軍事や兵法や戦記や戦史などの書籍について語りましょう。
歴史を語ろうと思えば必ず戦争があります。それを語るのは大切です・
また。古典兵学の孫子やカール・フォン クラウゼヴィッツ など戦争論は、
単に戦術のみならず国際政治や哲学を語る不朽の名作です。語り尽くせ
ぬものがあるでしょう。
他にもサバイバルや危機管理関連の書籍なども、もしもの時の知識として良いです。
「民間防衛」 スイス政府 編やアメリカ陸軍監修のサバイバルなども良いですよ
2ゲト
『失敗の本質』はどうよ。
4 :
一等自営業 ◆BVruYgneoI :03/05/21 15:40 ID:CCs3VFkt
自営業阻止!w
2
俺は自営業って事にしてるが、実質は無職だ。
8 :
名無し三等兵:03/05/21 16:31 ID:gfs0ORQU
__
カキカキ |';";ヾ;;|_ / ̄ ̄ ̄
( ・∀・) < 自営業阻止!
_ _φ|_⊂_)_ \
/凸/ /旦. /|  ̄ ̄ ̄
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|. .|
| 一 等 自 . |. .|
|_______|/
お、俺様、御大将から2ゲットを阻止したのけ?
今日はいい日になりそうだ。
戸部良一、『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』、中央公論社
ISBN: 4122018331 ; (1991/08)
1984年に出たものの文庫版。「戦史を組織論的アプローチで読み解く」というのが売り文句。
戦史としても組織論としても学術論文としてはまだまだ洗練されきっていないが、
今まで観念的に語られていた旧軍組織をきっちりとモデル化して米軍との比較を
試みているのは当時としては新鮮だったのでは?
現代でもこの議論はちゃんと通用するのでは、と思わせてくれる良書。
扱われる題材はノモンハン・ミッドウェイ・マリアナ・レイテ・沖縄あたり。
上記作戦に関する知識があると非常にすらすら読めるので通勤時のお供にでも。
異論反論追加訂正よろしく願います。
ここは書評スレッドの直系?
暫定直系スレということで・・・
万一本スレが復帰したらそっちに逝こう。
以下前スレの消失したログ
-----------------------------------------------
18 名無し三等兵03/05/15 21:31 ID:UdhEAhkR
Military Balance って初心者と中級者のあいだの人が読むにはどう?
あと、中身って何後デスか?
19 名無し三等兵03/05/15 21:33 ID:???
軍事研究とかが面白けりゃ良いんじゃないの。
20 名無し三等兵03/05/15 22:36 ID:???
>18
国ごとの兵員数や、おおまかな種類別の兵器保有数のデータがメインだから、
各国の兵士の錬度や個々の兵器の具体的性能に関しては自前で調べる必要がある。
あと、最新版であれば中身は当然英語。
日本語訳の出版には若干のタイムラグがある(とりあえずその年には出ないと思う)。
とりあえず、兵器種名やその略称、基礎的な軍事用語などの英訳が分かってればそこそこ読めるはず。
21 名無し三等兵03/05/15 23:11 ID:???
>20
ミリタリーバランスは、ここ最近邦訳が出てなかったような気が・・・
22 名無し三等兵03/05/15 23:26 ID:???
あ、ここ数年のを見かけないと思ったらそもそも出てなかったのか。邦訳
23 名無し三等兵03/05/15 23:37 ID:???
>22
邦訳は95―96年版を最後でそれ以来出ていません、
版権料が高いし、そもそも売れないので。
24 名無し三等兵03/05/16 00:17 ID:???
古書で買った本ですが、今日読了した本ということで。
「現代戦争論 -ポストモダンの紛争 LIC- 」(加藤朗著) 中公新書1143
著者は、防衛研究所所員(発行当時)。1993年に発行されたこの本は、
LIC(低烈度紛争とか色々訳があるそうですが)について、その定義と
実例、そして対策について述べている。
第一部では、LICと呼ばれる現象について、それがどのように定義され、どのような
原因によって生じ、どのような手段によって実行されるかを述べている。
第二部では、具体的な事例について、米軍がベトナムで直面した事態から
説き起こして、ベトナムでの「敗北」後、歴代政権がどのようにLICを捕らえ、
その対策を立案していったかがまず述べられる。
その後、アメリカが国際テロリズムに対して軍事力による解決を志向し、
守りから攻めのテロ対策へと方針を転換していった過程が描かれると
ともに、その軍事力による解決の限界と、法的正当性の問題などが論じられる。
そして、現在最大の問題である核テロリズムにも言及がされている。
第三部では、LICに対して国際社会がどのような手段を取るべきであるか
という問題が論じられる。強調されるのは危機管理と兵器管理の重要性である。
また、国際的なLIC抑制の枠組みの重要性について、最終章で論じられている。
全般的に事例は具体性に富み、記述は客観的で冷静である。航空機を
利用したテロリズムと、テロにおけるマスメディアの有効性についての記述も
あり、現今の情勢を考える上で、貴重な示唆を与えてくれるものと思われる。
以下、雑感。
あー、アメリカがイラクに対してああいう手段での解決を取った理由が、この本
読んでなんとなく理解できたというか。
この人の書いた本とか論文、読んでみたいですね。
25 名無し三等兵03/05/16 01:33 ID:???
>24
ここんとこ、題にポストモダンをやたら付けたがる風潮があるのかなあ……。
26 名無し三等兵03/05/16 01:41 ID:???
>25
あの、24読んでいただけるとわかるように、1993年の本です。当時、
結構「ポストモダン」って言葉流行ってましたよね。
27 名無し三等兵03/05/16 03:07 ID:???
前スレ末期に上がってた、『本土防衛戦史 元寇』の目次を眺めてみて…
うおおぉおぉぉぉおぉ!!! 読みてぇえぇぇぇえぇ!!!!
こっ、これは読みてぇぇぇ!!
…いや落ち着け落ち着け、あと十年くらいして漏れが30代になってる頃
くらいまでにはきっと、どこかの出版社がとんでもない価格ででもいいから
一般発売してくれていて、漏れはそれを楽々と買えるようになってるはずだきっとそうだ、
いやそれどころかきっとDVDかなんかになってたりしてさらにもしかするとネット上で
全文無料で閲覧できるようになってるはずだきっとそうだそうに違いない絶対そうだ!!
ハァハァ…ちょっと取り乱してしまいますた。済みません。
28 名無し三等兵03/05/16 07:50 ID:???
>23
抄訳、というかアジア太平洋地域部分の日本語訳は非商業ルートで存在。
>27
版権考えるとまず無理なので、自衛隊の広報に話して見るべし。
こちらは図書館で読了、ただし民間には未解放。
29 名無し三等兵03/05/16 16:56 ID:2FKj9NPh
>20
>基礎的な軍事用語などの英訳が分かってればそこそこ読めるはず
これは英和辞書で調べれば出てますか?(ジーニアス)
30 名無し三等兵03/05/16 18:06 ID:???
>29
文章の類がほとんどなく、数値データの箇条書きや羅列が大半を占めているので、
「師団」とか「艦隊」とか「航空団」とか「弾道ミサイル」とかの英単語は既に一通り
知っている、というのなら辞書無しでもけっこう読める。
そちらがどのレベルの英単語まで調べる必要があるのか分からないので断言できないが、
高校レベルの英和辞典が一冊あれば、完全な意味不明状態に陥ることはないと思う。
どうしても分からない語でも、類推はできるハズ。Reserve:控え→予備役とか。
Wings:航空団とかは知らないとやや厳しいかもしれんけど。
それと、全般にわたって略語・略称・記号などが当たり前のように多用されているので注意。
Armd div:Armoured Division(機甲師団)
Inf div:Infantry Division(歩兵師団)
MBT:Main Battle Tank(主力戦車)
SSBN:弾道ミサイル原潜
CVN:原子力空母
ftr sqn:Fighter Squadron(飛行隊)など。
一応、巻末辺りに略語一覧があるはずなので、そちらと対比させながら読むといい。
もしその国の大体の戦力編成を既に知っているなら、数字のほうからも類推ができるはず。
あと、やっぱり「数字しか載ってない」ので、兵器の具体的性能やその国の軍事情勢などは、
必要なら別口で調べたほうがいいだろうと思われる。がんばれ。
31 三月うさぎ03/05/17 00:19 ID:UGdW7qKG
「日清戦史」「日露戦史」「日独戦史」「明治三十三年清国事変戦史」(以上参謀本部編)
「明治三十七八年海戦史」(海軍軍令部編)
あるけど、だれか買わんかなー?すげー場所取るんじゃ。
32 名無し三等兵03/05/17 11:47 ID:???
>31
楽天にでも出品すればよろし
33 名無し三等兵03/05/17 12:05 ID:???
>31
日清戦史と日露戦史は、ちと欲しいかもしれません。
34 ミリ屋哲◆p8V148jyRU <b>03/05/17 20:53 ID:???
日露戦史の方は、結構球数出ているから入手しやすいよ。
一方日清戦史の方は。。。0一つ違うんちゃうかと。もうね、あf
35 名無し三等兵<><>03/05/18 09:55 ID:eEP7VGJF
>30
ありがとうございます!!
36 名無し三等兵03/05/18 18:07 ID:???
【書評】「ゴーストソルジャーズ」 ハンプトン・サイズ著、山本光伸訳
http://www.sankei.co.jp/news/030518/0518boo016.htm これ読んだ人の感想きぼん。
37 名無し三等兵03/05/18 18:24 ID:???
前スレで出てた『百年戦争とリッシュモン大元帥』、
出張先の仙台、ジュンク堂で一冊新品があったので買った(初版1991年)。
あなどれねえな仙台。
あと、駅のそばのブックオフで、マハンの論文集500円でゲトしますた。
これでヒドイ出張の傷も癒えると思いマスタ。
38 名無し三等兵03/05/18 18:32 ID:???
>32
楽天といえば、『本土防衛戦史 元寇』を探し物登録してるやつがいた
明らかにここの住人だなw
楽天の探し物は前から利用してるけど、
わりと高めに希望価格設定してあるせいか、登録すると結構手に入る
他人の探し物見てると、ずいぶんムシのいい希望価格のやつ多いね
39 名無し三等兵03/05/18 20:53 ID:???
あー、本当だ。見つかるといいね>元寇
でもこの人、マクニールの『戦争と世界史』を4,000円で探しているけど
7,500円出せば新品が手に入るのにねえ。
『とらいあんぐるハート』とかいうエロゲーには7,000円出せるようだが
何故マクニールに残り3,500円を出し渋るのかが判らない。
まあこの人にとってマクニールはその程度の価値なんだろうけど。
もし『疫病と世界史』や『世界史』を読んでいるのならこの価格はつけられないと思う。
と、思いきや!
>書籍名 : 戦争の世界史 技術と軍隊と社会 著者名 : W.マクニール
>希望価格 : 2500円以内 意気込み : なるべく安く買いたい
こんなのがゴロゴロしているよママン!!
こう言ってはなんだけど古書を舐めてますよ!!!
一生をブックオフで掘り出し物探しに費やすがお似合いですよ!!!!
読みたくてそれが市場にあるのならいくらだろうがその時に買えっつーの(本気で怒ってる)!
40 ミリ屋哲◆p8V148jyRU <b>03/05/18 20:58 ID:???
しかしなぁ。書籍とは読まれてこそ華な訳で。投機の対象にしる一部勢力に
腹が立つという面も否定出来ず。
ま、だからこそ良書の電子化は必要だと思うんだけどね。最近の出版業界なら、
電子化も比較的簡単なんじゃなかろうか。入稿が既に電子化されている場合も
多々あるだろうし。
41 名無し三等兵03/05/18 21:08 ID:???
明らかに相場の数倍な値をつけている古書店もあるが
確かにそれはどうかと思う
というかそこでは絶対買ってやるもんかって思うわな
適正価格にもおのずと限度はあろうというもので
42 名無し三等兵03/05/18 21:26 ID:???
逆に、店の専門分野でない本に、大変な安値を付けている書店もあるわけで。
そういう場合は、新品が書店で買える場合でも、古書で済ます時はある。
自分の場合、「戦争の世界史」はピカピカのが3200円で買えた。
前の持ち主がなぜこんな1度も目を通してないような状態で売ったのか、
逆に興味が湧いたりするほどの良品だった。
あ、投機にするひとはこういうの買って転売するわけね…。
まあ「探し物」で2500円や4000円はナイス度胸だと思うけど。
43 名無し三等兵03/05/18 21:42 ID:???
ちょっとしたお小遣い稼ぎにどうですか?
http://accessplus.jp/staff/in.cgi?id=11448
44 名無し三等兵03/05/18 21:47 ID:???
つーか「日本の古本屋」に五千円で出物がありますが>戦争の世界史
でも古本に五千円だすなら七千五百円でも定価で新品買った方がいいと思う。
45 名無し三等兵03/05/18 22:35 ID:???
まあまあもまいらもちつけ。
46 名無し三等兵03/05/18 22:40 ID:???
このスレだけ一般書籍板みたいだな
47 名無し三等兵03/05/18 23:18 ID:YBY/Ngp5
マクニール『戦争の世界史』なのだが
さっきまで五千円のが二冊あったのに
今見たら一冊売れてた。
本当に油断も隙も無い。
48 名無し三等兵03/05/18 23:34 ID:???
http://www.library.metro.tokyo.jp/16/index.html 東京都立図書館のレファレンス・サービス
49 眠い人 ◆gQikaJHtf2 03/05/18 23:40 ID:???
石井正紀著 「石油技術者たちの太平洋戦争 −戦争は石油に始まり石油に終わった−」読了。
「陸軍燃料廠」の前の著書に当るが、重い。
Palembangを巡る人たちに丹念に取材し、証言を取り、その占領から崩壊までを
丹念に描いた労作。
また、本書では、白紙一枚で徴用された石油人だけでなく、その占領に際して活躍
した陸軍空挺部隊についても紙面を割いている。
空挺部隊の訓練に当時、二子玉川にあった読売遊園地の落下傘塔を用いたこととか、
それを海軍空挺部隊と取り合ったこと。
また、Palembang奪取に当って、日石横浜製油所で訓練を行い、製油所の構造を理解
していたが為に、占領の際に迷わなかったことなど、戦史としても面白い。
しかし、石油大事で開戦したにも拘わらず、石油の備蓄量見積など素人同然の状況で
開戦に踏み切ったのには呆れてものも言えない。
海軍の石油備蓄量は実際に650万klであるのに、海軍国防政策第一委員会報告では、
これが970万klと報告され、これを元に燃料の計算が為されていたり、随分笊。
しかも、海軍の方が陸軍よりも燃料を食うにも拘わらず、肝心の最大産出量を誇るPalembang
が海軍の管轄に入っておらず、常に油が不足しがち、しかも、海軍の油槽船が止むにやまれず、
Palembangに入港し、製油所長(徴用民間人)が武士の情けで補給をしたら、陸軍の制服組が
難詰するなど、正に負けるべくして負けた戦争という感がある。
更に、戦後、徴用された人々は国家から見捨てられ、戦犯容疑者に擬せられた人もいた。
一体国家って何だろうか、と深く考えさせられた。
50 名無し三等兵03/05/18 23:45 ID:???
>47
このスレの住人確定だな。
ふ ぅ ・ ・ ・
51 名無し三等兵03/05/18 23:50 ID:???
新品で買えるのにな
四十年前の非売品とは根本からして事情が違うのだが
まあ損はしないとは思うけど
52 名無し三等兵03/05/18 23:53 ID:???
そいつがこのスレ見てると思うとなんか腹が立つのは漏れだけですか?
53 眠い人 ◆gQikaJHtf2 03/05/18 23:55 ID:???
>52 本は天下の回り物。
自分が欲しいと念じていれば、何時か目の前に現れる。
その時買うかどうかは自分次第だと思われ。
54 名無し三等兵03/05/19 00:00 ID:???
厚いから根性出さないと通読に力かかるんだが?
売った人間は読む努力を放棄していると。
55 名無し三等兵03/05/19 00:04 ID:???
別に腹は立たないけど。少々高価でも新品で入手できるのならそちらがいいと思うし。
56 名無し三等兵03/05/19 00:06 ID:???
祭りの会場はここでつか?
57 眠い人 ◆gQikaJHtf2 03/05/19 00:18 ID:???
