ゲド戦記とアーシュラ・K・ル=グウィン 第3章

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1なまえ_____かえす日
「ゲド戦記」シリーズを中心に、ル=グウィン女史の作品を語りましょう。

前スレ
ゲド戦記とアーシュラ・K・ル=グウィン 第2.2章
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/juvenile/1138448810/

『ゲド戦記』とルグウィン
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/juvenile/1051888896/
ゲド戦記とアーシュラ・K・ル=グウィン 第2章
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/juvenile/1111532278/(即死)
ゲド戦記とアーシュラ・K・ル=グウィン 第2.1章
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/juvenile/1113195355/(即死)


ゲド戦記シリーズ
A wizard of Earthsea「影との戦い」
The tombs of Atuan「こわれた腕輪」
The farthest shore「さいはての島へ」
Tehanu「帰還」
The other wind「アースシーの風」
Tales from Earthsea「ゲド戦記外伝」
*****
*****
関連スレッド
SF板
☆★アーシュラ・K・ル・グィン 2冊目★☆
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1135092560/l50
【ジブリ】ゲド戦記 第3巻【アニメ映画化】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1150224562/l50
映画板
【ジブリ最新作】 「ゲド戦記」 第7章 【7/29(土)公開】
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1153132824/l50
【パヤオの息子】宮崎吾朗(ゴロー)監督9【第一回作品ゲド戦記】
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1152984706/l50
2なまえ_____かえす日:2006/07/22(土) 18:39:34 ID:tN1uSQkB
>>1

一応書いておいたほうがいいかな?

【当スレでのジブリ映画の話題は、
 原作に関連した内容でお願いします。】
3なまえ_____かえす日:2006/07/22(土) 19:19:11 ID:QezrhIvq
1乙です。
ぼちぼちいきまっしょい
4なまえ_____かえす日:2006/07/22(土) 19:30:25 ID:LPFW2SOK
乙です。
やっぱ、2巻を映画化してほしかったな〜。
あれならジブリ映画の傑作になれそうだ。
……うまくやればの話だけれど。
5なまえ_____かえす日:2006/07/22(土) 20:23:24 ID:j00P/fa7
>4
上映時間の大半が 真っ暗闇 の地底で進む話なんて・・・
大衆向けアニメはキャラで売るものだから、顔が見えなきゃダメ。
ジブリも無理してテルーを美形改変してまで、ヒロイン扱いしているんだから。

2巻はラジオドラマがいいんじゃね?
6なまえ_____かえす日:2006/07/22(土) 23:48:20 ID:yXtTCu2K
ギフト読んだ
感想は述べないが、一読の価値があると思うとだけ
7 ◆GacHAPiUUE :2006/07/23(日) 00:38:49 ID:yLFwGHzj
>>6
そういわず、是非
今日読んだSF/FT/HRの感想 5冊目
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1142818206/
に簡素のご投稿を…。
同じ作品でも読む人それぞれの思いが読みたいのよね
8なまえ_____かえす日:2006/07/23(日) 07:58:12 ID:bqLUq6k/
ハリウッド製 実写ドラマ「ゲド-戦いのはじまり-」(DVD)が8月4日に発売されるそうだ
けれどそっちのほうがが見たい、見比べて(略)って言いたい。
9なまえ_____かえす日:2006/07/23(日) 09:41:28 ID:nrIMexdt
>>8
それは原作者を激怒させた例のヤツだろ
10なまえ_____かえす日:2006/07/23(日) 09:58:44 ID:cNkaLtpu
ドラマ版はすげぇよ。
海外DVD買って見たんだがなじみのないシーンが連続する。
しまいにはいったい話は何巻のどの部分まで進んだかわからなくなる。
英語字幕読めば少しはわかったかもしれんがそんな気力は尽きた。
二度と見る気しないのでタダで知人にくれてやった。
11sage:2006/07/23(日) 11:33:57 ID:N/7nwF/j
>8
>見比べて(略)って言いたい。

確実に「丙丁つけ難い」と言うことになるから止めとけ。
金の無駄だ。

すげぇぞ。単なる魔法とロマンスの3流ファンタジーに
なってるから。城攻めくらうロークで火の玉発射して
戦う魔法使いとか。

ちなみに公式掲示板では、影のことを
「ゴラム」、ゲドとカラスノエンドウに関しては
「ホビット」と呼んでる人もいた。
12なまえ_____かえす日:2006/07/23(日) 11:39:54 ID:f1dZu8sa
実写映画で一巻から三巻までを三部作にしてくれないかね。
それが無理なら、世界名作劇場チックにアニメで一年かけてやれば
そこそこのものができるんじゃないだろうか。。
13なまえ_____かえす日:2006/07/23(日) 16:44:26 ID:Y+s4yV1v
>>8
開口一番、「やあ、ゲド」なんだってさ。
14なまえ_____かえす日:2006/07/23(日) 17:09:23 ID:vzgl177W
14ならエルファーラン召喚に成功

エルファーラン!(」゜ロ゜)」
エルファーラン!(」゜ロ゜)」
エルファーラン!!!(」゜ロ゜)」(」゜ロ゜)」(」゜ロ゜)」
15なまえ_____かえす日:2006/07/23(日) 17:22:03 ID:BBZX8dze
映画化ってことで、何冊かゲド戦記の副読本が出版されてるけど
人物紹介であまりイラスト使ってもらいたくない…
そりゃあ絵が入ってた方がとっつきやすいけど、絵としてはキレイだけど作品
に思い入れのない(仕事として描いてる)モノとか、逆に思い入れはあるんだ
ろうけど、素人同人作家みたいな稚拙なイラストとか見せられると
すごいガッカリするんだよね。
作品の中で人種の特徴をちゃんと書き分けているんだから、イラストにするのなら
その辺をちゃんと描き分けてくれないと。
16なまえ_____かえす日:2006/07/23(日) 17:24:25 ID:M19R1+ST
>>14
「やあ、ゲドの影」
よくやった。成功した。

>>12
もうね、映像化は止めてそっとしておいて欲しい。
でも、実写の竜は見たい。あと、筏連ねて魚釣ってるところ見たい。
17なまえ_____かえす日:2006/07/23(日) 18:53:14 ID:kc8gqBUr
どこかのスレでゴローの前に監督候補だったアニメーターは1巻から作ることに拘って降りたと
チャンピオンに載ってたようだが。
これを読んでゴローの「何巻をやりますか? 僕はプロデューサーの決定に従います。」の発言が実に(ry
最初の候補者が鈴木P押し切ってくれてればなぁ・・・
18なまえ_____かえす日:2006/07/23(日) 20:19:44 ID:+KSzLCxe
プロデューサーを押し切るなんて無理だべ。財布の紐にぎってるやつが一番えらい。
19なまえ_____かえす日:2006/07/23(日) 21:02:16 ID:w/Az5I/O
>>15
宝島のだしてるやつしかみたことないけど
それほどひどいとはおもわなかった
20なまえ_____かえす日:2006/07/23(日) 23:15:12 ID:fEXcwwNg
2巻をモノクロの実写で観たい…
21なまえ_____かえす日:2006/07/23(日) 23:20:23 ID:CnfwGwQV
カラーでやってもほぼモノクロになるんではなかろうか
22なまえ_____かえす日:2006/07/23(日) 23:30:43 ID:DOR7eteb
つまりPが3巻を映画化するのにこだわって
結局素人が監督になったってこと?

1巻から作れば好評なら後から3部作にできるのに。
こだわった監督候補の判断の方が正解だと思うけど。
23なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 00:11:19 ID:UbssgN+3
鈴木P自身がジブリは続編ものはやらないと公言してるから、
仮に1巻から作ったとしてもそれで終りになってたんじゃないかな。
というか、例の実写版作ったとこが1,2巻の映像化権を持ってるから
しかたなしに3巻をやったのかと思ってた。
24なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 00:34:05 ID:uTjhKvJ7
なるほどそういうこともありえそう
25なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 00:41:27 ID:S6gNel4/
巷ではやってるから、久しぶりに読み返してみたら、これすごいおもしろい
なんか、ゲドが凄い頑張って生きてくって話ってだけで別に魔法がどうっていうよりか頑張って生きてくってのが
結構共感つーか、真剣だなーって感じでいい
26なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 00:46:13 ID:w1jRKmL+
2巻をリアルに映像化したら大半が風のリグレット状態になるな。
映写事故だと思って苦情が続々
27なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 00:56:02 ID:yCPPeeZ8
>>23

>というか、例の実写版作ったとこが1,2巻の映像化権を持ってるから

鈴木Pのインタの話振りからも彼が決めただけで、映像化権握られて仕方なく3巻やった線はない。
http://www.ghibli.jp/20special/000457.html

> 僕は10年前に第3巻がいいと思ったけれども、具体的な映像化を前提に考えると、もう一度原作を読み直す
>必要がある。それで分かったことは第1巻の場合だと、通常は主人公ゲドが魔法を手に入れたら、それを武器
>に誰かと闘うでしょう。でも、ここでは闘う相手が内なる自分自身なんです。そのことによってゲドは成長する。
>つまり『自分探し』のドラマですね。これは原作が書かれた1968年当時には新鮮だったけれども、その後ル=
>グウィンさんの考え方に影響された『自分探し』の作品が、小説や映画で数多く作られた。そういう意味では新鮮
>味がなくなってきたんです。同時にゲドは自分のことばかり考えていて、内面から成長を遂げるという展開は、お
>客さんが共感しにくいと思いました。

> 第2巻はゲドが壊れた腕輪を一つにして、争いの絶えない世界に平和をもたらすという面白いテーマなんですが、
>舞台が地下迷宮で真っ暗ですから、映像化はしにくい。ということで、やはり第3巻をメインに考えていくことになった
>んです。

28なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 01:16:27 ID:UbssgN+3
>27
その記事読んだけど、「なんでいきなり3巻なの?」っていう人を納得させるために
あとづけで考えたんだと思ってたw
29なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 01:39:32 ID:xTbl9HOa
まあそのインタビューが嘘とは言わないが、
仮に1,2話映像化権を押さえられていたから3巻になったとしても、
同じような(あたかもポジティブな理由で決まったかのような)事を言うだろうな、と思った。
鈴木Pならば。
30なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 01:48:44 ID:ggguwa3N
今外伝読んでる所なんだけど
原作者は真面目な人ぽい。

試写会の感想が本当なら映画見たらすごく怒りそう。
31なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 02:34:18 ID:dMGRBqTw
あの高潔なアレンが訳わかんないまま父親を刺し殺した上に
影に追われて自暴自棄になるなんて、作品の世界観というかテーマぶち壊しだろう。
これで怒らないほうがおかしいと思う。
32なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 03:05:40 ID:vJh/FGao
>31
テルーが澄んだ声で朗々と歌うところでも怒ると思う。
試写を見たけど、あれを海外で公開するくらいなら、
原作者に差し止めくらったほうがジブリの今後の為にもいいと思うな。
33なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 04:16:58 ID:EiCQ9Yfc
まあ吾郎が父を刺したいんだろうよ きっと
34なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 05:59:34 ID:GiCCOjuT
>>31
刺された父親はその後死んだって情報がちゃんと呈示されるの?

35なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 07:00:17 ID:RIa8oBg2
>>34
命に別状なくたって
ブッ刺した後逃亡、フォローなしとかダメでしょ。
自分が王様なら
「すんませんあれはボクの影がやったんですヘンだったんです
でも世界のせいでもあったんですもう目がさめましたー」なんて
王子がひょっこり帰ってきたら裁判にかけて死刑にする。
36なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 07:12:27 ID:RwN25j1Y
今回の災害を期に岩波書店が

ゲド戦記

ってウソっこタイトルを改題してくれないかな…
37なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 08:54:07 ID:GiCCOjuT
>>35
結局、死んだと劇中で明記はされないということでいいの?
38なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 10:00:55 ID:GGvVp/GC
>>37
刺されてぶっ倒れてそのままフェードアウト。
主人公に「殺した」と言わせてるからそうなんだろうね。
刺した理由もよくわからないものだったから、
最後に実は生きてたみたいなフォローがあるのかと思ったんだけど…。
39なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 10:45:22 ID:Qwi89Nig
>>36
今の時世で『アースシーの魔法使い』とかに変えたら今度はわけのわかってない厨が
「ハリポタのパクリ!」
って叫びだす予感
40なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 11:32:25 ID:8x+j30dP
仮にだ、

「親殺しの過去を持つ根暗の少女と、片足が少し不自由なヤンキー娘が
ドイツの街中で出会い、『自然を大切にしない奴なんて大っ嫌いだー!』と
叫んだらストレスが消えて二人とも元気になりました、めでたしめでたし」
ってアニメ映画があったとするわな。

その話のタイトルが「アルプスの少女ハイジ」だとしたら、おまいらどう思うよ。
まあ、そーゆー感じだアレは。
41なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 11:35:59 ID:dmk5VQ5v
●反日TBSキャスター筑紫哲也(→朴 三寿:元朝日記者、反日・共産キャスター)
●サラ金(消費者金融)及び街金融、そして闇金。実際は在日朝鮮人が経営に当たり凶悪な取り立ててで暴利をむさぼっている。客が自殺しても、「保険で降りるからラッキー」と冷酷に笑う。それは反日教育されたチョンだからか?
●池田大作(草加学会)(→父:ソンジャンチョク、帰化人)  (在日への選挙権推進、韓国での反日活動の実績)
●大都市を牛耳る組織暴力団のほとんどが在日朝鮮人・韓国人。日本名にだまされては駄目。
●パチンコ・スロットが駅前を独占し暴力団と連携を図り、強制連行の嘘を盾として利権をむさぼる在日特権者たち。
●鄭隆之 2005年4月25日から5月15日にかけ、17歳だった大阪府茨木市の女子高校生を車内や自宅に監禁。「逃げたら殺す」と脅し、女子高生の所持金で手錠を購入し手をつなぐなどした。3月には兵庫県の17歳の少女を車で連れ回し、ホテルなどに監禁した。
●麻原影晃・・父が朝鮮国籍。
●林ますみ・・(和歌山毒入りカレー犯人)在日帰化。
●宅間 守・・(大阪池田小学校大量殺人犯)朝鮮部落出身。密港在。
●織原誠二・・(英国人ルーシーブラックマンさん殺害犯)親が韓国。
●李 昇一・・朝鮮人の強姦魔。「ガキの使い」語り140人以上の女性をレイプ。
●金 保・・(少女強姦魔の牧師)在日
●酒鬼薔薇聖斗・・(東慎一郎・神戸の首切り猟奇小僧)両親とも在日
●関根 元・・(埼玉愛犬家殺人犯)在日
●ロツテ・・路上汚しのガムを販売し、その上、高価なガム落としの洗剤でもぼろもうけ不道徳集団
●韓国(南朝鮮半島政府)・・日本領、竹島を不法占拠。韓流タレントは南朝鮮半島政府の竹島暴挙を支持
42なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 16:13:09 ID:yP6iIPWX
75 名前: 投稿日: 02/03/13 08:04 ID:q2GHXKSG

「帝京大生お断り」っていうアパートがかなりあるらしいよ(実話)
マナーがヤンキー高校の生徒よりも悪いんだってさ。
帝京ってオウム並みに差別されてるね。
憂さ晴らしに教員を二人がかりでリンチしたアホや警備員の顔に
スパイクを履いたまま跳び蹴りを食らわせたキチガイもいたってさ。
ものすごいイジメにあって校舎から飛び降りた学生もいたらしい。
学生食堂は暴走族のたまり場みたいになっていて勝手に席に座るとイジメられるとかもね。
このドキュソ以下の大学は他にも麻薬とか放火とか臭い話は挙げればキリがないよ。


帝京大学過去の犯罪特集
http://choco.2ch.net/news/kako/1015/10154/1015445145.html
4336:2006/07/24(月) 16:35:59 ID:RwN25j1Y
× 今回を 期 に
○ 今回を 機 に

失礼しました 罰としてジブリのあれを見…たくないよぉ
44なまえ_____かえす日:2006/07/24(月) 16:38:46 ID:9oWp0sXE

523 名前:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!![] 投稿日:2006/07/23(日) 12:14:31 0
プロデデューサーはゲド戦記ならとりあえず世界中に原作ファンもいるし
興行的には問題ないと踏んだんだろう。

けど、やっぱやっちゃいけないことってあるよ。

誰にでも本当に大切にしているモノがあって、これと出会ったから
世界が広がったり深まったりした作品というものがあって、私にとっては
20年まえ中学生のとき出会ったゲド戦記がそうだ。
心の奥の宝石として大切にしてきた。

それを、練習台のように扱われて、作品のメッセージも無視して
大事なところを削ぎ落として、宝石をばらばらにしてにペンキを
塗りたくるような行為をされたら…

人がせっかく作ったのをゴミって言うなんてという人がいるけど、
人が大切にしてきたものを踏みにじったらそれはゴミというよ。

インタビューを見るとハヤオもずっと大切にしてきた作品みたいだけど、
それならそれなりの動きをして欲しかったな。


558 名前:オレオレ!オレだよ、名無しだよ!![] 投稿日:2006/07/23(日) 15:46:40 0
あの主題歌の作曲が谷山浩子なんだよな。

なのに、「心オナニー」なんて歌詞付けやがって。
歌詞も谷山にやらせとけ。

by 谷山浩子ファン
45なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 00:18:55 ID:xpelPNFg
作詞印税は歌唱印税より高いからなぁ
46なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 00:25:27 ID:OLGPiFYH
>>38
倒れた王の体を探って剣を盗むんだよね

いや、すごいね
47なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 00:36:47 ID:zyYOgO4a
自分も谷山浩子のファンだし、コンサートもよく行くけど
歌詞はゴローで良いと思ったよ。
なにより、元の詩が萩原朔太郎だし。
朔太郎は大好きだ。言葉の響きが美しい。
48なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 00:48:39 ID:OLGPiFYH
こころをば なにに たとへん

こころ をなにに たとえよう
じゃ
けっこう響き違わん?
49なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 00:53:14 ID:+/FteIvm
>元の詩が萩原朔太郎
個人的にはこれが嫌。映画も歌もなにもかも相互の関係性が希薄で統一感が無い。
それが好きな人には申し訳ないが、寄せ集めの美味しくないごった煮な感じがする。

小さいころビデオに保存するぐらい好きだった「まっくら森のうた」を作ったのが
谷山浩子って人だと知ることができたのは収穫だったけど。
50 ◆GacHAPiUUE :2006/07/25(火) 01:37:34 ID:rvIgw/So
直太郎ならいいのか?

原作の話題は?
51なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 01:38:38 ID:lS1UGTHU
元にしたといえば聞こえはいいけど、原詩との表示があるわけじゃなし
体よくパクったということだと思うんだな。
萩原朔太郎とゲドなんて何の関係もない。
コレいいんじゃない、丁度良いからいただいちゃおう。それだけ。
単純に、恥ずかしくないんだろうか。

初めて聞いたとき、ゲド戦記の歌としては色々釈然としないものを感じながらも
良い歌だなと思った。でも今となっては映画ゲド戦記の不出来ぶりと、
それにまつわる信念のない創作者たちの象徴に感じられて不快だ。
52なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 01:38:49 ID:ixMbpE3a
>>49
同意
結局絵も歌詞も何もかもが借り物で、自分が無いんだよね。
そして当然オリジナルには敵わないわけだし。
所詮まがいものなのに>>47の感性が信じられん。最近インスパイアが流行るわけだなw
53なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 02:02:31 ID:ssYzwNRT
テルーの唄はいい。
しかし歌詞を読んだ時に
「ひょっとしてゴローちゃんはゲドをあまり理解していないのでは?」
という考えが一瞬頭をよぎった。
試写会観たらやっぱりそうだと確信した。


(以下一応ネタバレ)

しかし、映画ではアレンを追いかけてくる影。
1巻のインスパイアとみせかけて
実は影じゃなくて光だったのだ!
っていう発想は唯一ゴローちゃんのオリジナリティを
見せてもらったように思う。
54なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 02:48:10 ID:ORNuE4ye
か、影を倒すのは光だ。ひ、ひ、ひ、光だ。

1巻のゲドは光ってた。それだけは間違いない。
あの「敵の領域にありながら彼の意志力は完全にその場を圧倒した!」
てのが、いいんだよなあ。ゲド戦記は所々典型系にヒロイックだよなw
55なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 03:23:47 ID:OEx6q2kx
>>51
同意。
ゲドの世界と朔太郎の世界はな〜んの関係も無いんだよね。
両者にリンクするイメージを表現したくて唄を書いた
っていうんならまだわかる。でもそういうふくらみは無い。
結局ゲドだけじゃなく朔太郎に対しても冒涜しただけに見える。

朔太郎の「さびしさ」って
ゲドの世界じゃなくて監督の心情に合うんだろな。
父殺すわその父から宝剣奪うわ、もうね。

56なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 03:44:15 ID:t1GUrizQ
気に入っている人には申し訳ないが、典型的な素人の作で
きれいな言葉を連ねただけで、韻律も悪いし、深みもない。
しかも、自分から進んで作詞したわけではなくて、
鈴木Pに書けと言われて、朔太郎の詩集を参考にと渡されたことを
公言してしまう無神経っぷりが嫌で堪らない。
57なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 07:19:26 ID:tPs7pKCw
3巻の映画化(一応そういうことらしい)なのに
1巻の影出そうぜと言い出したのも鈴Pだし…
58なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 07:28:50 ID:RGinGSga
皆さんおっしゃるとうり。
だれかが四畳半フォークとか言ってたけど、
書いている人の軟弱さが透けてみえていやだね。
自分の弱さを認める強さが見えればいいが、
情緒に流されさあー悲しいでしょといわれてもね。
59なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 07:29:24 ID:KrW4NLZI
萩原朔太郎の「こころ」と「テルーの唄」、そして原作ゲド戦記と
映画版ゲド戦記とのメッセージ的関連性の有無というのは、一度映画見てから考察してみたいな。

個人的には、日本的(叙情的)繊細さで「ひとりゆく事」の寂しさを謡い上げた朔太郎の「こころ」と
欧米的(叙事詩的)雄大さで「ともにゆく事」の大切さを語った原作ゲド戦記とは
メッセージのベクトルが違うんじゃないかなあ、と思ったり。
(勿論、それは別に「テルーの唄」映画版ゲド戦記の否定には繋がらないのだけれど)
60なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 08:07:43 ID:WeM9q9/0
ゴローは鱸の傀儡ってことですか。
いっそ、鱸監督でよかったんじゃないかと。
61なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 10:48:36 ID:9PPHy5oc
今や日本中がそう思ってるよ。
思ってないのはバチをかぶりたくない鈴木本人と
足の引っ張り合いしか頭にないジブリスタッフだけ。
62なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 11:51:41 ID:bXIsor7f
悪い魔法使いに操られて父王殺しに走り、王国を崩壊させる頭の弱い王子様。

・・ファンタジーの王道ですか?
63なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 12:52:51 ID:nxM2+hmN
映画で褒められるのは主題歌のみ
64なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 13:12:54 ID:RGinGSga
>>62
現実の投影だからね、宮崎父えいがのファンとしては笑うに笑えん。

65なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 13:53:26 ID:c/fSye3f
「こころ」を引っ張ってくるにしてもゴロー自身が好きだったってんならまだアレだが

鈴木「作詞して」
吾郎「どうやんの?」
鈴木「これ参考にしろ」
吾郎「萩原朔太郎?こころ?」



吾郎「出来た!」

※原:こころをば なにに たとえん > 改:心を何に例えよう

・・・これだからなぁ。

66なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 13:56:43 ID:t1GUrizQ
>>65
悲しいことに、映画そのものも、そのノリで作られてるとしか思えない
67なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 15:44:49 ID:1WWVGTr9
思想的な面では結構東洋的だから日本人にアニメ化させようって発想は間違っていなかったんだが・・・
68なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 16:51:16 ID:m8chSvHc
おすぎ「ゲド戦記はゴミみたい。見ない方がいい。時間の無駄」
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1153529328/

おすぎ   : いや、あたし「ゲド戦記」っつーの見たのよー。

吉田照美 : おお、見たんだ。

おすぎ   : まwwwwwwwwwwwwつまらない、ゴミみたいでもぉwwwwwwwwwww
          あんたさ、一応さ、まだ「ブレイブストーリー」のほうがまだね、まだね、
         自分探しのお話…

吉田照美 : ブレイブストーリーも見たんだ。

おすぎ   : 見たんだけど、それもつまらないのね。
         「もののけ姫」を追い越すことがないのよ。
         そいでもまだ「もののけ姫」を追い越してないけども、
         動きとしてはあるわけね。こういろんな…

吉田照美 : でもあれ、色々エピソードはこないだもー…太田が紹介してくれたのかな?
         なんかゲド戦記ってのは宮崎駿さんご自身がやりたい題材で、ずーっと…

おすぎ   : だから宮崎さんがやればよかったのよ。

吉田照美 : お子さんがやられたんで、しばらくムッとされてたと…

おすぎ   : いや、ムッともなにも吾朗さんって才能ない人だと思うのね私は。
         なぜかって言うと、宮崎さんの所のスタッフだからものすごく
         きれいな絵なんだけど、でもそこにさ主人公たちがいるのって、
         必ず2人いてさ、ロングで引いてさ、向き合ってさ、なんだかさ
         素人みたいなアニメーションなのよ。
         それで話はつまらないし…

吉田照美 : 菅原ぶんたさんが声をやられたりなんかして…

おすぎ   : 声やってるのもみんなこーやって下へ下へ下へ沈むような感じで
         ダラダラダラダラダラダラ、ボソボソボソボソボソボソやってさ、
         なんだか2時間馬鹿じゃないのっ!とか思って。
         …そういう映画ですけど当たるでしょうねたぶん。

吉田照美 : …なんだよそりゃ、当たることは当たるだろうって。

おすぎ   : そこがいやなのよね、私は。

吉田照美 : あそう。

おすぎ   : でも見たらみんなやっぱ怒ると思うよ。

吉田照美 : 本当?でも見なきゃわからないですから、見さしていただいて

おすぎ   : 見ない方がいいと思う。時間の無駄…

ソース:マイクサイド〜俺にも言わせろ!(27日まで)
http://www.joqr.co.jp/bbqr/y-thu.asx
69なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 18:58:06 ID:9PPHy5oc
初めておすぎの言うことに共感したかもしれない
70なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 19:43:18 ID:7X9tkC0S
しかし、ゲドという名前でゴロー映画を貶められるのは読んでいて辛い。
ここに書き込んでるお前らも、曲りなりにもゲドファンだろう?
だったらせめて「ゴロー映画」と言ってくれないか?
71なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 19:46:20 ID:DEdPSCCC
パヤオがやっても、いまみたいな批評が続出したんぢゃないの。

おすぎ   : ハウルで引退しとけばよかったのよ。
・・・なんてね。

ともかく公開されて、どのような評価が出てくるか見守りたい。
原作は面白いけどな。
72なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 21:02:52 ID:lS1UGTHU
3巻を、その力の限り忠実にやってくれていたらな。
映画として出来が悪くても、少なくともクラッシャーの父と対比して好感を持ったかもしれない。

いまだに、アレンがあんな駄目王子になる必要があったとは思えないんだ。
どうせなら、快活なアレンが見たかった。
73なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 22:08:55 ID:SVLDGsuz
おそらく鈴Pから見た今の若者像とやらが、映画のアレンなのだろうさ
74なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 22:09:12 ID:Ec7S/5/K
【ジブリ】ゲド戦記の歌詞は盗作?!【宮崎吾郎】

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1153827797/
75なまえ_____かえす日:2006/07/25(火) 22:44:32 ID:pcO/J097
578 名無シネマ@上映中 sage 2006/07/25(火) 19:47:59 ID:bFHEV5Dc
ブロス完全版

W氏:宮崎駿はやっぱり凄かった
「原作を読んでると混乱しまくりのストーリー。
傑作ファンタシイ小説を、なんで半端にこう変えるかなあとプンプン。
さらには、その消化不良の物語を忘れさせるだけの画力もない。
ああ、これなら宮崎駿に作ってほしかった。
ル=グウィンも、そのファンもそう思うだろう。
改めて宮崎駿の偉大さを思い知ってしまった。」

O氏:これじゃ竜に失礼よ!
「ナゼなんだぁ。いつものワクワク昂揚感がないゾ。
シンプルを目指したという絵も、よって人物に集中できるとはならず、何か退屈な感じ。
もっとその世界にどっぷり浸からせてよぉ。
語るべきを詰め込みました的必死さがひしひしで、逆に引くわ。
だから物語に勢いが出ない。
声優陣がみな味あるだけに、余計に残念。次に期待。」

M氏:パンは美味しそうでした
「遺伝の法則とはなんぞや・・・?
やはり『宮崎駿アニメ』とは似て非なる作品。
ジュニア氏の演出は、空間の広がりや活劇の躍動に解放感が欠けており、
ストーリーテリングやテーマの打ち出し方も平板。
父の偉大/異常な才能を再認識する結果に。
ただ手嶌葵マジックにはやられました。
『ゲド戦記歌集』は買ってしまうかも。」

76なまえ_____かえす日:2006/07/26(水) 17:54:49 ID:RaX10ELw
ま、素人の為の素人による素人だらけの作品ってところかね。
ところで、CM見てるとパチもんナウシカのようで泣けてくる…
77なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 01:00:39 ID:WOxINCSt
この映画はおかしいです……
78なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 11:08:53 ID:iXK4tAI1
昨日の朝日新聞に「原作に誠実」って書いてあったよ。
意見を出してるアニメ評論家が具体的に言ったわけではなく、
記事をまとめたヤツが書いてるようだ。
ただし「説明不足」で全体的に良くないという論調。
これで「映画がつまらないのは原作のせい」と思う人が増えるかもね。
79なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 11:22:43 ID:L52kpjgr
「忠実」ではなく「誠実」ってとこがなんともいえない
80なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 14:01:44 ID:5QQmLP+8
【パヤオの息子】宮崎吾朗 ゲド戦記11【第一回監督作品】
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1153921698/
から転載

10 名無シネマ@上映中 sage 2006/07/26(水) 23:00:16 ID:amFqddF9
朝日新聞よりゲド苦戦記www
ttp://hipee.moe.hm/uplon/3862.jpg
父を刺した王子アレンが魔法使いゲドに導かれ、「世界の均衡」が乱れた原因を探る。
ル・グィンの名作が原作の「ゲド」は29日公開。スタジオジブリの新作を担う「2代目」の
実力やいかに?
 「アレンのダークな感情表現などで前半は期待させたが、後半は敵のやろうとしている
ことが見えず、ドラマが失速した」とアニメ評論家の氷川竜介さん。
 監督の原作への愛着と誠実さは画面から確かに伝わる。だが、映画評論家2氏の評価
はいま一つ。
 品田雄吉さんは「長い原作を消化しきれず、人物の背景や人間関係が説明不足」と語り、
渡辺祥子さんも「父を殺しても反省の色がない主人公に感情移入しづらい。絵も雑でムラ
があるように見える」と指摘する。
 アニメ評論家の藤津亮太さんはさらに厳しく、「監督が素人なので、こんなところかな」。
 話題性とブランド力でヒット確実とされているが、今回の評価は「ゲド苦戦記」か。
 駿監督の作品に似たシーンも目立つ。「あそこまで多いとは・・・。『お家芸確立』と言った
らきれい過ぎかな」と氷川さんは苦笑する。
81なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 14:16:32 ID:EIVCWGDe
>監督の原作への愛着と誠実さは画面から確かに伝わる。

これを言っていいのはロードオブザリングみたいな映画だと思う
82なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 16:25:53 ID:kAXNus4y
「ゲド?やれっていわれたからやりました^^」「過去に読んだことは
無いです><」「なんだか話がよくわかんなくなっちゃた><;;;
シュナの旅引っ張ってくればいいですよね^^^^」

朝日新聞の「愛着」と「誠実」の定義は他とは一味違うようですね。
83なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 17:08:20 ID:wFUjOk6+
ブログでは、昔に読んだって言っていたじゃん。
ブラフですか?
84なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 17:33:40 ID:agHg+LNo
親を殺してケロっとしてる結末の映画作る人の頭がわからない
85なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 18:39:11 ID:gm5FRIff
>>82
事実に対する誠意の無さはマスメディアはどこも一緒。
インタビューに応じても発言を切り抜きされたり自論の補強に使われたりで
サッカーの中田もあきれ返ってるだろう。

結局は宮崎も同じ。原作に対する誠意があったらあんな改変はしない。
よく「ゲド戦記」と銘打てたもんだ。宮崎も永久に終わったよ。
86なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 20:35:54 ID:YMmZlUTr
パヤオとゴロー分けて考えてるか?

ま、ジブリはパヤオで儲けて高畑で摩るのが伝統だったからな
ダメポ順にまわったゲドは不幸としかいいようがない
87なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 20:41:12 ID:UwkIeLBe
>>85
今回の宮崎は息子のゴロー
父パヤオはゲドの愛読者だが、ゴローは読んだことがあるんだか、ないんだかって程度の
状態で見切り発車。

しかし、ゴローはなんで引きうける気になったのだろう?
父の愛読書を汚すための復讐?
88なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 20:51:22 ID:97b0Myto
でもな
確かパヤオはルグィンに向かって
「責任とる!」って大見得切ったんだよね?
だったら、連帯責任もあるんじゃないの?
89なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 20:53:21 ID:1ueUTQ8k
なんでハヤオ氏は息子にとられちゃったの?
鈴木氏の策略?
どーなってんだジブリ。
絶対にハヤオ氏がやるべきだった。
90なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 22:12:14 ID:AWIHIF1e
ハウルはさ・・、確かにわかりづらくて説明不足で?となるとこも多かった。
でも、登場人物や世界観は本当に魅力的で独創的で、何か引き付けられるものを感じたんだよ。
で原作読んで、原作ファンになった。

ゲドは、ゲドはどうなんだ。見に行くけど、この評判は不安だ・・。
ロードオブザリングみたいな完成度は求めないから、何かここがイイ!と思えるところがあればいいな。
原作読みたくなるような。・・・orz
91なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 22:23:47 ID:YVipCp4J
ところで映画版のCMが精神的ブラクラなんだが対策を教えてくれ
92なまえ_____かえす日:2006/07/27(木) 22:28:25 ID:1ueUTQ8k
>>91
もじって遊ぶ

原作を大事にしない奴はだいっきらいだ!
93なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 00:30:57 ID:GrxTR7f3
>>92のようなおちょくりはだいっすきだ!
94なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 01:10:31 ID:pGJFNs/6
ロードオブザリングですら原作ファンからは非難されまくってたのにな…
原作ゲドのファンは気の毒すぎる…
95なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 01:16:29 ID:q2+HJjeG
>>94
LotRファンは概ね好意的だったぞ
96なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 01:52:21 ID:ciu/ZvFa
そう、非難されてたのは戸田奈津子のトンデモ訳。
97なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 02:27:25 ID:i231qZ0v
UKL女史の映画感想をぜひきいてみたいなあ
98なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 03:47:17 ID:mgG7ibkv
>>91
あぼーん汁!
99なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 04:00:20 ID:RXf+tMav
ゲド戦記、ナルニア、指輪物語、これらに共通しているのは原作を陵辱したり、
元ネタを使って出世したいというスタッフ側の姑息だよな…

100なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 04:16:41 ID:188vt15b
>>87
引き受けたのは父だろ? 実際に作ったのは息子だから俺知らんじゃ、
それこそ誠意どころか責任もないだろう。自分でやるよりさらに最低。
101なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 04:50:48 ID:sA0mJwnO
>>94
そうそう。
原作のファンであればあるほど、映画への反発は強かった。
それでもLOTRの監督は、ファンの意見を受け容れたけどな。
原作ファンの意見なんぞ聞く耳もたん、誰かとは大違いだwww
102なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 05:47:53 ID:GrxTR7f3
超遅レスだが
>>62
吹いた
まんま本映画そのものだよ…
103なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 08:06:37 ID:eVyvkPKl
>>89
簡単に説明すると。

元々、ナウシカの頃にパヤオがゲドをやりたがっていた。
他の奴がやるなら俺がやるって、ルグィンにオファーするも、もう既に他が映像権を握っていた。
それでパヤオ諦める。

ところが、その後ゲド映像化される→酷い出来→ルグィン激怒→清水さん経由でパヤオ作品を
知る→ルグィンからジブリにオファー
ところが、今度は「おれは年を取ったから」と、パヤオが逃げる。(自分が築き上げた名を
汚したくなかった?失敗を恐れた?)
折角のオファーをフイにしたくなかった鱸Pが、何故かゴローに目をつける。
ゴロー引き受ける。

映画化。
104なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 08:07:50 ID:eVyvkPKl
>>98
本屋にまで心オナニーが流れてるってどうよ?
あぼーんしたいのにテラウザス
105なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 08:39:44 ID:C2z3NlS9
>>101
いやいや、原作ファンでも、
大歓迎してた人たくさんいたじゃん。

>ファンであればあるほど、反発は強かった。
まあ、ヲタには反発が忠誠心のあらわれ!みたいな人もいたが。
106なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 08:52:52 ID:q2+HJjeG
なんかLotRをゲドと同レベルだったことにしたいヤツがいるみたいだが、
LotRは原作の熱心なマニアの中でも支持派が多数派だったぞ
107なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 09:08:05 ID:tTp2BlRk
おとといだったかな?地元のFM番組にゴローと鈴Pが出てて
ゴローが映画化するにあたりパヤオがルグィンに
「息子がやることになったのでよろしく」と挨拶にいったらしい
そのあと、改めてシナリオもってゴローと鈴Pが原作者に挨拶にいこうとしたら
パヤオがいきなり「それはだめだ!」と激怒した、と話してた
108なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 09:10:26 ID:eVyvkPKl
>>107
パヤオもA級戦犯の仲間入りですね。
109なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 09:58:58 ID:ppk0Ud1h
「命を大切にしないやつなんか大嫌いだ」なんですかこの、はりついた
薄い紙みたいなセリフ。夏休みに親が子供に推奨するのを狙ったようなキャッチコピー。
なんですかこれがテルー?ヒモひっぱるとこのセリフをいう人形にしてジブリグッズで売れば?
うちは、子供にはみせないようにする。これがゲド戦記だとすりこまれたら嫌だから、
大人になってからでもいいから家にある本読みな、という。
原作と映画は別物としても、これはちょっと犯罪級だなあ。
国内のみで封印してほしい。みる前からいうのもなんだけどそういう気がする。
ルグィンに許可とったからって原作者お墨付というわけじゃない。やばい。
110なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 10:44:28 ID:d6+/9dRW
とうとう明日公開か。
試写キャンペーンからこっち糞長かったな。
これからが本番だと思うと・・・

気をしっかり持って行きましょう。
111なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 10:46:08 ID:nRlQky5a
>>109のような親はいやだな。
たとえ親がどうおもうと子供が映画をみてどう感じるかはその子次第だろ
その子が仮に「けっこうおもしろかった」っていったら全否定するつもりか?
大人になってから本読めばいい、ってのとは別次元の話だろうに
112なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 11:03:44 ID:C2z3NlS9
子供のころの吸収力って、大人が同じもの見る(読む)ときのとは
質的にも量的にも全然違うから、怖さを感じるのは分かる。

ただ、何歳かにもよるけど、観たいと言われたら見せてやればいいと思う。
親の禁止するものって、それだけで魅力的に思えてしまうものだからね。
113なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 11:14:59 ID:2fqaLQ33
私も小学生親だから>>109の気持ちはよく分かる。
うちも、子供が見たがったらどうしようかと思ったが、私が毒づいていたら
見たいと言わなかった。
ナルニアとチョコレート工場は散々行きたがったんだけどね。
↑DVD買って先日一緒に見ましたが。

高学年になったら原作を勧めてみようかと思っています。
読む、読まないは子供の勝手だけど、子供と一緒にゲドの面白さを語り合えたらと
夢見ている部分もありますので。
ナルニアはこれが達成できたので、嬉しかったなあ。
114なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 11:15:22 ID:d6+/9dRW
まあでも、どうせ親が同伴で見るんだから
親が見たくないもの見に行く必要はないと思う
自分の小遣いで見に行くなら好きにすればいいけどね。
115なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 11:23:52 ID:6cNZwm9z
作家性なし気概もなし…
ttp://vista.xii.jp/img/vi5405174248.jpg
116なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 12:28:34 ID:sXUzv4nw
>>103
ちょいとおかしいんじゃ?

