もしも、CCAアムロが種・種死の世界にいたら5

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1通常の名無しさんの3倍
職人のみなさんさんガンガレ〜!住人のみなさんマターリいきましょう〜!

次スレは950を踏んだ方が立てて下さい。
なお、職人様のSS投下に伴う各作品の「考察・議論」は専用スレ、又は該当スレでお願いします。
スレは、基本的にsage進行です。

【前スレ】  http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1161271669/l50

【3スレ目】 http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1159786899/l50
【2スレ目】 http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1158855861/l50
【1スレ目】 http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1156402911/l50

【考察】CCAアムロin種・種死【雑談】part2
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1162295743/l50

【まとめ】http://log.finalbunny.com/
2通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 02:27:41 ID:???
>>1
乙 です
3通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 02:35:07 ID:???
>>1

4通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 02:37:26 ID:???
>>1
ばぁさんや、乙じゃのぅ
5通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 02:39:54 ID:???
>>1 乙です!
今回は勝手にスレ立てられなかったw
職人のみなさんガンガレ
6通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 03:02:52 ID:???
1乙
7通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 03:35:08 ID:???
マジレスすると、シンあたりに秒殺されて終わり
8通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 03:56:26 ID:???
???
9通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 07:07:16 ID:???
なんという釣り針
10通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 07:16:12 ID:???
(・(ェ)・)クマー?
11通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 08:48:36 ID:???
釣りか
突拍子も無さ過ぎてどこぞの誤爆かと
12通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 08:53:23 ID:???
何に対するレスかと
前スレと考察スレを確認した漏れは
もしかして負け組れすか?
13通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 09:08:04 ID:???
ナカーマ
14通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 09:17:56 ID:hRib5ygO
超GJ373の職人さん帰ってきたか!!試験お疲れ様でした。
次の投稿も楽しみに待ってます!!
15通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 11:32:14 ID:???
まとめサイトを更新した方、乙です
16会社からですが、98です:2006/11/13(月) 13:22:37 ID:???
>>1乙です!
まとめの方いつも御苦労様です
373氏おかえりー!
コノスレデモ(・∀・)ガンガロー
17通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 22:15:02 ID:???
373氏オカエリナサイ
デストロイ戦にνが参戦
18通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 22:33:01 ID:???
343氏はデストロイ戦はもう通り過ぎたんじゃなかったか?
19通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 22:47:16 ID:???
というか、自由を落としたあと。
20通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 22:52:42 ID:???
ヘブンズベース戦の量産デストロイのことかな?
21通常の名無しさんの3倍:2006/11/14(火) 07:27:22 ID:???
>>1

前スレでHi-νキタ―――――!
でも落ちた。後でゆっくり読み直そうと思ってたのに・・・
22通常の名無しさんの3倍:2006/11/14(火) 07:40:59 ID:VgrHd6hJ
上げとこうか。探してるんだろ?
23通常の名無しさんの3倍:2006/11/14(火) 15:22:30 ID:???
つかWikiの方みなされ
24通常の名無しさんの3倍:2006/11/14(火) 16:27:58 ID:???
にくちゃんねるというものもあるし
25通常の名無しさんの3倍:2006/11/14(火) 18:45:48 ID:???
まとめサイトに過去スレのログあるよ
26通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 00:45:33 ID:???
age
27通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 13:23:15 ID:???
373氏はなんか原作に近くなってきたな、ミネルバが圧倒的に強く正しくなってきたし
ラクシズがミネルバに置き換わっただけにならないといいが
二次製作は彼我の力関係が重要
このままミネルバが圧倒的に強いままなら、府や狂信者の書く物と大差が無くなるから今後の展開に期待

ぐだぐだ言ったけど373氏には期待してます。
色々言えるのも定期的に更新して且つ話も進んでいるからです。
28通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 13:57:19 ID:???
ぽちぽち雑談へいった方がよくね?
29メビウス・リンク:2006/11/15(水) 16:14:01 ID:???
ガルナハンの町にて

当初、不安要素だらけだった作戦だったが無事に成功した。ザフト軍も相当の被害を出したが、それでも予想に反して軽微なものであった。
というのもシン・アスカ、アスラン・ザラ、そしてアムロ・レイの3名が傑出した働きをしたからである。

作戦開始と同時に、シン、アムロはコアスプレンダーで坑道に突入、アスラン達が敵を引きつけている間に敵基地への奇襲を果たす。
即座に各々がフライヤーと合体し散開、シンはMAと周辺のMSの排除を試みるも、ビームライフル一丁という心許無い武装では如何ともし難く…
そんなときに駆け付けたアスランのセイバーとの連携を見事に果たし、全機撃墜に成功。
アムロは敵の基地内に侵入し、内部にいたMS及び残存勢力を排除しローエングリン砲台の破壊に成功し敵勢力を完全に無力化。
作戦前の憂慮を吹き飛ばす快勝であった。
そして今に至る……

カツカツカツカツ
ミネルバの艦内通路を歩いているアムロは周囲の喧騒から離れるように、静かな場所を探していた。
今、ガルナハンの町はお祭り騒ぎ状態だ。
連合の支配から開放されたことにより民衆は溜まりに溜まった鬱憤を晴らすかのようにはしゃぎ、踊り、笑っている。
アムロも作戦成功の影の立役者であるレジスタンスの少女が満面の笑みを浮かべてはしゃいでいるのを見たときは心が晴れたものだが……

「ふう…」

誰も来ないと踏んだパイロット控え室に入ると椅子に身を沈める。すると…どういうわけか溜め息が出てしまう。
天井をなんとはなしに仰ぎ見ていると、ガチャっ!と音がした。
顔を向けると、ザク・スプレンダーとともに作戦に携わった女性技師が入ってきた。

「あら、こんなところでお一人?」
「ああ、騒ぐのはそんなに好きじゃないんだ」

女を気にするでもなく目を瞑ったままアムロは返事する。そんなアムロに艶然と微笑みながら近づくと、隣に腰を下ろし…

「如何でした?『暴れ馬』の乗り心地は…」
「…振り落とされないように必死に掴んでたさ。まだ手が少し痺れてる気がするよ」

そう言って己の両手をかざす。
不意にその手が冷たいモノに覆われた感触に覆われた感触に目を開けると…技師が自分の両手で包み込んでいた。

「私、マッサージ得意なんですのよ?任せてくださる?」

アムロは何とはなしに自分の手を揉み解している女性の白くて細い指を見ていたが目を逸らすとポツリと口を開く。

「……君は、技術畑の人間じゃないな」
「…あら、どうしてそう思われるの?」

そう言っている間もマッサージは止めない。

「勘さ。さっきまでは確証はなかったが、こうして君の手の感触に包まれて確信したよ」
そう言うとアムロはゆっくり身体を向き直し、逆に女性の手を優しく掴むと両手を開かせた。女は黙ってされるがままだ。

「この手は技術屋の手じゃない。なにかしらの訓練を受けた……『兵士』の手だ」
30メビウス・リンク:2006/11/15(水) 16:16:42 ID:???
違うかい?、と女性を見つめる。
その視線を真っ向から受け止めながら、しかし女はまだ微笑んでいた。だが、その薄めのサングラスに包まれた眼光は先程までとは違ったものになっている。

「どうして、そう思われるのかしら?」
「言ったろ?……勘だって。俺も…それなりに修羅場は潜り抜けてるんでね、多少の人を見る目はあるつもりだ」

遠目には、長椅子に座った男女が向き合って、手を握り合い恋詞を交わしているように見えたかもしれない。
だが、その場の雰囲気はそれとはあまりにかけ離れたものになりつつあった。それを破ったのは・・・・・・・

「………取りあえず、否定はしないでおくわ。アムロ・レイ」
今までとは顔つきや口調がすこし変わった。恐らくはこれが彼女『本来の仕事』のカオなのだろう。

「…少なくとも自分の立場は理解してるんでね、いつかは来るだろうとは思っていたよ」
「賢明な判断ね。でも…乗せられついでに話すけど、貴方の立場はもうちょっと複雑なのよ?」
「・・・・・・・・・」
「突如現れコーディネーターに味方する謎のナチュラル。経歴不詳、身元不詳、従軍経験はあるということだけどどこかは不明瞭。
なにより特筆すべきは、MSパイロットとしては文字どうり破格の技量を有す………ってね。警戒されないほうがおかしいわ」
「確かにね、自分でもそう思うよ」

これにはアムロも自分で言うのもなんだが、と苦笑するしかない。
改めて考えるでもなく、自分は怪しいな、それもとびきり。
自分の正体を知るのはギルバート・デュランダル議長とタリア、そして…この初めてこの世界に来て保護されていた『アソコ』だけだ。
こんな自分をデュランダル議長はよく雇い入れたものだと今でも思う…………いや、だからか…………

「他の組織も色々と嗅ぎ回り始めているわ。…こういう場合、ヒトのクチに戸は立てられないわね」
「ということは、君は情報部の人間か」
「さあ?どうかしらね」
そう言うとゆっくり手を離して立ち上がる。

「ひとつ聞いてもいい?なぜ、ローエングリン砲台を破壊したの?あのままいけば無傷で手に入れられただろうし、貴方にはそれが可能だった筈よ」
「作戦は『砲台の破壊』だ、『無傷で手に入れる』っていうのは範疇になかったと思うが?」

お互い目線を逸らさずにゆっくりと喋る。
……数刻の後、化かし合いに飽きたのか女はフッと眼光を緩めると、なにを思ったかおもむろにしゃがみこみ、アムロの唇に自分のソレを深く重ね合わせた。
お互い身じろぎせず、超至近距離にある瞳を覗いている
数秒か、あるいは数分か、定かではないがゆっくり女性はくちびるを離す……銀の架け橋を残しながら…………

「……わたしからのささやかな祝杯…受け取ってくれて?」
「……さもないと、後で手痛いしっぺ返しをもらいそうだな」

その答えに艶然と微笑みながら女性は踵を返し、部屋から立ち去ろうとする。
その背になにを思ったか、アムロが声を掛けた。

「よかったら名前を教えてくれないか。……初対面のとき言った名前は偽名だろう」

入り口で立ち止まった女性はサングラスを外すと切れ長の目でアムロを見つめると、
「……サラ。ただのサラであり、ただのオンナ…よ」
それだけ言うと退室する……後に残るはアムロひとり……………
31メビウス・リンク:2006/11/15(水) 16:18:51 ID:???
とある執務室

「………そうか、ご苦労。命令あるまで休んでくれたまえ」
端末を切ると、男は…ギルバート・デュランダルはしばらく思案深げになにかしら考えている風だったが、立ち上がると少し離れた位置にあるテーブルまで歩く。
そのテーブルの上にはまだ指している途中のチェス盤が置いてあった。
自陣の中にある他のと比べてまだ新品の観がある兵士(ボーン)の駒を掴みあげるとおもむろにソレを眺める。

(アムロ・レイ…………ただの優秀な駒と思っていたが、予想以上だな……これほどとは……。いまのところ、計画の障害になるとは思えんが…)

敵陣に鎮座する女王(クィーン)に目をやると、傍にある騎士(ナイト)や城壁(ルーク)も目に入る。

(まさか…たった1つの兵士(ボーン)に女王(クィーン)と同じ力がある?)
その己の考えにフッと笑うとやや乱暴に卓上に駒を戻す。

「たかが一人の兵士(ボーン)になにが出来るというのか……なにも覆りはせんよ」
そう呟くとデスクにとってかえし、広げられている資料に目を通す。その中の一枚を手に取り、目を通すと…

「彼にはいくつか<鈴>を付ける必要がありそうだな…、アスラン・ザラはその役目を果たすまい…」

そこには、ピンク髪の歌姫が写っていた……『赤いハロ』と一緒に写り、微笑む歌姫の姿が……………

続く


おまけ1

「あれ?」
メイリンがパイロット控え室になんとはなしに入ると、アムロがソファーの上で長々と横になっていた。
そ〜っと顔を覗き込むと

「寝てる…」
こんなチャンス、滅多にないよね、とばかりに姉の憧れ(とメイリンは思っている)の男性の顔をマジマジと見つめる。

(う〜〜ん、顔はまあまあ…かな。でも…これで30歳なんて……童顔だなぁ、普段はキリってしてるからそうでもないんだけど)
(あれ?眉間に皺が寄ってきた……うなされてるのかな。もごもご唇が動いてるし…)

声を聞き取ろうとさらに顔を密着させようとした……その時!!!

「うわっ!!!」
「きゃんっ!!!」
いきなりガバっと目を開きアムロが起き上がった。おかげで超至近距離にいたメイリンは驚きを通り越してビビッた!!
そのビビリのあまり、すってんころりんと尻餅をついてしまった。

「…っ!?…メ、メイリン?」
「えっ!?あ、えっと、その…あああのっ、アムロさんが寝てるのが見えたんでっ!そのっ…起こそうと…」

尻餅をついたまま手をあたふたと振り振りする。
32メビウス・リンク:2006/11/15(水) 16:20:05 ID:???
「あ、ああ。あれから横になったから……寝てしまったのか」
「……あ、あのっ、うなされてたみたいですけど……」

なんとか話題を変えようとメイリンは話を逸らす。

「……ああ、恐ろし、もとい、変な夢だった。見覚えのある仮面を被った赤いヒヨコが…………っ」
「か、仮面を被った赤いヒヨコ?」

メイリンは想像しようとしたが……できなかった。
それにしても……汗を流しながらうろたえ気味のアムロを見ていると………………翌日、彼女はこう述懐している。

「あのときのアムロさん……ちょっと可愛かったかも☆」
そのことをうっかり、よりによってっ!姉であるルナマリアの御前でのたまったものだから…それはもう………。
シンですら
「日常で<梅干>が脳裏で弾けたのは後にも先にもこのときだけだった」
と言うほどのモノだったという……………げに恐ろしきはオンナの嫉妬か、メイリンの迂闊か………

「ところで……その、メイリン…」
「は、はい?」
「…その体勢は早く直してくれると、その、助かるんだが…」
顔を背けつつ喋るアムロに指摘されてメイリンはやっと自分の状態を把握した。
つまり、年頃の乙女としては問題ありの!腰を抜かしてスカートがずりあがった!!それも中身をアムロに向けて!!!

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ッッッ!!!!!!!」
この後、両者の間でどういうやりとりがあったかは……二人の名誉のためにも伏せておく。


おまけ2
とあるホテルの一室

『フラグ1……マダオワランヨ』

と、<赤くて丸い物体>が窓を眺め(ているように見えなくもない)ながら、何事か音声を発していた。
それを、キングサイズのベッドに寝そべり、モデル顔負けの牝鹿のような肢体を泳がせて寛いでいた少女は「アラ?」と思った。

「アナタ、何時の間にデュランダル議長の音声を登録したの?」

そんな機能あったかな?と首を傾げていると、その<赤いハロ>がテーン、テーンと跳ねてきて枕元にとまり……

『キミハ‘ШПЮЕИЖ‘トイウオトコヲシッテイルカネ』
「え?なんか変な機械音が混じってて聞こえなかったわ」
『・・・・・・・・』
「壊れたのかな…修理に出さないと」
『!!ッ・・・・ハロ、ハロハロ!!テヤンデイ!!ミトメタクナイモノダナッ!!!!』
「あら…、もとの音声に戻ってる…ま、いいかぁ。あーあ、次はディオキアで慰問コンサートかぁ……」

続く
33メビウス・リンク:2006/11/15(水) 16:23:56 ID:???
御久し振りです。

やっと研修旅行が終わった…

やっとミーア編に移れる

赤いハロってサザビーの脱出ポッドに似てる

有休をとったんで明後日にはUPできそうです


いざや、ぺんださん
34通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 17:14:37 ID:???
GJ!
今回はアムロのエロ薄めだな・・・
35通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 17:48:03 ID:???
乙!!
やっぱメイリンかわええなw
それにしてもアムロ、夢見の悪さ半端ねえなってレベルじゃねぇぞ!
36通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 18:07:37 ID:???
…赤い仮面のヒヨコ?
まさか嫌でも付いてくるあれか!?
37通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 20:15:38 ID:???
GJ!!
仮面を被った赤いヒヨコがアムロの夢にw
38通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 21:29:48 ID:???
gj
もしかして、シャアがでてくるのかな。
ハロの声が議長ではなく、シャアなのかな?。
39通常の名無しさんの3倍:2006/11/15(水) 22:54:12 ID:???
GJ!
うはっ見たくねーそんな悪夢www
40通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 00:38:58 ID:???
|▼Д▼ノ<呼んだかね?
41通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 00:45:44 ID:???
GJGJGJ
ハロ面白いw
ハロに乗り移ってしまって黄昏てたりして
ミトメタクナイモノダナッ!
42通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 01:12:25 ID:???
>>40
ハリー大尉が何故ここに?
43通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 02:09:20 ID:???
まさか……『赤い』ハロに奴の魂が!?
44通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 03:59:47 ID:???
『フラグ1……マダオワランヨ』
なんだか分からないがこのセリフが気になるw

『!!ッ・・・・ハロ、ハロハロ!!テヤンデイ!!ミトメタクナイモノダナッ!!!!』
これが彼のセリフだとすると・・・wwww
45通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 21:14:09 ID:???
大佐……
アムロに構ってもらいたくて、
こんな姿になってまで、異世界に
来てしまったのか………
46通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 21:20:43 ID:???
亀に入ったポルナレフみたいだ
47通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 21:32:18 ID:???
シャア大佐じゃなくて、多分シャアさんだろ?
48通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 21:39:05 ID:???
むしろ赤い彗星のひとだろ
49通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 22:24:32 ID:???
無能の証明にヴァカの証明写真撮られたひと?
50通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 23:34:17 ID:???
>>49
魔法の布団叩きをくれたひと
51通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 23:57:11 ID:???
>>50
それなんてブラスター?
52通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 01:07:40 ID:???
1日ザクがCEでも?
53通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 09:18:02 ID:l+ceJnV1
キラとラクスとカガリとマルキオとクルーゼとアズラエルをお仕置きして、
めでたしめでたしで終わりそうだな(笑)。
54通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 11:28:57 ID:???
魔法の布団叩きでお尻を叩くのか?


