も何度か畑に餌を漁りに来た猪を目撃しているが、はたして
猪は昔の埋葬個所を掘り起こし、土中のミミズなどを喰らうのであろうか・・・。
父に聞いた話(怖くないけど)

家の裏山にみかん畑を持っているんだけど子供の頃、父親(祖父)と二人で畑に行った。
夕刻になり収穫を終えて山道を下っていると、美しい着物をまとった女性が登ってきた。
そのことを父に言うと、血相を変えて「見るんじゃない」と怒鳴られた。
家に着いて、再度聞くと「それは源平女郎(げんぺいじょろう)だ。付いて行ったら、二度と戻れない。」

>445で猪の話が出てるけど家の畑にも出没する。
一晩でなだらかな畑がブルドーザーでも使って掘り返したように土山が一面に広がっているそうだ。
447あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/02 20:58
今度はぼたん話だ
源平女郎ってなに?
山の化け物のテリトリィにプレデターが迷い込んで
我が物顔で暴れまくってたら
山の化け物はいったいどんな行動を見せてくれるのだろうか。



などとウンコしながら考えまつた
こないだの特注の完全武装さんでつか?
>>448
妖怪(物の怪)・・・女郎蜘蛛の化身だという人もいた。
俺の家は静岡だし壇ノ浦には遠すぎるんだが、でも静岡に平家の落ち武者の隠れ里があったという伝説がある。
>>449
ジェイソンVSプレデター
フレディVSプレデター
エイリアンVSプレデター
源平女郎VSプレデター

( ゚Д゚)y─┛なんか全部プレデターが勝ってしまいそうな悪寒
453あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/02 22:44
ああ、そうとも。山の出来事は全てプレデターの仕業なのだよ。

 
454あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/02 22:47
富山県の山奥に「平村(たいらむら)」という
ストレートな名前の村があるよ。
倶利伽羅合戦場からはそんなに遠くないので、
恐らくはその合戦の落ち武者が集まって作った
集落なんじゃないかなと思う。
光学迷彩で翻弄するプレデターと、捕捉しようとする源平女郎。
なんかワクワクしたw。
それはともかく、山って「何か」がいそうな気分になるよね。
親父が教えてくれた話を一つ。(子供の頃の思い出ね)
新潟の十日町の近くにある故郷で、ある冬の日のこと。朝一番に表に
でたら雪の上に奇妙な足跡が残っていた。人の足跡みたいなのだが、
右足と左足の大きさがひどく違っていたとか。雪なのに深靴もかんじ
きも履いておらず裸足ってことも変。

何よりも雪の上に残っていたのが不思議だったらしい。親父はその足
跡に近付く為、腰まである雪を掻き分けたそうだ。足跡は山の方から
ずっと続いて、家の向こう側にある線路のとこで途切れていた。

親父はそれを婆ちゃんに報告したら「鬼が来たなぁ。これからしばら
くは夜、絶対に外に出てはダメだぞ」ときつく言われたそうな。親父
はしばらくどころかその冬中、怖くて外なんか覗けなかったらしい。
足の大きさが違う「鬼」。文献とかでもあまり聞かないけど、こんな
話もあるってことで。
456あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/02 23:13
昔の人は、怪異をそこにあるものとしてとらえてるよね。
必要以上に恐がらないし、対処方を知ってるし守ってる
>>455
足の大きさが違うって、一本だたらとかみたいな
山の神さまの変形かなあ。
結構民俗学的に見ても面白いね
この前の大雪の日、裏の山へ犬の散歩に行ったら、坂道で転んで靭帯切断
しました。片足がすごーく腫れました。
グルグルとテーピングしたため、片足の靴が履けませんでした。
接客業のため仕事にならず、会社を休みがちになり、鬱を起こして電車に
飛び込みたくなりました。
>>458
強くイ`
460田中:04/03/03 02:18
俺の友達は「山本」といいます
461田中:04/03/03 03:14
すみません嘘です友達いません
夜中に一時間おきに何を書いてるんだか(w
>>452
プレデター最強!
自分的には、暴力的に見えて実は切ない犠牲ロボ、
ターミネーター(T800/850)が相打ちでドローかな。
オカルトに関係なくてスマソ
464あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/03 04:11
>>460-462
激ワロタ
465秘湯ファン:04/03/03 04:53
3年前に友人と二人で乳頭温泉郷の黒湯温泉から鶴の湯まで
歩いて行ったんですが、途中の白樺林の中でトレッキング姿の
中年カップルがズボンだけ下ろして、立ちマンをやってました。
しかも道からほんの5mくらい外れた場所なので双方丸見えで、
相手の男は傍を通る私たちの方をジッと見ながらも
木にしがみついた女の尻を抱えて激しく腰を動かしていました。
こちらはあまりの非日常的な光景に肝をつぶして、
見ない振りして通り過ごしたのですが、
なんだか追っかけて来そうですごく恐かったです。
田中のネタであったな、そんなん
↑すまん、BCスピリッツの漫画のことね
468460:04/03/03 10:37
>>467
呼んだ?
>>421
その後の話をきぼんぬ
470あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/03 19:46
馬頭観音様
>452

でも黒人警官には負けるんだよな。
>>471
うまいっ!おーい山田君、座布団56億7千万枚もってきてー!
>>417
夢…ならいいですけどね…
>>399-400
怖いよー
山の中に鶏が捨てられているんだけど
大丈夫かな
郵便局でバイトしていた時に、山の中をチャリンコで爆走していたら
森の中から、頭がパックリ割れたマルチーズっぽい犬が出てきた。
もち、血塗れ。
バイオハザードに出てくる犬見たいに眼球が飛び出しかけてるの…
めっちゃ怖かったけど、犬の病気でそういうのがあるみたいね。
476良スレサルベージ委員会:04/03/04 20:24
 
>475
そんな病気あるの?!( ゚Д゚)ヒョエー
なんか事故に遭ったのかと思ったよ
>>475
それ、前に話題になったヒサルキに憑かれてたんじゃないの?
逃げ出せたんなら運が良かったのかもよ。
>>452
源平女郎だけなんか浮いてるのにわらた
>>465 の話、故伊丹監督の「お葬式」思い出した。
山崎努と秘書っぽいメガネの女が森の中でタチマンしてるシーン。(喪服姿で)
女、一見清楚っぽいのだがスカートの下に隠れてた尻の豊満なこと豊満なこと・・・
山崎努に「待てコラ」って山の中で追っかけられるのは八つ墓村みたいでやだなw。
>>455の話に関係あるかもしれないが・・・
新潟で伝わる子供の遊びに「下駄隠し」ってのがある。
http://homepage1.nifty.com/iii/geta/g-niigata.htm
これは鬼以外の子らが自分の靴を隠し、鬼がそれを探すって遊び。靴を見つけられた
最初の子が次の鬼になる。
「足の大きさが異なるという異形の鬼」ゆえ履くものが無い=鬼が履物を探す・・・って
先の話となんか繋がりそうで。
48183,84:04/03/04 21:13
ipod
ちっとも怖くない上に長くて申し訳ないですが、ある島に単独行した時のことです。


時期は2月下旬、私はメインの縦走路を2日目の途中から外れる2泊3日コースを計画。
2日目の深雪ラッセルに苦労し疲労が溜まり、予定よりかなりスローペースながらも
最終日、冬の間殆ど人が入らないと言う登山道を何とか辿っておりました。

この島は雨が多く森が深く、ハイキング気分で山に入って遭難する人も多い島。
実際に、最終日の道はメインコースでは確かだった赤いリボンも
樹の成長や激しい気候によってかかなりの数が切れ落ちてしまっており、
幾度となく、落ちて流されたリボンをそうと判らず辿ってしまい
行き詰っては地形図を確かめ登り返し、ということを繰り返していました。


何度目かの間違いで沢まで下りてしまった時、溜りで透明の大きなゴミ袋を見つけました。
真ん中に30cm程の切れ目があり、誰かが雨よけに被ったのを捨てていったのかと思い
裂け目を結び止め目に付いたごみを拾いつつ、袋を引きずりとぼとぼと足を進めました。

体重の70%ものザックを背負い歩いたのはその時が初めてで、正直言って体力は限界。
惰性でそれまでで一番大きな倒木を乗り越えた時、横の潅木にゴミ袋が引っかかりました。
ああ、もう、と呟きながら絡まりを解こうと横を見た先に、何か赤いものが見えたのです。
483482:04/03/04 21:32
手袋でした。
片方だけのその手袋は割と綺麗で、まさか中身は入ってなさそうだし、と
恐る恐るながら取り上げました。冬山用のしっかりしたものでした。
その辺りは昨日今日やっと雪が溶けたくらいでしたから
こんなもの失くして大変だったんじゃないかな、
そう思いつつゴミ袋の端にくくりつけてまた歩き出しました。

何となく届けようという気がありました。手袋ひとつで警察まで行くのは大仰な気もするけど
登山道の最後はハイキングコースに重なっていて夕方早い時間なら管理詰所に人もいる、
そこの人に預けよう。そう思って時計を見ると14時。
地図上のコースタイムではそこまで2時間半。管理の人は16時頃には帰りそう・・・。

それからは嘘のように足が動きました。もう道を間違えることもありませんでした。
ハイキングコースに入ってからは走るように進み、コースタイム1時間の所を30分で抜け
登山口の詰所に着いたのは15時50分。でも残念ながらもう詰所は閉まった後・・・

しかし私は全く躊躇せずザックからノートを取り出し、手袋を拾ったこと、拾った場所と日時
自分の携帯電話番号を書き、手袋と一緒に詰所のドアノブにビニールテープでぶら下げました。
まるで手慣れた仕事をするように考え込むこともなくその作業を済ませ山を降りましたが
その日は疲れきっていて下山後入った温泉から3時間も立ち上がれませんでした。


数日後、島の他の山から降りてくると携帯の留守電に警察からのメッセージがありました。
指定された番号にかけてみると、赤い手袋のことでした。
山に入ったまま行方不明になっている方の所持品と同じだったらしく拾得場所を詳しく聞かれました。

観光案内所などに貼ってあったチラシの尋ね人のことだな、とぼんやりと思い、
電話の後立ち寄ったスーパーマーケットにもあったそのチラシの写真を何気なく見てみると
単なる偶然でしょうがその写真でその人はゴミ袋を合羽代わりにしていました。

その人が見つかったのかどうか、その後のことは存じ上げません。
484あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/04 21:45
昔、丹沢へドライブに行ったとき公衆便所に入ったら
大便器のドアが開いていて便器と壁の一部が血で真っ赤だった。
気味が悪くて速効で引き返したっけ。
生理か切痔だろ
屁がでて飛び散ったのか…。
ガクガクブルブル。
(´・ω・`)
飯喰いながら見るんじゃなかった
>>480
486だけど、スマソ。
飯食いながらこんなとこ見るなよ。
つかネットすんなよw
>>482-483
それは多分、遭難した人が自分の遺品を見つけて欲しかったのだよ、
とファンタジックなことを言ってみる。
そうなんだ
492雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/05 01:31
知り合いの話。

その昔、地元で大きな山火事があったのだそうだ。
彼も鎮火に借り出されていたが、火の勢いを止めることはできなかった。
その斜面から撤退して、態勢を立て直そうと決めた時。
真っ赤に染まった林の奥から、悲鳴を上げて近づいてくるものがいる。

逃げ遅れた動物がまだいたのか。
あわてて背後の林を振り返る彼の前に、奇妙な動物が飛び出してきた。
彼の膝ほどの体高で、全身が真っ黒い毛皮に覆われていた。
その身体は丸い大きな球状をしており、顔や手足は見当たらなかったという。
それはピューイピューイと甲高い鳴き声を上げながら、彼の横を勢いよく転がり落ち
麓の方へ消え去った。

後にも先にも、あんな奇妙な姿の動物など見たことがないという。
実家の祖母に話すと「コロビがまだいたんだねえ」と言われたそうだ。
493雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/05 01:32
友人の話。

夏山を単独登山していた時のこと。
上り坂で靴紐が切れてしまい、しゃがんで補修していたのだという。
すると、道の上方向からタッタッタと軽快な足音が降りて来た。

 こんにちは!おやおや大変ですね、お気をつけて!

よく通る快活な声がかけられたので、彼も返事をしようと顔を上げた。
見渡す限り、道の上にも下にも、彼以外に誰もいなかった。
思わず呆然としてあたりを見回してしまったそうだ。
494雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/05 01:34
先輩の話。

南米のある国に仕事で出かけた時のこと。
ハイウェイを繋ぐ道路の整備が仕事だったそうだ。
現地人の通訳に連れられて、現場の山道を走りながら次のような話を聞かされた。

その国には岩山に棲む化け物がいるのだという。
一寸見ただけでは、普通の岩と区別がつかないらしい。
しかし、近づくと血臭がするのでそれと分かるのだと。
その化け物はゆっくりと時間をかけて高所に登り、獲物を待つ。
下を生き物が通りがかると、その上に転げ落ち、押しつぶして血を啜るのだという。

「だから、落石防止の工事をしてくれるのは、とても嬉しいです」
岩山をジープで揺られながら、通訳はそう笑っていたそうだ。
>>492
土ころびキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

妖怪も火事には勝てないんだなあ
火事に勝てない妖怪がプレデターに勝てるわけがない。
497雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/05 01:43
>>398-400
遅くなりましたが、聞いた話さん、お久しぶりの乙です。

398の話を読んで思い出したのですが、地中を泳ぐ巨大獣の話がありました。
九州の方だったと思うのですが、山鯨というのだそうです。
普通は山鯨といえば猪のことですが、何でも猪とは別に地の中を掘り進む
大きな獣がいて、そいつのことも山鯨と呼んだのだとか。
おそらく関東等でいう大鯰と同類の怪でありましょう。
そいつみたいなヤツの背中を、運悪く打ち抜いたのかもしれませんね。

インドなどにも、地中を泳ぐ巨大な魚の言い伝えがあるそうです。
樹木の根っこを食べているということで、急に枯れた大木があったら、
まずこの魚にやられたと考えるのだそうで。
似たような話が世界各地にあるのも、考えると面白いですね。
498雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/05 01:59
>>455
乙です。なかなか興味深い話でした。
こういう地方にのみ伝わる妖怪の話って大好きです。
似たような妖怪でも、地方によって全然性格が違うことが多いです。
それを比べてみるのも私的には大変面白いのです。

>>482-483
乙です。無事に見つかっていれば良いのですけどね、その人。
私も消防団の役目で、年に数回は行方不明者の捜索があります。
残念な結果に終わることもありますが、やはり無事を願ってしまいます。
実写版サンダーバード8月5日公開!(w
500あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/05 15:14
なんだしょりぇ
>地中を泳ぐ巨大獣
トレマーズじゃないですか!
>>493の話が好きだな。不思議だがあまり怖くない。
>>501 トレマーズの怪物は「グラボイド」ってのが正式名称だね。
おんなじような怪物が「うしおととら」にも出てきたな。
青函トンネル通行中の列車を襲ってきた奴。
地中を進む怪物で可能性あるのは巨大ミミズとかかねぇ。
504佐藤:04/03/05 21:20
僕の友達は「山本さん」です。
またか
506あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/05 21:40
グラボイド、第2形態はケツからジェツト噴射で空飛ぶ、鳥形態
マジだよ
なんでここでトレマーズが出てくるんだ。僕は賛成ですが。
プランはあるのか
>>503
山魚か・・・
結構強い妖怪だったな
山魚は読者の創作妖怪じゃなかったっけ?
最近糞スレになりつつあるね
元々雷鳥さんと聞いた話さんがいなきゃ糞スレだよ
前は静観モードになってたからねぇ
書き込むのがいけないわけじゃないが
どのスレも糞スレ化してるよ。
ここに限った事じゃない。


まっとうに機能している怖い話スレってあるかい?
春だからしょうがないでしょう
もう少ししたらまた落ち着きますよ
515雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/07 00:22
友人の話。

夜中に車で帰宅していた時のこと。
起伏の激しい峠に差しかかった所で、いきなりハンドルが取られて車が横に流れた。
まるで地面自体がずるずると滑り始めたような感触を受けたという。

幸いスピードは出していなかったので、無事に路肩に止まることができた。
振り向いた彼の目に映った路面は、まるで墨を流したかのように真っ黒だった。

油でもこぼれているのか? 確認しようと外に出ると、いきなり黒い路面が波打った。
そのまま道向こうの繁みの下へ吸い込まれていく。
まるで黒い絨毯が巻き取られていくように見えたという。
黒色がすべて繁みに消えると、すぐにガサガサという音がして遠ざかっていった。

我に返った彼は、車に飛び乗り逃げ帰ったそうだ。
516雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/07 00:23
友人の話。

彼は祖父に可愛がってもらっており、よく一緒に山に茸などを採りに行く。
残念ながら、松茸の取れる場所だけは、いまだに教えてもらっていない。

山道を歩いていると、奇妙な獣道に時々出くわすのだという。
小動物が歩くのがやっとの幅なのに、白い玉砂利で美しく覆われているらしい。
しかも見つけるたびに、道はその場所を変えているのだそうだ。
不思議に思い祖父に尋ねると、次のような答えが返ってきた。

 これはわしらのための道じゃないから、知らなくていいことだ。
 こっちから首を突っ込まなければ、向こうも関わろうとはしないからな。

向こうというのが何物なのかは、実のところ祖父もよく分からないという。
彼は今でもたまにその道を見かけるそうだ。
517雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/07 00:25
知り合いの話。

彼が小さい頃、村外れの山に小さな沼があった。
普段からそこで遊んではいけないと、しつこく注意されていたという。
ある時、その沼で子どもが溺れたことがあった。
幸い通りがかった大人に助けられたのだが、助けられた子は奇妙なことを口にした。

沼の近くを歩いていると、誰かに名前を呼ばれた。
見てみると、沼の上に綺麗な女性がいて、自分を手招きをしていた。
気がついたら溺れていて、おじさんに助けてもらったのだと。