>54 読む努力を放棄して、積読している香具師も居る訳だが(ry。
58 名無し三等兵03/05/19 00:22 ID:???
ってゆーかいきなり『戦争の世界史』買ってどーすんだっつーの
まず『世界史』でマクニール史観をつかんでおかないと難しいだろ
マクニールはシカゴ大学の教授で『世界史』は教材として書かれたもの
いわゆる巨視世界史ジャンルの第一人者ね
日本だと梅棹忠夫の文明生態史観と似てるな
マクニールは白人なのでマクロ世界史とは言うものの欧州に根っこがある感じは否めない
それでも凡百の西欧中心主義者とはまるで違う史観なので一読の価値はある
我々日本人は西洋人とは違うスタンスから読むことが可能なのでここは強みにもなれる
早い話、彼らは「こういう理由でコーカソイドは勝利した、ヘイル!!」と読むのに対して
我らは「こういう理由でモンゴロイドは敗北した、ならこうすれば」と未来に目を向けることが可能
いきなり『戦争の世界史』はちょっとお奨めできないけど『世界史』は普通に推薦できる。
59 名無し三等兵03/05/19 00:23 ID:???
まあ今回明らかになったのは軍ヲタにはエロゲオタが(ry
60 ミリ屋哲 ◆p8V148jyRU 03/05/19 00:30 ID:???
本当にてねいらは汚い奴らだな!罰として誰か「タンクテクノロジー」売って下さい。
おながいします。
61 名無し三等兵
[email protected]/05/19 00:49 ID:???
サヨクの考えは、痛い目にあったことが無いから出来る。お遊びのようなものだ
世間を知らないお嬢様思想だな
62 名無し三等兵03/05/19 00:49 ID:???
>61
・・・・・・?
63 名無し三等兵 age03/05/19 00:50 ID:???
>61
ゴバーク
64 名無し三等兵03/05/19 00:52 ID:0Ko4yV8F
ジャド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄」草思社
これも良いぞ
65 5803/05/19 00:58 ID:???
ってゆーか俺が
>58
を書き込んでわずか30分かそこらで
マクニール『世界史』の楽天にあった\1,000のと\1,500のが売れているわけだが。
いや、確かに推薦したけどさ。君らいいの?
面白さは俺が太鼓判押すけどさ。期待外してもなんも保証できんぜ?
66 58 3/05/19 01:06 ID:???
ちょっと怖くなったので書いておきますが、
マクニールの『世界史』は 昭和49年にでた新潮社版と
平成13年にでた中央公論社版があります。
後者は今でも新刊書店で入手可能です。
念のためね。
>64
それの下巻が『ラブひな』で浦島景太郎の枕元にあったのには驚いたよ。
67 名無し三等兵03/05/19 01:09 ID:???
追加、新潮社版は定価\2,000 中央公論社版は定価\3,800
68 名無し三等兵03/05/19 01:11 ID:???
せっかちな奴が多いんだな・・・
69 530◆530.NL5/os 03/05/19 01:38 ID:wquFrh2E
戦術と指揮 命令の伝え方・集団の動かし方 文春ネスコ
自衛隊指揮官 講談社
購入。既出ですか?
70 名無し三等兵03/05/19 02:32 ID:???
「今日はこんな本を買った」
スレじゃないから書評をきぼんぬ
71 名無し三等兵03/05/19 04:15 ID:???
「ファイターパイロットの世界」 村田博生
メカニズム図鑑シリーズなどで、お世話になりっぱなしのグランプリ出版から。
第一期操縦学生として航空自衛隊に入隊し、F86、F104、F4、F15に搭乗した
著者によるファイターパイロットの解説本であり、各機体の戦術や訓練、エピソード
等興味を引かれる内容。空自の歴史とも言える良い本でした。
恥ずかしながら、これ読むまでF-86が音速突破できるなんて知らなかった。
72 剣恒光 ◆YR1Hskt.M. 03/05/19 19:35 ID:???
自衛隊の秘密作戦」自衛隊特別取材班編、アリアドネ規格
ぱらぱらと見て買ったのだが、内容は軍事研究の記事そのまま。
ちょうど買えなかった号の記事を見たようで。
ので、軍事研究を毎号読んでる方は買う必要がない。
73 ミリ屋哲 ◆p8V148jyRU 03/05/19 20:40 ID:???
てねいらは油断も隙もない汚い奴らだから、絶版物を購入するときには
入手確定してからじゃないと書き込めないぞ。
つーことで
韓国戦争一千日 ジャパンミリタリーレビュー 刊 白善ヨウ(火華) 著
と
ソ連地上軍 原書房 刊 デービッド・C・イスビー 著 林憲三 訳
の入手決定
前者は説明の必要無しだね。朝鮮戦争の英雄、白将軍の著作。
後者は、冷戦後期のソ連地上軍の編制装備、戦術等を解説した物。これ無しに
冷戦期のソ連軍を語るなかれってぐらいの本だから、読んだ人も多いだろう。
翻訳者が、第2混成団副団長だった現役(当時)自衛官って事もあって、妙な
訳も無し。
<73の続き>
現在の目で見れば明らかな誤謬も含まれるけど、そこはそれ霧の中だった時代
にはどういう風に推定していたのかという観点で考えれば一興。
-----------------------------------------------------------------------
74 名無し三等兵03/05/19 23:12 ID:???
日本の古本屋で『韓国戦争一千日』購入。残りあと一冊。
75 名無し三等兵03/05/20 01:25 ID:???
もう無いし
76 名無し三等兵03/05/20 01:48 ID:4ZtSWye8
次のスレタイトルは「油断も隙もない軍事板書評スレ」にスレ。
77 名無し三等兵03/05/20 13:27 ID:lEHzSvrG
>76
ワラタ
-----------------------------------------------------------
以上引用オワリ
40 :
名無し三等兵:03/05/21 23:26 ID:4blkUIdC
新版安全保障学入門ってどうよ?
1とレス移植の人おつかれ
42 :
ベタ藤原 ◆RoMNjfnp0E :03/05/21 23:54 ID:80s55dyA
『ドイツ海軍戦記』C.D.ベッカー 朝日ソノラマ (古本で1280円で購入)
WWUにおける、ドイツ海軍の通史が纏められた一冊。
Uボートの苦闘や、ビスマルクの戦いが取り上げられてるのは当然として、黒海
で活躍した第三掃海隊や、豆潜水艦、また滅多に取り上げられる事の無い、戦争末
期の東部戦線への支援活動、難民救助作戦にかなりページが割かれており、痒い所
に手の届く、良い本だと思います。
私的には、最近再版された『呪われた海』より、こちらの方がお勧めだったりし
ます。
アドルフヒトラーの「我が闘争」を読んでみたけど。
面白くなかったね。
過激なことを書いているけど、内容的に深みを感じなかった
44 :
アドルフヒトラー:03/05/22 00:58 ID:i+OlER21
>>43 100回読めば味が出るよ。
余が補償します。
宝島社の「自衛隊いまこそ知りたい実力」だったかな?
その文庫を見たけど、雑誌の自衛隊特集をまとめた程度の内容だった。
しかし入門書には良いのでないか?
>>44 本代をケチって立ち読み(一時間以上ねばった)で済ませたから
100回は無理だな
サバイバルライフの記事を書いているのだけど、どこの教本が一番良い?
ちなみにいま参考にしているのは
アメリカ陸軍サバイバルマニュアル 朝日ソノラマ
あと応急処置法や解剖学・生理学・公衆衛生学の本を何冊か。
いま足りないのは、都市部でのサバイバルや集団行動での教本とかだよ。
いいのがあったら紹介してください
>>46 てか、あれ1回でも読破出来ただけですごいよ。
3ページくらいでめげたよ。よかったよ当時のドイツ人として生まれなくて。
>>48 当時のドイツ人も、ろくすっぽ読んでなかったみたいよ。
>>3 同じタイトルの本が複数あって、名著もクズも存在する
ええと、ローゼンシュタインだっけ?
ヒトラーがわが闘争を書いたゴーストを処刑しちゃったもんだから
当時あれを読んでその内容を振り回すと返って身が危険と思われ
>>49 ヒトラーのユダヤ人抹殺計画を実質指揮したアドルフ・アイヒマンも読んだことないってさ
わーい韓国戦争一千日が届いたよー。
パットン以外にもあのヘルメットが似合う稀有な人ですね。>白将軍
韓国側は、自分たちはこれだけ戦ったのだって日本との戦闘記録をよく出
すが、私の知る限り。抗日派が日本軍に大きな打撃を与えたことは、ほと
んど無いと思うが。。
何しろ。日本との戦闘とよりも終始、内部闘争の方が忙しかった連中だ。
韓国側が日本軍に勝利した記録など、どこにあるのだろうか?
>54
ええと、北朝鮮が存在を主張する「朝鮮人民軍」と混同しているのでは?
56 :
名無し三等兵:03/05/22 16:18 ID:kUPmppb5
上でW.H.マクニールの著作が話題になってるけど「疫病と世界史」は良かったね。
あれは良書。古書店でもなかなか見かけないので見たら即買いですな。
一応復刊ドットコム疫病と世界史
http://www.fukkan.com/list/comment.php3?no=2300 あとマクニールの「世界史」は広いスパンで書かれたいわゆる通史なので
肌に合わない人もいるかもしれない。そういう人には同じマクニールの
「ヴェネツィア 東西ヨーロッパのかなめ、1081-1797」を推薦する。
これはベネチアの興亡に焦点を絞っているのでとても読みやすい。
特にボードゲームのディプロマシーやマキャベリが好きな人は必携だと思う。
今だと「日本の古本屋」に二冊あるね。
まあブローデルの「地中海」でも替えはきくのだけれども
あれは全五巻と厚く高価なので推薦するにはちょっと勇気がいる。
57 :
名無し三等兵:03/05/22 16:18 ID:kUPmppb5
って今よく見たらあと一冊あったマクニールの「戦争の世界史」五千円が
売れているではないか。やっぱここの人かね?
>45
正直、宝島系はネタ目的以外では敬遠したいな。
入門用に使っても歪んだ自衛隊観を植えつけられるだけでは?
自衛隊のルワンダPKOの本ないすかね?
NHKの番組で日本人ヴォラを助けるためにかなりやばい橋わたった
ていう話がやってたんですが、本で出てるならぜひ読んでみたいです。
72 剣恒光 ◆YR1Hskt.M. 03/05/19 19:35 ID:???
>>自衛隊の秘密作戦」自衛隊特別取材班編、アリアドネ規格
>>ぱらぱらと見て買ったのだが、内容は軍事研究の記事そのまま。
>>ちょうど買えなかった号の記事を見たようで。
>>ので、軍事研究を毎号読んでる方は買う必要がない。
で、実際、どうよ?
63 :
名無し三等兵:03/05/22 20:03 ID:m/N3HpzC
「ブラック シックス」
判型:A4変形 ページ数:176ページ 定価3800円+税
ラス・スナッデン【著】川村忠男【訳】大日本絵画【出版社】
BF109G−2を19年かけて復元した驚くべき軌跡。
英国の復元と言うと、原型に忠実で知られるけど、環境がいいからと理由もなく
想像していたけど、全くこの本を読んで認識を変えました。素直に凄い。
何の知己も報酬も無い。国防省からは、たらい回しに、妨害ばかり。
なのに、ボランティア精神だけで此処まで忠実にフライアブル復元を図るかあ。
・・・その機体が今や飛ばない(保管は丁寧だけど)のがチョット哀しい。
でも何時かは、又飛ぶさ。こんな熱い漢どもがいる国なら。
http://www.hasegawa-model.co.jp/DAINIHON/BK6/BK6.html うん、ハセガワのプラモを買おっと。その1/1万だけでも熱い気持ちを共有するために。
>>63さん
「ど〜しても、もう一度飛ばしてみたい!」って云う、熱い魂を感じる本だったよね。
あと、博物館ってトコが、以外と杜撰な管理をしてるのも衝撃的でした。
>・・・その機体が今や飛ばない
事故ったし(^^;
65 :
名無し三等兵:03/05/22 23:08 ID:t5v5bYFz
陸戦研究ではだめか?
「世界銃砲史」(岩堂憲人 国書刊行会)を古本で購入。
タイトル通り、銃砲の発達を丁寧に追った通史。
とりたてて目新しい説や発見はない。ただし銃砲の歴史をほぼ網羅しているので、これから勉強する初心者には最適。
しかし、発行当時定価28000円、古本でも20000円近くする。この値段が初心者を遠ざける。
>>47 都市部での本だと下記の2冊かな
「SASセキュリティ・ハンドブック」原書房
「SASシティーサバイバル」並木書房
ちなみに原書房の本は絶版なので注意。
「アメリカ陸軍サバイバルマニュアル」の新版が並木書房から出ているので、
そちらも参照に。
>>65 「陸戦研究」は駄目じゃないけど、入手先が限られていますので。
自衛隊の部内誌やサークル誌は普通の書店では売っていないからな〜
いま大井篤著の海上護衛戦を読んでます。これの前は高木惣吉著の私観太平洋戦争を
読んでいたのですが、それと比べて実に読みやすいです。
「海軍公報」 防衛研に行けば、誰でも閲覧できる。
>>56-57のマクニール『ヴェネツィア 東西ヨーロッパのかなめ』が一冊売れてあと一冊
>>71 あっしは、行くだけでも新幹線に三時間乗らない駄目やわ
しかしネットで海軍公報を公開してくれないものかね
「韓国戦争一千日」「ソ連地上軍」届きますた。(・∀・)イイ!
しかし、後者のP130でT−80とされている奴、T−72だと思うんだがなぁ。
ところで、「ソ連地上軍」って日本の古本屋で漏れが検索・注文したときは8件ぐらい
ヒットした記憶があるんだが。今調べたら4件に減っている。
ま っ た く て ね い ら は 汚 い な !
>>75 まあ、所詮、資本主義は、機を見るに敏、早い者勝ちの世界だからな。
それでも貪欲に勉強しようってやつが、手に入れてる可能性も高いわけだから、
社会主義システムよりゃましだろ。
などと、書棚を整理してたら出てきた「ソビエト・マニュアル」を見ながら、思ってみる。
77 :
名無し三等兵:03/05/23 20:10 ID:OF2HFLSn
あ、あの陸戦研究ってなんですか?
78 :
名無し三等兵:03/05/23 20:18 ID:OF2HFLSn
あ、あの陸戦研究ってなんですか?
79 :
名無し三等兵:03/05/23 20:18 ID:OF2HFLSn
二重カキコすんません。
>>77 陸戦学会ってとこが出してる、本職の幹部向けの雑誌
81でつ。さすがにヤバイだろうから、日付変更と同時に削除しまつ。
>ミリ哲っちゃん
こっちは『ソビエト海軍』で対抗!(w
日露戦争から1980年代までのソビエト(ロシア)海軍の通史的は本ですね。
もちょっと精読してから感想書きます。
てねいらは非常に汚いので、速攻注文しますた>ソビエト海軍
しかし、古書店の工作員が本当に混じっているんじゃないかと小一時間。
>ソビエト海軍
日本の古本屋であと六冊
漏れが検索した時点では10冊あった訳だが>ソビエト海軍
わ〜油断ならね〜 買った本のみ紹介しょうっと!
ん〜「文芸春秋-日本陸海軍の総決算-」って紹介したっけ?
将軍、提督座談会が掲載されてるやつ。
「誰にも書けなかった戦争の現実」ポール・ファッセル/草思社
はこのスレ的にはどうでしょうか?
自分はかなり衝撃をうけました。
昨日、ブックでラスト・オブ・カンプグルッペ発見。
戦線後方をてくてくと歩き回るティーガーが萌えです。
>>89 下の方から見た戦争の真実って奴だから、戦術的・作戦的見地への見解は
かなりバイアスかかっているというか真実を映し出していないと思う。
第2次大戦はひたすら力押しのしあいだった、みたいな記述とか。
あちら版よもやま物語てな見方をするのが一番良いんじゃないかなぁ、と。。。
>>89 なんか立ち読みで読んだような気がする。
爆撃は味方陣地に落ちる事がある。とかそんなことを言ってたけど、
それは誰にもいえないわけではないだろうと思ってた。
ソビエト海軍あと四冊。
油断も隙も無いってもうこのスレの合言葉だな。
そのうち他のスレで「あの油断も隙も無いスレね」とか言われそうで怖い。
絶版物ではなく、新刊本を紹介しるば問題なし。
つーことで、この前買った
帝国日本陸軍 ヒリス・ローリィ 著 日本経済評論社 刊 のレポ。
内容は、筆者の目から見た日本陸軍の考察だが、特に政治や士気・精神要素と言った
部分にスポットが当たっている。
所々苦笑するような描写もあるが、全般として「陸軍を構成する日本人」の精神構造を
白日に晒した、と言っていいだろうと思う。良書。
やっぱ『本土防衛戦史 元寇』がターニングポイントだったか
なんつーか
スレ住人の全員がメフィストフェレスであり同時にファウストであるような
いつのまにやらとんでもないスレになってしまったねー
でも前より面白いので可
田宮模型の仕事、文庫とハードカバー両方持っているのか。。。ご当地産業だからか?
