TS・性転換・女性化小説(非強制) Part6

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1名無しさん@ピンキー
強制要素のない「男→女」の性転換ネタのスレです。
男性を無理やり女性化させて屈辱や羞恥を与えるまでもなく
女性化ネタ全体にハァハァしましょう。

2次創作は不可。
また、再び男性に戻るのも不可。
あくまで♂→♀の不可逆の変化に萌えるということで。
どうしても可逆を書きたい人は、
SS投稿スレ(全肯定)
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/4613/1088367225/
でお願いします。

強制、陵辱傾向の強い作品は、姉妹スレの
強制女性化小説ない?Part12
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1086265602/
の方が歓迎されます。

女→男のTS、及びそれを好む人間はここでは歓迎しておりません。
また、恋愛要素を扱ったSSは荒れの原因になりますので控えてください。
2名無しさん@ピンキー:04/07/26 00:01 ID:yyTxy9TJ
前スレ
TS・性転換・女性化小説(非強制) Part5
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1088778953/

それ以前のスレ
TS・性転換・女性化小説(非強制) Part4
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087064520/
TS・性転換・女性化小説(非強制) Part3
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083409293/
TS・性転換・女性化小説(非強制) Part2
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1080320162/l50
TS・性転換・女性化小説(非強制)
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073735277/

その他関連スレは
強制女性化小説ない? Part13を参照のこと。
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1089199625/3-4

議論は専用スレでお願いします。
3名無しさん@ピンキー:04/07/26 00:07 ID:mkqlAyRm
3げっとー
4名無しさん@ピンキー:04/07/26 00:23 ID:dueQBFpC
5名無しさん@ピンキー:04/07/26 00:59 ID:CD3nB7zy
しばらく期間をおくべきだと思うのだが、たってしまったからには仕方がない。
801禁止。sage進行目立たぬようにヒソーリと……
感想レスは顔文字使わぬようにしよう。
6名無しさん@ピンキー:04/07/26 01:02 ID:aupRgvzg
レスの50%を超えるコピペ・引用も禁止にしておこう。
他スレへのリンクも禁止。
このスレに気がついた奴だけでひっそりと楽しもう。
7名無しさん@ピンキー:04/07/26 01:06 ID:UwaD3bw+
>>6
そんな禁止事項だらけじゃ2chらしさがでないよ。
ひっそりとたのしもうだなんてつまらないし盛り上がらない。上げておこう。
8名無しさん@ピンキー:04/07/26 01:08 ID:ZHpOc+XL
このスレにおまいら書き込まずに放置しる
どうせ、今立てても荒れるだけだから
その内削除依頼出しとく
9諸行無常:04/07/26 01:09 ID:ZH/jZuNd
保守上げ実行。
10名無しさん@ピンキー:04/07/26 01:09 ID:CnhRbTII
ここのSSを楽しみにしていた者として、前スレの展開はたいへん残念でした。
どうか今回は平穏でありますように…
11名無しさん@ピンキー:04/07/26 01:13 ID:CD3nB7zy
あほか、男米良!!
sageとかないと、また荒らされるぞ!
今はスレ正常化のために禁止事項が増えるのは、いた仕方ない。
12名無しさん@ピンキー:04/07/26 01:17 ID:g1Gsa9Ri
ヲチ、コピペ、罵り合いはこちらで

■ふにゅ☆ -性転換(TS)ネタ専門スレ- 9■
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1088960431/
13名無しさん@ピンキー:04/07/26 01:17 ID:dueQBFpC
避難所の自演専用スレが立ちました
14名無しさん@ピンキー:04/07/26 01:18 ID:g1Gsa9Ri
>>13
ヲチ、コピペ、罵り合いはこちらで

■ふにゅ☆ -性転換(TS)ネタ専門スレ- 9■
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1088960431/
15名無しさん@ピンキー:04/07/26 01:19 ID:K3GHCOqY
>>12
そこ書き込んでも削除されるし
16名無しさん@ピンキー:04/07/26 01:20 ID:g1Gsa9Ri
強制要素のない「男→女」の性転換ネタのスレでしたが、現在は荒し専門スレです。
他人の書き込みに難くせを付けてハァハァしましょう。
SS投稿、作品への感想カキコはアリですが、もれなく
「また☆かよ!」「腐女子SS」「自作自演乙」などと罵倒されます。
17名無しさん@ピンキー:04/07/26 01:20 ID:dueQBFpC
自治厨うざい
18諸行無常の風が吹く:04/07/26 02:10 ID:2TRUradu
>>9
そのコテ名に魅力があろうとは…まさに諸行無常。
欲しいならいつでも差し上げるが、一行レスは感心できない。
諸行無常を名乗るのであれば、己が考えを明確にし
他人とは違う視点で、スレに対する批判を行なうが良い。

>>15
それ即ち、貴殿がコピペや煽り文で、スレを荒らしたと言う証明なり。
削除がお望みなら、こちらのスレもふにゅを見倣い、削除を依頼するとしよう。
削除依頼が貴殿に少なからず打撃を与えたとすれば、我も喜ばしく思う次第である。
19名無しさん@ピンキー:04/07/26 02:23 ID:ZXSlEr4q
他スレからのコピペだが

■ 新生【エロパロ板】自治スレッド ■
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1012435162/l50
eroparo:エロパロ[スレッド削除]
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1027546852/
eroparo:エロパロ[レス削除]
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1063185404/
★マルチポスト〔スレッドのみ〕
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1079963477/
★BBSPINK専用 荒らし報告★ 2
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sec2chd/1089697873/

荒らしの報告はこちらに。

だそうです。
20名無しさん@ピンキー:04/07/26 02:47 ID:U5it/VR7
3 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/07/26 01:30 ID:CD3nB7zy
んじゃ香ばしい連中の報告

TS・性転換・女性化小説(非強制) Part6
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090767681/

ID:UwaD3bw+
ID:ZH/jZuNd
ID:dueQBFpC
ID:g1Gsa9Ri
ID:K3GHCOqY

新スレたったにもかかわらず、厨房のスクツになっております。

4 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/07/26 01:34 ID:CD3nB7zy
>>2
ありゃ、んじゃ、書き込むのまずかったかな?
他板まで巻き込んで荒らしが連携してるから、どこにあっても一緒かと思うんだけどね。
板内のことは板内で処理するのも、また一考かとおもう。


自治スレとここでの脳の程度が違う書き込み、まさに萌え厨。
というか他スレまで荒らさないでくれないか?
それと21歳未満はここに来ちゃいけないよ。お兄さんとの約束だ!
21名無しさん@ピンキー:04/07/26 02:53 ID:YCFYU2vl
>>20

キミも荒らし申請しておいてあげよう

22名無しさん@ピンキー:04/07/26 02:59 ID:uXQ8qcRQ
23名無しさん@ピンキー:04/07/26 03:32 ID:gDwtueId
立ったのか・・・今度こそスルーの徹底を頼む
24名無しさん@ピンキー:04/07/26 04:20 ID:yWUNuqbZ
>>1
乙。けど、
あちこちで言われてるんだけど

>>また、再び男性に戻るのも不可。

可逆SSも前スレに出てきたしいいんじゃないか。
25名無しさん@ピンキー:04/07/26 06:59 ID:aCCLtnB4
>>24
勝手に仕切るな
26名無しさん@ピンキー:04/07/26 10:39 ID:ZHpOc+XL
続けるなら、このスレのルールを決めてからにした方がいいだろう
>>24みたいな嗜好が違う香具師と>>25みたいな荒らしが出てきて
荒れることになるから
27名無しさん@ピンキー:04/07/26 18:20 ID:Cs7uUZfa
>>26
SS投下禁止とかw
28名無しさん@ピンキー:04/07/26 20:19 ID:2TRUradu
>>26
匿名掲示板におけるルールとは、ルールを守る者に対してのみ効果を発揮する。
嵐や厨など、空気の読めない住人に対して、ルールを守らせる事が出来ないのであれば
どんなルールも砂上の楼閣と化す事は必定。執行能力の無いルールは無意味。絵に書いた餅など必要ない。

今このスレが真に求めているのは、ルールではなく書き手に優しい環境。誰もSSを投下する気になれない理由を、今一度考えて欲しい。
29あぼーん:あぼーん
あぼーん
30名無しさん@ピンキー:04/07/27 00:22 ID:nZ/XFXyD
スーパー粘着コピペタイム!
31名無しさん@ピンキー:04/07/27 00:34 ID:JVbh5587
ID変わってすぐ出てくるのか。豪儀な奴だ。
32名無しさん@ピンキー:04/07/27 00:55 ID:2Ffv7ho9
っつーわけで、依頼出してきました。

初めてなので書式等に不備があるかも。

>>29
いい加減コテとの馴れ合いを止めないと、
新規参入者が誰もいなくなって、スレが滅びるぞ。
33名無しさん@ピンキー:04/07/27 01:03 ID:HPWv4tzw
>32
レスアンカーつけると、削除しにくくなるんだよ。

でもまぁ、あれだ。これで管理人による自作自演が正当化されたわけだな。
これならID変わらなくても心配要らない。あきれた連中だが、別に801隔離板
から出てこなきゃ何も問題ない。もうあっちとは完全に縁を切ろうぜ。
34名無しさん@ピンキー:04/07/27 01:14 ID:nZ/XFXyD
>>33
よかったな、自分の嫌いな奴ら一掃できて。
35名無しさん@ピンキー:04/07/27 01:19 ID:2Ffv7ho9
誰をどうするって話じゃないと思うけどね。

801だろうがレズだろうが、エロいSSを書いてくれるなら
誰でもウェルカムってこと。
36名無しさん@ピンキー:04/07/27 01:22 ID:R2J+m+H2
>35
まあこの状況で来るかっつーとアレだけどな。
37名無しさん@ピンキー:04/07/27 01:32 ID:HPWv4tzw
>>34
ああ、行幸だ。
38名無しさん@ピンキー:04/07/27 01:47 ID:k+ygsWgV
天皇陛下キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
39あぼーん:あぼーん
あぼーん
40あぼーん:あぼーん
あぼーん
41名無しさん@ピンキー:04/07/27 09:02 ID:ryoISqKB
>>39-40
☆よ、頼むからこっちに書き込まないでくれ。荒れる原因になる。
あんたがまともなレスつけても叩かれるだけだし、あんた自身も気分は良くないだろ?
あと荒らしに対して挑発するようなレスをつけるのも止めてくれ。荒らしを活性化させる原因となるだけだ。それでもやるなら、あんたも荒らしと全く変わらない。
42名無しさん@ピンキー:04/07/27 09:04 ID:rxzKVezo
>>41
コピペだ馬鹿
43名無しさん@ピンキー:04/07/27 09:49 ID:zKrBQxGR
>>42
>>39-40=>>41だと思われ。いい加減嵐にレスを付けるのはやめろ。
レス付けるくらいなら有無を言わさず削除を出せば良い。
相手に反論の余裕を与えずに削除を出し続ける事が
嵐に対して最も効果的である。特にコピペは最優先で削除すべき。
4441:04/07/27 10:20 ID:ryoISqKB
>>42
マジで!?
正直すまんかった…赤っ恥〇| ̄|_

>>43
>>39-40は俺じゃないよ
45名無しさん@ピンキー:04/07/27 11:04 ID:4N72vPBN
>>43
削除申請も荒らしを喜ばせるものなんだが?
自分に対して必死になっているなと思うらしい。
それに削除人もしつこく何度も削除願いがでるスレは、自浄能力に欠けるスレとして、無視するそうだから、完全に逆効果だ。
46名無しさん@ピンキー:04/07/27 11:52 ID:sKjrR04V
放置
47名無しさん@ピンキー:04/07/27 11:54 ID:zKrBQxGR
>>45
いちいちここでレスを付けるから嵐が喜ぶ。
何の報告もしないで、削除を依頼し続ければ
嵐は立ち去るか、より激しさを増すか、どちらかの反応を示す。
そしてどちらの反応を返されても、住民にとっては有益。
諦めて立ち去ってくれるなら何の問題もないし
激しくなったとしても、アク禁されやすくなり
嵐は自分で自分の首を絞めることになる。

それと削除を出し続けると削除人に放置されると言うのも間違い。
削除人が嫌うのは、ガイドラインを理解していない奴からの報告と
削除人の判断にケチを付ける奴と、頭の悪い厨房と
役に立たず面白くもない糞スレからの報告。

ガイドラインに従って簡潔明瞭に削除を依頼する限り
何の問題もないし、いい加減欝陶しい嵐がいた場合
規制人に報告して貰えるので、嵐をアク禁に追い込むことも出来る。
こちらは何の感情も交えず、ただひたすらガイドラインに従って削除を出せば良い。
48名無しさん@ピンキー:04/07/27 12:28 ID:KgZdmH9d

なんていうか典型的なスレの興廃の仕方だよな
1 スレが立つ
2 職人さんが盛り上げ、文字レスもほどよくて空気が良い(全盛期)
3 珍が良スレの匂いにひかれてやってくる
4 どうでもいい事で難癖をつける
5 馬鹿が反応する
6 本スレで議論が勃発
7 職人さんがその空気にうんざりしていなくなる
8 放置できない馬鹿が全盛期を思い出して保守し続ける(脳死状態)

もはや8に突入しております
4945:04/07/27 13:20 ID:4N72vPBN
>>47
荒らしも削除申請スレはみられるんだが……
その申請みて、適度に荒らしてはほくそ笑むらしい。
陰湿だとは思うが、そんな奴じゃなきゃ、荒らし行為はしないだろうしな。

話は変わるが、最近、夢の中でTSしている夢をみることが多い。
これが元でTSした状態で引き込まれたらおもしろいんだが。
50名無しさん@ピンキー:04/07/27 15:16 ID:wyC6Yn7A
>>48

(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) バッカじゃねぇのっ…?!
51名無しさん@ピンキー:04/07/27 15:19 ID:ij8qNIkZ
お前等毎日毎日よく飽きねぇな
52名無しさん@ピンキー:04/07/27 18:33 ID:+WDMlp8U
毎日が孤独過ぎて、けなし合いすら愉しいのか… 飽きずによくやるもんだよ 呆れた 他にすることないのかね
53名無しさん@ピンキー:04/07/27 19:32 ID:iM86a+Q5
>>52
ないんじゃねーの?
54名無しさん@ピンキー:04/07/27 19:44 ID:zKrBQxGR
>>49
まぁもう削除のことは忘れよう。どのみちここは神に見捨てられた失楽園でしかない。
したらばが安泰で、良質なSSの続きが読める今、ここが荒れようが潰れようが、痛くも痒くもない。
如何に混沌が勢力を奮おうとも、法が世界を滅ぼそうとも、タネローンある限り我らが至宝は守られ続けるであろう。


TS夢…、常々思うが夢の記憶を忘却の彼方より引き戻すことが出来れば
どんな作品も…いや、現実すら色褪せるような、幻想世界を体験できるであろうに…。
55名無しさん@ピンキー:04/07/28 04:13 ID:McyPkGh2
荒らしに汚されたSF小説を想うと胸が痛む
56名無しさん@ピンキー:04/07/28 08:52 ID:J7C9qGmz
でも汚されたTS娘は歓迎。強制スレ向きかもしれないけど。
57名無しさん@ピンキー:04/07/28 09:06 ID:qMX0R8bO
嵐に汚されちゃった。。。

時間が来たら男の子に戻れるはずだったのに・・・
もう・・もう・・・二度と。。。・゚・(ノД`)・゚・。
58名無しさん@ピンキー:04/07/28 09:45 ID:7ryTZ4DM
だから、最後の一線は越えちゃいけないってアレほど言ったのに……
59名無しさん@ピンキー:04/07/28 09:51 ID:NFxOrZzB
可逆TS禁止だからどうせ戻れなかったさ
60名無しさん@ピンキー:04/07/28 16:01 ID:Fi2KWpoM
>>1-59=☆
61名無しさん@ピンキー:04/07/28 17:52 ID:qMX0R8bO
>>58
だって・・・、戻れなくなるから、もうやめてって言ったのに
中には入れないから、少しだけ触らせてくれって言われて・・・。
62名無しさん@ピンキー:04/07/28 17:56 ID:NFxOrZzB
ほう、人のせいにしますか。
君もそれを望んでいなかったと、はっきり言えるのかね?
例えば未知の快感に興味があったとか、他人に触られたらどうなるのかとか
全く考えなかったと断言できるのかな?
63名無しさん@ピンキー:04/07/28 20:24 ID:9x5FEafR
もう能書きなんかどうでもいい
ここのSSが好きじゃない人は
全員出てってくれ!!!!!!
>>62
そ、そんな……。
酷いよ、抗うことなんて、できないってわかっていて、あんなことをしたんでしょう?
あっ、やめっ、それ以上触らないでよ!!
65名無しさん@ピンキー:04/07/28 22:08 ID:zDLo8x7s
さすがになりきりはスレ違いでは?
66名無しさん@ピンキー:04/07/28 22:15 ID:dfsgNbn6
こんな季節に
>65は何ができるの?
うまくスレをまわせるの!!?
67名無しさん@ピンキー:04/07/28 22:24 ID:ToPIwS08
なんかウケたw
>65
「そう思う?確かに、劇とはいえ、>57と男どうして絡むのは気持ち悪いな」
「そうだろう!なりきったって駄目なものは駄目だよ!」
65は不自然にもムキになって抗議した。
「それじゃこれ」
「なにこれ?」
「性転換薬TSUC-6」
「せーてんかんやくぅ!?」
「せーてんかんやくぅ!?」
57と65は揃って声を上げた。
「そんなものがあるわけないじゃん」
65は両手を広げたお決まりのポーズであきれて見せた。
「飲んでみればわかるよ」
「よーし!それじゃ試してやるよ。嘘だったら後でなんかおごってもらうからな!」
65は怪しげな小瓶に入った液体を一気飲みした。
「ほい、57の分」
「あの……やっぱり僕も飲むの?」
「もち!役作りだよ」
57はしぶしぶながらも、薬を飲んだ。
69名無しさん@ピンキー:04/07/29 01:57 ID:5bEETn+J
ずっと前のなりきり連投荒らしが
70名無しさん@ピンキー:04/07/29 02:07 ID:MGUcUMll
決めつけ(・A・)イクナイ
71名無しさん@ピンキー:04/07/29 02:10 ID:5bEETn+J
>>69
あいつ他でも暴れてたぞ。はっきりいってウザイ。
その後に出てくるスタトレもどきもな。
72名無しさん@ピンキー:04/07/29 02:17 ID:MGUcUMll
女の子スレに引き取られたはずでは?
73名無しさん@ピンキー:04/07/29 02:33 ID:zqX8NXWu
>>69
支援もできない屑
74名無しさん@ピンキー:04/07/29 02:38 ID:c+scZ7Z7
■ 新生【エロパロ板】自治スレッド ■
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1012435162/l50
eroparo:エロパロ[スレッド削除]
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1027546852/
eroparo:エロパロ[レス削除]
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1063185404/
★マルチポスト〔スレッドのみ〕
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1079963477/
★BBSPINK専用 荒らし報告★ 2
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sec2chd/1089697873/

荒らしの報告はこちらに。
75名無しさん@ピンキー:04/07/29 02:42 ID:meAopB7S
いつもの厨房アワーか。この時間帯は何をやっても嵐の自演で煽られるな。よほどかまってほしいのか…。
76名無しさん@ピンキー:04/07/29 05:11 ID:QjIfs6cF
>68続き
薬を飲んでから、小一時間も過ぎた頃。
「…何も起こらないよ?」
あまりの変哲のなさに、57が焦れた口調で言う。
「いや、もう効いているよ」
確信があるのか、落ち着き払った様子で62が応える。
「そんなこと言ったって効いてないものは効いてないだろ」
微妙に頭に血が上らせながら、反論する65。
「まあ落ち着きたまえ。
そろそろこの手の小道具で普通に性転換するのもマンネリかと思ってね。
この薬には、少し変わった趣向を凝らしてある」
「変わった趣向?」
「うむ、実はね、この薬が効いた状態で、任意の女性に触れると、その女性と
入れ替われるようになるんだ」
「えっ!?」
「しかも、一応可逆的に戻る事も出来るから、思う存分女性化を楽しめる。
ほら、早く入れ替わりたい相手を見つけないと、効果が切れちゃうよ?」
「よし! 僕は独身女性板で、きれいなお姉さんを!」
「俺はほのぼの板で、可愛い女子高生を!」
頭初は乗り気でなかった事も忘れたように、嬉々とした様子で専用ブラウザの
板ボタンをクリックし移動する57、65。
「・・さて、二人が戻ってくるまでボビーにでも行ってくるか」
同じく、どこかへ立ち去る62。忘れ物か、置きっ放しの薬の小瓶。
一部始終をコソーリ物陰から見ていた人影ひとつ。ほくそ笑みながら瓶を手にとる。
「くくく、一日中張り付いてた甲斐があったぜ。ひとつ、俺も楽しませてもらうと
するか。でも専ブラ使えねーし、めんどくせーからこの板で獲物を探そう。
人を呼ぶのなんて簡単だ。☆ウゼー!801女氏ね!行くぜコピペ荒らし!自演連発!」
早速はじまった嵐。やはりそれを笑みを浮かべながら、物陰から見つめる
人影がある。それは、立ち去ったはずの62だった。
「ふふふ、思う存分荒らすがいいさ。ただ、君の飲んだ薬は、さっきのとはまた
毛色が変わっていてね…まあ、おいおいわかると思うが…」
77名無しさん@ピンキー:04/07/30 15:00 ID:/kjqn9f+
そして、このスレもようやく落ち着きを取り戻したのでした
78名無しさん@ピンキー:04/07/30 17:46 ID:OkUv5UU2
79名無しさん@ピンキー:04/07/31 01:30 ID:1Epwcav+
>>78
この女の子は、

1.気持ち良すぎてオナニーが止められない
2.レイプされて中出しされた精液を掻き出している
3.股間を確認して女の子になれたことを確信し、涙を流して喜んでいる

さあ、1、2、3のどれ?
80名無しさん@ピンキー:04/07/31 01:53 ID:b48K2REd
3から1をへて、2に至った
81名無しさん@ピンキー:04/07/31 02:02 ID:ShC3TopY
そして>>57に続く。

出されちゃった…もう元にもどれない… 。・゜・(ノД`)・゜・。
82名無しさん@ピンキー:04/08/01 01:26 ID:mFGJi+e3
hosyu
83真面目に教えてクン:04/08/01 13:58 ID:94rMq+VP
SS投稿スレ(全肯定)
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/4613/1088367225/
に逝きたいのに、ピンクタワーに飛ばされる。
どうしたらいいのか、教えてりださい。
84名無しさん@ピンキー:04/08/01 14:48 ID:YUqN8apF
名前欄にfisianasanと入れつつ、発言したら行けるようになる
85名無しさん@ピンキー:04/08/01 17:38 ID:mLLCUlbM
>>83
したらばはライブドアに吸収されました。よってURLの
jbbs.shitaraba.com を
jbbs.livedoor.com に変えて下さい。
86名無しさん@ピンキー:04/08/01 17:53 ID:S9+Avr31
マジな質問にはマジに答えてやろうぜ。

>>83
そのアドレスをコピペして、ブラウザのアドレス欄に直接貼り付ける。
(ショートカットのコピーは不可)
鯖の負担減の為に転送システムを停止しているのです。

専ブラを導入すれば、クリック一発で目的地に飛べる。
先頭の”h”を抜いたアドレスでもクリックで飛べる。
かちゅーしゃ等ならしたらばの掲示板も板登録で見られる。
何より鯖の負荷を軽くしてくれる。
87名無しさん@ピンキー:04/08/01 18:24 ID:wc9hCgxF
意地悪な奴らの巣窟に、
優しい人ハケーンヽ(゚∀゚)ノ
88名無しさん@ピンキー:04/08/01 18:29 ID:YUqN8apF
というか、そんまことも知らずに2chやってる(ry
89名無しさん@ピンキー:04/08/01 19:12 ID:94rMq+VP
>>86様ありがとうございました。助かりました!
ソレ以外の方々にどうコメントすれば良いのか小一時間悩みましたが
結論が出ない程度に初心者です。なるべく場を荒らさないようROM っていたの
ですが、どうしても解らなくて質問させていただきました。
読んでみたい小説も読めたし、またROM生活に戻ります。職人の皆様、頑張って下さい
90名無しさん@ピンキー:04/08/01 20:02 ID:HsZF80oi
専ブラだったら悩む必要なかったのに、、、
91名無しさん@ピンキー:04/08/01 21:35 ID:uy3kmd5i
感ブラです♪
92名無しさん@ピンキー:04/08/01 22:19 ID:yFrIpWPQ
まぁ スキルの低い=ネット暦の無い 連中がいるから、荒れたってことでFA?
93名無しさん@ピンキー:04/08/01 22:36 ID:/cqjn9P7
俺はまた客引きかと思ったよ……。
9485:04/08/01 23:34 ID:mLLCUlbM
>>89
自分も、一応マジレスだったのですが。お役に立てず申し訳ない。

事実、したらばがライブドアに吸収された影響で、
自分の専ブラではしたらば読めなくなってlivedoorにURL設定を修正したので。

まあ、「IEを使ってるかもしくはどの専用ブラウザを使ってるか」等の
環境関連は書いてもらいたかったですね。
95名無しさん@ピンキー:04/08/01 23:45 ID:upsBJaq9
いつからここは質疑応答スレになったんだ?
96名無しさん@ピンキー:04/08/02 01:08 ID:r9YLnC5Z
>>94
「ピンクタワーに飛ばされる」
この一文だけで専ブラ使いじゃあないってわかるな。
97名無しさん@ピンキー:04/08/02 01:13 ID:hMqqhklE
このスレは專ブラの知識を嬉々として語るスレになりますた


おせっかいな人たちがたくさんいますな。
SSが読みたい今日この頃。
98名無しさん@ピンキー:04/08/02 01:14 ID:2etj/Rur
次スレなぞ立てるべきじゃなかったな
99名無しさん@ピンキー:04/08/02 01:16 ID:1FFCxynY
なんだかんだでもう100が近い
100名無しさん@ピンキー:04/08/02 01:33 ID:uUk0pG85
100なら○○○する
101名無しさん@ピンキー:04/08/02 01:46 ID:VyQFiAc5
まぁ、過去ログでも読んで、マターリ汁!

ttp://yellow.ribbon.to/~hikyousei/index.html
102名無しさん@ピンキー:04/08/02 01:46 ID:wWHEUEmB
○○○=性転換?

薬が欲しいならあげるし
腕の良い病院も紹介するから
早く女の子になってくださいね。
103名無しさん@ピンキー:04/08/02 01:47 ID:9sFfl3Mw
>>100は土下座して、「私のケツの穴に貴方様の野太いチンポをぶち込んでくれませんか」と言う
104100:04/08/02 03:38 ID:uUk0pG85
か、体が熱い…

「わっ私の股間の恥ずかしい穴に>>103様の野太いおチンポをぶち込んで頂けませんか?」

え?何言ってんだ俺。しかも声が…
105名無しさん@ピンキー:04/08/02 21:49 ID:Fbe/BzYu
>>104
おいおい・・・声が女じゃねぇか?ん?あーー!!俺まで。

「ああ・・・ん。ねぇ・・貴方の太いの舐めたいの・・」

い、意識まで・・・・いやーーー!!
106名無しさん@ピンキー:04/08/02 22:35 ID:RYjT0nbQ
>>97
いやいや専ブラは使おうよ。鯖の負担軽減のためにもさ。
107名無しさん@ピンキー:04/08/02 22:59 ID:hMqqhklE
>>104-105
飢えているので、6行程度のレスでも妄想が膨らみますw

>>106
あなた。私と同じく、空気が読めてないので一緒に半年ROMりましょうか。

108名無しさん@ピンキー:04/08/02 23:41 ID:RYjT0nbQ
>>107
ウホッ、いい97・・・

109名無しさん@ピンキー:04/08/03 03:40 ID:sEKzpUSW
窓と禍が出会ったら予告が2分割じゃなくなるかと
思ってたが、予想が外れた。
110名無しさん@ピンキー:04/08/03 03:41 ID:sEKzpUSW
誤ば・・うがあッ
111名無しさん@ピンキー:04/08/03 04:05 ID:aGa79eRQ
………やられたな…
112名無しさん@ピンキー:04/08/03 13:16 ID:rElaQ7mj
>>110
おいしっかりしろ!
女になったのか!?どうなんだ!?
もしそうなら俺が世話してやるからな!その代わりお口で頼む!
113名無しさん@ピンキー:04/08/03 14:39 ID:4qBYdfKh
>>110
じゃあ俺は下の口で頼む!
おい!こうなったら4Pだ!
だれかパイズリが残ってるぞ!来い!
114名無しさん@ピンキー:04/08/03 14:53 ID:YQkFFC6Q
>>110
よっしゃ、乳は俺がもらった!
115名無しさん@ピンキー:04/08/03 15:43 ID:HQxuShKg
>>110
    ♪
 ♪    ,_(ゝ     ヤンマーニ
     γノノ~り) ;y=‐  ヤンマーニ
       从 ゚д゚)/     ヤンマーニ
   ー=y;/| y |        ヤーイヤー
      <へ \
       ~~~>~  ♪
116名無しさん@ピンキー:04/08/03 15:45 ID:tEd9a1Ja
>>110輪姦ショー
見物料1h2万円から
117名無しさん@ピンキー:04/08/03 15:47 ID:0TLz4zPS
>>110
を300万リラで落札キボン
118名無しさん@ピンキー:04/08/03 20:01 ID:3wChF5B7
>>110
 「お、おい・・。うわぁ抱きつくな!」
 突然ムクムクとTシャツの胸の部分が膨らむ。
 「え?お、おい・・・なんで俺の胸が膨らんで・・うぁああ!」
 叫ぶ声も高く澄んでいた。
 「ま、まさか・・」
 思わずズボンを脱いでトランクス一枚になる。
 「ないない!・・・・うわぁああ・・・俺・・・ヽ(`Д´)ノ」
119ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/03 20:33 ID:ZY6yEjY/
 恥ずかしながら戻ってまいりましたほんだしです。色々ご迷惑かけますた。

  『男と女の〜』書いてたらブレーカーdでデータ全部消えたました。えぇ、全部
でつ。あはははははは・・・・・_| ̄|○
 リレーで盛り上がってる所申し訳ないっすがSS投下してもよかですか?平行
して書いてた『辰実君〜』の外伝の方ですが・・・。
120名無しさん@ピンキー:04/08/03 20:53 ID:3wChF5B7
ほんだし殿・・・SS投下してくれますぅ?

うわぁああ・・・いやーーーー!!わ、私・・・・ヽ(`Д´)ノ
121ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/03 21:46 ID:rqCS6za7
 どもども、んでわ久しぶりに投下させていただきやす。
今回の外伝は辰実のシラフ初エッチ話でごじゃいます。

でわドゾー
122ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/03 21:47 ID:rqCS6za7
      ―『辰実君の憂鬱』― 〜外伝:辰実と和久の日常〜

「辰実〜、じゃまするで〜。・・・って鍵くらいかけんかい。無用心やな」
 海への旅行から2日。和久は辰実のアパートに来ていた。冗談でドアノブを回した
つもりがたいした抵抗もなくドアが開く。
「おらんのか〜?」
 部屋とキッチンを繋ぐドアを空けるとクーラーに冷やされた空気が流れてくる。
「・・・なんや、寝とるんか」
 ベットの上。辰実はタンクトップにショートパンツという無防備な姿で眠っていた。
首振りにした扇風機の緩やかな風がさらさらと辰実の前髪をなびかせている。
「ったく。幸せそうな顔して寝とるなあ」
 ベットの横に腰を下ろすと扇風機の風で少しだけ乱れた前髪を指でとかし、そのま
ま頭をゆっくりと撫でる。
「・・・ん・・・・・・」
「こうやって寝とると普通の女の子なんやけどなぁ」
 『元』親友だった少女の寝顔を眺めながらひとりごちる。旅行先で男と女の関係に
なってから3日。二人の仲は相変わらずだった。
「・・・可愛ええ顔しとるな」
 辰実のあどけない寝顔を眺めているうちに和久の心にいけない思いが首をもたげる。
「いたずらしたろかな」
123ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/03 21:49 ID:rqCS6za7
 悪い笑みを浮かべると手を辰実の胸にのばす。そして優しくゆっくりと力を入れる。
「んん・・・」
「おっきい胸やなぁ」
 指を一本だけ伸ばすと胸の先端を刺激する。
「ん・・・ふぁ・・・・・・んん」
 眠っている辰実の頬が上気しせつない吐息が漏れる。そのままいじり続けていると
タンクトップごしでもハッキリとわかるほどに胸の先端が自己主張するように起立する。
「んん・・・あっ」
 和久の指の動きに合わせてピクピクと辰実の身体が小さく動く。
「あ、あかん。変な気分になってしもうた」
 胸から手を離すと顔をゆっくりと近づける。
「ん・・・」
 唇と唇が触合う。和久はそのまま小鳥がついばむようなキスを繰り返す。
「ん・・・ん?」
 辰実の目が薄っすらと開く。そのまま固まったように和久と見つめ合う。
「・・・・・・うわわっ!?か、和久!!?」
 現状を理解したのか辰実は飛び起きるとベットの端まで飛びずさる。
「よっ、おはようさん」
「な、ななな何やってんだよお前!?って言うかなんでここに居るの!??」
 顔を真っ赤に染めながらパニックに陥る辰実。呼吸が上がっている。
「いや、鍵開いとったで。無用心にも程があるぞ。これが俺やなくて強盗やったら
どないするつもりやったんや?」
 自分のした『いたずら』を棚に上げて怒ったふりをする和久。
124ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/03 21:50 ID:rqCS6za7
「え?マジ?・・・あ、いや・・・その・・・・・・すまん」
 辰実の脳裏に強盗に組み伏せられる自分の姿が浮かぶ。そのイメージをぶんぶんと
頭を振って消すともう一つの疑問を和久にぶつける。
「そ、それは分ったけどお前は何をやってたんだよ」
「何ってキスやがなキス。ちゅう。ヴェーゼ。接吻」
「き、キスってお前ね・・・」
「今更照れんでもええやん。何度もしたんやし」
 そう言うとカラカラと笑う。逆に辰実は顔をさらに赤く染めてうつむいてしまう。
「・・・それで、今日は何だよ」
 照れを隠すようにむすっと和久に尋ねる。
「それや。海の写真できたから持って来たで」
 そう言うと写真屋のロゴの付いた袋をヒラヒラと振る。
「あ、そっか。写真の現像和久に頼んだんだっけ」
 和久から袋を受け取ると中身を空けて写真を取り出す。
「おぉ、よく撮れてんじゃん・・・・・・げっ」
 一枚の写真が辰実の目に止まる。
「お、お前いつこの写真撮ったんだよ・・・」
 辰実の手には辰実と桜子の写った写真。辰実が手前でポーズをとり桜子がその後で
驚いた表情をしている。
「よう撮れとるやろ」
 手に持った写真を穴の開くほど見つめながら辰実の身体がプルプルと震える。海へ
の旅行。その時、ついその場の空気に浮かれて取ってしまったいわゆる『セクシーポーズ』。
普段の辰実ならば絶対にしないような格好と表情がその写真には写っていた。この時、
あまりの辰実らしからぬ行動にいつもは積極的過ぎる桜子の方が驚いていたほどだ。
125ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/03 21:51 ID:rqCS6za7
「こ・・・これはダメだ!この写真は絶対ダメーー!」
 そう叫ぶと手に持つ写真をビリビリと破り捨てる辰実。
「あー、なんちゅー事をするんや。勿体無い」
「はぁはぁ・・・。こ、こんな写真が残ってたら末代までの恥じだ」
 破った写真をぺっとごみ箱に捨てる。
「甘いな辰実。既に人数分現像済みや。ネガもこれこのとおり」
 和久がバックの中からさらに3っつの写真屋の袋を取り出す。
「あうぅ・・・」
 さすがに諦めたのか辰実はがっくりとうな垂れる。
「まあえーやないか。想い出や想い出」
「あんまり覚えてたくない・・・」
 むーっとむくれる辰実の頭を和久が撫でる。辰実の目が自然と心地良さに細まる。
「ん・・・ずるいぞ。頭撫でるの」
「でも意外と気にいっとるんやろ?」
 辰実、今日何度目かの赤面。
「あの写真意外にも色々想い出になるような事あったやないか。それで我慢せえ」
「ほんと・・・色々あったよな」
 愛夏さんの事、愛夏さんの妹だった少女の事、黒服の男達の事、様々な事が辰実
の頭に浮かぶ。そして・・・。
「なんや?タコみたいに真っ赤やぞ?」
「・・・・・・」
 ある事を思い出した瞬間、辰実の顔が今まで以上に赤く染まり和久と目を合わせ
られなくなってしまう。
126ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/03 21:52 ID:rqCS6za7
「もしかしてあの事思い出しとるんか?」
「う、うるさい・・・」
 あの事。辰実と和久が一線を越え、辰巳に女として生きて行く事を決意させた原因
の大きな原因と言っても過言ではないあの事。そう、和久が辰実を抱いた時の事を思
い出していた。実際、強烈な酒のせいで辰実本人はあまり良くは覚えていないのだが、
和久と肌を合わせたと言う事実は完璧に覚えていた。
「あんときの辰実は可愛かったで」
 そう言って悪戯っぽく笑う和久に辰実はますます目を合わせられなくなる。
「は、恥ずかしいから・・・あんまりそういうこと・・・言うなよ・・・・・・な」
 うつむいたまま消え入りそうな声でつぶやく。
「なんやって?よく聞こえんぞ?」
 にんまりと笑うと和久は辰実に向って耳を突き出して近づく。そして辰実の耳元で
小さくつぶやく。
「なあ、もっかいせえへんか?」
「なっ」
「ええやろ」
「あ、こら・・・」
 辰実の頬にキスをしながらその小さな身体を抱きしめる。辰実はピクっと身体を竦
ませると身を固まらせてしまう。
「緊張しとるんか?」
「ひぅっ!んくっ・・・」
 耳たぶを軽く甘噛みし、そのまま辰実の首筋に顔をうずめてキスマークを付けるよう
に吸い付き、鎖骨に舌をはわす。
「だって・・・前したときは・・・その、痛かったから・・・」
「そっか。じゃ、今回は優しくしたる」
127ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/03 21:53 ID:rqCS6za7
 タンクトップを脱がして押し返してくるような弾力のある胸を少し持ち上げるように
揉み先端をクニクニといじる。
「あ・・・はぁ・・・」
 たいした時間もかからずに辰実の薄い桃色の乳首はカチカチに固くなる。そのツンっ
と突き出すような突起を口に含み舌先でコロコロと転がす。
「ふぁ・・・うぅん・・・・・・」
 辰実の切なそうな吐息が耳に届くたびに和久の中にたまらない思いか駆ける。
「辰実の乳首、なんか甘い気がするわ」
「なんだよ・・・それ・・・んんっ」
 もう片方の胸を少し強くこね、先端を指で摘む。
「辰実・・・めっちゃドキドキしとるぞ」
「んくっ・・・しょうが・・・ないだろ・・・」
 和久が辰実をゆっくりとベットに押し倒し、ショートパンツも脱がしてショーツ一枚
の姿にする。辰実が潤んだ目で和久を見つめる。
「うっ・・・」
「和久?」
「な、なんでもない」
(アカン、そないな目で見られたら俺も心臓爆発しそうや)
 軽く頭を振ると辰実に再び口付けする。
「ん・・・んん・・・」
 和久が舌を差し込む。辰実はそれをすんなりと受け入れて自分の舌を積極的に絡める。
「あん・・・んむ・・・・・・ふぁ」
 その間も胸を揉み、先端をいじる。辰実の眉が何かを耐えるように寄せられる。
「ぷはっ・・・」
 唇が離れる。二人の間に唾液が糸を引く。
「辰実・・・可愛いで」
「はぁ・・・はぁ・・・」
 辰実は頬を上気させ肩で息をしている。何も言い返さないと言うよりも言い返せるほ
ど頭が上手く働いていない。
128ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/03 21:55 ID:rqCS6za7
「ん・・・んくっ・・・はぁん」
 胸からお腹、ヘソへと順に舌を移動させる。舌が通った後を唾液が妖しくてからせる。
和久がふと下をみるとショーツには大きな染みができていた。
「辰実は感じやすいんやなあ」
「んっ・・・わかんない・・・」
 和久がちろちろとヘソを舌先でなぶると辰実はむず痒そうに身体をくねらせる。
「ちょっとだけ腰上げてくれ」
「うん・・・」
 辰実が言われるがままに腰を浮かせると和久が最後に残ったショーツも脱がす。
「・・・なあ辰実、俺のも触ってくれへんか?」
「・・・・・・・・・うん」
 和久は辰実を起すとあぐらをかいてベットの上に座る。ズボンの上からでもわかるほど
ギンギンにいきり立った和久自身に辰実の手が伸びる。チャックがおろされる。
「和久の・・・熱い」
「うぉっ、辰実の手ひんやりしてて柔らかくて気持ちええ・・・」
 以前は自分にもあった見なれたそれを辰実は思ったより抵抗なく触る事ができた。あと
は昔取った杵柄、どうすればいいか心得たように手を動かす。
「気持ち・・・良いか?」
「あぁ、最高や」
 5本の指をフルに動かしてしごくうちに、先に透明の雫が溢れてくる。そこへ自然に顔
を近づけて行く。
「た、辰実!?何もそこまでせんでも・・・うおっ!」
「ん・・・・・・」
 先端に溜まっている雫を舌でペロっと舐め取る。そのままキャンディーを舐めるように
ペロペロと舌をはわせる。
「うぁ・・・気持ち良過ぎや・・・」
「んっ・・・んっ・・・」
 側面や裏筋を舌と唇を使ってしゃぶる。懸命に奉仕する辰実の頭を和久が優しく撫でる。
そうしていると辰実がもじもじと腰を動かし始める。
129ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/03 21:58 ID:rqCS6za7
「もうええぞ」
「うん」
 顔を上げさせると自分も服を脱いで辰実を抱き寄せる。密着した状態で和久は片手を下へ伸ばす。
「んんっ!」
「次は俺が気持ち良くしてやる番やな」
 クチュクチュと微かに水音を響かせて辰実の濡れている部分をいじる。指が動く度に
辰実はビクビクと身体を震わせて和久にしがみ付く。
「あっ・・・あっ・・・ふぅ・・・くぅん」
 割れ目をさすり、指を差し入れ掻き混ぜ、クリトリスを親指でゆるゆると刺激する。
辰実の奥から止めど無くトロトロの蜜が溢れ出す。
「あんっ・・・かずひさ・・・かずひさぁ」
 辰実は和久の名前を呼ぶと押し寄せてくる快感を耐えるように和久にすがりつき、首筋
に顔を埋める。目尻に涙が光る。
「辰実、俺もう我慢できなくなってしもうた。挿れてええか?」
「・・・・・・ん」
 小さくそう言うとコクリと頷く。辰実の秘唇が和久の指で広げられ熱くいきり立ったもの
が当てがわれる。
「んくっ・・・あつ・・・い」
「痛くせえへんからな。力抜けよ」
 自分にすがりついている辰実の頭を優しく撫でながらゆっくりと腰を進め押し入る。
「んんっ!」
「うぁ・・・きつ・・・ぐぅ」
 先端が埋まっただけで射精してしまいそうな快感が和久に走る。和久はそれを息を止めて
やり過ごすと再びゆっくりと腰を進める。
「あっ・・・・・・あっ」
 熱くドロドロに溶けているような膣内(なか)を肉を割って押し進む。辰実が声を上げる
度に和久のものをキュウキュウと締め付ける。和久の肩にかけられた辰実の手に力が篭もる。
「くっ!」
「んあぁっ!!」
 少しだけ力を入れてズッと奥に押し込む。子宮口に和久の先端がコツンと当たる。
130名無しさん@ピンキー:04/08/03 22:00 ID:rqCS6za7
「あ・・・あぁ・・・くぅん」
「辰実、大丈夫や。全部入ったで」
 ふるふると震えている辰実の身体を抱きしめてあやすように撫でる。きつく閉じられた
辰実の目に新しい涙が浮かぶ。
「だい・・・じょうぶ・・・だから・・・うごいていいよ・・・」
「痛くないか?」
「・・・・・・ん、大丈夫みたい」
「・・・わかった」
「ん・・・」
 和久は落ち付かせるように辰実にキスをするとゆっくりと自身を引き抜くき、そしてゆっ
くりと突き入れる。
「あっ、あぁっ・・・ふぁっ」
 辰実の腰を抱くとじょじょにスピードを上げて腰を下から突き上げるように動かす。
「辰実ん中・・・気持ち良過ぎや・・・」
「あっ、あうっ、んあぁっ!」
 突き上げる動きにグラインドが加わる。身体の中を掻き回されるような感覚に辰巳は身体
をわななかせ咽び泣く。
「ふあっ!うぅんん・・・はぁん」
「くうぅ・・・あかん」
 腰の後がジンっと痺れる。急速に高まってくる射精感を舌を噛み必死に耐えながらそれで
も動き続ける。
「んっ・・・あっ・・・か、かずひさ・・・・・・もっと、動いて・・・いいから・・・んんっ」
「た、辰実っ・・・!」
131ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/03 22:01 ID:rqCS6za7
 辰実を抱かかえると腰を叩き付けるように振る。
「あっ!うあぁっ!ふぁっ!あぁん!」
「も、限界や・・・」
 じゅぷじゅぷと粘っこい音と辰実の嬌声が響く。ぐぅっと静な、だが強い圧力をもったもの
が和久の尿道をせり上がってくる。
「うくっ、出るっ!」
 辰実の身体をきつく抱きしめる。膣内に収まった和久自身が限界まで膨れ上がり熱い固まり
を辰実の子宮に叩き付ける。
「んぁっ!あっ・・・はぁ・・・ぁ」
 ビクビクと身体を震わせて和久を受け止める。大きく息を吐くと脱力して和久にもたれかかる。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「辰実、大丈夫か?」
「う・・・ん。あ、あれ?」
 ゆっくりと和久から離れるが、身体に力が入らずにベットの上に倒れてしまう。
「ほ、ホンマに大丈夫か!?」
「うん、なんか腰抜けちゃったみたい」
 コロっと転がって横になったまま和久の方を向く。
「そうか・・・でも辰実まだイってないやろ?」
「へ?ちょ、ちょっと和久・・・あんっ」
 和久の手が熱く火照った辰実の身体をさする。そのまま身体を入れ替えて後ろから抱き
しめる。辰実の背中に熱く固いものが当たる。
132ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/03 22:02 ID:rqCS6za7
「か、和久ちょっと待って。まだ・・・ふぁ」
「俺だけ気持ち良くなるんは不公平やろ。辰実もちゃんとイカせたる」
 後から首筋にキスをする。手を伸ばし胸をこねるように揉み解す。
「んく・・・あぁんっ!も、もうじゅうぶん気持ち良かったから・・・これ以上は・・・はぁん」
 指が秘唇に伸び、クリトリスを指の腹で掻く。
「気持ち良かったって事は身体は慣れてきとるみたいやから遠慮せんぞ」
「あ、ちょっと・・・ふあぁっ!」
 片足を持ち上げて一息に一番奥まで突き入れる。
「んっ!あっ!んく・・・あぅんっ!」
 後からの挿入で膣内に当たる場所が変わる。その感覚と容赦のない和久の動きにシーツ
を握り必死に耐える。
 和久がズンズンと突き入れ、グラインドさせ、掻き回す。辰実は切なげに喘ぎ、身体を
つっぱらせ、ヒクヒクと痙攣させる。絶頂が近い。
「か、かずひさ・・・もう・・・ひんっ・・・ダメぇ」
「一緒にイクぞ」
 荒い息をつき、トドメとばかりに腰を限界まで早く振る。
「うっ!んっ!あっ!あっ!ふあっ!うあぁんっ!」
「ぐうぅ・・・っ!」
 腰を叩き付け辰実を抱きしめる。和久が辰実の膣内でビクンビクンと爆ぜる。
「んああぁーーーー!」
 辰実の身体中に電気が走り頭がからっぽになる。二人共グッタリと倒れ込みしばらく
はぁはぁと荒い息だけが響く。
133ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/03 22:03 ID:rqCS6za7
 辰実の身体の向きを変えさせて優しく抱きしめる。辰実の腕が躊躇いがちに和久の背中
に回される。その内辰実は頭を和久の腕に預けてすーす―と寝息を立てはじめる。和久は
その頭を空いた手で撫でながら寝顔をじっと見つめる。
「あかんなぁ、優しくしてやる言ったのに泣かせてしもうた」
 既に乾き始めている涙の跡を舌でなぞる。
「ずっと大事にしてやるから勘弁な」
 辰実の寝顔に向って呟く。
「ん・・・」
 和久は見ていなかったが、辰実は小さく微笑んでいた。

                                                    ―fin―
134ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/03 22:05 ID:rqCS6za7
 以上、辰実君の憂鬱外伝でした。辰実君〜シリーズ初の
辰実意外の視点でのお話でした。どうでしたでしゃうか?

 データ消えたダメージが回復しだい『男と女の境界線』の
続きを書きまーす。それでは皆さんまたでーす。
135名無しさん@ピンキー:04/08/03 22:06 ID:3wChF5B7
ほんだし殿乙

>>124
 辰実が驚いていた写真って・・・
 http://tsadult.s7.x-beat.com/cgi-bin/picbbs02/src/1088933865417.jpg


 ですよね?
136名無しさん@ピンキー:04/08/03 22:14 ID:Aai84VK7
>ほんだしさん
いいな、いいな〜!最後の終わり方!
ほのぼの熱々で〜!
強引なぐらいにリードされて逝かされるエッチも
大興奮でした(*´Д`)ハァハァ
137名無しさん@ピンキー:04/08/03 22:15 ID:BM/Tfy/T
>>134
ほんだしはん超乙。
自分の貼った画像をSSに使ってくださるとはうれしい限りでございやす。
あいかわらず辰実タンの描写がエロくてムラムラ来ますな(*´д`)
『男と女の〜』の続きも楽しみに待ってるでやんすよ
138118:04/08/03 22:25 ID:3wChF5B7
>>118

「ひくひく・・・ふぇええ・・・お、俺・・・どうしよう・・」
鏡に映る自分を見る。ダブダブのTシャツにトランクス1枚の女の子・・・
何故か髪の毛は伸びている。
「・・・・・ふぇえええ」
泣いている声も高く。余計自分を惨めにした。
139ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/04 00:03 ID:ilJVbNe3
読み返したら一部言い回しが変だ_| ̄|○

>>135様 137様
 その通りでございますー。何かに使えないかと思ってたので今回ちょろっと
出してみました。勝手に使っちゃって申し訳ねっす。

>>136
 ちょっとだけ間の開いた投下だったので不安どしたが楽しんでいただけた
ようで職人冥利につきます。続き、頑張って書きまーす。

 『男と女の境界線』のネタ考えてるはずが『辰実君の憂鬱』の外伝のネタ
が思い浮かんでしまった辰実君のり新シリーズの構想してたり。何やってんだ、俺。
140名無しさん@ピンキー:04/08/04 07:35 ID:lj9R6Ep3
全然問題無し、なぜなら両方読みたいから!
書きたいと思って書いた方がいいものになりそうなので、湧き上がる情熱に筆を任せなっせ。


今回のは良かった!何がいいって辰実が可愛い!出来れば
「ここが気持ちいいんでしょ、そうなんでしょ」みたいな、いつも受けの辰実が攻めに転じるのも見てみたい……だが!

141名無しさん@ピンキー:04/08/04 19:24 ID:4j0RXlAj
>>119
ガンガレ、折れもガンガル。
142名無しさん@ピンキー:04/08/04 19:26 ID:2fjJ/1YD
俺も俺も
143名無しさん@ピンキー:04/08/05 00:54 ID:irQ5+UgD
お前は誰だ
144名無しさん@ピンキー:04/08/05 01:04 ID:PD3RUeoG
俺の名はキャシャーン
145名無しさん@ピンキー:04/08/05 01:11 ID:/9TV89Iz
>>141
ガンガルと聞くと
「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ。悪を倒せと俺を呼ぶ」と言いたくなる。
146名無しさん@ピンキー:04/08/07 15:26 ID:QpLPeDzK
hosyu
147ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:01 ID:j+2LqLjk
ほんだしが来たんですよそうなんですよ。
今の内にSSを投下させてもらうんですよ。
今回も申し訳ないっすが『辰実〜』の外伝でし。桜子暴走イエァっ!