そ、それもいいな////
55メビウス・リンク:2006/11/17(金) 15:50:57 ID:???
黒海沿岸ディオキアにて

時刻は深夜を回った頃…
マハムールでの残務処理を終えたミネルバは、補給と整備のために黒海沿岸の都市であるディオキアにあるザフト基地につい今しがた入港した。
そして明日、この基地ではラクス・クラインの慰問コンサートが催されるのだ。
そのため、深夜にも関わらず基地内は明日の準備やらなにやらで活気に満ちていた。

「あ〜ん!良かった〜〜っ!!ラクス様のコンサートに間に合ったよ〜〜!!!」
食堂にて嬉しそうな声を上げているのは、ついさっき当直を終えたメイリンである。
年頃の少女にありがちなミーハー精神を持つメイリンとしてはぜひともこのビッグイベントをこの目で見たかったのだ。
「ちょっと、はしゃぎ過ぎよ」
姉のルナマリアがそんな浮かれ気味のメイリンを注意する。

「だって初めてなんだよ?この目でラクス様のコンサートを見るのって!軍に入ったからもう絶対に見られないって思ってたのに!!」
「あんた、CD沢山持ってるでしょ?ライブ映像だって散々見たでしょうに…」
呆れがちに呟く。なんせ妹に付き合わされて嫌というほど聴かされたのだ。
ルナマリアもナマでラクス・クラインを拝めるというのは、まあ楽しみではあるが…

「あっ!!…そういえば、アスランさんとラクス様って婚約者同士だったよね!?」
「ザラ隊長と?…あ〜、そういえばそんな噂だったわね……ふぁ」
興味なさげにあくび混じりに呟く。それと比較してメイリンは瞳をキラキラさせながら姉に迫る。

「サイン、もらえるかな!?」
「やめときなさい。そういうのは野暮ってものよ」
「え〜〜〜っ、でも〜〜」
そんな感じにホーク姉妹が会話していると、食堂にアムロが眠たげに入ってきた。

「あっ、アムロさんだわ、アムロさーん」
「っ!?」
ルナマリアが腰を浮かしてアムロに手を振る。対象的にメイリンは肩をビクッと震わせると、さっきまでのはしゃぎようが嘘のように顔を俯け、無意識かスカートの端を手で押さえるようにした。

「やあ、ルナマリア…にメイリン」

アムロは二人が座っているテーブルに近付き、空いた椅子に腰掛ける。そして横目でメイリンを見ると、顔を俯かせていた。心なしか耳が赤いような…
(うーん。一昨日のこと…まだ尾を引いてるようだな。まあ、メイリンの年頃なら無理はないか)
そう思いつつ心の中で頭を掻き掻きしていると、微妙な空気に?マークのルナマリアが声を掛けてきた。

「アムロさん、今から当直ですか?」
「ああ、とはいっても特にすることもないんだが……」
「…?アムロさん…寝てないんですか?目が充血してますけど」
「いや、一応は寝たさ。だけど…どういうわけか最近寝付きが悪くてね、おかしな夢ばかり見るんだ」
そういうアムロは確かに少し眠そうにしている。一方ルナマリアは興味を引かれたのか身を乗り出す。

「へ〜ぇ、どんな夢なんです?」
「なんて説明したものかな……

以降繰り下げ→おまけに続く
56メビウス・リンク:2006/11/17(金) 15:53:39 ID:???
とまあこんな風に、主にアムロとルナマリアが会話し、メイリンは上目遣いにちらちらと二人を見上げているだけだったが、そんな状態が破られたのはアムロのこんな一言が原因だった。

曰く、「ラクス・クライン?誰それ」である。

これにはホーク姉妹、特にメイリンは驚いた!!いや、驚いたなんてモンじゃないっ!!!
その驚きようといったら……
「ええええええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!?」とさっきまでのだんまりが嘘のような絶叫を食堂に響かせるほどである。
姉以上に身を乗り出しながらアムロに詰め寄る。

「アムロさん!本気で言ってるんですか!?」
「あ、ああ、すまない。そんなに驚くようなことかな?」
「う、うそ…」

メイリンからしてみれば信じられないなんてもんじゃない。
『ラクス・クライン』といえばプラントの歌姫なのだ。
只のアイドルではない。平和の象徴なのだ。
プラントのどこを探しても『ラクス・クライン』を知らない者なんていないだろう。いや、ナチュラルの中にだっているかどうか。
そんな超希少種が身近に、しかも目の前にいるなんて……呆れを通り越して感動してしまう。
至近距離でつぶらな目を見開いたまま唖然としているメイリンに気圧されながらアムロはルナマリアに聞く。

「ア、アイドルか何かかい?」
「え、ええ、まあ」
「わかりましたっ!!!!」
「「わっ」」
いきなり絶叫したメイリンに思わずハモってしまう二人。

「アムロさん!今度わたしと一緒にラクス様のライブ映像の鑑賞会しましょう!!私、沢山のビデオクリップに、アルバムに、写真集持ってるんだから!!!
そうすればアムロさんにもラクス様の素晴らしさがわかります!!!徹夜ですよっ!?次の休暇は空けておいて下さいね!!??」
「そ、そこまでするほどのモノかい?」
「当然ですぅ!!もし巷でさっきみたいなこと口走ったりしたら捕獲されますよ!?新聞にデカデカと『驚愕っ!!世界にいないと思われたラクス・クラインを知らない人間!!!???』って題でぇっ!!!!!!!!!!」

ハアハアと肩で息をしつつ己を見つめるメイリンに、こちらも何故か感動に近いモノを感じてしまうアムロであった・・・・が

「ああ、アムロ。こんな所にいたの?ちょっといい?」
食堂の入り口からタリアに呼ばれるとハッと席を立つ。

「そ、それじゃあ。二人とも」

そう言ってタリアと何処かに行くアムロ・・・・残るは姉妹のみ、さもありなん・・・
57メビウス・リンク:2006/11/17(金) 15:56:57 ID:???
艦長室にて

「え?俺を司令部が呼んでる?」
「ええ、ついさっき連絡が来てね。アムロ・レイに大至急、来てもらいたいそうよ」
「…何故、俺だけを?」
「さあ、わからないわね。なんだか向こうは少し慌て気味だったけど……どうする?アスランも一緒に行かせましょうか?」
「いや、いいさ。大した用じゃないんだろう。それに彼は当直を終えたばかりで疲れているだろうしな」
「そう?…まあ呼びつける位だから重要な事柄じゃないでしょうし…」
そういうとタリアはアムロに近付くとチョイチョイと髪を指差す。

「寝癖、ついてるわよ」
「えっ、しまったな。直したと思ったのに…」
と見当違いのところを押さえるアムロに見かねたのかタリアが手を伸ばす。
「ここよ。ちゃんと直してから出頭しなさい」
そう言いつつ手で押さえてやる(・・・・・・・今のこの状況、ちょっと見せられないな(わね)・・・・・・・・)
などと暢気に思いつつ、ホンワカ少々、気恥ずかしさ多量を含む雰囲気であった。

基地の中

明け方近くに出頭したアムロを待っていたのは慌ただしい空気だった。
聞けば、もうすぐこの基地に超が付く程のVIPが二人も来るらしいのだ。
そのせいか、司令部は大変な喧騒に包まれており、結局アムロはある控え室に通されたままじっと待つ羽目になった。
(やれやれ、呼ぶだけ呼んでこれか。・・・・・・・眠いな)
最近寝不足気味のアムロは、シーンと静かな室内に一人だということもあり先ほどから睡魔が襲ってきていた。
椅子に座りながらうとうとしていると・・・・・・

『ハロー♪ハロー♪チャチャ♪チャチャ♪シャア!シャア!シャア♪チャチャ♪チャチャ♪』

遠い昔に聞いたような音声にはっと目を覚ますと、音がする方に目を向ける…そこには……
「ハロッ!!??」
『ハロ?』
何時の間にいたのか、『赤いハロ』が室内をコロコロ転がっていた。
・・・・・・・自分は夢を見ているのか?そう自問せずにはいられなかった。
まさか自分の目の前に…ハロがいるなんて。恐る恐る手を伸ばすと向こうからテーンテーンと跳ねてきてアムロの手に飛び乗ってきた。
「…驚いたな、大きさと色こそ違うけど…ソックリじゃないか」
しげしげと眺めていると、かちゃっとドアが開き誰かが顔を覗かせた。
「もう、どこに行ったのかしら……あら」
そこに居たのは、ピンク髪の、星印の髪留めが印象的な少女だった。

しばらく二人と一個?は目を瞬かせたまま静止していた。
先に我に返ったのは年の功というべきか……
「あっすまない。これは君のかい?」
「え!?ええ、まあ」
「いつのまにか部屋に入り込んでいたようで…、その…珍しかったメカだからつい眺めてしまった。すまなかったね」
「あっ、いいえそんな…、謝らなくても…」
そう言いつつ首をかしげながら、目をパチクリしながらアムロを見つめる。アムロもその少女を見つめるが、ふとおかしい事に気付いた。
目の前の少女の格好は年頃の少女が着るような服装だ。街中で見掛ける分には全然問題ないが、ここは軍の基地の中なのだ。場違いも甚だしい。
58メビウス・リンク:2006/11/17(金) 15:58:16 ID:???
「君は…軍の家族関係の人かい?」
「・・・・・・・・はい?」
「迷ったのなら警備の人間を呼ぶけど……」
「あ、あの、わたくしをご存知では?」
「?……すまないが、どこかで会ったかな」

ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!
メイリンの衝撃を遥かに上回るであろうショックを少女は受けた。
(知らない?わたしを?『ラクス・クライン』を?知らないの?この人は、え、何故?どうして?こんな人がいたなんて・・・・・冗談で)

『ジョウダンデハナイ!!』

ガタタッ!
今度はアムロが驚愕する番だった。少女のふくよかな胸に抱きしめられている赤いハロが突然喋ったのだ!
そう、さきほどまでの機械音声ではない。なんというか、意志のこもった…しかもその声音はアムロにとって忘れられない人物の声だったのだ!
椅子を蹴って立ち上がったまま目を見開きそのハロを凝視する。

シ、シャア・・・・か?

一方の少女は男の尋常ではない空気に気圧されていると「・・・クス・・まー?」とドアの向こうの声に我に返り、「そ、それでは失礼しますわ!」と脇目も振らずに部屋を飛び出した。アムロは放心状態でボーーッと立ち尽くすしかなかった。

(奴が……奴も…この世界に…?)





おまけ1
夢か幻か?

「俺がまだ新兵の姿でね、バズーカ片手に生身でカタパルトに乗せられて射出させられてMSと戦闘する夢だったり、腐れ縁の男とよりによってどつき漫才していたり、
なによりも恐ろしいのは…思い出すのも嫌な仮面を付けたピンク色の体毛のヒヨコがピヨピヨいいながら僕に迫ってくる夢だな。最近そんな夢ばかりだ」
「へ〜〜〜〜(ねぇメイリン。アムロさんって…意外とお茶目?)」
「・・・・・(それは違うとおもうよ、お姉ちゃん)」
59メビウス・リンク:2006/11/17(金) 16:00:18 ID:???
おまけ2
オンナの悩み

アムロが退出した後、タリアはハァとため息つくと帽子を外して椅子に座り込む。
「・・・あ〜〜、駄目ねぇ。最近ドツボにはまってる気がしてきたわ。いい加減ケジメをつけないと深みにどんどん沈みそう…」
そう言うとタリアは「ふぅ」となんとも悩ましげな吐息を漏らした。


おまけ3
議長の陰謀、またの名をフラグともいう

基地内のとある部屋
「今日の慰問コンサート、頑張ってくれたまえ。期待しているよ…。?…どうかしたのかな、上の空みたいだが…」
「い、いいえ、なんでもないです!頑張りますっ!」
「うむ。……そうだ、本番前に君に会わせたい人物が二人ほど居てね、一人は今紹介しよう。……入りたまえ」
ガチャ…コツコツコツコツ…
「……初めまして、ラクス様。只今より貴方の専属マネージャーを務めさせていただきます。サラ、とお呼び下さい」
「え?」
「君も同姓のほうが何かと相談しやすいと思ってね。前の二人はここまでだ。・・・・もう一人呼んであるんだが、どういう手違いかまだ来てないようだな。
彼に今日の君がコンサートで乗るザクのパイロットを頼もうと思ってね…まあ顔合わせはその時でもいいだろう」
「え?え?」
「なかなか興味深い男性ですわよ、ラクス様」
「え?知って…らっしゃるの?その人」
「ええ、残念ながら…全てではありませんけど…ね、フフフ」

『キミハアムロ・レイトイウジンブツヲシッテイルカネ』

「……なにか仰いました?」
「いや、私はなにも言ってないが……私の声だったな」

「あ、あははは(汗)」

びみょ〜〜〜な空気が室内に流れ始めた頃・・・・コンコン。
「失礼します、アムロ・レイ大尉をお連れしました」と静寂を破る鶴の一声。
「ああ、来たようだね。入ってくれ」
かちゃ
「失礼します……っ!?」
「あっ(驚愕)」
「あら(微笑)」
「ふむ(思惑)」
『ハロ?(ニヤリ)』