>ところが、今度は「おれは年を取ったから」と、パヤオが逃げる。 ×

ハウルで糞忙しい時にオファーの話きかされ連作するほど体力に自信なく戸惑うパヤオ。(製作中の
パヤオは文字通り命削ってガンガン作る。時間来たらとっとと帰るゴローとは違う)
一方、鈴木はやる気マンマン、準備チームを立ち上げる。ここにゴローが何故か組み込まれる。
チーム内に監督候補もいたが3巻主張の鈴木に反対し、次々に仕事を下りる。困った鈴木の前にゴロー。
「何巻をやりますか? 僕はプロデューサーの決定に従います」
ゴロー監督の誕生

映画化。
117なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 12:44:22 ID:XBGqEorg
118なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 13:15:05 ID:4aa1H9q7
>>113
高校になったら親の進めなんか反抗期もあいまって読まんよ。
今の小学生のうちに読ませるのがいいんじゃないかな。

子供って大人が思うより直感的にかなり深くわかってるからね。
高校はちとありふれた知識の目で読むからビミョス
119なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 15:16:26 ID:sA0mJwnO
>>118
「高校」じゃなくて「高学年」ね。

後、中学、高校生ぐらいなら、勧めるんじゃなくて、
さりげなくそっと本棚に置いておくと、親の知らない間に
こっそり読んでいる場合もあるかもしれん。
120なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 17:15:57 ID:zjUMsouA
>>86
誤解している人が多いけど、高畑のジブリ作品でコケたのは「山田くん」だけだよ
「ぽんぽこ」も「おもひでぽろぽろ」もその年の邦画の配収1位。

121なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 18:22:49 ID:PjTCBve4
>>109
> 「命を大切にしないやつなんか大嫌いだ」なんですかこの、はりついた
> 薄い紙みたいなセリフ。夏休みに親が子供に推奨するのを狙ったようなキャッチコピー。

いや、まったく。国や文部省に媚び売ったような嫌なセリフだね。

> 大人になってからでもいいから家にある本読みな、という。

読んで聞かせてあげなよ。
122なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 19:08:44 ID:188vt15b
>>113
ゲドのジブリ映画がクソなのは激同だが、これだけは言える。

「親と一緒に見る映画(本でも何でも)は、つまらん」

子供とはそういうものだ。
子供にとって楽しさは子供世界の秘密の中にあるもの。
ナルニア物語でも親は出てこないだろ?
ナルニアは、「子供たちだけで行く」世界なんだ。

さりげなく本を書斎にでも置いて受動的に勧める事はできても、
「この本は良いものだから読みなさい」では、
どんなに素晴らしいファンタジーでも子供は心からは楽しめない。
親の匂いがついたものでは楽しめない。

俺も小学生の頃に家にあったゲド戦記を読んでハマったが、
親とゲド戦記について語り合った事は無い。
しかしそのゲド戦記は親が買ったものだ。そういうものだよ。
123なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 19:27:01 ID:qQd9XSa7
自分の経験こそ世界の真理のように言うのやめろ
124なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 19:27:26 ID:47Y9mQFe
ゴロー、ファミ通でもインタビュー載ってるよ。
125なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 20:31:52 ID:5Uq6RxSP
みんな・・・このスレだけでもゴローの存在を忘れないか?
126なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 20:44:35 ID:UI6dCvgp
>>125に同意
映画の話は映画のスレあるし。
127なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 20:46:00 ID:6rNlhGbh
>>125

逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ
128なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 20:58:30 ID:td9mG9bO
つらいこともみんながいれば
のりこえられ・・・
129なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 21:00:20 ID:5Uq6RxSP
【ジブリ】ゲド戦記 第3巻【アニメ映画化】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1150224562/

↑原作読者用、映画化隔離スレ
130なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 21:13:20 ID:Mwwz77Z9
巷で垂れ流しのテアの台詞が嫌だあぁ!(泣

4巻でテルーがカレシンを呼ぶシーンがすごく好きです。
in another voice。

ファンタジーって言われる作品の中でもル=グウィンの竜が一番好き。
在り方が、すごく好きです。
それを形容すると枠を狭めそうでなんかダメでした。
131なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 21:33:35 ID:0BJi95+Q
>>1
おお〜!!
前スレ1000いったんだ

ゲドスレは即死する のジンクスから逃れたか
132なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 05:38:53 ID:RqJMbFn9
確かにファンタジー小説の中でも、かなり独特な方かも>竜のありかた
あえて形容するなら「自然そのもの」かな?
133なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 08:42:23 ID:Ez0Ekidk
>>122
ちいさいころ親といっしょに観たドラえもんやトトロ、いまだに
いい思い出として残ってるけど
134なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 09:43:49 ID:bHdtoQ0r
いきなり思い出したんだけど
4巻でテハヌーがカレシンと会話したときに「セゴイ」って呼びかけてるの
あれってどういうことなのか??当時読んでて首をひねらずにいられなかった
135なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 09:44:21 ID:AtR44wpu
>>133
ちいさいころってのがいつのことかによるんじゃないの。
小学校低学年くらいまでだったら、親と楽しむのはいい経験だと思う。
高学年になったら、自然と自分で見たり読んだりすることを選べるようになるんだろうし。

たださ、実際は「これはいいよ」っていう親よりも
「これはダメ」っていうバカ親のほうが多いんジャマイカ。
136なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 10:18:13 ID:B24Bw7oM
鉄人兵団とかの頃のドラえもんは最高だった
137なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 11:49:05 ID:39L/ih62
>>134
俺も妙に感じた。
セゴイの話はテナーにしてもらってたみたいだけど、
それと関係あるのかな。
138なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 11:55:41 ID:66QoGYUG
>>134
最古の竜、カレシンは
セゴイが世界を作り上げた時に、ともに生まれたんじゃなかったけ?
その、最古のカレシンを知る者はセゴイの名が自然と口をつくとか。
または、竜の間での、カレシンの別称(または尊称)みたいなものとか。

>>137
テルーは生まれながらに竜の知識を持っている。
おそらく人の姿をした竜は、目覚めたとたん、竜共通の知識を得るんだろう。
ちょうど動物が、学ばなくても本能で知っているように。
139なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 12:36:19 ID:dDdeqQn9
映画見終った。
ゲドの描写に関しては原作の色が出ていて良かったと思う。
あと…テルーのジブリ少女的というか、原作テナー的というか非常に行動的な姿見てて、ル・グウィン女史は映画版ゲドを意外に評価するかも、とか思ったり。
140なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 13:01:59 ID:Eiejo2xo
自分も見てきたがあまり原作の色は感じなかった。
キャラデザがハヤオの劣化コピー。
原作とは別物と考えればまあ見れる。
でも原作読んでないと訳分からないと思う。
ゴローちゃんのオナニー映画。
エンドクレジトの原案:「シュナの旅」ってありえないだろ。

ていうか映画スレに行った方がよかですか?
141なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 13:19:07 ID:RqJMbFn9
原作と比べつつ語るなら・・・それでも怒られるかな。
それに比較するとネタバレにもなるしなぁ・・・。
>>140
パンフレットにそれなりに内容説明があるんで、
買ってれば原作読んでない人でも何とかなったかも。
142なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 13:27:41 ID:NF4Sblsf
アニメファンからは非難を浴びているゲドの映画だが
139みたいに原作ファンが喜んでいるなら成功作なのかな。

アニメ板では悲しんでいる原作ファンがいて
デビノレマソのように
自分の好きなものを踏みにじられて気の毒にと思っていたのだが
143なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 13:38:59 ID:Eiejo2xo
自分も原作ファンだけど、人によると思う。
144なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 13:44:15 ID:gCr1Lv8f
139が喜んでいるから成功作かもと言われてもなあ。
今までのところ違和感を感じている原作ファンの方がずっと多いだろ。
145なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 13:57:44 ID:bHdtoQ0r
映画みてきた。139と同じようにゲドの描写に関しては
好感が持てた。アレンに関しては賛否両論だろうと思うけど
あんなふうにキャラを帰るなら最初から1巻を映画化すりゃよかったと
つくづくおもった。

あと・・・まったくといっていいほど旅をしてないのはさすがにいただけない

作画は、従来のジブリ作品と比べると酷いと思う。特に動きが
146なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 15:22:49 ID:RuGwx/PJ
このジブリ映画がゲドのスタンダードになっていくんだなぁ・・・
3巻のアレンはいい人過ぎてつまらんとか言われるようになるんだろうw
147なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 17:06:31 ID:zry46+NM
映画の話は映画板でやるべきじゃ?

【パヤオの息子】宮崎吾朗(ゴロー)ゲド戦記12【後悔前から満員】
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1154134717/
148なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 17:43:04 ID:WsA1qbUI
>>146
すでに言われているのを目撃した
149なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 18:37:51 ID:NbkN+bv+
>>147
おまえはこのスレに死ねと言うのか

満州は日本の生命線
150なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 19:13:50 ID:a0xqxEZ7
>>142
自分の周りの原作ファンは、粗筋見ただけで見るのを辞めた人が多い
自分は改変についての予備知識無しに試写会で見てしまって虚無感に襲われた
151なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 19:31:36 ID:hJYB2QN5
まぁ最低の出来って事を覚悟していけば、そんなに失望する事もないし、
自分の中の『ゲド戦記』って作品に対する捉え方を再確認するにはもってこいだから
全く価値がないって事はないと思うよ。

まぁ、影を退けようとして逆に影に喰らわれるなら、自ら影を喰らいに行くって選択もありって事だ。



・・・我ながら綺麗にまとまったな↑。
上に書いた「再確認」ってのは、まさにこういう事だわ。
152なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 19:36:47 ID:pToUO97q
なんで、よりによってゲドなんだろうな。
別に原作に思い入れなければただの大して面白くない映画だったなで済むのに

覚悟の足りない初期試写会組だったので
あのアレンの壊れぶり、支離滅裂ぶりが本当に苦痛だったよ。
画面が結構殺風景で動きに目を引くものもないから
つい色々原作の話に考えが飛んでしまって映画単体で鑑賞するのが難しかった。

追いかけてきたのが実は「光」という発想は良いなあと思った。
(ただし門の場面のセリフが聞き取れなかったので鑑賞中は理解できず)
同様の発想で、もっと上手く料理できたんじゃないのというのが残念。
「プロ」が撮ってたらなあ。きっともっと・・・
153なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 19:39:20 ID:66QoGYUG
映画板の感想を見始めたら、結構まともな感想が上がり始めている。
言われているほど悪くないとか、映画としてはそれなりに見られるとか。
ここで嘆いてないで、向こうの感想も見てくればいい。
ただしゴロー監督スレじゃない、「作品スレ」の方だ。
154なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 19:47:49 ID:lUI7BtFv
真の名を握られたアレンがクモに魂?をにぎられてのシーンで
アレンが根性?ではじき返すけど
あれでいいんですか?
真の名を握られてなぜ、立ち向かって行けたのかわかりませんでした。
155なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 19:48:46 ID:RAFWx7/6
でもまともな感想たって、評価の高いやつは
「おもしろかったでーす☆」みたいに1行程度のバカみたいな内容だぞ
あれはなんなんだ。逆効果としかいいようがない
156なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 19:53:50 ID:pToUO97q
根性じゃないかなあ>154
良いのかどうかって話についてはもうなんとも
157なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 20:58:32 ID:+sGqMxx8
>>153
今見てきたらまた誹謗中傷の嵐

こんな注目なぞ浴びたくなかったよ
頼むよグウィンさん…もう誰にも触らせないでくれ
158なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 20:59:15 ID:66QoGYUG
>>155
一行なんて、釣り以外ほとんどないぞ?
あとは釣り用に立て読み絶賛とかなw

まぁ、「ここでいわれてるほど酷くない」がメインだけどな。
それとさっきに見に行ったら、またもや荒れ始めてたわ。
159なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 21:12:21 ID:DmzsJZDJ
本屋でアニメ「ゲド戦記」のムックを見たんだけど
結構ショックだった
なんか肝っ玉母さんなテナーとか子羊に笑顔みせちゃうテハヌーとか。
4巻は皆悩んで苦しんでそれでも最後のシーンに行くところに価値があるのに
重要なところ全部すっ飛ばされたみたいな感じ

映画見に行こうか迷ってる
160なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 21:20:53 ID:pToUO97q
>159
映画では「過程」はかなり不十分。
表現する方法を知らないか、顧みられていないという印象。
そういう部分を大切にする人にはお勧めはしません。

151の言うとおり、ゲド戦記について考えるきっかけにはなるかもしれない。
161なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 21:27:44 ID:RAFWx7/6
たぶん、原作を知ってる人間の方が辛い思いをするのは間違いない
162なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 21:28:47 ID:8+JpvU4b
てか、テルーがきれいな声で1曲披露って時点でありえない
163なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 21:38:25 ID:My4+kEBk
>>138
>おそらく人の姿をした竜は、目覚めたとたん、竜共通の知識を得るんだろう。
>ちょうど動物が、学ばなくても本能で知っているように。

そういうのを「ご都合主義な設定」と感じるのはオレだけか。
4巻以降は、ご都合主義が点在していて好かん。
164なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 22:26:45 ID:lU+uoeta
>>163
父と母(ゲドとテナー)のピンチを、唐突に竜を呼び出して救う、とかね。
4巻も昔よりは受け入れられるようになってはきたけど、あの辺りはまだ納得できないな。
165なまえ_____かえす日:2006/07/29(土) 23:43:31 ID:tEhqIWmy
>>164
それでも今回の映画版ラストのテルー変身よりは、まだいい。
俺は、4巻の「カレシンー!」に竜が答えたことで、テハヌーが竜王になったとみなしてるから。
166なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 00:47:56 ID:E9VtHnQD
広大無辺なアースシーの物語をどうしてあんな狭い箱庭に押し込めてしまうのか?
テナーの家からクモ城まで徒歩でいける距離かよ・・・
ポートタウンに付くまでは原作のイメージそのものだった。
さあこっから船出だと楽しみにしてたのに、テナーの家行いって、長時間居座ってて不安になった。
クモが近所に住んでる事実を知って背筋が凍った。もう後悔しても遅かった。
3巻と4巻を無理やりくっつけただけじゃねえかボケナス。
テハヌーが可愛かっただけの映画ですね。
167なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 01:02:24 ID:aFgnB5tH
4巻以降で竜王の価値が下がったよな。
168なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 01:47:44 ID:l+i62E9f
同じ原作ファンと言っても
4巻以降を貶す奴はほんと多いな…
俺は4巻あってのゲド戦記だと思っているから
ゲド戦記ファンも厳密には2タイプに分かれるんだろうな。
169なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 01:58:54 ID:bXV63kYa
テハヌーは竜そのものなわけだし、竜王というのかな?
人でありながら竜と対等に話をすることが出来るから竜王という認識なんだけど。
170なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 02:05:33 ID:l9jsmc+J
2タイプってまた大雑把な。全然厳密じゃないよw

4巻出版前に3巻までを読んだ人間
 →4巻以降否定派
 →4巻以降肯定派
4巻出版後に全巻読んだ人間
 →4巻以降否定派
 →4巻以降肯定派

単純な分類でも4タイプ以上に分かれると思う。
171なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 02:16:54 ID:MU2raNLG
>>170
それだと俺は前者の肯定派か

つか、分派して争った挙げ句荒れたら嫌だから、あんまり分けないでほしいな…
172なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 02:40:37 ID:ocQa70LP
さらに
時を経て読み返すと肯定できるようになった派

とかも分派するぞ めんどくさいじゃないか
5巻外伝までいっぺんに読めた人と
4巻で止まってた人じゃまた条件変わって来るしな!
173なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 03:28:46 ID:l+i62E9f
確かに分けるの面倒なんで
自分の好みの展開じゃなかったからといって、4巻以降を駄作扱いにするのは
せめて表面上でも辞めて欲しいと思ってしまうよ。
174なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 04:16:51 ID:MU2raNLG
無理
ここは酷いインターネットですねだから。

駄作扱いは個人の自由。
でも評価してる人まで貶すのは嫌なもんだね。
175なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 04:32:40 ID:wUSUtFvO
まあ雰囲気が全然違うのは否定のしようがないけどな

けど前提条件に出来るのはそれだけで他はどうでもいいと思う
176なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 04:38:58 ID:dgTkhWCF
(映画板から飛んできたので既出&ループだったらごめんなさい。)
>>1さん
Tales of Earthsea, The Other Wind の順にしたほうがよくないですか?
原作出版順はTalesが先だし、作者もTalesには橋わたし的ストーリーがあるから、
逆だと非常に残念であるとのたまっております。
ソース:www.ursulakleguin.com/FAQ_Questionnaire5_01.html#EarthseaBooks
177なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 04:49:41 ID:prepHqpi
なんでアレンは父親を殺したのでしょうか?
178なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 05:23:20 ID:MU2raNLG
>>176
このスレが終わるころに(もし俺がいたら)アンカーをつけてみます
でも皆あんまこだわって無い気ガス。

>>177
申し訳ありませんが、このスレには
一度原作に目を通してからお越しになることをお勧めします。
179なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 05:41:17 ID:Zvrp9Ipb
>>177
カッっとなってやった。今は反省している。
180なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 05:47:20 ID:eWLR0XIZ
まあゲドといえば永らく1〜3のことだったし、4以降は同じ世界を別視点でみてる
ようなもんだしアレコレ意見がでるのは仕方ない

個人的には魔法やまじないが生活に溶け込んでるアーキペラゴが好きだったので
4巻以降の展開はとてもとても悲しい
181なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 08:36:55 ID:FDE3z84B
ジブリ少女は動物に慕われて可愛く笑わなければならない。

ゲド少年は動物に囲まれて泣き出さなければならない。
182なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 10:20:30 ID:BJIr3hIN
くだらねー
183なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 10:22:20 ID:BJIr3hIN
あ、>>182>>181のジブリの体質について、だよ。
ジブリ糞。パヤオのゲド好きを信じた俺が馬鹿だった。
少しでも期待した自分を罵りたくなるよ。


184なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 12:58:11 ID:bMGHIvpN
パヤオじゃないし


何事もなかったかのように「原作」のゲド戦記の話題をどうぞ
185なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 13:24:17 ID:sYMXIyPn
アースシーの風が出たとき、感激してがんばってカキコしてた者です。

最後の戦いで、「テハヌー」がセゴイを呼び出すのが好きでした。
体がぐしゃぐしゃになっても、当たり前の様に、小さい子供が
神様に助けを求める・・・だから違和感が無いんだ。

あれから数年。
神様も意地悪だなあ。

>>183
遠回しに他がアニメ化しようとしたら潰すと言ってたのは、
単なるイキがってた発言だったのだろうか・・・
結果は出たが。
あなたに同感だ。
キーボードを机にたたきつけたくてしようがない。
186なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 13:36:54 ID:vD1l8dYF
>>185
その書き込みだとちょっと分かり辛かったので…

>最後の戦い → 4巻の「帰還」
>身体がぐしゃぐしゃ → 冒頭で、火に投げ込まれたテルー
>神様に助けを求める → 血族であるカレシンを呼んだ

という解釈で問題ない?
187なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 13:43:49 ID:sYMXIyPn
>>186
それで合ってますが、自分でも分るくらい自分が混乱気味。
仕事で疲れてて、考えがまとまらないといったのとはレベルが違う。

スレ汚しもうしわけない。
188なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 14:15:58 ID:NSAQJROJ
みんな、それだけ 悲しいんだ・・・
189なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 14:26:57 ID:OFzt/zvl
字ぶりの馬鹿や労度もが指輪を映画化しなくて良かったよ

あとは映画見た解どの原作者に血祭りにされればよい>字ぶり
190なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 15:55:22 ID:aFgnB5tH
Wikiに大まかな年表が載ってたんだけど、
これは何が根拠になってるんだろう。

ttp://en.wikipedia.org/wiki/Earthsea

これによると、ゲドとテナーって結構、年齢が近いんだな。
10歳くらい離れてるかと思ってた。
191なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 16:59:07 ID:EsouJFQU
mixiのジブリ信者コミュでも「やっちまったー」「おもしろくなかった」
という声が圧倒的なのは、原作ムシして作品単体としても、相当アレということか?
192なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 17:05:41 ID:OFzt/zvl
一般人のブログに

「金とって見せていいレベルではない」
「絶対見ないで下さい。駄作です」

と書かれていた。
193なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 17:52:14 ID:d/72rpZM
>>177
国を簒奪したかったからじゃねえ?
普通は王子が父王殺す時は王位簒奪が目的だよな。
何でこそこそ逃げ回ってるんだろう。

原作のどこにもそんな話ないけどよ(俺って親切)
194なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 19:11:05 ID:0BLMsnSx
ここのスレ住人にとっての福音は
「映画化がきっかけで原作ファンが増えた」って一点に尽きるだろ
それなら、オレの周りに3人ほどそういう人間が増えたから
世の中そう捨てたもんじゃないよ
195なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 19:17:07 ID:OFzt/zvl
でも映画だけ観た人の中には

映画がつまらなかったのは原作に忠実に作ったから

と思っている人もいるんだよ。
196なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 19:18:49 ID:0BLMsnSx
だけど、原作ファンの数がマイナスになるわけじゃないだろ
もともとそんなに読まれてるってわけじゃなかったし(少なくともオレの回りでは)
ファンが増えることはあっても減ることはないはずだ。
197なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 19:20:27 ID:b3609oUJ
アレン萌えで「影との戦い」を読んでみたら、アレンが出てこなかったので
つまらん、続きは読まんと言ってるバカ女なら2人知ってる
198なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 19:33:11 ID:MU2raNLG
絶望だ!!!

外伝出版を待ちきれず文庫アンソロ掲載時に買った
俺の従姉妹を見習え
おかげで只で読めたぜ
199なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 19:34:45 ID:y/FPTzZ2
やはりゲド戦記にはくくりのまじないがかかる運命なのか
デフォでもかかってるっぽいけど
200なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 19:36:10 ID:4ewPbtFz
>>197
キャラ萌えで作品の優劣を判断する奴なんてだいっ嫌いだ!
201なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 20:06:41 ID:ifUJB+8E
つーかそういうのはむしろお断りだわな
202なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 22:58:29 ID:GOMqe6sw
映画みてきました...
ゲドが何の役にもたってないただのおじさんだったのがショックで..
話は変わりますが、ギフトを買おうか悩んでいます!読んだ方感想聞かせていただけると嬉しいです。
オールウェイズカミングホームは挫折しました!グィンは自分の中で好き嫌いが激しくて..
世界の合言葉なんかは好きです。

203なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 23:03:03 ID:1mN2Vwhf
>>198
文庫アンソロも買ったよ。
でも清水さん訳の外伝のほうがしっくりきた。

20年も大事に暖めていた宝物を、ポット出の七光りにーちゃんに汚されたとあっちゃ
冷静でいられないよ。
しかもゴローと同い年。
お前、ホント原作読んだことあったのか?いい年した人間が、こんないい加減な仕事して
恥ずかしくないのか?と訊きたくなった。
一般企業で考えて、こんな大プロジェクトにいきなり抜擢されたら、あんないい加減なブログ
なんか書かないだろ。ヒロインの名前まで間違えて。
原作読んでいなくても、何の思い入れもなくても、精一杯努力するのが日本人じゃないのか?
原作何回通読したんだよってそこからして、もう・・・

ごめん、逝って来る。
204なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 23:09:38 ID:u70QRT7f
何かの番組で「ベネチア映画祭の招待作品に決定した」と。
原作を知ってる海外ファンの評価が楽しみだ。
205なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 23:13:43 ID:c5Q5YZv7
出すな。あの外道戦記を日本映画界の外に出すな!
影を放つようなもんだぞ!
206なまえ_____かえす日:2006/07/30(日) 23:20:55 ID:OFzt/zvl
ベネチアに作品出す前に原作者に見せたら
上映に待ったがかかるのではないか?


苦労知らずの王子様はたとえ父王を殺しても
故国に帰らない限り処刑はされない

こんな話上映して良いのかと。
207なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 00:25:31 ID:UV+u1Qb0
>>203
イ`、禿同だ
周りにゲド読者がいないから、
これほど2chがあって良かったと思えた日はない
このやるせなさを吐き出さないと今日は眠れないよ

1〜2の活躍が描かれないゲドはただの無策な老人
女性性の再考を促す筈のテナーは、ただの話のわかる色っぽいオバハン
坊ちゃん育ちだが孝行息子の筈のアレン、なんと父殺し
テルーに至ってはコメントもしたくない

それでも、単独作品として良く纏まって面白ければ、認めたさ

数十年愛してきた作品にこの仕打ち…
五朗には悪いが全くフォローしてやる気にならん
唯一の少いは読者が増えることだけだ

長々愚痴でスレ汚しスマソ
208なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 01:21:16 ID:OLx3adEX
今度の水曜に休みがとれそうなので、観てくるよ。
まあなんだ。あんまりなトコでは、
逸れろ逸れろと呟きながら観ることにするからさ。
209なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 01:42:06 ID:gb4JyUud
あの映画の出来ならむしろ
私の好きな1巻2巻がすっとばされて不幸中の幸い
210なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 01:59:17 ID:zEHMjRt/
ガンバレ>>208
211なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 05:45:33 ID:xKMkFRIV
お前らわかってないな。
これはリアル影との戦いなんだよ。
あの映画は自分の見たくないものそのものなんだ。
受け入れて昇華さらに大きくなるんだよ。






とりあえず時計を包装してテロと書いてジプリに送っとく。
212なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 06:55:00 ID:C2nnN23d
突然流れぶったぎってすまんが
ゲド二巻みたいに 魔法使いが幽閉されて女がそれをこっそり覗いてるみたいな話
誰か他に知らん?いやパクリとかいう気は毛頭なくて
なんかビミョウに色っぽくて気になる。

自分思いついたのはワイルドのサロメなんだが。(内容全然違うが)
213なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 09:13:19 ID:I9UaiOG6
やーサロメは俺も思った。
アルハ踊っとるし。
214なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 09:35:20 ID:R/OY9VP9
2巻色っぽいよな。
215なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 11:19:50 ID:z6K0NHkw
2巻は精神的SMワールドだよ
アルハがゲドをじわじわ追い詰めて、調教しようとしてるんだ
216なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 14:16:23 ID:M7Qmue42
>>これはリアル影との戦いなんだよ。

この駄作のおかげで原作がいかに優れた作品かを再認識できたので
その点ではおれたちは勝利者かもしれない。
217なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 14:24:21 ID:rOowGCeh
>>211
通報しますた



これを受け入れるぐらいなら、俺はまったき者になどなれなくてもいいorz
218なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 15:23:00 ID:EU0wLbQx
これは影ですらないと思うんだが正直

なんつーの?名も無きもの?
219なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 15:37:10 ID:hAqQip2O
テレノンの石級。話しかけたら負けていた。
220なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 15:42:46 ID:eGu3tr8s
パンフに書いてある劇中のセリフ読み直して思ったのだけど、映画版ゲド戦記のテーマって
「命を大切にしないヤツは大嫌いだ」「父さえいなければ生きられると思った」の二つで、
その両方に対する最終的回答として「生きて次の誰かに命を引き継ぐ〜そうして命はずっと続いていく」という事でいいのか。

(映画でのテーマ消化・見せ方の是非、という部分での意見はとりあえず置いておくとして)
最終的回答で考えると、原作ゲド戦記の根本にあるテーマと共通、と捉えてもいいのかな・・・。
221なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 15:48:09 ID:q59jvvNW
>>220はまったき者。
何て好意的な解釈なんだ。
222なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 16:17:35 ID:Lg+pUKWO
光は、闇の中こそ。
223なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 16:38:49 ID:I9UaiOG6
ゴローってゲドと会わないまま成人しちゃったアルハだよなあ……
ジブリに喰らわれてしまってオリジナルの人格があとかたもねえ
224なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 19:14:31 ID:JYmNrk5a
ttp://kizaemon.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/590_e0ad.html
>アーシュラ・K・ル=グウィンの原作は世界的に有名なファンタジーで大したお話しでもないくせに原作者が映像化を拒んだというエピソードもあるらしいですが

でちゃった。
映画の脚本の駄目さ加減が原作に起因するものと読める可能性のある評論が…orz
225なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 19:21:45 ID:Lg+pUKWO
>>224
大丈夫。
原作は面白い、とフォローのあるアニメ批判も多いから。
226なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 19:22:05 ID:o82TzuJ9
評論? 映画板じゃNGword推奨アドレスだよ、それ
227187:2006/07/31(月) 20:28:31 ID:hSmGE+xr
>>194
キ−−−−−−−−−−−−−−!!!!

なぜに、ゲド戦記が、
2004年版アニメエリア88や!
OVA戦闘妖精雪風と!

同じ道を!

よりにもよって、この3作品が酷い目に合わなくてもヨウ〜〜〜。

オレは今、デパートのおもちゃ売り場で「あれかって〜!!」
と通路にひっくり返って、叫んでるガキと同じくらい、純粋に悔しい!
228なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 20:38:20 ID:Lg+pUKWO
ベネチアでこれを鑑賞する撮影のプロたちも
「俺がやればもっとましなのが出来るのに」と思うことだろう。

海外版DVDはプロに再編集してもらいたい。
まじで。
229なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 20:53:05 ID:StSzyBPs
そういや、「ロード・オブ・ザ・リング」の試写会、ものすげーブーイングだったんだよな。
230187:2006/07/31(月) 20:59:45 ID:hSmGE+xr
>>229
指輪物語 、文体古くてさすがに辛くて読めなかった。
そうだったんだ。

ああ、ゲドのファンのオレが、何故この歳になって
「このかわいそうなボクちゃん」みたいなレスをつけてるだよ。

鈴木プロデューサだったと思うのだが、
「ウチ(自分?)は宮崎監督とオシイ監督と映画を作り続けて潰れなかったんです!」
といったらしいが、

「もはや我慢ならん!
 間違ってるのはお前だ!」

と言わせてもらう!
231なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 21:00:54 ID:9mxuFFut
ゲド戦記が映画化すると聞いてから1巻から読み直し、
やっと先日外伝まで読み終わりました。

予告やCMを見る限りでは、3巻を映画化したようですけど・・
染師ソプリや筏族が出てないそうで??重要なのに・・
クモが女性?なのは原作でも分からないから、なんとも言えないですけど
テルーとテハヌーがいるのは・・しかもアレンと同じ年頃って・・

原作の登場人物の性別や年齢を曲げて登場させて、また登場させないで・・
それでも見に行く価値あるでしょうか?
見てみたいけど「あーやっぱり;」ってなりたくなくってかなり迷ってます;
232なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 21:06:37 ID:Lg+pUKWO
「ロード・オブ・ザ・リング」の方が
原作への敬意という点だけでも「ゲド」の100倍まし。
当たり前だけどプロの監督が撮影している。

試写会のブーイングも主に
原作未読組はは途中で終わるのを知らなかった
原作既読組はヒロインの扱いが原作と違うことだった
(監督は後で不評に応えて路線を変更している)

今回の「ゲド」はそれ以前の出来。
233なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 21:07:28 ID:AQgbRv3i
クモは映画版でも男と明記されてる。ただ声優は女。

・観たからこそ文句がいえる
・アースシーとはなんら関係のない別作品として観ればダメージも少ない
と割り切って俺は観に行ったよ。
別作品として観れば、まぁ映画としての完成度は低くても、
ヒロインの女の子かわいかったねー、とか(原作と切り離して)個々人楽しめるところはあるかもしれない。
234なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 21:18:40 ID:AQgbRv3i
全然関係ないんだけど、『ジブリとル=グウィン』ということにすればこのスレ向け話題かなと思ったので一つ。
魔女の宅急便(アニメ版)の
ウルスラって、綴りはursulaなのかな?
(原作にはウルスラという人物はいない)
熱心なル=グウィンのファンであるパヤオが、氏への敬意をこめて名付けたのかな?
なんて思った。
235なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 22:42:55 ID:26vLZpys
普通に聖女ウルスラ (St.Ursula) の方だと思うが
もしかしたらル=グィンを意識してたかもしれん
236なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 23:24:57 ID:o82TzuJ9
>>229
どこで?
初公開時から、特に海外では非常な高評価だったと思うけど…
もしや日本で?
237なまえ_____かえす日:2006/07/31(月) 23:57:06 ID:2+Z5ZsRZ
自分も>>229は初耳だな
238なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 00:08:11 ID:QYnJsPbW
とりあえず、ゲドがシチューを食った後、ちゃんと器を自分で
洗って片付けてるのはよかった。
ただ、べらべらしゃべるゲドはいただけんかったな。
あと、クモの城にゲドが魔法をつかえない仕掛けをしてあるのは
テレノンの城をイメージしとるんかな?とおもた。
ハジア中毒者のシーンでハエが飛んでる音を強調してるように感じたが
原作の、中毒者の口元のハエのことをベースにしてるんだろうと。
ちみちみちみちみ原作ファンに媚びるとこが、またむかつくんだがな。
239なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 00:11:39 ID:yxMDc2AF
そう日本で。
悲惨なくらいなブーイングだった。あんなの初めて。ただし1だけな。

評論もひどかった。
・ 指輪がどうなったのか分からない中途半端
・ 少年ジャンプのような友情物語萎え
・ 原作は桃太郎のようなイギリスの昔話
・ ハリポタ・ドラクエのパクリ
・ メルヘンなのに指輪を捨てにいくなんて後ろ向きなテーマはおかしい
・ 指輪はグレートマザーを象徴している。エルフの女王ガラドリエルもグレートマザーだ。
  しかしサウロンの目がそのままヴァギナなのには引いた

なつかしいな。
240なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 00:24:44 ID:tCP0YM74
>>239
補足すると、
その原因は大部分、日本の配給会社の不手際によるものであり、日本独自の評価。
・副題を(わざと)落として、三部作の第一作目であることを世間に隠していた。
・英語脚本を無視した捏造字幕により、意味不明な友情物語が創作された。
・初期のころの公式ホームページや宣伝小冊子は、原作も映画も知らない担当者がテキトーにでっち上げた誤情報記事が満載。
241なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 00:25:46 ID:Ua5tfbaZ
>>239
流石日本人。
ファンタジーの何たるかを知らんアホと評されるだけのことはあるw
242 ◆GacHAPiUUE :2006/08/01(火) 00:30:37 ID:Tr3iYItR
なにこの韓国人のガイドラインみたいなの?
243なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 00:35:12 ID:jvDVlxuz
魔法使いなのに魔法使わないガンダ流布とか。
とにかくすごかった。

ゲドのアニメがつまらないのは原作が(ry
なんていわれるのもたぶん日本だけ。
欧米では絶対通用しない。
244なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 00:43:30 ID:yxMDc2AF
ゲド戦記、イギリスではあまり人気ないんかね。
2-3年前のBBCのThe Big Readでも、ベスト200にも入ってなかった。
245なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 01:17:28 ID:VcLnJhAb
>>244
へーそうなんですかー。
メリケン文学だからでしょうかね。
しかもおもいっきり西欧を否定していますし・・・。

>>238
「城の中では魔法が使えない」とか「影は城に入れない」とかは
多分テレノンの設定を引っ張ってきたんでしょう。
他にも1巻の設定は沢山使われてましたよね(影の存在とか変化とか)。
でも魔法使えないならなんで杖は光ってたんだか・・・。

>>231
見に行く必要はないと思います。
原作を変えること=改悪 とは限りませんが
今回のは改悪です。
見に行くとしたら、全く期待しないでツッコミを入れに行くという感じで
行くのが良いと私は思います。
ちなみに、ストーリーは強いて言えば4巻っぽいです。
筏族好きより
246なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 02:26:03 ID:E10DIVoY
>>231
他の皆もそれと匂わせているけど、クモは男性だよ。
ゲドの時代に"正規の"女性魔法使いっていうのは
原則としていないから。

>>244
そうか…。
BBCがラジオドラマ化してるぐらいなんだけどな。
247なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 02:45:06 ID:N7aCiutg
>>246
まあ原作では確かにそうだが、映画ゲドで女魔法使いがいても
そんなのは些末な事だと流されそうだ。
248231:2006/08/01(火) 03:37:06 ID:AEC5u5gP
>>246.245.233
ありがとです。色々サイトや別板見に行って
(ちょっとネタバレも見ちゃいましたが・・・)
DVDになるまで見ないことにしました。

劇場に行くと、おそらくポップコーンぶちまける事になりそうです。

チラっと聞いた話では、ジブリではない別の所が、1巻2巻をアニメ化すると・・
もし本当ならば、是非3巻も( TдT)
249なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 03:54:21 ID:4ArIEP7R
>> 244
いやあ、ベスト200に入るって
それバカみたいに売れてる本なんじゃないか?
いまBBCチェックしてみたが、ハウルの原作者はイギリス人なのに入ってなかったぞ。
ハリポタとトールキンのほかはイギリスの古典文学ばっかだ。
俺はゲド好きだけど、HGウェルズの宇宙戦争(194位)よりゃ
そりゃ世間的認知は低いだろうと思う。
250なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 03:58:44 ID:4ArIEP7R
アンカー屍パイ・・・すまぬ
251なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 06:05:07 ID:NjAjDJZS
ゲドとクモの対決は映画ではどうだったのかな?