それではドゾー
148ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:03 ID:j+2LqLjk
      ―『辰実君の憂鬱』― 〜外伝:桜子の看病日記〜

「う〜」
「はい、辰実ちゃん」
 カラカラと氷が軽くぶつかる心地良い音を響かせながらタオルを氷水に浸す。適度に
冷やすとキツく搾ってうんうん唸ってる辰実ちゃんの頭に乗せる。
「う〜」
 瞳を潤ませて頬を上気させてる辰実ちゃんは本人には悪いけどとっても可愛い。ポン
ポンと額のタオルを叩くと辰実ちゃんが咥えている体温計に手を伸ばす。
「はい、辰実ちゃん体温計離して」
「ん」
 体温計を取ると液晶を見る。・・・38度5分。もう、こんなになるまで放っておいて。
「38度5分ね。辛いはずよもう」
「う〜」
 額に乗せてあるタオルを裏返し、額に張り付いている前髪をどける。
「なんで病院に行かないのよ」
「う〜・・・・・・」
 少しだけキツく言ってみる。辰実ちゃんはちょっとだけすまなさそうな顔をするとプイっ
と顔を背けてしまう。・・・いやん、可愛い。
 しばらく連絡がなかったから電話をかけてみたら風邪を引いて家で寝ていると声を出
すのも辛そうに辰実ちゃんが言うもんだからこれはチャンス・・・じゃなかった。心配
になって急いで駆けつけたって訳。
149ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:04 ID:j+2LqLjk
「辰実ちゃん、お腹空いてる?」
「う〜・・・、あんまり食欲ない」
「だーめ。どうせ何も食べてないんでしょ?」
「う〜」
 少し生暖かくなったタオルを取ると氷水に浸して搾る。そのタオルを辰実ちゃんの頭
にのっける。
「せっかくだから私が作ってあげる。台所借りるわよ?」
「う〜」
 唸って返事をする辰実ちゃん。どうやらOKみたい。
「じゃ、大人しく寝てなさい」
「・・・・・・うん」
 意外にも返ってきた素直な返事に心臓がドクンッと跳ねる。もう、弱ってるから優しく
してあげようと思ったけど揺らいじゃうじゃない。
 冷蔵庫を開ける。比較的新しい日付のタマゴ以外は野菜が少し・・・。まぁ、元男の子
の冷蔵庫ならまともな方かしら。冷凍庫を開けるとラップに包まれたご飯とお肉が凍って
るのを見付けた。なによ、思ったより家庭的。下手な女の子より女の子らしいじゃない。
「ここはオーソドックスにお粥よね」
 丁度良い大きさのお鍋を探し出すと私は料理を始めた。
150ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:05 ID:j+2LqLjk
「う〜」
 台所で桜子が何やら料理を始めている。それにしてもダルい。身体が熱っぽい。頭がフ
ラフラする。タチの悪い夏風邪にやられてしまったようだ。口を開けても唸ってばっかりだ。
「口が滑ったなぁ・・・」
 桜子から電話がかかって来た時ついうっかり風邪を引いてる事を言ってしまった。まさか
本当に家まで来るとは・・・。
「でもまぁ・・・、正直ありがたいかな」
 桜子の鼻歌が聞こえてくる台所をチラリと見ながらつぶやく。吐く息が熱っぽい。こんな
に酷い風邪は久しぶりだ。
 頭の上のタオルがぬるくなって気持ち悪い。タオルを手に取ると動かすのも辛い身体を捻っ
てベットの横の床に置いてある氷水の入ったボールにつける。
「ん・・・冷たくて気持ち良いな」
 そのままカラカラと音をさせてタオルを泳がせる。十分冷たい水が染み込んだのを確認
して両手でタオルを絞る。
「んんっ」
 ベットの上で横になったままと言う無理な体勢のせいか風邪のダルさのせいか腕に力が
入らず上手く搾れない。
151ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:06 ID:j+2LqLjk
「んくっ・・・・・・きゃわっ!」
 バランスを崩してズデッとベットからずり落ちる。うぅ、情けない。
「辰実ちゃん!?」
 物音を聞き付けたのか台所から桜子が顔を覗かせる。ベットに戻りたいけどそれすらも
億劫で身体がのそのそと動くだけになってしまう。
「もう、何をやってるのよ」
「う〜」
 桜子が台所からパタパタとかけてくると脇を抱えてベットに戻してくれる。ついでに手
に握ったままになっていたタオルを取ると搾って頭に乗せてくれた。
「無理しちゃダメじゃない」
「いや、桜子料理してるしタオルぬるくなったし・・・」
「それくらい言ってくれればやってあげるわよ」
「でもさ・・・」
「病人なんだからそれくらい甘えてもバチ当たらないわよ」
「・・・ごめん」
 桜子はタオルケットを掛け直すとニッコリと笑ってポンポンと俺の頭を叩く。
・・・・・・なんか妙に優しいな。
「それじゃ今度こそ大人しくしてるのよ」
「うん」
 それだけ言うと桜子は台所に戻って行った。
152ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:07 ID:j+2LqLjk
「むふふふふ・・・・・・」
 台所のドアを閉めると思わず笑いが漏れてしまった。いけないいけない。
「これは・・・いけるわっ!」
 風邪で弱ってる辰実ちゃんを落すのは不本意だけど今日の辰実ちゃんならいつもの
お邪魔虫(男二名)も居ないし確実に落せる。気になる事もあるし善は急げね。
「この薬いらなかったかしらね」
 すっと胸の間に入れておいた”とっておき“の薬を取り出す。まあ、今の辰実ちゃんに
これを使うのは危ないかな。
「さて、とりあえずお粥完成させちゃいましょうかね」
 薄く味を付けたお湯の中に冷凍ご飯を入れる。ご飯が解れてくる間にタマゴを割ると
カチャカチャと溶く。
「ぐつぐつ煮えてきたらタマゴを入れて一煮立ち〜」
 ご飯が解れてぽこぽこと気泡がお鍋の底から沸き上がってくる。火を小さくすると
タマゴが沈まないようにゆっくりと全体に流し込み蓋をする。
「後は〜・・・あ、オカカ発見」
 本当は梅干の方がいいんだけどこの際しかたないか。オカカを小皿に出すと醤油を
ちょろっと垂らして混ぜる。
「薬味完成。ま、これだけできれば十分かな」
 コトコトと音をさせるお鍋の蓋をとって火を止める。オタマで少しだけすくうと冷まし
て指先に付けてペロっと舐める。
「うん、上出来」
 出来あがったお粥をお盆に乗せると台所のドアを開けた。
153ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:09 ID:j+2LqLjk
「できたわよ〜」
「う〜」
 台所から出てきた桜子の手に湯気が上がるお盆。昨日から何も入れていない胃がキュ〜
っと動く。
「あ、お粥だ」
「辰実ちゃんお腹弱ってるから消化に良いものにしたのよ」
 何とかベットの上で上半身を起すと桜子もベットに腰掛ける。桜子はお盆を膝の上に
乗せるとレンゲでお粥を少しすくってふーふーと息をかける。
「お、おい桜子?」
「ふー、ん?なあに?」
「いや、お前なにやってんの?」
「何って、冷ましてるんじゃない。はい、あーん」
 ニコニコと笑いながらお粥の乗ったレンゲを桜子が差し出す。・・・ようするに食べさ
せてくれるって事か。いやいや、そう言う問題じゃない。
「い、いいよ。自分で食べられるから」
「いいからいいから。病人は黙って言う事を聞きなさい」
「うぅ・・・」
 さらにレンゲが近づいてくる。・・・ダルさのせいか抵抗する気力もないや。ここは
大人しく言う事を聞こう。差し出されたレンゲをパクっと一口食べる。
「どう?美味しい?」
 目をキラキラと期待に輝かせた桜子がジーっとムグムグと口を動かす俺の顔を覗って
いる。な、なんか食べ辛い。それでも柔らかくなったご飯とふんわりとしたタマゴの口
当たりが良いし薄く効いた塩っ気が美味しい。
「ん・・・美味い」
「きゃー!やった。どんどん食べて」
「う、うん」
 大げさにはしゃぐ桜子に圧倒されつつもそのまま食事を続けた。・・・正直恥ずかしいな。
154ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:10 ID:j+2LqLjk
「ごちそうさま」
「はい、おそまつ様でした」
 空になったお粥を台所にさげる。なんだかんだ言って辰実ちゃんはお粥をあっという間
に食べてしまった。食べさせてあげる時の照れてる顔とか口を一生懸命動かす時の仕草と
かもう可愛くてしかたなかったなぁ・・・。うふふふふ。
「来た時より元気になったみたいだし・・・。使っちゃおうかしら、これ」
 ドアが閉まっている事を確認するとさっきの薬を取り出す。
「・・・・・・うふっ」
 いけないいけない。落ち付かないと怪しまれちゃうわね。食器を流しに付けると冷蔵庫
からミネラルウォーターを取り出してコップに注ぐ。お盆の上にそのコップと薬を用意して
準備万端。
「さ、辰実ちゃんお薬飲みましょうね〜」
「薬?」
 部屋に戻ってコップと薬を差し出す。
「何の薬だ?」
「風邪薬よ。家から良く効くやつわざわざ持って来たのよ」
 もちろん風邪薬って言うのは大嘘なんだけど。ま、家から持って来たって言うのは本当だし。
「そっか、ありがと」
 辰実ちゃんは何の疑いもなく薬を口に入れる。
「・・・死ぬほど苦いぞ」
「良薬口に苦しって言うでしょ」
 コップを渡すとゴクゴクと飲み干す辰実ちゃん。・・・何か罪悪感と期待でゾクゾクと
震える感じがする。
「ぷはぁ、まだ口のながが苦い」
 全部飲んじゃったみたいね。利いてくるまで少し時間がかかるからそれまで少しだけ
悪戯しちゃおうかしら。
155ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:11 ID:j+2LqLjk
「さて辰実ちゃん、汗かいてるでしょ?」
「む、確かに全身汗ばんで気持ち悪いかも」
「ちょっと待っててね」
「?」
 不思議そうな顔をする辰実ちゃんはひとまず置いといて台所でぬるま湯と新しいタオル
を用意する。
「はいこれ」
「これって、何?」
「何って汗を拭いてあげるって言ってるの」
「い、いいよ別に」
「辰実ちゃん風邪引いててお風呂入れないじゃない。病人は大人しくしてなさい」
 それだけ言うと嫌がる辰実ちゃんをベットに押し倒す。大分顔色も良くなってるけど
まだ本調子じゃないのか強い抵抗はしてこなかった。緩みそうになる顔をキッと引き締める。
「本当にいいって、自分でできるから・・・」
「いいからいいから」
 ぷちぷちと辰実ちゃんのパジャマのボタンを外していくと少し汗ばんだ木目の細かい
肌が露になる。・・・我慢できないかも。
「そうそう、ちゃんと拭いてあげるからそうやって大人しくしてなさい」
「む〜・・・」
 恥ずかしそうに顔を赤くしてる辰実ちゃんを見ちゃうと本当に我慢できなくなっちゃ
いそうだからあんまり見ないようにしてタオルをぬるま湯につけて絞る。
「・・・桜子、下心なんてないよな?」
「ないわよ〜」
 しれっとそう言うと上のパジャマを完全に脱がしてしまった。
156ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:13 ID:j+2LqLjk
 桜子の視線が肌に刺さる。普段なら絶対こんな事させないけど風邪のせいで身体に力が
上手く入らない。
「大丈夫よ、変な事しないから」
「・・・とにかく早く終わらせてくれ。頼むから」
 桜子本人は必死で我慢してるつもりなんだろうけど顔がにやけてるぞ。説得力ないなぁ。
「はいじっとしててね〜」
「ん・・・・・・」
 湿ったタオルが肌を滑り、首から肩、腕へと流れる。火照った身体にぬるいタオルが
気持ちいい。・・・・・・おかしいな、タオルで拭われた部分が熱いような気がする。
「さ、桜子、ちょっと待って」
「いいからいいから」
 ニコニコしながら桜子の手が胸に伸びる。
「んくっ」
 ただ、汗を拭われているだけのはずなのに背筋がゾクゾクと震える。熱い・・・頭は
ぼーっとして身体中が燃えてるみたいだ・・・。風邪で熱いのとは違う感じが・・・する。
「桜子・・・なんか・・・変だ」
「あら?もう効いてきちゃった?」
 身体の奥がジンジンとうずき出す。触りたくて、触って欲しくてたまらなくなる。
157ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:14 ID:j+2LqLjk
「どういう・・・こと?」
「ごめんね、実はさっきの風邪薬じゃなかったの・・・」
「んむっ・・・」
 桜子に口を塞がれる。気がつけば桜子の舌に自分から積極的に舌を絡めていた。舌と舌
が触れ合うだけで頭の中が蕩けそうになる。
「んぁ・・・・・・あ・・・んむ・・・」
「んん、ん・・・」
 舌で送り込まれてくる唾液を嚥下する。身体のうずきがどんどん強くなっていく。
「ふぁ・・・ん、んむぅ・・・」
「・・・ふふっ、辰実ちゃん可愛い・・・」
 ぴちゃぴちゃと水音が響く。口の中が溶け合ってるみたいだ。
「んぁっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
 桜子が離れ、肺が酸素を求める。ぼやけた視界に頬を上気させた桜子が映る。激しい
キスと正体不明の熱で朦朧としている内に両腕をさっき身体を拭いていたタオルでベット
のパイプに縛り付けられてしまった。
158ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:16 ID:j+2LqLjk
「ほんとはこんな事したくないんだけど・・・」
「あぅっ・・・んんっ」
 辰実ちゃんの胸をぺろっと舐める。たったそれだけの事で辰実ちゃんはピクッと身体を
振るわせる。う〜ん、効果絶大ね。
「桜子・・・・・・もう・・・やめ・・・」
 『やめろ』なんて今更そんな事言わせない。その前にどうしても聞きたかった事を聞かなきゃ。
「ねえ辰実ちゃん、和久とやっちゃったの?」
「っ!・・・な、何で今そんな・・・ふぁっ!」
 ちょっといじわる。言い終わる前に胸を少しきつめに揉んでみる。
「ね、どうなの?」
「・・・そんな事・・・・・・」
 顔を真っ赤にして黙り込む辰実ちゃん。まあ、大体予想はしてたけど。
「あ〜あ、やっぱりそうなんだ」
 少し、いや大いに残念。海の旅行の一番最初の日、にぶちんなノリは気づかなかったみ
たいだけど辰実ちゃんと和久が居なくなってからの二人の態度で”何か“あったなと思っ
たんだけど・・・。
「まあいいわ。和久のやつは後で吊るすから」
「ふぁっ・・・あっ、あっ・・・」
 両方の胸を先端に触れないようにこねる。辰実ちゃんはいやいやをするようによがる。
目尻に涙が光ってる。ちょっと可哀相かな・・・。
「でも頭にきちゃうわね。この私を出し抜くなんて・・・」
「んん・・・くぁ・・・ふぅん」
 胸を責めつづけながら、それでも一番敏感な部分に触れないようにしてお腹とおヘソ
舐める。焦らないでじっくり行くわよ。
159ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:17 ID:j+2LqLjk
「さくら・・・こ・・・ほんとにもう・・・」
「ね、辰実ちゃん」
 これも最後まで言わせずに責めるのを止めて辰実ちゃんの顔を覗き込む。
「辰実ちゃん、私の事嫌い?」
「・・・・・・そ、それは」
「それともこんな事されたら嫌いになっちゃう?私は辰実ちゃんの事が大好きだから嫌
ならやめるけど」
「・・・・・・・・・・・・」
 少〜し卑怯だったかしら。辰実ちゃんに飲ませた薬って実は強力な媚薬で今も多分触っ
て欲しくてたまらないんじゃないかしら。でも辰実ちゃんの事が大好きなのは本当だし嫌
われたくないのも本当。もしこれで『やめて』って言われたら残念だけど今日はここまで。
焦らないって決めたし。
「・・・・・・ゃ・・・」
「え?」
「・・・やめないで・・・続けて・・・ほし・・・い」
 あぁ、もう本当に大好き。こんなに私の事めろめろにしてくれる子なんていないわ。
「ありがとう辰実ちゃん。じらしてごめんね・・・」
「うぁっ!?ふあああぁぁ!」
 胸の先端をきつくつまむ。それだけで辰実ちゃんは電気が走ったみたいに身体を跳ねさせる。本当に効く
わね、あの薬。
「ごめんね、痛かった?」
「ひぅ、んあぁ・・・」
 舌先で優しく舐める。私も我慢できなくなってきちゃったかも。目に涙を溜めて荒い息
をつく辰実ちゃんの残った下のパジャマとショーツを脱がせると私も服を脱ぐ。
160ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:18 ID:j+2LqLjk
「気持ちよくしてあげる」
「あん・・・やっ・・・あぁ・・・」
 辰実ちゃんの大事な所に指を伸ばす。とろとろの蜜が指に絡んでくる。その蜜を指に絡
めると一本だけ辰実ちゃんの奥へと差し込む。
「あっ・・・んくぅ・・・」
 涙を流しながらふるふると震える辰実ちゃんはメチャクチャにしちゃいたいくらい可愛い。
「ふぁっ、あっ、あっ、あぅっ、んあぁっ」
 クチュクチュと指の先で中を軽く引っかく感じで抜き差しすると面白いように辰実ちゃん
の身体が跳ねる。
「一緒に気持ちよくなろ」
「んっ・・・んむ・・・あっ、やぁっ・・・ふあぁっ」
 キスをすると密着した胸の先端同士をこすり付けるように身体をスライドさせる。ジンッ
と痺れるような
甘い感覚が胸から身体に広がっていく。
「うぅんっ・・・はぁっ・・・あぁっ」
 二本目の指を差し込んでみる。ちょっとキツイけど大丈夫そう。そのまま中身を掻き出
すような感じで激しく動かす。
「あっ、あっ、ああっ、んぁっ、ああぁっ!」
 辰実ちゃんの大事な場所を責めながら胸同士を擦り付ける動きも速くする。その内辰実
ちゃんの身体が弓反りにつっぱってくる。
「さくらこ・・・お願い・・・ちょっと、まって・・・」
 目に涙を溜めながら辰実ちゃんが懇願するように言う。
「ダメよ辰実ちゃん、そんな顔で言われたら・・・逆効果よ」
 そう言って辰実ちゃんの中のちょっと感触の違う部分を一層強く擦る。辰実ちゃんの身体
がガクガクと震える。
「あっ、あっ、ふああぁぁ―――――――っ!」
 ビクンッと大きく仰け反ると辰実ちゃんは大きな声をあげる。イカせちゃったかな。
161ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:20 ID:j+2LqLjk
「ぁ・・・ぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」
「辰実ちゃん・・・次は私も」
 脱力してクッタリしている辰実ちゃんの口にもう一度キスをすると足の間に身体を滑り
込ませる。
「ふぇ?さくらこ・・・うぁっ!?」
「んんっ」
 自分の大事な場所をくっつける。私も少し濡れちゃってたみたい。身体全体を密着させ
ると擦り付けるように身体を動かすと淫らな水音が響く。
「やぁっ・・・んぁっ・・・くぁっ!」
「んくっ・・・辰実ちゃん・・・気持ちいい?」
 耳元で囁いてペロっと目尻に溜まる涙を舐め取ると、腕を縛られた辰実ちゃんが窮屈そ
うに身体をよじらせる。女の子の身体で一番敏感な部分が引っかかるように擦れ合う度に
私にもビリビリとスゴイ快感が走る。
「あっ、あっ、あっ、あぁっ!さ、さくらこぉ・・・・・・っ」
「はぁ・・・ぁっ・・・辰実ちゃん、一緒に・・・イきましょう」
 胸を、秘所を押し潰すように密着させスライドさせる。私も、そろそろ・・・きそう・・・。
「ダメ・・・ダメぇ・・・・・・」
「辰実ちゃんっ・・・」
 私も・・・限界・・・・・・かも。
「あっ、あぁっ・・・んああぁっ!」
「んんっ!」
 身体中が浮いていくような感覚。全身がつっぱる。
「ぁ・・・ぁ・・・」
「ん・・・ふぅ・・・辰実ちゃん、気持ち良かった?」
162ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:22 ID:j+2LqLjk
 全身で息をしている辰実ちゃんの腕の戒めをといてあげる。二人共汗とか他のものとか
で全身グッショリになっちゃったわね。二人共お風呂に入らなきゃかしら?
「桜子・・・ひどいよ・・・」
「くす、辰実ちゃん可愛かったわよ」
「んっ」
 ちゅっと軽くキスをする。決めたわ。辰実ちゃんは私のものにするんだから。和久なんか
にはずぇーーーーーったい渡さないわよ。

                                                   ―fin?―
163ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/07 20:24 ID:j+2LqLjk
以上お疲れ様でしたーーー。
辰実と桜子の視点が途中で入れ替わるので読みにくかったらすんません。
中途半端な所で終わってる感じですがこの外伝は(多分)続きます。
まぁ、まだちゃんと考えてないのでいつ投下になるかはわかりませんが。

次はちゃんと『男と女の境界線』の続きを書きます。
それではまたでーす。
164名無しさん@ピンキー:04/08/07 22:03 ID:SEMgFQcL
>>163

ほんだし殿GJ!

 個人的には桜子のキャラは大好きです。
 やはり桜子視点のままの方が良かったかも。

 外伝はまだまだ続きそうだけど、ぜひパート2も書いて欲しいなぁと思ってます。
165名無しさん@ピンキー:04/08/07 22:23 ID:hcAMDr21
>>163
ほんだしはん超乙。
エーロ――――(゚∀゚)イイ―――!!
非常にムラムラきますよー涙目の辰実タンがたまりません
166名無しさん@ピンキー:04/08/08 00:24 ID:2w7J4fR0
キタ━━━━:y=-( ゚∀゚)・∵;;━━━ン!!!!

何がいいってもう、桜子が。
辰実のことが大好きな気持ちが、脳みそに直撃しました。
桜子の一人称がありえないくらいツボで。
前から好きでしたけれど、もう今回でファンになりました。
転げまわりそうなほどイイ!(・∀・)です。

できればまた桜子の話が読みたいです。
本編でも桜子キボンヌ!激しくキボンヌ!!
167名無しさん@ピンキー:04/08/08 01:27 ID:hFnLdKee
人物の言動から個性が感じられ、しっかりとキャラがたってるのはいい感じ。

ただエチシーンが淡々としている気がした。
桜子視点のエチシーンに、行動の羅列だけでなく桜子の内面をねちっと表す言葉があったらもっと良いかもしれない。


まあ結局辰実タンと桜子タン…ハアハアってのが言いたかったんだよね。
あんたのSS好きだ。
168名無しさん@ピンキー:04/08/08 02:09 ID:9+NW6iu5
神様仏様ほんだし様!!!
169名無しさん@ピンキー:04/08/08 18:01 ID:cza/BFUV
>ほんだしはん
桜子ちゃんもエロくていいですね〜
単なるレズっていうだけでなく元男の子を征服する感じ?
でも辰実ちゃんはノリとだけは絡ませて欲しくないようなw
170太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/08 21:02 ID:5x/MoWMm
>>ほんだし様
桜子話キトゥワァー!興奮してきましたよ?
個人的には、今後辰実が元男という特性を生かして、桜子に反撃を試みる場面があったら嬉しかったり。

ところで現在短編ものを一つ考えていて、女装少年が女の子になってあれやこれやと色々悪さをする、という話を構想中なんですが、完成した際には投下しても大丈夫でしょうか?
しばらくは長編の方に手をつけてるので、すぐとはいきませんが。
171名無しさん@ピンキー:04/08/08 22:24 ID:2w7J4fR0
>170
反撃を試みはするけれど、やっぱり桜子にはかなわないと萌え。

とにかく投下汁。話はそれから。
期待しておいても桶?
172太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/09 01:27 ID:pX4YyULy
>>171
>反撃を試みはするけれど、やっぱり桜子にはかなわない
それだ!w

今週末までには投下出来るよう、頑張って書きたいと思います。
173名無しさん@ピンキー:04/08/09 01:34 ID:vkua2RQU
>>172
( ´∀`)マッテルヨー
174ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/09 13:39 ID:TA6T0gjL
昼休みにこんにちは、ほんだしです。

>>140
 そう言っていただけると助かるっす。『男と女の〜』の方はどうも
スランプ気味でして。前に消えたデータも少々納得してないできでしたし〜。

>>164
 今回もちょっとした実験のつもりで視点をちょろちょろと変更してみました。
冷静になって読み返してみると何となく統一性がなくて ダメな感じですねぇ(:´Д`)
>>165様 166様
 何か最近四六時中エロい事ばっか考えてます。ダメ人間ですはい。桜子は動かしやすい
キャラクターなので今考えてる新シリーズでも 出番は多いと思います。

>>167
 そうなんですよ、エロって気抜くと単調になっちゃって。もう少し辰実と桜子の絡みの
シーンははっちゃけても良かったかなと後悔してたりしてなかったり。

>>168
 SS書き歴1ヶ月弱のオイラには勿体無いお言葉・・・。執筆の動力原にして頑張ります。

>>169
 ノリは正直扱いに困ってる不幸な子です_| ̄|○ 何か良い思いさせてやりたいなぁ・・・

>>太夜叉様 171様
 興奮して下さい。ええ、そりゃもう(゚∀゚) 辰実の反撃は実は考えてました。
エスパーですか?それと新作楽しみにしちょりますよぅ。

 最近暑くてダレてます。エロ分が足りない。非強制板の皆!オラに少しだけエロスを分けてくれ!
175名無しさん@ピンキー:04/08/09 17:29 ID:W5zjILFL
じゃあうちの我慢汁わけたげる♪

いっぱいためて大きくしてけろ。
176ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/10 01:07 ID:aSCaEabC
暑くて眠れねーーーーーー!のほんだしです今晩は。
暑くて眠れなかったので短いSSを書きました。位置的には
『桜子の看病日記』の続きになります。今回は桜子に続いて
和久視点のお話でーす。

それではドゾー
177ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/10 01:08 ID:aSCaEabC
      ―『辰実君の憂鬱』― 〜外伝:嵐の前の静けさ〜

『ピンボ〜ン』
 辰実の家の前。ドアの横のインターホンを押す。少し長い事連絡がなかったさかい
心配になって来てみた。おらんかもしれんなぁ。先に携帯で連絡しとくんやった。
「よ、よぉ。和久・・・」
「なんや、おるんやないか」
 ドアが開くと腹を押さえて真っ青な顔の辰実が出てくる。どないしたんや。
「辰実、オマエ顔色悪いぞ?」
「ん、ちょっと・・・お腹痛くて・・・」
 それだけ言って顔をしかめる。ほんまに辛そうやな。
「とりあえず上がれよ」
「ええんか?体調悪いんやったら帰るで?」
「気使わなくてもいいって。ほら」
「わかった。じゃまするで」
 部屋に上がると辰実は腹を抱えたままうずくまってしもうた。
「なんや、悪いもんでも食ったんか?」
「いや、そう言う訳じゃないんだけど・・・いたたた」
 辛そうに身体を縮め込む。まいったで。病院に連れてった方がえんやないか?
「何か今朝から腰も痛くてさ・・・」
「困ったのお」
 腹と腰が痛いか・・・・・・、もしかして・・・。
「辰実、それ生理とちゃうんか?」
「へ?」
 俺もようはわからんけど女の子が腹痛くなるっちゅーたらやっぱり生理なんと
違うんかな。辰実は今立派な女の子なんやし。
178ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/10 01:09 ID:aSCaEabC
「そやろ?辰実が女の子になってそろそろ1ヶ月やし。月のものっちゅーくらいや
からそろそろなんと違うか?」
「う〜・・・、そんな事言われても・・・こんなの初めてだし」
 確か前にどっかで読んだ事あるな。生理の時は腹を暖めるとええとか何とか。
「辰実、ちょっとこっちこい」
「へ?―――きゃっ」
 辰実の身体を掴むとぐるんと反転させてあぐらをかいた足の上に座らせる。その
まま後から抱きしめる感じで腹の上に手を置く。
「か、和久。これは一体何の真似・・・」
「ええからちょっとじっとしとけ」
 効くかわからんけど何でもやってみるのがええやろ。戸惑っとる辰実はとりあえず
無視してそのまましばらく抱きしめる。
「・・・・・・・・・」
 よう見ると辰実は耳まで真っ赤にして照れとる。こう言う仕草は可愛ええなあ。
「どや?」
「な、何がだよ」
「腹や腹。まだ痛いか?」
「そんなの・・・あれ?少し楽になったかも・・・」
 腹の前で組んでる俺の手を辰実が不思議そうに撫でる。ひんやりしてやらかい手が
気持ちええ。
「暖めるとええって聞いた事あったさかいな、試してみたんや」
「そ、そう言う事は・・・先に言えよな・・・」
「まあええやないか。効いたんやから万事OKや。もうしばらくこのままじっと
しとくぞ」
「・・・わかったよ」
 強張っとった辰実の身体が俺に預けられてくる。これが幸せの重み言うんかなぁ。
179ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/10 01:11 ID:aSCaEabC
「・・・・・・なあ和久」
「何や?」
 しばらく二人共口も聞かんとじっとしとったら辰実がぽつりと口を開いた。
「じ、実は・・・さ、俺・・・この前その・・・」
「何や、ハッキリ言わんかいな」
 辰実が言いにくそうに言葉を濁す。何かあったんか?
「桜子に・・・襲われちゃってさ」
「な、なんやて!?」
 予想もしとらんかった言葉が返ってくる。桜子に襲われたってどう言う事や?
「襲われたて・・・エッチな事されてもうたんか?」
「・・・・・・・・・・・・」
 辰実はまた顔を真っ赤に染めて黙り込んでしもうた。それにしてもまいったなぁ。
アイツの事やからいつか何かするんとちゃうかなと思っとったんやけど・・・。
油断したわ。
「流石桜子やなぁ・・・。俺もうかうかしれられんな」
「お、怒んないのか?」
「そりゃちょっとは悔しいけどな。どうせ無理やりやったんやろ。それに辰実は
何だかんだで押しに弱い所あるからな。抵抗しきれんかったんやろ」
「あう・・・」
 図星だったみたいやな。辰実の言う通り怒るとかそんな気持ちは不思議と沸いて
こんかった。辰実だけやなくて桜子もノリも気に入っとるからなんかなあ。俺にも
ようわからん。
「辰実は桜子の事嫌いやないんやろ?だったら今はそれでええわ」
「い、いいのか?そんなんで・・・」
「今はな。せやかて俺も桜子に負ける気はないで。俺は辰実に惚れとるんやさかいな」
「んぁ・・・こ、こら・・・」
 辰実の首筋に顔を埋める。シャンプーのええ匂いがするわ。
180ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/10 01:12 ID:aSCaEabC
「・・・・・・その、生理中なんだったら・・・エッチな事は・・・しないぞ?」
「わかっとる。俺も流血試合はイヤやからな」
「ふぁっ・・・言ってる事と・・・やってる事が・・・違う・・・」
 顔を首筋に埋めたままキスをする。正直生理中やわかって少しほっとしとる。
前はつい気持ち良くて中で出してしまったからなぁ。大当たりしとったらどないしよ
思っとった。辰実の事好きなんやったらちゃんとゴム買っとかんとな。悲しい思いは
させたない。
「か、和久って・・・手を置く所が・・・ちが――あんっ」
 無意識に片手を胸に移動させとったらしい。あいかわらずおっきくて柔らかい胸や。
「ん?辰実、お前ブラジャーしとらんのか?」
「だって独りで家に居たから・・・ひぁっ――も、揉むなって・・・」
 むにむにと柔らかさを楽しむように手を動かす。このマシュマロみたいなのにちゃんと
押し返してくる弾力っちゅーのはたまらんな。
「うぁっ・・・あっ、ふぁ・・・」
 もうかたっぽの手を服の中に潜り込ませて直接触る。少し汗ばんどるな。辰実の
可愛い反応がみたくてついつい意地悪してまう。
「辰実、カチカチになっとるぞ」
「こんなにいじられたら・・・くぁっ・・・しょ、しょうがないだろ・・・んん」
 服の上から揉んどる方からでも辰実の乳首が固くなっとるのがわかった。少しだけ
じらしたろか。乳首には触らんようにしてその周りだけをむにむにと揉み続ける。
「あっ、うぁっ、やぁっ・・・か、和久・・・くぅん」
 辰実の切なそうな喘ぎ声が直接の頭に響いて来る感じでたまらん。た、楽しいな、
こりゃ。こうしてる時の辰実はごっつ女の子らしくなるっちゅーか可愛くなるっちゅーか・・・。
181ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/10 01:14 ID:aSCaEabC
「ふぇ・・・あ・・・ひんっ・・・・はぁん・・・」
 そのまま胸だけ揉み続けとると辰実の声が少し震えだした。あかん、泣かせてしもたか?
「辰実?」
「ふえぇ・・・和久のバカ・・・」
 こりゃあかん、ちょっと意地悪し過ぎてしもうた。
「すまん辰実。もう止めるから泣かんといてくれ」
「ちが・・・う・・・もっとちゃんと・・・さわって・・・」
 頭を金属バットでどつかれる感じっちゅーのはこんな感じなんかなぁ。この一言は効いたで。
「ホンマに辰実は可愛ええなぁ」
「んくっ!ひあぁぁぁぁ!」
 ぎゅっと辰実のカチカチになっとる乳首を指先で摘むとぐんっと辰実の背中が
仰け反る。ちょっと強過ぎたか?
「あっ!あぁっ!あうっ・・・ふあぁっ!ひぁっ・・・やぁ」
 これまでと違って辰実は手の動き一つ一つに激しく反応してきよる。・・・何か
俺もたまらんくなって来てしもうたかな。でも辰実生理中やし・・・まいったなぁ。
「かずひさぁ・・・も・・・イク・・・・・・っ」
 辰実の身体が突然ぶるっと震える。胸だけしかいじってへんのやけどな。
「あっ・・・あぁっ・・・ひあぁぁっ!」
 でっかく喘いでつっぱったかと思うと辰実がグッタリと体重を俺にあずけてきた。
胸だけでイカせてしもうた・・・。ごっつい興奮するな。
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・和久のエッチ・・・」
「すまんすまん。今日はもうせえへんから怒らんどいてくれや」
 捲れ上がった服を直してやるとまた腹の上に手を置いてやる。
「ごめん和久・・・なんか・・・・・・眠くなってきちゃった・・・」
「おい辰実?」
「・・・・・・・・・」
 さっそく静に寝息立て始めとる。ノビ○みたいなやっちゃな。それにしてもまいった
なぁ。俺の息子元気一杯になってしまっとるのにこの体勢で寝られるとなんもできん。
意地悪した罰やと思て我慢するしかないか。
 ・・・・・・しかし桜子か・・・エライ凶悪なヤツがライバルになってしもたなぁ・・・・・・。

                                      ―To be Continued―
182ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/10 01:18 ID:aSCaEabC
けっ。イチャイチャしやがって(#,_ノ` )y─〜

次回の外伝で桜子VS和久話は決着(?)です。暑い・・・。

それでは皆さんまたでーす。
183名無しさん@ピンキー:04/08/10 01:24 ID:NBnf5ba4
>>182
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 辰実のおっぱい!おっぱい!
 ⊂彡
184名無しさん@ピンキー:04/08/10 02:14 ID:bBJR4Am8
>182
け、決着!?
桜子がんばれ〜


後回しになったけど、外伝続き乙!
185名無しさん@ピンキー:04/08/10 02:31 ID:YK47MpZP
>>182
>けっ。イチャイチャしやがって(#,_ノ` )y─〜

あんたが作者だろ(w

次回作も期待しとります
186名無しさん@ピンキー:04/08/10 19:39 ID:JMSoOjz1
桜子に虐げられるノリが逆襲…

ってそれはほんだしはんの作風じゃないなw
187名無しさん@ピンキー:04/08/13 18:22 ID:0AfJAVpD
188名無しさん@ピンキー:04/08/13 22:08 ID:R88RzEVn
ほんだしさんありがとう愛がある話っていい感じです。ここが荒れませんように願いたいですね。
189名無しさん@ピンキー:04/08/15 09:19 ID:xxpu4hWf
>>188
総合スレを荒らした本人は黙れ
190名無しさん@ピンキー:04/08/15 18:27 ID:3rfhGDfi
わ、おかしいなと思ってログ再取得してみたら新作が!
>ほんだしはん
優しいけどエッチな和久と可愛いけどエロい辰実タン
ほんとにお似合いですねー
桜子との対決が楽しみです
いまいち不幸なノリには辰実と桜子の○○を○○させて
良い思いさせてあげるのはどうですか?w
191名無しさん@ピンキー:04/08/16 16:49 ID:Tfie1BeG
通りすがりに対して噛みついている189こそが張本人と思われ。
192名無しさん@ピンキー:04/08/17 11:45 ID:hHzBwbIy
>>191
コミケ帰りですか?
193ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/17 22:09 ID:7QM5H9Fn
 お久しぶりのほんだしです。お盆の間実家に墓参りに行ってました。
色々考えた結果申し訳ないっすが『男と女の境界線』は少しだけお休みします。
続き待っててくれてた皆さんごめんなさい_| ̄|○

 変わりと言っては何ですが『辰実君の憂鬱』で幸薄き男、木下典弘メインのお話
をしばらく投下いたしやす。それでは久しぶりに

ドゾー
194ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/17 22:10 ID:7QM5H9Fn
      ―『辰実君の憂鬱』― 〜外伝:典弘君の憂鬱〜

「・・・何か面白い事はないかね〜」
 俺の名前は木下典弘17歳。ぴっちぴちの高校2年生なわけだが。
「それにつけても暑い」
 炎天下の中、ヒマを持て余してた俺は辰実の家に向って歩いていた。汗がダラ
ダラと流れシャツが身体に張り付く。気持ちわりぃ。
「は、早くクーラーの効いた部屋の中に入らないと溶けてなくなる」
 辰実の家までもう少し。女の子の家に遊びに行くって言うと聞こえは良いが辰
実は元々男だからそんな感慨はまったくない。それにしても辰実が女になってか
ら俺の扱いが酷い気がする。桜子と和久ばっかり辰実で遊んでるんだもんなぁ。
ずるいぜ。
「ここは何とかテコ入れをしないと俺の扱いがその他大勢になってしまう・・・」
 ぶつぶつと独り言を言いながら歩いていると何やら視界の隅に黒い物が写った。
「・・・あれは」
 いつぞやの黒服男じゃないか。辰実の家の近くに居るって事はまだ諦めてなかっ
たのか。隠れるようにして辰実の家を・・・見張ってるのか?
「うむむ、えらいものを見つけてしまったな」
 さてどうするか。ここは一つ男典弘格好良く決めとくべきなんじゃないの?
「よし・・・」
 携帯を取り出して110番にコールする。・・・だってしょうがないじゃん?
俺ってば悲しいかな普通の高校生なんだし。あ、やめろ!そんな目で俺を見ないで
くれ!
195ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/17 22:11 ID:7QM5H9Fn
「警察に連絡したってダメよ〜」
「むお?」
 頭の上にポンっと誰かの手が置かれる。振り返ると見た事のあるメガネをかけ
た女の人のニコニコ顔があった。・・・え〜っと、確かこの人は・・・・・・。
「おぉ!確かまほーつかいのおねーさん!!」
「あったり〜」
 パチパチと手を叩くおねーさん。名前が出てこないけどとりあえずいいか。
「君は辰実君のお友達のノリ君よね」
「そっす、木下典弘です。で、何で警察だめなんすか?あいつら悪者でしょ」
「ん〜、まあそうなんだけどね〜。警察でど〜こ〜できる相手でもないのよ」
「でもほっとくと辰実連れてかれちゃうんじゃないんすか?」
 海の旅行の時も間一髪助けれたわけだし。何とかしないとマズイよな、実際。
「だーかーら、私がいるのよ〜」
 そう言うが早いがおねーさんは黒服の男達に向って歩いって行ってしまった。
・・・・・・面白そうじゃない。
「ついてっちゃえ」
 おねーさんの後について歩き出す。男達もこっちに気付いて何やら言い合って
いる。あ、路地裏に入っていった。おねーさんもそれを追ってとことこと路地裏
に入って行く。
 見失わないように早足で路地裏を進むと何やら叫び声が聞こえてきた。ヤバイ
予感がぎゅんぎゅんするぜ。
「うぉ・・・、すげぇ」
 既に数人の二人の男が倒れていた。よーく見ると服が所々焦げてるような・・・。
「く、くそっ!いつも邪魔してる女ってのは手前だな!」
「あなた達が悪い事ばっかりしてるから悪いのよ〜」
 おねーさんが腕を前に突き出すと人差し指で空中に何やら文字を書き始める。
おねーさんの前でメラメラと光ってるのはありゃ炎だねぇ・・・・・・。うわぁ、
マジもんだよこりゃ。その炎をおねーさんが指でつんっと押すと男に向って火の
玉が走る。
「うわっ!」
「の、典弘君!?危ない!!」
「へ?」
196ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/17 22:13 ID:7QM5H9Fn
 男が横っ飛びに火の玉を避ける。その後に居るのは俺だねぇ・・・・・・。
って冷静になってる場合じゃない!目の前に火の玉がぶわーっと!!
「うわあぁぁ!」
 とっさに顔を庇う。あぁ・・・俺はこんな所でこんな若さで死ぬのか・・・。
童貞くらい捨てたかったなぁ・・・・・・。
「・・・・・・・・あれ」
 いくら待ってもなんも起きない。もしかして熱さを感じる間もなく逝っちゃ
ったのか?
「何ともないじゃん・・・」
 炎どころか服に焦げ目一つない。不発だったとか?
「うぎゃぁ!」
 不意の叫び声に顔を上げるとさっき火の玉を避けた男が倒れているのが見えた。
おねーさんが俺に駆け寄ってくる。
「典弘君大丈夫?」
「ええ、何ともないっすよ?」
 不思議そうな顔で俺を見られても困る。俺だってサッパリ訳がわからんのだから。
「まさか・・・そんな素質があったなんてね・・・」
「あの〜、説明とかしてもらえないっすかね?」
 一人で考え事をし始めてしまったおねーさんに聞いてみる。
「あのね典弘君。君さっき無意識に魔法使ったのよ」
「はい?」
 俺が魔法?
「そ。詳しい話は長くなるからしないけど典弘君には魔法使いの資質があるって
事。手加減してたとは言え無意識でも私の魔法消しちゃうんだからスゴイものよ」
 俺が魔法使い・・・それも結構スゴイ・・・・・・。
197ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/17 22:14 ID:7QM5H9Fn
「ぐふふふふ」
 笑いが漏れる。俺が魔法使いか。言われてみれば心なしか身体が熱くて力が漲
って来るようだ。今なら魔法が使えそうじゃないか。
「俺の時代がきた!魔法使い典弘様の誕生だ!!」
 ブンっと腕を振り上げて叫ぶ。おぉぉ!身体が実際に光ってる!これは何か出
そうだ!
「何でもいいから起こってみやがれ!」
 身体にググっと力を入れると光りがさらに強くなる。目の前が見えないほどに・・・。
ちょっとヤバイ?
「・・・ちょっと光り過ぎじゃないか・・・・・・」
 なんも見えん。お、光りが薄くなって景色が見えるようになってきたぞ。
「・・・・・・??」
 何か周りの物が異常にデカくなってる気がする。地面がやたら近いぞ。指輪が
はめられた手を見てみる。・・・・・・・・・肉球?
「・・・・・ニャ」
 『ニャ』って何だ。もう一度落ち付いて喋ってみよう。そんなまさかね。
「ニャー」
 ・・・・・・・・・。
「ニャーー」
 猫になってるーーーーー!!!
198ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/17 22:16 ID:7QM5H9Fn
 どこまで行っても不幸な典弘君でした。
このお話はまだまだ続きます。エロまで届かなかった事を御許しくださいませ。

 それでは皆さんまたでございますー
199名無しさん@ピンキー:04/08/17 22:25 ID:3515RTvl
>>198
GJ!新作もいいけど和久VS桜子の続きも頼むよ〜
200名無しさん@ピンキー:04/08/17 22:45 ID:bUdXNy4G
>>198
相変わらずいいっすね
漏れの脳内ではナレーション兼、ノリ役を
古川登志夫にやってもらってますですよ
201名無しさん@ピンキー:04/08/17 22:52 ID:rHuGcCOu
GJ!
もちろん典弘君は、猫のまま戻れないわけですね?
一人だけ戻れないのは不公平ですもんね。
202名無しさん@ピンキー:04/08/17 23:09 ID:KlTRMm2C
>>198
ほんだしタンGJ!


 漏れの脳内ボイスは・・・

  辰実・・・林原めぐみ
  和久・・・山口勝平
  典弘・・・辻谷耕志
  桜子・・・こうろぎさとみor宮村優子
  愛夏・・・島本須美

  
     ・・・・って感じですな。
203名無しさん@ピンキー:04/08/17 23:13 ID:bO+jc8ja
ほんだしさん、控え室を荒らしてる暇があったら公民館を盛り上げたらどうですか?
204桜子ファソ:04/08/17 23:42 ID:tqtlE/1/
人間の枠から外れてしまった哀れなノリが少しかわいいw

本編の再開も待ってます。
205ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/18 00:00 ID:xrL7NHtv
ぎゃーす!読み返すと1個抜け取るがなーーー!ぶっちゃけありえなーい

ほんとすんません_| ̄|○ 196と197の間に文章が1個入ります。やってもうた・・・
206ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/18 00:01 ID:xrL7NHtv
「ねえ典弘君。あなた本格的に魔法使いやってみる気ない?」
「うへへ・・・はい?」
「実はね、辰実君にちょっかいかけてくるやつらを根絶やしにしちゃいたいんだ
けど私一人じゃ手が回らないのよ。そこで典弘君に魔法を覚えてもらって私が色
々してる間に辰実君を守って欲しいのよ」
「お、俺がっすか!?」
 イキナリ言われても困るものがあるが・・・。しかし考えようによってはこれは
長かった俺の冬に終りがくるかもしれない。チャンスってやつ?
「その話乗った!」
「さっすが〜男前〜」
 ググっとガッツポーズを取るとおねーさんがパチパチと手を叩く。
「それで、具体的にはどうするんすか?」
「ちょっと待ってね〜」
 おねーさんがゴソゴソとポケットを漁ると一つの指輪を取り出した。
「イキナリ魔法を教えるのはちょっと無理があるからこの指輪をつけてしばらく
生活してもらえるかしら?」
「なんすかこの指輪」
「典弘君の中の力を引き出してくれるアイテムね。つけてるだけで簡単な魔法く
らいは使えるようになるんじゃないかしら?素質があれば、だけどね」
「ふ〜ん」
 さしだされた指輪を指にはめてみる。辰実の腕輪と同じ銀細工っぽいな。
「それじゃ私は用事があるから行くわね。また顔出すからそれまで頑張ってね〜」
「へ?それだけ?使い方とかは?」
 ってもういないよ。すげぇ投げっぱなしだなおい。
207ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/18 00:06 ID:xrL7NHtv
 上の文章が196−197の間に入ります。気が触れてるとしか思えん・・・。

>>199様 204様
 ノリ覚醒(?)編が終了次第和久と桜子の決戦話に入りますー

>>201
 まぁ、続きで明らかになります。多分( ´∀`)

>>203
 俺じゃないよぅヽ(`Д´)ノ

>>200様 202様
 萌える声で脳内補完お願いします。

 非常に読み辛くしてしまった事を謝罪します。マジごめんなさい。
208名無しさん@ピンキー:04/08/18 00:10 ID:S0mP8qkq
>>ほんだし
>俺じゃないよぅヽ(`Д´)ノ
そうじゃないと証明できるのか?誰も納得しないよ。
209名無しさん@ピンキー:04/08/18 00:36 ID:oV74U9qF
>>208
>そうじゃないと証明できるのか?誰も納得しないよ。

そうだと証明できるのか? 誰も納得しないよ。
210名無しさん@ピンキー:04/08/18 09:26 ID:ywWbJ5g1
>209
狂信者には何を言っても無駄なんだから、スルーよろ。
というわけで先に進まずじまいの上先にやることがドサドサ残ってるんでマジで遅くなりそうですorz
すんません
212名無しさん@ピンキー:04/08/18 21:38 ID:zaN3raDs
>>211
IDが今日俺が買った切符の番号・・・w
マイペースで良かですよ。
俺も興味本位でTSSSに挑戦し女性化するとこまで書き上げたのですが
ネタを考える時間が無くて妥協してしまいますた(´・ω・`)
213ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/18 22:32 ID:4otyGZSM
 風邪でダウーンのほんだしですごきげんよう。

すこーし短いですが昨日の続きを投下しまーす。
それではドゾー
214ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/18 22:34 ID:4otyGZSM
「ニャー・・・」
 ひ、ひとまず落ち付け俺。現状の確認だ。場所は裏路地。OK。周りにはさっき
おねーさんがやっつけた黒服達が転がってる。OK。で、俺は猫になってる。OK
・・・・・・じゃない!
「ニャーーー!」
 何で猫になってんだ!?どうやったら戻れんだ!?戻った時服とか大丈夫なのか!?
「ウニャー」
 右腕におねーさんから貰った指輪がはめられたままになってる・・・。やっぱ魔法で
猫になっちまったのかな。うーむ、どうしよう。そうだ、こう言う異常事態が最近起こ
ったやつが知合いに居るじゃないか。辰実に相談してみるべ。
「ニャッ」
 思い立ったら即行動。幸い辰実の家も近いし急いで行こう。
215ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/18 22:35 ID:4otyGZSM
 てとてとと道の隅を歩く。色々と確認してみた結果どうやら俺は今黒猫になって
るらしい。すれ違う車が超恐えぇ。運動能力も猫並になってるのか俺の背の何倍
もある塀に楽々ジャンプできるときたもんだ。結構楽しいじゃないか。
「ニャー」
 辰実の家の前に着いたけど・・・どうすりゃいいんだ。呼び鈴が高い位置にあり過
ぎて押せねぇ。ぴょんぴょんとジャンプしてみるけど上手い事いかない。
「ニャー・・・」
 つ、疲れた。それに腹も減った。まいったなこりゃ。
「あれ?猫だ」
「ニャ?」
 声がして振り向いてみれば辰実じゃないか。なんだ、出かけてたのか。一生懸命
ジャンプして損した。って違う。そうじゃない。辰実!助けてくれ〜〜!
「ニャーニャー!」
「何だ何だ?」
 しまったー、猫は喋れん!ジェスチャーで伝えるしかない!
「ニャニャニャ!ニャー!」
「・・・・・・面白い猫だな」
 さっぱり伝わらん。虚しくなってきた。
「ニャー・・・」
「お腹空いてるのかな?」
「ニャ?」
 ひょいっと抱き上げられてしまった。うおぉ!オッパイが当たる!
「何かあげる物あったっけ〜」
「ニャ〜」
 どうやら家の中に入れるみたいだ。戻り方なんてさっぱりわからないからとりあ
えずおねーさんが戻ってくるのを待とう。
216ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/18 22:36 ID:4otyGZSM
「はい、ここで待っててね〜」
 床に下ろされしまった。オッパイが・・・。
 辰実はクーラーのスイッチを入れると冷蔵庫の中身を眺めている。腹減ってるか
ら食物くれるなら何でも食うぞ。
「これで我慢してね」
 ハムと牛乳が差し出される。まぁ、今は猫だからこんなもんか。手が使えないか
ら口だけで何とか食べるしかないな。
「美味しい?」
「ニャー」
「・・・可愛い」
 ハムをかじってると辰実が背中を撫でてくる。そっか、辰実は動物好きだったか。
「ん?お前ちょっと汚れてるな」
「ニャ」
 汚れてるとは失礼な。ただ毛皮が暑くて汗をかいただけだい。
「俺も汗かいちゃったし食べ終わったらお風呂入ろっか」
「ニャッ!?」
 お、お風呂!?辰実とお風呂・・・辰実と・・・・・・。
「変な顔するなぁ。本当に面白い猫」
「ニャ〜・・・」
 神様、ありがとう。
217ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/18 22:37 ID:4otyGZSM
 本当に短かった(:´Д`)
次はお風呂シーンからラストまで一気にUPしたいなぁ・・・。
それでは皆様またでーす。
218名無しさん@ピンキー:04/08/18 22:42 ID:F5JTNlio
>>217
生殺し反対!早く続きを!
219太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/18 23:10 ID:Jvgsd1vg
やっと書けました〜。土日までにはと抜かしてこんなに遅くなってしもーた。さらに短編予定が色々と妄想が膨らんで長編になったハメ。
しかも今回は物語の導入部分でエロリナッシングになってしまったので、エロしか読まねぇYO!という人はスルーして下さいませ。
それでは、『Re:MAKE!?』第1話です。
220太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/18 23:13 ID:Jvgsd1vg
 教室の隅っこで、いつもの如く一人で昼食を食べる僕。
周りは仲の良い子同士で、グループを作って楽しそうにご飯を食べている。
 そんなクラスメイト達を、僕は牛乳瓶の底みたいな眼鏡から横目で、まるで別世界を見るかのように羨ましそうに覗き、耳に入る談笑に、悪いとは思いながらもこっそり聞き耳を立てる。
 テレビの話、友達の話、流行ものの話、遊びの計画。
 僕は、僕とは無縁のそれらの会話を聞くことで、皆の輪の中に入った気になっていた。
 我ながら情けないことをしていると実感する。しかしやめてしまったら、本当に一人ぼっちになりそうで、やめることは出来なかった。
「僕もみんなと一緒にご飯食べていい?」
 その何でも無いたった一言が、どうにも言い出せない。
言い出せないまま、僕は今日まで一人ぼっちの寂しい昼食をとり続けていた。
「おっ?清水。また一人でわびしい飯食ってんのか?」
 唐突に掛けられるダミ声に、またかと疲れた溜め息を漏らす。
 大川功一(おおかわこういち)、僕のクラスメイトで、毎回毎回何かとイチャモンを付けてくる暇な奴だ。そのあまりの頻度に、僕にちょっかいを出すのが生き甲斐なんじゃないかとも思えてくる程。
 貴重な高校生活、他にやる事は無いのかと、同情を軽く混ぜながら僕は呆れていた。
「『優しい大川さん、どうか僕と一緒にお昼を共にしませんか』って早く言えよ。一人で飯食っても寂しいだけだろ。太平洋のように寛大な心を持つ俺様からの提案なんだ。ありがたく従っとけや」
 焼そばパンを口に入れたまま喋るな。食いカスが飛ぶ。食うか喋るかどっちかにしろ。
 僕は、迫ってくる大川のにきびが沢山噴き出す汚い顔を手でシッシッと払い、
「歯に青海苔がついてる」
とだけ言って、後は無視して弁当の残りに手をつけた。
221太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/18 23:15 ID:Jvgsd1vg
 大川は歯にこびりつく青海苔を指摘されると、口を押さえ顔を真っ赤にしながら、一目散にその場から退散した。
「はぁ……」
 大川にはああやって普通に言葉を返せるのに、どうして他のクラスメイトには声を掛けることが出来ないんだろう。多分大川は、僕にとってはそこらへんを歩く野良犬や野良猫と変わらない感覚なんだな。
 大川当人が知ったら、憤慨するどころの話じゃない酷いことを、さらりと思う。
 もう一人の僕だったら、変身した僕だったらみんなの輪の中にスンナリ入れるのになあ。
 再び思い溜め息を吐き、考える。
 いっそそれが出来たらどれだけ楽なことか。でも……とてもじゃないが、出来る訳無い。そんなことしたら、本格的に僕の居場所が無くなってしまうから。
 僕は早く放課後がやって来ることを願い、空になった弁当箱を閉じると鞄の中に仕舞った。


 駅の個室トイレ。
 前もって駅のロッカーの中に備えていたバッグから、僕は女性用下着と自分の高校の女子制服を取り出す。
 着ている服を全て脱ぐと、こなれた手付きでブラとショーツを身に付ける。胸パットと股間の膨らみを隠すサポーターは当然忘れない。
 女子制服を纏い、脱いだ下着と男子制服をバッグの中に入れると、今度はコンタクトと化粧道具、それとウィッグを取り出し、小さな手鏡を片手に、自分の顔を別人へと装飾を施した。
 この瞬間、僕は生まれ変わる。友達のいない一人ぼっちの気弱な僕は、もう一人の別の僕に変身する。
 生まれ変わった僕は、明るく元気で誰とでも打ち解け合える積極的な『女の子』。殻に閉じ篭って外の世界に脅える僕は、そこにはもう居ない。
222太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/18 23:19 ID:Jvgsd1vg
 女装を終え、外に飛び出す翼を得た僕は、街へと繰り出す。街を歩けば、通りすがりの人間は皆僕の方を向き、中にはナンパを試みる輩まで出てくる。
 そう、女装した僕は、自分で言うのもなんだが、そこそこ、いやかなり可愛い部類に入る。元々女顔で、それが原因で苛められたりからかわれることはあったりしたが、だからと言って自分の顔を嫌いになったりはしなかった。
 悪いことだけじゃない。なぜならこの顔のおかげで、僕はこうやってはばたくことが出来るんだから。
 ソフトクリームを買って美味しそうに嘗める僕の口元を、道行く男達が目を見開いて覗いていく。
 同じ男だから何を想像しながら見ているかなんて、すぐにわかる。男達の頭の中で、僕はいやらしい要求に答え慰みものとなっているんだろう。
 女の子だったら嫌悪を感じるだろうが、僕は男達を手玉に取っている気がしてとても愉快だった。
 僕はカップから溶けて垂れるソフトクリームを、舌で掬い上げるように嘗め取り、持つ手に落ちた分をペロペロと舌を指に絡めて嘗める。もちろんこの嘗める仕草は、男達を挑発するために意識してやっている。
 向かいのコンビニで立ち読みをしていた中学生くらいの少年が、ポカーンと間抜けな顔して、僕のソフトクリームを嘗める姿に見惚けている。コンビニのガラス越しでも、彼が喉をゴクンと鳴らすのがわかった。
 こうなると途端に、僕の中にあの少年を意地悪したいという悪い虫が涌く。
 僕は少年にわざとらしく気付いた振りをすると、ニコッと笑いウインクを飛ばした。すると、少年は僕の飛ばしたウインクに驚き大きく後ろに飛び跳ね、ちょうど後ろを通り掛かった他の客にぶつかってしまった。
 怒る客と謝る少年。僕はその様子を見て一頻り笑うと、少年にごめんねと頭の中で謝り、早歩きで立ち去った。
 男の格好の時じゃ、こんな大胆な悪戯なんて、とてもやれる勇気なんて無い。
 女装は僕に勇気を与えてくれるとっておき魔法。全てのしがらみから解放してくれて、何ものにも縛られない自由という名の羽で、僕を鳥のように飛ばせてくれる。
223太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/18 23:21 ID:Jvgsd1vg
 別に女になりたいとかそんなんじゃない。今の自分を変える『きっかけ』が欲しかった。その僕にとっての『きっかけ』が、たまたま女装であっただけだ。
 最初はネットオークションで購入した制服とウィッグで、自分の部屋で女装をするだけだった。
 ウチの高校の制服はどこかの有名デザイナー(名前は忘れた)がデザインしたもので、周りからの評判も良く、制服目当てで入学する娘がいる程。
 僕自身も凄く可愛いなあって気に入ってたんだけど、ネットオークションでウチの制服を見かけた時、何か運命めいたものを感じて、気付い
たらマウスをクリックしていた。
 自分の部屋で、落札した制服をドキドキしながら着た瞬間、僕の中に潜むもう一人の僕が目覚めた。

 ────覚醒。

 それから僕は制服だけでは飽き足らず、外に出るためのウィッグを落札し、妹の下着や化粧道具を拝借して、終いには借りるのも億劫になり、自分専用の女性用下着や化粧道具まで購入してしまった。
 ズルズルと深みに入っていくのは理解するも、この機を逃したら、僕は一生変わることは出来ない。そんな半ば脅迫概念に近い声が頭の中に聞こえ、僕の女装は次第にエスカレートしていき、舞台を自分の部屋という狭い空間から、広い広い街へと移していった。 
 街に出た僕を迎えたのは、言葉では表わせ切れない得も言われぬ至上の快感。体が震え、目に映る景色が今までと違って見える。
 僕は──生まれ変わった。そう確信した。
 今では週の2〜3日は、こうして放課後に女装して街を歩いている。
 僕が僕で居られる時間。この時間があるから、学校での一人ぼっちに耐えることが出来る。
 もはや女装は、僕にとってのアイデンティティーで、無くてはならないものとなっていた。
224太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/18 23:24 ID:Jvgsd1vg
 さて、今日は前に街に来た際に見つけた、可愛い下着を買いに行く予定を立てているんだった。
 女物の下着や化粧用品を買うのは凄く楽しい。男物の下着や洋服を買うよりもずっと。最近はお金をほとんどを、女装のための下着や化粧用品に使っているような気がする。が、気にしたら負けなので考えないことにした。
 え〜と、確かここらへんだっけ?
 お目当てのお店を探す僕。売れ切れてなきゃいいんだけど、と心配する僕に、ふと猫の鳴き声が聞こえた。
 ミー。
 声に気付いた僕は辺りを見回す。人は沢山いれど、猫の姿は無い。気のせいかと止めた足を動かそうとした僕に、またもや猫のか細い鳴き声が耳に届いた。
 ミー。
 今度は耳を澄まして鳴き声を聞いてみる。声は店と店の間の、狭い路地から聞こえてきてるようだ。
 僕は急いで路地に向かうと、そこには血だらけでうずくまる一匹の黒い子猫が、吐くような声で助けを求めていた。
「酷い……」
 野良犬にでも噛まれたのだろうか、子猫の肩口からドクドクと、生命を脅かす赤い血が流れている。
 僕はしばしその様子に固まっていたが、子猫の弱々しい視線にハッと我に返り、さっきまで着ていたTシャツで子猫を包むと、動物病院を探しに街中を走り出した。


「あの……子猫大丈夫でしたか?」
 恐る恐る子猫の容態を聞く僕に、まだ二十代半ばに見える若い動物病院の先生は、ニコッと笑って、
「大丈夫だよ」
と返事を返した。
「良かった……」
 ホッと胸を撫で下ろす僕。
 子猫が助かって、本当に良かった。
 脱力して、思わずその場にへたり込んでしまう。
225太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/18 23:26 ID:Jvgsd1vg
 先生は僕の腕を取って立たせると、子猫の怪我について話した。
「まあ傷自体はそうたいしたもんじゃなかったけど、血を少し流し過ぎててね。君が連れてくるのがあとちょっと遅かったら、流石にヤバかったよ」
「そうですか」
 僕はTシャツに包まれ、自分の中でミーミーと弱々しく鳴く子猫の姿を思い出した。Tシャツは鮮血に塗れ真っ赤に染まり、ドス黒い血の跡を大きく残していた。思い出すだけで、ゾッと背中が寒気が走り、鳥肌が立ってしまう。
「そのせいで体力も随分低下してね、傷はたいしたこと無いと言っても、しばらくは養生しておいた方が良いと思うよ」
「はあ……」
「様子、見るかい?」
 先生に促され、子猫が気になる僕は有無を言わず即答した。
 奥の診察室に連れていかれた僕は、子猫と再会する。
「ミー、ミー」
 僕の姿を確認した子猫は、いきなり僕の胸の中に飛び付いてきた。体力が低下している割には、結構元気そうに見える。
「おい、おい、くすぐったいよ」
 子猫はスリスリと小さい顔を擦り寄せ、気持ち良さそう僕の腕の中で丸まり、そしてあっという間に眠りについてしまった。眠る子猫のあまりの可愛さに、僕の顔はフニャンと崩れてしまう。
「ははは、えらい好かれようだね。ちゃんと君が命の恩人だということをわかってるようだ」
 先生はのん気に僕と子猫の戯れを見て笑う。
「はは……、思ったより元気そうで良かったです」
 僕は自分の腕に抱かれスヤスヤと眠る子猫の頭を、優しく撫でながら先生に言った。
 まったく、罪の無い顔で寝ちゃって……。
226太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/18 23:28 ID:Jvgsd1vg
「う〜ん、その様子なら家に連れ帰っても平気そうだが、どうする?その子は飼い主はいないんだろ?」
 先生の問いに僕は悩むが、子猫の屈託の無い顔に心が緩み、
「僕が面倒見ます。こいつと出会ったのは何かの縁だと思いますし、それに……一緒に居てあげたい」
 そう言って、僕は子猫を飼うことを決意した。
「そうか……。なら薬を用意してあげるから、是非持ち帰りなさい」
「あっ、ありがとうございます。あの…それで……治療費なんですけど」
「いらないよ。サービスしてあげる。近年珍しい、君みたいな優しくて可愛い女の子からお金を取ったら、罰が当たるだろう」
 ニッと笑う先生に、僕は吹き出してしまう。知らないことは幸せなことだ。
「んっ?どうした?」
「い、いえ、なんでもないです。それより本当にありがとうございました」
 僕は先生の優しい心遣いに、ペコリと頭を下げた。それを見て、頭をポリポリと掻いて照れる先生が妙に可愛い。
「お前も良いご主人に巡りあえて良かったな。幸せに暮らすんだぞ」
 眠る子猫の頭を撫でて、先生は慈愛の顔を向ける。子猫は何も知らずと、無邪気に体をウーンと伸ばした。
 その後、僕は先生から薬を受け取り、再度お礼をすると、子猫と一緒に動物病院を後にした。
 太陽は山の反対側に隠れ、辺りはすっかり夕闇に落ち、街には街灯の灯が点る。
 街の景様が夜の姿へと移りゆく中、僕は子猫を抱いて歩く。 
「それにしても、最初にお前を見た時ビックリしたぞ。死んでるかと思ったもん」
「ミー?」
 首を傾げる子猫。つぶらな瞳で僕を覗く。
227太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/18 23:31 ID:Jvgsd1vg
「人騒がせな奴だよな、ったく。……まあしかし、大事に至らなくて良かった。無事で良かったよ」
 急に気持ちが安心で崩れたのか、涙がポロポロとこぼれた。
「ミー、ミー」
 頬を伝う涙を、子猫は僕の首元まで登り、慰めるようにペロペロと嘗める。
「こら。やめろって」
「ミー」
「………もう、お前に心配されるなんて、これじゃあ逆じゃないか」
 僕は首元にへばりつく子猫を両手で離すと、自分の顔の前に持ち上げ、面と向かって言ってやった。一方の子猫は、目をパチクリさせ、よくわかってない顔。当然だけど。
「ふふ、良い奴だな、お前。ありがと」
 言って子猫の鼻先にキスをし、胸元に戻して抱き直した。
「さて、駅に戻って着替えないと。このままじゃ家に帰れないし」
 今だ女装姿である自分を見て、僕は駅の方向に足を進めた。


