強制女性化小説ない? Part14

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1名無しさん@ピンキー
強制女性化にまつわるよもやま話やSS、強制女性化話のサイト情報を扱うスレッドです。
男性を無理やり女性化させて、屈辱や羞恥を与える話に萌えましょう!

【前スレ】
強制女性化小説ない? Part13
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1089199625/l50
【姉妹スレ】
TS・性転換・女性化小説(非強制) Part5
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1088778953/

 強制色が薄い順応型や恋愛型、当然系の作品。ほのぼの・まったり・純愛・お笑い・801系
は姉妹スレの方が向いています。

 こちらのスレは比較的ハード、SM、抑圧系作品が多くなりますので嫌悪感を抱く方は
このスレの閲覧を避けるようにお願いします。
 登場人物がTSキャラの人格を無視して弄んだり、蹂躙するような話はこちら。
作者自らがTSキャラの人格を無視して弄んだり、蹂躙するような話は姉妹スレで展開するようお願いします。

過去スレ関連スレは、>>2-10あたり。
2名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:31 ID:/HRRq6uo
【過去スレッド】
強制女性化小説ない?
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1002/10021/1002186275.html
強制女性化小説ない? part2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1017/10174/1017406685.html
強制女性化小説ない? part3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1027/10279/1027975198.html
強制女性化小説ない? part4
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1032134486/
強制女性化小説ない? Part5
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1037720935/
強制女性化小説ない? Part6
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1040906334/
強制女性化小説ない? Part7
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045070923
強制女性化小説ない? Part8
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1061957603/l50
強制女性化小説ない? Part9
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1067058536/150
強制女性化小説ない? Part10
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073483120/l50
強制女性化小説ない? Part11
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1082118582/l50
強制女性化小説ない? Part12
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1086265602/

【関連サイト】
投稿SS・イラスト保管庫
http://red.ribbon.to/~tseroparo2ch/
鶏の巣箱
http://yellow.ribbon.to/~torieroparo/
3名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:31 ID:/HRRq6uo
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♂♂♂性科学SF♀♀♀工口じゃないよ科学だよ http://book2.2ch.net/test/read.cgi/sf/1076908089/l50
性転換SFを語ろう http://book2.2ch.net/test/read.cgi/sf/1028624552/l50

半角二次元板
朝起きたら女になってますた。http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1077778150/
41:04/08/05 23:33 ID:/HRRq6uo
なんか前スレの最後の方がえらい事になってるので
用心のため勝手ながら立てさせて頂きました。
リンクミスとか会ったらすみませんです。
5名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:35 ID:xcYZSkGK
>>1
乙。ちょっと早かったかも。

ちなみに通報してきました。
6名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:36 ID:22xR4FXd
>>1
おっつー

連載中のSSの一覧はいらんのかな
7名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:37 ID:xcYZSkGK
あと関連スレちょっと変わっているところを。

TS・性転換・女性化小説(非強制) Part6
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090767681/
朝起きたら女の子になっていました Part2
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1086162267/


>>6
貼って〜
8名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:38 ID:/HRRq6uo
>6
あ、すみません忘れてました。
えと…前スレのどのあたりにありましたっけ?
9名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:42 ID:fsboaOS7
>>1

漏れも削除・通報依頼しますた。
101:04/08/05 23:43 ID:/HRRq6uo
>7
修正ありがとうございます。
慌ててたうえに、スレ立てなんて滅多にやらないもので
気が付きませんでした。
11名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:44 ID:E6tvnIbH
>1
御苦労様です
狙われやすいようなのでsage進行必須かな
12名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:47 ID:22xR4FXd
376 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:04/07/23(金) 00:21 ID:GPTJp2Zm
「真夏の夜の夢」315 ◆3h6K3h2LvM
「魔女カミーラ」315 ◆3h6K3h2LvM
「バーチャルラバーズ」380 ◆PKEHY060jY
「WHEEL OF FORTUNE 」646 ◆ACiNmI6Dxs
「真祖の花嫁」月 ◆TPk5R1h7Ng
「カイトシリーズ ラブラブ篇」ログ鳥 ◆Ht3xYEg5RU
「悠」プリン
「裕紀」名無しさん@ピンキー
「日々木」麻生 ◆6l0Hq6/z.w
「CASE.01」鶏 ◆PETORIs7YU

あとは、

「」Mc103 ◆WICJRpzDCc
「」WD ◆YBGgwZXZaM
「滝田鈴のケース」380 ◆PKEHY060jY

こんなとこでしょうか?
131:04/08/05 23:49 ID:/HRRq6uo
>12
どうもです〜。
14名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:53 ID:9ki6cLh6
前スレのコピペ荒しと職人さんが同じプロバイダでないのを祈るばかり・・・
15名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:57 ID:E6tvnIbH
【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090851506/l50

ここは?
16名無しさん@ピンキー:04/08/06 00:00 ID:IlGudaqP
380氏
ガッツリと正面からのレイプ系 GJ です!。
驚天動地の展開に、完結編が楽しみになりました!
17380:04/08/06 00:03 ID:j4GOHex6
スレ立て、ご苦労様です

鈴の話については、
「光あるところに闇あり。また闇あるところに光あり‥‥」
ということで。スレ的には「正しい(?)」展開だとおもうんだけど、ね‥‥
18646 ◆ACiNmI6Dxs :04/08/06 00:26 ID:iFOlO30D
スレ立て乙

新スレが立ったのか・・・早く投下できるように書かないと。
書いている内に長編化しつつあるなぁ。
19名無しさん@ピンキー:04/08/06 00:54 ID:un1SI0fm
>>17
投下直後からバタバタしてしまいましたが、
陵辱系、良かったですよ〜
次回楽しみにしてます
20何かと忙しい人:04/08/06 00:58 ID:BnulT/6d
>>1
スレ立てお疲れさまです。

>>レス削除報告した人へ
アク禁にしてくださいは余計な一言です。
今回のコピペ爆撃は複数スレにまたがる悪質なものですから
【複数スレ】マルチポスト・コピペ報告スレッド
に報告を入れてください。またレス削除スレに
嵐が削除人を混乱させる為に報告したとしか思えない
投下されたSSまで範囲に含めた、削除依頼がありますので
一度時機を見て依頼をまとめ直したほうが良いかと思われます。
21名無しさん@ピンキー:04/08/06 01:34 ID:IlGudaqP
>>20

> に報告を入れてください。またレス削除スレに
> 嵐が削除人を混乱させる為に報告したとしか思えない
> 投下されたSSまで範囲に含めた、削除依頼がありますので

自治スレにヴァカ書いたのはおまえか!!
関係ない板の連続コピペをSS投下などとは片腹痛いわ!
22鶏 ◆PETORIs7YU :04/08/06 02:34 ID:eSLu9X1V
新スレ乙ですー
中途半端な物ですが保守がてら投下します。

前スレの続きです
23CASE.01 ◆PETORIs7YU :04/08/06 02:38 ID:eSLu9X1V
いつもより1時間も早く会社に着いてしまった。駐車場にはまだまばらにしか車は無く、
どこと無く淋しさを漂わせていた。
きゅるるるるる・・・・
適当な場所に車を停め車から降りようとしたときお腹が不満気に抗議した。そういえば
今朝は朝食も取らずに出てきてしまった。
時計に目をやると針は7時10分を指している。まだ時間に余裕があることを確認した
僕は社内のカフェテリアで朝食を取ることにした。

白を基調にまとめられたカフェテリアに入ると何人かの社員がコーヒーを啜りながら
雑談に花を咲かせていた。
僕は券売機でカフェオレとクラブサンドのチケットを買いカウンターに差し出す。そして
ほどなくしてトレイに乗せられたカフェオレとクラブサンドを受け取ると窓寄りの席に腰
を降ろした。
よく考えたら昨夜からろくな食事をしていない。酔いつぶれて理恵に家まで運ばれ、
その後、僕が恵一であると告白した。
24CASE.01 ◆PETORIs7YU :04/08/06 02:39 ID:eSLu9X1V
>23
「ハァ・・・」
思わずため息が出た。昨夜杉田さんが言ってくれた言葉を信じたいだけど自分自身が
そうだった様に理恵がこの異常な現実を受け止めてくれるとは思えなかった。
「ハァ・・・」
二度目のため息をついた時背後に気配を感じ、振り向くとそこにはトレイを持った理恵
の姿があった。
「此処・・・いいかな?」
「え・・あ・・うん」
理恵の態度は昨日と変わらずごく自然なものであっけにとられた僕は間抜けな返事し
か返すことができなかった。
「恵ちゃん、カフェオレ冷めちゃうよ」
当たり前のように理恵からかけられたその言葉は僕の心に深く突き刺さった。
"恵ちゃん"
そう呼ばれたことは・・・つまり・・・

ポツリ・・・ポツリ・・・と褐色の液面に波紋が立つ
「・・・?・・・恵ちゃん?」
うつむいた僕に理恵が優しく問い掛ける。だけどその優しさがかえって辛かった。もちろん
予測していたこととはいえ現実に突きつけられた言葉は重かった。
僕のただごとではない雰囲気を理恵も察してその表情は曇っていく。
「恵ちゃん・・・ここ出ようか?」
「ん・・・」
僕は黙って頷き理恵に手を引かれカフェテリアを後にした。
25CASE.01 ◆PETORIs7YU :04/08/06 02:40 ID:eSLu9X1V
>25

数分後・・・
理恵に手を引かれた先は2課のオフィスだった。
「ここなら誰にも聞かれないわ、どうしたの"恵一"?」
「やっぱり・・・受け入れてはくれないんだね」
「え?どうして?私何か変な事言った?恵一?」
「だって・・・理恵、僕の事"恵ちゃん"って・・・あれ?今僕の事なんて呼んだ?」
突然理恵の顔に笑顔が戻り口からはわらいがこぼれた。
「プッ・・・あはははは・・・・恵一ってばそんな事気にしてたんだ。だって・・・他の人が居ると
ころで"恵一"って呼ぶわけにはいかないじゃない。」
「理恵・・・」
気がつくと僕の両手は理恵の背中に回されていた。抱きしめたその身体は温かく僕の目から
はまた、涙がこぼれていた。
理恵の手もまた僕の背中に回されていた。
「馬鹿・・・私を見くびらないで・・・私は・・私はあなたの奥さんなんだから」
「ごめん・・・」


その後どのくらいの時間抱き合っていたか判らない。僕たちは言葉も無くただ抱き合っていた。
先に口を開いたのは理恵だった。
「ねぇ・・・」
「なに?」
「結婚式を挙げない?」
「えっ?」
「だって・・・私たち式挙げる前にあんな事になっちゃったじゃない、もう正式には結婚できない
けど・・・私は恵一のお嫁さんになりたい」
理恵の手が更にきつく僕の身体を抱きしめる。それに答えるように僕もまたより強く理恵を抱
きしめた。
26CASE.01 ◆PETORIs7YU :04/08/06 02:41 ID:eSLu9X1V
>25

2ヵ月後・・・
2023年6月18日 日曜日 大安

寝室に朝日が差し込む、待ちに待ったこの日がやってきた。僕は鏡の前に立ち髪を後ろでひとつ
に束ね仕立て直したタキシードに袖を通した。
自室からリビングへ一歩、また一歩と歩くたびに鼓動は今まで感じたことがないぐらい高まって
いった。

リビングは優しい光に溢れ、純白のウエディングドレスに身を包んだ理恵の美しさを際立たせていた。
そっとその手をとり2人で歩みだす。その先には神父の格好をした杉田さんが居た。
「新郎鈴木恵一は・・・・」
杉田さんがたどたどしい口調で祝福の言葉を紡ぐ、だけど僕の頭は真っ白になってそんな言葉は
何も覚えていなかった。
「それでは誓いのキスを」
理恵の顔にかけられたベールを外すと少し涙ぐんだ理恵の顔が現れた。僕は背伸びをして口付けを
交わす。
誰に祝福されることもない、いや、誰にも知られることすらない3人だけの結婚式、だけどそれだけで
僕は幸せだった。


・・・・ To be continued
27鶏 ◆PETORIs7YU :04/08/06 02:46 ID:eSLu9X1V
>25のレスのアンカー忘れてた

後半部分を書いてから投下しようと思いましたが新スレがたったので即死防止のため投下しました・・・・お目汚しスマソ

尚、巣箱のほうでは引き続きリクエストをお待ちしています。現在、ノウブル関連をうp準備中です。
28名無しさん@ピンキー:04/08/06 06:05 ID:BnulT/6d
>>27
GJ! 果たしてこの幸せが、どんな風に変わってしまうのか…、続編が楽しみです。

>>21
もしかして、あとで恥をかくのが好きな人?
それともレス削除スレの218 (IP:218-228-157-41.eonet.ne.jp)ですか?

煽りのつもりならあまりに御粗末。自治スレや嵐報告スレで
レス代行などと主張して、見苦しい真似をしてた人も御粗末。

夏ですね…。
29名無しさん@ピンキー:04/08/06 08:43 ID:oBNsydoX
>>20は何かと怪しい人
30前スレ818:04/08/06 08:53 ID:DQ+ShlCW
>>1
前スレでテンプレ案を出してた818です。
せっかくほかの方に補足してもらったりしてたテンプレ案だったので、
できれば使って欲しかったです。
ずいぶんと時間をかけて、各種リンクを最新のものにしたりしてましたから。
もちろん混乱の中、なんとかしなくてはと思った>>1氏の気持ちは理解
できますが。

できれば改めて新スレ立て直しませんか?>all
311:04/08/06 09:47 ID:VZIf01Iz
>30
ああ、そういえばありましたね…すいません、ついうっかり忘れてました。
私は皆さんさえよければ別に構わないのですが…
32前スレ818:04/08/06 09:54 ID:DQ+ShlCW
そろそろ仕事に出なきゃいけないので、ちょっと見切り発車で真・次スレ的な
ものを立てちゃっていいでしょうか?
スレ立て規制に阻まれる可能性もありますが……

>>1氏に他意はもちろんないです。スレ立て後に面倒なこと言い出して
すみません。
33前スレ818:04/08/06 10:18 ID:DQ+ShlCW
>>31
テンプレ更新を反映させた次スレを立てることができました。
こちらへ全員で移住できればと思います。
こちらの1氏はスレ立て直しをOKしてもらったことを感謝します。

強制女性化小説ない? Part14
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091754078/
34前スレ818:04/08/06 10:19 ID:DQ+ShlCW
すみません、もう時間がなくて……
>>23以降のSSをどなたか新スレのほうにコピペお願いできないでしょうか?
35鶏 ◆PETORIs7YU :04/08/06 11:46 ID:hvgzWzzP
>34
書ききれなかった部分を追加して再投下しますよ
36名無しさん@ピンキー:04/08/06 14:03 ID:jfMl4sQD
>>21>>28
おいおい。。。
関連スレとレスの精査もしてない理解不足の罵倒や嫌味だな。
どちらも相手よりも自分自身の怠慢と脊椎反射を自覚しな。
37名無しさん@ピンキー:04/08/06 18:30 ID:NGX0ZxwP
削除申請出ていたのは、2件ともしたらばの隔離スレのコピペだった筈だがな?
宣伝厨ホントうぜー
38名無しさん@ピンキー:04/08/06 19:58 ID:RaJpcDZB
>>前スレ818
重複スレ立てるなボケ
39380:04/08/06 21:29 ID:IsERKcfr
じゃあ、こっちを14として使用し、もう一個を15として後で使うとしましょうかね。
それまで残っているかどうかわからないけど>新14
40名無しさん@ピンキー:04/08/06 22:16 ID:eyp4JB+m
>>37
筈などと書く前に調べれば不要なレスなのにな。
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1063185404/218
自治房のほうも、何か書きたければ批判要望板で関係スレを
隅から隅まで探してからだ。
4128:04/08/06 22:36 ID:BnulT/6d
? こっちのレスにまで突っ込みが入ってる…。
つまりそこで削除が申請されている
MCさんと、380さんのSSはコピペといいたいわけ?
ソースを提示してください>>36氏&>>40
42名無しさん@ピンキー:04/08/06 23:36 ID:SVSOIxDZ
おいおい、マターリいこうぜよ
( ゚Д゚)⊃旦 オチャドゾ
43名無しさん@ピンキー:04/08/07 00:11 ID:U0hRNBbm
>>39
818じゃないけど、個人的にはもう1つのほうへ投下希望。
うまくいえないんだけど、このスレって一度仕切り直しが必要だと思う。
こういうケースじゃ珍しくこのスレの1も反対してないようなので、移動でも
いいのでは?
44名無しさん@ピンキー:04/08/07 05:41 ID:scZq9tGL
>>42
つ旦

まあ、俺はこっちのスレを使う方に一票だな。
すでにSSも投下されてるわけだし。
45名無しさん@ピンキー:04/08/07 05:49 ID:eHJw/FBS
スレの重複です。こちらは削除を出しますので
すみやかに以下のスレに移ってください。
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091754078/

こちらはまもなく停止いたしますので
以後の書き込みは控えてください。

また、この決定に対して意見がありましたら
したらばの議論スレでお願いします。
2chスレに書き込まれた場合は
嵐の煽りと判断し、スルーした上で
スレ違いによる削除を依頼します。
46名無しさん@ピンキー:04/08/07 06:05 ID:scZq9tGL
>>45
重複した場合は先に立った方のスレを使うのが
2chのルールだと思うけど……

何か格別の理由があるならそれを明記しておいて欲しい。

いきなり公式決定みたいなことを書かれても
わけが分からん。
47名無しさん@ピンキー:04/08/07 06:50 ID:pFHxssXw
たとえ荒らしが立てたスレだとしても、重複は先に立てたスレ優先という規則から考えるとこっちが本スレ。
議論スレで荒らしが自作自演で立てたスレと主張しているようだが、見苦しいぞ。
48名無しさん@ピンキー:04/08/07 07:56 ID:scZq9tGL
よく読んでみると>>1の文章は確かに酷いな。
作者自らが云々とか・・・
気付かなかったけど、
今までもこのテンプレでやってたんだろうか?


こっちを使えと言っておいて何だが、
>>45のスレを使った方がいいかもしれん。
49名無しさん@ピンキー:04/08/07 08:12 ID:axBz2Nai
なんで2chルールを無視するの?>>1の文章やテンプレがどうであれ先に立った以上はこちらを使うのが筋。
>>30の論点なんて論買い。鯖に負担かけて愉しいのかね。
50Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/07 11:34 ID:juSh10JF
新スレ乙。早速投下・・・
と言いたいとこだけど、どっちに投下すればいいんだ_| ̄|○
51名無しさん@ピンキー:04/08/07 11:53 ID:F6N+/pCX
とりあえずこっちが先に立った方だから、ここが本スレでイイと思ふ。
テンプレは15から変えるということで。
52名無しさん@ピンキー:04/08/07 13:01 ID:Z2l5Df4y
テンプレなんてただの飾りですよ
おえらがたにはそれがわからんのです
53名無しさん@ピンキー:04/08/07 13:08 ID:YOFwt0gE
>41
そんな当てずっぽうを考えなしに書くのはやめなさい


ttp://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1068592793/119-120
54Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/07 13:58 ID:juSh10JF
→真希様のあの力を試してみてはいかがでしょう…

「美奈先輩、私達はどうするんですか?」
美奈はFMVを起動させ、画面に向かってなにやらキーボードを叩きはじめた。
「真希様の新しい作戦をちょっと試してみようというわけ」
「新しい作戦?何をはじめるんですか?」
FMVの画面上では、何かのツールらしき物が起動している。
「ふふっ、まあ見てなさい」
美奈は熟練技術者のようなスピードでキーボードを叩き、何かを打ち込んでいる。
それはプログラムソフトらしかったが、Cでもfortranでもない、香織が見たことのないソフトだ。
画面上にすさまじい速さで文字列が現れていく。
確認のダイアログが何度か開き、その度にOKを押していく。
それが一段落すると、今度は別のツールを表示させる。
どうもそれは何かの掲示板らしい。インターネットで掲示板のログを表示しているのだろうか。
しかし、それはインターネットエクスプローラではない。
「何見てるんですか?」
「これ?ちょっと待って・・・よし・・・ふふ・・・オーケー、完了。
これはね、2ちゃんねるの『強制女性化小説ない?』っていうスレッド。
ここのスレッドにちょっと仕掛けを仕込んだってわけ。
このスレッドを見たらね・・・どうなると思う?
パソコンから画面・音声両面での催眠効果が発動して、あとは・・・ってわけ」
「流石ね、姉者」
55Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/07 14:02 ID:juSh10JF
翌日、大学の地下室。
もう誰も使っていない部屋で、半ば倉庫と化していたが、かなり広い部屋だった。
そこになぜか、年齢も性別もばらばらの人々が集められている。
男性が圧倒的に多いが、数こそ少ないもののその中には女性も含まれていた。
そして・・・全員の目が虚ろで、まるで生気を感じさせなかった。
狭く暗い地下室に何十人も押し込められている状況にも関わらず、彼らは何の疑問も抱かず
ただそこに立ち並んでいるだけだった。
「はい、みなさーん、ご苦労さまー」
こんな場所に不釣合いな女性の明るい声。
声の主は、美奈だった。隣には香織もいる。
その声を合図に、全員の目に生気が戻った。
彼らは周囲を見渡し、何事かと騒ぎ始めた。
「ここどこだ?」
「おまえどうやってここ来たか覚えてるか?」
「いったい何なんだよ、帰らせろよ」
「これってどういうことだよ!」
中には美奈たちに食って掛かる者もいた。
「静かになさい!」
美奈が一喝した。
途端に一人として口をきく者がいなくなった。いや、きけなくなったと言ったほうが正しいのかもしれない。
「今日ここに集まってもらった皆さんには、ある共通点があります」
彼らはお互いの顔を見合わせ、さっぱりわからないといった風のジェスチャーをした。
「『強制女性化小説』これがキーワード。今ここにいる人達は、全員この名前に覚えがあるはずよ」
彼らの顔が、一様に青ざめた。
56Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/07 14:08 ID:juSh10JF
「おまえもか?」「おまえも?」「まさか、どうやって?」
互いに指差しながら、彼らはジェスチャーでそのようなやり取りをした。
「私達はあのスレッドにあるウイルスを仕込んでおきました。皆さんがあのスレッドを見たことで
皆さんのパソコンがウイルスに感染し、それを通じてある暗示が皆さんにかかるようにしたのです。
今日この時間、この場所に集まるようにね。あ、もうしゃべっていいわよ」
またざわめきが広まった。
「何でそんなことしたのかって?理由は一つ。あなた達の精気をいただくためよ」
「ふ、ふざけるな!」「俺達を帰せ!」「ちょっと、いいかげんにしてよ!」
「はあっ!」
美奈が彼らに手を向けて掛け声と共に気を入れると、彼らの動きが一様に止まった。
とはいっても、強制的に体の動きを止められただけであったが。
「さて、この中に女の子はどれだけいるのかしら?」
美奈と香織が彼らの中をゆっくりと探し回る。
彼らの恨みや怒りをたたえた視線が容赦なく彼女達に向けられたが、二人は意にも介さなかった。
「へえ、三人だけか。意外に少ないじゃない」
二人は、動けない三人の女性を引っ張り出すと、前のほうにあるなにやらいくつものコードがセットされた
椅子に誘導し、そこに彼女達を座らせた。
一人は高校生くらいの女の子、高校生ではなかなか見られないような黒い髪をツインテールにした
おとなしい印象で、制服ではなくTシャツにズボンの私服姿だった。
二人目は茶髪でかわいく人懐っこい印象を受ける20歳くらいの女性、
残る一人はきっちり化粧も決め、短くまとめた髪にスーツ姿が似合うような
キャリアウーマンといった印象を受ける30歳くらいの女性だった。
二人は彼女らの体のあちこちにコードを取り付けていく。
最後に、椅子の後ろの壁に手足を固定し、まるで磔にされているような状態にした。
57Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/07 14:13 ID:juSh10JF
美奈がぱちんと指を鳴らすと、三人の動きが自由になった。(当然磔にされていてろくに動けないが)
「ちょっと、あたしたちをどうする気?」
「女の子のくせに強制女性化小説なんて物好きな子ね。ひょっとして彼氏を女性化させて
犯したいなんてレズ願望でもあるのかな?あんた変態じゃない?」
「ほっといてよ、平気でこんなことする頭のいかれたあんたに言われる筋合いはないわ!」
「ふふ、そう強がっていられるのも今のうちよ。
まずは軽くあんたたちにいってもらって、精気を抽出するとさせてもらうわ」
美奈は並んで座らせた女の前に立ち、右手で20歳くらいの女の、左手で高校生くらいの
少女の胸を服の上からまさぐり始めた。
「じゃ、あたしはこっち」
香織は、残ったもう一人の女の前に立つと、顔を寄せ彼女に口づけた。
最初は美奈をきっと睨みつけていた二人の少女だが、すぐにその顔に赤みがさし、
息遣いがはあはあと荒くなってきた。
美奈の指先は、二人の感じるところを的確に刺激していく。
(な、なんなのこの女…!)
(胸を触られただけで…なんでこんなに気持ちいいの…?)
「あらあら、胸だけでそんなに感じちゃうなんてなんてエッチな子たちなのかしら。
じゃあ、こっちはどうかしら?」
美奈は手を胸から離し、二人の股間に這わせた。
「ひゃあっ!」
「あんっ!」
「ふふっ、いい反応ね…じゃあもっと気持ちよくさせてあげる」
美奈が手の動きを一気に加速させる。
途端に二人の嬌声が大きくなる。
その隣では、香織が女とディープキスを交わしながら全身を撫で回している。
その光景に、見ていた男達は興奮を感じつつも動けないことにもどかしさを感じていた。
58Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/07 14:18 ID:juSh10JF
「ひゃあっ…だめえっ…もう…あっ、ああああっ!」
「そ、そんな…ああっ…あああああんっ!」
二人の少女は、美奈のテクニックの前になす術もなくいかされてしまった。
もう一人の女も、同時に香織によっていかされてしまったようだ。
いかされてしまった三人は、魂が抜け落ちたようにだらんと頭や腕をたれ下げている。
その様子をじっと見ている男達。
同時に彼らの中で三人だけ男が倒れたのだが、それに気づいたものはいなかっただろう。
やがて三人がゆっくりと目を覚まし、顔を上げた。
そして、彼女たちは思いもよらない態度をとった。
「えっ、なんで俺つながれて…!こ、声が…!」
「ま、まさか、俺…あの女になってる?!」
「うそだろ…こんなことが…」
美奈が妖艶な笑みを浮かべて三人に向き直った。
「そう、あなたたちにはその女の体に入ってもらったってわけ。
いいでしょう?女の体って。もともと強制女性化小説なんか
喜んで読んでたくらいだから、こういうの憧れてたんじゃない?
もっともその体でいかされちゃうと、さっきの女達と同じように精気を吸い取られて
抜け殻になっちゃうけどね」
「そ、そんなあ…」
「さあ、今度はみんなにも手伝ってもらおうかしら」
美奈が指をぱちんと鳴らすと、男達の体が自由に動けるようになった。
「さあ、思う存分彼…いえ、彼女たちを楽しませてあげなさい」
「うおおおーーっ!」
先ほどの痴態を見せられてすっかり興奮した男達は、見境なく彼女たちに襲いかかった。
「ふふふ…いずれ自分達もああなるとも知らずに。男って本当馬鹿で単純よね」
59Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/07 14:21 ID:juSh10JF
「うぐっ…や、やめろお…」
「そんなこといってここはもうこんなになってるよ?」
「ひ、ひゃああっ!」
「おうおういい声上げちゃって。いいなあ女を楽しめて」
「ひ、ひどいよ…グスッ…」
「いいねえその顔。そそられるねえ」
「あっ、あああっ!」
「どうだい?男に触られてキスされて入れられるってどんな気分だ?
それともそんな格好になったら男が好きになるのかな?ひゃはははは」
そこはもう阿鼻糾歓の地獄絵図だった。
繋がれて動けない女達を男達がかわるがわる犯していく。
そして、女達の中にいるのは、つい今まで男だった者。
それがいきなり女の体に放りこまれ、その瞬間男達によってたかって陵辱される。
その屈辱の中でいかされ、精気を吸われていく。
女を犯すことに熱心だった男達は気づかなかったが、女がいくたびに
一人、また一人と犯す側の男が減っていっていた。
かわりに床には抜け殻と化した男の体が山積みになっていた。
そうこうしているうちに、最後の男一人が女を絶頂に導いた瞬間、
男の体が崩れ落ち、女が自分の体を見てぎょっと驚きの表情を浮かべた。
「さあ、あらかた片付いたみたいね」
美奈と香織が、残された三人の女に向かっていく。
「後はあなたたちだけね。あたしたちがじっくりと可愛がってあげるわ」
三人の女には、一様に怯えの色が残るだけだった。
60Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/07 14:26 ID:juSh10JF
・・・スマソ。スマソ_| ̄|○
61名無しさん@ピンキー:04/08/07 14:35 ID:AWKW9qPa
乙。
ほんとにこんなことおきたらいいなぁ(w
62名無しさん@ピンキー:04/08/07 15:36 ID:eHJw/FBS
>>49
そんな2chルールは存在しません。同時期に同じスレが立てられた場合
スレを乱立されると迷惑なので、どちらかが削除対象になるだけ。
誘導レスを入れて、削除が申請されれば、そのスレは削除されます。

>>53
何を突っ掛かってるか知らないけれど、53で問題になってた馬鹿‥‥
レス代行を頼まれたなどと、中学生でも使わない言い訳をしていたコピペ嵐が
コピペしていたのは☆さんの原文ありSS。 こちらが問題にしているのは
レス削除が申請されている、MCさんと380さんが投下したSS。

釣り師乙。と言うか、釣りでなく本気で言ってたとしたら、君かなり○○○だよ。
自分のリサーチ力が無いからといって、条件反射的突っ込みはしない方が良いかと。
63名無しさん@ピンキー:04/08/07 15:48 ID:xEr0l4zn
 あ れ だ け ス ル ー し ろ と (ry
64名無しさん@ピンキー:04/08/07 16:26 ID:QpLPeDzK
>>62
中途半端な書き込みするからだよ(w
65名無しさん@ピンキー:04/08/07 16:36 ID:YOFwt0gE
>62
指摘の勘違いをしているのは>21ですよ。
その勘違いに気付かなかったか、気付いても煽り返したのが>28。
それに、本当に>53のリンク先の出来事を知っていますか?
決めつけで煽るのはやめてください。
66名無しさん@ピンキー:04/08/07 17:47 ID:eTtQI22X
>60
内容もGJ!
内容もさすがだけど 「流石ね、姉者」 でさらに吹いたわ
67名無しさん@ピンキー:04/08/07 21:09 ID:SEMgFQcL
>>60
 ここは削除依頼しているみたいだよ。
 もう一つのほうに再投下したほうがいいかも。
68名無しさん@ピンキー:04/08/07 22:41 ID:eHJw/FBS
>>65
代行依頼スレにSSをコピペした人は真のコピペ嵐粘着。
☆さんのSSに好意的な住人なら、たとえ代行を頼んでも
非強制スレにするし、強制スレに投下を頼もうとするのはおかしい。嵐の仕業です。

そして代行スレに乗せられて、もしくは乗せられたふりをして
強制スレに☆さんのSSをコピペをした人は、お馬鹿なコピペ嵐。
運営のキャップ持ちが答えているように、2chルールでは
ああ言った大量・連続の原文ありレスは、すべて削除対象。
そしてここが肝心な点だけど、レス代行スレを見て代行するような人は
2chルールにかなり精通した、熟練2チャネラーがほとんど。つまりあの依頼が
かなりの確立で削除されうる、厨房依頼と承知してコピペした事になります。

しかもコピペしたレスが、削除対象にあがった時の言い訳がましい態度。
真相はどうであれ、嵐と認定されても仕方ないと思われます。
69名無しさん@ピンキー:04/08/07 22:57 ID:hO8+FlRb
>>67=重複の1
70名無しさん@ピンキー:04/08/07 22:58 ID:1UaPszzV
>68
もう一度言いますよ。
決めつけで煽るのはやめてください。
71名無しさん@ピンキー:04/08/07 23:00 ID:McRFHT/m
>67
えっと、ごめんなさい…削除依頼って↓このスレだよね?
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1027546852/l50
このスレの依頼はまだ出てないみたいだけど…?
72名無しさん@ピンキー:04/08/07 23:27 ID:hO8+FlRb
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/4613/1087311131/132
>荒らしのまっただなかで旧>スレが沈んだ直後にスレ立てをしてしまう
>判断は正直どうかと思う。

なるほど。
そこには気づかん買った。
73名無しさん@ピンキー:04/08/07 23:32 ID:IWIDkVnz
それ言うならスレ住人に同意も取らずに重複スレ立てちゃったのもどうかと。

まあ本人に悪気は無かったんだろうけど、慌てて立てすぎ。
74名無しさん@ピンキー:04/08/07 23:40 ID:8ikL1C2w
☆、コピペ、削除、重複スレ、次はどんなネタを仕込んでくるつもりだろうな?

(´-`).。oO(・・・正直、相手するの飽きてきたっすよ)
75名無しさん@ピンキー:04/08/07 23:44 ID:AWKW9qPa
何時の間にかテンプレが書き換えられていたのはビックリでしたよ(w
761:04/08/07 23:56 ID:McRFHT/m
えーっと、私このスレの>1なんですが…
(といっても、トリップとか全然付けてないんで信じてもらうしかないんですが)

元々私はスレ立てするつもりはなかったので
スレ立てのためのテンプレとか、全然読んでなかったんですよ。
Part13の最初の方のをコピペして、それにPart13自身のアドレスを付け加えたぐらいで。
だからテンプレ内に問題のある文章があるとか、全然気付きませんでした。
すみません。

なんだか>72でも指摘されてるように、私は余計な事をしちゃったみたいですね。
しまいにはなんか、荒らしと同一人物の疑いまでかけられてるし。
(やっぱり慣れない事するもんじゃないなぁ)
とりあえずこ反省の意味も込めて、れ以上迷惑にならないよう
しばらくこのスレ(と向こうのスレ)には立ち寄らない事にします…
77名無しさん@ピンキー:04/08/08 00:06 ID:Dn8HS0N8
というか前スレ最後の荒らしはあのスレだけ狙った物じゃないんだけどな。
確かファイアーエムブレムスレも同じタイプの荒らしを受けてた。
(今は削除されてるけど)
78名無しさん@ピンキー:04/08/08 00:21 ID:xUEb8g9n
ぶっちゃけ皆テンプレの文章なんてちゃんと読んでないんだから、
気にすることない。
今回のことで問題があるとわかっただけ良かった。
スレ終盤で覚えていた人が注意すればいいだろう。
79名無しさん@ピンキー:04/08/08 00:40 ID:xv97zkTK
>>71
おそらくは、誘導レスを入れて住民反応を見たところ、あまり支持を受けず
SSまで投下された為、削除を出すのをやめたのではないだろうか…

レスだけならまだしも、SSが重複スレに分けて投下されているのはまずいと思うのだが
MC氏や住人はどう考えているのだろうか…。住人以外の手でスレ削除を申請される可能性も高いと思うのだが。
80名無しさん@ピンキー:04/08/08 01:05 ID:xUEb8g9n
ほっといて次スレに使えばいいだろ。
81名無しさん@ピンキー:04/08/08 02:18 ID:9+NW6iu5
もうTSスレは末期も末期。
猛末期大使だなw
でも荒らしに負けず頑張ろうぜ、みんな!
82名無しさん@ピンキー:04/08/08 02:43 ID:rKQwGj3r
悪気は無いんだろうけど前スレで出たテンプレ案を結果無視して
新スレ立ててしまった>1にも非はあるわけで。
そのへん考えると順番だからちゅうのも、何だかなぁっと、思うわけで。
83名無しさん@ピンキー:04/08/08 02:52 ID:65makyXf
そんなもんスレ内で訂正すればいいじゃん・・・。
気づかず立てちゃったもんはしょうがない。
84名無しさん@ピンキー:04/08/08 03:16 ID:oMliJ+hv
つーか、テンプレなんてぶっちゃけなくてもいいよ。くだらん。
85名無しさん@ピンキー:04/08/08 03:22 ID:44sqtsZt
外にテンプレを作ってそこへリンクを張るという方法もある
86前スレ818:04/08/08 05:42 ID:EF9BMMZl
前スレでテンプレ案をいじってた818です。
こうなってしまった以上、こちらのスレが本スレでいいんじゃないかと思い
ます。
立て直したほうのスレに全員で移れれば、と思ったんですが、こうなって
しまった以上スレの正当性を争っても混乱するばかりなんで、現時点で
レス数の多いこちらのスレを支持することにします。
結果としてスレ進行を停滞させてしまって心底申し訳ないと思ってます。

>>76
まあ、お互い気を取り直して正常化のために頑張りましょう。
自分もこれ以降、名無しに戻る予定です。
87名無しさん@ピンキー:04/08/08 07:02 ID:xv97zkTK
個人的にはレス数は多くても、みんな議論に熱中しているこのスレを
本スレとするのは、かなり抵抗があります。どうせ削除されるから
言いたい事を言っておこうと考えて、レスをつけてた人もいるはず(少なくとも漏れはそう)

議論レスが多い=住民が多い、ではないと思うのだが…(喋りが多いだけ)
88名無しさん@ピンキー:04/08/08 07:06 ID:xv97zkTK
たぶん書き手やロムの側から見ても、向こうのスレのほうが良いのでは?

言い争ってるスレなんかより、平和なスレのほうが作品を投下しやすいが…。
89名無しさん@ピンキー:04/08/08 07:56 ID:65makyXf
両スレ立て主が結論出したようなとこで蒸しかえさんでも・・・。
90名無しさん@ピンキー:04/08/08 08:04 ID:XeVbEcqS
うんうん、この程度の事はわざわざ議論スレに
持っていくまでもないよ。
雑談や軽い議論も含めての本スレだと思うし。
91名無しさん@ピンキー:04/08/08 08:22 ID:xv97zkTK
雑談は良くても議論は‥‥
92名無しさん@ピンキー:04/08/08 09:01 ID:65makyXf
>>91 
せっかく落ちすきそうだったのになんで向こうのスレにこだわってるの?
あっちだって重複スレの話題がないわけじゃないし。
93名無しさん@ピンキー:04/08/08 10:33 ID:Frrfj9A5
>>87
こっちはスレが進んでるしスレ立ても早いから削除されないだろう
と考えてこっちにレスしてる。
逆に向こうは削除される可能性があったからレスしてない。
94名無しさん@ピンキー:04/08/08 12:50 ID:5Dd8wx+L
向うのスレに書き込まれた作品をこちらに転載して、それでこの話は終わりと結論付けるのが良いんじゃないか?
95名無しさん@ピンキー:04/08/08 13:28 ID:42+G7lO5
転載はダメ。 コピペだよ。


これ以上意味のないことはやめよう。


それに前々回の圧縮の時の運営とのゴタゴタで


何をトチ狂ったか、今回スレ数上限が一気に増えたから


TSスレが一つ二つ増えたところで、他の住人の文句も出ないと思う。


いっそのこと、TSなりきりスレを作っても良いんじゃないかと・・・・ダメ?
96名無しさん@ピンキー:04/08/08 16:11 ID:kbcLSNr3
それは板違いじゃないカナ?板違いじゃないカナ?
97名無しさん@ピンキー:04/08/08 16:20 ID:rWm00/XR
>95
120%の確率で荒れる
粘着既知外の相手が好きなら止めんがw

|-`).。oO(・・・話は変わるが、どっちに投下したらいいわけ?)
98名無しさん@ピンキー:04/08/08 16:35 ID:42+G7lO5
>>96
なりきりは、板的にOKのはず。 色々いわれてるけど。

つか、なりきりスレで遊んだ事ないの? 意外と楽しいよ。



>>97
言われて見れば、むかし某○○スレで荒らされた記憶が・・・・。 こっちの行動まで押し付ける人もウザイです。

投下・・・いっそのこと向こうを投下スレにして、こっちを感想&雑談スレにしてみるとか。 どっちでも良いけど。
99名無しさん@ピンキー:04/08/08 18:03 ID:xpHGQXVO
>>98
その変な改行は何のつもりなの?
何故か一行空けてるし。
100名無しさん@ピンキー:04/08/08 18:44 ID:Gvp/tmqL
>>99
そんなこと別にどうでもええやん。
101名無しさん@ピンキー:04/08/08 20:02 ID:3rQd+IZM
>>95
きもい、去ね
102名無しさん@ピンキー:04/08/08 20:02 ID:xpHGQXVO
いや、>95の妙な改行とか、なりきりスレ作るだのとかみてるとなんか変な人だなと。
103名無しさん@ピンキー:04/08/08 20:05 ID:xpHGQXVO
ごめん、ageてしまった。
申し訳ない_| ̄|○
104名無しさん@ピンキー:04/08/08 20:06 ID:42+G7lO5
>>99

 行
  な
   ん
    か
     変
      ?

      お
     か
    し
   く
  な
 い
105名無しさん@ピンキー:04/08/08 20:08 ID:42+G7lO5
>>103
わざとらしさ満開でつね。 からあげ乙。
106名無しさん@ピンキー:04/08/08 20:12 ID:42+G7lO5
つかID:xpHGQXVOは、欲求不満なの?


欲望はちゃんと発散させたほうが良いよw
107名無しさん@ピンキー:04/08/08 20:25 ID:UR/bRqxD
今度はここですか?必死だなぁw
108名無しさん@ピンキー:04/08/08 20:29 ID:Gvp/tmqL
気にいらないなら
ID:42+G7lO5
をNGワードにすりゃいいだろ。
109名無しさん@ピンキー:04/08/08 20:29 ID:xv97zkTK
荒れてるのか、荒れてないのか、微妙な雰囲気。
この雰囲気のまま1000まで行きそうな悪寒。

でも前スレよりましか‥‥‥‥。
110名無しさん@ピンキー:04/08/08 20:30 ID:UR/bRqxD
必死な椰子がいるスレは面白いですね〜黙ってますよw
111名無しさん@ピンキー:04/08/08 20:32 ID:42+G7lO5
>>107
粘着おっつー。  てもしや某スレの×××? こんなとこまで追いかけてくるなんて・・・・ こわひよ・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
112名無しさん@ピンキー:04/08/08 20:35 ID:UR/bRqxD
IDみてくれればわかるでしょ? ageっていたんでここは知りませんでしたけどねw
ID変えるなんてせこい事しませんから、漏れはw
113名無しさん@ピンキー:04/08/08 20:36 ID:42+G7lO5
>>108
こわひからIDかえます。 


探さないでくらはい。 



ばいばい。
114名無しさん@ピンキー:04/08/08 20:38 ID:UR/bRqxD
「狙って誤爆するスレ」なら誰も文句は言いませんよw
おまいのスレになったんだからw じゃな
115名無しさん@ピンキー:04/08/08 21:13 ID:AcGRowWo
ID:42+G7lO5とID:UR/bRqxDをNGに登録した人

ノシ
116名無しさん@ピンキー:04/08/08 21:14 ID:IHpi8q6P
|  | γ⌒ヽ
|  |⊂,,,,,,,,,,,,⊃
|_| (´・ω・`) <まぁ、餅ついてさ。麦茶ドゾー
|涼| (  o o旦
| ̄| u'―u'
""""""""""
117名無しさん@ピンキー:04/08/08 21:32 ID:Y6cBbPkS
( ´∀`)つ旦 アリガトン
118名無しさん@ピンキー:04/08/08 23:54 ID:1rMcHL8a
前スレの◆WICJRpzDCc氏のSSで出てきた皮(?)ネタ読んで思い出したんだけど
以前にこんなSS無かったっけ?

・主人公(男)が先輩(男)に騙される形で女の皮を身に着けることに
・時間内に皮を脱がないと、その皮が完全に定着
・主人公は手錠をされ、そのカギを手に入れるために四苦八苦
・時計を進められてたかなんかってオチで時間切れ
・結局主人公は女性化

って感じの内容だったと思うんだけど、過去ログ探しても見つからない・・・
心当たりのある人、いたら情報プリーズ・・・orz
119名無しさん@ピンキー:04/08/09 00:09 ID:cQiGtAFi
>118
皮一夜 ◆3h6K3h2LvM

強制女性化小説ない? Part12
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1086265602/39-

これのこと?
120名無しさん@ピンキー:04/08/09 00:10 ID:i5tw8/B9
ヒロイン?の名前は栞タン だね。
陵辱っぷりとちょっぴりダークなエンドがとても良かった。またあいいうの読みたいね。
121名無しさん@ピンキー:04/08/09 00:26 ID:EHRfRKqO
>>119
それだー(゚∀゚)
激しく感謝。お礼に皮1着置いていきますね・・・。
|∀`)つ O+<
122名無しさん@ピンキー:04/08/09 10:50 ID:/spP8nL9
オンドゥルの奴か。

ごめん、なんでもない。
123名無しさん@ピンキー:04/08/09 16:06 ID:W5zjILFL
>>121
皮なんて置いていかれても困る。
そんなぶっそうなもの使えない。
使う気すらまったくおきない。

そんなものを使うのはただの変態。
漏れは絶対に使わない。

使いたい気なんてこれっぽっちもない。

ありえない。

絶対。

使わ・・・・

・・・



・・







あ・・・・ち、ちがう・・・そんなっ・・・・こんな・・・の・・・漏れの意思じゃない・・・
ほんのちょっと触ってみたくなっただけで・・・ちがうんだ・・・ちがう・・ん・・
あっ・・おっぱい・・・・んはぁぁっ・・・ぁ・・っ・・・・n・・!
124Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/09 20:25 ID:KiEiD0gs
→近くの高校を襲って真希様の力に・・・

真希の部屋から近くにある高校。その校門近くに、二人の女が立っていた。
一人はピンク色のスーツをビシッときめた大人びた雰囲気、
もう一人はその高校の制服に身を包んでいた。
「真理(まり)、作戦どおりやるのよ」
「わかってるわ、純子(じゅんこ)」
真理と呼ばれた女子高生風の女は元堀越真、
純子と呼ばれた女教師風の女は元久保純一、
つまり二人とも真希の僕と化した者たちだった。
「おはようございまーす」
「おはようございまーす」
最近は学校も警備が厳しくなっているが、二人は関係者の振りをして
何食わぬ顔で侵入した。
「起立!礼!着席!」
朝のホームルームの時間。教室に入ってきたのは担任の
河原由紀子(かわはらゆきこ)…ではなかった。
教壇に立ったのは、ピンクのスーツの女…純子だった。
由紀子はというと…朝の職員会議前にトイレで会ったときに純子に襲われ、
すでに精気を吸い尽くされていたのだ。
それなのに、クラスの生徒達は誰一人としてそれに気づかない。
純子が生徒の中に紛れ込んでいた真理と目を合わせ、
お互いににやりと笑みを浮かべた。
真理は、誰にも気づかれない間にクラス全員に暗示をかけ、
純子のことを由紀子だと信じこませていたのである。
もちろん自分のことも、このクラスにいた本橋絵里(もとはしえり)という
女子生徒だと信じこませてあった。
本物はとっくに真理の毒牙にかかっていたことは説明の必要もないだろう。
「さて、今日のホームルームでは、皆さんに性について考えてもらいます」
にわかに教室が色めき立つ。
125Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/09 20:28 ID:KiEiD0gs
「はい、静かにしなさーい。皆さんはもう高校生。男の子とか女の子とか、
いろいろ性別について悩んでる人もいるかもしれません」
純子が教卓に手をつき、生徒たちを見渡した。
「特に男の子。女の子とセックスするとき、自分のほうが女の子よりいつも上の立場だと
思っていませんか?確かにその通りです。男の子は女の子より力も強いし、
強姦という言葉もあるように、男の子に無理やり襲われたら女の子は手も足も出ません」
先生からいきなり出た彼らには刺激の強い話に、男子生徒は盛り上がり、女子生徒は絶句した。
「しかし、それでは男の子と女の子の間にいい関係などできません。
では、どうしたらいいのでしょうか?
答えは簡単です。男の子にも女の子の気持ちを知ってもらえばいいのです。よくテレビでも
女の人が言いますよね、『男の人は女の気持ちをぜんぜんわかってくれない』って。
でも、それも男の子が女の子の気持ちを知ることができれば問題ないんです」
そこまで言って、純子はもう一度教室を見渡した。
「そこで、今日はちょっと、男の子のみんなに女の子をやってもらいまーす」
教室内が一気に騒がしくなった。
「はいはいはーい、皆さんはそんな無茶なと思うかもしれませーん。
でも、こんな社会で必要なことを今のうちに知ることも大切なことなんでーす。
ま…本橋さん、前に出ていらっしゃい」
純子は、一瞬真理と言いかけてから、本橋の名を呼んで真理を前に呼び出した。
「さあ、やりなさい」
真理が小さいバトンのようなものを上に掲げた。
まばゆい光が教室いっぱいに広がる。
やがて光が消えたとき、生徒たちは全員が机に突っ伏していた。
「さあ、みんな起きなさーい」
純子が教卓の上でパンパンと手を叩いた。
全員が恐る恐る目を覚ます。
そして、自分の体を見下ろし、次に隣を見て、一様に驚きの声をあげる。
126Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/09 20:42 ID:KiEiD0gs
「げげっ、何で俺がそこに…」
「いやあ、なにこれぇ…」
「ちょっと、あたしの胸触らないでよ」
「気持ち悪いな、俺の声で女言葉しゃべんじゃねーよ」
「そっちこそあたしの声でそんな言葉遣いしないで」
「はいはい静かにしなさーい。お互い異性の体に興奮するのもわかるけど静かに!
いま隣同士に座ってた男の子と女の子の体を入れ替えました」
「えーっ、じゃああたしの体にこいつが?冗談じゃないわよぉ」
「おいおい、いくら女っつったってこいつだけは勘弁だぜ」
「はい静かに!何度言ったらわかるのかしら?
そしたらさっきも言ったように、いまから男の子には女の子の気持ちを
知ってもらいまーす。さあ、本橋さん」
真理がバトンをすっと構える。同時に甘いにおいが部屋中に漂い始めた。
女子の体に入った男には、それは心地よいただの甘いにおいで、
特にどうということもなかった。しかし、男子の体に入った女子たちは…
その匂いをかいだ途端、体中が言い様のない興奮に襲われた。
頭の中にぼーっとピンク色の霞がかかり、彼女らの思考能力を奪っていく。
いつしか部屋の中には、男のはぁはぁという興奮した声が響き渡っていた。
どこかでがたんという音がした。
一人の男子が、席を立ちあがって隣にいた女子(つまり元の自分の体)に襲いかかったのだ。
それを合図に、男子全員が隣の女子に襲いかかった。
突然元の自分に襲われた彼らは、男の力を得た女子たちになすすべもなく押し倒される。
制服の上から乱暴に愛撫し、強引に口付けて舌を割り込ませる。
抵抗しようにも体格は相手が上だし、力の劣る女子の体でできることといえば
ただ手足をじたばたさせるくらい。
127Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/09 20:50 ID:KiEiD0gs
「どうしたんだよ、いきなり何を・・・あんっ!」
押し倒した少女、いや元の自分の体を男らしいごつごつした手で蹂躙する。
その倒錯した状況に、”彼女”の行為は加速度的に激しさを増す。
「ふふふ、あたしってこんなエッチな声出すんだ・・・なんか興奮してきちゃう」
「おまえ、自分の体だろ・・・ひゃああっ!」
「そう・・・だから、どこが気持ちいいかも全部わかってる・・・だから、教えてあげる・・・」
「やめろよ、みんなも・・・おまえら、絶対おかしいぞ・・・」
「どこが?先生も言ってたじゃない、男子のみんなに女の子の気持ちを教えてあげるって」
「だからってこんな・・・うむうっ!」
自分にいきなり唇を奪われる。そのまま舌を入れられ、口内を嬲られる。
自分の体に犯される嫌悪感と同時に、この体の元の持ち主の少女のおとなしく奥手だった性格が
男になったことでここまで変わり果ててしまったことが彼にとって信じられなかった。

びりびりっ!
制服のカッターシャツを乱暴に引き裂かれ、ブラに包まれたどちらかと言うと
小ぶりの胸があらわになる。
男のいきなりの行動に、恐怖のあまり反射的に胸を手で覆い隠そうとしてしまう。
「へへっ・・・あんた、すっかり女の仕草身についてんじゃん・・・
このまま犯してやろうか?ええっ?」
男の目はらんらんと輝き、女のほうを見下ろしてくる。
男女とも長身のバスケ部のエースで、女のほうは長い髪を後ろのほうでまとめていた。
普段気の強い女の目には、恐怖のあまりすでに大粒の涙がいくつも浮かんでいた。
「おまえ、自分の体を犯すなんて正気なのか?」
「ははっ、あたしね、いっぺん女の子を犯してみたいって思ってたのよ。
でも、レズなんて趣味はなかったし。女同士なんて気持ち悪いだけ。
男として女を犯す。今のあたしにはそれができる。ああっ、想像しただけで・・・」
「や、やめてくれー--っ!」
128Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/09 21:02 ID:KiEiD0gs
「私に逆らえると思ってるの?今の私はあんたのこの体だよ?」
「お、俺に犯されるなんていやだあー-っ!」
「うるさいっ!」
男は、泣き叫ぶ少女の頬を力いっぱい打った。
「女なんてものは黙って男の言う通り従っていればいいんだよ!」
「ううっ、そんな、ひどいよ・・・俺達あんなに仲良く付き合ってたじゃないかよぉ・・・」
「ふん、あんたのせいで私がどれだけつらい思いしてきたかわかってんの?
男らしくだの女らしくだのうるさいあんたにはもううんざりなんだよ!」
もう一度女の頬を激しく打つ。部屋中にその音が響き渡る。
「悪かった、悪かったよ、だからもう・・・」
頬を真っ赤に腫らし、涙を流して懇願する女。
「甘いわよ。あんたには罰を受けてもらうからね。私の体でね」
男は女のスカートをめくりショーツをずらすと、前戯もなしにいきなり挿入した。
「ぎゃああああああああっっっ!!」
絶叫にも似た女の叫び声が部屋にこだました。

「うふふ、みんなよくやってくれるじゃない」
「本当、ずいぶん積極的だこと」
「それにしても普通の女の子が男の体に移っただけであんなに凶暴になるなんてね」
「あら、真希様から頂いた力を使ってそうさせたくせに」
「何のことかしら?」
「ふふふふっ」
「あはははっ」
129Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/09 21:16 ID:KiEiD0gs
「さあ、もうそろそろかしらね」
純子が教室の中を教壇の上から見下ろした。
少女達の体を強引に、者によっては暴力的に犯していた元女の男子生徒の体は
皆その場に崩れ落ち、残されたのは元男の女子生徒だけだった。
彼女たちの制服は男子たちの行為によってめちゃめちゃに乱れ、者によっては
無残にも引き千切られてそこから乳房や白い肌が露出していた。
スカートは乱暴にめくられ、そこからのぞく秘部は激しい陵辱の様子をうかがわせる。
彼女たちはみな涙を流し、呆然と座りこみ、
あまりのことにもはや意思を持つことができなかった。
「いい眺めね。とっても美しいわ」
真理が酷薄な笑みを浮かべる。
「さあ、みんな立ちなさい」
純子が声をかけると、放心状態だった女子たちがゆっくりと立ち上がる。
そして、その涙を流した放心状態の表情のまま、
教壇の純子と真理のほうへ向かってくる。
純子と真理は、その女子達を自分達の前に一列ずつに並ばせた。
「さあ、あなたたちがもらった精気をいただくわ」
二人は、それぞれ列の一番前の女子生徒にキスをした。
舌を絡み合わせるディープキス。
キスをされた女子は、表情はそのままに顔に赤みがさし、目が潤んでくる。
キスされている中でも次第に息遣いが荒くなり、体が熱くなってくる。
彼女たちは何も考えられないまま、二人のテクニックによって絶頂へと導かれていく。
やがてキスをされた女子生徒がその場に崩れ落ちると、次の女子生徒に口づけをする。
次の女子生徒も、唇を奪われた瞬間その快楽の中でキスに没頭し、
そして精気を献上していった。
10分後には、精気に満たされた純子と真理だけが残っていた。
二人は一仕事終えた後のような満足感に満ちた笑顔を浮かべると、
互いに抱き合い、濃密なキスを交わし始めた…。
130Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/09 21:19 ID:KiEiD0gs
とりあえずここまで。
なんか書き込めないと思ったらいつのまにか移転してたのね・・・
131名無しさん@ピンキー:04/08/09 21:30 ID:4QQ/tnql
Mc103 ◆WICJRpzDCcお〜つ。

続きを期待しています。
132名無しさん@ピンキー:04/08/09 23:49 ID:/6TE2T4W
>>122
いや、わかるぞわかる。
133名無しさん@ピンキー:04/08/10 00:33 ID:KM+a/REw
埋め立て〜
134名無しさん@ピンキー:04/08/10 01:36 ID:m7r/i/n4
クモハさん、勃ちますた。リミッターの切れた女ほど凶暴な生物はいないと……φ(・∀・;)
135名無しさん@ピンキー:04/08/11 03:16 ID:oI6i7d69
    みなさん、やたらとお茶が入りましたよ…

旦 旦 旦 旦  旦       旦 旦 旦 旦 旦旦
 旦 旦 旦 旦旦 旦      旦旦 旦 旦旦  旦
旦 旦 旦 旦 旦 旦. ∧_∧ 旦 旦旦 旦 旦 旦
旦 旦 旦 旦 旦 旦 (´・ω・`) 旦 旦 旦 旦 旦 旦
旦 旦 旦 旦 旦 旦.  (o旦o ) 旦 旦 旦 旦 旦 旦
旦  旦 旦 旦 旦 旦. `u―u'  旦 旦 旦旦 旦 旦旦
136名無しさん@ピンキー:04/08/11 10:02 ID:LVSznAHI
唐突だがオズの魔法使いのTSネタ、あれは萌えたな。
元々女だったのが魔法で男に変えられてて、それが解かれて
女に戻るという話だから正確には女性化じゃないけど。
でも本人も自分が女だったことを忘れてたしなあ。
137Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/11 19:00 ID:Wf2aOiqQ
→別のサークルの男共を襲って力を蓄えるのがよろしいかと…

「さて、どいつらを襲おうかしら?」
裕美と佑奈は、大学のクラブハウスの中を歩いていた。
最初は佑奈が所属していたテニスサークルを狙ったが、
今度は毛色の違うところを狙うつもりだった。
なぜかといわれると難しい。単に二人の気まぐれだろうか。
彼女らが今いるところは、どちらかというと体育会系ではなく文化系、
悪い言い方をすればオタク系に分類されるようなサークルが多く入っていた。
それぞれの部室を一瞥しながら、獲物を探った。
アニメ研究同好会、マイコン研究会、軍事研究会、鉄道研究会…
「いちばん楽しめそうなのってどれかしら?」
「女性に免疫なさそうなところがいいわね」
「どれも当てはまってるわ。どうする?」
「そうね…とりあえずいま一番人がいそうだから、あそこにしましょうか」
佑奈が指差したのは、一番奥にあるアニメ研究会の部屋だった。
「あの〜、すみませ〜ん」
佑奈がおそるおそる、といった風を装って入っていく。
中はアニメのフィギュアなどが散乱していて、狭い部屋をさらに狭くさせていた。
彼女が入った途端に、中にいた十人くらいの男の視線が佑奈に注がれる。
男子部員ばかりだったこの部室に女性が入ってくるということは、
きわめて異例のことだったからだ。
しかも、いわゆるオタク系の女ではなく、とびきりの美人ときている。
そこにいた男全員が、まさしく見とれている、といった感じだった。
「え、えっと…どういった御用で…?」
奥にいた眼鏡の男がおずおずと尋ねる。
「あ、あの、あたし…ちょっと、ここのサークルを見学させてもらいたいな…と思って…
新歓(新入生歓迎)期間じゃないんですけど…いいですか…?」
あくまでも初めての場所、しかも男ばかりの場所に来て緊張しているか弱い女性、という役を演じる佑奈。
138Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/11 19:05 ID:Wf2aOiqQ
「あ、ああ…いいですよ、どうぞ…」
男達がささっと場所を開け、佑奈の場所を開ける。
「よかった…裕美も、来て…」
後ろの廊下に立っていた裕美を呼ぶ。
「おや、お二人でしたか、これはこれは…」
「一人でこういう初めてのところ来るのって、なかなか踏み切れなくて…」
「はは、そうでしょう、まあどうぞ座ってください」
最初に声をかけてきた部長らしき眼鏡の男と佑奈がやり取りをしている間に、
裕美は後ろ手にドアを閉め、かちゃっと鍵をかけた。
部屋の中にいる男達を、裕美はざっと品定めした。
お世辞にも美形といえるような男はいないし、女性経験も豊富とはいえなさそうな男ばかりだった。
部長らしき男が、二人の前に座る。
「えっと、じゃあせっかくお越しいただいたので、どんな活動をしているかを…」
「そんなことより、もっと楽しいことでもしません?」
彼の話をいきなり佑奈がさえぎった。
「へ?た、楽しいこと…?」
「そうよ。どうせあんたたち、ろくに女の子と付き合ったことないんでしょ?
だからあたしたちがあんたたちと遊んであげようってわけ」
二人の態度の豹変ぶりに、部長らしき男はあんぐりと口を開け、周りの男はざわめきだした。
「あの、それはどういう…」
「こういうことよっ!」
裕美は短いステッキのようなものを取り出すと、それを上に掲げた。
とたんにまぶしい光が室内をつつむ。
「うわあっ!」
「な、なんだあ…?」
「み、みえねえっ…!」
139Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/11 19:13 ID:Wf2aOiqQ
やがて光が消えた。
「あ、あなた方はいったい…?!」
「どう?可愛い声でしょう」
「ひゃあん!」
佑奈がいきなり胸に手を伸ばす。
なぜか全身に伝わる電気ショックのような感覚に、彼は思わず声をあげてしまった。
「部、部長?ですよね…な、何で女の子に…?」
「お、俺が女?…ていうか、おまえも…そ、その格好…」
「え…?」
彼が自分の姿を見下ろすと、彼は…巫女の姿をしていた。
「そ、そういう部長は…なんで、ナース服を?」
自分の姿を見下ろすと、ピンク色のナース服に白いストッキングにつつまれた細い脚。
ご丁寧にナースキャップまでかぶっていた。
「うふふ、どんな気分かしら?自分の理想の女性になった気分って。
体だけじゃなくて、服装までサービスしといたわよ。
それにしてもみんなどういう趣味してるのかしら?」
他にその場にいたのは…ふりふりのフリルがついたメイド服姿の女、
何かの美少女ゲームのキャラクターらしいピンク色の髪に短いスカートのセーラー服姿の女、
スチュワーデスやら女性車掌やらの制服姿…
まるでコスプレ会場のようなありさまであった。
「あらあら、みんな初心なのね。せっかく理想の女の子の体が目の前にあるっていうのに」
なかなかお約束のことを始めない彼ら(彼女ら)に業を煮やした裕美は、
「もったいないわね。じゃあその気にさせてあげようか」
ふたたび裕美がステッキを高く掲げた。
途端に体が熱くなってくる。
切なくてたまらない。誰かに触れて欲しい。体の火照りをさまして欲しい。
140Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/11 19:18 ID:Wf2aOiqQ
なぜ?わからない。どうして自分がこんなに欲情しているのか。
彼は、無意識のうちに自分の手を胸にやった。
手が先端に触れた瞬間、電撃的な快感が彼を襲う。
「あっ…!」
おもわず喘ぎ声が愛らしい唇から漏れる。
彼の手は、もう止まらなかった。情熱的に激しく乳房をつかみ、こね回す。
そのたびに全身に快感が走り、自分の口から可愛らしい声が漏れる。
それがいっそう興奮を煽り、さらに手の動きが激しくなる。
寂しい…物足りない…キスしたい…キスして欲しい…
その欲求に彼は戸惑った。どうしてそんなことを考えて…
でも止まらない…抑えられない…
ふと目の前に、彼と同じく恍惚の表情で自分の乳房を弄んでいる巫女姿の女が目に入った。
彼女は、本当は…いや、そんなことはどうでもいい。
内からとめどなく溢れてくる欲求に耐えきれず、彼は彼女の顔を引き寄せ、唇を奪った。
それが引き金になったか、あちこちでキスの嵐が交わされるようになった。
中には押し倒して体を密着させ、互いの体を愛撫する者もいた。
そんな様子を二人はニヤニヤと眺めていた。
とその時、いきなり鍵を書けておいたはずの入り口のドアが破られ、
廊下からダークスーツ姿の男達が群れをなして部屋に突入してきた。
「誰!!!」
「くそっ、何者だ!」
部員達が女体をまさぐりあっている中、裕美と佑奈は男達に向かって身構えようとした。
だが、入り口近くにいた裕美はいきなり特殊警棒のような物で後頭部を殴られ、その場に昏倒した。
裕美が引きずり出され、部員達も裕美と同じように次々と警棒で殴られ昏倒したところを連れ出されていく。
このままでは…自分も捕まる!
いくら自分が男を堕とす力を持っていたとはいえ、これではあまりに多勢に無勢。
しかも相手は容赦がない。
佑奈はやむを得ず、窓ガラスを割って外から逃亡した。
141Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/11 19:21 ID:Wf2aOiqQ
とりあえずここまで。
次は新展開・・・かな?