「そこでおれは従来のものを組み替え、練り直して、
 ひとつの全く新しい魔法を作り上げた。
 それは今まで誰も考えた事も無かったすごいものだった」
「その魔法をかけていて、そなたは死んだ」
「そうだ、おれは死んだ!
 だがおれは、臆病なお前らには絶対に手に入れられないものを手に入れるために、
 死ぬだけの勇気を持っていた」

あのやりとりが好きなんで上手く映像化されてると嬉しい。
252なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 06:27:44 ID:OcojZM9K
とりあえず見ないことをお勧めする
253なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 07:14:07 ID:bKTbPgwd
>249
>ハリポタとトールキンのほかはイギリスの古典文学ばっかだ。

そんなこたーない。

3位はライラの冒険、4位は銀河ヒッチハイク。
アルテミス・ファウルとか最近のお子様むけファンタジーも。
Harper LeeとかJoseph Hellerとかアメリカの作家が多いし。

ウィン・ジョーンズは作品ごとにバラけるし、あんまり入らないとオモ。
ダールとかプラシェットはそれでも100位台とかに、いくつもランキングしてるから
バケモノなんだけどな。
254なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 10:27:28 ID:WD3Qdv9V
シリーズものはやっぱ強いね
255なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 10:33:42 ID:WSp9745F
>>251は映画をみたら負け組になる典型例
256なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 10:35:03 ID:38OaMeRP
>>230
俺もくやしい
くやしすぎるざますっ

これはあれだな、怒りや悲しみより悔しさがくるな
257なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 11:23:45 ID:OLuuJbbz
こうなってくると、皆の頭の中を映像化する機械が欲しい。
皆、それぞれの「ゲド」がいるんだろうな。
258なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 13:00:33 ID:f9hsFYAM
>>253
ファンタジーで入っているのは
ハリポタブームの流れで流行った作品ばかりのような気がする。
ゲドはそれらよりも遥かに昔だし、映像化もされていなかったから
子供達の目には止まり憎いだろうね。
(一番は、エゲレス人はエゲレスの文化が一番!的考え方だろうw)
259なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 13:55:08 ID:WkYNP7LF
>>234
宝島で出している、ゲドのムック本にそれ載っていたよ。
原作未登場キャラの名前を、パヤオがオマージュで名づけたってことになっていけど。

あのムック本のゲドキャラとか、イラストとかよかった。
原作関連本が他にも出ているし、映画化の少ない福音だなと思った。
260なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 15:56:46 ID:TZcdf7sQ
映画観てないけど興味湧いたから全巻買ったどー!
261なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 16:15:40 ID:WD3Qdv9V
>>258
>ファンタジーで入っているのは
>ハリポタブームの流れで流行った作品ばかりのような気がする。

ライラファンに殴られるよ
262なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 16:24:31 ID:7sYoGQEn
>>260
アナタのような人が今の我々の救いだよ
読み終わったら感想でも疑問でもイチャモンでも
どうぞ一言ヨロ
263なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 17:26:32 ID:/Cvbj8Bf
地下迷宮での「あかりはやっぱりいいな」の気分は
こんな感じなのかもしれない…
264なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 18:01:22 ID:OBoVpjNE
うはっ

実写版ゲド無料配信見に行ったけど
開口一番ゲドかよ!ゲドゲド連呼しすぎ

さわりしか見てないけどこれもひどいみたいだな・・・
開始早々父殺しの吾朗映画もひどいが、なんでこんなレベルの低い争いに
http://broadband.biglobe.ne.jp/sp_prg_info/index_ged.html
265なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 18:18:30 ID:IftqwcMW
>>264
ほんの10分ほど見ただけだがビックリだw
指輪物語が羨ましいよ。
266なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 18:44:11 ID:YF+A7zBj
その実写版、「ゲド」と「ハイタカ」の単語が逆転してるらしいね。
真の名がハイタカなんだそうだ。わけがわからんね。
267なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 18:47:14 ID:YF+A7zBj
>>259
おお、ムックにそんな情報が。有難う。

>>246
6巻読むと、時代ごとの変遷がわかって面白いね。
268なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 19:44:18 ID:lMFPuYu2
>>259
>あののムック本のゲドキャラとか、イラストとかよかった。

「僕たちの好きなゲド戦記」ね。あの絵のアイリアンとテハヌーに惚れたよ!!
269なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 20:50:11 ID:B9IhP64B
>>234
ウルスラの英語読みがアーシュラ。
そうか、そういうことだったのか。
それだけに、今回の映画は残念でならない。
270なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 21:09:54 ID:TdoTAe1p
>>264
礼を申します。


うはwwwつっこみ追いつかないwwwwwwww
271なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 21:38:47 ID:GZGweHkd
>>264
確かにひどい。
最初のナレーションで明らかにゲド戦記じゃない。
272なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 21:59:26 ID:YF+A7zBj
1巻の地図見ていて、ゴントと北海道はどっちがでかいかとふと思った。
あるいはカルガドと日本列島とか、ハブナーと本州とか。
ものさしで精密に測れば明らかにはなりそうだけど…。
273なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 22:02:09 ID:WD3Qdv9V
「僕たちの好きな」シリーズって
指輪でもナルニアでもいまいちだったけど
ゲドのは面白いんだ
274なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 22:26:46 ID:XMY/TL5v
【アニメ】「次の作品からは父より何倍も優れた作品を作りたいと思っています」韓国訪問中の『ゲド戦記』宮崎吾朗監督〔08/01〕
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1154437449/

暗に今回は失敗作だと認めてないか?
275なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 22:37:52 ID:7sYoGQEn
>>274
チョト抜粋

――せりふが哲学的だが、子どもには分かりにくいのでは。

「原作を尊重し、せりふをそのまま生かしました。子どもたちが映画の内容を正確には理解できないかもしれないが、
何の話をしているかは分かると思います」




……。(゚Д゚)
276なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 22:38:56 ID:8nfjTaTY
…誰かこのバカを黙らせろ。
手段は問わん。
277なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 22:47:26 ID:jvDVlxuz
むしろ映画つまんねな子供たちも原作なら夢中になって読んでくれそう

語ローて子供のころ本読んだことあるのかな?
278なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 22:57:42 ID:GZGweHkd
> 「原作を尊重し、せりふをそのまま生かしました。

「命を大切にしない奴なんて大嫌いだ!」

はて?
279なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 22:59:48 ID:TdoTAe1p
>原作を尊重し、せりふをそのまま生かしました
>原作を尊重し、せりふをそのまま生かしました
>原作を尊重し、せりふをそのまま生かしました

「うそをつくやつなんか だいっきらいだ!」

暫く>>264のを見ていたけど、お膝元での制作なのに
オ"ジ"オン、なんだな。

>>277
「原作は高校生の頃に読んだ」とは言っている。
でも言動見ていると、そういった愛着は全然なさそうだ。
280なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 23:45:31 ID:JFdz0Pg4
>>264
サンクスト。取り合えず1話前編だけ見た。
最初の3分でもう別物すぎて笑いが停まらん。
しかしここまで意図が判り易いとまあいっそ清々しい気も・・・
馬鹿でもわかるようストーリー単純明快化・勧善懲悪・
女の子も随所に配置しお色気路線もバッチリだぜ!みたいな。。

ジぶりは意図すらようわからんし・・・
281なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 23:48:42 ID:ITvx+CE7
これって別の時代の竜人の娘と「父殺し」という罪を背負った少年の話なら
まだ楽しめたろうにな…

なんでアレンなんだろ?
なんでテルーなんだろ?
なんでゲドなんだろ?
なんでテナーなんだろ?
みんな原作の中で完結してるような人たちばかりなのに。

ゲドを出すなら原作で語られなかったロークでの話とかにして欲しかったなあ。
282なまえ_____かえす日:2006/08/01(火) 23:58:58 ID:u0YW/wrG
>>278
それ私も思いました。
でも「オギオン」について、私は訳者あとがきでしか知らないのですが
実はオジオンでよかったってことでしょうか

とりあへず個人的には、ドラマ版の方が映画よりずっとマシな気がします。
ツッコミどころ満載ですが、観てて普通に面白いと思えます。
これも映画を見てしまったお陰なのでしょうけど・・・orz
283なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 00:33:19 ID:sXXQ7jDN
>>282
自分(>>279)へのレスだと思ったけど合ってるかな?

後書きでも清水さんが言ってるけど、
アーシュラ女史自身が「ジェドじゃなくてゲド、オジオンじゃなくて
オギオンと発音しる」ってどこかで書いていたような記憶がある。
(出典は識者の皆さんにおまかせ)
米の人にとっても説明なきゃわからない特殊な読み方
だったんだろうか。女史は制作にタッチしてないし。

ドラマ版は海外でもこっちでも散々笑い(脱力系)の種に
された挙句、アーシュラ女史の雷というオチがついて、
(そして今回のジブリでさらに弾みがついた)
原作ファンからは一種の許しのようなものを勝ち得た感があるよねw

284なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 01:26:06 ID:xNUNWE9v
>「原作を尊重し、せりふをそのまま生かしました。子どもたちが映画の内容を正確には理解できないかもしれないが、
>何の話をしているかは分かると思います」

矢不にあるぞ。小学生の息子さんが原作ファンで
父親と映画見に行ってがっかりして家に帰った話が。
息子さん曰く「お父さん、本当はこんな話じゃないんだよ」


語ローさんは二度と映画作っちゃいけないよ。

285282:2006/08/02(水) 01:32:43 ID:aw+FyhF4
>>283
間違えてました、>>279さんであってます。ありがとうございます。
ゲドの方はHPのFAQに載ってました。
女史と訳者との対話で読み方について聞いたのかもしれませんね。
まぁ、gedがゲドならogionはオギオンが普通なのでしょう。

自分はオジオンで慣れてるのでドラマ版のは嬉しい驚きでしたw

映画がなければ日本でこんなに早くDVDが出たり
こうやってストリーム放映されることもなかったと思うので、
それは有難かったです。
あとは原作を読んでくれる人が増えるのを祈るのみです。

でも「映画面白かったけど原作つまんないじゃん」
とか若い子に言われたらどうしよう(((( ;゚Д゚)))ガクガクプルプル
286なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 01:45:30 ID:5v4x9Tb9
いや、それより「とても素晴らしい映画にしてくれてありがとう」
とかル=グインに言われたらどうしよう(((( ;゚Д゚)))ガクガクプルプル
287なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 02:15:00 ID:up2jvC04
>286
そんなこと言われたら自分の中の大切なものが
修復不可能なまでに木っ端微塵になること請け合い

エレス・アクベの腕輪以上に修復不可能
288なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 03:28:21 ID:l76zmDon
>>285
「アニメだから理解できたけど、原作は字ばっかりでつまらんかった」
というのを
「映画面白かったけど原作つまんないじゃん」
という言葉で表現する人は増えてくると思う。
活字離れはしょうがないとして、映画を文字通りの意味で面白いと思える人はいないだろう……

酷評のあまりヤケになって「面白いよ!」と脊髄反射したり
「これはふかーい哲学的な映画でー」とか語りたがる人はすでに若干いる。
289なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 03:34:24 ID:sz4w4ROR
>>264
これはひどい!ww
なんだかこれに比べたらゴロー版の方がましに見えてくるな。
290なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 05:51:40 ID:MSW5hEj5
ゲド戦記は小学生高学年以上が読者対象。ゴローは子供をなめすぎ。
「命を大切に・・・」なんてセリフで小学6年生は感動しませんよ。
291なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 06:26:59 ID:9GZULmFM
昨日映画観てきた。
これホントに全然ゲド戦記じゃないね。全く別の物語。
かえってゲド戦記であらねばならない事が枷になってる感じ。
そういう部分は全部セリフで説明してるし。

せめて原案ーゲド戦記とシュナの旅、って事にして、
タイトルもキャラ名も変えて、
オリジナル作品として発表してくれてたら
皆もっと楽になれたのに。
292なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 10:52:01 ID:xfEBhMSC
291がいいこといった
293なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 11:04:15 ID:w0igHYL6
原作者ぶちギレ金剛まだ〜?
294なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 13:00:54 ID:ByMVFMhX
もうすぐじゃない〜?
295なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 14:00:26 ID:rKtZiEzU
ワクテカとはこのことだね
296なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 14:01:43 ID:l76zmDon
>かえってゲド戦記であらねばならない事が枷になってる感じ。
ああ、そういうことだったのか。
なんかやっと腑に落ちた。

ゴローが自分のエディプスコンプレックスや若年のメンヘルを扱った作品を
作りたかったんなら自由に作らせてやればよかったんだ。
それはそれでいい作品ができたかもしれないのに。見ないけど。
297なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 14:57:40 ID:up2jvC04
責任感が強い真面目な人、って人物評結構見るけど、
枷という言葉に納得。

ゲド戦記の3巻やらねばならない
影を出さねばならない
父親殺さねばならない
テルーとテナーを出さねばならない

この辺の条件を四苦八苦して組み合わせた結果があの支離滅裂な物語なんだろう。
条件のほとんどが自発的な創作意欲で出揃ったものじゃないのが失笑ものだけどな。
そりゃあ、薄っぺらいものにもなる。
298なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 15:56:20 ID:NmkM0dVo
薄っぺらい作品なのは、才能ないんだからしかたないね、と納得もできる。
しかし、それを原作どおりに作りました、とか
次回は親父の何倍も面白くします、とかフカされると殺意すら覚える。
親殺しした奴が悩みもせずヘラヘラ笑ってるのを見たような不快さだ。
299なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 16:46:53 ID:HLfm0h06
宣伝映像しか見てないけど、駄目だと思った。
テハヌーの表情、影がなさ杉。もっとこう、内に篭もった表情をイメージしてた
300なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 17:13:21 ID:tChdnBxg
【映画】「ゲド戦記」観客の反応いまいち、ネット上では酷評 原作者は駿監督に映画化の依頼していた★2
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1154494700/
301なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 19:22:55 ID:Gm4X/CUR
>>298
>親殺しした奴が悩みもせずヘラヘラ笑ってる
アレンそのものじゃないか
302なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 20:25:28 ID:tvTPIX+n
ゲド戦記を来週彼女と見に行く約束をしてしまったが・・・・・
やめとけば良かったと思っているオレです。
303なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 20:36:40 ID:CVmUJ882
>>302
今から見終わったあとの言い訳を考えておいたほうがいい
304なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 20:50:16 ID:k4UHDeHN
「さいはての島」の映画化だというから、友達に3巻まで
貸したらおいおい。
こんなに4巻以降の話がからんでくるなんて。

テナーの家で団欒するシーンも多くて、4巻の印象に近いものを感じた。
ゲドが中途半端なのは、普通のおじさんになる4巻以降とまじっているからだろうか。
305なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 21:02:38 ID:QvZOruO/
>>302
今からでも遅くない。別の映画にするか、遊園地にでも行っとけ。
306なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 21:05:53 ID:JOBWFqsC
307ドレン:2006/08/02(水) 21:36:00 ID:DKnzMESE
どうしても見に行くのなら、好きになれる部分を見つけて、そこに集中するしかないと思いますが…。
308なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 21:37:02 ID:qMYLlRgT
>>306
> 父は当時、自分の作品(ハウルの動く城)で
> 精いっぱいだったし、ほかの監督候補が恐れをなして
> 逃げたから、仕方なく僕が監督になった」と笑う。
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1154148436/

彼の骨髄に熱い鉛をちょっと流し込んでいいかな
309なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 21:44:23 ID:l76zmDon
なにそれ・・・
なんで笑ってるんだ。
310なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 22:01:05 ID:up2jvC04
http://www.dai2ntv.jp/common/misc/kochi2/interview/gedo/
目の前にいたらぶんなぐって警察のお世話になってしまうところだ。
311なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 22:13:51 ID:Q1x/kv3U
>>304
「アースシーの風に乗って」という解説書にある監督のインタビューとか、
解説読むと、四巻以降のゲドのイメージを念頭に置いたぽいね。
正確には三巻ほど強くなく、四巻ほど弱くない衰えかけの中年、みたいな。
312なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 22:22:39 ID:xNUNWE9v
才能ない上にパヤ尾の悪いところばかり継承したな
厚顔無恥を体現している>56
313なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 22:35:06 ID:+ZnoWZhE
見た目はハンサムで、好みなんだが…もの作りはド素人
314なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 22:38:12 ID:UyUv2zWA
すごい気になるから見にいこうと思ってたけどもういいや。。
映像化したら刷り込まれそうで怖かったけど、CMとか見てても知らない人にしか見えんかった。

自分の中のEarthseaは揺るがない。

そういえばファンの中にも何タイプか的なのあったけど、
Earthseaのゆらぎが好きだと今は思う。
4巻読んだのはまだ1〜3も2回ずつぐらいしか読んでなかった頃で、
中学生ぐらいだったから、ゆっくり消化して好きになった。
テルーの存在については今でもなんとも言い表せない。

あの世界を生んだ彼女の心を、Earthseaを通して全部好きだと思う。

女性として共感するところが多い気はする。
4巻はあんまりにも…と思ってた時期もあったけど、今はまた違ってきてるかも。

じゅんばんは4→『外伝』→5 に一票!
自分はうっかり5を先に読んで後悔。。
315ドレン:2006/08/02(水) 22:41:56 ID:DKnzMESE
あのキャラクターじゃ、もののけ姫を連想してしまうせいもあるからでしょうか。
316ドレン:2006/08/02(水) 22:43:06 ID:DKnzMESE
あのキャラクターじゃ、もののけ姫を連想してしまうせいもあるのでしょうね。
317ドレン:2006/08/02(水) 22:43:51 ID:DKnzMESE
連続カキコしてしまいました。調子が悪いのか、このパソコンは?
318なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 22:54:15 ID:xNUNWE9v
ルックスはいい、お金もある、働かなくても一生生活に困らない。
一見爽やかな青年にみえるけど、胸中はどろどろなんだろうか。

でも自分の私怨を皆が見る映画に反映させるなよ。
原作はまったく関係ない。

319なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 22:54:19 ID:uQqLc1pc
>>314
>自分の中のEarthseaは揺るがない。

良い言葉だ・・・・・
320なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 23:04:22 ID:rjkR22ci
父殺しは、ゴローが考えたネタじゃないらしい。
以前、映画板のスレで、鈴木Pが「父殺しを入れたらどうだ」と
僕がアドバイスしましたと、どこかで発言したと書かれてた。
時々、定期的にそんな書き込みを見かけるから、鈴木Pがネタ作り
(親子の相克=駿とゴロー)の為に入れさせた可能性も高い。

つかこの映画、ゴローお手製というより、鈴木Pの意向がかなり
盛り込まれているような気がする…
321なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 23:17:41 ID:up2jvC04
3巻を選んだのも、影を出そうと言ったのも、
父を殺そうと言ったのも、歌手の新人を紹介したのも、
歌詞を作る参考にと萩原朔太郎の詩を渡したのも、
ついでに言うと題字を書いたのも、

全部鈴木プロデューサーとの話。
自分で映画作ればいいんだこの人は。
322なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 23:26:08 ID:bM4bCfHJ
>>314
原作ファンとしては、あまり語る内容のない映画だから敢えて見る必要もないかと。

自分はまだ4巻を完全に受け入れてる訳ではないけど、無理に納得しようとはせず、
いつか心から共感できる時までこのまま大切に持っていくつもり。
正直に感想を書こうとすると、ちと否定的な内容になってしまうかもしれんが、
それでも4巻は好きだし、ルグィンが書いてくれたことには感謝してるよ。

たとえゲドやテナー、アレンやテルーといった馴染み深い人々がいなくても
アースシーはそこにある、そう思えるのは4巻以降があるからだからね。
323なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 23:40:56 ID:xNUNWE9v
>>321
>全部鈴木プロデューサーとの話。

でもそれに考え無しに従ったのは56。
パヤオも結果的に黙認しているも同じ。

この人たち原作者どんな顔して会うんだろう?
324なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 23:56:25 ID:PFnbB/AS
>>323
ド○モショップとおなじじゃね?
礼儀正しく、口先で謝ってても、あきらめるのを待ってる、
自分のエゴをスマートに通すだけだろ?

人間って基本的には性善だけど、良心が完全に欠如して、
元に戻すのに1000年くらいかかる人間、または組織は実在する。
http://www.soshisha.com/book_search/detail/1_4794214723.html
http://www.soshisha.com/book_read/htm/1472.html
325なまえ_____かえす日:2006/08/02(水) 23:58:41 ID:up2jvC04
>322
作者が外伝で言っていたけれど、現実で時が移って行くのといっしょに
物語の世界でも「現在」が動いているんだよね。
4・5巻の生々しさは、3巻までの伝説的な遠い世界の話ではなくて
一枚壁を隔てた隣の世界のような、同時代感がある。
今このときに、ル・アルビの炉辺でゲドとテナーが炎に照らされながら
お茶を飲んでいるような、そんな近しさ。

3巻までの英雄譚で十分大事な作品ではあるのだけど、
4・5巻でアースシーが自分たちの隣に「並んだ」ような奇妙な感覚が
このシリーズを自分にとって特別なものにしているような気がする。
326名無しさん:2006/08/03(木) 01:00:00 ID:IkhbnoAJ
俺は見てないんだけど、公開日の宣伝番組で流れたアフレコの様子が凄かったらしい。


声優喋り終わる

吾朗、鈴木に向き直り「どうでした?」

鈴木「うーん、○○は××した方が良いんじゃない?後の部分は良かったと思うよ」

吾朗、声優に近付き
「○○は××した方が良いです。後の部分は良かったですよ」

以下繰り返し


上記のような現場のやりとりが映されて、試写組みの多くが「やっぱダメだこいつ・・・」と落胆。
327なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 01:18:19 ID:uhM5f/OW
だって、吾朗は鈴木Pの傀儡だろ?
せっかくゲド戦記のアニメ化が実現しそうだったのに
駿が断ろうとしたら、慌てて代替えの監督を捜して。
他にも候補者がいたのに、言う事を聞かないから、そいつらを外して
最初から、鈴木の意見に従った吾朗を担ぎだしたわけだし。
吾朗擁立から、作品の脚本、親子対決、主題歌声優、全て決めたのは鈴木だもんな…
328なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 01:28:09 ID:v/iXbyNp
細田監督だっけ?
字ぶりに呼ばれたのに追い出されたのは。

>他にも候補者がいたのに、言う事を聞かないから、そいつらを外して
「1巻から映画化しよう」と言ってはずされたんだっけ。

いっぺん字ぶりも鈴Pと一緒につぶれた方がいいような気がする。
329なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 01:36:10 ID:IXe+I9Vj
細田監督が呼ばれてさらにはずされたのは「ハウル」のときだよ。
今回は今回で、当然ながら別の監督候補がいたらしい。
せめて、別のちゃんと話の辻褄を合わせられる人間が監督になっていたら。

たられば言っても仕方の無い話だろうけど
330なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 01:37:05 ID:Nm0akiGo
擁護する気はさらさらないけど
きっちり監督できる者がいなかったせいで
鈴木があれこれ口出しして決めざるを得なかったんだろうね
331なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 01:53:50 ID:ersd50p0
まあ鈴木Pはそれこそプロデューサーなんだから、
彼の立場を考えると、興行成績あげるためには
なりふりかまわずタイアップも仕掛けるし、
棒読み俳優だってキャスティングしてしまうのはわからんでもない

しかし今の体たらくを見ると、イノセンスの際に
鈴木Pがガトーや少佐の声に大物俳優を
キャスティングしようとした時、断固拒否りとおした
押井守は偉大だな

興行的にはダメダメだったけど… >イノ
332ドレン:2006/08/03(木) 02:04:27 ID:LnuN/rnN
棒読みは訓練すれば良くなると思います。
俳優ではなくて、訓練の時間をあまり用意しなかったことの方が、責任は重大でしょう。
333なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 02:51:25 ID:wJmyH69j
>>323
芸能人は声の仕事は軽く見てるだろ(ギャラ安いし)
舞台稽古ませずにいきなり舞台で芝居やるようなもんだ
その程度の考えの人間をキャスティングしていることがそもそも問題だと思う
334なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 08:30:49 ID:8uKfhojI
>>274
> 「次の作品からは父より何倍も優れた作品を作りたいと思っています」



  ま
      え
          にゃ
                む
                    
                    り
335なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 08:37:20 ID:8uKfhojI

ほんとうに ハヤオのゲドが みたかった
336なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 10:38:31 ID:t8xpsgMm
宮崎駿の今回の対応を見ると、自分はあまり期待は持てないけどな。
出来ないと判断して潔く断ったのは流石だと思うけど。

正直もう宮崎親子もジブリもルグィンには関わってほしくないね。
337なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 11:28:24 ID:tOKJz2Vm
駿のゲド見たかったよ…
338なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 11:30:46 ID:+UwswDsh
いつも枕元において寝る程好きだけど、ゲドの類似品が多数出ている
今日び、ヘタに映画化したところで、一般人には"新鮮味の無い話"と
思われる虞がある(それに発表済みの作品の多くがゲドのエッセンスを
引っ張ってきているし)、という、宮崎駿の執着ゆえに原作へ直に
触れないという心情(と解釈している)、経験もない奴と、
プロデューサーのいいようにされる怒りは、結構理解できるものだった。

だから駿にやって欲しいとは思わないけどね…。
339なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 11:32:18 ID:VZDOQX/B
壊すなら駿にやってほしかったてのもあるがな
340なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 11:39:03 ID:ZuzFaYhg
それはわかる気がする
341なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 12:27:01 ID:Nm0akiGo
>>339
そう思う

なのに、よりによって素人にいじられるなんてダメージでかいわ
342なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 13:37:33 ID:8uKfhojI

48 名前:名無しさん@6周年[sage] 投稿日:2006/08/03(木) 12:43:02 ID:b4vJWFuI0
心を何にたとえよう 鷹のようなこの心
って鷹に例えてんじゃんか。作詞家一歩前に出ろ
343なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 13:40:29 ID:+UwswDsh
>>342
詞の初出時から散々既出
344なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 14:10:21 ID:0oMgnv2M
そろそろ映画単独の話題は該当スレに移動しないか?
目新しい話題もないし、どっちが隔離スレかわからん。

映画作品板:
・映画本スレ
【ジブリ最新作】「ゲド戦記」第21章【崩壊中】
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1154531172/
・マンセースレ?
ゲド戦記に感動したものたちのスレ
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1154200998/

SF板:原作既読の上で映画を語るなら
【さいはての】ゲド戦記 第4巻【映画との戦い】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1154367263/

アニメ2板:反省会会場はこちら
★☆★ ゲド戦記 反省会★☆★
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1154134797/
345なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 14:28:51 ID:cQQsAGf5
むーん
現時点で映画抜きの話ができるってのはSF板のルグィン本スレ
☆★アーシュラ・K・ル・グィン 2冊目★☆
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1135092560/
くらいなわけで、
俺もできればこのスレでは原作に限った話をしたいとは思っているが……

ほかの人はどう思うか?だな
346なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 16:29:51 ID:XWxRNMio
もうこんな機会はないだろうし、出来れば両方を絡めた話題で・・・と思ってたけど。
現状では落ち着いて話が出来ないスレ状況なんで、原作に限った話にした方がいいのかも。

作品に託したテーマ性の違い(女史はMOE最新号のインタビューで「帰る家族があるから、孤独でも旅が出来る」
と語っていて、監督はどこかのインタビューで「人は最終的には孤独だ」と語っていた事)
とかを検討したい気持ちもあるんだけどなぁ・・・。
347なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 16:30:32 ID:JqPU4/S+
>>331
マジで?
素子の声を芸能人に?
バカじゃなかろうか。


プロデューサーが前面に出てくるアニメって、どうしようもなくなる。
竹田とか竹田とか竹田とか。
348なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 16:32:12 ID:rJggma/w
今月は隔離は無理だと思うよ。映画→原作、の人もやってくるわけだし。
原作ファンは嵐が過ぎるまで、ひたすら沈黙を保つしかないと思う。
そんなに長い嵐でもないだろうからさ。
349なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 17:05:57 ID:ylDGaDsI
>>347
たしか山口智子で、って話だったときいた>素子
350なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 17:27:17 ID:WSqO5xwB
>>348
>そんなに長い嵐でもないだろうからさ。

全米が泣いた
351348:2006/08/03(木) 17:46:17 ID:rJggma/w
>>350
ああそうか、 世 界 5 0 カ 国 で上映されるんだったね・・・orz
352なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 17:50:04 ID:N4i9ENSt
では原作の話でも。

5巻によると、“石垣”は古の魔法使いたちが築いたものらしい。
3巻では、クモが開け、ゲドが閉じた“扉”が出てきた。

この扉のほうは、人造? それとも天然?

石垣を壊すことで死者の魂は解き放たれ“西”へと飛び去ってしまったが、
一方で扉は開けるとやはりまずいのだろうか。全てを飲み込んでしまうし。
3巻と5巻で著しく世界観が異なっている気がしてそこら辺が混乱してる。

石垣は駄目でも、扉はあったほうがいいの?
353なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 18:01:25 ID:HaD7ofNh
そもそもそういう混沌とした感じが好きだけどなあ、常に世界の構造は作
者の中で更新されてるような。色んな解釈がありそう>>352
混沌というとテルーが一体何者なのか、私はいまだに掴めないです。
竜だとか人だとか、「セゴイ、」の意味とか、わかっちゃわない方が
想像の余地があって面白い気がする。

本っっ当に個人的な見方だけど、Earthseaはル=グウィンの中では石垣の向
こうの世界が最初にあったんじゃないかと思ってる。何度も出てきて一番し
っかりしたイメージに残るからだと思うけど、まだEarthseaって世界が明確
に出来上ってなかった(のか、ほんとはその頃既にあったのか?)頃の開放
の呪文はそういう場所の話だし。
354なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 18:23:31 ID:JqPU4/S+
>>349
d。
山口智子の声質は悪くないと思う。
キンキン声じゃないし、そういう武闘派系の女の役とかこなせそうではある。
だが、それはあくまでも実写ドラマでの話でね。


勘弁してよマジで。
355なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 18:57:59 ID:Nhs6kcQE
原作を大切にしないやつなんか大きらいだ
356なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 19:14:50 ID:1NeDvxJN
>>352
自分は、もともと扉がある訳ではなくて、生と死の世界の壁にクモが穴を開けたのかと思ってた。
その穴を「扉」と呼んでたんじゃないかな。
どっちにしても、あの扉の岩は完全に一つになってたから、また誰かが別の穴を開けない限り、
もう「扉」は残ってはいないんじゃないかなぁ。
357なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 19:20:24 ID:1NeDvxJN
>>346
そういうのは別にいいんじゃないかなぁ、興味ある。
どうせ完全に隔離っていうのはできないだろうし。
358なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 19:38:47 ID:HaD7ofNh
元の英語ではなんだろね、gateとかかなあ?
doorじゃあない気がする、なんとなく・・
359なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 19:53:23 ID:rORaLxeW
石垣壊しちゃったりテハヌーが行っちゃたりと色々と5巻はわけが分からなかったw
360なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 20:01:55 ID:/k7/GQYf
>>358
部屋のどっかに1〜4合刊のPBが埋まってるから
調べてみるわ
361なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 20:24:10 ID:NFutgwck
一巻読んだ
活字のファンタジーはハリポタを3巻まで読んだことくらいしかなかったが面白いと思った
魔法の描写というか名前の概念に新鮮味を覚えた 
魔法を行使するのに伴うリスクを強調しているのが物語の緊張感をより引き立てていて良いと思う
シリアスな物語が好きなので主人公が孤独に戦うストイックさが個人的には嗜好に合ってた
まあ、もしゲドが現実にいたとしてもお近づきになりたいとは思わないが
印象に残ったのは、やはり影と対決する場面か
特に影が主人公を待ち構えて接触するところ(いくつかある全て)がとてもスリルを感じた
最後の世界の果て(?)で影が現れてから対峙するまでは目が離せなかった
正直に言うと決着にはややあっけなさを覚えたが自由になったゲドの続きを読みたいと思うには充分だった
これを読んで得たものは大きい じゃあ二巻読んでくる
362なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 20:28:56 ID:OVBquxpE
>自由になったゲドの続きを読みたいと思うには充分だった
みんなそう思って二巻に進むようだな。
しかし……

ふっふっふ
363なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 20:34:12 ID:XUctVmK1
>>362
ふっふっふ

以下ややネタバレなんで>>361は見ないように。





でもあの焦らしプレイが個人的にはたまらんかった。
正に、「まだか、まだか…キタ━(゚∀゚)━!!!!」って感じだったな。
364なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 20:43:00 ID:/m8FEjyo
>>352
あの石垣のむこうの世界ってもともとは竜の領域を
魔法使いが、死後も永遠に存在できるように、と石垣を築いて自分達人間の領域にしたんだと解釈していた。
5巻の最後石垣をぶっこわしたら死者達もどこかにいってしまったが、とすると3巻の扉は石垣を超えたさらに先
にあったことからして

扉の向こうの世界|   石垣でかこまれた世界     | 生者の世界
本当の闇の世界 | 死者はそこで永遠に存在できる | 

ここをひらくとやばい

こんな感じなんかな?私もいまいち良く分からない。
365なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 21:08:56 ID:u+RXNGTt
ゲドが竜王って呼ばれるようになったのって、どういう理由?
オームエンバーと対決したから?
それとも、大賢人時代に竜関連でなんかしたから?

