1 :
無名草子さん:
「このスレを、立ててしまったのだな」
「
>>4-1000と、話をしなければならない時機が、いま来てしまったのですね」
前スレ 北方水滸伝・楊令伝を語ろう 第十六章
http://book4.2ch.net/test/read.cgi/books/1163089627/ 【替天の志(ローカルルール)】
★楊令伝に関し、詳細・ネタバレを含む内容に関しては、
単行本で刊行された範囲までを旨とする。
★それ以降の内容に関しては人物名にイニシャルを用いる等、
すばる派は配慮と自重を持って行動されたし。
★文庫新規参入者は何気ない会話の中にもネタバレが含まれている為、
特に気をつけるべし。
深入りは禁物。加えて自己責任と心得よ。
★原典との対比に付いては制限は設けず、
ただし、場の雰囲気に応じ臨機応変に対処されたし。
★荒らしは徹底無視するべし。耐えに耐えよ。
関連リンクは
>>2-3
2 :
無名草子さん:2007/01/13(土) 21:42:21
3 :
無名草子さん:2007/01/13(土) 21:43:08
4 :
無名草子さん:2007/01/13(土) 23:04:52
>>前スレ1000
ワロスw
7 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 05:12:50
8 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 10:41:28
天空の枢より乙 じゃないのか?
9 :
索超:2007/01/14(日) 12:23:09
天空の星より乙
11 :
無名草子さん:2007/01/14(日) 17:35:12
王進が立った。
林冲や史進も立った。
そして
>>1の頑張りで
ようやく新スレも立った。
>>1殿、乙です。
ちょwwwwwwゼプツェンwwwww
おっと誤爆すまん
15 :
無名草子さん:2007/01/15(月) 05:18:03
絵巻水滸伝5巻を読んで楊雄と潘巧雲の話がとても面白かったのだが、このくだりを北方センセだったらどう料理するかな〜と思った。
「華麗なる一族」のイノシシと、楊春の旅で出てきた熊は、親戚?
関勝と出会った頃の魯達のところで、鎮関西(名前は関東だったが)や金翠蓮が登場した。
ああいう感じで108星以外の原典キャラを登場させるのは面白いよね。
現に金翠蓮と宣賛が結婚するという原典からは想像できない展開になったわけでして。
潘巧雲。必ずしも楊雄がらみでないと、登場しちゃならないというルールはないはず。
出てきて欲しい。
田虎の部将キャラは、実際梁山泊と一緒に戦ったんだし、田虎の話自体は、
水滸伝で終わっているから、楊令伝に仲間として、登場させてほしいもんだ。
陳礼とか王安といった三国志のオリキャラが人気があったのは、ちょいと鍛えれば
すぐ使い物になったから。さらに若死にしてカワイソウというのもあった。
最近の若いのは、手取り足取り教えなきゃならんし(楊令・カク瑾・張平は例外)、
ベテは早く死ね、あとには俺らが控えている、という雰囲気がある。
さっさと成長して、さっさと死ねよ、オリキャラは。
22 :
無名草子さん:2007/01/15(月) 16:46:30
王慶はいないのか?
>>20 戴宗に千里走る方法を教えて後に公孫勝に弟子入りした馬霊とかいいキャラにできそうだけどね。あとマイナーだけどサイ埜と文仲容とか使えそうな気がする。
つーかオリキャラ名、忘れてしまうんだろう、おまいら?
>>22 すでに方臘の名が出てきたから、王慶はないだろうな。
>>21 韓成・鄭応・董進なんかは、即戦力だろうな。すぐに死ぬのかどうかは、わからんが。
28 :
無名草子さん:2007/01/15(月) 19:16:04
オリキャラどころか、水陸両用部隊隊長の名前すら、忘れてしまいそうだ。
土下座丸だったっけ?
>>23 喬道清 孫安 馬霊 卞祥 山士奇 唐斌 文仲容 崔埜 耿恭
金鼎 黄鉞 梅玉 金禎 畢勝 潘迅 楊芳 馮昇 胡避 葉清
ほかにもいたか?
>>29 まず畢勝は、紛らわしいから、なし。決定。
>>29 すでに2人登場してるんだよなー。どうしているのかなー。
将校少なくて、頭悩ましてるんだよなー。
あれ?早売りゲット君のひとりごとは?
いまさらですが、好漢の兄弟というのを、登場させるということは無理なのでしょうか?
作中に家族構成が書かれてあって、兄弟がいないことが明らかな好漢は別として、
家族構成が紹介されていない好漢には、兄弟がいる可能性があるでしょう?
二世といっても、王英の子供とかが活躍するのは、ずっと先のようですし・・・。
兄弟の片方をせっせと死なせてきたのに、いまさら原典にも存在しない兄弟を増やすわけないだろう?
>>34 兄弟が108星にいる好漢は、他に兄弟がいないと考えていいんじゃないか?
→宋江・穆弘・阮兄弟・張横・鄒淵・朱貴・童猛・孫立・孔明・蔡福 等々
鄭天寿・曹正・ケ飛・武松にはいたが、死んだ。施恩にはいるみたい。
晁蓋・盧俊義・呉用・関勝・秦明・呼延灼・花栄はどうだか分からんが、出てくると変な感じ。
魯智深・林冲・燕青・鮑旭のような孤児には、いないと考えるべき。
母親と一緒に梁山泊にいた焦挺にも、いないだろうな。
解珍・解宝親子にもいない。史進は一人っ子。
蕭譲・金大堅は、どうだか知らんが、いても役に立たない。
文庫版4巻早く出ないかな・・・・
公式サイトの印象に残ったシーンのコメントで
RがTをどーたらとあったんですが
Kに陵辱されて首つって死んだとされたTは生きてるんですか?
>>38 > RがTをどーたらとあったんですが
⇒ライトルが高橋慶彦をヒットエンドランで送った、じゃないか?
> Kに陵辱されて首つって死んだとされたTは生きてるんですか?
⇒それは、まだまだ先に話。
>>39 > RがTをどーたらとあったんですが
⇒ラインバックと田尾をトレードだろうが?
なるほど・・・・。
単行本では9巻の内容らしいが
文庫本だといつごろになるんだろ・・・・
>>34 扈三娘には確か兄貴がいたはずだが(名前忘れたorz)北方版では触れられていないな。
水滸後伝には登場するらしい。
しかし北方版では扈家荘が焼け野原にされて、扈三娘の家族は皆死んだみたいな書かれ方だったから登場せんだろうねorz
ものすごい魅力的なヤシらしいので出てきてほしいな。。。
なぜか突然、ローカルルールが守られ始めた。
いや、何気に初書き込みだったんで
流れを読まずにイニシャルにしただけですorz
>>34 宋万の過去については、作中詳しく触れられていない。
こいつの兄弟を出せば、宋万を語ってくれそう。
杜遷も同様だが、かなり歳の離れた弟じゃないと、だめだな。
陶宗旺は、母親と二人暮しだったから、兄弟いない。李逵もいない。
>>36 >晁蓋・盧俊義・呉用・関勝・秦明・呼延灼
童貫。大物の兄弟が登場すると、梁山泊内部の序列が乱れるから、好ましくない。
狙い目は、劉唐・楊林・楊雄・石秀あたり。とにかく致死軍の建て直しが急務。
朱仝・雷横の弟が登場すると、個人的には、とても嬉しい。
それから、単廷珪・魏定国の弟は、使い勝手が良いと思う。
>>36 >晁蓋・盧俊義・呉用・関勝・秦明・呼延灼・花栄はどうだか分からんが、出てくると変な感じ。
晁蓋・呉用には、親兄弟はいないと思う。叛乱の中心人物だから、家族に類が及ぶ(その前に生辰綱奪取もあるし)。
宋江と穆弘は、親と縁を切って叛乱に身を投じた。晁蓋と呉用には、そういう記述がなかったから、親兄弟はいないと思う。
盧俊義 過去は語られていないが、深慮の人だから、たとえ縁者がいても、縁は切っているはず。
紫進 旧家なので、兄弟はいなくても、同族は多いと思う。
黄信 家庭のことは語られていなかった。いるかもしれない。
李袞・丁得孫・キョウ旺 兄弟が登場しても、喜ぶ読者は少ない。
早売り派の独り言
ずっと山に籠ってたら最高のネタキャラになれたろうに。
許貫忠の居場所にびっくり。
呉用はこっちの仕事の方が輝きそうだ。
実は董進は水滸伝時代から登場していた。
久しぶりに原典読者がにやりとするネタ有り。
48 :
無名草子さん:2007/01/16(火) 19:59:40
武松が役立たずになりつつある。
っていうか、なった。
>>42 そのうち、でてくるよ。
>>46 李袞には弟分らしき人物がいる。というエピソードがあったが、本編では全く出てこず。こいつに俺は期待しているのだが安否は不明。キョウ抂、丁得孫は、黄鉞、山士奇が有力というのが、前スレでの結論。しかしこいつらも安否は不明
50 :
無名草子さん:2007/01/16(火) 20:13:59
うめ
>>45 兄弟キャラ有力候補
劉唐・楊雄・石秀・朱仝・雷横・単廷珪・魏定国。このあたりかな。
他にも家族関係が詳しく語られていない好漢もいるが、両親が早くに死んで、
やくざ者をやっていたのが多い。梁山泊の仲間に出会って真人間になった
というパターンなので、兄弟がいても、同志になるというのは偶然すぎる。
前半からでてきてる好漢は兄弟がいるとするならもっと早くから梁山泊に加わっているのではないかなぁ。
兄弟ネタ 終了
55 :
無名草子さん:2007/01/16(火) 22:32:41
>>47 >最高のネタキャラ
項充のことかーーーーーーーーーーっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!
56 :
無名草子さん:2007/01/16(火) 23:08:50
呉用が輝ける仕事って何ですか?
書類に埋もれる二人の覆面軍師の図、けっこう好きだったけど、
みんなに嫌われないで済むポジションを見つけられたのかな?
調略じゃね?
拷問じゃね?
まだ読んでないけど。
59 :
呉 用:2007/01/17(水) 14:18:33
∧_∧ .
⊂( ´Θ` )⊃-、_ 2ちゃねらー諸君。調子はどうかね?
/// ノ:: //| 今月号読んだかね?わしは童貞ではないよ。
|:::|/( ̄ ヽノ:::::::|::::|/|
/ ̄(__) ̄ ̄ ./| | .|
/ 旦 /三/ / .|__|/
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│
| │
60 :
武 松:2007/01/17(水) 14:50:43
き、き、き、き、き、北方ーーーー!!!
これじゃ、マスターベーションもできんぞ!!
ソープへ行け!ということか?
61 :
無名草子さん:2007/01/17(水) 15:02:39
幻の左手の封印を解く時じゃね?
>>60 そのうち燕青が、例のツボの所在を教える。
方臘の系図
○
|
|
○―――――方コウ
| |
| |
方臘―――方貌 方杰
|
|
方天定
64 :
無名草子さん:2007/01/17(水) 16:32:47
肉体的にも精神的にも武松はだんだん兄貴に似てきてるな
許貫忠「とりあえず、俺の居場所は、ここかな、と思った」
瓊英「杜興殿が将校不足で悩んでおられる姿を、見ていられなかった」
董進「文庫本改訂に感謝している」
皇甫端「酒を持ってこい!楊令!」
>>64 この先、左手を鍛えて、前と同じ仕事をするという展開はなくなった。
通常部隊の将校になるのかなー?
人を殴り殺さなくても、調略の仕事はできるだろ。
臨時の頭領、という可能性もあるがw
一言、言わせてもらえば
馬麟かっ!!と思ってしまった
本格的に物語が動き出した感じで、好印象の今月号。
女真族の動向は、史実をベースにして、そこに楊令を絡ませるという、面白そうな展開。
方臘の動向は、前スレ995のネタ(?)広告が妙に的中していてワロスwww
懸案の項充問題・戴宗問題も、解決。
新参者であるからといって、他の同志に遠慮や気後れがあるわけでは
なかった。しかし、地方出身者の悲しさなのか、「なぜ、俺に?」
と訊き返すのが口癖になってしまった。呼延灼が家族の話をしたり、
戴宗が腹を割って話してきたときのことだ。
呼延灼と戴宗は、気分を害するどころか、「なぜ、俺に」話したのか、
その理由を丁寧に説明してくれた。
だから読者は、「なぜ、俺に?」の台詞があれば、俺に友人が一人増えた
と考えてくれて差し支えない。
71 :
呉 用:2007/01/17(水) 18:12:48
∧_∧ .
⊂( ´Θ` )⊃-、_ 調子はどうかね、梁山泊の諸君?
/// ノ:: //| 女をあてがってもらいたければ、作者に低姿勢を貫けってことだよ。
|:::|/( ̄ ヽノ:::::::|::::|/|
/ ̄(__) ̄ ̄ ./| | .|
/ 旦 /三/ / .|__|/
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│
| │
>>67 武松は、ずっと楊令とともに、金に留まる希ガス。
>>69 方臘の兵は、現在3500名だから、計画的な蜂起は、まだまだ先だと思うが、
潜在的な兵力が、青蓮寺によれば20万いて、
無計画な暴発は、いつ来るか分からないよね。
そこが面白い。暴発すれば、宋・梁山泊・金、全部計画が狂ってしまう。
武松が金にいるのは、候真に技を教え終わるまで、じゃないか。
それ以上、いる必要はない。吹っ切ったしな。
>>56 呉用は、ベスト・ポジションを得たのではなかろうか?今月号、読んでみ。
頭を使うだけでなく、体を張ってるから、呉用の高感度は上がると思うよ。
>>72 南の不確定要素が方臘だとすれば、北は聞煥章かな?
腐った根性は昔のままだが、梁山泊の実力や金の勢いを、正確に把握している。
軍事がドロドロの状態になったとき、外交の手を打つのは、聞煥章かもしれない。
水滸伝の生き残りは、ほぼ全員出揃ったかな?
童貫自身による国境視察の話もあったから、そのうち侯蒙も登場しそうだし。
今月の収穫としては、「李応の家族が、どこかにいるはず」という聞煥章発言。
元執事の杜興は健在。李家第一の杜興が、李応の家族と没交渉ということは考えにくい。
息子がいたら、梁山泊に呼んで、重装歩兵部隊を再編すべきだ。
>>74 聞煥章の根性が腐っているとは思わないが、扈僊の顔を見て、扈三娘を思い出すところは、
相変わらずキモい。
76 :
呉用ファン:2007/01/17(水) 19:44:35
まだすばる読んでませんが、呉用、よくなっているのですね(^-^)
女の人の存在も現れたのかな?
明日、早速買って読んでみます。
ありがとうございます。
>>73 楊令不在中は、仮頭領一人の決定じゃなく、聚義庁の合議・決定が、最高の意思ということに
なる希ガス。
聚義庁そのものに好印象をもっていない同志もいるが、人気者の武松・燕青がそこに加われば、
現場の空気も変るのではあるまいか?
呉用ファンクラブが出来そうな予感。
79 :
無名草子さん:2007/01/17(水) 20:18:57
方臘に食い込んでるのは予想通りだったが、許貫忠も一緒だと思ってたよ。
原典じゃ許貫忠は燕青に救われるってエピがある。だから北なんだろうな。
80 :
無名草子さん:2007/01/17(水) 20:23:02
>>66 いや、この先の宋、金、遼の調略戦は激しさを増すはず。
まだ想像つかないが、兄のような豪快さと弟の明るさをもって
オルグに三国の間をかけずり回るだろ。
幻王の殺戮と略奪の真意を、最も理解していた者は、身近にいてその戦いを見ていた阿骨打。
「ほんとうに勝つというのがどういうことか、知ろうとしていた」
「略奪は、限られた大商人が相手だ」 →こっちは、そういう理由が好きな人向けの理由
100万部売るためには、あちこちへ配慮することが必要なんです^^
82 :
無名草子さん:2007/01/17(水) 21:16:20
北方領土
今月号で武松の片腕無くなったみたいだが
今更原典なぞるなら、ここで大穴の玉蘭を!
楊令は、宋江から『替天行道』の旗を託されたが、叛乱のやり方においては、
宋江を乗り越えようとしている。実際に、童貫軍に大敗したわけだから、同じ
轍を踏むことはないだろう。
呉用も、楊令とやり方は違うが、新しい方向を模索している。
水滸伝と比べると、舞台がずっと広がっている。内容のほうもスケール・アップ
すると思うが、どうだろうか?
>>74 聞煥章が積極的に動くわけではないけどな。
李富と違って、ほとんど権力もってないでしょう?
遼が滅んで、金と宋の対立が表面化したときが、自分の飛躍のときだと、夢見ているだけ。
蔡京の秘蔵子のはずなんだけど、青蓮寺に入って以来、蔡京との接点はなくなった。
聞煥章って、宋の政治の表と裏の双方に足場を持ってるという設定じゃなかった?
すっかり青蓮寺の一員なんですが?
87 :
聞煥章:2007/01/18(木) 12:33:52
我輩は、禁軍参謀である。軍事一般を職掌する。
禁軍参謀は、昔の肩書きである。今の肩書きは、「覗きの被害者」である。
実は、お笑い部門も、得意だったりする。
最近は文庫本改定という裏ワザがあるから、下手につっこんでいると、墓穴を掘るぞ。
迷いに迷う性格は、変わっていなかった。付け加えられたのは、負けるといやになって
塞ぎ込むという性格だ。
しかし、李俊も宣賛も、俺の部隊指揮の能力だけは、高く評価していた。総勢2000名
の部隊になる。ということは、呼延灼、史進、張清と同格ということではないか?
不意に、涙がこみあげてきた。でも、俺は知っている。水陸両用部隊が2000名になる
頃には、呼延灼たちは、5000名の部下を指揮することになっているはずだ。
洞宮山に、人は増えつづけていた。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
北方水滸伝に登場した名無しの平兵士(できれば台詞有の者)を探しています。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
※将校が不足しております。緊急を要します。ご存知のお方は、御一報願います。
樊瑞が、代州の知府だか知県だかを暗殺したときに、実行犯になったスケコマシ男
平兵士で台詞付きの香具師は、大概死ぬんだよな。
やはり、
@二世キャラを丁寧に探す。
A兄弟・従兄弟キャラを急造する。
B方臘の部下から引き抜く。
C官軍からの寝返りを期待する。
94 :
無名草子さん:2007/01/18(木) 15:18:07
>>86 そんなもん、袁明がやられちゃったんだからどうもこうもなかろうが。
95 :
無名草子さん:2007/01/18(木) 15:19:50
遊撃隊のアイツは出世したが・・・
孫立のところの母ちゃんの様子を観に行ったヤツは死んだっけ?
>>95 孫立が死んでるから引き立ててくれる人がいない希ガス
武松が魯智深のやっていた仕事を引き継ぐことになるんだろう?
潘金蓮事件の前は、賊徒と顔つないでいたのだから、その線から、同志が増えるかもしれないし、
魯智深が秦明・関勝を引き抜いたような場面も、いちおう期待できるんじゃない?
>>94 つーか聞煥章は、袁明存命中から、すっかり青蓮寺の一員だったのでは?
>>96 杜興は、その経緯を知っていたと思う。杜興よ、引き立ててくれ!
>>91 今月号で、項充に張り倒されたやつなんて、どうよ?
祝家荘戦の折、宋江が一兵卒に話し掛ける場面なかったっけ?
下級将校から上級将校になる者は、そんなに多くないんじゃないか?
水滸伝でも、通常部隊では、焦挺・郭盛ぐらいだろう?
楊林は飛竜軍だし、郁保四は上級将校ではない。
李忠・周通・欧鵬・施恩・鄒潤・楊春・穆春は、最初は下級将校だったのかもしれないが、
そうじゃないかもしれない。
段景住は上級将校になったとたん、馬の世話に回されたしな。
鄭応と董進、その他2〜3名のような気がするなー。
子午山の連中が加われば、厚みが出てくるよ。
103 :
無名草子さん:2007/01/18(木) 17:32:17
>>84 幻王のキャストが、楊令と呉乞買の二人というところが、興味深いです。
阿骨打の寿命が史実どおりだとすると、呉乞買が金国を統率できるのか、
不安なんですね、今月号を読む限り。阿骨打の建国以来まだ日が浅い
ので、よほどしっかりした後継者でないと、金は滅んでしまいそう。
阿骨打が早くに亡くなれば、楊令騎馬隊の軍事力は、金にとっては不可欠。
楊令が、金の幻王と梁山泊の楊令の二役を演じることになるんでしょうか?
>>103 たぶん誰も答えてくれないと思うが、幻王が大きな仕掛けになっているのは間違いない。
唐昇と許貫忠については、来月号でフォローあるよね?
