天文学ニュース

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1名無しSUN
天文学に関するニュースをまとめたスレです。
スレッドを立てるまでもないようなニュースはこちらへどうぞ。
21:03/09/04 14:20
330光年離れた巨星に惑星=国立天文台岡山観測所が発見

地球から約330光年離れた所にある太陽の10倍の大きさの恒星の周囲を、
質量が木星の6.3倍もある惑星が回っていることが4日までに、国立天文台
岡山天体物理観測所(岡山県鴨方町)の観測で分かった。
同天文台を中心とする研究グループの成果で、日本のグループが太陽系外
の惑星を発見するのは初めて。25日から愛媛大で開かれる日本天文学会
で発表される。 (時事通信) [9月4日13時1分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030904-00000817-jij-soci
31:03/09/04 14:21
http://www.nao.ac.jp/nao_news/data/000668.html
国立天文台・天文ニュース (668)
西村さん、たて座に新星らしき天体を発見
 静岡掛川市の西村英男(にしむらひでお)さんが、たて座に新星らしき天体を
発見しました。

 西村さんは8月28日と29日に撮影したフィルム上で、たて座に8.5等の新星と
思われる天体を発見しました。この発見は洲本市の中野主一(なかのしゅいち)
さん、国立天文台を通して国際天文学連合に報告されました。

 西村さんによる発見位置は、

赤経 18h 49m 38s
赤緯 - 9° 33' 45" (2000.0)

 ASAS-3自動望遠鏡の観測によれば、8月24.105日(世界時)には14.0等より暗かっ
たものの、26.096日(同)に10.15等、28.096日(同)には8.94等と急速に増光しま
した。

参照:IAUC 8190 (Aug. 30, 2003 ).
   VSOLJ ニュース (111) 2003年 8月30日.

     2003年9月2日 国立天文台・広報普及室
41:03/09/04 14:22
こんな感じでのんびり行きましょう。
5名無しSUN:03/09/04 14:22
すれっち
6名無しSUN:03/09/04 14:22
すれっち
7名無しSUN:03/09/04 14:22
すれっち
8名無しSUN:03/09/04 14:22
すれっち
9浜崎運子:03/09/04 14:24
笑い方が嫌い。
10浜崎運子:03/09/04 14:24
笑い方が嫌い。
11名無しSUN:03/09/04 14:24
>※最速1000スレなどは厳禁!!!
>そんなスレは立てない。見てもレスをつけないようにおながいします。
>完全放置で。

にも関わらず、03/09/04 21:05 にガイドライン板で【最速1000スレのガイドライン】なる
スレッドが立てられようとしている。
阻止しようじゃないか!
12浜崎運子:03/09/04 14:24
笑い方が嫌い。
13名無しSUN:03/09/04 14:25
>>2 ヌー速+にも立ってるね
http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1062650529/l50

ついでに読売新聞ソース

★国立天文台チーム、日本で初めて太陽系外の惑星発見

 太陽以外の星の周囲を回る惑星を国立天文台の佐藤文衛研究員らが発見した。
太陽系外惑星は1995年にスイスのチームが一番乗りで発見、各国で競って
探していたが、日本の研究チームが見つけたのは初めて。
 25日から松山市で開かれる日本天文学会で報告する。

 発見された惑星は、地球から約330光年離れ、直径が太陽の10倍、質量が
1・6倍ある恒星「HD104985」の周囲を回る。約200日かけて恒星を
1周する。
 地球のような岩石惑星ではなく、これまでの発見例と同じく木星に似た巨大な
ガス惑星と見られる。研究チームは惑星の引力によって起きる恒星からの可視光
の波長のずれを精密に測定。候補となる約180個のうち惑星の存在する恒星を
突き止めた。
 太陽系外惑星について日本は理論分野は世界最高水準だが、観測分野の
研究者は少ない。欧米から約120個の太陽系外惑星発見を報告されるなど
出遅れていた。

読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20030904i201.htm
14名無しSUN:03/09/04 14:36
ヌー速+から
http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1062569938/l50

謎の天文現象「ガンマ線バースト」、起源は超新星爆発 (読売新聞)
宇宙で起きる謎の爆発現象「ガンマ線バースト」の正体が超新星爆発である
ことを、東京工業大学の河合誠之教授と国立天文台などのグループが、「す
ばる望遠鏡」や野辺山電波望遠鏡を使って突き止めた。今月25日から松山
市で開かれる日本天文学会で発表する。
ガンマ線バーストは、高いエネルギーを持つガンマ線が、わずか数十秒間、
宇宙の1点から放射される現象。銀河系のすべての星が1年間に放つよりも
大きなエネルギーが一瞬に放出される。ガンマ線は地上から観測できないた
め、この現象は約30年前に初めて衛星で確認されて以来、起源が謎に包ま
れていた。
[ 2003年9月3日14時53分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story.html?q=03yomiuri20030903ic07&cat=35
15名無しSUN:03/09/05 00:05
NASDA NEWS No.262 2003年9月号が掲載されました。
http://www.nasda.go.jp/lib/nasda-news/2003/09/

(目次)
・準天頂衛星システムを用いた新しい測位の研究が進んでいます
・恒例の地球観測活動に関する展示会「宇宙から見た地球展」を開催しました
・筑波宇宙センターの夏休みの恒例行事12回目となる「サマースクール」開催
・先端・共通技術の研究最前線 17
・NASDA通信
・宇宙・人に聞く
・NASDAの施設を宇宙から見れば[6]沖縄宇宙通信所[沖縄県国頭郡恩納村]
16名無しSUN:03/09/05 00:09
新着 NAO News ダイジェスト

(669) ハレー彗星観測の最遠記録、塗り替えられる
http://www.nao.ac.jp/nao_news/data/000669.html

(670) 岡山天体物理観測所、巨星のまわりの惑星を発見か?!
http://www.nao.ac.jp/nao_news/data/000670.html

(671)天文学講演会『アンデスの巨大電波望遠鏡「アルマ」実現のために
                   〜アルマで宇宙の謎にせまる!〜』
http://www.nao.ac.jp/nao_news/data/000671.html

(672)9月9日、火星が月と大接近
http://www.nao.ac.jp/nao_news/data/000672.html
17名無しSUN:03/09/06 07:30
《宇宙》ガリレオ探査機、木星大気に突入へ《9/21》
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1062579664/
18名無しSUN:03/09/06 09:57
で ここはニュースについて話をしてはいけないのかな?
191:03/09/06 13:00
>>18 問題ありません。ニュースに関連する話題での話も歓迎です。


9月11日 中秋の名月
http://www.astroarts.co.jp/cgi-bin/moon-calendar-j?year=2003&month=9
今月11日が月齢14の満月です。
火星も近くに見られるようですので、楽しい夜空になりそうです。

月と火星に関しては、>>16のNAO672か、↓をご覧ください
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/09/04nao672/index-j.shtml
20名無しSUN:03/09/07 01:59
ヌー速+から
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1062838136/l50
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200309060012.html

巨大小惑星の地球衝突、可能性は「ゼロ」と判定

(CNN) 英国の「地球近傍小天体(NEO)情報センター」は5日までに、
最悪の場合、2004年に地球に衝突する恐れがあるとしていた巨大な
小惑星「2003QQ47」が激突する可能性は「ゼロ」であることが判明した
と発表した。

小惑星の推定軌道に関する新たな情報を加味した上の結論となっている。

同センターは今月2日、「2003QQ47」が地球に接近していると発表。
衝突する確率は0.00011%としていたが、最悪の事態で、2014年3月
21日に地球にぶつかり、広島に落とされた原爆の2000万個分にも相当
する巨大なエネルギーが放出されるなどと警告していた。

小惑星の幅は推定1.2キロ、推定重量は26億トン。米リンカーン地球
近傍小天体研究所(LINEAR)が先月24日、ニューメキシコで発見、
「2003QQ47」と名付けていた。

このような小惑星は、火星と木星の間にある小惑星帯という地球とは遠
く離れた位置にあるが、木星のような大きな惑星の重力の影響で惑星帯
から離れ、地球の軌道のそばまで接近する小惑星もある。
21名無しSUN:03/09/07 14:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030907-00000012-kyodo-soci
宇宙基地の経費は1兆円超 日本負担分の全容判明

日欧米などが共同で建設している国際宇宙ステーション(ISS)計画で、日本
が負担する開発費の総額は約6800億円と見込まれ、運用開始後の経費も
加えると、負担総額は1兆円を超えることが共同通信が情報開示請求で入手
した文部科学省の内部資料で6日、判明した。
 ISS予算の全体像が明らかになったのは初めて。日本の財政負担について、
政府はこれまで「総建設費4兆円のうちの約3200億円」とだけ説明しており、
巨額な財政負担に見合う成果や、大型科学プロジェクトを進める際の説明責
任が問われそうだ。
 開示された長期資金計画などによると、ISS予算は1987年度に始まり、本
年度までの累計が5790億円。2008年度までにさらに1017億円の投入が
計画され、運用開始までの総開発費は6807億円となっている。
(共同通信) [9月7日2時11分更新]
22名無しSUN:03/09/08 20:23
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/09/08ngc3370/index-j.shtml
超新星とセファイド型変光星による銀河までの距離測定

NASAのハッブル宇宙望遠鏡が捉えた、9800万光年かなたにあるしし座の銀河
NGC3370の画像が公開された。周囲に点在しているより遠方の銀河を背景に、
見事な渦巻き模様を見せている。
この銀河には、1994年11月にIa型の超新星SN 1994aeが出現した。Ia型の超新
星はひじょうに明るく、極大時の光度やその後の光度変化がどのIa型の超新星
でも同じであると考えられているため、特に注目され観測される天体である。
SN 1994aeはその中でももっとも近いところで爆発した超新星の1つである。

光度変化の状態が似ているという性質から、Ia型超新星の見かけの明るさを測
定して本来の明るさと比較することでその超新星(すなわち銀河)までの距離を
測定することができる。このような観測と研究により、宇宙膨張が加速していると
いう説が有力になっている。この方法の問題は、何らかの別の方法によってある
1つのIa型超新星までの距離を決めなければならないということだ。

そこで研究者たちは、別の距離決定の方法として「セファイド型変光星」を用いた。
セファイド型変光星は周期的に明るさが変化するタイプの変光星で、極大光度と
周期の間に一定の関係がある。周期を測定し、そこから導かれる本来の極大光
度と見かけの極大光度を比較することで、変光星までの距離がわかるという方
法だ。

ハッブル宇宙望遠鏡によって1か月間で延べ半日にもわたる長時間の観測を
行った結果、NGC3370中に多数のセファイド型変光星が観測された。ハッブル
が観測したセファイド型変光星としては最遠のものとなる。この長時間観測の
副産物として、背景にたくさんの銀河が写っているというわけだ。

(画像があります。リンク先をご覧ください)
23名無しSUN:03/09/08 20:33
ひゃー
リンク先には6746x6746ピクセルの画像がある。
24名無しSUN:03/09/08 22:41
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200309070003.html
シャトルに代わる宇宙船の開発が加速 NASA

ワシントン(AP) 米航空宇宙局(NASA)は、スペースシャトルに代わって宇宙
飛行士を国際宇宙ステーションに運ぶ小型宇宙船「オービタル・スペース・プレー
ン(OSP)」を、2008年までに実用化する方針だ。シャトルよりも低コストで、信
頼性の高い人員輸送機になるという。OSPの構想は昨年発表されていたが、
シャトル「コロンビア」の空中分解事故を受け、開発の動きがさらに加速している。

コロンビア事故で米シャトルの飛行が全面的に中止され、現在はロシアのソユー
ズ宇宙船が国際ステーションへの唯一の輸送手段となっている。NASAに残る
スペースシャトル3機は老朽化が目立ち、次世代のシャトルを開発する必要が
あるが、計画の始動は10年以上先になる見通しだ。それまでの間、国際宇宙ス
テーションとの間で飛行士や軽量の貨物を運ぶのが、OSPの役目となる。

OSPは4人乗りで、遠隔操作で無人飛行もできるよう設計される予定。クルーの
交代のほか、ステーションからの緊急脱出にも対応可能になる。シャトルよりか
なり小型化して、機動性の向上を図るという。

NASAの開発責任者、デニス・スミス氏によると、5年後に飛行開始をめざすの
は「非常に野心的な計画」だが、既存の技術や素材のみを使い、無駄を省いた
構造にすれば実現可能だという。「途中で目標を変えたり、未完成の技術に頼っ
たりすると計画に遅れが生じるものだ。われわれはクルーの輸送と救出に目標
を絞っており、これを変更するつもりはない」と、スミス氏は強調する。

機体の形としては、エイに似た平らなタイプやアポロ、ソユーズのようなカプセル
型など、さまざまな案が検討されている。NASAでは今後数カ月の間に、最終的
なデザインを決定する見通しだ。
25名無しSUN:03/09/08 23:08
「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2003 スペーストークショーが9月14日(日)に
開催されます(なお、参加募集はすでに締め切っています)。
http://www.nasda.go.jp/press/2003/07/spaceday_20030731_j.html


星好きが注目する、ここ数年の恒例イベントは↓これ。

>☆第3部 みんなで小惑星に名前を付けよう

「たこやき」「しじみ」に続く、発見者号泣、一週間は枕がずぶ濡れの名が付くこと必至!
(既に名前候補の応募は締め切っています)

東京で目立った食べ物は特に思いつきませんが「雷おこし」とかあるかも。
東京だけに、たこ焼きに対抗して「もんじゃ焼き」とかあるかもしれません。

どんな名が付くのか、乞うご期待
26名無しSUN:03/09/09 00:31
>>24
ヌー速+にスレが立ったようです。今回はヌー速に速度で勝利

【NASA】シャトルに代わる宇宙船の開発が加速【遠隔操作で無人飛行】
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1063031688/
27名無しSUN:03/09/09 20:31
>>16
> (672)9月9日、火星が月と大接近
> http://www.nao.ac.jp/nao_news/data/000672.html

月の至近に火星が見えます。望遠鏡も三脚も持ってません(´・ω・`)が、デジカメ
での撮影には成功しました。

ヌー速+の該当スレは下
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1063088474/l50
28名無しSUN:03/09/09 20:52
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/09/09ngc4438/index-j.shtml
チャンドラ、おとめ座銀河団で起きた銀河のすれ違いを撮影

NASAのX線観測衛星チャンドラが撮影した、銀河同士がすれ違ったようすを
捉えた画像が公開された。銀河の周りに数百万度の高温ガスが広がってい
るようすが見られる。

撮影されたのは、おとめ座銀河団に属する2つの銀河NGC4438(画像中央)と
NGC4435(右上)で、ともに地球からは約5000万光年離れている。多波長の観
測から得られた研究結果から、これらの銀河はおよそ1億年前にすれ違ったら
しいということがわかった。すれ違った時のお互いの距離は1万6000光年ほど
で、衝突というよりは軽くかすった程度だろう。写真中のお互いの銀河の距離は
10万光年にまで広がっている。

このような銀河同士の相互作用は、特に銀河団のような銀河の密度が高いと
ころではよく起こる現象だ。おとめ座銀河団の中心付近では、何百個もの銀河
が時速数百万キロメートルで移動しており、それらの銀河が近接遭遇や衝突と
いった相互作用をするのである。NGC4438とNGC4435の場合、相互作用の結
果としてそれぞれの銀河の外の方にあるガスや星が引き剥がされてしまった。
NGC4438は数百万年のうちには引き剥がされた高温ガスが戻ってくると考えら
れているが、一方のNGC435ではほとんどの高温ガスは銀河間空間へと逃げ
てしまったようである。


(画像があります。リンク先をご覧ください)
29名無しSUN:03/09/09 20:57
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/09/09kbo/index-j.shtml
ハッブルの観測で新たなカイパーベルト天体が発見された

ハッブル宇宙望遠鏡の観測で、海王星の軌道より外側を公転するカイパーベルト
天体が3つ新たに発見された。しかし、たった3つしか見つからなかったことに研究
者たちは困惑しているようである。

カイパーベルト(エッジワース・カイパーベルト)とは、海王星軌道の外側に広がる
リング状の領域のことだ。1992年に初めてこの領域に天体が見つかって以来、
約1000個のカイパーベルト天体が発見されている。また、冥王星とその衛星カロ
ンもカイパーベルト天体だとする意見が大半である(そうだとすれば最初のカイ
パーベルト天体の発見は冥王星発見の1930年ということになる)。

この領域に存在する天体は氷や岩石からできており、45億年前に太陽系が形成
された時の情報が残されていると考えられている。そのため、太陽系の起源を探
る上で、この天体の研究はひじょうに重要なのだ。多くの彗星もカイパーベルトか
らやってくると考えられており、彗星の観測から太陽系の起源について調べる研
究も進んでいる。

研究グループは今年1月から2月にかけておとめ座の方向を観測し、そのデータ
を6か月かけて解析して移動している天体を探した。こうして見つかった3つのカイ
パーベルト天体は直径が25〜45kmで、海王星より遠いところで見つかった最小
の天体となった。また、明るさは29等級であった。

一方、研究グループは少なくとも60個ほどのカイパーベルト天体があると予想し
ていたのだが、わずか3つしか見つからなかったことに大いに驚いている。太陽系
や惑星の形成と進化に関する研究を進めるためには、さらにカイパーベルト天体
を発見し観測する必要がありそうだ。これは、私たちの太陽系の問題だけではな
く、太陽系外の惑星系に関する研究にも大きく貢献するだろう。

(画像があります。リンク先で紹介されているHubbleSiteをご覧ください)
30名無しSUN:03/09/09 21:01
今の時間月の右斜め下(5時方向)に妙に明るい星らしきものがあるんですが
何でしょうか?気になります。
31名無しSUN:03/09/09 21:08
>3すいません火星だったんですね。
32名無しSUN:03/09/10 19:15
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/09/10moon_mars/index-j.shtml
【投稿画像集】月と火星の大接近を捉えた

【2003年9月10日 アストロアーツ】
9日、月と火星が大接近するようすが全国で見られた。この現象は、シベリア方面
では火星食となったものだ。日本では火星食は起こらなかったが、東京の場合、
最接近時の20時42分ごろには月と火星が6分角(満月の直径の約5分の1)まで近
づき、肉眼では火星を分離して見るのが困難だったほどだ。その前後でも一晩中
月と火星が仲良く寄り添っているようすが見られ、普段はあまり天文現象に興味の
ない方たちの間でも話題になっていたようである。

この大接近のようすを捉えた画像を多数お送りいただいている。投稿していただい
た画像は、【特集】2003年夏・火星大接近の投稿画像ギャラリーで公開しているの
で、ぜひご覧いただきたい。ギャラリーでは、この接近のようすを捉えた画像のほ
か、連日お送りいただいている火星の画像も公開している。ギャラリーは毎日更新
中なので、欠かさずチェックしていただきたい。

なお、先月末に地球に最接近した火星は、今後も当分の間は明るく輝いており、ま
だまだ観望シーズンの真っ盛りと言える。これからも注目だ。

また、明日11日は中秋の名月だ。今年の中秋の名月は、ちょうど満月にあたってい
る。秋の涼しい夜空に明るく輝く月にも注目してみよう。

(たくさんの画像があります。ぜひリンク先をご覧ください)
33名無しSUN:03/09/10 19:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030910-00000015-jij-soci
人工衛星に衝突した可能性=01年のしし座流星群−国立天文台研究グループ発表

2001年11月、日本の夜空に雨のように降り注いだ「しし座流星群」が、地球を周
回する人工衛星や国際宇宙ステーション(ISS)に衝突し、破壊する可能性が十分
あったとして、国立天文台と宇宙科学研究所などの共同研究グループが10日、東
京都内で開かれたISSの利用計画ワークショップで発表した。

代表の渡部潤一国立天文台助教授は「流星群の衝突確率は低いが、ISSの場合
は搭乗飛行士の人命にかかわる。高感度カメラを搭載して監視し、警報を出すシス
テムが必要だ」と話している。 (時事通信) [9月10日14時4分更新]
34名無しSUN:03/09/10 19:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030909-00000007-mai-l05
銀河のロマン語ろう 経済交流まで夢膨らませ−−能代に“共和国”集う /秋田

◇13日に連邦フォーラム
能代市など宇宙科学研究施設のある全国の3市2町で作る銀河連邦共和国が主
催する「銀河連邦フォーラム2003」が13日、同市文化会館である。フォーラム、
各国の特産品の販売を通じて交流を深める。

銀河連邦は能代市ほか、岩手県大船渡市、神奈川県相模原市、長野県臼田町、
鹿児島県内之浦町が加盟し、87年に結成。それぞれが「共和国」を名乗り、持ち回
りで毎年フォーラムを開いている。

当日は午後1時から、有限会社・武蔵野交流センターの松本康雄取締役が「アンテ
ナショップ・麦わら帽子」をテーマに講演。続いて「発想からアクションへ〜銀河連邦
から始まる新たな経済交流」を題して豊澤有兄・能代市長、参加した「共和国」代表
らがパネルディスカッションを行う。

各自治体の特産品の販売や木で作る玩具、能代凧作り体験コーナーなども開設
される。【田村彦志】(毎日新聞) [9月9日18時52分更新]

(銀河連邦!? 共和国!!??)
35名無しSUN:03/09/10 21:53
ヌー速+から
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1063168576/l50

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030910i404.htm
ブラックホールの“歌声”、米望遠鏡がキャッチ

【ワシントン=笹沢教一】米航空宇宙局(NASA)は9日、ペルセウス座のブラック
ホールが放つ音色に似た規則的な光と熱の変化をエックス線宇宙望遠鏡チャンド
ラが世界で初めてとらえたと発表した。

“歌声”の主は、地球から約2億5000万光年離れたペルセウス座銀河団の中心
部に位置する「ペルセウスA」という巨大ブラックホール。音程はピアノの鍵盤(け
んばん)の中央にある「ド」の音より57オクターブ低い「シ」のフラットに相当し、人
間には聞き取ることができない。NASAによれば「宇宙で発せられる最も低い音」
だという。
(2003/9/10/13:47 読売新聞 無断転載禁止)
36名無しSUN:03/09/11 02:36
http://www.nasda.go.jp/press/2003/09/columbia_20030910_j.html
[スペースシャトル飛行再開に向けたNASAの対応について
平成15年9月10日 宇宙開発事業団

(長文ですので引用は略します。興味のある方はリンク先をご覧ください)
37名無しSUN:03/09/11 02:41
IAUC 8197: 2003hv; 2002lt, GRB 021211; Sats OF URANUS
http://cfa-www.harvard.edu/iauc/08100/08197.html (英文)


ろ座NGC 1201に12.5等の超新星らしき天体が発見されたようです(SN 2003hv)。
こいぬ座とかに座の境界付近にあるGRB 021211に、超新星と思われる天体が発見
されたようです(SN 2002lt)

今のところ日本語による報道は見つかっていません
38ENG:03/09/11 09:27
FM電波観測による地震予知
   
直接的に天文学に関するニュースではありませんが、天文の分野では実績の有る方が
公表されたトピックスですのでご紹介致します。

八ヶ岳南麓天文台の串田嘉男氏が、流星のFM電波の後方散乱を利用した流星の出
現計数観測データから、地殻活動に先行すると認識される変動があることを発見。
過去10年間に及ぶFM電波観測データから 9/16〜17±2 に関東地方に大規模な地震
が発生する可能性が高いと公表。
        
串田氏によると、「兵庫県南部地震の悲惨な被害を目の当たりにし、それまで地震予知
が全くできていなかった事実と、FM電波の伝播異常と地震活動についての研究もされ
ていなかった事実を知り、推定される領域が仮に合っていた場合には、推定される規模
が規模だけに、悩んだ末に一般公表に今回初めて踏み切った次第。」 という事らしい。

ttp://epio.jpinfo.ne.jp/
ttp://epio.jpinfo.ne.jp/1057/index.html
http://science.2ch.net/test/read.cgi/earth/1062945793/l50
39ENG:03/09/11 09:38
一部訂正
「流星のFM電波の後方散乱」 → 流星によるFM電波の後方散乱
40名無しSUN:03/09/11 22:12
>>37 日本語の報道が入りました
http://vsnet.kusastro.kyoto-u.ac.jp/vsnet/Mail/vsolj-alert/msg01025.html
vsolj-news 112: SN 2003hv in NGC 1201

VSOLJ ニュース (112)  NGC 1201に超新星2003hvが出現

著者 :山岡均(九大理) 連絡先:[email protected]

IAUC 8197(Sept. 10)で、ろ座の銀河NGC 1201で明るい超新星が発見された
と報じられています。発見された9月9.5日(世界時、以下同様)に12.5等級と、
今年発見された超新星のうちで最も明るいものです。

この超新星は、Lick天文台のKatzman自動撮像望遠鏡(KAIT)によって発見さ
れました。発見前の9月1.5日に同望遠鏡で撮影した画像にも13.0等級で写って
いるのが確認されています。新天体の位置は、
  赤経 3時04分09.32秒
  赤緯 -26度05分07.5秒 (2000年分点)
で、母銀河NGC 1201の中心から東に17秒、南に57秒ほどの位置にあたります。

NGC 1201は、ろ座とエリダヌス座の境界近くにあるレンズ状銀河で、超新星はレンズ
のかなり外のほうに位置しています。この銀河は、エリダヌス座とろ座にまたがる銀
河群の一員で、おとめ座銀河団とほぼ同じ距離(7千万光年ほど)にあります。

レンズ状銀河や楕円銀河など、星生成が活発でない銀河では、大質量の星は
すでに寿命を終えており、その最期の姿である重力崩壊型の超新星は観測され
ません。これらの銀河に出現する超新星は、核爆発型(Ia型)の超新星に限られ
ます。発見時の明るさからも、極大付近の核爆発型超新星と考えられます。さ
らに未確認情報ですが、スペクトルからもこの天体がIa型超新星であると報告
されているようです(http://www.rochesterastronomy.org/supernova.html)。
この明るい超新星の、今後の光度変化が注目されます。    2003年 9月11日
41名無しSUN:03/09/11 22:15
>>37 これはγ線バーストに関する内容
http://vsnet.kusastro.kyoto-u.ac.jp/vsnet/Mail/vsolj-alert/msg01026.html
vsolj-news 113: SN 2002lt and GRB 021211

VSOLJ ニュース (113)  ガンマ線バーストに付随した超新星

著者 :山岡均(九大理) 連絡先:[email protected]

明るい超新星2003hv(VSOLJニュース 112)が報じられたのと同じIAUC 8197
(Sept. 10)で、ガンマ線バースト(VSOLJニュース 106など)に付随した超新星
について報告されています。

昨年12月11日(日付・時刻はすべて世界時)に出現したガンマ線バーストでは、
ガンマ線での検出の2分後に15等級の明るい残光が観測されました。この残光
は、国内ではぐんま天文台でも観測に成功していますが、バーストの3時間後
にはすでに20等級を下回り、数日後には25等級よりも暗くなってしまいました。
ところが、同じ場所を2003年1月9.7日になって撮影した画像では、24.5等ほど
に明るくなったところがとらえられました。このような、減光する残光に重なっ
て10日後以降に現われる増光成分は、おそらくガンマ線バーストに付随する超
新星によるものと考えられており、これまで数例の観測があります。