助けた男性が、これまた不気味なことを言う。
溺れている子を抱きかかえた時、濁った水中で彼の足をつかんでいる者がいた。
必死でその手を引き剥がし、岸に向かったのだと。

前々からその沼では子どもの水難事故が多発しており、これはもう埋めてしまおうと
いうことに決まったのだという。
いざ埋め立てる当日になって、集まった男衆は皆驚いた。
沼が一晩のうちに枯れてなくなっていたのだ。
濁った黒い水が、底の方にわずかばかり残されていた。

沼のあった場所は、現在は土が入れられて草むらとなっている。
ひょっとしたら、あの沼は今でもどこかの山の中で、誰か通りがかるのを待っている
のかもしれない。
村ではそう言われているのだそうだ。
518雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/07 00:32
>>512
いや、何がしかの感想でも聞かせてくれると嬉しいです。
書き込んだ甲斐があったというものだし。

確かに、このスレになって少し雰囲気が変わりましたかね?
まぁお茶でも飲んで、まったりと行きましょう。

(^o^)つ旦
519雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/07 00:33
ひーん、ズレタ・・・。
慣れないことはするもんじゃないでつな。
>>雷鳥

(ノД`)ヽ(゚Д゚ ) マァヨクアルコトサ
521あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/07 00:43
今宵も乙

516が好きかな
522こむぎやき:04/03/07 01:05
ネタ二つ。
厳密には山の話じゃございませんし、4年位前に一回 百話関連スレで
書き込んだことがあるので既読の方もいらっしゃるかと思われまつが、
まぁ山がの村のことってことで…。

友人から聞いた、そのまた友人Sさんの話。
私も今は山がに暮らしておりますが、SさんのところもT市とはなっているものの
負けじ劣らず似たような山の中にあります。

『こうじんさま』
Sさんの住む村の社では、ある社から御霊分けされた『こうじん様』が祀られている。
その『こうじん様』は、村の中・各家々の周りをぐるぐる廻っているそうで、
彼女の村では、玄関先などで何もないのに躓いたり転んだりすると
「『こうじん様』に引っ掛かった」という言い方をするのだそうだ。
実際、Sさんも何度か玄関先で「何故かわからないのに」躓いたり、転んだりした
ことがあるという。

以前、その『こうじん様』のお祀りが疎かになった時期があったという。
すると、村の年寄りが次々と亡くなるということが起きた。
いくら亡くなったのが年寄りとはいえ、一つの村から立て続けに何軒も葬式を
出すのは異様なことである。
相次ぐ葬式に村の人々も「何かの障りではないのか?」と思ったらしい。
そこへ『こうじん様』の本社(ほんやしろ)が、こんなことを言ってきたという。
「御霊分けしたはずの『こうじん様』が、こちらに戻られていますが、何か
あったのでしょうか?」…と。
早速、『こうじん様』のお祀りをし直したところ、あれほど続いていた人死にが
ぴたりと止まったという。
雷鳥さんと聞いた話さんのお話はホントに面白いですなー。
何か良く判らないトコにリアリティがあるって言うんでしょうか。
人間が考えた「怖がらせる為の怪談」とは一線を引いた淡々とした話がオモシロイです。
今後も期待しております。
>>522
守り神様がすねて親元に帰って
その隙に悪いのが村にやって来てしまって生者の足を引っ張った
ってことなのかな
525あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/07 01:15
(V)o\o(V)※≡≒≡+(o|o)
526こむぎやき:04/03/07 01:18
友人から聞いた、そのまた友人Sさんの話。
『お宮参り』1/2
Sさんの村では重病人が出ると、村人が寄り合って(寄り合い=集まること)夜
神社にお参りし回復祈願をするという風習がある。

10ン年前の真冬の出来事。
村人の一人が手術を受けることとなり、その晩 村でお宮参りをすることとなった。
その日、仕事で遅くなったSさんが、最終バスで村に帰り着いた頃には、辺りは
すでに真っ暗になっていた。
家に向かって歩き始めたSさんは、通りの向こうから230人位の集団がこちらに
向かって近付いて来るのに気がついた。
朝、母親からお宮参りがあることを聞いていたSさんは、特に不審と思わず、
自宅と社への道が途中まで一緒ということもあり、立ち止まって列の後ろについた。
(ただこの時、何となくではあるが、列の先頭を歩きたくないとも思ったそうだ。)
途中から列に加わったSさんに、誰も注意を払おうとしない。
集団は2列となり、昼間に降り積もった雪の中をゆっくりと進んで行った。
いつもならば、世間話の一つでもしながらにぎやかく進んでいくのに、この日に
限って皆うなだれ、小さな声でお経のようなもの呟いている。
あまりの静かさに、Sさんは足音を立てるのすら憚られ、妙に息苦しい雰囲気を感じた。
「お宮参りには、母も参加しているはず」
Sさんは、最後尾から母親の姿を探してみた。が、先頭にでもいるのか見あたらない。
周りの人も見覚えはあるのだが、どこの誰なのか判らない、それに何か引っ掛かる。
そのうち、列は社と家との分かれ道にさしかかった。
527こむぎやき:04/03/07 01:22
2/2
一言挨拶してこの列から離れるか…。
しかし、声を発してこの人達の注意を自分に向けさせるのは、何故か
怖ろしいことのようにSさんは感じた。
「このままお宮までついて行って、母と帰ってくるか…」などと考えていると、
斜め前を歩いていたおばあさんが急にSさんに振り向き、人差し指を口に当て
無言のまま「しーぃ…(静かに)」というかっこをした。そして、列から離れるよう
手振りで示した。
云われるままSさんはゆっくり列から離れ、その行列が社の方角に進んで行くのを見送った。
列から離れる時、おばあさんはSさんに向かってにっこり微笑み、
Sさんも懐かしさを感じながら会釈した。
そこではじめてSさんは、誰も足音を立てていなかった事、誰も懐中電灯を
持っていなかったのに行列全体がぼんやりと薄明るかったことに気がついたという。
家に帰り着いたSさんは、お宮参りに参加しているはずの母親が居たことに驚く。
更に驚く事に、回復祈願の当人が手術中に死亡した為、お宮参りは中止になったというのだ。
「お宮参りはなかった。では、私が出会ったあの行列は何だったのか?」
そこまで考えた時、Sさんはあっと声を上げた。
歩いていた最中に感じた引っ掛かたもの。あの行列の真ん中辺りにいたのは、
この夜手術中に亡くなった人ではないか!
そして、Sさんにこっそり列から離れるように指示してくれたおばあさんは、
Sさんが子供の頃、Sさんを孫のように可愛がってくれた近所のおばあさん(故人)
であったことに気がついた。

あの行列が向かっていった先には、たしかに神社もあるが村の墓地もあるという。
>通りの向こうから230人位の集団が

一目で230人くらいと判別できるSさんの能力に驚きますた(;´Д`)
>230人位の集団
位って…
微妙な観察眼だね。
2、30人って事じゃない?
531529:04/03/07 01:27
>>528
かぶっちゃった。
多分2,30人位ってことなんだろうね。
またかぶった(鬱
でも致命的だな
笑い話になってしまう( ´∀`)
534こむぎやき:04/03/07 01:31
>>522は当時の文章をそのままupしたのでつが、お祀りが疎かにされたのは
『こうじんさま』ではなく『おきつね様』であったこと、後でSさん御本人から
訂正が入りましたこと。ここでご報告させていただきます。m(_ _)m
535こむぎやき:04/03/07 01:34
>230人位
あちゃ、まただ…。
訂正…2,30人でつ
漢文なんかだと点入れずに「二三〇」で「2,30」って普通に読むんだけどね。
それを踏まえてるのかと思ったよ。
しかし>>526-527怖いな…

雷鳥さんもお疲れ様です。不思議な話には沢山バリエーションがあるんだなぁと
改めて思いました。
移動する(?)謎の沼。

こむぎやきさんもどもです。
怖いんだけど、なつかしいような感じですな。
蟲師つー漫画に似たネタがあったよ>移動湖
そして移動湖といえばロマサガ2・・・・

ノエル兄様━━━━━( ゜Д゜)━━━━━!!!
雷鳥さん乙!いつも楽しく?読ませてもらっテます
515〉昔あった大量発生した蟻の映画を思い出したよ
それと妖怪人間ベムのオ―プニング‥‥
>517

雷鳥さん、いつも楽しみに読んでますよ。
私、静岡県に住んでいるのですが、
水窪町という山あいの町に 本当に移動する沼(池かも)があるんですよ。
7〜8年に1回、山の中にある小さな平地に沼が出来て、
1週間から10日くらいで、また消えてしまうんです。
そこの情景を、なんとなく思い出しました。
彷徨える湖ロプノールなんかもうそれどころの話じゃないよな。
542455:04/03/07 11:08
足の大きさが異なる「鬼」の話、感想その他ありがとうございます。
後日談というか、親父にその手の話を聞いたところ、この鬼は誰も姿を見たことが
なく、冬の間にしか出ないものだそうです。
そうした伝説に関連するのかわかりませんが、親父の実家の玄関には長さ40〜50cm
ある大草鞋(わらじ)や特大の深靴(藁製の長靴)が飾ってあります。
もしかしたら、こうしたものを山に置く(奉ること)で福をもたらす、あるいは襲
われないように・・・といった目的があったかもしれません。
因みにお袋の実家は島根の江津付近ですが、ここにある江川(ごうがわ)には古く
から河童伝説があるそうです。
今はもういませんが、母方の祖父は 家の台所で河童と鉢合わせたそうです。皿とか
くちばしとかはわからないけど、「かえるみたいなネバネバつるつるの皮膚でその色
がびっくりするほどの紫色だった」とか。
家の両親は かなりの田舎出身のため、掘り出せる話がいっぱいありそうですw。
>483


それはもしかして屋久島でしょうか?一度行ったことがありますが、鬱蒼と繁った森の中にピンクのリボンで印がつけてあるところがハイキングコースということになっており、(あれはハイキングコースとは言えないと思う。)2、3回ほど道がわからなくなってしまいました。

おまけに、手を使わないと越えられないような箇所もあってなかなかハードなハイキングコースでした。まあ途中のキャンプ場で野性の鹿が見れたりもしたのでなかなか楽しかったけど。

 次の日民宿で食べた朝ご飯がおいしかったこと、ご飯を三膳ぐらい食べてしまいました。

雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ さん、
あなた初めの頃に比べて、もう文もかなり上手になったんだから
聞いた話さんの文体真似するの辞めたら?

この方が書きやすくなってるんでしょうが
そろそろ自分固有の書き方にした方が良いよ
また批評厨がわいてきた。春だな。
このスレじゃ、話を書く奴>>>>>>>書かない奴
なのにな。
春だな……雪崩の季節だな

!!イイ(・∀・)雷鳥さん支援(・∀・)イイ!!
548あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/07 15:21
テング伝説ってすごい不思議ですよね。
549あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/07 15:24
新耳袋であった、ふつうの沼を埋め立てようとしたらショベルカーが
底無し沼にすいこまれるかのように沈んでなくなってしまった話が怖いです
死かも、後から探してもアノ大きなショベルカーが出てこなかったとも
550あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/07 16:14
ツツガムシとか、どういうダニの仲間って怖いよね。
なかなか離れないし、無理にとろうとしてはラオスと毒が体に回るっていうし
>>544 おまえはそこでかわいてゆけ
552あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/07 16:29
ちんぽが天狗状態♪
>>544
新耳袋の話が出たんで便乗してかくけど、
聞いた話さんの書き方って読みやすくもあるんだよね。
新耳袋の初期みたいに簡潔にまとまってさ。
個人的な好みもあるだろうけど、自分は雷鳥さん今のままでいいと思う。
もちろん話かきこんでくれるならどんな書き方でもオケーなんですが。
>544
とりあえずお前は死ね
555あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/07 17:01
そうですね。けちをつけるのも意味ないことだと思いますし、おもしロケりゃいいと思う。
どっかのすれにあったはなし。

じいさんに聞いたな端。

6、70年ほど前、まだ道路も舗装されておらず
街灯もほとんどないようなような田舎で暮らしていたとき、
わき道の田んぼに人影らしきものを見つけたそうな。

案山子かと思って目もとめずに道を進むと、
その黒い影がてを旗信号のようにカタカタと動かしている。
その機械的な動きに不自然を感じた子供のじいさんは急に怖くなり
それが視界に入らないようにして急ぎ足で通りすぎようとした。

すると向こうから近所の年上の子供が歩いてきた。悪ガキだったのだ。
彼にその影の事を知らせ、また先ほどの方向に目をやるとまだやっていた。
彼は、内心はどうかわからないが強気な態度でその影を観察しようとした。
こちらになにもしてこないので、その悪ガキは石を取って石を投げつけた。
当てようとしたのではなく注意をこちらに寄せようとしてのことだった。
すると影は動きをやめ、思惑通りこちらに注意を向けているようだった
556あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/07 17:04
今日もつつがなく一日が過ぎたなあ・・・。
>556
もしかして、それとなくこのスレに合わせたレスをしてくれたんですか?
558あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/07 19:09
くよ
>>555
落ち無しかよ!
>>557
>>550のツツガムシ繋がりだろ
この虫に噛まれるとリケッチア(ほっとくと高確率で死ぬ)になるから、何もなく無
事に過ごせたことを「つつがない」と言うようになったわけだ。
理解した上でのレスだったらゴメン。
  ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
 ( ´д)ヒソ   ,、,、  ヒソ(д` )
( ´д)ヒソ   (554)   ヒソ(д` )
( ´д)ヒソ    ゚しJ゚    ヒソ(д` )
 ( ´д)ヒソ        ヒソ(д` )
  (   ´)ヒソ(   )ヒソ(`   )
>>554
563557:04/03/07 21:55
>>560
>>550を見落としてたんでなんかずれたレスになってしまった。
564544:04/03/07 22:52
書いたことのない香具師は発言権ナシって言ってるが
漏れは今まで何回か書いたことあるんだけどね
そんな意味じゃないだろうが、協力者じゃない風に言われたくもない
それこそ漏れに言ってきた香具師らは書いてきたのかと

まぁ人の書き方に文句つけた漏れも池沼だけれど
このスレをずっと見てきてて、そう思ったんでね
ウザイだろうからもう話はカキコまずにROMることにするよ
是非そうしてくれ。
オカルトなんてものは創作物は除外すべきだ。
そしたら無くなっちまう。
春休みだな厨房ばっかりだ
569雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/07 23:11
同僚の話。

彼の住んでいる町の山には、今はもう廃止された単線の鉄道がある。
途中に手掘りのトンネルがあり、何かが出ると噂されていた。
学生の頃、そこへ仲間たちと肝試しに行ったのだそうだ。
懐中電灯を手に真っ暗なトンネルの中に入っていったという。

トンネルの中ほどで、いきなり線路が振動し始めた。
すぐさま眩しいライトと警笛の音が響き、線路の上を列車が突進してきた。
慌てて外に飛び出すと、音も光も振動もかき消すように消えてしまう。
あたりには虫の声しか聞こえなかったという。

彼には見えなかったのだが、仲間の一人が運転手の顔を見ていた。
ひどく驚いて目を見開いた表情をしていたらしい。

「ひょっとしてあの電車、時間を迷ったのかな」と彼は言う。
「何をどう迷ったんだ?」と聞くと、彼は「さぁ?」と肩をすくめていた。
570雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/07 23:14
知り合いの話。

アフリカに仕事で行った時のことだ。
現地住民の同僚から注意を受けた。
このあたりの山道には化け物が出るから気をつけろ、と。

そいつは夜道で獲物を襲い、頭を噛み割って脳漿をすするというのだ。
普段は羊などを襲っているようだが、人間も年に数人は犠牲者が出ているらしい。
現地の言葉で「脳喰らい」と呼ばれているのだそうだ。

欧米からの入植者たちは、あれは熊だといっているらしい。
しかし帰国して知ったのだが、アフリカ大陸に熊類は生息していないという。
足よりも手の方が長かったという目撃談もあるそうだ。

かの地で熊とされている存在は、一体何なのであろうか。
571雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/07 23:15
友人の話。

学生時代、キャンプに参加した時のこと。
そのキャンプ場には小さな汲み取りのトイレがあった。
夕食後、腹具合が悪くなった彼女は用を足しに入ったという。

無事に一大事を終え一息ついていると、急に背筋に寒気が走った。
覗かれている!?
慌てて周りを見回すと、右手の壁に不気味な物を見つけてしまった。
血走った目玉が、壁の表面に浮かんで彼女を見つめている。
気がつくと、トイレ中の壁に目玉の群が出現していた。

急いでポケットティッシュを取り出し使用する。
そうこうしている間にも、左手の壁には鼻が浮かび上がってきた。
匂いを嗅ぐようにクンクン音を立て始める。

慌しくティッシュを収め、下着を上げにかかる。
すると、目の前の壁に新たに浮き出したものがある。
大きな真っ赤な唇だった。
分厚い舌が下品に突き出されて、上下の唇をつつっと舐め始めた。

もう限界だった。
ズボンを上げながら飛び出してきた彼女の姿に、皆言葉を失ったという。
開け放たれたドアの内側には、何も変わったところは見受けられなかったそうだ。
雷鳥さん乙!
昔読んだ統合失調症の幻覚症状の例に>>571と似た話があったな…。
>>568
なんでも春休みだな・・・厨ウザ
574雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/07 23:28
>>544
どーもです。私自身は最近の自分の文章は、どうにも乱雑だなぁという
気がしてならないのですが・・・上手になったと感じられるなら少しは
救われる気もします。
ただ、これまで書いてきた話とのバランスもあるので、文体を変えよう
とは特に考えていないのが現状です。

実際のところ、発表した順にお話を書いているわけでもないのです。
最近UPした話でも、Part3スレの頃にすでに書かれていたものもある
のですよ。
UPする際に多少は考えて行っていますので、そうは見えないかも
しれませんが。