106 :
無名草子さん:2007/01/18(木) 18:40:39
>>105 唐昇は、7巻あたりから、出ているよな。
祝家荘戦・田虎戦では敵。その後、梁山泊に協力して、北京大名府を占拠。
それ以来、宋から追手を受けても、梁山泊には合流しない。
3年の間、梁山泊にも根拠地がなかったから、やむえないところはあるけれど、
なぜここまで同志になるのを頑強に拒むのか、そろそろ気になり始めた。
呼延灼や楊志のような苦悩も感じられない。今月号では、あっけらかんと出てきたな、という印象。
許貫忠も、元官軍という以外に、接点ないよ。
しかも唐昇は地方軍、許貫忠は梁山泊戦直前に、童貫に請われて軍師になったんじゃなかった?
108 :
呉 用:2007/01/18(木) 19:15:04
∧_∧ .
⊂( ´Θ` )⊃-、_ 調子はどうかね、
>>105-107君。
/// ノ:: //| こういう唐突な登場の場合、次回フォローされるのが、お約束。
|:::|/( ̄ ヽノ:::::::|::::|/| 心配無用。ついでに108ゲット。
/ ̄(__) ̄ ̄ ./| | .|
/ 旦 /三/ / .|__|/
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│
| │
張清の家族団欒の場面は、とても良かったが、どうしても楊志暗殺前夜を思い出してしまう。
犬が張朔に纏わりついてくるんじゃないかと、ハラハラしたよ。
唐昇が合流しないのはきちんと考えがあるんじゃないかな。
まず第一に、誰かの下につくのが嫌だ、独立した軍でいたいっていう欲求やね。
べつに梁山泊の志に共感したわけでもないから、当たり前といえば当たり前なんだけど。
第二に、梁山泊の力を信用しきってないところがあるんじゃないかな。
梁山泊が負けたとしても独自に動ける状態を作ろうとしていた、そして今、それができつつある、と。
青蓮寺の言いなりになってた時の方が鬱々としてたから、反乱軍になってもそうたいして苦悩はせんだろ。
張朔は、健気に、父親の得意技を習得しようとしていたが、
水滸伝でいうと楊令初登場時の年齢と変わらんだろう?
投げる機会があったとしても、最終巻あたりでねぇ?
112 :
無名草子さん:2007/01/18(木) 22:18:47
つ王進による急成長
そうなると子午行く前に、一度、歪まないとならんなw
114 :
無名草子さん:2007/01/19(金) 00:14:56
林冲は確か43で死んだからその時点で1115年。
3年経って1118年。
欽宗即位が1125年。即位直後に方臘の乱。
靖康の変(開封陥落)が1127年。
岳飛は登場しそうに無いね・・・。
115 :
無名草子さん:2007/01/19(金) 01:43:43
>>113 どうやっても父みたいに飛礫を打てないことを理由に、グレる。
――葉超将軍は、童貫元帥の子飼いから抜擢されて、禁軍の将軍になったと聞きましたが、追い越されたのですか?
畢勝「聞いてない。俺は、童貫元帥の副官のままだろうし、李明と陳ショについては、何も書かれていない」
――元帥直属部隊の副官のままだとしますと、趙安の副官である公順・陳恵と同格なんですかね?
畢勝「知らん。しかし、わしは、趙安に敬語を使ったりしない。なにしろ水滸伝の第1巻から将軍格のまま元帥の副官をしておるからな」
――楊セン将軍は退役し、禁軍は若返った、と書かれてありましたから、畢勝殿も退役されたのではありませんか?
畢勝「何度も言うが、知らん。それに、いちばん年寄りの元帥は現役のままだ」
――地方軍から抜擢された劉譲将軍とは、仲良くされていますか?
畢勝「くどい。聞いていない」
――禁軍の総兵力は18万で、3万の予備隊を3人の将軍が指揮していた。この場合の3人とは、趙安・葉超・劉譲の3人を指すとお考えですか?
畢勝「知らん。だが、趙安は水滸伝では3万の軍を指揮していた。降格されたわけではないから、1万の予備隊の指揮ではないと思う」
――お言葉を返すようですが、3人の将軍のすぐ後、同じ段落で、葉超と劉譲について触れてありましたので、先の3人のことかと思ったのです。
畢勝「知らん。だが、常識的に考えて、予備隊を除く15万を、趙安・葉超・劉譲が5万ずつ指揮していると読むべきではないか?」
――童貫軍の中に組み入れられた、とありましたからね。すると、畢勝殿・李明殿・陳ショ殿は、いったい何をなさるのですか?
畢勝「知らん」
――やはり退役じゃないですか?『楊センなど』は退役、と書かれてありましたから。
畢勝「知らん。はっきりしているのは、いちばん年寄りの元帥が現役だということだけだ」
>>117 水滸伝の時点で5万いた童貫直属部隊を、他の将軍に指揮させるとは、考えにくい。
趙安・葉超・劉譲が、各3万ずつ指揮し、残り6万が童貫直属ではないか?
その6万は、従来どおりだろう?
張横 蕭譲 郭盛 鮑旭 金大堅 孟康 陶宗旺
代表して、不肖張横から、作者に要望いたします。
「まだ喋ってねーよ。口に蜘蛛の巣張るよ」
>>118 文庫改訂では、ホウ美・畢勝は、「将軍」になっている。
実際、童貫軍は、この2人が分担して指揮し、童貫は少数の精鋭を指揮するという形だった。
副官が2人いて、しかも将軍格なので、兵数が他の軍の2倍だったんだろうなと推察。
しかし、梁山泊戦で、ホウ美を失い、10名近くいた部将も、李明・陳ショの2名を残すのみ。
こっちは、補充なしなのだろうか?
>>110 魚心あれば、水心という。兵糧の援助を受けているのだから、梁山泊の将校不足の悩みにも
目を向けて欲しいんだよな。
独立の叛乱勢力といっても、国民新党並の勢力なんだしw
>>114 方臘の乱は、1120年でねーですか?
そいで、童貫は、金との盟約を果たせなくなったような希ガス。
>>114 楊令伝は、岳飛が節度使となって活躍する時代までは続かないと思うが、
岳飛が開封府防衛の義勇軍に加わったのは1122年(当時21歳)なので、
登場させようと思えば、不可能ではない。
124 :
年表:2007/01/19(金) 15:03:44
北方氏のオリジナル小説なので、年表と物語が正確に合致するわけではないが、
おおまかな流れを知りたい読者のために、略年表を掲げる。
1115年 阿骨打、皇帝に即位し、国号を大金と定める。遼の天祚帝率いる大軍を破る(水滸伝終了の年)。
1118年 楊令伝連載開始の年。
1120年 北宋、阿骨打の威勢を聞いて遼を挟撃しようと図り、金と同盟。
方臘の乱、勃発。
1121年 童貫、方臘の乱を鎮圧。
遼の天祚帝、燕京を放棄して西走し、遼の支配は殆ど壊滅。
1122年 童貫、遼の攻略に失敗。
岳飛、開封を防衛していた宗沢が集めた義勇軍に参加。
1123年 阿骨打、逃亡した遼の天祚帝を追撃を試みたが途中で病没し、同母弟の呉乞買(太宗)が後を継いだ。
1125年 呉乞買、天祚帝を捕え遼を完全に滅ぼした。
徽宗、帝位を長男の欽宗に譲る。
1126年 北宋の皇帝欽宗が金によって開封から北に連れ去られ(靖康の変)、北宋が滅亡。
童貫、死罪を賜る。
1127年 欽宗の弟趙構、南に移って南京で即位(南宋の建国)。
1134年 岳飛、節度使になる。
>>124 GJ!
呉用(趙仁)が、方臘に、「蜂起するのは、2年待て」と言ったとおりの展開なんですね。
呉用、GJ!
126 :
無名草子さん:2007/01/19(金) 15:22:38
>>122 どうなんだろう。方臘の乱自体は1120年単発って事はなくて、じわじわ
続いているって事にするんじゃないか。
●方臘の乱本格化、時を同じくして金が宋へ侵攻。1120〜
ここは連携のしどころ。呉用の働きどころだろう。
幻王は幻王のままだろう
↓
●高宗、「己を罪する詔」を出して欽宗に譲位。1125
青蓮寺が分断される。李冨と李師師の暗躍?あるいは聞煥章の裏切り?
岳飛と秦檜の対立の芽をここで作っておく。
↓
●靖康の変 1127 開封陥落。宋滅亡
幻王、楊令となり童貫をヌッ頃す。蔡京、李冨などもここで脂肪。
宋軍をきれいに撤退させる岳飛。
↓
●王母の葬儀に子午山に向かう楊令。
な〜んての、どう?
127 :
無名草子さん:2007/01/19(金) 15:26:29
>>126 ミスった。一番上は金が宋にでなくて 金が遼に、だな。
水滸伝の連載開始は、1101年 →15年を19巻で語った。
仮に楊令伝が13巻だとし(ネット通説)、時間の流れが水滸伝と同じだとすると、10年強の出来事が
語られることになる。つまり、南宋の建国でエンド・マーク。
ここで考えなければならないのが、109星を小見出しに使用していること。
楊令伝第1巻で7星使用。このペースだと、15巻では足りない。
そこで、16巻説が主張されている。この説によると、南宋建国後の金との戦いが若干描かれる。
もっとも有力説は、小見出しに使用されるのは、前作で死んだ76星のみだと主張する。
これだと11巻で終了することになる。
ただし、16巻説、11巻説に対しては、前作1巻当たりの星使用数の平均が、5.74であることを
無視しているという批判がある。
>>126 > ●方臘の乱本格化、時を同じくして金が宋へ侵攻。1120〜
童貫軍を右往左往させるという展開は、きっとあるよね。仕掛け人は呉用以外にいないでしょう。
> ●高宗、「己を罪する詔」を出して欽宗に譲位。1125
武断派と和平派の闘争は、南宋の歴史を彩る特徴なので、徽宗の譲位あたりで、その萌芽を出すのは面白いかも。
> ●靖康の変 1127 開封陥落。宋滅亡
> 幻王、楊令となり童貫をヌッ頃す。蔡京、李冨などもここで脂肪。
> 宋軍をきれいに撤退させる岳飛。
是非、このようなクライマックスになって欲しいだす。
> ●王母の葬儀に子午山に向かう楊令。
王母、いま何歳?
「言うことを聞け、扈三娘」
「楊令伝なら、16巻でも19巻でも売れます」
「頼むから、乗って逃げてくれ。生涯に一度ぐらい、13巻で水滸伝を書いた男になりたい」
「林冲殿」
「俺は13巻で書き上げたいのだ。13巻で纏められない男に、俺をしないでくれ」
李明達は文庫版で金鎗手・急先鋒に討たれたと改訂されるんだよ
李富が扈三娘謀殺
↓
聞煥章かつての李富状態
↓
呂英を通して公孫勝が接近
↓
聞煥章が青蓮寺を出奔
なーんてならないか…
133 :
年表:2007/01/19(金) 18:01:31
◇1121年 補足
海上の盟(宋金同盟)に従い、金は遼を攻める。
宋は、方臘の乱に悩まされ、出兵が遅れる。
◇1122年 補足改訂
宋、単独で燕京を攻める(海上の盟の同意事項:今月号に書いてある)。
↓
童貫、何度攻めても落とせないw ※童貫の名誉のため、たぶん改変あると思う。
↓
童貫、金に援軍を求める。
↓
金(小説ではたぶん楊令)、簡単に燕京を落とすw ※「遼の天祚帝、燕京を放棄して西走し、遼の支配は殆ど壊滅」はここだな。
↓
金、約束どおり燕雲十六州の一部を宋に割譲(今月号に盟約内容出ている)。
134 :
年表:2007/01/19(金) 18:29:55
◇1123年
目立った動きがない。燕京を奪われた遼は、大きく力を落としているが、
滅んではいないから、遼と金の戦いは続いている。長篠後の武田狩りのようなもんだわ。
その過程で、阿骨打が死ぬぐらいか、事件らしいことは。
◇1124年
探したけど、何もないな。聞煥章に燕雲十六州の残りの奪還の小細工させるか?
◇1125年
燕雲十六州の一部は奪還したが、宋の首脳部は残りの州をも奪還したいと願い、
密かに遼の敗残軍と連絡を取り、金を攻めようとしていた。しかしこの陰謀は金に露見し、
金の太宗(呉乞買)は伐宋の軍を出した。慌てた徽宗は「己を罪する詔」を出し、
退位して、長男の趙桓を立て欽宗とした。
あと、遼が完全に滅ぶ。
秦檜は、靖康の変のとき、すでに重要な地位にある(科挙合格は1115年)。
金が北宋を滅ぼし、華北統治のために傀儡国家の楚を誕生させようとした。これに対して秦檜は猛反対したが、
怒った金首脳部に北へと連れ去られた。この時に金の重臣である撻懶と密約を結んで、
南宋の主戦論を押さえ込んで和約することを申し合わせたと言う噂が後に流れた。
1130年、秦檜は金の軍中を脱走して南宋の高宗の元へたどり着いた。
136 :
呉 用:2007/01/19(金) 19:16:43
∧_∧ .
⊂( ´Θ` )⊃-、_ 調子はどうかね、年表君。洞庭山の位置が気にならんかね?
/// ノ:: //| 南宋建国のとき、根拠地が洞庭山のままだとすると・・・
|:::|/( ̄ ヽノ:::::::|::::|/| 南宋の首都は、杭州(臨安)なんだが・・・
/ ̄(__) ̄ ̄ ./| | .|
/ 旦 /三/ / .|__|/
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│
| │
お、北方さん、史記にも手を出し始めるのか。
武帝かぁ。楽しみだ。
>>118 12月号によると、趙安・葉超・劉譲は各3万、童貫5万だよ。
高毬1万と予備隊3万を含めて、合計18万。
┌─┐
|も.|
|う |
│出│
│ね│
│え .|
│よ .|
バカ ゴルァ │ !!.│
└─┤ プンプン
ヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ (`Д´)ノ ( `Д) 1回言えばわかるよ。
| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─□( ヽ┐U
〜 〜  ̄◎ ̄ . ̄◎ ̄  ̄◎ ̄ ◎−>┘◎
退役とみせかけておいて実は、みたいな展開もあるかも。
金の遼への侵攻が始まった。真定府では、地方軍と梁山泊の残党の
戦闘もあった。六千の梁山泊軍が二万の地方軍を叩きのめしたが、
禁軍の将兵の間では、話題にもならなかった。叛乱も外敵も、最後には
禁軍が殲滅するという自信があったからだ。
李明は、騎兵の防御の調練に明け暮れていた。
「よーう、李明。精が出るな」
下級将校から、いきなり将軍に抜擢された、葉超だった。
「なんだ、葉超?」
「葉超?李明、わしも今は一軍の将じゃ。たとえ昔の朋輩といえども、
呼び捨てはならんぞ」
高毬に賄賂を贈って将軍になれたのは、第7巻までだった。すると、
元帥は、梁山泊戦生き残りの俺や陳ショよりも、葉超の実力を高く
評価したということなのか?
李明は、昨夜自分を訪った右手のない男に、もう一度会いたくなった。
「俺は、葉超よりも、地方軍から抜擢された劉譲が気に入らん、そうは思わぬか、李明?」
もしかすると、陳ショも俺も、地方軍から禁軍に呼ばれた将校かもしれない。たしか元帥
の下にいた将校の約半数は、地方軍出身のはずだ。
でも、調べるのが面倒だった。
「あの田舎者の自己紹介を覚えているか、李明?『うら、こんど将軍になった劉譲でがんす。
なにょー思うて、うらを将軍にしたんだか、わっからにゃーけんど、精一杯やるずら』だぞ」
「ホウ美将軍をはじめ、段鵬挙、馬万理、韓天麟、王義、周信と、多くの将校を失った。禁軍
の人材は払底したといってよい。地方軍からの補充は止むを得ないぞ、陳ショ」
「払底?わしとお前がおるのに、払底なのか?」
気まずい沈黙が、二人の間にわだかまった。しばらくして陳ショが小声で呟いた。
「昨夜、右手を切り落とした男が、わしを訪ねてきた。お前も、会ってみないか?」
143 :
無名草子さん:2007/01/20(土) 13:32:59
李明は可能性あるかもな。徐寧になら勝てるとか言ってたやつだよね?
人間の手は、美味いか、不味いか?
1.北方謙三説:あまり美味くない。
調理方法 直火焼き
作品 楊令伝
※魯智深と林冲が腕は美味かったと言ったのを安易に信じ、手も美味いと思った。
2.本宮ひろ志説:最高の料理
調理方法 天麩羅
作品 男一匹ガキ大将
※白川宇太郎は、人間の小指の天麩羅は、最高の料理と言った。事実、美味そうに食った。
梁山泊は少子化に悩まされているのに、真婉は、空気読めない女
でも蔡福は蔡豹に何させるつもりなのだろうか?闇塩?将校?兵站?それとも金の文官?
「致死軍を去れ、戴宗。おぬしは石秀に似ている。甘すぎるのだ」
「公孫勝。古い同志なのだ。歯に衣着せず、正直に言ってくれ」
「うん?」
「五十をすぎたジジイは、致死軍では使い物にならんと」
「そんなことは言ってはおらんが・・・」
「それと、張横を宜しく頼む。少子化した梁山泊にあって、男子を二人なしたのは、張横と王英のみ。
しかも張横の子は、いずれも即戦力だ。作者は、張横にもっと感謝してもよいとは思わんか?
であるのに、台詞は少なく、枕詞のように『戴宗に代って通信をみている』と書かれてしまう。おまけに
張敬は『張横の子』ではなく『張順の甥』だ。不憫でならん」
>>146 昨今の梁山泊の状況を見るにつけ、将校にしてもらわんと困る。
149 :
無名草子さん:2007/01/20(土) 15:36:31
楊令伝からの4部作として読み続けると。
吸毛剣の継承者である楊一族の戦いは、武門の誇りと、民衆の為だったはず。
特に異民族との戦い、漢民族の為の戦いだったはず。
その楊令が宋を滅ぼす為とはいえ漢民族を危機にさらすのだろうか?
最期まで金の幻王であるのだろうか?
できればどこかで漢民族の守護者となって欲しい。岳飛にクラスチェンジするとか。
遼にも楊四朗の血族と「白き狼」が使用した護国の剣が残っていますね。
楊六朗の血族の楊令との出会いも描いて欲しい。できれば「血涙」の第2ラウンドとして
戦いが見たい。
>>116-117 文庫改訂〔第4巻 道蛇の章〕によると、ホウ美・畢勝という2人の副官の力量は、
他のすべての禁軍の将軍より上であることが、明らかにされている。次が宿元景。
>>149 楊家将とは、時代背景が違うと思う。北宋の建国は、異民族との戦い・漢民族のための
戦いが不可欠だった。遼という強国と燕雲十六州の帰属をめぐる争いがあったからね。
宋は商業の発達により豊かになったが、貧富の差が大きな社会であった。
王安石の改革は、貧富の差を是正しようとするものだったが、旧法党に敗れる。
青蓮寺は、たぶん王安石が若手官僚を集めて作った政策集団〔制置三司条例司〕の
後の姿という設定(袁明の台詞より)。
新法党は大商人・大地主の利益を制限したとはいっても、貧苦に喘ぐ民衆の代弁者ではなかった。
あくまでも宋の存続を前提に、その中での改革を望んでいるあたりは、袁明・李富を見ればわかる。
しかし、浪費皇帝徽宗と似非新法党蔡京の登場により、官の腐敗は目を覆うばかりになる。
もはや宋を倒す以外に、救いようがない、というのが梁山泊の認識。
まとめ 守るべき国がある=青蓮寺、 守るべき国はない=梁山泊
ここでいう国は、近代の国民国家ではなく、宋王朝
>>151 しかし、現在の楊令は、タモリの「思想のない音楽会」のようになってるけどなw
戦に思想を持ち込むな、みたいな感じで。。
戦の動機は思想であってもいいし、戦が終わった後、その思想が活かせるならそれでいい、っていう具合だな。
154 :
武 松:2007/01/20(土) 19:28:49
>>67 とは言っても、自分の身は自分で守らなきゃならんから、
左手は鍛えておく。
155 :
149:2007/01/20(土) 20:47:51
楊令が宋打倒を目指すのは勿論いいと思うけど、手段を選ばないのはどうかと思う。
倒すべきは宋であって漢の民衆ではないはず。
日本政府倒すために、韓国と手を結んで乗り込んでくるようなもの。
(聞煥章はそれもありとしてるみたいだけど)
楊一族が今でも英雄なのは漢民族の守護者だからだと思う。
北宋が滅んでからの楊令の行動をぜひ読んで見たい。
聞煥章辺りは
今のところ、楊令は漢民族を殺してはいないぞ。
楊家の男、というより一人の男として楊令を見てやれ。まだ若いんだ。
157 :
無名草子さん:2007/01/20(土) 23:07:09
水滸伝って最後どうなるの?
