【替天】北方水滸伝を語ろう 第十一章【行道】

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1無名草子さん
 思うさま、物語の中で闘い、生き、
  これだけ続けられたというのは、
  まさに作家としての本懐である。
          北方謙三

前スレ 【替天】北方水滸伝を語ろう 第十章【行道】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1115978436/

【替天の志(ローカルルール)】
★詳細・ネタバレを含む内容に関しては、
 単行本で刊行された範囲までを旨とする。
★それ以降の内容に関しては人物名にイニシャルを用いる等、
 すばる派は配慮と自重を持って行動されたし。
★単行本最新刊のネタバレについては、
 発売日から約一週間後の金曜の深夜(土曜午前)0:00〜からとする。
★原典との対比に付いては制限は設けず、
 ただし、場の雰囲気に応じ臨機応変に対処されたし。
★荒らしは徹底無視するべし。耐えに耐えよ。

関連リンクは>>2
2無名草子さん:2005/07/29(金) 16:12:02
【繋がり拡がる熱き絆(関連リンク)】
★北方謙三 水滸伝 公式サイト(注意!若干のネタバレを含む)
  ttp://www.shueisha.co.jp/suikoden/
★北方水滸伝連載中!小説すばる(ネタバレにつながるリードがあるので注意!)
  ttp://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/
★〜2ちゃんねる一般書籍板にある北方水滸伝スレのまとめページ〜
  【替天行道】北方水滸伝 まとめサイト「子午山の庵」(管理人さんに感謝!)
  http://sky.kakiko.com/suiko/

☆ 過去スレ ☆
【北方謙三】水滸伝について語ろう(閲覧可)
http://hobby.2ch.net/warhis/kako/1032/10325/1032510929.html
【替天】北方水滸伝を語ろう 第二章【行道】(閲覧可)
http://hobby.2ch.net/warhis/kako/1053/10536/1053648598.html
【替天】北方水滸伝を語ろう 第三章【行道】(現在閲覧不可)
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1056666016/
【替天】北方水滸伝を語ろう 第四章【行道】(現在閲覧不可)
http://book2.2ch.net/test/read.cgi/books/1068216313/
【替天】北方水滸伝を語ろう 第五章【行道】(現在閲覧不可)
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1082977657/
【替天】北方水滸伝を語ろう 第六章【行道】(現在閲覧不可)
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1090161008/
【替天】北方水滸伝を語ろう 第七章【行道】(現在閲覧不可)
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1095923826/
【替天】北方水滸伝を語ろう 第八章【行道】(現在閲覧不可)
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1102690069/
【替天】北方水滸伝を語ろう 第九章【行道】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1109723082/
3無名草子さん:2005/07/29(金) 16:13:29
☆ 関連スレ ☆

北方三国志・第八幕
http://hobby5.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1112550575/
【ソープへ】北方謙三スレ その三【行け】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1092205957/
水滸伝スレだぞぉぉぉぉぉ 2
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1045468097/
4無名草子さん:2005/07/29(金) 16:17:22
>>1
スレ立て乙 公孫勝
5無名草子さん:2005/07/29(金) 16:32:40
>>1
乙関勝
6鮑・欧ファソ ◆xN4PfphIG. :2005/07/29(金) 16:43:21
乙三山。
7無名草子さん:2005/07/29(金) 16:51:10
このスレの第一章が始まったのが、

1 無名武将@お腹せっぷく 02/09/20 17:35

もうすぐ3年になろうとしている。

19巻完結まで、みなさん、ヨロシク。
8二竜山ベテ ◆gWhxQ8BxWg :2005/07/29(金) 16:53:17
ついに念願の本隊編入
9無名草子さん:2005/07/29(金) 17:24:28
ぬるぽ
10無名草子さん:2005/07/29(金) 17:35:21
>>8
おまいのいるその隊は、李立の兵站部隊ですよ?
どっかで、紛れ込みましたか?
11無名草子さん:2005/07/29(金) 17:40:39
黄信とベテの人格が被ってるように感じて仕方がない
12無名草子さん:2005/07/29(金) 17:47:06
ベテは、楊春の下で下級将校をしてるんじゃないか?
13無名草子さん:2005/07/29(金) 17:49:03
北方108星の中で、一番親しみを感じるのが黄信だったりする俺。
あんなヤツいるよな。
14無名草子さん:2005/07/29(金) 17:51:31
    ))
   ( 从ilノし俺は、俺は・・・熱く燃えている・・・!!!!
  ヾ );: ( ・;:/
 (, r:;;;´ ・;:;:;:(_ノ ゴオォォォォ……!!!!
 ゙_(_;:;:. ハ_ハ  :;;;(_
 ,.):;;. (;;;゚∀゚) ・;:" (,,,
ゞ_;:∵ .(__);:(_) ∵ ノし//ガッ
_);:;:  / ;:;: ヽ ゚;`;;r (从_从
il:(_/; (_/´`'ヽ_)  `;:;:;つ;:`Д´)つ >>9
15無名草子さん:2005/07/29(金) 17:52:30
>>13
むしろ現実社会では多いような希ガス。
16無名草子さん:2005/07/29(金) 18:22:21
プロフィールを読むと、若い頃に役人その他を殺してドロップ・アウトし、
盗賊を続けていた好漢が多い。でも、読者の中には、そんな人は
まずいない。
なんとなく軍人になり、成り行きで梁山泊に関わった、孫立&黄信は、
等身大の自分を見ているようだ。
17無名草子さん:2005/07/29(金) 18:33:22
メル欄を使う時、呼延灼に何度も「焦るな」とか言われてる黄信が笑える。
信用されてないのかと。
18無名草子さん:2005/07/29(金) 21:02:07
董万はいつからあんな馬鹿に成り果ててしまったのか
19無名草子さん:2005/07/30(土) 11:10:31
おそらく北京大名府に疫病が流行ったのだろう。
聞煥章も、あそこへ行ってから、馬鹿になった。
20無名草子さん:2005/07/30(土) 11:29:29
北京大名府は何度陥ちれば気が済むのか。
扈三娘は何度コケれば気が済むのか。
21無名草子さん:2005/07/30(土) 11:56:26
 軍が新しく編制され直した。楊春は一万の歩兵を率いて、張清の
下につくことになった。
「俺が戦場で負傷したときは、お前が代わりに指揮を取れ、二竜山ベテ」
「俺が、副官ということですか、楊春殿?」
「梁山泊の将校は、いま払底している。お前しかいないんだ」
「払底の意味がよく分からんのですが、俺は褒められたんですか?」
 衆義庁には、他の下級将校を、副官に任命したと報告しておこう。
しかし、ベテは兵士たちを掌握していた。なによりもベテの風俗店に関す
る情報は確かだった。「ベテの連れてゆく妓楼にハズレなし」と言われて
いた。若い兵士たちの性欲を管理するためには、ベテは必要な人材だった
のだ。曹正がベテを欲しがるのも、理解できた。
22無名草子さん:2005/07/30(土) 12:50:09





















ぬるぽ
23無名草子さん:2005/07/30(土) 13:19:45
>>20
それぞれに趣向は凝らしているが、一度は開封府でやってもらいたかった。
でも、禁軍の本拠だし、童貫軍が抜けても、兵力十分なので、無理か・・・

>>18
それは、メル欄と蕭譲・金大堅のGOOD JOBと言ってやろうぜ。

>>17
韓滔・彭王己に対しては、そんなことは言わなかったw

>>14  孔明?
24無名草子さん:2005/07/30(土) 13:25:18
責任を人に押し付けるトウマン
それはつまり
「騙まし討ちされなければ落とされはしなかった。騙まし討ちをした唐昇が悪い」と言ったってことか?
こんな言い訳したら元帥じゃなくてもあきれそうだが。
25無名草子さん:2005/07/30(土) 13:26:53
    ハ_ハ.   ミ_ ドスッ
   (;;;  )┌┴┴─┐
   /   つ..  ガッ .│>>22
 〜′ /´ └┬┬─┘
  ∪ ∪    ││_ε3
゛゛'゛'゛゛゛'゛'゛゛゛'゛'゛゛゛'゛'
26無名草子さん:2005/07/30(土) 13:31:55
>>24
双頭山をあれだけ苦しめた将軍にしては、落剥ぶりがひどかった。
地方軍から聞煥章に抜擢された董万だが、禁軍に引き抜かれない
将校は、この程度のものという意味だろうか?
27董万:2005/07/30(土) 13:47:37
>>24
むしゃくしゃしていたから言った。
弁解になるなら、何でもよかった。
28無名草子さん:2005/07/30(土) 14:11:05
>>19
祝家荘戦以降、聞煥章は、仕事らしい仕事をしていない。
17巻で闇塩の道4本を暴いたのは、呂牛の仕事。
思いつくのは、銀山の発見と、董万の抜擢ぐらいだが、
銀山発見は人を使えば難しくないし、董万は、今回の体たらく。
地方軍のリストラは、一部成功といえるが、民業圧迫という
副作用をもたらした。孫新殺害に至っては、お遊び。

扈三娘は、間接的には、梁山泊に対して、多大な貢献をしている。
29無名草子さん:2005/07/30(土) 14:39:20
青蓮寺が地方軍を使って戦をしている頃は、梁山泊は絶対に負けない気がしていた。
聞煥章も李富も、怖いと思ったことがない。ある意味、童貫の引き立て役。
むしろ、宋江を捕縛寸前まで追い込んだ、黄文炳の方が怖かった。
30無名草子さん:2005/07/30(土) 15:07:00
そのあたりは、所詮文官。滅亡の危機感を感じ始めたのは、
董平・関勝と、立て続けに討たれた頃から。
31無名草子さん:2005/07/30(土) 15:14:09
18巻は、もっと熾烈な戦いになるかと思いきや、
楊令ネタが多かった。
32無名草子さん:2005/07/30(土) 15:52:06
「死ぬ前に、馬糞の始末はしておけよな」
 閉じた公孫勝の眼から、涙がひと条流れていた。
33無名草子さん:2005/07/30(土) 15:59:37
もっとも話題になるのは、林冲かと思ったが・・・
34無名草子さん:2005/07/30(土) 16:17:13
鄒潤の進路変更。微妙。
進路変更前の回想と、後の大泣き。文学的進路変更と呼ぼう。
35無名草子さん:2005/07/30(土) 16:21:24
鄒潤の主観と、呉用の客観的分析のズレが、また微妙。
36無名草子さん:2005/07/30(土) 16:37:53
童貫軍に五虎将軍全員やられそう
37無名草子さん:2005/07/30(土) 18:34:19
「ベテじゃないか?」
「よー、桃花山落ち。なぜ、お前がここに?」
「その言い方はよせよ。解珍の入山試験に合格した。今では俺も梁山泊の
同志さ」
 趙安軍に包囲された二竜山が、兵士の受け入れ場所としての機能を失い、
解珍が新兵を集めていることは知っていた。しかし、こんな男まで入山させ
なければならないのか?
 今回の新兵徴募は、呉用の発案だという。呉用は、甲、乙、丙の三案を
示したらしいが、解珍が採用したのは、丙案だった。合格水準は従来の
ものを維持するが、受験回数三回以内の入山希望者には、下駄を履かせる
という制度である。解珍は、数千人の兵士を、丙案によって集めた。
 現在、文治省は、桃花山大学院構想を推進している。これによれば、丙案
以上に、新兵が集められるらしい。
 しかし、大学院となるための認可基準は厳しい。五台山も、申請をしたが、
文治省は、不認可とした。梁山泊兵士のケ竜門に相応しくないというのが、
その理由である。
38無名草子さん:2005/07/30(土) 18:57:36
>>37
それで、呉用は嫌われるのか。わかった。
39無名草子さん:2005/07/30(土) 19:22:38
>>32-36
公式には、ネタバレ解禁前なので、みなさん遠慮している。
その日が来るのは、薄々予感していたが、まさか18巻で・・・
というのが、正直な感想でしょうね。
40無名草子さん:2005/07/30(土) 19:34:37
何信、お前は林冲とも王進とも互角に(多分)戦えるんじゃなかったのか。
41無名草子さん:2005/07/30(土) 22:04:00
女王の教室こわい(泣)















ウエーン



42無名草子さん:2005/07/31(日) 13:13:25
楊春の副官とは、絶好のポジションだな、二竜山ベテ。

>>40
それは、何進の方だよ、きっと。
43無名草子さん:2005/07/31(日) 15:12:03
 桃花山落ちが、編制変えで、楊春の部隊に配属されてきた。
「よろしくな、ベテ」
「よろしくお願いします、副官殿と言え」
「おいおい、ずいぶん言うじゃねーか」
 ベテの拳が、桃花山落ちの脇腹に入った。
「以後、言葉を慎め。丙案入山者であるから、一度だけは許す。昔の二竜山
から送られてくる兵は、こうではなかった」
 桃花山落ちは、痛む脇腹をかかえて、うずくまっていた。
「お前にあだ名をやろう。落桃花というのはどうだ?」
「あだ名を付けるのは、宋江殿の仕事なのではないのですか?」
「宋江殿は、いま泥縄式に108人のあだ名を付けておられる。兵卒のお前に
まで、手が回るか!」
44無名草子さん:2005/07/31(日) 15:56:47
おいおい、ベテが王進とキャラかぶっちゃってるよ。
45無名草子さん:2005/07/31(日) 16:14:23
ベテは、子午山出身か?
46無名草子さん:2005/07/31(日) 18:34:28
ベテの出自に関しては、第八章あたりで、語られているはず。
47無名草子さん:2005/07/31(日) 18:51:42
今18巻買ってきた。これから読むんだけど、林冲がどうかしたの?
48無名草子さん:2005/07/31(日) 19:12:32
























ぬるぽ
49無名草子さん:2005/07/31(日) 19:20:11
>>47
遅いよ。ちゃんとネタバレ読んでる?
50無名草子さん:2005/07/31(日) 19:21:57
  ,'∽∽∽               八
 (({{ミノiiiiiiii)))                   ||ぬ||
. ))‘リ!、゚ヮ゚ハ              ||ル||.JMし     ガッ
 ( ,'´ハ、_´⌒ニニ⊃         -=≡||ぽ||ろ そ`Д´)ノ  >>48
  // )ヾ ~)´ 彡               YYY   /
⊂ノ(   く
  ━ん⌒)~)━
    ,´//
51無名草子さん:2005/07/31(日) 20:10:33
林冲はファンにとっては、18巻で一番大きな事件かもしれんけど、
18巻は、他にも、盛りだくさん。
@二竜山
A童貫vs呼延灼
B楊令
C阿骨打
52無名草子さん:2005/07/31(日) 21:01:47
ぬるぽ
53無名草子さん:2005/07/31(日) 21:37:56
お前らにはもう、替天の志は無い訳ね
54無名草子さん:2005/07/31(日) 23:09:09
「隊長。この隊は、まだ調練が足りていない、と俺は思います」
「泣き言はいらん、二竜山ベテ。最初からわかっていることだ」
 二竜山ベテには、わかりきった事を口にしてしまう悪い癖があった。
「ええ、そんなことはわかっていますよ」
「俺に、何が言いたいのだ?二竜山ベテ」
「つまり、この隊にも色を付ければいい、と言いたいのです」
 楊春は、続きを話せと楊春はに眼をむけた。
「林冲殿の騎馬隊のように、この隊も揃いの具足を付けて、敵を威圧するのです」
「言っていることは、わかる。だが、具足はどうする?」
「実は、すでに蒋敬殿に見積もりを頼んだのです」
 以前には考えられないような、二竜山ベテの手際の良さに楊春は不安を感じた。
「でも、黒や赤はもう使われていますし、予算や時間の都合でこうなりました」
 勢いよく、差し出された具足。色は黄土色。
 屈託のない二竜山ベテの眼の光が、楊春には、眩しいものに見えた。
 


55無名草子さん:2005/08/01(月) 11:27:14
>>53
もう、ではなく、最初からない椰子もいる。

>>54
ベテ、かっこいい。
56無名草子さん:2005/08/01(月) 15:07:18
黄土色は迷彩効果を考えての選択か?
57無名草子さん:2005/08/01(月) 18:34:40
俺でも、スレが救える。
58無名草子さん:2005/08/01(月) 18:38:16
>>56
染料が○んこ。
59無名草子さん:2005/08/01(月) 18:44:38
ぬるぽ
60無名草子さん:2005/08/01(月) 19:15:52
「落桃花は、少しはまともに戟を遣えるようになったか、二竜山ベテ?」
 杜興が巡察にやってきた。実戦では部隊を率いることもあるが、普段は
各部隊を回って、若い兵士に檄を飛ばす。口汚く罵ることもあるが、不思議
と兵士に嫌われない。
「杜興殿、解珍殿の兵の集め方は、拙速すぎたのではないでしょうか?
一度子午山へ遣って、王進殿に鍛え直してもらったらどうでしょう?」
「馬鹿か、お前は?梁山泊が王進スクールに、いくら月謝を支払っているのか
知っているのか?上級将校候補以外は送れるものか」
「教育訓練給付制度は、利用できないのですか?」
「馬鹿か、お前は?」
61無名草子さん:2005/08/01(月) 19:26:58
            ミ
             ____ ____
            (  ) ) )))
              | ⌒   `i
  Ω,,,,,Ω      |   ノ  |
  ( iiiiiiii゙ヾi     /      |    ,
  |l、゚ヮ゚ノ||   _/       |  .  .
  ⊂!〆i⊃ _/         } ,・.’、   ゚
   ハ_!-‐" ____\    ノ .∴。 ・ガッ
    U  ̄ ̄ /     ̄ ̄    \ ’ ・.
        /  /       \   ',
        |   ● ,,.  .,, ●    |
        |.     (__人__)     | >>59
          ''-、,,,,,____,,,,,、-''
62無名草子さん:2005/08/01(月) 20:22:51
nurupo
63無名草子さん:2005/08/02(火) 01:22:11
地老の星

母は幼い頃に病死した、と訊かされた。
父は、19の時に麦を銀に替えると言い家を出て、それから帰ってこなかった。
痩せた畑があったので、生きていくには困らなかったが
僅かな収穫の大半を税で持っていかれるので、ただ生きているだけだった。
そんな生活が嫌になり、26の時に村を出た。
村を出ても何もあてがなく、あまり酷いことをしない、という評判の
桃花山に向かったが、二竜山の近くで山賊に捕まった。

泣きながら命乞いをしたせいか、何とか命は拾ったが
小間使いとして、賊徒の一員に加わえられることになった。
ある日、山に連れてこられた女を見て、自分の育った村が襲われたことが何となくわかった。
そして、自分には、もう帰る場所がないのだ、とはっきりと思った。
それから一月もしないうちに、大きな躰の坊主と、顔に青痣がある男がやってきて
首領と、その取り巻きを全員斬った。その時の青痣の男を思い出すと、今でも肌に粟が立った。
64無名草子さん:2005/08/02(火) 01:48:26
そういえば白虎山はいつの間に消えた?
65無名草子さん:2005/08/02(火) 11:18:56
>>63
warota

>>64
討伐計画はあったのになー。
66無名草子さん:2005/08/02(火) 12:04:03
ベテと楊令とは、同村出身だな。
67無名草子さん:2005/08/02(火) 14:43:39
ベテが楊令のホントの親。
68無名草子さん:2005/08/02(火) 15:27:45
本当の親は、死んでいなかったのか?
69無名草子さん:2005/08/02(火) 15:36:32
ベテって誰ですか?
70無名草子さん:2005/08/02(火) 15:42:06
林冲、死んだら歩いて安道全の所に帰るっていってたじゃないか。
71無名草子さん:2005/08/02(火) 15:49:49
 隣りの村の女と、一度だけまぐわった。子ができたという。
しかし、ベテには、子を引き取って育てるだけの余裕がなかった。
同じ村に住む、親戚の若夫婦に長く子がなかったので、養子に
出した。その若夫婦は、二竜山の賊徒の襲撃の際、殺された
という。
 孤児となった子は、新しく二竜山の棟梁となった青痣の男が
育てている。安丘で妓楼を営む曹正という男が、教えてくれた。
72無名草子さん:2005/08/02(火) 15:53:22
>>69
このスレの第七章あたりを読めば、わかるはず。

>>70
帰る道は、安全道にする、と言っていたような希ガス。
73無名草子さん:2005/08/02(火) 15:59:55
第七章は、現在閲覧不可となっているのですが、
どうすれば、読めるのですか?
74無名草子さん:2005/08/02(火) 16:23:15
・2chブラウザを使う。
・ガ板のdat落ちhtml化スレに要求する。
75無名草子さん:2005/08/02(火) 17:14:22
>>70
林冲○○に至るプロセスは、手が込んでいた。
百里風との交感は、胸にせまったな。

しかし、史進が、馬と話をするようになってから、馬を自由自在に
扱えるようになったと言ったのに対して、林冲は、俺はそんなこと
はしないと言っていたような気もするが。
76無名草子さん:2005/08/02(火) 17:39:52
張藍を探しに、開封府を目指したあたりからだよ、
林冲が百里風と話しはじめたのは・・・
77無名草子さん:2005/08/02(火) 17:53:19
解珍のタレは、絶対、人には真似できない、と解珍は豪語いていたが、
後継者はいないんでしょうかね?
78無名草子さん:2005/08/02(火) 18:12:07
前スレでも書いたが、俺は孫二娘だと思う。
二竜山の解珍が、わざわざタレを作るために、仕事を放り出して
開封まで行くとは思えん。
79無名草子さん:2005/08/02(火) 18:20:33
「ベテ、すまんが、このタレを、開封府の孫二娘の店まで、届けてくれんか」
80無名草子さん:2005/08/02(火) 19:03:40
阮小七は、1〜2巻あたりでは、船頭そのもの。当時は阮小五ばかりが
活躍していて、あまり目立たなかった。魯智深との出会い。阮家の鍋の
ところで、ちょいと台詞があった程度。
呂方との会話(第9巻)あたりからかな、個性が出てきたのは・・・。
阮三兄弟は、原典では、いつも一緒だったけれども、北方本では、完璧
に別々の仕事を与えられた。阮小七が、いちばん原典に近い。
81無名草子さん:2005/08/02(火) 22:51:46
五年来、付き合い続けてきた北方水滸伝も、残す所後一巻で終わりか。
今、第一部読むと、梁山泊の面々が希望を持って生き生きしてるのが泣ける。
つか晁蓋が生きてること自体泣けてくる。
82無名草子さん:2005/08/02(火) 23:00:28
五年来、付き合い続けてきた北方水滸伝も、残す所後一巻で終わりか。
今、第一部読むと、呉用が生き生きしてるのが泣ける。
つか晁蓋が生きてること以上に泣けてくる。

83無名草子さん:2005/08/02(火) 23:40:54


その後しばらく経って、軍営を襲撃して戻ってきた青痣の男が、
この山はこれより世直しの旗を掲げる、と皆の前で話した。
難しいことは、よくわからなかったが、帰るところがもうなかったので、山に残ることにした。
それから3日もすると、初めて見る顔を布で隠した男に、広場に呼び出された。
命乞いをしたことが知られ、斬られるのかと思い、足の震えが止まらなかったが
名簿を作るので名前を知りたい、と言われ、足の震えは止まった。
本当の名前はあったが、あの村の出身であると知られたくなかったので、名前はないと答えた。
不思議そうな声で、何度も名を訊かれたが、そのたびに名前はない、と答えた。
その日から、本当の名前で呼ばれたことはなかった。

青痣の男は来てから、山は変わった。
まず、村を襲うことはしなくなった。これだけで、心が軽くなった気がした。
調練は厳しかったが、食べるものはまともになり、寝るところも立派になった。
しばらくすると、僅かであったが銀が渡されるようになり、山には店が出来た。
毎日のように、入山を希望する者がやって来るようになり、
何時の間にか軍隊のような生活に馴れている、自分がいた。こんな生活が楽しい、とも思っていた。
そして、知らないうちに総隊長の青名前も覚えていた。たぶん、一生忘れることはないだろう。
84玉和:2005/08/03(水) 08:48:15
>>83
青名前って何だよ?
85無名草子さん:2005/08/03(水) 10:57:28
>>83
進展してきたぞー。
86無名草子さん:2005/08/03(水) 11:27:45
 杜興から命じられた仕事は、各地の妓楼の女の値段の調査だった。
調査結果は、白紙の冊子に書き込んでいった。子午山近辺の安い店で、
楊令が銀二粒を出して、女を抱いたことも知った。冊子の表紙には、
『替女行淫』という蕭譲の書いた文字がある。デリヘルで女をチェンジ
したときに、この題名を思いついた。
 杜興と曹正は、衆義庁前に、名札を掲げるように勧めてくれた
らしいが、呉用に一蹴された。その話を聞いて以来、呉用のことは、好き
になれなかった。
87無名草子さん:2005/08/03(水) 12:34:39
『替女行淫』の旗を掲げて、突撃!
88無名草子さん:2005/08/03(水) 13:38:48
>>81
俺も晁蓋は好きだった。そういう読者は、多いはず。
童貫が、予想以上に、立派な将軍だったのは、
晁蓋の面影を追う、読者の期待に応えるという意味
もあるんじゃない?
89無名草子さん:2005/08/03(水) 14:05:51
宋江「どうせ俺は、運動神経にぶいし、慎重派だし、戦知らんし、人気投票
    の結果悪いし、経費で女囲ってたし、釣りは下手だし、料理できんし、
    馬づらで乳の垂れた女好きだし、父親の葬式も出してやれなかったし、
    嫁さんいないし、泣きべそかくし・・・」