この天体のスペクトルが、1月8.27日にヨーロッパ南天文台(ESO)の8.2m望遠
鏡VLTによって撮影され、その解析から、この増光する天体が超新星であるこ
とが確認されました。この報告から、増光成分には、超新星2002ltという超新
星としての名前も付けられました。増光成分がスペクトル観測され、超新星と
確認されたのは、GRB 030329に付随した超新星2003dh(VSOLJニュース 106)に
次いで2例目となります。

謎の天体であったガンマ線バーストと、超新星とのつながりが、またひとつ
補強された例と言えるでしょう。                   2003年 9月11日
42名無しSUN:03/09/12 11:45
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics030910_1.htm (日本惑星協会)
(03/09/10) 火星の赤い表面の原因に新説

火星の赤い地表は、鉄分を含んだ隕石のデブリ(細かい粒子)が化学反応によるも
ので、従来考えられていた水との関系ではないとする新説が提唱された。先週アメ
リカのカリフォルニア州で開催された米国天文学会の惑星科学分科会で、NASA
ジェット推進研究所のアルバート・エン博士により発表された。

火星の赤い地表については、表面を覆うダストに含まれる鉄分が水との相互作用で
酸化した結果生ずる赤錆(酸化鉄)が有力な原因の一つと考えられてきた。しかし最
近の研究により、火星の地表には大気の主成分である二酸化炭素と水との相互作
用で生ずる石灰岩のような炭酸塩が存在しないことや、カンラン石(主に鉄とマグネ
シウムでできた岩石で、水との相互作用で溶解してしまう)が表面に広く存在してい
ることが分り、水関与説に疑問が持たれていた。

ある調査班の研究によると、火星には毎年20〜60トンにのぼる隕石のデブリが落下
している。このことから、過去数十億年間デブリが堆積し続けたとすれば、現在は厚
さ5センチ余りの堆積層があるはずと考えられる。エン博士は、隕石のデブリに含ま
れる鉄原子が、火星に降り注ぐ紫外線に反応して電子を放出し、さらに放出された
電子が大気中の酸素にとらえられて、鉄原子が酸化して赤錆が生ずる、つまり、水
の関与がなくても赤錆が生ずると推定している。

新説の正否は、来年1月に火星に着地する2機のマーズ・ローバーの調査データの
分析により明らかにされることになるだろうと考えられている。
43名無しSUN:03/09/12 11:53
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics030910_2.htm
http://www.planetary.or.jp/ (日本惑星協会)

(03/09/10) 67P/C-G彗星 ハッブル宇宙望遠鏡が解明に一役

探査機が、史上はじめての着地に挑戦する彗星の中心核の解析画像が公表され
た。来年2月、欧州宇宙機関(ESA)はオービター(軌道周回機)とランダー(着陸機)
からなるロゼッタ・ミッションを打ち上げる。当初の打ち上げは今年の1月12日に予定
されていたが、アリアン5ロケットの打ち上げテストの失敗(昨年12月)により中止さ
れ、再打ち上げが危ぶまれていた。
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics030129_1.htmを参照

ロゼッタ・ミッションは、探査機を彗星の中心核に着地させてサンプルを採取し、太
陽系の形成と進化及び地球生命の起源を探求するという野心的な試みである。し
かし、打ち上げの延期に伴い急遽、遭遇目標を67P/チュリモフ・ゲラシメンコ彗星
に変更することを余儀なくされた。このため、新たな目標がどのような天体である
か、その解明が急がれていた。

去る3月11と12日、ハッブル宇宙望遠鏡を使った米欧による共同観測が行なわれ
た。この観測で得られた21枚の画像データを解析した結果、P67/C-G彗星は、楕
円形の中心核の大きさが約5キロx 3キロの天体で、探査機の着地にも適している
ことが分った。このほか、12時間で自転していることも明らかになった。

探査機ロゼッタは、フランス領ギアナの発射場から打ち上げられ、 10年後の2014
年に目標のP67/C-G彗星と遭遇する。

(画像があります。リンク先をご覧ください)
44名無しSUN:03/09/12 11:54
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics030910_3.htm
http://www.planetary.or.jp/ (日本惑星協会)

(03/09/10) 異なる光の波長で撮影した土星とリング

異なる3つの光の波長で撮影した土星の南半球とリングの眺め。今年の3月〜4月、
土星は黄道面に対して最大26度(地球は23.4度)の傾きを示した。土星の公転周期
は29.5地球年。 ほぼ30年ごとに、このアングルの土星とリングにお目にかかれるこ
とになる。

画面は、ハッブル宇宙望遠鏡が紫外線(上)、可視光(中央)及び赤外線(下)で撮
影した土星。画像に表われる様々な色は、土星の大気に含まれるガスの粒子が示
す色合いである。こうした観測により、高度の違いによる土星大気の化学組成や特
性を知ることができる。 土星はほぼ15年周期で地球と正対(真横に位置する)する
ため、リングはその縁
http://www.planetary.or.jp/Library01/library09.html)しか見えない。
 
(画像があります。リンク先をご覧ください)
45名無しSUN:03/09/13 13:46
ヌー速+から
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1063415299/l50


http://news.msn.co.jp/newsarticle.armx?id=586023
【ニューデリー11日】インド政府スポークスマンが11日発表したところによれば、
同国内閣は2008年までに無人の月探査機を打ち上げる宇宙開発当局の計画を
承認した。計画は「チャンドラヤンT」と呼ばれ、8300万ドル(約100億円)を
投じて重量400キロの月周回衛星を国産ロケットで打ち上げる。

宇宙開発当局者たちは、このプロジェクトの推進により、今後3年間にインドに
宇宙科学者の新しい人材集団ができることを期待している。衛星は月面の
物理的特徴を調べる。月探査は3年前から計画されていた。〔AFP=時事〕
46名無しSUN:03/09/13 15:27
ヌー速+から
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1063427401/l50

http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003sep/13/CN2003091301000089C1Z10.html
探査機、21日に木星突入 NASAのガリレオ

【ワシントン12日共同】米航空宇宙局(NASA)は12日、1989年にスペースシャトル
から放出した木星探査機ガリレオを、21日に木星の大気層に突入させ、すべての観
測を終了すると発表した。

木星の大気や衛星を観測し、多くの画像やデータを送ってきたガリレオは、この日で
使命を終える。

NASAによると、木星の周囲を回るガリレオに搭載している姿勢制御用の燃料がほと
んどなくなり、今後の観測やデータ送信が間もなくできなくなる。木星の衛星エウロパ
に衝突する恐れも出てきた。

このため、木星の大気層に突入させて、最後の観測を行うことにした。ガリレオは突
入の前後、数時間にわたって大気の成分などに関するデータを地球に送信してくる。

ガリレオはエウロパなどの氷の下に水が存在する可能性を示すデータなどを送信。
衛星イオで盛んに起こっている火山活動の観測なども行った。

(リンク先にガリレオの写真があります)
47名無しSUN:03/09/14 22:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030914-00000903-jij-soci
小惑星の名前、「きぼう」に=小・中学生が決定−科学未来館

日本のアマチュア天文家が発見した小惑星に小・中学生が名前をつけるイベントが
14日、東京・お台場の日本科学未来館で開かれ、群馬県の小林隆男さんが発見し
た小惑星の名前が「きぼう」と決まった。米ハワイ島のすばる天文台からテレビ電話
で参加した国立天文台の渡部潤一助教授は「国際宇宙ステーションの日本実験棟
と同じ名前で、うれしい。国際天文学連合にすぐに承認されるだろう」と話した。 
(時事通信)


東京では「たこやき」だの「しじみ」だの、悲惨な名前は避けられたようです。
発見者も、さぞ嬉しいことでしょう。
48名無しSUN:03/09/15 01:43
http://www.nasda.go.jp/press/2003/09/meit3_20030912_j.html
プレスリリース

国際宇宙ステーション(ISS) 「きぼう」日本実験棟の船内実験室とISS本体側フライト
実機との組合せ試験(MEIT-III)終了について
平成15年9月12日 宇宙開発事業団

宇宙開発事業団(NASDA)は、「きぼう」日本実験棟の船内実験室フライト実機、国際
宇宙ステーション(ISS)本体側第2結合部(ノード2)フライト実機及び、米国実験棟の模
擬装置(フライト実機は既に軌道上で運用中)を地上試験用ケーブルで結合し、機能・
性能を確認する試験(MEIT-III:Multi-Element Integration Test-III)を、米国航空宇宙
局(NASA)ケネディ宇宙センターにて、8月26日から実施しておりましたが、9月10日
(現地時間)に終了しました。

この試験を通じて、船内実験室フライト実機が、ISS本体と接続した状態で正常に機
能することを確認するとともに、当初予定していた技術データを取得しました。
49名無しSUN:03/09/15 13:37
組み合わせ試験(3回目?)ってどんな試験するのかわかんないけど
2週間でできるってことはなかなか順調なのかな
50名無しSUN:03/09/17 00:16
http://www.nasda.go.jp/press/2003/09/oicets_20030916_j.html
プレスリリース

光衛星間通信実験衛星(OICETS)搭載 光衛星間通信機器を用いた通信実験について
平成15年9月16日 宇宙開発事業団

宇宙開発事業団は、平成15年9月9日から14日(日本標準時、以下同じ)にかけて、光
衛星間通信実験衛星(OICETS)の光通信機器の開発モデル(衛星搭載機器と同等の
もの)と、軌道上にある欧州宇宙機関(ESA)の先端型データ中継実験衛星「アルテミ
ス(ARTEMIS)」との間で、データ送受信のためのレーザ光による光通信実験を実施
し、通信に成功しました。

本試験は、OICETSの光通信機器地上モデルを大西洋上のスペイン領カナリヤ諸島
テネリフェ島にあるESA光地球局に設置し、静止軌道上のアルテミス衛星との間で双
方向の光通信を行い、OICETS打ち上げ前に光適合性を確認するための実験です。

今回の試験の成功により、OICETS打上げ前の重要な確認事項である両衛星の光通
信機器相互の適合性が確認できたといえます。

OICETSは、通信の大容量化および機器の小型化という観点で将来の宇宙活動に重
要となる光衛星間通信技術に関し、ESAとの国際協力により静止衛星軌道上のアル
テミス衛星と地球低軌道上のOICETSとの間で、捕捉・追尾・指向技術を中心とした
要素技術の軌道上実証を目的とした衛星で、平成17年度の打ち上げを目指し準備
を進めております。


(以下本文略。写真がありますので、詳細はリンク先をご覧ください)

・光衛星間通信実験衛星(OICETS)について
・先端型データ中継技術衛星「アルテミス」について
・光衛星間通信機器地上モデルとアルテミス衛星間光適合性試験概要
51名無しSUN:03/09/17 00:17
http://www.asahi.com/science/update/0916/002.html
中国が有人宇宙船打ち上げへ、早ければ来月10日

香港の中国系紙文匯報は16日、中国消息筋の話として、同国が早ければ10月
10日にも実際に人間を乗せた有人宇宙船「神舟(シェンチョウ)5号」を打ち上げる
と報じた。成功すれば旧ソ連、米国に続いて世界で3カ国目となる。

同紙によると、打ち上げのための準備はすでに終わっており、発射予定日は10月
中旬から12月中旬の間。天候などを踏まえて最終決定されるとみられる。

神舟5号は甘粛省酒泉の基地から、ロケット「長征2号F」を使って発射される。宇宙
船本体は3室からなり、うち1室は実験機器を積んだ実験室、もう1室が操縦室で、
地上には操縦室部分だけが帰還する。2人の宇宙飛行士が乗れる設計だが、今
回、実際に搭乗するのは1人の予定だという。

(09/16 19:25)
52名無しSUN:03/09/17 18:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030917-01462508-jijp-dom.view-001
火星のおへそ?

NASAが16日に公表した米国の無人探査機「マーズ・オデッセイ」から送られて
きた火星表面のクレーターの赤外線画像。画像には比較的古い年代の渓谷や、
砂丘が映っており、渓谷は何らかの鉱物に覆われている可能性があるという
(AFP=時事)09時22分更新


(画像があります。リンク先をご覧ください)
53名無しSUN:03/09/17 18:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030917-00000356-reu-int
NASA、来年3月のシャトル打ち上げ目標を延期へ

[ヒューストン 16日 ロイター]
米航空宇宙局(NASA)は16日、スペースシャトル「コロンビア」空中分解事故後の
改善計画を試す次回のシャトル打ち上げについて、目標の来月3月には間に合わ
ないとの見通しを示した。
NASAは今後、飛行中のシャトル監視を強化する方針で、打ち上げ時には軌道上
に従来の2倍のカメラを向け、船外活動中の宇宙飛行士が活用可能な修理技術の
開発を目指す。
ただ、パーソンズ・シャトル計画部長は、安全対策の開発は技術的に困難を極める
と指摘。
「じっくり時間をかけ、万全を期す必要がある」として、来年3―4月の打ち上げはな
いと明言。5―6月とするのも時期尚早との考えを示した。
NASAは、今年2月に乗組員7人が死亡した「コロンビア」事故後、初の打ち上げ目
標を来年3月に設定していた。(ロイター) [9月17日10時32分更新]


(画像があります。リンク先をご覧ください)
54名無しSUN:03/09/17 19:04
http://www.nasda.go.jp/press/2003/09/meit3_20030917_j.html
プレスリリース

日本実験棟(JEM)「きぼう」船内実験室と国際宇宙ステーション本体側実機との
組合せ試験(MEIT-III)の実施結果について
平成15年9月17日 宇宙開発事業団

本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。

(長文ですので本文はすべて略します。リンク先をご覧ください)

1. 報告事項
2. MEIT-IIIの概要
3. MEIT-III実施結果
4. 今後の予定
表1 MEIT-IIIにおける確認項目と確認結果
MEIT-III接続図
「きぼう」とISSとの結合部(参考1)
55名無しSUN:03/09/17 19:06
http://www.nasda.go.jp/press/2003/09/iss-ws_20030917_j.html
プレスリリース

第25回宇宙ステーション利用計画ワークショップ開催結果について
平成15年9月17日 宇宙開発事業団

本日開催された宇宙開発委員会において、下記のとおり報告をいたしました。

(長文ですので本文はすべて略します。リンク先をご覧ください)

1. 報告事項
2. 開催目的
3. 開催概要
4. 開催結果(各プログラムにおける主な内容)
 (1)第1日目(全体会合)
  (a)プログラム1(1):ISS組立再開に向けて
  (b)プログラム1(2):各極におけるISS利用計画の推進状況と今後の展望
  (c)プログラム1(3):きぼうの現状と日本における今後のISS利用計画の展望
  (d)プログラム1(4):今後のISS利用計画にかかる国際協力の進め方と今後の展望
  (e)プログラム2:宇宙航空研究開発機構(JAXA)発足と今後の我が国のISS利用計画の推進体制
 (2)第2日目(分科会)
5. まとめ
56名無しSUN:03/09/17 19:09
宇宙開発事業団 トピックス

平成15年「宇宙の日」記念行事「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2003
http://www.nasda.go.jp/topics/2003/topics0916_j.html

きぼうウィークリーニュース 9/16号 (185KB)
http://jem.tksc.nasda.go.jp/weekly/030916.pdf
57名無しSUN:03/09/17 19:10
http://www.nasda.go.jp/projects/iss/index_j.html#centrifuge

セントリフュージトピックス 2003年9月17日更新
実験機器を収納する「ラック構体」が完成

生命科学グローブボックス(LSG)の構成機器を収納し、主構造としての役割を果た
す「ラック構体」のエンジニアリングモデル(技術適合性を実証するための試作モデ
ル=EM)が2003年3月に完成しました。
この「ラック構体」は、「きぼう」船内実験室などで使用されているものとは異なり、
LSGのために開発されたものです。
このラックは、打上げ環境に耐えうる構造であることを確認する認定試験を完了し、
今秋から冬にかけて行われるLSGシステムレベルのエンジニアリングモデル製作
と性能試験に供されます。


(画像があります。リンク先をご覧ください)
58名無しSUN:03/09/18 00:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030918-00002121-mai-soci
<国産ロケット>「安くて頼れる」新型開発 10年以内に試験機

宇宙開発事業団、宇宙科学研究所、航空宇宙技術研究所は、新型国産ロケットの
開発に乗り出すことを決めた。10月に発足する宇宙航空研究開発機構の山之内
秀一郎理事長が17日、明らかにした。現行のH2Aロケットの製造費を半減させ、
「安くて頼れる」ロケットの実現を目指す。10年以内に試験機を打ち上げる予定。
(毎日新聞) [9月17日23時29分更新]
59名無しSUN:03/09/18 00:22
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics030917_3.htm
http://www.planetary.or.jp/ (日本惑星協会)

(03/09/17) ブラック・ホールの音  (>>35 関連)

NASAは9日、巨大なブラックホールが発する音をとらえたと発表した。 X線観測衛星
チャンドラの観測によると、地球から約2億5000万光年離れたペルセウス座の銀河
団NGC1275の中心付近にあるブラックホールが音の源であることが分った。この音
は、外側に向って小波のように広がるX線の圧力波(音波)で、ブラックホールが周
囲のガスをのみ込む際に生ずると考えられている。

左は、ブラックホール(明るい部分)から広がるX線の様子(揺らぎ)を捉えた画像。
右側は、同じ画像を見やすくするために処理されたものである。 画面はそれぞれ、
35万光年(左)及び48万光年(右)の幅の領域を示す。

(画像があります。リンク先をご覧ください)
60名無しSUN:03/09/18 00:23
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics030917_2.htm
http://www.planetary.or.jp/ (日本惑星協会)

(03/09/17) 天王星に22個目、海王星に12個目の衛星

2000年以降、木星と土星(ガス状惑星)の衛星が次々発見されている。今年の8月末
時点では、木星には61個、土星に31個の衛星がある。これは、ハワイのマウナケア
山頂の天文台を中心とする国際観測チームなどの努力に負うところが大きい。同じ
ガス状惑星の天王星と海王星には、それぞれ衛星が21個及び11個ある。

先月25日、NASAのエイムス研究センターと米スタンフォード大学の観測チームは、
ハッブル宇宙望遠鏡による追認観測で、S/1986U10が間違いなく天王星の衛星であ
ることが確認され、天王星の22番目の衛星として正式に承認された。

S/1986U10は1999年、1986年にボイジャー2号が撮影した画像を分析したエリク・カ
ルコシュカ博士(米アリゾナ大学)が、天王星から約5万キロ離れた軌道を回ってい
る直径40キロ前後の天体を発見し、衛星S/1986U10(仮符号)として国際天文学連
合(IAU)に申請した。しかし、地上での追認観測の結果、軌道の不確定などこの天
体が衛星としての条件を満たさないことが判明したため、IAUは2000年、同博士の
届け出を受理しないことを決定した経緯がある。S/1986U10は、15.3時間で天王星
を一周している。

これまで最多の衛星を発見している国際観測トリオ(デービッド・ジェウイット博士、
スコット・シェパード博士及びジャン・クレイナ博士)は11日、先月29日のマウナケア
山頂での「すばる」望遠鏡による観測で、海王星の新しい衛星(S/2003N1)を発見し
た。新衛星は、IAUから小惑星の軌道の確定作業を委嘱されている小惑星センター
(Minor Planet Center)により、海王星の12個目の衛星(直径約40キロ)であること
認められた。 S/2003N1もまた、2001年に発見されて以来、2度目の追認観測により
正式に承認された。
61名無しSUN:03/09/18 23:12
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/09/18comet/index-j.shtml
彗星のスペクトル観測で窒素の同位体が検出された

 ESO(ヨーロッパ南天天文台)の口径8.2m VLT(The Very Large Telescope)による彗
星の分光観測で、彗星中に窒素同位体が含まれていることが明らかになった。
 分光観測でスペクトルが撮影されたのはリニア彗星C/2000 WM1で、2002年3月中
旬に観測が行われた。このときリニア彗星は太陽から1億8000万km、地球からは
1億8600万km離れており、9等級の明るさであった。これほど暗い彗星の分光観測
が行われたのは初めてのことである。
 スペクトルの解析から、リニア彗星に窒素の同位体15Nが含まれていることが明らか
になった。これまでにこの同位体が見つかっている彗星は、1997年に明るく見えた有
名なヘール・ボップ彗星しかなく、今回のリニア彗星で2例目ということだ。通常の窒
素(14N)に対する15Nの量は、15N原子1個あたり14N原子140個前後で、これはヘー
ル・ボップ彗星の可視光スペクトルから観測された割合とほぼ同じである。一方、こ
の割合は地球での値(272)やヘール・ボップ彗星の電波観測から求められた値
(330前後)とは大きく異なっている。この違いは、スペクトルによって同定される窒素
の元となる分子が違うためだと考えられている。また、観測では炭素の同位体13C
(普通の炭素は12C)も観測されている。
 これまでの彗星のスペクトル観測では明るい彗星のスペクトルしか得られなかった
ため、観測された結果が彗星一般について言える性質なのか、それとも明るい彗星
に特有の性質なのかがわからなかった。今回、暗い彗星の観測結果が得られ、窒
素同位体の割合が同程度であるという結果が得られたことで、この結果は彗星に一
般的な性質である可能性が高くなった。研究グループは、さらに他の彗星を観測し、
彗星の性質や成分をより詳しく調べようとしている。
 また、彗星は太陽系が形成された当時の情報をそのまま残している天体であると
考えられている。彗星の観測から、太陽系の起源、特に地球の起源や生命体の誕
生を理解する手がかりが得られるかもしれない。今後の彗星研究に大いに注目し
たい。

(画像があります。リンク先をご覧ください)
62名無しSUN:03/09/18 23:13
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/09/18moon/index-j.shtml
X線でお月見

ちょうど1週間前の11日は中秋の名月だったが、X線でお月見をするとどんな風に見
えるだろうか?

写真(右)は、NASAのX線観測衛星チャンドラが撮影した月の画像だ。X線で見ると、
まったく月の形には見えないことがわかるだろう。

月そのものはX線を放射していない。観測されているのは、月の表面にある酸素やマ
グネシウム、アルミニウム、ケイ素といった物質が太陽からのX線を受け、蛍光を発し
ているようすである。こういった元素の量や分布を観測することで、月の起源に迫るこ
とができる。月に直接行くよりも、ずっと早くお手軽に月のようすを調べることができる
というわけだ。これまでのところ、カルシウムはあまり見つかっていないようで、研究グ
ループの一人は「月はチーズでできているわけではないようだ」と冗談めかして発表
している。

また、月の暗い側からもX線が観測されている。1990年にドイツのX線衛星ローサット
がこの現象を観測して以来、その起源については決定的な説がなかったが、今回の
チャンドラの観測によれば、どうやら月からのX線ではなく地球の上層大気に由来す
るものらしいということである。

(画像があります。リンク先をご覧ください)
63名無しSUN:03/09/18 23:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030917-00000259-jij-soci
常勤職員100人以上削減=中期計画で合理化と社会還元−宇宙機構

宇宙開発事業団と航空宇宙技術研究所、宇宙科学研究所の3機関が統合し、
10月に発足する独立行政法人宇宙航空研究開発機構が、今後4年半の中期
計画案に盛り込んだ数値目標が17日、分かった。常勤職員約1800人を管理
部門を中心に100人以上削減する一方、研究開発成果の社会への還元を強
化するため、人工衛星による地球観測データを国内外の研究・行政機関に提
供する件数を20%以上増やす。    (時事通信) [9月17日17時2分更新]
64名無しSUN:03/09/18 23:16
http://www.asahi.com/science/update/0918/003.html
シャトル再開機への野口さん搭乗を発表 NASA

米航空宇宙局(NASA)のポール・ヒル飛行部長は17日、スペースシャトルの再開
1号機アトランティスへの搭乗が決まった4人の名前を発表した。野口聡一飛行士
(38)も含まれた。

アトランティスは、約400キロ上空の国際宇宙ステーション(ISS)にドッキング。事故
の再発防止対策として、機体の損傷を点検したり、補修したりする新たな作業の実地
試験をする。

ヒル部長によると、アトランティスには6、7人が乗り込む見通し。4人以外の乗組員は
、ISS滞在クルーの交代要員にするか、機体修理試験の支援要員にするか、未確定
だという。

記者会見した野口さんは「挑戦しがいのある飛行だ。事故は忘れられないが、気持ち
を切り替えて前へ進みたい。多くの目が光っており、これまでより安全だと思う」と語っ
た。

アトランティスの打ち上げ目標は来年春だったが、夏以降になる可能性が強い。
(09/18 11:26)
65名無しSUN:03/09/18 23:30
>>62
>研究グループの一人は「月はチーズでできているわけではないようだ」と
  _  _
( ´,_ゝ`) プッ
66名無しSUN:03/09/19 01:45
http://www.asahi.com/science/update/0918/004.html
情報収集衛星打ち上げ、再度延期 H2Aに不具合

22日に予定されていた情報収集衛星2機の打ち上げについて、政府は18日、延期
すると発表した。内閣衛星情報センターや宇宙開発事業団によると、打ち上げに使わ
れるH2Aロケット6号機の1段目のエンジンで、バルブの駆動装置に不具合が見つ
かり、交換が必要になったためという。月内には打ち上げ可能とみられる。

情報収集衛星は当初、今月10日の打ち上げ予定だったが、1段目に取り付けられ
ている固体ロケットブースターに不具合が見つかり、22日に延期されていた。
(09/18 23:18)
67名無しSUN:03/09/19 12:54
http://www.asahi.com/international/update/0919/005.html
中国、EUの衛星測位計画に参加へ 米のGPSに対抗

 宇宙空間に30個の衛星を打ち上げ、自動車や船のナビゲーションサービスをする欧州連合
(EU)の巨大プロジェクト「ガリレオ計画」の開発と投資に中国が参加することになった。18日、
EU欧州委員会が発表した。軍事、民生両分野で利用が広がる中、EUと中国の連携によって、
全地球測位システム(GPS)を持つ米国の優位な体制に風穴があく可能性が出てきた。
 18日に北京で開かれた、双方の局長級協議で基本合意に達した。10月末に行われるEU・
中国首脳会談で正式調印する運びだ。関係筋によると、欧州委、欧州宇宙局が中国科学技術
省と協力して、北京大学内に訓練協力情報センターを開設することでも合意、19日に現地で記
念式典を行う。今後、双方の専門家がチームを作り、技術情報の交換や人材育成を進める。
 EUは、独自の衛星打ち上げや通信技術を生かして02年春から研究開発を本格化させた。
08年の実用化を目指して約32億ユーロ(約4100億円)を投資する予定でいた。ただ、受信
装置の開発や関連設備の建設には、利用者の数を増やすことが課題だった。広大な国土と
13億の人口を抱える中国の参加により、採算性に見通しが開けた。中国側が2億ユーロ以上
を投資するとの情報もある。
 「ガリレオ」開発について米政権は、ガリレオ信号の一部がGPSの軍事用信号と重複すること
から、02年に「テロ攻撃などの緊急時に軍事用信号が使えなくなる可能性がある」とEU側に警
告した。また、衛星信号で自らの位置を修正しながら目標に命中するGPS誘導爆弾や兵士の位
置表示機など、イラク戦争で誇示した軍事技術の独占が崩れる恐れがあるため、米政権は警戒
感を強めている。一方の中国は、自前ではこれほど大規模な衛星測位システムを持たないこと
から、ガリレオへの関心を強めていた。
 合意に合わせて中国政府は「ガリレオ構築と応用技術づくりに積極的に参加する」との声明を、
欧州委は「ガリレオが測地サービスの基盤となるよう中国に支援してほしい」との声明を18日、
それぞれ発表し、協力強化をうたった。  (長文のため以下略。ソースをご覧ください)
68名無しSUN:03/09/19 18:02
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/09/19andromeda_viii/index-j.shtml
アンドロメダ大銀河の周りを巡る「透明な銀河」の発見