反乱軍の滅亡?
158 :
呉用殿ファン:2007/01/20(土) 23:15:31
遅くなりましたが、今日、すばるを読みました。
第一回目で公孫勝がニヤニヤしていたワケがわかりました。
呉用殿がひそかにあんなことをしていたなんて、
なんかみんなに嫌われているのに秘めたものがある呉用殿が輝いていて素敵でした。
殿をつけて呼ばないと怒る人間の小ささも、不器用なところも、火傷を負ってしまった顔も
ますます呉用殿が好きになりました。
強迫性人格障害
1.きまりやルールに異様にとらわれる
2.完全主義
3.古いものが捨てられない
4.他人が自分のルールに従わない限り仕事を任せられない
1、2は呉用そのものだけど、
殻は破れたんじゃない? 慣れない任務も開拓してるし、梁山泊時代は一切女に手をだしてなかったのに、
ペロペロするようになったし。
林厨が軍律違反した時、真っ先に「ルールがどうした」と言い切ったのは呉用なんだけどな。
162 :
無名草子さん:2007/01/21(日) 13:19:21
>>159の症状が目につく様になったのは晁蓋が死んだ後だろ。
163 :
呉用:2007/01/21(日) 13:58:11
阮小五に死なれたことも大きな痛手だった。
呉用、愛されてんな。
>>159には症状のことが書かれているだけなのに
皆当たり前のように呉用のこととして見てレスしてるのにワロタ
_, ._
( ゚ Д゚) 袁明、第3巻における禁軍の評価
( つ旦O 私は禁軍を信用していない。童貫とて、禁軍ではましな程度。実戦なら地方軍。
と_)_)
_, ._
( ゚ Д゚) ガシャ 袁明 第4巻で梁山泊がウン城を開放した後の発言
( つ O. __ 済州には強力な軍を置け。できれば禁軍がよい。
と_)_) (__()、;.o:。
゚*・:.。
しょせん、文官に軍の評価はできねーってこった。
呉達には期待してたんだがなぁ。
戦いがうまいかどうか、ということに関する信頼ではなく文官の思い通りに動くかどうか、っていう信用じゃない?
いくらなんでもあんなアホみたいな強さの童貫軍の力を「ましな程度」と評価するほど、袁明は間抜けじゃないだろ。
でも迂闊組織の頂点だしなぁ。。。。
武帝の話は、霍去病や李広の騎馬隊が見れるのかな? 敵役の匈奴は新キャラでも作るのかな?楽しみだ。
梁山泊から撤退したのは、もう二年も前になる。その間、揚州その他の城郭を転々とした。
闇塩の道は動いていたが、梁山泊にいたころに比べると、偽造する書類の数はずいぶん減った。
多くの仕事を押し付けてきた呉用の行方が知れないせいだ、と蕭譲は思っていた。
「呉用がいないので、少し仕事が楽だな」
偽印鑑を彫りながら、金大堅が言った。
「そうだな」
一時は文治省にも、ホワイトカラー・エグゼンプションが導入されるという噂があった。しかし、
宋軍との本格的な戦闘が近くなると、いつの間にか、その噂は消えた。
日々の無聊を慰めるため、近所の子供を集めて、書道塾を始めた。教え子の中から、一人でも
梁山泊の戦士が育ってくれれば、自分の出番が増えるかもしれない。そんな淡い期待を抱いた
こともあった。
「さて仕事に戻るか」
蕭譲は、卓に向かい筆を執った。
171 :
無名草子さん:2007/01/22(月) 18:30:51
水滸伝輪舞の章から、ずっと印鑑を彫り続けていた。初めて台詞が与えられたのは、
朱雀の章だった。それまで、ひたすら印鑑を彫り続けた。最初で最後の自分の視点でも、
やはり印鑑を彫り続けた。
本スレの「輝け!日本寡黙大賞」で、孔亮が大賞を受賞したときは、驚いた。それまで
一言も喋っていない私のことは、ネタ師にすら忘れられていたのだ。
だいたい印鑑師が登場する物語なんて、世界中探しても水滸伝しかないのだ。印鑑師を
主人公にした2時間ドラマも見たことがないし、印鑑師がモンスターを倒すゲーム・ソフトも
発売されていない。書道塾は珍しくないが、印鑑技工士塾なんて聞いたこともない。
だから印鑑を彫る以外に、仕事を見つけようがないのだ。
かつて彫刻刀を使った必殺技を考案したことがある。練習中に指を切って、安道全に
二度とやるなと言われた。
もう水滸伝で何か新しいことをやってみようという野心もなくなった。私は印鑑を彫り続け
ていればいいのだ。
太湖の水平線に、紅い夕陽が沈んでいった。
>>169 李広は史実よりも強くしてもらわんとなw
「小李広」がいとも簡単に「石に立つ矢」をやってのけちまったしwww
第4巻では、夏津において王和の軍と致死軍・林冲騎馬隊がぶつかった。
戦闘場面は描かれていないが、
負傷兵の治療の場面が、安道全の視点で語られた。
職人たちが戦にかかわるあの場面は好きだ。
175 :
呉 用:2007/01/22(月) 20:14:00
∧_∧ .
⊂( ´Θ` )⊃-、_ 今月号には、すっかり満足してしまって、
/// ノ:: //| 文句のつけようがない。
|:::|/( ̄ ヽノ:::::::|::::|/|
/ ̄(__) ̄ ̄ ./| | .|
/ 旦 /三/ / .|__|/
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│
| │
178 :
173:2007/01/22(月) 22:27:39
まぁ、時代は違うのは確かだが、李広の名前が出たんで反応してしまったんだ。
同じ作者の別の作品の話題はNGだっていうんなら謝るよ。
そんなみみっちいことを言うようなやつは一人しかいないさ。気にすんなよ。
小さなことで争うな
小さいけどしっかり消臭
臭い匂いは元から絶たなきゃダメ
曹正が歩兵の指揮をすることになった。兵站要員は、李立と蒋敬と自分の三人になった。
曹正が引き抜かれたのは、作者が武断派読者の巧みな誘導に乗せられたからではないかと、
孟康は疑った。武断派は、将校の数さえ増やせば、梁山泊が勝つと信じている。
統制派の巻き返しが始まった。今月号では、これ以上兵站要員を減らさないという作者の
意地が感じられた。
兵站の仕事は増えていた。北は燕雲十六州から、南は太湖まで、行動範囲は飛躍的に
拡がっていたし、曹正の抜けた穴を埋める必要もあった。運搬の途中で賊徒に襲われて、
死域を潜り抜けたことも、一度や二度ではない。しかし、現地に着くと、そんな苦労はなかった
かのように、笑顔で兵糧や武器を引き渡すというのが、兵站要員の誇りだった。
とにかく中国は広い。江戸から長崎までしか歩いたことのない日本人には理解できない
広さだろうと、孟康は思い続けていた。
二世キャラ・新登場キャラまとめ(2月号まで)
@即戦力
戦闘員―楊令、張敬、侯真、韓成、上青、費保、倪雲、狄成、鄭応、董進、カク瑾
職人 ―高平、劉策
Aもうすぐ戦力 ― 花飛麟、瓊英、秦容、張平
Bまだまだ子供 ― 王清、王貴、蔡豹、張朔
C念のため
職人 ―文祥、毛定、馬雲、趙林
半同志―唐昇、許貫忠、盛栄、ウ梨
D登場が待たれる二世 ― 李応の子、呼延灼の子
梁山泊陣容(2月号まで)
@聚義庁:呉用・戴宗・公孫勝
A洞庭山:宣賛・曹正・項充
B洞宮山:杜興・孫二娘・顧大嫂・扈三娘・陶宗旺
C本隊
呼延灼・韓成・鮑旭・郭盛
張清・馬麟
史進・鄭応・董進
D水軍:李俊・童猛・張敬・費保・倪雲・狄成
E楡柳荘:上青
F幻王軍:楊令・カク瑾・蔡福・侯真・武松 ※唐昇・許貫忠
G職人
闇塩:燕青
兵站:蒋敬・孟康・李立
医師:白勝・文祥・毛定
薬師:馬雲
大工:劉策
鍛冶:高平
造船:阮小二・趙林
通信:張横・王定六
偽造:蕭譲・金大堅
馬匹:皇甫端・段景住
交易:瓊英 ※ウ梨・盛栄
186 :
無名草子さん:2007/01/23(火) 14:57:01
曹正・馬麟 洞宮山から現在の場所へ移動するとの記述に従った(1月号)
馬麟は、張清隊の騎馬が増えた時点で、洞宮山から張清隊へ移動する
陶宗旺 洞宮山の仕事はほぼ終わっていたから、洞庭山の可能性が大
鮑旭・郭盛 11月号の記述に従った
扈三娘 本隊への移動が示唆されていたが、12月号の記述に従った
>>187 扈三娘は、張清隊がいいと思う。張清には美人嫁がいるから、騒動が起きそうにない。
呼延灼は、嫁と離れた生活が長いから、間違いがあるかもしれない。
史進は宴会で裸踊りをして、扈三娘にぶん殴られそうだから、ダメ。
189 :
無名草子さん:2007/01/23(火) 16:26:13
190 :
呉 用:2007/01/23(火) 16:33:12
,, -──- 、._
.-"´ \.
:/ _ノ ヽ、_ ヽ.:
:/ o゚((●)) ((●))゚oヽ:
:| (__人__) |: こ、呼延灼に お、女をあてがう必要はない!
:l ) ( l:
:` 、 `ー' /:
:, -‐ (_). /
:l_j_j_j と)丶─‐┬.''´
:ヽ :i |:
:/ :⊂ノ|:
>>147 >戴宗に代って通信をみている
水滸伝は、登場人物の主観を通して書かれているから、視点の人物が知悉していない
事実については、不鮮明な発言も多々ある。
たとえば、首脳部以外は詳しいことを知らない闇塩の道については、ほとんどの同志が
曖昧な事実しか言わない。
通信についても秘密を要するから、呉用・魯智深・武松などを除くと、直接の担当者以外、
詳しいことを知らない。戴宗と張横の仕事の分担がどうなっているか等は、知らないのだ
と思う。
1月号で、杜興が、「戴宗や張横の代りに、王定六が通信の指揮をしているように思える」
と間の抜けたことを言っている。これなども、その例。
そこは、杜興自身が、青蓮寺の追及を逃れて隠遁生活をしていたことから、
他の同志の活動をよく知らなかったことを表現しているのではないかな?
戴宗は梁山泊の再組織化、張横は新しい通信網の整備に忙殺されていたから、
現に必要な通信の事務は、王定六がやっていた、ということまで、杜興は
知らなかったのだと思うよ。
>>191-192 しかし、今月号で、戴宗が、「呉用殿を助けて以来、飛脚屋は張横に任せ、俺は
呉用殿の片腕のようにされた」と言っているのは、どういうことだろう?
第4巻で、戴宗が、宋江に、張横を紹介するとき、「同志間の通信を統括している
のは、張横だ」みたいなこと言ってるんだが?
>>193 飛脚屋の創業者が戴宗であることは、疑いない。その後、魯智深と知り合い、
宋江の同志となってから、飛脚屋を同志間の通信手段として利用するようになった。
戴宗は、牢役人の仕事もあったから、全部を一人でこなせない。そこで、同志の通信
に関しては張横に任せた。
今回、戴宗は全面的に飛脚屋の業務から引退し、名実ともに『張横の飛脚屋』になった
のだろうよ。
195 :
無名草子さん:2007/01/23(火) 18:04:03
商号の変更がなければ、やっぱり「戴宗の飛脚屋」と呼ばれてしまう。
張横にとっては、さらに悲惨な状況が訪れる。
197 :
呉 用:2007/01/23(火) 18:38:57
∧_∧ .
⊂( ´Θ` )⊃-、_ わしの片腕の戴宗君。調子はどうかね?
/// ノ:: //|
|:::|/( ̄ ヽノ:::::::|::::|/|
/ ̄(__) ̄ ̄ ./| | .|
/ 旦 /三/ / .|__|/
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│
| │
第4巻に湯隆の視点があった。王倫時代の湯隆は、弟子1人と2人だけで仕事をしていたようだ。
これが、高平だろうか?
晁蓋入山後は、3つの作業場に5人づつ弟子がいた。計15人。作業場の責任者が3人いたわけだから、
このうちの一人が高平なんだろうか?
15人というのは、第4巻の話だよね。その後、二竜山や双頭山へも鍛冶を送っている。
もっと人数は増えていたのかもしれない。でも、そこで戦死した可能性もある。
また、梁山泊に残っていた弟子も、童貫戦のとき死んだかもしれない。
湯隆自身そこで死んでいるからね。
第4巻の3人の責任者が生き残っていれば、高平である可能性もあるが、趙林に近い年齢
ならば、別人かもしれない。
>>199 (´・ω・‘)知らんがな。ビートたけしの一番弟子は、そのまんま東やがな。
201 :
無名草子さん:2007/01/23(火) 19:42:27
来月号は、李応の息子に期待。
秦容は、名前が出た翌月に登場した。
現在の梁山泊幹部の総員は、51名。
(ウ梨・盛栄・唐昇・許貫忠・公淑・白寿・真婉・金翠蓮は含めていないが、瓊英は含めた)。
子午山 3名(張平・花飛麟・秦容)
保育所 4名(王貴・王清・蔡豹・張朔)
ここまで含めると58名。
108星まで、残り50星。
204 :
呉 用:2007/01/23(火) 20:33:20
蕭譲。名札じゃ。名札の準備じゃ。
205 :
無名草子さん:2007/01/23(火) 20:52:12
張横のセリフの少なさを気にしている同志よ、安心しろ。
張平が下山する時にはきっと彼のセリフが入るさ。
まぁその後のことは知らんけど。
張平が下山するまで生きてる保障はどこにもないけどな。
207 :
無名草子さん:2007/01/24(水) 00:31:48
4巻っていいね。
19巻の事思うと、李逵の純真さや、湯隆と医者チームのほのぼの感が
また泣かせるよ。
208 :
無名草子さん:2007/01/24(水) 00:35:55
一緒に連れていってもらいたいのに言い出せなくて、宋江と武松の後をこそこそついてくる李逵の姿を愛おしく思った。
209 :
無名草子さん:2007/01/24(水) 10:47:23
四巻で「大湖」とか「大湖の仲間四人」とかってキーワードが出てくるねは
楊令伝を意識しての加筆ですよね?
>>206 それなら仕方無いが
流れによっては張横が生き延びているのに、
父親より先に張順の甥が、呆気なく戦死する極悪シナリオも考えられる。
211 :
無名草子さん:2007/01/24(水) 11:42:26
袁明様がいた頃は、月に一度の全体会議があった。禁軍、地方軍、叛乱、民政を
担当する四人の責任者が集まって、情報のすり合せをした。
聞煥章が「タテ割り」の弊害を指摘して以来、この会議が描かれることはなくなった。
おかげで、自分と石倫と林貴がいったい何をしているのか、わからなくなってしまった。
ただ一人、何をしているかが明らかになった林貴は、翌月にはいなくなった。代りに
范斌が青蓮寺に入った。范斌が「入り」と書いてあったので、下から上げられたのか、
外から入ってきたのかは、よく分からなかった。
李富様は、あまり会議を好まず、重要なことは、妓楼に行って、李師師と決めるようになった。
「白粉くさい青蓮寺、と高毬が陰口を言っておるのを、ご存知ですか、任先殿?」
自分以上に何をしているのかが分からない石倫が言った。
自分らも致死軍に襲撃されて、死域をくぐってきたのだ。
「僕は、ハセキョウじゃなくてナニキョウだからね。オーケストラはN響」
任先は、賊徒に殺された何恭のギャグが懐かしかった。
>>209 太湖に四人の仲間がいることは、加筆ではなく、すばる連載時から、そうだった。
ネタバレになるが、5巻には、費保が登場する。
>>207 叛乱に立ち上がる李俊の場面は、当時、それほどとも思わなかった。たぶん、直前に
二竜山や少華山の戦いを読んでいたから、たった100人の叛乱では、物足りないと
思ったのだろう。
しかし、文庫で改めて読むと、面白かった。二竜山や少華山と違って、本当にゼロから
始めた叛乱。李俊の熱い気持ちが伝わってきて、かなり興奮した。
北方も絵巻も読んでる奴ってどれくらいいる?
>>213 童貫。俺は当時、原典の記憶が濃厚だったので、李俊が水上ではなく、陸上で闘う
というだけで、その場面が気に入らなかった。
李俊が水軍の頭領である現在は、その場面を、とても素直に読める。
「武器があっての叛乱だ」の穆弘の台詞は笑える。武器すら集めないで叛乱を起こした
李俊の直情も好きだ。
>>208 人気者が次々に登場する第4巻だが、中でも李逵の登場シーンは、印象に残る。
宋江の旅と並行して、青蓮寺が密かに○○暗殺計画を進めているところも、すぐれた構成だと思う。
>>214 俺両方読んでるけど、両方とも好きだな。絵巻だったら楊林、楊雄、王定六が好き。絵巻は原典に忠実だけど、藩巧雲と楊雄の話とか、西文慶が出てくる潘金漣の話とかが面白かった。北方のは登場人物が人間くさくて好き。どっちも違った長所があるんだよね。
217 :
無名草子さん:2007/01/24(水) 13:11:10
文庫1巻 買った。すでに2刷だった。
単行本の発売開始時(7年前?)は、何でいまどき叛乱の小説なんだ?と思ったが、
ジニ係数が高まりつつある昨今の日本、叛乱の小説の需要が高まっているなw
218 :
無名草子さん:2007/01/24(水) 13:32:50
>>212 登場人物の主観だけだと、読者に分かりづらい部分もあるから、青蓮寺の会議が
客観的な状況説明の役割を果たしていた。
梁山泊の全貌は、すでに明らかになっているから、敢えて会議の場面を描写する
必要は少ない。遼と金を含めた外交の状況は、会議よりも、李富・聞煥章に一人で
語らせた方が、より明瞭になると考えた。梁山泊のときと異なり、地下活動を探って
いくというものではないからね。
ただし、任先・石倫らの物語へのコミットという側面が希薄になったのは、おっしゃるとおり。
Λ_Λ
◯( ´∀` )◯ 第4巻といえば、無駄に明るい金秀
\ /
|⌒I、│
(_) ノ
∪
>>203 かく思文の妻と娘は、相変わらず、名無しのままだね。
よっぽど役に立たない親子なのかね?
>>220 杭州にいた杜興・扈三娘が青蓮寺の残党狩りにあったとき、
カク思文の妻と娘が逃がしている。かなり役に立つ。
致死軍と青蓮寺の暗闘もあったらしいから、死域をくぐり抜けたのかもしれんぞ。
>>222 張青・孫二娘も、元はそういう仕事を専門にやっていたわけだ。
徐寧の引き抜き作戦を契機に、108星に名を連ねることになった。
妻はともかく、娘の方は、間者として使えるのではないだろうか?
カク瑾が女真の地にいる。頭領となるべき楊令の行方を、梁山泊の面々が心配した以上に、
カク瑾の安否を母と姉?は憂慮したはず。燕青は、母娘に、カク瑾の無事を教えてやるべき。
>>210 北で金と遼の戦は続くのだろうが、国内で大きな戦があるのは、
呉用が言ったように2年先じゃないかな?当分は誰も死なないような希ガス。
方臘の組織化された兵は、現在3500。非戦闘員の信者は
数万いるとしても、中核になる兵を増やしてからでないと、
方臘も蜂起しないだろう。
もちろん梁山泊の蜂起も、まだ先。
なにしろ、童貫が率いるのは、14万の大軍(予備隊3万は、開封府の留守部隊になると予想)。
しかも、宋と金の同盟。14万を北と南に二分しないと、戦いようがない。
「わしの出迎えのために、一万の兵を集めただと?どういうことだ、黄文炳?」
「少なすぎましたでしょうか、知府様?」
「そうではない。公用車は廃止、椅子はパイプ椅子、報酬は20%カット。
その条件で、わしは江州の知府の任を引き受けたのじゃ。出迎えの兵など、
即刻任務に戻せ!」
十九年、青蓮寺の仕事を続けてきた。自分の仕事を憎んではいたが、報酬を
カットして欲しいと考えたことはなかった。新知府の言っていることが、うまく
理解できなかった。この男は、何か問題を起こしたときにカットすべき報酬を、
予めカットしておくと言っているのか?己の過去を振り返ったことはないのか?
女の頭は、まだ動き続けている。黄文炳は、しばし快楽に身を委ねた。
父親が先に死んで悲しむ息子、ってのはいままでに多くあったが、その逆はないな。
張順の甥と張横がそうなるかもしれんぜ。
文庫版4巻、まだ全部読みきってませんが・・・
リキかわいいよリキ
水滸伝における呂英と、楊令伝における呂英は、ずいぶん人格が変ったね?