  ( ・∀・) 「いつまでやってんだ」
 と    ) 
   Y /ノ    人   ガッ
    / )    <  >__Λ∩
  _/し' //. V`Д´)/ ←宋江
 (_フ彡        /
90無名草子さん:2005/08/03(水) 14:40:14
確かに、童貫と晁蓋とは、性格も思想も正反対だけれども、
戦場における強さ、果敢さという点では、似ている。
童貫自身が、騎馬隊の先頭に立ち、敵に突入するとか、剣で董平
を斬るとかは、予想の範囲を越えていた。
91無名草子さん:2005/08/03(水) 15:08:03
あと、戦場でも幕舎を使わず野宿。兵士と同じ食事を摂る。
92無名草子さん:2005/08/03(水) 16:03:07
童貫・青蓮寺と、梁山泊とは、同質なところが、多いですよね。
93無名草子さん:2005/08/03(水) 16:35:25
頂点にいる人間
高イ求
宋江
94無名草子さん:2005/08/03(水) 16:51:32
>>82
第一部は、登場人物が少ないから、一人一人を入念に書き込めるわな。
未登場の好漢が、いつ出るか、どういう風に描かれるかというワクワク感
もあったしな。
第4部は、人大杉。好漢殺すたびに文句つけていたけどな、これなら
連環馬で10人ぐらい殺しとけばよかったかもな。
95無名草子さん:2005/08/03(水) 17:08:05
戦のスケールが大きくなっているんだから、人が多くなるのは
仕方がないと思うぞ。
室内楽のような第一部も、交響曲のような第四部も、ともに
素晴らしい。
96無名草子さん:2005/08/03(水) 18:03:03
>>93
原典ではね。
97無名草子さん:2005/08/03(水) 18:41:31
 扈三娘が、騎馬隊の調練のために、二竜山へやってきたことがある。
海棠の花と呼ばれていた。生まれた村にも、海棠の鼻という、鼻の穴
の大きな娘がいたが、比較にならない美しさだった。
 当時、二竜山では、黄信が、騎馬隊の指揮をしていた。俺は、調練を
さぼって妓楼へ行ったことが発覚し、馬糞拾いの懲罰を受けていたから、
黄信と喋る機会が多かった。
 調練では、黄信の騎馬隊が、扈三娘の騎馬隊に、押されぎみだった。
扈三娘の使う日月の剣の一撃で、黄信が落馬したこともある。
 扈三娘が梁山泊へ帰るという日、俺は、いつものように、馬糞を拾って
いた。海棠の花が、俺を見ている。この女、俺に惚れたな?誘ってみるか。
俺は、扈三娘に近づいた。
 扈三娘は、雪嶺の手綱を引き、向きを変えた。
「人ではないわ」
 その言葉を残して、扈三娘は、立ち去った。
98無名草子さん:2005/08/03(水) 19:09:15
            /^l
     ,―-y'"'~"゙´  |  人ではないわ〜♪
     ヽ  ´ ∀ `  ゙':
     ミ  .,/)   、/)
     ゙,   "'   ´''ミ   ハ,_,ハ
  ((  ミ       ;:'  ,:' ´∀`';  人ではないわ〜♪
      ';      彡  :: っ ,っ
      (/~"゙''´~"U    ι''"゙''u
99無名草子さん:2005/08/03(水) 20:38:28
完顔について、

一般的に「わんやん」と呼ばれているのに、
「かんがん」と読み仮名をふってるのに違和感を感じるのだが。。。
100無名草子さん:2005/08/03(水) 20:53:12
「かんがん」という読みしか見たことない
101無名草子さん:2005/08/03(水) 21:36:54
>>99
ルビふってあったっけ?
普通にワンヤンで読んでたよ
つか、かんがんアクダ・・?
102無名草子さん:2005/08/03(水) 22:09:00
>>101
完顔成のところに「かんがん」と。
103無名草子さん:2005/08/03(水) 22:48:43
>95
7巻がそういう意味では面白い。
洞窟の中のミニマムな視点が石積み崩しでバーっと開いて、
朱仝が下から眺めてる感じに変わって林冲が来て・・・
104無名草子さん:2005/08/04(木) 00:06:51


ある休暇の日、山に緊急の旗が上がった。
副隊長が、広場に皆を集めていた。何か大事なことを、言っていた気がしたが、良く訊こえなかった。
総隊長が、暗殺された。何かの間違いだろう。あの男が、死ぬことなど信じられなかったが、
山の麓には、数えきれないほどの官軍が集まっていた。その後のことは、よく覚えていない。
全身を火に包まれた男が、油を溜めた小屋に飛び込んだこと。
副隊長の最後の指示。あの声。それだけは、何となく覚えている。

官軍が去って行った後、黒い大きな馬に乗った、黒い具足の男が総隊長になった。
その男の調練は、楊志の頃よりも厳しく、何度も死にそうになった。
運良く、足の骨を折って養生所に行くことになり、調練で死ぬことはなかった。
骨が繋がった頃には、総隊長が替わっていた。自分の上官は、肌の白い優男になっていた。
105無名草子さん:2005/08/04(木) 11:16:17
>>104
林冲・花栄まで登場だな。次は、清風山の三人と黄信だ。
>>99-102
スレ違いの一般論になってすまんが、中国名・朝鮮名のルビの振りかた
が、昔とずいぶん変わってきている。最近の高校世界史地図を読んで、そう
思った。
新羅が「シンラ」、百済は「ヒャクサイ」になっていた。
>>103
禿同。石積みが崩れた後の爽快感は、秀逸だった。
106無名草子さん:2005/08/04(木) 11:46:49
たしかに終盤は、石積み崩しのような大技はなくなった。
あの当時は、梁山泊の兵数は、ほんと少なかったから、
兄ぃは、あの手この手で梁山泊を勝たせていた。それが
面白かった。
でも、最終回に至るまで、水準は下がっていないと思うぞ。
少なくとも、大河「独眼竜政宗」のようなことはない。独眼竜
の最終回は、役者5人しか出ていなかった。
107無名草子さん:2005/08/04(木) 12:20:21
>>105
>104でのベテの上官は鄭天寿のことじゃないか?
108無名草子さん:2005/08/04(木) 15:24:56
 桃花山で新兵の調練をしている鄒潤とは、気が合った。
「扈三娘に、言われたのか?」
 鄒潤は、岩に腰を降ろすと、串に刺した兎の肉を食べはじめた。
「馬糞拾いは、つらいだろう?少し休んで、食えよ」
 鄒潤は、兎の肉を差し出した。
「俺も、祝家荘に潜入していたとき、扈三娘とは、いろいろあってな」
「鄒潤殿も、言われたのですか?」
 鄒潤は、それには答えず、遠くの空を眺めていた。激しい調練を
する鄒潤が、時折見せる素顔である。なぜだか、物悲しげに見える。
「蜻蛉が飛んでいるな、ベテ」
「・・・鄒潤殿」
109無名草子さん:2005/08/04(木) 15:25:25
>>107
その展開には、ちょっと怖いものを感じたのだ。
110無名草子さん:2005/08/04(木) 16:43:48
111無名草子さん:2005/08/04(木) 20:16:31
>>105
ルビの振り方が変わってきてるのは、
現地での読みをなるべく踏襲するようにしたからだ。
金大中(きんだいちゅう)と呼んでた人間が、キムデジュンに変わったのと一緒だ。

ワンヤンが、カンガンでは流れにも逆行だ。
112無名草子さん:2005/08/04(木) 23:25:40
3×3アイズでもサンジヤンとかカイヤンワンとか読み方が難しかったな。
まあこのスレのヤシらとかには古すぎて分からないネタかもしれんがw
113無名草子さん:2005/08/04(木) 23:41:13


優男の上官は、顔に似合わず大胆な戦をした。
ある野戦で、散々官軍を叩きのめしたが、戦の後、崖から落ちて死んでしまった。
今でも、その時のことを覚えている。崖の先に咲いた草。蒼青とした、燃えるような緑。何かが崩れる音。
それ時から、急に死ぬことが怖くなった気がする。何故なのか、よくわからなかった。
その頃から酔うたびに、楊志や石秀たちの死に様を新入りに話した。
あの男たちのことを語るのが、自分の仕事のような気がしたからだ。
たぶんその頃から、周りからベテと呼ばれるようになった気がする。

それからは、戦ばかりだった気がする。
広場の大きな石に、弓を突き刺した副隊長。愚痴ばかりこぼしていた、騎馬隊長。
だが、今はもういない。昔から二竜山にいた仲間も、もういなかった。
後から入山した者が本隊に召集されるのに、
自分はいつまでも二竜山に留まっているのが、どこか気恥ずかしい気もしたが、
二竜山の居心地は良かったので、あまり気にはしなかった。
自分は、清風山と共に死んだ燕順のように、二竜山で死ぬのだろう、と何となく思っていた。
114無名草子さん:2005/08/05(金) 01:40:57
>113

秀逸だ。
115無名草子さん:2005/08/05(金) 11:37:26
>>113
ベテに気品が出てきた。まるで108星のひとりのようだ。
116無名草子さん:2005/08/05(金) 12:21:01
 白勝が、医師として、二竜山に来たときは、驚いた。入山前は、盗人
だったという。安道全の助手をしていたのは知っていたが、本当に医師
になるとは思わなかった。
 白勝は、どこで手に入れたのか、アラビア製の壺を持っていた。盗んだ
ものに違いない。気になったのは、その壺を抱えると、なぜか白勝は、
くしゃみをするのだ。
 白勝には、白日鼠というあだ名があったが、俺は、ひそかにハクショウ
大魔王と呼んでいた。
117無名草子さん:2005/08/05(金) 15:05:57
なにこのオナニー文。
118無名草子さん:2005/08/05(金) 15:31:01
>>116
壺なのか?ランプじゃなくて・・・
119無名草子さん:2005/08/05(金) 15:44:10
 人ではなかった。
 それが、人に見えた。そしてまた、人ではないものに見えてきた。



 「・・・鄒潤殿」
120無名草子さん:2005/08/05(金) 16:23:16
>>118 胡椒ダヨ
121無名草子さん:2005/08/05(金) 17:39:51
「しまった」が見れたので俺的に呉用はもう用済み
122無名草子さん:2005/08/05(金) 18:06:12
林冲の最期はなんだか違和感があって、素直に泣けなかった。
あれだけ燃えていた高イ求への復讐心はどうしたんだ?とか、
魯達の死は知っているのか?とか。

で、公孫勝に貰い泣きした。
123無名草子さん:2005/08/05(金) 18:08:22
フライング。許す。
124無名草子さん:2005/08/05(金) 18:10:46
>>121
宣賛の入山以来、用済みになっている。
125無名草子さん:2005/08/05(金) 18:19:04
致死軍が戴宗を指揮してるのに違和感。
やっぱ走り回ってくれないと・・・
126無名草子さん:2005/08/05(金) 18:20:25
>>122
最初は、俺もそう。「もう疲れた」以外に、目立ったKeywordなし。
張藍を死なせたことが、最期まで尾を引いてしまった感じだが、
祝家荘で扈三娘を投げ飛ばした林冲と比べると、ずいぶん
変わったなー、と思った。
127無名草子さん:2005/08/05(金) 18:21:37
>>125
指揮していると書かれるだけで、その場面が描かれないのは不満あり。
128無名草子さん:2005/08/05(金) 18:23:28
>>125
>致死軍が戴宗を指揮してるのに違和感。

待て待て待て。
129無名草子さん:2005/08/05(金) 18:23:58
魯達と林冲の最期は、もう少し分量が欲しかった。
130無名草子さん:2005/08/05(金) 18:25:23
>>128
この暑さだ。論理が逆転しているが、許す。
131無名草子さん:2005/08/05(金) 18:28:42
楊令の闊達さがおかしい。
闊達な割に、なんか心のない人間を見ているような感じがする。
張平の代わりに「自分を殴ってください」とか、微妙にヤなやつにしか見えなかった。
132無名草子さん:2005/08/05(金) 18:36:02
しかしなー、あそこで、逃げるか?扈三娘。
郁保四の爪の垢でも煎じて飲め!
133無名草子さん:2005/08/05(金) 18:39:14
険道神ってちょっとかっこいい。
棺桶の通り道を作る死神。
まさに林冲騎馬隊の旗持ちにぴったりだ。

全然関係ないけど、黒騎兵ってなんて読むんだ?
こっきへい?くろきへい?
134無名草子さん:2005/08/05(金) 18:40:30
林冲だけが、楊令が「重いものを背負っている」と言っていた。
子午山で心の傷は癒した結果なのだろうが、いやに明るすぎる。
王進の天才的な武術は、受け継いでいるわけだが、性格は、
鮑旭に輪をかけて誠実。
135無名草子さん:2005/08/05(金) 18:41:18
「こっきへい」だと思われ。
136無名草子さん:2005/08/05(金) 18:43:51
楊令を取囲む、大人たちのはしゃぎすぎも、ちょっと気になった。
137無名草子さん:2005/08/05(金) 18:47:36
結局、二竜山は狭いんだか広いんだか、よく分からぬまま落ちてしまった・・・。
138無名草子さん:2005/08/05(金) 18:48:59
青蓮寺の雑魚化が甚だし過ぎて泣ける
139無名草子さん:2005/08/05(金) 18:50:07
>>122
公孫勝の涙が、いいフォローをしていた。
あれがなかったら、「ええー、これだけ?」って感じだったね。
140無名草子さん:2005/08/05(金) 18:50:40
ひょっとして扈三娘は林冲に投げ殺されていた方が良かったのでは、とどうでもいい夢想をしてみたり。
扈三娘ってどんな所で役に立ったっけ?
141無名草子さん:2005/08/05(金) 18:51:05
>>137
おまけ本には、是非とも地図を載せてほしいっす。
142無名草子さん:2005/08/05(金) 18:51:45
>>140
聞煥章のニセモノを討ち取った。
143無名草子さん:2005/08/05(金) 18:55:53
>>140
曾頭市ではしゃぎ回って晁蓋の元から離れすぎた
144無名草子さん:2005/08/05(金) 19:01:55
>>138
李富・聞煥章は、権力亡者に変身してしまいそうな予感もある。
袁明=青蓮寺というのが、明確になったな。
145無名草子さん:2005/08/05(金) 19:02:38
>>140
なんといっても、落馬大杉。
王英は傷だらけ。
146無名草子さん:2005/08/05(金) 19:07:08
カク思文は、戦闘する場面が少なかった。全部、息子にもっていかれた。
朱仝の援軍として双頭山へ行ったときぐらいじゃないか?
147無名草子さん:2005/08/05(金) 19:14:16
海鰍船の船体構造は、不沈艦「大和」を思い出させたなー。
148無名草子さん:2005/08/05(金) 19:15:05
梁山泊は、造船技師葉春に、目をつけていなかったの?
149無名草子さん:2005/08/05(金) 19:18:29
>>146
家族を引き連れての入山のせいか、おだやかな副官のイメージが
ついてしまった。
手土産をもって、秦明・公淑の家を訪ねた場面が、いちばん印象に
残っているなー。
150無名草子さん:2005/08/05(金) 22:42:55
>>125が妙にツボにはまってるのだがwww
151無名草子さん:2005/08/06(土) 01:01:04
馬燐の桃騎兵構想はついに実現しなかったか・・・。
152無名草子さん:2005/08/06(土) 01:25:57
燕青ポジション良すぎ。
153無名草子さん:2005/08/06(土) 11:17:03
>>152
スマン。おまいをモデルにした好漢、書き忘れた。
154無名草子さん:2005/08/06(土) 11:48:36
>>139
皇甫端が、百里風と雪嶺の話をしている場面がある。
ばっちり伏線が決まっているじゃん。
>>131
ひと昔前のヒーローを見ているようで、俺はなつかしかった。
作者は、現代の若者にアピールできないことは承知で、あえて昔の
ヒーロー像を書いていると思う。昭和40年代前半までは、
こんなのがヒーローだった。
155無名草子さん:2005/08/06(土) 11:57:07
王進のもとでネジが一本抜けたような。
二竜山で必死だったころが懐かしいぞ。
156無名草子さん:2005/08/06(土) 12:12:51
阮小七は、どうよ?阮小七と張順は、比較的原典に近い。原典以上に
活躍する童猛・項充と比べると、出番がちと少ない気がした。
157無名草子さん:2005/08/06(土) 12:16:21
張順は、安道全を迎えに行く話を、林冲に取られたのが、痛い。
阮小七は、小五の大活躍のあおりをくらった。
158無名草子さん:2005/08/06(土) 12:18:44
>>155
林冲のやり方のほうが、良かったのかもしれん。
159無名草子さん:2005/08/06(土) 12:35:24
「ハッ、ハッ、ハクショー」
「呼ばれて、飛び出て、ジャジャジャジャーーン」
「白勝。薬草がなくなった。さっさと林冲と山へ行って、採って来い!」
「安先生、ずるいぞなもしー。それに、林冲は死んだぞなもしー」

16018巻帯:2005/08/06(土) 13:58:41
作者、すばる派、
続編を目指し、
単行本派、いまだ
結末を識らず。
161無名草子さん:2005/08/06(土) 14:16:15
あと秦明と解珍だよ
162無名草子さん:2005/08/06(土) 16:34:55
祝家荘戦前に、武松と李逵が、二竜山を訪ねて、衆義庁の方針を
伝えた。「勝たずに多くの敵を引き付けろ」という指令だ。
その後の秦明の戦は、ずっと、そんな感じだった。なんか捨て石の
ような扱いだったな。
スカッとする野戦は、双頭山の救援に向かったときぐらい。董万が
攻めてきたときなどは、二竜山を解珍に任せて、本隊と共に、趙安・宿元景
と戦ってほしかったなー。
163無名草子さん:2005/08/06(土) 16:47:11
董平は篭城を嫌って、野戦を選んだが、
秦明は二度とも篭城か。
164無名草子さん:2005/08/06(土) 16:51:55
兵力で勝る禁軍は、当然、二竜山にも兵力を割き、
秦明が梁山泊近辺で戦う童貫の背後を突かない
ような作戦を立てる。
これは定石だから、篭城戦以外を望むのは無理。
165無名草子さん:2005/08/06(土) 17:22:07
解珍は印象に残る好漢だった。死に様も、一味違うものが用意
されていたが、少し考えすぎのきらいもある。
秦明の最期を看取って自刃でも、あのおっさんのこれまでの
活躍からすれば、十分であったかもしれない。
166無名草子さん:2005/08/06(土) 17:39:25
秦明と趙安の対話は、胸に迫るものがあったよ。
呼延灼・関勝・秦明の三人の中では、
秦明が、もっとも軍人らしい軍人だった。
167無名草子さん:2005/08/06(土) 17:41:38
二竜山は、華々しい最期ではなく、潔い最期。
これぞ、二竜山。
168無名草子さん:2005/08/06(土) 17:56:31
「ハッ、ハッ、ハクショー」
「呼ばれて、飛び出て、ジャジャジャジャーーン」
「白勝、二竜山戦では、何をしていた?」
「ちゃんと怪我人の手当てをしていまーした。医師会の会合があると
ウソついて、山を降りていないぞなもしー」
169無名草子さん:2005/08/06(土) 18:24:56
蔡慶が忘れられている。
170無名草子さん:2005/08/06(土) 18:29:21
続編への足固めだな、女真関連は・・・
青蓮寺も、呉達が引退し、新メンバーが登場しているし、
趙安軍の副官も、新たに登場。
それらが目立った活躍をしているわけではないから、
ここも、続編への足固め。
171無名草子さん:2005/08/06(土) 18:33:28
蔡福・蔡慶兄弟が、意外に年取っているという以外には、特に感想なし。
兄弟キャラにしては珍しく、同じ仕事をしていたのが、特徴的。
「兄弟キャラに同時死亡なし」の原則に従って、処分したんでしょう。
172無名草子さん:2005/08/06(土) 18:43:36
>>169
蔡慶は登場場面も少なかったし、それほど思い入れもないので、
死んだか、という程度。
むしろ、蔡慶の死に対して、感情的にならない阿骨打の政治的
行動に惚れた。あるいは、宋江以上の器量かと、期待がふくらむ。
173無名草子さん:2005/08/06(土) 18:50:23
楊令は、まだまだ成長過程。鮑旭の大型版にならないように、
もう一つ二つ試練を与える必要がある。ソープだけでは足りない。

これに対して、阿骨打は完成されている。晁蓋と宋江を掛け合わせた
大人物の予感。
174無名草子さん:2005/08/06(土) 18:53:00
(゚д゚)ハァ? あだ名つけに夢中の宋江を掛け合わせるのか?
175無名草子さん:2005/08/06(土) 19:07:13
真婉と蔡豹は、速攻で死んだな。台詞あったか?
176無名草子さん:2005/08/06(土) 20:37:40
二人とも生きてるぞ。
177無名草子さん:2005/08/06(土) 23:45:02
>>166
秦明は民生ばかりやっていた印象がある。
178無名草子さん:2005/08/07(日) 01:29:28
李俊と李立って兄弟だっけ?
179無名草子さん:2005/08/07(日) 03:02:05
>>178
違う
180無名草子さん:2005/08/07(日) 08:15:08
真婉のツンデレぶりがたまらない。
181無名草子さん:2005/08/07(日) 09:04:33
丁得孫は?
182無名草子さん:2005/08/07(日) 10:24:46
真ヘタレ
183無名草子さん:2005/08/07(日) 12:05:55
唐昇ってカワイソウだよね・・・
184無名草子さん:2005/08/07(日) 13:01:28
周信と何信もヘタレ
185無名草子さん:2005/08/07(日) 15:57:05
チュウブンチュウもヘタレ
186無名草子さん:2005/08/07(日) 16:14:55
ていうか、青蓮寺関係者全員がヘタレつつある。
187玉和:2005/08/07(日) 23:12:31
俺はヘタレじゃねーよ。
すばる派、呼び出すぞ。ハゲ
188鮑・欧ファソ ◆xN4PfphIG. :2005/08/08(月) 00:24:08
ふと思った。
林冲と宋江の関係って兄弟云々とあるんですが、あまり印象に残りませんでした。どうも林・安・白や林・史、林・公の関係が強すぎて。
皆さんはどうですか?
189無名草子さん:2005/08/08(月) 01:38:02
宣賛って最後どうなったんだ?分かる奴いるんならおせーて。単行本派がいるから答えはメル欄に
190無名草子さん:2005/08/08(月) 07:22:39
です
191無名草子さん:2005/08/08(月) 10:23:16
逃げ落ち延びた
192無名草子さん:2005/08/08(月) 15:10:13
>>189
書肆に返し忘れた金があったのが、梁山泊にばれる。
とりあえず関勝の青龍偃月刀を返済にあてる。
193無名草子さん:2005/08/08(月) 19:39:46
>>188
第1巻・第2巻のラストは、どちらも、宋江・魯智深・林冲で終わって
いる。最近は少なかったけれど、この三人の結びつきは強い。
194無名草子さん:2005/08/08(月) 20:54:55
>>鮑・欧ファソたん
ふーむ。梁山泊が巨大化すればするほど絡むシーンも減るからねぇ。
195無名草子さん:2005/08/08(月) 22:12:04
続編で梁山泊残党に寝返る敵も多そうだな
唐昇、許貫忠あたりとか
196無名草子さん:2005/08/09(火) 17:08:02
だれか林冲死亡の回のリードを書いてください。
197無名草子さん:2005/08/09(火) 18:41:56
燕の顎と虎の鬚 満寨称して翼徳と為す
義に仗って興り 志に遇って奔る
時利あらずして百里走らず 妻の名は識らず
吾が想い解く白空に満ちて 童旗に槍箭を降らしめよ
198無名草子さん:2005/08/09(火) 18:57:01
西さんの挿絵によると、李師師は巨乳。Fカップ以上ありそう。
199無名草子さん:2005/08/09(火) 19:33:49
盛栄の腕を切り捨てた李立は、かっこよかった。
顧大嫂に投げ飛ばされた男と、同一人物には思えない。
200無名草子さん:2005/08/09(火) 22:44:32
やっぱ一番泣けるのは、花栄の最期だろ
201無名草子さん:2005/08/09(火) 22:54:00
生き残ったの誰?
202無名草子さん:2005/08/09(火) 23:17:57
>>197
サンクス。
203無名草子さん:2005/08/10(水) 00:25:48
>>197
ああ、そんなリードだったような気がする
まさか林冲が、と思ってページを進めた覚えがあるよ
204無名草子さん:2005/08/10(水) 01:04:21
>>190〜192 サンクス!宣賛にちょっと幻滅した。
205無名草子さん:2005/08/10(水) 09:03:32
>>197
原作を知らないと1行目の意味が通らないよな。
206無名草子さん:2005/08/10(水) 10:06:32
19巻は誰の星がのこってるの?
207無名草子さん:2005/08/10(水) 10:24:41
>>206
宋江、呼延灼、張清、馬麟、孟康、石勇
208無名草子さん:2005/08/10(水) 11:38:26
さんくす
209無名草子さん:2005/08/10(水) 13:34:17
楊令の場合、青痣コンプがまったくないんだよな。年齢的には、
もっとも自分の容姿が気にかかる年頃なんだが、遊妓との場面でも、
気配なし。
210無名草子さん:2005/08/10(水) 20:05:02
コンプレックスか。
コンプリートかと思って、最初意味解らんかった
211無名草子さん:2005/08/10(水) 20:32:05
王進の母はもう120歳くらいになっているのか?
212無名草子さん:2005/08/10(水) 21:15:34
俺のチンポいい匂いがするんだけどやばい?
213無名草子さん:2005/08/10(水) 23:07:18
>>204
宣賛は続編の軍師としてリザーブ
214無名草子さん:2005/08/11(木) 13:36:40
>>212
元帥?
215玉和:2005/08/11(木) 15:52:39
どう考えても、続編の軍師は張平だろ
216無名草子さん:2005/08/11(木) 16:33:23
楊令に関して言うとだな、兄貴は、楊令の将来は俺が責任を持つ、
みたいなことを言っておられた。つまり、不幸な幼児期を送った
楊令が立派に成長した姿を、読者に見せるということだな。
それに加えて、禁軍との戦いによって、多くの好漢を死なせ、沈滞
ムードが漂っていたから、明朗快活な青年に成長した楊令を、
18巻で登場させたのだと思うぞ。
少し明るすぎるという批判もあるが、心の底に背負った重いものは、
林冲が見抜いている。
217無名草子さん:2005/08/11(木) 17:20:19
>>215
盗人は医師になるというのが、北方水滸伝のお約束。
218無名草子さん:2005/08/11(木) 21:43:21
候真は体術の達人となって活躍
219無名草子さん:2005/08/12(金) 10:51:30
それは、あり得るかも
220無名草子さん:2005/08/12(金) 14:28:53
続編といっても、本編と時間的に継続しているのか、
ちょいと時間があいているのかで、展開異なる。
221無名草子さん:2005/08/12(金) 15:19:41
次世代で即戦力なのは、楊令・カクキンぐらいだから、
時間が少しあいているような希ガス。
222無名草子さん:2005/08/12(金) 16:08:48
それならいっそ豪傑たちが現代の女子高生に転生して学園バトルするのがいい!
223無名草子さん:2005/08/12(金) 18:13:34
>>222
ときめき水滸伝のことかよ。
224無名草子さん:2005/08/12(金) 19:11:04
一騎当千だろ
225魏定国:2005/08/12(金) 20:23:53
意表をついて金瓶梅になるというのは(´▽`*)
226無名草子さん:2005/08/13(土) 01:08:56
そういや西門慶でてないな
227無名草子さん:2005/08/13(土) 01:30:30
武松と犯菌憐の恋に、西門慶のでる幕はないのです。
228無名草子さん:2005/08/14(日) 14:25:06
宋万は、信じられないものを見ていた。
杜遷が、火に包まれたのである。
伏兵に襲われた時、部下を逃がすために突っ込むだけだろうと宋万は思っていた。
しかし、杜遷は倒れなかった。
「馬鹿な」
思わず、口にしていた。
杜遷が、倒れた。
何か熱いものがこみ上げてきた。
宋万は、兵を退かせた。
そこから先は、あまり覚えていない。
ひとかたまりになって、泣いている兵がいた。
杜遷が率いていた兵だ。
ずっと一緒にいた兵だ。名前も知っている。
宋万は、全員ををひっぱたいた。
「泣けば、杜遷が生き返るのか」
それしか言えなかった。
宋万は、自分の目にも涙があふれてくるのに気づいた。
229無名草子さん:2005/08/14(日) 15:56:25
宋万、杜遷、孔明あたりが、中堅将校の典型だったわけだが、
この三人の出来がとても良かったので、いまだに凌駕されていない。
230無名草子さん:2005/08/14(日) 17:09:11
今日も、宋万は祝家荘を攻める軍を指揮していた。
杜遷が死んで、その軍は代わりに焦挺が指揮することになった。
杜遷が死んだとき、鬼のような顔をして涙をこらえていた焦挺を、宋万は知っていた。
杜遷はいい友だった。
初めて口をきいてくれたのが、杜遷だった。
杜遷とはよく一緒に酒を飲んだ。
あるとき宋万は、杜遷に、こんな生活はもうしたくない。と言った事がある。すると、杜遷は、必ず生まれ変わる機会があるから、待っていろ。と、諭してくれたのを覚えている。
231無名草子さん:2005/08/14(日) 17:44:16
sage知らないの?
232無名草子さん:2005/08/14(日) 17:53:03
そんなときにやってきたのが、林冲と安道全だ。
林冲は初めて来たときに、十八人をあっという間に倒したのをよく覚えている。
あのときから、林冲と親しくし始めた。
林冲は王倫を殺そうとしてた。
宋万も杜遷もそれに協力した。
王倫が殺されると、晁蓋という男が入山した。
そしてここを梁山泊と名づけた。
するとこの塞は、前よりも明るくなったのだ。
そして、自分は林冲に鍛え直された。
233無名草子さん:2005/08/14(日) 18:02:38
さすがに祝家荘の守りは堅い。
そろそろ引き時か。
宋万は、兵を退かせた。
今日はもう、することは無いだろう。
不意に音がした。
伏兵。
「みんな。さっさと陣へ帰れ」
宋万は、伏兵のほうへ突っ込んだ。
二人、三人となぎ倒す。
豹子頭林冲に仕込まれた槍だ。とくと味わえ。
伏兵が退いた。今度は、無数の矢が来た。
これは避けきれないな。宋万はちょっと笑った。
叩き落とす。しかし胸と腹に刺さっていた。
生きててよかった。ただそう思った。
矢が刺さってくる。
闇が近づいてきた。
234無名草子さん:2005/08/14(日) 22:34:07
チラシの裏
235無名草子さん:2005/08/15(月) 09:18:29
叩き落とす。しかし胸と腹に刺さっていた。
生きててよかった。ただそう思った。
矢が刺さってくる。
闇が近づいてきた。

