【宮崎駿】 崖の上のポニョ 34 【ジブリ】 本スレ
◆物語
海辺の小さな町
海に棲むさかなの子ポニョが、
人間の宗介と一緒に生きたいと
我儘をつらぬき通す物語。
同時に、5才の宗介が
約束を守りぬく物語でもある。
アンデルセンの「人魚姫」を
今日の日本に舞台を移し、
キリスト教色を払拭して、
幼い子供達の愛と冒険を描く。
海辺の小さな町と崖の上の一軒家。
少ない登場人物。
いきもののような海。
魔法が平然と姿を現す世界。
誰もが意識下深くに持つ内なる海と、
波立つ外なる海洋が通じあう。
そのために、空間をデフォルメし、
絵柄を大胆にデフォルメして、
海を背景ではなく
主要な登場人物としてアニメートする。
少年と少女、愛と責任、海と生命、
これ等初源に属するものをためらわずに描いて、
神経症と不安の時代に立ち向かおうというものである。
宮崎 駿
◆あらすじ
海辺の小さな町。
崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、
ある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。
アタマをジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを、
宗介に助けてもらったのだ。
宗介のことを好きになるポニョ。
宗介もポニョを好きになる。
「ぼくが守ってあげるからね」
しかし、かつて人間を辞め、
海の住人となった父・フジモトによって、
ポニョは海の中へと連れ戻されてしまう。
人間になりたい!
ポニョは、妹たちの力を借りて父の魔法を盗み出し、
再び宗介のいる人間の世界を目指す。
危険な力を持つ生命の水がまき散らされた。
海はふくれあがり、嵐が巻き起こり、
妹たちは巨大な水魚に変身して、
宗介のいる崖へ、大津波となって押し寄せる――。
少年と少女、愛と責任、海と生命。
神経症と不安の時代に、
宮崎駿がためらわずに描く、母と子の物語。
★スタッフ★
『崖の上のポニョ』上映時間:1時間41分 1139カット
カラー/ビスタサイズ/DLPシネマ対応/
ドルビーデジタルサラウンドEX・dts?ES(6.1ch)
原作・脚本・監督:宮崎 駿
作画監督:近藤勝也
作画監督補佐:高坂希太郎(2007/5/7〜)、賀川 愛(2007/9/18〜)、
稲村武志(2007/10/〜)、山下明彦(2008/3/12〜)
美術監督:吉田 昇
動画チェック:舘野仁美
動画チェック補佐:中込利恵、藤井香織
色彩設計:保田道世
映像演出:奥井 敦
音楽:久石 譲
編集:瀬山武司
整音:井上秀司
音響効果:笠松広司
録音演出:木村絵理子
プロデューサー:鈴木敏夫
制作:星野康二
アニメ制作:スタジオジブリ
製作担当:奥田誠治、藤巻直哉、福山亮一
特別協賛:アサヒ飲料
特別協力:ローソン、読売新聞
配給:東宝
(C)2008 二馬力・「崖の上のポニョ」製作委員会(GNDHDDT)
久石氏へのメモより、パヤヲの本作コンセプト
・物語の構造は簡潔に「海=女性原理」「陸=男性原理」
・その為小さな港町は衰退し、男たちの船は忙しく行き来しているものの誰もそれを尊敬していない。
・女達も同時に衰えている。海辺でお迎えを待つ老女達。快活だがやり場のない怒りも抱えるリサ。
・ポニョは女性原理の生粋といえる存在。食べる事、抱きしめる事、追いかける事にためらいなし。
・グランマンマーレはポニョが見事に成長した姿。全ての命の源。多産。一妻多夫。
・5歳の宗助は「男」になりきらない最後の年代。
・彼の課題はポニョの全てを受け入れる事。好きになる事。守り抜くこと。
・多くの観客は彼の約束をすぐに忘れ去られる類ものと思うかもしれないが、彼には重要な問題。
・フジモトのように理屈の世界に逃げ込むか、耕一のように感情に逃げ出すか・・・。
・しかし宗助は逃げずに真っ直ぐ突破し全部を受け入れる。故に主人公の資格を持つ。
・宗助の心の強さで世界は新しいバランスがとられる
・もちろん男性原理が勝ったわけでも女性原理が勝ったわけでもない。
・不安定で先が思いやられる状態で映画は終わる。
・それは21世紀以降の人類が背負った命運で、一遍の映画が決着をつけるべき課題ではない。
「昔のアニメだったら敵として切り捨てていたかもしれない相手もすべて許容する」
「小さな正義・小さな方法論で何かを解決したように錯覚させるドラマはもう
やめにして、この世の混沌を認識してそれでも自分の暮らしを生きる話にする」
っていうのは原作「ナウシカ」を完結させて以来、「もののけ」「千尋」「ハウル」と
一貫している宮崎の創作態度だね。
♪「崖の上のポニョ」主題歌 2007/12/5〜発売中
規格品番:YCCW-30013 定価:1000円(税込)
発売レーベル:ヤマハミュージックコミュニケーションズ
♪「崖の上のポニョ」イメージアルバム 2008/3/5〜発売中
作曲・編曲:久石 譲
規格品番: TKCA-73309 定価:2800円(税込)
発売レーベル:徳間ジャパンコミュニケーションズ
♪「崖の上のポニョ」サウンドトラックアルバム 2008/7/16〜発売中
作曲・編曲:久石 譲
新日本フィルハーモニー交響楽団
栗友会合唱団
規格品番:TKCA-73340 定価:3000円(税込)
発売レーベル:徳間ジャパンコミュニケーションズ
「崖の上のポニョ」 絵コンテ全集
予定価格:3,570円(税込)
著者/訳者名:スタジオジブリ責任編集
出版社名:徳間書店 (ISBN:978-4-19-862571-9)
2008年08月08日〜発売中
※映画の設計図である絵コンテをオールカラーで収録。
※宮崎監督の映画のつくり方がわかります。
※●552ページ
※●A5判ケース入り
「崖の上のポニョ」ジ・アート・シリーズ
予定価格:2,900円(税込)
著者/訳者名:スタジオジブリ責任編集
出版社名:徳間書店 (ISBN:978-4-19-810012-4)
2008年08月02日〜発売中
「崖の上のポニョ」 ロマンアルバム
予定価格:1,300円(税込)
発売元:徳間書店 ISBN:9784197202577
旧IS:(4197202571)
発売予定日:2008年08月中旬予定
「思春期の観客層から、以前の作品の方が面白かったと言われるのは
よく判るんですよ。その層を落として作品を作ってる気持ちも物凄く
ある。でも、僕が変わったんじゃないんです。歳とっただけ。ジジイ
にはジジイの感じるところがあるんですよ」
「それより何でワーッと大笑いしてドキドキして、ああ面白かったって
いう映画を作る若い人が出てこないんだろうと。その方が不思議ですね。
僕もバカな話書いてる時が一番楽しいんです。でもそれは『余技』でなくちゃ
やってはいけないっていう気持ちがあるんです」
「今、活劇をやるには動機付けの問題から逃れられないんです。
要するに、ここまで色々あったけどもう後は活劇するだけだ、という
構造を作るのが活劇ものなんです。そこに行くまでが一番大変で、
その労力が説得力を持っていれば、後のドンパチを堪能できるんです。
いまの作品は『あとはドンパチだけだ』って所までもっていくところ、
前段がいい加減なの。だから面白くない。前段を抜いてドンパチだけ
作っちゃおうっていう話があるんですが、それはやっちゃあいけない。
ウンチク傾けて訳わからない専門用語を一杯並べてドンパチやるのも
『趣味』としては判りますよ。でも、それは趣味です」
「今の時代、素朴な動機でやっていけなくなってる。ビッグになりたい、
リッチになりたい、女をモノにしたい、っていう根源がどこかで崩壊
している。素直に信じられなくなってるんです、僕らは。」
「世界の敵役がいればいいんですけどね。だけど現代、僕らが抱えてる
悪の問題って、自分の生活を基盤に生まれてるものなんですよね。
どこかに影の支配者がいて、っていう話もあるけどそれは違うでしょ。
そんなの問題の根源から随分ズレている。一番自分たちを苦しめている
のは根源の問題なんです。それは一番通俗的じゃないものでしょう」
「それで僕がその根源ににじり寄ろうとすると、とたんに『昔の方が
よかった』って言う若者たちがいる。そういう若者のために自分の
残りわずかな時間を費やしたいとは思っていないんです」
―それにしても、宮崎監督の映画作りはずいぶん変則的な方法ですよね。
宮「もちろん理屈で作る事もできますよ。ここに悪役を設定して、ここで
山場を作って、ここでグッと一回沈めて、ここで一気に爆発させて
カタルシスのあるハッピーエンドに持っていくんだっていう。そんな
骨法なんて誰でも語れますよ。『カリオストロの城』なんか、その
典型的な枠の中にピタッとはまるように作ったんです。あの時は
そういうクラシックな事をやろうとしたんです。
今もそういう事は出来ますよ。出来ますけど、それはもう面白くないん
ですよ。作る側だけじゃなく、見る方ももう飽きているんじゃないかと
思うですけど。そういうものが完成して一つの文体になった瞬間に、
つまらなくなるんですよ。そういうものを、生き生きさせるのは何かって
言ったら、あとは過剰な思い入れだけです。たとえば恋愛映画なんて
もう無数に作られているわけだけど、そこには素晴らしい女優がいたり、
本当にドキドキ出来る監督がいたら、新しい映画出来るんです。
そういう要素がなくて文体を思い出しながら映画を作るようになったら
もうおしまいですよ」
―すると、そういう形骸化したスタイルではないものが映画に必要だと。
宮「映画で大事なのはその時のビジョンなんです。耳たぶの産毛が金色に
光ったりとかね、そういう部分だけが印象に残って、映画は残って
いくんです。ストーリーが残るんじゃないんですよ。
ストーリーなんて何とでもなるんですよ。でもストーリーが出来上がって
いる事が、映画が出来上がっている事ではないんです。そういうものは
全部棄てちゃってもいいんです。テーマだなんて言ってるものだって
そうです。言葉で言えるようなものは映画のテーマではないですから。」
18 :
名無シネマ@上映中:2008/08/23(土) 23:43:23 ID:R5e694i8
崖の上から糞したくなるくらい
つまらない映画だった
お金返して。
渋谷陽一
「倒すべき敵がいてそれと戦うっていう古い構造が、コミック版
『ナウシカ』によって変わり、敵も味方もなく全部引き受けるって
いう新しい宮崎駿の世界観が完成した。それをふまえて『もののけ』が
作られて、とうとう『千尋』では敵がいないどころか巨大化も大暴れ
屋台崩しのクライマックスもなくなって、宮崎駿の世界観が純粋に
作品として定着したなあと」
宮崎駿
「いわゆるアニメなんかで最後に敵が巨大化するのって、いろいろ
理屈並べても結局は『通俗文化ってこういうものなんだ』って思いが
あるからですよね。そういう大騒ぎのクライマックスがないと、
映画として終わんないんじゃないかっていう。そういう強迫観念は
もう嫌だと思っていて、『千と千尋』でそれをやってしまったら
説得力も何も失うって思ったから
20 :
名無シネマ@上映中:2008/08/23(土) 23:45:50 ID:tTAUddGT
崖の上からウンコして、きちんと下まで落下させるって結構難しいね。
どのくらいお尻を突き出せばいいのか、風向きを計算して、
自分にウンコが吹き戻されないか、とか、やってみるとわかるけど
意外に大変なんだよ。
★声の出演★・
@ポニョ(ブリュンヒルデ):奈良柚莉愛(なら ゆりあ)
@宗介:土井洋輝(どい ひろき)
※崖の上の一軒家に住む、ゆったりとまっすぐな5歳の男の子
@リサ:山口智子
※宗介の母。デイケアサービスセンター“ひまわりの家”の職員。
@耕一:長嶋一茂
※リサの夫、宗介の父。内航貨物船の船長。
@グランマンマーレ:天海祐希
※ポニョの母であり、海なる母。
@フジモト:所ジョージ
※ポニョの父。海中でウバザメ号を操る。
@ポニョのいもうと達:矢野顕子
※稚魚の群。水球の中で育てられている。
@トキ:吉行和子
※“ひまわりの家”の車椅子の老人たち。
@ヨシエ:奈良岡朋子
※“ひまわりの家”の車椅子の老人たち。
@婦人 :柊 瑠美
※ポニョと宗介が出会う、赤ん坊を抱いた古風な女性。
青年(夫):岸本 卓(通称ナヨ)
@アナウンサー役 :羽鳥 慎一
ひまわり保育園の女児(?) :大橋のぞみ
★声の出演★
@ポニョ(ブリュンヒルデ):奈良柚莉愛(なら ゆりあ)
@宗介:土井洋輝(どい ひろき)
※崖の上の一軒家に住む、ゆったりとまっすぐな5歳の男の子
@リサ:山口智子
※宗介の母。デイケアサービスセンター“ひまわりの家”の職員。
@耕一:長嶋一茂
※リサの夫、宗介の父。内航貨物船の船長。
@グランマンマーレ:天海祐希
※ポニョの母であり、海なる母。
@フジモト:所ジョージ
※ポニョの父。海中でウバザメ号を操る。
@ポニョのいもうと達:矢野顕子
※稚魚の群。水球の中で育てられている。
@トキ:吉行和子
※“ひまわりの家”の車椅子の老人たち。
@ヨシエ:奈良岡朋子
※“ひまわりの家”の車椅子の老人たち。
@カヨ:左時枝
@婦人 :柊 瑠美
※ポニョと宗介が出会う、赤ん坊を抱いた古風な女性。
青年(夫):岸本 卓(通称ナヨ)
@アナウンサー役:羽鳥 慎一
@クミコ :平岡映美
@カレン :大橋のぞみ
@その他 :竹口安芸子、山本与志恵、片岡富枝、田畑ゆり、
佐々木睦、山本道子、金沢映子、斎藤志郎、石住昭彦、
田中明生、脇田茂、つかもと景子、山本郁子、沢田冬樹、
渋谷はるか、川辺邦弘、手塚祐介、柳橋朋典、塚本あい
>>18 誰に向かって言ってるんだ、この腐れ豆腐脳。
苦情メールは東宝行きだろうが!
【注意】しまった。ごめんなさい。「声の出演」以後スレ立て時修正【注意】
25 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 00:34:32 ID:D+WGlumX
落ちてないのでage
26 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 00:37:32 ID:J7ANbgi9
|’、 /、
..jし〉 ノ⊥
! \ ノ !
ヘ、 \、 ___ / 丿
ゝ ゙ヽ、./ \ _/ ノ
ヽ、 .| ^ ^ |´ 丿
ヽ、 | .>ノ(、_, )ヽ、.| _/′ どどんまい!
ヽ ! ! -=ニ=- ノ _/
l ヽ \`ニニ´/ ..r{
! `ー..__,,..-”’´ 1
|! 丿`ヽ ||
} / ヽ 〕
│ ,’ ヽ ヽ
〕 ノ h 1
丿 l′ ‘、 ‘、
丿 ./ ヘ、 ’、
,’ 丿 ヘ、 1
│ 丿 ヽ ||
ノーv「 ヽ-”、
ノ 〕 │ ヽ、
、ム…./´ `’ 、….7
ポニョ気に入った奴は多いと思うが特にそんな人にアドバイスしておこう
DVDは特別収録版買っとけ(おそらくハウルと同様2つバージョンででると思うが)
画質も音質も特別収録版のほうがよくて多言語で楽しみも多い(1枚目のディスクは多言語でもないし字幕すらもないから画質や音質に多くの容量を割いてる)
ハウルの普通版と特別収録版両方かって比べたみた俺がいうから間違いない
音質に関してはDTSで収録され画質も色が豊かでシャープな画質
多言語ディスクも特に外国語版は音の録る機材とかも変わってるようで反響音とかまして迫力とか増してるから見ごたえあるぞ
やっと スレが落ち着いたか…
頭の幼いお友達の落書き攻勢が無くなって、純粋に情報交換の場に使えるんだね。
以降、書き込む人達はageないでくれると助かるなあ。
前スレ1000
死んじゃったかなぁ・・・
消防の長男と見てきたんだけど、何か微妙だなあ。具体的に言えと言われると困るんだけど、
神がかった絵に対してリサの人物設定やストーリー展開がちぐはぐというかナイスボート家族とか
そのシーンでいきなりポニョが他者への思いやりに目覚めるとか、唐突で前衛劇を見てる気分だった
リサの、我が子の安全を無視してるような運転とか、どうしてちゃんと宿泊の職員がいるホームに
子どもたちを置いて再び危険をおかして行かなきゃいけないのかとか、たぶん今までの宮崎作品なら
頭からすっ飛んでたであろう細かいことがいちいち気になって、そんな自分に軽くイラついたり
長男やその近くの席の見知らぬ子どもが同じように「疲れた」を連発してたのが印象的だった
映画そのものは面白かったと言ってたけどね
ポニョがフジモトに連れ戻されて
そうすけがヽ(`Д´)ノウワァァァーン!!のところでなぜか急にウルウルしてしまった。
幼児期の古ーい記憶が呼び覚まされた感じ。
>>31 同じとこで涙ぐんだよ
ポニョで涙腺が刺激されたのはここだけ
あの泣き声につられたんだろうか
33 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 11:29:09 ID:RB1EePG6
女は車運転すんなって子とだ
34 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 11:42:48 ID:D+WGlumX
リサのドラテクがなかったら魅力半減だぜこの映画?
映画史上、最もカワイイ半魚人を生みだした功績は大きい
36 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 11:47:19 ID:4Tb9YdCI
主人公がオープニングでポニョを見た瞬間に人魚と思えるのがすごい
俺みたいなほわほわ花子さん世代は人面魚かシーマンとしか思わないが
久しぶりに新宿駅に行ったら
ポニョの綺麗なパネルがいっぱいあって嬉しかった。
都庁も草加の物だしな
>>36 たぶんあの時点でトキばあさん以外全員魔法かけられてんよ
トキばあさん以外のばあさんは、少しボケてるんじゃないかと思ってた
フジモトは山の中でリサを拉致ったと思われるので、コクーンの場面で顔が傷だらけだったら笑えたのにね。(抵抗された後)
あの洪水、ノアの洪水を連想した。
元からフジモト&ウバザメ号みたいのが存在する=魔法のある世界でしょ。
古代魚だらけで生態系がムチャクチャになった世界では、食卓がグロテスクになるんだろうね。
ぽにょの父ちゃんの壮大な計画とか母ちゃんはスゴく位の高そうな雰囲気あったけど、
劇中ではさほど絡まず、ぽにょとソースケのお話は完結したけど、他はうやむやだったから
スッキリしないのかな。
結局数年後父ちゃんが人間を滅ぼして母ちゃんが君臨するとか?
それともぽにょが人になったからそこらへんもまとめて解決って意味なのだろうか。
宗介とポニョが家を出発してから、何かもう一つ
活劇っぽいものが見られるかと期待して肩すかしくらった
まあ5歳児的にはおもちゃの船でひまわりの家にたどりつくだけでも
十分に冒険だろうけどさ
親はこうあれってな感じの映画でもあると思った
48 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 14:50:43 ID:RB1EePG6
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ニ=( 彡リ"}、〈' ' ' '::::: ::ノ)::::ミ:(::::: 'ー、ノ ノ::::(( )))Yrノ、)|〆:::::::::::
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::::::::ノ::~、i |ii rr t 、`'''´:/:}j'''匕;;;;{{从 ,,ソ(ミ,;人(イ:;:;:;:イj::|、:::::::::::::::
リサなんか
創価学会の主婦会?の人間みたいだ
50 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 15:20:36 ID:06bI/jsX
映画「崖っぷちの隆 」
◆物語
東京都内のあるマンション
屋根裏に棲む悪魔の子カナタが、人間の隆之介を僕(しもべ)として支配したいと
わがままをつらぬき通す悪魔的な物語(ストーリー)。
同時に、15才の隆之介が裏切られながらもお人よしを貫く物語でもある。
千夜一夜物語の「シンドバッド」を今日の日本に舞台を移し、
イスラム教色を払拭して、神道色にし、
神主の子供(神木隆之介)とタレントである神主(狩野英孝)が、
一人の悪魔の子(カナタ)との陰湿で悪意のある、戦いを描く。
都会の雑踏のマンションの一室でSM嬢の奴隷のように
イジメを受ける、崖っぷちに追いやられた子役。
少ない登場人物。人間性を失いかけた大都会。
魔法が平然と姿を現すマンションの一室。
誰もが意識下深くに持つ内なる悪魔と、善なる良心が葛藤する感情と興奮。
そのために、精神科医と臨床心理士をハシゴし、
物語を残酷にデフォルメして、自然を背景ではなく 、不自然な都会と人造物に囲まれながら、
イドとスーパーエゴが実体のない登場人物としてストーリー化される。
少年と悪魔、父子家庭のゆがんだ虚構の家族愛と無責任な社会、
生命を軽んじるアキバの電気街、17人も惨殺された巨大都市・東京で
これ等初源に属するものをためらわずに描いて、脚本家された壮絶なドラマ。
あえて、狂乱に陥ったゆがんだ性格の青年をモデル(勤)にし、
神経症と不安の時代に立ち向かい、葛藤、呪縛から
父子(おやこ)が開放されていくという、サスペンスホラーものである。
宮崎 勤
51 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 16:59:57 ID:CWk3dxvQ
ポニョが来りてハムを食う
>>45 あのまま何の問題もなく生命の水が精製できても
フジモトは人間世界をぶっ壊せなかったと思うよ。
あいつは良いヤツだよ。
53 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 18:06:02 ID:JgKCEAlk
アニメ史上
もっとも、フルボッコにしてやりたいキャラ
それがポニョだと思う
,一-、
/ ̄ l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■■-っ < んなこたーない
´∀`/ \__________
__/|Y/\
Ё|__ | / |
| У |
>>31 あれは泣ける
波(水魚)が引いた後手元にバケツが無いのに気づいて
「ポニョ?」
「ポニョー!ポニョー!」 ←この2回言うところで泣ける
なんでだろ??悲しいと言うより、もっと心の深いところを揺さぶられる感じ
その後リサに抱きかかえられたところで わーっ と大泣きしてしまうところも
泣ける
宗介がこの映画で声出して泣くのはあそこだけ
>>31 あ、人面魚が捕まった
魔法すげーなぁと思った
「心の奥底を揺さぶられる」とか「なぜか泣ける」とか、まさに神経症患者専用って感じですね。
58 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 18:48:43 ID:/VGXAw1K
宮崎の押し付けがましさは異常
>>36 シーマンの元ネタ→モンティ・パイソン
ポニョは人面魚界のアイドルだ
>>35に同意w
>>15>>16>>17 これなんのインタビュー?
まとめて読みたいから掲載メディアを教えて。
まさにズバリな回答だなぁ
「思春期の観客層」って表現もいいねw
言われてる本人達にその自覚はないかも知れんけど
62 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 19:21:41 ID:YGBC26k2
>>61 弁明にしか聞こえんなあ。
自分がそういう映画にしか意欲がわかなくなった、というのはいいが
それを「これでいいのだ!」と自己肯定しちゃうのってどうなんだろう。
>>61 皮肉なことに思春期の観客層(精神的に)がドンはまりしたエヴァと
ポニョ信者の褒め方が似てんだよね、よく指摘されてることだけども
本人達に自覚はないってその通りだよな
ていうか1スレ消費してんのかと思ったら過疎ってたんかいw
あまりに急激に勢い落ち過ぎじゃね?興行の勢いは変わってないのに。
何かきな臭さを感じざるを得ないよ
>>64 別に皮肉なことでもないんじゃないか?
同じテーマを違う年齢層に向けて発信したってだけなんだから。
68 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 20:07:13 ID:8YRSlgmu
>>61 ちょっと調べてみた
宮崎駿「僕がいま純粋娯楽漫画活劇を作らない理由」(1989年7月)
1989年の7月と言えば、魔女宅の公開前だねー。
以前の作品って何のことだろうね。コナンとかかね?
>>65 朝の時点から総レス数がほぼ伸びてないんで、1スレ消費した後だと思ったの
ちと前はそのぐらいの勢いが普通にあった
71 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 20:18:37 ID:sZn1AtC/
あんなちっちゃい子がアホソング
歌ってお前らより稼いでる現実・・・
これからレイトショーで見るぜ
うんこしながら記念ぱぴこ
俺がジャンケン負けなかったらDMCだったのに
ポニョたのしいよポニョ
75 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 20:34:51 ID:5JSh2WR/
>>70 魔女宅なんて コッテコテの痛快娯楽マンガじゃねーかwww
「トンボが落ちそう!キキ駆けつける! 間一髪!!!!!」
なんて純粋娯楽漫画活劇の基本中の基本中の基本じゃないの?
パヤオは純粋娯楽漫画活劇しかできないんだよ
永遠の中二病みたいなこと言って、カッコ付けでそこから脱しようとしても無理なんだよ
すべての観客はそんなもん期待してねぇっての
「パヤオの描くフィルム・ノワール」
「パヤオの描くロードムービー」
そんなもん飢えた野良犬もくわねぇよw 反吐がでらァ
世界一うまいラーメン屋の職人が作る哲学気取ったフランス料理
そんなの期待するバカはこの世にいねぇww
>>76 だから支持されてんだよね、まだちゃんとやってるから。
ていうか古いわな。
>>15の下3つ目なんか
今正にパヤ自身に言えることだろ。
何でこのスレにコピペされてんだろうな
この夏、死をイメージさせたもの
ぽにょと五輪
活劇と観客が受け取るかどうかは、終幕の付け方(締め方)であると思う。
普通、漫画でもアニメでも一般の実写映画でも余韻というか、終幕の
盛り上がりで不満や疑問が一旦解消されるような(観客にとって受け入れ
やすいような)末節を持って来れば完全パッケージの活劇として受け入れられる。
その差はかなりちいさいし、作り手にとっての労力もあまり掛からない。
簡単な方法はその後の登場人物の生涯をナレーションで重ねて止め絵で
エフェクツで光彩表現だけいじっていれば持つと思う。
「ポニョ」では「その後のふたりの成長史」とか、ラストののぞみちゃん
の唄にあわせて丘の上で手をとりあって周る背景動画的なボリュームが
ある仕上げのシークエンスがあればかなり多くの観客は納得感が得られたと思う。
ただあえてやってこなかったのはそれなりに理由はあるのかもしれないが、
夏目漱石の「坊ちゃん」にしても「我輩は猫である」にしても活劇とは
言えないかもしれないが剽軽さを交えた思考遊戯的な作品だが、末節に
きて「あえなく」終わる。
「あえなく」終わることで、わだかまりを残し、作品の消費される寿命が
伸びたようにも思う。
81 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 21:24:05 ID:6KloM/zB
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〈 ノ |::::j\ 糸冬
ヽソ::::.〉 l .|""''--=_ ;;;:::.... ---------------
.| | ( ` .L:::: :::::| l ̄""'''==--...,,,=__ 制作・著作 スタジオ ジブリ
|:〉 ||| |ll:::|::: ::l lll 〉::: ::::::ヽ | ``---==...,,,,,,,,,,,,_
83 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 21:44:24 ID:DKV/6nh1
85 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 22:02:42 ID:6kHrI8sr
なんだ、
老境の赤ちゃん帰りの映画だったのか。
千と千尋の深さからすると内容が何も無い。
金曜ロードショーで十分。
86 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 22:19:38 ID:27jDbygq
小説とアニメは違う。
>>80 あああw 頭悪いヴァカ錯誤のいい見本w
こういう勘違い無脳な無能ちゃんがよく糞作品作ってたりするw
観客がちゃんとカタルシスを得られる過程と盛り上がりがなければ
終幕の付け方がどんなものであれ、ポーカーンなウンコだ
活劇に、不満や疑問が一旦解消される とかww 意味がない
不満や疑問が一旦解消される のは「当たり前」なんだよ 「当たり前」なのが活劇だ
だがそれだけではダメ 観客がカタルシスを得られる過程と盛り上がり これも必須項目
料理で言えば、
ようは、塩気と脂味さえあればいいんだ!
って、ダシのない不味いラーメンを出すようなもんだwwwwwwwwwww
手間を惜しまずダシをとれ
単純作業で馬鹿馬鹿しいと思ってもダシをとれ
むしろ味付け無しにダシだけなめてるような
>>83 そのバカ親父、著作権云々以前に自分の幼い娘が胸をはだけた写真をブログで公開って
頭おかしいんじゃないのか? 長女の方は顔を隠してあるくせに、どうして次女の
プライバシーに配慮しないんだろうな。違法動画を娘に見せたと平気で公言する
バカだから仕方がないか……
VIPとかに晒されたら姉妹の写真だけで場所を特定されかねないなw
な、そこでな、そういうラーメン職人が
「ラーメンなんて塩分取りすぎ、脂多すぎ、の体に悪いジャンクフードだ!」とか
「こんなの毎日食べて」とか
そんな逆に頭悪い頭でっかちなこと言い出したからって
べつに体にいい自然料理作れるわけねぇんだよ そんな視点に立ってもなんにもならん
健康管理は客らの個々の本人の問題 たかだか料理人の仕事じゃねぇしww
そこで全体のごくごく稀な1%くらいのはまっちゃった客が毎日食べに来て
こんなの体に悪い、とか言い出しても健康フランス料理に鞍替えする!とか意味ねぇンだよ
ただのアホじゃwww
92 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 23:33:46 ID:27jDbygq
よく動くアニメと行間を想像させる手法は噛合わない。
やるんなら紙芝居みたいなのでやったほうがいい。
93 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 23:35:29 ID:Mr71amX2
ポニョって面白くないよね!(裸の王様の子供)
裸でも王様に見えるってすごい
95 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 23:41:00 ID:VUAYWAm2
nhkのプロフェッショナルのパヤオ特集見て、
さんざんネタバレされてから見に行った。
主人公とばあちゃんの抱擁がクライマックス!感動!