こんな返答では納得されないかもしれませんが・・・。
まぁ544さんも皆さんも、まったりと怖い話楽しんでいきましょう!
(こればっかだな、最近の自分は・・・ -_-;)
575あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/07 23:32
>>571
リアルに想像できて怖かった。
そんなもんが出てきたら俺だったらドア開けながらうんこするね。
576雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/07 23:41
>>520
遅レスですが、慰めていただきありがとうございます。ヒィ〜ン(T-T)

>>522-527
こむぎやきさん、乙です。こういういかにもなお話、大好きです。
続報ありましたら、ぜひ!キタイシマツ

>>540
!その沼、もしかして知っているかもしれません。
竜神様の沼とか呼ばれていると聞いたことがあります。
何でも何年かに一度の周期で竜神様がその地に降り立つらしいのですが、
その休憩場所として水が噴出して沼ができるとか・・・。
まぁ言い伝えなんでしょうが、大好きだなぁそういうの。
地元にそういう伝説があるのって、本当に幸せなことだと思うのです。
雷鳥さん乙

ネチケ上こんなことを聞くのはタブーかもしれませんが
雷鳥さんは女性の方ですか?
コメントの端々にそう見受けられることが多いので…
578雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/07 23:55
>>542
455さん、どーも。別ネタのUP、期待しておりますですよ。

「江川(ごうがわ)」って「江川(ごうのかわ)」のことですか?
知り合いに、鮎釣りにちょくちょく連れて行かれますよ。
地元の人に聞いたのですが、江川には「青蛇」っていう妖怪が
いるんだそうですね。
淵に住む大きな青い蛇で、トカゲのような小さな前足だけを
もっているのだとか。
ぜひ出会ってみたいものですw。

大きな草鞋の件ですが、草鞋には足止めの意味があるそうです。
福の神などを自分の家に留め置く目的があったのかもしれませんね。
ただ、これってやり方によっては貧乏神とか性質の悪いモノの足も
止めてしまうそうで・・・地方によっては邪法にされているところも
あるのだとか。

夫婦喧嘩でこの「足止め」を使ったというエピソードも聞いたことが
あるんですよね。
この時は相手方も「丑の刻参り」で迎え撃ったということですが。
まったく、この平成の世に・・・困ったものです。(--;)
信じていない人が傍から見たら、笑い話にもならないよう。
579雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/08 00:04
>>551
その台詞、「うしおととら」のナマハゲの話でしたっけ?
この漫画も好きだったなぁ。

ナマハゲに似た存在のコソギって妖怪の話を聞いたことがあります。
人の皮を剥ぐのはナマハゲやアマメハギと同じですが、こいつの場合
山中で出会った人を追いかけてやっちゃうらしいのです。
前者が持っている教育的な要素など微塵もないですねぃ、恐ろしい。
本来、化け物っていうのはそういうモノなのかもしれません。

しかし「うしおととら」「妖怪人間ベム」「トレマーズ」・・・。
なんと私の心をくすぐるキーワードでありましょう!(笑)
このスレって似たような趣味の人、多いのかな。
雷鳥一号さん、お疲れさまです。
>>569
廃止された電化路線で、廃止後もしばらく線路が
撤去されずに残っていて、素掘りのトンネルがある。
これだけヒントがあれば、鉄ちゃんなら場所を特定できるかも。
いつ頃の出来事なのかを聞くことは、この手の話では野暮でしょうか。
581雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/08 00:26
>>566
真面目に研究などしているわけではないので大きな口は利けませんが。
怪談というものは、お化け屋敷と同等のものであるべきだというのが
私のスタンスであります。
決して読み手の方を危険にさらすことがないという点で、ということ
ですが。

こんな恐ろしいこと(不思議なこと)が自分の身に降りかかったら一体
どうしよう?と想像させてドキドキガタガタワクワクブルブルさせる
のが良く出来た怪談の条件だと思うのです。
しばし心を遊ばせて、退屈な日常をリフレッシュできればそれだけで
その怪談には存在価値があるはずです。

それが実話なのか、そうでないのか、そこはあまり重要でないような
風にも極端に言えば思うわけです。
大体、これだけ話を人から聞いていれば何となく作り話にはピン!と
来たりするようになりますが、その中にも愛すべき怪談があります。

常に信じないでいれば騙されることもないでしょうが、同時に楽しめ
ることもまた少ないと思います。
もちろん566さんのような意見が存在することも尊重すべきだとは思う
のですけれど。
詰まるところ、各人各人が楽しめるのならばそれで良いのではないで
しょうか。
長文の割には当たり障りのない面白くない結論となってしまいました(笑)。
お目汚し失礼いたします。
582文鳥ちゃん:04/03/08 00:38
ある男が一人で山に登っていた。
するとどうしたことか、途中で靴紐がプツッリと切れてしまった。
今までこのようなことはなかったのでおかしいと思いながらも
修繕してから歩き出すと、今度は反対側の靴紐が切れてしまった。
やれやれ、またか。と思って
近くの木によりかかって直していたら
いきなり後ろから強い力で両肩をつかまれたかとおもうと
「ギャッ!」と叫び声がして、つかんだ相手がとびすさる気配がした。
おそろしくて男がそのまま固まっていると
またもや後方から、しわがれた声で何者達かが会話が聞こえてきた。
「どうした」
「しくじった。」
「二回までも鼻緒を切ってやったというのに。」
「相手が悪い。ソンショウダラニを持っている。」
「それは残念。」
そこまで言うと、背後の気配はサッと消え
後に残るは呆然とした男のみ。



昔、父の知り合いが家に遊びにきたときに
怖い話をねだったら、この話を教えてくれました。
ソンショウダラニというのは、お経の一種だそうです。
(男がお守りとして持ち歩いていたということでしょうか。)
583雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/08 00:48
>>572
確かに、あの手の幻覚って悪夢めいた類が多いですよね。
人間の意識の奥のドロドロした物が噴出してきたというか。
彼女にもそういうことを言ってみたのですが「失礼な!」とえらい剣幕で
ド突かれました。ヒェーンブタナイデ!

彼女は勝気な美人系ですので、最後のアラレモナイ姿は衝撃的でした。
白い下着が今でも目に焼きついていますw。
ちなみに彼女、以前に書いたサトリと出会った話の人と同一人物です。
このスレ見ているみたいなんで、もうこれくらいにシトキマス。

>>577
オイラはXY性染色体の持ち主です。ガッカリ?

>>580
内緒(笑)。
というか、私も現地を知らないので詳しいことは点々々。
ちなみに中国地方らしいです。
584雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/08 00:59
>>582
文鳥ちゃん、乙です。
もしかするとその人って、百万塔を持参していたのじゃないでしょうか。
小さな木作りの塔ですが、中に陀羅尼経の巻物が収められています。
この巻物がどうやら世界最古の印刷物となるらしく、現存すれば結構な
値打ち物になるのだとか。
山に入る人の中でも、信心深い人で持っている者がいたとかいう話を
聞いたことがありますよ。

 ↓参照になりますやら
ttp://www.kyohaku.go.jp/mus_dict/hd01j.htm

しかし、一体何に狙われたのでしょうかね。
お経が効くということは・・・?
雷鳥さん、文鳥さん、良いもの読ませていただきました。
山登りのベテランが知り合いにいるので、
おいらも聞いてみます。
>>540
お話の池ってこれですね。
ttp://www010.upp.so-net.ne.jp/igex/ikenotaira.htm

こんこんと湧いてる感じですなあ。
>>576
水窪町だと池の平でしょう
しかし深山だとまだ発見されてないそういう場所があるかもしれないですね
588587:04/03/08 03:07
>>586
ケコーン(w
秋に山で表面がヌルヌルというがボサボサというかボフヌルッというか、
複雑な感触の木の玉を見つけたよ。
ただ、大きさといい形といい人の頭っぽかったんだ。削れてぼやけてたけど目と鼻と
口もあったし。アルカイックスマイルっていうの?穏やかな表情してた。多分仏像の
失敗作かなんかじゃないかなぁ?
その時、どういう風に対処すればいいか分からなかったんで、とりあえず簡単に顔を拭いて
穴掘って埋めてその上から酒をかけて飴玉供えたんですけど、これじゃやっぱりダメなん
ですかね?
>>589
どのような状況下でそれを発見したのか知りたい。
山の道ばたに転がっていたの?
>>575
>>そんなもんが出てきたら俺だったらドア開けながらうんこするね。

そんな力入れて断言されてもな〜。
一体全体、男らしいのからしくないのかw。
>>589
ベヘリット?
593589です:04/03/08 13:53
>>590
夜にテントを張ってですね、寝てるとき変な感触の石が腰にあたるなぁ・・・
と思って翌朝見てみたら土から3分の1くらい顔を出したそれがあったんです。
張った場所はコースから10mくらい離れた、ちょっと開けたとこです。テン場に
ちょうどよかったんですよ。
>>570
これってナンディ・ベアって言われているUMAの事なんかな?
595文鳥ちゃん:04/03/08 14:43
旅の途中、山道に迷ってしまった男がいた。
日が暮れかかる中、途方にくれていると、どこからともなく
たとえようの無い良い匂いがしてくる。
誘われるようにして男がその方向へ進んでいくと
こんな山の中に誰が渡したものなのか、立派な橋があった。
橋の向こう側からは、三味線の音や人々の笑い声が聞こえてくる。
目をこらしてみると、綺麗に着飾った男女数名が楽しそうに宴をひらいている。
向こうのほうも男に気づいたらしく、
仲間が増えたと言わんばかりに、こちらに来るようににと手招きをしてきた。
一人旅の心細さから開放された男は嬉しくなり、
さっそく宴に加わろうと橋に向かって足を踏み出そうとした瞬間に
男は見てしまったのだ。
夕闇の中、下の谷間に幾つものギラギラと光る目がこちらを見上げているのを。
あわてた男が後ずさり、しりもちをついてから我に返ると、
目の前の橋は消えてなくなり、
静けさの中、一本の蜘蛛の糸がキラリと光り
切り立ったガケのあちら側に向かって、すぅっと伸びていたそうだ。



これも>>582と同じく、父の知人から教えてもらいました。
子供の勝手な想像で、
『天狗がばけて人間のところに遊びに来ているんだ』などと
思い込んでいました。
その人に対して怖いという感情があったわけではないのですが、
どことなく浮世離れした、不思議な人でした。
596文鳥ちゃん:04/03/08 15:52
>>584
ダラニ、というのはそういう漢字だったのですね!!
話を聞いたときに、音で覚えていたので知りませんでした。
関連ページを教えていただき、ありがとうございます。
>>592
そんなもんが見つかったら俺だったら喜んでニエを差し出すね。
598555:04/03/08 17:26
すると、その影はこちらにすべるように近づいてきた。
しかし近くに来ても、それの細部はわからず黒い影のまま。
一言も発しないで異様な近づき方をするそれに、2人は感じ
一目散に家へと逃げ帰った。

その晩、2人の家には奇怪な現象が起こった。
眠りにつくと、天井にもやが見えた。よくよく目を凝らすと先刻見たアレだった。
隣には両親も寝ているし、すぐ助けが呼べるため最初は早く眠りに落ちてしまおう
と、目を閉じたまま恐怖に堪えていた。
寝入り寸前、ある声が聞こえた。
お経のような、聞いたこともない外国語のような、くぐもった声だった。
眠気は吹き飛び、両親の方に助けを求めようと目をやったその瞬間、

目の前に顔が崩れた、かつては人であっただろうものが目の前にあった。
大声で叫んだ瞬間、その怪異は消え、再び静寂に包まれた。

しかし不思議なことに、自分でも驚くぐらいの叫び声を確かに挙げたはずなのに
隣の両親も兄弟も誰も目を覚まさず寝ていたということだ。

そのまま眠れず早く夜が明けるのを待ち、
翌日、昨晩のことはだれにも口外せず悪ガキのところにいった。
すると、彼の母親が昨日帰ってからなにかおかしいんだ。今は寝こんでいる。
と戸口で応対し、そのまま会うことなく帰宅した。
夜になるのが恐ろしく、しかしなにも出来ずに部屋でぼーっとしていた。
夕方になると、客がきた。 
599555:04/03/08 18:27
ピンポ〜ン!ピンポ〜ン!ピンポ〜ン!
ピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポ
ピンピンピンピンピンピンピンピンピンピンピンピンピンピンピン
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピンポ〜ン!

うるせい! 俺はセンズリを中断させられた怒りのため怒声を上げた。
イカ臭い手でドアを開けると、女性保険外交員だった。
射精を終えていなかった俺は欲情が抑えきれず、
契約する替わりに体を要求した。
相手は渋っていたが、我慢出来なくなった俺が押し倒すと
大人しく要求に従ってくれた。

今その女が僕の妻です。
601555:04/03/08 18:45
激昂のあまり、チンポも仕舞わずに乱暴にドアを開けた。
果たして件の悪ガキの母親が立っていた。
顔色が青い。何かあったな。憂いを秘めた人妻の美貌が俺を見る。
と、突然、破顔した。「せんずりコイてんじゃねえよマセガキが」
彼女はありえない言葉に呆然とする俺を尻目に踵を返した。
602555:04/03/08 19:15
ま、待て!一拍遅れて俺も飛び出す。彼女の、人妻の脂ののった艶めかしい尻がそこにあった。
それを目がけてタックルをかける。このまま帰すか!誘うような豪快な尻を掴んだ!
掴んだはずだった。その刹那俺の視界は暗転し、世界が逆しまに流れた。
地面が頭上から迫ってくる。俺は受け身も取れずに彼女の深紅のヒールを見ていた。
寸前で俺は停止した。いつの間にか振り返った彼女は俺を見下ろしながら。
「おやおや、これは何かしら?」先ほどのセンズリで濡れ光るカウパーを愛おしそうに舐め取っている
603555:04/03/08 19:23
薄れゆく意識の中で俺は確かに聞いた。
お経のような、聞いたこともない外国語のような、くぐもった声だった。
こいつだったのか。
604あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/08 19:25
>>578
蛇のよう、前足のみ、水棲。
青蛇の特徴はサイレンに似てますね。
http://www.hkr.ne.jp/~rieokun/saramand/sairen/pseudo/stria.htm
http://www.remix-net.co.jp/Peponi/Image/2002/12gatu/12.18/siren5.JPG
図鑑の絵は青っぽかった記憶があります。
90cmを超えるのもいます。
日本にはいないはずなんですけどね。
605faizu:04/03/08 19:35
肥溜めに落ちたやつなんて見たことない
555=598=599=601〜603
長文乙!
あーあ、せっかくの良スレが…
アレだよな、春夏冬の中でも春は選りすぐりがわいてくるよな
609あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/08 21:37
啓蟄だね
いゃぁ〜キミたちいぃ〜よ!いいセンスしてるねぇ〜!






だから余所でやろうネ
相も変わらず季節厨叩きウザ
自分の発言がより一層、厨を挑発している事に気付きもしない

オマエモナー
613あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/08 23:20
607〜612
暫く書き込みがなかった所に数分刻みで書き込む君たちが
一人の男の自演以外の何だというのかね?
614ダヌル・ウェブスター:04/03/08 23:22
>啓蟄だね

経膣ですなぁ。


615あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/08 23:23
俺か?俺は自作自演を憎む男!
自演警察だ〜!
616あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/08 23:24
ダヌルさま。
617あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/09 00:26
606 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] 投稿日: 04/03/08 21:08
555=598=599=601〜603
長文乙!
はいはい、お前ら山にでも行ってストレス発散してきなさい
>>605
うちの父は農家出身だが、子供の時肥えだめに落ちたことがあるそうな。
つか、当時は子供なら誰でも一度は覆いの上から足を突っ込むぐらいの
経験があるもんだとかなんとか…(父談)
620あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/09 01:12
養鶏場のおやじじゃないが、山で首吊り死体みたよ
そりゃあ、ヤなもんだよ あれは
>>雷鳥さん
>>594
>>570ってこれでつか?
ttp://www.jomon.ne.jp/~iccan/uma/sekai_uma4/uma_d7.htm
ボフヌルッにワロタ。
絶望?
>>613
自演にしたがる厨キター
5年くらい前の秋、兵庫のある山での出来事。
俺と彼女で秋の行楽ハイキング中、道の右手の森10m程奥の木に一匹の猿がいた。
目があった俺に向かって「ええもんやるわ!」と言い何かこっちに投げた。
投げたものはよく見えなかったが、ハンドボール大の黒っぽいもので2〜3m手前の薮に落ちた。
目線を戻すと猿はいなくなってた。

彼女は結局猿は見ていないが、「ええもんやるわ!」の声と、薮にええもんが落ちたガサササって音は聞いたと。
俺はかなりパニくって、その”ええもん”の正体は確認せずに彼女の手を引いてダッシュで逃げたが今はちょっと後悔している。
でもなんかその時は生首みたいな気がして....
なんとか族の干し首?あるやん?アレっぽい気がした。
あ〜でもホンマにええもんやったらもったいなかったなぁ。
マッタケの予感
「うしおととら」のなまはげで思い出したのだが、今住んでいるところ
(名古屋市の南のほう)の秋祭りには「しょうじょう(猩猩?)」という
赤ら顔にぼさぼさの長髪、切れ長の鋭い目つきに、大きな口の化け物を模
したお面というか被り物が出てくる。 これを被った大人が手に持った杖
だか棒だかで、子供の頭を叩くとその子は頭が良くなるという。
だから叩かれるのは良いのだけど、結構不気味な造詣のお面だったので
追い掛け回されるのはチョット怖かった。
そのもう少し南の東海市までいくと「しょうじょうべったん」と呼び名が
変わる。こちらはもっと怖い憤怒の相で、まるで角の無い鬼って感じ。
頭も巨大で子供を一飲みに出来そう。ただ、こちらの子供たちは「しょう
じょうべったん、くそべったん♪ や〜〜い」と舐めまくりw。嬉々とし
て挑発してた。
名古屋市の南は 山というには低すぎるがうっそうとした森が茂る丘陵地
だったらしいので、何かいたかもしれない。
「症状が無く」と変換しようとしたら
「猩猩が鳴く」になった時は笑った
629雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/10 20:27
友人の話。