-----------------

これ早すぎだべ。もっと描写すれ
236無名草子さん:2005/08/15(月) 14:28:59
宋万、いいぞ!
237無名草子さん:2005/08/15(月) 15:16:30

修正しました。

「みんな。さっさと陣へ帰れ」
宋万は、伏兵のほうへ突っ込んだ。
二人、三人となぎ倒す。
豹子頭林冲に仕込まれた槍だ。とくと味わえ。
伏兵が退いた。矢が来た。
雲裏金剛と呼ばれた宋万が、この程度の矢で死ぬものか。
全部叩き落とした。
杜遷は摸着天と呼ばれていた。お互いに付け合ったあだ名だ。
二人とも、背が高い。
今度は、無数の矢が来た。
これは避けきれないかな。宋万はちょっと笑った。
叩き落とせるだけ、叩き落した。しかし胸と腹に刺さっていた。
生きててよかった。生きて、世直しの戦に参加できて、良かった。
ただそう思った。
矢が刺さってくる。
闇が近づいてきた。
238無名草子さん:2005/08/15(月) 15:39:57
「みんな。さっさと陣へ帰れ」 
宋万は、伏兵のほうへ突っ込んだ。 

なぜ一人で突っ込む
239無名草子さん:2005/08/15(月) 16:59:21
>>238
どうして、突っ込みを入れる?
240無名草子さん:2005/08/15(月) 18:21:51
宋万の貢献度は、実は大きい。梁山湖の山寨に潜入した林冲に
いちはやく近づき、反王倫の意思を表明した。杜遷は、宋万に
引っぱられて、反王倫になった感じ。
王倫暗殺後、たいした混乱もなく、梁山泊の兵士三千を掌握した
ことについても、宋万の働きが絶大。
241無名草子さん:2005/08/15(月) 22:40:01
なんか、長々と書いてる奴がいるが、
あんま文章うまくないな・・・
242無名草子さん:2005/08/16(火) 01:59:03
>>113氏よ、また書いてくれ!
243無名草子さん:2005/08/16(火) 02:04:26
尻から落ちた。
冷たい。殆ど、耐えられないほどだった。
真冬の旭川。人気の無い、夜の公園。その片隅にうずくまる、古びたトイレ。そこの便器に、私はいた。
便座は、ほとんど凍りついていた。ひりつくような冷たさに、私はひたすら耐えていた。
耐えることは、嫌いではない。子供の頃から、いろいろなことに耐えてきた。
そのうち耐えることは、私にとっては息をすることと同じようなものになっていた。
いつからなのかは、わからなかった。気付いたときには、そうなっていたのだ。
糞。尻の穴からひりだす。
悪くなかった。尻の穴から、快感を乗せた震えが全身に広がる。
私は我慢せず、快感にまかせて叫び声を上げた。大して広くも無いトイレに、私の喘ぎが響き渡った。
やつらが来るかもしれない。今の声で、気付かれてしまう可能性はかなりあった。
それでもよかった。今は、糞が全てだった。他のことなど、どうでもいい。
ペーパーで拭う。抉り込むように一発でこそぎ取るのが、私のやり方だった。
尻の穴に指を突っ込むくらいの気持ちで、力任せに拭う。
拭ったものを見つめた。これも、私のやり方だった。
毎朝、かならずこれをやる。
ペーパーについた糞の具合で、その日の健康状態がわかると、私は頑なに信じていた。
見つめる。白。ペーパーは、ただ白かった。茶色の染み一つ無い。
私はにやりと笑ってみた。どうやら、快便らしい。今日も、絶好調だ。
244玉和:2005/08/16(火) 07:58:59
>>243
今まで見た中で一番つまらん。
245無名草子さん:2005/08/16(火) 08:29:42
死に際が詳しく描写されていない好漢については読者それぞれが補完すればいい、と思っている。



こうやってここで作家気取りでオナニー文撒き散らされてもなぁ。。。。。
正直、気持ち悪い。
246無名草子さん:2005/08/16(火) 16:21:49
すでに勝っていた。
次の総攻めは、童貫の首を取るためである。
小細工の必要はない。正面から攻めていけば、敵はどこからでも崩れる。

宋を打ち倒すぞ、宋江。そう言いたかった。
替天行道の旗に目をやった。強い風に靡いている。
雲の動きが激しかった。
心の中で、ふるえているものがある。
眼を閉じた。気力が全身に漲っている。
静かだが、確かなものとして、いまこの全身と全霊があった。

晁蓋は腰をあげた。
「総攻めに移る。なんの策もいらぬ。ただ本陣をめざして駈けよ」
鯨波があがった。それは全軍に波のように拡がっていく。精鋭三万。
曳かれてきた馬に、晁蓋は乗った。

不意に、視界が広くなった。
なにが起きたのか。
考えるよりさきに、さまざまなことが、すさまじい速さで頭をよぎった。
初めて抱いた女、宋江との出会い、数えきれないほどの戦、夢。
なにかが終わる。そう思った。
旗。替天行道。進んでいく。速くなっていく。
人の名。呼ぼうとした。
誰の名なのか。呼ぼうとし続けた。
浮かんだ顔が、表情を失い、闇に呑みこまれていく。
247無名草子さん:2005/08/17(水) 00:08:00
武王の門の改変かよ。
248無名草子さん:2005/08/17(水) 02:08:12
>>245

確かにそうだな。
だが、ベテは2chオリジナルキャラだから。
楊令の実の親だぞ、なんてったってw

>>113のような良いのを続けて欲しいな。
249無名草子さん:2005/08/17(水) 02:35:34
王進は童貞であって欲しい
って考えてるのは俺だけ?
250魏定国:2005/08/17(水) 06:01:58
目を開けると、見知らぬ男が側に立っていた。日が昇っているのか、あたりは明るい。義足は。とっさに手で探ってみたが、ない。
「李富の……」
更に言葉を続けようとしたが、言葉の代わりに血が口から流れ出る。腹に剣が突き立っている。痛みは感じない。ただ、あたりが暗くなっていくだけだ
251魏定国:2005/08/17(水) 06:02:35
ダメだねー。俺(´`;)
252無名草子さん:2005/08/17(水) 11:06:40
>>243
ちょwww
似すぎwwwwwwww
253無名草子さん:2005/08/17(水) 17:57:41
ここはいつからSSスレに成り下がりましたか?
254無名草子さん:2005/08/17(水) 21:54:48
サンデーサイレンス?
255魏定国:2005/08/17(水) 22:07:39
水滸伝スレ?
256無名草子さん:2005/08/18(木) 01:34:46
サービスステーション?
257無名草子さん:2005/08/18(木) 05:15:46
>>254-256
はいはいワロスワロス。
258無名草子さん:2005/08/18(木) 15:00:14
>>257
ほんとにわかんね。SSって何だ?
259無名草子さん:2005/08/18(木) 16:38:41
今朝の朝刊で、国民新党を「梁山泊」か、「駆け込み寺」か?
と言っていたがな、梁山泊に例えるんじゃねー。
260無名草子さん:2005/08/18(木) 17:30:35
>>258
ショート・ストーリー或いはサイド・ストーリー或いはセカンド・ストーリー。
要は同人誌で書くような二次小説のことだ。
261無名草子さん:2005/08/18(木) 18:24:47
 発端は、飛脚事業の民営化問題だった。衆義庁は、張横の船飛脚を
梁山泊の手で運営しないという方針を明らかにしたのだ。
 ベテは、反対派を糾合し、衆義庁に異議を述べた。それが、呉用の
逆鱗に触れた。なんと呉用は、史進と同じ九枚の逆鱗を背中に彫り、
民営化を断固として推進する意志を示したのだ。
 反対派は下野することになった。ベテは、新党二竜山を立ち上げたが、
同志の数は増えなかった。反対派のマドンナ扈三娘も、新党に参加しな
かった。扈三娘は、王英と二人三脚で遊説している。もっとも王英は、
民営化賛成派だった。
262無名草子さん:2005/08/18(木) 20:36:31
呉用に刺青入れる根性は無い。
263無名草子さん:2005/08/18(木) 23:12:32
民営化賛成派の刺客  公孫勝&樊瑞
264無名草子さん:2005/08/19(金) 12:06:37
「私の故郷の村にも、刺客が放たれました」
 タヌキさんは、新党二竜山の文字を、紙に書きながら、話を聞いていた。
「刺客は誰だ?」
「電網豚と呼ばれる文貴になるやもしれません」
「やつは、仙台ではなかったのか?地震が怖くて避けたのか?」
「仙台に避けられたのです。それ以降も避けられ続けの人生ですが、
そのたびにアクセス数は伸ばしてきました」
265無名草子さん:2005/08/19(金) 12:37:49
文立と林貴はいるけれども、文貴は出てこないだろうw
266無名草子さん:2005/08/19(金) 13:32:32
「今後も北方語を使わなければならないのか?」
「自分たちがどこにいるかを考えなければいけない」
267無名草子さん:2005/08/19(金) 19:07:31
ここの住人も、選挙ネタにはしっているな。
268無名草子さん:2005/08/20(土) 03:35:53
最終巻の発売はいつですか?
269無名草子さん:2005/08/20(土) 11:46:25
明日あたりになるんじゃないかな
270無名草子さん:2005/08/20(土) 19:32:58
 馬が一里(500m)走っただけで、潰れた。これで三頭めだ。
「こんなことじゃ、刺客の役目は、果たせないぞ、文貴」
 馬のことなら、皇甫端に任せておけばよい、と衆議庁から言われていた。
馬は、何かを怖れて、走らなくなることがある、と皇甫端は言った。その
怖れを取り除いてやれば、元のように走るのだ。
「俺は自由に走りたいのだ、皇甫端」
「そのためには、お前自身が、少し痩せないとな」
 文貴は、腹の肉をつまんでみた。
「体重制限にひっかかって、公認が出なかったことは、内緒だぞ、皇甫端」
 馬のたてがみを切り揃えながら、皇甫端は、静かにうなづいた。 
271無名草子さん:2005/08/22(月) 07:23:16
林沖の得物って丈八の蛇矛じゃなかったか?最後の最後まで期待してたのに
272無名草子さん:2005/08/22(月) 09:58:17
それ言ったら索超の大斧はどこいった
273無名草子さん:2005/08/22(月) 11:37:50
19巻出てねぇじゃかYO
274無名草子さん:2005/08/22(月) 11:43:01
>>272北方は斧が嫌いなんだ。きっと
275無名草子さん:2005/08/22(月) 12:03:28
リキ
276無名草子さん:2005/08/22(月) 12:22:51
おい馬燐、ちょっと醤油取ってくれ。
277無名草子さん:2005/08/22(月) 12:33:17
>>274
斧みたいなヘッドが重いものを馬上で振り回せるわけがない、
とか、北方がどっかで言っていたような。
278無名草子さん:2005/08/22(月) 12:36:06
双鎗だって、馬上では無理むりがある。
絶対片手で槍使った方が強いって。
279無名草子さん:2005/08/22(月) 15:02:39
だから短い槍なんだろ。
280行者の武松(2巻):2005/08/22(月) 19:55:21
   ∩___∩
   | ノ      ヽ/⌒)
  /⌒) ■■■■■  | .|
 / /   ( _●_)  ミ/
.(  ヽ  |∪|  /
 \    ヽノ /
  /      /
 |   _つ−−−−−−−−− 汁
 |  /UJ\ \
 | /     )  )
 ∪     (  \
        \_)
281少華山料理:2005/08/22(月) 19:56:27
   ∩___∩
   | ノ      ヽ/⌒)
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282無名草子さん:2005/08/22(月) 22:06:19
今日やっと18巻読んだ。

丁得孫…まさか原典どおりの死に様をかましてるとは…。
283無名草子さん:2005/08/22(月) 22:11:31
丁得孫ですから。
284無名草子さん:2005/08/22(月) 22:17:43
そういえば今日あたりじゃね?
次の梁山泊の会の当落通知。
285無名草子さん:2005/08/22(月) 23:26:51
19巻………マダ?(・ω・`)
286無名草子さん:2005/08/22(月) 23:33:44
まさか>>268-269を真に受けてるんじゃなかろうね?
287無名草子さん:2005/08/23(火) 00:23:57
268の俺が釣られてないのに
288無名草子さん:2005/08/23(火) 03:45:19
本屋に行った俺は……
289無名草子さん:2005/08/23(火) 11:48:32
二竜山ベテはドイツ人。ピアノが弾けるというのは、
「狂言」
290無名草子さん:2005/08/23(火) 13:21:45
あげ
291無名草子さん:2005/08/23(火) 14:32:09
ホウキョクのあだ名って未だに喪門神なのか?
彼は羊肉一枚で涙を流しちゃうくらい、内心ナイーブなので傷ついちゃうぞ。
292無名草子さん:2005/08/23(火) 15:03:34
昔の自分も今の自分の一部、と受け入れてるんじゃないかな。
293無名草子さん:2005/08/23(火) 19:06:47
候健の最期が一番好きだ。
「梁山泊の志は人間の心の清い部分に宿るものなのだ」
と言うシーンは17巻の名シーンだと思う。
294鮑・欧ファソ ◆xN4PfphIG. :2005/08/23(火) 19:45:25
>>292ですね。
過去の自分の罪を背負っていて、その自戒を込めて『喪門神』と未だに名乗ってると脳内補完。
次シリーズで『私はかつて喪門神と呼ばれ云々』と語ってほしい
295無名草子さん:2005/08/24(水) 04:07:36
296無名草子さん:2005/08/24(水) 15:42:35
>>293
侯健のところ、かなり良かった。前半、名前だけしか出てこなかったから、
やきもきしていたが、17巻の高キュウとのからみは、とてもいい。
297無名草子さん:2005/08/24(水) 19:35:09
時々でいいから、青張のことも思い出してあげてください。
298無名草子さん:2005/08/24(水) 20:46:45
志村ー、逆!逆!
299無名草子さん:2005/08/24(水) 22:04:38
>そして、原典では忘れかけられているような人物にも、できるかぎり光を当てる。
>原典のエピソードも、気に入ったものは、ひねったかたちで取り入れてみる。

丁得孫・・・。
300無名草子さん:2005/08/24(水) 22:15:50
楊誌を殺した時点でこの人の水滸伝は終わった。
301無名草子さん:2005/08/24(水) 22:25:24
んなこたぁない
302無名草子さん:2005/08/24(水) 22:32:47
丁得孫を悼むスレはここですか?
303無名草子さん:2005/08/24(水) 22:34:51
張清「生前の彼は・・・・あれ?なんかしたっけ?」
黄信「愚痴聞いてくれた」
304無名草子さん:2005/08/25(木) 00:11:15
梁山泊大運動会・夏の陣
ドキッ!好漢だらけの水練大会〜(首が)ポロリもあるよ〜
305無名草子さん:2005/08/25(木) 00:12:28
 五

「なあ、徐礼。なんで、解珍殿は俺を外に出したのだろうか?」
 二竜山の土になる。そう思い定めたからこそ、1年以上も官軍に囲まれても、耐えれたのだ。
 解珍は、自分の気持ちをわかっていた。そう、思えたのに今になって何故、自分は外に出されたのか。
「私には、わかるはずがありません。何か、深い考えがあったのでしょう」
 武術も人並以下で、判断力も鈍いが、人を見る眼だけは養ってきた、と思う。
 その眼から見て徐礼は、性格も明るく兵にも慕われて、いずれ上級将校に上がれるほどのものを持っていたが、  
 経験が浅いのは明らかで、物言いもどこか軽い。
「ここからは、二竜山は近いのだがな」
 頬を、冷たい風が打つ。呟きは、風の中で消えていった。

 卵鉄が、壁を打つ音が戦場に響く。次々と、防壁を乗り越えて行く官軍が見える。
 ずっと前方で切れ込んでいた、徐礼の姿が槍と戟の波間に消えた。
 肚の底からの雄叫びをあげる。全身の血が沸き立つ。息が苦しくなり、喘ぎながら前に突き進む。
「志のためなら、犠牲はやむえないのか?」
 戟。脇腹をかすめる。まだ、前に進める。まだ、二竜山に近付ける。
 人の死の上にしか、掲げられない志。そんなものが何だと言うのだ。
 俺には、あの山が全てなのだ。待っていろ、俺一人でも奪い返してやる。
 矢。胸にすいこまれる。背中にも鋭い感覚が突き刺さる。躰の中で、なにかが毀れた気がする。
 そうだ、二竜山はどこだ。光のむこうに、山門の上で靡く旗が見えた。
 だが、遠い。そして、ひどく眩しい。なんで、山があんなに遠いのだ、とベテは思った。
 視界の隅。吹き込んできた、一陣の風。先頭に見えたのは、青痣の男の気がした。
306無名草子さん:2005/08/25(木) 00:45:50
前から寒い文章書いてるの誰だよ
307無名草子さん:2005/08/25(木) 05:58:17
本人に「寒い、痛い」の自覚がねぇからなぁ。
308無名草子さん:2005/08/25(木) 14:20:02
いや、番号入っているシリーズは、かなりいいぞ。
309無名草子さん:2005/08/25(木) 14:52:05
没羽扇かっこいいよ張清
310無名草子さん:2005/08/25(木) 14:54:11
ベテとか言うやつ死ねよ。お前のオナニーなんか誰も見たくない。
311無名草子さん:2005/08/25(木) 15:03:26
>>308
自演乙
312無名草子さん:2005/08/25(木) 17:08:10
>>300
戦の規模が大きくなってくると、個人が部品化してくるのは避けられない
から、楊志が死んだころの個人芸は少なくなった。
その反面、総指揮官の魅力が前面に出てくる。ところが、童貫vs宋江・呉用
だと、童貫の方が目立ってしまうんだな。

>>311
俺、308。自演じゃないぞ。
313二竜山ベテ ◆gWhxQ8BxWg :2005/08/25(木) 18:25:30
たぶん、このスレには、ベテモドキ科の生物が、三匹棲息している。

  ベテ
  ベテモドキ
  ニセベテ
314無名草子さん:2005/08/25(木) 18:27:18
語るのは良いけど決めつけるなよ。何様?
315無名草子さん:2005/08/25(木) 20:22:33
自分でサイトなりブログなり作ってそこだけでやってほしいなぁ。
ウザい、と思う人間もいるってことは今までの流れで解ってるんだからさ(オレもその一人だが)
316無名草子さん:2005/08/25(木) 20:31:13
14巻の最後の章 地猛の星 魏定国
15巻の最後の章 地奇の星 単廷珪

17巻の4番目の章 地捷の星 キョウ旺
18巻の3番目の章 地速の星 丁得孫

内容に不満があるわけではないが、
コンビの好漢が、似たような位置で出てくるのが、ちょいと気になった。
317無名草子さん:2005/08/25(木) 20:37:34
>>316
気にしすぎじゃね?
コンビ好漢なんてたくさんいるんだし、その中の二組がたまたまそうだったとしてもねぇ。
特に後半になってから梁山泊入りした奴らは出番限られてるわけだし。
318無名草子さん:2005/08/25(木) 20:39:48
丁得孫やキョウオウのような駄目男を何で張清は使っていたんだ?
319無名草子さん:2005/08/25(木) 20:45:36
それを言うならなんで梁山泊はそんなダメ男達を上級将校にしたのかってことになる。
320無名草子さん:2005/08/25(木) 22:07:24
俺はキョウオウも丁得孫もダメ男だとは思えない。確かにキョウオウは無謀に突っ込んだし、丁得孫も敵前逃亡した。しかし、彼らは立派に戦った。それは評価してやりましょうよ。
321無名草子さん:2005/08/25(木) 22:15:45
それに、彼らと比較する人物が林冲、秦明というのは酷なもの。彼らのように死を達観できる人物の方がむしろ不思議というもの。たとえ漢の集まり粱山泊とはいえ、死を怖がったり無謀に突っ込んでしまう漢がいて当たり前である。
322無名草子さん:2005/08/25(木) 22:16:36
幼稚な文章だけど、それだけは言いたかった。読んでくれてありがとうございました。
323無名草子さん:2005/08/25(木) 22:25:42
張清はよくあの二人を御していたものだ。
324無名草子さん:2005/08/25(木) 23:30:41
いきなり厳しいところに立たされたのだな。

順当に経験を積んでいけばそれなりの指揮官になったんじゃないかな。
325無名草子さん:2005/08/26(金) 00:38:32
ベテも逝ったか。

みんな叩いてるけど、オレは好きだったぞ。番号シリーズ。
326無名草子さん:2005/08/26(金) 01:13:48
自演乙
327無名草子さん:2005/08/26(金) 07:53:35
指揮はできたんだろうさ。ただ、臆病だったり無謀だったり。個人の性格じゃないッスか?力量はあるけど性格に問題あるやつとか居ても不思議じゃないヨ。一つの国なんだもの
328無名草子さん:2005/08/26(金) 10:33:50
「広島の有権者のみなさん、こんにちは、無所属で立候補しました、
文貴です」
「よっ!電網豚!」
「やだな〜。この黒いTシャツを見て下さい。黒旋風とあだ名を変えました。
亀井さんの応援は、文太さん。僕は、文貴。角度を計るのは、分度器」
「よっ!60度」
「やだな〜。ちゃんと90度たちますよ」
329無名草子さん:2005/08/26(金) 11:24:13
>>326
今度は自演だ。
330無名草子さん:2005/08/26(金) 11:30:04
 剣の稽古は、朱仝についた。毎晩四刻(二時間)、朱仝は容赦なく文貴
を叩きのめした。朱仝に対して、一太刀すら浴びせることができなかった。
「そんなことで利権亀静香を倒せるか?宋江殿よりも、筋が悪いな、お前は」
「でも僕は、経費で妾を囲ったりはしません」
「自慢にならんな」
「すみません。もうよしましょうよ、こんな低次元は話は」
「低次元なのは、お前の体格だ。さあ、立て!立つんだ!」
「ジョ〜」
「引っ込め、丹下段平!」
331無名草子さん:2005/08/26(金) 11:38:36
張清実はすごい指揮官説
332無名草子さん:2005/08/26(金) 12:59:43
>>318-321
キョウ旺・丁得孫は、予想を上回る出来だった。北方氏の愛情がこもっている。
「だめぽ」なところはたしかにあるが、上級将校不足のなかで引き上げられた
という事情があるから、不自然さは感じなかった。むしろ、自分が戦場に行った
としたら、たぶん丁得孫になるのではないか、と共感した読者もいるはず。

ついでにいうと、鄒淵・鄒潤・童猛は、北方本で、初めて個性を与えられたと
言っても、褒めすぎではない。
333無名草子さん:2005/08/26(金) 13:02:49
>>331
呼延灼と同じぐらい貫禄があるね。史進と同じ歳だが、史進よりも重厚感
がある。その上、礫の必殺技を持っているんだから、すごいよ。
334無名草子さん:2005/08/26(金) 13:17:40
花栄の弓といい、飛び道具強すぎます
335無名草子さん:2005/08/26(金) 13:23:35
そういえば丁得孫の武器って投げ遣りじゃなかったっけ?
336無名草子さん:2005/08/26(金) 13:24:28
×投げ遣り→○投げ槍
337無名草子さん:2005/08/26(金) 15:14:38
確かに投げやりにはなったが。
338無名草子さん:2005/08/26(金) 15:56:20
「俺に扱えないものが、どうして索超に扱えるのです」
「まったくだ。俺は、青騎兵を動かすだけで、精一杯だ。しかしな、史進、
満座の前で、俺に恥をかかすこともあるまい?」
 そうだ史進、お前の驕慢な態度には、かねがねはらわたが煮えくりかえって
いたんだ、と呉用が言おうとした時、呼延灼が呉用の肩を手で制した。
「離せ、呼延灼。林冲騎馬隊は、この呉用が指揮をする」
 声が、響いた。誰も、なにも言わない。史進や索超など、刀の柄に手を
かけている。
「いくらなんでも、冗談が過ぎるのではないか、呉用殿?」
「騎馬隊の指揮には、経験も必要だが、もっと必要なものがあるのだ」
「なんだ、それは?」
「口では言えん。戦は生き物なのだ、呼延灼」
「(´,_ゝ`)プッ」
339無名草子さん:2005/08/26(金) 17:37:11
>>338の首を、刎ねよ。
340無名草子さん:2005/08/26(金) 17:57:48
確かにその発言は史進らしからぬ発言だと思った
341無名草子さん:2005/08/26(金) 18:57:29
ところで、前巻で、燕青の拷問を受けた呂牛は、死んでないの?
地奴の星の李富の視点を読むと、生きているような希ガス。
342無名草子さん:2005/08/26(金) 19:07:46
慰安夫として生かされておる
343無名草子さん:2005/08/26(金) 20:04:23
俺もてっきり呉用があんなこと思ったぐらいだから
「俺俺!俺ですよ、林中の代わりは」って言うと思ったなw