みたいな感じで番組作ってたけど、
本編見たらそこまでのシーンじゃなくて拍子抜けした。
96 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 23:46:42 ID:XoLqVhYs
>>83 ポニョ大好きでょぅじょ大好きな連中が画像を保存しまくるなw
カタルシスを与えるのは簡単だ。
観客が嫌とか、否定したい展開をしておいて、主人公なりが
苦労したり一敗地にまみれたりしながら最後には見事に勝つ。
この映画は末節で開放的というか前進的な終わり方はしていない。
そういう言わば損な完成の仕方をすることで、何が観客の心理に
起こるかもしれないのは、
観客が終幕の描写から疑問から遡及して物語を思い出す過程で、
意味を問いたくなるようなひっかかる描写がこの作品には多いことだ。
それらの疑問に答えるのは、実は鑑賞者そのもので、だから作品的に
決め付けは「表面上」行っていないと思う。
それは「客」の能動的な作品への参加をさせるのが目的のように思う。
不思議な終わり方、物足りない終わり方に「残念」と思う人も
いればその意味を解き明かしたくなる人間も居る。
これが一見キレイに終幕したとすれば、個々の疑問は流れ去る
可能性が高い。
大作とは言え、映画の一本より、それを観た人間の生涯は深くて
重い、以降その人生に付加される深遠さもあるかもしれない。
見方によっては卑怯とも言えるが、この映画は観客それぞれが
欠落を埋める奥行きのあるパズルだ。答えはひととおりで無く、
観客の数だけ、その回答は各々の感性や知識の数だけあると思う。
98 :
名無シネマ@上映中:2008/08/24(日) 23:55:21 ID:iYwt5iiS
私の疑問は
なぜ主人公が母親をママとかかあさんと呼ばず、名前で呼ぶかだ。
礼儀しらずの子供が増えるのはヤメテもらいたい。
>>98 物語上、特に意味はないよ
意味があるとすれば非常識なことをして観客を弄びたかった
制作側の悪心によるものだけ
こういうの多いねポニョ、面白いとでも思ってんのかね耄碌じじい
おもうんだけど、映画を連れていった親は自分の視点や感想、ものの見方を子どもと話し合わないのかしら。
子供は真似はするものだけど、ずっと真似するもんでもないでしょ。
自分がすべき教育を他人(映画)に投げてるだけじゃないのかと少し気になる。
がんばれ。
>>97 例えば親呼び捨てでも
その件について親子の会話の種になると思うんだよな
そして会話してる親子は
頭の中で同じ風景――宮崎駿が作り出した圧倒的なイメージ――を観ている
おそらく100億円超えると目論んで意図してやったんだろうけど
ポニョって映画はスクリーンから少しだけ現実にはみ出している
礼儀知らずかな?
儒教に毒されすぎてない?
>>95 やあ俺。車椅子の婆ちゃんが立ち上がって歩き出すというから、さぞかし感動的な
シーンだと思っていたらその前に他の婆ちゃんたちが元気に走り回っていて感動半減w
「このままではポニョが我が儘な子になってしまう」とエピソードを付け加える
シーンとかもあったね。今回は物語を作りながら映画を作るという手法が裏目に
出た感じだな。絵が神がかっているだけにキャラやストーリーの軸ぶれが惜しい
ところでソウスケって、五歳にしてアマチュア無線の免許を持ってるのか?
持ってないなら交信しちゃだめだろ
>>98 関係無いと思うが、アメリカで放映された子連れ狼は「ちゃん」でも「ダディ」でもなく「イットウ」だそうな。
>>98 「かあさん」じゃ、恋愛劇としてまるでさまにならないからじゃないかな?
宗介がリサの車をみつけたとに「おかあさ〜ん」や「ママ〜」じゃ、
迷子のガキんちょが不安に怯えているようにみえないし、
観客としては「まだ5歳だからね。やっぱり色恋ざたなんか10年はやいよ」
ってなっちゃうでしょ。
あそこは、どうしても「母親を心配している」風にみせるとこなんだよ。
ようするに単に作劇上の都合で呼び捨てにさせている。そういうことでは?
あいつら本当の親子か?
親子にしては、なんか全体的に違和感がある。
>>102 お前が宮崎ブランドに毒されてるよ
宮崎映画がやることなすこと礼節正しいことでも思ってんのか?
しかもね君、監督が「非常識」として描写してんのに
常識的だ!・・ってのは盲目信者の暴走以外何者でもないよ
>>監督が「非常識」として描写してんのに
あ、そうなんだ。
>>97 その手法ってまんまEVAだけどポニョはTV版のEVA最終2話見せられた感じに似てると思うんだ。
言いたい事は解るんだけど物語りはどうしたんだよって気持ち。
ジエンドオブエヴァは意味を見出すだけの強度が有ったポニョにはそれが無いと思う。
勿論好みは有るだろうけど切実さではEVAに遠く及ばない。
>>95 あそこのシーンは、トキさんというばあさんが、ああいう(もしかして
老境での精神の変化)人を嫌うような、好意を無碍にするような人格と
して表面的に描かれて来たけれど、(勘違いして)フジモトから逃れた
ソウスケの手から、水塊ごとのポニョを顔面に受けて、気持ちが
変化したように観えた。
ポニョは愛することの象徴の様でもあり、またそれがまだ幼く巧く
表現できない生き物で、トキさんが鞭打ちぎみにポニョを受け取った
ときに、ボニョの打撃によって愛することを思い出したのだと思う。
トキさんは家族的にも心を閉ざして、もしかして自分が疎んじられた
厄介者だと考えていたのかもしれない。凝り固まった沈鬱な絶望だ。
愛されることは素晴らしいけれど、愛する切なさはもっと素晴らしい。
だから、妹たちは祝福したように感じた。
>>109 >>97が戯れ言ほざいてるだけで、そもそもそういうの宮崎は嫌いだし
ポニョだってストーリー上「ハッピーエンド」で普通に終わってるじゃん。
「物足りない」のは手法上じゃなくて単純につまらんからだよ
>>98 山口智子のこのコメントがすべてだと思う。
「リサはしんどいな、べそかきたいなという時に、宗介に甘えてしまう。
宗介は、それに応えるようにリサを励ましてくれる。対等な視線で、感情を
交わし合うことができるんだと思う」
親に甘えられる子どもって早く大人になろうとするもんだからね。
宗介の実年齢より大人びた態度もそれで説明がつく。
>>113 それと名前呼び捨てと何の関係があんだ?
ていうか、せめて誇示付けでいいから物語上で解決するか
元凶の宮崎発言もってこいよ
あえて言えば、劇中の宗介がリサと呼び捨てにする口調は、
背伸びした子供でも、相手を馬鹿にしたものでもなくて、対等な相手にいう口調だよ。
それと、自分が気になったすべての事に他人が答えを用意しなきゃいけないものかしら。
わからなければそれでいい、というのもあれば、単に意図してないってのもあるのも含めて。
>>109 作劇的な必要でやったというより、もっと性善説的というか、読み解く楽しみを残したまま、
語れるぎりぎりまで描いたと思うんだ。そういう意味では解釈上のパーツは
他から持ってくる(昭和世代にはかなり普遍的知識)にしても、最後まで整合しないと
言うことは無く、思わせぶりで作品に(偽)難解度を加えてはいないと思うよ。
>>114 これは
>公開前から、宗介が母親のことを「ママ」や「お母さん」でなく、「リサ」
>と呼ぶことが話題になっていた。なぜ、母親を呼び捨てにするの?
を受けてのリサ役の回答だよ。何の関係があるも何も。
>>95 俺はネタバレされてない段階で見たからポカーンだよw
え?何でこんな感動的な演出してんの?こいつらそんな関係だっけwって。
蓋を開けてみれば、故母と駿が抱き合いたくてのシーンであったと。だから感動的w
それである意味納得したよ、あの違和感は。
120 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 00:30:38 ID:1yVAgbys
>>95 だよね。
プロフェッショナル見てなかったら見に行かなかったかも。
あの番組にはやられた。普段はいい番組なんだけど。
いや、宮崎さんのときも良かったには良かったが。。。
いずれにせよ、トキさんいてもいなくても、
つまりプロフェッショナルで言ってたところの
宮崎氏の苦悩の末のシーンがあってもなくても
この映画の質は変わらないし、
ヒットすることも変わらないな。
>>98 宗介はリサの夫の代理だからじゃね?
夫が帰って来なくてふてくされるリサをなぐさめる
宗介の様子を見て思った。
なんとなくだけど
「親を名前で呼ぶしっかり者の子供」って
少女漫画によくあるような気がする
>>117 回答になってなくね?
別に「お母さん」じゃなく「リサ」と名前で呼ぶことと
「対等な視線で、感情を交わし合うことができる」
ことと何の関係もないじゃん。
あと忘れてると思うが、「コウスケ」だって確か呼び捨てだぜ?
コウスケもそんな性格なのかい?
>>98 フジモト側 子離れ出来ない親 リサ側 個人主義を際立たせる為の呼び捨て。
そこにポニョが旅立とうとする物語だからだと思う。
125 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 00:44:48 ID:pm4VnPya
文句言われようが金儲けできればジブリの勝ち
126 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 00:45:34 ID:y34MTkmc
エヴァみたいに想像させる間があるわけでもない。
動き続ける映像や展開に気を取られ、観客は置いていかれる。
小説は自分の間で読める。想像する時間がある。
>>123 >コウスケ
それ誰だっけ?
コウイチのことなら、彼は航海に出ていることが多いので名前の
呼び方にはあまり関係ないと思う。リサがコウイチと呼ぶのを
聞いてそれを真似たんだろう。それを咎めるような心の狭い男では
なかったということだろうね。
>>98 俺の考える理由は3つ程度
制作者サイド
・非常識で観客弄り(ソースはインタビュー)
・トキさん(故母)と抱き合いたいがこの映画での駿願望の一つなので
分身であるソウスケ(駿)が形上でもリサを母と呼んでしまうと
その願望成就も形だけで本物でなくなってしまう(ソースはNHK)
物語上
・リサは保護者(親)っていうより
役割も性格も近所の姉ちゃんっぽいから(DQN気味だし若いし)
>>126 ネットが普及した時代だ。それでまあ色々観ているときにもやもやした疑問が
残ったように感じたり、掲示板で明言されると気になってまた観に行く。
2回目以降はすこし落ち着いて観れる。
商売としてもうまいよねぇ。
>>127 その理屈で片付けるなら、コウイチがリサと呼んでて真似て
リサが咎めるような心の狭い人(?)じゃなかったで終いだね。おめでとう。
リサとそうすけは血が繋がってないから名前呼びかと解釈してたわ。
お父さんの再婚ね。
132 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 00:52:46 ID:IHbBe0w3
>>80 「我輩は猫である」は、さしたるストーリーもなく、
脱線、脱線だが、その脱線がやたらおもしろいので
最後まで読んでしまう。
ラストでは寒月君の縁談問題で、あっとおどろく結末があるし。
>>130 母児密着型の家庭でその論理は成立しない。
何をけんか腰になっているのか知らないけれど、リサを「まだ母親に
なりたくない若い母親」として見れば息子と「友だち親子」になる
ために自分を名前で呼ばせる、という動機付けが分かると思うんだけどなあ。
実際いまの若い母親の中には娘と名前で呼び合って、おそろいの服を
着ているような人もいるんだよ。
おっかさんはグラマンマただ一人
135 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 01:02:10 ID:IHbBe0w3
>>97 NHKの特集を見たけど、宮崎はそこまで考えてないよ。
締め切りに追われて、中途半端なストーリーと、
消化不良な結末をつけただけに見える。
崖の上のポニョ
Ponyo on the Cliff by the Sea
監督 宮崎駿
製作 鈴木敏夫
脚本 宮崎駿
出演者 山口智子
長嶋一茂
天海祐希
所ジョージ
奈良柚莉愛
土井洋輝
柊瑠美
矢野顕子
吉行和子
奈良岡朋子
音楽 久石譲
主題歌 『海のおかあさん』林正子
『崖の上のポニョ』藤岡藤巻と大橋のぞみ
編集 瀬山武司
配給 東宝
公開 日本の旗2008年7月19日
上映時間 101分
製作国 日本
言語 日本語
>>133 >リサを「まだ母親になりたくない若い母親」として見れば
>息子と「友だち親子」になるために自分を名前で呼ばせる
要するに、友達になりたいから「リサ」って呼ぶように
躾たってことだよねえ。
ソウスケと友達になりたーいなんて、物語にあったかなぁ?
説教もするし、〜しちゃ駄目よ。謝りなさい。何て「母親っぽく」教えてるよなあ。
友達関係になりたいなら、提案とかアドバイス口調にするんじゃねーの?
対等なんだから。
あと記憶が朧げなんだけど、ソウスケが言葉を覚えるような時期も
航海で出っ放しって描写あったっけ?これも想像?
ていうかパヤのインタビューは無視?
ストーリー
海沿いの街を舞台に、「人間になりたい」と願うさかなの子・ポニョと5歳児の少年・宗介の物語である。
ハンス・クリスチャン・アンデルセンが1836年に発表した童話のひとつ『人魚姫』をモチーフとしている[1]。
しかし、『人魚姫』をそのまま原作としては使用しておらず、宮崎駿は「キリスト教色を払拭」[1]するとしたうえで、舞台を現代の日本に移すなど大きな変更を行っている。
キャッチコピー
* 生まれてきてよかった。
あのさあ、いつネットに来てもポニョの違法動画がタダで見れるんだけど…
映画館で楽しんだ身として、すげえ許せねえ。
こんな最悪な画質で見て酷評している奴がいるかと思うと殺意さえ湧くよ。
140 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 01:40:48 ID:IHbBe0w3
>>139 画質ってあんまり関係ないんだよ。
昔は、雑音だらけのAMラジオで聞いた曲で泣いたりしたんだよ。
経緯
『ハウルの動く城』完成の後、しばらく宮崎駿が構想を練っていたものを、ジブリスタッフを伴っての制作が2006年10月に始まった。
元々は今まで通りの表現手法で作る予定であったが、制作前にイギリスのテート・ブリテンで鑑賞したジョン・エヴァレット・ミレーの絵画、「オフィーリア」に感銘を受け、改めて作画方法について見直すことになる。
その後、監督の宮崎が「紙に描いて動かすのがアニメーションの根源。そこに戻ろうと思う。もう一遍、自分たちでオールを漕ぎ、風に帆を上げて海を渡る。
とにかく鉛筆で描く」という意向を固め、コンピューター(CG)を一切使わず、手書きによって作画される事となった(ただし作画以降の彩色・撮影はデジタル)。
コンテを使うなど、絵のタッチは子供が書いたような素朴なものになるという。これまでのジブリと違った、新しい試みになっているとプロデューサーの鈴木敏夫は話している。特に、海(波)の描写に力を入れているという。
ラスト近くでグランマの口から「半魚人」っていう言葉が出るのが
すごく違和感あったなぁ('A`)
143 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 01:45:27 ID:/i7f0lM+
ポニョって単なるストーカーじゃないの?
そうすけが違う女の子を好きになったらどうするんだ?
144 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 01:47:10 ID:tLd9jnk8
NHKのプロフェッショナルで、
ソウスケ=パヤオ
トキ=パヤオの実母
って解釈して、
実際のぎくしゃくしてたってエピソードを紹介して、
ポニョの製作を通して、宮崎駿は母と心を通わせた!
って展開で放送してたわけだけど。
あれは全部NHKのディレクターの拡大解釈だよね。
密着取材しても思ったよりいいネタが見つけられなくて、
なんか無理矢理ひねりだした的な印象が強い。
そもそも映画なんてレイトショーなら1000円くらいで見れるんだから
週一ペースの軽い気分転換として利用しても良いのにね
俺はこの夏はポニョとバットマンとスカイクロラは見たよ
来週はハンコックに行く
だいたい4本に一本面白いのに当れば良いって感じで観てるけど
この夏はハズレがないね
観た映画が自分の期待通りじゃなかったことに何時までも粘着する奴って
映画を二年に一回なけなしの金をはたいて観るくらいの大イベントにしてる人なの?
ポニョ
声 - 奈良柚莉愛
フジモトとグランマンマーレの娘。外界への強い興味を持ち、フジモトの目を盗んで家出を試みるが、瓶に頭がはまって困っていたところを宗介に助けられ、「ポニョ」と名づけられる。
父からはブリュンヒルデという名を与えられていたが宗介につけられたこの名がいたく気に入り、以後この名で通す。人間によく似た顔を持つため、トキからは「人面魚」と呼ばれる。
宗介の血液(傷口)を舐めたため、半魚人になる力を得、更に珊瑚の塔からの脱走の際に、深奥部の井戸に溜まった「生命の水」を解放。それを浴びて、人間への変身が可能となった。
ただし、人間の姿を維持する為には大量の魔法の力を要し、力が減衰すると猛烈な眠気に襲われる。そこで十分な睡眠をとらないと容姿の逆戻り(半魚人→魚)を招く。ハムが好物。
容姿が魚の時、バカにされると相手に向かって水鉄砲を放つ。
名前の由来は、作画中の宮崎が自身の描いたキャラクターを「ポニョっとしている」と思ったことから命名された。
宗介
声 - 土井洋輝
保育園「ひまわり園」に通っている5歳の少年。明るい性格で正義感が強く、崖の下で出会ったポニョを守ろうと奮闘する。
一家の方針か、両親(リサ・耕一)については呼び捨てをする。5歳児ながら信号灯によるモールス信号の送受信ができる。
名前の由来は、夏目漱石の小説『門』の「崖の下の家にひっそりと暮らす野中宗助」から取られていると言う
149 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 02:06:08 ID:1yVAgbys
150 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 02:20:50 ID:kxAeC2kr
151 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 03:22:28 ID:MgkbkqXI
見てきた
状況が分かりにくいシーンが多いのが気になった
なんで洪水になったかとかは別に説明しなくてもいいけど、
ひまわりの人がなんで海の下にいるのかとか、
おばあさん達がりささん辛いだろうに的なことを言ってるわけとか
ポニョが人間になるとなんで世界のバランスが保たれるのかとか
子どもに見てほしいなら自分がやりたくなくてもある程度説明しないとダメだと思う
頭に?があると映画に集中できないし
子どものころナウシカやラピュタやトトロ見てストーリーに疑問なんか抱かなかったぞ
メイちゃんぽい言動させときゃ観客は気に入ると思ってそうなのも嫌
>>144 あれは劇場公開のタイミングに合わせて放送することを条件に
撮影許可を得てるバーター取材でしょ
だから内容とか方針もジブリ側の許可得てるはずだよ
編集前にどういう切り口で番組作るかって企画も説明了承されてるはずだし
>>151 大人になってナウシカ見たらふつう疑問の一つや二つ出るとおもうけど。
どうやら腐女子の間でフジモト人気が沸騰しはじめてるようですね。
作品そのものはどうしようもないけど、美形でロン毛のフジモトは
所ジョージというハンディにもかかわらず人気が高まりつつあるようです。
なんだかなあ…
それってナウシカはノーパンなのかとか
メーヴェってどんな推力だとか
そんなのだろ
宗介の血を舐めたため、半魚人になる力を得る
とか
なんか最近の設定アニメ臭くて到底絵本風とは思えない
こういうところはムダに理屈っぽいのな
>>144 ラピュタのドーラがパヤオ母に似てるという
パヤオの兄弟の発言をずいぶん昔に読んだことがある
ドーラが似てるならトキさんも似てんじゃね
水害も大変だけどポニョのせいで人工衛星がおちてしまったので
世界中の情報も、大変なことになってるんだろうな。
159 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 05:50:32 ID:xidImCBz
ウチの知り合いの夫婦がポニョ観るか、ダークナイト観るかで大モメにモメた。
ジブリ映画が大好きな旦那さんは子供も連れて観るのにバイオレンスな映画は見せられないと主張し、ポニョを推した。
映画が大好きで色んなジャンルが好きな奥さんはもうそこまで幼くないんだから無理に子供扱いしなくてもいいとダークナイトを推した。
結局意見が折り合わず、その家族は両方観た。
意地っぱりな旦那は子供にどっちが面白かったか聞くと、
子供は「バットマン!」と答えた。
勝ち誇る奥さんにカチンときた旦那はさんざん子供に誘導尋問をしかけるが、墓穴を掘るばかりだった。
最終的に様々な情報を集め、ポニョ講義を催す旦那だったが、
愛想を尽かされした奥さんと子供は、二人でハルクを観に行って、これまた多いに楽しんだ。
今ではすっかり居場所のなくした旦那は一人で毎晩ジブリ映画を観ているという…。
そんな話を奥さんから聞いた。
ウチは家族全員、ハムナプトラのファンでよかったと思いました。
アイアンマンは予告がかっこよかったのでこれまた家族で見に行く予定です。
カンフーパンダにしときゃよかったのに
163 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 08:46:23 ID:1KwbXeRr
観てきたけど、、、
これ相当知識有る人じゃないと「死後の世界、輪廻、魂の不滅」って真のテーマに気が付かないだろwwww
絶対一般受けしないと思う。
一部のマニアックな人が楽しめる感じだ。
こんなパヤオ哲学全開な作品を子供向けとかいって売り出す広報は無茶苦茶だな。
164 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 08:49:25 ID:/2HxKrw2
見てただの子供向け映画だと思った奴はwikiでブリュンヒルデを検索しろ
一部にしか受けないからこそとにかく多くの人に見せる広告打つダ
一lでも一億人が見れば1000000人もばかうけ
パンフに書いてあるがな
ワルキューレを聞いてテンション上げながら作ったってさ
キルゴア中佐かパヤオは
>>163 >「死後の世界、輪廻、魂の不滅」それらが全てだから何って感じなんだよ。
マニアはアホ臭くて見てられない。信者だけが喜んで見るアニメだね。
ポニョ「ポニョー、神になるー!」
トキさんとソウスケの抱擁が映画のクライマックスとはNHKでも言ってないんじゃ。
あれは母親にこだわる駿という切り口の番組中でのクライマックス。
>>139 少し前の方に違法動画のポニョを幼い娘に見せて、その子の半裸写真もウプしてるDQNパパの
ブログが貼られてたぞ
>>140 俺もAM音質の方が泣ける曲が多いw
子持ちの俺が小学生の息子と見てきた
ポニョで満足してる奴は邦画、それも恋空みたいなスイーツ(笑)映画を
傑作!泣けます!とか言っちゃうタイプなんだろうなw
面白い洋画、今だとダークナイト辺りを見た人間なら、
恥ずかしくてとてもポニョを褒めることなんかできない
主題歌でガキを釣り、フジモトで腐女子を釣り、リサと幼女でキモヲタを釣る
結果まともな倫理観を持つ親や男には全くウケない作品に
ジブリ信者が後付けの理屈をこねくり回して絶賛する電波映画、それがポニョ
こんな駄作は動画サイトで十分だ
あ、キモい議論に巻き込まれたくないんで俺にはレスつけなくていいですよ^^
恋空?w
やっぱり「信者」なんて思考停止ワードを使う人は
分析力が乏しいんだなあ。
174 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 10:33:59 ID:aw5aAc0V
>>156 オレもそういうのイランかったと思うな
単純に宗介がスキでスキでたまらなくて人間になってしまったと
それでよかったと思う
フジモトの薬も何もかも、ただポニョが人間になるための舞台装置にしか感じられない
リサを「おかあさん」なり「ママ」なりと呼ぶと違和感があると思う。
そのことは理性的な秩序を構築しようとしてるから。
この映画は生まれるまでの混沌と奇跡を描いているわけで、
理性的秩序があると構成上混乱するのではないか。
>>163 こうゆう神話性のあるストーリーは、ときどき爆発的に大衆に受け入れられる。
神話の意味に気づかなくても。村上春樹の「ノルウェイの森」とか。
>>159 俺は賛美派だけど、ここまで爽快にズバッと断ち割る論評は、読んで清清しいwww
今回のパヤ監督の作品意図としては、この手の奥様方にイヤガラセをしてやろうと
いう含みがあったと思いますよ、確実に。
でも同時に、そんな無自覚でエネルギッシュな女性原理(=ポニョ)には、どうしたって
かなわねぇや、やっぱりあんた方を愛するほか無いです、と白旗を揚げたのもまた、
意図として含まれてるわけで。
読み解くとイロイロ、オモシロいですよww
>>172 虚しい御仕事ですねえ…
だからNHKの解釈は鈴木の解釈ベースで
その鈴木の解釈のひとつが先日Cutインタビューで
パヤのクチからモロに否定されたワケであり・・・。
NHK解釈が100%間違いとは言わんけど、
アレはああいうフィクションと考えた方がよいですよ。
>>172 まともな倫理観を持つ「親」の書き込みには、読めないな。
映画云々以前だな。
>>172 金を払って映画を見た人間ならば、どんな事でも言える権利があるし、それは養護されるべきだな。
映画秘宝の「映画縛り首」読んでみたが、ポニョ批判に使ってる言葉の全てが、ポニョスレ既出で笑った。
ポニョの父ちゃんがデッカイ魚を銃みたいなので撃ってたけど
あれって何してたの?
>>156 半魚人の時点で犬夜叉みたいだとオモタ
ストーリーも可愛い女の子が空から降ってきて
「ダーリン好きだっちゃ☆」ていうのと変わりないしな
俺はポニョに萌えたからいいけど
>>181 あれは銃ではなく、ライトでイカと交信してたのです。
効果音が銃っぽいので誤解しますね。
185 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 13:19:39 ID:sTE0tKTs
>>144 NHKの特番
前面ではトキを駿の母を押し出してるが、別の解釈を裏に隠してると思われる。
写真を強調して船上の婦人も駿の母だろと・
で、あの不機嫌な赤んぼが駿なんですね。
>>186 パヤオ自身かどうか知らんけど「生まれてきた事が不安で不機嫌」みたいなこと言ってたな
あんくらいの子供なんて、逆にスンゲェ生きるパワーに溢れてるから
えらい捻くれた事してくれたもんだ って思ったよ
188 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 13:31:58 ID:sTE0tKTs
そうそうw、「生まれなきゃよかった」と不機嫌な駿は
ポニョのおかげで「生まれてきてよかった」(キャッチコピー)ってなりましたよ。
まぁ、このキャッチコピーに対して駿は「『出逢えてよかった』じゃない?」
と言ってましたが。
189 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 13:40:48 ID:sTE0tKTs
>>187 赤んぼについての発言なら、久石さんに説明してる時に鈴木pが言ったと思われる<「生まれてきた事が不安で不機嫌」
駿自身は「生まれなきゃよかった」みたいな発言は以前から時々してなかったっけ。
>>189 ときどきしてるw
その度に「このクソがw」って思う
しかしあのシーン、不機嫌な赤ん坊に違和感感じてて「まさかな」と思ってたらそれだろ
パヤオンのああいうところ、ホントキモイ
鈴木pとパヤオの発言が混じっちゃってるのややこしいなあ
CUTインタビュー
リサが子供たち置いて救援活動に出る場面を「僕には出来ない」って評したスタッフに対し、
「結局、お前は何もしないんだ。助けにもいかないし、ただおろおろして一晩明かすんだ」…って監督が一括したエピには胸が空いた。
リサの行動を考え無しにDQN認定して ホントにゴメンよ。
>>192 いやに自分の子供が居るんだぜ?
おろおろしてって言うのは既に子供の事なんて眼中にないモノの発言だろ
ここは子供たちの大事を一番に考えて「僕にはできない」ってのはありだと思うがな
預言者ぱやおはかく語りき
>>193 自分の子どもの側にいて子どもを安心させることは、パヤオにとっては
どうでもいいことなんだろうな
これがトトロの時代の話で子どもがサツキとメイだったら、置いていくのもありかなと思うけど
序盤で、水を蒔いてるフジモトを思いっきり不審者を見る目で見ていたリサが
子どもを置いて行くのがなんだか時代と合わない気がした。
いやあ…議論ってホントにいいもんですね。
「結局、お前は何もしないんだ。助けにもいかないし、ただおろおろして一晩明かすんだ」
俺だったらこう言うな
「別にいいじゃないですか、それが災害に合った時のふつうの人間ですよ
不安に怯えて、おろおろして、だから災害からみんなで身を守る知恵が生まれたんじゃないですか
その場でひとりで脊髄反射でどうこうしようなんてヒーロー気取りは中学生で卒業ですよ?w
中二病じゃあるまいしw」
199 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 14:26:57 ID:yuEfUvlk
今見て来た!つまらなくはなかったが後ろの子供がフジモト出るたびに泣いてたのは気になった・・
子どもを二人だけにして、船でお母さんを探しに出るシーンを出したかったんだろうけど
なんか不自然だよね
どうしてもひまわりの家に行かなきゃならないなら、宗介とポニョも車に乗せて
家の灯はつけっぱなしにして行くけどなあ、と思っちゃったよ
やっぱフシモト怖いのかなm歌舞伎かなんかでも赤髪振り乱してのはそっちだったかな
普段アニメ慣れしてるとただの色分けぐらいにしか感じないしどっちかってえと間抜けキャラぽかたが
>>192 リサが非番のレスキュー隊員ならともかく、荒っぽく車を転がすことしかできない女性があの状況で
あんなことをしたら、最悪子どもたちは水死で自分も二次災害に巻き込まれて救助のプロたちの
負担を増やすだけ
監督は物語の神だから「リサも子どもたちも大丈夫」だとわかっているが、現実であんなことを
やられたら消防や自衛隊はたまったもんじゃないよ
現実でどうこうというより、あの物語世界でリサの行動はありなのか?と思った時
やっぱり不自然に感じるんだよなあ
実はリサは普通の母親じゃなくて、あの家に結界を張ったのもリサ、という設定にでもなっていれば
まだわかるんだけど
>>187 千と千尋の巨大赤ちゃんとそっくりな表情だったな。言っちゃ悪いが監督は息子としての自分にも
父親としての自分にも負い目を感じているように見える
リサをやたらにアクティブに描く事で、「おろおろするしか能の無い」駄目父親フジモトと対比させた…
…ってインタビューからは読み取れる。
確かにリサとフジモトはポジとネガだわな。
>>205 しかしそんなリサも旦那が帰ってこれなくなると激しく落ち込んで荒れるという、わかりやすい
反応をする女性なんだよなあ
本当に船長の父ちゃんは必要だったのか?