二枚目右端の薄い小冊子はなんでつか
>97
近所の本屋で貰った新刊書の案内だった。とってあるの忘れてたよ。
つーかさすがにいらないから捨てるが。
陸戦学会の本が4冊もあるが、部外者は購入不可じゃないのか?どうやって手に入れたんだよ。
#つか、「史伝」てどんな内容?
>96
文庫は加筆多いからね
>>99 史伝のサブタイトルは「ソ連軍の建設と独ソ戦」
もう説明不要だね?
日本の古本屋に二冊あるよ>陸戦学会の本
>102
この前検索したときは5冊ぐらいあったけどな(綿
104 :
名無し三等兵:03/05/24 03:04 ID:+MFvZR72
小沢さんが生きてたら。
「そんなもん読むな!!自由な発想で考えろ!!」
って怒られそうだね。>陸戦学会の本
FM100-2-3「The Soviet army - troops, organization and equipment」1991
入手。「ソ連地上軍」よりデータ新しく、載っていない編成も多く、
ツリー式で理解しやすく、折りこみページ山盛り。
「Assault Crossing Battalion」、戦車師団の「Maintenance Company」、
「Ammunition Transport Company」、「Mobile Field Bakery」、
海軍地上部隊…。
とても良い。
というか陸戦ガカーイの本って部外者が読んでもいいように平易に書いてある気がする。
なんというか絶対に流出する事がわかっているかのように。
本物の教範の類は「部内専用・廃棄の場合は焼き捨てるように」とか
注意書きがありますもんね。
108 :
名無し三等兵:03/05/24 03:44 ID:+MFvZR72
>>106-107 マジでそうなら普通に販売してくれよ。(泣
ぶっちゃけ英語、独語、露語ならなんとかなるんで。
陸戦学会の本の変わりになるようなもん洋書でありませんかね?
俺が買う前になくなるのはほぼ確実なようなので。
109 :
名無し三等兵:03/05/24 03:46 ID:0u9ebOKP
>>108 こうなったらロシア人になって。
クルスク戦車学校に行くしかないな。
そこなら陸戦学会の本とは比べ物にならない良書が手に入るはずだ!!
「文芸春秋-日本陸海軍の総決算-」
昭和30年代在命中だった帝國陸海軍の将官の回顧録的手記や、ピンナップ写真、
何人かの提督、将軍が集まり、戦争当時の事を振りかえった座談会の模様が掲載
されている。
干し柿?を見上げる今村均とか、どっかの田舎道を歩く牟田口簾也とか、ピン
ナップ写真にも捨てがたいものはあるが、やはり読んでて楽しいのは座談会でし
ょう。
座談会は陸海に分かれて行われており、陸軍の参加者は、
河邊正三・田中新一・若松只一・有末精三・片倉衷・小沼治夫・西浦進・原四郎・矢次一夫
海軍の参加者は、
豊田副武・原忠一・福留繁・草加竜之介・小柳富次
「インパール作戦は、フィリピン方面を助ける為の自己犠牲的作戦だった」とか、
なんだか良く分からない機動防御の話とかが掲載されており「こんなDOQが指
揮官だったのか…… そりゃ負けるわ……」と思わずにはいられません。
ちゅか、陸軍にしろ、海軍にしろ、以外といい加減な気持ちで戦争に突入した
のが良く分かる一冊だと思います。
わざとお勧めできない書籍をお勧め出来るかのように書いたら、
やはり売れまくってしまうのだろうか(笑
>112
漏れは、お勧め出来ないとハッキリ明言したのに入手してしまった奴が
出た例を知っているのだが。
止めろ止めろと周りが言うほどやってみたくなるものです(w
そりゃあ、_が薦めないなんて、最高の推薦状じゃん(w
「ソ連地上軍」には淡い思い出が。
古本屋のレジ側のところに置いてあったのでどのような本か見ようとしたら、
二代目らしきオッサンに「それは私物だから、見るだけなら構わないけど」と凄い顔で言われた。
私物を店内の人目のつきやすいところに置くべきではないだろとオモタ。
が、あのオッサン軍ヲタだろなともオモタ。
面白い、そのおっさんとはソウルブラザーになりたいな
>「それは私物だから、見るだけなら構わないけど」
土下座して写本させてもらう。二部造って一部売却(笑
まぁ己の蔵書を誇示せんが為に古書店経営する御仁も存在しる由。
>ミリの本棚
お! 『雪中の奇跡』が古版やん!
プ。小林とか井沢とかの本もあるし。結局コヴァかよ。ミリ消えて良いよ。
ああ……「文芸春秋-日本陸海軍の総決算-」は未だ売れいてなひ……
面白い本なのに……
>124
『小沢』って、小沢まどか?
漏れはなぁ!小沢が嫌いなんd(略
127 :
名無し三等兵:03/05/24 21:00 ID:4gzo98x7
今、ディビット・E・カプラン&アレック・デュプロの
『ヤクザ 日本的犯罪地下帝国と右翼 』を読んでる。
巻頭の口絵写真、いきなりムッソリーニと笹川良一のツーショットin1939で爆笑。
他にも「元大統領ジミー・カーターと一緒にジョギングする笹川良一」など盛り沢山。
随分と手広くやってたのねー。
まだ最初の方しか読んでないけど
GHQがG2を通じていかに広義の右翼を含むやくざを使い
左翼運動に対抗したかが書いてあって読み物としても面白そう。
>>127 その本、1年ほど放置してた。
あとでよも
今日近所の「古本」ではなくて「古書」店にいったら
みすず書房の「スペイン市民戦争T・U」を発見。
「おお、こりゃラッキーだ。朝日ソラノマの新戦史シリーズ『スペイン戦争』で
スペイン戦争について学ぶなら必ず読む必要があるといわれるH・トマスの
The Spanish Civil Warの訳書ではないか、うっひょー」
なとと言いながらちらっと値段を見ると原価2200円が3000円。
「兄さん、これが戦争なのか……」
3・4割増ならまだいい方なのでは。
みすずは装丁がいいよね。
ずっと本棚に置いておける。
>>130 日本の古本屋で検索してたらトップレベルで良心的な値段でした。
基本的に4000円ぐらいしてますな。
しかもその本屋、日本の古本屋のデータベースに入ってるのに、
検索ではでてきません。なにはともあれとっとと買おうと思ってます。
>>131 ネットに出ている在庫は本屋の在庫の多くて十分の一と考えた方がいい。
これはは日本の古本屋に登録している古書店の店主に直接聞いた。
あと「基本的にネット古書は高い」ってこと。
というかネットで安いものはあっと言うまに売れてしまうので
見れるのは常にネット界のつわもの達が食い散らかした残りになるので比較的高くなる。
これは『本土防衛戦史 元寇』がこのスレ住民の絨毯爆撃で一掃されたあとは
五千円で出たことからもわかるだろう。
足でいける範囲の古書店の方が安いパターンは多く、また逆のパターンは少ない。
その変わりに北は北海道、南は沖縄まで日本中の古書店から買えるわけだが。
また交通費を考えると結局ネットの方が安くあがるパターンも多い。
ところで日本の古本屋のメルマガはかなり面白い。バックナンバーも読めるはず。
>ミリ屋哲
>史伝のサブタイトルは「ソ連軍の建設と独ソ戦」
>もう説明不要だね?
すまないがもう少し説明が欲しい。個人的に興味のあるロシア内戦や
ソビエト・ポーランド戦争はどこまで解説してるの?
通史程度なのか、編成や各部隊の行動など戦史として考察しているのか
教えてくれるとうれしい。
>133
む、そうか。
まず、始まりの方は2月革命付近から始まっている。ソビエト・ポーランド戦争も
20ページ弱を割いて解説。
内容の深さは。。。まぁ通史レベルだな。どちらかというと政戦略〜作戦級の
記述であり、部隊の動きは軍や軍団規模で記述されるのがほとんどだ。
後、分量の制約でドイツ陥落までは入っていないんだな、これが。44年
冬季の攻勢についての全般構想が記述されているところで終わり。
前書き見る限り、続刊出るみたいだね。
>>134 >44年冬季の攻勢についての全般構想が記述されているところで終わり。
そこまで書いた時点で、作者が永眠なさったらしい……
よって、続刊はナシ!
136 :
133 :03/05/25 16:30 ID:???
>134
ありがとう! 「ご縁があったら、買いましょう。」ってなとこですね。
ソビエト・ポーランド戦争は参謀本部編纂「蘇波戦史」があるのだが
ロシア内戦は本を読んでも政戦略で「何故勝てたか?」は解るけど
具体的な戦例がのってないんだよね。
137 :
名無し三等兵:03/05/25 17:01 ID:fHL8leYh
仲小路彰という歴史家をご存知の方はおりませんか。
戦史、科学技術史、芸術史、等博覧強記の戦略家でした。
補給戦相変わらず出てこないな。
無敵艦隊は近代で無いからすぐに見つかったのに…
っつーか、陸戦学会の本がほとんど売れてしまったわけだが
毛沢東がゲリラ戦の名著を著していたな
>138
ブックオフの100円コーナーで見つけたことがあります>補給戦
>>139 ネットで探すからないわけで足で探せば結構あるよ。たぶん。
>>141 買っとけばよかったのに。まあ、状態はよくないだろうが。
ブックオフの買取および売値の設定基準は、飽くまでも「状態」。
資料的価値とかは、まったく考慮の外だからな。不思議じゃないよ。
聞いた話では、陸戦学会の本は福岡、特に久留米周辺で探すのがいいらしい。
幹部候補生学校の学生が買うけれど、荷物になる&余り読まない人間も買う
から、って事らしい。
ここは油断ならないスレですから、来週までに久留米は壊滅していることでしょう。
なんといっても汚いてねいらのいるスレですから
狙いは防大出身者の卒業する9月末と、部内・部外選抜の卒業する3月末>久留米
>147
いや、これマジ。後は「八甲田死の彷徨」も、幹候の授業で使うけど、その後
売る人間が多いとか。ま、これは幾らでも手にはいるけどね。
>>143 ブッコオフの本に対する資料的価値の知識のなさには感服いたしますなぁ。
というか、古本屋で買ったクルスク大戦車戦(朝日ソラノマ)がどうみてもブッコオフ
で天地を削られた高さになってるし……。古本屋で買ったものを古本屋で売るんじゃねぇ。
「八甲田死の彷徨」大人になってから読むとまた違う味わいがあるなぁ
連隊や大隊の組織間の競争意識や士官学校出と教導団出の劣等感とか・・・
>>150 それはある意味、価値がわかる香具師なら転がして一儲けが可ということか?
>151
と言うより、案外映画の印象が強かったのでは、と邪推。
関係ないが、高倉健は渋いのぅ。
>152
価値が分かる奴は手放すまい。。。
>>152 Yes。知り合いの古本屋の店長は実際にそれをやってる。
原書房、もっと頻繁に良書復刻せんかねぇ。てねいらもそっち方面が
商売になるように、ちゃんと「大東亜戦争全史」とか「海藻録」とか買え。
原書房CD化してくれるといいんだが・・・
>>156 質問。「海藻録」って、どんな内容の本でつか。教えてよ。
んが!削る字を間違えた!
×海藻録
○戦藻録
海藻録
海藻録
海藻録
海藻録
戦藻録・・・黒島が都合の悪い部分を処分したヤシな・・・
>160
おまえなんかきえちゃえ!なかやろ!
>161
その話良く聞くけど、事実なんかな?旧版と新装版の比較をしたら明白とか?
海藻ダイエットの記録ですか?(挫折経験あり)
ちょっと調べたけど、戦藻録って版とか出版社とかが多岐に渡っているんだね。
戦藻録自体の信憑性自体はどんなもんだろう。読んでみたい・・・
軍研の太田某みたいな陸大がらみの怨み節みたいだったらやだな・・・
などと言いつつゴミを集積していたら、部屋の片隅に
電撃戦 ハヤカワ文庫 刊 レン・デイトン 著
が転がっていた訳だが。
>>166 ああ、ずいぶん前に買って無くしたんだよなあ…
フレーザーの『電撃戦という幻』を買う金がないから、
手ごろな1940年フランス戦の資料代わりと思って、
また買っちまったよ…。新刊・定価で(泣
ぐうハードな本の紹介の中にあえて切り込もう。
オスプレイ34 スピット5のエース 購入
メインディッシュはスピットのマルタ派遣大作戦。
故障したスピット5を着艦フック無いのに、ワスプへ無事おろすなんてすごすぎ。
恥ずかしながら知らんかった。
ミリの本棚にある「ソ連地上軍」っての、高校の図書館で見たような気がする………
>>168 戦藻録は自伝はなく日記。で日記は一時資料だが、自伝は一時資料とは言えない。
よって、おっしゃってることは内容は正しいが、記述に誤りがあるように思う。
揚げ足取りのようで申し訳ない。
防衛大がある横須賀じゃダメなの?
>173
横須賀は古本屋もイマイチ
つうか、軍事書籍は藤沢のほうが充実している
H坂書房も昔は「ツシマ」とか「焦土作戦」とか売っていたこともあった
が・・・
横須賀の数少ない古本屋にいけば陸戦学会の本があるはずだぁ!!
夏が近い今こそ冬の話を。ということで歩兵第五連隊編「遭難始末」(復刻版)を購入。
ご存じ八甲田山の悲劇の顛末書。五連隊の話であり三十一連隊の記述はない。
雪中行軍隊の動向よりも後の救助活動にページの多くが割かれている。それこそ各地から寄せられた
義捐金の分配明細まで書いてあった。
新田次郎の著書のような小説ではないので、事実関係しか書いてない。なにしろ体裁は報告書。感情描写などは当然なく、
そこが逆に読んでいて寒さを感じる(ネタがつまらんという意味ではない)。
必読とは思わないが、見かけたら手にとってもいい。
「戦場の未来」
て本おもしろい
出た年数考えるとなかなか
>>141 俺3500円で買ったよ…
畜生、文華堂なんて行くもんか!!!!
>>178 前にヤフオクで8000だかで落札してた。
3500はまあ適性価格と思われ
>>178 職場の厚生図書か何かで、捨てるというので貰いました、無料。
おまいら、「本土防衛戦史 元寇」が日本の古本屋にでてますたよ。
182 :
名無し三等兵:03/05/27 20:57 ID:49eCOb4B
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
おい、もうねえぞ。
>>184 誰か買ったんじゃねーの・・・ヽ(`Д´)ノウワァァァァァン
ここはハイエナの住処だから、絶版書とかは入手後にしか紹介出来ない事実。
つーことで
帝国陸軍機甲部隊 加登川幸太郎 著 白金書房 刊
入手しますた。
内容はこれから詳しく読むところだが、眺めた感じはいい。ま、作家買いだから
そんなに外れてはいないはずだけど。
それより嬉しいのは、発刊当時の新刊案内が挟まっていたこと。眺めているだけで
ハァハァ(;´Д`)
>181
参考までに幾らだった?