あれも釣りだったんだよな。北方、呉用にむごすぎw
344無名草子さん:2005/08/26(金) 20:08:46
>>341
死んでいない。もっともあーゆー状態を「生きてる」とも言いがたいがな。
345無名草子さん:2005/08/26(金) 20:32:23
呂牛は梁山泊側で暗殺家業やると思ってたのに
346無名草子さん:2005/08/27(土) 00:48:32
索超好きだったんだけど目立った活躍なかったなあ
347無名草子さん:2005/08/27(土) 07:56:40
>>346
自分と同じような立場の劉唐が公孫勝をかばって死んだ。
それなのに自分は林厨を死なせてしまった。

そして弟のように思っていた呂方も死んでしまった。


そんなこんなで自分の上官であり、弟のようである楊令だけは体を張って守ろうとした。





と、妄想してみた。
348無名草子さん:2005/08/27(土) 08:12:01
呂方死ぬの?(・ω・`)
349無名草子さん:2005/08/27(土) 08:29:21
続・水滸伝は、どうなるのかなあ? 北方くん。
350無名草子さん:2005/08/27(土) 09:30:15
>>347それ(・∀・)イイ! それできっと索超は呂方と再開したときに立ち合ってお互いをさらに理解しあって・・・何てね
351無名草子さん:2005/08/27(土) 12:54:33
金持ちの馬鹿令嬢があんな非人間的なことさえしなければ・・・
352無名草子さん:2005/08/27(土) 17:07:40
集英社から電話きたwwwwwwwwww
353無名草子さん:2005/08/27(土) 17:48:24
 扈三娘が、珍獣対決を見たいというので、祝彪は、尾道へ行った。
「珍しい。街頭で、亀と豚を演説をしておる」
「人ではないわ」
「あの亀、獰猛な顔をしておるの」
「二頭を檻に入れて、闘わせてみれば、面白かろう。祝彪、やつらを檻へ入れてくれ」
 祝彪は、豚を呼びつけた。豚は、祝彪の前に来ると、平伏して憐れみを乞うた。
決して顔を上げることは、許されない。これが祝家荘の掟だった。
354無名草子さん:2005/08/27(土) 17:57:21
>>352
間違えて、静岡へ行くなよ。
355無名草子さん:2005/08/28(日) 21:08:28
ここで「嫌いな好漢」の人気投票(不人気投票)やったらなんか扈三娘が一位とりそうな気がする。。。。
356無名草子さん:2005/08/28(日) 22:22:03
扈三娘とかかわった男はかなり死んでいる→韓韜、晁葢(字違ってスマソ)、董平、そして林冲さらに・・・あとはネタバレで言えん。 やろうぜ人気投票
357無名草子さん:2005/08/28(日) 22:33:47
まあ好きな好漢1位は黄信に決まってるがな。
358無名草子さん:2005/08/28(日) 23:09:42
黄信vs孫立
仁義無き戦い。
製本部隊でなんなに仲が良かった二人が何故!?
乞うご期待!!!!!!
359無名草子さん:2005/08/28(日) 23:32:04
海道の花はサゲマン
聞ちゃん関わらなくて正解。
360無名草子さん:2005/08/29(月) 00:55:20
それじゃあ勝手に仕切らせてもらうけど、 人気投票ルール @好きなキャラ嫌いなキャラ五名ずつあげて、それぞれ1位5ポイント、2位4ポイント・・・嫌いなキャラ1位-5ポイント2位-4ポイントというかんじ A投票対象は全キャラクター 以上
361無名草子さん:2005/08/29(月) 01:03:20
空気を読まず、懐かしの組織図18巻終了時版投入

【梁山泊】━宋江

┣┳【本軍】━呼延灼・張清┳黄信・鮑旭・雛潤・楊春・陳達・杜興・赤β瑾
┃┃           ┗【軍師】━宣贊
┃┃
┃┣【騎馬隊】━楊令┳索超・扈三娘・馬麟
┃┃        ┗【馬匹担当】━段景住
┃┃
┃┣【遊撃隊】━史進━徐寧
┃┃        
┃┣【重装備部隊】━解宝
┃┃
┃┣【水軍】┳李俊━張順・童猛
┃┃    ┣ 【水上遊撃隊】━項充
┃┃    ┗【造船】━阮小ニ
┃┃
┃┣【物資・兵站】┳蒋敬
┃┃       ┗【野戦兵站】━李立
┃┃
┃┗【その他】━凌振
362無名草子さん:2005/08/29(月) 01:04:55

┣【闇塩関係者】━燕青┳孟康
┃          ┗【北方担当】━蔡福

┣【致死軍】━公孫勝━戴宗━楊雄・王英

┣【文治省】━呉用┳【通信】━張横━王定六
┃        ┃
┃        ┣【間者】━石勇
┃        ┃
┃        ┣【職人】━蕭譲・金大堅・湯隆・李雲
┃        ┃
┃        ┣【医師】━安道全・皇甫端・薛永・白勝
┃        ┃
┃        ┗【済州担当】━孫ニ娘・顧大嫂

┣【流花寨】━花栄┳ 魏定国・呂方・郭盛・陶宗旺
┃        ┗【物資・兵站】━曹正          

┗【特殊任務】━武松・李逵

こうやって見ると、びっくりする程に人が減ったな…
363無名草子さん:2005/08/29(月) 01:11:37
 @雷横 A韓韜    B楊志   C秦明   D李忠  嫌いなキャラ    @扈三娘  A高球   B王英  C張青  D黄信
364無名草子さん:2005/08/29(月) 12:46:33
>>360
ポイント制は、とてもいいぞ、やろう。
365無名草子さん:2005/08/29(月) 13:58:11
そいで投票終えたやつは週一で3ポイント入れられるってことにしよう
366玉和:2005/08/29(月) 14:52:27
1 王和 
2 高廉
3 李師師
4 童貫
5 趙安
367玉和:2005/08/29(月) 14:55:44
キライなキャラ

1 公孫勝
2 李逵
3 徽宗
4 高毬
5 呉用
368鮑・欧ファソ ◆xN4PfphIG. :2005/08/29(月) 17:22:14
好きな人物

@鮑旭→不動の一位
A欧鵬→不動の二位
B李袞→何となく好き
C馬麟→ラストが……
D孔明→兄貴にしたい

嫌いな人物

@童貫→好きになれない
A馬桂→言うに及ばず
B楊令→優等生だから笑
C趙安→かなり殺したから
D扈三娘→なんで梁山泊にいるのかわからない
369無名草子さん:2005/08/29(月) 18:45:26
好きな人物
@林冲→言うに及ばず。
A馬麟→初期の捻くれてた物言いの方が好きだったが、今でも好き。
Bカントウ→北方の小説によく出てくる爺キャラとして完成系だと思う。
C項充→十四巻の水軍戦で好きになった。
D薛永→最終回で一気にランクアップ。

嫌いな人物

@馬桂→あまりにも女でありすぎて嫌い。
A扈三娘→頼むからこけるな。
B楊令→けだものみたいだったころは良かったのに……。
C高毬→こういうやつが最後まで生き残ったりするんだよなあ。
D楽大娘子→孫立・孫新はけっこう好きなのでその反動で。
370無名草子さん:2005/08/30(火) 19:15:21
あげ
371無名草子さん:2005/08/30(火) 21:03:46
好きな人物

@武松→続編で、どう扱われるか楽しみ。
A史進→続編は、索超のポジションか?
B王進→続編は、やってくれそう。
C柏世→雷横と一緒に、脱走しようとした人。こいつは、漢だった。
D王定六に蛇をくれた爺さん→いい人だった。

嫌いな人物

@董万→死に様がね・・・・。
A楊令→ラストシーンがなければ、不動の1位だった。
B黄信→よくいるやつだけに、痛いね。
C穆春→秦明に、びんたを食らうシーンは減点だ。
D宿元景→結局弱かった。「紙一重」って、ワンピースのゴサクみたいなもんか?

嫌いな人物は難しいね
372無名草子さん:2005/09/01(木) 00:15:57
嫌いなコテ 

つ 玉和
373無名草子さん:2005/09/01(木) 07:27:17
好きなコテ

鮑・欧ファソ
374無名草子さん:2005/09/01(木) 09:02:14
好き
@魯達
A武松
B林沖
C李富
D楽和
375玉和:2005/09/01(木) 09:47:25
>>372
おお、さんきゅ

どんどん投票してくれ (`∀´)ノ゙
376無名草子さん:2005/09/01(木) 19:37:19
楊令人気無いな
377無名草子さん:2005/09/01(木) 22:51:34
あまりにもきれい事過ぎ、フィクションすぎなんだよ

これまでも破軍の星初め、美化しすぎたキャラはあったが、それでも史実という大きな
元手があるからリアリティーもあった。美しく昇華・結晶させたら、そんな感じでもいいか
な、と北方の筆力で思わせてくれたものだが、揚令はもとが架空だから架空の梁山泊の
中で余計に浮いてしまった。折角リアルな水滸伝を目指し、成功していたのに、あんな
妄想キャラを出したから一辺に夢も覚めたよ。
378無名草子さん:2005/09/01(木) 23:01:26
うん、王進がすでに神がかってるからね。
それに育てられてる楊令がリアリティが無いってのは確かに同意。

ただ最終話の楊令は怒り、悩み、苦しんだ上で「あの選択」をした訳だから一気に好きになったよ、オレは。
379無名草子さん:2005/09/01(木) 23:01:55
ちんこ
380無名草子さん:2005/09/02(金) 12:41:30
芸妓相手に、5回もやったからな、楊令、いやになった。
381花おやじ:2005/09/02(金) 12:54:48
王進はやっぱりどこかに凄いコンプレックスがあるな。
童貫と同じで宦官とか。沈々メチャメチャ小さいとか。
女の影がなさすぎて逆にヒクな。
382無名草子さん:2005/09/02(金) 13:08:45
好きな女
@藩金漣→太いのも根元までくわえ込むから
A閻婆借→親父好き
B張藍→感度は良いほうだ
C馬桂→熟女の色気むんむん
D白寿→おっぱい大きい
383無名草子さん:2005/09/02(金) 14:09:56
替天行道の内容を知りたい。誰か知ってる?
384無名草子さん:2005/09/02(金) 14:47:40
>>383
宋江殿に聞いてください
385無名草子さん:2005/09/02(金) 19:22:37
本人が一番内容覚えてなさそうだ。
386無名草子さん:2005/09/02(金) 20:52:46
一節だけなら解チンが口ずさんでたな。
387無名草子さん:2005/09/02(金) 21:17:51
>>381
マジレスすると王進は北方兄さんの理想像。
388玉和:2005/09/02(金) 21:31:13
マジレスすると俺の名は謙三。
389無名草子さん:2005/09/02(金) 21:46:37
おまいは氏ね
390玉和:2005/09/02(金) 22:56:32
李逵じゃなきゃ、俺は殺せねーな(`∀´)ゲラ
391花おやじ:2005/09/02(金) 23:18:32
>>387
てことは兄さんは真逆ってことかね。私生活ドロドロとか。
つーか妻帯してたっけ?
392無名草子さん:2005/09/03(土) 12:29:28
張順!水門破れ〜!!
393無名草子さん:2005/09/03(土) 17:03:22
燕青が男色とか言う時点で読むのやめた。
何この糞設定
394無名草子さん:2005/09/03(土) 18:06:30
とりあえず12巻まで読め。
395無名草子さん:2005/09/03(土) 18:07:36
続けて読めば、真実がわかるのに
396無名草子さん:2005/09/03(土) 18:30:53
最初だけさらっと読んで好き勝手に感想言って、後はもう読まない。

そんな卑怯なヤツの読む本じゃねーよ、この本は。
397無名草子さん:2005/09/03(土) 18:33:44
でも原典の荒唐無稽っぷりが好きなヤツには合わない本だと思う。
398無名草子さん:2005/09/03(土) 20:23:04
>>393痛い奴だな。李逵に殺されるぜ、てめぇ。
たぶん>>393は12巻まで読んでもらって間違いに気付け。そして糞書き込みした事を詫びて、糞尿を運べ。
399鮑・欧ファソ ◆xN4PfphIG. :2005/09/03(土) 20:27:54
>>393燕青は男色ではないよ。初読で辞めるには惜しい作品でしたよ。
とりあえず、最後まで読んではいかがでしょう?
それでも糞設定と呼ばれるのであれば、皆は納得するでしょうし。
400無名草子さん:2005/09/03(土) 21:20:52
燕青と李富と帝だけが李師師とヤれたんだな
401花おやじ:2005/09/03(土) 21:59:40
>>393
男色だとしても糞設定とは。
よほど男色に嫌な経験を持っているか、単なる狭い見識からくる偏見かどっちかだな。
402無名草子さん:2005/09/03(土) 22:09:30
おまいらこういう時だけすごい結束力だな。
403393:2005/09/03(土) 22:17:56
俺は肥ってきて、肌の色も白くなりました。 もともと、女のように白い肌だと言われていたのですよ。
三年、我慢しました。 三年間、俺は女だったんですよ。
404無名草子さん:2005/09/03(土) 23:22:41
宋江が好色とか言う時点で読むのやめた。
何この糞設定
405無名草子さん:2005/09/03(土) 23:32:11
>>404うん、やめていいよ

406無名草子さん:2005/09/03(土) 23:35:31
賛否両論あるだろうね。
だから>>404のチラシの裏はアリだろうね。
無理して読む必要はないしね。

407無名草子さん:2005/09/04(日) 08:42:30
宋江が好色なのもリアリティーある設定なわけだが

誰だって好きだろ?ある程度。王進みたいにストイックじゃなければだめってわけ?
でもって、実際にはそんなにしてねーよ。
408404:2005/09/04(日) 09:22:41
>>405-407
・・・・・・・おまいら、ネタとかわからない人間ですか?
409無名草子さん:2005/09/04(日) 09:26:11
わかるよ。
410無名草子さん:2005/09/04(日) 22:11:43
北方水滸のファンサイトってどっかにあるか?(腐女子向けじゃなくて)

自分も作ろうと思って、参考になりそうな所を探してみてるのだが中々、見つからなくて・・・・・
411無名草子さん:2005/09/04(日) 23:02:59
>>404

ネタは解るが、キミのレスがネタとして成立していないだけ。

女嫌いの宋江が、好色という設定からして「やってくれる」と思ったよ。
なにせ原文崩しの北方謙三だし。

青面獣も早々と死んだしねぇ。
カーテンコールによると、奴を殺したのはほとんど原文厨の仕業だが。
412無名草子さん:2005/09/05(月) 05:34:38
>>404>>393を皮肉ってるんだろ。
それを理解せずに真面目にレス返してるから>>405-407はつまらんヤツだと。
413無名草子さん:2005/09/05(月) 09:26:50
>>410
その言葉に他意はないと思うんだが、
北方水滸の正統なファンを名乗る連中につぶされた、
腐女子っぽいサイトがあったことをふと思い出した。
414無名草子さん:2005/09/05(月) 11:52:23
それを説明する>>412もつまらん奴だと。
415無名草子さん:2005/09/05(月) 13:11:08
いま、ここで泣いてもよいか?
416ヤバ○:2005/09/05(月) 13:56:09
まー、まー、まー皆様方、小さな事で争そうのはみっともないですぞ!と。
わたくし下衆としてはですね、あ、わたくし下ネタの下、衆議院の衆と書きまして。
ゲスです!!ゲスと申しますはい〜。要はなにかと言いますと、わたくしとしてはですね、
宋江様だってキャンタマ触ったっていいじゃあないですか、と!燕青だってそりゃあフクロ
の一つや二つもってるぞ、と!とまあこーゆー次第でございますよ〜えーえーえー。
それでわ!歌わせていただきます〜 ヒッパレ〜 ヒッパレ〜 ターマキーン ヒッパレ〜、、、
417無名草子さん:2005/09/05(月) 14:06:38
>>403
それ白面郎君
418無名草子さん:2005/09/05(月) 14:22:36
>>417
393はそんな目にあったからアンチ男色なんだよ
419無名草子さん:2005/09/05(月) 15:31:58
楊令の渾名は愚優男
420無名草子さん:2005/09/05(月) 20:03:10
玉麒麟の謎を知りたい(´`;)
421無名草子さん:2005/09/05(月) 20:24:52
>>413
いや、誤解させてしまったようだな。
別にカップリングやら801やらに嫌悪感はないし、興味も特にはないんだ。
不快な思いをさせてしまったのなら謝ろう。すまん。

>>420
実はフタナリ
422420:2005/09/05(月) 20:26:53
言いなおそう。玉麒麟の過去が知りたい。
423無名草子さん:2005/09/05(月) 20:32:27
玉和さん、調査お願いします。
424無名草子さん:2005/09/05(月) 23:06:26
糞を呼ぶなよ
425無名草子さん:2005/09/05(月) 23:25:42
糞は糞なりに役に立つぞ。
畑の肥料になったり。
426無名草子さん:2005/09/05(月) 23:27:30
それは玉和でなくてもいいわけで。
427無名草子さん:2005/09/05(月) 23:35:16
なに、適当な大きさに切って他の糞と一緒にこなしちまえば誰も玉和が入ってるなんてわかりゃーしねーよ。
428無名草子さん:2005/09/06(火) 08:23:01
質問
1.すいこでんはフィクション?
2.西暦でいえばいつごろが舞台?
3.替天ってかえてんって読むの?
429無名草子さん:2005/09/06(火) 09:05:11
さっけないやつ
430無名草子さん:2005/09/06(火) 09:18:07
>>428
小6くらいに学校の図書館で読んだきり原典から遠ざかっている漏れがマジレスしますよ。

1.基本的にフィクション。北宋末期に宋江が起こした叛乱がモデルになっている。
  三国志演義と同じく、通俗小説として成立、発展した。

2.史実で宋江が叛乱したのは1121年とされている。
  ちなみに、懐かしのFCゲーム「水滸伝・天命の誓い」では、1101〜1127年までが
  舞台となっていた。

3.「たいてん」な。漢和辞典引こうな。
431無名草子さん:2005/09/06(火) 14:04:35
史実では36人?だったんだよな〜確か。宋江と他だれがいたんだろうか?
432無名草子さん:2005/09/06(火) 14:07:01
>>422
そうそう、腐刑の理由がしりたい
433乳牛:2005/09/06(火) 14:12:32
>>423
もうすでに調べてある。知りたければ銀を二袋よこせ。
434無名草子さん:2005/09/06(火) 14:43:47
>>432
若いころは、自分の立派な男根を鼻にかけていた。
毎日、街中で見せつけるのが日課となり、
女性たちは顔を赤らめて喜んでいた。
ある日、嫉妬した役人に捕まって、腐刑にあって街頭でさらされる。
自分の男根を見て、顔を赤らめていた女性たちの目も、
汚いものを見るような目に変わっていた。
なんで、こんなひどい目にあったのかはいまだにわからないが、
宋はつぶすべきだと思った。
435玉和:2005/09/06(火) 16:53:31
>>423
知らん

>>424-427
おまえら氏ね。
436無名草子さん:2005/09/06(火) 18:40:57
糞がほたえることよ
437乳牛:2005/09/06(火) 19:43:22
>>434
ありもしない事を言うな。拷問にかけて毀すぞ。
殺すのではない。毀すのだ。
438玉和:2005/09/06(火) 20:44:18
>>436
ほたえるって何だ? 女真の言葉か?
439無名草子さん:2005/09/06(火) 21:21:27
>>438
倭国の言葉ですよ
440無名草子さん:2005/09/06(火) 23:18:40
ほたえる→暴れる

主に子供が元気に暴れることに対して言う


・・・・・あんた、中国地方?
441無名草子さん:2005/09/06(火) 23:24:53
>>440
ほたえる→ふざける、暴れる@土佐国
(例)坂本竜馬暗殺時、階下の物音に対し「ホタエナ」と声をかけたそうな。
中国でも使うのか?土佐限定だとばかり思ってた。
442無名草子さん:2005/09/06(火) 23:29:35
>>433
ω ω 
金で2袋用意した。
443無名草子さん:2005/09/07(水) 02:21:32
玉麒麟じゃなくて竿麒麟だよな。
444無名草子さん:2005/09/07(水) 05:07:47
あれ?玉があって竿がないんじゃなかったっけ?
445鮑・欧ファソ ◆xN4PfphIG. :2005/09/07(水) 09:58:55
皆さん心に残る場面ってなんです?

・馬麟、宋江の会話と李逵との賭け、そして童貫との戦いの場面。

・鮑旭、梁山泊の戦いにおいて初めて上官に異議を唱えようとした場面。

が好きでしたが。
446無名草子さん:2005/09/07(水) 11:09:34
陶宗旺 母の真意を知る。
447無名草子さん:2005/09/07(水) 11:31:00
>>443
玉麒麟であっている。
綽名を聞いただけで、どんな奴かわかる、
すばらしい綽名だ。
448無名草子さん:2005/09/07(水) 11:48:51
宋万己を鍛え直す
449無名草子さん:2005/09/07(水) 12:51:38
>448
その文脈だと「己」は「こ」とは読まない。
「おのれ」と読む。
450無名草子さん:2005/09/07(水) 14:50:03
そのつもりでしたけど、何か?
451無名草子さん:2005/09/07(水) 15:44:18
ホウキョクが王魔に肉を分けてもらって泣く所
452無名草子さん:2005/09/07(水) 18:40:40
>>445
いちおう、単行本派にも配慮してやれよ。
いるのかいないのか知らんが。
453無名草子さん:2005/09/07(水) 19:24:03
いやだ。
454乳牛:2005/09/08(木) 14:08:36
>>442
金とはめずらしい。一応、貰っておこう。

出身は河北大名府北京。豊な質屋の家に生まれついている。
産まれた時既に身体の大きさは並では無かったようだ。
成長するにつれ更に身長は伸び続け、まるで麒麟のように高い。それで玉麒麟と呼ばれたのだろう。
家の仕事は良く手伝い、物覚えも良かったようだ。商売の基本は子供の頃に身に付いたのだろう。
盧俊義が十歳位の時、父が役人との取引で言掛かりをつけられ賄がひどくなり、あっという間に店は潰れる。
おまけに父は無実の罪をきせられ、首を刎ねられる。結果母子二人で逃げるように街を離れる事になるのだ。

先を知りたければ更に銀を二袋よこせ。そうすれば語ってやろう。
455無名草子さん:2005/09/08(木) 14:56:07
ωω そら銀二袋 続きキボン
456無名草子さん:2005/09/08(木) 22:52:10
>>454
麒麟って背は高いのかと
457無名草子さん:2005/09/08(木) 23:19:47
>>455
それ金じゃん
458無名草子さん:2005/09/09(金) 02:03:40
おいおい、アフリカにいるキリンと想像上の麒麟は違うだろ。

麒麟ビールのロゴの麒麟は首長いか?って話だ
459443:2005/09/09(金) 03:35:17
>444
ごめんなさい。「竿切りん」とかけてました。
みっともない、オヤジギャグですみませんでした。
460443:2005/09/09(金) 04:31:39
続編が待ち遠しい。
官軍に捕縛されたり、寝返ったりした人物を考えると夜も眠れない。
461乳牛:2005/09/09(金) 16:52:40
>>458
すまぬ。報告が間違っていたとは。
部下の失態は上官の失態だ。死んで詫びるしかあるまい。
さらば!

462無名草子さん:2005/09/09(金) 18:43:24
今から新潟行ってきますノシ
463無名草子さん:2005/09/09(金) 22:36:58
>>461
以下、抜粋
----------------------
麒麟は中国の想像上の幻獣で「龍」と並ぶほど力のある生き物とされていて、
「吉祥仁慈(きっしょうじんじ)」を具現する瑞兆の神獣です。
中国で皇帝になる人物が天命を授かるときに祝福を与えるために姿を現すとされています。
鹿の胴体、馬の足(蹄)、全身は鱗に覆われ、頭部には角を持っています。
キリンビールの「麒麟」は首の長い哺乳類ではなく、この麒麟です。
麒麟は太平のシンボルであらゆる禍事を消し、周りの気を安定させてくれます。
464乳倫:2005/09/10(土) 14:43:28
乳牛殿は自裁された。隊長の器では無かったのだろう。
>>463
左様、神獣である麒麟とは武官の様に優れた人、頭の良い人という意味合いがあり
又、優れた子供を指すときにも使うのだ。
更に玉とは美しい、完璧な、という意味。
玉麒麟とは最早常人ではないという事よ。

465名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 19:08:43
>>462
明日なのか?第6回梁山泊の会は?

おまいを、このスレの特派員に任命する。

報告ヨロ。
466名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 01:41:35
いや、今日(日付変わったから昨日)だったよ。
467名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 05:44:51
>>465
うん、昨日だった。
今回は質問の時間が長かったんで色んな質問がでたんだが、詳細は公式サイト参照してくれ。
そのうち更新するだろ。

とりあえず目玉情報としては、
・19巻は10月24日発売。「旌旗の章」
・読本タイトルは「替天行道」
・続編は来年の秋から開始。タイトルも決定してます。


簡単に言うとそんな感じです。
468名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 10:52:23
読本っていつ発売?
469名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 11:11:18
「どうしたんだよ、兄貴。さっきから黙り込んじゃってよ」
「いや、友が一人死んだんだ」
「誰だよ」
「穆春という」
「あいつか。あいつはよ。宋江様がでっかい鯉を釣り上げたときによ。俺がその鯉をくれって言ったんだ。
そしたら、俺につかみかかってきたんだ」
「それで?」
「俺が軽く投げ飛ばしてやったけどな」
李逵はちょっと笑った。
「そうか。やっぱりあの時宋江様は鯉を釣っていたんだな」
「なんだ兄貴。宋江様を疑ってたんだな」
「ちょっとな」
「あの時だよ。俺が宋江様と初めて会ったのは」
「あいつとは、よく一緒に武芸の稽古をしたんだ」
「そうなんだ」
「懐かしいな」
武松は、泣いていた。
470名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 11:17:04
「施恩も、死んだんだな」
「そうか、あいつも死んだんだな」
「あそこまで深く替天行道を読み込んでいたやつは、初めてだった」
「俺はよ。戦が終わったら、宋江様と、兄貴と、あのときの仲間でもう一度旅がしたかったよ」
「そうだな。俺もしたかったよ」
「あいつは、いいやつだったよ」
李逵も、泣いていた。
471名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 12:09:27
>>468
そこまでは聞いてない。言ったのかもしれんが少なくとも俺は覚えてないんだ、すまんな。
しかし19巻といっしょに表紙のデザインだけは完成しているようなのでそんなに遠い話でもないとは思うが。
472名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:26:11
>>469-470
死ね。
473無名草子さん:2005/09/12(月) 13:14:27
みんなは登場人物どれくらい覚えてる? ちなみに俺は全員
474無名草子さん:2005/09/12(月) 19:00:53
俺も。
475無名草子さん:2005/09/12(月) 20:11:30
全部で何人出てくるの?
476無名草子さん:2005/09/12(月) 22:08:04
150人ぐらい・・・だと思う
477無名草子さん:2005/09/12(月) 22:20:14
もっといるだろ。
梁山泊の札かかってるだけで109人。
好漢の嫁やら息子やら妾やらで30人くらい。
宋の人間も30人くらいはいる。
そのほかの人間も10人以上はいるだろ、きっと。
478無名草子さん:2005/09/13(火) 09:25:34
名前のついてるやつで200人は超える。
一応、全部カウントしてある。
今は手元のないけど。
479無名草子さん:2005/09/13(火) 12:38:56
覚えているか?