アンドロメダ大銀河の周辺にある星の運動の解析から、アンドロメダ大銀河を巡る新しい
銀河の存在が明らかになった。この銀河はとても広範囲に星々がまばらに分布している
ため、まるで透明な銀河のようだということだ。

アンドロメダ大銀河は地球からおよそ200万光年離れたところにあり、天の川銀河系から
もっとも近いところにある渦巻き銀河だ。天の川銀河やアンドロメダ大銀河は、大小マゼ
ラン雲など30ほどの銀河とともに局部銀河団と呼ばれる銀河の集団を構成している。今
回見つかった銀河、アンドロメダVIIIは、その新メンバーに加わったということになる。

アンドロメダVIIIはアンドロメダ大銀河の重力の影響を受けて大きく引き伸ばされ広がっ
ており、アンドロメダ大銀河の周りを回る運動に沿って星が分布している。その星々の速
度を観測し、アンドロメダ大銀河のものとは違う運動をしていることがわかったので、そこ
に未発見の銀河があることがわかったのである。全体の明るさではアンドロメダ大銀河
の伴銀河の1つであるM32(写真ではアンドロメダ大銀河とアンドロメダVIIIの間にある明
るい円)と同じくらいだが、M32の10倍以上も大きく広がっているため、一見すると銀河に
は見えないというわけだ。

大きな銀河は小さな銀河が集まって形成されると考えられているが、今回の発見は、そ
のような小さな銀河であるアンドロメダVIIIが大銀河に吸収されつつあるところを見ている
のかもしれない。さらに観測を重ねれば、他の小銀河も見つかる可能性がある。小銀河
の性質やそこから形成される大銀河の進化のようすなどがだんだんと明らかになってい
くことが期待される。

なお、リリース元のサイトでは、アンドロメダVIIIが引き伸ばされるようすをシミュレートし
た動画が見られる。


(画像があります。リンク先をご覧ください)
69名無しSUN:03/09/19 18:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030919-00000001-wir-sci
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/science/astronomy.html?d=19hotwiredi01&cat=8

革命的な新素材として期待される発泡金属『バブロイ』 (Hotwired)

カリフォルニア工科大学の研究者チームが、従来の合金よりも優れた強度を持つ金属
ガラスで発泡金属素材を作ることに成功した。工業界にとっては、革命的な軽量素材の
登場となる。

<中略>

現在、一般に発泡金属の応用法として考えられているのは、自動車や飛行機で衝突時に
衝撃を吸収する緩衝素材や人工骨だ。また、宇宙での構造物の建造に利用できるのでは
ないかとも考えられている。

<後略>

(長文ですので本文を略します。リンク先をご覧ください)
70名無しSUN:03/09/19 21:00
http://www.nasda.go.jp/press/2003/09/amser-e_20030919_j.html
改良型高性能マイクロ波放射計(AMSR-E)の高次プロダクト公開について
平成15年9月19日  宇宙開発事業団

 宇宙開発事業団は、米国の地球観測衛星Aquaに搭載した改良型高性能マイク
ロ波放射計(AMSR-E)の取得データについて、平成15年6月18日より提供を開始
した一部の基本プロダクト(輝度温度)に加えて、9月19日より海面水温や水蒸
気量などの高次プロダクトの一般ユーザへの提供を開始しました。
 AMSR-Eは「水」に関する物理量を毎日定量的に観測することを主目的とした
センサで、地球規模の水・エネルギー循環の様子を明らかにするとともに、天
気予報の精度向上などに貢献することが期待されています。
 高次プロダクトとは、複数の観測周波数帯で得られる輝度温度を組み合わせ
て、より直接的に研究や利用へ供される物理量に変換したものです。今回提供
の対象となるのは、海面水温、海上風速、積算水蒸気量、降水量、海氷密接度
の5種類の物理量です。提供データの概要や種類、窓口等については、以下の
ホームページをご覧ください。

地球観測センター Aqua/AMSR-E関係情報
http://www.eoc.nasda.go.jp/amsr-e/index.html
地球観測利用研究センター AMSR/AMSR-Eホームページ
http://www.eorc.nasda.go.jp/AMSR/index_j.htm

[AMSR-Eデータの利用例]
2003年夏季にヨーロッパを襲った熱波
http://www.nasda.go.jp/press/2003/09/amser-e_20030919_j.html#section-1
AMSR-E海面水温の漁業への応用
http://www.nasda.go.jp/press/2003/09/amser-e_20030919_j.html#section-2
AMSR-Eが捉えた台風14号(マエミー)
http://www.nasda.go.jp/press/2003/09/amser-e_20030919_j.html#section-3

(画像があります。リンク先をご覧ください)
71名無しSUN:03/09/20 14:25
>>38
地震おきたね
72名無しSUN:03/09/21 02:19
vsolj-news 114: Nova Sgr 2004 No. 2
VSOLJ ニュース (114) いて座に本年2個目の新星が出現
著者 :加藤太一(京大理) 連絡先:[email protected]

 いて座に本年2個目の新星が発見されました。正式名称はまだ確定していません
が、近々命名されるものと思われます。IAUC 8204 によれば、発見はオーストラリア
の N. J. Brown によるもので、9月17.52日(UT) に写真等級9.2等で検出されて
います。18.43日には Brown により眼視的にも確認され、8.8等と報告されています。

J. D. West による天体の精測位置は
18h 10m 10s.42
-27o 45' 35".2
(J2000.0)
 と報告されています。スペクトルによる確認もすでになされており、Fe II 型
の新星と報告されています。

 この位置は VSOLJ ニュース (103) で紹介された ASAS-3 自動望遠鏡も撮像して
おり、16.07日 に 10.7等の増光中の姿が捉えられています。この画像はこれまで
公開されている中で最も早期にこの天体の増光を捉えたもので、将来の新星発見
の早期通報が期待されます。

 この天体の出現は 9月19日のうちに William Liller を通じて連絡がありまし
たが、位置が記されていなかったために同日夕方の日本の観測には間に合わせる
ことができませんでした。VSNETでは以下のページに星図やIAUC公開前のVSNETでの
情報交換を公開しています。観測にご利用ください。

9月20日現在、眼視等級9.1等程度で報告されています。
http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/vsnet/Novae/nsgr03-2.html
2003年 9月20日

(IAUCのWebはまだ更新されていないため英文ソースは無しです)
73名無しSUN:03/09/21 02:28
http://www.universe-i.com/news/030919_01.html
さようならガリレオ探査機 〜14年の旅を終え、ついに木星へ突入〜

いよいよ今日21日、木星にダイヴする模様ですが、上記ページで
時系列かつ写真付きでガリレオについて紹介されています。
長文なので引用は略しますが。

著者は宇宙開発事業団の寺薗淳也氏
74名無しSUN:03/09/22 09:32
惑星探査機ガリレオは、9月21日 18:57(世界時)、9月22日 03:57(日本時間)に、
木星へ突入しました。
http://www.jpl.nasa.gov/galileo/countdown/ (英語です)
75名無しSUN:03/09/22 09:36
私たちは、インターネット、広告、チラシなどの通信媒体を使って

リード・ジェ ネレーション・システムをもとに、

在宅ビジネス、ハーバライフビジネスを展開しているグループです。

このシステムを使って、誰もが信じられないようなスピード
(口コミの3倍 )で

夢をかなえてしまったのです。ホームページの”ストーリー”に載っている人達

はほ んの数ヶ月前に始めた人たちばかり、しかも、ほんの氷山の一角なのです。そし

て皆さんは全て日本全国をターゲットにして、ビジネスを行っています。

76名無しSUN:03/09/22 09:40
>>74
細かい数字が一切ないけど共同
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030922-00000034-kyodo-soci
77名無しSUN:03/09/22 14:01
>>72 アストロアーツ報道
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/09/21vsolj114/index-j.shtml
いて座に本年2個目の新星が出現

周辺の星図があります。一度見る価値はあります。
78名無しSUN:03/09/22 14:03
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/09/21vsolj115/index-j.shtml
うさぎ座に明るい超新星/板垣さん超新星を発見

本年も多数の超新星が発見されてきています。9月22日現在ですでに239個の発見報告が
あり(うち3個は超新星でなかったのですが)、このペースで行くと昨年の332個を凌駕する可
能性も高いものと思われます。このうち、最近発見された2例について紹介しましょう。

超新星2003hxは、Lick天文台の自動撮像望遠鏡KAITによって9月12日(世界時、以下同様)
に14.3等で発見されたIa型超新星です。位置は、

赤経 5時46分46.97秒
赤緯 -16度47分00.6秒 (2000年分点)
NGC 2076周辺の星図(33KB)
で、母銀河であるうさぎ座の楕円銀河NGC 2076の中心から西に5秒、南に3秒ほどにあたり
ます。この超新星は13.78日および15.4日に撮影されたスペクトルから、極大を過ぎたIa型超
新星で、星間吸収をかなり受けているものとわかっています。今後数週間程度は小望遠鏡
+CCDの良い対象となるでしょう。

いっぽう、9月15.422日には、ベテランの超新星ハンターである板垣公一さん(山形市)が超
新星2003iaを発見されています。この超新星の位置は、

赤経 16時17分41.17秒
赤緯 +35度00分07.2秒 (2000年分点)
NGC 6109周辺の星図(20KB)
で、母銀河であるかんむり座の楕円銀河NGC 6109の中心から東に8秒、南に8秒にあたりま
す。この超新星も、19.18日撮影のスペクトルから、極大を2週間ほど過ぎたIa型であることが
わかっています。

続々と発見があり、超新星の世界は賑やかな状態が続いています。

(同様に周辺の星図があります。vsolj-newsのWebはまだ更新されていないようです)
79名無しSUN:03/09/23 03:06
>>78
http://vsnet.kusastro.kyoto-u.ac.jp/vsnet/Mail/vsolj-alert/msg01028.html
vsolj-news 115: supernovae

Webが更新されました。
80名無しSUN:03/09/23 21:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030922-00000360-jij-int
打ち上げ準備、最終段階に=中国初の有人宇宙船

【北京22日時事】
中国初の有人宇宙船「神舟5号」がこのほど、「長征2F」ロケットに積み込まれ、打
ち上げ準備は最終段階に入った。中国系日刊紙・香港商報が22日、神舟5号が打
ち上げられる甘粛省の酒泉衛星発射センターから得た情報として伝えた。

同紙は打ち上げ時期には触れていないが、宇宙船のロケット積載作業が既に完了
したことから、10月となる可能性が大きい。具体的な日時は気象条件などを考慮し
た上で決めるとみられる。 (時事通信) [9月22日19時1分更新]
81名無しSUN:03/09/24 02:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030923-00000045-mai-soci
<熱波>欧州の地表温度、宇宙からとらえる 宇宙開発事業団

 今夏、欧州を襲った熱波の様子を初めて宇宙からとらえることに、宇宙開発事業団
が成功した。今年8月10〜15日の地表の温度を前年同期と比較し、10度以上高い
地点をオレンジ色や黄色で、逆に昨年より温度が低い地点は青色などで表した地図
を公表した。熱波の影響で死者1万人以上を出したフランスやイタリア、ドイツなどで
10度以上高い地域が広がっていることが一目で分かる。

 同事業団は約30億円をかけ、物体が放射する電波の強さがその温度によって変わ
る特徴を応用した特殊なセンサーを開発した。約1度ごとに温度の違いを分析できる。
米国の地球観測衛星「アクア」に搭載され、昨年5月に打ち上げられた。約1年間の試
行観測を重ねた結果、性能が確認されたとして、このほど画像を公開した。

 同事業団は「山間部だけでなく、海などの観測が難しい地域の温度分布が分かる。
天気予報の精度向上や漁場の把握に役立てたい」としている。
【田中泰義】(毎日新聞) [9月22日21時19分更新]
82名無しSUN:03/09/24 20:35
プレスリリース ダイジェスト

温室効果ガス観測技術衛星プロジェクト研究推進委員会 検討結果
http://www.nasda.go.jp/press/2003/09/gosat_20030924_j.html

「つばさ」の運用終了について
http://www.nasda.go.jp/press/2003/09/tsubasa_20030924_j.html
83名無しSUN:03/09/24 20:39
国立天文台・天文ニュース (673)
http://www.nao.ac.jp/nao_news/data/000673.html
          板垣さん、またも超新星を発見
 山形県山形市の板垣公一(いたがきこういち)さんが、超新星を発見しました。
 9月15.422日(世界時)、ベテランの超新星ハンター・板垣さんがかんむり座の
楕円銀河NGC 6109に超新星を発見しました。これは口径60センチの反射望遠鏡
とCCDカメラによる発見です。この発見は九州大学の山岡均(やまおかひとし)さ
んを通じて国際天文学連合へ報告され、2003iaという名前が付けられました。
 この超新星の位置は、
  赤経 16時 17分 41.17s
  赤緯 +35° 00' 07.2"  (2000.0)
で、母銀河(NGC 6109)の中心から東に8秒、南に8秒にあたります。この超新星
は、19.18日(同)撮影のスペクトルから、極大を2週間ほど過ぎたIa型であるこ
とがわかりました。
 板垣さんは今年に入ってだけでも、3月(国立天文台・天文ニュース (635))、
5月(同(625))にも超新星を発見しています。
参照:VSOLJ ニュース (115) 2003年 9月22日. IAUC 8201 (Sept 17, 2002).

            海王星に新しい衛星
 海王星に新しい衛星がひとつ発見されました。ハワイ大学のシェパードさん
やジューイットさんらによって、8月29日と30日に、すばる望遠鏡で観測され、
明るさ26等級の衛星だそうです。この衛星はチリのセロトロロ天文台の4メー
トル望遠鏡でも確認され、また過去の画像からも確認されました。直径は20〜
40キロメートル程度と思われます。
 これで現在太陽系ではっきり確認されている惑星の衛星の数は次のようにな
りました。
  水星   なし、  金星   なし、  地球    1個
  火星    2個、  木星   61個、  土星    31個
  天王星  21個、 海王星   12個、 冥王星    1個
参照:IAUC 8193 (Seot 3, 2002).
     2003年9月4日 国立天文台・広報普及室
84名無しSUN:03/09/24 20:41
国立天文台・天文ニュース (674)
http://www.nao.ac.jp/nao_news/data/000674.html

国立天文台三鷹キャンパス特別公開

 国立天文台・三鷹キャンパスでは以下のように特別公開を行います。お誘い
併せのうえ、ご参加ください。

メインテーマ:見えてきた宇宙の生い立ち
日時:2003年10月25日(土) 10時〜19時(台内施設公開)
         〔一部展示は17時まで、晴天時の観望会は19時まで〕

場所:国立天文台 三鷹キャンパス内 (東京都三鷹市大沢2−21−1)

                     (中略)

<申込・予約> 不要
<参加費>   無料
                     (後略)

85名無しSUN:03/09/25 01:42
>>84
お、そうだ。今年も自転車で行ってきます。
サンキュウ。
86名無しSUN:03/09/25 02:54
>>74 >>76
ロイターソースをみつけた。もう少し詳しい

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030922-00000810-reu-int
[ワシントン 21日 ロイター]
米航空宇宙局(NASA)の木星探査機ガリレオが21日、科学者らの見守るなか、木星
の大気圏に突入し、14年間にわたる探査の任務を終えた。

米カリフォルニア州パサデナにあるNASAジェット推進研究所は、ガリレオとの連絡が、
予想より2分36秒早い米東部時間午後3時40分(日本時間22日午前4時40分)ごろ
に途絶えたことを明らかにした。

ガリレオは、1989年にスペースシャトル「アトランティス」から発射され、46億キロを旅
して木星の軌道に到達。これまでに34回、木星の周囲を回り、予定より6年長くデータ
送信の任務にあたった。

ガリレオの探査計画にかかわった1000人以上が同研究所に集まり、任務終了を祝っ
た。(ロイター) [9月22日15時6分更新]

87名無しSUN:03/09/25 03:12
>>86
日付の計算があわないね。日付は米東部時間も日本時間も間違っている
88名無しSUN:03/09/25 13:31
天の川銀河が近くの小銀河のみ込む 米チーム観測
--------------------------------------------------------------------------------


 私たちのいる天の川銀河(銀河系)が、近くの小銀河をのみ込んでいることが分かった。
米バージニア大とマサチューセッツ大の共同チームが24日発表した。
論文は、米専門誌アストロフィジカル・ジャーナル12月20日号に掲載される。

 小銀河は「いて座」の方向にあり、銀河系からは8万光年ほど離れている。
94年に発見され、規模は銀河系の1万分の1くらいしかない。

 小銀河の周辺の赤外線を観測したところ、この銀河の星々が銀河系へ吸い込まれている様子が浮かび上がった。
銀河系は同様の「捕食」を繰り返して成長してきたと考えられる。

 地球への影響について研究チームは「太陽系は約2億4000万年かけて銀河系を一周しているが、
たまたま、我々が今いる付近に小銀河の星々が降り注いでいる。さらに詳しく調べたい」と説明している。
(09/25 11:40)


89名無しSUN:03/09/27 04:16
ヌー即+
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1064545549/l50
によると、


8/25日に天文学者により発見が報告された天王星の衛星が、ハッブル宇宙望遠鏡に
よって追認され、ついでにもう一つ新しい衛星を発見しました。
これらの衛星は、これまで知られている天王星の衛星のうち最小のもので、あまりに
小さいためにボイジャー2号が天王星を訪れた際にも見落とされていました。

http://hubblesite.org/newscenter/archive/2003/29/
http://www.nasa.gov/vision/universe/solarsystem/hubble_uranus_moons.html

とのことでつ
90名無しSUN:03/09/27 12:07
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/09/26black_hole/index-j.shtml
X線での観測により明らかになるブラックホールの回転

チャンドラとXMM-Newtonという2機の衛星を用いたX線観測から、恒星ブラックホール
から発せられるX線のスペクトルを調べればそのブラックホールが回転しているかどう
かがわかるということが明らかになった。

発表によると、X線のスペクトル中に見られる鉄原子に由来する構造を調べることで、
ブラックホールの周りでガスがどのような運動をしているかがわかり、それによってブ
ラックホールが回転しているかどうかを判断できるということだ。観測結果からは、有
名なはくちょう座X-1はまったく回転していないらしいことや、別の2つのブラックホール
が高速で回転していることが示された。

ブラックホールには大きく分けると少なくとも2つのタイプがある。1つは太陽の5〜20倍
ほどの質量を持つ恒星ブラックホール、もう1つは銀河の中心にあり太陽の数百万倍
以上の質量を持つ超大質量ブラックホールだ。このうち、超大質量ブラックホールにつ
いては高速で回転しているらしいということが以前から知られていたのだが、回転して
いると思われる恒星ブラックホールのスペクトルの特徴は超大質量ブラックホールの
ものと似ていた。ブラックホールのサイズが大きく異なってもスペクトルやブラックホー
ルの周囲の空間が似ているというのは、別の大きな発見と言える。

恒星ブラックホールが回転したりしなかったりする差は何が原因だろうか。生まれ方が
違うのだろうという説や、ブラックホールと連星系を形成している星からどのくらいの期
間ガスが供給されるかによって回転速度が決まるのではないかという説があるようだ。
91名無しSUN:03/09/27 12:09
>>89

http://www.astroarts.co.jp/news/2003/09/26uranus_satellites/index-j.shtml
ハッブル宇宙望遠鏡、天王星に新しい衛星を2個発

ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、天王星に2個の新しい衛星が見つかった。

天王星には、5個の大きな衛星(アリエル、ウンブリエル、タイタニア、オベロン、ミラン
ダ)をはじめとして21個の衛星の存在が知られていた。そのうち10個は、1986年にボイ
ジャー2号が天王星に接近した際に撮影した写真から見つけられたものである。

新しく見つかった衛星のうちS/2003 U 1という符号がつけられた衛星は、直径が約16km
で、天王星本体から97,700km離れたところをおよそ22時間で公転している。また、
S/2003 U 2という符号がつけられた衛星は、直径が約12kmで、天王星本体から74,800km
離れたところをおよそ15時間で公転している。

今回見つかった衛星を含めて、天王星には大衛星より内側に13個もの小さい衛星があ
る。一説によれば、これらの小衛星は彗星が別の衛星と衝突してできたものかもしれな
いということだ。天王星本体と大衛星の影響を受けて運動する小衛星は、軌道が不安定
になりやすいが、それにもかかわらず13個も衛星が存在する理由について調べるた
め、さらに観測が行われる予定だ。これはまた、衛星がどのようにして誕生したのかと
いう謎の解明にもつながるだろう。

なお、一度はその存在が認められたものの観測不十分という理由によって衛星としての
認定を取り消されていた衛星、S/1986 U 10も、ハッブル宇宙望遠鏡によるの追加観測
によって間違いなく衛星であることが確認された。これにより、天王星の衛星の数は(今
回の2つが間違いなく衛星だと認められたとして)24個となった。
92名無しSUN:03/09/27 12:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030927-00001009-mai-soci
<情報収集衛星>H2Aロケット、午後に打ち上げ

 宇宙開発事業団は27日午後1時33分、政府の情報収集衛星(IGS)を搭載した主力
ロケットH2A6号機を、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げる。IGS
は光学衛星とレーダー衛星の2基1組で、北朝鮮の動向などを探る事実上の「偵察衛
星」。今年3月28日にも2基が打ち上げられており、2組目の軌道投入となる。

 計画では、ロケットは発射後、太平洋上空を南に向かって上昇し、2基の衛星を相次い
で、地球を南北に回る軌道(極軌道)に投入する。予定通りの軌道への投入に成功すれ
ば、前回の2基と合わせた4基体制が整い、地球上の全地点を24時間以内に撮影する
ことが可能になる。

 センター周辺では、鹿児島県警と第10管区海上保安本部(鹿児島市)が警備本部を
設置。テロや妨害工作などの警戒に当たった。

 H2Aは01年8月の1号機から5回連続して打ち上げに成功している。6号機は全長
57メートル、直径4メートル、重量約350トン。衛星の開発費を除く打ち上げの総費用
は約100億円。打ち上げは当初、10日の予定だったがエンジンのトラブルなどで、2回
延期された。

 事業団は10月1日、宇宙科学研究所、航空宇宙技術研究所の2機関と共に「宇宙航
空研究開発機構」に統合される。事業団としては今回が最後の打ち上げ。
【内田久光】(毎日新聞)


間もなく打ち上げです。
93名無しSUN:03/09/27 12:16
韓国も衛星打ち上げだそうです

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/09/25/20030925000080.html
【朝鮮日報】国内初の科学衛星1号が26日打上げへ

国内初の天文・宇宙科学用衛星「科学衛星1号(ウリビョル(我が星の意)4号)」が26日
午後3時11分(韓国時間)、ロシアのプレセツク打ち上げ基地から打ち上げられる。

 科学技術部は25日、「科学衛星はロシアの『コスモス−3M』型ロケットに搭載され、宇
宙へ打ち上げられた後、地球上空690キロメートルの円形軌道を回る計画」と明らかに
した。

 人工衛星との最初の交信は打ち上げて7時間後の午後10時頃に可能とみられる。

 同衛星は、科学技術部の宇宙開発中長期計画に従って、韓国科学技術院(KAIST)
の人工衛星研究センターが『ウリビョル1、2、3号』に次ぐ4番目に開発した小型衛星。

 ウリビョル1〜3号が衛星技術実験および地球観測用として勢作されたのに比べ、科
学衛星1号は初めて宇宙空間を視野に入れた科学研究目的の衛星だ。

 科学衛星は遠紫外線分光器など遠い宇宙の光を感知し、星の年齢および銀河の形成
過程などを観測できる機器を搭載した。

 人工衛星研究センターはインターネットのホームページ(satrec.kaist.ac.kr)を通じ、衛
星打ち上げ後の状況を写真などで一般人に提供する予定だ。

金熙燮(キム・ヒソプ)記者
94名無しSUN:03/09/28 19:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030927-00001055-mai-soci

<情報収集衛星>H2Aロケット打ち上げ延期 10月2日以降に

宇宙開発事業団は27日、種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)で同日午後1時33分
に予定していた主力ロケットH2A6号機の打ち上げを、第2段ロケットの飛行制御装置に不
具合が生じたとして中止した。中止は燃料の充填(じゅうてん)が終わった発射約40分前に
決まった。燃料充填後の中止は異例の事態。

 6号機は政府の情報収集衛星(IGS)を搭載しており、全長57メートル、直径4メートル、
重量約350トン。原因究明には時間がかかる見込み。漁業関係者らとの日程調整もあり、
打ち上げは11月以降になる。

 事業団によると、飛行制御装置は姿勢を測る「ジャイロ装置」、速度と位置を測る「加速
度計」などで構成する。正午前の最終点検で管制塔のモニターに「搭載機器故障」と表示
された。解析の結果、異常を示す信号は主にジャイロ装置から出ていた。加速度計からの
異常信号もあった。東京都内のメーカーの工場で原因を調べる。

 同センターでの夏期の打ち上げは、地元漁協との協定で今月末まで。事業団は「不具合
の原因を特定しなければ日程は決められない」としている。また、10月は協定で打ち上げ
禁止期間となっている。

 事業団は10月1日、宇宙科学研究所、航空宇宙技術研究所の2機関と共に「宇宙航空
研究開発機構(JAXA)」に統合される。今回は事業団として最後の打ち上げで、当初は今
月10日に打ち上げる予定だったが、エンジントラブルなどで、2回延期されていた。打ち上
げはJAXAが引き継ぐ。

 IGSは朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の監視などを任務とする事実上の「偵察衛星」
で、光学衛星とレーダー衛星の2基1組。今年3月に打ち上げられた2基との4基体制になれ
ば、地球上の全地点が24時間以内に撮影できる。【吉田博治、内田久光】

(続く)
95名無しSUN:03/09/28 19:37
(続き)

◇今後の打ち上げ計画にも影響か

 27日午後に予定されたH2A6号機の打ち上げが直前に中止になった原因は、第2段ロケットの
飛行を制御する心臓部分に不具合が見つかったからだ。宇宙開発事業団は「あってはならない事
態」としており、原因究明の結果次第では、今後の打ち上げ計画や商業衛星の受注競争に影響を
与えそうだ。

 飛行制御には、方位を自動測定できる「ジャイロ装置」と、速度と位置を把握できる「加速度計」
が使われる。2種類の装置の計測値を、あらかじめコンピューターに記憶させた予定進路と比較
し、ずれがあれば自動的に正常なコースに修正できる。

 H2Aは2段目ロケットにジャイロ装置と加速度計を各4個設置している。2段目の飛行制御が作
動しないと、衛星を所定の軌道に投入できなくなるほか、ロケット自体が予期しない方向に飛んで
いく恐れもある。

 H2Aは5回連続で打ち上げに成功。6号機も打ち上げ前の2回の点検では正常だったのに最後
に異常信号が出た。▽ジャイロ装置と加速度計のどちらに問題があるか▽6号機固有の問題なの
か――などは、今後の検討を待つ必要がある。

 延期を事業団は「確実に成功して信頼性を確保するため」と説明する。先代のH2は、2回続け
て打ち上げに失敗し、計画中止に追い込まれた経緯があることからも、賢明な判断といえる。