続く


60メビウス・リンク:2006/11/17(金) 16:04:34 ID:???
やっとミーアを出せた

次回、いよいよあの愉快な仲間たちを登場させるつもりです

あの集団はコメディ一色にします

次は早ければ明日にでも

仕事が忙しければ一週間後かも

草々
61通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 16:20:24 ID:???
ザクスプレンダーの次はミーアザクか
つくづくゲテモノ系ばかりだな…
62通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 18:29:31 ID:???
乙!!
・・・ラクスって地球じゃ知名度ないんじゃなかったけ?
63通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 19:07:29 ID:wgKxRqN4
GJ久々に笑わしてもらいました!!
64通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 19:10:32 ID:???
GJ!
中身は彗星ヒヨコか!?
65通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 21:47:46 ID:eYp1+dRu
gj
メビウス氏の世界観がとても良い。
次も期待してますよww
66通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 23:12:23 ID:???
更にノッてきたね、GJ!
続き楽しみだ
67通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 00:12:49 ID:???
赤い彗星も丸くなったものだな…
生まれ変わったのか?
68通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 00:36:48 ID:???
>>67
だって今本当に丸いし。
69通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 00:39:56 ID:???
>>68
誰がうまいことをいえといったw
70通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 11:04:25 ID:???
もうクロスオーバーはいいよ
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1162894000/l50
ZからCCA迄、まとめて種死の世界に来てみた
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1162024192/l50
71通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 13:24:31 ID:???
あちこち貼っとるのう
72通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 17:52:53 ID:???
で?っていう感じだわなマルチだし
下のスレは最近見てたけど
73通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 18:08:38 ID:???
ふたつ並べられると「言いたいことはどっちだ」と聞きたくなる
74通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 18:24:13 ID:???
>>73
だな
75前スレ631:2006/11/18(土) 18:38:45 ID:???
「何だって、キラたちが襲われただと!!それで・・・それで、キラ達は無事なのか?」
襲撃のあった翌朝、カガリはマーナから昨夜のことを聞かされ、大仰に椅子から飛び上がった。勢いよくテーブルを叩き、カップが波を立てている。
「はい、家は襲撃の際、粉々になってしまいましたが、誰一人怪我をされることもなく元気なお姿だと言うことです」
マーナは久しぶりにカガリに目通しされるや、昨夜のラクス襲撃の一件を報告した。
カガリはセイランとの婚儀のためにすでにセイラン家に入っており、今まで仕えていた者達とも離され、半ば軟禁状態になっていた。
本来なら、マーナですらカガリに目通しできない状態であったが、カガリの弟が襲撃されたとあって、制限が有りながらも面会を許可された。
「そうか、よかった」
ほっと息をつき、椅子に座り直る。
「だが、いったい何故?何故、キラたちが襲われなければならない」
「まだ調査中なので、詳しいことは分かっておりません。ですが、相手もかなり本腰を入れてかかってきたものと思われます。最初は家に侵入して仕留めようとしたようなのですが、それに失敗すると次はMSを持ち出してきて」
「MSを!!」
カガリは目を見開いて驚いた。いくら人通りが少なく、人目につく可能性が少ないとはいえ、MSなんて出せば大事になるのは敵も分かっていそうなものだが。
「それじゃ、キラがMSに乗って迎撃に出たと言うことなんだな?」
「はい。ですが、キラ様だけではありませんが」
「どういうことだ?」
「以前お話なさいました異世界の2人も、キラ様と一緒にMSに乗って迎撃に出たのです。2人ともキラ様に負けず劣らずの戦いぶりを見せてくれたということです」
「異世界の奴らが!!一緒に出たって事は、フリーダムと共に格納されていたルージュとムラサメでか?」
「そのようでございます」
「あんなMSでキラのフリーダムと互角の戦闘をするなんて・・・」
まだセイラン家に入る前、その二人のことは聞いていた。謎のMSと共に浜辺に打ち上げられて、孤児院に助けを求めてきたという。カガリはその二人に会ったことが無いので、最初報告を受けたときも、半信半疑で信じていなかった。
今でこそ、その二人の言動や行動、そしてこの世界には無いMSというのを聞かされ、さらにはキラやラクス、
バルトフェルドも疑いを持っていないということから一応信じてはいるが、アムロとシャアの戦闘を実際に見たことが無いカガリは、キラにも負けない戦いをすることが信じられなかった。
「それでお嬢様・・・キラ様たちは今後どうすれば?」
アムロとシャアを考え込むカガリに、マーナは問いかける。
「えっ、ああ、そうだな。とりあえず、仮の家を手配しておく。それとマーナ、今から一筆書くからキラたちに届けてほしい」
「手紙でございますか?それならマーナがお伝えいたしますが・・・」
「いや、今回のこともそうだが、今後のことを・・・な。もう、後何回あいつらに会えるか分からないからな」
カガリはマーナに心配を掛けないようにと無理やり笑ってみせる。しかし、カガリの苦しみが分かるだけに、そういう態度を取られることが返って辛かった。
「こんな時、アレックス様がいらっしゃれば・・・」
「マーナ・・・。仕方が無いさ、アスランはプラントに行っているんだし。それに、あいつは力がある。こんな情勢を変えることのできるような力がな。私のボディガードとして括り付けておくのはもったいない」
カガリは指輪を摩りながら、アスランの擁護をする。
「ですが・・・」
マーナは食い下がる。
実際、マーナは怒っていた。確かにカガリの言う通り、アスランは頭もいいし力もある。この世界の情勢を見て、自分も黙って入られないとプラントに言った正義感も大いに認めるところだ。
しかしマーナからすれば、今回アスランがいないことが、カガリの結婚に拍車を掛けたと見えるようだ。実際、アスランが居ようと居なかろうと、
セイランが本気で迫れば一介のオーブ市民に過ぎないアスランにはどうしようもないことではあるが、カガリになかなか会えない苦しみを、そんなアスランにぶつけずにはいられなかった。
「とにかく私は大丈夫だ。今はなかなか会えないが、結婚した暁にはマーナもこちらに来てもらう。マーナの小言が聞けないのは私も寂しいからな」
「お嬢様・・・」
カガリは使用人を呼ぶと、便箋を持ってくるよう手配した。
76631:2006/11/18(土) 18:40:10 ID:???
手紙を持って帰るマーナと入れ違いになるように、セイラン家の跡取りにしてカガリの婚約者、ユウナ・ロマ・セイランがカガリの部屋に入ってきた。
「カガリ、マーナとの久しぶりの再会どうだった?わざわざ気を使って二人きりにさせておいたんだよ」
「そう思うなら、せめてマーナだけでも私に付き添わせてくれてもよかったんじゃないか」
「それはだめだよ。そんなことしたら、家の品格が問われちゃう。セイラン家の使用人は、てんで使い物にならないってね。それじゃ使用人だけじゃなく、それを雇っている僕らさえも品格を疑われるよ」
はははっ、と相変わらずのにやけた笑みを浮かべる。カガリはユウナのこの白々しい顔が嫌いだった。マーナとの再会の余韻も消えてしまうと、カガリは顔を背け頬杖を突く。
「しかし、災難だったね。君の弟君も」
そんなカガリの心情など気にすることも無いように、ユウナはカガリの正面に移動してくる。
「まあ、でもいい機会だったんじゃない。丁度、住む家も無くなっちゃったことだし」
「何が言いたい?」
「君が彼らと手を切るには、いいチャンスじゃないと言っているんだよ」
「なんだとぉ!!」
ユウナの軽口が頭にきたカガリは、胸倉につかみ掛かる。
しかし、ユウナはそんなカガリの手を引き離し、冷静に対応する。
「カガリ、僕は前にも言ったよね。君の弟君はいずれどうにかしなきゃならないって。大西洋連邦と同盟を結ぼうと言うこの時期に、代表の弟がコーディネーターでしたなんて知れたらたまったもんじゃない。君は危機意識に欠けているよ」
「だが、あいつらは私の家族だ。それに、また家を失ったんだぞ。そんな追い討ちを掛けるようなことができるか」
「僕は今だからこそ言っているんだよ。いずれはどうにかしなければならないんだ。それなら、今こそいろいろな対処もできるってものだろ。また家を与えてしまっては情も移る」
「しかし、それでは・・・」
カガリは何か反論しようとするが、いい案が浮かばなかった。
カガリが今いる家はセイラン家。悪く言い換えれば敵の巣窟である。そんな中にたった一人で放りこまれているうちに、カガリは自分に自信が持てなくなってきていた。
「大丈夫だよ、カガリ。仮にも君の弟だよ、僕らが結婚すれば僕の弟にもなるんだから、そんな荒っぽいことをする気はないよ。それに僕だって鬼じゃない。しばらくは猶予をあげるつもりさ。でも、それも僕らの結婚式がリミットだね。それまでに身の振り方を決めてもらおう」
77631:2006/11/18(土) 18:41:04 ID:???
カガリの肩をそっと抱き、告げるユウナ。最後通告のつもりなのだろう。
「それに、孤児院はちゃんと作り直させるよ。子供たちに罪は無いからね。君の弟君を含めた数人のコーディネーターたち以外は、今まで通りの生活を保障させるさ」
そんなユウナの言葉に、カガリはただ俯き歯噛みするしかなかった。
自分の力を過信しているわけではない。最愛の父に比べれば、自分がどれだけ未熟であるかが見て取れるし、キラやアスランに比べても、正直劣っていると思う。
しかし、それでも自分は代表なのだ。オーブを統べる者なのだ。そんな自分が血のつながった弟や大切な親友を守れないのが何よりも辛く、そして悔しかった。
「そうそう、話は変わるけど昨日MS戦になったとき3機で迎撃したらしいね」
ユウナはキラたちの話は終わりとばかりに言ってくる。
「一機は君の弟君として、後の2機を操縦していた人は誰なんだい?何でも、2人の身元不明人物が彼らの元に居座っているそうだけど」
「さあな、私には分からん。大方、今回のユニウスセブン落下の被害者かなんかじゃないか。行き場をなくして、世話になってたんだろ」
知らない振りをするカガリ。実際、言ったところで誰が信じるでもないし、何よりユウナに対するささやかな仕返しでもあった。
「それは無いよ。彼らはユニウスセブンが落ちる前から居たようだしね」
「いくら言われようと知らないものは知らない」
カガリはだんまりを決め込もうとした。
「ふうん、カガリは知らないか。なんか目撃者の証言では、物凄い操縦技術だったって言うから気になっちゃってね。どこから来たんだろう。
オーブ国内かな、それともプラントかな。いや、案外別の世界から来たのかもしれないねえ」
そんなユウナの言葉に、カガリは食いついた。
「べ、別の世界って・・・。何でそんなこと考えるんだ?」
「ん、僕はただ可能性を言ったに過ぎないよ」
「可能性って・・・。異世界なんて存在すると思ってるのか?」
「なんだい、やけに異世界に食いついてくるね。何か、心当たりでもあるのかい?」
そんなユウナの言葉にたじろぐカガリ。しかし、すぐに平静を保つ。
「なっ、何を馬鹿なことを。お前があんまり下らないことを言うからびっくりしただけだ」
「そうかい」
ユウナはそんなカガリを見て、曰くありげな顔を見せる。そして、「そろそろ戻らないとね」と残し、部屋を出て行った。
78631:2006/11/18(土) 18:42:09 ID:???
ユウナは数日前の出来事を思い出していた。
まだ、ユニウスセブンが落下する前。モルゲンレーテを視察していたユウナは、ある技術仕官に呼び止められた。ここではちょっとと前置きをして、ユウナを無人の部屋に案内した。
「それで何なんだい。こんなところで一体・・・」
「先ほどマリア・ベルネスが妙な物を見ていまして」
「マリア・ベルネス?誰だい、それは?」
「2年前、アークエンジェルの艦長を務めていたマリュー・ラミアスの偽名です」
マリュー・ラミアス。その名前には聞き覚えがあった。
フリーダムのキラ・ヤマト。ジャスティスのアスラン・ザラ。エンデュミオンの鷹、ムウ・ラ・フラガ等と共にアークエンジェルを浮沈艦と言わしめた人物の一人である。
戦後はカガリのつてでモルゲンレーテに勤めていることは知っていたが、ナチュラルであるし、あまり気に留めたことが無かった。
「それで、彼女が何を見ていたんだ?」
「それが・・・MSの設計図らしきものなのですが」
「設計図?それがどうした。ここに居ればそんなもの見ていても不思議じゃないだろ?」
「いえ、それがどうも見たことの無い物でして」
「見たことが無い?」
「図面にスペック等も載っていたのですが、どうも現行のMSの数倍のパワーがあるようなのです。さらに言うと、あのフリーダムをも軽く凌駕するほどの・・・」
「フリーダムを凌駕するだと!!」
それを聞いて唖然となった。スペックなどを言われても、技術に疎いユウナには分からないが、フリーダムという言葉はユウナを驚かすには十分であった。
2年前のMSとはいえ、未だに最強を欲しい侭にしている機体を凌駕する機体の図面。
マリュー・ラミアスは一体それを何処で手に入れたというのか。
「本当なのかい。フリーダムにも劣らないというのは」
「あくまで、スペック上の話ですが。しかも、他にもいろいろな技術が詰め込まれているようでして・・・チラッと図面を見ただけでは分からないのですが・・・とにかく、現在の技術で造れるものではありません。プラントでも造れるものではないでしょう」
技術仕官は自信が無さそうに呟いた。
ユウナは「このことは2人だけの秘密だよ」というと、すぐさま家に戻り、マリュー・ラミアスの周辺を調べ始めた。
数日の調査を経て、興味深い出来事が浮上してきた。マリューが身を寄せている孤児院付近の浜辺に、奇妙なMSが打ち上げられているのを、周辺の人物が目撃していた。しかも、孤児院には2名の身元不明の人物が居るという。
十中八九、このMSの図面だろうとユウナは当たりをつけた。そして、この2人がそのMSのパイロットであろうということも。
早速、対応を取ろうとした矢先、ユニウスセブン落下のごたごたでそれどころでは無くなってしまった。ユウナ自身も昨日の襲撃事件があるまで忘れてしまっていた。
しかし、昨夜、おそらくプラントからの襲撃であろう攻撃を難なく退けた3機。それを聞いたとき、再びユウナはそのことを思い出した。
カガリに異世界と聞いたのはなんてことは無い、冗談のつもりだった。
しかし、カガリの反応は興味深いものだった。元々、嘘がつけない性格である。カガリの顔が「何故、それを!!」と言っているのを見るや、カガリとお喋りしている場合ではなくなった。
無論、異世界などそうそう簡単に信じられるものでない。カガリにしても本気で信じているのかどうか。
だが、少なくともカガリに異世界から来たと信じ込ませるに値するものはあったと見るのがいいだろう。そしてそれは、ユウナにもあることだった。
(異世界のMSとパイロット・・・か。そう簡単に信じられないけど、少なくてもその力は本物のようだね。これは相応の対応は取らなければならないな。うまくいけば、大西洋連邦にもプラントにも水をあけることが出来るかもしれないし)
ユウナはすぐさま側近を呼ぶと、重要な指令を出した。
79631:2006/11/18(土) 18:43:03 ID:???
終わりです。
前回の話で、シャアが赤いルージュに乗るもんだと思ってた人が結構いたな。
実際、俺もアムロとシャアのどっちにルージュに乗せるか迷ったんだけど、アムロスレなのでアムロに乗せることにした。
シャアスレだったら、アムロに「赤はシャア・アズナブルの機体だろ」って言わせる気だったんだけどw
まあ二人ともいい大人だし、あの状況で「僕がガンダムを1番(ry」とか「赤くないと(ry」なんてことは言わないだろうから、どっちでも言いといえばいいんだけどね。
80通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 19:08:30 ID:???
やはりウズミは自爆するなら自分だけにしとくべきだったな。
カガリとミナ以外の5大氏族全滅のおかげで人材がさっぱりだ。
81通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 19:16:02 ID:???
GJ!
82通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 19:17:17 ID:???
GJ
ユーナの指令が気になる〜
83通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 20:03:43 ID:???
631氏おつかれ

「マリューは元々モビルスーツ開発スタッフだよなあ」とか「本編のユウナもこのくらい腹黒ければ面白かったのに」とか思った。
84通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 20:17:30 ID:???
まぁつくれないだろうねぇ
ミノ粉がなけりゃ
85通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 20:51:29 ID:???
ミノ粉はMSの常温核融合炉の中にも発生するんでなかったっけ?
まあ、ミノフスキー物理学を理解している人間がいなけりゃ意味無いけど
86通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 21:06:39 ID:???
631氏 GJ!
まあUCのMSがC.E.の世界で作れるか否かは
職人様の考えで委員じゃないか
クロスなんだしそこらへんは妥協しても

作れないってなると半壊のニューガンダムはどうにか直せたとしても
サザビーは作れなくなるからな
アムロがニューに乗るのにシャアがサザビーに乗れないのは悲しいし
87通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 21:16:19 ID:???
GJー!
ユウナの動きが気になるな
88通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 21:27:57 ID:???
GJ
やっとカガリが出たか
89通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 21:33:55 ID:???
カガリ、フリーダム秘匿知ってたんだな。
プラントでは強力な力は戦いの種になるなんて言っときながら、
オーバースペック機のフリーダムを隠しているのを見逃してるとは。
90通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 21:36:00 ID:???
まあオーブの理念が他国の介入を許さずだからな
自国の武力はいい武力なんだろ
91通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 21:37:23 ID:???
んなだから、自分が持つのはきれいな力ってか、ダブスタだと非難されるんだ
92通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 21:40:17 ID:???
まあ知らないわけないよな
自分の弟が使うんだから間違いはないと思ってんじゃない
93通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 21:41:03 ID:???
自分が間違いだらけのくせに
94通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 21:48:18 ID:???
>>92
これで知らんかったら、ドンだけはぶられてんだって話だなw
95通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 21:50:08 ID:???
一時期とは言え自国が崩壊してるからね。 力が正義なんでしょ。

おまえの正義を余に説きたくば、言葉ではなくあくまで力で語れ!!
96通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 21:55:02 ID:???
フリーダムって世間的には戦争を止めた英雄の機体って設定じゃなかったっけ?
それを回収・修理するのは問題ないと考えたのでは
97通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 21:58:16 ID:???
それ理屈になってないだろ
ラクスでさえ力はただ力って言ってるのに
98通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:00:21 ID:???
>>96
英雄だから何してもいいと考えてるならカガリはもう駄目だな。
99通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:03:45 ID:???
何このアンチな流れ
100通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:12:54 ID:???
>>78
不沈艦と言わしめた人物にアーノルド・ノイマンを忘れるなんて!
101通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:13:04 ID:???
GJ!!!
原作でカガリがフリーダムやAAについて何も言わないところを見ると
知っていたと考えるのが妥当だろう
まあ>>631氏のカガリの更正に期待しようぜ
102通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:14:45 ID:???
>>96
核動力使ってる時点で所有しているだけでもアウトだろ。>自由

だから、
・自由の存在を知っていた→ダブルスタンダードはアスハのお家芸だな!
・自由の存在を知らない→無能はアスハの(ry

自由がオーブに存在する時点で、カガリが叩かれるのは避けられない。
103通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:17:26 ID:???
>>102
つうかカガリはしってて金と施設提供してるのに、AAとフリーダムの管理権はラクスとキラにあるのはいかがなものか?
104通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:21:15 ID:???
>>102
んな身も蓋もないこと言われてもw
105通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:24:54 ID:???
つーか夜勤後、責任をすべて放り投げて民間人になったラクソが、
民間人にも関わらず自由を修理保管してた時点でラクソは少なくとも完全にダメだろ。
106通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:26:32 ID:???
>>105
そもそもラクスは民間人になるも何も、ずっと民間人だと思うのだが。
107通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:26:58 ID:???
カガリに内緒で暁作ってるような国だから深く考えたら駄目だと思う
てか何で連合製のAAとザフト製の自由がオーブに置きっぱなしなんだよ。
普通返還するだろ。
108通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:32:10 ID:???
>>107
フリーダムのことはアイリーン前議長と決着がついているのでは?
109通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:40:36 ID:???
>>106
なのに自由や永遠を強奪したらますますダメだろwww
ラクソはやっぱし4馬鹿の中でも突き抜けたクズっぷりだな。
110通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:42:46 ID:???
>>108
返さないという決着がありえない、ってことだろ?
111通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:51:04 ID:???
>>110
種最終話の自由を返されてもなあww
正義はすでに無いし
112通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:53:01 ID:???
GJ
そうだ・・・オーブにはユウナが居たんだ
今までシャアは宇宙にラクスといけばいいとか思っていたが
地球に残ってユウナとばかしあいするのもまた面白そうだし
でも、議長とシャアのばかしあいも捨てがたい…
113通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:56:05 ID:???
というか俺個人としては一番カガリクォリティーを感じたのは