史礼。史延。志英。柏世。鐘静。金秀。凌欄。程順。
金潤。鄭敬。程万里。葉招。審亮。山士奇。馬雲。
ケ君。王文徳。張開。曾弄。曹順。崔令。
480無名草子さん:2005/09/13(火) 14:10:59
花和尚に、宙に放られて殴られて死ぬヤツ誰だっけ?
481無名草子さん:2005/09/13(火) 14:13:41
あと、二竜山の初代?首領も名前付いてたような・・・
482無名草子さん:2005/09/13(火) 14:18:36
>>479
ぜんぜんわからん(;´Д`)
483無名草子さん:2005/09/13(火) 14:53:38
凌欄というのが、わからん。

>>480
・・・は、鄭敬のことか?武松に宙に放られて殺されたのは、鐘静
484無名草子さん:2005/09/13(火) 16:18:24
史礼:史進の父。
史延:史進の従弟(?)。
志英:雷横と朱ドウの上司。雷横逃亡時に殺される。
柏世:雷横と一緒に逃げ出した部下。途中で死亡。
鐘静:ボク家村の隣の村の村長。>>483
金秀:李富が馬桂の身の回りの世話をさせるために連れて来た童女。
凌欄:解珍の妻。病気で死亡。
程順:呼延灼の副官。林冲に殺される。
金潤:金翠蓮の父。金翠蓮を何度も売り飛ばす。
鄭敬:>>480
程万里:東平府太守。董平が逃げ出したのはこいつの娘。
葉招:盧俊義の巻き添え食って青蓮寺につかまった塩の密売人。
審亮:北京大名府の留守居の将軍。黄信に殺された。
山士奇:田虎配下の武将で梁山泊に投降後、下級将校。
馬雲:薛永の弟子。
ケ君:侯真と一緒に済州に住んでいた老人。病気で倒れた。
王文徳:解珍との和平交渉の高キュウ側代表。
張開:王文徳と同じ。
曾弄:曾頭市の村長。曾頭市は晁蓋が殺されたところ。
曹順:王定六の父親の店をのっとった悪党。
崔令:曹順の手伝いをした役人。黒幕。

疲れた…
485無名草子さん:2005/09/13(火) 17:38:12
閻新 田重 李瑞蘭 藩勝 徐礼 まだまだいそうだ
486無名草子さん:2005/09/13(火) 18:08:02
>>484
乙。

俺の中で程万里と馬万里が逆転してた。
487443:2005/09/14(水) 01:27:20
「馬万里という。大刀関勝だな」
カチョイイ場面だけど、光栄の顔が強烈すぎてワロス。
488無名草子さん:2005/09/14(水) 01:29:55
>487
あちゃ〜。酔っ払ってたときの名前がのこってた。
今も酔っ払っているけど、はずかすぃ
489無名草子さん:2005/09/14(水) 09:24:53
>>487
すばるでそれが出てた号を読んだときは、
あの関勝が、光栄ゲーム最弱武将の馬万里ごときに、
腕を切られてて、びっくりした。
(北方馬万里はそこまでヘタレじゃないんだろうけど)
俺の中で関勝の株が最安値になった瞬間だった。
490無名草子さん:2005/09/14(水) 11:34:38
ケ竜。
唐牛児。
陳麗。
491無名草子さん:2005/09/14(水) 12:08:27
>>489
そのゲームって何?
492無名草子さん:2005/09/14(水) 12:15:11
武大より弱いやつっていたのか(´`;)
493484:2005/09/14(水) 12:37:49
>>485
閻新:閻婆惜の父で馬桂の夫。宋江の間諜をしていた。死亡。
田重:雷横が無理やり処刑せざるおえなかった男。この処刑が宋江との出会いを生む。
李瑞蘭:済州の闇の妓楼の人気者。史進のお気に入り。
藩勝:丁得孫の部下の下級将校。18巻参照。
徐礼:楊春の部下の下級将校。18巻参照。

>>490
ケ竜:>>481
唐牛児:宋江の役人の時の使いっ走り。閻婆惜・ケ礼華死亡の影の原因。
陳麗:朱貴の年の離れた妻。うらやましい。

だんだん、難易度が下がってきたなw
494無名草子さん:2005/09/14(水) 15:19:29
田重は、難易度高い。
495無名草子さん:2005/09/14(水) 16:25:22
確かにゲームでは馬万里はへなちょこ。
496393:2005/09/14(水) 18:57:04
仕方ないから読んでみた。
18巻まで読んだ。
19巻を読み終えたら、腹を切って詫びることにするわノシ
497無名草子さん:2005/09/14(水) 19:24:57
>>496
来年の秋になれば続編が開始されるというのにそれを読まずして死ぬというのか。
498無名草子さん:2005/09/14(水) 20:54:11
>>491
水滸伝・天導108星

ちなみにゲームでは、
馬万里 腕力21、技量17、知力14
関勝  腕力93、技量85、知力68

>>492
武大 腕力7、技量6、知力6

武大の方が弱かったな。
499無名草子さん:2005/09/15(木) 06:49:23
まて。死ぬことはない。読み切ったら立派な漢だ。




せめてうんち拾いぐらいにしとけ。
500無名草子さん:2005/09/15(木) 11:04:04
>>498
馬万里、弱すぎ。
501無名草子さん:2005/09/15(木) 13:37:11
張正。
張敬。

あと、鄭天寿の死んだ弟の名前が思いだせない。
502無名草子さん:2005/09/15(木) 14:24:17
名前はなかったような気がするよ。 名前が無いやつでも味のある人物もいるよな
503無名草子さん:2005/09/15(木) 15:02:18
樊瑞が代州の知県の暗殺を企んでいたころ、知県の妻を手篭めにして
知県を誘き出した致死軍兵士がいた。あのくらい重要な役なら、名前が
あってもいいような気がする。
504484:2005/09/15(木) 19:04:30
>>501
張敬:張横の息子。張平の兄。
張正:誰?

ちなみに109人以外でチョウから始まる登場人物は、
趙安、張開、張敬、趙文秀、張平、張藍、趙林、張礼の8人で、
名前に正が付く登場人物は1人もいない(18巻まで)。
誰かと間違えた?
505393:2005/09/15(木) 21:11:51
>>504
きっと張青と書きたかったんだよ
506501:2005/09/16(金) 11:46:49
>>504
>>505
張正→張順、張横の父親。戴宗を賊徒に誘った人でもある。

これは北方水滸のホムペ内、人物設定の戴宗の所に出てくる。
文中には出てなかったっけ?
http://www.shueisha.co.jp/suikoden/index2.html
507無名草子さん:2005/09/16(金) 12:21:10
天速の星で出てくる。かなり詳しく書かれている。
508484:2005/09/16(金) 12:24:27
>>506>>507

それ、本文では張礼になってる。(4巻、14巻、15巻参照)
俺が読んでる版だけ違う?
509無名草子さん:2005/09/16(金) 12:32:53
死域に興味あり。
一種のトランス状態みたいな感じなのかな〜。
510無名草子さん:2005/09/16(金) 15:03:17
意識的に死域に踏み込める奴もいるし、トランスとはまたちょっと違うだろう。
511無名草子さん:2005/09/16(金) 16:17:15
>>509>>510
あれは、スポーツで言うところの脳内物質ではないかと。
512393:2005/09/16(金) 17:53:55
>>509
とりあえず我慢の限界まで寝ないでいるというのが手っ取り早い。
それか睡眠薬を飲んでずっと我慢して起きてる。
513無名草子さん:2005/09/16(金) 18:18:26
>>512
えっ、死域に入った事あるとか?
514無名草子さん:2005/09/16(金) 22:42:32
ていうか限界まで寝ずにいると鮮やかな世界が見えたするよね
515無名草子さん:2005/09/17(土) 12:06:10
>>514
それは、トリップではなく?

北方水滸の死域は武術の達人が疲労の果に達する域、とあったり。
常人だと死域にいられるのは一瞬というふうにもある。
死域に入る→動き続けると死ぬ。休むと元にもどる。

ウ〜ン、どんな感覚なんだろう、だれか死域に入った漢、レス頼む〜。
516無名草子さん:2005/09/17(土) 14:10:05
>>515
謙三さんは、死域に近い状態に入ったことが一度あると、OHPに
書いていたぞ。
517無名草子さん:2005/09/17(土) 15:28:59
寝ないで小説書いてたんだろうなあ。
518無名草子さん:2005/09/17(土) 16:59:37
梁山泊の会
第七回(最終回)は東京!

11月19日(土) 日本青年会館
519無名草子さん:2005/09/17(土) 17:25:43
神宮球場の傍にあるやつか?
520無名草子さん:2005/09/18(日) 04:02:28
北方しは水滸伝に専念してるのかと思いきや別の作品書いてたりするんだね
この人めちゃくちゃ筆がはやいね
521無名草子さん:2005/09/18(日) 13:43:20
>>518
うお〜い、行きたいけど実習中だ・・
行くべきか?しかし・・
うおー東京青年会館て何区?
522無名草子さん:2005/09/18(日) 14:16:14
新宿区じゃね?
523無名草子さん:2005/09/18(日) 14:21:36
>>508
HPには張正、本では張礼。どっちかが偽名とか?
それともただのミス?
524無名草子さん:2005/09/18(日) 14:30:30
梁山泊の会行ったヤツ!
替天行道の内容聞いてきてくれ!!
頼む!
525無名草子さん:2005/09/18(日) 14:36:05
>>523
もう張三でいいよ。
526無名草子さん:2005/09/18(日) 16:30:49
ハンマー投げの室伏が言っていたが
ずっとハンマーを投げ続けて、ある一線を越えると
すごく体が楽になっていい記録もでるようになるらしい。このある一線が死域じゃないかと
527無名草子さん:2005/09/18(日) 17:37:20
つまり室伏のアニキはハンマーを回し続けると死んでしまうのですね。
528無名草子さん:2005/09/18(日) 17:58:47
>>520 文芸春秋に出てたけど一日50枚だったかな??
529無名草子さん:2005/09/19(月) 13:46:36
>>527
俺は、回し続けたハンマーが、首に巻きついて、死域に入ったことがある。
530無名草子さん:2005/09/19(月) 15:49:19
てか室伏って108星のなかにいてもおかしくない体してるよね
531無名草子さん:2005/09/19(月) 16:03:54
東京青年会議所って所でいいの?
東京青年会館じゃでてこない。
532無名草子さん:2005/09/19(月) 16:19:51
>>526-530
水滸伝 二十二巻 五輪の章
室伏の星 参照
533ケイタイから失礼:2005/09/19(月) 19:55:39
水滸伝実写ムービーなら、室伏はリキ役だな
534無名草子さん:2005/09/19(月) 20:20:31
張青は氷川きよしで。
535無名草子さん:2005/09/19(月) 20:41:10
索超はナイナイの矢部
536無名草子さん:2005/09/19(月) 22:09:59
宋江は徳光さん。泣くシーン多し。
537無名草子さん:2005/09/19(月) 22:11:34
白勝は明石やさんまで
538無名草子さん:2005/09/19(月) 22:30:31
お前らお笑い水滸伝でも作る気か。
539無名草子さん:2005/09/19(月) 23:18:54
じゃ、童貫は爆笑問題の小さい方で。
540無名草子さん:2005/09/19(月) 23:54:38
541携帯から失礼:2005/09/20(火) 09:55:29
櫓達は清原と藤原組長どっちがイイかなー
542無名草子さん:2005/09/20(火) 16:15:14
北方李逵ってさ、なんか黒人のような感じがするんだよね。
だから・・・ボビーでw
543無名草子さん:2005/09/20(火) 16:49:04
>>540
十九巻より読本の中身が激しく気になる。
個人的には、黄信、孫立、丁得孫、張青なんかについて、
北方が熱く語ってくれたら、
ヘタレファンの俺としては失禁もんだ。
544無名草子さん:2005/09/20(火) 16:53:57
あーオロゴン?性格も似てるかも

武松は武蔵(k1の)かな
545無名草子さん:2005/09/20(火) 22:36:29
李師師はチャン・ツィイーでお願いします。

546無名草子さん:2005/09/20(火) 22:42:18
マギー=チャンじゃだめかい?
547無名草子さん:2005/09/20(火) 23:28:38
燕青に向けられた眼差しからは、チャン・ツィイーしか思いつかなかった…

あと、扈三娘は伊東美咲な。

548無名草子さん:2005/09/21(水) 00:32:25
扈三娘:野村さちよ
林冲:野村監督
549無名草子さん:2005/09/21(水) 17:17:22
>>548
誰も見ないよ。
550無名草子さん:2005/09/21(水) 18:07:01
>>540
燃える


懐が。
551携帯から失礼:2005/09/21(水) 18:22:09
一丈青→伊東三咲てのは納得。てことは王英はジミーちゃんかい
552無名草子さん:2005/09/21(水) 23:07:40
王英=ジミー大西は想定外だったけど、いわれてみれば適役かも。
林冲は、真田広之以外ないでしょ。
553無名草子さん:2005/09/21(水) 23:14:44
りきは難しいなぁ(´▽`*)てか、出演者だけで100人越えるんだよねぇ。どんだけ金かかるんだろ(´`;)
554無名草子さん:2005/09/22(木) 00:20:25
林沖=真田広之はGood!
史進が思いつかないなあ

CGとかメチャ使って制作費もガンガン使って制限なかったらカッコいい映画できんだろうなー
555無名草子さん:2005/09/22(木) 03:25:37
袁明は緒形拳とか。
致死軍の連中は山本KIDとか須藤元気とか魔裟斗とかの格闘系かな。
林冲とか史進の武器系は殺陣出来る人じゃなとキツイね。

李逵はボビー・オロゴンに1票。旅のシーン楽しげだよ、多分w
燕青と花栄はジャニーズなんだろうなぁ・・・。
556無名草子さん:2005/09/22(木) 10:42:14
またこの配役ネタかよ。
完璧に網羅したやつがこのスレか前スレにあるから見ろよ。
557無名草子さん:2005/09/22(木) 11:33:25
第九章の80辺りでした。
558無名草子さん:2005/09/22(木) 13:17:20
>>555
その二人がジャニーズだと激しく盛り下がる
559無名草子さん:2005/09/22(木) 14:27:26
中国行って梁山泊の現地みてみたいな
蝋人形とかあるらしい
560施恩 ◆ogqaV94Za2 :2005/09/22(木) 17:00:06
思うんだけど、たまには俺の事も思い出してあげてくれよ。
561無名草子さん:2005/09/22(木) 17:42:58
>>560
お前は死に様があまりにもなあ……。
登場シーンでその全存在を使い切ったか。
562無名草子さん:2005/09/22(木) 18:14:18
目次の後の登場人物一覧がなければ、梁山泊の一員なんだと
わからないよ。初めて水滸伝を読む人には・・
563無名草子さん:2005/09/22(木) 18:36:43
オレ、北方版が初めての水滸伝だったけど、読み進めていくうちに解るようになったよ。
まぁ、確かにキャラは多いけど、それが水滸伝なんだし。
564施恩 ◆ogqaV94Za2 :2005/09/22(木) 20:30:55
ガ━━(;゚Д゚)━━ン

(´・ω・`)ショボーン

でもさ、誰よりはマシとおもう?一応、宋江さんと旅したしさ!
565無名草子さん:2005/09/22(木) 21:07:07
>>564
梁山泊 (´・ω・`)ショボーン ランキング(18巻まで)

1位 13P キョウオウ
2位 15P 李コン
3位 16P 丁得孫
4位 19P 施恩
5位 23P 金大堅
6位 24P 焦挺
7位 26P 周通
8位 27P 楊林
8位 27P 王定六
8位 27P 郁保四

というわけで、おまえの前に3人いるぞ。
ちなみにトップの宋江さんは435Pだ。
566施恩 ◆ogqaV94Za2 :2005/09/22(木) 22:07:00
(´・ω・`)ショボーンランキング四位なのね。
しかし、イケてない面子だね。遊撃隊で頑張ったんだけどなぁ……
567無名草子さん:2005/09/22(木) 23:26:06
>>565

Pてのはページ数のことかい?
568無名草子さん:2005/09/22(木) 23:32:28
じゃ、神算子ショウケイは何位よ?
569565:2005/09/22(木) 23:36:33
>>567
オレが独自の基準でカウントした登場回数を
ポイントにしたもの

ヒマ人って言わないで…
570565:2005/09/22(木) 23:38:42
>>568
何位って言われてもすぐには数えらんないんだけど、
34Pだった。
下から20位くらい?
571無名草子さん:2005/09/23(金) 11:32:33
>>568
数えた。
ショウ敬は下から25位。
572無名草子さん:2005/09/23(金) 13:47:20
6位の焦挺は、祝家荘で活躍したから、周通よりは下でもいい。
573無名草子さん:2005/09/23(金) 14:05:43
梁山泊の会に行ってきたけど、水滸伝の続編が出るらいしよ。
今度のタイトルは『楊令伝』だって。
574無名草子さん:2005/09/23(金) 14:21:48
楊令は緘黙だったころが一番良かった
っつーか可愛げがあったというか・・
575無名草子さん:2005/09/23(金) 14:24:18
↑これはもう既成事実なのか?
だったらゴメン。

小説のカバーの絵は、編集長がネットオークションで20万円で手に入れたらしい。本物を生で見た。1600年ごろに中国(明かな?)で書かれたらしい。
続編では汚れた楊令を書きたいって、謙三先生はおっしゃってました。
576無名草子さん:2005/09/23(金) 15:13:08
>>573
タイトル決定なんですか?
汚れた楊令もいいかも・・
577閻新:2005/09/23(金) 15:43:44
一番早世が惜しまれるのって実は俺なんじゃないか?
578無名草子さん:2005/09/23(金) 17:48:31
馬桂が重要な役割を担うことは、最初から決まっていたのだろうか?
3巻までは「閻婆惜の母」だったのが、4巻から「馬桂」になった。
579無名草子さん:2005/09/24(土) 03:06:07
金を興した阿顔打の元で遼を滅ぼして宋を南に追いやるって感じの流れか
長編では初の勝ち戦か?
580無名草子さん:2005/09/24(土) 03:13:18
阿顔打ってなんだ
阿骨打か
581無名草子さん:2005/09/24(土) 07:22:19
「楊令伝」か・・・。

その題名聞いただけで買うのヤメ。
582無名草子さん:2005/09/24(土) 08:39:40
まぁタイトルだけで全てを判断するようなヤツにはどうせ読んだところで理解はできないだろうしな。
583無名草子さん:2005/09/24(土) 09:10:54
金の中でどんな立場になるんだろうな・・・。
ウチマイじゃねーのか。
584無名草子さん:2005/09/24(土) 09:27:01
俺は秦容に激しく期待
585無名草子さん:2005/09/24(土) 10:05:22
前回の梁山泊の会では「岳飛が童貫の代わりに楊令の前に立ちはだかる」というような発言もしてた。
586無名草子さん:2005/09/24(土) 10:44:59
>>585
おー、なかなか熱い展開。
楊令嫌いからすると、岳飛と楊令じゃ格が違うとか言われそうだけど。

個人的には、
後半での楊令の完璧超人ぶりは、
楊令伝での汚れっぷりの前フリと見てる。
そういう意味でも、>>575には期待している。
587無名草子さん:2005/09/24(土) 11:05:11
いや、楊令の完璧っぷりは「わざと」だったらしい。
そこから19巻ラストにある挫折を経て、一気に人間臭くなる、と。
588無名草子さん:2005/09/24(土) 12:12:35
続編も、このスレでやるのですか?
589無名草子さん:2005/09/24(土) 12:42:44
>>575

汚れた楊令か。
俺が以前予想したように、
楊令=テロリスト説が、ガゼン現実味をおびてきたな。

北には行かないぜ、きっと。
590無名草子さん:2005/09/24(土) 13:56:37
しかしそんなにあっさりと梁山泊生き残り組と合流するとも思えないんだよなぁ。
暫くの間は放浪の日々かも。
志は受け継いでも宋江のように自分の目で国の姿を見つめてきたわけでもないし。
(せいぜい子午山から梁山泊へ行くまでの間でしょう)

南に拠点組と北に拠点組とゲリラ活動組に分かれるのかな、やっぱり。
591無名草子さん:2005/09/24(土) 14:51:09
汚れ役といえば、ケ飛と楊林と王定六じゃなかったのか?
592無名草子さん:2005/09/24(土) 16:50:35
汚れ芸人としては、
史進の棒まわしにかなうものはいないだろ。
593無名草子さん:2005/09/24(土) 16:58:11
楊令伝か…


もうちょっとタイトルなんとかならなかったもんかな。
別に〜伝にしなくてもいいんだし。
黒龍の棺みたいなカコイイタイトル北方先生はつけられるんだし
594無名草子さん:2005/09/24(土) 17:53:54
水滸伝完結から楊令伝まで少し間があるからな。
本編読者がすぐに続編だとわかるようにする必要もある。
595無名草子さん:2005/09/24(土) 19:00:10
そういう理由なら、サブタイトルー楊令伝ーでもいいんじゃない?
596無名草子さん:2005/09/24(土) 19:19:19
>>590
多くの兵士を含めて、一度梁山泊はバラバラに解体されるような気がするなー。
そして、楊令を中心に、再び一人二人と集まってくる。そっちの方が面白い。
597無名草子さん:2005/09/24(土) 19:22:33
逆に楊令伝がだめな理由が聞きたいんだが。
楊令が嫌いっていうんなら、どうしようもないが。
598無名草子さん:2005/09/24(土) 19:40:41
オレは楊令伝でもいいと思うんだけどな。
109人の水滸の塞に拠った男達の志は楊令という一人の男に引き継がれたんだな、という感じで。
599無名草子さん:2005/09/24(土) 21:42:20
>>594
本編読者なら、北方の「楊令」伝
で続編とわかるだろ。
あからさまに続編を押し出したタイトルだと、
新規の読者の手が出ない可能性もあるからな
よく分からんけど。
600565:2005/09/24(土) 23:22:55
まあ楊令伝が微妙なのもわからんでもない。
オレも水滸伝が宋江伝だったら多分微妙に思っただろう。
601無名草子さん:2005/09/24(土) 23:23:50
数字コテ消し忘れた orz
602無名草子さん:2005/09/25(日) 03:24:54
とりあえず単行本派はまだ最終巻出てないんだから、
続編をあれこれ言うのは何か違う気がするぞ。

ラスト読まないとな。
603単行本派:2005/09/25(日) 09:56:23
ハナスィがよくわからないのですが・・・
604無名草子さん:2005/09/25(日) 17:31:39
18巻まで読めば、だいたい判るでしょう?
605施恩 ◆ogqaV94Za2 :2005/09/25(日) 17:50:20
施恩伝……




言ってみただけとです…
(´・ω・`)
606無名草子さん:2005/09/25(日) 17:54:19
お前のことは陶宗旺と史進が覚えててくれるよ。
607陶宗旺:2005/09/25(日) 18:39:50
うはwwwwwww正直誰だかわからねぇwwwwwww
エロテロリストの身代わりになって死んだヤツだっけwwwwwwww
608無名草子さん:2005/09/26(月) 10:37:20
誰のことかわからなかったぞ。
雷横のことか。
609無名草子さん:2005/09/26(月) 12:44:33
_| ̄|○ <エロテロリストは宋江だったのか。。
610無名草子さん:2005/09/26(月) 19:13:08
施恩、穆春、李袞は、入山前の活躍がほぼすべてだった点で共通
611無名草子さん:2005/09/26(月) 23:03:45
いや、穆春は活躍すらしてない。
612無名草子さん:2005/09/27(火) 00:58:28
>>611
役人相手に暴れたり李逵に挑んだり官軍に奇襲かけたり色々したさ。
全て空回りだったけど。
613無名草子さん:2005/09/27(火) 02:31:35
極めつけは花栄に挑んで負けて、秦明の激烈張り手くらったことか。
614無名草子さん:2005/09/27(火) 04:54:15
てかリコンの活躍の方が無いだろ?
改心してロシュンギを本気で匿おうとしたところくらい…
入山した途端、戦死するし。
615無名草子さん:2005/09/27(火) 06:47:57
すげー勢いで土下座した。あの土下座は今でも梁山泊の兵士の間で語り継がれている。
616無名草子さん:2005/09/27(火) 13:10:13
梁山泊にいた期間の短さから言っても、
武将系では、李袞が最下位か。
617無名草子さん:2005/09/27(火) 13:50:46
李袞と張青のどっちが短いかな?