「部下が20人いる」点は、水滸伝のままだから、意識的に人格だけ変えたのだろうな。
文庫改訂で、水滸伝の人格の方を、楊令伝に符合させると思われ。
>>230 補筆改訂で整合できるかな?多くの点で違いが大きすぎる。
俺は、19巻の聞煥章の視点<呂英・文立と3人で話す場面>は全面的に削除されると思う。
232 :
230:2007/01/24(水) 18:30:33
削除した後、どうするの?徐寧と索超の闘いを補筆するとかw?
実直な呂英から、呂牛と同じような呂英に変更されたのは、
聞煥章の仕事内容が変更された結果だと思う。
当初の構想では、聞煥章は、宋金同盟に深く関与するはずだったんじゃないかな?
水滸伝19巻では、聞煥章は、呂英に、遼と通じた国境警備の将軍について調べさせようとしていた。
遼を見限り、金と結んで燕雲十六州を回復する。
しかし、その構想は消えた。
今月号に書いてあったのは、遼滅亡後、金と宋が対立したとき、聞煥章が何かする・・・という感じだった。
>>227 何となく、張順の甥の方が親父より先に死んで、親父と張平が生き残りそうな気がする。
しかし、もはや定番化しつつある「張順の甥」という呼び名だが
まるでダウンタウンの番組の「板尾の嫁」みたいな響きを感じるなw
235 :
無名草子さん:2007/01/24(水) 19:11:11
そもそも張平が死んでしまったら、王進道場卒業生不死伝説が途絶えてしまうじゃないか。
236 :
230:2007/01/24(水) 19:12:35
>>233 呂英の人格改造と、聞煥章の仕事内容の変更が、いまいち結びつかんのだが、
もう少し分かりやすく説明してくれ。
237 :
233:2007/01/24(水) 19:18:48
>>236 水滸伝19巻を書いた頃の構想
@聞煥章は自らの手で燕雲十六州の奪回を成し遂げる計画を立てる。
↓
A遼と国境の将軍の癒着を暴き、遼の宋に対する背信行為を明らかにする
↓
B宋金同盟実現のために廷臣を説得する。
Aの調査結果を廷臣に信じさせるには、呂牛のようなふざけた性格の
間者では無理。そこで、呂英の性格=実直として、廷臣の前で呂英に
遼の背信行為を証言させようとした。
238 :
230:2007/01/24(水) 19:39:14
なるほど。その構想が消えた理由は、詮索しても分からないが、
いずれにしても、呂英を実直な性格のままにしておく理由はなくなったんだな。
ただ単に、三年で荒んだだけだと思うがw
Λ_Λ
◯( ´∀` )◯ 実直だけど、無駄に明るい金秀
\ /
|⌒I、│
(_) ノ
∪
>>239 荒んだのではなく、明らかに構想の変化に伴う、呂英の性格の改造がある。
確証もなにもないことをねちねち妄想するのはいいんだけど、それをこっちに押し付けられてもなw
「実直なだけでもああいう仕事は難しい」
今の呂英の性格は「三年の間に間者として成長した」ということをあらわしてるだけだと思うが。
聞の戦略が変わったことはあり得ることだが、それと呂の性格の変化は関係ない。
つーか、実直だろうとなんだろうと、そこいらの雇われ間者の報告することなんざ、廷臣が信じるかっつーの。
水滸伝における呂英と、楊令伝における呂英の比較表
>呂牛のような現われ方をせず、必ず文立を通す。 <水>
⇒「父親と同じだ。不愉快な現われ方をする」 (楊)
>「二度、あの男を使い、今度で三度目だが、まだ力は測れんな」 <水>
⇒「俺はこの三年ばかり、一党を立て直すので、精一杯だった。やっと仕事ができるまでになった」 (楊)
>文立は、聞煥章の知らないところで、呂牛親子と付き合いがあった気配 <水>
⇒「早く消えろ。私には、守る者(=文立)がいる。見つかると、死ぬぞ」 (楊)
>父親と較べると、人を食ったところはまるでありませんが、実直です。 <水>
⇒「あんたの仕事をすると、決めたわけじゃねえ。俺はいま、高く買ってくれる人間を探している」 (楊)
245 :
呉 用:2007/01/24(水) 20:30:32
∧_∧ .
⊂( ´Θ` )⊃-、_ わし、今日出番がないようなんだが、書いてもいいかね?
/// ノ:: //| 白熱してきたから、どこで登場していいか、わかんなかったよ。
|:::|/( ̄ ヽノ:::::::|::::|/|
/ ̄(__) ̄ ̄ ./| | .|
/ 旦 /三/ / .|__|/
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│
| │
>>243 実直な人間というものは、現在の呂英のように荒むことはない。
荒んだりしないから、他人から実直と言われるんだと思う。
31年間、実直であり続けた私が言うのだから、間違いない。
ということは、呂英は3年前、実直ではなかったんじゃないか?
247 :
無名草子さん:2007/01/25(木) 13:39:14
人間に表裏があるのは、あたりまえ。呂英は、3年前は猫被りだったんだよ。
ワイドショーでは紳士なコメンテーター、手鏡を持つと性格豹変って人もいたじゃない?
楊令も3年間で性格が大きく変ったんだから、性格の変化なんか珍しくないよ。
楊令と呂英は違うと思う。楊令の他にも、魯智深・林冲・史進・燕青・武松などなど
性格の変ったキャラクターは少なくない。でも、彼らはメイン・キャラ。性格の変化
が丁寧に描かれている。
これに対して、呂英の登場回数は、たった2回。その2回で大きく変化するのは、
唐突だと思うんだ。
249 :
無名草子さん:2007/01/25(木) 14:06:15
呂英の性格の激変が、
>>246の琴線に触れた。『実直』という言葉が、
>>246にとって、
とても大事な言葉であることは、彼が呂英の登場回数3回を2回と言い間違えているとこ
ろに示されていた。明らかに
>>246は、動揺していた。
俺は246じゃなくて、第三者なんだけど、改めて先月号を読み直すと、呂英に関して、不可解な点がある。
呂英らしき人物は登場しているが、名前は伏せられているんだ。
いま思うと、あれは「呂英の性格変えるよ」というブロックサインだったんじゃないか?
19巻の呂英と大きく性格を変えたんだけど、それについて読者の反応を見ようとしていたとも読めるよね?
投書その他で、特に誰も反応しなかったから、今月号で呂英の名前を表に出したという気もするが。
>>250 おまいサスペンス・ドラマ、好きだろうwwww?
もういいよ。変ったものは仕方ない。呂英は呂牛を上回るウザキャラになるってだけのこと。
俺は、黄文炳に助演男優賞やりたいぐらい好きだけど、ああいうタイプの悪役は、うけないのかなぁ?
黄文炳タイプの手の者を登場させる伏線は、11月号に張られていた。青蓮寺は100名
を超える手の者を、全国の州庁・県庁に配していた。これは、機会さえあれば、通判に扮した
手の者が、黄文炳のように、梁山泊と戦う、ということを意味している。
あくまでも「機会があれば」だ。機会がなければ、伏線は伏線としての生涯を終える。
しかし、最近の伏線の多さは、いったいどうしたことだろう?
「後の展開の起点は、すべて物語に内包させるべきである。さもなくば、物語は滅ぶ」
偉大なる哲学者、大前我 優奈 [ Ohomaega-Yuuna ]( 2007 〜 没年不明 )の箴言である。
, イ)ィ -─ ──- 、ミヽ
ノ /,.-‐'"´ `ヾj ii / Λ
,イ// ^ヽj(二フ'"´ ̄`ヾ、ノイ{
ノ/,/ミ三ニヲ´ ゙、ノi!
{V /ミ三二,イ , /, ,\ Yソ
レ'/三二彡イ .:ィこラ ;:こラ j{
V;;;::. ;ヲヾ!V ー '′ i ー ' ソ
Vニミ( 入 、 r j ,′
ヾミ、`ゝ ` ー--‐'ゞニ<‐-イ
ヽ ヽ -''ニニ‐ /
| `、 ⌒ ,/
| >┻━┻'r‐'´
ヽ_ |
ヽ _ _ 」
大前我 優奈 [ Ohomaega-Yuuna ]
( 2007 〜 没年不明 )
>>234-235 「父上。ご無沙汰をしておりました」
「おお、お前は張順の甥ではないか?遠慮はいらん。こっちで母さんの煎れた茶を飲みなさい」
「毎日パソコンを叩いてばかりおられると伺いましたが、梁山泊の通信もついにネットを使われますか?」
「そうではない。通信は飛脚を使う」
「では何をなされておられます?」
「それよ。お前も、今月の楊令伝は読んだであろう?」
「はい」
「ついに『戴宗の飛脚屋』は、『張横の飛脚屋』になったのじゃ」
「はい。20年を超える苦労がやっと実ったわけですな?」
「まだわからん。わしは『戴宗の飛脚屋』と書かれてしまう怖れを完全には払拭できておらん」
「祭りになりますな、『戴宗の飛脚屋』と書かれると・・・。予めネタを書き溜めておられるのですな?」
「さすがは、張順の甥。察しがよいのう」
職人の中でも、他の同志と離れた場所にいた通信の連中は、どうしても出番が少なくなるね。
その上、仕事は地味だし、かつ忙しい。
青蓮寺に中継所が襲われるという話でもあれば、出番はあるだろうが、闇塩の道ほどには、
青蓮寺も、探索に力を入れていない。
257 :
無名草子さん:2007/01/25(木) 16:19:44
>>256 闇塩の道は明らかに違法だから、青蓮寺は放置できない。
飛脚の方は、適法なんで、青蓮寺も手を出しにくいのではないか?
>>257 黄文炳は、戴宗が叛徒であることを突き止めたよね。
江州戦の最中だったけど、青蓮寺へ報告はしていると思うんだ。
仮に報告できなかったとしても、何人か手の者を使っていたし、
彼らが全滅していなければ、飛脚通信網の特定はできるんじゃないかな?
特定した可能性はあるな。しかし、その後、何度も「通信網を新たに整備」の語句が出てきた。
ある程度使ったら、次の通信網を作り直すのではなかろうか?闇塩の道は、そうやっているぞ。
260 :
無名草子さん:2007/01/25(木) 17:05:36
>>240 金秀は、目立たないけど、それなりに存在意義のあるキャラだと思いますよ。
李富が馬桂を二重スパイに仕立てるのは、いくら李富の仕事が叛乱の調査
だとはいえ、日常やってる業務の範囲を逸脱していると思うんですよ。妾の
恋愛感情を利用していますからね。ほら日本の西山記者事件で、正当業務
行為と認められなかったのと同じじゃないですか?
そこで、李富はだんだん鬱になる。いつもの李富ではなくなるわけです。その
傍に、いつも変らず明るい金秀がいる。李富が徐々に鬱になっていく姿が、
より明瞭になっていると思うんです。
Λ_Λ
◯( ´∀` )◯ 無駄に明るい金秀も、馬桂の死体を見れば、鬱になる。
\ /
|⌒I、│
(_) ノ
∪
>>258 特定できるのは、江州の店だけじゃないか?
まさか、どの土地でも「戴宗飛脚屋」という看板を掲げているわけじゃあるまい?
>>212 どの巻だかは忘れたが、任先と李富の会話の場面があった。
使命感と責任感の強い李富と較べると、任先は平凡な役人というイメージだったな。
青蓮寺と軍との関係は、以前と違い緊密になっているから、特に軍の担当者は必要
ないんじゃない?
前半では、民政担当の何恭が、闇塩の道の探索をしていた。ところが、後半では、
沈機や呂牛も、探索に当たった。
民政担当と叛乱担当の区別は、実際上難しい。四つの部署は、梁山泊の叛乱が表面化
する前に決められていたものだから、現在は、全員、叛乱担当と言っていいんじゃないか?
264 :
無名草子さん:2007/01/25(木) 18:21:28
本格的な戦闘が始まれば出てくるはずでしょうが、郭盛・鮑旭・陶宗旺の声も聞きたいですね。
今月号の戦いには、出てこなかった。
特に、陶宗旺は、対岸から梁山泊への撤退を援護する殿だったから、その話が聞きたい。
それと、二竜山では楊令べったりだった郭盛が、幻王軍の殺戮と略奪について、どういう感想
を抱いているかも知りたい。
>>263 宋金同盟は、廷臣主導で結ばれた。こんな重要な外交上の取り決めに、青蓮寺は関われなかった。
廷臣担当要員は、必要じゃないか?
>>265 Λ_Λ
◯( ´∀` )◯ それでもこの国を支えているのは我々だ。無駄に明るい青蓮寺。
\ /
|⌒I、│
(_) ノ
∪
しかし戴宗が飛脚屋の元締めだ、と認識しているなら6、7巻で宋江を捕まえるために全ての通信手段を遮断した、ってのもおかしな話だよなぁ。
>>264 どうして自分が生き残ったのか?郭盛は毎日そのことばかりを、考え続けていた。
楊令と武術の鍛錬をした二竜山の日々。まるで兄弟のようにして育った。
楊令の片腕として、馬上剣を振る姿を夢想していた自分は、甘かったのか?運命
が変転したのは、二竜山から梁山泊への移動のせいだ。すべて呉用が悪い。
18巻から19巻の流れを読むと、楊令の片腕がカク瑾になるであろうことは、誰の
目にも明らかだった。
どうして自分が生き残ったのか?カク瑾を押しのけてでも、自分が楊令を探すべき
ではなかったのか?
次回語るべき台詞の稽古をしながら、郭盛は、またそのことを考えた。
このスレの調練、林冲の調練より、厳しいなww
>>267 江州戦の最中だった。その後、KがKに殺されるから、開封府へ報告できなかった、と解釈した。
>>265 宿元景、童貫ですら、停戦の勅命で苦渋を舐めた。宰相の暗殺すら厭わない青蓮寺が、
廷臣の行動を探索するための専門要員を置かないのは、不思議といえば、不思議。
>>243 報告は聞煥章が行う。聞煥章は、蔡京が見つけだし、袁明の抵抗を押し切って、青蓮寺に送り込んだ。
突然、蔡京と聞煥章の信頼関係が消滅することの方が、むしろおかしい。
>>270 > 突然、蔡京と聞煥章の信頼関係が消滅することの方が、むしろおかしい。
呂牛が、聞煥章の性生活の実態を、蔡京に密告した。呆れた蔡京は、聞煥章を見限った。
>>263 たしかに、任先は、青蓮寺って給料いいなー、ラッキー、ってノリだった。
林貴はそこそこ役に立ちそうだったが、石倫・范斌は、任先程度の人物じゃないの?
出てこなくていいよ。
>>198 そのあたりが高平だったら、懸案の杜遷・宋万を語る要員になれるのにね^^;
273 :
無名草子さん:2007/01/26(金) 14:03:12
新登場のオリキャラの名前を覚えるために、そいつらの名前ばかりを書き込んでいる香具師が、一匹いるなw
>>194 【 戴宗飛脚屋の歴史 】
戴宗、飛脚屋を始める ※宋江と出会う前
↓
魯智深、飛脚屋を同志間の連絡に使うことを提案
↓
戴宗、張横に同志間の連絡の業務を一任 (戴宗は、同志間の連絡に当たる飛脚を知らない。張横のみが知る)
↓
張横、飛脚の増員を戴宗に依頼 →戴宗、飛脚の増員を呉用に要望するも、拒否される
↓
戴宗、自ら飛脚を探す →王定六をスカウト →戦の際の伝令部隊(臨時)
↓
青蓮寺、太原府近郊の通信を切断
↓
張横・王定六、船と人を組み合わせた新通信網の創設
↓
戴宗、同志間の通信以外の通常の飛脚業務も、張横に委ねる →戴宗、呉用の片腕に
【 戴宗飛脚屋の歴史 】(後半補充)
張横・王定六、船と人を組み合わせた新通信網の創設
↓
戴宗、宋との偽装講和工作に従事
↓
戴宗、負傷した公孫勝の代りに、致死軍の現場の指揮
↓
〔梁山泊陥落〕
↓
戴宗、公孫勝・呉用と聚義庁を組織し、梁山泊の再建に尽力 →戴宗、致死軍の現場の指揮を離れる。
張横、飛脚通信網の拡張と再整備 →この間、同志間の連絡事務は、一時的に王定六がみる。
↓
戴宗、同志間の通信以外の通常の飛脚業務も、張横に委ねる →戴宗、呉用の片腕に
同志間の通信業務は、飛脚屋事業のごく一部にすぎない。
戴宗は、致死軍の現場の指揮をするまでは、人員(飛脚)の増強や中継所の確保など
の仕事をしていた。このあたりの事情は、王定六・張青・孫二娘が出てくる場面などから分かる。
張横は、通信の符牒を考案するなど、当初から同志間の通信を全面的に統括していた。
その後、徐々に、戴宗がやっている仕事も覚えた。戴宗が、講和工作・致死軍の指揮と
多忙になった頃から、実質的に飛脚屋の全業務を仕切るようになる。
言葉は悪いが、その後、飛脚屋には、戴宗の居場所がなくなった。
278 :
呉 用:2007/01/26(金) 16:30:30
∧_∧ .
⊂( ´Θ` )⊃-、_ 戴宗君。わしを救けたばかりに、飛脚屋に居場所がなくなったのかね?
/// ノ:: //| カワイソウダネ
|:::|/( ̄ ヽノ:::::::|::::|/|
/ ̄(__) ̄ ̄ ./| | .|
/ 旦 /三/ / .|__|/
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│
| │
真定府の戦いで、騎馬を600頭捕獲した。これで、
呼延灼隊 騎馬500
張清隊 騎馬400 となる。
呼延灼は自身で騎馬隊の指揮をするのだろうな。張清隊は馬麟だ。そうすると、
呼延灼隊 韓成・鮑旭・郭盛
張清隊 馬麟
史進隊 鄭応・董進 となる。
張清隊のところが、凹んでいるのが、気になる。
>>273 このスレは、しばらくの間、新登場キャラを覚える調練のために使われる。次の1〜5が誰だか分かるか?
1 周炳
2 羌肆
3 王清
4 劉策
5 劉譲
281 :
三択の女王:2007/01/26(金) 18:06:55
>>280 出題形式がつまんないわw
五択でやってよ。
>>270 聞が報告できるかどうかという問題もあるんだけど、それ以前に聞が報告するんならそれこそ間者の性格がどうだろうと戦略とは無関係じゃないか。
あと、蔡京と聞煥章の信頼関係についてはほぼ、消滅してるんじゃないかな。
本来は蔡京と青蓮寺を繋ぐ役割だったはずなのにすっかり青蓮寺の一員、李富の部下になっちまった。
腹に一物あろうとも、立場的には微妙なところに立っている。
蔡京が人並み以上に保身に優れていれば聞煥章を信頼することもないし、その反対もそう。
>>65 > 瓊英「杜興殿が将校不足で悩んでおられる姿を、見ていられなかった」
瓊英が、原典どおり××をしてくれたのは嬉しかったが、いまのところ護身用ですよね?
部隊指揮をするといった感じじゃなかった。
仮に○○が死んだとしたら、部隊指揮につく可能性はありそうだけど、それはちょっと考えられない。
>>282 初登場以来、聞煥章と蔡京は、まったく会ってないしな。蔡京は、もう忘れているかもしれん。
>>283 家族団欒の場面のその後は、お約束の・・・・・・
【問1】 次の記述は、楊令伝の一部であるが、下記の語群の中から( )に
適切な人名を入れた場合、まったく使われない人名の組み合わせは1〜5のどれか?
機構もいくらか変わった。( )、( )、( )の三名は、青蓮寺内で、
それぞれ部下を5、60名抱えている。( )の直属は、護衛の( )が
率いる20名のみである。
北京大名府には、( )がいる。護衛は顔が半分潰れた( )だが、片腕の
ようにして、( )という男を使っていた。なにかひらめくものがあって、( )
は( )の出自を調べた。・・・中略・・・。扈三娘の兄に当たるのだ。科挙を通り、
優秀な役人として働いていたのを、( )が引き抜いた。それを知った時、( )
は自分がにやりと思わず笑ったことに後で気づいた。( )については、なにもせず
に放置してある。
〔語群〕 劉譲、林貴、周信、扈僊、范斌、李富、劉策、周炳、任先、聞煥章、何信、石倫、文立、
1.林貴、范斌 2.劉譲、石倫 3.劉策、周炳 4.周信、何信 5.扈僊、文立
7番目の( )がひっかけだな
>>282 蔡京は、青蓮寺の力が大きくなるのを好ましく思っていなかったが、梁山泊
の叛乱(具体的には江州戦)に危機感を持ち、聞煥章と今後の対策を練った。
聞煥章の意見は、青蓮寺を強化して、叛乱に当たる、だった。
聞煥章が青蓮寺の一員になったのは、蔡京・袁明と話し合った上でのこと。
決して蔡京の間者として青蓮寺の一員となったのではない。だから、聞煥章
がすっかり青蓮寺に染まったからといって、蔡京が彼を警戒する理由はない。
>>287 表と裏の頂点のそばにいるはずの聞煥章が裏の頂点にべったりだと表の頂点は警戒すんだろ。
あのさ、友達ごっこをやってつんじゃないぞ。権力と権威の奪い合い、協力しあってもいつ裏切られても切り捨てられても不思議は無い、そんな状況。
例えば聞煥章が自分の目的のために宰相は別の人間のほうが良い、と判断したらどんな手を使っても、蔡京を陥れるよ。
長い間、政治の世界で生きてきて、自らも色んな人間を蹴落としてきた蔡京が、聞煥章を信頼するとでも思うのかい?