「ただいま」
「あっ、お兄ちゃん、お帰りなさい」
 玄関を開け帰宅の挨拶をすると、妹の美知(みち)が台所からエプロン姿で顔を出してきた。
 美知は現在中学3年生で、女装しないと駄目な僕とは違って、明るく元気で友達も凄く多い。僕は運動音痴だけど、美知は運動神経抜群で、学校ではバスケ部のキャプテンを勤めている。背も僕が160cmに対し、美知は165cmと、悲しいくらい何もかも正反対の妹であった。
 唯一僕が美知に勝てるのは勉強ぐらい。牛乳瓶の底のような眼鏡がそれを物語る。
228太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/18 23:33 ID:Jvgsd1vg
「あれ?母さんは?」
「お母さんは婦人会の集まりとかで遅くなるって。お父さんも残業って言うし、だから今日は私が夕飯作るの。……それより、お兄ちゃん何抱いてるの?」
 美知は不思議そうな顔して、僕の胸元に覗き込んでくる。
「うわっ!子猫だ!かっわいい〜!お兄ちゃん、この子一体どうしたの?」
 美知は目はランランと輝かせ、僕に迫ってきた。
「こいつ?ああ、街中で怪我してうずくまってるところを見つけてね。で、動物病院に連れていったんだけど、そこの先生と相談した結果、僕が飼うことに決めたんだよ」
「そうなんだ〜」
「勝手に決めちゃったけど、父さんと母さん、どっちも猫好きだから大丈夫だよね」
「平気だと思うよ。少なくとも、私は飼うことを許可しま〜す」
 僕の腕の中の子猫を、美知はヒョイッと奪い取り、自分の懐に潜り込ませる。美知と子猫が、まるでカンガルーの親子みたいに見えて、とても微笑ましい。
「ミー」
 だが子猫は美知の懐から滑るように逃げ出して、僕のところへと戻ってきた。
「あ〜ん、どうして〜」
 頬をプク〜と膨らませ、ふくれっ面をする美知。
「美知、嫌われちゃったのかな」
「そんなこと無いよ〜。多分お兄ちゃんから、猫の好きそうな匂いが出てるんだよ。だから猫ちゃんはお兄ちゃんに懐いてるんだよ」
「なんだよ、それ」
 魚の香りでも出ていると言うのか。
「じゃあ僕は2階の自分の部屋に居るから、ご飯出来たら呼んでくれよ」
「うん、わかった」
 美知は名残惜しそうに子猫を見てから、料理の続きと台所に戻り、僕は子猫を連れたまま、階段を昇って2階の奥にある自分の部屋に入った
229太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/18 23:36 ID:Jvgsd1vg
 僕は抱いている子猫をベッドの上に置き、制服を脱ぎ室内用のラフな格好に着替える。
 制服の下に着ていたTシャツは、子猫の血で派手に汚れてしまったので、帰る途中ゴミ箱に捨ててきた。結構気に入っていたTシャツだったが、子猫を助けるために一役買ったと思えば、安いものと割り切って諦めた。
「ミー、ミー」
 ベッドの上の子猫が、頻りに僕の方を向いて鳴く。
「んっ?もしかしておなか減ってるのか?」
「ミー」
 僕の言葉を理解したのかはわからないが、子猫はその通りと言わんばかりに、長い一鳴きをした。
「ちょっと待って。台所からミルク持ってきてやるからな」
 皿にミルクを注ぎ、子猫の元に持ってきてあげれば、余程おなかを空かせていたのか、凄い勢いで皿の中のミルクを嘗め始めた。
「美味しそうな音立てて飲むなあ。お前、そんなにハラペコだったのか」
「ミー」
 子猫はあっという間にミルクを全て飲み干すと、ベッドの上によじ登り、コロンと横になって寝てしまう。口の周りに付いたミルクの白い跡が黒い体に映え、口髭のように見えてなんとも可笑しく可愛らしい。
 眠りながら、舌でミルクの跡をペロペロとする子猫の様が、たまらなくラブリーで僕の気をフニャフニャ〜と抜かせる。
「お兄ちゃ〜ん、ご飯出来たよ〜!」
 その僕に、一階の美知の、夕飯の完成を知らせる声が聞こえた。
「今いくよ〜」
 僕は眠る子猫を部屋に残し、一階へと下りていった。


 深い闇が迫る夜。空には、地上に存在する全てを照らし出す真円の月が浮かぶ。月は妖しく神秘の光でその身を包み、漆黒を支配する夜の王を気取る。
230太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/18 23:40 ID:Jvgsd1vg
 暗い部屋の中、一見少女に見間違える美しい少年が、ベッドの上で静かな寝息を立て眠りについていた。
 その部屋のベランダに繋ぐ窓越しで、小さな小さな『彼女』は空から部屋の中に流れ込む月の光を浴び、偽りの姿から真実の姿へとその身を変える。
 それまで『彼女』を形取っていた黒い子猫の体が大きく弾け、『彼女』の本来持つべき美の洗礼を受けた見事な女の体が現れた。
 腰まで届く清流の如き美しく伸びる黒い髪、否の打ちようの無い完壁なまでにバランスの整った肢体、ふくよかで母性溢れる両の胸、見る者を凍らせる冷たい切れ長の目に艶を帯びる唇。
 女神という言葉が何よりも似合う美の化身であったが、生憎『彼女』は逆の立場に位置する存在だった。
 『彼女』は眠る少年に近付き、頬をピシピシと叩く。
「ほら、起きなさい。起きなさいってば」
「う〜?何〜」
 寝ぼけ眼を擦り、目を覚ます少年。意識ははっきりしてない。
「ちゃんと目を覚ましなさい」
 『彼女』は少年の汚れの知らない若い唇に、自分の柔い唇を重ねた。衝撃のあまり、少年の目はカッと見開き、体に残る眠気は一気に吹き飛んだ。
「うわっ!あなた誰です!?」
「うふふ〜、やっと目を覚ました〜」
 『彼女』は嬉しそうに少年の顔を撫で回す。
「いや、だからあなたどちら様ですか?」
 少年は脅えた目で『彼女』を見た。『彼女』の格好は、異様に肌の露出の多い、黒いボンテージのような服に身を包み、背中には大きなコウモリの羽が生えている。
 何かの格闘ゲームでこれに近い格好のキャラを見たことあるが、この人はそのキャラのコスプレでもしてるのか?
 少年はそう思った。
231太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/18 23:42 ID:Jvgsd1vg
「私?私はサキュバスのエスカテリーナ」
「サキュ……バス?」
 うわ〜、この人完全にキャラに成りきってるよ。
 怪訝そうな顔で見る少年に、『彼女』は何を考えているか気付く。
「嘘だと思ってるなら、ほらっ」
 言うと、背中の羽がパタパタと動き、『彼女』は宙にフワリと浮いた。
「わっ!ほ、本物………!?」
「どう、信じてくれた」
 漸く少年が納得してくれたことに、『彼女』ことエスカテリーナは満足の笑みを浮かべる。
「そのサキュバスさんが、なぜ僕のところに……」
「あなたは私の運命の人。私の心を繋ぎ止めた罪深き人。
これから末長くよろしくね、『マスター』」
「……………はい〜!?」
 平凡な日常が、突如波乱の幕開けとなる瞬間。
 少年の運命は、すでに後戻り出来ない場所まで来ていた。
232太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/18 23:45 ID:Jvgsd1vg
今回はここまで。女性化やあれやこれやは次回の方向性で。

それにしても、ほんだしさんと猫ネタ被ってしもーたよ。
ほんだしさんのSSの続き、楽しみにしてますよ〜。
233名無しさん@ピンキー:04/08/19 00:22 ID:rtQ/HyXG
ほんだしさん、太夜叉さんGJ

続きを期待してま〜す。
234名無しさん@ピンキー:04/08/19 03:08 ID:BpcncDHV
女装GJ! 激しくツボになりそうなヨカーン(藁  この後の展開が楽しみでつ。
235名無しさん@ピンキー:04/08/19 13:32 ID:W45Gmnp+
GJ!
サキュバスなんてそんなそそるものを…。
236名無しさん@ピンキー:04/08/19 18:36 ID:7253XOZv
こっちのスレは荒れ放題、で荒らした本人は避難所で悠々自適…か。
別名は未だに非強制で書き散らしてるし。
237名無しさん@ピンキー:04/08/19 18:37 ID:7253XOZv
誤爆
238名無しさん@ピンキー:04/08/19 21:36 ID:c8v3ozQp
>ほんだしはん
わー!猫化小説(非強制)非常に面白いです!
猫化したノリにどんなうれしい
エロ・ハプニングが待ってるんでしょうね、ワクワク
>太夜叉さん
新作も面白そうですね!猫の恩返しですか?
ファンタジー風なエロチックSS、こちらも楽しみです〜!
239名無しさん@ピンキー:04/08/22 18:06 ID:lgaQ7Gt4
保守。
240名無しさん@ピンキー:04/08/23 14:37 ID:HXCFurwV
保守!
241太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/24 00:06 ID:ADT8z3i1
『Re:MAKE!?』の第2話が書けたので、投下させてもらいます。
それと最初に謝っておきますが、今回の話は主人公の女性化までには到りませんでした。本当に申し訳ないです。
次回は必ず女性化させますんで、どうかご勘弁を。
242太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/24 00:09 ID:ADT8z3i1
>>231

 僕の前に、自分はサキュバスだと名乗る女の人が一人。
 何の冗談かと思ったら、いきなり目の前で背中の羽を動かし、宙に浮いた。
 それだけでも衝撃だったのに、その女の人は僕のことを『マスター』なんて呼び出した。
 一体どうなってるんだ!?


 電気も付いていない真っ暗な部屋の中。
 ベッドの上で、僕は横になったまま上半身だけを起き上がらせ、そのちょうど腰の辺りに跨ぐ感じで、エスカテリーナは膝を立たせたたずんでいた。
 普通なら、これ程の絶世の美女が近距離で迫ってきているのだから、据膳食わぬは〜といつでもよろしくOKな、夢のようなシチュエーションなのだが、相手がサキュバスといってくると話は違ってくる。
 僕の体は、エスカテリーナの体に漂う妖気にあてられ固まってしまい、指一本動かすことが出来ない。
「マスター、あなたの名を教えて。私はまだマスターの名を知らないわ」
 柔和な言葉使いとは裏腹に、エスカテリーナの青い瞳は何もかも見通すかのように、僕を鋭く突き刺している。確かに人間の持つそれとは、放たれる雰囲気が圧倒的に違う。
「ぼ、僕の名前は空(そら)。清水…空」
「空……。素敵な名前。さすがに私のマスターだけあって、良い名を持ってるわ」
「はあ……どうも」
 僕は自分の名前を誉められたことに、つい頭を下げてお礼をしてしまう。
「ところで、『マスター』ってどういう意味です?なんで僕はそう呼ばれるんですか?」
 さっきからずっと気になっていた、『マスター』という単語について、エスカテリーナに聞いてみる。
243太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/24 00:15 ID:ADT8z3i1
「えっ?ああ、それはね、私と空が主従関係を結ぶ、『深縁の儀』を行なったから」
「深縁の儀?」
「そっ。それによって、空が主、つまりは『マスター』。で、私が従の関係になったわけ」
「でも、僕はあなたに会うのは今が初めてなんですけど」
 深縁の儀と言われても、そんなものをやった覚えは自分に無い。
「あら。まだ気付いてなかったの」
「はっ?」
「空が昼間助けた黒猫、あれ私よ」
「……………え〜!?」
 エスカテリーナに言われて、僕は部屋をぐるりと見回す。
 居ない。子猫がどこにも居ない。
 子猫の姿が、部屋からすっかり消えてしまっている。
 確認した僕は、自分の顔を、真正面に陣取るエスカテリーナの顔に戻した。
「なんで猫の姿なんか……」
 僕の問いに、エスカテリーナは窓の外に見える満月を指指して言う。
「夜空に浮かぶ月の光にはね、魔力が秘められていて、私達妖魔はその魔力を糧にすることで、地上に居ることが出来るの。逆に月の出てない昼間は、存在するだけで、微量だけど少しずつ体から魔力が溢れ出てしまう。
 そのため、魔力の流出を出来るだけ抑えるために、干渉の少ないこの世界の生き物に変身をして、夜が来るのをじっと待つわけ。変身した生き物が、小さければ小さい程良いんだけど、虫は私の趣味に合わないし、適当なところで子猫にしたの。
 まあ本来居るべき世界にいれば、そんな面倒臭いことをしなくてもいいんだけど、『あっち』は刺激も何も無い退屈な世界だしね。手間かけても地上の世界にいる方が、よっぽど愉しいのよ」
244太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/24 00:17 ID:ADT8z3i1
 自身に力を注ぎ込む、月の目映い光のシャワーを浴びながら、エスカテリーナは僕に、猫で居た理由を話した。
「じゃあ深縁の儀ってやつは?」
「深縁の儀はさっき話した通り、主従関係を結ぶもの。やり方は至極単純で、相手が私の顔を口付けすると相手が主となり、手の甲や足に口付けをすると私が主となる。
 しかしどちらにしても、私が気を許した相手か、または支配化に置いた者にしかこの方法は有効で無いから、ただキスをすれば良いってわけじゃない」
「キスって、そんな僕は……………………あっ!まさかあの時の」
 僕は唐突に思い出す。こぼれる涙を、嘗めて慰める子猫の鼻先に、キスをした事実を。
「あんなんで主従関係が結ばれちゃったんですか」
「あんなのって酷いわ。私はあのキスで深縁の儀どころか、心まで奪われたっていうのに」
 エスカテリーナは顔を赤くして頬を両手で押さえ、体をクネクネとくねらす。なんとも見た目とギャップの激しい行為だ。
「私は、怪我した私を必死になって助けてくれた空が好きになったの。空の優しい心とその心を表すような美しい姿が好き。私のマスターは空しか考えられない」
 これ程の美女に、好き好きと言われて嫌な男はいなかろう。僕はエスカテリーナから、愛情を示す言葉を散々浴びせられ、軽い目眩を起こしてしまう。
「好き。空が好き。私の身も心も空に捧げたい」
 エスカテリーナは自らの長い手足を僕の体に巻き付け、耳元で愛を囁く。密着する体。互いの火照った頬がぶつかり、熱が伝わる。
「エスカテリーナさん……」
 体を動かす度、エスカテリーナの3分の2近く露出した大きな胸がユサユサと揺れ、僕の中の『男』を刺激する。
 欲望で膨張した心は甘い誘惑に誘われ、僕の両腕がエスカテリーナを抱き締めようと動いたその時、僕を絡めとっていたエスカテリーナの手足がフッと外れた。
245太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/24 00:21 ID:ADT8z3i1
 視線を向けると、そこには子供のような悪戯っぽい笑顔を飛ばすエスカテリーナ。
「で、そんな大好きな空に、一つお願い事があるんだけど〜」
「な、なんですか?」
 明らかに良からぬことを考えているエスカテリーナの目に、僕は腰が引ける。
「お願いと言うのは、私と『同化』をしてもらいたいの。別の言い方をすれば、私と合体として一つの存在になるということ」
「同化?合体?」
 一つの存在になる?どういう意味だ?
「すみません。もう少し詳しい内容を教えてくれませんか?」
 聞いた先には恐いことが潜んでいそうだが、聞かずにはいられない。
「空に最初出会った時、私怪我してたでしょ」
「はい」
「実はあの怪我は、犬や猫の他の動物にやられたとかじゃなく、同族に付けられたものなのよ」
「同族……、妖魔ですか?」
「うん。ちょっち私を付け狙ってる悪い奴がいてね」
 言ってエスカテリーナは少し苦い顔をする。
「表面上の怪我は、空が動物病院に連れていってくれたおかげと、月の光の力で癒すことは出来たけど、体内にはまだ妖魔にのみ作用する毒が残っているの」
「それって治せるんですか?」
「ううん。この毒は特殊で、禁呪のように毒を移した本人にしか消すことは無理なの。神族クラスなら自分で治すことも可能でしょうけど、少なくとも私にはそんな力は持ち合わせてないわ」
「なら、もう……」
 僕の顔は絶望の表情に変わる。
「そんな不安そうな顔しないの。本当に空は優しいんだから」
246太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/24 00:24 ID:ADT8z3i1
 エスカテリーナは、不安に陥る僕の首に両腕をそっと廻し、自分の胸の中に埋めた。押し付けられた僕の唇が、エスカテリーナの胸とキスをする。
「でも、でも……」
 甘美な感触の中、それでも僕は、顔を上げて声を荒げてしまう。
「大丈夫。自分では治すことは出来ないとは言ったけど、例外として一つだけ毒を治す方法があるの。それが『同化』」
「僕と『同化』すれば毒は治るんですか?」
「時間は掛かるけどね」
 それを聞き安堵の息を漏らす僕に、エスカテリーナは『同化』の内容を説明し始めた。
「さっき『同化』は一つになることって言ったけど、これは術者が術をかけた相手の中に取り込まれるってことで、別にまったく違う存在になるってことじゃないから安心して。空自身には、何かの『アクシデント』でも起きない限り、特に影響は無いはずだから」
 僕は合体とか一つになるとか聞いて、漫画みたいに、それまでとは全然違う新しいキャラになってしまうイメージが頭の中にあったので、一先ずホッとする。
 ただ『アクシデント』という単語がちょっと気になるが。
「で、なんで『同化』をすると、毒が治るんですか?」
「それなんだけど、私は空に取り込まれることで、絶大な力を得ることが出来るの。それが保護の力」
「保護の力?」
「うん。この保護の力ってやつは、月の無い昼の世界から魔力の流失を防ぎ、またあらゆる負を癒してしまうトンデモない力なのよ。自分では治せない私の中の毒も、この保護の力が消してくれるって寸法ね」
「へえ……、凄いんですね、『同化』って」
「まあね。でも良いこと尽くめでも無いわ。一度『同化』をしてしまうと、しばらくは元には戻れないのよ。空は良いかもしれないけど、私には窮屈で仕方無いわ」
247太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/24 00:26 ID:ADT8z3i1
 治療のために、病院の集中治療室にぶち込まれた状態、といったところか。
「はは……。それで、どうやれば『同化』出来るんです?」
「ん?ああ、そうそう。肝心の『同化』の方法は、深縁の儀を交わした者と精印の契りをすれば良いんだけど、この精印の契りってのは、『同化』に必要なお互いの同調を高めるのに不可欠な行為で、まあぶっちゃけて言うとHすることなのよね」
「そうなんですか。Hなんですか。…………ってH!?」
 言うや否や、僕はエスカテリーナにベッドに横に倒され、上から押さえ付けられた。
「うわっ!?」
「以上!そういう訳なので、『同化』のために空と精印の契りを交わさせてもらうわね」
 エスカテリーナに、あっという間にパジャマを脱がされてしまい、裸になる僕。これじゃあ、どっちが主だかわからない。
「あらあら空ったら、顔に似合わずなかなか凶悪なモノ持ってるじゃない。ちょっと皮かむりなのが玉にキズだけど」
 舌嘗めずりするエスカテリーナが、妙に怖い。
「空だけ剥いちゃうのは可愛相ね。私……も」
 エスカテリーナが指をパチンと鳴らせば、身に纏っていたボンテージと背中の羽が無数のコウモリとなり、散り散りとなる。
「では早速味見をば」
 何の準備も心構えも整っていない僕に、エスカテリーナは容赦なく口付けし、体に舌をかたつむりのようにゆっくりと這わせる。
「うくっ!ちょっとエスカテリーナさん。そんな!いきなり」
「あんまり可愛い声出さないでよ、空。ゾクゾクしちゃうじゃない」
248太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/24 00:29 ID:ADT8z3i1
 ビクビクと体を跳ねらせる僕に、エスカテリーナは歓喜の声を上げ舌を激しく動かす。
 体に淫蜜の跡を残し、へその穴に到達すると、舌で中身を出すかのようにほじくる。
「感度は良好っと」
 僕の触られる度敏感に示す反応に、満足顔のエスカテリーナ。さすがサキュバスだけあって、僕は初めてのHとはいえ、その舌技の上手さは理解出来る。
「ここはどうかしら?」
 舌を体から離すと、今度は僕の乳首を軽くつねったり、爪でカリカリと掻き始めた。
「んっ、くぅ…」
「もう、女の子みたいな声出して。……女の子?んふ、良いこと思い付いちゃった」
「ふえ?」
 エスカテリーナはいやらしい笑いをし、指をパチンと鳴らす。その直後、裸だった僕の体に、ウチの学校の女子制服が身に纏われた。
「なっ!?これは」
「空が昼間女装していた時に着ていた服よ〜。空は男の格好よりこっちの方が断然似合うわね」
 そうだった。あの子猫はエスカテリーナだったのだから、僕の女装は全て見られていたことになる。
 は、恥ずかしい……。
 僕は人に決して見られてはいけない秘密の恥部を見られてしまった事実に、恥ずかしさのあまり、猛烈に顔が赤くなる。
 いっそこの場から消えてしまいたい……。
「そこらへんの女の子なんかと比べても、比じゃないくらい可愛いわ。そのくせ股間には不釣り合いの大きなおちんちん。どうして空はこんなにも私を興奮させてくれるの?」
 スカートの布越しにそびえ立つ山を、エスカテリーナは愛しそうに撫でる。触れるか触れないかの微妙な手加減で先端を撫でられ続けた山は、スカートにじっとりと染みを浮かび上がらせた。
249太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/24 00:32 ID:ADT8z3i1
「ふふ、我慢出来なくて濡れてきたのね」
 エスカテリーナは言いながら、スカートに出来た山を意地悪にグリグリこね回し、染みを広くさせる。
「エスカテリーナさ〜ん……」
 僕はエスカテリーナの、何時までも続きそうな焦らすような愛撫に耐えられなくなり、掠れた切ない声を吐いてしまう。
「どうして欲しいの?言ってくれなきゃ、私わからないわ」
 本当はわかってくるくせに、僕から哀願の言葉を引き出そうとわざとらしく無知の振りをする。
 僕はそんなエスカテリーナの悦に入る心に畜生と思うも、僕の中の直に触って欲しいという心が限界を向かえ、喉の奥から震える声でお願いをしてしまう。
「スカートの上からじゃなく、直接、直接僕のをいじって下さい……」
「僕の……何?」
 まだ焦らすつもりか。ここまで来ると最早怒りすら覚えてくる。
「おちんちん。僕のおちんちんを触って……」
 潤んだ瞳で乞う僕に、エスカテリーナはクスッと笑って、
「よく出来ました」
と言い、スカートをめくり、ヒクつく股間のモノを口に含んだ。
「ひゃ!?」
 僕はてっきり手で擦るだけかと思っていたので、突然強襲した生暖かいぬめり感に驚いてしまう。一人エッチなんかとは次元の違う快感。舌の蠢きが僕をたまらず刺激する。
「せっかくだから、余っている皮を舌でムイムイしてあげましょうね」
 エスカテリーナは舌を皮の内側に差し込み、唾液をローション代わりにして充分全体に染み渡らせると、余っている皮を唇で挟み一気に剥いだ。
250太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/24 00:35 ID:ADT8z3i1
「っつ!」
「痛かった?ごめんね〜。でもこれで立派な大人のおちんちんになったわよ」
 剥かれたせいか股間がスースーして涼しい。ピンク色のまだ経験の知らない僕のおちんちんの先を、エスカテリーナはチロチロと舌を使って攻めてくる。
 先端、裏スジ、カリ、玉袋と隙無くありとあらゆる方向から舌は襲う。それに加えて根元を手をこすられてるので、果てるのにさほど時間を掛かりそうになかった。
 ビクビクと込み上げてくるものを感じ、僕はエスカテリーナの顔を離そうとするが、彼女は包み込む唇をギュッと絞め離す気配を見せない。
「射精(で)ちゃうから。もう僕イッちゃうから。エスカテリーナさん、口を離して……」
 僕の願いが漸く届いたか、エスカテリーナはやっと股間から口と手を離した。だがホッとしたのも束の間、次はたゆんと揺れる両の乳房で挟み、強く擦ってきた。
「ふあ!?」
「果てるなら私の胸で果てなさい。私の胸を空のほとばしる精液で、雪原のように真っ白に染めて」
 エスカリーナの胸の揺れる動きに激しさが増す。柔らかく、それでいてキュッと包む感触は、僕の限界を早まらせた。
「駄目……。イク……ッ!」
 体の中から尿道へとせり上がるそれは、止め処無く溢れ出し、エスカテリーナの白い胸をより白くさせる。
「はあ…はあ…」
「あは。こんなに一杯。結構溜まってたのね」
 胸に飛んだ僕の精液を指に取り、ペロリと口の中に含む。
「んん〜、極上」
 指に絡め取った白濁した精液を、美味しそう嘗めるエスカテリーナ。
「空の可愛いおちんちんいじってたら、私もこんなに濡れてきちゃった」
251太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/24 00:37 ID:ADT8z3i1
 立ち上がって、露の垂れる自分の秘部を僕に見せつける。
「おちんちんは精液で滑りも良くなってることだし、準備万端、いつでもOKね」
 エスカテリーナは、ヒクつく僕のおちんちんを下から上へ指でなぞると、目だけを笑わせ静かに言った。
「お待ちかねのメインデッシュ、食べさせてア・ゲ・ル」
 その言葉を聞いて、イッたばかりでぐったりとしてた僕のおちんちんは、自分でも驚くくらい速攻で元気を取り戻した。
「あら、回復の早いこと。若いって良いわね」
「う……」
 節操の無い気がして、僕は赤くなる。
「それでは、どうぞ召し上がれ」
 エスカテリーナは僕の腰の上に跨ぎ、ゆっくりと目標を狙って腰を下ろしてくる。
 その距離、30cm、20cm、10cm、5cm、そして。
 …………クチュッ。
 肉と肉の触れ合う音。触れたかと思えば、僕は意識する間も無く未曾有の空間に呑まれ込む。
「う…ふぅ…。大……きぃ。空……最高よ」
 プチュプチュと生々しい音が部屋を支配し、『僕』は根元まで肉壁に喰われた。
 これが、女の人……。
「ふぅん…。やっと全部入った。空のおちんちん、とっても大きいから、私の奥にしっかり届いてるわ」
 エスカテリーナの言葉通り、僕にも奥に当たっているのがわかる。腰を浮かすと、先っぽが子宮口をコツンとノックする。
「んっ……、空は動かなくて良いから。体の力を抜いて、全てを私に委ねなさい」
 ズル………。腰が上がる。
 ジュプ……。腰が下がる。
 小刻みに上下するエスカテリーナの腰は、次第にその速度と動きが大きくなっていく。
252太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/24 00:41 ID:ADT8z3i1
 僕がエスカテリーナを下から突き責めている、と言えば聞こえは良くなるが、実際はエスカテリーナが僕を騎乗位で犯している、というのが正解だ。
 童貞の僕に対し、相手は百戦錬磨の性の達人、淫魔のサキュバス、元より勝ち目なんてある訳無い。
 ただ身をまかせるだけの一方的な淫行は、初体験とか童貞指南などという甘酸っぱい行為に程遠く、端から見ると蜘蛛の巣にかかった蝶のように、捕食する者と捕食される者に思えた。
 肉と肉の接合部は、いやらしい音を奏でながら、まだ残る僕の精液とエスカテリーナの愛液で白く泡立ち、卑猥としか言い様が見当たらなかった。
「どう?空。私の膣内(なか)は?最高に気持ち良いでしょ。最初の相手が私なんて、とても光栄で幸せなことなのよ。喜びなさい」
 腰を激しく動かしながら、上から僕を見下ろし、返事を待つ。だが、エスカテリーナの休みなく繰り返される過剰な淫技に、僕は返事をすることもままならない状況下に置かれていた。
 それでも、必死に目だけはエスカテリーナに向け、無言の返事を返す。
 そこで、僕は気付く。エスカテリーナの額に浮く、玉のような大汗に。
 どう見ても、Hによる健康的な汗なんかではない。何かに耐える油汗に見える。
「ど……く?」
 思い出す。なぜ今Hをしているのか。
 ──それは、『同化』のため。
 ではなぜ『同化』をする?
 それは──毒を治すため。
 彼女の気丈に振る舞う美しい顔に、僕はその事実をすっかり忘れていた。
 そう──僕にいらない心配をかけぬよう、ずっと毒の苦痛に耐えていたのだ。
253太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/24 00:44 ID:ADT8z3i1
 ────不甲斐ない。
 押し寄せる快楽に没頭し、相手に何の気遣いをしてやれなかった自分が許せなくなる。
 こんなの……駄目だ!
 僕はおもむろにエスカテリーナの腰を掴むと、自分の上半身を起き上がらせる。
「な、何?」
 驚きの声をされるもそれを無視し、今度はそのまま体を180度反転させ、エスカテリーナをベッドに倒した。
 さっきまでとは逆の位置、エスカテリーナが下になり、僕が上の、正常位の状態に持ち込んだのだ。
「空……?」
 僕は見つめるエスカテリーナにキスをして言う。
「ごめん。ツラかったのに、痛かったのに、僕の為に我慢してくれてたんだね。今度は僕が動くから、エスカテリーナさんはゆっくりして。気持ち良くなるよう、一生懸命頑張るから」
「空……」
 ぎこちない腰の動き。夢中に腰を振るだけの荒々しい行為にも関わらず、エスカテリーナは黙って受け入れる。
「気持ち良い?エスカテリーナさん」
「うん。とても気持ち良いわ。空の私を想う優しい心が、染み入るようで」
 嘘では無い。エスカテリーナは本当に感じていた。
 はっきり言って下手糞で、テクニックなんて気の利いたものはない、只の力任せな挿入であるにも関わらず、エスカテリーナは快感を感じていた。
 こんなことは自分の記憶の中には覚えが無い。この暖かく自分を包むものは何なのか?
 今まで相手にしてきた奴等は、こちらが一方的に精気を吸い上げた奴か、自分勝手に貪る自己中なSEXをする奴のどちらかだった。
 たまに優しさを見せる男はいたが、所詮は上辺だけの偽りの優しさで、反吐が出た。
254名無しさん@ピンキー:04/08/24 00:48 ID:nVTpYoZs
援護射撃
255太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/24 00:49 ID:ADT8z3i1
 でも、空は違う。
 最初に助けてくれた時もそうだが、本気で私の身を案じ、精一杯気持ちを飛ばしてくれる。
 狂おしい程愛しく、壊したい程愛してあげたい。
 エスカテリーナは、空の心にイカされそうになっていた。
「あっ……あは…んんっ…、そ…ら、私イクわ……」
「僕も……もう…」
「だったら、一緒に、私と一緒にイキましょう。空」
 僕とエスカテリーナは互いを抱き締め合い、絶頂を迎える。
「くっ!……う…ん」
「やぁ………っ!」
 ドクドクと、熱い精液が子宮に流れ込むのを感じるエスカテリーナ。
 世界が白くなっていく中、エスカテリーナは人間には理解出来ない妖魔の言葉で、何かを口にした。
 言い終わったその時、大きな光の繭が生まれ、僕とエスカテリーナは繭に覆われる。
 『同化』が始まった瞬間だった。
256太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/24 00:56 ID:ADT8z3i1
ここまでッス。

>>感想を下さった方々
応援ありがとうございます。
今作はしたらばで連載しているのと違って、なるべくエロリを多くしていく方向ですので、どうか生暖かく見守って下さいw
257名無しさん@ピンキー:04/08/24 01:00 ID:nVTpYoZs
>>256
リアルタイムキターーーーー!!

太夜叉さんGJ!

ほえぇぇ!!いきなりHとは・・・。次回楽しみです。
258名無しさん@ピンキー:04/08/24 08:34 ID:agj7BxbW
ここのスレに投稿してる限りオチがみえみえなんだよなぁ。
別にいいけど。
259名無しさん@ピンキー:04/08/24 17:21 ID:J6puB9c3
いいのならいちいち書く必要はないと思うぞ
260名無しさん@ピンキー:04/08/24 17:32 ID:8+IjyunR
いいね。かなりいいよ。
個人的には人外描写がもっとあると最高だったんだけど。
でも、そうすると人外スレ向きになったり、TSの醍醐味が薄れるか?
いらない描写(TSには不向き)は端折ってるのかもしれないし。

なんにせよ、続きが楽しみですね。
261名無しさん@ピンキー:04/08/24 20:15 ID:elwxuMwP
退屈な魔界の生活に飽きて人間界にちょっかいを出す妖魔……
なんとなく『優しい悪魔』に登場するナナイロちゃんを思い出しちゃいました
ううん、エスカテリーナたんの話の方がずっと優しく美しくて素晴らしいです
それにおごそかな「同化」の儀式、これが実にエッチで興奮しちゃいました
(;´Д`)ハァハァ。夜叉さんGJ!!
262名無しさん@ピンキー:04/08/24 22:10 ID:IE9PTsZ9
書き込みテスツ
263名無しさん@ピンキー:04/08/25 09:55 ID:ZNwUg+KX
>>258
そこがオチな話でなければいいだけの事。
ロボットアニメみて、敵が現れて通常兵器じゃ歯が立たない
主人公ロボがやっつけるオチが目に見えてるとはいわないし

のび太が泣いて帰ってきた、ドラえもんが道具を出して解決するというオチが
見えてるとはいわない

そういうのは話のタイプの話であって、それをどう料理するかどう結末をつけるかが
話のオチなんだから、話のタイプが見えてる(TS物だから男が女になる)をオチが
見えるというのは大間違い。

勿論作者が、変身したところで終りっていったら話が違うだろって事になるがな。
普通のエロ漫画雑誌に載るならTSオチな話もありだが、TS前提スレのSSでは
TSは規定事実としてその前振りとその後の展開が問題になるんだから
264名無しさん@ピンキー:04/08/25 18:05 ID:SmBdR0Qc
なんかよくわからんけどとにかく女になる
   ↓
主人公動揺
   ↓
元に戻る手段があるかも知れない
   ↓
探す過程で友人の男なり女なり誰かとくっつく
   ↓
処女喪失
   ↓
戻れない
   ↓
幸せだからどうでもいいや


しかし、最近ここに投下されるSSはこのパターンばかりだし、食傷気味なのも事実。
自分のためにも新たなパターンを開発しようと思わないのか疑問。
265名無しさん@ピンキー:04/08/25 18:10 ID:xIsDM4rw
TS小説作ってるが自分のページは持ってなくても友人のページに出す予定だからここじゃ晒せない
266名無しさん@ピンキー:04/08/25 18:51 ID:pCGDml+b
>>264
参考までに、264さん自身の「自分のために開発した新たなパターン」を教えてくれ。
267名無しさん@ピンキー:04/08/25 19:27 ID:Ux93TwFf
ボクもしんパターン教えて欲しいモナ。
268名無しさん@ピンキー:04/08/25 19:34 ID:PQLpsZA6
荒らしに構う者は荒らし

そして腐女子は絶対にスルーできない
269名無しさん@ピンキー:04/08/25 19:51 ID:vV47cdWF
なんかよくわからんけどとにかく女になる
   ↓
そんな風に見えているのは お前だけだ
   ↓
幸せだからどうでもいいや
   ↓
第二章 精神鑑定編スタート
270名無しさん@ピンキー:04/08/25 20:34 ID:/VdMRghF
王道パターンが悪い理由がワカラン
きっと264はスポーツとか楽しむことができないんだろうなぁ
かわいそうな奴
271名無しさん@ピンキー:04/08/25 21:21 ID:1lvmy0d3
まー目新しいのが読んでみたい気持ちもわからんではない
272名無しさん@ピンキー:04/08/25 21:42 ID:ZLxd0S0q
面白かったらパターンなんてどうでも良いよ。
273名無しさん@ピンキー:04/08/25 21:51 ID:Kx9Xfm8X
382 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/08/25 21:39 ID:ZLxd0S0q
KINOってなんでコテ変えないの?
あれだけの事しといて、厚顔無恥も良いとこじゃん。
せっかくの作品だって、そのコテつけてたら色褪せちゃうよ。
まともに評価して欲しいんだったら、新しいコテつけてやり直したら?
274名無しさん@ピンキー:04/08/25 21:58 ID:jcNm1pFm
私は面白かったら作者は誰でも良いと思うよ。
275名無しさん@ピンキー:04/08/25 22:13 ID:+frnThUj
☆の粘着ぶりにもあきれるな・・・
276名無しさん@ピンキー:04/08/25 22:20 ID:Ux93TwFf
えーと‥‥KINO乙モナー!
277名無しさん@ピンキー:04/08/25 22:31 ID:sGBKKRnr
ほらみろ、☆が来るととたんに荒れ出す。
278名無しさん@ピンキー:04/08/25 22:36 ID:DS1FfGTW
王道パターンだっていいじゃないか。
ドラえもんも時代劇もそれで面白い。

勿論面白ければパターンを外した作品は大歓迎だけど。
279名無しさん@ピンキー:04/08/25 23:01 ID:cP8mXHSY
>>264
新たなパターン教えろや。
280シンパターン:04/08/25 23:30 ID:KbpVmQJx
なんかよくわからんけどとにかく女になる
   ↓
主人公平然、周り動揺。
   ↓
主人公、元に戻る手段探すのマンドクセ
   ↓
周り、元に戻そうとガンガル
   ↓
勢いで処女喪失
   ↓
むりやり男に戻される
   ↓
ゴラァ、もいっぺん女にしろ!
   ↓
勢いでタイ性転換ツアーに参加
   ↓
もう男には戻れない
   ↓
周り、(´・ω・`)
   ↓
主人公、幸せだからどうでもいいや
281訂正:04/08/25 23:42 ID:KbpVmQJx
勢いで処女喪失
   ↓
(このあいだに追加)
女のほうがセックル気持ち良いじゃん Σ(゚Д゚)
   ↓
毎日(*´д`*)ハァハァ
   ↓
周り、(# ゚Д゚) イイカゲンニシロ !
   ↓
むりやり男に戻される
282名無しさん@ピンキー:04/08/26 00:15 ID:btvYoWkX
「一人が性転換する」パターンを外して、多人数女性化とか。
既に他スレでやってるけど。ちょっと非強制ではつかいづらい鴨。

すーぱーアスパラガス(漫画)みたいに5〜6人女性化ならなんとかなるかな?
283名無しさん@ピンキー:04/08/26 00:38 ID:2rILf3r0
>280
それだ!
284名無しさん@ピンキー:04/08/26 00:48 ID:dq6c5khk
保守あげ

保管庫の更新マダー?? チンチン(AA略
285名無しさん@ピンキー:04/08/26 07:20 ID:6E53uoxU
>>284
保管庫あるの?
286名無しさん@ピンキー:04/08/26 13:56 ID:n0/c1Vxy
保管庫
ttp://yellow.ribbon.to/~hikyousei/

KINOさんの未収録のものとか
アリスさんの続きが読みたい・・・
287名無しさん@ピンキー:04/08/26 13:59 ID:dHiAldov
SS書きたいけどちゃんとした文が書けない。
だから漫画風にしたいけどまだ上手くいかない。
しかも出来てもスレ違いだから八方ふさがり
288名無しさん@ピンキー:04/08/26 14:37 ID:dANep9BX
>>287
是非こちらに!

朝起きたら女の子になっていました Part3
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1092119146/
289名無しさん@ピンキー:04/08/26 14:44 ID:7PsXIq4L
半角は雑談OK、SSNG。
そのスレのうpローだーに上げれ。
もしくはこの板の、理想の女スレへ。
290名無しさん@ピンキー:04/08/26 19:18 ID:rut6aZv3
>>286
保管庫の中の人は(ry
今週末に4時間ほど作業してうpしまつ、たぶん
291ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/26 21:35 ID:io5gRe8C
ちっすほんだしです。
利き腕壊しましたって言うかヒビ入ってしまいました(´・ω・`)
続き楽しみにしてた人ごみんなさい_| ̄|○
292名無しさん@ピンキー:04/08/26 21:43 ID:ekUcIhyg
ここはキミの日記帳じゃないんだから、いちいち報告しなくていいよ。
293名無しさん@ピンキー:04/08/26 21:45 ID:iSqdlG/E
>>291
ありゃ。そいつは災難でしたな…お大事になさってください。

ところで辰実タンを描いてみたくなったんですが、描いてもよかでしょうか。
ヒヨッコなんで完結に間に合うかどうかわからんとこがアレですが
294KINO ◆v3KINOoNOY :04/08/26 23:21 ID:IEYBT/JX
ちょっと失礼しまして。

保管庫の中の人へなんですが、
わしのSSは保管外で結構ですよ。
自作はにちゃん投下済みも含めて全部拙宅に保管してありますので。

>286
どうも〜。おっきな検索サイトでKINOで検索すると保管所多分見つかりますんで。
読んでやるか〜と思われたらそちらのほうへ。
295名無しさん@ピンキー:04/08/27 02:07 ID:WpafIGtV
>291
お気の毒様です。
一国でも早い完治をお祈りしながらお待ちしています。
296ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/08/27 11:40 ID:edBa/1Bl
>>太夜叉様
 遅くなりましたが新作お疲れ様です。女装少年と人外の少女の
お話もまた「教科書〜」とは違った内容で非常に面白いっす。続き
お身体に障らない程度に頑張ってくだせぇ。

>>293
 カルシウム不足です。脆過ぎるぞ自分。「辰実君〜」の事ですが
もちろん大歓迎です。辰実とその仲間達をよろしくお願いしますだ(´・ω・`)

>>295
 なるべく早く治します。ええ、治しますとも_| ̄|○
297名無しさん@ピンキー:04/08/27 22:57 ID:aIzKaml2
カワモノぷりーず
298名無しさん@ピンキー:04/08/28 05:47 ID:Nx0BcD19
>>264
多人数女性化なら女が女を好きになる世界きぼん。
女同士でも子供つくれるような。
299名無しさん@ピンキー:04/08/29 17:42 ID:hrQZJ7B8
とうとうここも☆の独占スレと化したか
300名無しさん@ピンキー:04/08/29 19:37 ID:YavKxnIs
KINO氏ももうここには書いてくれないだろうし、アリスさんも依然として沈黙を保ったまま。
今までの経緯から、新人さんも参入するのをためらってしまうだろうしね。
傷跡は深い・・・・
301名無しさん@ピンキー:04/08/29 19:49 ID:hrQZJ7B8
それなりに原因はあったわけだし他でおとなしくしてればいいものを
わざわざ戻ってこようとして結果的にスレをぐちゃぐちゃにして
誰もまともに書けない雰囲気になったと
302名無しさん@ピンキー:04/08/29 20:05 ID:DnEf2Nmz
漏れも荒れてるとき出すに出せなくなって
仕方なく友人が作っていたサイトにプレゼントとして投下した
303名無しさん@ピンキー:04/08/29 20:09 ID:T6UvygDT
活気が戻ったと思ったら、また荒らしが来たのか
正直、やる気なくなるな
304名無しさん@ピンキー:04/08/29 20:31 ID:uGOsJ9LI
>>ほんだし
利き腕壊したところで全くキーボードが打てなくなるわけないだろ。
怠け者だな、お前は。
305名無しさん@ピンキー:04/08/29 20:33 ID:PvoC+xM4
夏休み最後の日曜日か・・・・
306名無しさん@ピンキー:04/08/29 20:44 ID:CBUAdIVT
即レスマンセー
307KINO ◆v3KINOoNOY :04/08/29 21:27 ID:rKu3y2j4
もう一度失礼しまして。
保管庫の中の人、できれば自分のSSは撤去していただければ嬉しいです。
お忙しいとは思いますが、よろしくおねがいします。

戻っていいなら戻るけど、それは望まれては居ないでしょう?
308名無しさん@ピンキー:04/08/29 21:32 ID:CBUAdIVT
>>307
誘い受け発言は止めとけ。 それと、望んでないのは某コテだけだから安心汁。
309名無しさん@ピンキー:04/08/29 21:45 ID:4ZHCY+JE
戻って来てくれるのなら、戻ってきて欲しい……と書いてみる。
310名無しさん@ピンキー:04/08/29 22:34 ID:bra7vVvY
>>264
>>298
それいいですね。
女になった男たちによって、女性美のすばらしさがわかって
女が女に発情するようになる新しい世界観がいいですな。
311太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/29 23:14 ID:zK5YezS5
『Re:MAKE』第3話投下させてもらいます。
やっと主人公女性化でございます。
312太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/29 23:16 ID:zK5YezS5
「エスカテリーナ!一体どこに行った!」
 月のシルエットを背に、激しい憎悪を声に乗せ、腹の底から唸るように叫ぶ男。その男は、黒いマントで身を包み、誰にでもはっきりとわかるくらいのまがまがしい妖気を纏っていた。
「あの毒を受けてそう長くは動けない筈なのに、なぜこうも見つからない!」
 男は苛立つ。捜し人が見つからないことに。
 どうやらこの男が、エスカテリーナに怪我と毒を負わせた者らしい。
「インテローダー様、どうかお気を静めて下さいませ」
 近寄りがたい程強烈な怒気を放つ男に、いつの間に現れたのか、銀色の長い髪を持つ聡明そうな女が横に立ち、男を宥める。
「……シフォンか。お前の方はエスカテリーナを見つけることは出来たのか?」
 振り向きもせず聞くインテローダーに、シフォンの名を持つ女はビクッと肩を揺らせ言う。
「いえ。大変申し訳ありませんが、インテローダー様の御期待に添えた結果を出すことは出来ませんでした」
 頭を垂れ、膝を付いてひれ伏すシフォンの顔を、インテローダーは指でくいっと上げると、もう片方の手でシフォンのたわわに実る乳房を、握り潰す勢いで強く掴んだ。
「んくっ!」
 シフォンの顔が、苦痛で歪む。
「あまり俺をガッカリさせるな。俺がどんな言葉を欲しがっているのか、お前ならわかっているだろう。なら、なぜ戻って来る」
 オッドアイ。インテローダーは、青と赤の左右違う色を持つ両の瞳で、荒い吐息のシフォンを鋭く突き刺す。
 シフォンはインテローダーの自分を見据える瞳を、まともに見られない。
「ふぅん!…わ、私は……インテローダー様の…はぁっ!……お側に仕え、お守り……ひんっ!……お守りするのが役目で…ひゃあん!」
313太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/29 23:20 ID:zK5YezS5
「俺は貴様に守ってもらわなければいけない、弱い存在なのか?」
 インテローダーの手に更なる力が加わる。
「んあ!そ……そんなことは…あ……ありません」
「……ふんっ……!」
 悶絶するシフォンを突き倒し一瞥をくれると、
「スキュラ!ハーネット!居るか!」
 夜の闇に向かって、二つの名を呼んだ。
「スキュラ、参りました」
「ハーちゃんはここに居ますよん」
 突如闇が割れ、そこから出現する二人の美少女。
 赤いショートヘア、黒のタンクトップと短パンという実に健康的な格好で、手には六紡星のマークが付いた指出しグルーブをはめているスキュラ。
 そして、風になびくピンク色の二つのおさげを頭から生やし、ゴスロリ風の格好に体の倍近くある大鎌を持ったハーネットが、インテローダーの前に現れた。
 見た感じは、スキュラは高校生ぐらいで、ハーネットは小学校高学年ぐらいに見えるが、妖魔である以上実際の歳はわかったもんじゃない。
「何か御用でしょうか?インテローダー様」
 スキュラはうずくまるシフォンを一目見てから、インテローダーに聞いた。
「スキュラ、ハーネット。お前達には俺の代わりにエスカテリーナの行方を捜してもらいたい。本当は俺が直々に捜したいところだが、色々と『あっち』でやる事があってな。頼めるか?」
「御命令とあれば」
「インテローダー様のためなら、ハーちゃん頑張ってエスカテリーナ捜しまーす」
 忠誠を誓うようにインテローダーの前にひさまずくスキュラに、ピョンピョン飛び跳ねて返事をするハーネット。
 笑えるくらい対照的な絵だ。
「シフォン!」
314太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/29 23:23 ID:zK5YezS5
「は、はいっ!」
 インテローダーに呼ばれ、シフォンは慌てて立ち上がる。
「お前は俺に付いて来い。……側に仕えて守るのが役目なんだろ」
「……はい!」
 思いがけない言葉を掛けられ、陰っていたシフォンの顔に僅かながら明るみが浮く。
「では、良い報告待っているぞ」
 背中を向けたままそう言い残し、インテローダーは次元の扉を開け、シフォンと共に元の世界に消えた。
 見送るスキュラは、次元の扉が閉まるのを確認すると、それまで保っていた無表情な顔が急に崩れた。
「ちっ!またシフォンの野郎だけインテローダー様と一緒かよ。俺達は地上で雑務だってのに」
 さっきまでの沈着な態度はどこへやら。スキュラはハーネットと二人きりになると、態度が一気に豹変した。
「あらあら、シフォンちゃん。インテローダー様が居なくなった途端、いつもの汚い言葉使いに戻っちゃって。女の子は私みたいにおしとやかじゃないといけないわよん」
 ハーネットは、ヒラヒラのフリルのスカートの裾を掴み、両手で大きく広げて、体をくるりと回しながらスキュラに言った。
「ウルセェよ、ババァ!手前こそ歳考えて服着やがれ。ゴスロリって歳じゃねえだろ!幾つだと思ってやがんだ!」
 吠えるスキュラに対して、ハーネットはクスッと笑って、
「何?嫉妬?そりゃスキュラちゃんみたいな野蛮な男女じゃ、こんな可愛い格好はしたくても出来ないもんね」
 子馬鹿にした言い方で、キツイ毒を吐く。一方のスキュラはこめかみに青筋を立て、ハーネットを上から見下ろす感じに睨みつける。
「ああっ!?喧嘩売ってんのか?いつでも買ってやんぞ、クソババァ!」
315名無しさん@ピンキー:04/08/29 23:23 ID:fhgS1/H4
>>310
だからおまえはさっきからうざいホモスキー
316名無しさん@ピンキー:04/08/29 23:24 ID:fhgS1/H4
割り込みすまん
317太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/29 23:25 ID:zK5YezS5
「あらん?私に勝てるとお思い?」
 拳に魔力を込めてファイティングポーズをとるスキュラと、そのスキュラの前に大鎌をちらつかせるハーネット。
 辺りの空気は緊張し、お互いそのまま動かない。
 冷たい夜風が、二人の頬を撫でる。
 このままこの緊迫した状態が永遠に続くのではと思ったその時、ハーネットの方からあっさり身を引いた。
「……はいはい、ヤメヤメ。私達が今すべき事はこんなことじゃないでしょ。インテローダー様に言われた通り、エスカテリーナを捜すのが、やるべき与えられた役目でしょ」
 下がるハーネットを見て、スキュラも同じく、自分の拳を懐に収める。
「……ああ、そうだな。手前とやり合ったところで、一銭の得にもならねえしな。とっととエスカテリーナをとっ捕まえて、インテローダー様の元に連れてこようぜ」
「ええ。そして褒美にたっぷりとインテローダー様の愛を受けましょう」
「シフォンの奴だけに良い思いはさせねえ」
 共通の使命と目的のために、二人の意識は重なる。
「エスカテリーナ」
 声がハモる。
「見つけてやるぜ」
「見つけてあげるわ」
 二匹の闇の狩人が、宙を舞う。


 一方その頃エスカテリーナは、空と共に光の繭の中に居た。
 ドクン、ドクン、ドクン……。
 幾重にも連なる光の帯で形成された繭は、大きくなったり小さくなったりと、心臓の鼓動のような生命の動きを見せていた。
318太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/29 23:28 ID:zK5YezS5
 また光のプラネタリウムと化した繭の中では、絶頂に達し、空の性のミルクを子宮に注がれたエスカテリーナが、無数の光の粒子となって、空の体に融け込んでいる最中だった。
 その様子は、繭が子宮、空が卵巣、エスカテリーナが精子の、生命誕生の時に見えた。

 ────同化。二つの命が一つに交わる。

 繭の中で空は、意識がぼやけはっきりとしないも、エスカテリーナが自分の中に融け込むのはなんとなく感じとれた。
 いや、どちらかと言えば自分の方がエスカテリーナに融けている気がする。
 暖かくて気持ち良く、心安らぐこの感じ。Hとはまた別の快感がそこにあった。
 しばらくして光の繭は収束を始め、ある程度の大きさまで小さくなると、光の帯がハラハラと花のように散りながら消えていき、中から同化を終えた裸の空の姿が出てきた。
 散り行く光の帯が、ちょうど空の背中から羽が生えている風に見え、同化の終演を神秘的に彩る。
 例えるなら──そう、暗闇に潜む月光蝶のよう。
 美しく、そして妖しい。
 空の白い素肌が月に照らされ、より美しさに華を増す。
 やがて全ての帯が消滅し、ベッドの上には空のみが残っ
た。エスカテリーナは、もう居ない。
 失われていた意識を徐々に取り戻してきたか、ベッドにうつぶせの空の目がゆっくりと開き始めた。
「う、う〜ん」
 起き上がって頭に手を当てブンブンと振り、定まらない意識と視点を元に直そうとする。
 何度か振ってみたが、まだフラフラしてしまう。
「エスカテリーナさん?」
319太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/29 23:30 ID:zK5YezS5
 空はエスカテリーナの姿が無いのに気付き、漸く同化を終えたことを理解した。
 口から長い溜め息を吐き、顔を下に伏せる。
(これで、エスカテリーナさんは助かる……)
 安心する空。エスカテリーナのために役立てたことを、嬉しく思う。
 しかし安心したのも束の間。顔を伏せていた空の目に、見えていいはずの自分の股間が見えず、代わりに見慣れない妙な『でっぱり』が飛び込んできた。どうやらこの『でっぱり』が邪魔して、股間が見えないらしい。
 なんだこれはと『でっぱり』を掴んでみれば、触れた瞬間自分の体にビリビリと電気が走る。
 次にビクつきながらも指を滑らせると、『でっぱり』の先端には突起があった。指で摘んでみたら、さっきより強い電気が流れた。
 悪い予感がする。それも飛びっきりの。
 空の頭に、一瞬『アクシデント』という単語がよぎった。
 空はふらつく足でベッドを下り、近くのクローゼットを開け、内側に付いている全身鏡で自分の体を映して見てみた。
「あ〜」
 …………予感的中。
 鏡に映っていたのは、華奢な腕と足、細い胴に、大きな乳房を胸に抱え、男のシンボルの代わりに、クレバスのある平らな股間を持つ、女になった自分であった。
 心なしか背が高くなっているのは気のせいか。
 混乱する空、もとい僕はポツリと嘆く。
「なんで女の子になってるんだ……」
『あ〜あ。やっちゃったわねえ』
 突然、頭の中から声が響く。
「だ、誰?」
『私よ、私』
 聞き覚えのあるこの声。
320太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/29 23:32 ID:zK5YezS5
「その声、エスカテリーナさん!?一体どこに居るの?」
 声はするのに姿が見えない。どこから聞こえる?
『どこって……、空の中よ』
「僕の中!?なんで」
『いや、だって同化してるんだから当たり前じゃない』
「あっ……」
 エスカテリーナに同化の話をされた時、お互いの意識はどうなるのか聞いていなかったが、てっきりこの体に関しては自分の意識に固定されると思っていたので、まさかこうして共有する形になるとは思ってもいなかった。
 よくよく考えてみれば自然な形かもしれないが、少々やかましく落ち着かない気もする。
『それより……空、やっちゃったわね』
「やっちゃったって、この体のことですか?」
 僕は風船のように膨らんだ自分の胸を持って聞く。エスカテリーナの胸を、そのまま切り取って自分にくっつけたみたいだ。
『そう』
 速攻で即答するエスカテリーナ。
「同化しても、僕には影響は何も無いって、エスカテリーナさん言ったじゃないですか」
 非難ごうごうに文句を浴びせる僕に、エスカテリーナは少し言いにくそうに語る。
『うん、そうなんだけど、……女の子の姿になったのには、空に原因があるのよ』
「僕?」
 何か変なことしたか?僕は記憶を探るも、思い当たる節が見つからない。
『同化して空の心の奥が見えたんだけど、空の深層心理には、今の自分を変えたい、女装している時が一番自分を出せる、っていう気持ちがあったのよ。
 まあ誰にだってそんな変化の願望はあるから、普通は同化の際に影響は及ぼさないけど、空の場合は人一倍その気持ちが凄く強くて、同
化に影響を与え、女の子になっちゃったわけ』
321太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/29 23:35 ID:zK5YezS5
「うっ……」
 否定はしない。確かに僕にはエスカテリーナの言う通り、変身願望がある。今の男の自分の状況には満足していないし、女装をすると本当の自分を引き出せている気がするのも間違っていない。
 だがその願望が、自分を女の子に変えてしまう程強いものとは思っていなかったため、女の子になってしまった事実より、そっちの方に対する驚きが大きかった。
「元には戻れるんですか?」
『同化が解ければ、元には戻れる筈よ』
「あっ、そうなんですか」
 なぜか心の片隅で、舌打ちをする自分がいた。
『ただ一度同化をするとしばらくはこのままだから、当分は女の子として生活するしかないわね』
「しばらく………」
『一ヶ月程度……かな。良い機会じゃない。女装じゃなく、何の後ろめたさも無しに、堂々と女の子として皆の前に出られるのよ。この機会にクラスメイトと打ち解けてみなさいよ』
「はあ……」
 勝手なことを言ってくれる。
 いっそ一生女の子になってた方が、まだ気が楽かもしれない。
 一時的な中途半端な女性化。仮にクラスメイトと仲良くなれても、男に戻った後もそうで居られる自信は無いし、寧ろ男になったり女になったりで、気味悪がられて誰も近付いてこないかもしれない。言い訳にも困ってしまう。
 気落ちする僕に、意識を共有するエスカテリーナが声を掛けてきた。
『……今、空の心の中、とってもネガティブになってるわよ。さっき私をリードしてくれたみたいに、前向きで積極的になりましょう。暗い空は見たくないわ』
 リードと言われエスカテリーナとの情事を思い出し、顔が紅潮してしまう。ついでに体も反応して、股間の辺りがジュンッと熱くなった。
322太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/29 23:37 ID:zK5YezS5
「は、はい……」
 初めての経験の自分が、エスカテリーナを気遣う心からの行動とはいえ、あれだけ大胆に主導権を握りに行ったのは、冷静になって考えてみると、まったく信じられない。
 それだけ必死になってんだろうと、僕は思う。
『うふ、よろしい』
 エスカテリーナの微笑む顔が見えた気がした。
『それじゃあ気持ちを切り替えて、せっかく女の子になったことだし、ちょっと体の感度でも調べてみましょうか』
「へっ?」
『興味あるんでしょ。女の子の体がどんなものか。男と女、両方の快感を体験なんて、普通は出来ないわよ』
「………」
 興味は──ある。ものすご〜く。でも、どうすれば良いのか、イマイチわからない。男の時と同じようにやれば良いのだろうか。人のを触るのと自分のを触るのでは勝手が違う。
『とりあえず、ベッドに座って』
「……うん」
 戸惑う僕の心を察知して、エスカテリーナはベッドに座るよう促す。
『女の子の体を知っておけば、男に戻った時、より優しく女の子に接することが出来るはずよ。どこが気持ち良くて、どうされたら嬉しいか。自分自身で体感するのが一番ね』
 童貞を捨てたばかりなのに、時間をたいして開けずに今度は女の子としての性の手解き。なんて今日は忙しい日だ。気落ちしている暇も無い。
 やれやれと息を一つ付く。
「で、どこから触れば……」
『まずは、胸から……ね』
 エスカテリーナに言われて、自分の胸を軽くまさぐってみる。
 自分の肌とは思えないぐらいすべすべしていて、触れているだけで気持ち良い。男の肌とは違う。
323太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/29 23:40 ID:zK5YezS5
 僕の手は乳房を覆い、柔らかな感触をしばし楽しむ。
「んっ……」
 強く揉んでみると、最初に触れた時に感じた、ビリッとする電気が背中を走った。思わず僕は背筋がピッと真っ直ぐになってしまう。
 だけど、これより強い電気を僕は知っている。
 僕の手は山の頂上に移動し、淡いピンク色の乳首を捉えた。
 まだ胸を揉んだだけなのに、乳首はビンビンに尖って背伸びをしている。
 今度は親指と人指し指で乳首を強めに摘み、引っ張ってみた。
「う……くぅ」
 ビリッ────!
 電気が流れて、体が跳ねる。この感度、少し異常じゃないのか?
『女の子になっても、胸が弱いのは変わらないのね。しかも感度が面白いくらい抜群に良くなってるわ。こんなに感度が高いと、胸をいじってるだけで簡単にイキそうよ。ホント、私が触ることが出来なくて残念』
 嬉しそうに話しかけてくるエスカテリーナ。
 エスカテリーナにこのとんでもない感度の胸をいじらせたら、どんなにメチャクチャにされてしまうかわかったもんじゃない。胸だけで一晩中弄ばれそうだ。
「はは、どうも……」
 電気の次は寒気が走った。
『んじゃ、次はお股を触ってみよ〜!』
「………楽しんでません?エスカテリーナさん」
『そりゃ楽しんでるわよ。こんなに面白いこと、めったにないじゃない』
 優しくしたり心配したりしてると思えば、こうして意地悪なところを見せてくる。掴みどころのないこの人が、どうもよくわからない。
『早く〜、触ってみせてよ〜』
「はいはい……」
324太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/29 23:42 ID:zK5YezS5
 疲れた返事をエスカテリーナに返して、僕は両足を開いて股間に手を充てた。
 ツルッとした手の感じ。毛は一切生えてなく、子供のような股間。スジ、割れ目、クレバス、どう表現しても卑猥になってしまう。
「あ……」
 意を決して、幼い性器を指を押し広げてみた。汚れを知らない綺麗な肉ヒダ。ヌルッと湿り気がある。 
 自分のモノなのに、何かとてもいけないことをしている気がするのはなぜだろう。
「ふぅ…ん」
 あと、メチャクチャ恥ずかしい。恥ずかしくて仕方がない。エスカテリーナに見られていると思っているからか。
 なのに、あそこをいじる手を止められない。僕ってこんなにHな子だったのか?
『空、可愛いわあ。いやらしい……』
 エスカテリーナの『いやらしい』という言葉に、僕のあそこが、キュンキュンッと弾けたように快感のツボを刺激する。
 触れただけで電気が走る胸、ちょっとした言葉をかけられただけで濡れてしまうあそこ。
 僕の頭に『ニンフォマニア』という単語が浮かぶ。
 ニンフォマニア(nymphomania)──性に依存する女性、またを女性淫乱症。簡単に言えば、Hでスケベないやらしい女の子のこと。
 僕は、そのニンフォマニアかもしれないと思った。
 そんな戸惑う最中でも、僕の指は僕の意思とは無関係に、グチャグチャと淫靡な音を立てながら、あそこをかき回していた。
 大きかった男性器から今や小さく変わってしまったクリトリスを、摘んだりこすったりして苛め倒す。苛める度、快感が込み上げてくる。
 ……うあ、これ気持ち良くて好き……。
 夢中に性を貪る僕であったが、ふいに向かいにある開けっ放しのクローゼットの内鏡が目に入った。
325太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/29 23:44 ID:zK5YezS5
 映っていたのは、男を誘うようなトロンとした目とだらしなく開いた口に、襲われても文句は言えない程乱れていた自分の姿。
 これが……僕?
 一瞬言葉を失う。
『あらあら、空ったら。どこからどう見ても立派な女の子ね。ド淫乱の』
「ちょっ……!、エスカテリーナさん、変なこと言わないで下さい」
『変も何も本当のこと言っただけよ。嘘だと思うなら、もう一度鏡でHな自分を見てみなさいよ』
「僕……は」
 僕は鏡を直視出来ず、目をつぶってしまう。
『目を閉じて拒否している癖に、指はしっかり奥までくわえ込んでいるわよ、空。これはどういうことかしら』
「えっ?」
 閉じた目を再び開け、股間に注目する。いつの間にか僕の指が割れ目の中に深く差し入って、クチャクチャ愛液を混ぜる音を響かせていた。
『ニンフォマニアって言葉は空のためにあるのかもね』
 さっき考えていたことが読まれている!?
「違……、これ…僕の体じゃあ……………ナ…イ……!」
 愛液が溢れ出し、ベッドや床にどんどん淫らな染みを残していく。手も蜜でドロドロに濡れてしまっている。
 クチャ……クチャ……。
「きも……ち…ひぃ」
『快楽に身を委ねて、果てなさい。私がイクとこ見ていてアゲル』
 何も考えられない。急速に、全身に広がった『何か』が股間に集まっていく。
「やぁ……もっ……ダ…………メ!」
 体の中が凄まじい快感で大きく爆ぜ、僕はぐったりとベッドに倒れた。そして痺れるような気持ち良さと、心地よい疲れに抱かれ、そのまま眠りについてしまった。
『空……おやすみ』
 こうして僕の波乱に満ちた忙しい一日が、漸く終わりを告げた。
326太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/29 23:54 ID:zK5YezS5
ここまでっ!