>>134
鉄ヲタハケーン
142308:04/08/13 00:56 ID:3mWkb+vM
>>141
乙です。先が楽しみだ……うふふふ
でもそろそろ収拾がつかなくなってきたような気も……
最後まで読みたいので、頑張って下さい
143名無しさん@ピンキー:04/08/13 18:23 ID:0AfJAVpD
144名無しさん@ピンキー:04/08/14 00:27 ID:O7nustbM
選択肢二つにわかれたがどっちがメインなんだ?
片方のみすすめてくれ
145413 ◆lvzfh15U2A :04/08/14 01:41 ID:rW8ct2lS
ずいぶん昔にこのスレでSS落としてた413という者です。
4回ぐらいで終わる予定のを投下してみます。
一回目はエロ目前で終わりですがご容赦を。
146413 ◆lvzfh15U2A :04/08/14 01:42 ID:rW8ct2lS
「少し顔が青いようだが、やっぱり恐いか?」
「そのような事はない。ただの光の加減でそう見えるだけであろう」
 目の前で自分を覗き込む男に対し、努めて平静を装って答える。だが、装っているというのを
意識している時点で、それは嘘という事になる。
 無様だ。これではその言葉を肯定したようなものだ。そして、自分が今だそのような感情を
持ちえている事も。
 あの日を最後に心は捨てたはずだった。自分はモノであり、感情のない人形のようなもの。
道具に心なんか必要ない。
 だが今更ながら心を完全に捨て切れていないのだ。不安とか恐怖とか、そんな感情が僅かに
心を刺激しているのが自分でもわかる。
 何故ならこれから行われるのは――――


 私の名はレスター・エルフォート、王国第一王子…………いや、これは捨てた名と地位だ。
 この大陸で人間族の住む我が王国と、その隣国であり、今現在私がいる魔族が住まうこの国は、
大規模な争いは無いまでも地域的な小競り合いが耐えない、事実上の敵対種族であり敵対国家とも
言える関係を保っていた。そんな状況に変化が訪れたのは3年前、海の向うよりの甲虫族の侵略に
よってである。
 話し合う事すらできぬ種族からの突然の不意打ち、それに壊滅的な打撃を受けた両国には、
もはや手を取り合う以外に助かる道は残されてはいなかった。
 必然が生んだ和睦による併合、しかしその中身には多くの複雑な感情を内包する。国が妥協した
からと言って、それまで敵対していたとも言える相手を簡単に信用できるわけがないのは当然だろう。
だが、両者がいつまでも争っていては、国だけではなく種の存亡の危機となる。
 だから我が父である人間族の国の国王は、その解決を急務と考えていた。
我が父王は、国政に一切私情を挟まぬ現実主義者である。 幼き頃に母は亡くなり、その顔すら
147413 ◆lvzfh15U2A :04/08/14 01:43 ID:rW8ct2lS
知らぬ私にとって親は父のみ。しかしその父に私は親の感情を、見出した事はない。父は何時も
王であり、決して”父親”となる事はなかった。
 そしてそんな父王が行った今回の政策…………親の愛情など微塵も見せぬ父なればこそ、
可能であったと言うべきか。
 それは両王家を統一し、新たな王家を作るというものだった。
 内容だけなら決して悪い手段ではない。むしろ一つの国に二つの政治中枢たる王家が存在する事が、
国家を本当の意味で統一できていない理由だったのだから、理に適っていると言える。
 問題はその権力の行き先である。当然だが一方の種族に偏りがあれば、もう一方に禍根を残す。
そこで父王が考えたのは、両王の子を婚姻させて、その権力を託し新たな王家を作るという
事実上の政略結婚による方法だった。もはや種族の存亡をかけた状態なればこそ、
魔族の王も時間を置かず同意した。そして国家の事情は国民だって理解している。
一部生粋の純潔主義組織の抗議が僅かにこそあれ、国民も概ねそれを必然的なものだと受け止めた。
ほぼ国の総意として婚姻の儀が行われたのが本日。戦時ゆえに派手な催しこそ無かったが、
新たな国家を祝い国中が久し振りに祭り気分に酔いしれた。
 そしてその夜が今。つまり私が魔族の王子…………いや、今日をもって新たな国家の王となった
男の寝室にいるのはそういう事なのだ。


「まあ率直に言わせてもらえば、正直安心したってとこなんだがな」
 ぶっきらぼうに答えるこちらの態度を気にもしない素振りで、新たな王となった魔族の男、
そしてあまり考えたくはないが、私の”夫”となった男であるヴァルター・ウェルハイゼムは
勢いよく部屋の隅のソファーに腰掛けた。
「長年王子として育てられたお姫様なんて、今時じゃあ御伽噺にもならんような話だ。そんなヤツが
突然俺の嫁になるってんだから、どんなやつかと不安にもなるさ」
 大げさに肩をすくめ、彼は自分の心境を何か嬉しそうにアピールする。とはいえそれは彼の
偽らざる本心だろう。当然ながら国家の併合における政策という抗えぬ力に巻き込まれたのは
私だけではない。彼も解釈上当然”犠牲者”の立場にあるのだ。
148413 ◆lvzfh15U2A :04/08/14 01:44 ID:rW8ct2lS
しかし…………
「だが、あっさり一目惚れさせられちまった立場としちゃあ、経緯なんざクソくらえ。とりあえず
俺には反対する理由は現時点で存在しねぇ……ってな」
 白い歯を見せてヴァルターが笑う。少なくとも彼は自身の境遇に不満を抱いてはいない。
結果論だが、彼にとって私は一応伴侶として娶るに足る存在なのだろう。
 同じ経緯で同じ場に立たされた者でありながら、なんという境遇の差か。対して私は、この婚姻を
前に、人間としての終焉を考えたのだから。
「そうか。私のような政略の道具に愛情を抱くなど、貴方もつくづく見る目が無いものだな」
「そのひねくれっぷりが無ければ言う事ないんだが…………」
 私の皮肉にヴァルターは心底呆れたように溜息を付く。内容は確かに彼への皮肉、しかし実際には
自身の境遇にあてた自分自身への侮蔑の言葉だった。
「そう、私は道具だ。幼少から病弱であり父にも国にも顧みられる事なく、国政安定のために
あっさりと見切られた道具なのだ。それ以外の何者でもない」
 口調も変えず、ただ自分の立場を淡々と言葉にする。何故なら感情など、とうに捨てたから。
「あのなレスティアーナ王女、そりゃ悲観的すぎるってな……」
「その偽りの名を持つ道具を当てがわれて満足などとは滑稽だ。貴方もご存知なのだろう? 私は
一月ほど前まで、王位のため女の身でありながら男として育てられてきたのだ。だがそんなものは
この婚姻のためにあっさりと捨てさせられた。20年近い月日を男として過ごしておきながら、
今更女として生きろなどと過去の全てを否定された私が、道具でなくてなんだと言うのか!」
 自虐の言葉は止まらなかった。私の中にある鬱屈した何かがそうさせたのか、毒のある言葉を
吐くごとに自虐めいた笑みで顔が引きつる。椅子から立ち上がって何かを言おうとするヴァルターの言葉を
ひたすら遮って、私はただ自分と彼を侮蔑し続けた。
 夜の寝室に響くヒステリックな声に導かれる澱んだ空気、そんな状態が何時続いただろう。
突然私は頬に衝撃を受け、そのまま床に倒れた。
 ヴァルターだった。先ほどの陽気な雰囲気は影を潜め、今の彼はただ無表情にこちらを見下ろして
いる。彼が私に平手を放ったのだ。
149413 ◆lvzfh15U2A :04/08/14 01:45 ID:rW8ct2lS
 痛みはあった。だが随分前から感情を捨ててしまったが故か、苦痛で顔を歪めることも
涙を流す事もなく、私はその痛みを感じなかったかのように無言で立ち上がる。
――――何も感じない。まるでそう宣言するかのうように、同じような無表情で彼の前に立ち、
そのまま視線を返した。意図した訳ではないのだが、それは事実上の兆発行為だ。そんな私の態度に
触発されたヴァルターは、再び手を振り上げる。しかし彼の手が再び私の頬を打つ事はなかった。
ただその瞬間を覚悟していた私の前で、彼は静かに手を下げたかと思うと、再び先ほどまで座って
いた椅子に静かに腰を下ろす。
 私には突然の彼の行動の意図が掴めなかった。その不可思議な行為の意図を知ろうにも、
彼は深々と椅子に腰掛け、無言で私を見上げているだけ。
 そして彼は、顔色も変えずに唐突に口を開いた。
「脱げ」
「な、何を!?」
「服を脱げと言った。いや、今お前が身につけているもの全部だ。裸になれと言ったんだ」
 突然の要求に、言葉を理解できず思わず口が詰る。いや、意図以上に要求行為の内容が
こちらの理解を鈍らせている。
「いきなり何故そのような事を? だいたいそんな……」
「ほぅ、自分で人形だ道具だと言う割には、いっぱしに意思主張するんだな」
「…………!!」
 彼の言葉が私の胸に突き刺さる。私は思わず反論しようとして、そのまま言葉に詰り俯いてしまう。
だが、確かに彼の言う通りだ。”それ”はすでに捨てた私自身に相対するもの。
――――今更何を恥かしがる必要がある。
 そう自分に言い聞かせ、自身の中にわだかまる”それ”を押し殺し、私は着ているドレスに手を
かける。この日のために多大な金と職人の腕が注ぎ込まれた純白のドレス。しかしそんな事実は
今の私に何の意味も成さない。いささか乱暴に、そして躊躇なく私はそれを脱ぎ捨てた。
 だが、その手が下着にかかった途端、意識せず動きが止まってしまう。
「どうしたい姫様? やはり……」
「うるさい!」
150413 ◆lvzfh15U2A :04/08/14 01:46 ID:rW8ct2lS
 心を見透かしたかのようなヴァルターの言葉を怒鳴って無理矢理押し留め、私は覚悟を決めて
胸着を脱ぐ。今だ自身のものと思えぬ胸の脹らみが露わになるが、それがどうしたと言うのだ。
そのままの勢いですぐさまショーツに手を掛ける。が、またしても心の中に残っている何かが
手を止めてしまう。見るとヴァルターはふくみ笑いでこちらを見ていた。
「くッ!!」
 その人を見下したような笑みに怒りを覚え、私は掛かった手を一気に足先まで下げてそれを
抜き取った。そしてどうだと言わんばかりにヴァルターの方を見返す。しかし彼は、その笑みを
止めはしなかった。そして笑ったまま私の顔を見て口を開く。
「顔、赤いな」
「そ、そのような事はない! そんな感情など……」
「じゃあ何で胸と股を手で隠してんだ?」
 彼に指摘され、私は自分で無意識のうちに手で体を隠していた事に気が付く。確かにこれでは
羞恥に脅えていると自身で主張しているようなものだ。私はその手を下げてそれを否定しようとした。
しかし、何故か手が震えて動かない。
「ま、強がっても所詮はその程度か」
 再び兆発の言葉が浴びせられる。単に私を侮蔑したいのか、それとも他に意図があるのか。
だがそんな事よりも、純粋にそのような態度が我慢ならなかった。怒りを糧に私は手を動かし、
彼の椅子の前で仁王立ちになる。
「だ、黙れ! こ、これで文句はなかろう!!」
 明かに顔が熱くなっている感覚があるのを黙殺し、私は彼を睨み付けた。しかしそんな私に
彼は何をするでもなく、ただこちらを無言で見つめるだけ。
――――脱がせたからといって何するわけでなく……愚弄する気か!
 そんなヴァルターの態度が気に食わぬものの、口に出すわけにはいかなかった。それはモノたる
自分のすべきことではない。
 部屋に差し込む月明かりが私の体を照らしている。そしてそれを椅子に座ったまま無言で見つめる
ヴァルター。そんな異様な光景の中で、しばし互いに無言のまま時が過ぎる。
151413 ◆lvzfh15U2A :04/08/14 01:47 ID:rW8ct2lS
 そしてその沈黙を、ヴァルターの一言が破った。
「……綺麗……だな」
「何と?」
「綺麗だと言ったんだよ。俺の目の前に立つ、お姫様をさ」
 間抜けな事だが、私は少しの間を置いてから、ようやく彼の言った言葉の意味を理解した。
何故か途端に動悸が高くなり、顔が熱くなる。予想もせぬ言葉と身体状態の急変を、私は慌てて
否定しようとする。
「な、なにを唐突に! 私のような者がそのような事を言われる理由は……」
「お前、すげぇ良いオンナだぜ。理由なんざいくらでもある」
 私の言葉を遮り、ヴァルターは語り続ける。
「その整った顔立ち、水が流れるように腰まで伸びたブロンドの髪、水晶のような青い瞳に
薄い桃色の唇」
「そ、そんなものは……」
「その白い肌に、熟れた果実のようにバランスの良い胸、細い腕にくびれた腰」
「やめっ……言うなっ!」
 何かえもいわれぬ感情に押され、私は彼の言葉を止めようとする。そして無意識のうちに
再び体を両手で隠そうとするが、彼の言葉は止まらない。
「腰から尻、太腿に続く流れるようなラインに、すらりと伸びた足、きゅっと締まった足首」
「やめろと言ってる! それ以上言うなぁっ!!」
 言葉で自身の体の事を言われるたびに、いくら拒否しても否応なく意識させられる。そして
その事が、私の中にあってはいけない感情を脹らませるのだ。思わず私はヴァルターを怒鳴り、
そのまま胸と股を手で隠し、屈み込んでしまう。
 体が熱かった。そして何よりも動悸が激しくなったまま収まらない。認めたくないが、
もはや否定が不可能な状況。そう、私は自身の女を意識させられ、そしてそれに羞恥を感じて
いるのだ。物である人形が絶対に持ちえてはならない”感情”だ。その情けなさと悔しさが、
余計に私の中の羞恥を掻き立てる。
152413 ◆lvzfh15U2A :04/08/14 01:48 ID:rW8ct2lS
 そんな私に対しヴァルターは、椅子から立ち上がって目の前に屈み、私の肩に手を置いた。
「とても、禁呪で女になった元・男には思えねぇ」
「なッ…………!!」
 彼の言葉を聞いた途端、私は絶句する。そのまま顔を上げ言葉を発しようとしたが、突然彼に
抱き抱え上げられ、そのまますぐ横のベットに投げ出された。
 いきなりの乱暴な扱いに思わず手が出そうになったが、すぐに思い止まる。ゆっくりと体を
彼の方に向け、ベットの脇に立つ彼を見上げた。
「知って…………いたのか?」
「逆に聞きたいね。魔術に対し人とは比較にならぬ深き知識を持つ我等種族、そして我が……いや、
元・我が王国の情報収集能力がその程度だと本気で思っていたのか? とね」
 ヴァルターは先ほどまでと違い、悪戯の種明かしをする子どものような屈託の無い笑みで
こちらを見ていた。状況的な優越感がそうさせているのだろう。
「王族が継承権なんかのために、娘を息子として育てるなんてのは確かにある事だよな。だけど、
お前さんがそれを演じるには、レスター王子ってのはあまりに知られすぎてた。そうじゃなくとも
我等が盟約で禁止されてる禁呪が発動されたなんて場合は、たとえその場にいなくとも王宮の
呪術監査官ならわかっちまうもんなんだよ」
 ヴァルターは嬉しそうに話しているが、こちらは完全に血の気が引いていた。それは、絶対に
知られてはいけないはずの秘密が完全に知られているから。そして何より、彼の言っている事が
紛れも無い事実だからだ。


 そう、彼の言っている事は正しい。私は男として育てられた女などではなく、少なくとも一月
ほど前まで、私は身体的にも確実に男だった。
 当然これは、国家併合に際しての父が目的としたものを導くための手段がもたらしたものだ。
双方の国民に不満なく両王家が一つになるとするならば、婚姻は最上の手段・理由となりうる。
しかし両王家の後継者が男子であった場合、当たり前だが婚姻による統合などできるわけがない。
本来ならその段階で次を考える事にし、不可能な手段に執着する理由などない。だが数年前まで
戦乱にあった両国を納得の上で併合させるには、これしかないと父は考えていた。
153413 ◆lvzfh15U2A :04/08/14 01:50 ID:rW8ct2lS
本来ならば取れるはずのない手段、それを父はイレギュラーな方法で実行する方法を思い付く。
それは禁呪に分類される魔術を使用し、私の性の反転させる事だった。
 平時ならば狂気の沙汰と言われ、決して実行できなかっただろう。しかし切迫した状況が
それを可能にした。私はその事を知らされもせずに、あくる日王宮の魔術儀式祭壇に束縛された。
淡々とすすむ儀式の最中、私は何度制止を求めただろうか。だが、それは聞き入れられなかった。
そして何よりも皮肉なのは、その禁呪を施した者が、幼馴染で4つ年上の宮廷魔道士エリシアで
あった事だ。母がなく、父があのような国政にしか耳を傾けぬ存在であった私にとって、彼女は
姉のような存在であり、なにより王宮で一番心を許していたのが彼女だった。その彼女ですら
信用にたらぬというのであるならば、私にとって世の中は、信用がおける他人というものが
一切存在していなかったに等しい。
 国に捨てられ、信じていた人に裏切られる。それは私という個が壊れるに十分な理由だった。
あの日から私は”姫”としての生き方を強要された。そして何もかもが信用できなくなった私には、
もはやそれに抗うだけの気力や心理的執着など既に無かったのである。
 あの時から私は、“人”を捨て、国の存亡のための道具である“人形”となった。


「知っていたのなら、何故貴方は私を受け入れたのだ? このような婚姻、貴公の立場であれ
納得行くものではないのではないか?」
 こちらを見下ろすヴァルターに、私は一番の疑問を率直にぶつけてみる。すると彼は、
困ったように頭を掻いて視線を反らした。
「まぁ、最初にお前と会った時には、そんな裏事情は知らなかったワケだ。その後で知った
時には確かにふざけんなって……思ったわな」
「ならば…………」
「だがな、俺は男のお前なんてのは知らなかったワケだ。俺にとっては会った時からお前は
女だったし、ましてや初見で惚れちまった身としては、後でいくらお前の過去の記録やら
何やらを見聞きしようと、俺には“レスティアーナ姫”の姿しか浮かばなかったんだよ」
154413 ◆lvzfh15U2A :04/08/14 01:52 ID:rW8ct2lS
「それは事実ではない。その事は貴方も理解しているのだろう?」
「会って惚れる前に知ってりゃあ、結果は違ったのかもしれんがね。だが、幸運なのか残念なのか
わからんが、順序は逆だった」
 何かバツが悪いように再び彼がこちらを見下ろす。極めて複雑な気分ではあるが、彼の言う
理由は確かに納得できなくもない。彼は“女”の私しか知らぬから、彼にとっては私は初めから
女以外の何者でもないという事。男であった私が事実として存在しないのだ。
「ま、そういう事だ。納得できたか?」
 軽い口調は多少の照れ隠しの部分があっての事なのだろう。しかし私はその言葉に、彼の主張とは
別の意味を見出した。
「そういう事ならば何も言わない。私という存在は中身のない人形、初見で惚れたというのは
この肉体の器に好意を抱いたという事なのだろう? ならば良い。中身にも期待していたのなら、
貴方を絶望させるだけだったろうからな。所詮は……」
 どこか攻撃的な口調で私は再び自棄の言葉を呪詛のように吐く。いや、自棄とは言うが半分は
彼をも皮肉ったものである事を頭のどこかで理解していた。だが、言葉は止まらない。
どこか甘くなりかけた空気を再び凍り付かせた私に、彼は目を細める。
 そして彼の言葉が私の語りを遮った。
「だがそいつは理由の一つでしかない。本命は別だ」
 先ほどの多少はぐらかすような口調と違い、今度は明かに真剣な口調でこちらを見る。
「それは、何だ?」
「そいつを今から……教えてやる!」
 私の問いに答えるが早いか、突然ヴァルターはベットに横たわる私の上に覆い被さった。



本日の投下はここまでで
155名無しさん@ピンキー:04/08/14 03:28 ID:pu76rluT
>>154
グッジョブ!は、早く続きを…!
156名無しさん@ピンキー:04/08/14 07:50 ID:TFN2Lfl2
>>154
(・∀・)bグッジョブ!
157名無しさん@ピンキー:04/08/14 07:52 ID:iMPNTm/Z
>>154
鶏の巣を見てみたら、兄と弟の人ですな。
お久しぶりです。
最近ファンタジー分が不足してたんで、
楽しみですよ〜(・∀・)
158名無しさん@ピンキー:04/08/14 11:35 ID:M35oKVdy
>>154
GJ!
令タンの「天使か悪魔か」も大好きでした、新連載も期待です。
159『逢魔ヶ時』 ◆OzHWIhHFjQ :04/08/14 21:47 ID:f7AuZQ2s
「緒里先生、こっちこっち」
 学習塾の教え子達に連れられ、俺は夕焼けに赤く染まった山道を歩いていた。
 俺の名は緒里。地元の大学に通う大学二年生の19才。昼過ぎの街角で、バイトとして講師をしていた
学習塾の生徒である女子中学生達が集まってるのを見かけ、声を掛けたのが運の尽き。これ幸いとばかり
に無理矢理俺は彼女達に付き合わせられる羽目に。
 なんでも、約束をしていた一人が急な用事で出てこられなくなり、これから行う遊びは5人と言う人数
がどうしても必要な遊びで、困っていたとのこと。
「で、六見山なんかに行って何をする気なんだ?」
「精霊召喚ですよ、先生」
 生徒の一人桜野が教えてくれた。
「精霊召喚? なんだ、それ?」
「えぇっとね、先生。カメラ付き携帯を持った五人の人間が五角形を作って、隣の人を順番に撮るの。そ
の場合、相手の身体の一部を撮るんだけど、別に全身図でも意図的に被写体から外しても良くてね。それ
ぞれが撮った5枚の写真を見比べてね。身体のどの部分も重なることのない全身のパーツが揃うと、その
写真の像を依り代に、その地に居る精霊が召喚できるの」
 こっくりさんとかの類か……
 話を聞いてそんな印象を受けた。
 そう言えば、俺が中学生の頃も、女子共はこう言うのが好きだったな。
 しみじみと昔のことを思いだす。
「それでなんで六見山なんだ? 別に5人揃うならどこで良いだろ?」
「それがね。心霊スポットとかの様な霊地で行う方が成功率が高いって言われてるの」
「前に学校の教室でやった時は成功しなかったしね」
「六見山なら鬼が封じられているって言うからね。上手くすれば何かが召喚できるかなって話になったの」
160『逢魔ヶ時』 ◆OzHWIhHFjQ :04/08/14 21:48 ID:f7AuZQ2s
「六見の鬼ね」
 それはこの地元に伝わる鬼伝説。
 かつてこの地方で悪さをした鬼が、旅の巫女に身体をバラバラにされて封じられた伝説。
 六見山の六見は、本来六つの身と言い、鬼の身体を6個に分けて封印した事に起因する。
「先生、早く早く」
 六見山にある六見神社の石階段を上る4人の少女。これが高校生ぐらいなら、ちやほやされて嬉しいか
も知れないけど……中学生じゃ、良くてロリコン。悪くて危ないヤツ。まぁ、中には発育の良い娘もいる
が……襲えば犯罪者には変わりない。
 階段を上りきった先には少しだけ広い空間があった。西日を横に受けて赤く染まる神社は、酷く儚い印
象があった。
「じゃあ、五角形の頂点にみんな立ってね」
 生徒の一人の織田が言う。
「あっ、先生。先生の携帯ってカメラ付いてる?」
「いや、付いてないな」
「じゃあ、コレ使って」
 隣りにいた柳井が一台のカメラ付きを渡してきた。
「柳井、お前二台も携帯持ってるのか?」
「まさか。姉さんが前使っていたお古の携帯を借りてきたの。姉さん、この携帯解約しても予備のカメラ
代わりに使っていたからね」
 受け取り、簡単な操作のレクチャーを受ける。
「じゃあ、あたしから始めるね」
 右隣の柳井が俺の姿を撮り、その柳井を織田が――と次々に写真を撮っていき、最後に俺が左隣の遊佐
を撮ろうと携帯を構え、シャッターを切った。
161『逢魔ヶ時』 ◆OzHWIhHFjQ :04/08/14 21:48 ID:f7AuZQ2s
「いい具合に撮れたかな?」
 集まって液晶を見せ合う。
 俺が撮ったのは遊佐の横顔。身体の一部と言っていたけど、下手な場所を撮って後で何突っ込まれるか
解ったモノじゃないから、無難な選択だ。
 もっとも4人の中で一番美人なため、何かのからかいくらいはされるかも知れない。
 そして、その遊佐が撮ったのは桜野の細い腰とすらりと伸びた足の下半身。桜野が撮った織田の写真は
彼女の形の整ったバストと腕。織田は重なるコトを避けてるように地面。ただし、柳井の影が写り込んで
いた。そして最後の柳井が撮った俺の写真は――
「俺の全身図?」
「だって、男の人の身体なんてどこ撮って良いか解らなかったし、別に、男女って考えれば全身図撮って
も重ならないかなって思ってね」
「なる」
 そんな説明に納得する残りの三人娘。
 おいおい、そんないい加減でいいのか?
 呆れはしたが、わざわざ突っ込む気にもならなかったので話を進めることにした。
「それでどうするんだ?」
「えぇっと、後は携帯が掛かるのを待つんだけ――あっ、電話」
 付き合わせていた携帯の内一台から音楽が流れ出してきた。
 それは、地面が写し出された織田の携帯。
「成功した!?」
 みんなの注目を浴びる中、織田が携帯に出た。
162『逢魔ヶ時』 ◆OzHWIhHFjQ :04/08/14 21:49 ID:f7AuZQ2s
「もしもし……」
『――――、――――』
「きゃぁ!」
 突然悲鳴を上げて携帯を投げ捨てる。
 耳を押さえてしゃがみ込み震える織田。
「ど、どうしたの?」
「携帯から聞こえたのよ! 腕寄こせ、胸寄こせって!!」
「腕寄こせ? それって失敗なの――!?」
 続いて桜野の携帯から音楽が聞こえてくる。
「はい……」
 恐る恐るそれに出る桜野。
『――――、――――』
 顔面真っ青にして携帯を切った。
「どうしたの?」
「足寄こせ、腰寄こせって言ってる」
 その言葉に俺と柳井は遊佐を見た。
 それとほぼ同時に、遊佐の携帯から軽快な音楽が鳴り響く。
 一度俺達四人を見て、おもむろに電話に出る彼女。
『――――』
「どう?」
「頭寄こせって」
 それは、俺が撮った彼女の写真通りの言葉。
「ちょ、ちょっと、あなた何者? 精霊なの?」
 遊佐の手から携帯を引ったくり、代わりに叫ぶ柳井。
163『逢魔ヶ時』 ◆OzHWIhHFjQ :04/08/14 21:49 ID:f7AuZQ2s
『我は鬼なり』

 その言葉は、携帯に耳を当てていない俺達にまでハッキリと聞こえてきた。
「きゃぁ」
 震える少女達を抱きしめながら、辺りを見渡せば、
『腕寄こせ、胸寄こせ、足寄こせ、腰寄こせ、頭寄こせ』
 携帯を切っても、低いうなり声が神社に響き渡りだす。
 逢魔ヶ時――
 脅える少女達を見つめながら、そんな言葉が思い出された。夕暮れ時の薄暗い時間帯は魔物が出ると言
う言葉。
 良くある都市伝説でしかないはずのこんな儀式にどれだけの意味があったのかは知らない。ただ、豊か
すぎる彼女たちの感受性の成せる技か、それとも場所か時間が悪かったのか……何かが起ころうとしてる
のは確かだった。
「神社から出るぞ!」
 とにかく、そこから出ないとやばい気がした。
 近くにいたヤツの腕を引っ張って外へと向かう――
「ぎゃぁぁぁぁ!!」
 絶叫と共に俺の手に急に重さが増した。
「え!?」
 振り返れば、俺が握っていたのは桜野の腕こそはあったが――彼女の下半身が無くなっていた。
 胸の下から大量に血を流す桜野の上半身。
「ひぃ」
 手を離し後ずされば、頭と下半身のみ残して血まみれに倒れている織田の頭に踵が当たった。
164『逢魔ヶ時』 ◆OzHWIhHFjQ :04/08/14 21:49 ID:f7AuZQ2s
「鬼よ、鬼がみんなの身体を持っていったのよ!!」
 ガクガク震えながら絶叫する柳井。その隣では突然首の上から頭を無くし、大量に血を吹き上げながら
倒れる遊佐がいた。
「せ、せんせい……」
 スプラッタ映画真っ青な猟奇現場に場違いなメロディが流れる。
 それは、柳井の携帯電話。
「切れ、携帯を切るんだ! えぇい、貸せッ!!」
 柳井の手から携帯を引ったくり切るが、先ほどとは違う曲と共にメールが着信された。
 そして、なんの操作もしていないのに勝手に開かれるメール。そこには、
『影寄こせ』
「きゃぁ」
 小さい悲鳴と共に、柳井は崩れるように倒れ込んだ。
 その身からは、本来あり得るはずの影が消えていた。
「何なんだよ、コレ!?」
 訳の分からない状況に叫ぶ俺の元に――
 解約して掛かるはずのない携帯電話に電話が掛かってきた。
 意を決してそれに出ると、俺は叫んだ。
「身体を返せ! 鬼にそれはやれないんだから!!」
 携帯越しに感じるしばしの沈黙。
 そして、突然若い少女――遊佐の声で返事がきた。
『これは返す。だから、貴様の身体を寄こせ――――』
 俺は強い衝撃を全身に受け意識を失った。
165『逢魔ヶ時』 ◆OzHWIhHFjQ :04/08/14 21:50 ID:f7AuZQ2s
「ぅ……ん」
 目を覚ませば既に赤い空は闇に変わっていた
「何だったんだよ……あれは?」
 気怠そうに身を起こす。いまいち調子が出ない。
「みんなは……」
 一緒に来た少女達の事を思いだし周りを見渡せば、暗い中、木の向こうに倒れている頭らしきモノが見
えた。
 目を懲らそうとすればタイミング良く雲が切れ、月明かりが天から射し込む。
「おい、大丈夫か――!」
 明るく照らし出された先を見ては絶句。
 そこにあったのは確かに人間の『頭』。
 でも、それだけ。
 血まみれのソレの下には何も無かった。あるのは血溜まりの中に鎮座する一つの頭。
 奥歯をガタガタ鳴らしながら腰を下ろしたまま後ずされば、指先に触れたのは一本の腕。周りにはバラ
バラに千切られた肢体が多数転がる。

『合わない……この身体も合わない……
 喰うべ、魂喰うべ……身体の代わりに娘たちの魂喰うべ…………』

 聞こえてきた怨嗟の声から逃げるように、俺はその場から駆けだした。
166『逢魔ヶ時』 ◆OzHWIhHFjQ :04/08/14 21:50 ID:f7AuZQ2s
「何なんだよ……さっきのは? それに、みんな鬼に喰われたのか!?」
 階段の下の鳥居に手を付きながら零す。
 確かめる――
 本当ならそうすべきだけど、さすがに一人でそれをする勇気が持てなかった。
 誰か、誰かの助けが欲しい。
 そんな想いが通じたのか、一台の車が麓の方から走ってきた。
「おーい、おーい。止まってくれ!」
 道の真ん中に出て手を振って車を停めた。
「何のようだ、お前?」
 一人の若い男が降りて来た。
「た、助けてくれ! 鬼が、鬼が出たんだよ!!」
「鬼が?」
 胡散臭そうにこちらを見る男の手を引いて、俺は神社へと駆け戻った。
「ここでみんなが鬼に襲われたんだ」
「どこで誰が何に襲われたって? 何も無いじゃないか」
 暗い中、男の言葉に辺りを見渡せば何も無かった。
「な、な、何で無いんだよ!? 何だったんだよ、あれは?」
 半狂乱に叫ぶ俺の耳に男の冷たい言葉が届いてきた。
「それより、お前って露出狂の痴女?」
「え?」
 それは虚を突かれた質問。
 痴女? 俺が痴女? 女!?
「だってお前、裸で男をこんなとこ誘って、やりたいんだろ?」
 何言ってるんだ、こいつ?
 ニヤニヤと嫌らしい笑みを浮かべて言う男の言葉が解らない。
167『逢魔ヶ時』 ◆OzHWIhHFjQ :04/08/14 21:50 ID:f7AuZQ2s
 男の視線から逃げるように後ずされば、すぐさま腕を掴まれ、御神木の一つに押し付けられた。
「ちょ、ちょっと待て。俺は男だぞ!」
「男? どこが? そんな可愛い顔して、どこが男なんだ? それに胸もあるし」
「え?」
 いきなり男は俺の有るはずない胸を掴んできた。
「痛い、痛い、痛い!」
 あり得ない痛みに逃げようとするが、男の力は強く外れない。
「おっと、悪かったな。いま優しくしてやるからよ」
 そう言うと手から力を抜く男。でも、胸を揉むのは止めようとしない。
 解らない状況に俺の心は止まり、身体が勝手に男の愛撫に反応し始めた。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
 零れ落ちる吐息。
「乳首が立ってきたな」
 身体は更に熱くなり、男の言葉がハッキリとは聞こえない。まるで熱で魘されている様な感じだ。今に
も溶け出しそうになる身体の状態に、意識が保てない。
 俺は一体どうなってるんだ?
 自問してみても答えは無く、ただ奮えるような快感が胸から全身に浸透してくる。
 尖っていく乳首を内側から感じ、股間が濡れていくのを知る。
「そろそろ頃合いはどうかな?」
 男は胸から手を離すと、俺の体勢を換えてきた。
 下を向かせ、御神木に手を付けさせ、俺の尻を立てる。
 何をしようとしているのかは解る。でも、それ以上に、地面に向かって真っ直ぐ垂れる胸の存在に、俺
の心はグチャグチャだった。
 普通の男ではあり得ない胸で感じる重力。それを意識した途端、身体は一層熱くなる。
168『逢魔ヶ時』 ◆OzHWIhHFjQ :04/08/14 21:51 ID:f7AuZQ2s
「ひぃん!?」
 突然の股間からの快感。
「綺麗だと思ったらお前、処女だったんだ。痴女だからやりまくってると思ったが、これはラッキーだな」
「しょ……じょ…………」
 その言葉の意味することを理解するには、俺は未だ自分状況が解っていなかった。
「少し痛いかも知れないけど、我慢しろよ」
 背後から何かが股間に当たり、無理矢理めり込んでくる。
「――――!!」
 身体の芯を裂かんばかりの激痛に言葉を失う。
 逃げようとしても、後ろから腰を押さえつけられ逃げることが出来ない。
 目から流れ落ちる涙。少しでも痛みに耐えようと御神木を掴む手に力が入る。
「お、お。さすがに締まりが強いな」
 男の弾んだ声がやけに心に障る。
「もう少し耐えろよ。それがお前が女になる儀式なんだからな」
 女になる? 誰が? 俺が? 何故?
 痛みに思考がまとまらない中、いくつもの疑問が浮かんでは消える。
 どうして、俺が女なんだ?
 嫌だ。痛いのは嫌だ。逃げたい。こんな痛いのからは逃げ出したい。逃げろ。逃げるんだ。今すぐ逃げ
ろ。こんな痛みから逃げるためだ。だから、感じろ。感じるんだ。女の快感を。もっと。もっと深く。深
く感じるんだ。心の底から感じ取るんだ……
「ぁん。はぁん。ああん」
 痛みはいつしか消え、女としてのスイッチが入った身体は、貪欲に快感を欲した。
 腰を振り、男のソレを身体の奥へと誘う。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「そろそろ行くぞ!」
169『逢魔ヶ時』 ◆OzHWIhHFjQ :04/08/14 21:51 ID:f7AuZQ2s
「いい、いい、いく、いく、いく――――!!!」
 下半身が浮かび上がったかの様な一突きを受け、俺の心は真っ白に染まった。
 ヌルリと男の分身が抜けるのを感じ、意識が少しだけ戻った。
「処女のクセしてさすがは痴女だ。淫乱だな」
 感心したような男の呟きを無視し、俺の腕は勝手に胸を襲い、股間を犯していた。
「はぁ、はぁぐ、ぁン……」
「もう少し楽しませて貰うかな――ん? カメラ付き携帯?」
 男はそれを拾い上げて、俺に向かってシャッターを切った。
「ほら見ろ。いい顔でよがってるぞ」
 朦朧としながらも見た携帯の液晶に、手の動きが止まった。
 そこに写し出された顔は紛れもなく――
「…………遊佐?」
 塾での俺の教え子の少女の顔だった。
 遊佐? 俺の顔が遊佐!? じゃあ、この身体って――鬼が奪って俺に返されたあいつらの身体を繋ぎ
合わせたモノだって言うのか!?
 浮かんだ考えに心が一気に覚醒する。
 そうか。そう言うことだったのか。
 鬼は最後に俺の身体を奪う代わりに、既に奪っていた彼女たちの身体を俺に返してきた。そして、肉体
を失い彷徨っていた彼女たちの魂を鬼は喰ったのだ。

 ゴメン。

 涙が頬を伝う。

170『逢魔ヶ時』 ◆OzHWIhHFjQ :04/08/14 21:52 ID:f7AuZQ2s
 俺が悪い訳じゃない。誘ったのは彼女たち。安易なお遊びが招いた自業自得の死でしかなく、誘われた
俺は言ってみれば被害者でしかない。でも、彼女たちが死んで自分だけがこの巫山戯た身体で生き残って
ることに不甲斐なさを感じる。
 だからこそこ、行きずりの男にこれ以上彼女たちの身体が嬲られるのが許せなかった。
 もう一度俺の――桜野のだった股間に勃起したペニスを刺してこようとする男を避けるように御神木に
回り込む。
「おい、おい。自分が堪能したらもう終わりか? まだまだ楽しませてくれよな」
 いやらしい笑みを浮かべ近付いてくる。腕を取られ、そのまま男の元へと引っ張り寄せられる。力では
勝てず、男の空いた手は織田のだった胸を揉み、無理矢理遊佐のだった唇に自分の口を併せてきた。
 固く閉ざし拒むつもりが、胸からの快感に耐えきれず半開きに開いた口の中に男の舌が進入してきた。
 貪るように絡めてくる舌。
 甦った理性が再び消えようとする。
「そうそう、そうやって大人しくしてくれよな」
 地面に押し倒され上にまぐわって来る。
 月明かりが映す影は、犯される柳井のだった影。
 既に逃げ場を失ったこの身体は、男の一方的な愛撫に反応していく。
 何か無いのか?
 伸ばした手に硬いモノが触れた。
 それは一台の携帯。
 咄嗟にそれを手に取り、上にいる男の顔へとレンズを向け――一枚の写真を撮った。
「鬼よ。この身体をくれてやる」
 社の方に携帯を投げ捨てる。
『頭を寄こせ』
「何だ!?」
 突然の嗄れた声に腰を突き立ててきた男の動きが止まった。
171『逢魔ヶ時』 ◆OzHWIhHFjQ :04/08/14 21:52 ID:f7AuZQ2s
「おい、今何をしたんだ!?」
「頭が欲しければ持っていけ!」
 男を無視して叫べば、

 ぶちり。

 力強い何かで引きちぎったような音共に、鮮血の雨が俺に降り注いできた。
 それは首を持っていかれた男の血。
「あっはっはっはっはっは…………」
 全身に血を浴びながら俺は狂ったように笑っていた。
 何がおかしいわけでもない。
 何がたのしいわけでもない。
 ただ、嬉しくて、悲しくて、切なくて、愛おしくて――
「やった、やったんだ。助かったんだよ。遊佐、桜野、織田、柳井。みんなの身体は俺が守ったんだよ」
 血まみれの手で胸を股間を犯しながら、俺は恍惚と笑い続けていた。
 いつまでも。
 そう、いつまでも。
 逝った少女達を想いながら、深夜の神社の中央で壊れたように嬌声を上げて……


 −お終い−
172名無しさん@ピンキー:04/08/14 23:58 ID:P/AZsnNc
夏に相応しいホラー系TSキター

この後日談を色々妄想してハァハァ
173Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/15 12:57 ID:nadMWHyX
413 ◆lvzfh15U2Aさん、◆OzHWIhHFjQさん(・∀・)bグッジョブ!
174Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/15 13:02 ID:nadMWHyX
「うう・・・ううん・・・」
「お目覚めかい?」
「こ、ここは・・・えっ?な、なんであたし、縛られてるの?」
裕美があたりを見回すと・・・そこは病院の手術室のような場所だった。
その中央にあるベッドの上に、裕美は両手両足を拘束されて寝かされていた。
彼女の服装は捕まった時のまま、何かをされたという様子も無かった。
彼女を数人の白衣の男やスーツ姿の男が取り囲み、見下ろしていた。
「気がついたかな?裕美ちゃん・・・いや、小林裕紀君」
「なっ・・・誰?あたしをこんな目に・・・こんなことして、ただで済むと思ってるの?」
自分の以前の名前を出されたとたん、裕美はうろたえ始めた。
「ほう、以前の記憶も若干ではあるものの残っていたか。では黒田真希という女も知っているな」
「真希様の名前を気安く呼ぶんじゃないわよ!いいから離しなさいよ!」
じたばたと暴れる裕美。
「おい、どうだ」
彼女を覗き込んだ背の高い白衣を着た男が、
横のなにやらモニターつきの機械の前に座っていた男に問う。
その機械からは何本ものコードが出ていて、それが裕美の頭につながっていた。
「はい、脳波には異常はありませんが、かなり強力な
マインドコントロールをかけられているようですね」
175Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/15 13:05 ID:nadMWHyX
「なんとかなりそうか?」
「かなり強力ですので、無理にマインドコントロールをはずそうとすると
精神が完全に破壊される可能性があります」
「そうか。時間をかけるほかないか」
「はい。完全に自分が黒田真希の僕である、自分が女性であるという
認識を植え付けられています。
ただ、元の記憶が消されているわけではなく、意識の奥底に封じられている
だけのようですので、そこを突けばなんとかなるかと」
「わかった。なるべく急いで欲しいがあせらず確実にやってくれ」
「わかりました」
白衣と背広の男達は、部屋を後にしようとした。
「ねえん、あなた・・・あたしといいことしない・・・?」
裕美は、去ろうとする男達に甘い声をかけて誘惑しようとした。
背の高い白衣の男がちらりと裕美を一瞥する。
「あたしのいうこと聞いてくれたら、あなたたちも真希様の僕に・・・」
両手両足を拘束されている中必死に体をくねらせ、潤んだ瞳で男を見つめる。
「頼んだぞ」
男達は裕美を全く相手にせず、部屋を出て行った。
176Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/15 13:07 ID:nadMWHyX
「こ、ここは?」
「気がついたかね?自分の名前、言ってみな?」
「小林・・・小林、裕紀・・・?」
名前を言ったところで、自分の喉に手をやった。
お、女の声・・・?何で俺が女の声を・・・?
「よかった。自分を取り戻したね。小林裕紀君」
目の前にいたのは、白髪の年老いた印象を受けるが優しい目をしていた白衣の男。
「こ、ここは?あ、あなたは誰なんですか?何で俺が女の声を・・・!」
座っていた椅子から身を乗り出し迫ってくる迫力に驚きながら、男はなんとかなだめる。
「まあまあ落ち着きなさい。そう興奮しないで。座った座った」
裕紀のなで肩を押さえ、そのまま椅子に座らせる。
「一つずつ説明しようか。私は臨床心理の研究をしている木村博明(きむらひろあき)という者だ。
ここはね、精神医療関連を扱う国直轄の研究所だよ。ここに今君は保護されている」
「精神医療?研究所?保護?どういうことなんですか、木村さん!」
「落ち着いて落ち着いて。
本来男だった君がどうして今その女の姿をしているのか、思い当たることはないかね?」
「そ、それは・・・」
裕紀の中に、あの夜の記憶がおぼろげながら再現される。
「そうだ・・・あの夜・・・真希に何かが・・・それで、そいつが真希に・・・それで・・・ううっ・・・」
「だいたいは思い出したかな?それ以後の記憶は君に残っているかわからんが・・・今は無理に思い出そうとしないことだね。
そう、その真希さんに取り憑いたものの力で、君はその姿へと変えられた」
そう言われ、改めて自分の体を見下ろした。
フェミニンなシャツの下からは同年齢の女性と比較しても魅力的な乳房が自己主張し、
同系統色の短いスカートから伸びる白く細い両脚が裕紀の目を釘付けにする。
「綺麗な女性だよ。誰が見てもはっとするようなね。
君がもしずっとそのままの姿でいたいというのなら、それもまた面白いかもしれないね。
なにしろ男女両方の人生を経験するなんて普通の人はどう願ってもできないことだ」
177Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/15 13:11 ID:nadMWHyX
「何を言ってるんですか木村さん。俺は男なんです。それに・・・」
「それに・・・?」
「真希を・・・真希を助けないと・・・彼女はまだ助かってないんでしょう?
俺・・・彼女を助けてやらないと・・・」
裕紀の瞳に、うっすらと涙が浮かぶ。
それを見て、木村はにっこりと笑った。
「なるほど、聞いていたとおり正義感の強い青年だ。君ならやれるかもしれない」
「木村さん、真希を助ける方法があるんですか?」
裕紀がぐっと身を乗り出す。
「おっと、そんなに近づかれたら興奮しちゃうじゃないか・・・うそだよ、はっはっは。
黒田真希さんを助けてやるには、彼女に取り付いている存在を祓ってやるしかない」
「木村さん、奴はいったい何者なんですか?俺が見たのは、紫っぽい煙状の奴で、
そいつが真希の口の中に入っていって・・・」
「あれはおそらく、400年程前に封印された妖魔の思念だろう」
「妖魔の思念?」
「そうだ。そいつの封印が何らかの原因で解け、そこにたまたま君達が通りかかった」
「しかし、何でそいつは真希に?」
「古い文献によると、その妖魔は人間の精気を力の源としていたらしい。
それも、穢れない純粋な女の精気を好んでいたようだ」
「それで真希に・・・でも、それではどうして俺をこんな姿に?」
「文献にはこうも記されていた・・・女の精気を吸い尽くすと、今度は男を女に変えて
男の穢れた精気を排し、残った純粋な精気を吸っていた・・・しかもその種の精気は純粋度が高く
奴にとって理想の精気だった、と」
「そんな・・・真希はそんな奴に・・・」
「真希さんを助けたければ、奴を祓うしかない。
我々も対策を試みているのだが、難しい問題があるのだ」
「どういうことですか?」
178Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/15 13:17 ID:nadMWHyX
「奴は手下を増やし、彼らを使って人間達の精気を集めている。
つまり手間取れば手間取るほど、奴の力は増し、犠牲者も増えることになる」
「そんな・・・じゃあ、奴と一緒に手下も何とかしないと・・・」
「その手下、誰だと思うかね?」
「・・・だれなんです?」
「一人は、君だった。君は女性の体に変えられた後精神をコントロールされ、
奴の手下として働かされた。手下も・・・奴が君を使って増やしていた」
「お、俺が・・・そんな・・・」
裕紀はめまいがして、頭を抱え込んだ。
「そして、その手下とは・・・君と真希さんが所属していた大学の研究室のメンバー達だ。
全員が君のように精神をコントロールされ、男は・・・君のように女に変えられている。
彼らは今なお奴の手下として人間達の精気を吸って回っている」
木村から次々と告げられる衝撃的な事実に、裕紀は吐き気を催してきた。
「幸い、君だけは我々が何とか奴らの隙をついて助け出すことに成功した。
しかし、君にかけられたマインドコントロールはものすごく強力でね・・・
君をその呪縛から解き放つのに一週間かかった。
その間中君は我々をしきりに誘惑してくるものだから全く参ったよ。
なにしろそこまで美しい女性だ。男としちゃなかなか我慢できるものじゃない。
だが・・・それに乗ってしまうわけには何としてもいかなかった。
どうしてだかわかるか?」
「え?さあ・・・」
「奴の手下は奴から力を授かっていることが多い。特に今度のケース・・・
君も含めた手下全員が、セックスをする・・・いや、キスをする程度でも・・・
相手の精気を完全に奪ってしまう力を与えられている」
「え?じゃあ・・・」
179Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/15 13:20 ID:nadMWHyX
「そう。手下達は人間とセックスをすることで精気を吸収している。
しかも全員が今の君のような美しい女性ときている。逆らうことなどそうはできない。
我々も君の誘惑に負けてしまったら精気を吸い取られてしまうところだったからな」
「そ、そんな力が・・・」
「君に関して言うと、自分を取り戻した今でもその力は消えていない。
我々も何とかしようと試みたが、どうにもならなかった。我々ではその体を元に戻せないのと同じようだな」
「じゃあ、真希だけじゃなくて、みんなも助けてやらないと・・・」
「そういうことだ。だが奴らの行動は実に巧妙でな。こちらが大人数で行動すると隠れられてしまう。
かといって少人数だと、巧みに奴らに引き込まれて餌食にされてしまう。
君一人を救出できたのも奇跡に近い。しかも彼らは君の一件でより用心深くなっている」
「俺に・・・俺にやらせてください!
真希を助けられなかっただけじゃなくって・・・みんなまで・・・俺の責任です!
俺にチャンスをください!」
裕紀の目にはっきりと強い意志の光が宿った。
「うむ。それにもし祓うことができれば、君のその姿も元に戻るはずだ」
「えっ、それは本当ですか!」
「文献に書いてあることが本当ならばな」
確証はなかった。だがやるほかなかった。
「裕紀君。真希さんが君をすぐに吸収してしまわず、しばらく傍に置いておいたということは、
恐らく君を手元において置きたいという思惑があったからだろう。
君を解放すれば、奴らは間違いなく再び君を狙ってくる。だからこそ我々もここで君を保護していた。
君が外を出歩けば、恐らくまずは手下が君を捕らえにかかるだろう。
今までの傾向からいって、多くても二人程度の小人数のはずだ。
そこを一人ずつ捕まえて彼らを支配から解放させたい。
我々はできる限りのバックアップをする。
少々危険が伴うが、そのための囮役をやってもらいたい」
裕紀は、力強くうなずいた。
「手荒なことはしてこないはずだ。だが、万一君が捕らえられたときのために
保険をかけておきたい。いいかね?」
「保険?」
「ちょっとした暗示を君にかける。もしものときに時間稼ぎくらいにはなるだろう」
そういうと、木村は裕紀に向かって何か呪文のようなものを呟き始めた。
180Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/08/15 13:23 ID:nadMWHyX
今回はここまで。
181名無しさん@ピンキー:04/08/16 01:01 ID:QcOh661O
Mc103さん乙です
182ふと思う、ゆえに名無し有りと、:04/08/16 19:59 ID:CAvL3x18
ミカエル計画買いました。くーっ、俺の制作欲にビリビリ来るなーっ!
半スレ違いスマソ
183413 ◆lvzfh15U2A :04/08/17 01:07 ID:NghPaA4r
投下します

ヴァルターはすぐさま私の唇を塞ぐ。突然の行為に抗う事もできず、彼の舌が私の口内を蹂躙する。
「んんんっ!……んんっ―――ッ!!」
 咄嗟に顔を背けようとするも、ヴァルターは私の上に圧し掛かったまましっかりと私を押さえ
つけているので、まったく身動きができない。そしてそんな私の慌て振りを尻目に、彼の唇は
何度も私の唇を吸い上げ、その舌がこちらの舌に複雑に絡ませられる。
――――こんなっ……いや……だ……やめてくれっ!!
 口に出せず心で叫ぶ声など、当然聞いてもらえるはずもない。そしてそれを見越したかのように
彼は乱暴に舌を絡めてきた。そんな成すがままの一方的な接吻が続くにつれ、何故か少しづつ
抵抗の力が入らなくなってくる。そんな自分を必死に奮い立たせようとするが、今度は肝心の
思考が曖昧なものになっていく。
――――な、なぜ、こんな…………
 そんな意思が少しずつ削がれていく感覚に私の心が恐怖を覚えた頃に、それはようやく終わった。
「い、いきなり何をする!!」
 口が自由になり、薄れた思考が戻ってきた途端、私は思わずヴァルターに怒鳴り散らした。
しかし彼はそんな私を見て苦笑する。
「たかがこの程度で抗議か? それで中身が無い人形たぁ笑わせる」
「あっ!…………う、うるさい!」
 明かに予想の範疇で用意してあったであろう彼の言葉に、私は思わず再抗議しかけ、そこで言葉を
止める。反論すれば彼の思うツボだからだ。無言になった私を見て、彼が笑う。
「“期待できない中身”は黙っていてもらおうか。残念だがお前がそう言った以上、とりあえず
何を言おうと止めてやらん。当然それで良いんだろう?」
「あ、当たり前だ……」
 私の返答にヴァルターはにやっと笑うと、今度は首筋に顔を埋める。そしてその舌先を静かに
肩から胸元に向けて走らせ始めた。
 途端に体がぞくっっと疼く。ただ肌を舐められているだけなのに、信じられないくらいそれが
敏感に伝わってくるのだ。かすかに荒くなる息を吐きながら、私は全身が少し熱を帯びている事に
ようやく気が付いた
184413 ◆lvzfh15U2A :04/08/17 01:08 ID:NghPaA4r
――――さっきの……キスで……?
 咄嗟に浮かんだ考えを、私は目をつぶって否定する。これではまるで、先ほどの彼の行為に
何かの感情を覚えたと認めているようなものだ。だが、目をつぶってしまった事が、さらに深みへの
落とし穴となった。
「んっ…………ふ……あぁっ!」
 突然脇から胸のあたりにぞわぞわっとした感覚を覚え、不覚にも恥かしい声を上げてしまう。
それは彼が私を撫でまわしている感覚。目を閉じてしまった事で、より敏感にその刺激を感じて
しまったのだ。
 舌が、首筋からふくよかな胸のラインをなぞるように描く。
 左の手が、脇から腰にかけてのくびれたラインを優しく刺激する。
 右の手が、腹からなで上げるように胸下までのラインをなぞり、胸の双球をせり上げるように押す。
 それは女しか持ち得ない、流れるような体の輪郭を強調するような動き。そして何より、
それを自分が持っている事を否応なく意識させられる動きだった。
 あの日から、もはや自分のものではないと思っていたこの体。心がこんな体になった事を
認めてはいなかった。だが、今むりやり与えられているこの感覚は、そんな彼をあざ笑うかのように
女を私の心に擦り付ける。“この体は、お前の体なのだ”と。
 女の体に心が犯されるような恐怖を覚え、目を開き私を弄ぶヴァルターを見る。
すると鎖骨のあたりに舌を這わせていた彼は、私の視線に気が付くと悪戯じみた笑みを返した。
――――くッ! わかっててこんな事を。
 まるでこちらの心を見透かしたかのような彼の態度に怒りを覚えつつも、こちらからは何も
言い返す事ができない。無論それも彼の計算の内なのだろう。そしてそんなこちらの狼狽をよそに、
彼はそれまで手をつけなかった胸の頂の頂点に舌を這わせた。
 「んあっ!……んんんんっ!!」
 ヴァルターの両手が胸の双球をせり上げるように撫で上げ、その舌が頂を舐め上げる。途端に
漏れた声を、私は両手で口を塞いで押えた。だが、執拗に動く彼の手や舌は止まらない。
次第に強くなる刺激を、私は口を押えたまま首を振って無理矢理押し止めた。
185413 ◆lvzfh15U2A :04/08/17 01:10 ID:NghPaA4r
――――こ、こんなもの、ただ体を触られているだけだ!
 心で自身を叱咤し、何事もないように振る舞おうとする。だが「ただそれだけの事」が
体に火がついたかのように熱く火照らせ、なによりその刺激が私自身の体から発せられているという
事実は押え込みようがない。
 揉まれ舐められるたびに、それが“自分の胸”として心に焼き込まれていくような感覚を、
私は必死に否定する。だが、すでに記憶にしか根拠のない古き感覚は、容赦なく新たな感覚の前に
蹂躙されていくしかない。だから声を上げず、その感覚を受け入れないという事が、この体が
本当の自分ではないという意思の最後の砦だった。
――――いや……だ。声だけは…………上げるものか!
 容赦なく襲いかかるその“感覚”を、意思の強さで押え付ける。しかし余計な事を考えると、
そこからすぐに崩れそうになってしまう。だから私は声を押える事だけを考え、そのヴァルターの
行為が終わるのを、ただひたすら待ち続けた。
 それかどれほどの時が過ぎたか、根負けした彼はようやく私の胸から顔を上げた。
「お前さんも、随分と強情だな」
「うる……さい……そんなことは…………」
「もう息絶えだえじゃねぇか。体だって、ほらな?」
 そう言うと彼は、私の腹から足までを撫で上げる。
「きゃうっ、んんっ!!」
 途端に襲いかかる“ぬめり”とした感覚に私は思わず声を上げ、そしてあわてて口を押えた。
「こんなに体中汗まみれになるまでがんばらなくても、なぁ? 声出さなくても、どうなってた
んだがバレバレだぜ?」
 彼に言われ、私はようやく自分の状態に気が付く。いつのまにか私は体中を汗で濡らせていたのだ。
だが息が苦しくまともに反論する元気もない。私は天井を見上げ荒い呼吸を繰り返した。
 その時、不意に両手首を捕まれる。次いで内股に何かが当たるような感じ。さすがにこれには
私も顔を上げ、視線を向けざる得なかった。だが、その無意識に向けた視線の先で行われていた事に
パニックを起こしかける
186413 ◆lvzfh15U2A :04/08/17 01:13 ID:NghPaA4r
 ヴァルターが私の両手を掴んで、さらには抱えるようにした両腿の間に頭を挟んでいたのだ。
「いつまで強情張ってられるか、まあがんばれ」
「ま、待てヴァルター!!」
 咄嗟に体を動かして逃れようとするが、両腕を押えられたこの姿勢ではどうにもならない。そして
次の瞬間、秘部にざらりとした感覚が襲いかかった。
「ひゃううぅっ!! やっ……ああああっ!!」
 彼の舌が肉芽を撫でたのだ。咄嗟に手で口を押えようとしたが、今度は両手首を捕まれているため
それができず、虚しく手をびくんと跳ねさせただけ。その刺激に無理矢理引き出された驚きの声と
嬌声の混じった喘ぎを止める事ができなかった。そして両足は肩で押え付けられるようにされた上、
股に顔を埋められているため、いくら暴れても彼を押しのける事はできない。
 もはや一切の反抗の手段がない状況。顎に力を入れて、なんとか口だけでも開けぬように努力する。
歯をガチガチと鳴らしながら必死に耐えるが、それも僅か3、4度目の舌の感覚の前に、至極
あっけなく陥落してしまう。
「あんっ、ふあっ……ああぅ、いやああああぁっ!」
 あとはもう、されるがままだった。そして体が熱くなるごとに理性が薄れていく。いや、理性の
言う事を体が聞かないのだ。いつのまにか手は拒否するどころか彼の頭を秘部に押し付けるような
形になり、腰はまるで彼を求めるかのように大きくグラインドする。そして私の両手を押え付ける
必要のなくなった彼の両手は、まるで私にそれを意識させるかのように腰、尻から太腿を撫で
まわす。
 そう、彼は明かにそれを意識している。私の体のあらゆるところを刺激し、この体の「女」を
目覚めさせようとしているのだ。彼に撫でられた部分がより熱く火照り、その感覚がより正確な
体のかたちを思い浮かばせる。そしてその感覚が増幅するたび、心に私が女である事が焼き付いて
しまうのだ。このままでは、心すら体に飲み込まれる。
 それに気付いた途端、私はすぐさま彼を払いのけようとした。だが、それはとうに手遅れだった
のである。その手段である自身の肉体はすでに“感覚”に溺れ、心の言う事を聞こうとはしない。
187413 ◆lvzfh15U2A :04/08/17 01:16 ID:NghPaA4r
それどころか自身の肉体は、これまでその存在自体を否定してきた心に対しての反撃だとばかりに、
ヴァルターの手先になったかのごとくその“感覚”を心に流し込んでくる。

 “この体はあなたのものよ”

――――ちがう。こんなものは嘘だ!!

 “そしてこの体は紛れも無く女のからだ”

――――それは私のものじゃない! わたしは……!

 “受け入れなさい。あなたは女よ”

――――違う違う違うちが……!!

 「んあああっ! やめっ……これ、以上は……ふあぁぅ!」
 最後の抵抗も、自身の嬌声によって打ち消された。最後に残ったのは、最初に私が抵抗した
その“感覚”、それは女の体から発せられる“快楽”だった。そしてその頂が近い事を
本能的に意識する。
 「いやだ……やああぁっ! 来るな、やめっ……あああああッ! 来るなあぁっ!!」
 もはや理解を超えたその快楽に、心が悲鳴を上げた。全身が燃えるように熱くなり、その
感覚が体中で最後の爆発に向けて荒れ狂う。そんな心の主導権すら奪われる未知の快楽に、
私の中の男が恐怖を覚えたのだ。だが、ヴァルターと、そしてなによりこの体が、容赦なく私の
心を責めたてる。体にすら敵対された心に、もはや勝ち目はない。
 刹那、私はその頂に到達した。
「いやっ……ああああああぁぁ――――ッ!!!」
 びくんっ!っと体を振るわせ、私はからだをのけぞらせて大声で叫ぶ。体の感覚に全てを奪われ、
真っ白な光りで塗り潰された心の中で、私は例え様のない肉の悦びに打ちのめされる。
 この瞬間、私はこの肉体を受けれてしまった。いや、受け入れさせられてしまったのだ。
188413 ◆lvzfh15U2A :04/08/17 01:18 ID:NghPaA4r
今までその存在を否定していた女の体での記憶は、この鮮烈な快楽によって抹消不可能な記憶
として心に書き込まれてしまった。だから、もうこの肉体を無視して心を形成する事はできない。
 私はあの禁呪を受けた日より、今初めて自分が女であるという事実を認めたのである。
 荒い息を吐きながら、とてつもない女の快楽の余韻に浸っていると、ヴァルターが私を覗き
込んできた。それもしてやったりという顔で。途端に私は、先ほどまでの状況を思い出した。
「どうだい、今の心境は?」
その言葉には、色々な意味があるのだと思う。だが私はそのこちらの心を見透かしたかのような
笑みが気に食わなかった。何より強がっていた手前、わずかでも状況を受け入れかけた自分を
知られるのはとてつもなく恥かしかったのだ。
「こ、これがどうしたというのだ! そちらが一方的に私を弄っただけであろう!」
「それにしちゃあお前は、途中で俺の愛撫から逃げようとしなかったか? あれは立派な意思表示
だと思うんだがね」
「そ、そんなことは……あ、あれはただ、驚いただけだ! そう、驚いただけで……」
「ふ〜ん、じゃあ、次だな。当然逆らわないんだよな?」
「つ、次…………?」
 突然の彼の要求に、私は疑問を挟む。見ると彼はいつのまにか裸になっていた。私が達し放心
していた最中に脱いだのだろうか。が、次の瞬間私は凍り付く。私が男の頃に持っていたモノ
よりも二周りは大きいであろう股のそれを、私の秘部にぴたりと押し当てたからだ。
 じゅくり、と音がする。皮肉な事に私の体は、心とは裏腹に完全にそれを受け入れる準備を
終えていた。しかしヴァルターは、そこであえて動きを止める。
「さて、どうする? お前が“ごめんなさい、私は人形なんかじゃありません”って詫びるなら、
その後で拒絶の意思表示をするのもアリだぜ?」
 それはあきらかな兆発を含んだ言葉だった。その態度が、一瞬恐怖に震えた私の心を再び
激高させる。ようするに、私の決意をあざ笑い愚弄しようという魂胆か。そう結論付けた私の
言葉は、一つしかなかった。
「勝手に……しろ! このような道具の肉体に欲情を向けたいのだろう?何を反対する必要がある!
モノはモノのように扱ったらどうなのだ?」
189413 ◆lvzfh15U2A :04/08/17 01:19 ID:NghPaA4r
 怒りにまかせ乱暴に言葉を吐く。言ってしまってから、心の中で何かが悲鳴を上げたが、
それを強引に黙殺した。だが、それを聞いたヴァルターは怒る事もなく、ただ私の両足を手で
抱え込んだ。
「じゃあ、好きにやらせてもらおう。だが、その前に一つだけ話しておくとしようか」
「……何だ?」
 どうせなら早くしろとばかりに私は彼のもったいつけた言葉に乱暴に答える。そんな私を彼は
いささか表情の読めない複雑な目で見下ろしていた。
「禁呪である性転の法は、本来我が魔族の内で生み出された法だ。こいつは元々他人を欺くため
に生み出されたもので、それ故に禁呪になったワケなんだが……」
「それが……何だと言うんだ?」
 突然の、今までの行為と何の脈絡も感じられない話に私は口を挟む。だが彼はだまって聞けと
ばかりに話を続ける。
「つまり、一方通行じゃダメって事だな。悪巧みに使うんなら元に戻れなきゃ意味がない。
逆に戻せない魔法なら、それはそれで悪巧みに使えるから、やっぱり禁呪になるんだろうがな」
 何か話が微妙な方向に進んできた。それも妙に引っ掛かる方向で。私は咄嗟に彼の言葉から
すぐに思った疑問を口にした。
「まさか……戻れるのか? エリシアは二度と戻れないと言っていたが、嘘なのか!?」
「結論から言ってしまえば戻れる。ま、条件があるんだがな」
「そ、その条件とは?」
 思わず高い声を出して彼に問うてしまう。そう、明かに私の心は期待していた。なにしろすでに
諦めていた事に、ひょんな事から可能性が出てきたからだ。
「条件は、性の交差。つまりヤって中に出したり出されたりすると、二度と戻れない」
「えっ……!?」
 その言葉を聞き、内容を理解しかけた途端、今現在の状況を見て恐怖する。そしてそんな私を
見下ろしていたヴァルターは、途端に意味ありげな笑みを浮かべた。
190413 ◆lvzfh15U2A :04/08/17 01:21 ID:NghPaA4r
「これでさようならだ。“レスター王子”」
「ま、待って! やめてくれっ! お願いだか…………あうっ、きゃああああああぁッ!!!」
 懇願は最後まで語られる事はなかった。私が思わず腰を引こうとした刹那、彼のモノが勢いよく
私を貫いたからだ。破瓜の激しい痛みに、私は我を忘れて悲鳴を上げた。
「い、痛い! やめっ……ヴァルターお願いだからやめ……うああぁっ!」
 痛みのため声が声にならない。肩と腰をしっかりと押えられ、決して逃れられぬ姿勢で
彼は自身のモノを容赦なく打ち付けてくる。破瓜の痛みと、望みを立たれる恐怖から私は
プライドもなにもなく泣き叫ぶ。だが、彼の動きは決して止まらない。
「中は……お願いだから中は……きゃあっ! や、やめ……て……くぅっ!!」
「残念だが、モノのように扱えって言ったのはお前だからな。望み通りにしてやるよ!」
 私の言葉を逆手に取り、ヴァルターは行為を止めない。いや、はなから止める気など無かった
のだろう。私は悲鳴を上げながら、彼になすがままにされるしかなかった。
「痛い! 痛いっ! あ、あ、ああっ、ああああ――っ!!やああぁ――っ!!」
 わずかばかりに許された行為は、泣き叫ぶ事と、わずかに自由になる範囲で腰をくねらせ
痛みから少しでも逃れようとする事だけ。しかしそれは逆にヴァルターの被虐欲に火をつける
だけだった。まるで自ら蟻地獄に落ちていくかのごとく、彼の行為を助長してしまう。
「痛がってる割には、ずいぶん締めつけてくるじゃねぇか。 体は俺を受け入れたくてたまらない
ようだぜ?」
「そ……そんなことなっ……あうっ!! そんなっ、さらに激しっ……痛っ、いやだあぁっ!!」
 少しづつ抽挿速度を上げられ、そのたびに体の自由を奪われてゆく。だがそれは痛みだけのせい
ではない。腹の奥底で僅かにくすぶっている痺れるような感覚を生み出す「何か」があり、それが
私の自由を奪っているのだ。
 そしてしばらくの後、一定のリズムを刻んでいた彼の腰の動きが荒く激しくものに変化する。
途端に私は絶望を覚えた。元は男だったからこそ、その意味がわかる。
そう、この絶望の宴の終わりが近いという意味だ。
「さあイくぞ、たっぷり受けとってもらうぜ!」
191413 ◆lvzfh15U2A :04/08/17 01:24 ID:NghPaA4r
 彼の太い腕にがっちりと腰を抱きとめられ、今の私の細腕では彼を押しのける事もできない。
それどころか手足は言う事を聞かず、まるでそれをを受け入れるかのように彼の首や腰に
しっかりと絡まってしまう。もはやいかに暴れようとしても逃れる術はないのだ。
 そしてなにより、処女を捨て「女」にされたばかりの私の体は、この破瓜の痛みの中にかかわらず
雄の全てを受けれようと、強く彼のモノを締め上げている有様。
 私にできることはもはや、首を振って髪を振り乱しながら、ただひたすら泣き叫ぶ事だけ。
 そして、自分の中で彼自身がびくんと震えた途端、私は最後の瞬間を意識した。
「やだ……いやだいやだぁ!…………ああぁっ! いやああああああぁぁっ!!!」
 思いきり突き上げられた途端、私の膣(なか)に熱いそれ注ぎ込まれる。「それ」が腹の中を
満たす感覚に、私は雌の悲鳴を上げてベットに崩折れた。


本日のお話はここまでで

本来は最初に書くべきでしたが、今回のは>>154の続きです。
何人かの名無しの方、Mc103◆WICJRpzDCc氏、
御支持ありがとうございます。
192名無しさん@ピンキー:04/08/17 09:38 ID:gNk77WI5

ぐっじょぶ。
193名無しさん@ピンキー:04/08/17 11:44 ID:WdIx9jGN
ネタはあるけど
文章が書けないので、
誰かにそれで書いてもらうっていうのもあり?
194名無しさん@ピンキー:04/08/17 12:31 ID:prGSQ1pY
up.2chan.net/q/res/226492.htm
195413 ◆lvzfh15U2A :04/08/18 02:48 ID:qCP97XRh
>>191の続きです

「うっ……あっ……あ……」
 泣いていた。ベットの横に全裸のまま倒れうずくまり、私は嗚咽を漏らして泣いていた。
 行為の後に残されたものは、ただ絶望のみ。男に戻る事だけではなく、全ての心理的な支えを
失った私は、ただ泣く以外の事ができなかったのだ。
 そしてその横には、ヴァルターが困った顔をして座っていた。
「あのよぉ……」
 しばらくして、ヴァルターが言い辛そうに口を開く。
「そりゃあ、ちょっと悪ノリが過ぎたとは思ってる。ちょいと意地悪が過ぎたとも思っちゃいる」
 彼の言葉に私は一切の反応もできない。声を出して泣く以外に何もできない。
 手で顔を覆ってなんとか涙を止めようとしても、どうにもならない。それどころか、かえって
見た目の悲壮感が増しただけだった。
「けどな、俺は一応、自分の嫁を抱いただけのはずなんだがな…………」
「くうぅっ……あ、うあぁ……」
「その、なんというか……何故に俺は今、“出来心で知り合いのお姉さんを思わずレイプするに
及んでしまった善良な青年の心境”のような良心の呵責に苛まれなきゃならんのだ? 
この状況は誰が見ても俺が悪いように見え…………聞いてるか?」
 聞いてはいた。だが、今の私がそれに対してのリアクションを取るのは不可能だった。
そんな私にさすがの彼も痺れを切らしたのか、肩を掴まれ強引に体を起こされてしまった。
「レスティアーナ姫、この際俺をいくら罵ってもかまわんから、とりあえず泣き止め。な?
乱暴な姿勢が気に入らなかったんなら、いくらでも謝るから。だから……な?」
 彼は困ったような顔で私を見ていた。だが、それは決してふざけたものではない。その目は、
確かに私を真剣に心配している目だった。
 だからこそ、私はより悲しくなった。
「違う……そのようなことで泣いているのでは……ない……」
 止まらぬ涙の中、私はなんとか声を出す。
「情けない……のだ。私は国にも父にも、信じていた人にも捨てられ、自分の体や心すら捨て
させられたようなものだ。だからこそ国のための“人形”となったはずだったのに……」
196413 ◆lvzfh15U2A :04/08/18 02:49 ID:qCP97XRh
 言ってるそばから涙が溢れる。言葉にするごとに、その事実が刃のように自分に突き立て
られていくような痛みが加わるのだ。
「喘ぎ、罵り、あげくに泣き叫んで拒絶し懇願だ! 何もかもを捨てたと言っておきながら、
私はまだ男に戻る事を期待して、さらなる痴態をさらすなど……私はモノにすらなれてなかった
のだ! これを無様と言わずに何と言うのだと……う、うああぁぁ!」
 そこまで言うのが精一杯だった。溢れる涙を押さえる事ができず、私は再び顔を押さえて泣き
始める。今すぐこの場で命を絶ちたい衝動すら覚えながら、私は嗚咽を漏らし続けた。
 が、ヴァルターはそんな私を見て呆れたように溜息を付くと、唐突に私の頭を小突く。
「でもなぁ、こうしねぇとお前が死んじまうんだから、しょうがねぇだろ?」
 唐突な痛みと、彼のいささか理解に苦しむ言葉が私を少し冷静にさせた。まだ止まらない涙を
押えつつ、顔を上げて彼を見る。
「だからよ、死ぬよりマシだろって言ってんだよ。どんな姿だろうと、生きてりゃいい事もある
ってもんだろ。男に戻っても死ぬだけじゃあ、意味ねぇしなぁ」
「……国が無くなれば、我々も存在しえぬ事は理解している。だが私の悲しみはそのような……」
「だーかーら、そうじゃねぇって。お前の命の事を言ってんだよ」
 話が噛み合わない。その奇妙な状況にさすがに私も涙を浮かべたまま、思わず首を傾げる。
そんな私を見たヴァルターは、何か驚いたような顔を浮かべた。
「お前、まさかそんな事すら聞いてなかったのか?」
「そんな事とは……何だ?」
 私の返答に彼は手を顔にあてて天を仰いだ。明かに信じられないという感じで首を振った後、
再び私の方に向き直る。
「ほんっとに何も聞かされてなかったんだな。お前さんのその悲壮感しかないような態度も、
ようやく納得がいったっつーか……」
「どういう事なのだ、はっきり申せ!」
 彼の煮え切らない態度に、私は思わず怒鳴り返す。先ほどまでの悲壮感はどこへやらという
感じだが、何か私の知らぬ事情を彼が知っているというのなら、聞かぬわけにはいかない。
197413 ◆lvzfh15U2A :04/08/18 02:50 ID:qCP97XRh
 睨みをきかせる私にヴァルターはしばし困ったように天井を見上げ、痺れを切らした私が
再び問い詰め様かと思った頃に、ようやく口を開いた。
「お前さ、自分の母親がどんなんだったかは知ってるか?」
「それが何の関係が……」
「いいからとりあえずいくつか答えろ。母親の事はどれだけ知ってる?」
 いささか意図がわからぬ質問だが、どうやら先ほどのこちらの問いと関連があるらしい。
とりあえず私は素直に答えることにした。
「私が幼き頃に死別した事しか知らぬ。肖像画すら無いから、姿すら知らぬが……」
「じゃあ、お前が受けた性転の呪文については?」
「禁呪であるとしか知らぬが」
「では、魔族と人との間に生まれた子に、極めて稀に起こりうる病は……」
「それが何だと?」
「いいから知ってるのか? 知らないのか?」
「……エリシアから学んだ事がある。確か身体にある魔の遺伝子と人の遺伝子が拒絶反応を
起こしてという……」
 そこまで答えて、私は何かとてつもない不安に捕らわれた。今までの話が一本の線で繋がろうと
している。いや、その不安を覚えたという事は、それを予測したという事だ。
 だが、そんなバカなという考えがそれを打ち消けそうとする。しかしヴァルターが次に発した
質問は、その不安をより確定的なものにした。
「その拒絶反応を、女のみが回避する方法があるのを知ってるか?」
「嘘だ!!」
 唐突に叫んだ私にヴァルターは何事かと驚く。そんな彼を尻目に、私は自分の中に浮かんだ
“ありえない話”を、頭を振って必死に打ち消そうとした。
「うそだ……そんなの嘘だ! 母上が……? 私が?」
 無意識のうちに、思っている事がそのまま口に出る。そんな私のが漏らす言葉を聞いて、
ヴァルターもようやく事の次第を納得したらしい。溜息をついて私の肩に手を置いた。
198413 ◆lvzfh15U2A :04/08/18 02:52 ID:qCP97XRh
「理解したようだな。たぶんお前さんが思ってる通りだよ」
「そんなバカな! そんな事が信じられるわけ……」
「じゃあ言葉ではっきり言ってやるよ。お前の母親は魔族で、お前は確実にその血を引いている。
そしてお前は不幸にも人魔遺伝子拒絶の病を患い……」
「やめろ! 言うな!!」
 怒鳴り、彼の言葉を止めようとする。何故なら彼が確実に「私の望まない答え」を話すと
確信しているからだ。だが、彼はその言葉を止めはしなかった。
「……そいつを治すには、女にしか受けれない治療法を受けるしかなかった。そう、魔族の男の
精を体に受けるという方法をな」
「嘘だ……嘘だあああぁぁ―――っ!!!」
 私は叫び、ベットの上に突っ伏す。だが、もはや聞いてしまったそれを否定する術はない。
信じられなかった。いや、信じたくなかった。だが、彼が嘘を言っているとは思えない。
だが、予想だにしなかった現実を、心が理解できないのだ。それが本当だと言うのなら、
これまでの行為はまったく別の意味を持つ。それは彼の存在自体を根底から揺るがすものだ。
「じゃあ証明してやろうか。証人がいればいいんだろう?」
 その時ヴァルターが唐突に言葉を挟んだ。彼はベット横にある本来は使用人を呼び出すための
魔鈴を弾く。音はしない、だがすぐにこの部屋のドアをノックする音が聞えた。
「いいぜ、入ってくれ」
 ヴァルターの指示で静かにドアが開き、一人部屋に入って来る者がいた。月明かりとベット脇の
魔術光だけの暗い部屋を、ゆっくりベットに近づいてくる。
 そしてその顔が確認できる距離まできた途端、私はその見覚えのある顔に驚いた。
「エリシア……?」
 間違いない。その艶のある栗色の髪と、翡翠のような瞳。そして王に認められた宮廷魔道士
しか着る事の許されぬローブを羽織ったその女性は、間違いなくエリシアだ。私が最も
信頼していた人間の一人であり、そして私に禁呪を施した張本人。
199413 ◆lvzfh15U2A :04/08/18 02:53 ID:qCP97XRh
「さすがにお前の親父……義父さんは引っ張ってこれねぇからな。ま、事実関係確認するには
彼女で十分だろ?」
 ちゃかすような口調でヴァルターは説明するが、その態度に怒っているような状況ではない。
あの性転の儀の後、私は裏切られたという怒りから彼女に手を上げ、あらゆる言葉で罵倒した。
それに対し一切の弁明もせず、私の問いかけに一言も言葉を発しなかった彼女。それ以来、
私は彼女の一切を存在なきものとし、話す事も、姿を見せる事すら拒否した。
 だが、あの儀がヴァルターの言う通りの事実を内包していたとするならば、それは完全に誤解に
基いた行為だった事になる。とりあえず私は一番の疑問を素直に問う事にした。
「ヴァルターから聞いた。本当なのかエリシア? 君はその事を知っていたのか?」
 私の言葉に、エリシアは目を伏せたままだった。
「エリシア!」
 もう一度強く名で問う。暫しの沈黙の後に、彼女はようやく口を開く。
「……ヴァルター様の言われた事は本当です。こうするしかレスター様が助かる方法は
無かったのです」
「だったら何故私に真実を伝えなかった! 何故理由を話さなかったのだ!」
「言えばレスター様は、素直に従ったというのですか!!!」
 私の怒りを含んだ言葉を、エリシアがさらなる怒号で打ち消す。見れば彼女の頬には、一筋の
涙がつたっていた。
「幼き頃から魔族を仮想敵とし、次なる王となるべくして育てられてきたレスター様に、自分が
魔の血を引き、親が魔族であった事を受け入れられたのですか!! そして何より、自分の命の
ために王を捨て男を捨て、敵の元に嫁げと言われれば、従えたのですか!! 誇り高きレスター様は、
それならば命を捨てる方を取ると申されたのではないのですか!?」
 そこには私が見た事がないエリシアがいた。聡明で冷静、そして笑顔を絶やさなかった彼女の、
初めて見る感情を爆発させた姿。かつての彼女を知る身として、その姿はあまりに痛々しい。
「…………。」
200413 ◆lvzfh15U2A :04/08/18 02:55 ID:qCP97XRh
「私はレスター様には生きていて欲しかった。それは国王様……レスター様のお父上とて同じ
なのです。民のため国のためなど、半ばこの手段を取るための言い訳にすぎません。此度の事、
なによりレスター様に生き続けて欲しいから……こそ……」
 そこまでが彼女の心の限界だった。エリシアはそのままその場で崩折れると顔を手で押え、
伝う涙と嗚咽を必死に堪える。私はかける言葉すら見つけられず、呆然とすることしかできな
かった。
「禁呪を使った魔道士は、本来なら死の谷にいる魔獣に生きたまま食われる極刑だ。しかもその
前にあらゆる苦痛を与えるといわれる拷問を受けた上でな。そういうリスクがあった上での
彼女の行為を、レスティアーナ姫はどう思う?」
 ヴァルターが何か嬉しそうに質問してくる。嫌味なやつだ。あの涙を見てなお、私が彼女が
裏切ったなどと言うと思ったのか? 私もそこまで強情でも鈍感でもない。
 私はベットから足を下ろすと、その脇で膝を付いて泣くエリシアをそっと抱きしめた。
「すまなかった。私の至らなさが、あの日からずっと君を苦しめていたんだな」
 彼女の耳元で静かに囁く。その一言にエリシアは私を見上げた後、今度は涙を隠そうともせず
私の胸の中、大声で泣き始めた。
 彼女は私を裏切るどころか、何より私のために自身の命すら賭して苦渋の決断をしたに過ぎない。
彼女の涙は、間違いなく自分が苦しめた結果なのだ。そう思うと自分の愚かしさに怒りすら覚える。
「ありがとう、エリシア……」
 胸の中で童女のように泣く年上の魔道士の頭を、私はいつくしむように優しく撫でた。