李袞:9〜10巻
張青:10〜11巻

札がかかっていた期間なら侯健も相当なもんだ。
札があったらスパイとまるわかりだから、
死ぬまでかけてもらえなかったんジャマイカ?
618無名草子さん:2005/09/27(火) 14:26:14
キョウ旺も負けず劣らず短い。
619無名草子さん:2005/09/27(火) 14:48:37
李袞は、1106年秋入山、1107年秋死亡。
張青は、1107年夏入山、1108年春死亡。
ただし入山前は、2年ほど、情報の中継などの仕事をしている。

キョウ旺は1110年秋入山、1113年夏死亡。
停戦工作があって、戦の無い時期があったため意外と長生き。

あと、
周通が、1104年春入山、1105年春死亡。
韓滔は、1107年秋入山、1108年秋死亡。

以外なのは楊志。
替天行道の旗を二竜山に掲げ、
名札をもらったのは、1104年秋、しかし1105年春、死亡。
名札をもらって1年足らずで死んだのは楊志だけ。
後に名札が再び裏返るのを考慮しないとすれば最短記録。
620無名草子さん:2005/09/27(火) 17:42:10
後半は時間の進みが速いんだよね。
1巻1年以上のペースのときもあったし。
621無名草子さん:2005/09/27(火) 18:13:29
>>619
楊志が半年だけとは、驚きだ。
622無名草子さん:2005/09/27(火) 20:55:41 0
それだけ青蓮寺は楊志の存在を危険視したってことになるのかな。

楊令の成長のためとはいえ、かなり早い死だったな。。。。。
623無名草子さん:2005/09/28(水) 04:53:21
穆弘と李俊は入山時に楊志と手合わせしてるんだよな。
ボロ負けして指揮の難しさを知る・・・・。

その後2人が主力に育って行くことを考えると、北方氏は
かなり気を使って楊志を殺したのが分かるな。
624無名草子さん:2005/09/28(水) 11:10:36
話変わるけど、宋の時代ってのはどうゆう政治機構だったんだろうか?
役人になるには選挙みたいのあったのかなー。無知でスマソ
625無名草子さん:2005/09/28(水) 11:29:00
高キュウは、比例区開封ブロック、名簿順位35位。
626無名草子さん:2005/09/28(水) 12:40:40
>>624
宋代 科挙でググれ。
王安石は科挙の制度改革も行ってる。

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%91%E6%8C%99
627無名草子さん:2005/09/28(水) 14:42:15
19巻は来月だったんだな。勘違いして今日本屋へ行ってしまった。
628無名草子さん:2005/09/28(水) 14:55:25
19巻も楽しみだけど、オマケ読本はもっと楽しみ。
629無名草子さん:2005/09/28(水) 23:15:29
>>626 あざーす!勉強になりました。
科挙恐るべし。1300年も続いたとは。
皇帝が最高試験官ていうのが凄いな。これじゃ反発分子も出るわな。

この皇帝独裁政治ぶりは現代でいうと北○鮮がちかいのかな・・・。お、スレ違いか・・・。
630無名草子さん:2005/09/29(木) 00:01:38
>>629
時代によって違うんでなんとも言えんけどなー。
宰相なんかが帝の信頼を得て政治を行うってのもよくあったことみたいだし。
631無名草子さん:2005/09/29(木) 01:14:01
科挙ってすげえ過酷だったって世界史の授業でならったな
狭い部屋に閉じ込められて何日間も試験が続くとか
632無名草子さん:2005/09/29(木) 07:46:19
そして芽生える禁断の愛。
633無名草子さん:2005/09/29(木) 10:03:55
全米が泣いた!!
634無名草子さん:2005/09/29(木) 12:43:57
科挙落第は、朱貴と王倫。樊瑞は、科挙を受けるほどではないが
学問はやった、とあった。他にいた?
635無名草子さん:2005/09/29(木) 14:27:03
史文恭?
636無名草子さん:2005/09/29(木) 14:35:32
張横はどうなんだろう?
637無名草子さん:2005/09/29(木) 15:08:33
3月29日に「半年ロムってろ」って言われたものですが
今日でようやく半年になりました。
おひさしぶりです。涙がでそうです。
638無名草子さん:2005/09/29(木) 16:28:02
すげー素直な性格
639無名草子さん:2005/09/29(木) 17:06:30
今回の漫画北方水滸伝。
江州戦も楊志暗殺もすっとばして宋江子午山へ到着。
殴鵬・馬麟は当たり前のごとくいるが、名前は一度も出ず。
馬麟が関羽みたいな髭面でものすごい違和感。
もうだめだこの漫画。
640無名草子さん:2005/09/29(木) 21:20:57
素直な性格は兵の心をよく掴むからな。将校の素質十分だな、>>637は。
それはそれとしてなんでロムってろって言われたんだ?
641無名草子さん:2005/09/29(木) 21:33:46
コピペだよこれ
642無名草子さん:2005/09/29(木) 22:29:06
コピペにマジレスしたオレも将校になる素質あるな。
643無名草子さん:2005/09/29(木) 23:09:39
誠実さは時に残酷だな。
644無名草子さん:2005/09/30(金) 00:12:16
今最初から読み直してるけどリチュウの死に様はかっこ良いね
最後まで副官にし続けたシュドウもかっこえ〜!
645無名草子さん:2005/09/30(金) 16:44:15
梁山泊の会募集始まったな
646無名草子さん:2005/10/01(土) 13:14:25
揚げ
647無名草子さん:2005/10/01(土) 18:29:17
>>644
晁蓋が死ぬ前、韓滔・李忠・杜興の三人が話していた場面は、
渋かったなー。
648黄信:2005/10/01(土) 19:11:56
・・・俺は?
649孫立:2005/10/01(土) 19:21:39
>>6473爺三人で恋話かよ。笑わせるな
650施恩 ◆ogqaV94Za2 :2005/10/01(土) 20:13:22
黄信はメジャー。
651無名草子さん:2005/10/02(日) 07:33:20
おまいら、誰の死に様が一番、カッコよいと思いましたか?
いや一つに絞りきるのは難しいと思うけど、あえて一つ挙げるなら。


オレは雷横の死に方が一番、良かった。
652施恩 ◆ogqaV94Za2 :2005/10/02(日) 07:45:53
朱仝。
653無名草子さん:2005/10/02(日) 08:46:29
なかなか順番を付けられないが、
死んだのが一番辛かったのは穆弘。惜しい!って読みながら叫んだ。

雷横もカッコ良かったし、朱仝の炎の死に様も大迫力だし、
魯達の腹切りも美しい。

逆に、晁蓋の死に方が印象に残ってないなw
654無名草子さん:2005/10/02(日) 09:16:18
趙安は穆弘と相討ちで終わって欲しかったな。

おれは鄭天寿。
最期の「兄ちゃん、やるだろう」で何か分からんが泣けた。
655無名草子さん:2005/10/02(日) 09:27:06
俺は秦明の最期が好きだ。あと燕順。清風山は燕順様の山だ
656無名草子さん:2005/10/02(日) 09:29:42
みんな、「良かった」と思うところは同じだが、誰が一番かってなると割れるなw
657無名草子さん:2005/10/02(日) 09:33:40
一番泣けたという意味なら単廷珪だろ。
朱仝のように死ぬとか言っていた割に「単廷珪殿、戦死」の一言で片付けられてしまった。
658無名草子さん:2005/10/02(日) 12:30:53
きっとだれかが書いてくれるさ
659無名草子さん:2005/10/02(日) 13:01:19
楊志の死に様にマジで泣いた五秒前
660無名草子さん:2005/10/02(日) 14:02:02
続編は飛車(>>649)・角行(>>648)抜きだから、厳しい戦いになるな。
661無名草子さん:2005/10/02(日) 15:39:46
大分前にも書いたんだが揚志のラストの奮闘のシーン、何回読んでも俺の頭の中の揚志は二刀流で闘ってるんだよな…orz
662無名草子さん:2005/10/02(日) 16:50:00
んなこといったら、俺の中で林冲のイメージカラーは黄色なんだが・・・。
董平が緑、秦明が青、呼延灼が赤、関勝が臙脂。
663無名草子さん:2005/10/02(日) 18:16:33
秦明たちの、最後の晩餐のあたりとか、読み進めるのが辛かった。
阮小五も、がんばれ、とか思っていたが、死んでしまった。
664無名草子さん:2005/10/02(日) 19:04:45
阮小七ね。
665無名草子さん:2005/10/02(日) 20:36:05
いや、阮小五。おれはね。
単に阮小五が好きだったからなんだろうが。
666無名草子さん:2005/10/02(日) 22:51:53
>>662
俺は董平が緑、秦明が黄、呼延灼が赤、関勝が青、穆弘が黒

なんだが。
667無名草子さん:2005/10/02(日) 23:00:43
みんな董平が緑って、まさか姓の草冠からの連想か?w
668無名草子さん:2005/10/02(日) 23:22:30
>>666
あー、俺も似た感じだが、
董平青 関勝緑だな  ・・普通だな。
ちなみに、秦明も綽名からか、赤いイメージがあるが
呼延灼に譲って、黄、という感じだ。茶色でもいいや
669無名草子さん:2005/10/03(月) 01:09:13
無論、馬燐は桃騎兵だぜ!
670無名草子さん:2005/10/03(月) 04:51:32
いや、霹靂って黄色な感じだろ?

董平は紫かな。
ちと強引だけど。
花栄は白。
671無名草子さん:2005/10/03(月) 05:39:45
宋江はピンクというヲチか?w


公孫勝は「無色」というイメージが強い。
672無名草子さん:2005/10/03(月) 06:19:07
>>671
なんて下品な色だw
673無名草子さん:2005/10/03(月) 13:05:57
みんな読んでて思わず笑ってしまったところってある?俺は柴進が死ぬところで、呉用の渾身のギャグをダメ出しする孫二娘に思わずワラタ
674無名草子さん:2005/10/03(月) 14:15:52
呉用のキャラを見事に描いた話だったな。
675携帯から失礼:2005/10/03(月) 15:01:57
宋江がチョウガイに公叔が好きだと告白するシーン。チョウガイのリアクションとかなんか笑えたな。
676無名草子さん:2005/10/03(月) 17:52:57
あのリアクションから察するに、公淑は美女ではない。
677無名草子さん:2005/10/03(月) 18:32:53
「李逵はお前の鉄笛を二つにしたというが、俺は四つにしてやるお」

林冲が悪態をつくとかわいい印象しかない。
678無名草子さん:2005/10/03(月) 18:33:55
ミスった・・・VIPPER口調になっちまった・・・
「俺は四つにしてやるぞ」
だった。
679無名草子さん:2005/10/03(月) 19:34:37
なぜか盧俊義が大量の便を出した。に笑ってしまった。
680無名草子さん:2005/10/03(月) 19:59:59
ベタだけど裸で暴れた遊撃隊隊長をみんなでイジるシーンと女傑二人の酒に付き合わされる阮小七&李立のシーンかな。
681無名草子さん:2005/10/03(月) 22:48:38
>>679
燕青が盧俊義の腰のあたりを押す所は、その後気マズソーで笑ったというか、引いたというか。
682無名草子さん:2005/10/04(火) 01:04:45
最終巻と読本、何日発売だっけ?
683無名草子さん:2005/10/04(火) 07:11:51
魯智信の大往生にも泣けたな

ああ、これで梁山泊の立て役者が死んだんだな、と
684無名草子さん:2005/10/04(火) 07:36:33
続編の主人公に全てを伝えて往生ってのもまたすごいな。
685無名草子さん:2005/10/04(火) 09:54:30
続編、やっぱ話しの流れ的には女真族と合流して僚を滅ぼして宋へ…て感じなのかな?
686無名草子さん:2005/10/04(火) 11:00:03

原典(120回本)では梁山泊軍が方蝋を討伐しながら疲弊し滅亡
していくのだが、北方本では田虎を討った後、官軍との決戦に突入し、
滅亡するように書かれており、方蝋は出て来ない。呉用が江南に避難用
の拠点を作っていた事を考えると、ここから続編が始まる可能性が
高い。史実では童貫が対遼の軍を方蝋討伐に当て、それが仇となり
燕京攻略に失敗する事から、この辺は燕青や武松、公孫勝の活躍が
書かれるんじゃないかな。

続編では岳飛と楊令の死闘が書かれるとの事なので、楊令が金と行動を
ともにするのは間違いないでしょう。阿骨打の弟(ウチマイ)が楊令の
事だと思ったのですが、ウチマイの別名は完顔晟で、既に北方本には
登場していて違う事が分かりました。
南宋のハト派、秦檜を動かすのに梁山泊の生き残りの工作活動が
ありそうです。
687無名草子さん:2005/10/04(火) 11:03:25
考えたくも無いが、北方氏が原典の暗黙のルールを破って来た事を
思うと、梁山泊の生き残りが敵味方に別れる可能性も無いとは
言えないねぇ。

楊令と武松は闘う事になるんじゃないか・・・。

そうなったら辛いなぁ。でもありそうなんだよな〜〜
688無名草子さん:2005/10/04(火) 11:24:01
金は結果的に北宋を滅ぼすことになるが、
対遼戦で、遼滅亡(1125)まで北宋と同盟を結ぶわけだから、
楊令が、金軍として岳飛と対峙するとは限らないのではんかいか。

方臘の乱(1120〜21)後に
湖南で「均産一揆」(1130〜35)なんて結構大きな反乱も起こってるゾ。
689無名草子さん:2005/10/04(火) 12:07:36
金と同盟するのは十分にありえると思うけど、
金の宋侵攻に楊令が手を貸すかは疑問。
金が征服しても女真の土地になるだけで、
梁山泊の目指した新しい国ができるわけでもないし。

かといって、斜陽の宋に手を貸すのは、
今までの経緯からありえない気がするし。

続編は本当、先が読めないね。
690無名草子さん:2005/10/04(火) 13:27:17
そうだな。
北方センセはキューバ革命を模して本編を書かれたそうだから、
楊令がまさにゲバラと言えるのかもしれない。
金の建国に手を貸した後、どうするんだろ
691無名草子さん:2005/10/04(火) 14:00:16
方臘の乱は許定がらみだろうが、
楊令を含めて梁山泊派の何人かが加わる。

金阿骨打と宋の同盟は、
対遼戦に重点を置かせることで、
方臘反乱への側面援助か・・・。

しかし、童貫は方臘戦に全力投入、
そこれ楊令と再対決し、廃人にされちまう。

この時期の楊令は復讐の鬼で志は空っぽ。
童貫の虚脱化で、宋あっさり滅亡。

亡国の混乱のなか、楊令の再生の物語が語られる。

なんてのはどうだろか。
692無名草子さん:2005/10/04(火) 14:33:02
北方版「岳飛伝」書いて欲しいと思ってたけど敵として描くとは…
でも楽しみだす
693無名草子さん:2005/10/04(火) 16:41:06
岳飛か。。。学費は高い _| ̄|○
694無名草子さん:2005/10/04(火) 17:06:02
>>691
早く続きを書け
695無名草子さん:2005/10/04(火) 18:54:55
>>691
そっか!許定忘れてたヨ!
696無名草子さん:2005/10/04(火) 19:57:09
方臘の乱ってマニ教による宗教叛乱じゃなかったっけか?
手を結ぶことは考えられても加わるってことはちょっと考えにくいんだけど・・・・
697無名草子さん:2005/10/05(水) 10:57:13
南宋の均産一揆を平定したのは岳飛、
楊令がこれに絡むのは間違いないだろう。
698無名草子さん:2005/10/05(水) 18:08:30
梁山泊の好漢が生まれ変わって湖賊やるが岳飛に平定される演義小説があったはず。
699無名草子さん:2005/10/06(木) 09:51:52
北方先生の完全オリジナルを…
700無名草子さん:2005/10/06(木) 11:14:29
聞煥章による扈三娘の監禁陵辱ネタは、どこにからむの?
701郁保四:2005/10/06(木) 13:17:58
                       A A
                       (・∀・)っ  扈三娘!!!!!
                   ,、-‐-、,   /,、  ⊃   俺の爪の垢を煎じて飲め!
                  i´     `;/ / `u'´
                  l       }  /
               〉    ノ  /
              ,r'´   イ   /
            ,/     ゙i   /   
          ,,-''         ノ  /
         ,r'´    )    `;、/
         i    y'ヽ       }'
         ヽ、_.ノ   }    ;'
           i    y゙゙i     i!
          l   / .l、  ノ
          ヽ__,ノ  ノ .`y'  
            ヽ,_,.ィ'  .ノ
               `ー'
702無名草子さん:2005/10/06(木) 18:40:23
続編に岳飛が登場するというのは本当?
703無名草子さん:2005/10/06(木) 19:59:54
>>702
前回の梁山泊の会で確認済み。間違いないよ。
704無名草子さん:2005/10/06(木) 20:58:22
岳飛は楊令より多少年下のハズ。
705無名草子さん:2005/10/07(金) 19:10:15
そうすると二人が戦うのは、続編の終盤になるのですか?
706無名草子さん:2005/10/07(金) 21:49:27
楊家将の続き、連載始まったね。
吹毛剣もでてきた。
707無名草子さん:2005/10/07(金) 22:14:15
>>706
詳しく
708無名草子さん:2005/10/07(金) 22:47:53
>>706
悔しく
709無名草子さん:2005/10/07(金) 23:50:08
北方謙三スレから転載

PHPから新創刊された『文蔵』って文庫型の月刊誌で、 
新連載が始まってるね。 
『血涙−楊家将後伝』 
710無名草子さん:2005/10/08(土) 01:16:48
ttp://www.php.co.jp/bunzo/

370円!安いな〜〜 買おう。
711無名草子さん:2005/10/08(土) 01:54:53
作品では、宋への怨恨もわかるし阿骨打と組むのも不自然ではないけど
金に加担して国を滅ぼして民族的にそれで良いのか?みたいな疑問はある。
それに、あんな状態の宋にでも持つ岳飛の救国の思いをどう処理するんだろ?
また、戦争馬鹿にするのは勘弁してほしいな…
712無名草子さん:2005/10/08(土) 05:12:03
岳飛は青蓮寺が取り込むんじゃないかなー、と。
国を守るという思想は李富の思想とも重なるし、年齢的にも李富は途中退場しそうな気もするし。

逆に秦檜は聞煥章が動かしそうな気もする。
713無名草子さん:2005/10/08(土) 11:11:46
面白そうじゃのー。
714無名草子さん:2005/10/08(土) 11:12:18
李富=李師師=岳飛 vs 聞煥章=秦檜
は大いにありそうだ。

それに旧梁山泊派の3派抗争ね。

それにしても秦檜・聞煥章コンビって
とってもえげつない感じで大活躍しそう!!
715無名草子さん:2005/10/08(土) 13:36:29
W李&岳飛VS聞&秦という構図になった場合に趙安や高キュウがどう絡むか気になるな。
そのころには童貫や蔡京は更迭されてるんだろうけど、この更迭も誰かが工作する可能性もあるし。


もう一つ、気になるのは許定に国のありようを語り貧困のまま死んだ人っていうのは誰か、ってことだよな。(5巻p321参照)
これが続編で許定が活躍するための布石になるかもしれない。
716無名草子さん:2005/10/08(土) 13:43:02
その人、俺も気になっていた。官軍にも素晴らしい人がいるもんだ
と思った。
717無名草子さん:2005/10/09(日) 07:34:38
文蔵読んだ。続編まではコイツでしのげそうだ。
718無名草子さん:2005/10/09(日) 08:44:10
一年後には楊令伝始めるのに血涙連載開始しちゃって大丈夫かね?
719無名草子さん:2005/10/09(日) 10:18:51
720無名草子さん:2005/10/10(月) 19:16:24
楊令伝、待ち遠しい。
721無名草子さん:2005/10/11(火) 03:42:00
20日くらい、アク禁くらってた。
せっかくいいネタ思いついたのに、すっかり忘れた。(゜д゜)<あらやだ!
722無名草子さん:2005/10/11(火) 08:20:09
「血涙〜楊家将後伝」1回目面白かった。
楊家将からそのままの流れで、意外性はないけど。
。。

北方氏の紹介文から、
楊家将から水滸伝が一つの作品と書いてあるから、
このスレ住人は読むべし。
723無名草子さん:2005/10/11(火) 10:58:29
しかしよう、楊志を死なすくらいの頃から楊家将の構想なんてあったの
かしら? たまたまだったのかな、そのへんも質問してみたい所。
724無名草子さん:2005/10/11(火) 12:44:18
>>723
おまいは、男か?女か?
725無名草子さん:2005/10/11(火) 15:03:31
腐刑を受けたのであろう。
726無名草子さん:2005/10/11(火) 17:59:42
いや、金持ちに買われて五年間女であったと見た。
727無名草子さん:2005/10/11(火) 19:25:49
腰を、押させていただきます。
728宋江:2005/10/11(火) 20:43:21
>>727
頼む。
729無名草子さん:2005/10/11(火) 21:19:59
あんまりなんでも無理矢理つなげて松本零士みたいになるのも心配だが
730無名草子さん:2005/10/11(火) 21:33:34
別に三国志と繋げようってわけでもあるまいし。
杞憂、杞憂。
731無名草子さん:2005/10/11(火) 22:18:46
三国志とはすでに致死軍つながりだが。
732無名草子さん:2005/10/11(火) 22:21:38
病関索もいるでよ
733無名草子さん:2005/10/11(火) 22:37:36
致死軍はもう名前だけ同じでやってることは別物になってるけどな。
734無名草子さん:2005/10/12(水) 17:26:07
小温候もいるでよ
735無名草子さん:2005/10/12(水) 17:27:17
北方三国志に関索出てないのにな。
736魏定国:2005/10/12(水) 23:17:11
<<733 やってる事は同じようなもんちゃう?三国志はあんまり裏の場面がなかったし、対抗する王和・高廉の軍みたいなのがいなかったし。
737王和:2005/10/12(水) 23:26:30
>>736
とりあえずアンカーのつけ方を覚えてから来い
738無名草子さん:2005/10/13(木) 05:00:33
三国志の致死軍はあくまで山岳戦用の部隊。
奇襲なんかもできたんだろうけど、ただそれだけって感じはする。
739無名草子さん:2005/10/13(木) 05:20:03
曹否の幕舎を襲ったのは水滸伝の至死軍ぽかったな。
740無名草子さん:2005/10/13(木) 09:24:16
致死軍は幕舎を襲ったことはない
741無名草子さん:2005/10/13(木) 12:15:16
>>737 言うと思ったヨ。
三国志の致死軍は山岳戦はやってなかった気がする。作られた目的は山岳戦の部隊だったけどね。董香拉致(失敗)は水滸伝の致死軍に近いモノがあるかと。資金源は税があるから塩を守る必要もないし規模も大きいから奇襲に使われたんだから、ありようは変わってないと思った
742無名草子さん:2005/10/13(木) 18:07:55
呉致死軍は目的は山岳戦で実際に使われたのは奇襲戦。
梁山泊致死軍は奇襲目的で作られたが実際はそれだけではなく、暗闘や暗殺なども主としてやっている。

部族のために闘うか、志のために闘うか、というのも大きな違いの一つの気がする。

共に調練は積んではいるのだが、呉致死軍は「山で暮らしてたから山での移動に強い」ってだけだしな。
743無名草子さん:2005/10/13(木) 18:37:55
路幽エロかった。
744無名草子さん:2005/10/13(木) 19:23:36
北方三国志スレはここですか?
745無名草子さん:2005/10/13(木) 20:12:40
もうすぐ最終巻&読本発売ですね
楽しみすぎて、ねむれないよ
746無名草子さん:2005/10/14(金) 07:41:45
なら発売日までずっと起きてろ
747無名草子さん:2005/10/14(金) 16:41:10
豹子頭と花和尚が死んだ時点でもう安心しちゃってこれ以上読む気がおきない。
748無名草子さん:2005/10/14(金) 17:19:56
もう一人、心配してやってくれ。
749無名草子さん:2005/10/14(金) 18:04:38
>>747
黄信の心配をしてやれ。
750施恩 ◆ogqaV94Za2 :2005/10/14(金) 19:36:27
僕の心配もしてください。
751無名草子さん:2005/10/14(金) 20:14:37
つか安心するなよw
752無名草子さん:2005/10/14(金) 21:49:01
楊家将後伝おもしろかった?
753無名草子さん:2005/10/14(金) 23:30:58
楊家将後伝の話題はここで良いのか?
754無名草子さん:2005/10/14(金) 23:31:38
あげてしまったのでsage
755無名草子さん:2005/10/15(土) 00:01:36
>>753
専用スレたってっからとりあえずそっち行け。
756無名草子さん:2005/10/15(土) 18:28:03
どこに?
757無名草子さん:2005/10/15(土) 18:39:11
そのぐらい自分で探しなさいよ。




http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1129298663/
758カウントダウン:2005/10/16(日) 18:14:52
ぼちぼちやるか。あとだいたい10日。
759無名草子さん:2005/10/16(日) 22:31:01
サイン会やらないの?
760ななしぞうしさん:2005/10/17(月) 13:54:18
(´・ω・`)氏欄仮名
761無名草子さん:2005/10/17(月) 14:41:52
>>759

すばる今月号に出てましたわ。

10/26 18:00〜 東京 丸善丸の内本店 03-5288-8881
10/29 16:00〜 東京 三省堂書店神田本店 03-3233-3312
10/31 18:00〜 名古屋 星野書店近鉄パッセ店 052-581-4796
11/5 13:00〜 大阪 田村書店 千里中央店 06-6831-5657
11/6  14:00〜 高知 金高堂書店本店 088-822-0161

だす。
762無名草子さん:2005/10/17(月) 19:15:33
公式更新

北方水滸伝DVDプレゼント 1000名
763無名草子さん:2005/10/17(月) 20:43:16
>>761
おぉーっし、行くぞ!!
764無名草子さん:2005/10/18(火) 01:59:09
北方が言ってる民族を描きたいという意味について、
個人的解釈でけっこうですから、解説してくれる人いませんか?
どうもいまいち、わからん。
宋代の漢民族を一つの民族としてとらえていいかどうかは議論があるが、
それはおくとして、漢民族の成熟と女直の勃興ということなのかな。
国家のしたたかさともろさの並存、国家形成期の爆発的エネルギー・・・。
もう少し深い意味をもたせている気がするのだが。
それと、民族を書きたいということと、皇帝の役割、天皇制の、
北方の作家としての問題意識の整理の仕方が見えてこない。
俺は頭悪いし、その上、一生懸命な読者じゃないので、仕方ないけど。
765無名草子さん:2005/10/18(火) 11:28:44
>>762
(´・ω・`)合計1000名にプレゼントやがな。大盤振る舞いやがな。
766無名草子さん:2005/10/18(火) 13:27:14
 林冲は信じていた。この葉書は抽選から洩れることはない。
抽選者の手は、きっとこの葉書を掴むはずだ。
 斥候が疾駆して戻ってきた。すでに999通の応募者が当選
しているという。
 林冲は、そばの郁保四に旗を伏せさせた。すべては終わった
のか。田代を使うべきだったのか。そうではない。最後の
チャンスに賭けるべきだ。
 耳もとで、風が鳴っていた。
 丘を越えた。
 DVDが見えた。応募した葉書が、包囲を絞り込まれている。
林冲は、手を挙げた。
 迷わなかった。1万の葉書の中に、俺の出した1枚の葉書
がある。
 ぶつかった。百里風は、止まらなかった。遮ろうとする者は、
瞬時も前に立っていなかった。
767無名草子さん:2005/10/18(火) 17:07:38
文体真似るんなら「チャンス」とかカタカナを使うべきではない。

30点。
768無名草子さん:2005/10/18(火) 18:03:50
    ∧_∧
    ( ・∀・) ドキドキ
  oノ∧つ⊂)  
  ( ( ・∀・) ワクワク
  oノ∧つ⊂)
  ( ( ・∀・) DVD、当たるかな?
  ∪( ∪ ∪
    と__)__)
769無名草子さん:2005/10/18(火) 18:34:30
>>764

整理してないね。多分。いいんだよ、それで。

中国の歴史の文脈だと王道と覇道ってのが出てくるが、それには見向き
もせず、ただ民主革命を成し遂げようとする男達の盛衰を描いてる。
宋についても不満に思うところはそれぞれで、皇帝が諸悪の根源だと
してるのは呼延灼くらいのもんだし。

理念より行動ってことでキューバ革命が出てくるんだろうな。

770無名草子さん:2005/10/18(火) 18:58:51
その民族うんぬんの前後がわからんので気になるが
北方の民族の定義は血流ではなく、国家に属する民と捉えてると思う。
だから、楊家将〜水滸伝。そして執筆されるであろう水滸後伝で
宋という多民族国家の興亡を通して一つの民族の隆盛を描きたい。ってとこじゃないかな?