【問2】 水滸伝(以下、楊令伝を含む)の登場人物AないしEは、作中の登場人物について発言している。各
発言中の(@)から(H)まで及び発言者AないしEに語句群から適切な人名を入れると、水滸伝に関する正
しい発言となる。
(@)から(H)まで及びAからEまでに入るものの組合せとして正しいものは、後記1から5までのうちどれか。
〔発言〕
A 僕の母親は正妻の扈三娘さんじゃないんだ。だから、兄弟とはいっても、相続分は(@)の2分の1しか
ないんだよね。
B わしは禁軍部内から昇格して将軍になったが、李明にいじわるをされたことはない。同じ頃地方軍から
(A)が連れてこられ将軍となった。楊セン将軍は退役したよ。
C 俺は湯隆殿の一番弟子だけど、(B)は李雲殿の一番弟子さ。阮小二の弟子の(C)は態度でかいね。
D 俺は趙安殿の古参の将校だが、(D)が戦死しても副官に昇進できなかった。趙安殿は若い(E)を副官
にしたんだよ。むかつく。
E (F)殿、(G)殿と続いた青蓮寺の闇の軍は、いま俺が現場の指揮をしている。どうやら俺の上に(H)
がいるらしいんだが、この上司は、妓楼から出ないものだと思っていたら、現場に赴き方臘と接触をもったようだ。
〔語句群〕 花飛麟、侯真、王貴、王清、葉超、葉春、劉譲、王丘、梅展、劉策、馬雲、趙林、高平、
馬万里、公順、何信、文立、陳恵、赫元、王和、高廉、羌肆、周炳
1.A-花飛麟@王清A劉譲B劉策 2.B-葉春B劉策C侯真D文立 3.C-高平D何信E公順F王和
4.D-陳恵E王丘G高廉H周炳 5.E-羌肆@王貴A馬万里B梅展
>>289 発言Aは解答不能じゃない?王貴と王清のどっちが白寿の子か書いてあった?
みなさん、こんにちは。高毬将軍の部下の王文徳です。相棒の張開も元気にしています。
北方本に登場した原典キャラです。絵に描いたような悪役です。
いえいえ、名前を覚えていただかなくても結構なんですよ、もう出ませんから。
オリキャラ・二世キャラが続々登場して多士済々の楊令伝に、我々の出る幕がないことは、
承知いたしております。山士奇・黄鉞とともに、きれいに忘れてくださって結構でございます。
失礼いたしました。
>>290 発言Aが埋められなくても、正解が出せるように作ってある。
楡柳荘から洞庭山に渡った。東の四の場所で、陶宗旺が石積みを造っていた。
東の四の場所。なんて味気のない地名なんだろう、と鮑旭は思った。呼保義平野、玉麒麟盆地、
九尾亀岬、他に地名は、いくらでもあるはずだ。金沙灘、鴨嘴灘の地名を考えた王倫のほうが、
よっぽどセンスが良い。
「陶宗旺殿は、使い勝手のいいキャラですね?台詞ひとつ与えなくても、文句も言わず黙々と
石積みを造る。しかも、1ヶ月かかりそうな仕事を、10日でやり遂げる。北方先生も喜んでいましたよ」
「鮑旭殿、こんなところで油を売っていてもよろしいのですか?真定府では戦があったと聞きましたが」
「こっちに用事があったのです」
「何ですか?」
「蕭譲殿が高齢ですから、もしものことがあったとき、書類の偽造ができるように、調練を受けています。
私は王母様から習字を学んでいるのですよ、陶宗旺殿」
将来、宋金同盟を破棄して、宋は遼の残党と手を結ぶ。遼を滅亡させないで、宋金遼の鼎立が
聞煥章の構想(1月号)。それを「蔡京と李富の協議で、速やかに決定すべき」だと言っている。
ところが、2月号では、「金が遼を倒すのはいつか。聞煥章の頭には、それがあった」となる。
三国の動きを「何百通り」も想定したとはいえ、李富に報告し、すでに李富が聞煥章の考えた線
で、動き出すこともありうるのに、方針の変更が早すぎる。
1月号では、ついに策士復活かと、見直したのだが、聞煥章は自分から大舞台を降りる傾向がある。
聞煥章の二つの構想を比較すると、1月号構想よりも、2月号構想の方が、物語の展開が早くなる
ことを意味する。しかし、史実は1月号構想のように進む。結局、史実どおりに遼を滅亡させる展開
を放棄して、燕京陥落時点で滅亡させるのではないか?遼まで詳しく描いていると、物語が複雑
になりすぎる、ということ?
___ | \ \
/ / )))) |
/ /_ ⊂ノ | ヽヽ .|\
/ / / i 、、. | ヽヽ .|\ | \
/ / \ \ 人 ド ド |ヽ |\ | |
/ / \ \( ゚д゚ )
/ / ヽ ⌒\
/ ノ /> > 遠慮するな!20巻でも、25巻でも、行け!行け!
/ / 6三ノ 金の幕僚も、遼の幕僚も、出せ!出せ!
/ / \ \ ` ̄
― / ん、 \ \
―― (__ ( > )
⌒ヽ ’ ・`し' / /
人, ’ ’, ( ̄ /
Y⌒ヽ)⌒ヽ、 ) |
\_つ
もっとも見栄えが良いのは、
水滸伝 19巻 替天行道1巻
楊令伝 19巻 続・替天行道1巻
297 :
無名草子さん:2007/01/27(土) 21:51:37
三国志は遠慮したせいで失敗したもんな。
まてまて、もう北方さんもいい歳なんだ。
記念に100巻ぐらい目指してもらおう
完結する前に謙三の天命が尽きるぞw
300 :
無名草子さん:2007/01/28(日) 01:29:27
埋め
301 :
無名草子さん:2007/01/28(日) 02:40:37
揉みに揉んで月2冊ペースで
他の仕事を全部、中断させればそんぐらいできそうな気がするがw
もういっそのことここらで「週刊北方」にレベルアップしてもらおうかw
太湖に舟を浮かべた。梁山湖では、宋江殿と晁蓋殿が、しばしば釣りをしていたらしい。
レン魚のような大物も釣れたという話を、宣賛は呉用から聞いたことがある。
「たまにはのんびり釣りも良いものですな、張横殿」
舟頭役は張横がやってくれると言った。弟子の趙林が成長したので、造船の仕事は、
張横がいなくても滞ることはないのだろう。
強い当たりがあった。
「レン魚でしょうか、張横殿?」
そのとき、突然、舟底に掌の大きさぐらいの穴が開き、水が噴き出してきた。
「このままでは船が沈んでしまいます。私は泳げないのです。どうしましょう、張横殿?」
「わしは張横ではなく阮小二だ。船底の穴は、わしが仕掛けておいたものだ。溺れて死ね、宣賛」
河水に海鰍船を浮かべた。梁山湖では、宋水軍が圧勝したと思っていたのに、
水軍の力は拮抗していたと李俊が言ったのには驚いた。
「たまにはのんびり釣りも良いものですな、葉春殿」
王丘と梅展と三人で、海鰍船から釣り糸を垂らしていた。他にすることがなかった
からだ。
「長い間、船を動かさないでいると、船底に牡蠣が付着します。たまに動かした方が
いいのですよ」
「さすが童貫元帥肝煎りの造船技師。似たような名前の禁軍の将軍が登場しましたが、
まだまだ活躍できそうですな?」
王丘と梅展が感心していた。
「チョット マッテクダサイ。タンスイニ カキガ セイソクシマスカ?」
「誰だ?エイドリアン・ブリューか?」
「スイフノ ロジェストウェンスキー デス」
┌─┐
|も.|
|う |
│出│
│ね│
│え .|
│よ .|
バカ ゴルァ │ !!.│
└─┤ プンプン
ヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ (`Д´)ノ ( `Д) 楽しそうに釣りなんかしてるんじゃねぇよ!
| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─□( ヽ┐U
〜 〜  ̄◎ ̄ . ̄◎ ̄  ̄◎ ̄ ◎−>┘◎
306 :
呉 達:2007/01/28(日) 17:23:54
>>305 将軍。引退すれば、叛乱なんて、どーでもよくなっちゃいます。のんびりいきましょうやぁ?
侯真が幼い頃、その面倒を見ていたケ君という老人がいたのだが、これは出ないな。
未登場キャラの虫干しもほぼ終了だが、あと張横の妻がいる。役に立ちそうもないがなw
それと、朱仝双頭山攻めのときの董万の副官は、名無しだが、台詞があったぞ。
308 :
無名草子さん:2007/01/28(日) 18:15:10
>>303 宣賛と金翠蓮には、子がいないんだっけ?
いまから作っても、遅いという気もするが・・・
>>308 楊令伝第一回目でできたって書いてあったよ。性別は不明だけど
>>186のスレ
えらく北方叩かれてるな…
まあ原点通読者でもある俺から言わせりゃ一理あるっちゃるが
阮小七が死ぬだとか、武松のキャラが違うだとか小さいことじゃねえか
原典ヲタはどこでもそんなもんさ。
まるで「水滸伝は自分のもの」とでも言わんばかりの持論を展開して否定するからなぁ。
312 :
無名草子さん:2007/01/29(月) 09:35:30
>>310,311
多分ね、小説読んだ事無いんだよ。
オタッキーにハマるものはハマるけど、ディテールなめるだけ。
まぁ、そういうやつは何でも否定から入るからね。
「何でも否定から始めるな」って言ったら
それすら否定したよw
原典オタに言わせると、楊令が主役の楊令伝なんか、水滸伝じゃないんだろうな。
いままでのところを読む限り、楊令は、宋江・晁蓋以上に期待できるけどな。
軍事の才は、あるいは童貫以上かもしれないし、これに宋江の周到さが加われば、
北宋を滅ぼすこともできる。
楊令と阿骨打・呉乞買の関係が良好であり続けることを願う。
金が北宋を滅ぼし、その余勢を駆って、国内の叛乱勢力まで一掃されたのでは萎える。
宋金同盟締結後も、阿骨打と楊令の関係に変化はないから、あの同盟は、単純に軍事上の利害
だけで結ばれたことは、楊令も納得してるんじゃないか?最終目標については、両者の間に暗黙
の了解があると思われる。
気になるのは、阿骨打没後。
>>310 ただセクロスシーンがキモいって批判には全面同意
>>314 >>315 阿骨打が死んでも、宋と対立した金にとって、宋国内の叛乱勢力は味方だろう。
しかも宋は完全に滅ぶのではなく、江南の地に南宋を建てる。
楊令を通じて、金と梁山泊は手を結ぶ。いまはこの展開しか考えられんが?
>>316 当時、金国では、ウォシュレットを使う家庭が一般だった。
>>317 となると、岳飛が登場するんだろうな。中国史上、屈指の英雄だしな。
同じ顔ぶればかり見てて、中盤、少し飽きたあたりで、岳飛のような大物が登場すると、
再びグッと引き締まるという、営業戦略上のメリットもある。
>>313 軍事的な才能も豊かだが、最初から5000騎を率いているという点も、恵まれている。
晁蓋は、最初50騎だったし、宋江は、閻婆惜に騎乗されていたw
若いから悩みもあるのだろうが、史進が悩んでいる場面に較べると、スケールが大きすぎて、
凡人には、悩んでいるように見えないところも、凄い。
322 :
武松:2007/01/29(月) 13:31:07
((
( -_-) ) ) 右手の直火焼き、あまり美味くない。
/ \ ノ
| | | \ (( ((
| | /⌒|⌒|ヽ二二つ ) ) 丿パチパチ
ヽ二二Ο./ \ (( ( ノノ
(_| |_| |_ \ ∴∵
.(__)__) //》||ヾミ\
水を梁山泊の味にたとえた楊令は秀逸。
あそこで酒を出していたら、酒滸伝になってしまう。
燕青・武松・侯真、三者三様のリアクションも、面白かったなw
>>307 侯真は重要キャラの扱いなので(すでに視点5回。戴宗・劉唐・雷横の各4回を上回る)、
この先、ケ君との再会もあるかもよ。
>>306 「消えるときは、死ぬとき」の北方作品にあって、生きながら消えてしまうと、ニュースになるよね。
>>321 悩んではいるが、後ろ向きではないんだ。前に向って何かを掴みとろうとしている。
そこが、若き日の史進・林冲・武松との違い。
>>25 祝家荘・曾頭市・田虎・遼・方臘と、形を変えても、出てくるものは出てきている。
王慶だけ蚊帳の外というのも、なんだなー。
>>327 西門慶は、蔡福に形を変えた。というのは冗談だが、
原典では最も強い敵、方臘が登場
した以上、王慶は、そのままの形では出しにくい。
出てきたとしても、曾頭市のような扱いじゃないか?
329 :
無名草子さん:2007/01/29(月) 14:44:19
譲位に絡んで青蓮寺内の対立があると思う。
李冨、李師師vs聞煥章 岳飛vs秦會もここからスタートするんじゃん?
あるいは、蔡京vs青蓮寺って展開も有り得るな。
おそらく南宋成立で楊令伝は終了。
岳飛はちょろっと最後に登場だろうと思う。
スピンオフで楊令伝終了後に岳飛の話も書くんじゃないかな?
§ | ヨイショ・レス飽きた。そろそろ叩け!
§ \_ ________
,fニニヽ )ノ
/:::::ヽ ヾ、
|l' ̄ ̄ ̄'l| ヾ、
{-- (,,゚Д゚) } ___ヾ___
|:ニ:(ノ:二:二|) @___))___)
{______________} 《
∪∪ 》 ∧_∧
((´∀` )
ヽと ヽ
(⌒) )
(_)
文庫第4巻読み終えた。
改めて黄文炳の凄みに舌鼓を打つ。
二万の兵を与えられていたが、これで対応するのは、江州の水上の賊と、掲陽鎮の賊のみ。
梁山泊軍が出てきたら、そっちで対応してくれ、と李富の言質を文書で取る周到さは、さすが。
>>329 方臘・梁山泊・金・遼と内憂外患を抱える宋であるが、禁軍は増強されたみたいだから、
軍事だけでは倒れない感じがある。
やはり内部崩壊をプラスするでしょうね?
>>93 丁得孫のところで登場した潘勝、二竜山で楊令とともに戦った徐礼、どっちも死んだっけ?
>>95 双頭山は、大打撃を受けたからなー。鮑旭・杜興部隊は別としても、孫立部隊なら死んでるんじゃないか?
334 :
無名草子さん:2007/01/29(月) 17:15:35
今年一年、兎の代りに
私が食われてしまうようです。
/⌒ヽ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・・・・・
ハ,,,ハ(^ω^ )⌒ヽ
/〃 `'''''''''(ノ''''''ヽ_)'''ヽ
/ ‘ l〜
(OO)∧ |
`'ー、 丿 (´⌒;;(´⌒;;
/丿\ヽ ̄/ ノ\ (_. (´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;
Ll  ̄ Ll `ー‐┘ (´⌒;;(´⌒;;
336 :
無名草子さん:2007/01/29(月) 18:25:44
>>272 RもTも、造船所から上陸しようとした宋軍と戦って戦死した。
第3巻の梁山泊地図をご覧になればわかると思うが、総合工房も鍛冶屋も、造船所の傍なのだ。
頭領のRとTだけが戦うはずはないから、弟子たちも共に戦ったのだろう。
年嵩の弟子は、そこで戦死した可能性が高い。
したがって、高平と劉策は、兄弟子が戦死したために『一番弟子』に昇格した可能性が高いのであり、
趙林と同年輩であっても、不思議はない。
>>332 国が滅びる直前には、最後の悪あがきがある。軍事力の増強だ。
北宋は、その時期にさしかかっているのではないかな。
結果生じるのは、財政の疲弊。軍人の忠誠心が低下すれば、雪崩を打って崩壊。
>>336 たぶん、そういうことなんだろうが、もうちょっと説明してほしかったよなw
まぁそのうち二人の「一番弟子」の視点もあるだろうから、それまで結論は待っておこう
>>337 それをみすみす青蓮寺が見逃すかなぁ?
禁軍の増強による軍費の増大は今のところ、どうということもないと思う。
大きな戦がないからね。
三年前までの痛手を回復し、禁軍を増強し、なお蓄えるぐらいのことはできてると思う。
340 :
無名草子さん:2007/01/29(月) 22:45:19
最近になって北方水滸伝購読した・・・
お も す れーーーーーーーーーーっ!!
人物描写が素晴らしいな、みんなキャラが立ってる。
原典の108星は「そいつ人数合わせでいるだけだろ」みたいなキャラが多かったのにw 凄ぇ凄ぇっ
そして俺の大好きな王進先生が大活躍だよ、史進もヤムチャ化しそうにないんで安心だよ
しかし俺が買ったのは文庫本だったんだが、これ4巻までしか出てないんだな・・・
どれ位のペースで新刊出るんだろ? 一ヶ月以上の間隔だったらどうしよう、ヤヴェえ死ぬよ俺。
>>340 一月に一冊。よし、ギリギリ生きれるな。最後まで生きて読みきれ。
まぁ、読み終わっても、続編もあるけどな。
342 :
無名草子さん:2007/01/30(火) 00:38:30
>>337 童貫は登場時、勤王思想の持ち主だったけど、聞煥章に語ったところから
ただの戦バカということになったよね。おそらく呼延灼との対比を強調する
ところからスタートして、結局同じ人種だということに収斂させていったような感じ。
おそらく方臘を許定に仕切らせる作戦は呉用の活躍(笑)で頓挫し、
禁軍を出すはめになる。同時に金との共同作戦vs遼もあるわけで。
その大きな流れの中で南北で梁山泊が動き、兵站をグチャグチャにする
ってのはあると思うよ。
譲位の話はネタとしてドラマ作るのに面白すぎるから北方氏が見逃す
はずがないと思う。
343 :
無名草子さん:2007/01/30(火) 10:05:24
文庫版から読み始めた。
饅頭が美味そうだと思った。
344 :
無名草子さん:2007/01/30(火) 13:52:03
>>342 勤王といっても、停戦の勅命には逆らわない、という程度の勤王かな?と思った。
「陛下がお心を痛めておられるのか?」という台詞もあったが、宦官なので、今の
帝に対して、他の廷臣にはない愛着があるのだろうか?宦官は後宮に出入りする
から去勢していた、と世界史で習った。童貫は後宮の仕事抜きで、いきなり軍務
に就いたのでしょうか?
>>344 養父が宦官だったから宦官にさせられた、軍に入って一度も首席の座をゆずらなかったが、その時に受けた屈辱は半端じゃなかった。だから強くなろうと思って王進に剣の稽古をうけた。っていう話だったよ。だから後宮の仕事とかしてなかったんじゃないかな?
スマソ 書き込み一回ミスった。
中華歴史上で、軍を率いた宦官って、他にいた?
蹇碩って違うよね?
>>338 「いいか。湯隆殿の一番弟子は、この高平だ。覚えておけ」
「ちょっと待て!万吉親分の一の子分は、この眼帯の銀次だ。昔は片目の銀次と呼ばれた。
よーく、覚えておけ」
「ちょっと待て!眼帯野郎!昔は、どめっかちと言った!一番は、やっぱワイやね、親分?」
「ラッパww」
>>348 その話は、何年か前の本スレの過去ログにある。
当初は後宮の世話係だったものが次第に形骸化して、出世のための手段になったのではないかな?
>>346 王進は、童貫の武術は「いまひとつ」と言っているが、将来五虎将の一人Tを一刀両断する。
王進の目から見れば、「いまひとつ」なのかもしれないが、Tを倒す腕は持っているわけだ。
すると、Tの腕は、王進の目から見ると、「いまふたつ」になるのでしょうか?
352 :
無名草子さん:2007/01/30(火) 18:07:12
燕青の体術について補筆がなされていた。
Tの名誉のために、きっと北方先生は、童貫の武術についても補筆してくれるはずだよ。
>>351 得意武器を使わないTは「いまふたつ」
という解釈でいいのでは?
