2 :
世界@名無史さん:2005/05/18(水) 11:14:38 0
保守
6 :
世界@名無史さん:2005/05/21(土) 11:11:03 O
あげ
保守。
この板って即死判定無いの?
審判員は王大人ですからw
とうもろこし
10 :
世界@名無史さん:2005/05/22(日) 01:25:52 0
玉蜀黍といえば糞真面目に「爆裂種」なんて分類してるのを知ったときは吹きそうになった
もっとましな名前付けたれよ
そういうおまぃならどういう名前つけるよ?
>>10 ポップコーンに適した種類であれば
「爆裂」しやすい物でなければ駄目な訳で、、、
俺なら破裂種でいいや
シュガーアップル食った 一個で飽きた
原産地はカリブだと言うが、かなり前から東南アジアにもたらされたらしい
どういうルートだろう
15 :
9:2005/05/23(月) 22:56:47 0
ここなら、なんかレスくれるだろうと思って
漠然と「とうもろこし」と書いてみたら
爆裂種なる新しい知識を得たよ。
ありがとう。
16 :
世界@名無史さん:2005/05/25(水) 00:32:19 O
メイフラワー号に乗って北米にやって来た最初の移民団は現地のインディアンから
玉蜀黍の栽培法を習ったが、その玉蜀黍は爆裂種だったという。
実際、最初の「感謝祭」の食卓にも、鹿肉や七面鳥とともにポップコーンがあった。
>>14 カリブ→カナリア諸島→アフリカ熱帯域→喜望峰→インド→東南アジア
運んだのはスペイン人やらポルトガル人
>>16 日本人も最初の米の食べ方は、籾ごと煎って破裂させて籾殻を落として食べていた
らしいと遺跡の痕跡で判るそうな。
>>17 >日本人も最初の米の食べ方は、籾ごと煎って破裂させて籾殻を落として食べていた
>らしいと遺跡の痕跡で判るそうな。
それは初耳だな。
どこの遺跡で、誰がそう言ってるの?
>>19 弥生農村について調べたことがあるけどそういう話を聞いたことが無いんだよな。
最近の新発見とかで新聞に載ったとかいう記憶も無いし。
自分が知らないだけなんだろうか。
米は最初から炊いてたと佐原真なんかは言ってたなぁ。
たしかに籾を炙ると弾けるし焼き米ってのもあるけど。米作が日本にたどり着いた頃、食べ方も
一緒に色々伝わったのでは。
米伝来→脱穀技術
の間なら普通に籾焼いて食ってそうだが
ポン菓子の起源は比較的最近?
しかし「おこし」は奈良時代には伝来してたそうだし、
爆ぜさせて食べる方法は意外と古いのだろうか。
ポン菓子は圧力かけるやり方だからな
25 :
世界@名無史さん:2005/05/26(木) 20:41:13 0
米って炒っただけなら消化率が良くないんだろ。
貴重な食い物なんだから
鍋さえあれば炊くことを思いつくと思うけどなあ。
甘いお酒といえば、中国の杏のお酒とラム酒しか知らないけど、
甘いお酒が登場したのってどれぐらいの時期なんだろうね。
27 :
世界@名無史さん:2005/05/26(木) 23:09:44 O
甘酒を忘れるな!
>>27 ああ!…忘れてた(藁
甘酒は甘いお酒であるだけじゃなくって、奢侈品でもあったよね。
そもそも発酵が浅ければ甘いし
ラム酒、甘くないぞ。
蒸留酒の甘みは糖ではないのですし…
貴腐葡萄酒とか葡萄新酒とかは甘いですね。
屠蘇のベースだったり、焼酎と共に柳樽のベースだったり
味醂は調味料なのかお酒なのか…
延喜式には、正餐の際の調味料として、塩、酢、醤に並んで、「酒」がばっちり
調味料として規定されているぞ。
飛鳥時代には、料理には味をつけていなくて、手許で各々が自分で調味して
食べていた。
だから、酒か調味料かという区分は無為。
ついでに、そのまま飲むための味醂もある。
今でも、手許でタレや手塩で味をつけるのは日本の食べ方の特徴なんだが、
タレすら素材をそのまま出して手許でよろしくやっていた。
料理に味をつけるようになったのは、鎌倉時代、禅宗が入ってきてから以降で
形になってきたのは茶が普及して以降。
33 :
31:2005/05/28(土) 12:04:58 0
柳かげだった…orz
>>32 刺身等のつけだれで煎り酒(材料:梅干+日本酒)ってのもありましたね
>>32 卓上で味付けってーと先ず思い浮かぶのは
タイの麺料理とかイギリス料理全般。
ですが、日本料理も確かに。
あとオーダー時にやれマヨ抜きだチーズダブルだと
あれこれ細かい注文つけるのは
メリケンのバーガーとかサンドくらい?
肉類を膾にして食べる時でも、酢や酒に塩を入れたものが使われました。
今の様な、肉厚に切った魚介類をもりつけて食べる刺身が食べられる様に
なったのは、室町時代からの事で、広まりを見せたのは近世から。
別名「うちみ」とも呼ばれましたが、『貞丈雑記』によれば、これも当初は酢を
かわらけに入れて添えて出すのが、正式な作法でした。
醤油も完成を見たのは江戸時代に入ってからの事で、古はたれみそが相当
したとは、同書の弁。中世以前の調味料は味気ないかあっても貴重品という
場合が多く、酒でも使わないとやっていられません。
36 :
世界@名無史さん:2005/05/28(土) 16:31:30 O
醤油を注す小皿を「手塩皿」と言いますな。
昔の酒は、今でも熊本で飲まれている「赤酒」だったと昔のスレにあったと思うけど、
今の清酒ではないわけで、酒を調味料にしたといっても、
今の清酒で味付けした味とはちょっと違うわけですね。
それを料理に使うと、どんな味になったんでしょう。
なんか味醂風味の酒を想像してしまいますが。
38 :
37:2005/05/28(土) 17:56:49 0
もっとも、それを言い出したら、酢も醤も塩も今のものとは
ちょっと違うわけですね・・・37は無視してください。
>>34 卓上で味付をするにしても、給仕をする人が味付してくれるのか、
取り分けられてから食べる人が自分で味付するかでは大きな違いが
あるだろ?
食べる人が自分で味付するときには、細かく注文する必要無い。
例えば、寿司。醤油少な目とか多目とかそんな注文はつけないだろ。
給仕をする段で付いている味には注文する。ワサビ抜きとか穴子は
タレか白かとか。
それから、西洋料理は、形式ばったところほど、大体、注文をややこしく
しなきゃあらなくなる。
肉の焼き加減だとか、タレは何味にするかだとか、付け合せは何にするかとか
多く欲しいか少なくかとか、逐一いわんならん。
それは極めて偏狭な意見だと思う
寿司はそれこそ「にぎり一人前ね」で済ませるところから
メニューにないものをオリジナルで握ってもらうところまで
どうとでも注文の幅を広げられる世界だわさ
たとえば、イクラの軍艦握りの由来なんてのも
「イクラの寿司なんて珍しくて面白いからひとつ作ってみてくれ」
という酔狂な客の特別注文だったというくらいで
寿司以外は神様がぽんと創造されたものが発展も無く今日まで続いているとでも言いたいわけか
それこそ麺類なんて具やスープをいくらでも変えられるし、プディングやドルマなんて
のも詰める具と詰め物をする素材を変えればいくらでも違った味が楽しめる。
鍋料理なんてそれこそ世界中でどれだけバリエーションがあることか。
44 :
世界@名無史さん:2005/06/02(木) 12:21:40 0
ところで、米南部とか、カリブ海やメキシコ料理で "Red Beans and Rice"
と呼んで、日本の「赤飯」と発想だけは良く似ている料理が有るのですが:
http://www.gumbopages.com/food/red-beans.html これは単なる偶然で、日本の「赤飯」とは一切関係が無いのでしょうか。
偶然にしては、組み合わせがあまりにも特異だと思う上に、ひょっとして、
安土桃山時代などに日本に来ていた南蛮人達が日本の赤飯にヒントを得て、
向こうに持って行ったのでは?とも考えさせられるからです。
(勿論、小豆(adzuki beans)とインゲン豆(kidney beans)とは全然別物な事は
知っていての質問です。)
45 :
世界@名無史さん:2005/06/02(木) 13:28:50 0
偶然だろうよ。
米に雑穀や豆、さまざまな具を炊き込むのは誰でも考えつきそうだし。
46 :
世界@名無史さん:2005/06/02(木) 20:03:46 0
前に甘酒の話が出てきていたけど、例の小泉武夫先生が書いた文春新書『発酵食品礼賛』のなかに、
甘酒は山上憶良の「貧窮問答歌」にもあるように、冬の寒さをしのぐために飲まれた。
しかし江戸期は夏の風物詩とされ、実際俳句の世界でも「夏」の季語とされている。
これは、夏に暑気負けで衰えた体力を回復するには、柔らかい米とブドウ糖を含んだ甘酒が最適だったから。
といった文章があった。甘酒が夏の季語の問題はさておき、「貧窮問答歌」に甘酒なんか出てきた?
酒かすを湯に溶かした「糟湯酒」じゃなかった?酒かすを湯に溶かして砂糖で味付けしたのも甘酒というが、
糟湯酒には砂糖なんか入れないだろうし。
スペインには南部で10世紀の半ばには稲作が行われたことが分かっている。
『コルドバ歳時記』の4月の行事としてヘンナ、メボウキ、花キャベツ、マクワウリ、キュウリの種まきと並んで
稲やインゲン豆の種まきの記事がある。赤インゲン豆は中南米が原産だったかと思うけれど、
むしろパエリヤとかそっちの系統の方が近いように感じるのだが、どうだろう。
インゲン豆は新大陸原産です。
じゃが芋にしろトマトにしろ、新大陸産の未知の食物が旧大陸で受け入れられるには多少の紆余曲折があったが、
豆は古代から旧大陸で親しまれていたため、インゲンは何の抵抗もなく受け入れられた。
49 :
世界@名無史さん:2005/06/04(土) 00:51:56 0
スペインではごった煮のことをオジャというが、これが日本の「おじや」の語源だという説も有る。
もっともこれは眉唾物で、やはり日本の女房言葉で雑炊を示した語がおじやの語源のはずだが。
50 :
世界@名無史さん:2005/06/04(土) 01:19:07 0
昨日のテレビの北朝鮮潜入撮影レポートで映ったのが
「トウモロコシ麺」。中華麺のように黄色い太目の麺でした。
初めて見たが、どんな味なんだろう。
極貧家庭の貴重な食事だったようで、北朝鮮独自の食材なんだろうか?
かまどに載せた大鍋で茹でているようでした。具などは全く登場なし。
51 :
世界@名無史さん:2005/06/04(土) 01:22:55 0
玉蜀黍粉の水団は、かつて日本でも山岳焼畑地帯の主食だった。
映画「楢山節考」の登場人物たちも食べている。
>>50 脱北した人が、北朝鮮で普段食べている小麦粉の粉を練ったものを
韓国でしばらく住んで韓国の生活に慣れたころ、作ってみたら、
不味くてとても食べられなかったって。
53 :
世界@名無史さん:2005/06/04(土) 11:05:50 0
韓国の食堂では今でもスジェビ(すいとん)を出すじゃないか
>>52 それは、豊かな国で料理として工夫されたすいとんと
貧しい国の食料としてのすいとんとでは、味がまったく違うでしょう。
小麦粉の質とかダシとかが違って。
なんかどっかの料理学校が、戦争中の料理を再現してみたら、
戦中を知っている人から、こんなおいしくなかった、
と言われたという話があるよ。
すいとんとかに頼るようになった頃にゃー醤油もヘタすりゃ代用品だからな(炒り海草+塩水)
戦時中の代用食には「海藻麺」なる物もあったな
>49
スペインの"オジャ[olla]"はもともと「鍋」を示す言葉で鍋料理全般をさします。
>50
1980年代の中国でトウモロコシ麺、トウモロコシパンを食べたことがあるがあまり
うまくなかった。トウモロコシ麺はこしが無くのど越しが非常に悪く少し酸味があった。
パンの方もバサバサのカステラから甘味を抜いて酸味を少し加えたような感じ。
配給制がまだ活きていた時代とはいえ調味料や他の食料も十分にあったので今の共和国
とは比べ物にならないがそれでもおいしいものではなかった。
韓国にもトウモロコシのパンが売られているが小麦粉にトウモロコシ粉を混ぜたパンなので
酸味も少なくそれなりに食べられる。
脱北者が韓国でトウモロコシを食べて驚くのは韓国のトウモロコシが甘いと言うこと。
韓国は日本と同じくスイートコーンを食べるが共和国では馬歯種という日本などでは家畜飼料
や加工食品用に栽培される種類が食べられている。
>56
戦時中に開発された代用醤油には人間の毛髪を化学処理して作った醤油がある。
現在もインドから毛髪を輸入して作られておりインスタントラーメンなどの粉末調味料
に使われている。
>57
海藻麺は最近ダイエット食としてあちこちで作られている。味は格段にうまくなっている
だろうけど、食べても物足りない感じがするのは今も昔も同じだろう。
59 :
世界@名無史さん:2005/06/04(土) 12:51:08 0
玉蜀黍の蒸し団子といえば、かつての支那北部の農民の常食だったな。
>現在もインドから毛髪を輸入して作られており
お前嬉々として「マクドの肉は実は・・・」とか語ってただろ
こいつが知ったかぶりな知識振り回してるのは昔からだ。
例の粘着はウザイが、叩かれる理由は解る。
他のスレ住人の迷惑も考えないで。
>>57 海藻十割麺ではないけど、小麦粉の生地に海藻を練りこんだ麺は
(主にラーメンとしての使われ方が多いようだが)そこそこいける。
独特のつるっとした食感も悪くないしね。
そういやトコロテンという先輩がいたじゃんか・・・
ホモが使う隠語に「トコロテン」なる言葉がある。
>パンの方もバサバサのカステラから甘味を抜いて酸味を少し加えたような感じ。
子供のころ「小鹿物語」などのアメリカ開拓民を主人公にした本で、
登場人物が「とうもろこしパン」なるものを食べていて、
それがあんまりおいしくなさそうなので、とうもろこしブレッドが好物だった
漏れには意外だったんだが、あのころのパンもそんなものだったんだろうな。
後、「大草原の小さな家」でインガルス一家がよく豆を食べていて、
どうせ開拓農家の常食だからあんまりおいしくないんだろうけど、
小学生のときは、何か凄くおいしそうに見えたなあ。
66 :
世界@名無史さん:2005/06/04(土) 17:22:38 0
アメリカといえば・・・
「ビスケット」といえば元々は船員用の乾パン、日本では子供用のお菓子。
しかしケンタッキーのビスケットはカエデ蜜で食べるふかふかしたパン。
どうしてこうも指す物が違うのだろうか・・・
今じゃ萌えキャラだもんな>ビスケット
フランスなんかでは、チョコレートはカカオ分が70%以上のもので
大人のお菓子。でも、日本は、昔はカカオが高かったので、
カカオを40%にし、ミルクや砂糖でごまかしたので、甘い子供のお菓子になった、
と聞いた。まあ、それを言い出したら、本来は飲み物だったんだろうけど。
ペルーの方では、唐辛子入りチョコレート(飲用)があると聞いたし、
バレンタインのチョコレートには、コショウや生姜、岩塩、唐辛子入りのものも
あると聞いたけど、どんな味?
まだ・・・そんなものを・・・貰ったことが無いんです(´・ω・`)
チョコレートの語源は、アステカ語のショコラトル(苦い水)だったかな?
本来はカカオ豆を挽き、唐辛子を混ぜて水で伸ばした、現在のものとは似ても似つかぬもの。
ちなみにカカオ豆はかつてのマヤでは通貨としても流通し、十粒でウサギ一匹、
百粒で奴隷一人が買えた。人間の値打ちはウサギの十倍・・・
中南米文明圏は
慢性的な人口過密と食糧不足に覆われてたというからな
>>65 コーンブレッドはおそらく初期の開拓農民が先住民から覚えたもののようで。
ヨーロッパ流の農業がまだ根付かず、日々の食料を賄うだけでやっとだった時期には、
入植先の土地の先住民の食生活を真似たことが結構あったそうな。
コーンブレッドって文字通り玉蜀黍パンなの?
以前読んだ本には、「玉蜀黍の粥」と書かれていた。
南北戦争の脱走兵の物語、「ゴールドマウンテン」にも、脱走兵が一夜の施しに預かった家で
コーンブレッドと称する粥を食べていたが。
>>66 ケンタッキーのフライドチキンは好きじゃないけど、ケンタッキーのビスケットは好き。
ビスケットだけ食いてぇ。
昔、アメリカのマックに朝食を食べに行ったら、モーニングメニューでビスケットがあったな。
やはり、ケンタッキーみたいなヤツだった。気に入って毎朝そればかり食べてたよ。
>>69 中米のウサギは種類が違って、柴犬よりも大きいんだよ。
仮に肉にして食べたとして、ウサギ10匹は人5〜6人分だ。
(中南米では、人肉をお供え物にはしても、共食いはしないよ。)
そうなの? ピラミッドの頂上から突き落とされて
トマトシチューにされたんじゃなかったのか?
76 :
世界@名無史さん:2005/06/05(日) 12:14:57 0
トマトシチューなどと書くなよ。
美味そうに見えるじゃないか。
ていうか、いくらマヤでも、奴隷を買うのは食うためじゃなくて働かせるためだろ?
生殺与奪の権はご主人様が握っているのだろうが。
マヤの場合”奴隷ごとき”が生贄になるのか?
>>68 「オークラ チョコレート」でgoogle検索してみるといいよ
ウォッカのみながらつまみにするのが好きです。
80 :
世界@名無史さん:2005/06/07(火) 03:37:26 0
カエデ蜜は200mlで1200円もする。
何でこんなに高いのか。
最近の経済発展で中華料理も変わりつつあるのかな?
牛肉の消費量が増加してるのが気にかかる・・・・
82 :
世界@名無史さん:2005/06/07(火) 20:14:45 0
英で紅茶離れ、売上げが減少…健康志向から緑茶に
紅茶が文化の一部になってきた英国で最近、紅茶の消費が落ち込み、代わって緑茶やハーブ茶を飲む人が
増えてきているとの調査結果が18日、明らかになった。ガーディアン紙が報じた英調査会社ミンテル社の
市場分析によると、ティーバッグの紅茶の売り上げは2002年からの2年間で16%、ティーバッグでない
普通の紅茶も9%の落ち込みを記録。その間、緑茶は50%以上伸び、ハーブ茶やフルーツティーも販売量が
30%増えた。
その背景には、若者や女性を中心に健康志向が強まっていることがあり、最近では、抗酸化物質が緑茶の
3倍という点を売りに、白茶が人気を集めているという。
紅茶を含め、茶全体の売り上げは同時期に12%減少。ミンテル社は、コーヒーやミネラルウオーター、
ジュースとの厳しい競争で劣勢になっていると分析している。(時事)
ZAKZAK 2005/05/19
英国の硬水で緑茶淹れて、ちゃんと美味く入るのか?
84 :
世界@名無史さん:2005/06/07(火) 20:23:01 0
英国の紅茶を日本の軟水で淹れると、旨味以外に苦味も渋味も出る。
日本の緑茶を英国の硬水で淹れると、成分がほとんど抽出されなくて不味い、というが。
中国緑茶は、多少硬水向きなのかな?
>>74 マーヴィン・ハリスは思いっきり食べてたことにしてたけどなぁ。
『ヒトはなぜヒトを食べたか』で。
人喰い本だと思って買ったらそんなことはアオリに騙された(笑)
オモロかったのでよしだけど。
『食と文化の謎』の方がこのスレ向き?(未読だが)
マヤには大型家畜がいないので、代用として人間を生贄に捧げたり、食ったりした、と
聞いた事が有る。
チワワの先祖が中米で庶民の間で食用に使われていたようだ。
>>79 どうもすみません。
ホテルオークラのチョコですか。
しかし、自分で買わなければならないのか(´・ω・`)
89 :
世界@名無史さん:2005/06/08(水) 05:26:45 0
コーヒーについての質問:
確か、イスラム教では、酒と同じ様に嗜好品のコーヒーも禁止しているハズなのに、
コーヒーは元々アラビア圏から発達して、トルコのような回教国でもコーヒーが
盛んになった理由は何なのですか。
>>89 > 確か、イスラム教では、酒と同じ様に嗜好品のコーヒーも禁止しているハズなのに、
そんな戒律あったっけ?
そもそもコーヒー普及の端緒は、夜通し祈るイスラム僧の眠気覚ましだったとおもうが。
>>89 コーヒーの是非について論争になった際、コーヒー容認派が毎晩コーヒー飲んで
深夜まで理論を組み立てた為に議論で否定派が不利になった。
対抗上否定派もコーヒー飲んで理論武装せざるを得ず結局うやむやに。
んで結局「炭ほど強固には焼かれてねえよ」ってことになったんだっけな
93 :
世界@名無史さん:2005/06/08(水) 09:16:31 0
>>89、
>>90 コーヒーの豆知識:
http://www.kawanrumor.com/beams_story2.html に拠ると、
(前略)
>門外不出の…珈琲
(中略)
>コーヒーがいつごろから人々に飲まれはじめたのか真実はわかりませんが、十世紀初頭、
>アラビアの医師ラーゼスが残した豆を煎って飲むようになったのはおそらく偶然で、
>13世紀頃からと言われています。
>1454年になって初めて、一般信者にその存在が知られると、寺院の回りはコーヒーの
>露天であふれかえり、人々はお祈りの前にコーヒーを儀式的に飲むようになりました。
>それからメッカへ、カイロヘ、ダマスカスへと伝わっていき、 1554年には世界最古の
>コーヒー店「カーネス」がコンスタンチノープルに作られています。
>コーヒーの余りの人気に賛否両論が起こり、ついにメッカの地方長官カイル・ベイが
>「コーヒー禁止令」を発布して最初のコーヒー弾圧をしましたが、当時のエジプト国王・
>サルタンが大のコーヒー好き。それを知って激しく怒り、すぐさま禁止令を撤回して
>「コーヒーを飲むのはコーランの教えや宗教上の罪悪にはならない」と宣告しました。
>以後コーヒー弾圧は何度か繰り返されます。それだけコーヒーに魅せられる人が多かった
>ということでしょう。
(後略)
因に、このサイトにどれだけ信用がおけるかは不明。
>>75 ピラミッドの頂上から突き落とすのは生贄に捧げた後の遺体ですし、
トマトはペルー産です。
ついでにいえば、マヤでは生贄よりも王や神官の自己犠牲が盛んでした。
>>76-77 >>86 そんなに人間ばかり食べていとわけではなかったようです。
あくまでも「儀礼的なもの」です。
中南米の奴隷は「労働力の提供」が主で、虐待したら告発されました。
普通の人じゃ生贄にはなれないですし。
>>87 テチチですね。
96 :
世界@名無史さん:2005/06/08(水) 23:22:06 0
マヤの自己犠牲・・・
王様が舌やチンチンに穴をあけて、そこに縄を通す場面のレリーフがあるんだよな・・・
97 :
世界@名無史さん:2005/06/08(水) 23:28:58 0
自分は菜食者なのですが、
豚肉だけは絶対にダメ、
というムスリムの夫にいまいちツイてけない、、。
なぜ,豚だけ?
(夫がいうには,豚は汚いところでも生きていけるから汚いから、だと、、、)
>>97 >汚いところでも生きていけるから
それゆえに体に雑菌や寄生虫をわんさと宿しているせいと思われ。
>>93 中公新書 白井隆一郎 『コーヒーが廻り 世界史が廻る』P24〜 にもそのエピソードがのってます。
まずコーヒーがイスラム的に好ましくないものである理由として
○コーヒーは熱いので、息を吹きかけ覚ましながら飲む。
息を吹きかけるのは大食漢のしるし。アラブの概念では食べすぎ、太りすぎはかなりNG。
また、息には生命の息吹が宿っており、むやみに吐くものではないという考え。
○コーランに「炭は食べてはならない」という定めがある
煎ったコーヒー豆はどう見ても炭。
○コーヒーをさす「カフア(Qahwa)」という言葉は元はワインを意味するものであった。
アラブ人は食欲に悩まされるのを鎮めるための飲み物として、ワインやコーヒーを同類とかってみなし同じ言葉で表した。
ワインは当然NG。(これもコーランの記述であいまいなところがあるが)
連投失礼します。
○メッカ事件
1511年6月21日、メッカのパシャ、カイル・ベイ(ハーイル・ベイ・ミマル)は市の幹部会を招集し最近メッカ市民の間で流行っているコーヒーを取り締まるかどうかについて討議させた。
コーヒー禁止派と禁止反対派との間に激論が交わされた。禁止反対派は
「原則的にはすべての植物は神によって人間の喜びのために創られたものであり、禁止を必要とする性質を有していることが証明されない限りは、基本的に認可されるべき」
だと主張した。
そしてコーヒーが人間の心身に何らかの害をあたえるかについて医学的な鑑定を求めることとなった。
コーヒーの禁止を勧めたいカイル・ベイは2人の医者に「コーヒーはメンタルな面で悪影響を及ぼす」という意見陳述を行わせ、遂にメッカでのコーヒー弾圧が強行された。コーヒー豆は焼かれ、売買したもの、飲用したものが鞭打たれた。
しかし、禁止反対派はこの措置に抵抗。マムルーク朝の首都、カイロに会議の議事録を送付。
翌年、カイロからの回答により、コーヒーそのものの禁止は撤回されカイル・ベイは職を解かれた。
そして後年、オスマン朝のアフメト1世の元での公式見解として
>>92さんのとおり
「炭ほど強固には焼かれてねえよ」
として、イスラム世界で堂々と飲めるようになったということです。
>>90 一応、回教の教義では、僧とか聖職者とかは居ないことになっていて、祭事を執り行ったり
教義を解釈・解説したりすることを特定の者に委ねないことになっている。
儀礼や教義の探求は、信徒全員の権利であり義務でもあって、資格のようなものは要しない。
実際には、研究者のように者は居て、周囲の尊敬を集めて請われて祭事を行ったり教義の解説
を解説したりする。
102 :
世界@名無史さん:2005/06/12(日) 23:37:16 0
東アジアの酒は、カビで穀物を糖化させてから醗酵させたもの。
西洋の酒は、麦芽で穀物を糖化させたもの。
西洋にカビの酒が無いのは冷涼乾燥気候ゆえでしょうが、
では何故東洋には麦芽の酒が無いのですか?麦なら幾らでもあるのに。
あと、コーヒーに宗教上の意味合いを持たせたのは、スーフィーたちであり、
神秘主義はイスラム法学の主流となったことはないと思います。
神秘主義が法学思想に与えた影響は大でしょうが、
コーヒーについては
禁止しなけりゃならないほど、宗教的・健康的に害のあるものじゃない、という理性的な判断によるのではないかと。
ラルフ・S・ハトックス 著、斎藤富美子・田村愛理 訳
『コーヒーとコーヒーハウス―中世中東における社交飲料の起源』(同文舘出版)
などを参照の事。
105 :
世界@名無史さん:2005/06/13(月) 03:01:35 0
コーヒーは理性的判断というより、たんにコーヒー好きが多かっただけ
で、酒とか色々宗教上の制約があるのに、この上コーヒーまで
禁止されてたまるか、という考えが働いたせいでは、と考えないでもない。
106 :
世界@名無史さん:2005/06/13(月) 04:58:51 O
元々、香辛料=スパイスに馴染みをもった舌と鼻のため、コーヒーの渋味と芳香に順応しやすかったのではー
日本の定着と普及速度と比べて見ると。
107 :
世界@名無史さん:2005/06/13(月) 05:05:56 O
豚がイスラム教やユダヤ教で禁止されているのは、蹄のせいです。V字型に分かれているとケガレを放下できるが、O型ならできないという宗教的な戒律理念からです。
108 :
世界@名無史さん:2005/06/13(月) 05:11:17 O
ブラッド・ゼリーはさすがに狩猟民族、肉食中心の料理の発想と思う。魚中心でも魚の血液を食材するのは日本料理にはない。
109 :
世界@名無史さん:2005/06/13(月) 08:34:07 0
>>102 古代中国で「穀芽」で酒が造られていたらしい、という話がある。
麦芽発酵はメソポタミアで発明され、東西に伝播したが、
インドで麦栽培が盛んでなかったためそこで伝播が一旦途絶えた。
麦芽を穀芽に変えてさらに東に伝播したが、麹酒を凌駕できず衰退したらしい。
中国の黄酒が、今は麹で作られているが古代では穀芽で醸造していたのでは、
という説があるそうだ。
>>108 石川県だか長野県の鯉こくの作り方の変種で
血抜きした生血を採っておいて、煮る時に混ぜるってぇ作り方を何処かで読んだ気が、、、、
いずれにしてもかなりイレギュラーな作り方らしいんで、
これをもって「魚の血液を食材とする日本料理は有る」と一般的に言えるかどうか疑問
111 :
世界@名無史さん:2005/06/13(月) 19:40:02 0
魚は小さいから、一匹一匹から血を集めようとするのは大変だからな。
鯨(哺乳類だが)にしたところで、海中で銛を打ち込めば血はすべて水に流れてしまい、集めるのは無理。
その点、牛や豚は大きいし、陸上動物だから、屠殺の際に血を集めるのはたやすい。
血抜きするしな。
113 :
世界@名無史さん:2005/06/13(月) 22:43:46 0
>107
ちょっとまて。
蹄がV字型なのは他の偶蹄類も大方はそうじゃなかったか?