>>257
頑張ってこれからもエロリを多くしますんで、よろしくです。

>>258
出来る限り在り来りな展開にならぬ様、精進致します。

>>260
人外描写ですか。少し考慮して作品に反映させてみますね。

>>261
『優しい悪魔』……、読んだことないですが、どのような作品でしょうか。教えてもらえたら幸いです。

>>269
茶吹いちまったじゃねーか!w

>>ほんだし様
お怪我は大丈夫でしょうか?
早く良くなって作品を読ませて下さいね。
327名無しさん@ピンキー:04/08/29 23:56 ID:t7v5p7WU
そして一ヵ月後また「アクシデント」が起きて、今度は永久に元に戻れなくなると。
おつかれさまでした。

まあここのスレって可逆は邪道らしいし、しょうがないか。
328名無しさん@ピンキー:04/08/29 23:58 ID:Ix38VreT
Real−Time゚! キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

そしてリアルで逝きますた:・・・・・・・・・・・・OTL ヘンタイダヨ・・・
329名無しさん@ピンキー:04/08/30 00:06 ID:6zpDuCVn
>>327
わからんぞ、例えば得体の知れない変な敵に襲われて、

「くっ・・・絶体絶命だ!このままじゃ死ぬ・・・」
『・・・実は、助かる方法が一つだけあるのよ』
「教えて、エスカテリーナさん!!」
『私の意識すら残らないほどに融合してしまうのよ。
 けれどそうすると元に戻るための情報が失われて、永久に元に戻れなくなるわ!!』
「それでもいいよ、エスカテリーナさん。二人が助かるため、そして目前の敵を倒すために僕はどうなってもいい」

こんなFF並みのうさんくさい展開になったりしてw
330太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/30 00:09 ID:LjqQcoUd
>>327様 >>329
おいおい漏前等、勝手に先の展開作るなYO!w
ちなみに現在考えてるENDは、どっちも違うから安心しなさい。
331名無しさん@ピンキー:04/08/30 00:09 ID:uEnKvUT2
>>315
場違いな嗜好を持つオマエの好むようなSSがこのスレに投下されることなど永久に無いから、
もうここにはこなくていいよ。目障りだから。
332名無しさん@ピンキー:04/08/30 00:20 ID:NyIQI2pk
>>331
レス番号が間違ってないか?

やはり、投下専用にするべきじゃないのか?このスレ
333名無しさん@ピンキー:04/08/30 00:20 ID:gDieWygH
たしかに、俺も不可逆の方が好きだ。
二度と戻れない事実を突きつけられて、絶望に沈む様がたまらんな。
抗えない女体の快楽、男に貫かれて、諦めながら受け入れる空の姿を想像すると…

>太夜叉様
勿論不可逆ですよね。
今から期待してますよ…
334名無しさん@ピンキー:04/08/30 00:29 ID:EJlbdcmJ
ssイイ!
漏れは可逆でも不可逆でもおけ
335名無しさん@ピンキー:04/08/30 00:46 ID:dTUTogtr
>>333
絶望って、ここは強制スレじゃないのだから。
男と女を状況によって使い分ける知恵を発揮できる作品キボンヌ
336名無しさん@ピンキー:04/08/30 00:57 ID:Sd25ee+T
>335
>男と女を状況によって使い分ける知恵
永遠に女でいる運命を課せられた主人公にそれは酷というものだろう(w
あ、むしろそういう話しか書けない作者に向かって求めるのが酷というべきか(w
337名無しさん@ピンキー:04/08/30 01:05 ID:CUycu41w
ひと月がどれだけ引き延ばされることやら
338名無しさん@ピンキー:04/08/30 01:12 ID:1h2gQGh9
キャラをTSすることが目的で、その副産物に男とのセクースシーンがあるTS作家と
キャラを男と犯らせることが目的で、TSをガジェットに使うだけのスレ違い801作家

根源的に似て非なるものなんだよな
339太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/30 02:55 ID:LjqQcoUd
ずっとマラソン見てました。ねみ〜。
それより今発見した訂正箇所を一つ。

>>314の「あらあら、シフォンちゃん〜は、「あらあら、スキュラちゃん〜の間違いです。申し訳無いッス。

何度も読み返したのに、なんでこんなの見落とすんだ……orz
340名無しさん@ピンキー:04/08/30 02:55 ID:4pYf+xer
投下専用賛成!
341名無しさん@ピンキー:04/08/30 21:31 ID:BY2XDkbk
都合良く、男に戻ったり女になったりって、ギャグか、ご都合主義の典型が鼻につくような展開にしかならない希ガス
342名無しさん@ピンキー:04/08/31 00:51 ID:xJYx1AaI
皆さんに質問が、、、しばらくこのスレにこない間にずいぶん様変わりしてしまったようなのですが、、、
ボクたちの選択 という話はどうなったのでしょうか?

けーちゃん&由香&健司が気になります。。。
343名無しさん@ピンキー:04/08/31 01:06 ID:+BRkjcGo
>>342
http://jbbs.livedoor.com/study/4613/

ここに移った、あとsage進行なんでこれからはsageで。
344名無しさん@ピンキー:04/08/31 18:18 ID:e+uxDmlS
また、宣伝か!!






といってみる(w
345名無しさん@ピンキー:04/08/31 18:47 ID:oiDAM2ve
ところで体をまるごと入れ替えられるってパターンはここ?
1→(主人公男があれやこれやで女性型クローンボディに移される)
2→(主人公男があれy(ryで猫娘に憑依する、体は主人公の精神が支配)
346名無しさん@ピンキー:04/08/31 20:19 ID:yWS5cKZw
>太夜叉さん
こういう女体化のパターンもあるんですね。ハヤタ隊員にウルトラマンが宿ったみたい?
いや、素晴らしいアイデアです。空が女の子になってしまったのも理にかなってますし
もうひとりの人格が同居してることで、物語にも幅が出そうで楽しみです。
ただちょっと理解できなかったところがあるんですが、「シフォンの野郎」って
男の子なんですかね?シフォンたん?
それにしても同化のシーンが幻想的でとても美しかったです。
347名無しさん@ピンキー:04/08/31 23:30 ID:xJYx1AaI
>>343

ありがとうございますーー♪
348太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/08/31 23:33 ID:gAnSvxYo
>>346
感想ありがとうございます。
ハヤタ隊員にウルトラマンですか。
自分はフュー○ョンあたりを思い浮かべながら、描いてましたがw

シフォンは女の子ですよ。
「シフォンの野郎〜」、というのは別にシフォンが男というわけではなく、スキュラの口の悪さとシフォンに対しての憎々しい気持ちを表すために書いたものです。よく相手に腹が立った時、「コノヤロウ〜!」と感じるじゃないですか。それと同じで。
〜のアマ、とか、〜の奴、と書くより、強くその感じが出ると思ったんですが。
カタカナ表記の方が勘違いされなかったかもしれませんね。紛らわしくてスミマセン。
349名無しさん@ピンキー:04/09/01 11:16 ID:8ygsp76v
>>341
精神の女性化そのものが(作者のとっての)
ご都合主義の典型ではないかなと。
350名無しさん@ピンキー:04/09/02 03:48 ID:kq96rGUs
>>349
たしかに女性人格化なんてのがおこるなら
TG者やGID者は存在しませがな。
なんで貴重なキャラ造型を台無しにするんだろ。
351名無しさん@ピンキー:04/09/02 04:04 ID:sbOMqoTU
>>349
どこら辺がご都合主義なんだ?個人の趣向の問題だろ。
352名無しさん@ピンキー:04/09/02 04:08 ID:kq96rGUs
じゃあ>>341可逆もご都合主義ではなく個人の趣向ということでFA
353名無しさん@ピンキー:04/09/02 04:15 ID:sbOMqoTU
そう作者の力量次第だ
354名無しさん@ピンキー:04/09/02 23:00 ID:pWshiAbh
人間の精神活動って、ほとんどの人が女性的なものも男性的なものも両方持っていて、
日常生活の中でどちらの面がより多く顕在化しているか……という程度の物でしかないと思う。
だから、別に精神活動が、女性化したり男性化したり、どっちつかずになったり(w、するのは、
別に不思議に思わないんだが……。






余談だが、精神病患者の場合、こういう曖昧さの制御ができなくて、完全に分裂したり、
極端なまでに固定化しちゃったりするんだそうだ(w
355名無しさん@ピンキー:04/09/03 12:19 ID:ntoS8iqt
>>354
そうそう、だから自分の体に心を合わせられない
GIDなんて言う、病気の人たちが出てくるんだよ。

男性的性欲による女性化願望なんかじゃなくって
男の人が好きなゲイでもなく、ただの女装趣味でもない。

男なのに男になれない可哀相な人、特殊な精神病患者・・・・。







つか話が横道に逸れてるけど、よーするに普通の人は
女性化しても男性化しても、それなりに適合できるって事かな・・・・それなりにねw
356名無しさん@ピンキー:04/09/03 20:21 ID:SomnXlPH
>355
ネタ?
一応マジレスすると、有名な双子の症例とかを見る限り
違和感を持つ人は多いと思われる。
あと、GIDを精神病とすることの是非はまだ定まっていない。

漏れは適応できるかどうかより、新しい世界が開けてしまう感覚に萌え。
357名無しさん@ピンキー:04/09/03 20:58 ID:JRkyVFA3
新しい世界が広がっていく感覚‥‥なんかそれ分かるなぁ‥‥萌え。


GID論については、フィクションスレだから追求するつもりもないし、どっちでも良いけど
ICD 10(世界保険機構が設定してる、国際疾患分類)を見る限りじゃ、精神病なのは事実かと‥‥。
358名無しさん@ピンキー:04/09/03 21:20 ID:zEtPrgGL
生物の摂理に反してるわけだしなぁ
359名無しさん@ピンキー:04/09/03 22:15 ID:MNqTzVZg
>354
前面的に同意
GIDは心の病だ。
360名無しさん@ピンキー:04/09/03 23:38 ID:JRkyVFA3
でも心の病が、実は一番恐かったりするんだけどね。

心療内科って科があるのは、病気の多くが心因性だからだよ。
調子が悪いや肩凝りに始まって、最悪の場合は癌にもなっちゃう。
361名無しさん@ピンキー:04/09/04 00:11 ID:hMIqQGiC
>>360
心の病が高じて、性別も変わっちゃえば、良かったんだけどね(w
362名無しさん@ピンキー:04/09/04 00:42 ID:b6BGTls7
GIDの症例からすると、受け容れられるものとも思えないなぁ。
自分の性器を自傷するのは言うに及ばず、喉仏が嫌で喉を突いたりそりゃもう、色々とね。
それはさておき、私自身GIDの傾向があるからTSものはついつい読んでしまう罠。
363名無しさん@ピンキー:04/09/04 01:47 ID:Qx3LgBl0
>>362
だからGIDは心の病なんだよ。それは自傷行為の変形で、思春期にはたまに見かける症例。
それほど珍しいわけでもない、リスカの変形だね。自殺にまでエスカレートしていない分、
自分自身に甘えや未熟な部分を多く残しているんだろう。未熟だから自分自身の全否定に
つながらない。いわば精神の二次性徴をきちんと迎えることができないうちに、体だけ二次
性徴しちゃったから、心が戸惑ってしまっている……と分析してみる(w

364名無しさん@ピンキー:04/09/04 02:59 ID:UXgQN7lD
GIDが心の病かどうかの議論は心理学板かメンヘル板でやってくれ。
365名無しさん@ピンキー:04/09/04 03:58 ID:PtVh+gs6
心の病・・・・かぁ・・・。

正直言うとGIDなんかよりも
夜中の2時3時にパソコンをつけて
2chの異常性癖SSスレに
書き込んでる漏れ達の方がヤバイよ・・・・・・・・

・・・社会人として終わってそう・・・・。

ネット以外で他人とコミュニケーション取れてる?>>364 & all
366名無しさん@ピンキー:04/09/04 07:33 ID:m50orpNr
この時間熟睡していて、さっき起きて書き込む内容としてはなんだが、
土日のその時間帯なら、そこまで問題視することもないんじゃないか?
これが平日のその時間帯だと、微妙かもしれないが。
367名無しさん@ピンキー:04/09/04 08:29 ID:b6BGTls7
あーそうだよ。8月に入ってから仕事以外で他人と会話したのなんてコンビニくらいだよ。
どこで誰と何を話しろって言うのさ。文句が在るなら出会いをくれ。
#自分で何とかしなさい>漏れ
368名無しさん@ピンキー:04/09/04 12:26 ID:r8MxLAyG
>>367
なんなら漏れの従姉でも紹介しようか?
31で祖母にパラサイト、フリーター、祖母にお金を入れず、祖母から年金で小遣いを貰ってる
両親と絶縁中、性格は獰猛かつ利己的で忍耐力がなく、依存的
口癖は「うるさいボケ!」

経験談その1:
たまたま祖母の近くに用事があったので寄る
部屋をノックして開けると彼氏と寝てたので謝ろうとしたら
起き上がって彼氏を布団から落として「入ってくんなボケ!」

経験談その2:
元ヤン
レディースだったらしく、シンナーは常時
幼い頃は反面教師だった

お願いですから、貰ってくれませんか?
369名無しさん@ピンキー:04/09/04 12:28 ID:5xdT9Qh8
お前らそろそろスレ違いの話題を永遠と続けてるとして運営板に報告してくるぞ
370名無しさん@ピンキー:04/09/04 12:33 ID:dFfxwuSR
頼むから「延々」と「永遠」の違いを覚えてくれ。気持ち悪いんだ。
371名無しさん@ピンキー:04/09/06 19:19 ID:Yx5SD2mM
夏が終わって増援が無くなっただれかの腹いせか?
総合もパッタリ野次が消えていたし、いいことだ。
372名無しさん@ピンキー:04/09/06 21:02 ID:FFw9VRcW
>371
相変わらず、日本語が不自由な頭の悪い文だな。
もっと普通の頭でもわかるように、日本語を使ってくれないか?

デンパ脳向けじゃなくて。
373名無しさん@ピンキー:04/09/06 21:05 ID:9H93jzpv
 ;;(⌒〜           ∧∧     
 (⌒⌒;;(⌒〜      ヽ( ゚∀゚)/   
(⌒;; (⌒⌒;;(⌒〜    (   )     
    (⌒;; (⌒⌒;;(⌒ ≡≡ミ     
     (⌒;; (⌒⌒;;(⌒〜   アゲアゲ!!
374名無しさん@ピンキー:04/09/06 21:27 ID:I54DnxOu
KINOや王子に粘着するしか能がない奴はさっさと帰ってくれ、ここまで荒らしに来るな
375sage:04/09/07 10:20 ID:d7kY9Mgh
376名無しさん@ピンキー:04/09/07 22:29 ID:fuU113ti
もまいらとりあえずこれでも見て落ち着け。
ttp://www.jlpthumbs.com/557/big/06.jpg
377名無しさん@ピンキー:04/09/08 02:56 ID:CJ635Cgo
ほよー可愛いニューハーフだねぇ・・・・。

まさか純女ってヲチじゃないよね?
378名無しさん@ピンキー:04/09/08 03:26 ID:r/pFBSAx
むしろGIDが問題じゃなくて
男らしさとか女らしさの型にはめようとする香具師が心の病だと思う。
ひとりひとりの個性、キャラ性を無視して「こうでなくてはならない」
と強要する香具師こそおかしい。
379名無しさん@ピンキー:04/09/08 03:44 ID:CJ635Cgo
? 話の流れが読めないのは、漏れの気のせいでつか?

>>376
今見返したら、あんまり綺麗じゃないかもw
多○やR−1○のほうが可愛い。
380名無しさん@ピンキー:04/09/08 08:07 ID:TglWQxD7
>378
頭ダイジョウブカ?
駄目だから、そんな糞フェミなデムパ飛ばしてるんだよな(w
社会に適合できないなら、早く入院するなり、楽に粥なりしろyo!!
381名無しさん@ピンキー:04/09/08 10:41 ID:m0WD9h6A
>>380
とりあえずageるなメール欄にsageといれてくれ

382名無しさん@ピンキー:04/09/08 10:41 ID:m0WD9h6A
漏れが忘れてた・・・・鬱
383名無しさん@ピンキー:04/09/08 11:09 ID:x6KHXnPv
気にするな
384名無しさん@ピンキー:04/09/08 14:13 ID:CJ635Cgo
別にどっちゃでも良いけど
みんなクッキー設定しとらんの?

一回メアド欄にsageいれときゃ
あとはデフォでsageになるじゃん。

激しく釣りっぽいよw
385名無しさん@ピンキー:04/09/08 14:26 ID:/Cnbz89E
ブラウザによってはたまにsageが消えてたりする。
386名無しさん@ピンキー:04/09/08 17:09 ID:wUzoUSRA
☆が帰ってきてほどなく荒れ出したな。 困ったもんだ。
387名無しさん@ピンキー:04/09/08 18:26 ID:K7JqgBWn
ネタが古い・・・と言うかまだ粘着してたのか?  感心するよ。
それとも他人を叩くことでしか自己を表現できないのか? しょぼい奴。
388名無しさん@ピンキー:04/09/08 18:47 ID:y8rRELGb
>>387
煽りのテンプレを使ってるんか?

417 名前:名無しさん@ピンキー:04/07/13 19:06 ID:p7VoZy3j
まだ荒らし足りないのか? 釣りのつもりならもう少し上手くやれよ。 
勝手に決め付けられて反応するのを期待しているのか? しょぼい奴だ。
389名無しさん@ピンキー:04/09/08 19:00 ID:K7JqgBWn
テンプレと言うかTPOだな。 それの元ネタを参考にしている。
390名無しさん@ピンキー:04/09/08 19:00 ID:FmlW8Zre
>>386>>387は自演だろ・・・まだ粘着してたのか? 感心するよ。
自分の板に落ち着けず宣伝することでしか自己を表現できないのか? しょぼい奴。
391名無しさん@ピンキー:04/09/08 19:17 ID:ZnZLW8/s
>>389
それはどこか面白いのか? 言い訳ならもう少し上手くやれよ。 
なにか言わなければ負けだと思っているのか? しょぼい奴だ。
392名無しさん@ピンキー:04/09/08 19:27 ID:wNB18P1f
嵐乙。 相変わらずガキ、てゆーかワンパターンだねぇ‥。
393名無しさん@ピンキー:04/09/08 19:32 ID:HuDf6kBs
>>386-392
はい自演乙
394名無しさん@ピンキー:04/09/08 19:38 ID:K7JqgBWn
>>392
ワンパターン好きなんだろ。 しかも女に振られた事に、いつまで経っても気づかず粘着し続けるストーカー。  おもろすぎw
395名無しさん@ピンキー:04/09/08 19:47 ID:OX7L1K46
幼稚な妄想で締めくくったな
396名無しさん@ピンキー:04/09/08 19:52 ID:7xafUQTA
kqR7jYTq注意報
kqR7jYTq注意報
みなさん気をつけてください

ちなみにkqR7jYTqとは
ttp://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/study/4613/1087311131/102
及び
■ふにゅ☆ -性転換(TS)ネタ専門スレ- 8■(現在dat落ち中)
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1087581125/
を参考にしてください
397名無しさん@ピンキー:04/09/08 19:57 ID:7xafUQTA
また、
TS・性転換・女性化小説(非強制) Part4
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087064520/

でも痛い発言やコピペを繰り返しております
398名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:01 ID:wNB18P1f
どーでも良い話乙。 よほどネタがなかったんたんだねぇ‥。
てゆーかいちいちID変えてるのは何? ID変えれば自演がバレないとでも?
気付いてないようだから言っておくと、このスレで毎回ID変えてるのは君だけだよ。見苦しいからやめれ。
399名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:04 ID:K7JqgBWn
結局こいつが好きなのは☆なのか? kqR7jYTqなのか?
それとも女だったら誰でも良いから粘着してるだけなのか?w
400名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:12 ID:QeNpGiBj
>>396
とりあえずここの4だけ手元にあったから読んでみた。


どうにもすごいなw
なにかというと「議論スレ池」の繰り返し。
おまけに勝手に切れてつっかかってスレ荒らしてるしw
しかも雰囲気が今出てきてるのとそっくり、まんま腐女子。


ただ、コピペは無かったぞ。
401名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:12 ID:wNB18P1f
>>399
誰もかまってくれないから、突っ掛かってるだけだと思うよ。かまってちゃんオーラ出てるじゃん。
てゆーか、そろそろ放置しとかないと、万年喪男の遊び相手にされてしまうよ。触らぬ喪に祟りなし、退散するよ。
402名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:15 ID:K7JqgBWn
>>401
一人遊びさせて置くのが正解だな。
このあとどうコメントをつけるのかが楽しみだよ。
次はKINOかレズスキーかな? 退散退散・・・・w
403名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:17 ID:HuDf6kBs
>>400
今出てきてるのってどっちよ
404名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:29 ID:mIZoMT4e
いいかげん、あきらめたらどうだ?>☆
405名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:30 ID:QeNpGiBj
知らん。
406名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:30 ID:e8tF80f0
>>403
お前さんも嵐は放置するが良いと思われ。今出てるのは自演嵐タソだよ。
407名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:40 ID:QXRuixXo
読み返すのマンドクセから適当に発言。kqR7jYTqとふにゅに出没したのは違う人物だろ。
ID:K7JqgBWnとID:wNB18P1fは後者の馬鹿が暴れてるだけ。
408名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:48 ID:EzgBz4Ds
いやぶっちゃけ粘着☆スキーが再登場したから
からかって遊んでただけとちゃう?
409名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:49 ID:EzgBz4Ds
それともkqR7jYTqスキーか(藁
410名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:55 ID:UqgVL0Ec
ID:e8tF80f0=wNB18P1fで、ID:EzgBz4Ds=K7JqgBWnかな。 携帯で2ちゃんやるのもいいかげんにしてほしいよ。
411名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:56 ID:EzgBz4Ds
決め付け厨乙
412名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:59 ID:cKfc4qmg
いい加減KINOはしつこいな。
自演はやめろウザイ。
413名無しさん@ピンキー:04/09/08 21:03 ID:cvTWP26q
>誰もかまってくれないから

志村、自分自分!!
414名無しさん@ピンキー:04/09/08 21:03 ID:Y2Zj/aZ9
腐女子は即レスが得意
415名無しさん@ピンキー:04/09/08 21:49 ID:K8Vv8mip
>>407
>>410
だから頼むから荒らしに構わないでくれ…。
416名無しさん@ピンキー:04/09/08 22:00 ID:dTTeISQl
まぁまぁ、もし俺が女になったら好きにさせてやるから、みんな仲良くしてくれよ。


あっ、耳たぶとへそと太ももは予約済みだからそれ以外でよろしく。
417名無しさん@ピンキー:04/09/08 22:43 ID:WvAKnF7s
>>416
誰に予約されたんだ?
418名無しさん@ピンキー:04/09/08 23:09 ID:HOt5PpUN
>>417
419名無しさん@ピンキー:04/09/08 23:17 ID:EBMn+xZC
>>418
・・・あんたの頭いっかいかち割ってみたいよ
420名無しさん@ピンキー:04/09/08 23:38 ID:6sz7Ubsk
良くも悪くも、もうKINOと☆がいないとこのスレは盛り上がらんのかYO…orz
421名無しさん@ピンキー:04/09/09 00:04 ID:dIwMREQn
だから、>386から全部☆の宣伝だろ?
422名無しさん@ピンキー:04/09/09 00:05 ID:cCc9bEsu
 す…すみません、余計な事書いて(._.;)ゞ
 ええと…「書きたくないな」「書いたら後々の仕掛けに影響あるな」という場合は、返答をしない(答
えをはぐらかす)権利が書き手にはある…と(私は勝手に)思ってます。もちろん、それによって読み手
を不快にさせる事もあるかもしれませんし、太夜叉さんはそれを危惧して答えて下さったのだと思います
けれど、私に関しては、もう、全然、すっかり、その辺の事は了承していますので大丈夫です。というか
私は、太夜叉さんは“さらり”と流して下さるものだとばかり思っていましたので、正直「やばいっ」っ
て思ってます。ええ。
 長いですね。
 ええと、要約すると、「私が何か書いても、答えたくない場合は無理する必要はありませんよ」という
ことです。
 私がイロイロ書いたのは、「ちゃんと細かく読んでますよ〜」という示威行為&「自分と違うアプロー
チのTS作品を読んで軽くハイ」から来たもので、思い悩む必要はありません〜。
 「ひ・み・つ♪」くらいで十分察しますから。

 文法、文章表現についてのツッコミは、自分も満足に出来ていない事に対する事なので、むちゃくちゃ
自分がえっらそーに、不遜に、無遠慮に振舞っているように思えてくるので、今後は見つけても気になっ
たところだけにしようかと……(._.;)ゞ

>実は自分は母親というものを知らないんで、こんなものか?と手探り状態で書きましたがどうなんざんしょ?
 …わかりません。
 けれど、「母」になる前の女性…まだ子供っぽさの抜けてない、母親の自覚のあまり無い女性…という
部分は出てたと思います。
 母の愛…としては…どうなんでしょう?(聞き返してどうする…)。

 また長くなってしまいました…。
423名無しさん@ピンキー:04/09/09 00:18 ID:s4czRNih
またいつものコピペか・・・・芸が無い奴。 

ttp://jbbs.livedoor.com/bbs/read.cgi/study/4613/1088367225/294

自分で削除出してこいよ、変態。
そんなに☆が好きなのか?
424名無しさん@ピンキー:04/09/09 00:30 ID:jIVElJrk
>>422>>423
宣伝厨ご苦労。もうここのスレから出て行ってくれ、鬱陶しい。
425名無しさん@ピンキー:04/09/09 00:34 ID:naeQgX42
腹減ったなぁ
426名無しさん@ピンキー:04/09/09 01:35 ID:8Rn1Y3+x
どうも今日は☆☆うざいなーと思ってたら、例の場所に降臨してやがった。
マジで宣伝だったとは…キモ。
427名無しさん@ピンキー:04/09/09 01:38 ID:iOtYrV/j
>>421の発言がはからずも現実になったな
あいつが現れる日は簡単に釣られる腐女子が増殖する・・・と。
428名無しさん@ピンキー:04/09/09 01:57 ID:naeQgX42
>>426-427
子供はさっさと寝なさい!
429名無しさん@ピンキー:04/09/09 02:18 ID:liO9fxd7
相変わらずの糞スレぶりが面白いなココは。
430名無しさん@ピンキー:04/09/09 03:39 ID:rxSoL6Zm
とっくの昔にここは、「♀作家に粘着をする嵐タンに萌えるスレ」に変わっていますが?
431名無しさん@ピンキー:04/09/09 04:51 ID:s4czRNih
みんなに煽られながら、必死でコピペする嵐君・・・・(*´д`*)ハァハァ イイヨー
432名無しさん@ピンキー:04/09/09 09:45 ID:OXB16wlQ
スレ進んでると思ったらこんなかよ・・・

一日3スレ消費するような所へ行けば
自然にスルーを覚えれるから
一度見といたほうがいいよ・・・(´д⊂グスン

433日記・愚痴レス撲滅委員会:04/09/09 19:26 ID:0wDqRI9p
>>432
      r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/      >::::::::::ヽ
.      〃  ヽル1'´        ∠:::::::::::::::::i
       i′  ___, - ,. = -一   ̄l:::::::::::::::l
.      ! , -==、´r'          l::::::/,ニ.ヽ
      l        _,, -‐''二ゝ  l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の愚痴吐き場じゃねえんだ
        レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_   !:::l ) } ト
       ヾ¨'7"ry、`   ー゙='ニ,,,`    }::ヽ(ノ  チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、     !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、       ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{   __)`ニゝ、  ,,iリ::::::::ミ    
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ ,  な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
434↑↑↑↑↑↑:04/09/09 19:50 ID:s4czRNih
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
アホっす!アホっす!(ププ
真性のアホっす!!!
真性のアホが現れたっす!(ワラ
大変っす!こんなアホ見たことないっす!(爆
驚きっす!驚愕っす!愕然っす!呆然っす!大ニュースっす!
このスレッドにこんなアホがカキコするなんて驚きっす!
こんなアホ2ch始って以来っす!
信じられないっす!(笑
ビックリっす!お笑いっす!
人間国宝級のアホっす!世界遺産級のアホっす!(藁
アホの坂田もビックリっす!ジミー大西もビックリっす!
えらいことっす!大変っす!騒然っす!
アホっす!アホっす!
真性のアホっす!!!
アンビリーバボーっす!アメージィングっす!ファンタスティックっす!
みんなを呼んでくるっす!他の板のみんなも呼んでくるっす!
435名無しさん@ピンキー:04/09/09 19:56 ID:vdL4imwt
私こんなにウンコ出してるです! の元ネタってこれか?
436名無しさん@ピンキー:04/09/09 20:19 ID:XeCqzApM
>>436
絶対許さんです! じゃね?
437名無しさん@ピンキー:04/09/09 20:20 ID:XeCqzApM
ぬお・・・間違えた・・・>>435な。
438ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/09 21:32 ID:XJUgezka
全!快!のほんだいですきょんばんは。よーやく腕の骨がくっつきますた。

大変長らくお待たせしました。ノリの外伝の続きを投下いたします。

そりではドゾー
439ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/09 21:34 ID:XJUgezka
「美味しかった?」
「ニャー」
 食い物なんて何処に入ったかわかんないくらい舞い上がってる自分がいる。辰実
とお風呂・・・うはうは。
「さて、それじゃお風呂入ろっか」
「ニャッ」
 待ってましたー!今すぐ入ろうさぁ入ろう。心の中でガッツポーズを取っている
と辰実にまたひょいっと抱き上げられる。やわらかいオッパイが身体に当たる。俺
もうずっと猫のまんまでいいかもしんない。
 脱衣所に入ると床に下ろされる。辰実は俺の頭を一撫ですると服を脱ぎ始めた。
シャツを脱ぎブラジャーを外すと形のいいオッパイが姿をあらわす。でっかいくせ
に重力に逆らってツンっと上を向いたそれは・・・おのれ、なんと生意気なオッパ
イか。けしからん。
 何度か見た事はあるけどこうしてじっくりと見る日が来る事になろうとは・・・。
「・・・猫ってお風呂に入れようとすると逃げるもんだと思ったんだけどな」
 その場でジーっと辰実の事を見ていた俺を見ると不思議そうにつぶやく。逃げま
せんとも、ええ。
440ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/09 21:35 ID:XJUgezka
「何かものすごい視線を感じるな」
「ニャー」
 大丈夫だ辰実、猫しか見てないから。そうこうしてるうちに辰実はパンツも脱ぎ
捨てて全裸になる。薄いヘアに覆われた御神体・・・生で見られる日がこようとは。
猫万歳。
 最後に髪を括っていたゴムを取る。普段のみつあみも良いけど髪を下ろした辰実
も可愛いじゃないか。 
「さてと・・・そう言えばお前腕に指輪が付いてるんだな。飼い猫なのかな?」
 指輪がはめられた右腕を持たれる。おねーさんは魔法が使えるようになる指輪だ
って言ってたけどなぁ・・・猫になっちまうとは思わなかった。
「ま、いっか。ほら、お風呂入るよ」
「ニャー」
 カラカラと音を立てて風呂のドアを開けて辰実と一緒に中に入る。辰実がシャワー
の温度を手で調整する。
「じっとしててね」
「ニャッ」
 温かいお湯が身体にかかる。は〜、気持ちええ。
441ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/09 21:36 ID:XJUgezka


「よし、終わり〜」
 シャンプーの泡が洗い流される。水を吸った毛皮で身体が若干重いなあ。
「さて、ちょっと待っててね」
「ニャー」
 辰実が手早く自分の身体も洗い始める。こうやって見てると1ヶ月の間で辰実も
すっかり女の子らしくなったな。身体とか髪の洗い方とかも男と違って繊細な気が
する。言葉使いもどことなく女らしくなったかな?
「ふぅ、さっぱり」
 髪の毛を洗い終わると長い髪にタオルを巻きつけて頭の上でまとめる。手馴れて
るな。そんな辰実を観察しているとまたしても抱きかかえられそのまま辰実と一緒
に湯船に浸かる。
「ふぇ〜、気持ちいい〜」
「ニャ〜」
 柔らかいおっぱいに両サイドから挟まれるって言う感覚・・・こ、これは新しい。
俺は今・・・幸せだぁ。
442ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/09 21:38 ID:XJUgezka
「ふぅ〜、気持ちよかった」
「ニャ〜」
 ほこほこと湯気の上がる辰実の横をついて歩く。俺の濡れた身体もすでにタオル
で拭われている。だけど今はそんな事どーでもいいくらい幸せだ。猫になってよかった。
「さ、こっちきてー」
「ニャッ」
 ドライヤーの熱風が身体に当たる。辰実はわしわしと俺の身体を掻き回す。
『ピンポーン』
「はーい」
 身体も乾いてきた頃辰実の家のチャイムが鳴った。
「は〜ぁい、辰実ちゃん」
「う、桜子」
 桜子?何だ、桜子が遊びに来たのか。
「今日はどうしたんだ?」
「辰実ちゃんに借りてたCD返しにきたのよ」
 部屋に辰実と桜子が入ってくる。桜子のやつ妙に嬉しそうだな。
「あら?どうしたのこの猫」
「ん?、お腹空かせてたみたいだからご飯上げてついでにお風呂に入れてたんだよ」
「ふーん・・・」
 桜子に持ち上げられじーっと見つめられる。な、何か緊張するな。
「桜子どうした?」
「ん、何でもないわ」
 床に降ろされる。あー、ドキドキした。
443ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/09 21:39 ID:XJUgezka
「それより辰実ちゃん、身体の調子はどう?」
「あ、ああ。おかげさまで・・・」
 辰実のやつなんか引きつってんな。桜子がじりじりと辰実に近づいているよう
な気がする。いや、はっきり近づいてってるな。ありゃ。
「ちょ、ちょっと、おいこら。桜子って・・・」
「うふふ」
 ・・・これは、その・・・何だ。やっぱりそう言う状況なのか?
「辰実ちゃんかーわいい」
「ちょっ・・・ん・・・んん・・・ふっ・・・・・・ん」
 うわ・・・舌入ってるな。え、エロイ。
「んっ・・・んふ・・・」
 桜子が辰実のオッパイを弄る。非常にこの場に居辛いのは気のせいか?まぁ、
目は二人に釘付けな訳だが。
「はぁ・・・辰実ちゃん良い匂い」
「桜子・・・ダメ・・・・・・だって」
「ふふっ、いいからいいから」
「んあっ・・・あ・・・うぅん」
 桜子の手が辰実の身体を動き回る。興奮するがこの身体じゃどーしょーもない。
しかし猫じゃなかったらこの美味しいシチュエーションには出会えなかったわけ
で・・・。ぬあぁ!このジレンマどうしてくれよう。
「辰実ちゃん気持ちいい?」
「あ・・・う・・・くぅ」
 辰実の切ない顔が色っぽいし桜子の手の動きもエロイ。濃厚なレズシーンだ。
ん?でも辰実は元男な訳でそうなると・・・・・・混乱してきたな。
444ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/09 21:40 ID:XJUgezka
「和久の事なんか考えられなくしてあげるんだから」
「な、何考えて・・・ふぁっ!」
 辰実のパンツの中に桜子の手が!・・・・・・な、何だ?変な光りが視界に入
ってきて二人が良く見えないぞ!?せっかく良い所なのに!
「へ?」
「な、何?」
 お、やっとちゃんと見えるようになったぞ。気のせいか二人がじーっと俺の
事を見てる気がするんだが・・・。
「な、何で?」
「・・・ノリ・・・・・・あんたなんでここにいるのよ」
「むお?」
 自分の手の平を見てみる。おぉ!人間に戻ってるぞ!やった!!いや、やって
ない!!これってとてつもなくヤバイんじゃないのか?
「ノリ・・・あんた覚悟は出来てんでしょうね・・・・・・」
「さ、桜子、これはその、あれだ。ご、ごかい・・・」
 バキボキと拳を鳴らしながら桜子がゆっくりと近づいてくる。どす黒いオーラ
が見えるよママン。先立つ不幸を御許しください・・・・・・・・・。
「ぎゃわーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

                                  ―To be Continued―
445ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/09 21:42 ID:XJUgezka
これで状況が揃った。和久、桜子対決編にやっとこさいけます。
そりでは今回は以上です。でわごきげんよう。
446名無しさん@ピンキー:04/09/09 22:16 ID:Y1WT3wsv
だから早く辞めろ>岡田
447名無しさん@ピンキー:04/09/09 22:23 ID:yzRNgqRi
ほんと、やめればいいのに(w
448名無しさん@ピンキー:04/09/09 23:00 ID:hUnuvxiW
>>445
 ほんだしタン、怪我が治ってよかったですね。
 
 ノリ編GJ♪
 この後、ノリは桜子によって簀巻きにされ・・・
 

449名無しさん@ピンキー:04/09/09 23:25 ID:9hhIsTWg
逆襲のノリ編きぼん
450名無しさん@ピンキー:04/09/09 23:50 ID:Y1WT3wsv
>>449
    Λ     Λ
   /   ̄ ̄ ̄  \
  |::::::         |
  |:::::::         |
  |::::::::     \、 /|
  |:::::     -=・ (-=・|
  | (6     ⌒) ・・) ^ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |     ┏━━┓ ノ   |  ?????
   |      ┃ ノ三)┃|  <  
  ノ\ \   ┃   ┃ノ    \________
_/ \ \  ヽ. ┗━┛/\
451名無しさん@ピンキー:04/09/10 00:09 ID:MRyRJ5NI
>>445
GJ!
その調子で更に投下キボン
452名無しさん@ピンキー:04/09/10 00:26 ID:HSeUGsGh
岡田って誰
453名無しさん@ピンキー:04/09/10 03:15 ID:EYL+4XJo
ほんだしはん超久しぶり!
&GJ!
454名無しさん@ピンキー:04/09/10 05:44 ID:DyyLB0vg
ほんだしはんGJ!!
ねこノリが可愛いっ!
どんなお仕置きが待ってるのかと思うと・・・(;´Д`)ハァハァ
455名無しさん@ピンキー:04/09/10 16:00:21 ID:j7XSfJL+
ほんだしさん乙です!
対決編、どきどきしながら待ってます。
桜子がんばれ〜
456ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/10 22:21:04 ID:WumclC1m
また出ましたほんだしです。2夜連続で出てみました。

皆さんお待たせしますた。いよいよ対決編の投下となります。
腕が使えない間のもんもんとした気分をぶつけてみました前編です。

それではドゾー





 ―『辰実君の憂鬱』― 〜外伝:和久と桜子の辰実争奪戦おねーさんも乱入して大混乱〜
                     略して燃え上がれ俺の中の小宇宙(コスモ)
457ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/10 22:22:14 ID:WumclC1m
「ん・・・あ・・・」
 締められたカーテンから夏の日差しが差し込む部屋。ギッギッとベットのスプリング
の軋む音と微かな喘ぎ声が響く。
「ふっ・・・んん・・・あはっ」
 まだ若干の幼さの残る少女の嬌声の中にはっはっと荒い息遣いが混ざる。
「かずひさ・・・も・・・いきそ・・・んぁっ」
「一緒に・・・イクで」
 スプリングの軋む音の間隔が狭くなる。少女―辰実の甘い声が掠れがちになり喘ぎ
が一層激しくなる。そんな辰実と和久は事情の最中、玄関のドアの鍵が微かな音を立
てて開いた事に二人は気付かなかった。
「んっあっあっふぁっ!」
「くぅ・・・」
「こーーーーらぁーーーー!!!」
「ひやぁ!?」
「な、なんや!?」
 突然の怒声に二人はビクリと身体を大きく竦ませて声の方へ顔を向ける。
「和久あんたー!私の辰実ちゃんになんて事してくれてんのよーー!!」
『さ、桜子!?』
 いきなり乱入してきた桜子はドカドカと足音も高くベットに近づくと"行為゛を見
られ顔を真っ赤にしている辰実をガバチョっと和久の下から奪い取る。
「わっ!こら桜子!ちょっと待って・・・どうやって入って来たの!?」
「た、辰実シーツ持ってったらアカン!」
 ベットから引きずり出された辰実が慌てて二人を覆っていたシーツを引き寄せ
て身体を隠す。シーツを奪われてしまった和久も慌てて自分の股間を両手で隠す。
「あーん!辰実ちゃん和久に無理やりやられちゃったのねー!可哀相」
「引っ付くなー!だからどうやって入って来たんだよー!」
「どうやってって・・・はい合鍵」
 事も無げに合鍵を取り出す桜子。辰実の目が点になる。和久は・・・こそこそ
とパンツを引き寄せてはいている。情けない姿である。
458ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/10 22:23:26 ID:WumclC1m
「あ、合鍵ってお前・・・ん?そのキーホルダー見た事あるような・・・」
「気にしない気にしない。それより和久っ!辰実ちゃんは私のなんだから勝手な
事しないでよね!」
 辰実に抱き付いたままキッと和久を睨み付ける桜子。和久は隠す所を隠して少
し落ち付いたようだ。負けじとキッと睨み返す。
「アカン!辰実は俺のや!桜子にはやらんぞ!!」
「わわっ」
「あ、コラ!」
 グイっと桜子の腕の中から辰実を奪い返す。
「無理やり辰実ちゃんを犯すなんて卑怯よ!そんな男に辰実ちゃんは渡せないわ」
「誰か無理やりや!」
「ちょ、ちょっと二人共・・・ひ〜ん」
 ぎゅうぎゅうと辰実を取り合う和久と桜子。子どもの喧嘩状態だ。
「おーい、俺はもう入っていいのか?」
 ドアからひょこっとノリが顔を出す。
「ノリ?お前も来てたの?」
「よう、辰実・・・うっ」
 片腕を上げて挨拶をした所で猛烈にいがみ合っている二人に睨まれてすごすご
と顔を引っ込めるノリ。
「私のよ!」
「俺のや!」
「ここは間をとって俺の・・・ごめんなさい」
 懲りずに顔を出して口を開いたノリを二人がさらに強烈に睨み付ける。
459ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/10 22:24:37 ID:WumclC1m
『うーー』
 バチバチと二人の間で火花が飛び散る。一触即発とはこの事か。
「はいはい、そこまでー」
「あら、お姉様」
「ね、姉さん!!?」
 突然現れた女性、辰実の姉の命がパンパンと手を叩きながら部屋に入ってきた。
やけに大きなバッグを肩に下げている。
「姉さんまで・・・何がどうなってるんだよぅ・・・」
 次々と激変する状況に泣きそうになる辰実。
「こんな面白そうな事を私抜きでやろうなんてそうは行かないわよ」
「え〜っと、辰実の姉ちゃん?」
「うむ、そうらしい」
 ニンマリと微笑む命を見て和久が尋ねる。それに答えたのはノリだった。
「今日は桜子ちゃんのお願いで来てみたんだけど辰実ぃ・・・あんた何だかんだ言って
やることしっかりやってるんじゃない」
「うぅ・・・」
 姉の弄るような視線を受けて辰実の顔が再び真っ赤になる。
「んで、なんで桜子と辰実の姉ちゃんが知合いなんや」
「ふーんだ」
 ツンっと顔を背ける桜子にむっとした表情を作りながら和久がノリに答えを求めるよ
うに顔を向ける。ところがノリも『さっぱり』と言った表情で肩をすくめる。
「桜子ちゃんとはちょっと前に色々あったのよね〜」
「んもう、お姉様ったら」
 キャっと顔を赤らめる桜子。この二人について語るのはまた別の機会に・・・。
460ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/10 22:25:48 ID:WumclC1m
「うぅ〜、姉さんは何しに来たんだよぅ!」
 シーツで身体を隠してへたり込んでいる辰実が顔を真っ赤にしながら叫ぶ。
「何って、あんたが困ってるって言うから助けに来てあげたんじゃない。まったく、我
が弟、いえ、妹ながらたいしたもてっぷりねぇ。こんな可愛い子達に好かれるなんて」
 ニヤニヤと楽しそうに笑いながら辰実を見下ろす命。経緯を説明すると以前命と知合っ
た桜子が命に辰実の事で相談を持ちかけたところ、命が興味を持ち『それじゃ私が何とか
してあげる』と言った事が始まりだった。ノリが何故付いて来たかと言うと命曰く『ノリ
くんは役に立ちそうね』と、言う訳で桜子に無理やり連れて来られたのだ。ちなみに桜子
が取り出した合鍵は命の物である。
「さ、桜子お前ぇ〜〜〜」
 『余計な事を』と怨みを込めて桜子を見るが桜子はわざとらしくそっぽを向いて辰実を
見ないようにしていた。
「さて、さっそくだけど本題ね。今辰実の事を桜子ちゃんと和久くんが取り合ってるみた
いだけど・・・」
「なにぃ!?やっぱりそうだったのかおま・・・ぐぇっ!」
 命の言葉に敏感に反応して思わず大声を上げてしまったノリの鳩尾に命の膝が叩き込ま
れる。容赦のないお姉さんである。
「こほん。そう言う訳だから私が平和的な解決策を持ってきてあげたってわけ」
「平和的な解決策?」
 和久が鸚鵡返しに言うと首を傾げる。
「そっ。ぶっちゃけて言うと桜子ちゃん、和久くん、あなた達辰実を賭けて勝負なさいな」
「しょ、勝負!?」
 辰実が驚いた声を上げる。ところが―
「望むところやないか」
「ずぇったい負けないわよ・・・」
 二人はやる気満々だった。
461ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/10 22:27:08 ID:WumclC1m
「勝負の内容はとーっても簡単。辰実、あんた逃げなさい」
「へ?」
「それを桜子ちゃんと和久くんが探して捕まえる。負けた方が辰実の事をすっぱりと諦め
る。これだけよ」
「ちょ、ちょっと待って姉さん・・・」
「辰実、あんた本気で逃げないと・・・・・・わかってるわよね?」
 命の目がギランッと光る。その目に睨まれた辰実は言いかけた言葉を飲み込んでしまう。
「さてさて、始める前に辰実、ちょっとこっち来なさい」
「ちょっと姉さん・・・わわっ!引っ張んないで〜」
 命に腕を引かれて身体に巻きつけたシーツがずり落ちそうになりならが脱衣所へと連れ
て行かれる。
「姉さん、いったい何のつもり・・・ひやっ!」
 背中の肌蹴ている部分をつつっとなぞられて思わず声を上げてしまう辰実。脱衣所の鍵
はすでに命によってロックされている。
「辰実・・・しばらく見ないうちにすっかり女の子らしくなったわねぇ」
「ね、姉さん・・・?」
 辰実の脳裏に以前、姉に『いたずら』された時の記憶が蘇る。
「うふふふ・・・」
「ん・・・ね、姉さん・・・ふぁ」
 命の指が辰実の身体を撫でる。一度絶頂寸前まで高められた身体が時間が経ったとは言
え敏感に反応する。
「大きい声出したら・・・外のお友達に聞こえちゃうわよ?」
「んんっ!」
 手がシーツの中に潜り込み妖しく蠢く。辰実は目をキツク閉じ眉を寄せて必死に声が出
ないように耐える。
462ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/10 22:28:19 ID:WumclC1m
「・・・ぅ・・・ぁぁ・・・ダメ・・・・・・やめ・・・て」
「こんなエッチな身体して、男の子も女の子もメロメロにしちゃうなんて辰実もやるわねぇ」
 シーツの中で胸を優しくこね回し、カチカチに尖った乳首を指の腹で押し潰すように刺激
する。その度にピクリと辰実の身体が跳ね、足から力が抜ける。
「ひ・・・ぁ・・・ぁぁぅ」
「ずいぶん感度がいいわね。やっぱりお預けされちゃって辛かった?」
「そんなこと・・・な・・・ふぁっ!」
 トロトロと蜜が溢れ出している秘裂に指が潜り込む。そこはまるで命の指を待ち受けて
いたかのように蠢き飲み込んでいく。
「くす、指じゃ物足りないかしら?」
「ひっ・・・ゃ・・・ぁ・・・・・・くぅぅん」
 2本の指がぐりぐりと辰実のGスポットを擦り上げる。ガクガクと辰実の身体が震え、ペタ
ンと床に崩れ落ちる。
「そろそろ良いかしら」
「はぁ・・・・・・はぁ・・・」
 焦点の合わない瞳で荒い息をつく辰実から方手をどかすと自分の持って来た大きなバッグの
中身をゴソゴソと漁る。その中から小型のバイブを取り出す。
463ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/10 22:29:30 ID:WumclC1m
「辰実にはこれくらいの大きさのが丁度良いかしらね」
「は・・・ぁ・・・ふぇ?」
 クチュっと水音が響きバイブが辰実の秘裂に当てがわれる。
「ぁ・・・いや・・ぁ・・・・・・姉さん、やめ・・・てぇ」
「恐がらなくても大丈夫。ほら、力を抜いて」
 グッとバイブの先端が潜り込む。男性自身とは違う異物の侵入に身を震わせてイヤイヤを
するように首を振る辰実の反応を目を細めて楽しむように命が見つめる。
「んぁ・・・や・・・・・・ぁぁぁ・・・」
 ぬるっと辰実のトロトロに溶けた秘裂にバイブを埋め込む。辰実はその感覚に必死に耐え
てそれでも声を押し殺す。
「ほら、もう全部入っちゃった」
「ひっ・・・あ・・・やぁぁぁぁ・・・・・・」
 命はくすりと笑うとバイブのスイッチを入れる。ブブブッと低い振動音。辰実の身体が折
れ曲がる。
「辰実、我慢しないでイっちゃいなさい」
「ふぁ・・・くぅ・・・ああぁっ」
 妖艶な笑みを浮かべてバイブが埋め込まれ、ヒクヒクと震えている秘裂をなぞり、つまみ、
クリトリスを責める。
「んっ、あっ・・・んああぁぁっ!」
 ビクビクと身体が跳ね、大量の蜜が飛び散る。そのままグッタリと命に預けて放心状態に
なってしまう。
「またまたごちそうさまでした」
 命はペロっと舌を出して悪戯っぽく微笑んだ。

                                           ―To be Continued―
464ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/10 22:31:44 ID:WumclC1m
今日の所はこれくらいで勘弁してください(´・ω・`)
次回はいよいよ逃げる辰実を和久と桜子が追い掛ける対決編(中編)でございます。

もっと!もっと俺にエロ!!そりでは皆さんまたーーーー―!
465名無しさん@ピンキー:04/09/10 22:38:00 ID:qB1peMAP
リアルキターーーーーー!!

>>464
 ほんだしタンGJ♪

 辰実争奪戦前編よかったです。
 命お姉さま・・・ハァハァ・・辰実タンをまたまた、いたずらしてくれて
 嬉しい!!
 お姉さま〜、もっともっと辰実タンを悪戯してください(はーと)
466名無しさん@ピンキー:04/09/10 22:55:55 ID:PFNFM1Vg
>>464


さぁ! そのまま中に入れたまま逃亡開始しちゃってください!
467名無しさん@ピンキー:04/09/10 23:54:53 ID:MRyRJ5NI
>>464
乙&GJ!