彼はよく学校近くの山中にある、ため池に泳ぎに行っていたそうだ。
仲間たちと泳ぎに行ったある夏の日のこと。
一泳ぎして甲羅干ししていると、誰からともなく石を投げて水切りを始めた。
ちょうど池の中ほどに一抱えほどもある流木が浮かんでいたので、標的にして
腕を競った。

何度かのチャレンジで、彼の投げた石が水面を跳ねながら、流木に見事当たった。
その途端、流木はぬるりと身をよじり、水の中に姿を消した。
水中に没する直前、流木から生えた細長い手足が見えたという。
その手はまるで枯れ木のように細長かく、人間のものによく似ていたそうだ。

その日以来、彼らはため池では泳いでいない。
630雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/10 20:30
先輩の話。

中学の山岳部に所属したばかりの頃だ。
水汲みを命じられ、教えられた水場に行くと、そこには石組みの古井戸があった。
今ではあまり見られない、手押しの人力ポンプがついていた。

先輩はそんな代物を見るのが初めてで、少しわくわくしながら手をかけたそうだ。
レバーを上げ下げして水を出してみると、コッヘルの中には真っ黒な水が溜まった。
錆びでも出たのかなと目を近づけ、間違いに気がついた。

澄んだ水の中に、大量の長髪が漂っていた。

慌てて他の人を呼びに行った。
再び水場に帰ってきた時には、どこにも黒髪は見当たらず、きれいな水が入った
コッヘルだけが残されていたそうだ。
631雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/10 20:31
知り合いの話。

ある秋の夜、仕事で山中にある施設に向かっていた途中のことだ。
近道をしようとして、普段は通らない林道に入った。
林が深くなるあたりで、ヘッドライトの中に人影が見えたのだという。
赤子の泣き声が小さく聞こえた。
どうやら赤ん坊を抱えた女性のようだ。

一瞬、通り過ぎようかとも考えたが、やはり見過ごせずに車を止めた。
ドアを開けると、聞こえていた赤ん坊の泣き声が、ふいに途切れた。
「こんな所でどうしました?」
こちらを睨みつけるような表情の女性に声をかけて近づいたその時。

彼女が抱いているのが、赤ん坊でないことに気がついた。
黒く萎びた、まるで干物のような何かだった。
立ちすくむ彼の前で、女は口を開いた。
そこから発せられたのは大人の声でなく、耳障りな赤子の泣き声だった。

必死で車まで後ずさり、そのままバックして全速力で逃げ出したという。
女性は追ってこず、ライトの中に小さくなりながら、闇の中に見えなくなった。
しばらくの間、彼は担当を同僚に交代してもらったのだそうだ。
632雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/10 20:39
>>594,621
おおっ、こういうUMAがいましたか。
リンク先を見てみる限り、まったくその通りのようですね。
私が聞いたのはそんなに昔の話でもないようなのですが・・・。
やはり現地には人を襲う何かがいるんでしょうねぇ。

しかしHPを開いた途端に飛び込んでくる『東アフリカの人食い獣』の文字。
いいなぁ、こういうコピーって大好きだなぁ。(^^;)

>>604
へぇ!こんな生物が実際いるんですね。知らなかったですよぅ。
1m近い大きさのコイツに出くわしたら怖いだろうな〜。
私が聞いた青蛇と関係あるのかな?どうかな?
633雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/10 20:45
>>605 肥溜めに落ちたやつなんて見たことない

Σ(゚Д゚;)ガーン
Σ(゚Д゚;)ガーン
Σ(゚Д゚;)ガーン
Σ(゚Д゚;)ガーン

・・・ヅガーン・・・
         n    人     人     n
       (ヨ )  (_ )   (_ )   ( E)
       / |  (__)   (__)   | ヽ   肥溜めウンコー!
       \人/( ・∀・)∩(・∀・ )ヽ/  人
   _n    (_ )u    ( ⌒)   uu)∩_  (_ )
  ( l   (__)    ./,. 人     i ,,E)__)
   \ \ (・∀・ )   / /_)   ./ .ノ( ・∀・ )    n
    ヽ___ ̄ ̄  )   / /____) ,/ ./ ̄    \    ( E)
    / ̄| .  人 / / ・∀・)  / フ 人  ./ヽ ヽ_//
    |  |. (__)       /   (__)   \_///  
    |  |. (__)\  人 ヽ    (__)    / /人 
  ,―    \( ・∀・)  (__)    ∩ ・∀・)∩  ./   .(__)  
 | ___)   |  ノ   (__)    〉    _ノ  / ∩(__)  
 | ___)   |)_)  (,,・∀・)   ノ ノ  ノ   / .| ( ・∀・)_ 
 | ___)   |      ( O┬O   .し´(_)  .// |    ヽ/ 
 ヽ__)_/    ◎-ヽJ┴◎         " ̄ ̄ ̄ ̄"∪ 

雷鳥さん乙
今回はなにげに純怪談?(W ポイ感じですね。
実家のお墓の井戸がポンプ式なんで今度行ったとき怖いかも…鬱


やはりあなたも肥ダメ派…W
>631
((((((((;゚Д゚))))))))ガクガクブルブル
637555:04/03/10 22:55
それは、悪ガキの親戚にあたる人だった。
玄関口で母親とはなしているのを聞くと、なんとその子がなくなったそうだった。

昨日見たものの祟りに違いないと恐怖に身を縮めていたが、
もうどうしようもなかった。

近所に住んでいた祖母に全てを打ち明けると、それは死神がついたのだ
ということで、祖母がそういったものを祓える坊さんを呼んできた。
祖母も一緒に横でお経を唱えたり、なにか木の枝で体を叩かれたりした。痛いのだ。
小1時間もかかっただろうか、ずっと正座をさせられその間のことはあまり覚えてないらしい。
しかし、自分にも死が訪れるのではないかという不安は取り払えるわけもなく、
死んだ子の親と自分の親が親しかったため、運良く祖母のところに預けられた。

坊さんが帰った後も祖母は片時も離れず、手を合掌させてはお祈りを繰り返していた。
そのまま祖母の傍らで朝を迎え、一応は事無きを得たような感覚を得られたが、
やはり死というものはとてつもない恐怖であった。

例の坊さんに改めて会いに行き、特別のお守りを作ってもらい肌身はなさず持ったそうな

そこで、僕がいる。

どっかのスレにあった話なら一気に書けばいいのに。
639あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/10 23:08
・・・もぉう・・・もぉう・・・
640あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/11 00:26
なんやねん
>>570の化け物についてですが、前の方で出たナンディ・ベア説の他に
豹男のようなアフリカの秘密結社の可能性もあるかもしれませんね。
>>596
面白く読ませてもらいました。
「ソンショウダラニ」は尊勝陀羅尼(仏頂尊勝陀羅尼経)ですかね。
中世説話集『今昔物語集』に藤原常行が百鬼夜行に遭遇し襲われるが、
彼の乳母がこっそり着物に縫い付けておいた尊勝陀羅尼のおかげで助かる話があります。
また歴史物語の代表作である『大鏡』にも常行の甥である藤原師輔が、
同じく尊勝陀羅尼の霊験で百鬼夜行から助かる話が収められています。
当時の厄除けお守りみたいな感じでしょうかね。
>>637
もう来なくていいよ
湖のあるキャンプ場に行ったときの事。

俺たちはテントを張るとき、入り口を湖のある方に向けて張った。
湖から吹く風が入ってきそうだったが、その日は風がなかったし、
その方が入り口から綺麗な景色が見られると思ったからだ。

それからしばらくして、バーベキューの準備をしていたとき、
俺は蚊にかまれた。
それまで気付かなかったが、その辺りは妙に蚊が多いようだった。
俺は虫除けスプレーを借りようと、
友達にスプレーを持ってきているかきいた。
すると友達は、「あるよ。大きい方のリュックの横ポケット。
二つポケットがあって、下の方に入れてある。」と言った。
調べてみると、そこにスプレーはなかった。
「ないぞー」と言うと、
友達は「あ、間違えた。小さい方のリュックだ」と言った。
俺は小さい方のリュックの横ポケットの下を調べたが、
そこにも虫除けスプレーはなかった。
テントの中から、虫除けスプレーだけがなくなっていた。
645湖畔の幽霊:04/03/11 14:10
借ります
646あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/11 15:57
ちゃんと返せよ
>>644
既出ネタはやめよう
>>631
情景を思い浮かべると、すごく怖いものがある話ですよね。
夜の山の中で一人で、そんな人に出くわしてしまったら本当に嫌過ぎる。

しかし、同時にすごく哀しいとも感じる気がして・・・。
育児に失敗した母親の果てとか想像しちゃうと。
どことなく哀れを誘われました。乙です。
649あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/11 20:22
555
650あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/11 20:55
>>1
山や森には死んだ人の霊が集まってくるからな。
森の木々は霊の宿り木でもある。
夜、1人で森の中にいると霊が通り過ぎるのを度々感じる。
特に秋かなぜか霊の動きが活発だと思った。
あのさ、アンチってわけじゃなくて、むしろ雷鳥タンの話大好きなんだけど
なんだか最近雷鳥タンへのマンセームードが過剰な気がする
それはそれで2chのスレの中で、とっても良い事だと思うんだよね

でもこの雰囲気が嫌だったり、合わないせいで
この頃、妙に雷鳥タンへ突っかかる人が増えてるんだと思う
嫌ってのはまだしも、合わないって人は2chの特質上結構多いと思う


・・・別にだからってどうしようってわけじゃないからね
ただ、最近の自己主張の強い人たちの増加を理由が何となくわかってきた気がするので・・・
>>651
そして君も控えめだが主張している。

スレタイに沿ったネタがある限り、書き込む人は神だ。
これは2chで共通の絶対ルールだ。
>651
>652
つまり、殺伐と馴れ合ってろってことだな!
これが2ch流さ☆ ズギュ─うわやめろ何を(ry
654あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/11 22:13
なに息巻いてるんだか
つーか変なことにならなきゃ誰がなに書いたっていいだろ
それが2ちゃん

 変な制約つけんなよ自治厨
し か も 「 神 」 っ て 
655あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/11 22:15
>>651
>>なんだか最近雷鳥タンへのマンセームードが過剰な気がする
>>この頃、妙に雷鳥タンへ突っかかる人が増えてるんだと思う

うにゅにゅ、個人的にはスルーしてる人が増えたようなきがするニダ。
雷鳥にからむ人たちよりも電波系ネタをカキコする人の方が困ったものニダ。
>>655
ニダ?
ていうか電波系のネタって555絡みのことか?

そして>今まで全然レスなかったのに分刻みでレスがあるから自演だろ

という究極の電波レスがくると予想
>>652
うーん・・そうですね
スミマセン・・・
こういうレス自体ウザイですよね

自分としては、ただ相手を叩いてるだけで
マンセーしか認めないような気がして・・・
空気嫁とかあるんだけどね、いたずらにアンチ増やすだけでしょう
あんたの言い方がウザ
∬∬;´◇`)<山の話をしよーよー
>>657
別にマンセーな書き込みなどなかったような気がするのだが。
ちと脊髄反射しているのではないか?

そんなコトより山の怪談UPしる!
山 岡サン
基本的にマンセーばかりなような
663あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/11 23:58
どの話がマイフェイバリット?
雷鳥タンです
文鳥タンです
金鳥タンです
>>663->>665自演乙
では漏れが山の怪談を一つ……

とある船があった。
多くの船頭達が乗り込み、各々が良い航路をとろうとしたところ……
その船は山に登ってしまったそうじゃ。

とっぴんぱらりのぷう。
そこで、なんで誰も「備長炭です」とつなげないんだああああ!
とある船がどんな船だったのか非常に気になる
>>669
寒い 氏んでいいよ
>>669
寒い 芯でいいよ
>>669
寒い?シンディいいよ
ああ、もう桜が満開だ
            ヒソ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ
      ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ
 ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ザワ(´д`)エー(д` )ヒソヒソ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ
(つ´д)ザワ(Д` )ヒソ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ   _| ̄|○ ←>>673  ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ( ´д)ザワ(Д`⊂)
      (  ´)ヤダワ(   )ヒソヒソ(   ´)ウソー(   )ヒソ(` )ヒソ(   ´)ヒソ(   )ヒソ(`  )
            ザワ(  ´)ヒソ(   )ヒソ(` )ザワ(  ´)ヒソ(   )ヒソ(` )ザワ


676あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/12 00:21
チャンス! オパーイ
   ヽ(`Д´.)   
     ( >)
     / ヽ

     アゲ
    ( `Д´)メ
     (<  )
     / ヽ
  
     トウ!
   ヽ(`Д´)ノ
     (  )
      'V
    ‖川‖

    オパーイ アゲー!

  \   \v/  /
 __ ヽ(`Д´)ノ ___
      ( 回 )
    / / ヽ  \

     ブイ!
    ( `Д´)メ
     (<  )
     / ヽ

   | v/    ジャ、マタ
   |Д´)ノ 》
   |回.ノ
   | <
ミツが出た

ヒソ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
>>677

     _人人人人人人人人人人人人_
      >  ・・・ナ、ナンダッデ-!?   <
       ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
                ウヘァ!
        \。/  Σ  人   /|-|\
      (;<::∨:>)  (0w0;)(0M0; )
>>677

|  _人
| 人  て
|0w0)  ウェ!!
|⊂ /
| /
家庭の事情の為にF君は小学校四年のときに、母方の田舎にあずけられることになった。
ちょうど時期は夏休みで、F君は朝から晩まで野山を駆け回って遊んだ。
ある日、それまで来たことのなかった山まで足をのばしてみたF君の前に
おなじくらいの年齢の少年が現われた。
少年は泥で汚れたような格好をしていて、とても痩せていた。
人口流出が激しかった山間の村に来てから初めて
同じ世代の子供に会うことができたF君は、とても嬉しかった。
F君が笑いかけると少年はニヤリと笑い
「腹は減っていないか?」と、問いかけた。
F君は朝食を食べてきたばからだと答えた。
すると少年はまたニヤリと笑い、
「この山を越えた先に俺のうちがあるんだけれども来ないか?うまいものがたくさんある。」
と誘ってきた。
F君は少し迷ったが、なんとなく少年が不気味に思えてきたので
断って帰ることにした。
道々、その少年が後をつけてきているようにも思えたが、
無視してまっすぐ家に帰った。
次の日からその場所には行かないようにした。
夏休みが終わり、F君はその村の小学校に編入した。
その村の小学生は低学年の女の子二人と、六年生の男子が一人、
あとは新しく転校してきたF君だけだった。
あの少年は見当たらない。
F君は六年生の男子と仲良くなって、一緒に遊ぶようになった。
都会っ子のF君に彼はいろいろな遊びを教えてくれた。
遊んでいるうちに、あの不気味な少年と出会ったところの近くまで
行ったことがあった。
そのときに、六年生はF君にこの山に住むという化け物のの話をしてくれた。
なんでもそいつは爪は鋭いが歯が弱く、
人間の臓物を切り裂いて、その中身を啜って食べるのが大好きだそうだ。。
ただ、山の神になわばり以外で人を食べる禁じられているために
自分の住処にまで人を騙して連れていこうとするらしい。
六年生はまぁ、俺は実際会ったことはないんだけれどね、といって笑った。
        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ΛΛ   < ふー。ジサクジエンも疲れるぜ。
(゚Д゚ )_    .\____________
( ̄⊃(`Д´)
 |  |  ̄
 U U

\从/ ハッ  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ΛΛ    < 何見てんだゴルァ!
.( ゚Д゚ )     \_______
.(⊃(`Д´)
 |  | ̄
 U U
>>680-681
乙!こわー。
>>682
これも怪談?
おまえらいい加減に汁
686あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/12 00:45
  
         苔玉ワッショイ!!         +
   +  \\  苔玉ワッショイ!! //
 +      \\ 苔玉ワッショイ!!/  +
  
        γ~      ζ    ξ      +
   +    ●     ●    ●
       /   \  /  \  / \
      ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´∀`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ  ) ) )
       (_)し' し(_) (_)_)
天保三年 本にのっていた短い話

街中を歩いていた女がいきなり気絶した。
介抱によって気を取り直したが、女はどうして気絶したのかわけをはなそうとしなかった。
三年後、女はやっとわけをはなした。
街中を歩いていて、ふと向かいの山を見ると、身の丈一丈(約三メートル)ほどもある
全身毛で覆われた化け物が、大木の切り口に腰をかけていた。
これこそ死人を掘り出して喰らう化け物だと思ったとたん、五体がすくんで
気を失ってしまった。すぐこのことを口にすると我が身に禍がふりかかるやもしれず
恐ろしさのあまり、今まで包み隠していたという。
猿の大きい奴か?
○○ゴン?
それはドテチンだ。
>>650
霊感が強いのですか? 何か色々経験がありそうなので気が向いたら
ぜひ聞かせて欲しいのですが。
>>680-681>>687
面白かったです、グッジョブ!