 ただ、今後もH2Aでの打ち上げは、気象観測や航空管制支援を行う運輸多目的衛星など重要
な計画が目白押しだ。予定通りに進められないと、顧客は安心して打ち上げを託せなくなるのも事
実だ。【田中泰義】(毎日新聞) [9月27日21時33分更新]
96名無しSUN:03/09/28 19:39
こっちは共同ソース
「情報収集衛星」とかくか「偵察衛星」と書くかで日本よりか北寄りかがよく分かります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030927-00000107-kyodo-soci
偵察衛星打ち上げ中止 直前に機体の不具合発見

日本の偵察衛星となる情報収集衛星が27日午後1時半すぎ、鹿児島県の種子島宇宙センター
から宇宙開発事業団のH2Aロケット6号機で打ち上げられる予定だったが、最終点検でロケットの
2段目に不具合が見つかったため、打ち上げは中止された。
 次の打ち上げは10月2日以降になるという。
 情報収集衛星は光学衛星とレーダー衛星の2基で構成され、今年3月に1号機の2基が打ち上
げられている。今回の打ち上げは、当初は10日に予定されていたが、やはり機体の不具合で、こ
れまで2回にわたり延期されていた。
 光学衛星は最大解像度1メートルのカメラを、レーダー衛星は悪天候でも観測可能な合成開口
レーダーを備える。運用する内閣衛星情報センターは現在、試験撮影や画像判読訓練を続けてい
る。(共同通信) [9月27日13時27分更新]
97名無しSUN:03/09/28 19:41
ちょっと珍しいソースから一つ
http://www.nara-shimbun.com/n_all/all4033.html
奈良新聞 2003年9月26日 【北極星示すイワクラ】

4000年前の星座投影

山添・神野山の巨石

 山添村に点在する巨石、イワクラ(磐座)が天空の星を投影しているとの研究を続ける同村の「い
わくら文化研究会」。この会の顧問を務める匠里・都市研究所代表の柳原輝明さん(61)が、このほ
ど発行された会報誌「いわくら通信」第七号で、紀元前2000−3000年ごろに北極星だった竜座のト
ゥバンにあたるイワクラを神野山山中で発見したとする手記を発表した。イワクラが星空を写したと
すれば、必ず存在するはずの北極星。他のイワクラと同様、立証には困難が横たわるが、11月に
同村で開かれる全国イワクラサミットを前に話題を呼びそうだ。

 イワクラは神が宿る石として、古代人の信仰の対象となった巨石。昨年結成された同会は、村に
点在する巨石が、天体信仰の上で、星々の位置や特定の日の太陽の通り道などを示したもので
はないかとして研究、調査を行っている。

 会の中心人物の1人である柳原さんは、これまでにも巨石が川のように群在する鍋倉渓が天の
川であるとの仮説を展開。こと座ベガ(おりひめ星)、わし座アルタイル(ひこ星)といった星と対応
するとみられる数々のイワクラを見いだしてきた。

 手記によれば、今回柳原さんは、従来からの研究成果から、これまでに検出されたイワクラは
約4000年前の星の位置を示していると推論。ことし6月、神野山山頂を天頂と仮定して当時の北
極星を示した巨石の踏査を開始した。

(続く)
98名無しSUN:03/09/28 19:42
(続き)

 その結果、山頂と同緯度の北方山腹で約20メートル間隔の大小2つの巨石を発見した。大きいも
のは直径約7メートル、小ぶりなものは直径約2メートルで、それぞれ周囲には岩組みがされていた。

 柳原さんは、周囲を圧倒する迫力から大きい方が当時の北極星トゥバンを地上に映したものと確
信。帰宅後コンピューターで当時の星空を再現したところ、トゥバンの近くに寄り添う小星があるこ
とが分かり、その思いを強くした。

 柳原さんは「これまで考えていた場所に北極星を映したと思われるイワクラが見つかった意義は
大きい。これをもとに、もう1つの代表的な星々、北斗七星が見つかれば仮説の大きな補強になる」
と話している。

(写真があります。いつまでソースが残るか分からないのでお早めに)
99名無しSUN:03/09/28 19:44
>>94-96
書き忘れた。読売ソース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030927-00000011-yom-soci
情報収集衛星の打ち上げ延期、11月以降に

宇宙開発事業団は27日昼過ぎ、同日午後に予定していた大型ロケットH2A6号機の打ち上げ
中止を決定した。ロケットの姿勢や位置を検出する「慣性センサーユニット」という電子機器から
送られてくるデータに異常が見つかったため。

 北朝鮮の軍事施設監視などを目的とする情報収集衛星2基を搭載した同機の打ち上げは、
11月以降になる見込みだ。

 データの異常は発射予定90分前、最終点検中に発見された。電気信号を送ったところ、機器
が正常に働いていないとの反応が返ってきた。同日早朝に行った2度の点検では、正常だった
という。

 慣性センサーユニットは、4組のジャイロと加速度計から構成されている。ロケットの飛行方向
を決める“頭脳”の一部で、異常があると軌道を大きくそれたりするおそれがある。同事業団では
この装置を製造元の日本航空電子工業昭島事業所(東京・昭島市)に持ち込み、詳しい原因を
分析する。

 ロケットは中止段階ですでに燃料充てんをほぼ完了していた。燃料を抜き取って機体点検をす
るのに最低でも4日間は必要。また種子島宇宙センターからのロケット発射は、漁業関係者との
取り決めで原則的に10月は実施できない。同事業団では「データ異常の原因がはっきりするま
で発射しない」としており、次の打ち上げ日は未定だ。

 6号機の打ち上げは10日に予定されていたが、異常が見つかった部品の交換などで2回延期
されていた。(読売新聞) [9月27日19時53分更新]
100名無しSUN:03/09/28 19:48
101名無しSUN:03/09/28 20:00
>>97-98
エジプトの大ピラミッド内に延びるシャフト(通気坑)も、トゥバンや
シリウス、オリオン三ツ星のアルニタクを指し示しているらしいですね。
ギザの三大ピラミッド自体が三ツ星を地上に投影したものだという説も。
102名無しSUN:03/09/29 22:27
3機関統合に伴うウェブサイトのURL変更について
http://www.nasda.go.jp/jaxa/url_move_j.html

10月1日、宇宙科学研究所、航空宇宙技術研究所、宇宙開発事業団の3機関が統合され、
新たに「宇宙航空研究開発機構」(JAXA)が発足します。
これに伴い、新たにJAXAのウェブサイトがスタートいたします。以下に、現在のURLと、
新しいURLを併記いたします。お手数をおかけいたしますが、10月1日以降、リンク、ブッ
クマーク等の変更をお願いいたします。
なお、特に明記されているサイト以外は、10月1日以降も、当面の間現在のURLでのア
クセスが可能です。


103名無しSUN:03/09/29 22:30
民生部品・コンポーネント実証衛星「つばさ」(MDS-1)の運用終了について
http://www.nasda.go.jp/press/2003/09/tsubasa_20030929_j.html

宇宙開発事業団は、平成14年2月4日(日本標準時、以下同じ。)にH-IIAロケット試験機
2号機により打上げた民生部品・コンポーネント実証衛星「つばさ」(MDS-1)の停波コマ
ンドを平成15年9月25日3時20分に送信しました。27日に同衛星からの電波の発信が停
止していることを確認し、これをもって同衛星の運用を終了いたしましたのでお知らせい
たします。運用終了時の最終軌道は、概ね以下のとおりです。

遠地点高度 35,204 km
近地点高度 209 km
周期 10時間20分
軌道傾斜角 29度

「つばさ」について
「つばさ」(MDS-1)は、平成14年2月4日にH-IIAロケット試験機2号機で打ち上げられま
した。1年間のミッション期間を越える約1年8ヶ月の軌道上運用を達成し、静止衛星軌道
よりも10倍程度厳しい放射線環境の中、民生部品の軌道上データおよび宇宙環境計測
のデータ等を取得するなど十分な成果を得ることができました。

(画像があります。リンク先をご覧ください)
104名無しSUN:03/09/29 22:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030928-00000411-yom-soci
欧州初の月探査機を打ち上げ

 欧州宇宙機関(ESA)が初めて開発した月探査機「スマート1」が27日夜(日本時間
28日朝)、南米フランス領ギアナからアリアン5ロケットで打ち上げられた。

 2005年3月に月の上空300―1万キロを周回する軌道に到達、半年以上にわたって
観測する予定。(読売新聞) [9月29日0時3分更新]
105名無しSUN:03/09/29 22:34
http://www.asahi.com/international/update/0929/005.html
インド東部に隕石? 1人死亡、20人負傷

PTI通信などによると、インド東部オリッサ州のケンドラパラ地区などで27日午後6時半
(日本時間同日午後10時)ごろ、隕石(いんせき)と思われる物体が空から落下し、農家
などを直撃、数軒の家屋が焼けた模様だ。直撃を受けた家屋の男性(75)1人が運ばれ
た病院で28日に死亡したほか、約20人が負傷したという。

 現場はベンガル湾の海岸から西に30キロほどの農村部。目撃者談によると、いくつも
の物体が瞬時のうちに火を放って落下し、一時は数百人がパニック状態に陥ったという。
同地区からは重さ6キロほどの隕石とみられる物体が複数発見されたという。
(09/29 10:19)

ヌー速+の該当スレ
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1064799028/l50
106名無しSUN:03/09/29 22:39
>>93 続報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/09/29/20030929000066.html
科学衛星、事実上の「宇宙迷子」に

 今月27日に打ち上げられた韓国初の「科学衛生1号(ウリビョル(我が星の意)4号)」
が、29日夜現在、地上管制センターとの交信が一回も行われず、事実上宇宙空間で
行方不明となった。
 科学技術部や航空宇宙研究院、韓国科学技術院(KAIST)の人工衛星センターから
なる「衛星管制チーム」は、27日午後10時からこれまで衛星との交信を8回も試みた
が、いずれも失敗したと、29日発表した。
 このため、管制チームは科学衛星がどの軌道を回っているのか、正確な位置を把握
できずにいる。
 管制チームは当初、衛星打ち上げ基地のロシア宇宙センターから提供された衛星軌
道情報に問題があったとみて、軌道情報を修正しながら衛星との交信を試みたが、結
局失敗した。
 このため、管制チームは大田(テジョン)にあるKAIST・人口衛星センターで非常対
策会議を開き、衛星の通信システムや地上管制センターの受信装備に問題があるか
どうかを再点検している。
 科学技術部のチェ・ジョンベ宇宙航空技術課長は、「科学衛星が地球軌道に近づくと
推定される時間に合わせて、引き続き交信を試みている」とし、「外国では1週間も過ぎ
て交信に成功するケースも時々あるため、衛星の打ち上げが失敗したとみるにはまだ
早い」と話した。

 「科学技術衛星1号」は1998年10月、科学技術部の「宇宙技術中長期研究計画」に
従って開発に着手し、116億9000万ウォンを投入して完成された。
 同事業の総括管理は韓国航空宇宙研究院が、衛星本体の開発はKAISTの人口衛星
センターが、搭載体の開発はKAISTの他、韓国天文研究院、ソウル大学、米バークレー
大学がそれぞれ担当した。

金熙燮(キム・ヒソプ)記者
107名無しSUN:03/09/30 17:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030930-00000064-kyodo-soci
原因解明は1カ月以上 H2Aトラブルで文科相

 河村建夫文部科学相は30日、情報収集衛星を載せたH2Aロケット6号機の打ち上
げ延期について「トラブルのあった慣性センサー装置の原因解明は10月いっぱいか
かる」と閣議後に小泉純一郎首相に報告した。打ち上げは11月以降になるのは確実
となった。
 来年4月に予定されていた衛星4基による本格運用開始について、茂木敏充科学技
術担当相は閣議後の記者会見で「今回のことが大きな影響をもたらすとは思っていな
い」と話し、北朝鮮の監視態勢構築に大きな支障はないとの見解を示した。
(共同通信) [9月30日11時13分更新]
108名無しSUN:03/09/30 17:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030930-00000158-kyodo-soci
新宇宙機関、1日発足 3組織統合、調布市に本部

 特殊法人改革の一環として1日、宇宙開発事業団(茨城県つくば市)と文部科学省宇
宙科学研究所(神奈川県相模原市)、航空宇宙技術研究所(東京都調布市)が統合し
て「宇宙航空研究開発機構」(宇宙機構)が発足した。
 職員約1800人、年間予算約1800億円の独立行政法人。衛星の打ち上げから宇
宙科学研究、国産航空機の開発まで、日本を代表する総合的な宇宙航空機関となる。
 組織の長は宇宙開発事業団理事長から横滑りした山之内秀一郎理事長。本部は航
空宇宙技術研究所のあった東京都調布市に置き、既存の施設は、ロケットを開発する
基幹システム本部など4つの本部にくら替えする。技術移転や共同開発などで企業と
の連携を強化するため、企画部門に産学官連携部を新設した。
 事業費は毎年1%程度を圧縮し、人員は100人程度削減するなどして業務の効率化
を図る。(共同通信) [9月30日16時39分更新]
109名無しSUN:03/09/30 18:18
直接天文学に繋がるわけではありませんが

http://www.asahi.com/science/update/0930/001.html
理科好き育て、小柴さんが財団 ノーベル賞金など投じ

 素粒子ニュートリノの観測でノーベル物理学賞を昨年受けた小柴昌俊東京大名誉
教授(77)が、その賞金など私財4000万円を投じ、理科教育の向上をめざす「平成
基礎科学財団」を10月初めにも設立する。観測装置カミオカンデの開発を支えた晝
馬(ひるま)輝夫・浜松ホトニクス社長(77)も協力し、基本財産は1億円になる見通
し。「基礎科学の振興は国民全員が考えるべきで、景気などに左右されるようでは困
る」という小柴さんの持論を形にする。

 財団は、科学講演会を開催するほか、小、中学校で優れた理科教育に取り組む個
人・団体を表彰したり、理科教材を開発したりする。

 財団の発起人には、小柴さんのほか、ユニークな数学者として知られる秋山仁・東
海大教授、脳科学の権威である伊藤正男・元日本学術会議会長、海部宣男・国立天
文台長らが名を連ねる。「理科好きの子どもたちを育てる先生を表彰したい」「子ども
たちには夢の卵を持ち続けて欲しい」という小柴さんの思いに賛同した。

 小柴さんが拠出するのは、ノーベル賞の賞金約3500万円と、イスラエルの著名な
国際賞ウルフ賞(00年受賞)の賞金約500万円の合計額に相当する4000万円。晝
馬社長は私財から6000万円を提供する。

 10月1日の「都民の日」に、小柴さんは名誉都民として顕彰される。そのときに石原
慎太郎知事に資金面での協力をあおぐ。宇宙から飛んでくるニュートリノをとらえた観
測装置カミオカンデがあった岐阜県も、資金協力について前向きに検討してくれてい
るという。現在、同県には後継のスーパーカミオカンデがある。

(続く)
110名無しSUN:03/09/30 18:19
(続き)
 超低金利が続いているため、活動費は財団の個人会員や法人会員の年会費でま
かなう計画。今年度は、小柴さんがノーベル賞受賞後に出版した本の印税250万円
をつぎ込むほか、浜ホトや小柴さんの実弟が経営する塗装会社、義弟が院長を務め
る病院から計1200万円を拠出してもらう予定だ。

 小柴さんは「ノーベル賞賞金の額では基礎科学の研究費助成には到底足りない。
そちらの方は税金に任せる。基礎科学を大切にする旗振り役を買ってでているので、
財団への拠出でどれだけ本気かということを示したかった」と話す。

(09/30 17:09)
111名無しSUN:03/10/01 10:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2003/10/2003100101000042.htm
広島「カープ」小惑星名に 愛媛のファンが発見、命名

 火星と木星の間を回る小惑星44711番が、プロ野球広島カープにちなみ「Carp
(カープ)」と名付けられた。
 1999年10月3日に発見し命名を申請していたのは、愛媛県久万町にある町立久
万高原天体観測館職員で、長年の広島ファンという中村彰正さん(42)。1日までに
国際天文学連合(本部パリ)の小天体命名委員会が認定した。
 中村さんが発見した小惑星は、Carpで53個目。これまでにも「Anpanman(アン
パンマン)」「Kamenrider(仮面ライダー)」などユニークな命名をしているが「いつか
カープと付けたいと思っていた。今年は駄目だったが、激励の意味も込めてある」と
話している。

2003年10月01日水曜日
112名無しSUN:03/10/01 13:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030930-00000053-jij-soci
NECが国に3億2000万円賠償=宇宙研の実験機分離失敗で

 昨年2月、文部科学省宇宙科学研究所の高速再突入実験機(DASH)がH2Aロ
ケット2号機で打ち上げられた際、メーカーのNECのミスが原因で分離に失敗した
問題で、宇宙研は30日、NECが責任を認め、国に3億2700万円を賠償したと発
表した。ただ、DASHの再打ち上げが実現するかどうかは分からないという。
 NECの宇宙関係業務は既に子会社のNEC東芝スペースシステムに移されたが、
DASH製作当時、NECの社員が設計図を写し間違えたのが事故原因だった。
DASHの総予算は約6億円だが、宇宙研とNECの協議により、研究開発費を除い
た本体の製作費が損害額として確定した。 (時事通信) [9月30日20時3分更新]
113名無しSUN:03/10/02 22:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031002-00000007-mai-l08
市民や職員らが天体観測楽しむ−−結城市役所の有志「火星を観る会」結成 /茨城

 「天体望遠鏡で火星や月を見てみませんか」――。結城市役所駐車場で、市民や市職
員たちが天体観測を楽しんでいる。
 同市職員有志7人が火星大接近をきっかけに「市民にも天体観測を楽しんでもらおう」と
「火星を観る会」を結成した。市の職員互助会からの補助金やポケットマネーを出し合っ
て東京都内の望遠鏡メーカーから最新の天体望遠鏡を借りた。
 9月から始まった観測は、あいにくの天候不順で2、3日しか見ることはできなかった。
1日夜から土、日曜日を除いて、午後6時から2時間程度職員が対応。訪れた市民たち
は、天体望遠鏡をのぞき、なかにはデジタルカメラを望遠鏡にセット、火星や月の姿を写
真におさめるなど好評を博している。参加した市民の一人は、「素晴らしい企画。天体に興
味を持つ人が増えるのでは」と感動していた。
【小林昭雄】(毎日新聞) [10月2日19時27分更新]
114名無しSUN:03/10/02 22:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031001-00000328-jij-soci
東京・お台場に月着陸船の実物大模型=宇宙飛行士会議控え展示−科学未来館

 世界から約70人の宇宙飛行士が集まる会議が来週開かれるのに合わせ、東京・お台
場の日本科学未来館で1日、有人宇宙飛行の過去と将来を展望する展示会が始まった。
1969年に初めて月面に着陸した米アポロ着陸船の実物大模型(高さ約7メートル)が目
玉。同日発足した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の飛行士星出彰彦さんは、「度肝を抜
かれた。展示にある宇宙ホテル(構想)が将来実現するよう、頑張っていきたい」と話した。
(時事通信) [10月1日22時5分更新]
115名無しSUN:03/10/02 22:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031001-00000101-kyodo-soci
電源や信号変換器に異常か H2Aのセンサー装置

 情報収集衛星を搭載したH2Aロケットが機器の故障信号で打ち上げ延期になった問
題で、宇宙航空研究開発機構の三戸宰理事は1日、故障信号の出た慣性センサー装
置(IMU)は工場での試験でも同様の反応が出たと宇宙開発委員会に報告した。
 三戸理事によると、装置内のジャイロと加速度計のいずれからも出力異常と似たよう
な信号が出た。電源関係や信号変換器などの共通部分の異常の可能性が高いという。
 同理事は「原因究明は一歩前進したが、特定にはまだ時間がかかる」と話し、分解し
て詳しく調べるとしている。
 IMUは、ロケットの姿勢変化を検出する小型レーザージャイロ4個と加速度計4個の
計8個のセンサーからなる。打ち上げ延期後、機体から取り外して調べていた。
(共同通信) [10月1日11時23分更新]
116名無しSUN:03/10/02 22:06
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics031001_1.htm
http://www.planetary.or.jp/ (日本惑星協会)

(03/10/01) "Cometoid"と呼ばれる小天体

ある時は彗星、またある時は小惑星の振舞いをする奇妙な小天体がある。
133P/Elst-Pizarroがそれである。 通常、小天体の輪郭がぼやけていれば彗星、
そうでなければ小惑星とされる。

1979年、天文学者のギド・ピッサロとエリック・エルストがある小天体を発見し、
133P/Elsit-Pizzaroの仮符合を付して国際天文学連合(IAU)に小惑星として申
請した。しかし、1996年に発見者の一人であるエリック・エルストがあらためて
観測したところ、この小天体から細長い尾が伸びていたため、あらためて彗星と
して申請した。

ハンガリーの天文学者イメール・トスが、尾の正体は他の小天体との衝突したた
めに、133P/Elst/Pizzaroの表面から噴出したダストの流れであるとし、小惑星説
を支持した。しかし、昨年8〜12月、この小天体を4回観測したハワイ大学の大学
院生の研究グループが、4ヵ月の観測の間ずっと細長い尾は消えなかったことと、
軌道計算の結果、1996年と2002年における133P/Elst-Pizzaroが通過した近日点が
ほぼ同じ位置であったことから、6年周期の彗星であると主張した。

現在のところ、天文学者の間では小惑星説がやや優勢である。しかし、こうした異
なる振舞いをする小天体の出現で、小惑星と彗星の区別は従来の方法だけでは対応
出来ないケースが起こることが明らかになった。Cometoidは文字どうり、Comet
(彗星)とAsteroid(小惑星)の合成語である。

(画像があります。リンク先をご覧ください)
117名無しSUN:03/10/02 22:07
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics031001_2.htm
http://www.planetary.or.jp/ (日本惑星協会)

(03/10/01) ハッブル宇宙望遠鏡が発見した天王星の新しい衛星

今年の8月25日、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した画像を分析したNASAエイ
ムズ研究センターのマーク・ショワルター博士を含む3人の科学者は、天
王星から9万7700キロと7万4800キロ離れた軌道を回る衛星を発見し、
S/2003 U1 とS/2003U 2の仮符号をつけて国際天文学連合(IAU)に申請し
た。承認を得るためには、地上の追認観測をパスする必要である。正式に
承認されれば、天王星の衛星は24個になる。

10個の衛星は全て、1986年にボイジャー2号が天王星を接近通過した時に撮
影した画像から発見されたが、新衛星は極端に暗かったため、 ボイジャー
の搭載カメラでは捉えることは出来なかった。

S/2003 U1の直径は約16キロ、22時間9分で天王星を一周している。また、
S/2003 U2は直径が約12キロ、14時間50分で天王星を回っている。

天王星の衛星の名前は全て、イギリスの文豪ウイリアム・シェークスピア
(1564〜1616)の作品から採用されている。ボイジャー2号が発見した衛星
には、例えば、コルデリア(リア王)、オフィーリア(ハムレット)、デ
スデモーナ(オセロ)、ポーシャ(ベニスの商人)、ジュリエット(ロメ
オとジュリエット)などがある。

(イラストがあります。リンク先をご覧ください)
118名無しSUN:03/10/02 22:08
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics031001_3.htm
http://www.planetary.or.jp/ (日本惑星協会)

(03/10/01) 小銀河を呑み込む天の川銀河

大銀河は、周囲の小銀河を呑み込んで成長する。米国バージニア大学のス
チーブン・マジェスキー博士主導の研究チームは先月24日、天の川銀河が
周囲の小銀河を呑み込む様子を示す解析図(想像図)を発表した。

同研究チームは、天の川銀河から約8万光年離れた射手座の方向にある小
銀河を赤外線で観測した。画面中央の青い渦巻きが天の川銀河、中央の赤
い斑点が小銀河、黄色い点は我々の太陽、赤味を帯びた長い構造体は小銀
河から伸びて天の川銀河をとり囲む星々の帯である。宇宙も、弱肉強食の
世界である。

(イラストがあります。リンク先をご覧ください)
119名無しSUN:03/10/02 22:11
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120名無しSUN:03/10/02 22:11
日本流星研究会 http://www.nms.gr.jp/news-latest.html
流星・火球・隕石に関する最新情報

2003年9月

今年のしし座流星群情報 〜今年は大出現はないという予報を確認する年〜 (Sep. 30, 2003)

IMC2003 (国際流星機構の年会;ドイツ)において,David Asher氏が,本年のしし座
流星群について見解を述べました.その内容によりますと,「2003年はここ数年に渡っ
てみられた活発な活動は期待できない」とのこと.その上で,いくつかのダストトレイ
ルは地球軌道にやや近づくため,"暗い流星が主体の弱い活動"が見られる可能性
があることを指摘.2003年のしし座流星群は「大出現が世界的に見られない」という
予報を確認する年になりそうです.仮に出現があったとしても,現時点の予報からは
「暗い流星が主体の活動」になりそうです.この他,フランスのVaubaillon氏も同様に
「2003年は大出現の可能性は低い」という見解を述べていました.