映画でさ、テルーに違和感もつのって、テルーが竜だっていう
伏線と、ゲドが大賢人であり、さらには竜王と呼ばれているっていうことの
伏線だと思ったんだが。おk?
366なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 21:10:43 ID:HWX7leNQ
竜と会話できる魔法使いを竜王って呼ぶ、と外伝の巻末に
書いてなかったかな。
だからクモも竜王ってことになるらしい
367なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 21:18:01 ID:HaD7ofNh
あれ、書いてあったのってガイデンだっけか
そしてクモが竜と話してた記憶がない!
近々もっかい読み直したい…
368なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 21:22:19 ID:/m8FEjyo
3巻p215にオームエンバーが「西国には今1人竜王がいておれたちを破滅させようともくろんでいる」
と語ったというくだりがある。
369なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 21:24:06 ID:rKy7Tug1
1巻の時点で竜王とは竜と話せるもののこと、ってでてなかったか
370なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 21:28:31 ID:s46JmeYb
>>361のような喜ばしい感想レスが投下されるのも
知名度が上がった恩恵っちゃあそうなんだよな。
しかもFTの既読作品がハリポタのみという人が
気に入ってくれたっていうのは個人的に嬉しい。

>>365
竜王については、ゲド自身が言ってなかったっけ?
竜と対等に会話できて、ちゃんと交渉なんかもできて、
言葉のトリックにまるめこまれたりしない人、みたいな感じ。
あと、対決したのはイエボーじゃない?
オームエンバーはゲドの友達みたいなもんだ。
「ちょwwwおまwwwその金属片www腕輪wwwww」って教えてくれた。
371なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 21:31:02 ID:tOKJz2Vm
ゲド読んだ人が、ブレイブストーリーのパクリって言ってた。
売れても良いことあんまりないな。映画の駄目っぷりに原作叩きも出て来始めたし。
372なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 21:34:09 ID:/k7/GQYf
>>358
「door」ですた
クモ曰く“I opened the door between the worlds and I cannot shut it.”
だそうで。

でも自分が想像したのも明確な『扉』じゃなくて、何かもやもやしたワームホールみたいなヤツなんだよな
373なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 21:37:44 ID:HWX7leNQ
>>371
そういう極々一部の厨の言ってることを一事が万事みたいに
いわないほうがいい!
374なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 21:42:42 ID:HaD7ofNh
>>372

おー そうなんだ!
変かも?って思ってたけどなんか台詞中で言われると普通だ!

自分の中では、暗くてすぐ先も見えない地面の裂け目、みたいなイメージだったよ
375なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 21:50:55 ID:/Xabyi55
>>371
釣れますか?
376なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 22:16:21 ID:IXe+I9Vj
外伝の資料ちゃんと読み込んでないので、変な事言ってたらごめんなさい。

魔法使いはみんな太古のことばを習うけど、ゲドがわざわざ竜王と呼ばれるからには
みんながみんな竜と会話できるわけじゃないということだよね。
でも、何話してるかは普通に聞き取っていたような。度胸の問題?

太古の言葉は、本来魔法使いの力を失うと同時に忘れるものなのかな。
でも言葉を覚えるというのは本来「習得する」ものだから、その記憶まで消えなくても良さそうなものだ。
5巻あたりで、ゲドが効き目を示さないヤギ集めの呪文を唱えて自嘲しているシーンがあったけど、
言葉に何らかの力を込める事が出来る、というのが魔法使いたる所以なんだろうか。

竜に言葉を伝えるには、
ただ太古の言葉を正しく発音する以上の何かの力が必要なんだろうか。
ゲドが力を失ったのに竜王だった、というのは
力を失ったのに「言葉を忘れなかった」ことが特殊なのか
「他の力がなくなったのに竜に言葉を伝える力が消えなかった」ことが特殊なのか
どっちなんだろう。

長々とすみません。
377なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 22:22:30 ID:rKy7Tug1
力を失ったゲドがカレシンと話せるんだから、竜と話すのに
魔法は関係ないはず。思うに竜と意思疎通するのには太古の言葉を使えるだけでなく
竜みたいな巨大で我々とまったく違う人間と意思疎通ができるだけの、
竜の言葉に操られないだけの賢さと根性がないと駄目なんだと思う。
378名無しさん:2006/08/03(木) 22:25:57 ID:6ztAlBoC
やくざの親分の話は誰でも聞けるし、答える事も出来るが
対等な立場で会話ないし交渉できる人間は限られている。


・・・とか、超適当な事を書いてみる。
379なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 22:26:55 ID:HaD7ofNh
言葉がわかるか、話しかけられるか、ってことじゃなくて
うーん、なんて言えばいいのか

竜に(その場の気まぐれにしても)話し相手として認めてもらえれば竜王って
言えるんじゃないかな・・。ゲドの場合はさらに、ある程度竜の方にも「こ
いつはちょっと特別だ」っていう認識があっただろうし。

ゲド自身の説明で「竜に食べられたりしないって思うなら」みたいなのなか
ったっけか
380379:2006/08/03(木) 22:28:57 ID:HaD7ofNh
>>378
いやでもその方が全然わかりやすいかも!笑
381なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 22:30:35 ID:/m8FEjyo
竜と話ができるならアレンも一応話してるから、魔法の有無は関係ないんだろう。
382なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 22:34:42 ID:HWX7leNQ
竜の言ってることって謎かけみたいなんだよね
そういうの理解できる賢さが必要ってのはあってるとおもう
383なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 22:35:21 ID:IXe+I9Vj
うーん、気合と覚悟と根性と、それから知恵か。
384なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 22:37:28 ID:u+RXNGTt
ちょっと思い出してきた。
みんなのレス読んで納得。
そういえば、ゲドって竜の子供ぼこぼこにしてたよね。
それに、真の言葉で嘘までつける竜(イエボーでしたなテラハズカシス)
に惑わされなかったし。そこら辺も重要かもしれない。

それに、ゲドの時代には人間と竜はほとんど接触がなかったぽいし、
竜と出会い、なおかつそれを退けた、っつーのが、竜王と呼ばれるゆえんか。
竜のほうも、「こいつスゴスwww」みたいな。
でも、あれ結局自称なのか他称なのか。どっかかいてあった?
385なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 22:44:20 ID:HWX7leNQ
ゲドの武勲などで竜王って歌われたりしている
386なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 22:47:52 ID:IXe+I9Vj
そうか、竜王たる人物は、竜と出会う、わざわざ会いに行ってその上交渉する、
本来そういう人間離れした行動力が備わってる人間なわけだものな。

「魔法使いでなくなっても竜王ではあるらしい」、という言葉には
魔法使いの力を失ったら竜王でなくなるのも当然、
という感じの裏のニュアンスがあると思うんだよね。

竜王になるほどのひとが魔法使いの力を失うなんてこと自体が
前例のない稀有な事象だっただろうから
太古の言葉を操る偉大な人間=魔法使い → 非魔法使い=非竜王
のような図式が当然のように思い込まれたのかも。
387なまえ_____かえす日:2006/08/03(木) 23:43:18 ID:sZFzfTtp
>>352
私の無理やりな(?)辻褄あわせはこのようなものです:

3巻→・そもそも扉があってはダメだという理由の無い感覚があった。
   ・大賢人ゲドも不均衡の原因はそれだと思った。
   ・扉が閉じ、クモが消えたことが平和の原因とは断定されていない。
  (・むしろアレンの旅=予言成就が重要だったのでは??)
5巻→・それまでの固定観念が崩れてきた(ex:女性のこと、竜のこと)
   ・死者の国についても、あらためて考えみたらそもそも存在が不自然。
   ・石垣なんて壊しちゃえ〜

個人的にはアースシーの世界には、1〜6巻までさほど破綻はないと思います。
3巻の時点でも、死者の国の不自然さは描かれていました。
ただ、それについて、そこでは結局はスルーされたのです。
多分、作者が改めてアースシーを「覗いた」時、何かオカシイと思ったことが
それだったのだと思います。そして5(および外伝)巻を書いたのでしょう。

他にも1〜3巻までで「自明」とされてきたことに疑問を投げかけることで
4〜6巻は出来上がってますよね、そもそも。
388なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 00:18:52 ID:WwOTNl4Y
5巻で示された石垣の存在理由は、
本来竜の土地であったものを人間が勝手に囲い込んでしまったというものだったけど、
実際のところ、「死者の国」は、死ななくても延々と野を行き海を行き進んでいければ
(何か障壁のようなものに阻まれるとしても)実際にたどり着ける、
現実の地ということでいいのだろうか。
(ジャンプ漫画のハンターハンター「グリードアイランド」のような)

3巻を読んだときは、死者の国が物理的に地続き(?)のものとは思わなかったので
「扉」それ自体が、石垣とは違う「不正に開かれた生と死の間の門」で、
死者の国のなにやらやばいものが生者の国の方に染み出しているせいで
均衡が狂うことになったのかと思っていた。
(生と死が石垣を超えること以外でつながる不自然さが均衡を崩していた)

5巻を読んだあとでは、あの扉の向こうにあったのは1巻の
「影」が居たような太古の精霊がうじゃうじゃとしている世界で、
それが「この世界に向かって開かれた」そのこと自体が均衡を崩す要因になったのかと思った。
ああ、でも1巻のエルファーランは「影」と同時に呼び出されたんだったか・・・

>・むしろアレンの旅=予言成就が重要だったのでは??
やはり、これが肝なのかな。
予言の成就それ自体で均衡を取り戻すことを約束しながら、
レバンネンが賢王として現実に苦労する姿も描いているのが好きだ。


このへん、考えるの面白いね。
きちんとしているようで、世界観をつめていく余地がある。
389なまえ_____かえす日 :2006/08/04(金) 01:12:26 ID:wyj9gauf
石垣ができたのってローク以前だっけ以後だっけ?
あの、メドラの時代以後だろうか?だと、以外と近いなって思う。

1巻でゲドが影を追ってたどり着いた場所ってどの辺なんだろうなあ
竜の土地か?と思うと違う気がするけど、あれも気になる場所。
「暁の門の裏…」
390なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 01:20:12 ID:gS/prHYE
>>368
そうそう、クモも竜王なんだよな。
そういうとこからも、ゲド=クモの対比がうかがえて面白い。
ゲドが自らの影と対面せず成長していたなら、どうなっていたかっていうモデルがクモなんだよね。
さらに言えば、クモに禁断の魔法を追求する決意を抱かせた元凶が、
影と対面して全き人間となったはずのゲド自身だったというのも、どう捉えるかで面白くなるところだよね。
391なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 01:30:48 ID:bxwinJfy
ゲドがクモを死者の国に引っ張っていったのは、2巻の後だよな・・・?
ネマール様の魂を呼び出されて逆上したゲド。
その怒りは好きな女をレイプされたにも匹敵するものだったのだろう。

全き人間になっても感情の起伏の激しいゲド。そんなとこが笑えるw
392なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 01:37:54 ID:zlbklrBx
時々感情を爆発させる大賢人ゲドが好きだ
393なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 01:44:37 ID:DHfUnrIv
久しぶりにきた
映画が大変な出来らしく、ここの住人もさぞお嘆きだろうと思ったら・・・案外まったりしてんな
しかしまぁ、これで原書に出会う人が増えるだろうから、よしとするか。
世界三大ファンタジーの1つとか言われるけど、日本じゃ鬼のようにマイナーだしね。
若者にはぜひ一度読んでもらいたいものだ。

しかし駿がやればもうちょっとマシになったろうに・・・愚息は引っ込んでろ、と
394名無しさん:2006/08/04(金) 01:50:39 ID:fPXoKR0f
その件は、映画板行けばみんな無限ループで語ってるんで、
わざわざここでする必要もないんじゃないかという感じ。
395なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 01:54:05 ID:DHfUnrIv
そうか。まだ見てないや
厨が押し寄せてこないことを祈るよ・・・

あ、俺のことかw
396なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 01:55:12 ID:RpXllfPV
>>388
> 実際のところ、「死者の国」は、死ななくても延々と野を行き海を行き進んでいければ
> (何か障壁のようなものに阻まれるとしても)実際にたどり着ける、
> 現実の地ということでいいのだろうか。

「あなた方はわたしたち竜がこの世の風だけに乗って、空を飛んでいるとでも思っているの?
ものを持つことをすべて放棄して得たわたしたちの自由が、愚かなカモメのそれと同程度のものと考えているわけ?
わたしたちが住む世界はあなた方の富める島々のほんの端っこにある三つ四つの岩だと考えているわけ?」

と、5巻でアイリアンが激白しているくだりで、竜は時間を超えて飛び回っているとあるので、
"西"とは地理的な方角という意味だけではないんじゃないかな。
397なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 01:58:39 ID:q2YVXnzG
>>395
分家(ゲド戦記の)に出張している原作ファンが頑張って
引きつけてくれているおかげか、現段階ではここには
あまり飛び火してこない。時々妙な釣りはあるけどなw
398なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 02:48:51 ID:WwOTNl4Y
そか。竜が時間を越えて飛び回るように、
幾層もの時間も一緒に囲い込んでいるのか。
死者が永遠に存在する、風の吹かない地というのはそういうことなのかな。
399なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 06:29:59 ID:vvOLgAV4
何でゲドはバンバン魔法使わないの?
そうすればもっと色々簡単に行くのに
400なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 07:46:19 ID:gJ8637Wi
ここに雨雲を呼べばどこかの町で日照りがおこる
魔法とはそういうものなのだよ。
401なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 07:52:24 ID:JarKprBB
>>399
知りたければ、まず黙らなければな。
402なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 08:11:33 ID:vvOLgAV4
>>401
意味分からない。黙ったら聞けないじゃん。
403なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 08:21:23 ID:Y6EXf8im
なんでこんなガキが児童書板にいるんだ?
ラ板にすっこんでろ
404なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 08:27:01 ID:gJ8637Wi
まあまあ
「訊く前に読んだら?」と言いたいんだよ
405なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 08:29:36 ID:OV66AqTX
まずは原作を読むことだ
406なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 08:30:17 ID:vvOLgAV4
教えてくれても・・・
407なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 08:31:41 ID:Y6EXf8im
400で親切に教えてもらってるのに
408なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 08:36:07 ID:gJ8637Wi
魔法概念はこの本の肝のひとつなんだよ
語ると面白さが減っちまう。
だから読んでね、というわけ。
409なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 08:47:07 ID:vvOLgAV4
でも世界が崩壊するほどのことなのに使わないのもなあ
410なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 08:53:19 ID:gJ8637Wi
うえっ映画の話かよ!勘弁してくれ
ここは原作スレですよ、読んでからまたおいで
きっと違いに驚くから

(連投失礼)
411なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 10:08:20 ID:OV66AqTX
>>406
夏休みなんだから読書感想文用にでも読め
412なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 11:34:30 ID:bxwinJfy
>>400
宮崎駿版のハウルの動く城で、
「王宮は魔法で守られてるから爆弾は落ちないが、
 その代わりに周囲の町や村に落ちる。
 魔法とはそういうものだ」
というセリフが出てくる。
ハウルが空飛ぶ鳥の姿になって帰ってきて中々元の姿に戻れなかったりと、
宮崎駿は随所でゲド戦記からインスパイアされてるから、
今さらゲド戦記の忠実なアニメ化なんかしたら、
それこそゲド戦記が「今までのジブリのパクリ」になってしまう。
そういう事情もあったんじゃないかと憶測する。
413なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 11:58:07 ID:vSjFM/Pd
まあなんにしろこの映画はオhル
414なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 12:04:39 ID:iJrMYLAX
>>412
それはそれで、駿としてやるべきことだったんじゃないかと思う。
原点でありながら集大成でもある作品として。
本人もそう思っていたが自信を失っていた。

駿に必要だったのはゴローではなく、
駿とともに仕事をすることで若さと自信を駿に与えることのできる
アレンのような若者だったのだろうと思う。
415なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 12:09:19 ID:vSjFM/Pd
映画のアレンがいたらオhル
416なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 12:59:57 ID:dRJb8q5a
ほとぼりが冷める(晩秋くらい?)まで、スレ立ての際には>>2
強化したものを>>1の冒頭に入れておいた方がいいかもしれんね。
--例--
【当スレでのジブリ映画の話題は、原作に関連した
内容でお願いします。 原 作 既 読 が 前 提 です。】

※未読の方はこちらへ。
http://映画板とかの相応しいスレのURL

※既読の方は、未読・または未読と思われる方による
  映画関係のレスには徹底スルーをお願いします。
------
これを守っていないレスは徹底的にスルー。
(もちろん映画に関連しない、未読の人のレスっていうのはおkだけど)
他に答えてくれるスレなんていくつでもあるし、
ここで相手をするとgdgdになってスレが機能しなくなるしな。
厨なら厨なほどしつこいもんだから。これかから数も増えそうだし。
417なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 13:16:20 ID:EcQDfLDZ
>>416
そだな。 950近くになったら、また貼ろう。
418なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 13:25:10 ID:YPFfxeTm
そう、この世界では魔法はよくよくの事がない限り使ってはいけないんだよ。

だが、2巻ではアルハの要求に応えて(使わなくても良さげな)魔法を使って見せるゲド…
なんか微笑ましいけど、ちょっとあざといぞww
いや、ゲド本人はまったくそんなつもりはないんだけどさ。
精神的去勢状態で、尚且つ即興で、しかも天然にあんな事をしてしまうなんて!
ゲド…なんて恐ろしい子っ!
419なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 13:30:18 ID:iJrMYLAX
まあ目くらましはロークの学生の十八番だからな。
剣道の達人が素振りするようなもん?
420なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 14:26:20 ID:nV2mQfiE
こっちの世界なら、竜王ならぬ夜王になれてたってことかなw
421なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 16:23:52 ID:PlegppID
いささか即物的な気もしますが、あの魔法はアルハ様にも嬉しいものなのでしょうかw

というか、初めて男性から女の子扱いされて自分の性を意識したんだろうな。
2巻の2人は初々しくていいなw
422なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 16:32:36 ID:gJ8637Wi
珍しくにっこりするゲドが見られるしなww

>>421
おぬしの仮の名に“ID”が含まれてる件
初めて見たー
423なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 17:12:56 ID:IxNA7c0f
>>418
漏れ、あのお姫様ドレスのくだりは、すげー好き。うろたえるテナーが、すげー可愛い。
424なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 19:35:49 ID:Y6EXf8im
あれはめくらましだからかまわんだろ
実物を呼び出したりするのは、もっと緊急時にならないとダメだけど
425なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 19:43:33 ID:5oNToJwN
第二巻はいいよね。テナーがゲドについていく決心をするシーンは、何度読んでも涙が出るよ。
426なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 20:11:07 ID:998MNK3Y
2巻好きだ〜!読み返すたびにハマっていくよ。
あの目くらましの魔法はゲドにしては俗っぽいやり方なんだが
相手がテナーというところが微笑ましくっていいw
427なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 20:17:58 ID:jupBEAL5
紀ノ国屋の週間売り上げトップ10に発売から30年たって、初登場しました。
1巻のみで2巻以降はかなり下位な事から、やはり面白くないと感じた人が多いのでしょう。
ちらほら増えてきた的はずれな原作批判も納得がいきます。
428なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 20:58:07 ID:wocawQHA
1巻は孤独な戦いだからね。
自分自身との戦いを拒絶して影から逃げた挙句に
「逃げ切ったぞ!俺の勝ちだ!」
とか宣言してるアホだらけの世の中では通じるわけ無いでしょう

ってか知り合いの3/4はこんな感じのアホなんだけど見限った方がいいのかなあ。
お前らは自分が影に追い回されてることにすら気づかないのかと。逃げてるだけだって事に気づかないのかと
429なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 21:02:43 ID:mTSPk/En
>>396
そう聞くと、西方浄土を連想してしまうのは日本人だからかw

>>418
めくらましやモノ探し辺りの軽い魔法は気軽にみんな使っているしね。
やたらと使っていけないのは、本質を変えてしまうような魔法だったはず。

>>427
アマゾンの「影との戦い」のレビューを読んでると悲しくなるな…
子供には難しいだろうって、大人が勝手に決めつけるなと言いたい。
自分も消防時代に読んだし、読めるかどうかは子供自身が判断するわ。
430なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 21:05:54 ID:gJ8637Wi
消防で読んだなりにさ、

己が一度拒絶した「闇」を受け入れ、全き者になる

自分の欠点も悩みも全部含めての『自分』なんだなー

ってそれなりに稚拙に解釈して感動したもんだがねぇ
(実践できてるかは別だがw)
今のお子様には流行らないのかな…
431なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 21:07:34 ID:CESQqL4r
自分が読んでわからない>子供は自分よりバカ>子供は読んでも絶対わからない

という人達なんだから、ほうっておけばいいと思うよ
432なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 21:14:30 ID:998MNK3Y
今アマゾンのトップセラーのランキングで『ゲド戦記 全6冊セット』 が20位だ。
433なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 21:31:33 ID:DBsBgESo
1巻のamazonのレビューを見てニヤニヤしている俺ガイル

「普段文学寄りの書物を読んでいる人には物足りないというか、
軽い内容なのでは(中略)普段、あまり本を読んでない方には、
お勧めかも」

現文化庁長官もゲド信者ですが何か?www
434なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 21:50:46 ID:CWA/qMiT
映画がきっかけで十年ぶりにアースシーの世界に帰ってきたよ。
小学生の時初めて読んで、読み返すのは中学生以来。
私のファンタジー初体験はゲドでした。

未読のル=グウィン作品も沢山あるし、
これからどっぷり浸かります。幸せ。

良いきっかけになってくれたことは映画化に感謝する。
見ないけど。

自分語りゴメン。
435なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 23:10:21 ID:RyvI339J
自分も2巻の、ゲドがテナーにドレス出すシーン大好きだ。
確かにあれはただのまやかしだけど、テナーの心はしっかり動いてるんだよね。

今書いてて思ったけど、これって突き詰めると、物事の本質を変える魔法が使えなくとも
生きて行けるということにつながるかも。
436なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 23:17:08 ID:CESQqL4r
若いころのゲドが漁師ペチバリの息子を治せなかった場面思いだした。
やろうと思えば息子を死の国から呼び戻せたんだよね。
なんでそうしてくれなかったのかと泣きすがる遺族……
437なまえ_____かえす日 :2006/08/04(金) 23:37:39 ID:wyj9gauf
Earthseaでの魔法ってミラクルじゃなくて"技"って感覚で、魔法が働くには
それなりに筋の通った働きかけがいるんだよね。そういう意味では、ごく普
通の世界だと思う。
自分が理解して、収集つけられる範囲でものの在りようを変えられる。大雑
把にたとえたらプログラミングとか近いんじゃないかとふと思った。
438なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 23:43:31 ID:wocawQHA
>>433
そういえばこのスレで河合先生の話題が出ないのはある意味異常だなw
439なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 23:46:10 ID:Pb4GOrxP
>>433
普通にそのレビューがショックだ

小学3年のときナルニアでファンタジー(?)にハマって
同時期に指輪やらゲドやら闇の戦いやら読んだけど、
実は一番難しくてよくわからないと思ったのが
ゲド(3巻まで)だった…

恥ずかしながら、高校になって再読して印象変わるまでは
自分の中で「小難しくて暗くてあまり面白くない本」として
位置づけられてたよ
440なまえ_____かえす日 :2006/08/04(金) 23:47:33 ID:wyj9gauf
Earthseaでの魔法ってミラクルじゃなくって"技"って感じで、自分が扱っ
てるものをちゃんと分かってないといけないんだと思う。だから、結果が
予測できないようなことや、収集つかなくなりそうなことは出来ない。

なんか、プログラミングとか、HPデザインしたりするのとかに例えれそう
かなあ、とふと思った。たとえば
なんとなくテンプレ組み合わせて適当に作れるよ→まじない女
普通にソフトを使いこなしてちゃんとした仕事ができる→まじない師
プログラミングを基礎から学んでます→ロークの学院生
441なまえ_____かえす日 :2006/08/04(金) 23:49:03 ID:wyj9gauf
あー、なんか失敗したと思って二回書いちゃったよ・・orz
すっごい恥ずかしい。。。
442なまえ_____かえす日:2006/08/04(金) 23:52:09 ID:b4HHjjfj
河合ハヤオこそゲド戦記の深い理解者だな。
影の現象学という本は先生の傑作だから読んでみるべき。
443なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 00:06:44 ID:pX+tmEmC
こう、ファンタジーとしてのゲド戦記を批判的にちゃんと見た著作はないもんかな。
ジェンダーとか商業主義とか以外で。
444なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 00:11:29 ID:OlBCHa+8
そもそもゲド戦記自体が、ファンタジーとしては
結構イレギュラーな位置にある作品だしな…
445なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 00:27:56 ID:t/DlKmIR
>>443
日本では児童書としての研究書は結構あると思う>ゲド戦記
ただし、児童文学の変遷みたいな感じで、その中の一つとして扱われてるイマジ。
米国に行けばいろいろな研究書がありそうだ。
446なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 08:40:25 ID:31hjJPWI
俺も次はがんばります。
447なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 11:12:15 ID:Ap0LmlMF
英文学のアカデミックな世界で研究されてるファンタジーは

アリス>ナルニア>>>ホビット>ゲド>>>>>>>>>指輪物語
という気がす。

ゲドはカワイせんせーのおかげか、ユングユングばっかり
あとはジェンダー的な読み込みばっかりで。
448なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 12:31:48 ID:cQv6BKgr
子供、小学生くらいにとって1,2,3巻は結構理解できる。
難解なのが4巻。

少なくとも漏れの場合3まではわかったが、
4巻はなんていうかな、
読めたが表面しか読めんかったな。
あっそ、みたいな。
449なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 12:32:59 ID:cQv6BKgr
なんだろ冒険譚じゃなくなってて、
次はどうなんの?っていう感じがなかったというか。
まあ男子の感想かね。
450なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 13:00:04 ID:Hnh/fQon
至極もっともな感想でないのかな
451なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 13:10:05 ID:rOvUos44
読んでみたおもすれー
4以降は対象年齢がはね上がるのは間違いないな
女兄弟で育ったからか「まあヒバナタイプは今時モテねえんだろな」くらいの感想w
つーかアスペンの小物外道っぷりがたまらん。雌犬プレイしたあげくホネノヒトwwワロスwwwwwカレシンカコイイ!
あとゲドおめ。性的な意味でw

チラ裏スマソ
452なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 13:30:10 ID:SJiq7vpz
4巻最後のカレシンキタコレのシーンは初回ドキドキしたなぁ
453なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 13:51:58 ID:9RpbbCfH
今、カレシンキタコレのシーンを読み直したけど、カコイイ!その前の、走るテハヌーの必死な様子もガンガレ!!って思た。
454なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 14:06:11 ID:rW/jwJ7L
カレシンはこの物語の良心です
455なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 14:58:37 ID:d+0E34X1
>>384読んで、子供の頃イエボーとの対決のラストが大好きだったこと思い出した。
「貴様の名にかけて誓え」〜「誓おうぞ」っての。

今(初めて)原文読んでみたら、
イエボーの返答が"I swear it by my name!"と普通の英語だったのが意外。
もっと古っぽい英語(指輪物語のデネソールみたいな)で喋ってるのかと思ってた。
456なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 15:03:25 ID:3Vy17TVe
>>451
4巻感想ktkr!これはひどいwwwww(誉めてる)

3巻〜4巻の間にはリアルタイムで26年開いているから、
3巻当時少年だった人も4巻が出たときにはいいおっさんに
なってるんだよね。
どっかの会合で女史が26年ぶりに3巻の続き出すよ!ということで
4巻の冒頭を朗読し始めたときは「おいおいマジかよ…」って感じに
ザワザワしたらしいしw
457なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 15:05:07 ID:pX+tmEmC
「夜の言葉」でも書いてたけど、
ルグィンは古い言葉でちょこちょこと装飾するのはあんまり好きじゃないからね。
エディスン「ウロボロス」くらいまで徹底して装飾すれば文句ないらしいけど。
(でもあれはやりすぎだと思う)

アラゴルンは普通の英語を話すが、その言葉がすべて誠実さから出てるように、
またボロミアの言葉がわずかな疑念と羨望をにじませているように、
「キャラがおのずと語るから装飾は要らない」ということなんだろな。
458なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 15:05:49 ID:rW/jwJ7L
3巻で、オームエンバーとのやり取りに
太古のことばをしゃべるシーンあるよね
459なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 18:10:26 ID:0/3Rc5hG
二巻読んだ 既にゲドの戦記じゃない
とらわれた姫(巫女だけど)をヒーローが救い出すのを姫視点で書いた話だった
冒険活劇を期待してたが全然舞台が移動しないので読んでる方もとらわれた気分になった
広義にはこれも冒険なのだろうが個人的にアクションやバトルが欲しかった
姫視点なのでゲドが魔法を使ったのかどうか分かりづらく、魔法のカタルシスが半減
闇を祭る神殿、その地下に広がる大迷宮、隠された財宝、二つに割れた腕輪とそこに秘められた力
これだけオイシイ設定がありながらどうして男のロマンを反映してくれないのか、などと思った
腕輪がまるでオマケみたいな扱いというか、むしろこの恋愛(?)救出劇を書くための口実であるかのように感じた
(実際、腕輪が力を発揮する場面が無いし)
一巻では主人公に大いに感情移入し一体感を感じたが、今回は終始第三者的神の視点で読んだ
アルハは素直じゃないというか一言で言うと性格悪そうな感じだ
まあ十分修正可能な域だし育った環境を考えれば当然か 美人なら許せる
ゲドだが、一巻でほのかに感じた独善臭が今回きつくなってる気がした
ゲドの若さゆえか、口数が多くなってるのが原因か、訳の問題か
自分の行動に確信を持っていることを読み手が勝手にそう感じただけか

印象に残ってるのはゲドがアルハに乞われて魔法を使うところだ
「見るに値するものを見せろ」と言われて竜の幻か、都市の風景でも見せるのかと思ってたら・・・
その発想は無かったと思わずニヤけた そしてゲドが、
「マントの礼だ」
なんて言いやがって そのフラグ立ての見事さに男として完全に負けたような気がした
ゲドの好感度が2下がった

最後に、あぁ・・・マナン・・・言動はキモいがいい奴だったのに 何も殺さなくても・・・
460なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 18:23:18 ID:jhNw7QeZ
>>459
原作は、男のロマンとかにむしろ冷や水を浴びせかける内容だぞ
461なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 18:45:20 ID:n57rD7RK
459が、魔法をバンバン使いまくるような
冒険活劇が大好きだということがわかった。
462なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 19:14:54 ID:8MBSlDjm
おまえら何も解ってないな……

>美人なら許せる
>ゲドの好感度が2下がった

ツンデレ好きだがそう口に出しては言えない不器用な純情少年>>459
463なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 20:22:52 ID:Oy2EDLGA
ル・グィン『ファンタジーと言葉』で大方の小説の前提に我々は
「白人で男性」ってのがある、というのに深く納得させるカキコミだ459は
464なまえ_____かえす日:2006/08/05(土) 20:27:50 ID:7lriouZM
>>459
>>264のドラマ版ゲド見た?
まさに2巻ベースにアクションやバトルてんこ盛り、
派手に魔法使いまくり、ヒロインも素直で可愛いー美人でっせ。


・・・しかし最後は絶対こーいうシーンで〆だろうと思ってたら
本当にそのまんまでバロス>ドラマ版
465なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 00:00:51 ID:YEBFka63
>>459
正直な感想で面白かった。

自分の感触としてはヒーローが姫を助け出す話ではないんだよね。
自分とはまったく違う存在と心を通わせることで
子供が大人になる話とでもいうかな・・・女の子の心の成長の話。

あの闇しかないウネウネとした洞窟を手探りで進む感じって、
なんか互いの心の中を探ってるような気がしたもんだ。
466なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 00:25:48 ID:o1hl4HKR
2巻は見返しが地下墓所の見取り図なんだよね。
あのウネウネ地図見て暗記して、
話読みながらあそこ行ってここに来て・・・と
ドキドキした。本のああいう芸の細かさがいい
467なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 01:40:04 ID:+smAFrj/
>>459 >二巻読んだ 既にゲドの戦記じゃない

って、誰が、このシリーズを「ゲドの戦記」だなんて決めたんだ?
468なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 02:52:51 ID:Jw9JoD+c
>>467
> って、誰が、このシリーズを「ゲドの戦記」だなんて決めたんだ?

4巻のあとがきで、題を決めあぐねていたところを
岩波書店にいた装丁家の田村義也氏が名付けてくれたとある。
文字通り受け取るべきか、商売上の理由で決められたと受け取るべきか。
469なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 08:44:17 ID:umzERgug
ソフトカバー版ってあとがきないんだよなぁ
470なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 10:52:50 ID:ephhIzMc
>>459
つ原書
471なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 11:00:05 ID:6iLcgI1T
何度も言われているけど、ゲドが主役なのは1巻だけなのに「ゲド戦記」はどうよ?ってことか。

あの迷宮ではアルハに見つけられなかったら、ゲドも野垂れ死んでいた訳で、全然ヒーローじゃないw
お互いの命を相手に預けてるんだよ、あれだけ共通点のない出逢ったばかりの他人にね。
価値観の違う相手と苦難を共にしながら信頼を築いていく過程って、「闇の左手」にも共通してるかな?
472なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 11:25:51 ID:o1hl4HKR
各巻のタイトルは「ゲド戦記」「こわれた腕輪」・・・でいいから
副題が「アースシー物語」とかになっとけば良かったのかな。
1巻発刊当初は続刊が確定じゃなかったとか、そういう事情があるんだろうか。

まあ1巻からして戦記じゃないもんね。
小学生のとき憧れの女の子が読んでるのを見て
戦記ものか!渋いな!きっと表紙の顔の人が戦に巻き込まれて・・・
とかなんとか想像してたのはキレイに的外れだったなあ。
473なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 13:07:18 ID:VK2PHvl0
おまいら、これが児童書だということを忘れておるのか?
474なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 14:45:42 ID:/tDD0HlU
児童書って、なにかね?
475なまえ_____かえす日 :2006/08/06(日) 16:15:38 ID:YpIunq/d
>>468
ゲド戦記ってタイトルと"トンボ(Dragonfly)"の収録されてる外伝が5巻の
あとの邦訳出版になっちゃったのは、たぶんいろんなとこで言われてると
思うけどすごく残念。

児童書って変なカテゴリだよなあ。
特に日本がそういう分類するらしいって聞いた気がするけど海外ではそう
いうことしないのかな?その方がいいよなあ・・
476なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 16:22:59 ID:8h5roxnp
>>459
色んな感想があるんだな…
男のロマンに関しては>>460の言う通りじゃないか?
俺にとっての二巻のキモは(ネタバレ注意)

“彼女は悪の奴隷となっていたずらに費やした年月を悔やんで泣き、自由ゆえの苦しみに泣いた。
 彼女が今知り始めていたのは、自由の重さであった。”

これがあるからゲドに刃を向けるテナーの気持ちが痛いほどわかる。
今まで他人の傀儡だったのが、いきなり全部自分で決めなきゃいかん、責任を取らなきゃならん。辛いわ
たまたま親離れする時期に再読してしょっぱくなった。
477なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 17:24:54 ID:hiRum2Eb
一巻の影って、一体結局なんだったのかな。
一巻読み終わった時点では、
闇の世界の聖霊がゲドの不完全な魔法で召還されたので
死がゲドの影にまとわりつくような形でまとわりついてるのかと思ってたけど。
>>428あたりがなんか悟ってるけど、何かと戦ってるのかな。

五巻の石垣を考えると、人間が否定した死を受け入れて
生死混在の全きものになったってこと?
最後の最後、彼岸で全きものになったってところを見ると、原作者の意図はそこだとも思えるけど。

それだったら「自分自身との戦い」ってちょっとニュアンスが違う気がする。
ジブリの映画(禁句?)は完全にそこにスポットを当ててるけど。
478なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 17:47:56 ID:ZEFC6niC
女史ってクリスチャン?
479なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 18:04:08 ID:8z19Qbqz
>>477
自分自身の過ちによって呼び出したもの=「影」、ということで、
「影」とは自分の中の弱さ、醜さなどを具現化したものなわけだよね?
こういうのをメタファーというのかな?