>しかし、それでも自分は代表なのだ。オーブを統べる者なのだ。そんな自分が血のつながった弟や大切な親友を守れないのが何よりも辛く、そして悔しかった。

明らかにユウナの言ってることを全然理解出来てないだろw
代表なのに守れないんじゃなくて、代表だからこそ守れないんだろうがww
代表なんだから私的な友人より公的な立場を優先しろと言ってるのに人の話はもっとちゃんと聞けwww
114通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 22:57:37 ID:???
>>108
いや、なんで持って帰って修理すんのよ?
115通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 23:00:06 ID:???
個人的にはフリーダムとAAが隠匿されてたのは、
いよいよとなった時の為の最後の切り札としてあえて置いていたんだと思ってたが・・・
大っぴらに使う気があるならいっそフリーダム研究してNJCつきの量産型フリーダムを用意するとかやるだろうし。
あくまで自衛のための最終手段(ちょうどウズミの考えていたアカツキの位置)であって、
キラたちがああいう無茶苦茶な使い方をすることは完全に想定外だったんだろう。

まあ結局はそこまで考えなかったカガリが悪い、という事なんだろうが・・・
116通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 23:02:37 ID:???
>>115
最後の切り札の使用許可権がカガリにないのはどうかと思う。
117通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 23:05:42 ID:???
つユニウス条約
118通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 23:08:32 ID:???
全て嫁がプクダが悪いでFA
119通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 23:14:22 ID:???
つーか考察スレでやれよ
なんか書き込んでるアンチカガリの奴等は
カガリがすることなすことすべてに難癖つけそうだな
ここまで来ると嵐っぽいぞ

それとGJ
120通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 23:24:10 ID:???
>>119
同意。なんかアニメのカガリと混同してるような希ガス
121通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 23:39:00 ID:???
ユニウス条約はプラントと連合で締結した物であってオーブは参加していない、とか
122通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 23:47:50 ID:???
じゃあ、オーブは連合の占領下のままだな。
123通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 23:48:53 ID:???
前戦争時、オーブは連合配下にあったんだからそれはないでしょ。
124通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 23:59:44 ID:???
連合だってあっさり核ミサイル撃ったし、
平時にもNダガーNを秘密裏に運用してる。

ザフトにしてもネオジェネシスの建造は開戦前から始めていたと思われる。

切り札、奥の手とか最後の手段になると条約無視のものが出てくるのもしかたないと思うが・・・
少なくとも種世界においては。
125通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 00:02:35 ID:???
カガリ、切り札のコントロールできてねえよ。むしろ使われてる。
126通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 00:06:19 ID:???
ユニウス条約は停戦条約だろ?
ユニウス落としの後に連合は宣戦布告を行っているので、その後の核攻撃は引っかからない。
ネオ・ジェネシスにしても軍備制限には引っかかるかもしれないが、
大熱量兵器の禁止は現在分かる範囲での条約の内容には引っかかっていない。

まあ青森湾の襲撃時のミラコロの使用は条約に引っかかっているが。
127通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 00:24:20 ID:???
荒らし多すぎ。ウザス。
あとGJ。
128通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 00:31:12 ID:???
GJ!!

あと、考察はこっちでよろしくな。
【考察】CCAアムロin種・種死【雑談】part2
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1162295743/l50
129通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 02:47:40 ID:???
631氏イイヨイイヨー(*´Д`)ハァハァ
これからも期待しています。
130通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 02:59:13 ID:???
スレが進んでると思ってワクテカしてたら…orz
131通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 06:27:26 ID:???
orz
132通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 10:14:20 ID:???
ってかUCとのクロスで核議論はナンセンスだろ
UCの機体が全部核で動いてるってのに

核無しなんていったらUC系のMSは全部出せなくなるし
133通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 11:16:25 ID:???
すでに話題はあっちに移動している
【考察】CCAアムロin種・種死【雑談】part2
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1162295743/l50
134通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 13:40:47 ID:???
631様
GJGJGJ!

俄かに荒らしみたいなのが見られるがあくまでカガリの不甲斐なさに対してであり
631様に対する批判では無いと思われるので止めたりしないでくれ
漏れは次回も心待ちしてる

前スレでカガリに泣いてもらうって言ってたので
しばらくは苦境の日々を過ごしながらもシャアとアムロに感化され
自分の間違いや不甲斐なさを受け入れることができる政治家になれる事を祈っています
13598 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 19:56:48 ID:???

 プラント船籍の民間船シルバーウインドの脱出ポットを回収したアークエンジェルは、ユニウスセブンの宙域を最大船速で離脱し、再び月基地に向かってサイレント・ランを行っていた。
 アークエンジェルの一室で、脱出ポットから出て来た少女を前にマリュー、ナタル、ムウの三人が難しい顔をして立っている。

「ポットを拾っていただいて、ありがとうございました。私はラクス・クラインですわ」
「ハロ!ラクス、ハロー」
「これは友達のハロです」
「ハロハロ。オモエモナー。ハロハロ?」

 ラクスと名乗る少女はニコニコと自己紹介を済ますと、手に載せたピンク色のハロを、目の前のマリュー達に紹介した。その緊張感のないラクスの姿に、マリュー達、三人は気が抜けるような思いだった。

「……ハァ」
「……やれやれ。クラインねぇー。彼のプラント現最高評議会議長も、シーゲル・クラインといったが……」
「……あっ……」

 マリューが溜息を吐くと、ムウも呆れながら思い出したように口を開いた。
 ムウの言葉に、マリューも思い出したように驚いたような顔をすると、ラクスも同様に父の名が出て来た事を驚いているようだった。

「あら〜?シーゲル・クラインは父ですわぁ。御存知ですの?」
「……おっ!……ハァ……」
「……」
「……あっ!……ハァ……。そんな方が、どうしてこんなところに?」

 ラクスののほほんとした口調に、ムウもナタルも「この少女は状況を読めないのか」とばかりにも呆れ返る。
 マリューもムウ達と同様に溜息を吐き、ラクスに聞き返すと、ラクスは民間船がユニウスセブン宙域に来ていた理由を話し始めた。
 
「私、ユニウスセブンの追悼慰霊の為の事前調査に来ておりましたの。そうしましたら、地球軍の船と、私共の船が出会ってしまいまして……。臨検するとおっしゃるので、お請けしたのですが……」

 ラクスは、そこで一度言葉を止めると、悲しそうな表情を浮かべ、再び口を開く。

「地球軍の方々には、私共の船の目的が、どうやらお気に障られたようで……些細ないさかいから、船内は酷い揉め事になってしまいましたの。そうしましたら、私は周りの者達にポットで脱出させられたのですわ」
「なんてことを……」
「そう言う事だったのか……」

 ムウとマリューはユーラシア所属艦がシルバーウインドを攻撃気した経緯を聞き、苦々しい顔をした。

「あの後、地球軍の方々も、お気を沈めて静めて下さっていれば良いのですが……」
「……」

 シルバーウインドの生き残りが誰もいないのを知らないラクスは、まだ船が無事と思い船員達の心配を口にすると、真実を知るマリュー達は言葉を失う。
13698 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 19:57:58 ID:???
 その様子をキラとアムロは、壁にもたれ掛かりながら話を聞いていた。

「……アムロさん、どうしたんですか?」
「ああ、キラ。いや……」
「あのラクスって子、知ってるんですか?」

 難しそうな表情をしているアムロにキラが心配そうに声をかけると、アムロは組んでいた片手を顎に持っていき、言葉を濁すように答える。

「……いや、俺が知ってるのは、彼女が手に載せているハロの方さ」
「……ハロ?……あの子が持っているピンク色のロボットですか?」

 キラは、アムロの言葉に目線をハロに向け、不思議そうな表情をする。
 アムロは親指と人差し指で自分の顎先を挟むようになぞると、眉を顰めながら言葉を続ける。

「……俺は、あれと色や大きさは違うが、同じ物を一年戦争前に作った事がある」
「えっ!それって……」
「何の因果か知らないが、キラ同様、あの子も引き合ったと言う事なのかもしれない……」
「……あの子が……」

 アムロの言葉にキラは驚きながら、ラクスの顔を見つめる。
 ラクスの表情は泣きそうな顔になっていて、どうやらマリューによって、シルバーウインドの生存者がいない事を告げられたようだった。
 キラは同じコーディネイターとして、悲しそうな表情をするラクスを見るのは忍びなかった。
 マリューはやり切れない表情をしながら、ラクスが落ち着くのを待ち、キラに声をかけた。

「ねえ、キラ君。ラクスさんを部屋に送ってもらえるかしら?」
「あっ、はい!分かりました。……えっと、僕について来てもらえますか?」
「……はい……よろしくお願いします」

 キラは、涙目のラクスに気を使うように部屋から連れて出ていった。
 沈んだ空気を吹き飛ばすように茶化した口調でムウが言う。
 
「しっかし、まぁ、ユーラシア艦との問題が解決したと思ったら、今度はピンクの髪のお姫様か。悩みの種が尽きませんなぁ。艦長殿!」
「……あの子もこのまま、月本部へ連れて行くしかないでしょうね……」
「……仕方ないだろうな。月以外に帰港予定がある訳でもないんだ。どこかで降ろす訳にもいかなだろう」

 マリューはラクスを憐れんでか、沈んだ顔になるが、そこに壁際にいたアムロが歩み寄りながら言った。
13798 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 19:58:23 ID:???
 アムロの言葉にマリューはラクスの事を考えると苦い表情になる。

「でも、軍本部へ連れて行けば彼女は、いくら民間人と言っても……」
「そりゃー大歓迎されるだろう。なんたって、クラインの娘だ。いろいろと利用価値はある」
「……利用価値か……」

 ムウは真顔で軍人としての意見をマリューに言うが、その表情は苦々しい。
 アムロはムウの言葉に、顎に手を当て考え込むように呟くと、マリューが重そうな口調で言う。

「……出来れば、そんな目には遭わせたくないんです。民間人の、まだあんな少女を……」

「そう、おっしゃる事は分かりますが、彼らは?こうして操艦に協力し、戦場で戦ってきた彼らだって、まだ子供の民間人ですよ」
「バジルール少尉、それは……」

 ナタルが少し現実を見るようにと、少しきつい感じで言うと、マリューは戸惑うが、ナタルはそのまま言葉を続けた。

「キラ・ヤマトや彼らを、やむを得ぬとはいえ戦争に参加させておいて、あの少女だけは巻き込みたくない、とでもおっしゃるのですか?」
「……」
「……彼女はクラインの娘です。と言うことは、その時点で既に、ただの民間人ではない、と言う事ですよ……」
「……」

 ナタルの言葉に、元々、キラ達をアークエンジェルに乗せたのはマリュー自身だったのを思い出すと、何も言えなくなり、さらに表情を暗くした。
 そのやり取りを見ているアムロの心中は穏やかではなかった。
 ――利用価値、ただの民間人ではないか……。νガンダム、ニュータイプ……。俺の事も、事情を知らない軍からすれば同じだろうな……。

「おいおい、今、そんな事言っても仕方ないだろ。どの道、俺達は月に行かなきゃならないんだ。まだ時間はある。それまで、じっくり考えればいいじゃないか」

 ムウが見兼ねて、マリューとナタルの間に入るよう形で言うと、この話は終わりと言わんばかりに解散を提案する。全員が頷き、それぞれが部屋を出て行こうとする。
13898 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 19:58:31 ID:???
 その中、アムロは考え込むような表情をしていると、ムウ達に続くように部屋を出て行こうとしていたナタルがアムロの元へと戻って来た。
 
「……アムロ大尉、どうかしましたか?」
「ん?……いや」

 アムロはナタルの声に首を振るが、ナタルはそう取らなかったようで心配そうな表情で口を開いた。

「あの……前にも言いましたが、何かあれば私にご相談いただければ……」
「……ああ、そうだったな。すまない」
「いいえ!それで、どういった事でお悩みなんですか?」

 アムロは以前、ブリッジでのやり取りを思い出し謝罪をすると、ナタルは首を振り聞き返しす。
 ナタルの表情を気にしながらも、アムロは言って良い物かと思案を廻らし、躊躇いがちに口を開く。

「……悩みと言う程でもないんだが……フラガ大尉が彼女に利用価値があると言っただろう」
「ええ、ラクス・クラインの事ですね。それがどうか……?」
「……俺も……地球軍に取っては、彼女と同じなのではないかと思ったのさ」
「――!?」

 ナタルはアムロの言葉に驚き、必死に否定の為の言葉を思いつくだけの並べる。

「――どうしてですか!?アムロ大尉は、こうしてアークエンジェルを守ってくれてるではありませんか!軍もアムロ大尉の貢献を考えれば、受け入れるはずです!それに艦のクルー達の信頼を得ています!私だって――!……私も……」

 ナタルは最初こそ勢い良く言ってたが「私だって――!」と、言ったところで自分が何を言おうとしていたのかと言葉を止め、少し俯き、恥ずかしそうに、おずおずと呟いた。

「……ありがとう。君達は見ず知らずの俺をこうして受け入れてくれたが、軍上層部は、そう簡単に俺を信用するとは思えない。ましてや、俺は核で動くνガンダムを動かしているんだ……」

 アムロは、ナタルの必死な姿に素直に礼を言いつつも、真剣な面持ちで言葉を続ける。

「……恐らく、このまま月基地に着けば、νガンダムは取り上げられ、俺は拘束されるだろう。良くても尋問。悪ければ……」
「……そんな」
「軍とは、そう言う所なのは君も知っているだろう。肥大化した組織なら尚更だ……」

 アムロの言う事に表情を暗くするナタルに、組織の現実を解いた。
 現実に月基地に到着すれば、どう言う形であれ、一度はアムロが拘束されるのをナタルも分かっている。
 ナタルは必死に考えるが、早々良い考えなど浮かぶ訳もなく、途切れ途切れの言葉を出すのが精一杯だった。

「……その時は、私が……及ばずながら、軍上層部に上申し、説得します!それに艦長やフラガ大尉だって、きっと――!」
「……ああ、ありがとう……。すまなかった。今、するべき話ではなかったな。……フラガ大尉の言う通り、まだ時間はある。それまでに、どうするか考えるさ」

 アムロはナタルが信頼してくれているのを感じ、この話をするのではなかったと思い、礼と謝罪をした。

「……はい……私もお力になれるよう、努力しますから……」

 軍の現実を知るナタルからは弱々しくも、アムロを助けようと感じさせる言葉が溢れるのだった。
13998 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 19:58:58 ID:???

 ラクスはキラに案内された、アークエンジェルの一室で佇んでいた。シルバーウインドが沈んだ事で表情は明るい物ではなかった。

「ハロ、ゲンキ?ハロ?」
「……」
「オマエ、ゲンキカ?」

 ハロは、ラクスの気持ちを知る訳でもなく、機械合成音からなる声を上げた。
 ラクスは出航する前にアスランと話した事を思い出す。ハロを作った本人であるアスランが、ハロに感情は無いと否定したが、ラクスはそうは思わなかった。
 ――ハロはこんなにも優しいのだから……。
 ラクスは元気づけてくれるハロを見つめ、少し微笑む。

「ハロ……」
「マイド!マイド!アカンデェ〜」

 ハロは間抜けな声を上げつつ、ラクスの手の中で跳ねる。その姿にラクスは心が暖まる感じがした。

「……祈りましょうね、ハロ。どの人の魂も、安らぐことの出来るようにと……」

 ラクスは、今は亡きシルバーウインドの船員や命を投げ打って脱出させてくれた従者達の為に祈りを捧げるのだった。

14098 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 19:59:36 ID:???

 握手をした日から、また数日が経ち、アスラン達はフレイと過ごす事に慣れ始めていた。いつも通り共に食事を取り、食後のお茶を楽しんでいた。
 アスランは食事を終えフォークを置くと、フレイに声をかける。

「すまない、ポットを取ってもらえるか」
「うん、はい」
「ありがとう」

 紅茶を飲んでいたフレイがポットを差し出すと、アスランは礼を言って受け取った。

「アスラン、砂糖かミルクは要りますか?レモンもありますけど?」
「いや、俺はストレートでいただくよ」

 ニコルがアスランに何か入れるかを聞いて来ると、アスランはそれを断り、一口、紅茶を口に含んだ。
 アスランとニコルは、軍人になってからは、こんなにゆっくりとした過ごす日々など、ここ最近ではあまり無かった。実感するようにニコルが口を開く。

「それにしても本当にのんびりしてますね」
「そうだな」
「こんなに纏まった休暇は、なかなか取れないですからね」

 アスランが頷くのを見ると、ニコルはニコニコしながら言った。
 プラントでは十五で成人となるが、戦争さえ起こらなければ、まだまだ遊んでいたい年頃なのだから仕方がない。
 プラントとザフト軍の事情を詳しく知らないフレイは二人に聞く。

「どのくらい、お休み貰ったの?」
「……ん、とりあえずはモビルスーツの修理が終わるまでだな」
「だから、いつ休暇が終わるのか分からないんですよ」
「……お休みが終わったら、また……地球と戦うの?」

14198 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 19:59:44 ID:???
 二人の言葉をを聞くとフレイは俯き加減に言葉尻を濁しながら言った。

「……そう言う事になるな……」
「そうですね……」

 アスランとニコルは気まずそうに答えと少しの沈黙が支配する。
 アスランが真剣な表情でフレイを見つめながら、沈黙を破るように口を開いた。

「……フレイ。頼みがある」
「……なに?」
「君が地球に戻ったら……軍には入らないでほしい」

 アスランの言葉にニコルもフレイも驚きながらも、その表情に見入った。
 アスランはそのまま言葉を続ける。

「こうして、知り合った……友達、なのか、な?……俺は、そんな人達と戦いたくないんだ」

 アスランは途中、自分の言った事に照れる素振りをしながらも、最後には、真剣な表情で言い終える。その心の中では、キラの顔が浮かんでいた。
 ニコルもアスランと同じ気持ちだったのか、フレイに向き直り口を開く。

「僕からもお願いします。フレイ、地球に戻ったら、絶対に軍には入らないでください。僕もフレイと戦いたくありませんから……」

 フレイは二人の真剣さに優しさを感じた。
 ――アスラン、ニコル……。

「……うん」

 元より軍に志願するつもりの無いフレイは真剣な表情で頷く。

「……フレイ、ありがとう……」
「ありがとうございます!フレイ!」

 アスランもニコルも、フレイの返答に表情が緩み、うれしそうに礼を言った。
 それぞれが笑みを浮かべ、この約束が破られる日が来ない事を願った。
14298 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 20:00:37 ID:???