エロ来るのは嬉しいですが、最近何だか辰実タンが可哀想にw
468名無しさん@ピンキー:04/09/12 21:40:50 ID:EL0b8ynx
うっはぁ。ほんだしはん、いいっす!!
辰実タンを中心に実にいろんな組み合わせのエロが読めて最高に萌えます!
それに桜子と命ねえさんの関係ってなんなんでしょうね?激しく気になります!
あと、責めてるときの命の表情がすごくエロかったです(;´Д`)ハァハァ
469名無しさん@ピンキー:04/09/12 22:44:41 ID:FcTGtwup
  ウィーッス  ∧_∧∩  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       (´∀`*// <  蝶サイコー!!
    ⊂二     /    \_____________
     |  )  /
    口口/    ̄)
      ( <⌒<.<
      >/
470ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/13 22:20:30 ID:CilAX4oc
ほんだし参上つかまつりますた。皆さんこんばんは。

そりでは対決編(中編T)「スタート」投下しますだー。

そりではドゾー
471ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/13 22:21:41 ID:CilAX4oc
「ぅんっ・・・」
 辰実の意識が段々と覚醒していく。気だるげに身体を起すと命の姿が視界に入る。
「姉さ・・・ん?」
 絶頂の余韻で霞みがかった頭で命をみる。命は辰実の胸の間にテープで何かを取りつけて
いるようだ。
「姉さん、何して・・・」
「ちょっと、動いちゃだめよ」
 胸の間にひんやりとした固い物が当たる。
「これでよし」
 辰実はのろのろと起き上がると自分の胸の間に手をはわす。それは親指より少し大きい位
の大きさのカプセル、ローターだった。
「な、何だよこれ!?」
「あら、ただ逃げるだけってのも面白くないでしょ?それは桜子ちゃんと和久くんが半径10
メートルくらい近づくと震えるようになってるから。しっかり逃げるのよ」
「何でこんなもん付けなきゃいけないんだよ!」
 ローターを取りつけているテープの端を指で摘み剥そうとする。
「辰実、剥したら・・・わかってるわよね?」
「うぐっ・・・」
 命が優しく微笑む。辰実はその笑顔の奥の黒いものを感じ取ってがっくりとうな垂れる。
「監視をつけるから逃げてる間に剥しても私にはちゃ〜んとわかるんだからね」
 そう言いながらごそごそとバックを漁り洋服を取り出す。キャミソールと短めのスカート、
それに下着を辰実に放り投げる。
「はいこれ着て」
「・・・なんでこんな服を・・・」
「文句言わないの。ほれ、ちゃっちゃと着ちゃいなさい」
「うぅ〜」
 姉に逆らった時の恐怖を思い出しイヤイヤながらに用意された服を身に付ける。
472ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/13 22:22:55 ID:CilAX4oc
「う〜、これブラの肩紐が見えていやなんだけど・・・。それにこんなに胸開いてたら見え
ちゃうんじゃないか?」
 辰実は鏡を見るとしきりに胸の間に取りつけられたローターが見えないかどうか気にして
いる。だが、ローターは辰実の大きな胸の間に埋まり完璧に隠されていた。
「実験」
「うわわっ!?」
 突然胸の間のローターが震えだす。そのローターに似合わず大きな振動に胸全体が震える
ような感覚に襲われる。
「ちょ、ちょちょちょっと!姉さん止めてぇ・・・」
「うん、ばっちりね」
 カチッと言う音と共にローターの振動が収まる。
「っ〜〜!いきなり何すんだよぅ!」
「いや、ちゃんと動くかな〜って」
 まったく悪びれた感じのない姉の反応。物凄い脱力感が辰実の身体に圧し掛かる。
「さて、次は・・・」
「あ、こらっ」
 さっと辰実の髪を止めていたゴムを取る。みつあみに纏められていた髪がさらっと辰実
の背中に流れる。
「なんで取っちゃうんだよ。みつあみにするの結構大変なのに」
「いっつもみつあみだけ何て色気の無い。せっかく可愛い格好してるんだからお洒落しな
さい」
 ぶーっとむくれる辰実を無視して命はその髪にクシを入れる。
「はい完成」
 そう言われて辰実は改めて自分の姿を鏡で確認する。長く腰まである綺麗な髪。キャミ
ソールを押し上げている大きな胸と露出した白い肩。普段の辰実ならば絶対にしないよう
な格好に自分でも少しドキっとしてしまう。
「ほら、こんなに可愛いんだからお洒落しないと損よ」
 満足そうに腕を組んでうんうんと唸る命。変な所だけ『お姉さん』してるな、と辰実は
思った。
473ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/13 22:24:13 ID:CilAX4oc
「さて、そろそろ始めましょうかね」
「きゃっ」
 命が脱衣所の鍵を開けドアを開くと『ゴン』と鈍い音と可愛い悲鳴が上がる。
「・・・いった〜い」
 桜子が頭を押さえて尻餅を付いていた。どうやら聞き耳を立てていたようだ。
「あら、桜子ちゃんごめんなさい。大丈夫?」
「何をしてるんだお前は」
 命の後から脱衣所を出ると呆けた表情でこちらを見ている和久とノリが目に入る。ち
なみに和久はきちんと服を着ている。
「ん?どうした?」
「・・・あ、いや・・・見違えたで」
「・・・うむ」
 和久とノリの言葉に辰実の顔がカーっと熱くなる。
「辰実ちゃんかわいぃ〜〜」
「おわっ!」
 後から立ち直った桜子が飛び付いてくる。そのさいしっかりと辰実の胸を数度揉んで
いるのは言うまでもない。
「はいはいそこまで。辰実はそろそろ出発よ。あと青葉町から出ちゃダメだからね」
 命は桜子の肩に手を置いて辰実から優しく引き剥がすと辰実にミュールを押し付ける。
「靴まで用意してんのかよ!?やけに準備がいいな・・・」
「ぶつくさ言わないの。はい行ってらっしゃ〜い」
474ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/13 22:25:26 ID:CilAX4oc
「さて、次はあなな達ね」
 辰実を送り出し玄関を閉めた命が再びバックを漁り出す。
「なんや?俺らもなんかするんか?」
「じゃ〜ん」
 命は二つの小さなプラスティック製の黒い箱を取り出すと和久と桜子に手渡す。
「お姉様これ何?」
「お守りみたいなものね。辰実見付けるまでちゃんと持っててね。二人にはそれだけ
ね。もう出発しちゃっていいわよ」
「絶対負けへんぞ」
「こっちこそ。あんたなんかに辰実ちゃんはあげませんからねーだ!」
 そして二人も辰実を追って家を出ていった。
「さ、最後はノリくん」
「は、はい!?」
 一人だけ状況に置いて行かれて呆っとしていたノリは不意に自分の名前を呼ばれて
大きな声を上げる。
「あなた猫になれるんだって?」
「何故にそれを!?」
「桜子ちゃんから聞いたわよ」
 ノリが猫になり辰実の家に潜り込んでいた日。あの時辰実と桜子の前で変身が解け
てしまったノリは桜子に連れ出されきつーい『お仕置』を受けていた。その時にノリ
は桜子に洗いざらい喋ってしまっていたのである。この時ノリが別の悦びに目覚めか
けていた事にはあまり触れないでおこう。
475ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/13 22:26:37 ID:CilAX4oc
「そこでノリくんに頼みがあるの。この・・・」
 またごそごそとバックを漁る。バックから出てきた手には小さなカメラとそのカメ
ラとケーブルで繋がれた小さな機械が握られていた。
「小型カメラで辰実を追いかけて欲しいのよ。バレないように」
「追いかけるったって辰実がどこにいるのやら・・・」
「その点は心配無用よ。このレーダーによると」
 またまたバックの中から小さなモニターを取り出す。この人はいったい何者なので
しょう?
「辰実は今二丁目の方にいるわね。さ、急いで急いで」
「う〜む、面白そうじゃないですかぃ・・・んでわ」
 そう言うと立ち上がり腕をゆっくり回し始める。
「変っ・・・」
「ちょっと待った」
「あら・・・なんですか?」
 変身ポーズ(?)を途中で止められたノリがガクっとこける。
「そのポーズって必要なのかしら?」
「いや、雰囲気と言うかなんと言うか・・・」
「早く」
「はいぃ!変身!」
 ドスの聞いた声に飛びあがるとノリの身体が強く光る。その光りが収まった場所に
居たのは黒猫ノリだった。
「ニャー」
「本当だったのね〜・・・。私も一回その愛夏って人に会ってみたいわねぇ」
 ぶつぶつと呟きながらノリにカメラを取りつけていく。
「これでよし。じゃ、ノリくん頼んだわよ」
「ニャー!」
 ビシっと猫のくせに見事に敬礼するとノリも辰実の家を出て行った。
「さーてと。どうなるかしらね〜」
 命が一人残った辰実の家に妖しい笑いが響いていた。

                                      ―To be Continued―
476ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/09/13 22:29:04 ID:CilAX4oc
本日は以上(=゚ω゚)ノ

んん〜!なんだか知らんが絶好調!!

そりではまたですばい
477名無しさん@ピンキー:04/09/13 22:52:58 ID:GV6Yq5vO
ほんだし氏のSSに出てくる男はヘタレばかりなので和久には桜子や姉を犯すくらいの勢いで頑張ってほしい
478名無しさん@ピンキー:04/09/13 23:39:43 ID:xiTgMXNv
もっとほのぼのしたのがいいです
479名無しさん@ピンキー:04/09/13 23:57:10 ID:i6F92tsp
>>476

ふほほ(w 絶好調のほんだしタンGJ♪

 命お姉さまの悪巧みをワクワクしてます。(カメラを使って何する気だろう?)
 さぁ辰実タンの運命はいかに・・・(ワクワク♪)

 中編Uを楽しみにしています。



 陵辱を強要するよりも、こういったテンポにいいSSは大好きです。続きよろ♪
 
480名無しさん@ピンキー:04/09/14 00:02:13 ID:tMyTjMqD
>>477
そりゃ〜だって、ダシが抜けたのが……(w
481太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/09/14 00:06:01 ID:9KVWTiCo
えと『Re:MAKE!?』第4話完成したんで投下させてもらいまっす。
今回はエロリ無しなので、エロしか読まん!という方はスルーして下さいませ。
482太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/09/14 00:08:10 ID:9KVWTiCo
 トントントン。包丁の音。
 ジュージュー。フライパンの音。
 カチャカチャ。皿の並ぶ音。
 まな板の上では包丁が踊り、火にかけられた鍋は蓋をカタカタと鳴らして、二重奏を奏でる。 
 早朝の台所、辺りに漂うご飯の炊けた香りと味噌汁の香りが、台所に入ってきた人間の体に残る眠気を覚まさせ、食欲をわかさせる。
 食卓の上にはご飯と味噌汁の他に、味海苔に目玉焼き、焼き鮭にサラダと、今日一日の活力源となる朝食が並べられていた。
 清水夕日(しみずゆうか)は食卓に付いた夫、俊一(しゅんいち)と娘、美知を見た後、もう一つ空いている席を見て言う。
「あら、空はまだ寝ているのかしら。珍しいわね。いつもなら一番先に席についているのに」
「具合でも悪いのかな?」
 俊一は読んでいる新聞から目だけを覗かせ、2階を見上げる夕日に言ってみる。
「私がお兄ちゃんを起こしてくるよ」
 美知は牛乳の入ったグラスを一気に空けると、座っていた椅子から腰を立ち上げ、空を起こしに2階に昇っていった。
 2階奥にある空の部屋の前に着いた美知は、ドアを軽くノックする。
「お兄ちゃん、朝だよ。何時まで寝てるの。学校に遅刻しちゃうよ」
 返事が無い。もう一度お兄ちゃんと呼んでみたが、やはり返事が返ってこない。
 これは父の言う通り、どこか具合でも悪くて返事が出来ないのだろうか。
「お兄ちゃん、入るよ」
 心配になった美知は、ドアノブを捻て部屋の中に入る。ドア越しに顔を出すことはあっても、部屋の中に入ることはあまり無いので少し緊張する。
483太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/09/14 00:10:16 ID:9KVWTiCo
 ドアを開けると、ツンと甘酸っぱい香りが鼻についた。香水のような何とも言えない高貴な香り。嗅いでみるだけで、体全体が香りに包まれフワッと浮く感じを覚える。
 美知は部屋の中から流れてくる香りにしばらく心を奪われるも、本来の目的を思い出し、足を踏み入れた。
「お兄……ちゃん?」
 ゆっくりと部屋に入る美知であったが、ベッドに見慣れぬ存在を発見する。
 そこには全裸の女性が一人、ベッドの上で体を横にして、静かな寝息を立てて眠っていた。顔は自分とは反対側を向いているので、ここからでは伺うことは出来ない。
 だ、誰?
 美知は眠る女に足が僅かに退く。
 背は自分より少し高いだろうか。歳も近いように見える。女のスタイルは抜群に良く、一瞬目を奪われてしまう。
 最初兄の彼女かとも思ったが、肝心の兄の姿は部屋の中には見えないし、何より家に彼女を連れ込みよろしくやるような、そんな甲斐性があの兄にあるとは、美知には到底思えなかった。
 美知は恐る恐る眠る女性に近付き、こっそりと顔を覗く。
「────!」
 思わず後ずさりする美知。美知が見た女性の顔は、自分の知る顔。多少雰囲気が変わっていたが、兄の空のものであった。
「お、お兄ちゃんがお姉ちゃんになっちゃったー!!」
 美知の叫び声に、空は驚いて飛び起き、1階にいた夕日と俊一も何事かと急いで2階に掛け上がってきた。
「どうしたの、美知」
「一体何があったー!?」
 部屋の中に入ってきた夕日と俊一は美知に聞く。
「お兄ちゃんが〜、お兄ちゃんが〜」
 ベッドを指指して騒ぎ立てる美知に、二人は指された方向を振り向く。
484太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/09/14 00:12:21 ID:9KVWTiCo
「な、何?」
 事態がまったく把握出来てない空は、まだ眠い瞼を擦って自分を見つめる家族に不思議そうな顔を返す。
「空、あなた……」
「お前、その体は……」
 口を大きくアングリと開け、固まる両親。空は今だわかってない顔で家族を見た後、視線を下げて自分の体を見る。
「……あっ!」
 漸くなぜ家族が驚愕しておののいているのか、空は理解する。
 素っ裸。しかも女の体。動けば大きな胸がプルンと揺れる。
 昨晩オナニーをした後、失神してそのまま裸で眠ってしまっていたのであった。
 あまりにも迂闊、あまりにも無防備。空は自分の不注意さを呪う。
「空、どうして女になってるんだ」
 俊一はブルブル指を震わせ、空に聞く。
「あっ……、いや…、これは……」
 言い訳をしようにも、突然の事態にパニクってしまい、まともに頭が働かない。
『エスカテリーナさん!エスカテリーナさん!』
 空は必死に心の中でエスカテリーナの名を呼んで、助けを乞おうとする。
『な〜に、空?』
 エスカテリーナの眠そうな声が返ってきた。
『家族に女になったのバレちゃったんですけど、何か良い言い訳ないですか?』
 現在頼みの綱はエスカテリーナしかいない。しかし、
『え〜?適当なこと言っておけばいいんじゃない?別に隠すわけでも無いんだし。それより、私まだ眠いから寝させてもらうわよ。あと3時間は声かけないでね。んじゃおやすみ〜』
485太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/09/14 00:14:21 ID:9KVWTiCo
 言ってエスカテリーナは再び眠りにつく。
『ああ!?エスカテリーナさん!』
 嗚呼無情。空はまたもや一人ぼっち。
 そんな何の役に立たない同居人と無駄な会話をしている間に、何時の間にか俊一達は空の目の前に迫っていた。
「うわっ!」
 空は驚いて派手にひっくり返り、あそこを丸出しにしてしまう。俊一は吹き出してしまうも、その視線の先は空の股間に一点集中して注がれている。
「お父さんは見ちゃ駄目!」
 とっさに夕日は俊一の目を手を塞ぐ。ついでに脇もつねっておく。
「お兄ちゃん、とにかく何でも良いから体を隠してよ」
 美知の手で体を起こした空は、手元の毛布を体に巻き付けて裸を隠す。
 その姿はなんとなくミロのビーナスをほうふつとさせ、裸の時より妙な色気が体から溢れていた。毛布の上からでも、空の豊かでふっくらとした胸の隆起がはっきりとわかった。
 美知はつい自分の胸と空の胸を見比べてしまう。
 うっ……、ま、負けた……。
 けっして美知の胸は小さくはないが、空の胸はそれよりも上をいっていた。
 美知は自分の胸をペタペタ触り、空の胸をうらめしそうに見る。
「お兄ちゃん、なんで女の人になってるの?」
「さ……さあ…?」
 まだ自分の胸を触っている美知の質問に、目一杯とぼける空。
「僕にもわからないよ。今目覚めたら女の子になってたんだよ」
 ここは知らない内に女の子になってしまったと、押し通すしか無い。空は思った。
 だが美知は腕組みをして、顔を近付けて言う。
486太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/09/14 00:16:29 ID:9KVWTiCo
「その割にはさっき起きた時、自分の体見てもたいして驚いてなかったように見えたけど……」
 ぐっ!どうしてそういう要らんところはちゃんと見てるんだ、こいつ。
 我が妹の鋭い指摘に、空は言葉を詰まらせてしまう。
「ね、寝惚けてて、すぐに状況が理解出来なかったんだよ。う、うわーぼくおんなのこになってるー」
「棒読みだよ、お兄ちゃん……」
 呆れた声で突っ込みを入れる、ジト目の美知。
「あう……」
 うなだれる空。
「……それにしてもお兄ちゃん、幾ら何でも可愛くなり過ぎだよ。おっぱいもでっかくてスタイル良いし〜。確かに元から眼鏡外したら、女の子にしか見えないくらい可愛かったかもしれないけど、さすがにそれは反則。ねぇ、お父さん、お母さん」
「あっ?ああ。まあ悪くは……ないな」
「母さん、実を言うと、もう一人娘が欲しかったのよね〜」
 美知に言われて、俊一と夕日はまんざらでも無い表情で答える。
「父さん……、母さん……」
 両親の同意の声に、空はしょうがない親だと溜め息をつく。
「……まあとにかく今私達が騒いだところで空が男に戻るわけでもないだろうし、とりあえずはこれからどうするか考えましょう」
「うむ、そうだな」
「うん」
 夕日の言葉に俊一と美知はウンと頷く。
「……ってお父さんと美知は早く下でご飯を食べて、会社と学校に行きなさい。空は私が面倒見ておくから。遅刻するわよ?」
「…いや、俺も一緒に空の面倒を見ていたいんだが……」
「右に同じく」
487太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/09/14 00:18:43 ID:9KVWTiCo
「んふふ〜、ち・こ・く・す・る・わ・よ?」
 部屋から出ていこうとしない二人に、夕日はゆっくりと迫力のある声で促す。
 はっきり言って、すんごく恐い。顔はニコニコ笑っているのに、目がまったく笑ってないのには、さすがに引いてしまう。
「ち、遅刻はいかんな〜。なあ、美知」
「う、うん。早くご飯食べないとね。お父さん」
 夕日に気押され、即座にヘタレモードに突入した二人は、そそくさと空の部屋から1階へと退散していった。
「やれやれ……。で、空は女の子になっちゃってこれからどうするの?学校は?今日は休む?」
「……う〜ん、せっかく皆勤賞とってることだし、学校には行くよ。どの道女になったのを知られるんなら、早い方が後々気も楽になると思うし」
 クラスメイト達は女になった自分を見たら、はたしてどのような反応をするのだろうか。教室では影が薄く、存在しているかどうかもわからない自分のことだから、驚かれるどころかもしかしたら何も無かったかのようにスルーされてしまうかもしれない。
 唯一大川の奴だけは、確実に驚いてくれるだろうが。
「行くの?じゃあ先生にはなんて連絡しておこうかしら」
「特別な病気にかかったとか言っておけば良いじゃない?『朝起きたら女の子になってました』じゃ、幾ら何でも無理があるだろうし」
 ましてや子猫に化けたサキュバスと合体したら、女の子になってしまいました、とは先生どころか誰にも話すことは出来ない。頭がおかしくなったと言われそうだ。
「空が行きたいって言うなら止めはしないけど、制服はどうするつもりなの?その大きな胸で男子制服は着れないわよね」
 夕日は毛布越しに山を作る空の胸を、ツンと突ついて言う。
「学校で借りるよ。保健室とかに行けば多分あるだろうし」
488太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/09/14 00:21:02 ID:9KVWTiCo
 本当は女装用の下着と制服を着るつもりだが、これも当然秘密だ。
「わかったわ。なら母さん学校に電話しといてあげるから、その間に着替えてご飯食べておきなさい」
「うん」
 夕日が部屋を出ていくのを見届けた後、空はベッド下に隠してある女装用のグッズが入ったバッグを取り出した。
 女装用のショーツとブラをバッグからそれぞれ出して、身につける。
「ショーツもブラもちょっときついなあ」
 女になったためか、胸が大きくなってるのはともかく、お尻まで肉付きが良くなっているので、ショーツが少しきつい。
 ショーツの間から、お尻の肉がプリンと桃のように美味しそうにはみ出す。
 ブラの方は、女装の際はパットも含めてCカップのものを付けていたが、今の空の胸はDカップ近くあってこちらもきつかった。
「制服は……さすがに今は着られないな。ひとまず男子制服を着て、女子制服はまた駅のトイレで着替えよう」
 空は男子制服に袖を通すが、やはり胸とお尻の部分でつかえてしまう。胸が制服でキュウッと締め付けられ、息苦しい。
「制服もきつ……」
 鏡を見ると、男子制服を身に纏った少女の姿が映り、不似合いの胸が何とも珍妙で笑ってしまう。
「なんか……変なの」
 動く度に胸も一緒にタプタプ揺れる。
「時間は……と」
 空は時間を見るために時計に目を向けるが、そこであることに気付いた。
「……あれ?そういえば眼鏡をかけてないのに、なんで見えるんだ?」
 そういえば昨晩寝る時に眼鏡を外してから、今までずっと眼鏡をかけていなかった。
489太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/09/14 00:23:14 ID:9KVWTiCo
「これも同化の影響?」
 変化を求める気持ちが自分を女に変えたのだから、視力が良くなったとしても別におかしい話では無い。
 普段は眼鏡、女装の時はコンタクトと使い分けていたが、あのようなわずらわしさが一切無く目が見えるというのは、こんなにも気持ちの良いものなのか。
 こうしてちゃんと意識してみると、久しぶりに眼鏡無しで直にはっきりと見える世界は新鮮なものであった。
 女になってしまったことを少しくさっていた空であったが、思わぬ効果に悪いことばかりではないんだなと、ちょっぴり嬉しく感じた。
「空〜、ご飯食べないの〜?学校への連絡はもう済んだわよ〜」
「あっ、今行くよ〜」
 階下の夕日の呼ぶ声が聞こえ、空は1階へと朝ご飯を食べに降りていった。


 通り過ぎていく人達が、皆僕を見る。
 格好は男子制服にズボンなのに、それを着ているのは大きな胸の一人の可愛い少女。
 明らかに異質の存在に、人々は目を奪われる。
「う〜、みんな僕を見てる〜。恥ずかしい〜」
 僕は周りの浴びせかけるような視線を気にしつつも、早く女子制服に着替えるために、駅へと歩く足の速度を早めた。
 しばらくすると駅が見えてきたのでホッとするが、突然何者かに行く手を塞がれる。
「うわっ!」
 危うくぶつかりそうになり、よろける僕。目の前を見ると、そこにはいかにも軽薄でチャラついた制服を着た男が3人程立っていた。
 見覚えのある制服。確かこの制服は、悪ばかりであまり良い評判を聞かない如月高校のものだ。
490太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/09/14 00:25:20 ID:9KVWTiCo
「お姉ちゃ〜ん、なんでそんな男の格好してるの〜?」
「もしかしてコスプレ〜?可愛いな〜」
「デートしようよ。デート」
 知能指数の低そうな馬鹿面を揃えて、どうやらナンパのつもりらしい。こんなので女が付いていくと思っているのか?メデタイ連中だ。
「急いでますんで」
 無視して先に進もうする僕を、男達は手を広げて邪魔する。
「無視しないでよ〜。そんなツレナイことされたら泣いちゃうよ、俺」
「デート、デート」
 女装をしている時に、ナンパをしてくる輩を相手にしたことは何度も経験はあるが、ここまで女性の誘い方を知らない奴も珍しい。
「どいてくれませんか?学校に行かなきゃいけないんで」
「怒った顔もか〜わいい〜。マジに君に惚れそう」
 自分では睨みを効かせ恐い顔をしたつもりだったが、引くどころかこいつらにはまったくの逆効果で、寧ろ余計僕に付きまとってきた。
 どうやら諦めるという言葉も知らないようだ。
「学校なんてサボッちまおうぜ。それより俺達と遊んだ方がよっぽど時間を有意義に使えると思うぜ」
 何の整髪料か香水かわからないが、プンプンと男達の体から甘ったるい変な匂いが臭ってきて、鼻が曲がりそうになる。近付くなって。
「なあ、一緒に遊ぼうよ」
 男の一人が、僕の手を掴んで引き寄せる。
「──ッ!離せよ!僕は男だ!」
 怒りで叫んだ僕に、男達はキョトンとする。だがそれもすぐに笑いへと変わった。
「な、何がおかしいんだよ!」
「男って言うなら、じゃあそのでっかい胸はなんだよ」
 言って一人が僕の胸を触る。
491太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/09/14 00:27:24 ID:9KVWTiCo
「ひゃ!?」
 僕はビックリしてバッグを落としてしまい、そのバッグを男達は拾い上げ勝手に開けて中を見る。
「人のバッグを勝手に漁るな!」
 僕はバッグを取り返そうとしたが、男達は壁を作って邪魔をする。
「バッグに女もんの制服と化粧道具を入れておいて、男はないだろ。それともお前はあれか?性同……なんとかってやつか?」
「性同一障害だろ。ちょっと前にドラマでもやってたじゃねえか」
 いくばか前にテレビでやっていた、学校を舞台にした先生が主人公のドラマに、性同一障害の女生徒がいたが、男達はそのことを言ってるのだろう。
「あ〜、それそれ。その性同一障害だ」
「違う!僕はそんなんじゃない!」
 僕はムキになって怒鳴るも、男達はただニヤニヤと薄ら笑いを返すだけ。
「女の喜びを知らないから、そんな男の真似ごとしてんだな。一度SEXしちまえば、男の格好をするなんて馬鹿なことしなくなるぜ」
「ちょうどそこにホテルあるから行こうよ。なあってば」
 両腕を捕まれ僕はホテルの方向へと引きずられていく。道行く人達は関わり合いになりたくないのか、チラ見だけして誰一人助けてくれない。
「やめろ!離せ!」
 僕は必死にもがいて抵抗を試みるが、悲しいかな、元々非力な力が女になったせいで更に弱くなって、捕まれた腕を解くことが出来ない。
「暴れるなよ。気持ち良いことするだけなんだから、心配するなって」
 男は腕を掴みながら、肘で僕の胸をプニプニ押してくる。男の露骨ないやらしさが気持ち悪くて、鳥肌がゾワゾワと立つ。
492太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/09/14 00:29:24 ID:9KVWTiCo
「畜生……」
 何も出来ない自分が情けなく思い、涙が目からポロポロこぼれた。
「おいおい、泣くなよ〜。まるで俺達が悪者みたいじゃんか」
 言いながらまた笑う男達。僕はこのままこの下品な連中に、犯られてしまうのかと諦めたその時、
『騒がしいわね。一体何よ〜』
 天の声、いやエスカテリーナの起きる声がした。
『エスカテリーナさん!』
『ん〜、どうしたの空』
『助けて……、エスカテリーナさん……』
 僕の泣き声に、さすがにエスカテリーナは耳を傾ける。
『……うわっ!何なの、こいつら』
『学校に行く途中で絡まれて……、無理やりホテルに連れてかれそうに……』
『何ですって!?……よくも私の空にふざけた真似を』
 エスカテリーナの怒りに満ちた声が、僕の頭の中に響く。
『よし。空、今から私の言う通りにして』
『う、うん』
『まずは空を捕まえてる男の腕を握って』
 僕はエスカテリーナさんに言われた通り、男の腕をギュッと掴む。
「おっ?なんだ?やっとその気になったってか?」
 嬉しそうな顔で男は僕に捕まれた腕を見る。
『雷(いかずち)の精霊よ!この愚かな男に雷撃の裁きを与えたまえ!』
 エスカテリーナが僕の頭の中でそう叫んだ瞬間、天から男に向かって一筋の雷が落ちた。
 ドーンッ!!
「ぐわー!」
 直撃。閃光が舞い、男は悲鳴を上げて倒れる。僕は慌てて男から離れる。
493太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/09/14 00:31:36 ID:9KVWTiCo
「な、なんだ!?」
「うわ!?」
 残り2人は突然の事態に驚く。
 僕を捕まえていた男は、雷によって体をビクビクさせ痺れて動けない。
『空、今度はあの男達に向けて手をかざして』
「わ、わかった」
 僕が手を開いて男達にかざすと、エスカテリーナは先と同じように頭の中で言葉を紡いだ。
『炎の精霊よ!邪(よこしま)な心を抱くこの男達を、紅蓮の炎で包み込め!』
 言うと今度は構えた手から炎が吹き出し、男達の体を大きく包み込む。
「アチー!焼け死ぬー!」
「ヒー!」
「わわ、エ、エスカテリーナさん、これじゃあいつら死んじゃうんじゃ……」
『その心配は無いわ。見てみなさい』
 炎が消えた後、男達はその場にドサッと倒れる。僕は恐々と男達を見たが、特にこれといった外傷は見当たらず、気絶してるだけのようだった。
「あれ?炎で焼けちゃったんじゃないの?」
『人間相手にそこまでしないわよ〜。炎で包み込むことで真空状態を作り出し、窒息させて気絶させたのよ。さっきの雷も威力を弱めておいたから、大丈夫わよん』
「そうなんだ……、良かった」
 こんなどうしようもない連中でも、死にでもされたら夢見が悪い。
『空ったら本当に優しい子ね。あんな奴等の心配してあげるなんて』
「はは……。しかし今の雷や炎って魔法ですか?マジでビックリしたんですけど」
『ん?そうね。魔法と言うか私達は魔道術って呼んでるんだけど、今出したのはその魔道術の一つで、精霊術。自然界に存在する精霊達の力を借りて放つ術ね』
494太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/09/14 00:34:46 ID:9KVWTiCo
「魔道術?精霊?」
『うん。他にも色々とあるわけだけど……、詳しく話すのはまた後にして、とりあえずはここから離れましょう』
 気付けば自分の背後に、様子を伺う大量の人の黒山が出来ていた。
「のわっ!?いつの間に」
『空、早く逃げましょ』
「あう……」
 僕はエスカテリーナに言われて、急いでその場から逃げた。
 それからしばらく時間が立った後、倒れた男達の頭上に一羽のカラスが降り立つ。
 カラスは周りをキョロキョロ見回しながら、何かを探している様子を見せる。
『今確かにこの辺りで魔道反応があったんだが。エスカテリーナの奴に違いないとは思うが、居た気配が感じられない。どうなってやがるんだ?』
 そのカラスは、スキュラが月の無い昼の世界から身を守るための仮の姿だった。
『ハーネットより先に見つけねえと。あいつに先越されたら、またえらそうにくだらないことをグダグダ抜かすに違ぇねえしな。ったく!どこに行きやがった、エスカテリーナ』
 イライラして羽をバタバタと動かすスキュラ。
「う、う〜ん」
 気絶していた男の一人が目を覚ます。
「カラス……?」
『ちっ!ウゼェよ、人間。寝てろ!』
 ドカッ!
「がはっ!」
 スキュラは男の顔に蹴りを入れて、再び眠りにつかせた。
『反応から見て、そう遠くには行ってねえと思うし探してみるか』
 これ以上ここにいても時間の無駄だと思ったスキュラは、エスカテリーナを探しに大空へはばたいて飛んでいった。
 スキュラは気付かない。ほんの先にエスカテリーナがいることに。
495太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/09/14 00:38:39 ID:9KVWTiCo
今回はここまで〜。

>>ほんだし様
乙です〜。
辰実タソには逃げながら色々大変な目にあって欲しいですよ。
あとノリ頑張れw
496名無しさん@ピンキー:04/09/14 00:42:30 ID:Ut95SIBm
>>495

太夜叉さん GJ♪


 今回はエロ無しですが十分楽しめました。
 次回はエロをお願いします。

 
497名無しさん@ピンキー:04/09/14 02:53:35 ID:vcS8jD4C
>ほんだしはん
わはー!な〜んか、ほんだしはんの話はいつ読んでも楽しいですねっ!!
たんこぶ作った桜子タンや、間抜けなノリの変身ポーズが目に浮かびますっ
さーて、二人+一匹の恋の追跡劇、どうなることやら・・楽しみでーす!!

>太夜叉さん
エロなしっとか言ったって空タンの肉体、充分エロいっす(;´Д`)ハァハァ
それにエスカテリーナin空が魔法を発揮して悪者やっつけるとことか
アニメみたいな躍動感でイイッ!!です、頼もしー!!でも、もう追っ手が!?・・ドキドキ
498鶏 ◆PETORIs7YU :04/09/15 02:58:05 ID:tAyceezr
いつぞやの話の後日談です
今回はエロも萌えもありませんがご勘弁を
499鶏 ◆PETORIs7YU :04/09/15 03:03:27 ID:tAyceezr
特急列車の車窓からのぞく景色に懐かしい山々が見える。その頂は白い雪化粧が施されて
いた。
幾度と無く見た彩度の少ないその景色は今までの独りでの帰省のときはひどく寒々しく感じ
ていた。しかしその寒々しい風景は隣で白いコートに包まれて眠る最愛の彼女と供に在る今
回の帰省では彼女に見せてあげたい、誇るべきふるさとに思えた。
やがてふるさとの名を告げるアナウンスの声が彼女――桜井 明を眠りの世界から現世へ
と呼び戻した。
「う・・ん・・・ごめん、ボク眠っちゃった」
「いいって、気にすんな昨日まで試験だったんだろ?」
「うん、でもそのおかげで学校が休みで旅行に来れたんだもん感謝しなきゃ。」
「そうだな、でも・・・昨日のあれは正直きつかった・・・」
「ああ・・・あれね、ごめん、ボクが口をすべらしちゃったから。」
彼女の言う"あれ"とは昨日、明の家に挨拶に行った時のことだ。(生まれ変わってから)
初めての明との二人旅ということで挨拶に行ったのだが明の両親とは既に合ったことがあ
るため形式的な挨拶だけで済んだ。だが問題はその後だった、試験明けパーティーと
称して明の友人たちが桜井家に押しかけた。まあ・・・そこまでは良い、本当に問題なのは明
が浮かれて俺のことを『私の王子様』と友人たちに紹介したのだ。
さすが10代の女の子が4人、当然その場は蜂の巣をつついたような大騒ぎになった。黄色い
声で騒ぎ立て俺に矢継ぎ早に質問をしてくる娘、何を思ったか顔を赤らめ黙り込む娘、いろい
ろな反応だったのだが一番辛かったのは最終的に全員に『王子様』とあだ名で(なおかつタメ
口で)呼ばれたことだ。
500鶏 ◆PETORIs7YU :04/09/15 03:05:00 ID:tAyceezr
「もう・・・いいや」
「あはは・・ごめんごめん、ほら篤志もうすぐ着くってば荷物降ろしてボク背が届かない
んだから」
「はい・・・」
俺はちょっとだけ疲れたように返事をし、列車を降りる準備をした。そして、3分もしない
うちに列車はふるさとの駅に滑り込んだ。
ドアが開き暖房の効いた車内に冷気が流れ込んでくる。マフラーを巻きなおし身を縮ま
せながら二人で待合室へと向かった。
やかんが置かれただるまストーブの温かさに一息つくと俺はポケットから携帯を取り出し
実家へ連絡を取ろうとした。その時、明から意外な言葉が出た。
「ねぇ、せっかくだから歩かない?街をゆっくり見たいし」
その言葉に俺は途中まで開きかけた携帯電話を再びたたみ、首を縦に振った。
待合室を出て駅前の通りに出るとそこには16年前と変わらぬ風景が広がっていた。そ
の風景は16歳の少女の心を17年前の少年のものに戻していった。
「あ〜〜あのラーメン屋まだ潰れてなかったんだ、あっ!あの模型屋もよく行ったよね」
ゲーセン、ラーメン屋、模型屋、駄菓子屋と・・・・二人であの頃の思い出をたどるように街
を歩く、見るものすべてが懐かしいといった明のはしゃぐ姿を見、やはり一緒に来てよかっ
たとその姿を見る俺も嬉しい気分になった。
501鶏 ◆PETORIs7YU :04/09/15 03:06:16 ID:tAyceezr
二人で寄り道をしながら街を歩いていたおかげで俺の実家近くの商店街に来た頃には時計
の針は3時を回っていた。正月を過ぎ里帰りしていた人々も帰ってしまったこの町の商店街
は人影もまばらで心なしか淋しさすら漂っていた。そんな中、俺は1人の老婦人の姿が目に
留まった。
「あれ?篤志君じゃないの、いつ帰ってきたの?」
向こうも俺の存在に気づいたらしく近くに歩み寄り声をかけてきた。彼女の名は木村葉子、明
の――"木村明"の母親だ。
「あ、おばさんお久しぶりです。正月帰れなかったから今日休みを取って帰ってきました。」
「そう、ところで篤志君この娘は?」
「ああ、こいつは俺の彼女の明」
「へぇーかわいい娘捕まえたじゃないの、それにしても明とはねぇ・・・偶然かしら」
俺とおばさんが話している間、明は少し顔を伏せうつむいていた。おばさんはそれにかまわず
俺と話し続けていた・・・が明を見続けるうちにおばさんの表情もまた違ったものへと変わって
いった。

502鶏 ◆PETORIs7YU :04/09/15 03:07:12 ID:tAyceezr
「あれ?・・・あはは私なんで泣いてるんだろう・・・この娘を見てるとなぜか涙が出て
くるの・・・今日のおばさん変だよね。」
おばさんの目にはきらりと光る一粒の涙があった。そしてそれは明も同じだった。明
が一歩おばさんに歩み寄ると二人は自然と抱きしめ合い、そこに言葉は無かった。
商店街を行き交う人々の視線にも動じることなく二人は抱きしめあう、そして永遠とも
思える数分間ののちそっとはなれた二人、それを見る俺の頬にも一筋の涙が流れて
いた。
「ごめんなさいね、私ったら見ず知らずのお嬢さんに抱きついたりして。でもあなたの
事他人とは思えなくって・・・本当にごめんなさいね」
その言葉を残しおばさんは商店の中へと行ってしまった。
おばさんと別れ再び俺と明と二人で歩きはじめた。どちらからとも無く手をつなぎ俺の
実家へと急いだ。
「なあ・・・本当のこと言わなくて良かったのか?」
「いいの、こんなこと信じてくれないよ。」
「でもなあ・・・」
「ごめん、でも・・・いいの」
それ以上俺は何も言えずただ明の華奢な身体を抱き寄せた。

503鶏 ◆PETORIs7YU :04/09/15 03:08:33 ID:tAyceezr
3年ぶりの俺の実家に着いた。母さんが俺たちを出迎えたちまち世間話に華を咲かせた。
その話は自然と明のことになり明もまた本来の笑顔を取り戻した。
世間話を続けていると不意に電話機から電子音のベルが鳴り響いた。一言二言話すと母
さんは俺を呼んだ。
「篤志、吉岡君から電話」
予期せぬ電話に少しあせりながら受話器を取ると電話の先には声こそ大人びているもの
の高校の時と変わらぬ吉岡の姿があった。
「よお!篤志久しぶり、帰ってきたそうじゃないか木村のおばさんから聞いたぞ」
「ああ、情報が早いなもうばれたか」
「ばれたかじゃないよ、かわいい彼女連れてきたってみんな大騒ぎだぞ。ところでせっかく
帰って来たんだからみんなで飲まねえか?・・・・というより来い。来なくても俺たちが拉致
しに行くから夜明けとけよ。」
一方的に話すと吉岡はさっさと電話を切ってしまった。俺はジェスチャーでやれやれとお
どけてみせると明もまた笑い返した。
「母さん、今夜夕飯要らなくなった。みんなで飲もうだって。」
「あらそう・・・残念」
「ごめん、明日の昼はみんなで食べよ明日の夕方まではこっちに居られるから」
母さんは少し残念そうな顔をしたが楽しんでこいよと言ってくれた。

そして夜・・・行き先も言わずに電話を切ってしまった吉岡のせいで結局家で待つ羽目に
なってしまった俺は明と居間でテレビを見ながら吉岡が来るのを待っていた。そして1時間
のバラエティー番組が終わる頃玄関のチャイムが鳴った。

・・・・ To be continued
504鶏 ◆PETORIs7YU :04/09/15 03:11:39 ID:tAyceezr
ここまで
帰省編残りは近日中に公開予定です
なお、本編は保管庫に掲載してありますので話がわかんねぇーよという方はそちらをご覧ください。
http://yellow.ribbon.to/~torieroparo/
505名無しさん@ピンキー:04/09/15 03:51:41 ID:LB9JNcKN
>>504
GoodJob!
木村のおばさんの涙にこちらも落涙。
転生リクを出した身としては嬉しい限りです。
506名無しさん@ピンキー:04/09/15 14:10:28 ID:7z0MUs+I
あああもおおおおしたらばメンテ終わんねえええええ
507名無しさん@ピンキー:04/09/15 22:28:55 ID:FBRQ/IVe
>>504
鶏さんお久しぶりです!おや、あの愛と感動のストーリーの続編ですね!?
確かにお互い親子と知らずに再会して涙があふれてしまうシーン
ぐっときました。やっぱりいい話ですね。
さらにどんな秘められたエピソードがあるんでしょうか?
ハンカチ用意してお待ちしてます
508名無しさん@ピンキー:04/09/15 23:05:39 ID:j1sEIm3x
509名無しさん@ピンキー:04/09/15 23:15:22 ID:uuLbjgKl
>>508
やばい
絵上手い上に普通におもろい。
なんだこのサイトw
510名無しさん@ピンキー:04/09/16 11:26:27 ID:Vq64mUUI
漏れもわらた

この絵でこの内容はワラエル
511名無しさん@ピンキー:04/09/16 20:21:02 ID:e1/r8sBG
どこかに過去ログ落ちていませんか?
Part3辺りが読みたいのですけど……。
512名無しさん@ピンキー:04/09/16 22:59:46 ID:gVy//Q19
513名無しさん@ピンキー:04/09/17 00:16:03 ID:fOG4MlQD
>>512
ウィルス注意!!
514名無しさん@ピンキー:04/09/17 00:39:23 ID:NKc7IMaW
Part4からなら持ってるんだがな・・・
515名無しさん@ピンキー:04/09/17 02:16:11 ID:UeZAzpz8
>>512
Spyware入れるの(・へ・)ヨクナイ!

あでも、嵐のパソに仕込んで( ゚д゚)ホスィ…

516名無しさん@ピンキー:04/09/17 04:25:46 ID:4Cf1aOhn
非強制スレ1〜4詰め合わせ
ttp://ranobe.com/up/updata/up6790.zip
つーても4の後半が尻切れだΣ
5のdatは全部無かった。
諸事情で、Windowsマシンいらってなかったせいだな。
持ってたら補完キボンヌ
517:04/09/17 05:57:35 ID:IBqmtnSr
( ´_ゝ`)ありがとう  

dat堕ちファイル保管乙。
過去ログ見れて助かったよ。
久しぶりにスレが見れて嬉しい。

Part5のdatも早く見つかると良いよね。










あっ・・●ヽ('A`)ノウンコーついyてる・・・・しまlt;s青かf「阿木j「p軍比m、汚bhぬjみkdcrfvtgふじこl
518名無しさん@ピンキー:04/09/17 06:06:50 ID:4Cf1aOhn
>>517
煽るな煽るな^^;

●は、学生が故に、
親にカードを持たせてもらえないので使えないのよ(´・ω・`)

4と5のdatも実はMacのほうにあったりして。
Windowsのほうに転送するのがめんどくさかっただけだったりもする。
519名無しさん@ピンキー:04/09/17 08:56:52 ID:TIXSy+/o
>>516-518
ほらよ
4と5のログだ
http://ranobe.com/up/updata/up6793.zip
ちなみに4は500KB達成、5は1000レス達成で終了しとる
520:04/09/17 09:27:17 ID:IBqmtnSr
>>518
いや、ローン返済に追われたくなかったら
持たないのが正解だよ・・・・ボ・・・ボーナスが・・・・orz

しょうがないのでウンコで遊ぶ。 (ノ・∀・)ノ = ●ウンコー!!
521512:04/09/17 16:16:39 ID:r8zzEiAi
そんなつもりはなかったんですが、すみませんでした。
ノートン入れてもダメみたいなのでOS再インスコして出直してきます。
522名無しさん@ピンキー:04/09/17 19:13:29 ID:pnAduEA5
>>521
スパイウェアの多くはノートンさんじゃ駆除できませんよ。
spybotとかad-awareとか、無料のスパイウェア駆除ソフトがあるのでダウソすることをお勧めします。
523名無しさん@ピンキー:04/09/18 00:06:51 ID:hEE1HnzT
>516さん>519さん、ありがとう!
これでやっと続きが書けます。

>512さん、気を落とさずに、駆除頑張ってください
524名無しさん@ピンキー:04/09/18 22:22:32 ID:FUlthAnU
働けども働けども我が暮らし楽にならず
ぢっと神の降臨を待つ…
525名無しさん@ピンキー:04/09/19 02:50:59 ID:vOMGso/z
新参者なんですけれどもほんだし氏のお話がおもしろくて仕方ありません…。
このシリーズ(?)始まりはいつなんでしょう。
526名無しさん@ピンキー:04/09/19 03:24:50 ID:7ZFFfZVJ
前スレじゃなかった?
527名無しさん@ピンキー:04/09/19 03:30:10 ID:bwSW07GB
>>525
ほんだし氏の初登場はPart4の166からかな
作品は強制スレ常連の鶏氏の保管庫に収められてる
http://yellow.ribbon.to/~torieroparo/page046.html
528525:04/09/20 01:06:01 ID:gnPUO13X
>527
ありがとうございます、早速読んでこようと思います。
529名無しさん@ピンキー:04/09/23 00:23:39 ID:HsNU9WLq
誰もいない…
ぬるぽするならいまのうち…
530名無しさん@ピンキー:04/09/23 00:25:12 ID:CyZwxUxt
>>529
ガッ
531名無しさん@ピンキー:04/09/23 22:22:27 ID:Uw9Yveh9
nurupo-!
532名無しさん@ピンキー:04/09/23 22:33:45 ID:CyZwxUxt
ga
533名無しさん@ピンキー:04/09/23 23:15:49 ID:Ek/eJYKJ
なんだ、結局アンチは夏厨だったわけじゃないか。
つまらん。
534名無しさん@ピンキー:04/09/23 23:52:26 ID:XAA1v/6/
>>533
何故つまらないのだ?
535名無しさん@ピンキー:04/09/24 00:05:25 ID:TtXZrisy
ぬるぽだからさ
536名無しさん@ピンキー:04/09/24 00:13:02 ID:l6zkv0Zj
がっ
537名無しさん@ピンキー:04/09/24 02:27:30 ID:WOkX52HT


538名無しさん@ピンキー:04/09/24 02:43:12 ID:3OGpJdQI
ガッ
539名無しさん@ピンキー:04/09/24 03:31:40 ID:6KORBDAK
ぬるぽ
540名無しさん@ピンキー:04/09/24 11:39:34 ID:LOkn9ORt
がっ


ねたがない…
541名無しさん@ピンキー:04/09/24 11:50:39 ID:jJBKHSh4
つまり、このスレは終わったということだよ。
542名無しさん@ピンキー:04/09/24 13:02:08 ID:AmVOIJRD
ηυγυρο
543名無しさん@ピンキー:04/09/24 13:54:49 ID:t3mwb4lc
Гаー!
544名無しさん@ピンキー:04/09/24 15:56:38 ID:TtXZrisy
せんだ!
545名無しさん@ピンキー:04/09/24 15:59:24 ID:TEloUBUt
>>542 なぜか恋姫を思い出す...


                              ってこれもスレちがいネタ
546名無しさん@ピンキー:04/09/24 19:12:38 ID:iDlvZlIK
荒らしも去ってやっと静かになったから良いじゃないか
547名無しさん@ピンキー:04/09/24 23:40:59 ID:UXdsYBjb
早く、職人さんたち来ないかな〜。
Part1〜4ぐらいまでが楽しかったな。もう一度あの頃に賑やかさを取り戻して欲しいな。
548名無しさん@ピンキー:04/09/25 00:10:45 ID:ynhrX9QK
賑やかになったらまた荒らしが来る。
549名無しさん@ピンキー:04/09/25 00:24:49 ID:mRDyShjb
かまって厨で、自作自演の得意な例のヤツか?
550名無しさん@ピンキー:04/09/25 01:41:22 ID:a0HtXm8o
私怨ネタを得意げにタイプするキミのキモ顔が目に浮かぶようです( ´∀`)
551荒らしはスルーしる!:04/09/25 02:19:31 ID:fD8Ku/Oq
まぁ>550のように、いちいち絡むヴァカがいる限り、荒らしも居続けるというわけで……
552名無しさん@ピンキー:04/09/25 02:26:49 ID:O9azU8MW
そーそー、「ぬるぽ」なんてマターリやってるより
こう殺伐ピリピリしてるほうがよほどこのスレらしくて俺はホッとするぜ!
553名無しさん@ピンキー:04/09/25 02:34:12 ID:7UY+UXR0
550は☆だろ?
ちくちくと未だに嫌味書かれて、言い返したくなる気持ちはわからんでもない。
が、ここへは二度と来ないほうがいいと思うぞ。
554名無しさん@ピンキー:04/09/25 03:12:51 ID:ohiBCl6C
>>542
ぬるぽと書きたくてギリシア文字を使ってみたらしいがηυγυροではエーウグローとかヘーウグロー
としか嫁ねぇよ(w
とか突っ込んでおくべきだったのかね?
555名無しさん@ピンキー:04/09/25 03:21:41 ID:PEJSAF4D
なるぽと書いておけば大丈夫だろ。
556名無しさん@ピンキー:04/09/25 05:39:22 ID:o0ZgjOug
いつのまにかカラフル消滅してんな・・・
全然更新してないから、生きてるのか心配だった・・・
557名無しさん@ピンキー:04/09/25 19:19:58 ID:OOT1BT7F
もう☆は来なくていいよ
したらばで好き勝手やってりゃいいじゃん

時々回線が重くなるけどなーw
558名無しさん@ピンキー:04/09/25 23:02:29 ID:QiNnyB/6
まあこのスレの寿命も尽きたようだしな
559名無しさん@ピンキー:04/09/25 23:24:23 ID:ynhrX9QK
いや、まだほんだし大先生がいる!
560名無しさん@ピンキー:04/09/26 00:45:00 ID:qxvK3doj
そういえば最近の公民館って、投稿された小説にまともなコメントがついてるのを見ないんだが。
561名無しさん@ピンキー:04/09/26 01:08:06 ID:T95HZ7qy
自演もネタが尽きたんだろ(w
562名無しさん@ピンキー:04/09/26 02:33:30 ID:o7Z694wd

(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) バッカじゃねぇのっ…?!
563名無しさん@ピンキー:04/09/26 03:52:42 ID:ov77SHJn
そこでわざわざ出てきて否定するから妙な話になるんではないかと
564名無しさん@ピンキー:04/09/26 22:16:04 ID:RlCmLkws
>551及び563が正しい。
スルーできないのは、腐女子の特徴……だったんだっけか?
565名無しさん@ピンキー:04/09/26 23:33:53 ID:84vVobAz
>564
そこまでネタを引っ張らなくても…。
566名無しさん@ピンキー:04/09/26 23:42:25 ID:dvcqhPCV
俺も>551>563>564に同意だ。
荒らしよりも、そいつに絡んで引っ掻き回す香具師の方が、どうしようもないクズだと思うんだよな。
スルーしておけば、スレは荒れないのに!!
567名無しさん@ピンキー:04/09/27 01:56:37 ID:ogNrc9S2
しかし嵐が自演してる可能性もあるしな。
とくに荒らしにアンカー打ってるレスは、あやスィ
568名無しさん@ピンキー:04/09/27 03:07:06 ID:fb0E1blp
というか、ひとこと言っても良いか?

外野から見たら、どう考えても
>>551=>>563=>>564=>>566なんだが・・・

そのあからさまに怪しい煽りはわざとなのか?
どうせだったら、ID変えずに書き込めよ。

あと別に今さらこの程度で荒れてるなんて思いもしない。
荒らしたいなら中途半端なしょぼい煽りはやめてとことん荒らせよ。
569名無しさん@ピンキー:04/09/27 03:08:15 ID:6gmBHccr
             人         +
      +      (._)
            (__)    +
           ( ・∀・)          +
           ( つ つ∧_∧
        +   ) γ⌒.( ・∀・)  あ、ぽこたんインしたお! 
  +         (_.し' ゝ__つ つ
570名無しさん@ピンキー:04/09/27 04:24:29 ID:DZq5wMOC
結局一番うざい568が出てくるいつものパターンか
571名無しさん@ピンキー:04/09/27 13:38:47 ID:D1j5QMUp
自演認定が好き 子供のような挑発 無駄に長い
ウサイウザイ
572名無しさん@ピンキー:04/09/27 14:38:08 ID:rrh50ml4
ウザイ厨独演会開催中
573名無しさん@ピンキー:04/09/27 15:07:17 ID:Ara5TYXH
プチな盛り上がりが好きなんだな、ここの連中は。
574名無しさん@ピンキー:04/09/27 15:45:16 ID:nd3prb6g
おまいら、この中に毎度のやりとりを『TSっ娘が織りなす痴話喧嘩』と脳内変換してハアハアしているヤシは俺の他にいませんか?

もっとやって
575名無しさん@ピンキー:04/09/27 16:38:25 ID:AxNOonXN
        _,. -──=ニヽ、
         /レ'´       `ヽ、
        //● / , ,、 ヽ ヽヽ ト、
      /7O j_ノ_/ハHl、_j l lN
       〈7イ ´|/l/   `ヘノ} jrく)j
     r‐ヶハl  c⌒r─ォ⌒c,ハヽ〉
     Y//,ハ>、j>l、_ノ.イレ1l レ  きもわはー!
        \l l//` ` ̄´ j l レ'
         _>′r。~。ヽ レ'
      (__ゝ、<ゞニア< |
           \`^^´  l
              `ーr-、ノ
            し'
576名無しさん@ピンキー:04/09/27 17:03:37 ID:fdE1bpMy
>>574
おまいさん強者過ぎ
577名無しさん@ピンキー:04/09/27 20:05:32 ID:6QJckVZ0
>>574
盲点だったよ
次からそれでやってみる。
578名無しさん@ピンキー:04/09/27 20:15:47 ID:YiY/8ekc
俺がSSなんか書こうか?ファンタジーのレズもの書こうと思ってんだけど。
579名無しさん@ピンキー:04/09/27 20:32:42 ID:FzBmFpso
>>578
いいですね。
元男だからこそ女の子の魅力がよくわかっているというもの。
580名無しさん@ピンキー:04/09/27 22:33:32 ID:NAfcmNms
まぁ、あれだな。開かれた場所である以上、たまにおかしな書き込みする香具師が
現れるのは避けようがない。問題はそれに対してどう対処するかだ。
そこに参加者としての知性と品位が問われるところだろう。
スレ参加者に出来る、もっとも有効な手段は、既に結論が出ている。
「スルーしろ!」
581鶏 ◆PETORIs7YU :04/09/28 01:08:55 ID:PG4zsrVC
>503
ガラガラとガラス戸をあけるとそこには懐かしい顔があった、滝沢の結婚式以来の吉岡の
顔は相変わらず日に焼けた無邪気な少年のままだった。
「よお!久しぶり、すっかり都会人になっちまったな」
「はは、デスクワークばっかりで身体が鈍っちまうよ。お前がうらやましいよ」
「そうだろ、農作業でこのとおり身体だけは丈夫でな」
そう言うと力こぶを作り笑って見せた。
「じゃあ、母さん行ってくるよ。」
靴をはき出かけようとした時、奥から明の慌てるような声が聞こえてきた。
「まった、ボクも行く〜」
「ちょっと待て、野郎ばっかりの中にお前は連れて行けねぇ」
「大丈夫だよ、ボクも"元"野郎だし」
「そういう問題じゃないだろ」
その言葉と裏腹にぷぅっと頬を膨らませて俺に抗議する明の顔はまさに少女のそれで、そ
の顔を見た俺の心配を更に膨らませた。
「へぇ、それが自慢の彼女?」
そんなやり取りをする俺に背後から吉岡が声をかける。その目は新しいおもちゃを見つけた
子供のように輝いていた。
「連れて行ってやれよ篤志、彼女も独りで残されたらさびしいだろ・・・・な?」
「そうそう、さびしいよ」
抜群の連携で俺に畳み掛ける2人に俺は・・・首を縦に振らざるをえなかった。
そんな俺を見る明の笑顔はこれ以上ないぐらいに輝いていた。
(くそっ、この顔に弱いんだよな俺・・・)

582鶏 ◆PETORIs7YU :04/09/28 01:09:29 ID:PG4zsrVC
結局2人に押し切られ3人で飲み屋に向かうことになったがそこで俺はもう一度驚くことになった。
「おい、確認するけど帰りは代行で帰るんだよな?」
家の前に止められた車に乗り込もうとする吉岡に念のため釘をさした。
「そんなのみんな使わねぇよ、どうせおまわりもやってるんだから」
はぁ・・・とため息をつき俺は帰りは歩いて帰ろうと決め、車に乗り込んだ。
日が落ちた田舎の夜空は都会ではありえない美しさを見せていた。だが今はそんなものは目
に入ることは無く、隣に座る男の顔が気になっていた。
別に俺に男色の気があるわけではない、その顔に悪戯を思いついた子供のような笑顔を浮か
べていたからだ。そしてその心配は現実の物となった。

583鶏 ◆PETORIs7YU :04/09/28 01:10:31 ID:PG4zsrVC
車を走らせること10分、車は串揚げ屋『海』の駐車場に止まった。そして吉岡に引っ張られる
ように店に入ると卒業アルバムそのままの友人たちの姿がそこにあった。
おせっかいだった雄太、臆病だったのに見栄っ張りの豊、そして俺たちを半ば無理矢理連れてきた
ガキ大将だった吉岡、みんなあの頃と変っていない、変ったのは俺の後ろからついてくる明だけだ。
その明は嬉しそうな笑顔を浮かべみんなを見つめていた。その気持ちは鈍感と自認する俺にでも容
易に想像できた。
以前の"明"の記憶を取り戻したのが最近とはいえ16年の歳月は長かったのだろう、俺と会って昔の
話をするたびに明は愉しそうな表情の中に寂しさを見せていた。
「へぇー、その娘が篤志くんの彼女?・・・・・・うーん、犯罪だよ〜」
「そうだそうだ、33歳のおっさんが現役女子高生と付き合っているって・・・反則だ、罰としてとりあえず
飲め。」
「そうだそうだ、飲め飲め〜〜」

584鶏 ◆PETORIs7YU :04/09/28 01:11:13 ID:PG4zsrVC
雄太を皮切りに冗談交じりの非難が浴びせられる、それと同時にグラスになみなみと注がれた日本酒
が目の前に差し出された。
酒が余り得意でなくためらう俺に目の前の3人は兎に角、他のグループからも"飲め"コールが浴びせ
られ、明に助けを求めるも明もまた笑いながらその輪に加わっていった。
「裏切り者・・・」
恨めしそうに呟くと俺は手に持たされた透明の液体を一気に身体の中に流し込んだ。それと同時に俺は
酔っ払い達の歓声と軽い目眩に襲われた。
靴を脱ぎ座敷席に腰を降ろすと4杯のビールと1杯のウーロン茶が運ばれ乾杯の声と供に昔話がそれぞ
れの口から溢れ出した。
きつね色の衣に包まれた串揚げを肴に話は大いに盛り上がった。その話題の中心はやはり明のことだっ
た。
585鶏 ◆PETORIs7YU :04/09/28 01:11:46 ID:PG4zsrVC
「まったく・・・うらやましすぎる、33歳のおっさんが16歳の娘と付き合ってるだとぉ・・・俺だけかよ独り者は」
吉岡は愚痴を言いながら俺のグラスに酒を注ぐ、そして注ぎ終わるとなみなみと注がれたグラスを俺に向
かって突き出した。
「ちょ・・・勘弁してくれよ俺そんなに飲めないって・・・」
泣き言を言いながら少しずつ酒を啜るが何かが俺の中で引っかかった。
(そうだ・・・こいつ"俺だけかよ独り者は"って言ったなどういう意味だ?)
「え?俺だけって?」
「あれ?言ってなかったか雄太も豊も今度結婚するんだよ。」
「えぇぇぇあの二人が?・・・・ありえねぇ」
「なぁにがありえないんだって?」
いつのまにか俺の背後に雄太が立っていた。その顔はほんのり紅く染まりその手にはやはり酒瓶が握られ
ていた。
「ほらほら私たちの幸せを祝え」
3人の酔っ払いに囲まれ完全に逃げ場を失った俺は雄太に注がれた焼酎をグビッっと飲み干した。
・・・だが飲み干して30秒、既に限界近くまで飲んでいた俺の視界は歪み、やがて暗転した。

・・・・ To be continued
586鶏 ◆PETORIs7YU :04/09/28 01:15:33 ID:PG4zsrVC
筆が激しく遅くて申し訳ないがとりあえずここまで
587名無しさん@ピンキー:04/09/28 20:03:23 ID:pUBobfGS
待ってました!
588名無しさん@ピンキー:04/09/29 08:24:56 ID:+ebnAwNj
GJ!続きが激しく気になる。
待ってます!
589あああ:04/09/30 11:26:08 ID:cTON43DW
590名無しさん@ピンキー:04/09/30 23:52:45 ID:NqS0a+od
591名無しさん@ピンキー:04/10/01 15:17:36 ID:pNlfBFsC
>>589
怖くて踏めません
592名無しさん@ピンキー:04/10/02 05:14:53 ID:iUxokTid
鶏さんおもしろいです!
続き待ってます!
593名無しさん@ピンキー:04/10/03 03:33:21 ID:TJ+Qsqp9
ハイレベルな方が多いですねぇ!(`・ω・´)頑張って投下します。


ある朝、いつもと変わらぬ朝、
自称「今日も学校に行って帰ってくるだけの、悲しい中学生」な俺、
今日も何時もどうり悲しい中学生の俺の朝、それを一発で、
ひっくり返る事態が、発生した。
その一部始終を語ろう…。
家族がまず俺の方を見ている。二つ上の明るいだけの兄が、血相変えている
母は、仕事で使う資料を落として、こっちを見ている
俺は、何気なく「何だよ」っと言った。っと思った。誰か他の奴が同時に同じ事
言ってきた。俺は、「真似するな」っと言った。さっきと同じ声でさっきと同じ同時に言ってくる
少々嫌な気分だが、顔を洗いに洗面台の前に立った。しかし鏡には自分が
居ない、変わりに俺のパンツを履いた同い年位の顔が同じでパンツも同じの女がいる、しかもパンツ一枚で
、 寝ぼけてるのか俺は、とりあえず顔洗ったら真相が分かるだろう、 そぉ思って俺は、蛇口を捻った。
594593:04/10/03 03:35:17 ID:TJ+Qsqp9
初めてなので本当にスイマセン
595名無しさん@ピンキー:04/10/03 09:44:38 ID:VxLx50yd
が・・・がんばれ!!