 ようやくエリシアが泣き止み落ち付いた頃、私は自身が何も身に着けていない状態だった事を
今更ながら気が付いた。
 急に恥かしくなった私は何か羽織る物でもないかと視線をめぐらす。その時ふと、ベットの上に
座るヴァルターと目が合った。
「よし、じゃあエリシアにも脱いでもらうか」
201413 ◆lvzfh15U2A :04/08/18 02:56 ID:qCP97XRh
 何を思ったか、唐突にヴァルターはとんでもない事を口走る。すぐに言葉の内容を認識できずに
硬直しかけたが、それを頭が理解した途端、私は彼の顔面にベットの枕を投げ付けた。
「と、突然何を言う! ふふふざけているのか!!」
 思わず怒鳴り散らすが、彼の顔はいたって真面目だった。無論真面目な顔してふざける輩と
いうのも世の中にはいるが、生憎そんな雰囲気ではない。
「ふざけてなんかいねぇよ。なんなら王の命令として言ってもいいんだぜ」
 その一言に、私も冷静さを取り戻す。公的な命令を持ち出しても良いという以上、理由があって
の指示なのだ。エリシアに視線を向けると、彼女は静かに頷いた。
「わかり……ました」
 エリシアもそれを理解したのだろう。羽織っていたマントの留め金に手をかける。
いささか恥かしそうに服を脱いで行く彼女を余所に、私は呑気にベットの上であぐらをかく
ヴァルターに怪訝な視線を向けた。
「いかな理由か、説明してもらえるのだろうな?」
「そりゃまあ当然だが……ま、とりあえずレスティアーナ姫、ここに座れ」
「だから理由を説明しろ」
「してやるからここに座れって」
 彼は妥協しようとしないので、私は不承ながらベットに上がり彼の前に座る。すると彼は
私の後ろに回り込むと、そのまま私を抱え上げてあぐらをかいた膝の上に座らせたのだ。
「なな、何をする! こんなっ……!」
 突然のことに思わず慌て彼から離れようとするが、背中からしっかりと抱きかかえられ
逃れる事はできない。体の密着感、そしてなにより尻のあたりにある彼自身の固い怒張が当たる
感覚に、体が一気に熱を帯びる。
 そして彼の手が、背中から胸と股に延びた。
「ば、ばかっ! 説明をするのでは……あんっ!! や、やめっ……あうっ!」
 ヴァルターの手を掴んでそれを止めさせようとするが、彼の手は止まらない。リズムよく
胸を揉み上げ、慣れた手つきで秘部を撫でる。
202413 ◆lvzfh15U2A :04/08/18 02:58 ID:qCP97XRh
「説明はしてやる。だけど準備も一緒にした方がてっとり早いだろ?」
「じゅ、準備って何の……」
「だからそいつを説明してやるって。とりあえずレスティアーナ、お前の体についてだが……」
 ヴァルターの手が蛇のように体を撫で回す。触られ、肌を刺激されるたびに息が荒くなる。
「性転の禁呪ってのは案外と不安定でな。変身するこたぁできるんだが、しばらくの間は
変身した側の霊的な性のエネルギーが足りなくなっちまう。ま、魂のレベルで肉体について行け
ないんだろうな」
「あぅん……それが……何の……ふあっ!! かんけ……いが……きゃあぁん!」
 後ろから耳たぶを噛まれ、思わず叫びびくんと仰け反ってしまう。
「だからしばらくは転換した性と同姓の者とも体を合わせた方が、霊的な安定において無難
なんだそうだ。まあそんな役目なら、家臣に適任者はいくらでもいるんだが」
「そ、それって……んんっ!」
「レスティアーナも、どうせなら知らない人間に弄ばれるよりは、知った人間に抱かれる方が
いいだろう? そういう事だ」
「そんな……こと……」
「じゃあ赤の他人の方がいいか? それに彼女も、嫌ではないみたいだぜ?」
「え…………?」
 ヴァルターが手を止め、私の視線を促す。その視線の先、すぐ目の前にはすでに服を脱ぎ捨て
頬を赤く染めてこちらを見るエリシアの姿があった。
「わたしにレスター様と肌を重ねろと、ヴァルター様はそうおっしゃるのですか?」
「”レスティアーナ”とな。お前にとっても悪い話じゃないんじゃないのか?」
 エリシアの問いにヴァルターは意味ありげな笑みを浮かべて答えると、そのまま私の後ろから離れ
ベット脇にある椅子に足を組んで座った。
「嫌なら無理強いはしねぇぜ。代わりの者にやらせるだけだ」
 何か嬉しそうに話すヴァルターとは対照的に、エリシアは無言でその言葉を聞いていた。
そしてしばらくの沈黙の後、彼女はベットに静かに膝を乗せる。
203413 ◆lvzfh15U2A :04/08/18 03:01 ID:qCP97XRh
「え、エリシア? まさか……」
「レスター……いえ、レスティアーナ様、失礼いたします」
 明かに決意を決めた顔で、彼女は私を覗き込んでくる。そしてその手が私の頭に回され、
その顔が静かに近づいてきた時、私は彼女の意思を悟った。


今日はこれまでで
エロなくてすいません。次回エロ入れて最後という予定です
では
204名無しさん@ピンキー:04/08/18 05:26 ID:VdioNjXF
GJです!続きお待ちしてます!
205380 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:37 ID:u9TjSNaU
おまたせ? しました。エピソード2の完結編です(いちおう、ラストは明るいです)
前の話と同じように、NGワードを設定しておきます(マリみてスレを参考にしました)

・タイトル
 滝田鈴のケース : Episode2 "完結編"

・NGキーワード(メール欄)
 「Ep.2」

・内容
 凌辱系(男)・(ちょっとだけ)コメディー


気がついたら、前・後・完結編で、去年のクリスマスものの長さを越えてますな
他にやることが山ほどあるっちゅうに、何やってんだか
206Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:41 ID:u9TjSNaU
>>前スレ918
 くぱぁっ……。
 粘液質の、湿った音がした。
「あっ……あはぁぁ……」
 ペニスが抜き取られた時、鈴は思わず小さな声を漏らしていた。
 さっきまで身体中に満たされていた“何か”が消えてゆく。まるで、体が急
速に縮まってしまったようだ。
「おい、次ぃ早くしろよ!」
 じくん……と、腹の底で何かが蠢く。
 何日も悩んでいた便秘が解消されるような、それでいてむず痒くて、もどか
しい感じがする。頭の後で線香花火が、ちりちりと小さな音を立てて燃えてい
るみたいだ。
 痒い。
 皮膚から体の奥底まで、小さな火花が散っている。
 かゆい。かゆい。
 かゆくてかゆくて、たまらない。
 体中の皮膚だけではなく、内臓までもがかゆい。
 内臓に手を突っ込んで、かきむしりたい。体を真っ二つに割り開いて、思う
存分内側からひっかき回したらどんなに気持ちがいいだろうと、鈴は考えてい
た。
「へへへ。こいつ、マンコからよだれ垂らしてやがるぜ」
 うつむきにひっくり返され、尻を持ち上げられる。腹に回された手の感触に、
鈴はぞくりと体を震わせた。
 大きな男の手。固い手の平。太い指。
 自分からは失われたパーツが直接肌に触れるだけで、おかしくなってしまう。
 変だ。
 執拗に体を撫で回す偏執的な手の動きにさえ、体は反応している。
207Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:41 ID:u9TjSNaU
 ガマンしなければ……。
 鈴は心の中で再び、固く誓った。
 幸いなことに、こいつらが自分に夢中になっている。その間は、美羽には手
出ししないだろう。

(じゃあ、その後は――?)

 だが、鈴の思考は次なる挿入によってさえぎられてしまう。
「んはぁ……」
 バックから突かれる。
 たちまち、さっきまで感じていたかゆさがやわらいでゆく。体積にしたら体
の百分の一にも満たないだろう器官を挿(い)れられただけなのに、頭の先まで
貫き通されたようだ。ずんと突き刺されると、子宮を、腸を、胃を、食道を、
脳を次々と通過して頭の天辺から、つるりと何かが飛び出したような気がする。
「あ……はぁんっ!」
 このまま、一番かゆい体の奥の奥を、いや、全身をくまなくかきむしってほ
しい。鈴の頭の中は再び、体の中で荒れ狂う刺激に占められていった。
「おいおいおいおい! なんだよ、この締まりはヨ!」
「どうだ、スゲェだろ?」
 すでに四人に犯されている。この男で五人目。全て中出しだ。射精の回数だ
けなら、七回は出されている。四人の精液がミックスされて、鈴の股間はどろ
どろだ。胸にペニスをはさんでやった者も三人いる。それぞれ最低一度は、鈴
の体に白濁液を発射していることになる。
「こいつはよぉ、盛りマンで毛も薄いじゃん。俺の好みだぜっ」
「ケッ! このロリ好き野郎がよ」
 胸がゆさゆさと揺れる。その胸は汗と唾液とザーメンに濡れ、ぬらぬらと月
明かりで照り返っている。中に出した上に、胸にも出した器用な奴が二人。ど
うもAVの見過ぎのようだ。
208Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:42 ID:u9TjSNaU
 鈴は春頃から眠る前に胸をいじって自慰をしていただけに、胸の感度は良好
だ。最近では乳首をつまんだり指で押し潰したり、くりくりと回転させるのが
ペニスをこする気持ちよさに通じるような気がして、こんなことはいけないと
思いながらも、毎日のように胸をいじりながら股間を濡らしていた。
 だからなのか、鈴は触られることに対して非常に敏感に反応する。
 水泳の授業の着替えの最中に、遊び半分でクラスメートに股間を指で愛撫さ
れる時など、相手の手首まで濡れるほど感じてしまうのだ。
 これが幸運だったのか、不運だったのか。
 もはや鈴は、痛みを感じていない。「彼」が感じている未知の感覚は、本来
ならば全て快感となる信号(シグナル)である。しかし鈴は、いまだに快感とし
てとらえるのを拒否していた。
 それも、限界に近づいている。
 胸を絞られる。乳首を弄られる。クリトリスをしゃぶられる。精液をたっぷ
り含んだ性器さえも、彼らは口をつけるのをためらわない。舌を入れ、執拗に
かき回してくる。アヌスにも舌を這わせる。指を入れてくる。
 一人だけではなく、常に複数の男が鈴の体に触れている。ペニスを握らせた
り、しゃぶらせたりしている。休むことなく、飽くことも知らないかのように
次々と……。
 バックから突いている男が鈴の尻を撫で回しながら言った。
「こいつのマンコはよぉ、チンポを咥えこむためにできてんだよ! こいつぁ、
今まで犯ってきた女の中で最高だぜ」
 精液を体内に押し留めようとする本能的な締め付けが、バックから犯してい
る男にとってはたまらない良さになっていた。
 鈴の尻をつかまえて自分から動けないようにしておきながら、自慢の逸物で
わざとゆっくり抜き差しする。女が動こうとしても、押さえつけて腰を振らせ
ない。焦れた女に哀願の言葉を口にさせるのが、この男の好みだった。
「おら、どうした。腰振ってみろよ?」
「あ……」
209Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:42 ID:u9TjSNaU
 意識が朦朧としている。
 それなのに、股間の感覚はしっかりとしている。いや、むしろ体中が性器に
なってしまったようですらある。
 ぱっくりと男を呑み込む巨大な淫花――。
 頭がクリトリスで、小陰唇を両手で引っ張り、正中線から左右に割り開かれ
た皮膚の内側には、粘液にまみれた肉が詰まっているようだった。そんなこと
などあるはずがないのに、鈴の頭ではそのような妄想が渦巻いていた。
 射精されたら、体の内側までくまなく男の精液で汚されてしまう……。
 だが、恐れはない。
 むしろ、隅々まで精液で満たされたいという願望の方が強い。
 どこかで、自分はおかしくなっている、と囁く声がする。
 やがて男の腰の動きが早くなり、子宮口を割り開こうという勢いで強く押し
込まれたペニスの先端から、激しい勢いで濃い粘液が飛び出してくる。
 背中が自然に反った。
 かはっ……と小さな吐息が漏れる。
 男達の匂いがする臭い息だ。ザーメンと唾液が撹拌されて醸成された匂いは、
けっして心地好いものではない。喉にまだ、精液の塊がこびりついているよう
だ。
 なのに――不快ではない。
 喉が渇く。
 息を吸おうと口を開くと、すかさずペニスが割って入ってくる。どろりとし
た先走りの苦い汁が、鈴の喉を潤す。口の中にじわりと唾液がわいてくる。
 噛み切ってやりたいという欲望があるのに、なぜか自分の舌は亀頭を舐め回
す。カリをくじり、裏筋をしゃぶる。茎に唇を這わせ、袋を口に含む。
 もう一人が、いや、二人が競うようにペニスを鈴の前に差し出す。射精した
男は、まだ鈴の中に一向に萎える様子のない陰柱を挿入したまま、彼女の胸を
後から揉んでいる。
210Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:44 ID:u9TjSNaU
「けけっ……胸いじられるとこいつ、マンコがひくひくしやがってたまんねぇ
ぜ!」
「おい、いつまで突っ込んでンだヨ! とっとと、その汚ぇチンボを抜いて俺
に譲れ」
 抜かれる……。
「おおおおおっ! こ、こいつ、すげぇ締めつけしてきやがるっ!」
 抜ける、抜ける、抜けてしまう……。
「うっ!」
 熱い。
 ペニスの表面に媚肉がすがりつき、微妙な起伏ですら刺激を感じてしまう。
下腹がひくひくと痙攣しているのがわかる。

(あ……やだやだやだやだぬけちゃうぅっ!)

 頭の中が、かあっと熱くなった瞬間、
「おおっ!!」
 鈴の腹と顔に向かって、熱い飛沫が跳ねた。同時に、鈴の股間からも透明な
雫が吹き出し、ペニスを扱きながら鈴に向かって精液を絞り出している男に命
中した。
「すげぇっ! コイツ、マン汁吹き出しやがったぜ」
「ほんもンのエロ豚だな、こいつはヨ!」
「う、あはぁ……」
 鈴は無意識のうちに、媚びるようなため息をついた。

 なんだか、わからない。
 あたまがまっしろで、からだがおもくて、ういているようで、うみのなかに
しずんでいるみたいで、じめんにうめられているみたいに、うごけない。
211Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:45 ID:u9TjSNaU
 おかしい。
 こんなの、わからない。どうして、こんなになるの?

 頭の中で少しずつ、シナプスが繋がってゆく。
 人工的に再構成された鈴の体は、外見はミドルティーンだが、その実は赤ん
坊同様なのだ。特に刺激については、幼児並の感覚だと言っていいだろう。ビー
ルも飲めて甘い物は苦手だった左党の徹が、今では甘党だというのもそれを裏
付けている。
 男達の手で凌辱されることによって、鈴の神経組織は急速に発達をし始めて
いた。
 その副作用なのか、鈴は夢の中にいるような気持ちを味わっていた。

(ふわふわと、体が宙を舞っているみたいだ……)

 二人の男に両脚を広げられ、飛び跳ねようとする蛙のような格好をとらされ
た鈴は、真っ白になってしまった頭で、なすがままにされている。
「ふわあっ!」
 股間にしゃぶりつかれて、鈴が声を上げた。
 四人の男のミックス・スペルマで溢れているにもかまわず、無精髭を生やし
た男がフルーツにかぶりつくように、鈴の桃を思わせる媚唇に口を尖らせて舌
を差し込む。
 唇を使い、舌を使い、指も使って鈴の膣に注ぎこまれたザーメンを、音を立
てて吸い出し、掻き出している。
 気持ち悪くないのだろうか、と鈴はぼんやりと考えた。
 自分だったら御免だ。自分の精液だって舐めたことがないのに、他人の精液
を舐めるなんて……。
 また、股間が熱くなってくる。
212Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:45 ID:u9TjSNaU
 舐めたじゃないか。さっき、こいつらのチンポをしゃぶって……。
 何度も口の中に、タンのようなこってりとした塊を、たっぷりと喉の奥に、
そして舌の上に……。
 息が苦しい。

(したのうえに、しおあじの、にがくて、でも、どこかあまくて、おいしくな
んかないはずなのに、あたしは……あたしは……せいえきが、おいしいって…
…どうして、あんなのが、おいしいなんて……でも、でも……また、ほしいよぉ
……)

 股間からわき上がってくる刺激と、恥辱の記憶が鈴の正常な思考を狂わせる。
西洋の教会の鐘の中に頭を突っ込んで振り回されているような気分だ。
 絶え間ないインパルスが、鈴の脳を揺さぶる。
 とても処理しきれない。
 股間をしゃぶられて、舌を吸われて、胸を揉まれ乳首をこねられ、腋をざら
ざらの舌で舐められている。その腋も、一度ペニスを挟まれて白濁液にまみれ
ている。
 そこに、新たな刺激がやってきた。
「うにゃぁふぅぅっ!」
 意味の無い声しか出せない。未知の感覚が、またもや鈴をさいなむ。
 尻の穴に挿入をして楽しむセックスがあるということくらいは知っている。
だが、今まで一度もそんなことをしたことがない自分に、いきなり異物が挿入
されてしまったらどうなるのだろう?
 尻を割り開かれ、舌がぬるりと入ってくる異様な感覚に、鈴の背筋に幾億匹
のアリが這いずりまわったような刺激が走る。
「やっ……やぁあっ!」
213Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:46 ID:u9TjSNaU
 だが、両膝を支点に足を持たれて尻をぶら下げている状態なので動けない。
赤ん坊におしっこをさせるときの体勢にそっくりだ。仰向きになった男の指と
舌が、宙に浮いたままの鈴のアヌスを攻める。
 長い舌が、入口を丹念に舐め回している。
 力が抜けた拍子に、股間から、奥に溜まっていたザーメンがこぽこぽとこぼ
れ出してきた。だが男は、精液にまみれながらも鈴のアヌスを舐め回すことを
やめようとしない。
 指が入る。
 緊張して、きゅっと尻に力を入れるが、男の指はその場にとどまってゆっく
りと内側を刺激している。空いた方の手でクリトリスをいじられ、力が抜けた
瞬間を狙い、指がまた奥へ進む。
 何度も緊張と弛緩をくりかえしているうちに、胸がはちきれそうになってき
た。乳首から汗がにじんで、ぽたぽたと垂れ落ちるような気がする。
 やがて指は根元まで入ったばかりか、左右二本ずつ、合計四本もの指が鈴の
薄紫色のすぼみを広げて、普段は決して見られない内部を晒してしまうまでに
なってしまった。
「よし、いいみたいだぜ。これなら切れないで入りそうだ」
「こいつ、アナルセックスでもしてたのか? ずいぶんあっさりと広がったじゃ
ねえかよ」
「さあな。だけどこの濡れ方は普通じゃないぜ」
 声がする。音がする。
 でも、鈴の頭は会話を理解できない。
 乳首は痛いくらいにピン! と尖り、亀頭をこすりつけられるとたまらなく
気持ちがいい。
 気持ちが――いい?
 そんなのは、嘘だ。無理矢理犯されているのに、そんな……そんなはずは、
無い。
 絶対に。
214Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:46 ID:u9TjSNaU
「あ……ふぅぁあああっ!」
「入る入る! こいつ、あっという間にチンポを根元まで呑み込みやがった!」
 嘘だ。
 こんなのウソだ。ぜったいに、うそだ!
 排泄物よりも太いものが入ってしまっているのが信じられない。
 だが、それをいともあっさりと受け入れるどころか、たちまち粘液を漏らし、
感じ始めている自分の心の方が、もっと信じられなかった。
 下からリズミカルに突き上げられる感覚が、気持ちよくなり始めている。
 この体は、とてつもなくエッチな体だ。
 胸を触っているだけで、男の時にしていた自慰に匹敵する快感を得られたの
だ。だとすれば、もっとキモチイイ場所ならば……?
 答えは簡単だ。
 ついさっきまで純正の生娘だったのに、今ではベテラン娼婦のように男のペ
ニスを咥えこみ、奥まで飲み込んでいる。それも、性器だけではなく、不浄の
排泄孔でも――だ。
 鈴は今までの違和感の正体を、ようやく認識し、理解した。
 これは、快感だ。
 男だった時の、あの刹那的な、射精へと至る短い快楽とはまるで違う、長く
引き伸ばされた、とてつもなく深い甘美なパルス。
 気持ちがいい……。

 キモチ、イイ?

 ぞくん!

「うぉっ!」
 下から突き上げていた男が腰を止め、鈴の腰をぎゅっとつかむ。
215Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:47 ID:u9TjSNaU
 鈴の中が、まるで生き物のように蠢いたのだ。男はたまらず射精しかけてし
まうが、なんとか堪えた。
 だめだ。もう、がまんできない。
 回路が繋がってしまった。
 痺れや未知の感覚はたちまち快楽信号として変換され、脳に怒涛の勢いで押
し寄せてゆく。頭が膨れ上がり、目から、耳から、ピンク色の粘液が溢れ出し
ていくようだ。もちろん実際にはそんな物は出ていない。だが、鈴には確かに、
頭からとろとろと熱い物がこぼれてゆくような錯覚をおぼえていた。
 鈴の意識は、体から絶え間なく送り続けられている快楽信号によって、ほと
んどピンク色に塗り潰されていた。ただ、美羽の存在だけが彼女の意識を継ぎ
とめていた。だから男に媚びる声も出さず、耐えた。
 美羽の為に頑張って耐えているのだと、自分に言い聞かせていた。
 それでいながら鈴は六人の男に囲まれて、鈴は最初の男が中に放った精汁の
熱さと量に酔っていた。精液が膣内に溜まっている感覚が、彼女を狂わせてゆ
く。

(ぬるぬると、ぬるぬるした、あつい、くさい、ずるずるの、あついのが、ぬ
るぬるって、おまんこの、ぬるぬるしてて、ぬるぬるのふといのが、おしりの、
ぬるぬるの、めちゃくちゃで、ずるずるで、おしりのぬるぬるのあなの、べと
べとで、あつい、あつい、ぬるぬるが、いいにおい、ふとい、ふとい、あつい、
かたい、ぬるぬるの、きもちいい、おしりで、ぬるぬるぬるぬるの、ずるずる
だよぉ……)

 頭では嫌がっていても、体は正直だ。
 気持ちがいいことをされれば、素直に反応する。
216Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:48 ID:u9TjSNaU
 それでも鈴は、落ちそうな意識の中で、ただひたすら堕ちきるのに抵抗した。

(堕ちてしまえば楽なのに)

 鈴と同じ顔をした悪魔が、耳元で囁く。

(女の子のセックスってキモチイイでしょう?)

 ああ、そうだ。その通りだ。
 イソギンチャクが獲物を捕えるように肉襞がペニスにまとわりつき、優しく、
強烈に、肉竿を締めつけているのが自分にもわかった。襞の一つ一つがペニス
に匹敵し、それが幾十、幾百もあるとなれば、快感もその数だけ大きくなる。
 どこまでも昇り詰めて行く。止まらない。
 そのままバックの体勢にされて、前にも挿入された。下から性器を刺激され、
バックからはアヌスを攻められる。アヌスとヴァギナの両方が圧迫される。動
きによる快感は減ったが、充足感と圧迫感がたまらなくいい。
 腰が持ち上げられた。秘唇からペニスが抜けてゆく。
 カリの部分が、汁をかき出しながら外へ抜け出ようとしている。
 締め付けが一層強くなったのが、自分にもわかる。
「とんでもねぇ好きモンだな、コイツはよ!」
「チンポが無ぇと生きてけねぇんじゃねぇか? おい」
 鈴は反射的にうなずいていた。
「チンポとザーメンが好きなんだな、おい!」
 とろとろに蕩けきった鈴の思考に、ピンク色の閃光が走る。
 逃がしちゃいけない。
 だってまだ、全部絞り出していないから。まだ一杯出してくれそうだから、
最後の一滴まで中に……中に注いでもらわなきゃ……。
217Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:49 ID:u9TjSNaU
 奥のキモチイイとこを、ずんずんと突いてほしい。
 ああ、でも抜けちゃう……。

(おちんちんのおちんちんが、ぬけて、いや、だめ! ぬいちゃ、いや、もっ
とおく、おまんこに、ザーメンいっぱいだして、かけて、ぐりぐりって……!)

(おし、おしりにもぉ、はいってくるうぅっ! おまんこのなかで、こすれてっ、
あ、ああっ、お、おちんちんとおちんちんが、なかでこすれてるぅっ! きも
ちいいトコで、かたいのが、ぐりぐりって、あたしのおまんこのなかで、きゅ
いきゅいって、やぶれそうでぇっ!)

(おっぱい! おっぱいで、おちんちんをはさんであげるぅっ! ほらぁ、ぬ
るぬるのおっぱいで、おちんちんをこすってあげるぅっ!)

 今や、鈴のアヌスとヴァギナは、男の精を飲み干す肉のブラックホールとなっ
ていた。吸い付き、舐めつくし、出て行かないでとすがる締め付けは、男を狂
わせる魔性の性器だ。その証拠に、男達は精液をほとんど出し尽くしていると
いうのに、先を争うようにして鈴に挿入したがっている。
 あえなく精を放ってしまった男を押しのけるように、次の男が休む間もなく
のしかかってくる。
 口で吸った。
 手で扱き、胸ではさんで扱き、ザーメンを出させては舐め、尿道に残った精
液をすすった。もう、誰が自分を犯しているのか、鈴にはわからなくなってい
た。
「あは……あはははっ!」
 騎乗位で下から突かれ、上から体を折り曲げるようにして挿入され、バック
で貫かれ、アヌスにも挿入され、両手にペニスを握り、顔の前に突き出された
ペニスをしゃぶる。それも、休むことなく。
218Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:49 ID:u9TjSNaU
「あひゃ……はひぃ……ひゃん!」
「へへへ。こいつ、狂っちまったんじゃねぇの?」
 何度も射精を促されてさすがに疲れたのか、休んでいる男が鈴に向かって言っ
た。

(そうだ。“わたし”は、もう……)

 頭の中が真っ白になってしまう。
 喉の奥に大きな塊が詰まっているようだ。それがどんどん熱くなってゆく。
「あああああっ! いい……いいよぉっ! お、おまんこぉっ、イイッ!!」
 言ってしまった。
 とうとう、堕ちてしまった。堕ちたことを自覚して、認めてしまった。
「そ、そぉなのぉ! わたしはぁ、チンポがないとぉ、生きてけないのぉ……。
もっとぉ、わたしにぃ……チンポを入れてぇ、突っ込んでぇ、かき回してぇ、
注ぎこんで下さいひぃ〜〜っ!」
 まるで自分が自分でなくなってしまうような。
 自分でしゃべっているのに、どこか他人の台詞をきいているような。
 奇妙で現実味のない、でも確かな現実。
 男達の野卑な言葉が聞こえる。聞こえるけど理解できない。両方の耳元で心
臓が鳴っているようだった。
 顔が、熱い。
 鈴は目の前に突き出されたペニスに手を添え、唇を寄せる。
 皮膚が波打つような感じ。
 強要されて、男のモノをしゃぶらされているのに、子宮が疼く。
 意識が何度も遠くなり、また落ちてくる。過激なジェットコースターどころ
か、戦闘機で極限の曲芸飛行をしているように意識が縦横無尽に揺さぶられる。
 あまりの気持ちよさに、声さえも出せない。
219Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:50 ID:u9TjSNaU
 意味の無い呻き声しか出てこない。
 それでも、鈴の意識は現実に継ぎ止められていた。

 ただ、美羽を守るために。

 こうやって自分を犯している間は、彼らを継ぎとめておくことができる。
 鈴はそれだけを頭の中で繰り返す。

(美羽を守るんだ。
 わたしは、おとこだから、みわを、まもらなくちゃ、いけない……)

 ああ。でも、男なのになぜ、こうして男に犯されて悦んでいるのだろう?
 何度も何度も犯された。十を越えたあたりで膣内射精された回数を数えるの
をやめた。顔なんて憶えていられなかった。どこまで射精(だ)せるのだろう。
彼等は、信じられないほどの絶倫なのだろうか。濃い精液が、水道の蛇口をひ
ねるように際限無く鈴の中に放たれる。
 前の穴でも後の穴でも受け入れた。言われるままに腰を振った。ペニスを咥
えた。しゃぶった。胸でザーメンを絞り取り、体中がどろどろになるまで男達
の精を浴びた。粘液はやがて粘りを失い、異臭を放ちながら滴り落ちる。今、
鈴の体をてらてらと濡らしているのは、彼女自身の汗だ。男と女の体液の入り
交じった臭いなのに、どこか芳しいのがふしぎだ。
 太腿から下は、精液と汗と唾液と、愛液の入り交じった混合物で濡れている。
奴等は鈴の体をしゃぶった。髪の毛、耳の穴、まぶたの裏、腋、へそ、アヌス、
恥丘、そして爪先まで、舐めまくられた。
 胃の中まで、ザーメンが入り込んでいる。体の中も外も、みんな汚されてし
まった。
220Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:50 ID:u9TjSNaU
 吐きそうだ。

 でも――美羽を、守るんだ。守らなくちゃ。

 鈴の頭の中で何百回も繰り返されたフレーズ。だから、自分の体を与えなけ
ればならない。自分は汚れてもいい。美羽は汚れてはならない。彼女を悲しま
せてはならない。
 だが、その想いこそが彼女を悲しませるということも鈴は知っている。
 いいや。美羽のためなんていうのは、詭弁だ。
 ぐりぐりと奥までねじ込まれ、張り詰めた“オトコノシルシ”を迎え入れる
のが、気持ち良くてたまらなくなっている。
 また、グッと子宮まで押し込まれた。
 吐息が漏れる。
 まだ、いけるというのか。
 ならば、絞り取らなければならない。最後の一滴まで。
 もっと――もっと!

(ワタシヲ、メチャクチャニ犯シテ!)

 身体中が、屈辱と歓喜に震える。止めたいのに止まらない。快感が、限界か
と思われた沸点を軽々と飛び越えて、どこまでもどこまでも昇りつめてゆく。
 血と理性が沸騰して、気体へと変わって消えてゆくようだ。
「ひゃっほぅ! こンだけ突っ込まれまくってンのに、全然締まりが悪くなっ
てねぇじゃねぇか。たまンねぇぜ!」
 ヒコヒコと間抜けに腰を動かす男の単調な動作でも、鈴は腰が蕩けてしまう
ほどの快感を感じてしまっている。歯を食いしばる鈴を見て、奴らはそれを、
痛みに耐えているものだと勘違いしていた。だが、違う。
221Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:51 ID:u9TjSNaU
 膣壁がペニスの表面とカリにすがりついて、吸い付いて、舐め回しているの
がわかる。血管の筋さえもが感じ取れそうなほど敏感になっている。
 誰もが、美羽の存在を忘れ去っていた。
 鈴も淫楽の渦にまきこまれ、美羽のことを忘れてしまいかけていた。
 いつの間にか彼女の姿が消えたことに、誰も気づかない。それほど今の鈴の
肉体は、男達を狂わせていたのだ。
「ねぇ、チンポぉ……もっとチンポ、ちょぉだぁい!」
 鈴の甘い声に、鈴が犯されいる姿を見学しながら休んでいた男が二人、ペニ
スをしごきながら寄ってきた。さすがにもう、ほとんど勃起していないような
状態だ。それでも、彼女にこびりついた大量の粘液と、彼女自身の汗が入り交
じった匂いを嗅ぐと、見る間に硬度が回復してくるのだ。
「くそぅ……こいつ、たまんねぇぜぇ! 全部の穴に突っ込んでンのに、全然
犯りきった気がしねぇっ!」
「どっかに放り込んで、クスリでもブチ込んで客取らせた方がいいんじゃね?」
「そうだな。ついでに裏ビ(デオ)でも撮って流すか?」
 鈴の顔の上に男がまたがると、彼女はすかさず袋を咥えて吸い始めた。もう
一人の男は、唾でぬるぬるにした指で、裏筋を中心に竿と亀頭をくりくりと刺
激する。
 自分を前から押さえつけている男の肩越しに、何者かがこっそりと忍び寄っ
てきたのが鈴には見えた。だが、意識はそれを人影として捉らえていなかった。
「売っ払ちまうのはもったいねぇな。その前に、もう何発かッ!?」
 ゴスッ! と鈍い音がして、男は鈴にペニスを握られたまま崩れ落ちた。
「なッ?」
 続いて鈴を犯していた男が、鈴にまたがっている男の背中に倒れてくる。
「おい、どうしたんだよ?」
 立ち上がろうとするが、鈴がペニスをしっかりと咥えているので立ち上がれ
ない。彼が見たのは、目前に迫ってくるバットのような物体だった。
222Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:51 ID:u9TjSNaU
 ***

「ねえ、これ使って」
 誰かがサマーカーディガンを鈴の体の上にかけてくれた。仲島初芽(なかじ
ま・うぶめ)という子だ。
「滝田、大丈夫か? ……って感じじゃないようだけど。とりあえずあいつら
は縛って、逃げられないようにしているぜ」
 植込の向こうから低い男の声が聞こえる。
「合計十一人。絶対逃げられないようにギチギチと亀甲縛りにして、SM責め
にしているぞ」
 続け様に鈍い音が、三、四度ばかり薄闇の中で響いた。
「あぎゅ……」
「間垣、お前って奴は!」
「ジョーク、ジョークだって……。場をなごませようとして、だなあ……」
 鈴の周りを四人の少女が取り囲んでいる。さらにやや遠巻きにして十人近く
の少女達が鈴を心配そうに見守っている。その中の一人、背の高い少女が言っ
た。
「じゃあ、そっちはまかせたわ」
「オッケー。じゃあ、間垣と栗島、大綱はあっち。鈴木、甲斐崎、蔵留は向こ
うの方を頼む。安座と新橋、兼田と、潮島……あと呑海は、警察が来るまであ
いつらの見張りを。僕はここに残っているから、何かあったら連絡は携帯で。
それと、暗いから迷うなよ」
 先程とは別の声があがり、取り仕切ってから人の気配が散ってゆく。
「滝田のこと、頼む。僕は少し離れた場所にいるから、何かあったら声をかけ
て。すぐに行くから」
「お願いね」
 鈴はまだお腹をひくひくさせながら、アクメの余韻に浸っていた。
223Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:52 ID:u9TjSNaU
「鈴ちゃん……」
「り、リンリン……」
 他の女子達もやってきて、一目で彼女に何があったかを察した。息を飲む者、
声を詰まらせる者、押し殺した声で泣く者……様々だ。
「さ。泣いている暇なんかないよ」
 長い背を折り曲げるようにして鈴を診ているのは、 森宵子(もり しょうこ)
だった。世話好きで人当たりもいいことから姐御(あねご)として同級生のみな
らず、下級生や教師達からも信頼されている委員長肌の少女だ。
「あ、は……」
 鈴が艶っぽい声を上げた。
「もう、そんなことしなくていいから……」
 宵子が、股間をまさぐって体内からこぼれ出た精液を口に持っていこうとす
る鈴の腕をそっと押し戻し、体中がどろどろなのにもかまわず、ぎゅっと抱き
しめる。
 しばらくそうしているうちに、鈴の目に、徐々に正気の光が戻ってきた。
 宵子が木陰に向かって言った。
「警察と、それから病院に連絡して」
「どっちももう、携帯から連絡済み。サイレンを鳴らさずに来てくれって言っ
てあるから。辻村さんが裏口で来るのを待って、こちらまで案内してくれるそ
うだよ」
 植込みの向こう側から声がする。たぶん、芳本貴雄だ。地元の大きな病院の
院長の息子で、医大合格を目指して猛勉強中のはずだ。どうしてこんなところ
にいるのだろう。
「芳本君のとこで見てくれるの?」
「一応、そのつもり。うちでは手配済みだって、さっき連絡があった」
 彼の家は総合病院で、地元の緊急指定病院でもあった。産婦人科もある。
「上出来」
224Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:52 ID:u9TjSNaU
 宵子も、いつものふざけたような雰囲気はまるでない。誰もが真剣な面持ち
で、かつ沈痛な表情を漂わせている。
 どうして皆がここにいるのかというと、要するに鈴と美羽の姿が消えたので
心配して探していたのだ。
 最初は二人でえっちなことでもしているんじゃないの? などと冗談半分で
言っていたのだが、彼女らが蘭校の生徒に絡まれている現場を目にしていた者
が不安を感じて、近くに住んでいる男子を携帯電話で呼び出して二人を探し始
めた。その後、女を犯せると携帯に向かって奇声をあげている蘭校の男を男子
の一人が偶然目撃した時点で、本格的な二人の捜索が始まった。
 鈴が輪姦されている現場を探すのは、さして難しくなかった。鈴の哀声が森
の中から聞こえたからだ。だが、十名あまりの男が入れ代わり立ち代わり、鈴
を犯していたので、まずは一人放っておかれていた美羽を助け出し、人出を集
めて一気に拿捕するまで予想以上に手間取ってしまったのだ。
 そのせいで鈴の心を深く傷つけてしまった。犯人を捕まえることより、何よ
りも彼女を一刻も早く助け出した方が良かったのではないかという思いが、皆
の心を暗くさせる。
 鈴が声を振り絞って言った。
「美羽……丹堂は大丈夫か?」
 寒くないのに震える体を両手で抱きしめるようにして、宵子の胸にもたれて
いる。
「美羽ちゃんは、無事よ。怪我ひとつしてないから、心配しないで」
「そっか……よかった」
 うつむいた拍子に、今まで我慢してきた涙がつぅ……とこぼれ落ちた。
「あ、あれ。どうしたんだろ、俺……なんで、泣いてるんだろ」
 一度流れ始めた涙は止まらない。そんな鈴を、宵子は黙って抱きしめてくれ
た。
 いつもは嫌で仕方がない抱きつき魔とも称される彼女のスキンシップが、今
の鈴にはたまらなく嬉しく、心休まるものだった。
225Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:53 ID:u9TjSNaU
「しょこちゃん、救急車来たよ。目立たないように、裏で待っててもらってる
から」
 紅葉が両手にコンビニのビニール袋をぶら下げてやってきた。巫女姿ではな
く、暗色系のパンツルックだ。袋の一つには服が入っていた。紅葉のものなの
か、ジーンズとブラウス、そして新品の下着の上下だ。紅葉は、実は鈴と双璧
と言われるほどのスタイルだったりする。もう一つの袋に入っていたのは、大
量の蒸しタオルだった。
 紅葉から袋を受け取った宵子は、壁のように鈴の周りを守っている少女達に
それを手渡し、紅葉に指示をした。
「もみっち。鈴ちゃんに服を着せるから、もう少しだけ待ってもらって。それ
と、担架持って来れる?」
「担架? わかった。ちょっと待っててね」
 いつもの脱力系の言葉はどこへいったのやら。紅葉が舌ったらずの口調の中
にも真剣さを忍ばせている。
 誰もが真剣に、親身になって鈴の身を案じていた。
 宵子と紅葉が会話をしている間にも、三人掛かりで鈴の体を拭き、服を着せ
ている。
「鈴ちゃん。いちおう聞いておくけど、生理はいつ終わった?」
「……一週間前」
 あっと言う間に服を着せられ、見た目は普通の姿になった鈴が答える。
「ピル……は飲んでないんだっけ。念の為に、避妊処置はしてもらった方がい
いわね」
「……」
 じわり、と股間が熱くなる。
 鈴は今の『避妊処置』という言葉に反応してしまった自分を、情けなく思っ
た。
226Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:54 ID:u9TjSNaU
 こんなことにまで感じてしまう自分の中の女の部分に、鈴は嫌悪感を感じる
と同時に、どんなに否定しようと自分は女なんだということを、「彼女」は、
理解してしまった。
 心の中にある、ドロドロとした欲望を知ってしまった。
 自分の体がどんなに淫らに反応するかをおぼえてしまった……。

 こうして担架に乗せられて救急車で運ばれるまで、鈴は宵子の腕の中にじっ
と身を委ねていたのだった。

 ***

 あの七夕祭りから、一週間後のこと。
「り、鈴ちゃん!?」
「よっ!」
 某大手予備校の夏期講習の会場で、一三や美羽達の目の前に鈴が元気な姿を
現したのだ。
 まだ顔にはうっすらと痣が見えるが、薄化粧でもしているのか、近寄ってま
じまじと見つめなければわからないほどになっていた。ほんのりとファンデー
ションの匂いがすることに気付いて、目を見張る者もいた。
 だが、何より驚くのは彼女から発されている雰囲気だ。
 今までの、どこか張り詰めた気配は影をひそめ、穏やかで優しいものへと変
わっている。いつも眉をひそめるようにしていた顔つきが、自然な笑顔になっ
ているというのもあるのだろう。
「どうしたんだよ、みんな。俺が幽霊だとでも思ったか?」
 そう言って鈴はジーンズを履いた足の片方を曲げて、手で叩いて見せた。
「……大丈夫?」
227Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:55 ID:u9TjSNaU
 一三が彼女にしては珍しく、カメラを構えようともせずに問い質す。ちなみ
に彼女は、私大受験コースだ。鈴が通う学校の生徒は、かなりの割合でこの予
備校へ夏期講習に通っているのだ。
「大丈夫って何が?」
「本人がいいって言っているんだから、いいんでしょ」
 宵子があっさりと言った。だが彼女の目がうるんでいるのを、この場にいる
誰もがわかっていた。
「そうだよ。いつまでもくよくよしてられるかってんだよ! 受験もあるし、
ただでさえ合格するにゃキツいんだから、これ以上休んでられないし」
「リンリンなら、推薦入学の口もあったんでしょ?」
 思っていた以上に元気な鈴の言葉に、皆の口も滑らかさを取り戻してきた。
「何言ってんだよ。俺に女子大に行けってか? 冗談じゃない」
「だったらあたしと一緒の大学にする?」
 宵子が言った。彼女は最難関の国立大学選抜コースで、現役で久し振りの最
高学府合格者が出るのではないかと、学校でも期待されていたりする。
「無茶言うなよ。森が受けるとこだと、合格率50%だぜ? そこまでの博打は
できないな」
「え゛?」
 宵子と鈴、そして美羽以外の誰もが固まった。
「ご、50%?」
「一番難しいとこで、ごじゅっぱぁせんと?」
「いや、別に一番難しいわけじゃないぞ」
 鈴が答えると、一三が平坦な声で言った。
「ソレハ、イヤミデスカ? イヤガラセデスカ?」
「……リンリン、あんた、ここに来る必要ないって」
「どこ受けんのよ、あんた」
 さっきまでの温かいムードはどこへやら。あんた呼ばわりである。
228Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:55 ID:u9TjSNaU
「えーっと、○○大学の医学部」
「ぶはっ!」
「ええ〜〜〜っ!?」
「な、何だってぇっ!?」
 鈴が口にしたのは、私大の名門医学部だ。併設されている大学病院も有名だ
が、研究部が特に充実していて、最近は遺伝子研究で国外にもよく知られてい
る大学だ。国内外の医学関係の賞を獲得している人も多い。むろん、大学入試
の難易度もトップクラスだ。
「なんでリンリンが医学部なのよぉ!」
「そりゃあ、自分で元に戻るためだよ。クソ親父なんかに頼ってたら、一生元
に戻れないかもしれないからな」
「ああ、そういえば滝田は僕と同じ志望校だっけ」
 あとからやって来た芳本貴雄が、さらりと言った。彼は医者の跡取り息子だ。
「滝田には春の模試の順位で負けてたからね。今度は負けないよ?」
「芳本君よりデキマスカ、この人は……」
 一三が絶句した。ちなみに貴雄は、男子トップの成績を誇っている。ただ、
上には森宵子がいるので学年トップではない。この双璧の間に鈴がいるという
ことを今までクラスメートのほとんどが気付かなかったのは、ある意味、謎で
ある。
「……みわっちは知ってたのかみゃ?」
「うん」
 紅葉の言葉に、美羽は素直に返事をする。
「だって、鈴ちゃんにいつも勉強教わっているもの」
「うわ、この裏切者! 来年もここで共に勉強しようと蒼天に誓った仲なのにっ!」
「それで、それでっ! そっちの方の合格率はどのくらいなの?」
 抜けるような白い肌の日本人離れした(実際、彼女はハーフである)美少女、
各務奈穂美(かがみ・なおみ)が鈴に詰め寄った。一緒に五人あまりが一斉に鈴
の方を向いて睨みつける。気圧されて声も出ない鈴に変わって、貴雄が答えた。
229Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:56 ID:u9TjSNaU
「滝田も僕も、合格確実圏内だよ。でも受験は水物だし、実際に合格するまで
気が抜けないからね」
 今度こそ――本当に今度こそ、不遇(?)の少女達の行き場の無い怒りが爆発
した。
「おまいなんかっ! おまいなんか、あたしらみたいなバカの敵だっ!」
「リンリンなんかあっちいっちゃえ〜っ!」
「ガッコで寝てばかりいるのに、なんでそんなに勉強できるのよぉ……」
「そんなので合格がきついなんて言われたら、滑り止めですら確立30%のあた
しはなんなのよぉっ!」
「もぉ、リンリンのバカバカバカバカッ、バカバカバカバカバカバカバカッ!
 ついでにバカッ! おまけにバカッ! 最後にバカバカ、ばかぁんっ!!」
「え〜っ、信じられないよぉ。りんりんだけはあたしと一緒にぃ、くらぁい浪
人生活を送ってくれると思ってたのにぃ〜」
「誰が浪人するかっ!」
 鈴は、すがりついてきた紅葉の額を指で弾いた。
「まあ、リンリンのことだから、受験日を間違えるとか、受験票を落すか忘れ
るとか、電車の乗る方向を間違えて試験時間に間に合わないとか、場所を忘れ
ちゃうとか、そういうミスはしそうだよね」
 奈穂美がぽそりと言うと、鈴は、あっ! と小さな声を上げて天を仰いだ。
「……受講票、忘れた」
「言ってるそばからこれだ」
 宵子ががっくりと頭を垂れた。
「家に戻って取ってくる!」
「別に入口でチェックするわけじゃないから、戻る必要ないだろ?」
 すっかり忘れ去られた感のある腐れ縁の友人、間垣が言う。
230Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:57 ID:u9TjSNaU
「気分の問題だからな」
 鈴の言葉に、
「まったく、妙な所で真面目なんだから」
「もっと要領良くできないのかしらね」
 と、そんな鈴のドジさ加減が大好きなはずの女子達が口々にまくしたてる。
 鈴は出口に向かう前に美羽の側に寄って、そっと耳打ちをした。
「勉強して、少しでも早く男に戻りたいんだ。だって、美羽を行かず後家には
したくないからね」
 美羽が驚いて鈴の方を見るが、鈴は軽い足取りで既に出入口に達していた。
「鈴ちゃん!」
 美羽の呼び掛けに鈴が振り向いた瞬間。

 べしゃっ。

 鈴は開いたガラス扉に背中を押されて倒れ、腹這いになって床とキスをして
いた。
「あうぁぁう……」
「……」
「ドアに気をつけてって言おうとしたのに……」
 一三が、美羽の肩をぽんぽんと叩いて言った。
「美羽っち。今回はあんたが悪い」
 穏やかな笑いの輪が広がった。
 だが、唯一人だけ笑っていない者がいた。
231Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:57 ID:u9TjSNaU
 間垣亨である。

(あいつ……こんなにポカポカとドジ踏むような奴じゃなかったはずなんだが
なぁ。女になっちまってから、どうもあいつ、変だ)

 なにしろ幼稚園の時からの付き合いだ。高校こそ別々になってしまったが、
徹が女の子の鈴となって転校してきたので、幼稚園からずっと同じ学校で共に
勉強してきた、言わば幼なじみである。
 確かに、ここ数ヶ月の鈴の様子は、ちょっと変だった。
 それは本人にも自覚できない、「彼」から「彼女」へ変化し始めた小さな、
しかし確かな兆しであった。

 ***

 鈴を輪姦した男達の消息が途絶えた。
 最初に鈴を犯した六人の他に、途中から参加して捕まった者や危険を察して
あやうく逃げ出した者を含めると、彼女を手にかけた男は二十人あまりにもの
ぼった。
 だが警察に連行されたものの、彼らの親がどこかにかけあい、早々に保護観
察処分と称された実質上の釈放をされた一行は、警察から出たその足で、揃っ
てどこかに向かったとされている。
 噂では鈴に報復しようと家に侵入しようとして逆襲にあったという噂もある
が、鈴の姉である有沙はにこやかに微笑むばかりで、否定も肯定もしない。警
察も事情聴取に来たが、何も手がかりを得られずに帰ったという。
 彼らは、どこに消えたのだろう?

 その後、いくつかの変化があった。
232Ep.2 ◆PKEHY060jY :04/08/18 19:58 ID:u9TjSNaU
 鈴の部屋から官能小説やビデオ、成年マンガの大半が消え、その代わりに少
しだけ――ほんの少しだが、女物の服が置かれるようになったこと。
 そして、蘭鳴高校が男子のみの受入れをやめ、翌年から男女共学になるとい
う告知がなされたということ。
 なぜか蘭高の学生の半分近くが休学してしまったという噂もある。現在、学
校は一時閉鎖状態にあるそうだ。なぜ閉鎖されているかは、明らかにされてい
ない。そこから出た噂なのだろう。
 鈴もその噂は耳にした。妙に上機嫌な姉を問い質しても、
「なんでもないのよ。それより、鈴ちゃん。体は大丈夫? お姉ちゃん、鈴ちゃ
んのこと、いつも心から心配しているのよ」
 と言われてはそれ以上突っ込んで聞くわけにもいかない。納得がいかないも
のを感じながらも、鈴はこれ以上深入りしても不快になるだけだと思い、この
ことを忘れるようにつとめた。

 男女共学となった蘭校はやがて更正を果たし、圏内でも有数の名門校へと復
活を遂げるのだが、それはまた別の話となる。
 あの事件の後、蘭校の理事の中に、鈴の父親である航十朗の名前が記された
ということを鈴が知るのは、ずっと未来のことだった。


(滝田鈴のケース Episode2 : おしまい)
233380:04/08/18 20:00 ID:u9TjSNaU
Mc103さん、413さん、ご苦労様です
ああ、最近はSSが次から次へと投下されて嬉しいなあ・・・

完結を楽しみに待っています。がんばって下さい!
234名無しさん@ピンキー:04/08/18 20:32 ID:Bu6dP8Z0
GJ

でも陵辱が少しだけ強烈すぎて、本気で吐きそう・・・・(-人-)ゴメンヨ。 TSキャラに感情移入するほうなので・・・

ラストの終わり方は、良い感じだったけどね。 集団女性化マンセー♪
235名無しさん@ピンキー:04/08/19 09:00 ID:eWQTAZ/z
GJ!
236名無しさん@ピンキー:04/08/19 22:37 ID:J1zIFM9s
>>232
蘭高
蘭校

統一した方がよくないか?
237名無しさん@ピンキー:04/08/20 03:03 ID:9eMVXP4c
238380:04/08/20 21:07 ID:V6YhF+kn
>>236
ナチュラルに間違えてました。「蘭高」が正しい名前です

それはともかく、今日見た夢がTS系だったはずなんだが、思い出せない……orz
これは萌える! と起きてメモ取ったはずなんだけど、それも夢だったという罠
239名無しさん@ピンキー:04/08/20 21:34 ID:LekO3gQ9
明晰夢を見ようと思ってから二週間ぶっ続けで毎日夢を見ることが出来た(もちろん明晰夢ではないけど)
でもTSの夢は一度も見られなかったorz
240名無しさん@ピンキー:04/08/21 14:14 ID:/fqr2Nba
ああ、自分もやたらと長くてなんかいい感じっぽいTSの夢みたことあるけど
目がさめて少し経つともうほとんど覚えてないってことがあったなぁ・・・
メモとったつもりがそれも夢ってのは従兄弟がよくやる、夢をメモるのが日課らしい
自分も色々とTS物考えてて、だいたいの設定はきまってきてるけど
細かい所やえっちぃ描写がきまらない orz 妄想は得意なんですが・・・
とにかく書いている方々がんばってください

241名無しさん@ピンキー:04/08/21 18:23 ID:ycs/Z3V8
○スレが重複になっています。
強制女性化小説ない? Part14
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091754078/
242名無しさん@ピンキー:04/08/21 18:42 ID:2PxFXlnH
それは次スレです。ここが埋まり次第、移動します。
243名無しさん@ピンキー:04/08/21 20:59 ID:J+HgpXIn
>>237
(;´Д`)ハアハア
この人のって結構えぐいのも
あるけど、これはいいね
244380:04/08/21 22:38 ID:dKoCtwB3
今日もTSの萌え夢を見た。
よし、メモを取った! 今日は勝ち! また寝るぞ!

再び目が覚めて、メモを見た。

みみずが紙の上を這っていた。これで2連敗……_| ̄|○

245名無しさん@ピンキー:04/08/22 00:24 ID:tAlwE5E1
録音してみたら
246413 ◆lvzfh15U2A :04/08/22 00:59 ID:PFVuVQkk
>>203の続きです

「ま、待てエリシ……んんっ! んん――――っ!!」
 制止の言葉は重ねられた彼女の唇に封じ込められる。顔を引いて接吻を解こうとするも、
エリシアがしっかりと私を抱き込んでいたためバランスを崩し、そのまま後ろに倒れてしまう。
うつ伏せに組み敷かれた状態では、私は彼女に成すがまま唇を許すしかなかった。
「おーおー! 随分と情熱的だねぇ」
 外野でヴァルターが茶化すが、こっちはそれどころじゃない。あのお堅いエリシアが、
私を組み伏して人前で唇を重ねているのだ。正直いって信じられなかった。いつくしむように、
そして全てを味わうかのように続く濃厚な接吻。ヴァルターのような慣れた感じが無い分、
それが余計に淫靡なものに感じる。
 先ほどヴァルターに多少弄られたせいもあるだろうが、エリシアがようやくその唇を解放して
くれた頃には、私の体はすっかり熱く火照ってしまっていた。
「レスティアーナ様……わたしを……感じて下さいますか……」
「……エリ……シア?」
「決して表に出す事が適わぬ想いであると、心の奥底に封じ込めておりました。それなのに
思わぬ形でとはいえ、貴方様と肌を重ね合える日が来ようとは……。ですから今宵は……」
 私を見下ろすエリシアの目は、うっすらと潤みを帯び、それでなお真剣であった。故に私は
何も言葉を返す事ができない。
「……私の想い、お受け取りいただけますか」
 拒絶を許さぬ強い口調で宣言した後、彼女の口が再び私の口を塞いだ。その刹那、私の体は
びくりと跳ね上がる。いつのまにか彼女の右手が私の秘部の一番敏感なところに延びていたのだ。
思わず足を閉じようとするも、片足を彼女の両腿で挟まれておりそれも適わない。左手は私の
背中に伸びてこの身体をしっかりと抱きとめ、互いの腹を擦り付けるように動く。
 二人の胸の豊かな双球は、互いを押し潰すように擦り付け合い、痺れるような感覚を生む。
 そして互いを繋ぐ唇は、動きに合わせて吸い付き、離れながらぴちゃぴちゃと淫靡な音を立てて
唾が互いの唇を繋いでは切れる。そのたびに再び舌が絡み、唇が私を貪り尽くす。
247413 ◆lvzfh15U2A :04/08/22 01:00 ID:PFVuVQkk
 それは獣が本能に従ったかのような、乱暴で情熱的な愛撫だった。適うはずなき想いの発露が、
彼女から理性を奪い欲望に狩りたてているのだろうか? ともかくそのエネルギーが、全て私への
奉仕のために向けられているのだ。ようやく女の身体を意識し、処女を失ったばかりの雌に
その刺激はあまりに強過ぎた。
「んあぁッ! そん……な、乱暴にっ……んんぅ、あ、あ、ああああぁっ!!」
 体の中で快楽が荒れ狂っている。ヴァルターにされた時にも味わった、頭の上から指の先まで
快楽が染み込んでゆくような、男とは明かに異なる快楽が身体を蹂躙し始める。
 そして何よりエリシアの指は、恐ろしいまで的確に私の悦びの急所を探り当て、確実にそこを
刺激してくる。同姓ならではこそ可能な技巧か、その動きにまったく無駄がない。
 対して私はといえば、僅かな抵抗を試みることすらできなかった。熱く火照った体はまったく
言う事をきかず、エリシアの指を求めるかのように腰をうねらせる。もはや私の体の主導権は
完全に彼女のものだった。
――――つまり、私は彼女に……抱かれている?
 それを意識した途端、身体がびくんっ!と跳ね、お腹の中の「何か」がきゅっと震えるような
感覚を覚える。まるで「される側の快楽」を心が受け入れたのを、身体が歓喜しているかのように。
「エ、エリシアぁ! だめっ……んっ……そ、それ以上は……」
 エリシアの指が私の中に入り込もうとした時、私は制止の声を上げた。もはや処女ではない
とはいえ、まだそこは純潔を失って幾許も経ってはいないのだ。
 エリシアは刷り上げるようにそこを撫で、指を顔の前に持ってくる。その指は白い快楽の雫と
ともに、私が純潔であった証である紅い血が混じっていた。その指を彼女は私に見せ付けるように
愛しげに舐める。その光景に私は、彼女にまで処女を奪われたかのような錯覚を覚えた。
 そして彼女の涎で満たされた指は、再び私の体をなぞるように降りてゆく。だが今度は私が
制止する間も与えないかのように、彼女の指はいきなり私の中に差し込まれた。
「んああっ!!」
 奥深くまで差し込まれた指から、じんじんとした感覚が身体中に響く。なんとか声を押える
私を余所に、エリシアはその指を膣の内側をなぞるようにゆっくりと抜き出そうとしていた。
248413 ◆lvzfh15U2A :04/08/22 01:02 ID:PFVuVQkk
「んっ……あっ…………ん…………」
 じわり、じわりと何かを確かめるかのように彼女はゆっくりと指を引きにかかる。その時、
唐突に身体に電気が走るような衝撃があり、びくんっ!と身体が跳ねた。
「あああぁァっ!!」
「ここ、ですね……」
 見つけました、というようにエリシアは呟くと、指を引きぬくのを止めた。そしてその刺激を
もたらした秘部の内側を2、3回ほど確かめるように軽く触れると、突然容赦なくその場所を
責め始めたのである。
「あ、あ、あっ……ふああぁっ! え、エリシアそこっ……なにそこっ! あぁっ! あ、
あ……やああああぁぁ! ダメっ! そこ弄るのダメっ……んああぁう!」
「女にも、特別に感じる部分というのがあるのですよ。城の教育官より夜伽の教育があった時に、
お聞きになった事もあるでしょう? もっともレスティアーナ様としては聞いた事がないのかも
しれませんが……」
 確かに私も将来は一国の主となるよう育てられた以上、そのような講義を受けた事はある。
王たるもの、抱くのは自身の伴侶だけとは限らないし、その場合には相手を満足させる必要だって
あるからだ。だがそれはあくまで「抱く側の視点」での話である。いかな運命の悪戯か、
今私はその実戦を、受ける側の立場で与えられているのだ。
「だ、ダメだ……エリシアっ!! 来るっ……あっ……またっ! やめてくれっ、い、イかせ
ないで……あああぁん! あ、あ、あ、ああああぁっ!!」
 そして私は受ける側として、それを防ぐ技術を持ち合わせてはいない。皮肉な事に責める側の
知識だけを持ち合わせているがため、逆に彼女からの責めが回避不可能であるという錯覚に捕らわれ
てしまいそうになる。いや、現実に今の私にはこの状況から逃れる術はないのだ。
 そしてエリシアは、確実に私を「満足」させようとしている。
「ご遠慮なさらず……おイき……下さい。んっ……さあっ……」
「やめっ……イく……見るな! 見ないで……いやあっ! あああぁっ!」
249413 ◆lvzfh15U2A :04/08/22 01:04 ID:PFVuVQkk
「だめですよ。レスターさ……レスティアーナ様のイくお顔を……んっ……しっかりと
見てて差し上げますから……」
 恥かしさで赤く染まった私の顔を、エリシアは互いの息を感じるぐらいの距離で見下ろす。
そして彼女が力強く私の「特別に感じる場所」を刺激した刹那、私は人として一番無防備な顔を
彼女に晒す事になった。
「やっ、ダメっ……だめっ……あ、あああああぁぁァ――ッ!!!」
 きゅきゅきゅっと秘部が収縮する感覚とともに、私は悦びの声を上げる。しばし身体を反らせて
びくん、びくんっ! っと震えた後、身体の主導権が戻ってくるような感覚とともに、静かに
ベットに崩れ落ちた。
 より抱かれる事を意識させられた二回目の絶頂は、意識がなくなりそうなほどの悦びを身体に
与え、その快楽はなかなか冷めようとはしない。波が引くように落ち付く男の絶頂とは違い、
女の体は求める姿勢をなかなか解こうとはしないのだ。
 そんな慣れぬ女の絶頂の余韻に荒い息を吐いていると、エリシアが軽く唇を合わせた後、
こちらを見下ろして微笑んだ。
「レスティアーナ様のイくお姿、可愛ゆうございましたよ」
「え……エリシアっ!!」
 エリシアの言葉に、私は顔を真っ赤にして怒鳴った。
 そうだった。私はエリシアに全てを見られ、彼女によって悦びの頂に導かれたのだ。幼馴染で
あり、姉のような人であり、部下でもあった彼女との思いもしなかった形での奇妙な情事。
顔から火が出そうになるほどの恥かしさに捕らわれ、私はぷいと顔を背ける。すると彼女の唇が
そっと、私の頬に触れた。
「ずっとお慕いしておりました。そしてこれからも……」
 そっと耳元に囁きかけるような、優しい言葉だった。それはあの日、性転の儀が行われた日に
失ったと思っていたもの。そう、彼女の気持ちはあの日から何も変わってはいなかったのだ。
 何か言葉を返そうと、静かに身体を起こす。が、唐突に地面が大きく揺れ、何かがベットの上に
何かが飛び込んできた。
250名無しさん@ピンキー:04/08/22 01:05 ID:PVK2fOSE
>>245
再生したらゾンビの呻き声みたいな音が聞こえてくる多感。
251413 ◆lvzfh15U2A :04/08/22 01:05 ID:PFVuVQkk
「よし、3人! 今度は3人でな!!」
 甘い空気をぶち壊す唐突な大声。無論それはヴァルターだ。見ればいささか興奮ぎみで、
なにより「彼自身」がおそろしいまでに自己主張していた。
「……ヴァルター、元・男として気持ちはわかるが、もう少し待てなかったのか? ヤボは夜伽で
最大の禁忌だぞ」
「馬鹿野郎、据え膳食わねぇ方が男としては失格だろうが! つーか、これでも途中で手を出す
のを必死で押えてたんだから、感謝しやがれ」
 それはそれは嬉しそうに話すヴァルターを見て、私は深い溜息をついた。どうやらこの男に、
ムードとか雰囲気とか、そういうものを求める事は不可能らしい。
「しかしヴァルター様、それではレスティアーナ様の性霊の安定が取れないのではないのですか?
霊的な力の交換というものは……」
「ああ、あんなもん嘘に決まってんだろうが」
 ヴァルターのそっけない一言に、私とエリシアは凍り付いた。
「単に自分の嫁さんが喘ぐのを客観的に見たいと思っただけだって。レズってのは見モノとしては
楽しいしな。だがダメだ、やっぱ自分で犯った方が俺の性分に合ってるみてぇだ」
 一人納得したように頷くヴァルター。こちらは呆れてモノも言えない。王の命令を出すというのは
普通は冗談で言うような事ではないのだ。まして先ほどの真剣な顔……つまりヴァルターは、私の
言った「ああいう顔して平気で冗談を言える稀有な人間」だったわけだ。
 なにか恐ろしいまでの脱力感が体を襲う。すると彼は、その顔をエリシアに向けた。
「あとな、エリシア、お前だ」
「わ、私ですか?」
「お前どうせ“レスター”の事が好きだったんだろう? どうせもう女同士なら浮気にもならんし
という俺様の暖かい好意だったわけだ。いやー、しかし激しかったな。普通女同士にレズれって
命令しても、そういう性癖や経験無い場合は全然ダメなんだが。こりゃもうよっぽど溜め込んで
たのか? 性別なんか関係あるかって感じで、もう真性レズビアンもかくやというか……」
252413 ◆lvzfh15U2A :04/08/22 01:06 ID:PFVuVQkk
 ヴァルターの言葉にエリシアは顔を真っ赤にしてうつむく。確かにアレは、まるで容赦が
なかったが……。
 が、そんな事を考えていた私の目の前で、にやにやと笑ったヴァルターがエリシアを小突き、
そしてその視線を二人同時に私の方に向けた。
――――まさか……
「”レスティ”には今宵のうちに、せめて痛がらないぐらいまでにはなってもらわんと、俺の
楽しみがない。やっぱ愛ある夫婦生活の基本は、互いに楽しめてでこそだろ」
「お手伝い……させていただきます」
 二人の言葉は、私の嫌な予感を肯定していた。思わず後ずさろうとするも、左右から二人に
両手を掴まれる。
「ま、待て二人とも! いくらなんでも初夜から二人がかりなんて……」
「おや、”お人形さん”はまだ反抗するかい?」
「……ヴァルター、さすがに怒るぞ」
 この後におよんでまだそんな事を言う彼を睨みつける。だが彼は笑ったまま動じない。
「なら、お前は誰だ? お前は何故ここにいるんだい?」
 ニヤニヤした顔で、そしてどこか嬉しそうに問うてくる。思わず彼の望まぬ答えを口にして
やろうかとも考えたが、さすがにそれも野暮だ。
――――覚悟を、決めるべきか
 それはあの日から頑なに否定しきてたもの。なにより言葉にすることで全てが消えそうで
恐かったもの。
 だが今宵、ようやく「この私」を受け入れることができそうだ。だからこそ、言葉にしよう。
 私は軽く目を閉じたあと、静かに顔を上げた。
「私はレスティアーナ。貴方の妻であり、この国の王妃だ…………これで満足か?」
「……上等」
 ヴァルターが満足げに、そして心底嬉しそうに笑う。そしてエリシアも、静かに微笑み
頷いた。
253413 ◆lvzfh15U2A :04/08/22 01:07 ID:PFVuVQkk
 なにか奇妙なまでにすがすがしい開放感があった。あの日より私を縛り付けていたもの。
おそらくそれが先ほどの言葉で解き放たれたのだろう。
 私は二人に自然に微笑み返した。あの日以来、ようやく笑顔というものを思い出した気がする。
そう、私はようやく人形ではなくなったのだ。
 ようやく戦いを終えたような余韻に浸りながら、私の意識は静かに薄れ……