弱さ、醜さもあってこその自分だと理解し、すべてを受け入れることで
人として全きものになったという部分が「自分自身との戦い」といわれるゆえんで、
世界観的に「影」がどんな生き物だとか、属性だとかは
さほど重要ではない(というと世界観萌えの人から怒られそうだが)ので、
そういう意味での「影」がどういう存在かは、多分>>428も語っていないと思う。
480なまえ_____かえす日 :2006/08/06(日) 18:05:30 ID:YpIunq/d
昨日ちょっと読み返した外伝の序文で

“作者も魔法使いも必ずしも信用できる者たちではない。
 竜がなにものであるかなど、だれにも説明できない。”

っていうのがあった。
これ、Earthseaとその世界に住む竜を思うと本当に嬉しくなっちゃうような
文章だなあ、と思いました。ル=グウィンは彼女自身の内面世界のひとつで
あるEarthseaを愛し、その変化さえ驚きと喜びを持って伝えてくれた…外伝
と5巻はそんなスタンスなんだと思う。
竜も魔法も、自分の心を説明するのが難しいことがよくあるように、作者に
とっても明確に説明しうるものではないんだと思う…それで、色々考えてみ
るのは面白い。1巻でゲドが戦った影にしても、そういう精神的な不明確な
存在だと思う。

ル=グウィンは反骨精神に溢れている芯の強そうなイメージがあるけど、
まず第一に「アンチ固定観念(ファンタジーに対する)」がありそう。
481なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 18:12:12 ID:MrhQnt77
>ジブリの映画(禁句?)は完全にそこにスポットを当ててるけど。
あててません
482なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 18:46:04 ID:cLg9tnin
正確には…
スポットあてようとしていた形跡を好意的にみれば見出せる気もしないではないが
まったくスポットをあてていたとは言い難い。
って感じだろうか。
483なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 19:13:48 ID:/6dGcGuk
>>478
Taoist(道教思想の持ち主)です。
具体的な信仰は持っていないと思う。
でも色々な信仰に敬意は払っている感じ。

1〜3巻がユングの思想にひどく当てはまるのも
ユングが東洋思想にハマッた所為だと思う。
484なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 19:18:35 ID:pxcE+pzB
>476
自分も2巻は、アルハが生きてきたすべてであった墓所が一瞬で崩れ落ち、
すべてなくなってしまうくだりはほんと辛くてきつい話だと思った。
自分の家が、学校が、遊び場が、仕事場が目の前でなくなって、
思い出の場所も、自分の痕跡の残るものも消え、価値観がくつがえされ、
「さあ、お前はもう自由だよ。自分自身で生きていくんだよ。」と言われたら…
想像すると息苦しささえ感じてしまう。

そんなすさまじい経験を経たうえで、4巻で全きおばちゃんとしてたくましく
生きるテナーの姿にじんときてしまった。
映画のほうはどうもそういう重みも感じられなかったな…
485なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 19:30:47 ID:9k7vguCY
>>478
ル=グウィンは「夜の言葉」で「自分は先天的なノンクリスチャンだ」と言い切ってるよ。
486なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 20:25:02 ID:huhgVMLu
確固たるノンクリスチャンで
確固たらざるタオイスト
だよな
487なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 20:53:47 ID:2DBAYlSP
>>483
逆でしょう。
ル=グインがユングの思想に着想を得たんじゃないの。
1巻のは、まんまユングのアーキタイプのシャドウですし。
488483:2006/08/06(日) 21:05:19 ID:/S5424Za
>>487
後で知った、そっくりでびっくりした、と作者が言っています。
嘘ついたならわからんけど、私はこれは本当だと思います。

それに元型は無意識の話なんだから、
「無意識のうちに一致していた」というのはユング的にはすごくあり得る話です。
理論を実証したということにもなります。

2巻も「まんまグレートマザー」ですよね。
489なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 21:29:26 ID:cLg9tnin
流れをきって悪いんだけどココ既出?
ttp://d.hatena.ne.jp/renkonn/20060729
原作愛好者のブログ。
エントリ一覧をみると吾朗版擁護のためにブログ始めたみたいだけど…
490なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 21:32:48 ID:+smAFrj/
このシリーズが「ゲドの戦記」だと言うのは日本人だからであって、
著者が決めたシリーズ名では無い。

だから、「二巻読んだ 既にゲドの戦記じゃない」
というコメントは実に奇異だ。
491なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 21:44:37 ID:o1hl4HKR
日本人だから、件のタイトルの日本語訳を読んで
そのコメントなのは至極当然かと>490

>489
さらっと読んだけど非常に精神衛生上非常に穏やかでないものを感じたので
言及はしない
492なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 22:01:50 ID:/sroeDzt
>>489
そういう個人サイト晒しはやめた方がいいと思う。
ここに来て自論を書き込むならまだしも
陰口の様に2で祭り上げるのは、せめてこのスレではやめて欲しい…
493なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 22:04:17 ID:54yclHRh
>>489
さっき読みました。
人の好みについてとやかく言おうとは思いませんが
トリック・スターという言葉の意味は間違えてると思いますね。

あと、親父よりも本当に恋愛上手く描けてるのか?という素朴な疑問が・・・・

って、他のエントリー読んでませんでした。
読んでみたらちらほら変な事が
>しかし、グウィン女史はどうして「テナー」「テルー」とたった一字違い
>の名前にしちゃったのでしょう、、言いにくくて仕方無い。。
・・・・(・д・)

あとこの人、「原作を2〜3度読み込んでいるので判るのですが」
とか豪語しておきながら、5,6巻読んでないらしい
494なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 22:08:22 ID:YBAjvhQj
>>489
それ、ここに貼るような内容じゃないじゃん。
どうしても貼りたきゃヲチ板か映画スレに持っていきな。
495なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 22:09:10 ID:o1hl4HKR
吾朗渡米、明日、作者に映画を見てもらうとのこと。
なんと言うか・・・(予感の意味でなく)胸が騒ぐ。ドキドキする。

ハ――――・・・
496なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 22:13:15 ID:YEBFka63
その話、ストップ!
↓↓↓続きはこちらで、お楽しみ下さい↓↓↓

【さいはての】ゲド戦記 第4巻【映画との戦い】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1154367263/
497なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 23:37:53 ID:5GMRpYmi
ルがクリスチャンだったら、あの死者の世界のイメージはないだろうな。

映画化ついでに再読したら、、あまり良いイメージなかった3巻も実はすげーと気付いた。
ある意味、映画化効果か。
498なまえ_____かえす日:2006/08/06(日) 23:59:39 ID:huhgVMLu
>ル
一瞬ナルニアスレかとおもった
499なまえ_____かえす日:2006/08/07(月) 00:27:59 ID:sxducx54
「ゲド戦記」監督日誌

まだやってたとは
500なまえ_____かえす日:2006/08/07(月) 00:28:56 ID:r4zNsdNA
3巻の死の世界の描写は、すごく恐かった。
生前のどんなに強い絆でさえも、意味をなくしてしまう乾いた世界。
どんな苦痛を舐める地獄よりも恐ろしいと思ったよ。

5巻を読んだ時の、吹き抜けた風の爽快さ、明るさ。
本当に気持ちが良かったな。
501なまえ_____かえす日 :2006/08/07(月) 01:16:41 ID:ePBJG+UJ
明日ル=グウィンが…どういう心境か自分でもわかんないけど、なんでかドキドキする。
502なまえ_____かえす日:2006/08/07(月) 02:28:42 ID:S73RgX0z
女史は俺たちの怒りを代弁してくれるさ・・・

どうやって表現するかはわからんけど
503なまえ_____かえす日:2006/08/07(月) 03:47:44 ID:frpY+tBF
映画板のスレ
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1154848414/880
あたりから原作の翻訳者に対する批判がちらほらと
504なまえ_____かえす日:2006/08/07(月) 08:55:34 ID:1HsE32Ct
>>499,501-503

>>496
505なまえ_____かえす日:2006/08/07(月) 09:02:14 ID:B90xDkK8
>>503
翻訳者に対して(わけのわからん)批判してるの、どうも一人だけの気がするが
506なまえ_____かえす日:2006/08/07(月) 17:09:06 ID:Q+j51+Jt
映画の事はもう忘れて。。
数ヶ月かかって読み直し、理解しきれずにいる箇所を、
ゆっくり理解しながら楽しんでいる所なのですが・・

パルンの知恵の書、石垣、もう一つの風、分割・・
この繋がりが理解しきれないでいます。

1.石垣の向こう、クモの作り上げた「不死の世界」は、
竜の住む世界と言う「もう一つの風」の一部。
 5巻で暴れだした竜達は、この事に怒っている。

2.石垣を築いたのはクモ?

3.石垣が壊れ、世界が「全きもの」となり「分割は分割を見た」。

4.「不死の世界」にいたユリ達とハンノキは、「分割」後、本当の死者の世界へ。

5.パルンの「知恵の書」は石垣には関係はない。ただ不死についての書??

この解釈で合っているのでしょうか??意見、突っ込みよろしくお願いします。
長文失礼っ
507なまえ_____かえす日:2006/08/07(月) 17:27:37 ID:tzeHnQQf
3巻に関しては逆だよ
石垣はこの世とあの世を隔てていて、クモは死から復活するために
その石垣に裂け目を作った
だが、それはあの世からこの世へ戻るというよりは、この世をあの世と
地続きにして、この世から生気がどんどん失われていった
それでゲドは石垣を修復し、この世を全き物にした
508なまえ_____かえす日 :2006/08/07(月) 17:35:19 ID:b0JncC1d
これも個人の解釈に過ぎませんが

1.2.
不死の世界も石垣もクモが創ったのではない。
クモは生と死を分ける境界に通路を作ってしまった。
あ、なんか色々わかんないことが・・

2.
石垣を築いたのはずっと昔の魔法使い。

3.
本来そうなるべきであったように、正しく分割が完了した?

4.
魂が昇華して世界に還った…とかそんなイメージ。
アニミズム的な感じかなあ、と捉えてました。
私はEarthseaに還元されたんだと思ってる。

5.
あー、、どうなんだろう。自分も読みが浅いかもその辺。
なんとなく、石垣より古くからあるようなイメージだなあ。
509なまえ_____かえす日:2006/08/07(月) 18:16:53 ID:pZVUr+5U
自分が考えてたのは、

「石垣の向こう」というのは、元々「分割」では竜の世界の範疇だった所に
昔の魔法使いが勝手に石垣で囲いを作って、死後永遠に存在できる場所を作ったもの。
約束を反故にされて竜は怒っている。

石垣が壊されて、死者の魂はガルガドの人達と同じく(どういう形かはわからないけど)
「分割」で定められた通り、死と再生を繰り返すようになった。
クモが開けた扉は石垣より、ずっと先の場所。 苦しみの山を超えた所だよね。
510なまえ_____かえす日:2006/08/07(月) 21:39:17 ID:zLKoQ/gH
1.クモが石垣を作ったのではない。ヴェダーナン(だっけ?)によるもの。
これにより、アーキペラゴの人間は魔法が使えるようになり、また死後は
石垣の世界へ行くようになった。

3は良く判らないけど竜はもう遠くの風にのっていってしまったから
分割の分割?かな

4.命が世界に還る、とかそんな感じ。
ゲドが3巻でクモに死者の命は世界のあらゆるモノの元になって石垣の中に
残るのは名前だけ、見たいなこといってたから、石垣がなくなった今では
すべてのものが世界に返るのかな

5.太古の力についての本て何でしたっけ?
511なまえ_____かえす日:2006/08/07(月) 22:27:22 ID:GYee7wft
>>510
「分割」は人と竜が別れた出来事なので、石垣は関係ないのでは?
>>509の言うように、「分割」の後になって人が竜の世界に勝手に囲いを作ったのではと。

それでも、その世界にはエルファーランやエレス・アクベもいることから
相当昔のことなのではと思うけど。
512なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 00:01:47 ID:cREP8GAg
Q4については、東洋圏にいい言葉がある、「涅槃」だ。
彼らは「涅槃に入った」と考えるのが良いだろう。
513なまえ_____かえす日 :2006/08/08(火) 00:17:18 ID:6O8BqEDH
むしろ涅槃が・・・サッパリ

Earthseaシリーズ読んでユングってそうなのか、涅槃ってそうなのかー
ト思う
514なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 00:39:50 ID:TKre+9QP
涅槃というか、輪廻転生みたいなもん?
515なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 01:14:23 ID:W6rThu3Z
>>514
同意。
死んだら輪廻転生するはずが、
石垣の向こうに縛り付けられていたんじゃないかと。
516なまえ_____かえす日 :2006/08/08(火) 01:28:05 ID:6O8BqEDH
>>515
考えてみたらそれこそ世界のバランスが危うそうだよね。

でも、魂があって、死んで風に乗った同じ物が新しい命に宿るような転生より
もっと、ふわーっと光に分散してとけ込んでいくような、清々しいイメージ。
517なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 07:48:40 ID:D8/56rrq
むしろ命が形を変えて循環していると言った方がいいのかな。

川の水が海に流れて、蒸発して雲になり、雨になって地面に沁みこみ
また地下から川に集まる、っていう感じ。
518なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 07:56:55 ID:zDO/xV/5
>>472
> 戦記ものか!渋いな!

小学生で「シブイ」って…w
519なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 12:25:55 ID:tJpKxYTK
彼女は短く答えてくれました。
「It is not my book.
It is your film.
It is a good film.」
と。

ゴロー日誌より
520なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 12:28:15 ID:tlgVn+Wf
いま万感の不満を胸にグィンは語る・・・ゴローには分からないだろうがな!


http://www.ghibli.jp/ged_02/20director/000854.html#more

彼女は短く答えてくれました。
「It is not my book.
It is your film.
It is a good film.」
と。
521なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 12:38:05 ID:+ThbrrIj
ここには貼らなくていいから。
映画スレによろ。
522506:2006/08/08(火) 13:10:29 ID:qd+JMkhs
皆さんの見解、ご意見、非常に為になります<(_ _)>

2.石垣を築いたのはクモ??

確かにクモが石垣を築き、「不死の世界」を作ったのなら、
モレドやエルファーランがそこにいたのは、おかしいですね‥
「石垣」については、509さんの見解がしっくり?来ました。。
「石垣の内側」で無表情だったエルファーランが、1巻でゲドが呼び出しの術を使った時は、
「悲しげで、恐怖に怯えていた」と言うところもまた、色々考えて楽しんでいます。。

4.「不死の世界」にいたユリ達とハンノキは、「分割」後、本当の死者の世界へ。

なるほど「涅槃.輪廻」はしっくり来ました。
4.については、はっきり答えはださずに、皆さんのように考えて楽しめ、と言う作者の意図なのかも知れませんね‥
「涅槃.輪廻」は読者の想像に任せて、「石垣からの本当の開放」と言う事が大事なのかなぁ‥と。。

 
523なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 13:11:29 ID:KwwfYm6P
それは、私の本ではありません
それは、あなたの映画です
それは、よくできた映画です


べた褒め絶賛してるよ。
524なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 13:17:19 ID:ryqO1eX9
>>523
ばあちゃんは皮肉がうまいな。
褒めてるんだったらベリーグッドにする。
525なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 13:23:55 ID:VN9FaGDA
>>523
goodは誉め言葉としては最も程度が弱いんだが
”まあまあ”くらいが適当だよ
526なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 13:35:52 ID:6thnZ/UW
あぁあー。賞賛の言葉がでちゃうなんて…あーあ
527なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 13:40:08 ID:CeQrpb+a
年齢差&人種(&ゴローのルックスw)を考えると
「がんばったね」あたりか。
あれだけ口も筆も達者なアーシュラ女史が、本当に
「よくできた」と思ったなら、もっと具体的に述べてるよ。

>>526
"good"程度なんて賞賛のうちに入らないよ。
相槌みたいなもんだから。
528名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/08(火) 13:41:22 ID:RDOm369/
527に賛成。
529なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 14:37:46 ID:zDO/xV/5
>>523
絶賛には程遠いよ。

goodだけじゃんw
むしろ「ああ、もういいや」みたいな投げやり感を感じる。
530sage:2006/08/08(火) 15:29:04 ID:ifZtLklu
うんうん
531なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 15:53:13 ID:AXdI5+bp
SF板でも書いたが、ルグィンのコメント読んだら
俺まで「ああジブリゲドね、もうどうでもいいや」と思えてきた。
532なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 16:14:43 ID:zDO/xV/5
私訳

It is not my book.「わたしの本とは違います」
It is your film.「これはあくまであなたの作品です」
It is a good film.「これは、まあいい映画だと思いますよ」
533なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 16:16:40 ID:HA8NYS8y
映画の出来を少しでも気に入っていたら、自分からいろいろ感想を言うんじゃないかな。
パーティーの最後のお別れの挨拶で、ゲストである吾朗に問われて
「It is not my book. It is your film. It is a good film.」
と答えたっていうのは、褒めてるとは言わないと思う。
普通の感覚ならね。

ジブリフィルターをかければ、
「原作者も絶賛!」って事になるんだろうけど。
534なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 17:16:10 ID:0yw6T/nl
ジブリにとっては原作者と会談してきたという事実だけが重要。
それを利用すれば印象付けはどうとでもなる。それが虚報の原理だ。
535なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 17:52:37 ID:6thnZ/UW
でも、気に入らないとハッキリ言ってもいないからな。
原作信者には残念な結果になった…ドラマ版よりはマシって女史は判断したと言うことか。
536なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 17:56:02 ID:yqLm5vQm
>>535
今の段階では、
ドラマ版制作者がルグインの発言をどう伝えたか、との比較ができるのみ。
537なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 18:03:15 ID:fFYpz9+c
>>535
激しく怒られるのと無視されるのじゃ、独立した作品としてどちらがマシかね
怒らせるほどの存在感がなかっただけでは?
538なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 18:45:46 ID:nrWkaXSG
素直に絶賛する時の原作者の態度↓
http://www.starleaf.net/~airami/howl.htm

通訳が何も食べられないくらいお話ししたそうです。
539なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 18:58:22 ID:zDO/xV/5
It is your fin.
540なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 19:03:54 ID:KwwfYm6P
俺はル=グウィン宛てにメールを書いた近日中にHPに感想が載るはずだ!

It sends it to L = Gwynne who loves.

I live in Japan. Large fan of Ged record of a war it, and "It is not my book that saw today'
s supervisor Goro's homepage.
It is your film.
It is a good film.」
I sincerely thought that it wanted to listen to L = Gwynne's true
impression.
I hope a concrete impression is put on own homepage please.

541なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 19:09:09 ID:0TCnAvPz
いやそんなメール内容じゃ返事すらせんのじゃねーの。
あなたの出した感想をもっと説明してくださいって、
したくないからああいうのにしたんだろ
542なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 19:14:17 ID:KwwfYm6P
いや俺は載ると信じてる!
543なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 19:31:32 ID:yqLm5vQm
>>540
それ英語?
544なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 19:49:32 ID:XDzgNdTG
>>540,542
釣れますか?

545なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 20:11:58 ID:W6rThu3Z
ちょwwww
Ged record of a warってw
このスレで散々、原書はゲド戦記じゃないと言ってるのに。
546なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 20:17:11 ID:XDzgNdTG
>>545
こらこら。バラしちゃダメだろう。
いやそれよりもまず作者名…誰だよwwww
547なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 20:17:45 ID:9gSxXzwN
L = Gwynne
548名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/08(火) 20:29:02 ID:RDOm369/
え、それほんとに出したん?
549名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/08(火) 20:32:24 ID:RDOm369/
あー、エキサイトか。
固有名詞は特に凄まじいよね・・・
550なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 21:53:12 ID:S+oMcA7R
相手にしちゃダメだよ
原作読者を弄って遊びたいだけ。
シリーズ一冊でも読んでたら、恥ずかしくて『適当なWeb翻訳で抗議』なんてできない筈だ。
少なくとも下手なりに丁寧に推敲するよ

全く今回の騒ぎは辟易させられてばっかりだ・・・
551なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 21:55:11 ID:W6rThu3Z
原作者も、自分の本じゃないと言ってるので、
映画の話はもう止めにしないか。
552なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 22:42:04 ID:AXdI5+bp
今回の件でふっきれたので賛成
553なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 22:58:52 ID:V1GNjrG2
映画版は石垣の向こうに旅立ちました
554なまえ_____かえす日 :2006/08/08(火) 23:10:04 ID:RDOm369/
そういえば、ソフトカバー版で出てるのって外伝の分入ってないんだ?
昨日本屋で並んでるのみかけたけど、外伝だけなくてショックだった。
555なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 23:15:07 ID:ev2Jh/Od
ブコフでソフトカバー版の3巻と外伝以外ゲト
別のブコフに3巻があったが表紙がモロに折れてた。

安く手に入って嬉しい反面、すぐ売られたのがかなしぃ
多分、全部読みきってないんだろうな…
556なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 23:15:21 ID:q8crFw9r
>>554
外伝もあるよ。
私持ってる。
557なまえ_____かえす日 :2006/08/08(火) 23:24:24 ID:RDOm369/
そっか、よかった…みんなありがとう
じゃあ本屋さんの方かー。やっぱ外伝ってタイトルがもったいないよなあ。
558なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 23:32:42 ID:fz6sbn8X
作者が絶賛している映画を否定する読者ってのも滑稽だな。
結局お前らアースシーのこと何にも分かってなかったって
ことだろ。
559なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 23:34:59 ID:6thnZ/UW
絶賛はしてないが、なんとか映画を悪く思ってることにしようと
あれこれ思考してるのは、確かに滑稽でマジウケルw
560なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 23:40:09 ID:AQz78ueI
ル・グウィンのコメントが素敵過ぎるw
流石女史は言うこと為す事次元が違うぜ!
561なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 23:40:52 ID:seBn8NNO
ゴロー信者の負け惜しみウケてるよw
It is not my book. 原作ファンにはこれが全て!
562なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 23:45:21 ID:S+oMcA7R
相手にしちゃダメだって。
こいつ>>558らSF板ゲドスレから追い出されてきたんだよ
ちょっと見てきてみ?爆笑もん。
563なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 23:46:41 ID:q8crFw9r
第一声がこれ
「It is not my book」(私の本じゃない→聞いてた話と違うやんか)
564なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 23:48:31 ID:1TbhHsdH
3巻読み返してたら、
ハイタカに旅の同行を求められて不安になるアレンが

「剣は使いこなせる舟はあやつれる踊れるしけんか止められるし
 レスリングも出来る弓もやるしボールは上手いし云々かんぬん
 ・・・でも、それだけです。ほかには、なにもありません。」

( ゚д゚) ・・・
(;゚д゚) なめとんのか?

いや、気持ちはわかるんだけれどw
コケて悪態をつくアレンをすげなくあしらうゲドとか
その実ギャグポイントも多いのかなあと思った。
5巻なんかは全体的に明るくてそういう描写も多いけどなー
565なまえ_____かえす日:2006/08/08(火) 23:58:42 ID:XDzgNdTG
>>564
3巻は全体的に重くなるかわりにユーモアが増えるよね。
石が先生とか、竜が「ちゃうねん」って苛立つところとか、
アレンがゲドに対して「何こいつ…もうシラネ」ってちょっと
思っちゃうところとかw(ごめん今手元に原作無いからうろ覚え)
566 ◆GacHAPiUUE :2006/08/08(火) 23:59:33 ID:Mq5RdqnN
石垣による「分割」うんぬんで「夜の言葉」で描写される、
男性と女性、SF文学とパルプSFなどの分かれ方と再構成のありようが
どうも重なるわけだが
567なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 00:07:45 ID:6thnZ/UW
もっとハッキリと否定してくれないと、原作ファンとしては困る。
なんとかならんものかね?
568なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 00:19:24 ID:6omZ7tx7
>>564
アレンが言いたかったのは、自分は誰でも出来るような当たり前のことしか出来ない、
賢人たちのように力も知恵も経験もないということが言いたかったのでは。
でも、実は予言にうたわれた王であるという
誰も持ち得ない資質?を持っていたんだけど。
569なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 00:24:31 ID:bqd9sTN0
>>567
それこそ思想の押し付けってもんだろ
ル=グウィンはスルーした、俺らはそれを受け止めるしかない

映画が原作を殺しているのは、既読者には誰の目にも明らかだよ
あとは俺らが「映画ツマンネ、原作もきっとツマンネ」って声をどこまで駆逐できるかだわな
570なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 00:27:34 ID:ciyfDXRG
>>567
君、さっきから何やってんの?
571 ◆GacHAPiUUE :2006/08/09(水) 00:29:34 ID:tadauI1X
>>570
よくキャッチボールなんかで相手がいないので独りで壁打ちするべきところが
広いグラウンドで反射してくれるのがないので、独りでボール投げて独りで玉拾いする
「独り千本ノック」をやってるんだと思う。真面目なんだか不真面目なんだか
572なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 00:33:23 ID:H7ltqRrF
何やってるんだろうなあ。

>>568
アレンの言いたいことはわかっているよ。
ただ不安のあまりテンパったアレンの口走る内容が
あんまり細かく趣味特技に充実した内容なのがおかしくて。
573 ◆GacHAPiUUE :2006/08/09(水) 00:38:37 ID:tadauI1X
地の骨でヘレス師匠が地震予知したのはいいが
大慌てでてんやわんやになってるシーンも笑う場所だと。
574なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 00:44:27 ID:bqd9sTN0
>>573
あの先生かわいいよな。怒りっぽい所とか
オジオンのこと本当に大事にしてるし

「お別れがしたかった」ってオジオンが這いつくばって泣くところ、俺も泣けた
575 ◆GacHAPiUUE :2006/08/09(水) 00:46:30 ID:tadauI1X
>>574
大地化したところで「あ、やっば。元にはもう戻れない、って言うの忘れてたわい。ま、いっか」
576なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 00:52:10 ID:bqd9sTN0
>>575
いや…そこは泣こうぜ…
いいけどよ…
577なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 00:53:28 ID:H7ltqRrF
いいなあ、あの師匠。あっけらかんとしてて好きだ。
オジオンは、逍遥しながらなんども大地となった師匠を訪れて
話しかけたりしたのかな、とか思ったよ。

地震を鎮めた、との武勇伝が有名なオジオンだけど
その実ほんとの英雄はね・・・という裏話。
沈黙のオジオンてカッコいいけど要するに「ダンマリ」なんだもんな。
響きが大違いでちょっと笑った。
578なまえ_____かえす日 :2006/08/09(水) 00:53:58 ID:N3FxpfnP
いかにも難しい呪文を間違って働かせかけて慌てて打ち消すおじいちゃん…
すごいんだけど、なんともかわいいw
579 ◆GacHAPiUUE :2006/08/09(水) 00:54:02 ID:tadauI1X
  「師匠…」
  ○rz ← オジオンさん
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
580なまえ_____かえす日 :2006/08/09(水) 00:55:16 ID:N3FxpfnP
ダンマリって訳だけどSilenceだよ。
訳者、悩んだだろうなあ。カタカナでサイレンスもないだろし
581なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 00:56:10 ID:H7ltqRrF
>579
妙に頭がデカいですよオジオンさん。

アイハルってのもなんかいい響きだ。オジオンらしい。
582なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 00:58:49 ID:ciyfDXRG
サイレンスっていうと某ゲームを思い出してしまう…いかんなー

>>581
若き日のオジオンの脳内ビジュアルがアフロの自分には
至極納得のいくAAだな。
583なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 01:00:03 ID:H7ltqRrF
>>580
「沈黙のオジオン」の名にはsilenceは使われてないのかな?
前書きで内容にふれてあるものの、
「地の骨」では「ダンマリ」がオジオンであることをあえて分かりにくくして
書きはじめてるように感じたんだけど。
584なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 01:01:35 ID:4mP+J38q
なんでもっと明らかに映画否定しなかったん?ドラマ化の時もこんな感じ?
585なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 01:02:33 ID:Zb1P4GMx
>>583
そうかもね。
前書き読まずに読んだから、途中で気が付いたときは嬉しかった。
586 ◆GacHAPiUUE :2006/08/09(水) 01:03:48 ID:tadauI1X
アフロってーか天パーくらいならわかるんだが。

んでも、長髪なほうが印象に合うんだけどな>オジオン氏
587なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 01:04:00 ID:H7ltqRrF
>>582
Σ(゚д゚ ) アフロ!?
588なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 01:10:46 ID:bqd9sTN0
な、なんだこの盛り上がり?
>>579
噴いた

「湿原で」もよーく想像力を凝らさないとゲド見過ごしちまうw
589 ◆GacHAPiUUE :2006/08/09(水) 01:11:21 ID:tadauI1X
んならダークローズはソバージュ
590なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 01:21:37 ID:VFAF/lMN
「湿原で」といえば、恵さんにゲドの真の名を聞かれてるんじゃないかというのが
ずっと引っ掛かってるんだけど、どうですかね?
591なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 01:21:56 ID:bqd9sTN0
>>589
それは普通にソバージュなんでねえの?

これもいい話だ、珍しく最後がほのぼの幸せで終わってる
ダイヤ母の膝にいる子って孫だよな?
592 ◆GacHAPiUUE :2006/08/09(水) 01:26:05 ID:tadauI1X
>>590
相手の真の名も普通にわかる大賢人なら別に平気かと。
593なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 01:31:28 ID:K9orEXpC
湿原でのゲドはテラカッコヨスw
「さらばだ」ってwいつの時代のヒーローやねんw
1巻でゲドにときめいて全部読んだら印象ひっくり返った自分としては
あの頃のときめきが再燃した。
そういう読み方しない本って分かってはいるんだけどね。
>>590
この人はいい人だから言っても大丈夫ってのと、今自分には力があるから
名前知られても全然平気っていう驕りがあるのでは。
594なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 01:33:24 ID:KKkWtW2p
外伝はいいよねえ、すごく。どれも大好きだ。
地の骨は何度読み返しても泣ける。
595なまえ_____かえす日 :2006/08/09(水) 01:37:04 ID:N3FxpfnP
1巻のゲドの印象って何度も読むと違うよね。
小さい頃はヒスイがすごく嫌なやつに思えたけど、大きくなってから読んだときには
最初のゲドとヒスイって同じようなもんなんだなって思えるようになって、そういう
自分の変化に気づくのも面白かった。
596なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 01:48:20 ID:bqd9sTN0
「湿原」ゲドないがしろにして正直スマンカッタw

>>595
昔は三巻ゲドの深慮にイライラしたが
今読むとアレンが青く見える
597なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 01:58:25 ID:1O2dwXcx
>>584
ドラマの時はボロクソ言ってたけどね。今回は原作者が激怒した出来!見たいな
事にはならなかったね…
598なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 02:15:51 ID:1pkOf7TX
>>597
だって、ドラマの時とは前提が違うもの。

ま、それは置いといて、
あの「チーズのお金→笑」について解説してくれる人は
現れないものか…
あれ、結論でてたっけ?
599なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 04:36:51 ID:hUUknnns
>>593
なんかさ、力ある人間は、真の名を聞かれても大丈夫じゃなかった?
アレンも、王になってからはレバンネンで通してたはず。

「湿原で」は大好きだ。ぼろぼろの男の正体がわかったときは
なんかぐっときたな。
久々の「大賢人ゲド」もかっこよかったし。(*´Д`*)
でもまさか、何年か後に自分も似たような状況になるなんて
ゲドも思わなかったろうな〜。
600なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 07:51:30 ID:KzqUvVei
相手より力があれば、真の名を知られても支配されないってこと?
それとも3巻までのゲドやオームエンバーくらいになると相手の真の名がわかるので、
常に対等以上に渡り合えるってことなのかな。

でもレバンネンは違うよな〜。
むしろ全ての人の信頼を得るために、自分から信頼の証を立てるってことだったっけ?
4巻のテナーとか見る限り、本当に大丈夫かという気もするんだけど。
601なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 21:22:47 ID:zhIE1Lur
「エレス・アクベの武勲」実写映画化キボン。
602なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 23:35:59 ID:N3FxpfnP
ラジオドラマとかやって欲しいなあ。声優さんはお年寄りがいいです
603なまえ_____かえす日:2006/08/10(木) 00:03:01 ID:7f9xo0zh
どうでもいいけど、ハードカバー版が書店から消えたね。
ソフトカバー版はデザインがちょっと、なぁ…。
604なまえ_____かえす日:2006/08/10(木) 00:13:51 ID:l2VcO3go
>>600
そういうことだと思う。>相手より力があれば
4巻、実際ゲドもテナーも逆らえなかったしね。
相手の名前を知るのも技の一つだから力をなくしたゲドには何も出来ない。

レバンネンは民を信頼してってのもあるし、名前を明かしたからこそ
警備の人がちゃんと側にいるよね。
由緒あるお家柄だし王様だし、そういう人に逆らう奴はそういないだろう
とも考えてるかも。
レバンネン殺したって何の得にもならない。
それにだいたいの人は王様歓迎なんだし。
605なまえ_____かえす日:2006/08/10(木) 00:55:02 ID:lns1u2EI
>>595
俺も同じこと思ったw
最初に読んだ時は素直にゲドに感情移入してたから、「ヒスイ超ウゼ〜!」としか感じなかったけど、
歳取ってから読むと、むしろゲドの方が遥かにイヤなヤツだなって感じる。

力を持って生まれた事を鼻に掛け、ヒスイの育ちの良さを妬んで事あるごとに突っ掛かり、
巧みにご法度の力比べに持ち込んだと思ったら、禁断の魔法で勝手に暴走して自滅。
まわりを巻き込んで大騒ぎを起こし、大賢人は命を落とす・・・。


うわぁ、こんな風に見るとかなり痛いヤツだなぁ。
606なまえ_____かえす日:2006/08/10(木) 01:11:34 ID:6LRAm/q3
「湿原で」みたいな
魔法使いが出てきてロークじゃないどこかの地方が舞台で
ハイタカもちょっとだけ出るようなタイプの話がもっと読んでみたかった。
話の形式がいかにも外伝っぽい感じがするんで好きなんだよな。
607なまえ_____かえす日:2006/08/10(木) 04:00:06 ID:vZ5KsPri
「モレドの武勲」を見てみたいと思う自分はきっと少数派
608なまえ_____かえす日:2006/08/10(木) 13:46:15 ID:aVB0uwvW
小学1、2年のときに読み聞かせてもらって
それから自分で読もうとして返却期限にひっかかっての挫折を繰り返し…

当時はオタクが好きだったけど
今はアイリアンと、湿原で、がお気に入りだ。
609なまえ_____かえす日:2006/08/10(木) 18:39:36 ID:gAg8XNzk
>>595
自分の書き込みかと思った、ホントにw ヒスイについて全く同じこと思ったんだよね。

ゲド戦記の登場人物ってビジュアルイメージが殆どないんだけど
オジオン師匠だけはスターウォーズのアレック・ギネスだった。
弟子がやきもきするところとか、似てたからかな・・・。
610名無しさん:2006/08/10(木) 23:32:59 ID:yvZsOgm6
そうやってまた「指輪物語はロードス島戦記のパクリ」的な事を言って!
611なまえ_____かえす日:2006/08/10(木) 23:50:54 ID:qv+hsV6Q
外伝ってマジいいよね
真の名言っちゃうメドラタソに萌え
612なまえ_____かえす日:2006/08/11(金) 00:25:01 ID:WJEqdiYR
昨日から久々に外伝読み始めた。
4巻までと比べるとやっぱりそれ以降のがまだ消化できてない部分が多いです。
で、すごい面白い、やっぱり!
613なまえ_____かえす日:2006/08/11(金) 00:26:59 ID:krPTWd5E
>>610
過剰反応。
614なまえ_____かえす日:2006/08/11(金) 02:06:36 ID:ofzenc4d
初めて3巻読んだとき、両界の扉を開けたのは零落したヒスイだった
ってことにしなかったのが意外だった。
なんでクモなんて新キャラ出したのかな、と。
あるいはダークサイドに堕ちたカラスノエンドウだったらもっと面白かったのに、
というのはさすがにラノベっぽすぎるか。
615なまえ_____かえす日:2006/08/11(金) 02:21:36 ID:R56Aa+ly
> ダークサイドに堕ちたカラスノエンドウ

これちょっと想像してみたらワロスwwww
616なまえ_____かえす日:2006/08/11(金) 02:39:46 ID:cTuvtAJI
あー、確かに同じ様なこと思った。>>614
え?因縁のある相手ってヒスイじゃなくて別の人で?クモって誰それ。
と言う感じ。