確か五千円。まあでも漏れは持ってたから買わなかったんだけど。
しかし古本というのは、高いもんにつくことがあるなあ。
入手価格を鑑みて、適正価格をつけていただきたいものです。
手元の丹羽文雄の「海戦」 定価一円八十銭その通りで買いたかった。(w
190 :
名無し三等兵:03/05/28 01:49 ID:fXqW0VhR
海軍創設史 イギリス軍事顧問団の影
陸軍創設史 フランス軍事顧問団の影
どっちも読んでみたいと思ったときには新本がなくて、
こないだ神田のとある古本屋で見つけたときには元値の
五倍の値段がついてましたが何か。
# ちなみに16kだったかな。
>>190 どうせ買えないので篠村か文華ですか?とばらしておく
なんと皆さんは、高価な本を惜しげもなく。
当方は全能の神の計り知れぬ深慮により、ようやっとジェイムズ・リーソー『グリーン・ビーチ』(ハヤカワNV)
をBOOKOFF100円コーナーで入手できただけで、胸がいっぱいです。
ご存知、1942年失敗におわったディエップ襲撃のレーダー基地襲撃を担当した
技術士官インタビューを軸にした戦時秘話+俯瞰戦史。
当時の連合軍の泥縄式上陸作戦の資材や方法論がひじょうに興味深いです。
ぜんぜん関係ありませんが、レン・デイトン『SS-GB』終盤の原子力研究所襲撃は
このディエップのパロディですね
あれじゃないか。福岡の古書店に張り紙で
「本土防衛戦史元寇、高価で買い取ります」
なんてあっても俺は驚かんぞ。
>>192 高い本を買った後は、しばらく白ご飯に味噌汁だけの生活が続きます。
見敵必殺主義じゃないと後悔することをこれまでの経験から悟ってしまいまして。
昨日元寇買った人読んだら感想よろぴくね
>137
>仲小路彰
全百巻の戦史を書いたみたいね
七年戦争の本持ってるよ
まだ読んでないけど
197 :
山崎渉:03/05/28 15:48 ID:???
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
>>179 私、1500円で買ってるわ。
多分、日本の古本屋で買っただわさ。
「ソビエト海軍」届きますた。って、気付いたら漏れ海関係の本って殆ど
持ってないんだよなぁ。
「図説 日露海戦史」「海上護衛戦」「雪風ハ沈マズ」ぐらいなだ。。。「太平洋に
消えた勝機」が入るなら入れるが。。。それでも今回ので5冊。
あ、本棚の隅に「破局への戦略 日本海軍とミッドウェー」発見。
#ちなみに、今「アレ」が送付されている最中。。。
>199
200get(・∀・)イイ!
上しかし、「破局への戦略」と「ソビエト海軍」以外は入手可能な本ばかりだな。
漏れとしては珍しい。
「アレ」とは何か申告せよ!
てねいは汚いから、また何か貴重な本を買ったんだろう!教える!
油断のならないセレですから
ふ。
「歩兵第8聯隊史」「第二次世界大戦通史・全作戦図と戦況」の2つだ!
「第二次世界大戦通史・全作戦図と戦況」はホスィなぁ・・・
>203
×歩兵第8聯隊史
○歩兵第八聯隊史
漢数字じゃないとヒットしないみたいだ。
「またも負けたか」のほうはいらないなぁ・・・
>204
購買意欲煽り。
歩兵第八聯隊史は 非 売 品
まったくここはひどいミリ哲ですね(w
古書店の工作員がいるスレはここですか?
こんど大日本絵画から「クルスクのパンテル」いう写真集でるらしいね。
AM誌に不定期連載されてた旧ソ連のドイツ軍戦車研究家のやつ。
「大祖国戦争シリーズ」とかいって、AFV洋書マニアの間では知る人ぞ知る名著いう
話しだけど、だれか詳細知らない?
>>191 今週末まで神保町行けないよ…こつこつ金溜めてたのに…
>>210 たまには家族サービスしてあげなさい。おじさま
田中宏巳「海軍戦史の編纂と歴史的意義」要約
『日本歴史』640号 2001年
直近の時代の戦史は、現在の技術上・作戦上の軍事秘密を含むため、公
開できない事情がある。しかしその一方において、国防問題を周知させ
るために戦史を広める必要もある。明治時代においては、部内の研究で
用いる戦史の他に、一般向けの戦史が編纂されていた。
しかし、大正五年の「海軍機密図書取扱規則」は、三段階に分けた軍事
秘密のうち、最高度の十種を列挙指定した「軍機」の中に、信号規則・
戦時編成などとならんで戦史を含めた。軍機は配布先が長官クラスまで
に制限され、実際上、閲覧にも海軍大臣の許可が必要となった。これら
の戦史を用いた研究は閉ざされていたようである。
この結果、海軍における本格的戦史研究は日露戦争止まりとなり、第一
次大戦による戦争形態の変化にもかかわらず、これに対する調査研究の
道がふさがれた。大正時代から昭和にかけ、海軍の関係機関や元海軍軍
人によって日露戦争を主題にした研究が多く発表されたが、第一次大戦
や昭和の事変を扱ったものは微々たるものに過ぎない。一般の戦史の内
容は顕彰を目的とするものに傾いた。
付表から 角かっこ内は名無し三等兵による
『明治二十七八年海戦史』
普通3冊[『廿七八年海戦史』]、秘・部内23冊
『征清海戦史』 極秘 (不明)
『明治三十七八年海戦史』 普通4冊
極秘・部内秘[『極秘明治三十七八年海戦史』]147冊
『征露海戦史』 極秘 (不明)
『大正三、四年海軍戦史』 軍機 19冊
『大正四年乃至九年海軍戦史』 軍機 12冊
『昭和六・七年事変海軍戦史』 軍機 11冊
『大東亜戦争海軍戦史』 軍機 3冊
昭和六・七年事変海軍戦史 全四巻・別巻一
海軍軍令部 編
ISBN 4-89774-250-1
緑蔭書房
2001/07
96000円
上記以外は入手困難。
216 :
名無し三等兵:03/05/29 01:39 ID:AE8563mD
>196
おお、やはりご存知の方が!
当方軍事にさほど明るくないので、その側面での評価が知りたいのです。
私は『未来学原論』をもっております。
まったく知られていませんが、非核三原則を作ったのはこの人です。
親が仲小路廉、戦前の農商務大臣。
補給戦はねえ
持ってないんだけど、昔、大学の図書館で借りて
全文パソコンに打ち込んだw
コピーやスキャンも考えたけど、いろいろ便利かと思って
大学の夏休みに、3日くらいかけて打ち込んだなあ・・・(遠い目
ウプしるというヤツが出るに500レーション
うpきぼんぬ
私からもお願いします。
>>219-220 タイーホ。
でも、winnyとかに流したら、特定のしようもないなあ。
こわいこわい。
>>210 釣られているのかもしれませんが、『ソ連軍に鹵獲されたドイツ車輛』
持っているので寸評。
写真はほとんどがロシアソースの未発表(だった)。モスクワの集積場
に集められている数十輌のドイツ車輛には鳥肌がたった。
本文はロシア語の為に分かりませんが、実戦記(だろう)と
SU-76iの開発史もあり。
「フロントライン・イラストレーション」で検索すると
何件か出てきます。『パンター』はGPとかで丸写しにされて
いますが、御祝儀で買う(というか購読申し込み済み)。
この内容がこの値段は絶対に御徳。
>>221 ところで、その本の著者ってまだ存命なんですか?
亡くなって70年以上たてば著作権は失効するからそれまでまちましょう(w
(でも20年延長する法案がもう通っちゃったんだっけ?)
225 :
217:03/05/30 18:58 ID:???
目次なら本土防衛戦史ものってるみたいだから、かまうまい。
復刊支援プリーズ
目次
序章 戦史家の怠慢 1
第一章 一六〜一七世紀の略奪戦争 4
河川利用を知った者が勝つ 4
軍需品倉庫の出現 16
移動中のほうが安全だった 25
現地徴発が戦略の基本 34
第二章 軍事の天才ナポレオンと補給 38
包囲攻城戦から会戦へ 38
三帝会戦の舞台裏 41
モスクワ敗戦の真因は何か 58
結論 67
第三章 鉄道全盛時代のモルトケ戦略 72
新制度創出時代へ 72
鉄道は戦争をどう変えたか 78
フランス対ドイツの激突 85
実態は依然武装遊牧民 92
理論倒れのモルトケ兵站術 98
226 :
217:03/05/30 18:59 ID:???
第四章 壮大な計画と貧弱な輸送と 104
巨大化と機動性の相克 104
補給軽視のシュリーフェン 108
小モルトケは小才だったか 113
マルヌ川戦闘での兵站術 116
鉄道は混乱し続けた 123
敗けるべくして敗けた 128
結論 131
第五章 自動車時代とヒットラーの失敗 135
自動化で徹底さを欠く 135
バルバロッサ作戦と兵站 140
惨憺たりロシアの鉄道 147
運命の秋雨 158
結論 165
第六章 ロンメルは名将だったか 172
史上最初の砂漠機動戦 172
砂漠では何が必要だったか 173
最後までたたった港湾不足 183
結論 189
第七章 主計兵による戦争 193
完ぺきな組織 193
数表を軽べつしたパットン 197
永遠の謎・ルール突進 205
結論 217
第八章 知性だけがすべてではない 221
あとがき 228
>190
その2冊、今日文華堂で見たよ、一冊3500だか4000で。
角曲がってすぐの本屋では一冊9000だった。
オレの守備範囲じゃないので買わんかったが。
「秘録 永田鉄山」を購入。その名の通り、永田鉄山の生涯についてまとめたもの。
永田鉄山刊行会なるところがまとめた本なので、永田についての客観的な分析的はそれほど載っていない。
例えば永田が補充隊時代、遊びまくって借金を作り、代わりに払ってくれるよう隊長に頼みに行ったエピソードの後、
「天真爛漫な鉄山の一面を見た」とわけのわからないまとめ方がしてあった。
ただ惨殺事件だけは前後の経緯も含めてなんとか客観的にまとめようと苦心しており、
それなりにしまったものとなっている。
>217のPCをファッk(PAM!
UPと釣りは双葉二次裏だけにしてくれ
Supplying War : Logistics from Wallenstein to Patton
by Martin van Creveld
こんだけ名著だから、どっかのサイトに英訳でも転がってないかね・・・
>>234 外国ではまだ普通に売ってる本だからどうかねぇ。
Amazon.co.jpでも買えたな。
236 :
名無し三等兵:03/05/31 16:15 ID:+pRw9IJ8
日本の古本屋 「本土防衛戦史 元寇」あげ
>236
今井書店さんご苦労様。
しかし良心的価格だな。。。
歩兵第八聯隊史キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
木俊朗「全滅」(文春文庫)読了
ご存知インパール戦線シリーズのなかの弓師団(33師)戦線前面を軸にした
戦車支隊や、他師団から抽出された支援大隊の全滅戦記。
「敗走の過程がインパール戦線の縮図」いうことで、膨大なインパール4部作に
先駆けて読みはじめましたが、気になるのは、総司令官-幕僚-士官クラスの集団的な
責任放棄でしたね。元来、大本営-南方総軍-ビルマ方面軍-第15軍の上意下達の
無理な兵站・装備ではじまったのは有名ですが、誰も組織のなかで抗命せず
参謀-指揮官が各地で「ふてくされる」のが圧巻でした。
「ふてくされて無理な攻撃を命じる=オレの責任じゃない」
いう道徳の退廃が、無謀な攻撃による下士・兵士の大量消耗を招いたのは
<高木節>を割り引いても、当時のインパール戦線の真相臭いです。
当初の破綻した兵站計画いうマクロの失敗も含めて、このへんの末端における
「抗命せず、上司が気がつくまで、部下を殺しつづける」
いうのが、日本的メンタリティだと思いました。
雰囲気としては消費者金融営業マンの残酷物語ですかね。
上司にむりな目標をたてられてる人も多いと思いますので
あんまりエセ山本七平風の話はアレでしょうが(w
物量があるからはじめて成り立つかもしれませんが、米英軍の
「人命第1主義」には、やはり旧日本軍のそれに勝るものがある
と思います。「クリスチャニズムに支えられた個人や市民の軍隊」と
「稲作文化圏の軍隊」の差を感じました。
東部戦線のドイツ軍にとりわけみられた末期「死守命令」も、
ビルマやニューギニアにおけるわが国の後衛戦・陣地死守における
創意工夫の欠如・否定・作戦の硬直化は、英国側の戦記にも報告
されてますがが事実なんでしょうね
戦争論、いろんな出版社から出ているけどどれがお勧め?
>241
戦争論とは、やはりクラウゼヴィッツの戦争論ですね、
それなら岩波書店以外の本ならどれでも良い、
多少、出版社により文章などが異なってますが、
それほど変わらないです。
購入時に必ずクラウゼヴィッツの戦争論か確かめる事ですな、
間違えてクラウゼヴィッツの戦争論以外の本を買うと後悔します。
戦争論は難解ですが、理解できるまで何十回と読み返しましょう。
中公文庫と岩波文庫なら、訳注多い岩波文庫お勧めです。
日本クラウゼヴィッツ協会監修の2000円クラスの単行本とかもあります。
ただ、個人的にはナポレオンに1806-1813年から祖国を蹂躙されたクラウゼ
ヴィッツやシャルンホルストの経験にもとづく1820年代執筆の「祖国プロ
シアに対する軍制改革勧告書」の色彩が濃いと思います。
世界史板でもさんざん議論されてますが、同書に「21世紀までつづく普遍性」
を求めるのは、「孫子の兵法」がある程度、ビジネスやラムズフェルドさんに
引用できるように、かなり引用者の恣意が強いうような気がします
244 :
243:03/05/31 21:55 ID:XR3M7Vb/
あ。わしも242氏に賛成。
岩波文庫は訳が晦渋で、あれでしょう。
「核戦争時代のクラウゼヴィッツ」とか「絶対戦争とは何か」
論じるには、岩波文庫以外のほうが入りやすいです
しかしナポレオン戦争の参考書として読むには岩波文庫が最適
ただ、軍板的には芙蓉書房版のを薦めない訳にはいかないな。漏れみたいに
3種類も4種類も購入しるのは必要なかろ。
近所の古本屋でフジ出版の「SS の歴史」というのを
発見したのですが、内容的に買いですか?
>>245 買いすぎ(w
>>246 講談社学術文庫で同じ奴がでてたような・・・
誰か詳しい人助け舟プリーズ
>>246さん
買い! だと思います。
講談社文庫で再版されているのですが、それと比べると写真が豊富で、ナカナカ
のモノなんだそうです。
ちなみに、私が持ってるのは、講談社版……
>本土防衛戦史 元寇
一応、私が申し込みしました〜(w
猫になんとやら・・・・(w
『対戦車戦ー戦車と戦う人間ー』ジョン・ウィークス著 原書房
第一次世界大戦〜1980年代までの対戦車兵器の発達と、対戦車戦闘について纏めら
れた一冊です。
世界で最初に成型炸薬弾を作ったスイス人の話や、イギリス本土での本土防衛戦へ
向けての準備の話など興味深い話が掲載されてますが、ど〜も胡散臭い話や、事実誤
認もあり、なんだかな〜って感じです。
昭和八年発行の「学校教練必携 前編(軍事講和之部)」って中等学校用の教育本入手したんだが、こう言う本の話題って、ここで良い?
一応ガイド版から、ここ進められたんだけど。
二色刷りで軍の基本から、小規模な戦闘の作戦要領まで豊富な図表と作戦図が折込で入ってる。
将来的にはこう言う本を電子化して公開しようと思ってるんで、意見聞けたら。
>>251さん
ああ、いいな〜 私的には読みたいなぁ〜
ちなみに今回の元寇はおいくらでしたか?
>>241 岩波文庫をお薦めします。
確かに文体が堅くて難しいのですが、内容をもっとも適切に訳していると思います。
中公文庫版が易しく頭に入りやすいので、そちらを1回読んで内容をおおざっぱに把握してから、
岩波文庫版を精読というのが一番確かな道かと。
間違っても別の「戦争論」や、クラウゼヴィッツの戦争論を「解説した」本とかは、
読まない方がよいでしょう。
おー良心的、売れるまでに間があったということは
そろそろ欲しい人には行き渡ったということかな。
大戦学理が1番!
岩波を筆頭に他のはカスです 藁
戦略研究学会編集芙蓉書房出版
「戦略論大系」シリーズって如何なものですか?