……なかった。ふと思い出す両腕を掴まれている感覚。目を上げればヴァルターとエリシアが、
心底嬉しそうにこちらを見ていた。
「さてレスティ、覚悟もできたこったし、日が昇るまでは寝かせねぇぜ」
「レスティアーナ様、ヴァルター様の命令ですのでご容赦下さい」
言うが早いか、エリシアが私を後ろから抱きとめ私の自由を奪い、そしてヴァルターは私の
上に覆い被さってくる。
「ふ、二人とも! こういう時は素直に寝かせてくれるものだろう!? 冗談が過ぎる……」
「夫の冗談に付き合うのもまた一興だろ。それに俺は、全然冗談のつもりは無いぜ?」
「ご命令ですので」
「え、エリシア! それにしては随分と嬉しそうじゃないか!」
「そんな事はありませよ。さ、レスティアーナ様……」
「や、やめっ……ふあっ! ま、まてエリシア! う、後ろは……はああぁん!!」
「さあ、夜はまだまだ長いからな。レスティ、たっぷり悦ばせてやるぜ」
「だめっ……やああぁっ!! いきなり入れなっ……い、痛っ! まだ二回目なんだから
優しくしっ……あああああぁ―――ッ!!」
 二人の容赦ない責めが始まると、私はもうなすがままにされるしかなかった。そしてこの
宴は、本当に冗談ではなく日が昇るまで止まる事はなかったのである。


 あれから一月、併合された両国はなんとかその混乱期を脱し、甲虫族との戦線もなんとか
海岸近くまで押し戻す事に成功した頃、私の病もようやく完治した。もっとも私自身には
多少病弱であるという程度の自覚しかなかったので、鬱陶しい風邪を引く事が少なくなった
ぐらいの感覚しかないのではあるが。
254413 ◆lvzfh15U2A :04/08/22 01:09 ID:PFVuVQkk
 だが、私の病気の完治を泣いて喜ぶ父に対し、家臣のいる前で股間を蹴り上げてのたうち
まわらせた時は、さすがにエリシアに怒られた。ヴァルターは腹をかかえて笑っていたが。
親の心・子知らずとはいうが、今回のことはさすがに隠し事が多すぎだ。だからそれぐらい
で「娘」の怒りが収まるのは安いものだと納得してもらおう。
 国はまだ戦乱にあるとはいえ、かつてより遙に平穏な日々……しかし私は、最近になって
再び悩みを抱えてしまった。それは……

「やっぱり最初は男が良いな、レスティアーナよ」
「親父! 俺の嫁なんだから親父が注文付けんじゃねぇよ! 俺は絶対最初は女の子がいいと
決めてんだからな!」
「あらあらヴァルター、そんな事、貴方が決める事ではなくってよ。ま、義母としてはどっち
でもいいから、早く孫の顔が見たいものね」
「実の父としては、双子で両方というのが一番嬉しいのだが……」

 ……これである。みんな好き勝手な事を言っているが、考えてみれば王家の嫁として
「それ」を期待されるのは当然の事だった。
 正直な気持ちとして、今だ実感どころか想像すらできぬ事だ。これは今だに私が女になり
切れていないという事なのだろうか? だが、あの夜から私は毎晩ほぼ欠かさずヴァルター
の寵愛を体に注がれてしまっている。それも一晩に3、4回は当たり前のように。
 おそらく愛の女神の慈愛が景品となったルーレットが当たるも時間の問題だろう。
それを思うと少々憂鬱ではあるが……
「レスティは俺のモノだ! 親父達の好き勝手にはさせん!」
 と、いきなりヴァルターが私を座っていた椅子から抱き上げたかと思うと、脱兎のごとく
部屋から飛び出した。開け放たれた部屋のドアの向うから、義父達の叫びが聞こえる。
「おっしゃあああぁぁっ!! よしレスティ、ウダウダ言う親父達から先手を取るために、
とっとと作っちまおうぜ! 今日もこのまま…………ぐはあぁっ!!!」
255413 ◆lvzfh15U2A :04/08/22 01:10 ID:PFVuVQkk
「何が『今日もこのまま』か! この万年性欲満点男!」
 私の怒号とともに、ヴァルターは口から泡を吹いて気絶した。私の放った鳩尾に肘、顎に拳、
股間に膝の三段コンボが決まったからだ。
「そういうことはまず雰囲気を大切にしろと何度……おい、聞いておるのか!!」
 私は彼の肩を揺すって怒鳴るが、当然ながら聞いてるわけがない。追撃加えて叩き起こそうかと
も思ったが、このまま寝かせておく方が面倒がないのでやめた。
 なにか数日に一度はこういうやり取りがあるような気がする。私は情けない姿で廊下につっぷし
ているヴァルターを見ながら、そんな彼の「暴走」を思い出し頭を抱える。
「愛しては……くれてるのだろうがなぁ。もうちょっと節度を持てんのかコイツは……」
 何か複雑な気分。私は疲れたように溜息をついた。
「ふふっ、またですか?」
 唐突に横から笑いが漏れる。いつのまにかエリシアが私の横に立っていた。
「『また』って……まあ確かにそうか。それを一番見てるのはエリシアだもんなぁ」
 反論しようとしたが、一瞬だけ考え素直に諦めた。なにせ事実なのだし……。
ましてそれを横から見てて、あげくに彼との行為を毎日のように「手伝う」彼女に隠したり、
隠せたりするような事ではない。再び呆れたように溜息をついた私に、エリシアは優しく
微笑みかけた。
「レスティアーナ様はどうなのですか?」
「わ、私……?」
 唐突な問いに思わず声が裏返る。
「はい。レスティアーナ様は、いかがお考えなのですか? 愛の女神の慈愛を受けたいのか、
受けたくないのか。受けたいとするならば、どちらなのですか?」
 姉のような、そして母のような暖かさを持った笑顔で彼女は私に聞いてくる。
それは堅い宮廷魔道士である彼女が、私にだけ見せる顔。
――――ずるい。この悪意なき笑顔に、私が逆らえないのを彼女は知っているのだ。
256413 ◆lvzfh15U2A :04/08/22 01:12 ID:PFVuVQkk
「そ、そのようなこと……言える……わけ……」
「他言しませんよ。お気持ちを知りたいだけです」
「…………。」
 無言で睨んで彼女を牽制するが、まったく怯む様子もない。しばらく黙っていたが、結局
根負したのは私だった。まったく諦める様子がない彼女に対し軽く溜息をついた後、彼女を
引き寄せそっと耳打ちした。後で聞いたところによると、この時の私の顔はこれ以上ないという
ぐらい赤かったそうだ。
「…………と思ってる。ほ、本当に誰にもいうなよ? 約束だぞ?」
「はい、約束です」
 私の言葉を聞いて、彼女は本当に嬉しそうに微笑んだ。それはおそらく、私の言葉が彼女を
満足させたからなのだろう。話したという事実がではなく、話した「内容」がである。
「早く、見てみたいものですね」
「だ、だからそういう事も言うな! 誰かに聞かれたら……その……まずいだろう?」
「ふふっ、了解いたしました」
 慌てる私に、エリシアは軽く笑い答えた。そして二人静かに廊下を後にする。

 ところがこの話、この場で気絶していたと思われていた、地面に寝そべる男がしっかりと聞き耳を
立てていた。その日のうちに二人の父と義母の耳にも入り、あげくに噂は城の家臣達から、数日で
城下町の民の隅々まで届いたという。
 その時のレスティアーナ王妃の怒りたるや、今でも城内で伝説となっている。新王ヴァルターが
生き延びたのは、当時を知る者であれば奇跡と呼ぶに相応しいとか。
 
 そして1年後、噂ではレスティアーナは自身の望む通りのカタチで、愛の女神の慈愛を受け取った
という。

(完)
257413 ◆lvzfh15U2A :04/08/22 01:14 ID:PFVuVQkk
ちょいと急でしたが、予定通り4回で終わりです。
今回、自身の過去作とは違うモノをという事でファンタジー世界系もどうかなと思いましたが、
正直言えば、あまり自分には合わなかったようで。感情移入度の低さっていうのもあるのか
TSに関しては現実に近い設定の方が私的には良いよいです。
次回(あればですが)はもうちょっとそのへん考えて書こうかと。

380氏の夢の話ですが、正直アレはまともに覚えていられるもんじゃないです。
恐ろしさで目が醒めた夢でも、何を恐れていたのか覚えて無い事多いですし。
あと私の場合は、たとえそれを覚えていられても、その内容をうまく表現できる
文章力という点で宝の持ち腐れになりそうな感が……
258名無しさん@ピンキー:04/08/22 01:38 ID:9jSI34Os
もつかれー
259名無しさん@ピンキー:04/08/22 02:24 ID:zRO0AH8Y
乙ー
ギャグ部分もいいけどエロもまた良し!
260250:04/08/22 03:06 ID:PVK2fOSE
ゾンビに喰われてきます…。




orz
261名無しさん@ピンキー:04/08/22 03:17 ID:AKlGFjzT
( ゚д。)ア゙〜〜〜〜〜〜
262名無しさん@ピンキー:04/08/22 06:47 ID:uSi1M+wr
寝る前に作品よめたから、今日はファンタジー風のTS夢が見れると楽しみにしていたのに‥‥
ゾンビゾンビと誰かさんが連呼するから、怖い夢見ちゃったよ‥‥

知らない男の人に無理矢理ホテル連れていかれて、ち●こ食べられて、女にされて
犯されて、内蔵引き裂かれて、逝くっ!って思った瞬間、目が覚めて飛び起きた‥‥(;゚Д゚)ユ・・メ・・?
263名無しさん@ピンキー:04/08/22 10:32 ID:IojOuiVN
とりあえずTSする夢を見る
という事は出来たわけかw
264名無しさん@ピンキー:04/08/22 11:29 ID:3J19ceMh
微妙な夢だ・・・・
265名無しさん@ピンキー:04/08/22 23:03 ID:ZSUSkFEd
>>413
GJ!
濃いエロながらも純愛(だよな?w)ナイス!
266名無しさん@ピンキー:04/08/23 00:00 ID:grjtQOvs
GJ!
面白かった!
267名無しさん@ピンキー:04/08/23 00:52 ID:iK0rl+WK
>>262
夏らしい夢が見られて良かったじゃないか。
268名無しさん@ピンキー:04/08/23 22:33 ID:0NEnFVQh
友人がTSするという夢を見た事があるが
顔がそのままだった…orz
269名無しさん@ピンキー:04/08/24 07:52 ID:gdJTGjJ+
>>268
逆プリティフェイスかw
270CASE.01 ◆PETORIs7YU :04/08/24 11:33 ID:/gXQHHgi
>26の続きです

たった3人の結婚式を終え今は街のレストランで少し遅めの昼食を取っていた。
目の前でカルボナーラのおいしそうな湯気が談笑する僕たちに早く食べてくれと
急かす、だが今はどんなおいしい料理もこうして笑いあえるこの時間が何よりも
大事に思えた。
デザートのジェラートを食べ終えると不意に杉田さんの携帯電話が震えた。
「おっと・・・失礼」
メールらしく携帯電話の画面を覗き込むと再び口を開いた。
「すまない、研究所でトラブルがあったらしい。今日はもう戻れないかもしれない
からすまないが夕食は2人で行ってくれ。」
「そうですか、わかりました気をつけて・・・」
杉田さんはレジカウンターで会計を済ませると足早に駐車場へと向かっていった。

271CASE.01 ◆PETORIs7YU :04/08/24 11:34 ID:/gXQHHgi
>270
「ぷっ・・・無理しちゃって」
思わず笑いが口からこぼれる。理恵はそんな僕の顔を見て不思議そうな表情を見せた。
「ねぇ恵一、どうしたの?」
「ああ、ごめんごめん、杉田さんのこと、さっきメールが入ったでしょ、あれ多分自分で入
れたんだよ。普段メールなんか使いもしないのに、僕たちが2人きりになるように気を使っ
てくれたんだよ。」
「ふーん、そうなんだ。私杉田さんのことちょっと誤解してたかも・・・良い人だね」
「そんなんじゃないよ。ただの親ばかだよ。」
「そう、でも・・・・いい人だよ。」

レストランを出て2人で並んで歩く、行き先は杉田家・・・今の僕の家だ。
唐突に作られた2人きりの時間に僕は理恵にどこに行きたいか訊ねた。すると理恵から
返ってきた答えは『2人きりで居たい』だった。僕も首を縦に振り今2人で家への道を歩い
ている。
家に着き玄関に入るなり我慢できず理恵の身体を強く抱きしめた。理恵は一瞬ビクッと
身体を震わせ驚いたような表情をみせたがすぐに僕の身体を抱き返してきた。
理恵の鼓動が僕に伝わり、僕の鼓動が理恵に伝わって他の音はもう何も聞こえなかった。
272CASE.01 ◆PETORIs7YU :04/08/24 11:36 ID:/gXQHHgi
>271
「ん・・・あ・・ぅ・・ん・・・」
式のときのように背伸びをして口付けを交わす。背伸びをしている無理な体勢のためか
上手くできないもどかしさはあったが半年振りに味わう唇同士が触れ合う柔らかな感触
は僕の理性を溶かしきるのに十分なものだった。
「ん・・・あふぅ・・・・ん・・ねぇ・・・恵一、私・・・シャワー浴びたい。」
理恵のブラウスに手を掛けようとした時、彼女は僕の手を握り返しそっと呟く、無理な姿
勢で辛さも感じていた僕は理恵の提案に首を縦に振って応えた。

バスルームに2人で入る、まだ男だった頃何度も見た理恵の肢体は女性らしく丸みを
帯び、それでいて適度に引き締まり僕は堪らず理恵の身体に飛びついた・・・・・・・筈
だった。
少なくとも玄関で抱き合っていた時はその気でいた。だが玄関からバスルームに向かっ
て歩くその僅かな道のりを歩くうち僕の心を支配したのは今の自分の身体を見られること
への気恥ずかしさ・・・いや、恐れだった。
男だった頃頭ひとつ小さかった理恵の身体、その小さかったはずの理恵の身体が今は
背伸びをしないとキスもできないほどだ。
確かに僕と理恵はささやかながら結婚式を挙げた。今は心が繋がっていると自信を持って
言える。・・・だが肉体は繋がることができない・・・・そして心は肉体に従属する。
昔読んだ小説の言葉が頭の中で繰り返される。そしてその言葉は僕からさっきまでの勢い
を奪っていった。
「ほら、恵一なにやっているのよ、今更恥ずかしがることも無いでしょ何度も見ているのに。
1人だけ裸の私が恥ずかしいじゃないの」
脱衣所の隅でもじもじとしている僕に諭すように理恵が話し掛けてきた。。
「ほーら、まさか中身まで女の子になったわけじゃないんだから恥ずかしがらないの」
「ちょ・・・ちょっと理恵・・・うわ!?」
理恵の言葉にあっけに取られている僕に今度は理恵の手が襲い掛かってきた。"女"として
のキャリアが長い彼女の手によって下着すら剥ぎ取られ一糸纏わぬ姿となった僕を彼女は
抱きしめた。
273CASE.01 ◆PETORIs7YU :04/08/24 11:38 ID:/gXQHHgi
>272
「ちょ・・・理恵・・・・強引過ぎ・・・・」
「・・・・ばか・・・・こうなることを望んでたのは私も一緒だよ。」
抗議の言葉を上げようとした・・・・がそれは理恵の小さな声によって永遠に封印された。
理恵の涙色の混じった声は先程まで感じていた恐れの鎖を引き千切り僕の心を再び
"恵一"に引き戻した。
シャワーを浴びることも忘れそのまま脱衣所で唇を重ねる。理恵の桜色の唇を舌先を
割り入れ口内に侵入しその温かな感触を味わう、舌と舌が絡み合い唾液が淫靡な水音
を奏でる。
「ん・・・んちゅ・・・あふぁ・・・んっ・・・ん・・」
「んふぅ・・・んぁ・・・ん・・あふぅ・・・・んん」
どちらからとも無くいつのまにか甘い声を口から漏らしていた。理恵の身体を抱きしめ
ていた手もいつのまにか彼女の胸に伸び柔らかな双丘、そしてその頂にある果実を
もみしだいた。
「んん・・・くふぁ・・・ん・・・・ああ・・もう・・・身体は変わっても恵一は恵一ね触り方が一緒
だもの・・・ねぇ・・・今度は恵一を気持ちよくしてあげる。」
「え・・・ひぁ・・あっああ・・・や・・・理恵・・・」
いたずらっ子のような笑みを浮かべ今度は理恵が僕の胸に触ってきた。女になってから
何度かは興味本位で自分の身体を触ったこともあった。その時でさえ快楽の海に沈み
そうになった。だが、それすら今与えられているものに比べれば嵐の波に流された小船
のようなものに過ぎなかった。
「かわいい・・・恵一・・・気持ちいいの?もっと・・・してあげるね」
274CASE.01 ◆PETORIs7YU :04/08/24 11:39 ID:/gXQHHgi
>274
すでに固く膨らんだ桃色の先端を舌で転がされると電気が走ったように僕は背中を仰け反
らせながら濡れて甘えたような声を口から漏らした。
「あふぁ・・・ああ・・・あっ・・・や・・・・やだ・・・おかしくなる・・・あっああああ・・・はぁ・・・はぁ・・・
んん・・・んふぁ・・・・・」
理恵が舌先を器用に動かすたび僕の心象風景のパズルは一枚・・・また一枚と真っ白な
ピースと差し替えられやがてそれは真っ白になった・・・・・・・
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・理恵も気持ちよく・・・」
湯船の淵に腰を降ろし身体を密着させた。乳房が押しつぶされて2人の間を埋める。さっき
までの愛撫の余韻が残っている身体にはそれだけでイってしまいそうな刺激が身体に走る。
理恵の秘部に手を伸ばすとそこは既に大量の愛液が滴り指で軽くなぞるだけで彼女はビクッ
と身体を振るわせた。
「あっあああ・・・あっあっあっ・・・いい・・・いいよぉ・・・」
意識しないようにしていたが僕の女の部分も理恵の声を聞くうちに待ちきれないといったよう
に太腿まで粘液を垂らしていた。それを感じ取ったのか理恵も僕の秘唇にその細い指を伸ば
してきた。他人に初めて触れられたソコは僅かな指の動きにも反応して抵抗できないほどの
刺激を僕に与えた。
「・・・ひぐぅ!?・・・あああぁ・・・や・・・やだ・・・そこは」
理恵の指先が肉芽をはじくと僕は声にならない声を出し身体を仰け反らせた。
「あっあっあっああああ・・・・・やだやだやだ・・・ヘンに・・・・変になっちゃう」
「恵一・・・私ももう・・・もう・・・イク・・・一緒に・・・・ね・・・」
2人の喘ぐ声といやらしく響く水音がバスルームに響き僕の身体の奥から何かが来るような
熱い感覚があった。
「や・・・・やだ・・・だめ・・だめだめぇ・・や・・ああああああああああ」
「イク・・・いっちゃう・・・・いっちゃう・・ああああああイクゥ・・・・・・」
ひときわ激しい声が木霊し2人お互いを支えるようにしながらその場にへたり込んだ。息はま
だ荒く余韻を楽しむように抱き合っていた。
275CASE.01 ◆PETORIs7YU :04/08/24 11:40 ID:/gXQHHgi
>274
シャワーを浴び服を調えた後もリビングルームで身を寄せ合っていた。
「ねぇ、夕飯何が良い?」
「カルボナーラ」
「カルボナーラって昼にも食べなかった?」
「えっと・・・理恵の作ったカルボナーラが食べたいんだ。理恵の一番
とくいな」
「ふふ・・・わかったちょっと待っててね」
そう言ってキッチンに向かう理恵を見送りながら僕はそっとお腹に手を
当てた。まだ身体の奥がジンジンする。
形はどうあれ理恵と肌を重ねることができたことに僕は普段祈りもしない
神に感謝を捧げた。
・・・・ To be continued
276鶏 ◆PETORIs7YU :04/08/24 11:40 ID:/gXQHHgi
ここまで

とりあえず2章終了
277名無しさん@ピンキー:04/08/25 22:16 ID:4EX4G9Oi
書き込み止まった?
278名無しさん@ピンキー:04/08/26 02:55 ID:niqlZu6B
別に一日二日書きこみない事なんて今までも良くあったと思うが
海原祐樹のその後(もしくは学園コメディ編)・3つめ。
投下。
「えーっと、両親の仕事の都合で今日からこの学校に編入してきた海原遊(うなばら・ゆう)です。よろしくお願いします」
 僕は教壇に立って、小さくお辞儀をした。
 つい先日まで普通にクラスメイトとして接していた相手に、初対面の人間として自己紹介するのはとても変な気分だった。まあ、女子としてよりはましかもしれないけど。
 教室全体から、どよめきやらざわめきやらが聞こえる。



 結局、姉と散々話し合った結果、僕はこの高校に『男として編入』することになった。というか、『女として編入』させようとする姉を、僕が何とか押し切った。
 さすがに今回の責任は感じているらしく、意外にあっさりと引き下がってくれた。
「ああ、でも祐ちゃんみたいにかわいいコが男の子の制服を着るのも、燃えるわねー」
 ……といういう台詞は是非とも聞かなかったことにしておこうと思う。



 そんなわけで今日。本来の僕『海原祐樹』は入院ということにして、その従兄弟の『海原遊』として編入した。
 まさか、前と同じクラスになるとは思わなかったけど。
 「海原君……遊君は、このクラスの海原祐樹君と従兄弟だそうです。その祐樹くんは今入院中だけど、代わりにみんなが、この学校に慣れるまで色々と教えてあげてね」
 ざわざわざわ。
「はい」
 メガネ委員長こと空木都(そらき・みやこ)が、ざわめきのなかで真っ先に、まっすぐに返事をした。
 さすが品行方正・文武両道・眉目秀麗な完璧超人。犬川さんの予想よりカタイと言われるだけのことはある。
 ちなみに、我が親友川村は机に突っ伏して爆睡中のご様子。朝から豪快なヤツだ。
「じゃ……とりあえず入院してる海原君の席に座ってね」
 陸田先生、それはあんまりだと思います。とは思ったけれど、結局口に出したのは物分りのいい転校生らしい言葉だった。
「はーい。あ、教科書とか、まだ届いてないんですけど」
「うーん、どうしよっか。そうね、隣の空木さん、見せてあげて。あと、授業内容とかもフォローしてあげてね」
「はい。わたしはクラス委員の空木都よ。よろしくね」
 それはもう、紹介されるまでもなく知っていますとも。2-3の問題児2人組、海原と川村の天敵にして、学校最強の委員。
 通称・鷹の目の女。その、ベルリンの壁をも素手で砕くと言われる鉄拳制裁の前に、何度煮え湯を飲まされたことか。
 ちなみに笑うとかわいい。
「あ、はい。よろしくおねがいします。ええと、空木さん」
 そうして差し出された右手を、僕は握り返した。やわらかい。
あの、幾多の不良生徒を粛せ……いや、更生させた魔拳が? そんな馬鹿な。
「……どうしたの? わたしの手に何かついてる?」
「あ、いえいえ、なんでもないです。ただ、きれいな手だな、って」
「ありがとう。でも、あなたの手もきれいよ。女の子みたい」
 ぎくり。背筋がはねた。
「そ、そうですか? あ、え、えーと、あんまり運動しないからかな?」
 冷や汗をかきながら、言い訳してみる。
 彼女のほうには、特に他意はなかったようで、すぐに別の話に変わった。
「ああ、そうそう。あそこの席で寝てる、川村っていう生徒には気をつけなさい。強暴だから。もっとも、もう片割れの最悪屁理屈男は入院してるからまだマシだけどね。って、あなたの従兄弟だったわね。ごめんなさい」
 はい、その屁理屈男です、と言いかかった言葉を飲み込んで、僕は言った。
「いえ、親切に、どうもありがとう」
 すると、照れたらしく彼女は頬を赤らめた。


 HRが終わった。そして、1つ目の授業が始まる前の時間を利用して、興味津々な様子のクラスメイトたちが僕の机の周りに押しかけてきた。
「付き合ってる人はいるの?」「うわー、肌きれいー。お手入れとかしてるの?」「星座は?」「血液型は?」「誕生日は?」「サインくださーい」などなど。っていうか、最後のは何だ。
「ほらほら、もう授業が始まるから、そういうことは後にしてね」
 ほとんどマネージャーと化した鉄腕委員長が、ワニワニパニックさながらにクラスメイトたちを押し返していく。
「……?」
 ふと視線を感じて振り返ると、川村がこっちをじっと見ていた。
「あ、はじめまして。海原遊です。ええと、川村さんですよね。祐樹から話は聞いてます。よろしく」
 無難に挨拶をしてみる。
 いくら親友とはいえ、今の僕と前の僕とでは体格からして違う。まさか、気づかれるということは無いだろうと思う。
「ああ」
 川村は短くそれに答えると、興味なさげにそっぽを向いた。
 覚悟はしていたとはいえ、さすがに親友にそういう態度を取られるのはつらい。
「コラ。授業始まってるぞ」
 いつの間にか入ってきた数学の谷(スラッシャー)義嗣が、いかつい手に持った教鞭で黒板を叩いた。
 


 その後、なぜか委員長が色々と気を使ってくれたおかげで、無難に学校生活を送ることが出来た。
 でも、2週間目……それは起こった。
「見たぞ」
 放課後、トイレに寄った僕を待ち受けていたのは、不良男・権田だった。
「な、なにを、ですか?」
「おまえ、女だろ」
「は? なにを言ってるんですか? 誰かと間違えてるんじゃ……」
「まあ、聞けや。俺が一昨日4時間目の体育の授業をサボる事にして、ここでタバコを吸ってたら、お前がなにやらあわてて入ってきて個室に飛び込んでくるじゃねぇか。ンで、ごそごそとやってる。気にならねぇほうがおかしいと思わねぇか? ……で、ノゾいてみたら、ほら」
「写真? ……っ!」
 権田が差し出した写真は、僕のトイレでの着替えシーンシーンを写したものだった。ご丁寧なことに、はっきりと僕が女だということがわかる部分がクローズアップされている。サラシを巻いた胸とか。姉特選の下着とか。
「バゴアバゴアー。運がよかったな。写真を撮ったのが俺で。俺以外だったら、早速ほかの連中にバラ撒いてたところだぜ」
「こ、こんなの合成じゃないの?」
「そうか? じゃあ、一応確認のために服を脱いでみろ。上だけでいいぞ」
 逃げられない。
 背中を、いやな汗がじんわりと伝っていく。
「……ち。手伝ってやれ」
「あいよ」
「おう」
 権田の子分その1とその2が、さりげなく出口へと動こうとしていた僕を挟み込んで、制服を掴んだ。
 今の体では、到底力ではかなわない。このままでは確実に脱がされて、バレてしまう。
「ほら。男だったら上脱ぐくらい、恥ずかしがるんじゃねぇ!」
「わかった。脱ぐから、離してよ」
「離してやれ」
「あいよ」
「おう」
 その1とその2が離れると、僕は、上着のボタンを外し始めた。同時に、俯きながらトイレの出口のほうをちらりとチェックする。
 出口まで行くのに障害になるのは、権田ひとり。その1とその2は、僕の後ろにまわっている。
 なんとか、いちかばちか……。
 ばさぁっ。
「うわっ! てめぇっ!
 僕は、脱いだ上着を権田に叩きつけると、その脇を駆け抜けて出口へと走りこんだ。
 これで何とか、助かる。
「甘ぇんだよ!」
「ひぐっ!?」
 ……ドアの外側に、もう一人いた。
 殴られた。鳩尾に、激痛が走る。
 思わずうずくまった僕は、権田に掴まれて、トイレの中に引きずり戻されてしまった。
「この糞野郎……。もういい。剥ちまえ!」
「あいよ」
「おう」
「やっ、やめっ!」
 ばちっ。
 その1の力任せに、シャツの布地が破れた。
 サラシを巻いた胸があらわになる。
「今どきサラシかよ。抑えてろ」
「あいよ」
「おう」
 両腕を、その1とその2に押さえられた。
 権田が、ナイフを取り出した。
 もう、だめだ。僕は、観念して目をつぶった。
 ぷつっ。
 はらり。
 ただの布切れとなったサラシが、僕の胸から滑り落ちる。
「おうおう。かわいいもんじゃねぇか。サラシなんかする必要なかったんじゃねぇか?」
 大きなお世話だ。
 権田のごつい指が、その先端に触れる。
 僕は力なく首を振ることしか出来ない。
「それじゃあ、お楽しみの下を見せてもらうか」
 そると、権田はとんでもないことを言ってきた。
「やっ、それだけはやめて!」
「あぁ? てめぇに拒否する権利はねぇんだよ」
 そして、何の抵抗も出来ないまま、僕はズボンまで脱がされてしまった。
「はっ。なんだ、ずいぶん色気づいたモノ穿いてるな?」
 今日穿いていたのは、姉に押し付けられた、いわゆるヒモパン。
 恥ずかしさに、頭に血が上ってくる。
「さぁて……」
 権田が、そこまで言いかけたときだった。
 ごぉん。
 トイレのドアを吹き飛ばし、見張りの男が転がり込んできた。
 その後を追って、ゆっくりと入ってきたのは……。
「そ、空木っ!?」
「お楽しみのところ悪いけど、あなたたちはたった今死んだわ。ま、最後にイイモノ見られたんだからいいじゃない。安心して地獄へ行きなさい」
「に、ににに、逃げるぞっ!」
「あいよっ」
「おうっ」
 ばたん。
 逃げる権田たちの行く手を阻むように、さらにもうひとりの人物が入ってきた。
「川村ぁっ!?」
「権田ぁ。 俺の親友を、よくもまあイジメてくれたなぁ? お礼に、空木よりは優しくブチのめしてやるよ」
「にゃろうっ!」
 ごがっ。
 膝蹴り一閃。キレて飛びかかった権田の股間に、川村の容赦ない一撃が叩き込まれる。
 権田は、股間を押さえながら泡を吹いて、そのままトイレの床に倒れこんだ。ああ、元男として、同情に耐えない。ザマミロ。
「運がよければ、まだ使えるかもな」
 そう酷薄に吐き捨てた川村。
 同時に、鈍く不気味な音が数回続けて鳴った。
「あいょっ!?」
「おうっ!?」
 床に倒れこむその1、その2。白目をむいて手足を痙攣させ、完全に意識を失っていた。
「あら、少しやりすぎたかしら?」
 やりすぎというか、手足がありえない方向に捻じ曲がっているような気もしたけれど、それは見なかったことにしておこう。

 
 
 誰もいなくなった、2-3の教室。
「まあ、要するにお前の姉さんにお前のことを頼まれてたってわけだ」
 机に腰掛けて、川村が言う。
 つまり、最初から知っていて、だからこそ僕にそっけない態度をとっていたということらしい。
「親友が女になったなんて、そんなのどうすれば良いかわかんねぇし……」
「それでわたしが川村君から相談された、というわけ」
 行儀よく足をそろえて椅子に座った委員長が、繋げる。
 なるほど。やけに親切だと思ったら、そういう裏があったのか。
「もちろんタダじゃないわよ?」
「は?」
「今度の文化祭の演し物、遊君にはお姫様役をやってもらうから」
「……は?」
「これはクラス中の承認を得た、決定事項よ」
 両手の指を組んで、その上に顎を預ける委員長。メガネが夕焼けを浴びてきらりと光る。
 川村はといえば、なぜかそっぽを向いて口笛を吹き始めた。このヤロウ。



 そして、僕の恥辱の学校生活は始まった。
289WD ◆YBGgwZXZaM :04/08/26 04:25 ID:2f300hLx
男装で女装で秘密で羞恥で……ドウスレバインダー。rz
たぶん次はもっと遅くなるのですよ待ってくれる稀有な人スマソー。
290名無しさん@ピンキー:04/08/26 07:47 ID:gQKkaz54
男装で秘密で羞恥で……面白かった。
続きが凄く楽しみです。頑張ってくださいね
291名無しさん@ピンキー:04/08/26 09:42 ID:2rILf3r0
板違いになってしまうけれど、エロ抜きでも面白い。
私は気が長いので遅くなっても待ってますよ。
でも、内容を忘れやすいので以前のところを
アンカーで示してくれるとうれしい。
292WD ◆YBGgwZXZaM :04/08/26 10:14 ID:fo/GpM3o
>>290-291

どもです。
>アンカー
すいません、忘れてました。
前回は前スレ869-873と890-895です。それ以前のは保管庫さんで。
293名無しさん@ピンキー:04/08/26 15:04 ID:Viwx7uKe
エロクナクテモオモシロイヨ
モレハケウナヒトダカラ
イツマデモオマチシテマフ
294名無しさん@ピンキー:04/08/26 20:29 ID:Csz1Cnso




???
295名無しさん@ピンキー:04/08/26 20:40 ID:O7g3eCZ9
悪魔将軍ワロタ
296名無しさん@ピンキー:04/08/26 23:02 ID:U8rG0/bB
>>WD氏
スランプ(かどうかはしらないが)は越える為にある。
頑張れー!ア、頑張ってるのか…えーと…その調子でいけー!(混乱中)
居なくなる何て言わないで下さいね?
……ゴロー氏、380氏、とごター氏、いったいどこへ…禿しく続き(または新作)が気になりーの。
297名無しさん@ピンキー:04/08/27 00:29 ID:0LSQdqJ8
また来てくれたんですね嬉しいです。携帯を握りしめつつ感涙。これで、プリンさんが戻ってくれれば。ようやく落ち着いてきましたね。
298646 ◆ACiNmI6Dxs :04/08/27 11:06 ID:ymjVtv40
前スレが落ちちゃってる。
アンカーがわからない(泣き)
299名無しさん@ピンキー:04/08/27 11:40 ID:F8/o7CY0
アンカーは保管庫で良いのでは?
300名無しさん@ピンキー:04/08/27 13:31 ID:BXHv06fT
194 名前: WHEEL OF FORTUNE ◆ACiNmI6Dxs [sage] 投稿日: 04/07/14 12:59 ID:C8w2wGGy
>>193

「ううん・・・・」
貴章はゆっくりと目を開けると上体を起こした。どうやらいつのまにか寝室のベッドに寝ていたらしい。
横では由香がすやすやと眠っている。
「・・・・ん?俺の体・・・」
体は全裸ではなく、ちゃんとネグリジェに着替えている。
貴章は手を動かしてみた・・いつもの自分の・・男の手ではないが動く。
自分の体が元に戻った事を確認するとホッと肩をなで下す。
「・・・・元に戻ったのか・・・うへ!汗でベトベトじゃん」
由香を起こさないようにそっとベッドから降りると浴室に向かった。
・・・・シャーーーーー
ちょっと温めのお湯が全身に注ぐ・・・貴章が気持ちよさを実感していると。
『おはよう、貴章さん♪』
「弘美か・・・」
突然の弘美の声に貴章は顔を上げた。
『くふふ・・・大分疲れたようね』
「・・・・・昨日は遅くまでしていたみたいだな」
貴章自身あれから暫くして意識がもどっていた。
弘美と由香はあの後何度もお互いを触れ合い、嘗め合い、そして何度も指で絶頂になった。
貴章は男の時とはちがい何度も達することの出来る女の体の底知れぬ情欲に振り回されつつ、何時の間にか意識を失っていたのだ。
『ふふっ、昨日はご馳走さま』
「そうかよ。満足したみたいだな」
何故か嫌味を言いつつ、自分も一緒に感じていたわけだしお互い様と思っている。
「なぁ、また体を乗っ取るつもりか?」
『どうかしらね。気まぐれかも知れないけど・・・ふふふっ・・』
弘美の意識が消える・・・シャワーから出るお湯の音だけが浴室に響く。
「一体何だよ・・・俺は・・・・」
貴章は暫く声を上げず、ただ呆然とするだけであった。

多分、これだと思うけど・・・
301名無しさん@ピンキー:04/08/27 19:54 ID:in3/CimU
いくら親切心でも、全文コピペは馬太目だお。

嵐と同類になりたくなければ
一部コピペとurl表記にしたほうが良いよ。
302名無しさん@ピンキー:04/08/27 21:03 ID:tqb0zHJv
>>301
すまん、以後気をつける。
303WHEEL OF FORTUNE ◆ACiNmI6Dxs :04/08/28 10:17 ID:vzJhoZDV
なかなか書けない時間がなくて申し訳ないです。


>前スレ194

薄暗い部屋には、天井に窓がある以外、パイプ椅子と簡易ベッドがあるだけ。
そう・・・・あの部屋だ。ベッドには腰掛けている二人の人物がいた。
一人はショートカットの謎の少女。彼女ともう一方の人物は携帯の画像に
貴章の姿を映して見ている。
「ふふふっ。結構仲がいいんじゃない?あの二人」
「おやおや、それにしても弘美は淫乱になったものだ。この男も可哀想に・・・」
その人物は呆れた声でショートカットの少女に言う。
「くすっ、そうかしら?そろそろ次の段階にいった方がいいようね」
「え、もう次にいくの?もう少しこの男を見ていた方がいいと思うけど」
「無理よ。プログラム通り、この男に弘美の意識と性質を融合させるわ。ゆっくり観察している時間はないのよ」
「そうだな、早く『九条弘美』を本当の姿に戻さないとね。この男はどう思うかな・・ふふふふ♪」
部屋には笑い声が響いている。弘美の真の姿・・・・それを謎としながら。
304WHEEL OF FORTUNE ◆ACiNmI6Dxs :04/08/28 10:19 ID:vzJhoZDV
>>303

■10■

ガタンゴトン・・・・
早朝の車内は満員でなくても息苦しい。特に夏場は車内クーラーをつけても不快指数は
全く減らない。
「くそ・・・やっぱ場所を変えるべきだったか」
後悔してもはじまらない、今の貴章がいる場所は最悪の入り口近くなのである。
ここは特に痴漢が出やすく人物の特定は難しい。流れによって逃げられてしまうからである。
たとえ特定出来たとしても本人かどうかも怪しくなる。貴章は自分が女である事に油断していたのだ。
しかも今の貴章の制服は夏服。
私立霜村高校の制服はフリル付きのスカートとかわいいリボンで評判の制服だし、しかも相当のレベルの美少女が着ているとくれば注目されない方がおかしい。
事実、電車に乗る前は様々な視線を全身に浴びていた。嫉妬・羨望
・欲情・・・あらゆる視線が突き刺さるのには貴章自身反吐が出る思いだった。
・・・・プシュー
近くのドアが開くと人の入れ替えが起こる。貴章はこの間をぬって反対のドアの方へ行き取っ手に捕まった。
ここなら外が見えるし、なにより学校への最寄りの駅はこのドアから降りなければならなかったから都合がよかった。
車内は更に混雑して体が動けない状態になった。
「・・・ぐぅ・・・苦しい・・」
車内は身動きがとれなくなと、いつのまにか貴章の体はドアに押し付けられる形になっていた。
貴章はとっさに鞄を前に向けていたが、それが危険だとわかったのはすぐ後だった。
「・・・・え?」
貴章の尻を撫で回す感触に思わず悪寒が走る。男の時では絶対にありえない感覚に戸惑うがこれも女になった所以か。
・・・マジ?痴漢かよ
思わず手を掴む。ゴツゴツとした男の手に一瞬身震いがして、思わず手を離してしまった。
・・・え?なんで?痴漢の手だぞ。
体から離してしまった手は再び尻を撫で回そうとする。
貴章はその度に払おうとしたが、痴漢の手はしつこくくる。
その時電車が大きく揺れたため、今度は痴漢が体を密着しはじめた。
305WHEEL OF FORTUNE ◆ACiNmI6Dxs :04/08/28 10:22 ID:vzJhoZDV
>>304

・・・・クッ。離れろよ
痴漢は貴章をなにも言わないと認識しているようだ。
密着すると先程より大胆に体を触れてくる。
・・・うへ・・・なんとかしてくれ。キモイ!
痴漢は貴章の尻ばかりでなく腰・背中と触ってくる。
男の時なら半殺しにしたい所だが、身動きが取れない状態なので体を捻るくらいしか抵抗できない。
大声で叫びたいと思っていても男のプライドが許さない・・・貴章が心の葛藤をしても痴漢の手は緩むことはない。
「ひゃぁ!」
痴漢の手が脇から胸を触ったのだ。
ここまで大胆にくる痴漢に頭にくる貴章だったが、思わず声を上げたため顔を真っ赤にして俯いてしまった。
・・・なんで?俺は男なのに。
いつもなら由香と一緒にいる所だが、彼女は体調を崩していて今日は休み。
女性が二人いれば痴漢に襲われる事も少ないのだが、今は孤立無援の状態。
・・・・くそ!離れろ、変態が!
体を揺らしながら必死に抵抗するも、痴漢の荒い息が聞こえてくる。
いつのまにか痴漢の手はスカートの中にも侵入し、ショーツ越しに秘部を触れていた。
・・・くっ、ふぁ。やば・・・何感じているんだよ!
割れ目を沿うように指を走らせてくる。
脇から胸を揉みながらの二重攻撃なので、体がだんだん感じはじめていた。
・・・くふ。んん・・・はぁ・・・・・声が出ちまう。やばい。
じんじんと痺れるような快感が溢れてくる。ブラのカップの中では桃色の乳首が勃起し、堅く尖りはじめていた。
貴章の体は快感に包まれ力が抜けはじめた時、再び大きく車内が揺れ出す。痴漢の体が一瞬離れた時・・・
クっ、この!」
貴章は痴漢の手を捻る。と同時に脚を踏みつける連続コンボを仕掛けると、さすがに痴漢は観念したのか沈黙した。
「・・・・変態!!」
吐き捨てる言葉を言うと、次の駅で駅員に突き出してやろうと考え始めた。痴漢は沈黙したままだ。

306WHEEL OF FORTUNE ◆ACiNmI6Dxs :04/08/28 10:23 ID:vzJhoZDV
>>305

・・・なんか不気味だな。
身動きは取れないが無理に体を捻りドアを背にするように向きを変えた時、目の前には一人の女性が立っていた。
・・・え?女の人?嘘、いやそんな馬鹿な。
背後にいたのは確かに男だったはず。だが目の前にいるのは女性・・混乱するのも無理もない。
そんな様子を察していたのか目の前の女性はちょっとはにかむような微笑を讃えていた。
・・・俺の見間違いかな。
女性の方から化粧の匂いだろうか、甘い匂いがくる。同性だというのが安心したのか
貴章が向きを変えようとした時。
「ふふっ・・・何も向きを変えなくてもいいじゃない」
目の前の女性が耳元で囁く。歳は二十代後半なのだろうか、落ち着いた物腰の声だ。
「ここは痴漢がよく出る所なの。キミのような魅力的な女の子だと、すぐ襲われちゃうわよ」
「・・・・・どうも」
男なのに魅力的な女の子と言われても嬉しくないが、たしかに場所は最悪のようである。
目の前の女性は俯いている貴章の顔を覗き込む。まじかでは化粧の匂いがキツイ。
「へぇ・・・何も付けていないんだ。でもすごく可愛いじゃない♪」
「・・・ジロジロ見ないでくれよ。恥ずかしいんだけど」
貴章は俯いていた顔をあげ、その女性を見る。身長は175cmくらいありそうだ。
規正のとれた鼻立ち、すっきりとした目元。胸元には90以上はあるであろう、ふくよかなバスト。
たしかに男だったら思わず唾を飲み込む程の美人である。
顔立ちから見ると、アジア系というより北欧系に近いような気がする。
307WHEEL OF FORTUNE ◆ACiNmI6Dxs :04/08/28 10:25 ID:vzJhoZDV
>>306

「ふふっ。キミは女の子なのに、女性に興味があるのかな?」
「な、なんでそんな事を聞く?」
「だって私を見る目が憧れというより、男の子が女の子に向けている目に似ているもの」
「・・・」
「それとも、キミはレズかな?ふふふっ・・・」
「な、そんな事は・・・うふ!んん・・・」
胸元を触る手の感触・・・目の前の、女の肩が僅かに動いている。
・・・・ま、まさか。
「ふふふっ。女の子にしてはあまりにも無防備だから、ムラムラってきたのよね。
キミって本当は男の子でしょ?女の体は気持ちよかった?」
「・・・そ、そんな事」
突然の言葉に顔を赤らめ俯く。
たしかに体は弘美だが、中身は男の貴章。女性の指摘が当っているだけに貴章は反論する事が出来ない。
「ふふっ・・・そうみたいね。じゃぁ、気持ちよくさせてあげようかな。さっきは痛い目にあったからね」
「さっきって・・・あの痴漢はあんたか?」
「あら、わかった?もう痛かったわよぉ、イキナリ肘打ちに足の踏みつけ。ま、男の姿だからしょうがないけどね」
そう言って目の前の女は顔を近づけると、貴章の唇を塞いだ。
「んん・・・・ふうん・・んん」
女の舌が強引に割ってくる。舌は貴章の歯茎を嘗め回し、舌に絡めようとする。
貴章は歯を閉じ、これ以上の侵入を拒もうとしたが胸を揉まれる事で快感が増したのか、思わず舌を絡めてしまった。
軟体動物のようになまめかしい舌が絡み合う姿は満員電車の中での行為とは思えない。
互いの口から唾液が漏れ出すたびに耳には淫嫉な音が聞こえてくる。
308WHEEL OF FORTUNE ◆ACiNmI6Dxs :04/08/28 10:26 ID:vzJhoZDV
>>307

「んん・・・・ふん・・んん・・」
唇を繋いだまま、貴章は女に体をもたれ掛かかっていた。すーっと二人の唇が離れる。
唇の間には唾液が糸を引く。
「ふふっ・・・馴れているのね。もしかして経験ずみなの?」
「止めてくれ。俺にはそんな趣味はないし、第一痴漢される覚えも無い」
「ふふっ。そうは言っても、体は正直なのね」
女の指摘している通り、貴章は先程の余韻が残っていたのだろうか、頬は上気し体は再び疼きが出始めていた。
「はぁはぁ・・・アンタは痴女か?タチ悪いじゃねぇか」
「あらあら、侵害ねぇ・・・可愛い顔して汚い言葉は吐かないの。もう本当は嬉しいくせに」
「ひゃぁ!・・・」
スカートには既に手が侵入し、股間を優しく撫でながらショーツを脱がしはじめていた。
「くすっ!ここも濡れてきているじゃない。本当にイヤラシイ子ね」
「はぁはぁ・・・これ以上は止めて・・・」
手で退けようとしてもガッチリと押さえつけられてしまう。
女はショーツを太腿の下までおろすと、愛液が涌き始めている秘部へ手を伸ばした。
・・・はぁはぁ・・・おかしい、何故周りは気が付かないんだ?まるで壁に囲まれているような・・・・
「ふふっ・・・・驚いているようね。大丈夫、私達の事は周りの人間には気が付かないから」
心を見透かされたような、女の言葉に貴章は驚く。
何を馬鹿な、と声を出しそうになるが、既に上気している体は言う事が出来なかった。
「ふふ・・・キミはまだバージンのようね。こんなに可愛いのに、男を知らないなんて勿体ないなぁ」
女は舌なめずりしながら、貴章の割れ目に沿って指を動かす。
その度に貴章は体を震わせながら身を委ねていた。
309646 ◆ACiNmI6Dxs :04/08/28 10:29 ID:vzJhoZDV
>>307

一応ここまで。
う〜ん続きを書くのは難しい。

>>300さん
 わざわざどうも。
 話を繋がるようにしたかったから助かりました。
310名無しさん@ピンキー:04/08/28 11:31 ID:Nx0BcD19
646 ◆ACiNmI6Dxsさん乙です。
男の痴漢でなく、レズ痴漢てのがいいですね。
女体の魅力をわかってる女性は素晴らしいです。
311名無しさん@ピンキー:04/08/29 01:32 ID:tYRg1kgw
  __
 l  ヽ
 lノノ))   ここ、初めて来たんだけど
 l ヮ゚从   こっそりSS投下していい?
 l志⊂゚  

312名無しさん@ピンキー:04/08/29 01:38 ID:XIar+OyZ
>>311
かまわんですたい!
313名無しさん@ピンキー:04/08/29 01:41 ID:9dvG658Q
>>311

( ゚д゚)<皆がおまいのSSを待ってるぞ!遠慮せずに投下しる!
314名無しさん@ピンキー:04/08/29 03:42 ID:PwisS0VG
(;´Д`)...ハァハァ マチキレナイヨ...............
315名無しさん@ピンキー:04/08/29 09:22 ID:2RmcFICS
荒れるヨカン
316名無しさん@ピンキー:04/08/29 09:26 ID:tYRg1kgw
ごめん、あまりにもくだらないから、固めてみたです。
流れてたらスマソ
ttp://syobon.zive.net:85/src/syobon6905.txt.html
317名無しさん@ピンキー:04/08/29 10:10 ID:Ab5T9Znp
皮物でダークなSSを読みたい!
女性化されていく様子がリアルな描写なら、なお嬉しいです。よろしく!
318名無しさん@ピンキー:04/08/29 13:25 ID:iGc0QiPZ
>>316
イイヨー
GJ!
319名無しさん@ピンキー:04/08/29 15:01 ID:1Ui06eA2
>>316
興味をそそられないこともないが、
いきなり主人公が女の子になりたいとかは
少し萎えるな。
続きがあるならもう少し強制要素がホスィ…
320名無しさん@ピンキー:04/08/29 15:27 ID:M/Tua7Uo
プリンちゃんまだー?
321名無しさん@ピンキー:04/08/29 15:27 ID:tYRg1kgw
>>319
スマソ
ネタは角煮の朝起きたら女の子スレのSSなんです。
で、SS、載せようと思ったら、ここ色々分裂してるからわかんなくてw
ここ向けのいっちょがんばってみます。
322名無しさん@ピンキー:04/08/29 15:58 ID:1Ui06eA2
>>321
スレの傾向は保管庫を覗くのが分かり易いかも。
とにかく楽しみに待ってまふ。
323名無しさん@ピンキー:04/08/29 17:59 ID:3xpOvwVU
>317
> 皮物でダークなSSを読みたい!

前スレの最初の方で掲載された「皮一夜」は?
今は鶏の巣箱(保管庫)にあると思うけど。
324名無しさん@ピンキー:04/08/29 18:26 ID:Ab5T9Znp
>323
ありがと!それも読んだんです。
325名無しさん@ピンキー:04/08/29 22:36 ID:bra7vVvY
>>309
どうもです。
いや〜女が女の美味しさを味わいつくのはいいですね〜
326名無しさん@ピンキー:04/08/29 23:53 ID:3rgZuFuN
>>309
乙です。
柔らかい女体同士の絡みは蕩けそうなくらい気持ちイイ!
327名無しさん@ピンキー:04/08/30 04:57 ID:dTUTogtr
>>309
乙〜
むしろ可愛いからこそ、女が女を知らないのは勿体ないということだね。
328名無しさん@ピンキー:04/08/30 11:14 ID:i0tTDsLU
http://tsadult.s7.x-beat.com/cgi-bin/picbbs02/src/1093831935622.jpg

こ、これは悠タンに違いない。
プリンさん、続きよろぴく♪
329名無しさん@ピンキー:04/08/31 11:09 ID:Qov8S+qG
携帯からじゃそれみれん。プリンさんまだ〜?
330名無しさん@ピンキー:04/08/31 17:41 ID:UvQtG/YA
ぷりんはヨーグルトって改名したみたいだよ
331名無しさん@ピンキー:04/08/31 18:00 ID:JMInB/JN
八重洲メディアリサーチ復帰してるね。
332名無しさん@ピンキー:04/09/01 03:02 ID:Ljy3JUba
>>331
年中行事だね、あれは。
333保守:04/09/03 04:15 ID:Vvy7fjAH
保守
334名無しさん@ピンキー:04/09/03 21:02 ID:8Vhjg4Os
保守がてらに。

最近、海外のTSフィクションサイトのSS見てるんだけど、
向こうの作品って、何故かキス描写が少ないような気がする。

女にされて口の中を犯される(合意・強制であろうと、相手が男・女であろうと)
というのは結構重要なことだと思うのだが。
キスシーンを入れると、愛情表現に近くなるので、
鬼畜系表現をイメージしている作者とかは避けるのだろうか。
キスがあるからこそ、エロい!と思うのは漏れだけ?
335名無しさん@ピンキー:04/09/04 03:33 ID:9TMNbOM7
なんだかんだ言ってもキリスト教圏は戒律が厳しい。
映画のプリティーウーマンでも似たような話があったけど
処女信仰の名残かもしれんね。
336名無しさん@ピンキー:04/09/04 11:40 ID:USyrSVNf
うーん、自分がFictionManiaとかで集めてた奴にはいくつかあったけど→キス描写
国産のネットTSF小説と同じ頻度ではあるんじゃないかな。
337名無しさん@ピンキー:04/09/04 13:33 ID:qzWLLuzn
連中は家族や同性と普通にキスするから、むしろエロいと感じないんじゃないか?
338名無しさん@ピンキー:04/09/04 18:34 ID:r4HYyOn8
日本人のほうがキスを重要視してるかも。
いざとなったらオヤジと援交してセクール出来るけど
キスするのは彼氏じゃないと嫌だもんw
339名無しさん@ピンキー:04/09/04 18:49 ID:9TMNbOM7
キスがエロいのはそう言うタブーを破る感覚があるからか。
そう言えば、ここに投下されたSSにも無理矢理キスをするっていう
シチュエーションはなかった気がする。
340名無しさん@ピンキー:04/09/04 19:50 ID:USyrSVNf
過去スレでも人気の高かったAltanは

・手の甲にキスされる
・無理やり唇を奪われキス
・犯られそうになるのを誤魔化すためのキス(でも結局犯られる)
・セクースの快感にとろけそうになって無意識のうちに舌を絡めるキス
・敵の目を誤魔化すために見知らぬ酔っぱらいとキス
・偽の恋人を演じるためにキス
・結婚式でキス

…などなど、キスシーンも盛りだくさんです。
341名無しさん@ピンキー:04/09/04 19:59 ID:r4HYyOn8
ん・・・でも無理矢理キスってシチュを
陵辱って思うのは、女だけのような気もする・・・。

男の場合は下半身がすべってっしょ?w
342名無しさん@ピンキー:04/09/04 20:01 ID:r4HYyOn8
>>340
Altanは精神的調教ものだからねw
343334:04/09/04 20:40 ID:IQpcuvjk
なるほどね。
漏れもそうたくさん読んだ訳じゃないんで、もっとFictiomania漁ってみますわ。
単に、その日に読んだ中にその手の描写がなかっただけっぽいね。

……漏れ的TSフィクションの目覚めとなったPrivate Investigatorは、
鬼畜話なのにキスが随所にあって、それと比べてしまったのだね。
もっともPIは、自分の意志で女性化→レズ生活を満喫→正体がばれて肉奴隷化
で、「強制色が薄い鬼畜」「鬼畜要素が最後まで伏せてある鬼畜」だったから、
途中までは結構甘々にキスしまくっていたかな。
344WD ◆YBGgwZXZaM :04/09/05 02:11 ID:7Ddf+Qe2
間つなぎに細かいのを投下してみる。
345WD ◆YBGgwZXZaM :04/09/05 02:12 ID:7Ddf+Qe2
>>288
海原祐樹のその後・学園コメディ編4つめ


 廊下を歩いていると、それまでのざわざわとした雰囲気が消え、視線が僕に集中した。
 通り過ぎた途端、再びざわめきが復活する。
 「ああ、アレが……」「へぇ、オレ好みだな」「でも男なんだろ?」「あれだけ可愛ければ何でもいいぞ」「きゃー、素敵ーっ」「お姉さまーっ」「『お姉さま』というにはちょっと可愛すぎるんじゃないかしら」「ロザリヲ欲しいっ」
 何か方向性が間違った言葉も聞こえてくるけれども、すべて僕に対する言葉らしい。
 僕は欝な気分にとらわれて、自分が今はいているプリーツスカートのすそを見下ろしつつため息をついた。


346WD ◆YBGgwZXZaM :04/09/05 02:13 ID:7Ddf+Qe2
「遊君には、これから文化祭までこの制服で過ごしてもらうわ」
 そう言って僕が委員長に渡されたのは、女子用の制服……セーラー服だった。
「あのー、ちょっと、ソレッテイッタイドウイウコトディスカー?」
「遊君には文化祭での演劇のお姫様役をやってもらうって言ったでしょ? そのためには、まず女の子の服装に慣れてもらわなくちゃ。いくら今は本物の女の子とはいえ、しぐさとかは微妙に違いが出るから」
「ちょっと待って。そもそも本職の演劇部はどうしてるの?」
 微妙に話をそらしてみたりする。
「あら、知らないの? 今は部員が少なくって、役者が足りないからって全生徒から協力者を募ってるのよ」
「全生徒から募集してるんじゃ、別に僕がヒロインやらなくっても……」
「ダメ、絶対」
「ど、どうして?」
「可愛いから」
「は?」
「初日からずっとそのことを考えてたのよねー。ああ、この子は女装させたらものすごく可愛いだらうなぁ、って」
 委員長が変だ。
「まあでも、すぐに川村君に相談されて本当は女の子だって知ったんだけど、でもそれ激萌えよね?」
 委員長が大変だ。
347WD ◆YBGgwZXZaM :04/09/05 02:14 ID:7Ddf+Qe2
「それで演劇部と実行委員会とうちのクラスにこっそり打診してみたら、全会一致でOKが出たの。さすがにみんな、萌えっていうモノをよくわかってるわ」
「わかるなそんなものっ!」
「まあ、そんなわけで遊君には今日からセーラーで過ごしてもらうわよ。ああ、先生方にも話は通してあるから心配はいらないわ。……どうせなら体操着にブルマも用意すればよかったかしら?」
「いらないっ。っていうか、これも着ないし」
「あら、貴方は貞操を守った恩人の純粋無垢な願いを無下に断るのね」
「誰が純粋無垢なんだ剛拳空木……ってそうじゃなくて……川村、なんとか言ってよ」
 僕は、さっきから一言も喋らずに存在感を消していた川村に、助けを求めた。
「あ、そのー、なんだ。……セーラー服萌え」
 オンドゥルルラギッタンディスカー!?
「何気に頬を赤く染めてそっぽを向くなそこっ!」
348WD ◆YBGgwZXZaM :04/09/05 02:15 ID:7Ddf+Qe2
「うふふー。彼はすでに私の軍門に下ったわ。もう貴方に逃げ場は無いの。さあ、おとなしくこちらの要求を呑みなさい」
 川村を指差しながらにんまりと笑みを浮かべて、委員長は言った。
 今度は脅迫ですか。
「……楽しそうだね、委員長」
「大丈夫、別に貴方の正体があの小生意気な海原祐樹だからってもてあそぼうなんて考えていないから」
「それは嘘だ」



 そういうわけで、孤立無援になった僕は否応無くセーラー服姿で学校生活を送ることになったのだった。
349WD ◆YBGgwZXZaM :04/09/05 02:17 ID:7Ddf+Qe2
つづく。
短くてスマソー。
TS学園コメディでエロが書ける先人たちの偉大さが良く分かりました。rz
350名無しさん@ピンキー:04/09/05 09:30 ID:cXnKsOA6
イイヨイイヨー 期待してます。
351名無しさん@ピンキー:04/09/05 11:36 ID:aw0wRGQu
えーとその。。まぁ良いやw・・・・・・・セーラー服萌え♪
352名無しさん@ピンキー:04/09/06 01:32 ID:v4PMqi3C
レッドリボンにリンクされてない、エロパロの3年前のスレッド
強制っぽい

もし 女に生まれ変わったら何をしたい?
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/994529334/153-
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/994/994529334.html
353名無しさん@ピンキー:04/09/06 06:25 ID:zo+eIwXA
>>348
オンドゥルネタは、本家の滑舌が改善されてから下火だよ。

>>340で書いてあるaltanを読んできたけど、
凄い濃いね。えろすぎ。まさか英文で抜く日
が来るとは思わなかったw
新しい世界が開けた気がする。
日本語に翻訳してるサイトとか無いのかな。
354名無しさん@ピンキー:04/09/06 10:10 ID:J1lYSWQ6
>>353
とりあえずFicitionmaniaに逝って
自分の趣味に合うX-Rated以上の作品を読み漁るべし。
altan以上にえっちぃ作品も多いよ。 

エロが好きなんだったら、Ed Millerとかがオススメ。

>>352
そのスレのSSは、どっかにまとめサイトがあったはず・・・。 転載かも知れないけど。
355保守:04/09/09 04:23 ID:2BIm8AMD
保守
356WD ◆YBGgwZXZaM :04/09/09 19:41 ID:IkL023ow
>>353
しばらく過疎状態だったので、風邪で朦朧としながらついカッとなって書いてしまった。
悪気はなかった。
今は反省している。

→1、TSして詫びろコラ
 2、エロ書けやコラ
 3、ころしてでもうばいとる
357名無しさん@ピンキー:04/09/09 20:00 ID:IFHBnjiq
>>356
むしろ
  1、TSして詫びろコラ
→2、エロ書けやコラ
  3、ころしてでもうばいとる

4番以降は↓
358Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/09 20:48 ID:8QSBBdUU
→4、な、なにをするきさまらー

しばらくご無沙汰です。久々に投下。
359Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/09 20:52 ID:8QSBBdUU
翌日。
目隠しをされた状態で、裕紀は研究所から車でアパートの自室へと送り届けられた。
目隠しをされたのは、研究所の場所を知られるとどうもまずいためらしい。
ともかく、こうして裕紀は再び帰ってきた。
部屋に入るとき、研究所の人間によってダンボール数箱分の荷物が運びこまれた。
それから、なにやら長さ二メートルくらいの大きな家具らしきもの。
「真希さんを助け出すまでには少し時間がかかるはず。それまで君にとって必要なものだ」
木村はそう言っていた。
「ふう…やっと帰ってこられたぜ」
研究所の人間が帰っていくと、裕紀はへなへなと座りこんだ。
自分の生活の場。ずいぶんと久しぶりな気がする。
部屋の中も以前のままだった。
一人暮らしの男の部屋らしく本やら雑誌、裕紀の服やらが散らかり放題で、
台所には洗っていない食器が山になっている。
そのそばには捨てていないごみ袋がいくつも場所を占有していた。
相当長い期間部屋を開けていたせいもあって、少し異臭が漂っていた。
そんな部屋の中にさらに数箱のダンボールと大きな何かの家具まで置かれて、
裕紀の部屋はもう足の踏み場もない状態だった。
疲れていることもあって、裕紀はそのままベッドで寝てしまいたくなった。
しかし、どういうわけかこの散らかった部屋の中がどうも落ち着かない。
それに、ダンボールの中身も気になる。
「しょうがねえな…」
裕紀は、しぶしぶ部屋の掃除をすることにした。
360Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/09 20:56 ID:8QSBBdUU
散らかっていた本を本棚に戻し、きちんと揃える。
ただ適当に棚に押しこむのではなく、ジャンル別に分類してきれいに整理する。
床に無造作に落ちていた服をきちんとたたみ、収納の中へ。汚れていたものは洗濯機へ。
それが済んだら台所に山と積まれた食器を丁寧に洗う。
まともに料理もできなかった台所があっという間にすっきりしたスペースと化す。
さいごに床に掃除機をかける。相当な量の誇りがたまっていて、思わずくしゃみをしてしまった。
なんだか、あっという間に終わってしまった。
普段だったら、これだけ熱心に掃除するなんて彼女を呼ぶときでもない限りありえないのに。
それに、やたら手際よくやっていたような気がする。面倒だなどとかけらも思わなかった。
裕紀はそれが不思議でしょうがなかった。
ふと、部屋に残ったダンボール箱が目に入った。
そうか、あれもあったんだ。
裕紀は、積まれたダンボール箱の一番上を取り、床に置いてから開けてみた。
361Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/09 21:05 ID:8QSBBdUU
「なんだよこれ!」
中に入っていたのは…色とりどりのブラジャーにショーツ…女性用の下着だった。
二つめの箱を開けてみる。
ファンデーションに乳液、口紅、マニキュア、パウダー、メイク落とし…化粧品一式のセットが入っていた。
ご丁寧に化粧のやり方を書いたマニュアル本まで入っている。
三つめの箱を開けると…
今度は、ワンピースにスーツ、ドレス…女性用の服がいっぱい詰められていた。
その他の箱も、中身は全て女性の服だった。
裕紀はすっかりげんなりしてしまった。
それでも気を振り絞って二メートルくらいある家具の梱包を開けると…
でっかい鏡だった。全身を余裕で移せるようなでっかい鏡。
その鏡には、憂いの表情を浮かべた綺麗な女性がため息をついているのが映し出されていた。
肩の長さまで伸びたストレートの黒髪が美しく映え、その憂いの表情が
なんともいえない魅力を醸し出していた。
「こんなもん俺によこしてどうしろって…」
ダンボールの中に一枚の紙があった。木村から裕紀に当てたものらしい。
「気に入ってもらえたかな?私からのささやかなプレゼントだ。
なに、お礼なんていいよ。はっはっは。せっかく女性になったんだから、
いつも綺麗でいたいだろう?どうせ君は女性の服なんて持ってないだろうからね。
え?ふざけるなって?まあまあ落ち着いて。
奴と手下たちをおびき寄せるのに君が男の格好なんかしていたら寄り付いてこないかも知れないだろう?
だから、しばらくの間はつらいと思うかもしれないがその服を着て女性として振舞っていてほしい。
真希さんを助け出すまでの辛抱だ。その後はその服や鏡は君の好きにしていい。がんばってくれ。
PS.もしもの時に君の役に立ちそうなものを一緒に入れておいた。常に持ち歩いていてほしい」
これからを思ってすっかり萎えてしまった裕紀だったが、最後の一文に目が止まった。
ダンボール箱の底にある何かに目が止まった。
「こ、これは…!」
362Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/09 21:08 ID:8QSBBdUU
結局家でじっとしていても埒があかないので、裕紀は外に出てみることにした。
特にあてはなかったが、とりあえず大学に行ってみる。
長期休暇の時期ということもあって学内に人はまばらだ。
前より身長が低くなった分、視線が低くて見える世界が違うことに裕紀は気づいた。
少し見る角度が違うだけでこんなにも感覚が違うものかと裕紀は驚いた。
「それにしても、歩きにくいよな・・・この靴」
裕紀が履いていたのは白のミュールだった。
こんなバランスが悪くて歩きにくそうな靴で外を歩きたくなかったのだが、今の自分の服装で
(涼しげな白地に水玉模様のワンピースに麦藁帽子)スニーカーというのも変な気がして、やむなくこれを履いてきた。
「さて、どうしようかな・・・こうして適当にうろついてて何とかなるわけでもないしなあ・・・」
「研究室にでも行ってみるかな・・・でもあそこはなんか危なそうだし」
なにしろ研究室のメンバーはほとんどが今真希の僕と化している。
下手に一人でのこのこ行ったらどうなるかは明らかだ。
その時、手元にあった携帯電話がブルブルと振動した。
ピンク色の携帯を取り出し、待ち受け画面を見ると・・・
大学周辺の地図が表示され、校舎のある一点に矢印が示されていた。
「あそこで・・・本当に?」
裕紀は携帯をたたみ、示された場所に小走りで向かっていった。
研究所から渡された裕紀の携帯電話。それは単なる電話ではなく、彼にとって真希たちの手がかりとなりうるものだった。
人間の精気が失われる反応が感知されると、ネットワークを通じ裕紀の端末まで場所が知らされるというものである。
本当にそんな機能があるのか裕紀は半信半疑だったが、他に手がかりもない裕紀は
とりあえずそこへ行ってみることにした。
363Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/09 21:15 ID:8QSBBdUU
そこは授業もないこの時期、誰もいないはずの階段状の大教室。
廊下から見る限り、中の様子は見えないが人一人の気配すらしない。
裕紀は、半信半疑ながらも思い切ってドアを開けてみた。
「こ、これは・・・!」
そこで繰り広げられていたのは、女同士が互いの体を貪り、快楽に酔う狂った宴。
その様子を腕を組んでニヤニヤ眺めていたのは・・・一人の女。
ドアを開けられたのが意外だったのか、彼女は裕紀の方を見てぎょっとした表情を見せた。
「そんなバカな・・・真希様の結界が見破られるはずはないのに・・・」
どうやら彼女は、結界を張ったために外部の人間が入ってくることはありえないと踏んでいたらしい。
しかし、彼女は裕紀を見て、ニヤッと笑みを浮かべた。
「あらあら・・・まさか貴女がここに来るなんてね・・・」
真希様?ということは奴の僕?
しかし、目の前の女は裕紀には見覚えがない。
見た目制服を着た女子高生らしき女。だが、その見かけによらない妖艶な表情。
女達の嬌声が響く部屋で、二人は相対した。
「こんなことをして・・・おまえは誰だ!」
「誰だ、ですって?貴女、本気で言ってるの?私のこと、忘れたの?」
こいつ、俺のことを知ってるのか?
裕紀は一生懸命思考をめぐらせた。
「私をこんなふうにしてくれたのも貴女だっていうのに・・・」
「俺が・・・おまえを?」
「そう・・・真希様と貴女にこうしていただいたのに・・・」
「おまえは・・・いったい誰なんだ?」
「本当に何もかも忘れてしまったの?裕美、私がわからないの?
真紀様と貴女の僕、元佑一の佑奈のことが・・・」
「そうか、おまえが・・・」
裕紀は、目の前のかつて男だった少女・・・佑奈の目をじっと見据えた。
364Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/09 21:19 ID:8QSBBdUU
とりあえずここまで。
365名無しさん@ピンキー:04/09/09 21:22 ID:KF7WVhUt
あー、何というか…;y=ー( ゚д゚)・∵. ターンで済むよなこれ。
366名無しさん@ピンキー:04/09/09 21:45 ID:obbHtvHm
367WD ◆YBGgwZXZaM :04/09/10 03:37 ID:BL27/jh1
……とかやってたらTSソープ嬢な夢を見たよorz
後輩相手に
「と、とっとと○○○出せよ」
「で、これをどーすればいいんだ?」
「挟め? 何様だお前ー!」
とかそんな感じで。……ソープ嬢?
368名無しさん@ピンキー:04/09/10 08:55 ID:81oy2uGU
>Mc103さま
待ってたっすよーぅ。
またエロい展開をお願いしまつ。
369名無しさん@ピンキー:04/09/10 16:40:00 ID:NcklwOlJ
>>367
そりはどーみてもSM嬢ではないかとw