(残念ですね)
121名無しSUN:03/10/02 22:15
秋の流星情報

秋の主要流星群は次のとおり(情報ソース:日本流星研究会)

ジャコビニ流星群 (10月8/9日)  http://www.nms.gr.jp/nmsgia0.html
オリオン座流星群 (10月21/22日頃) http://www.nms.gr.jp/sh10ori0.html
おうし座流星群(北群) (11月15日頃)  http://www.nms.gr.jp/sh11tau0.html
おうし座流星群(南群) (11月5日頃)  http://www.nms.gr.jp/sh11tau0.html
しし座流星群 (11月17/18日)  http://www.nms.gr.jp/sh11leo0.html
122名無しSUN:03/10/04 19:13
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/10/03subaru/index-j.shtml
すばる望遠鏡、惑星形成領域に結晶化ケイ酸塩鉱物を発見

すばる望遠鏡に取り付けた中間赤外線観測装置COMICSの観測により、若い星の周囲に
広がる原始惑星系円盤内に結晶質のケイ酸塩鉱物が検出された。太陽系内の彗星に含
まれる結晶質のケイ酸塩の起源や、惑星形成のプロセスを解明する手がかりになると期
待されている。

ケイ酸塩の鉱物が検出されたのは、ケンタウルス座のHen3-600Aという星で、太陽から
約160光年離れたところに位置している。この星は、Tタウリ型と呼ばれる分類に属する、
年齢が500万〜1000万年という若い星で、星の周りには惑星系の元になる原始惑星系円
盤が広がっている。

これまでの観測では、星や惑星の原材料となる星間物質や惑星形成が進んでいる若い
星の周りの原始惑星系円盤では、ケイ酸塩は非結晶質の状態で存在しているとされてき
た。一方、太陽系の原材料物質を保存していると考えられている彗星からは、結晶質のケ
イ酸塩が発見されている。このことから、彗星や惑星の形成過程でケイ酸塩が非結晶質
から結晶質へと進化したと考えられてきた。その後、太陽よりもかなり重い若い星の周囲
からは結晶質のケイ酸塩が発見されたが、太陽程度の質量の星や若いTタウリ型星では
見つかっていなかったのである。すばる望遠鏡と冷却中間赤外線分光撮像装置COMICS
の組み合わせにより、今回初めてTタウリ型星の周囲から結晶質のケイ酸塩が検出され
たのだ。

今回の観測により、太陽程度の質量を持つ若い星でもケイ酸塩の結晶化が起きているこ
とが明らかになった。また、ケイ酸塩の結晶化には600度もの温度が必要なため、原始惑
星系円盤内でそのような加熱プロセスが起こっていることも示唆された。今後、原始惑星
系円盤内でケイ酸塩が空間的にどのように分布しているかを調べることで、結晶化のプロ
セスにさらに迫ることができるということである。

(画像があります。リンク先をご覧ください)
123名無しSUN:03/10/06 14:44
>>109-110 続報

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031006-00001014-mai-soci
<平成基礎科学財団>小柴さんに河村文科相から設立許可書

 昨年のノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊東京大名誉教授(77)らが基礎科学
や科学教育の振興を目的に申請した「平成基礎科学財団」の設立許可書が6日午
前、河村建夫文部科学相から、財団理事長に就任した小柴さんに手渡された。

 小柴さんは、東大の観測施設「カミオカンデ」(岐阜県神岡町)で宇宙から飛来する
素粒子ニュートリノを観測、天文学に新しい境地を開いた。「社会に直接、役立たない
研究活動を応援していただいた。今度は基礎研究に取り組む人を支援したい」と設立
準備を進めてきた。財団は優れた成果を挙げた研究者や科学教育に貢献した人を毎
年、顕彰するほか、教材の開発も進める。

 基本財産は1億円。小柴さんがノーベル賞などの賞金4000万円を、ニュートリノを
とらえるセンサーを開発した浜松ホトニクス(静岡県浜松市)の晝馬(ひるま)輝夫社
長(77)が私財の6000万円を拠出した。

 許可証は1日付。小柴さんは「子供たちを科学好きにする先生を表彰するなど、でき
ることから始めたい」と話している。【田中泰義】(毎日新聞) [10月6日11時11分更新]
124名無しSUN:03/10/06 14:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031005-00000954-reu-int
有人宇宙飛行控えた中国、月着陸実験を計画

 [北京 5日 ロイター] 中国新聞網が5日伝えたところによると、同国初の有人宇
宙船「神舟5号」の打ち上げを前に、宇宙開発当局者が月着陸に向けた実験構想を
明らかにした。
 国防科学技術産業委員会の関係者は4日、「中国は宇宙探査計画を継続し、将来
的には月への飛行と着陸を目指す実験を行う」と述べた。
 ただ、神舟5号の具体的な打ち上げ予定日は明らかにしなかった。
 中国は数日内に神舟5号を打ち上げるとみられる。有人宇宙飛行は米国、旧ソ連に
次いで世界3番目となる。
 国営メディアは打ち上げ日程について沈黙を守っているが、1日から1週間にわたる
国慶節の休暇が明けた直後との観測が流れている。(ロイター)
[10月5日19時42分更新]
125名無しSUN:03/10/06 14:48
<スペースシャトル>打ち上げ、来年9月以降に延期 (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/science/astronomy.html?d=04mainichiF1004e021&cat=2

 【ワシントン河野俊史】米航空宇宙局(NASA)は3日、野口聡一飛行士(38)が搭
乗するスペースシャトルの再開1号機「アトランティス」の打ち上げを来年9月以降に
延期することを決めた。「コロンビア」事故(今年2月)を受けて独立事故調査委員会
が8月末に勧告した29項目の改善になお時間を要すると判断したためで、シャトル
計画は1年半以上中断することになる。

 ウィリアム・レディ副長官(宇宙飛行担当)らが明らかにした。新しい打ち上げ目標
は来年9月12日から10月10日の間。予定通り進めば、さらに再開2号機を11月に
も打ち上げる計画という。

 NASAはこれまでアトランティスの打ち上げ目標を来年3月11日から4月6日の間
に設定していた。しかし、機体を高熱から守る強化炭素複合材(RCC)の損傷の宇宙
空間での修復法開発などに時間がかかるため、飛行再開が早くても「来年夏以降」
にずれ込む可能性を示唆していた。

[毎日新聞10月4日] ( 2003-10-04-11:11 )
126名無しSUN:03/10/07 12:51
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/10/07m104/index-j.shtml
ハッブル・ヘリテッジ・プロジェクトが5周年

NASAが運営するハッブル宇宙望遠鏡が撮影した画像を集めて整理している「ハッ
ブル・ヘリテッジ・プロジェクト」が、先日5周年を迎えた。1998年の発足以来、月に1枚
のペースで、惑星や惑星状星雲、星形成領域、銀河、銀河団など、70枚ほどの画像
を公開している。

ハッブル・ヘリテッジ・プロジェクトの役割は、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した膨大な
数の画像から一般向けのものを探し出し、場合によってはその天体を追加観測して
画像を補完して、一般に公開することだ。ハッブル宇宙望遠鏡が過去13年間に撮影
した生の画像は50万枚以上にものぼるが、ほとんどの場合は研究者のデータとして
用いられるだけで、一般の人々が目にする機会はあまりない。また、そのような画像
は特定の波長だけで撮影されていたり天体のごく一部だけを撮影していたりするの
で、そのまま見て楽しめる美しい画像ではないこともあるのだ。

プロジェクトのメンバーは、観測用に割り当てられた少しの時間を使い、そのような天
体を別の波長で観測したりより広い範囲を撮影したりして、画像が美しく見えるように
整えるのである。また、これまでのハッブル宇宙望遠鏡の(科学目的の)観測からは
外れているが見た目に面白い天体を選んで撮影するという場合もある。

今回公開されたのは、おとめ座にある銀河M104で、私たちからは約2800万光年離れ
た天体である。その形がメキシコのソンブレロという帽子に似ていることから、「ソンブ
レロ銀河」という愛称がつけられている銀河だ。見かけの大きさが満月の直径のおよ
そ5分の1もあり、全景を収めるため6枚の画像を合成している。

(画像があります。リンク先をご覧ください)
127名無しSUN:03/10/07 17:06
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1065509916/l50

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20031007AT3K0701Z07102003.html
中国初の有人宇宙船、打ち上げは14日以降か

【香港7日共同】7日付の香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは中国の宇
宙評論家の話として、中国初の有人宇宙船「神舟5号」の打ち上げは江沢民・中央軍
事委主席ら重要人物が参観するとみられるため、第16期中央委員会第三回総会(三
中総会)が閉幕する今月14日以後になると報じた。

 成功すれば、中国は6カ月後に2回目の有人宇宙飛行を行う見通しという。

 7日付の中国系香港紙、大公報は中央テレビ局(中央電視台)が打ち上げを酒泉
衛星発射センター(甘粛省)から実況中継することが決まったと伝えた。 (15:00)
128名無しSUN:03/10/10 20:49
http://www.jaxa.jp/press/2003/10/20031010_le5b_j.html

LE-5Bエンジン技術データ取得試験の実施について
平成15年10月10日
宇宙航空研究開発機構


 宇宙航空研究開発機構は、H-IIAロケット第2段のLE-5Bエンジンについて信頼性の
向上を目的とした技術データ取得試験を、三菱重工業(株)田代試験場にて実施します
のでお知らせします。



・第1回燃焼試験
1.実施日: 平成15年10月11日(土)
2.秒 時: 40秒
3.備 考: 初期作動確認試験


(以下の内容がさらにあります。リンク先をご覧ください)

・試験スケジュール
・エンジン燃焼試験
129名無しSUN:03/10/10 20:50
書き忘れましたが、とりあえず投稿しておきます。

http://www.jaxa.jp/press/2003/10/20031006_le7a_j.html

LE-7Aエンジン技術データ取得試験の実施について
平成15年10月6日
宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構は、H-IIAロケット第1段のLE-7Aエンジンについて、新イン
デューサを組み込んだ液体酸素ターボポンプ及び改良型ノズルスカートに関する技術
データ取得試験を、種子島宇宙センターにおいて実施しますのでお知らせします。



1.実施日: 平成15年10月 7日(火)
2.秒 時: 350秒
3.備 考: 技術データ取得試験

(以下の内容がさらにあります。リンク先をご覧ください)

・試験スケジュール
・エンジン燃焼試験
130名無しSUN:03/10/10 20:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031010-00000023-kyt-l26
太陽磁場活動望遠鏡が完成 京大・飛弾天文台

京都大は10日、理学部付属天文台の飛弾天文台(岐阜県上宝村)に世界最高水準の
太陽観測能力を持つ太陽磁場活動望遠鏡(SMART)が完成した、と発表した。太陽の
表面爆発による磁気嵐や気候への影響予測などに役立つと期待される。
 SMARTは高さ19メートルのやぐらに設置した4機の望遠鏡で構成される。2機は太
陽全面を観測し、他の2機は太陽を部分的に観測する。従来の4倍の感度を持つ光学
素子を用い、太陽面の爆発現象を起こす磁場活動の変化を、これまでにない高い解像
度でとらえられる。総工費は約5億円。
 同天文台では、SMARTを使用し、太陽面爆発や黒点の変化、ガス噴出などの詳細
な原因解明や事前予測などを研究。磁気嵐による電波障害や宇宙線被爆の防止など
にも役立てるとしている。 (京都新聞) [10月10日13時42分更新]
131名無しSUN:03/10/10 21:00
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/10/07m86/index-j.shtml
銀河団の得は銀河の損

NASAの衛星チャンドラのX線での観測とパロマー山天文台の可視光での観測により、
おとめ座銀河団の銀河M86から20万光年以上にわたってガスが伸びているようすが明
らかになった。

このガスは初めは銀河に付随していたものだが、時速500万キロメートルという超高速
で銀河団に広がる希薄なガスの中を運動しているうちに圧力を受けて銀河からはがさ
れ、伸びた構造となったものである。

銀河は、銀河団に含まれるダークマター(暗黒物質)や高温のガス、他の無数の銀河か
ら重力の影響を受けて銀河団に強く引っ張られている。銀河団へと銀河が落ち込んでい
くようすは、まさに数十億年かけて銀河団が形成されつつある現場を見ていることになる。
こうして捕らえられ銀河団の中を運動するようになった銀河は、M86のようにガスを剥ぎ
取られてしまう。そして、銀河から失われた分が、そのまま銀河団全体のガスと混ざっ
ていくというわけだ。

M86のもう一つのおもしろい特徴は、この銀河が我々と近づきつつあるということだ。一般
的に遠方の銀河は、宇宙膨張の影響で我々から遠ざかるように運動している。しかし
M86の場合、おとめ座銀河団(これ自体は時速約300万キロメートルで遠ざかっている)
の向こう側からおとめ座銀河団の中心部へ向かって落ち込んでいる。先に述べたように
この速度は時速約500万キロメートルなので、結果的におよそ時速150万キロメートルで
我々に近づいているように見えるのだ。

(画像があります。リンク先をご覧ください)
132名無しSUN:03/10/10 21:01
超新星を起こす天体の候補リスト作り:備えあれば憂いなし

NASAとESA(ヨーロッパ宇宙機関)が運用するハッブル宇宙望遠鏡を用いて、数百個の銀
河の高解像度画像が撮影されている。これらの銀河で将来超新星爆発が起こった際にそ
の元となった天体を同定するための、重要な観測だ。

超新星爆発は、太陽のおよそ10倍以上の質量を持つ重い星が自分自身の重力によって
崩壊し大爆発を起こす現象だ。超新星爆発により、恒星の内部で作られた元素が周囲へ
と撒き散らされて新しい星や惑星のもとになると考えられており、銀河や恒星の進化を探
る上で重要な現象である。

爆発を起こす前の天体がわかれば、どのようなタイプの星からどのようなタイプの超新星
爆発が起こるかということがわかり、超新星の研究がさらに進むと考えられるが、残念な
ことに超新星爆発を起こした元の天体が同定されたのは現在までに数例しかない。典型的
な渦巻銀河の場合、100年に1回程度の割合で超新星爆発が起こるとされているが、いつ
どの銀河で起こるかは正確にはわからないので、元となる天体が同定できないことのほう
が多いのだ。

そこで研究者たちは、あらかじめ多くの銀河を多波長で観測し、そこに含まれる恒星の明
るさや温度、大きさ、質量などをリストとして記録しているのである。将来、リスト中の星が
超新星爆発を起こせば、どのようなタイプの星がどのようなタイプの超新星爆発を起こした
かがわかるというわけだ。この観測には、ハッブル宇宙望遠鏡のほかにESO(ヨーロッパ南
天天文台)のVLT(The Very Large Telescope)といった地上の大口径望遠鏡も用いられて
いる。

写真は、おおぐま座にあるきれいな形の渦巻銀河NGC 3982だ。我々のいる天の川銀河系
も、外側から見るとこのようにきれいな渦巻き型をしていると考えられている。1998年にも
超新星が出現したこのNGC 3982、近い将来、再び超新星は現れるだろうか?

(画像があります。リンク先をご覧ください)
133名無しSUN:03/10/10 21:02
134名無しSUN:03/10/10 21:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031009-00000401-yom-bus_all
“大阪発”の人工衛星計画に国の研究助成が内定

大阪府東大阪市のモノづくり技術を生かして宇宙を目指す人工衛星の開発計画が、国の
試験研究プロジェクトに採択され、今年度から5年間で約7億円の助成を受けることが8日、
明らかになった。

 東大阪宇宙開発協同組合(理事長=青木豊彦・アオキ社長)の計画で、東京大大学院
の中須賀真一助教授(航空宇宙工学)の研究グループと組み、量産化できる超小型衛星
を開発する。5年後の2008年をめどに商業利用できる衛星の打ち上げを目指している。

 新たに開発する多目的衛星「PETSAT(ペットサット)」は、様々な機能を持たせた正方
形のパネルを必要に応じてつなぐ構造だ。打ち上げ時は畳んでおき、宇宙空間で広げる。
全体で5―20キロと軽く、6―9か月という開発期間の短さで、低コスト化と量産化を可能
にする。

 軍事や気象などの特殊な目的だけでなく、広い産業分野で利用を期待できるのが特徴
だ。雷予報のシステム開発を目指すほか、衛星を望遠鏡のように広げて地表の画像撮影
に使う計画もあり、ビジネスとしての市場開拓を狙う。

 協同組合は、中須賀助教授と協力し、独立行政法人、新エネルギー・産業技術総合開
発機構(NEDO)が公募する委託研究事業にテーマを提案していた。NEDOが審査して採
択を内定した。(読売新聞)
135名無しSUN:03/10/10 21:06
>>134
ちなみに、その東大阪宇宙開発協同組合のサイトは下記
http://www.sohla.com/

「夢を打ち上げるんやない。夢で打ち上げるんや」

なんかカッコイイけど、でも「まいど1号」
136名無しSUN:03/10/10 21:07
太陽系外の惑星と生命体を探るプロジェクトが進行中

長いので引用は略します

http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20031009304.html
http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20031010307.html
137名無しSUN:03/10/11 22:50 ID:XrMVZlFh
ようやく復活のヌー速+から
http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1065875954/l50

★宇宙はサッカーボール状の球形をしている可能性=科学者グループ◇ロイター

 [ロンドン 8日 ロイター] 米仏の科学者グループが、宇宙は球形でサッカーボールの
ようにつぎはぎとなっており、無限の空間ではない可能性がある、とするリポートを発表した。

 同グループは、米航空宇宙局(NASA)が集積したビッグバン時の残留放射能など宇宙からの
データを検討したところ、それらは宇宙が有限の空間で、5角形の曲面が合わさった球形を
していることを示唆している、と述べた。
 リポートは、8日付の科学誌ネイチャーに掲載された。

BizTech http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/ntec/270818

◆Cosmology: The shape of the Universe
Full text http://www.nature.com/cgi-taf/DynaPage.taf?file=/nature/journal/v425/n6958/full/425566a_fs.html
PDF (71k)  http://www.nature.com/cgi-taf/DynaPage.taf?file=/nature/journal/v425/n6958/full/425566a_fs.html&content_filetype=pdf
138名無しSUN:03/10/12 03:38 ID:q8tFL8HU
http://vsnet.kusastro.kyoto-u.ac.jp/vsnet/Mail/vsolj-alert/msg01029.html
vsolj-news 116: possile nova in Cir (2003)

VSOLJ ニュース (116)  チリの Liller、コンパス座に新星らしき天体を発見

著者 :加藤太一(京大理) 連絡先:[email protected]

 日本時間の10月10日未明にVSNETに報告され、即時公開された情報によれば、チリ
のLillerがコンパス座に新星らしき天体を発見しました。日本からはほぼ観測不能
の位置ですが、南半球であれば観測可能です。発見は10月 9.008日 (UT) に撮影さ
れたフィルムによるもので、当時写真等級(赤)で8.2等級と報告されています。
その後 9.004日撮影のフィルムにも 7.7等級で記録されていることが報告されまし
た。4.010日撮影の写真では11.0等よりも明るい天体は認められないと報告されて
います。以上の内容はその後 IAUC 8219 にて公表されました。眼視観測では、
オーストラリアのBrownより10.51日に9.9等との報告を受けています。すでに減光
が始まっているのか、あるいは写真と眼視の違いによるものかどうかはまだ定かで
ありません。
 天体の精測位置は、オーストラリアの Peter Nelson によって以下のように測定
されました。観測条件が十分よくなかったため、この値はまだ少し改訂されるかも
知れません。
15h 17m 52s.8
-61o 57' 17".6
(J2000.0)
 天体の種類の確定には分光観測が必要ですが、爆発前の位置には明るい天体はな
かった模様で、新星またはそれに近い種類の新天体であることは間違いないでしょ
う。VSNETでは以下のページに星図や自動サーベイ望遠鏡 ASAS-3 に記録された
増光画像を公開しています。
http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/vsnet/Novae/ncir03.html
2003年10月11日
139名無しSUN:03/10/12 21:24 ID:q8tFL8HU
もうね、アボカド。バナナと。(AA略

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031012-00000213-yom-soci
「ひまわり」後継機、米製造会社破産で打ち上げ延期?

 老朽化で引退した静止気象衛星「ひまわり」の後継機「運輸多目的衛星(新1号)」につ
いて、米国の製造会社が経営破たんし、製造続行を求めた日本政府の申し立ても現地の
裁判所で却下されたことを、気象庁が12日明らかにした。

 新1号機は同社のミスなどで既に2度打ち上げが延期され、同庁は当面の代替として米
国の古い気象衛星を月1600万円で借用中。来年初めに予定していた新1号機の打ち上
げはまたも延期が濃厚で、日本の気象観測はさらに大きな不安に直面することになった。

 破たんしたのは「スペースシステムズ・ロラール社」で、2000年3月に163億円で新1号
機の製造を受注、当初の納期は昨年12月20日だった。しかし今年7月、連邦破産法
第11章の適用を申請し、会社再建のために債務を凍結。国土交通省と気象庁に対して
8月、これまでの遅れに対する補償金の支払い免除や損害賠償請求の放棄、さらに33億
円の追加経費を要求する書簡を送ってきた。

 日本側は要求を拒否し、今月2日、計3件の申し立てを米ニューヨーク州の連邦破産裁
判所に行った。3件のうち、現時点での製造続行を求めた1件が今回、却下された。納期の
厳守などを求めた2件についても今後、判断が下される。

 ◆運輸多目的衛星(MTSAT)=5月に引退した気象衛星「ひまわり」の後継機で、航空
管制機能を併せ持つ。1号機は1999年にH2ロケットでの打ち上げに失敗。同じ米メー
カーが新1号機を製造している。2号機は三菱電機が作り、来年度後半に打ち上げられる
予定。(読売新聞) [10月12日20時56分更新]
140名無しSUN:03/10/13 22:52 ID:q5oqoZsz
中国の有人ロケット基地 米民間衛星が撮影

 民間偵察衛星会社の米スペースイメージング社は11日、中国が近く世界で3カ国目とな
る有人ロケットの打ち上げを計画している「酒泉衛星発射センター」の衛星写真を公表した。

 中国の発表によると、同センターは内モンゴル自治区にある。同社の衛星イコノスが今月
4日、センターの全景を撮影した。写真にはロケット組立棟とみられる建物と発射台が写っ
ている。
 中国の発表では、今月15−17日の間に、有人宇宙船の「神舟5号」を長征ロケット2号
Fで打ち上げる計画。イコノスが撮影した発射台にはロケットは立っておらず、4日時点で
は、まだ建物内で整備中だったとみられる。
 イコノスの観測によると、発射台の位置は北緯約41度、東経約100度。中国甘粛省酒
泉市の約100キロ北にある。(共同)(共同通信)[10月11日11時32分更新]
141名無しSUN:03/10/13 22:53 ID:q5oqoZsz
142名無しSUN:03/10/13 22:53 ID:q5oqoZsz
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031013-00000540-jij-int

飛行時間は23時間に=神舟5号

 【北京13日時事】中国政府の空間技術研究院は13日、インターネット公式サイトで、
中国初の有人宇宙船「神舟5号」の飛行時間が23時間になることを明らかにした。10日
の公式発表では21時間とされていた。 (時事通信) [10月13日21時1分更新]
143名無しSUN:03/10/13 22:54 ID:q5oqoZsz
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031012-00000441-jij-int

世界12カ所で空前の管制態勢=15日にも初の有人宇宙船打ち上げ−中国

 【北京12日時事】中国初の有人宇宙船「神舟5号」が15〜17日の間に打ち上げられる。
今回の打ち上げでは、海外を含め地上8カ所と、日本海など世界の4海域に展開する観
測船により、空前の管制態勢が敷かれる。

 打ち上げ基地は内モンゴル自治区にあるが、管制センターは北京に置かれる。このほ
か、西安(陝西省)、青島(山東省)、アモイ(福建省)、カシュガル(新疆ウイグル自治区)
などの国内各地とパキスタン、ナミビアに拠点が置かれる。

 また、「遠望」級の観測船4隻が日本海とオーストラリア近海、南米大陸の南方海域、
大西洋で管制ネットワークに加わる。 (時事通信) [10月12日15時1分更新]
144名無しSUN:03/10/14 20:23 ID:VnZir5p6
http://www.jaxa.jp/press/2003/10/20031014_7s_j.html
国際宇宙ステーション第8次長期滞在搭乗員の打上げ日について
平成15年10月14日 宇宙航空研究開発機構

 ロシア航空宇宙局(Rosaviakosmos)と米国航空宇宙局(NASA)は、国際宇宙ステーショ
ン(ISS)に長期滞在する下記の第8次搭乗員2名を、日本時間10月18日にバイコヌール宇
宙基地(カザフスタン共和国)からソユーズロケットにより打ち上げることを決定しました。
 このソユーズロケットにより打ち上げられるソユーズ宇宙船(7S)は、ISSに滞在する宇宙
飛行士の緊急帰還機として現在ISSにドッキングしているソユーズ宇宙船(6S)の交換も目
的としています。
 ソユーズ宇宙船とISSのドッキングは、同10月20日に予定されています。ISSとドッキング
した後、第8次搭乗員は、2003年4月からISSに滞在している第7次搭乗員2名と交代します。
第7次搭乗員は、ソユーズ宇宙船(6S)で同10月28日にカザフスタン共和国に着陸する予
定です。

第8次搭乗員:
マイケル・フォール(Michael Foale、アメリカ)
アレクサンダー・カレリ(Aleksandr Kaleri、ロシア)

備考:
"6S"は第7次搭乗員をISSに運んだフライトであり、今回打ち上げられるソユーズ宇宙船
(7S)はISS組立フライトにおいて7機目となります。ソユーズ宇宙船は、軌道上での運用寿
命があるため、定期的に新しいソユーズ宇宙船と交換する必要があります。現在軌道上
のISSにドッキングしているソユーズ宇宙船(6S)は、日本時間2003年4月26日に打ち上げ
られたものです。

参考リンク:
国際宇宙ステーションのクルー
http://iss.sfo.jaxa.jp/iss/crew/doc01.html
ソユーズロケットの概要
http://iss.sfo.jaxa.jp/iss/supply/soyuz.html
145名無しSUN:03/10/15 01:30 ID:H2AitJXG
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031014-00000213-yom-int
中国、きょうにも初の有人宇宙船打ち上げ

 【北京=竹腰雅彦】中国は15日午前にも、初の有人宇宙船「神舟5号」を同国西部の酒
泉衛星発射センターから打ち上げる。実現すれば、旧ソ連(ロシア)、米国に続いて3か国
目。中国にとっては2008年北京五輪の開催とともに国威発揚のシンボルとなる。

 中国外務省の章啓月・副報道局長は14日の定例会見で、「中国人民は神舟5号の打ち
上げを首を長くして待っている。打ち上げが中国有人宇宙プロジェクトの新たな突破口にな
ることを望む」と強い期待感を表明した。

 打ち上げは、天候条件などで16日か17日にずれ込む可能性があるが、中国メディアに
よると、現地では最終準備が着々と進んでいる。

 13日には午前5時から約4時間半にわたり、世界の4海域に展開した観測船も参加した
宇宙船の追跡訓練が行われた。空軍の精鋭パイロットから選抜された3人の宇宙飛行士
も、宇宙船内で最後の訓練を行った。

 また、打ち上げに使われる長征2号Fロケットはすでに発射台に取り付けられ、燃料の注
入を行っている。

 中国の華僑向け通信社「中国新聞」(電子版)は、神舟5号を載せたロケットは「打ち上げ
後、約3分間は目視が可能」とされることから、歴史的な瞬間を肉眼で見たいとする人が、
全国から様々なルートで酒泉に向かっていると伝えた。

 中国の発表によると、神舟5号は地球を14周する予定。打ち上げ翌日に内モンゴル自治
区に帰還するものとみられる。(読売新聞)[10月15日0時13分更新]
146名無しSUN:03/10/15 11:46 ID:5VLkDwim
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031015-00001015-mai-int

<有人宇宙船>中国が「神舟5号」打ち上げに成功
 【北京・成沢健一】新華社電によると、
中国は15日午前9時(日本時間同10時)、国内初の有人宇宙船「神舟(しんしゅう)5号」
を中国西部の甘粛省酒泉市郊外にある酒泉衛星発射センターから打ち上げることに成功した。
ロシア(旧ソ連)と米国に続くもので、世界で3番目、アジア初の有人宇宙船打ち上げ国に
なった。中国は、今年3月から月探査プロジェクトを進めており、有人宇宙船の月面着陸、
宇宙ステーションの構築も計画している。今回の打ち上げで計画に弾みがつくのは確実で、
いよいよ宇宙大国への一歩を踏み出すことになりそうだ。(毎日新聞)
147名無しSUN:03/10/15 11:48 ID:5VLkDwim
有人宇宙船キタ─────────────────────
148名無しSUN:03/10/15 11:57 ID:aLk587vk
神舟1〜4号には何が乗ってたんだろう?
149名無しSUN:03/10/15 12:05 ID:rwF3wa7X
>>148
中国の有人宇宙飛行計画は92年にスタートし、
99年11月に無人宇宙船「神舟1号」の打ち上げに成功。
昨年12月の「神舟4号」まで計4回の実験を繰り返していた。
神舟2号にはサル、イヌ、ウサギなどの動物を乗せ、
神舟3、4号では宇宙飛行士のダミーを乗せた。
中国メディアなどの報道によると、「神舟5号」の乗り組み定員は本来3人だが、
宇宙飛行士の安全を優先させ、今回は1人が乗り込む
150名無しSUN:03/10/15 12:23 ID:SMpki4wM
産経がやたら詳しいです。と思ったら、ソースは共同でした(藁

http://www.sankei.co.jp/news/031015/1015kok032.htm

中国初の有人宇宙船「神舟5号」を打ち上げ

 新華社電によると、中国は15日午前9時(日本時間同10時)、内モンゴル自治区の
酒泉衛星発射センターから同国初の有人宇宙船「神舟5号」を打ち上げた。
 宇宙船が軌道に乗れば、1961年の旧ソ連(ロシア)と米国に次ぐ3カ国目の有人宇
宙船の打ち上げ成功。中国は「宇宙大国」の仲間入りを果たし、一段と国威発揚を図
る。今年3月に打ち出した月探査計画などを含め、ビジネスや軍事利用にも役立つ宇
宙開発プロジェクトを加速させる方針だ。