114 :
世界@名無史さん:2005/06/14(火) 01:24:11 0
豚が禁止なのは、雑食性でしかも反芻しないからだよ。
だから人間と食い物が競合してしまうし、反芻しないから大食い、人間の食い物が脅かされる。
資源の乏しい砂漠の民にとっては、豚を飼うのは難しかったんだろう。
回教では、狩猟は禁止どころか推奨。
それなのに、真人間の食べてよい獣肉は「蹄が二つに分かれていて、胃が四つに分かれているもの」
という。
マホメットのいた時代には野生種のアジアロバもイノシシも中東地域に沢山居たしエジプトには
カバやハイラックスも居た。
ここらに、人間との食料の競合という理由付けに整合性を欠く。
そもそも、この地域、馬、ロバを使役用に盛んに飼っている。役用の家畜が使役に耐えなくなると
肉にして食うのは当たり前で、イスラム化以降のアラビアでも例外でなく、使役用の牛や駱駝は
老いれば肉にして食ってる。
砂漠のイメージが先行し、教義そのものに立ち入らなかった(ありていに言えば教義や歴史に無知な)
ために、日本人にとっては「食料の競合」説は魅力的に感じるものなんだが、周縁までみれば
全く根拠の乏しい俗説だよ。
回教の教義に、豚そのものを忌む文言が散見するが、食べることを許されている獣類に
ついてはユダヤ教と同じ。
それは、そもそも、回教が、ユダヤ教の宗教改革、ユダヤ教とキリスト教を統合する原理
として提唱されたことが理由。
種類についてはユダヤ教にあわせ、処理・調理法については当時のキリスト教徒に妥協し
どちらにも受け入れやすい形にしてあるだろ。
そもそも、豚にわざわざ穀物を与えて飼うようになったのは、比較的最近のことで、
ヨーロッパで産業革命期以降、アジアでは明の後半からだよ。理由は、富裕層の奢侈
と、穀物を精白の普及だ。精白に適さない屑告、糠・フスマで買うようになったに過ぎない。
それまで野っぱらに放して補助的に残飯を与えるような飼い方で、食料の競合なんて
起こりえなかったし。
ローマ時代は肉といえば豚だったんでそ。
>>117 最近そんな番組有ったね、結構面白かったそれから漫画「セスタス」でも今回
奴隷拳闘士の食事に関してうんたらかんたらってな話があった
119 :
世界@名無史さん:2005/06/14(火) 21:44:09 0
ガリア人がハムやソーセージ作って売りに来ていたそうな。
120 :
世界@名無史さん:2005/06/15(水) 06:31:31 0
121 :
世界@名無史さん:2005/06/18(土) 00:54:10 0
日本人は、戦後タンパク質とカルシウムを豊富に摂るようになってから体格が良くなりましたが、
同じ黄色人種で、元からタンパク質やカルシウムが豊富な食事をしていたモンゴル人は、日本人より体格が良かったのですか?
122 :
世界@名無史さん:2005/06/18(土) 00:57:25 0
たんぱく質はともかく、カルシウムは特にそうでもないような
123 :
世界@名無史さん:2005/06/18(土) 01:11:00 0
脱脂粉乳を給食で出したじゃないか。
日本人の平均カルシウム摂取量は厚生省の必要量に足りてない。
その厚生省の必要とする量も欧米のに比べ控えめ。
日本は、土壌もカルシウム不足というからねぇ。
126 :
630:2005/06/18(土) 09:36:21 0
>>125 それで思い出したけど、「湯島天神のカルシウム煎餅」というのは、
伝統的な和菓子ではなく、明治以降に作られた代物ですか?
(第一、カルシウムなんて特別には入っていないとか。)
江戸時代には「カルシウム」なんて知られてなかったと思うので。
いや案外、平賀源内あたりが既に蘭学から導入していたとか。
でもそれなら「カルシウム」の漢字が有るハズだから、やはり無理か。
理論武装の一つとして書いておくが、唐辛子が日本から朝鮮半島へ、と言うの
は異説がある。どちらを取るかはともかく、言い返された時の事を考えれば
知っておいた方が良い。
誤爆スマン
>>125 鉄分もない。
以前、病院で貧血と診断され、親と共に暮らしていてヘルシーな食生活を
しているのに、と驚いたら、医者から、いや、日本の伝統的食生活は
鉄分が取り難いんですよ、と言われたなあ。
130 :
世界@名無史さん:2005/06/18(土) 21:58:56 0
都内の井戸水は、妙に鉄臭い味がするがね。
ち・・・血だあ〜〜!
鉄鍋を使うと良い。
豆を煮るとき鉄釘を入れるおばあちゃんの知恵袋。
134 :
世界@名無史さん:2005/06/18(土) 22:46:42 0
茄子を漬ける時、鉄釘を入れるんじゃなかった?
発色をよくするためにね。
雪岳山に鉄杭を打ち込んだ日帝は
京城を倭色で染め尽くす謀略だったわけニカ! 謝罪と賠(ry
137 :
世界@名無史さん:2005/06/19(日) 00:02:42 0
おつかいモノの世界史教えて。
我が国では、これからの季節は粋にスイカが王道だね。
中国はやはりお茶みたいですが、他の国々はどんな感じでしょか?
>>103 聞くところによるとスーフィーの修行のひとつに、
不眠行(サハル)という綱目があって、だいたい恒常的に睡眠時間を
1日2〜3時間ほどに削って普段から夜通しずっとズィクル(称名の類)
を唱え続けたり瞑想に没頭するんだとか。
イェメンからコーヒーが伝来したときもカイロの主立った神秘主義教団の
修道場(ザーウィヤ、ハーンカーフなど)で不眠行に励んでいたスーフィー達に抜群の
効果を発揮したので、彼らと各地の修道場が核になって伝播を早めたんじゃ
ないか、という所説があるとかなんとか。
確かイェメンを拠点とするスーフィー教団もいくつかあったような・・・
140 :
世界@名無史さん:2005/06/20(月) 12:28:22 0
>>139 仏教徒達も眠気を押さえる必要が有ったと思うけど、仏教ではコーヒーは全然流行らなかったのだろうか。
アジアに伝播するための時間は、何百年も有ったと思うが。
また、日本にコーヒーが入って来たのはいつ頃で、日本の僧侶などは珈琲を全然飲まなかったの?
自分で答を予想すると、緑茶の方がカフェインを多く含んでいる為、珈琲は必要無かったのだろうか。
だが、そうすると今度は、回教徒の間では何故、緑茶が流行らなかったかという疑問が起きて来るが。
そもそも東アジアは宋代から喫茶の習慣があったし、
本場中東でコーヒーが流行するのは15世紀末〜16世紀になってから。
欧州でコーヒーが流行るのは例のウィーン包囲からだろうからそもそも
コーヒーの歴史はお茶よりは新しい。日本でコーヒーが知られるように
なったのはそれこそ明治に入ってからだろう。
ただ、紅茶が流行するのはもっと遅くて欧州でも中東でも19世紀になってから。
日本の喫茶の習慣は禅僧たちが宋・元から招来してきてからで、はじめは
今の茶道みたいな感じではなく「闘茶」の形式でかなり賑やかしく騒々しい
しろものだったそうだが・・・
中東でコーヒーが愛飲される以前に人々の喉を潤していたのは、
薔薇水や果物、シャーベット、ワインなどの酒類だったりするが(w
お茶がもたらされる以前に仏教圏で似たようなものってあったろうか。薬湯?(汗
142 :
世界@名無史さん:2005/06/20(月) 18:17:57 0
麦茶は平安時代から親しまれていたそうだよ。
143 :
世界@名無史さん:2005/06/20(月) 19:41:11 0
へー
喫茶の伝統が無い朝鮮では、かつては茶の代わりに昼間からドブロクを飲むか、
飯を炊いたあとの焦げがついた釜で沸かした湯、「スンニュン」を飲んでいた。
最近は電気釜の普及で焦げ飯が出来ないので、麦茶を飲む。
145 :
世界@名無史さん:2005/06/20(月) 20:16:37 0
麦茶があるんならさ、米茶ってないの?
それをお茶にするなんてもったいない!
麦湯(現在の麦茶)も炒った麦なんだけどさ。
朱由檢 ◆MfD.4zQt1.ってバカか?
カバの肉って美味そうだ
153 :
世界@名無史さん:2005/06/21(火) 00:25:02 0
象の乾し肉は、なかなかに美味いそうだよ。
154 :
世界@名無史さん:2005/06/21(火) 00:38:56 0
チンパンジーも生鮮市場で売られてるニガ
IUCNには公然の内緒ニガ
頭の良い悪いで判断すべきではないのだろうが、
さすがにチンパンジーとかオランウータンとか抵抗あるなあ。
156 :
世界@名無史さん:2005/06/21(火) 00:42:46 0
ただ、幕末の日本でも「薬用」として「猿の黒焼き」が売られていたと言う話だからねぇ。
>>141 回教徒は緑茶をよく飲むよ。
紅茶をよく飲むようになったのは20世紀に入ってからで、19世紀末からイギリス統治下の
インド・セイロンから紅茶の供給が潤沢になったから。
それまでは専ら、支那産の釜炒茶で、日本からも、朱印船の時代以降、オランダやポルトガルを
介して、中東・北アフリカに緑茶を輸出していたし、戦前までは緑茶も大きな外貨獲得源だった。
麦湯は、近世からだった気もしますが・・・。
お茶自体は、奈良朝に伝わって、9世紀には畿内を中心に栽培され、宮中の
他に、仁和寺や延暦寺で喫されていましたね。
猿は東国ではよく獲られた様ですが、西国では狩猟は忌まれる事が多かった、
難しい動物でした。
159 :
世界@名無史さん:2005/06/22(水) 10:21:36 0
>>157 レス有難うさん。
でも、もし、回教徒が緑茶をよく飲むのなら、カフェインが多い緑茶の上に、
なんでまた更に、珈琲が眠気覚しの為に必要になったのかと思う。
ま、釜炒茶が珈琲の後に流行り始めたか、或は釜炒茶にはあまりカフェインが
含まれていない?為だろうと予想するが。
160 :
世界@名無史さん:2005/06/22(水) 11:18:14 0
私は米国に住んでかなりになるんですが、日本では、米に比べて「サラダバー」なるものが
断然少ない様に思うのですが、どうしてなのでしょう。
知人とこれについて議論したところ、結論としては、日本にはゴキブリが多いために、
サラダバーをやっても、五分毎位に奴等に侵入される為、商売にならないからだろう
というものでしたが、ここのスレの人々の意見はどうでしょうか?
また、日本で「ヴァイキング」と呼ばれる 'Smorgasbord' なども、南欧には殆ど無く、
主に北欧などの気候が比較的涼しいところでばかり発達しているように思われ、それも
ゴキブリと関係しそうです。東南アジアに詳しい人などに、あちらではサラダバーや
ヴァイキングスタイルのレストランなるものは、一般化しているのかを問いたいです。
161 :
世界@名無史さん:2005/06/22(水) 11:54:17 0
しかし台湾には「自助餐」というバイキング食堂があちこちにあるからね。
旅行のときはいつもお世話になるよ。
サラダバーが無いのは、そこまで「サラダ文化」が根付いていないからでは?
162 :
世界@名無史さん:2005/06/22(水) 12:11:29 0
>>161 じゃ何故、日本では自助餐みたいのが、台湾程に流行らないかが次の自然な疑問。
カフェインの量自体は緑茶のがむしろ多かったりするのだが、カフェインその
ものの効果はコーヒーの方が効きやすいと聞くが。
緑茶や紅茶はカフェインの効果を阻害するものもあるらし
い。タンニンのことかな
164 :
世界@名無史さん:2005/06/22(水) 12:53:46 0
>>158 麦茶は緑茶が伝来する以前より飲まれていた飲み物でした。
古くは平安時代の頃、麦を炒って粉にし、
これをお湯にとかして飲んでいました。
この頃は「麦湯」と呼ばれ、これが麦茶の元祖と言われています。
(セブンイレブンで買った麦茶の紙パックより抜粋。)
この程度の知識も無い奴を崇拝するなよな。
pu
166 :
世界@名無史さん:2005/06/22(水) 13:21:00 0
全く・・・
誰にだって知らないことぐらいあるだろうさ。
そんなこと取り上げて鬼の首取ったように騒ぐのは情け無いよ。
小学校や中学校時代はスポーツ万能のドキュソに押さえつけられて女にも相手にされず、
社会人になっても教師以外は生かす場を見出せない歴史オタ。
だからって性格まで歪むのは・・・
167 :
世界@名無史さん:2005/06/22(水) 15:37:14 0
>>164 麦茶は、日本では平安時代頃から親しまれて来たのは分かったけれど、
西洋や中近東では、全然見向きもされなかったのかどうかが気になる。
168 :
世界@名無史さん:2005/06/22(水) 16:22:24 0
>>140 日本の僧侶が飲んでたのは、緑茶じゃなくて抹茶しかもどろりとした濃茶。
あれを空腹で飲むと胃がやられる。
そのためにちょっとした食べ物と一緒にとるようになった。
それが懐石料理。
「懐石」とは僧侶がすきっ腹をなぐさめるために使った温石のこと
>>164 よろしければ、出典を教えて頂けないでしょうか。
一次史料で目にした記憶が(忘れているのか)ないものですから。
古辞書の類をもう少し探れば、名前ぐらいは出て来るかもしれませんが。
麦湯で検索してみたが
江戸時代に流行ったらしいね
>>162 何故、台湾程に流行らなければおかしいと思うのかがそもそも疑問だ。
>>157 イランやトルコでは20世紀になってギリス支配下のインド産紅茶が入るようになって
から、今のようにチャーイハーネが主流になったけど、それ以前はカフヴェハーネが主流
だったと今まで聞いていました。
なので中東で朱印船貿易の時代から緑茶が飲まれていたという話はまったく初耳。
失礼ながら、その中東の緑茶について情報を教えて頂ければありがたいのですが・・・
(シャルダンあたり?)
んなもん、唐の時代からシルクロードで茶くらい運ばれていたよ。
宋になって増え、元の時代には激増。
日本からは、16世紀以降、ヨーロッパ船を介して、各地に移出。
専ら、粉茶(揉んだ後篩をかけて落ちた小破片)が輸出されていた。
174 :
世界@名無史さん:2005/06/23(木) 05:35:41 0
>>171 じゃ、何故、台湾に自助餐がそれ程流行ったのかを考えるのが、歴史の面白さってもんだろう。
>>171の考え方やレスの仕方は、全く無味乾燥でしかない。
>>174 風俗習慣の発生や定着については合理的にせよそうでないにせよ、必ず何か理由があるはずだ。
とは考えないのでね。
>>173 いやいや! 文献で、どこそこへ物品を輸出していた、というのと、
実際のその物品が輸出されたとする地域に長期的に需用されてたどうかは別問題。
例えば有名なところで、宋代以降の陶磁器が西方に大量に輸出されてたことは、
当時の文献から判明しているそうだが、実際に受領されていた証拠としてはトルコの
トプカプ・サライ博物館蔵の陶磁器コレクションなどをみればその量がだいたい想像できる。
西アジアの史書の類にはそれほどは出てこないけど、例えばカイロのフスタートの
発掘調査からも10世紀から17世紀ころまでほぼ恒常的に西アジアでは中国製や
日本製も含む東アジアの陶磁器を需用し、場合によっては現地から製品の注文を
発注していたことは商業文書の調査からも裏付けがとれてるそうな。
東アジアの茶の需用は『茶経』だけでなく日本側も含めて様々な文献で縷々述べら
れてるので問題ない。が、西アジアや中央アジアでも緑茶の類が輸入され供せられて
いたかは少なくとも自分はそれまで聞いたことがない。
サファヴィー朝かオスマン朝の文献にでも載ってるのだろうかと。シリアあたりで9世紀頃
耐熱ガラスが発明されて、唐末に喫茶用のガラス製高坏が出現したという話なら聞いたことはあるが・・
164さんじゃないんだけど…、平安時代の麦茶について補足しとくね。
日本最古の百科事典“和妙類聚抄”には麦茶(麨)を紹介しており、
当時から愛飲されてたみたい。
>>164さん
セブンイレブンって…あなた(藁
ありがとうございます。『倭名類聚抄』はもうあたっていたのですが・・・
何部に出ているのでしょうか。
失礼。何類か、という事です。
180 :
世界@名無史さん:2005/06/24(金) 00:10:01 0
>>160 その理屈で言ったらハワイじゃ飯なんか絶対食えねえよ。
っていうか、日本のちゃんとした飲食店はゴキなんかそうそうでない。
>>176 摘み取り後、意図的に萎葉させて香りを出す製法は、明の中期以降のものだから、
それ以前は必然的に緑茶ということになる。
あとは、断片的に残る売買記録だけ。
今でも、モロッコ、エジプトで日本産の粉茶(蒸し緑茶の篩落ち粉)、パキスタンで
中国産の緑茶に、薄荷の生葉を加えて抽出して飲むやり方が日常的に行なわれている。
薄荷だけだったり、丁子や肉桂が加わったり、もしくは、肉桂や丁子が茶を伴わず
湯に漬けて飲まれたりするやり方が、回教圏に広く見られるので、香草の類を湯に
浸出して喫用するということが広く行なわれていて、そのバリエーションの中に茶や
コーヒーも入ると推測するしかないわけだ。
香港なんかでレストランで冷房をガンガンに効かすのは
実はゴキブリ対策なんだと聞いたことがあるな。
>>182 じゃなくて香港人が単に冷房の空気が新鮮で清潔だと思ってるだけ。
だけどフィルタの掃除とかあんましてなかったりする。
冷房くらいじゃゴキブリは参らない。
>>160 日本人の場合、取るところがすぐに荒らされてしまうし、荒れたままにしていたらら汚がって
店自体に来なくなる。
皿にとったものは綺麗に食べるのにね。
アメ公の場合は、血の七割がドイツ人とアイルランド人だから、公共心がしっかりしていて
取るところはあまり荒れない。
取ってきたのは食い方が汚いけれど、ね。
186 :
世界@名無史さん :2005/06/26(日) 09:16:44 0
>>185 へ〜、日本人はアメ公に比べて、公共心がしっかりしていない為に、
日本ではサラダバーが流行らないのだとしたら、それは面白い説だ。
確かに、欧州でもヴァイキング方式は、主に北欧で発達したもんね。
公共心とサラダバーの発達を比較すると、良い研究論文が出来そうだ。
研究論文は無理だな、トンデモ本なら可能だが。
世の中には論文の体をなしたトンデモ研究が多数存在してるし
サラダバーと公共心の関係で論文を書いても別にいいだろう。
189 :
世界@名無史さん:2005/06/26(日) 11:03:08 0
>>160 公共心や衛生うんぬんより、
店では店員が客のところまで料理を運んでくれるものだ
と思っている日本人が多いからだと思います。
その点では回転寿司のシステムは、
「客が自分で食べたいものを食べたいだけ取ってくる」というサラダバー的発想と
「料理は店の方で客のところまで運んでくるもの」という観念を両立させた
画期的な発明だった。
バイキング自体が不潔そうで生理的に嫌。
でも面白いからまとめてみる価値はあるんじゃまいか?
192 :
世界@名無史さん:2005/06/26(日) 13:00:19 0
大皿や鍋を囲んで箸でつつきあうのは衛生的にどうだろう?
193 :
世界@名無史さん:2005/06/26(日) 13:02:47 0
中華丼。
食べているうちに、どこから染み出したのか、さらさらの汁が増えてくる。
アレは、唾液中の酵素が片栗粉を分解するからだ。
大皿でも同様のことが起こると考えられる。
>店では店員が客のところまで料理を運んでくれるものだ
>と思っている日本人が多いからだと思います。
ローマのピッツェリアでテイクアウトピザが出来上がるのを客席
で待ってて、出来上がったらこっちに持って来るものだと思って
たら「出来たぜ」の指笛一発でカウンターに呼び出された。
ちくしょ、ボケ野郎に見えたんだろうな。
ローマの公衆浴場には
既にバイキング形式に似た食事サービスがあったとかいうが
日本の外食サービスの文化は
いつごろそういう形で確立されたんだろう?
197 :
世界@名無史さん:2005/06/26(日) 21:32:32 0
「中華丼」は、中国には無い。
「天津飯」は、天津には無い。というより、飯の上に乗っているあんかけカニ玉、「芙蓉蟹」は、
中国ではありふれた料理で、天津名物と言うわけではない。
飯の上に乗せて食うことを考えた日本の料理人が、異国情緒を求めて「天津の飯」と命名したようだ。
スパゲティナポリタンもナポリにはない
トルコライス(ry
バーミヤンラーメンはバーミヤンにある
アンデスメロンはアンデス山脈にはない。
>197
中国には日本のような丼ものを食べ物屋で出すことはあまりないが、テイクアウトに
するとご飯の上におかずを盛って丼らしいものを出してくれる。
ドライブインや労働者用の回転の速い食堂ではご飯とおかずを同じ皿に盛り付け、丼
のようになったものを出すところも多いが、あくまでご飯とおかずであって単品の料理
ではないし、ご飯に載せるおかずもカフェテリアのように盛ってある複数のおかずから
数品を選ぶ形が一般的。
日本で言うラーメンもつい最近まで具のないものが多かった。
最近は日本の影響で具入りのラーメンや単品の丼、カレーライスのような料理も食べられる
ようになっています。
>201
アンデスメロンの「アンデス」は「安心です」と言う意味。
前に中国の映画で
ご飯の上に白い豆腐を乗せて
豆腐飯と称して食っているのをみた
パスタはアラビアから入ってきた食べ物なのに、アラビアータがある不思議。
206 :
世界@名無史さん:2005/06/26(日) 22:45:38 0
>>201 いいえ、あります、あんですよ!アンデスってば!
あんですって?
とんでもねぇあたしゃ神様だよ
211 :
世界@名無史さん:2005/06/28(火) 21:56:09 0
居酒屋で焼鳥注文すると、店員さんに「塩かタレ、どちらにされますか?」と訊かれる。
そのとき自慢げに「塩!」と答える香具師が嫌い。
「タレは肉本来の旨味を消す!だから塩がいい!俺は肉の真の味がわかるんだぜェ!」などと
自慢しているようでムカツク。
212 :
朱由檢 ◆MfD.4zQt1. :2005/06/28(火) 22:08:33 0
鳥皮はタレだけど、ネギマや砂肝は塩かな。
塩とタレってそれぞれ相性がある気がする。
鳥肉は戒律で禁じられてる地域が比較的少ないから、
その食文化は広域にわたるよね。(羊もだけど。)
インドのタンドールチキンはおいしい!
>>211 お前それは考え過ぎだよ。塩を頼む奴の大部分は、単に「塩の方が旨い」
「タレは甘過ぎる」あるいは「今日は塩で食べたい気分」と思ってるだけ。
考えるな、感じるんだ。
タンドリーチキン美味しいけどインド料理はなんで鳥皮を使わない
んだろうね。インド人は鳥の皮を食べないのかな。
名古屋へ行ったとき居酒屋で串カツを頼んだらソースにしますか
味噌にしますかと普通に聞かれました。
215 :
世界@名無史さん:2005/06/28(火) 23:44:14 0
>>211 普通に焼き鳥のたれの味が好きじゃないだけなんだけど。
っていうか、常にそんな被害妄想的なこと、俺は考えていられないなあ。
211はもしかして某板焼き鳥スレのタレに似てるなあ。よもや本人では
ないだろうけど。
217 :
世界@名無史さん:2005/06/28(火) 23:53:22 0
居酒屋板?
>>212 インドでは食べたことないが、日本で食べたのにはあまりおいしい
という経験がないな。別にマズくはないが、フライドチキンや
唐揚げの方がうまいと思う。って世界史じゃないし…
>日本で言うラーメンもつい最近まで具のないものが多かった。
ヌードルスープに具を乗っける食べ方はベトナムとかタイにもあるし、
日本にもあるのに、中国にはなかったというのはちょっと意外。
220 :
世界@名無史さん:2005/06/29(水) 00:16:31 0
そういえば、たまに行く中華料理屋のラーメンは具をあんまり乗せてないな。
オヤジが北京で修行した人だからか。
>219
麺自体がご飯扱いだったから、別に頼んだ料理をおかずに食べていた。
焼きそばや焼き飯になると具も一緒に炒めたり、あんかけにしたりと言う食べ方に
なっていたが…。
麺料理と言えばタイでもベトナムでもスープ自体は塩か鶏がらスープベースの
薄味のスープで後から自分で醤油や酢、唐辛子などを加えて味を調整するけれど
中国の麺も基本的に同じ。
始めからスープに醤油や味噌で味付けして具を載せた麺は”日式”と呼ばれて今
中国でも良く食べられている。
ヨコハマの支那人街のサンマー麺みたいなのは、本国には無かったわけか?
>222
サンマー麺は聘珍楼の従業員が考案したまかない料理だったらしい。
224 :
世界@名無史さん :2005/06/29(水) 15:02:38 0
このスレの専門家なら、答を分かりそうな質問です。
御存知の様に、日本人なら、鮭や鱒などを缶詰にする時に、それらの卵巣を、
大切に区別して、塩漬けにして重宝がりますが、東欧以外の西欧人や米人達は、
捕った鮭鱒を缶詰にする時に、卵巣を全部捨ててしまうのでしょうか。
確かに、キャヴィア等は、東欧とか中央アジア辺りでは見かけますが、西欧料理では、
魚の卵巣を使った料理を見かけないので、やはり殆ど捨てているのかと思わされます。
またそもそも、西欧料理では、魚の卵巣の料理が一つでも大衆化しているのでしょうか。
もし、西欧と米では魚の卵巣を殆ど皆捨てているのだとすると、随分もったいない話
だと思うのですが。
丼モノ起源は日本というわけか?
ギリシャには有名なタラモサラタがあるじゃないか。
芋にタラコ混ぜたのは略式の造り方で、本来はボラの卵とパンを練って作る。
イタリアのボッタルガ
家畜の餌
魚の餌
肥料
人間が食わないっていっても最悪これらのどれかにはなるぞ
>ボッタルガ“カラスミ”
>イタリアでボッタルガをいつから作るようになったのか、その起源は定かではない。
>イタリア国立百科事典協会発行の「レッシィコ百科事典」によると、ボッタルガという名称は、
>魚卵を意味するアラビア語のBattarikh(バタリーケ)に由来するという。
>一説によれば紀元前のフェニキア人やヘブライ人が作り始めたとも言われ、
>中世に地中海を制圧したアラブ人が沿岸に広めたとも言われている。
ぐぐってみた
前にテレビで見たが、
ロシアの鮭の工場でイクラを捨てていた
食わないなら日本に輸出してくれと思った
231 :
世界@名無史さん:2005/06/29(水) 20:02:13 0
イクラとは、ロシア語で魚卵のこと。
ちなみにロシア語で鮭の卵のことを、「赤いキャビア」というらしい。
ある日本人がロシアのレストランでメニューに「赤いキャビア」というのを発見し、
未知の珍味!と期待していたら単なる「鮭の卵」が出てきて、多少ガッカリしたそうな。
イクラよりももったいないものがアラスカでは生ゴミとして棄てられている。
それは雲丹。
日本の商社マンとかが乗り込んでいって商品開発できんもんなのかね?
234 :
世界@名無史さん:2005/06/29(水) 20:23:33 0
タリーズコーヒーの社長は幼い頃水産会社海外駐在員である父とともにアフリカに住んでいた。
あるとき海岸を散歩していたら雲丹を山のように見つけ、大喜びで殻を割って頬張っていたら
現地の子供達に散々気味悪がられたという。
ちなみにこの社長、とにかくホモにもてそうな容姿である。
日本人の留学生が国から持っていった「海苔」を食べていたら
なんで黒い紙なんか食べてるんだと奇怪がられ
「これは海に生える草だ」と説明したら
日本人はそんなものまで食うのかと呆れられたそうな
握り飯が「炭素紙で巻いた爆弾」だと誤解され、空港の税関が大騒ぎになったという話もある。
もっていた日本人が衆人環視の中で食べて見せ、一件落着。
>>934 以前(7,8年前)、『笑ってコラえて』の「ダーツの旅・世界編」で
アフリカ(確か西海岸)にスタッフが飛んでたが、そこでもやはり
ウニの話(現地では全く食用にされない云々)が出てた記憶が。
なんでも、現地で獲れるウニは日本で獲れるものとは別種ながら
味はほとんど(というか全く)変わらず、絶品とのこと。その社長の
話と同様、現地の漁師たちが怪訝な表情で見つめる中、船の上で
美味い美味いとウニをパクつくスタッフの映像が印象的だった。w
そういやあ、稲作文化圏は広大だけど
握り飯って日本以外の地域にあるんだろうか?