応援してるぞ!♪♪♪ d(`Д´)b♪♪♪
596名無しさん@ピンキー:04/10/03 16:20:42 ID:ZfCv8Kvi
>>593
応援したいが、これだけでは評価もなにもできん。
早急な問うかを求む(´∀`)b
597ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/03 20:35:14 ID:0mO37LH3
 非強制板の皆様大変お久しぶりですほんだしです。
言い訳前置き無しで外伝続き投下しやす。

 そりではドゾー
598ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/03 20:36:26 ID:0mO37LH3
「も〜、何でこんな事になっちゃうかなー」
 ぽくぽくと歩きながら辰実がひとりごちる。西に傾きかけてはいるがじりじりと太
陽光線が肌を差す。
「日焼け止め塗ってくればよかったかな」
 キャミソールから露出している肩を押さえる。逃げる、と言っても何所に行ってい
いやらさっぱり検討もつかずとりあえず駅前を避けて駅の裏手、住宅街に向って歩い
ていた。
「確かに和久の事はす、好き・・・だし桜子の事も嫌いじゃないけどさ・・・」
 辰実の中の『男』の部分が自分の口から和久の事を好き、と言うのを少し邪魔する。
この気持ちは一生抱えていくんだろうな、と辰実自身もぼんやりと自覚していた。
「それにしても何で俺の預かり知らない所で俺の人生が決まってるんだよぅ・・・・・・
俺が悪いのかなぁ」
 和久と桜子。和久の事を好きだと思う気持ちは間違い無い。でも、桜子の求愛にも
ハッキリとした抵抗を示せない自分がいる。辰実の気持ちは今激しく揺れていた。
「あ”〜〜!もうどうしたらいいだぁ」
 半べそで頭を抱える。存分に悩むが良い若者よ。悩んで人は大きくなる。
599ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/03 20:37:41 ID:0mO37LH3
「佐伯・・・・・・くん?」
「んぁ?」
 不意に声をかけられ振り向く。そこに居たのはメガネをかけたショートカットの少女、
辰実のクラスメートの藤野綾(ふじのあや)が不安そうに辰実の事見ていた。
「よお藤野」
「やっぱり佐伯君だった。髪下ろしてたから間違えちゃったかと思っちゃった」
 綾は控え目な性格の大人しい少女でクラスでもとりわけ目立つ存在ではなかった。
辰実とも挨拶を交す程度の仲でそれほど親しいわけではない。
「こんな所で会うなんて珍しいな」
「本屋さんに行く途中なんだ。私の家この近くなんだよ」
「そっか。全然知らなかった」
 辰実と綾は2年生から同じクラスだったが綾が辰実の家の近くに住んでいた事に辰実
はまったく気付かなかった。
「俺の家もこの近くなんだよ」
「うん、知ってるよ。佐伯君が橘君と一緒に登校してるのよく見かけてたから」
 辰実は少し驚いた。今まで登校中に綾を見かけた事は無かった。と、言うより辰実達が
学校へ着いた時には綾は既に椅子に座り静に本を読んでいた事が多かったと記憶していた。
「こんな所で何してるの?」
「ん?いやまぁ、ちょっとね」
 まさか綾に本当の事を言う訳にはいかず辰実はごにょごにょと言葉を濁す。
「藤野は買物か?」
「うん、駅前の本屋さんに行ってたんだ」
 綾が両手で抱えている四角い紙袋をちらっと見る。大きめの雑誌の程の大きさだった。
600ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/03 20:38:53 ID:0mO37LH3
「ファッション雑誌かなんかか?」
「うぅん、参考書だよ」
「うへ、勉強の本か」
「宿題でわからない所があったから」
 たったこれだけの会話だが綾は楽しそうに微笑んでいた。考えてみれば辰実は綾とこれ
ほど長く話をしたことが無かった。せいぜい挨拶を交す程度か。
「うひゃっ!?」
「ど、どうしたの?」
 そんな他愛も無い会話の最中、辰実の胸の間に取りつけられたローターが不意にブルッ
と震え思わず声が出てしまった。
「大丈夫?気分悪いの?」
 胸を抱きしめて前のめりになってしまった辰実を綾が気遣う。
(や、やばい。和久か桜子が近くにいるんだ・・・。まだ心の準備が〜!)
「佐伯君?」
「ごめん藤野、俺行かなきゃ」
 辰実はそれだけ綾に言うと一目散に綾の前から走り去った。
「あ・・・どうしたんだろう」
 一人残された綾が心配そうに辰実の後姿を見送る。
「あれ〜?綾ちゃんじゃない」
「あ、十和田さん」
 辰実の姿が見えなくなってすぐ、辰実が走り去った逆の曲がり角から桜子が現れる。
「こんにちは」
「はいこんにちは。それよりも綾ちゃん、辰実見なかった?」
「佐伯君なら今あっちに・・・」
「本当!?逃さないわよ〜!」
 綾が言い終わる前に桜子は綾が指差した方向、辰実の走って行った方向へ物凄い速さ
で駆け出していた。
「・・・いいな十和田さん。佐伯君と仲良さそうで」
 綾は桜子の後姿も見送りながら小さく呟いていた。

                                            ―To be Continued―
601ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/03 20:43:36 ID:0mO37LH3
 久しぶりの投下なのに短い上に話が進んでいない・・・_| ̄|○
しっかりしろ、自分。

>>太夜叉様
 空たんつえぇ・・・。こっから物語がどう動くか非常に楽しみですたい。

>>鶏様
 あの物語の続きですな。個人的に好きな物語なのでその後(?)が
詠めて嬉しいっす。

>>590
 ご自分のペースで頑張ってくださいな。続き待ってますよぅ(=゚ω゚)ノ
602名無しさん@ピンキー:04/10/04 00:01:06 ID:ELOAsST7
ほんだしサン降臨北━━━━━━━━━━!!
603名無しさん@ピンキー:04/10/04 03:24:32 ID:BXrSDFXQ
待ってましたほんだしサン!!!!
辰実の心情が知れて楽しかったです!!
桜子頑張れ!
604名無しさん@ピンキー:04/10/04 11:15:42 ID:izCaGOXl
私も応援。
桜子超がんばれ!
605名無しさん@ピンキー:04/10/04 12:04:10 ID:FrTcAy68
なら和久でも応援するか
606名無しさん@ピンキー:04/10/04 13:03:48 ID:xtulopWM
おぐゆう
607名無しさん@ピンキー:04/10/04 13:04:48 ID:rw9YMdPT
ここはやはり、猫ノリに期待♪
608名無しさん@ピンキー:04/10/04 19:41:23 ID:NWYp4gUU
辰美のお姉さんもとんでもないことをやって欲しい
609名無しさん@ピンキー:04/10/04 21:15:16 ID:0U061Cj/
そのハチャメチャ4人組に真面目少女が加わるうれしい予感!
610sage:04/10/05 06:34:01 ID:rsF8/6wK
611鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 00:36:04 ID:Hs0ByHG7
続き投下します

>ほんだしさん
気に入っていただき光栄です
この話はあの再会から1ヶ月ごの話です

では続きをそうぞ
612名無しさん@ピンキー:04/10/06 00:41:44 ID:OZU4qffJ
きたー!!!
613鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 00:41:54 ID:dqQY2lZ5
>585

夢を見ていた
あの頃幾度となく通った通学路、俺の傍にはいつも明が居た。
昨日見たテレビのこと、部活のこと、いつもくだらない話ばかりしていた。
唐突に走り出す明、俺は懸命に追いかけたがその背中は見る見るうちに小さくなってゆきやがて見えなくなってしまった。
それでも俺は明が走り去った方向へ走った。脚がもつれるほどに走った先に明が居た。だがその姿は"親友"木村明ではなく愛しい少女の姿だった。
その少女の華奢な身体を俺は迷わず抱きしめた。柔らかな感触と彼女の温もりか心地良い、その温もりに身を預けながら俺は懸命に走った自分自身を褒め称えた。だけど・・・


もしも・・・あの時追いかけなかったら・・・
614鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 00:43:14 ID:dqQY2lZ5
「う・・・ん・・・」
俺の視界に再び光が満ちてきた。気がつくと吉岡達の姿は既に無く俺は店の座敷席の一角
で明に膝枕されていた。先程まで友人たちとふざけあっていた少年のような雰囲気は影をひ
そめその仕草一つ一つがハッとするほど清楚な色気を醸し出していた。
「あっ、気がついた?」
明の白い手が俺の頬を優しく撫でる。その手の感触は俺の中に残っている"親友"木村明の
イメージを塗り潰していった。
「明の手綺麗・・・女の子なんだな」
「ばか・・・ボクは正真正銘女の子だよ」
そう言いながらおどけて俺の頭を小突くその顔はまぎれもなく16歳の少女、16年の歳月は
2人の少年を大人の男と少女に変えていた。
「あっお客さん気がつきました?よかったらタクシー呼びましょうか?」
「いや、大丈夫です。」
「本当に大丈夫?」
やっとの思いで起き上がった俺に明も心配そうに顔をのぞきこんだ。その不安そうな表情を
和らげてやる為に無理にでも平然を装って立ち上がってみせた。
店員に礼を言い会計を済まし店を出ようとしたが会計は既に済まされていた。店員に聞くとど
うやら吉岡が豊や雄太を押しのけてまで払ったそうだ。
(あいつらしい・・・・結婚祝だな)
クスッと笑い店員にもう一度礼を言い店を出た。
615鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 00:44:41 ID:dqQY2lZ5
「あ〜あ、最後に出るバナナの串揚げ食べたかったな」
「ああ、あれね初めて食べたけど美味しかった。」
「だろ?初めて見た奴は嫌そうな顔するんだがいけるだろ?」
「うん、上にかかってるクリームとチョコがいい感じ」
「あ〜〜くそ!話してたら食いたくなってきた。吉岡の奴今度会ったら返杯地獄
を味合わせてやる。」
「あはは、そうだね」
店を出てから俺たちは俺の家へと帰る道を歩いていた。懐かしい友人達に会え
た嬉しさに2人とも笑いながらさっきまでのことをずっと話していた。
「そういえば篤志がボクの親に会ったって言ったらみんなびっくりしてたよ。」
「はは・・・そうだよな、普通1ヶ月で親には会わないよな」
「そだね、だけどボクたちは1ヶ月だけじゃなくて17年と1ヶ月の付き合い・・・で
しょ?」
「そうだったな、忘れてたよ今のお前あまりに自然に女の子してるから。」
「だーかーらー今のボクは正真正銘の女の子なんだってば、16年前の男とし
ての記憶も持っているけど・・・ってここは確か・・・」
足を止め立ち止まった明の視線の先には1本のベンチがあった。
「ねぇ篤志、ここ・・・覚えてる?」
「え?ここって?」
「ひどい、ここでボクの初めてを奪ったのに忘れたの」
「あっ!ここは、そうか」
「そうだよぉボク達が・・・その・・・初めてえっちした所・・・・だよ」
アルコールのせいではなく羞恥で頬を染める明、それでも目は真っ直ぐに俺を
見つめていた。
616鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 00:46:38 ID:dqQY2lZ5
「そ・・・それでね・・今日は・・・・その・・・新しい下着つけてきたんだ・・・」
それだけ言うと明は顔を伏せ何も言わなくなった。そして1月の寒空の下、震える明
を俺は自らの身体で包み込んだ。

強く抱きしめたら折れてしまいそうな明の身体を優しく、だけどしっかりと抱きしめる。
そして明の手も俺の背中に回された。
「明・・・いいのか?」
「いいの・・・ボク・・・初めてだけど・・・・初めてじゃないから」
「でも・・・いいのか・・・俺みたいなおっさん相手で」
「ばか・・・ボクは篤志だからいいんだよ」
「でも・・・」
「うるさい!」
明を諭そうとする俺の言葉は柔らかな唇によって封じ込められた。
「ん・・・あむぅ・・ん・・は・・・はぁ・・・んちゅ・・・んん・・」
互いの口内を嘗め回すと頭の中に粘液が絡み合う音が響く、この音を明も聞いてい
ると思うとそれだけで自分では押さえきれない何かが沸き起こるのがわかった。
唇を重ねたまま白いセーターの上から胸に手を伸ばす。柔らかで、それでいて弾力
に富んだ双丘の感触が手のひらに心地良くもっと・・・直に触りたいと雄の本能が俺
に訴えかけてきた。
「下着・・・見てもいい?」
「・・・うん・・・」
明は先程より更に顔を紅潮させながらコクリと頷き、俺は明の返事を待って裾から
右手を進入させセーターをめくりあげると淡い黄色の下着に包まれた乳房は1月の
空気に晒され少し鳥肌が立っていた。
「大丈夫?寒くない?」
「大丈夫・・・少し寒いけど・・篤志が暖めて・・・」
その言葉で俺の理性は焼き切れた。
617鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 00:48:48 ID:dqQY2lZ5
ホックを外し露になった桜色の乳首を荒々しく吸い上げる。初めての明に優しくしてあ
げたいのに・・・もう・・・押さえが利かなかった。
「あぅ・・・はっあああ・・・あっあっあっぁぁ・・・」
乳首を舌先で転がすたびに額に汗をにじませ切なげな濡れた声を出す明。俺は更な
る快楽を求め背中に回した手を徐々に降ろしていった。
口で乳房を味わいながら右手はジーンズ越しにお尻の感触を楽しんだ。ジーンズの
デニム越しにでも感じられる柔らかで、それでいて引き締まった女の子の感触、それ
らがもっと・・・もっと・・・と俺を焚きつけた。
「下・・・見てもいい?」
「・・・・・・・・・・」
俺の言葉に明は答えなかった。それを肯定と受け止め俺はジーンズに手を掛けた。
ボタンを外しジッパーを下げるジィィィというジッパーの音さえやけにいやらしく感じら
れた。
「んぁ!はっあぁぁぁああ・・・・ああっぁぁ」
下着越しにでもわかるほど熱を帯びた秘唇に指を這わせると身体を震わせ俺にしが
みついてきた。その息は荒くその目もどこか懇願するかの様に思えた。
「ボクも・・・してあげる・・・」
「えっ?」
足元に跪くと明の指はズボンに延び、既に熱を帯び硬度を増していた俺のモノを優し
く包み込んだ。
「・・・・・・・」
無言のままの桜色の唇に俺のモノが飲み込まれていく。その淫靡な光景だけで俺の
モノはより硬度を増していった。
618鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 00:50:03 ID:dqQY2lZ5
「ん・・・んちゅ・・・ん・・・んふぅ・・んん・・・ん!?」
痺れるような感覚と供に口の中に精を吐き出した。ペニスがドクンドクンと脈打ちいま
だ止まらすにいた。
「んん・・・すごい量・・・・でも・・・・ん・・・・・・えへへ飲んじゃった」
「明・・・」
「や・・・明ってばまだ元気・・・33歳なのに・・・」
「歳のことは言うな〜そんな事いう奴には・・・こうしてやる」
「きゃっ!・・・」
明をベンチに押し倒し脚をM字に開かせると露になった秘唇に舌で丹念に嘗め回す。
指による愛撫で既に濡れていたそこからはにちゃにちゃと淫猥な水音がした。
「あふぅあああ・・・あはぁあ・・・ふぁぁぁ・・・」
「明・・・綺麗だよ・・・」
「ばか・・・どこ見て言ってるの・・・・ばか・・・!!はぁあああ」
「ほら・・・濡れてこんなに綺麗・・・明のここ見てたら俺のも・・・ほら」
精を放ったばかりというのに俺のモノは完全に勢いを取り戻していた。勢いを取り戻し
たそれは次はまだかとヒクヒクと更なる快楽を待ちわびているようだった。
619鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 00:51:37 ID:dqQY2lZ5
「明・・・もう入れたい・・・」
うなじにキスをして耳元で身体の欲望を素直に口にした。明はそっと「いいよ」とだ
け呟き俺に口付けを返した。
「いくよ・・・」
「うん・・・」
先端をあてがうと明は一瞬ビクッと身体を震わせたが完全に身体を預けてきた。
M字に開いた脚を抱え込むように明の膣(なか)へと侵入した。
「・・・いたぁ!?・・あああ・・んんああああぁぁああ・・・はぁ・・はぁ・・はぁ」
締め付ける秘肉を押分けてペニスが完全に中に収まり結合部からは紅い一筋の
鮮血が流れ初めてということを俺に教えた。
「明・・・おまえ・・」
「えへ・・・2度目の初めても篤志にあげられたね・・・・」
「いいのか・・・俺で・・・」
「ばか・・・たとえ何度生まれ変わっても・・・ボクは・・・篤志がいいの・・・」
俺の眉間を小突き嬉しそうに微笑む明を抱きしめ俺たちは繋がったまま口付けを
した。
「動くぞ・・・」
「うん・・・」
いままで歳の差や世間体を気にしていたことが馬鹿馬鹿しく思えるぐらい腕の中
の少女しか見えない自分がいる、そしてその少女も自分を見つめてくれている。
これ以上幸せなことがあるものか。その16年の想いを確かめるように俺は力の限
り明を抱いた。
620鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 00:52:48 ID:dqQY2lZ5
「あっ!あっ!あっ!・・・ああああはぁぁぁぁ・・・・ダメ・・・ボクもう・・ダメ・・」
「う・・・くぅ・・・俺も・・・もう・・・い・・・」
「あっ・・あふぁあ・・・くふぅ・・・ボク・・・ボク・・・篤志のが・・・欲しい」
限界を感じ引き抜こうとする俺の意思を感じ取ったのか明の脚が俺の腰を捕まえた。
「明・・・このままじゃ膣に・・・・くっ・・・出しちまう・・・うっく・・」
「いいの・・・欲しいの・・・大丈夫だから・・・篤志のが欲しい」
もはや俺に自分を押しとどめる術は無かった
「うっく・・・あっ・・・うっ・・・・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「ああああ・・・イク・・ダメ・・・ボクもう・・・だめぇぇぇぇ」
精を搾り出そうとする蠢きに身体を預け俺は明の膣内で最後まで搾り出した。ペニスを
引き抜きそっとキスをしたその顔は安らかに微笑んでいた。
621鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 00:54:30 ID:dqQY2lZ5


身支度を整えていると明の携帯電話が光っていた。
「ん?誰からだろ?・・・・着信9時23分・・・圭子からか、なんだろ?」
着信の相手に電話を入れる明、十数秒後、相手が電話に出たようだ。明は相手の話を聞い
ているが内容は判らない・・・・だがその表情は先程までの幸せそうな顔から一変し生気の
無いものになりその場に崩れこんだ。
「おい、明!明!しっかりしろ!何があったんだ」
「メグが・・・・メグが・・・」
「恵ちゃんがどうした」
「メグが・・・事故にあって重体だって・・・ボク達があんなことやっている間にメグは・・・うわあ
あああああ」
泣き崩れる明を俺はしっかりと抱きしめ、気をしっかり持つようにと諭すように話した。
「恵ちゃんは・・・どこの病院に」
「ヒック・・・う・・・東京の病院だって・・・・ボクがこんなことやっている間に・・・」
「明!恵ちゃんが事故にあったのはお前のせいでもない、だから・・・自分を責めるな」
「でも・・・でも・・」
「とにかく、東京へ行こう。いろいろ考えるのはそれからだ。」
時計を見ると時間は9時40分を回ったところだ。今からなら夜行バスに間に合う、俺は明の
手を引き家へと走った。
622鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 00:55:40 ID:dqQY2lZ5

家へと着いたのは9時50分だった。慌てて帰ってきた俺たちに親父も母さんも驚いたよ
うで俺は親父に事情を話すと親父は黙って車のキーを取り出し俺たちに早く準備するよ
うにと急かした。
5分後、俺たちは着いた時のままだった荷物を抱え車に飛び乗った。
「篤志、しっかりね。あとこれお腹が空いたら食べなさいね」
「母さん、ありがとう。みんなでご飯食べれなくてごめん、また帰ってくるから」
母さんの渡してくれた2人分のおむすびを手に俺たちは早すぎる帰路に着いた。

駅に向かう車内、明は涙を啜るばかりで俺はそんな明を抱きしめることしかできなかった。
やがて車は駅に着きロータリーに止まった。先にあるバスターミナルを見るとまだバスは
エンジンも止まったままそこにあった。
「よかった・・・間に合った。親父ありがとう」
「親子なんだから気にするな。それより彼女を守ってやれよもし彼女をこれ以上悲しませ
たら家の敷居は跨がせないからな。」
「わかった、行ってくる。」
親父なりの励ましを受け俺は泣いていた、だがそれを悟られまいと明の手を引きバスター
ミナルへと向かった。
623鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 00:56:53 ID:dqQY2lZ5
2人分の乗車券を買いシートに腰を降ろす。明は少しは落ち着いた様子で今はただうつむ
いていた。何分か経ちバスのエンジンに火が灯りディーゼルエンジンのうなりと供にバスは
動き出した。
駅前から国道を通り高速道路へとバスは進んで行き幾つかのバス停を過ぎる頃には車内
で起きているのは運転手以外には俺と明だけになった。
「ねぇ・・・篤志・・・ボクが死んだ時悲しかった?」
突然の明の質問に俺は戸惑った。
「ああ・・・お前も見ていたかも知れないけど・・・悲しくて・・・悲しくて泣き尽くしたよ。」
「ボクはねボクが死んだ時悲しかった。好きな人と話すことも触れ合うこともできなくなって
悲しかった。」
「でも、お前には俺がいる」
「うん・・・篤志とこうやっていられるのはすごく嬉しい、だけどみんなの心の中のボクはもう
死んでいるんだ。ボクはもうみんなにとって自分が思い出の一部にしか過ぎないのが辛い
んだ。だから・・・メグにはこの辛さを味あわせたくないんだ。」
「明・・・」
目に涙を浮かべる明の身体を強く抱きしめた。
「俺も・・・明に親友を失う辛さを味合わせたくない。だから・・・せめて祈ろう、俺とお前がそう
だったように願えばきっと奇跡が起こる・・・だから今は祈ろう」
「うん・・・篤志・・・ありがとう・・・」
バスが東京に着くまで俺たちは狭いシートで抱きしめ合っていた。
624鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 00:57:58 ID:dqQY2lZ5
バスは1時を過ぎた頃到着した。すぐさまタクシーを広い病院へと向かった。
病院の待合室では明の友人の圭子ちゃんともう1人、40歳ぐらいの男が待っていた。
この男の名は杉田一樹、事故に遭った恵ちゃんの父親だ。以前明に見せてもらった
写真ではもっと若々しい印象だったのだが今目の前にいるこの男は疲れ果てそれより
もずっと老け込んで見えた。
「おじさん!メグは・・・おばさんは・・・」
「・・・妻は・・・死んだ・・・恵も・・・もう・・・生きているだけだ」
「そんな・・・」
へたり込む明、それに追い討ちをかけるように男は話を続けた。
「妻は即死だった。恵は・・・身体の損傷は少ないが・・・脳が・・・頭に受けた衝撃が元
で植物状態・・・だ」
それだけ言い放ち男もまたその場で泣き崩れロビーには2人の泣き声が木霊した。
625鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 00:59:00 ID:dqQY2lZ5

夜があけ街に人々が戻る頃、俺たちは恵ちゃんの病室にいた。無菌室のベッドで機械に
繋がれ眠るその姿は一見安らかに見える。だがもう彼女は笑うこともできない。
「こうしてみると実感湧かないね・・・メグがもう目を覚まさないなんて・・・メグ、ボクだよ、
いつまで寝てるの?学校行こうよ・・・メグ・・・」
うわ言のように恵ちゃんに話し掛ける明を見ていると俺まで悲しくなってきた。だから俺は
悲しみを隠すのをやめ素直に涙を流した。
次の日も、その次の日も俺は仕事の時間を見計らって明と供に恵ちゃんの見舞いに訪れ
面会時間が終わるまで彼女に語りかけ続けた。
だが数日経ったある日彼女は居なくなった。看護婦に聞いてみてもその行き先は答えて
はくれなかった。
 彼女の行方を知ろうと恵ちゃんの父親と連絡をとろうともしたが留守番電話のメッセージ
が流れるばかり、家に行ってもその門は固く閉ざされていて開くことは無かった。
626鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 01:00:10 ID:dqQY2lZ5
それから2年が経ち、明が高校を卒業するのを待って俺たちは結婚をすることにした。
明の希望で親しい友人たちだけを集めてのこじんまりとした結婚式になったが心から
祝福してくれる友人たちで小さなチャペルは一杯になった。
だが、明にとってもっとも親しい彼女の姿はどこにも無かった。
「メグ・・・結局あのまま・・・」
「でも、死んでしまったと確認したわけじゃないだろ」
「うん・・・」
「だったら・・・死んでしまったと決め付けるには早いよ。あの時言ったろ、願えばかな
うって、だから今は祈りながら信じて待とう」
「うん」
「花嫁さんが泣くのはまだ早い、ほら涙を拭いて、みんな待っている」
「うん、篤志・・・ありがとう。ボク篤志のお嫁さんでよかった」


神の前で誓い、今俺は明と供に歩みはじめた。ライスシャワーが降り注ぐ中俺は明の
親友の彼女に願った。
(恵ちゃん・・・もしも俺の願いが届くのならいつかきっと・・・俺も明の笑顔を見たいから
・・・)
祝福の鐘が鳴り響く中、願いが届くよう俺はいつまでも雲一つ無い空を見上げていた

The END
627鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 01:03:12 ID:dqQY2lZ5


    CASE.01に続く・・・
628鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 01:07:21 ID:dqQY2lZ5
終わりです

この話はI wish とCASEシリーズをつなぐ話です。この後、CASE.01へと続きます。

尚、作中に出てくるバナナの串揚げは実在します。
629名無しさん@ピンキー:04/10/06 01:27:24 ID:OZU4qffJ
リアルタイムに乙!!!!
630名無しさん@ピンキー:04/10/06 01:37:30 ID:uBaJa0/q
>>628=鶏さん
明の再会を期待した一言からこれだけのストーリーを描き切ったことに敬服します。
若干唐突とも思えた親友の事故。それがCASE.01への繋ぎなら大いに納得ですし。
私の一言がもしかしたらその切っ掛けになったのかと思うと楽しくもあります。

それはさておき一箇所名前の間違いが…
631名無しさん@ピンキー:04/10/06 02:12:01 ID:5Jurtf0s
>>610
これってなに?
632鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/06 12:23:23 ID:aKlF2hVm
>630
えっ!?どこですか?
633名無しさん@ピンキー:04/10/06 22:40:27 ID:E0RL1tRA
鶏さん、不思議で切なくて暖かい話でした。
二人に幸多きことを祈っています。
これが二人のHAPPY「END」では無く、HAPPY「BEGINNING」でありますように。
634630:04/10/07 02:21:09 ID:k/wPcVhZ
>>632
>「明・・・」
>「や・・・明ってばまだ元気・・・33歳なのに・・・」
私の読み間違いかとも思ったけど、ご覧のように二人が同じ名前を呼ぶはずは無いので間違いでございましょ?
635鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/07 07:46:57 ID:Cgy1yMwQ
>634
あああ・・・・間違いです。指摘ありがとうございます。
保管時には直しときます。
636名無しさん@ピンキー:04/10/07 23:20:00 ID:IMFEPccv
恥じらいながら篤志を誘う明タンすごく可愛かったです
ものすごく遠回りしたふたりだけど、ようやく結ばれたんだなって思うとジーンとしました
生まれ変わるほど夢に見た初エッチのあとの明タンの表情、すごく満たされてて幸せって感じでした
637ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/08 21:48:25 ID:eNZMQuIK
こばわー、ほんだしでーす。
少々難産になりましたが中編のラストが書きあがりますた。

それではドゾー
638名無しさん@ピンキー:04/10/08 21:49:40 ID:eNZMQuIK
「辰実も案外朴念仁ね〜」
 辰実の部屋、机に設置された小型モニターの前で命がお茶をすすっている。
「それにしてもアングル低いわね」
 モニターに移っている映像は人間の足元から見上げたような風景―黒猫に変身したノリ
の目線が映っていた。どうやら首尾良く辰実を見つけて追跡を開始していたらしい。
「さ〜て、三人の位置はと」
 命がモニターの前に置かれた機械のボタンを操作する。しばらくして画面が切り替わり
地図が表示される。地図には3色の光りが点滅していた。
「桜子ちゃんの方が辰実に近いわね・・・」
 命は少し考えるそぶりを見せると携帯を取り出しポチポチと何やら操作し始める。どう
やらメールを作っているようだ。
「送信っと。桜子ちゃんには悪いけどもー少し楽しませてもらわないとねぇ」

「えぇい、辰実は何所行ったんや」
 駅の表通り。和久がキョロキョロと当たりを見まわしながら走っている。辰実が居る駅
の裏手の住宅街からそんなに離れていない場所をウロウロとしていた。
「はぁはぁ・・・桜子のやつまさか見つけてないやろな」
 立ち止まり走りっぱなしで上がった息を整える。すると和久の携帯がブルブルと震え出
した。
「何やこのくそ忙しい時に・・・辰実のねーちゃんから?なになに・・・『ヒント1、辰実
は商店街にいるわよ by命』・・・商店街やって!?通り過ぎてしもうたがな」
 和久は携帯を閉じると今来た方向へと走り出した。
639ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/08 21:50:52 ID:eNZMQuIK
 一方桜子は―。
「商店街?変ねぇ・・・表通りの方じゃない。ノリが居たからこっちだと思ったのに・・・」
 そう、桜子はノリが猫に変身できる事を知っているので辰実を探し出してすぐにノリを見
付けた瞬間、命が追跡させているのだろうと推理してノリを追いかけてきていたのであった。
「う〜ん・・・、行ってみるしかないわね」
 桜子も踵を返すと商店街へ向けて走り出した。そのすぐ先の民家の塀の影では。
「も・・・ダメ・・・」
 ローターが振動し続ける中走り続けていた辰実がヘロヘロになっていた。二人は民家を挟
んで別の路地を御互いの姿を確認しないまま同じ方向へ走っていた為辰実のローターが反応
しっぱなしだったのだ。
「は・・・ぁ・・・と、止まった・・・」
 桜子が商店街の方へ行った為ローターの振動が収まる。所が自分の意思とは無関係に刺激
を受け続けた辰実の胸は感度びんびんのフィーバータイムに突入しかけていた。
「ひ〜ん、何でこんな事になるんだよぅ」
 自分の身体を抱きしめるように胸を押さえて波が引くのを待つ。この時辰実の頭の中では
『ここの家の人に見つかったら何て言い訳しよう』とか『知合いにこんな所見られたらもう
学校に行けない』とか何とか色々な事が渦巻いていた。
「はっ・・・はっ・・・はぁ・・・」
 疲れと身体の火照りで上がっていた息が段々と落ち付いてくる。
「どっか落ち付いて隠れられる場所に行かなきゃ・・・」
 辰実はヨロヨロと立ちあがると学校へ向けて歩き出した。
640ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/08 21:52:06 ID:eNZMQuIK
(辰実は〜・・・いたいた)
 民家の塀の上、黒猫がテトテトと歩いている。
(急に走り出すもんだから少し見失っちまったぜ)
 命から辰実追跡を言い渡されたノリはその任務を忠実にこなしていた。
(それにしてもこのカメラ重いぞ。少し走っただけでバテた)
 ノリが付けているカメラは小型と言ってもバッテリーに何やら細々した機械が詰まった
バックパックがある為今ノリには結構な重量になるようだ。
(あ、やべ。辰実が行っちまう)
 ヨロヨロと歩き出した辰実を追ってノリもヒラリと塀から飛び降りる。
「あ、猫だー」
「ホントだ、かわいー」
「ニャッ!?」
 後から聞こえた声にノリが振り向くと4人の小さな子どもがノリ目掛けて走ってくるの
が見えた。ノリがヤバイッと思って走り出した時には既に遅くノリは子ども達に捕まって
しまった。
「かわいー、ふかふか〜」
「こいつ変な機械つけてるぞ」
「あたしにも触らせて〜」
「ウ"ニ"ャー!」
 ぎゅうぎゅうと抱きしめられ揉みくちゃにされるノリ。バタバタと暴れるが4対1の上
に相手は加減知らずの子どもである。
(ぬおー!離さんかいー!!)
 それでも何とか子ども達の腕の中から逃げ出すと脱兎の如く走り出す。
「あ、逃げたー!」
「まてまてーーー!」
「ニャーーーー!!」
(勘弁してくれーーー!!)
641ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/08 21:54:33 ID:eNZMQuIK
「はぁ〜、何やってんだか・・・」
 激しく上下に揺れる景色を映し出したモニターを見ながら命が一つため息をついた。
「え〜っと、二人の位置はっと・・・」
 ボタンを操作してモニターに地図を表示させる。
「よし、二人共商店街についたみたいね。辰実との距離も一緒くらいか・・・」
 またも携帯を取り出してメールを作り始める。
「あとは運任せだけどまいっか」
 何を企んでいるんだか・・・・・・・・・。

「登校日前に学校に来る事になろうとは」
 学校。夏休みだけあって校舎の中に活気はまったくない。グラウンドの方では陸上系
の部活に所属している生徒達の掛け声が聞こえて来る。
「暑い中ご苦労様だなぁ」
 おでこに流れてくる汗を手で拭いながら学校の敷地の中をなるべく一目につかない所
を選んで歩く。今の女の子らしい姿を見られるのは流石に恥ずかしいらしい。
「あづい・・・、体育館裏に行くか」
 青陵学園の体育館裏は木が密集していて日陰が多く暑くなると避暑地として学生が良
く利用している。辰実も良く涼むのに使っていた。途中の自販機でジュースを買うと体
体館裏へと歩いていく。
「すずちぃ〜、生き返る・・・・・・あり?」
 ジュースの缶を片手にぷらぷらと歩いていると体育館の壁に背中を預けて誰かが座っ
ているのが見えた。
642ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/08 21:55:52 ID:eNZMQuIK
「やばっ・・・先客がいたか」
 辰実は見つかる前にその場を離れようとそろそろと来た道を戻ろうとする。が―
『パキッ』
「誰だ?」
「げっ」
 木の枝をふんずけてしまった。後から声がかけられる。
「お前は・・・佐伯か?」
「よ、よお」
 声をかけてきた男子生徒、七瀬一輝(ななせかずき)。学校一の美男子だが近寄りが
たい雰囲気と常に不機嫌そうな表情をしていて学校でも友達もあまり作らず―古い言い
方をすれば一匹狼な男だった。そんな一輝だが辰実とは馬が合ったのかそこそこ話をし
た事があった。
「お前すげー格好してんな」
「あははははははは」
 見られてしまってはもう笑うしかない。辰実の乾いた笑いが体育館裏に木霊した。
「はぁ、隣邪魔するよ」
「ああ」
 辰実が一輝の横にペタンと座り込む。辰実が手に持っていたジュースのプルトップを
開けると一輝は胸ポケットからタバコを取り出し火をつける。
「で、七瀬はなんでまた学校にいるんだ?」
「補修。面倒臭いからフケてた」
「補修サボって体育館裏でタバコかよ、お前いつか退学になるぞ」
「そんときゃそんときだ」
 ふ〜っと一輝がタバコの煙を吐き出す。一輝は頭が悪いわけではないのだが授業に殆
ど顔を出さない。授業に出ても何をするでもなく呆っと窓から外を眺めていた。
「お前の方こそこんな所で何してんだよ」
「あー、俺はあれだ。人生のかかった鬼ごっこを少々・・・」
「意味がさっぱりわからん」
643ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/08 21:57:05 ID:eNZMQuIK
「だよなぁ、俺にも何でこうなっちゃったのか・・・」
 はぁっと深いため息をつく。
「それにしても佐伯・・・お前女になって一ヶ月とちょっとくらいか?さまになってんな」
「う・・・あ・・・ま、まあな」
 自分ではもう割り切っているつもりだったか他人から言われると少し複雑な気分になる。
「みつあみしか見た事なかったから最初わかんなかったぜ。私服も初めてみ・・・おい、
お前その首のって・・・」
「ん?」
 一輝に言われて辰実は自分の首をさする。その時にふとある事を思いだす。
「げっ」
「まさかキスマー・・・」
「ばばばばバカヤロウ!虫刺されだ虫刺され!」
「でもいっぱいあるぞ・・・」
「か、蚊に食われやすい体質なんだよ」
 気まずい沈黙が流れる。辰実は顔を真っ赤にして俯き一輝はそんな辰実を訝しそうに
見ている。
(和久のばかやろ〜!あれほど痕付けんなって言ったのに〜!!)
 半泣きになる辰実。じーっと辰実を見ていた一輝は立ち上がると辰実の前に跪く。
「う・・・?」
 すっと一輝の手が辰実の顎を掴むと顔を上に向けさせる。
「お、おい。何の真似・・・」
 突然の事に動揺する辰実をよそに一輝は切れ長の目で辰実を見つめると顔を辰実の顔
に近づけて行く。
644ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/08 21:58:17 ID:eNZMQuIK
「んっ・・・!」
 思わず目をつぶってしまう辰実。だがいつまで経っても予想していた事態は起こらか
った。不思議に思った辰実が薄っすらと目を開けると一輝は辰実の首の当たりをじっと
見ていた。
「あ、あり?」
「お前何か勘違いしただろ」
 一輝はちらっと辰実の顔を見るとまた首に目線を移す。
「あ・・・あ、当たり前だアホ!」
「耳元で叫ぶな。それよりこれやっぱりキスマークじゃねーか」
「うっ・・・」
 辰実の顎から手が離れる。
「ま、別にどうでもいいけどほどほどにしとけよ」
 ぽりぽりと頭を掻きながら一輝が立ち上がる。
「う、うるさ―うひやぁっ!?」
「お、おいどうした?」
 辰実も立ち上がると文句を言おうとしたようだが、文句ではなく悲鳴が上がった。ま
たしてもローターが振動し始めたのだ。2度目の不意打ちで足から力が抜け一輝に寄り
かかる形になる。
「う・・・くぅ・・・」
「おい、大丈夫か?」
 ずるずると崩れ落ちて行く辰実を支えて一輝もしゃがみ込み辰実の背中をさする。
(うひ〜、振動がばれる〜)
 ローターの事がばれれば何と言われるかわからない。そう思ったとたん辰実の心臓
は早鐘を打ち始めた。
645ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/08 21:59:32 ID:eNZMQuIK
「ついたでー!」
 全身汗だくになりながら和久が学校の校門でえずいている。
「こ、今度こそ辰実を見付けたる」
「あー!なんで和久がここにいるのよー!」
「なんや!?」
 声に振り返った和久が見たものはバスから降りてくる桜子だった。
「お、お前なんでバスなんか乗っとんねん!!?」
「あら、公共機間使っちゃいけないなんてルールはないわよ?」
「そんなんありかい・・・」
 商店街から全力で走ってきて肩で息をしている和久にさらなる脱力感が襲う。がっ
くりと項垂れた和久を無視して桜子はさっさと学校に入って行く。
「あ、こらまたんかい!」
「ちょっと!なんで着いて来るのよ!」
「お前こそ別の場所探さんかい!」
 二人共一目散に体育館へと走って行く。どうやら辰実が良く体育館裏を利用してい
るのを知っていたらしい。互いに腕で、ときに身体全体で相手を妨害しながら体育館
裏を目差す。殆どもつれ合いながらなのでスピードは遅い。そして体育館の壁を曲が
った時、二人はついに辰実を見つける事になる。それは ― 後向きで誰かはわからな
いが男子生徒に抱きすくめられ顔を赤く染め辛そうに目を閉じている辰実の姿だった。
「辰実に何しとんねん!!」
「辰実ちゃんに何してんのよーー!!」
「おわっ!??」
 辰実を抱きすくめている男・・・正確にはローターの振動で腰が抜けてしまった辰
実を介抱していた一輝なのだが。その一輝に向って二人の飛び蹴りが炸裂する。
「いっ・・・・・・てぇ・・・」
「和久・・・桜子・・・誤解・・・・・・あうぅ」
 辰実は二人の姿を確認するもローターの振動を押さえるように縮こまってしまう。
646ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/08 22:00:46 ID:eNZMQuIK
「橘に十和田か。なにしやがる」
「なにしやがるやあらへん!辰実襲おうと・・・七瀬?」
「辰実ちゃん大丈夫〜?」
 どうやら和久は一輝の事を知っていたようだ。桜子は相変わらず辰実に抱き付いて
いる。
「ちっ、何なんだよ」
 一輝はそう言うとさっとその場から居なくなってしまった。
「・・・あー、もしかして何か勘違いしたか?」
「だから誤解って言って・・・はうぅ」
「どうしたの辰実ちゃん。苦しいの?」
 辰実は抱き付く桜子を強引に引き剥がすと自分の胸の間に腕を突っ込む。引き抜か
れた手にはローターが握られていた。
「はぁ、はぁ。やっと地獄から解放された・・・」
「なんやこれ」
「お前達二人が近づくと震えるようになってんだよ」
「あ、もしかしてこれ発信機じゃない?」
 桜子が取り出したのは出かけに命に渡された黒いボックス。
「こんな所でハイテクの無駄使いしやがって・・・」
「ホンマにあのねーちゃん何者なんや?」
「それよりも勝負の結果よ。もちろん私の勝ちよね」
「なにを言うとんねん。俺が先や」
「私よ」
「俺や」
「やっぱりこうなるのか・・・」
 大きくため息をつく辰実だった。
647ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/08 22:02:58 ID:eNZMQuIK
 一方その頃ノリは――
「ニャ〜」
(ここはどこだ)
 迷子になっていた。
「ノリ君。お仕置決定」
 命も辰実の部屋でため息をついていた。
「とにかく。計画通り引き分けに終ったみたいね。辰実、考える時間はあげたわよ。
後は自分で答えを出すのね」
 そう言いながら荷物を片付けはじめる命。実は命は煮え切らない辰実にきっかけ
を与えに来たのだ。まぁ、自分も存分に楽しんだようだが。
「お土産も置いてってあげるから。頑張りなさいね〜」
 命は誰も居ない辰実の部屋に向けてヒラヒラと手を振るとその場を後にした。

                                      ―To be Continued―

はい、本日は以上であります。次で今回の外伝ラストです。頑張ります。

>>鶏様
 なんと、あのお話の前のストーリーでしたか。もっかい最初から読み直してきます(=゚ω゚)ノ
648sage:04/10/08 22:28:45 ID:UIwvznFR
649鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/08 22:39:13 ID:vkFhIwh5
>647
いえ、違います
話の流れ的には

明(男)死亡→幽霊として再会、別れ→16年後女として生まれ変わった明と再会
→今回の話

まだ、表現力不足ですな精進しないと・・・
650鶏 ◆PETORIs7YU :04/10/09 18:21:21 ID:BIQQm3hX
↑は私の勘違いでしたスマン
651名無しさん@ピンキー:04/10/09 23:17:47 ID:cYHFK75t
辰実がはっきりしないからノリが大変な事に
652sage:04/10/10 00:32:07 ID:cUrEye13
653名無しさん@ピンキー:04/10/10 02:53:14 ID:DphjRy/r
和久というものがありながら簡単にキスを期待しちゃう辰実が許せんっ!w
654名無しさん@ピンキー:04/10/10 03:17:28 ID:R/IgmNRB
>>652
それって意味の取り違えじゃなかったっけ?
655名無しさん@ピンキー:04/10/10 15:31:24 ID:1yeP2uDu
エロければ問題なし
656sage:04/10/11 15:49:37 ID:eBDq2l7K
657アリス ◆Alice.9wCE :04/10/11 18:49:17 ID:CwNEQ1Px
 |,.'⌒
 |⌒ ヽ
 |ノ)))〉 ダレモイナイ… トウカスルナラ イマノウチ…?
 |ヮ゚ノリ
⊂)!    
 |    
658アリス ◆Alice.9wCE :04/10/11 18:51:11 ID:CwNEQ1Px
アリスの娘たち フレイ〜永遠の時とともに〜
Part3 393 続き

エリの葬儀は質素で簡単なものだった。突然の空虚感を埋めるだけの思い出がなかった
教授は、ただぼんやりとエリの亡がらを納めた棺を見つめていた。彼女のことはほとんど
知らなかったが、入れ替わり立ち代り弔問に訪れる人々の数と想いが、彼女の生きた証な
のだと、教授は思った。
やがて、最後の別れの時刻が近づいた時、フレイは教授に言った。
「あの、少しだけお姉さまと、2人きりにさせていただけませんか?」
「……ああ、わかった」
教授はフレイの頭を撫で、一緒に詰めていた医療厚生部の世話係と部屋を出た。

フレイにはどうしても確かめたいことがあった。教授が部屋の扉を閉めるのを見てから、
姉の棺を開けた。そして首にかけられたままのアクセサリを手にとった。"一番大切なも
のを中に入れて、強く願えばきっとかなう……"そう娘たちが信じて身につける、大切な
品。フレイはまだ透明な輝きを失っていないアクセサリの、小さな突起に触れてふたを開
いた。
中には古ぼけたプリントが収められていた。全体が変色し、ところどころ消えかかって
いる人物像は、まだ少年の面持ちの若い頃の教授だった。リサイクルが基本の船内では、
こうしたプリントも一時的な仮の媒体でしかない。色褪せて掠れかけた……しかし大切に
していたであろう、想い人の写し絵。たぶん姉が娘になった頃から、ずっと大切に持ちつ
づけていたに違いない。だが姉の願いは教授に届いていたのだろうか?
フレイは自分のアクセサリを握り締めた。おそらく姉がずっと身に付けていたのは、本当は
こちらだったはずなのだ。姉がなぜそんなことをしたのか、フレイはそれが知りたかった。
「お姉さま……?」
問いかけても、もう答えてくれることは無い。フレイはまだ姉の死を受け入れられなかっ
た。別れの言葉も交わすことなく、突然逝ってしまったのだから……。
でも、フレイは姉に問わずにいられなかった。
「お姉さま、どうして?」
659アリス ◆Alice.9wCE :04/10/11 18:52:22 ID:CwNEQ1Px
>658
『教授の"今"はフレイのもの、だから大切にしてね……』
そう姉に答えられた様な気がした。
姉は自分に残された時間が長くない事を悟っていた。そして新しい妹が自分と同じ願いを
持ち始めたことにも気がついていた。だからこそ、その願いがかなうようにと、想いを込
め続けたアクセサリを、フレイに託したのだ。そして自分はその代わりに、新しいアクセ
サリにプリントを移し替え――過去の教授だけは自分のものにして――姉は逝ったのだと、
フレイはそう思った。
フレイはアクセサリのふたを閉じ、胸の上で組まれた姉の手にそっと握らせた。

役割を終えたものは、再び船の循環サイクルに戻される。それは人も同じだった。だから
葬式といっても、埋葬も墓標もない。その代わりに、教授とフレイはエリの遺髪を収めた
小さなカプセルを受け取った。そして2人は、比較的危険の少ない船体後部のEVA区画
へ行き、そこから船外へと出た。
銀河の中心に近づきつつある船の周囲は、星々の光で満ちていた。船の前方、藍色の闇に
浮かぶ光の点が、2人を見守るかのように輝きを増す。

「きれい。あの時は……、恐ろしいと思ったけど」
「人が地球という星の表面に住んでいた頃、海で亡くなった人は海へ葬る慣わしだったの
だそうだ。だから星の海で亡くなった人も、こうやって葬るんだよ」
そういうと教授は、カプセルを星屑の集まる中心へと送り出した。フレイもそれにならっ
た。遠ざかっていく2つの小さな輝きを見送ると、フレイは教授に言った。
「教授。私、決めました。男には戻りません。"アリスの娘"になります」
「うむ。そういうと、思っていたよ」
「とめないのですか?」
「それが、エリとの約束だったからね。『フレイの選択を大切にして欲しい』と、そうい
っていた」
「そうですか……。あの、教授。お姉さまは、その、教授のことが……」
「ああ、知っていたよ。いや、やっと気が付いた、というべきかな。あの時、エリの冷た
くなりかけた手を握った時にね。そして、昔仲良く学んだ仲間の中に、同じ瞳をしていた
人物がいたことも、たった今思い出したよ……」
660アリス ◆Alice.9wCE :04/10/11 18:54:09 ID:CwNEQ1Px
>659
「教授……」
「ここで、別れることにしよう。エリが亡くなった以上、私の元にいるわけにはいかない。
君には新しいパートナーが待っている。部屋の物は、後でそちらに届くように手配しておく」
「そんな急に! 教授、私はまだ……」
「3ヵ月したらまた会おう。その時は私も、君を一人前の"娘"として見ることにする」
そういうと、教授はエアロックへ向けて歩き始めた。
フレイは大切な人との相次ぐ別れの悲しみに、その場に崩れるように座り込んでしまった。
流れ落ちる涙で、銀河の輝きも滲んで見えた。
(教授……"君"だなんて、あんまりです!!)
フレイの声にならない叫びが、散り散りとなって星々に吸い込まれていくようだった。

****************************************

「フレイ!どうした?しっかりしろ!」
「え?あ、……教授??」
慌てたような教授の声で、急に現実に引き戻された。涙が頬をぬらしていて、目頭もひり
ひりとしていた。
「あれ?涙?こんなに……?」
「大丈夫か?少しやりすぎてしまったか……」
教授が側にあったタオルでフレイの顔をぬぐってくれた。まだ薬が効いているせいか、柔
らかな布地が触れるたびに、ゾクゾクするような感覚が背筋をはしる。
「突然ぼろぼろと涙を流し始めたんでな、びっくりしたよ」
「……エリ姉さまのことを、思い出していたんです」
そういうと、教授は複雑そうな顔をした。教授はお姉さまの話をすると、今でも少し暗くなる。
でも私がお姉さまのことを思い出している時は、教授にも一緒に思い出して欲しい。
それが唯一私のできる、恩返しだから……。
でも教授の"今"は私のもの。だから教授の首に手を回して、ベッドに押し倒すように覆い
被さりキスをして、確かめるように自分の腰を教授に押し付けた。
661アリス ◆Alice.9wCE :04/10/11 18:55:12 ID:CwNEQ1Px
>660
「ねぇ、教授。今度は初めて抱いてくださったときのことを、思い出させてくださいませんか?」
「あ、ああ。さすが"7艶のフレイ"だな。切り替わりも早い」
「お嫌いですか?こんな私は」
「いや、私にも責任があることだ。嫌いじゃないさ」
そういうと、教授はベッド脇のコンソールのスイッチを操作して、部屋の明かりを消した。
「見られるのは好きじゃないんだろう、あの時は確かそういってたな」
「そうですね。あの時の私は、変わり始めた自分の体にまだ慣れていなかったんです。小
さな胸も、刺激されても感じない体も、恥ずかしかった」
「今は立派に成長した。こうして背中をなでられるだけで、感じるようにもなった」
「私、あの頃のままでいれたらよかったな、と思うことがあります」
「…………」

教授はわざと触れるか触れないかの微妙さで、首筋から裏門へと続く道筋を指で辿る。そ
れだけで体の中心を貫くような快感が私の体を走る。一度醒めた筈の体が、灯りを燈され
たように、再び熱くなっていく。
「はぁ……、教授……。今は、十年前なんですよ……」
「そうだったな……」
そういうと、教授は私の腰に手を回して、2人の体の上下を入れ替えた。そしていきなり
私の扉を開こうと、熱くなった肉の鍵を、私の鍵穴にあてがった。
「初めての時は、痛かったのではないか?」
そういって動けないように、私の肩をベッドに押し付けて侵入を果たす。硬いドアをこじ開け
るような、少し擦れるような痛みを感じたけれど、賓客を迎える肉の廊下は、すっかり準備
ができていたので、教授は抵抗なく奥の間にまで達してしまった。
「はぁぁぁっん!」
痛みも快感に変えてしまう教授の薬が、私の口から嬌声を漏れさせる。
「喘ぎ声だけは、昔から変わらないな」
そういうと教授は腰を使い、私の体の奥深いところに眠る、記憶の扉をノックし始めた。
662アリス ◆Alice.9wCE :04/10/11 18:56:09 ID:CwNEQ1Px
ずいぶん時間が空いてしまいましたが、アリスの娘たち フレイ編の後編再開です。

空き巣に入られて、PCと大切なデータもたくさんなくしていしまいました。
このスレが荒れていたり、他にもプライベートでもいろいろあって、創作意欲をなくし
てしまっていたのですが、書きかけの本作が心残りになっていたので、再開するこ
とにしました。
完結していたプロット部分も基本設定も全部なくなってしまったので、当初考えて
いた話とは違ってきてしまうかもしれませんが、前回までの話と、なるべく矛盾の
ないように続けたいと考えています。
まだ思い出せていない部分が多く、フレイ編を暫く続けてから、他の話につなげて
いければと思っています。
では、今後も娘たちをよろしく〜。
663名無しさん@ピンキー:04/10/11 19:33:39 ID:MTpdFFkP
 アリスさんキタァ━━(゚∀゚)━━!!!!!
アリスさんの作品は保管庫の方で読ませていただいておりました。
何やら非常に大変な事があったようですが続きが読めて嬉しいです。

 逆境にめげずに頑張ってください
664名無しさん@ピンキー:04/10/11 21:29:42 ID:AUTxyPYi
職人さんキター(・∀・)--!!
保管庫って何処ですか?
前の話が読んでみたいのですけど。
665名無しさん@ピンキー:04/10/11 21:32:22 ID:MTpdFFkP
>>664
ここですたい →ttp://yellow.ribbon.to/~hikyousei/
666名無しさん@ピンキー:04/10/11 22:19:47 ID:T0ZFrqjP
Aliceさんお帰りなさい!!
待っていてよかった……(つд`)

>664,665
そこ、残念ながら更新が滞っていて、フレイタンの話が収録されていない。
ここから拾うべし↓
ttp://hhh111.s4.x-beat.com/pukiwiki.php?TS%A1%A6%C0%AD%C5%BE%B4%B9%A1%A6%BD%F7%C0%AD%B2%BD%BE%AE%C0%E2%A1%CA%C8%F3%B6%AF%C0%A9%A1%CB
667ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/11 23:08:09 ID:6LRpRC5q
 ほんだし参上。どもども皆様こんばんは。
職人さんが戻ってこられたようで嬉しいかぎりです、はい。
そりでは辰実君〜外伝後編(T)投下いたしやす。エロいぞ、そりゃもう(゜∀゜)