>>678-679
| _ _,,
|,ν、ヽ
|゚д゚ル   ジュル…
|⊂..| 
|  /
>>687
そりゃヤマノカミだな
693あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/12 20:23
川のぬし釣りに出てくるね。山ノ神。やりたくなってきたw

中古でも高そうだな
jきゅdtyrylkざsだsddfgh:おぃhjgcdfsgfbvhrbちぇdykkll:;dxxxさあshhhhhhkjytvvvfd
>>694
 きゅ    ざ だ     おぃ          ちぇ              さあ


平仮名だけにすると、なんか怖い
696あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/13 00:08
むかしここのスレに自殺者をさがしにいった青年団のはなしがあったと思うのですが
もう1度読みたいので、だれか知ってる人はいないでしょうか?
はじめはほんのり怖かったけど、あとで考えるとかなり怖かったの記憶してます。
密室の怪、山小屋キボン、怖いのマダー チンチンチン
塾の先生から聞いた話です。

先生は大学生のときに登山同好会に入っていて、
休みの期間は泊りがけで登りに行っていたそうです。
その出来事があったとき、先生と仲間達は三泊四日の予定で登山をしていて、
おいしい空気とすばらしい眺めを味わいながら
早秋の登山を楽しんでいました。
途中で一番の古参のメンバー(何浪かしたうえに留年している、ものすごく年上の先輩)が
「雉打ち(トイレのことですね)に行ってくる」と言い残して
すこしはなれた藪の中に入っていきました。
ほかのみんなは疲れたこともあって、「じゃ、ここで少し休もうか」ということになり
休憩をすることになりました。
おしゃべりをしたりしていたのですが、そのうち先輩が消えたのとは違う方向の藪が
がさがさといいはじめたので、
先輩が返ってきたのにしては変だな?と思っていたら
そこに現われたのは一匹の大きなサルでした。
そのサルはニホンザルにしては少し色が黒く、手も長めで
首から黒いシミが点々とついた水筒を下げていたそうです。
何よりも不気味だったのは、
(後から思ったことだそうなのですが)
そのサルが数人の人間におびえることも無く
「さて、誰からにしようかな」とでもいいたげに
メンバーのそれぞれをちらちらと見比べていたところだったそうです。
先生達が驚いて何もできないでいると、そこにトイレに行った先輩が
戻ってきました。
するとサルはいきなり身をひるがえして、どこかへ行ってしまったそうです。
そのサルは何だったんでしょうか?
どうして先輩が戻ってきたら逃げてしまったのでしょうか?
そのことについてみんなで話し合った結果、
「それは先輩が戌年だったからではないか?」
(ほかは全員違う干支)
という結論に落ち着いたそうです。

読みにくい文章で失礼しました。
改行が多すぎ、と出たので分割しました。
700あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/13 00:38
以上、ネタでした
いや素直に面白かったと思うゾ
面白ければなんでもウェルカム
698、699です

>700さん
すいません、文章が下手だったのでわかりにくかったのでしょうか?
自分は作文とかが苦手なもので・・・
先生の話は真にせまっていておもしろかったのですが、
自分が文章にしてしまうと迫力がよわまったかもしれません。
煽りにマジレスしなくていいよ。
>>698
数年前の車雑誌で、秘境の温泉を探す!というテーマで
湯の沸く川原を掘り起こして、自分用露天風呂を作るというのがあったんだけど、
記事中、雪の中作業しているとサルにリュックもってかれてしまった
といういきさつがあったのを思い出した。
リュックもってこっちを伺ってるサルの写真があってワロタ。
>>702
怖くて面白かったです
>>698 ヤだね、黒いシミ。誰かの血なんじゃないか、って思う。
30前後位からから見てたけど、久しぶりに来たら
ホントに厨房だらけの駄スレになっちゃってるなあ…
お前等コレでも見て震えろ

http://www1.odn.ne.jp/~cay36680/test/
厨房と未成年は見るな
山で薪を切っていたら、そこに白髪を振り乱した初老の女が現われた。
すわ山姥かと思い鉈をもって身構えたところ、女は
「待ってくれ、お前は新田の茂平の息子の竹蔵だろう」
と、こちらの名前を言い当てる。
なにしろ山の中でのこと。うかつに返事ができないので黙っていると
女は「おらだ、おらだ、清十郎の娘のおかんだ。」と叫んだ。
確かに、子供の頃から幾度か、昔村でおかんという娘が神隠しにあったということを聞いている。
「腹が減ってなんねえ。食い物をわけてくれねえか。」
ふと哀れになり、その日の弁当を投げ与えると
おかんと名乗った女は、竹包みをひっつかんで
そのまま葉知って逃げていった。
それからの行方は知らない。
709ウクライナの民話:04/03/13 03:03
花の好きな娘が山の中へと迷い込み、行方不明になった。
さては野獣にでも引き裂かれたかと
家族もあきらめかけた頃、娘は戻ってきた。
しかし、娘はまるで魂が抜けてしまったかのように虚ろなまなざしで
ひとこともしゃべろうとしない。
そのうえ身重の体になっていた。
やがて月が満ちて、出産のときを迎えた。
大変な難産で娘は命を落としたが、むくむくと太った健康そうな子が生まれた。
この子を大事に育てようと家族は一人の乳母に赤ん坊を託したが、
ある日乳首を噛み切られた乳母の死体を残して、赤ん坊は姿を消した。
>>709
有名なUMAの話ですね?
>>709
前スレにも似たような話がありましたね。
(場所は日本だったけれども)
これはこれでおもしろかったです。
乙!
712あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/13 04:17
698乙、面白かったよ
>>708-709
こういう後日談がないような話が好き。
乙。
714あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/13 14:17
555はどろたぼうでしょ
>>689
∬∬´◇`)ノ
>>711
さりげなく、いちいち既出を指摘する奴ウザイ
>>716
いちいちそういうことを書き込む事自体がウz(ry

まぁ、それにレスする俺もか・・・
>>716>>717
ループ

でもまあ 書き込んでくれる人は
このスレの救済者(?)っていうのがスレの意向なんだから
確かに既出だからって一々指摘すんのは良くないとは思うね
>>711氏は悪気はないんだろうけど 一言多かったのではないかと
>>651
自治厨氏んでね。
>>651は自治厨とは言わんと思うが
スレの空気読めって感じではあるが
719は自治コンプレックス
723あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/14 12:56
555は?
724あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/14 13:39
555 :04/03/08 18:27
ピンポ〜ン!ピンポ〜ン!ピンポ〜ン!
ピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポ
ピンピンピンピンピンピンピンピンピンピンピンピンピンピンピン
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピンポ〜ン!
うるせい! 俺はセンズリを中断させられた怒りのため怒声を上げた。
仮面ライダー555
726黒毛淡路和牛処女 ◆z/gNglFUOM :04/03/14 16:59
みんな乙カレー!

新発売「乙カレー」だよ!
>>697
静かに待てや ゴルァ (笑)
728雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/15 04:39
友人の話。

夏山キャンプでテントを設営していた時のこと。
ペグを地面に打ち込むと、テントの周りの地表が急に波打ち始めた。
何事かと引き抜くと、いきなり地中より柔らかく湿ったものが飛び出してきた。
どうやら設営地の真下に潜んでいたらしい。

彼の悲鳴を聞いて集まった仲間の見たものは、彼の身体に巻きついている巨大な
軟体動物だった。
蒼黒い体表に、七色の筋がいくつも走っていたらしい。
ミミズに似ていたが、嫌になるくらい大きくて、且つ美しかったという。
それは彼から引き離されると、意外に機敏な動きで地中に潜り込んでしまった。

身体表面に鋭い刺を持っていたらしく、彼は身体中傷だらけになっていた。
しばらく熱を出して寝込んだそうだ。
729雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/15 04:41
同僚の話。

ある山中のひなびた温泉宿に泊まった時のこと。
風呂に入ったのだが、シャワーの水の出が悪かったのだという。
振るとカラカラと軽い音がする。
さては、シャワーヘッドの内側に何か詰まっているな。
そう判断して、ヘッド内を掃除しようと分解したところ。

欠けた歯が三個ほどこぼれ出た。
明らかに大人の永久歯だったという。
煙草のヤニなのか、全体が黄ばみ汚れていた。

ひどく気味が悪かったので、旅館の人には何も尋ねなかったのだそうだ。
730雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/15 04:42
友人の話。

小学生の頃、彼の町ではインフルエンザが大流行した。
薬も効かず次々と学級閉鎖となる中、彼は不思議な夢を見たのだという。

夢の中で、彼はいつも遊んでいる裏山の神社にいた。
そこの境内には何も置かれていなかったのだが、夢の中では黒い大きな石碑があり、
表面に何か字のようなものが彫られていた。
何かの漢字熟語だったらしいが、彼には難しくて読めなかったそうだ。

ただ、ひどく禍々しい感じがして気に入らなかった。
そこで彼は足元に落ちていた炭を使い、石碑に落書きをしたのだという。
気合を入れて書きまくり、気がつけば石碑の表面は、意味のない落書きで埋め尽く
されていた。
彼は自分の成果に満足して笑みを浮かべた。
そこで目が覚めた。

その翌日からインフルエンザは急に勢力が衰え、五日もしないうちに患者は一人も
いなくなった。
自分でも知らないうちに、実は大変凄いことをしちゃったみたい・・・。
他人にこそ言わなかったが、彼はこっそりとそう考えている。
731雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/15 04:43
知り合いの話。

実家の里山を歩いている時に、見知らぬ子供とすれ違ったのだという。
今時珍しい着物姿で、おかっぱ頭にぎょろりとした目をしていた。
何処の家の子かなと思い顔を見ると、頬っぺたが大きく膨らんでいる。
どうやら何か口に含んでいるらしい。

その時子供の口から、緑色をしたピクピクと痙攣するものが飛び出した。
太い蛙の足だった。

平然とその足を口中に押し戻し、その子は歩き去ったのだという。
後で知ったのだが、村は過疎が進んでおり、その年代の子供はいないのだそうだ。
732雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/15 04:45
同僚の話。

街付近の山に空港が作られた。その造成工事の最中のこと。

広大な山が削られて更地にされていたのだが、いきなりブルドーザーの足元が液状化
を起こして、まるで水のようになったという。
ずぶずぶと沈み始めた車体から運転手が逃げ出すと、ブルドーザーはそのまま地面の
中に姿を消してしまった。
すぐに皆が集まってきたが、そこの地面はとても機械一台を呑み込んだとは思えない
ほどしっかりと固まっていた。

工事は続行されたのだが、それからも引き続き二台の工作機械が地の中に姿を消して
しまった。
怪我人こそ出なかったものの、現場の雰囲気はすっかり悪くなったそうだ。
困り果てた土木会社は、地鎮祭をもう一度執り行うことにした。
するとそれ以降、機械が山に呑み込まれることはなくなったという。

一度目の地鎮祭には、何かしらの不備があったのではないかと噂されたそうだ。
733雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/15 04:46
知り合いの話。

十年ほど前に、彼の地元の山で遭難者がでたそうだ。
結局その人は遺体で発見されたのだが、その状況が不思議なのだという。
検死の結果、身体のどこにも異常は見つからず、餓死したと判断された。
しかし、彼の荷物には手つかずの食料がたっぷり残されていた。
慎重に食べつなげば、一月は優にもつ量だった。

食料を抱えながら、なぜ彼は飢え死にしたのだろうか。
何が起こったのかは誰にも分からないままだ。
734雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/15 04:52
まとめて書き込みでつ。
こんな時間に何しているのだ、自分は(-_-;)
明日も仕事だというのにw

それではオヤスミナサイ。
情緒が不安定気味の雷鳥でした。
735あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/15 05:49
モーニング娘あげ。
軟体動物って、、、
ミミズみたいなのって、、、



いやああああああああああああああああああああああ!!!!
737岡本:04/03/15 09:32
友達が山本です。
雷鳥一号さん乙。
ところで「三ツ」の正体ってわかったの?
739あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/15 14:15
雷鳥さんの書いた話で私欲を肥やしている人が居るようです…
残念ですが勝手に出版されてるっぽい。
そのスレが上がってるようですから一言言ってくれませんか?
どこの出版社のなんて本か言ってくれないと。
証拠も無しには何も言えんだろ。
恐怖2ちゃんねるとか?中身見てないけど。
>>730
偶然なのかも知れないけど…でもすごく不思議な話ですね。
夢の中の行動がそこまで現実に反映したとすると驚きです。
>>731-733もすごく面白く読みました。
>>728-729ももちろん面白かったですが。
743あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/15 16:56
1
744あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/15 17:01
『恐怖2ちゃんねる 電網百物語』という本が
カレーマニア氏著作で出版されましたが、
それは2ちゃんねるの全体に投稿された、恐怖にまつわる投稿を集めたものでした。

いま、その著作権を巡って、一食触発に揉めております。

 1、投稿者に許可を得ずに出版した事
 2、著作者本人もそのスレで「編集著作権」を主張しているが?
 3、投稿者が「あまし転載しないで下さい」と断った投稿まで、掲載してる事は?
 4、その他、投稿者に無許可で掲載する行為が与える、2ちゃんねるコミュニティへの影響など
   知らぬ間に、自分達のカキコが出版されているという事が
   2ちゃんねらーの嫌悪感と恐怖感を煽っており、以後投稿をしにくくなり
   2ちゃんねる自体の価値が低下する。
 5、その他、著作料や印税をカレーマニア氏が一人占めする形になって良いのか?
   自分の投稿が活字化された事に、気付いた場合、編集したカレーマニア氏に
   連絡し、それが本人のカキコであると認められた場合は、
   「著作料をこれから払うシステムにしていきたい」と、本人の弁。

しかし、編集著作のカレーマニア氏は開き直り、動やら確信犯だった模様。



雷鳥さんの作品も載ってるんだかどうだか・・・まぁ・・・ねぇ?
一触即発?
>2ちゃんねる自体の価値
( ´_ゝ`)そんなもの元からあったっけ?
元々カレマニさんのとこでこのスレの存在を知ったし、
トップページでも時々雷鳥さんの話を紹介してるから
転載されてる可能性は限りなく高いね。
結局やったもん勝ちってこと?
>>744
× 一食触発  ○ 一触即発
個人的にはカレマニさんに世話になってるし
別にいいんだけどな。
751あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/15 19:11
ハンドルも必ず付けて、出来る限り本人確認して、私腹肥やさなけりゃやってもいいが

管理人がやるならわかるが、1コテがやるのが気に食わんけど
去年キャンプに行った時の話。
近畿地方のあるキャンプ場でサークルでキャンプすることになった。よく「出る」と
噂の場所だったが、条件の良い場所だったのでよく使っていた。
夜、肝試しをやるのが恒例となっており、男女ペアでコースをまわるというものだった。
漏れはお化け役だったので、男二人で先回りしてコースでまっていた。
なかなか来ないので、隠れていた林から出て一緒にお化け役をした奴と話し込んでると、
背後で「ザッザッ」と足音がした。やべっ、もう来たか!?と思い振り向いても誰もいない。
友人に聞いたが何も聞こえなかったという。内心びびりまくっていたが、平静を装い、
タバコに火を点けた。外灯も何もない場所なので、一瞬周りが明るくなった。
その瞬間、「ひっ」と友人が飛びのいた。
「どうした?」 「お、お前の顔の真横に顔があった…」
振り向いても誰もいない。完全にびびってしまった漏れは、一目散に仲間がいる場所まで逃げ帰った。
後で一緒ないた友人に聞くと、顔は中学生くらいの男で、凄く嬉しそうに笑っていたらしい。
以上、オチも特にない駄文&長文スマソ。
753あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/15 20:05
>>732
新耳袋と9割同じ。
>752
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
でも目撃した友人の方がもっと恐かったと思う。
>>744
2ちゃんねるの規約自体を読むと
転載されて悪用されても文句は言えないと思うけどな

勝手に流用されるのが嫌な人は
サイトなり予め造っておいて自衛作を講じないとダメだろ

>>748
やったもん勝ちだな
やりたい事やったもん勝ち 青春なら〜♪
僕は飛蚊病でsy
大台ケ原登山バスで帰りのバスの乗車整理券をもったまま帰ってこないお客様がいるとき。ちと怖いよ。
>>753
>>732みたいな話って結構あるんですかね。
やはりそういうモノのやることはパターンが決まっているのか…

>>752
一瞬明かりに照らされた顔って普通でも気味悪いよなぁ
それが本来いない人で笑顔だったらもっと…
760あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/16 02:21
今回の雷鳥さんの話、みんな面白かった
761あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/16 02:26
>>555
762雷鳥さんへ:04/03/16 03:04
!!!投稿の無断転用お断りなら此処!!! スレ立てました。

オカ板に足りなかったもの、
それは投稿者の権利の保護。

を合言葉にやって行きます。

つきましては、
雷鳥さんの秀逸な文の権利もガードしませんか?
763あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/16 03:16
>>762
あんたが立てたの?あれ
ほのかにネットストーカーの匂い……
取りあえず、自分が経験した話です。
もう5年ほど前に出会い系で隣の県の女の子と会う約束をしたので夜中に車を飛ばして
会いに行きました。しかし女の子とは会えず、雨の降る冬の夜中にまた1時間ほどかけて帰る途中、
遅いので山道を抜ける近道をすることにしました。
車一台の幅の山道を。出来る限り飛ばしていくつかのカーブを曲がった時に、
突然道幅いっぱいに広がって歩く人たちが現れました。
驚いて踏む急ブレーキ、人たちはそのまま歩いていて、そこに車は突っ込みました。
もうダメ、事故ッたと思ったけど、何の衝撃も無く車は止まる。
人の横をすれ違う時、車の前にいる人を見たとき私は、変なものを見てました。
その人たちは、頭から白い布をかけていて、真冬の夜中にもかかわらず、
夏服だったことを。
私は、その後すぐに車を走らせ、その場を離れました。
翌日、警察にも念のため、届けましたが、事故は何も届けられてないとのこと。
それよりも警察の人に、その道は昼でも通るな、何が起きても知らないから、
と言われました。
あの人たちは、何の人だったのだろうか
766あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/16 04:18
>何が起きても知らないから、
怖すぎ・・・
警察に言われるくらいだから、
何かは考えないほうが、、、。
女の子に会えなかった>765…(;´д⊂)
イ`
>>762がある意味一番オカルト
770あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/16 11:06
>>762
雷鳥さんがどう判断されるかしらないけど、
こちらで騒動は起こさないでね。
一種の市民運動なのは分かるけど。
ご存知でしょうか?オカ板の投稿が本になって出版されています。
『恐怖2ちゃんねる 電網百物語』
編集人カレーマニア氏の発言が元でちょっとした祭りになっていますが、
http://hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1079386809/
その中で発行人深水氏の気になる発言も出てきています。

138 134 sage 04/03/16 13:53
もし自分のが載っていて、自分が書いたと証明できたら、印税は要求できるのかな?
可能ですか?>深水氏

146 ふかみん ◆O6dempau.2 [email protected] New! 04/03/16 14:01
>>138
些少ですが準備してますですよ。

ただ、そもそも著作権者に無断で出版すること自体に問題があるという
指摘もあります。

223 法学板から出張 New! 04/03/16 14:46
実際問題として、投稿者が集まって訴訟をおこせば出版差し止めと
賠償が認められる可能性は高いので法的に問題がないとは言えない
と思います。