とりあえず中国では冷えた飯は食わないそうだし
インディカ米の地域も無理だよな。
>239
朝鮮はジャポニカの粘りある米だが、何故か握り飯は近年まで無かった。
何でも、握り飯には器も箸も必要ないので、「器や箸ももてない貧乏人の食事」ということになるらしい。
実際、学校に握り飯を持って行った日本人がそれをネタにニダーの餓鬼から
「貧乏人!」などと言われていじめられたという話があるくらい。
最近では、向こうのコンビニにもおにぎりがあるが。
そんな話聞いたことねえw
白ネクタイ白ネクタイ。
244 :
世界@名無史さん:2005/06/29(水) 21:25:02 0
支那朝鮮では、冷たい飯を食べるのは乞食だけということになっているらしい。
いまだにそういう価値観が残ってるそうな。
たまにそういう話をニュースでやってるよ。
その理屈だと日本人は未だにチョンマゲ結ってなきゃいかんぞ(^Д^)9m
まあ日本でも冷や飯を食わされる、というと悪い意味になるけどな。
ただ、お握りは冷たくして食べると言うより、結果的に冷たい状態で食べること
が多いというだけだから、冷たいのを強調するのはどうも。作り立てやあった
めて食べる場合もあるし
おにぎりの基本は、携帯食であることじゃない?
そういう意味では、パンが冷めてるのと同じ程度の話
地域によってはコンビニでオニギリを暖めるのはデフォらしい。
>240
すびばせん。3年前に既に長文カキコを数発かましてますた。(息の長いスレだなぁ〜。)
おにぎりと言えば、沖縄のコンビニではおにぎりを電子レンジで温めてから出すのが
普通だそうな。
中国で列車に乗った時に昼飯用に作ったおにぎりを食べ始めたら周りの中国人から一斉に
奇異の目で見られた経験がある。彼らにとって冷たい食事や生ものはゲテモノなのだそうだ。
特に冷たい食事は死人に供える食事という意味合いがあり、嫌われている。
日中戦争の時に蒋介石国民党軍が食事をする場所を選ばない、その場で煮炊きせずに食べられる
と言うことでおにぎりを軍用食として奨励したらしいが根付かなかったらしい。
朝鮮半島ではおにぎりは最近まで一般的ではなかったけど、のり巻きはバスターミナルでも
スーパーでもその辺の大衆食堂でも売られていたし、皆食べていた。
お前が言うと信憑性が薄れるからやめて
251 :
世界@名無史さん:2005/06/29(水) 22:36:52 0
韓国の寿司のシャリは、生暖かいという噂がある。
大陸・半島では「冷や飯は囚人の食べ物」とかいわれて忌み嫌われているのではなかったか?
そのため?
ログ全部読んで発言しろとはいわんが
せめて上の10レスくらい読もうよ
>>231 ロシア語には「キャビア」だけを指し示す単語は無いぞ。
強いて言うなら、チョールナヤ・イークラ
鮭の卵の塩蔵品は、クラスナヤ・イークラ。
出てくる場面がかなにり違うので、どっちゃもイークラで済ますことが多い。
そういえば、
ロシア語ではキャビアをイクラと言う
ってトリビアで出たんだっけ
256 :
世界@名無史さん :2005/06/30(木) 05:45:42 0
>>235、
>>236 おいおい、日本以外の話をしている時には、
どの国の事を言っているのかをちゃんと書けよ。
そんな事すら忘れている様じゃ、中学生にさえ笑われるぞ。
(尤も、お前さんが中学生だとしたら、話は別だが。)
「外国なら、どこの国でも良いじゃね〜かよ!」なんて居直ったりするなよ。
恥の上塗りになるから。いやしくも,世界史板にカキコしているんだろう?!
257 :
世界@名無史さん:2005/06/30(木) 05:50:44 0
早朝から低カロリー燃料投下乙
258 :
世界@名無史さん :2005/06/30(木) 06:06:43 0
寿司飯の温度の話が出たので、握り鮨が嫌いになりそうな珍奇な話題を一つ。
(本当に握り鮨が嫌いになるかも知れないので、覚悟の出来ていない人は、
以下の十行ぐらいは読まない事を推奨します。)
御存知の通り、危ない物事や激しい争いを見てハラハラする事を、
「手に汗を握る」という表現をします。これは単なる比喩ではなく、
実際に汗が滲み出ているのは、手の平を光に翳して見るとポツポツと
汗腺が光って見えるから分かります。
だから寿司屋さんも、注文が殺到して、多くの寿司を握らねばならずに
焦ったりすると、手の平に汗がにじみ出て来るのも自然で、それが多少は
寿司飯やネタにも滲み込むと思われます。
そんなわけで、流行っている寿司屋さんの方が、汗が寿司にしみ込む度合いも
多いと考えられます。握る人の手の汗も、鮨の風味に微妙に貢献しているのかも
知れません。実際、握り鮨の機械で作られた鮨は、味気無い印象が有ります。
そんなこと気にしだしたら、世の中の食い物は
あらかたマトモに食えなくなるような・・・。
正直凄い脅しの割にはたいした事ないな、と思った。もともと好きと言うほどでも
ないから食えなくなっても良いや、と思って聞いたのにつまらない。
まあ最近多い吊り革をハンカチ越しに掴む人なら食えなくなるかもね。
でもそういう人って、外食産業や、弁当とか加工食品とか実態を知ったら
まったく食えなくなるはずだが、全部家族か作るか自炊してるのかね。;
261 :
世界@名無史さん :2005/06/30(木) 07:57:14 0
>>259、
>>260 それを聞いて、少し安心しました。
>>258を書いた時には、このスレの人々から散々嫌われて、
「そんな気色の悪い話を書くな!」って怒鳴られるかも知れないと思ってたので。
262 :
世界@名無史さん:2005/06/30(木) 08:23:52 O
ただ、西洋では機械握りの回転寿司の方が人気あるそうな。
やはり人の手がじかに触れたのは気味が悪いんだと。
西洋料理は食材に一切さわらずに調理しているとでも!?
264 :
世界@名無史さん:2005/06/30(木) 10:33:59 O
手が触れた物を生で食うから気味が悪いんだろうよ。
>>235 海苔は最近上海あたりで生産してるよ。中国で流通もしてる。
以前チベット旅行中、上海出身のガイドに中国産「味付け海苔」
(セロハン袋に入ったアレ)もらってビックリした。
ヨーロッパでは海草類はあまり食べないけど、ウェールズで海苔を
食べるね。英語ではlaver. シート状にして食べるわけじゃなさそう
だけど。
268 :
世界@名無史さん:2005/06/30(木) 19:00:36 0
サラダは握り締めないからな
269 :
世界@名無史さん:2005/06/30(木) 20:28:18 0
果物。
果物も昔は皮のまま丸ごと食卓に出していたのでは?
皮を剥いたり、切ったりして、盛り付けるのは日本式ではないでしょうか?
>>270 タイのリンゴの皮のむき方が明らかにヘンなんだけど
やっぱり文化としていろいろあったんじゃないの?
272 :
世界@名無史さん:2005/06/30(木) 22:44:06 0
>>256 236の話は俺も聞いたことがある。
確かカナダだったと思う。911の関係で空港のセキュリティが厳しくなっていたとか。
去年の暮れだか今年の初めだかにニュースになってたよ。
アメリカのどっかだったと思ったが、握り寿司も手袋して握らなきゃならない
というところが無かったかな?
ニューヨークがそうだと聞いたが。
ソースは2チャンだけどw
日本でも回転寿司だと、機械で俵がたにして、手袋した「職人」
さんがネタをのせて形をととのえてるだけってところはあるね。
>>272 >>236の話は深田祐介「新西洋事情」あたりで読んだ記憶がある。
これは1960、70年代の話だが。
277 :
276:2005/07/01(金) 00:24:53 0
そして、それにはどこの国の話か書いてなかった。
多分欧米のどっかじゃねえの。
これはちょっと有名だとは思うが、自分もイチローが海苔を巻いたオニギリ
とかを食べるのを他のメジャーリーガー物珍しそうに眺めていたってのは
聞いたことがある。
279 :
世界@名無史さん:2005/07/01(金) 02:13:53 0
80年代終り頃、アメリカからの米輸入自由化圧力を受け、とある米国在住日本人が
「アメリカ人を米食民族に変えてしまおう。自国消費してくれれば日本にまで米を売りつける必要は無くなる」
と考え、子供を集めてはおにぎりの立食パーティーを開いた。
しかしおにぎりに巻いた海苔の磯臭さが嫌われ、海苔を剥いだら手がべた付いて嫌がられ、
結果は散々だったという。
海苔の香りは多くの日本人には慣れ親しんだ香りだが、欧米人に限らず、
初めて嗅いだ外国人は、磯臭いとか不快な香りになるらしい。
寿司の普及でだいぶ様相が変わったけどね。
282 :
世界@名無史さん :2005/07/01(金) 03:58:13 0
これは伝聞なのでソースが無くて悪いが、
>>280とは正反対の話を聞いたのは、
米中西部の人間達に、海苔のおにぎりを、その材料については知らせずに
食べさせてみた所、全員が「美味い、美味い」と言って食っていた。
ところが、皆が食べ終わってから、「この黒いのは海藻の一種だよ」と言った所、
一変に「ゲー」と吐き出す奴まで出たそうだ。
この話からすると、海苔の問題には、単に磯臭さや味とか見かけだけではなく、
かなり「観念的」な要素も有ると思う。
283 :
世界@名無史さん:2005/07/01(金) 04:11:43 0
醤油味の焼きおにぎりなら食ってくれるかな?
284 :
世界@名無史さん :2005/07/01(金) 04:21:32 0
おいらは、とろろ昆布のおにぎりの方が、海苔おにぎりより好きだ。
とろろ昆布も海苔と同じ様に、欧米人には受けが悪いのかな。
髪の毛色に従って、金髪系にはとろろ昆布、黒髪系には海苔が受けるかも。
285 :
世界@名無史さん:2005/07/01(金) 04:31:24 0
どう考えても、トロロ昆布は金髪には見えないやろ。
まさか玉蜀黍の毛を握り飯に巻くわけにはいかないし。
286 :
世界@名無史さん :2005/07/01(金) 07:31:08 0
>>285 そんじゃ〜、少し焦げ目を付けて、特に細長く刻んだ「綿糸卵」を周りに巻くとするか。
ただし、これの欠点は、卵は腐敗し易いため、長期保存が難しくなる点。
だから、おにぎりの本来の目的を果たせないが、余興としては面白い。
287 :
世界@名無史さん:2005/07/01(金) 08:25:46 0
韓国ノリの石油臭さが、どうも自分には耐えられないのだが
韓国人は当然として、あれが好きな日本人は多いみたいだね。
海苔は、やはり珍味の部類なんだな。
おにぎり長期保存なんてきいたことねぇ〜
朝作って昼には食う、精々半日だろ。
ついでに、卵焼きはお弁当のオカズの定番だ。錦糸玉子にしても保存性は
あまり変わらないだろ。
お弁当のおかずの卵焼きは、柔らかく仕上げるためにだし汁を加えるので
あまり保存性がよくありません。早朝に作って、お昼に食べるのがせいぜい。
昔は卵はぜいたく品で、卵焼きの保存性は考えてなかったかも。
おにぎりに付き物なのはタクアンですね。最初の駅弁もおにぎりにタクアン。
290 :
世界@名無史さん :2005/07/01(金) 12:06:50 0
>>288 ま、長期保存というのは、その場で食べてしまう料理ではないという比較の意味で
書いたわけで、勿論、何週間とかいう意味ではない。語弊が有ったかも知れない。
但し、例えば、おむすびに「梅干し」を入れる理由は、保存性を増すためだろう。
また、この文脈では、おむすびには卵などを入れない理由も明らかだろう。
コンビニ等に売っているおにぎりですら、何日間は冷蔵して保存出来るだろう。
塩漬けの魚が入った「押し鮨」に近いものですら、何日間は持つものが多いだろう。
お前こそ、「朝作って昼には食う、精々半日だろ。」なんて極端過ぎるだろう。
いずれにせよ、おにぎりは保存性を考えて、具には塩気の多いものを使うだろう。
>>290 おむすびは、日をまたがない携行食ってことでOK?
暑い盛りだと衛生上、寒いと澱粉がβ化してるから
具が梅干だったり、手水梅酢で握ったり、
直火で炙った焼きおにぎりでも再加熱する必要があるかと…
α化してる状態での携行食は飯乾し以外だとなんでしょう?
その場で加熱する必要ないのって??
せんべいもあられも爆ぜ米も違いますよね???
>>270 少なくとも、近世には、皮を剥いて切って出すのが「俗礼」でした。
ルイス・フロイスも、「我々は、メロン(瓜含む)を食べてから皮を捨てる
が、日本人はあらかじめ皮を剥き、捨ててから食べる」と記しています。
293 :
世界@名無史さん:2005/07/01(金) 13:07:28 0
忍者は、「飢渇丸」という一種の携帯食を持参していたと言うが。
忍者の話は話半分に聞いておいたほうがいい
>>290>>291 おにぎり=おむすびは屯食の一般化したものでしょう。
20年前位までは、都市部でも何かあると炊き出しをしましたが、三角むすびは慶事のみで
弔事は俵にむすびました。昔は中学生くらいから手伝っていたような。
296 :
295:2005/07/01(金) 16:55:37 0
切れました。ごめんなさい。
おむすびは保存食ではなく、お供えとお下がりで祭事用の食品のはずです。
次に人を集める際の給食となって、持ち運びやすいので携帯食化したのかも。
白米でないとうまく握れないので、昔はおむすびはぜいたくな食品だったと思います。
一般の旅行者は、糒ではなく米を運んで雑炊とか。
>>293 一つ食べると一週間は、食べなくても大丈夫らしいね。
>>297 一つ食べると一週間は、食べなくても大丈夫なんてもの現代でもないでしょ。
話半分、ウソ、大袈裟、JAROですよ
欧州の弁当ではやはりサンドウィッチですか?
>>290 都市部の商家の昼食なんかはおひつの冷飯に汁物もしくは茶をかけて食べていた
わけで、それと比較すると、バラ飯でも握りでも保存性には変わりないから、
「長期保存」は語弊どころか全くの見当外れ。
それと、昔から言われている割には、梅干によって保存性が上がるということは
根拠が無く、昭和40年代には既に否定されている。
外食や持ち帰り弁当が普及し、また、疫学や公衆衛生の知識が蓄積されるにつれ
オマジナイ以上の意味のないことが判っている。
梅干自体に強い酸味があることと、腐敗臭を抑える強い匂いがあるから、誤魔化され
ているだけで、直接接していない部分では細菌が増殖しまくっている。
(梅干に直接接している部分は塩分濃度で細菌の増殖を抑えてはいるが……)
好んでオニギリの芯に使われるのは、塩分とクエン酸の食味だろう。疲労時には
美味く感じるからな。
>>299 「ドン・キホー」でサンチョ・パンサが野宿するときに「パンと玉葱」を袋から出して
食べています。ご主人様は断食。
日本もヨーロッパも近世まで、一人や二人で旅をする習慣はなく旅行はキャラバンです。
食事も古くは朝夕2回なので、弁当は近代社会のの産物では?
一人や二人、或いは三人という旅は、奈良・平安時代からありましたよ。
片道一日レベルから、京〜大宰府、鎌倉間まで、距離は色々と。
18世紀に日本では女の一人旅が出来たが、欧州では無理だったと言います。
旅行中の携帯食は、主に糒(干し飯)。宿は野宿でなければ、旅行者が集団で
宿泊していた洞窟や無人の堂を使い、うまく行けば民家や寺で一泊。
国司クラスなら、木製の仮小屋や平張(テント)を持ち運べました。
戦国時代になると、専用の宿屋も出て来ます。
ヨーロッパの宿については、日本でいうところの戦国時代にエラスムスが独
仏の旅籠兼居酒屋の実態と称するものを記しています。
ドイツのそれがかなり悪質なものとして描かれていたので、後から異論も出
ていますが。なお、居酒屋と旅籠の経営者が同じだったというのは、森鴎外
も3世紀以上後に記しているところです。
(旅籠は、旅行食や日用品を入れていた籠の事で、馬の背などにつけた)
近代までの宿屋は、病気でも無い限りは、基本的に一泊限りのもの。
待遇もあまりよくはなく、朝は早く叩き起こされ、わざと熱くした食事を与
えられて(多く食べさせない為)追い出されました。
宿が楽しめる様になったのは、「観光旅行」成立以降でしょう。
湯治などに赴いた先は、また別として。
303 :
世界@名無史さん:2005/07/01(金) 23:53:43 0
忍者の携帯食についてのコピペ
忍者が携帯食として食べたものとして触れなければならないものに兵糧丸(ヒョウロウガン)があります。
現在の菓子では「スニッカーズ」などのチョコバーは優秀な携帯食だといわれますが、兵糧丸はこれらと似た食べ物です。
兵糧丸の製法は人によって差異もありますが、おおむね材料は以下の通りです。
寒中にさらした米(112.5gほど)、
蕎麦の粉(18.75gほど)、
鰹節(112.5gほど)、
鱈に塩をつけずにそのまま干したもの(112.5gほど)、
梅干の梅肉(112.5gほど)、
松の甘はだ(112.5gほど)。
具材が準備できたら、これらの具材を粉末状にします。そして徐々に混ぜ合わせていき、
1.5cmほどの大きさに丸めたら出来あがり。1日に3粒を食べるだけで全く腹が減らなくなる、と
言いますが・・・実際はこれで腹が減らないはずがありません。しかし緊急時には役に立ったでしょう。
また、これを食べるとノドの乾きを覚えないという不思議な水渇丸(スイカツガン)の材料は以下です。
甘草(15g)、
ミント(15g)、
葛粉(15g)、
塩白梅(15g)、
鳥梅(?)(22.5g)、
蒸したカシュウ薯(22.5g)、
茯苓(ブクリョウ)(サルノコシカケ科の菌)(45g)。
これを1cmほどに丸め、兵糧丸同様に1日3粒を食べれば4、5日は喉が乾かないと言います・・・
これまた4、5日も渇きを覚えないとは思えないのですが、内容物を見ると、つばを出す効果の高いもの
(酸っぱい、甘い)があり、唾液によって一時的にのどの渇きを潤すことは出来るでしょう。
304 :
世界@名無史さん:2005/07/01(金) 23:55:38 0
実際に、少し食べただけで四日も五日も飢えを覚えない食品発明したら
ノーベル賞モノだね。
305 :
世界@名無史さん:2005/07/02(土) 00:29:33 0
>松の甘はだ
じゅ、樹皮も食えるの?
松の甘皮は、飢饉の際の重要な食料だったよ。
柔らかく煮てから、餅に搗き込んで食うんだ。
>>303 そこまで材料と製法が分かってりゃ再現実験ができそうだな
>>307 20年以上前のTV番組で再現してた。
たしか昭和一桁の頃の飢饉をテーマにした番組だった
具体的な内容は良く覚えていないが
色がねずみ色でまずそうだと思った事だけは覚えている
放送当時は、その頃に実際に作っていた人たちが
そんなに歳でもなく、健在でボケてもいなかったんだな
あまりに文化的に固定された価値観どっぷり漬かると
そっち方面での食も阻害されるって事かな。
>中国で冷たい飯食わない
別に凍った飯を食うわけじゃないんだし。
西洋でコールドミート系の料理みたいに。
簡易食としてサンドイッチも冷肉はさんで食ってたのが元だし
必ずしも熱々にこだわらないという点では日本は
西洋に似てるな。
というか、衛生上の問題なんかが大きかったんじゃない?
中国は国土が陸地がちで
食品輸送には古くから苦しめられてきて
加熱調理が中心になったのもそのへんだが
おかげで乾燥食品文化が充実していたりもする。
逆に日本は、海産物の生食にかけては世界有数。
そーいうものだ
312 :
世界@名無史さん :2005/07/02(土) 04:24:24 0
>>305 星新一(東大農院卒)の戦争中の研究がそうだったらしい。
木の皮を食用にする研究。
満漢全席で、最初に、クラゲの酢物とか、干し肉の薄く切ったようなのとか、
蒸して冷やした鶏肉の削ぎ身と葱の千切を添えたものとか、皮蛋を切っただけ
とか、常温もしくは冷やしたものがズラズラっと出てくるんだけれど、
あれは、満人の慣習なのか? それとも、欧化アレンジなのか?
315 :
♪〜:2005/07/02(土) 10:35:47 0
316 :
世界@名無史さん :2005/07/02(土) 10:36:05 0
田麩。地域によっては、煮豆料理や茶碗蒸しも指します。
色々と混ぜ込んだもので、田舎風といった意味でしょうか。
台湾では、豚肉から作ったでんぶを「肉鬆」(ロウソン)と言います。
お粥の具にすれば最高!
319 :
世界@名無史さん :2005/07/02(土) 11:30:40 0
>>317、
>>318 速い解答ありがとう御座います。
「でんぷ」と読むのでなく、「でんぶ」なのですね。
道理で、漢字が出て来なかったわけです。
これでスッキリしました。
320 :
♪〜:2005/07/02(土) 11:55:04 0
太巻きの中のさくらでんぶイイ☆!
「牛肉でんぶ」とは、赤身の牛肉を細挽きにしたものを醤油と味醂(好みで酒、砂糖)
で炒りつけた物だと思いますが。
以前は家庭で作っていました。さめても美味しいのでお弁当には重宝です。
>314
それは冷菜と呼ばれる料理。主食になる米や麺は少数の例外を除いて温かいまま食べる
のが普通だが、酒菜(おかず、おつまみ)に属するものは昔から冷やして食べていたもの
も結構ある。しかし、一度加工するか加熱したものを冷まして食べるものがほとんどで
生のものをそのまま、もしくは冷やして食べると言うのは葱や香菜などの薬味を除いて
ほとんどなかった。
中国に初めて出来たマクドナルドで食べたサラダはキュウリまで茹でてあった。今は生です。
握り飯だって一度加熱して冷やしたものじゃん。
いま冷たくても調理の過程で加熱したのなら宮廷料理にもなるというのに、
なして支那人は握り飯を食わせようとすると暴れるの?
自転車小僧が言うことに突っ込んでも仕方がない。
朝日新聞に細々と突っ込むようなものだ。
両方の話を総合すると
王侯貴族や富裕者は日本人のように冷ましたものや常温の料理も楽しみ、
貧乏人、一般庶民、下層階級はやたらと熱い食事にこだわったという事では。
満漢全席なんて庶民がめったに食えたもんじゃないだろう。
囚人に熱いものを食わせなかったというは、香港映画見るとわかる。
捕虜が出された飯やスープを看守の顔面にかけて脱走という場面をよく見る。
武器にされてはかなわないから、よく冷まして、しかも辛いものは出さない。
熱いもの辛いものを食うということは、虜囚でないということを実感できる。
それだけ、庶民は捕虜になったり囚人になったりする頻度が高かったということか。
それが極端になると、熱いものを供される、香辛料の分量の多いものを好むと
いうことになる。
327 :
世界@名無史さん :2005/07/03(日) 06:18:38 0
>>326 しかし、うだるような夏場で、囚人には全く水をやらずに、辛い物だけを食わせるのも、
良い懲罰になるのでは。(ま、香辛料は高くつくから、囚人には減らすのだろう。)
或る韓国人の話では、韓国では、うだる様な夏場では、わざと特に辛いものを食べる事で、
逆に一時的に暑さを忘れる習慣が有るとの事だった。これは、真に受けて良いのかな。
韓国人は唐辛子の消費量が多いが、夏場でも食べる量が落ちないのだろう。
実際、或る英人も知人の韓国人が、夏の特に暑い日に顔中に大汗を流しながら、
辛い麺料理を喜んで食べていたと話してたから、まま有る話だと思うが。
同様の話はインドでのカレーでも聞いたが。韓国もそうなのか。
タイとかも唐辛子大量に使うが、やはり高温多湿だろうし、そういうのあるかもな。
湿気の多いところでそういう食事をしてもあまり涼しくないような。
日本でそれやっても涼しいと思ったことないな。
インドとか韓国なら大陸性気候だから分かるけど。
インドは東側とかは高温多湿だと思ったが。
331 :
世界@名無史さん:2005/07/03(日) 10:31:43 0
庶民が熱い食事にこだわる、というのは、食中毒に対する用心もあったのでは?
料理方法が焼くのと蒸すのと煮炊き以外なかったからじゃないの。
冷や飯食い→残り物を食べる人→冷遇される人、下っ端
なんでは?
334 :
世界@名無史さん:2005/07/03(日) 11:20:35 0
100年ぐらい前までは、北京は世界一汚い都市だったみたいですからねえ。
とてもじゃないけど加熱調理しなければ食べられなかったのかもしれませんね。
>>331 それもあるかもな。
上流階級は選び抜かれた食材で調理にも気を使ってあるから
心配する必要もないだろうが。
しかし「その日の飯」が問題でクズ肉や一束いくら、
廃棄寸前のものがほとんどの人間には
「腐ってないか」「ちゃんと食えるか」が第一の問題で
加熱してごまかすか、熱々にこだわらないと命に関わる。
「食材そのものの良さ」なんてハナっから問題外だろう。
下層の方が数が多いからそれが中国の全体の風習や文化になっていく。
336 :
世界@名無史さん:2005/07/03(日) 12:40:34 0
>>335 漢城をさしおいて世界一を騙るとは不遜ニダ!謝罪と賠償(ry
337 :
世界@名無史さん:2005/07/03(日) 12:46:10 0
ちとスレ違いになるが、お江戸の住民の排泄物は、周辺の農家に肥料として買い取られていった。
台所の生ゴミはどうしていたんだろうか?ちゃんと回収業者がいたのかな?
北京やソウル人間の排泄物や生ゴミは、どう処理されていたんだろうか?
穴掘って埋める
日本でも少し前まで主流
ドラえもんにもパパが穴掘りしてるシーンがいくつかあったなあ
340 :
世界@名無史さん:2005/07/03(日) 13:38:14 0
しかし庭が無いと埋められないなあ
341 :
世界@名無史さん:2005/07/03(日) 13:40:28 0
>>335 つまり需要が豊かじゃないってことになるのかな。
じゃあ本場の中華料理なんてろくでもないモノになるような…。
土地なら腐るほどある土地柄だからな
>>323-325 「主食になる米や麺は少数の例外を除いて温かいまま食べる」って書いて
あるじゃん。
江戸時代の生ごみは一部は肥料用途にもなったろうが、
そも、現在と比べ一人あたりの量は圧倒的に
少なかったみたい。だから問題となるほどで
はなかったという話もある。
東京湾の汚穢船が消えたのっていつ頃?東京出身者で覚えている人いる?
>>346 有田正光,石村多門 『ウンコに学べ!』 ちくま新書 2001
に、汚穢船関連の話が詳しく載ってたぞ。
>>347 サンクス。面白そうだ。年配の東京人に話だけはよく聞いたんだよな、
汚穢船のこと。
>>344 じゃあ、なんで、その少数の例外は受け入れられて、握り飯は例外として
受け入れられなかったのか?
コトの核心はそこらにあるんではないのか?
核心てなによ?日本でも冷や飯は少数の例外だぜ。弁当も冷たいもの
より温かいものが喜ばれる。大体、握り飯を食って暴れてる中国人を
見たことがないから知らんが。知ってる連中は平気で食べてるけど。
>>350 追伸。別に自転車小僧を擁護するつもりもないし、あなたが
>>323なのか
どうかも知らないが「主食は温かいものを食べる」という発言に対して、
「握り飯だって一度加熱して冷やしたものじゃん。」というのは、
的外れな発言だということを
>>344で指摘しただけのこと。
握り飯は意図的に「冷やした」ものではなく、自然に「冷えた」ものじゃないか?
すし飯は「冷やした」ものだが。
できたてを食べる場合もあるし、意図的に暖めなおす場合もあるよ。
上に出ている沖縄以外でも、東北と関西の一部でコンビにで
暖めるとこがあるらしい。
コンビニのおにぎりは具の種類が多いからものによっては温めた方が
おいしいものもあるだろう。
宮廷料理に限らず、中流階級以上の食事はあまり熱くなかったんじゃ?
厨房で作って、盛り付けて、食堂まで運んだら、あらかた冷めるから冷めても美味しく
食べられるものでないと無理では。
東西を問わず、熱々というのは鍋からじかに取って食べる場合のみでしょう。
357 :
世界@名無史さん:2005/07/04(月) 13:14:42 0
そういえば徳川将軍は、毒見が済んだ後の冷めた食事ばかり食わされていたんだったな。
そりゃ暴れん坊将軍もぬけだしたくなるわな
「目黒のさんま」とか。
料理をする場所と食事をする場所が離れると、料理は冷めるものでして。
電子レンジの普及以前は、味を損なわずに温め直す方法はありません。煮返すと
美味しくなるものはありますが、所詮お惣菜で、高級な料理はない。
これは世界共通でしょう。
特に日本では、本来、鍋物や雑炊のような熱いものを食べるのは下品なのでは。
話がそれたついでに。
ご飯の温めなおし方として「ふかす」というのがありますが、冷や飯のほうが
ずっとまし、というほど不味い。ふかし直しの冷めたのはのどを通りません。
木製の おひつ、塗り物の 椀。
温かいものを供する範囲を飛躍的に広げた。
和食では、汁、羹、飯の温かさは問題になるが、焼物や煮物みたいなのは
あんまり問題にならないよ。
冷めないように糠で包んだり色々試行錯誤はしてたみたいね
363 :
世界@名無史さん:2005/07/04(月) 20:23:14 0
動物性脂肪は冷えると固まって不味くなるが、
植物性脂肪はそうでもない。
日本ではたこ焼き、鍋料理、揚げたてのフライなど
温度も食を楽しむ要素しなってますが、海外(とくに欧米)では
あまりこの温度(特にあつあつをはふはふ食べる)を加味したものって
聞きませんが、実は海外でもあるのでしょうか。
365 :
世界@名無史さん:2005/07/04(月) 20:40:09 0
朝鮮では、飯碗や汁碗を手に持って食うのは、「乞食の様にガツガツしてみっともない」としてマナー違反。
しかし基本的に、朝鮮では手に器を持って食うことが出来ない。大抵は金属製で伝導がいいので、
持つと手に火傷してしまう。
陶器や漆器のような、伝導の良く無い食器があって初めて手に持つことができる。
朝鮮でも高麗青磁・李朝白磁などの陶磁器があったのだから、
古来よりすべての食器が金属製というわけでもなかったのでは?