1.孫氏(杉之尾宣生編著)
2.クラウゼビッツ(川村康之編著)
3.モルトケ(片岡徹也編著)
4.リデルハート(石津朋之編著)
5.マハン(山内敏秀編著)
6.ドゥーエ(瀬井勝公編著)
7.毛沢東(村井友秀編著)
別巻 戦略・戦術用語辞典
>>258 当方未読ですが前に軍板のどこかで、
「論文付き妙訳に数千円出せるならどうぞ」と評価されておりました。
古書で完全訳や洋書を手に入れることができないならば、
唯一の資料としての価値はあるかもしれません。
>>258 第1巻「孫子」は英訳が載っているというのがウリです。
第3巻「モルトケ」と第6巻「ドゥーエ」は一般に市販されている書籍としては、
現在のところこれしか翻訳がないので、英文が苦手な方はどうぞというところ。
2、4、5は抄訳なので「唯一本」としてはお薦めできません。
7はお好みで。別巻はあれば便利です。
私の個人的な意見ですが、兵学書を読む上で一般にいえることは、
「可能な限り原典本文のみを熟読、精読し、戦史知識と組み合わせ、自分の頭で理解する」
ことだと、私は思います。もちろん、その後において研究に目を通すのは問題ないと思います。
>>251 分かりやすく解説してあるんなら、役立つ人も多いだろうし、いいんじゃない。
一度見てみたいな〜
教練関係や、入営者むけの軍隊生活について書かれた書籍は、一般にはなかなか目に
触れる機会が少ないと思う。ただ、軍事史という観点から見れば、陸軍省教育総監部監修の
資料では、史料としての価値はやや弱いかも。
専門家向けなら、隊内限定の教本や操典といった一次史料(当時、軍関係者によって作られた文書)
の方が妥当かな。
発行部数が多いものなら専門書店で比較的容易に安く入手できるよ。私の場合、たいていは
古書目録から通販で購入しているので、題名から中身を推測するほかなく、自分の専門以外の
ことはほとんどよくわからんです。
>>262 関係しそうなのは、著作権法の第五一条、第五三条あたりかねえ。
五三条が適用されるような著作物なら問題ないと思う。
>>259 >>260 評価Thx.
そうですよね〜、所詮抄訳だしなぁと思っているのです。
当方地方都市在住なので、でかい本屋なんて少ないし、ってか潰れたし。
大阪なら近いので、漁りに行って見ます。
>>252 >>261 thx
ここで問題なさそうなので、常駐します。
数日に一回の反応になるでしょうが、ご容赦を。
この本以外に、教本的な物なども集めてます。
しか内容が専門的過ぎたり、いきなり読むには難しいかなと。
まぁ、まだまだ先の話なんですが。
>>262 >>263 著作権については、まだ未調査です。
政府発行物なら著作権無いってのは知ってますが、これはそうでもなさそうですし。
社名で発行された書物は、発行後70年でしたっけ?著作権有効期間?
その辺も教えて頂ける人がいたら幸いです。
私が公開したいと思っているのは、暇が出来たら、ひょっとしたら老後(w
の話しなので、のんびり調べ様と思っていました。
アップロード予防謀議罪適用スレ
図説陸軍史 建帛社 刊 森松俊夫 著
久しぶりに絶版じゃない本を紹介しようと思ったのに、yふーにしか
ヒットしない>ネット通販
198ページか…微妙だな
緒戦で立ち読みしてから決めた方がいいかな?
>>271 200ページ以下と薄い本で、内容的にはそれほど深くありませんが、
基本的な部分が押さえられていて好著と思います。
階級一覧や部隊所在地、主要な会戦の作戦図、一般的な師団編成などが載っているので、
リファレンスに使えますね。
補給戦ヤフオクで出品中のを発見
ロシア人が書いて日本語訳された二次戦の軍記物ってないでしょうか?
>>274 さん
ハリソン・E・ソールズベリーの『攻防九百日』とか『燃える東部戦線』とか?
あとジェーコフの回想録とかかな〜
(^^)
え、ジューコフの回想録って日本語である?
>277
ジューコフ元帥回想録 : 革命・大戦・平和
ゲ・カ・ジューコフ著
清川勇吉[ほか]訳 (BN02013111)
東京 : 朝日新聞社, 1970
確かチェイコフの回想録も出てたはず
共産党の公刊戦史も一応邦訳ありましたよね・・・
280 :
名無し三等兵:03/06/03 22:14 ID:NWHmDV3q
戦前の軍事史・軍事技術史などはどの程度信憑性があるものなのでしょうか?
近代軍事技術史(昭和17年)や日本軍事技術史などを最近発見したもので・・・
独ソ戦の基本的な知識を身に付けたいと思っているのですが、
「詳解 独ソ戦全史」
「バルバロッサ作戦」
ではどちらが良いですか?
>>282 「詳解 独ソ戦全史」
で、通史を把握し、
「バルバロッサ作戦」「焦土作戦」
などで個々の戦例について理解を深めるのはどうでしょうか。
>>282 パウル・カレルの「バルバロッサ作戦」は、いわゆる「独ソ戦」のほんの一部しか
書いてません。また、発行年代も古いです。
一方、独ソ戦全史は最近になって公開されたソ連側の史料もひろく渉猟しており、
赤軍の建軍から終戦までを扱っています。
あと、先に進みたいときには、独ソ戦全史のほうがいいでしょうかねえ。注が非常に
詳細で、参考文献も多く挙げられています。
# まあ、高い本じゃないし、両方買えば?
>>282 基本的な知識というのが何を指すのかわかりませんが、
通史であれば「詳解」のほうでしょう。ただし記述にいくつか誤りがあります。
カレルのほうは、エピソードが豊富ですが、記述にかなりドイツ寄りのバイアスが
かかっていて、客観的とは言い難いという難があります。
>282
どちらもお勧め。
パウル・カレルの「バルバロッサ作戦」「焦土作戦」はやはり独ソ戦を語る上で
外せない存在。同時にソ連崩壊後の資料を用いた通史である「独ソ戦全史」も
やはり外せないなあ。
あえてどちらかを押せと言うなら、漏れはカレルの方を押しとく。文庫だし(惰弱な理由だな)
かわぐりかいじの新作
太陽の黙示録
軍記物ではないけど、なかなか面白かった。。
独ソ戦の文献で有名なのは
カレルと詳解
以外に何かあるでしょうか?
陸戦研究が出している本と学研のシリーズではどちらが良いでしょうか?
先日古本屋に逝ったら昔の共産系の雑誌(しかも創刊号)が売っていて、
なんか鉛筆で「発禁」とか書いていたんですが、どうですか?
>>290 昔はそういった政治思想を出版することが禁じられていたから。
日本史の教科書くらい読みなさい。
292 :
パヴロフ2等兵:03/06/03 23:17 ID:xK8OWoo4
>289
ソ連視点からの通史ならハヤカワNF「燃える東部戦線」あたりかなあ・・・・
>>290 発行年月日と書名はどのような物でした?
物によっては高く売れますが。
せめて書名がわかれば良いのだが。
>>291 ジョークですよ……。
とはいえ、タイトルは忘れてしまいました。古い本によくある紙質で(ざらざらしてるやつ)、
裏に「ついに出た!青年達の共産主義の指標となるべき雑誌が!」
とかなんとかそういうのが書いてました。
時代を感じさせるなぁ、と思ってしまった次第であります。
>>289 独ソ戦の文献で「必読」といわれているのは、「詳解」にも紹介されている、
John EricksonのThe Road to StalingradとThe Road to Berlinの2部作、
およびAlbert SeatonのThe Russo-German War 1941-1945です。
Ericksonはソ連視点による通史の決定版とされており、対するSeatonはドイツ視点です。
どちらも非常におもしろいですが、一般向け研究書というべき内容で、
「カレル」のような戦記物が持つ魅力には欠けるきらいはあります。
個々の作戦史については「詳解」の著者グランツ氏の一連の著作が
重要だと思います。
あとは既に紹介されていますが、
大祖国戦争史の翻訳である「第二次世界大戦史(弘文堂)」、
作戦面での具体的な記述が魅力であるグデリアンの
「電撃戦(フジ出版/中央公論新社)」が基本でしょう。
297 :
名無し三等兵:03/06/04 00:07 ID:HuWDRO2E
>>296 便乗質問スマソなんですけど、
最近、「電撃戦という幻」を買ったんですけども、
グデーリアンの「電撃戦」を読んでから、上のを読んだほうがいいですかね?
299 :
282:03/06/04 01:47 ID:???
みなさま、レスありがとうございます。
手はじめに「詳解 独ソ戦全史」を読んで見ようかと思います。
300 :
名無し三等兵:03/06/04 07:33 ID:C87apbRo
>>243 >>254 おいおい、ちょっと待てよ。
岩波・篠田某の独訳は「戦争論」に限らず、ドイツ文学者の間では、迷訳・意訳・改竄
(意図的な削除)で有名だぞ。だいたい原典も良くない。それくらいちゃんと調べろ(ワラ
清水多吉訳・「戦争論」(中公文庫)でいい。これはもともと現代思潮社版の復刊だ。
しかも原典は東独版。だいたい防衛大も清水多吉訳をテキストに使用しているぞ。岩波版
なぞ無価値どころか原典も改竄版で、おまけに翻訳も誤訳天国で読まない方がいいぞ(ワラ
ドイツ語の腕に覚えあれば(別になくてもいいが)、Duemmlerから出たW. Hahlweg
(これぞ原典・東独版)編集による "Vom Kriege (Achzehnte Auflage)" に挑戦すべし。
>>241 クラウゼヴィッツの戦争論における敵戦闘力の撃滅(殲滅というべきか?)というテーマ
が昨今の精密誘導兵器システムの実用化により、第二次大戦来もてはやされた総力戦、敵
の産業・生産能力の殲滅といった絨毯爆撃(核攻撃も含む)思想の凋落を受けて見直され
つつある。要するにナポレオン戦争以来の、国家総動員・総力戦思想が終わり、プロ同志、
ハイテク傭兵同志の精密軍事攻撃による、軍事目標限定の外科的戦争が主流となる。ここで、
正にクラウゼヴィッツ理論の新装開店、戦争論をじっくり読むのは今が旬だよ。あと、わが
ネオコンのバイブル、G&M・フリードマンの「戦争の未来」もね。毀誉褒貶が激しい本だが、
よく読むといいとこ突いてるよ。戦争論とセットで読むといい。
>300
岩波のは、そこいらへんを全部さっ引いたとしても「全訳」というのが大きいよ
やっぱり(だからといって、いきなり薦めるのはなんだとおもうが(^_^;)
抄訳というのは、何というか、あくまで「抜粋」であって、やはり本質的な部分に
ふれるのは全訳でなければ、という部分は大きいと思うよ。
特に、わし的には前書きにおける消防条例が、岩波以外では軒並み削られて
いるのが、むしろ「オレ的解釈の戦争論翻訳を読め、さぁ読め」と迫られている
ようで、どうも不愉快。
「翻訳」というのは、誰かが咀嚼したヨダレのついたものを口にする行為なので
そこにさらに「抜粋」というヨダレがつくのは、ちと勘弁、というかんじ。
>300
> プロ同志、ハイテク傭兵同志の精密軍事攻撃による、軍事目標限定の外科的戦争が
> 主流となる。ここで、正にクラウゼヴィッツ理論の新装開店、戦争論をじっくり読むのは
> 今が旬だよ。
なんかクラウゼウィッツの考え方が、でんでん理解できていないのでわ・・・。
せめて前文だけでも読んでいれば、その種の戦争(と称する、むしろ約束事に縛られた
儀式的な戦争ごっこ)が、実体としての哲と暴力に埋め合わされることを警告されている
ことは明白だと思うのだが。
色々な人の考え方の訳を読めばよろし。原典をあたるのはそのアトでも
いいとオモワレ。
>302
300の
> プロ同志、ハイテク傭兵同志の精密軍事攻撃による、軍事目標限定の外科的戦争が
> 主流となる。
この時点で2001年の911テロから対テロアフガン戦争、イラク攻撃
の昨今の流れを把握してないんだから・・お相手しても仕方ないでしょ。
305 :
名無し三等兵:03/06/04 08:55 ID:RAPpjSyI
宗田理『ぼくらの七日間戦争』角川書店
>>305 小さいころは展開にワクワクしながら読んでたもんだが、
今見返してみるとはらわた煮えくりかえるような内容・記述でつた。
っていうかあんなん戦争どころか内乱レベルでもないわい。
ただのストライキじゃねーか。
307 :
305:03/06/04 09:47 ID:???
ネタに怒られても・・
俺もガキの頃は面白かったが、大人になるとサヨ臭が
鼻について読まなくなった。。
あのーナチス軍になれる本はないですか?
「ナチス軍」なる軍隊はありませんが。
ネタですか?
>>308 そもそもナチスは一政党であって、軍もしくはドイツ国防軍の一部の機関ではありません。
SS(親衛隊)というものなら存在しており、またSS装甲師団などの一部ナチスの息のかかった軍隊も存在していましたが・・・
しかし、一番の問題はナチスというものが、ご存知のこととは存じますが、半世紀以上前に消滅しておりまして、
ナチス軍はおろかナチスになる方法すらありません。
ネオナチで我慢してください。ちなみにネオナチになる方法はドイツにでも飛んで調べて下さい。
>>309 >>ネタですか?
そりゃそうだろう(w
>309
サーキットの狼になら存在するが(藁
>>312 珍走になって、メンバー全員、ポルシェに乗って、親衛隊まがいの軍服着てってか?
まあ、あとは笑心者スレででもやれってか?(w
>>314 朝雲新聞の「国防用語辞典」はお勧めかな、
略語の場合だと国書刊行会の「世界軍事略語辞典」は良い。
どちらも少し古いので新しい言葉が載っていないので注意、
まあお金に余裕が有るのなら全部買うのが正解ですが。
>>296 というかその英書は読むのは難しいでしょうか?
当方は学生時代にそんなに勉強しなかったのですが・・・
激しく板違いだが、ブッチャーの自伝は泣いた。・゚・(ノД`)・゚・。
時候だから・・・
去年の夏ごろ館林のブックオプに売りに出したのは、自分であります。
誰が買っていったにかなぁ・・・
>>294 「プロレタリア文化」という雑誌の創刊号でした。ちなみに1931年。
文學新聞がどうのこうのという内容らしいです。
ちなみに4000円。さて、その価値があるのやら。
>>297 さん
グデーリアンの「電撃戦」は回顧録。
「電撃戦という幻」はフランス戦を扱った研究書なんで、どっちを先に読むか、そう
悩まなくてもいいと思うよ。
322 :
名無し三等兵:03/06/05 03:27 ID:qrJxWaYe
「バルバロッサ」(最近の奴)買おうかなあ。ちょっと漫画本っぽい
表装だけど、なんというか、より兵士の立場で戦争を描いてそうで、
楽しめそう。
>>322 そういうのがお好みでしたら、カレルの一連の作品、アンブローズの「バンド・オブ・ブラザース、」、
ビーヴァーの「スターリングラード」などがおもしろいかもしれません。
ところで(最近の奴)といっても学研の「バルバロッサ」「焦土作戦」は、
以前フジ出版から出ていたものの再販ですよ。
>>300 そのような意見もよく聞くのですが、たとえば第1編第1章の2の末尾など、
中公版のほうが明らかに「意訳」をしていると思われる箇所もあります。
この件は、なかなか難しいように思います。
325 :
名無し三等兵:03/06/05 06:14 ID:m8CdeZrK
戦争関係を扱っている古書店ってどこがいいの?