207 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 15:11:35 ID:oUaEjLss
>>200 まあ
嵐も山越えて家の方が安全と判断した
車は荷物で一杯
宗助がしっかり者
と一応納得できるよう精一杯説明してくれてるとは思う
>>198 「だったらお前はお前の作品を作れ!」って追い出されるだろうよ
それで良いって人はいいんだろうけど。そういう訳にも行かないだろ。
>>207 それでもなぁ・・・あの歳の子ってシッカリしてるように見えてザルだからな
当然なんだけど
あのいなくなったリサも舞台装置にしか感じなかったわ
海に入ってる宗介を見て、リサが慌てて服のまま海に入って助けに行くシーンがあるけど
ああいうシーンを見ると、宗介はかよわい5歳児で
リサは5歳児を年齢相応に心配している普通の母親に見える
ああいう母親が5歳児を嵐の晩に一人で家に置いて行くか?って思っちゃうんだよね
コンテ書いてるうちに、いろいろキャラクター設定とかが
変わって行ったのかなあと思う
>>200 > どうしてもひまわりの家に行かなきゃならないなら、宗介とポニョも車に乗せて
> 家の灯はつけっぱなしにして行くけどなあ、と思っちゃったよ
電気はつけっぱなしだったよ
宗介自身がリサにポニョと一緒に連れて行けばいい!って主張したしな
かなり食い下がってたぞ
出かける前の宗介とリサのやり取りに宗介のように納得いくかどうかだね
>>210 リサと宗介のやり取りに宗介のように納得いくか
いい事言うね〜、リサの行動を非難する人達は 聞き分けの無い子供達だったのかあ。
>>192 これも典型的な独裁者体質だな。
30代、40代ぐらいまでは何とか他人の言うことを聞く耳があっても
60過ぎると若いもんの言うことを素直に聞いて自分の間違いを
認めるということが出来なくなる。
並みの老人ならそれも出来るんだけど、なまじひとより優れていると
もうダメ。そのために、急激に並み以下に落ちていく。
シャアは若さゆえの過ちを認められないと名言をのこしたが
本当に過ちを認められないのは耄碌した老人なんだよな。
俺がこの映画で解明したいのはそういう、天才映画監督の凋落の
メカニズムなんだよ。
まあ、
>>192は、このへんがジブリで若手が育たない理由だろうなあと思ったよ
>>211 聞き分けがよすぎる子どもは、むしろ危険じゃないか
常識にこだわるなら、
リサがポニョとソウスケをつれていかなかったのは
チャイルドシートが2つ無かったから…
とか言ってみるw
リサが出かけたのってそんな不思議かなあ。
だって自分の職場の同僚が、足の不自由なお年寄り抱えて
すぐそこで右往左往してる可能性が高いんでしょ?
自分は子持ちだし忙しいとこ早くに帰してもらったわけで。
子供達がとりあえず大丈夫と踏んだら、同僚達の救助に行くという選択も
おかしくはないと思うんだけどなあ。
>>216 みんな聞き分けの無いお子様なんだよ。
親は子供の奴隷であるべきだと主張してるんだ。
>>214 すでに指摘されてるが、リサはいちばん危険な走行の時に子どもにベルトをさせてない。口で注意は
してるがそのまま。アニメだからそれでもいいはずのに、ポニョはどういうわけかそういう点が
気になってしまう映画
宗介はひまわりのおばあちゃん達が好きだからな
助けに行きたかったってのもあるかもしれない
リサは宗介に家の方(拠点を守る?)頼んだって形だが、あの二人の信頼関係でないと無理だろうな
宗介はそれができる子供だからこそ、リサもそれができるからこその話
彼らはみんな個性を与えられているんだから、何も全ての子供や母親と同じでなくてもいいんじゃないかな
主語は「宗介は(リサは)」であって「全ての5歳の子供は(全ての母親は)」じゃない
みんながパズーやナウシカ達と同じじゃないってのと同じで、お話のヒーローやヒロインは特別製でいい
監督は宗介は秀才だって言ってるしな
平凡に見える千尋だってヒロインとしての資格を持っているってことだ
>>216 実際に子育てしている親から見ると、5歳の子を夜一人で家に置いて行くというのは
普通の日でもかなり問題がある
しかも嵐の晩で、あの家も孤立する可能性が高いのに
宗介ってたしかに特殊な子供だよな
信号使ったりしてるし
宗助は5歳にしてはしっかりしているけど
あの状況で残して行けるほどしっかりしてるようには見えないんだよなあ
海のイキモノをいきなり水道水に入れる程度には無知だし
自分はポニョを評価しているけど、
ストーリーの粗は、粗として考えている
母親から自分が放置されているのは、
自分を一人の人間として信頼しているからだ、と
宗助という名の「五才の宮崎駿」が
必死に自分へ言い聞かせているようにしか見えないなぁ。
明確に意図してやってる演出はアラとは言わん。
「自分には賛成できない」と正確に表現できるやつばっかりなら
ここまで何度も同じ言い合いが繰り返される事はないんだけどな。
>>223 ×信頼しているから ○信頼されているから
結局、十分に母親から愛されたという実感の無い人が、
必死に愛を求めている映画なんだと思った。
>>220 うちは共働きでよく夜中に子供だけで放置されてたせいか
そういう主張ピンとこない。
いろんな母親がいるってことじゃないのかな、結局は。
>>224 同じ言い合いが繰り返されるって言っても、
同じメンバーでやり合ってるわけじゃないだろ。
公開中の大ヒット映画なんだから
多くの人が引っかかる部分があって、それを肯定しようとする人がいて
言い合いになるだけで
賛否両論っていうのはそういうもんじゃないの?
説得力がないから
あれだけカットとセリフを割いてるんだよ
そうじゃないシーンは説明すらない
>>226 あなたが放置されていたのは昔の話かもしれないけど
今のご時世だとかなり問題になることだよ
ポニョも現代の話じゃなきゃ、こうも論争にはならなかったと思う
230 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 17:07:15 ID:oUaEjLss
避難の状況確認して食料、水を届けて1時間くらいで帰ってくるつもりだったんだろ
まあ自分的には許容できる
家に向かう時シートベルトしなさいは2回くらい強く言っていたし
ソウスケは自分でできるが窓の外に気をとられて言う通りにしなかった。
リサは手がはなせなかったからしょうがなかったのでは。
でも実際考えてみると、自分の子とよそ様の子がいて、
危険運転もありうる時にチャイルドシートが2つなかったら
危険度を較べて自分も家においていくかな。
あの頃は前より波もおさまってきていたし。
お父さんが船乗りだから危険に備えてきっと家は頑丈に作ってあるのだろうし。
リサは細やかな気遣いするタイプじゃないし
冒頭の「なにあの不気味男。な〜んて言っちゃダメよ」
でもう十分キャラ説明されてたよな
233 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 17:17:54 ID:oUaEjLss
行動しちゃうタイプなんだろね
リサのキャラらしい
しかし現実にどうこうというか
5歳の子供が大人から役割をもらって
それをやりとげる時の感覚を描きたかったんだろうと思う
リサの行動の是非はともかく、オマイラの熱い発言にぐっと来るわ。
リサと宗助の話題になると真剣さが違う。
みんな、子供が大事なんだな。自分の子供だけじゃなくて、人の子供も。
なんか、それが分かっただけでもこの映画見た価値があったような気がするわ。
カーチャン…会いたい…
基本リサは母親ごっこしてるだけのDQNだからねぇ
母親になってまだ5年なら実はみんなそんなものですよw
237 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 17:46:32 ID:oUaEjLss
しかし、お父さんいない男の子は嫌でもしっかりしてくるし
母親は俺が守るくらいの気持ちもあるんじゃない?
238 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 17:47:39 ID:aw5aAc0V
>>237 気持ちはあっても集中力皆無な年頃だからな・・・
スレから腐ったミルクの臭いがする… ここはアニメ板と違って、大人のスレじゃなかったのか…
必死に子育てしている若夫婦が映画にショックを受けて書き込んでいるのなら分かるが…
「子供を優しく甘やかしてくれる映画でなきゃヤダ!」と駄々をこねる子供ばかり…
夏休みだから仕方ないのか… 先月はここも、いい議論が読めたものだが…
「お互いの生命を助け合わなければ暮らしていけない」規模の町であることは語られて
いるだろうに… 消防団はあるだろうが、施設の職員が消防団に任せ切りにしてバックレ
ていいものかどうか、現代の子供にも少々考えれば分かるだろうに…
リサが、さんざん迷いながらも、「何もしなかった翌日に老人たちが死んだことを知った時の
後悔」を思うと、絶えられなかったのは、子供でも分かることだろうに…
>>239 アホか。
帰ってきたら子供たちが死んでた時の後悔は置き去りかw
それを回避するために「リサさんは家に帰って」だったんだろうが
241 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 18:15:38 ID:2dRsHuXm
今やネットで話題になることもヒットの要因
お前ら釣られてることに気付けよ・・・
>>240 死ぬわけないじゃん。
あの嵐はポニョが大好きな宗介にまた会うため起こしたものなんだから。
それをリサははっきり認識してんだから、それ以上のことが心配なら
それこそリサは宗介が生まれてからちゃんとひとりで生活できるようになるまで
一切睡眠も出来ないし、視界の外に出すこともできなくなるぜ。
まさに典型的なキチガイ親。
そんなことよりひまわりの方がはるかに危険だろ。
ポニョは宗介の安否は気遣っても、ひまわり事なんて全く気にしちゃいないのは明白なんだから。
>>240 と、なると、あの家は、安全圏と認識されていたとも取れるな?
単に台風慣れした人間の過信した行動だったんじゃないの?
>>243 ポニョが起こしたと認識してた?
リサはどんだけ状況把握力が高いんだよw
それにそこからその「宗介が生まれてからちゃんとひとりで生活できるようになるまで」って何
「宗介の年齢では」ってみんな言ってるだろうが
>>244 まぁ 普通の台風に見えたんだろうな
648 名無シネマ@上映中 sage 2008/08/22(金) 14:31:44 ID:0UyNziSV
>監督は死神に取り憑かれて映画を作ったんじゃないか?
>生死の境があいまいな物語を子供に見せるのはあまり宜しくない。
>作品が失敗してるので子供に伝わらなかった事を喜ぶべきだな。
大事な事だと思うので2度書きます。
この映画はあらゆる面で人間の行動が壊れている。
監督の狙いはどうかはともかく各自ひっかかる点が違う事である意味自分を語る事に
なるのはEVAと似ている仕組みも確かに見受けられる(かなりお粗末ですが)。
自分が引っかかった所は自分で書いた上の引用です。
死んだ者は帰って来ないし自殺などしても会えないのだと、
親御さんははっきり子供達に伝えてあげて下さい。
崖の上のポニョ:上映中に地震に震度3 宮崎監督「ポニョがいる」 初日舞台あいさつ
など不適切な発言も見られます。
監督はもう現世の事は半分に旅立つ用意をしている様ですが、
そんな考えを子供に見せるのはどうかしています。
ポニョを見て一番最初に思い出したのは「僕の地球を守って」で本当に自殺した2人の少女の事です。
248 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 19:47:30 ID:EbfK8mIi
大事な事だと思うので3度書きます。
この映画はあらゆる面で人間の行動が壊れている。
監督の狙いはどうかはともかく各自ひっかかる点が違う事である意味自分を語る事に
なるのはEVAと似ている仕組みも確かに見受けられる(かなりお粗末ですが)。
自分が引っかかった所は自分で書いた上の引用です。
死んだ者は帰って来ないし自殺などしても会えないのだと、
親御さんははっきり子供達に伝えてあげて下さい。
崖の上のポニョ:上映中に地震に震度3 宮崎監督「ポニョがいる」 初日舞台あいさつ
など不適切な発言も見られます。
監督はもう現世の事は半分に旅立つ用意をしている様ですが、
そんな考えを子供に見せるのはどうかしています。
ポニョを見て一番最初に思い出したのは「僕の地球を守って」で本当に自殺した2人の少女の事です。
ポニョってどー見てもトトロ以上に超お子様向け映画だろ?それに大人目線でレスってる奴っていったい(´・ω・`)
お子様は一人じゃ映画館に来れないからね
付き添いの親だって、親の目線で気になることを書いてもいいだろ
リサといえば耕一が家に帰ってこれなくなって、腹が立って鍋を叩き付けるシーン。
あのシーンは子供向けに作っているなら勘弁してくれ・・・
両親がケンカして物を投げたり、叩き付けたり、ドアを強く閉めたり、机を叩いたりするのを
子供が思い出しちゃったらどうするんだよ。そんなこと思い出していい気分な子供は少ないと思う。
そこから虐待に繋がる家庭もあるかもしれないしなあ。
俺は大人だけどあのシーンを見て母親にヒステリックに怒鳴られた時のことを思い出した。
過保護と思われるかもしれないけど、子供は声が出しづらいから大人より余計に気にする必要があると思う。
いれなきゃいけないシーンでもなかった。あのシーンは嫌な顔するだけで十分じゃない?
その他のことにもいえるけど、宮崎駿はどこをどう子供向けにしたのかわかんないよ。
子供向けとかまだ言ってんのか
観客の母親層に対して反面教師にするつもりのだった…?だけど子供は悲しくなっちゃうよね。
親子で「うちにもあるあるあるwww」というリアクションになると思ったんだろうか。
フジモトのやたらに派手な顔がおかしかったが、あれ メイクじゃなくてやつれてるだけなんだってな。
お父さん可哀想、子育てで生気を吸い取られたあげく 裏切られるなんて…
>>253 親的にはあるあるwwwて思ったわw
子供(4歳)の反応は分からんかった。
感想が「ポニョポニョかわいいね、また見たいな」だけだったからw
鍋叩きつけたのは、それだけ父ちゃんの帰りを待ってたって思いの大きさだろ。
その後ソースケにあたったとかならともかく。
嘘くさ
ポニョが出てくるあたりからもう、夢の世界なんじゃないかと思えば解決
リサのDQN行動も、千と千尋の両親の暴走ぶりと一緒
おもちゃの船に子どもが二人だけ乗ってるのに、誰も
こっちのボートに乗れと言わないのも
水の底の家で、布団だかシーツが物干しに干されているのも
夢の世界と思えば解決
(前日から嵐なのになんで干しっぱなしなんだよ)
この映画の感想。
F-91の方がおもしろい。富野の方がずっと昔から親子の問題に対して真剣に考えてる。
駿は父親として終わってるからピントがズレてる。俺の親父そっくり。
そしてそんな糞親父の息子の俺が今父親になろうとしてやっぱり駿の考え方には納得できない。
宗助がリサを呼び捨てにするのは「お母さん」あるいは「ママ」と呼ぶ習慣を義務ずけなかったからであり
例えそれが世間の常識からズレていても子供は親に対して実直に学ぶということを言いたいわけだろ?
実に舐めてる。それが分かってるなら息子に詫びろよ駿。「子育て間違えました」ってな。
なんかセルフパロディがたくさんあって、遺作になりそうな不安が残った。
ばあさん達が歩けるようになってきゃっきゃ言いながらかけっこしているのを見て、
どうやらパヤオは老人の子供がえり期まっただなかで、賢い宗助に自己投影してて、
人外幼女と妄想恋愛中の白昼夢モードなんじゃないかと思った。
次回作が楽しみだ。
>>260 何がだよw
うちの子は一番好きなのは当然プリキュアだけどw
ポニョも気に入ってたよ。
リサが非常識だなんてつまらん議論だ
リサが一人でひまわり荘に行かなきゃ宗介の試練にならないし
5〜8歳児にとってリアルな母親像をパヤオが考えた結果だろ
アニメに常識を求める大きなお友達のためにアニメは作ってないだろ
ポニョもクラリス、シータに続く女の子が押しかけてくる系譜の映画だったんだな。
幼すぎて美少女度に欠けるが、あの母親なら将来性はあるもんなあ。
>>264 ストーリーの都合で、
母親を子どもから引き離す必要があるのはわかるが
そのご都合主義が不自然だから叩かれてるんだろ
>>265 グランマは変形美人だ。
その正体はナマズだぜ。
千と千尋をめちゃくちゃつまんなくした映画という印象だが
>>265 女の子は父親に似るというぞ。
しかも、宗介の血をなめて劣等な遺伝子が活性化したらしい。
メンデルの法則的にはかなりの確立でフジモトそっくりな女になるだろう。
>>267 マジか!
てっきり金魚系かと思ってたぜ。
まだ観たばっかで設定はよく知らなかった。
色々調べてみます。
見てきた
パヤオも枯れたな
ハウル以上に楽しめなかった
子供たちの反応の薄さが全てを物語ってる
272 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 21:01:13 ID:ko4oX5D6
こんなくだらん映画に鐘はだせんね。
返してくれ!
子供向けにせよ、大人向けにせよストーリーが
めちゃくちゃなんじゃないか。
ナウシカみたいな作品がよかったのに...
誰もポニョのつまりなさを指摘できないあたり
ジブリはおわってるな
塗り絵するだけのアニメーターしかいないんだろうな
誤字で笑えるスレはここでっか?w
五時を定性する器にも鳴らん
この議論をみて、むしろ見に行った親の子育てこそきになるわ。
子供が真似する、悪い影響を受けるからやらないで、駿の映画に期待する物が間違っている。
しまじろうでも見せておけば毒も何もないから安心なんじゃないかな。
CUTのロングインタビュー読んだら、また見たくなって来たぜ。
スレで論議されてる疑問が全て 上誌にて解説されていて吹いた。
公開前のインタビューなのに、 監督ったら何て気がまわるのかしら。
(…つうか口が軽すぎ)
____
/__.))ノヽ
.|ミ.l _ ._ i.)
(^'ミ/.´・ .〈・ リ
.しi r、_) | ポニョはワシが育てた
| `ニニ' /
ノ `ー―i
昔みたいに映画会社の子ども向けのオリジナルアニメ映画がなくて
みーんなジブリだけに期待するから言われんでもいいような事まで駿がひきうけてる気がw
ポニョで細かい常識がどうこう言っている人達は
探偵のほうのコナンやNARUTOなんてとんでもないだろうし。
>>277 ガキのために作ったんだから深読みなんてイラネって感じだったな
インタビュアーが良かったのかパヤオ楽しそうに喋ってる
妙に現代の生活に根ざした細かい描写が多いくせに
「え、それあり?」と思うような描写が出てくるから、違和感があるんだと思う。
たとえば、ハイジでおじいさんがハイジ一人を残して留守にしても
非難されないと思うんだよね。
あの時代のアルプスの生活ではそういうこともあるだろう、と思えるから。
ポニョだと、リサの行動は今時のDQN母親に見えてしまう。
>>273 つまらないってよりも、後半やっつけすぎって感じだな
いらないと感じたシーンも多く思えた
赤ん坊乗せた夫婦、ポニョ母登場(父だけで良いのでは?)
「世界が大変な事になる」って描写をもっと、どのように大変になっちゃうのかわかりにくかった
とりあえず津波で村が沈没してヤバいって事だけわかったが
ポニョが人間になって嵐の中で3人で待機するまでの描写は素直に見られたのだけどね
それだけに悔しい
>>279 なんでアニメってオタ向けばっかりになったんだ?
ガキのために大衆性と娯楽性を重視してるのパヤオだけじゃないか
>>283 老人ホームにフジモトとグランマンマが来たところは描いて欲しかったな
説明シーンになるから子供にはツマランだろうけど
>>283 >ポニョ父だけでいいのでは
お父さんを 家庭の日陰者として描写したかったようだから、その為の比較として「力強い母」は必要だったでしょう。
>>284 監督が日本アニメーションの系譜を変えずにそのまま放置したからじゃない?
松本零士の作品に萌えキャラが少ない理由と一緒だと思う。
なあんだ、結局言葉の説明がないとわからないんじゃん
アニメがオタ向けばかりになって・・・とか言ってる人
「河童のクゥと夏休み」や「あらしのよるに」は
見に行った?
単発企画だからなあ…漫画人気におんぶでない子ども向けの絶対数が少なすぎるよ。
ジブリみたいに次はいつ…みたいに行事のように待つような対抗馬がない。
293 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 22:32:06 ID:mnoLURKi
実はこれがモチーフ
ベイベー お前の首飾りを 今すぐ引きちぎって あの崖から海に投げ捨ててやるぜ
ベイベー お前のブレスレット 今すぐ引きちぎって あの崖から海に投げ捨ててやるぜ
ベイベー お前のブラウスを 今すぐ引きちぎって あの崖から海に投げ捨ててやるぜ
ベイベー お前の優しさを 今すぐ引きちぎって あの崖から海に投げ捨ててやるぜ
ベイベー こんなにも狂ってる 世界ならちょうどいいぜ あの崖から海に投げ捨ててやるぜ
ドラえもんのしずかちゃんがどれだけ萌えキャラになったか知らないけど、
クレシンには萌えは無いんじゃない?ポケモンは萌えって言えるのかな?
劇場作品は比較的萌えは少ないね。TVはいまや凄い事になってるけど。。。
>>292 ジブリだって最初は「次作れるかどうかわからない」って状態だったんだけどね。
結局ブランド名がないと見に行かないって人が多いから
オリジナル企画が通らないんだろ。
クゥは、20年がかりで実現だってよ。
>>219 >みんながパズーやナウシカ達と同じじゃないってのと同じで、お話のヒーローやヒロインは特別製でいい
すでに何度か言われていることだが、ポニョに関しては「特別製だから」と割り切れない人が
けっこうな数いたってことなんだよ。それが問題
対向車は来ないし、来てもよけられるから道幅いっぱいのドライブするよ
シートベルトなんていいじゃん
片手でサンドイッチ食いながら突っ走るよ
幼子を二人残して嵐の中に出かけるよ
「特別製だから」と割り切れれば、最初から気にならないはずのことばかり
萌えアニメですらオリジナルは皆無だからなあ
298 :
名無シネマ@上映中:2008/08/25(月) 22:45:31 ID:H5X8jind
>>291 クゥは後半がエグくて子供向けとはちょっと…
あらしのよるには原作者が脚本だからねえ、絵本そのままて感じ
でも、子供向けアニメそのものは、シンエイ動画が無くなるまで残り続けると思う。ドラもしんちゃんも有る事だし
てかシンエイとジブリそして東映しか作らないのが問題だがなぁ…
京アニも規模でかくしたいなら、グロス請けやってるシンエイ見習えよ
>>285 そう、そのへんのくだりも描いてほしかった
>>286 偉大なる母すぐちゃったのがちょっとね、「この人が来れば万事解決じゃん」みたいな
キャラに思えたから
あってもなくてもいいような、
萌え系や漫画を漫然とアニメ化しただけのテレビのアニメ作る金と労力で
良質の劇場もの作る方向にいってくれればいいのにな。
父親なんていなくても子供は立派に育つんだってのは
吾朗へのパヤオの言い訳だな
そのせいで母親に力点が移りすぎたんだろう
>>298 クゥえぐいかな
幼児にはきついと思うけど、小学生なら見てほしいけどな
子供向けだから大人は理解できなくていいって論調はおかしいなあ。
監督自信が子供を見くびるなってスタンスなのに。大人がわからないものは子供もわからないと思うぞ。
そして理解と面白さってのは密接に繋がってると思うけどなあ。とにかく見てて、娯楽性はないと感じた。
芸術作品としてみたら満足できる作品だと思う。そういう意味では外れではなかった。
子どもなんてしょっちゅう映画見に行くわけじゃない
長期休みに親が連れてくぐらいだから
ジブリとテレビアニメの劇場版とピクサー、ドリームワークくらいで
需要が足りてしまっている
>>303 宮崎アニメ=ガキ向けだと思ってた親父と
7歳のとき映画館でもののけ見てポカーンとした思い出がある
7歳児にとってはトトロとかポニョの方が有難いと思うんだが
深読みは意味ねぇってパヤオCUTで言ってるじゃん
監督が平均寿命まで生きて映画を作り続けたとして、このペースだとあと3本なんだな
理解は意味あるが深読みは意味ないな
映画自体の面白さと関係ないから
深読みは信者の同人活動として内輪でシコシコやってりゃいいのよ
>>305 今皆がやってる事は深読みじゃなくてどうしようもなくとっちらかったストーリーをハヤオの代わりにひっつけて、
何とか見れる作品にならないかやってるだけだと思うけどね。ここまで無茶苦茶だと修正も出来ないけどね。
>>124 でも書いたけど
俺はフジモトからポニョが親離れ?子離れするストーリを主軸に物語を展開するのがこの映画の正しい作り方だったんじゃないか?
って思ってる。
それが書けて無いかって言われると確かに書けてるんだけど意味不明な要素が多すぎて物語自体を見えなくしている気がする。
ベネチア始まるな
>>308 フジモトだけだね、内面があるのは
他のキャラは苦悩が見えない
宗助もリサもはじめからポニョを受け入れてるし
ポニョも人間の世界を受け入れてる
>>295 ジブリブランド作るのに、どれだけ血を吐く思いをしたかが分かります。
その尻馬に乗って安易な映画作りをしたゴロー&鈴木Pには、なにかしらのお灸が必要でしょう。
312 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 00:02:36 ID:tLd9jnk8
地味でも、こどもが見て楽しんでくれる作品をつくる。
というコンセプトは賛成する。
でも、だからと言って説明不足・構成不備で投げっぱなしジャーマンしていいとは思えない。
>>310 ポニョの兄弟とかが主人公なら話になった気がする。
フジモトの命令でポニョを取り戻そうとして、宗介とガチンコ勝負の末、
リサの色気に懐柔されて「人間もイイかも?。」てな展開。
あ、これじゃ「もののけ姫」と同じか?
>>310 そうだねこのスレでも何度も言われて来た事かも知れないけど。
普通に見れた人達はここら辺に違和感を感じなかったのかな?
子ども用だからとか言い訳でしょ。
すぐれた童話は大人が読んでも読みごたえあるけどね。
つか、意味不明なとこのぞいたら全部あらすじ全部人魚姫まんまじゃん。
ですにーのリトルマーメイドのがずっとよかった。
そういえば人魚姫は、人間の足を得るかわりに、声を失ったり足の痛みに耐えたけけど
ポニョは何も失ってないんだよね
「ソースケのトコロ、イクー」だけで、嵐とともにやって来て
親同志の話し合いと、宗介の許諾でめでたしめでたしかあ・・・
その当の子供がイマイチな反応なのに
ぽにょとそうすけは最初であってから最後まで仲良しで
なんの葛藤もないもんなあ。
ぽにょを見ても子供にとってなんの教育にもならんと思うが。
好き放題やって洪水おこした結果
老人が歩けるようになって人間にもなれて
好きな男とくっついてめでたしめでたしという話。
>>316 違うよ、何かを失うのは今回は「受け入れた方」だよ。
ポニョは襲来するだけの災害。犠牲を払うべきは男なり。
いいじゃん人魚姫でファンタジーなんだから、なんでもありで。
なんでもかんでもリアルを追及してたら話がますますつまらなくなるだけじゃないの。
桃太郎が桃から生まれるのはおかしい、
カボチャは馬車にならないよね、って
ファンタジーにクソ真面目につっこむのって、
そういえば生意気ざかりな低学年の時に
おかしいとかありえないよねとか
いちいち言ってて親にウザがられてたわ。
>>320 うん、だから、最後に「ポニョも宗介もよかったね」って気分になれないんだよね
これでいいの?って思ってしまう
323 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 00:40:40 ID:3LywoHl5
ソウスケが 邪神ちゃんに押しかけられてハッピー!と思っている奴は脳天気!
フジモトの目の下のクマやコケだを見ろよ、ポニョを受け入れる事がどれだけつらいかが分かるじゃないか?
反論する気にもなれない。
>>321 そういう話じゃないんだけどなあ
誰もポニョが人間になるのはおかしいなんて話してないでしょ?
半世紀も経てば今の常識も非常識になってるからいいんです
与作権も七十年以上に延ばすことだししし
>>319 心がない人にはわかんないとおもうよ〜\(^o^)/
ポニョとソウスケの抱き合う再会シーンでやたら苦悩してたそうだが
「アメリカ物語」を見れ
無機質人間には酷かもしれんが抱き方描写ちょっと見習え
海の恐怖や瓶とかもこっちの方が遥かに優れてたぜ
ポニョ好きな方はぜひ
CUTでアシタカのその後を時代劇でやりたいって言ってて射精した
でも結局やんないんだろうね
芥川と漱石の探偵ものも難しいみたいんだね
何するんだろ次
>>330 なつかしいな。
でも昔、なぜかスピルバーグが監督したと思い込んで観て
退屈でがっかりした記憶がある。
まだ真の感動、真の日常描写、真の自然風景、真のドラマが描けるに至ってない状態
そこそこいいが。
335 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 02:20:03 ID:n6n94zU6
映画じゃなくて
紙芝居で十分だったよな。ポニョ
何も考えないで見ると面白った
難しいテーマとかがない
>>316 人魚姫をベースにしているから「ソウスケが受け入れなかったら泡になる」という
設定だけど、ソウスケは最初から人面魚ラブで迷ったり一時的な拒絶とかがないので
観客の不安とかまったくなしw
>>321 >いいじゃん人魚姫でファンタジーなんだから、なんでもありで。
「ファンタジーだからなんでもありで良いはずなのに、自分はどうしてつまらんことが
いちいち気になるんだろう」と思った人がたくさんいたみたいだね。俺を含めて
監督はそれを観客側の問題みたいに言ってるようだが(スタッフへの罵倒を含め)
どう考えてもキャラや物語の骨格がしっかりしてないからじゃないかな
やっと見た。(もち劇場で)
所ジョージの声が案外と違和感なかったな。
あと「フジモト」っていう苗字の由来知ってる香具師おる?
超初期段階からその苗字に拘ってたよ>ぱやお
ポニョ「ポニョ、神になるー!」
>>339 藤子・F・不二雄の本名が藤本。このスレで紹介されてた。
監督の公式発言では無いかも知れません。
342 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 09:19:56 ID:GhVGH53h
だから5歳児の迷いのない正直さ純粋さ誠実さに感動したらいいんじゃねーの?
あと、それをとりまく大人の愛情と
中盤の波の上を駆けて来るシーンはすごいけど、子どもって、
結末で満足しないとダメなんだよね
世界が滅亡するとかなんとか理解できない大人の話し合いがあって
宗介がうんと言ってハッピーエンドって
子どもにはわけわかんないよ。
宗介とポニョが楽しい日々を過ごしたあと、フジモトに連れ戻されて
ポニョが波に乗ってスペクタクルに宗介のもとに戻ってきて
「そんなに好きなら仕方ない」って許されてハッピーエンドのほうが
まだ子どもには納得行くんじゃないか?