得意武器もなく、戦で疲れてる状態で、しかも不意打ちだからな。
宦官のくせして あの子
割と やるもんだねと
言われつづけた あの頃
生きるのが辛かった
行ったり来たり すれ違い
董平と私の槍
いつかどこかで 斬られるって
ことは 永遠の夢
(中略)
私 待つわ いつまでも 待つわ
たとえ あなたが 補筆して くれなくっても
私 待つわ いつまでも 待つわ
いまひとつ 武術が 磨かれる日まで ♪
>>355 2時間くらいで考えたのか?
その替え歌
357 :
無名草子さん:2007/01/30(火) 23:44:18
方臘が、祝朝奉や田虎をより狡猾にしただけの奴に思えてがっかりだよ
今文庫版の4巻読んでる〜、
雷横・・・漢だなお前・・・(T△T)
原典しか知らなかった頃「ああ、あの凸凹コンビの駄目な方ね」とか言ってた俺を許してくれ。
>>341 月1ペースかよぉぉっ!! 一冊2,3日で読み終わっちゃうっていうのに、一体どうしたら・・・
この際2400円無駄になってもいいからハードカバーの方買っちゃおうかな・・・
ハードカバーは一冊1600円だぞ?
なぁに、全巻買い揃えてもたったの30400円だ。
読本入れても31600円。
と、冗談は置いといて、北方の他の本を読んで我慢する、というのはどうだろうか。
ここでいうとスレチになるのだが、現代物ハードボイルドも中々、面白い。
三国志や南北朝物も水滸伝とはまた違った面白さがあるぜ。
ハードカバー全巻持ってるのに、
文庫を買い直したいと思ってる俺がいるのだが。
ハードカバー全巻持ってるのに文庫版も買ってますが何か?
362 :
無名草子さん:2007/01/31(水) 10:52:31
ハードカバーって読みにくいんだよな・・・
>>360 サイズが小さくなっただけではない。内容のほうも補筆されているから、文庫は買ったほうがいい。
因みに、
>>351のレスなどは、ハードカバーを読んでいるだけでは、わからんと思うよ。
「劉譲は地方軍出身っと・・・。どうじゃ、畢勝。劉譲にも個性が出てきたじゃろ?」
「さようですな、元帥。ところで、李明と陳ショは、禁軍生え抜きでしたか、地方軍出身でしたか?」
「忘れた。それはよい。次回の国境視察には、葉超と劉譲を連れて行くぞ。敵も鄭応と董進を
出してきたからのう」
「読者に、新キャラを早く覚えてもらわねばなんりせんからな」
「高毬のやつが、『女は産む機械』などとつまらぬことを言うから、われらの人気は凋落の一途じゃ。
電動フグばかり使っておるから、女は機械などという発想が出てくる」
「元帥には、必要ありませんからなー」
「ほっとけ!」
>>357 あんなもんでいいと思うけど。
宋に収奪される気の毒な民衆という側面ばかりでなく、方臘に煽られて10万近い
民衆が叛乱を起こす、そういう大衆の愚劣な側面も描いてほしい。
マルチで大金集めるやつは方臘のようなもんだろうし、それに引っ掛かる愚民も後を絶たない。
366 :
無名草子さん:2007/01/31(水) 13:04:40
>>358 連載時はみんな3〜4ヶ月待ってたんだ。おまいも耐えろ!
367 :
無名草子さん:2007/01/31(水) 14:11:02
方臘の軍は数だけが頼みの軍なのか?
それならそれで、三国志の曹操軍3万対青洲黄巾軍百万の戦いみたいで面白くできるが、
やはり精鋭部隊がいてほしいな
いまのところ3500の私兵を抱えているという点と、呉用が始めて見る顔の軍人が数人いる
ということしか分かっていない。
その数人の中に、強力な原典キャラがいてほしいな。
>>185 北の6000の軍が「本隊」となっている。たしかに、現在の洞庭山の状況からすると、
呼延灼他3隊が「本隊」なのだろう。しかし、呉用の構想は、北の6000が暴れまわって
いる間に、南で「数万の軍を編成する」となっている。その後は、「北と南の連携」を
基本とするようだから、洞庭山が「本隊」で、北が「遊撃隊」になる可能性もあるな。
洞庭山の数万の大将が、楊令ならば問題ないが、楊令がそんなに早く戻ってきてくれたんじゃ、
燕京陥落の場面で楊令が使えない。
楊令が帰るまで、洞庭山は北の3人のうちの誰かが指揮することになるのだろうか?
371 :
無名草子さん:2007/01/31(水) 15:12:53
燕京陥落を楊令黒騎兵でやるとは、誰も言ってないだろう?
しかし、現在の金の陣容や阿骨打の状態を考えると、幻王以外に考えられないのだが?
>>372 唐昇が落とすというのも変だしな。
しかし、唐昇は、尋ねられてもいないのに、「梁山泊に加わっていない」と答えたな。
返す蔡福も「梁山泊の一員ですが長く女真の地にいます」と自己紹介。
たしか蔡福は、阿骨打の名代として、唐昇・許貫忠に面会したはずだ。
>>373 >たしか蔡福は、阿骨打の名代として、唐昇・許貫忠に面会したはずだ。
漢人は、女真の猿が建てた国なんか、国と認めていないんだろう。
読者へ自分をアピールすることのほうが、はるかに重要。
376 :
無名草子さん:2007/01/31(水) 16:39:37
いずれにしても、唐昇・許貫忠は、かなりの戦力になりそう。
10倍の敵に攻囲されているのに、幻王は「あの二人なら、たやすく破れる」と言っている。
蔡福も、二人の兵が、10数日大軍に攻囲されたものとは見えなかったと言っている。
その部分は、遼軍の惰弱さを示していると思った。聞煥章の分析も同様。
遼軍の中で精強なのは、燕京府と上京臨?府にいる禁軍のみ。他の地の遼軍は、簡単に片付くのだろう。
>>377 禁軍以外の遼軍が惰弱となると、聞煥章の2月号構想の線で、話がテンポよく進むことになるが?
宋が金を裏切って、遼の残党と手を結ぶという話はスルーか?
そこらあたりは、先の読めない廷臣が、勝手にやったことにされるのかもしれん。
>>377 童貫。宋の地方軍も、真定府軍との戦いを見ていると、そんな感じだな。
水滸伝の最後で、童貫軍との熾烈な戦を見せられた後じゃ、実力がそれ以下の軍との戦いには、
あまり興味が湧かないから、それでいいと思う。
>>368 方臘の身内で重要な者は、今月号に名が出ていた(
>>63に系図)。
他に原典で有名なのは、
呂師嚢 ケ元覚 石宝 雌V潤 司行方
石宝 注意:北方氏著作に出現とか言ってる香具師いるんだが、なにあれ?
以前、このスレで
石宝が北方三国志で曹操の間者を務めていた石岐の子孫だったらワロス
という話を鵜呑みにしたか?
鵜呑みではなく
出来の悪い伝言ゲームだな
文庫本4巻読み終わった、長い一ヶ月になるな・・・
しかし袁明と洪清のやりとりには激しく萌えたw こいつらカワイイよこいつらw
北方水滸は敵キャラにも味があっていいな、悪っていうんじゃなくてちゃんと自分なりの思想を持って闘ってるってのがいいわ〜
原典だと時代劇の悪代官みたいな奴ばっかだったからな、まぁ北方版でも高Qだけは(ry
高キュウも自分なりの哲学持ってるからなぁ。
それが表面に出てきたときはぞっとするほどかっこよく見える。
388 :
無名草子さん:2007/02/01(木) 06:11:10
>>384 ふざけて言っただけなのに、まさか信じる馬鹿がいるとは思わなかった…。
389 :
無名草子さん:2007/02/01(木) 10:38:28
方臘は マニ教かなんかなんだよな。
「知府様。愚民どもから搾り取った税による接待の味は、また格別でございますな」
「君、君。裁判終わったわけじゃないんだから、軽々しいこと言っちゃいかんよ。そんなことより、
このハマチを食べてみたまえ。脂が乗って美味いよ」
「さようでございますな、知府様。それはそうと、先ほどから気になっておったのでございますが、
素晴らしいステンドグラスでございますな」
「そうかね。四男の作品だよ。次男は気象予報士をやっておるがね、こいつはもっとすごいよ」
「さようでございましょうな」
「おう。晴天の日でも、嵐にすることができると豪語しておるよ」
「まるで入雲竜公孫勝ですな、ワハハ。それにしても、このハマチ、美味しゅうございますな」
>>387 高Qじしんの視点はなくて、侯健が高Qの哲学を語っていたはずだが、
それでも奴のおぞましさが伝わってきたからな。
高Qには、究極の悪を見せてもらいたい。
>>389 「取り巻きの僧数名」
「信仰心を利用した、宗教のようなもの」
⇒マニ教とは明言されていないが、そのあたりのニュアンスは出そうとされている。
「集まってくる民の中には、梁山泊軍に加えたいと思うような、変革の志に燃えている者もいた」
⇒将校不足、兵員不足の解決に、光明が射した。
>>386 袁明と洪清は、たしかに良かったが、今は世代交代している。
梁山泊二世は続々と登場して、視点も多いが、
青蓮寺次世代である任先・石倫・林貴・范斌は、頭角を現さない。
394 :
無名草子さん:2007/02/01(木) 14:23:10
頭角を現すと、林貴のように、暗殺される。
>>393 かつての李富の地位にいるのが現在の聞煥章だから、李富が袁明の地位に
就いたからといって、任先らが李富化することはないような希ガス。
彼らはかつての蒼英らの地位だろう。
396 :
無名草子さん:2007/02/01(木) 14:44:10
>>395 蒼英と呉達はすぐ思い出せるのだが、
何恭が出てくるまで多少時間がかかるのは何故だろう?
登場していなかったときは、あんなに騒がれたのに、登場したとたんに、また忘れられて
しまった。これなら、いっそのこと登場しない方がよかったのかもしれない。項充は、再び
塞ぎの虫に取り付かれた。
「最終回まで我慢しろ。もう一度、退却戦があるかもしれんぞ」
李俊が、励ましてくれた。
項充は、空を見上げた。楊令伝の連載開始以来、晴天が続いている。女真の地では、
雪が降ったのかもしれないが、よく覚えていない。
「楊令伝では、あまり雨が降りませんね」
季節の変化を表すために、雪がちらつくことは多かった。でも、雨はあまり降らない。
だから、しばしば焚き火の場面が出てくる。項充は、何となく、そう思った。
398 :
無名草子さん:2007/02/01(木) 15:05:40
年間平均気温 1月平均気温 7月平均気温 年間平均降水量 1月平均降水量 7月平均降水量
北京 11.6 −4.7 26.0 682.9 2.6 196.6
杭州 16.1 3.6 28.7 1400.7 64.3 131.6
西安 13.3 −1.3 26.7 604.2 7.6 105.9
大鍋で猪の内臓を煮た。史進がいたので、てっきり少華山料理かと思ったが、
鍋の中に猪の生血は、入れられていなかった。
「生血を入れると、何となく美味そうな気がするだけだ。ほんとうは美味くない」
李逵の作った料理を一度食べたことのある呼延灼は、すっかりグルメを気どっていた。
「阮家の鍋にも、魚の生血は入れんぞ、史進」
阮小二も、鍋に生血を入れることには、反対の立場だった。
「タレに生血を入れることはあっても、鍋にはなあ・・・。見ためもキモいだろう?」
タレを作りつづけて40年の解珍の言葉には、抗いがたいものがあった。
「赤は史進遊撃隊の象徴。それに、お前らの名札も、死ねば赤になる」
史進は、憮然としていた。
「名札の裏は、最初は朱色だった」
呉用だった。
>>399 北部と内陸部の降水量は、非常に少ない。
水滸伝に雨が少ないのは、北部・内陸部が舞台だったから。
東京の年間平均降水量は1466.7だから、杭州とほぼ同じ。
南部米作地帯の降水量は、日本とあまり変わらない。
南部も舞台になる楊令伝では、もう少し雨の場面が増えると思うよ。
真婉が泣いていた。ふだんは涙など見せたことのない女だった。蔡福は、
理由を訊ねた。
「松江で開かれた島根県議の後援会の集会に出席しました。そこで、女陰
に酢をしませた綿を入れていることを糾弾されたのです。女は子を産む機械
だとも言われました。お前のような女がいるから、杜興が将校が足りないと
言って悩んでいるのだとも」
「県議が申したのか?」
「いいえ。応援演説をした廷臣に言われたのです」
「やつは、杜興のファンだったのか?」
>>401 枯葉を掃く朱貴 →青州から滄州へ帰る紫進の道中にパラパラと雪 →林冲、豪雪の中の脱走劇
梁山湖の山塞へ入る前、晁蓋のいる小屋に雨 →王倫の臭い匂いを豪雨が流す。
天候が演出する名場面もありましたね?
>>403 >王倫の臭い匂いを豪雨が流す。
その直後に、呉用が糞尿の処理について、晁蓋に相談した。
>>396 呉達 李富と二人で会話する場面もあったし、呼延灼と童貫の仲介をする場面もあった。
性格は感情を表に出しやすい、軍人上がりという経歴の紹介、顔立ちの紹介、
結婚していた等々、結構キャラ立ってた。
蒼英 紫進を捕らえようとして、失敗した場面があった(実行犯ではないが)。「偽装」発言も目立った。
何より、高毬を儀杖兵に棚上げした功績は大きい。
何恭 会議における発言以外、あまり出番なし。
闇塩の道の解明に従事していたが、輸送ルートの探索ではなく、末端の販売方法の調査が主。
輸送ルートについては、王和の軍・沈機・呂牛が、それぞれに探索していた。
ここは大した文章力を持たないのに小説家気取りがいる2ちゃんねるですね
>>405 蔡京・童貫・青蓮寺が一丸となってやった仕事かもしれないが、
中盤以降の展開を考えるなら、高Qを儀杖兵にした、というのはかなり重要。
直接の担当者蒼英は、もう少し評価されていいのかもね。
408 :
無名草子さん:2007/02/02(金) 00:52:15
現在
魅力ある敵役が童貫と李富だけなんだよな
聞煥章は権勢欲が露になって小者感が匂ってきたし、方臘も期待はずれ
原典最強の梁山泊キラー・石宝に期待するとしよう
>>408 聞煥章は、T原府戦後、指揮官に厳しい処分をしたが、S家荘戦後の自分の処分については甘かった。
なるほど、これが文治主義か、と思った。
石宝には、俺も期待。梁山泊以外にも剛の者がいていいはず。
聞煥章は輝きを失ってはいるが、以前と変わらないポジションにいる。
ここがちょっと分かりにくく、活躍しないわりには、このスレで話題になることが多い。
三国志の張衛のようなストレートな没落だと、分かりやすいのだが。
411 :
無名草子さん:2007/02/02(金) 14:41:07
>>408 >方臘も期待はずれ
方臘の人物そのものは、王倫より少しましな程度だと思ったけど、
それゆえ期待できそうなこともあると思った(^ヮ^)
方臘=王倫、呉用=林冲、安道全=戴宗、となってくれないかな?
>>16 >>19 原典の潘巧雲と楊雄の話は、北方本では、楽大娘子と孫立に置き換えられたんじゃないか?
石秀役はいなかったが。
北方謙三
(=,,・∀・) ガガガッ
と ) Σ`д´)
>>18 Y /ノ | |Σ`д´)
>>19 . / / /Σ`д´)>
._/し' //Σ`д´)>
(_フ彡Σ`д´)>
演じる好漢を変えているから、見逃すことが多いけれど、原典のエピソードは、
けっこう細めに拾っているぜ。
李逵と李雲と朱冨のエピソードは?
>>400 梁山泊名物料理のその後
顧大嫂の焼き饅頭 健在。11月号で武松が食べていた。
朱貴・朱富の魚肉饅頭 調査中。簡単な料理なので、後継者がいてもおかしくない。朱貴は梁山泊で調理の調練をしたこと有り。
解珍のタレ 調査中。秘伝のタレなので、後継者を探すのは困難か?現在、孫二娘が継ぐとの見解有力。
少華山料理 調査中。史進が健在なので、再現は可能。ただし、読者に人気なし。
羊の腸詰 調査中。曹正が健在なので、いつでも出せるメニュー。
阮家の鍋 健在。1月号で趙林に受け継がれていることが判明。
魚の定食 調査中。あまり知られていないが、李立の得意料理。李俊によれば美味いらしい。
>>364 劉譲は、太原府の上級将校から抜擢された。「地方軍出身」よりも、さらに個性が出ている。
太原府軍といえば、林冲騎馬隊の一撃で壊走したヘボ軍隊。あまりに崩れるのが早かったので、
その場面は描写さえされず、その後、指揮官は、禁軍府門前に吊るされ、頭頂を晒された。
皆さん、こんにちわ。
来月21日に、PS・WiII版三國志11を発売することになりました。
新要素として、水滸伝武将50名の登録がありますので、ファンの皆様はこの機会
に是非お楽しみ下さい。
阿勒楚喀を会寧府と改名した。何度読んでも阿勒楚喀の名を正確に読めない読者が
いるからだ。金国の帝である自分でさえ、ルビがなければ読めないことがしばしばだった。
改名したのであれば、会寧府とのみ表記すればよさそうなものだが、故郷の旧名には、
捨てがたい愛着があった。だから、阿勒楚喀は会寧府となったことをくどく書けと、作者に
勅命を出した。
それにしても、新しい地名が多い。単行本の地図が、真っ黒になってしまわないかと、
余計な心配までしてしまった。
これから宋の使者に会わなければならない。
「阿勒楚喀ではない。会寧府だ」
きっとまたこの台詞を言うことになるだろうと、阿骨打は思った。
>>418 楊令伝まで生き残った好漢だけでいいんだがな。
>>418 おいおい、勝手にそんなことしてるとこわーい原典ヲタクたちがかみついてくるぜ?
>>373 唐昇といえば、索超との会話ばかりを覚えていたが、田虎のところで、張清とも一緒にいたんだな。
今月号を読む限り、それほど親しいというのではないが、その性格を語るぐらいには、唐昇のこと
を見ていたようだ。
幻王と唐昇の接点というと、やはり孟康を通じてのことか?
424 :
無名草子さん:2007/02/02(金) 20:30:38
ここ1年ばかりは、唐昇から梁山泊へ兵站補給の要請がないと、李立は言っていた。
当然、孟康も、この1年以上、唐昇と接触をもっていない。
過去ログ、一番古いやつが2つほどhtml化されてたから
少し目を通してみたら、思わず読みふけってしまった
ちょうど水滸伝8〜11巻辺りが出た頃で、その辺りの巻の細かい感想とか
何より物語に対する賛意とか熱意が巻き起こってる感じが心地よすぎた
実写化した「北方水滸伝」を観てみたいと思うのは
俺だけだろうか?
妄想のレベルで配役を考えてみた。
李逵
・
・
俺の中のイメージでは
ボビー・オロゴンなんだが・・・
そのネタは止めろ。
今まで、散々荒れてきた話題なんだから。
430 :
無名草子さん:2007/02/03(土) 12:54:18
>>428 オレも前にボビーがいいってカキコした事がある。
まぁ、その頃は今よりピュアなイメージだったからな.....
劉唐が白人で、楊雄がアラブ人な感じだよね。
>>429 荒れたっけ?ずいぶん長い事ここに世話になってるけど。
>>430 ああ、それはお前が荒らした本人のうちの一人だからだよ。自覚がないだけ。
>>417 劉譲って、もしかして、名無しの中では比較的台詞が多かった、Sの上官?
まだ活動を続けている石勇の部下たちは、もう活動するのをやめてしまったのか?
誰でも抱く疑問である。しかし、間者を登場させるたびに、まだ活動を続けている石勇
の部下たち、と書くのも面倒なのである。そこで、楊令伝では、いつになく飛脚通信網
が活躍している。
思い切って石勇の後継者をオリキャラで行こうか、と考えたこともあった。しかし、
これ以上オリキャラを登場させることには、抵抗があった。何となく出しづらい雰囲気
が充満しているのである。
それはいい。今日は間者の習性について考えてみよう。梁山泊は全国に拡がる飛脚
通信網を有している。なのに、どうして、時遷や石勇は、わざわざ自分自身の足で、
聚義庁へ報告に行くのだろう?そんなに飛脚屋が信用できないのだろうか?飛脚屋
よりも足が速いことを誇っているのだろうか?
>>432 まさかとは思うが、董進の件もある。候補の一人にはなるな。
>>423-424 宋江・晁蓋・盧俊義・呉用・公孫勝、みんな何人かの同志をスカウトしている。
楊令が一人もスカウトできなければ、格好が悪い。
>>433 性格というか、職業的性質の問題じゃね?