(特にオンライン古書店キボン)
326 :
名無し三等兵:03/06/05 07:54 ID:Mz51BQBz
300ゲットしましたが何か(w
>>302 べつに十九世紀の「クラウゼウィッツの考え方」をそのまま適用しようという
のではないよ。「抽象化」って知ってるかね。せめて陸のサマーズや空のウォーデン
の理論を前提にして議論してちょうだいね。(ワラ
>>304 >この時点で2001年の911テロから対テロアフガン戦争、イラク攻撃
>の昨今の流れを把握してないんだから
ほう、それでその弱体なテロリスト勢力を圧倒したのはどういう装備をもった
勢力だったかなあ?精密誘導兵器は使用されなかったのかなあ?まあ、田舎者
の低能テロリスト集団には使用することすらもったいなかったが、自軍の損害
は最小化できたがね。クラウゼウィッツも矮小なるテロリストまで範疇に入れ
ろと言われても迷惑だろうね。そう言うことは偉大なる毛沢東同志にでも聞い
てくれよ(ゲラ
>>300 おっしゃる事はよくわかります。別に清水多吉版が絶対というわけではありま
せん。あくまでも減点法による相対的な比較です。ドイツ語版が無理なら、
Hahlweg版をもとにした英訳がベストだと思います。
論争するんなら戦争論スレでも立ててそっちでやってもらえないかな。
このスレでやられてもなあ
まあクラウゼヴィッツスレはあってもいいよね。
ちゅーか誰かナポレオニック総合立て直してくれ。
そこなら戦争論OKでしょう。
論争結構、結構
ここんとこ古書の話ばかりだったし。
もうすぐ夏だしガンガンやってちょ
テスト
オッハー
論争は良いけど別のスレでやって欲しいな。
論争はやめましょう。
というわけで、最近入手したドイツ語版を紹介しておきます。
Vom Kriege
Carl Von Clausewitz
Ullsteiin Verlag, 2003
戦争論追加
ペーパーバック736ページ
定価6ユーロ
>>325 軍事関係の古書店で有名といったら神田神保町の文華堂だが、
オンライン販売はやっているかどうか……
光人社NF文庫新刊 「Uボート入門」 広田厚司
文庫なのに1000円以上するが600ページ以上のボリュームに
Uボートの歴史・技術・エピソードなどがうまく収められている。
巻末にはU-1から全艦の艦歴表もあり、買いの一冊だと思う。
世傑SR-71購入。
ほとんど知らなかったので、興味深い話ばかり。・・・オチッコの話とか。
運用・機体構造など読むと航空機の概念を超越しとるねえ。
離陸と着陸以外はほんとに、スペースプレーンですなあ。
こんな化け物が嘉手納という身近な場所に棲みついていたのね。
処でT/F氏のカキコが見あたら無いのは鳥養センセ講座が無いショックなのだろうか。(W
337 :
名無し三等兵:03/06/05 21:25 ID:zVt42mSN
>>334 >文華堂
オンライン販売はやってないみたい。
もう一つ発売されてた光人社NF文庫の大和の暗合士がどうのって本はどうでしたか?
340 :
314:03/06/05 22:24 ID:???
>>315 なるほど、参考になりました。ありがとうございます。
>国防用語辞典
防衛学会発行のいわば半オフィシャルものみたいなので、
ぜひ入手したいですが・・・
週末に神田界隈をぶらついてみることにします。
341 :
名無し三等兵:03/06/06 03:25 ID:GxwFxcvt
>>326 「300ゲトしたが何か?」いってる本人が、300に自作自演でレスかえしちゃ
まずいですな(苦笑
おたくみたいな怖い人がいるから、ナポスレは僕は立てぬし、人材が
シミュ共用掲示板にながれてるみたいです。匿名掲示板でも、ネチケットが
守れないと結局スレは潰れますし、2chは煽りや叩きが普通だぜ!いうなら、
結局、参加者の減少につながると思いますがね
まあまあ、てねいらモチツケ。
第二次大戦小史 朝日ソノラマ
タイトル通りの第二次大戦に起こった海戦をあつかった本。
結構マイナーな内容で占められており、有名な海戦以外を抑えたい人におすすめ。
恥ずかしながらヒ86船団の話はこれではじめて知りました。
>345
そのシリーズで同著者の「撃沈戦記」も好き。4巻まで保有。
しかし、これ何巻まで出たんだろう?
>独ソ戦関連戦記
私のお勧めは
朝日ソノラマ 「ドイツ戦車軍団(上、下)」 メレンティン著
東部戦線限定ではないが、ドイツ参謀として、各地を転戦した著者の書いたもの
(対ロシア戦に関して、ものすごいフィルターがかかってるのは、ゆるしてあげて欲しいです)
(なにせ、書かれた年代が古いもんですから(w
:情報
数日前、池袋のじゅんくどーに 早川書房「海戦 連合軍vsヒトラー」がありました。
著者は元英国海軍の船団護衛部隊指揮官なので、良いかんじです。
「呪われた海」が、独海軍内部の記述が多いのに比べ(当然ですが・・・)
英国よりの総合的な欧州海戦史として読みやすいです。
結構、地中海の記述が多いとこも○と思います。
(船団護衛関連も、著者が著者ですから、取り上げが大きいです)
さて、何日後に売れてるかな(w
>>346 あの本まだ在庫あるよ。そういえば今日某所行ったら陸戦や史学が結構入ってたな。
>>326 書き方を幾ら変えても敵に対しては食って掛かる性格は変わってないようですねえ
>軍オタ殿
まあ、ウゼーに問題無しといえないが、ハイテク傭兵を使えるのは金持ちだけという現実を無視し過ぎてる気もする。
日本の古本屋にて、某シリーズを数冊注文。
てねいらは抜け目ないんで、手元に届くまで安心して書き込めません。
349 :
名無し三等兵:03/06/06 21:15 ID:co0ijKfz
独ソ戦全史、とりあえず、バルバロッサ作戦の侵攻状況は、はしょりまくり
で、どこの部隊が、どのように、殲滅されたのか、全然書かれとりませんがな。
(本の値打ちをどうこういいたいのではないです。)
とりあえず、「バルバロッサ」全発注したんですが、局地戦の実際を描いた
本って何か有名なのありませんか?理想的には白兵戦が好きです。
おしえて「くさい。」←関西かよ。
>>349 さん
上で挙げられてた、スターリングラードモノ。
延々と包囲されたレニングラードの事を取り上げた「攻防900日」とか、モスク
ワ防空戦を描いた「モスクワ上空の戦い」 あと学研のシリーズとか?
あと 「バラトン湖の戦い」 とか?
サンケイの第二次世界大戦ブックスで『モスクワ攻防戦』とか『スターリングラ
ー』とかあったよな〜
>344
釣りで誤魔化したい気持ちはわかるよ(w
>>144 そんな哲に騙されて〜
私は明日、久留米まで行ってきまつ。
354 :
名無し三等兵:03/06/07 09:51 ID:dGvsLNdt
一つの戦例を時間的空間的に完璧にイメージ出来るようになるまで理解したいと思って、
良さそうな戦例を探しているのですが、何分戦史に無知なため迷っています。
何か良い戦例があれば教えて下さい。
出来れば戦場跡がまだ当時を思わせる形で残っていて、その戦闘の記録なども
手に入り易い形で残っているものがよいのですが…
微妙にスレ違いかもしれませんが、アドバイスよろしくお願いします。
>>354 おっしゃることが良く理解出来ません・・・
もう少しわかりやすく説明していただけませんか?
例えば、「時間的空間的」とは?
356 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :03/06/07 09:58 ID:TdmTh/28
戦例にも色々なケースがありますから、
どのような戦闘について求めるかによって紹介できる戦例も異なります。
でも、いわゆる「古典的研究例」になっているものから入るのがよろしいのでは?
マンシュタイン御大の「第3次ハリコフ攻防戦」とか。
357 :
354:03/06/07 10:09 ID:dGvsLNdt
レスありがとうございます。
>>355 戦闘がどこからどんな風に始まって、どこで終わったか、ということです。
時間経過と部隊の動きですね。
>>356 出来れば日本で、近代戦以前の物が希望です。
「古典的研究例」になっているものにはどんなものがあるのでしょうか?
それをまとめた書籍などご紹介いただければ幸いです。
358 :
名無し三等兵:03/06/07 10:29 ID:MOnoorY9
今新宿駅地下で古本市やってる(日曜まで)
結構面白いものが発掘できるようなので近場に在住の方はいってみては?
コンピュータグラフィックスで再現する、戦場の何とか、というのがあったような…
今みたいな、3DCGではないですけどね。
>354
”奮戦! 第6戦車師団”がお勧めかもしれません。
扱っているのは東部戦線のスターリングラード解囲作戦なのでお求めの時代とは
異なりますが。近代戦以前となると、
カエサルの戦記とか、それらをもとにした塩野七生のローマ人の物語
これは西洋になってしまいますね。
日本の近代以前だと、軍記物の世界かもしれません。
ちと思いつきません。
361 :
354:03/06/07 20:07 ID:dGvsLNdt
>>360 レスありがとうございます。取りあえずそれ探して見ます。
>日本の近代以前だと、軍記物の世界かもしれません。
>ちと思いつきません。
どうしても日本!ていうほどのこだわりはないので、何か戦場のイメージ的把握に役立つ
書籍、映像資料、おすすめの戦跡などあればご紹介いただけるとありがたいです。
>>361 近代より古いものでイメージ把握と言うと
学研のグラフィック戦史シリーズ 戦略戦術兵器事典あたりがお勧めかな…
色々出ているので、興味ある時代・地域のものが選べるし。
>>359 ジョン・マクドナルド「戦場の歴史」河出書房新社 1986年(絶版) 定価5800円
ですね?
コンピュータグラフィックスで、戦場を箱庭風にして掲載していますね。
カンナエ、クレシー、アウステルリッツ、エル・アライメン、硫黄島と、
全部で30の戦場を幅広く扱っていて、
また、第二次世界大戦のみを扱った続巻もあります。
戦闘によって割いているページ数に差が有りますし(4P〜12P)、
日本が関わっているのは旅順口とコヒマと硫黄島だけですが、
イメージ把握には結構役に立つのではないかと思います。
>>354 ナポレオン戦争に限定するなら、
A Military History and Atlas of the Napoleonic Wars
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1853673463/249-3102914-9007508 これなんかオススメです。
哲に騙された〜!!
1週間以上前の話題じゃないか。もう荒らされた後だったんだYO
ホンマかいな(笑)
>>365-367 2chの情報量を過信しない方がいいと思う。
鉄道板の話だがこちらでも世話になってる人が多い篠村書店で「電気車の科学」(陸戦研究に相当するレベルの業界紙)が
300冊以上放出された事があった。しかし、関連スレへの書き込みは一切なく、なのに店の方では一週間ごとに50冊ずつ消えてゆき、ひと月半で完全消滅したのには笑った(まあ、俺も共犯者だが)。
軍事板でも同じ事が起きてるだけ。
話題は変わるが、航空知識がまだまだなので搭乗員・整備員の回想録を何冊か纏め買いしようと思います。場所の制約があるのでNF文庫限定にしようと思うのですが、買わないほうがいい本、お勧めの本などありますか?
誇張、作り話の類に警戒しているので…
分野は戦闘、艦爆、艦攻、偵察、中攻等機種、軍種は問いません(その方が勉強になるので)。
>>368 あのーわざわざ言わなくても皆分かってますから…<2chの情報を〜
なんで満州安寧飯店が古本屋であんなに出てるんだろう……
やっぱりセミフィクションだからかなぁ。俺は好きなんだが。
つーか、ここで古本の話すると、在庫が無くなる罠
結局ミリ哲やベタ藤原は、自分で自分の首を絞めて喜ぶ
倒錯した新城直衛のような編隊なわけだ(長いセンテンスだなあ)
つかみんな自分のは確保してからここには書いてんじゃねーの?
http://www.yomiuri.co.jp/bookstand/syohyou/20030608ii02.htm ◆沖縄の島守 田村洋三著
「最良の行政官」の軌跡
「おれは死にとうないから、だれか行って死ね、とは、よう言わん」官選最後の沖縄県
知事となった島田叡(あきら)はそういって、昭和20年1月に那覇に着任した。那覇は前
年10月10日に米軍の大空襲であらかた焼失、沖縄戦の「地獄」の最終段階が始まろ
うとしていた。沖縄県警察部長・荒井退造はその1年半前に就任、1人奮闘していたが、
島田知事就任以降は二人三脚で苦心の戦場行政が断行されていく。
すでに行われていた、県民の北部山岳地帯への疎開のいっそうのスピードアップ。こ
の疎開によって20万人の命が助かった。さらに島田知事自ら台湾に出張して実現した、
三千石の台湾米の移入。つまり県民が1人でも多く生きのびられるよう、島田と荒井は
精魂を尽くした。
新聞記者出身の著者・田村洋三の取材は綿密をきわめている。現地の篤志家・知念
堅亀の協力を得て、島田と荒井が敗走しながらそこに県庁を置いた十四の壕(ごう)(ガ
マとよばれる天然の洞窟(どうくつ))すべてを確認したことなどはその一例。軍民ともど
もの、ガマからガマへの敗走は悲惨をきわめるが、その間にも、島田は会う人ごとに「な
んとしても生きながらえよ」と穏やかに語りかけた。第三十二軍・牛島司令官を横目で
見ながら、敗北必至を見通していたのである。島田も荒井も、やがて死ぬことになる人々
に対し、いつも暖かい思いやりを示した。戦争の狂気(軍部のやり方はそうとしかいいよ
うがない)の中で、平常心を保ち、当たり前の人間でありつづけた。なぜそれが可能だっ
たのか、2人の生い立ちにまでさかのぼって考察されている。
これはたんなる「最良の行政官」の美談録ではない。2人は殉職するが、日本軍の一
兵士が報告する島田の最期の姿は孤独で悲痛。非情な歴史の中で人間が「よりよく生
きる」とはどのような意味があるのか、改めて考えさせずにはおかない。
>373
ありがと、さっそくamazonで注文しといた:-)
国際政治のレポートを書かないといけないんだけど、
イスラエルの安全保障と軍事行動について書こうと思ってまつ。
お勧めの本とか、読まないほうが良い本ってありますかね?
スレ違いだと、スマソ
>375
「図解・中東戦争 イスラエル建国からレバノン侵攻まで」(原書房)
これと90年代以降は適当に見つけて下さい
今日の収穫。
戦争本じゃないけど、以前このスレだかで話題になっていた、
松谷みよ子の現代民話考がちくま文庫から発売されました。
全十二巻で、第二回配本に「軍隊・徴兵検査・新兵の頃」が取り上げられて
います。
引き続き、「銃後・思想弾圧・空襲・沖縄戦」などが出るようです。
後、角川選書岩下明裕著「中・ロ国境4000キロ」。
著者は北大のスラブ研究センター助教授。
著書は、中国と露西亜の国境線を歩いて旅して書いた労作。
中国とロシアの国境線策定の舞台裏なども描いている。
特に、第二章では中ソ紛争(珍宝島事件)を取り上げているが、1991年に
中国に引き渡されたこの島は、珍宝島事件で既に中国に実効支配されて
おり、1991年の引渡は現状の追認に過ぎないと言うのには驚いた。
>軍隊・徴兵検査・新兵の頃
なかなか面白いが、南京大虐殺で死体を大量に作り
揚子江を歩いて渡れそうとか
軍刀で切りまくったとか
731部隊で、丸太を拷問虐殺しまくったとか
一杯○○なエピソードがてんこ盛りな80年代テイスト溢れる本なので
お勧め出来ない。
(紛糾しそうなのになあ、なに考えているんだ現代民話考)
(民話だから、ノンフィクション部分もあるってことかな?)
>>378 さん
民俗学的には 『物語が事実かどうか?』 の部分には余り重きを置かず、それ
よりも 『なぜその話が語り継がれているのか?』 に重きを置く(ハズ)なんで、
編纂者サイドはあんまり気にしてないと思うよ。
>>375 学研M文庫が出してる「中東戦争全史」
と
Rekishi gunzo シリーズの〈図説〉中東戦争全史
でいいんでないか?みんなどう思うよ?
一応ネタではなく聞きます。
打通作戦についてかかれたいい本はないでしょうか?
あと石原莞爾についても知りたいのですが莞爾関連の本が多いのでどれがお勧めでしょうか?
Desert Fire ちゅう本を買って読んでいるけど面白い。
内容は湾岸戦争に参加した砲兵中隊長の日記。ウォーリアの数が足りんとか
ランドローバーで砂に車軸まで埋まるとか、夜中に行軍したら部隊がばらばら
になって、ライトで光の柱を立てたら他の部隊の車両まで集まってきたとか
そんな話ばっかり。
>>382 >打通作戦についてかかれたいい本はないでしょうか?
基本は、
戦史叢書の「昭和二十年の支那派遣軍」
じゃないですかね。
>>381 決定版なら
>>376だけどレポート程度ならそれでもいいかもね。
ただ戦史に重きを置いてる内容なんで、
別の中東事情に関する新書なり文庫もあたった方が良いかも。
戦史で言えば「中東軍事紛争史」もあったね。
4000円弱で4巻だけど。
独ソ戦について、読書を進めるにあたって、もっともよい(詳しい)
地図で、何かオススメの愛用地図などありませんか?
さしつかえなくば、教えて下さい。
岩波新書の「有事法制批判」 こいつの中身って真に受けても大丈夫?