ちょっと立ち読みしてみて、あなたが投稿した話がないかご確認あれ。
あったら印税をもらうも良し、裁判してみるも良し。
↑のスレにも是非お越しください。
まあ、なんだ。ここは山の怖い話をするスレだから。
然るべき話題は然るべきスレでやってくれ。
でもムカつくけどね
せめて事前に告知とかして欲しいけどね

俺結構色んなスレで名無しで書いてるんだけど
実は創作(すまん)なので、毎回ない所から捻出してるから
凄く反響があったり自分的にうまくできたのが勝手に転載されてたら
やっぱりヤダけどね

自分としては短編小説書いてるような気分なので
だから専用スレがあるからそっちでヤレというのに。
>>650さん
奥泉光の小説「葦と百合」にそんな描写がありました。
650は霊感がつよいのですか?
アホらしー
本になろうがどうでもいいよ
過去ログはいつでもタダ見できるんだしさ
好きな話ならローカルに保存してりゃいいんだから
だから専用スレがあるからそっちでヤ
>767

>遅いので山道を抜ける近道をすることにしました。
>車一台の幅の山道を。出来る限り飛ばしていくつかのカーブを曲がった時に、

警察の「通るな」って言うのは、つまりはこう言うことかと。
ttp://society.2ch.net/test/read.cgi/traf/1065178729/
>>733 を読んで、
就職直後極度の緊張で一切食べ物がたべられなくなって
一週間水だけだったときのことを思い出しました…。
餓死ってどのくらいかかるのかな。こわいよう。
>>779
極度のハズカシがり屋さんの779萌え
781あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/17 00:50
>780
恥ずかしがり屋とか、そういう問題じゃないと思うが
782ミサイル発射:04/03/17 01:45
ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん
783765:04/03/17 01:48
>>778さん、「通るな」の意味ですが、確かにその意味もありますが
その道は、何か色々といわく因縁があるような事でした。
詳しく話してくれませんでしたが、人に話したところ
途中に昔の寺の跡があったり、昔は修験者がいたりとして
スポット的に有名なとこでした。
784あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/17 03:30
じゃ、それは幽霊ってことで良いのね?
785県警からのお願い:04/03/17 03:46
「(危ない修験者がうろうろしてるから)通るな。」

人と幽霊のトラブルなら幾ら発生しても構いません。
でも、人と人のトラブだと俺らの仕事が増えるから起こさないでよ。
786765:04/03/17 03:47
784さんの言われるとおりです。
787あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/17 06:07
私の出身地には、近隣の山に古墳が何ヶ所かあるんです。
小・中学生の頃、課外学習や遠足でよく古墳巡りをしました。
それらの古墳を引率の先生が説明してくれるのですが
「この古墳は頭をこちら側に向けて、仰向けに寝かした状態で人骨が発見された」
と言った後に友人のAがふざけて、その古墳に同じ格好で寝たんです。
みんな大爆笑でした。そして帰り道を歩いているとAの顔面に突然、何かに弾かれた木の枝が直撃しました。
怪我の状態は片目を失明する大怪我で、それ以来、古墳巡りは中止になりました。

これは本で読んだのですが、古墳の副葬品を不正に入手してマニアに高値で売る連中のボスが
「やっぱり、みんなロクな死に方はしない」と取材中に呟いたそうです。
788あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/17 06:24
俺の田舎は、近所に古墳ではなく、
小犬のウンコだらけ。略して
小糞だらけなんだが、どうするよ?
789あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/17 06:53
>788
ウチの会社の上司は犬が小便やフンをする場所に石油を撒いたって言ってたぞ。
効果はあったらしいがヘタすると洒落にならんな。
クレオソートを撒くと正露丸臭いし、木酢液もなんか酸っぱ饐えた匂いがする…でも石油よりはマシか?
791あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/17 09:43
コショウをぶちまけたらしばらく何もよって来なかったっつう話を聞いたことがあるぞなもし。
792あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/17 11:13
コショウを水で溶いてまくってのは、どう?
あれ?ここペット苦手板?
そうだよ。
うそだよ。
796あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/17 17:27
あべんしス
797ミサイル発射:04/03/17 18:40
ちゅどん
ちゅどん
ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん
798そう言えば・・・・・・:04/03/17 18:53
著作権関係のレス以来

雷鳥さんのレスが無い!!!!!!
799あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/17 19:08
いらん事かくな↑
引き篭もりのフリーターか学生以外はこんなもんだろ
801あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/17 20:43
泥タボウが漫才になった
>>798
つうかあの本には雷鳥さんの話は載ってないってのに…
803雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/17 23:28
友人の話。

山間のかなり広い河原に一人で野営した時のこと。
夜、彼がテントの中で次の日のルートを確認していると。

テントのビニール壁を通り抜けて、白い人魂みたいなものが飛び込んできた。
思わず手を伸ばして触ると、散り散りになって消えてしまう。
テントから顔を出すと、様々な白い影が河原を飛び交っていた。
不思議と怖くはなかったという。
それらは朝になると、溶けるように消えてしまったそうだ。
804雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/17 23:29
知り合いの話。

県境の尾根を縦走していた時のこと。
歩いていると、いきなり激しい雨に打たれ始めたという。
びっくりして後ろを振り返ると、今歩いてきた道はまったく濡れていない。

あたりを見回した彼は愕然とした。
雲一つない晴天の中、彼の周囲一メートルほどだけが雨に煙っていたのだ。
雨の勢いは強く、頭上がどうなっているのかは確認できなかった。

どんなに足早に駆けてみても雨の壁から逃れることは叶わなかった。
結局それから一時間にわたり、彼は雨中の人となった。

ひどい嫌がらせだ。あれほど腹の立ったことはない。
彼は本当に悔しそうな顔をして、この話をしてくれた。
805雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/17 23:30
同僚の話。

山奥の集落で水道工事をしていた時のこと。
彼は水道引込の打ち合わせのために、各戸を訪問して回っていた。

その中に、異様に荒んだ感じのする家が一軒あったのだという。
何度呼ばわっても返事が無い。
何回か呼び鈴を押すと、やがて二階から下りてくる足音が聞こえた。
しかし、足音は玄関まで来るとピタッと止まってしまう。
玄関横にある小窓から中を窺ってみると、そこには誰もいなかった。

彼が首を傾げていると、離れた隣家の小母さんが声をかけてきた。
曰く、現在そこの家には誰も住んでいないという。
ちょうど一週間前に、奥さんが玄関で首を吊ってしまったのだ。
葬儀は身内だけでおこなったようで、家も既に売りに出されているらしかった。

私たちは工事の間、極力その家に近寄らないようにした。
作業員の話では、白い影が宅内を動いているのが、何度か見えたそうだ。
答え.缶切を持っていなかった
807あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/17 23:35
>>805

(((((;゚Д゚)))))カクカクフルフル
808あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/17 23:43
>>803
目視出来るオーブみたいな感じだなそれ。
809雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/17 23:48
>>742、760
ありがとうございまつ。その優しいお言葉でまだもう少しは頑張れそうでつ。

>>752
その顔が「笑って」いたというのが私の恐怖ポイントのツボでした。
こ、怖えぇ〜!!

>>753
山が機械や車を飲み込んだという話は、実は結構あるみたいです。
私のストックにも、もう何話か類似したお話がありますし。

実は、かくいう私もそういう経験があるのです!オオッ
私の通っていた大学は本当に山の奥なのですが、学部の駐車場がまだ
舗装されていなかった頃のこと。
帰宅するために、車に乗ってエンジンをかけた途端、いきなり地面が
波打ったのが感覚でわかりました(^^;)。
必死こいて逃げ出すと、呆然とする目の前で、話が愛車流星号ガゼルが
ズブズブと地の中に沈んでいったのでつ。
私の足元は固い地面のままだったというのに。
幸い?半分ほどで沈降は収まり、後日ダンプで引っ張り出しました。
ま、おそらくというか間違いなく祟りなどではないでしょうが、こういう
事件って結構起こっているんだろうなぁ、と思い知った出来事でしたヨ。
イヤマッタク
810あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/17 23:51
なんなんだろうね
良人が炭を焼きに山に入ったまま降りてこないので
その妻が小さな子供の手をひいて、捜しにいくことにした。
うっそうと木が茂り、昼間でも暗い山道で
一人のみすぼらしい身なりの老婆に呼び止められた。
おまえさん、どこに行くのだえ?
その姿に子供がおびえ、母親にしがみついた。
彼女もまた怪しく思い、返事もせずにやりすごそうとした。
まあ、そんなに急いで行かずとも。
老婆はにんまり笑った。子供がわっと泣き出す。
おや。ぼう、ばばが良いものを遣わしますぞ、ヒヒヒ。
そう言うと老婆は持っていた風呂敷包みから
ずっしりと白い餅のつまった木の手桶を取り出した。
普段からろくに食べられていない貧しい女にとっては、願ってもないごちそうだ。
女は礼をいってそれを貰い受けると、また良人を探しはじめた。
子供はワンワン泣きながらついてくる。
どこの誰だかしらないが、いいものをくれた。これだけあれば家族がお腹いっぱい食べられる。
早く良人をみつけてこの朗報をしらせようと急ぐ妻だったが
餅をもっているせいか、先ほどから蝿がうるさくてかなわない。
払いながら歩いたが、後から後からやってくる。
ふと手桶から妙なにおいがしてきたような気がした妻が
よくよく手桶の中を見ると
そのなかには
ところどころ焼け爛れた、自分の良人の首が入っていた。
812811:04/03/17 23:58
乱文すいませんでした。
この話を教えてもらったときに
過去ログで炭焼きの男が窯に落ちた後、一度里に下りた仲間が戻ってきたら
遺体の内臓が何かに食べられていた・・・
という話を思い出しました。(ちょっとうろ覚えですが。)
一人で山にこもる炭焼きは、魔物にあいやすいのでしょうかね。
ダソクですが、話を聞いている最中に「良いものを・・・」のくだりで
「良いもの?それって壺?」などとくちばしをはさんで、大変おこられてしまいましたとさ。
どっとはらい。
813雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/17 23:58
>>765
現世のものでなければ、警察もお手上げでしょうねぇ。
というか、
「頼むから幽霊とかオカルト関係で呼ばないでよっ!
 怖いんだからさぁ!」
このように知り合いの警察官は申しておりました(汗)。
確かに、警官も人の子ですからねぇ。霊が苦手な人もいるでしょうな。
でもなんというか、怪談を怖がるガードマンみたいな感じで、どことなく
可笑しい気もします。

>>787
古墳関係は難しいらしいです。←何がっ!?
何でも、祟る墳墓と祟らない墳墓の区別がつけられないとか聞いた覚えが
あります。
教えてはもらえませんでしたが、祟りを逸らせる方法というのも伝えられ
ているようで・・・実際に効果があるのかどうかは小生には不明。
人によっても、祟られやすい体質の人っているみたいでつ。
そういう方面に鈍い人って、実はすごく幸せなのかも?
814あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/18 00:03
UFOみた?
815雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/18 00:07
えー何やら、とある出版物のことでプチ祭り状態だったみたいですね。
私もその本を購入しようと頼んでみたのですが、品切れ状態につき注文
キャンセルと相成りました。(T-T)q
ひょっとして凄く売れているのかしら、どうかしら?

確かに微妙な問題だとは思いますが、安穏に落ち着いてくれればいいなぁ、
と外より静かに見守っております。


>>812
もしかしてガンオタでつか!?
816あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/18 00:20
地面が波打つと買ってみてみたいな
山の話しじゃなくて恐縮ですが、
10年程前、渋谷区と港区の境目あたりの某大通りで、信号待ちの都バスが
後輪からズブズブ逝くのを目撃したことがあります。
交差点の脇の新築のビルの配管工事等で地下をいじくっていたのと
当時非常に水はけの悪かったそのあたりの舗装の下の土が雨で弛んでしまった
事などが、かさなったようです。
3、40cmくらい沈んで止まったのですが、びっくりしました。
>山が機械や車を飲み込む
リラックの海とか言ってみる
板違いスマソ
やっぱ雷鳥タンは大人だな。
地面に車やら人やらが飲み込まれるって事、たまにあるね。
地下水脈や空洞が原因の陥没だったり、液状化現象だったり。
谷をゴミで埋めた造成地なんかいかにも凹りそう。
>>818
ディラックの海、と訂正してみる
ttp://www.h4.dion.ne.jp/~rinou/eva/dirac.html
初めてディラックの海という言葉を知ったのは
『百億の昼と千億の夜』を読んだとき。
>>822
おれは某アニメorz
俺も汎用人方生物兵器のアニメ。
沼御前といい、ここってオタ率高いよね。
>>825
どこでも
>>826
2ちゃんだしな…。
>>822
私も。
>>823
同じく。
>>822
大晦日の前の日に、某アニメのエロ同人誌で。
831ミサイル発射:04/03/18 21:41
ちゅどん
ちゅどん
ちゅど〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん
>>830
アンソロジーとか読んでんなよ
>>815
それに気付いたお前も立派なガンヲタ
>>819
皆のアイドルである為にそう見せてるだけでしょ
ディラックの海 > 日経サイエンス _| ̄|○
836あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/18 23:19
ここは何のスレですか?
雷鳥タンのスレです
838あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/19 00:26
師走の翁さんの同人誌ってどこの同人系ショップいっても売りきれててないかな?
>>838
どこの誤爆だ?(w
840あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/19 01:26
n
>822
萩尾望都 版、とかね。
JoJoにいたなあ地面をやわっこくするスタンド使い
オアシスだね。地味に強い奴だった。
最近 大分であったんだが
中学生?が山で遭難したんだ
けど 誰もが経験する遠足みたいな奴でさ
もちろん集団行動で、その道のりも
遭難する程危険な箇所はまずないはずなんだよね
言ってみればハイキングだしね

しかし 現実には遭難し、発見まで1週間近くかかった
(このあたりが生存限界点らしい)
どうやら沢のそばだったらしく水はあったそうで
それで生存出来たわけだ。
遭難時の知識も若干あったようで動き回る事はしなかったらしい
それが良かった。 

山って怖いね なんで誰も彼の遭難に気づかなかったんだろか
もうずっと人大杉
専用ブラウザで見れ
>>838
俺がオクに流してるから買え
>>844
漏れも全国ニュースで見て不思議だった。
よくあんなとこで迷えるもんだと。
まぁ、水深30cmで溺れるよりは簡単だな。
長さん・・・
( ´Д⊂ヽチョーサンバイバイ....ヤスラカニネ.....................
>>852
ははははは。何言ってんだよ。
エイプリル・フールは、まだずっと先だぜ?



・・…マジカヨ……ナンテコッタ・・・・・・
854聞いた話 ◆UeDAeOEQ0o :04/03/21 00:54
杣人に聞いた話

数人で山に入った時のこと。昼の休みに周囲の木切れや葉を集めて火を焚いた。
持参した弁当を食べて茶を飲み、一服しながら世間話を交わして小一時間。
「さぁて…」と、おもむろに立ち上がり、熾き火に砂をかけてかき回す。
カラリ…と軽い音。灰の中に綺麗に焼け残った人の腕の骨があった。
855あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/21 00:57
わからんけど、誰かが故意に焼いたの?
そりとも、知らんうちに人の腕がはいっとたん?
856聞いた話 ◆UeDAeOEQ0o :04/03/21 00:58
杣人に聞いた話

ダム湖の畔を通った際、少し前にそこで村の若者が水死したのを思い出した。
何気なく手を合わせて眼を瞑った。小さく念仏も唱える。
ヒタリ
額に何かが触れた。冷たい指先が皮膚を這う感触…
驚いて眼を開けると、パシャッと派手な音とともに足元が水浸しになった。
857聞いた話 ◆UeDAeOEQ0o :04/03/21 00:59
杣人に聞いた話。

梯子の上に立って高い木の枝を切っていた時のこと。
木に固定していた紐が突然切れて、梯子が倒れてしまった。
とっさに幹にしがみついて事なきを得たが、危うく命を落とすところだった。
幹をゆっくりと伝って降り、落した鉈を探して視線を巡らす。
あたり一面に、赤、紫、黄、黒に塗り分けられた米粒が散らばっていた。
858あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/21 01:02
怖いけど良くわからない(つД`)
859聞いた話 ◆UeDAeOEQ0o :04/03/21 01:06
今回は怪談未満の不可思議な話ばかりです。
怖いという感じではないですね。

>>851-853
今、初めて知って驚きました。かなりの衝撃です。
スレ違いですが、チョウさんのご冥福をお祈りします。
今まで本当にありがとうございました。
860聞いた話 ◆UeDAeOEQ0o :04/03/21 01:11
>>855 >>858
ごめんなさい、私にも良く分かりません。不思議です。
基本的に、聞いた話をそのまま書いているのでオチとかは無いのです。
861あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/21 01:14
>>860
そうなの(´・ω・`)ゝ”
862あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/21 01:26
師走の翁
このへんが怖さなのかな?と
>>854 適当にかき集めた落ち葉などと一緒に知らずに拾えてしまう
   くらい死体がフツーに散乱している山
>>856 目を閉じている彼の前には湖水が人の形をして立っていた
>>857 紐が切れたのは誰かの「まじない」の仕業。五色の米はその証拠
    (「五行」の五色とはちょっと違うかな?)  
>>857
>赤、紫、黄、黒に塗り分けられた米粒
忍者の暗号にあったね。
>>864
忍術・手品のひみつ で見た
五色米か ゲームの「天誅」で覚えたよ
867あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/21 04:15
>>866
同じく
痺れ団子とかもあったねw
>>865
俺も同じく。
「忍術手品のひみつ」は子供の頃の愛読書だった。
865とは同年代かもしれないな。
>>867
落ちてる団子食うなよ、敵の忍者よぅ・・・と思た。
>>869
食う前に斬ってリサイクル痺れ団子。
ぼろりと落ちる団子が切ないね。
が、これは初作でしか出来ない技だった。
871あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/21 13:49
>>869
禿同ーーw
犬ならともかく…