「大抵は金属製で伝導がいいので、持つと手に火傷してしまう。 」
から、食器を手で持つのはマナー違反になった、というのは本当?
そもそも、金属製の食器が普及したのっていつ?
磁器は薄く作るから、汁物を入れると熱いよ。ティーカップに取っ手がついてるのも
そのためなんだけれど、ね。
朝鮮半島の磁器は実用品が極端に少なく、花瓶ばっかり。
食器は、上流層は蒙古支配時代から真鍮、庶民は白木の椀。庶民まで金属器で食べる
ようになったのは、大韓民国以降、安価なステンレスんが容易に手に入るようになってから。
偉い人が金属器使ってて作法が偉い人のほうに合わせられたんじゃね?
369 :
世界@名無史さん:2005/07/04(月) 22:37:17 0
王族は銀の食器を使い、小金持ちは真鍮の器を使うんだったな。
銀は砒素に触れると色が変わるので、毒殺予防のため。
確かに砒素(亜砒酸イオン)で黒く変色するが、燐酸や硫化水素でも黒くなるから
銀で毒を見分けるというのは、眉唾モノ。
大体、毒を満遍なく含ませる必要は無いんだから、本当に毒の判別が目的ならば
箸や匙の材質として使うだろ。
しかし箸や匙に食物を触れさせ、色が変わるまでじっと見ているというのも・・・
やはり食物に触れる時間が長い食器に銀を使うほうが有効じゃないの?
いや、考えてみればかの国では箸も銀だったな。現在はステンレスだが。
案外当時も「昔からの言い伝えによれば云々」とかいいながら使ってんじゃねーの
>>360 当方、実家も親戚も商家やら町工場やら主婦も忙しい自営業でした。
お米は一日に一度、夕餉の仕度として炊いて
朝は残ったご飯を取り分けて雑炊、
昼は残りのご飯を蒸かし直して簡素なオカズ(出来合いとか常備菜とか漬物)をお供に食べていました。
美味しい米=蒸かし直したご飯でも美味しいてのが評価の重要ポイントでした。
でも、子供の頃の記憶では、この時期の蒸かし直したご飯は微妙に白黴臭さかった・・・
蒸すより、お茶漬けにして食えばいいんだよ。
>>374 私の生まれ故郷から、百キロ近く離れた母の実家近在では
特異的お茶っ葉産地なことも相まって冷や飯→お茶漬けがデフォな地域ですが、
そこ出身の母曰く、バリエーション少ないのと栄養不足のコンボで
この一時期かび臭いの我慢すればOKな蒸かし直しご飯+おかずのパターンよか
お茶漬けって悲しい食生活なのだそうです…
それとも、
食べ物で苦労はしない程度にはお金稼げる程度の肉体労働者階級と、
かつかつ貧乏な頭脳労働者階級の経済格差なのかしら???
>>375 おまぃの生まれ故郷なんざ、知らんがな。
>>371 無機の、しかも、金属のイオン反応は瞬時だよ。
378 :
世界@名無史さん :2005/07/05(火) 06:47:58 0
>>365〜
>>371 食器の話題が出たので、それに関連した質問をさせて下さい。
西洋ではガラス技術が発達した一方、中国では陶磁器技術が発達したと聞きます。
それなのに西洋では、皿等の食器にはあまりガラスを使わなかったのでしょうか。
コップ等にはガラス製が多いのに、皿等にはガラス製は流行らなかったのですか。
金属製の皿類はよく見かけるのに、ガラス製の皿類を殆ど見かけない気がします。
例えば、茶さじ等も、余ったガラスで直ぐに作れそうなのに、殆ど金属製です。
勿論、西洋では、中国の陶磁器の方が金属よりも高かっただろうと思いますが、
それでも、中間的な値段のガラス製が有っても良かったのではと思うのです。
また逆に、金属製の飲み物容器が少ないのは、金属の毒を気にしたからですか。
勿論、飲み物の場合には、外側から透けて見えるのが良い事は知っていますが、
何か他に深い理由が有るかとも感じます。或は、ガラス製の皿は滅多に見ない
というのは、単に私個人の思い過ごしでしょうか。
380 :
世界@名無史さん:2005/07/05(火) 07:32:12 0
>>379さんの即答に謝辞。
それを読んで、英語の「皿」 'Dish' の起源は独語の「机」 'Tisch' によるもので、
中世ドイツ人達は机を皿代わりに使っていたからという話を思い出しました。
また別の説として、次の様なものも考えて見ました。結局、暖かい料理には、
不透明の皿の方が暖かく見えるという心理的効果も有るからだとも思います。
例えば、紅茶でも熱い紅茶を透き通ったコップに入れると、変な印象を与えますし、
逆に、アイスティーを陶磁器の紅茶カップに入れると違和感を覚えます。また、
スープ等をガラス製の皿に入れると、如何にも「冷たい」印象を与えてしまいます。
例外として、サラダも冷たいですが、やはり不透明の皿に入れたほうが、野菜も
新鮮に見えるという効果が有ると思います。結局、時代が進んで、資金的にも
余裕が出て来ると、一般人も無意識的にこういう習慣に慣れて来たのでしょう。
ガラスの器に熱いもの入れたら割れる危険性ある罠
清朝末期の支那では、熱い茶をガラスコップに入れて客に出すのが流行ったそうな。
当時はガラス器が貴重だったので、それが贅沢なもてなしだった。
>>381 そうそう。熱いものを入れても割れないガラス(耐熱ガラス)
っつーのが何時できたのかと。
ガラスの物理的性質によるだろ。
小さい中空の球体、径の小さい筒、は割と簡単にできる。酒杯は中空の球体を切った
ものだし、瓶のようなものは円筒だろ。
平らで、しかも、縁が少し反った円盤は、とても難しい。大きな中空の球の端だけ使う
もしくは、平らに作って端を反り上げる、というのは、どちらも面倒な製法だ。
エジプトには古王朝時代には、耐火煉瓦で作った鋳型にガラス粒・粉を挟んで窯で熱し、
溶着したものから削り出すという製法の皿もあったが、とても量産に向くものではないし、
質も良くない。エジプトのこの製法は、後に、型と芯とが入れ替わり、土器の皿にガラス粉を
塗ってもう一度焼くという製法の陶器に発展した。つまり、ガラス皿→彩陶という方向で発展。
作るのが面倒、しんどい思いして作ったところで良いものが出来にくい、代りになる良質なもの
(陶器・金属器)があると、あえてガラスで皿を作る必要もなく、廃れる・発展しないわな。
耐熱ガラスの食器や調理器具もありますが、やはり割れやすい。特に温度差に弱い。
ガラス製のケーキ型、パイ皿や鍋はオーブン調理には便利ですが、うっかり水に漬けると
すぐ割れる。大きなものほど割れやすいようです。
ガラス製品は中身が見える以外には取り得がないので、今以上には普及しないでしょう。
薄くすると温度差では割れなくなるよ
フラスコとか試験管なんかがそうだよね
失礼ですが、フラスコや試験管並みの厚さでガラス鍋を作ると、使用不可能なんでは?
洗うと割れそうです。
>>375 >お茶漬けって悲しい食生活なのだそうです…
あなたのお母様の在所とは、直接の関係は御座いませんが。
斎藤緑雨が、新聞紙上で匿名の友人(実は幸徳秋水)に宛てた言葉。
「妻は茶漬也、全きを之に求むるは夫の非道也。夫をして餓ゑざらしめば、
妻の勤務は畢れる也。
△△君、味醂鰹節は一時のみ、茶漬は永久也。予は君が新なる才女をも、
茶漬以外に置く能はず、随つて永久に必要なるべきを信ず」
赤貧とまではいかなくても、帝大病院に入れず(友人の上田萬年の費用を
負担するという申し出を拒否)に死んだ人の言葉です。
「衆寡敵せず」でも有名な方ですし・・・。
お金が無いのでお茶漬け生活という人は、今でも健在でしょう。
仮に十分な強度のものが容易に作れたとしても、ガラスの鍋には決定的な弱点が
あるんだよ。
ガラスは、赤外線を通しにくい。
これを克服しないことには、中に熱を伝えることが難しいため、要は、燃料が
沢山いる効率の悪い鍋しかつくれない。
ガラスの可視光線をよく透過し赤外線をあまり通さない性質は、電球や温室の
ようなものにはすげー有用なんだけれど、鍋には向かない。
あれ、最初は食器の話じゃなかったっけ?
いつの間に調理器具の話に?
ごめんなさい。
耐熱ガラスの食器も鍋も同じメーカーが作っているのでこんがらがりました。
耐熱ガラスの鍋はキャセロールと言いますが、蒸し焼き用(ぐぐると現在定価8000円
ネット価格6400円、2,4リットルで規格はこれだけらしい)で、主としてオーブンに
入れて使うか、湯煎です。現在は電子レンジ用。直火に掛けられるはずです。
無色ではなく、あめ色なので赤外線の関係とかあるかも。
他のオーブン用のパイ皿、グラタン皿、パウンドケーキの型、プリンの型などは無色透明で
直火不可です。
ついでに書くと、もともと学術用のガラス器を製造していたようです。
で、ご飯の話に戻りますが、ご飯を蒸すのは結構新しい方法でしょう。
昭和初期(せいぜい大正)から昭和40年代までの食べ方ではないかと思います。
七輪では蒸し物は難しいし、燃料がもったいない。改良かまどやガスコンロが普及した都市部の
倹約な中流家庭の風習でしょう。貧乏だとある限り食べるはず。
甑。
飯が、強飯(蒸す)から、固粥(煮て水分を飛ばす)にとってかわったのは、本邦では中世以降、
白米が普及してからだよ。
キャセロールというのは、別にガラスの耐熱鍋のことを指す言葉ではないよ。
グラタン皿のようなものは、みんな、キャセロールだ。
宮崎駿のアニメ映画の『魔女の宅急便』で、パン焼き窯のような中で、大きな
蓋つきの土鍋のような器で焼く料理をする場面が出てくるだろ、あの土鍋の
ような器が、本来のキャセロールだ。ヨーロッパ人にキャセロールと言うと、
ガラスの器よりも、窯焼き料理を作る大型の土鍋を先に思い浮かべるぞ。
>392〜
既に弥生時代に甑型土器が使われていて各地から発掘されている。
東南アジアや中国華南地域では今でも米を甑や蒸篭で蒸して食べている。
日本でももち米は今でも蒸して食べるのが普通。
後、湯取り法と言う沸騰した湯の中に生米を入れて茹で煮立ったところで湯だけを捨てて
ご飯を作る方法も広く見られる。
日本では伊勢式といってザルに洗い米を入れて熱湯に浸し米を炊く方法がある。
この方法だとずっとかまどのそばについている必要がなく燃料も普通の釜で炊くより
少なくて済む。
397 :
396 :2005/07/05(火) 23:00:10 0
書き方が不味くてごめんなさい。残りご飯を温めて食べるためにふかすのは近代的なやり方と言う意味です。
温め直しが問題なので、始めから甑や蒸篭で米を蒸すのはまた、別物です。
餅をつく時も蒸篭で蒸しますし。これは現在も同じ。
キャセロールは本来土鍋ですが、日本の家庭で使われるのはこの耐熱ガラスのキャセロールが多いかと。
土鍋のキャセロールも親戚や友人宅で小型のものを見た事がありますが、あまり使われていなかったような。
398 :
世界@名無史さん:2005/07/06(水) 00:24:17 0
ところで韓国の「食器を持ち上げないマナー」の話だが、
韓国の日本料理店では当然飯や汁は、日本式に軽くて熱伝導が良くない漆器やプラスチック椀に盛ってある。
日本人は当然椀を持ち上げて食うが、それも日本のマナーを知らない現地人には「お下品」に映ってしまう。
小さな軽い椀の中の飯や汁を匙ですくって食うのは、とにかく疲れる。
>397
中国江南地方では残り飯を湯に入れて炊きなおしお粥のような稀飯と言うものを作ります。
南京にいた時の朝飯は大体これでした。
後、炒めて食べる炒飯、焼き飯などもありますね。
台湾の学校では弁当持参で持っていった弁当が冷めてしまうので学校にはスチームオーブン
が備え付けられていてそこへほりこんでおいて昼飯時に各自持ち帰って食べると言うのが一般的
でした。
日本では一度炊いた飯が冷めないようにおひつに移して”いづめ”などで保温すると言うやり方
が昔からありました。
保存用として冷めた飯を更に乾燥させて"糒”にして、食べるときに水やお湯で戻すというのも
結構古くからあります。大量に戻す時に蒸篭を使うこともさほど珍しいことではありません。
厄介な名前欄間違いだなぁ。
あれはアンカーのつもりだろう
385=387=391=392=397です。古いのはご勘弁を。
記憶の底をさらってみると、幼稚園の時のお弁当入れは冬は手編みの毛糸の袋で、
ストーブの柵に引っ掛けておくことになっていました。お弁当箱はアルミ製です。
考えてみると、毛糸ではなく、木綿の袋でも温まるはずですが、気分の問題でしょう。
当時は熱伝導なんて知っているお母さんやお祖母ちゃんはほとんどいなかったし。
俺はオッサンなので、リアル園児だったのは、昭和50年頃。
その当時、大阪府北部の新興住宅地にある幼稚園に行ってたいたんだが、
ありていに言えば、蒸気滅菌消毒機だな、小型の冷蔵庫のようやヤツに、センセーが
児童のお弁当を集めて、蒸してくれてたよ。
おしぼり蒸し器だったかもしれんが……
昭和50年頃ならお弁当箱はポリプロピレン製ですか。
昭和40年代にアルミから化学製品に切り替わったようです。今でもアルミ製はありますが。
アルミの弁当箱が普及したのはストーブで暖めるためもあるかも。冬にストーブのそばに
お弁当箱を置くのはよくある習慣だったとか。
当方は九州で、学校は暖房無しですが、幼稚園にはストーブがありました。
昭和30年代までは石炭です。セントラルヒーティングになっていない小さなビルや病院も
石炭ストーブでした。
昔は、町中の過保護なうちではお昼休みにあわせて、女中さんがお弁当を持ってきたそうです。
お昼に炊いたご飯で、おかずは今に比べるとすくなかったけれど、卵焼きが定番。
昭和10年頃は月に1度「日の丸弁当の日」があって、おかずは禁止で梅干のみ。
梅干を食べられない子は、親が先生に頼んで他の漬物で勘弁してもらっていたとか。
アルミの弁当箱が普及するまで、お弁当箱は塗り物だったと聞いています。
日の丸弁当時代にはアルミに切り替わったようです。お昼時に学校にお弁当を届ける
のも禁止されたらしい。
塗り物の弁当箱は結構高級品なので、一般的には白木のままの曲げ物だったと思います。
今では曲げ物は高価ですが、お供え用の消耗品を作っているところは現在もあるので、
昔は手ごろな値段だったでしょう。
407 :
世界@名無史さん:2005/07/06(水) 12:06:22 0
飯をタッパウエアやアルミの弁当箱に詰め込むと、どうもべた付いてしまう。
竹の弁当行李に海苔を敷き詰め、そこに飯を詰めればべたつかない。
そういえば戦時中のアルミ弁当箱は質がわるかったので、日の丸弁当を続けていれば
梅干しの当る部分が融けて穴が開いてしまったそうですな。
梅干で溶けたのはジュラルミンの弁当箱だったと思う
>405
>昭和10年頃は月に1度「日の丸弁当の日」があって、おかずは禁止で梅干のみ。
毎月1日の興亜奉公日。昭和14年の9月1日からです。
とはいえ、昭和18年頃からは食料事情が悪化し、米の飯ではなく麦飯、芋など
を弁当にしている人も多かったし、ひじきやあらめと言った海藻類を炊いたもの
を米の代わりにしていた人もいたとか。と母から聞きました。
410 :
世界@名無史さん:2005/07/06(水) 12:44:38 0
キシリトールガムの国だっけ。
412 :
世界@名無史さん:2005/07/06(水) 12:50:06 0
カリーニングラードで会談したのか…ドイツの首相がカリーニングラードへ。
時代は確かに変わったんだなあ。
「味付けが薄味でご老人にも親しみやすい」>フィンランド料理
欧米人には味がないとでも思われるのかね。
お粥を炊いて、固いところをすくってお弁当に詰めて、残りを炊いて朝御飯とか。
「電気パン焼き器」は木の箱の両端に電極をつけたもので、焼きあがって水気がなくなると
自然に電気が切れたそうです。電気は電灯線から引いたとか。
結構美味しいパンが焼けたが、今食べたらどうだか解らない、と父が言っていました。
415 :
世界@名無史さん:2005/07/06(水) 16:05:22 0
そもそもハンバーガーって言葉自体が無いわけだよ
そこで刈包ですよ。
味覚の退化しまくってる老人に薄味はないだろ、
>>410 ムーミンママの手作りスープは絶品ですよ
その後の展開
「あんなまずい料理を作る国民」の“怒り”大爆発!!
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_07/t2005070626.html デーリー・テレグラフ紙は社説で「ほかの人がシラク大統領と同じ土俵に立ち、大統領を
にんにく臭い気取り屋で過去の人だと言ったらどう思うか」と批判。タイムズ紙も
「フランス大統領が英国をこきおろす」との見出しで1面で報じ「古い欧州の英国
に対する本当の気持ち」と分析した。
大衆紙はさらに過激な表現で反発。サン紙には「クレープの話はするな」「フラ
ンスの間抜け野郎」との見出しが躍り、「ここ20年間で料理がこんなに進歩し
た国は世界にない」「シラク大統領に自慢の肉料理を振る舞いたい」といった英国
の一流料理人のコメントを掲載した。
421 :
世界@名無史さん:2005/07/06(水) 23:56:48 0
422 :
世界@名無史さん:2005/07/07(木) 00:07:57 0
おフランスは、子午線の基準がロンドンなのが許せないというからな。
しかも、英語はいまや国際語、なのにおフランス語は・・・
アフリカ大陸じゃ結構広い範囲で
424 :
世界@名無史さん:2005/07/07(木) 03:19:46 0
>>420 英国人が今でも自国料理にコンプレックスをフランスに対して持っているって本当なんだねw
425 :
世界@名無史さん:2005/07/07(木) 03:34:19 0
上流階級がいればある程度は食文化が洗練されるのに、
王室を戴く英国の料理は何故不味いのか?
426 :
世界@名無史さん:2005/07/07(木) 03:45:37 0
>>422 ちょっと話題がそれるが、北欧等では「英語は、子供のための言語」と見なされているという冗句を聞いた事が有る。
小さい頃は先ず英語をしっかり勉強して、教養度が増すにつれて、もっと他のフランス語等も勉強するというわけだ。
(日本ですら最近では、外国語は英語しか出来ないというのは、本当の大学卒の教養人とは見なされないのでは …。)
427 :
世界@名無史さん:2005/07/07(木) 04:11:03 0
イギリス料理があまり充実しない事に関する冗句を一つ。
或るアメリカのテレビ会社がロンドンで街頭インタヴューを行なった:
インタヴュー員:「イギリス料理には、何故、こういう決まった定評しか無いのでしょうか?」
イギリス紳士-A:「イギリスには最上のソース、つまり『飢饉』が多かったからです。」
イギリス紳士-B:「料理に口やかましい人間は、歴史的にも敵国のフランス人に多かったから、
料理の批判をすると、フランスのスパイだと見なされたからです。」
イギリス紳士-C:「イギリスでは、食べ物に贅沢を言うのは『紳士的でない』と思われているからです。」
英国料理が不味いと言うのはフランス人が言いふらしてる事を間に受けすぎ
という話もあるけどね。初期フランス料理は英国料理の影響を受けていたと
言う話もある。あと当然だが、王室や一流ホテルなどの一級の料理人
はフランスの一級と比べても劣るものではない。
>>425 ゴットランド人の末裔だから。
北欧圏、ドイツ、オランダなんかも、料理の不味い地域。ほぼ、言語の種類が
ゲルマン語群の地域。
やはり不味い料理の筆頭にされたフィンランドではゲルマン語群とは全く違う
系統の言語だけれど、ながらくスエーデン領の支配下で文化的には北欧の周囲の
区域と殆ど同質。
理由としては、最良のソースという「飢饉」に恵まれていたこと、海賊稼業では
船上は常時飢饉に準じた状況だからだろうという説もなききにしもあらず。
プロテスタントだからじゃないの?
快楽は敵だみたいな。
431 :
世界@名無史さん:2005/07/07(木) 15:48:15 0
プロテスタント誕生以前からあの風土は出揃っていたと思われ。
そういや料理でケルト的な要素ってあるんですかね。聞いたことないが。
欧州では珍しい海藻食がそうか?
432 :
世界@名無史さん:2005/07/07(木) 23:05:18 0
北欧系、ゲルマン系は先天的な味覚障害が多いと聞いたけど。
だから連中の食うものは恐ろしく、不味いと。
これを聞いたときは心底納得したものだ。
ドイツ料理なんかは華美さはないが、日本人には好ましい味とする人もいるし、
オーストリアのザッハ・トルテなんかはかなり高く評価されてる菓子
だと思う。北欧とか英独とか、どうも偏見を持ってる人多いけど。
>432
なんぼなんでもでたらめくさくありませんか、それ。
というか、釣りですか?
オーストリアは、東方屯田地だよ。
イリリア人、ハンガリー人、チェコ人、ダキア人。スロベニア人、回教徒なんかとの
境界だ。今でこそドイツ語圏だけれど、押したり引いたり丸め込んだりで、血の
量ではゴットランド人の割合は少なく、政治的に強かったドイツ語でまとまっているに
過ぎない。
菓子が美味いのは、ハンガリーもそうだし、概ね、スラブ圏は文明化が遅い割には
甘いものを美味く作ることから、その影響あってのものだろう。
なるほど、あの連中はいかなる事があっても不味いものしか作れないし、
味覚異常者ばかりだから、もし美味いものがあってもそれは全てスラブ
人など彼ら以外の民族・人種が作ったものだと言う事ですか。
436 :
世界@名無史さん:2005/07/08(金) 00:24:00 0
バルカン半島はオスマン帝国領土だったせいで、コーヒー文化がある。
しかし現地の人間は、このコーヒー飲用文化を半ば自嘲的に語る。
異教徒が持ち込んだ文化を捨てきれない、という複雑な気持ちがあるのだ。
ちなみにギリシャコーヒーとトルココーヒーは全く同じものだが、そのことをギリシャ人に言うと
気分を害す。
437 :
世界@名無史さん:2005/07/08(金) 00:38:00 0
ウリミンジョクの食生活に沢庵が根付いているのも公然の秘密ニダw
しかも倭島起源という事実には誰も気付いてないニダw
435はかわにく。
アイヌ語で川はベツ、肉はカムといいます。
だからベッカムは川肉、かわにくです。
デビッド川肉とは、これイカに
英国人の名前、デヴィットの本来の形はダヴィデ。
ダヴィデ像は包茎皮かむり。皮肉棒!
444 :
世界@名無史さん:2005/07/08(金) 03:54:09 0
>アイヌ語で川はベツ、肉はカムといいます。
>だからベッカムは川肉、かわにくです。
韓国語で魚のことをムルコギといいます。ムルは水、コギは肉の意味です。
だから魚は水肉、みずにくです。
するとやはり半島では、肉のほうが魚より上等なんだな。
日本では猪肉が「山鯨」。
446 :
世界@名無史さん:2005/07/08(金) 14:10:30 0
>>445 日本では(山芋ではなく)蛇を「山鰻」と呼ぶ地方も有るから、
おかずに出た時には、注意しなければならないと聞いた時には、
単なる冗談か間違いだろうと思っていたが、本当かも知れないと思い始めた。
四足の禁忌が原因なんじゃねーの?
まあ薬食いとか称して結構食ってたらしいが。
>>435 いかなることがあっても、ってことはないよ。
回教徒やスラブ人やマジャール人に味を教えてもらえば、それなりに舌の鍛錬もできる。
何世代もかかるが、な。
支那世界では「医食同源」だけれど、日本の場合、薬は毒の一種だし、毒は穢れだから、
薬食いといっても何がしかの心理的抵抗を持っていたのではなかうか。
死も穢れだし、血・肉・糞も穢れだからな。
>448
つまり現世代はいかなる事があっても無理だと言うわけですか。
白人コンプレックスで可愛そうな人たちだから餌を与えちゃ駄目だって
448の海よりも深い知識と完全無欠の推察は誰にも理解できぬほど優れてるん
だから仕方ないだろう。勘弁してやれ。
453 :
世界@名無史さん:2005/07/09(土) 16:20:11 0
>>420 「ここ20年間で料理がこんなに進歩した国は世界にない」
それであの味なのに20年前はどんな食い物だったんだ?(w
イギリス料理は後ろ向きに進歩します。
455 :
世界@名無史さん:2005/07/09(土) 16:43:00 0
チャングム見れ。
「医食同源」は日本人の作った言葉って聞いたが
>>450 オーストリアの現世代は、既に何世代もハンガリー人やイスラム教徒やスラブ系民族と
接触したの混ざったりした結果だから、「無理」は解消されているよ。
まぁ、「いかなる事」に、「オスマン帝国のウィーン包囲だの、ハンガリーとの同君連合だの、
チェコやクロアチアやの領有だのポーランド分割だの、エッツェルの入寇だりのを、
全て無かったことにできる」が選択可能ならば、どうかわからんが。
イギリスはナチ残党やバチカンと戦っているので
飯のうまさになど構っていられないのだよ。
>>453 最近の英国の好景気でフランスの一流シェフが押し寄せてきたからでは?
一般庶民の食べ物の質はほとんど変わってないと思う。
モダンブリティッシュというやつか。
フランス料理のコピーなら前からあったし三つ星レストランも結構多い。
が、それに満足できない若手の料理人は汚名返上に燃えてイギリスの郷土料理を
洗練するかたちで新たな料理つくりに情熱を注いでいるらしい。
今イギリスは景気いいし、世代交代で若手の元気がいい。
実はフランス料理も次世代への模索の動きが強まり伝統的なフランス料理から
脱皮する動きがあるし、欧州全体でも同様の流れがある。
19世紀末の欧州全域でおきた芸術運動のような一大ムーブメントになるかもしれん。
>>459 階級意識がある世代の料理は酷いままだろうな。
>>460 そんなの、一部レストランでの動きに過ぎないやん。B&Bやパブや多くの
レストランやもちろん家庭での料理は20年前となんも変わらん。
イギリスの郷土料理なんちゃあ、パン粉をまぶした揚げ物しかねぇじゃん。
パンとチーズはヨーロッパならどこにもあるし、よ。
庶民レベルでの「美食へのこだわり」の無さ加減がぶっちぎりだからな英国は
ジローラモの書いたエッセイなんか読んでると
日本人でさえイタリア人どもには負ける気がしてくるが
464 :
世界@名無史さん:2005/07/11(月) 03:53:24 0
465 :
世界@名無史さん:2005/07/11(月) 22:30:34 0
ローマの小麦粥ってウマかったんだろうか。
食ってみたいようなみたくないような。
今あるオートミールのような感じかな。
467 :
世界@名無史さん:2005/07/11(月) 23:44:05 0
新大陸発見されなかったらずっとこんなもんだったろうな
469 :
世界@名無史さん:2005/07/13(水) 13:21:05 0
大麦の粥に、梅干しは合わないだろうなぁ・・・
刑務所の飯は麦飯らしいが、麦飯の麦って大麦?小麦?
あとなにか特殊なのかな。
471 :
世界@名無史さん:2005/07/13(水) 16:52:20 O
大麦に決まっているではないか。
「麦の粒食」は、世界的に見ても例が少ない。
現在の「押麦」は明治時代に開発されたもの。大麦を蒸してから押し潰したもので、
薄いので熱が通りやすく、米と一緒に炊く事ができる。
それ以前はただの「丸麦」で、これは火が通りにくいので、飯に炊き込む前に一度煮ておかなければならない。
江戸時代、江戸では白米の大食が原因の脚気が流行ったのは有名な話だが、
これには「白米は美味い」ということ以外に都市の燃料問題も関係している。
枯れ枝が藁がそのあたりで幾らでも拾えた農村とは異なり、江戸では薪をいちいち買わなければならない。
麦を一度煮るにも薪がいる。そのために火が通りやすい白米が好まれ、
結果として脚気が流行したのである。
なお、現在では押麦を中心から二つ割にした「米粒麦」が流行っている。
押し麦の中心を通るスジは見た目が悪く、これが麦飯の不人気にもつながるため、
中心から割って筋を抉り、米と見分けがつかないように改良したものである。
スレの流れとは関係ないけどさ、うちはガキの頃麦飯だったよ。
もちろん米買う金がないからさ。三割くらいかな?麦が入っていた。
小学校の頃は良かった。給食だったから。
中学校に入ると、弁当でさ、周りの連中の米が白いのになんで
うちはちょっと色がくすんでいるのかな?って不思議に思った。
いつだろう?やっと分かったさ。多分修学旅行かな?