 打ち上げを控え、酒泉市から同センターに至る道路は途中で立ち入り禁止とし、公安
当局の車が頻繁に行き来するなど地元は厳戒態勢がとられた。ただ失敗時も考慮し
てか、酒泉市内では祝賀活動の準備もなく、市民の関心はもう一つ盛り上がっていな
い。打ち上げの実況中継もない見通しだ。

 全長約8メートルの神舟5号は高度200−350キロのだ円軌道で地球を周回した
後、軌道を変え、高度343キロの円軌道を約21時間かけて14周し、宇宙飛行士は
帰還カプセルで地上に戻る予定。飛行士は空軍出身のベテランパイロット。

 有人飛行が成功すれば、第2段階として宇宙遊泳や宇宙船と母船のドッキングなど
の実験計画を進め、有人宇宙ステーション建設も目指す。

 中国は92年、有人宇宙船プロジェクトを正式決定。99年11月に自力開発した神舟
1号を打ち上げて以来、昨年12月までに計4回、無人での打ち上げに成功した。
(共同)
151名無しSUN:03/10/15 12:31 ID:SMpki4wM
>>150
朝日新聞の記事は、共同なんてメじゃないほど凄いです(爆)
http://www.asahi.com/science/update/1015/001.html

長すぎなので引用略。消える前にお早めにどうぞ。
152名無しSUN:03/10/15 12:35 ID:O2ihikO9
自演・・・
153名無しSUN:03/10/15 12:56 ID:SMpki4wM
>>152
(・∀・)
154名無しSUN:03/10/15 21:09 ID:H2AitJXG
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031016-00000047-mai-int
<有人宇宙船>コメなど36種の台湾産種子を研究用に搭載

 【台北・飯田和郎】台湾の馮滬祥・中央大学教授(前立法委員=国会議員)は15日、有
人宇宙船「神舟5号」にコメやバナナ、トマトなど36種類の台湾産植物の種子が研究・実
験目的で搭載されていると毎日新聞の取材に明らかにした。

 中国の国営中央テレビは同日、台湾側からの種子提供を伝えている。今回の有人宇宙
船打ち上げを「中華民族の快挙」と位置づける中国当局が、台湾は中国の一部であること
をアピールする狙いがあるようだ。

 馮氏によると、中国側の「関係する部門」が9月上旬、同氏に種子の提供を要請。台湾の
学術機関などを通じて台湾本島や各離島から計500グラム分を集めたという。

 一方、台湾行政院(内閣)の李金竜・農業委員会主任委員(農相に相当)は同日、神舟
5号には「台湾産の植物種子は持ち込まれていないはずだ」と述べた。馮氏は「農業委か
らの協力が得られなかったので、民間レベルで中国側に種子を渡した」と話している。
(毎日新聞) [10月15日20時19分更新]
155名無しSUN:03/10/15 21:10 ID:H2AitJXG
関係ないけど、俺のIDって、もしかして凄い? H2A
156名無しSUN:03/10/15 21:13 ID:H2AitJXG
Y!の天文系ニュースは中国一色だな。しょうがないか

写真ニュース ダイジェスト

中国国家主席、初の有人宇宙飛行を称賛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031015-00000820-reu-int.view-000

中国が有人宇宙船打ち上げ、米ロに次いで3番目
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031015-00000800-reu-int.view-000

神舟5号・楊利偉中佐
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031015-01497714-jijp-dom.view-001

神舟5号・ロケット打ち上げの瞬間
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031015-01497704-jijp-dom.view-001

煙を上げて飛ぶ神舟5号
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031015-01497689-jijp-dom.view-001

中国初の有人宇宙船の飛行士、状態は良好=新華社
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031015-00000785-reu-int.view-000

(写真があります。リンク先をご覧ください)
157名無しSUN:03/10/16 20:49 ID:JpGPE1rL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031015-00000316-yom-int
やっぱり宇宙食も「中華」、食後には漢方薬入り飲料

 【北京=佐伯聡士】「宇宙食は中華料理。食後には漢方薬入り飲料」――。中国の新華
社通信は15日、有人宇宙飛行プロジェクトの飛行士部門責任者の話として、飛行士は宇
宙船内で、「宮保鶏丁」(角切り鶏肉の辛味あんかけ)や「魚香肉絲」(細切り肉のからしい
ため)などの中華料理を食べ、食後には漢方薬と栄養剤入りの飲料を飲むことができると
伝えた。

 飛行士のメニューは20種類余りと豊富。すべて一口サイズで表面には食べられる保護
膜が張ってある。

 また、長期滞在が必要な宇宙ステーションで栽培し、調理なしで食べられる野菜の研究
も進んでいるという。(読売新聞) [10月16日1時21分更新]
158名無しSUN:03/10/16 20:53 ID:JpGPE1rL
神舟5号は帰還にも成功しました。
H-IIAの時はこんなに書かないくせに何処も文が長いのでURLだけ。

<中国有人宇宙船>宇宙大国の地位を確保 平和利用に疑問強く 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031016-00000137-mai-int

中国宇宙船が無事帰還 神舟5号 有人飛行成功
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031016-00000075-nnp-kyu

神舟6号、来年にも打ち上げ=「宇宙大国」の地位固めへ−中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031016-00000114-jij-int

中国の有人宇宙飛行、次は1、2年以内
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20031016it11.htm

「神舟5号」成功、軍事利用に警戒感 米主要メディア
http://www.asahi.com/international/update/1016/007.html
159名無しSUN:03/10/16 20:56 ID:JpGPE1rL
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics031015_1.htm
http://www.planetary.or.jp/ (日本惑星協会)

(03/10/15) NASAの宇宙赤外線望遠鏡が本格稼働

NASAは10月13日、宇宙赤外線望遠鏡(SIRTF: Space Infrared Telescope Facility)に搭
載されたカメラの焦点調節に成功したと発表した。去る8月24日の打ち上げ以来、NASAは
SIRTFの本格稼働のための一連の調整作業を行なってきた。カメラの調節はさらに14日間
続けられるが、今回を以って観測に必要な作業はすべて終った。

SIRTFの目的は、地球から数10億光年離れた銀河の精査および、褐色矮星、原始惑星系
円盤や太陽系外惑星の探査である。SIRTFは、ハッブル宇宙望遠鏡(1990年)、コンプトン
ガンマ線観測衛星(1991年)及びチャンドラX線観測衛星(1999年)に次いで打ち上げられ
た、NASAの大天文台(Great Observatory)計画最後のプロジェクトである。

全長4.4メートル、直径2.1メートルの円筒形の内側には、口径85センチの高分解能の赤外
線望遠鏡がおさめられている。SIRTFは、地球から1500万キロ離れた軌道を周回しなが
ら、ちりの多い宇宙空間を透過して観測を続ける。観測期間は、5年間(最長)の予定であ
る。  

(写真があります。リンク先をご覧ください)
160名無しSUN:03/10/16 20:57 ID:JpGPE1rL
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics031015_2.htm
http://www.planetary.or.jp/ (日本惑星協会)

(03/10/15) 太陽系の衛星の数

米国のSky & Telescope誌の最近の報告によると、仮符合の5個を含め、天王星の衛星の
数は27個になることが分った。 これ等の衛星は、2001年に発見されたS/2000U2及びU3、
2003年に発見されたS/2003U1〜U3で、いずれも直径が10〜12キロの小天体である。

太陽系の衛星は、1951年のS. ニコルソンによる木星の衛星アンナケの発見を最後に途絶
えていたが、1986〜1989年、探査機ボイジャージャー2号が天王星と海王星の新しい衛星
(合計16個)の発見でその数は一気に増加した。しかし、高性能のCCDカメラの登場によ
り、地上の観測が主導権を取り戻した。

特に2000年以後、主にハワイ島マウナケア山頂の天文台におけるガス状惑星(木星、土
星、天王星及び海王星)の観測により、わずか4年足らずの間に60個を超える新しい衛星
が発見された。

今年の10月10日現在、太陽系の衛星の数は、木星61個、土星31個、天王星27個、海王
星13個、火星2個、地球と冥王星が各1個、合計136個になる。
161名無しSUN:03/10/16 20:58 ID:JpGPE1rL
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics031015_3.htm
http://www.planetary.or.jp/ (日本惑星協会)

(03/10/15) 早春の火星の砂丘に現われた奇妙な地形

陽射しが強まる6月は、火星の南半球は早春にあたる。この時期になると、南極地域の砂
丘では冬の間に堆積した霜や氷が蒸発(昇華)し始め、砂丘には奇妙な地形が現われる。

画面は、火星の北緯76.6度、西経255.9度の地域に広がる幅3キロの砂丘で、現在も火星
軌道を周回し続けている探査機マーズ・グローバル・サーベイヤー(MGS)の搭載カメラ
(MOC)により撮影された。1997年から始まったマッピング活動で、撮影された火星の地形
の画像は11万以上になる。

ところで、画面の地形は風が運んで積もった砂か、あるいは太陽光で暖められて壊れた
粒子の粗い氷のいずれかのようである。粒子の粗い氷は、細かい粒子の氷より黒く見える
からである。MGSが撮影した主な画像は、

http://www.msss.com/mars_images/moc/

MENUS/moc_by_date.html  でご覧になれます。  

(写真があります。リンク先をご覧ください)
162名無しSUN:03/10/17 01:10 ID:ymVJaeWB
>>159
>SIRTFは、ハッブル宇宙望遠鏡(1990年)、コンプトン
>ガンマ線観測衛星(1991年)及びチャンドラX線観測衛星(1999年)に次いで打ち上げられ
>た、NASAの大天文台(Great Observatory)計画最後のプロジェクトである。

リンク先の記事はGOODS(Great Observatories Origins Deeo Survey)計画を勘違いしてるな
163名無しSUN:03/10/17 01:11 ID:ymVJaeWB
>>162
's/Deeo/Deep/'
164名無しSUN:03/10/17 01:44 ID:vp/XBKQz
>>162-163

普通にハッブル・コンプトン・チャンドラ・SIRTFの4つで正しいと思いますけど、どこが
問題なんでしょうか。
165名無しSUN:03/10/18 03:50 ID:v0+3uNww
ヌー速+から
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1066411265/l50

http://www.asahi.com/science/update/1017/001.html
太陽系外の惑星、日本で初めて発見 国立天文台

 太陽系の外にある惑星を日本では初めて見つけたと、国立天文台の佐藤文衛研究員
らが17日発表した。太陽系外の惑星は約120個が発見されており、日本は欧米に後れ
をとっている。

 見つけたのは、きりん座の方向にある恒星(重さは太陽の1.6倍)の周りを198日で
1周する巨大惑星。地球からの距離は約330光年。

 惑星は自ら光らず、直接観測は難しい。佐藤さんらは、同天文台岡山天体物理観測所
の望遠鏡で恒星の光のふらつく様子を観測し、惑星の存在を確認した。重さは木星の
6.3倍と計算した。

 これまでに知られている太陽系外の惑星は、今回も含め、すべてガスでできた木星型。
生命の可能性がある地球型の惑星は、まだ発見されていない。 (10/17 21:31)
166名無しSUN:03/10/18 03:52 ID:v0+3uNww
>>165の別ソースとして毎日新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031018-00000073-mai-soci
<国立天文台>巨星を回る惑星を発見
 国立天文台は17日、太陽質量の約1.6倍の巨星を周回する惑星を発見したと発表し
た。惑星の形成過程を知る上で貴重な成果で、11月10日付の米天文専門誌「アストロ
フィジカル・ジャーナル」に掲載される。

 国立天文台岡山天体物理観測所の口径188センチの反射望遠鏡を使って見つけた。
解析の結果、惑星は木星の約6.3倍の質量で、円軌道を約198日の周期で回っている。
巨星を周回する惑星の発見は世界で3例目だという。【河内敏康】(毎日新聞)
[10月17日22時29分更新]
167名無しSUN:03/10/18 21:39 ID:v0+3uNww
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031018-00001036-mai-peo
<訃報>イバン・ゲティングさん91歳=GPS考案者

 イバン・ゲティングさん91歳(米科学者、全地球う測位システム=GPS=考案者)
11日、米カリフォルニア州南部コロナドの自宅で死去。AP通信などによると、死因は明
らかにされていない。

 1912年ニューヨーク生まれ。マサチューセッツ工科大などを経て宇宙物理学者に。
第二次大戦中はナチス・ドイツのV1ロケットを捕捉するレーダーの開発に従事した。戦後
は各種ミサイルの開発を監督、複数の衛星を利用し位置を測定するGPSの基礎原理を
考案した。(ロサンゼルス共同)(毎日新聞) [10月18日13時4分更新]
168名無しSUN:03/10/19 00:45 ID:vclsxkHV
>>165-166
国立天文台のページを見つけました
http://optik2.mtk.nao.ac.jp/~bunsatoh/news/esp/2003/espnews1.html

写真とかPDFとかが散りばめられてます。一読の価値はありましょう。
169名無しSUN:03/10/19 00:57 ID:l+LhGIqs
すげ、最近は 5m/s のドップラーシフトもわかるのか。
170名無しSUN:03/10/20 01:52 ID:BieLmLFX
おひつじ座の銀河、NGC772に2個の超新星が輝いています 
2003年10月17日 名寄市内で撮影 (冷却CCDカメラ使用)
http://www.nayoro-star.jp/photo/supernova/sn2003hi-iq/sn2003hl-iq.html


これは面白い絵ですね
171名無しSUN:03/10/20 15:52 ID:vYZl3cRq
宇宙航空研が「改良型リサイクルロケット」を公開
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20031020i507.htm

 独立行政法人・宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部(神奈川県相模原市)は
20日、秋田県能代市にある能代多目的実験場で、23日から離着陸実験を計画して
いる改良型の再使用型ロケット実験機を報道陣に公開した。

 繰り返し飛行が可能な再使用型は1998年、ロケット本体のコストダウンを図るため、
開発が始まった。99年、2001年に離着陸実験を行い、成功している。機体には全地
球測位システム(GPS)も搭載され、1センチ単位で移動を制御する機能もあり、将来、
宇宙ステーションでの資材運搬などの用途が期待されている。

 実験機は円すい型で、全長約3・5メートル、総重量約500キロ。これまでステンレ
ス製だった燃料タンクを炭素繊維製とアルミ合金製に変え、約100キロ軽量化した。

(2003/10/20/15:28 読売新聞 無断転載禁止)

関連ページ
http://www.isas.jaxa.jp/j/snews/2003/1008.shtml
http://www.isas.jaxa.jp/dtc/saisiyo/saisiyo.html

ソース
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/space/1012655520/858
172名無しSUN:03/10/21 23:55 ID:VgDG4d3s
ヌー速+から
http://science.2ch.net/test/read.cgi/sky/1062652809/l50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031019-00000059-kyodo-soci

星が進化の末にたどりつく中性子星の内部に匹敵する超高密度をつくることに、
岩崎雅彦理化学研究所主任研究員らのチームが19日までに世界で初めて成功した。

物質の基本粒子クォークが9個、狭い空間に詰まった状態で、密度は水の約1000兆倍に
当たるという。

中性子星の研究だけでなく、陽子や中性子の重さをつくる仕組みの解明にも役立つ成果と
して注目される。同チームは高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)の加速器を
使い、絶対零度(セ氏零下273・15度)近くに冷やした液体ヘリウムにK中間子という粒子を
照射した。

するとK中間子とヘリウム原子核の陽子2個、中性子1個との間に強い引力が作用。
これらを構成する基本粒子クォークが9個、1センチの10兆分の1ほどの狭い空間に一瞬
だが、閉じ込められた。

同様の高密度は、太陽の1・5倍の物質を直径20キロの球に詰めたような中性子星の内部で
実現しているとされる。この状態ではクォークが軽くなることを示唆する結果も得た。陽子や
中性子をつくるクォークは、クォーク単独の時より重くなることが知られている。しかし、高密度
になるとクォークを重くするメカニズムが弱まって軽くなると考えられており、それを裏付ける
証拠になるという。

(共同通信)[10月19日15時55分更新]
173名無しSUN:03/10/21 23:56 ID:VgDG4d3s
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031021-00000228-kyodo-soci

H2A、電圧変換器が異常 11月下旬打ち上げ目指す

 情報収集衛星を搭載した打ち上げが直前の故障信号で延期になったH2Aロケット6号
機について、宇宙航空研究開発機構は21日までに、ロケットの姿勢を制御する慣性セン
サー装置(IMU)の電圧変換器の異常が原因と特定した。
 22日の宇宙開発委員会で報告する。同機構は、部品を追加するなどの対策を進めてお
り、関係者によると11月下旬の打ち上げを目指して調整中。
 異常があった電圧変換器は、IMUのジャイロや加速度計などセンサーの共通部分の低
電圧電源系。装置を起動する際に、気温などの条件によっては電圧が不安定になる現象
が確認された。電圧が不安定になると、誤作動が起きるという。
 同機構は、電圧を安定させるため、回路の一部に抵抗やダイオードを追加するなどの対
策をとっている。(共同通信)[10月21日23時20分更新]
174名無しSUN:03/10/22 22:01 ID:3OREPOYZ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031022-00000503-yom-soci

民間主導ロケット「GX」、07年に初の衛星打ち上げ

 民間主導で開発する国内初のロケット「GX」に搭載する初の衛星が、経済産業省が開
発中の宇宙実証衛星「サービス」になることが決まった。わが国の商業用ロケットは大型
のH2Aと中型のGXの2系統で運用されるが、世界の商用衛星市場は急速に冷え込んで
おり、H2AとGXは今後、衛星受注をめぐり競合関係になる。

 GXは2段式の液体燃料ロケット。全長48メートル、直径3・3メートルで、高度200キロ
の低軌道に約4トンの衛星を投入できる。H2Aより一回り小さく、打ち上げ能力は半分だ。
商用衛星を安く上げることを目的に開発が始まった。

 石川島播磨重工業が全体の設計を担当。開発費は約450億円で、民間、文部科学省、
経済産業省が3分の1ずつ負担する。

 GXは2006年2月と8月にロケットの機能確認のための“ダミー”衛星2基を上げる予定
で、2007年2月に打ち上げる3号機目で初めて、宇宙実証衛星「サービス」を搭載する。
一方、「サービス」は国産衛星を国際競争力のある価格に引き下げるため、一般機器に使
われる汎用(はんよう)部品を宇宙でも利用できるかを確認する衛星で、三菱電機が製造
する。1号機は今月29日にロシアで打ち上げられる予定。GXに搭載されるのは2号機で、
開発費は約37億円。(読売新聞)[10月22日15時27分更新]
175名無しSUN:03/10/22 22:03 ID:3OREPOYZ
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/10/22nao677a/index-j.shtml
天王星・海王星に新しい衛星

天文ニュース(673)で海王星に新しい衛星が発見されたことをお知らせしましたが、9月か
ら10月にかけて、天王星と海王星に、さらに新しい衛星が続々と発見されています。
発見された衛星は以下のとおりです。

日付 惑星 衛星の仮符号
9月3日 天王星 S/1986 U 10
9月25日 天王星 S/2003 U 1, S/2003 U 2
10月1日 天王星 S/2001 U 2
海王星 S/2002 N 4
10月7日 天王星 S/2001 U 3
10月9日 天王星 S/2003 U 3

このうちS/1986 U 10は、1986年に宇宙探査機ボイジャー2号によって観測され、仮符号が
つけられたものの、2002年のはじめにいったん存在の確認が取り消されていました。そして
今回、ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、再度存在が確認されたのです。
これらの発見により、10月21日現在、太陽系の惑星ではっきり確認されている衛星の数は次のようになりました。

水星 なし
金星 なし
地球 1個
火星 2個
木星 61個
土星 31個
天王星 27個
海王星 13個
冥王星 1個
176名無しSUN:03/10/22 22:04 ID:3OREPOYZ
>>175
ソース元の国立天文台・天文ニュース (677)
http://www.nao.ac.jp/nao_news/data/000677.html
177名無しSUN:03/10/23 01:51 ID:uhkDdfIE
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031022-00000175-kyodo-soci
30年後の宇宙構想策定へ 中国有人飛行成功で開発委

 文部科学省の宇宙開発委員会は22日、30年後の宇宙開発の構想をまとめる方針を明
らかにした。同日の定例委員会で、井口雅一委員長が事務局に議論開始に向けた作業着
手を指示した。
 これまで、政府機関がまとめた宇宙開発の将来構想は10年レベルにとどまっていた。先
週の中国の有人宇宙船の成功を受け、日本には宇宙開発の長期的なビジョンがないとの
批判が出ており、これに対応した形だ。
 宇宙開発委によると、年内に勉強会を発足させ、10月に発足した宇宙航空研究開発機
構などから専門家を招いて議論を深め、夢のある宇宙構想を打ち出す。日本にとっての
有人宇宙飛行の意義や、国際宇宙ステーションの次に、どのような開発に取り組むかな
ども真正面から議論する。まとめる時期は未定。(共同通信) [10月22日18時49分更新]


一言、日本も有人をやる!と言ってくれれば大フィーバーなわけですが。
178名無しSUN:03/10/23 10:28 ID:uhkDdfIE
ヌー速+から
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1066832842/l50

小型衛星:「まいど1号」理科教材に 東大阪の組合打ち上げ
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031023k0000m040091000c.html

東大阪の中小企業でつくる「東大阪宇宙開発協同組合」が05年にも打ち上げる
小型衛星「まいど1号」が、小中学校の理科教材として使われる見通しとなった。
同組合の青木豊彦理事長が22日、発表した。衛星を教育に役立てるプログラムを
開発し、将来の商用化につなげる考えだ。
東京大大学院の中須賀真一助教授(航空宇宙工学)らとの共同研究。独立行政
法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託研究事業に
採択され、今後5年間で約7億円の助成を受ける。最終的には、30〜40センチ
四方、厚さ5センチ程度のパネルを組み合わせた「PETSAT(ペットサット)」
と呼ばれる小型の多目的衛星を開発し、08年に打ち上げる。雷雲を観察して雷の
発生を予報するといった機能を検討している。
「まいど1号」はその試験機の位置付け。撮影や通信などの機能を備え、地球の
画像を地元の小中学校に送信したり、機材の温度変化などを観測することで、
宇宙や地球の環境を学ぶ。青木理事長は「子どもに宇宙への興味を持ってもらう
ことで、宇宙産業を関西に根付かせるための人材育成につなげたい」と話した。
PETSATは各パネルを通信や姿勢制御、バッテリーなどの機能別に分け、
衛星の役割に応じて必要なパネルを組み合わせる。パネルのサイズや機能は
標準化するため大量生産でコストダウンできる。打ち上げ時には折り畳み式
携帯電話のように畳んで小さくし、宇宙で展開する仕組み。正確に展開する
ための駆動技術などに、東大阪の技術を役立てる。【山本明彦】
[毎日新聞10月22日] ( 2003-10-22-21:21 )
179名無しSUN:03/10/24 00:40 ID:HDTFznHS
http://www.nao.ac.jp/nao_news/data/000678.html
国立天文台・天文ニュース (678)
板垣さん、今年になって4つめの超新星を発見

山形市にお住いの板垣公一(いたがきこういち)さんは、今年すでに超新星を3個も発見す
るなど、精力的に活躍中の新天体捜索者です(国立天文台・天文ニュース(625)、(635)、
(673))。
 その板垣さんが今年4つめとなる超新星を、りゅう座の渦巻銀河NGC6143に発見しました。

超新星が発見されたのは10月20.387日(世界時、以下同)で、そのときの明るさは16.8等
級と報告されています。22.364日にもほぼ同じ明るさで確認されています。
 超新星の位置は、
    赤経 16時 21分 43.22秒
    赤緯 +55度 05分 05.2 秒 (2000年分点)
で、母銀河の中心から東に8秒角、南に4秒角にあたり、渦巻状の円盤部に重なっています。

 この超新星には2003iyという名前が付けられました。
 今後、分光タイプの決定や光度変化の追跡が待たれます。

参照:VSOLJ ニュース (117) (2003年10月23日).
CBET 50 (Oct. 22, 2003).
     2003年10月23日 国立天文台・広報普及室
180名無しSUN:03/10/24 00:42 ID:HDTFznHS
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031022-00000221-kyodo-soci
宇宙線の起源をほぼ解明 超新星と星間ガス衝突で

 宇宙空間を飛び交う高いエネルギーの宇宙線が、超新星爆発を起こした星の残がいと、
水素など星間ガスの衝突する場所に大量に存在することを、名古屋大の福井康雄教授ら
のグループが世界で初めて観測で突き止め、22日発表した。
 宇宙線は光速に近いスピードにまで加速された陽子や電子で、約100年前に存在が確
認された。しかしどこで発生したのかは分かっておらず、福井教授は「これまで謎だった起
源に迫る成果だ」と話している。
 グループは、さそり座の方角にあり、強いガンマ線を出す超新星の残がいに着目。チリの
アンデス山中にある名古屋大の電波望遠鏡「なんてん」で観測した。
 その結果、超新星の残がいが広がる空間を取り囲むように、星間ガスからなる分子雲が
あることを確認。分子雲の密度の高い場所と、ガンマ線が強く出る場所が一致していること
が分かった。
 ガンマ線が強く出るには、陽子の宇宙線が分子雲に衝突することが必要で、グループは、
この場所に大量の宇宙線があると結論づけた。(共同通信) [10月22日22時6分更新]
181名無しSUN:03/10/24 16:04 ID:dt2lg9eR
天文学なのかどうかは微妙だが
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200310220017.html

SFチャンネル、UFO情報公開求めてNASA提訴へ
ニューヨーク――SF番組専門の米ケーブルテレビ局「サイファイ・チャンネル」などは
近く、未確認飛行物体(UFO)の情報公開を求めて、米航空宇宙局(NASA)などを提
訴する方針だと明らかにした。 SF番組だけでなく、科学関係のドキュメンタリー番組も
放送するサイファイ・チャンネルは、ジャーナリストやワシントンの法律事務所、クリント
ン前大統領の首席補佐官だったジョン・ポデスタ氏などと共に、1965年にペンシルベ
ニア州ケックスバーグで起きたとうわさされるUFO墜落について、NASA提訴を計画し
ている。
サイファイ・チャンネルのハマー社長は、「1年前から様々な形でNASAや国防総省に
情報公開を求めてきたが、いまだに沈黙の壁は破られていない。テーマがUFOだろう
がなかろうが、国民には知る権利がある」と話している。
同チャンネルが問題にしているのは、ピッツバーグから約60キロにあるケックスバー
グでの出来事。1965年12月、火の玉が森の中に落下していくのを多くのケックスバー
グ住民が目撃した。その夜、辺り一帯は軍に封鎖され、トラックやヘリコプターが激しく
行き来し、町には一時的に戒厳令が敷かれた。
翌朝の地元紙は「ケックスバーグ近くにUFO墜落」「軍が一帯を封鎖」などと見出しを
掲げたが、何があったのか、何かは発見されたのかの説明は結局、一切されなかった。
この事件の真相解明を目差して、同チャンネルはNASAだけでなく、国防総省や陸
軍、空軍にも情報公開を求めて、必要に応じて提訴を重ねていく方針という。