所ジョージのあの説明調な台詞はなんとかならなかったのか。
NHKのお兄さんみたいな喋り方で、描写すべき物語の説明を棒読みの台詞で済ましちゃってる。
トトロや宅急便みたいな癒され感もなく、音楽も微妙で、ほんとに子供向けって感じで見ててきつかった。
そもそも、女にモテモテの宗介が気に入らない。
あんなに生意気で苦労知らずな主人公に、いったい
どうすれば肩入れできるというんだ?
フジモトにはぜひ、あのいけすかない色ガキをギャフンと
言わせて欲しかった。
正直、ポニョよりも久美子の方が何倍もかわいくてセクシーだ。
それぐらいのことは5歳の俺でもわかったぜ。
>>339 ジュール・ヴェルヌの「海底2万リーグ」に出てくる
ノーチラス号で唯一の東洋人『フジモト』が元ネタ。
>>345 自分は声優だろうがタレントだろうが、役に合ってればそれでいいという派だけど
所ジョージは、脚本を棒読みしてるだけって感じだったね。
自分にとって言い慣れない、興味も何もない言葉を
ただ読み上げてるって感じ。
>>348 何か小難しい理屈をこねている人、という設定なので、
内容はどうでもいいのでは。
>>343 ____
/__.))ノヽ
.|ミ.l _ ._ i.)
(^'ミ/.´・ .〈・ リ 審判がアマチュア。
.しi r、_) | ストライクゾーンがおかしい。
| `ニニ' /
ノ `ー―i´
351 :
339:2008/08/26(火) 10:34:36 ID:L2tTyhz9
d
諸説あるようですが納得しました。
ありがと〜
夏休み映画スレいろいろ行ったけど、ここは殆ど皆が不完全燃焼だったなあ。
場面やキャラに盛り上がる前にストーリーでつまずいてしまって
一生懸命脳内補填するも納得がいかない、不満が残ってるって感じ。
ブスヒロインでもいい演技なら評価は高いのに
絵だけ良くても話が駄目なのは、映画として駄目なんだとつくづく思った。
興業成績も良くグッズも売れてるわりには残念な映画だったな。
DVDは買うけど、場面ごとに鑑賞するだけにするつもり
353 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 10:58:07 ID:VqsqqYvE
俺は絵だけ良ければいいや。
なんか、すごい楽しい映画だったよ
>>349 観客がフジモトの言ってることに興味を持たないのはいいけど、
フジモト本人が自分の言ってることに興味がないように聞こえたらダメだろ
興味をもつもたない以前に、まず自分のいってることを理解してないように見えた。
DNAというときも、普段使いなれてない言葉をつかってるような。
この癒され感は他にないと思った。
期待しないで見たから良かったのかな。
場内の子どもも笑ったり歌ったり、結構楽しそうだったよ。
ハウルのキムタクとか、リサの山口智子は、ヘタクソながら、まだ、狙いがわかるけど
フジモトの所ジョージは何を考えて選んだんだろう
竹中直人とからなまだわかるけど
声優使いたくないなら、せめて三上博史あたりがよかったな
>>352 まったく同感。監督の思いが大人にも子どもにも届かなかった感じだ。大人はまだネットや雑誌の
情報で伝わらなかった思いがどんな感じのものかを知るチャンスがあるが、子どもはそうもいかない
「おもしろかった。でも少しこわくて疲れた」でおしまいだ(我が家の子どもたちの場合)
DVDはなあ……買わないだろうな。いつかテレビで流れた時には焼くと思うけど
子どもと楽しむならポケモンとかカンフーパンダのほうがいいよ
マジで
360 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 11:50:09 ID:7e+4waFy
>>329 心が無いって言葉を使うことも心が無く思えるよ。
心が閉じているとかのほうがいいんじゃないかな。
ポニョの構造がようやくわかってきたね
でもいまだに何が狙いなんだかハッキリしない
でもなんか変に邪心に囚われてしまった狙いがあったのが確実と言った所
純粋な幼児性を前面に押し出したいなら
くだらない狙いや中二病要素とかぜんぶ撤廃すればいいのにな
狙いであえて対比させるってなら、その狙い自体が既に野暮なんだから
どう中二病な神経症に幼児性が万能的無敵性を持つのか
ちゃんと野暮なくらい丁寧に対比して説明しないと
狙い自体の野暮さが浮いて目立ってしまう
神経症の中二病VS幼児的万能性って構図は
「鉄コン筋クリート」のほうがまだ成功していた
どちらかと言うと「神経症の中二病」よりだがね
牧歌的なシロが、絶望的なクロのかわりに純粋で無垢な幼児的万能性のネジを持ってることによって
バランスが保てているという比較寓意性がよく出ていたし
宗介の住む町のモデルは福山市の鞆の浦と聞いたけど本当ですか?
楽しかったし、面白い映画だと思った。
ありのままを受け止める。受け入れる。
これってなかなかできないよね。
難しいことを簡単にやってのけるソウスケはすごいと思った。
素直な心、優しい心を持ち続けるのって難しいんだなってここ読むとよけい分かる気がする。
>>361 中2病的要素も「あえて排除せず」に盛り込んだんだろ。
そうした要素とまだ縁がない幼児はキャラクターの動きや本筋の単純な
ストーリー(けなし言葉じゃないよ)に「楽しかった」「よくわかんな
かったけどポニョかわいい」というふうに反応する。
そうした要素を持つ若者は自己投影して「リサがむかつく」とか「宮崎
はあざとい」と反応する。
そうした人たち全部をひっくるめての「世の中」だってことじゃね?
グリム童話だって子供の頃読んだ印象と大人になってから読んだ印象は
全く違うはずだ。お伽噺ってのは大人の世界を拒絶したり排除すること
じゃないよ。
>>393 いや、監督は「来ちゃったモノはしょうがないじゃない」…って言ってるし。
水没都市を前にして 住民達がにこやかなのと同じで…「あきらめ」てるんだよ、ソースケは。
…受け入れないワケにいかないモンな。
全てを受け入れる前向きさといえば
タモリの赤塚不二夫への弔辞を思い出した。
>あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに前向きに肯定し、受け入れることです。
>それによって人間は、重苦しい意味の世界から解放され、軽やかになり、
>また時間は前後関係を絶ちはなたれて、その時その場が異様に明るく感じられます。
宮崎監督の場合は、本人がこうであるというわけでなく、
こうありたいという思いでポニョをつくったような。
♪ぽーにょぽにょぽにょさかなのこー
夏にピッタリな映画だった
夏が終わると忘れられちゃうのかな…
掲示板をはじめ、
世の中やたら何かを否定否定否定ばかりで疲れきっているように感じられるから
多少アラがあろうがこういう方向性こそが今や貴重かなと。
所詮一人の年寄りが脳からひねりだしているフィクションだから
歪さがなかったらかえって嘘っぽいしな。
主題がシンプルで力強いから逆に混乱するのかもな。
例えば物語として、
フジモトVSリサ(魔法が使えちゃったりする)の流れがあって、
それを脇目に圧倒的パワーでポニョ&宗助が生に向かうみたいなほうが
混乱してるようだけどすっきりするような気がする。
死→生への流れだけだと、生が弱すぎるというか。
生を肯定するのは悪くないが
苦悩の末に獲得するわけでもなく
最初っから子供の純粋さに逃げ込んでるのが残念
パヤオ自身のパワーが弱まってるんだろう
371 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 14:40:01 ID:dH3qpLXa
>最初っから子供の純粋さに逃げ込んでるのが
言いえて妙だな。
さかなポニョがめっさ可愛い
それに尽きる
>>370 あれは何かを得る為に苦闘する話じゃ無いよ。
「災害も 受け入れてしまえば楽になる」…って話だよ。
無邪気だから受け入れられるんだ。(それが出来ない代表=フジモト)
>>373 それは絶対にありえんよ
究極的には死を受け入れろってことになるし
ポニョも宗助をこの災害で失えば
無邪気ではいられなくなる
>>374 そっか?
オレはてっきり死を受け入れろって話だと思ってたよ。
災害女房ポニョ、そんなモンに押しかけられちゃ迷惑この上ないのだが…
でも、あきらめて受け入れてしまえば 色々と楽しい事もあるよ…くらいの感覚だと思う。
どっちにしろ後悔しても遅いし…
メッセージが死を受け入れろなんて
どこの尊師って話だよ
そのくらい病んでるってことだな、パヤオが
ナウシカっぽいね。
死を受け入れるんじゃなく、
この世界のありのままを受け入れたい、しかも前向きにって
感じだと思ったけど。
ところで中二ってフジモトのこと?
あの人は「大人」じゃないの、よくもわるくも。
見てきた、なんかもやもやするな。
詰まらんかった。
思考停止を回避するという思考停止というか。
juniorがゲド戦記作ったのもなんか分かるな。
なんで子供にこんなに優しくない映画なんだろ。
まるで早く親離れしろとでも言いたいような。
>>377 やたらに「死のイメージ」と言いたがるのは鈴木Pだよ。 監督は常に否定して回ってる。
まあ 鈴木流のおふざけだから、本気にすんな。
>>380 鈴木の言うことがでたらめなのは同意するが
パヤオも常に真意を語ってるとは言い難い
環境が破壊されようと人類が滅亡しようと
無駄な抵抗はやめてすべてを受け入れようと
気持の持ちようで克服できると
今日見てきた。
内容はともかく、音楽が仰々しくて五月蠅い。
ハウルとかまでこんなに酷くなかったと思うんだけどどうしてだろ。
>>383 同感
ゲドもそうだったけど、内容が盛り上がってないのに
音楽で無理に盛り上げようとしてる
385 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 16:04:41 ID:Wz9s6EYg
半漁人だけは勘弁してくださいorz
かえるにしか見えません・・・
>>382 だから、それをいちいち意識してやっちゃったら野暮なんだよ
受け入れてないことが前提なんだろ
わざわざ「前向き思考で行こう!」って言うってことは、後ろ向きが前提の自己奮起だろ
本当に前向き思考なやつって「前向き思考で行こう!」とすら言わない
言うことすら馬鹿馬鹿しいから
すべてを受け入れよう
なんてのはニーチェ的に言えば、ルサンチマンにも通じる一番歪んだモラルになる
子どもが世界の運命を切り開く話じゃなくて、
子どもに世界の運命を決めてもらってオトナがホッとする話
ところでソウスケに男ともだちはいないのか
ソウスケだけ不幸すぐる
相思相愛なんだから不幸のはずは無い
エディプスの恋人の男女逆バージョンだったりして
選択肢がない上にあくまでLikeだろうに
>>387 しんのすけと風間君の役回りを一人でやらされているのでキャラが破綻している
393 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 17:03:25 ID:Xce2X2ZU
観てきた
子供は何も解らず見入ってて面白かったと言ってたが・・・
俺的にはこれは一般受けしないと思う。
客に読解力と想像力を求めすぎだわw
今の受身に慣れきった客には「意味解らん」ってなるだけだろう。
ダークナイトでも観て単純にwktkしてた方が楽しいと思う。
失敗だね。
394 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 17:11:24 ID:X1gm7XOW
駿は映画を作るたびにヒットしてるのに、常に一般受けしないって言われてるね
アンチの遠吠えよりも興行収入が正直なんだよ
ポニョは昔のディズニー映画にそっくりだ。
観てて「はぁ?」ってなる。
>>393 同意。
俺は頭使わなくてポカーンとしてるだけで楽しめるダークナイト派。
396 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 17:13:11 ID:GhVGH53h
>>393 逆に読解力あれば余計な説明ない方が美しいし
想像力あれば余韻に浸れていいよね
本当そういう作りだったと思う
多分宮崎駿にしてみれば
大人が観ても哲学的で子供が見ても単純に楽しいって二重構造の映画を作ったんだろう。
でも実際は最近のハリウッド映画に毒された客の受身化が激しくて
読解力の有る大人、想像力の有る子供
じゃないと意味すら解らない映画になってしまってる。
時代を読み違えてる。
失敗だ。
398 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 17:23:18 ID:7LA880p7
なんでジブリはパンドラの動画削除依頼しないんだよ!!
もう1億は損してるぞ!!
>>397 何をもって失敗にしてるのかは判らんが
成功してるよ
>>393 やはり、2ちゃんから全ての情報を得ているような人は視野が狭いな。
100億超えが ブランド力と宣伝だけで達成できるものか。
70億手前で止まったゲド見ても明らか。
>>398 そう言うことはジブリにメールでも送れよ。
ここで言っても宣伝になるだけ。
え?この作品100億超えてるのか?
スマン知らんかったw
奇跡としか思えないな。
こんな難しい作品が今の受身全開の客に受けてるなんて。
失敗だなんて書いてすいません。
受け入れるがテーマだよね
駄目なときはしかたない あるがままに受け入れようという母性 だから海
フジモトは父性 だからあらがおうとする
フジモトは所さんのへたくそ具合がぴったりだった
言葉や心を伝えるのが下手で不器用なお父さんの雰囲気が出てた
興収100億超えて失敗とは言えんよ
ポニョとそーすけ見てるだけで楽しいじゃん
言葉とかいらんよ、いい映画だ
黒澤も晩年のほうが興行収入は高いが
作品の評価は初期のほうが高いだろ
確かに100億ったらリピーターが大量に居ないと無理だからな。
でも俺は認めないね。
DVDまで売れたら認めてやる。
407 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 17:34:45 ID:vrxBdRrc
>>402 6週連続1位で現在はまだ110億しか行ってないが
口コミとリピーターで200億の大台に乗ると思うよ
興収で見ればゲド戦記も堂々たる成功作だけど
あれを成功作と見なしてる人はジブリ内にすらいないと思う
410 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 17:37:20 ID:u6Jk5hBu
パフ
>>409 あれはゲド戦記とジブリのダブルブランドを使って100億いかなかったんだからどうしょうも無い
>>405 インフレ忘れてるだろ?
50年前の一億と 10年前の一億は違うんだよ。
413 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 17:50:14 ID:vrxBdRrc
リピーターは苦しいんじゃないかな。宣伝する側もそこの所を良く判っていて、
子供向けで家族連れを煽るだけ煽って、夏休み終わるまで勝ち逃げする作戦だと思うけど。
>>411 ゲド戦記はそんなに有名な作品じゃないから。
知ってる人は知ってる作品って程度だ。
宮崎駿以外では最高の興行収入をあげてるのに成功にしたくない理由はなんだ?
猫の恩返しよりは出来はよほどマシ。嫌悪感だけで作品を評価するのは
仕方がないけど、作品を殺そうはするな。
416 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 18:07:11 ID:Xce2X2ZU
リピーターが居ないと国内で100億なんて無理だよ。
>>415 俺の大好きな猫の恩返しをポニョみたいな失敗作と一緒にしないでくれるか。
>>415 それはいくらなんでも猫恩の評価が不当に低すぎるだろ。
俺も大好きで4回見に行ったのに。
ゲドはおろか、ポニョとも比べて欲しくない。
419 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 18:19:45 ID:H52APhUV
>>415 決まってるだろ 宮崎の隠然たる権力のなせる業だよ
ゲド制作にからむ宮崎の反発と怒りは知ってるだろ?
意図はどうあれあれだけの巨匠ともなると、本人の意を汲んで吾郎攻撃する輩が現れるんだよ
もう宮崎のまわりには有形無形の魑魅魍魎が群がってる 権力ってそんなもんだ
猫は最初のアイディアだけで(恩返し云々)あとはいきあたりばったり
・・・にすらならないまま、色々壊して帰ってきて終わり。じゃないか。
話の紆余曲折がないからつまんない。あっさりしすぎ。
なんだか知らないけど、町が海に半分沈んで残された子供が母親探しに行くってだけ。
ポニョが全くいらないのが最大の問題。宮崎さんは今回、ストーリーテラーとしての
才能は発揮しなかったようだ。
>>408 115億弱じゃん
先週24日までに955万1294人、114億6785万3055円
今回みたいな話でも良いけど、2時間でやるには話が薄まりすぎ。
30分ぐらいで凝縮すれば良作になるかも。
夏休みが終わってからの客足が勝負だな。
425 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 19:13:47 ID:fTwGvPmS
嵐が来たのはポニが逃げ出したから?
所ジョージは悪キャラなの?いいキャラなの?
ポニは何なの?遺伝子組み換え魚類?
ポニが半魚半人だことをソウスケは前から知ってたし、
ポニも魔法を使えることに執着してなかったから、
なんの試練もなかった。
この映画の良いところは、耳馴染むテーマソングと、綺麗なアニメ絵。
ストーリーや心理やドラマには、fax
>>421 ポニョは「人の形をした災害」だよ。
この話は、 災害を受け入れ共存していく心構えを描いたんだから、彼女は必要なんだ。
ヒューマノイド タイフーンと呼んでやってくれ。
>>415 ゲドは
・ヴェネチアその他主要映画賞における酷評
・原作者の酷評
・宮崎駿の酷評
興行収入を根拠に成功作と言い張りたいなら、言い張ってれば?
パヤオは猫恩は絶賛しているんだよな
俺は猫恩は普通、ゲドは駄作、ポニョは問題作だと思う
映画を見ていて、ある程度のことは説明されなくても
こっちで想像して補完するのは普通だと思うんだが・・・
全体的な雰囲気も絵本調だし、細かいことはともかく
雰囲気や感覚をたっぷり味わえ!って感じじゃないかな
>>419 アホか
パヤオのゲド批判が明らかになったのは公開後ずっと立ってからだろ
ゲドなんて試写会の頃から、大不評だったぞ
俺は前評判何も知らずに見に行って、あまりのゲドの
脚本・構成・コンテのやっつけぶりに驚愕した
>>424 うん。今日は雨だしレディースデイの前の日だし〜と思って見に行ったら
席が6〜7割くらい埋まっててビックリした。恐るべし夏休み。
>>428 ハヤオの少女漫画の趣味ダサイよなw
>>332 そうかw 俺は監督とか知らんほんのガキの頃にビデオで見たんだが
お気に入りだなあ・・つい最近までディズニーかと思ってた
名前変えたりも似てるし、ポニョ好きは見りゃいいと思うよ
フジモトが"ポニョ"である事の存在を認める前に"ポニョ"って呼んじゃってるんだけど
あれって変じゃない?
しかしこんな糞でも興収確約してんだから笑い声が止まらんだろなw>鈴木
パヤはもののけが引退時だったと常々言っとるが
まあ、パヤは今後美術館公開だけにして欲しい
若手もやる気なくすだろ
結局ネームバリューと宣伝力だけかよ。みたいな
スポンサーだってそう思って、絶対つかんだろうしな
チャンスの芽を摘んどるよ
パヤだって日テレと組んでこその今の地位だしな・・
興行収入なんて上映館数といままでのブランドイメージだけだから
トトロなんてゲドの1/10以下だし
436 :
名無しシネマ@上映中:2008/08/26(火) 20:07:24 ID:HqlS7aPR
>>408 リピーターです
5回観に行きました
いい作品だと思います
>>433 「いけね、ついうっかりポニョって呼んじゃったよ」みたいな表情も何もないので、
観客は「あれ?」って思うよね。
元々そういうシーンが多すぎるので埋もれてるけど。
製作者側が気付いてすらいないとしたらやばすぎ。
438 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 20:20:49 ID:y/+ublUg
>>433 いや、あそこはわざとでしょ。
また説明不足で演出の失敗って言われそうだが。
>>437 そうだよね。
>>439 わざとって意識下ではもうフジモトが認めてるって事?
それは違うと自分は思ったからこその疑問。
あとソウスケとポニョってある意味双子みたいな物でしょ?
随分と酷な話のような。
>>439 わざとだったら、ベタでも「ポニョ…いやいや(首を振って)ブリュンヒルデ」っていうような演出にした方が、
子供にはわかりやすいし、「ああ、なんだかんだいってソウスケを認めつつあるんだな」
って判断できた子供は自分の理解力に嬉しくなり、お話にも入り込んでいけるんじゃないかな。
子供向けの映画ってそういうものでは。
ポニョって名前書いてあるんだよん
今の時代大人も名札付けてるのがデフォだし
>>440 たぶん。たぶんね。「千尋」が異界に行って千って名付けられたあとは
こっちに戻ってくるまで「千」じゃなきゃいけなかった、みたいなもので、
海の世界からしたら宗介の所は「異界」で、
「異界にいる間はポニョである」と宗介が名付けちゃった以上、
実の親でも「ポニョ」と呼ばざるをえないのだと思われ。
ぜんっぜん子供向けじゃないし、
なーんにも説明ないから想像でしかないけど。
この映画は一回で充分だろw
しかもパヤオの遺作になるはずだから記念程度でw
見るのは苦行に近かったよ
ていうか妄想だよね
>>444 気に入った描写の総集編みたいなとこあったしな(若干無理矢理)
>>446 妄想もしくは深読みと理解の区別がついてるならいーや、失礼
>>444 は〜い 禁煙席でタバコをふかさないでくださーい。
別室でどうぞ。
450 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 21:11:34 ID:0LgXKwob
この映画がっくりだけど、一番がっくりしたのは、
音楽もろパクリだったこと。
宮崎駿のオリジナリティ尊敬してたのに。。。
だって、ポニョが波に乗って走るところの音楽、
ワルキューレの騎行そのまんまじゃん。
こういうのオッケーなわけ?
だいたい久石譲って才能ないと思ってたけど パクリってどうよ。
結局パヤオはアニメーターってことだよな
ピャヤオがやりたかったのは人間化したポニョのアニメーションシーンだけだろう
あとはそれをする為に
うわべだけ物語をつけくわえてどうそのシーンへ持っていくかの取って付けの駒でしかなかった
トトロや魔女宅がよかったのは
ちゃんとストーリー構造作ってる人がいたからだったのか?
高畑?ってひとかね?
なんで高畑とコンビでやらンの?ケンカでもしたの?
宮崎と高畑は炎と水のような関係だったんだよ。
453 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 21:22:28 ID:BjHNbo9p
今日見てきた。津波までは久しぶりにハヤオキタか!と思ったが、やっぱり‥
気になったとこ↓
・りさが人間ポニョ出現に対してあまり疑問を感じずすぐ存在を受け入れる。
・ポニョの母親がまるで新興宗教の啓発アニメに出てきそうなお姿w
・フジモトが人間じゃなくなるきっかけを少しでも出しとくべき。
・フジモトが人間を淘汰して地球をカンブリア紀みたいにしたいと思ってるが
あんまり人間を憎んでないように見える。
・ポニョの母親が最後の言う「半漁人」とか「身元引受人」とかいうセリフ
が内容にそぐわない。「半分人間」とかもっとそれらしいのがあるような。
・ポニョに魔法を使えなくなるとか、そんな魔法魔法してたか?
・ポニョが人間になる条件がユルすぎ。もっと何かあるかと思った。
・宗介はひょっとして5歳にしてポニョを一生伴侶として面倒見ることに
なったのか??
まあいろいろあって凡作だが、絵が良くてリサのキャラクター良くて
嵐と車のシーンはほんとに良かった。
454 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 21:27:22 ID:r6Krs9zF
>>393 おまえみたいな感性の枯れた奴には向かないだけ
しっかりとした起承転結がある映画だけ見てな
>>450 あれは
今波の上を走っているのはポニョじゃなくワルキューレのブリュンヒルデとしてだ
ということを表している重要な音楽
ポニョはぽてまよのパクリ
458 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 21:33:50 ID:0LgXKwob
だったらワルキューレをそのまま使うべきじゃなかったかな。
変なパクリに聞こえて大変気持ち悪かったんだけどなぁ。
>>450 ワルキューレならワルキューレをそのまま使えばいいのに
ニセワルキューレってのが最悪だよね。
あとオープニングの曲も、「愛の喜び」のソックリさんだった。
本歌取りというのは、元の歌をそのままは使わないだろ。そんな芸術的にダサいことはしない。
でも誰の目にも「あの歌」とわかるわけ。
それと同じ。
本歌取りって和歌の手法ね。
念のため。
要するにパクリじゃなくオマージュですよと(だってパヤ映画だもの)
463 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 22:05:51 ID:0LgXKwob
俺が言いたいのは、宮崎駿って言う人はオリジナルで勝負する人だと思ってたのに
ほんとがっくりしたことが言いたい。
絵とか神じゃん。この人。
千と千尋とかほんと天才って思った(途中で話中だるみするけどね)
なのにインタビューでここの場面はワルキューレ聞きながら書いたって
本人が言ってんのに(クラシックにも造詣が深そうだ)パクリを使うか?
アーティストなら気持ち悪いって思わないのか。そういうの許すかなあ。
それにプロデューサーとか注意しないのかって事なんだなあ。
464 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 22:07:40 ID:NnIdP1+k
オープニングの、ソプラノをバリトンに、くらげをフラミンゴに変えたら
ジャングル大帝のオープニングだと思った人いる?
視聴者の想像に委ねるには、この作品は圧倒的な説明・描写不足すぎ
なんつーか、主題歌しか記憶に残らない映画だった
>>94 >裸でも王様に見えるってすごい
ポニョとジブリアニメを表現するのに一番的確な言葉な気がする
94の表現力に脱帽
え?あの波のシーンワルキューレだったの?
うるせえって思いながら台詞と絵に集中してたから気が付かなかった。
468 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 22:11:08 ID:fTwGvPmS
test
469 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 22:11:14 ID:NnIdP1+k
ワルキューレみたいにさんざ今まで何度も映画に使われた曲で、クラシックに
造詣が深いなどとは、笑わせる。
>>470 地獄の黙示録で、米軍のメタリックブラックのヘリの大群が海面すれすれに
飛んで寄せてきながら、ワルキューレをスピーカーで鳴らしだすところは
多分、ヒントになってるだろうね。
472 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 22:19:15 ID:0LgXKwob
だから、外国の映画祭では賞は取ることは不可能。
>>463 あそこの音楽がパクリかという話をしたいなら、それより前に
なぜポニョの本名がブリュンヒルデなのかというところから始めないと。
今回の映画はそういう構造なんだよ。
474 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 22:25:29 ID:NnIdP1+k
475 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 22:26:02 ID:CnB7QYT8
素晴らしい映画でした!感動しました!!!嘘です!!
やって来るだけで世界を滅亡させかける「押しかけ女房」なんてヒドい…
ソースケはこれから どれだけ重い十字架を背負うのか…
状況だけなら ギャグ漫画。
うる★やつらの最初みたいだな
本名がブリュンヒルデなのか?そりゃお前、パヤオが単に思いついただけだろ
で、ナニがおもしろいの?って言うと、ツマンナイ
思いつき借用のメタファーがなんか優れてるかと言うと凡庸
その場の思いつきで作ってる本人だけが楽しんでるだけだろって
信者が神話神話言ってるけどぜんぜん伝わらない
素直に ポニョかわいい 映画にするか
素直に 神話している 映画にするか
ちゃんとケジメつけるべきだったあえて両方やるってのは失敗
スイーツと風土料理を混在させた
「鮎の塩焼き生チョコレートソース和え」、うん、不味い!誰も食わない!
例え極上の焼き加減の鮎だろうと、生チョコとお互い潰しあって
「たしかに鮎の焼き加減は絶妙だったけど」「チョコレートは別に食べたかった」
「この料理人ナニがしたいのかイミフ」
「あえてやったんだ!」
「子供は鮎の塩焼きなんか手をつけないで、チョコレート甘かったね って喜んでくれる!」
・・・・ねーわ
480 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 22:41:16 ID:neqlJMOr
>>415 ゲドの成功したところって詐欺に成功したくらいのもんじゃねぇか
481 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 22:43:24 ID:NnIdP1+k
なんか知らんけど、ず〜っと前から、ポニョの本名がブリュンヒルデという
ことにこだわってる人がいるね。
>>481 監督インタビュー見る限り、作品理解にはほとんど役立たない知識なんだけどねえ〜。
俺はテーマ「受け入れる」とやらにこだわってる輩がず〜っつと前からいる気がする
>>483 興味があればニーベルングの指輪も見てみてね、おもしろいよ。
くらいの伏線だろうな。
486 :
名無シネマ@上映中:2008/08/26(火) 22:55:16 ID:PW4uxnlK
>>415 猫の恩返しのほうがマシだろ。
面白い面白くないは個人の問題だが、映画としての完成度は
猫の恩返しの方が高い
今年の夏は金魚がほしくて、飼ってみた。
来年の夏はクワガタがほしくて、飼ってみた。
金魚はいつのまにか干からびてた。
その次の夏はDSがほしくて、買ってみた。
クワガタはいつのまにか(ry
って流れが自然。
一生ぽにょの面倒見れるんだろうか。
五歳児だからな……。
親同士が話し合いで子供たちの今後について話し合ってる場面は
妙にリアルで笑ってしまったな、そもそも宗助はポニョのことを魚だと最初から受け入れてるの
フジモト一人が空回りしてる感じにしか見えなかったし
あの場面は、グランの頭の上のカサみたいなのが気になった。
フジモトが渋々宗助に認める話ならそれなりにドラマになったかもな
娘を嫁がせる親の話として
493 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 00:00:07 ID:aYeOX6z+
>>492 そもそもそういう話じゃん。
直接描写が少ないだけで、観てた子供だってフジモトが
娘を託さなきゃならない経緯や辛さは分かってたぞ。
今日見てきた。
あらすじとしては無邪気で面白い作品にも思え、
素直にそれを受け入れたいが、受け入れれない自分がいる。
なにか混沌とした夢から覚めた後の気分のようだ。
>>493 婚姻を認めるシーンなんてあったか?
ポニョ母ならあるがフジモトはなにも決断してないでしょ
握手がそれでは?
>>492 そういう視点のドラマ展開もありえたね。
娘を奪われる父親の苦悩が普通にあって、それが海の世界らしい
独特の悩みなんかもあったりして、それがおかしみをにじませたりしてね。
ポニョにはそんな味はどこにも無かったけど。
>>497 ええー?
それめっちゃ感じたけど
フジモトすごいいいキャラじゃんw
一番味があって好きだ
他が無味過ぎるからな
唯一まだマシと言って良い
500 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 00:34:28 ID:f4QeM07k
本当はもっといろんなシーンがあったのではないでしょうか?