女王様(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ
370名無しさん@ピンキー:04/09/10 16:41:48 ID:NcklwOlJ
>早くちんこ出せよ
漏れも夢に見そうだw
371Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/12 13:43:06 ID:S6SIluAR
「裕美、人間どもに捕まったらしいけど、まさか人間どもに洗脳されたの?」
「洗脳?俺は奴らの洗脳の呪縛から開放されたんだ!
まってろ・・・おまえもすぐに助け出してやる!」
「そう、そうだったの・・・なら、あの快感をもう一度思い出させてあげるわ、貴女の体にね!」
佑奈は裕紀に向かって突進した。
ぶつかりそうになるすんでのところで何とか身をかわす。
その瞬間、佑奈の唇が自分に向かって突き出ていたのがわずかに見えた。
佑奈はいきなり裕紀に襲い掛かり、押し倒すつもりだったのだ。
何とかかわしたものの、履き慣れないミュールで、裕紀はバランスを崩し転びかけた。
「ふふっ、そんな歩きにくい靴で私から逃げられると思うの?」
佑奈はじりじりと裕紀に歩み寄っていく。その度に裕紀は一歩ずつ後退する。
たっぷり5分ほど、そうした膠着状態が続いた。
「まあいいわ。おまえたち!あの女を気持ち良くさせてやりなさい!
真紀様にとって大切な方だから、丁重にね!」
しびれを切らしたのか佑奈が号令をかけると、それまで絡み合っていた部屋の中の女達がいっせいに立ち上がり、
裕紀に向かって歩き始めた。その目は例外なく欲情に満ちた獣の目をしていた。
裕紀は彼女達から部屋の中を逃げ惑う羽目になった。
だが、唯一の入り口は佑奈が固めていて、広さも限られている部屋。
2階から窓を割って脱出するのは無謀すぎる。
裕紀が壁際に追い詰められるのは、時間の問題だった。
(このままでは、やられる・・・)
372Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/12 13:46:54 ID:S6SIluAR
「くっ!やめろ!離せ!」
全裸の女たちにがっちりと両腕をつかまれ、教壇前のスペースに裕紀は連れてこられた。
「いい眺めね・・・拘束されて必死で抵抗する女って。ぞくぞくしちゃうわ」
「佑一!目を覚ますんだ!」
「あら、私をこんなにした張本人がそんなこと言うなんてね」
「・・・」
裕紀はそれ以上言い返すことができなかった。
その時の記憶は定かではないが、木村の話が事実であるなら、洗脳されていたとはいえ
佑一を真希の僕、佑奈という女に堕としたのは他ならぬ裕紀ということになる。
「そんな反抗的な目をしなくったっていいじゃない?」
「・・・」
裕紀にできるのは、ただ佑奈を睨みつけることだけだった。
「安心しなさい。本当なら真紀様に逆らう者は誰であろうと消えてもらうことになってるの。
でも、裕美は真希様にとって大のお気に入り。もう一度戻ってきてくれるんなら助けてあげてもよくってよ」
「ふ、ふざけるな!誰が・・・」
「もっとも・・・」
佑奈が裕紀ににじり寄っていく。
「いやだって言っても帰ってきてもらうわよ!」
佑奈は裕紀に強引に口付けた。
そのまま裕紀の中に舌をねじ込んでいく。
両腕をつかまれていた裕紀は、唇を離そうと必死に頭を動かした。
だが、周りの女に頭を押さえつけられ、佑奈のほうへ無理やり押し付けられる。
そのせいで、二人の顔が、唇がより密着することになった。
373Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/12 13:50:47 ID:S6SIluAR
裕紀は、精神力が吸いつくされるような感触を覚えた。
佑奈のやわらかく暖かい感触が、抵抗する気力を裕紀から急速に奪っていく。
いつしか裕紀は、自分が積極的に舌を絡めていることに気づいた。
佑奈の中をなめまわし、佑奈と舌を絡め、その感覚を味わう。
「むふっ・・・!」
佑奈が裕紀の胸をつかんだ。
キスをしたまま、快楽の声が佑奈にふさがれた裕紀の唇から漏れる。
裕紀の胸に添えた手をゆっくりとなでまわす。
裕紀の全身がびくっと震えた。
佑奈の唇が、そっと裕紀から離れた。
裕紀の顔はほんのりと上気し、息せき切って走ってきた後のようにはあはあと荒い息をしていた。
「さあ、思い出させてあげる・・・あの快感・・・真希様に従う快感をね・・・」
佑奈は裕紀の後ろに回ると、体を密着させ、背後からするすると細い腕を裕紀の胸元にしのばせた。
背中から伝わる佑奈の胸の感触が、裕紀の興奮を誘う。
「ふふっ、ちゃんとブラつけてるんだ・・・真希様を裏切ったっていうのに・・・
女の子の体がそんなに気に入ったのかしら?」
「う、うるさ・・・きゃうっ!」
「いいのよ、無理しなくて・・・裕美も自分で触ってごらんなさい」
佑奈は裕紀の手をとり、裕紀自身の胸に当てた。その上から自分の手をそっと添える。
「裕美の胸、やわらかくてあたたかい・・・こんなに形がよくて触りごこちのいい胸、うらやましいな・・・」
佑奈は陶酔した表情で、添えた手を動かし始める。
「あっ・・・んっ・・・」
「ほら、もっと素直になって・・・」
374Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/12 13:55:15 ID:S6SIluAR
二重に重ねられた二つの小さい手が、裕紀の胸を撫で回す。
胸から沸き起こる快感に、裕紀は声を上げまいと必死に耐えていた。
一度声を上げてしまえば、もう快感に逆らえなくなりそうだった。
その時、佑奈が裕紀の首筋に舌を這わせた。
「ひいっ・・・ああん!」
突然の感覚に、思わず声を上げてしまう。
首筋に舌を這わせたまま、裕紀の胸をもみしだく。
「あっ・・・あああんっ・・・」
だめだ・・・もう、これ以上は・・・
裕紀が観念しかけたその時、佑奈の手の動きが不意に止まった。
密着していた佑奈の体が、すっと離れる。
「えっ・・・」
裕紀が振り返ると、佑奈は床にぺたんと女座りをしていた。
上目遣いで裕紀の目をじっと見つめてくる。
「裕美・・・ぜんぜん素直になってくれないんだもん・・・だったらあたしが先に女の子の快感を見せてあげる・・・」
添う言うと、佑奈は右手をスカートの中に這わせ、左手で自分の胸をもみ始めた。
「はっ・・・んうっ・・・ふうんっ・・・」
佑奈の顔がたちまち快楽に染まり、艶かしい女の声をあげる。
「お、おい・・・」
「はあっ・・・裕美のこと考えてたら、あたしの体こんなに興奮してきちゃった・・・
胸もこんなに大きくなっちゃったし、ここももうこんなに・・・」
「頼むよ、そんなことしないで・・・」
「ねえ、あたしのこんないやらしい姿見て興奮してこないの・・・?」
「えっ?」
375Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/12 13:58:20 ID:S6SIluAR
「あなたも元男なんでしょう?だったらあたしのこと・・・
あなただったら、あたしのこと好きにしていいわ・・・」
欲情に満ちた目で誘惑してくる。
だめだ、抑えるんだ!
わずかに残った裕紀としての理性が警告を発する。
「さあ、来て・・・」
佑奈が両手を広げ、裕紀を求めてくる。
裕紀は思わず、ふらふらと佑奈のほうへ近づいていった。
伸ばした手が触れようかという瞬間、佑奈の手が裕紀をぐっと引き寄せた。
そのまま交わされる濃厚なキス。
密着したことでわかる、佑奈の体から発せられる甘い女の香り。
今度はもう、裕紀も逆らうことはできなかった。いや、逆らう気がなくなっていた。
キスをし、舌を絡めながら、互いの胸に手を這わせる。
佑奈が強く裕紀の胸をつかむと、二人の唇が離れた。
裕紀は、佑奈のブラウスを捲り上げると、佑奈がつけていた黒いブラジャーのホックもはずしてしまった。
うっすらと赤く染まった佑奈の乳房があらわになる。
裕紀は迷わずそれにむしゃぶりついた。
乳首を吸われる感触に、佑奈の顔が快楽にゆがむ。
そんな中でも、自分の胸に吸いつく裕紀の頭を強く抱きしめ、やさしく髪を撫でる。
佑奈のあたたかさにつつまれ、裕紀は母親のぬくもりにも似た安心感を感じていた。
しかし、胸と共に裕紀を揺さぶる股間からの欲求。
じんじんと熱く脳にもたらされる快楽への欲求。触りたい、満たされたいという欲求。
その衝動的な欲求に突き動かされるまま、裕紀は自分をやさしく抱いていた佑奈の体を乱暴に突き飛ばし、
強引に床の上に組み敷いた。
突然の行動だったが、組み敷かれた佑奈はいやがるどころか、物欲しそうな視線を裕紀に送ってくる。
376Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/12 14:05:43 ID:S6SIluAR
佑奈のチェックのスカートをまくってパンティを脱がし、自分のスカートも捲り上げて
つけていた下着も脱いでしまい、自分の股間を佑奈にあてがった。
「・・・?!」
裕紀ははたと困惑した。
いつもの挿入感がない・・・。なぜ?
「ふふ・・・男の子の行動が残ってたのね・・・いいのよ、そのままで」
佑奈が笑みを浮かべると、自分と裕紀の股間を合わせ、腰を動かした。
「ああん!」「ひゃあっ!」
嬌声を同時に上げる。
「どう、いいんじゃない?挿れる時の快感なんかよりも、よっぽどこっちのほうが」
もう一度佑奈が腰を動かす。とたんにまた女の快楽の声が上がる。
今度は、裕紀のほうから腰を動かし始めた。佑奈もそれに応える。
股間からもたらされるとめどない快感の嵐が二人の体を包みこむ。
ああっ、いいよ・・・こんなに気持ちいい・・・俺・・・もう・・・
裕紀の自我は、再び崩壊させられる寸前だった。
377Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/12 14:10:38 ID:S6SIluAR
「いたぞ!」
その時、部屋の入り口から裕紀が助け出された時と同様に背広姿の男が次々と部屋になだれ込んできた。
「しまった!」
佑奈が逃げようとする間もなく、男達は手際よく女達を引き離して気絶させた後部屋から連れ出し、
裕紀から佑奈も引き剥がして警棒で気絶させ、そのまま部屋の外へ連れて行った。
おそらく彼女らは研究所で保護され、佑奈も裕紀同様マインドコントロールを
解くべく研究所へ連れていかれたことだろう。
「危ないところだったな」
見覚えのある男が声をかけてきた。
「き・・・木村さん!」
「もう少し遅かったら君は彼女達にやられてまた洗脳されるところだったよ」
「そんな、俺は・・・」
「完全に奴らの術中にはまるところだったぞ。もう少し気をつけてもらわないと。
せっかく君を苦労して助けたのに、それが無に帰してしまう」
「・・・すみません」
うなだれる裕紀。
「今回はたまたま相手が一人だったから何とかなった。
だが、これからは相手もより用心深くなるはずだ。それに、精気が集まって相手の力も
パワーアップしているはず。十分注意してくれ」
「・・・はい」
378Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/12 14:14:50 ID:S6SIluAR
「それはそうと、その格好何とかしてくれ。どうも綺麗な女性に誘われてるようで落ち着かないんだ」
「はっ!」
裕紀が自分の姿を見ると・・・乱れた衣服から胸が半分はだけ、スカートは下着が見えそうなくらいめくれあがっていた。
「な、何見てるんですか・・・!」
「うーん、そんな顔で言われるとますます可愛く見える。これで女性らしい仕草を見につけてくれたら完璧なんだがな」
「や、やめてくださいよ。冗談じゃない」
「はっはっは。君のそういうところもまた気に入っている。
そうそう、佑一君も君と同様に研究所でマインドコントロールを解いてもらうことになるだろう。
おそらく一週間以上はかかるかな。もし成功すれば、彼にも君に協力させるつもりだ」
「そうですか・・・よろしくお願いします」
「うむ。で、君はまだそんな格好で私を誘ってるようだが・・・」
「はっ・・・もう、いいかげんにしてください!」
裕紀は木村から逃げるように、そそくさと出ていってしまった。
「うーん、あの仕草も可愛い・・・ありゃ自分でもわからないうちにずいぶん女が板についてきてるんじゃないか?」
379Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/12 14:18:13 ID:S6SIluAR
とりあえずここまで。
380名無しさん@ピンキー:04/09/12 15:37:26 ID:FIBQjP/z
>>379
面白いですね。
続き期待。
381名無しさん@ピンキー:04/09/13 20:34:12 ID:GLyF2psZ

 ε ⌒ヘ⌒ヽフ
 (   (  ・ω・)ぶひっ
  しー し─J
382名無しさん@ピンキー:04/09/13 22:50:07 ID:kRrheg7U
>>381 お前なんかこーしてやる

          ε ⌒ヘ⌒ヽフ
      ,.-'''`.,(   (  ・ω・)'''-,, ぶひっ
     ( ,i'。'゙  しー し─J ゙゙''i, )
     .| ゙-..;;_'' ο ''''',, ''_,,..-'゙. |
      l,     ̄ ̄ ̄ ̄    .|
       'l,             ,/
       \          /
         ゙l'-、..,,,,,,,,,,,,..,、-'l゙
         ゙'-、..,,,,,,,,,,,..、-'゙

 l三三三三三三三三三三三三三三三三三|
383名無しさん@ピンキー:04/09/13 23:40:11 ID:xiTgMXNv
か、かわいい・・・
384名無しさん@ピンキー:04/09/15 03:13:04 ID:1oyxPDJd
ホシュ
385名無しさん@ピンキー:04/09/15 04:18:48 ID:s3bgUI2V
最近強制もの少ないねー(´・ω・`)
ノウブルガールみたいなのがめっちゃ好きだったんだけど……

職人様お願い!!ヽ(`Д´)ノ
386名無しさん@ピンキー:04/09/15 14:42:40 ID:wPwKUez9
387名無しさん@ピンキー:04/09/16 02:04:34 ID:AjNO/h/k
>>385
自分で書けば?
388名無しさん@ピンキー:04/09/16 03:55:31 ID:YjxKTFJ2
俺もダークな入れ替わり物が好きです。読みたいなあ。
389名無しさん@ピンキー:04/09/16 21:03:01 ID:Uo/blu/d
もし999ゲットできたら、このスレに投下してやる。
390名無しさん@ピンキー:04/09/16 22:39:43 ID:Hq3U4Qp3
俺は学校ごとどっかに飛ばされて、男子数名が女子になったやつの続きがよみたい
もう無理だろうけど…つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
391名無しさん@ピンキー:04/09/16 23:48:24 ID:4ohDetLf
>>390
あー、俺もアレは萌えた
いまは仕事が忙しいんだと思いたい・・・
392名無しさん@ピンキー:04/09/17 00:19:43 ID:B3vFKrQJ
つ【肉体転移】
393名無しさん@ピンキー:04/09/17 01:13:05 ID:8TN/H4WX
>390
Part11に載ってた「夏の夜の夢」だっけ?
俺も続きを期待してたんだけど・・・

たしかまだ保管庫にも入ってなかったよね?
今までの分だけでも読み直したいなあ・・・
394up厨:04/09/17 05:29:47 ID:4Cf1aOhn
ttp://ranobe.com/up/updata/up6791.zip
要望があれば、もう少し読みやすい形に編集するかもしれません。
また、作者である315氏の要請があれば即刻削除します。
395名無しさん@ピンキー:04/09/17 05:43:26 ID:IBqmtnSr
いやそれよりも、保管庫のスタッフしたげたら?
HTML化とか手伝ってあげれば、助かると思うよ。
396393:04/09/17 12:51:40 ID:yeJDLEqd
>394
ありがとうございます、無事いただきました!
久々に読み返したけど、やっぱり続き読みたいよなぁ・・・
397名無しさん@ピンキー:04/09/17 15:18:35 ID:MHuIv9fa
398385:04/09/17 23:12:14 ID:/78GHqLc
書いてみろ、って言われたので書いてみましたヽ(´ー`)ノ
初投稿&初執筆なので至らないところがありましたら申し訳ないっす。
勝手ながら『ノウブルガール』の設定を使わせて頂きました。
タイトルは『ノウブルリべンジャー』でお願いします。
399ノウブルリべンジャー:04/09/17 23:13:32 ID:/78GHqLc
「広瀬理子と申します。よろしくお願い致します」
俺は深々と頭を下げた。頭を下げた相手は角野嘉美、ここの一切を取り仕切る女主人だ。
その隣ではその息子の嘉郎がニヤニヤと笑っている。
「はい、それでは今日からよろしく頼むわね。
 更衣室はここをつきあたって左にあります。早速着替えてらっしゃい」
「わかりました、奥さま」
嘉美の言葉に俺は小さく返事をすると、メイドの一人から全く同じ衣装を受け取り、更衣室へと向かった。

更衣室には早速俺の名前の書いたロッカーがあり、俺は早速着替え始める。
オーソドックスな白の半袖セーラー服を脱ぐ。
ロッカーの中の鏡には、学生らしい白の下着に身を包まれた美少女が映っていた。
加○あいに似た目鼻立ちのはっきりした顔、細い手足、細い腰、手足や腰とは不釣合いなほど大きな胸と尻。
胸のサイズはFはあるだろうか、下着に包まれていてもその存在を強調していた。
400ノウブルリべンジャー:04/09/17 23:14:41 ID:/78GHqLc
「どう?私の身体は。気に入ってくれた?」
突然あがった声に驚いて振り向く。
そこには先ほどの嘉郎がいた。
「どうして私と身体を入れ替えたんですか!?早く元に戻してください」
なんで俺と身体を入れ替えたんだ!?早く元に戻せ!
そう言いたかったのに、心の声がそのまま外に出ることはない。
俺は『理子』としてのしゃべり方しかできないようにされていた。
しかもあくまでメイドとしてのしゃべり方だ。
「それは決まってるじゃない。
 あなたにされたことをそのままあなたに返してあげたかったからよ」
意地の悪い目つきで俺を見る。
「あなたが何をしたか忘れたとは言わさないわ」
そう、俺はいつものようにクラスの適当な女子を物色し、体育館裏で犯し、飽きてからはクラスメイトの男どもにその身体をくれてやった。
俺の元の名前は角野嘉郎。
世界でも有数の力を持つ角野グループの嫡子にして次期総帥。
この学校も俺の親父が理事長であり、この程度のことは日常茶飯事である。
もちろん問題となることはない。
犯した女には金を与えればいいだけだった。
そう、これまでは……
この時犯した女の名を広瀬理子といった。
401ノウブルリべンジャー:04/09/17 23:15:50 ID:/78GHqLc
「あなたは私を犯しただけでは飽き足らず、クラスの男どもに輪姦させたわね。
 それすらも飽きて最後は捕まえさせた野良犬に私を……」
そう、これも日常茶飯事でいってよかった。
その後に起こったことを除いては。

犬が精液を女の膣中に出したとき、犬がいきなり破裂した。
そして驚いた俺たちに竜巻と化した女が襲い掛かった。
俺たちはぼろ雑巾のように跳ね飛ばされ、苦しみもがいた。
その場から何とか逃げようと這いずり回る俺に、女が囁く。
あなたの人生を頂くわ、と。
そして今に至る。
俺は理子と身体を入れ替えられ、必要以上のことは話せないように暗示らしきものをかけられ、
俺の屋敷に連れてこられた。
そしてメイドとして働かされることになったのである。
402ノウブルリベンジャー:04/09/17 23:16:58 ID:/78GHqLc
「自分じゃわからなかったけど、私の胸ってとても綺麗だったのね」
いやらしい視線を投げかけてくる。
その視線に耐え切れず、俺は胸を両腕で隠そうとした。
「早速女の子してるのね。じゃあこっちも男の子としてさせてもらおうかしら」
ゆっくりと俺に近づく。
そして一言言い放った。
「脱ぎなさい」
それに俺が抗することはない。
あくまで忠実なメイドとして、ブラを取り、ショーツを脱ぐ。
「跪きなさい」
ゆっくりと膝をつく。
俺は悔しくて仕方がなかったが、涙を流すくらいしかできなかった。
嘉郎は、そう、今や嘉郎となった理子は俺の主人なのだ。
「しゃぶりなさい」
ズボンのファスナーから出されたイチモツに俺はしゃぶりつく。
口いっぱいに頬張り、そのまま口の中で擦り上げる。
口を離し、横笛をふくかのように横から舐めまわす。
裏筋を舐め、そのまままた咥えなおし、鼻水とヨダレを垂らしながら懸命にしゃぶりつくす。
もちろん俺の意思ではない。
403ノウブルリベンジャー:04/09/17 23:18:19 ID:/78GHqLc
俺の口いっぱいに例えようもない苦味が広がる。
「あは、やっぱり元男なのねえ。しゃぶり方が上手だわ」
頬を紅潮させて理子が言う。
そしていきなり俺の顔を両手で挟みこみ、力いっぱい動かす。
俗にいうイマラチオってやつか。
俺は涙と鼻水でぐちょぐちょになりながらも、抵抗することはない。
のどの奥にイチモツの先ががんがん当たる。
息ができない。
「げぼっ、ごほごぼ、うえっぶ」
咳き込むが空気が肺にいくことはない。
酸欠で気を失いかけたところで、口の中にイカを発酵させたような苦味が広がる。
「そのまま飲み込みなさい。出したら承知しないわよ」
むせこみつつも飲み込む。
口が汚され、食道が汚されていく。
胃が汚されたと感じたとき、俺の意識は失われた。
「まあ今回はこんなものね、起きたらメイド服に着替えて私の部屋にいらっしゃい
 もっと楽しいことが待ってるから」
最後に理子の笑いを聞きながら……
404385:04/09/17 23:22:52 ID:/78GHqLc
すいません、短いですがこんなものです。
初執筆ということもあり、本当に至らない点があると思いますが、ご容赦下さい。

これから続けて書いていってもいいんですが、他の人がどう続けてくれるか興味があるので誰か続けて書いてくれませんか?
ネタがないわけではないんですが、あくまで『されたこと』に対する復讐ですので、
輪姦されて犬にごにょごにょ、ぐらいしか思いつかないのもありまして(^^;

とりあえず、拙い小説を読んでいただき、ありがとうございました。
405385:04/09/17 23:28:28 ID:/78GHqLc
今読み返してみたらノウブルズの設定がどこにも有効活用されてなかったorz
一応『理子』がノウブルズの力に目覚めた、っていう設定だったんですが。
どうもすいませんでした。

最後になりましたが、ノウブルズの設定を考えて下さった315氏に熱く御礼申し上げます。
406名無しさん@ピンキー:04/09/17 23:34:54 ID:7Atq73kT
>>405
 続きを書くよろし。
 ノウブルの設定は気にする事はないと思う。


 うはぁ、俺も書いてみようっと。o(`ω´*)o!!
407名無しさん@ピンキー:04/09/18 00:32:36 ID:FUlthAnU
神様大量降臨の予感!
408名無しさん@ピンキー:04/09/18 23:55:19 ID:uTAqPnCM
まだ濃ぶるがこの世界に現れ始めた初期の頃ということにしたらいいんじゃないか。
409名無しさん@ピンキー:04/09/21 02:57:09 ID:phs95bLg
悠たんまだーー? 早く帰ってきてーーーーーー
410名無しさん@ピンキー:04/09/23 00:09:14 ID:fegrLzp/
保守
411名無しさん@ピンキー:04/09/23 07:34:24 ID:DIZ68msH
ぬるぽと言ってもどうせ1時間は反応なしだろう。
412名無しさん@ピンキー:04/09/23 07:49:59 ID:Ny5BKHhd
 あまい! ガッ
413名無しさん@ピンキー:04/09/23 13:17:45 ID:XpbSUBEY
ぬるっぽ
414名無しさん@ピンキー:04/09/23 17:08:41 ID:CyZwxUxt
ッガ
415名無しさん@ピンキー:04/09/24 01:27:08 ID:fqaTIsnR
ぽるぬ
416名無しさん@ピンキー:04/09/24 01:28:27 ID:TEloUBUt
松石ツッガ
417名無しさん@ピンキー:04/09/24 01:51:55 ID:W4+vZjEV
で、ここは何のスレだったんだろう。
418名無しさん@ピンキー:04/09/24 02:19:48 ID:Q5tBdOgl
たしか.....クソスレだったんじゃなかったっけ?
419名無しさん@ピンキー:04/09/24 07:47:10 ID:vPMD7iLx
別に他所のでもスレ違いではないんだよな?
って言っても英語だが・・
ttp://www.fictionmania.com/stories/readtextstory.html?command=search&db=/data/stories.db&max=1&eqstoryIDdatarq=31974495892384113590
アラブ人に捕えられた米兵が陵辱の限りを尽くされる、という
ある意味タイムリーなネタ。
前にここで紹介されたfictiomaniaをあさってて見つけたんだが、
読みやすいし、シチュもこのスレ的にストライクかも。
420名無しさん@ピンキー:04/09/24 14:03:34 ID:wXHJ/olf
悠たんの情報ない?
あきらめきれないよ〜。
421Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/24 19:12:56 ID:sNZkk1ra
それから十日ほどの間、真希たちに関する手がかりは
全く得られないままだった。
向こうが何らかのアクションを起こしてきたという情報はまったく入ってこない上、
何かあるまでむやみに動かないようにとの研究所の指示もあって、
裕紀はどうすることもできなかった。
勝手に行動しようかとも思ったが、この前の一件のことを考えればそうも行かない。
それに、大学の研究室も当然ながら誰もいない。
裕紀は、食料の買出しなど最低限の外出以外は、アパートに閉じこもった生活を
強いられることになった。
「はあ、参ったなあ・・・」
鏡を見つめながら、裕紀は深いため息をついた。
なにしろやることがない。
外に出て行こうといっても、あてもなく女の姿で外に出て行くことには抵抗があった。
最低限の外出でも、厚着をしてなんとか女の体を隠していた。
家でやることといっても、勉強なんかする気にもなれないし、ゲームも飽きた。
それで、部屋に置かれた鏡をみて、暇つぶしにでもと化粧の練習を始めてみた。
木村からのありがたいのかそうでないのかよくわからないプレゼント。
422Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/24 19:15:39 ID:sNZkk1ra
最初は化粧のマニュアル本を見ながら真似してやってみた。
口紅もアイシャドウも物凄いことになり、厚化粧おばさんか
下手すりゃオカマかと思うような不細工な顔になった。
自分の顔を見てとりあえず笑った後、鬱な気分になって化粧を落とした。
何回かやっているうちにだんだんとコツをつかみ、手つきも手馴れてきた。
それでも初めのほうは化粧していると一目でわかるような粗い化粧だったが、
だんだん自然に見える化粧ができるようになり、いろいろな小道具を使ったテクニックも身についてきた。
いまの鏡には、もともと美しい素材だったのが自然な化粧でさらに引き立てられた綺麗な女性の顔が映っている。
男だった頃なら、その顔を一目見たらまちがいなく惚れていただろう。
その鏡に映った自分の顔を見て、裕紀はまた一つため息をついた。
「はあ・・・こんなことやっても真希は助けられねえし・・・男に戻ったら
こんなの意味なしだしなあ・・・はやくなんか起きねえかなあ・・・」
その時、携帯電話のベルが鳴った。
裕紀が持っていたものではなく、研究所から支給されたものだ。
通話ボタンを押すと、木村の声が聞こえてきた。
「裕紀君か?佑一君のマインドコントロールを解くことができた。今から来てくれるか?
迎えの車はすでによこしてある」
423Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/24 19:19:44 ID:sNZkk1ra
研究所の一室。
研究室のような雰囲気で、書類やら本やらがあちこちに乱雑に積まれ、
実験器具やパソコンもあちこちに置かれていた。
裕紀が部屋に入ると、奥でパソコンに向かっていた木村が手を止めてやってきた。
「ほお・・・ずいぶん綺麗になったね、裕紀君」
裕紀の顔をじっとのぞきこむ。
「やめてくださいよ、木村さん」
「いや、お世辞抜きで本当に綺麗になった。いままで私がプレゼントした化粧セットで
一生懸命練習してくれたのかな」
「たまたまやることなかったから暇つぶしにやっただけですよ」
そっけなく返事をし、木村から顔をそらす。
「またそんなつれないことを。素直になったらどうだい?どんどん美しくなってく自分の顔にはまったんだろ?」
「・・・」
「図星かな?はっはっは。それに綺麗でいるのは悪いことじゃないぞ」
「そんなことより、佑一は?」
「おお、君のときと同様ずいぶん手間取ったが何とか上手くいった。
もう支度もできてるぞ。おーい、佑一君!」
木村に呼ばれて部屋の奥から出てきた少女に、裕紀は目を見張った。
以前の制服姿ではなかったが、カジュアルな格好のツーピース。
ミニスカート姿なのに、顔を赤くして恥ずかしそうに伏し目がちな目をしている。
肩まで届く長さのしなやかな黒いロングヘアー。
半そでから伸びる細い腕で、何とかという感じで両手で荷物の大き目のバッグを前に提げている。
か、かわいい・・・
つい先日あのような激しい行為を交わしたはずなのに、その時とはまた違った魅力を
発散させる目の前の少女に、裕紀は思わず目を奪われた。
「おいおいどうしたんだ、二人とも?そんなに見つめあっちゃって。
佑一君、彼女・・・オッホン、彼が裕紀君だよ」
424Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/24 19:22:08 ID:sNZkk1ra
「お、おまえ・・・本当に、裕紀?」
少女がその外見やかわいらしい声に似つかわしくない言葉遣いでおずおずと口を開く。
「お・・・おう。佑一・・・だよな?」
こくんと少女がうなずく。
「佑一君も最初の君と同じようにまだ自分が女の子の体になったということを
冷静に受け入れられてない状態だからね。
裕紀君、佑一君のフォローは君に任せるよ」
「えっそんな、木村さんがやってくれるんじゃないんですか?」
「一日も早く真希さんを助けたいといったのはどこの誰だったかな?」
「うぐぅ・・・」
そういわれては反論できない。
「さ、そんな他人行儀でいないでもっと近づいたらどうだ?」
木村が佑一の背中をどんと強く押した。
いきなりのことに、佑一は裕紀のほうに押し出され、よろけてしまった。
何とか体勢を立て直して顔を上げると、目の前に裕紀がいた。
それで、二人は至近距離で見詰め合う格好になった。
「あの・・・すまなかった。俺のせいでおまえまでこんなことに巻き込んじまって・・・
ただ・・・わがまま言ってごめん。真希たちを、みんなを助けるために、協力してくれ、頼む!」
裕紀は地面に手をつき、佑一に謝った。
425Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/24 19:24:15 ID:sNZkk1ra
「・・・くくくっ・・・」
少女が可笑しそうに笑った。荷物を置き、頭を下げたままの裕紀に顔を寄せる。
「おまえ、ほんと面白いよな。さっきの俺を見る目。なんかマジで惚れてたって感じだよな。
それに化粧までばっちりきめちまいやがって。本気で女に目覚めちまったんじゃないか?」
裕紀の体がプルプルと震えた。
「ははっ、冗談だって冗談。それにしてもほんと綺麗になってるよ、おま・・・」
そこまで言いかけて、裕紀が顔を上げているのに気づいた。その目が妙に殺気立っている。
「う、うわーっ!」
佑一は慌てて逃げ出した。
「てめえーっ!せっかく人が心配してやってきたってのになんだその態度はぁーっ!」
「なんだよ、おまえのこと誉めてやったんじゃねえかよ、『綺麗なおねえちゃーん』」
「このやろー!なんならもういっぺん犯してやろうか!」
「ひえー!助けてくれー!」
「はっはっは、元気があって結構なことだ」
部屋の中をかけまわる二人の少女を眺め、木村の表情は実に満足そうだった。
426Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/24 19:26:49 ID:sNZkk1ra
研究所からの帰途、裕紀と佑一はまた目隠しをされ、車に乗りこんだ。
市街地らしきところを渋滞にでもはまったのか、ずいぶん長い時間
ノロノロ運転を繰り返しながら走っていく。
やがて車が止まり、二人の目隠しが取られた。
「あれ、ここは・・・」
「どういうことです?木村さん」
そこは二人が住んでいる町ではなく、都心のターミナル駅前だった。
「すまない、二人とも。我々はこれから大事な会議に出なければならなくて
君たちの町まで送っていく時間がないんだ。部下に送らせようにも
あいにく今日はみんな出払ってしまっている。申し訳ないが、ここから電車で帰ってほしい」
「マジですか。勘弁してくださいよ・・・こんな格好で電車に乗るなんて」
うなだれる裕紀。佑一も相当戸惑っているようだった。
「そう心配するな。今の君たちはどこから見ても完璧な女性だ。このあたりにたくさんいる
女装してるニューハーフあたりと勘違いされることもない」
「いや、そうじゃなくて」
「なんだ、痴漢の心配か?なんでもここから君たちの町へ行く電車には
女性専用車両がついてるそうじゃないか。それに乗れば痴漢されることもないだろう。
私も一度乗ってみたいな。なにしろ女の園だろうからな、はっはっは」
「だから、そうじゃなくて」
427Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/24 19:31:03 ID:sNZkk1ra
木村は腕時計に目をやった。
「おおっといかん。早くしないと遅刻してしまう。さあ行った行った」
「ちょ、ちょっと・・・」
勢いに押され、二人は無理やり車から降ろされてしまった。
走り去る車の助手席から木村がのんきにも二人に手を振っているのが見えた。
「あいつめ・・・今度会ったらどうしてくれよう」
「裕紀、早く行こうぜ・・・恥ずかしいよ」
佑一が裕紀の袖を引っ張る。
見ると、道行く人々が皆裕紀たちの方に目をやっている。
特に男など、あからさまにいやらしい目つきで見つめてくる奴もいた。
頭が半分禿げかかったおっさん、いかにも頭の悪そうなナンパ野郎・・・
裕紀は気分が悪くなった。生理的な嫌悪感とでも言うのだろうか。
以前は意識しなかったが、こんなに男という物を生理的に受け付けなくなることがあるのかと思った。
そりゃあ前に満員電車に乗ったときにおっさんの強烈な体臭に閉口したこともあったが・・・。
「行くぞ、佑一」
小声で言うと、改札口のほうへ足早に歩き出した。
「あ、おい、置いてくなよ〜」
428Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/24 19:34:35 ID:sNZkk1ra
無造作に投下。
429名無しさん@ピンキー:04/09/24 19:37:52 ID:AmVOIJRD
初リアルタイムキタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━!!!!!!!!
乙です!
430名無しさん@ピンキー:04/09/25 11:55:25 ID:/LTvwDNl
誰もいない。
ぬるぽ。

431名無しさん@ピンキー:04/09/25 12:11:28 ID:u3V/dHn/
( ・∀・)⊃─[]ガッ
[    ]  (・∀・ )>>430
432名無しさん@ピンキー:04/09/25 17:00:43 ID:S4Mfo2AX
ほんと無造作だな...分岐もあるしつながりがワカラン

保管庫にでも入ったらまとめて読むよ.....と他力本願モード 
433名無しさん@ピンキー:04/09/25 20:53:32 ID:BWzH2WtU
ぽるぬ
434名無しさん@ピンキー:04/09/25 21:56:10 ID:gPRxHtgz
>>433
ッガ
435名無しさん@ピンキー:04/09/26 01:21:52 ID:DJIMK03V
http://members.at.infoseek.co.jp/natsu1234/

このエンドレスストーリーというサイトのリレー小説のログがHDに残っている方
宜しかったらUPしていただけないでしょうか?
internet archiveをあさってもほとんど残っていなかったもので…。
436名無しさん@ピンキー:04/09/26 08:51:58 ID:45bCYqjZ
>>435
30MB以上もあるのに無茶言うな。
437名無しさん@ピンキー:04/09/26 23:17:38 ID:GYumF7H+
まったりだなぁ
438名無しさん@ピンキー:04/09/26 23:36:28 ID:7ouuzXZX
そんなにあったけ?2001/3/30日までの第1街区なら
一応持ってるけど、CABで圧縮すると1.5MB位で収まるような。

もっとも、著作権の関係上、UPするのは難しいと思うけど。
439名無しさん@ピンキー:04/09/27 00:24:06 ID:y9GDrhs1
著作権か・・・

※ご注意とお願い
当サイト上のあらゆる文章・画像データ等の著作権及び
二次使用権は、作成者及び当サイトが保有しており、許可無く
転載・使用などの行為はお断りいたします。

当ストーリーは、Summerが実験的に運用しています。
予定はありませんが、私または
BBSサービスご提供者の方の都合により、
運用を取りやめることも有りますのであらかじめご了承ください。


許可もとれ無い現状じゃ、一生無理かもなぁ
440名無しさん@ピンキー:04/09/27 06:58:56 ID:rMF3xVre
>>438
CABだと確かに小さくなるね。
でも2.63MBもあるけど。
441名無しさん@ピンキー:04/09/27 23:02:36 ID:YiY/8ekc
真祖の花嫁はどうなった?
442鶏 ◆PETORIs7YU :04/09/27 23:28:26 ID:Oy7ic40k
Mc103さんのSSUpしました

ところであの話の流れあれでOK?
もし違ってたら教えてください
443名無しさん@ピンキー:04/09/28 02:54:19 ID:snHR9G8V
SS投下させて頂きまつ。 微妙なシチュなのでダメっぽだったら言って下さい。 止めます。
444名無しさん@ピンキー:04/09/28 02:57:59 ID:snHR9G8V
FFMB

M1 「さっさと、小遣い出せよ! また、ボコられて見世物にされたくないだろうが?
俺は今日もデートだから金が要るんだよ! お前みたいな豚の金を有効に活用してやるんだから有り難く思えよ。」
僕を蹴飛ばしながら、お金を要求するこいつは「皆瀬 薫」
同級生で苛めっ子、女みたいな名前で顔も美少女と間違えれられるような美形、だから女の子には凄くモテてとっかえひっかえ遊んでるという噂。
だけど性格は最悪だ。 進級して一緒のクラスになっていらい僕は徹底的に暴力のターゲットにされ、屈辱的な苛めを受け、こうしてお金を巻き上げられている。 
昨日も最悪だった・・・。 クラスで一番可愛い「久遠 晶」の目の前で無理矢理下半身裸にされ・・・モップで叩かれながらオナニーさせられた。。。
出すまで止めさせられず、僕は・・・イった。 「汚いモノ見せないでよ〜」 キャハハと笑いながら久遠さんは言った。 この女も性格は最悪だ。 僕は便利なパシリ、ストレス解消のおもちゃに使われている。

僕は財布を持って、皆瀬に近づいていく。 「そう 愚図愚図しないで素直に渡せばいいんだよ。」
バチッ!!! 「な・・・にしやがる・・・。」驚いた顔をしたまま、皆瀬は気を失って トイレに倒れた。 ふん、僕が豚だったらトイレに這いつくばってるお前はなんだ・・・? アハハハハ!!!!
そう我慢するのは今日までだ。 徹底的に復讐してやる。 僕の奴隷にしてやる。いや 奴隷以下の牝豚にだ! 顔だけが女の子みたいに綺麗なのが取り得な皆瀬のことだ。 女にされるのは本望だろう。
そんなことを考えながら 皆瀬をゆっくりとトイレから運び出し始めた。
445444:04/09/28 03:00:48 ID:snHR9G8V
FFMB

K1 「!! 何しやがる!! っ! 痛ぇ・・・。」 頭がガンガンする。 スタンガン?で俺は撃たれたのか? 
いつも玩具にしてる金蔓の 「綾瀬 誠」に。 苛められっ子の逆切れってヤツか?
それにしてもスタンガンなんかで撃ちやがって、まだまだ 苛めが足りなかったか? 今度会ったら・・・・。
辺りを見まわたす。 病室のような殺風景な白い小部屋、手術に使うようなベッド。 高校の制服の代わりに白い手術着が着せられている。 確認しようと立とうとするが、ジャラッ・・・。 鎖と皮のバンドみたいな物でベッドに繋がれている。 
「っ・・・!!」ダメだ。 頑丈でびくともしないし、そもそも身体が自由に利かない状態じゃ力が入らない。
ガチャリ。 扉が開く。

M2 「僕の手術室にようこそ!!!」
「誠!!! お前、俺にこんなことしてただで済むと思ってるのか!!?」 綺麗な顔を歪めて罵声が飛ぶ。 
「アハハ! 縛られたまま、スゴンでも怖くもなんともないよ。 それに、もう君は二度と僕に暴力や酷いことは出来ないよ。 だって今日から僕は君のご主人様だからね!」
「?」
「君みたいな乱暴なバカでも。 顔だけは本当に女の子みたいに可愛いから、僕の牝豚奴隷にしてあげようと思ってね。」
「はぁ? 頭、イカレたのか?」 バカにするような口調。 許せない。
「大丈夫。 監禁したりはしないよ。 放課後にちょくちょくここに来てもらってだんだんと手術、調教していくだけさ。 学校には行きつづけてもらわなきゃ、、、面白くないしね。」ニタァと僕は笑う。 そう言えば笑うのは久しぶりだ。
暴れる皆瀬を無視して、僕は続ける。
「いきなり、女に変えてしまうのも簡単だけれど。 それじゃつまらないしね。 だんだんと身体を変えていって、心の調教もそれに合わせて進めさせてもらうよ。」心が躍る。
「そういえば今日はデートって言ってたっけ? 行ってもいいよ? でもいつもみたいにスケベなことはもう二度と出来ないから。」 怪訝な顔をする皆瀬に近づき、手術着の下をめくって、皆瀬に見せつける。
「!!! な・・・何 なんだよ! これっ・・・・!!!」 
446名無しさん@ピンキー:04/09/28 09:09:25 ID:MDx9gpLU
続きマダー?
ツボに入りそうなシチュなんだが
447名無しさん@ピンキー:04/09/28 13:09:25 ID:847P0df3
それでそれで?
448名無しさん@ピンキー:04/09/28 16:18:46 ID:mVgbKGTi
やっべ、ツボっぽい
449Mc103 ◆WICJRpzDCc :04/09/28 20:49:23 ID:RwXH1+du
>>432
わかりにくくてスマソ

>>442
稚拙なSSですが保管していただきありがとうございます
あの流れでOKです

>>443
乙です
450名無しさん@ピンキー:04/09/28 22:21:53 ID:2syiIDVa
プリンさーんまーだー?
451名無しさん@ピンキー:04/09/28 22:52:53 ID:iXWE19WA
>>449
すごく嫌な予感がします。
リアルタイプの人体改造って、
スレ違いませんか?
ここまでリアル系にするの、勘弁して下さい。

452名無しさん@ピンキー:04/09/28 23:53:20 ID:3IGHWDbM
嫌ならスルーすればいいと思うんだが。
453名無しさん@ピンキー:04/09/29 00:08:26 ID:LI4LAXdE
最近のTS者はえり好みが激しいでつねw



sage推奨
454444:04/09/29 02:06:57 ID:5gUEzRFy
魔法とか薬で一発モノと比べてえぐくなっちゃうのかなぁ・・・申し訳ないです。 後半の展開は数パターン考えてありますw

FFMB

K2 自分で言うのはなんだが女の子にはモてる。 美少女みたいに可愛いって言われるのはくすぐったいが、まあ 食べ物に不自由しないのはいいね。
 顔だけじゃなく、モノにも自信があった中学の頃、年上相手に卸していらい使い込んだ巨根、あくまで可愛い顔とのギャップがまたたまらないと言われていたモノが・・・
ちょこん。「・・・。」
「あはは!!! どうだい?いきなり女性器っていうのも悪くないけどやっぱりじっくりと変えていくのが楽しいね。うん。」
小学生のちんちん・・・いやそれ以下か?
本当におなさけ程度の情けないペニス、玉がぷにぷに揺れている・・・。 陰毛も剃られたか抜かれたか、全く無いつるつる・・・。
「ふ・・・ふざけんな!元に戻せ!!!」
「僕にそんな態度をとっていいのかい? 戻せるのは僕だけだし、ほら もし僕の機嫌が良くなれば戻してあげるかもしれないよ? それとも無い方がマシ? そうだよねぇ。 そんなんじゃおしっこする役にしか立たないね。」
「くっ・・・・!!!」なんてこった・・・。こんなヤツの御機嫌取らなきゃいけないなんて・・・。
「あ そーだ。 おっぱいの方もとりあえずAカップにしておいたよ。 まあまだ目立たないかな。 美少女顔に貧乳ってのもオツだね。」
そう言えば・・・胸の方に目をやると手術着がゆるくカーブを描いているように見える。
「明日以降はもっと調教の方にも入るからね。 身体の方もだんだんと進めていこう。 完成が楽しみだねぇ。あはは」
「待て!!! 元に戻してくれるんだよなっ!!!?」
「だからそれは君次第だよ。 今の態度じゃ絶対ムリだね。 まあ明日学校で試させてもらおうかな〜っと。」
誠がにやっと顔をゆがめて笑う。
くそっ・・・だがここはキレず上手く様子を見よう・・・。 それに手術とか言われたが、どこんな短時間で出来るものなのか?こんなことが出来るのか? なんかおかしい。
♪♪♪♪ 近くにあったテーブルから携帯の着信音が鳴り響いた。
455名無しさん@ピンキー:04/09/29 09:04:06 ID:EUydSv2E
>454
厳密に女性になるわけでない→ニッチェがずれる以上、ウケだけでみたら
リアル系、ことに性転換系の表現難度が高くなるのは致し方ないことかと。

ともあれ、期待してます。がんばってください。
456名無しさん@ピンキー:04/09/29 13:23:19 ID:B0+EdONA
(;´Д`)ハァハァハァ
457名無しさん@ピンキー:04/09/29 16:03:21 ID:gr0dBQAo
魔女カーミラの続きが読みたい・・・
458名無しさん@ピンキー:04/09/29 17:14:18 ID:EoWDSsSc
そういや保管庫に入ってないね、カーミラの続き。
459名無しさん@ピンキー:04/09/29 22:26:11 ID:Ho685pMm
>>454
そういう系統だと、脳だけ取り出して移植ってほうがいい。
460名無しさん@ピンキー:04/09/29 23:06:04 ID:hpVklwUy
いやこのままでお願い
ただじらしすぎもうすこしいっぺんに見たい気ガス
461444:04/09/30 00:31:05 ID:hv/9awts
A1 「遅い〜〜! 待ったんだから〜。」 私 久遠 晶が待ち合わせしていた皆瀬くんが やっと来た。 でも本当綺麗な顔だよねぇ。 嫉妬するくらい可愛い顔。 だから つい許してしまう。
「わ・・・悪い・・・。」 ん〜 なんか落ち着かない感じ? 珍しく悪いと思ってるのかしらん?
「じゃあ 罰として ここでだっこ〜。」 ふざけて皆瀬くんに後から抱きついてみる。
ふにゅ。 ? ふにゅふにゅ。 ?? 水瀬君は細いけど筋肉質に締まってるはずだけど・・・この感触は・・・。
「おっぱい ない?」
「え・・・ぅ そ そんなわけないだろっ!!」 こういう風に怒る皆瀬君は珍しい。 いつも俺様!!って感じで傲慢不遜なのに。 こういうときは確かめずにいられないのが私の主義だ。
「じゃ〜 ホテル行こ♪」
「い・・・いきなりホテルは・・・。 ほら 俺たち高校生だし・・・。」 
「普段は無理矢理でも襲ってくるくせに〜? ほら〜 いつものとこ行こ〜よ〜♪」
半分強制的にひっぱって皆瀬君をつれこむ。 

・・・っと
「どうしたの・・・? これ・・・。」
462名無しさん@ピンキー:04/09/30 03:12:06 ID:SVo9UFZR
>>444
話は面白そうなんですが、なんつーか凄く読みにくいです。
改行や段落の頭空けがしてたりしてなかったりなんで、出来たらちゃんと統一してもらえたら嬉しいです。
あと最初についているK1とかM1というのは、それぞれのキャラ視点ということでしょうか?
最近投下SSがめっきり少なくなったので、頑張って下さい。
463あああ:04/09/30 11:24:03 ID:cTON43DW
464名無しさん@ピンキー:04/09/30 16:09:14 ID:myv24I+5
>>464
M→誠
K→薫
A→晶
の視点って事じゃないの?
465ネタはあるんだけどねぇー:04/09/30 17:37:08 ID:GGoFdFW4
勇者により封印された魔神
その封印は子孫に受け継がれし魂でのみ 解く事が出来る
殺してはその魂を奪うことは出来ぬ、封印は解けない。

魔神に仕える 闇の神官は 一つの結論に達した。

勇者の末裔を捕らえ、その魂を汚し、魔の一族に引き入れ
心より屈服させた時 その時に その魂は魔神の物となり
封印は解かれると。



ネタだけは最後まであるんだけど 自分で文章にしたら激しく萎えた・・
466名無しさん@ピンキー:04/09/30 19:04:09 ID:8PHsz4/r
>>464
自己レスかw
467名無しさん@ピンキー:04/09/30 23:47:41 ID:uxVo1B1g
>>463
小説じゃねえだろ(w
468名無しさん@ピンキー:04/09/30 23:53:21 ID:NqS0a+od
469名無しさん@ピンキー:04/10/01 02:07:20 ID:qV7wu4gd
失礼します。お目汚し失礼。
タイトル未定。分量未定。分岐ありでお願いします。

「初期登場人物」
英治(♂)、卓也(♂)、恵利(♀)、涼子(♀) 相川先生(♂)

:卓也
ボクは化学部の合宿で…なぜか人里離れた山中に来ていた。
植物や鉱物を生で見る、というのが大義名分だが、何より
温泉付の山荘に泊まれるのが嬉しかった。
同じ化学部の英治、恵利、涼子先輩と顧問の相川先生。
2時間一便しかないにバスを降りてから徒歩で約1時間、目的の山荘に着いた。
「ココは俺の叔父さんの山荘だから、割り当てた部屋は自由に
使っていいがそれ以外はダメだ。あと、周囲に民家はない。遠くへ行くなよ。
外の温泉は自由に入ってくれて結構だ。赤ノレンが女性、青ノレンが男性だ。
間違っても間違えるなよ男性諸君? あーもちろん女性諸君もだが。
部屋のモノは何使ってくれてもOKだ。冷蔵庫もTVもある。便利なもんだ。
あと、一応部屋にもシャワーがあるから、そっちを使ってくれても構わない。
とりあえず夕食の準備もあるし、今はシャワーの方が良いかもな」
相川先生は若くてとても頭が良い先生だ。ボク達も尊敬していた。
「オレは間違えませんけどコイツが間違えるかもしれません」
そう言ってボクを指さすのが悪友の英治だ。これで結構もてるから羨ましい。
「卓也〜のぞいたら絶交だからね」「まぁまぁ恵利ちゃん」
とボクに釘を刺すのが幼なじみの恵利。なだめるのが凉子先輩。
「まま。これから3日間一緒に過ごすんだから仲良くな。今日はもう
夕方なので何もなし。明日は野草を見に行こう。…と、これだけは言っておこう」
なにやら相川先生が改まる。
「もしかすると…2日目に俺の婚約者がくるかもしれん」
「わーあのアスカさんですか。美人さんですよね」と凉子先輩。
「まぁ…な。 ーと、とりあえず1時間半後に食堂集合で解散!」
照れる相川先生。というワケで説明も済み、ボクと英治は
1階の男子部屋に移動した。恵利と凉子先輩は隣の部屋、相川先生が2階だ。
470469:04/10/01 02:08:40 ID:qV7wu4gd
「やれやれ。やっと一息つけるな」荷物を放りながら英治はベッドにダイブした。
「来るのに一苦労だよね」とボクは相づちをうつ。
部屋にはベッドが2つ。ホテルのツインルームの様な作りだ。
元は相川先生の叔父さんが経営していた旅館らしい。衣装棚に浴衣があった。
「お、飲み物発見〜」部屋に備え付けの冷蔵庫から英治がジュースを取り出す。
「卓也もいるか?好きな方やるよ」と机の上に2本並べる。赤と青の缶が一本ずつあった。
見た事もない缶だけど…賞味期限は大丈夫な様だ。ボクは・・・

分岐1
→赤い缶のジュースを飲む A
→青い缶のジュースを飲む B
471コンバット☆越中:04/10/01 02:10:34 ID:3uXaivib
せっかくだから、俺はこの赤のジュースを選ぶぜ!
472470:04/10/01 02:11:03 ID:qV7wu4gd
A:卓也
ボクは赤い方の缶を飲む。スポーツドリンクの様な味だ。英治はもう一本を
飲んでいる。…妙に体が熱い。窓でも開けた方がいいだろうか。今日はちょっと
疲れた様だ。ボクはベッドから立ち上がり…と、軽い目眩がした。(…とと)
少しよろけてしまう。んーこれほど身体が軟弱だったかな。情けないな。
「おい、大丈夫か卓也?」「あー全然…ゲホゲホー全然平気だよ」
「何だ? 風邪でも引いたか? 声が変だぞ。俺にうつすなよ」「了解…ゲホゲホ」
ん〜情けないな。環境が変わったから体調崩したかな。ーと窓のそばまで歩いて
ふと気づく。どうも股間のあたりがむずがゆい。何か…こう…変だ。

英治はテレビを付けてニュースを見始めた様だ。今の内に…そっと股の方に手をやってみる…
自分のモノが少し縮んでいる…下腹の方がどうも熱い。お腹でも壊しただろうか。
ーと、今度は胸の方が熱くなってきた様だ。これは肺炎か? 
胸を触ってみた…(ふにゃ)?? もう一度(ふにゃ)。柔らかい……なぜ?
服の上からでは何の変化も無いようだ。そっとTシャツをめくって覗いてみる。
いつも見慣れた自分の胸のはずだが…確かに、少し膨らんでいるように見えた。
??なぜ?? ーと。股間の方がまたむずがゆくなってくる。英治はまだTVの方を向いているらしい。
思い切ってズボンの中に手を入れてみる。自分のモノが明らかに小さく縮んで
行くのが感じられた。身体がどんどん熱くなっている。のぼせてきたみたいだ。
473472:04/10/01 02:13:13 ID:qV7wu4gd
「卓也?どうした?」英治がこっちを見ている…!「いや、何でも…ない…」
「?ーお前、背丈それぐらいだっけ?」言われて気がついたのだが、Tシャツの袖が
少し長く感じる。自分が縮んでるのか? ーと、胸が急に熱くなった。
「う、あぁあぁ」とっさに自分の両手で胸を掴んだ(ふにゅにゅにゅ)…大きくなってる!
もうTシャツの上からでも肉眼で分かるぐらい胸が膨らんでいる。英治が呆気に
とられて自分の方をみていた。ーけど、ボクにはそれを気にしている余裕が無くなっていた。
「え、あぁあぁああ?」声が既にいつものボクの声じゃ無かったけど、それより
股間のモノが無くなりかけている方が問題だった。それに、短パンが妙にきつい。
…お尻が膨らんでいる? え、腰が狭まっていく感じが… あ、耳に髪が当たってる。
髪も伸びたのか? 身体のあちこちが急に熱くなり、その度に自分の身体が変わっていく
事を触覚で確認しなければならなかった。触るその指も、なんだか細くなった気がする。
英治の視線ががもう耐えられなかった。困ったボクの視線は部屋の姿見の方を向く。
…え、嘘だろ? もう普段のボクではなかった。ボクの面影は残ってたけど、写ったのは
別人だった。ちょっと服装が変な女の子だった。 気づくと全身の熱感は収まって
いる。ボクは呆然と鏡の中の女の子、つまり自分をみつめていた。
474473:04/10/01 02:14:29 ID:qV7wu4gd
首までのショートカットに黒いTシャツ、白い短パン。身体はつま先まで白くて、
見えてる腕も脚も細い。腰の辺りの曲線がなんとも言えない… あぁ胸…もぅこれは
ーおっぱい? おっぱいがある…おっぱいが… ボクに…   おっぱいが。
「…おい、卓也。・・・君、卓也だよな?」いきなり英治が背後に迫っていたので
ボクは何となく怖くなって身を翻す。胸がゆれる…腰が何となく安定してる…髪が
耳にかかる・・・何とも言えない妙な感覚を全身で感じる。
「あぁ、卓也だよ」「お前…いったい…?」「分からないよ。急に身体が熱くなったと
思ったら…身体が…」「ー今、女の身体だよなお前?見た目はもうなんて言うか…」
改めて自分を姿見で見てみる…100人中100人が女性と言うに違いない。胸なんかも
作り物じゃなくて、どうしても重みを感じてしまう。声も数段高くなってしまったようだ。
声の質だけが、今までの自分と似ていた。顔も小さくなって、目つきや鼻なんかも
かなり変わってしまっていた。一応、面影という奴は残っている。妹がいたらこんな感じだろうか。
「おぃ、とりあえずどうするよ?」鏡を見つめていたボクに英治が声をかける。「…あのな」
何となく身の危険を感じたボクは慌てて言った。言ってしまった。「ごめん。先にシャワー
浴びるね」着替えをひっつかんでボクは風呂場の戸をばたんと閉めた。「はー」

部屋に取り残された英治はまだ呆然としていた。「逃げられた…?」
(けど…なんかエロかったな−今の卓也。なんかこう、動きとか何かか…こう…)
475474:04/10/01 02:16:34 ID:qV7wu4gd
思い切って服を脱ぐ事にした。どうせシャワーを浴びると言ってるのだ。脱ぐしかない…
あまり自分の身体の変化を気にせず脱ごうとする。あぁ胸がすれて・ゆれて…構うか!
ズボンは脱ぐのに手間取った。トランクス一枚でもう一度自分の姿を見てしまう。
うわ…エロいよ。エロいよぉボク。写真でしか見た事のないおっぱいが目の前にある。
↓を向いても見える…深い谷間が見えてしまった。また身体が熱くなっているが、これは
さっきとは別の理由で熱くなっているんだろう。また恥ずかしさがこみあげてきて、
その勢いで思い切ってトランクスも脱いでしまった。うぅ…恥ずかしいけどHだ…
女性の全裸が鏡に映っている。しかもその女性がボク…もぅよく分からない…
さっきまで白かったボクの肌がすこしピンクに染まってきている。熱い…けどなんか・・・
ちょっとだけ胸を触ってみる。ふに、と目の前でおっぱいが触られる。ボクのおっぱいが。
触ると、触られる。片方の手でちょうど片側のおっぱいがもてる…手を交差させて何となく
胸の辺りを隠してみる… 隠してみても何となくHだ。鏡の前の女の子も恥ずかしそうにしてる。

ヤバい…ちょっと揉んでみたくなってきた。ちょっとだけ… 両方の手の平に力をいれてみる。
鏡の中のの女の子が自分の胸を揉んでる。あぁボクの胸が揉まれている… と思っただけで
顔がかなり紅くなってきてしまった。うわ…もぅどうしよう… もっと揉んでみようか…
476475:04/10/01 02:18:32 ID:qV7wu4gd
>>475と順番入れ替えて下さい orz

ユニットバスに入ってボクは一息つく。英治の凝視のない洗面所の鏡で、改めて自分の身体を確認する…。
うわ…可愛い… けど自分だ。ちょっと落ち着いて改めて自分の顔を見てみる。
何となくカワ…あぁダメだダメだ。どうしても気になる。気が逸れない。思い切って鏡の自分の胸を見る。
中ぐらい、かな? あー何を考えてる自分! 手で支えてみる…すごく柔らかい。
初めて女の胸を触った、しかもボク自身の…。 腰がくびれてて、自分で触って見ると
すごく細い。骨から変わってしまったのかな。え… 股間に何もない感じがする…
ここも女になってるのかな… 自分のなのになんか恥ずかしいよぉ… えい構うもんか!
477476:04/10/01 02:19:42 ID:qV7wu4gd
あーこれ以上はダメダメ。早くシャワー浴びて出なきゃ。英治がいるけど… 。
とりあえずシャワーを浴びよう。考えるのはそれからだ。バスタブに入ってカーテンを閉める。
蛇口をひねるとすぐお湯がシャワーノズルから出てくる。温泉の湯だろうか。温かくてきもちい。
「うはやわああ」流れ出るお湯がくすぐったくて、特に自分の胸の上を流れる湯が…
思わず変な声がでてしまう。英治に聞かれただろうか? まぁいいや。もう一度シャワーの下に
入る。やっぱり変な感じがする…身体洗わなきゃ… もう簡単に洗ったんでいいや。
ボディソープを手の平にとる…やっぱり手も小さくなってる。けど全身が縮んだ感じなので
あまり違和感はない。少し泡立ててから首の辺りに塗ろうとする…腕を上げると胸も
少しひっぱられてやっぱり変な感じだ。とりあえず顔を洗って…肌がなんかすごく柔らかくて
滑らかな気がする…男の時とは全然ちがう。それから…あ、胸も洗った方が、良いよねやっぱり。
おっぱいの曲線にあわせてなでてみる…揉んだ時とはまた違う変な感じがする。あまり強く
洗わない方がいいよね、やっぱり。それから腰の辺りを洗う。男の直線的なお腹とは違って、
柔らかくてきゅーっと曲がってるお腹。何となく気持ちよくて、繰り返しなでてしまった。
…おへその下、やっぱり今のボクには子宮があるんだろうか? ー深く考えない、深く考えない。
そして… どうしよう。男の時よりはずっと薄くなった、申し訳程度にある毛の下に、ある箇所。
男の時とは全然違って、何もない感じがすごく変だった。水がそこをスルーして股の間だを太股へと
流れて行く。自分のだけど触るのも何だし… あー今はいいや。とりあえず女の子の部分の周囲を
軽く流してから太股〜脚へと洗う。男の太股とは全然違い、柔らかくてぷにぷにした太股で、
ふくらはぎからは凄く細い。肌も白くて… 

脚を洗うためにしゃがんでいたので、ボクは頭からシャワーを浴びていた。
だから、風呂場の戸が開いた事にまったく気がつかなかった。
478名無しさん@ピンキー:04/10/01 02:44:40 ID:XLT2Etfo
なんか読みづらいと思ったら行毎に落差が無いからのようだ・・・
479名無しさん@ピンキー:04/10/01 14:13:22 ID:l5I7bI+M
青のジュースで
480sage:04/10/01 17:39:58 ID:iuYhwP0e
481477:04/10/01 21:03:40 ID:qV7wu4gd
浴槽のカーテンが開く音がしてボクは驚いて顔をあげる。
「英治っ!!?」
「ごめん、さっき変な声がしたモンだから何かあったのかと思って…」
さっきシャワーを浴び始めた時、ボクが上げた声だろうか。
「いや…大丈夫、だけど」 シャワーの音だけが響いている。英治の視線がボクの胸元に注がれているのに気がつくには
少し時間がかかった。恥ずかしくなって両手でおさえる。
「ー全然、大丈夫だから」 英治は微動だにしない。
「ー卓也、やっぱり女になってるのか?」「…多分。ほら、もういいだろ?」」
「その…胸、見せてくれない、かな? ほら、俺とお前の仲だろ? ホントに大丈夫なのか?」
下心だけ、じゃないのかな?
「ホントに女になったか分からないじゃん? 只、身体がおかしくなってるだけかも知れないし、
 ほら、俺、女の身体は見た事があるしさ、違ってたら大変じゃないか?」
ん〜、一理あるかも知れない。残念ながらボクは今まで女性の身体見た事がなかったし、
これが女性の身体だ、という確証もなかった。そりゃ、写真でみる女性にはそっくりだけど。
「ーわかった。けど変な事すんなよ」「わかってるって」
ボクはそっと両手を胸から放す。急に空気とお湯に触れたおっぱいが、自分で見るのも変だし、
何となく変な気分だった。英治にみられてる、というのもあるかもしれなかった。
482481:04/10/01 21:05:22 ID:qV7wu4gd
「ーごめん、後ろ向いてくれる?」と英治が言う「あ、あぁいいよ」とっさにボクは後ろを向く。
目の前に風呂場のタイルの壁がある。当たり前だ。…と、お尻の方が何となく恥ずかしくなった。
丸いお尻を無防備に英治の視線にさらしてるのが嫌になって、両手をお尻に当ててしまう。
「これで、英治、どうした?」急に黙ってしまった英治にボクは声をかける。ーと。
英治はいきなりボクの胸を掴んできた。「ひゃらわ、あ、わ、わわ」突然だったのでまた奇声を上げてしまう。
「何をする!?」「いや、実際に触ってみねーと分からないしな。お前が俺の方を向いてると恥ずかしいだろ?」
(…まー納得できる理由では…あ、)
「あわ、わわ、わ」
英治の指がボクの胸を揉んできた。さっき自分で触ったのとは全然ちがう。ただ揉まれているという
感覚があまりにも刺激的だったので、ボクは思わず声を上げてしまう「あ、あぁああ、え?」
自分の声が艶っぽくて驚いてしまう。うわエロいよボク。と考える余裕もなく英治が胸を揉んでくる。
483482:04/10/01 21:07:41 ID:qV7wu4gd
「あ、あぁあ、う、うぅん、あ、あぁああ」英治の腕がボクに巻き付いてくる。英治の身体が近…
え?英治も浴槽の中に入ってる?
「あ、うぅん、え、英治…?」ボクの声はもう喘いでいるのに近かった。
「ん? お前だけ裸じゃ恥ずかしいだろ?」え、英治も裸なの? て、ていうか英治の声が耳元で囁いて…
あ、耳たぶを噛むな「や、やぁ」全身がしびれるような感じがする…
さっき耳を甘噛みされてから、おっぱいを…ボクのおっぱいを揉んでいる英治の手が…急に敏感に
感じ取れるようになっていた。うぅ凄く変な気分…英治に思うままにされてる様な…
「あぁああっ、あ、あぁあああぅぅ」き、きき、気持ち、いい?
「あ、や、やめぇ、えぇ」
止めて、と言おうと下が声にならない。英治の片手が胸から股間に…
あ、止めて、まだボクだって、ボクだって触ってもないのにっ!

「ひゃぁああああああっああぁっあ!」股間にあるモノに、ボクの女の子の部分が、
触られるとの同時に、さっき耳を触られた時よりずっと気持ちいい痺れが全身を走った。
英治はその敏感な部分に触るか触らないかの所を撫で回してくる。
「あぅ、あぁっ、あぁ、ああ、あぁ」なんだかよく分からない声を上げてボクは膝ががくがくしてきた。
き、気持ちいいんだけど…う、うまく表現できない…男の時と、全然違うぅ
「あっ!」ひときわ高い声を上げてしまう。
さっきからボクのおっぱいの…おっぱいの一カ所がずっとジンジンと疼いていた。
乳首の辺りが、ジンジンと。けど英治は、そこを揉んでくれない。
484483:04/10/01 21:09:54 ID:qV7wu4gd
おっぱい全体がしびれるような感じ…。これは…さっきから浴びてる温泉の湯のせいじゃない、
よね。やっぱり…。ボクはたまらなくなって、だらんと伸ばしていた手を自分の胸の辺りに
持ち上げる。もう自力ではあまり立つのがつらくて、英治に大分もたれかかっていた。
身体が小さくなっているせいだろうか、英治が凄く大きくて、たくましい気がした。
…おっぱいの乳首の辺りを自分で揉もうとすると、片手はボクの胸を揉んでいた英治が突然
そっちの乳首の辺りを揉み始めた「きゃっ!」おっぱい全体の痺れが乳首の辺りにぎゅっと
集まる感じがして、ボクは嬌声を上げてしまう。「ひゃ、あ、あああああっ、あっ」
英治が触っていない方のおっぱいを自分で揉みはじめる。全身がとても…とても堪らない感じ。

思わずボクは、背後からボクを抱きかかえている英治にもたれかかる、と。
ボクお尻の上の辺りに変なモノが…
え、英治…英治も興奮してたのか… 
思わず正気に戻り欠けるが、英治はかまわず自分の一物をボクの背中に押しつけてくる。
「あ、、あ、、あ」背中にびくびくと何か長くて硬いモノが押しつけられている
…なんてHなんだボク。エロすぎる…。身体の中からあったかい液体が、ボクから…
ボクから染みだしている… 英治の手がボクの股間を、その染みだしてくる入り口を探り始める。
あ、そこはー。シャワーのお湯だけでなく、すでにそこはぐっしょりぬれていた…
ボクも、もう止める気は無かった。英治の人差し指が、ちょっとだけそこをなでる。
「んっ……あっ…………ん…………」 なんだかとても切ない感じがして、ボクの全身が
ますます火照ってしまう。あ、何か、何かおへその下あたりが揺れてる様な感じが…

英治がボクのおっぱいを揉むテンポを早める。
ボクのおっぱいは、もぅパンパンに膨らんでる気がする。
英治はボクの背中に自分のモノを押しつける。
同時に、片方の指でボクの入り口をちょっとだけ、ちょっとだけ開けて中に入った。
中に入ってる…ボクの中に英治の指が入ってる…信じられない
「あn、………あ、あぁあああぁぁ――っ!!!」
ボクはひときわ高い嬌声をあげる、と同時にボクの背中に熱いモノが飛び散るのを感じた。
それから、ボクは。浴槽の中に崩れ落ちた。
485484:04/10/01 21:11:53 ID:qV7wu4gd
お目汚し大変失礼。次回は未定。
486名無しさん@ピンキー:04/10/01 21:13:29 ID:G0yPmfOU
GJ!
生投下初めて遭遇しました。
487名無しさん@ピンキー:04/10/01 21:14:27 ID:G0yPmfOU
しまった。アゲてしまいました。逝きます。
orz
488名無しさん@ピンキー:04/10/01 23:31:24 ID:r6nET6Mr
GJ!!イイヨー


>>480
普通に見れないし
萌えjpが重くなるから直リンやめれ
489名無しさん@ピンキー:04/10/02 05:07:31 ID:W/7sLZHw
女英治×恵利がいいな
490名無しさん@ピンキー:04/10/02 21:28:10 ID:zUwptQkm
すんません、初心者なもんで、ダークなTS物があるサイトで
おすすめのところを教えて下さい!
491名無しさん@ピンキー:04/10/02 21:44:30 ID:MSd6Fkbd
ここの保管庫。
492名無しさん@ピンキー:04/10/02 22:47:45 ID:hB9B8FM5
ダークローゼスにでもいっとけ
493名無しさん@ピンキー:04/10/05 09:32:00 ID:ojKULSgs
http://tsadult.s7.x-beat.com/cgi-bin/picbbs02/src/1096936222672.jpg

悠ちゃん支援ーーーーーーーー
プリン氏カムバックゥゥゥ
494名無しさん@ピンキー:04/10/05 10:45:29 ID:Ycm8Vec4
>>493
プリン氏は某所に避難済み。
探す努力位したら?
495名無しさん@ピンキー:04/10/05 11:23:30 ID:G6ixuupH
>>493
マジでわからんorz
誰かヒントプリーズ!
496名無しさん@ピンキー:04/10/06 00:07:18 ID:wOLoLXHr
ぷりんさん・・・・・
497名無しさん@ピンキー:04/10/06 00:34:43 ID:xYqW0JJ7
>>493
釣られるなよ
498495:04/10/06 02:39:39 ID:f4U0Hbz2
間違えた。>>493じゃなくて>>494だった。禿欝。
職人さんみんなどこいっちまったんだよおおおおお!
499ネタ提供:04/10/06 23:06:03 ID:46UVG04b
こんなの書いてくれる人が居たら読んでみたいなぁっていう強制女性化ネタ提供
誰が書いても構いませんし、書き始めた展開には文句は言いません。
刺激された結果別の話を書いたでも良いんで、取りあえずネタだけ出します。

主人公は超一流のアスリート(イチローとか仲田クラス)で身体を基本にして大成
した人。ファンには内緒だが若干サディスティックな性癖を持っているのが欠点。
TSシチュエーションは、肉体乗っ取られによる強制玉突き入れ替わり。
加害者(強制する当事者)は、昔アスリートに振られた女で、顔は美人だけど
サディストでプライドの高い女、振られた原因はサド同士で合わなかったから。

 振られた事を逆恨みした女は復讐を決意し、調教済み(精子中毒)のマゾ女を
用意して入れ替えを実行。
アスリートの魂→マゾ女の体
サド女の魂→アスリートの体
マゾ女の魂→サド女の体
アスリートの身体を手に入れたサド女は、元の自分の身体に熱烈アピールした振り
をして結婚し、社会的にアスリートの熱愛の女性の座を獲得する。
更にマゾ女の身体に入ったアスリートをメス奴隷として、屈辱を味あわせる。
本人の本質は男且つサドなので、嫌悪感を強く持っているのに、身体の方は調教済みで
SM行為を受け精液を受け入れないと禁断症状が発生する。
嫌う精神と求める体のせめぎあい&世界レベルで一流の肉体を失った屈辱感を描いて
くれると、神以外のなんでもない。

どうか、文才のない哀れな子羊に神の救いをお与えください。
500名無しさん@ピンキー:04/10/06 23:50:07 ID:0jPQ/Us3
500getダゼ!
501名無しさん@ピンキー:04/10/07 01:55:56 ID:GOtKZxQz
      r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/      >::::::::::ヽ
.      〃  ヽル1'´        ∠:::::::::::::::::i
       i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l
.      ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ    >>499
      l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゙ヽ |、 ここはお前のネタ帳じゃねえんだ
        レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト
       ヾ¨'7"ry、`   ー゙='ニ,,,`    }::ヽ(ノ  チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、     !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ    
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ ,  な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /

502名無しさん@ピンキー:04/10/07 07:58:56 ID:Cn7s0pTs
>>499
読んで見たいな
風祭のネタ掲示板にも載せてみろ
503380:04/10/07 20:16:31 ID:PlZAX7Y9
>>498
現在、ヴァーチャル・ラバーズ最終回を校正中。やっと書き終わったよ
504380:04/10/07 23:43:53 ID:B2f7nfdv
>>499
 上記のように長いこと書いていた話が終わったので、ちょっと検討してみた。
 が。
 致命的な欠陥がありますよ?