ヌー速+→http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1066813076/l50
182名無しSUN:03/10/24 19:26 ID:5yObeOgJ
文が長いのでURLだけ

芸術としての宇宙写真が人類に伝えるもの
http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20031024206.html
183名無しSUN:03/10/25 01:14 ID:xbWgarg9
>>180
その陽子がどうやって加速されたかに関する説明は無いのかな
184名無しSUN:03/10/25 04:22 ID:NRrQZKzM
>>179
アストロアーツソースの続報
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/10/24vsolj117/index-j.shtml
毎度お馴染み、周辺の星図があります。


VSOLJ ソース
vsolj-news 117: SN 2003iy in NGC 6143
VSOLJ ニュース (117) 板垣さん、超新星2003iyを発見
http://vsnet.kusastro.kyoto-u.ac.jp/vsnet/Mail/vsolj-alert/msg01030.html
本文は略します
185名無しSUN:03/10/25 19:21 ID:NRrQZKzM
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031025-00000006-zdn-sci
太陽活動の影響で無線ネットワークに障害の恐れ

 太陽の活動活発化の影響で発生した磁気嵐が10月24日に地球へ到達し、衛星や無線通
信網など多数の技術に干渉する可能性があると専門家が警告している。

 米商務省の国立海洋大気庁(NOAA)が発行した報告書によると、コロラド州の宇宙環境
センターで、太陽の2地点で22日に活動が活発化しているのが観測された。その一つから
太陽フレア(コロナガスの噴出)が生じ、地球の方向に向けて進んでいるようだという。この
太陽フレアで磁気嵐が発生し、NOAAは5段階の評価システムのうち「強」に当たるG3の予
報を出した。

 NOAAの警報によると、この規模の磁気嵐は、衛星などの宇宙船業務のほか電力システ
ム、高周波の通信システム、ナビゲーションシステムに障害を引き起こす可能性がある。
高周波無線は断続的に影響を受ける可能性があり、世界の無線通信ネットワークの一部
に干渉することもあり得る。また、衛星や低周波数の無線ナビゲーションシステムにも影響
し、一部の衛星で問題が生じたり、地球上の電力システムの一部に組み込まれた保護装
置の誤作動などが起きる可能性もある。(ZDNet) [10月25日13時35分更新]
186名無しSUN:03/10/25 19:27 ID:NRrQZKzM
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031025-00000082-kyodo-soci
再使用ロケットの飛行実験 JAXA、秋田県能代市で

 繰り返し飛行できる「再使用ロケット」の開発を目指して研究を続けている宇宙航空研究
開発機構(JAXA)は25日、秋田県能代市の能代多目的実験場で垂直離着陸実験を行っ
た。
 実験機は午前10時ごろ白い煙を噴き出し、ごう音をたてながら約10メートル上昇。上空
で約8秒間止まった後、垂直に下降し約17秒後に無事に着陸した。
 今回の実験は材質を変えて軽量化した燃料タンクの機能を実証するのが目的。打ち上
げ後のタンクの状態などのデータを検証し、あと2回の実験で高度を上げていく予定。
 再使用ロケットが完成すれば、同じ機体を何度も使うことで地球から宇宙への輸送コスト
を削ることができる。
 実験は1999年、2001年に続き3回目。
(共同通信)[10月25日12時41分更新]
187名無しSUN:03/10/25 20:31 ID:NRrQZKzM
http://www.jaxa.jp//press/2003/10/20031025_midori2_j.html

環境観測技術衛星「みどりII」の運用異常について
平成15年10月25日 宇宙航空研究開発機構

 環境観測技術衛星「みどりII」(ADEOS-II)が平成15年10月25日7時28分頃(日本時間、以
下同じ)に、宇宙航空研究開発機構(以下機構という)地球観測センター(埼玉県鳩山町)で
地球観測データが受信されませんでした。また、8時49分頃、衛星の運用状態を確認した
ところ、衛星に何らかの異常が発生し、衛星の運用状態が軽負荷モード(観測機器等を全
てオフにして衛星の電力消費を最小限にするモード)へ移行していることが確認されました。
その後8時55分頃、通信状態が乱れ、テレメトリが確認できなくなりました。
 その後、機構の勝浦宇宙通信所においても、2回(9時23分頃、11時5分頃)にわたってテ
レメトリデータが取得されませんでした。現在、これまで得られているテレメトリデータの解
析を進めておりますが、太陽電池パドルの発生電力についてデータを調べた結果、発生電
力が6kWから1kWに低下していることが確認されました。

 この状況を踏まえ、衛星からのテレメトリデータの解析を継続するとともに、国内外の機
構の局において衛星状態を把握し、正常な状態に戻すべく全力を尽くす考えです。

 機構においては、本日、原因の究明及び今後の対応を検討するため、理事長を本部長と
する「みどりII運用異常対策本部」を設置しました。

「みどりII運用異常対策本部」の構成
http://www.jaxa.jp//press/2003/10/20031025_midori2_j.html#sec1
188名無しSUN:03/10/27 22:09 ID:8xaXvuFs
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031027-00000163-kyodo-soci
宇宙開発委が原因究明へ みどり2の通信途絶

 宇宙航空研究開発機構の地球観測衛星「みどり2」が通信途絶した問題で、宇宙開発委
員会は27日、原因究明と対策についての審議を調査部会で始めることを決めた。みどり2
の状態は依然として改善しておらず、運用継続は極めて厳しい状況になった。
 宇宙開発委への報告によると、通信途絶の原因となった太陽電池パネルの出力低下は
25日午前1時15分前後に起こり、約3分間と比較的ゆっくりしたペースで6キロワットから
1キロワットまで低下した。
 その後も低下は続き、同日午前6時22分以降は、電力の発生を確認できない状態が続
いており、バッテリーも上がっている可能性が高いという。この状態が長時間続くと、バッテ
リー内の液体や燃料系が凍結する恐れがある。
 みどり2は現在、姿勢制御ができずに回転。太陽電池パネルが太陽に向いたときだけ、
1キロワット程度の電力を発生していると推定されるという。(共同通信)
[10月27日18時59分更新]
189名無しSUN:03/10/27 22:15 ID:8xaXvuFs
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/10/27nao679/index-j.shtml
国立天文台・天文ニュース (679) 太陽に2つの巨大な黒点

 先週末から、太陽面上に2つの巨大な黒点が現れ、いわゆる肉眼黒点として話題となって
います。肉眼黒点とは、肉眼で見えるほど大きな黒点(群)です。もちろん、日中は太陽がま
ぶしく、直接肉眼で見ることはできませんが、日没直前の減光された太陽などで、偶然に目
撃されることがあります。実際、中国では『日没時に太陽の中にカラスが飛んでいるのが見
えた』という古記録があり、肉眼黒点の記録と考えられています。
 黒点群全体の大きさは、太陽の直径の10分の1ほどです。これは地球の直径の10個分に
相当し、黒点群全体では地球が100個ほどすっぽり入ってしまい、木星よりも大きいことに
なります。
 太陽黒点は太陽活動が活発になるときに、太陽面にたくさん現れます。太陽活動は2000
年から2001年に活動期を迎えて、そのときには、たくさんの黒点群が出現したり、巨大黒点
が現れました。現在、太陽は極小期に向かっているため、黒点数は減少しており、ほとんど
目立つ黒点がない場合もあります。このような時期に、これだけ大きな黒点群がふたつも
現れるのは非常に珍しいといえるでしょう。大きな黒点が出現すると、太陽フレアなどがが
頻繁に起こるのが特徴で、実際に、この肉眼黒点に伴う現象がいくつも観測されています。
 現在の肉眼黒点は、ひとつは太陽中心から西よりにあり、もう一つは新しく南東部の縁に
10月23日に現れたばかりです。これらの黒点は、まだ太陽面上に存在していますので、し
ばらく肉眼黒点として楽しめるでしょう。ただ、直接太陽を見ると目を痛めますので、観察す
るときには必ずなれた方と一緒に、感光した「白黒」フィルム(カラーフィルムは駄目です)で
減光したり、日食グラスなどの特殊な減光フィルターを用いてください。直接目で見るのは
あぶないので望遠鏡などで白板投影したものを見るようにしたほうが最もよい方法です。
インターネット上のいろいろいなウェッブサイトでも、今回の肉眼黒点の画像を楽しむことが
できます。
参照 宇宙天気・かわべ天文公園・仙台市天文台・那賀川町科学センター(URL略)など
2003年10月27日 国立天文台・広報普及室
190名無しSUN:03/10/29 01:03 ID:uu1vs4cA
うーん
なんとか日中に見られんのかな
ちょうど日没時なんて外でてみられそうにないし・・・
191名無しSUN:03/10/30 03:21 ID:fpR48VZ5
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031029-00003023-mai-soci
<小惑星>ベスタに水分含む鉱物 国際研究グループが発見 

 火星と木星の軌道の間を回る小惑星「べスタ」に水分を含む鉱物が存在することが分
かったと、宇宙航空研究開発機構などの国際研究グループが29日発表した。ベスタは
直径約500キロで小惑星としては3番目に大きい。大型の小惑星から水が見つかった
のは初めてで、生命誕生につながる水の起源などを探る手掛かりになる。(毎日新聞)
[10月29日11時18分更新]
192名無しSUN:03/10/30 07:39 ID:dIbwuCFz
北海道の夜空にオーロラ出現
陸別天文台による写真
http://www.town.rikubetsu.hokkaido.jp/tenmon/new/index.html
193名無しSUN:03/10/30 11:32 ID:UUb9GTzc
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/10/30nao680/index-j.shtml
日本でも赤いオーロラが見られた!

【2003年10月30日 国立天文台・天文ニュース(680)】

天文ニュース(679)でお知らせした「太陽の出現した2つの巨大黒点」は、まだ肉眼黒
点として話題が続いていますが、そのひとつで日本時間28日20時10分頃、かなり大
規模なフレア爆発が起こりました。

太陽フレアは、黒点などの太陽の活動領域で発生する爆発現象で、強力なX線や電
波を放射するだけでなく、莫大な量の高エネルギーの粒子を放出します。これらの粒
子は、しばしば地球に到達し、電波通信を混乱させたり、電子機器を誤作動させるなど
の磁気嵐の原因となり、通信総合研究所などでは警戒を呼びかけています。

ところで、こういった大規模な磁気嵐は、しばしばオーロラの活動を活発化させます。
今回の大規模フレアに伴って、日本のような場所でも、早ければ30日の夜に『低緯度
オーロラ』が見られる可能性があります。すでに23日夕方に起きた小規模なフレアに
伴う低緯度オーロラらしい兆候が北海道で現れていました。29日には北海道陸別町に
ある銀河の森天文台や北海道名寄市にある木原天文台などで観測されています。

(続く)
194名無しSUN:03/10/30 11:33 ID:UUb9GTzc
(続き)

低緯度オーロラは極地域で見られるカーテン状のものとは異なり、酸素の発する暗
赤色の光が、北の空であまり動きを見せずに幕のように広がっていることが多いよう
です。それでも遠方の火事と誤認され、消防車が出動するケースもあるほど明るくな
る場合があります。

古文書にも低緯度オーロラは「赤気(せっき)」として出現記録が残されています。以
前の天文ニュース(339)で紹介したように、小規模なものは緯度が高い北海道で目撃
されることが多いですが、大規模になると目撃できる地域は南に広がり、見られるチャ
ンスは増えます。1989年10月21日の低緯度オーロラは東北地方でも目撃され、1958
年2月11日のものは東北、北陸、中部、関東にまで広がりました。古文書によれば、明
和7年7月28日(1770年9月17日)には長崎でも見えたようです。

今回起きたフレアの規模は、1989年のものを越えており、その地球への到達速度が速
い可能性もあります。ここ数日は北の空を、ぜひ注意して眺めてみましょう。太陽から
のエネルギーの贈り物、赤い低緯度オーロラが見えるかもしれません。

(画像があります。>>193のリンク先をご覧ください)
195名無しSUN:03/10/30 18:14 ID:UUb9GTzc
http://www.kahoku.co.jp/news/2003/10/2003103001000001.htm
宇宙は141億歳 銀河20万個の分析で判明

 宇宙の正確な「3次元地図」作りを目指す国際プロジェクト「スローン・デジタル・スカ
イサーベイ(SDSS)」のグループは30日までに、星が大量に集まっている銀河約20
万個の分布構造の分析などから、現在の宇宙年齢は約141億歳と算出した。
 米航空宇宙局(NASA)は今年2月、宇宙背景放射観測衛星WMAPによる測定など
で、宇宙は137億歳と発表しており、2つの観測結果が近接した値を示した。
 より厳密で大規模な観測を基に宇宙の年齢が定まってきたことで、ビッグバンで生ま
れた宇宙が、現在の姿に進化する過程の解明や、将来の宇宙を予測する研究にも弾
みがつきそうだ。
 グループは「WMAPの結果も加味して計算しており、より正確な年齢だ」としている。

2003年10月30日木曜日

ヌー速+ http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1067463416/l50
196名無しSUN:03/10/31 00:15 ID:3oIDFL4A
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031030-00000116-yom-bus_all
経産省開発の宇宙実証衛星1号機、ロシアで打ち上げ

 【モスクワ=五十嵐弘一】パソコンや携帯電話で使われる部品が宇宙空間でも機能する
かどうかを試す目的で、経済産業省が開発した宇宙実証衛星(SERVIS)1号機がモスク
ワ時間30日午後4時43分(日本時間同日午後10時43分)、ロシアのプレセツク宇宙基地
から、ロシアのロケットで打ち上げられた。

 日本政府の衛星がロシアのロケットで打ち上げられるのは初めて。

 現在の衛星が使っている専用部品は、宇宙空間の放射線や激しい温度差への耐性が保
証されているが、現在のパソコンなどに使われている部品が、そのまま活用できれば、衛
星の本体価格は45億円から15億円まで下がるとされ、日本の衛星ビジネスの競争力強
化につながる。

 この衛星は、高度1000キロの宇宙空間で2年間試験を行い、電子部品の機能を確認す
る。
(読売新聞)[10月30日23時50分更新]
197名無しSUN:03/10/31 10:20 ID:3oIDFL4A
>>188 続報
http://www.asahi.com/science/update/1031/003.html
通信途絶した「みどり2号」の運用断念 宇宙機構

環境観測技術衛星「みどり2号」が通信途絶に陥っている問題で、宇宙航空研究開発機構
は30日、機能回復の見込みはなくなったと判断。31日午後に河村建夫・文科相に運用断
念を報告し、了承を求める。

 同機構の二つのセンサーに加え、環境省、米航空宇宙局、仏国立宇宙研究センターがそ
れぞれ開発したセンサーを搭載している。同機構は文科相への報告の前にこれら関係機
関に事態を説明し理解を得る方針。

 みどり2号は97年に機器の破損で機能を停止した先代の「みどり」の後継機として総額
700億円で開発された。日本が進める地球観測事業のうち気候変動メカニズムを解明す
るための観測を担っており、今後3年間の運用が予定されていた。

 地上との交信を絶ったのは25日朝。電源系にトラブルが起きたとみられるが、原因はわ
かっていない。 (10/31 06:08)
198名無しSUN:03/11/05 00:14 ID:rLSGIIvk
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031104-00000108-kyodo-soci
遠い銀河、日本が独占 「すばる」で発見ラッシュ

 国立天文台や東北大などの研究チームが、ハワイ・マウナケア山頂にある同天文台の
「すばる望遠鏡」を使って、これまで観測された中で最も遠い、地球から約129億光年離れ
た銀河を発見、自らの持つ銀河観測の最遠記録を約300万光年、塗り替えていたことが
4日までに分かった。
 すばる望遠鏡は今回の観測で、この銀河を含む極めて遠い銀河を一気に7個も発見。今
年3月に発表した2個と合わせ、世界で観測された遠方銀河のランキング10位のうち、5位
以外のすべてをすばるが独占する結果となった。
 光が地球に届くのに100億年以上かかる遠い銀河の観測は、100億年以上前の宇宙初
期の姿を見ていることを意味する。研究チームの谷口義明東北大助教授は「銀河の始まり
に星がどれだけ形成されるかなど、初期の宇宙の様子を詳しく調べられる」と話している。

(共同通信)[11月4日14時9分更新]

(遠方銀河の一覧表のようなものを探して見ましたが、見つかりませんでした)
199名無しSUN:03/11/05 01:17 ID:VsOq2f9X
誤差の範囲で勝手に一番を気取ってるだけじゃないの???
200名無しSUN:03/11/06 14:07 ID:EvjpB522
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031106-00000501-yom-soci
ボイジャー1号、太陽系の端に到達と米研究チーム

 木星、土星などを経て太陽系外に向けて飛行していた米探査機「ボイジャー1号」が、
太陽系の端まで達している。米ジョンズホプキンス大などの研究チームが、研究成果
を6日付の英科学誌ネイチャーに掲載する。
 早ければ5―10年先とみられるボイジャーの太陽系脱出は、太陽系外探査へ大きな
一歩となる。
 太陽系の宇宙空間「太陽圏」は、「太陽風」と呼ばれる、太陽から放出される高エネル
ギー粒子の流れで満たされている。
 太陽圏の端では、空間に漂っている電子や陽子が、太陽風の影響を受け、高エネ
ルギー状態になって加速される。同大のクリミジス教授らはボイジャーの観測データを
分析。昨年後半、太陽と地球間の距離の85倍に当たる127億5000万キロ・メートル
の地点から、宇宙空間の陽子などの粒子に加速傾向が見られた。このため、ボイ
ジャーは現在、太陽系の端を通過しているとした。

 ただ、最終的な結論には今後のデータと検証の積み重ねが必要。

 鷲見治一・湘南工科大教授(宇宙科学)の話「これまでの宇宙開発は太陽系探査だっ
た。ようやく人類の夢、銀河系探査が現実味を帯びてきた」(読売新聞)
[11月6日7時27分更新]

ヌー速+→http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1068058541/l50
201名無しSUN:03/11/13 23:54 ID:emXoHsbj
久々に復活

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20031113AT1G1301Q13112003.html
情報収集衛星を29日に打ち上げ
 政府は情報収集衛星2基を搭載したH2Aロケット6号機を今月29日に、鹿児島県の種
子島宇宙センターから打ち上げることを決めた。当初は9月10日に打ち上げる予定だった
が、姿勢制御装置の故障などが見つかり、3回にわたって延期していた。 (20:00)
202名無しSUN:03/11/14 00:18 ID:LboyaBfe
ヌー速+から
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1068702355/l50

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031113-00000407-yom-soci
火星探査機「のぞみ」、火星衝突の危機

 日本初の火星探査機「のぞみ」が、このまま飛行を続けると来月14日に火星に衝突することが
明らかになり、探査機を運用する宇宙航空研究開発機構(JAXA)は衝突回避の検討を始めた。
探査の遂行は絶望視されている。

 1998年に打ち上げられた「のぞみ」は、本来なら99年10月に火星に到着する予定だった。し
かし、燃料供給系や電源系統の故障などトラブルが相次いだため到達目標を今年12月に変更。
今年6月には、地球の重力を利用して進路を変える省エネ航法「スイングバイ」を実施した。だが、
この際、火星へ一番近道となる“衝突航路”を選んだのが裏目に出た。火星到達前に完了するは
ずだった電源系統の修復作業に成功していないからだ。

 電源が回復しないと、火星周回軌道に入るための燃料噴射ができない。もし探査機が火星に激
突し破片が飛び散ると、火星での生命存在の痕跡と混同する危険があり、“環境汚染”につながる
。JAXAは、このまま電源が回復しない場合、来月上旬に航路変更を指示して衝突を回避する方
針。その場合、約200億円を投じた「のぞみ」は火星に到達できなくなる。「のぞみ」は現在、火星
へあと900万キロ・メートルの距離まで近づいている。(読売新聞)[11月13日14時39分更新]
203名無しSUN:03/11/15 00:21 ID:/UhXlryz
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/11/14eta_carina/index-j.shtml
ハッブル宇宙望遠鏡が捉えたηカリーナ星雲

NASAのハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、南天のりゅうこつ座にある明るい散光星雲
「η(エータ)カリーナ星雲(NGC 3372)」の写真が公開された。

ηカリーナ星雲は、地球からおよそ8000光年離れたところにある天体だ。写真では、
直径200光年以上という大きな星雲のうちのほんの一部(3光年)だけを写し出してい
るが、星雲内にチリやガスが広がっているようすがよくわかる。暗い部分は、この星
雲の素となった恒星、りゅうこつ座η星から放たれている高速の恒星風や高エネルギー
の放射によって削られてできたものだ。η星は、太陽の100倍以上という大質量の星で、
特に赤外線でひじょうに明るく輝いている。

フィラメント状の構造は、他の星々の外層部分から吹き出したガスがかき回されてでき
あがったものだ。低温と高温のガスが混ざり合ったこの領域には、新しい星の素材とな
る物質が分布している。また、画像上部のひときわ明るい部分には、将来新たな太陽系
となるかもしれないチリが集まっている。

(画像があります。リンク先をご覧ください)
204名無しSUN:03/11/15 00:24 ID:/UhXlryz
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/11/14lynx_arc/index-j.shtml
120億光年かなたの巨大な星形成領域

NASAのハッブル宇宙望遠鏡の観測から、120億光年かなたに巨大な星形成領域が発見
された。この領域は、これまでに見つかっているもののうちもっとも巨大で明るく、高温だと
いうことだ。
やまねこ座アーク(リンクス・アーク)という名前の付けられたこの星形成領域は、有名なオ
リオン座大星雲よりも100万倍も明るく、銀河系内にある高温星の2倍も温度が高い青白い
星が集まっている。しかし、地球から120億光年も離れているため、その派手な明るさを直
接見ることはできない。
この星形成領域は、X線、可視光、赤外線で遠方の銀河団を系統的に調査している過程で
発見されたものだ。やまねこ座の方向にある54億光年離れた銀河団の重力レンズの効果
を受けて、その向こう側にある120億光年かなたの領域が赤い弧のように引き伸ばされて見
えているのである。スペクトルを調べたところ、星形成領域としても有名なオリオン座大星雲
のものと関連があることが認められ、この領域が巨大な星形成領域であることがわかった
のだ。
スペクトルをさらに解析すると、この領域に含まれている星々は摂氏8万度という超高温で
あることもわかった。銀河系内にはオリオン座大星雲など多くの星形成領域があるが、やま
ねこ座アークほど明るく高温で多くの星を含んでいる領域はないということである。

このような高温の星が多く存在しているのは、やまねこ座アークが120億後年かなたにある
ことと関係があると考えられている。120億光年かなたということは、宇宙誕生から20億年ほ
どしか経っていない宇宙初期のようすを見ていることになる。そのような初期宇宙では現在
の宇宙よりも重元素が少ないので、摂氏12万度にも達する太陽の数百倍もの質量を持つ
星が生まれた可能性もあるということだ。

(画像があります。リンク先をご覧ください)
205名無しSUN:03/11/15 00:25 ID:/UhXlryz
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031114-01536115-jijp-dom.view-001
口径2メートル、国内最大の望遠鏡完成

主鏡口径2メートルと国内最大の望遠鏡が兵庫県尼崎市のメーカーで完成、12月1日に
同県作用町の県立西はりま天文台公園に運ばれ、来年10月一般公開される。誰でも見ら
れる望遠鏡としては世界最大。
10億光年離れた銀河を観測できる(14日、尼崎市の三菱電機通信機製作所)
(時事通信社)18時00分更新

(画像があります。リンク先をご覧ください)
206名無しSUN:03/11/15 00:28 ID:/UhXlryz
>>205
他のソース

神戸新聞「三菱電機が国内最大の望遠鏡 西はりま天文台」
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/031114ke134550.html

<望遠鏡>口径2メートル国内最大 三菱電機通信機製作所が製作(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031114-00003025-mai-soci

共同通信「国内最大の望遠鏡完成 三菱電機が報道陣に公開」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031114-00000124-kyodo-soci

朝日放送「<兵庫>国内最大の天体望遠鏡完成」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031114-00000016-abc-l28
207名無しSUN:03/11/15 00:30 ID:/UhXlryz
http://www.astroarts.co.jp/news/2003/11/14mars_delta/index-j.shtml
火星にかつて川が流れていた証拠が見つかった

NASAの火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーの調査により、火星の表面に扇状
の地形が見つかった。かつて火星に長期にわたって川が流れていたことを示唆する重要
な観測結果となりそうだ。

マーズ・グローバル・サーベイヤーは、1997年12月に火星周回軌道に入り、これまでに
15万5000枚以上の画像を撮影してきた(それでも、火星全体の3%しか撮影していない)。こ
れまでにも興味深い画像を多く送信してきたが、特に今回の画像は、かつて火星に川や湖
といった永続的な水が存在していたことの強い証拠となりそうである。

画像には、長さ13km、幅11kmの扇状の地形が写っている。また、その地形の上には、複数
の川が蛇行しながら長期間にわたって流れたことによりできたと思われる削られたような跡
が残されている。

さらに、この扇状の地形は地球で見られる三角州(もっとも有名なものはナイル川河口付近
のものであろう)によく似ている。もし本当に三角州であるとすると、三角州は川が海や湖な
どまとまった水へと流れ込むところにできるので、火星に湖があったということも示唆してい
る。これらの結果から、火星にかつて川や湖があったと考えられるというわけだ。

現在の火星には液体の水は見つかっていないが、別の探査機マーズ・オデッセイの観測結
果から、地表の浅いところに氷が存在するとみられている。火星の水に関する調査は、マー
ズ・グローバル・サーベイヤーやマーズ・オデッセイのほか、この夏に打ち上げられた新たな
探査機も含めて、今後も引き続き行われる予定である。


(画像があります。リンク先をご覧ください)
208名無しSUN:03/11/15 00:34 ID:/UhXlryz
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics031112_1.htm
http://www.planetary.or.jp/ (日本惑星協会)

(03/11/12) 太陽系の果てに迫るボイジャー1号

NASAは5日、ボイジャー1号が末端衝撃波面(Termination Shock)を通過しつつあると発表
した。太陽風(太陽コロナから噴出する高速の荷電粒子の流れ)の速度が、それまでの時速
112万キロから16万キロ以下に極端に落ちたことと、太陽系外の星間物質(ガス)が検知され
たことで分かった。末端衝撃波面とは、太陽風が太陽系外の星間物質(ガス)とぶつかる領
域のことである(画面参照)。

打ち上げから26年、ボイジャー1号は現在太陽から135億キロ離れた領域を飛び続けてけいる。
末端衝撃波面を突破すると、 太陽系外の星間ガスの勢いが増すへリオシース(Heliosheath)
を14〜15年かけて通り抜け、今から約20年後には太陽風の影響力が尽きる太陽系と他の星間
領域との境界であるへリオポーズ(Heliopause)、即ち、太陽系の果てに達する。太陽風の
影響力が及ぶ範囲は太陽圏(Heliospher)と呼ばれ、太陽を中心に最大半径100AU(約150億
キロ)まで広がっていると考えられている。

1977年9月5日に打ち上げられたボイジャー1号は、 1979年9月に木星に接近した後、1980年
11月に土星に接近した。それ以後は、黄道面を離れ恒星間空間への進路をたどった。ボイ
ジャー1号は、地球から最も遠い領域に到達した最初の人工物体(探査機)になった。