 アークエンジェルの中ではラクスを救助してから一晩が明けた。昨日行われた戦闘の喧噪も無くなり、艦内は穏やかな物だった。
 少年達は非番なのか、食堂に集まり雑談を楽しんでいた。

「あのぉー」
「?」

 どこからか、かけられた声に全員が不思議そうな表情をになる。

「ハーロー。ゲンキ!オマエモナ!」
「――あっ!」
「……驚かせてしまったのならすみません。私、喉が渇いて……それに笑わないで下さいね。大分、お腹も空いてしまいましたの。こちらは食堂ですか?なにか頂けると嬉しいのですけど……」

 ハロの声に全員が食堂の入り口に視線を向けると一様に驚いた。
 ラクスは、みんなを驚かせてしまったのを悪いと思ってか、謝ると食堂に出向いた理由に恥ずかしそうな表情をしながら伝えた。その側では、ハロがピョンピョンと楽しそうに飛び跳ねている。
 キラが慌てるように口を開く。

「――っで、ってちょっと待って!」
「鍵とかってしてないわけ……?」
「あら?勝手にではありませんわ。私、ちゃんとお部屋で聞きましたのよ。出かけても良いですかー?って。それも三度も……」
「そう言う問題じゃないと思うけど……」

 カズイが艦内の警備が行き届いてないのに不安そうにな表情をすると、ラクスは空気が読めないのか、ニコニコとしながら言った。
 ラクスの言葉にカズイが呆れたようだった。
 そのやり取りを見兼ねたのか、ミリアリアが口を開く。

「でも、彼女も民間人なんだし、それに食事をしたいって言ってるんだから、少しくらいは、いいんじゃないの?」
「……いや、俺達が良くてもさ……とにかく、勝手に出歩かれるのは、まずいんじゃないか?」
「……ああ。アークエンジェルも軍艦だし……許可、貰わないと出歩くのヤバイよな?」

 サイとトールが、その場にいる全員を見ながら渋そうな顔で言った。
14398 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 20:00:46 ID:???
 少しの沈黙が流れると、カズイが口を開く。

「……あのさ、とりあえず、部屋に戻ってもらったら?」
「モシモシ〜?モシモシ〜?」

 再び沈黙が支配する。空気が読めないハロが、元気よく飛び跳ねていた。
 ひとまずの意見が一致したのか、ミリアリアが申し訳なさそうな表情をラクスに向けた。

「……えっと……ゴメンね。食事、届けるから……」
「それなら、用意して貰っちゃえよ」
「そうだな。その方が早いし」
「――それなら、頼んでくるよ」

 サイとトールが、ラクスの食事をすぐに用意する事を提案すると、カズイはカウンターへと食事を頼みに行った。
 カズイが頼みに行くのを見送ると、トールがラクスに少しカッコつけるように言う。

「ゴメンな!俺達は良くても、ここ軍艦だからさ」
「ほんとゴメンね。……トール、鼻の下伸ばさないの!」

 ミリアリアもラクスに謝りながらも、自分の彼氏であるトールが、他の女性に気を取られているのが気に食わないのか、片足が思いっきりトールの足を踏んづけていた。

「――っ!いてっー!ミ、ミリアリア――あ、足踏んでる!」

 そのやり取りに、みんなが笑う。
 少年達には、ナチュラル、コーディネイターの人種など関係無いとばかりに、その場の空気は明るかった。

14498 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 20:01:39 ID:???

 約束をした後もアスラン達は、お茶を和やかに楽しんでいた。そこに家政婦がアスラン宛ての電話が掛かって来ているのを伝えると、コードレスの受話器を渡して退室していった。
 アスランは受話器に耳を押し当てると、口を開いた。

「はい、アスラン・ザラです」
「アスランか。お前、ニュースは見ていないのか?」
「――えっ、父上!?どうしたんですか、父上自ら電話なんて……」

 滅多に電話などして来ない父が連絡をして来ているのに驚いた。

「アスラン、とにかくニュースを見ろ」
「あ、はい!」

 パトリックは、驚きを隠せないアスランを気にしていないようで、ニュースを見ろと促す。
 アスランは慌てたようにTVモニターのリモコンスイッチを入れる。ニコルもフレイもアスランの様子を気にしながらも、同じようにTVモニターに目を向けた。
 TVモニターの中では、ニュースキャスターが、その内容を淡々と伝えていた。

「――この船には、今回の追悼式代表を務める、ラクス・クライン嬢も乗っており――」
「――えっ!?」

 アスランは、ラクスの名前が出て来たのに何事かと驚くが、ニュースキャスターはアスランの驚きなど気にする訳が無く、伝える事を淡々と口にしていく。

「――安否が気遣われています。――繰り返しお伝えします。追悼一年式典の慰霊団派遣準備のため、ユニウスセブンへ向かっていた視察船、シルバーウインドが、昨夜、消息を絶ちました」
「……な!あぁ……ラスク……」

 アスランはニュースの内容に思わず椅子から腰を上げていた。顔色は、段々青くなってゆく。
 ニコルはアスランのように青くはなってはいないが、驚きようはアスランに負けない物だった。プラントの事情に詳しくないフレイだけが、何事があったのかと、二人を心配するように見つめていた。
 電話の向こうにいるパトリックが察したのか、アスランに命令口調で言った。

「事情は飲み込めたな。のんびりしている暇はないぞ。お前は、すぐに軍本部に出頭しろ!」
「――はっ!」
14598 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 20:02:09 ID:???
 アスランはパトリックが電話の向こうにも関わらず、背筋を伸ばし返答をすると、電話を切り、ニコルに向かって言った。

「ニコル!正面に車を回してくれ!」
「軍本部からですか?!僕も――」
「いや、呼ばれているのは俺だけだ。ニコルはフレイの警護を頼む!」
「分かりました!」

 ニコルは頷くと、慌てながら部屋を出て行く。アスランも同様に、二階の自分に宛てがわれた部屋へと駆けて行く。
 その場にはフレイのみが残され、どうすればいいのか分からず、とりあえずアスランの部屋へと向かう。
 半開きの扉を開けると、アスランは軍服に着替え終えて、扉に背を向け、アルミ鞄の中を整理しているようだった。
 フレイは躊躇いがちに声をかける。

「……ねえ、アスラン……」
「ん?フレイ……どうしたんだ?」

 アスランは顔だけ向けると、再び整理を続ける。
 ニュースの内容から大事故が起こったのはフレイにも分かったが、なぜアスランやニコルが、そこまで慌てているのか分からなかった。

「さっきのニュース見て、慌ててたけど……」
「ああ……あの船にはラクスが……婚約者が乗っているんだ……」
「……」

 フレイはアスランの言葉に、どう言っていいのか分からず言葉を返す事が出来なかった。ただ、二人の慌てぶりやニュースからして、ラクスと言う子がアスランやプラントに取って、とても重要なのは感じ取れた。
 アスランは鞄を閉じると立ち上がり、フレイヘと向き直る。

「突然の事ですまないが、俺は軍に呼ばれている。恐らく、このままラクスの捜索に向かう事になると思う」

 アスランは一度、言葉を区切ると、フレイに右手を差し出した。

「……短い間だったが、君と話せて良かったと思っている……ありがとう、フレイ」
「……うん。……ラクス、さん、無事に見つかるといいわね……」
「ああ」

 フレイはアスランの右手を取り、握手をすると頷きながら微笑む。
 アスランも同じ様に頷き、握手をしたまま、真剣な表情になる。

「……フレイ、さっきした約束を忘れないでほしい……」
「……うん……約束する」

 フレイの言葉を聞くと、お互いに握手をしていた手を解く。
14698 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 20:02:24 ID:???
 アスランは鞄を手に持つと、思い出したように口を開いた。

「それから、一つ聞きたい事があるんだ……。君の通っていたカレッジに、キラ・ヤマトと言う学生がいたはずなんだが、知っているか?」
「……キラ・ヤマト……。カトーゼミにいる、あのボーっとした感じの男の子でしょ?何回か話した事があるから……」
「……あまり変わらないんだな、キラは……」

 フレイはアスランの問いに思い出しながら、答える。フレイの言い様に、アスランは少し苦笑する。
 そんなアスランの表情にフレイは不思議そうに聞き返した。

「知り合いなの?」
「ああ、友達なんだ……。もしも、キラに会う事があれば伝えてほしい。頼まれてくれるか?」
「……うん。もしも、会えたらだけれど……それで良ければ……」

 フレイは、地球に帰っても、キラに会う事があるとは思えなかったが、アスランの頼み事を無下に断る事はできなかった。
 アスランは真剣な表情で頷くと、キラへの伝言を口にする。

「キラとは……お前とは戦いたくない。って……伝えてほしいんだ」
「――えっ!?……戦いたくないって……どう言う事……?」

 フレイはアスランの口から吐き出される言葉に驚き、聞き返した。
 アスランは悲しそうな表情をしながら、理由を言う。

「キラは、何故だか知らないが、地球軍のモビルスーツに乗っている。多分、いいように使われているんだと思う」
「モビルスーツって……地球には……」
「地球軍も開発したんだ。事情聴取で君も聞いたと思ってたが……。キラは戦う事が嫌いなのに……そのモビルスーツにキラが乗っているんだ……」
「……友達……同士で……戦ってるの……?」
「……そう……なる……な……」

14798 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 20:02:31 ID:???
 地球軍のモビルスーツの存在を信じられなかったフレイは反論しようとしたが、アスランは、あった事をそのまま伝える。
 苦しそうな表情で話す、アスランの言葉に愕然としながらも、フレイは聞き返す。
 アスランは事実を認めたくないと言わんばかりだが、悔しそうに途切れながらも肯定の言葉を繋ぐしかなかった。
 フレイは、友達同士が戦うなんて認めたくなかったし、仲の良い者同士が殺し合いをする事を願いたくもなかった。

「そんなのおかしい……おかしいわよ……。友達なんでしょう……どうして戦わなくちゃいけないのよ!?」

 フレイの口から自然と感情むき出しの言葉が漏れるた。その目は微かに潤んでいた。
 アスランもフレイにつられて、涙目になりながら、感情的に言葉を吐き出す。

「……俺も戦いたくないさ!だから、君に伝言を頼むんだ……頼む、キラに伝えて欲しい」
「……うん……必ず伝える」

 フレイは、そんなアスランの姿から想いを感じ取ったのか、キラにこの伝言を絶対に伝えなければと思い頷いた。

「……ありがとう。……それじゃ、元気で……。次に会う時には、戦争が終わっている事を願うよ」
「……うん、アスランも元気で……」

 アスランはフレイの言葉に心から感謝すると、微笑みながら別れの言葉を言うと、フレイも潤んだ瞳を擦りながら、アスランがキラと戦う事がないよう、祈る想いで別れの言葉を送った。
 フレイの別れを済ませたアスランは、部屋を後にする。
 丁度、扉を出た所にニコルが苦々しい表情で立っていた。

「――ニコル!……もしかして、今の話、聞いていたのか?」
「――!……いいえ、今、来たとこですから。それよりも車の準備が出来ていますから急いでください!」

 アスランは驚き、強ばった表情になる。明らかにニコルはフレイとの会話を聞いていたような表情だった。
 ニコルもアスランが出て来たのに驚いたのか、誤魔化しながらも真剣な面持ちで、アスランを急かした。

「……分かった」

 アスランは仕方なく頷き、階段を駆け下りて行った。

14898 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 20:02:58 ID:???

 ラクスはキラとサイに連れられ、宛がわれた部屋に戻って来た。サイは扉の向こう側で護衛代わりにキラが出て来るのを待っていた。
 ラクスは椅子に腰を下ろすと、寂しそうに溜息を吐いた。

「……ハァ。またここに居なくてはいけませんの?」
「……ええ、すみません」
「テヤンデー!」

 キラは、ラクスの食事を載せたトレイをサイドテーブルに置くと謝罪をした。
 ハロがラクスの気持ちを代弁するかのように、飛び跳ねながら抗議をする。

「つまりませんわー。……ずーっと一人で。私も向こうで皆さんとお話しながら頂きたいのに……」
「これは地球軍の船ですから……。それに今は、プラントとは戦争状態だし……」
「残念ですわねぇ」

 キラの言葉に、ラクスは本当に残念そうな顔をすると、キラを見上げ、たちまち笑顔に変わった。

「でも!あなたも、皆さんも、優しいんですのね!気を使って頂いて、ありがとう」
「……僕も……コーディネイターですから……」

 ラクスの感謝の言葉に戸惑いながら、キラは自分もコーディネイターである事を告げると、ラクスは不思議そうに首を傾げた。
 キラは、ラクスの表情を見て、そのまま言葉を続ける。

「それに、みんなはナチュラルだけど友達だから……。みんな、いい人ばかりです」
「……そうですか。うらやましいですわ。そんなに良いお友達に囲まれて……」

 キラの優しくも友達を称える言葉に、ラクスは目を丸くしながらキラを見上げ、そして微笑む。
 キラ達は知らないが、ラクスはアイドルと最高評議会議長の娘と言う二つの顔を持つ為か、周りは大人ばかりで、ラクスには友人と呼べる人達は殆どいなかった。
 ラクスは友達を称えるキラの姿を目の当たりにして、心からキラが羨ましいと思っていた。

「お名前を教えていただけます?」

 キラは、ラクスの微笑みに見とれていた為か、突然、名前を聞かれ慌てるように答える。キラの心臓はドキドキと音を立てる。

「――キ、キラです……。キラ・ヤマト……」
「……そう。ありがとう、キラ様。お友達にも、よろしくお伝えください」

 ラクスはキラの名を聞くと、穏やかにいった微笑んだ。
 キラはドキドキを抑えながら、色々と注意事項を伝えると部屋を出てロックを掛ける。すると、中から美しく胸に染み入るような歌声が聞こえてきた。
 
「……あの子が歌ってるのか?……綺麗な声だな……」
「うん……」

 サイが微笑みながら言うとキラは頷き、二人共、しばしの間、ラクスの歌声に聴き入る。
 ――この女の子は、僕やアムロさんと、どんな因果があるんだろう……?
 キラは歌声に聴き入りながらも思うのだった。
14998 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 20:03:25 ID:???

 アスランが出て行った後、フレイとニコルは一階に下りてニュースを見ていた。二人共、どうなっているのか気が気ではなかった。

「……あの、フレイ」
「なに、ニコル?」
「……さっき、アスランとフレイが言ってた事なんですが……」

 TVモニターを見つめながら、ニコルが声をかけると、フレイは不思議そうに聞き返した。
 ニコルは言い難い面持ちで口を開いた。その言葉に、二階でのやり取りを思い出しす。

「……聞いていたの?」
「……はい。聞くつもりはなかったんですが……聞こえてしましました……」
「……」

 ニコルは申し訳なさそうに顔を歪める。
 立ち聞きなど、本来なら許される事ではないのだが、ニコルの表情を見て、フレイは何も言い返せなかった。
 ニコルはTVモニターからフレイに向き直ると、真剣な表情で聞いてくる。

「その、アスランの友達の……キラさんって……どんな……人なんですか?」
「……私の友達が同じゼミにいるってだけで、何回か話した事があるだけで、良くは知らないの……」
「そう……ですか」

 フレイが困ったように答えると、ニコルは落胆したような表情になった。
 ニコルは、アスランがあそこまで信じている、キラ・ヤマトと言う人物の事を純粋に知りたかった。頭の中では、ヘリオポリスでの戦闘で、イージスに対峙していたストライクの姿を思い出す。
 ――あれにアスランの友達が……。

「……アスランに取っては大切な友達なんですよね……。今なら、戦闘中にアスランの様子がおかしかったのも頷けます」

 ニコルは苦々しい表情で呟く。心中では複雑に入り組みながらも、一つの決意が固まりつつあった。
 ――アスランとキラさんを戦わせてはいけない……。その時は……例えアスランに恨まれても、僕が……彼を討てばいいんだ……。
 ニコルは決意を固めると、少年らしからぬ険しい表情で口を開く。
 
「……決めました。キラさんがアスランと戦うと言うのなら、その時は、僕が彼を討ちます」

 フレイは、この状況に置かれ、キラが直接的な友達でないにしても、知らない人間よりは遥かに身近な人間なのに気付き、ニコルの言葉に複雑な気持ちになる。
 彼らを止める術を持たないフレイは、自らの無力さを感じる他なかった。
15098 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 20:04:10 ID:???