そういうところ、ちゃんと、「世界が狭く」ないんだよなあ。
そう言えば、ヒスイって魔法使いの資格取れなかったんだっけ。
617なまえ_____かえす日:2006/08/11(金) 03:08:35 ID:zLRsf93z
正規な魔法使いになれなかったってのもそうだし、上でみんなが言っているように
ヒスイは客観的に見ればそんな邪悪な存在ではなく、上昇志向の強いゲドには
鬱陶しい存在に感じられてという事だろうね。
618なまえ_____かえす日:2006/08/11(金) 08:02:04 ID:byefPqP9
あの二人はお互いに負の影響を与え合ってたって感じがするな。

結局ゲドは曲りなりにも正規の魔法使いとして認められたけど、
ヒスイは杖を授けられなかったっていうのは、困難に直面した際の当人の資質もあるんじゃないかな。
元々ヒスイも能力的には高かったみたいだし、あの事件が何か影響を与えたんだろうな…と思ったよ。

関係ないが、5巻で久々にカラスノエンドウの名前が出た時には嬉しかったw
619なまえ_____かえす日:2006/08/11(金) 09:18:43 ID:ZmnN8f8R
1−3巻は以前読んだことのあるファンタジーにくらべると、重複する登場人物があまりいないので
縦のつながりが希薄に感じられる。わざとそうしたのかもしれないが。
620なまえ_____かえす日:2006/08/11(金) 10:50:50 ID:3pJY6LAh
日本的なケレンみ溢れるベタな作劇術としては善いかもしれないが、
それをやったらルグィンは某額に雷の傷を持つ少年の事を批判できなくなりそうだ。

いや、個人的にはベタなのも嫌いじゃないんだが(京極とか好きだし・・・)。
621なまえ_____かえす日:2006/08/11(金) 11:06:33 ID:EWFY6qCG
>某額に雷の傷を持つ少年の事を批判できなくなりそうだ。
まったく分かりません。誰?
622なまえ_____かえす日 :2006/08/11(金) 11:13:55 ID:gEExLIAu
ヒスイは、読み方を変えると全然違った風に見える。
というか、ゲドの視線からしか見てなかったから、ほとんど彼のことがわからないことに気付く。

人は相手から受け取った同じ感情を相手に返しがちで、例えば初対面の相手が自分に対して怯え、
や軽蔑を見せれば嫌な感じを受けるから、そう感じたのがちょっとした勘違いから来たとしても、
あんたなんか嫌いだよって態度で接してしまう。良くも悪くも、案外敏感に、しばしば過敏にそ
ういう反応が起こってて、意外と自分では気付かない。

最近になって『風の十二方位』初めて読んだんだけど、変人ばっかりの宇宙飛行士チームが星に
行く話があって、これはそういう話のすごくわかりやすい極論だと思った。わりとSF寄りな感じ
の短編集だけど、読んでない人いたら是非。

結局、ゲドの持っていた劣等感や驕りがヒスイとの間で悪く増幅されて、ついに表出してしまっ
た、のだと思う。最初に敵意を持ったのがどっちかなんて、本当にはわからないし、きっと問題
じゃない。ヒスイがゲドと初めて話したときにどう思ったのか書いてないけど、"Sir"って呼ばれ
て嫌味に感じた、なんてのはどっちかっていうと…

あの辺の会話、英語の原文どうなってたかなあ、、今一巻貸し出し中で手元にない。
たぶん、面白い。

だいぶ話がそれたけど、ヒスイは悪役ではなくて、ごくごく普通の人だと思う。
623なまえ_____かえす日:2006/08/11(金) 12:37:30 ID:nulblub2
>だいぶ話がそれたけど
から読んだ。
624なまえ_____かえす日:2006/08/11(金) 16:06:13 ID:f5L4W+9U
>>621
ハリポタとかいう害悪児童書
625なまえ_____かえす日:2006/08/11(金) 17:06:51 ID:L8dmvBoK
>>622
同じくクモも読み方を変えるとまったく違ってくるよね。
626なまえ_____かえす日:2006/08/11(金) 19:38:43 ID:SgGPrw+e
>>622
なんだか弁当臭を感じるんだけどもしかして本人?
とか聞いてみたくなった…

チラ裏スマソ。
627なまえ_____かえす日 :2006/08/11(金) 20:41:24 ID:gEExLIAu
んん、なんの本人?長文失礼。
べんとー すまん意味がとれんかった
628なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 00:21:09 ID:r2WXrchG
ヒスイに対するゲドの悪感情は、まさにゲドの劣等感の現れだったんだろうな。
もちろん、家柄や育ち、そして容姿の面でも。
(ハッキリとは書かれていないが、多分、ヒスイは美男だったと思う)
本当に嫌な奴だったら、あのカラスノエンドウが友達なんてしていないだろうし。
だからこそ、ゲドの影呼び出しはまさに自業自得。
同情する余地は全くない。そんなキャラを主人公に据えたゲド戦記は、やはり
画期的なファンタジーであり、児童文学だったと思う。

ところで、ヒスイはまじない師になったと、オー島に渡って領主に使えたと
カラスノエンドウが言っていたが、それってつまり、セレットの元へと向かった
と解釈しているんだが、間違っているかな?
629なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 00:50:05 ID:bbz7OnGO
オー島とセレットってなんか関係あったっけ?
630なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 11:58:02 ID:KZwNuTmU
セレットはオー島の領主の妻として、ロークの学院を訪れている。
631なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 13:42:37 ID:ulTJPWpP
セレットはル・アルビの領主の娘。
成長して母親の故郷のオスキルへ移った。
オー島とは関係ない。
632なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 13:56:16 ID:KZwNuTmU
>>631
一巻で、オー島の領主の妻としてロークを訪れ
ヒスイに目くらましを見せてもらって喜んでいる記述は無視か?
633なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 14:00:18 ID:bbz7OnGO
>>632
それセレットじゃないぞ。
634なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 14:04:32 ID:ulTJPWpP
>>632
あー、あれは別人。

そもそも闇の力に仕える魔女のセレットが、ロークに上陸出来るわけないじゃん。
635なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 14:59:21 ID:KZwNuTmU
別人って、マジで言ってるのか?
原作一巻の85Pの8行目から読んで
原作一巻の184Pの7行目から読んでみ
同一人物と分かるだろう?
636なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 16:06:07 ID:6EIoQVDy
そこをもう一度読んでみたが、
時系列で並べると
 (1) ゲド、幼いセレットに花畑で出会う
 (2) ゲド、オー島の領主婦人を、ロークで目撃
 (3) ゲド、老けたセレットにテレノンで再会
 (4) セレットはゲドを憶えていた((1)のことをさす)
 (5) ゲドは、(1)=(3) だとは気付いていない
   ((2)の婦人と同じくらい美しい人だが、タイプの違う美しさだな)
   と感想
 (6) ようやくゲドも(1)=(3)だと気付く
こうであって、やっぱ(2)とセレットとは別人だな。
637なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 16:16:55 ID:z+1RqDB6
オー島の領主の婦人は「真新しい銅貨」のようで、
「ほっそりと明るいろうそくの炎のよう」ともある。
なので、ゲドたちと同じ赤銅色の肌をしているものと自分はイメージした。

セレットはオスキル出身なので肌が白く、「白く光る新月」のような人。

自分も636と同じく、別人説に一票。
638なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 16:42:53 ID:ulTJPWpP
>>637
そっか、肌の色は気にしてなかったな。
実際紛らわしい書き方してるよね。最初に読んだ時は少し悩んだよ。
639637:2006/08/12(土) 16:54:35 ID:z+1RqDB6
ぶんか社から出た「ゲド戦記の秘密―アースシーの歩き方」っつー本でも
セレットとオー島の領主の貴婦人が同一人物扱いされていたが、まあ、ありがちな誤解だろう。
しかしこの本、他にも「アワバス」が都ではなく王の名前であるとされていたり、
キャラクター紹介のページではロークの長たちがシリーズ中の時間の経過によって
代替わりしていることを全く無視した記述になっていたりと、色々と杜撰な本だった。
アーキペラゴの男たちにヒゲがはえているのもよろしくない。
640なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 17:17:12 ID:Rul0qUBl
>>639
ああいう本は突貫工事で出されるから依頼→脱稿まで2週間もないんでね?
641なまえ_____かえす日 :2006/08/12(土) 17:46:37 ID:DKMzUKJK
ロークの長の代替わりの話なんだけど、トリオン(姿変えの長だっけ)は1巻のゲド少年期から出てたよね?
ちょっと自信なし。

ところどころに出てくるだけだけど、それを振り返りつつアイリアンとのロークの丘でのシーンを思うと、
なんか言葉にならない感慨が…。作者自身そこまで予測してなかっただろうなあ。
642なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 19:21:20 ID:knOXRS1t
>>641
ゲドの少年時代からいる長は、守りの長だけだったように記憶していたけど・・。
ちなみに、トリオンは呼び出しの長だね。
3巻で黄泉の国にゲドを探しに来た人。
643なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 19:35:05 ID:n+PMavJ0
>>642
名付けの長もでは?
644なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 19:35:30 ID:NsN5M/Mq
3によると
呼び出しの長 浅黒い品のよい顔立ちをした背の高い若者、p49すらりとした体
645なまえ_____かえす日 :2006/08/12(土) 19:44:12 ID:DKMzUKJK
そうか、1巻は違うんだ。記憶が曖昧。
「湿原で」の、ゲドの話の中で、ゲドとトリオンで協力して…って出てくるよね?

名づけの長は何代変わったかわかんないけど、少なくともアイリアンが最初に来た
ときと2回目に来たときで変わってるはず。
646なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 20:20:03 ID:knOXRS1t
>>643
クレムカムレクとは代々の名付けの長に付けられる呼び名で、
1巻と3巻では別人のように描写されていたと思ったんだけれど、どうだろ?
647なまえ_____かえす日:2006/08/12(土) 21:08:25 ID:NsN5M/Mq
名付けの長 クレムカムレク3巻p27白髪痩せて背の高い老人 
648なまえ_____かえす日:2006/08/13(日) 20:13:17 ID:LpbGZhsK
「あぁ、お山は見た。」
ウゥ(´;ω;)アニエブ!アニエブー!!
649なまえ_____かえす日:2006/08/13(日) 20:44:09 ID:yi3yJrqs
バカ!思い出しちゃったじゃないか・・・・つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
650なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 13:10:34 ID:dbpscyGb
KはGに酷い事をしたよね(´・ω・`)
651なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 15:59:11 ID:Wz80bE77
翻訳の心得の有る人は全文訳してみてくれ
www.ursulakleguin.com/GedoSenkiResponse.html
652名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/14(月) 16:57:36 ID:/m+I5E6C
最初から原文引用でやってみる。
意訳だったり大雑把にいくから言葉尻はあんまり気にせずに・・・
↓↓↓

A First Response to "Gedo Senki," the Earthsea film made by Goro Miyazaki for Studio Ghibli.
"Gedo Senki"への、ファースト・レスポンス

Written for my fans in Japan who are writing me about the movie, and for fans elsewhere who may be curious about it.
映画について手紙をくれた日本のファンのみなさんへ、また、日本以外の、これについて気になっているファンのみなさんへ

Preliminary Note: 前書き

Very few authors have any control over the use made of their books by a film studio.
The general rule is that once the contract is signed, the author of the books is nonexistent.
Such labels as "creative consultant" are meaningless.
Please do not hold any writer except the script-writer responsible for anything in a film.
Don't ask the book's author "Why did they . . . ?" She is wondering too.

自分の本が映画化されることについて、その使用を管理できる作者はほとんどいません。
原則的には、いったん契約が結ばれれば、その本の作者は全く関わりません。
"クリエイティブ・コンサルタント"なんて全く無意味に等しいのです。
フィルムの脚本家以外のどんなライターにも責任はないと思ってください。
その本の作者に "Why did they…?" と尋ねてはいけません、彼女だって不思議に思ってるんですから。



653なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 17:10:40 ID:FDYyCeab
Mr Goro Miyazaki asked me just as I was leaving, "Did you like the movie?"
It was not an easy question to answer, under the circumstances.
I said: "Yes. It is not my book. It is your movie. It is a good movie."

ただでさえ怒っているのに、
その上ブログでゴローちゃんのの都合の良いように発言を利用したからなあ・・・
654なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 17:11:52 ID:FDYyCeab
>>652
ああ、ごめん。
655なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 17:15:59 ID:gVWeoFwi
いい加減な訳だから、読む人に「気にするな」、って宣言はどうかと。
656なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 17:21:43 ID:FDYyCeab
>>655
原文がついているから構わないと思うが・・・。
657名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/14(月) 17:22:42 ID:/m+I5E6C
うーん、、そっか

補足すると、シロート訳の細かい言葉遣いをとらえてル=グウィンの言葉と受け取られたくない。
私自身これは微妙、と思ったり、英語と日本語だとどうしても越えられない表現の差があるんで・・
細かい語調についてなんか言うときには、その部分の原文を参照してくれってこと。

長いから全訳時間かかりそうなんだけど…続ける?
協力者募集。
658なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 17:23:30 ID:gVWeoFwi
ああ、もちろんかまわない。
翻訳するなら訳については責任をとれ、ってのは個人的な考えで、
おしつけるものじゃなかった。スマン。
659名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/14(月) 17:26:45 ID:/m+I5E6C
Brief history: 概要

Twenty or so years ago, Mr Hayao Miyazaki wrote me expressing interest in making an animated film based on
the (then only three) books of Earthsea.I did not know his work. I knew only Disney-type animation, and
disliked it. I said no.
20年ほど前、宮崎駿氏から Earhsea books (当時はまだ3巻)をもとに、アニメ映画を作りたいと私に手紙が来ました。
私は彼の仕事を知りませんでした。私はディズニー・タイプの映画しか知らず、それは嫌いでした。私は断りました。

Six or seven years ago, my friend Vonda N. McIntyre told me about My Neighbor Totoro and we watched it together.
I became a Miyazaki fan at once and forever. I consider him a genius of the same caliber as Kurosawa or Fellini.
6、7年前、私の友人Vonda N. McIntyreが となりのトトロ のことを教えてくれて、それを一緒に見ました。
私は一度で、また永遠にミヤザキのファンになりました。私は彼にはクロサワやFelliniに匹敵する才能があると思います。

Some years later, when I found that the delightful Japanese translator of the later Earthsea books, Ms Masako Shimizu,
knew Mr Hayao Miyazaki, I asked her to tell him that, if he was still interested in Earthsea, I would welcome talking
with him about a film.
数年後、Earthsea booksの、すばらしい日本の翻訳家、清水真砂子さんが宮崎駿氏をご存知だと知り、彼女に、宮崎さんに伝えてく
れるよう頼みました。もしあなたがまだEarthseaに興味があれば、映画の件について、喜んでお話したいです、と。
660なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 17:36:09 ID:FDYyCeab
>>659
乙。悪い訳ではないと思うし、原文があるからすぐチェックできる。

今時間がないからお手伝いできないので
時間の許す範囲で翻訳していただければ・・・
たぶん誰かつないでくれると思うよ
661なまえ_____かえす日 :2006/08/14(月) 17:41:30 ID:/m+I5E6C
I had a pleasant correspondence with Mr Toshio Suzuki of Studio Ghibli. In our correspondence,
I urged the unwisdom of radical changes to the story or the characters, since the books are so
well known to so many readers, in Japan as elsewhere. In order to have the freedom of imagination
he ought to have in making his film, I suggested that Mr Miyazaki might use the period of ten or
fifteen years between the first two books: we don't know what Ged was doing in those years,
aside from becoming Archmage, and Mr Miyazaki could have him doing anything he liked. (There is
no other film maker to whom I would make such a proposition.)
スタジオジブリの鈴木敏夫氏からは快い返事がありました、私たちのやり取りの中で、私は、ストーリーや
キャラクターへを激しく変えてしまう愚行を警戒して―この本は日本もその他の国も含め、多くの読者に知
られているので―私は宮崎氏に、最初の2冊の間の10〜15年くらいの期間を使っては、と提案しました。
:私たちは、その頃ゲドがどうしていたのか、大賢人になったということ以外には知りません、宮崎さんは
いくらでも好きなように作っていいですよ、と。(私は彼の他の誰にも、こんな提案はしていません。)
662( 読んでて痛みを感じる。。 ):2006/08/14(月) 18:00:42 ID:/m+I5E6C
In August 2005, Mr Toshio Suzuki of Studio Ghibli came with Mr Hayao Miyazaki to talk with me and my
son (who controls the trust which owns the Earthsea copyrights).We had a pleasant visit in my house.
2005年8月、スタジオジブリの鈴木敏夫氏が宮崎駿氏と一緒に、私と私の息子(Earthseaの著作権を持つトラスト
を管理している)と話しに来ました。

It was explained to us that Mr Hayao wished to retire from film making, and that the family and the
studio wanted Mr Hayao's son Goro, who had never made a film at all, to make this one. We were very
disappointed, and also anxious, but we were given the impression, indeed assured, that the project
would be always subject to Mr Hayao's approval. With this understanding, we made the agreement.
ハヤオ氏はフィルム・メイキングからはリタイアしようと思っていること、そして、その家族とスタジオはハヤオ
氏の息子、ゴロー―今まで全く一度も映画を作ったことのない―にこの映画を作らせたい、という説明をされまし
た。私たちは、とてもがっかりし、不安になりましたが、こう説得されました―勿論絶対に[indeed assured]、
この企画は常にハヤオ氏の認定のもとにすすめます―。この了解によって、私たちは合意をしました。
663なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:03:49 ID:3px48e8L
>>662
鈴木はどうしようもない詐欺師ですね
664なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:07:43 ID:yLj5bVBF
おぉ、なんかすごく貴重な文章が訳されてる!
665なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:14:29 ID:gVWeoFwi
The Filmの章.は当方が分担するよ。

666なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:20:26 ID:ZgY7D5vz
原作者はどうもハヤオが製作総指揮みたいな立場だと認識していたってことか
ハヤオは短編映画を作ってゲドの製作を妨害していただけなのにw
短編3作はかなりいい出来だったけど
667なまえ_____かえす日 :2006/08/14(月) 18:20:55 ID:/m+I5E6C
At that time, work had already started on the film: a copy of the poster of the child and
the dragon was given us as a gift, and also a sketch of Hort Town by Mr Hayao and the
finished version of it from the studio artists.
その時点で、映画作成はすでに動き出していました:子供と竜の、一枚のポスターを私たちへのギフ
トとして受け取り、また、ハヤオ氏のスタジオ・アーティストとしての最後のもの[finished version]
として、ホートタウンのスケッチももらいました。

Work on the film went on extremely rapidly after that. We realised soon that Mr Hayao was
taking no part in making the film at all.
それから、映画の企画はものすごい速さで進んでいきました。私たちはすぐに、ハヤオ氏は映画のどの
部分にも全く関わっていないのだと気付きました。

I had a very moving letter from him, and later one from Mr Goro.
I answered them as well as I could.
私はとても感動的な手紙を彼から、また、後にゴロー氏からも受け取りました。
私はできる限りの範囲で返事をしました。

I am sorry that anger and disappointment attended the making of this film on both sides
of the Pacific Ocean.
私は太平洋を越えた両サイドでのこの映画作りに怒りと失望が伴ってしまったことを残念に思います。
[I am sorry that ― 申し訳ない、残念、悲しい ― 一致する日本語がみつからない。 ]

I am told that Mr Hayao has not retired after all, but is now making another movie.
This has increased my disappointment. I hope to put it behind me.
私は、ハヤオ氏はリタイアなんて全然しておらず、今は別の映画を作っているところだと聞きました。
これは私の失望に追い討ちをかけました。私は、そんなことは知りたくなかった。
668なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:23:34 ID:gVWeoFwi
分担案、伝わってるのかな。とりあえず。

As my son and I could not go to Tokyo for the premiere of the film,
Studio Ghibli very kindly brought us a copy, and gave us a private screening
at a downtown theater on Sunday August 6, 2006.
私と息子が映画の試写会のために東京へ行く、というのは無理だったので、
ジブリは親切にもコピーを持ってきてくれ、2006年8月6日にダウンタウンの映画館で
個人的な上映会を開いてくれました。
669なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:24:08 ID:gVWeoFwi
It was a joyful occasion. Many friends with children came.
It was entertaining to get the kids' response. Some younger ones were rather frightened
or confused, but the older kids were cool with it.
わくわくするイベントでした。多くの友人達が子供を連れてきました。子供達の反応を見るのは楽しかったです。
怖がったりとまどったりしている小さい子供もいましたが、もう少し大きい子供達はクールでした。
670なまえ_____かえす日 :2006/08/14(月) 18:24:55 ID:/m+I5E6C
>>665
どうもです!よろしく

さっきまでの分で [ ] のところは補注。




それにしても、ああー・・・
671なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:29:49 ID:gVWeoFwi
After the screening we went to have dinner at my son's house.
Elinor the corgi behaved with great propriety, while Mr Toshio Suzuki did headstands on the lawn.
映画のあと、私たちは。息子の家に夕食に行きました。
コージー犬のElinorは非常に礼儀正しく振る舞い、一方、トシオ・スズキさんは芝生で逆立ちしていました。
672なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:31:29 ID:gVWeoFwi
Mr Goro Miyazaki asked me just as I was leaving, "Did you like the movie?"
It was not an easy question to answer, under the circumstances.
I said: "Yes. It is not my book. It is your movie. It is a good movie."
ゴロー・ミヤザキさんは、私が帰ろうとした際に聞いてきました。「映画は気に入りましたか」
これは簡単に答えられる質問ではありません、この状況では。
「はい。これは私の本ではないです。あなたの映画です。いい映画です」
673なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:32:40 ID:gVWeoFwi
I did not realise that I was speaking to anyone but him and the few people around us.
I would have preferred that a private reply to a private question not be made public.
I mention it here only because Mr Goro has mentioned it in his blog.
私は、彼と周りの数人以外の人達にも話していることには気づいていませんでした。
私はプライベートな質問にたいするプライベートな返事は、公開しないほうがよいと思っています。
ここでこのことを話したのは、ゴロー氏がblogでこれを話したからです。
674なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:33:16 ID:gVWeoFwi
So, in the spirit of everything being public all the time for fifteen minutes,
I will give a fuller report of my first response to the film:
さて、わずか15分間で全てを公開しましょうという考えにのっとり、
映画に対する第一印象を述べることにしましょう
675なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:34:21 ID:gVWeoFwi
Much of it was beautiful. Many corners were cut, however, in the animation of this quickly made film.
It does not have the delicate accuracy of "Totoro" or the powerful and splendid richness of detail of
"Spirited Away." The imagery is effective but often conventional.
そのほとんどは綺麗でした。しかし、この急いで作られたアニメーションからは、多くの陰影がカットされていました。
「トトロ」の微細な正確さや「千と千尋の神隠し」の力強く輝かしい豊かな細部はありません。
イメージは効果的でしたが、大抵はありきたりです。
676なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:34:57 ID:gVWeoFwi
Much of it was exciting. The excitement was maintained by violence,
to a degree that I find deeply untrue to the spirit of the books.
そのほとんどには興奮させられました。この興奮は主に暴力からくるもので、
この本の精神からは全く間違っていると私が考えたほどです。
677なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:37:08 ID:gVWeoFwi
Much of it was, I thought, incoherent. This may be because I kept trying to find and follow the story
of my books while watching an entirely different story, confusingly enacted by people with the same
names as in my story, but with entirely different temperaments, histories, and destinies.
そのほとんどには、思うに、矛盾がありました。これは、自分の小説と同じ名前をもちながら、
全く違う気質や生い立ちや運命を持つ登場人物が、ややこしく演じる全く別のストーリーを見ていながら、
自分の本のストーリーを見つけてたどろうとしたせいもあるでしょう。
678なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:38:13 ID:gVWeoFwi
Of course a movie shouldn't try to follow a novel exactly ? they're different arts,
very different forms of narrative. There may have to be massive changes.
But it is reasonable to expect some fidelity to the characters and general story
in a film named for and said to be based on books that have been in print for 40 years.
もちろん、映画が小説のストーリーを正確になぞる必要はありません。異なる芸術であり、
物語の形式として大きく異なっています。だから大きく変化させねばならないでしょう。
しかし、40年以上も前から出版されてきている小説に基づいているとされ、
その名前を冠しているという映画においては、キャラクターや一般的なストーリーについて
それなりの忠実さを望むことは、当然のことと思います。
679なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:49:39 ID:gVWeoFwi
Both the American and the Japanese film-makers treated these books as mere mines for names
and a few concepts, taking bits and pieces out of context, and replacing the story/ies with
an entirely different plot, lacking in coherence and consistency.
I wonder at the disrespect shown not only to the books but to their readers.
日本とアメリカの映画会社は両方とも、3冊の本を、単に名前と少しのアイデアだけが私の物のように扱い、
文脈から欠片や小片をとりだし、つながりや一貫性を欠いた全く違った筋のストーリーで置き換えました。
小説だけでなく、読者に対しても示されたことになる、この尊敬のなさには疑問を感じます。
680なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 18:53:30 ID:gVWeoFwi
I think the film's "messages" seem a bit heavy-handed because, although often quoted quite closely
from the books, the statements about life and death, the balance, etc., don't follow from character and action
as they do in the books.
この映画の「メッセージ」は高圧的すぎるように思います。なぜなら、生や死やバランスなどについての言葉は、
本からの引用によく似ていますが、本の中でそうだったような、行動や性格に従っていません。

However well meant, they aren't implicit in the story and the characters.
どのように取り繕われていても、ストーリーやキャラクターに暗示されていません。

They have not been "earned." So they come out as preachy.
「獲得」したものではないのです。説教として降ってきます。

There are some sententious bits in the first three Earthsea books,
but I don't think they stand out quite this baldly.
アースシーシリーズの初期三部作にあった言葉もいくつか使われていますが、
これほど大声で示してあったとは思いません。
681なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 19:08:06 ID:gVWeoFwi
The moral sense of the books becomes confused in the film.
For example: Arren's murder of his father in the film is unmotivated, arbitrary:
the explanation of it as committed by a dark shadow or alter ego comes late, and is not convincing.
本の道徳観は映画では混乱させられています。例えば、映画におけるArrenの父殺しは動機づけられておらず、恣意的です。
ダーク・シャドウや第二の自我によるという説明があとに述べられ、説得力はありません。

Why is the boy split in two? We have no clue.
なぜ少年が二つに分かれたのでしょう。手がかりはありません。
The idea is taken from A Wizard of Earthsea, but in that book we know
how Ged came to have a shadow following him, and we know why, and
in the end, we know who that shadow is.
このアイデアは「アースシーの魔法使い」からとられていますが、この本では、
ゲドがシャドウにつきまとわれるようになった経緯は私たちにわかりますし、その理由もわかり、
そして最後には、そのシャドウが誰なのかも分かります。

The darkness within us can't be done away with by swinging a magic sword.
私たちの裡にある闇は魔法の杖を一振りしただけでは追い払えないのです。
682なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 19:09:17 ID:gVWeoFwi
But in the film, evil has been comfortably externalized in a villain,
the wizard Kumo/Cob, who can simply be killed, thus solving all problems.
しかし、映画では、悪は都合良く悪党の魔法使いクモ/コブのうちにあらわれ、
あっさりと殺すことができ、そして全ての問題が解決します。
683なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 19:13:20 ID:yLj5bVBF
>一方、トシオ・スズキさんは芝生で逆立ちしていました。
wwwwwwwwwwww
684なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 19:20:57 ID:TOz39T2Y
>>683
これって思いっきり鈴木の常識欠如を責めてるんだよね?

「うちの犬は礼儀正しかった」って対比を出して!

「おまえは畜生以下だ」と!

嗚呼!!!
685なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 19:21:57 ID:gVWeoFwi
In modern fantasy (literary or governmental), killing people is the usual solution to the so-called war
between good and evil. My books are not conceived in terms of such a war,
and offer no simple answers to simplistic questions.
現代の(文学的な、あるいは政治的な)ファンタシーでは、いわゆる悪と善の間の戦争において、
人を殺すことは良くある解決策です。私の本はそのような戦争には関連しておらず、単純すぎるほどの問いに
たいして単純な答えを出していません。

Though I think the dragons of my Earthsea are more beautiful, I admire the noble way Goro's dragons fold their wings.
私のアースシーのドラゴン達はもっと美しいと思っていますが、ゴローのドラゴンが翼を折りたたむ気品あるやり方には感心しました。
The animals of his imagination are seen with much tenderness ? I liked the horse-llama's expressive ears.
彼の想像の動物は非常に優しそうに見えます。私は馬―ラマの大きい耳は好きです。
686なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 19:22:55 ID:yLj5bVBF
>ID:gVWeoFwi
連投で焼かれちゃったかな?
687なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 19:27:29 ID:gVWeoFwi
I very much liked the scenes of plowing, drawing water, stabling the animals,
and so on, which give the film an earthy and practical calmness ?
a wise change of pace from constant conflict and "action". In them, at least, I recognised my Earthsea.
耕したり、水を描いたり、動物を馬屋に入れたりするようなシーンは気に入りました。
この映画に現実的で実際的な静けさを与えています。単調な葛藤と「アクション」からの、見事なペースの変化です。
その中に、ようやく、私は自分のアースシーを見いだしました。


The Film.は完了。あとはバトンタッチします。
688なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 19:32:37 ID:yLj5bVBF
ニュアンスぐらいしかわからないのでパスさせてもらいます
689なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 19:33:04 ID:Gq/deDSx
おふたりとも、乙です。マイ英語力の貧弱さのせいであちこち誤読してたが、
翻訳のおかげでそれに気付けた。感謝。
690名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/14(月) 19:34:20 ID:/m+I5E6C
>>687
乙でした!
夜中からでよければバトン拾える

>>684
ユーモアと痛烈な批判!
思わず笑ったけど笑い事じゃないよなあ、本人は全く気付かないだろうが
691なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 19:34:55 ID:gVWeoFwi
え。二人で分担と思ったけど。
/m+I5E6Cさんは???
692なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 19:40:29 ID:47kV7Mi7
ウェブ翻訳ぶち込み版、こんなのですまん。リンクは一定時間で切れるかも。
http://ocn.amikai.com/amiweb/browser.jsp?url=www.ursulakleguin.com%2FGedoSenkiResponse.html+&display=3&langpair=1%2C2&c_id=ocn&lang=JA&toolbar=yes
693名無しは/m+I5E6C:2006/08/14(月) 19:41:40 ID:/m+I5E6C
>>ID:gVWeoFwi
誰もいなさそうだからじゃあ様子見つつ次行きます
続けさせちゃうのも申し訳ない
694なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 19:54:46 ID:iTLWC8TK
もしよければ
「肌の色について The issue of color」
「『ゲド戦記』または『テイルズ・フロム・アースシー』はいつ合衆国で公開されるか?
When can we see "Gedo Senki" or "Tales of Earthsea" in America?」
をやるよ
695なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 19:56:15 ID:/m+I5E6C
The issue of color: カラーの問題

My purpose in making most of the people of Earthsea colored, and the whites a marginal and
rather backward people, was of course a moral one, aimed at young American and European readers.
Fantasy heroes of the European tradition were conventionally white―just about universally so
in 1968―and darkness of skin was often associated with evil.
By simply subverting an expectation, a novelist can undermine a prejudice.
私が Earthsea のほとんどの人を有色とした意図は、また、白人を辺境の、そして幾分保守的な人々とし
て描いたのは、もちろん教訓的な意図として、アメリカやヨーロッパの若い読者を想定してそうしました。
ヨーロッパのファンタジーの主人公たちは伝統的にあたりまえには白人でした―1968年のことについて言
えば、例外なく―そして、肌の黒い者は、邪悪なものと結び付けられることがしばしばでした。
単に予想を覆す意味でも、小説家は先入観を打ち崩すことをします。
696なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 19:59:25 ID:/m+I5E6C
>>694
おー、ちょっとかじりかけだけどもバトン任しちゃっていいですか?
697694:2006/08/14(月) 19:59:36 ID:iTLWC8TK
ありゃw
乙です>>695
ヒマなんで訳のチェックだけでもしておきます
698694:2006/08/14(月) 20:00:12 ID:iTLWC8TK
a prejudice. からですね。了解
699なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:11:28 ID:5MSX64ZA
165 :名無シネマ@上映中 :2006/08/14(月) 20:06:02 ID:+7nxusY5
仮訳2 >>80の続き
(要約)>>7 >>45
・映像は美しいが「トトロ」や「千尋」の様な強力で見事な豊かさの優雅な正確さを持ちません
・刺激的な映像だが、私の本を偽った「暴力」によって生み出された興奮である。それの多くは首尾一貫しない
(本文)
Much of it was beautiful. Many corners were cut, however, in the animation of this quickly made film. It does not have the delicate accuracy of "Totoro" or the powerful and splendid richness of detail of "Spirited Away."
The imagery is effective but often conventional
Much of it was exciting. The excitement was maintained by violence, to a degree that I find deeply untrue to the spirit of the books.
(仮訳)
この映画の多くの部分の映像は美しい。しかしながらこの拙速に製作された映画では、沢山の手抜きがある。
[重要部分なので辞書を引用:cut corners(事をするのに経費・労力を節約して)最も安易な方法をとる, 手を抜く Microsoft Bookshelf]
ゲド戦記にはトトロに見られた精密な正確さや、千と千尋の神隠しに見られた力強く素晴らしい細部の表現の豊かさがない。
映像表現は効果的だが、独創性[個性]を欠いた陳腐なものが多数ある。
映画の多くの部分はエキサイティングであるが、それは原作とは全く異なった(過度の)暴力によって維持されている(にすぎない)
700なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:16:55 ID:U8Td0/LH
SF板の次スレ立てれないので誰かよろ
スレタイ 【こわされた】ゲド戦記 第5巻【アスーシーの夢】

ことばは沈黙に
光は闇に
生は死の中にこそあるものなれ
飛翔せるタカの
虚空にこそ輝ける如くに

宮崎駿監督の息子が「ゲド戦記」で監督デビュー
http://www.eiga.com/buzz/051213/index.shtml
2006年7月29日(土)全国東宝洋画系(日劇3〜)で公開
スタジオジブリ
http://www.ghibli.jp/
宮崎吾朗監督のブログ
http://www.ghibli.jp/ged_02/

児童書板
ゲド戦記とアーシュラ・K・ル=グウィン 第3章
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/juvenile/1153560891/

映画作品・人板
【影(パヤオ)との】宮崎吾朗(ゴロー)のゲド戦記14【戦い】
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1154433448/

アニメ漫画業界板
ジブリ新作『ゲド戦記』の監督は宮崎息子9
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/iga/1155545810/

ル・グヴィン本スレ
☆★アーシュラ・K・ル・グィン 2冊目★☆
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1135092560/
701なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:18:50 ID:d7PDo7Pu
【岡田斗司夫のゲド戦記裏話】

ttp://vipup.sakura.ne.jp/512kb/src/512kb_0624.jpg
ttp://vipup.sakura.ne.jp/512kb/src/512kb_0626.jpg
ttp://vipup.sakura.ne.jp/512kb/src/512kb_0627.jpg

こんなのが映画板の方にあったので、貼ってみる。
鈴木、パヤオ、ル=グウィンさんの交渉の様子が…なんつーか……
702なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:27:11 ID:gVWeoFwi
おおっと。
続き訳し終わってきたら、既に代わりの人が。

訳が浮いてしまった(w
703なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:32:57 ID:yLj5bVBF
>>701
ジブリの様子はよくわかったけど
それでも同情する気はないな。
むしろ、自分の魂を込めて書いた作品を
ジブリの後継者騒動に巻き込まれたル=グウィンに
同情する。
704なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:34:53 ID:j+FvDzjp
翻訳の方々、おつかれさまでした。
原作ファンで落胆された人には、ほっと出来るもので安心しました。
705なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:36:09 ID:U8Td0/LH
>>700
私も無理
だれか立てて
706なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:36:15 ID:GjkMUejy
岡田は面白おかしく脚色するから
ちょっと差し引いて読んだほうがいいぞ
707なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:37:26 ID:FDYyCeab
>>701
これにニュー速に貼ったら
鈴木、パヤオだけではなくグウィンが悪いという意見までも出てきた

間違いないのはゴローちゃんに同情する人が現れてきた。
708なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:38:04 ID:JU7vl2VY
訳してくれた人乙デス。
原作者側の見解が出て、今回の騒動もようやく一段落ってとこですか。
709694:2006/08/14(月) 20:38:53 ID:iTLWC8TK
>>695に続くよ

The makers of the American TV version, while boasting that they were "color blind,"
reduced the colored population of Earthsea to one and a half.
I have blasted them for whitewashing Earthsea, and do not forgive them for it.