一方、1977年8月25日打ち上げられたボイジャー2号も、末端衝撃波面に接近しつつある。
1979年7月に木星に接近した後、1981年8月には土星に接近した。その後、1986年1月に天王
星そして1989年8月には海王星に接近した。

ボイジャーミッションの詳細は、 http://www.planetary.or.jp/know_voyager.htmlを参照し
て下さい。


(画像があります。リンク先をご覧ください)
209名無しSUN:03/11/15 00:36 ID:/UhXlryz
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics031112_2.htm
http://www.planetary.or.jp/ (日本惑星協会)

(03/11/12) 「すばる」、最遠の銀河を発見

国立天文台は5日、ハワイ島のマウナケア山にある同天文台の「すばる」が、地球から約128億
3000万光年離れたこれまでで最も遠い銀河を発見したと発表した。国立天文台などの観測チー
ムが、 かみのけ座の方向にある領域を観測した発見した銀河で、同じく「すばる」が今年の3月
に発見した最遠の銀河よりさらに約330光年遠い。

宇宙の年令は約137億歳(http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics030219_1.htm)が定
説であることから、この銀河は、宇宙が誕生してから約9億年後には存在していたことになる。

同研究チームによれば、今年公表された上位10個の遠い銀河のうち、9個は「すばる」により発
見されたとのことである。この成果は、「宇宙の初期の姿や成り立ちを探る上で重要な手がか
りになる」と期待されている。
210名無しSUN:03/11/15 00:38 ID:/UhXlryz
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics031112_3.htm
http://www.planetary.or.jp/ (日本惑星協会)

(03/11/12) マーズ・ローバー・ミッションに参加する16名の子供たち

米惑星協会は6日、 来年1月に火星に着地するNASAのマーズ・ローバーの探査と連動した、実
習教育プログラム(Red Rover Goes To Mars)に参加する13〜17才の16名の子供たちを発表
した。彼等は、世界中から応募した1万人以上の子供たちの中から、論文テストとインター
ネット上の質問テストをパスした、Student Scientistと呼ばれる科学者のたまごである。

これは、次世代を担う子供たちを対象に米惑星協会とレゴ社(教育玩具の世界的企業)とが
共催し、NASAのジェット推進研究所(JPL)が運用するミッションに参加する体験をとおし
て、宇宙開発の重要性と素晴らしさを知ってもらう教育プロジェクトの一環として行われる。

第1回目は2000年に実施され、マーズ・グローバル・サーベイヤーの搭載カメラを地上から遠
隔操作して火星の地形などを学習した。 今回参加する子供たちは男女それぞれ8名づつ。 年令
は、13才1名、14才4名、15才4名、16才5名、17才2名。 国別内訳は、イギリス1名、インド2名、
カナダ1名、シンガポール1名、スペイン1名、スリランカ1名、台湾2名、ブラジル1名、ハンガ
リー1名、米国3名、ポーランド1名、南アフリカ1名となっている。子供たちは2つのチームに
編成され、ミッションの科学者やエンジニアの指導のもとに課題に挑戦する。

詳細は、http://planetary.org/html/society/studentastronauts.htmlを、子供たちのエッ
セイは、http://redrovergoestomars.org/をクリックして下さい


(画像があります。リンク先をご覧ください)
2111:03/11/15 00:59 ID:/UhXlryz
これはニュースではありませんが、一応ご報告を。

昨今の2chを取り巻く情勢を鑑み、このスレッドはWinnyBBSにも出張しております。
当方の収集したニュースはny上、ニュース板のスレッドでもご覧頂けます。
この機会にWinnyBBSをご利用になってみては如何でしょうか。

Winnyを利用して読み書きするのが最も良いと思われますが、Webブラウザから
ご覧になる場合、ゲートウェイサイトnychをご利用頂くと便利です。

http://nych.info/fb89d72d60786cf2269215f349d32d15
http://nych.info/

もし「該当するハッシュキーが見つかりません」が表示された場合は、「ノード切替」
ボタンを何度か押してみてください。それでも表示されなければ、時間帯をずらして
みるのが良いかと思われます。
212名無しSUN:03/11/19 23:51 ID:zpTEiDy8
http://www.nao.ac.jp/nao_news/data/000683.html
国立天文台・天文ニュース (683) 11月24日早朝、南極で皆既日食

 11月24日早朝に南極で皆既日食が起こります。日本ではNHKおよび民間団体「ライブ!ユ
ニバース」によって、中継される予定で、テレビかインターネットで白い大地の上で起きる黒
い太陽を眺めることができると期待されています。
 皆既日食は太陽が月に隠される現象です。その時の月の影が、地球のどのあたりに落ち
るかによって、どこで日食が見られるかが決まります。今回の日食では、月の影がぎりぎり
地球の南側の端、つまり南極大陸に落ちることになります。
                         (中略)
 皆既日食では、普段は太陽に隠されて見えないコロナが見えます。黒い太陽のまわりに美
しい繊細な流線をもつコロナの眺めは非常に壮観です。この時期、南極は太陽がほとんど
沈むことがない白夜を迎えています。南極ですから太陽が空高く上がることもありませんの
で、高度の低い、つまり地平線に近いところで起きる日食となります。地平線に近いと、その
壮観な眺めが視覚的に強調されることがあるようです。どのような映像が見られるか楽しみ
ですが、NHKでは24日朝、総合テレビとハイビジョンで南極から史上初の皆既日食生中継
を行う予定です。皆既食には成りませんが、97パーセントまで太陽が欠ける昭和基地、皆
既日食となるロシアのノボレザレフスカヤ基地、それに航空機と3つの地点からの中継が予
定されています。また、珍しい天文現象ごとにインターネット中継を行ってきた民間団体「ラ
イブ!ユニバース」では、ロシアの砕氷船を使ったツアーに同行し、シャクルトン・アイス・シェ
ルフ (Shackleton Ice Shelf)と呼ばれる観測地から、映像と音声をインマルサットやイリジウ
ムなどの通信衛星経由で日本の配信センターに送られ、ここからインターネット上に配信さ
れる予定です。
 いずれにしても、休日の早朝、お茶の間に居ながらにして南極の日食が楽しめそうです。
213米国人飛行士、再び月へ? ブッシュ政権が検討か :03/12/06 01:22 ID:sCiduMXZ
ワシントン(CNN) 31年前、月面に人類初の足跡を残したのは米国人
飛行士だった。米航空宇宙局(NASA)の宇宙開発はその後、予算
縮小や事故などで停滞の傾向にあるが、最近になって、米政権の
「新たな野心」を指摘する声が高まってきた。中国による有人宇宙飛行の
成功などが刺激になっているとみられる。

ブッシュ大統領周辺の情報筋がCNNに語ったところによると、大統領は
今後約15年の間に月への有人飛行を再び成功させる計画を検討して
いる。月への有人飛行は中国も次の目標として掲げていることから、
これに対抗して、月面基地の建設や火星への有人飛行といった目標も
提案されているという。

ただ、ホワイトハウスのマクレラン大統領報道官によると、こうした方針が
近い将来発表される予定はない。政権内部では、中国の宇宙開発計画を
「良い刺激」とみるか「脅威」とみるかで意見が分かれているという。

ブッシュ大統領が今月17日のライト兄弟初飛行100周年を記念する
演説や、来年1月の一般教書演説で方針を表明するとの観測もあるが、
それまでに最終決定には至らないとの見方が強い。
ttp://www.cnn.co.jp/science/CNN200312050020.html
214名無しSUN:03/12/07 00:32 ID:ZZkfsiJX
月なんていまさら魅力ないな。
215名無しSUN:03/12/24 00:38 ID:vdQtHDWR
[ニュース速報+板] 【サイエンス】地球型惑星は意外にありふれた存在かもしれない
http://news5.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1072142765/
216あぼーん:あぼーん
あぼーん
217さそり座に太陽そっくりの星 生命探査に期待 :04/01/09 15:36 ID:HmNBao5/
ttp://www.cnn.co.jp/science/CNN200401070017.html
2004.01.07 Web posted at: 17:12 JST ジョージア州アトランタ(ロイター)

かねて太陽との共通点が指摘されていたさそり座18番星は、大きさや
温度までそっくりで、「太陽の双子」とも呼べるほどであることが、米天文
学者らの観測で確認された。近くに地球とよく似た惑星が見つかる可能性
もあり、知的生命の存在への期待が高まっている。

さそり座18番星はさそりの左のつめの部分に見える恒星で、地球から
約46光年と、比較的近い所にある。天文学界では数年前から太陽との
類似性が注目を集めていた。

米ヴィラノバ大学の研究チームが6日、アトランタで開かれた米天文学会で
発表したところによると、この星と太陽は共に40億年から50億年前に
生まれたとみられ、質量や半径、表面温度がほぼ同じ。約25日の周期で
自転していることなども共通していることが分かったという。
218名無しSUN:04/01/09 17:54 ID:MpSIQEIb
新潟なんだけど、昨日今日東側に見える明るい星ってなに?
219名無しSUN:04/01/10 04:17 ID:HpDXYKsN
>218
天文・気象板 初心者質問すれ。PART X
ttp://science2.2ch.net/test/read.cgi/sky/1070036079/
220太陽系外に「酸素と炭素を持つ惑星」を初めて発見:04/02/03 15:26 ID:y23mw6JV
 米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)の研究チームは2日、ハッブル
宇宙望遠鏡が、大気中に酸素と炭素を含む太陽系外の惑星を発見したと発表した。
大気に両元素を含む太陽系外惑星の発見は、初めて。

 残念ながら、木星のように厚いガスに覆われた巨星で、恒星に近い灼熱(しゃく
ねつ)の環境のため、生命が存在する可能性はほとんどないが、研究チームは
「何光年も離れた太陽系外惑星でも大気の化学成分の分析ができることが証明
され、将来的に生命の検知にもつながる」としている。

 この惑星は、ペガスス座の方向にある地球から150光年離れた恒星の周囲を
回っており、「オシリス」と呼ばれている。オシリスは、恒星の周囲を4日未満で1周
する非常に接近した軌道に存在し、太陽系外の惑星探査で最も頻繁に見つかる
「ホット・ジュピター(熱い木星)」というタイプに分類される。

 研究チームが同日発表した声明によると、ハッブルの画像分析装置で惑星から
蒸発し続けるガス雲を調べたところ、ガス雲の中に酸素と炭素が含まれるラグビー
ボール型の領域を確認したという。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040203-00000302-yom-int
221名無しSUN:04/02/20 00:44 ID:kDGwtTb/
空のかなたに巨大ダイヤ 終末期の星の中、直径4千キロ
ttp://www.asahi.com/science/update/0219/002.html

宇宙空間に浮かぶ巨大なダイヤモンドが見つかったと、米ハーバード・スミソニアン
宇宙物理学センターが発表した。終末期の星の内部にあり、直径約4000キロで月
(直径3476キロ)よりも大きい。重さは10の34乗カラットもある。
同センターは、地球から50光年ほど離れた場所にある白色矮星(わいせい)という
末期の星に注目。振動を詳しく分析した結果、星の内部が硬い結晶でできていること
を突き止めた。白色矮星の主な成分である炭素が、内部の超高圧状態のせいで結晶化
してダイヤになっているらしい。
太陽も50億年後には燃え尽きて白色矮星になり、さらに20億年たつと中心部に巨
大ダイヤができるという。
今回の白色矮星は、ビートルズの曲「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤ
モンズ」にちなみ、「ルーシー」と名付けられた。同センターは「このダイヤを鑑定
するには、太陽と同じくらいの巨大な拡大鏡が必要だ」と話している。
 カットずみのダイヤとして地球上で最大のものは、英王室が戴冠(たいかん)式に
使う「王の笏(しゃく)」に取り付けられている「アフリカの星」で約530カラッ
ト。その原石ですら約3100カラットしかなかった。
222名無しSUN:04/03/16 21:58 ID:+Om4O9Qs
米研究チーム、太陽から最も遠い小惑星発見
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040316-00000699-reu-int

[ワシントン 15日 ロイター]
米カリフォルニア工科大学の研究チームが、
太陽系の惑星の中で最も太陽から遠く、
最も温度が低い小惑星を発見した。

先住民イヌイットの海の女神にちなんで
「セドナ」と名付けられたこの小惑星は、
冥王星より少し小さく、太陽からの距離は3倍以上。
セドナは太陽から130億キロ離れており、
セ氏零下240度を上回ることはないという。
また、火星に次いで赤く、太陽の周りを1万500年かけて一周する。(ロイター)
223名無しSUN:04/03/19 08:10 ID:T0t01d47
緊急討論!! 通称「小惑星ボン」について
http://science2.2ch.net/test/read.cgi/sky/1079651017/l50
224名無しSUN:04/03/25 02:04 ID:E0QazkwJ
火星には海があった=生命に適した環境、探査車は昔の沿岸地帯に着陸−NASA
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040324-00000994-jij-int

米航空宇宙局(NASA)は23日、
火星には、かつて塩分を含んだ海が存在し、
オポチュニティーの着陸したメリディアニ台地は
沿岸地帯に相当する場所だったとみられると発表した。
225224:04/03/25 02:11 ID:E0QazkwJ
スピリットが降りたワサビ地区が、かつて海で
「スシ・サシミの表面から、海だった痕跡を発見した」って
発表の方が、ネタとしては面白かったな。
いや、まだ、わからんけど。
226名無しSUN:04/04/20 17:39 ID:wTX3INWp
竹内均先生が逝去。物理板にスレ立ちました。
227名無しSUN:04/06/01 18:58 ID:v0W8/V7G
科学+ニュース板ができた模様です。

【宇宙】 たったの100万歳、「赤ちゃん惑星」発見 NASA
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1085828867/
【宇宙】金星、6月8日太陽面通過  130年ぶり
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1086029769/
宇宙国際シンポが開幕 宮崎市で6日まで
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1085928023/
【宇宙】VLTに搭載された中間赤外線機器VISIRがファーストライトに成功
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1085898497/
228名無しSUN:04/06/07 22:20 ID:xZnuqosS
age
229名無しSUN:04/06/14 20:11 ID:ysBBhS7p
ニュージーランドで隕石が民家の屋根を直撃
【2004年6月14日 ONE News】
ニュージーランド北島のオークランドで12日の朝9時ごろ(現地時間)、
民家の屋根に隕石が落下した。幸いけが人はなかったようだ。
住民は、まさか平凡な土曜の朝に、40億年前の石がいきなり降ってくると
は想像もしなかったと話している。
専門家は、当初この石が隕石であることに懐疑的であったが、
一目見て隕石と確信したという。
これはニュージーランドで見つかった9つ目の隕石になる。
隕石の重さは1.3kg。
発見された郊外の名称をとって
エラズリー隕石(Ellerslie Meteorite)となるようだ。

http://www.astroarts.co.jp/news/2004/06/14meteorite_ellerslie/index-j.shtml
230名無しSUN:04/06/22 07:37 ID:rRP4y2hs
アメリカの民間企業、
純民間技術で宇宙旅行成功。
飛行機に連結され高空まで運ばれた、民間飛行宇宙船は、
高空で切り離され、ロケットエンジンに点火、高度100キロを超えて
無事飛行成功。パイロット一人が乗る機内は無重量状態になった。
この成功により、民間人の宇宙旅行も一段と身近になるだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00001026-mai-soci
231名無しSUN:04/06/22 07:40 ID:rRP4y2hs
あげ
232名無しSUN:04/06/25 08:01 ID:U1C48Aak
【未来のデジカメに道】
有機分子でフォトダイオード 実験成功

アミノ酸を合成した特殊な有機分子にフォトダイオードの機能を
持たせることに、京都大の木村教授らのグループが成功した。
デジカメの小型省エネ化に有望な新技術で、世界初の成果
植物が光合成に使う蛋白質が螺旋構造をしている点に注目、
この螺旋構造が光のエネルギー伝達に高効率をもっていることが
解り、これを応用し有機感光素子を独自に合成した。
実験では、可視光に反応する素子と、紫外線に反応する素子を作り
実際に感光して電流が発生することを確認した。
233名無しSUN:04/08/08 17:25 ID:jZ/cHwG8
待ち遠しいが、20〜30年後かな。
234名無しSUN:04/08/15 10:25 ID:PQedUN+U
<H2Aロケット>再開目指しノズル試験実施へ
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040812-00000118-mai-soci

がんがってほしいなぁ。
235名無しSUN:04/09/20 20:59:25 ID:ygZVeTf5
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040920-00000145-jij-soci
「天動説」の小学生4割=月の満ち欠けと月食も混同−国立天文台調査
 「太陽は地球の周りを回っている」と思う子供が4割、月の満ち欠けが起きるのは「月が地球の影に入るから」と、
月食と混同している子供も4割−。国立天文台の縣秀彦助教授や小学校教諭らが20日までに全国の公立小学校
4〜6年生を対象に調査したところ、こんなショッキングな結果が出た。
 縣助教授は21日から岩手大で開かれる日本天文学会で、「理科の授業で、地球が丸いことや自転、公転している
ことさえ扱わないのが原因」として、学習指導要領を改善するよう訴える。

憂慮すべき事態です。
236名無しSUN:04/09/20 21:54:37 ID:i9drUOdu
4割は多いな・・・
ちゃんと教えておくべきだな。
237名無しSUN:04/09/20 22:02:01 ID:D/3c9E3Y
これを学んで日常生活だとか将来に役立つか云々とかいう話以前に、
地球が丸いだの、地球は自転してて太陽の周りを回ってるだの、
月の満ち欠けは太陽、月、地球の位置関係で起きるだの、
そういう事すら知らないってのは悲しくないか・・・?
はっきりいって一般常識中の一般常識中の一般常識というか、
小学校後半にもなって4割が知らないって、21世紀だよ今は。
238名無しSUN:04/09/21 18:15:23 ID:c0WDp5Hb
おそらく全人類の8割くらいは知らないんじゃないか?
世界一のインテリ国、日本を基準に考えちゃだめだよ。
239名無しSUN:04/09/30 23:38:40 ID:eQszQ7YO
だれかスレ立てして・・・(おいら規制中)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

【募金】ペルー電波望遠鏡改造建設【まだ20万円】

南米ペルーの32mパラボラアンテナ(衛星通信用、休止中)を電波望遠鏡に改造する
ために募金を募っています。
・・・・改造には10〜20億円が必要なようですが、2004年9月現在19万円しか集まっていない模様。

この不器用な国立天文台のオジサマたちを2ch的に支援していくスレです。

http://www.nao.ac.jp/nao_topics/data/000050.html
http://vsop.mtk.nao.ac.jp/%7Epepe/index-j.html
http://www.geocities.jp/peru_32m_antenna/index.html
240239:04/09/30 23:43:02 ID:eQszQ7YO
ごめん、間違えている部分ありました。
・10〜20億というのは新規建設したときの予算
・改造のための機器類は国立天文台が支援するらしい
・今回の募金は「運用費」。年5万ドルくらいだがペルー側で目処がたってないらしい。

241名無しSUN:04/10/26 01:15:43 ID:n0m4Nlsm
アルマ計画 (;´Д`)ハァハァ...
http://www8.ocn.ne.jp/~kumanoki/event/2004/p_0515.jpg
242名無しSUN:04/10/31 15:24:45 ID:v/+BZ5N1
■青少年の深夜外出禁止を保護者に義務化 神奈川県
 神奈川県は22日、青少年保護育成条例を改正し、深夜に18歳未満の
青少年を外出させないよう定めている保護者の努力規定の条文を義務規定
に変更する方針を明らかにした。
ttp://www.asahi.com/national/update/1022/018.html
243名無しSUN:04/11/18 01:01:14 ID:YkBPsHw2
しし座流星群が極大(17日〜19日)
未明の東の空に月明かりに邪魔されず観測が見込めます。
今年は東の地平線の上に金星と木星が並んで観測できる。

またこの時期、おうし座に輻射点を持つ流星群もあらわれ、
数は少ないものの、一晩中流星の観測を楽しめる。
244緊急ニュース:04/11/20 12:32:22 ID:cMXu7iAE
【アンパンマン、違法改造で逮捕】
神奈川県警は5日、「街のヒーロー」とされ、少年少女の間で人気の
アンパンマン容疑者(32)を道交法違反(整備不良車運転・違法改造)の疑いで
逮捕した。調べによると、アンパンマン容疑者は、車両を自らの容姿に
似せて方向指示器などを備えない状態に改造した上、「アンパンマン号」
と称し、信号無視や速度超過を繰り返していた疑い。また同容疑者には
婦女暴行や航空法違反などの疑いもあり、同時に取り調べが行われる模様。
245名無しSUN:04/11/20 17:12:35 ID:4FyPVEgZ
■日本版シャトル拠点閉鎖へ、投入22億円・飛行3回
 宇宙航空研究開発機構は、太平洋赤道直下のキリバス共和国クリスマス島にある、
宇宙輸送機の実験拠点に関する協定を打ち切る方針を固め、同国政府と協議を開始した。
 同機構の前身の宇宙開発事業団が、22億円で飛行場周辺の道路と港湾を整備したが、
飛行実験が3回、計45分間行われただけだった。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041120-00000201-yom-soci
246名無しSUN:05/01/12 04:16:45 ID:2xpZxHT7
太陽の1500倍超、観測史上最大の超巨星発見

 【ワシントン=笹沢教一】米ローウェル天文台(アリゾナ州)などの国際観測チームは10日の全米天文学会で、
太陽の直径の1500倍を超えると推定される最大の超巨星3つを発見したと発表した。
 3つの星は地球から約5200―9800光年の距離にあり、
いずれも太陽より質量の大きな恒星が年老いて巨大にふくらんだ「赤色超巨星」に分類される。
これまで最大だったのは、天文学者が宝石に例えて「ガーネットスター」と呼んだ
ケフェウス座の赤色超巨星で直径は太陽の約1500倍。
3つの星は、これを上回る大きさを持つと見られている。
 観測チームは、3つの星の明るさや温度の観測値をもとに、コンピューター計算で大きさを割り出した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050111-00000002-yom-int
247名無しSUN:2005/05/11(水) 21:07:28 ID:tALjlF8T
最近ニュースないの?
248名無しSUN:2005/09/07(水) 00:33:10 ID:X4dS/hPa
248
249名無しSUN:2005/09/26(月) 18:47:02 ID:i7IwMPPp
249
250名無しSUN:2005/11/04(金) 11:44:09 ID:BWhrQwKW
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051104-00000027-kyodo-int
コペルニクスの遺骨か ポーランド北部で発見


地動説を唱えたポーランドの天文学者ニコラス・コペルニクス(1473−1543)の
可能性がある遺骨が同国北部フロムボルクの大聖堂地下から見つかった。
同国シチェチン大学のカロル・ピアセツキ教授が3日、明らかにした。
コペルニクスは大聖堂に埋葬されたとみられていたが、遺骨は確認されていなかった。
同教授は共同通信の電話取材に「(遺骨により)復元した顔から見てほぼ間違いない」と語った。
今後、DNA鑑定で最終確認を目指すという。
シチェチン大などのチームが昨年から発掘を進め、
大聖堂の深さ約2メートルの場所からこの夏、男性の遺骨を見つけた。


11月4日7時41分更新
251某天文学者:2005/12/10(土) 19:48:48 ID:/CfjmVRV
 2006年1月13日(金)8時ごろ、地球の地軸の傾き、地球の公転軌道、地球の公転周期、月の公転軌道、月の公転周期の5つが変化する。
@地球の地軸の傾きが、現在の23度26分22秒から、ちょうど18度に変化する。
A地球の公転軌道が、現在の楕円軌道から、完全な円軌道に変化する。
B地球の公転周期が、現在の約365日6時間から、ちょうど364日に変化する。
C月の公転軌道が、現在の楕円軌道から、完全な円軌道に変化する。
D月の公転周期が、現在の約29日10時間から、ちょうど30日8時間に変化する。
252名無しSUN:2006/01/26(木) 05:23:21 ID:CPs+yosJ
■重力レンズ応用、新手法で惑星発見 第二の地球探し前進
2006年01月26日03時18分
 名古屋大学太陽地球環境研究所やニュージーランドの大学などで作る観測チームは、
英米チームと共同で、地球の約5倍の重さの、太陽系外にある惑星を発見した、と発
表した。天体の重力によって、遠方の光が曲がり増幅される「重力レンズ」という現
象を利用した。太陽系外惑星としては、これまで見つかった中で最も軽く、地球に近
い大きさだという。26日付の英科学誌ネイチャーに論文が掲載される。
 発見された系外惑星は地球から2.2万光年離れた位置にあり、地球の5.5倍の重
さ。太陽の5分の1の重さの恒星の周りを回っている。恒星との距離は太陽と地球の
2.6倍で、公転周期は10.4年。木星のように主にガスからできている惑星ではなく、
地球のような岩石か氷でできているとみられる。ただ、表面温度は零下220度で、
生命が存在する可能性はなさそうだという。
ttp://www.asahi.com/national/update/0126/TKY200601250416.html
253名無しSUN:2006/02/03(金) 04:15:53 ID:NssuXvEA
■コペルニクス的ばか者」 ヒューザーの提訴に横浜市長
              2006年02月02日21時00分
 耐震強度偽装事件で、ヒューザーが18自治体を相手に約139
億円の損害賠償を求め提訴したことについて、横浜市の中田宏市長
は2日の定例記者会見で「盗っ人たけだけしい。コペルニクス的
ばか者だ」と発言した。
ttp://www.asahi.com/national/update/0202/TKY200602020528.html
254名無しSUN:2006/03/32(土) 17:23:18 ID:RIR8YACe
 国立天文台では、海部宣男(かいふのりお) 台長が平成18年3月31日をもって
任期満了となり、後任として観山正見(みやましょうけん)教授・副台長が、新
しい国立天文台台長となります。新しい台長の発令は平成18年4月1日付けで、任
期は4年です。
 観山新台長は、1951年5月22日広島県生まれ。1975年に京都大学理学部を卒業後、
同大学院にすすみ、星や惑星系の形成過程の研究をコンピュータシミュレーション
の手法を駆使してすすめてこられました。京都大学で博士号を取得後、京都大学理
学部助手を経て、1989年から国立天文台理論天文学研究系助教授として着任した後、
研究をすすめる傍ら、理論天文学研究系主幹や天文学データ解析計算センター長、
企画調整主幹などを歴任し、一貫して国立天文台の運営にも携わってこられました。
僧侶でもある穏やかな人柄には、職員から厚い信頼が寄せられています。
 また、副台長としては引き続き、櫻井隆(さくらいたかし)教授と、新しく福島
登志夫(ふくしまとしお)教授が任命されます。この移動により、当天文情報セン
ターのセンター長であった福島教授が副台長専任となるため、広報室長である渡部
潤一(わたなべじゅんいち)助教授がセンター長を兼任することとなりました。新し
い体制となりますが、引き続き皆様のご支援ご鞭撻をよろしくお願いします。


国立天文台ホームページ
   http://www.nao.ac.jp/
国立天文台 天文情報センター
   http://www.nao.ac.jp/PROffice/index.html
255名無しSUN
■UFOは存在せず 英国防省が結論
【ロンドン7日共同】英国防省が未確認飛行物体(UFO)に関する
本格的な科学的研究調査を行い、空飛ぶ円盤が存在する証拠はないと
結論付けた報告書を2000年に作成していたことが7日分かった。