初めて銀シャリ喰ったの。うまかった。甘くてさ。
そしてキラキラ光って奇麗なの。俺、それまで飯喰うの好きじゃなかった。
ただ、腹が減ってるから喰ってるだけ。それが飯喰うのが大好きになった。
それが今では麦高いのな。栄養があるとか食物繊維が豊富とか。
馬鹿にしてるよな。誰が喰ってんだ?
まあ、いいよ。俺は元気に生きてる。それだけで満足だ。ありがとう。
あとね、初めて牛肉喰ったのも修学旅行ってのも内緒だ。
すき焼きだった。じゃ、スレ違いごめんね。
474 :
世界@名無史さん:2005/07/13(水) 22:40:50 0
>>465 リゾットじゃん。
イタ飯のレシピ本に、麦や豆使ったリゾットやスープが載ってるけど、
>>467 みたいな感じ。
ふつうにイケる味だよ。
だから学校や職場にでる子供や夫が恥ずかしい思いしないように、
麦の少ない部分を選んで弁当に詰めたんだよな。
釜の中で白米だけを布巾で包んで炊き、それを弁当に詰める、という裏技もあった。
刑務所ではくさいめしとよく言われるが、慣れると結構いけるとか言う人も
いるらしいな。自分は以前、ある理由で(刑務所でも貧乏でもない)
毎日のように麦飯食わされる事があったが、まったく美味いとは
思えなかったなあ。最後まで。どこが美味いんだあんなの。
関東の留置所の麦飯は美味いらしいぞ
今でも刑務所って麦飯なの?
>473が言ってるように逆に高いとおもうんだが・・
慈恵医大に入院して麦飯食いました。
うまかったです。
っていうか、慈恵医大の病院食は何であんなにうまいんでしょ?
もっとむかし、子供の頃、別の病院に入院したとき、もの凄くまずかったことを
覚えている。
480 :
世界@名無史さん:2005/07/14(木) 00:52:54 0
>>472 江戸っ子が蕎麦を好むのは、脚気防止のためという意味もあったらしい。
今は麦飯じゃなくて
古々米とかを使ってるってどこかで聞いたな
>>471 ヨーロッパに広く分布している、オートミールやなんかは、どうよ?
燕麦もしくは大麦の粥。
エジプトでもメソポタミアでも、先に栽培が始まったのは大麦で、栽培化が先行した
理由は機械的に脱殻しやすく粥に炊いて食べやすかったため。
小麦は脱殻が難しいので石臼での製粉が始まるまで本格的な栽培化が遅れた。
その後、パンの方が取扱いが容易で、食味も良いため、小麦の栽培が広がる。
ローマ時代帝政期の記録では、軽度の規律違反をした兵士の懲罰として、食事にパンの
代わりに大麦の粥を支給したとある。
メソポタミア・エジプト、ローマ、現代ヨーロッパは、技術体系が引き継がれているから
確かに、栽培化初期の大麦の粥も、現代のオートミールも、同じもので例の数としては
少ないが、地域の広がりとその人口からすると、決して珍しいものではない。
>>478 押し麦を、小売の段階にまで持ってくるから、値段が高い。
大麦そのものは安い。押し麦にする加工費と、そんなものを好んで買う人が少ないから
小売のマージンが大きい、だから、高い。
大量に買えば押し麦も安いし、原料の大麦は家畜の餌にするくらい安い。
ビール、水飴、麦茶のようなものも、小麦を使わず、専ら大麦なのも、大麦が安く、
小麦を使う必要が無いから。糖化酵素としては小麦の方が質が良いからビールも
水飴も小麦を使う方がやや良いものができる。
ちなみに、大麦・小麦の大小の字は、穀粒や草姿の大きさを反映しない。
用途の多いものや品質の良いものに「大」、劣るもの用途が補助的なものに「小」
をつける漢字圏の慣例。支那や日本ではパンの普及が遅れたため、脱殻して粥と
して食べることが容易で同条件で栽培したときに収量の多いことから好まれた
ために「大麦」とされた。
484 :
世界@名無史さん:2005/07/14(木) 01:36:23 0
そうか?大麦をビールに使うのは、大麦がビール造りに適しているからじゃないのか?
小麦使ったビールは、全然味が違うし。
さておき、麦を主食とした地帯では早くから製粉技術が発達したが、
米を主食とした地帯では製粉技術が発展しなかった。米を食べるには製粉の必要が無く、
ただ精白すればいいからである。
日本では麺や饅頭の類は、長らくハレの日の御馳走だった。
俺は麦よりも、稗や粟の値段の方が納得できないな。
あと、タイ米はうまいね。
前に輸入したのは質が悪い奴だったそうだ。
ちゃんとした奴はうまいよ。
柔らかい飯が好きな奴には薦めないけどな。
>>477 なんでも、田中角栄が逮捕されてから、東京拘置所のメシは少しはうまくなった、
という話を聞いたことあるな。
それから、外務省のラスプーチン佐藤優さんの本に寄れば、そこそこはうまいとのこと。
中島らもの本には拘置所の飯は美味しいが心を込めて冷やしてあったと
書いてあったな。
ム所のくさい飯は空調系統が未発達だった時期、
房付の便所の臭いが混入したからだと聞いた
江戸時代の牢屋はそれはそれは不潔だった。
狭い牢屋に大勢の囚人が詰め込まれ、便所は当然汲み取り式で臭いが漂ってくる。
風呂は月に一度しか入れないから体臭も凄まじい。
こんな中で飯を食えば、「臭い飯」になるのは当たり前。
そればかりか、もしも岡引が罪を犯して牢にぶち込まれると、彼を憎む囚人たちによってとんでもないリンチが行われる。
便所から便を汲んで来て、その岡引に無理やり食わせるのである。文字通り「臭い飯」。
便を食わされたものは、全身が腫れあがって数日で死んだという。
>>484 味は慣れや先入観が大きく作用するものだから、一概に、どっちが適しているとは
言いがたい面がある。
澱粉量換算で同量の穀粒から効率よく糖を作るには小麦の方が向いている。
アルコールは糖から作るので、糖を効率よく作ることができる、即ちアルコールを
効率よく作ることに向いているという意味で、ビールを造るに向いているということだ。
メソポタミアでもエジプトでも、大麦を粥として主食に小麦を醸造に使っていたが、
製粉してパンにすることが始まって主食と醸造材料の地位が逆転する。
大麦は悪条件(乾燥・寒冷)によく耐えるし、同条件ならば小麦よりも収量が多い、
比較的安価な穀物だったため、専らビールにされるようになった。
そういえば小麦を使ったビールとか出てたが、実際のところ、まったく違う
と言うほどじゃないにしろ、結構味は違うものなんだろ?
いつのまにか、ビールは大麦で作るもの、本物は大麦のみ、という先入観
があったわけだが、実際のところ、はじめてビールを飲む人に大麦と
小麦で作ったビール飲ませたらどっちが美味いと判断するんだろうなあ
どっちも苦いからまずいと判断されるに100カノソ
「ビール純粋法」は、主食用とビール用の小麦が競合するのを避けるために発案されたの?
>489
何で便を食うと体が腫れるんだろう…。
敗血症?
495 :
世界@名無史さん:2005/07/14(木) 22:56:12 0
スカトロは、かなり危険な行為だというね。
496 :
世界@名無史さん:2005/07/14(木) 23:23:17 0
新鮮なウンコは量によっては食っても問題ない。
時間が経つとヤバイ。そんなかんじかな?
>>493 ドイツの「ビール純粋法」か?
別に小麦の使用を禁止してはいないが。
500 :
世界@名無史さん:2005/07/15(金) 11:33:21 0
>>489、
>>494、
>>499 (いつだったか定かでないが)アフリカの砂漠を横断中の日本人の調査隊が、
あまりの渇きに耐えられずに、ついに覚悟してラクダの小便を飲んだところ、
酷い下痢をしたという話をどこかで読んだが、その話ですら、
「数日で死ぬ」とまでは行かなかった記憶が有る。
(誰か、この話に詳しい人居る?)
いや、体から出たばかりの尿(大便じゃなくて)は無菌状態なんだよ。
だから「飲尿健康法」なんていうのもある。
しかし大便は、体の中にある時から悪い菌を持っているという。
ましてや牢屋の便所から汲んだ大便だから、かなり日数が経って醗酵しているだろうし。
乾燥地帯の有蹄獣の尿だから、無機塩類の濃度だろ。駱駝や羊はかなり塩苦い水でも飲んで尿に塩類を
排出する。
マグネシウムやカリウムが多すぎると下痢するぞ。
>>501 発酵した便で、体が腫れるような症状といったら、亜硝酸塩の中毒だろうに。
今の日本でも、肥料撒きすぎた畑の野菜とか牧場の近くの井戸水とかでたまにあるよ。
>489
手元の本を見ると、「糞を無理矢理食わせる」のはリンチの一つで、それ以外にも
板で打ちのめすなど、色々とやられていたらしいですね。
で、それで死なない奴は急所を叩き潰して殺したとか…。
だから、「全身が腫れ上がった」のは、必ずしも糞を食わされたからだけでもない
のではないでしょうか。
江戸時代は刑死、牢獄死が多かったそうだからねえ。
厳罰主義でちょっとしたことでもパクられた上に、牢の環境も最悪だったから。
「畳の上で死にたい」ってのは切実なものだったらしい。
「牢なんて悪いほうが犯罪も犯されないだろう、どうせあいつら犯罪者じゃん?」って思考だからな。
現実そうでもしないとあの過密状態だもんな。
>>505 海外からわざわざ刑務所に入りにくる奴らがいるなんて
悪い冗談もいいところだもんな
江戸の牢屋敷で食べ物関係のリンチといえば、ほかに糠味噌を全身に塗りたくるというのもあったな。
肌に酷い炎症を起こすと言う。
ほかに塩気を全く摂らせないもの。
これをやられると忍耐力や判断力がまるっきりダメになってしまうという。
牢の食事は、俗に「もっそう飯」という。「もっそう」とは曲げ物の器のことで、
これで型抜きにした飯。
江戸時代は科学捜査もDNA鑑定も無かったから、とらえられたり処刑された「犯罪者」のうち
相当多数のものが冤罪だった。
そんなわけで品川区鈴が森の刑場跡も、荒川区の小塚原の刑場跡も、有名な心霊スポット。
罪無き者達の怨念が渦巻いている。
昭和三十年代に三河島駅であった列車の脱線事故は、この怨霊の仕業、という話もあるくらい。
せやはっけだぁーっ
510 :
世界@名無史さん:2005/07/17(日) 00:58:33 0
麦飯関連の話に戻るが、何故「牛タン」の付け合せは麦飯なんだ?
トロロの飯が麦飯なのは、トロロは食べ過ぎることが多いため、消化の良い麦飯にした、
というのが理由らしいが。
犯罪なんて当事者以外は直接の利害は無いんだから、「悪い事したらトッ捕まって
キツいお仕置きがある、実際にきついお仕置きが行なわれている」ということの方が
世の中には重要なんだよ。
誰も捕まらない処罰されないよりは、冤罪でもトッ捕まってヒドい目に遭わされる方が
社会としては健全な姿なんだがな。
そもそも「推定無罪」だから冤罪だけで、怪しいヤツを片っ端から捕らえて処罰して
いたらちゃんと罰せられるべき人が欧文に罰せれるわな。
スレ違いで511を連行
>>512 発酵した糞を食わせますか?
それとも臭い飯ですか?
>>510 牛タンの付け合わせは麦飯なの?
俺、無知だ・・・
514 :
世界@名無史さん:2005/07/17(日) 18:57:11 0
>>513 ヽ-=・=-′ヽ-=・=-′ <晩飯に羊肉のスライスを3000枚ほど必要なのだが
515 :
世界@名無史さん:2005/07/18(月) 10:46:56 O
陛下!
二本足の羊をご所望でありますか?
517 :
世界@名無史さん:2005/07/18(月) 14:26:43 O
少なくとも、牛タン専門店では飯は麦飯だよ。
説1:牛タン定食の発祥はWWII後の仙台。米軍払い下げ(つまり食べないところ)の
タンとテールを定食にした。時代的な背景から白米を用意するのは難しく、麦飯にしたら意外にあった。
説2:牛タンは消化しにくいので消化しやすい麦飯がベスト。
ビタミンBも豊富だし脂肪が少なく栄養価の高い牛タンとヘルシーでいいじゃない。
個人的には白飯の香りのせいかな、とも思うのだけど.....
香港行ってきた
たまには馴染みのあるもの食べようと寿司食いに行った
[サーモン][サーモン][サーモン][サーモン][サーモン][マグロ][サーモン][サーモン]
なんだあのサーモンの量は(´Д`;) 香港人のサーモン好きには何か背景があるのか?
刺身食ってもサンマンユばっかりだよ
日本人のマグロへの執着を凌いでると思う。
521 :
世界@名無史さん:2005/07/18(月) 21:13:24 O
サケに鮭の字を当てるのは本来は日本のみ。
香港では英語のサーモンを音訳して「三文魚」と書く。台湾では日本の影響で鮭と書く。
大陸での呼称は知らないが。
>>521 辞書で引いたら二種類あり、どっちもよく使われるみたい。
「鮭/gui1」
「大馬哈魚/da4ma3ha3yu2」
後者は見るからに借用語の当て字に見えるが、何語だろう?
>>519-522 関連スレから転載コピペ。
---------------------------------------------------------------------
【料理は】中華料理の歴史2【歴史】
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1094124426/ ---------------------------------------------------------------------
64 名前:世界@名無史さん 投稿日:04/09/12 23:18:3
中国人は鮭も食わんのだな。
運転中に聞いてたラジオで言っていたのだが、北海道で秋鮭が豊漁で値崩れを
起こしたため、新たな販路を開拓しようと、中国のどっかでやってる見本市会場で
実演販売したんだと。最初は塩焼きを出したのだが、ふだん鮭を食わない中国人
にはサッパリ。揚げ物に切り替えたら、ちょっとは反応が良くなった、と。
これも地域差があって、「満洲の沿海部じゃよく食ってるよ」てなことなのだろうか?
65 名前:世界@名無史さん 投稿日:04/09/12 23:23:07
台湾では鮭の寿司が人気だったが・・・
66 名前:世界@名無史さん 投稿日:04/09/12 23:29:51
台湾人は日本統治時代に鮭の味を覚えたんだよ。
現在台湾の吉野家では、ゆでたブロッコリーと焼いた鮭を
乗せた「鮭丼」が売られており、「北海道産鮭」が売りである。
転載の続き。
---------------------------------------------------------------------
624 名前:世界@名無史さん 投稿日:04/12/29 18:59:32
質問です。「鮭」は日本独特の漢字表記と申します。
台湾では日本の影響で「鮭」の表記を用い、香港では英語のサーモンを音訳して
「三文魚」と表記する。では大陸本土ではサケはどんな字を書くのですか?
旧満州にもサケが上るはずだから、漢字表記があるはずですが。
625 名前:世界@名無史さん 投稿日:04/12/29 20:23:07
鮭の字は山海経にもあるよ。
まあ、サケの意味で使うのは日本独特らしいけど。
日中辞典では大馬哈魚と出たが・・・
626 名前:自転車小僧 ◆IBmI/K76EY 投稿日:04/12/29 20:27:22
>624
南京にいた時は普通に鮭魚[gui1yu2]と言ってましたが、
大馬哈魚[da4ma3ha1yu2]、大麻哈魚[da4ma2ha1yu2]とも言うようです。
628 名前:世界@名無史さん 投稿日:05/01/03 00:28:57
>大馬哈魚・大麻哈魚
なんだか中国語以外からの当て字のようにも見えますね。
アムール水系にはサケが豊富だったはずなので満州語あたりかな?
630 名前:自転車小僧 ◆IBmI/K76EY 投稿日:05/01/04 02:25:27
>628
満洲語では「魚」を"nimaha(文)"、"nimha(口)"なので満洲語かな、と思った
のですが、手許の満州語関連の辞書を調べても、中国語の辞書を調べても、
「鮭」にあたる語が見当たりません。 他のトゥングース系言語かも知れません。
鮭は東支那海には入っていけないんだよ。
九州でも遠賀川には遡上してくるけれど、30キロばかり西の博多湾に注ぐ那珂川には来ない。
満州は明までは化外の地、漢人の区域を純然たる植民地とみなしていた清では漢人の入境を
禁じていた本国、つまり、韃靼人や山丹人のエリアで支那世界の外。
そりゃ、身の赤い鮭になじみがなくて当然だろう。
526 :
世界@名無史さん:2005/07/19(火) 22:47:42 0
鮭の粗汁や粕漬けで飯を食ったら、日本に生まれた幸福をマジで実感するね。
で結局香港人の鮭への執着への背景は〜?
自転車小僧は関係ねえ事だらだら書き連ねてるだけだし
台湾の吉野家には「鮭丼」なるものがある。
飯の上に茹でブロッコリーや馬鈴薯とともに焼き鮭を乗せたもの。
「北海道産鮭使用」をうたっていた。
香港に初めて持ち込まれた鮭は、英国のスモークサーモンかな?
香港は自由貿易港だから、食料品だって何のしがらみも無く入ってくる。
ノルウェー、チリ、ニュージーランド、ハワイ、と、どこからでも養殖のサーモンが
入ってくる。
マグロは日本が根こそぎ買いあさって高くて買えないが、養殖サーモンはしがらみが
あって日本があまり買わない分、値段があまり高くは無い。赤くてそれなりに見栄え
のする、マグロの代用としての、サーモンだな。
養殖サーモンは脂がのりすぎ。
一昔前は洗面器ぐらいのシャコガイは結構あちこちにあったらしい。
耐久性はあれだが。
「サーモン」はほとんど鱒で、鮭ではないようですが、ヨーロッパではもともとそうでしょうか?
533 :
世界@名無史さん:2005/07/20(水) 22:57:22 0
サーモンハンキンポー
534 :
世界@名無史さん:2005/07/20(水) 23:02:38 0
うーん推測だけど、燻製生サーモンが中国人にとって
一番抵抗無く口に出来る生肉だった、ってことじゃないかな?
スシにする前に、香港なら欧米から入っていたでしょうし。
たばこの555とかギネスの小瓶みてようなもんか
一般的には鮭は海水魚、鱒は淡水魚ということになっている。
しかしキングサーモンの和名は「マスノスケ」だしねぇ。
カラフトマスも海水魚。
満洲のイトウが食べたい
香港に限らず中国、台湾でも生食できる魚が限られている。中国や香港の近海魚はコレラ
やチフスの菌を保有しているものが多い。鮭やマグロは回遊魚だから近海魚に比べると遥に
保菌率が低く、鮭は漁獲量も多く世界中で食べられていて割合安価だから出回っているの
だろう。
それから、中国系の人は白身魚を生で食べると言うのを非常に嫌う。特に鯛などは死人の魚
と言って忌み嫌う地方もある。だから赤身の魚が好まれ、安価で保存技術が早くから発達して
いる鮭が出回るのは不思議ではない。
台湾で寿司を頼んでも魚は鮭かマグロが多い。他はイカ、タコ、魚卵、貝と言ったところ。
台湾の屋台の刺身は、鮮度が心配だなぁ。
541 :
世界@名無史さん:2005/07/21(木) 01:50:52 0
ところで・・・人間が人間のウンコを食えば全身が腫れあがって死ぬ。
それなのに支那や沖縄の豚は、何故人間のウンコ食っても死なないの?
豚が豚のウンコ食えばどうなるかは知らないが。
>>539 鮭は白身魚だよ。
つまらん揚げ足取りスマソ。
543 :
世界@名無史さん:2005/07/21(木) 18:21:35 0
>>541 スカトロマニアは人糞食いますが死にません。
出来立ては平気なのです。
ウンコ喰う前に抗生剤を飲むらしい。
>>539 鮭は寄生虫が多いので、生食に適さないのでは?
寿司に使うのは、燻製か?
勉強してから物を言えよデブ
養殖物だったり虹鱒だったりするんだよデブ
きっと
養殖ものや紅鱒だって寄生虫はいるんだ!と言いたいのであろう。
事実は知らんが。
>>537 その答では、50点。
サケマス科の魚のうち、
夏に成体が川に居るものが、鱒。
降海性のある種で、且つ、降海した個体が、鮭。
鮭であり且つ鱒であるものもあり、同じ種の中に鮭と鮭ではない鱒とが有るものも
あったりする。
「鮭」の中でもっとも供給量の潤沢なのは、カラフトマスで、なんで「マス」と
付いているかといえば、高緯度地域の川に遡上するため、時期が7月。立秋以降に
遡上する個体が少ないから。
ニジマス、アメマスは、年中川に居るから、鱒。サクラマスは梅雨明け時期に遡上
するから、海に居ても鱒。
立秋以降に川に来るのは、鮭。
鮭の筋子と鱒の筋子とでは、何故か鱒のほうが安い。
ぶっちゃけ人工物のほうが寿司に合う
人口イクラの事を言ってるならとても、そうは思えないがなぁ
553 :
世界@名無史さん:2005/07/22(金) 04:11:33 0
寿司の話が出たので、ちらし寿司の正式な食べ方ついての質問。
ちらし寿司のネタは、醤油をつけてから、舎利の上に戻してから食べるのが
正式なのでしょうか。それとも、紫をつけたらそのままネタだけを食べるとか。
或は、そんな「正式」な食べ方自体が無いとか。
(握り鮨の場合には、醤油をつけたらそのまま食べてしまうしか無いので,
こういう疑問が湧きません。)
554 :
世界@名無史さん:2005/07/22(金) 05:28:45 0
ちらし寿司には予め具に味かついてるだろ。
>>553 決まりなんかないから好きに食え、
と寿司屋の書いた本にはたいがい書いてある。
>>553 ちらし寿司の上に握り寿司のネタを乗せたものを海鮮ちらしなどと呼ぶようですが、
最近の流行で、昔はなかったものです。さかのぼっても、せいぜい20年前でしょう。
本来ちらし寿司の上には何ものせません。
行事食として、彩りに、錦糸玉子、桜でんぶ、紅しょうが、三つ葉、キヌサヤなどを
のせるのは以前からありますが、三つ葉やキヌサヤは栄養を考えたもので、戦後の
流行のようです。
よって、「正しい食べ方はまだない」と考えたほうがいいでしょう。
どうせ小売価格はそんなにあがらねーし('A`)
アジ、サバ、サケ、イカ等はアニサキスの中間宿主なので、新鮮でも生食はヤバイです。
むしろ新鮮なほどアニちゃんの生きが良いので、よりヤバイです。
>561の通り、凍らせた後に解凍すれば安全な刺身に出来ます。
まあ、目に見える程度の大きさなので、よく噛んで噛みつぶす事も出来るそうですが。
刺身よく食べる人は知らないうちに何度か噛み潰して食ってると思われ。
大半は死んだやつだろうがw
564 :
世界@名無史さん:2005/07/22(金) 23:30:14 0
東南アジアでは、絶対に刺身を食うな!
そもそも生で食う文化のない場所に行って生で食おうというのが頭オカシス
>565
ところがタイにはラープと言う肉や川魚を生のまま香辛料と和えて食べる料理が
あったりするわけで。
お前が言うと信憑性下がるからやめて
お前民明書房並みの存在だからやめて
まるでラープは必ず火を通さないみたいなレトリックだなw
>>562 凍らした烏賊は刺身にしてもうまくない。
ちらし寿司ではないが、フランス料理のシェフに、
マナーなんて気にしないでおいしく食べてください。
そうしてくれた方が嬉しいですよ。
と言われたことがある。
マナーと言えば前々から疑問に思ってたが、フランス料理とかで、スプーンの
背にライス乗っけて食うのって、あれ日本独特の風習ですかね?
当のフランス人とかはそんな食い方をする奴はいないとも
聞くが。
スプーンの背にライスを乗せて食べるのはあまり見たことがないな。
フォークの背にライスを乗せて食べるのは、日本独特のやり方らしいが。
>571
フォークの背のことなんだろうけど、どうなんでしょうね。
そもそも、日本式に皿に盛ったご飯がフランスで出てくることもなかろうし。
で、つけあわせの豆やなにかであれば、食べやすければどっちでもいいいように思うが。
宮廷での正餐か何かであればともかく。
自分では、いちいちフォークをひっくり返すのが面倒だから、ナイフでフォークの背に
のっけて食べることが多いけど。
粘り気のあるジャポニカ米だからできる芸当なのでは。
やはり日本起源なんだろうか?
日本起源だとするとまるで
これが外国でも正式なマナーであるかの
ようになってるのはどういうことなのだろう。
誰が何時ごろはじめたのか。
>>572,573
そうでした。
スプーンとフォークを勘違いして書いてました。すんません(´・ω・`)
それにしても誰がこんな面倒なこと始めたのか。
577 :
世界@名無史さん:2005/07/23(土) 11:49:04 0
スプーンの上でフォークをくるくる回すパスタの喰い方も日本独自だな。
>578
あれはソースが周囲に散らないように、ということを聞いた記憶がある。
日本人はベトナムに行ってフォーを食べる際は饂飩を食うように丼を持ち上げて
ズズーとすするが、これはお下品な食べ方だそうだ。
現地の本式では、麺を匙の上で一回分にまとめ上げ、箸で口に運ぶ。
>>578 あれはアメリカ起源では?
イタリアでは子供の食べ方だそうで。
今、ヒストリーチャンネルのインド料理の番組見てたら
世界三大料理の一つにインド料理が入っていたが
三大料理って、中国、フランスは確定で後一つはその国の料理ってことでいいのかな?
北インド料理はインド風トルコ料理だから
あながち間違ってるとも言えない。
世界三大なんてもんは
何かと何かと自国の何とかってもんだよ
586 :
世界@名無史さん:2005/07/23(土) 20:17:56 0
>>572 これがもしかしたらルーツかな?という食べ方見たことある。
あっちではお皿に盛ったごはんはフォークで食べる、というのが
ルールらしいんだが、それだとほんの少し残ったごはんは食べにくい。
そこで知り合いのカナダ人がやってたのが
「皿の上のごはんをフォークの背でつぶしてくっつけて食う」というものだった。
複数のひとがやってたので多分特殊な食べ方ではない・・・と思う。
日本人がこれみたら「ごはんはフォークの背に乗せて食うのか!」と思うこともあったかもね。
587 :
世界@名無史さん:2005/07/24(日) 00:04:11 0
【8:487】【北朝鮮】コカ・コーラに対抗した新しい清涼飲料水「モランボン」を発売 [07/14]
1 名前:NPTφ ★ 2005/07/14(木) 22:56:25 ID:???
コカ・コーラに対抗、北朝鮮の清涼飲料「モランボン」
【ソウル13日聯合】北朝鮮の平壌炭酸ジュース合営会社が、コカ・コーラに対抗した
新しい清涼飲料水「モランボン」を発売し、好評を得ている。
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)機関紙の朝鮮新報は13日「輸入飲料を追い
出すモランボン」という見出しの記事で「北朝鮮で輸入品のコカ・コーラに少しも引け
をとらない飲料水が4月から生産され人気を呼んでいる」と紹介した。
「モランボン」は、ココア液、炭酸水、砂糖、高麗ニンジン、香料を主原料とし、味は
コカ・コーラ以上、というのが関係者らの評価。炭酸度が高いため、外国の飲料水よ
り爽快感が高いという。「モランボン」は平壌市内の商店に供給され、金剛山の南北
統一行事に参加する韓国代表団や金剛山観光客らにも提供されている。平壌炭酸
ジュース合営会社はココアとレモンで作った2種類の「モランボン」を生産しており、今
後もさまざまな製品を売り出す計画だという。
(下記ソースより一部引用)
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=200507131909021&FirstCd=06 http://japanese.yna.co.kr/
炭酸飲料の爽快感って、多量に溶け込んでいる砂糖に由来するのでしょう。。
>>588 あのう。炭酸飲料って、あれ元は発泡酒を真似たものですか、それとも発砲するミ
ネラルウォーターがあるらしいですがそれを真似たものですか?
発泡酒というと、麦芽率XX%などと決め付けたような法律を作ったため、まるで
最近のビール風飲料のみを指す言葉になってしまったが
それ以前はスパークリングワインなども意味する言葉だったんだよな。
十年以上前は使えたが、今スパークリングワインとかに発泡酒の意味で
使うと「ハァ?」と言った顔をされてしまう。
>>591 どうもありがとうございます。
>>592 やー、綿串も今スパークリングワインのイメージで「発泡酒」を使ってましたが。
594 :
世界@名無史さん:2005/07/24(日) 01:33:30 0
>>562 いかにも、魚を捌いたことが無い、新しい魚を見たこと無い、人の知識の限界っぽい
考証だな。動いているアニサキスなんか見たことないだろ?
海の魚を刺身にするときには、必ず皮を引くか、皮だけに加熱するだろ。
刺身にするには新しい魚を、鮮度を要するだろ。
何故か考えたことあるか?