 ラクスを部屋に送り届けた後に、キラ達は食事をする事となった。席に座り話始めてみれば、やはり出て来るのはラクスの話だった。
 ラクスが同じ女の子と言うのもあり、ミリアリアが不満げに口を開く。

「あれじゃ、いくらなんでも可哀想よ……」
「って言ってもな……」
「何とかしてあげたいけれど、仕方ないよ、軍艦なんだから」
「そうよねぇ……私達じゃ、どうにもならないかぁ」

 トールがミリアリアの言い分に困り果てると、サイがいつも通りにこやかに答え、ミリアリアは無念そうに肩を落とした。
 そこへ、少年達と同様に食事を取りに来たムウが声をかけた。

「よ!お前ら、何話してんだよ?」

 キラは、ムウとは別に少し遅れてやって来たアムロを見つけ、声をかけた。

「あ、フラガ大尉!アムロさんも!食事、今からですよね?席、空いてるんで一緒にどうですか?」
「いいのか?」
「勿論です!俺、話、色々聞いてみたかったんですよ!」

 アムロが聞くと、トールが身を乗り出し喜々とした表情で答えた。
 ムウが苦笑いをすると、アムロに声をかけた。

「オッケ!んじゃ、席、頼むわ。メシ、取りに行ってきましょうや」
「ああ、そうしよう」

 アムロは頷くと、ムウと共に食事を取りに行く。
 アムロとムウは席に座り、食事を始める。ムウは、早速とばかりに、少年達が話していた会話の内容を聞いてみた。

「んで、お前ら、何の話してたんだ?」
「民間船の彼女の事ですよ」
「ラクス・クラインの事か?」
「ええ、そうです」

 ムウの問いにトールが答え、ラクスの名前を出して聞き返すとキラが頷いた。
 ミリアリアがムウにラクスの待遇の事で不満を漏らす。

「彼女、部屋に閉じ込めっぱなしじゃないですか。なんだか可哀想で……」
「ここは軍艦だからな……」
「でも、彼女は民間人なんですよね?」
「ああ。そりゃ、そうなんだが……」
「せめて、居住区くらいは自由に出入り出来るようにしてもいいんじゃないですか……?」

15198 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 20:04:36 ID:???
 ムウは、ミリアリアの一方的な言い分に参った感じで、ミリアリアの隣に座るトールに向かって渋い顔をしながら言う。

「お前の聞きたい話って、これかぁ?」
「フラガ大尉、違いますって!」
「して、やられたな」

 トールが慌てたように大きく顔を左右に振ると、アムロがムウに向かって茶化すように笑った。

「ったく!分かったよ、艦長に掛け合ってやるよ。但し、期待はするな。なんせ、怖い副官がいるからな」
「……フラガ大尉、副官が何でしょうか?」

 ムウは頭を掻き毟ると、仕方ないと言う顔つきでミリアリアに答えると、運が良いのか悪いのか、ムウの背後にはアークエンジェルの副官様、ナタルが明らかに怒っていると分かる表情で立っていた。

「……。いや、別に……」
「……そうですか。後からたっぷりとお話を聞かせて頂きます」

 ムウの背中に冷たい物が流れる。人の悪口は言う物ではないと後悔を少しした。
 それを見かねて、アムロが助け舟を出した。

「バジルール少尉、そこまでにして、食事を取ってきたらどうだ?席なら僕の前が空いているから、取っておくが……」
「あ、はい!ありがとうございます!」

 ナタルは一瞬、キョトンとした表情になるが、慌てて、礼を言うと食事を取りに行く。
 ムウは息を吐くと、片手でアムロに助かったと、礼を伝えた。
15298 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 20:04:44 ID:???
 ナタルはアムロの前の席に座ると、ムウと同様に会話の内容を聞く為に口を開く。

「それで、何の話をしていたのですか?」
「ああ、お姫様の事だよ」
「彼女、部屋に閉じ込めっぱなしで、可哀想じゃないですか」
「そうは言われても、彼女はプラントの……」

 ムウがうんざりとした表情で答えると、ミリアリアが再びラクスの待遇の事で不満を言った。
 ナタルはアムロとのやり取りを思い出し、言葉を言いかけて止めた。
 ――俺も……地球軍に取っては、彼女と同じなのではないかと思ったのさ。
 ナタルはアムロに視線を向けると、躊躇いがちに口を開いた。
 
「……アムロ大尉は……どう思われます?」
「ん!?……民間人だからな。……精々、許可出来て、居住ブロックまでだろうな」
「……分かりました」

 アムロは口の中に入っていた物を飲み込むと、真面目な顔で答えた。
 ナタルは頷き、少し考えるとミリアリアに視線を向ける。

「私も出来る限り、許可が下りるよう艦長に掛け合ってみよう。これでいいか、ミリアリア・ハウ?」
「「「「「――!?」」」」」
「――あ、はい!ありがとうございます!」
「――?……みんな、どうした?それにフラガ大尉も?」

 ナタルの意外な言葉に、アムロを除く全員が驚いた表情になっていた。ミリアリアも驚きながらだが、うれしそうに礼を言う。
 ナタルは少年達とムウの表情が気になったのか、不思議そうな顔をした。
 すると、ムウが立ち上がり、ナタルに賞賛の声を上げる。

「いやー、見直した!流石、アークエンジェルの副長だ!」
「俺も感動しました!」
「バジルール少尉って、冷たい人なんだと思ってましたけど、そんな事なかったんですね……」
「僕も勝手に苦手だと思い込んでいたけど、人って分かり合えるんだ……」

 ムウに続くようにトールも立ち上がり瞳を煌かすと、サイとキラがしみじみとしながら口を開いた。

「み、みんな……」
「お前達……」

 この突拍子もないノリに付いていけなかったのか、カズイは驚いていた。
 アムロは呆れながらも苦笑をするのだった。
15398 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 20:05:07 ID:???

 アスランは本部に向かった後に、命令で軍港にある待機所の一室にいた。
 今は、こうして待つしかないアスランは焦る気持ちを抑えながらも、ラクスとの別れ間際の事を思い出し、後悔をしていた。
 扉が開く音がすると、パトリックとクルーゼが入って来た。

「あっ」

 父が息子を見送るような人ではないのを知っている。アスランは驚きを隠せなかった。
 パトリックは、アスランの前まで来ると口を開く。

「アスラン、ラクス嬢のことは聞いておろうな」
「はい!しかし隊長……まさかヴェサリウスが?」
「いや、ヴェサリウスは出ない。我々も、彼女の捜索に向かいたい処だが、生憎とモビルスーツの予備パーツ造りと修理に手間取っていてな」

 アスランは頷くと、クルーゼに視線を向けた。クルーゼは首を振り、仕方ないとばかりの様子で答えると、パトリックが再び口を開く。

「公表はされてないが、既に捜索に向かった、ユン・ロー隊をの偵察型ジンを出しているが、未だに発見されておらんのだ」
「ユニウスセブンは地球の引力に引かれ、今はデブリ帯の中にある。嫌な位置なのだよ。ガモフはアルテミス付近で足つきをロストしたままだ」
「まさか、あの戦艦ですか?」

 クルーゼはパトリックが言い終えると、続ける言葉を続けた。
 アスランは、クルーゼの言葉にアークエンジェルとキラの姿を思い出す。ユニウスセブンが地球に近い位置にあるとは言え、余程の事がない限り民間船に攻撃するとは思えなかった。
 アスランの思考を遮るようにパトリックが口を開く。

「ラクス嬢とお前が、定められた者同士ということは、プラント中が知っておる。だが、お前の居るクルーゼ隊は出られんと来た。そこで、お前は一時、クルーゼ隊を離れ、捜索隊に加わってもらう」
「――あ……、です……が……」
「婚約者のお前を出さん訳にはいかんからな。彼女はアイドルなんだ。頼むぞ、アスラン」
「――は!」

 下された命令にアスランは敬礼をすると、パトリックは踵を返し、部屋を後にする。
 パトリックに取ってはラクスの事など、さして関係はないのだろう。体面さえ取り繕えれば良いように感じ、残されたアスランは、クルーゼに父の言葉の意味を嫌悪を込めて聞いた。

「彼女を助けてヒーローの様に戻れと言うことですか?」
「もしくはその亡骸を号泣しながら抱いて戻れ、かな」
「……」

 クルーゼは無神経にも、アスランの心を皮肉るように言うと、アスランは、信じられないと言うように、無言になった。
 クルーゼは冷淡に微笑みながら、言葉を続ける。

「どちらにしろ、君が行かなくては話にならないとお考えなのさ、ザラ委員長はな――。モビルスーツの修理が終わり次第、私も追いかける事になる。その間、君にはジンを使ってもらう事になる。いいか?」
「――はい!」

 アスランは敬礼をすると踵を返し、捜索隊の船に乗艦する為に部屋を後にした。
15498 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 20:05:36 ID:???

 食事を終えたアムロ、ムウ、ナタルはブリッジに向かう為、通路を歩いていた。
 
「ま、待ってください!」
「どうしたキラ?」

 慌てて追いかけてきたキラにアムロが答える。
 ナタルがさっきの食堂での事を思い出し、眉を顰める。

「私をまたからかうつもりか……」
「まあ、愛される副長って事でいいじゃなの?」
「……フラガ大尉!」
「ぼ、僕は、そんなつもり、ありませんよ」

 ムウは茶化しながら言うと、ナタルはジト目でムウの事を睨む。
 キラも必死にナタルをからかう気などない事を主張した。
 アムロは仕方ないとばかりに、どうしてキラが追って来たかを聞く。

「キラ、どうしたんだ?」
「あ、はい。アムロさんとフラガ大尉にお願いがあって……」

 キラは真剣な顔でアムロとムウを見つめる。その表情にムウも顔を引き締めると聞き返した。

「俺とアムロ大尉にか?」
「はい!――僕に戦い方を教えてください!」

 キラは力強く頷く。その目には、戦いを生き抜き、何としても、みんなを守る為に、その術を身に付けようとする意思を感じさせる物だった。

15598 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 20:08:33 ID:???
今回はここまでです
お見苦しい点があるとは思いますがご容赦ください
忘れていましたが、前スレ
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1161271669/882 の続きとなります
156通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 20:13:53 ID:???
リアルタイムで見てた
乙!!!
157通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 20:16:10 ID:???
これから読むけどGJ!
158通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 20:21:57 ID:???
長文乙です。
ラクスが軍に拘束されるならアムロも拘束されることに気づいたナタル必死だなw
相手がアムロだからいいけど、狡猾でスケコマシ能力もあるシャアならつけこまれて「いい子だ(ニヤリ)」って操られそう。
159通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 20:40:37 ID:???
乙々
このままいったらラクスとフレイの交換もありうるか?
160通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 20:42:07 ID:???
長文乙です。wikiに保存しにいったら長かったので、2つに分けました。
区切るのはあそこでよかったかな。
161通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 20:52:30 ID:???
GJ!!!
ナタルは「軍の正義を信じている新米少尉」な感じだからな。
軍人的な思考をしてるけど、非情にはなりきれない。
まぁ、そこが萌えで良いんだけどw
艦隊との合流時に彼女がどういう行動をとるのかが気になるな。

キラの考え方も違ってきましたな。
これがどう影響を及ぼすのか・・・
凸は相変わらずだな。ホントに学んでんのか?
キラには、泣きながらでも覚悟を決めて、凸を切り捨てる位の成長をしてほしい。
能力が高くても手の長さは変わりないんだし、守れる物も限られてるんだから。

次回も楽しみにしております。
16298 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 20:57:53 ID:???
みなさん、ありがとうです!

>>160
乙です!
おちろん、おkですよ
まとめの方も早いですね
いつもご苦労さまっす!

とりあえずコンビニにメシ買いに逝って来るっす
163通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 20:59:28 ID:???
GJ乙!

これはナタルがそのままAAに残るフラッグなのだろうか?
そして、ニコルに死亡フラッグが立ったような気が・・・気のせいだよね?
164通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 21:01:49 ID:???
gj
副官様萌〜
165通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 21:07:17 ID:???
gj!

ニコルが漢になろうとしているな・・・
ニコルのがアスランより大人かもしれん
166通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 21:15:21 ID:???
ラスク吹いたww
167通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 21:16:20 ID:???
キラかっこええ!!!
168通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 21:33:09 ID:???
98氏のキラなら種死みたいにはならないだろうな・・・GJ!
169通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 21:52:28 ID:???
>>162
(*´д`*)
おにぎりか!?
おにぎりですか!?
170通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 21:53:51 ID:???
GJ!
やべ!キラがカコイイwwあとナタルに萌えてしまったwww
種キャラって使い方しだいでこんなに輝くんだ・・・。
171通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 21:58:19 ID:???
GJ!
AA内が実にほのぼのしてていいですなぁ
それにしてもまぁみんな良い子になっちゃってw
キャラへの愛が正常な方向に向かってて良い感じです!
172通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 22:18:57 ID:???
フレイが居ない→ラクスとヘリオポリス組がギスギスしない

キラが前向き→ラクスとキラの関係が電波じゃなくてボーイミーツガールの王道行くか?

アスランとフレイにフラグ→「ロミオとジュリエット」的なふたり?+ニコル漢化w

イイネイイネ!こーいう物語を待っていたぜよwww
陳腐ではあるが激しくGJを叫びたいぜ!!
17398 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 22:22:21 ID:???
メシ(゚д゚)ウマーですた
雨が降ると寒いねぇ

>>169
アタリ!
おにぎり2個と餃子、豚汁を食べますたよ


とりあえず予定では次回も戦闘はないっす
代わりにキラの訓練シーンが入る予定
出来ればラクスを普通の女の子として書いてあげたいと思っております
174通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 22:41:42 ID:???
確かにTVでも最初の頃はまだまさかあそこまでバケモノになるとまでは
思わなかったもんね…
派手でなくても戦闘少なめでも一向に構いませんから、血の通った人間としての
彼らをじっくりのんびり描いてやってくだせえ。
17598 ◆TSElPlu4zM :2006/11/19(日) 22:59:01 ID:???
>>174

 |
 |・∀・) リョウカイ!



 | シュ!
 |≡
176通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 23:50:51 ID:???
98氏キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
あいかわらずいい話だなー。・゚・(ノд`)・゚・。
これからも頑張ってください
完結までに何年掛かっても、付いていきますよ〜!!
17798 ◆TSElPlu4zM :2006/11/20(月) 00:05:13 ID:???
>>176

 | コソーリ・・・
 |・))



 |
 |・∀・) アリガト!



 | シュ!
 |≡

178通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 00:26:30 ID:???
98氏、オリジナル小説書ける能力あるんじゃないの?
17998 ◆TSElPlu4zM :2006/11/20(月) 00:36:28 ID:???
>>178
うーん、どうでしょうねぇ
そのうち、やってみたい気はしますが
今はこれに全力投球ですね
180通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 00:40:09 ID:???
ちょw98氏このスレに張り付いてるのかw
18198 ◆TSElPlu4zM :2006/11/20(月) 00:46:16 ID:???
ちょうど暇なんで(w
他の職人さん方にも雑談スレの方にでもいきますか
182通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 07:56:17 ID:???
誤字とかって、ここで指摘してもOKなのかね?
とりあえず>>144
>「――安否が気遣われています。――繰り返しお伝えします。追悼一年式典の慰霊団派遣準備のため、ユニウスセブンへ向かっていた視察船、シルバーウインドが、昨夜、消息を絶ちました」
>「……な!あぁ……ラスク……」
         ココ↑
が、目についたけど

183通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 08:10:37 ID:???
>>182
>>166で既出
184373oppai:2006/11/20(月) 12:00:27 ID:???
PCが逝きました。
データが全部あぼん…
申し訳ありませんが買い替えるまで投下は待って下さい…
185通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 12:26:30 ID:???
>>184
生`……
186通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 12:29:57 ID:???
ああ、よっぽどショックだったんだろうなぁ・・・・。




酉まで晒しちゃうなんて。
187通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 13:02:56 ID:???
南ちゃんのおっぱい!
188373 ◆lnWmmDoCR. :2006/11/20(月) 14:12:17 ID:???
てすと
189通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 14:25:12 ID:???
今度は大丈夫ですよ
190通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 15:29:37 ID:???
おぉ…373氏のPCよ、逝ってしまうとはなにごとじゃ…


。・゚・(ノД`)・゚・。ガンガレ、オレラハマッテルョ
191メビウス・リンク:2006/11/20(月) 16:11:58 ID:???
とあるMS格納庫

ド派手なピンク色をしたザク・ウォーリアのコクピットの前で、いつも通りのジャケット姿のアムロと重役秘書のような格好をした女性が並んで立っていた。

「説明してもらえるかい」
渋面のアムロが横で艶然と起立しているサングラスの女性…サラに声をかける。
「あら、なにを?」
ラクスが着替えを行なっているであろう控え室を見ながら、素知らぬフリで返す。
「ぼくを彼女のエスコート役に選んだ理由と、なぜ君が彼女のマネージャーなんてやっているか…さ」