 精液中毒にしたところで、それはあくまでも精神的な要素。肉体的に精液中
毒というのは、かなーり無理があるような。そんな女の体に入れられても、異
常に性感帯が敏感とかいう程度しか受け継がれないんじゃないかな?
 そんな女に精神が入っても、痛めつけられてすぐに快感を感じるとは思えな
いし、ましてや精液を飲まなければ狂っちゃう! みたいなことは‥‥。
 アスリートの体に入った女は、どうやってその男を演ずるのかとか(肉体的
には憶えていても、実際に元の彼と同じように動けるだろうか?)、サド女の
体に入ったマゾ女はどうするねん? とか、ツッコミを入れられる要素はたく
さんあるんだよね。

 ただ、かなり設定を入れ替えることになるだろうけど、ネタとしては悪くな
い。それと、書くかどうかというのはまた別の話だけどね。鬱な展開が延々と
続くので、個人的には今はちょっとパス。相当長くなりそうだし‥‥。

 ネタを考える力はあるんだから、自分で書いてみたら? 文才が無いなんて
言うのは無しだよ。最初から素晴らしい話を書ける人なんて、よほどの天才で
もない限りいないんだし。シチュエーションを限定して、シーンを書くだけで
もいいから、とにかく書くこと。それが職人への第一歩だよ。
 漏れだって、最初はシーン単位でしか話を書けなかったんだから。本当だよ。
505鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/08 01:39:54 ID:PgeK235t
さて、他スレで書いてたのが終わったので本格的に保管作業を再開します。
ところで380氏のヴァーチャルラバーズってPartいくつから始まってましたっけ
506sage:04/10/08 22:29:13 ID:UIwvznFR
507名無し@ピンキー:04/10/08 22:45:36 ID:jqk0n2my
380 ◆EHY060jY様のヴァーチャルラバーズはpart.3の250から開始しています。
508鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/08 22:57:40 ID:vkFhIwh5
>507
ありがとう
ヴァーチャルラバーズ完結記念ってことで優先で作業します。
509380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:19:23 ID:qaCyFbi6
>>Part12 208 より
 そう……それは昔むかし、遠い昔の物語――。

 この国の都が京へと移るかどうかという頃に、既に瀬野木の先祖は、時の権
力者達と血みどろの抗争を繰り広げていたと、鎌倉時代のものという古文書に
記述が残されている。
 彼らは圧倒的多数の軍勢を前にしても決して退かず、あまつさえ致命傷を与
え押し返してしまうほどの力を持ち、それでいて吹けば飛ぶような人数の一族
であったという。
 いつしか彼らは『背之鬼』と呼ばれ、恐れられるようになった。

 背之鬼(せのき)、即ち――背後に潜む鬼。

 人とは思えぬ飛び抜けた力を持ち、いつの間にか背後に忍び寄り、殺戮をし
て去って行く彼らにつけられた異名だ。
 彼らはそれぞれが一騎当千の強者であり、一夜にして千里を駆け抜け、風を
起こし嵐を呼び寄せ、大水で軍隊を押し流したり、果ては地震を起こしたりと、
天候や自然現象を自在に操ったという。そして計略の裏の裏まで読み取り、ま
るで相手の小賢しさをあざわらうかのように、わずか一握りの軍勢が、それに
数十倍する兵士達を蟻でも蹴散らすように蹂躪したのだ。
 彼らは卜占(ぼくせん)や風水の術を操った、陰陽師か風水師だったのだろ
うか。いや、むしろシャーマン(巫術師)といった方が近いだろう。別の古文
書には、彼等は自然と融和し、語り合う者であったと記されているという。も
しかしたら、本当の鬼だったのかもしれない。人と考えるには、あまりにも彼
らの能力は異能に過ぎるからだ。
510380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:19:41 ID:qaCyFbi6
 やがて権力者も、ただ潰すよりは利用した方がいいと考え、長い時間をかけ
て彼らを懐柔し、取り込むことに成功した。それは獅子心中の虫になりかねな
かったが、彼らは自分達にその矛先が向けられない限りは、主(あるじ)に忠実
であった。
 いや。無関心なだけだったのだろう。
 時は流れ、権力者達も変っていったが、背之鬼一族は権力抗争とは無縁の場
所にいた。強大な力を持ちながら自ら手を出さず、ただ傍観するだけ。
 いつしか彼らは権力の後ろ盾となり、キングメーカーのような存在となって
いった。
 背之鬼が否と言えば、誰も逆らえない。
 その一方で、彼らが是とすれば、浮浪民であっても一夜にして権力者になる
ことができたのだ。

 そう。一介の農民の子が、天下人にまで昇りつめたように――。

 だが、時を経るにしたがって背之鬼の血も薄れてきた。孤高の狼であったは
ずの彼らも人と交わり、長い権力のぬるま湯に浸かっているうちに、それに溺
れてしまった。一族の異能の発現は希になり、背之鬼の氏(うじ)は瀬野木へ
と変わった。
 それでも彼らが持つ、目立たず人に紛れるという力だけは確実に子孫に受け
継がれていった。このお影で瀬野木家は莫大な財を持ち、中枢権力に手が届く
にも関らず、広く知られることが無いのだ。
 大政奉還が行われ、二つの大戦が終わってしばらくしてから、瀬野木家に一
人の女の子が誕生する。
 亜美と観夜の母、叡美(さとみ)である。
511380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:20:03 ID:qaCyFbi6
 彼女は、ここ二百年内では稀なほど、いや、戦国の世以来では最も濃く背之
鬼の血を現わした者だった。彼女は“叡未”。未来を悟る力を持つ者だった。
今の夫を選んだのも、彼との間にできる子が、再び強い背之鬼の血を呼び起こ
すであろうことを感じ取ったからだ。
 こうして夫との間に四人の子をもうけた叡美だが、彼女にも、どの子が血に
目覚めるかまでは見通すことができなかった。
 そして観夜は中学に入る頃に早々と背之鬼の血に目覚めたが、ほかの3人の
子は覚醒の兆しは見えなかった。叡美も観夜だけかと思いこんでいた。

 そのはずだった。

 ***

 ソファーに横たわるように腰を下ろし、クッションに身を委ねてくつろぎな
がら観夜は言う。
「あなたが完全に背之鬼の血に目覚めるとは、お母様にも予想外だったそうよ。
よほど悠司さんとの相性が良かったのね」
「そうですよ。悠司さんとのセックスは……雄一郎さんや、姉様よりも素敵で
すもの」
 眼鏡越しにでもわかる情欲にうるんだ瞳が観夜を見つめる。
 部屋の中に手で感じ取れそうなほどの淫気が漂い始めた。亜美の吐く息、視
線、さり気ない仕草の一つですら、媚薬同然の効果を持っている。この場に二
人以外の人がいれば、間違いなく亜美を押し倒しているに違いない。
 だが、姉は平然としている。
 彼女は“魅夜”――夜を従える、魅惑の力の持ち主だからだ。
 魅夜は伝説の夢魔のように、夜になると恐ろしいばかりの魅力を放ち、誰も
彼女の魅力から逃れることはできない。そればかりか彼女が見る夢は、周囲を
も巻き込んで、現実さえも変えてしまう力があるという。
512380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:20:24 ID:qaCyFbi6
 だから、“憑魅”の発する淫気にも影響されないのだ。
 確信にも近い思いを込めて、亜美……いや、“悠司”は言った。
「“観夜さん”は、“俺”を抱いたんでしょう?」
 観夜はわずかに表情を動かし、薄い笑みを形作って見せた。
「ええ」
 返事を聞いて、芯がキュンと疼いた。
 だんだんと亜美は思い出してきた。
 亜美が人の心をある程度支配できると気が付いたのは、家庭教師の雄一郎に
抱かれてからしばらくしてからのことだった。抱かれたいと強く願えば、雄一
郎は必ず自分を抱いてくれた。感じる場所を的確に刺激し、何度も絶頂へと誘っ
てくれた。
 やがて姉が雄一郎を誘惑して奪ってからは、疼く身体を慰めるべく、街角で
男達を漁った。いや、男だけではなく女も、だ。相手の体から発せられる独特
の“匂い”で相手の体の状態を判断し、体に触れて心をまさぐって、安全な人
間のみを選んではセックスをした。
 だが、どれほど交わっても、満足できなかった。
 姉に導かれたセックスへの“渇き”は、堪え難いほどにまでなっていた。渇
きを解消するために亜美は、ますます多くの人を引き込み、セックスに溺れた。
 幼い頃から、名家の娘として厳格に育てられた亜美は、自分という存在を殺
して生きてきた。三年ほど前に亡くなった祖母は、観夜を甘やかされて育てら
れた娘と言い切り、亜美には物心がつく前から厳格な教育を施した。亜美は、
瀬野木のお家のためだ、と何度も繰り返し言い含められ、瀬野木の道具として
育てられてきた。家を守るためには、外の家と繋がりを持つ必要がある。だか
ら、娘は重要な“道具”なのだ。
513380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:20:36 ID:qaCyFbi6
 自分もそのように育てられてきたのだと、祖母は言った。

 全ては瀬野木のお家のため――。

 こうして、『お人形さん』と陰口を叩かれる亜美の精神が形成されたのだ。
 やがて瀬野木の実質的頭首だった祖母が亡くなり、亜美はようやく祖母の呪
縛から解き放たれたのだが、時既に遅し。彼女の心はすっかり閉ざされてしまっ
ていた。
 亜美が不特定多数の男と乱交を繰り返しているのを母親が黙認しているのは、
彼女に年頃の女の子らしい心が芽生えるかもしれない、という淡い期待がある
のかもしれない。

 そんなある日、観夜が亜美の部屋を訪れた。
 あの、運命の日のことだ。
 姉に誘われるまま、亜美は古くから家に伝わる香を焚いて、心を宙に泳がせ
た。初めての経験に、彼女はまるで幼児のようにはしゃぎまわった。心の檻か
ら解放された彼女の心は、観夜に誘われるまま光の世界に飛び込んだ。
 いきなり、視界が暗黒に閉ざされた。
 再び意識を取り戻した亜美は、自分の部屋ではない見知らぬ狭い部屋、つま
り悠司のアパートにいたのだ。
 彼女は、彼こそがほんとうに自分に必要な人間であるということを、瞬時に
理解した。理屈ではない。本能だ。瀬野木の血が、悠司をそれと見分けたのか
もしれない。
 悠司の精神に触れた亜美は、彼にゆっくりと溶けこんでゆく。
 彼女は悠司の全てを知った。彼の人生を、記憶を、思考を凌辱した。
 止められなかった。
514380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:21:11 ID:qaCyFbi6
 とてつもない快感だった。体液という体液が全て流れ出してしまうような、
脳に快楽物質が溢れトロトロに溶けてしまうような、セックスの経験が豊富な
彼女でさえ感じたことのない恐ろしいほどの快楽を味わった。
 やがて、悠司の精神の奥深くにまで潜り込んだ亜美は、自分が彼の心に囚わ
れてしまったことを知った。
 だが、恐怖は無かった。
 それどころか、母親の子宮に戻ったかのような安らぎを亜美は感じていた。
 亜美は、自分が入ったことによって溢れ出た“力”を、そっと“外”に向かっ
て送り出した。“魅夜”が“それ”を受け取ったのを、亜美は知った。
 あとは、きっと姉がなんとかしてくれるだろう。
 そして亜美は、悠司の心の中で一時の眠りに就いた。

 悠司の体が亜美へと変化をし始めたのは、まさにその時だった。

 ***

「“俺”が亜美になってしまったのは、あんたのせいか」
「まあ。怖い台詞」
 観夜が口元に手を当てて怯えた振りをする。
「きっかけはそうかもしれない。でも、私に人の体をそこまで変える力は無い
わ。きっと、あなたと悠司さんが、そうなる運命だった……としか私には言え
ないわね」
「運命……ずいぶんと簡単に言うんだな」
「それが、“背之鬼”の宿命だから。血に目覚めた者が、普通の人生を送るこ
とはできないわ」
 観夜が言った。
515380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:21:34 ID:qaCyFbi6
 あの夜、抜け殻になった亜美の体に別の“力”が入り込んできたことに、観
夜は気づいた。やがて彼女が見ている前で、みるみるうちに妹の体は青年の物
へと変化をし始め、目覚めたのだ。
「驚いたわ。動かないと思っていたのに、目が覚めて、ここはどこだ? と言
うなんて」
「ふぅ……」
 “亜美”はため息をついた。
「今度悠司さんに会った時に、しっかりと聞いておきます。姉様に何をされた
のかを」
 だいたいのことは、由阿里と三人で交わっている時に触れた彼の心から読み
取っている。ただ、精神的にストッパーがかかっているのか、彼だけには自分
の力が完全には通じない。元の肉体が亜美だということも関係しているのかも
しれない。
 あの夜、目覚めた“悠司”は、“魅夜”の放つ淫気に惑わされ、彼女を押し
倒した。
 最初こそ情けなく精を漏らしてしまった悠司の肉体も、わずか一晩のうちに
魅夜の思うままに逞しさを増していったのだ。
「憑魅より先に抱いてしまってごめんなさいね。でも、雄一郎さんは亜美の方
が先だから、おあいこということにしてくれるかしら?」
「あおいこ、ですか?」
 亜美は妖しい笑みを浮かべた。
 淫魔にも等しい“魅夜”が“彼”と交わったためか、悠司は並外れた絶倫と
なっている。だから亜美は、何度でも彼を求めることができる。感謝こそすれ、
怨む筋合は何もない。
 ただ、悠司として観夜を抱いたらどんな感じだろうとは思ったが。
「それとも試してみる? 雄一郎さんと一緒に、四人で。どう?」
「そうですね。お姉様が子供を産んだ後もまだその気ならば……」
 濃厚な淫気が室内にたちこめる。
 お互いに本気だ。
516380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:21:48 ID:qaCyFbi6
 この場に誰か他の人間がいたら、血まみれになり、皮膚が裂け、体中の水分
という水分が枯れ果ててもセックスをし続ける性欲の権化と化してしまうだろ
う。空気さえもが半ば粘液じみた媚薬と化していた。
 しばらくにらみ合った末、観夜の方が気を抜いた。
「ちょっとお遊びが過ぎますよ、姉様」
 亜美が文句を言った。額には薄く汗が浮いている。対して観夜は涼しい顔を
してまるで変わった所がない。
「あら。本気だったのに」
「雄一郎さんの赤ちゃんに悪い影響を与えたくありませんもの」
 今ならば、彼に感じた幼い感情が、恋心だったのがわかる。
 だが、初めて愛した男の子供を胎に宿しているのは自分ではなく、実の姉だ。
 欲しい。
 胸の奥が苦しくなるほど、自分の体に子を宿したい。
 同時に、男でもある自分が、男とセックスをして子を宿すという考えは、身
震いするほどの嫌悪と、それ以上の愉悦があった。想像するだけで、子宮が鳴
く。秘唇に、じっとりとにじむ物を感じる。
 だが、もう怖くない。
 亜美は観夜に対して、最後の質問を投げかけた。
「私は都築悠司? それとも瀬野木亜美なの?」
「あなたがそうだと思った方よ」
 どこまでも澄んだ表情で答える。
「我思う、故に我あり。あなたはどこから見ても亜美そのものだし、遺伝的に
も亜美のものでしょう? 瀬野木の血を引いた子供も産める。元が誰だなんて
誰が気にするのかしら」
 観夜はお腹をさすりながら続けた。
「人間は日々変化している。数年もすれば、多くの細胞は入れ代わってしまう
というわ。昨日と今日でさえ、人は変ってゆく。寸秒たりとも、人は留まって
いられないのよ。それに、過去なんて誰にも証明できないでしょう?」
517380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:22:07 ID:qaCyFbi6
 過去は人の記憶にしか存在しない。
 自分のことでさえ、過去の事を事実として証明することは難しい。しかも、
移ろいゆく時の流れは、時として事実さえ変えてしまう。まったく偽造された
とわからない写真やビデオなどの『証拠』を提示されたら、人はそれを本当に
あったこととして受け止めざるをえなくなる。それほどまでに、過去とはあや
ういものなのだ。
 だから、肉体が変化して男が女に、女が男になったとしても、それを証明す
る手段が何も無ければ誰も信じてはくれないだろう。
「そう……ですね。“私”はもう、瀬野木亜美なのですから……」
 亜美は目を閉じて深いため息をつく。
 人にはそれぞれ器がある。可能性ともいう。
 亜美となった今だからこそわかるが、かつての“自分”は、大きな可能性を
持った人間だったようだ。こんなことがなければ、あのまま怠惰な生活を送っ
ていても、それなりの地位につくことができる、人並よりは恵まれた人生が待っ
ていたに違いない。女性は男性のスケールの大きさに惹かれるというが、悠司
本人はそんなことには気がつかず、ただ無為に日々を過ごすだけだった。今に
して思えばもったいない話だ。
 思い起こしてみれば、“縁(えん)”はさまざまなところにあった。悠司と亜
美が融合した際に見た『可能性の世界』では、見逃していた縁も数え切れない
ことがわかった。今からでも追いかけられる成功への可能性も、両手の数では
済まないほどあったのだ。
 しかし、それらは全て潰えた。
 今の悠司は、ごく平凡な可能性しかないはずだ。他の全ては亜美が悠司の本
質――“魂”と言い替えていいかもしれないが、それと一緒に奪い取ってしまっ
た。今の彼は、その残滓――抜け殻のようなものだ。
 対して亜美は、人一倍、様々な才能に恵まれている。
518380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:22:23 ID:qaCyFbi6
 人を魅了する恵まれた容姿。
 優れた才覚。
 先祖から受け継いだ財力。
 どれか一つでもあれば御の字なのに、亜美は三つとも兼ね備えている。
 加えて彼女は、“背之鬼”の力にも目覚めてしまった。
 母親の“叡未”は、未来予知。
 姉の“魅夜”は、夜と夢を操る夜魔の力。
 そして亜美――“憑魅”は相手の心を読み、操る力と、まだ完全には使いこ
なせていないが精神憑依の能力がある。これらに加えて、悠司から奪い取って
しまった豊かな可能性をも持っている。いや、奪い取ってしまったというのと
は少し違うかもしれない。なにしろ“自分”は悠司でもあるのだから。
 悠司を捨て去っても、誰もが不思議には思わないだろう。だが亜美は、彼と
別れることなど考えてもいない。
 なにしろ、彼とは真に『一心同体』なのだから。たとえ肉体は二つであって
も、悠司と亜美は、二人でひとつなのだ。
 それに、彼以外の男性に抱かれようという気がおこらない。嫌悪感が先に立
つからだ。悠司が相手であれば、亜美から溢れ出す愛情が嫌悪感を大きく上回
る。それに、今までの誰よりも体の相性がいい。無理に他の男を探すこともな
いのだ。
「本来ならば、背之鬼の血に目覚めた者が家を継ぐのが筋なのだけれども、あ
なたはどうしたいの?」
 張り出したお腹をさすりながら、観夜は言った。
「私は家を継ぐのなんか嫌です。お姉様みたいに、外に出たいわ」
「だったら、くだらない事業なんか、お兄様にまかせてしまいなさい。あなた
は、好きなように生きるべきよ」
 瀬野木グループの社員が聞いたら激怒しそうな台詞だ。
 観夜は続ける。
519380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:22:37 ID:qaCyFbi6
「お兄様は凡庸にすぎるわ。“背之鬼”の血に目覚めたとしてもね。でも、あ
なたなら……」
「それは、“魅夜”としての意見? それとも“観夜”姉様としての御意見の、
どちらなの?」
「私はいつでも、あなたの味方よ」
「でも姉様は、雄一郎さんを……私の初めての人を奪ったわ。だから……」
 亜美は正面から姉の顔を見て、きっぱりと言った。
「私は、あなたのことが嫌いです」
「仕方ないわよ。これは瀬野木の血の宿命ですもの。血の誘いには逆らえない
わ」
 まるで月のように目立つお腹をさすりながら、観夜は薄く微笑んだ。
 だが、どこか違和感がある。薄寒ささえ感じる笑みなのだ。
 美しいのに、どこか、人間らしさが欠落している。
 それはまさしく、悠司と融合する前の亜美の表情だった。
 対照的に亜美は、心の中からほっとするような温かい笑みを浮かべている。
「いい人を見つけたわね」
「私……悠司にとっては迷惑ですけれど。人生が奪われてしまったのですよ?」
 眉をひそめて亜美が答える。
「それでも無事でいるのだから、悠司さんって本当に可能性に溢れた逸材だっ
たのね」
「あれ――今の悠司は、元は亜美だった“私”の体に宿った写し身に過ぎませ
んけれど……」
「でも、彼の魂と遺伝子を受け継いでいるのでしょう?」
「ええ。姉様」
 亜美にはわかっていた。
 今の悠司は、あるべき可能性の一つである存在なのだ。もちろん、彼にも多
くの可能性、すなわち選択できる未来は残されてはいるが、亜美と融合してし
まった以前の悠司に比べれば、その可能性は驚くほど狭い。
520380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:22:50 ID:qaCyFbi6
 彼は、自分が守ってやらなければならないのだ。
「それから、雄一郎さんのことだけれど」
 観夜は不意に、自分の夫のことを語り始めた。
「あの人をあなたから取るつもりはなかったのよ? でも、そう……“魅夜”
が雄一郎さんを選んだの。あの人は、私よりもあなたの方が好きだったわ。そ
れを、私が惑わせてしまったの」
 彼女の迷いは、亜美にもわかる。
 背之鬼の血のざわめきは、時として自分の意思をも裏切ってしまう。亜美も、
“憑魅”が目覚めている時は、完全に自我をコントロールすることができない。
 亜美でも悠司でもない第三の人格である憑魅は、いにしえの背之鬼の血の欲
望のおもむくままに、行動する。
「“魅夜”は、私であって私ではないわ。背之鬼の血が命ずるまま、あの人を
抱き、蕩かしてしまったの。もし、私以外の人と結ばれることになれば、雄一
郎さんはセックスに満足できず、その人を殺してしまうかもしれない……」
 観夜は、戦国の世の始めに百二十年間に渡って瀬野木の頭首を務めたとされ
る瀬之木鬼右衛門(せのき・きえもん)以降で最も濃く背之鬼の血が出た者と言
われている母よりも強く血が現れただけあって、肉体面でも常人離れしていた。
彼女の側に寄るだけで温度が三度は下がるとまで言われているほどだ。
 実際の話、十円玉を紙の様に縦に4つに引き千切ったとか、百メートル走を
5秒フラットで軽々と走り抜けたとか、地上から学校の屋上までジャンプした
などの信じられない数々の逸話は、亜美も漏れ聞いている。
 たしかに、この姉ならそのくらい簡単にやってのけるだろう。しかもそれで、
五分の力も出していないのは明らかだった。自分はそこまでの力はない。観夜
は、自分の側に人を近寄らせないために、わざと人並外れた力を、ほんの少し
だけ見せたのだ。
 なぜならば、押さえようとしても押さえきれない“魅夜”の血が、所構わず
人々を魅了し虜にしてしまう恐れがあるからだ。
521380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:23:04 ID:qaCyFbi6
 魅夜によって強烈な快感を刷り込まれてしまった雄一郎は、恐らく一生、彼
女から離れることはできないだろう。
 だが、彼が自我を失うほど観夜の体に溺れてしまわないのは、まだ目覚めて
いなかったとは言え、亜美の処女を散らした時に力のある“背之鬼”の血に触
れて、わずかではあるが耐性ができたからだろう。今の悠司もまた、元が亜美
の肉体であったから、観夜に隷属してしまわずにすんだのだ。
 これに比べると、亜美の力は抑制ができる。
 瀬野木グループをまとめるとなれば、精神を操る彼女の力は絶大な威力を発
揮するだろう。姉が亜美に家を継げと言ったのも、当たり前である。
 しばらくの沈黙の後、観夜が言った。
「私達は特異な運命を持って産まれたけれども、運命を変える力もあるわ。未
来は貴方の手で開きなさい」
「私の運命は、あなたに変えられてしまったけれど」
 亜美が、悠司として少し皮肉を言う。
「罰とは言え、ここまで変わってしまうだなんて……」
「あら。普通は個人情報を抜いて追跡調査の対象とするだけよ? 悪質ならば
それなりの対応をして、見どころがあればグループの中に引き抜く。言ってみ
れば、ネットワークを使った調査というところかしら」
 瀬野木グループの力をもってすればネットワークで個人情報を抜くことなど
雑作もないだろう。なるほど、面白い人材発掘の方法ではあるが、非効率的だ。
だが、これで悠司がひっかかったのだから、有効な方法なのだろう。
「それに、罰というのも間違いではないわ」
「?」
 観夜は言った。
「あなたが違法に入手したソフト、どこのメーカーだか憶えていて?」
「ええっと……ピクシードリームだったかしら? 確か倒産した後は、全部の
ゲームの権利とスタッフの一部は、親会社のファンタズムに移籍したはずです
けど」
522380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:24:29 ID:qaCyFbi6
 悠司と亜美の記憶を総動員して答える。
 観夜はまだ微笑んだまま、言葉を返さない。
「あっ!」
 唐突に気づいた。
 ファンタズムと言えば、雄一郎が勤めている会社だ。
 観夜はにこりと笑って言った。
「本当は、あなたの一部だけでよかったの。抜け殻になった悠司さんがどうな
ろうと、私の知ったことではないわ。亜美があなたに憑いて、こんなことにな
るなんて想像もできなかった。でもこういう結果になって良かったわ」
 姉は自分が背之鬼の血に目覚めつつあることを知っていたのだろう。さすが
に一度でこのような結果になることは予想できなかったようだが、人を人とも
思わない冷血さに、亜美の背に、冷たいものが伝い落ちたような気がした。
 不意に、膨らんだお腹に手を当てていた観夜が仮面のような笑みを崩し、今
までに聞いたことのない響きの声で言った。
「亜美……赤ちゃんが動いているわ。どう? 触ってみる?」
 亜美は思わず、姉の顔を見つめた。
 温かみのある声だった。彼女にこんな声が出せるとは思ってもいなかった。
「ねえ、どうなの? まだ、雄一郎さんを奪ったことに怒っているのかしら。
それとも……」
 すっと立ち上がって姉の側に寄り、亜美は彼女の膨らんだ下腹部に手を置い
た。子宮と羊水に包まれた胎児の心に、そっと精神の手を伸ばす。
「この子……女の子みたいですよ?」
「まあ、非道い子! どちらが産まれてくるのか、お医者様にも聞かないで楽
しみにしていたのに」
 本気で怒ってはいない。観夜もまた、母となることで変わりつつあるのだ。
「ごめんなさい、お姉様。そんなこととは知らなくて……」
「知らないではすまないわよ? もう。こうなったら亜美に何をしてお詫びし
てもらおうかしら……」
523380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:25:32 ID:qaCyFbi6
 亜美は姉の文句に耳を傾けながら、心の中で姉に感謝した。
 明日はきっと、今日よりもいい日になることだろう。
 そう信じたい。
 亜美はようやく迷いを振り切り、新しい未来に足を踏みいれる決心をした。

 ***

 彼を家族に紹介した時は見ものだった。
 初めて彼を家に呼んだ時は、秋から冬へ移り変わろうという頃合だった。
 迎えに来た車に案内された時から悠司は想像を越えた世界に絶句し、言葉を
失ってしまっていた。いずれは義兄となるだろう雄一郎がかつてそうだったよ
うに、悠司は見たこともない壮麗な調度類に囲まれて、カチカチに固まってい
る。
「ねえ、亜美ちゃん。この椅子って……どれくらいするのかな」
「さあ? 昔からある物ですし、知りませんわ」
 精一杯に磨いた革靴で踏んでいる絨毯がペルシャ製のアンティーク物で、都
心のマンションが買えてしまうと知ったらきっと歩けなくなってしまうだろう。
亜美の記憶が無くて良かったのか悪かったのか、判断に迷う所だ。
 やがて現れた家族に、悠司はバネでも仕掛けられたみたいに跳ねて立ち上が
り、緊張しきって裏返った声で挨拶をした。
 苦虫を噛み潰したような父。
 全てを知っているはずなのに、何も言わずにこにことしているだけの母。
 いつの間にこんなやつと付き合っていたんだと呆然とする兄。
 姉に、ついに特定の恋人ができたと知って素直に喜ぶ弟。
 いつもと変わらない東雲。
 亜美が悠司を、個人的に家庭教師をしてもらっていた先生だと紹介し、
「私の……将来の夫です」
 と言った瞬間、悠司と亜美の父の二人が激烈な反応を示した。
524380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:26:12 ID:qaCyFbi6
「ちょっ、ちょっと亜美ちゃん!?」
「ゆっ、許さんっ!! どこの馬の骨とも分からぬ輩に、亜美を任せられるも
のか!」
「御主人様。調査報告書は昨日お渡しし、お読みいただいたはずですが」
 東雲が横から口をはさんだ。
「ああ、それで昨晩は騒がしかったのですね」
 弟の那岐(なぎ)が手を叩いた。
 まだ本宅で暮している那岐は、昨晩、家中が大騒ぎだったのを知っていた。
密かにセキュリティーサービスを悠司のもとへやり、彼を捕らえようとしたの
を母親が事前に察知して危うく止めたはいいのだが、ヘリコプターは飛ぶわ、
父親に雇われた某国の特殊部隊を呼び戻すのに別の特殊部隊が出動するなど大
変な騒ぎがあったのだ。
 そんな騒ぎがあったとも知らず、昨晩はいつものホテルでいちゃいちゃして
いた二人であった。悠司が落ち着かな気なのも、実は昨晩、亜美にアヌスを攻
められていたために尻の穴に違和感があるからだ。
 最後にはアヌスを責められたまま達して、射精した。
 亜美も“自分”をいじめることに興奮して、つい度を越してしまい、結局二
人とも、一睡もできずにこの場に望む羽目になったのである。
 腰をなかば浮かせている悠司をむりやり座らせ、耳元で囁く。
「まさか、私以外の人と結婚したいだなんて、思っていませんよね?」
 肩に置いた手に、ぎりぎりと力を込める。
「痛い痛い痛い、痛いよ亜美ちゃん! もちろん、俺は亜美ちゃん以外とそん
な風になろうとは思ってないって」
「由阿里さんとも?」
「も、もちろん」
「梓さんや、琴美さんや、みるくちゃんや、野風さんや文絵さんや月子さんと
も?」
525380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:26:31 ID:qaCyFbi6
「……どうして知っているんだよ」
 亜美が額にしわを寄せる。
 どうしてか今の悠司は、やたらと色々な女性に手を出して、深い関係を持っ
ているのである。以前の自分……悠司は、それほど性欲は強くはなかった。今
の彼を、うらやましいとも思わない。何人とも関係を持てば、いずれ泥沼に陥
るのが関の山だからだ。一時期の肉欲で面倒を起こすなど愚かなことだ。
 だから、許せない。
「ああ……お父様が知ったら、どんなことになるかしら? きっと言葉では言
い表せない、とても酷いことになるに違いないわ」
「亜美ちゃん、俺を脅す気?」
「脅すだなんてとんでもない。私は、悠司さんだけを想ってます。だから、約
束して。私だけを見る……って」
 まだまくしたてている亜美の父親の方を、ちらりと見た悠司は、再び亜美の
方を見て、ため息をついた。
「約束しなきゃだめかな?」
「だめです」
 寸毫の間も置かず、亜美が即答した。
「ねえ、亜美ちゃん……」
「甘えた声を出したってだめです。悠司さんの……浮気者」
 つい、と顔を逸らす亜美。
「あらあら、仲が良いこと」
 母の叡美が微笑んだ。
「でも、子供はまだにしてくださいね。せめて高校を卒業をするまでは。でき
てしまったのならば天からの授かりものですし、仕方がありませんけれど」
「は、はあ」
 頭を掻く悠司。
 そんなことを言ったら深い関係にあるのを肯定したことになるでしょう、バ
カ! とばかりに、背中から回した手で腰のあたりの肉をつかんで、ぎゅっと
つねる。
526380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:26:45 ID:qaCyFbi6
 もちろん、それでも今晩の『行為』をやめるつもりは全くない。
 何しろ母親公認だ。
 案の定、ようやく口を閉じた父親が物凄い視線で悠司を睨んでいる。目から
レーザー光線が出せるなら、1ミクロン角に細切れにされているだろう。そし
て父親は吠えた。
「ゆ、ゆ、ゆっ、許さん! 私は許さんぞ! まだ亜美は子供じゃないか」
「あら。あなたと初めてセックスしたのは、私が十六の時でしたわ。翌年には
洵彌(じゅんや)が産まれたものですし、ちっとも早くないですわ。今時はこ
れくらい普通ですよ」
「セ、セックスだなんて、亜美にはま、まだ早すぎるっ!」
「十六歳の乙女に、いきなりバックから挑んだばかりか、色々な体位を試して、
次の日の御昼まで私を寝かして下さらなかった方の言葉とは思えませんわ。お
尻の処女まで持っていったのは、どなたでしたかしら?」
「む、むぅ……!」
 母親は全てをわかった上で、からかっているのだ。
 何しろ、ほとんど化け物じみた(実際に化け物なのだが)洞察力の持ち主だ。
何も言わずとも、母親には全て筒抜けだ。
 自分が、『亜美になってしまった都築悠司』であることも――だろう。
 今年で四十六歳になるとはとても思えない。年齢不詳という点では、姉に優
るとも劣らないだろう。観夜が大人びて見えるので、並ぶと母娘ではなく姉妹
だと言われるほどなのだ。蝶よ花よと育てられたからなのか、常の言動はとも
すれば亜美より幼さを感じさせることもある。
 ふと隣の悠司を見ると、妙に上半身を倒して腰を引き、緊張した顔をしてい
る。
 勃起しているに違いない。
527380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:27:03 ID:qaCyFbi6
 この無節操め! “私”はそんなに節操無く誰にでも欲情したりなんかしな
かったぞ、という思いを込めて、亜美は悠司のわきの下をつまむと、十円玉を
曲げるくらいの力で“軽く”捻った。いくら手加減したとはいえ、痛みは想像
を絶していたことだろう。
「うぎゃぅっ!」
 声を上げて悶絶した後に、悠司は慌てて自分の手で口をふさぐ。だが、ジン
ジンと沁みるような痛さが亜美に捻られた部分から悠司を責めたてる。
「今日は御泊りになるのね?」
 叡美が言う。この場を取り仕切っているのは、彼女だった。
「あ、はい。その予定です」
「では、悠司さんと亜美は、一緒の部屋でよろしいわね?」
 母親がしれっと言ってのけた。父親が絶句して、思わずパイプを取り落とす。
その顔を見て、亜美は父親が自分はまだ処女だと思われていることに、初めて
気がついた。優に三桁にのぼる男とセックスしているだなんて、とても言える
ような状況ではない。
 東雲も母には伝えていても、父には何も知らせていなかったのだろう。
 だから、婿養子は辛い。
 きっと今、隣にいる男も同じ思いを味わうことになるんだろうと思うと、気
の毒な気がしてきた。
「もちろんですわ」
「亜美。良い旦那様を見つけたわね」
「はい……お母様」
 母にはきっと、自分達の子が背之鬼の血を強く受け継ぐことがわかっている
のだ。悠司と亜美の魂が混じりあった自分からは、さぞや血の濃い子供が産ま
れてくるだろう。
 子供を、産む。
「あっ……」
 亜美は股間が熱くなるのを感じた。
528380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:27:21 ID:qaCyFbi6
 子を孕むのは、何よりも確かな女の証だ。期待する心と共に、すっかり変わ
りきってしまった自分が切なく、苦しい気持ちもまたある。この矛盾する心が
完全に解消することはないだろう。
 複雑な思いを抱いたまま、悠司を家族へ紹介する会合は終わった。あとは晩
餐があるのだが、さすがにこれ以上、悠司に精神的な負担をかけるわけにはい
かない。幸い、父親と兄は仕事で晩餐には出ないが、あの母親と弟、そしてず
らりと並んだメイド達を前にして食事がまともに喉を通るはずがない。
 悠司を自宅へと案内しつつ、亜美はそっと悠司に囁いた。
「先生。今日は……朝まで眠らせないでくださいね?」
「勘弁して欲しいな。昨日だって、ずっと眠らせてくれなかったじゃないか」
 しかし亜美は、涼しい顔をして言った。
「先々週、乃々弥(ののみ)さんと三日間も御泊まりしてきた人の台詞だとは
思えませんね」
 悠司は愕然として立ち止まった。
「……だから、どうして知ってるんだい!?」
「私は、悠司さんのことならなんでも知っているんですよ? あなたが小学校
三年の時に、三度もおねしょをしたとか、ね」
「うわ。俺でも忘れていたのに! この分だと、もっと怖いことまで知られて
いそうだな……」
 だって、“私”は“あなた”なんですもの。
 亜美は天井を仰ぐ悠司の腕を両手で抱きしめ、豊かな胸の間ではさんで熱い
吐息を彼の耳に吹きかけながら囁いた。
「だ、か、ら。今日はたぁっぷり、私を愛してください……ね?」
「わかった。降参降参!」
 この日、彼が一睡もできなかったのは、言うまでもない。

 ***
529380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:27:35 ID:qaCyFbi6
 そして月日は流れ……亜美の卒業式を間近に控えた二月。

「亜美は、本当にエッチだね」
「あふぅん……だって、悠司さんの……がいいんですもの」
 つい半年ほど前に引っ越した悠司のマンションの中で、声を押し殺しながら
玄関のすぐ脇の脱衣所の、わざわざ低くしつらえられた洗面台にお尻を乗せ、
抱きつくような姿勢で亜美は悠司に貫かれている。
「俺の何が、だって?」
 悠司が挿入を止めて耳元で囁く。
 相変わらずいい性格をしているわね、と亜美は心の中でつぶやく。一瞬、あ
そこをねじってあげようかしらという衝動がわき上がるが、すぐにおさまる。
 亜美と悠司が融合してから、二年半あまりが過ぎていた。
 彼女はこのまま、紫峯院付属の女子大学に進学することが決まっている。周
囲は国外留学や国立大学への進学を薦めたのだが、彼女は自分で付属大学に進
むことを決めたのだ。
 彼の就職先と大学は、目と鼻の先の距離にある。昼休みに食事にだって誘え
る距離だ。彼の浮気を防止するには、目の届く範囲内にいる必要がある。だが
それは口実で、悠司といつでも会えるというのが最も大きな理由だった。亜美
は昨年から、彼の会社の役員名簿に名を連ねている、立派な経営者の一員でも
あるのだ。
 悠司が就職したのは株式会社ファンタズム。瀬野木一族の親族企業で、いず
れは義兄となるだろう雄一郎も勤めている会社だ。もっとも、彼とは既に、あ
る意味で“兄弟”なのだが。
 目の前にいるのがかつての自分であるかどうかなど、既にどうでもよくなっ
ていた。
 誰だってずっと同じ存在でいることなんかできない。人は変わり続ける。過
去を悔やみ続け、懐かしんでいては貴重な「今」を浪費するだけだ。
530380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:27:53 ID:qaCyFbi6
 それに、なによりも彼とのセックスは格別だ。まるで自分専用にあつらえた
かのような気持ちよさだ。
 自分の思うようにできない、唯一の男性。
 そしてかつての自分自身であり、分身でもあり、他人である人。
 一日も離れていたくない。離さない。
 しかも、男と女の両方の感覚を味わうことができるのは、悠司が相手の時だ
けだ。悠司と触れ合っている時は自分は、男としての快感と、女としての悦び
の両方を同時に味わえる。自分が一緒の時だけ他の女とベッドを共にする事を
許すのも、失ってしまった感覚を感じることができるからだ。
 いや、これは究極の自己愛なのかもしれない。

(私ってナルシストだったのかしら?)

 亜美が物思いに耽っていると、悠司は腰をぐいぐいと押しつけて恥骨を亜美
にこすりつけてくる。子宮口がぐいっと中へと押し込まれる、この密着感がた
まらない。亜美は、ほぅ……と熱い息を吐いて、思索の森から現実に舞い戻っ
てくる。
「や……いやです。悠司さんの、いじわる……」
 悠司の胸に顔を埋めるようにして、亜美はつぶやく。
 彼の部屋でするセックスも、またいいものだ。懐かしい生活臭も味わうこと
ができる。失ってしまった男としての人生を惜しむ気持ちは、まだ自分の中に
残っている。
 だが、亜美はその感情さえも快楽の餌にしてしまう。
「何が意地悪なのかな?」
 彼が求める台詞はわかっているのに、なぜかすぐに口から出てこない。
 口ごもりながら、亜美はようやく悠司が望む台詞を口にした。
「悠司さんのぉ……おちんちんが……いいのぉ」
531380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:28:16 ID:qaCyFbi6
 恥ずかしくて、耳元まで真っ赤になってしまう。まるで無垢な少女に戻って
しまったようだ。
「ね? 悠司さん。もっと……奥まで激しく突いて。私の中に、いっぱい出し
て下さい」
「うん。じゃあ、いくよ?」
 熱い塊がいったん引き、そして亜美の中、奥深くへ突き進み始めたその瞬間。

 キーンコーン。

「先生……先生?」
 呼び鈴に続いてドアをコンコンと叩くノックの音がし、女性の声が室内に響
いた。
 悠司はびくっとしてドアの方を見た。急速に萎えてゆくペニスが彼の感情を
如実に表わしていた。亜美は体を捻って彼の方を見て言った。
「悠司さん? あれだけ言ったのに、私の他に、まだ関係を持っている人がい
るんですね」
「あー……。うん、ごめん」
 素直に認められて、亜美は拍子抜けする。そこが憎めないところだが、追求
を止めるつもりはもちろん無い。
 ドアの外から別の女性の声がする。
「あら。あなたは誰? 悠司の何なの?」
「先生の恋人です!」
「先生ですって? ほーっほっほっ! 尻の青いガキが何を言ってるのやら。
あ・た・しっ! が悠司のスイートハートなの。あなたなんて行きずりに引っ
掛けただけの、どうでもいい小便臭い小娘なのよ!」
「こっ、小娘って何よ、この、塗り壁メイクのケバ女! それにスイートハー
トだなんて、いつの時代の婆ァよ!」
532380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:28:38 ID:qaCyFbi6
「きーっ! 誰がケバケバのババァだって? この尻デカの乳臭い小娘がっ!」
「キーキー言うんじゃないよ、猿みたいに顔真っ赤にしてさ!」
「あなた方は、悠司さんの部屋の前で何をやっているんですか?」
 また人が増えたようだ。
 悠司はすっかり萎えてしまったペニスを亜美の中から抜き取ろうとした。
「ダメです。ねえ、悠司さん。外の方なんか放っておいてぇ……ね?」
 亜美は脚を巻き付けて腰の動きを制する。
「でも、ほら。他の部屋の人にも迷惑をかけるし」
 名残惜しそうにしながらも、悠司は亜美の脚に手をかけて外してゆく。亜美
もそれには抵抗しない。
「あ、それ合鍵! いつの間にそんなものを作ったのよ!」
「私は先生から頂いたんです。これは、秀海(ひでみ)だけに渡すんだよって…
…きゃあっ! 言っちゃったぁ♪」
「惚気てるんじゃないわよ、ほら、とっとと貸しなさい」
 悠司は慌ててトランクスを探してはき、ズボンを手繰り寄せた。
 ひとしきり渡すの渡さないのという騒ぎがあってから鍵穴に乱暴に鍵を差し
込む音がした。確か、チェーンロックはしていなかったはずだ。
「秀海ちゃんって……まだ中学生だったでしょう?」
 じと目でみつめる亜美の視線に、悠司の身体はたちまち強ばってしまう。
「いや、四月から高校いち……じゃなくて、ほらもう体は大人……とか、そう
いうんじゃないよ? でも、なんで亜美が秀海ちゃんの事を知っているんだ?」
「それは……」
 亜美が答えようとする前にドアが開き、玄関でひとしきり騒ぎがあってから、
四人の女性が倒れこむようにして、一気に室内に雪崩込んできた。
「あー! 先生ったら他の女の子とエッチしてたあ! ……って亜美お姉さま!?」
「まったく。あたしという恋人がいながら!」
533380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:28:59 ID:qaCyFbi6
「あの……恋人は私……です。きゃっ、言っちゃった! 恥かしい……」
「誰が恋人だって? ふん、だ! 悠司の恋人はこのボクだよっ!」
「じゃあ私は愛人でいいや」
「あたし、二号さん!」
 次から次へと入ってきた女性は、なんと合計七人。これで終わりかと思った
ら、由阿里が呆れた表情で突っ立っていた。彼女の背後には、亜美直属のメイ
ドである浦鋪かおりが私服で、バスケットを手に持ったまま困ったような顔を
して亜美の視線から顔を背けている。つまり、亜美も含めると合計十人の女性
がいることになる。
「つんちゃんはいいとしても……悠司さん、これを説明してくれる?」
 由阿里が目を釣り上げて祐司さんに迫る。つんちゃんというのは、由阿里が
亜美につけたあだ名で、由阿里は“ゆありん”だ。今では実の姉妹のように仲
が良く、悠司と三人でベッドを共にすることも珍しくない。
「あっ……。亜美様……」
 悠司の部屋に押し掛けた人の中で、眼鏡をかけているレディス・スーツをパ
リっと着こなした女性が亜美の顔を認めて、申し訳無さそうな顔をする。彼女
は、悠司の身辺調査を頼んである調査員の女性だ。こんな人にまで手を出して
いたとは。道理で最近、悠司の身辺調査の定期レポートが妙に身奇麗なわけで
ある。
 まず誰から話をしていいものか困惑している悠司を見て、亜美の頭の中に嫌
な予感が頭をかすめた。

(ちょっと待って。これって……)

 観夜の笑みが見えるようだ。
 なんとなく亜美にも状況が飲み込めてきた。
534380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:29:15 ID:qaCyFbi6
 そう。

『ハーレム・エンド』

 これは、ギャルゲーによくある、複数の女性達とエンディングを迎えられる
状態のことだ。どうも悠司は亜美と会っていない間、せっせと他の女性達とも
関係をもっていたようだ。無節操だが、実際、毒気の抜けた悠司は元々それな
りに見栄えも良かったことから、かなりもてていたようである。
 それ以上に、亜美にはこの事態を招いたのが自分であることが、痛いほどよ
くわかっていた。さっさと悠司を婚約などで縛ってしまえば、さすがの彼も、
それ以上女性と深い仲になることはなかったはずだ。
 元が男であったという意識のために、彼との結婚を迷っていた自分の失態で
ある。それに裏で姉が暗躍していたのも、ほぼ間違いのないところだろう。
 だが彼女達は互いに反目はしあっているが、悠司を憎んではいないようだっ
た。その証拠に、いい争いをしながらも場は奇妙になごやかなのだ。
 まあ、少しくらいは浮気も許してあげよう。

(他人に乗り移って別の体で悠司さんを味わうのも新鮮だし、ね……)

 狭い部屋に押し掛けてきた九人の女性達の対応に追われる悠司を横目で見つ
めながら、亜美は、こういうのもいいかな? と思った。それに、この女達に
はもう絶対に追いつけないアドバンテージも自分にはあることだし。
535380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:29:35 ID:qaCyFbi6

(でも、悠司さんは『私』なんだから……絶対にあなた達なんかに渡さないわ
よ)

 亜美は、新しい生命を宿しているお腹を庇うように手を添えて、そっと立ち
上がり、作業デスクのパソコンに開いたままになっていた開発中の『ヴァーチャ
ル・ラバーズ7』のウィンドウを閉じて、電源を切った。


           「ヴァーチャル・ラバーズ」


              HAPPY END…?



536380 ◆PKEHY060jY :04/10/08 23:30:02 ID:qaCyFbi6
やっと、終わった‥‥。最後なので、ちょっと長めに行かせていただきます

これにて「ヴァーチャルラバーズ」は終りです。長い間お付き合いいただき、ありがとうございました
なんとか書き終えることができてホッとしております
夢オチ? いいえ、夢オチではありません。この後はご想像にお任せします

書き終わるが否や、最初から書き直したい病が再発したり、
後日談めいた話や外伝が無いわけでもないのですが、ここで語るのは野暮なのでカット
いずれ、何らかの形で改訂版や外伝を出す機会があるかもしれません
その時はまた、よろしくお願い致します

最初は海外のTS小説「The Password」の翻案のつもりで軽い気持ちで始めた、この連載
以前書いた話である「二重螺旋」の倍程度か? と見積もっていましたが、実際には足掛け二年
400字詰め原稿用紙換算で650枚強、ライトノベルズ二冊分の、思わぬ大作になってしまいました
気がつけば取替えのような要素も入っていたのには自分でもびっくりしています
実は高校の後輩の女の子(由阿里)が悠司の体に入って、などという展開も考えてました
結局、ごらんになったような話に落ち着きました。こちらも捨て難かったのですけど‥‥

また、「背之鬼」の設定に関しては、漢字一文字の某ゲームの影響は否定しません
俺のイチ押しは、乱暴女。その次が乳無し姉さん。素直じゃない人が大好きです
最終回執筆中はずっと、マリみてとおねてぃとおねツイの BGM がエンドレスでした‥‥そんなことはどうでもいいか

さて。これにて、スレ連載はしばらくの間、お休みさせてもらいます
単発物の短編は書くかもしれませんが、ちょっと他にやりたいこともありますので‥‥
それでは暫しの間、お別れです。二年あまりもの長きに渡ってお付き合い、御愛読いただき、誠に有り難う御座いました

名無しの、強制女性化スレ2スレ380より
537名無しさん@ピンキー:04/10/09 00:06:55 ID:QrxHCefF
380氏 乙です。
538名無しさん@ピンキー:04/10/09 00:35:26 ID:Mdk9RhOX
>>380
普通に考えて二年という年月は長いですよね。
しかし、挫けないで完結まで辿り着いたと…素直に尊敬します。

まぁTS事情に疎い、只のROMの感想ですから(しかも、380氏の連載開始当時は本当の読み専)
軽く読み流して欲しいのですが。

何か18禁ゲームの香り漂うSSだなぁと前々から思っていました。
今回読んで読後感はやっぱり、良いシナリオの18禁ゲームクリア後の余韻に
似ているかなぁと。

>「背之鬼」の設定に関しては、漢字一文字の某ゲームの影響は否定しません
あぁ…そう言われて、やっと気がつきましたよ。遅いですかねぇ?
もう一度、最初から読み直してみます。ありがとうございました。

とにかく、何度も言うようですが2年間連載お疲れ様でした。

539名無しさん@ピンキー:04/10/09 00:37:55 ID:HdezhspP
>>380 otukare-
540名無しさん@ピンキー:04/10/09 00:50:00 ID:qUcixfys
>380氏

2年に渡っての連載お疲れ様。
やはり18禁ゲームが影響ですか。
連載物は途中で挫折する場合が多い中、最後まで完結させたのは凄いですね。

私も一応ここで、某SSを書いているのですが、やはりストーリー上書き直しの連続です。
間を空けてしまうとモチベは低下するし、最初の設定から膨らみすぎて話がつながらない
悪循環状態なのですが・・・・


>単発物の短編は書くかもしれません
 380氏の短編物は好きですね。いろいろ参考にさせてもらってます。
 次回作・・・期待してますよ。
541名無しさん@ピンキー:04/10/09 01:02:15 ID:4XEJOyms
>>380
二年間乙彼でしたー。
でも帰ってきてくださいね。これ以上去っていくのは嫌だー!(/Д`)<ウワアアン
542名無しさん@ピンキー:04/10/09 17:05:17 ID:cnjbj+8m
過去ログのヤツが見れん・・・誰か救いの手を・・・
たんに方法を知らんだけだけどね・・・
543名無しさん@ピンキー:04/10/09 17:17:00 ID:cnjbj+8m
ageてた・・・
スマソ
544名無しさん@ピンキー:04/10/10 02:42:00 ID:utKbop+D
●かえばよめるよ
545:04/10/10 03:11:54 ID:R/IgmNRB
俺■買ったよ
546名無しさん@ピンキー:04/10/10 03:14:19 ID:mDvGm7pI
みんな早く寝ようぜ!
夢の中で女性化。
547名無しさん@ピンキー:04/10/10 10:49:46 ID:whnOBAeA
>>542
2ちゃんねるプロバイダーを利用すれば安くあがる。
ここ経由で2ちゃんねるビュワーを使うのだ。
ただし、ADSLや光では接続できない。モデムかISDNでないとダメっぽい。
548542:04/10/10 13:11:42 ID:4mNOAoyg
やっぱ●買わないとダメなのね・・・
俺光だしさ・・・
みんなありがとう
549名無しさん@ピンキー:04/10/10 14:03:07 ID:8115oRE5
ここにあるよ

エロパロ板dat落ちスレ倉庫
ttp://eroparo.e-city.tv/index2.html#situ
550名無しさん@ピンキー:04/10/10 14:11:31 ID:8115oRE5
551名無しさん@ピンキー:04/10/11 00:16:25 ID:sZVVA20g
461の続きはどうなったんだ
552名無しさん@ピンキー :04/10/11 10:25:18 ID:Z1MSigZu
>>551
某所。
553名無しさん@ピンキー:04/10/11 10:48:45 ID:ws9gI8uG
>>552
>>461の人やプリンさん、他の職人さんもみんなそこにいるの?
2chの中か外かぐらい教えて。
554名無しさん@ピンキー:04/10/11 11:04:25 ID:Z1MSigZu
>>553
一部はいる。他は知らん。
俺は中経由した。
555名無しさん@ピンキー:04/10/11 12:29:50 ID:0wX98XLl
ま、あせらず待とうや。数ヶ月書き込み無いものこのスレでは不思議なことではない
ボランティアでかいてくれてんだから、漏れらは応援と感想をかいて待つしかない
556548:04/10/11 21:01:18 ID:i0lyh9X/
>>549
>>550

ありがと
557551:04/10/11 22:38:06 ID:sZVVA20g
>552
某所ってどこですか?是非とも教えてください 携帯なもんで検索とかやれないもんで
558名無しさん@ピンキー:04/10/11 23:00:50 ID:9bC/gFb7
>>552
したらばのSS投稿スレ?
559名無しさん@ピンキー:04/10/11 23:05:14 ID:Gy+aHGa2
ノウブルの新作まだぁ!? チンチン
560名無しさん@ピンキー:04/10/11 23:20:37 ID:ylBjkdcD
>>558
どうもしたらばの投稿スレとは違うらしいよ。
つい最近出来た場所とか。
561380 ◆PKEHY060jY :04/10/11 23:22:54 ID:9bC/gFb7
>>560
すまん。トリップを使うのは卑怯? だと思うんだが、教えてくれ。

「医 者 は ど こ だ !」

……もとい、公開して差し支えないんなら教えて欲しいですわ。
562名無しさん@ピンキー:04/10/12 23:01:09 ID:zTPDsUoW
ここじゃないの?
【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090851506/
563560:04/10/12 23:53:55 ID:5KSbgk1z
>>561
ごめん。俺も知らんのよ。人から聞いただけだし。

>>562
2chのTS系スレではないらしい。
564ダークファンタジー系:04/10/13 15:38:21 ID:wOPIksIi
がんばって書いてみました。

・・・・・プロローグ

混乱の時代 神より聖なる力を受けた4人若者達は
ついに魔神ガルムを追い詰めた
しかし強大な魔神に止めを刺すには至らず、封印するだけになった。
聖なる力により魔力の大半を封印された魔神ガルム
その封印は魂の力で守られ、
いかなる魔法や物理的な力でも解くことは出来なかった。
魂の封印は4人が亡くなった後もその子孫に継承されていった。
魔神の封印とともに魔物達も徐々に姿を消してゆき
300年経つ頃には人々は魔神や聖なる力を受けた若者の話を忘ていった。

565ダークファンタジー系:04/10/13 15:39:09 ID:wOPIksIi
「私に架けられた封印を説く方法が解ったのか?」
忘れ去られ荒れ果てた魔城で魔神ガルムは歓喜の笑みを浮かべた。
部下となる魔物や悪魔達も殆ど滅ぼされ、わずか数人の魔物がそこにいる。
妖艶な女悪魔サキュバスが口を開く
「はい、御主人様の封印は魂の力で守られております。
その魂を御主人様のモノにしてしまえば、封印は効力を失うことでしょう」
そう言い終えると指をパチっと鳴らした。
一人の男が魔物に引きずられてきた。
「この男、名前はソード、紛れも無く魂を継承したものです。
ここにその証拠をご覧にいれましょう」
ソードの上着を引き裂くと左胸にアザのような紋章表れた。
「くそぉ 俺を元の所に返せ」
ソードは抵抗を試みるが体の自由が利かない、その場にふらふら崩れ落ちる。
「ふふふ 貴方の精気たっぷり頂いたわ、しばらく体の自由はきかないわよ。」
ソードを見下ろし
「あら まだ元気があるようね、さすがは継承者ね。」
「く・・・」
股間を膨らましたソードは悔しげに顔を下げた
「これより儀式の準備を行います」
「ふむ・・面白い よし降魔の間へ連れて行け」
魔神は邪悪な笑みを浮かべた。
566ダークファンタジー系:04/10/13 15:40:09 ID:wOPIksIi
それは大きなドーム状の部屋だった。
部屋の中央に大きな魔方陣が描かれ怪しげな光を放っている。
ソードは魔方陣の中央まで引きずられ、そこへ仰向けに寝かせられた。
サキュバスは横に腰をおろして、ソードの股間を愛しく撫で回した。
「あたしの名前はフレア、今から貴方に人間では決して味わうことの出来ない
最高で最後の快楽を与えてあげる。」
服を脱がせペニスに舌を這わせる
「ふふふ 永遠に続く快楽が貴方の物になるの・・」
はちきれんばかり膨らんだペニスを口に咥えると、唾液でペニスを浸しはじめた
「出したいでしょ、今はだめよ。ふふふ 逞しいモノを持ってるわね。」
男は苦しそうに呻く
「残念だけど、これが使い収めよ」
567ダークファンタジー系:04/10/13 15:40:34 ID:wOPIksIi
フレアは立ち上がると指先で自分の乳首を弄び、
もう片手の指で大陰唇を開き、その中身をソードの顔の上に晒した。
ソードはサキュバスの膣の赤い溶岩のような肉壁を目にする。
そこからマグマが滴るように愛液が垂れ、ソードの顔を濡らす
フレアはゆっくりと後ろ向きに移動して
ソードの体に万遍なく愛液を塗りたくった。
そして股間の位置に来るとゆっくりと腰をおろし騎乗位の姿勢をとり
熱い肉壷にゆっくりペニスを沈める。
「ふふふ 素敵よ・・さぁ出して・・」
フレアがそう呟き、腰をゆっくり動かし始めると。
いきなり激しい射精が始まる。
ドクドクドッドク
「あぁぁ素敵よ もっと もっと出してぇ、あぁぁ、」
フレアの腰の動きが早くなってくる。
「おいしい!おいしい!貴方の精が流れ込んでくるわ」
ドドックドックドドドック
「出してしまいなさい、人間としての貴方の全てを。あんあぁぁ
吸い取ってあげる。あたしの体に吸い取ってあげる。さぁ全てを出しなさい」
「はぁはぁはぁ・・・・」
激しい射精を繰り返すソードの体はしだいに痩せ衰え
その体はミイラのように干乾びていった。
窪んだ眼球の瞳は快楽に歪んだ輝きを放っていた。
568ダークファンタジー系:04/10/13 15:41:07 ID:wOPIksIi
「あぁぁぁん」
激しく髪を振り乱しフレアはソードの首筋に顔を近づけ、そっとキバをたてる。
首筋の2つの小さな穴から血がしたたる。
フレアは顔を上げる、さらに激しく腰を振りながら
「はぁはぁはぁ、あ・貴方をあたしの一族に加えてあげる。
貴方は今、私の洗礼を受けたのよ」
「な・・どういうことだ!・・・」
激しい快楽に歪んだソードだが、僅かに残る力で口を開いた。
「ふふふ、あなたはこれから魔物になるのよ。あたしの一族サキュバスになるのよ。」
「ぐぉ・!・そんなことが・・・・」
「降魔の魔方陣の上であたしの洗礼を受けたのよ。
転生の準備は整ったわ。後はあたしの精を受けてサキュバスに生まれ変わるのよ」
「それに貴方の体に、もう精は残ってないの、人間としての貴方はもうすぐ死ぬわ、
そしてサキュバスとして蘇るのよ。」
「や・・やめてくれぇ・・・」
ソードは僅かに残った力で呟いたが、もはや限界、
言葉にならない呻き声を漏らし続けた。
569ダークファンタジー系:04/10/13 15:41:32 ID:wOPIksIi
フレアは腰の動きを止めると両手をソードの胸に当てて呪文を唱え始めた。
そして腰をゆっくり上げる。その股間にはドス黒い脈打つ肉片がこびり付いていた。
フレアの股間の肉片は脈打ちながら巨大な肉棒に形を変える。
「あなたに付いていた物よ、あたしが頂いたわ。」
ソードの股間は削り取られたようにペニスが無くなっていた。
「これで 貴方の中に注いで上げるわ。受け取りなさい。
あたしからの贈り物サキュバスの体を」
フレアはソードの股間をMの字に開脚させてその上に覆い被さる。
狙いを定めるようにゆっくりと腰を左右に振る。
そしてソードの痛々しく削り取られた場所にをめがけて
肉棒を突き刺した。
「うぐぅ」
「最初にオマンコを作ってあげる」

570ダークファンタジー系:04/10/13 15:45:14 ID:wOPIksIi


漏れは文章もエロもホントに書けない
ネタは出来ててもこんなけ書くのに凄く時間が掛かってるし
見直すたびに おかしな部分が結構見つかる。
まだ いっぱい問題あるかもしれないけど
続きが見たい人がいれば投下します。

スレの小説のレベルを落すな!と言われるのであれば
ごめんなさい。
571名無しさん@ピンキー:04/10/13 15:54:34 ID:uFNJgsNg
レベルとかそんなもん気にすんな、どんどんゆけ
572名無しさん@ピンキー:04/10/13 16:58:32 ID:0cIVensZ
書いてる内にレベルは自然と上がって行くと思うよ。
某スレの某王子のように(藁
573名無しさん@ピンキー:04/10/13 18:00:22 ID:jLENqLLS
生殺しは勘弁・・・
574ダークファンタジー系:04/10/13 18:16:07 ID:wOPIksIi
投下するね・・言い回しの変化、誤字あるかもしれないけど・・


パシュパシュパシュ
フレアは激しく腰を打ち続ける。
「ほら感じて来たでしょ。」
フレアとソードの股間の間に緑色の液体が飛び散る。
サキュバスの体液をソードの体にを送り続けているのである。
ソードの干乾びた体が少し膨らみ始めた。
その口から呻くように声が漏れ始める。
「はぁはぁはぁ」
「ふふふ 気持ち良いの?
素敵よ、貴方の新しいオマンコが あたしの精を貪るように吸い込んでいるわ。」
干乾びた体が風船のように徐々に膨らみ始める。
髪が伸び、干乾びた顔がふっくらと膨らむ、だがそれはソードの顔ではない
どこかその面影を残した女の顔であった。
「感じるでしょ オマンコから体に広がる波動を。
貴方は快楽の中でサキュバスに生まれ変わるのよ」
「はぁんはぁん」
ソードの口から漏れていた呻き声はやがて甲高く淫らな喘ぎ声になった。
「もっともっと注いであげる。淫らなサキュバスにしてあげる」
「あぁぁんあぁぁん」
お尻はふっくら膨らみ体全体が曲線を帯びた形に膨らむ。
575ダークファンタジー系:04/10/13 18:16:37 ID:wOPIksIi
「ふふふ 胸はあたしが特別に整えてあげる」
フレアは両手を胸に当てると回りの肉を集めるように胸を撫で回す。
胸はすこしづつ膨らみ始め やがて大きな膨らみになる。
指先で先端を摘んでプルンと上向きの乳首を作ると、そっと手を上げた。
そこには形の良い乳房が左右に二つふるるんと表れた。
「そろそろ十分かしら」
フレアは最後に大きく腰を振って搾り出すように中身を吐き出す
「きゃぁぁぁぁ!」
ソードは大きな悲鳴を上げて気を失った。
フレアは股間からペニスを引き抜いて、立ち上がる。
その股間についていたペニスは やがて干乾びて粉になって消えてしまった。
床には青い肌をした若い女性が乱れた姿で仰向けに倒れていた。
女性の左の乳房に聖なる紋章が残っていた
576ダークファンタジー系:04/10/13 18:17:02 ID:wOPIksIi
魔神ガルムが部屋に入ってきた。
「儀式の準備は済んだようだな」
「はい、しかし この者に宿る聖なる魂が、完全なる変化を阻んでおります。」
「ふむ よかろう、私自らが仕上げを施してやろう」
「あぁぁん」
女性は目を覚ました。
「ふむ 目覚めたようだな、どうだ新しい体は?」
女性は魔神の問いかけにキョトンとした顔をした。
何か体に違和感を感じ、視線を下げ自分の体の変化に気がついた。
「う!俺に何をした、なんだ この体は、これはまさか胸か!」
思わず胸を強く握ってしまった。
「い痛い!」
あわてて、乳房の形を確かめるように左の手のひらで胸を軽く揉んでみる。
甘い感覚が体を満たす
その手は無意識のうちに更なる快楽を求め乳房を撫で回し
指先で乳首を転がし始める
「ない?俺のモノがない!」
右手で股間を確認する。その場にあるべきモノを求めて股間を探し回る。
女陰にそっと手が当てる
「なんてことだ・・どうなってしまったんだ・・はぁはぁ・・」
その瞬間、指先がクリトリスに当たった。甘い疼きが背筋に走る。
「あぁぁ」
577ダークファンタジー系:04/10/13 18:17:22 ID:wOPIksIi
割れ目を調べるように指を走らせる。
「はぁはぁはぁ」
指先が大陰唇の隙間から中に潜り込む。
甘美な快楽が股間を中心に体全体に広がる
「あぁぁん」
「はぁはぁはぁ あぁぁあんあ・・あん・あん」
右手が激しく動く、左手は胸をまさぐる・・両手で自分を慰める
甘い淫声が漏れる。更なる快楽を求めて激しく手を動かす。
「あぁん、どうしちゃったの・・からだ・・あん・あん・・あぁ気持ちいぃ」
「あぁぁ、気持ちぃぃ」
「体の欲求には逆らえないようね」
フレアは蔑むように女性を見下ろした。
「はぁはぁ あ・・あん・わ・わからない・・気持ちいいのに・物足りないぃ・・・」
「だめぇ・・がまんできない・・なんとかしてぇ・」
「ふふふ 貴方の新しい御主人様に抱いてくださいってお願いしなさい」
「えぇ・・あぁん・・あん・新しい御主人・・様?」
「そうよ ガルム様、貴方の御主人様よ、ほら御主人様のアレが欲しくないの?」
フレアが指差した先には魔神ガルムの
太く脈打つ触手のようなペニスがあった。
まがまがしい触手はビクビクと脈打ち先端の亀頭から瘴気のような物を放っている。
しかし 今の女性にはそれが非常に愛しく感じられた。
578ダークファンタジー系:04/10/13 18:17:46 ID:wOPIksIi
「さぁ お願いしてみろ。御主人様抱いてくださいと!」
ガルムは腕を組んで女性の前に立つ
・・・欲しい・・ガマンできない。・・
ふらふらと魔神の足元へ歩み寄る
腰を浮かせた姿勢でしゃがむ。
左手で触手をそっと握ると、その先端を自分の口に運ぶ
赤ん坊が初乳を求めるようにむしゃぶりついた。
股間を開脚して、右手の指で大陰唇を開いて中指を膣に挿し込み激しくかき回す。
・・・はやく・いれたい・・体に入れたい・・・
心の中に激しく淫欲が渦巻く。

