【パヤオの息子】宮崎吾朗(ゴロー)監督9【第一回作品ゲド戦記】
>>649 あまたの名をもつもの?
普通の理解では”悪魔”でいいんじゃないかなー
表現としては唯一神系の信仰で一つの名しか持たない”神”に対して
それと対峙するすべてのものを指してるから。
邪教(?)の信者にとっては神だけどな。
今日もいいことをひとつしたよ。
知り合いがゲド戦記面白そうというから、やめとけ金をドブに捨てるようなものだと諭しておいたんだ。
>>651 レスd。
しかし、名前がいっぱいあるのは悪魔だけなのかな?
詐欺メール業者を除けば・・・
>>651 そうか!それは、民族と民族が戦って、負けた方の神が悪魔になってしまうということ?
>>649 オカ板逝って聞いてこい。
とりあえずル・グウィン作品に悪魔は出てこない。
いま全国で
>>618みたいな善良なる被害者が続出してるんだろうな。
説教壇の上から偉そうに「命が大切」とかベラベラ連呼してるくせに、
ゲド戦記がゲド戦記であることの根本、背骨、土台たる「まことの名」とかホントどうでもいいんだな。
「描写で解らせる努力をしろ」なんてもはや言う気にもなれないが、
「まことの名」の仕組みを観客に伝える気持ちすらジブリは持ってないんだな。
よっくわかったよ。
>>653 d
なるほど、一つの名しか持たない神の対極として、いっぱい名前があるもの=悪魔だったのか!
またひとつ勉強になたーよ
そして詐欺業者は悪魔ということで認定されますた
そういえば、『真の名』を知られれば相手に運命を握られるという概念は
現在は廃れたけど、今流行りの『デスノート』なんかまさにそれだよなw
ただ、ファンタジー作品において、「魔法なんて呪文を詠唱するだけ」
みたいな剣と魔法ものが氾濫する中、『真の名』の概念を取り入れ
世界観と絡めながらよりシステマチックに設定を構築したのは
ゲド戦記が最初という印象だなぁ。
と、ここで本名を名乗る勇者現る↓
>>658 ユダヤ教の唯一神ヤハウェもあまたの名を持っているよ。
「主は完璧なんだからその中にすべてを内蔵しているはず、
すべてを内蔵しているんだから主の名はすべての物事に対応しているはず、
すべての物事はそれぞれの名を持っているんだから主の名はたくさんあって、例えば……」
などの戯言を弄しつつ、アルファベットの可能な組み合わせをかたっぱしから試して
名前をたくさん作ってみたり。
過去のキリスト教内部にも、これに感化されて
イエス・キリストのあまたの名を探索してみたりした奴がいるので、
「あまたの名=悪魔」という説に関連して知っておくといいです。
どう見てもスレ違いです。本当に(ry
>>652 俺もあそこまではドキドキしていた。
まあ、これはこれでアリ、ファンシーだ。
とか思ってたが、ラスト付近のつまらないこと…
鳥の階段はいい絵だったけどね。凡作+ぐらいな気分。
昔のハッカーは自分のネット接続IDを特定されると捕まるので
それを”真の名前”になぞらえていた。
そして高スキルハッカーは”ウィザード”と呼ばれ・・・
20年ぐらい前のリアルの話だってのが面白い。
LANが一般的になってその頃生まれた言葉がそのまま使われてたりするな。
城を守る炎の壁になぞらえた『ファイアウォール』とかな。
(たまーにカンチガイして”防火壁”とか書いてるビジネス誌とかあるが。
それはアンチファイアウォールだろが。)
で、おまえらの真の名前は?w
>>661 ウホッ!そんな説もあったんだ
アリがdございました。どう見ても精子です
>>663 そこで禁呪・ふしあなさんですよ
山崎とか
へえ、攻殻機動隊でウィザード級ハッカーとか出てくるのはゲドが原典なのか。
攻殻世界独自の造語だと思ってたよ。
>>663 >>660読んで同じようなこと書こうとして先を越されたw
ネットの仮想世界をファンタジーっぽくなぞらえてた小説もあったな、そういえば。
>>666 あれはギブソンだな。
ニューロマンサーには攻殻の設定のほぼ全てが入っている。
サイゾーで宮崎吾朗と押井守が対談している。
押井が
・ゲド戦記は70点
・映画は二本目が本当の勝負
・父親(駿)を殺せ、引導を渡せ
と結構褒めつつ煽っているのに対して、
吾朗は
・今はまだ自分が何を作ったかわからない。
・だんだん、押井さんの言ってることと反対のことをやろうという気になってきた。
・いい加減、勝手に言ってろって感じですね(怒り)
という感じ。
ナンカ、吾朗って父と同じく指図されるとキレるみたい。
そこだけ似たのかw
>>666 リアルの話よん。ジョブスとかゲイツがまだハッカーだった頃の話。
んで、メリケンのハッカー共が面白がってそう呼び合ったりしてる
中からネットワークを舞台にしたSFってのが出てきて・・・
ヴァーナーヴィンジのそのまんま「真の名前」(TrueName)ってのがある。
(邦題:マイクロチップの魔術師) ハッカーが真の名前バレてFBIに踏み込まれて
罪の免除の替わりにネットワークで悪事を働いている別のハッカーの正体を
探らされる話。あっち(ネット内)ではなんかみんなMMOみたいなかっこしてるw
20年ぐらい前の小説。 MSX2とかファミコンの時代だな。
>>669 押井に何言われてもなー・・・ダレだって切れるんじゃねぇのか。それは。
70点てw ご祝儀にしても甘過ぎ
30点ぐらいだよ
試写会見てきたけどなんだかつまらんかった。
スケールでかそうでいて、実はものすごくスケールの小さい話だった…orz
>>669 押井、どうやらジブリを内から潰すことしか考えてねーなw
たぶん兵器や犬が出てこないから、どうでもよかったんだろう。
同じ友人の作品でもでもローレライは酷評してたし。
>>659 指輪物語の登場人物だっていくつも名前を持っているじゃないか。
ところで、真の名と通り名の区別がわかるように作られてない、ということは
テルー=テハヌーはどうすんの?