煮魚や焼き魚にして食べられるレベルならば、細菌などは問題にならない。
食中毒を起こすような細菌なら加熱してもすでに毒は代謝生成されている。
アニサキスは、魚の表皮に付いて体液を吸っている。魚が死ぬと一緒に死ぬのだが、
悪あがきをして身の中に潜ってくる。
魚が新しいうちならば、皮を引いて皮ごと除去したり、皮の美味な魚なら湯引きや
土佐造りとして皮にのみ加熱することで、避けられる。
古くなると、身に潜ってくるので、皮を引いたり皮だけに加熱したりしても生きた
アニサキスを食べることになる。
イカの薄皮をむくのも同じ。同の内側の皮を引くと、一緒にアニサキスも取れる。
川魚は皮を引かず刺身にするのは、アニサキスの心配が無いため。
川魚は寄生虫多いからアニサキスがいようがいまいが刺身は勘弁だな
そういえばなぜ川魚には寄生虫が多いんだろうか。
寄生している絶対量が多いのか。それとも人間に害をなす
ものが多いのか。
597 :
世界@名無史さん:2005/07/24(日) 06:11:31 0
特に問題になるようなレベルではないよ。
ただ、鯰や雷魚のような蛙を食べる魚には肝臓ジストマが、大陸産のドジョウには顎口虫が、
いる場合があるが、もともと日本には無い種類で、朝鮮や満州との往来や外征、戦後には
輸入魚から問題になるようになったし、魚の種類ももともと生では食べない種類ばかり。
>597
鮎の背越し、鱒の刺身、鯉の洗いなんかは生だよ。
鮎は横川吸虫、鱒はサナダムシ、鯉は肝血吸虫と寄生虫も多い。
一番恐いのがカワニナやタニシと言った貝類。
北大路魯山人も半生のタニシを食べたせいで肝炎ジストマに感染し亡くなっている。
>>594 冷凍することで確実にアニサキスを殺せるって言ってるのがそんなに気に食わないのか
と言うか、新説じゃなですか「アニサキスは、魚の表皮に付いて体液を吸っている。魚が死ぬと
一緒に死ぬ」っていうのは。
普通、内臓に寄生していて魚が死ぬと筋肉を食い破って皮へ移動するって聞いているんですけど。
チョット調べればすぐ分かるような間違った情報を自身満々に言う奴がこのスレにいる
2回くらい目撃してる
>>594 とりあえず、包茎をどうにかしてこい。公害。
アイヌが生鮭を凍らせて保存し、半解凍状態で食べる「ルイベ」は、
寄生虫対策として合理的だという話を聞いたことがある。
まあそういうこと抜きで食っても美味いけどな。北海道では和人の
間でもメジャーな食い方になってる。
イカの塩辛の造り方書いた本にも、
「冷凍すればアニーちゃんは死ぬので、初心者は冷凍イカで作るのが安全」と
書かれていたな。
鮭のルイペは比較的新しい調理法ではないの?
鮭が河川を遡上するのは秋口だし、沖取のできるような沿岸部ではカチカチに凍らせて
保存なんてできるほど冷えないし、冷える内陸や北部・東部の沿岸は冬場に沖取が
できないし。
鹿や川魚を凍ったまま食べるという方法はずっとあったにせよ、生鮭をルイペにして
食べるようになったのはアイヌらしい暮らしぶりのアイヌなんかいなくなった、戦後
高度成長期よりも後のことではないかと思うんだが、どうだろう?
寄生虫は何故消化されないの?
>>605 ルイベはアイヌ語だから高度成長期は無いだろう
語源はロシア語のルィーバ(魚)とかアイヌ語の氷(ル)食べ物(イベ)からきてるとかよくわからん
608 :
世界@名無史さん:2005/07/25(月) 14:53:34 0
>>605 そんな事は無い。
幕末の探検家、松浦武四郎はアイヌからルイベを御馳走してもらっている。
609 :
世界@名無史さん:2005/07/25(月) 14:57:56 0
>607
「ルイベ」の語源は、アイヌ語の「ル・イペ」(解けた食べ物)。
凍った魚を大まかに切り分けて火で炙り、解けたところを食うからその名がある。
>>606 消化されないよう分泌物を出してるそうな
612 :
世界@名無史さん:2005/07/25(月) 20:49:30 0
>>607-608 605は、鮭のルイペに限定した話なんだが。
松浦武四郎が御馳走になったルイペは鮭だったことまで判っているのか?
>>604 アルコールと高濃度の塩分とで、何時間もせず死んでしまいそうなものだが。
614 :
世界@名無史さん:2005/07/25(月) 21:59:56 0
松浦武四郎の記録「十勝日誌」に
「三月朔日和暖雪大融す。上川村々の人家を廻る。
所々にてルイベと云て、鮭の生を雪に漬置して切てルサに盛りマキリと柳の枝一本に塩を一撮添て出す」とある。
凍った鮭の身をマキリ(小刀)で切り分け、柳の串に刺して炙り、融けかけたのに塩を振りかけて食うんだよ。
日本の料理人が昔からアニサキスのこと知ってて調理法工夫してたんなら、アニサ
キスなんて言わないでもっと伝統的な和名はないんですか?
目黒寄生虫館に逝ったあとで、うどんを食うと最高!
現象と対処法はなんとなくわかっていたが、原因が寄生虫とまでは
わからなかったのだろう。
619 :
世界@名無史さん:2005/07/25(月) 22:30:12 0
そこまで注意はして見てなかったのだろう。
細かくたたきにすれば大丈夫とか内臓くわなきゃ大丈夫とか
経験的には理解してたのだろうが。
あるいは、なんか変なのがいるぞ、くらいのことは
思っていたかも知れないが、わざわざ固有名詞までつけるほど
ではなかったのだろう。
>>619 ふーむ。
疳の虫だの虫封じだの見えもしない虫の「存在」は認識して、目凝らしゃ見える虫は
無視ですか。
はっきりいって少し馬鹿ですね、昔の日本人。しかも料理人なら尚更対象をよく見る
だろうに。
「鯖の生き腐され」も実はアニサキスだったとか言うし
623 :
世界@名無史さん:2005/07/25(月) 23:20:00 0
炭酸飲料の祖は、クレオパトラの好んだ、真珠を溶かしたワインだと聞いたことがある。
>>623 をを。ありがとうございます!
話がちょっと打つ串すぎますが。w
>>614 松浦武四郎の誤認だな。
鮭ではなく、イトウか低地性のイワナ類だろう。
低地のものならイワナでも40センチくらいあったりするし、身が赤かったりするし。
何でそこまで鮭でないことにこだわる?
農文協より出た「聞き書き アイヌの食事」にも、カムイチェプ(鮭)のルイベが登場するぞ。
立ち木にぶら下げて丸のまま凍らせた鮭を、切り分けて炙って食べる、とある。
この本は昭和初期の食生活を再現したもの。冷蔵技術が発達する以前の話だから。
いや、鮭ではなく、魚油をかけたイチ(ry
628 :
世界@名無史さん:2005/07/26(火) 02:30:47 O
魚油かけた苺はおいしいですか?
そしてこの場合、どちらが主、どちらが従ですか?
そうか、625は例のヤシだったか。ってことで放置推奨。
またNG話題が一つ増えちゃったよ…
鮭も降海性の鱒も雪の降るような時期に川に遡上してこないことと、
アイヌは鮭・鱒の沖獲を原則としてしなかったことと、
生の鮭を外気で凍らせて食べることとに
矛盾があるとは思わないのか?
冬場は、沖獲りをしないどころか、できなかった。沿岸に鮭・鱒は居ないから、
手漕ぎの丸木舟では無理。
さて、矛盾を解消するには、
・鮭ではないものを鮭と誤認した。
・生鮭ではなく、塩鮭や干魚を水に戻して凍らせた。
・もともと鮭の食べ方ではないものを、後代に生の鮭を凍らせる方法を手にして
できた比較的新しい食べ方。
・古い書籍に出てくるものは、空想によるもの。
松浦武四郎の「十勝日誌」にしても農文協の「聞き書き アイヌの食事」にしても、
空想の可能性は高いのではないの?
本邦の古典に分類する紀行文や軍記にしても、ヨーロッパ人の書いた探検記や博物学
や植民地の地誌に関する文献にしても、結構、演出重視のウソが書いてある。
そこら辺を考慮しないで、「本に書いてあった」と鵜呑みにするのはどうか思うがなぁ。
>>630 鮭の遡上する期間は9月〜翌1月
何の問題も無い
>>630 とりあえず、包茎手術してこい。臭いぞ、公害。
633 :
世界@名無史さん:2005/07/26(火) 16:58:49 O
よくいるんだよな。
自信の論を過信するあまり文献まで否定する香具師が。
「たとえば、サケの保存方法には全述の乾燥・くん製のほか、凍らせて
食べる方法もあります。秋口にとったものを塩づけにしておき、寒中に
それをとり出して戸外に吊しておくのです。そうすると寒いときには凍り、
日中気温がゆるむと若干とけかけ、さらにまた凍るということが繰り返される
うち、その切り身を食べるとトロッとした味のある食べものになるのです。
これをルイペといいます。有名なルイベという食べものは実はここから
でた名前です。ただし、現在の市場で出まわっているものは単に凍らせた
だけのものですから、くれぐれも誤解のないように」
アイヌ民族博物館監修『アイヌ文化の基礎知識』(草風館)より。
ルイベ(アイヌ語ではRuype)はれっきとしたアイヌの伝統料理です。
なお、
>>631さんのいうとおり、シロザケなんかは12月中ずっと遡上し
続けてますので、松浦武四郎のいうような生サケのルイベも作ろうと
思えばいつでも作れます。
古典ルイベだったら美味しかったのかしら。
『聞き書き アイヌの食事』によれば、ルイベは初冬から翌年の二月ごろまでに溯上する鮭を戸外の物干しに吊り下げて
凍らせるか、雪の中に埋めて作る、とある。
そもそもこの本は実際にアイヌの証言をまとめて作った物なので、空想、演出があるとは思えない。
どうして鮭のルイベを否定する必要があるのか?
ボロボロに論破されて逃げ出した模様
ルイベを作りに行ったんだよ。
ところで、
>>614の十勝日誌の文中、「塩を一撮添て出す」という言葉がある。
現在「撮」の字は写真に関するときにしか使わない言葉、写真が無かったこの時代にどんな意味で使われていたのか、
と気になって漢和辞典引いてみたら、「撮」の本来の意味は「1升の千分の一の容積」
「つまむ。または一つまみほどの量」の事だったんだな。
撮影は姿をほんの一瞬写し取ることからの命名か。
640 :
世界@名無史さん:2005/07/27(水) 20:53:08 0
厨房逃亡あげ
>>605=612=625=630は今頃このような姿になっていることであろう。木に吊るされて凍った鮭のように。
|| ⊂⊃
|| ∧ ∧
|| ( ⌒ ヽ
∧||∧ ∪ ノ
( ⌒ ヽ 彡 V
∪ ノ フワーリ
∪∪
ところで、アイヌの考えでは、
「この世とあの世ではすべてがあべこべ。この世が昼ならばあの世は夜。
この世が夏ならばあの世は冬」だとされている。
だとすれば、アイヌにとってのあの世は南米のチリあたりに存在することになる。
チリ国では、日本の技術援助によって現在鮭の養殖が盛ん。現地はいま初冬、まさにルイベ用の
鮭の季節である。
ぜひ鮭のルイベ作りを実体験してもらいたいものである。
冷凍庫と冷蔵庫を使って再現できないかなぁ。
>>623 酒はアルコール発酵の過程で二酸化炭素が発生し水に溶けるんで
本来は発泡性飲料っすよ。しばらくほっとくと気が抜けるけど。
一度ハチミツとレーズンでミードでも作ってみると納得すると思う。
そこから何の因果か
http://www.nikka.com/learn/spirits/index.html に漂着、興味深い一文が
ウオッカの名の起こりは、ロシア語のジーズナヤ・ヴァダー(「生命の水」)のウォーターにあたる「ヴァダー」が、ウォトカに変化した。
元来は農民の「地酒」としてつくられていたが、19世紀には上流階級にも浸透し、帝政ロシアの末期には、
「政府経常収入の30%近くがウオッカの酒税でまかなわれるほどの「国民酒」となった。」
誇張表現かどうかはともかく、ロシア人・・・。
ビールのアルコール度数よりも麦芽汁の糖分の表記を優先する国
シロザケが冬中北海道に遡上する?
んな、アホな。
年明以降の遡上は、山陰と九州の一部だけだよ。
それについては上で触れられてるからさっさと寝ろ
何殺気立ってんだよ、ハゲっ。
首くくってルイベになってろ。
652 :
世界@名無史さん:2005/07/28(木) 22:20:25 0
白酒が遡上
>>634 シロザケなんかは12月中ずっと遡上し続けてますので
>>636 初冬から翌年の二月ごろまでに溯上する鮭
>>647 上のレスのどこに「シロザケが冬中北海道に遡上する」って書いてるの?
>>653 なるほどシロザケは12月中しか遡上しないと言いたいのか
必死だなw
656 :
世界@名無史さん:2005/07/28(木) 22:57:51 0
もう鮭は飽きた。
せっかく土用の丑なんだから鰻の話にしようや。
657 :
世界@名無史さん:2005/07/28(木) 23:01:47 0
西洋でも食うじゃないか。
イギリスの鰻パイ、スペインの鰻の稚魚の炒め物。
まえUHF局の料理番組でイギリスのウナギ料理をやってた。
660 :
世界@名無史さん:2005/07/28(木) 23:20:28 0
13世紀のローマ教皇、マルティヌス4世は、白ワインで溺れ死にさせたウナギの炙り焼きが
大好物だったという。
>>659 問題はTVKなのかサンテレビなのかだな。
鰻の煮凝というかやたらとしょっぱいゼリー寄せが有名
なんだっけ?バルト海の鰻漁は某ドイツ人作家の作品の
映画化で有名になったが、ありゃ確かに食欲をなくす。
『釣魚大全』にも出て来た筈。中世にとある釣り好きの修道女が、「ぬめぬ
めしていて、気持ち悪い」と記していたという話も、どこかで読みました。
『狐物語』では、主人公が荷車からかっぱらっていますね。>鰻
ラテン語だとanguilaでロマンス諸語でもこの形から派生したもの。
というわけで、ローマ人も食べていたと想像されるがどうやって
食ってたんだろう?塩焼か?しかし鰻ネタは提起的に登場して人気
があるなあ。
>>664 > 提起的
珍しい誤変換をしてしまった。orz
お前ら、このご時世に及んで支那鰻喰らってはいないよな?
支那鰻食った香具師は、本物の非国民だ!
非国民とかよりも、身体にやばそうw
自然食品をこよなく愛し、日本を嫌うプロ市民は国産鰻と中国鰻、どちらを選ぶ?
中国からの輸入量が減ると何故か国産鰻も流通量が減るこの時代に何時代錯誤な事言ってやがるwww
お前が嬉々として食ってるその国産鰻の何割かは中国産だぜ
女の子の子だろ。
まあどうするかは名付け親の自由だが、自分は
子のつく名前の方がいいね、特に最近は。
偶然もあるかも知れんが、いい娘の確率がとても高い。
スマン、誤爆です。
地元の浜松では中国から輸入して
一週間ばかし生簀で育ててから売ってるな。
すべての業者がやってるわけでは無いんだろうけど
信用を切り売りするなと言いたい
関東では穴子やハモも背開きにするのですか?
>>673 穴子は背開きみたいだが、ハモはでかいから腹開きにするらしい
中国産も国産もマリアナ産だろ、鰻は。
676 :
世界@名無史さん:2005/07/29(金) 23:40:56 O
マリアナの海戦は大勝利だったのに・・・
677 :
世界@名無史さん:2005/07/29(金) 23:51:50 0
鮭とか鱒は川で産卵して海で成長するのに、
鰻は深海で産卵して川で成長するなんて変わってるよな。
678 :
世界@名無史さん:2005/07/30(土) 00:04:23 0
鰻が日本の川に来なくなったのは
海底潮流が変わったから?
稚魚取りすぎのほうが絶対影響でかい
680 :
世界@名無史さん:2005/07/30(土) 00:13:34 0
精進料理の世界では、海苔にすり潰した豆腐を塗りつけ、タレをつけながら炙り焼いたものを
「蒲焼」という。
>>680 そういえば以前、人と何か珍しいものを探して食べようという話になった時に、どこか
で昔の精進料理の羊羹食べられる処ないかと思って探したことがあったのですが、
ついに見つかりませんでした。
あれはうんと昔は汁物で、次に羊肉の代りだった具だけになって茶請けになってし
まいには甘くなったという事だったと思いますが、汁物段階のでも原型茶請け段階
のでもいいですから、どこかその系統のもの食べられるとこ、ないのですかね。
>>681 そうだ、どこまでも綿串事で恐縮ですが嘘書いてしまいました。
よみがえってきた記憶によれば、何か珍しいものを・・という話になった時最初は、精
進料理じゃなくて、ほんとの元祖羊羹直系の中国大陸の羊肉のスープ料理を探し
たのでした。
東京あたりでほんとに羊羹の祖先直結の料理、食べられる店ないですかね。
羹に懲りて膾を吹くっていうあの羹?
684 :
世界@名無史さん:2005/07/30(土) 19:57:37 0
日本の精進料理では、茄子に味噌塗って焼いたのを「鴫焼き」、コンニャクの汁物を「狸汁」など、
実際には似ても似つかないのに動物の名をつけて肉食を懐かしんでいる。
対して支那の精進料理では、麩や大豆製品で、味も形も食感も動物性タンパクにそっくりなものを
作り出してしまうという。
これは凄い。
巡り巡ってその技術がカップラーメンの肉もどきにたどり着いてるw
686 :
世界@名無史さん:2005/07/30(土) 22:02:32 0
人造肉が入ったカップ麺って、どこのメーカーよ?
肉っぽい味がする茶褐色の塊は人造肉(+屑肉)だろw
それともお前はあれが本物の肉とでも思ってるのかw
チョンだからカップヌードル食ったことないんじゃないの
ベジタリアンだからさ。
肉の形してない奴は8割がた大豆タンパク(平たく言えばおから)+肉エキスその他
最近のはちゃんとした肉入ってるのもあるけどな
>684
中国の大豆製品は本当に豊富だね。
湯葉を重ねて表面に細かな穴を空けて一度揚げて出汁で煮込んだ素鶏だとか豆腐の固まっていない
のを布で絞ってちくわ状に仕上げた豆絞だとか味付けした湯葉と椎茸で作った素火腿だとか
食感も食べ応えも肉そっくり。たまに非常に不味いのもあるのがやはり中国。
お前が言うと信憑性が薄れるから
693 :
世界@名無史さん:2005/07/31(日) 07:33:40 0
>>691 「高野豆腐」も日本の高野山で初めて創られたのではなく、
実は中国にそれ以前からその元祖が有ったとか。
694 :
世界@名無史さん:2005/07/31(日) 12:21:36 0
695 :
世界@名無史さん:2005/07/31(日) 22:24:06 0
朝鮮半島北部には、凍太(トンテ)というスケトウダラの変わった干物がある。
明太魚(スケトウダラ)を冬に捕り、港においておくと寒さで凍ってしまう。しかし昼になって寒さが弛むと解ける。
夜になればまた凍る。こうして冷凍と解凍を繰り返しながら干したタラは、変わった味わいになるとか。
696 :
世界@名無史さん:2005/07/31(日) 22:26:24 0
ジャガイモのチューニョを思い出しますな <凍結と解凍を繰り返し
697 :
世界@名無史さん:2005/07/31(日) 22:28:26 0
寒天も同じ。
698 :
世界@名無史さん:2005/07/31(日) 23:21:08 0
>>695 朝鮮半島の食いもんって、こういう「放ったらかしておいたら出来たニダ!」ってのが多いのかな。
ホンオフェもそうだし。
699 :
世界@名無史さん:2005/07/31(日) 23:31:28 0
それを言ったら、寒天も高野豆腐も起源は
「多く造りすぎて、外に出しておいたら自然に出来てた」だし。
つーか発酵食品と乾物の大半はそうだ
701 :
世界@名無史さん:2005/07/31(日) 23:41:12 0
西洋の青カビチーズは、
「洞窟にチーズを置き忘れ、しばらく経ってみたら青カビが生えていた。
捨てるのももったいないので食ったら美味かった」だし。
最近のヨーグルトは生乳添加で味をマイルドにしてるためか
牛乳を飲むと腹をこわす俺はこういったヨーグルトも苦手だった。
だがある時、冷蔵庫に入れっぱなしで賞味期限を二週間ほど過ぎたのを
試しに食べてみたら、あら、不思議、腹をこわさないではないの。
多分生乳成分が完全にヨーグルト化したせいだと思う。
以来、ヨーグルトは賞味期限を二週間過ぎてから食うことにしている。
わざわざ食わんでええがな
河豚は食いたし命は惜しし、だね。
>>702 俺も賞味期限切れたヨーグルトはうまいと思うた。
さすがに2週間もたって食う勇気はないが(3日くらいが酸味がでてきてよい)
イスラム圏の菓子はどうしてあんなに甘く作るんだろう
バクラワとか狂気の沙汰としか思えない、あれ一食で成人男性一日分のカロリーはあるんじゃねえのか
706 :
世界@名無史さん:2005/08/01(月) 21:49:39 0
沖縄の菓子もクソ甘いよ。
暑い所はそうなんだと理解するしか。
>>705 禁酒の代償で糖分が欲しくなるとか過去スレで登場してた記憶が。
暑いと甘いものがほしくなるんだろうかね
それとも暑い場所のほうが砂糖を得やすくて甘いものが発達したのかね
>>708 寒いとこは保存きかせるために大体塩辛くなるしね
暑い場所のほうが痛みは早いはずだが
711 :
世界@名無史さん:2005/08/02(火) 02:06:55 0
あついところはつぎからつぎへととれるから、
あんまりほぞんのしんぱいはいらないんじゃないかな?
712 :
世界@名無史さん:2005/08/02(火) 02:13:53 O
なにが?
食い物の保存の心配。だから保存のために塩を効かせる必要はないってこと。
でも砂漠みたいに植生がよろしくないもしくは限られてる場所もあるわけで
やっぱそういうところは保存食が発達してんのかな
716 :
世界@名無史さん:2005/08/02(火) 08:55:28 0
アメリカの菓子って、異様に甘いのと、リコリス臭いのと、何やら嫌な味がするのと、美味しくは無いけどまあ普通に食べられるのと・・・
連中はなんでジェリービーンズとかプリッツェとか変な食い物が好きなんだろ?
いや、これもいろんな味のがあって、たとえば黒蜜に浸したプリッツェはちょっと食べる分にはうまい。甘すぎるけど。
でも、Dietaryモノはどれもこれも不味い。連中あんなもの平気で食べてるところを見ると、やっぱり味覚が違うんだろうな。
菓子の話は置いといて、アメリカの不味い食事って、
アングロサクソン系の中流未満の家庭限定じゃないのかな。
いや、そういう家庭が率的には高いんで主流なんだろうけどさ。
(黒人はわかんないけど)イタリア系以降の移民系は
下層でもそれほどセンス的にはひどくは無いと想像するんだが。
アメリカの大都市のイタリアンレストランは概ね美味いけど、
それがイタリア系移民の食生活を表わしているわけじゃないからなぁ。
アメリカ料理がまずいって言うのは良く聞くけど、具体的に何だろう?
アーリーアメリカンな起源のものやケイジャン系は美味しそうだがな。
やっぱり大量生産大量消費時代が癌なんじゃないのかな。
721 :
世界@名無史さん:2005/08/02(火) 16:13:56 0
関連するニュース
http://cnn.co.jp/usa/CNN200507210026.html 「「TVディナー」の発明者、G・トーマスさんが死去」
「アリゾナ州フェニックス──メインディッシュとつけあわせの野菜などをひとつにまとめた、
オーブンで簡単に調理できる冷凍食品、「TVディナー」を発明したゲリー・トーマスさんが18日、
アリゾナ州フェニックスのホスピスで、がんのため亡くなった。83歳だった。家族が20日、明らかにした。
ネブラスカ州生まれのトーマスさんは、とり肉販売会社のスワンソンで営業担当だった1950年代初頭、
感謝祭後に売れ残ったターキー(七面鳥)をうまく販売する方法はないかと苦慮していた。
ちょうどその頃、出張先のピッツバーグで、1枚のプレートに食事が乗った飛行機の機内食の試作品に遭遇。
これをヒントに、中を区切ったアルミ製の容器に、ターキーなどを入れることを思い付いたという。
トーマスさんの思い付きは、コーンブレッド・スタッフィングとグレービー・ソースがかかったターキーに、
スイートポテトとバター風味の豆をセットにした冷凍製品となった。
アルミ製の容器で冷凍庫から直接オーブンに入れて温めることができ、各家庭に普及し始めた「テレビ」を商品名に使って
「TVディナー」と名付けられ、54年に98セントで店頭に登場。
外に出て働く女性が増え始めた時期でもあり、最初の1年間で1000万食以上を売り上げる大ヒット製品となった。
これをきっかけにスワンソン社は、冷凍食品メーカーに成長した。
その後、様々な組み合わせの食材の商品が現れ、他社も次々と参入。現在ではメニューの数も増え、
オーブンではなく電子レンジ対応のものがほとんど。しかし、価格は1ドル(約112円)前後と、
登場したころとほとんど変わっていない。95年には、年間2500万食が売れたという。
トーマスさんは、スワンソンが55年にキャンベルに買収された後も、営業畑の一線で活躍した。
食事の準備が簡単になる「TVディナー」は、個人が好きな時間に勝手に食事することを可能にし、
家族の崩壊を招くきっかけになったとの批判を受けたことがある。
これに対しトーマスさんは99年、AP通信とのインタビューで、「家族というものの考え方が、
ちょうど変わりつつある時代だった」と答えている。」(引用終了)
イタリア移民の家庭の食事といえば、映画「ゴッドファーザー」のキッチンでムサイオヤジが簡単なスパゲッティ料理を作る場面が。
723 :
世界@名無史さん:2005/08/02(火) 22:38:55 0
>>715 あれは理由が違うだろw
砂糖中毒のデブのために甘いんだ。
>>705 サラディンの頃からエジプトやシリアなど中東全土で
サトウキビの大量生産が可能になったおかげで貴賎を問わず
砂糖を大量に消費できるようになったのが背景らしい。
暑いと体力の消耗が激しいので高カロリーの食品が発達するらしいが
乾燥&高温の中東では甘い物や油気の多い食事が取られるのはこのため
だそうな。
沖縄もサトウキビの生産地だったね。
聞いた話だと中東は乾燥が厳しいので、砂糖や穀物などは
そのまま乾燥させて保存し、野菜や果物は年に数回収穫
されるのでその都度市場に流し塩漬けや酢漬け、場合に
よっては果物は生のままや乾物にした物をシロップや蜂蜜
などに漬けて保存してるそうな。(向こうのジャムもこの類いか)
>>705 昔は、文明の進歩の度合いに砂糖の消費が比例すると言われていた。
すこし時代が新しくなると、所得の伸び率とさとうの消費が比例すると言われるようになり、
所得水準が伸びきっているから日本では砂糖の消費が落ち込んだど言われだした。
現在では、貧困を脱却してすぐの頃に最も砂糖の消費が多いと言われている。
現に、今、一人当たりの砂糖の消費量の多いところは、インド、インドネシア、中近東、
旧共産圏。
バクラワってなんぞや
>>726 アメリカは? って、あそこは合成甘味料大国だから砂糖の消費量はそれほど
多くないのかな?
スコーンと紅茶の国などと思ってる人もいるかもしれないが
実はイギリスもジャンクなクソ甘系駄菓子の大量消費国
国民みんな、キャンデーだとかそんなのが大好きだそうな
730 :
世界@名無史さん:2005/08/03(水) 03:37:04 0
イギリスは世界中から食い物がマズイと言われるが
アメリカはイギリスほどは言われないねえ。どうして?
・ファーストフードでアメリカの味付けが広まったから?
・移民の国でそれなりに美味しいものがあるから?
>>730 ファーストフードしかないから
規定外なんジャマイカ?