予め質問を予想していたのだろう、サラは平然としていた。
「どちらも答えは簡単よ。一つ目は予定していたパイロットが急な体調不良で辞退、急遽べつのパイロットをあてがおうとして白羽の矢が立ったのがアナタ。
二つ目は、このご時勢だもの。プラントのお姫様をお守りする専属のボディガードは必要でしょう?同姓ということもあって、白羽の矢が立ったのがワタシ。
お分かりいただけて?」
「……それを納得しろと?」
目つきが険しくなるのを自覚しつつ、横目でサラを見る。
「それは貴方の勝手よ。貴方が納得しようがしまいが、事実は変わらないわ」
艶がある含み笑いでアムロを見つめ返すサラ。

よくもまあ、いけしゃあしゃあと言えたものだ
内心、疑念がとぐろを巻いているアムロにとって、サラの言った事は胡散臭いことこの上ないモノだった。
自分を指名したのは明らかに議長の指示だろう。
その目的は恐らく…ラクス・クラインという少女と自分を引き合わせるため…
(それが何を意味するかは分からないが…)
そしてつい一昨日にアムロに接近してきたこのサラという女性も<ソレ>を監視するために送り込まれたと見るべきだ。
しかし、彼女は…ラクス・クラインは何も知らされていないようだ。
つまり…あの子を使って自分から何か情報を引き出すつもりか、或いは懐柔するつもりか……
「サラ、一言だけ言っておく。おれは君らの策略に乗せられる気は毛頭ない…これからもな」
「……参考程度に留めておくわ。じゃあ参考ついでに、どうかしら?議長との会食の後に、お酒でも酌み交わさない?……私の部屋で」
サングラスを外して切れ長の双眸を濡らしつつアムロを見る。

「やめておく。虎穴に入った挙句に、虎の尾を踏みかねないからね」
この手の駆け引きには慣れているのか、視線を受け止めつつ答える。
「あら、残念ね。お互いを知るいい機会だと思うけど…それとも、先約があった?」
「・・・・・・・・・・・」
黙殺の構えのアムロに肩をすくめるとサングラスをかけ直す。ちょうどそのタイミングでドアが開き、ステージ衣装に身を包んだラクスが現れた。
「ごめんなさい、お待たせしました」
「いいえ、今ちょうど打ち合わせが終わったところですわ、ラクス様。アムロ大尉、では…打ち合わせ通りに」
先程までの、滲み出るようなオンナの色香から一変、やり手のキャリアウーマンの顔になったサラが目配せする。
「了解した……、では、ラクス嬢?準備がよければコクピットに移るが」
「あ、はいっ、よろしくお願いしますわ」
少し緊張気味に答える。

アムロが先導し、コクピットに入り込む。その後ろ姿をじぃっと見つめるラクスにサラは、
「ラクス様、ご安心を。こちらのレイ大尉は歴戦の超一流パイロットですわ……貴方様は安心して、身を任せていれば結構ですから…」
「え、ええ…」
「……少し、狭いが」
アムロがコクピットから身を乗り出して手を差し出すと、遠慮がちに手を添え、怖々コクピットに入り込む。なんとか身を落ち着ける場所を確保するのを見届けてからサラに目配せしハッチを閉じる。
192メビウス・リンク:2006/11/20(月) 16:13:47 ID:???
格納庫の外に向かって歩く機体をガラス越しに見つめながら、サラはなんともいえない表情を浮かべた。

「安心して身を任せて…ね…。近い将来…それが現実にならないといいわね『歌姫様』?」

人身御供となるであろう少女にほんの少しの憐憫を滲ませつつも…隠しようのない愉悦を表情で、声であらわにする。
(そうなった時、貴方たちはどうするのかしら…。願わくば、その場に居合わせたいものだわ…)

想像しただけでカラダが震えてくる………、アムロ・レイ……ワタシもアナタに…

「…そういえば、あの丸いロボットが見当たらないわね」


『みなさぁ〜〜〜〜〜ん!!こんにちわ〜〜〜〜!!!ラクス・クラインでぇーーーす』

「・・・・・・・」
無事にコンサート会場に降り立ったアムロはザクの両の手のひらに乗っけているラクスを何とはなしに眺めていた。暇なのである。
満員の客に向かって元気良く手を振るラクスの姿はアイドルそのものといった感じだ。しかし…
「メイリンから聞いたイメージとは違っていたな…」
もっとこう…オペラ歌手の歌姫のように思っていたんだが…首を傾げつつ歌い踊る少女を見つめる。

(アムロは気にも留めていないが、至近距離でラクスの姿を見ている…つまりは超特等席なのだ!アムロのいる場所はっ!
ファンなら大金を支払ってでも望むことをノホホンと見ているアムロだったが、後にこのことを知ったミネルバのクルーが怒りに燃えることとなる。
曰く、『なんで録画しなかった!』『ラクス様と握手した!?その手に触らせてぇっ!!』といった具合だ)

それはともかく、アムロも男だからして、視線は己ずと彼女の肢体を沿ってゆく。

年齢にしては大きく発達した胸
ぎゅっと絞り込まれた腰から悩ましげなハイレグ、ヒップへと続くライン
伸びやかでスラリとした手足
そんな魅力的なカラダがキラキラと汗雫を反射させながら踊り歌う姿は確かに魅力的だ

ルナマリアと甲乙つけがたいな……ルナマリアを牝豹としたら彼女は牝鹿みたいだ

ここのところご無沙汰のせいか寝不足のせいか、思考が段々ピンク色になっていくアムロ…いかんいかんと頭を振り腕を組む…が!!

「・・・・・・・・いいな『アア、イイ』・・なにっ?」

思わず呟いた言葉に全然予想しない返事が返ってきたのでアムロは慌てて狭いコクピットを見渡すと…
『ハロ?』
機器と機器の隙間にすっぽり入る形で、居た・・・・・赤いハロが・・・
「何時の間に…。そうだっ、何故お前に奴の声が…っ!」ピキーーーーーーーン
『ハロ?』
己の脳裏に突然閃いた勘にアムロは流石に押し黙った。
普段のアムロなら、自分の勘(ひらめき)を無視したりはしないのだが今回は流石に荒唐無稽すぎたのだ。
殺しても死なないヤツだとは思っていたが…まさか、ハロにヤツの魂が乗り移った?
「そんなSFじみた事が……」
己の考えを笑おうとしたが、
193メビウス・リンク:2006/11/20(月) 16:15:52 ID:???
『ハロー♪ハロー♪ザクグフズゴックリックドム♪ザクグフゲルググリックドム♪』

聞いたことあるような歌?をだしながら狭いコクピットの中をテーーンテーーンと飛び跳ねるコイツを見てると……
「…頭痛がしてきた」
『アムロ様?もしも〜〜〜し』
何時の間にかコンサートがひと段落ついたのかラクスが外から声を掛けていた。
「しまった!すまないっ、いま……」
慌ててハッチを開ける操作を行なって、ハッチを開放した…正にそのタイミングで!!
「「あ……」」
ちょうど何もなくなった空間に、今まで飛び跳ねていたハロが…空を切ってしまった。

『ドウトイウコトハナーーーーーーーーーーーーーーーーイ!!!!!!』
叫び声?を発しつつ15メートルの高さから落下していくハロを唖然と見送るしかないアムロとラクス…。
下のほうでグシャッとなにかが潰れる音がしてやっとお互いの顔を見つめると…
「お、降ろしましょう、ラクス嬢」
「そ、そうですね、お願いします」
そのときのコクピットの空気は……………痛かったっ!!!!!

数十分前、コンサート会場にほど近い浜辺で…
「さーさ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい!!最早絶滅し、昔の漫画でしかお目にかかれない伝説の『浜茶屋』オープンだよ〜っ!!
 海水浴といったら浜茶屋!浜茶屋といったら海水浴!照りつける太陽の下、伝説のメニューを食さずにはいられないぞ、皆の衆っ!!」

海水浴客で賑わっている浜辺でなんとも暑苦し、もとい!なんとも熱気盛んな一画が存在した。
アロハシャツに麦わら帽子とサングラスという出で立ちの男が、海に負けじ?と声を張り上げていたのだ。
「今日を逃せば二度と食べられないメニューばかりっ!!『粉っぽいカレー』に『伸びたラーメン』、『原型を留めないおでん』だぁっ!!他じゃまず食べられないよっ!!!」
「当たり前だ…」

嬉しそうに声を張り上げる男の横で、サンバイザーで顔を隠した金髪でTシャツ姿の少女が仏頂面で呟く。
しかし、そう言いつつも鉄板のうえで焼きソバをかき回す手は止まらないが…
「なんだいなんだい、<リオンヌ>!何度も説明しただろう?まだ拗ねてるのかい?」
男がハイテンションのまま声を掛ける。ちなみに<リオンヌ>というのはフランス語で、<牝獅子>という意味。
「納得いくわけないだろうバル…えっと、<タイガー>。国家元首である私を誘拐したと思ったら、いきなり商売をするから手伝えなどとっ!
 私をなんだと思ってるんだ!!しかもザフト基地の目と鼻の先でっ!!」
ぶつぶつと不満をぶつける<リオンヌ>に<タイガー>はやれやれと肩をすくめると、
「まったく君はいつまでも女々しいねえ、そんなことじゃ「私はオンナだぁっ!!」グハっ!!」バキィッ!!
なにか気に障ることを言われたのか、<リオンヌ>がいきなり<タイガー>を殴りつけた。

「まったくっ!キラといいアイツといい!!」
「御免なさいね、<リオンヌ>さん」
オトコどもを後ろに引き連れつつ客引きしていた、その魅力的なナイスバディを超絶ビキニに押し込めた女性が帰ってきた。
「オーブを出てからこっち…資金が底を尽いちゃって、自分たちで稼がなきゃにっちもさっちもいかなくなっちゃったのよ」
「……それなりに貯えはあった筈だがっ?マリュっああっと…<マリア・ベルネス>」
「それがねぇ…」
照れ照れと頬を掻きながら<マリア・ベルネス>が言うには…
「……ほう、『天使湯』の取り付け作業に予想以上に費用がかかった、と」
「まあ、ねぇ。ほかにもメンテナンス代も馬鹿にならないし、戦艦一隻の補給でしょ?もうあっという間にスッカラカンで…」
「・・・・・・・・」
194メビウス・リンク:2006/11/20(月) 16:19:36 ID:???
「へーえ、浜茶屋だってさ。ヨウランなにか食ってみたら?」
「面白そうだな、えっと」
「よう、けっこう美味そうじゃね?スティング」
「よせよ、どうせならもっと美味いもん…」
「いいじゃん。ものは試しってね。ステラは?」
「ワタシいらない」
「へいらっしゃいっ!!なんに致しましょう!?」
パンチのダメージから復帰した<タイガー>が客を逃すまいと叫ぶ。
「じゃあ、オレはカレーね」
「オレは…ラーメン頼むぜ」
「まいどっ!!!・・・・・・・・・・・へいお待ちっ!!」ズルズル、パクパク
「「まずい……」」
「あったりまえよ!!!!!!」
誇らしげに叫ぶ<タイガー>。

「まったく、商業道徳の欠片もないな」
<リオンヌ>はそんな光景を横目で呆れがちに見つつ焼きソバの焼き加減を見ようとすると、屋台の前で焼きソバをじぃっと見つめる金髪の少女が目に入った。
「・・・・・・」
「どうした、お前。焼きソバ食いたいのか?」
それには答えずひたすらじぃっと焼きソバを凝視する少女。ふうっと一息つくと、適量に器に盛り付け…
「ほら」と少女に箸つきで手渡す。
「え…?でもステラ、お金持ってない」
「いいから食え。お前、いまにも日射病で倒れそうだぞ?ソレ食べて、もうちょっと覇気覇気しろ」
「……………ありがと」
そう呟くように言うと、大切そうに支え持つ。そのころ横では…

「ふつーこんなまずいもん売りに出すか!?」
「そうだそうだ!?金返せ!!」
「やれやれ君たちは何も分かってない。浜茶屋のメニューはね、まずくて当たり前なんだよっ!!?美味いほうが間違いなのさっ!!」
「「なんだとうっ!!」」
そんな感じにぎゃーぎゃー叫んでいたが、折れたのかタイガーの方から…
「やれやれ、わかったよ。それじゃあこの僕特製の『タイガーブレンド・コーヒー』を進呈しよう。これを飲みながら食べてみたまえ。
 それでも不味いならお代はいらないよ」ゴクゴク パクパク、ズルズル
「あ、なんか後味すっきりな……」
「おお、あんな不味いモノが苦もなく飲み込めるぜ。しかも後から旨味が滲み出てくる…」
「そうだろう、そうだろう。あ、コーヒー代500円追加ね」
「「・・・・・・・・・・」」

「まったく、アウルの奴、なにやってんだ?お?ステラ、なに食べてんだ?俺にも……」バキィッ!!!
「駄目……、ステラが食べる」
「痛ってぇっ!!おま、グーで殴らなくてもいいだろうが!!!」
「・・・・・・・・(ツルツル)」
「ったく!!遊びに来たんじゃねのにっ!!おい、アウル!行くぞ!!」
「・・・・・・・・・(ぷるぷる)」
「…アウル?」
「オクレ兄さんっ!!!」

続く
195通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 16:21:49 ID:???
戦艦の維持費が浜茶屋程度でどうにかなるのかw
196メビウス・リンク:2006/11/20(月) 16:24:20 ID:???
中途半端で申し訳ない

なかなかどうして忙しくて…

彼らの正体がばれないのは、某タキシード仮面や某ロビンと原理は一緒ということで

つまりなんの根拠もないということ

次回はちょっとエロが入る予定?
おそらく週末になると…

草々
197通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 16:27:50 ID:???
寅とゴリのやり取りは竜之介とそのオヤジを思い出させてくれた
198通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 17:03:24 ID:???
つうかそのままやんwwww
199通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 17:05:14 ID:???
ハロが大変な事になってるが大丈夫か?
200通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 17:22:59 ID:???
>ハロー♪ハロー♪ザクグフズゴックリックドム♪ザクグフゲルググリックドム♪

腹がよじ切れるかとwつかハロの中に入ってるのが奴だと思うと余計にww
あれか、乗り移ったはいいが行動がハロと混ざってしまうということか?
201通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 17:39:48 ID:???
サザビーのコクピットブロックが異世界に来る時に何故かちっさくなってしまった
拾った議長は思った『目と口つけたらハロじゃね?』→完成

冗談ではない!
202通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 17:50:09 ID:???
>>201
その場合、今の中の人は大変な事に・・・!
203通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 17:59:16 ID:???
つまり今回の話は、虎の人はそのうちリリーちゃんなるロボを作って、知り合いのラーメン屋の兄ちゃんに
特製カスタム屋台をプレゼントするという話なんですね。
204通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 18:03:24 ID:???
瓜の中の人はカミーユだったな
205通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 18:44:43 ID:LzOW2wx5
373の職人さん気の毒にパソコン買い換えるまで気長に待ってます、メビウスリンク
の職人さんGJです。
206通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 21:35:14 ID:???
>>373
HDD交換→生きてるデータ吸い出して保管とかも無理なんかな…でもマターリ待つので大丈夫!

>>メビウス・リンク氏
>『ドウトイウコトハナーーーーーーーーーーーーーーーーイ!!!!!!』
マジで吹いたwwwww
207通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 22:49:39 ID:???
マ、マジでシャアなの?
宿敵がハロということは…似たもの同士のアムロは…近い将来…
208通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 23:17:13 ID:???
そろそろ裸踊りを始める赤いハロを叱る役の緑ハロが欲しいところだ
ンモウ、タイサタラッ! ンモウ、タイサタラッ!
209通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 23:55:58 ID:???
実直なだけが取り柄のシグーがガラの悪いザクヲやグフイグ他新型MS達の
隊長を勤めきれず四苦八苦する話も並行して紡がれているのだろーか…
210通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 05:33:48 ID:???
デフォのハロのセリフ以外は奴の声なわけで・・・w
211通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 15:53:32 ID:???
けどな。
>下のほうでグシャッとなにかが潰れる音がして
さよなら大佐って気がしないでもない。
212通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 16:24:04 ID:???
>>201なら中身はえらいことなってるな
憑依ならアムロがなおしてくれる きっと
そして新たなびっくりドッキリオモシロギミックが!!
213通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 17:17:04 ID:???
俺は
>下のほうでグシャッとなにかが潰れる音がして
の後に
>数十分前、コンサート会場にほど近い浜辺で…
>「さーさ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい!!最早絶滅し(ry
を見ててっきり虎が彗星ひよこや流星ひよこ売ってるのかと勝手に予想して焦った
214通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 18:10:42 ID:???
>びっくりドッキリオモシロギミック
口からドリル、耳からハンマー、足?からジェット、ミニミニハロ発進とか?
215通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 18:26:30 ID:???
>>209
それはシグーよりもジンじゃね?
216通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 18:34:42 ID:???
>>210
ジンは整備工のおやっさんになるんじゃないか?