米TVドラマ版の制作者たちは彼ら自身が「色盲color blind」だったため、
なんとも素晴らしいことにアースシー世界の有色人種の数を一人にまで減らしてしまいました。
私はアースシー世界を真っ白にしてしまった制作者たちを強く非難しました。
いまだに許してはいません。
710694:2006/08/14(月) 20:41:04 ID:iTLWC8TK
The issue is different in Japan. I cannot address the issue of race in Japan because I know too little about it.
But I know that an anime film runs smack into the almost immutable conventions of its genre.
Most of the people in anime films look ム to the American/European eye ム white.
I am told that the Japanese audience perceives them differently.
I am told that they may perceive this Ged as darker than my eye does.
I hope so. Most of the characters look white to me, but there is at least a nice variation of tans and beiges.
And Tenar's fair hair and blue eyes are right, since she's a minority type from the Kargish islands.

肌の色の問題。これは日本では事情が違ってきます。
私は日本での人種問題についてあまりにも知るところが少ないので、なにも言えないのです。
しかし私は(日本の)アニメ映画がそのジャンル独特の不変の因習にとらわれていることを知っています。
欧米人の目から見て、(日本の)アニメ映画に登場する登場人物はほとんど全員白人に見えます。
日本人観客はそれら「白人」を白人だと思って見ているわけではない、ということは聞かされました。
まだ私よりも日本人観客のほうがジブリ映画のゲドを有色人種として受け入れる可能性が高い、
ということも聞かされました。まったくそう願いたいものです。
ほとんどのキャラクターは白人にしか見えませんが、
タンやベージュ色などのバリエーションはいい感じにばらついているのが救いです。
テナーの金髪と青い目も原作通りです。
彼女はカルガド諸島人で、アースシー世界では少数派なわけですが。
711なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:41:36 ID:/m+I5E6C
>>701
文章の書き方がひねくれた感じでどす黒さを覚えた。
ので、あとで忙しくないときに読むよ。。


>>702
おわあ、お疲れ様です!!
訳がたくさんある分には困らないし、まだ削除してなかったらせっかくなので◎
人によって訳が違うのがわかるのもいいと思う。

結局退いときながら気になってダメだわ自分orz
712なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:42:19 ID:FDYyCeab
ID:gVWeoFwi、どこの機械翻訳を参考に使用したか教えてくれ
713なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:43:31 ID:fEXAMR4j
>テナーの金髪と青い目も原作通りです。
>彼女はカルガド諸島人で、アースシー世界では少数派なわけですが

→テナーの金髪と青い目も公正です。
( 原作ではテナーは黒髪の白人)
714なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:44:09 ID:gVWeoFwi
>712
英辞郎
715なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:45:28 ID:JxcH7Zw6
戦犯はやはり鈴木敏夫だったか
716なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:46:05 ID:h8/81u2r
"color blind"は、人種差別をしない人たち。
アメリカのTVドラマ作成者たちは、自分らは人種差別をしないことを自慢しながら
アースシーの有色人種の人口を1.5まで減らした。
って感じじゃまいか。
1.5ってところが、one and a halfなんだがよく意味わかりません。
a one halfなら半分なんだけど。。。
717694:2006/08/14(月) 20:46:31 ID:iTLWC8TK
When can we see "Gedo Senki" or "Tales of Earthsea" in America?
When the contract with the TV people for their film and rights runs out: not before 2009.
Alas! There are dogs in the manger.

合衆国での「ゲド戦記/テイルズ・フロム・アースシー」公開はいつ?

TV版とその権利に関する契約が切れるまで。少なくとも2009年よりあと。
ああ! いじきたない話!
718なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:47:42 ID:eVAnIfsv
>>700
やっといた。

【こわされた】ゲド戦記 第5巻【アースシーの夢】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1155555937/
719なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:48:01 ID:FDYyCeab
>>714
d
720なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:49:00 ID:hZNsULGq
>701
岡田は平気で法螺をふくので丸々信じるのはやめたほうがよさそうだよ
大体、それ読んだってその場にいたのは鱸、パヤオ、原作者とその息子だけのはずなのに
いかにも岡田が見てきたようにかいてるなんて、おかしいし。100%伝聞から起こして書いてるだろ。
721なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:50:04 ID:YQ5zmRim
>>716
黒人が一人と、アジア系ハーフが一人。
だから「有色人種は1.5人」なんでないの。
722694:2006/08/14(月) 20:50:58 ID:iTLWC8TK
>>716
そこ苦労しました。
and a halfをつけると「すげー」「素晴らしい」という意味になったはず。

>>713
And Tenar's fair hair and blue eyes are right, since she's a minority type from the Kargish islands.
テナーの金髪と青い目も、テナーがカルガド諸島出身の少数派であることを考えると
(有色人種オンリーではないので)人種バランス的に公正だと言えます。

って感じかな?
723なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:54:08 ID:/m+I5E6C
>>722
>テナーの金髪と青い目も、テナーがカルガド諸島出身の少数派であることを考えると
(有色人種オンリーではないので)人種バランス的に公正だと言えます。
そんなんでばっちりだと思う

>>716
おお、そうなんだ?ドラマ見てないとわからんね
724なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:55:29 ID:eVAnIfsv
>>722
>and a halfをつけると「すげー」「素晴らしい」という意味になったはず。

それは、英次郎の例文見ると、womanとかforeverとかいう名詞の後に来た場合で、
oneみたいな数詞の後に来た場合は普通に「半分」と捉えればいいんじゃないの
725なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:55:34 ID:gVWeoFwi
Tenarの淡い髪と青い眼は、Kargish諸島からきた少数タイプなので、これで合っています。

くらいでは。
726なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:56:00 ID:68AG93PI
>>701の岡田の話は、今となってはここに全部公開されてる。
ttp://www.ghibli.jp/20special/000283.html

オタク会合上での講演だから岡田もちと悪のりしてるしね。あんま読む価値はないかも。
727なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:57:00 ID:ahUujNYP
>>661

>(There is no other film maker to whom I would make such a proposition)
の部分は、

他の監督に対してだったら、こんな提案はしません。

って感じかな。
728なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 20:57:01 ID:YQ5zmRim
ドラマ版でオジオンを演じたダニー・グローバーは黒人。
テナーを演じたクリスティン・クルックがオランダ人と中国人のハーフ。
729694:2006/08/14(月) 20:57:30 ID:iTLWC8TK
>>721
なるほど!

注を忘れてた。

Note: The version shown us was subtitled, not dubbed.
Studio Ghibli does excellent dubbing, but I was delighted to hear the Japanese voices for once.
Ged's warm, dark tone was particularly fine.
And I hope the lovely song Therru sings is kept in its original form when the film is dubbed.

注:私の見た「ゲド戦記」は字幕版で、吹き替え版ではありません。
スタジオジブリの吹き替えはすばらしいですが、私はとりあえず一度は日本語の音声で聞けて嬉しいです。
ゲドの暖かく暗い声は特によかった。
テルーの歌う綺麗な歌が吹き替え後も原形をとどめたままでいることを願います。
730補足:2006/08/14(月) 20:57:43 ID:gVWeoFwi
サイトの予告編見たんだけど、どうも金髪には見えないんだよね。
見間違ってるのかな。
731なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 21:01:17 ID:ahUujNYP
>>695
backwardは「後進国」って感じかと。
732なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 21:05:17 ID:iuh1gD/b
>>730
テナーは金髪でいいと思う
日本のアニメ文法だと、真黄色じゃないと金髪に見えないかもしれないけど、
欧米人の感覚だとああいうオレンジがかった色も、金髪だから
733なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 21:08:41 ID:gVWeoFwi
>732
なるほど。

711の言葉に甘えて、(少し修正した)訳を載っけて、英語版住人は消えます。

色の問題
私がアースシーのほとんどの人々を有色人種にし、白人を辺境のより後進的な人々とした理由は、
もちろん教訓的なもので、ヨーロッパやアメリカの若い読者を対象としていました。ヨーロッパの伝統的な
ファンタシーの英雄は、大抵は白人で、1968年にはそれが普遍的で、皮膚の色の黒さは邪悪と関連していることが
多かったのです。単に予想を裏切るだけで、ただの小説家が偏見を揺るがせることができました。
734なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 21:12:09 ID:gVWeoFwi
米のTV版の制作者達は、色に関しては関知しないと大声で宣言していながら、アースシーの有色人種達の人口を1.5人に減らしました。
私はアースシーの白色洗浄化を糾弾しており、彼らを許しません。
この問題は日本では異なります。私は日本における人種問題についてはほとんど知らないので述べることはできません。

しかし、あるアニメ映画がこのジャンルのほとんど不変のしきたりに突っ込んだことを知っています。
(実はこの部分がさっぱり判りません)

アニメの人物はほとんどが、欧米人の目には、白人に見えます。
私は、日本の観客は登場人物を違ったように認識すると言われました。
このゲドを、私が感じるよりもっと黒いように受け止めるだろうと聞きました。そうであるように望みます。
私の目にはほとんどが白人に見えますが、それでも褐色やベージュのバリエーションがあるのはいいと思います。
Tenarの金髪と青い眼は、彼女はKargish諸島からきた少数タイプなので、これで合っています。
735なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 21:12:53 ID:gVWeoFwi
(実はこの部分がさっぱり判りません)
は当方のコメントです。スマソ。
736なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 21:18:34 ID:/m+I5E6C
さらに補足してみる。入り乱れてんなあw

Most of the characters look white to me, but there is at least a nice variation of tans and beiges.
And Tenar's fair hair and blue eyes are right, since she's a minority type from the Kargish islands.
ほとんどの登場人物は私には白人に見えますが、しかし、少なくとも微妙なタンやベージュのヴァリエーション
は見られます。また、テナーのブロンドの髪[fair hair]、青い目なのは公正と言えるでしょう―彼女はカルガド
出身で、マイノリティである点から。


※独自解釈かもしれないけど、周りの人との対比を出さなければいけないので、ここで金髪にするのは正しい、
 なぜならば、周りの人々がみんな白人だからしょうがない…という暗に批判の意味が込められていると思う。
737なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 21:20:47 ID:pc4vLyB7
個人的印象:罪が重い順で

鈴木(観客も原作者も裏切って何をしたかったのかが謎。映画の出来の悪さは予想外だったのだろうが)
>駿(止めるか監修するか自分で描くかすべきだった。約束守れよ)
=吾朗(固辞するべきだった。ただの目立ちたがりか乗せられやすいタイプなのか・・・)
>>>>>原作者(駿と会った時点で却下することもできた)

という感じ。

738なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 21:28:18 ID:iTLWC8TK
まあそういう話は映画板でしようじゃない
739なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 21:33:44 ID:Gq/deDSx
原文の順番に並べてみた。
「>>」の個数制限にひっかかったので減らした為、要・専ブラかも。抜けがあったらゴメン。

Preliminary Note: >>652

Brief history: >>659,661-662,667,727

The Film. >>668-669 >>671-682 >>685,687

The issue of color: >>695,709-710 >>733-734,736

When can we see "Gedo Senki" or "Tales of Earthsea" in America?
>>717

Note: >>729
740名無しさん:2006/08/14(月) 21:56:35 ID:2GURsjdP


>And Tenar's fair hair and blue eyes are right, since she's a minority type from the Kargish islands.
>テナーの金髪と青い眼は、彼女はカルガド諸島からきた少数タイプなので、これで合っています。

上記部分を原作読者的な解釈を入れて思い切り意訳すると

>テナーは原作の黒髪碧眼から金髪碧眼に変更された事に関しては別に良いでしょう。
>最低限、彼女がカルガド諸島という別の国からやってきた少数派の民族だという事はわかりますから。

こんな感じかな?
741なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 21:58:24 ID:lSEnPzSA
帰宅してスレッド開いたらすごいことに。
みなさん全訳プロジェクトお疲れさまです。



なんだか分からない気持ちで胸が詰まる。涙出てきた
742なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:05:56 ID:PwRpSHUV
>>734
run smack into で「正面衝突する」だね。

ここでのan anime filmは日本語にすると、「あるアニメフィルム」ではなく
「アニメフィルムというものは」ってニュアンスだと思われ。
743なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:16:11 ID:/m+I5E6C
>>739
お、すっきり。プロジェクトひと段落。

>>740
730でさっき訳してみたのもそうだけど、原作読み込んでないと分かんないような部分も多いよね。
ジブリ側の人で誰かちゃんと彼女の気持ちを全部理解できる人がいるだろうか…。さすがに、映画
に関わった人たちは読んでいて欲しい。切に。

>>730 補足
肌の色のバリエーションについての"nice"ってところを"わずかに"って意味で解釈してみました。
(そういう意味もあるようなので)
"絶妙な"とかって訳すと案外近いかもしれない。"at least"も、"少なくとも"も、多少否定的な意
味にとらえる解釈もありかと思う。というか、現状を見て否定的にとらえがちになるってとこがミ
ソかもね。
744なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:17:25 ID:5MSX64ZA
185 :名無シネマ@上映中 :2006/08/14(月) 20:23:10 ID:+7nxusY5
>>164 >>168 >>181 >>183
Elinor the corgi behaved with great propriety, while Mr Toshio Suzuki did headstands on the lawn.

鈴木敏夫さんが庭の芝生で逆立ちしている間も、(ウェルシュ)コーギー犬のエリノアは礼儀正しく振る舞って
(訳よりニュアンスはけっこう強い。「不作法ものめ」は文章に現れている)
745なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:23:46 ID:FDYyCeab
ねらーの英語力をバカにして
グウィンは怒っていないと言った人がいたんだが・・・
言外の皮肉は普通の英語力でも読みとれるような気がする
746なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:24:06 ID:yPbvc0y0
>>741
全く同じシチュエーション


翻訳された皆さん乙です、有難う
このスレでファンがさんざん指摘してきた欠点がちゃんと含まれてるな
もう色々な事が悔しい
747なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:26:42 ID:FDYyCeab
【ル=グウィン】 「ゲド戦記」第35章 【怒りと失望】
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1155546373/

こちらでも翻訳が進んでいる
言葉の選び方が面白い
748なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:28:49 ID:47kV7Mi7
ハヤオはなんで一世一代の名作を作る機会をみすみす手放してしまったんだろう。
749なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:30:54 ID:h8/81u2r
しかも、1巻と2巻の間という、おいしいところをやらせてもらえたのに。
750なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:33:13 ID:dbpscyGb
初恋の女は犯せないってこった。
751なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:33:55 ID:h8/81u2r
なるほど。
そして、チンピラにずたずたにされたんだ。
752なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:35:48 ID:5MSX64ZA
I had a pleasant correspondence with Mr Toshio Suzuki of Studio Ghibli. In our correspondence, I urged the unwisdom of radical changes to the story or the characters, since the books are so well known to so many readers, in Japan as elsewhere.
In order to have the freedom of imagination he ought to have in making his film, I suggested that Mr Miyazaki might use the period of ten or fifteen years between the first two books: we don't know what Ged was doing in those years,
aside from becoming Archmage, and Mr Miyazaki could have him doing anything he liked. (There is no other film maker to whom I would make such a proposition.)

私はスタジオジブリの鈴木敏夫さんと気持ちの良い文通をした。
その中で私は彼に「この小説は日本だけではなく世界中に多数の読者がいるので、物語か登場人物の急激な改変は賢明ではない」と指摘した。
鈴木氏がフィルムを作る上で必要なイマジネーションの自由を確保するために、私は宮崎氏が最初の2巻の10-15年の期間を利用すべきだと示唆した。
それはその期間ゲドが大魔道師になる以外何をしていたか(作者の私を含めて)我々誰もが知らないので、宮崎氏は好きなように物語を作ることができるからである。
(私がそのような提案をするのは、宮崎氏に対してだけであろう)
753なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:35:58 ID:oGeZ25W/
チンピラとはなんだコラ
754名無しさん:2006/08/14(月) 22:36:28 ID:2GURsjdP
もちろん体力的な事もあったんだろうけど、
良い原作が良い映画になるわけじゃないという事を知ってるってのが1点、
『紅の豚』製作後に語った「自分の趣味で仕事をするのは最低だ」って教訓によるものが1点。

あと、ここで書くと怒られちゃうかもしれないけど・・・
今ゲド戦記をやっても時代に拮抗する作品にはなり得ないと思ったってのが1点じゃないかな。


普通の監督だったら、2巻と3巻の間の空白を埋める仕事なんて振られたら飛び上がって喜んだんだろうけど。
755名無しさん:2006/08/14(月) 22:39:00 ID:2GURsjdP
>>750

見事な例えだ…。
756なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:40:56 ID:/Baw20AC
ジブリはな…
ジブリ本体は良いんだろうけど、さ
757なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:41:52 ID:5MSX64ZA
>>669 :なまえ_____かえす日 :2006/08/14(月) 18:24:08 ID:gVWeoFwi
It was a joyful occasion. Many friends with children came.
It was entertaining to get the kids' response. Some younger ones were rather frightened
or confused, but the older kids were cool with it.
わくわくするイベントでした。多くの友人達が子供を連れてきました。子供達の反応を見るのは楽しかったです。
怖がったりとまどったりしている小さい子供もいましたが、もう少し大きい子供達はクールでした。

cool・・米俗語「すてき」「すごい」「いかす」にして訂正よろ
758なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:42:43 ID:fEXAMR4j
だけど、どっかのブログのコメントに
「ゲド戦記を映像化したい人は5000人はいて皆56に嫉妬してるだろう」
と書いてる人がいた。
「何であんな素人が監督させてもらえるんだろう。裏山」と。
759なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:43:18 ID:h8/81u2r
むしろ冷静だったのでは。
760なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:48:54 ID:P2z/8vJK
>>754
> ここで書くと怒られちゃうかもしれないけど・・・
> 今ゲド戦記をやっても時代に拮抗する作品にはなり得ない

これに関しては、パヤオが制作前に洩らしてるし、
スレ住民の間でも「そりゃそうだ」という意見が多かったよ。
(原作が悪いという意味ではなく、この時代に敢えてやったところで、
始祖にもかかわらず「ありがち」と片付けられてしまう
おそれがあるということ)
761なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 22:56:06 ID:3px48e8L
実際ブレイブをパクったな!などといわれたりするしな。
死にたくなるぞほんとに
762なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 23:05:53 ID:47kV7Mi7
>>750-760
しかし、それだと息子にやらせる動機にはならないし。
763なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 23:06:37 ID:eVAnIfsv
>>757
文体からすると、cool=いかすと捉えるには若者っぽすぎない?
文脈上も、「冷静」「冷淡」あたりでいいと思うけど。
764なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 23:09:27 ID:dbpscyGb
ところでル・グインの英文をつらつら見ているうちに・・・


ゲド戦記の原本が読みたくなってきたw
俺が覚えているゲド戦記の数々の文は、実際はどう書かれていたのか。
765名無しさん:2006/08/14(月) 23:14:09 ID:2GURsjdP
> cool

小さな子供の「怖がったり戸惑ったり」に対する対比だから「冷静」が妥当じゃね?
766なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 23:29:03 ID:Wjmp/9Ae
>>764
Amazon(もちろん日本の)で簡単に手に入る
Le Guin Earthsea辺りで検索すれば良いかと

自分は、外伝を日本発売前に買ったことがあるだけだが
767なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 23:31:19 ID:UqN0OvAs
アレンどうみても17歳には見えない
768なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 23:33:18 ID:3JmV8vnn
>>767
欧米人には10歳位に見えるかもね
769なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 23:36:48 ID:ChUnLcIj
>>746
うん、おすすめです!全然違うよやっぱり。訳のよしあしじゃなく、限界があるもん。
自分もちまちま読んでる。>>766と同じく、外伝読んで、それ以来。なんか、断然リア
ルに迫ってくる感じで、感動した。英語は手探りでしか読めないから、暗闇の中に明
かりをともすような感じ、だけども。

もしこれから原文読む人いたら、特に外伝の「地の骨」をおすすめします。
770なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 23:42:10 ID:Wsxt55pq
>>764
俺は今原文で読んでるぞ。多分これ原書で読むほうがわかりやすいわw
THE ERATHSEA QURATETとかいう1〜4巻までセットになったのが安く売ってるからどっかでそれ買え
771なまえ_____かえす日:2006/08/14(月) 23:45:55 ID:h8/81u2r
>>770

Amazonで検索したけど、おそろしく安いな。
772なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 00:14:51 ID:Gx0X31VX
>>770 俺もあれで2から4部まで読んだ。
コンパクトでお勧め
773なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 00:55:03 ID:XDCluS4g
>>760
それを言ったら指輪も時代に合うとは言いがたい古さだったが(古典という意味で)
映画は成功したよ。
ゲドも時代云々は関係ないと思う。
監督の腕と情熱次第だろう。
774なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 01:05:37 ID:BIyTn7fX
まだ未読なのですが映画化で出た特集本でネタバレ色々読んでしまった。
知らないほうが驚きや感慨があったんだろうなあ。
775なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 01:15:36 ID:5d2Bl1MZ
>>774
うーん、でもこの本はトリックが明かされる驚きと言うより
その過程に寄り添うことの方に喜びがある本のように思うよ。
結末を知ったあとでも、繰り返して読み、面白いと感じられる本。

気にせず読んでみることをおすすめします。
776なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 01:17:48 ID:A7NQG4Q5
ゲドは何度でも読めて、読むたびに新しい発見があるところがいい
777なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 01:21:27 ID:ulZjLHc3
>>773
個人的には賛成したい。
しかし指輪は日本でも古典として知名度が高いし、ファンタジーの
バイブルみたいな扱いを受けている(未読の人にも広く存在が
知られている)けれど、はっきり言ってゲドは日本での知名度は
かなり低い。(低かった)
さらに宮崎駿作品の殆どが、ゲドから影響を受けて作られている。
原作そのものの古さというより、「今の時代に作ること」が
どう受け取られるかによるってことなんじゃないかな。

指輪:「リスペクトされまくりのあの超有名な大作が映画化!」
ゲド:「ゲド?何それ?つか色々と見た事のある展開&設定だなw」

(あくまで日本での受け取られ方ね)
778なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 01:31:51 ID:KL7WSEtK
いや、指輪も最初はひどいもんだった(典型的なのが、「これ、ドラクエのパクリ?」)。
それを三部作を出していく中、力技で覆していった、って感じ
779 ◆GacHAPiUUE :2006/08/15(火) 01:39:43 ID:u+j5EtE4
もはやジブリには用はない。

ル=グィン女史の作品はこれだけじゃない。「映像化の不遇」を託わせたままでは
あ〜まりにあまりに不憫だ。

んなわけで、世界観が似てる「オールウェイズカミングホーム」だとか「所有せざる人々」あたりを
別に映画化すればいいじゃんか
780名無しさん:2006/08/15(火) 02:05:24 ID:dZ3FUhkX
>>773

実際ゴロー版の評価でよくエヴァに例えた例を見るが、
10年前、世紀末で世間に不安が蔓延してる時代なら、この作品も十分成立した可能性がある、
逆に言えばもはや時代と拮抗しないテーマだったって言う事の表れだと思う。

じゃあ、今は何を描くべきかっていうと、一概には言えないけど
少なくとも不安や焦燥に満ちた未来を喚起させるより、
未来を肯定する突き抜けた爽やかさと、その未来を担う若者達の肯定かなと思うんだが、
そういう要素はルグィンにはないよね。
781 ◆GacHAPiUUE :2006/08/15(火) 02:09:55 ID:u+j5EtE4
「内海の漁師」において、乱れ飛ぶ時空の狭間から「落っこちて」
結局、出立した時間の故郷に帰った主人公には
「未来への肯定」があるとは思う
782なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 02:15:28 ID:5d2Bl1MZ
1巻と2巻の間の物語か。
イキの良い、最高の魔法使いの物語。
作者公認の外伝。1.5巻。
本編にないオリジナルストーリー。



良い夢だな。けど幻だ。
783 ◆GacHAPiUUE :2006/08/15(火) 02:17:54 ID:u+j5EtE4
人はそれを「同人誌」と呼ぶ
784なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 02:18:35 ID:e9HuokWX
アイリアンとかからはものすごいエネルギーを感じるよ。
セセラクも。
別に暗いわけじゃないと思うなあ、多少堅いと感じることはあると思うけど。
785なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 02:24:12 ID:h1i86o5j
>>782
ウォンカーワイの「東邪西毒(楽園の瑕)」みたいな感じだな。
786なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 02:24:49 ID:3XkvC7RA
>>739
ちと、気になったところを。

>>662
but we were given the impression, indeed assured, that the project
would be always subject to Mr Hayao's approval.
しかしこの企画は常に駿氏の承認を得ながら進められるという印象を私たちは
持ちました。実のところそのように保証されたのです。

>>667
and also a sketch of Hort Town by Mr Hayao and the finished version
of it from the studio artists.
それに駿氏によるホートタウンのスケッチと、それを完成させたものをジブリ
のアーティストたちから頂きました。
787662,667:2006/08/15(火) 02:32:28 ID:e9HuokWX
>>786
あ、ほんとだ、2個目とかすっごいミスリーディングだwww
さんきゅー

ところで突然流れに横から突っ込むんだけど、ちょっと前に発見して気になってること。原作原文。
Sanlight & wind 、これは意図的かたまたまか?
↓↓↓

"The Bone of the Earth"より、ヘレスとアイハルが会ってる最後のシーン。
ヘレスは山のにいて、オギオンはその場には意識だけを送ってきている。

 He struggled to stand up. Unthinking, Ogion held out his hand to help him.
 "No use," said the old wizard, grinning,
 "you're only wind and sunlight. Now I'm going to be dirt and stone.
  You'd best go on. Farewell, Aihal. Keep the − keep the mouth open, for once, eh?
  彼(ヘレス)は立ちあがるのに苦労し、オギオンは無意識に手を貸そうとする。
 「無駄だよ」老魔法使いはにやりとした。
 「お前はただの風、日の光に過ぎない。」・・・


そのいくらか後のシーン、
老魔法使いは師匠に昔教わった魔法を今度は力を持たせて、本当に唱えた。

  Nothing happened, and he had time to regret the sunlight and the sea wind,
and to doubt the spell, and to doubt himself,
before teh earth rose up around him, dry, warm, and dark.
何も起こらなかった。その時間に、彼は日の光と海風を名残惜しんだ。
  ・・・

この2つ目のパラグラフはすごく訳が難しいと思う。意訳するしかない文章。
でも、意訳するとしても日本語がみつからないような、繊細な言葉。それはまあおいといて。
sanlight,sea windというところで、あれ?さっきヘレスがオギオンに・・と思った。
この同じ単語の繰り返しって作者の意図のうちだったのかなあ…。全体的なテーマもそうだけど、
細部に至っても深いなあと思う。これは、深読みじゃないかと自分でも思うけど。
流れを切っといて去ります。
788 ◆GacHAPiUUE :2006/08/15(火) 02:35:42 ID:u+j5EtE4
子供に読み聞かす「詩文」として繰り返しは美しいクモの巣だと思う
789 ◆GacHAPiUUE :2006/08/15(火) 02:54:52 ID:u+j5EtE4
you're only wind and sunlight. Now I'm going to be dirt and stone

この対のほうが美しいと思う
790なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 03:16:46 ID:yPvWAyNd
>>787
私は意図的だと思いますよ。
1つ目の台詞が2つ目のパラグラフの解釈に関わってくる感じです。

何もおきなかった。彼はしばし「日の光と潮風」(一つ目のパラグラフとの
関連からオギオンそのもの、もしくはオギオンを含んだ地上世界のこと)を名残惜しみ、
呪文を疑い(使ったことの無いものだし、成功するかどうか)、
己自身をも疑った(力量?)。
そして彼を乾いた、暖かくて暗い地が包んだ。

[素人意訳、カッコ内は解釈]

>>789
わたしも文としてはその対の方が美しいと思います。
でも「sunlight and the sea wind」を想い
「dry, warm, and dark(earth)」に飲み込まれていく方が
イメージ的には強烈なので、こっちのが好きです(^^;

火の鳥の殉葬とか人柱系の昔話を思い出して本気で怖くなるんですけどね・・・
791なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 06:54:08 ID:6KaIHhRU
スレの中の訳をとりあえずつなげてHTMLファイルにまとめてみましたよ
ttp://vipup.sakura.ne.jp/512kb/src/512kb_0745.lzh.html
792なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 07:00:08 ID:xQnBCZ9q
今、映画板の方がひと頑張りして纏めたようです↓

ジブリ映画「ゲド戦記」に対する原作者のコメント全文
http://hiki.cre.jp/Earthsea/?GedoSenkiAuthorResponse

ID:an2m2oSy [sage]
編集がうまくできないのと、書き込みをただまとめただけなんで、ごちゃごちゃになっちゃった。
誰か、きれいにまとめていただけたら助かります。


だ、そうなので、手の空いた方はぜひ。
793なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 07:00:46 ID:r8x5sbEr
【原作者】 ゲド戦記 第35章 【失望】
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1155546455/l50

↑からきました。羅雑に訳をまとめてみました。
文の整理など、あとはよろしくお願いします。

ジブリ映画「ゲド戦記」に対する原作者のコメント全文
http://hiki.cre.jp/Earthsea/?GedoSenkiAuthorResponse
794なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 07:13:22 ID:xQnBCZ9q
>>793
ちょ、もちついてリロードして下さいや
俺がもう貼ったっつのwww


だが乙
795なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 08:59:41 ID:EJRjHjr3
皆さん乙です
796なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 11:08:58 ID:iEtqOCaV
ν側でもプロジェクト進行中。
いやー大きな祭りになってきたねー

【ジブリ】ゲド原作者「こんなのゲド戦記じゃねぇwwww」
http://news20.2ch.net/test/read.cgi/news/1155433226/
797なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 11:26:51 ID:c1aZBWop
原作者公式の否定ヤターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!嬉しすぎる…
798なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 11:29:45 ID:iKOt6+jE
             _,,..r'''""~~`''ー-.、
            ,,.r,:-‐'''"""~~`ヽ、:;:;:\
           r"r          ゝ、:;:ヽ
   r‐-、   ,...,, |;;;;|       ,,.-‐-:、 ヾ;:;ゝ
   :i!  i!  |: : i! ヾ| r'"~~` :;: ::;",,-‐‐-  `r'^!
    !  i!.  |  ;| l|  ''"~~   、      i' |  いぇ〜い
     i! ヽ |  | |    ,.:'"   、ヽ、   !,ノ    鱸君 見てるぅ〜?
    ゝ  `-!  :| i!  .:;: '~~ー~~'" ゙ヾ : : ::|
   r'"~`ヾ、   i! i!   ,,-ェェI二エフフ : : :::ノ~|`T
  ,.ゝ、  r'""`ヽ、i! `:、   ー - '" :: : :/ ,/
  !、  `ヽ、ー、   ヽ‐''"`ヾ、.....,,,,_,,,,.-‐'",..-'"
   | \ i:" )     |   ~`'''ー---―''"~
   ヽ `'"     ノ
799なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 11:34:49 ID:67mbW8Sr
原作者に全く責任がないとは思わないけど、
ル=グウィンが気の毒で祭りとかはしゃぐ気になれない。
素人が監督と聞いたときから、こうなるだろうと予測はしていたが
実際になってみると、何とも言えない失望感が湧いてくるね。

おとなしくギフトでも読んでるわ。
800なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 11:37:07 ID:hTyoUwcE
本当に「何でこんな事になってしまったんだろう」という感じだな。
801なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 11:40:53 ID:iEtqOCaV
>>701はずっと映画板や漫画業界板で語られてきた話だから、そんな背景だったんだろうなと
納得。
みんなハウルで息絶え絶えのパヤオの状況だから断っても仕方がないというけれど、
これはやっぱりパヤオが逃げたのが一番の原因なんじゃないか?
だってハウルの後すぐに作らなきゃいけない話でもないんでしょ?
パヤオが受けて、何年か練ってから全力で製作に入ればいい話で。
全力投球する気概がなくて逃げたんだから、この結果は当たり前だと思う。
802なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 11:48:43 ID:hTyoUwcE
気持ちは分かるが今のハヤオに
ゲドが大賢人に至る過程が描けるとも思えないし、
同時にそれを今描く価値があるとも思えないんだよなぁ。

てかルグィン自ら「大賢人としてのゲド」を否定しちゃってるんだから。
803なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 11:54:00 ID:vHYpLFPQ
大賢人だからテルーを育てられたと解釈してます。
ゲドとテナー以外にカレシンが娘を預けるわけないし。
804なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 11:54:42 ID:cKLvUYpi
>>802
否定はしてないでしょ。
大賢人というのも人生の通過点のひとつというだけで。
805なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 12:44:55 ID:c1aZBWop
【映画】「天空の城ラピュタ」が史上2作目の快挙…オリコンDVDチャートで登場200週達成[08/15]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1155612057/
『天空の城ラピュタ』、DVD史上2作目の登場200週達成!

 スタジオジブリ映画『ゲド戦記』が大ヒットしている中、ジブリの名作から
注目の記録が誕生。2002年10月に発売されたDVD『天空の城ラピュタ』の登場週数
(※週間TOP300へのランクイン週数)が今週で200週に到達(累積売上53.2万枚)。
同じジブリ作品の『となりのトトロ』(通算242週/200週到達日付:2005/10/31付
/2001年9月発売)以来、史上2作目の快挙を達成した。

 同作は、2002/10/14付で2位に初登場。その後もジワジワ売れ続け、
発売から3年10ヶ月が経過した最新8/21付DVDランキングでも55位にランクインと、
驚異的なロングセラーとなっていた。

 なお、歴代DVDロングセラー記録は、ジブリ作品がTOP5まで独占。
ジブリ以外では歴代6位のキアヌ・リーブス『マトリックス 特別版』が
129週で最高となっている。
806なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 12:46:48 ID:sevDpRv2
>>802
どうやったらそういう読みになるのか
むしろ魔法使い引退後第二の人生に成功したって感じだろ
807なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 12:59:02 ID:8dUGtJjb
それまでの魔法のあり様全体に対する批判はあるけど、ゲドの大賢人としての
人生を否定的に語ったことは無いな
808なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 13:00:46 ID:vq4LIaWa
様式の森でセックルに励むメドラたちはきてぃく。場所考えろよw
809なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 13:08:45 ID:xQnBCZ9q
wiki編集しようとして弾かれたorz

割とニュートラルな直訳(このスレ内の訳)が短くされて、恣意的な意訳に力が入っとる

誰か直訳の方を充実させてやってくれ
ル=グウィンがいぢわるばあさんにされちまうw
810なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 13:27:16 ID:5d2Bl1MZ
とりあえずまとめて持ってってみる。
wiki弾かれたってのはプロテクトかかってるのかな・・・
811なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 13:33:52 ID:vHYpLFPQ
>>809
少し入れといた。
今晩か明日、時間がある時に来るから推敲お願いします。
812なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 13:43:08 ID:dRDDy9fU
ν速のゲドスレの訳は結構好きだな。
ID:xUTburjR0=ID:L8ha8fAt0(他にもIDあるかもしれないけど
適宜拾ってくれ)氏のとか。

http://news20.2ch.net/test/read.cgi/news/1155433226/
813なまえ_____かえす日:2006/08/15(火) 21:23:50 ID:I7TK+dhT
>>809
あれを読みたいやつ全員が英語読解力を向上させればよいだけさ。
814なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 02:35:02 ID:4NZjD6Lg
ル=グウィンはむちゃくちゃ頭のいい女性なんだよね。
そんな女性が書いた、子供も含めた読者へのメッセージだから、
明快で読みやすく、それでいて説得力のある文章となってる。

例えば、主観を押さえて自らの知っている事実のみを記述し、
批判するときは具体例を述べて、
短い行動の描写で相手の人柄と自分の感情を示し、
必要な場合にはほめることも忘れていない。

ほめる点についても、
「ゴローの動物は優しい」というオリジナルの部分、
「農村の風景は私のイメージとあう」と自分の世界の再現という点
二つのポイントをきっちりおさえて、それで評価している。

wikiの「意訳」は、例えば小説の翻訳としてなら確かに面白いとは思うけど、
筆者の意図からすると、やり過ぎで芸に走りすぎてるね。
あと、文体の謙譲語が、イヤミによめるのはともかく、
普通の日本語として、一部が変なんだよなあ。
815なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 03:45:40 ID:AxYvoWw4
漏れも今原文を一気読みした上でwikiの訳も見てきたけど
wikiのはなーんか引っかかるんだよね。
816なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 07:58:47 ID:aTPQAjm3
意訳のわりに訳が下手だな。いらないな。
817なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 10:47:47 ID:bL9Pc1Uj
映画板には何故か、原作読んでないのに原作読み以上に原作を愛し、ゴロー版の出来に憤慨してる人が多いからな。
818 ◆GacHAPiUUE :2006/08/16(水) 10:59:03 ID:hzl73djj
荒らしの精神の根底には、「自分が正しいのであり、世界が間違っている」という実在がある。
彼らが実際に正しいかどうかは議論の余地があるが、その「議論」を自分の方向に引っ張る
つまり自分が「正しい」と信じさせてくれるものであるのなら、それが神であれ悪魔であれ
迎合するのだろう、なんでもいいんだ、あいつらにとって。
819なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 11:17:13 ID:ZXon8Gga
原作の知名度は上がったけど実際に読んでる人は少ないようだ。
当たり前のことだけど。
820なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 11:27:07 ID:Y8zPhbDE
そうだ、いっそこの機会に邦題が変わればいいんじゃないか!
「ゲド戦記」っていうタイトルは映画だけにして、離脱してしまえ。本来のEarthseaに。

まあ、色々大人の事情があって現実的にはなさそうだけどさ…
821なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 12:09:11 ID:ZXon8Gga
「アースシーの物語」シリーズ

A wizard of Earthsea「アースシーの魔法使い」
The tombs of Atuan「アチュアンの墓所」
The farthest shore「さいはての岸」
Tehanu「テハヌー」
The other wind「もうひとつの風」
Tales from Earthsea「アースシーの物語 外伝」
822なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 12:27:06 ID:Y8zPhbDE
>>821
惜しい、5番目と6番目は逆だよ

本家では Earthsea books って呼ばれてて、

"A wizard of Earthsea"
日本語にはならないけど、"the"じゃなくて"a"なのは注目しどころ?