734 :
世界@名無史さん:2005/08/03(水) 07:19:29 0
ところで、ロシアで人気の有る飲料「クヴァス」は何故、西欧や米では流行らないのですか。
米のコカコーラはロシアまで進出しているというのに、ロシアのクヴァスが西欧や米で
(ロシア料理店などの特別な所を除いて)一般化しているのを見た試しが有りません。
これは単に、ロシア人がクヴァスを西側に売り込むのが下手だからだけなのでしょうか。
或は、この飲料は「西側」の人間の口には合わないとか。(が、それは考えにくいです)
そういやしばらく前
日本のメーカーが「チャイ」を国内で商品化して売り出してたが
けっきょくヒットしなかったんだろうか
>>734 クヴァスは何ていうか麹臭いというか独特の癖があるからな。
欧米だと普通にビールを飲むだろうしソフトドリンクとしては
甘さが足らなさそう。うちの彼女はアルコール全くダメなんだが
クヴァス飲んで軽く酔ってたみたいだったよ。
>>730 アメリカは既に評価の対象外。アメリカ人の食い物は、料理じゃなくてエサのレベル。
イギリス料理は料理として評価されるレベルに、かろうじて留まっているから不味いといわれる。
と、行ったことも無い奴が偉そうに語る
アメリカ料理って広すぎるというかジャンルを形成するだけの融合がなされていないような
741 :
世界@名無史さん:2005/08/03(水) 20:13:20 0
アメリカには2月ほどしか滞在した事がないけど、
ファーストフードとピッツァとオートミールとコーンフレークばっかりだったな。
TVディナーは食べなかったけど。
あっちの人は食事をガソリンを車に給油するのと同じようなものとしか考えてないんじゃないだろうか。
日本人は箸で味わう。
フランス人は目で味わう。
中国人は歯で味わう。
アメリカ人は胃袋で味わう。
743 :
朱由檢:2005/08/03(水) 20:30:33 0
アメリカの人口一人当りの年間砂糖消費量は71.9kgで世界第一位。
第二位はキューバで62.3kg、第三位はクロアチアで61.9kg。
世界平均は年間25.5kg。
参考に日本は年間29.4kgで第95位なの…ちょっと意外。
(参考資料:FAO「Food Balance Sheet」2002年統計)
砂糖は肥ると思い込んでいるからだそうな。
745 :
朱由檢:2005/08/03(水) 21:32:02 0
素材を生かす最小限に塩を使うのが日本料理の真髄で、
素材を殺さない最大限ぎりぎりまでに塩を使うのがフランス料理の真髄。
小ネタにどうぞ。
746 :
世界@名無史さん:2005/08/03(水) 21:47:18 O
日本料理は世界有数の塩辛い料理のはずだが。
フランス料理は実は塩気が強い。
748 :
世界@名無史さん:2005/08/03(水) 21:55:48 0
街道沿いの定食屋って、何であんなにしょっぱいんだろう?ラーメンとかもそうだけど。
そういえば、プロジェクトXの長野の集団検診の回でも、
味噌汁がしょっぱすぎるから塩気を減らすように指導して回ってたな。
日本人は、もともと遺伝子的に糖尿病になりやすい。
それに、料理は基本的に飯のおかずや酒の肴、という考え方の国。
米や酒には、甘い料理は合わない。
751 :
朱由檢:2005/08/03(水) 22:20:31 0
>>746さん
干物や漬物とか個別の品目じゃなくって、
料理の味付けについての心得ね。
752 :
朱由檢:2005/08/03(水) 22:43:36 0
美食で有名だったローマ帝国の時期くらいまで魚醤の一種である、
リクァーメン(liquamen)やガルム(garum)が使用されてたけど、
帝国崩壊時に廃れて現在はほとんど使われてないんだよね。
ヨーロッパ人の旨みを感じる下の感覚器(味らい)の数は、
だいたい日本人の半分といわれていたけど、
近年の日本人も味らいが少なくなってるみたい。
これは子供の時期からの食生活が影響するから、
偏食がすすんでいることを示してるんだろうね。
>>750 結構砂糖使うけどな。和食。
他の系統の料理にはほとんど使わない。
イタリアで魚醤といや、プーリア州のチェターラだそうです。鰯で作るみたい。
756 :
世界@名無史さん:2005/08/04(木) 01:19:55 O
台湾の女の子が来日し、憧れの「日式ラーメン」を食べたところが、
「塩辛くて脂こくて麺が固くて」泣きそうになったという。
中国人も、「日本の味噌汁はうまいが、中国人向けにはもっと塩けを薄くして欲しい」と
言っている。
クスクスってあのつぶつぶにするの結構手間なのかな?
調理時間は若干かかるけど変なパスタより使い勝手いいだろうと思うんだが。
>>756 何かその子に凄く萌えた。
俺もラーメン嫌いだから気持ちが良く分かるな
味薄くて脂薄くて麺が柔らかいラーメンは食いたくないな
せめて麺硬いぐらいは無いと辛い
味薄くて油薄くて柔らかい・・・・・うどんをくわせればよかったんだよっ!
うどんもけっこう塩分濃いんだが。
薄いとか言ってるのは濃い口醤油で作るそば汁より
色が薄いというだけ。
>>756 ていうか最近の和食って、味付けの面でどんどんアメリカナイズされすぎ。
>>762 具体的に言うと何がどんなふうにアメリカナイズドされているのですか?
友人が、台湾で日本式のラーメン食ったら、茹ですぎで伸びちゃったような麺しか出てこないらしいよ、
向こうでは。味も、風邪引いたときに食ってるみたいで、なんかとか言ってた。味覚が違うみたい。
765 :
世界@名無史さん:2005/08/04(木) 22:49:47 0
>>759 beijingのラーメンはそんな感じだが。おまけに具なし。
よく言われている
マーガリンはバターより健康に有害だという説とその逆の説
どっちが本当なのかは知らないけど
イギリスの古い小説なんか読んでると
「うちは純正バターを使っていますのよ、
マーガリンなんて使用人にも食べさせませんわ」
なんてことが書いてあったりして、
「代用品」としてのマーガリンがいかに嫌われていたかなんとなくわかる
今でもマーガリン健康被害説が根強いのって
こういう偏見がしぶとく残ってる影響があるんじゃないかって気がしてならないんだが
767 :
世界@名無史さん:2005/08/05(金) 02:14:52 0
精製の際に自然界に存在しないタイプの脂肪酸がマーガリンの方が
多く含まれているとかそういう話だったっけ?
理屈はわかるが、ほかの食品と比べてそれほどまでに危険なものな
のか?どんな食品でも大量に食べたり偏ったりすると危険性は
あると思うのだが。
定量的にリスク評価するとどんな感じになるのだろうか
虫やカビがどうのこうので不可食物認定するのはさすがに頭が悪い
>>768 なんかフッ素を水道水添加反対な人を思い出した
771 :
世界@名無史さん:2005/08/05(金) 10:26:23 0
>>756 その台湾の女の子は、東京で「日式ラーメン」を食べたんじゃないかな。ラーメンなんて日本の中でも多様だろう。
それにしても、関東は塩辛く、関西は薄口という基本的な事すら、海外では意外と知られていない気がする。
実際、日本料理について解説してある 'Britannica' 等の英語の百科事典にも、それが言及されていない。
日本料理が、日本の地方に依って大きく異なる事実が、海外では知られていない事には、特に要注意だな。
日本人の単一民族性や、思考の一様性をかじった人間が、シッタカでそれを日本料理にまで誤用している様だ。
海外の日本食レストランで関東の味付けをベースにして
現地風にアレンジしてる所なんて関西人にはたまらんよ。
照焼は甘過ぎるし味噌汁は塩辛すぎて飲めない店もあった。
関西は薄味という伝説を信じ込んでモノを言うやしほど痛いヤシはいないな。
>>773 ハゲド。
塩分自体はそんなに違わないはず。
関西は薄味、というより色が薄いんだよな
少なくとも、麺類に限って言えば、食べた気がしません。
たまにスープの味の濃いラーメン店もありますが(チェーン店で)、麺は一律
に歯ごたえが無いというか、固ゆででも柔らかめです。
関西というより、京都の傾向なのかもしれませんが。
777 :
世界@名無史さん:2005/08/05(金) 13:03:16 0
日本のラーメンの話題の途中だが、日本料理の海外での一般的評価についてのコメント。
今日は、米に在住のインド人と、日本料理の海外での人気を議論したのだが、彼は
一理の有る事を言った。アメリカなどで確かに日本料理は健康食品と見なされているが、
二つの大きな欠点が有る。第一には、値が張る点。第二には、中華料理と比べても、
本当に誰もが欲しがれるものや、一般人に受ける特徴や独自性が少ない。
値が張る点については、やはり中国人に比べて日本人の一人当たりのGDPが高いから、
無理も無い事だと説明した。中国人の場合には、安い賃金でも料理を作る人間が多数
居るから有利だ。また、和食材自身にも色々手間のかかる物が多い事も事実。
第二の「本当に誰もが好きになれるもの」について彼が言うには、例えば中華料理では
「オレンジ・チキン」と言うと殆ど誰でも飛びついて欲しがるが、日本料理の場合には、
それが少ない点だそうだ。また「独自性」については、日本人なら誰でも鮨を思い浮かべる
だろうが、これも結局、鮨の通だけが欲しがるもので、一般人にはそれ程は人気が無い
との事だった。
結局、彼の指摘したこれらの点には同意するしか無かった。確かに、日本料理は海外で
静かなブームを起こしては居るが、あまり爆発的人気が無い理由も上の二つの点に有るの
だろう。日本人以外が殆ど食べ慣れていない食材を使った料理で、しかも高価となると、
二重に不利になってしまう。コンピュータで言えば、中華料理がPCなら、日本料理は本当の
「通」だけには良く受けるマックと言った所だ。
「オレンジ・チキン」って何だ?
779 :
世界@名無史さん:2005/08/05(金) 13:17:50 0
>>773 >関西は薄味という伝説を信じ込んでモノを言うやしほど痛いヤシはいないな。
「関西は薄味」って本当だろう。
俺は海外在住だが、日本人だけを集めて「すき焼き」を作った事が有ったが、
関西人は味が濃過ぎると言ってたし、関東人は味を濃くしろなどと正反対の事を言ってたぜ。
だから、関西人と関東人が混ざったパーティーなどで、すき焼きなどを出す時には苦労するよ。
醤油や調味料は、めいめいで適度に入れてくれなどと言うしか無い。
780 :
世界@名無史さん:2005/08/05(金) 13:23:21 0
>>778 ついでに「ウェブ検索」って何だ?
って訊いたら、もっと効果が出るぜ!
>>779 濃い薄いって醤油の量のことなんじゃないか?
上でも言ってるが色のこだわりの方が大きい気がする
>>781 はげどー。塩分はむしろ関西のほうが高いぐらい。
>>780 チキンのオレンジソース煮ってのはいっぱい出るんだが、
これって中華なのか?
784 :
世界@名無史さん:2005/08/05(金) 13:58:58 0
>>783 多分、そうだろう。
中国語では「橙色雞」って書くようだ。
(因に、最後の「雞」は日本語の広辞苑には載っていないし、
コピペイする時にうまく画面に出なかったりする。)
濃い口醤油・薄口醤油で風味というか「濃さ」のイメージが違うからね。
その反面、塩分が薄口>濃い口なのは有名な話だと思ってたけど。
>>776 それは京都に限らず、関西全体の傾向。
関西…麺が柔らかい→ダシを吸いやすい→味付けは薄め
昆布などのダシを味付けの中心とするので、醤油は薄め
関東…麺が硬い→ダシを吸いにくい→味付けが濃い
味付けは薄い昆布や鰹節などと、醤油を併用する
787 :
世界@名無史さん:2005/08/05(金) 15:12:34 0
みそ汁の塩分量1.4g
ポタージュスープの塩分量1.9g
味付けにとって大事なのは、塩分よりもグルタミン酸などの旨味成分。
関西の場合は、分厚めの昆布からグルタミン酸をたっぷり摂る。
醤油はグルタミン酸の少ない薄口醤油を少量使うだけなので、色は薄くなるし、関東人にすれば物足りなく感じる。
関東の場合は、薄目の昆布を使うかわり、醤油でグルタミン酸を補ったり、鰹節のイノシン酸を入れる。
グルタミン酸の多い濃い口醤油を多く使うので色は濃くなり、関西人にすれば醤油の味付けが濃すぎると感じる。
ちなみに、濃い口醤油の方が薄口醤油よりも塩分が薄いが、これは料理での使われ方を考えれば当然のこと。
関西の薄口醤油はあまり多く入れないが塩分は濃い。関東の濃い口醤油は料理に多く入れられるが塩分は少ない。
結局、多少の塩分の差は出てくるだろうが、一般的にイメージされるほど大きな差ではないと思われる。
789 :
世界@名無史さん:2005/08/05(金) 15:30:27 0
コンソメスープ 塩分2.3g
トムヤムクン 塩分1.4g
チキン(本来は鴨)のオレンジソース煮、というのは
古典的なフランス料理なんだが...
味だけど、確かに美味しいよ。
客が来た時、これを出すとみんな喜んで食べるもの。
関東って味濃いと思うよ、天ぷらは胡麻油だし卵焼きは甘いし。
ヌーベル・チャイナなのだろうか>オレンジチキン
いつ頃からあるんだろう。
そういうのがありなら、海軍カレーを日本料理としてリストに入れるのもありになるな
オレンジ・チキンは印度人の勘違いだったということでよろしいか?
中華料理は新しいもの取り込むの凄い早いから中華風オレンジ・チキンは定着しちゃってるとか
>>788 結局、関西が薄味とは言えないわけだな。
要は醤油の風味の度合いが違うだけ。
なんでそんなに薄味と呼ばれるのを避けたがる?
変なコンプレックスを抱えた贅六野郎だな。
>>779 君が「江戸風」と信じるつゆの味の濃さなどは、堺の商人が自分たちのために、
自分たちの通う京都の料亭から江戸に持ち込んだ味。人の味覚は体調で変わるので、
くたくたになるまで働いて、物凄い勢いで、「大都市江戸」を作り上げた、日本各地から集まった人には
そういう味が必要だった。「上品」といわれる薄い味付けは、元々、土地に根ざす味ではなく、
偉い人の食い物の味だった。
17世紀に成立した『武辺咄聞書』の中に、織田信長が上洛後、三好家の料理人
であった坪内某に料理をつくらせたところ、塩梅が「水くさく」て食べられたも
のでは無く、切腹させようとしたが、作りなおさせてみると美味かったので助
命してやったという逸話が出て参ります。
実は、「水くさい」のは京風の味付けで、信長には田舎風の料理を食べさせたと
ころ、満足したと言われた、というお話。
地域というより、肉体労働の違い(塩分が欲しくなる)かもしれませんが。
798氏のご意見にも(全面的にではありませんが)一理あります。
なお、東京の高級料亭は、江戸の名残を消し去ったといわれる関東大震災の後
には、関西風の味付けに占領されたとか。
TVでシュールストレミングやってるが
流石に現地人でもそうそう食わないみたいだな
大使館職員は好んで食うぐらいだから故郷の味には違いないんジャマイカ?
>800
確かその話で、信長はわざと田舎風の味付けを出されたことを耳にしたが、
料理人ならば食べる人間の好みに合わせて当たり前だ、と言ったとか。
どこまで本当かは分からないけどね。
坪内某があてつけのように京風を出すのは狭量で、
田舎風を出されても怒らなかった信長の度量の大きさを言った話でした。
オレンジチキンて、唐揚げの甘酢餡かけと
ご当地の果物ソースをフュージョンした成功例なのかと思ったり…
その逆が甘酢をケチャップベースのソースで置き換えた
似て非なる料理の凄まじさなのかな…と…
>>893 >田舎風を出されても怒らなかった信長の度量の大きさを言った話でした。
結びは、
>聞人坪内か言葉を不感はなし。「信長公に恥辱を与へまいらせし」と皆人笑ひけるとなん。
となっておりますが。「坪内か言葉」は、「実は最初の料理は・・・」という
「ここだけの話」を指したもの。史実か否かは微妙ですが。
日本化された『伊曾保物語』の主人公の様な表現です。当時こうした人を食
った人物像が好まれたのかもしれません。蘇呂利新左衛門も有名。
それは関西が薄味だとか
田舎風の味付けがどうのとかいう話じゃなく
信長が名古屋圏出身だっつーことに尽きると思う
一年住んでるが、名古屋の味というのは本当に・・・
関東が濃い味付けという話だけど(塩分の話は置いておいて)、
関東は土壌的にアクが強い食材が多いから、
関西のようにあっさりした味付けだと食べにくくなる
という話を聞いたことがある。
江戸料理を話題にしたNHKドラマだっけか。
>>806 名古屋のなんでもかんでも赤味噌の文化はすごいね。
赤味噌の味噌ラーメンなんていうとてつもないもの、ヲレには喰えん…
四国では生醤油ぶっかけうどん。
西が必ずしも薄味好みってわけでもない。
810 :
世界@名無史さん:2005/08/06(土) 00:58:08 0
最近流行りの京風ラーメンって、かなりこってりだという話だけど?
住民が変わって味も変わったということだろうか・・・・
『スーパーサイズミー』借りてきた。
おもしれー
食文化のフィールドワーク研究だよな、これ
812 :
756:2005/08/06(土) 02:20:26 0
今さらでありますが、例の台湾人の女の子は「横浜ラーメン博物館」で
ラーメンをお召し上がりにならはったのです。
どこの店のを食ったのか、までは不明ですが。
813 :
世界@名無史さん:2005/08/06(土) 04:07:10 0
>>812 とにかく、日本の中だけでもラーメンの種類は、ピンからキリまで有るから、
その台湾人の女の子の感想だけを鵜呑みにするのも危険という事でよろしいか?
そんな事いったら日本から見た海外料理の評価なんて
ごく偏狭なサンプルを海外行った事も無い奴らが回してるだけで、信憑性が殆どないぜ
アメリカ、イギリス、イタリアに関してはその傾向がイチジルシス
天下一は京都だったな。
うまくはないが・・・
817 :
世界@名無史さん:2005/08/06(土) 04:51:43 0
>>814 そればかりか、「海外へ行った」って豪語している連中ですら、
精々何週間かの旅行で見ただけの事を威張って吹聴しているだけだろう。
拙者なんぞは、米に住んでもう10年以上になるが、未だに米では知らない事が多いよ。
ところで、
>>814で、そこまで言った御主のバックは?
なんか図星か自演か知らんがこんな時間に・・・
その国の料理の話の時にその人がどの料理思い浮かべてるかで話がぜんぜん違う
和食の話で何を思い浮かべるか?寿司?天ぷら?納豆?
インドは高確率でカレーだと思うが
「移民の国アメリカ」で「移民の料理はアメリカ料理じゃねー」とするから「アメリカには不味いものしかない」というレトリックが出てるように思える
そこに変な本読んで妙なナショナリズム持った方々が白人コンプレックス丸出しで日本の優位を主張したがるからややこしくなるw
アメリカだけということでもないだろうけど、
アングロサクソンは料理不味いよ。イギリス料理なんかぺっぺだ。
コーンミールマッシュたへっけ?
初期移民が先住民から教わった、いまも結構な頻度で食べられている、
挽き割りのトウモロコシの穀粒の粥とかは?
牛乳かけて朝食にする挽き割りトウモロコシ、グリッツも南部では大衆食。
なぜかこれを常食している人は納豆を初めて食べても抵抗がないそうな。
825 :
世界@名無史さん:2005/08/06(土) 09:54:01 0
ポップコーンやコーンブレッドもお忘れなく。
あとスナックとして食べられているヒマワリやカボチャの種モナー
827 :
世界@名無史さん:2005/08/06(土) 10:07:02 0
>>825 ワイン?シャンパン?と一緒に摂ると、ひどいエグみを感じるというから、
毒性について喧伝されているんじゃないだろうか。
支那料理店は健康被害が出てもおかしくないぐらい使いすぎだと思うけど。
俺も味の素はあまり好きじゃないけど、冷奴にちょっとかけたりするとうまい。
味覚と偏見は密接に関係してると思う。
嫌いな奴からもらった食い物は食べる気がしないし、
ファーストフードをテイクアウトして、不潔な場所で食べざるを得ないときなんかは本当に不味く感じる。
そういうもんじゃないだろうか。
>>825 他のスレから自転車氏の書き込みを転載。
661 名前:自転車小僧 ◆IBmI/K76EY 投稿日:04/07/22 01:23
>653
日本人はじめ多くのアジア人にはチャイニーズレストランシンドロームは無意味です。
欧米人でごくたまにグルタミン酸に過剰反応して血圧の上がる人がいるので、
病気のように言われているだけです。グルタミン酸ソーダ依存症というけれど、
アジア人は大豆系発酵食品、昆布など天然のグルタミン酸をほぼ毎日摂取しています。
日本人は全員病気です。(笑
実際に化学調味料を法令で何らかの規制をしてる国ってあるのかな?
ポップコーン自体はワリとか南米海岸部の遺跡で紀元前の
層からも随分と出土していて意外と歴史は古いと聞くが、
北米への伝播はいつ頃だろうね。
>829
味の素が豚肉から合成したとかで
インドネシア辺りでネガティブキャンペーン貼られてなかった?
>757
近所の輸入雑貨店においてあったのは原材料はデュラムセセモリナだった。
ある意味ではパスタの一変種ってことでいいんじゃないか?
クスクスとは本来、粟のことだったらしいぞ。
>>831 味の素の製品が・・じゃなかった?
味の素は苦手だ。
外食ですると、たまに舌がしびれるというか、
のどがエガエガして気分悪くなる。
>>833 むかし味の素はヘビから作られてるって噂があったらしいな。
マクドナルドのミミズみたいなもんか。
ってか未だにミミズはいってると信じてるやつがいるから困る
835 :
世界@名無史さん:2005/08/07(日) 04:22:48 0
個人的には例えミミズが入っていても、うまけりゃいいと思ってる。
食用ミミズなんてご馳走じゃん
アミノ酸飲料の毛髪とかも?
>>835 俺は似たような食生活だ。
肉はなくても平気。
むしろそれ以外で
タンパク質を採る方が好きだ。
炊き込みご飯に野菜たっぷり味噌汁、納豆が常食。
肉食だと体臭や屁が臭くなるって言うじゃん
後者に関しては草食でもそんなにかわらんよな
玉葱、大蒜、韮を食らうと全身が臭くなる。
小便まで匂いが移るよな
843 :
世界@名無史さん:2005/08/09(火) 03:31:04 0
>>842 >肉食だと体臭や屁が臭くなるって言うじゃん
あ、それで、臭さの強いニンニクは野菜だけども、「ニク」って名前になってるんだ(冗)
>>843 くだらないこと書くから止まったじゃないか!
責任取って、ピクルスについて語ってくれ。
以前鮭の漢字表記の話題があったが、マグロに「鮪」の字を当てるのも日本独特、
「鮪」の本来の意味はチョウザメのことだとか。
では、支那や台湾の日本料理店では、マグロにどんな字を当てているのだか。
846 :
世界@名無史さん:2005/08/09(火) 19:36:50 O
真黒
海鶏
848 :
世界@名無史さん:2005/08/09(火) 20:31:12 O
魔愚濾
現代の中国料理では味の素は欠かせない調味料になってるな。
個人的に、食文化の要諦は「発酵」と「出汁」だと思ってる。
この二つを知ってる食文化は美味い。
あと大きな括りとして、食文化の発展の歴史は、保存の歴史だ。
>845
台湾では「鮪魚」と書いてたよ。中国では「金槍魚」と辞書には出ているけど
缶詰は「槍魚」と書いてあった。
ちなみに台湾では「海鶏母(ハイケーボー)」はアマダイの仲間の高級魚。
基本的に話す時は金槍魚 jin qiang yuって言えば通じるよ。
いきなり鮪魚 wei yuって言ってもわかってもらえない恐れあり。
どっちも字で見るならすぐわかるだろうけど。
最近台湾で鮪を使うのは日本の影響じゃないかな・・・
上にもあった通り昔は違う魚も指してたし。
まあ言葉なんでね、地域で違ったりするし、個人の好みもある。
今後言い方なんて変わるかも。
まあ、マグロとか鮭とか(中国で)全国的に馴染みのない、最近になってやっと多くなってきたものは
未だに一つの名称にしぼられてないってこってす。
いわゆる「国字」や「国訓」は、植物や魚を表す漢字に特に多い。
>852
台湾ぢゃ、「鮪魚」を[wei3yu2]と読まず[you1yu2]と読んでました。
大体が刺身か炙りで食べるので日本の影響であるのは間違いないでしょう。
しかし、近海物の黒マグロの刺身をピーナッツだれで食べるのは…。○| ̄|_
槍魚ったら、カジキではないの?
台湾では、カジキ類の総称は「旗魚」(チイユイ)。
カツオは日本の影響で、日本の国字である「鰹」の字を使って鰹魚(チェンユイ)と呼ぶ。
鰹節は柴魚(ツァイユイ)と呼ぶ。
858 :
世界@名無史さん:2005/08/13(土) 23:20:03 0
【9:113】【中国】「魚のワイン」が開発される=ワイン市場急成長の中国 日本への出荷準備も[08/12]
1 名前:科学屋さんφ ★ 2005/08/13(土) 03:47:38 ID:???
ワインの生産が急激な伸びを見せている中国で、魚のワインが開発された。
フランス人はブドウと出会い、日本人は米や麦と出会い、メキシコ人はトゲの
ある植物リュウゼツランと出会ってそれぞれ酒を開発したが、中国人は魚と出
会った。
中国北東部、大連の元漁師が長年の研究の結果、魚をワインに変える製法
を開発した。はらわたを抜き、洗って煮て、米と混ぜて1カ月ほど寝かせて発酵
させる。最大のポイントは、魚臭さを抑えながら、海の香りを漂わせるところだと
いう。
製造者のダン・サ・インさんは「最も苦心したのは魚のにおいを取ること。さま
ざまな手を使い、除去に成功しました」と話した。飲んだ人は「シェリーのような
味だが、魚もはっきり頭に思い浮かぶ」と感想を話しているということで、ほかに
も、イカやエビ、カニ、アワビの味のワインができたという。ロシアやアメリカから
も引き合いがあり、日本への出荷を準備しているという。
ソース:フジテレビ
http://www.fujitv.co.jp/cgi-bin/rss/fnnnewsFrame.cgi?URL=headlines/CONN00075311.html 魚醤みたいなものか?
動物性の酒かあ・・・
ひょっとして他には馬乳酒だけ?
牛乳焼酎「牧場の夢」
しかし魚の酒はあんまりうれしくないな。
雑魚ならともかくいい魚は尾頭付きで喰うのが日本人であって、
酒にしようというのは中国人らしい発想な気がする。
発酵という意味ならふな寿司とか、くさやとかあるな。まそれはさておき。
昔、釣りキチ三平かなんかで、釣った渓流系の魚で岩魚とか山女を
焼いて、持ってきた酒に漬けて飲むという話があったな。
その魚が好きな酒飲みにはダシが出てこたえられない美味さとか言ってたが、
実際美味いのだろうか。まあ、これは魚から作った酒と
いうより、たんに漬け込んで魚風味にしただけなんだが、一度味わってみた
いきもする。
>>861 現代の若者の味覚にはあわないことが多い。
皆一様に「生臭い」「まずい」「気持ち悪い」を連呼する。
若者ではないが俺もまずいと思った。雰囲気を楽しむもので
味わうもんじゃない。
鯖のぬかづけ「へしこ鯖」
なーんてのもございます。
>骨酒
ひれ酒なんてのもありますな
せいぜいイカ徳利までだな
867 :
世界@名無史さん:2005/08/15(月) 21:55:13 0
【2:22】【ベトナム】密造ヤモリ酒、おちょこ1杯で1人死亡、2人重症[08/15]
1 名前:シャイニング記者。φ ★ 2005/08/15(月) 19:45:03 ID:???
密造ヤモリ酒、おちょこ1杯で1人死亡、2人重症
---
11日午後1時、ホーチミン市チョーライ病院に2人の患者が意識不明で運ばれてきた。
運ばれたのはタム(男性・37)とチャット(男性・32)の2人で、共に心拍停止状態だった。
家族によると、同日午前11時ごろ、
3人兄弟のタム、チャット、それに末っ子のチュン(男性・31歳)が昼ご飯を食べながら、
買ってきたばかりのヤモリ酒を飲みだした。
その後3人ともわずかおちょこで1杯程度飲んだところで、チュンが床に倒れ、
そしてタムもチャットも次々に床に倒れてしまったという。
チュンは近くの診療所に運ばれたが、そのまま死亡残るタムとチャットも重体とのこと。
★ ソースは、VIET JO ベトナムニュース [ベトナム] とか。
http://viet-jo.com/news/sanmen/050815014459.html
環境によってはフグ毒と同じものを含む可能性があるんだっけ
869 :
世界@名無史さん:2005/08/15(月) 22:03:16 0
マムシ酒を仕込んでしばらく置いておいたあとに開封したら、
まだ生きていた中のマムシに噛まれて死亡!
なんていう事件もあったな。
沖縄には泡盛に漬け込んだハブ酒もある
871 :
世界@名無史さん:2005/08/15(月) 22:25:57 0
i′ ー=、、 、`ヾ三ミミ≧ , ― 、 ヾミ
! `ヽヽ、 `ヽ \ニミ /' お ヽ
/ ̄ ̄\ \、、`゙ `ヾミヽ | い .|ミミ
| コ な .| ヾヽ ヾミヽ、丶、 `丶ミ.| し |ミミ
| レ ん|`ヽ.ミトミヾ,r' `ヽ、、 ミ, | い .|トミ
| : か|i、ヾヽヽ,Xゝヽ、、 \ | : |`ヾ
| : |、 <トミミ∨ヽ,r=、ヽミ、ミ ヽ ノr;;、
\__/ ヽ tヾミゞ,シfo:、 ゙i `ヾト、 > <ミヾ;j
ヽ.ミ、i,゙トい ヽヽj `' / ヽヾ、
\ミヾヾi! `″ | け |ト、
ゞトミ、l! | ど トミ
/ ̄ ̄ ̄ ̄\ヾソ ヽ ,ノ リ
| 対 事 食 | / `ー '′ /
| し .に べ..| `ー- 、 _,,_ /!
| て る .| ゙ー'<:ノ /:i
|. : っ..| (__ /:へ、
ヽ て > `ヽ/ ̄ ̄\
\ / ,ィ,ィ,ィィ ト' ヽ
> < ,r'r'r'r/ | : 料 |
/ \ /:/:/:/ .! |
| 気 失 | /./././ | な 理 !
| が 礼 | / ' ' '/ .! |
| す な .| ! / .| い じ .!
| る ....| !:::::ノ ヽ ゃ /
. \____/ ゙i゙T′ \___/
サソリ入りの酒(メキシコ産)を飲んだ。辛い以外は割と普通の味だった。
873 :
世界@名無史さん:2005/08/17(水) 23:10:43 0
>>865 京都人だけど、「へしこ」は好物。錦小路やスーパーでも売っている。
この前、デパートの新潟物産展に行ったら「へしこ」があったんでびっくり。
あれは、北近畿から北陸方面の食べ物なのかな。
>>869 あった、あった。確か救急車の中で死んだんだよね。
でも、マムシに詳しい人に聞いたら、山でマムシにかまれたときって、
そのときは、なんかチクッといたくて、とげでも刺したのかな、って感じで
家に帰ってからだんだんとその部分が腫れてきて痛みだして、
傷口からマムシだとわかるんだそうだ。
だから、マムシにかまれて救急車の中で死んだということは、
びっくりして血液の循環が早くなってしまったからなんだろうか。
875 :
世界@名無史さん:2005/08/17(水) 23:32:36 0
支那には、「三鞭酒」(サンピンチュウ)という薬用酒がある。
三種類の動物(ゴマフアザラシ、満州鹿、犬)のチンチンを漬け込んだ酒で、
あっちのほうに大変な効果があるとか。
>>874 それうそ臭いな。
かまれてから、大体1時間以内に血清打たないと、深刻な事態になるんだぞ。
家に帰ってきてくつろいでるうちに気が付くなんて、手遅れもいいとこじゃん。
心臓に近いほうを縛り上げて幹部を心臓より下にする方法があるじゃん
あれって顔かまれたらどうするの?首縛るの?