有事法制は戦前の軍国主義の復活だ!!有事法制推進派は軍国主義を望んでる!?とか言ってるし
全体的にみてフラストレーション全放出中極反戦反米左翼が極右翼?を叩いてるだけな感じが…
デムパでしょうか?!
>>388 >こいつの中身って真に受けても大丈夫
どんな本でも批判的に読むべきだと思いますがね。
関係ないですが、感嘆符や疑問符が多い文を書くと頭が悪そうに
見えるので、過剰な使用は避けたほうがいいですよ。
>>どんな本でも批判的に読むべきだと思いますがね。
カッコよくて正しいように見えて実はゼーンジェン正しくないというオチ
そもそも批判できうるだけの知識がなきゃ無理
知らないものを批判できるはずが無い
>岩波新書の「有事法制批判」 こいつの中身って真に受けても大丈夫?
大丈夫じゃないってレス付いたとして、そのレスを真に受けても大丈夫なのか?
>382
石原莞爾なら、中公文庫ビブロの『戦争史大観』などはどうでしょう。
#もう読んでたらスマソ。。。
Web上、出版社の書いた書評は電波だと思う。端的には言えない事を
ゴリ押ししてからね。著者の内容は論理的なんじゃないかな。
でも、退官した名誉教授の考えなら、本人が脂の乗り切ってた時代で
思考が硬直している人が多い気がする。
>>388の本についてコメントしておくと
何よりも有事法制は安全保障に関する事なのに著者に何故か
安全保障の専門家と呼べる人が居ないのが問題。
で、代わりに何故か“ナショナリズム”批判、資本主義批判を中心に
マス・メディア等に露出しているといってもいい人と
憲法九条を擁護し非軍事を唱える憲法学者が殆どである。
有事法制に対しての現実的な批判や検討が為されているとは言い難いだろう
まあ
>>388の3行目のアホみたいな表現に含まれるように
「有事法制をと言っている人は軍国主義への回帰を望んでいるに違いない」
等の妄想を前提にそれを批判しているよくある書、と表現してもいいでしょう。
>397
>389のミリ屋哲さんのコメント通り、デムパ発言を撃墜するためのネタ本には
重宝するかも。
特に時折自衛隊板に光臨する山女魚たんとかイカフライ奥たま相手にするには
必携ですな:-p
第二次大戦のドイツ軍の歩兵師団、戦車師団の編成ならびに、戦車、大砲のなど、装備数
について詳しい本を知りたいのですが、ご存じの方、是非是非教えてください。
同じくソ連の歩兵師団、戦車師団の編成ならびに、戦車、大砲のなど、装備数について詳
しい本も知りたいのですが、ご存じの方、是非是非教えてください。
>399
とりあえず,ここで挙がってる資料あたりか。
ttp://maisov.oops.jp/oss/index.htm 漏れ的には独軍に関してはU.S. War department "Handbook on German Military Forces"がお勧め。
(というかどっか翻訳してくれないかな。もったいない。)
ただし,同時代の資料なので不正確な部分や事実誤認等もそれなりに有ると思われ。
>>399 各詩壇の編成であればGreenhill Booksから出ているGeorg F.Nafzigerの
German Order of Battleシリーズが手頃。
装備は定数であれば、学研の欧州戦史シリーズの「ドイツ装甲部隊」、
「ドイツ陸軍全史」などが参考になる。
ソ連に関しても同シリーズの「ソ連赤軍全史」はなかなか使える。
>388
石原莞爾の書籍は既に著作権が切れているので一部の書籍なら青空文庫になっています
ダウンロードすることをお奨め致します
>>402 >各詩壇の編成であればGreenhill Booksから出ているGeorg F.Nafzigerの
詩壇の編成・・・・・・・ハイネとかゲーテとか・・・・
海自や空自にも陸戦学会みたいに戦史を研究し、本を出版してるトコロがあるの
だろうか?
推薦図書
「敵対水域」の著者によるキューバ危機の米駆逐艦とソ潜水艦の対決を描いた「対潜海域」が発売されました。
「潜水艦乗りは任務ではなく信仰である」って、当時にあった言葉なんですね。
結構燃えます。未購入で有ればご確認あれ。
ガソリンの時代―その20世紀の軌跡
ISBN:4871940616
熊崎照(著)
オイル・リポ−ト社
2001/08/16出版
806p 21cm(A5)
販売価:\5,000(税別)
近代戦史と表裏を成すガソリンの歴史についての大著
>>409 「対潜海域」は日曜日の読売新聞の書評欄に載っていましたね、
キューバ危機の時代の潜水艦乗組員と駆逐艦乗組員の証言に基づく、
ノンフィクションだと。
416 :
名無し三等兵:03/06/16 23:09 ID:4n5NzCze
第二次大戦時の各国軍艦比較の本で、
著者の国マンセーが無くちゃんと比較があるような本ってありますか?
dきれば日本語がいいです
スターリン・ジョークはどこでかったらえんじゃ!
>419さん
スターリンジョークよりも、そのジョークの背景を丁寧に解説してる『ジョーク
ロシア革命』(文春文庫) や、エリツィンの頃までのジョークを収録している
『独裁者達へ』(講談社+α文庫)がお勧め。 古本で買わねばならんけど、スター
リンジョークより買いやすいはず!
クソ高いやつなら紹介してもそうそうなくならないかもね
ダイアモンド社「現代戦略思想の系譜」とか
これは原書房から出た「新戦略の創始者(上下)」を
P・パレットが編集して増補改訂されたもの
定価12000で中古相場が20000超え
それでもネットに出るとなくなるんだよね
日本の古本屋に30000のがあったけど、
今はないってことは誰かが買ったんだろう
>721
7千円ぐらいで手に入れましたが何か。
……水害でどうにもならん状態になって泣く泣く処分したけどな。
423 :
名無し三等兵:03/06/17 23:00 ID:wHWGN5zD
初心者スレにあった「満州良男」「つはもの」って何でつか?
スターリン・ジョーク捨てちゃったよ。
しまった
425 :
名無し三等兵:03/06/18 08:43 ID:mt0qblG8
毎日新聞社秘蔵 不許可写真シリーズはどうなんでしょうか?
値段も手頃だし買ってみようと思うのですが
原書房の世界軍事情勢〈2003年版〉ってミリタリーバランスの親戚?
読んだ事ある人居たら感想お願いします。
10年以上前に出た陸軍の料理集は、乾燥野菜がおまけだった。
ここスレは、昔の子供向けの入門者も対象としているのな。
428 :
名無し三等兵:03/06/18 15:03 ID:sbOle3kZ
「ローマ人が描いた世界地図」と言う本を読んだ。なかなか面白かった
だいぶ電波だなぁ〜?と時々チョットだけ思いつつ読み終わり、作者を見てみると・・・
「紺碧の艦隊」と同じ作者だった・・・。
ローマ人が〜 の本、読んだ人います?
荒巻さん?
>>428 初心者スレで質問された方ですね?
私もざっと読みました。まあ、作者の名前を見た時点で皆さん想像つくと思いますが
かなり思い込みの激しい内容です。
ローマ帝国とアメリカを同一視しており、ローマ帝国の本というよりは
それに仮託して(いや、ダイレクトかも)アメリカ論や日本論を繰り広げています。
しかもユダヤ=フリーメーソン陰謀論が出てきたりと、かなり怪しい内容で
ノンフィクションだと思って読まないほうが良いです。
431 :
俄将軍:03/06/18 15:28 ID:???
>>241 >ダイアモンド社「現代戦略思想の系譜」
数日前、ブックオフ系の古本屋で、100円コーナーで並んでいるのを見た
が、思い出して、買いに行った時には、消えていた。
432 :
名無し三等兵:03/06/18 18:02 ID:L3eG9p7p
文芸春秋の大世界史ってどうよ。
世界史にも詳しい人多いみたいなので・・・
433 :
ko:03/06/18 18:07 ID:q4xeO+hP
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世界史関連が出ているので書くのだが、
池上彰(軍板で割と人気のこどもニュースのお父さん)の、そうだったのか!現代史って
どうかな。若干左気味な気もするけど結構良いと思うんだが。
池上彰って大昔、リットン報告書を盗めとか、リットン調査団訪満の史実に
からめてスリ集団が、牧野だかなんとかいう元勲(ほら、近衛を可愛がった爺さん)
の依頼で調査書掏る、滅法面白い小説かいてたなぁ。たしか、放送作家やめたあとの
小説デビュー作だったと思う
436 :
名無し三等兵:03/06/18 22:07 ID:BWLWoRUk
>435
池上彰と453が挙げた本の作者池上彰一郎は別人だと思われ。
「事変」あれは面白かった。
池上彰一郎は最近パクリがバレタ人
池上彰は週間子供ニュースの解説者
438 :
名無し三等兵:03/06/18 22:13 ID:gSH+x0H2
>>438 お手軽お気楽なら、別冊歴史読本の特別増刊「戊辰戦争」
これは、会津戦争と函館戦争がメイン。
後、同じ別冊歴史読本の「幕末維新三百藩諸隊始末」
こちらは、各藩が編成した軍事力たる「隊」の活躍を記したもの。
巻末に各藩の出兵人数、戦死者、負傷者、動向まで俯瞰できる一覧が
掲載されている。
後、中公新書の「奇兵隊」と「幕府歩兵隊」も面白いよ。
435
>>436-437 それです(苦笑
アルツハイマー病でもはじまったのか、まるきり別人でしたね。
新書版で大昔読んだきりですが、そういえば新潮文庫かどこかで「事変」の
名で再刊されてたので驚きました
近代以前の軍隊を想起するのにいい本はないですか?
どうも、軍というと近代以降しか想像できなくて・・・
東洋・西洋といません。
アレクサンダー大王東征記
ガリア戦記
あたりどないだ。
アマゾンで見つかるんでないかな。
>>443 ガリア戦記なら、岩波のがどこでも買えますな。
古書店なら100円。
>>442 イラストの多いものなら、
学研の戦略戦術兵器事典シリーズや新紀元社のオスプレイメンアットアームズ
などもあるよ。
447 :
名無し三等兵:03/06/21 03:17 ID:mEP/lT3F
中央公論新社から出てる「日朝もし戦わば」っていう、戦略小説は
皆様からみたらどんな評価なんですかね??
教えてください。
448 :
名無し三等兵:03/06/21 03:21 ID:LmX61+CC
>>447 小説の評価は仮想戦記スレで訊いた方がいいよ。
449 :
_:03/06/21 03:22 ID:???
>>442 445氏のあげている本は、いまでも新本で手に入る良書です。
# ていうか昨日買った。
他に、「長篠合戦の世界史」(同文館)なんてのもあります。新本では難しいかも
しれませんが、古書には時々出ているようです。原題の"The Military Revolution:
Military Innovations and the Rise of the West, 1500-1800"でもわかるように、
16世紀から19世紀初頭までの軍事的革新について述べた本です。
古代については、先日、「図説古代ローマの戦い」(東洋書林)という本を見ました。
同じシリーズで、「図説古代ギリシアの戦い」や、「図説モンゴル帝国の戦い」と
いうものもあるようです。
# 全部ハードカバーなんで、新刊価格はいずれも4000円超えるくらいです。長篠は
# ちょっと安い。
>450 「長篠・・・」は日本部分がなー。でも日本のことは完全に傍論だから、読んで損はない。
452 :
442:03/06/21 09:48 ID:???
ちょっとの間にこんなに皆様からのご紹介を預かれるとは思いませんでした。
>>443-446 >>450-451 ありがとうございます。
レスを下さった順番の本から徐々に読んでいこうと思います。
「補給戦」「現代戦略思想の系譜」「ナポレオンの亡霊」が
出てくるあたり、ヤフオクも捨てたもんじゃないとオモタ
ロクなもんないと思ってチェックしてなかったのよ
そういや、以前「帆船時代のアメリカ」のハードカバー版と
文庫版の違いを聞いてた人いたけど、
最近入手した文庫版には、
「本文の訂正、仮名遣いを変更の上、この文庫版に収録しました」
と書いてあった
「生物化学兵器の真実」シュプリンガー・フェアラーク東京
と「イラク戦争従軍記」朝日新聞社を買いました。
「生物化学兵器の真実」は少々高いけど(3675円税込み)
生物化学兵器について知る資料として良かった。
「イラク戦争従軍記」はニュースステーションで紹介されてるのを見て
買いました、読んでみると結構面白いのでお勧めです、
値段も1050円税込み、なので良い。
世界の戦車 原書房 ケネス・マクセイ著 林憲三 訳
戦車−−理論と兵器−− 圭文社 加登川幸太郎 著
入手。どちらも初心者向け(と言うか、初心者が中級者に脱皮するのに
最適な書)だけど、まぁ定番だし。
ついでに
野望の王国完全版1〜9 日本文芸社 雁屋哲 原作 由起賢二 作画
も入手。この世は荒野だ!!
五味川純平の(かなりベクターのかかったであろう)「ノモンハン」(文春)
読んだら面白かったので、アルヴィン・Dクックスの「ノモンハン」(朝日文庫)
発注しましただ
日本陸軍の各師団について、新人物往来社の「日本陸軍師団総覧」より詳しい本ありますか?
芙蓉書房の復刻本はどうかな。
価格が半端でないよ。
ついでに質問ですけど、陸海軍軍人の佐官級以上を網羅した本ってありますか?
>>458 どんなタイトルです?
でも万以上はきついな・・・
>>460 「日本陸海軍師団海兵団の健軍から解散まで」みたいな本。
ン万じゃないっスよン十万円ですよ。
>457
個人で揃えるレベルなら、その本が一番だと思う。。。
漏れも重宝していまつ。後は、各戦役とか戦線とかの作戦図が
手に入れば最適。
>>461 本1冊にン十万は無理っすわ。ダメ元で図書館にでもリクエストしてみますw
>>462 そうですか。では明日買ってくることにします。
>>457 コストパフォーマンスの良さが売りの出版社が言う
総覧 だからね。使い方に注意すべし。
陸軍の部隊を語るなら、通称符で考えないと
組織の全貌がつかめない。+例外、国境警備隊などの番号の無い部隊
つまり、はじめから師団編制ではない部隊が非常に多い。
次に、通称符のない太平洋戦争前の支那派遣軍に遡って目を通す。
日本軍の編成の例を知るなら
大岡昇平 「レイテ戦記(下)」 中公文庫
レイテ作戦陸軍部隊編成表 がおすすめ
入手してないけど、アマチュア研究団体が出した本などがあるらしい。
県庁所在地の県立図書館なら、出版社の寄贈した詳しい専門書が結構あると思うので、
一度探してみるといいよ。
>465
激しく関係ないけど、○竜伝の5巻(外伝になっている奴ね)って明らかに
野望の王国を剽窃しているよね、メインのプロットが。
>>453に書いてあった現代戦略思想の系譜、県立図書館にあったので借りてきました。
今からPCに打ち込みます。
岩波文庫のシラー『ヴァレンシュタイン』が復刊されていた。
470 :
名無し三等兵:03/06/26 13:03 ID:S5H6Pakg
田中芳樹は、歴史への造形は深いが、軍事に関する知識はからっきし無いね。
著作を読めばわかる。
岩波以外から、同じ物が出ていたら岩波のは避けると言うのが鉄則に思われるのだか。
岩波は自社の思想に合わない内容があると章ごとカットすると言うようなことをする。
>>471 岩波は初心者はできたら避けるべきで、
ある程度知識が増えてきたら見るモノかな。
>>471 そ、そうなのか…岩波ってそれなりにまともな出版社と思ってたんだが案外アテにならんのか…。
474 :
:03/06/27 02:54 ID:???
岩波しか出てないものがあるから それで岩波は重宝されるだよね。
岩波は学者用という感じがする。原文とかどかっと載せるところが。
原文しか載っていないとも言われているが。
>岩波は自社の思想に合わない内容があると章ごとカットすると言うようなこと
これがあるよね。省略します、なんて書いてあって 作者の思想で判断してある。
こういう例は少数だけど、前歴があるので岩波買う時はネットで書評を
いくつか見た方がいい。
日本書紀は家長が訳注つけているんだっけ?俺はそれを理由に買わなかったよ。
家長の自伝読んでいると、いかに家長がお調子者の目立ちたがり屋(学問とかに
対して)か解るよ。その上、流行に流されやすい。
>>473 「紫禁城の黄昏」RF.ジョンストン とかは有名。
前半の各所で日本の満州統治がいかに素晴らしいもので
あったかが述べられているらすぃ。
ところが、「岩波文庫」版では、意図的にジョンストン卿が礼賛した
「日本の満州統治」の部分を削除して発刊してやがるぜ。
チョッパリの偽満を礼讃し、中共に好意的でないなんて! めっ!!