ビジネス上の理由で、早く公開しないといけないためカット。
でないと、ストーリーがはしおりすぎて、もったいない感じが。
もし、これでいいというなら、プロデューサは何が大切かもう一度
考えるべきです。
もう、残りの人生、作品を多産することは難しいのではないですか?
フジモトは世界の終りがどうとか言わせすぎて
普通の親の視点に戻せなかったな
父親の不在ぶりはこの作品に限らず気になるね
宮崎作品では
>500
もっとあったどころか、
昔の宮崎ならテレビで毎週やれそうなくらい
言いたいことはあったろう。
でも、NHKのドキュメンタリーの宮崎は
来年死にそうな顔してたもんな・・・
子供向けに作るならもっと場面の展開を早くしないと飽きられる
劇場版ドラみたいに次々新しい世界広がるとかしないと
全場面の半分が水族館アニメだから子供はあくびしてたよ
じいさんばあさんが子供にやるお菓子ってのはそんなもんだ
ドラえもん>>>>>>>>>>>>ポニョ
>>503 俺は批判派だけどさすがにそれはねーわ
カットを何秒にするかなんて好きなようにしてくれればいい
ガキ向けだからってガキに合わせる必要なし
>>502 他の人にある程度投げる勇気があれば、これを初回スペシャルとして放映して、
TVアニメのシリーズを作ったらいいかもね。
説明不足の分はそこで回収と。
>>507 >他の人にある程度投げる勇気があれば
受け取る勇気のほうが必要だ
>>508 >受け取る勇気のほうが必要だ
まあねw
猫の恩返しくらいゆるくやらせてくれればいいんだろうけど。
宮崎はもののけでやることほぼ終わってると思うが?
本人も引退時だったと言っておるし
勿論なんやかんやのアニメーション描写はあったかもしれんが
それこそ作家ならそういうもんは際限なく沸いてきちゃうわけで
1本の映画にするとなるとわけが違う
子供向けっていうより大人が気が滅入ってノイローゼにでもなったときに見る用
細かい説明だの長い台詞なんかどうせ頭に入らないから尺長くしてもやらないよう
でノイローゼの人が「神経症の人のは良さがわからない」と
賞賛してるわけか。愉快痛快だな。
しかし、これが100億突破って、よっぽど日本人は暗示に弱いんじゃないか?
まあ、昔から言われていることだが。
今日見てきた
ここ来て、感じたモヤモヤが自分だけのものじゃないとわかって良かった
ところでポニョが度々眠りこけてたけど
あれには何か意味があるの?
単に疲れてるだけかとも思ったんだけど
なんか哲学的な意味でもあるのかな
富野がEVAに対してあれはカルテに見えるんですね。って語ったのはある意味当たってた。
ポニョはさながらフジモト以外は死体ですね。そうあれはお葬式に見えます。って言う所かな?
子供向けって言ってるだけなのを真に受けてた上で
批判する人間がよくわからんのだが
本当に子供向けだったとして、
だったら子供視点で評するぜ!
なんてことができる人間がそんなにいるとはとても思えないw
それに駿は子供に”向けて”作っただけで
子供受けを狙ったわけでもねーと思うのだが。
517 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 01:36:33 ID:8WRT9uiB
かわいいけど、話しがつまらなかったなぁ。
>>514 なぜそこで「哲学」が出てくんだ?
シータが空からゆっくり降ってきたのは哲学か?
違うだろ飛行石の力だろ?物語の話はまず物語で片付けようとしろってんだ
あとで深読みだの妄想だのすれば良い
えっと、確か魔法の酷使(人間維持)で疲れるんだとか何とか
トンネルも特に意味ないっす。魔法の集中がきれたんでカエル化しただけ
意味とかあるかもしれないけど
映画は答え合わせじゃないんだから
1+1=?の+の部分で別に感じるものなにもなかったのに
後から2ですよって聞いたところでどうにもならんのではないかなあ。
どうにもならんというか、そういう姿勢で映画観てると損しないか?
人によっては答えが3だったり4だったりするのに
2ってどっかの誰かが用意した答えに乗っかるのもどうかと思う。
>>514 ポニョの本名はブリュンヒルデ。
北欧神話のブリュンヒルデは父オーディーンに眠らされて
眠りをさましたジークフリートと結婚する。
オーディーンがフジモトで
ジークフリートが宗介なんだろう
>>516 >それに駿は子供に”向けて”作っただけで
>子供受けを狙ったわけでもねーと思うのだが。
このくだりがよくわからないのだけれど。
子供に向けて作ったのに子供に受けなかったら所詮オナニーなのでは?
あと試写会で子供受けが悪くて落ち込んでいたというのは誤報・捏造というわけ?
>>521 駄目な例でけっこうです
ブリュンヒルデって名前を元々知ってたら、ああ、そういう意味をかけてるのか、って
思うのが普通だろ
無理矢理思考停止して見るほうが不自然
>>481 ああ、彼らね、後半を死後の世界だと言ってる人達にとってブリュンヒルデである事が重要なんだよ。
ワルキューレの長女だから。
俺、ブリュンヒルデという名前について書いたのはこれが初めてだし
死後の世界の話だなんて一言も言ってないけどね
>>524 駄目な例で結構と言いつつ普通だの不自然だの反論。どっちですか?
はっきりしてもらわないと
528 :
525:2008/08/27(水) 02:09:16 ID:qJe1MZsx
>>526 ごめんね。
そういう人が結構居るもので。
個人に対するものじゃないです。
>>524 ポニョの本名と音楽を聞いて
なんだ、リングじゃんニヤリで終わるところを、
嬉しそうに解説つけちゃうから
駄目な例になるんだよw
騎行の場面のコピー音楽だって、
欧州人に苦笑されず
本歌どりだと好意的にとって貰えれば良いけどな。
>>527 思い込みのはげしい人に何を言っても無駄だから
勝手に思い込んでたら、ってことなんだけどね。
>>459 「愛の喜び」なら喜びは1日で終わっちゃうじゃないか。
アレ、失恋の歌だよ。
ポニョを失恋させたいのか?
>>529 上から目線乙
パヤオスレってこういうの多いな
>>530 何言っても無駄なのに反論してますよね。。
えっと、あなた
>>526で何か文句垂れてますよね、何でですか?
それと映画の解釈でも同じことが言えますよ。
神話の名前だしたからって、その話の意味や流れや配役まで影響してるなんて
保証はどこにもないんですよ
まああとは自分で考えてください。
>>532 じゃあ、啓蒙を続ければ良いんじゃない?
リングとポニョの壮大な連関についてさ。
>>531 当然そういう意味で入れてるんだろうさ。
しかし、所詮5歳児の恋愛では何の性的興奮もなく浅いほんわかした
兄弟愛程度のものしか感じられず、それでは「愛の喜び」をオマージュした
意味も無い。
それが有効に生きてくるとしたら、せめてティーンの恋愛物語で、
もの凄い愛の末に結ばれるという展開でないと。それでこそその皮肉が
痛烈に生きてくるっていうもんでしょ。
「ポニョが津波に乗ってやってくる愛情表現はすさまじいじゃないか」
という反論が来るんだろうが、あんなものは元が浅い愛情でしかないから
「ポニョが無邪気に遊んでいる」としか感じられない。恋愛感情と遊離した
表現にしかなり得ていない。
>>529。
ニヤリというほどのもんでもないだろ。
北欧神話なんてファンタジーからゲームから漫画から
さんざん引用されてるんだから知ってる人は小学生でも知ってるし
興味なければ知らない、ただそれだけの話。
疑問に思ってる人がいるから、こういうことじゃないか、と言っただけで
タチの悪いオタクが絡んでくるんだから、困ったもんだね。
>>514 眠っているのは魔法行使で疲れているからとも思えたが、
最初のあたりでは魔法使って無くても寝てばかりなので単にそういう生物とも思えるし、
フジモトの「寝てるといいんだが」のセリフを聞くと寝ることに深い意味があると勘ぐってしまう。
>>1 崖の上のポニョは、鞆の風景をモデルにしているだけでなく、鞆の現状を知っている人が
見れば「ストーリーもろ鞆」という部分がある。
しかし、映画掲示板などを見ると、鞆がモデルだと知らない人がほとんどだし、
監督が構想を練っただけの場所と勘違いする人もいる。
これまでの作品では現実の町の借景は多かったが住人の内面的な部分の移入は無かったため、、
鞆がモデルと知っていても作品のテーマと結びつける意見はほとんど無かった。
しかし公開から1ヶ月が経ち、ネット上では哲学的なストーリーの分析が
だいたい終わってきた。鞆が舞台だという話題がぼつぼつ出始めている。
もう一つの隠されたストーリー(の可能性)が、ネタばらしされるのは時間の問題。
監督の個人的意見を抑えて、片方の案に肩入れせず中立を保っているようには感じるが、
国内はおろか世界から注視され、子供向けアニメが公共事業に影響を及ぼす
前代未聞の事態に陥るかもしれない。
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1218542704/
あと神話と関連してたとして、してるから何?なんだけどね
物語とは独立してるしそれ自体の面白さと何ら無関係だから説明材料にならない
むしろパクリだろと批判される材料になり得るわけだが
どーも多くの日本人(というかオタ)にとって
神話は安価で便利な装飾品になるようだ
ポニョそれなりに面白かったけど、意味がわからない。
ポニョが寝るシーンもなんか意味ありげな感じだったけど、
結局よくわからなかった。
あと、試練って結局なんのことだったのかよくわからない。
いや、なんとなくわかるけど、なんかよく意味がわからない。
>>539 パクリって。
それを恐れてヒステリックになってたのかよ。
古来、どんだけたくさんのフィクションが、神話をモチーフにしてると思ってんだよ。
そんなことでいちいちパクリだのなんだの批判するのは、
フィクションに接した経験が少ない奴だけだろ。
ナウシカの名前は、ギリシア神話からとってることを宮崎本人が
単行本に書いてるが、そういう話もNGかね。
>>541 ・・・まあ、レスを上から読んでってください。
思い込みが激しい人云々はその通りなようなので。じゃ
神話だ昔話だ絵本だと持ち出すのもおこがましい。単なる出来損ないなのがポニョだろ。
絵がすばらしいとかいっても、しょせん通俗的な日本アニメの枠内のいつもの宮崎アニメだし。
キリクと魔女くらいのを作ってから偉そうなこと言って欲しいぞ。
以前の作品で声優に細かい指示を出してたって言うパヤオが
フジモトの「DNAが〜うんぬん〜」の棒読みがダメなのわからないはずがないんだよね
ポニョの妹たちの声にわざわざ矢野顕子を起用したってのもあるし
モチーフやパクリに関しても、押井の作品に「安易なオマージュだ〜」
「モチーフするなら自分のものに解釈しなおすか〜」とか
あれこれかなり理論的な批判していたパヤオがわからないはずはないんだよね
グダグダの狙いって
ゴローゲド戦記に対する反応なんじゃない?
あてつけと言うか
「お前がやったのと同じツマラナさをやってやる」
「お前がやってたのはこんなものだ」「どうだわかるか」って言う
パヤオの狙いとしては大人からは文句も出るだろう、わざとクダラナイ内容にしたんだから
でも子供は楽しませたい
大人は切り捨てても子供は楽しませられる作品にはしたい
ここの狙いと浅かったというか
>>544 ちーがうって
どんな巨匠も、60過ぎたらダメになっていくの。
耄碌するんだから。
ってか、宮崎駿大先生の偉そう&勘違いな言動が気にくわない。
映画の神様にでもなったつもりかよw
あとさ、売れる映画がいい映画とは限らないんだなぁ〜とシミジミオモタ
踊る2 約175億円
ハウル 196億円
>>547 100億越えたんならそれは良い作品だよ
それが面白くなかったのなら単に自分その作品のターゲットじゃなかったというだけ
550 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 04:17:39 ID:yexQdLB3
………(´Д`)
たくさん稼ぐからいい映画と思う方がいるとは…。
スマン、居場所間違えたわ。
退散します。
>>550 どうぞ
しかしお前に言っておく事はお前はアホってことだ
お前は自分が面白かった作品=良い作品で
お前が面白くなかった作品=悪い作品にしてるだけ
>>522 子供受けのセオリーみたいな
実はすげー難しいものを俺は知っているぜ風に語る人間が多いから
意味ねえことしてんなと思ってるだけだよ。
>子供に向けて作ったのに子供に受けなかったら所詮オナニーなのでは?
受けてないとは言ってないし思っても無い。
受け狙いではないだろ。って言ってるだけ。
こうすりゃ受ける。というのは目的ではない。
全く受けなきゃそれどころの話でもないが
クソ売れてるところをみると
映画としての大成功を収めるぐらいには受けてんじゃない?w
>あと試写会で子供受けが悪くて落ち込んでいたというのは誤報・捏造というわけ?
試写会ではそうだったんじゃねえの?知らんよそんなの。
子供の映画の受け取り方なんて
最早子供でもなんでもない俺たちからすると
想像の範疇をわりと超えてたりするよ。
じっと黙って脳内によくわかんない妄想爆発させてる子もいれば
ピカチュウ出てきて大喜び。みたいなのも当然ある。
なんだかしらんが大人になる間に何度も何度も見るようになった。
みたいな結果を招くこともある。
自分たちの感想言ってりゃいいのに
子供とかいう難しい対象を使って、変わり身批評する気がわかんねー。
と言っているだけ。
>>544 意味ありげなワードを
実に薄っぺらく喋り
本人必死でテーマもあるのに
ハイハイワロスワロスw
的に女に黙らされてしまう
最後結局娘とられてションボリ
でも娘はよろしくね(´・ω・`)
そんなフジモトには合ってたようなきもするが
もっと色っぽく、しかしヘタレな声のが合ってたかもね
真面目なのに道化だからアリだと思うが。
>>552 子供に受けなかったと言う話は
単に試写でみせた二人の子供の反応が余りよくなかったと言う事実に
駿がしょげてたと言う話を鈴木Pが記者にリップサービスで言っただけの話だよ
555 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 04:48:38 ID:yexQdLB3
>>551 なんでそこまで噛み付くのかわからんが一応言っとくと、
踊るシリーズとハウル、もちろんポニョも個人的には好きな映画だ。
ただ俺がとかじゃなくて世間的にさんざんコケにされた映画がこんなに稼いだのかとシミジミオモタだけよ。
世の中よくわからんなーとね。
今回の宮崎駿の言動は嫌悪されてもしょうがないと思うんだけどね。選賎民思想的で独りよがりな部分とか。
でも持ち上げられるのが不思議だ。
お金でジブリや作品を評価する姿勢は個人的にどーかと思うがまぁ人それぞれだからカンに障ったら謝るよ。
でわ。
>>555 なんでって・・・
お前の
>たくさん稼ぐからいい映画と思う方がいるとは…。
は、噛み付かれてトーゼンのレスなんだが
それも理解できないのか?
深読みしなきゃ駄目な映画作ってるのは才能が枯れた証拠w
>>555 まぁ言いたいことはわかるがそのへんにしとけ。
あんま絡んでもろくなことないぞw
>>556 ちゃんとレス読んでやれよ。
>>555は謝ってんじゃん。
お前みたいのがいるからフツーのポニョファンまで信者扱いされるんだよ。
マジいい迷惑だわ。
追記だけど、みんなポニョ好きなのに他スレまで話題になるほど排他的で攻撃的なのはどーかと思う。
ポニョ褒めただけで信者扱いされるのもこっちにそーゆー空気があるからだと思うし。
もうちょっとどーにかならんもんかな。
560 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 05:23:29 ID:YPaMTqjc
>>549 良い商品なのは間違いないが良い作品かは別問題だろ
563 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 07:08:17 ID:giM+IZYT
そもそも特番とか見てると、締め切りに間に合わないとか
ストレス作りながらハヤオ映画作ってるだろ。
いいかげんいつ完成でもいいですからいい作品を
という周りの声も出てきていいはず。
そういう問題ではない
作品への批判を
批判者への人格批判で反論する奴が多いんだよな
だから信者って言われる
安置様の最終兵器信者
別にいつもどおりのパヤオ作品でまあまあ良かったけど
そこまで面白いとは思ってないから
6週連続一位はちょっと驚き
やっぱ一般では支持されてるのかね
もしくはよく分からなかったから二度観する人が多いとか
でもつまんなかったら観ないよな
千尋やハウルよりは少ない成績で終わるだろう
千と千尋はラスト鳥肌立ったがポニョは唖然とした。
千を頂点としてドンドン退化してるよなぁ・・・ポニョを見てそう思った。
次にジブリ博物館用に2本作るそうだけど、それで打ち止めだな。
吾朗や高畑の作品が失敗すればまた出てくるよ
質問させてください。
ポニョのデスクトップの壁紙があるサイトってご存知ですか?
ポニョ、鳥になるー
>>552 いや、素で大人の視線で見たら、
劇映画としては破綻しきっていて見所がないなと。
あとはポカーンと口をあけて映像美に見入るか、
ハヤオの壊れっぷりを生暖かく見守るか、
(上記二点では俺も充分楽しめた)
やれ神話がどうのユングがどうのと深読みをするか、
そうでなければ子供の視点で見れば楽しめるのかな?
という話の流れになるのは当然でしょう。
これだけヒットしているということは、
ポケモンとかカンフーパンダと天秤にかけてこちらを選んだ、
トトロみたいなものを期待している親子連れが相当入っているわけで、
そういう層にとっては詐欺に近いだろということ。
「間違えてシュヴァンクマイエル見ちゃった」みたいなトラウマを、
全国の子供に大量に植え付けるのが当初からの目的なら、
大成功だろうけどw
その場で売り抜けるのが成功というなら子猫物語だって南極物語だって大成功。
さらに言えば、「ポニョ可愛かったね、楽しかったね」と満足できたような人たちは、
子猫物語を見ても「チャトラン可愛かったね、川に流されるところはハラハラしたね」
で同じくらい楽しめるのではないか、と疑いを抱いているのだがどうか。
なんかもうgdgd
壊れっぷりが半端で痛々しいんだよな
ほんどに老人が作った映画という感じで
晩年の黒澤映画の感触と同じ
いやあ、今日も負け犬どもが吠えてるね。
悔しいなら最初から見なければいいのに。
577 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 11:53:44 ID:JSTaW+CO
アンチがここでグダグダ言おうが興行収入に全く影響なし
宮崎映画を嫌うようなオタクに口コミに勝る影響力なんて無いしな
悔しいかい?
酷さを確認するために劇場に行って、
予想以上の酷さに大満足した俺は勝ち組というわけだな。
>>575 ある芸術家が歳とって言ってた。
「体は動くんですよ。なんとかね。深く考えることができなくなる。歳とったら」
俺も宮崎さんが歳とったから物語に整合的を与えられなかったという意見に
賛成なんだけど、ま、いちおう可愛いものは描けてるから或程度受け入れられているんだと思う。
幸せな人だよ。皮肉じゃないよ。これは。
580 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 12:05:37 ID:eLCXWvCy
千と千尋の方が最後ぽかーんだった。
ポニョ面白かったけど、主人公達が帰って来て婆さん達に抱きしめられる
っていうラストはもういいよ。
内容についてとやかく言わないが俺にはつまらなかった…
>>578 ずいぶんな後ろ向き人生だね。負けるが勝ち、ですか。トホホ・・・
たけしは3役、宮崎は例外、押井はピーターパン
ヴェネチア映画祭ディレクター、M・ミューラーが語る日本映画選出理由
第65回ヴェネチア国際映画祭(27日〜9月6日)の開幕が目前に迫った26日(火)、
5年続けて世界最古の映画祭を取り仕切るディレクターのマルコ・ミューラーが、
今年の抱負と日本映画のセレクション理由について語った。
コンペティション部門に選出された3本の日本映画に関しては、
ミューラーが「ピュアな映画的クオリティと哲学的なストーリーを
持ち合わせたワールドシネマ」を追求する上で欠かせない選択だったようだ。
宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』は、
「『ワールドプレミアであること』というコンペの規定に例外を設けてまで、
ミヤザキ先生をもう一度、呼びたかった」と説明。
「深い洞察力と(世代を超えて愛される)普遍性を持ち合わせた
ワールドシネマに欠かせない人物」と尊敬の念を見せる。
もう1本のアニメ、押井守監督の『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』も、
「オシイは“もう1人のアニメの巨匠”ではない。個人的にも、
あの“ピーターパン魂”に反応せずにはいられなかった」と賛辞をおくった。
1997年に『HANA-BI』で金獅子賞を受賞するなど“常連”の
北野武(ビートたけし)監督には、1人3役を期待している。
「『アキレスと亀』の素晴らしい監督、俳優として、
(ミッドナイト部門で上映される)『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』で
“ネチコマ”ダンスを教えてくれた人として(笑)、
そして『監督・ばんざい!賞』のプレゼンテイターとして」
「新しいものは忘れがたい(What is new is unforgettable)」と、
フランスの哲学者ジル・ドゥルーズの言葉を引用して、
今年のテーマが“新しさ”であることを明言したミューラー。
「映画はもはや“シネマ”であるばかりでなく、概念や機動力、財産、
可能性、伝説、ストーリーといった要素のすべてが複合した新しく、
独創的で、力強いメディアである」と力強い。
また、「映画はエンタテインメントであると同時に、産業である」と
ビジネス面の重要性に触れながらも、
「最近の映画の多くは、人々を楽しませるよりも飽きさせてしまう」と指摘。
「特殊効果や豪華なビジュアル、脚本、演技、監督の技術といった面を
約束する代わりに、その昔、映画の魅力であった想像力の刺激や
幻想の広がりといった面が失われている。
まるで、誰かが冷房をつけっ放しにして、
そうした要素を凍らせてしまったかのように……」と嘆く。
さらに、現代の生活における映画の位置づけについて、
「映画に、さまざまな問題であふれる不確かな時代から救い出して
もらうことを期待するのではなく、もう1度、映画を
“完全無欠な羅針盤”として見つめ直し、そこにとどまるのか、
新たな問題を次世代に作り出さないように努めるのか、
自分たちで選択する時がきている」と持論を展開した。
地球上の“東西南北”あらゆる地域から“創造の面で新しい”
作品が集められた今年のラインナップ。
ミューラーは、「今年のヴェネチアは、観客に答えを
与えるものではなく問いかけるもの」と自信の弁で締めくくった。
ttp://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d00000bmpzw.html
>>583 たけしは今回 ほめる所が無かった…って言ってるようなモンだな。
地動説唱えたら火炙りにされてしまうスレ
老賢人になれなかった老いた魔法使いの末路だな
プ
>>579 晩年の手塚治虫は
「アイデアはいっぱいあるんだけど、手が動かない」
と言っていた。
パヤオも歳とって、頭の中のものをうまく表現できなくなってるのかなとも思える
だから絵本や神話の世界に逃げ込もうとするんだろう
なんでもありで上げ足を取られることもない世界に
初めて映画板?きたぜ。
俺は、それなりに映画は楽しめたが奇妙な違和感は残った。
パヤオはアンパンマンを作りたかったんだよ。
子供は普通に受け取るけど、大人はシュールだなーとか余計なことを考えちまう。
ちょうどアンパンマンが自分の顔食わせるシーンと同じじゃね?
ポニョ可愛かったなぁ
一つ行動起こすにも理由付けして言い訳考えないと
中々行動出来ない俺には、ポニョの純真でストレートな行動は、爽快だった
あの水魚に巻き込まれた人がいないかちょっと心配にもなったけど
仮に巻き込まれてもポニョの妹達だから助けるのかな?
593 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 15:37:12 ID:IsvH3HpH
30歳女が一人で観に行ったらおかしいですか。
レイトショーです。
>>593 「崖の上のポニョおとな1枚」と言えば
「ハイ。フジモト1枚」と言って
ニヤッとしてくれます。
>>593 人目を気にしてたら 楽しめるモノも楽しめませんよ。
赤い服でも着て いってらっしゃい。
>>593 行きたいのなら行ってらっしゃい
おいらは無精髭生やして、親子連れに囲まれながら見てきたよ
600 :
593:2008/08/27(水) 16:27:28 ID:IsvH3HpH
みんな優しいなー。
ありがと、行ってきます。
お供しましょうか?
>>579 同感。
俺、ラピュタのどういうところが好きかというと、パズーがドーラ達について行くことを決めたあとに
ハト小屋を開けて行くところとか、滅びの言葉を言う前に、シータに「おばさんたちの縄は切った」と
伝えるところなんだよね。
今の宮崎さんはそういう細部への心配りはもう無理なんだろうなあと思った。
>>602 テレビでも言ってたじゃん。「めんどくさい」ってw
もう壁がうっとうしいんだろうね。だからないまま進めた。
でもいいじゃん、それで拍手してくれる人がいるんだから。
俺は認めないけどw
>>592 パンフで監督が「海面上昇するけど何日も経たないうちに水はひいて
何もなかったことになる」と言ってます。
605 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 17:52:59 ID:x09lr8CY
昨日見に行ったんだが、とにかくチンコが痒くて集中して見れなかった。
あとエンドロールで主題歌が流れてる時、ニコニコのガチムチが出る動画が頭をよぎって
尻をバンバン叩くホモの幻影を振り払うのに必死だった。
本編についてだが、ポニョが宗助に抱き付くシーンでなぜか涙が出た。チンコ掻きながら。
606 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 17:53:07 ID:RMany2pZ
監督はいつも想定外ターゲットにうけたりすると言っていたが
今回幼児とその親というのがメインターゲットだと思うけれど
自分の周囲では女子中学生にかなりうけが良いようです。
このスレでよく「なぜか涙がでた」とカキコするやつがいるけど、
そのうちの十中八九が「まばたきを忘れてた」だけだと思う。
まあ、そのぐらいの映像レベルにあったことは間違いない。
>>604 592で言ったのは、ポニョ波走りのとこの水魚限定の話ね
誤解させてごめん
宮崎監督はもう、いろんな心配りとかがめんどくさくなったんだろうなあ。
一例をあげると、
リサの決断力やドライビングテクニックを表現するためとは言え、
ドックで誘導してる人と言い争って、制止を振り切らせる必要はないんじゃないかなあと思った。
ルパン三世じゃなくて、カタギの一般人なんだからさ。
そういう人がいない状態でも、十分、あのシーンで
リサのすごさを表現することは可能だと思うんだけど。
たとえば引き返して来た車に「そっちを通るのは無理だ」と言わせるぐらいで
十分だったんじゃないか。
昔の宮崎さんだったったら、そういう神経があったと思う。
やっぱ監督自身、「全盛期の五分の一しか仕事がさばけない」
みたいに言ったとおり、どこか五分の四(そのまま受け取るとして)
手が回らんかったってことだろう。
もうちょっと意固地なばあさんをクローズアップしてくれると嬉しかったんだがなあ
あのばあさん大好きだよ
映像、作劇、キャラ、どれもツボにハマったが…
音楽が全くツボらなかったあ!
「ハウル」のワルツに 「豚」のシャンソンに、 歴代作には必ずツボる音楽があったモノだったが…
良くも悪くも期待され過ぎているんだろう
それでも100億いくんだから大したもんだ
個人的には、飯食いながら寝ちゃう
幼児のシーンだけで見る価値はあった
あれは本当の子供みたいで可愛い
>>609 リサはそういうキャラに描いてたように見えたけどね。
子供の前で「あやしい奴〜」と言ってみたり
夫婦喧嘩の真似事してムクれてみたり、とにかく直情型。
法令順守?しません!私基準で考えて行動します・・・みたいな。
それらすべてが心配り不足と言われればそうなのかもしれないけどw
615 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 18:41:56 ID:YFNqM4cj
>>613 期待されすぎてるから100億いくんじゃないんの?
>>615 ああ、ごめん
この映画を叩く人がすごく多いのは
期待されすぎてるからだなーという意味でした
それで叩かれてるにも関わらず
100億いっちゃうのが単純にすごいなと
617 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 19:04:39 ID:vbHO7vWy
>>612 >映像、作劇、キャラ、どれもツボにハマったが…
俺もそうだけど叩く人が何人も出てくるだろうなぁってのは判るな。
極論したら、一から十まで必然性と理屈で構成されてないとダメってタイプの人からみたら
最低のクズ映画だしな。例えば評論家みたいな連中がこれを評価するのは度胸がいると思う。
>>614 リサって普段は表に出さないだけで、おそらく無意識にストレスを溜め込んでる人でしょ。
隣にソースケがいるからなんとかもってるけどさ。直情型なのはその発散もあるんでね?
まぁどちらにしろ、作り手が考えなしのバカだからああなったって方向に持って行く人は
ある意味凄いと思う。
>>614 いや最初の二つとあとの一つはレベル違うんじゃないかな
「あやしい奴」のあとも「なーんていっちゃだめよ」って一応建前言ってたしw
夫婦喧嘩もまあ家庭内の話だしさ。
昔、宮崎監督がルパン三世についてのインタビューで
「泥棒なんて決してえらい存在じゃない、まじめにコツコツ働いてる人を
バカにするような話にしてはいけない」という感じのことを言ってたんだよね。
だから、嵐の中で、安全のために働いてる人をわからず屋みたいな扱いにするのって
あんまり感じよくないなあと思った。
オバサン入ってきている母親は自分ルールで動くからねw
リサはわりとリアルでいそうな中流以下家庭の若い母親像だと思った。
シートベルトしなさいと口だけで言って自分は運転に専念してしまうのも
ちょっと子ども置いて出かけてしまうのも。
千尋のちょっと子どもと距離感のある母親(こちらは世間体を重んじて子どもはいいとこの私立にいかせたいタイプ?)
と同じく、こういう人いるわ〜と思った。
魔女宅のパン屋のおかみさんやトトロのお母さんは実在感ないけどね。
今回があんま賞賛されてないから次のはできそうな予感。
本人が楽しんでもらうためにやってるのが大前提と語ってるから、
この評判で納得できるわけなし。
621 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 19:12:51 ID:YFNqM4cj
賞賛する人はいちいち批判の批判を入れないと気が済まんのかね?
何か必ずといっていいほど非常によく見受けられるが(レビューサイトでも)
なぜでしょうな
>>621 賞賛意見にネチネチ突っ込んでくるアンチも多いんだからお互いさまでは?