ここまで風呂敷広げたんだ、宋が亡んでも(梁山泊が亡び忘れてられても)
志が胸にある限り、民が生きている限り我等が戦った価値はあった。みたいなヲチは勘弁してほしいな
771無名草子さん:2005/10/18(火) 20:14:15
少なくとも漢民族と契丹族と女真族の違いはでてると思う。

漢は大昔から同じ漢民族同士で争い続けてきた民族だから民族意識は低い。
契丹は北方の民族で中原のいざこざに巻き込まれ、虐げられやすい民族だった。だから国が出来た当初はまとまりは強かったけど、次第にバラバラになっていった。
女真は契丹に虐げられてきて、また国を作る途中なのでまとまりは強い。
梁山泊には志があってそれが中の人間達を結び付けるが、女真族には民族意識が志の代わりをしてるんじゃないか、と思う。


オレも頭悪いんで間違いだらけかもしれんが、とりあえずオレはこう受け取った。
772無名草子さん:2005/10/18(火) 22:18:23
da
773無名草子さん:2005/10/19(水) 03:39:54
小説すばる、立ち読みしてくるか。
774無名草子さん:2005/10/19(水) 08:48:20
>>770
間違いなく最後のオチはそれだと思うんだが。
775無名草子さん:2005/10/19(水) 10:13:10

『昔、小説の中に思想があるかどうかが問題にされ、思想がないとされたものは一段と低く見られたことがあります。
思想とは戦後しばらくはマルクス主義、今なら平和主義、人権主義、環境主義などのことを主として指すものだとすれば、
そんなものが小説と関係ないことは最初からわかっていますから、「思想がない」という誹謗は大いに結構だということになります。
その種の思想、というよりも「イズム」が表面ににじみでていれば高級な小説だとか、作家たるものはリベラルな立場に立って
ものを書かなければならないとか、最近では娯楽小説を書いている作家でも、リベラルで反体制的な言動を示せばひとかどの知識人、
オピニオン・リーダーとして持ち上げられて偉くなれるといった傾向があるのは笑止です。』

                              倉橋由美子 『あたりまえのこと』
776無名草子さん:2005/10/19(水) 10:29:46
>>764
世界各地で民族紛争が起きているし、日本を見ても近隣諸国と
きな臭い関係が始まろうとしている。一般読者の民族への関心
が高まっているから、少し考えてみようか、ということじゃないかな?
基本的には、痛快娯楽時代小説なので、皇帝の役割とか、天皇制
へのスタンスとかは、出てこないじゃないかと思うよ。
777カウントダウン:2005/10/19(水) 19:31:14
最終巻&替天行道まで、あと7日
778無名草子さん:2005/10/19(水) 20:43:24
「帝の存在」については三国志の方がくわしく書いてあるな。
その辺りの一部分のみが李冨や哀明の思想に受け継がれてるけど。
779無名草子さん:2005/10/20(木) 10:03:37
考えてみたら三国志(現状肯定したうえでの改革)と水滸伝(現状否定したうえでの改革)は逆の視点で書かれたものなんだね
今やっと気付いたよ
上の人、気付かせてくれてありがとう
780無名草子さん:2005/10/20(木) 11:59:46
ほんのりと、わろた。
781無名草子さん:2005/10/20(木) 12:54:06
>>764

「民族を描きたい」、って北方言ってたか?
立ち読みだけがから、見落としたかもしんないが。

一つの国が国内の勢力によって倒され、
別の形になることを描きたい、
といったことだったのではないか?

国内の勢力ってことは、
楊令は金軍の一員てことでなく、
方臘の乱以後の国内反乱の一員ってことだろう。
782カウントダウン:2005/10/20(木) 18:19:00
やれやれ。あと6日だ。
783無名草子さん:2005/10/20(木) 19:10:26
>>781
でも金軍との連合というのは、面白そうなんだけどなー。
784無名草子さん:2005/10/20(木) 20:37:15
岳飛の部下に阮小二の息子っていなかったっけ?
趙林との対決とかあるのかなぁ。
785無名草子さん:2005/10/21(金) 11:52:19
>「民族を描きたい」、って北方言ってたか?

小説すばるの新聞広告に書いてあった。だから、本当は本人は言ってないかもしれない。

>775

笑止。そんなことはわかってる。
北方が民族にこだわって書いた部分があるなら、
それを理解しようと思っただけ。

ただね、一つの思想やリベラリズム、リアリズムで小説を書くことによって
高級、知識人として持ち上げられるという現象自体は、確かに笑止だが、
小説って言うのは、もともと自由なもので、一つの思想や哲学をつきつめて
書いたっていいはず。思考実験のために書く場合もあり、それはそれでOK。
最終的には、作品の完成度で評価されるということだけはあるがね。
プロレタリア文学にだって、ものすごい完成度のいい作品もあるよ。
書き手が自分の好きなように書けばいいのよ。



786無名草子さん:2005/10/21(金) 12:17:47
じゃぁおまいも読みたいように読め。以上。
787785:2005/10/21(金) 14:37:59
だから、読みたいように読むために、情報や視点を求めてるわけだ。
自由に考えるためには、そのための情報が必要なんだよ。

>775
司馬遼太郎は、日本人とは何かを追求した作家だが、
彼の小説は、小説としてすぐれているから、高い評価がある。
作家自体が、思想や自らの論考を体現した小説を
書かなければいけないわけじゃないが、書いたっていいわけ。
788無名草子さん:2005/10/21(金) 15:11:51
アンカー>>でたのむ。
789無名草子さん:2005/10/21(金) 18:09:25
>>787
北方氏の場合は、その時代、その地域の思想をえぐり出すと言うよりは、
自分の思想を仮託するという側面が強いから司馬氏と同列には扱えないと思うが。
790無名草子さん:2005/10/22(土) 00:08:45
>>787
情報なら10/26発売の読本で充分だろう。そこに今までの対談が
出てるから、それ読んで自分なりに納得してくれ。

>書いたっていいわけ。
書いたっていいよ。思想的だから娯楽性が無いとも言えない
わけだから。司馬遼太郎が「司馬史観」などとレッテルを貼られる
のを嫌ったように、北方にとっても思想的なレッテルを貼られるのは
嫌うだろう。

基本は自分らが体験した学生運動の腐った部分と、ゲバラ、カストロの
美しきキューバ革命を念頭に置いた反体制の虚実。しかし、それすら
舞台設定でしかないだろうな。


791無名草子さん:2005/10/22(土) 08:47:25
>>775

日本のプロレタリア文学が、ひからびたチーズみたいな、特殊な狭い世界ばかり
描いている日本の私小説へのアンチテーゼの役割を果たしていたということはヌルー
ですか?ノーベル文学賞はゴミですか?
792無名草子さん:2005/10/22(土) 10:25:43
ノーベル賞に限らず、文学賞は無意味だな。
自分の読みたい本を読む。
賞のブランドで自分の好みが変わる訳じゃないからな。

もちろん、賞のブランドを楽しむ人の存在を否定する気はないがね。
793無名草子さん:2005/10/22(土) 14:07:53
水滸伝を書き始めた頃のインタビューで、キューバ革命に触れた。
以来、これについて訊ねられることが多いのだが、実はそれほど
関連があるわけではない。晁蓋=ゲバラ、宋江=カストロと一応は言える。
しかし、第2巻で、晁蓋が50人ばかりの小部隊で官軍の輜重を襲った
場面以外では、ゲバラを彷彿とさせる叙述はないはずだ。
あくまで、晁蓋も宋江も、北方水滸伝の晁蓋・宋江なんだよ。
794無名草子さん:2005/10/22(土) 15:40:05
まぁ、あくまで書こうと思った原因の大きな一つ、って感じだろうな、キューバ革命は。
795カウントダウン:2005/10/22(土) 18:57:37
あと4日
796無名草子さん:2005/10/22(土) 19:34:42
>>793,794
そういう事だな。
797致死軍:2005/10/22(土) 21:36:05
林厨って梁山泊の中では一番、自ら綽名を名乗るセリフが多いんだが・・・・・


ひょっとしてちょっとカッコよいとか自分で思ってるのかねぇ。
798黒騎兵:2005/10/23(日) 09:53:07
>>797
ソンナコト、無イト思ウヨ
799無名草子さん:2005/10/23(日) 12:27:59
>>795
最終巻も気になるが、続編はもっと気になる。
800無名草子さん:2005/10/23(日) 12:40:01
魯智深の存在が大きかったからね。続編の雰囲気は、かなり変わる気がする。
他のキャラの魅力を引き出すのが上手い稀有のキャラクターだったよ。
801無名草子さん:2005/10/23(日) 12:48:54
武松も続編では多少、変わってくると思う。
魯智深の代わりはできないと思うが、それに近い存在にはなるかも。
802無名草子さん:2005/10/23(日) 13:57:19
楊令と武松の関係が微妙だよな。
「宋江殿は私がとどめをさした」なんて簡単に言っちゃうと思うし。
803無名草子さん:2005/10/23(日) 14:09:32
落ち着いたらきちんと理解するだろ、武松なら。

というか、そうあって欲しい。。
804無名草子さん:2005/10/23(日) 14:44:56
楊令より許せないのは公孫勝だろ
805無名草子さん:2005/10/23(日) 15:57:56
続編予想。
やさぐれて虎を素手で殴り倒した楊令を、
武松が迎えにいって、子午山へ再送還。
806無名草子さん:2005/10/23(日) 18:21:25
ループしてるじゃん。
807無名草子さん:2005/10/24(月) 15:50:21
11月6日(日) 21:54〜
テレビ東京「ソロモン流」
水滸伝完結を迎え、北方謙三の仕事とプライベートライフを追う
ドキュメンタリー。


11月20日(日)8:00〜(再放送は21日0:00〜)
NHKーBS2 「週刊ブックレビュー」 

10月23日(日) 12:00〜
NHK FM 「日曜喫茶室」
808無名草子さん:2005/10/24(月) 19:46:23
このうち聴けるのは、NHK FM 「日曜喫茶室」 だけか。。
809無名草子さん:2005/10/24(月) 20:51:59
発売日今日かと勘違いして、本屋駆けずりまわっちまった
810無名草子さん:2005/10/24(月) 22:55:02
いつも二日前には置いてる本屋に行ってみたがなかった。
そのくせ一〜十八巻までの帯は変わってた。
色は黄色で、全十九巻完結と書かれてた。
811無名草子さん:2005/10/24(月) 23:07:24
北方先生のサイン会行きたいが東京在住だが今月一杯出張で大阪滞在…
みごとに日程が合わん…orz
812無名草子さん:2005/10/24(月) 23:19:45
>>811
梁山泊の会行けばいい
813無名草子さん:2005/10/24(月) 23:30:27
今日早売りゲトー。
一気に読みきってしまった。明日からまたゆっくり読み直すことにしよう。
814無名草子さん:2005/10/24(月) 23:35:33
オレもゲッツ。魔神。
815祭京:2005/10/25(火) 15:03:10
呼んだ?
816無名草子さん:2005/10/25(火) 17:00:54
明日か?
817無名草子さん:2005/10/25(火) 18:06:44
早売りゲット。いちおう読本の内容書いておく。

・十数人の小説家等のコメント
・すばる連載時リード全部
・表紙の絵がどれが誰なのか
・人物辞典(詳しく読んでいないが、公式HPのやつに加筆したものかと)
・連載中に交わされた北方と編集者等との連絡会話
818無名草子さん:2005/10/25(火) 18:28:49
最後のは、面白そうだな。
819無名草子さん:2005/10/25(火) 18:48:07
水滸伝って売れたほうなの?
全巻で80万部とかダヴィンチでみた記憶あるけど
820無名草子さん:2005/10/25(火) 19:45:11
単純に巻数で割ると一巻、四万強か。
誇張を差ッ引いても、それなりに売れた方だろう。

俺は自分が楽しめればまぁいいけど、楽しめる作品を書いてくれた作者に、
それなりの見返りを受けて欲しいとは思う。

ところで解禁いつ?
821無名草子さん:2005/10/25(火) 20:07:43
とりあえず今週一杯は待ってあげたら?
822無名草子さん:2005/10/25(火) 20:23:48
テンプレのルールに従うなら来週の土曜日午前0時だな。
823無名草子さん:2005/10/25(火) 21:26:39
三国志の時も思ったんだけど中国の人が北方水滸を読んでもおもしろいと思うんだろうか?
読本に王さん(誰かは俺知らない)の好意的な感想らしきものが載ってたけど…
日本の文化をほとんど知らない中国の人が読んだらどうなんだろうか?
824無名草子さん:2005/10/25(火) 21:41:11
だいぶ日本人向けにはなってると思うが。
燕青の体術なんかも中国の武術よりも日本の柔術に近いと思うし。

なにより原典愛が向こうのほうが強いだろ。
日本人の作家がオリジナリティ加えたことに立腹する人もいるかも。

儒教的な考えが強い人なんかだと童貫の活躍ぶりは嫌うだろうし。
825無名草子さん:2005/10/26(水) 01:23:39
早売りゲト
速攻で読んだ
泣いた・・・
826無名草子さん:2005/10/26(水) 07:31:33
公式人物辞典更新。
最終巻で死んだ人が赤札になってる+ちょっとだけ加筆。
827無名草子さん:2005/10/26(水) 09:51:26
メル欄がコロッと騙されてるのに違和感
828無名草子さん:2005/10/26(水) 11:33:24
買いに行く。
829無名草子さん:2005/10/26(水) 14:16:05
>>823
もう学年上がったから授業もなく接点もないが、おいらの学校の2外で中国語(北京官話)担当な台湾人
講師は水滸伝大ファンだった
北方三国志もマンセーしてた
噂だが関羽死亡のくだりとかは暗誦できるらしい
830無名草子さん:2005/10/26(水) 14:32:17
(´・ω・`)メル欄、やっぱり赤字やがな。
831無名草子さん:2005/10/26(水) 15:17:32
林冲がいれば・・・あの時、扈三娘がコケなければ・・・!
832無名草子さん:2005/10/26(水) 21:31:46
明日の夕刊フジに作中に出てきた料理を再現しました
という記事が載るよ
833無名草子さん:2005/10/26(水) 22:15:26
読本の頁89の二行目後半が何故か哀愁を誘う・・・・・・
834黄信:2005/10/26(水) 22:38:47
扈家荘
 け
835無名草子さん:2005/10/26(水) 23:42:37
魔神ゴーッ
836無名草子さん:2005/10/27(木) 02:54:02
単行本だと史進を足止めした兵数が林冲の半分だったのが同数に増えてるね
837無名草子さん:2005/10/27(木) 11:12:10
読本「替天行道」の編集者からの手紙は面白い。
俺たちも、次回はどういう展開なんだろう、誰が出てくるんだろう、
と予想をして、愉しんでいたもんだ。
838無名草子さん:2005/10/27(木) 11:37:49
>>833
呉用にもファンはついてるんですけど?

>>832
なんだろう?季節からすると、阮家の鍋か?

>>831
林冲は18巻あぼ〜んでいいんだよ。今までも、梁山泊が劣勢になる
場面では、必ず林冲は外されていた。超人的な強さが邪魔になるんだ。
839無名草子さん:2005/10/27(木) 11:43:06
新刊案内に「替天行道」のはじめの部分が書いてある。

「道は、天が行うものなり。人が・・・・・るは、その志のいかんによる。」
・・・・・部分は、噂の黒旋風李逵が隠していて、読めない。
840魯智深:2005/10/27(木) 11:59:56
>>839
その「替天行道」は偽造。北方謙三氏の署名がある。
841無名草子さん:2005/10/27(木) 12:24:38
童猛「兄者。兄者を殺すように進言した犯人がわかったぞ」
童威「俺も、昨日読んだ」
童威「化けて出るか、兄者?」
童猛「そうもいくまい。メル欄は死んだし」
童威「俺たち、そんなに区別しにくいのか、兄者?」
童猛「俺たちですら、間違えるほどだからな、弟よ」
842無名草子さん:2005/10/27(木) 13:41:04
どうやら続編は、10巻以上の大作らしい。
しかも、すばる連載。ここもまたにぎやかになるな。
843無名草子さん:2005/10/27(木) 18:03:22
>>837
俺の予想が当たったもの
 施恩の登場時期、樊瑞・項充・李袞の登場時期

まったく予想外だったもの
 関勝と張青かな。
844無名草子さん:2005/10/27(木) 18:12:18
董平も意外な登場のしかただったと思わん?
845無名草子さん:2005/10/27(木) 19:23:06
それを言い出すと、第1巻は驚きの連続だったよ。
盧俊義・燕青は、最初から出てくるし、林冲・安道全・白勝のトリオ
なんて、誰も予想できない。俺は、阮小五の登場のしかたが好き。
846無名草子さん:2005/10/27(木) 19:23:12
ふと思ったんだが
楊令ってSWのアナキン=スカイウォーカーに
なんとなく似てないか?

・幼い頃からツライ目にあう
・戦の天才
・顔に傷がある
・暗黒面に堕ちる

…チラシの裏スマソ
847無名草子さん:2005/10/28(金) 00:53:52
>>846
どれほど暗黒面に堕ちようと、子午山でリセットできます
848玉和:2005/10/28(金) 01:00:09
いつ暗黒面に落ちたんだ?
849無名草子さん:2005/10/28(金) 01:04:36
これから暗黒面に堕ちるんだろ?
850無名草子さん:2005/10/28(金) 02:18:01
DVD応募した?
本の帯の端でも、切りたくなくて迷ってるんだけど
851無名草子さん:2005/10/28(金) 05:52:20
替天行道の旗がある限り、汚れはしても完全に暗黒面に落ちきっちゃうってことはないと思うけど。
汚れる、たって別に悪事を行うってことじゃなく「人間臭く」なるってだけだろうし。


>>850
もう一冊買え。
852無名草子さん:2005/10/28(金) 08:31:02
コピーしちゃだめかな
853無名草子さん:2005/10/28(金) 11:21:02
ドウモウ「兄者、カタカナ半角にしてみたぞ。これなら紛らわしくなかろう?」
童威「もっと早く北方さんに教えてやればよかったな」
ドウモウ「>>852。応募券のコピーはダメだぞ。俺たちと同じになるからな」
854無名草子さん:2005/10/28(金) 13:37:53
読本を読んで思ったのは皆若いね、史進と楊令が一才しか変わらんのも驚いた。
855無名草子さん:2005/10/28(金) 14:00:18
>>854
お前は勘違いをしている。
856無名草子さん:2005/10/28(金) 14:28:49
>>854
かんちゃん、驚いたふりして、誤植をチクってはだめぞなもしー。
857無名草子さん:2005/10/28(金) 14:46:57
ラストに近づくにつれ呉用殿が愛おしく感じらる今日このごろ…(´・ω・`)ショボーン
858無名草子さん:2005/10/28(金) 16:52:36
何故かラスト泣けなかったヨ。なんか終わりに無理やりもってってない?気のせい?
859無名草子さん:2005/10/28(金) 17:37:00
〈〈854 〉〉854
860854:2005/10/28(金) 17:39:33
すいません。マジで勘違いしてました
861無名草子さん:2005/10/28(金) 18:48:01
メル欄はちゃっかり逃げたかと思ってたけど、公式では名札が赤になってたな
862無名草子さん:2005/10/28(金) 18:55:58
>>858
まあ19巻も、盛りだくさんだったから、仕方ないべ。
大方の予想どおりのラストだし。
しかし、梁山湖に飛び込むというのは、爽やかではあった。
863無名草子さん:2005/10/28(金) 20:32:39
しかしなんか呉用と公孫勝の間には友情っぽいものがあるな。
オレだけか?そう思ったのは。

呉用が初めて拷問した時もちゃっかり様子見てたし、林沖が死んだときもわざわざ公は呉の所に行って酒飲んでたし。
呉の方もなにかと公を頼りにしてたみたいだし。

そんでもって最終回のあの会話。
なんかお互いを理解してる、という感じだったような気がする。
864無名草子さん :2005/10/28(金) 22:17:33
終わってしまったね
ハードカバーでずっと読んでたが
2000年10月からか 5年の付き合い
全ての夢が終わってしまった…
865無名草子さん:2005/10/28(金) 22:31:55
公孫勝、林冲、呉用。

ある意味ストレートにものを言い過ぎる不器用な連中w
866無名草子さん:2005/10/28(金) 22:39:35
楊春も赤札か。なんとなく生きているのを期待させたがなぁ。
陶宗旺は生き残ってるな。
867無名草子さん:2005/10/28(金) 22:45:59
>>861
あれでちゃっかり南の拠点に現れたら、李俊あたりに首を刎ねられるんじゃないか?
何となく。
868無名草子さん:2005/10/28(金) 22:46:46
王進道場出身者が死なないのは仕様ですか??
869無名草子さん:2005/10/28(金) 22:57:00
>>868
なんか、彼らは死なないような気がしていたし、死なせにくかったんでしょうか

馬燐だけは、死ぬと思ったんだけどなあ。。。
870無名草子さん:2005/10/29(土) 00:57:03
だいたいオリジナル通り死んだのか。まぁ一部オリジナルじゃ死んでない奴も死んだ奴もいたけどな。
おまいらは何に一番感動した?俺は林仲が死んだときに公孫勝の流した涙かなぁー。長文スマソ
871無名草子さん:2005/10/29(土) 01:15:33
>>870
死ぬ場面ではないが、白勝が生辰崗奪取計画の打ち合わせで
孔明孔亮にタンカ切ったところかな。ぶわっと来た。
872無名草子さん:2005/10/29(土) 01:31:59
なんか今日読み終ったんだが、なぜかいい漫画、いい小説に出会うと完結まで読んだ時、どうしようもない切なさを感じるのは俺だけか?つか続編出るの本当か?
873無名草子さん:2005/10/29(土) 04:35:54
「楊令伝」本当でつよ。
読本でセンセが来年秋から書くって言ってるよ。
楽しみだね!


ジジイ系のキャラ一人残しといて欲しかった。
ジジイ系好きなんだよね。
874無名草子さん:2005/10/29(土) 04:55:19
この先、楊令が日向景一郎ばりの鬼畜外道キャラになるような気がしてならん。
それはそれで面白そうではあるが。
875無名草子さん:2005/10/29(土) 07:21:22
>>873
杜興のジイ様がいますよ。武闘派ではないけど。
876無名草子さん:2005/10/29(土) 07:44:48
魏定国の火薬の入った瓢箪を何個もぶらさげて、あたり構わずブン投げまくるテロリスト楊令
877無名草子さん:2005/10/29(土) 10:52:54
赤い火傷の跡があるからといって、楊令の渾名が赤面獣にならなくて本当に良かった。
878無名草子さん:2005/10/29(土) 10:59:08
まったくだ
879無名草子さん:2005/10/29(土) 11:08:21
>>868
王進が子午山にいるという情報は、すでに禁軍がつかんでいるよ。
当然、青蓮寺も知っているだろう。いまさら王進を捕縛する必要は
ないと思うが、梁山泊残党が子午山へ落ちて行くならば、話は別。
続編では、王進は他へ転居するんじゃない?
880無名草子さん:2005/10/29(土) 11:32:47
生存者まとめ〔OHP人物辞典より〕

(武将系) 呼延灼 張清 史進 楊令 李俊 郭盛 項充 扈三娘
       陶宗旺 童猛 馬麟 鮑旭

(軍師系) 宣賛 杜興

(刺客系) 燕青 公孫勝 顧大嫂 戴宗 武松

(職人系) 金大堅 阮小二 皇甫端 蒋敬 蕭譲 王定六
       段景住 張横 白勝

(兵站系) 蔡福 曹正 孫二娘 孟康 李立
881無名草子さん:2005/10/29(土) 11:35:22
>>879
禁軍が独自の情報網をもっているとは考えにくいから、
最初につかんだのは青蓮寺だろう。知っていて放置
ということも考えられる。
882無名草子さん:2005/10/29(土) 12:13:22
高キュウの手の者も梁山泊に潜入しているのなら王進の居場所を先に禁軍が知ったとしてもおかしくはない。

李富の梁山泊撲滅への執念を思えば、なにか必然性がない限り、知っててほかっておくとも考えられないが。




聞換章が独自に掴んであえて李富に情報を渡さなかったとも考えられるが。
883無名草子さん:2005/10/29(土) 12:18:04
>>880
二世系で、即戦力は、カクキン、花飛麟かな。
張平、秦容、侯真あたりは、まだ幼い。
呼延灼の子、扈三娘の子、白寿の子は、男か女か忘れた。
884無名草子さん:2005/10/29(土) 12:24:20
>>882
そういえば、宋江・カクキン隊にも間者を送り込んでいるという叙述があった。
885無名草子さん:2005/10/29(土) 12:25:59
許貫忠、唐昇は、どうやら味方っぽい。
あと張清とともに入山し、下級将校をしていた山士奇・黄エツ。
李俊の闇塩仲間で、費保、上青、ゲイ雲、テキ成というのもいる。
北方本に名前が出てきたのは、費保だけかもしれんが。
886無名草子さん:2005/10/29(土) 12:49:48
>>863
呉用は命令口調で話すから嫌われるんだが、公孫勝とは同格という意識
があるから、命令はしない。そんなところだろう。
公孫勝は、見るべきところは見ているから、呉用の苦労に共感するところ
はあるんだと思う。
887無名草子さん:2005/10/29(土) 12:55:10
>>872
いい映画もそうだよね。ラスト10分ぐらいになると、「頼む、終わらないでくれ」
と哀願したくなる。みょーに寂しい。
888無名草子さん:2005/10/29(土) 13:59:53
間者がいないな。医師は、文祥・毛定と揃っているから、白勝を
間者にもどすか?
889紫髯伯・皇甫端:2005/10/29(土) 14:26:57
早く続編読みたいわー。あと一年またにゃあかんのか。続編はだいたい全10巻だそうな。なんとか生き残った頭領達にはまた活躍してもらいたいな
890無名草子さん:2005/10/29(土) 14:29:06
>>888
候真。
実の父が間者だし、今、近くにいる顧大嫂と孫二娘の夫も間者なんでそれ相応の教育はできてると思う。
武術も学問もできる間者として燕青の弟子になるってのもカコイイ。
891煌 ◆7KR.e180t. :2005/10/29(土) 14:36:21
三国無双知らなくても大丈夫かな
892無名草子さん:2005/10/29(土) 14:55:28
>>890
なるほど。白勝もやっと手に入れた医師のステータスを離さないよな。
893無名草子さん:2005/10/29(土) 15:29:16
>>885
19巻には「揚州」の文字がたくさん出てくる。費保たちは太湖の塩賊だから、
登場する可能性は高いよね。
894無名草子さん:2005/10/29(土) 15:33:31
許定はどこ行った
895無名草子さん:2005/10/29(土) 15:53:35
人が集まらなくて、四苦八苦してるんじゃないか?
896無名草子さん:2005/10/29(土) 16:03:48
>>866
成長キャラの中でも、もともと才能があった史進・楊令とちがい、
楊春を育てるには、北方さんも時間をかけた。やっと一人前に
なったところで、もう他に行くべき場所がなくなったって感じ。
897無名草子さん:2005/10/29(土) 16:25:20
>>865
呉用は、今でもいい仕事をしている。敗戦後の再起のためのルートを作って
おく仕事は、呉用にしかできない。それ以上は黙っていればいいのに余計な
口出しをして、嫌われているんだろう。楊令に命じた「宋江を守れ」は痛い。
898無名草子さん:2005/10/29(土) 16:49:57
唐昇が簡易な砦を築いているとあったから、何割かの将士はそこに
逃げ込むんじゃないかな?
許定に関しては、原典の方臘の配下に同姓同名の人物がいるのが気になる。
899無名草子さん:2005/10/29(土) 17:20:09
地理的に言えば騎馬隊の連中(楊令除く)は北の拠点、水軍&歩兵の連中(陶宗旺除く)は南の拠点にまず向かうだろうな。

索超が生きていれば唐昇との絡みも楽しみだったんだけど・・・・・
残念。


2世キャラは楊令とカク謹と張敬以外、実戦での経験が足りないなぁ。
数年経てば張平と候真は年齢的には闘える年齢になるな。
呼延灼の息子も13歳だから数年経てば闘えるな。



って好漢の息子だから闘うってのもなんだかなぁ。と、ふと思った。
それぞれの場所で平穏に暮らす二世がいてもいいんじゃないかな。
親はそれが望みだろうし。
闘うにしても親の敵討ち以外のしっかりとした志は欲しいなぁ。
900無名草子さん:2005/10/29(土) 18:41:49
>好漢の息子だから闘うってのもなんだかなぁ。と、ふと思った。

そうだよな。戦国武将とかだと、当然息子も武将なわけだが、
水滸伝の好漢は、そうとは限らない。
901無名草子さん:2005/10/29(土) 19:22:43
なぜ徐寧は、あっけなく死んだのか?