ってことだろうよ。
『昭和史』(井上清他)は凄い。
朝鮮戦争は南の先制攻撃で始ったと堂々と書いてある。
初版だけでそれ以降の版では一応改訂されているが(あたりまえだ)。
もはや伝説。
>476 何年の著かわからないと伝説かそうでないかわからん。
軍事駆け出しの身ですが・・・
「日本兵捕虜は何をしゃべったか」 山本武利 著
を読みました。
日本があらゆる面で連合国に負けていた、と言うことを
再認識させる本でした。
日本兵捕虜への対処、情報収集、システム化、それを利用した占領政策など、
今に繋がるアメリカという国の底力と対日政策を伺うことができました。
第2刷されてるから少しは売れてるのかな??
ヤフオクの「補給戦」って、結局幾らで落ちたの?
書評の話ではありませんが、皆様に伺いたいことがあります。
>>455でミリ氏言うところの「初心者が中級者に脱皮するのに最適な書」について、
それ専門に話し合うスレを立てようと考えております。
最近は軍関係の雑誌、書籍でも如何わしい内容のものばかり出ていますので、
軍オタ初心者が変に染まってしまうのではないかと危惧しているからです。
そして、それを回避するために、初心者からのステップアップに重点を置いた本の
紹介スレの必要性を感じました。
しかし、ここの書評スレとも内容が被る可能性が大ですので、スレを立てる前に
皆様のご意見を伺いたいと思いました。
スレを立てて問題はないでしょうか?
481 :
伍長勤務上等兵:03/06/28 00:29 ID:xbtTq0WJ
別にここでやってくれて構わんよ。
むしろこちらが教えを請いたいくらいだ。
社会主義祖国と主体思想 金正日
↑の本読んだ事ある人居ないの?
>>479 ウォッチリストに入れて観戦してた
入札1で6800の開始価格で終了
1週間ほど前に出た6000のも開始価格で終了
ずっと過去の例では8000もあった。
他には「艦砲射撃の歴史」が12000で即決されてたこともある
ついでに、ハートの「戦略論」は4000前後で安定の様子
まあ、どうしても欲しいと、思いきれる人はいるってことですかね
スルーしていつまでも入手できない後悔よりは、
後でもっと安いのを見つけて後悔するほうがマシかと
なんならその安いのも買ってヤフオクで取り返せばいいんだし
上で「現代戦略思想の系譜」P・パレット
が出てるけど、
パレットが書いて邦語訳が出てる「クラウゼウィッツ『戦争論』の誕生」
とかいう本は買わないほうが良い
訳がメチャクチャ
用語の訳が本の中で統一されてないし、
原文の行単位削除がバンバン
白須英子という訳者はオレのブラックリスト入り
というか、
軍事のこと全然知らんやつに
軍事系の本を翻訳させんなよと言いたい。
有名な「鉄拳」とか
頓珍漢な訳多すぎ。
女性翻訳者は85パーセントくらいの率で「ハズレ」と思っていいくらい
「日本騎兵史」入手。今回のはあまり保存状態良くないな。。。
電車の中でソ連地上軍を読んでいる奴を見た。
489 :
名無し三等兵:03/06/28 19:08 ID:36shEePQ
朝鮮戦争関連の書籍やサイトでオススメってありますか?
概要や戦局の移り変わりがわかりやすいのがいいんですが。。。
朝生で戦死者300万人の激しい地上戦とか、
国連軍の北上で中国軍の参戦とか聞いて興味も持ち出しました。
あと、試用した兵器もやや興味あり。
ネットで調べてさえもいないんで、答えてもらえる殊勝な方にお願い
>489
歴史群像シリーズの60と61の朝鮮戦争(上・下)がよろしいのではなかろうか。
学研から出てる。
>>489 今作っているんだけど
陸戦学会の朝鮮戦争7〜を手に入れられないので、モチベーション喪失中
書籍では、韓国戦争や白善ヨップ元大将の一連の著作
児島 襄の朝鮮戦争がおすすめ
492 :
名無し三等兵:03/06/28 19:40 ID:36shEePQ
>490
ありがとうございます。
歴史群像シリーズは、きっと大きな書店ではありそうですね。
立ち読みしてみます。
>491
サイトを作っているということでしょうか?
書籍は探してみます。ありがとうございます。
>>491 某基地では基地際のフリーマーケットで・・・・売ってる
叩き売りだよ。
494 :
480:03/06/28 22:18 ID:???
>>492 原書房の陸戦史集の朝鮮戦争編全10巻。
「日本の古本屋」サイトでも、バラですが出ています。
あと、90年くらいにNHKでちょっとした朝鮮戦争特集があったので、
最近さいたまに出来たNHKアーカーブに行けば見れるかも。
経緯はわかりやすくできてたと思います。
>>482 書評とは違うんで、分けようかとも思ったのですが……。
ここでメカニズム図鑑くらいの本の話するのも気が引けますし。
>>486 パンツァータクティクは女性翻訳者ですけど、普通に読めましたね。
最初、高橋氏じゃないのかと驚いたのですが。。
「対潜海域」読了
感想は、まさに>485なかんじ。
ASWのスピード感とか混沌の中の整合とか翻訳がもっさりしていて全く台無し。
秋山さんが監修してるらしいんだけど、自衛隊と得たいのしれないのがチャンポンに
なってる妙ちきりんな号令詞(何でもかんでも「宣候」にするか?勝海舟の咸臨丸じゃ
あるまいし)とか、何のポリシーも考えられないいい加減な訳語選択(「航行」「航海」
「航走」を全部「トランジット」などという読者が聞き慣れないカタカナ語にしてしまう
怠慢etc.)とか、ちとひどすぎ。
ましてや日本語の文章として成り立ってすらいない直訳が飛び出してくるところ
なんかなにをか況や、ピーター・ハクソーゼンが書いた「ドキュメンタリ」を、ものの
みごとに「三文フィクション」にしてしまう腕前は恐れ入った。
だいたいあとがきで、一見共訳者を立てるように見えて、実のところは「軍事用語
はボクは良くわからないので、そちらは全部共訳者の責任」と言わんばかりな説明
するのはかな〜り見苦しい。
文庫本に収録するときに大幅加筆・訂正きぼんぬ
大阪は軍事系の品揃えが悪い本屋ばかりだね
京都の方が良い
>>494 初心者、中級者向けの本もどんどん紹介していいのではないかな。
最近のここは「これ以上知りたければ原書でも読め」な
ハードかつヘヴィなスレになっとるんで釣りあいを取る意味でも。
499 :
名無し三等兵:03/06/29 12:12 ID:yqjAdUeX
あげ
光人社から「ゴー・フォー・ブローク!」という、ヨーロッパ戦線で戦った
日系2世の部隊、第422連隊戦闘部隊の事を書いた本が出るそうです。
元部隊員は著者戦跡をめぐったそうで。
アメリカへの帰属意識を証明するために猛烈に戦い、また、あの
ダッハウ強制収容所を最初に開放したのも彼らなのに、そのことを軍に秘匿されてた
とは。書評で初めて知りましたよ。
光人社のサイトにはまだ新刊案内出てませんでしたが、出版が楽しみです。
>442
遅レスの上に入手難度高いけど、
マイケル・ハワード『ヨーロッパ史と戦争』学陽書房
オススメ
矢野徹の『442連隊戦闘団』もよろしく。
442関連では、ドウス昌代だったかが、「ベル・エアの解放者たち」と言う本を出して
いたような。
ついでに、吉川弘文館から歴史文化ライブラリーの一冊で、「日中戦争と汪兆銘」
と言う本が出ていました。
早大アジア太平洋研究センター教授の小林英夫という人が書いたものです。
汪兆銘政権の誕生の背景、その内政、外交、その政権下の庶民生活とか、その
終焉までを簡単に書いています。
入門書としては、最適かも、です。
505 :
名無し三等兵:03/06/29 17:06 ID:R2xr2VgN
このスレのシリーズで既出かもしれないけど、
「そこが変だよ自衛隊!Part2」(大宮ひろ志)
我が自衛隊ってこんなものかあ、と、かなり寒くなる内容だった。
506 :
ベタ藤原 ◆RoMNjfnp0E :03/06/29 17:23 ID:sgy1QSZU
507 :
名無し三等兵:03/06/29 20:09 ID:pKx9PUWY
>494,497
ありがとうございます。原書房もがんばってみます。
興味アリなので。
>>504 ドウス昌代『ブリエアの解放者たち』 (文藝春秋, 1983年) ですな。絶版のようだが。
>503
あれで「フィクション風味」が入ってなけりゃなあ・・・・
あと,強制収容がらみも含めて講談社”二次大戦下の「アメリカ民主主義」−総力戦の中の自由”は
お勧め。
510 :
::03/07/01 13:09 ID:vNABlf9L
大学の「映像」に関する講義のレポートで「ナチスドイツ・ゲッベルスの大衆操作」
について書きたいので、参考になりそうな本を教えて下さい。
尚、一般教養の講義なので薄くて読み易いもので結構です。
>>510 んーー、あんまり簡単なのを思いつかんぞ…。
例えば、こんなのは、大衆操作のプロパカンだの構造をよく説明していると思う。
『プロパガンダ―広告・政治宣伝のからくりを見抜く』
アンソニー・プラトカニス、 エリオット・アロンソン、訳: 社会行動研究会、誠信書房
3,200円(税別)で、本文333ページだから、手軽とは言えんよなあ…。
本当ならライヒの『ファシズムの大衆心理』(訳:平田武靖訳、せりか書房、上下巻)とか、
フロムの『自由からの逃走』(訳:日高六郎、東京創元社)とかも薦めたいんだがなあ…。
こっちは、操作される方の民衆の問題に特化してるし、輪をかけて重いからなあ…。
512 :
名無し三等兵:03/07/01 15:38 ID:CMZL4i77
>>510 平井 正「ゲッベルス メディア時代の政治宣伝」中公新書
これなら軽いでしょ。
513 :
名無し三等兵:03/07/01 17:51 ID:yjdHiSy6
私も「ゲッベルス メディア時代の政治宣伝」中公新書持ってます。
後は、ヒトラーの側近の上巻 1 火つけ役―ヨーゼフ・ゲッベルス
目次見て火付け役というのに大笑いした。
ヒトラーの側近はNHKがZDFの映像化したものの日本語版を
売ってるね。
これ番組見ながら2ちゃんしたの覚えてる。
あの時の軍事板は面白かった。また、再放送しないかな。
ドイツ軍を嬉しそうに語るおばちゃんが見たいな。
ノストラダムス本の五島勉が占領下の日本女性、米兵相手の女について書いた「日本の貞操」という本があるらしいのだが見かけたことがありますか。
かなり、衝撃的なルポらしいのだが。
>>514 それは『続 日本の貞操』(蒼樹社)でしょう。『日本の貞操』は水野浩。
古本屋でたまに見ます。衝撃的と言えば衝撃的な内容ですが…
しかし何しろ内容の裏が取れない上にあの五島氏の本なので、
あれが本当なのかどうか、はっきりしない灰色の本です。
>>510 「ナチ・ドイツと言語」 宮田光雄 著 岩波新書
ナチス政権下の教科書についての記述もあり、中々良いんだけど、ゲッペルスは
ちょこ〜っとってな感じなのが、的外れかもね……
517 :
名無し三等兵:03/07/01 22:26 ID:uZUboo1l
>>514-515 米兵同士の会話というやつがリアルに「収録」されているが、
著者はどうしてその会話の内容を知ったんだろう?という本だとか。
518 :
::03/07/02 02:57 ID:1MzCe8vP
>>511 『プロパガンダ―広告・政治宣伝のからくりを見抜く』『ファシズムの大衆心理』
『自由からの逃走』う〜ん、どれも重量感のありそうな本ですね・・・。
これから試験期間に突入するし、ただでさえ遅読な方なんで
>>512、
>>513さんの
文庫本を参考にさせてもらいます。
やる気があるなら教官に言って9月まで延期できない?
後2冊は文系の教養としてもかなり役に立つと思うのだが・・・
520 :
::03/07/02 11:34 ID:???
>やる気があるなら教官に言って9月まで延期できない?
多分無理でしょうね。提出締切も指定されていますし、9月前には成績表も返還
されますから。
>後2冊は文系の教養としてもかなり役に立つと思うのだが・・・
なんか気を使ってもらって恐縮です。レポートって言ってもA4用紙数枚程度
の簡単なものですから、これらの本は後学のためにいずれ・・・・
>>520 >これらの本は後学のためにいずれ・・・・
それがいい。
特に、『ファシズムの大衆心理』も『自由からの逃走』も、
社会心理学におけるナチズム分析の古典といってもいい。
いわば、軍事を知りたいという人間にとっての『戦争論』『戦略論』にあたる。
それだけに理論的には古いわけだが、なるほどと思える記述によくお目にかかれる。
大衆あるいは大衆社会という現象に対する示唆にも富んでいる。
ナチ、そしてそれを生み出したドイツの大衆社会は、WW2と切っても切れない関係にある。
軍オタとしても読んでおいて損はない。
こんなのはどうでしょう。
ギュスターヴ・ル・ボン 『群衆心理』
(櫻井茂夫訳・講談社学術文庫・本体920円)
ル・ボンは、群集研究を行った最初の社会学者なので
内容は少し古典的だけど、参考文献に加えると格があがる
かも。講談社学術文庫は大学の図書館なら、まずおいてあると
思う。解説部分の斜め読みで、0kだったりする。
因みに彼は、フランスの超名門ル・ボン家出身です。
幕末の幕府軍事顧問団にも一族は参加してる。
最近光人社文庫で出た軍医戦記を読んだ人いる?
パンツァータクティク入手。これでしばらくお勉強。
ミリダス 軍事・世界情勢キーワード事典 大波 篤司 新紀元社 2200円(税別)
感想
軍事初心者は是非持つべき良書。
項目別に解りやすく解説されている。
込み入った説明は専門書に任せるとのスタンスで編集されている。
初心者はわからない事があったら調べるだけでなく書籍として読んでみるのをお勧めする。
字も大きく写真・イラストも随所に挿入されている。読みやすい感がある。
価格も押さえ気味でちょっとした専門書より安価だと思う。
お勧めしたい一冊。
>>525 あの本を買うのは自由だが、内容が(゚Д゚)ハァ?と言う箇所があるぞ。
たしか、ミリ屋哲氏が購入したそうだが。
ミリ屋哲氏の感想はどうかな?
>526
いや、漏れは内容が(゚Д゚)ハァ?と言う箇所があると聞いて購入を止めた口だが。
正直、軍板の初心者スレとイミダス(本家の方ね)で事足りるような気も。。。
>>484 情報どうもです。
行き付けの古本屋で900円で見付けて、HPの3周年プレゼントにしちゃったのは、
多少惜しかったかも(w
>>520 現代マスコミ論として「戦争広告代理店」とか「隠すマスコミ、騙されるマスコミ」
とかもお勧めなんだけどなぁ……
>>527 これは失礼しました、購入していなかったのですか。
ミリダスはどちらかと言うと初心者は避けた方が良いかと思うが。
小学館文庫の「原潜爆沈」ってタイトルのクルスク沈没話の本買ってみたけど
内容がむちゃくちゃすぎて笑えた
この本によると、クルスク沈没の原因は、超高速魚雷シュクバルを6人でかついで装填する際
おっことして爆発したから、とか
「プロメテウスの墓場」っていうロシアの核管理のひどさを画いた良いノンフィクションの作者と同じ
「西村」って苗字だったのでだまされてしまったw
ソ連地上軍の訳ってあれであっているのだろうか・・・
いや、話の流れ的におかしい所があるなぁ、と個人的に思ったわけで・・・
>>535 うーん、日本で手軽に買える本ではないと思うけど
向こうの売価がUSドルで36.95だったからなぁ…
>535
インターネットで洋書の古書を扱っている「赤い靴」で調べたら、1冊あったよ。
16,744円だったけど、それからみたら安いのかも・・・
でも、本当に興味がないと手が出ないなぁ・・・・
ちょっと、興味あり。
ハリコフ戦はパウルカレルの本しか知らないから。