"Tales from Earthsea"
これを外伝というのはミスセンスでは?
確かに、ル=グウィンがメインで書いてる時代には当てはまらないものが多いけど、
またこのタイトルもそういう先入観を抱かせてしまう原因になってしまった。。

"The Other Wind"
本来ならこのタイトルを見て、オジオンと老婆のエピソード、竜のことがすぐに連想
できるのでは。「もひとつ別の風に乗って」という、あのフレーズ。
823なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 13:21:05 ID:ZXon8Gga
「アースシーの物語」シリーズ

A wizard of Earthsea「アースシーの魔法使い」
The tombs of Atuan「アチュアンの墓所」
The farthest shore「さいはての岸」
Tehanu「テハヌー」
Tales from Earthsea「アースシーの物語 短編集」
The other wind「もうひとつの風」
824なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 13:51:28 ID:bL9Pc1Uj
『アースシーの風(笑)』
825なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 13:59:38 ID:4EcqQoN2
万事保守的な岩波はやらないだろうけど、
シリーズ名「アースシー物語」への改題はやってほしいし、適当なことだと思う。
826なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 19:10:27 ID:RFRELC55
まあたしかに何を今更って話だからな
赤毛のアンを緑切妻屋根荘のアンってタイトルで再出版すれっていってるようなもんだ

タイトルが不適当ってツッコミは何十年も受け続けてきてるけどさ
ここまできちゃったらもうそのままでもいいんじゃない?
はるか後代に岩波版が絶版になったころ意欲ある別出版社が再販するときにはそうすればいいと思うけど
827なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 19:29:30 ID:Y8zPhbDE
うん、夢だよ・・・。宝くじ当たったら嬉しいなあみたいな。
10万当たるよりはこのシリーズにいいタイトルがつくほうが嬉しいな。

折衷案で、表紙の装丁として英語のタイトルを目立つように、とか。
828なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 19:32:53 ID:i/dvIpmX
女史の文読み終わって・・・全体的にはそういう結論に至ったか、と。
>>814
今回の文読んで、本当にそう思ったり>むちゃくちゃ頭のいい女性
教養もユーモアも適切なバランス感覚も持ち合わせている方だなぁ・・・。
829なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 19:59:27 ID:J7V1vP/J
「若草物語」はタイトルの名訳
だと思うし「アン」は「アン」が共通だからなあ

「ゲド戦記」は・・・超訳というのに近い
830なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 20:04:42 ID:696CNNG5
>>827
>表紙の装丁として英語のタイトルを目立つように
つ ソフトカバー版
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/4000280716/

岩波書店は今回の映画騒動を見越していたとしか、思えない。
831なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 20:04:57 ID:bL9Pc1Uj
あの時代だから、下手したら『地球海物語』とかになる可能性もあったんじゃね?
832なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 20:44:26 ID:a2V/+/Tj
「ゲドの冒険」っていうタイトルになる可能性も
アリだったかもwww
833なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 20:46:37 ID:Y8zPhbDE
>>830
おおー、ほんとだ、今気付いた。けっこ嬉しい

ちなみに、ここまでとは言わないけど
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/images/406273480X/ref=dp_image_text_0/250-1102909-3862628?ie=UTF8

これくらい期待してみたいと思ってたw
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4344000099/ref=dp_image_text_0/250-1102909-3862628?ie=UTF8


>>831
中国語版みたいだww
あれは良心的な訳な気がするなあ。
834なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 21:40:55 ID:qGcxSdZe
旅行中、女史のコメントでてるのを見て「いまごろここも炎上中だろうな」
と思ってたら、やっぱり・・・レスが186も延びトル。
835なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 22:03:32 ID:P1SFC4WK
>>834
とはいえ、ここは関連スレの中でも
屈指の穏やかさだけどね。
他が酷すぎるだけとも言えるけどw
836なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 22:05:15 ID:ZXon8Gga
今観てきた。

金ローでやっていてもチャンネル代えるくらいひどいレベル。
作画も脚本もあっぱらぱー。
原作者気の毒すぎる。
837 ◆GacHAPiUUE :2006/08/16(水) 22:13:09 ID:hzl73djj
>>834
SF板のも酷い目にあった。
わざわざこんな過疎板でまで意地張らなくてもいいのに…。
838なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 22:28:24 ID:mtgDHmZ6
>>834
建てても建ててもおっこちてたスレが、これだけ長らえてるのは映画の影響なんだけど
レス内容の大半がファンの悲憤慷慨という惨状。

>>837
チラッと覗いたよ
なにか鬼気迫る雰囲気だったね・・・
839なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 22:42:03 ID:4EcqQoN2
怖ろしいことにSF者の鬼気だったな
むしろ荒らしは置いてけぼりで
840 ◆GacHAPiUUE :2006/08/16(水) 22:44:37 ID:hzl73djj
ツンデレネタ張った自分も悪いんだが
途中からもう知ってる作者揚げてるだけってのがもう…。

その割にジーンウルフだとかデーモンナイトだとかの、
実際にSF大会に参加してる人たちの名前が挙がらない。情けなや…。
841なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 22:45:40 ID:Y8zPhbDE
SF系には着いてけんなあ、残念。
風の十二方位だけは読んで面白かったからこれからGiftとSF系とどっちに手を
出すべきか迷い中。
842 ◆GacHAPiUUE :2006/08/16(水) 22:51:44 ID:hzl73djj
ギフトは…
きょう「夜の言葉」を読み終えたんだが、最後の最後に「贈り物」という言葉がでてきた。

…思うにルグィンさん、最後の連載なんだと思う。自分の最後の想いを物語に込めてるんじゃなかろうか?と
危惧してしまった。実際、そういう描写もあるしね。
843なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 23:23:48 ID:qGcxSdZe
>>839
「戦闘妖精雪風」が、ホモアニメになってたときはスレは混乱の坩堝だったよ・・・。

ああ、見なくても想像つくわ。
844なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 23:26:29 ID:pWQHOAz9
>>843
じゃあ萌えアニメになった時の方はどうよ?
845スレ違いスマヌ:2006/08/16(水) 23:36:08 ID:qGcxSdZe
>>844
ああっ・・・目がぁ! 目がぁ!!!
と言いたいところだが、

そのころはもう作品もスレも見てなかった。
ネット上の告知の画像だけでウンザリしたよ。

知らない方へ。
http://www.bandaivisual.co.jp/dbeat/mave/top2.html
以上、ノーコメントどころか思考停止させて頂きます。
846 ◆GacHAPiUUE :2006/08/16(水) 23:37:51 ID:hzl73djj
S−Fマガジン誌上でも総員総ズッコケだったしな。

一人だけ盛り上がってるのがいたが
847なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 23:38:17 ID:4EcqQoN2
>>842
「オールウェイズ・カミングホーム」のナの谷の人々には
個々の歌であり物語であり呪文であるheyaを「贈り物」としてやりとりする習慣があるよ。
確かにルグィンは商品としての小説を書いてはいるが、
同時に彼女が作ったheyaを我々に贈るという意識があるんだろう。
>>844
「まさかそれだけはやらないだろう」とみんな思っていたので、
あまりの衝撃に解脱者続出だったよ
848なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 23:39:05 ID:AxYvoWw4
マスゴミが隠蔽する真実

★シンガポール リー元首相:「靖国問題も中国が心理的なプレッシャーをかけているだけ」
★台湾、李登輝前総統:「国のために命を亡くした英霊をお参りするのは当たり前の事。外国が口を差し挟むべきことではない」
★台湾、陳総統:「中国の反発に負けずに靖国参拝をする首相を評価」
★カンボジア:フン・セン首相:「戦没者の霊を弔うことは当然のこと」小泉首相の靖国参拝に理解
★インドネシア:ユドヨノ大統領:「国のために戦った兵士のためにお参り、当然」靖国参拝に理解
★ベトナム:「我々は中国や韓国のような卑怯な外交手法をとるつもりはない」
★オーストラリア・マレーシア・タイ・フィリピン:「私たちはまったく問題ではない。問題にするのは中国だけ」
★パラオ、レメンゲサウ大統領:靖国参拝に「すべての人のために祈るのは正しいこと」と支持を表明
849 ◆GacHAPiUUE :2006/08/16(水) 23:39:29 ID:hzl73djj
>>847
持ち腐れを「悪徳」とする逸話があったな。昔は日本にもあったんだけどな…。
850なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 23:41:55 ID:4EcqQoN2
★ジブリ、鈴木プロデューサー:原作者コメントに「映画と小説が別物になるのは当然のこと」と前向き表現
851なまえ_____かえす日:2006/08/16(水) 23:57:48 ID:aTPQAjm3
>>845
全然、意味がわからない。
関係ないリンク貼るな。
852なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 00:02:56 ID:Wrt/itt3
>>851
原作クラッシュの別の例でしょ
まあ意味はわからなくても問題なし
853なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 00:07:30 ID:Z7tYlyfZ
>>851
そのままで・・・
世の中、知らない方が良い事が有る。
854なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 01:06:07 ID:x6Xmnibe
アニオタキモ…
855名無しさん:2006/08/17(木) 01:25:44 ID:moKdNhn+
雪風に全く興味のない俺でも、2ポイントぐらいのダメージを受けるな、そこまでいくと。
856なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 01:41:46 ID:oniG/6wo
今日映画観てきました。
原作は知らなかったけど、いやむしろ知らなかったからかな?結構楽しんで見てました。
でもラストだけは分かりませんでした…(´・ω・`) <ナゼニ ドラゴンニ?

あのラストは原作をみている方なら理解できるのでしょうか?
よければあのドラゴラムの意味をどなたか教えていただけませんか?
857なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 01:43:16 ID:2ATF/KGg
理解できる人はいません
858なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 01:49:42 ID:oniG/6wo
完全に原作から離脱した人物設定ってことでしょうか?
せめて原作でもテルーは魔法使いだったという扱いでなければ本当に酷い改変だと思うんですが…
859名無しさん:2006/08/17(木) 01:59:26 ID:moKdNhn+
とりあえず原作読んでみたら?
1巻から。
860なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 02:02:46 ID:dhHW6jO+
>>858
改変というより改悪ですね。

ここは基本的に既読者のスレなので、ぜひご自分でお読みになってみて下さい。
ただし、映画でわからない事の半分はわからないままです、たぶん。
読まれたあかつきには一緒に愚痴りましょう…
861なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 02:22:02 ID:oniG/6wo
読む暇といえば今度は正月休みかな…(´・ω・`) 
とりあえず映画板のスレのテンプレみたらなんとなく分かりました。

とりあえず、原作しらない私の映画の感想を…。

全体的にやや大人向けな小難しい会話が出てきたりするので、“子供向けではないなぁ”と思ってたのに
クモの家来達がとても模範的な悪役像で描かれており非常に違和感を覚えました。
流れとしては勧善懲悪な展開で分かりやすいし、展開の薄いディズニー映画をみているような印象でした。
しかし私の場合、平々凡々としたのどかな風景描写や、のんびりとした展開が好きなので全体としてはな
んら問題なく楽しめました。

影の意味や、“命を大事に〜”のくだりも流れ的に理解できたし、父親殺しもなんとなく言いたいことは伝わり
ました。問題はラストが意味不明だったこと、私の場合それに尽きますね。


862なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 04:07:05 ID:aRxhYytS
ディズニー映画・・・ね。そうかもしれない。
アメリカでは2009年にディズニー配給で公開されるね。

ま、おかげで原作の売り上げが伸び、少しでも多くの人が原作を読む機会を
与えたことは評価すべきだと思う。
863なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 06:11:18 ID:eVu0r6eI
>>861
その感想を見るにつけても、
是非原作を読んで欲しいなーと思った。
あなたならきっと気に入ってくれるんじゃないかな、と。
(勝手な主観に基づく変なプレッシャーを
かけてはいけないのは分かっているけどw)
864なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 09:45:31 ID:5PqFmFGr
千尋の時みたいに「ラストを意味不明にするとリピーターが来る」的な発想
(千尋は単に中途半端だっただけで、リピーターは偶然だと思うが)
だったら嫌だな。
865なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 10:25:12 ID:czFI5SfA
better late than never
866なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 10:38:56 ID:2NQ/RTq7
>>861
というより、なぜ既読者対象のスレに未読の人が
映画の感想を書き込みに来るのか正直わからない。
ここに来るよりも適当なスレは他に沢山あるだろうに…
867なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 10:41:18 ID:R/c2rGVQ
映画板の本スレが立ってないからかな
868なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 11:03:25 ID:dndkQ8Ou
まぁ、あそこは最早映画の内容そのものを語れる状態にないからな。

原作知らずに映画を観て、少し疑問に思った事を聞きたいくらいの人が入っていける雰囲気じゃない。
869なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 11:26:09 ID:VB34+xuX
すでに公開前の試写キャンペーン中でこまごまとした疑問は
出尽くした感があったからなあ。
こっちのスレッドが比較的穏やかで済んでるのは
未読・既読の観客の間に通常ほど溝がないからか。
870なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 11:45:37 ID:XdkUJ3tD
ここ辺りが一番落ち着いて語れるスレという事じゃないかな。
これを機会に原作読んで貰えるともっと嬉しい。

>>861読んで思い出したけれど、そういえば女史はディズニーが嫌いだったな・・・。
女史もやはり映画の根底にディズニー的要素をを感じたんだろか。

ラストに関しては人と竜とは異なるものであり、同じ場所で生きられる存在ではないながら、
大自然(生と死の境界を守る者))という側面から見れば共に在るものであるという事を描きたかったんじゃないか、
と自分は解釈したけれど多分に言葉足らずだったような気が。
871なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 12:21:24 ID:xKs4C8ZW
こういう台詞を入れておけばよかったか。

テルー「アレンは好き。でも人間は嫌いだ」
アレン「それでいい。私はアーキペラゴで暮らそう。いつか遊びに行くよ、ヤックルに乗って」
872なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 12:23:49 ID:bp8Ep6tt
>871
いっても違和感ないな。
テルー「アレン大好き」
アレン「テルー綺麗だよ」
こういう台詞いれるのもありだし、なんでもありだろ。
台詞なんてどうでもいい。
どうせなら、テルーの家の横にととろの木が出てきてもよかったと思う。
873なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 13:17:46 ID:xIPCwNSC
ついでにムスカもおまけしてつけておけw
874なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 13:35:54 ID:2NQ/RTq7
>>866
いや、SF板にも映画用のスレがあるし、あちらは既読者と未読者が
いい具合に混じり合ってるんで、あちら向けの内容かとも思った。

>>872
その台詞を読むと「もののけ姫」の方が、よほどゲド戦記していたような
気もするな…
875なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 14:07:48 ID:LRjcBlYb
どうでもいいけど漫画版ナウシカって
雰囲気が指輪物語で内容がゲド戦記だよな
876なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 14:28:59 ID:9oDDCvBA
>>540
ル=グウィンさんに俺の願いが届いた事に感謝しています。
877861:2006/08/17(木) 14:53:07 ID:oniG/6wo
>>866
以前、このスレにお邪魔した時にたまたま『原作読んでない人の感想が聞きたい』というレスを見たので…。
それ以降原作に関する情報をさぐるのはなるべくひかえてました。
878なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 14:58:17 ID:dndkQ8Ou
どんなにへたくそな形で入れ替えても、ゲド戦記はゲド戦記だから、
原作未読の人から、3巻が本来持っていたメッセージに対する共感が
もう少し聞かれるかなと思ったが、意外なほど少ないのが残念だな。

まぁ、そういう感想を書いても、自称原作ファンのみなさんによる正義感溢れる書き込みで
「おまえは馬鹿か」と罵られるのがオチかもしれないが。
879なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 15:03:06 ID:p5J0mC3h
     ⌒ ⌒               ____
   (     )          ゝ/     __ヽ
      | | |              /        | h
   , ── 、 __          i       |-||   「ゴロー戦記観て来る」
 /         ヽ     /   ヽ      (|| | /^ヽ
/       /)ノ)ノ   //   \∧/   ノ /ヽノ
|      ///⌒ヽ   /   , ─/ ̄ ̄`─ ´ / ______/
ヽ     /)─|  ミ|      /  /     ,-─ ′ ─────/
∠   (| |.  ヽ__ノ>     ( ̄ノ/     /    −、        /
∠_ / ` /^\__ >      ̄ |─── |─┬┘ |───/
  ノ    (__          ヽ___ノ─┴ 、__ノ ̄ ̄/
 / ̄ ̄\┌─ ′ /^−、    -、_/  /_____ /
/ ̄ ̄ ̄⌒ヽ   (   丿  /   |  /─────/
        \  / ̄/   (__ノ ̄ ̄  //  /
          \/  /         //  /

   「いけませんっ!」
880なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 15:05:01 ID:KDgy2f1b
>>878
君が書け
881なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 15:14:34 ID:2NQ/RTq7
>>878
そういう感想はここではなく本スレかSF板で書くと良いと思う。
それから、ゲドを一番叩いているのは
原作ファンよりも可愛らしいファミリー向けの映画を求めていた
ジブリファンのような気がするんだが…
882なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 15:18:40 ID:p5J0mC3h
ところでCatwingsってどうよ?
原書で読もうかと思ってるんだけど、読めるかどうか…。
883なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 15:21:26 ID:KDgy2f1b
>>882
Amazon.comで最初のほう読めるよ
絵がカワイイ
884なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 19:29:38 ID:Wrt/itt3
猫はカワイイが人間はコワイ
885なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 21:29:49 ID:yVk0eIth
これって、「映画見た後」かな?

【政治】河合隼雄氏が救急搬送 文化庁長官
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1155811556/l50
886 ◆GacHAPiUUE :2006/08/17(木) 21:53:57 ID:CivBW0gH
>>882
村上が読めるくらいだしな。
887なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 22:06:34 ID:VB34+xuX
女史のサイトに新着記事が来てるね。
888なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 22:35:37 ID:LRjcBlYb
>>885
ちょい待て、河合先生倒れるとか洒落にならないんだが

彼無しで今後の日本が成立する気がしない・・・
889なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 22:39:56 ID:/041jkUd
890なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 22:50:51 ID:yVk0eIth
>>888
サイタマのおせんべい、ちょっとは遠慮思慮よ。
891なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 22:52:14 ID:APw5xHXS
http://www.ursulakleguin.com/EmailEx.html

あ・・・追加持ってきたけど、もう誰か書いてるね。
作者のコメントに、今回の意見発表の反応を受けて、新しいコメントが少しだけ出た。

The experiment has been successful and interesting so far.
この一文だけでも、グウィンが決してめげていないことがよくわかる。
これからも、意見をどんどんネットに出して欲しい。
892なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 22:55:30 ID:dhHW6jO+
ル=グウィンにとって、日本人から来る
「同じ日本人として申し訳ない」
みたいな内容のメールは不可解かもしらんね
(俺もこういう書き方は好きじゃない)

松井が怪我した時の謝罪コメント(「チームに迷惑をかけて申し訳ない」)に
「何で謝んの?事故じゃん?意味不明…」ってなったお国柄だからな

国民性の違いかね…
893892:2006/08/17(木) 23:00:27 ID:dhHW6jO+
何か散漫なレスになった
つまり、集団の文化と個人の文化だね、って事
チラ裏連投スマソ
894なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 23:17:32 ID:Q9q8kAJD
誰か翻訳してくれお願いします。
YAHOOの自動翻訳では理解不能の日本語になる。
895なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 23:25:09 ID:Mf7unehy
896なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 23:44:14 ID:Wrt/itt3
>>892-893
「日本人という立場を離れた『ゲド戦記』の一読者としては、ただ怒りの感情があるのみです。
しかし同時にこの映画は、我々の共同体規模の責任感すなわち『恥』の観念を刺激します。
日本という文化的共同体の内においては、その創作姿勢が不誠実であるという点で『恥』であり、
外においては、日本という文化的共同体全体の価値をそこなうものであるという点で『恥』だと感じます」

とかそういうふうに言えばルグィンもわかってくれるさ。
897なまえ_____かえす日:2006/08/18(金) 01:11:08 ID:u1/HyBbb
>>896
なるほど。そこまでキッチリ明記したらわかってもらえるだろうな
だがそんな高度な英語力は俺には無い
カタコトで感想を述べるのが精々だ・・・
898なまえ_____かえす日:2006/08/18(金) 01:38:22 ID:BhCapc1n
>>885
ゲ、まじ?

>>888
ほんと洒落にならないよ。
899なまえ_____かえす日:2006/08/18(金) 01:52:41 ID:2VsrFG+p
>>898
マジだよ。
ν速にスレ立ってる。
900なまえ_____かえす日:2006/08/18(金) 02:25:19 ID:rCQdqRO7
>>885
そうだったら凄い破壊力のある映画ということだな。
自分も相当血圧上がってたと思うけど。
「原作のファンで健康状態に不安のある方は鑑賞をお控え下さい」
という注意書きが必要かもしれない

どうでもいいけどWiki見てたら兄弟息子
河合○雄ばっかりでなんかおもしろい
不謹慎スマソ
901なまえ_____かえす日:2006/08/18(金) 11:02:15 ID:9ZbDEIK7
【仙台市】使用済み優子リンの偽ストロー1万2千円 中学生逮捕 【ヤフオク】
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/editorial/1155790173/ (画像有)
902なまえ_____かえす日:2006/08/18(金) 23:08:08 ID:BhCapc1n
河合のハヤオさんも宮崎のハヤオさんも大ショック
903なまえ_____かえす日:2006/08/18(金) 23:19:24 ID:u1/HyBbb
>>902
誰がうまいこと言えと(ry

つか冗談じゃないよ、回復して下さい河合氏
ゲドの評論読み返してますよ
904なまえ_____かえす日:2006/08/19(土) 00:05:32 ID:oPfTlVyA
ニュース速報+の河合パヤオスレ、無茶苦茶叩かれとる。

やはりサイタマのおせんべいがいけなかったんだろうか・・・。
905なまえ_____かえす日:2006/08/19(土) 09:08:04 ID:wiZDqSZP
>>904
所詮ねらーに河合先生の凄さはわからんってことだよ。
あいつら古墳事件+文化庁長官って情報だけで河合先生を判断してる臭いし
906なまえ_____かえす日:2006/08/19(土) 09:11:40 ID:Ky9DmTpJ
映画まだみていないんですが、原作一巻を興味があり読んでみました。そしたらすごくおもしろくて今は全巻読み終わりました!徹夜で読んでしまう作品ですね。
907なまえ_____かえす日:2006/08/19(土) 11:29:57 ID:OIJsW6A+
>>906
おお、ようこそいらっしゃい。

ル=グウィンの短編集「風の十二方位」にも
アースシーのストーリーが2つ収録されているので、
よかったら読んでみてください。
908なまえ_____かえす日:2006/08/19(土) 11:36:55 ID:iSD+j6Y4
自分はSFが先でアースシー知ったのは後だったんだが、
アースシーからSFに行く人(というより、アースシーは読むがSFは読まない人?)のほうが多いんだよな。
そんな人がもしSF側も見てみたい、と思ったときのオススメは…なんだろう。
闇の左手あたりが比較的入手しやすく、科学ネタの壁も比較的低いほうかな。
909 ◆GacHAPiUUE :2006/08/19(土) 11:40:51 ID:OE67sWlS
もともと女史の作品はギミック部分でのハードなのはない、
どっちゃかっつーと文化人類学方向でハード。超ハード。ガッチガチ。
910なまえ_____かえす日:2006/08/19(土) 12:26:54 ID:rj/PrmWG
アンシブルの作動原理なんて、読んでて微笑ましくなるくらいだもんね。
911なまえ_____かえす日:2006/08/19(土) 14:07:50 ID:LvWZ7sXe
とうとう原作者がキレたと聞いて
dで来ました
912なまえ_____かえす日:2006/08/19(土) 17:24:02 ID:QZKxMYVG
「キレた」て言い方はどうかと思うけど。
冷静かつ客観的に、映画の欠点を分析指摘している。
当たっているだけに、キツイというやつだ。

ル=グウィン公式(英語)
ttp://www.ursulakleguin.com/GedoSenkiResponse.html

有志による日本語訳
ttp://hiki.cre.jp/Earthsea/?GedoSenkiAuthorResponse
913なまえ_____かえす日:2006/08/19(土) 22:17:25 ID:fUYP3LEf
ばあちゃん、すごくよく見てるよな。

暴力で客の目を引くやりかたなんて、
典型的なB級日本アニメのやり口だよ。
914なまえ_____かえす日:2006/08/19(土) 22:47:03 ID:nBwW06lS
激亀レス スマソ
>>361 >>459  うんストレートだ
俺が最初に思った感想に近くて共感できる。
俺は作者が女性であるからゲドのレベルアップストーリーは書く事は出来なかったのだと思う。
ま、この作品は「ゲドの戦記」が主眼でないから、話が他者の視点に移っても仕方ない。
ゲドが女好みの口説き方を心得ているなんて情けなくって父ちゃん涙でてくらあ。

漏れは4巻以降脱落してしまった者だからな。
全き者ではないからこれ以上の批評はやめにしておくよ。
6巻全部読まなきゃ理解できないなんて、
それは嘘だ、永久に3巻で話が終わっていると自分に言い聞かせながら逝き続けるよ。
915なまえ_____かえす日:2006/08/19(土) 22:47:35 ID:nBwW06lS
ところで斜め読みだったので3巻の感想どこ?
916なまえ_____かえす日:2006/08/19(土) 23:49:49 ID:XQlCle1R
>>914
逝くな。もしくは一緒に逝こうw
自分もどうしても4巻以降読めないんだよなぁ・・・。
917なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 00:00:22 ID:Jltp/4gq
個人的に4巻以降好きじゃないのはかまわないけど、3巻までが真のゲド戦記だ
みたいな言い草はすべきじゃないな
真のゲド戦記なんてものがもしもあるとしたら、それは作者が作ったもの全てを
含むものであるべきだろ
918なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 00:27:01 ID:tPUd+NMx
世界が自分に気持ちいいものとは限らないもんな
919なまえ_____かえす日 :2006/08/20(日) 00:38:50 ID:gnkHJ/4n
ゲド戦記ってのは日本にしかないんだよ。
私もゲドが出てこないのが最初すごくもどかしかったけど、原題とか見て、
ゲドが主人公じゃないってわかってからなぜか数倍素直に楽しめるようにな
った。単純だわww

タイトルで言ったらテハヌーはまんま4巻のタイトルなんだよなあ・・・
どこまでもゲドにこだわって『帰還』とか誰が考えたんだか。。。
「ゲド出てこないじゃん」ていう作品自体に対する不満をよく目にするけど
原作者も読者もかわいそうだ。
920なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 00:58:00 ID:lAnspjvH
『ファンタジーと言葉』読むと
『言の葉の木』や『帰還』を作者がこういう気持ちで書いたのだなあということが
少しは判るかもしれない。
921 ◆GacHAPiUUE :2006/08/20(日) 01:28:05 ID:y2jr+uns
外伝は素敵なんだけどな
922なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 01:41:15 ID:nB7NtuCs
4巻に胸打たれた俺は異端か…
辛くて痛いのがかえって良かったんだが

一番好きなのはやっぱ1巻だけどな
923なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 01:59:09 ID:qDFKSEGn
4巻がなかったらこんなにゲドを好きになっていなかった俺が来ましたよ。

まあ、どの話が好きか嫌いか受け入れられるか否かは個人の趣味だから。
4巻好きだけど受け入れられない人がいるのはしょうがないけど
貶すのだけはやめてほしい……って元々いないけどな、そんな人。
924なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 02:06:04 ID:Jltp/4gq
いや、前スレだったかにいたぞ
真のゲド戦記は3巻まで、4巻以降は原作者による勝手な捏造だって主張してるヤツが
原作者なのに捏造って・・・
925なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 02:30:55 ID:HV9oZUG9
あのイラストとゲド戦記のタイトルじゃなかったら子どものころ読んでたかもしれないのに。
こんな名作だとはしらなんだ…。
926なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 02:40:33 ID:NcFm1rBb
よく、ゲド戦記のタイトルがどうこうって人いるけど、
タイトルに縛られて中身を楽しめない人ってかわいそうね。
927なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 03:01:13 ID:nB7NtuCs
>>925
凄く、嬉しい感想だ。

>>926
仕方ないだろ、俺も仮に「ゲドの一生」とか訳ワカメなタイトルだったら読んでなかったよ
「戦記」で格好いい!と思って手に取って、全然違ったけど最後まで読んだ
結構大事だぜ?タイトル。
928なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 03:09:32 ID:vEpStW5Q
邦題は映画でも色々いわれるものですからねぃ。
「アザー・ウィンド」とかじゃなくて良かったと思おう

個人的には1〜3巻までは「ゲド戦記」の許容範囲
4〜は「ゲド戦記」だとなんか切なすぎるが
その切なさがいいのかもしれない。
じゃないと自分は四巻以降のゲドなんかどうでもよくなってそうだ。
929なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 04:23:04 ID:NcFm1rBb
>>927
タイトルは読むきっかけには重要だけど、読んだ後はタイトルより内容だろ?
930なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 06:36:26 ID:/FqAlln5
「戦記」だから手に取った人もいるだろうが、
「戦記」だから敬遠した人もいるだろう。

自分は「戦記」だろうとなかろうと「ファンタジー」が苦手だったので敬遠していたが、
グウィンのSF作品を何冊か読んだ後、ゲド戦記にも手を出した。
人それぞれですね。
931なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 07:46:45 ID:hAQFXRx1
俺はまさに後者(タイトルが戦記で、戦争を連想させる)のせいで敬遠してたな。
映画化するってんで、ようやく「その前に読んどかな」と読んだ。
読んでよかったよ。
932なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 08:51:09 ID:3ALC8PNv
早川のルグィン作品(つまりハイニッシュユニバース諸作品)はそろそろ表紙変えてほしいなあ。
SFだから鉱物質・無機質な感じにしたんだろうが、どれもルグィンって感じじゃない。
岩郷重力あたりに頼めばいい仕事してくれるんじゃないの?
ていうかこの機会にルグィンフェアとかやんなさいよ。
>>930
ルをつけてくれ
ルを
カドカワさんをドカワさんというようなものだぞ
933なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 09:04:06 ID:ekmCdmBx
アーシュラ・K・ル・グインだろ?
ルってどういう扱いになってるの
934なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 09:06:06 ID:Jltp/4gq
アーシュラが名、クローバーが旧姓、ル=グィンが姓
夫はフランス人だから、ルとグィンを切り離したらダメ
935なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 10:58:41 ID:/FqAlln5
ルブランさんをブランさんと呼ぶようなものだったな。ごめんなさい。
936なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 12:13:41 ID:tPUd+NMx
>>930
ゲドって人が戦争で大活躍して立身出世する、みたいなヒーローものかなと思って
読んでなかった(「ゲド」が人名だ、ぐらいのぼんやりした知識はあった)
マッチョいの苦手だったし…
937なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 13:31:00 ID:H3hMx36+
マッチョのゲドは想像できんww
元戦士だったアズバーはかなりマッチョなんだろうか。

イメージが大事なのって結構そうだと思うよ。
本屋さんで読んだことない作家さんの小説買う時ってまずタイトルのセンスとかで
判断するし。次に装丁とペンネーム。

中身は同じでも、それを取り巻くものによって雰囲気が変わってくるのは当然で、
本の見かけ、書体、語られる言語、それから読者の精神状態や読んでる場所なんか
も影響してくるんじゃないかと思う。まあ、極論。
938なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 13:47:52 ID:iZrXuUoj
習いに来た!

ところで現実世界では俺はゲドどころかヒスイですらなく、
そろそろアスペン級であることが段々分かってきた・・・
939なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 13:56:42 ID:U/w26X3Z
>>938
オレもオレも
940なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 14:22:13 ID:kFENK29z
原書に興味持ってアマゾン眺めてたら
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/0441011241/
地の骨のストーリー解説の誤訳にちょっと笑った。
distant pupilって
遠く離れているのは物理的な距離なのに。
941なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 14:40:20 ID:H3hMx36+
>>940
内容自体も誤訳可能なところが面白いよなあ、ちょっと荒っぽい師匠にダンマリの弟子に。
知らない人からみたら誤解されるかもなw
942なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 17:18:29 ID:Q3qfN+mS
どなたか翻訳よろしく・・・

ttp://www.ursulakleguin.com/GedoSenkiCorrespondents.html
943なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 17:32:40 ID:8ptevO60
アスペンですら、相当できると思うぞ

俺?俺はトークです
944なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 17:50:36 ID:H3hMx36+
>>942
日本からだから案外書いた本人この辺にいそうだ・・・特に1コ目
945なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 17:59:24 ID:JDEroQcq
三巻読んだ 世界を破滅に導く恐怖の大王現る!
魔法使いの術が、職人の技が、詩人の歌が失われ、宇宙の均衡が崩れる!
立ち上がった大賢人と王子様 悪の根源、魔王を討つために今旅立つ!
世紀末救世主伝説「アレンの剣」 youはshock!

まあそんなわけないと思ってたが
ゲドとアレンの旅行記って感じか
ゲドが説教しまくり アレンがカルチャーショック受けまくり
二人が世界中を旅しながら地味に苦労しつつ世界を救う話だった
その地味さのおかげで逆に世界が滅亡に向かう描写が丁寧でリアルだった 確かに危機感を覚えた
どこがヤバイのかわからないRPGの世界観とは全然違うね
一巻でも思ったけど船旅ってしんどそうだな アレンがどんどん精神的に弱っていくのが迫真だった
ふてくされて船を明後日の方向に走らせて放置するアレンに笑ったが
で、あちこち旅した挙句に急に竜が現れて「目的地はココ」って教えてくれるのは・・・いいのか?・・・まあいいか
そして最果ての島でクモと対決 魔法使い同士の戦いだー!
しかもゲドが「勝ち目は五分」とか言ってるし これはきっと白熱した展開になるに違いない!
と思ってたら竜が乱入して相討ち なんでやねん・・・ 
しかしクモは肉体は失っても魂は健在 黄泉の国でラウンド2〜〜ッ
と思ってたら戦うまでもなく何故かヘタレてる コラー
一件落着して最長老に乗せてもらってロークへ戻るわけだが ゲドはアレンを降ろすと自分は速攻でゴントへ
ゆっくりしていけばいいのに なんでそんなに急いでるのか?そこが少し気になったがともかくめでたし
映画はこのあたりを題材にしてるみたいだな 実際はツギハギ状態で愚にもつかないバッタモンになってるらしいが
946なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 18:20:10 ID:NcFm1rBb
読書感想文の宿題か?
947なまえ_____かえす日:2006/08/20(日) 18:25:39 ID:mg4bAVk+
>>945
こういう感想文を読むと
たとえジブリが原作通り映画化していたとしても
「地味!」「魔法で戦えやゴルァ!」「説教臭くてウゼー!」etc
やっぱり非難囂々だったんじゃないかって気がしてくるわ…orz

ほんとファンタジーっていうと魔法がバンバン、戦闘に次ぐ戦闘を期待している
奴が多いんだろうなぁ…
948914
>>917
好き嫌いは書いたけど、3巻までが真のゲド戦記だ、とは言っていないつもりなのだが。
ゲドの尊厳・イメージを木っ端微塵に粉砕してくれた4巻以降は感情移入ができなかった
(3巻の最後ともマッチしないような)。
俺の理解では、作者の感性がこの20数年で煮詰まったのだけがわかった。
物語をありのままに何でも受け入れると言う作業は、俺のキャパシティを超えているから、
展開上納得いかないのはどうにもならない。

>>945 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
飛べない豚はただの豚 じゃなくて 満足に仕事をやりつくし力を失った男は、
引退してもその思い出に浸れるからだ、と俺は思っている。
それに、ああした方がカッコよくないか?