竜にならないんだったら斬新だがw
吾朗…せめてヲタク魂を父から引き継げばよかったのにな。
誰にも譲れないようなこだわりってものを持っていないヤツが創るから
作品が薄っぺらになるんだよ。
押井はTVで途中から見た糞映画の論評だけで一冊本書いてるような男だからなw
ラジオで、おすぎなんぞにも
ゴミ呼ばわりされてるゲド戦記m9(^Д^)プギャーーーッ
>押井、ゲド戦記は70点
当然じゃねぇか。これで30点とか付けて「それじゃあんたの立ち喰い師は
何点なんですか?」って返されたらもう何も言えんだろw
なぜ誰もぽんぽこには触れないのだろう…
まあ、一番無難な数字だよな。70点。
二作目作らせてもらえるのかしらん。
あと押井は作品を納期以内に予算内で作ることを評価するからな。
この業界はそれができる人間少ないから。
最近では今敏や原恵一も公開予定ずれちゃったし。
0点か100点の方が映画って傑作なんだよね。
つーか、これ原作どうなってんだろ?
ゲドがパカポコパカポコあっち行ったりこっち行ったりしてる印象しかなくて、
それでゲド「戦記」って言われてもねぇ…はぁ?だよ。
はぁ。
「面白い映画として70点」なのか「宮崎駿に引導を渡す映画として70点」なのかで大分意味が変わるな。
結構いい引導を渡してるんじゃないの?w
次スレでは「戦記」についても、テンプレで明記しておいた方がいいかもしれないな。
「戦記」というタイトルでも、戦争もドンパチも全く関係ありませんって。
>>686 現代は「戦記」じゃないからな。
ある意味戦ってはいるが、大勢が入り乱れて戦うのとは違う。
690 :
689:2006/07/21(金) 02:40:02 ID:nfd67ekK
おっとっと、原題な
たぶん過去に散々話題になったかもしれないが、
顔を半分消し炭みたいに焼かれてしまった女の子、
映画のあんな「ちょっと慣れれば見れる」位の絵で
よかったのかな?
トータルリコールのミュータントの女の子くらいやらんと
いかんかったのじゃ無いだろうか。
ってこんな事はキャラ作る段階で十分議論されたんだろうけどね。
692 :
名無シネマ@上映中:2006/07/21(金) 04:00:03 ID:AWZ8rg2w
ジブリやっちゃたのな
693 :
名無シネマ@上映中:2006/07/21(金) 04:46:37 ID:CjixfPRM
これは予想だが
ハウルの時も思ったんだけどジブリは終わりを迎えてきてるんじゃないかな
見てないけど
>>691 1-3巻のスタンスで描くならそれで構わないと思う。
初監督で不器用ながらも、このシーンすげー印象に残ってる!!
みたいなのが有ればよかったのに、どのシーンも
それらしく見せようと気取っててクセ?とかコダワリみたいなのが
伝わらんかったよ。
キャラがまんま駿絵だから、駿を期待してしまった自分も悪いのだが。
見終わってからキャシャーンを思い出した
結局劇中で1度もでなかったブライキングボスという名前
>>686 >つーか、これ原作どうなってんだろ?
どうもこうも原作3巻全然違う話だから。
アレンは父王の知らせを伝えにローク島に来て、ゲドと一緒に「はてみ丸」で旅立つ。
南海域のワトホート島とかを巡って調査をしたあげく南西のはての大砂丘島まで行っちゃう。
(ネタバレすると生と死の境の国まで行く。漫画ナウシカの5巻あたりにオマージュあり)
基本は師弟二人がクモを探して島々を探索する航海譚だよコレ
アニメ新作情報板に「ゲド戦記」スレもうないな
今まではジブリの新作だったら常にスレがあったのに
本当に興味持たれてないんだな
ttp://www.ursulakleguin.com/EarthseaMaps/index.html 具体的にはローク(中央、地中海の左下の小島)から始まって、
The South Reach南海域の島々を巡り、最後は左下のミミズみたいな島まで航海する。
ちなみに1巻では右上のゴント島(鶏の頭みたいな小島)でゲドが育ち、
内海のローク学院で魔法使いになり、
修行をつみながらThe West Reach西海域の西端「竜の道」に肝試しに行ったり、
北国オスキル(アレンの故郷アンドレードの北隣)で影にファビョったりして、
The East Reach東海域のはしっこで決着がつく。
2巻は右上のカルガド帝国の島のひとつ、アチュアンの中だけで話がすすむよ。
巫女が主人公のダンジョンものだ。
4巻はゴント島でのお話。テルーがやっと出てくる。
息子は父親に全然似てないね〜!