長年の疑問に誰か答えてくれ
>>877 ちんちんの先をかまれた時に、応急処置として、周りにいた女の子に
毒の吸出しを頼むのがセクハラに当たらないか教えてくれたら、俺も教えようじゃないか。
879 :
874:2005/08/18(木) 22:54:59 0
>>876 そうか
彼がうそをついたか、また聞きのことを言ったかどっちかだな
880 :
世界@名無史さん:2005/08/20(土) 06:16:20 0
しかし、
>>874のマムシの話が実話とすると、今日は随分と良い勉強になったな。
これからは、山を歩く時には「チクッ」と来ただけでも、徹底的に調べる事にしよう。
>877
今は、縛っても後が悪くなるだけで、利点はない、ということで、縛ってはいけ
ないということになっていたような…。
>>878 ちんちんの根元を縛って、縛ったところから切り落とす。
屈強なハードゲイが出現してチンチンの毒も残らず抜いてくれるさ。
884 :
世界@名無史さん:2005/08/26(金) 03:38:24 0
>>883 このスレッドでこんな話題が出て来るという事は、
ハードゲイにとっては、あれも「食物」か「嗜好品」に属するわけか?!
立派な世界史の対象に他ならない。
ある意味嗜好品だ罠
886 :
世界@名無史さん:2005/08/26(金) 23:54:32 0
九州天草地方では、イソギンチャクを「ワケノシンノス」と呼び、味噌汁に入れて食う。
ワケノシンノス、直訳すれば「若い者のケツの穴」!
ウホッ!
九州は中央高地に並ぶ男色先進地帯だからな。
888 :
世界@名無史さん:2005/08/31(水) 08:52:06 0
食物の大敵ゴキブリについての質問。
御承知の様に、食料をゴキブリから守るには、相当苦労すると思うのですが、
近世以後の貿易においては、どの様な処置が施されていたのでしょうか。
ネズミの場合には、船の停泊用の綱に「鼠返し」を付けた等の話は良く聞きますが、
穀物の麻袋等、ゴキブリが侵入し易いものについては、一体どうしていたのかと思うのです。
また、ゴキブリはネズミよりずっと小さいので、鼠返し的な物も難しいと思われます。
ゴキブリが穀物や珈琲の袋に入って、その死骸などが混ざっていたら大事でしょう。
それとも、ゴキブリは鼠と違って、それほど気にされなかったのでしょうか。
.
890 :
世界@名無史さん:2005/09/02(金) 10:55:04 0
江戸時代には「蝿帳」とか「鼠入らず」という金網のついた戸棚に食物を入れていたというから、
ゴキブリもそれで防御したのでは?
あ、貿易の話だったか。
しかし昭和初期には、米の中に石や虫が混じっていると言うのは日常茶飯事だったと
いうからなぁ。
892 :
世界@名無史さん:2005/09/02(金) 12:43:32 0
<衆院選>新社会党の原氏、無所属で立候補 兵庫1区
新社会党兵庫県本部委員長の原和美氏(55)は18日、衆院選兵庫1区に無所属で立候補すると表明した。
(毎日新聞) - 8月18日21時28分更新
(m) |;;;;☆;|_ (m) 労働者階級の声・原和美さんの
. ( )、 〈 #゚∋゚〉 ノ i 当選に向けて力を尽くそう
ヽ/´⌒~∨~⌒`ヽ_ノ
( | ( | )..ヽ )、 ( m)
/ 人(.人.)ノ. ,ゝ ⌒ノ
ノ⌒) )=口=( ´ ̄
(m) ∠vvvvvvvゝ
/ / ヽ .ヽ
| ) (.. /
<<<_) (_フ7
・ . _____
/⊃ :::#:;⌒⊃
(;。A°) ⌒⊃
∨ ̄∨ ̄ ̄ ̄ >>「救う会」、贋トロ
昔は、食事中に蝿がつく事はよくありました。
しかし、今はお膳にかぶせていた笠状の網を見ませんね。
>>888 ゴキブリは暖かくないとだめだから、
船みたいなところは生き延びにくくて、わざわざ防虫対策を練るほどではなかったのでは?
地方によっては、ごきぶりのことを「こがねむし」と言うところがあると聞いたよ。
ある程度の暖房設備のある家・・・つまり金持ちの家しか住めないから。
クックの航海記で
「パン貯蔵庫でゴキブリが大発生したのでパンを陸に運び
ゴキブリを駆除しようとした。が、ほとんど効果はなかった(´・ω・`)」
みたいな記述があった。たしか3回目の太平洋航海のタヒチ周辺での部分だったと思う。
ネズミについても
「大発生したネズミが少しでも逃げてくれるよう船を陸に近づけてみた。
泳いで陸に渡ってくれたネズミはほとんどいないと思う(´・ω・`)」
みたいな書き込みがあったと思う。
896 :
世界@名無史さん:2005/09/03(土) 01:09:06 0
船火事が起これば、すぐに鼠は逃げ出すさ。
>>894 こがねむし〜は〜金持ちだ〜のこがねむしはゴキブリのことらしいね
腹に抱えた卵が財布をたくさん持っているように見えるかららしいけど
898 :
世界@名無史さん:2005/09/03(土) 01:48:22 0
【南アフリカ】キリンを食べた少女が死亡
1 :アッー!φ ★ :2005/08/31(水) 20:28:08 ID:???0 ?#
南アフリカ共和国リンポポ州のウォーターバーグ地区で、ある農場主が自分の農場でキリンを飼いならそうとしていた。
しかし、キリンは病気にかかり、回復の望みがないまでに衰弱してしまった。
そこで、8月26日(金曜日)のこと、彼はやむなくキリンを射殺することにした。
南アフリカでは、キリンの肉を食べること自体、そんなに珍しくはない。
だが、病気で衰弱したキリンである。農場主は、キリンの死体を焼却して、どこかに埋めるように使用人たちに指示を出した。
ところが、使用人たちは言いつけを守らなかった。キリンを解体し、肉を山分けしてしまった。
農場主は、当然、キリンの死体は焼却処分されたものだと思っていた。
使用人たちは、嬉々としてキリン肉を家に持ち帰った。
うち1人の使用人の家では、その日のうちに、キリン肉を調理し、近所の人たちも招いてキリン・パーティを開いた。
死亡した少女も、招かれたうちの1人だった。
キリン料理を食べてまもなく、少女は具合が悪くなった。
どんどん容態が悪化し、医師を呼ぶ間もなく死んでしまったという。
さらに、隣人の男性と10歳の少年も気分が悪いと訴え、救急車で病院に運ばれた。
地元の保健局の担当者が8月30日に語ったところによると、病院に運ばれた2人は、まだ治療を受けているという。
「男性は8月28日まで意識不明でしたが、29日に意識を回復しました。現在は、快方に向かっています」。
http://www.news24.com/News24/South_Africa/News/0,,2-7-1442_1762662,00.html http://rate.livedoor.biz/archives/50041615.html
899 :
世界@名無史さん:2005/09/03(土) 05:13:38 0
あっ、分かった!
キリン肉の毒消しには、キリンビール!
中国の穴ほって穀物を流し込む食料庫も
湿気対策はしてたらしいけど、
害虫・害獣対策は聞いたこと無いなぁ。
>>895 ネズミの肉は美味いらしいぞ。
クックも知っていたら喜んで食っただろうに。
902 :
世界@名無史さん:2005/09/03(土) 13:09:06 0
>>900 そういう話をあまり聞かないのは、やはり食料が乏しい時代には、
大方の人間達は、害虫害獣も殆ど気にしていなかったと解釈出来るかな。
害虫ではないが、古代エジプト人などは、砂が混ざった穀物を平気で食べていた事が、
遺骨の歯が極度にすり減っている事から分かるとどこかで読んだと思う。
穀物から砂等を取り除く技術は、当時としては難しかったのだろうか。
>>901 因に、人間の肉の場合には、少し塩辛いと聞いた事が有るが、未確認。
どなたか御存知?
細かくするために砂をしかたなく入れてたんじゃなかった?
>>874や
>>876の書いているマムシのことだが、他でこんなのがあった。
>毒と言えば今から8年ぐらい前、夜の10時ごろ自宅前の暗闇を歩いていた時、
>下半身はスカートでストッキングをはいてサンダル履き。
>突然左足の足首より少し上の所に痛みが発生。
>以前蜂に刺された時の痛みに似ているが、なんせ暗闇です。
>なおも痛みが続き、足に何か重みの様な感じ。
>歩きながら振り払うようにしたら重みが取れた。痛みはまだある。
>明るい家の中に入って痛い所を視てみると、
>ほんの僅か血が出て上下5ミリぐらいはなれて3つの穴が、
>上ひとつ下ふたつ針で刺したぐらいの傷がある。
>痛みはもう全然無い。他は何の変わりも無い。
>ふと母親によく言われていた言葉が浮かんだ。「夕方にはマムシが出るから気をつけて」
>夏には必ず一匹や二匹のマムシをやっつけている。これはマムシに違いない。
>友達に電話して「どうもマムシに噛まれたらしいから、
>いまから、車で病院に行くから」と言ったら、友達に「あかんよ、救急車を呼べ」と叱られた。
>まもなく、救急車が来て、隊員の人がすぐに、細いゴムのチューブで傷の少し上を縛って、
>体に毒が回らないようにした。救急病院に着いたら、
>体をあまり動かさないようにと車椅子に乗せられた。足は少しずつ腫れてきた。
>医者に何に噛まれましたか、そのものを見ましたかと、聞かれた。
>しかし見ていない。暗闇だったので。「マムシに噛まれました。見ていません。」と答えた。
>血清のアレルギー検査などで何分掛かったか、その間にも足は腫れが広がる。
>縛ったチューブの下から先は元の足の二倍になっていた。ブーツを履いたような素足。
>血清を打ち、足に麻酔をかけ傷口を切開して毒を出す。
>処置が終わった時、廊下には友達が待ってくれていた。そして1週間の入院生活。
>もしも、自分の車で救急病院を探していたら、毒が回って確実に死んでいた。
>くしくも、友達は命の恩人となった。
だそうだ。
906 :
世界@名無史さん:2005/09/06(火) 02:32:37 0
台湾には、噛まれたら百歩歩く間に毒が回って死ぬと言う「百歩蛇」という恐ろしい毒蛇がいる。
先住民のパイワン族なんかは、この蛇を力の象徴として崇拝していた。
>>902 水に砂と麦を入れると砂が沈んで麦が水面に浮かぶ気がするけれど
麦って水よりも軽いよね。
>906
『伽婢子』の中に、「七歩蛇」という蛇が出ていて、かまれると七歩歩く間
に死ぬと書かれていました。名称自体は、日本産かもしれません。
909 :
朱由檢:2005/09/06(火) 18:31:57 0
キンディー(?−9世紀?)はその著作、
“Al-Mukhtar fikash al-Asrar(秘密の暴露本)”の中で
9世紀バグダートの飲食店では、人造ミルク、人造蜂蜜、
肉を使わない肉料理、米を使わない米料理などが出回っており、
その製造法についても紹介している。
…と、果汁0%のイチゴジュースを前に言ってみる。
麦を粉に挽く時に臼の効率が悪いので小石を混ぜる→粉に細かい砂が混じる。
という話じゃなかったかな。
昔の臼というと物凄い貴重品だったんじゃなかったっけ?
それとも効率悪いながらも自前で臼を作って小石を混ぜてたのかな?
912 :
世界@名無史さん:2005/09/06(火) 22:50:50 0
古代エジプト人が使っていた粉挽き臼は「サドルカーン」(鞍型臼)というもの。
かまぼこ型の石に線を何本も刻んだ下石の上に穀物を乗せ、上から上石で擦って製粉する。
現在でもインドでスパイスをすり潰す際、似た道具を用いる。
現在の回転臼、ロータリーカーンはギリシャ人が発明し、シルクロードを伝って
漢代の中国に伝来した。
あ〜誤解を招いた。臼と言っても高度な挽き臼ではなく杵で突く方の臼。
要するにただの穴ぼこ。
914 :
世界@名無史さん:2005/09/06(火) 23:11:22 0
そもそも「臼」というのは搗きウスのことで、挽きウスのことは「碾」で表すのが
正しいんだよね。
「石臼」と書けば、粉碾き臼のことか、石製の搗きうすのことか区別がむつかしい。
水+水車+臼
ほんと水利権は地獄だぜー
916 :
世界@名無史さん:2005/09/07(水) 00:00:21 0
製粉会社社長令嬢の美智子さんが皇室に輿入れされたとき、欧米のマスコミは
「水車小屋からの出発」と報じました。
↑トリビアスレに書いてよ
石展
ってなんてよむの?
そういえば、気づかなかったけど食文化研究家の小菅桂子さんが
いつの間にか亡くなってたんだね。
この人も「日本で最初にラーメンを食べたのは水戸黄門」など
怪しげな説を出していろいろと物議を醸したもので、個人的には
あんまり好きじゃないけど、食文化史の一般への普及という点では
功績は大きい。楽しませてはもらった。ご冥福をお祈りします。
919 :
世界@名無史さん:2005/09/07(水) 08:11:38 0
まあ、水戸黄門がくったのはラーメンじゃないんだけどな。
まだこの世にラーメン存在して無いんだから。
920 :
世界@名無史さん:2005/09/07(水) 21:45:01 0
>>917 碾は「うす」と読む。この場合は搗きうすではなく、挽きうす。
922 :
世界@名無史さん:2005/09/10(土) 04:07:23 0
>>920 >碾は「うす」と読む。この場合は搗きうすではなく、挽きうす。
その違いには、うすうす気が付いていました。
・・・・
>>905 小さいころにマムシに右手の人差し指を噛まれて入院したことを思い出した。
バカなガキだったので最初はマムシだとはわからずに、
手で捕まえようとして噛まれたんだな。
一緒にいたツレたちと共にあれこれ試行錯誤で、
指をゴムで縛ったりツレの家の薬湯につけたりしていたが、
痛みが全然治まらずに縛った先がパンパンに腫れてきたので、
ついに救急車を呼んでもらって入院。
腕に10本以上の注射を打たれ、数日間入院、
30センチぐらいの子蛇だったので大事に至らずにすんだようだ。
924 :
世界@名無史さん:2005/09/10(土) 10:03:45 0
>>923 マムシとも知らずに、試行錯誤でも指を縛ったのは、運が良かったのか頭が良かったのか。
縛る事を思い付かなかったら、そのまま死んでいたかも知れない。
尤も、「小さいころ」とあるのは、何歳ぐらいかは分からないし、
その「ツレの家」の大人の知恵も入っていた可能性が充分に有る。
日本では、粉挽き臼は長らく広まらなかったため、麺だの饅頭だのといった粉製品は
長らくハレの日のぜいたく品だった。
そりゃ、江戸時代以降はね。
しかしそれ以前は粉碾き臼がなく、製粉には搗き臼でいちいち搗かなければならなかった。
森元首相のひからびたチーズ発言は、世界史の中でも
珍発言として扱われそうだな。
929 :
世界@名無史さん:2005/09/12(月) 22:07:34 0
蕎麦は挽き易いが、小麦は挽き難い。
東北・中央高地では、蕎麦、橡、ドングリを挽いて常食していた。どれも粉に挽くのは容易。
930 :
世界@名無史さん:2005/09/12(月) 22:08:37 0
なんかさあ、手で回す卓上サイズみたいな石臼って欲しくなったんだけど、どっかで売ってないかなあ?
自分で蕎麦粉挽いてみたい。
931 :
世界@名無史さん:2005/09/12(月) 22:28:44 0
粉碾き臼は、東急ハンズ渋谷店で、一万円で売っていたよ。
それ以外でも、ぐぐったら案外出てくるかもしれない。
932 :
世界@名無史さん:2005/09/14(水) 22:35:01 0
上高地で立ち寄ったレストラン、昔使っていたという
足踏み式のドングリ殻むき機が飾ってあった。地元農協のネーム入りw
今は電動のもので栃餅や菓子・コーヒーを作っているんだって。
『ねじこみの酒』は、いかがでしょうか?
お酒。。
937 :
世界@名無史さん:2005/09/16(金) 11:24:26 0
ドングリは、唐臼で搗いて殻を採り、灰とともに煮てアクを抜いてから餅にして食う。
しかし栃の実はものすごくアクが強いので、この程度ではアク抜きは出来ない。
まず拾い集めた栃の実を一度水に漬けて中の虫を殺し、今度は完全に乾燥させて屋根裏に保存する。
食べる際はまず湯につけて皮を柔らかくし、梃子の原理を利用した道具や口を使って一つ一つ皮を剥く。
歯で剥くとアクで味覚がおかしくなるので、甘柿で口直ししながら根気よく剥く。
皮剥きがすんだ実を網袋に入れ、清流に数日間さらす。それから同量の灰とともに大鍋で
半日かけてじっくり炊く。
これでようやく口に入る状態になるので、餅や粥にして食う。
938 :
世界@名無史さん:2005/09/17(土) 23:11:54 0
939 :
世界@名無史さん:2005/09/18(日) 13:18:32 0
自販機でお茶買ってふと思ったのだが、
現在の日本だと缶入り・ボトル入り飲料で売れている飲み物は順に
「茶・スポーツドリンク(アミノ系含む)・コーヒー・ジュース」といった感じですかね。
国によって嗜好が違ってくるとは思いますが、アメリカなどではジュースが首位のような印象を受けました。
実際にはどうでしょうね。自販機でこんなに茶を買うのは日本と特定アジアくらいですかね。
940 :
世界@名無史さん:2005/09/18(日) 13:56:08 O
あなたは台湾まで特定アジアに入れるつもりかえ?
中秋の名月。
日本では、里芋と団子を食べることになっているが、大昔にはどちらも同一のもので、
ハワイのポイに近いものではなかったかと言われている。
ポイも、もともとは有毒種のタロイモを潰し醗酵によって酸化・解毒したことが起源と
後に、醗酵による食味、ことに粘性を楽しむものとなった。
後に加熱のみで食べられる無毒の里芋・タロイモが普及するが、無毒のものをあえて醗酵
させて食べているのが今のポイである。
さて、粘性に対する嗜好だが、おもしろいことに、里芋の栽培域と、穀物に糯品種を持つ
地域とが、ほぼ一致する。
943 :
世界@名無史さん:2005/09/18(日) 20:07:50 0
>>939 アメリカや欧州は、甘い飲み物でないと興味を示さないというのもあるんじゃないか?
ミネラルウォーターが逆に多いのかな。
つか、自販機で飲み物買える国って
日本以外にあるの?
カフェで飲むものじゃないの?
>>940 アジアの概念が漠然としているからね。
特に、「極東」というと、日本人にとっては箸・漢字圏だけれど、
西洋人からすると、カイバル峠〜インダス川より東は全部「極東」、アフガニスタンも
含むから、アメリカの言うアフガニスタン攻略は前置きするまでも無く「極東有事」だったし。
たいていの国なら自販機は丸ごと略奪されるんじゃない?
路上の貯金箱みたいなものだと
>>944 言うまでも無くアメリカ。
アメリカナイズされた国ほど自販機が多い、といっても語弊は無いかと。
ちなみに缶コーヒーはインスタントコーヒーと同じく、日本での発明品です。
中身は缶が錆びぬよう、ph調整剤その他が添加されてます。
その辺がアジアでは普及して、欧米で缶コーヒーが存在しない理由だったりする。
948 :
世界@名無史さん:2005/09/19(月) 21:31:57 0
∧_∧
( ´∀`) みなさん。よかったら食べてくださいね
( つ O―{}@{}@{}-
と_)_)
―{}□{}□{}- ―{}□{}□{}- ―{}□{}□{}- ―{}□{}□{}- 豚
―@@@@@- ―@@@@@- ―@@@@@- ―@@@@@- つくね
―{}@{}@{}- ―{}@{}@{}- ―{}@{}@{}- ―{}@{}@{}- ねぎま
―∬∬∬- ―∬∬∬- ―∬∬∬- ―∬∬∬- 鳥かわ
―зεз- ―зεз- ―зεз- ―зεз- 軟骨
―⊂ZZZ⊃ ―⊂ZZZ⊃ ―⊂ZZZ⊃ ―⊂ZZZ⊃ 焼き粗挽きソーセージ
―<コ:彡- ―<コ:彡- ―<コ:彡- ―<コ:彡- イカ丸焼き
949 :
世界@名無史さん:2005/09/19(月) 21:36:24 0
美味いAAだなぁ。
缶コーヒーといえば、上島コーヒー(UCC)が世界最初に売り出した。そのときNESCAFEが
コーヒー業界を震撼させるということでサンプルを取り寄せ試飲したところ、
「これはコーヒーではない!」と言う結論に至り、日本人がコーヒーを誤解していると考え
缶コーヒーの開発に着手。
今、日本で売られている缶コーヒーはUCCが最初に作ったものを含め牛乳の多い「乳飲料」
コーヒー成分の入っている「コーヒー飲料」、純粋にコーヒーを缶にした「コーヒー」に
分類されている。詳細は他の方に任せます。
今飲んでるの見たら「コーヒー飲料」て書かれてる。
>944
カナダでバニラコーラを買ってしまった俺に対する挑戦か?
学校にしかなかったけどなー
ちょっと前におもいッきりテレビの「今日は何の日」のコーナーで
ちょうどその日が世界で初めて缶コーヒーを作った人が死んだ日って流してた。
詳細は忘れたが、その人はUCCともネスカフェとも関係なかったみたいだ。
その売り出した缶コーヒーは全く売れなかったという。
違ってたらスマソ
そりゃ、豆のまんまでなくて、煮出してあれば、コーヒー飲料だろうて。
955 :
世界@名無史さん:2005/09/22(木) 09:44:40 0
魚油と苺の取り合わせは美味いですか?
957 :
世界@名無史さん:2005/09/23(金) 01:00:44 0
アダムとイブが盗み食いした禁断の木の実は、リンゴということになっている。
しかし聖書の故郷である中近東の気候ではリンゴは生育し得ないため、実際はイチジクか杏らしい。
んだばエデンはフグシマに違えねっぺ!
960 :
世界@名無史さん:2005/09/23(金) 20:44:19 O
おらといっしょにぱらいそさいぐだ!
千葉で売られてる「MAXコーヒー」は絶対コーヒーではない。
>>961 千葉県人にはあれで十分なの。
文句あるのなら、ピーナツでも煎って煮れ!
MAXコーヒーは千葉と茨城でしか売られていないレアコーヒー
日本で一番甘いといわれている
964 :
世界@名無史さん:2005/09/23(金) 22:59:35 0
商品名を「チバラギコーヒー」にすればいいものを。
映画化されるんだよな〜
ジュリーからアベチャンへ華麗なる転進
サツマイモって原種というか野生種が基本的にないらしい。最近知った話だが。
あったとしたら、それは栽培種が野に生えてるだけだそうな。
中南米に非常によく似た植物があるが、それはイモができない。
『きのふはけふの物語』なる作品の中に
内裏ちまきというものが出てくるんだけど、どんなものだったんだろう
短いので該当部分全文↓
ある人、下人に、「内裏ちまきを買ふてまいれ」といひつけたれば、
「心得申」とて内裏様へ参り、御門番の御前うちあけ、「ちまき買はふ」といふ。
番衆おかしく思ひて、「いか程にて買ふぞ」と問へば、「百文にて」といふ。
御番の人々申さるるは、「これは内裏ちまきとて、一貫文より下にては売らぬぞ」といへば、
「げにも、此家づくりのていにては、さうあらふ事なり」とて、宿へ歸り、しかじかといふた。
物ごとに不案内にては、恥をかくべき事なり。
969 :
世界@名無史さん:2005/09/24(土) 03:46:15 0
ここには、カレーや香料の専門家は居られますか。
アメリカ人に言われたのですが、日本人程にカレーライスが好きになれない理由は、
乾燥した尿みたいな臭いがする上に、色自体も排泄物に似ているからとの事でした。
色については、他のソース類も黒や褐色に近い物が多いから仕方無いとして、そもそも
カレーの臭いを決めている香料成分は一体何なのでしょうか。香料市場等で売られている
「カレー粉」そのものにこの臭いが有るのは知っていますが、疑問は、もっと基本的な
カレーの臭いを決めている成分は何かという事です。(例えば、その香料成分は、
スカトールと似た化学的分子構造でも持っているのでしょうか。)
もし、その香料だけを入れずに、味は殆ど同じのカレーが作れるのなら、欧米人などにも
受けそうな「臭無しカレーライス」も作れると思うのは、素人的な単純発想でしょうか。
勿論、味にも臭いが大きく効いている事は知っていての質問です。
(ついでに: 銀杏(ぎんなん)についても、別の米人から似た様な事を言われた事が
有ります。イチョウの木が銀杏を落とす時、排泄物の様な凄い臭いになり、それを日本人が
食べるのには驚いた云々。ウェブで調べた所、臭いは「ヒノキチオール」に因るという事ですが、
これも排泄物の臭いの成分と、分子構造的に似ているのでしょうか。)
日本人が納豆や銀杏やカレーに抵抗が無いのは
日本人が古来から糞を食っているから
ってのをチョンが広めようとしてる、マジでガイキチだぜあの国
原種が自生の形で現存しないだけなのかも?
さすがにその芋のできない自生してる奴をいきなり品種改良だとかだとオーパーツレベルだし。
トウモロコシの原種(と言われているもの)だってどこをどうしたらトウモロコシになるのかわかんねー代物だぞ
>>970 (;´Д`)
あっちの嗜好文化で舐糞ってのがあったと思ったんだがこっちに押しつけてくるのかよ……でもさ、さすがにここで話すネタでは無いんでない?
たまたま関東に来ているのだが、MAXコーヒーは"ミルク入りコーヒー飲料”と表示
がある。UCCオリジナルは"乳飲料"だが違いは何なんだろう?
>>969 カレーのスパイスで
香りを決定付ける第一のスパイスは
クミン(cumin)です。
でもそれ単独で不快な匂いというのは感じられません。
他のスパイスと混ざり合うことでまた違った香り成分ができるとは思うけどね。
黄色を出すカレーのスパイスは
ターメリック(turmeric)ですが、
これにはある種の泥臭さを感じます。
>尿みたいな で思いあたるのはフェヌグリーク(fenugreek)。
クミンと似た香りですが、熱がこもって蒸れたような独特の臭気も感じます。
単独で持つ香り成分、複合させることで発生する香り成分、加熱で生じる香り成分、、、
原因は一筋縄ではいかないような悪寒も。。
>>966 サツマイモの原種とされるトリフィーダはイモが出来難いですが、
まれに根が太くなるものがあるそうです。
>>974 テオシントは本当にトウモロコシの先祖か否か…、
ともされていますけどね。
近縁・近似の植物なのは確実だとか。
ググったが写真が出てこない。ノアサガオみたいな感じなのか。>「トリフィーダ」
まあ、三本足で歩き回ったりとかは無いだろうが。
トリフィーダと三本足って何の話?
ケンタッキーのフライドチキン用の鶏肉は、遺伝子組み換えだかで
脚が三本も四本もある、なんていう都市伝説があったな。
そろそろ次スレ。
今なら間に合う>鮭の遡上
鮭の粕漬け焼いたのでアツアツの飯食うと、マジで日本に生まれた喜びを実感する。
カレーが排泄物に似ているのなら、
ビーフシチューもやばくないか?
つか、カレーって言っても、
色も香りもバラバラだと思うんだがなぁ。
986 :
世界@名無史さん:2005/09/25(日) 00:43:58 0
まあ、カレーライスは英国料理なわけであるが。
上げるくらいなら次スレ建てろ。
俺は立てられんから。
漏れもむりぽ
スカトールってバラの匂いの主成分の一つだろ、たしか
だからスカトールがカレー嫌いの根拠ってもなぁ
990 :
世界@名無史さん:2005/09/26(月) 07:46:04 0
>>986 >まあ、カレーライスは英国料理なわけであるが。
それで思い出したが、何故か、カレーの容器の外形は、西洋便器に似た金属の物が多い気がする。
いっその事、全体を白い磁器で作って、腰掛便器とそっくりな蓋も付けると興味深いと思うのだが。
魚油苺 米の研ぎ方 唐辛子 芋の氷室で スレは荒れたり
うむ、名歌!素晴しい!
993 :
世界@名無史さん:
>>990 台湾に最近、
便器そっくりの形の食器で料理を出す店ができたと聞いたことがある。
何の店だったか忘れたが、カレー屋だったかも知れんなあ。