プロであるなら、最後まできちんと自分で仕事しようとしたい、と思うだろ。
報告は間者の最後の仕事。
「よりによって、太原府の将校を引っ張ってくるとは、元帥も耄碌されたのか?」
陳ショは憮然としていた。
「太原府軍は、梁山泊との戦いの後、将軍を入れ替え、精鋭を揃えている。青蓮寺がそうした」
李明は、陳ショを宥めるように言った。
「いまさら青蓮寺の株を上げて、どうするというのだ?この国を支えるのは、禁軍。その禁軍を
担ってゆくのは、わしとおぬしではないのか?」
「劉譲は、梁山泊の将校Sとコネがあったという噂もある」
「賊徒にコネがなければ、禁軍で出世できぬということがあるか!この国は、そこまで腐って
しまったのか、李明?」
Hが戦死する前は、童貫軍は、二副官制をとっていた。陳ショ・李明のどちらか一方は、
副官になっているんじゃないか?
439 :
陳ショ:2007/02/03(土) 15:20:13
,, -──- 、._
-"´ \
/ ヽ.
/ ヽ
| _ノ ヽ、_ .|
l o゚⌒ ⌒゚o l
` 、 (__人__) / 俺だけ副官になっていたら、許してくれ、李明。
`ー 、_. ` ⌒´ /
/`''ー─‐┬''´
/ 丶. i |
./ 丶、_)|_ノ|_
.|  ̄ヽ._ ´ ヽ
ヽ、 _/´`ヽ /
440 :
李明:2007/02/03(土) 15:22:52
楊令をみすみす捕り逃したお前が、副官になれるとでも?
>>348 >>350 本スレ【第五章】レスNo.355 鄭和がそう。
蹇碩のことが、下の本に書いてあるかどうかは、知らないよ。
355 名前:無名草子さん :04/05/07 12:58
>354
宦官です。
宦官
「鄭和の南海大遠征」(宮崎正勝著 中公新書)
>宦官鄭和について書かれた本の一節
>三国志の中に出てくる十常侍や、水滸伝に登場する童貫など、かなり悪名高いです
から。(出番も少ないし(笑))
>>416 本スレ【第12章】111によると、少華山料理を再現する企画があったらしい。
北方水滸伝/野戦料理の会というやつで、俺も新聞で読んだ。
生血が入れられていたか否かは、不明。
テレビでもやってたな、それ。
>>437 今月号の扈僊の台詞に「(童貫軍は)幕僚だけでも、錚々たる軍人が揃っている・・・」とある。
そのうち、その全容が明らかになると思う。それまで耐えよ。
扈僊は、原典の○○であることが判明したわけだが、今後も扈僊のままなのだろうか?
>>279 今月号を読む限り、馬麟はまだ洞宮山なんだろうな。
鮑旭と郭盛は、呼延灼隊にいたけれど描写されなかっただけなのか、
洞庭山・洞宮山へ回されたのかは、明らかではない。たぶん居たはずだと思うが。
覚えていますか、皆さん?
闇塩の道 こんな時代もありました。
┣【闇塩関係者】━慮俊義┳【販売】━燕青・孟康
┃ ┣【生産】━蔡福・蔡慶
┃ ┗【飛竜軍】━劉唐━楊林・王英
なつかしいな。双頭山から孟康が引き抜かれ、塩の生産と販売の分業が明らかにされ、
飛竜軍は、塩の道の護衛に専従していると思われていた時代だ。
「私は、塩の道を造る。この女真の地にも、塩の道はあるのだ」
「手伝おうか、燕青?長いあいだ、塩の道で共に働いたよな?」
蔡福が控え目に言った。
文庫4巻読み終えた(´・ω・`)y━・~
晁蓋が梁山泊に篭り、宋江が全国の同志を糾合して歩く。すばらしい戦略。
原典の宋江の旅と基本的には同じだが、ちゃんと北方風の意味付けがある。
旅の途中で出会う好漢たちも、原典以上に魅力的に描かれる。穆弘・李俊・
李逵・戴宗・張横・張順と、おなじみの人気者たちが続々登場。原典では、
そんなに目立たない穆春・李立なんかも、くっきりと個性的。
一方、梁山泊の話では、湯隆・安道全・白勝が、いい味を出していたね(´・ω・`)y━・~
晁蓋が刀を打つ場面は、初めて読んだときは、鍛冶屋の湯隆を登場させるための逸話
にしか思えなかった。全体を通して読むと、その位置付けの重要性が、よくわかった。
第3巻の「天機の星」で、彼我の戦力の違いに不安を感じていた晁蓋が、迷いをふっきる
ために一心不乱に刀を打つ。本隊初陣前夜の晁蓋のひたむきな姿に感動!
4巻は、宋江に最もスポットが当たる巻でもある。
黄文炳が、宋江発見の報告を受けたところで終わるところも、珍しい。
この巻だけじゃないかな、敵役の視点で終わるというのは。。
4、5巻の広州戦が一番面白かったな…
黄文炳が良い味出してたし、
淋中が推参とか言って官軍の囲みを破ったり、
公孫勝が黄文炳の執務室に駆け込んだりしたトコは鳥肌モンだったw
454 :
無名草子さん:2007/02/04(日) 12:25:57
文庫4巻、地味にネタバレすんなよ……orz
それくらい分かってくれよ、池上冬樹。
李富から請け負った仕事は、李応の暗殺だった。李家荘が裏切るような気配をみせたら、
直ちに李応を毒殺せよというのが、李富の指令だった。
李家荘には、うまく潜入できた。武松や李逵という水滸伝の人気者を間近で見ることが
できた。嬉しかった。
ところが、いざ李応を毒殺しようと思ったとき、王和に殺された。理不尽だと思った。自分
を李家荘に潜伏させながら、なぜ青蓮寺は王和まで送り込んだのか?青蓮寺の闇の軍
は、蒼英と呉達が創設したが、いまは袁明直属の部隊になっていた。ということは、李富が
自分を李家荘に潜伏させているということを、袁明は知らなかったのか?指揮系統に乱れ
があるのではないか?
おまけに自分の名は、水滸伝で明かされることもなかった。聞煥章が李富に自分の名を
教えろと言ったら、李富はその必要はないと答えたのだ。理不尽だ。
魯達が壊れたガラクタを持ってきた。
「そんなガラクタをどうするのだ?」
カク思文は、不審に思い、魯達に訊ねた。
「俺が暴れた酒屋の主人に『弁済』してくれ」
「そんなガラクタを『弁済』されて喜ぶ者がおるか?するなら『弁償』しろ」
「弁済しろと言ったのは貴様だ、カク思文。もう忘れたのか?さすが雄州軍で下級将校に『昇りつめた』男
の言うことは違うな」
「『昇りつめる』というのは、一番上まで昇ることを言うのだ。誰が下級将校に『昇りつめる』などと言った!」
457 :
任先:2007/02/04(日) 17:01:27
「李富殿、祝家荘へ送り込む1万名の兵士の選抜で、青蓮寺は今、ネコの手も借りたいほど
忙しいと聞きました。私一人が、ウン城にいる馬桂の一座と、付かず離れずの場所にいて、
よろしいのでございましょうか?」
458 :
無名草子さん:2007/02/04(日) 22:30:17
試みの地平線を読んで北方さんを嫌いになりますた。
で?
何が楽しくて、かなり前の話のあらすじ書いてる奴がいるのだ?
そんなものは知ってるから要らん。
>>455 祝家荘に王和を送り込むよう袁明に嘆願したのは、聞煥章。
袁明は最初渋ったが、聞煥章の2日がかりの説得に折れた。
>>457 J殺しの伏線は同じ巻にあった。伏線もなくJが殺されたというのは、一部読者の誤解。
もっとも、李富が任先をウン城に送り込むという話も、それ以前にあったね。こっちは
Bの護衛ではなく、G暗殺の準備のためだが、紛らわしいのは確か。
第7巻を読み直した。自分の名前がほとんど出てこないことに、宋万は気づいた。
杜遷は、雷横の抜けた穴を埋めるべく、孔明とともに双頭山へ行った。焦挺は、第8巻
を読む限り、自分や杜遷や李忠よりも一段下の将校のように見えるのだが、何回か
名前が登場した。
焦挺は、林冲騎馬隊の営舎へ時々行っているようだった。でも、自分を誘ってくれなかった。
第2巻の最後のほうで、三人で調練をした仲なのに、焦挺は、自分を無視した。
祝家荘の探索をした石勇が報告に来たときも、焦挺は聚義庁に呼ばれたが、
自分と李忠は呼んでもらえなかった。
李俊が北から2000頭の馬を運んできていたから、そっちへ行っているのかと思って、
注意深く読んだのだが、そこにも名前は出てこなかった。
次に名前が出てくるのは、青蓮寺で戦死したと報告されるときなのだろうか?宋万は、
鬱になった。
Λ_Λ
◯( ´∀` )◯ 闊達な宋万も、名前が出なけりゃ、鬱になる。
\ /
|⌒I、│
(_) ノ
∪
【聚義庁】 晁蓋 宋江 呉用 朱武
【歩 兵】 李俊 穆弘 欧鵬 童威 童猛 楊春 陶宗旺 穆春 宋万 施恩 李忠 焦挺
【騎 兵】 林冲 皇甫端 段景住
【遊撃隊】 史進 陳達
【水 軍】 阮小二 張順 阮小七
【致死軍】 公孫勝 楊雄 孔亮
【飛竜軍】 劉唐 ケ飛 王英
【通 信】 戴宗 張横 王定六
【間 諜】 石勇 侯健
【調 略】 魯達 武松 李逵
【職 人】 蕭譲 裴宣 安道全 金大堅 薛永 湯隆 朱貴 李雲 白勝
【二竜山】 秦明 花栄 黄信 燕順 郭盛 鄭天寿 (兵站) 蒋敬 李立
【双頭山】 朱仝 孔明 杜遷 (兵站) 孟康 宋清
【塩の道】 盧俊義 紫進 燕青 曹正
歩兵の将校が多すぎた。しかも、晁蓋、李俊、穆弘の三軍団制を、明確に打ちだして
いなかった。これが、次にくる祝家荘戦、呼延灼戦での犠牲を大きくしたのだ、と呉用は
思っていた。
三軍団長の下に、副官、上級将校を明らかにしておけば、作者は犠牲者を出すことを
ためらったはずだ。
ただ、何となく、歩兵の将校ばかりが多かった。ただ、何となく・・・。
>>465 晁蓋・宋江の二軍団制だったろう?俺は、原典で、宋江が、晁蓋を差し置いて、
祝家荘戦の指揮をし、それを北方版でも踏襲したことが、犠牲者を大きくした、
と思うが?
>>446 水滸伝でも、軍団長以外の将校の名前を出さないことは、よくあった。
呼延灼隊突撃の場面で、呼延灼の名しか出てこない、とかね。
468 :
無名草子さん:2007/02/05(月) 15:12:21
それはそうなんだが、戦の後の猪を食べる場面に、鮑旭と郭盛がいなかったのが、気になるんだよ。
鄭応と董進は、遠慮して、上官たちの輪に加わらなかった。李立は平気で加わったのにさ。
鮑旭と郭盛が、鄭応たちと同じく、遠慮するような立場なのかどうかが、気になる。
初めからいないのなら、そんなの問題にならんからさ。
,, -──- 、._
-"´ \
/ ヽ.
/ ヽ
| _ノ ヽ、_ .|
l o゚⌒ ⌒゚o l
` 、 (__人__) / 僕たちは、猪の肉が苦手なだけなんだ。食べたくなかったんだ。
`ー 、_. ` ⌒´ /
/`''ー─‐┬''´
/ 丶. i |
./ 丶、_)|_ノ|_
.|  ̄ヽ._ ´ ヽ
ヽ、 _/´`ヽ /
上官と馴れ合う暇があったら他のことやってそうだけどな、二人とも。
裴宣は職人?
何をした人だっけ?牢役人ってだけは記憶にあるのだが…
>>471 とりあえずお前の記憶は微塵もあてにならないことはわかった。
>>472 しっ…失敬な!あと顧大嫂のハートを射止めたのも覚えてるぞ!
475 :
無名草子さん:2007/02/06(火) 03:02:33
孫二娘の再婚相手だよ
476 :
無名草子さん:2007/02/06(火) 03:04:10
↑
裴宣
まさかここでマジレスされるとは思ってもみなかった。
【聚義庁】 晁蓋 宋江 呉用 朱武
【文治省】 蕭譲 裴宣 金大堅
【歩 兵】 李俊 穆弘 欧鵬 童威 童猛 楊春 陶宗旺 穆春 宋万 施恩 李忠 焦挺
【騎 兵】 林冲 〔獣医〕 皇甫端 〔馬匹〕 段景住
【遊撃隊】 史進 陳達
【水 軍】 阮小二 張順 阮小七
【致死軍】 公孫勝 楊雄 孔亮
【飛竜軍】 劉唐 ケ飛 王英
【通 信】 戴宗 張横 王定六
【間 諜】 石勇 侯健
【調 略】 魯達 武松 李逵
【職 人】 安道全 薛永 湯隆 李雲 白勝 文祥
【渡船場】 朱貴
【二竜山】 秦明 花栄 黄信 燕順 郭盛 鄭天寿 〔兵站〕 蒋敬 李立
【双頭山】 朱仝 孔明 杜遷 〔兵站〕 孟康 宋清
【塩の道】 盧俊義 紫進 燕青 〔兵站〕 曹正
【子午山】 鮑旭 馬麟
欠けているのは、間諜と調略と致死軍将校だった。それは誰の目にも明らかだった。
石勇は、童貫との最後の決戦を前にして、青蓮寺に止めを刺された。高廉の軍だった。
高廉はすでに死んでいたはずだが、「いまだ活動を続けている高廉の一党」とは呼ばれず、
あくまで高廉の軍だった。
石勇が死んだことによって、童貫の奇襲が成功した。石勇の死の直後に奇襲があった
から、説明するまでもないと思って、くどく書かなかったら、その点を理解していない読者
が少なからずいたのには驚いた。呉用の判断ミスばかりが目立ったせいだ。呼延灼が
偵察を出していなかったことも非難された。
だれも石勇が死んだから、童貫の奇襲が成功したとは、思ってくれなかった。それほど
石勇は役に立たない間諜だと思われていたのだろうか?
こんなことなら、石勇を死なせるのではなかった。俺も、いま、間者がいなくて苦労しているのだ。
致死軍については、十分すぎるぐらい水滸伝で書いた。同じことばかり書いても、
読者が飽きてしまうのではないかと思い、続編では、致死軍の戦いを書くつもりは
なかった。それで、公孫勝以外の将校はすべて殺し、敵方の高廉も殺した。決して
戴宗の年齢を見落としていたわけではないのだ。
王英の扱いは迷った。しかし、王英の活躍場面は、他の致死軍・飛竜軍将校に
較べると、圧倒的に多い。すでに役割を果たしたものと考えて、19巻の最後で殺した。
たしかに王英の死を叙述する紙数が少なかったことは、自分でもよくわかっている。
王英の死が『行間の死』と呼ばれていることも耳にした。
でも、ここで読者は、王英の躰の小ささを思い出してほしい。彼の躰は、どんな行間
にでも収納できるぐらい小さいのだ。
>>480 孫二娘が有力候補じゃね?
それから、王定六が年齢的に走るのキビしくなったら、王定六。
間者だけは、訓練だけで育てられるものではない、と時遷が言ってたような希ガス
王定六は、博打がらみで牢城に入れられた。盗人ではなかったよな。
でも、地下トンネルを掘って脱走する根性や、その後の父親の仇討ちを読んでいると、
ただ走らせておくだけでは、惜しいような気がする。実際、双頭山へ走った場面以外、
これといった見せ場もないしな。間者又は致死軍でも、いけるんじゃないだろうか?
王定六が考案した長躯隊というのは、太原府で通信を遮断された苦い経験から、
すくなくとも梁山泊・二竜山・双頭山の間の連絡だけは切れないように、飛脚とは
別個の通信手段を創設したもの。
現在は、長躯隊の必要はないが、この後、北と南で連携した戦術を展開するには、
不可欠なものとなる。
問題は、王定六の年齢だな。何歳まで長躯できるか、瀬古さんに訊いてみるか?
486 :
無名草子さん:2007/02/06(火) 17:28:54
つーか、童貫が双頭山を襲撃したとき、董平は長躯隊を梁山泊へ走らさなかったのだろうか?
>>486 童貫軍が双頭山に向うという情報を董平が探知して、三日後が戦闘が行われた。
戦闘そのものは、一日で終了している。
董平が直ちに長躯隊を送ったとしても、梁山泊に到着した日に、戦闘は終了していることになる。
恐るべし、童貫。
確か、軍を出すかどうか考えてる時に敗戦の報が届いたのではなかったっけ?
489 :
王定六:2007/02/06(火) 18:08:18
>>484 /\___/ヽ
/ノヽ ヽ、
/ ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
| ン(○),ン <、(○)<::| |`ヽ、
| `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l |::::ヽl
. ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/ .|:::::i | 地下トンネルを掘って、どこにでも忍び込むぜ。
/ヽ !l |,r-r-| l! /ヽ |:::::l |
/ |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄
/ | .| | .| ,U(ニ 、)ヽ
/ | .| | .|人(_(ニ、ノノ
490 :
王定六:2007/02/06(火) 18:13:13
>>488 そうだな。「援軍を出すという決定をする前に、敗戦の報が届いた」だ。
491 :
無名草子さん:2007/02/06(火) 21:58:25
俺には金も地位も名誉もある。
分かったか小僧ども!
by試みの地平線
492 :
無名草子さん:2007/02/06(火) 22:01:57
あの本をそういう風にしか受け止められないんなら、
>>491はなんて可哀想な男なんだろう。
作者を語るスレは他にあるから。
そっちでやってくれ。
>>328 方臘の乱は二年後、金と遼(禁軍)の決戦も、まだ少し先。
王慶は、青蓮寺とも梁山泊とも無関係の叛乱として、方臘より先に蜂起し、
童貫軍の将校紹介のために、禁軍新キャラたちに鎮圧される、っていうのはどう?
496 :
無名草子さん:2007/02/07(水) 12:15:32
「っいうのはどう?」と聞かれても。。。
田虎はあんな感じだったし、王慶も、必ずしも梁山泊と戦う必要はないよな。
120回本限定キャラなんだし。
モリタイシ水滸伝もよろしく
柳沢大臣の発言に、水滸伝に登場する女性キャラが猛反発。
梁山泊の少子化に、歯止めがかかる気配がありません。
そこで、当番組では、二世キャラの不足を埋めるべく登場するオリジナル・キャラクターと、
原典オタクとの融和を図るために、今日から10回にわたり、原典オタの
気持ちを逆撫でしないオリキャラの活用法について、皆さんとご一緒に考えてみたいと思います。
第1回めのテーマは、『武器』
「原典の好漢は、それぞれ個性的な武器を遣っていたんだよ。血のつながりがないなら、
武器を相続させればいいことだろう?」
――なるほど。オリキャラに武器の遣い手を語らせることもできますしね。
「だいたい解珍とか、点鋼叉、遣ってた?」
――初登場の場面では遣っていました。
「それ以降は?」
――調査中です。
>>400 >「タレに生血を入れることはあっても、鍋にはなあ・・・。見ためもキモいだろう?」
祝家荘に猪を運んだ解珍親子は、その場で、猪の内臓を鍋で料理した。
血で煮込んでいた(単行本第8巻 天暴の星)。
第2回 『人脈』
「祝家荘と戦うことを決意した梁山泊は、兵力の差を補うためにだな、祝家荘内部
の人間の人脈を片っ端から調査しただろう?そうして、欒廷玉の旧知に孫立がいる
ことを発見した。紫進と孫立は交際があり、孫立一人をスカウトするつもりでいたら、
孫新、楽和、顧大嫂と、一度に4人もスカウトできたわけだ。こういう努力を怠って
いるよな、最近の梁山泊は」
――2人子供を産むのが健全だとされ、張横と王英とカク思文は表彰されました。
阮三兄弟の母親などは、勲章ものですな。子作りばかりが奨励されております。
「それだけじゃないよ。孫立から解珍を紹介された。そしたら、解宝、鄒淵、鄒潤と
また4人スカウトできたんだ」
――生き残った好漢の親族、友人をこまめに探せば、まだまだ梁山泊所縁の人物はいる
とおっしゃりたいわけですな?
「だいいち主役の楊令は、孤児だろう?孤児をもっと拾えよな。あとは王進が何とかするから」
>>501 それのどこがオリキャラ活用なんだ?
>>495 金が領土を拡げているから、童貫は先に北へ投入されるんじゃないか?
約定以上に金が勢力を拡大するのを懸念する声が出てくると思うが。
来月号では、とりあえず、@童貫の国境視察が見られるかもしれない。
ほかに、期待できそうな展開は、
A李応の家族から二世キャラ登場か?
B唐昇・許貫忠が梁山泊に加わるか?