「ふははっは、答えよ!私のモノになりたいのか?
私のモノになるのであれば抱いてやろう!」
「はぁはぁ なります・なります。だから・お・・お願いします・はやく・・」
女陰は次に来る快楽の期待でびっしょりと濡れた。
魔神の股間からもう1本の触手が伸びてくる。それは女性の腰を一巻きする。
そして その先端は女陰の前で狙いを定めるようにぴたりと止まると。
そのまま一気に貫いた。
「んんんんん・・・」
その衝撃で咥えていた触手をこぼしてしまう。
「あぁぁぁぁぁぁ」
力の抜けた左手は触手を離してしまう。
そのまま力なく前に倒れこむ。両手でしっかり地面を支える。
そのまま後背位の姿勢をとった。
「ふははは!ほら!送るぞ」
579ダークファンタジー系:04/10/13 18:18:27 ID:wOPIksIi
触手は女陰の中に深く進入を始める。
グニュグニュグニュ
触手は激しく脈打ちながらは女の女陰にえぐるように進入を繰り返す。
グシュッグシュッグシュッ
「あ・・・あぁぁぁん」
女の股間から溢れんばかりの愛液がにじみ出る。
愛液がまとわりついた触手は淫らに光る。
「たっぷりと精を注いでくれるわッ!」
魔神は体から何かを送り混んでいる、
触手の中を丸いふくらみが次々と女の体の中に入っていく。
ドクッドクッドクッ・・・!
「どうだ気持ち良いか、お前は私の精を浴びて身も心も穢れたモノになるのだ」
「あぁぁき・・気持ちイイですぅ。もっと・もっと注いでください」
ドックドクドク・・・
下腹部に注がれる魔神の精は体全体に駆け巡る。
激しい快楽と魔の生命力が体全体にみなぎる感覚
「さぁ差し出すが良い、お前の体に残る最後の聖なる物。
全てを差し出して私のモノに生まれ変わるのだ」
「はぁはぁはぁ、す・全てを差し出します。
だから、もっとください・・お願いします・・あぁぁぁぁ」
「ふはははは契約は結ばれた。頂くぞ聖なる魂を」
580ダークファンタジー系:04/10/13 18:18:53 ID:wOPIksIi
突然触手はピタリと動きを止める。
「あん!」
女性は激しい衝撃を受けたのか表情が固まる。
しばらくすると触手の中を光る塊が女性の体から魔神の方へ移動する。
同時に左胸の紋章はすっと消えていった。
「ふははははは!お前の魂確かに受け取ったぞ!」
女性の瞳は魂が抜け落ちたかのように輝きを失った。
「褒美だ 悪魔の魂をお前に与えよう。
受け取るが良い、そして身も心も私のモノになるのだ」
触手の中を赤黒い光りの塊が魔神の体から女の体の中へ移動した。
しばらくすると女の胸に怪しい紋章が浮かび上がる。
魂の抜けたような瞳は縦に割れ銀色に光り始める。口からだらしなく長い舌が垂れる。
耳が伸び先の尖った長い耳に変わる。
背中の肉が盛り上がり裂けはじめると、中から黒いコウモリのような羽が生えてきた。
お尻から黒い毛で覆われた尻尾が生え、激しくのたうちまわる。
頭には捻じ曲がった2本の角が生えてきた。
「あぁぁあんあんあんあぁぁぁ」
小さな牙が覗く女性の口から喘ぎ声が漏れる。
「新しきサキュバスよ永遠に私に使えるのだ。これからはメイスと名乗るが良い」
「ハイ 御主人様あぁぁぁぁぁ、メイスは身も心も御主人様のモノでございます。ぁぁ」
魔神の触手に貫かれた妖艶な女悪魔がさらに激しい喘ぎ声を上げた
581ダークファンタジー系:04/10/13 18:19:20 ID:wOPIksIi
・・・・・第2部プロローグ

「どうしたことだ封印は完全に解けぬではないか!」
魔神は苛立ち怒鳴り散らす。
「はい 聖なる力を受けた者は4人でした。
このメイスより奪いし魂はその中の一人のもの
残り3人の魂を奪わなければ封印は完全に解けないものかと思われます。」
フレアは跪いて答えた
「ならば ただちに残りの3人を探し出せ」
メイスが口を開く
「恐れながら御主人様、一人 聖なる魂の継承者の心当たりがございます。」
「かつてあたしが人間だった頃の友人で、その者は紋章が右胸にありました。」
「よかろう、お前達に任せよう!」


執筆中・・
582名無しさん@ピンキー:04/10/13 23:20:31 ID:9ylWbIGV
めるぽ
583名無しさん@ピンキー:04/10/14 00:10:37 ID:3gwj2+5g
期待したいけど、残り3人も同じような感じでワンパターンに終わりそうな予感…

がんばれ
584名無しさん@ピンキー:04/10/14 00:21:58 ID:mOZtlPGp
>>581
某少年少○文庫以下。
出なおして来い。
585名無しさん@ピンキー:04/10/14 01:47:46 ID:6dO2KGiY
>>581
擬音を減らす。会話をもっとていねいに書く。ちゃんと状況を地の文章で説明する。
これだけでだいぶ雰囲気は変わるものと思われ。

それと、以前に似たような話を書いている人がいないかどうか、軽くチェックしておくといい。
似たような話は叩かれやすいんだよね。
586名無しさん@ピンキー:04/10/14 04:49:30 ID:BuiPqDZM
面白かたよ
587名無しさん@ピンキー:04/10/14 04:49:32 ID:8UamZMPC
もう少し、元男であることを強調してもいいじゃないかと。
キャラの背景説明が不足で、女性化したっていう感じがしない。
588名無しさん@ピンキー:04/10/14 06:44:51 ID:Ji1Aj6PJ
>570
慌てて書かないで、簡単なものでいいから最初に結末までプロットを立て、
展開は丹念にのばし、ある程度書いた上で冗長な部分を削ってゆく形を
とったほうが、時間は使うけど確実に作品の練り込みは上がるよ。
あとは、「TSFである必然性」をきっちり盛り込む事を忘れないように。

それから、上で言われてることを敷衍するけど、やはり「サキュバスの巣」や
「夢幻館」の作品と傾向的に似ていることは否めないと思う。
ということは、その世界観から脱却できるほど件の作品を読み込めていないか、
あるいは適応集中的に似通っただけなら、折角の先達の良作を読んでないと
いう事なので、どちらであっても作品の質を上げる意味から、もうちょい各サイトの
巡回頻度を上げるだけの意義はあると思う。

作品のアイデア自体は面白いと思うし、続きも読みたいと思うので、気負わず
がんばれ。
589名無しさん@ピンキー:04/10/14 08:15:33 ID:Q1ppDodY
そして、親切なアドバイスしたと思ってる奴と、批判したという奴のあいだで
言い合いになって荒れて終了しそうな悪寒
590名無しさん@ピンキー:04/10/14 08:21:19 ID:Ji1Aj6PJ
>589
どうでもいいからふにゅスレに帰れ。
591ダークファンタジー系:04/10/14 12:07:14 ID:2uW/eINR
勢いで掲載しちゃったけ後。あ!しまったと思ってたけど。
親切なアドバイスがついて よかったと思ってます。ありがとうございます。

>>583 ありがとう。
>>584 ごめんなさい
>>585 稚拙な表現、語彙の少なさは自他認める所であります。練習させてください。
    状況描写も工夫します。似たような話 という件は
    自分のツボに嵌った作品の影響をモロに受けています。何とか工夫します。
>>586 ありがとう。
>>587 前置きが長くなりすぎると思って
    実はプロローグから捕まる所までを大幅にカットしてました
    あったほうがよかったかもしれません。
    何故捕まったのか?何故変身させる必要があるのか?
    説明不足になってしまったと思います。
>>588 ご指摘ありがとうございます。御指摘通り
    「サキュバスの巣」や「夢幻館」は私のツボサイトでもあり
    自分でもこんな物語を書いてみたいと思って作った文章です。
    従ってストーリの柱は「妖女」「変身」「調教・洗脳」「女性化」なのです
    そして他人の文章を読む事と自分で表現してみる事は全く違う事だと
    気付かされました。よろしければもう少しだけ練習に付き合ってください。
592名無しさん@ピンキー:04/10/14 12:50:19 ID:/FKGpXRG
>>584
○年○女文庫は底辺の存在ですよ?
593名無しさん@ピンキー:04/10/14 13:55:05 ID:1ppC7oBg
>>592
きっと底辺より下だと言いたかったんじゃないかと(ry
594ダークファンタジー系564 ◆Yplfsh7BJk :04/10/14 16:59:25 ID:2uW/eINR
深い森の中の一軒家、代々魔導師の家系、
彼は攻撃を主体とする精霊魔法を継承した。
平和な時代に精霊魔法は危険な代物、人々に疎まれ
次第に人里離れた森の中で生活するようになった。
森の中で一人暮らし、しかしそんな彼にも友人がいた。
大陸その名を知らぬ者はいない剣の使い手ソード、
そして回復魔法を継承した双子の兄弟だ。
生まれた時より人並み外れた能力の持ち主同士、
通じる物があったのか。剣の道、攻撃魔法の道、お互い道は違えども
月に1度満月の夜にお互いの家を訪問して一夜を飲み明かした。
今日はソードが訪ねて来る日である。
外は満月だが知らぬ者なら決して訪れる事は出来ない森の中の一軒家である。
トビラの叩く音
「おう 開いてるぞ、さぁ入ってくれ」
595ダークファンタジー系564 ◆Yplfsh7BJk :04/10/14 16:59:50 ID:2uW/eINR
「こんばんは、ブリードさん」
「お嬢さん!あんた誰だ?どうやってここまで来たんだ」
「あたしはフレア、ソード様の御依頼で貴方と一晩のお相手を勤めに来ました」
「こんばんは」
もう一人、深くフードをかぶった女性が入ってきた。
「あたしはメイス。ブリード様を おもてなししろと、
ソード様と一緒にここまで歩いて来ましたの」
・・女2人だけで夜の森の奥く深くまで来れるはずが無い・・
・・しかしソードの奴と一緒なら別か。・・
「ソード様は御酒のサカナにと獲物を探しに森に入られました。
後からお見えになるそうですわ。」
ブリードは女達の言葉を信じた。
「じゃ彼が戻って来るまで少し待つとするか。」
「いいえ ソード様は先にブリード様をおもてなしろとの事」
フレアは着ていたローブをそっと脱いだ。
中は裸だ。透けるような白い肌は満月の光の為にそう見えるのだろうか?
そのままゆっくりブリードに近寄ると両手をそっと回して唇を重ねた。
596ダークファンタジー系564 ◆Yplfsh7BJk :04/10/14 17:00:18 ID:2uW/eINR
気が付けば何時間経ったのだろう?
ソードは戻ってくる気配も無い
女達は疲れを知らないのかブリードの体を激しく求める。
普段のブリードならば異常事態に気が付くのだが、
女達の醸し出す淫気が彼の思考力を奪っていた
ブリードは要求されるままに女達の求めに応じて体を重ねていった。
気が付けば体が動かなくなっていた。
「ふふふふ うまくいったわね」
「はいフレア様、彼の魔力の源もこちらに。
精霊の首飾り、これが無ければ彼は殆ど魔法が使えなくなります。」
メイスの手には大事な首飾りが握られていた。
・・なぜ、俺の弱点を知っている!・・
「ふふふ それでは このままガルム様の所へ運びましょう」
女達の瞳が銀色に輝く、角が生え、羽が生え、女悪魔の姿に変わる。
女悪魔達は体の動かないブリードを抱きかかえると
夜空に向かって飛び立った。
597ダークファンタジー系564 ◆Yplfsh7BJk :04/10/15 13:44:17 ID:po0V3ERO

ブリードは2人の女悪魔に抱きかかえられ夜空を運ばれる。
いくつかの山や荒地を跳び越し荒廃した魔城に降り立つ。
両脇を抱えられて引きずるように謁見場と思しき所まで連れて来られると
急に戒めを解かれる。体の自由の利かないブリードはその場に倒れこんだ。
「御主人様、聖なる魂の継承者を連行いたしました」
サキュバス達は正面の玉座に跪いた。
「ふむ、よくやった。次の手筈はわかっているな!
お前達でこの男を穢れた存在に落すのだ、
その体に聖なる魂を宿す事が出来ぬ穢れたモノにな!」
「はっ!」
フレアとメイスは笑みを浮かべる。
ブリードは降魔の間、魔方陣の中央に運ばれた。
「ふふふ 嬉しいわ、あたし達の一族がまた増えるんですもの。」
メイスも興奮している、自分の股間に手を伸ばすと割れ目にそって指を動し
甘えたような淫声で
「はぁはぁ・・はいフレア様。最愛の友人をあたし達の手で
仲間に生まれ変わらせるなんて素敵ですわ。はぁはぁあぁぁん」
598ダークファンタジー系564 ◆Yplfsh7BJk :04/10/16 00:14:26 ID:oKBFGL3e
「最愛の友人だと?俺はお前など知らぬ!何者だ一体貴様は?俺に何をする気だ!」
「あぁんブリード、あたしの顔をよぉーく見てよ、あたしの剣に見覚えはないの?」
・・これは・ソードの剣?!・ま・・まさか・・奴は殺されたのか?!・・
「貴様!ソードはどうした!まさかお前が殺したのか!?」
「ふふふ解らないのぉ?魔法使いのくせに頭が固いわね、あたしがソードよ」
・・何!・・ソードがサキュバスに?・・そんなバカな事が!?
「まだ疑うの?じゃあたしの剣技披露してあげるわ、とくと御覧なさい」
メイスは剣を握ると踊るような激しい剣舞を披露した。
・・あの技は確かにソードの技・・ウソだ・・
「お前はまさか、本当に?!」
メイスはブリードの耳元に甘えたような声で囁く。
「ようやく信じてくれた。あたしは貴方の事は何でも知っているのよ
貴方があたし達の御主人様の復活に必要なモノを宿している事もね」
・・ソードが本当に心からバケモノに変わってしまった・・
「フレア様のお力であたしはサキュバスに生まれ変わったの。
もうすぐ貴方もあたし達の仲間に生まれ変わるのよ。」
599名無しさん@ピンキー:04/10/16 08:06:12 ID:iP/cp6Es
>>597-598

なぜ上げる?
600名無しさん@ピンキー:04/10/16 11:07:59 ID:WKdcWmTi
まさかこのSSを皆に読んで貰いたいとか
自己顕示欲のかたまりなのか?

age厨は逝ってよし
601名無しさん@ピンキー:04/10/16 14:22:40 ID:Q1bAthXL
キモイ
602名無しさん@ピンキー:04/10/16 17:55:49 ID:HYRE8tSr
この流れなら言える・・・!
603名無しさん@ピンキー:04/10/16 18:38:13 ID:lBVJtndz
( ゚д゚)、ペッ
604名無しさん@ピンキー:04/10/16 19:26:57 ID:DF6UYchK
ダークさんがんがれ
605名無しさん@ピンキー:04/10/16 21:03:59 ID:iRgCrfNI
>>604
自演乙。
606名無しさん@ピンキー:04/10/16 21:27:39 ID:X+pXgYOL
貴様はあぁあぁとしか喘げぬのか!
607モーニング娘。の一員:04/10/16 22:15:13 ID:RxLnChmP
1年前、強制女性化されました。
毎日大変です…
608ダークファンタジー系564 ◆Yplfsh7BJk :04/10/16 23:22:40 ID:SY/XdWis
ごめん
609名無しさん@ピンキー:04/10/16 23:55:17 ID:NdWwIen1
某所ってどこさー 続きがきになるよー
610名無しさん@ピンキー:04/10/17 00:01:06 ID:ZgdqMCYX
教えてくれ厨ウザイ
自分で探せないなら諦めろ
611名無しさん@ピンキー:04/10/17 00:11:29 ID:IBYrycTj
俺も聞きたいんだけど。わずかなヒントでも良いから教えて欲しい。
612名無しさん@ピンキー:04/10/17 00:17:07 ID:jJwuXQAa
絶対に断わる。あっちが荒れて欲しくないしね。
613名無しさん@ピンキー:04/10/17 00:49:09 ID:9OonXD0m
自力で探せ!

カンタンに見つかったぞ
614名無しさん@ピンキー:04/10/17 01:36:45 ID:QqYJSJlR
>>608
めげずに続きおながいしまつ
615名無しさん@ピンキー:04/10/17 04:01:42 ID:oNn/TN0e
折れもサキュバスになりてえ
616名無しさん@ピンキー:04/10/17 04:15:08 ID:ggVqa7xd
主人公視点の一人語り形式の作品って書いたらダメなのかな?
創作ものって殆ど見た事ないから勝手がわかりません……
617名無しさん@ピンキー:04/10/17 05:31:21 ID:7PArDrmB
>616
一人称は奈落氏のオハコ。
618名無しさん@ピンキー:04/10/17 07:21:38 ID:eMiaSko4
こうして初心者職人は叩かれるのか・・・
新人が育たないわけだ。

個人的には応援してるので、がんがってくれ。>564氏
619名無しさん@ピンキー:04/10/17 11:42:10 ID:2dDRQd8j
>>618
自演乙。
もういいよ。
620名無しさん@ピンキー:04/10/17 11:48:41 ID:rjh8W/iT
>>619
何故そこまで自演扱いするんだろう・・・
621名無しさん@ピンキー:04/10/17 11:57:19 ID:RRmxcqj6
下手すぎるからじゃ?
622名無しさん@ピンキー:04/10/17 12:25:34 ID:Dd9yXblh
自演は要らない。自演乙も要らない。
いるのは作品だけだ。
読めるレベルならそれでいい。
623名無しさん@ピンキー:04/10/17 13:07:19 ID:dC1d6lFK
初心者だろうと玄人だろうと読む方にとっちゃ関係ねーし。
新人を育てるとかいう発想自体がおかしい。
624名無しさん@ピンキー:04/10/17 13:32:54 ID:TmokIGGC
在来種だろうと外来種だろうと釣る方にとっちゃ関係ねーし。
生態系の保存とかいう発想自体がおかしい。
625名無しさん@ピンキー:04/10/17 13:44:10 ID:ggVqa7xd
奈落ってのは作品名?ペンネーム?
よくわかんないけど頑張ります
626名無しさん@ピンキー:04/10/17 13:44:55 ID:ggVqa7xd
よく見たら氏ってあるから人名か。ごめんね
627お目汚し:04/10/17 13:46:50 ID:ggVqa7xd
ん?さらによく読むと618は617への返事じゃない……
どつぼ_| ̄|○
628名無しさん@ピンキー:04/10/17 14:02:44 ID:Ua3iafdK
|
J (´=`)?
629名無しさん@ピンキー:04/10/17 19:50:02 ID:1BhgmX6D
折れは結構(;´Д`)ハァハァできたんだけどね
630ダークファンタジー系564 ◆Yplfsh7BJk :04/10/17 20:34:09 ID:g17LW1rB
下手糞なのは承知してます。凹みます。でもアドバイス感謝してます。
自分なりに何回が手直ししながら書いてます。

「お・お前はソイツにバケモノに変えられたのか!?」
キッとフレアを睨む
「フレア様に無礼よ!」
「メイスいいわよ、ふふふこれから貴方にも人間として
最高で最後の快楽を与えてあげるのよ、感謝なさい。」
メイスはブリードのペニスに唾液を垂らす、
そして丹念に裏筋から竿の先端に舌を這わせる。
ペニスは今にも破裂するほどの勢いで隆起する。
左手で掴むと口に頬張り尿道に唾液を送り込む。
「味わいながら吸い取ってあげるわ。貴方の命を・・・」
メイスは女陰の割れ目を指先でそっとなぞる。
(このままじゃされるがままだ、今の俺に出来る術)
ドーム状の天井に目を凝らすとコウモリが数匹、
その中の一匹に集中すると、どこかに飛んで行ってしまった。
(頼む)
631ダークファンタジー系564 ◆Yplfsh7BJk :04/10/17 20:34:46 ID:g17LW1rB
フレアはブリードを跨いで立ち上がると、
指先で大陰唇を開き、その膣からにじみ出る愛液を
ブリードの体に撒き散らした。
「ふふふ まだよ・・まだ出しちゃだめよ、
貴方の精は 貴方のかつての友人の糧となるのよ」
「そろそろ頂こうかしら」
メイスはペニスから口を離すと、姿勢を変えてブリードの上に跨り
愛液したたる肉壷をペニスに突き刺した。
「うぉぉぉぉ、やめろぉ!ソードやめてくれぇ」
今までに無い激しい射精が始まる。
ドッドッドクドクドドドク
「おいしい!おいしいわ、あぁんあたしソードじゃなのよぉ、
貴方はあ・あたしの糧よぉさぁもっと吐き出すのよ」
632ダークファンタジー系564 ◆Yplfsh7BJk :04/10/17 20:35:40 ID:g17LW1rB
メイスは激しく腰を動かす。
ドドクドクドク
「あん、あん、もっと!もっと!貴方の全てをあたしに頂戴。
あ・あたしに全てを差し出してぇ、いいわよぉ、」
ドクドクドドック
「あんあん、もっと出して、貴方の全てはあたしの物になるのよ。あん」
ブリードの体は次第に干乾びたミイラのように変わっていった。
窪んだ瞳の眼球の光が、彼がまだ辛うじて生きている事を証明していた。
「そろそろ一族に加える儀式を行うわ。メイス離れなさい」
「あっあんはぁはい」
メイスは未練そうに女陰からペニスを引き抜いて立ち上がる。
ブリードの干乾びた体にペニスだけが不釣合い力強く隆起している。
フレアはブリードの首筋に両手をまわし上半身を起こすと
ブリードの首筋に顔を近づけてキバを立てた。
首筋から2筋の血が流れる。
「貴方は今、あたしの洗礼を受けたのよ」
633ダークファンタジー系564 ◆Yplfsh7BJk :04/10/17 20:36:14 ID:g17LW1rB
友人を悪魔へ変身させた張本人に対して、自らの絶望的な状況に
ブリードは口調は怒りに満ちていた。
「き貴様・・」
「ふふふ、貴方はこれから生まれ変わるの。あたしの一族サキュバスになるのよ」
「貴方はもうすぐ死ぬわ、でも心配しないで、貴方はサキュバスとして復活するのよ」
「お前の仲間として復活するくらいなら死んだほうがましだ」
ブリードは最後の力を振り絞るように呟く意識の糸が切れる。
フレアはブリードに馬乗りの姿勢になりペニスを自分の肉壷に収めると
ブリードの胸に両手を当てて呪文を唱え始めた。
そして腰をゆっくり上げる。その股間にはドス黒い脈打つ肉片がこびり付いていた。
フレアの股間の肉片は脈打ちながら巨大な肉棒に形を変える。
ブリードの股間は削り取られたようにペニスが無くなっていた。
「貴方の人間として、男としての全てをあたし達が頂いたわ。
あたし達のサキュバスの体を受け取りなさい。」
フレアはブリードの股間をMの字に開脚させてその上に覆い被さり
「一番大事な所から作ってあげる」
肉棒を突き刺した。
634ダークファンタジー系564 ◆Yplfsh7BJk :04/10/17 20:36:34 ID:g17LW1rB
ブリードの下腹部がペニスの挿入に合わせて膨らみが前後する。
体液を注入される度にピクリピクリと波を打つ。
ブリードの干乾びた体が少し膨らみ始めた。
可愛らしい女の顔に膨らむ。
半口を開けた小さな唇から溜息のような声が漏れる。
「はぁはぁ」
「あぁんブリードかわいい」
メイスは唇を重ねると喉の奥にまで舌を挿し込む。
「んんんっ」
少し苦しそうに甘く甲高い喘ぎ声を漏らす
「はぁんあたしたち、これで本当の同血の仲間になるのね」
フレアはうっとりした表情で腰を前後に振り注入しつづける。
体全体が曲線を帯びた形に膨らむ。
「ふふふ かわいいおっぱいにしてあげる」
フレアは両手をそっと胸そえると掌で丸く円を描くようになでる。
胸が盛り上がりを見せ始めると、形を整えるように曲線を作りながら
やさしく掌を動かす。
「大きさはこれくらいでいいかしら」
指先で膨らみの先端を摘んでツンと上向きの乳首を作り、手を放す。
かわいらしい乳房がプルルンと揺れた。
635名無しさん@ピンキー:04/10/17 21:24:26 ID:JLZu6UFz
自演乙
636名無しさん@ピンキー:04/10/17 22:05:36 ID:3D4rXV6R
>630
文章なんて書いていくうちにだんだん上手くなる。
継続は力なり、だ。
周りの声は気にせず、とにかくがんがれ。
637名無しさん@ピンキー:04/10/17 22:07:50 ID:MHqnhN+x
某スレの王子が(リー
638名無しさん@ピンキー:04/10/17 22:22:52 ID:y8G3hQt/
>>636
んだんだ。人目にさらして向上心が生まれれば、文章は上手くなっていくもんだ。
一人で書いていても、なかなか上達しないからね。
別にプロ並みじゃなきゃ書いちゃいかんってわけでもなし。

ただ、ちーっと台詞が陳腐というか、人によっては萎えるかも。
なんか同じ人がしゃべっているように見えてキャラの書き分けが……。
あと、台詞で状況説明というのも多いかなー?

それと sage は忘れないように。ここは sage 推奨っぽいので。

でも萌え要素は充分あるんで、頑張ってくだちい>ダークさん
厳しい意見もあるけど、反応ゼロよりははるかにマシなので、めげずにファイト!
639名無しさん@ピンキー:04/10/17 23:00:57 ID:rjh8W/iT
自演乙







なんて条件反射的に言う人がいる様なスレだから、無理に投下しない方がいいかもな。
640名無しさん@ピンキー:04/10/17 23:14:44 ID:FexUaN/Y
上手いか下手かじゃない
要は抜けるかどうかだ

今回のは抜けないから煽りはしないが読まないだけ
おまいらも大人なら気に入らないのはスルー汁

つーか、ageるやつはマジ勘弁して欲しいが
641名無しさん@ピンキー:04/10/17 23:20:56 ID:Dd9yXblh
まぁ叩かれて一人前になる、という業界は多いから頑張ってくれ
642名無しさん@ピンキー:04/10/18 00:25:34 ID:Afaq/dXe
643名無しさん@ピンキー:04/10/18 00:35:35 ID:93CmIXRZ
強制女性化最高でつ
644名無しさん@ピンキー :04/10/18 01:07:43 ID:1fQHxVIf
>>630
本気でつまらんからもう書かんでくれ。
お前の自慰作品はマジ勘弁。
レベル上げてから来い。
645名無しさん@ピンキー:04/10/18 01:44:26 ID:jm8UrdtS
煽りに耐えられなくなった人はこちらへ
ttp://jbbs.livedoor.jp/study/4613/

個人の管理下なので荒らしは来ませんよ
来たとしても、IP取られ、通報されてで面白い展開を見学できるかもしれません
646名無しさん@ピンキー:04/10/18 01:45:07 ID:cuXsj+LZ
      .ィ/~~~' 、
    、_/ /  ̄`ヽ}      マナーのない下品な読み手は
    ,》@ i(从_从))        このスレには必要なくてよ!
    ||ヽ|| ゚ -゚ノ| || ペチッ
    || ({ミノ⊂彡☆))Д´) >>630
    ≦ ノ,ノハヽ、≧
    テ ` -tッァ-' テ
647まちがた・・・orz:04/10/18 01:46:44 ID:cuXsj+LZ
      .ィ/~~~' 、
    、_/ /  ̄`ヽ}      マナーのない下品な読み手は
    ,》@ i(从_从))        このスレには必要なくてよ!
    ||ヽ|| ゚ -゚ノ| || ペチッ
    || ({ミノ⊂彡☆))Д´) >>644
    ≦ ノ,ノハヽ、≧
    テ ` -tッァ-' テ
648名無しさん@ピンキー:04/10/18 02:08:10 ID:9LneW9i8
>>645
荒らしはいないかもしれんが、客もおらんな(w
☆の自演で埋まっている。
つーか、今日はその自演サイトの☆投稿の日か
649名無しさん@ピンキー:04/10/18 02:08:29 ID:9LneW9i8
>>646
使えん奴だな
650名無しさん@ピンキー:04/10/18 02:10:42 ID:djxJm0jw
>630
読みにくい理由……
とりあえず読点、句読点の使い方とかを自分で読み返して読みやすいように
工夫してみては

たとえば
>そして丹念に裏筋から竿の先端に舌を這わせる。
>ペニスは今にも破裂するほどの勢いで隆起する。

だとなんとなくリズムというか語感が悪い、
そこで句読点とあわせてちょっとだけいじると

そして丹念に裏筋から竿の先端へと舌を這わせると、
ペニスは今にも破裂するほどの勢いで隆起した。

こんな風になる
自分もまだ未熟だけど頑張っていきましょう
651名無しさん@ピンキー:04/10/18 02:15:26 ID:8p4POodl
>>650
「行為のあとに結果が来る」を意識するとだいぶ読みやすくなるよな。
〜する→(だから○○は)→〜した
652名無しさん@ピンキー:04/10/18 04:03:11 ID:vvjU7tsy
藻前らこのスレ内で育てに入るなよw
ダークとかいうのも、もうちょい数こなしてから出直したほうがいいんじゃね?
653名無しさん@ピンキー:04/10/18 04:24:24 ID:kpBxddIY
その数をこなす場でもあるんじゃないかと。
藻前様方もっと気長に落ち着いて読みましょうよ。
654名無しさん@ピンキー:04/10/18 04:40:52 ID:RAmdLVDW
まず数レス程度の短編を書き上げて、じっくり寝かせてから出直せ。
655名無しさん@ピンキー:04/10/18 05:11:21 ID:BvpWAiyG
噂によれば、10人職人を育て上げると、
yays神が褒美として女性化してくれるそうだ。
656名無しさん@ピンキー:04/10/18 06:44:29 ID:K4ftlbkl
TS職人育成計画
657名無しさん@ピンキー:04/10/18 12:30:28 ID:YVE2Lyy6
職人がSS投下して、感想を書く
気に入らないならスルーする
叩くのも、育てるのも
スレが荒れるだけだからイラネ
下手糞職人が来ると荒れるんで
とりあえず>>564よ お前はもうSS投下すんな
658名無しさん@ピンキー:04/10/18 14:27:34 ID:d1WvKyh9
>657
どうでもいいからふにゅスレに帰れ(二回目
659名無しさん@ピンキー:04/10/18 22:40:38 ID:W1rqjVs+
>>657
>>気に入らないならスルーする

言行不一致
660名無しさん@ピンキー:04/10/18 22:58:05 ID:d2xMtCuX
インキュバスにオカマ掘られちゃって気がついたらサキュバスになっちゃったりして
661名無しさん@ピンキー:04/10/18 23:26:56 ID:N0MEDq4A
流れを無視して投下
662名無しさん@ピンキー:04/10/18 23:28:07 ID:N0MEDq4A
 キュパンッ
 黒い筒。サイレンサーが装着された拳銃から小さな破裂音が漏れる。それと同時の男
の腹部に小さな黒い穴が穿たれる。
「なっ・・・」
 キュパンキュパン
さらに2回。男の身体が揺れ、胸部に2箇所黒い点が生まれる。
(・・・死ぬ・・・んですね。神よ・・・やはり貴方は・・・)
 霞む視界。その先に醜く歪んだ微笑を顔に張り付けた男を捉える。
 キュパンッ
閃光。そして頭を揺さぶる小さな衝撃。男の意識はそこで途絶えた。
663名無しさん@ピンキー:04/10/18 23:29:18 ID:N0MEDq4A
            〜another mind〜

 ピチョンッ・・・
水音。永遠の闇。
 ピチョンッ・・・
(うっ・・・・・・・・・)
 非常にゆっくりと意識が覚醒していく。
 ピチョンッ・・・
(私は・・・いったい・・・)
 少しずつ目を開く。闇に慣れた瞳が光りをとり込み瞳孔がギリギリと音を立てる。
(バス・・・ルーム?)
 タイル張りの床にプラスティック製の桶。彼が最後に見た光景とはあまりにかけ
離れた場所。
 ピチョンッ・・・
数度瞬きをして視界を取り戻すと首を水音のする方向へ向けてみる。
(これは・・・・・・)
 どうやら自分は浴槽に寄りかかっていたらしい。浴槽一杯に張られた湯の中に左腕
を浸していた。だが、そんな事よりも―――。
(これは・・・血・・・?)
 浴槽に張られた湯は真っ赤に染まっていた。浴槽から左腕を出して観察する。痛み
はない。そして痛みよりも重大な事に気が付く。
(女性の腕・・・)
 そこにあったのは28年間慣れ親しんだ自分の腕ではなく、白く細い女性の腕だった。
そのまま身体へと目線を移す。その身体はバスルームという場所にも関わらず女物の
スーツに包まれていた。
 右側へと目線を移す。ストッキングに包まれた矢張り自分の物ではない足。そして
右腕の近くには剃刀が落ちていた。
664名無しさん@ピンキー:04/10/18 23:30:31 ID:N0MEDq4A
(ふむ、何となく理解はしました・・・が)
 自分は男で撃たれて絶命したはず。なのに今の状況はいったい何なのか?いくら考
えてみたところでその疑問に答えを出す事はできなかった。
(ともかく状況確認が先ですね)
 彼は長時間無理な体勢で強張った身体をゆっくりと起こしバスルームを出る。脱衣所
で彼は初めて今の自分の姿をはっきりと見た。
(完全に女性のようですね)
 鏡に映った自分の姿。アップにまとめられた髪、整った顔立ち、スーツの上からでも
分る胸の膨らみとくびれたウエスト。自分の記憶とはかけ離れた美しい女性の姿がそこ
にはあった。
「ふむ・・・」
 気が付いてから初めて聞く自分の声。それも矢張り女性のものだった。
「いったい何がどうなっているのでしょうか・・・」
 目を細め答えの出ないであろう疑問に質問をぶつける。
「・・・考えていても仕方ありませんね。外に出てみますか」
 鏡の中の見なれぬ自分に語りかけると脱衣所のドアを開く。どうやら独り暮しの女性
だったようだ。小さなキッチンに装飾の少ない綺麗な部屋。クツも全て同じサイズに一
人分の食器。少なくとも同棲相手などは居なかったようだ。
「これはこの方の財布でしょうか」
 部屋に転がっていたハンドバックの中から財布を取り出すと免許証を見つけた。
665名無しさん@ピンキー:04/10/18 23:31:43 ID:N0MEDq4A
「『月形理緒(つきがたりお)』・・・さんですか」
 免許証を手にクッションに座ると壁に掛けられたカレンダーを見る。ハンドバックに
入っていた携帯電話で確認してみると自分が意識を失ってから数時間しか経っていない
事に気が付いた。
「今年で24歳になる女性の方のようですね」
 免許証の生年月日で今の自分の歳を確認すると財布の中からもう一つ、身分証となる
手がかりを見付ける。会社のIDカードのようだった。
「アークライン・・・大手のソフト開発会社のOLさんですか」
 免許証とIDカードをテーブルに置くと少し良心が咎めたがさらにバックの中身を調
べてみる。
「薬のケース・・・でしょうか」
 バックの中から手の平サイズのプラスティックケースを取り出す。開けてみると小分
けにされた中に幾つもの錠剤やカプセルが入っていた。
(几帳面な方だったようですね。薬が綺麗に分けられてラベルまで張ってありますね。
鎮痛剤にビタミン剤・・・これは)
 薬の中に一つ、他の物とは明らかに異質な物がある事に気が付く。
(ピル・・・ですか。普通の女性が持つには少々特殊な物のような気はしますが・・・)
 ケースの蓋を閉じるとバックに戻す。その他には化粧品や小物など、あまり今の自分
の役に立ちそうな物は見つけられなかった。
(はてさて・・・どうしたものですかねえ)
「あの〜」
(今までの事が夢なのか、はたまた今が夢の中なのか・・・)
「あの〜・・・すみませんですの〜」
「ああ、申し訳ありません。考え事をしていまして―――」
 場にそぐわない間延びした声に彼が振り向くとベットの上に一人の少女がぷかぷかと
文字通り浮かんでいた。
「・・・えっと、君・・・・・・は?」
「天使のルナちゃんですの」
666名無しさん@ピンキー:04/10/18 23:32:54 ID:N0MEDq4A
ついカッとなってやった
今は反省している
667名無しさん@ピンキー:04/10/19 00:18:47 ID:CMMuvtFW
どこでも文句をいう輩はいるからきにすんな
ただ何でもかんでも投下するのも問題
のんびり考えて読み直してから投下よろん
668名無しさん@ピンキー :04/10/19 01:36:04 ID:mdU3q/Z0
>>666
>「天使のルナちゃんですの」
なにこれ。ここは文庫じゃねーぞ
お前レッドカード
669名無しさん@ピンキー:04/10/19 01:38:28 ID:D35P2ztw
みんなもちつけ
670名無しさん@ピンキー:04/10/19 03:16:07 ID:IYVewKVG
喪前様方、
>>653
671名無しさん@ピンキー:04/10/19 05:16:59 ID:5yAbwX8W
>>662
冷静な主人公であるいみビックリ・・・
672名無しさん@ピンキー:04/10/19 07:05:05 ID:IqRjrcjT
147 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/19 01:59:06
強制スレ変なの来ちまったな…
673名無しさん@ピンキー:04/10/19 09:56:23 ID:/vsWPRwN
おまいら、>>666は職人として育ててもらいたくてわざわざ投下したんだろ
罵倒せずに、悪いところ嫌になるほど突っ込んであげて独り立ちさせてあげろ
674名無しさん@ピンキー:04/10/19 10:57:37 ID:Ut+MrnCl
思い返してみれば、ぷりん氏も初めの方は文法的に
どうなのかって所もあったけど、それを凌ぐ何かがあったな。
才能というんだろうか?
とにかくエロかった。
675名無しさん@ピンキー:04/10/19 21:59:34 ID:4x7fxrVQ
とりあえず、題名はつけて欲しい
676名無しさん@ピンキー:04/10/19 22:00:45 ID:xrFCtZjP
>>675
とりあえず、ちゃんと見てからレスして欲しい
677名無しさん@ピンキー:04/10/19 22:38:34 ID:IqRjrcjT
          /■\
         ( ´∀`)  面白そうなスレだね。
       (|_______|)
        |\__/|
        U  U
678名無しさん@ピンキー:04/10/19 23:05:43 ID:W9cANfq7
新人叩きは止めてください。
こんな状況では
よほど腕に自信のある方か、
専属職人しかSSを落とせなくなります。
679名無しさん@ピンキー:04/10/19 23:26:41 ID:QGjL3kVr
>>678
☆とか?
680名無しさん@ピンキー:04/10/20 00:30:42 ID:SaocWaJy
さいきん マターリだな
681名無しさん@ピンキー:04/10/20 00:34:24 ID:iXEnD/P5
脅迫は止めてほしいな、☆・・・
682名無しさん@ピンキー:04/10/20 01:19:02 ID:5khFaK0f
乳無しさん、見てますか?
とりあえず、このあたりを読んでください。
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090851506/117-
683名無しさん@ピンキー:04/10/20 01:32:58 ID:r1c1NL4A
Take it easy!
684名無しさん@ピンキー:04/10/20 02:05:27 ID:QZbnS/u8
>>682
そうすれば乳無し氏がここに戻ってくると思ってるのか?
そういうことは直接向こうに書いてこい。
乳無し氏は今のような荒れた状態が嫌だからここに続きを投下しなかったというのに、理解してないのか?
戻ってきて欲しいなら誰でも安心して投下出来る雰囲気作りをしろ。
685名無しさん@ピンキー:04/10/20 02:05:47 ID:O5lxEqJJ
>>678
駄文でスレ埋められて楽しいですか?
質の高いSSが読みたいんだよ、俺等は。
少年少○文庫にエチくわえてみましたー
みたいな文章はイラネ
686名無しさん@ピンキー:04/10/20 02:11:36 ID:Q5PEnK2P
>>682
>>684
自演乙
687名無しさん@ピンキー:04/10/20 02:38:45 ID:LJlfAn5p
>685
「俺等」って、ひとまとめにして欲しくないなぁ
なに?キミってココの代表?
質の高いSSだけが読みたいなら黙って他に行け。
少なくともオレは、上手くなくてもいいからほとばしるようなイキオイのあるSSが読みたいんだよ。
688名無しさん@ピンキー:04/10/20 06:37:11 ID:h239BFmK
質が高いものを読みたければ、商業作品でならあるだろ
そっちへ当たれ
素人が書いてる作品に最低限以上の質を求めない方が良い

ただ発表したいだけなら自分のHP開いて掲載するだろうし
ここで書くメリットがあまりないのに、それでも書いてるんだから
689名無しさん@ピンキー:04/10/20 08:01:21 ID:spEnHFc0
質の高い作品だけがあがる状況なんてありえん。
ROMが書き込みの最低10倍はいるのと同じように一定の割合で出るもんだ。
ID:O5lxEqJJはちょっと可哀想なところがあるな。
690名無しさん@ピンキー:04/10/20 11:15:19 ID:efjb0L54
俺達・・ってこんな風に思われてるのか?
      _, ,_
     (`Д´ ∩ < 質の高いSSじゃなきゃヤダヤダ
     ⊂   (
       ヽ∩ つ  ジタバタ
         〃〃

    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `Д´) < 抜けないSSは投下しちゃヤダヤダ!
       `ヽ_つ ⊂ノ
              ジタバタ


691名無しさん@ピンキー:04/10/20 12:00:47 ID:/v5va3eO
>685
文庫のノリで、なんでもかんでも投下すりゃいいってもんじゃねえぞと
いう意味なら頷かんことも無いような。
10スレすぎたあたりから、あからさまに毛色の違う作品しかでてきてないしな。

妙なのに乗っ取られて廃れるのはTSFスレの宿命か? '`,、 ( ´∀`) '`,、
692名無しさん@ピンキー:04/10/20 13:45:46 ID:1l6XTG2N
自分で書けないor書かない人間が不満を語っても愚痴にしかならず無益。
気に入った内容で埋めたいなら、気に入らないのを叩いてないで書くか、
書ける人間を金払ってでも雇え。

ROM(SSを書かないという意味)は、気に入ったら感想を書く、気に
入らないなら完全にスルーする。直した方がいい点を分析して指摘できる
なら指摘して成長に協力する。
その程度でいるのが一番だ。見てみて君な痛い物書きなら感想なしでスルー
されてれば消える。いい出来の作品にいっぱい感想がつけば喜んでまた書く
叩きはいいサイクルを作らない。褒め&スルーがいいサイクルをつくる。

商業作品を含めて、『万人が残らず喜ぶ作品は無い、万人が残らず嫌う作品もない』
君が嫌いでも好きな人が居るし、君が好きでも嫌いな人がいる。
嫌いを叩いても全くスレのためにならない、もしスレ違いな作品があったら
静に誘導だけしてやれ。

次スレ立てるときは、テンプレに入れたほうが良いだろうな。
『気に入らない作品、作家を叩くのは禁止。気に入ったいい作品を褒め、
気に入らないのはスルー』
ってな文面。
693名無しさん@ピンキー:04/10/20 14:41:34 ID:iPuy52Gi
>>690
違ったのか?
俺から見るとレスの殆んどがそうなってきてるし
694名無しさん@ピンキー:04/10/20 16:17:28 ID:zgkWzAfR
ここはひどいTSスレですね
695名無しさん@ピンキー:04/10/20 16:20:04 ID:BwvtNvlD
>>692
要約すると「叩かない主義派クレクレ君の青年の主張」ってとこか?

スルー、誘導に関しては過去スレよく嫁。
最初は比較的冷静で穏やかな対応だった住人が、
ある時期から次第に面倒くさげで殺伐とした対応になっていく様がよくわかる。
原因をいうと叩きになるんで、あえて言わんけどな。
696名無しさん@ピンキー:04/10/20 21:43:50 ID:4cbCRM5K
サラ仕上げ

喪米ら、いい加減に知る!

SSも投下しないくせに騒ぐな、糞ども!
697名無しさん@ピンキー:04/10/20 21:59:03 ID:h6YzNGYB
>>696
>>662乙。
ご自分の駄作をメタクソに言われて逆ギレですか?
age厨に言われる筋合いは御座いません。お帰りください。
698名無しさん@ピンキー:04/10/20 22:34:22 ID:lalV1g6O
…空気読まずに投下しても良いですか?

良ければしたいのですが…。
699名無しさん@ピンキー:04/10/20 22:37:15 ID:4I5L5vZo
桶 m( _ _ )m
700名無しさん@ピンキー:04/10/20 22:37:38 ID:spEnHFc0
>>698
是非お願いします。
701名無しさん@ピンキー:04/10/20 22:38:03 ID:LH/AfInt
>698
うぇるかむ(はぁと)
周りの雑音なんて気にするな。
702天罰/覿面:04/10/20 23:23:27 ID:lalV1g6O
※携帯からなので、所々変かもしれませんが、お願いします。


1/

俺の名前は神楽 高次。
街では、ある意味で有名な奴だ。

「ははっ!!今日の女は旨かったよなぁ!」

「ああ。程良く抵抗してくれたし、何よりあの言葉遣いが…」

…まあ、要するにそういう事。
街では女をさらって強姦する、最低最悪な奴らって事で有名なんだ。

さっき犯した女の感想を言いながら、また新しい女に目星を付ける。
俺達はまだ未成年だから保護観察ですむ。だから、捕まる事なんて怖くなかった。

…要するに、ゲーム感覚。

何回連続で強姦できるか。
捕まったらゲームオーバーで、また始めからやり直し。
そう、思ってたんだ。この時までは。


その日も1人強姦して、次の女に目星を付けていた。軽くナンパを気取って、ホテルに連れ込む。
後は、仲間の一人が此処のオーナーの息子だから、安全に強姦できるって訳だ。
この女も、ホイホイ付いてきたんだが…どうも様子がおかしい。
さっきから「おい、止めてくれ!!」とか、「俺だよ、分からないのか!?」とか、訳の分からないことばっかり言って暴れている。…まあ、薬物中毒の女だって抱いたこともあるし、大した問題じゃないんだけど。
703名無しさん@ピンキー:04/10/20 23:38:31 ID:Kk7Sz2JI
■ふにゅ☆ -性転換(TS)ネタ専門スレ- 11■
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1095526502/
704天罰/覿面:04/10/20 23:38:45 ID:lalV1g6O
「…あ、悪い高次。缶コーヒー買ってきてくんねー?」
「はあ?…まあ良いけど。先に始めんじゃねえぞ?」
「分かってるって」
仕方なく、ホテルの自販機に向かったのだが…
「…くそ、故障中かよ…。しょうがねえなあ…」
ぶつぶつ文句を言いながら、ホテルの前の自販機に行った。確かあそこなら大丈夫な筈だし。
「ふぃー、寒いな畜生…。後で順番は最初にして貰わなきゃ割に合わねえっつの」
がしゃん、という音と共に缶コーヒーが出てきた。それを取り出そうとして、屈み込んだ次の瞬間。

がんっ!!

という音がして、視界が反転した。
顔から地面にぶつかって、訳が分からない。視界の隅に、自販機に突っ込んだ自動車が見える。
…どうやら、あれに跳ねられたらしい。
「じ…冗談じゃ…ねぇよ…何で…俺が…」

地面を這いずろうとしても、力すら沸いてこない。…死ぬのか、俺は?
…死にたく、ねぇ…よ…
ふと、視界の隅に黒服のガキが映った。トコトコと歩いてきて、俺の顔をのぞき込んでいる。
「死にたくないのかな?」
…何だよ…このガキ…
「死にたくないのかって聞いてるんだけど?」
…当たり前だろ…死にたくねぇよ…
そう言うと、黒服のガキはにんまりと笑ってこう言った。
「じゃあ、生き返らせてあげるよ。但し…」
ガキの顔から笑みが消える。
「次目覚めたとき、君はもう神楽高次じゃなくなるけどね」
そこで、俺の意識は途絶えた。
705天罰/覿面:04/10/20 23:59:20 ID:lalV1g6O
妙に、視界が明るい。眩しさに、目を開ける。
(…ここは…ホテル?助かったのか?俺)
見ると、いつものメンバーが俺を囲んでいた。…何で?
「…おい、どうした…っ!!?」
な、何だ?今の声!?まるで女みたいな…っ!!
そこで、俺は異変に気づいた。肩に、髪がかかってる。服も、さっきまで着てたのとは別物…というより女物だ。そして、一番の変化は…
(な、何だよこれ!?)
胸が、隆起してる。…いや、違う。膨らんでるんだ。まるで、女みたいに。
手も、同じように細い。毛も生えてなくて、肌も白い。
「…さーて、じゃあ誰から始める?」
メンバーの1人が俺に話しかけてきた。…まさか、そんな。
「ま、まってくれ!!俺だよ!!」
想像を振り払うように、叫ぶ。こいつらに犯されるなんて冗談じゃない!!
「…はあ?俺って誰だよ?」
「だから…俺は…!?」
そこで、言葉が止まった。…名前が、出てこない。何で?どうして!?
こいつらがいつものメンバーだとか、今までどんな女を犯してきたか、明白に覚えてるのに名前だけが浮かばない。
「…あ。悪い高次。
缶コーヒー買ってきてくんねー?」
…高次?そうだ、俺の名前は…っ!!
「…………っ!!?」
声が、出ない。何で…どうして。
…どうしてそこに俺が居るんだ?

※此処で一端切ります。
706名無しさん@ピンキー:04/10/21 00:12:52 ID:ubpQyMGH
期待してます
707名無しさん@ピンキー:04/10/21 00:49:50 ID:DcdLJXR+
激しく期待(´-`)
708名無しさん@ピンキー:04/10/21 02:25:52 ID:9vbrLXbL
なんか楽しみ
709名無しさん@ピンキー:04/10/21 13:54:40 ID:/y7vhjIf
>>684
「ここを見限って自分の板に来てくれた歓迎すべき人」というストーリーを作りたいようだけど。
残念ながらはっきり明言してるよ。
「自分のプロバが2ちゃんで永久アク禁されたので投稿場所に困っている」と。
頼むから都合のいい解釈はやめてよ。誰だか知らないけど。
710名無しさん@ピンキー:04/10/21 15:06:34 ID:wW8xi1UF
☆もいいかげんKINOに粘着するのやめろよw
ROMになっちまったじゃねえかあいつw
711名無しさん@ピンキー:04/10/21 16:13:53 ID:PjhPzcXb
実験してみよう。

公民館の某スレには、☆がSSを投下した直後大量の感想(少なくて3件、多くて10件近く)が来る。
そしてある一定の期間を過ぎるとぱったり途絶える。
しかし太夜叉が投下した後は1件(固定ファン?)。
そして乳無しが投下した直後、まともな感想レスは来ない。
これはどういうことだろう?

と書き込んだら、多分今回か次に乳無しが投下した直後に
カモフラージュするがごとく10件ほどの感想が来るからお楽しみに。
712強制女性化小説:04/10/21 17:02:03 ID:EaQs0Bog
「博士、ここなんですね!」
「その通りじゃ、ここが噂の強制女性化スレなのである」
「気をつけないと、すぐ女性にされちゃいますねっ」
「うむ、油断大敵…………ってその声は!?」
「え………アレーッ!?僕女になっちゃった」
「性欲爆発!」
「きゃーっ」



(中略)



「いやっ、大根なんていや〜〜〜っ」
「くっくっくっ……………口ではそう言っても、下のお口は正直ですよ博士………」



713名無しさん@ピンキー:04/10/21 18:51:15 ID:oVJhtfE9
>>702
☆さん、(*^ー゚)b<GJ!!
ついに帰ってきてくれたんですね!待ってましたよ。
714702:04/10/21 19:07:18 ID:kMekAq8B
>>713
残念ながら☆さんじゃないですよ?
いや、本当に。
715名無しさん@ピンキー:04/10/21 19:59:27 ID:NXbJ5wZ3
はっきり書くけど、☆には絶対にこないでほしい。
あいつは全TSスレの諸悪の根源だ。
昨夜はふにゅも荒らされていたし。
自作自演までして、他の作家を駆逐していくなんて極悪人だよ。
716名無しさん@ピンキー:04/10/21 20:14:13 ID:FFUbwt0z
>>715
まず、非強制が出来て少し経ってから☆が来たんだよな。荒れ出したのはそれからだ。
今ではこんな風に見る影もないほど…
717名無しさん@ピンキー:04/10/21 21:53:29 ID:IKi4jlJg
TSスレ全部もうだめぽだな。
これがすべて某(ry
718名無しさん@ピンキー:04/10/21 22:14:39 ID:Vig/k8J2
ネタ作ってるけど
SS仕上げる前に確認

本人の望まない強制的なTS
その後の展開で 調教・陵辱・SM・孕み 
痛々しい展開はこのスレ的にはok ?
引くからやめたほうがいい?
719名無しさん@ピンキー:04/10/21 22:20:13 ID:KG+ywJgx
俺的には全然OK。楽しみにしてるよ。
720名無しさん@ピンキー:04/10/21 22:20:47 ID:Q6BJbFjM
>718
そういうネタこそこのスレの本質です
721名無しさん@ピンキー:04/10/21 22:50:37 ID:RIdLliMo
>718
俺は正直苦手。
けど、そういうのが好きな人もいるのでどんどん投下しる。
苦手な奴はスルーすりゃいいだけだ。
722名無しさん@ピンキー:04/10/21 23:09:46 ID:6ESoL+8s
>>718
スレが荒れてもいいなら投下してみ。
723名無しさん@ピンキー:04/10/21 23:24:40 ID:XM54NxiJ
なぜスレが荒れるんだ?
ここは強制スレ、SM・強姦GJだ!
合わないならスルー白!
ヘタれ恋愛系など、お呼びじゃない。

がんがって投下してくれ!>718
724名無しさん@ピンキー:04/10/21 23:28:17 ID:VZnQMx+v
なにしとんじゃ〜!
725名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:13:59 ID:kOl4grZO
クソスレ
726名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:20:20 ID:Q/ZX5zNq
>718
正直読みたい たのむ でなければ おれは・・・・も・・・・う・・・・・ぐはぁ
727名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:36:20 ID:9e1OapCQ
>718
正直そういうほうが好みです。
応援してますので頑張って投稿して下さい、いやまじでヽ(`Д´)ノ
728鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/22 00:37:28 ID:ff02ZBeI
流れも読ますに失礼します

>>275の続きです
729CASE.01 ◆PETORIs7YU :04/10/22 00:38:43 ID:ff02ZBeI
窓から射す朝日が早く起きろと俺の顔に降り注ぐ、朝が来たと認識した頭が急速に覚醒し
ていく。
耳元でやかましく鳴り続ける目覚し時計を叩くように止め、ベッドから這い出して洗面台へ
と向かう。
バシャバシャとつめたい水で顔を洗い身支度を済ますと俺は独り暮らし故の簡単な朝食を
済まし会社へと向かった。
以前の俺は朝が苦手だった。母親にすがる子供のように布団にしがみつき時計の針にいつ
も急かされる。そんな俺を変えたのは彼女……杉田恵の存在だった。
3月、人事課から渡された書類を見たとき熱い何かが沸き起こり、4月に彼女を見たとき俺は
……恋に落ちた。
730CASE.01 ◆PETORIs7YU :04/10/22 00:39:46 ID:ff02ZBeI

季節は秋から冬へと移ろい、遠くの山々も白い衣を纏いはじめていた。
「もうすぐ1年か……」
俺は遠くの山々を見つめながら1年前に失った部下であり親友でも会った男……鈴木恵一
の事を思い出していた。
恵一とは大学からの付き合いだったが何でも腹を割って話せる数少ない親友だった。卒業
後もその関係は続き3年前今度は上司、部下の関係となり、恵一が俺を呼ぶ呼び方も"直
人"から"先輩"へと変わったが公私共に変わらぬ友情を保ってきた。
恵一が後輩の理恵と結婚することになった時、俺は自分のことのように喜び彼らを祝福した。
だがその喜びもすぐに悲しみに変わった。
婚前旅行へと出かけた彼らを交通事故という不幸が襲った。幸い理恵には大きな怪我は無
かったが恵一の命の炎はそこで燃え尽きた。
遺体の損傷が激しかったのか葬式でも彼の亡骸は見ることが出来ず、後に残ったのはかけ
がえの無い友を失った虚しさだけだった。

だが……冬が去り春を迎え俺も理恵も明るい表情を取り戻した。それはきっと杉田恵……彼
女に出会ったから……
「すまないな恵一……」
なぜだか恵一に申し訳ない気分になり、今はもういない親友に許しを乞う、だがその瞬間も彼
女のことしか考えていない自分が俺は少し嫌になった。

731名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:39:53 ID:B4UmyPC/
☆様の作品以外は全て駄作です。投下しないで下さい。
732CASE.01 ◆PETORIs7YU :04/10/22 00:40:45 ID:ff02ZBeI
同時刻……杉田家
PiPiPiPiPi……
けたたましい電子音が僕を眠りの世界から現実へと引き戻した。
「ふぁ〜〜あ、いい夢だったのに……」
今でも1年前、まだ男だった頃の夢をよく見る。あのまま暮らしていたらごく普通の当た
り前の生活を送っていただろう、だけど今ではそれを信じていた自分が信じられなくなっ
てしまった。
「おーい恵、遅刻するぞー」
1階のキッチンから杉田さんの声がする。僕を"杉田恵"として蘇らせた張本人、始めは
怨んだけど今では感謝している。それにこの人のあまりに純粋な父親としての想いを知っ
てしまった今、彼を責める気にはなれなくなり僕は"杉田恵"を演じることを決めた。
もっとも………いまだ照れくささが消えることは無く"お父さん"とは呼べずにはいたが……
洗面台で寝癖がついた髪を直し身支度を整えると目の前の鏡には魅力的な少女の姿が
あった。自惚れでは無いがもし他人として出会っていたのならばその姿に目を奪われて
いたに違いない。しかし、自分の動きそのままに動く彼女は紛れも無く自分自身だった。
1階のキッチンに降りるとテーブルには既に朝食が並べられていた。
733CASE.01 ◆PETORIs7YU :04/10/22 00:41:49 ID:ff02ZBeI
「おはよう、恵」
「おはようございます」
今だ他人行儀な挨拶しかできない自分を嫌な顔一つせず大事に扱ってくる杉田さん。それ
に何一つ応えることができない自分が少し嫌になる。目の前でお味噌汁が美味しそうな湯
気を立てるが箸が進まなかった。
「ん?どうした?早く食べないと遅刻するぞ」
「ん・・・ごめんなさい、ちょっと考え事」
「何か困った事があったらなんでも言ってくれ。君をこんなにしたのは私のせいなんだから」
「そんなこと無いよ……杉田さんには感謝してる、ただ……何にも恩返しできない自分が悔
しくて」
そんな僕の言葉に杉田さんはお茶を一口飲み、優しげな表情で答えてくれた。
「恩返しなら既にしているよ。君が娘の姿で生き続けることが私にとって一番の恩返しなんだ。」
「でも・・・」
「じゃあ、とりあえず1つだけ、お願いしようかな。朝食を食べて早く仕事に行ってくれ。"娘"が
会社を遅刻するのを親として見過ごせないからな。」
そう言って僕の頭を撫でる杉田さんの手は大きく、そして暖かかった。
734CASE.01 ◆PETORIs7YU :04/10/22 00:43:05 ID:ff02ZBeI

朝食を終え車に乗り込み会社へと向かう。1本、また1本と電柱が車窓を流れていく、そ
れを見るたびに会社に……理恵の元へと近づく気がして毎日この道を通るたびに嬉しく
なった。
だが、車を降り社屋のロビーに向かった僕を待っていたのは理恵ではなく別の人物……
松崎高志だった。
「杉田さんおはよー」
「あっ・・・おっ、おはようございます。」
僕は正直この男が苦手だ、この男と初めて会ったのは入社式の時だった。その時はボロ
を出さないよう理由をつけて男を避けた。
その後、ボロを出さないように恵ちゃんの部屋でこの男について調べたが恵ちゃんの日記
にもアルバムにも男の姿は無かった。唯一あったのは高校の入学式の写真の隅、友人と
微笑み会う恵ちゃんを見つめる男の姿だけだった。
それ以来事あるごとにこの男は僕に話しかけ気を引こうとしてきた。だが慣れない身体、ば
れてはいけないという余裕のない生活、ましてや女としてキャリアの浅い僕には男の誘いを
適切に断る余裕は無く、今までずるずると適当な理由で逃げ続けていた。

「元気ないねー恵ちゃん大丈夫?」
不自然な返事を返したボクを調子が悪いと思ったのか松崎は僕の額に手を伸ばそうとした。
だが、僕はその手を……振り払った。
別に意識して払ったわけではない、ただ無意識に男の手を払っていた。
「あっ……ごめんなさい……大丈夫だから心配しないで」
それだけ言うと逃げるようにその場を後にした。
だがその行動が僕自身の未来に影を落とすとはこのときは思いもよらなかった。
・・・・ To be continued
735鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/22 00:43:56 ID:ff02ZBeI
とりあえずここまで
続きは近日中に
736名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:45:19 ID:WJ9PP/3v
知人801乙。
737名無しさん@ピンキー:04/10/22 01:04:08 ID:OYRAmfrQ
>>735
  鶏 ◆PETORIs7YU さん乙


 やばい。荒れてきたぞ。
 藻前等、非強制の二の舞にする気か?あ?


 あのさぁ投下作品に感想を書こうや。これでは職人さん達が
 投下しにくいと思うけど。
738名無しさん@ピンキー:04/10/22 01:07:58 ID:OYRAmfrQ
やばい・やばい。

>>73
☆はどうでもいい。作品の書けないあふぉは帰れ!

しかし・・・どうにかならにかねぇ。作品の投下ができないじゃないか。


739名無しさん@ピンキー:04/10/22 01:11:35 ID:hbvLMexY
おつ
740名無しさん@ピンキー:04/10/22 01:16:58 ID:hbvLMexY
かれ
741名無しさん@ピンキー:04/10/22 01:20:33 ID:6Nfi0TMu
>>702氏に鶏氏乙。
投下しにくい雰囲気ではありますが、雑音に気にせず頑張って投下を続けていって下さい。楽しみにしてる人間は沢山いると思いますので。

>>738
どうもふにゅの馬鹿共が流れてきてるようだな。適当に職人や信者のフリして自作自演をし、ブチ切れた住人の手によってスレが自己崩壊するのを狙ってんだろうな。
742名無しさん@ピンキー :04/10/22 01:21:52 ID:T8FY6u7u
>>738
アンカーミスまでしちゃって(プ
鶏 必 死 だ な
743名無しさん@ピンキー:04/10/22 01:29:29 ID:wWB0tQgi
>>742
本人にいえば?
これ本人だろ

http://off3.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1094278813/
744ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/22 01:51:08 ID:T8Kl/FKT
>>702
 高次がどうなったのか。いや、どうなるのか激しく気に
なります。マイペースで頑張ってくださいな。

>>鶏様
 新展開来ましたね。なにがどうなってしまうのか期待し
ますよー(・∀・)


 さて、俺もこちらにSS投下しようかなーと考えてたので
すが俺が下手にSS出すとまた荒れそう・・・。って言うか
コテで発言しただけで荒れそうで恐い。
745名無しさん@ピンキー:04/10/22 04:34:47 ID:3X8y/DSk
>744
>  さて、俺もこちらにSS投下しようかなーと考えてたので
> すが俺が下手にSS出すとまた荒れそう・・・。って言うか
> コテで発言しただけで荒れそうで恐い。

>741が言うように
>適当に職人や信者のフリして自作自演をし
>ブチ切れた住人の手によってスレが自己崩壊するのを狙ってんだろうな。

これが狙いなんだろうから気にするな。
746名無しさん@ピンキー:04/10/22 04:36:11 ID:3X8y/DSk
あーっと書き忘れてた
>735、激しくGJ!
747名無しさん@ピンキー:04/10/22 07:28:50 ID:Qmp3A1Fn
前と同じで暴れてるの一人だけだろ。
ホルモン剤の分量ミスで頭おかしくなってる子なんだからそっとしておこう。

>鶏
乙!
視点変更ですか。。
748名無しさん@ピンキー:04/10/22 11:46:53 ID:B4UmyPC/
>>747
そうですね。
☆様は出来る限り努力してくださったのに、未だにKINOがTS関連スレ全てを荒らしている。
皆で協力して、少しでも早く追い出しましょう。
749名無しさん@ピンキー:04/10/22 16:20:39 ID:c8XuImKn
>>662
めげないでね。
>>702
続きお願いします。
>>712
 もう少し詳しく
>>729
  鶏 さん乙

やたらスレ伸びてるのでSSの大量投下かなと思ったけど
(´・ω・`)

 
750名無しさん@ピンキー:04/10/22 16:52:40 ID:L1Ran7EJ

真由美と恭介

真由美は恭介のペニスをジュバジュバ吸っていた。
「おお、真由美いいぞ」
恭介は真由美の口に思いっきり発射した。
ドピュピューピュッピュッドピュー。
一時間も射精は続いた。
真由美の腹は妊婦のように膨れてしまった。
「恭ちゃんのザーメン美味しい、でももうお腹いっぱい」

ザ・エンド


好評であれば新作も書きたいと思います
751名無しさん@ピンキー:04/10/22 17:08:39 ID:9XRCqSVd
>>750
ん。
とりあえず、ジ・エンドね。
752ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/22 17:12:12 ID:qUr/tZyD
 どうも皆様こんにちはほんだしです。

 昨日(今日?)言ってた強制用のSSが書きあがりました。
初の強制SSなので実験的にねちっこい描写が多いかもし
れません。陵辱です。イェアッ。

 それではドゾー


    『倒錯の館』 〜ファイル1:神谷 楓〜
753倒錯の館 ◆uYPVV9XEko :04/10/22 17:13:35 ID:qUr/tZyD
                  〜プロローグ〜

 雨。三日前から降り続いている。その音を消すようにオーディオから流れ
るクラシックの音量を上げる。スピーカーから緩やかで、それでいてときに
激しいリズムが流れ心地よく身体に響き部屋を満たす。
 雨は嫌いだ。鼓膜を犯す単調なノイズが俺の精神を蝕み掻き乱す。俺は息
を深く吐き出すと皮張りのリクライニングチェアに身体を預ける。目を閉じ
ると同時にクラシック音楽が最高潮に達する。
「鷹都様」
 ノックの音。澄んだ低い声が俺の名前を呼ぶ。ゆっくりと目を開けるとオ
ーディオのボリュームを下げる。
「入れ」
「失礼致します」
 僅かな音もさせず部屋のドアが開きスーツに身を包んだ若い男が入ってく
る。
「おくつろぎのところ申し訳ありません」
「かまわん。それよりも何の用だ」
 俺の名前は霧原鷹都(きりはらたかと)。霧原財閥の若き社長、と言うや
つだ。肩書きだけの・・・な。そして今入って来た男は神楽麟(かぐらりん)。
幼い頃からずっと俺の側に居たもっとも信頼する俺の分身とも言える部下。
754倒錯の館 ◆uYPVV9XEko :04/10/22 17:14:46 ID:qUr/tZyD
「鷹都様。例の物が完成した、と報告が入りました」
「そうか・・・できたのか」
 クックックッと喉を鳴らし笑いが漏れる。開発に着手させてから早4年。
莫大な予算を費やしたがついに完成したか。
「鷹都様・・・本当に、実行されるのですか」
「なんだ、恐ろしくなったか。無理に従えとは言わない。別の人間なら他に
幾らでも居る。お前までこちら側にくる必要はない」
「いえ、私は鷹都様とならば地獄に落ちようともかまいません」
「それでいい」
 また一つクッと小さく笑う。
「それで、場所の方は」
「はい。廃村の古い屋敷を買い取りました。ただ今急作業で中身を改装させ
ています」
「さすがだ、仕事が早い。根回しは山口にやらせておけ」
「かしこまりました」
 山口は俺の代りに会社を実質的に切り盛りしている俺の部下だ。若造の俺
が社長として表に出るより強面のやつの方が何かと都合がいい。
「それだけか?ならもう下がれ」
「はい」
 再び、ドアが音も無く開かれ麟が部屋から出て行く。
「ふっ・・・くくっ・・・・・・ふはははははははは」
 狂ったように笑う。その笑い声と、雨音を消すようにオーディオのボリュ
ームを最大にした。
755倒錯の館 ◆uYPVV9XEko :04/10/22 17:17:08 ID:qUr/tZyD
                    ―1―

 学生、フリーター、社会人、様々な男達の経歴が載ったファイルをぱらぱ
らとめくる。廃村の屋敷の一室。その村の雰囲気と全くそぐわない西洋式の
外見。バブル絶頂期にどこかのバカが建てたのだろう。バブル崩壊と共に打
ち捨てられ村と一緒にその存在を忘れ去られた朽ち果てた洋館。外側だけを
そのままに中身だけを最新の物に変えさせた。
「鷹都様」
「ああ、こいつを攫え」
 一枚のファイルを麟に渡す。
「・・・はい、了解しました」
 麟は一度傅くと静に部屋を後にした。
「せっかく手に入れた力だ。存分に楽しませてもらおうか」
 自然と顔が歪む。記念すべき最初の犠牲者だ。まるでクリスマスのプレゼ
ントを待つ子どものように俺の心はその時を待ち焦がれていた。

「成功です」
「そうか、すぐに連れてこい」
 あれから1週間、麟の報告を受けた俺は邪悪な悦びが溢れ出てくるのを感
じた。永く待った。もう普通の女じゃ物足りない。早く。いや、焦らずじっ
くりと楽しむ事にしよう。
「鷹都様」
「入れ」
「離せ!ちくしょう!」
 麟と共に一人の男物の学生服を着た少女が入ってくる。両腕を麟に後で押さ
え付けられ酷い悪態をつきながら麟と俺を交互に睨み付けている。
756倒錯の館 ◆uYPVV9XEko :04/10/22 17:18:24 ID:qUr/tZyD
「くそっ!離しやがれ!」
「ふんっ、さすがに威勢が良いな。麟、離してやれ」
「はい」
 麟が手を離した瞬間、少女は俺に殴りかかってくる。その俺に突き出され
た拳を掴むと後に捻り上げる。
「うぁっ!くそっ・・・!」
「麟、下がれ」
「ですが・・・はい」
 何か言いたそうな麟を一睨みする。麟は静に傅くと部屋を後にした。
「てめえがあいつ等のボスだな。俺をこんな身体にしてどうするつもりだ!」
「はっ、男と女が部屋で二人きりと言えばする事は決まっているだろう」
 冷たくそう言い放つと少女はビクっと身体を竦め顔に恐怖が浮かぶ。
「は、離せっ!この変態野郎!」
「そうがなるな」
 そう、この少女は元々は少年だ。俺が作らせた新技術で身体を女に変えら
れ今俺の目の前に居る。何故こんな事をするのか?女なんて金を出せばいく
らでも抱ける。金を出せば女はどんな事にだって従う。俺はそれに飽きた。
ならば最初から女を攫ってくればいいのだが、それだけじゃつまらない。男
の心を持った女を墜ちる所まで墜とし俺の好きなように作り変える。こんな
に楽しい事はない。
「ふっ、ふはははは」
「な、何笑ってやがる!―うぁっ」
 じたばたと暴れる少女の腕をさらに捻り上げる。俺は空いている片手で少
女の制服のボタンに指を引っ掛けると力任せに下まで引き下げる。ブチブチ
とボタンが千切れ飛ぶ。
「何しやがる!やめろぉ!」
 学生服とシャツの間から大きめの乳房が覗く。1週間前に攫ってきて性転
換が終了するまでこの服しか与えていない。その方が楽しそうなのだが我な
がらたいした趣味だ。少女が酷く暴れる。今の自分の身体を見られるのが嫌
なのだろう。これ以上暴れられると少々面倒だ。俺は部屋に飾ってあった骨
董品のナイフを手に取ると少女の首筋に突き付ける。
757倒錯の館 ◆uYPVV9XEko :04/10/22 17:19:36 ID:qUr/tZyD
「大人しくしろ。大人しくしないと手が滑ってお前の喉を掻っ切ってしまう
かもしれないぞ?」
「ひっ」
 ひんやりとしたナイフの感触に少女が身を固くする。その隙に引き出しか
ら手錠と猿轡を取り出すと両手を後で止め猿轡を口に噛ませる。
「んー!んー!」
「いい格好だな」
 少女をベットに転がすと制服とシャツをナイフで切り裂きズボンとトラン
クスを脱がす。切り裂いたシャツの切れ端で両の足を縛る。身体を隠す物が
無くなった所で少女は大人しくなり瞳が不安に揺れる。
「さてと・・・」
「んん!?んー!んんー!」
 引き出しから一本の注射器を取り出す。その注射器を目にした途端少女の
顔が恐怖に引き攣る。
「安心しろ。殺しはしない」
「んー!」
 身体をくねらせ逃れようとする少女に馬乗りになり腕に注射器を刺す。
「暴れるな。針が折れるぞ」
「んん・・・」
 少女の瞳に大粒の涙が浮かぶ。これだ、この感覚だ。ここからこいつがど
う変わるかを想像するとたまらない。
 クッと注射器の中身を押し込む。中身は強力な媚薬だ。元々の自分の身体
と全く違う今の自分の身体。その身体で強制的に与えられる刺激にどこまで
耐えられるか・・・。
「ククッ・・・」
758倒錯の館 ◆uYPVV9XEko :04/10/22 17:22:01 ID:qUr/tZyD
 少女から離れベットの側に椅子を移動させ腰を下ろす。改めて観察してみ
ると少女から女へ変わりかけた顔、大き過ぎず小さ過ぎず形の良い乳房。引
き締まった肉体。どうやらこの性転換は元の肉体が大きく影響するようだ。
それにしても完璧に女の身体になっている。巨額の資金を投資しただけの事
はある。
 俺は少女から目を離すと机の上のファイルを取り改めて目を通す。
「神谷楓、17歳か。陸上部のエース。成績優秀でクラスでは委員長だった
のか。学校のリーダー格でさぞ気分が良かっただろう?」
 にやにやと笑いながらファイルの中身を口にする。楓は涙を流しながら身
体を小さく震わせている。ふん、これだけの恐怖でこれか。脆いものだ。
「彼女も居たのか。セックスは16歳の時。よかったな、女になる前に童貞
を捨てれて」
「んん・・・」
 楓は目を閉じるとさらに涙を流した。さて、即効性のはずだがそろそろ効
いてくるかな。
「親は病院の院長。ははっ、絵に描いたようなエリートだな。おっと、勘違
いするなよ。別に金が欲しくてお前を誘拐したわけじゃないからな」
 どうやら媚薬が効いてきたようだ。何かに耐えるように眉を寄せ身体には
大粒の汗が大量に浮かんでいる。肌も赤く火照ってきているようだ。椅子か
ら立ち上がると猿轡を外してやる。
「んはっ!俺の身体に・・・何・・・・・・しやがった」
「教えてやる必要はない」
 ニヤリと口元が歪む。さて、楓から求めてくるまでじっくり待つとしよう。
「くっ・・・はっ・・・身体が・・・熱い・・・・・・」
 楓がベットの上でもじもじと身体をくねらせる。俺はタバコに火をつける
と白い煙をくゆらせた。
「さて、頑張って楽しませてくれよ」
759倒錯の館 ◆uYPVV9XEko :04/10/22 17:23:13 ID:qUr/tZyD
                   ―2―