@楊春・黄信の最後を描いて欲しいという要望が強かったので、徐寧スルー
A童貫との直接対決だったため、董平の名誉のために、徐寧即死
B陳達は、過去の経緯から、詳細に描かないと、作者が義理を果たせないので、徐寧スルー
C童貫に借りがあるのに、躊躇なく禁軍を去ったので、童貫激怒して徐寧即死
D解珍秘伝のタレで鹿肉食った数少ない好漢の一人なので、もういいだろう?で、あぼ〜ん
902無名草子さん:2005/10/29(土) 19:47:28
>>889
耐えろ。1年なんてすぐだ。しかし、皇甫端は、続編連載開始前に老衰死するかもしれん。

>>891
???
903無名草子さん:2005/10/29(土) 20:17:10
索超と解宝は生き延びてほしかった
904皇甫端 ◆eqCH9YF1RQ :2005/10/29(土) 20:22:48
老衰ヤダー(´Д`)
905無名草子さん:2005/10/29(土) 21:08:22
久々にここも人が増えているって感じだな。

花飛麟て、最初文字と音の綺麗さから、勝手に女と思って読んでしまった
息子って書いてあんのにな・・
906無名草子さん:2005/10/30(日) 08:53:05
解宝と徐寧が可哀想。
907無名草子さん:2005/10/30(日) 11:58:57
朱富も呂方もかわいそう
908施恩 ◆ogqaV94Za2 :2005/10/30(日) 12:24:48
僕も可哀想?
909無名草子さん:2005/10/30(日) 15:35:30
昨夜、読み終えた。ラストの宋江と楊令の会話に、心を洗われました。
今、人気投票をすれば、宋江さんも、上位にランキングされていたのに、残念。
910二竜山ベテ ◆gWhxQ8BxWg :2005/10/30(日) 15:51:38
童貫がひつこく攻めてきていたから、なかなか書き込めなかった。
隊長の楊春を死なせたから、副官の俺としても、忸怩たる思いがあったしな。
武松は「退け」と言ったんだが、楊春は、ここが勝負どころと見て、
突入したんだ。勇敢な漢さ、隊長は。

青蓮寺に追われているから、長居はできないんだ。さらば。
911無名草子さん:2005/10/30(日) 16:30:29
>>903
つーか索超の戦死後のシーンは、ちょっとねー。
索超の死を受け入れ、追悼ムードに浸ろうとしていたら、
扈三娘がしゃしゃり出てきて、「また王英に助けられた」とか言って、
索超追悼から、王英追悼に急変。
912無名草子さん:2005/10/30(日) 16:54:27
>>906
>>907
なにしろ19巻の犠牲者は、過去最高の23名だからな。
1人の死に6頁費やしたとして、それだけで138頁。
とても全員というわけには・・・
913無名草子さん:2005/10/30(日) 17:05:33
一番報われない死を与えられたのはコウクンだろ?
仲間にまで疑われて…
914無名草子さん:2005/10/30(日) 17:09:39
楊志や雷横の頃と違い、数万人の大軍どうしの激突を描いているから、
個人の描写が少なくなるのは、勘弁。カメラを引いて、戦の全体を描くから、
一人一人は小さくなってしまう。そんなときに、死んでしまう好漢もいる。
915無名草子さん:2005/10/30(日) 17:26:59
>>913
侯健だね。戴宗が疑っていた。
これは戴宗のパーソナリティの問題だろう。公孫勝ほどではないにしても、
戴宗もシニカルな性格だから。解珍は、侯健を信頼していたよ。
916無名草子さん:2005/10/30(日) 17:46:17
>>910

あれ?ベテって戦死したんじゃ?w
917無名草子さん:2005/10/30(日) 18:14:19
>>916
うん、梁山泊撤退の時に逃げそびれて死んじゃったよ。
918皇甫端 ◆eqCH9YF1RQ :2005/10/30(日) 18:25:49
人気投票ってやったの?
919無名草子さん:2005/10/30(日) 18:36:32
楊雄

原典でも、石秀の陰に隠れていたが、北方本でも、石秀の活躍には
及ばなかった。自己の星である「天牢の星」においても、脇役っぽい。
高廉との最後の戦いが読める「地狂の星」には、参加すらしていない。
その流れで、最期も地味。印象に残るのは、江州戦で梁山泊軍の
先着部隊となり、李俊・穆弘と会った場面か。原典以上に活躍した
王英・樊瑞・ケ飛に比べて、ちょいとカワイソ。
920無名草子さん:2005/10/30(日) 18:38:54
長く致死軍をやっていたという点と致死軍でありながらそれに倦んでいたあたりが特殊といえば特殊だったがな。
921二竜山ベテ ◆gWhxQ8BxWg :2005/10/30(日) 18:49:06
>>916-917
俺ぐらいの古参兵士になると、影武者の一人や二人はいる。
戦場では、志よりも、生きのびる知恵が大事だ。

>>918
皇甫端は、何票集めたのだろうか?
922無名草子さん:2005/10/30(日) 19:27:34
鄒潤

18巻で見せ場をもらったので、19巻では乱戦の中で死ぬ。
ただし、見せ場と言っても、武勇を誇るものではなく、内省的なもの。
兄の鄒淵は、史進フルチン・ネタにからむなど、明るいキャラだったが、
それとは対照的だ。
923無名草子さん:2005/10/30(日) 19:29:09
呉用は本当に自害したのだろうか?
死んだという描写はどこにもないからね。皆がそうだと思ってるだけで…
あんがい次作で生きてたりしてなw
宋軍に自害する前に捕まって捕虜にされてたりしたら自然なんじゃ
924無名草子さん:2005/10/30(日) 19:32:17
記憶喪失で名前を変えて童貫の幕僚になってたりしてな。
925無名草子さん:2005/10/30(日) 19:43:54
>>924
それだと、呉用である必要はないような・・

それにしても、武松はまた大切な人を失ってしまったのだな
926皇甫端 ◆eqCH9YF1RQ :2005/10/30(日) 22:13:56
公孫勝、次回作は話の中盤の方に出るかもしれんな。
武松に殺されちまう(ノД`)
927無名草子さん:2005/10/30(日) 22:14:42
>>924
それなんて楊家(ry
928無名草子さん:2005/10/31(月) 10:39:25
>>927
warata
929無名草子さん:2005/10/31(月) 11:22:55
石勇

軍隊とは別行動が多いので、間者を描こうと思うと、別に視点を設定せざるを
得ないことが多い。石勇の場合は、祝家荘戦で活躍したが、視点デビューは、
18巻「天敗の星」(阮小七)だ。童貫軍の動静を探り、連環馬による勝利を導く。
時遷は単独で行動する職人タイプの間者だったが、弟子の石勇は集団で行動
する。伊賀と甲賀の違いに似ている。ただし、死ぬときは、単独行動だった。
930無名草子さん:2005/10/31(月) 11:44:50
>>920
青蓮寺が袁明を暗殺した後、二竜山へ行かされた。ひょっとして、二竜山
で通常部隊の隊長をやるのかと思った。しかし、楊雄の希望はかなえられず、
致死軍として死んだ。「天牢の星」の燕青とのからみは、またーりしてて好き。

>>923-925
呉用生存説、また出てきたな。人物辞典の赤字が釣りという可能性もあるしな。
931無名草子さん:2005/10/31(月) 15:32:32
朱冨

108人の好漢中、他人のぼやきを聞いた回数が、最も多いのが、この男。
林冲・史進は上客。紫進のツケで飲むので、債権回収が確実だった。
タチが悪いのは、黄信・単廷珪。しかし、彼らの飲食場面があったことから、
負傷休養中の将士にも、梁山泊は、十分な給金を支払っていたことが判明した。

初登場は、第10巻「地刑の星」。張青が負傷した朱貴を、梁山泊に運んだ場面。
視点デビューは、第12巻「地蔵の星」。
932無名草子さん:2005/10/31(月) 16:41:48
扈三娘は死んで欲しかったなぁ……。あいつの近くにいた人間が何人死んだ事か……。おまけに林ちゃんと王ちゃんを身代りにしやがって………(ノД`)
933無名草子さん:2005/10/31(月) 17:14:54
>>932
扈三娘は続編で化けるかなと期待してるんだが。

というか、死んだら聞煥章が白髪になって、
パワーアップしてしまう。
934無名草子さん:2005/10/31(月) 17:16:28
鄒潤も、扈三娘の犠牲者かもしれない。
935無名草子さん:2005/10/31(月) 17:19:50
陳達

少華山・清風山は、北方本には珍しく、頭領の顔ぶれが原典と同じ。
その上、初登場時の性格も、原典の香りがする男が多い。
第1巻から登場しているが、阮小五を連れて逃亡した場面が印象に残る。
堅実な中堅将校で、騎馬も、歩兵もこなす。
すばる派だけが知る陳達と朱武の関係は、最期の場面を描いたことで、
不問に付してくれ、というのが、作者のメッセージ。
936無名草子さん:2005/10/31(月) 18:38:52
>>934
直接被害は、あと郁保四と祝家の人々だな。
あと扈三娘が給仕をしないので、代わりにやっていた馬麟も被害者。
937無名草子さん:2005/10/31(月) 18:41:12
徐寧

19巻のサプライズ、第一弾。
読者はびっくりしたと思う。天コウ星が視点抜きで死ぬはずがない、
というのが『北方水滸伝』の約束事だったからである。私は最後の
最後まで、約束事を破りますから、と宣言したつもりであった。

賽唐猊と鉤鎌鎗法のイメージが強すぎるのが、徐寧の不幸。
穆弘・李俊が入山後ブレイクしたように、徐寧の成長を願った読者
も多いだろうが、鎗騎兵の調練に時間を費やしたため、将軍格に
までは至らなかった。
938無名草子さん:2005/10/31(月) 18:42:34
あっ、超兄貴。
939無名草子さん:2005/10/31(月) 18:53:09
扈三娘はなんであんなにしょっちゅう落馬するんでつか?
騎馬隊の指揮官なんだからもっと乗馬の腕を磨いて欲しいでつ。
940無名草子さん:2005/10/31(月) 19:09:16
馬が扈三娘のこと嫌いなんだろ。
941無名草子さん:2005/10/31(月) 19:30:32
サイン会行って来たーー!
緊張した・・・
942無名草子さん:2005/10/31(月) 19:32:16
>>932
王英が死んだとき、いい加減お前が死ねよ
と心から思いました。

>>933
パワーアップワロタ
943無名草子さん:2005/10/31(月) 19:37:50
「替天行道」の川上健一氏との対談に、顧大嫂と孫二娘が、李立・阮小七
を相手に、酒を飲んで大暴れした話の元ネタが出ている。ワロタ。
944無名草子さん:2005/10/31(月) 20:07:22
張順

甥の張敬の命を助けて死んだ。張順の後継者は決まり。
李逵との水中戦が印象に残る。李逵とのからみがもっと読みたかったが、
持ち場が違うから、その後、顔を会わす場面はなかったような気がする。
北方本では、軍隊の指揮命令系統が、近代の軍隊に近い。そのせいか、
梁山泊水軍も李俊の水軍というイメージだった。
張順の潜水部隊は、一度は威力を発揮したが、手の内を宋軍に読まれ、
不沈艦を造られてしまった。
945無名草子さん:2005/10/31(月) 20:27:27
>>938
想像したら吹いた。
おかげでキーボードがコーヒーまみれになっちまったじゃねぇか。
946無名草子さん:2005/10/31(月) 20:44:50
>>937
索超の視点も書かれてないぞ
947無名草子さん:2005/10/31(月) 21:30:06
百里風が死んだ後もしばらく走っていたシーンで泣いた。
948無名草子さん:2005/10/31(月) 23:27:01
>>938
同じくサイン会に行って来た。
帰宅後自分の名前が入ったサイン本をしみじみ見て思った。

渾名を横に書いてもらえばよかった。
949無名草子さん:2005/10/31(月) 23:58:42
>>932,>>942
そういえば、晁蓋が死んだときもコイツ近くにいましたね。
950無名草子さん:2005/11/01(火) 00:13:55
もう喪門神扈三娘でいいよ
951無名草子さん:2005/11/01(火) 01:00:27
王英と海堂の花のまぐわいで興奮した。
こんな僕は聞カン章
952無名草子さん:2005/11/01(火) 08:03:06
宋万の死様かいて散々叩かれた俺だったら書いてもいいよ
953無名草子さん:2005/11/01(火) 11:44:32
花栄

戦って死んでゆく好漢を描いた中では、花栄が19巻のベストか?
それにしても趙安は、死なない。
花飛麟よ、父の仇を討て!
花栄は、第1巻から登場していた。渋い働きをしていたが、
流花寨建設後、その才能を開花させる。

ちなみに、第1巻から完結までの完走ランナーは・・・、

史進・燕青・鮑旭・武松・白勝・阮小二
954無名草子さん:2005/11/01(火) 11:51:57
>>950
呉用の後継者は決まったな。
955無名草子さん:2005/11/01(火) 12:54:02
魏定国

死を目前にして、花栄に話した言葉は、カッコよかった。
あの一言で、魏定国は男を上げた。
凌振の瓢箪砲は、こいつに見せてやりかったな。
魏定国・単廷珪・呂方・郭盛の書き分けには、苦労した。
闘う男という以外に、これといった個性を、原典が提供して
くれないからだ。魏定国については、神火将のイメージを
敷衍してみたのだが、どうだったろうか?
956無名草子さん:2005/11/01(火) 13:13:27
梁山泊の好漢も、多くは貧乏人の小倅だからな。
紫進や扈三娘は、浮き上がってしまう。
957無名草子さん:2005/11/01(火) 13:17:27
>>956
しかし、保正の家に生まれながら、貧乏人に共感するまっとうな
神経をもった晁蓋・宋江もいる。
958無名草子さん:2005/11/01(火) 13:22:41
呂方

攻撃予知能力を、今回も見せる。そこで視点を使っちゃったから、
最期の場面では、視点なし。
しかし、宋江を庇って獅子奮迅の働き。威勢のいいあんちゃんって
感じで、呂方の好感度は高かった。
入山後、索超とのからみが突然なくなったのは、例によって呉用のせい。
第9巻「天空の星」で初登場。
959無名草子さん:2005/11/01(火) 13:48:24
>>958
創作技術的には、同じ相手とベタッリより、色んな相手とからめた方が、
個性を引き出しやすいからじゃないかな?組合せを変えることで、
新しいアイデアが浮かぶこともある。魏定国と凌振みたいにさ。
960無名草子さん:2005/11/01(火) 13:51:11
夫婦の組合せは、変えられませんか?
961無名草子さん:2005/11/01(火) 13:53:05
解宝

深夜に読んでいたから、このあたりで睡魔におそわれた。OHPの
人物辞典で赤字になっていたから、驚いて読み返したら、死んで
いた。

父親が個性的すぎたのと、李応の跡を継いだことによって、解宝
は若干影が薄くなった。手下の鄒淵・鄒潤も、もぎとられたし。
もう少し時間があれば、穆弘・李俊クラスに成長する要素はあった。
962無名草子さん:2005/11/01(火) 14:04:40
>>958
呉用の「親しい者は、近くに置かない」ルールというのは、
梁山泊内に派閥を作らない、という意図があったと思うぞ。
963無名草子さん:2005/11/01(火) 14:06:57
楊春

解珍と旅に出たあたりから、北方さんは、楊春の教育に精力を注ぎ込む。
18巻では、別人のように成長した姿を見せる。19巻でも同様にいい
働きをするが、最後に判断を過った。死に際につぶやいた言葉は、
少華山にいた頃の楊春を思い出させた。

鮑旭とは逆方向に、再教育された男。
第1巻から登場していたが、完走直前に脱落。
964無名草子さん:2005/11/01(火) 14:40:14
最終巻、売られた当日に買って読むつもりが、
買えたのは翌日。読めたのはおととい。
アホな仕事ができたり、パソコンぶっ壊れたりとめんどくさいの終わった後、
やっとこさという感じで、ゆっくり読んだが、なんかさびしかった。

高校のころから買いはじめてもう大学生。
水滸伝は、けっこう年間の行事の中に入っていた。
それももう終わりなんだ…。


と思ったら続編作るんかい。
うれしいけど、うすく気分悪ぃ。
なんにしろここに復帰してほかの人の感想見れるのはいいね。
965無名草子さん:2005/11/01(火) 16:00:06
>>964
続編も、盛り上げようぜ!
966無名草子さん:2005/11/01(火) 16:04:29
黄信

黄信の視点は、ますます磨きがかかる。その自信過剰ぶりは、ここにきて
頂点を極める。黄信と孫立の実力は、孔明と比べても決して見劣りしない
のだが、孔明を副官にする隊長が多かった。人望の点で若干問題があった。
石秀・孔明・カク思文・杜興を副官にした北方氏の目に、くるいはない。
967無名草子さん:2005/11/01(火) 16:45:16
黄信の視点は、かなり笑える。
968無名草子さん:2005/11/01(火) 16:48:18
李逵

「やっぱり死ぬのか」は黄信の台詞だが、読者は「やっぱり死ぬのか、
李逵」と言いたい気持ちだ。原典の李逵は、痛快な部分もあるが、
お前はそれでも人間か?と言いたくなる場面も、少なくない。北方本
では、見事に愛される李逵に変身している。
ストレスがたまったときに、李逵の板斧による大量殺戮を読むと、
スカッとした。これが現実だったら、目を覆いたくなるような凄惨な
光景なのだろうが、そこが小説のいいところだ。
印象に残ったのは、韓滔のところで料理をし、女どもに褒められ、
人知れず、喜んでいた李逵。
969無名草子さん:2005/11/01(火) 16:59:53
17巻で魯達、18巻が林冲とくれば、19巻は李逵かな?という気は
していた。李逵を殺せる敵はいないからな。やっぱり天敵は水だったか。
970無名草子さん:2005/11/01(火) 17:03:09
凌振

やってくれたな、凌振!と快哉を叫びたい。梁山泊の職人は、ディープ
なオタクが多かったが、その中でも、安道全と凌振が横綱級。笑いなが
ら大砲を撃つ凌振につられて、こっちまで笑ってしまった。
童貫との戦いには敗れたが、凌振が一矢報いたので、溜飲が下がった。
9回裏5対0から打った満塁ホームランだな。
971無名草子さん:2005/11/01(火) 17:08:45
凌振と魏定国の仲をもう少し描写してくれていたら、泣き踊ったシーンでこっちも泣いたかもしれない。
972無名草子さん:2005/11/01(火) 17:19:42
まさにアヒャヒャの世界でした
973無名草子さん:2005/11/01(火) 17:21:56
凌振がいなければ、日本シリーズの阪神だったなw
974無名草子さん:2005/11/01(火) 17:23:32
索超

19巻のサプライズ、第2弾!
楊雄の最期は、視点はないが、台詞はあった。徐寧・解宝で台詞抜き
の最期に慣れたとはいえ、索超で再びサプライズ。
死ぬところまでは、問題はない。子午山で遊んだ楊令が可愛くて、
索超は身を挺して楊令を守ったといえる。
その後の扈三娘がいかん。他家の通夜に勝手に上がりこんで、
「うちの主人も死んだんです。お線香を上げてください」と
言っている感じ。
975無名草子さん:2005/11/01(火) 17:24:43
人前では涙を見せないようにしていた宋江、
感情をあまり表に出さない武松の二人が人目
をはばからず涙したリキの死…
俺も泣いちゃったよ(´・ω・`)ショボーン
976無名草子さん:2005/11/01(火) 17:38:33
>>974
前巻の林冲の死が、ここでも尾を引いているものと思われ。
たしかに扈三娘は、空気読めない女ではある。しかし、死んだのが
王英でなければ、こんなに反撥はなかっただろう。

>>975
禿同
977無名草子さん:2005/11/01(火) 17:41:58
>>971
安道全ですら、白勝・林冲に対する友情を見せたが、
凌振は、大砲以外頭にない感じ。
978無名草子さん:2005/11/01(火) 17:43:14
王英

いいかげんに懲りろよ、王英。
お前は、孫立よりも重症だぞ。
979無名草子さん:2005/11/01(火) 18:04:31
調べてみたが、17巻で、致死軍と高廉軍が激突した後、王英の出番はない。
19巻では、致死軍は開封府の撹乱をしていた。もっとも描写はされていないし、
たいした成果も挙げていない。すると、扈三娘を助けて死ぬという、このシーン
のためにだけ、王英は生かされていたことになる。
980無名草子さん:2005/11/01(火) 18:19:49
>>978
まれに見る惚れ方ではあるが、扈三娘は裏切ったわけではない。


林冲は、扈三娘が戦場に出るのを嫌った。単に女性だからというのでは
なく、扈三娘の指揮官としての能力に、疑念を抱いていたのではあるまいか?
これだけ落馬が多いと、扈三娘自身が危険なだけでなく、作戦全体にも、
齟齬をきたしてしまう。
981無名草子さん:2005/11/01(火) 18:31:16
余談である。恒例の追悼シリーズは、足かけ四日に及ぼうとしている。

さすがに最終巻の戦死者は多い。ちょっと休憩する。
982無名草子さん:2005/11/01(火) 19:46:11
マジで聞きたいんだけど、楊春って死んだっけ?
どこで死んだ?
983無名草子さん:2005/11/01(火) 20:02:23
誰も行かないようなら、次スレ立て来ようか?
984無名草子さん:2005/11/01(火) 20:13:34
扈三娘ってそもそもなんで梁山泊に加わったのかよくわからないんだよなぁ。
梁山泊に共感するような部分は元々、まったくなかったわけだし。
単なる戦好きなんじゃないかな、と何度も思った。
梁山泊に加わった後から志を植え込まれた人間は何人もいるが扈三娘の場合、他人との接点が少ないから他人に影響受けるとも考えにくいし。

>>982
天捷の星のラスト

>>983
よろしく、頼む。
985無名草子さん:2005/11/01(火) 20:18:42
【替天】北方水滸伝を語ろう 第十二章【行道】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1130843717/

替天の志はどうしようかと思ったけど、続編があることだし
そのままにしといた
986無名草子さん:2005/11/01(火) 22:43:21
続編は全員すばる派になろうな。数ヶ月遅れの盛り上がりはイタイよ…

987無名草子さん:2005/11/01(火) 23:37:42
すばる派には随分我慢をしてもらったと思っているよ
書籍派と連載派で住み分ける余裕があるのが理想なんだが
スレ重複とか色々考えるとそうもいかんよな

書籍派にしてみたら今が北方水滸伝終幕だ
その事についてはとやかく言われる質の物でないと思う
988玉和:2005/11/01(火) 23:51:15
>>987
そうだ。俺も随分我慢したのだ
989無名草子さん:2005/11/02(水) 01:09:56
李逵が黒人、劉唐が白人、楊雄がアラブ系なのかな。
990無名草子さん:2005/11/02(水) 11:05:28
薛永

実は、この場面で泣いた。
梁山泊の職人の中では、珍しく変人ではない。シャイな性格は
好感度が高かった。第1巻の阮家の鍋を囲むところで、魯智深
に紹介されて、あがりまくっていた薛永が、印象深い。
薛永の殺陣のシーンは、読者が待ちに待ったものだった。
ほとんどの読者は、ふだん刀を振り回さないから、薛永あたりに
感情移入していた人は、多いのかもしれない。
991無名草子さん:2005/11/02(水) 11:29:01
>>984
顧大嫂が負傷した扈三娘の世話をした、という話はあったが、その
場面は、描写ないしね。
比較的長い会話があったのは、14巻「地急の星」での董平とのもの。
童貫の評が話題の中心だが、童貫なんか歯牙にもかけていない。

年長者に甘えて、何でも相談するといった雰囲気はない。いつも毅然
としている。韓滔爺あたりは、良い相談相手になったと思うのだが。
992無名草子さん:2005/11/02(水) 11:34:08
宋江が説教しても、馬耳東風なんだろうな。
993無名草子さん:2005/11/02(水) 11:45:53
安道全

北方作品の人格造形の中でも、傑作の部類だろう。林冲と安道全
のやりとりの面白さに惹かれて、読み続けたファンも多いと思う。
名場面は数知れない。雪中の逃亡劇と白勝の手術。魯達の腕切り
落とし。林冲の胸に刺さった矢を抜く。樊瑞の壊れてゆく躰。

林冲とともに梁山泊乗っ取りの尖兵だったという着想は、面白い。
994無名草子さん:2005/11/02(水) 11:48:10
>>990

薛永の場面はグッと来たね。安道全の依頼で鍼を作る湯隆、薬方所で
メシ食いながら談笑してる場面が思い浮かんで来たよ・・・。
995無名草子さん:2005/11/02(水) 11:49:52
おーい、感想文の人、次スレたったから、とりあえず、埋めてくれ。
996無名草子さん:2005/11/02(水) 12:04:00
湯隆

湯隆が登場する場面は、暖かかった。晁蓋と刀を打つ場面。
白勝と粽を食べる場面。史進の棒の技に驚く場面。
朴訥な人柄が滲み出ている。
朱貴・宋万・杜遷亡き後は、李雲とともに、梁山泊最古参。
997無名草子さん:2005/11/02(水) 12:07:42
李雲

続編まで生きのびても、大工。
998無名草子さん:2005/11/02(水) 12:17:21
呉用

人知れず、漢を貫いた。公孫勝のこの言葉に、呉用の魅力が
集約されている。武将たちとの関係は、ぎくしゃくしていたが、
一度そのようになると、修復が難しい。軍議の場面における
呉用はいいところがなかったが、呉用の視点を読む限り、能力
が劣化しているわけではないのが判った。生かしておいても、
聞煥章よりは使い物になったと思うが、漢を貫いた。
999無名草子さん:2005/11/02(水) 12:19:12
宋江

宋江への感想文は、ここにはない。強烈な存在感を持って、
読者の頭の中にあり、感想文などを必要としなかった。
1000無名草子さん:2005/11/02(水) 12:20:13
乙カレー。次スレは、>>985
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