C方臘の配下の武将は誰か?
D遼の王・武将は登場するか? ってところか?
504 :
無名草子さん:2007/02/07(水) 17:39:21
>>499 18巻の最大の見せ場の時、思いっきり使ってたって
>>499 武器ではないが、技術を相続したオリキャラは、すでに登場している。
高平と劉策。ただし、技量がどの程度のものかは、まだ不明。
文祥と毛定の技量が、安道全に及ばないことは、童猛の台詞から伺えた。
その意味では、潜水技術を相続した張敬、体術を相続した侯真もいるな。
こいつらは親の技術の相続者ではないから、二世キャラだが、武器相続キャラに含めていいんでね?
<用語解説>
真正二世キャラ=親の武器・技術・特徴を相続した二世キャラ
例) カク瑾:親子とも副官の名手 張朔:親の得意技を相続
武器相続キャラ=親以外の好漢の武器・技術を相続
@武器相続二世キャラ=好漢の子であるが、自分の親以外の好漢の武器・技術を相続
例) 張敬 侯真
A真正武器相続キャラ=オリキャラであるが、好漢の武器・技術を相続
例) 高平 劉策
糞オリキャラ=好漢の武器を遣わず、且つ武芸・技術が好漢に遠く及ばないオリキャラ
例) 水滸伝時代の盛栄 →楊令伝の盛栄は成長し、「武器相続キャラ」になっている。
ただなー、林冲の槍とか、李逵の板斧とかは、武器そのものは珍しくない。
遣い手の技術が優れているわけだから、相続者は出てこないような希ガス。
あと、武器一覧(未完成)については、本スレ第6章にあったから、コピペしとくぞ。
剣……宋江・穆弘・索超・馬麟・郁保四・陳達・薛永・楊志・雷横・孔明
致死軍の剣……公孫勝・劉唐・楊令・石秀
槍……林沖・杜興・徐寧・孫立・李俊・顧大嫂・焦挺
弓矢……花栄
鉄槍……欧鵬
方天戟……郭盛・呂方
棗の矛……韓トウ
刀……曹正
堰月刀……関勝
双刀……扈三娘
双鞭……呼延灼
板斧……李逵
棒……朱武・王進・李忠
鉄棒……史進
点鋼叉……解珍・解宝
鎖鎌……トウ飛
飛礫……張清
飛刀……李応・李コン
火砲……凌振
短い鉄の棒……張横
鉄鍬……陶宗旺
瓢箪矢……魏定国
体術・拳術……武松・魯達・燕青
狼牙棒・・・・・・秦明 ※未確認
点鋼槍・・・・・・陳達 ※第1巻で確認。出ていた。
包丁・・・・・・王定六 ※第6巻で確認。得物というより、たまたまそこにあった。
致死軍(石秀)の剣 →張平
花栄の弓矢 →花飛麟?
欧鵬の鉄槍 →?
呂方の方天戟 →郭盛が生きている。
棗の矛 →韓成?
堰月刀 →?
点鋼叉 →?
鎖鎌 →?
飛刀 →?
瓢箪矢 →?
点鋼槍 →?
狼牙棒 →秦明が遣ってなかったとしても、誰かに遣って欲しい。
陳達の点鋼槍は、史進を通じて、部下の○○へ
原典では、楊春が『大桿刀』を遣っている。これも、史進を通じて、部下の△△へ
ケ飛の鎖鎌は、すでに一度、楊林に相続されているから、またか、という感じがするが、
こんなものでも誰かに引き継いでもらわんと、楊林については、語ることがない。
堰月刀は、関勝クラスの大物へ
「欧鵬の鉄槍」「点鋼叉」「飛刀」「瓢箪矢」については、適宜に
§ | 武器の話 飽きた。そろそろ叩け!
§ \_ ________
,fニニヽ )ノ
/:::::ヽ ヾ、
|l' ̄ ̄ ̄'l| ヾ、
{-- (,,゚Д゚) } ___ヾ___
|:ニ:(ノ:二:二|) @___))___)
{______________} 《
∪∪ 》 ∧_∧
((´∀` )
ヽと ヽ
(⌒) )
(_)
もう今月分は、叩き終えた。
この流れは武器を失くした武松への嫌がらせですか?
515 :
無名草子さん:2007/02/07(水) 23:32:11
武将の武器はティムポ
モリタイシ水滸伝もよろしく
518 :
玉和:2007/02/08(木) 08:01:21
>>510 欧鵬の鉄槍は19巻で陶宗旺が持ってたはず。 秦明の狼牙棒とか索超の大斧はいつかの梁山泊の会のとき、ヘッドが重すぎてとても戦では使えないから出さないって言ってたような気がする
>>101 杜遷・宋万が戦死するまでは、焦挺は下級将校っぽい。「3人の副官のうちの一人だった」
>>462 宋万・杜遷は、祝家荘戦で活躍するが、その直前の軍議には、呼ばれていないね。
石勇の報告を聞いていれば、あるいは戦死は避けられたかもしれない。
祝家荘戦は晁蓋・宋江の二軍団制
(林冲騎馬隊・史進遊撃隊は、晁蓋指揮下のことが多かったが、独立して動くこともあり)
宋江隊 宋江・呉用 →穆弘・李俊(ここまで軍議参加) →宋万・杜遷 →童威・童猛・李忠・焦挺
晁蓋隊 晁蓋・朱武 →欧鵬
>>478 楊春・陶宗旺・穆春・施恩 たぶん晁蓋隊だろうが、穆春・施恩は、遊撃隊の可能性も否定できない。
祝家荘戦後、将校が一気に増えたので、遊撃隊へ行ったという見解有力。
>>262 「少しずつわかってきましたが、梁山泊の通信は、戴宗が担っているようなのです」(8巻245頁)
黄文炳は報告していなかった。もしくは、飛脚屋の戴宗が叛徒であることだけ報告し、
それが梁山泊の通信に使われていることまでは、想像できなかった。おそらく後者。
522 :
無名草子さん:2007/02/08(木) 12:30:13
孟康です 飲馬川のしがない賊徒でした 死んだケ飛のことは よく思い出します
皇甫端の妻を斬ったこともありますが そのことは あまり思い出しません
皇甫端とは いまも仲が悪いです 友達は ケ飛と段景住だけです
楊林も飲馬川で一緒でした 俺はいちおう頭領で 楊林は平の賊徒でした
なぜか 楊林のことは 思い出したくありません
孟康です 梁山泊における席次は 楊林より下です
>>521 戴宗が、飛脚屋をやって儲けている。儲けているのに、質素なくらしをしている。
そこが不自然。こいつは、叛徒に違いない。というのが、黄文炳の思考順序。
儲けた金を叛乱資金にするのだろうと、黄文炳は思っている。そこが彼の限界。
通信網の重要性に着目したのは、魯智深(おそらく宋江も)と聞煥章。
青蓮寺は通信の重要性を一応認識していたが、表の廷臣どもはサッパリ。
そのことは、生辰綱強奪のニュースが、蔡京に届くまでに、かなり時間がかかった点に示されている。
>>520 入山後、しばらくは、下級将校をした好漢は多いと思うな。
欧鵬・施恩 官軍の兵士ないし下士官。宋江と旅をしたというだけで、いきなり上級将校というのは変。
陶宗旺 石積みが得意なだけのただの百姓
穆春 単なるやくざ者
李忠 桃花山大隊長であった周通とのバランスからして、4巻あたりで既に上級将校?
楊春 陳達には若干劣るが、少華山で実戦経験あり。それでもしばらく名前が出なかったから、下級将校か?
鄒潤も、二竜山にいた頃、「調練担当の将校」だった。ほかの好漢は「上級将校」と
紹介されていたから、下級将校時代が長かったのかもしれない。
キョウ旺、丁得孫は、上級将校不足から、無理して上げられた。この記述から、
上級将校になるには、ある程度の期間が必要とわかる。もちろん能力に応じてだから、
入山後、いきなり将軍扱いの好漢がいるのは当然。
>>520 >宋万・杜遷は、祝家荘戦で活躍するが、その直前の軍議には、呼ばれていないね。
宋万は林冲に心酔していたから、林冲と同じく、会議嫌いだった。ではないと思うが、
会議に出ていれば、隣りに座った同志が、宋万を語ってくれたかもしれないのに、残念。
二竜山に救援に向う直前の調練でも、李忠・焦挺は出てきたが、
杜遷と宋万のどちらかは、いなかったな。
>>524 >李忠 桃花山大隊長であった周通とのバランス
桃花山は、新兵の受け入れ場所であって、最も弱い兵が集められていた。
人数も少ない。聚義庁に名札は掛けられていたから、上級将校じゃないか?
529 :
無名草子さん:2007/02/08(木) 14:29:37
つーか、上級将校・下級将校が明確に分けられるようになったのは、もっと後だったような気がする。
兵数が数万に達した後じゃなかったか?
>>511 > ケ飛の鎖鎌は、すでに一度、楊林に相続されているから、またか、という感じがするが、
> こんなものでも誰かに引き継いでもらわんと、楊林については、語ることがない。
楊林といえば、紫進嫌いが有名。王英に殴られてばかりいたのも印象的。
それと、飲馬川時代を語るのならば、孟康が健在。
>>529 焦挺も第2巻の最後(兵数約3000)の頃は、歩兵隊長だったからな。強い奴が入山すると、小部隊の副官。
531 :
皇甫端:2007/02/08(木) 15:15:54
,.. -::::‐:-..、_
,.r::::;r''"-‐ "'-、::-、
/:::;r' ヾ::ヽ、
,i:::i' !::::l
,l::;! = ー 、 l::::l
.l i! ,r-__ヽ t- ;_-_- 、 !::」
!;l l. '┴'ソーi' rエユ:.ヽ/i!"::!
__,..ィ:';.ヽ _ -' ヽ`- ,!.,;i!,r'
::::::'i;:.';'" .r'(_ _,)、` ´.;':::;! 妾を殺されたぐらいで、大騒ぎするな、李富
::::::::!;::':";;:;;''"-'_-';;;;;;;;:;,::'::';!
::::::::ィ;::'r'" ̄`ヽ、/ `!;.::.'.;'::ヽ、_
::::::::::'lヾ;:`7 ` l;:;r'"::::::::::::::`
::::::::::l r' ` ヾ':::::::::::::::::::::
:::::::::l! ィ' 、 ヽ:::::::::::::::::::
::::::::l: ´ ∧ ヽ::::::::::::::::
::::::::l !:/:`ヽ ノ:ヽ::::::::::
「なぜ聚義庁へ出頭しなかった?祝家荘戦前の大事な軍議だったんだぞ!」
林冲に言われると、ムッとした。お前が言うな!と言いたい気持ちを、杜遷はやっと抑えた。
「双頭山からは、朱仝と孔明が出席した。俺は、双頭山の留守居だったのだ」
「本当にそうかな?」
公孫勝のような意味ありげな微笑を浮かべて、林冲が言った。
「宋万!貴様もだ。祝家荘に忍び込んだ石勇の報告を聞かずして、複雑な罠を避けられると
思っているのか?そんな態度だから、戦死するのだ」
「林冲。白勝や安道全は、騎馬隊の営舎へ遊びに行くのか?李俊や穆弘も?」
「時々来るが、それがどうした?」
「焦挺も行くのか、李俊や穆弘といっしょに?俺は行ったらだめなのか?」
533 :
林冲:2007/02/08(木) 16:14:43
∧,,_∧ 時々 遊びに来ても いいんだよ 宋万
( ´・ω・)∧∧
/⌒ ,つ⌒ヽ)
o(___ ( __)
_,,..-―'"⌒"~~""~"" ~゛★ ミ゛゛~ ゛゛~゛⌒゛'―-..,,_
゙~,,,....-=-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ゛ ゛ミ=゙゛Y ̄~゛T゙゙゛√‐-=-....,,,~゙
T | l,_,,/\ ,,/l | | lヽ,, /ヽ,,_,l |
( ´)`Д) )) < 馬桂さん、付かず離れずの距離って、これくらいですかね?
/ つ つ < 近すぎるわ、任先さん。李富様にしかられる。ハァハァ
(( (_(_ ノ ノ
し∪ ∪
Σ( ゚д゚ )゚д゚) < 何だよ、呂牛?どこでも覗くんじゃねーよ!
/ つ つ
(_(_ ノ ノ
し∪ ∪
>>511 紫進とかは、武器オタクで、自分では遣えないが、たくさんの武器をコレクションしてそうな希ガス
魯智深の禅杖(登場済み)
黄信の喪門剣
彭?の三尖両刃
537 :
無名草子さん:2007/02/08(木) 17:30:34
李立の妻は、公淑らと同時期に、二竜山へ入っている。李立は、長い間、二竜山で兵站の管理
の仕事をしていた。
きっと子供が生まれていると思うぞ。健全な考えを持っていたらな。
種無しかもしれん。
>>536 武器一覧(完全版)は、本スレ第10章750−751
ついでに、「これは便利 108星 生年一覧」も、第10章932−933
>>520 梁山泊陣容(第8巻まで)を作成する必要上、楊春・穆春・施恩は、晁蓋隊に配属させてもらう(勝手許せ)。
第7巻当時、穆春・施恩も梁山泊にいたが、遊撃隊に加えられたのは、陳達だけだったので、たぶん誤りはない。
陶宗旺は、双頭山の石積みを完成させた後、宋江・李雲らとともに梁山泊にはいっているから、引き続き石積み
建設に従事していたものと思われる。武芸もいまいちだしな。よって、部隊から外した。
〔宋江隊〕 呉用 穆弘 李俊 宋万 杜遷 童威 童猛 李忠 焦挺
〔晁蓋隊〕 朱武 欧鵬 楊春 穆春 施恩
なにこの妄想垂れ流しスレ
542 :
無名草子さん:2007/02/08(木) 18:54:47
>>500 第7巻の少華山料理、第8巻の独竜岡料理に、血で煮込んだ肉が出てくるのは、
その次にくるB惨殺シーンへの伏線(というかムード作り)だと思っていた。
きな臭さが高まったところで、腸。
543 :
無名草子さん:2007/02/08(木) 19:19:00
>>537 「子供を2人以上もちたいという極めて健全な状況」にあるわけだから、健全ならば2人以上
の二世キャラを期待できるという意味でしょう?
李立の場合、結婚した時期も早いから、即戦力かもよ(=゚ω゚)ノ
544 :
無名草子さん:2007/02/08(木) 19:49:21
先走って、単行本第6巻を読んでしまいました。
時遷には娘がいたけれど、彼女は梁山泊にかかわりないから、無理(??д??)
545 :
無名草子さん:2007/02/08(木) 21:24:28
北つ → *
>>364 アッーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!
>>445 第三者視点では扈僊、自身の視点では本名ではないか?
>>395 水滸伝では、袁明 →李富・聞煥章だったが、楊令伝では、扈僊がキーパーソンになりそうだからな。
ポジションとしては、もっとも面白そう(*´∀`)ノ
「鄭天寿はずいぶん成長したのう、花栄。しかし、副官であるお前に向って、作戦上の
指図をするのは、軍の統制上問題があるのではないか?」
「思ったことは、何でも喋らせることにしております。現場の指揮官の意見は、貴重だ
と考えておりますので」
「それはそうだが、呉用のおる梁山泊との違いが目立ちすぎるのではないか?」
「呉用は、騙された振りをして、部下が自由にやることも認める男だと、林冲は申して
おりました」
「ではあるが、青州軍の花栄は優秀というのは、耳にタコができるほど聞かされておるぞ、
そのお前が鄭天寿の指図を受けるのはのう・・・」
「鄭天寿は、じきに死にますからw」
>>546 扈三娘との関係から、扈僊の登場頻度は、高くなるだろうな。
そうすると、任先らの出番は、少なくなってしまう。
549 :
無名草子さん:2007/02/09(金) 12:05:40
沈機・赫元が高い給料もらうのは納得できるのだが、任先が同じように高給取りなのは、納得できにゃー( ゚Д゚)
550 :
無名草子さん:2007/02/09(金) 12:28:20
>>547>>544 文庫4巻まで読んで、第5巻を待ちきれず、単行本派に転向した読者が多いな。
>>542 禿同。B惨殺場面の前には、やたらと動物の血が登場する。
七巻まで読んだけど
石積みってのがいまいちよくわからん
そんなにすごい威力あんの?
552 :
無名草子さん:2007/02/09(金) 13:52:52
水滸伝、そんなに面白いんですか?読んでみようかしら (*^▽‘)/~
>>551 誰も実験したわけではないが、人工土砂崩れのようなものかと・・・
「前から気になっていたのだが、李逵、お前は鄭天寿を知っていたのか?」
「知るわけねえだろう?秦明に会うのだって初めてだったんだぞ。だいたい
俺は、会ってもいない人の名前を覚えるのに三日かかるんだ。鄭天寿なんて
名前、秦明に初めて聞いたようなもんだ」
「その秦明が死んだ鄭天寿の話を始めたとき、お前はうつむいたな?」
「あたりまえだ、兄貴。人が死んでるのにゲラゲラ笑う馬鹿はいねえって
ことよ。鼻毛を抜いたり、木に吊るされたり、最近の兄貴は、俺より頭が
悪いな」
武松は、李逵の脇腹に、拳を打ち込んだ。
「兄貴、全然痛くねーよ。右の拳がないのを忘れたのか?」
>>537 李立の特徴の整理
@闇塩の買い手が、本物か間諜かを見分ける能力に優れている。
A美味い魚の料理を作る。
B女房がいる(8巻106頁)。その後、李立の口から女房の話は出たことがない。
Cいつも武器倉が一杯でないと安心できない男(鄭天寿談)
D盛栄の左手を斬った男 →得意は魚料理なので、盛栄の手は料理しなかった。
E李俊の義兄弟だが、船は苦手。
F友だちや部下の仇を討つのが戦う目的。志はどうでもいい。
Gあだ名の催命判官の名付け親は、秦明。意味は、自分でも分かっていない。
H楊春のことは、面白みのない男と思っている。
「李俊の兄貴、俺は、宿元景騎馬隊との闘いで、死んだぞ」
「童威。江州戦では、果敢な闘いをした」
「兄貴。俺と兄貴のつきあいは、江州戦のずっと前からだよな。俺の死に際しての言葉は、
それだけか?俺は、寂しいぜ」
「1500頭余の馬を得た。これは大きい」
「ちょっと待て!俺が死んだのだぞ?」
「江州戦では、果敢な闘いをした」
「兄貴!あんたの悔やみの言葉は、あまりに物語に即しすぎているんじゃないか?どう思う、李逵?」
童威の話になると、李逵は、うつむいていた。
558 :
宋江:2007/02/09(金) 18:41:41
人の死に 心を動かすな 李俊
>>556 蔡福と李立が、競争で、キャラ立ちしようとしているな。
>>547 鄭天寿の死に様は、俺様的には、水滸伝のベスト5に入る。事故死も珍しくていい。
鄭天寿が薬草を採ろうとしていたときには、すでに楊令の高熱は下がっていたというところで、
さらに悲壮感が増した。
>>542 まあ馬桂が死んだ後にも、解珍たちは、猪と熊の内臓を、血で煮込んでいるけどなw
>>555 どうして、呉用は、武松を帰還させることに固執するのだろうか?急ぎの調略の仕事があるとも思えんが。
毎回、武松に対して、帰還命令を出している。
仮にも上位にいる人間が、これからの組織と命運を決める会議をオールすっぽかしじゃぁ、いくらなんでも呼び戻したくなるだろw
564 :
無名草子さん:2007/02/09(金) 21:58:42
御用だ御用だっ!!
>>555 その場面は、とても好きだ。李逵がうつむいた直後、秦明に酒を飲むか?と誘われて、
李逵は一転して、ニカッと笑う。
>>565 素材は、おそらく麻だと思う。化繊ではない。
>>540 ちょっと違うぞ、それ。8巻を最後まで読め。
〔宋江隊〕 呉用
・穆弘隊 杜遷 焦挺 楊春 施恩 陶宗旺
・李俊隊 宋万 童威 童猛 李忠 穆春
〔晁蓋隊〕 朱武 欧鵬
実は、楊春・施恩の所属は、明らかではない。しかし、8巻289頁「焦挺は、三人いる副官のひとり」
の副官が、108星以外の者でないとすれば、そこに、楊春・施恩が入る。
欧鵬が晁蓋隊に属することは、第9巻で明らかになる。
李忠は李俊の指揮下にあったので、李忠の前任者の宋万も、李俊隊に入れた。
穆春は童威の後釜(騎馬隊指揮)なので、李俊隊。
陶宗旺は宋江隊にいたことは確かなので、数のバランスから、穆弘隊に入れた。
蛇足ながら、8巻209頁L8〜L10は、大雑把すぎる。戦死者の数まで正確に覚えている
呉用らしくない。