「あくっ・・・は・・・ぁ・・・くそっ・・・うぅ」
 あれから十数分。3本目のタバコを揉み消す。楓は息が荒くはなっている
が中々耐えているようだ。そうでなくては面白くない。
「ククッ・・・どうしようもなくなったら遠慮せずに言え。その苦しみから
解放してやる」
「だれ・・・が・・・あぅっ」
「せいぜい頑張れ。耐え抜けたら元の身体に戻してやる」
「ほんと・・・・・・だな・・・うあぁっ」
「ああ、約束してやる」
 耐えれれば、な。口元が自然ににやける。その心が絶望に打ちひしがれ壊
れた時の事を想像するとそれだけで達しそうになる。楓に打った媚薬は即効
性だが持続性が高く時間が経つに連れてその効果が強くなる。
 本番は・・・これからだ。
760倒錯の館 ◆uYPVV9XEko :04/10/22 17:24:26 ID:qUr/tZyD



 さらに十数分、どうやらそろそろ限界が近いようだ。縛られた手足を窮屈そ
うに丸めて声を殺しているようだが身体は正直だ。汗とは違う体液が股間か
ら流れてきている。
「はぁ・・・はぁ・・・くそっ、身体が・・・・・・うあぁ・・・」
「どうした?もう諦めるのか?」
 ニヤニヤと笑いながら楓を見下ろす。見ているだけと言うのも飽きたな。
少し後押ししてやるか。椅子から腰を上げると楓に近づきヒクヒクと物欲し
そうに震えている秘唇にゆっくりと指を伸ばす。
「ひあっ!?さ、さわるなっ・・・やめろぉ!」
「なに、少し楽にしてやろうと言うだけだ」
 太股の方へトロトロと流れている体液を指で掬い取る。暴れないように片
手で押さえ付けながらそれを指に絡めるとゆっくりと沈み込ませる。
「あぐっ・・・やめ・・・うああぁぁ!」
 中指一本だけでも相当キツイ。入り込んできた異物をギュウギュウと圧迫
して押し出そうとする。それに構わず指を突き入れ蠢かす。
「ひっ・・・あぁっ・・・ぬいて・・・くあぁぁっ!」
 わざとグチュグチュとイヤらしい音が聞こえるように掻き混ぜる。押さえ
付けられた身体を無理に動かす楓を無視してさらに激しく指を動かす。
「あっ、あぁっ!も・・・やめ・・・」
「そうか」
 指を引き抜くと楓の身体から手を離す。別に楓の願いを聞き入れてやった
訳じゃない。
761倒錯の館 ◆uYPVV9XEko :04/10/22 17:25:37 ID:qUr/tZyD
「はっ・・・はっ・・・」
「少しは楽になったか?」
 意地悪くそう言うと楓の体液で濡れそぼった指を無理やり楓の口に押し込
む。楓は素直にそれを舐めとっていく。
「んぐっ・・・ちゅっ・・・ずずっ」
「それでいい」
「はっ・・・はぁっ・・・か、身体が・・・」
 楓の様子が変わる。一番敏感な部分を弄るだけ弄ってイカせなかったんだ。
当然と言えば当然か。焦点の合わない目で激しく身体をくねらせている。今
手を自由にしたらオナニーでも始めそうな勢いだ。
「あっ・・・かはっ!・・・た、たすけて・・・」
「どう助けて欲しいんだ?自分の口で言ってみろ」
 一歩離れた場所から楓を見下ろす。ぱくぱくと陸に上げられた魚のように
口を動かし涙や涎を垂れ流している。限界だな。
「あぁっ!お、おねがい・・・たすけて・・・おかしくなる・・うあぁっ!」
 壊れたか。
「はっ、ははっ、くはははははははは!最高の気分だ!!」
 足の戒めだけを解いてやる。手錠と取って自慰でイカせるのも面白そうだ
がそれはまた後だ。楓の股の間に身体をねじ込むと限界までそそり立ったペ
ニスを取り出し秘唇に当てがう。
「はやくっ・・・あぁっ!なんとかして・・・うぁぁっ!」
「お前は最高だ楓。ご褒美をやろう」
 ズッと勢いをつけて腰を一気に奥まで押し込む。
762倒錯の館 ◆uYPVV9XEko :04/10/22 17:26:50 ID:qUr/tZyD
「ひぐっ!?うあああああぁぁぁ!!」
 楓が大きく背を仰け反らせ絶叫する。結合部を見てみると血が流れている。
どうやら処女膜まで出来ていたらしい。だがそんな事を気遣ってやる必要も
ない。そのままガツンガツンと激しく腰を叩き付ける。
「あっ!うあぁっ!いた・・あぁ!いたい・・・いたい・・・ひあぁっ!!」
 ぐりぐりと膣内を抉るように腰をくねらせ擦り付ける。処女膜があったで
あろう場所をカリ首の太い部分が通り過ぎる度に楓の身体がビクンビクンと
跳ねる。
「痛い・・・・・・痛い・・・やめ、て・・・おねが・・・あああぁぁっ!」
「助けてくれと言ったのはお前だろう?」
 楓はうわ言のように呟き、それでさえ苦痛なのかきつく唇をかんで激しく
頭を振る。きつく閉じた目尻から幾筋も涙が頬へと伝い落ちていく。
 俺は呼吸を整えながら、改めて楓と繋がった場所へ目をやった。紅色の秘
唇は俺の黒ずんだ肉棒に限界まで押し広げられている。対照的に健康的に日
に焼けた太股をつうっと赤い体液が流れて行く。普通の血液より色が薄く見
えるのは、たっぷりと濡れそぼっていた楓の体液に薄まっているからなのか
もしれない。
 太股をのろのろと流れて行く破瓜の証しに、俺は楓の内部でペニスの容積
が増していくのを感じた。俺は息を一つ深くつくと再び、ゆっくりと抽挿運
動を再開した。
763倒錯の館 ◆uYPVV9XEko :04/10/22 17:28:01 ID:qUr/tZyD
「あぐ・・・・・・つ・・・。や、あ・・・・・・く」
 楓が濁った声を上げて、苦しげに頭を振る。やけに鮮やかなピンク色の舌
の先が唇からはみ出て、それだけが別の生物のようにふるふると揺れていた。
 しばらくして、間断く押し寄せてくる射精感の高まりに俺の方が耐えられ
る限界を越えた。俺は決して早漏と言う訳ではないのだが、楓のしまりがあ
まりにも良過ぎる。
 改めてしっかりと楓の腰を固定し、俺は最後の頂点を目差して激しく腰を
動かし始めた。
「あぐ・・・い、あ・・・・・・ああああああ・・・っ!」
 激しく喘ぎながら楓は狂ったように上体をばたつかせる。はじめから狭い
膣がすぼみあがり、痙攣し、そしてそれ自体に意思があるかのように俺のモ
ノを擦り上げていく。
 たまらなくなって俺は思いきり腰を突き込んだ。先端が固く、そして弾力
のあるなにかに突き当たる。
「ひ・・・やあああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・っっ!!!」
 楓が絶叫を放ち、俺は先端を楓の子宮に叩き付けるようにして勢い良くス
ペルマを噴出させた。二度、三度と精液の固まりが前立腺を痙攣させながら
吐き出されていく。背筋から全身に痺れるような開放感が広がっていき、俺
は楓の上で長い満足のため息をついた。
764倒錯の館 ◆uYPVV9XEko :04/10/22 17:29:42 ID:qUr/tZyD
                   ―3―

『じゅっ・・・じゅぷっ・・・んん』
 洋館に作られた俺の部屋。麟が用意したファイルをパラパラとめくる。
「鷹都様」
「入れ」
 麟が音も無くドアを開け入ってくる。俺は股間に顔を埋め、一身に俺のモ
ノをしゃぶっていた楓の髪を掴み引き剥がす。
「こいつを地下室へ連れていけ。それと近日中にもう一人攫わせる。準備さ
せておけ」
「はい」
 瞳から光りを失い、糸の切れた人形のように変わり果てた楓を麟が連れて
いく。あれから1週間、俺は楓を弄び壊し尽くした。だが俺の心はまだ満た
されない。まだ足りない。まだまだこれからだ。
「次は・・・・・・」


                                 ―To be Continued―
765ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/22 17:31:47 ID:qUr/tZyD
 長くなっちゃいましたーねすみません(´・ω・`)
それにしても陵辱物って書くの難しいですね。歯が浮きそうですよ。

 続き考えてますが暫くエネルギーチャージさせてくださいませ。
それでは皆様またー
766名無しさん@ピンキー:04/10/22 18:43:50 ID:0KPTO5UC
>>765
糞コテ駄作乙。
ここはお前のHPじゃねえんだ。
帰れ。
767名無しさん@ピンキー:04/10/22 19:30:13 ID:zLrxurkC
>>750
(・∀・)イイ!
何回もヌイたよ
新作きぼんぬです
768名無しさん@ピンキー:04/10/22 21:05:09 ID:K9rRrGmj
765モツ
オーソドックスに来ましたね
769名無しさん@ピンキー:04/10/22 21:32:48 ID:JEg7PQhY
変身の過程が書かれてないのは残念ですが、
無難にまとまってて良かったです。
770702:04/10/22 21:34:17 ID:XhImAlr1
>>702の続きから書きます。
…携帯からだと字数制限、改行制限があってやりづらいですねorz

天罰/覿面2

「…はあ?しょうがねえなあ…俺が来る前に始めんじゃねえぞ?」
…そんな、馬鹿な。何で俺がそこにいるんだよ!?
そして何より驚いたのは、この会話に聞き覚えがあったこと。…まさしく、俺がさっき話してた内容じゃねぇか…!!
そうこう考えてる内に、[俺]がぶつぶつ文句を言いながら出ていった。
「…!!ま、待てっ…グゥッ!?」
[俺]の後を追いかけようとしたら、後ろから髪の毛を掴まれた。首が反って、息が詰まる。

「おいおい…何処に行こうってんだよ?」
「アンタの相手は俺達がしてヤるってのにさぁ?」

そのまま、ぼすん!とベッドに放り投げられる。抵抗しようとしたのに、力が入らない。…否、力が無くなってる。

ここで、ようやく気が付いた。部屋の鏡に映った自分を見る。

「……え?」

そこに映っていたのは、神楽高次[自分]ではなく、それどころか男ですらない…そう、数分前に、事故の前に連れ込んできた女、その物だった。

「…そ…そんな、嘘だろ…!?」

鏡に映った今の自分を見て、俺は混乱した。だって、有り得ない。こんな、非現実的どころか漫画にだって無いような事なんて、有り得るはずがない…!!
そう心の中で否定するが、次の瞬間一気に現実に引き戻された。脳髄に、電流が走ったような感覚が体を支配する。
「ひあっ!?」
「ああ、良かった。コイツ、パッド入れてねえや」
「あはは!ああいうのっていざって時に萎えるからなぁ、本当!!」
そう言いながら、今の俺…獲物の胸を鷲掴みにしてくるかつての仲間。当然、愛撫なんて良いもんじゃなく、ただ握っただけだ。
…でも、それにすら俺の身体は敏感に反応した。頭の中に、少しずつ白い靄が浸食してくる。
771702:04/10/22 22:08:01 ID:XhImAlr1
「…おい、まだ高次が来てねえだろうが」
「大丈夫だって。本番さえ最初にゆずりゃあ高次も納得すんだろ?」
そう言いながら、また胸を強く揉んできた。
「ひぃっ!?」
声を我慢しようとしたのに、口の横から情けない声が出てしまう。…畜生…っ!!何だってこんなに感度良いんだよこの女!!?
「…あれー?ひょっとして感じちゃった?へぇー、感度良いんだな」
仲間の1人が、俺が喘ぎ声を上げてることに気付いて、今度は今までみたいに鷲掴みにするのではなく、手慣れた手つきで"愛撫"してきた。
「んッ!?あうっ、ひやあっ!!?」
手が動く毎に、頭にかかった靄が、どんどん大きくなっていく。だんだん、喘ぎ声を抑えることも出来なくなってきた。
「ははははっ!凄いぜこの女、胸だけでイっちまうんじゃねえの!?」
「とんだ淫乱だなコイツ!」
(畜生、畜生っ!!何で、俺が…こんな目に…っ!?)

「ほれ、搾乳だ搾乳!!」
「ひ、ああああああっ!!」

仲間の1人が私の胸をまるで牛の乳でも搾るかのように、握りつぶしてきた。本来なら痛いはずのその行為ですら、この身体は快感として受け止めてしまう。

ちょろろろ…

下腹部から、何かがこぼれ落ちるような感覚と共に、意識が真っ白になった。

「…あ…あああ…!!」

「…あっははははは!!すげえ、この女胸でイったあげく、失禁までしやがった!」

自分が、壊れていくような感じがする。否、既にその兆候が出始めていた。だって…"俺"は…今しでかしたことに対して、恥ずかしさの前に快感を、ほんの少しだけ感じてしまったから。

(…違、う…!!嫌だ…"俺"は…"俺"はこんな事…気持ちよくなんか…!?
…あ…あああ…!嫌だ…何で、"俺"に違和感感じてんだよ…っ!?俺は…っ、俺はどうなっちまったんだ…!)

※また一端切ります。…小出しでスマソ_| ̄|○
772名無しさん@ピンキー:04/10/22 22:38:28 ID:7zpryaXl
>>750
強制女性化してねぇじゃん
>>765
職人さん乙
自分的には
陵辱によって壊されていく過程が
欲しかったです。

>>770
もうちょっと読みたいです
773名無しさん@ピンキー:04/10/23 00:10:16 ID:P1k/8kTo
GJ多し!
774名無しさん@ピンキー:04/10/23 00:42:55 ID:obeLo/N2
そして特定コテの独断場になってゆく
775名無しさん@ピンキー:04/10/23 00:50:37 ID:FRQZWws5
今この状況で頑張ってる職人を応援しないで
なにがスレ住人か、いや偽者しかいない。
無条件で応援させてもらうよ


職人さんGJ!
776名無しさん@ピンキー:04/10/23 00:57:10 ID:beWbu0HR
やっぱここは>>750に期待だな
777名無しさん@ピンキー:04/10/23 01:15:20 ID:nUepJ3ed
☆がここまで必死になる理由とは
778名無しさん@ピンキー:04/10/23 01:18:40 ID:gN4UlpKy
>>775
と、職人が自演した所で痛々しいだけなのだが
779名無しさん@ピンキー:04/10/23 02:52:32 ID:2E8u8VoH
nurupo-
780名無しさん@ピンキー:04/10/23 03:14:45 ID:2FQxhKRA
またふにゅで萌え厨が暴れ出した。よりにもよって今度は『呪い』だって。
781名無しさん@ピンキー:04/10/23 03:55:39 ID:xAxcaiW/
今見たら面白いぞ
追いつめるって言ってるやつが追いつめられてたら世話ない
782名無しさん@ピンキー:04/10/23 04:03:42 ID:1NAFT6/h
このスレでわざとらしく感想書いてる人、萌え厨?終わったみたいだから寝るけど。
783名無しさん@ピンキー:04/10/23 07:58:58 ID:BlcdqFEI
どうでもいいが
どくだんじょう
 ×独断場
 ○独壇場
まあほんとうに
どうでもいいな
784名無しさん@ピンキー:04/10/23 08:08:14 ID:yVlDwcHs
どうでも良くないぞ。

×独壇場(どくだんじょう)
○独擅場(どくせんじょう)

がFA。上は厳密には間違い。
暇な香具師は調べてみれ。
785名無しさん@ピンキー:04/10/23 10:31:58 ID:OtF798dE
スルーを覚えろ、って言っても無駄なんだろうな
次スレとして保守されてるスレも馬鹿の溜まり場になってるし
存在するかどうかも定かじゃないTSサイトだがアドレス晒したくないという気持ちもわかる

言いたかったのはここまでだ
さてTSスレの民度を計ってみようか
煽り・粘着
>619>635>652>657>668>685>686>687>696>710>713>715>717>742>743>778>782
ここ一週間ではこんなとこか
漏れもあっただろうがスルーできてない奴も含んでおいた
で、このくどくどと並べたこのレスを見て憤慨しながらも黙っていられた奴、それが「スルー」だ是非実践していってくれ

こんな釣り以下の発言にも引っかかる奴には先んじてこの言葉を送ろう
「釣れた釣れた」
786名無しさん@ピンキー:04/10/23 11:26:29 ID:Pu45VzPf
おいおい、スルーできてねえよw
787名無しさん@ピンキー:04/10/23 12:00:26 ID:FK7bPa5t
'`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
788名無しさん@ピンキー:04/10/23 14:30:58 ID:1Sb5U5sX
JJJJJJJJJJJJJJJJ  |
        (´д`J)<ここは釣り堀じゃないんだけどなあ。
789名無しさん@ピンキー:04/10/23 14:59:44 ID:TVOYfhWW
>784
勉強になったぞ、ありがとう!
790名無しさん@ピンキー:04/10/23 18:37:51 ID:84CEmN2w
☆様の神罰が下りましたね。昨日の**乙はどうやら新潟にいた様子です。
791名無しさん@ピンキー:04/10/23 19:48:19 ID:2g7atVXC
まったく常々非常識なやつらばかりと思っていたがここまでとは...
792名無しさん@ピンキー:04/10/23 20:02:41 ID:BYX8HDKu
ふにゅにて>>790が逆切れしますたw

461 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 19:39:04
>>458
死者が出るほどの災害をネタにして…☆マジ最低。


462 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 19:49:38
>461
溶けこめてるつもりだろうが、視点の違いが目立ちすぎて萎える
ちゃんとヲチしててやるから、本スレ逝ってやってこいや腐女
793名無しさん@ピンキー:04/10/23 20:17:51 ID:zSHSzc4Q
・・・・・・・・さらしあげ
794名無しさん@ピンキー:04/10/23 20:27:17 ID:gn31g+WB
今回の件の詳しい経緯です。

■ふにゅ☆ -性転換(TS)ネタ専門スレ- 11■
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1095526502/336-

340 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 01:41:35
**乙なんてやっているのは、相当な池沼だな。
どうせ生きていても、何の役にも立たないクズだ。
はやく氏ねや、ゴミカス!

341 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 01:49:21
ああ、確かに>336,>338,>339 は生きている価値なんて無いな。

342 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 01:50:42
ただ今からこのスレは、>336-339 を精神的に追い詰めるスレになりますた(w

343 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 01:55:04
あ、こんな深夜に祭りか?
まぁ、俺もいいかげんここでヴァカやってる、ごみクズには辟易してるところだ。
とりあえず、336-339が発狂する呪いでも、某サイトで申請でもしておくわ(w
効果のほどはわからんが、あればめっけものだしな(w

349 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 02:22:49
まぁ、俺はおきらくな手で、>336-339に呪い発動するよ。
皆でやれば、怪我ぐらいはするんじゃないの?

355 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 02:42:27
まぁ、荒らしが理不尽な怪我でもすれば、御の字なんだから良いじゃん


実際、理不尽な怪我どころの騒ぎじゃなかったと思うのですが…。
795名無しさん@ピンキー:04/10/23 21:01:36 ID:69TwmGGE
真由美と恭介 肛門編

恭介は真由美の肛門に指をジュボジュボ抜き差ししていた。。
「ああ、もうダメ、恭ちゃんのビッグマグナムちょうだい」
恭介は思いっきり突っ込んだ。
ズボボボッズボズボッパンパンパンッ。
一時間も突かれて真由美は果てた。
恭介は真由美の肛門からマグナムを抜くと体を曲げ自分の口に含んで発射した。
ドピュピュピュピューピュッピュッ。
恭介は喉を鳴らして飲みつづけた。

ザ・エンド


またまた好評であれば新作も書きたいと思います
796名無しさん@ピンキー:04/10/23 21:31:29 ID:T5UTMpgK
>>795
好評というかね…いやレスするのも無粋かな?
なぜか和んだよ。

お疲れ様。
797名無しさん@ピンキー:04/10/23 21:57:07 ID:eqx/L3Cx
479 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 21:23:25
なんだこの流れ。「呪い」の意味をわかってない奴がいるな。

とりあえず、亡くなった方に黙祷をしてみようか。

489 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 21:54:28
まぁ『呪い』の意味がわからない奴が
暴走をしたという意味では謝罪しよう。

『呪い』という言葉を出した事は申し訳なかった。

☆氏云々は意味がないな。わかる奴はわかると思うが。

488は名誉毀損にあたるな。謝罪してもらいたいが?
返事がない場合、処置はとるが?



電波ゆんゆーん
798名無しさん@ピンキー:04/10/23 22:10:53 ID:sFCBjJIH
新作まだー
799名無しさん@ピンキー:04/10/23 22:13:55 ID:Pu45VzPf
>>798
不意打ちでなごんだが流れぐらい嫁w
800名無しさん@ピンキー:04/10/24 04:44:34 ID:tPX7RYVb

801兄者:04/10/24 16:01:42 ID:j4v/7G6D
全部読まさせてもらったぞ
(´,_ゝ`)b GJだ
久々に読み応えのある文をありがとう
802702:04/10/24 20:43:38 ID:xKacHA3c
前回からの続きです。短レスで申し訳ないです…orz
天罰/覿面/3

「ほら、立てよ」

失禁したショックと、あまりの快感にベッドに倒れ込んでいると、後ろから身体を持ち上げられた。
「あーあ。ホテルのベッドで漏らしやがって…幼稚園生かよ、お前」
「……っ!!う、五月蝿い!!!」
「ははっ、まだ元気じゃねぇか。さて…自分で汚したんだ、綺麗にしろよ」
後ろから支えてた奴がそう言いながら、俺の頭を掴んできた。
(…自分で、綺麗に…?まさか…!)
そう考えた瞬間、俺の顔はベッドの…今、自分が漏らしたもので汚れた部分に押し付けられた。
「うわぁっ!?や、やめ…っ!!」
「うるせえなぁ。黙って綺麗にしろってんだよ…この淫乱!!」

パンッ!!と言う乾いた音と共に、お尻に激痛が走った。
「ひっ!?いっ、痛い!止めろぉっ!!」
「はっ!!何が痛いだよ?こうされんのが好きなんだろ!!」
パン!!パンッ!!
「いっ!!やっ!!あああっ!!!」
1つ叩かれる毎に、痛みが、甘い痺れに変わり始める。
そんな…イヤだ…っ!!さっきも痛いはずの事が気持ちよく感じたって事は…まさか…この身体…っ!?
「あははははは!見ろよ、コイツやっぱり真性のマゾだ!!叩かれてるだけなのに濡らしてやがる!」
「そっ…!そんなのっ…嘘…っ!!」
「本当だ!もうグチョグチョじゃねえか!!」
「ひっ…!?」
ぬちゃあ…と言う音と共に、身体の中に何かが…いや、指が入ってくる…っ!!
「ほら、お前のだよ…もうビチョビチョに濡れてるぜ。舐めてみろよ…」
「んんっ!?んむぅぅっ!!」
男の指が"私"の口の中を蹂躙する。今まで、強姦する時に散々味わった愛液の味が、口の中に充満した。
(あ…ああ…何で…何でこんな事されて気持ち良いんだよぉ…)
803702:04/10/24 21:17:20 ID:xKacHA3c
意識が、混濁する。なんだか、ゆめのなかにいるみたいなかんじがする。
目の前に、何か黒い物がぶら下がっていた。
「自分ばっか気持ちよくなってねぇで、少しは御奉仕しろよ」
「……あ…あぁ…?…ひっ!?」
視点が合い、ようやくそれが何かが分かった。少し前まで俺にもあったもの。…平たく言えば、肉棒。
「い、いやだ…何が悲しくてそんなもの…っ!!」
「うるせえな、黙ってしゃぶれよ!!」
「うぐぅっ!!?」
強引に頭を掴まれて、そして口に肉棒が押し付けられた。
(あ…ああ…っ!!止めろ…そんなの…っ!!)
つん、とした臭いが鼻を突く。嗅ぎ慣れた臭いの筈なのに、今はそれがまがまがしく感じる。…それなのに、この身体はそれを欲するかのように、また意識に靄がかかってきた。
「ん、んぐぅ!!…ふむうぅっ!!」
そして、緩んだ口の隙間から、強引に肉棒がねじ込まれた。
(うああっ!き、気持ち悪い…っ!!畜生、調子に乗るんじゃねぇ…よっ!!)
ガリッ!!
「いっ…!?ギャアアアアアアッ!!」
男が股間を抑えてうずくまる。抑えている場所からは、真っ赤な血が溢れていた。
「なっ…!!どうした!?」
それに驚いた仲間達が、うずくまった男に近寄る。
(…しめた!!今なら逃げれる!!)
そう思った瞬間、全力でドアに向かって走り、そして通路に出る。まさか逃げるとは思わなかったのか、通路をしばらく走ってから男達の怒号が聞こえた。
(行ける…!!後は階段を降りて、外に出ればいい。そして、周囲の人に助けを求めれば…!!)
階段を降りきって、フロントにでる。まだ男達が追ってくる気配はない。そして、玄関から表に出て、大通りに向かって走っていった。

「…あーあ。これじゃ、天罰になんないじゃん」
ホテルの入り口で、高次を助けた?黒服の少年が一人ぼやいた。
「ま、いっか。此処を逃げても、君には次がある。…今まで強姦してきた回数37回。その全てを償いきるまでは、ね」
そう言って、少年は、少年らしくない笑みを浮かべる。
「…さて。どこまで自我を保てるかな、"元"神楽高次クン」

to be continued.
804名無しさん@ピンキー:04/10/24 23:13:23 ID:2cLBR9+Y
>>779
gaxtu-
805名無しさん@ピンキー:04/10/25 01:01:06 ID:hoI2L1qu
今日もよろしく!
806いまさら:04/10/25 02:09:54 ID:k7qEA833
ながら絶望の世界はダークTSですな
807名無しさん@ピンキー:04/10/25 03:13:05 ID:rEZQM6kv
人はそれを"ネタバレ"と呼ぶ
808名無しさん@ピンキー:04/10/25 18:55:02 ID:PH3EZCf3
ダークTSまだでつか〜
809名無しさん@ピンキー:04/10/25 20:24:38 ID:KFYaMSP/
>>806
あれはTSになるのか?
810名無しさん@ピンキー:04/10/25 22:54:37 ID:PGvauxTv
☆のSSで主役がレイプされてるからお前等読めw
811名無しさん@ピンキー:04/10/25 23:06:18 ID:5ej7smgi
倒錯の館みたいなSS滅茶苦茶最高なんですが
こういうかんじのヤツ他に無いですか〜
誰か知ってたら教えてもらえませんか?
812名無しさん@ピンキー:04/10/25 23:41:04 ID:jw98goPM
>>810
☆ってなんですか?
813名無しさん@ピンキー:04/10/25 23:48:23 ID:L3Hm9njd
>810
されてねーじゃん
宣伝か?
氏ね!☆
814名無しさん@ピンキー:04/10/26 00:03:24 ID:uHsDoGVh
仮名「呪い」の特徴

・アンカーが『>』
・全角wもしくは(w
・粘着質で気持ち悪い
・自演大好き
・中の人は☆


だから放っとけ。
815名無しさん@ピンキー:04/10/26 00:24:04 ID:irgNC0h2
仮名「呪い」の特徴

・アンカーが『>』
・全角wもしくは(w
・粘着質で気持ち悪い
・自演大好き
・中の人は☆
・敬語

816名無しさん@ピンキー:04/10/26 01:01:18 ID:KxlfNPEx
ageるなよ、おまいはage荒しか
817名無しさん@ピンキー:04/10/26 01:07:02 ID:+Ahn1koM
わけわかめな展開ですね。
818名無しさん@ピンキー:04/10/26 01:16:13 ID:2HHbs7qB
つまり、☆のやつがアンチを呪った結果新潟に地震が起きたと。
819名無しさん@ピンキー:04/10/26 02:09:27 ID:toaewYNg
でも、新(ry
820名無しさん@ピンキー:04/10/26 07:52:28 ID:PAZZB8Q4
ふうき厨ハケーン
821名無しさん@ピンキー:04/10/26 08:27:31 ID:wt12Hx/b
    _.-~~/
    /  /   パカ
   / ∩∧ ∧
   / .|( ・∀・)_  話は全て聞いたぞ
  // |   ヽ/  
  " ̄ ̄ ̄"∪

822名無しさん@ピンキー:04/10/26 09:54:47 ID:R9HBBxbK
“いつまでこの格好してりゃあいいんだ?早く続きを”

プリン氏マダー 悠タンのエッチよみたいYO 
ttp://tsadult.s7.x-beat.com/cgi-bin/picbbs02/src/1098750148691.jpg
823名無しさん@ピンキー:04/10/26 18:32:16 ID:+Ahn1koM
ノウブル関係はまだでつか?
824名無しさん@ピンキー:04/10/27 01:49:34 ID:J0QVM39t
>>822
プリン乙
825名無しさん@ピンキー:04/10/27 02:04:56 ID:+aC1SRnb
乙あらしの人、乙
826名無しさん@ピンキー:04/10/27 08:37:06 ID:SOrzT2ln
乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 
 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙
乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 
 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙
乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 
 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙
乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 
 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙
乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 
 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙
乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 
 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙
乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 
 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙
乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 
 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙
乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 
 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙
乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 
 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙 乙

仲間外れを探せ
827名無しさん@ピンキー:04/10/27 12:54:52 ID:zFyaA0Ih
>>826
お前と昼間に書き込んでる働いたら負け組の折れ
828名無しさん@ピンキー:04/10/27 19:02:10 ID:UrhK198f
              ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
             /": : : : : : : : \
           /-─-,,,_: : : : : : : : :\
          /     '''-,,,: : : : : : : :i
          /、      /: : : : : : : : i     ________
         r-、 ,,,,,,,,,,、 /: : : : : : : : : :i    /
         L_, ,   、 \: : : : : : : : :i   / 自作自演がバレたら
         /●) (●>   |: :__,=-、: / <   負けかなと思ってる  
        l イ  '-     |:/ tbノノ    \    
        l ,`-=-'\     `l ι';/      \  SS書き(24・男性)
        ヽトェ-ェェ-:)     -r'          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ヾ=-'     / /  
     ____ヽ::::...   / ::::|
  / ̄ ::::::::::::::l `──''''   :::|
829名無しさん@ピンキー:04/10/27 20:19:41 ID:zFyaA0Ih
この殺伐とした状況で名無しが楽しむ方法。

・SS作者が如来化する話を考えてみる
830名無しさん@ピンキー:04/10/27 21:22:34 ID:UrhK198f
>>829
つまりこうなるってこと?
http://www.shjas.com/picture/fjzs/fjtx/fx/ysf/ysf3.JPG
831名無しさん@ピンキー:04/10/27 21:41:35 ID:cSmawCis
ほぼ全員が元から腐女子なのでだめだと言ってみるテスツ
832名無しさん@ピンキー:04/10/27 21:58:03 ID:lnA8E6+E
煽りに耐えられなくなった人はこちらへ
ttp://jbbs.livedoor.jp/study/4613/

個人の管理下なので荒らしは来ませんよ
来たとしても、IP取られ、通報されてで面白い展開を見学できるかもしれません
833名無しさん@ピンキー:04/10/27 21:59:05 ID:zFyaA0Ih
>>830
画像乙

>>831
全部じゃあないと思うけども含有率が高いのは否めないかorz
834名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:23:18 ID:UuJqKPuI
さてTSでもするかな
835名無しさん@ピンキー:04/10/28 00:42:39 ID:TafBdwqi
質問ですけど‥

登場人物が男の子と刑事とかで、その刑事が組織に捕らえられて博士に強制女性化させられ馬とやるみたいな‥
そんな小説(web上で見たんだけど)知りませんか?
836名無しさん@ピンキー:04/10/28 00:45:12 ID:5Aod6tTD
ageてもいいの?
837名無しさん@ピンキー:04/10/28 08:02:17 ID:psp5aFOW
1/3  

「〇〇様を悪く言う奴は呪われてしまえ〜☆」
あたしは心に念じながらレスを入れる
(...Enter)

----------

俺は今日も『強制女性化小説ない?』を閲覧した
掲示板で俺は〇〇を徹底的に叩いていた
それに対して付いたレスを読むのが楽しみだった
(…はは 腐女子が食いついてる あいつらホント頭腐ってるよなぁ)
俺はその中に一際目立つ内容にレスを付けた
(『〇〇乙』...Enter)


つづく
838名無しさん@ピンキー:04/10/28 09:42:02 ID:+JxBjNQi
ageたらいかんよ
839名無しさん@ピンキー:04/10/28 12:04:34 ID:psp5aFOW
2/3

突然 俺の体のあちこちに奇妙な違和感を感じ始めた
まるで服が縮んで胸を締め付けるような圧迫感
苦しいのは胸だけではなかった、ズボンが突然縮みはじて
穿いていられないほど下腹部と太ももを締め付け始めた
(痛てて!)
俺は慌てて立ち上がるとジーンズのホックを外して一気に下ろした
「えっ!?」
下着も一緒にずり落ちてしまった事に驚いたのではない
あるべきハズのモノが無いのだ。
(まさか!)
シャツを捲り上げる。
ぷるるん
(そんなぁ…これって どうみても おっぱいだよなぁ)
ふよふよ、掌でおっぱいを下からすくい上げて
胸に膨らみの重さを実感する。
「これ どう見てもオンナの子のだよな…」
股間に手を伸ばすと そっと指先で秘唇の形を確かめた
割れ目にそって指の腹をあててると、やさしく前後に動かしてみる。
シュン
「はぁっんっ…はぁはぁ」
俺は気が付けば荒い呼吸の中に時々喘ぎ声を漏らしながら
夢中で指を動かしていた

つづく
840名無しさん@ピンキー:04/10/28 14:56:47 ID:psp5aFOW
3/3

俺の頭にピンクの霧が掛かる、と霧の中にふと〇〇のSSが思い浮かんだ
キュルン、体が何を求めているのか明らかだった
「えっと、確か…」
俺はおっぱいに絡めていた手を放すと
マウスへ運びPCを操作した
「そうそうこれこれ」
過去ログから〇〇のSSを抽出すると、それを画面に表示させた
ジュワッ 秘唇からたれる雫はお尻を伝って座席にシミを広げる
(あぁんたまんないよぉ、これがこんなに感じるなんてぇ)
〇〇のSSに抗いがたい萌を感じるようになってしまったのだ
(はぁはぁ…この主人公は俺と同じTS娘だよなぁ…んっあ)
読み始めて暫らくすると俺はSSの主人公と同化していた
主人公の快楽がそのまま自分に伝わってくるのだ
(いいよぉ…あっあっあっ…)
股間にあてがった指は肉壷をグリグリとかき回す
反対の手はマウスを握り締め指先でレスを進める。
読み進ごとに体が絶頂へと登りつめていく
「はぁああああ…ああん…ふぁぁぁん」
主人公がフィニッシュに達したと同時に体が弓なりにしなった
膣はキュっと指先を締め付け、子宮はビクビクっと痙攣をおこした
そして体の力がすっと抜けると割れ目に潜り込んでいた指先はだらりと下にたれた
(はぁはぁはぁ いっちゃった…)
あたしはイッてしまった

-------
次で最後、エピローグね
841荒らしはスルー:04/10/28 17:38:44 ID:psp5aFOW

あたしは絶頂の余韻に浸っていた
画面の中のSSは物語の終わりに到達していた
〇〇がSSを通じて優しく抱きしめてくれた…そう思うと
なんだかとても幸福な気分になった
(ずっと いっしょに居たいかも)
あたしは〇〇を愛している事に気が付いた

この幸せが長く続くようにと
今までちゃんと読まなかった〇〇のSSを片端から読み漁った
援護レスにウンウン頷く自分がいる
そして悪意に満ちたレスに心から腹が立った

「〇〇様を悪く言う奴は呪われてしまえ〜☆」
あたしは心に念じながらレスを入れる
(...Enter)


Endless
----------------

SS練習中なので下手な部分は脳内補完してください
〇〇は特定の誰かの事ではありません
もし 思い当たる人物が貴方の頭に浮かぶのなら……
842名無しさん@ピンキー:04/10/28 20:00:34 ID:1Llh6hVy
これで嵐はますます調子付いたことだろうな…はぁ。
スルーしろって仕切るぐらいならまずてめえが実践しろよ。
843名無しさん@ピンキー:04/10/28 20:14:02 ID:gSItO0E+
>>842
ほっとけ、どうせ489萌え☆厨夜叉リスだろ。>>832の宣伝コピペと同じにな。
844名無しさん@ピンキー:04/10/28 20:17:10 ID:PDSTl5Y3
              ,..:ニニニニニ::::::、
              ;;:::'''       ヾ、
             ;'X:           ミ
             彡 # -==、  ,==-i
            ,=ミ_____,====、 ,====i、
            i 、''ーー||ヮ°||=||ヮ°||
            '; '::::::::: """"  i,゙""",l   黙れ童貞!
             ーi::i:::   ,'"`ー'゙`; _ j  
             . |:::|:::   i' ,-ュュャ'  i 
              人:::::  ゙ "" ゙̄ ._ノ  
            .ノ. ヽ、ニ__ ーーノ゙ - ----'-- 、
          /   ,,___,,.-  . -- ''' "~      "'ヽ
         ノ__ ン   .'-'                  ヽ
       ,.-'''"                          丶.
      /   i         ,,                   "''
     /   ;:'      .::"           _,,.- ..,
     /  /      .::"           /    _ゝ..,,_
    / /       ;;             i:    i   "'-..,
    .i /、.       i,      ::O::.      i    i      "''
    / C::.        i;            /    /
   /  `、.        `、         ,. '    /
  /    `、     ,..:''  `- .... ,,,,, ... - '     /
 /      /`T'' "                 /
/      /   i                  /
845名無しさん@ピンキー:04/10/28 20:39:43 ID:Oa52JilI
つまり
呪い厨の脳内ではこういう現象が起きた事になっているわけだな

しかし実際は・・・
ttp://news.www.infoseek.co.jp/topics/science/niigata_earthquake.html

☆のおかげで死んだ新潟の人の立場って・・・
846名無しさん@ピンキー:04/10/28 20:41:25 ID:ybKshpS3
☆即レス気色悪い
しかも荒らしAA
847名無しさん@ピンキー:04/10/28 20:41:25 ID:GRBUwxuP
いいかげんに地震をネタにすんのやめろ反吐が出る
848名無しさん@ピンキー:04/10/28 20:45:41 ID:Oa52JilI
事実だから仕方が無い
849名無しさん@ピンキー:04/10/28 22:21:39 ID:7NWgB8Zu
'`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
850名無しさん@ピンキー:04/10/28 23:11:21 ID:5Aod6tTD
みんなどーしたの?
851名無しさん@ピンキー:04/10/28 23:11:56 ID:jxvwNLAl
>>848
それは本気で言ってるのか?
852名無しさん@ピンキー:04/10/29 00:06:29 ID:xtKrbL3l
>>851
ばか、ほっとけって。呪いかけられてそばかす少女にされちゃうぞ。

そしたら俺はほっとかないぞ、本気だぞ。
853名無しさん@ピンキー:04/10/29 00:24:06 ID:DL5HmlyB
ここはSSを投下しないといけませんね。

徹夜になりそうだ・・・・
854名無しさん@ピンキー:04/10/29 00:25:14 ID:26uHzh9N
ぐはっぅ!
855名無しさん@ピンキー:04/10/29 00:35:20 ID:WS2+juQe
>>853
いや、むしろそろそろ次スレ……ってもう立っているか。

書いている余裕あるかな。ちびっとがんばってみっか。
856名無しさん@ピンキー:04/10/29 00:52:16 ID:+PB7zRC4
ageたらいかんよ
857名無しさん@ピンキー:04/10/29 00:52:37 ID:11XTrOTE
>>853
>>855
アリス乙
858名無しさん@ピンキー:04/10/29 00:59:01 ID:26uHzh9N
ぐふぅっ!
859名無しさん@ピンキー:04/10/29 08:43:53 ID:VQn2RK7c
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 呪い!呪い!
 ⊂彡
860名無しさん@ピンキー:04/10/29 09:50:38 ID:xtKrbL3l
>>859
ばか、やめろって。そんなに手を振ったら呪いが広まって、そばかす少女だらけになっちまうぞ。


そしたら俺の一人勝ちだぞ、本当にいいのか、俺は本気だぞ。
861名無しさん@ピンキー:04/10/29 19:23:44 ID:BMlQl2mE
         +
      +         +     +
  +
.      /■\  +.  ∧_∧アハハハ  +
ノロイクレヨー( ´∀`)    (´∀` )  
      (つ  つ     (つ  つ呪
.   +  ( ヽノ      ( ヽノ        +
      し(_)      し(_)
862名無しさん@ピンキー:04/10/30 00:53:09 ID:i+hO8JV8
こらーっ!
863名無しさん@ピンキー:04/10/30 01:04:47 ID:0qDiuPuX
>>860
地球人類全員女になります。
あなたも例外ではありません。
864名無しさん@ピンキー:04/10/30 07:46:41 ID:Up10OnI1
>>863
いいえ 愛されている作者様だけは免れます
865名無しさん@ピンキー:04/10/30 08:34:58 ID:/64DoioW
          +
       +         +     +
   +
 .      /■\  +.  ∧_∧アハハハ  +
チンコカエセヨー( ´∀`)    (´∀` )  
       (つ  つ     (つ  つ∩
.    +  ( ヽノ      ( ヽノ        +
       し(_)      し(_)
866名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:40:41 ID:BXwHQx6l
ぬるぽ
867名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:59:12 ID:/j2CssBy
               ̄ ̄~    ̄~
      ∧_∧
.      (´・ω・`)           ガ・ガ・ガ・ガッ
     /⌒    ヽ
    / /    ノヽ    _ー ̄_ ̄)',  ・ ∴.' ∴.'.'  , .
    ( /ヽ   | ) --_- ― = ̄  ̄`:, .∴ '    .∴ '
    \ /  _, -'' ̄  = __――=', ・,' . ・,' , ・,‘
      (   _~"" --  _-―  ̄=_  )":" .'  ∧_∧.' .   ’
      |   /,,, _―  ̄_=_  ` )),*¨∵:. (=TωT)∴.'∴.' >>866
      |  / /   ―= _ ) ̄=_) 〜(   x)
      (  ) )      _ _ )=  _) ,.∪ ̄U
      | | /          = _)    , ・,‘
      | | |.               ,'  , ・,‘
     / |\ \            
     ∠/   ̄   
868名無しさん@ピンキー:04/10/31 01:27:11 ID:brh2mRTm
>>867
こ、この技は…伝説のヌードフェンシング?
869名無しさん@ピンキー:04/10/31 01:53:11 ID:DRF6hwDU
安永か!!
870名無しさん@ピンキー:04/10/31 02:00:18 ID:BXwHQx6l
や・ら・れ・たー!
871名無しさん@ピンキー:04/10/31 14:52:23 ID:q1tIcZXS
マルチとひろゆきの入れ換え系TSなSSをどっかで見たような気が
するんだがどこだったのか思い打線…
872名無しさん@ピンキー:04/10/31 14:55:17 ID:BXwHQx6l
静かですね
873名無しさん@ピンキー:04/10/31 16:40:32 ID:BXwHQx6l
静かだから…



ぬるぽ
874名無しさん@ピンキー:04/10/31 17:15:14 ID:ZMBmTYwU
┌――─┴┴─――┐
│ セルフサービス .│
└―――┬┬─――┘
        ││   ./   
      ゛゛'゛'゛ /   
         /
     | \/
     \ \
      \ノ
875名無しさん@ピンキー:04/10/31 19:49:39 ID:KiVZ96sS
('A`)
876名無しさん@ピンキー:04/10/31 20:09:41 ID:FC/xOCea
>871
マルチとじゃなくて、セリオさんとの入れ替わりネタなら見た事あるけど…
まあ違うかもしれないけど、一応リンクは貼っておきませう
ttp://www02.so-net.ne.jp/~rei/old/GSS/linus_ss01.html
877名無しさん@ピンキー:04/10/31 21:15:41 ID:BXwHQx6l
うへ〜
878名無しさん@ピンキー:04/10/31 22:41:42 ID:p9jkqQ/z
入れ替わりといえば来週のマシュマロ通信もそうだな。
879名無しさん@ピンキー:04/10/31 23:14:32 ID:XDE0Ic2l
お菓子(SS)くれなきゃ女性化するぞ……
880名無しさん@ピンキー:04/10/31 23:44:23 ID:MmAjDkpg
☆   注意   ☆

ふにゅと非強制を定期巡回する「萌え厨」という荒らしコテが存在します。
実行不可能な嘘で(呪う、訴える、削除依頼するなど)脅したり、
自らの知能にそぐわない発言に無理がかかるとすぐ逃げるなど、全般的にあまり賢くはありません。
執念深さだけが取り柄です。
公民館に生息し、複数のコテ及び名無しで書き込むことが唯一の趣味ですが、
レスをすると暴れるので、発見したら黙って巣に帰るのを待ちましょう。
881名無しさん@ピンキー:04/10/31 23:47:51 ID:elWKIJ+a
あ〜はいはい。子供は帰った帰った。
ここは大人が遊ぶところだからね?
882名無しさん@ピンキー:04/11/01 00:02:55 ID:rBI8LnB5
>>881
萌え厨乙。
誰もフォローしてくれませんよ?
883名無しさん@ピンキー:04/11/01 00:07:27 ID:hEXYGTpP
そうそう、IDが出ない創作文芸や出ても誰だかわからない避難所と違って
自分でフォローしようにもできないし、辛いね、☆
884名無しさん@ピンキー:04/11/01 00:32:28 ID:88N0k/m/
現状では、☆とか萌えとか言ってるヤツがいちばんウザイ
885名無しさん@ピンキー:04/11/01 00:36:09 ID:rBI8LnB5
>>884
なんで?
886名無しさん@ピンキー:04/11/01 00:38:24 ID:I/zMMaty
>>885が萌え厨だから。

818 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/10/31 23:21:09 ID:9aDfFrIY
あ〜はいはい。子供は帰った帰った。
ここは大人が遊ぶところだからね?
>>881

萌え厨=☆っていちいちID変わるんだね、知らなかった。
887名無しさん@ピンキー:04/11/01 00:38:46 ID:I/zMMaty
>>884が萌え厨だった、の間違い。
888名無しさん@ピンキー:04/11/01 00:42:18 ID:rBI8LnB5
>>887
ちょっとびっくりした(笑
まあホント、いい加減萌え厨には粘着を止めて欲しいんだが。
無理か。DQNに何を言っても無駄か。
889名無しさん@ピンキー:04/11/01 00:56:28 ID:3gjzxdl3
>>885-888 そういう無意味なレスするからだろ
890名無しさん@ピンキー:04/11/01 01:04:01 ID:dXdJjNsk
結局おまえらは、2chしか居場所が無いんだよな
891名無しさん@ピンキー:04/11/01 01:09:24 ID:VCNgoELQ
おまいら、大変ですよ。Tiraさんが、、、Tiraさんが、、、
892名無しさん@ピンキー:04/11/01 01:11:55 ID:rBI8LnB5
>>889
もう寝ろ萌え厨。

>>890
そんな釣りでクマー

>>891
別にイイじゃん。Tiraには悪いが作品あんま面白くなかったし。


最近ここ本当グダグダだな…早く新作来ないかなあ。
893名無しさん@ピンキー:04/11/01 01:24:13 ID:mdSUiNZc
容量がないので新作来ないと思う
確か次スレがあるという噂だが・・・?
894名無しさん@ピンキー:04/11/01 01:27:51 ID:wVhEx9WQ
>>892
決めつけ厨も早く寝ろ。そういう反応するからどいつもこいつも面白がって荒らすんじゃねえか。
895名無しさん@ピンキー:04/11/01 02:03:07 ID:ys0rwHmr
>rBI8LnB5
釣られすぎ。


………もしかして漏れ、釣られてる?
896名無しさん@ピンキー:04/11/01 07:07:57 ID:6S2VfdIH
お前等、>>881は非強制スレのコピペなのに・・・
短絡思考な香具師しかいねーのな、ここは
 
 
 
 
まぁ、コピったのは俺なんだけどな('A`)
897名無しさん@ピンキー:04/11/01 09:10:20 ID:28H7J+ts
>>891
tira氏サイト閉鎖か
普通にファンの多いサイトだったよなぁ
なんかショック
898名無しさん@ピンキー:04/11/01 10:35:05 ID:pyrmvljC
あげちゃおっかな〜
899名無しさん@ピンキー:04/11/01 12:01:03 ID:GZ0ZOxNT
SSマダー?
900名無しさん@ピンキー:04/11/01 19:28:27 ID:r7t73zrh
test
901名無しさん@ピンキー:04/11/01 19:38:18 ID:1vJ7zLkL
>>899
☆が地震のショックから立ち直らない限り誰も書かない

誰もってのは変か
どの名前でも
902名無しさん@ピンキー:04/11/01 19:45:18 ID:AVnRpCsx
TeSt
903名無しさん@ピンキー:04/11/01 21:34:01 ID:syfV11RV
ここ強制だよな?
なんで☆の話題に占領されてるんだ?
強制と☆は無関係だろ。
904名無しさん@ピンキー:04/11/01 22:24:10 ID:lwIzbv/g
>>903
みんな愛しているからさ。
905名無しさん@ピンキー:04/11/01 23:47:28 ID:r17wmR4J
荒れてるし
900過ぎてるから
職人も投下しにくいんじゃないの
さっさと埋めて
次スレに移行
906名無しさん@ピンキー:04/11/01 23:57:43 ID:oj1r/cH+
>>905
もう次スレいらなくね?
予定地も荒れっぱなしだし。
某所で充分。
907名無しさん@ピンキー:04/11/02 00:09:51 ID:8Ra9swq1
あげ
908名無しさん@ピンキー:04/11/02 00:18:42 ID:8k6AvKyK
>>906
TSちゃんねるに、適当なスレなんてあったか??
909名無しさん@ピンキー:04/11/02 00:56:09 ID:N8vCDHfM
新スレを立てれば?
予定地は削除の方向で。
910名無しさん@ピンキー:04/11/02 01:12:13 ID:jhbq4gN6
新スレ立てても同じ事になる希ガス
どうせ今の状況しばらく続きそうだし。
予定地使い切りそうになってから
考えた方が良いと思う。
911名無しさん@ピンキー:04/11/02 01:15:21 ID:v4eVPm6V
>>910
同意
912名無しさん@ピンキー:04/11/02 01:15:49 ID:8k6AvKyK
  そだ  |------、`⌒ー--、
  れが  |ハ{{ }} )))ヽ、l l ハ
  が   |、{ ハリノノノノノノ)、 l l
  い   |ヽヽー、彡彡ノノノ}  に
  い   |ヾヾヾヾヾヽ彡彡}  や
  !!    /:.:.:.ヾヾヾヾヽ彡彡} l っ
\__/{ l ii | l|} ハ、ヾ} ミ彡ト
彡シ ,ェ、、、ヾ{{ヽ} l|l ィェ=リ、シ} |l
lミ{ ゙イシモ'テ、ミヽ}シィ=ラ'ァ、 }ミ}} l
ヾミ    ̄~'ィ''': |゙:ー. ̄   lノ/l | |
ヾヾ   "  : : !、  `  lイノ l| |
 >l゙、    ー、,'ソ     /.|}、 l| |
:.lヽ ヽ   ー_ ‐-‐ァ'  /::ノl ト、
:.:.:.:\ヽ     二"  /::// /:.:.l:.:.
:.:.:.:.:.::ヽ:\     /::://:.:,':.:..:l:.:.
913名無しさん@ピンキー:04/11/02 01:18:47 ID:v4eVPm6V
>>912
誰?
914名無しさん@ピンキー:04/11/02 02:13:10 ID:FrPxKh4l
思うんだが荒らしが過ぎるまで次スレは一時的に
TSちゃんねるに置いてみては?


もっとも、じつは次スレは既に立ってたりするが
915名無しさん@ピンキー:04/11/02 02:52:34 ID:XQDUBbUh
>>906
ああいう荒れ方なら問題ないんじゃないか?
ただのコピペに自作自演もあったモンじゃないし、
荒らしと天然さんが議論しだしたり、議論のふりをした自演さんとかが発生したりもしないし。
916名無しさん@ピンキー:04/11/02 04:41:48 ID:nW/rtu7U
強制女性化小説ない? Part14
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091754078/l50

最初の方で、以前立った重複スレを
次スレとして再利用しようと言う話になってましたな。
917名無しさん@ピンキー:04/11/02 06:41:55 ID:WJktBWoU
>>913
前田刑事か?
918名無しさん@ピンキー:04/11/02 07:10:08 ID:rFa3yPBS
雲のジュウザじゃないの?
919名無しさん@ピンキー:04/11/02 11:05:31 ID:R+RNFDin
性転換関連スレにいるだけで、倒錯性向の持ち主であるのは間違いのない事実なのに、
それがえらそーに、他人の性向について文句言ってるってのがあり得ない。

変態が変態に「変態は氏ね」って言ってるようなもんだ。
920名無しさん@ピンキー:04/11/02 11:32:12 ID:hryn7tp7
>>919
そういうスレにわざわざ来ているあなたも、十二分に変・態・さん・だよ♪
921名無しさん@ピンキー:04/11/02 12:11:40 ID:APBV2BK4
海外モノ翻訳あるけど
それって投下していいの?
ちなみにアクがつよいモノが多いので 
キライな人はかなりイヤかも
922名無しさん@ピンキー:04/11/02 12:52:02 ID:nW/rtu7U
>921
fictionmania的分類でいくとどんな感じの奴?
まあ何であれ投下は大歓迎だけど。
923名無しさん@ピンキー:04/11/02 14:48:09 ID:WFwcwsQe
もっともっとTS!
924名無しさん@ピンキー:04/11/02 17:05:51 ID:WFwcwsQe
age
925名無しさん@ピンキー:04/11/02 17:32:53 ID:+bRddtWm
>>921
翻訳だったら大量にあるかも。

TG Fiction 用に Cat Tool の
Glossary 作ってるから、かなりいっぱい訳した。









・・・でもここ向きじゃないから載せないw

自分の趣味に合わないカテゴリーの作品を
無視できるならまだしも、叩いたり煽ったりする人が多いからね。
926名無しさん@ピンキー:04/11/02 19:54:16 ID:mIgf+Kls
煽りに耐えられなくなった人はこちらへ
ttp://jbbs.livedoor.jp/study/4613/

個人の管理下なので荒らしは来ませんよ
来たとしても、IP取られ、通報されてで面白い展開を見学できるかもしれません
927名無しさん@ピンキー:04/11/02 22:22:18 ID:WJktBWoU
宣伝うぜぇ
928名無しさん@ピンキー:04/11/02 23:25:32 ID:v4eVPm6V
明日は“文化の日”ですよ、お前ら。
929名無しさん@ピンキー:04/11/02 23:27:14 ID:v4eVPm6V
てなわけで、“TS”という文化を語りあいましょうぜ。
930名無しさん@ピンキー:04/11/02 23:32:02 ID:x7swuS7t
ハスラー?
931名無しさん@ピンキー:04/11/03 00:29:37 ID:X8kZ7TKD
チャリに貼ってあるヤツだろ
932名無しさん@ピンキー:04/11/03 02:42:25 ID:pm6bFW3A
専用ブラウザを使用してる人へ
NGワードにこれを登録

jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/4613
jbbs.livedoor.jp/study/4613
933名無しさん@ピンキー:04/11/03 03:26:47 ID:HE1xwJga
>>932
☆さん、頼むからコピペしないでください
934名無しさん@ピンキー:04/11/03 11:18:57 ID:bdAueEkW
>>925
を、そのGlossary欲しいな(w
どっかで公開しない?
ウチのバカ辞書にマージしてしまいたい。

935名無しさん@ピンキー:04/11/03 11:46:34 ID:r/d0L5qj
SS職人様へ
スレ住人は職人様のSS投下を心よりお待ちしております
いくつか注意事項がございます。

萎えるSSは御法度です
内容的な事を申しますと
ホモは絶対にだめです。レズも嫌いな人がいます。
リアル性転換系もいけません、シーメール等危険すぎます
それ以外にも住人が嫌いなシチュエーションが色々ございます
それらは書いてはいけません
内容が被ってもいけません
全体的に最低でも少年少女文庫以上の物でなければなりません

以上の要件を満たし 
使えるSSを投下する事は職人様の義務でございます
是非 どしどし投下して 住人を満足させてください















もうダメポ
936名無しさん@ピンキー:04/11/03 14:23:33 ID:hCxP5RtS
>>935
ふひひひひひひ!すいません!
937名無しさん@ピンキー:04/11/03 14:57:07 ID:f3iKFVWY
>>936
ワラタ
938名無しさん@ピンキー:04/11/03 17:44:34 ID:5a64F/6Q
>>935
 わざわざ書き込みご苦労。

 つうかわざわざ、職人を排除するような書き込みしてるなんて、余程暇なのね。
 ちなみに私は☆ではない。
939名無しさん@ピンキー:04/11/03 23:35:02 ID:5plrKoHE
みんなもちつけっしゅ
940名無しさん@ピンキー:04/11/04 00:22:38 ID:dhNpcwZc
>>938
だから職人のレベルが低いのが問題なんだろ
みんな新作を待ち望んでいるのに・・・
941名無しさん@ピンキー:04/11/04 01:02:35 ID:PYy+tsr0
>935は、どっちかっつーと、現状と住人を皮肉ってるんじゃない?
942名無しさん@ピンキー:04/11/04 02:15:19 ID:Xjiq7MMo
>>940みたいなのに対する皮肉だな
943名無しさん@ピンキー:04/11/04 02:47:11 ID:kuDCHQVR
>>941
だな、っつーか普通あの書き込みで>>938のように受け取る人間は少ないと思うが。
944名無しさん@ピンキー:04/11/04 03:43:26 ID:k5pM5z3b
悲劇のSS作家、☆様の作品が読めるのはここだけ!
http://jbbs.livedoor.jp/study/4613/
945名無しさん@ピンキー:04/11/04 03:44:04 ID:k5pM5z3b
age
946名無しさん@ピンキー:04/11/04 08:16:08 ID:ri8UeCb3
そーいや、昨日なぜか思いついたんだが、自己催眠で、女の快感を得られないかと
思ってやってみた。
自己催眠そのものは以前からやってたんだが、女体化の催眠は初体験(笑。
結果。なかなか、意識が分離したりして、感覚がはっきりしないのだが、けっこう
うまくいったような気が。これからの習熟に期待したい(笑
だれか、似たようなことやってる同士はいないか?コツがあったら教えてくれい。
947名無しさん@ピンキー:04/11/04 16:14:27 ID:tbcM70n0
>>944がなぜか見えない。
948名無しさん@ピンキー:04/11/04 17:13:28 ID:NZBu+u1d
sage
949名無しさん@ピンキー:04/11/04 17:22:04 ID:H6oXeNoq
>>946
残念だが、自己催眠だとスレ違いだ。他者の強制がないから。
自発的にやるなら非強制へどうぞ。
950946:04/11/04 18:46:13 ID:ri8UeCb3
いや、変性意識状態で、強制女性化のストーリーを作って、楽しむと言うことも、
可能ではないだろうか?
951名無しさん@ピンキー:04/11/04 19:42:10 ID:ykhybvrq
>950
女性に「自分は元男」だという催眠をかけて
反応を見て楽しむっていう「みすていく・おーばー」みたいなパターンもあるね。
952名無しさん@ピンキー:04/11/04 21:39:20 ID:d77LpIvH
女性が男を女性化して
自分好みのシチュエーションで男とくっつけて遊ぶ「ボクたちの選択」みたいなパターンもあるね。
953名無しさん@ピンキー:04/11/04 22:01:26 ID:cQv73Tu7
■ふにゅ☆ -性転換(TS)ネタ専門スレ- 12■
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1099564236/
954名無しさん@ピンキー:04/11/04 22:33:03 ID:lJazhHQT
955名無しさん@ピンキー:04/11/05 00:05:04 ID:GVB5n+pZ
ageるべきか、sageるべきか。
それが問題だ。
956名無しさん@ピンキー:04/11/05 02:46:01 ID:wONCuMNv
>>955
と、書き込んでる時点で既に答えが出ているのではw
957名無しさん@ピンキー:04/11/05 09:12:24 ID:+RAThi04
>>955-956
ワラタ
958名無しさん@ピンキー:04/11/05 13:05:11 ID:+RAThi04
age
959名無しさん@ピンキー:04/11/05 15:00:14 ID:+RAThi04
も一度age
960名無しさん@ピンキー:04/11/05 19:47:44 ID:dQs+68tY
身体が女体化しはじめた時の応急処置
http://tmp4.2ch.net/test/read.cgi/bakanews/1099286341/
961名無しさん@ピンキー:04/11/05 21:11:14 ID:eu+/tsDB
962名無しさん@ピンキー:04/11/05 23:35:14 ID:agdpjf1v
ウンコー
963名無しさん@ピンキー:04/11/06 00:01:21 ID:8XQNqW6o
>>962
こらーッ!
964名無しさん@ピンキー:04/11/06 01:02:56 ID:8XQNqW6o
そろそろ職人さんこないかなー
965名無しさん@ピンキー:04/11/06 13:11:47 ID:VLjGqi3X
つかなんでageんの??
966名無しさん@ピンキー:04/11/06 18:15:16 ID:0Na7GuZw
そろそろ忘年会シーズンですね
967名無しさん@ピンキー:04/11/06 21:07:07 ID:0Na7GuZw
'`,、('∀`)ノシ '`,、
968名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:15:28 ID:uNwFSB2l
翻訳モノ投下しますね
日本語構成能力の無さと
英文解読能力の悪さと
原文がアレなのですが


969名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:17:25 ID:uNwFSB2l
The Fall By Eric

僕はジム(Jim-Knight)17歳、バスケットボールの選手だ。
宿敵Hoover高との対戦試合で僕は熱く汗ばんでいた。
ゲームの残り時間は残りわずか、ベースラインを突進すると
シュートの体勢に入った。
まさにゲームに勝利するその瞬間だった。
僕は敵センターに肘で突かれて
後頭部をバーにぶつけてしまった。
衝撃で頭に閃光が走る。
僕の意識は半分ほど消し飛んでしまった。
チームメイトが助けに入る。
すると僕の目に映る光景が揺らぎ始める。
小さなスタンドが並ぶ高校の体育館の光景に
突然不思議な光景が重なった。
………
…いつのまにか僕は汚い床の上で倒れていた。
意識は朦朧としている。
泣き声が聞こえる、僕のお尻と小さな胴体は泣き声に共鳴していた。
足がシクシク痛む、僕はその時すすり泣いていた。
970名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:20:44 ID:uNwFSB2l
ベンチで休んでいるとその奇妙な映像は次第に薄れていった。
チームが勝利して祝賀会が始まると
僕はその奇妙な映像の事をすっかり忘れてしまった。
「ジム おまえは私達の誇りだ!」
帰宅すると両親は僕を抱きしめて、誇らしげに語ってくれた。
就寝時間
服を脱いでいると突然部屋が消えてゆく。
………
…どういわけか僕は外の通りをビクビクと歩いていた。
地面にハイヒールの靴音が鳴り響く……
(なんだ?!…何か悪い事が起きてるんだろうか
後頭部をぶつけたから、頭が変になったんだろうか?
ちがう、これは夢だ…夢を見ているんだ)
その晩、僕は見知らぬ誰かになった悪夢にうなされていた。
971名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:22:18 ID:uNwFSB2l
翌朝
目を覚ます。
僕はどうしても悪夢の内容を思い出す事が出来なかった。
大量の朝食を平らげると学校へ向かった。
ジェニファー(Jennifer)はブロンドの可愛いガールフレンドだ。
彼女は人目につかない静かな場所で「おめでとう、色男君」
そう言って僕にキスをした。
ニヤリと微笑んで、二人はお互いの唇を近づける。
突然景色が一転した。
………
…大きな黒人の男が僕にキスをしながら囁きかけた。
『お前はいい娘だ、金を持って来れば俺は優しくなれる』
『うんジェシー(Jessie)』………
いつのまにか僕はジェニファーの前に戻って来ていた。
(僕の身に何が起こってるんだ…)僕は脅えた。
彼女は僕が目の前から消えた事に全く気が付いていなかったのだ。
972名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:25:03 ID:uNwFSB2l
授業が始まる。
つまらないアメリカ史の授業に専念しようと教室に入った。
午前中が何事もなく過ぎ去ろうとしたその時だった。
急に落ち着かない気分になリ始めたのだ。
教室は揺らぎ始め、僕の意識は興奮の渦に飲み込まれていく。
突然、教室は消え去った。
………
…なぜか僕は顔に涙を流していた。
『まぁいいだろうディオニー(Dionnie)おまえの稼ぎに期待しよう』
男の声が聞こえると僕は左腕に注射針の痛みを感じた。
すると僕は幸福感に満たされて、ヘラヘラと笑い始めてしまった。
僕は少しの間混濁した意識の中を漂流していた。
……
気が付くと僕は英語の授業に戻っていた。
周りを見渡す。誰も何かに気付いたように見えない。
額に手を伸ばすと、そこは玉のような汗がにじんでいた。
(何かが僕の身に起こっている)
僕は試合で倒れてから不思議な光景や感覚に度々遭遇していた。
それは、僕自身がどこかの誰かになった様な体験だった。
973名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:33:01 ID:uNwFSB2l
授業が終わる。
バスケットボールの練習中、僕はどこもかしこも調子が良かった。
練習が終わると僕はジェニファーとピザを食べに出かけた。
僕達学生は二人っきりになれる良い場所を知っている。
僕らは人目を気にしなくてもいい場所に入ると、そっと彼女を抱きしめた。
神様!抱きしめた腕から彼女のやわらかい感触が伝わってくる。
その時突然。
………
…そこはホテルの部屋の中だった。
目の前の男は僕に抱きしめていた。
『おまえ、本当にデカパイだな!』ニヤリと笑って言った。
鏡にちらりと写った自分の?網ストッキングの黒い脚と
ハイヒールのブーツを見逃さなかった。
974名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:37:24 ID:uNwFSB2l
気が付くと僕はジェニファーのところに戻っていた。
「すっごい!そんなキスどこで覚えてきたの?」彼女が僕に言う。
何が起こったのか分からない僕は答える事が出来なかった。
(僕がキスした?いつどんなふうに?)僕は驚いていた。
僕がどこに行っていたのか言葉にできなかった。
その夜
僕はこれまでの出来事を少しだけ家族に話した。
心配した家族は、僕を明日医者に診せに連れて行くと約束してくれた。
僕は自分でも大人だと思っているが、医者行くという事に不安を覚えた。
(僕の身に何が起こっているんだ)
975名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:40:14 ID:0Na7GuZw
なんかキター━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
976名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:43:41 ID:uNwFSB2l
僕はシャワーを浴びていた。
………
…突然、胸の膨らみを伝って水が滴り落ち始める。
後ろに誰かの気配を感じた。
いきなり僕の敏感な乳首に荒っぽい手が覆い被さる。
僕の柔らかいお尻に何か固いモノが、ぐりぐり押し当てられた。
『売春婦とシャワー浴びながらが最高に興奮するんだ』
しゃがれた声は言った。
………
僕は平穏な自分の部屋に戻っていた。
それは自分が全く別人になっていたような
信じられない奇妙な体験だった。
977名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:48:22 ID:nrgZOEvI
オフビーツの翻訳小説よりずーーーーーっとうまいよ!
978名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:49:08 ID:uNwFSB2l
僕が眠りに入る長い時間だった。
僕は夢を見た。
………
…僕はストリートを痛む足で歩いていた。
頭の中は不安で一杯だった。
十分に稼げなかったので
ジェシーの機嫌を損ねてしまうと
頭の中で心配をしていたのだ。
自動車が止まると僕は必死に顔の表面に可愛らしい笑顔を作っていた。
979名無しさん@ピンキー
翌朝
病院で診察受けた。
大した問題はないと診断された僕は
薬物治療と精神安定剤の処方を受けるように薦められた。
僕は、大試合でミスしないことを心から望んでいたので
治療を受ける事にした。
薬を服用すると気は鎮まるが、再び自分が変わってしまうような気がした。
僕は腕の中の注射針を感じると安心で震えだした。


その夜
ジェニファーは僕に会いに来た。
用件は彼女の可愛い顔に書いてある。
彼女は僕にキスしようと身を乗り出した。
その時だった。