>>870
初作だけなんだ

見つかった時の「殺」の赤い文字に妙にビクってた
自分で巻いた撒きビシを踏んづけたりして
872あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/21 16:54
忍術手品の秘密では鼻くそばら撒いてたよね
∬∬´◇`)<忍者の話はこれくらいにして、と・・・
874雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/23 00:58
先輩の話。

里山でキャンプしていた時のこと。
夜テントの中で寝ていると、どこからか微かな声が聞こえてきたという。
その声が何を言っているのか分かった途端、眠気は冷めた。

お経だった。

声が聞こえなくなっても、その夜はもう一睡もできなかったそうだ。
明朝、テントの撤収をする時になって気がついた。
テントのすぐ横の地面に石が敷き詰めてあり、そこには人が横になれるくらいの
溝穴が掘ってあった。
明らかに火葬場の跡だった。

テントを張る時は、周りをよくよく確認しなくちゃいけない。
先輩はしみじみとそう教えてくれた。
(・∀・)イイヨイイヨー
876雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/23 01:00
後輩の話。

大学の卒業旅行で、北海道の山にスキーへ行ったのだそうだ。
地元とは桁の違うスキー場の広さに感動したらしい。

ゲレンデとゲレンデを結ぶ長いリフトに揺られていると、遥か下の谷に目がいった。
進入禁止の地帯にスキー跡が残っている。まだ新しい跡のようだ。
しばらく雪上の跡を追っていくと、やがてぼっこりとした窪みにつながった。
すぐ横には折れたスキー板が突き立てられていた。

「さては転倒したな」面白がって見ているうちに、おかしなことに気がついた。
転倒までの痕跡は克明に残っているのに、そこから出て行った跡がどこにも無い。
窪みへのスキー跡を除けば、あたりはまだ踏み荒らされていない新雪のままだった。
このスキーヤーは他の場所へ、一体どうやって脱出したのか。

気になって次の日も同じリフトを渡ったそうだが、折れたスキー板は既に見当たらず、
場所を特定することすらできなかったという。
877雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/03/23 01:01
知り合いの話。

彼がまだ幼い頃、お祖父さんと二人で夏祭りに出かけた時のこと。
祭りは山一つ向こうの神社でおこなわれており、帰りは山を突っ切って近道をした。
夜の暗い山道を歩いている間、彼は後ろが気になって仕方がなかった。
何かが二人の後をついてくるような気配がしたのだ。

やがて山道が終わる頃、お祖父さんは足を止めて振り返った。
手提げ袋からタコ焼きを一ケース取り出し、地面の上に並べて置く。

 お陰さまで今日も無事帰り着くことができました。ありがとう。

そう言ってお祖父さんは一礼し、彼を促すと里道を歩き出した。
お祖父さんが言うには、その山には昔から送り犬が出るのだそうだ。
暗い夜道を歩いている人の後ろからついて来て、事故に合わないよう、他の獣に襲わ
れないように、守ってくれるのだという。
里の者は送り犬に感謝して、山道の終わりで何か食べ物を差し出す慣わしなのだと。

しかし、彼はその時、タコ焼きに口をつける送り犬の姿を盗み見てしまったらしい。

 実のところ犬じゃなかったと思います。二本足で歩いていましたから。
 人でもなかった。身体には手が見えませんでした。

彼が見た灰色の影は、一体何だったのだろう。
>>877
村人との良い共存関係(・∀・)イイ!
ちょっと通りますよのAAの人じゃないかな
>>874で思い出したことがある。
中学の頃卓球部の合宿で新潟の方に行った。
体育館はうっそうとした山の中腹にあり、練習は夜間もあった。
明かりにあつまってくるガとか、足下におちてる
牛さんの落とし物に気を取られていた私達の耳に、
山の奥の方から大人数のお経の合唱が。
皆、何かとおもい、3人ほどが声のする方にむかって
探検に行ったのだが、何もみつけられず。

視界に入らないだけで宗教団体の施設でもあるんだろう、
ということに落ち着いたんだけど
そこに本当は何もなかったら、ヤだな〜…
>>879
あーなるほど。
羽虫の羽音をお経と聞き間違えたのでは
何十年も前にやっていたラジオ番組
確か「恐怖の館」だったかな?
それのオープニングの羽虫の音がお経の様な人のうめき声になる
そこが一番怖くてある意味トラウマ
884あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/23 10:01
>>877
送り犬こえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
885あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/23 10:06
   /⌒ヽ
  /  ゚,_ゝ゚)
  |送犬/ すいません、 通りますよ (プ
  | /| |
  // | |  
 U  .U
>>885
そこは「すいません、送りますよ」だろっ!
送りますよって書いたつもりが・・・。
無念。
888あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/23 10:59
884乙 プッ
ウケタ
送り犬・・いいなあそうゆうの。
オレの地元って田舎だけど自然もあんまり
無いんだ。つまらん。
送り狗って、もっけに出てきたアレですか
8911/3:04/03/23 15:06
私が小学生の時の話です。
その日私は、友達に誘われて裏山に遊びに行くことにしました。
私の母は、「何か会った時の為に」と、PHSを持たせてくれました。
裏山につき、ふと電話を見ると圏外表示。
なんだ、使えないじゃないか、と思いながら、私は遊びはじめました。
そこの山はわき水があったり、山苺がなっていました。
居い所だな、と思い、遊び疲れた身体を休めていると、妙な祠が目に入りました。
その祠は全て真っ赤に塗りつぶされていて、普通の祠より少し小さいものでした。
随分昔からそこにあったのでしょうか、カビや苔がところどころにありました。
「あれ何?」と友達に訪ねても、知らないとの事。興味を持った私たちはその祠に近付いてみました。

8922/3:04/03/23 15:06
私はその祠の扉を開けました。すかさず友達がペンライトで中を照らしました。
するとその中には、墨で目玉が描かれていました。途端に、背筋にゾッと悪寒が走りました。
「うわっ!」と叫び、祠を手で払うと、祠は横に倒れ、脚が一本折れてしまいました。
と、私のポケットに入っていたPHSが鳴りました。
「もしもしっ!?」と、返事をする私。すると電話の相手は、
「もしもし、もしもし、もしもし!?キャハハハハハハハハ………!」と喋りました。かん高く、大きい女の声でした。母の声ではありませんでした。
私は電話をほおり投げて友達と逃げました。あの場所からはまだ女の声が聞こえてきました。
8933/3:04/03/23 15:08
裏山から出ると、足がガクガクして歩けませんでした。友達はめそめそと泣いています。
母にPHSを山に置いていったことを叱られました。あの母も恐ろしかった。
今思うと、妙な偶然が合わさっただけなのではないかと考えられます。
あの祠は小学生の工作で、苛めっ子に目玉を描かれ捨てられたのではないか。
あの電話は、ただのいたずら電話だったのではないのか。
そう考えておきたい。
でもそう考えると、圏外なのになぜ電話が通じたのかという疑問が残るんですけどね。
送り犬、送り狗、天狗。「送」の中には天が隠れている。

二本足で歩き腕がと聞いて、地面を歩くのに適した発達した脚を持つ
巨大な鳥のような生物が浮かんだ。

昔の人は山谷に住む鳥とも人ともつかない生物を一名に天狗、
一名に送り狗と呼んだのだろうか

などと妄想してみたり
895あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/23 16:02
age
改行は
で行います。
897池田K族:04/03/23 16:28
送り犬=人面犬
898こむぎやき:04/03/23 17:42
『送り狼』の本来の意味が歪められていると、力説していた
平井和正のウルフガイを懐かしく思い出しますた。
>>894
クックルだろ
仕事中に900
>>891
空気読めないレスで悪いけど、
山苺ってなに?
木イチゴや野イチゴの仲間なのかな。
>>891-893
怖い…
でも「ハハハハハハハ」の部分が一瞬「wwwwwwwwwwww」に見えたw

          ,;⌒⌒i.
  ◇ノノ⌒ヽ (   ;;;;;)   . ______
 (゚∈゚ )  ミ)     ,,:;;;),, . |         .|
/⌒\/(    ) ヽ| |/ |;,ノ.. ...|    山    .|
( ミ   V ̄V  | /  .,i.. .|______|
 ノ  /     | | ,,i; ,, . ,;⌒‖
( \/ヽ ,,,丶, | |,,,;.    ;i,   ‖ヽ
 \ ) ) ..   ,,   ´ヽ (,,.... ‖丿.,,,
 ///   ,,   ,,  .. ´ヽ . ‖,,, ..,
`ヾ ヽミ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶,.ヽ. ‖、,,
もういいよ雷鳥
もうだいたい似たような話ばかりになってきた
>>904
うざいと思うなら、読まずに飛ばすとか、専用ブラウザであぼーん設定すればよろし。
ストレスためたくないなら、まずは自分で努力することね。
このスレに限らないことだけど。
>>879
メチャメチャワロタw
確かに当てはまるw
>>905
何煽りに本気になってるんだコイツ?
>>893
なんか思い出した。

うちの地元のちょっと入ったところにもものすごいボロい祠があって
半紙にギッシリ「目」とか目の絵とかが書かれたものがみっちり貼りつけてあった。
すんげー細かい字(目)で目の絵を描いたのとか、結構凝ったのもあった。
祠の壁ばかりかそこらへんの枯れ木にも貼りつけてあって、もうなんかエライ事になってた。
その祠は地元じゃちょいと有名な目の神様で、目がよくなりたい人が願いを込めて
貼りつけていくんだお前も拝んどけって婆さんが言ってた。

その祠も目の神様かも知らんよ。
目の祠、というのはポピュラーなものなのか?初めて聞いた。
他にもあるのかしらん
   ∧_∧
  /  ゚,_ゝ゚)
  |送犬/ すいません、送りますよ (ワンワン
  | /| |
  // | |  
 U  .U
>>904
縦読み
>>904 そうか!momoのサイと更新されたってことだな
オイ!してねえじゃんかよっ!ヽ(`Д´)ノ
>>874
これ、よく聞く話ではありますが、創作ですか?
モデルいませんか?
自転車でツーリングをしているときに、何度か似たような経験をしているので
ついついそんな気がしてしまいます。
自転車の旅って、やはり人力なもんだから、テントを張る場所を選べないことも
多いんですよ。
暗くなるまでいい場所を見つけられず、真っ暗になってから泊まった場所で、いないはずの
誰かに声をかけられ、朝になってまわりを見たら古い墓石があったり、夜中になんかに追い
かけ回される夢をみたら、朝になって確認すると、古戦場跡のまっただ中だったり…
極めつけは安土城跡かな。
まだ日も高かったので、一通り見学したあと、調子に乗って下の公園でテントを張っていたら・・((;゚Д゚)ガクガク
テントをそのままに逃げだしました。
あとはもう、安土?の駅前で職務質問されようがなにしようが、朝まで影虎飲んでました。
あそこ、地元の人も夜は行かないんじゃない?
山の話題とは外れててスマソ。
915あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/23 23:40
送り犬=ミツ
> 調子に乗って下の公園でテントを張っていたら・・((;゚Д゚)ガクガク
肝心な所をぼかすなYO!
>>914
詳細キボン
918あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/24 00:12
いつどこで読んだか聞いたか忘れたけど、かなり有名な話
きこりとその子供と飼い犬とが山の一軒家に暮らしてた
ある晩、紳士が訪ねて来て、道に迷ったので泊めてくださいと言う
身なりもちゃんとした紳士を、きこりは快く招き入れる
しかし紳士を見たときから、なぜか子供は怯え、犬はワンワンギャンギャン吠え立てる
はて、おかしなことだと思いながらも、紳士を泊めて、翌朝見送った。
その後、巡査がやって来て、麓の村で殺人があったと知らされる
旅の紳士が宿の若い女中を殺して山へ逃げたらしいと。
そしてきこりは想像する・・・
せがれや飼い犬は、紳士の背中にしがみついて来た女中の形相を見たのではあるまいか、と。

ぐふふふ、やはり恐怖はイメージの中にあるのですよ、と氏は締めくくった。
ポチ! 寝ながらうんこ漏らすな!
また服についちゃったじゃないか! お前もう2歳になるんだろ?
>>918
そりゃあれだ、岡本綺堂の「木曾の旅人」だ。
名作だな。俺大好き。
>>908
千と千尋の神隠しを思い出しますた。
922914:04/03/24 00:58
ここってあんまり実話書くと、スレの雰囲気が変わってしまうかと思って…
あまり細かい描写を語りたくありませんが、ブレアウィッチプロジェクトのテントシーンみたいな
気分を味わいました。
逃げ出した先での職質オマワリには、「あんなとこに泊まろうとしたんかいな」と呆れられるやら
同情されるやら。
さすが琵琶湖周辺…過去に恨みを残して亡くなった方々が沢山いらっしゃる場所だということを
痛感しました。
イイ情報ありがd
今年のキャンプツーリングは、
琵琶湖周辺、安土重点でいくか!!
ブレアウィッチプロジェクトのテントシーンてどんなの?
925あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/24 01:28
>ブレアウィッチプロジェクトのテントシーン

あの映画ってあのシーンが一番恐かった・・・・・
ブレアウィッチプロジェクトのテントシーンてどんなの?
927あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/24 01:41
泥タボウって怖いよな
>>926
股間がテントなんだよ。
>>928
そして姿なき者にテントをモミモミされてしまったと、 そうですか
930ぽたみがん:04/03/24 04:55
>>922
>ここってあんまり実話書くと、スレの雰囲気が変わってしまうかと思って…

いや、できればどんどん実体験のエピソードを希望させていただきたいのですが…
>>922
雷鳥の話が全てフィクションだとでもいうのか!
932あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/24 07:54
↑くさい!
>>922
ある意味、すんごい失礼なことをしれっと書いてないかい?
自分以外の他の書き手さんは皆嘘ウソだあ、っていうのと同義だよ。
かえって嫌味な気がした。それだけ。
>>933
フィクションか実体験か?っちゅう怪談ならではの
グレーゾーン(しかも面白ければ結果的にはどっちだろうと構わないのだ)
を楽しんでいるところに、>>922が自分の個人的な体験をわざわざ出すのが
無粋に感じたんではないか。このスレは山での怖い実際の体験つうよりも
小話みたいな洗練されたものが多いし。
別に、他の怪談をつかまえてそんなの嘘っぱちだなんて責めてるわけじゃないっしょ。
そしてもちろんこの人の実体験ってのも
読んでる我々にしたら結局はグレーゾーン。
創作か実話か聞くのはタブーってことだな。
936891:04/03/24 10:08
>>901
山苺については私もいまいち分かりません。何も知らずに「山苺」「山苺」と呼んでいたものですから…。
でも普通の苺とは違う種類だと思います。すごく旨いんですよ。でも前に一度、虫ごと食ったことがあります。
ちなみに画像は↓こちら。
ttp://images.google.co.jp/images?q=tbn:1-ztc8f-e4wJ:homepage2.nifty.com/fox-tail/foxy_spot/yasou/yaso_img3/yamaitigo.jpg

>>902
本当だ、そう見える(w

>>908
そんな神様が、そちらにはいるんですね。
でも、私が見た祠は、まつられているという感じは全然無く、ゴミのように放置されていたので、神様かどうかは怪しいですね。
それに、もしあれが目の神様だとしたら、あの電話は一体なんだったのでしょうか。勝手に開けたことを怒ったのでしょうか。
謎は深まる。
妖怪の百目を封じてあったのかも……
>>935
別にタブーじゃないだろうけど、証明はまずできないしね〜。
前の方のレスで誰か書いていたけど、怪談を読んで楽しめりゃ
それでイイんじゃないでしょか?
939あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/24 13:56
週刊文春差止の真の理由はこれ↓

アメリカでは既に狂牛病で10万人以上が死んでいる。
日本国内でも入院患者多数、アルツハイマー、若年痴呆はBSEを疑え。

厚生省hp記事
http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20040203%2D0060

週刊文春3月25日号記事「NY郊外でついに狂牛病発症か」
http://www.asyura2.com/0403/gm10/msg/136.html

アメリカのBSE患者(vCDJ)は、年間9500名か?
http://www.asyura2.com/0311/gm9/msg/362.html
【国際】狂牛病?同じレストランで牛肉食べた10人が同症状に…米★2
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1079573064/

【狂牛病】牛海面上脳症(BSE)問題、通商代表部高官がWTOへの日本提訴を警告
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1079486174/

【狂牛病】「私なら日本でのみ牛肉食べる」「米でも全頭検査必要」プリオン発見のプルシナー教授
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1079665307/

【狂牛病】孤発性CJD患者 *日本の医療現場におけるBSE患者の実態*
http://ton.2ch.net/hosp/kako/1018/10181/1018158212.html
>>908
つげ義春にもそんなのなかったっけ?
あれは目医者の看板だったかな。
>>914
>>874の話し、似たようなの読んだ事ある。
登山の初心者が単独で登山に行ったら夜になって怪異現象多発。
あとでテント張ったところは遭難者を荼毘にふす場所だったと知る。
他に読んだことないけど類話は多いと思う。
スタンスが話の収集なら、バリエーション違いの似た話もありかと
その、類型もまた興味深いとおもいます
まるで、民俗学のフィールドワークのような根気のいる作業をされていると思うと頭がさがります
>>933
雷鳥信者多いな。考えすぎだと思うが。
多かれ少なかれ怪談には創作があるんじゃないか?
例外もあるが怪奇小説なんて創作なんだし。
それらは創作でも有り難がられてるだろ。


まあ、雷鳥は全部とは言わんが創作だと思うが。
何より、いつか忘れたが創作の話になった時
本人も遠まわしに否定してなかっただろ。

仮にあれだけの量のものが創作だとしたら
いったいどんな人脈持ってるんだよ
しかも、殆どの人が都合よく山怪談に精通してるってことになる
そういえば、もうあまり海外の話なくなったな・・・。
雷鳥さんの海外話がそれほど際立ってなかったからだろうか?