 それではドゾー
668ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/11 23:09:22 ID:6LRpRC5q
「はぁ、疲れた・・・」
「結局引き分けなんかなぁ・・・納得いかんな」
「納得いかないわね」
 辰実のマンション。学校からの帰り道、和久と桜子は散々言い合っていたが結局の所
二人共同時に辰実を見付けたと言う事と辰実の泣きが入り引き分けで落ち付いていた。
「ただいま〜・・・あれ?姉さんは?」
 家に上がって部屋を見るが一人残っていたはずの命の姿が無い。
「お姉様帰っちゃったのかしら」
「何しに来たんやあの人は」
「とにかく俺は疲れたよ」
 はぁ、とため息をつきながら辰実が冷蔵庫を開ける。
「おろ?こんなジュース買ってあったっけ?」
 冷蔵庫の中には辰実の記憶にないジュースの缶が数本冷やされていた。
「まいいや、姉さんが置いてったんだろ。和久と桜子も飲むか?」
 そう言いながらちらりと部屋を見ると再び和久と桜子が火花を散らしていた。辰実は
諦めたのか缶を3本取り出すと部屋のベットに腰掛けジュースを飲み始めた。
「だいたいやな、俺は辰実にもう告白してOKもろとんねん。桜子の入り込む隙間なん
てこれーっぽっちもないで!」
「あーら、そんな事。私の方が和久よりぜーったい辰実ちゃんの事好きだもの。和久の
方こそ割り込んでこないでよね」
「なんやとー!」
「なによ」
 うーっと二人がいがみ合う。そんな中、辰実は黙々とジュースを口に運んでいる。
「とにかく、引き分けなんて納得いかないわ。辰実ちゃんは私のなんだからね」
 桜子ががばっと辰実に抱き付く。それでも辰実はひたすらジュースを飲み続けている。
明らかに様子がおかしいのだが盛り上がってる和久と桜子はそれに気付かない。
「あかーん!桜子にはやらへんぞ!」
 和久も負けじと辰実に抱き付く。左右から辰実に抱き付いたまま二人はにらみ合い
バチバチと火花を散らしている。辰実は・・・。
「・・・・・・」
 ぼーっと自分の手に持つ缶を眺めている。焦点が合っていない。
669ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/11 23:10:35 ID:6LRpRC5q
「辰実?」
「辰実ちゃん?」
 やっと二人が辰実の異変に気付く。顔がピンク色に染まり目はトロンと潤んでいる。
「辰実ちゃん・・・何飲んでるの?」
「ちょっと貸してみ」
 ぼーっとしている辰実の手から和久が缶を奪い一口飲む。
「・・・ジュースの味しとるがこりゃ酒やな。しかも変に薬っぽいで」
 もちろんこれは命が置いて行ったジュースである。妙な薬が入っているのはご愛嬌。
「二人とも・・・」
「お?」
「辰実ちゃん・・・?」
 和久と桜子は言葉を発した辰実を見てぎょっとする。ぽろぽろと涙を流している。
「けんかしちゃ・・・だめ」
 大粒の涙を流しながら辰実は二人を見る。いきなりの事態に和久と桜子は言葉を失っ
ているようだった。
「私だって・・・ひくっ。どっちか選ばなきゃいけないって思ってるんだけど・・・」
 しゃくりあげながら辰実は喋り続ける。どうやら辰実は酔っ払うと一人称が『私』に
なるらしい。和久と桜子も黙って辰実の言葉に耳を傾けている。
「二人とも好きなんだもん・・・」
 酒に酔い、涙で潤んだ瞳で見つめられ、さらにこの一言で二人の胸が同時にドキンと
跳ねる。
「あかんな・・・こんなん反則や」
「ほんと・・・犯罪的よね・・・」
 和久と桜子は何かに打ちのめされたように呟き頭を振る。そんな二人を辰実はぼーっ
と見続けている。
「しゃーないな、ここは一時休戦やな」
「そうね、でもいつかこの決着はつけるわよ」
「えへへ、仲良し〜」
 どうやら和解(?)した二人を見て辰実が抱き付く。
「おわっ」
「あん、辰実ちゃんったら現金ねえ」
 嬉しそうに微笑んで抱き付いてきた辰実をみて二人は苦笑する。
670ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/11 23:11:47 ID:6LRpRC5q
『ピ〜ピロリ〜ピロリ〜ロリ〜ロリレリ〜』
「おっと、電話や」
「あんたなんて着信音してんのよ」
「ほっとけ。もしもし?おとんか?・・・なんやて?・・・しゃーない、わかった」
『ピッ』
 携帯を切ると和久は渋い顔になる。
「家の手伝いで一回帰らなあかん。桜子、抜け駆けはあかんぞ」
「はいはい、いってらっしゃ〜い」
 桜子が嬉しそうに手を振る。辰実は相変わらず呆っと二人を見ていた。
「また後で来るからな」
 和久は悔しそうな顔をすると立ちあがり部屋を出て行く。
「かずひさ〜」
「どした辰実?・・・んむ!?」
「ん・・・」
 辰実が出て行こうとした和久に抱き付くとその唇に吸い付く。呆気にとられる桜子を
よそに二人の舌が絡み合う水音が響く。
「ん・・・んん・・・ぶはっ」
 しばらくそうしていたかと思うと二人の口が離れ至近距離で見つめ合う形になる。突
然の事に顔を赤くしている和久を見て辰実がふにゃっと笑う。
「えへへ、いってらっしゃいのキス」
「おまっ・・・どこでこんなテクを・・・。じ、じゃあ辰実また後でな」
 辰実を引き剥がすと和久は気恥ずかしそうに辰実の家から出ていった。
「ちょ〜っと辰実ちゃん!和久にばっかりずるいわよ!」
「ふえ?」
 ぺたんと座り込んでいた辰実の後ろから桜子が抱き付いた。
671ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/11 23:13:17 ID:6LRpRC5q
「うふふ、お邪魔虫もいなくなったし辰実ちゃん、い〜い事しよっか」
「さくらこ〜」
「あら?ちょ、ちょっと・・・」
 辰実を襲おうとした桜子は逆に辰実に押し倒されてしまった。
「いっつもさくらこに襲われてばっかりだから今日は私が襲うの〜」
「え?え?た、辰実ちゃ―んんっ」
「ん・・・んむ・・・んぅん」
 状況を把握できていない桜子の唇を辰実が奪う。
「んん・・・ちゅっ・・・んむ」
 辰実と桜子の舌が絡み合う。お互いの唾液を交換するように舌を動かすと二人の喉
がこくりこくりと動く。その間に辰実は桜子の服を手早く脱がしてしまう。
「は・・・・・・ぁ」
 ゆっくりと二人の顔が離れると辰実の動きがそこで止まってしまう。
「辰実ちゃん・・・?」
「・・・さくらこきれ〜・・・・・・」
「もう・・・あんっ」
 ちゅっと辰実が桜子の肌に口付けをする。いつもとはまったく逆の立場に桜子は戸
惑いながらも楽しんでいるようだ。
「んっ・・・んっ」
「辰実ちゃんくすぐったい・・・ん」
 辰実の頭が動く度に桜子の肌に髪がさらさらと当たる。いつもせめると言う行為を
あまりしない辰実の動きは『元』男でありながらどこか拙い。
「このままここでするの?」
 自分の身体に懸命に口付けをしている辰実の頭を優しく撫でながら桜子が囁く。言
われて辰実が顔を上げると押し倒した場所が床の上だった事に気が付く。
「あ・・・うん、ベット・・・・・・いく?」
「ふふっ・・・もう辰実ちゃんほんと可愛いんだから」
「わぷっ」
 上目使いにそう言った辰実を桜子が胸の間に押し付けるように抱きしめる。
672ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/11 23:14:38 ID:6LRpRC5q
「ねえ辰実ちゃん、私の事好き?」
 二人でベットの上まで移動すると桜子が辰実に尋ねる。
「うん、すき〜」
 ふにゃっと辰実の顔が笑顔になる。その答えと辰実の表情をみて桜子の顔も思わず
緩む。
「それじゃ和久の事嫌いって言わないと続きしてあげないって言ったら?」
「そんなのい〜や」
 辰実がぶうっと膨れと見て桜子は諦めたように微笑む。
「ま、しかたないか。ここまできたら和久とは正々堂々と勝負してやるわ。辰実ちゃ
んも私しか見えなくしてあげるんだから覚悟しておきなさいね」
「ん・・・・・・」
 優しい口付け。桜子が辰実の服を脱がし二人共一糸纏わぬ姿となる。窓のカーテン
の隙間から夕日が差し込み二人の肌を淡いオレンジ色に染める。
「ふ・・・あ・・・・・・」
 桜子の口が顔から首筋へと移動する。こうなるともう主導権は桜子のものだ。そっ
と辰実をベットに寝かせると全身を愛撫していく。
「んく・・・あ・・・・・・うぅん、さくらこ」
 辰実も負けじと桜子の身体に手を伸ばす。桜子のふくよかな胸に手を当てるとその
柔らかさを確かめるようにゆっくりと動かす。
「ん、辰実ちゃん。もっと強くしていいわよ」
「うん・・・あっ・・・きもち・・・・・・いいよぉ」
ぐいっと桜子の太股が辰実の秘唇を擦り上げる。桜子の太股にぬるっとした愛液で妖
しくてかる。
「くす、もうぬるぬるになってる。辰実ちゃんって本当に感じやすいのね・・・あっ」
 辰実の指先が桜子の乳首にかりっと引っ掛かるように動く。
「んっ・・・もっと・・・そこを・・・・・・あんっ」
「う・・・んん」
 辰実の口が桜子の乳首を含みれろれろと舐め上げる。舌が先端を刺激する度に桜子の
身体がぴくぴくと反応する。快感に眉を寄せながらも辰実の身体に手をはわし、その細
い指を辰実の秘唇へと潜り込ませる。
673ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/11 23:16:02 ID:6LRpRC5q
「ふぁっ・・・んん・・・あぁっ」
 辰実の口が桜子の胸から離れ喘ぎ声が漏れる。桜子は妖艶に笑うと辰実のGスポット
を容赦なく責めたてる。
「あっ・・・うぁっ、ふあぁぁっ!」
 背中を仰け反らせて辰実の身体がびくびくと跳ねる。桜子の身体から離れた辰実の手
がぎゅっとシーツを強く握ってしわを作る。
「辰実ちゃん気持ち良い?」
「ひあっ、あぁんっ」
 ぐっと突き出された辰実の胸を桜子がちゅっと吸う。桜子の手の動きがどんどん速く
なり粘っこい愛液がじゅぷじゅぷと泡立つ。
「あっ、うん、あぁっ!さくら・・・こ・・・あぅっ、くるよぉ・・・んんっ!」
「辰実ちゃんっ・・・!」
 だらしなく開いた辰実の口を桜子が塞ぐ。二人の口の周りが唾液でてらてらと光る。
「んーっ、んんっ・・・んっ、んぅっ・・・ぷはっ!あ、あぁっ・・・あ――ー!」
 辰実の身体がびくんびくんと大きく跳ねぷしっと大量の愛液が飛ぶ。
「あ・・・ぁぁ・・・・・・」
 虚ろな表情で辰実はぐったりと身体の力を抜く。引き抜かれた桜子の指に大量の愛液
が糸を引く。
「くすっ、辰実ちゃんイっちゃったわね・・・あら?何これ」
 辰実の激しい動きでずれた枕の下から何かが覗いている。
「ちょっとこれって・・・もう、お姉様ったら」
 枕の下から出てきたもの、双頭のディルドー。もちろん辰実がこんな物持っているは
ずもなく命の『お土産』であろう。
674ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/11 23:17:17 ID:6LRpRC5q
「せっかくあるんだから使わないのは勿体無いわよねえ」
 悪い笑顔が桜子の顔に広がる。
「んぁっ・・・」
 辰実の秘唇に手を伸ばすと愛液を掬い取りディルドーの先端に塗り付ける。桜子は辰
実の身体の上から離れると位置を変えディルドーを自分と辰実の秘唇へとあてがう。
「んっ・・・」
「ふぇ?・・・んあぁっ!?」
 ぐぐっと自分の中に潜り込んできたディルドーの感覚に呆けていた辰実が声を上げる。
桜子も異物の感覚に眉をひそめながら腰を進める。
「あぁっ!・・・やぁっ、こんなの・・・ひぅっ・・・さくらこ・・・こわい」
「んくっ・・・大丈夫よ辰実ちゃん・・・くぅ・・・・・・ちから、抜いて」
「ふああぁっ!」
「ぅんっ」
 ずっとディルドーが潜り込み二人の秘唇が合わさる。しばらく馴染ませるように腰を
ゆるゆるとうねらせていた桜子は一つ大きく息を吐くと激しく身体を動かす。
「あっ、うぁっ、あああぁぁっ!」
「んっ、んんっ・・・あ、あぅ・・・んっ」
 桜子だけでなく辰実の腰も自然と動き桜子の膣内を責める。二人の動きがダイレクト
に響き気持ちをどこまでも高まらせる。
「さ、さくらこ・・・も、だめ・・・だめぇ」
「あっ、んんっ、辰実・・・ちゃん・・・私もっ、くぁっ」
 動きが一層激しくなり二人の身体がガクガクと揺れる。
『あああぁぁ―――っ!!』
 同時に昇りつめ同時に果てる。しばらく余韻を味わっていた桜子が不意に起き上がり
ディルドーがずるっと抜ける。
「んぁっ」
「ふ・・・ぅ。気持ち良かったわ、辰実ちゃん。でもね・・・・・・」
 桜子はニッコリと笑うと辰実にのしかかる。
「ひくっ・・・さくらこ・・・?」
「和久が戻ってくるまでやめてあげないんだからね」
「ふぇ、ちょっ・・・あぁん」
675ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/11 23:18:29 ID:6LRpRC5q



(あぁ・・・日が暮れる・・・・・・)
 どこかの林の中。子ども達から逃げてきたノリが途方に暮れていた。
「ニャ〜・・・・・・」
 太陽が西へ沈み空の色は紫がかっている。林の近くの道路の街灯がちかちかと明かり
を灯す。
(とりあえず元に戻ろう)
 猫らしからぬ二本足立ちになると謎のポーズを取る。キリリっと強い光に包まれたか
と思うと光りの中から人間に戻ったノリが立っていた。
「はぁ・・・帰ろう・・・」
 肩を落としため息を付いた瞬間ぽんっと肩を叩かれる。
「ん?・・・うぉっ!?」
 そこに居たのはニコニコと満面の笑みを浮かべた命だった。
「め、めいさんどおしてここに・・・」
「・・・・・・」
 命は答えず無言のままニコニコと笑って・・・目が笑っていない。
「ノリくん、覚悟は出来てるわね?」
「・・・・・・・・・どーして俺だけこんな目に合うんだーーーー!!!」
 ノリの絶叫が暗い夜空に響き渡った。

                                         ―To be Continued―
676ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/11 23:21:00 ID:6LRpRC5q
 すみません日和見ました_| ̄|○
長かった外伝も次でラストです。っていうか本編より外伝の方がなげー( Д ) ゜ ゜ ポーン

 それでは皆さんごきげんやぅ
677名無しさん@ピンキー:04/10/11 23:34:45 ID:XAhnt1PA
>アリスさん
GJ!!&お帰りなさい!!
鍵と鍵穴…素敵な表現ですね!きっとフレイにとってそういうパーツなんでしょうね
一人前の娘に変貌を遂げたフレイたん、憂いを帯びてめっきり艶ぽいです
>ほんだしはん
エロすぎ!酔った辰実タンはめっちゃエロ可愛らしいですな(*´Д`)ハァハァ
濃厚なレズシーン、しっかり堪能しました。
それにしてもどこまでもついてないノリ…合掌
678名無しさん@ピンキー:04/10/11 23:44:19 ID:CtSNdta/
神 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

酔った辰実がめちゃくちゃに愛らしいというかわいらいいというかで氏にそうになりました。
なんか読んでいて二人の体が吸い付きあっているような感じがします。
超GJ!
679664:04/10/12 02:07:31 ID:isFeleC1
過去ログ倉庫行ってキター(・∀・)--!!
荒らしレスの合間に埋もれていて読みにくかったけど、ええ話や・゚・(ノД`)・゚・。
おいしいとこだけ持って、さっさと逝ってしまったエリ姐さんに合掌(-||ー )
続きがんばってください>アリスさん

ほんだしさんのも、これから過去ログあさってみます〜
680名無しさん@ピンキー:04/10/12 03:50:49 ID:b+Dk9eMJ
そうそう相当ウザかったよな☆の自作自演荒らし
681名無しさん@ピンキー:04/10/12 07:35:22 ID:JXQ74lom
アリスさん、お帰りなさい!
ところで、本スレの機能が移転したのはご存知ですか?
現在の本スレは
【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】
http://idol.bbspink.com/test/r.i/eroparo/1090851506/
です。
682名無しさん@ピンキー:04/10/12 18:52:44 ID:WHfFmovr
それでは次の神降臨を黙って待っていましょう、皆様。
683名無しさん@ピンキー:04/10/12 20:19:48 ID:4LAnDun6
いっそのこと辰美君の憂鬱2にでもしといたほうが良かったんじゃないですか?
684名無しさん@ピンキー:04/10/12 22:47:20 ID:eRzPzKeN
荒らしはなにがしたいんだ?
685名無しさん@ピンキー:04/10/12 23:07:08 ID:8mWvXTcH
>681のURL、なんかヘンだ思ったら携帯のURLなのな……



いや、別に深い意味は無いけど(w
686名無しさん@ピンキー:04/10/12 23:44:16 ID:3UXqq69g
ほんだしさん乙

いやしかし辰実ちゃん。和久帰ったあとすぐあれかよw
和久が何か哀れだw
687名無しさん@ピンキー:04/10/13 08:09:37 ID:8tYmJYwh
機能の移転ってなんだ??
688名無しさん@ピンキー:04/10/15 11:37:31 ID:7VlxPT6N
古参のSS書きが来たら荒れ出すような気がしてならないんだけど・・・
689名無しさん@ピンキー:04/10/15 14:26:58 ID:jIVGv1Wu
気のせい
690名無しさん@ピンキー:04/10/15 16:02:25 ID:dEKVwSmH
☆とかね
691名無しさん@ピンキー:04/10/15 22:07:50 ID:mL2WjlrY
皆様、黙ってSS投下を待っていましょう。
いつまでも同じ事の繰り返しでは、誰でも飽きてしまいますからね。
692ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/15 23:01:07 ID:RoqrUt5c
 はい皆様今晩は。ほんだしでございます。
辰実君〜外伝後編投下やっちゃる!絶対やっちゃる!

 と、言う訳でドゾー
693ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/15 23:02:18 ID:RoqrUt5c
「はぁ、よーやっと終ったで」
 夜も10時を過ぎた頃。自営業である自宅の仕事の手伝いを終えた和久が辰実の家
の前に着く。
「んぉ?また鍵が開いとるやないか。まさか俺が出てってからずっと開きっぱなしな
んか?」
 ドアを開けると目の前に妙に肌のツヤツヤした桜子が立っていた。
「あら和久、やっと帰って来たのね」
「なんや、帰るんか?」
「ええ、お邪魔しちゃ悪いしね」
 そう言った桜子の顔はとても満足そうだった。ミュールを履くとすいっと和久の脇
を抜け外に出る。
「それじゃ和久あとよろしく〜」
「お、おう」
 ひらひらと手を振ってさっさと行ってしまった桜子に面食らいながらも和久が家に
上がり部屋のドアを開ける。
「むわっ!なんやこの甘ったるい匂いは!?」
 ドアを開けた瞬間香水とも芳香剤なんとも言えない独特の甘い香が鼻を刺激する。
「た、辰実!?」
 甘い香に戸惑いながらも部屋に入るとベットの上に全裸で横たわっている辰実を見
付け慌ててかけよる。熱く火照り汗ばんだ肌が酷く艶かしい。
「辰実?おい辰実!?」
 ゆさゆさと身体を揺すると辰実が薄っすらと目を開ける。
「ふや?かずひしゃ?」
 完全にろれつが回っていない。テーブルの上を見ると空になった例のジュースの缶
が3本ほど転がっている。どうやら酔いが覚めないように桜子に飲まされていたよ
うだ。
694ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/15 23:03:33 ID:RoqrUt5c
「かずひしゃ〜」
「お、おいおい」
 よろよろと起き上がるとぐにゃ〜っと和久に身体を預けて抱き付いてくる。
「まいったなぁ、ぐでんぐでんやないか」
「ふにゃ〜・・・」
 ぽんぽんと頭を撫でながら部屋を観察する。何故かシーツが新品のものと取り替え
られていて部屋の隅にはタオルで包まれた謎の物体が置かれていた。
「・・・なんがあったかあんま考えたくないなぁ」
 すりすりと頬を寄せてくる辰実を見ながら困り顔になる。
「とにかく裸のままっちゅーのは・・・・・・そうや」
 ちょっとした悪戯を思い付くと辰実をベットに座らせて箪笥を開く。その中から辰
実が男の頃の学校指定のカッターシャツを取り出し辰実に着せてみる。
「ぐはっ・・・こ、これは・・・・・・」
「?」
 あどけない表情でぶかぶかのシャツを着た辰実の姿に和久大ダメージ。
「あ、あかん・・・これはホンマあかん」
 フェロモン全開の辰実を直視できずに和久が顔を反らす。それを見ていた辰実が心
配そうに和久の顔を覗き込む。
「ど〜したのら?かずひしゃ?」
「ぶはっ」
 潤んだ目での上目使いとはだけたシャツの間から見える胸の谷間に和久完全敗北。
695ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/15 23:04:44 ID:RoqrUt5c
「た、辰実ぃ!」
「うひゃぁ」
 血走った目で乱暴に辰実を押し倒す和久。完全にキレてしまったようだ。
「かずひしゃ、ちょっとまつら」
「な、なんや?」
 荒い息をついているが辛うじて踏み止まる和久。意外に理性的である。そんないっ
ぱいいっぱいの和久をよそに辰実はもぞもぞと起き上がると和久の股間に顔を埋める。
「辰実お前・・・」
「きょうはわらしかずひしゃをきもちよくしてあげるら」
「ぬぉっ」
 辰実は膨張しきった和久の男性自身を取り出すと躊躇いなく口に含む。温かくぬる
っとした咥内の感覚に和久がうめく。
「んっ、んっ・・・じゅぷっ・・・」
「う・・・あ・・・ぐっ」
 舌が亀頭に絡み上下に動く口元から淫靡な音が漏れる。急速に襲ってくる射精感に
歯を食いしばって耐える。
「んんっ・・・じゅっ・・・クチュ」
「アカン辰実・・・こんなんすぐ出てしまう・・・」
 クチュッ、クチュッと辰実の舌が鳴る。刷毛のように揺らめく舌腹がカリのくびれ
を這い回り、裏の縫い目を執拗になぶる。
「うぅっ!アカン出るっ!」
「んんっ!」
 ぐぐっと和久自身がさらに膨張したかと思うとドクドクと大量の精子が辰実の喉を
打つ。辰実は苦しそうにむせたがこくこくと喉を鳴らして全て飲み込んでしまった。
696ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/15 23:06:01 ID:RoqrUt5c
「んはっ、けほけほっ。へんなあじ〜」
「辰実・・・」
「んきゃっ」
 和久は辰実の事がどうしようもなく愛しくなりその身体をきつく抱きしめる。
「かずひしゃにぎゅ〜ってされるとすごくあんしんする」
 辰実も和久の胴に腕を回すとしっかりと抱き付きすりすりと頬を寄せる。
「ホンマになんでお前は酒が入るとそないに可愛くなってしまうんや」
 辰実はこの身体になってからアルコールが入ると『女』の部分が強く出てくるよ
うだ。普段の『男』としての辰実は完全に引っ込んでしまっている。
「んしょ」
「んぉ?どうする気や辰実?」
 しばらく抱き着いていた辰実はそのまま体重を預けるように和久とベットに倒れる。
和久の上に乗っかる形。和久が横になりながら辰実を見ていると辰実は起き上がり
和久に跨る。
「かずひしゃはじっとしてるの」
「お、おい・・・」
 すっと腰を上げると和久の男性自身を手に持つとゆっくりと自分の秘唇へと導いて
いく。
「んっ・・・んん」
「うぁ・・・た、辰実・・・」
 辰実がゆっくりと腰を落す。全てが埋まるまで腰を落すと辰実の口から切ない吐息
が漏れる。そしてまたゆっくりと腰を上げて行く。
697ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/15 23:07:15 ID:RoqrUt5c
「んくっ・・・ふぅ・・・・・・んぁっ」
 ずっ・・・ずっ・・・っと腰が上下に動く。じれったいくらいのスピード。これが
辰実にとって丁度良いペースなのかもしれない。和久もじょじょに、だが確実に高ま
っていく。和久はふと思いつき辰実が腰を落すタイミングでずんっと自分の腰を勢い
良く突き上げる。
「んぁっ!?か、かずひしゃ・・・うごいちゃ・・・ひぁっ・・・だめぇ・・・」
 かまわず腰をそのまま数度突き上げる。辰実は和久の胸に手をつき切なげに眉をひ
そめる。
「んっ、んっ、んっ、あっ、あっ、ふあぁっ!」
「ごっつええ眺めや」
 腰を動かしながら辰実のシャツの前のボタンを外し胸をこねる。
「んくっ・・・あっ・・・うぅん」
 辰実も和久の動きに合わせるように腰をくねらせる。身体を支えている腕ががくが
くと揺れる。和久は胸をこねている手に力を入れると乳首をきゅっと摘む。
「ひぅっ!・・・んっ、あっ・・・こわれ・・・ちゃうよぉ」
「俺も・・・そろそろや。一緒に・・・いくで」
「ひっ、あっ、んぁっ、あぁっ!」
 和久は辰実の腰を掴むと一層激しく腰を突き上げる。辰実はついに腕の力が抜け身
体を和久に預ける。
「かずひしゃ・・・んんっ・・・なかに・・・ふあぁっ!」
「ううっ!」
 和久がビクビクと揺れ熱い固まりが幾度となく放たれ辰実の膣内を満たす。
「あ・・・はぁっ・・・んっ・・・あついのいっぱいでてる・・・」
 こぷっと収まり切らなかった精液が二人の結合部から溢れ出す。
「かずひしゃ・・・だいすき」
「ああ、俺もや」
 二人は見詰め合いニッコリと微笑んだ。
698ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/15 23:08:29 ID:RoqrUt5c




 ―朝。
「ぅ・・・・・・ん」
 窓から差し込んだ朝日が辰実の顔を照らす。辰実の意識がゆっくりと覚醒していく。
「うぁ・・・頭痛い・・・」
 頭がずきずきと痛み視界がぼやける。身体を起そうとするが力が上手く入らない。
「いたたた・・・腰が痛い」
 布団の中。辰実と和久は抱き合うように横になっていた。
「・・・・・・また・・・記憶がない」
 和久の安らかな寝顔を見ながらため息を一つ。二人はあれから明け方近くまで頑張
っていた。桜子と和久の連戦。身体中が痛いのも無理はない。
「うぅ、あそこがヒリヒリする」
 もぞもぞと布団の中で身体を動かす。
「はぁ・・・結局どうなったんだろうな」
 辰実は諦めたのか和久の腕に頭を預けるともう一度眠りについた。
699ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/15 23:09:45 ID:RoqrUt5c
 〜エピローグ〜

 数日後、辰実の部屋。
「ほれ辰実、はよせんと置いてくで」
「待てって―おっとっと」
 けんけんと片足で跳ねながら靴を履くと玄関から飛び出る。今日は辰実と和久
初めての二人だけのデートの日。
「はよせんとバスが行ってまうやないか」
「思ってたより仕度が手間取ったんだよぅ」
「ええから走れ〜」
 どたどたと走る二人を見つめる謎の影―。
「ちょ〜〜〜っとまった〜〜!」
「しもた、桜子に見つかってもた!」
「たっつみちゃぁ〜〜〜ん!」
「うわぁっ!やっぱり抱き付くのか〜!」
 桜子が抱き付きその勢いで二人が倒れる。桜子はもつれ合ったまま和久の事を
ニヤっと笑いながら見る。
「おほほほほ、私を出し抜こうなんて100年早いわ」
「はぁ・・・絶対バレへんと思ったんやけどなぁ」
 がっくりと肩を落す和久。
700ほんだし ◆uYPVV9XEko :04/10/15 23:10:59 ID:RoqrUt5c
「おい〜っす・・・」
 そしてげっそりとやつれたノリも後から出てくる。
「ノリ・・・?エライ痩せたな。何があったんや」
 ノリの身体がびくっと跳ねその顔に恐怖が浮かぶ。
「そ、それだけは聞かんでくれ・・・」
「な、何があったんや・・・」
 結局、4人は相変わらずだった。多分、これからもずっと・・・。
「桜子おも〜〜〜〜い!」
「あぁ〜〜ん!辰実ちゃぁ〜ん!」
「こら〜!桜子離れんかい!」
「・・・納得いかねぇ」
 4人の夏休みはまだまだ続く。もうちょっとだけ、続く。
 

                            ―辰実君の憂鬱外伝 END―
701ほんだし@ぬるぽ ◆uYPVV9XEko :04/10/15 23:14:59 ID:RoqrUt5c
 やっと終ったよ・・・・・・長かった(:´Д`)

と、言う訳で辰実君の憂鬱外伝は今回で一区切りです。永い間
御付き合いいただきありがとう御座いました。以降は学園祭編、
修学旅行編と色々考えちゃいるんですがプロットすらできてない
ので次に書くのはいつになるやら・・・。

男と女の境界線の方もぼちぼち復活しやうかなと思ってます。
・・・・・・強制物も書いてみたいなぁ・・・。

それでは皆様またいつか〜。
702太夜叉 ◆7CmIpr51nY :04/10/15 23:26:35 ID:RopWMP8c
>>ほんだし様
リアルタイムキター!乙彼様でした。
外伝はほぼ全編エロリ要素たっぷりでごちそうさまでしたよ。
続きがあるのなら、ちょっと前にチョイ役で出てきたクラスメイトにも活躍してもらいと思ってみたり。

しばらくお休みしていた『Re:MAKE!?』ですが、もう少しお待ちを。
来週あたりから再開したいと思ってます。
703名無しさん@ピンキー:04/10/15 23:34:49 ID:T/EQCb58
>>701
ガッジョブ!
704名無しさん@ピンキー:04/10/16 00:46:27 ID:vqW+2fT7
ほんだし様乙でした。
続きの方も気長に待っております。


しかしこれ辰実ちゃんが孕んだりしたら桜子は負けを認めたりするんですかね。
705名無しさん@ピンキー:04/10/16 02:17:41 ID:TbjhTsne
>>704
教師にばれてまた一波乱とか色々パターンがありそうな予感。
706ガッ!:04/10/16 17:41:40 ID:G0+8i5yl
騎乗位キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

ほんだしさん乙でした。
707名無しさん@ピンキー:04/10/17 17:41:30 ID:+AMjpBeU
投下乙!
708名無しさん@ピンキー:04/10/17 20:08:11 ID:MnGGJHOP
ほんだしはん、お疲れさまでしたー!!
酔ってフニャフニャになった辰実、エロすぎて萌え萌えになりまひた(*´Д`)ハァハァ
しかしこの四人、最強のメンバーですね!何か起こるたびにまたエッチで
楽しい事件に発展しそうでワクワクです!
709名無しさん@ピンキー:04/10/17 21:58:16 ID:pHF20jcL
710名無しさん@ピンキー:04/10/18 00:01:07 ID:RhhwNHdn
349 名前:KINO ◆v3KINOoNOY 投稿日:04/10/17 23:57:32 ID:05upehXn
動揺よりか、疲れたんだ。
趣味で疲れちゃ本末転倒だ。
SSくらい、楽しくやりたいんだ。だから、どっかで投下できるかを探してる。
その選択肢から総合を外しただけで。ふにゅも含めて嫌になったんですよ。
あれ以上あそこで何かやっても汚い言葉に染められそうで。それが嫌だった。
甘い理想論だろうけど、誰か叩いたって、いいものが書ける訳じゃない。
素人だけど、書くからにはがんばりたいんだ。
711名無しさん@ピンキー:04/10/18 00:07:03 ID:9jTFoUFl
>>710
某所のコピペかよ
☆のおかげでまた一人作家が消えたな
712名無しさん@ピンキー:04/10/18 00:23:25 ID:iYTgFhQJ
いつまでも同じ事の繰り返しでは、誰でも飽きてしまいます。
713名無しさん@ピンキー:04/10/18 01:42:17 ID:jm8UrdtS
煽りに耐えられなくなった人はこちらへ
ttp://jbbs.livedoor.jp/study/4613/

個人の管理下なので荒らしは来ませんよ
来たとしても、IP取られ、通報されてで面白い展開を見学できるかもしれません
714名無しさん@ピンキー:04/10/18 01:50:15 ID:DloS7Ie5
広告乙!
715名無しさん@ピンキー:04/10/18 02:03:59 ID:2xhNhMf4
>>713
☆板乙
716名無しさん@ピンキー:04/10/18 09:50:31 ID:0XgwOZ18
KINO乙
717名無しさん@ピンキー:04/10/18 21:14:58 ID:Z26dGa8L
では、次のSSの投下をお待ちしています。
718アリス ◆Alice.9wCE :04/10/21 20:45:52 ID:IMFPSjQ6
 |,.'⌒
 |⌒ ヽ
 |ノ)))〉 ダレモイナイ… トウカスルナラ イマノウチ…?
 |ヮ゚ノリ
⊂)!    今回もエロがないので
 |         気になる人はスルーしてください。
719アリス ◆Alice.9wCE :04/10/21 20:46:57 ID:IMFPSjQ6
>661
****************************************
今日は約束の日。あれから3ヶ月目。私は朝からずっとそわそわしていた。妹のフロー
ラに笑われながら、2週間も前から念入りに準備して、今日のこの日が来るのを待ちわび
ていた。ルージュも引いた。耳に小さな飾りも付けた。腰まで届くほどに伸びた長い髪を、
丁寧に梳いてリボンも付けた。下着はやっぱり白がいいと思う。あまり派手でないレース
飾りのついた揃いの上下。それとガーターベルトにストッキング。服はずいぶん悩んで、
髪の色よりも少し薄いオレンジクリーム色のブラウス。そして瞳と同じ、緑の胸当てのあ
るスカートにした。私なりに考えた"教授が好ましく感じる"であろう、コーディネート
のつもりだった。
「どう?フローラ。おかしくないかな?」
「リボンが曲がってますわね。それに、髪の色も後ろの方が少しまだらになってますわ」
「え、本当? どうしよう……」
「まだ時間には十分ありますから、服を脱いでください。髪を染め直しましょう」
「わかった。お願いするわ」

私のオレンジ色の髪は、染めた色だった。
あれは教授と暮らすことになったばかりの頃だった。教授が薬品を使って小さな爆発実験
をして見せたとき、私は驚いて後ろにあった棚に頭をぶつけ、中にあった薬品をかぶって
しまったのだ。教授のすばやい処置で、大事には至らなかったものの、赤みがかったセミ
ロングの髪はボロボロになってしまった。薬がかかったところは焦げ落ちたり薄茶色に変
色していた。しかも慌てた教授がそばにあった、ありったけの布で頭全体を強引にふいた
ものだから、薬が直接かからなかった部分までまだら模様になってしまい、なんとも情け
ない姿になっていた。そのときの私はあまり気にしなかったのだけれど、教授は違った。
私も含めて周囲のみんなが『髪なんてすぐに伸びるから、しばらくはそのままにしてお
いて、伸びたら中央ブロックへ行って整えればいいのでは?』と言ったが、教授は『この子
は女の子なんだぞ!』との一言で、皆を納得させた。私はこのとき初めて、自分が女にな
ったのだいうことを強く意識した。たくさんの異性に囲まれ、事ある毎に特別扱いをされる
"アリスの娘"……。

720アリス ◆Alice.9wCE :04/10/21 20:50:43 ID:IMFPSjQ6
>719
 それまで私は、単なる治療を受けに来た患者であり、子供だったから特別扱いを受けて
いるのだと思っていた。でも、少しぐらい髪が痛んだ程度で、こんなにも違う扱いを受ける。
些細なことでも心配してくれる教授たちに、うれしさを感じながらも、ただの男だったら違っ
たのかもしれないと思うと、なぜか寂しさを感じた。
 教授はアリスのデータバンクを使い、過去から現在に至るまでのあらゆる女性の髪形の
データを抽出した。そして、レーザースキャニングした私の髪の状態の詳細データと"どの
髪型が最も似合うか、24時間以内に回答せよ"との一文を加えて、科学技術部の全員に
転送した。普段から忙しい人たちに、こんなことで煩わせてしまうことが、私は心苦しかった。
 だけど根は親切でまじめな人ばかり集まっていたからか、中にはシミュレーション結果を
加えて回答してくれた人もいた。そして次の日。もちろんはさみで調髪などできない教授は、
徹夜でレーザー加工機の改造とプログラミング調整を仕上げ、私を執務室に呼んだ。
 さすがに疲れの隠せない教授だったが、皆から集めたアンケートの結果をディスプレィに
表示させて分析結果を説明し、その中のひとつをさして言った。
 「私はこの髪型が良いように思うんだが、君はどう思う?」
 「ええ、かわいいですね。ありがとうございます」
 科学技術部の総力を挙げて(?)選んでくれた結果に、異存はなかった。
 しかし、教授の表情は晴れなかった。
 「何か問題が?教授」
 「いや、髪形に気をとられて、何色にするかを皆に聞かなかったんだ」
 確かにまだらの部分は髪全体に及んでいたから、染めないことには格好がつかないかも
しれない。
 「そうですか……。では教授が決めてください。教授が選んでくださった色なら、何色でも
うれしいです」
 「ううむ……」
 私はにっこりと答えたが、教授は濁った表情をさらに澱ませて、考え込んでしまった。た
っぷり10分ほど固まっていた教授だったが、おもむろに端末に向き直り、なにやらデータ
を表示させて分析を始めた。小一時間ほど過ぎて、あんまり退屈だったので転寝(うたた
ね)しかけた私に、教授は明るい表情でこういった。
721アリス ◆Alice.9wCE :04/10/21 20:53:10 ID:IMFPSjQ6
>720
 「何度かシミュレーションした結果、やはりこの色がいいと思うのだが、どうだろう?」
 ディスプレイを見ると、オレンジ色の髪をしたショートカットの私が、こちらを見てにっ
こりと笑っていた。
 「え……ええ、教授が選んでくださったのなら……。き、綺麗な色ですよね」
 オレンジ色とはまったく想像していなかった。これまでに船で生まれた人の髪の色は、
黒だったりこげ茶だったりがほとんどで、せいぜい色素不足で金や白銀、それとごく稀
にフレイのような赤しかいなかったからだ。オレンジ色の髪の人なんて聞いたことがな
かった。
 「そうだろう!スペクトル解析を何度も繰り返したんだ。染色して出せるもっとも綺麗
な色はこの色しかない筈だからな。フレイという名前にもぴったりだ」
 教授は満足げに言ったが、当然といえば当然。薬で変色してしまった部分と、元の赤
い髪の、ちょうど中間ぐらいの色あいだったのだから。しかしこのことは「フレイ頭髪事
件」として、あっという間に船中に伝わっていた。妹のフローラも、私と会う前から知って
いた。フローラは初めて会ったその日に、その話を当事者である私も知らない事まで脚
色たっぷりに詳しく語り、『そこまで大切にしてもらえてたなんて』と羨ましがった。
 けれど私が、『でもね、真っ暗闇の中で重たい防護服を着て、顔にも保護フードを付け
て、船体外壁部品の加工もできる大型装置の出すレーザーに怯えながら、自分の髪が
焼け焦げる臭いを我慢していたのよ』というと、『それはお気の毒に……』と少しだけ同情
してくれた。
 

「……はい。できましたわ、お姉さま」
鏡の中の私は、明るく輝くようなオレンジ色の髪をしていた。
「どうやったの? いつもより綺麗に染まってるわ」
「じつは、『今日のために』ってお姉さまの大切な方から、新しい染色剤を戴いてたんで
すよ。髪だって梳くだけじゃなくて、こうしてウェーブをかけたほうが素敵でしょう?
まさにフレイ……炎のように美しい髪ですわね」
私は、鏡を見ながら後ろ髪に両手をやり、ぱぁっと払うように広げた。
教授のくれた色、波立つ長い髪が、部屋の照明を受けてきらきらと輝いた。

722アリス ◆Alice.9wCE :04/10/21 20:55:21 ID:IMFPSjQ6
>721
 「それから、そのガーターベルトとストッキングはさっきの服には合わないと思います。
色は白でいいと思いますけど、こちらのソックスにしてはどうでしょう?」
 そういって、妹は膝丈ぐらいの、ワンポイントのついた靴下を履かせてくれた。
 「そうね、あなたが言うならきっとそうだわ」

 フローラは妹とはいっても、性転換した順番でそうなっているだけのことで、とっくに
"娘の仕事"を勤めていた。フローラは伝助医官の指示で、独りになってしまった私と
"新しいパートナー"として、一緒に暮らし始めたのだった。別れのつらさに落ち込んで、
他人への興味を全く失っていた私を、フローラは根気よく慰めてくれた。そして、教授
との再会の時に備えて、娘として必要な事を私に教えてくれたのだった。
 だから本当は、私のほうが妹なんだと思う。

 「これなら完璧。きっと教授も喜んでくださいますわ。では参りましょうか?」
 「え?フローラは着替えないの?」
 出かける時にはいつも念入りに身支度をするフローラは、まだ部屋着のままだった。
 「私は、単なる付き添いですから。それに、お姉さまの想い人の前で、あまり目立つ
格好をするわけにはまいりませんわ」
 「やっぱり地味かなぁ」
 「その素敵な髪が、お姉さまの魅力を十分に惹きだしてますわよ」
 「うん……。ありがとう、フローラ」

 教授のいる科学技術部へは、長い道のり……の筈だった。
 フローラに手を引かれながら考え事をしているうちに、いつの間にか教授の執務室
の前に立っていた。部屋の戸をノックしようとした妹に、私は思わず繋いでいた手を引
っ張る。
 「どうかしましたか?お姉さま」
 「……いえ、ごめんなさい。なんでもないわ」
 フローラはくすりと笑って、部屋の戸をノックする。
723アリス ◆Alice.9wCE :04/10/21 20:57:51 ID:IMFPSjQ6
>722
 『どうぞ』という教授の応じに引き寄せられるように、私は戸をあけた妹よりも先に中に
入る。でも、一歩踏み入れたその場所から、私は一歩も動けなくなってしまう。
 どうしたのだろう? あんなに毎日、会いたくて会いたくて仕方が無かったのに、私は
教授のそばに近づくことも、顔を見ることも出来ずに下を向いてしまう。
 「かけたまえ。今お茶を入れさせよう」
 「はじめまして。私はフレイ姉さまの妹で"フローラ"と申します」
 「うむ、私はこの科学技術部の責任者をしている。皆は"教授"と私を呼ぶが、君にも
そう呼んでいただけるとありがたい」
 「はい、教授」
 聞き様によっては"おまえに名乗る名などない"といっているようにも思える、教授なり
の自己紹介だが、不思議と今までそれでトラブルになったことは無いらしい。教授の人
名に関する、極端なまでの物覚えの悪さはつとに知れ渡っており、『何しろ教授は自分
の名前さえ覚えていないらしいからな』などという人もいるぐらいだったからだ。
 でも、それは他人への関心の薄さからではないだろうか? あれから3ヵ月。もう教授
の中に、私はいないかもしれない。ただ傍らにいるだけでは満たされない、強い想いが
あることに気づいてしまった私は、教授のそばを離れて娘となる道を選んでしまった。
 だけど教授には、務めを放棄した元助手のことなんて、記憶にすらないかもしれない。
 もしそうだったら、私は、私は……!

 「……ではお姉さま、わたしはこれで失礼します。教授、お姉さまをよろしくお願いいた
します」
 妹の言葉に、私ははっと我にかえった。いつの間にか、当たり障りの無い会話も、座を
失する妹の挨拶も終わっていた。私の前にはとっくに冷たくなってしまった紅茶のカップ
が、手付かずのまま置かれていた。
 「……ええ、気をつけて。フローラ」
 私は小さな声で言うのがやっとだった。妹は何かを言いかけようと私の肩に手を伸ばそ
うとしたが、教授が先に席を立ち、部屋の戸を開けたので、何も言わずに戸のほうへ歩い
ていった。二言三言、丁重な挨拶を交わして妹は執務室を後にし、教授は部屋の戸を閉
めた。そして教授は無言で私の前に置いてあった手付かずのカップを取り、紅茶を淹れ
なおしてゆっくりと私の隣に座った。
724アリス ◆Alice.9wCE :04/10/21 21:00:25 ID:IMFPSjQ6
>724
 どうしよう、なんて言えばいいんだろう。どうして教授は何も言ってくれないんだろう……。
 やっぱり私のことなんて、忘れてしまったのだろうか? わたしは、不安で縛り付けられた
想いを、心に絡みつく鎖の隙間から、搾り出すように言った。
 「……教授、お久しぶりです」
 「元気だったか?フレイ」
 名前で呼ばれたことが、私の呪縛を解き放った。
 「教授!!」
 私は教授に思いっきり抱きついた。教授もしっかりと私を受け止め、抱き返してくれた。
 「教授、私……」
 「お前のことを忘れた日はなかったぞ、フレイ」
 私の凍りかけていた心を強い衝撃が貫き、感情が行動に繋がることを抑えきれなかった。
 永遠とも一瞬と感じる、激しく濃厚なキスと抱擁に、ようやく体の震えが治まった。
 「キスがうまくなったな」
 「練習しましたから……」
 言ってから、私はしまったと思った。教授に隠し事の出来ない自分が恨めしい。もちろん
相手は妹のフローラだけど。しかし教授も"誰と?"と尋ねるほど無粋じゃなかった。
 「見違えたよ、フレイ。綺麗になったな。すっかり娘らしくなった」
 「ありがとうございます、教授。ほら、教授の下さった染料で髪もこんなに」
 そう言って私は教授の腕を解いて前に立ち、さっき部屋でやったように、自分の髪をぱぁ
っと広げて照明にかざした。そしてスカートの裾をちょっと持ち上げて、くるりっと回って、今
の自分を精一杯アピールする。
 「仕種も娘らしくなったな」
 「ええ、でも……。私には娘としてはまだ、足りないものがあります」
 そう、私は治療のためにここへ来た。私が教授の元に戻って来たのは、初めてここに来
た時と同じ理由。でも今度は単なる治療だけじゃない。娘として初めての相手は教授以外
に考えられなかった。
 「そ、そうだな……」
 「まだ、迷っておいでですか?」
725アリス ◆Alice.9wCE :04/10/21 21:02:47 ID:IMFPSjQ6
>724
 「ま、まぁな。私はこれから"いけないこと"をしようとしているのではないか、という気が
してな。それに普通ならば歳の近い……」
 「"いけないこと"……? 私がそれを望んでいたとしても、ですか?」
 私が教授の目をじっと見つめて言うと、教授は迷いを断ち切るように椅子からすっと立
ち上がり、私の手をとった。
 「部屋へ行こうか。準備はできている」
 今度は私のほうが戸惑う番だった。自分から望んだ事とはいえ、これから自分にされる
ことが怖くないわけじゃない。普段は控えめで、慎ましやかなフローラだって、肌を重ねる
ときはあんなにも乱れて、貪るように求め合おうとする。そんな体に、これから自分はなろ
うとしているのだ。教授の手によって……。

 3ヵ月前まで私が暮らしていた部屋、いまはベッドと小さなテーブル以外何もない部屋。
ベッドに腰掛けて懐かしむように、シーツをなでていると、教授は小さなカプセルとコ
ップを差し出した。
726名無しさん@ピンキー:04/10/21 21:03:40 ID:Gb+GT9k1
アリスさんも、☆板に投稿しないと、荒らしコテ認定されちゃうぞ!
727アリス ◆Alice.9wCE :04/10/21 21:04:28 ID:IMFPSjQ6
>725
 「さぁ、これを飲みなさい」
 「これは……?」
 「酵素の一種だ。脳にある感覚受容体を活性化させる」
 「これを飲むと感じるようになるんですか?」
 「効果は一時的なものだ。だがこれを飲んで何度か……その、刺激を受けているうちに、
薬がなくても、快感が得られるようになるはずだ」
 私はカプセルを口に含み、少しどろっとした甘い液体を飲んだ。
 教授は空のコップを受け取り、テーブルの上に置くと、私の隣に座った。
 私は教授に頭をもたれかけさせて、眼を閉じた。
 「私、教授に忘れられてしまったのではないかと、ずっと不安でした。メールを出しても、
返事を下さらなかったし……」
 「なんと返事を出したものか、わからなくてな。しかし、新しい染料を送ったではないか」
 そういって教授は私の髪を手で梳いた。
 「でも、フローラが見せてくれた瓶のラベルの文字は、教授のではありませんでしたわ」
 「フレイは賢いな」
 「誤魔化さないでください」
 「怒った顔も可愛いぞ」
 「もう!……んっ!」
 抗議を続けようとした私を、教授は文字通り"口封じ"した。
 教授の舌と私の舌が絡み合う、貪る様なキス。自分からは決してしなかった教授が、
こんなキスをしてくれるなんて意外だった。
 「……んむ、はぁ……。きょ、教授、どこでこんなキスの仕方を?」
 「練習したからな。つい先ほどのことだが」
 
 やっぱり教授にはかなわない。

728アリス ◆Alice.9wCE :04/10/21 21:08:05 ID:IMFPSjQ6
今回はここまでです。
レスアンカーが一箇所間違ってしまいましたね。

暫くは、淡々と投下のみで頑張りたいと思いますので、あしからず。
決して読んでいない訳ではありませんので。
>いろいろレス下さった人。
729名無しさん@ピンキー:04/10/21 21:10:58 ID:OVAsUTrZ
乙!
730名無しさん@ピンキー:04/10/21 21:18:57 ID:ppp6tsla
リアルタイムキター!!!
アリスさんどうも!!
決意しながらも、ところどころ戸惑うフレイタンに萌えますた。

>暫くは、淡々と投下のみで

その方がいいかもしれませんね。早速ヘンな邪魔が入っているし。
731名無しさん@ピンキー:04/10/21 22:19:57 ID:BThwi39E
アリスさん、お疲れ様です。
次回の投下お待ちしております。
732名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:03:16 ID:ymoFJBui
現在一生懸命ふにゅを荒らしていらっしゃる☆さん、見てますか?
>>726は脅迫のつもりですか?
733名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:04:03 ID:ymoFJBui
KINOさんだけでは飽き足らないと、そうおっしゃるのですか?
734名無しさん@ピンキー:04/10/22 01:10:05 ID:kOl4grZO
ID:ymoFJBui=☆
735名無しさん@ピンキー:04/10/22 07:54:08 ID:XRsB2hL7
☆さんも人気者だな。
いなくなって大分経つのに。
736名無しさん@ピンキー:04/10/22 08:05:39 ID:TZDLTeOp
人気?一文字足りないだろう(w
話題になる人物には大きく分けて2通りある。
ふにゅを嫁!
737名無しさん@ピンキー:04/10/22 16:34:54 ID:aPbDZptO
荒らしはスルーすべきだって。無用なレスで伸びるのは見ててたるい。
738名無しさん@ピンキー:04/10/22 20:15:49 ID:FVjMESO9
皆様、またSS投下を黙って待っていましょう。
根競べです。
739名無しさん@ピンキー:04/10/23 04:54:27 ID:2E8u8VoH
今夜のふにゅは面白かった(ゎ
740名無しさん@ピンキー:04/10/23 05:12:21 ID:8AIVUjmz
>>739
ガッ

萌え厨つーか、前にふにゅを引っ掻き回した奴だなあれ。
一生懸命呪いだなんだって頑張ってたのに、不利になるとすぐ消えたしw
741名無しさん@ピンキー:04/10/23 20:26:14 ID:gn31g+WB
今回の件の詳しい経緯です。

■ふにゅ☆ -性転換(TS)ネタ専門スレ- 11■
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1095526502/336-

340 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 01:41:35
**乙なんてやっているのは、相当な池沼だな。
どうせ生きていても、何の役にも立たないクズだ。
はやく氏ねや、ゴミカス!

341 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 01:49:21
ああ、確かに>336,>338,>339 は生きている価値なんて無いな。

342 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 01:50:42
ただ今からこのスレは、>336-339 を精神的に追い詰めるスレになりますた(w

343 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 01:55:04
あ、こんな深夜に祭りか?
まぁ、俺もいいかげんここでヴァカやってる、ごみクズには辟易してるところだ。
とりあえず、336-339が発狂する呪いでも、某サイトで申請でもしておくわ(w
効果のほどはわからんが、あればめっけものだしな(w

349 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 02:22:49
まぁ、俺はおきらくな手で、>336-339に呪い発動するよ。
皆でやれば、怪我ぐらいはするんじゃないの?

355 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 02:42:27
まぁ、荒らしが理不尽な怪我でもすれば、御の字なんだから良いじゃん


実際、理不尽な怪我どころの騒ぎじゃなかったと思うのですが…。
742名無しさん@ピンキー:04/10/23 20:26:51 ID:gn31g+WB
って誤爆ごめんなさい。
743名無しさん@ピンキー:04/10/24 00:47:30 ID:I3/ctt7c
見てるんだろ
荒らした責任取れよ☆
744名無しさん@ピンキー:04/10/24 01:11:46 ID:Nwo5lrDp
黙って待っていましょう。
745名無しさん@ピンキー:04/10/24 08:25:13 ID:z4WueTJi
☆の情けない生き様をあなたに ーふにゅー
中盤の「私はファンが大勢ついている超人気コテだ」など、それまでの発言内容を180度反転させ、周囲を引き込む独自の話術はまさに神業。
746sage:04/10/24 10:56:17 ID:OJFfBJ0m
↓TSF画像掲示板でこのシチュエーションに萌え萌えです、コピペで失礼。

ttp://tsadult.s7.x-beat.com/cgi-bin/picbbs02/src/1097911854010.jpg

あら可愛いテディベアね。もしかしてお気に入り?」
「ば、バカいうなよ。これはだなあ・・・女の子がヌイグルミの1つや2つ持っていないと疑われるだろうと想ってなあ・・・」
「ふうん、じゃあ、一緒にお布団に入らないと眠れないとか、お風呂で洗ってあげるとか、新しいリボンを結んであげるとかは、していないんだ。」
「とと、当然だろ!」
「それじゃあ、このテディベア、あたしにちょうだい。別に新しいの買ってあげるから。」
「あ、ダメダメェ!チムニーを持っていかないでえ・・・!」
747名無しさん@ピンキー:04/10/24 11:12:38 ID:6H0UzVek
乙!
禿萌え。
748名無しさん@ピンキー:04/10/24 21:12:50 ID:Nwo5lrDp
>>746
シュチとしては魂入替えか、脳移植でしょうか。
無意識下からも女性化していく描写は目新しいですね。
749名無しさん@ピンキー:04/10/24 22:19:37 ID:8YYZJtSC
日本人は○○ュ〜 といった言葉に弱いらしい。

例:  simulate→正:シミュレート     誤:シュミレート
    situation→正:シチュエーション  誤:シュチエーション
communication→正:コミュニケーション 誤:コミニュケーション
750名無しさん@ピンキー:04/10/24 23:26:36 ID:msLakZTX
みゅ〜
751sage:04/10/24 23:59:40 ID:OJFfBJ0m
うみゅー
752名無しさん@ピンキー:04/10/25 00:16:19 ID:+OXZRfK7
東京ミュウミュウ × 名古屋ミャアミャア
753名無しさん@ピンキー:04/10/25 00:21:58 ID:r2MzYCXZ
きゅむきゅむ
754名無し野電車区:04/10/25 00:34:07 ID:0jJCYDcl
名鉄μμ        ........鉄ヲ 
755753:04/10/25 01:06:52 ID:r2MzYCXZ
ばれちゃあしかたない。

俺も鉄ヲタだw
756名無しさん@ピンキー:04/10/25 02:07:36 ID:4KAxXdVk
意外に鉄分高いですね。書く言うワタシも鉄ヲタです。
強制スレにも一人、作家さんでいますね。
757名無しさん@ピンキー:04/10/25 08:58:58 ID:N8PQHwuk
>749
元々の日本語にそういう発音がないからなー
758名無しさん@ピンキー:04/10/25 19:39:36 ID:vr2Ygxje
■ふにゅ☆ -性転換(TS)ネタ専門スレ- 11■
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1095526502/
413 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 12:45:13
それでも☆には固定ファンがついてるんだよな。

414 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 12:46:04
>>413
思うに、固定ファンがついてない作家が荒らしていると思っているのだが?

415 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 12:47:24
>>414
そうかもしれんね。
憶測だからこれくらいしか言えないけど。

417 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 12:50:32
人気を妬むのは何処のスレでも一緒だな。

418 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 12:55:19
>>414
☆の固定ファン=太夜叉と多数。
太夜叉の固定ファン=☆とnone?
KINOの固定ファン=none?

わかったことはこれくらいかな?

420 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 13:01:12
>>418
他の作家はSSの出来次第で流動的だと思われる。

421 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 13:02:41
>>420
良くも悪くも目立った作家がいいという訳かw
759名無しさん@ピンキー:04/10/25 19:40:12 ID:vr2Ygxje
422 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 13:03:16
固定ファンがいない作家なんていないだろ。

423 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 13:06:00
そうだなぁ実際、自分のカラーがない作家(機械的に投下してる作家とか)
よりは、名前が上がった作家は面白いし、なにより人間的に興味が湧くな。

424 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 13:06:58
>>422
荒れてるスレはお情けもあるんじゃないか?

426 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 13:09:18
>>423
その筆頭が☆だなw

433 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 13:19:40
☆のSSは敵を作りやすいと実際思うよ。
萌え厨が出てきた時は、☆がカモフラージュの為に作ったキャラかと
思ったもんだw

だからこそ、☆に興味が湧いているのだがw

435 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 13:22:13
>>433
同じく
ってか漏れと同じ思考していたヤシがいたとはw
760名無しさん@ピンキー:04/10/25 19:41:46 ID:vr2Ygxje
437 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 13:23:49
意見のコントロールなんて簡単だ。

これが俺の☆への応援といっておくw

443 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/23 13:42:47
この呪いというキーワードを導く為に色々と工作していたのが
そろそろわかってもいい頃なんだが

で? 萌え厨って誰よ?




「☆以外の作家につく感想はお情け」
「☆以外の誰かが荒らしている」
以上が☆の意見だそうです
761名無しさん@ピンキー:04/10/25 20:58:12 ID:r2MzYCXZ
スルー
762名無しさん@ピンキー:04/10/25 21:24:11 ID:IBBSqEHd
>>761
してねえだろ荒らし。
763名無しさん@ピンキー:04/10/25 22:30:52 ID:Ks17RuJ+
では次のSS投下をお待ちしております。
764名無しさん@ピンキー:04/10/25 22:34:13 ID:ehRKYAwj
仮名「呪い」の特徴

・アンカーが『>』
・全角wもしくは(w
・粘着質で気持ち悪い
・自演大好き
・中の人は☆
・敬語

765名無しさん@ピンキー:04/10/26 23:31:39 ID:cp4cY7gw
黙って待っていましょう。
766名無しさん@ピンキー:04/10/27 01:10:24 ID:QlA8XgcC
489萌え☆厨夜叉リスの命令を聞く気は一切ありませんので
767名無しさん@ピンキー:04/10/27 01:51:55 ID:VAI9A4cL
>764 呪ます。

乙でござます(w
768名無しさん@ピンキー:04/10/27 02:16:30 ID:q5U/odxX
相手する奴も荒らし。
769名無しさん@ピンキー:04/10/27 06:15:33 ID:mpHIYVvD
>>768
自分で荒らして、自分で煽ってる香具師が何人かいる
それだけ
770名無しさん@ピンキー:04/10/27 12:08:52 ID:ubxMHmf3
・・・・萌え厨って・・・・Σ(; ̄□ ̄A



どーでも良いけど、ちょっと話題ふるすぎない?