勿論、俺はそのアンチの行動はアリだと思うぞ。
623 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 19:24:30 ID:YFNqM4cj
>>622 会話になってないけど
賞賛意見自体に批判の批判入れて、それ突っ込まれたら
「お互い様」ってのはどうかなと思う。いや「俺は」って
前置きしてるんで訂正させる気はないけどね。
率直に言えば変な見方だなぁと思ったからそれを書いてるまで。
リサが意図的にDQN風の人格設定をなされているとは到底信じがたいのだが。
ハヤオは快活で勇気のある女性は大好きでも、
子供をネグレクトで殺してしまうような母親は描きたいとも思っていない気がする。
前者を描こうとしたら、以前ほど演出に細かい気配りができなかったのと、
舞台が現代日本に近すぎたのでDQN風味の考えなしな親になってしまった、
というのが真相に近い気がする。
あくまでその説の方が納得できるというだけだけど。
賞賛する人の見方に対するツッコミと、批判派の見方に対するツッコミは同じだろ。
アンチも意見を言う際に、褒めてる奴に対して信者がどーたらだのしょーもない事言うじゃんか。
おんなじ。
>>625 いわゆるDQN風を嫌いな俺が言うのもなんなんだけど
一言でDQN風味って言っても色々いるだろう。
そこからして言ってる事がおかしい
子供をネグレクトで殺してしまうような母親は描きたいとも思っていない
なんてのは当然でしょ。
なんでその話が出てくるのかが理解出来ない。
劇中のリサを見てネグレクトやらかす系のバカ親を連想したのかね?
まさか、リサ=DQN=だからネグレクトで子供を殺しかねない
なんて短絡的な連想じゃないよね?
628 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 19:38:10 ID:YFNqM4cj
>>626 とりあえず落ち着いて上から読み直しなよ
あと神過ぎスレと糞過ぎスレ(過去も含めて)とyahooレビューなんかも
見てくればよいと思う
見たい情報だけつまんでなければ、「おそらく」印象が変わるだろう
俺はポニョ見る前にそれらのサイト行って
>>621のような印象を持ったからね
とかく賞賛してる人が攻撃的な場合が多いと
この作品は、オマージュの羅列が構造に有ると思う。
そして、それが「ある世代」には強い共感をもって連想される
事物に繋がっている。なので、宮崎駿監督の+−5歳くらいの
人物は、体感したものが近い可能性があるので理解がしやすい
かと思う。
この映画は「体験への入り口」だ、ひとによってはプルーストにとっての
マドレーヌの味覚かもしれない。
だから肝心の入り口(らしきもの)が解らんかったら腹立つと思う。
解ったからといってお利巧でも無いし、解らなかったら馬鹿とは
言えないと思う。むしろ何十年か経った後の人のほうが客観的に
観れる、というか発見すると思うぞよ。
まじまじ。
嵐の夜にネグレクトw
まあ、君はレスを追っていくと変な人みたいだからこれ以上レスせんわ。
>>618 ええー?あのシーンではどっちかというとリサの方が「わからず屋」に書かれてたよ。
どう見ても無謀だもん。
リサ的には自信あったから突っ切っただけで。
632 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 19:44:12 ID:YFNqM4cj
>>629 どんな映画にも言えそうな話だね
「宮崎駿」って部分だけ変えれば
>>628 ふーん、まぁ攻撃的だって言われりゃその通りだけどな。
ところで不思議に思うんだけど、劇中に登場する人間がそこまでロジックで
組み立てられてないとダメなのか?
いや、ダメだって意見もあるんだろうけどさ。
>>630 あんたも大した事は言ってないよねw
論理性と構造が破綻してるってがなり立ててるだけなわけだし。
634 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 19:49:20 ID:YFNqM4cj
>>633 攻撃的な人とは話したくないんだ、ごめんね(言ってる意味もわからんし)
ただ、論理だの理屈だのの言葉に振り回されてるだけのように見えるね
>>632 大抵の映画は時代性を反映しているが、この映画ほど明確に時代を意識した
映画は余り無い。歴史事物ものの映画とかは、まあそのまんまだがね。
ポニョ観てきたけどオモロかったなー!
隠喩の嵐で本当に子供向けか(笑)と思ったけどw
やっぱり後にポニョ(ブリュンヒルデ)は宗介(ジークフリート)を殺すのかなぁ?
で、破壊神となるポニョを最後の希望(無垢な魂の後継者)であるあの赤ちゃんが止めるのかな?
>>187 あの見方は悪い意味でかなり恣意的だよね。
赤ん坊にとってはどんな風景を提示されてもそれが『世界』なわけだし、
「生まれてきた事が不安で不機嫌」ってのは赤ん坊じゃなくて
歳喰って疲れちゃったパヤオの主観的な感想だよねw
この人は大天才だけど、時々とんでもなく短絡的な物の見方をするんだよなぁ
638 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 19:55:36 ID:DsIRqPL0
結構色んな映画あったが
1位独走、100億突破って化け物すぎる
>>634 >攻撃的な人とは話したくないんだ、ごめんね
そんなら最初から耳を塞ぎたまえよ。
640 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 19:56:52 ID:YFNqM4cj
>>635 名作ではないってことか。名作は時代を越えるからね。
ちなみに>この映画ほど明確に時代を意識した
といえるのは何故?今日の日本が舞台だからか?
しかし「絵本のように」とか「御伽噺」のように見れば面白いって意見が
よく出るので、そういう人らには時代を意識した作品としては
あまり見なされてないのでは?
>>640 間違ってると大恥なので名言は避けるが、昭和のある時代で、日本が急成長
した頃が話の核になっているように思う。
汎時代性を追及しても、時代性はどうしても製作工程の加減で乗ってしまう。
ならば、2007年の(2008年ではない)今日の視点からみた過去の俯瞰だ。
>>633 個人の嗜好によるけど、基本的にはダメでしょう!
個人的に、一般的にもそうだと思うけど、映画ってのは凝縮された
2時間であるべきかと。ちゃんと組み立てられてて、破綻のないもの。
破綻があるとしてもそれは描かれてあるんであって、あくまで予定調和なんだと。
個人的に思うのは、とにかく薄いんだよなあ話が。
しかし、話は薄いが、凝縮された2時間であった!という意見もあるでしょう。
心理描写とかそういうのは目を見張るものはあったから。
この映画が薄くて退屈か、濃くて面白いかってのはそれこそ個人の趣味の違いなのか。
ポニョがここまでヒットするなら大霊界リメイクもアリだよなー。
いや、やっぱり直接的だからダメかw
644 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 20:05:38 ID:DsIRqPL0
まぁ名作かどうかは10年後語れや
>>642 >個人的に、一般的にもそうだと思うけど、映画ってのは凝縮された
>2時間であるべきかと。ちゃんと組み立てられてて、破綻のないもの。
まぁそう断言されてしまうと、ある面ではその通りなだけにちょっとつらいもんがあるw
映画的な映画というよりも、ミュージカルやオペラ的な映画だと感じたなぁ。
作中の得体の知れない理屈で話が転がっていくあたりが特にw
俺は最近のパヤオ映画じゃ一番面白かったけど、まともな映画じゃないのは認めるよ。
>個人的に思うのは、とにかく薄いんだよなあ話が。
まぁそれはあるね。でも筋の密度を上げてそれを見せるのに終始したら
映像面ではかなり下らない映画になったんじゃないかな。
あれを絵として見せるためにかなりの部分を切り捨てたね。
話は薄いが、ノスタルジックで共感できるし、凝縮された2時間であった!という意見もあるでしょう。
おれはそういう構造は無かったと思うけど。絵のタッチとか色彩感覚とか
古めかしいような(あまり陰影をつけてないとか、デッサンをあえてくずしてるとか)、
しかし力強いような、美術的な素晴らしさはあった。
>>646 >絵のタッチとか色彩感覚とか古めかしいような
>(あまり陰影をつけてないとか、デッサンをあえてくずしてるとか)
それはまったくその通りだろうね。
来た道をかなり戻って別の道に進んでみる、みたいな感覚を感じた。
でもあそこまで絵をデフォルメしてもリアルな感覚があるのにはちょっと驚いたわ
子供はサイケな映像見てぽにょぽにょ歌って、
スイーツはぽにょカワイイってだけで満足して、
賢い人は内容の深読みにハマって論争して、
おっさんはナウシカのほうがよかったとか思い出を暖めて、
中二は駄作だとばっさり斬ってすっきりできて、
誰が見ても個々の身の丈にあった楽しみ方ができるいい映画だと思った。
話の題材自体がある時点の感動の追憶だとしたらどうかに。
インスタントラーメンの調理をこまごま印象的なからくりを交えて描いたり、
またそこに母親の愛情と家庭を明るくするサプライズが同時に描写されて
いたらどうかに?
>>645 絵がメインて考えるとまじで素晴らしいよ。感動したもん真剣に。
だけど俺は個人的にだけど、映画って総合芸術だと思うんだよね。
動きとか音とか演出とか、とにかくいろんな感覚的な要素を、どれか一つ
突出させるんじゃなく調和させて、まとめて、はい一個の作品ですよと。
そういった意味で映画として賞賛できないんだよなあ。
今日のTBSのニュース23でポニョに関連した特集があるな
>>650 >インスタントラーメンの調理をこまごま印象的なからくりを交えて描いたり
わかるけど、つまりインスタントラーメンが出来上がっただけなんだよね。
人物描写、心理描写、演出、すばらしいよ。
だけどやっぱりインスタントラーメンが出来上がっただけなんだよね。この映画は。
リサが嵐のなか制止を振り切って家に帰るのは、旦那に無線で連絡を
とりたかったから。(映画ではそうはみえないが)
そして、宗介を家に残して園に行ってしまうのも、旦那が連絡とか
してきたときのため。(映画ではそうはみえないが)
単によけいなシーン(ホットミルク、発電機、ラーメン)をたくさん挟んで
しまってるから、そういう意図が隠れてしまってるだけ。
筋はきちんと通ってるんだよ。ただ、それがすげ〜分かりにくいわけ。
だから、パヤはマジで終ったのか? ってみんな心配してるんだよ。
>>654 なるほど〜。リサと旦那の繋がりってのは、まじでそうはみえなかったんだけど。
>>653 >だけどやっぱりインスタントラーメンが出来上がっただけなんだよね。この映画は。
説明しにくいが俺はそれ以上のものを感じたが・・・
>>653 インスタントラーメンの黎明期に遭遇したひとはびっくりしただろう。
と言うことさ。
「ALWAYS 三丁目の夕日」 (正)がノスタルジックなVFXによる再現と、
人間のドラマを両立させていたが、「ポニョ」はノスタルジックなネタの
集積と、「啓示的」
なものの両立らしい。啓示的というか進化論、あるいは文明論的な話が、
ってのが人によって共感できない部分かと思う。
>>653 >リサが嵐のなか制止を振り切って家に帰るのは、旦那に無線で連絡を
>とりたかったから。(映画ではそうはみえないが)
>そして、宗介を家に残して園に行ってしまうのも、旦那が連絡とか
>してきたときのため。(映画ではそうはみえないが)
これさ、動機が最初じゃなくて後から来るから判りにくいんだよね。
リサがポニョまで担いで家に飛び込んだのもそうなんだけど
流れで観てるとわかりにくいよね。
でもどうしてそうするのか口で言っちゃうと、今度はリサの(ホットミルク、
発電機、ラーメン)のシーンに意味が無くなっちゃうんだよね。
あれって要するに二人に不安を伝えたくないわけだしさ。
矛盾した二つの要素を描こうとしたからそうなっちゃうのかなぁ・・・
俺は賞賛派だけど、批判派の言ってる事もある意味もっともなんだよな。
そう。実はリサさえ何者かにあやつられていた、というのはどうかね?
率直に言えばID:vbHO7vWyは気持ち悪い
だから
ストーリーを破綻させた絵本やりたいのに
いちいち心理描いちゃってたらダメなんだよ
前にも言ったが、
絵本は、フォアグラウンド(最前面)だ 心理は見せられるものであって、描かれるものじゃない
心理はバックグラウンド(背景)だ まったく逆
とりとめのない絵本やりたかったら心理(バックグラウンド)を描くな
心理(バックグラウンド)を描くなら、ストーリーを破綻させるな
チョコレートにソースかけて食わせるようなことするな
>>659 リサさえというかどこぞのいじわる婆さん以外全員魔法かけられてる
そう言っても不自然じゃない不自然さ
フジモトという、かつて人間であり、人間にとことん幻滅した科学者が、
その地上の体系とは異なる生化学の研究に成功し、それは進化のやり直し
の為の蓄積物を造る為とフジモト自身は信じていた。「このちからは
人間ごときには絶対渡せない」
一方グランマンマーレは生み出す源であり、それは適応放散での競合を
招く葛藤ひたすら生み出す怖い存在だ。生む一方で、他の選択肢は
「泡」になること。すなわち死。彼女の本質が生の脈動なら、死は
その一端の状態に過ぎない。
人間とは本当に愚かしく間違った道を歩んできたのか?
そこにソウスケが登場する。姿、形、物性さえも変わっても、その
愛したものの根幹が普遍である限り、愛し続ける。
彼の登場は偶然であり、また必然だ。
扉の鍵がかちり、と開いた。すべては進化の時針により準備された。
リサも、トキさんも、そのステージに召集された。
コウイチはなにかわからない急な仕事を受けて家に帰らない。帰れないのだ。
自らを「泡」と化する試練でもソウスケの魂はゆるがない。
フジモトの生み出した科学は、「今居る人間を亡き者にし、進化の
しなおし」に使われない。ソウスケが用意されていたからだ。
フジモトの科学は人間の科学に接ぎ穂され、その賜物であるポニョは
ソウスケと清らかな結婚をする。
ポニョが人間の姿で戻って来た時
宗介に思いきり抱きついた後、不安と緊張が入り混じったような表情で
自分がポニョだと気づいてくれるの待ってるんだよね
そこで宗介が「ポニョ?」って気づいてくれたのは嬉しかったろうな
姿が変わっても気づいてもらえた事は
ポニョにとっては人間姿の自分も肯定してもらえた気持ちになるだろうし
その後のポニョと妹達のはしゃぎようは良かった
>>631 いや宮崎的には、リサは分からず屋じゃなくて「こんなこと出来てカッコいい!」なんじゃないの?
リサの行動にはなんのペナルティもないし、おかげでポニョに会えるわけだから
作中ではリサの行動は肯定されてるのよ。
そこに釈然としないから、文句を言う人が多いんでしょ。
100億で歴史的敗戦だそうで。笑っちまいました。
>>666 だから、そんなベタな「心理背景」描くなよって話し
イメージだけの絵本なんだろ?イメージだけには「心理」などいらない
こういう部分も失敗なんだよね
あまりにも登場人物の「心理」を王道に描きすぎ
心理を描くということは
受け手にその一般的経験と常識的道理を持って、理解してもらう一般理解力を要求するということだ
常識的な理解力を要求した上で、イメージの羅列のストーリー破綻させるべきではない
>>661 前から気になってたんだが、貴方の言うフォアグラウンドと、
「心理のバックグラウンド」の「心理」は制作者の心理?観客心理?
>>670 そんなのもわからないで語ってんなよ
説明する気にもならんわw
絵本やりたいとかじゃなくて
ゆるいのをやりたいってだけだろう
>>671 説明できないのかね?
そこがね、明白で無いと「映画鑑賞」は成り立たない。
劇中人物の明白に吐露、もしくは推察範囲の心理描写と、
映画を観ているひとの頭の中で、その映画によって引き出される印象は
違う。
心理描写に王道もくそもねぇよ
しかも常識ってなんだよ、映画を見るのに常識なんて必要あるか
必要なのは感性のみだ
なんだ。
まあ文末にWつけるひとはだいたいいっぱいいっぱいだがね。
この映画は、鑑賞者で随分味が異なる。だから前に
「解ったから利口とか、解らないから馬鹿とかじゃないよ」と言ったのよ。
>>673 あんたは人に説明しろと噛み付く前に
自分のレスのあまりの意味不明さをどうにかすべきと思う
ソウスケが泡になる試練とかもうね
フォアグラウンドの描写ってのは
心理背景はいっさい描かない
イメージだけを羅列していく
絵を見せていくだけ
これを「私わ元気ー」とか
バカバカバカや
物憂げに沈んだ表情をさせる
不安げな独りセリフを吐かせる
これはすべて
「夫が帰ってこなくて寂しい」って「意味」の心理バックグラウンド
>心理描写に王道もくそもねぇよ
あるわバカ
絵が動いているあいだはそれなりに見てしまうが、
あとに何も残らないって感じ。
いちいちキャラクターの行動の理由なんて俺は全然詮索しなかったが。
集合的無意識だ
神話です
模索するもんじゃないからな
行動の理由がなけりゃそもそもストーリーにならん
ポニョがソウスケスキーでなければ会いにいかん
日本でも海外でもほぼ同じだろうな。感想。
ベネチアで失笑間違いなし。
結局、あの絵柄ではっちゃけた話やろうとしても無理がある気がするよ。
ソウスケ親子はいかにもものの解ってそうな聡明な顔立ちに描かれているもの。
公開前にソウスケが「まことちゃん」に似ているという意見が出ていたが、
あの内容で全員が楳図かずおキャラデザだったら誰も文句言わないんじゃないかな。
興収は50分の1以下になるだろうけど。
>>680 心理のアヤすらセリフで説明してた「20世紀少年」なんか見ると、スゲーウザい。
宮崎監督の説明排除演出が心地よいわ〜。
あのね。そのあたりを少し拝聴したかったのは、この映画良くも悪くも
平滑な描写をしていないんですよね。
場合によっては過激、あるいは繊細すぎて細かすぎて、また登場人物の
行動に至る動機の説明も不十分な部分が多い。
ただしね。物語を完パケで映画館出るとき「あ〜観た観た」
と言う映画は別とすれば、平滑で無い描写はまあ、ひっかかるわけです。
ひっかかったところでそれが作者の落ち度・無意識の整合性の不足、
と言う場合もあるのですが、この映画に関しては「わざとやった」と
いう感じがするんですね。
そこで「観客側の心理」ですが、同じ作品を観ても、主に記憶や、その
連鎖で観た感想は違ってくると思うんです。
観客の「記憶的な引き出し」のようなものに訴えかけてくるものが、
どうもあるような気がするんです。
>>683 つっか、理由なんか詮索せず、画面そのまま受け入れただけ。
で、まあ、変なことが次から次へと起こる映像的アリスinワンダーランドで、
見たあとの充足感からすればまあ60点前後かなあって感じ。
物語を支える背景があまりになさすぎたのが欠点。そういう意味じゃ
神経症的というより、ちょっと痴呆症的な感じはする。
わざとやったんだろう
なぜか
昔のように作れないから
簡単だ
だから、ストーリーも破綻してないって。
リサがDQNにみえるのと同じで、破綻してるようにみえるだけ。
フジモトやグランマのセリフとか、前後のなんでもないシーンを
よくみるとちゃんと説明する材料はすべて揃ってる。
ただ、ヘンなとこに入れてたり、入れ足りなかったり、セリフだけで
ぽろっと言わせて放置とかしてるから、観客はそれについていけて
ないの。映画は待ってくれないからね。
だいたい、イメージボードを起点にして、それを繋ぎあわせて
パズルのように物語を構築するパヤオが、そんな意味不明な破綻した
ストーリーをつくるわけないだろう。(一部やってそうだけど)
ただ、整合性のあるストーリーを観客に伝える文法(演出や構成)が
間違ってる(破綻)してるだけなんだよ。
ここは、それすらも分からないで妄想を垂れ流してる信者が多すぎる。
アンチがポニョという作品を批判してるのは確かなんだけど、それは
パヤを批判してるんじゃなくて、すげ〜心配してるだけなんだよ。
で、耄碌したとか、その手の単語が頻繁に出てくるわけ。そんだけ。
>>690 同意。
わざとだと思うが、プラス理由のわざとでなく、マイナス理由でのわざと
って感じだな。
そういう風にみっちり心理背景を描くことで
受け手に一般の理解力を要求しているわけだ
それをやると
受け手はそういう一般理解力を働かせてみようとする
その上でストーリーを破綻させるとグダグダになるだけ
だからフォアグラウンドでそういうのを見せるのはすごく難しい
そこで必要になるのは
隠喩(メタファー)ではなく、換喩(メトニミー)になる
この場合「夫が帰ってこなくて寂しい」を表現するには
登場人物に「私わ元気ー」とかバカバカバカや
物憂げに沈んだ表情をさせて心理背景を描くとかではなく
例えば、3人前用意された豪勢な料理が並べられたテーブル
しかし席には二人しか座っていない一人ぶんの席が空いているシーンを見せるだけ
とか
そういうのがフォアグラウンドによるイメージの羅列
694 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 21:41:04 ID:jSyNX4BM
先日の冠水で車で溺れ死んだ女性は近くのガソリンスタンドの人が
危険だというのを強引に振り切って行った。きっとリサの影響。
>>691 そ。パヤオの他映画と構造的に劇的に変化したとかじゃなく
ただ単に低レベルになっただけなんだよね
あばたもえくぼ
作家のフォースターがこう言ってるぞ。
「王妃が死んだ。そして一ヵ月後に王が死んだ」これがストーリー
「王妃が死んだ。その悲しみのあまり一ヵ月後に王が死んだ」これがプロット
そういう意味じゃポニョはプロットがなかった。
接着力が弱くなった接着剤を使ったみたいな感じになった。
だからあとで印象への接着も弱くなったのであろー
そういう基本的なレベルでの話で言えば、表面的に観える情景なりは
少々分裂というか、場当たり的なのですが、
その理由が、「並行する複数の意味」を同じシーンで多重に載せたので
ばらけたようにも観えるんです。
>>698 お前さ、誰と会話してんの?
他人と会話するなら具体例なり挟まんで説明しないと駄目だよ、伝わらない
お前の電波脳内を共有してるわけじゃないんだから
説明能力がないんじゃなくあえて説明してないんだ!とか無しね
整合性のあるストーリー
あるのかそんなもの?あるとしてどうやって知ったのそれを、破綻してるというのに。
研究者の方なんですか。
例えば汚れたゴミの浮いた海はイメージの羅列
これを換喩的に普通に解釈しちゃうと現代人類批判になるんだが
物語り全体通して
それがどこにもつながらないただのイメージにしかなってない
どこにどうつなげてもおもしろさに結びつかない
これも破綻の一つ
いい映画作品って、見えない哲学(常識でもいいが)とか、
人生訓とか様式とか形式とか、なんかいろいろずっしりあると思うの。
で、作品として見えているのは氷山の一角。
でもなんかこの作品は見えているところがすべてみたいな印象受けた。
氷山の下には何もない。ないからこそ、あれやこれや言われているんじゃないか?
ストーリーは、「人魚姫」から葛藤をすべて抜き去ったものだから大枠自体はあるんでしょう。
でも登場人物に動機付けを丹念にしていくという肉付けの作業がおろそかになってまった。
>>693 >例えば、3人前用意された豪勢な料理が並べられたテーブル
>しかし席には二人しか座っていない一人ぶんの席が空いているシーンを見せるだけ
それらはTheory of mindが十分に発達している人にしか理解されないよ。
自閉症児に見せることを考えてみるといい。彼らはtheory of mindの
発達がある年齢で止まっているから、例えば1コマ目でお皿に山盛りの
料理と人、2コマ目に空っぽの皿とぽんぽこりんに膨らんだおなかを
抱えて満足そうにしている人が書かれている2コマ漫画を見せても間で
何が起こったのか想像できない。
>>701 その前の深海の生命力あふれる描写と対になってるんだろう
フジモト目線の世界観
天国と地獄の逆
海中は相当美化して描いてんのにな
ゴミをクローズアップさせる意味がわからん
あえてノスタルジーに浸れないようにしてるとしか取れん(というか効果しかない)
なんかポニョはノスタルジーに浸れるとか吹聴してる人もいるが..
トトロは伐採された木々や人間が捨てたゴミなど執拗に描いてない(執拗どころか全く)
そこが違いだな、良い悪いとかじゃなく
前にも書いたのですが、これが神話の抽出系の物語になるためには、
欠けた部分が多い作品(示唆は入るようです)です。
それで、観る側のひとつの(この作品が好きになれそうな前提)方法として、
完成され提供された映画を「部品」として活用して、神話の構造を成立
させるため欠けた部品をどこかから持ってくるという可能性もあると
思ったわけです。欠けている部品は上で自分が
>>674 ヨタ話で無く、
比較的一般性のある素材が多いかもしれない。
人間は、与えられたものより、「自分がみつけた」と思ったものの方が
価値は大きい。たとえ与えられた機会に過ぎなかったにしてもですね。
しまった。アンカーミス!
>>701 破綻なんかしてない。
あれはポニョがビンのなかに入ってしまう合理的な背景のひとつだ。
そして、フジモトのセリフであったように、フジモトが人間を
きらっている理由のひとつでもある。
それぐらい、普通の人はみんな分かってると思うぞ。
>>704 別にいいんじゃね?
極端な例で自閉症児をわざわざ相手に想定することも無いし
たとえ「ハッキリとした映像言語理解」までいたらない人でも
それこそ感性で「うすうす感じている」でもいいわけだから
>>703 >ストーリーは、「人魚姫」から葛藤をすべて抜き去ったものだから大枠自体はあるんでしょう。
でもそれってちょっと愚かしいことのような気もする。
人魚姫というのは、人間でないものが人間に恋をするっていう設定からして悲劇を
含んでいて、結局、物語によってその設定に内在する悲劇を顕在化させたわけでしょう。
その葛藤の部分を抜いてしまったら、ただの空想物語になってしまう危険がある気がする。
まあ、エンタメならそれでいいのかもしれないが、アンデルセンと同列には並べられない。
老齢期に入って安定を求めてるんじゃないか?
もう万人受けするのしか作らないんだろうと思う
良くも悪くも中途半端
どの性別どの年代の人にも受け入れられる描写を最低一つ入れて
あとはお得意のおいしそうなゴハンシーン、綺麗な背景…みたいな
美術や雰囲気、嵐の中の急きたてられる感じが良かったよ
やっぱりちょっと高い絵本なんだと思う
美醜両方描くという精神は汲むが、だからなに?なんだよ
もののけのように話に結実していくわけでもなく
しかもパヤはそれをインタビューで
「意味はない。実際にそうだからそう描いただけ」っていってるが
君も思うように「地獄」みたくあからさまにマイナス観点として誇張してるからね
海中のゴミが洪水で町中にあふれて水が引くにつれて悪臭に覆われて、復興が大変なんだろうなあと思ったよ。
そしたらパンフに宮崎監督が「何日もたたないうちには水が引いて何もなかったことになります。そういう話です」って
書いてんの。
意味をあれこれ考えるより、監督が描きたいことだけ
脈絡なく好き勝手に描いたと考えたほうがすっきりするわ。
フジモトにポニョを連れ戻された後の宗介の表情も何とも言えないな
子供の頃大事なものを無くした後の茫然自失というか
虚無感を表した感じの表情
絵本的なイメージの羅列ってのはそういうものだろ?
例えば「ハムをくわえて歩いている犬」を絵で見せる
腹ペコ犬なのか、むしろ満腹だからくわえてるだけ、なのか
それだけではわからない、次の絵を見ればわかるかもしれない
しかしわからないかもしれない、ずっとわからないかもしれない、どうでもいいことなのかもしれない
しかしこの場合ポニョでは「お腹すいたー」「ハムがいいー」とか
犬にしっかり食欲の心理バックグラウンドをしゃべらせてるわけだ
でもイメージ先行な絵本ではそれはしない
>>716 あんたの言うイメージ先行の絵本てわけわかんないわ
具体的にどういう作家のどういう絵本を思い浮かべてんの?
脳内作家?
人魚姫として考えると痛快だよね。
子供の頃あの不幸オチにずっとモヤモヤしたものを感じてたから。
ディズニーのリトルマーメイドでもスッキリさせてもらったけど、
ポニョなんて自分で足生やして魔法使いの薬ぶんどって
王子様のとこまで押し掛けちゃうんだもんな。
しかもすぐ自分の正体を見抜いてもらって、最後は告白を受ける。
すごい人魚姫だよね。
>>667 うん。リサは肯定されてるけど
それでリサを止めたおじさん達が否定された訳じゃないよって話。
あれは普通の人達だなってわかる。
>>714 あれ魔法の水だからな、と納得してたけど。
生命の水の洪水だよ。
>>715 あれ「北風小僧のかんたろう」とか徳弘正也さん思い出すな。
>>710 いやいや、自閉症児のtheory of mindがある年齢で発達を止めている、
という意味で自閉症児を引き合いに出しただけだよ(逆に言うと自閉症
と健常者の違いは極論すればその一点のみに集約される)。
シーンとシーンのつながりから意味を類推する能力ってのは年齢と
ともに発達するものだから、5歳以下の子供に理解できるシーンだけで
物語を構成するのは実は相当に難しい。
宮崎駿は本作でそれに挑んだんじゃないかってこと。成功か失敗かは
この映画をみた子供たちが数年後に語ってくれると思うけどね。
多くの信者の言う「絵本として見ろ」ってのが、そもそもズレてると思う
浦島で言う亀が喋っても文句言うなとか
物語の設定に現実の科学的説明や根拠を求めるなつってんだよね
ポニョが何でトンネル怖がったの?んでそれの意味は?(後でそれがどう生きたの?)
とかの、多くの批判にある物語的説明や根拠とは別なんだよ
>>717 そりゃ絵本にもいろいろあるだろう
しかし、ポニョの破綻しているところを
これはイメージの絵本なんだからとか擁護するのならと言うことだよ
ストーリーがあるタイプ絵本なら、そもそも破綻はしないだろ
「変な風だ」だの「魔法がうんぬん」だのとかベタなネタフリしたらちゃんと回収するわな
そういうことをネタフリ的に言っておいて回収しない絵本はない
イメージ先行だけの絵本ならそもそも言わせない そういうこと。
>>722 それやったらアンパンマンみたいな
大人は当然で、子供にもわかりやすいアニメになっとるだろ
言ってる事が矛盾してね?