長文で鮮烈な昔話カキコんでくれてる人
微妙に気に入ってたんだが、もういなくなったんだろうか?
914です。
私の発言が物議をかもしだしてしまったようで申し訳ない。
あまり生々しいのもどうかと思っての発言だったのです。

どれだけ文書化されているか知りませんが、実はああいう話は旅仲間なんかの間でけっこう
語られているんです。
で、キャンプ場で酒飲みながら話を聞いているときは「まーさかぁ」なんて思いながら聞いてる
わけですが、まさか実際に自分で体験することになるとは…
946901:04/03/24 22:58
>>936 さん、レスありがとうございます。
山苺という言葉を知らなかったので、どんなイチゴなのか興味がありました。
あの画像は「ナワシロイチゴ」でしょうか。スレ違い失礼。

ttp://plant.csr.miyakyo-u.ac.jp/php/view.php?plant_id=9371&data_id=11837&cat_id=
雷鳥の怪談=漫画日本昔話の怪談バージョン山編
こんなイメージ
野いちごラブ。
水際とかに生えてるのが、
甘くて旨い。
水が豊富な方がいいみたい。
ちなみに水気のないところのは
苦いのが多いです。
949908:04/03/25 00:00
気になって婆さんとおかんに確認してぐぐった結果
目の神様の正体は実は仏様(両面薬師)
p://www.globetown.net/~dansaku/40.htm
だったことが20年経ってわかりました。

なんか写真見たらホコラっつうよりお堂って感じでやたら広くてさっぱりしてる。
貼り紙もやけに少ないし。
記憶の中じゃ藪の向こうにあって夕日に照らされて半紙がバッサバサな
シュールでキショク悪い施設だったんだけどナー(拝みに近寄るのがイヤで泣いた気がする)。

>>936
目玉の絵でなんとなく思い出したけど、関係ないっぽいね。
赤い色は病気除けとも聞くし、誰かが眼病平癒でも願って何かを祀ってたのかなと思ったよ。
長くなってスマソ
950聞いた話 ◆UeDAeOEQ0o :04/03/25 00:20
>>943
>しかも、殆どの人が都合よく山怪談に精通してるってことになる

怪異譚が好きな人というのも探せばいるものですよ。
私の場合は、消防団や青年団、農協、森林組合などの集まりなんかで話を蒐集します。
田舎に住んでいると、そういう集まりは頻繁にありますからね。
あとは、仕事関係だったり友人だったり、といったところです。
そうやって集めた話が、各々方の実体験なのか、それとも創作なのか。
私には分かりませんし、あえて聞こうとも思いません。
個人的にはあまり頓着していないんですよね。
誤解を恐れずに言えば、面白い怪異譚が好きなだけです。

雷鳥さんがどのような方法で話を集めていらっしゃるのかは分かりませんが
時間と手間を掛ければ不可能ではないと思います。
それにしても、スゴイ数だなぁと感心する事しきり。

以上、私見をダラダラと語ってしまいました。お耳汚し申し訳ありません。
怪異譚の方は、また後ほど。

951アラレ:04/03/25 00:20
んちゃ
952914:04/03/25 00:25
山スレで山の話をしないのも申し訳ないのでお一つ。

九州を走り回っていた頃、
その日はキャンプ場に連泊することにして、近くの山に軽装登山に行きました。
なんとなく順調に上り、あっさり山頂到着。
自転車で胃袋の燃費が悪くなっていた私は、持ってきた食料を全部たいらげ、山頂で昼寝をしてしまいました。
気が付くと夕方になっており、既に薄暗い。
こりゃいかんと下山を開始しました。
しかし、というかやはりというか、しばらく歩いているうちに、目印テープが見えなくなっていることに気が付きました。
登山経験が少なかった私は、ここで焦ってしまい、さらに泥沼にハマるという不始末をしでかしました。
そのまま山を下ろうとしてしまったのです。
行けども行けどもテープは見つからず、沢に行き当たったときに我に返りました。
このまま下っても更に迷うだけだ。食料もない。
水は沢で補充することができましたが、食料ばっかりはどうしようもない。空腹による手の痺れを感じていました。
まぁ1日くらい食わなくても死にはしない。いったん落ち着いて考え直した後、このまま下ってもどうしようもないと考え、
野営することに決めました。
といっても、軽装です。
テントもシュラフもなしに春山で一晩を過ごすのはちと辛い。
幸いライターは持っていたので、暖をとるためにたき火をすることにし、薪を集めだしました。
枯れ木を抱えながらうろうろしていると、不思議な音…というか、声?のようなものが耳に入ってきました。
よく聞くと、子供か女の子が会話しているような、なんとも現場に場違いな声。

953914:04/03/25 00:26
後から考えればどう考えても異様な声なわけですが、当時の心理状態でそんな事を
考えるわけもなく、人がいる!と感じた瞬間に、「誰かいるんですかー?」と叫んで
いました。
そうするとピタっと声がやみ、少し立つと何事もなかったかのように元の会話が始ま
ります。
私がもう一度、「どなたかいませんかー?」と叫んでみると、やはり一瞬会話が止まる
ものの、またぺちゃくちゃとしたおしゃべりのような声が聞こえはじめました。
とにかく人がいる、きっとこちらの声を聞き違いだと思っているんだろうと考えた私は、
声のする方へ行ってみることにしました。
声はいまいる位置より上方、ちょうど、崖とも呼べそうな岩場の上あたりから聞こえて
いたので、多少迂回することになります。
もうほとんど辺りが見えないのでかなり怖かったのですが、人恋しさには勝てず、必死で
声のするほうに近づきました。
「んー きゃははは ねー」と、まだ意味はわかりませんが人の声だと確信するように
なってきた時にもう一度「すいませーん」と声をかけてみたところ、また声がピタっとやみ、
今度は何も聞こえなくなりました。
焦った私は声のしていた方向へ…
藪の中を転がるように進んでいくと、ちょっとひらけた場所に出ました。
954914:04/03/25 00:27
「すいませーん、誰かいませんかー?」今思えば我ながら情けないと思うのですが、人恋
しさ全開の私は、辺りを見回しながらそんな言葉を叫んでいたと思います。
きょろきょろしていると、人工物っぽいものが見えました。
暗闇に目を凝らしてよーく見ると、どうも小さな神社(祠っていうの?名称わかりません。)のようです。
その時初めて、声と声の場所に誰もいないこと、そしてそこに神社があるというのが符合
することに気が付いて血の気が引きました。
誘われたんだろうか…ビクビクしながら辺りを見回すも、もうほとんど真っ暗。
これじゃどうしようもない。
真っ暗な中、朝までビクビクしながらすごすわけにもいかないので、神社の主にごめんな
さい、広場を使わせてくださいと呻いて焚き火をすることにしました。(藪の中を歩いてい
る時も薪は放さなかったんです。)
とにかく火を焚いて落ち着くと、今度は神社に興味がわいてきました。
声も気になりましたが、この神社が関係しているのは間違いないだろうと考え、明かりに
なりそうな薪を一本とって神社に近づいてみることに…
照らしてみるとやはり古い神社で、木も色あせ、朱色もほとんど残っていない状態でした。
不思議と腐ってボロボロになってるところはほとんどなかったんですけどね。
中を見てみると、他の登山者が置いていったのか、まだ中身の入った焼酎の瓶と焼き鳥の缶が!!!
すぐにいただいてしまいたい衝動を抑え、何が祭られているのか確認しようと思ったのですが、
薄まってしまっていて、文字を読みとることができませんでした。
955914:04/03/25 00:27
祭られているものがとても気になりましたが空腹には勝てず、道に迷ったこと、広場を借りる事
への感謝、お供えものをいただいてしまう事に対するお詫びと感謝を述べて、焼酎と缶詰に手を
出させていただきました。
どちらも供えられてからそれほど日がたっていなかったようで、食べるのには問題なし。
このときの鳥缶のうまさには涙が出そうになりましたよ。
そうして焚き火と焼酎で体を温めつつ、その日の晩は怪異に遭うこともなく過ぎていきました。
朝になって神社の主にお礼を言い、辺りを片づけて帰り道を探すと、神社への道を発見。
それを歩いていくと元の登山道にぶつかり、無事キャンプ場に帰り着くことができました。

やっぱり助けてくれたんだろうなぁ…
ちゃんと後日、倍返しでお礼してきたんだろうな…
ところが後日その神社をいくら探しても・・・ってオチ?
958914:04/03/25 00:56
>>956
もちろん!と言いたいところなんですが、これには後日談がありまして…
次の日にお礼をしようと山に入ったのですが、参道を見つけられずあきらめ。
お供えの買い物をしていたときに、店のおばちゃんと話していたら、「そんなところに神社なんてあったかしら」
なんて言っていたので、そういう予感はしていたのですが…
えらくはにかみやさんの神様だったようで。

>>957
その通り。ネタくさいですが、ホントにあった不思議な体験です。
>>958
ええ話や・・・。
960:04/03/25 02:03
そなえもんの基本は酒やで
ええな?
先日母方の祖父が死んだ
祖父は若い頃から山で仕事をしていて、色々な話をしてくれた
通夜の翌日火葬が行われた
若い頃から1日も休まず山仕事をしていた祖父の骨は大変丈夫だったらしく
予定の時間より長く火葬したにも係わらず骨は殆んど崩れていなかった
仕方ないので納骨用の箸で割ろうという話になり、始めようとした時に母がある物を見つけた
祖父の遺骨の直ぐ脇に動物の牙の様な骨があったのだ
明らかに人の骨ではないし、前述の通り崩れた骨の破片でもない
参列者も火葬場の人も不思議に思う中、祖母がポツリと
「永いこと山で仕事していたから、山の神様が御使いを下さったんだ」
と言った
普段なら絶対に信じないと思うが、その時は妙に納得できた
>>952の話も>>961の話も礼を尽くせば
神からそれなりのものが頂けるということか。
神に限らず人間関係にもいえることかもしれないけど。
>>950
レスが遅れて申し訳ないけど、聞いた話さん、乙!です。
今後もぜひ書いてくれれば嬉しいです。
964963:04/03/25 08:01
すみません。>>857 でした。
965901:04/03/25 11:08
>>946
やっぱりあれの名前は「山苺」ではなかったようですね…。
でも、これで私の豆知識がひとつ増えましたよ。ありがとうございました。

>>936
赤は病気除けの色なんですか、初耳。これで私の豆(ry
そう考えると、どこかの家の子供が作ったものなのではないかと考えられますね。
親が目の病気になって、「赤は病気除け」と聞いた子供が、神様に祈るつもりで作ったもので、
それで本当に神様がやどって、私がはじき飛ばしたりしたから怒った…と。
うーん、ちょっと考えすぎ?
北東北のある町に住んでいます。
今までロムオンリーでしたがはじめてカキコしまつ。
(微妙にスレ違いかもしれませんが一応山での怪異ということで。)

渓流釣りが好きでシーズンになると毎週のように釣りに出かけます
元々周りが山深いので車で30分も走ると町を流れる川の源流部に到着します。
家等は無く荒れた山道があるだけでその周囲を釣り場にしていました
その日は魚の食いが悪くイワナがまったく釣れませんでした
少し場所を変えようと思い一キロほど上流まで歩くと
大きな淵に突き当たりました。
いつも通っている道のすぐ脇なのに今まで気が着かなかったのが不思議でしたが
両側を見上げるような深い岩と木々に囲まれたそこは薄暗くしん・・と静まり返っていました。
丁度大きな釜の底のような場所でいかにも大物が居付きそうな深い淵になっていました。
釣り人に踏み荒らされた跡も無いのを幸いにすぐさま竿とエサをセットし
一投目を淵の流れに投げ入れました。

・・・ごにゅごにょ・・・・だ・・

「えっ!?」
誰かに小声で後ろから声を掛けられたのです。
正確には耳元で確かに誰かの語る声が聞こえたのです。
<続き>

淵の岩場の上に誰か別の釣り人が来たのかと思いましたが下草の生えた場所なので
音を立てずに周囲に来ることなど無理なはずです。
現に今はサワサワという水音しか聞こえません
何かゾクッとしたものを感じたのですが気が付くと投げ入れた仕掛けが何かに根掛かりし
仕掛けを切る羽目になってしまいました。

なかなか仕掛けを失うなんてヘマはしないのですがその時はそれで悔しくて
声の事はすぐに忘れて再び仕掛けとエサをセットし再び淵に流しました。
そして流して数秒後
くんっ・・とした手ごたえ
アタリキターーー!?と思った瞬間、糸がずりっ。。と水中に引き込まれ

ぽきり

と竿の先10センチほどが見事に折れてしまいました。
<続き>

カーボン製の普通の渓流竿ですがシーズン中ずっと使っていて
ぶつけた訳でもないのに・・というか1万円もしたのに・・と思考停止状態で唖然としました。

予備の竿先も持ってきていなかったし(通常そんなに折れるものではない)
何か嫌な予感がしたので結局その場所での釣りを諦め竿を畳みました。

岩場の横を登り山道に戻ろうとした時、目に入ってきたのは
古い石でできた石碑?のような石が数個積み重なって蔦に覆われている姿でした。
(何かいわくのある場所なのか??とその後釣り仲間の誰に聞いても分かりませんでした。)

そもそもあの竿が折れた時の違和感のある”感触”は魚だったのか・・・
その出来事以来直感で嫌だな、と思う場所での釣りは控えるようにしています。


以上あまり恐くないですが
体験談ですた。
ソロ釣行ですか? こわー・・・

>・・・ごにゅごにょ・・・・だ・・
なんて言ってたか聞き取れなくて良かったのかも
聞き取れてたらそれはそれでガクガクブルブル
970あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/25 17:18
チュパかぶらとかグレイとか、宇宙じんけいに出会ったことはないの?
そろそろ新スレの季節ですよ
>968
素晴らしい。
現実味があって、いい話だね。
久しぶりに作り話っぽくないのを聞いた。
こぉ〜わぁいよ〜
山にまつわっているかどうか・・・スレも終盤なので書かせていただきます。
上記でも琵琶湖周辺の怪異を書かれている方がいらっしゃいましたが、
私も訓練の時に不思議な現象に出会った事があります。
琵琶湖の上の方、今津の辺りで夜間訓練をしていた時の事でした。
頂上に航空自衛隊のレーダーサイトがある山の中腹で、無線中継のために
徹夜していた時のことです。夜、ふと誰かが見詰めているような感覚にとらわれました。
勿論、専用道路のため一般車両は進入禁止のため、部外者が入ってくるとは
考えられず、また麓からかなり距離があるために徒歩で近付くとも考えられません。
しかし、確かに女性がトラックの後ろの幌の間から、少し距離をとって覗いているように
感じられて仕方がありませんでした。
無線交信の間隙を縫って懐中電灯片手に周囲を見渡しました。
100メートル四方に誰も存在していませんでした。

(長くなりますので分けます。)
(続きです)

矢継ぎ早にやってくる交信要求に忙殺されるなか、このような感覚に襲われるなどと
いう事は今までありませんでした。
寂しそうな、恨めしそうな、思いつめたような表情の髪の長い女性のイメージが
振り払っても振り払っても強烈に迫ってきて弱りました。
約30分程して急激にその感覚が薄れ、何事も無かったかのように当たり前の
夜の雰囲気に戻りました。時刻は午後11時頃だったかと記憶しています。
これには後日談があり、転属した先の先輩に何気にこの話をしたところ、実は
その山では殺人死体遺棄事件が過去にあり、死体が発見された辺りが私達が居た所
という事を聞き、あらためて人の怨念の深さに恐怖した次第です。

拙い文章のうえ、分かりにくい表現が多くて読み難かったと思います。
長文失礼しました。
976あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/25 21:11
>>974 お勤めごくろうさまです。敬礼っ。
977 :04/03/25 21:17
>975
お勤めご苦労さんであります。
陸自の方は遭難や災害の救助作業でいろいろ経験されてるようですね。
976-977
ありがとうございます。
以前、「ほんのり怖い話スレ」で良くかいていた者です。
このスレに登場する方々の卓越した表現力に惹かれて
ファンとして楽しませてもらってます。

スレの主題と関係ないので下げさせていただきます。失礼。
>>978
去年、俺の友達が自衛隊に入るのが怖いということで、自衛隊の実体を教えていただいた
者です。お久しぶりです。実は魔界一号というコテでオカ板に潜伏してます。
次のお話も期待してます。
次スレ立てるときは>>11のテンプレサイトも入れてくれよお
URLが変わったみたいなんで修正もよろしく
http://www.2chkowai.info/
陸自タソ乙です また何かあったらヨロシコ
979、971
こちらこそよろしくです。では。
>>982
スミマセン。981さんでしたね。
>琵琶湖の上の方

上の方って…アンタ本当に自衛官?
場所はっきり書けるわけないやん!
>>984
いいから早く予習して寝ろ!
>>975
むむ、その「殺人死体遺棄事件」の被害者も「髪の長い女」だったのですか?
>986
ワロタ
989オロチ:04/03/26 00:06
陸自さん。洒落怖以来のファンです。
どうもありがとう。乙です!
北を上とか言うのは、露骨にシロートくさいと思うのだが…
何度もいわせんなオナニして寝ろ!
春真っ盛りですね
どこの世界に一般人相手に緯度と経度で説明し、方向を時計にあわせて指示し、時間を音読みで並べ立てる
本職がいると思ってんだ?
それやんのは軍キチのガキと、大きいお友達だけだぞ。
春だのう。
994あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/26 00:23
995あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/26 00:25
アユ釣りの目的がなくても勝手に川で釣りをしてたらつかまるんですか?
誰か次立ててちょんまげ
997オロチ:04/03/26 00:28
次スレたてました。

∧∧∧山にまつわる怖い話Part8∧∧∧
http://hobby4.2ch.net/test/read.cgi/occult/1080228330/
998あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/26 00:29
1000
999あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/26 00:29
プゲラウヒョウー
華麗に1000get
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。