ま、どーでも良いけど・・・。
771名無しさん@ピンキー:04/10/27 16:40:40 ID:mb1eOyLj
スルー
772名無しさん@ピンキー:04/10/27 19:28:09 ID:s0y6nfSg
SSマダー?
773名無しさん@ピンキー:04/10/27 21:58:22 ID:lnA8E6+E
煽りに耐えられなくなった人はこちらへ
ttp://jbbs.livedoor.jp/study/4613/

個人の管理下なので荒らしは来ませんよ
来たとしても、IP取られ、通報されてで面白い展開を見学できるかもしれません
774名無しさん@ピンキー:04/10/27 22:42:37 ID:mb1eOyLj
そうやっていちいち広告するから☆だとか言われるんだと思われ。
>来たとしても、IP取られ、通報されてで面白い展開を見学できるかもしれません
お前が一番ひどい煽りをしてないか?w

マジレスしとくと、煽りを無視してSS投下してくれる作者さんが居るのだから広告は不要。
作者さんはこっちに投下したいと思うからここに投下してるんだよ。
775名無しさん@ピンキー:04/10/27 22:55:30 ID:jDZZ65Mo
偽善者現る
片方は宣伝、片方は日テレ風に☆

134 名前:117 投稿日:04/08/08 22:34 ID:QsQSvq/p
>敢えて、HNを指させて頂きました。自分の発言に責任を持つために。
 KINOさんが御自分の発言に責任を持つ事と、私のHNを指すという事は別の問題です。
 今、ちょうど映画で「ザ・ハリケーン」を観ているので、人種問題に絡めてみると、
 有色人種に対して嫌悪感を持つ人間が存在するコミュニティ(国)で、とある作家が別名を使って小説
を応募したところ、審査員がわざわざ「私は彼に対しては特別な感情を持っていないし、自分の発言に責
任を持ちたいから、作者の素性を隠しての発言はしたくない。彼は黒人だ」と言ってしまうのに似ていま
す。
 本人が「わかる人にはわかるかもしれないけれど、あえて名前を公表するつもりはない」という意志を、
自己満足(?)で無視してみせたに等しいわけです。


314 名前: ☆ (4umEMRFs) 投稿日: 2004/10/27(水) 21:53 [ PgJXmBXs ]
>313
 今回の新潟地震で、私自身ではないのですが親類や友人関係にいろいろあり、ドタバタしています。精
神的にも疲れて、ぼちぼち書いていますけれど、遅々として進んでいません。

 以下は、ここで書くべきものではないのでしょうけれど。

 遺族の方々には御悔みを申し上げ、また、亡くなった方の御冥福をお祈り致します。
 身近な人が目の前で命を落とすというのは、耐え難い苦痛であり、自分の魂のどこか深いところにぽっ
かりと穴が開くような気持ちになります。現実感が喪失し、眠っていてもいつの間にか起きていて、目覚
めている事に気付かないまま闇に向かってじっと目を凝らしている事もあります。
 望まぬ境遇に追いやられた人間は、心が磨耗します。心が磨耗すると、無意識に攻撃する対象を探すよ
うになってしまう人がいます。
 避難所におられる方々の不安や悲しみ、苦しみ、やり場の無い怒りが、どうか同じ境遇の弱者に向けら
れたりする事がありませんように…。

 復活するまで、できましたら、もう少し御待ち下さい。
776名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:18:34 ID:J0QVM39t
>>775
さっさと死ねばいいのにねぇ。
777名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:32:38 ID:XxnBT/cO
778名無しさん@ピンキー:04/10/27 23:41:00 ID:ejG2a3dF
>>777
703 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/27 23:16:11
http://jbbs.livedoor.jp/study/4613/
ちょっと失礼。TSスレ関連No1のクソ板でキチガイDQN腐女子が暴れていますよ。
まるで腐女子の代表のようなレスっぷりでTS作家の面汚し。ただでさえ
TSスレのレベル低下が著しい昨今、腐女子のせいでさらにTS界全体の
品位が激しく疑われる事態に直面しています。あまりの腐女子っぷりに
自演の嫌疑までかかったのですが、管理人もあきれて放置しちゃってます。
現状は30日で100レスまで達する自演の凄まじさ。腐女子の分厚い面の皮に
ひとつ試しに説教をしてみてください。小学生顔負けの屁理屈をもってねじふせられるでしょう。
(精神を病む危険性がございます。くれぐれもご注意を!)
精神力に自信がある方、トライしてみてください( ̄ー ̄;)ニヤリ



これに死ぬほど笑った。しかしなんだ、『☆死ね地震で』ばっかりだな・・・
779名無しさん@ピンキー:04/10/28 00:08:46 ID:hNmkFh2g
>>778
692 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/27 22:59:02
>>690
☆うぜえ死ね。新潟地震でてめえだけくたばれよ。なるべく迅速にな。

☆以外の方々の一刻も早い復興、そして☆以外に亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。

694 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/27 23:01:44
>>692
また地震の話題か

696 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/27 23:03:09
>>694
非強制に貼られてたぞ。
親戚が今回の地震でえらい目に遭ったんだと。

697 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/27 23:04:52
>>696
見て来た
地震をダシにしてSS書けないのをごまかすのはどう見ても卑怯だろ

698 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/27 23:05:46
☆が親戚の家に行って、余震で一人だけ死ぬ展開キボンヌ

700 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/27 23:07:54
☆が死ねばTSスレの癌たる腐女子コテが一掃されていい感じになりそう
780名無しさん@ピンキー:04/10/28 00:23:00 ID:+dtfHaYN
ヌルー
781名無しさん@ピンキー:04/10/28 01:06:09 ID:TONF4Hd/
キモスレ晒し上げ
782名無しさん@ピンキー:04/10/28 01:19:54 ID:Uig05yco
キモいスレだなあここ
居もしないコテの何がそんなに憎いのか・・・
783名無しさん@ピンキー:04/10/28 01:43:29 ID:ybKshpS3
784名無しさん@ピンキー:04/10/28 09:44:52 ID:+JxBjNQi
あれだ一端削除して粛清しる
785名無しさん@ピンキー:04/10/28 13:17:07 ID:SFnGoPqN
ts職人排除計画発動中
786名無しさん@ピンキー:04/10/28 19:44:08 ID:1Llh6hVy
だから完全無視しろって。
787名無しさん@ピンキー:04/10/28 21:17:22 ID:Od22tF3n
地震のゴタゴタで☆が出て来れなくなってから避難所もここもSSがぱったり途絶えたのなんでー?ねえなんでえええええええええええ?
☆さんおせーて☆
788:04/10/28 23:17:28 ID:+dtfHaYN
スルーさせてもらいます
789名無しさん@ピンキー:04/10/28 23:18:49 ID:+dtfHaYN
とまあ、本物が来ないならいいんじゃない?
スルースルー
790名無しさん@ピンキー:04/10/29 00:54:33 ID:+PB7zRC4
削除依頼したくなる展開だな
791名無しさん@ピンキー:04/10/29 02:57:32 ID:1iirG5Je
死ぬまでやってろ、どいつもこいつも。
792名無しさん@ピンキー:04/10/29 03:31:28 ID:D30nxYRo
相変わらずツマンネーことで楽しそうだな、ここは。
793名無しさん@ピンキー:04/10/29 23:58:18 ID:cppGRdqV
>>790
IP出すのがお好きならどうぞ。


259 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/10/18 12:50:10 HOST:219-122-214-123.eonet.ne.jp
>>258
外部の避難所の紹介が宣伝にあたるとは初耳だな。
794名無しさん@ピンキー:04/10/30 00:09:20 ID:FhXglCr4
☆これを貼るともれなく避難所に携帯でも書ける短文感想レスが一個付きます☆
☆避難所の繁栄を祈ってw☆
766 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 00:05:08
787 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/10/28 21:17:22 ID:Od22tF3n
地震のゴタゴタで☆が出て来れなくなってから避難所もここもSSがぱったり途絶えたのなんでー?ねえなんでえええええええええええ?
☆さんおせーて☆


マジで途絶えてるんだけども。
つうか、2chのスレはともかく公民館に一切レスがないっていうのは…やっぱり?
以前は一日一回の割合で☆小説にマンセー感想が来てたのに。
795名無しさん@ピンキー:04/10/30 01:45:46 ID:XdGyb1cz
794 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/10/30 00:09:20 ID:FhXglCr4
☆これを貼るともれなく避難所に携帯でも書ける短文感想レスが一個付きます☆
☆避難所の繁栄を祈ってw☆
766 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 00:05:08
787 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/10/28 21:17:22 ID:Od22tF3n
地震のゴタゴタで☆が出て来れなくなってから避難所もここもSSがぱったり途絶えたのなんでー?ねえなんでえええええええええええ?
☆さんおせーて☆


マジで途絶えてるんだけども。
つうか、2chのスレはともかく公民館に一切レスがないっていうのは…やっぱり?
以前は一日一回の割合で☆小説にマンセー感想が来てたのに。
796名無しさん@ピンキー:04/10/30 02:32:03 ID:2NmKJuHx
本当だ。途絶えてる・・・
俺は☆の自演だとは思っていなかったが、こういう状況になると公民館には最初から一人しかいなかったと思わざるを得ない。
自分で広告しときながらそりゃ無いでしょ・・・☆さんよぉ・・・
797名無しさん@ピンキー:04/10/30 04:19:56 ID:FhXglCr4
357 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/10/30(土) 03:39 [ CupJBtVw ]
ガンガレ!
超ガンガレ!!

☆やっと感想が付いてくれました☆
798名無しさん@ピンキー:04/10/30 17:08:30 ID:Ihe5vrBo
>>796-797
キミの頭の中だけでね♪
799名無しさん@ピンキー:04/10/30 18:44:02 ID:1BW2OdSs
…で、とても見事に自作自演をバラした☆は
何で池沼モードになってるんだ?
地震のせいで親戚が死んだか?
それとも、言い逃れも出来ないほど煮詰まってるのか?

あと、ふにゅと同様の手法で荒らすなよ。
公民館のレスが途絶えたのは、あくまでも事実だから。
かわいそうな☆の頭の中だけでは途切れてない事になってるんだろうが。
800名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:08:27 ID:2N7IvKOg
☆の一つ覚え&自演ショー@ふにゅ

767 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 00:25:31
>766
キミの頭の中だけでね♪

770 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 03:38:29
>769
キミの頭の中だけでね♪








便利だなコレ

771 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 03:39:49
>>770
キミの頭の中だけでね♪

777 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 03:55:28
>>776
キミの頭の中だけでね♪

779 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 07:11:59
In article >>778, 名無し物書き@推敲中?/sage/778 wrote:
>ほんとについたよ携帯レス

ということにしたいのですね?
801名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:09:04 ID:2N7IvKOg
780 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 12:15:35
>>779
キミの頭の中だけでね♪

782 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 16:52:52
>>780
ということにしたいのですね? :)

783 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 17:04:30
>782
キミの頭の中だけでね♪

787 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 20:04:00
>785
>786
キミの頭の中だけでね♪

788 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 20:29:05
In article >>787, 名無し物書き@推敲中?/sage/787 wrote:
>キミの頭の中だけでね♪

これしか日本語知らないのですか?

少しは日本語勉強したら?

790 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 20:42:00
In article >>789, 名無し物書き@推敲中?/sage/789 wrote:
> なんのブラウザ使ってるの、☆?

何か大幅に勘違いしてません? :)
802名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:09:31 ID:2N7IvKOg
792 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 21:24:34
>>790
キミの頭の中だけでね♪

795 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 21:38:53
In article >>792, 名無し物書き@推敲中?/sage/792 wrote:
> キミの頭の中だけでね♪

In article >>794, 名無し物書き@推敲中?/sage/794 wrote:
> ↓キミの頭の中だけでね♪

「だけ」だということにすると何かいいことがあるんですか? :)

800 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/10/30 22:26:23
>>799
In article >>787, 名無し物書き@推敲中?/sage/787 wrote:
>キミの頭の中だけでね♪
803名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:15:10 ID:B+1TNrZy
なんか読者無視の作者つぶしの批評家だらけになっている。 勘弁して欲しい。
804名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:22:02 ID:XvdalwBZ
どうでもいいが、コピペはやめてくれ。

>>803
批評じゃないよ、既に。
まあ、自分で叩きの原因を作ってしまっている作者も問題なんだがな。
お互い様だ。
805名無しさん@ピンキー:04/10/31 01:07:17 ID:wj3bS8IJ
何事もなかったかのように、次の投稿をお待ちしています。
806名無しさん@ピンキー:04/10/31 01:13:06 ID:vX5MW4gX
何事もなかったかのように、489萌え☆厨夜叉リスの暴走をお待ちしています。
807名無しさん@ピンキー:04/10/31 01:45:15 ID:SZaHcaZd
>>797
そのレス俺w
808名無しさん@ピンキー:04/10/31 08:27:23 ID:eMp4MA6z
くにるりゃくにるりゃくゆなひぴうすりゃしゅくにるたきゃきゃきゃ
809名無しさん@ピンキー:04/10/31 19:53:15 ID:AI1rN+04
35 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/10/31(日) 10:33 [ eEuZvxx6 ]
> 乳無しさん
正座して待ってます。

> 皆さん、どうやって時間作ってますか?
え〜、平日は帰りが遅いので、休日中に一気に…。

316 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/10/31(日) 10:49 [ VH0cDP5o ]
>314
大変な状況のようで、何と申し上げればいいか。

元気に戻られるのを お待ちしております。

358 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/10/31(日) 10:52 [ kXi.SXZI ]
>356
正座してまふ。


アンカータグが同じ
時間帯も同じ
何のためにスレごとにIDを違える設定にしたのか良くわかるな
一番上のレスで☆だと丸分かりなのが痛いが
810名無しさん@ピンキー:04/10/31 20:33:18 ID:XvdalwBZ
あーだめだよそれバラしちゃ。
811名無しさん@ピンキー:04/10/31 20:59:01 ID:B+1TNrZy
いいかげん、特定のコテ叩きはやめてもらえんかね。
結局、それがほかの職人コテさんを寄り付かせなくするんだよ。
名無しで批判ばかりする人間が何か小説を投下してくれるなら
ともかく、これでは単なる粘着キチガイにすぎない。
812名無しさん@ピンキー:04/10/31 21:37:40 ID:ZMBmTYwU



813名無しさん@ピンキー:04/10/31 21:52:12 ID:++MRvsYA
今は早 曠野の野辺と成り果てし 行くべき道も 絶え果てにけり
814名無しさん@ピンキー:04/10/31 21:52:49 ID:XvdalwBZ
ただ煽ってても全然おもしろくないだろ!
て言うか、お前ら何したいんだ?SSが本当に読みたいのか?
読みたくないならこんな所に来るな。お前らが荒らしてるから誰もSSを投稿できないじゃん。
みんな作者が公民館に行ってしまうではないか
815名無しさん@ピンキー:04/10/31 22:09:08 ID:MEr/EzLz
>>811
いいかげん、名無し自演はやめてもらえんかね。
結局、それがほかの職人コテさんがいない証明になるんだよ。
コテ隠して自分マンセーばかりする人間がいなくなってくれるなら
ともかく、これでは単なる宣伝キチガイにすぎない。
816名無しさん@ピンキー:04/10/31 22:32:33 ID:B+1TNrZy
>>815
いなくなるはずだ。 小説を読みたい人間は他にいくだろう。 (*゚ー゚)ノシ
817名無しさん@ピンキー:04/10/31 23:00:43 ID:uQ2ufOAZ
☆   注意   ☆

ふにゅと非強制を定期巡回する「萌え厨」という荒らしコテが存在します。
実行不可能な嘘で(呪う、訴える、削除依頼するなど)脅したり、
自らの知能にそぐわない発言に無理がかかるとすぐ逃げるなど、全般的にあまり賢くはありません。
執念深さだけが取り柄です。
公民館に生息し、複数のコテ及び名無しで書き込むことが唯一の趣味ですが、
レスをすると暴れるので、発見したら黙って巣に帰るのを待ちましょう。
818名無しさん@ピンキー:04/10/31 23:21:09 ID:9aDfFrIY
あ〜はいはい。子供は帰った帰った。
ここは大人が遊ぶところだからね?
819名無しさん@ピンキー:04/10/31 23:31:13 ID:vX5MW4gX
何事もなかったかのように、489萌え☆厨夜叉リスの暴走をお待ちしています。
820名無しさん@ピンキー:04/11/01 00:18:44 ID:oJAj27nV
☆ここでレスをつけた直後に避難所に行く☆様に敬礼☆
359 名前: 太夜叉 (mIpr51nY) 投稿日: 2004/11/01(月) 00:09 [ dxBcc8Ig ]
>>357様 >>358
2〜3日中には必ず投下しますんで、もうしばらくお待ちを。
マジでゴメンです。

……はっ?ゲーセンで俺を見た?きっとそれは他人の空n(ry
821名無しさん@ピンキー:04/11/01 11:54:49 ID:qmY9XM+z
>>809
したらば見て確認してみたら
感想つけてるやつのほとんどがアンカータグと読点の使い方☆と一緒だったな
822名無しさん@ピンキー:04/11/01 11:56:23 ID:qmY9XM+z
最後の三レスだけか
823名無しさん@ピンキー:04/11/01 19:40:06 ID:1vJ7zLkL
>>821
317 名前: romマン 投稿日: 2004/11/01(月) 07:55 [ vGjCkMCE ]

>314
大変だと思いますが、お体に気をつけて下さい。
あと復活されるまで気長にお待ちしています。


また☆がよく使うアンカーだな
気付いてないのか
824名無しさん@ピンキー:04/11/01 22:56:51 ID:MA9cc979
職人コテも感想つける名無しもみんな同一人物って、
そんな奴がいるならものすごい能力の持ち主だな。
粘着の妄想はすごいな・・・
825名無しさん@ピンキー:04/11/01 23:57:12 ID:ozmhMEi4
何事もなかったかのように、489萌え☆厨夜叉リスの暴走をお待ちしています。
826名無しさん@ピンキー:04/11/02 00:01:50 ID:IBpEW+Or
強制だけじゃなくこっちも駄目駄目かよ。

>>824
妄想じゃなくて半分以上事実。
過去ログ嫁。
827名無しさん@ピンキー:04/11/02 00:02:05 ID:MVYQuadT
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1095526502/836-
☆が自分から話題を反らそうと必死です
その間に避難所に自演書き込み


318 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/11/01(月) 23:00 [ kNOzc4JY ]
けいタンはこんな感じなのでしょうか?
ttp://moe2.homelinux.net/src/200411/20041101746648.jpg
828名無しさん@ピンキー:04/11/02 00:09:02 ID:8Ra9swq1
>>826
明確なソースきぼんぬ
829名無しさん@ピンキー:04/11/02 00:22:45 ID:dWPXNZ5x
>>826
ちょっとでも好意的なカキコは全部自演、そして公民館の
職人は全員同一人物と主張する電波嵐がいるだけ。
830名無しさん@ピンキー:04/11/02 01:52:32 ID:/f0TE2qD
それが電波じゃないんだよねっと。
避難所を少し調べた結果、☆のIDは短くて3日、長くてひと月近く変わらないことがわかった。
そして、同じようにIDの変わらない人間は他にも何人かいる。
これだけならyahooBBが何人かいるということで済ませられる。けど。

SS第二スレでのことだけど、ちょっとコピペ失礼。
831名無しさん@ピンキー:04/11/02 01:53:12 ID:/f0TE2qD
1)
48 名前: 名無し 投稿日: 2004/08/09(月) 01:27 [ elSljbcI ]
>☆さん
漫画喫茶を利用するなどしてみては?

50 名前: 48 投稿日: 2004/08/09(月) 20:45 [ b3bH9IVY ]
>☆さん
そうなんですか、こちらは気長に待っていますんでお気になさらず。
早く規制解除されると良いですねぇ…

2)
155 名前: 通りすがり 投稿日: 2004/09/10(金) 22:32 [ elSljbcI ]
涙筑┰徘s!・楳m淬洶雲・s!・H

156 名前: 155 投稿日: 2004/09/11(土) 10:25 [ bjo5WMZU ]
文字化けしてる(汗)

ボディスラムではなくボディアタックでは?

でした。失礼。
832名無しさん@ピンキー:04/11/02 01:53:41 ID:/f0TE2qD
3)
182 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/09/19(日) 23:19 [ bjo5WMZU ]
頑張れ、けータン!
ニブチンの健司がおちるまであと一歩なんじゃ〜。・゚・(ノД`)・゚・。

265 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/10/13(水) 02:22 [ bjo5WMZU ]
そういう展開大好き!
☆さん、がんばってノシ

286 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/10/16(土) 08:10 [ b3bH9IVY ]
ラララ…
鬱展開、GJです!
心ならずも感じてしまう圭タン、ハァハァです!
833名無しさん@ピンキー:04/11/02 02:01:53 ID:/f0TE2qD
まず、[ elSljbcI ]が「48」として登場したのが2004/08/09(月) 01:27。
同じ[ elSljbcI ]でレス番号155、「通りすがり」として再登場したのが2004/09/10(金) 22:32。
約1ヶ月。
その後[ bjo5WMZU ]で155であることを示して訂正レスをつけたのが2004/09/11(土) 10:25。
[ bjo5WMZU ]はのちに名無しで2004/10/13(水) 02:22に出てきている。
1ヶ月以上だ。
そして、最初の「48」のもうひとつのIDが[ b3bH9IVY ]、2004/08/09(月) 20:45に出現。
こいつも同じID[ b3bH9IVY ]で2004/10/16(土) 08:10に名無しで感想を書いている。
これは2ヶ月以上同一IPを保っている。

まあ、少なくとも、「長期に渡ってIDが変わらない上で、2つのIPを使いこなす人間」がいることは間違いないわけだ。
判断は皆に任す。
834名無しさん@ピンキー:04/11/02 02:02:31 ID:/f0TE2qD
もとい、「2つ以上のIP」。
835名無しさん@ピンキー:04/11/02 02:20:15 ID:kP/2OfrA
公民館は強制ID+ID固定に設定してあるのか。
836名無しさん@ピンキー:04/11/02 02:46:04 ID:dWPXNZ5x
それ、根拠になってないぞ。
PCにあんまし詳しくない人なら、おおっそうかとか言うかもしらんけど。

ルータの電源入れっぱなしならIPはたまにしか変わらん。
したらばのIDがどうやって生成されてるのかはよくしらないが、キーは日付とIPだろ。
たぶん同IPなら、日によっては同じIDが出るんだろうな。
レスを書いてるマシンが自宅と学校/職場とかの複数あるってだけだと思うけどね。
自演同一人物云々はやはり電波としか思えんね。
とかマジレスしてると俺まで☆さん扱いされるんだろうがな。
837名無しさん@ピンキー:04/11/02 02:51:18 ID:6MrU1DWb
>>836
わかってるならマジレスだめだよ〜!
電波ちゃんにまともにレスしたら、ぜったい噛みつかれるんだから!
838名無しさん@ピンキー:04/11/02 02:57:36 ID:RZAwRWIL
萌え厨がんばれ
擁護もがんばれ
839名無しさん@ピンキー:04/11/02 17:46:52 ID:kP/2OfrA
>>836
したらばは「ID非表示」「ID表示(IP+日付でID生成)」「ID表示(IPのみでID生成)」「IP表示」が管理人によって選べるようになってる。
同じIDが日付をまたいでいるから「ID表示(IPのみでID生成)」であると判断できる。

ちなみに2ちゃんは「ID表示(IP+日付でID生成)」。
自作自演なんてパソコンと携帯があれば十分できるし。
したらばなら串使ってもばれない。
840名無しさん@ピンキー:04/11/02 18:04:45 ID:+bRddtWm
つーか、ここの人はまだ☆さんやら、萌え厨が
2chに毎日来てると本気で信じてるの?

自分が☆さんだったら、こんなしょうもないスレ
そっこうで出て行くと思うけど・・・TSサイトはくさるほどあるんだし。

こんなスレに常駐するなんて、ぶっちゃけ ありえない。
841名無しさん@ピンキー:04/11/02 19:16:39 ID:mIgf+Kls
☆必死age
842名無しさん@ピンキー:04/11/02 19:55:08 ID:mIgf+Kls
煽りに耐えられなくなった人はこちらへ
ttp://jbbs.livedoor.jp/study/4613/

個人の管理下なので荒らしは来ませんよ
来たとしても、IP取られ、通報されてで面白い展開を見学できるかもしれません
843名無しさん@ピンキー:04/11/02 20:00:55 ID:dH4W3x1C
>>842
俺は自作自演については信憑性は感じてないけど
☆の舞い上がりっぷりは十分に面白いぜ。
844名無しさん@ピンキー:04/11/02 22:29:09 ID:JWTdbRRS
ここまであからさまだと逆に気持ち悪い
荒らしがわざとやってんじゃねーの??って思ってしまうんだが・・・
845名無しさん@ピンキー:04/11/02 23:02:49 ID:WJktBWoU
>>840
>自分が☆さんだったら

☆さん乙です!
846名無しさん@ピンキー:04/11/02 23:08:09 ID:5xuffCfR
乙厨もいいかげん うざい
847名無しさん@ピンキー:04/11/02 23:25:31 ID:dWPXNZ5x
IDが同じだろうと違おうと何の根拠にもならんてことか。
ところであれだ、荒らしが職人や読者叩いて自演自演とか
言ってる中じゃ誰もSSなんぞ投下しないだろうから、
とりあえず雑談しようぜ。
848名無しさん@ピンキー:04/11/02 23:36:27 ID:dWPXNZ5x
お前ら自分をTSものでオナーニすっとき、自分を誰に設定しますか?
漏れは主人公3 : 女3: 男4 のバランス型
849名無しさん@ピンキー:04/11/03 00:02:42 ID:LTaxAD77
>>844
愉快犯の荒らしか
荒らしに見せかけた(誰とは言わないが)か
850名無しさん@ピンキー:04/11/03 00:40:09 ID:HE1xwJga
319 名前: ☆ (4umEMRFs) 投稿日: 2004/11/02(火) 21:00 [ 37TMMy9k ]
 復活は徐々に。人を心配してても毎日は過ぎますし、仕事最優先で年末に向けて進行中です。

(以下略)

320 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/11/03(水) 00:06 [ aps9SN9g ]
>☆さん
 日参いつもご苦労様です。

321 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/11/03(水) 00:12 [ rOWvm2cs ]

>☆さん
 待ってましたよ!!


なんかまたぞろ怪しいんですけど
851名無しさん@ピンキー:04/11/03 00:43:35 ID:+KxrwfnH
>>850
釣られるな
852名無しさん@ピンキー:04/11/03 01:09:32 ID:uFQ8J8Oi
>>851
☆乙。
853名無しさん@ピンキー:04/11/03 01:16:47 ID:S3QGK9cL
強制スレともども次スレは無しだなこりゃ
854名無しさん@ピンキー:04/11/03 01:19:13 ID:wWUPr6bM
どうせ誰かが立てちゃうでしょ。
855名無しさん@ピンキー:04/11/03 02:02:10 ID:C+CsgDl3
856名無しさん@ピンキー:04/11/03 02:12:26 ID:MnDkGMVQ
いかん、釣られてしまった……orz。
857名無しさん@ピンキー:04/11/03 02:15:16 ID:HE1xwJga
>>855は宣伝です、行き先は公民館
ふにゅにも貼られてた
858名無しさん@ピンキー:04/11/03 02:17:51 ID:S3QGK9cL
宣伝じゃなくて荒らし誘導だろ。
859名無しさん@ピンキー:04/11/03 02:23:26 ID:wWUPr6bM
>>855が荒らしね
860名無しさん@ピンキー:04/11/03 02:31:58 ID:u5SbKLh5
今後ナゾの次スレが乱立の悪寒
861名無しさん@ピンキー:04/11/03 02:32:44 ID:HE1xwJga
こっちにも貼っときます
専用ブラウザを使用してる人へ
NGワードにこれを登録

jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/4613
jbbs.livedoor.jp/study/4613
862名無しさん@ピンキー:04/11/03 02:45:55 ID:uFQ8J8Oi
>>858
キミはつまらん
863名無しさん@ピンキー:04/11/03 04:57:58 ID:9t3emL1H
この荒らしは以前☆のSSが気に食わなくて、☆に滅茶苦茶な因縁付けはじめた。そのときに
2ちゃん初心者だった俺が「行動パターンが半島人と一緒」とかなんとか煽り返したら
ぶちぎれて自演のなんの喚きだしたんだよ。
多分マジで在日なんじゃないかなぁ?あのファビョり方は図星としか思えんw


まぁ何にしても放っておくのが一番だよ。
864名無しさん@ピンキー:04/11/03 05:35:09 ID:UY94MsHZ
…と、今日も朝から自分フォローに必死な☆様です。
865名無しさん@ピンキー:04/11/03 08:15:13 ID:QknTl2d7
>>863
荒らしてスレを潰す奴と荒らしを煽ってスレを潰す奴が居るという独白だな。
866名無しさん@ピンキー:04/11/03 09:27:41 ID:f3iKFVWY
まっ気づいてる奴は気づいてるからいいんでないの??
つーか今は荒らしを煽って楽しみたい奴しかいないって気づかんのかね>荒らし
今は外部の住人ばっかりなんだよね
純粋なスレ住民はとりあえず見てるだけでなんもしないよ
外部の住民に躍らされてる荒らしをみるとなんだかなぁって思う
867名無しさん@ピンキー:04/11/03 10:03:28 ID:QknTl2d7
>>865
間違いだろ。荒らしもそれを煽ってる奴もどちらも偏執した住人だ。
他人事のように書いているが、そのレスで自分も荷担したという自覚を持て。
868名無しさん@ピンキー:04/11/03 10:04:06 ID:QknTl2d7
リンクを間違えたが>>867>>866宛な。
869名無しさん@ピンキー:04/11/03 11:11:05 ID:f3iKFVWY
そうかねぇこれだけ毎日ageられて
ここ以外の人がまぎれてないはずがないと思うんだが
>そのレスで自分も荷担したという自覚を持て
まったしかに、反省するわ
しかしまぁよくぞここまで荒れたねぇ・・・
870名無しさん@ピンキー:04/11/03 12:13:18 ID:pBtsl4JZ
オイ、おまいたち次スレなんか立てたらヌッころしますよ。
871名無しさん@ピンキー:04/11/03 12:38:50 ID:zYJ4QSSm
SS職人様へ
スレ住人は職人様のSS投下を心よりお待ちしております
いくつか注意事項がございます。

萎えるSSは御法度です
内容的な事を申しますと
ホモは絶対にだめです。レズも嫌いな人がいます。
リアル性転換系もいけません、シーメール等危険すぎます
それ以外にも住人が嫌いなシチュエーションが色々ございます
それらは書いてはいけません
内容が被ってもいけません
全体的に最低でも少年少女文庫以上の物でなければなりません

以上の要件を満たし 
使えるSSを投下する事は職人様の義務でございます
是非 どしどし投下して 住人を満足させてください
872名無しさん@ピンキー:04/11/03 13:40:42 ID:fynKnR0A
御免蒙る。
873名無しさん@ピンキー:04/11/03 20:23:50 ID:Xxn/hcBB
>>871
シロート作家相手に注文の多い人だな・・・。
874名無しさん@ピンキー:04/11/03 22:59:02 ID:ZQHj3iIp
で、結局次スレどうするよ
875名無しさん@ピンキー:04/11/03 23:58:01 ID:KFDcoiiZ
なんで突然チョソの話題が出てくるの?
ここはハン板じゃないよ?
ねえ☆?
876名無しさん@ピンキー:04/11/04 00:02:48 ID:0qviNEEN
☆我らの☆様が二人同時に出てきて下さいました☆
319 名前: ☆ (4umEMRFs) 投稿日: 2004/11/02(火) 21:00 [ 37TMMy9k ]
 復活は徐々に。人を心配してても毎日は過ぎますし、仕事最優先で年末に向けて進行中です。

374 名前: 太夜叉 (mIpr51nY) 投稿日: 2004/11/03(水) 23:57 [ 7tay1MXc ]
今回はここまでということで。

書きやすい終わりの方から書いていったんで、話的には24話の方が先に
書き上がっちゃったんですよね。それが遅れた一番の原因。
こんなに遊園地編が長くなるとは思わんなんだ……。
877名無しさん@ピンキー:04/11/04 00:17:25 ID:s5YBxSFg
878名無しさん@ピンキー:04/11/04 00:18:08 ID:s5YBxSFg
★様
879名無しさん@ピンキー:04/11/04 01:04:57 ID:0qviNEEN
☆今日の☆さんは太夜叉さんのようですね☆
324 名前: 太夜叉 (mIpr51nY) 投稿日: 2004/11/04(木) 00:10 [ g/D5e0QM ]
色々と大変な御様子で、どうぞ頑張って下さい。続きは気長に待ってい
ますので、☆さんのお好きな時に投下して下さい。
地震に関しては、自分は隣県に住んでいるのと仕事柄上否応でも実状を
見てしまうので、結構見ていてつらかったですね。新潟の人々には、ま
た元の生活に戻れるよう気を落とさずに頑張ってもらいたいです。

けーちゃん、バスト以外○学6年生レベルって……。犯罪ですか?w
880名無しさん@ピンキー:04/11/04 01:18:20 ID:9G5OInaT
☆さん
これが貴女の望んだ結果ですよ

2ちゃんねるのTSF関連SSスレはもう終わりです
何人かは貴女の板に行くことになるでしょうね
腐女子の巣だとわかりきっていても

これで満足なんですよね
もうこれ以上悪い結果にはなりませんよね
881名無しさん@ピンキー:04/11/04 01:21:27 ID:WmmI62bG
☆乙
882名無しさん@ピンキー:04/11/04 01:22:26 ID:dhNpcwZc
>>880
キモい文章乙。どこを縦読み?
883名無しさん@ピンキー:04/11/04 01:45:21 ID:GqLDhlVj
だみだこりゃ
884名無しさん@ピンキー:04/11/04 01:54:10 ID:rxsD0wh6
別にあんなところ行かなくても、他にもいいところがあるよ。
885名無しさん@ピンキー:04/11/04 01:56:20 ID:IO2zvi2D
>>880
チョソ乙!
886名無しさん@ピンキー:04/11/04 02:56:01 ID:WmmI62bG
別に俺は☆だけのSSが読みたいんじゃないから。別の所へ行けばいろんな作者がいるし。
だから公民館とやらの広告はウザイからしないでくれる?
887名無しさん@ピンキー:04/11/04 03:15:15 ID:VgGnbFJ9
粘着の巣ハケーーン

こんなのageるしかないでしょう  禿藁
888名無しさん@ピンキー:04/11/04 03:20:45 ID:3lII34sa
ほらほらまたageられたよ
☆がどーとかもう話題にしなでくれるかな
はっきりいってどーでもいい
889名無しさん@ピンキー:04/11/04 03:24:57 ID:WmmI62bG
☆乙











って書かれるぞw
890名無しさん@ピンキー:04/11/04 03:43:12 ID:k5pM5z3b
悲劇のSS作家、☆様の作品が読めるのはここだけ!
http://jbbs.livedoor.jp/study/4613/
891名無しさん@ピンキー:04/11/04 13:42:29 ID:WmmI62bG
自爆のSS作家、☆様の作品なんか読みたくありません!
892名無しさん@ピンキー:04/11/04 14:09:34 ID:qmIxc0zq
ひきこもりはこんなことでしかコミュニケーションがとれないのかな?
893名無しさん@ピンキー:04/11/04 14:13:15 ID:WmmI62bG
負け惜しみ乙。
必死に話を変えようとしてますね(プゲラ
894名無しさん@ピンキー:04/11/04 14:55:07 ID:qmIxc0zq
やっぱりひきこもりなんだ。
895名無しさん@ピンキー:04/11/04 16:18:29 ID:Yn6gycxe
自演様 板から出て来て ひきこもり
896名無しさん@ピンキー:04/11/04 19:35:20 ID:BOrxoXCT
せっかく>>847氏が「雑談にしよう」って建設的な提案をしてるし、TS話しましょうよ〜

>>848
全部一緒じゃなくて、男×TS女 がちょっとだけ多いんだ?
自分は、脳内妄想だけだと物足りないんで、読んでる作品によるかなぁ。

単純に、どれが好きかってことなら、主人公に感情移入が一番多いかな?
で、相手は女性、時々ふたなり。男性化またはふた化した女性ならなお良し。
897名無しさん@ピンキー:04/11/04 19:38:53 ID:9Dmedqnh
>>896
☆乙
898名無しさん@ピンキー:04/11/04 20:47:59 ID:WmmI62bG
>>894
粘着乙
899名無しさん@ピンキー:04/11/04 20:48:24 ID:YIZyMA/f
このスレには「やさしさ」が足りない
900名無しさん@ピンキー:04/11/04 21:25:03 ID:62vev0qQ
このスレには「やらしさ」が足りない
901名無しさん@ピンキー:04/11/04 21:51:23 ID:Yn6gycxe
んで
星野郎の親戚はどうなったんだ?そろそろ家でも潰れたか?
うかつに呪いなぞかけるもんじゃねーな、誰かさんよw
902名無しさん@ピンキー:04/11/05 00:25:17 ID:1UboTF3V
>>898
ひきこもり乙
903名無しさん@ピンキー:04/11/05 01:10:18 ID:E546rVDo
>>882
経て読みじゃない。

 さ
 れ

 ちゃ
  人かは貴女
        だとわかりきっていても

これで満足
      以上悪い結果にはなりませんよね
904名無しさん@ピンキー:04/11/05 01:18:48 ID:fnP0nHFY
>>901

             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ,,,,,,,,,  <  星野鉄郎ならここにいるわよ
    |;;;;;;;;;|   \________________
    |;;;;;;;;;|
   ノゝ・_・)_√ ̄i_  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ノノ'"'πヾ (゚Д゚ ) <  メーテル、無理にボケなくてもいいよ 
  _ノノU;;;;;;;| ノ# ̄ヽ  \_____________
 |__|];;;;;;;;|ノ__#_ヾ
905名無しさん@ピンキー:04/11/05 01:35:50 ID:EpV2lac4
☆の親戚は死んだようです
だから>>890にレスがないのです
906名無しさん@ピンキー:04/11/05 02:44:56 ID:HK5ro/+h
>>905
お前のようなクズと同じスレにいるだけで気分悪いわ
出てけカス!ふにゅに帰れ!
907名無しさん@ピンキー:04/11/05 03:17:38 ID:z2r6M1vV
>>905
いや、さすがにそういう煽りはまずいだろ・・・
少なくとも地震で本当に死人が出てるわけだし。
908名無しさん@ピンキー:04/11/05 03:28:18 ID:VFmZj3He
>>907
そうだね、☆本人が巻き添えで死ぬならともかく、親類殺すのはさすがに…。
909名無しさん@ピンキー:04/11/05 05:46:11 ID:RpudezZl
>>908
貴様も同罪
910名無しさん@ピンキー:04/11/05 23:09:50 ID:0Lv9KBxy
今日も殺伐としているなぁ……
911名無しさん@ピンキー:04/11/05 23:28:07 ID:z2r6M1vV
明日も殺伐としてます。
912名無しさん@ピンキー:04/11/06 00:00:34 ID:oJhKC5eu
で、☆は水没する恋人の家に一人取り残されたまま死んでくの?
913名無しさん@ピンキー:04/11/06 00:04:56 ID:D0kc+6ni
>>912
その通り。逝ってヨシ!
914名無しさん@ピンキー:04/11/06 00:15:59 ID:suCjRtHl
ここまでくると煽りといったものではなく、誹謗中傷。 ひきこもり、友達作れよ。
915名無しさん@ピンキー:04/11/06 00:30:29 ID:lq13hpVk
星はひきこもりしか言葉を知らないかわいそうなry
916名無しさん@ピンキー:04/11/06 00:35:43 ID:oJhKC5eu
>>915
そんなことないよ。
呪ってやるとか訴えてやるとか削除依頼してアク禁させるとかキミの頭の中だけでね♪とかたくさんの語彙があるよ。
917名無しさん@ピンキー:04/11/06 01:13:53 ID:JDQdh5E3
21 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/11/06 00:52:05
非強制見てると本気で気分が悪くなるな。
なんて言うかさ実際に現場では人の生死が人事でなく問題になってるんだからさ、ああいう書き込みは不謹慎にも程があると思う。
あそこまで行くと以前のように笑って見ていられるレベルじゃない。
そろそろやりすぎだということに気付け。

乙はいらないからなwww
918名無しさん@ピンキー:04/11/06 01:55:11 ID:D0kc+6ni
甲乙丙!
919名無しさん@ピンキー:04/11/06 21:06:45 ID:zeRxbaAZ
そろそろスレも終わりだから、言いたいことを言わせてもらうか。

電波粘着が二匹か、多くても三匹。
そいつらが煽りまくってんだな。
>>893などからすると、荒らし行為でスレ住人が迷惑顔してるだけなのを
何かに勝ったとか勘違いしてる風でもあるが。
だいたいそこまでして何に勝ちたい。
☆さんにか?それともその読者?
もしかして、スレを荒らせば勝ったことになると考えてるのかね。

言っておくが、性転換とか女性化とかいうネタは、はっきり言って読者層は狭いぞ。
少数のマニアが寄り集まってるんだから。
もともと住人がそんなに大勢居るわきゃない、そんな中に何人も荒らしが
いれば、誰だって真相はわかる。
あれも☆これも☆、あれも自演これも自演と必死で電波をとばしても、
スレが荒れるがまるで無駄なことだよ。

そしてそれだけならよくいるタイプの、ただの荒らしだが、他板のコテを
えんえんと叩き続けてるのは相当の粘着度だ。
しかもその上、ネタにしていいことと悪いことの区別もつかんリア厨ときた。
はっきり言って救いようがない。
920名無しさん@ピンキー:04/11/06 21:22:59 ID:suCjRtHl
>>919
言いたい気持ちはわかるけど基本はスルーですよ。 キチガイに説いても無駄です。
921名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:25:55 ID:zeRxbaAZ
>>920
それはそうなんだが。
新潟地震までくだらん荒らしネタに使う甘ったれ根性にやたら腹立ったのと、
あとついでに漏れのオナーニネタが電波粘着に潰されたもんで、
せめてスレが消えるときくらいは何か言いたかったというのも本音。
漏れのオナーニを邪魔するなと。

オナーニといえば
>>896
漏れは自分がTS女を責める男役になるか、ふたなり女に責められる
主人公になるかの妄想二択。
むろん読む作品に左右されるわけだが。ハァハァ
922名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:51:53 ID:dLRZ3FUy
これだけ荒らしが好き勝手やってるのになんのペナルティがないのは、ここの削除人が
無能なのか?
923名無しさん@ピンキー:04/11/06 22:52:43 ID:dLRZ3FUy
×なんのペナルティがない

○なんのペナルティもない
924名無しさん@ピンキー:04/11/06 23:05:40 ID:D0kc+6ni
そこまで削除人も暇じゃない。
925名無しさん@ピンキー:04/11/06 23:53:51 ID:xoEHfc2m
新潟地震を茶化した時点でその香具師はチョソ確定だな。たとえ生粋の日本人だろうと、魂はキムチで汚染されてチョソへ堕ちてやがる。
チョソは神戸の時も天罰とか抜かしやがったしな。
まあ、人間としての基本がまるで存在しない半熊のチョソはスルーしる。香具師らは人間じゃないんだし。
926名無しさん@ピンキー:04/11/07 03:56:24 ID:AiDzMSBa
いつまで荒らせば、飽きるのかなぁ……
927名無しさん@ピンキー:04/11/07 05:18:04 ID:qxbXWT7G
もう次スレ立てなくてもいいだろ
前スレの時も立てなくていいという結論でたのに立った

どうせ荒らしが荒らしたいだけの為に立てたんだと思うが
928名無しさん@ピンキー:04/11/07 17:23:35 ID:AovP9att
埋め
929名無しさん@ピンキー:04/11/07 19:35:15 ID:TLzbhUl9
>>921
荒しが居付いた元凶は(職人含む)スレ住人にもあると思うんだけどね。
スルーが徹底できなかった。

>>927
あー。そうなると寂しいモンがあるねえ。
930名無しさん@ピンキー:04/11/07 20:31:51 ID:JW3FAYpb
某スレから引用してみる。

〜〜腐女子の特徴〜〜
・ 荒らしを無視できない。
  例)「あらあらまたですか。暇な人ですねえ。」
    「みんな、わかってると思うけど、>>○○はスルーですよ!(`・ω・´) 」
  構うから荒らされるんだぞと、10回注意しても直らない。
・ 「あっそ。ふ〜ん」などと余裕・無関心を装うが、内心イライラしてるのがまるわかり。
・ 好きなものは激しく庇い、嫌いなものはちょっとでも関係するものまで叩く。
  どちらも強く粘着する。
・ 叩きたいレス相手を「あなた」呼ばわりし、慇懃無礼でも気取る
・ レスアンカーに特徴がある。
・ プライドの高さからか、自分達の間違いを認めれない。
・ 根拠もないのに、他スレ住人を荒らし扱い。
  自分達は正しい、間違いなんてないと思い込んでる。
・ 自演を決め付けるのも大好き。意見する相手はすべて自演扱いで必死 。
・ 煽りの時に、wを大量にいれるww
931名無しさん@ピンキー:04/11/07 20:32:35 ID:JW3FAYpb
・ レッテル貼りが十八番
  自分たちに気に入らない事を言うやつを排除しようと言う、排他的意識の表れ。
  最終的には、レッテル貼りから、ただの揚げ足取りになって相手を不快にさせる。
・ 何で文句を言われるのかの自覚がない。
 ・自作自演や自作自演決めつけをこよなく愛する
 ・スレの流れを心配した発言などに対し「なんか感じ悪い・・・」とレスをつける
  (男で「○○って感じ悪い・・・」なんて言う奴はいない)
 ・コピペやURLは自分の意見を書き込まないで貼り付ける
 ・たとえ正論であっても煽り口調で書かれていたら、煽り返さずにはいられない 
 ・スルーすると、「この話題してもOKなんだ」とか勘違いし出す
 ・絶対に負けを認めず、最後に自分が捨て台詞を吐いてから話を終わらせないと気が済まない
 ・その板によって違う雰囲気を鑑みず、オノレの常駐板の空気が絶対であるかのように 
  ずかずかと土足で踏み込みスレを腐らせる
 ・空気も過去ログも読まないでわめき散らす


このスレ的には
 ・ 「**乙」という一行レスが大好き。
というのを追加しておこう。
932名無しさん@ピンキー:04/11/07 20:42:50 ID:R6gG9wom
>>930-931
引用乙。
933名無しさん@ピンキー:04/11/07 20:45:51 ID:xIfuHOTC
甲乙丙。
934名無しさん@ピンキー:04/11/07 20:53:55 ID:JW3FAYpb
さっそく湧いたか。
まさに腐女子の釣堀だ。
935名無しさん@ピンキー:04/11/07 20:58:41 ID:JGHwx54K
うめ
936名無しさん@ピンキー:04/11/07 21:00:43 ID:JGHwx54K
うめア
937名無しさん@ピンキー:04/11/07 21:01:24 ID:JGHwx54K
うめア
938名無しさん@ピンキー:04/11/07 21:01:54 ID:JGHwx54K
うめア
939名無しさん@ピンキー:04/11/07 21:03:19 ID:JGHwx54K
うめア
940名無しさん@ピンキー:04/11/07 21:04:43 ID:JGHwx54K
941名無しさん@ピンキー:04/11/07 22:39:46 ID:FD1nmFeD
埋めはサーバに負担掛けるから、ひろゆき通達で禁止(荒らし扱い)になった罠。

とはいえ放置しても、この板って結構DAT落ちしないしね…
942名無しさん@ピンキー:04/11/08 00:07:23 ID:X/LFragi
334 名前: ☆ (4umEMRFs) 投稿日: 2004/11/06(土) 16:11 [ JVRArNgw ]
ここまで。
続き(えちぃ)は明日か…または来週中のいつかに。

出掛けてきますです。



出かけて帰ってきたら太夜叉になってますた↓

335 名前: 太夜叉 (mIpr51nY) 投稿日: 2004/11/07(日) 02:06 [ l.P2fjno ]
被災地でのマスメディアによる横行が、結構問題視されてますよね。
自分もマスメディアに携わる人間として、非常に憤りと怒りを覚えます。
伝えることも大切ですが、それ以上に大切なものは何なのか?
人としてやるべきことを見失ってはいけないと痛切に感じてます。


今までの流れで、けーちゃんの容姿は年齢に比べて随分と幼いというの
はわかってましたが、○学6年と書かれると妙に興ふn(ry
自分が想像してた以上だったんで、ちょっと驚きました。
しかしけーちゃんの記憶は消されましたか。当然と言えば当然の処置で
すけど、健司に慰めて癒されるとこなんかを見たかったな〜なんて。
943名無しさん@ピンキー:04/11/08 00:35:11 ID:na4uU0dX
>>942
おっかけをしたいのなら、watch板があるからそこでやってくれんか?
ネットwatch http://ex5.2ch.net/net/ 
944名無しさん@ピンキー:04/11/08 01:45:37 ID:VW5ghlRm
スルースルー
945名無しさん@ピンキー:04/11/08 01:55:45 ID:6wAp+JQj
>>943を華麗にスルー
946名無しさん@ピンキー:04/11/08 02:31:37 ID:qTfC8GPN
太夜叉の文体と感情が☆と一致し過ぎで
もう
947名無しさん@ピンキー:04/11/08 17:01:42 ID:0Ur19itS
TSFも終わりだねえ
948名無しさん@ピンキー:04/11/08 21:28:58 ID:kkeoahsb
もし仮に☆と太夜叉氏が同一人物だったとしても、
☆のSSはダレる萎える困る。
太夜叉氏として書かれたSSは違う。ただそれだけだ。
949名無しさん@ピンキー:04/11/08 22:09:53 ID:6wAp+JQj
>>948
あー俺もそう思う。
☆のはなんか長くて読むのが大変って言うか。
太夜叉のはキレが良くて読みやすいな。
950名無しさん@ピンキー:04/11/08 22:29:52 ID:U5JWgvJp
do/
ko/
ga/
?/
951名無しさん@ピンキー:04/11/08 22:36:39 ID:XBBsE8pN
埋めろ
952名無しさん@ピンキー:04/11/08 22:39:46 ID:XBBsE8pN
まだいるのかリア厨
で埋め
953名無しさん@ピンキー:04/11/08 22:50:00 ID:z3czvu8S
    _, ._
  ( ゚ Д゚)   ガシャ
  ( つ O. __            >>948-949
  と_)_) (__()、;.o:。
          ゚*・:.。

      _ _  ξ モウ ダメポ
    (´   `ヽ、     __
  ⊂,_と(    )⊃  (__()、;.o:。
                  ゚*・:.。
954名無しさん@ピンキー:04/11/08 22:57:19 ID:efdotmcW
  ∩___∩        |           
   | ノ\     ヽ      |    
  /  ●゛  ● |      |    
  | ∪  ( _●_) ミ     j    
 彡、   |∪|   |     >> ☆=太夜叉  
/     ∩ノ ⊃  ヽ         
(  \ / _ノ |  |         
955名無しさん@ピンキー:04/11/09 00:01:39 ID:LPQJ4nxG
336 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/11/08(月) 14:59 [ t.Zuq87Q ]

職場から(ry
☆氏お疲れ様です。

桂がつー(AAキャラ)の様な性格だったら、由香が女の子らしく、の
「お」を言った瞬間に包丁乱れ投げで殺されそうだな。
そして、彼(彼女)によって犠牲者が大量発生……

って、俺は何も桂に犯罪者になって欲しいわけでは無い!
それと、星人追放戦線みたいなものがありそう……

スレ違いスマソ。職場のトイレで死んでくる。
956名無しさん@ピンキー:04/11/09 00:35:39 ID:XW1Hdx5N
慌てる太夜叉

43 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/11/08 03:01:15
「☆乙」とレスが付く。
「KINO乙」と応じる。
だが、荒らしの自演が始まって以来、本人たちのレスが付いたことはないのだ。
腐女子が荒らしか、自治厨が盾か。
果てしないresの応酬に散る火花。
その瞬間に刻まれる影にこそ、真実が潜む。
次回「萌え厨vs呪い厨」
飢えたる腐女子は常に荒らし、SS作家にはいつも罠。

53 名前:43 投稿日:04/11/08 03:21:03
萌え厨は腐女子だから、ボトムズネタは理解不能と思われ。
自演荒らしと見抜いたからこその、萌え厨vs呪い厨と書いた
つもりだったんだが……

57 名前:43 投稿日:04/11/08 03:24:54
☆=太夜叉というのが定説だからね。
最近、性格分けが更にあいまいになってきたとのことだが(ゎ

59 名前:名無し物書き@推敲中? 投稿日:04/11/08 03:27:02
☆=太夜叉のHP
http://myroom.isao.net/room137/0000001000048137/index.cgi

61 名前:43 投稿日:04/11/08 03:28:29
>>59
その根拠は??
具体的に頼む!
957名無しさん@ピンキー:04/11/09 00:38:22 ID:XW1Hdx5N
城山モンキーパーク  

[04/11/03]
裏ページ、『教科書に載ってない人生相談』第23話&第24話UP

[04/10/19]
裏ページ、『教科書に載ってない人生相談』第22話UP

[04/10/06]
裏ページへのゲート開放

[04/10/04]
裏ページ、『教科書に載ってない人生相談』第21話UP

[04/10/01]
リンクを一部修正

[04/09/28]
リンクに、「A2 script」を追加

[04/09/27]
裏ページ、『教科書に載ってない人生相談』第20話UP

[04/09/23]
裏ページ、『教科書に載ってない人生相談』第19話UP

[04/09/19]
裏ページ、『教科書に載ってない人生相談』第18話UP

[04/09/13]
裏ページ、『Re:MAKE!?』第4話UP
958名無しさん@ピンキー:04/11/09 00:39:09 ID:XW1Hdx5N
57 名前:43 投稿日:04/11/08 03:24:54
☆=太夜叉というのが定説だからね。
最近、性格分けが更にあいまいになってきたとのことだが(ゎ

2004年 04月 01日(木)
と言っても俺もタイフォン使ってるわけだけど。(ぉ
2004年 07月 01日(木)
あー、もう短編に逃げようかな。(ぉ
959名無しさん@ピンキー:04/11/09 00:52:22 ID:LTrdCOxO
>>956
☆宣伝うぜぇよ
960名無しさん@ピンキー:04/11/09 01:33:55 ID:5694foa3
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961名無しさん@ピンキー:04/11/09 01:46:17 ID:aXuuItU3
そういえば結局けーちゃんてどうなったの?
同級生のジゴロに声をかけられたところまでは読んだんだけど
あんまり心の女性化が激しいんで読めなくなったんだよな

だれかけーちゃんのその後をかいつまんで解説してください
962名無しさん@ピンキー:04/11/09 01:59:23 ID:QZ6IvKvb
>>961
勝手に肥溜めへ行って来い!
963名無しさん@ピンキー:04/11/09 02:10:25 ID:LTrdCOxO
ここで☆がどういう目で見られているのか知らない奴などいない
よって>>961は☆夜叉
964名無しさん@ピンキー:04/11/09 02:45:42 ID:unh/r1d7
釣られんなよ・・・
ホントに耐性ねーなオマエら
965名無しさん@ピンキー:04/11/09 02:49:53 ID:Xf2xD/Om
☆乙
966名無しさん@ピンキー:04/11/09 02:57:52 ID:5694foa3
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967名無しさん@ピンキー:04/11/09 11:39:42 ID:DxKRsLby
>>966の中に一つ仲間外れがいるな
968名無しさん@ピンキー:04/11/09 14:16:45 ID:NDp804gx
しかしTS系は絶対に荒れるな。
何がなんでもTSを潰したい奴が居るんだろうな。
969名無しさん@ピンキー:04/11/09 18:33:48 ID:G+Ha/BWy
まぁ、順当に考えれば叩き出された奴がその恨みで……
970名無しさん@ピンキー:04/11/09 21:49:52 ID:unh/r1d7
お前か。
971名無しさん@ピンキー:04/11/09 21:52:34 ID:TJ1LCccB
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972名無しさん@ピンキー:04/11/09 21:54:50 ID:Xf2xD/Om
>>970
☆乙
973名無しさん@ピンキー:04/11/09 22:32:57 ID:XD886Bub
☆という字を見ただけで射精してしまう変態が集うスレはここですか?
974名無しさん@ピンキー:04/11/09 22:33:07 ID:L/9l1eqc
神も仏もない…

何ゆえ日は照らぬ…

いつからこの世は、手さえ伸ばせぬほど狭くなった…

SSが読めれば、それで良かったのに…
975名無しさん@ピンキー:04/11/09 22:59:25 ID:iPSMKlrA
>>959=>>963,>>965=>>972=
未だに職人コテは全員同一人物だと思ってる電波荒らし、かつTSスレを
荒らすためなら新潟地震の犠牲者の方々をもヘラヘラと茶化すリア厨。
要は人間未満のクズ。
ついでに こいつらの脳内宇宙では☆氏が疎まれてるということになって
いるらしいが、自分たちがどう思われているかはわかっていない。
976名無しさん@ピンキー:04/11/09 23:21:34 ID:iPSMKlrA
>>969
粘着が2人でも書き込めば、それだけでスレ埋まるしな
荒らし本人は粘着仲間の書き込みでますます勢いづく
こうなると、もはやスレ住人がスルーしても関係ない罠

もう埋めめ
977名無しさん@ピンキー:04/11/09 23:25:52 ID:nABsDhon
そう、粘着荒らしは複数犯の仕業って>>1が
978名無しさん@ピンキー:04/11/09 23:28:28 ID:z2cmZ/iS
多分チョソを地上の楽園に強制送還する法案が可決したら、このスレにも平和が
戻るでしょう。
979名無しさん@ピンキー:04/11/09 23:31:27 ID:Xf2xD/Om
>>975-978
☆乙
980名無しさん@ピンキー:04/11/09 23:42:17 ID:iPSMKlrA
>>979=>>965=>>972

乙厨も埋めろ
981名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:07:27 ID:6y8QyHPK
結局>>974-977が真理か
982名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:32:53 ID:bx5mlL/z
荒らしたちにその報いがいつかどこかで落ちることを祈りつつ、埋め。
983名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:35:05 ID:bx5mlL/z
あと、罪のない住人と書き手と、罪を悔いている人たちが
いつか別の場所で良き妄想と創作に出会えることを願いつつ、埋め。
984名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:57:58 ID:6y8QyHPK
埋め
985名無しさん@ピンキー:04/11/10 00:58:22 ID:6y8QyHPK
986名無しさん@ピンキー:04/11/10 01:28:41 ID:2l1fahSZ
そろそろ神降ろしの儀式を始めるか…
987名無しさん@ピンキー:04/11/10 01:33:33 ID:SVuZGOYn
355 名前: ☆ (4umEMRFs) 投稿日: 2004/11/09(火) 23:05 [ JVRArNgw ]
 とりあえずここまで。
 えちーを一気にアップしてしまいたかったのです。

 おやすみなさい。

>太夜叉さん
 『教科書〜』の感想は後日にて…。



23時過ぎに萌え厨出現
988名無しさん@ピンキー:04/11/10 02:11:50 ID:iUhvYjx4
>>975
>>976
>>980
>>982
>>983
以上が、自らの過失で追い出されたことを自覚せず、
ここを一方的に唯一の居場所と思い込んでいた☆の恨み節でした。
989名無しさん@ピンキー:04/11/10 02:16:59 ID:Sh68YV7j
>>988
ってか、489萌え☆厨呪い夜叉リスだろ?
990名無しさん@ピンキー:04/11/10 02:25:04 ID:WnC/gobd
991名無しさん@ピンキー:04/11/10 02:35:28 ID:FQSpHwny
TSFサイトはそりゃあ腐るほどありはしない。しかし、非強制のみに限定されてもいない。
現にここの板にも何スレかは存在する。
しかし、…まあ名前はあえて出さずにおこう。奴にとってはこここそが拠り所、まさに
「唯一の居場所」だったのだろうな…。

「ここにいてもいいんだ!」と言える場所など、所詮どこにもありはしない…。
992名無しさん@ピンキー:04/11/10 02:40:18 ID:U4RJjnaE
イイコト言ったつもりになってるとこ悪いんだけど・・・


キミ達、臭いよ?

風呂入ってる?




993名無しさん@ピンキー:04/11/10 02:40:46 ID:sO79H9sf
OK、次スレはここに統合でヨロ
【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090851506/
994名無しさん@ピンキー:04/11/10 02:47:25 ID:Sh68YV7j
489萌え☆厨呪い夜叉リスがまた来た
995名無しさん@ピンキー:04/11/10 03:06:24 ID:LDlCuPR9
>>992 ワリィ さっき肥溜めに落ちたから...
996名無しさん@ピンキー:04/11/10 03:12:54 ID:7m8VuKST
糞まみれの埋め
997名無しさん@ピンキー:04/11/10 03:16:07 ID:v6oR1gPR
どーせクソスレだし
998名無しさん@ピンキー:04/11/10 03:19:05 ID:S44nLXYn
くさいものには蓋を・・・
999名無しさん@ピンキー:04/11/10 03:20:37 ID:/qX/MvUy
↓1000とり ドウゾ
1000名無しさん@ピンキー:04/11/10 03:23:01 ID:b/tw6viW
ハイ終了。
10011001
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