>>718 アンデルセンの「人魚姫」は、「物事には限界がある」みたいなつらい思いを
読み手に納得させるというか、限界に挫折する美みたいなのもまた人間の美しさ
なんだみたいなメッセージを物語によって、魂に(頭脳でなく)刷り込む効果が
あると思うの。皆、人間は限界なんてないと思いたいけど実際はあるという矛盾と
葛藤があるわけだから。
でも昨今の子供や若い人は、案外、「なんでもかなう」なんて全能感が、強くなってるから
ポニョなんかのほうがウケルのやもしれんw
>>723 そうそう、そういうこと
ポニョに「トンネルこわーい」とかで「ポニョがトンネル怖がってる」
こう言うベタな意味深なネタフリをしておいて回収しない絵本はない
イメージだけの羅列なら、暗くて大きくて飲み込まれそうなほどな巨大な大穴トンネルだけを描いて
「ポニョがトンネル怖がってる」と言うバックグランドはいちいち描かない
ようはどっちつかずの中途半端と言うこと
CMで二階との子供が外にいるお父さんとモールスしてるCMがあったからここまでパクって良いのか?
とか思ってみていたら普通にポニョの宣伝をしている朝日新聞のCMだった
729 :
名無シネマ@上映中:2008/08/27(水) 22:20:16 ID:Qjjzs4io
>>649 >>652 崖の上のポニョは、鞆の風景をモデルにしているだけでなく、鞆の現状を知っている人が
見れば「ストーリーもろ鞆」という部分がある。
しかし、映画掲示板などを見ると、鞆がモデルだと知らない人がほとんどだし、
監督が構想を練っただけの場所と勘違いする人もいる。
これまでの作品では現実の町の借景は多かったが住人の内面的な部分の移入は無かったため、、
鞆がモデルと知っていても作品のテーマと結びつける意見はほとんど無かった。
しかし公開から1ヶ月が経ち、ネット上では哲学的なストーリーの分析が
だいたい終わってきた。鞆が舞台だという話題がぼつぼつ出始めている。
もう一つの隠されたストーリー(の可能性)が、ネタばらしされるのは時間の問題。
監督の個人的意見を抑えて、片方の案に肩入れせず中立を保っているようには感じるが、
国内はおろか世界から注視され、子供向けアニメが公共事業に影響を及ぼす
前代未聞の事態に陥るかもしれない。
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1218542704/
ポニョを可愛く見れなかっただけでちょっと損した気分
赤子かわいいよ属性がある人にはやっぱりかわいいんだろうなあ、ポニョ
いわば、説明して無いんじゃなくて
説明してるんだよ
リサがコウイチが帰ってこなくてさびしい思いをしているの心理説明をしている
ポニョがトンネルを怖がってるの心理説明をしている
心理説明はしたが回収はしない
そんな破綻の仕方はない イメージの羅列じゃあない
そういうこと。
「人魚姫」は他罰的終末でブリュンヒルデもそう。
「宗介」は自罰的。
「ポニョ」と「ソウスケ」は違う。前書いたですね。
>>721 寒太郎は確かに目がちょっと似てるかもね
徳弘正也さんは分からなかったから調べたら
うはは!ターちゃんか
>>728 モールス信号でのやり取りシーンは「レッドオクトーバーを追え」
が元じゃないかw
そもそも。人間なんてそんなイイもんかあ?
って疑問もあるんだよね(特に現代の日本に生きている人々)。
これは宮崎駿自身がそう思っている節が大有りなので、
ポニョの「人間になりたい!」って願いが切実なものに感じられない気がする。
そこを「恋だから」の一点で押し切っちゃったんだけど。
同じような心情を抱えている原恵一の「河童のクゥ」はだから、ああいう結末になった。
とても納得できる。
宮崎駿でも「もののけ姫」のラストは似たようなもので、これも納得はできる。
しかしポニョは?
「ポニョ」は人間はいいもんだ。という映画だと思います。
>>735 >ポニョの「人間になりたい!」って願いが切実なものに感じられない
同意だな。闇に隠れて生きているわけでもないし。
その点、手塚の「ワンダースリー」で宇宙人三人組が最終回に、罰として
別の星の人間にならなくてはならなくなったとき、全員が申し合わせたように、
「くだらねえ連中だが、地球人にでもしてもらおうか」って言ったのは感動的だった。
>>736 表面的にはね。でもおめーそんなことぜってー信じてねーだろ!
って思わず突っ込みたくなっちゃうんだよ。
ソウスケが魚になって海に還っていくラストなら納得できたかな。
おっと、これは諸星だいj
「ポニョ、ソースケ好きー!」「ポニョ、人間になるー!」
唐突過ぎて違和感ありまくりな台詞、意味分からん
「人間になりたい」自体の扱いが今の時代すげぇ難しいからな。
単純に「人間は素晴らしい」なんて今日日子どもでも思わんし、
かといって「人間なんて下らない」って考えもいい加減馬鹿馬鹿しいし。
ポニョのはポジティブ寄りだがあまり説明的にしない事によって
相当ギリッギリのラインで成立してる。
説明しない部分を逃げと捉える人もいるかもしれないが
実際「ポニョ宗介好きー、にんげんになるー」以上の説明してたら
一気に安っぽくなってたと思うよ。
コピーは「生まれてきてよかった」でなく
「ヒトになってもいいんじゃない?」でよかった
ポニョが人間選んだのは身体的願望だけだろ
ソウスケが火星人なら、火星人になりたい思ってただろうよ
「人間はいいもんだ」どこですかそれ?
この人は具体的説明できないけど、あえて聞いてみる
『「人魚姫」は他罰的終末でブリュンヒルデもそう。』
すみません。魔女の処方には薬効の裏返しとその掟が有る。これが神的な
罰なのかは不明ですが、掟を破ったというより失敗です。(明白な意図の暗示が無い)
ただし、近代以前の意識としては、「願い事には代償がある」
で、「他者」「掟」による拘束があった。
「門」の宗介は親友から妻を奪って慙愧の念に囚われる。内なる罰です。
人魚姫だったら、元々姉たちの話を聞いて人間の生活に憧れていたとか
助けた王子が人間の娘と親しくなってるのをうらやんだとか
人魚は魂がないので死ねば泡になるけど人間は天国で永遠の命をさずかるとか
姫が人間になりたがる動機がいくつも示されてるんだよね
ポニョは陸の生活に飽きて、また海に帰るとか言い出しそうだなあ
>>743 しかし身体的に同じになるということは、どうしても生殖的なものが
根底にあるといわざるを得ないわなー。
それはやはり五歳児には早かったな
>>746 でも、宮崎さんってそういうのが嫌いなんでしょ?
じゃ、どうしても「話」はうわっつらになってしまうわなあ。
>>743 それはですね。「ナウシカ」「もののけ」と人間は自然を破壊する見方に
よっては愚かな環境の紊乱者として描かれていたように思う。
しかしね、海がゴミだらけならきれいにしようとすればいい。
地球上で自然で分解しないゴミを短期間で片付けられるのは人間だけなんです。
人間は確かに愚かなことをしたかもしれない。じゃあなぜ自然の摂理は
人間を生み出したのか?
もし、出来ることなら人間が地球の環境を守ったり、環境を壊さない
科学を生み出せるとしたら、人間の意味も有ると思いますね。
ライムとかでころがっていますので
見てない方は見てから論陣をはってくださいね。
クラゲの表現は実に良かった、優美に泳ぐ姿は美しかった
実にクラゲと海の描かれ方は見事だった、本当にクラゲは凄く綺麗だった
クラゲはもうちっとなめらかに動けばよかったのにな
最初の場面だけに、カクカク動かれると気になる。
ハウルも最初の画面でモブの動物がカクカクうごいててきになった。
テレビだと小さいから気にならないんだけどね。
>>749 お前の思想を聞いてんじゃないのね?
ポニョのどこに「人間はいいもんだ」って描写が入ってるのかと
その具体的説明を求めてんですよ。
ポニョが直情的に「人間になりたい」はべつに引っかかる問題じゃないよな
そこ疑問に思う人もいてもいいけど
それは物語の作りとしておかしいと言ってるんじゃなくて、あくまで内容視点的な問題だ
そもそも「物語の作り、見せ方がおかしい」というのと
「主張、内容がおかしい」というのとごっちゃになってる
おれが言いたいのは前者
>>754 いや、「おれ」が言いたいことがこのスレのすべてじゃありませんから
クラゲの所は特に何も感じなかったな
音楽がちょっと仰々しいんでないぐらいだった
冒頭の流れ自体は良かったけど
内容にさほど違和感がなければこれほど批判はされない筈だけどなぁ
>>756 宮崎アニメは、イントロは全部いいよね。これからアニメが始まるんだって
ワクワク感をあおるのが抜群にうまいと思う。ちょっとハリウッド映画っぽすぎる
気がするときもあるけど。
しかし逆に、ラストシーンがいいのがないのがあまりないんだよなあ。
いつも唐突で尻切れ。「カリトストロ」ぐらいかね。よかったの。
クラゲは美しいけど毒があるからな
これだけ受け取り手によって感じとるものが違う映画ってある意味すごいな
ソウスケから船の折り紙貰ったばあちゃんとかフジモトとか
すごく好きだ
話の流れとか全然リアルじゃないのに
なぜか人物像はすごくリアル
ナウシカは「こんな女いねえよ!」とむかついたのになあ
昔のストーリーのはっきりしていた作品もいいけれど
自分はポニョや千尋みたいなとりとめのないゆるい作りも好き。
自分の体験のひきだしがあけられて物語世界と混ざり込むような
カスタムメイド的な面白さ。これは大人ならではの楽しみ方だろうけどね。
う〜ん。言っちゃ悪いが、見る人によっていろんな風に見えているって
感じではないなあ。
ただ賛否両論に分かれているだけのような気がする。
創作物語ってのは、確かに観賞者が自分で創り上げていくのが本質なの
かもしれんけど、そういう風にしていろんな世界が開いているってんではないような。
たとえば、この作品にインスパイアされて新たな作品ができるって予感も感じない。
ま、気にさわったらゴメンだけど。
MGSシリーズの小島監督が最近の宮崎を発想力や演出は至高の領域と評価しながら、
ストーリーは短銃率直に「意味不明」と評していて、ストレートに吹いたw
そうだよなぁ
映画通ぶったりして妙に絶賛したがる奴とかいるが、ハッキリ言って意味不明だよな最近の宮崎w
ちなみに、小島はその理由を
「絵コンテ=脚本」にしていることと挙げている
絵コンテには、キャラの心情などさまざまな情報は入っていないからね
下で作画するスタッフも、ストレスたまってそうだね実際
>>701 >>706 人が住む所は汚くなるって事じゃないの?
そこにそれ以上の意味を持たせるのを放棄してたように思えるけど。
当然の風景としての描写でもそれはダメなのかね?
まぁ実際の海底があそこまで汚れてるとは思えんけど。
カリオストロのラストは覚えてないな
銭形AAなんかの影響が強すぎる
ポニョのラストは忘れようにも忘れられない
宮崎駿伝説の幕切れにあれ以上のラストはない
脚本なしなら、スタッフは何描いてるんだか、不満と不安があったかもしれないね。
ま、俺は職人って割り切れる人は別だろうけど。
767 :
763:2008/08/27(水) 23:46:16 ID:c3aTXRzE
>>766 キャラの心情もわからない、
渡されるのはただその場の構図のイメージのみ
そんな中で仕事して、それが気に食わないと一方的に没にされる
ホント、パヤオのアニメーター殺しはマジだと思うわw
フジモトの人類補完計画の根拠となるのが
あの薄汚れた海の描写だろ
古代の海を復古させてすべてを浄化しようと
娘の反抗で挫折する物語
>>763 頭からコンテ切って、コンテが完成しないうちに作画がスタートするから
途中でつじつまが合わなくなっても前に戻ってやり直せないのも
原因の一つだと思う
>>758 確かにイントロがいいってのは俺も思う
でも、個人的には、もののけ以降は、冒頭の展開も含めてあまりピンとこなかったんだよね
ポニョに関しては中盤まで良かったから、
最後も娯楽活劇的なカタルシスを期待しちゃって肩透かし食らった感じ
だけどポニョだけ俺のどこかの琴線に触れたらしく
今は好きな映画の一つになってる
>>769 話と構成が完成してから作画始めるってスケジュールは組めないのかね?
NHKの密着でやってたけど、悩んでひねり出したシーンが
宗介がポニョバケツ持って柵の上を走ってトキばあちゃんにダイブ!という
クライマックスに近いシーンにしては???だった・・・
>>769 プロフェッショナル見て、おいおいと思ったなw
「つづく」てw
一応、最後までイメージはあるようだけど、そういうイメージとかもスタッフに伝えてるかも謎すぎ
とにかく、ジブリは人が育たないよねほんと、吾朗ももうちょいやりようあったのにね
>>769 ハードボイルド小説の巨匠レイモンド・チャンドラーがそのやりかたで有名。
(何度かここでも宮崎と似てるといわれた村上春樹も影響受けてる)
一応推理小説でもあるのに、創作ノートとか下書きなしで書いていく。
チャンドラー自身は「物語を育てる」って言い方してるが、
それで変だと思ったら、変になったところまで戻って書き直すんだって。
ま、書き下ろし小説ならそれでいいんかもしれないけど。共同作業で
それやられたら、ちょっと子分らはたまったもんでないかも。
昔はそれで作品を力技ででっちあげてた
やり方をかえるのはもう無理
酒屋の親父にコンビニやらせるようなもん
あとは、原作つきでやるしかないわな。
>>772 昔の宮崎さんは、そういうやり方でも、最後までつじつまの合った
ストーリーが作れていたんだよね
今は・・・
職人が設計図を書かないでモノ作るようなものか。
ナウシカとかは漫画版があったからね
やっぱ原作は必須か、と言いつつハウルは凄かったがw
民主的なやりかたなんて模索したら
心が折れて創作への意欲を失うだろう
根が職人なんだ
高畑に叱ってもらうか
しかし、いまどき、シナリオなしで映画作らせてもらえるなんて、
神の領域だわな。作品の良し悪しはともかく。
今までほとんど同じような作り方してきたんだから脚本を作らないこと責めることは出来ないよ
>>769 それラピュタの頃から全然変わって無いみたいよ。
元々週一アニメやってたからも有るだろうけれど、
今回ばかりは脚本を一回丁寧に作って精妙にぶっ壊すプロセスが必要だったと思う。
nhk見た限りでは作家宮崎駿は映画化された殆どの企画をナウシカ以前にすでに作っていて、
物語を作れる旬は漫画版ナウシカ、もののけの再構築位で終わってしまっていたんじゃないかって思う。
>ポニョの「人間になりたい!」って願いが切実なものに感じられない
手と足が欲しかったんだろう
>>773 ジブリっていうか、演出家に関しては業界全体でもほとんど育ってないんじゃないの?
アニメーターは信じられないほど凄いのがいっぱいいるけどさ。
これからの演出家・・・原恵一ぐらいしか思い浮かばない。
ギリギリで細田とか湯浅政明とか。
つーかこの人達、若手じゃなくて全部もう中年だしね・・・
原はもっと映画作らせてもいいよね
「河童のクゥ」、まだ見てない奴はみといたほうがいいぞ
ま、宮崎アニメって「物語」の体裁って最初からとってないからな。
厳密に言うとね。(厳密に言えば、ナウシカもラピュタも「物語」じゃないと俺は感じている)
むしろ「ハウル」「ポニョ」ってなってきて、初めて「物語」的な外観を
持つようになってきた。
で、それは今までやってきたことがないから変になった。
こういうほうが当たってる。
>>781 原恵一もそうだよ
クレしん映画の制作裏話聞くと、ほんと綱渡りみたいな感じ
オトナ帝国で最後のほうまでコンテ切ってから、敵二人が動機を語ってないことに気づいて
最初のほうにあるシーンに会話をかぶせてなんとかうまくいったとか。
この人もそろそろそういう無理はきかなくなるんじゃないかな。
>>773 まず自分で何かやりたいとか野心のある奴はジブリに行かないでしょう。
スタッフを身体になぞらえて胴体がくさりかけてるとか言っちゃうベトジジイの所になんか。
本当に力の有る人は漫画家になるだろうし。オリジナルアニメも少なくなってきてる今日、
わざわざつらい世界に身を投じなくても人気が有ればアニメ化も有るし、ゲーム業界も有るからね。
>>784 ほとんどの演出家はTVアニメをローテーションでこなしてるだけだよね。
「アニメ作品」の需要考えたら仕方ないかな。
>>788 漫画家のほうがアニメーターよりつらいと思う。少なくとも創作労働があるぶん。
>>763 >>767 >絵コンテには、キャラの心情などさまざまな情報は入っていないからね
>下で作画するスタッフも、ストレスたまってそうだね実際
いや、押井が「一般に原画スタッフは絵コンテなんか全然読まない」って愚痴ってたけど・・・
黄瀬なんかスカクロの重要スタッフなのに、(絵コンテ見てないから)押井が今回
どんな話を作ったかあまりしらないしほとんど興味もないって言ってたw
それとパヤオにダメ出しされるよか、押井守の下で押井のフェチ的生活描写を延々と
描かされる方が実働部隊にはつらいって話だぞ。
話自体も現場に人気がないみたいで、西尾が居ないともう人が集まらないってさ。
>>774 アシモフもエッセイでそういうやりかただといってた。
アシモフは著作が膨大な量になるので、そういうやり方でないと
時間が足りないのだろう。
>>786 ハウル ポニョって人に説明しずらくないか?
それこそ物語から悦脱しようとしてる作品だと思うけど。。。
>>793 ポニョは深く考えなかったら「ハッピーエンドな人魚姫」と説明できる。
それはポニョポニョ詐欺と後世に伝えられました。
>>793 前、誰かが言ってたけど、物語って、不足を満たす過程、あるいは、
障害を越える過程、あるいは危機を除去する過程を描いたものと思うんだよね。
別の言葉で言うと最初と最後で「変化」が起こってなくちゃならない。
(この「変化」は鑑賞者にもあてはまる)
「ハウル」では、美少女が老婆になってどうしようって明確な「危機」が生じたし、
「ポニョ」でも、異生物を恋したという「障害」があった。
そういう意味で、物語の体裁が他作品よりあるとは思ったんだ。
その処理にしては失敗してると思うんだけどね。
ハウルでもなんでソフィーが若く戻っていくかは説明されてないし、
ポニョでも「人間になる」という本人の意志だけでそうなるのは安易だし。
「ナウシカ」や「ラピュタ」に物語がないと自分が感じるのは彼らが最初から
優等生で、成長が描かれてないからかもしれない。
>>796 >「ナウシカ」や「ラピュタ」に物語がないと自分が感じるのは彼らが最初から
優等生で、成長が描かれてないからかもしれない。
あまりしつこいのも嫌いなんだけどご免これは同意出来ない。
むしろソウスケ、ポニョに成長が見られない気が私はしますね。
これ見たいなぁ・・
>実は、明治の終わりごろの(埼玉県川越市から隅田川まで流れる)新河岸(しんがし)川の交通を描きたくてシナリオを書いた。
>郷土資料館や本で調べ、アニメーターに船頭や櫓(ろ)の動きを研究して
>もらった。どこかの資料館あたりに納入して、歴史の教材にして欲しいと思ったんだけれど、人情話風のシナリオが30分もの長さになり、
>あきらめた。どこかが出資してくれたら、すぐにでも作りますよ。
>>797 いや、だからポニョは物語の体裁はとったものの失敗してるって言ってますやん。
自分も、ソウスケ&ポニョは相変わらずのパーペキ・キャラで成長してないと
思ってますよ。
いい加減他人の成長見たがってねぇで自分が成長しろ
宮崎アニメって、成長とか、変化という概念を拒否しているように思うんだよね。
そこらへんが、モラトリアムやニートとの共通点があり、今受けてる理由がある気がする。
「もののけ」や「千尋」なんて異界や別の場所に行ったら、なんかやってるぞみたいなだけの話だし。
そこらへんが、自分的には、宮崎アニメってやっぱりオタク臭いと思う。
信者の人、怒ったらゴメンだけど。
>宮崎アニメって、成長とか、変化という概念を拒否しているように思うんだよね。
>そこらへんが、モラトリアムやニートとの共通点があり、今受けてる理由がある気がする。
オイオイ・・・
短いスパンでどんどん成長していくなんて、ウソクセーと思うんだけど。
モラトリアムはどうかしらんがプーとは全然違うだろ。
パヤオ映画のキャラには成長がなくても個々にこなすべきポジションがある。
好き勝手にチンタラ生きてる奴は居ないでしょ。
なんか
すごい頭の悪いヤツがいるな
>>801 ハリウッド映画だってそんなもんだよ。
俺はナウシカ特に漫画版何か初めのナウシカからは想像出来ない位成長(変化)してると思うし。
パズーもコナンみたいな超人ではないけど頑張る男の子への成長を見たと思ってる。
宮崎さんは自分の信者、つうか、オタクが嫌いなみたいな感じだけど、
それが嵩じて、物語性、つまり変化を導入したくなったんじゃないかな?
ところが、宮崎さん自体がやっぱりオタクなもんだから、変化の方程式を
使いこなせなかった。
ここらへんはさっきも出た、イントロがうまくて、ラストがヘタというところとも
関連していると思う。夢に入るのは好きだけど、そこから出るのは嫌いなんだ。
>>804 ナウシカの成長つうたら、おかしいんだけど、変化については、以前、ここで
殺人を犯したナウシカが、罪の意識から、自分が殺した相手同様、
オウムの怒りの犠牲に供したのでは? と書いたら、誰ぞに激高されたなw
でもこの前のNHkでもナウシカの漫画版(読んでないけど)では
「人を殺したナウシカが……」と説明されていて、やっぱそこがポイントなのかな
と思ったけどね。
成長を拒絶する事を真っ向から描いたのはEVAじゃないかと思うけどね。
>>806 「いつまでも無垢な子供のままでいられると思ったら大間違いだ! おまえは穢れた存在なのだ。血にまみれた呪われた種族の一員なのだ」
とかしびれた。
>成長を拒絶する事を真っ向から描いたのはEVAじゃないかと思うけどね。
作品で自爆テロを起こして
自分自身がヤケ気味に成長したって意味じゃ庵野はスゲェと思うぜ・・・
いや、だから、宮崎アニメが「真っ向から」成長の拒絶を描いているとは
言ってないよw
物語が始まる前に既に成長してる
フジモトが考える以上に
>>805 あのねえ…。
ずっと前から「ぐるっと回って元の場所に帰ってくるんだけど、少し上にずれている(成長している)のが理想的な大団円」
って主張しているってば。
元々完璧超人の主人公が多いので解りづらいのかもしれんが、
パズーにしろキキにしろサンやアシタカにしろめちゃ成長しとるやんか。
>>811 もう、そこは君と僕との「成長」というものの考え方の違いでしょう。
ポニョの精神的成長は分かりやすく提示されてるな。
ポニョって実質2.3日の出来事だからそんなに成長も描けんよねw
>>813 古風な夫婦が出て来るところ?
あそこはストーリー上なんで出したのか分からなかったけど、
ポニョが自分の想いに真っ直ぐなだけのわがまま娘じゃなく
人の事も気にかけることが出来るってのは感じたな
フジモトのことは、どうでもよさそうだけど
思春期の娘にとって支配的な父親なんて
敵以外の何者でもない
>>812 君は成長って言葉をどんな意味で使ってるんだ。
ポニョはまだ5歳だけど、
親父の嫌い方は思春期のそれに通じる所はあるかもね
憐れフジモト
パヤオの言いたいのはこうだろう
とにかく俺は動くモブシーンやりたい
話し作れるヤツが高畑しかいねぇ、こいつ仕事オセーしダメだ
あーもう話しなんかどうでもいい 適当でいいや
ようじょ動かしたい クラゲ動かしたい
気取ったパリ人みたいなしぐさの男動かしたい
話しつながんねーな あー適当でいいや
よし魚うねった ようじょ走った跳ねた寝た
あーもうこれでいいや楽しい楽しい動いた動いた動かした
え?ストーリーがグダグダ?んー知るか子供向けだから適当に誤魔化しとけ
>>801 千尋は成長したというより、元々自分の内にある力を発揮し、
忘れていた記憶を思い出すことによって生きる意欲を取り戻す物語だっただろ。
それを観て「変化を拒否してるところがオタクくさい」なんて感想が出ることが驚き。
しかも自分の意見に異を唱える人は信者認定なんてアホくさすぎるよ。
>>811 それはキャラクターじゃなくて観客の話な。
読み直してみ。
2歳の息子と二人でポニョ見に行った。
最近、息子にソーセージ食べさせたら味をしめて、
「ソーセージ、ソーセージ」言ってたから、
ポニョのハム好きも苦笑したし、
「***(子供の名前)、父ちゃん、とっても好きよ」
と唐突に言われ、子の成長に感動したばかりだったので、
ポニョの一連のセリフには、思わず涙しそうになった。
そもそも漏れはポニョが喋るとも思ってなかったから。
終わってから、息子に面白かったか聞いてみたら、
黙ってうなずいていたらから、面白かったんだと思う。
漏れも感動した。
ブログでry
今日観てきた。
これ多分子供 or 子供がいる人じゃないと面白いと思わないと思う。
現代版gdgdおとぎ話。
何より所ジョージの下手くそっぷり+イメージに合ってないのに萎えた。
少々エキセントリックな性格の持ち主で嫁に頭の上がらない魔法使い、でも子供達のことは真剣に心配している
ってのが全っ然伝わってこなかった。
ラスト付近のgdgdはこいつにも責任があると思う。
爆笑太田のエキセントリックさ+木梨憲武のユーモア&父性感が欲しかった。
適当な俳優 or タレントがいなかったのか知らんが、「意地でも声優は使わない」っていう姿勢は止めてほしい。合ってないんだから。
映画監督の収入って印税方式なの?
昔の映像なんか見るとごろーと仲良く話してるんだからさ
ごろーは駿に精神的に幸せを与えてほしい、家族として
最近駿が死ぬことばかりを考えちゃって、妙に号泣してしまう
>>825 吾郎がPやって駿に目一杯やりたいことやらせりゃいいと思う。
鈴木Pが作品に口を出してきたら体を張ってブロックする方向で。
それが吾郎にできる最後の親孝行なんでね?
しかし、必死になって全否定に走るのはなんなんだろねぇ。
批判をするのは自由だが、否定というのはそれだけで攻撃的なものなのに。
批判の批判をされると攻撃されたと感じるのをみると、なんかかわいそうにも感じる。
子供は、とか海外では受け入れられなかったとか、他人の視点を勝手に使うのではなくて、
自分だけの言葉を使うのを覚えてほしい。
あと、>584 で引用されているM.ミュラー氏の言葉は、かなりポニョに当てはまるので、
海外では受け入れられるわけない、っていう人はベネチア映画祭がおわって、
何の賞もとらないのを確認してからのほうが良いと思うぞ。
>>824 >爆笑太田のエキセントリックさ+木梨憲武のユーモア&父性感が欲しかった。
ここまでセンスの無いヤツも珍しいと思う。
ただ単に古いセンスでスベってるだけの爆笑太田をエキセントリックってwwwwww
829 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 07:46:43 ID:GBxFaGhB
駿センセーには、是非「銭湯での戦闘」を・・・
肝心の部分は見えないとか
830 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 07:47:12 ID:i2u9mtkZ
海が母親の象徴とかごたくを並べてるが、
海=精液として、パヤオの壮大なオナニーってハッキリ言った方が
何千倍も納得するよなこれw
831 :
◆fyxDHXX/82 :2008/08/28(木) 07:51:20 ID:i2u9mtkZ
海が母親の象徴とかごたくを並べてるが、
海=精液として、パヤオの壮大なオナニーってハッキリ言った方が
何千倍も納得できるし割り切れるよなw
>>828 辞書も使ったことのない馬鹿乙。
ていうかただの太田アンチだろ。巣に帰れ。
>>828 所ジョージと比較しての、声の演技の話でしょ。
太田光はアイスエイジ、木梨憲武はファインディングニモで吹き替えやってるけど
所よりうまかったよ
834 :
◆fyxDHXX/82 :2008/08/28(木) 08:01:03 ID:i2u9mtkZ
「海」=パヤオの精液
「ポニョ」=精子
アルフやバズは所さんしかはまんないんだな
>>833 太田はモンスターズインクも上手かった。
でもフジモトを太田や木梨にそのままやらせても駄目だったとは思う。
>>835 それは同感。所は「ゆるい」役だとハマるね。
モンスターズインクは田中ですw
自分に合わなかった作品を駄作であると事細かにここで説明するエネルギーを
宮崎にかわる面白い作品制作に向けてくれたらありがたいと思うのだが。
839 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 09:30:32 ID:gA+NuLmY
僕は元気です。
840 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 09:43:45 ID:gqpMLJPW
今朝の朝日新聞が画家のミレー展の広告で絵画「オフィーリア」を
カラーで掲載していた。川面に浮かぶ「ハムレット」のヒロインである
オフィーリアを
「ドレスの裾は広がって、しばらくは人魚のように漂って・・・」と
シェークスピアは作品「ハムレット」中で形容しているとのこと。
わたしはこの絵を見てこれはまるでポニョ?と思った。
宮崎監督がヨーロッパを訪れたときにこの絵画を見て感銘を受けたとか
という記事を読んだことがある。「オフィーリア」は
ポニョのイマジネーションにかなりの影響与えたのかどうか、
知っている方いますか?
>>836 太田はともかく木梨はけっこうフジモト役でも行けたかも
キョドった感じとか
完全否定してる奴は100%ポニョがダメだといいたいのか。と
音楽も作画もポニョの可愛いさもすべてダメだと?
ポニョポニョ言って喜んでるガキはバカだな。と?
ずいぶん厳しいんだな。何の映画を比較対象にして言ってるのかわからんが
>>840 ミレーの「オフィーリア」のことはパンフにちらっと書いてあるよ
監督はハウルのあと、漱石全集を読みまくっていて、ポニョはその影響を受けてるという話。
・宗介の名前は「門」の主人公より
・「草枕」のヒロインは、漱石が英国留学中に見たらしきミレーの「オフィーリア」に重ねられてる
→宮崎監督はわざわざ訪英して鑑賞して来た。
こんなに必死になって擁護に回らなきゃならない宮崎作品は始めてだよ。
ほんのちょっとのつまずきもないように、完全全肯定してなきゃならないなんてね。
完全肯定なんてカルトみたいで、健全じゃないのに。
ぽ〜にょぽ〜にょぽにょって頭から離れないw
「駄作」とか「神」とか言う単語だけつかって
中身のないレスして罵りあってるだけの信者やアンチは消えろと
好きなことを押し付けたいだけの奴や
非難するためだけに理屈こねてブツブツ言う奴はただの荒らし
大抵は愛憎半ばすることがほとんどだろうに
一言で白か黒かと断定できないから考察してんだろがと
847 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 11:12:26 ID:fNUCKMro
のほほんストーリーだったな、絵とかはいいけど
俺にとっては少し退屈だったな・・・。
もうちょっとコミカルな要素を増やして欲しかった
ポニョはわりと堪能できたけれど
これ、壮大な「第一話」って感じではある。
まだ少しの魔法が使えて時々半魚人や魚に戻ってしまうという設定で
テレビシリーズにできそう。
主題歌がシリーズものっぽいからそう思ってしまうのかもしれないが。
宮崎は手を引いてジブリ後継者だけで作ってみたらどうでしょ。
>>848 これから宗助とポニョが青年少女になって
耳すまみたいな展開になって結婚して
おもいでぽろぽろみたいなエンドになるのか
ドタバタものだな、テレビシリーズにしたら
宗助のリアクションがわるいけど
「やはり素人声優は、、」と思ってしまった
ベースが人魚姫ならポニョは捨てられて泡になるのかな?
そういや宗介は保育園でけっこうモテてたようなw
>>852 宗助「忙しいからあとでね」
なんてプレイボーイなセリフに聞こえなくもない
>>853 ポンポン船に乗せて貰う約束も破られたし
クミコちゃんマジ涙目
宗助も罪な男だな。
たしかあと二人くらいの女の子にも詰め寄られてたな・・・
なんか宗助にムカついてきた
856 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 13:20:50 ID:gqpMLJPW
>>843 情報ありがとうございます。
「草枕」のことは知りませんでした。
宮崎監督がわざわざ訪英して「オフィーリア」を鑑賞されたのも初耳でした。
「草枕」とプログラム、もう一度チェックしてみようと思います。
オフィーリアの絵を見て愕然となり、もう写実的に緻密に書き込むことは
やりつくされている。自分たちは別の方向に行かなければ、みたいな感じで
今回の手書き風味のポニョになったらしい。(NHKの第1回目の特集より)
あと、グランマンマーレはかなりオフィーリアの影響を受けてると思う。
背面泳ぎとか。
>>846 批難するのと
批判することでは
全く意の異なる行為であって
前者は何も生み出さないし、後者は自分の判断力、感性で物事の本性を正し、誠実な姿勢で見ることができる、人間にとって宝のような精神だと思う
だから、どちらにしても無批判になんでも受け入れるのはちょっと神経を疑うね
それじゃカルトと変わらん
>>843 あー
漱石→「夢十夜」→黒澤の「夢」という連想ゲームか〜
「ポニョ」は宮崎版「夢」か
夢だからなんでもありってか
860 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 14:08:56 ID:1RZ8w/VV
「これは夢です」と頭で名乗っているぶん黒沢のほうがまとも。
真意やテーマがしっかりあって伝えたいこと言いたいことも解釈できる人にはできるのだろう
でも、大部分を締める一般民衆には恐らく何も伝わらない映画だと思う
映像の質や技術にも高度なものがあるのだろうけれど、そんなことは一般民衆にはわからないし
ほとんどどうでもいいこと
キャラクターが可愛い・・・それだけか・・・
キャラクターを見て「可愛いー!」と言ってる自分が可愛い人向けの映画
なるほど、「トトロ」みたいなもんか。
「日本古来の自然信仰がなんちゃら」とか
「日本独特の私小説風ドラマツルギーがうんたらかんたら〜」なんて
言ってるやつがいる一方で、一般民衆はみんな「トトロかわいい」だもんな。
黒澤の「夢」のときは、いちいち「こんな夢を見た」という前振りを
しなければ夢を語れないのかってバカにする批評があったな。
映画はどんな映画でも醒めながら見る夢なんだから、これは夢の話です
なんて説明テロップはいらないってことね。
「門」の宗助は不倫の恋を成就させた男だから
まあぴったりな名前だね
当時の不倫は本当に周りの世界全てを打ち壊す行為だからな
夫婦揃って日陰者になる覚悟が必要だった
>>860 そんな卑怯な作劇を 養護するべきでは無いし。
作家なら「現実の延長」として描くべきだ。客から逃げないだけ宮崎監督の方がいさぎよい。
黒澤が夢を作ったのは80の時だろ
ほっといてやれよ
みんなちがって、みんないい。
>>866 >作家なら「現実の延長」として描くべきだ
なんという厨二病的思い込み
870 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 15:42:05 ID:1RZ8w/VV
>>863 >「こんな夢を見た」という前振りを
>しなければ夢を語れないのかってバカにする批評があったな
それはその批評が馬鹿だ。
前ふりなしだったら今度は「前ふりもなしに自分の夢をおしつけやがって」と
いちゃもんをつけるにきまってる。
871 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 15:45:32 ID:gqpMLJPW
>>857 よく思い出しましたね。ミレーの絵に感銘を受けたという
話は第一回NHKでしたよね。
確かに、海に出現したグランマンマーレのほうが「オフィーリア」の絵に
より近いかもしれませんね。
「こんな夢を見た」
って夏目漱石の本の引用じゃなかったっけ、違う?
その本、映画にもなったなそういや
>>海に出現したグランマンマーレのほうが「オフィーリア」の絵に より近い
これは思ったわ
水死体なんだけどねぇ。>>オフィーリア
パヤは物語作家であることをやめて、だんだん詩人に近づいてるのかもな。
海や幼児への賛歌、オマージュをアニメーションで表現したいというのが
最大の動機で、物語は大衆に届けるための容器でしかないのかも。
ポニョを見ることで、海が怖くもあり魅力的でもあるということを
肉感的に知ること。今まで海に何の詩情も感じなかった者でも
パヤオのフィルターを通した目で海を見ることによって、初めて
海を見直すということがあるかもしれない。
ポニョの言動の可愛らしさを通して、幼児の可愛らしさに目覚める
ということだってある。
そういうオマージュとして映画が機能してるということでは、この映画は
成功してるんじゃないか。
それだけのものを持っているのは認めた上で、
なんでもかんでもいい方に取って貰えるってのは、
本当に幸せなのかどうか考えてしまうな。
>>877 宮崎監督は、 若い頃から罵倒される事の方が多かった人だから、今更「手放しで誉められて天狗になる」ような弱い人じゃ無いよ。
…多分
今まで見た宮崎作品の中で一番恐ろしく感じた。
愛しいものを愛しいと求める凄まじい勢いと真っ直ぐさに心揺さ振られたが、とても怖くも感じた。
自分には、とてもじゃないけど「癒された」なんて言えないわ
それにしても、名前忘れたけど歩けるお婆ちゃんの一人の
「こんなことなら怖がるんじゃなかった」て言葉は・・なに
素直に見るとポニョはさかなの子で女の子なんだろうが、グランマンマーレと同じ存在
だったりするってのを感じるかどうかでも違うと思う
フジモトが混じってるが宗介に合わなきゃ末はグランマンマーレ
人間の子とはパワーが違うのもデフォだし、フジモトに閉じ込められてただけで、本当は
弱肉強食の海の中で生き残れば海の女王
可愛さ全開だが、豊かさも怖さもある
そんな幼魚が人間にナル!って話だからな
普通の悲恋モノの人魚姫じゃやってられんし、浮気王子なんかが相手じゃどーにもならん
それを受け入れる側にもそれなりの度量とパワフルさが必要ってことで
リサみたいなトンデモお母さんやそれを受け入れる宗介みたいなのが登場するわけだな。
>>880から考えれば
宗介の約束「ポニョを護る」ってのは浮気うんぬんじゃなく重い
ポニョが人間になったからよかったが、それでも本質は変わらない
ポニョを人間含めていきものの本質と捉えるなら、本来それだけのパワーが
人間(女性?)にはある、と言ってるようなもんだ
フジモトも宗介も大変だよな・・・
リサくらいならなんとかなるってとこかな
>>880 末はグランマンマーレというのは違うんじゃないの?
マンマーレは海そのもので一妻多夫なんだからフジモト以外にも夫は要て
それらは人間とは限らす蟹であったりイルカであったりするのかも知れないし
それならポニョはマンマーレと人間との合いの子だから
あっても力はマンマーレの半分とかまた異質な物とか…
因みにマンマーレが色んな海の生物と交わる事で
多種多様な生物が誕生してるという設定なのかも知れないし
>>883 どうだろな
設定的には末はグランマンマーレらしい
というか、相方がフジモトだとしてもグランマンマーレがどれ程のものかで決まりそうだ
観客がグランマンマーレ(やポニョ)をどう捉えるかで違うんだろうな
>>753 ごめんごめん、昨夜は寝てしまったので答え書かなくてごめんなさい。
あくまで自分の感覚だが、
ソウスケとポニョがインスタントラーメン準備して、リサが手を加えて
くれるとこかな。
>>879 ポニョのソウスケへの執心の仕方は自分も怖かったよ
なんでそこまで人間になりたいのかもよく分からないし
>>884 そんな設定があるの?
パンフか何かに書いてあったのかな?
>>887 >>8に省略版がのってるが
久石氏へのメモに監督のコンセプトが事細かに説明されている
インタビューなどをまとめた「折り返し点」に全文が掲載されている
人形姫はどこ?
>>886 そこは好きになっちゃったから、でいいんでないの
人間人間言ってるけど
グランマンマーレなんか人間の姿じゃねーの
けっきょくずぶずぶの人間中心主義なんだよパヤオは
それでいて自然礼賛とか 言う要素を入れる
その無自覚さ、胡散臭さ、中途半端さが気に入らない
もののけ姫みたいに造形が人間と似ても似つかぬ存在で
自然の化身とか言い出すならまだわかるけど
けっきょくさ、モチーフにしてた
キリスト教的要素配しきれていない
キリスト教では人は神の似姿といって神が自分に似せて創ったわけだから
神様が人間の姿をしていてもおかしくはないんだけど
そういうモチーフのイマジナリティも枯渇してるわけだよね
>>886 父親は人間だし母親も海の仲間らしいが人型だし
ポニョも顔は人型の人面魚だし、人間(人型)は元々身近な存在じゃない?
>>892 グランマンマーレは直径1kmのアンコウだったが画面に入りきらないとかうんぬんで
変更になったって話が出ていた
ソース不明なんで真偽不明
巨大アンコウ見たかったな
>>892 人間なんだから人間というポジションで考えるのは当たり前じゃん
人間が快適に生きるため環境を作り
人間の為に守るべき自然は侵さない
人間を犠牲にするスタンスから事を成そうとするのはカルトでしかない
なんで
非人間中心主義=「人間を犠牲にする」に結びつくんだ?
古代日本人の世界観は非人間中心主義だろ
熊が山の神様とかだろアイヌの思想は
キチガイのように論理が飛躍するな
ポニョの母さんの声、なんで美輪さんじゃないの?
スーパーポニョブラザーズ
ポニョがソウスケに夢中になったのは説明されていない。
好きで迫ってこなくちゃ物語は展開しないのだが…
私事ですまんが、わしは嫁さんをかなり選んで嫁さんに来てもらった。
「あんたがジジイでも、たとえ路傍の石ころでもいいよ、あんたがあんた
だったら」
とか世迷言を言った覚えがある。そういう感覚は他の人には無いのかな…
宗介はポニョの命の恩人だったりするのだが・・・。
そんなメロドラマチックな理由じゃだめですか?
まあ、ポニョが危うくなったのも人間のせいなんだけどね。
ポニョは人間の船とゴミで命をおとしかけたけどそのことについては
なに1つ怨んでないように見える。さっぱりした性格なのだろう。
905 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 21:04:49 ID:IAxewBsd
ヴェネチアじゃ大絶賛のほうにおれは賭ける
906 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 21:09:57 ID:QpXYso8W
>>875 絵でかかれたのはまだ死んで無い時点だから
ひまわりの家のスタッフは美人揃いだな
909 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 21:52:41 ID:U5TsWI8x
>>904 知るか。
おめーは大橋のぞみちゃんのスレでジャニオタと戦って来いよ。
負けるから。
>901
水道水は魔法の水だからして。
陸の文明(?)に捕らわれたんじゃね?
陸の文明の具現者として最初に出会ったソウスケ。
リサの家での一連の描写もそれで納得! なっ!?
>>904 そんなトンチンカンなことを妄想するのは
まあお前本人自身が怨む前提で考えてるからだろうねw
きめぇヤツだなお前
>>904 おそらくパヤの焦点もそこにあったろうね>愚かな人間vs海の生き物。
構図的には「もののけ姫」と同じなんだけど、ポニョの場合はポニョが
底抜けに無邪気なんでそれをあまり感じさせない。
この無邪気な設定をぶつけたのは意図的だろうけど、結果的にそうした
対立の構図が隠れてしまっただけで、ドラマとしては失敗しちゃったけどね。
リサがけっこう唐突に「運命なんだよ」とか言って宗介を慰めたりしてたのも、
そうした「もののけ」的な構図があったからでしょ。
ポニョは「もののけ」で解決できなかった問題に対する、ひとつの回答
として作られてたとは思うんだけど、まあ結果はごらんの通りだね。
対立という構図を出そうとしてるとはあまり感じなかったな俺は
ただそういう世界があって、その中でポニョや宗介という存在が居るって感じ
>>905 さすがに審査員もそこまでバカばっかりじゃないんじゃないかなあ。
日本では工作員が多いからまるで名作であるかのような雰囲気を
物量作戦で創り出すことができるけど、イタリアで情報工作は難しいよ。
>>914 そういうが、黒澤の「八月の狂詩曲」も前夜祭で上映されて、満場総立ちの
絶賛だったからなあ。まあ、イタリア人といえど、情とかからめてこないとも
かぎらないよ。
ただ、どっちにも転びそうだねw
もっとも一部の人が言ってるように、それがポニョの不思議な力とかは思わないけどね。
曖昧だからどうとでも解釈できるって印象
質問させてください。
ポニョはなぜ最後魔法が使えなくなったのですか?
意味がわかりません…
たまたま偶然こどもだから「人間の仕業だと言う発想すらなかった」と言う発想はしないのな
なんと言うか
すべてに因果を求める異様な思考回路だw
西欧的な善悪の二元論に囚われてるね
ポニョは怨むか怨まないかの二択しかなく、
怨んでないなら性格がいいってことになるのか
「たまたま単に気付いていないだけ」と言う中庸の可能性は無視かい
擁護派ってこういう思考回路のヤツ多いよな 白か黒かの前提でまず判断って
ポニョを叩いてるのは前田、服部なんかの似非評論家とネットの愚衆だけ。
まともな批評家は肯定的だから。
質問させてください。
最後でなぜポニョは魔法が使えなくなったのですか?
まったくわかりません教えてください!
>まともな批評家は肯定的だから
すごい理屈だなw
>>919 身元引受人がついたら魔法使用権は剥奪されると法にうたわれているんじゃないか?
924 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 23:02:39 ID:4zCyglsp
次スレから関連ログにお願いします
↓
宮崎駿が「崖の上のポニョ」の構想を練った鞆の浦の家
http://swan.srv7.biz/ 鞆の浦 - Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9E%86%E3%81%AE%E6%B5%A6
>>923 かもしらん。たけしは映画撮る前は、黒澤もマンガにしてたからね。
「乱」の撮影前の記者会見を見て、
「私が演りますって、挨拶すればすむ話じゃねえか。それを、甲冑つけて
出てきて、バカじゃねえか」
って本気(に見えた)で言ってたから。
g(^^^^_______,,,,,,;;59q
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^"^9nxxxx./r==4"゛
たけしの♪
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〈! ,,dl゚゛ ./==x]t,,_
]l.__,,g[,,,,,,,,,,,,,,p4" .l[^k
][「,,pr=t、`、 ____ .l[ ]
g" ][_ ]! ./「゚^゚9,,「n,,]
4゚ .。、.\イ ゚lk ,,g[ .l]
]l. 〈^゚ltn4,,,,_ ]
ヨ。. ゚ll._ ゚"9n......./ff ]
ヨ、.\q,,,,____ ,,gf゛ gl゚
^9nnxxxxx゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚xvtf"゛
ばか !
928 :
名無シネマ@上映中:2008/08/28(木) 23:14:14 ID:3tizp922
>>918 まともな批評家って誰?
馬鹿丸出しだなお前w
名の通った批評家はしがらみもあるし、なかなか酷評はできないよ。
おかだえみこあたりがどう評するかは聴いてみたい気もするね。
ポニョに関しては映像は高評価
物語は低評価
どっちに重きを置くかで総合的な評価が決まるってところだろう
ゲドはもれなく低評価だったが
選ばれるとしたらたけしの作品だろうな
ポニョとスカイクロラは評価しにくい作人だと思う
ポニョとトトロに出てくるメイってキャラがそっくりだよね
日本人ならNHKスペシャルや監督の発言で
そーゆー事かって理解できるけど
海外の審査員にポニョの凄みが理解できるかな?
既存の映画文法への挑戦だから
ポニョを認めたら逆に自分の立場がやばくなりそうな気がする
>既存の映画文法への挑戦
という作品なら、むしろ欧州のほうがホンバでしょう。
>>935 >既存の映画文法への挑戦だから
何の発展性もないゴミの様な文法だけどね。
ゲドは駿と比較されるから低評価なだけである
「猫の恩返し」とかジブリ作の中にもそれより駄作と思えるのはある
しかし、優れた原作を利用しておきながら傑作に仕上げられなかったのは
息子の実力の無さと言えよう
939 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 00:08:53 ID:oQJtqnvK
>>924 【映画】ヴェネチア審査員「映画の波はアジアに来ているのかもしれない。クオリティの高い素晴らしいサプライズが届いている」
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1219932700/ ヴィム・ヴェンダース (Wikipedia)
写真家でもある夫人のドナータ・ヴェンダースと共に、京都から尾道・鞆の浦・直島へ と
旅の道中の、日本の古都や瀬戸内の原風景を収めた写真を展示。作風としてはヴィムが
風景を、ドナータ夫人がモノクロ写真での人物を表現していた。
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9
ずっと前、馬鹿どもが鞆の浦の開発を思いつく。
↓
少し前、映画の神様、ヴィム・ヴェンダース監督が鞆の浦に投宿、作品制作。
少し前、アニメの神様、宮崎駿監督が鞆の浦に投宿、作品構想。
↓
現在、ヴィム・ヴェンダース監督がベネチア国際映画祭の審査委員長に就任。
現在、宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』がベネチア国際映画祭のコンペ部門に日本代表で出品。
↓
1週間後、『崖の上のポニョ』がベネチア国際映画祭で金獅子賞受賞。
と同時に、鞆の浦の景観が国際的に注目される。
↓
鞆の浦開発計画が日本のみならず国際的に知られることになる。
↓
マスゴミが煽る。
↓
福山市長と福山市議会と福山市役所が野蛮人として叩かれる。
↓
開発計画白紙撤回。
やっぱ宗介んちの横に売り地の看板があったのって
そのへんの何かがあったのかね?
ポニョに限らないけど、アニメなのに背景が写実的すぎると思うときがあるなあ。
なんか実写へのコンプレックスがあるようであれは自分個人的には好きじゃないなあ。
>>938 ゲドって胸から上のアップが交互に映って
説明会話を交わすだけの
手抜きTVアニメみたいなシーンがものすごく多いし
アクションシーンのコンテはほとんど宮崎過去作のトレスだよ
猫恩のほうがずっとマシ
やはり「ポニョ、ソウスケ、スキ」の台詞は、「アイ、ラブ、ソウスケ」に訳されてしまうのだろうか?
>>923 宮崎ではないだろうね
明らかにまともに賞をもらってない人間に対する発言だろう
>>923 選ばれなかった監督への批判だと思ってた。
宮崎駿が映画祭に興味ないのは当然とも言えるけど。
これだけの大ヒットで、映画賞なんてほしいと思わないだろうし。
アニメ映画がどんな立場かわかってるし。
名誉がほしいならもっと前から色々動いてるよw
映画賞、海外の評価を重視してる武とは違う。
ポニョだって映画祭に出品するために公開を遅らしても良かったのに
そうしなかった。
ベネチアがくれくれ言ってきたんだろ、確か。
>>941 実写?
別にカメラを通した世界にコンプレックスはないんじゃね?
目を通した世界を写し取りたいって考えは今更どうこういうレベルの話じゃねぇし。
>>837 ああ悪かったね、間違えたよ、アイス・エイジだよ。
やっぱポニョが養子にきてからはソウスケの家では魚料理はタブーなの?
>>949 別にいいんじゃね。
ポニョも登場する時なんか食ってたし。
肉食の魚が魚食ってもおかしくないんじゃね。
海産物食すと再魚類化
>>949 そういう後日談を言い出したらきりがない。
戸籍はどうすんのかとか、宗介一家&ポニョ&フジモトは大災害の責任を問われるのかとか、死人怪我人、損害多数だろJKとか。
現代版おとぎ話として済ませるしかどうもこうもしようがない。
が、宮崎アニメ特有の生活描写がそれを邪魔している。
遠い遠い世界のどこか別の世界のお話、にしときゃよかったものを…。
でもそれを言い出すと、船ヲタの宮崎ならではの知識を交えた前半の親子関係・夫婦関係の秀逸な描写が不可能になる。
年食いすぎてその辺の見通しを予見できなかった結果、としか言いようがない。
単純に面白いかと言われれば、NOだな。
それは信者も同意なんじゃないのかな?
作品の評価とはまた別の話で
単純に面白いかどうかで言えばyesだろ。
むしろ単純じゃない様に解釈しようとすると変な引っ掛かりが出てくるんであって
>>952 そうだね
パンダコパンダぐらいのゆるい世界観なら
あんまり気にならないんだけどね・・・
なんかバランスが悪いんだよね
>>954 そう。その割にはやたら条件付き(「子供の視点で」とか「考えるな!」とか)
だし映画自体よりも映画の思想とやらを賞賛してるのが多いと感じたので
957 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 03:32:42 ID:fLDm8+5k
まさに今日見てきたが単純におもしろいかと言えば・・・やっぱNoだろう
色々言われてるだろうが「物語の中に引き込む」力がやっぱり微妙に弱い気がする。
海の近くの自然ある街並みとか暮らしに少し心惹かれたが、正直わけわからん過ぎるw
>>955の言うとおり、バランスが悪い… もったいないとは思う
そうそう。メチャクチャな世界を許して欲しいのなら、リアルな演出を
放棄して、本当に妄想と言えるような妄想イメージを存分にふくらませれば
よかったのに、個々の演出は従来どおりのリアルタイプなんだよね。
そこが映画手法としての間違い。
ポニョは好きな映画だけど、
中盤までは単純に面白かったが後半含めた総評だと
面白さという点ではよく分からないな
単純にカタルシスを得られて面白い映画なら他に色々あると思う
だけどそういう映画は大抵面白かったで終わりで
お気に入りになる映画は少なかったんだけど、俺にとってポニョは違ったらしい
とりあえず今はお気に入りの映画が増えて嬉しい
>>958 「嘘臭さ満点だけど、もしかしたらあるかもしんない」と思うような話じゃないと現代日本を舞台にしたのは失敗だったとしか。
宗介がポンポン船で遊ぼうとするくだりは宮崎の原体験なんだろうが…。老人ホームはその頃無かったわけで。
普通の5歳児ならDSやポケモンに夢中になってると思うんだがな。
ストーリー云々より、お母さんの事を『りさ』と呼ぶのが気になって映画に集中できなかった。
途中までりさがお母さんだと判らなかった。
ID:NoTjPZdx
>>951 「コウイチ」と呼んだりとかな。
たぶん、
ハウルでもそうだが家族は血筋や家系できまるんじゃない、
形式で家族をやってても仲の悪い家庭崩壊がいくらでもあるからね
血筋や家系でなく他人同士でも濃く愛しあって
一緒に住んでいればそれが「家族」なんだと言いたいんだと思う
父・母・兄・妹なんてただの記号にすぎないと
一個の人間として認めあうべきだと
だから固有名詞を使ってるんだと・・思う
昨日観てきた。個人的にイマイチ。
ポニョは最後まで何の努力もしてないのにわがままだけで
幸せになっなっちゃったんだね。
そのポニョをパヤオが女性原理の生粋と言うんなら
女は欲望のみで動く生き物って言ってるようなもんだw
あと宗助はポニョの勢いに押されて好きって言っただけに見えた。
それなのにポニョの今後の人生を受け入れるなんて
いきなりすごい責任を背負わされて可哀想すぎる。
リサはリサでシーンによってキャラが違って人物像がぶれてたし…。
物語のテンポも序盤に飛ばしすぎて後半は眠かった。
結論:観るならDVDで良かった。
ポニョ見てきた。
千と千尋の神隠し以下の作品と断言できる。
つーかパヤオ耄碌したな・・・。
逆だわ。千と千尋よりよかった
968 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 07:05:44 ID:ddQ8bRYJ
カリオストロ ナウシカ ラピュタ トロロ
以後は期待を裏切られてばかり‥
969 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 07:29:39 ID:ZXXgR59l
また懐古か・・・
970 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 07:36:39 ID:sZ1I4C6n
>>949 スプラッシュってトムハンクス主演の映画だと人魚がロブスターに
かぶりつくシーンとかあるよ。
971 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 07:43:16 ID:ddQ8bRYJ
972 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 07:49:27 ID:j7ZkYRCI
崖の上のゲド?
973 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 07:57:41 ID:CRem1nLi
今回の結果でわかるとおり、韓国式野球がより優れていることがわかった。
だから五輪監督は巨人のウォン・ジントクでいくべきだった。
(その間のペナントレース指揮は吉村監督)
ウォン巨人は昨年から韓国型の采配を取り入れ、現在効果を挙げているからね。
(シーズン序盤はうまく機能しなかったが、球宴以降の勝率はすごい)
結論。
野球は巨人、ウォン監督。
千と千尋も心に残ったけどポニョはそれ以上だな
この板に立ってる全部のスレッド=映画作品で
劇場で観るべき映画はポニョだけだと思う
リアルの親子もついでに見ていろいろ考えるのが
正しいポニョの鑑賞のあり方だと思う
ていうか邦画がパワー不足すぎる
完全にアニメに勢いで負けてるぞ
子ども向きか?とDVD待ちも考えたけれども
これは映画館でみて良かった。作品の魅力が映像8:物語2くらいだったから。
映画館でみないともったいないです。
全体的にハウルに似てると思った。ポニョの顔がコロコロ変わるのがソフィっぽい。
宗介がマルクルでフジモトがハウルでグランマンマーレが荒地の魔女?
全然違うけどなんかだぶるなぁ。
分からないことだらけでモヤモヤが残るところもハウルそっくりだ。
FAQまとめたページないかな。
>>977 日本人の10人に1人だもんね
リピーターが行かなきゃ届かない数字だ…
>>979 しかし、子供たちが何度も行ったりしないだろ。映画なんて。親同伴なわけだし。
となると、いかに日本にはオタクが多いかってことになるな。
こういう子供向けは精神が幼稚でないと好きになれないな
アニメに何を今さらw
>>976 俺は、映像や音響などは映画館向きに作ってあるけど、全体的にはそうなって
ないと思ったな。
映画館で見るメリットは大画面。大音量でなくて。劇場での観客全員の一体的効果の
興奮だからな。子供たちが拍手するようなシーンがあれば、こっちも
童心に戻っていっしょに拍手できたかもしれない。そんな映画こそ真の映画館の映画だと思う。
>>983 ありがとー。ちょっとじっくり考察してみたいス。
(母+子供二人)×ママ友グループ人数で観にくるからすごい数になるよ。
ポニョかポケモンかカンフーパンダかになると
親としてはまあポニョ選んじゃうし。
で、観たよと言われた人がまた友達誘って観に行くから
どんどん人数が増えていく。
最近、ポニョの歌とか、子供たちが歌っているの街中でも聞くけど、
やっぱり皆歌っているのは女の子ばかりだな。
それを、オッサンどもがこうして喧々諤々しているというのもスゴイ状況だなw
>>980 ヲタクの動員だけで興収が伸びるのなら、「AKIRA」が2億5千万円で止まるなんてありえんだろうよ。
20年前の話だが、状況は今と変わってないと思うよ。
>>988 あの歌は娘とお父さんが一緒に歌うのがデフォだから
オッサンも騒いで良いのだ
ちょっと待て。お父さんはオッサンの一種だが、オッサンは必ずしも
お父さんじゃないだろw
宮崎ブランドに幻想を持ってない人は
カンフーパンダのほうが楽しめると思う
すっきり笑えるし
綺麗な海や荒れた海、古代魚が悠々と泳ぐ姿は圧巻だったと思う
やっぱり自分としたらストーリーに不満が残る。
ポニョ含むこのアニメのキャラクターが気に入るかどうかでも評価割れるよね。
自分はマンマーレとツンデレ風ばあさんとフジモトだけが好きだ。
他のキャラクターはなんというかこう…不協和音を感じるというか、見ていて気持ちが良くない。
子供可愛い派じゃないしな
995 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 11:08:30 ID:fOJfv6i/
>>983 全部じゃないが、だいたいは痛い考察だwww
そいつ等の本音は、ポニョが神過ぎた‥じゃなく。
そんな考察してる自分が神過ぎる‥って事だから。
バカだよ。
996 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 11:20:56 ID:o7fQZWsn
見てきた
なぜか銀河鉄道の夜を思い出した
銀河鉄道の夜に失礼だ
998 :
名無シネマ@上映中:2008/08/29(金) 11:31:06 ID:R8y0DJuU
今年の水害の多さは宮崎天皇がポニョなんか作るからだ
もののけみたいに 「僕は崖の上で生きる、そなたは海で生きろ!」
…そんなラストを期待したのだ。そちらの方がしんみりして好きなんだが。
1000なら 400億突破
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。