とりあえずこの話題は雑談行ってしようじゃないか
217通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 19:49:24 ID:???
ミーアハロの色ってゴッドハロとほぼ同じだよなw
218通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 19:56:25 ID:???
ハンマーの次にドリルは外せないと思うのだよ>ギミック
219通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 20:09:42 ID:???
変身、合体、ドリル は漢の三大ロマンだからな
220通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 20:12:00 ID:???
変形、合体、ドリルじゃね?
221通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 20:25:10 ID:???
ピグザム足とか
222通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 20:28:49 ID:???
ピグザムって豚っぽいな
223通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 21:25:42 ID:???
あれを登場させるしかないんじゃないか?

宇宙戦用
超・高機動格闘MS

ゾ ノ ・ ジ ・ エ ッ ジ を ! !
224通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 22:28:45 ID:???
変身でいいのだよ
変身は仮面ライダー、○○レンジャー、ウルトラマン等の変身だからな
225通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 22:32:49 ID:???
sageろよ
226通常の名無しさんの3倍:2006/11/22(水) 07:00:36 ID:???
つかナデシコとはまた懐かしい
227通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 10:12:31 ID:???
ユニコーンショックで止まってる?
>>196
乙!次回も期待
228通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 12:57:36 ID:???
すいません、ダブルゼータ全話あるところありますか?
229通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 13:00:02 ID:???
誤爆orz
230通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 17:41:54 ID:???
>>226
何気にナデスレも有るぞ?
職人居ないし話題も無いしで住人は居るのに誰も書き込まなくて停滞しまくりだが

>>223
そこはゾゴ・ジュアッグorアッガイだろ
231通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 20:08:49 ID:???
>>223
ここは、シャア専用「サ」ク一押し。
足技が得意で、(サクの)3倍の強さ!
232通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 20:18:22 ID:???
ぶっちゃけ、「ゼロ」に幾ら掛けても「ゼロ」な訳でw
233通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 20:54:53 ID:???
>>231
サクを3倍にしても戦果を上げるのは難しくね?www

SUMと同じで…
234通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 22:51:51 ID:???
最近投下ないね。
(´・ω・`)テラサビシス
235通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 11:00:13 ID:???
間違いなく前スレ>>423以降の流れのせいだな
236通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 17:09:32 ID:???
メビウス・リンクの作者が18琴描写をしてくれれば色んな意味で盛り上がる筈!!

是非にも、お願いしたいしたい!!

あの作者ならばかなりの神作品になると俺は信じる!!

俺は見たい!!

みんなも正直になろう!!
237通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 17:27:46 ID:???
18禁スレはいつ削除されてもおかしくないんだが
南極逝け
238通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 18:35:48 ID:???
確かに見たいが
度が過ぎるような場合はエロパロで

スレを潰されたらかなわん
239通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 20:43:13 ID:???
R15指定でよろ。
240通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 20:56:47 ID:???
ネタがないようなので拾い物ですが…

http://2ch-library.com/uploader/src/mona4340.jpg.html
241通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 20:57:40 ID:???
このスレを潰したいアンチでないなら、
職人さんに過剰な自己主張のリクはやめとけ
242通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 21:08:22 ID:???
>>241
どのレスに言ってるの
>>236のレス?
それとも>>237-239
過剰なエロ描写は当然ご法度では・・・

まあメビウス氏の話くらいならそう問題があるとは思わないけど
243通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 22:36:26 ID:???
>>240
なにこれ?
244通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 23:37:01 ID:???
つーか新シャアは隔離な上、管理人削除人不在の無法地帯でぶっちゃけ何でもアリな状況だから好きにやって大丈夫だ
245通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 23:48:21 ID:???
>>240
詳細きぼん
246通常の名無しさんの3倍:2006/11/24(金) 23:59:38 ID:???
それ、ここ最近よく出回ってるネタ画像だろ?
247通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 00:31:14 ID:???
ネタにしては良く出来てるな。
ベルチルの映画版(美樹本絵で)見たみたい、けど御大はやるつもりはなさそうだ…
ガンダムの名を騙った同人以下商品を映画化するよりも、こっちを見たいよ。
248通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 00:56:24 ID:3YyuXQXO
240ネタなの??ネタじゃなかったら激しく見たい。
249通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 00:59:53 ID:???
ネタではないと思える方がすごいぞ…
250通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 01:00:09 ID:???
エヴァの嘘ポスターみたいなもんだろ
251通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 02:03:50 ID:???
ってかベルチルってリ・ガズィカスタム出てたのか。
252通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 02:24:36 ID:???
御大がやる気でも、ブライトさんはもう……

>>251
出てないぞ
まぁ、ネタ絵ならでわだろう
253通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 08:57:14 ID:wpdfTIeA
ナイチンゲールーーーーーーーーー!!!!!
254通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 09:06:37 ID:???
スタークジェガン!!!!!
255通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 12:27:43 ID:???
Hi-νガンダムーーー!!!!!!!!!!!
256通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 12:37:42 ID:???
はいむるふしガンダム
257通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 13:01:15 ID:???
ホ!ダイテンザンは伊達じゃないっての!
258通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 13:08:50 ID:???
259通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 13:49:18 ID:???
Gジェネポータブルでアムロをセイバーに乗せたヤツ何人いるんだ?
俺は乗せたぞ
260通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 16:00:04 ID:???
俺は乗せてない
261通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 16:26:43 ID:???
俺はやってないし、やっても乗せないな…
262通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 17:26:22 ID:???
自分も特には……
263通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 20:41:55 ID:???
Hi-νの色ってスパロボの薄紫のイメージが強いのに今更白に変えられてもな・・・
264通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 22:58:20 ID:???
今までのHi-νとして公開されてたのはオフィシャルじゃなかったのか
265通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 23:18:52 ID:???
や、この色はコラだから
元記事は白黒
266通常の名無しさんの3倍:2006/11/26(日) 01:09:40 ID:???
星ゅ
267通常の名無しさんの3倍:2006/11/26(日) 19:52:01 ID:???
そろそろ作者諸氏の投下が始まる頃、かな?
268通常の名無しさんの3倍:2006/11/26(日) 19:53:05 ID:???
     ノ    ./:::ヽ、               l
   r''"´    〈::::::::::`丶、__,,,.. -ォ   、   \
   l    /´ヾl「 ̄ ̄`Τ´   ,'    \   ヽ
  ノ    ノ::.r'7^゙、     l:   ,'\ l:....:. ヽ:.....:./
. /    ゙y´ :{  ヽ    /ヽ   ...}イ |:::::λ:l::::::j
. 〈       {l N-‐''゙   〈  〉    ヽl::::/リノ::: (
  ヽ!:     リ、|  ,.-‐-、. `Y:| ィ'" ̄ヽリノ /:::::::: i
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269通常の名無しさんの3倍:2006/11/26(日) 20:13:23 ID:???
いきなりハイテンションで何してはるんですか、クルーゼさん
270通常の名無しさんの3倍:2006/11/26(日) 20:42:53 ID:???
自分でも
何言ってるか分かん無いんだろ、多分
271通常の名無しさんの3倍:2006/11/26(日) 23:03:11 ID:???
エロスまだ〜?(´・ω・`)
27298 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:19:22 ID:???
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1163351883/154 の続きです


 戦艦の中で一番忙しい部署は厨房だろう。戦いに明け暮れる兵士と言えど、食わなければ死んでしまうのから。
 アークエンジェルは、乗り込んだ人員に比例するように、厨房を支える者達も少なかった。代わる代わる食事を取りに来る者たちがやって来る。休みなども他のクルーに比べれば、少なく多忙さを極めていた。
 いつもの如く、数人のスタッフによって食事の仕込が進められていたが、今日は少し違っている。
 理由は、地球軍の士官用のスカートと少年兵用の制服、そしてエプロンを身に纏い、淡いピンク色の長い髪をポニーテールにしたラクスの姿がある事だった。

「いかかげでしょうか?」

 ラクスは煮込んでいたスープをカップに注ぐと、年配の男性に両手で差し出す。
 男性は片手で受け取り、スープを軽く口に含む。数回に分けて飲み干すと感心したような顔つきになる。

「ああ、上出来だ」
「ありがとうございますぅ!」
「ね、私にも貰える?」

 ラクスが褒められた事に顔を綻ばせると、二十代半くらいの女性が興味有りげに言った。
 ラクスは女性にもスープを勧めると、カップに口を付けると驚いたような表情をした。

「本当に本格的な料理初めてなの?」
「お菓子やお茶意外は、簡単な物しか作った事がありませんの。でも、スープは家で、たまに作っていましたから」

27398 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:19:36 ID:???

 ラクスは、柔らかい微笑を称えながら答えると、女性はラクス自身に興味を持ったのか、思った事を口にする。

「へぇー、素人にしても器用な物ね。もしかしてコーディネイターだからか?」
「違いますわ。コーディネイターも人間ですから、何でも器用にこなせる訳ではありませんわ」
「そうか」

 女性も嫌味で言った訳ではないと分かっているのか、ラクスは一度首を振り、微笑を絶やさないまま、キッパリと言うと、感心したような言葉が男性の口から出て来た。
 ラクスは男性の言葉を耳にすると、満足するように両手を合わせながら微笑む。

「それにしても、お料理って本当に楽しいですわ」
「ま、ここは軍艦の中だから、出来合えの物に手を加えるだけだが、乗ってる連中にすれば楽しみの一つでもある訳だし、喜んでもらいたいからな。期待は裏切れんさ」
「はい!美味しい物を食べると、人は笑顔になりますもの。それは、私も同じですわ!」
「本当、あなた、楽しそうねぇ」

 男性は、料理が楽しいと言ったラクスの言葉が嬉しかったのか、満足げに口を開く。
 ラクスは、男性の言葉に瞳を輝かせると、嬉しそうに同調した。
 そのラクスの姿に、女性は少し可笑しそうに笑う。

「ハハハッ!そうか!もたもたしてると腹を空かせた連中が来るからな。とっととやっちまうか」

 男性はラクスの子供のような目の輝きと言葉に、満足げに笑うと厨房のスタッフを見据えながら、口を開いた。

「――はい!」

 ラクスを含む、他のスタッフも男性の言葉に頷くと、各々の持ち場で仕込み再開されたのだった。

27498 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:20:19 ID:???

 アークエンジェルのブリッジでは、マリューが少し渋い顔をしていた。
 マリューが渋い表情をしている理由は、ラクスの申し出にあった。
 ムウとナタルの進言もあり、ラクスは居住区を自由に歩く事が出来るようになると、散歩して回ったのだが、結局の処、話相手はハロ以外におらず、暇を持て余す事となった。
 そんな時に手伝いをしている少年達を見て、何か思いついたのか、ラクスは自ら手伝いを申し出たのだ。
 マリューからすれば、大変有り難い申し出だったのだが、ラクスの立場を考えれば受け入れる訳にもいかず、一度は断ったのだが、再度の申し出に条件を付ける事としたが、迷ったのが、ラクスに何をさせるかだった。
 一人で掃除をさせたり、ブリッジの手伝いをさせる訳にもいかず、結局、厨房で刃物を使わない事と、艦内の風紀も考慮して制服を着用する事を条件にラクスに了承してもらう事となった。
 そんな事があり、マリューは今更ながら後悔をしていた。

「それにしても、本当に良かったのかしら……」
「いいんじゃないの。人手も足らないし、手伝ってくれるって言ってんだからさ」
「それはそうですが……」
「これで基地に着いたら何されるか分からないんだ。少しは楽しませてやってもいいだろ?艦長だって、そう思って許可をだしたんだろ?」

 ムウが気楽な表情で口を開くと、ナタルはマリューと同様の表情を見せた。
 
 実際の処、マリューの心中ではムウの言うように、ラクスが本部に到着した後に受ける仕打ちに、後ろめたさがあったのは言うまでもなかった。 

「……ええ」
「……でも、何かあってからでは……」

 マリューは、ムウの言葉に迷ったように答えると、自らの進言が事の切っ掛けではないかと悩むナタルは、言葉尻を濁す。

「おいおい。厨房の連中だって銃くらいは携帯してるんだ。何かあっても女子供くらい、どうにか出来るさ。まぁ、最も、あのお姫さんが何かやるようには見えないけどな」

 ムウは、煮え切らない二人に呆れたように口を開くと、マリューは頷く。

「……とりあえず、様子を見ましょう」
「……そう……ですね」

 艦長のマリューが同意した事で、ナタルは頷く他なかった。

「そんじゃ、俺は格納庫に行くわ。後、ヨロシクー!」
「あ、はい」
「は!」

 その場の意見が決まった事で、ムウは笑いながら軽い感じでブリッジを後にする。
 気後れするようにマリューが返事をすると、ナタルと共にムウを見送った。

27598 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:20:31 ID:???

「はぁ……。フラガ大尉、整備にでも?」

 ムウが出て行くと、マリューは溜息を吐き、ナタルに聞いた。
 ナタルはマリューの問いに真剣な表情で答える。

「いいえ。キラ・ヤマトの訓練ですよ。彼が自ら申し出たんです」
「キラ君が!?」
「はい」

 ナタルは先の戦闘で自らの覚悟を決める切っ掛けとなったキラに対して、覚悟を決めた者同士としての仲間意識が多少なりとも芽生えたのか、少し微笑むように頷く。

「……そう」

 元々は自分がストライクに乗せてしまったが為に、戦う事となったキラを想うとマリューの心は苦しくなった。
 しかし、ナタルはマリューの心の内など知るはずも無く、再び真剣な表情をすると口を開いた。

「……艦長。キラ・ヤマトをはじめ少年達は皆、協力的です。臨時とは言え、志願兵として扱うのが望ましいと思いますが」
「だけど、それじゃ……」
「例え非常事態でも、民間人が戦闘行為を行えば、それは犯罪となります。それを回避する為の措置としても、有効かと思いますが」

 マリューはナタルの最もな意見に頭を悩ませる。
 ――あの子達を戦争に巻き込んでおいて、私は……。彼等が死ぬ事があれば、私の責任ね……。
 苦々しい表情をしながらも口を開く。
 
「……分かりました。少し考えさせてもらえる?」
「はい。……あと、……アムロ大尉の事で、ご相談があるのですが……」

 ナタルは頷くと、何とも言いにくそうな表情になった。
 あれから、色々と考えてみたのだが、良い考えが浮かばず、上司であるマリューに相談する事にした。
 それによって、マリューは、もう一つ悩みを抱える事となる。

27698 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:21:13 ID:???

 アスラン達、訓練校時代の教官でもあったレイ・ユウキを隊長とした捜索隊は、ユン・ロー隊と連携して、捜索が行われていない宙域の捜索を行っていた。
 元来、ザフト軍特務隊FAITHの隊長であるユウキが出て来る事など、非常に稀な事で、それ程、逼迫した事態だと表している。
 数機のジンが間を空けながら、宇宙のゴミが漂う中、何かを捜すように飛んで行く。
 ジンのコックピットで、アスランは焦りながらも見落としが無いように、モニターの隅々まで食い入る。しかし、目的の物は見つからない。

「――くっ!どこにいるんだ!」

 アスランは苛立ちながら、他の場所にメインカメラを向ける。
 既に、この宙域で捜索に入って六時間近くが経過していた。
 ――ラクスが乗っていたのは民間船とは言え、それなりに大型の船だったはずだ!いったいどこに?
 心は焦るばかりで、嫌な汗が出てくる。
 ――辛そうな、お顔ですのね……。
 シルバーウインドが出港する前にラクスと交わした会話が思い出される。

「……俺は……君の言う通り、きっと……辛そうな顔をしているんだろうな……。だから……ラクス――」

 アスランは、ヘルメットのバイザーを上げ、汗を拭うと自然と口が開く。表情は言葉通りの物だった。
 アスランが言いかけた、その時、スピーカーから通信が流れ込んで来る。

「――入電!ユン・ロー隊が、シルバーウインド号を発見した。現在、船内を捜索中との事。各機、至急、向かわれたし!場所は、ポイント――」
「見つかった……のか!?」

 シルバーウインドが発見の報に気が緩んだのか、しばし、呆然と耳を傾けてしまうが、まだラクスの無事を確認した分けではない。
 ――ラクス、さん、無事に見つかるといいわね……。
 フレイとの別れの際の言葉が、頭の片隅でアスランの今の願いと重なる。

「――ラクス、無事でいてくれ!」

 アスランはジンのバーニアを最大まで吹かすと、シルバーウインドの見つかったポイントまで向かう。その間も、祈るような想いで操縦桿を強く握っていた。
 やがて、モニターの中央に小さくだが、シルバーウインドの船体が映る。移動しつつも、メインカメラで最大まで拡大する。

「――なっ!?」

 ボロ雑巾のように破壊されたのシルバーウインドの姿にアスランは絶句する他なかった。
 ブリッジは撃ち抜かれたような穴が開いていた。船体の所々もかなりの攻撃を受けたのか、原型を留めているのが不思議なくらいだった。

27798 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:21:52 ID:???

「……いったい誰が!……どうしてなんだ!?何故、罪も無い人達が攻撃を受けなければならないんだ!?」

 操縦桿を握る手が怒りで震える。誰がこんな酷い事をしたのかと、心の中では色々な感情が渦巻いた。

「――くっ!……ラクスは……、ラクスは無事……なのか?」

 アスランは、無理やり感情を押さえ込むように、気持ちを切り替える。そう簡単に変わる訳ではないが、そうでもしなければ、自分自身が爆発してしまうような気がしていた。
 ラクスの名を呼びながら、シルバーウインドへと取り付こうとすると、アスラン達、捜索隊の母艦であるナスカ級戦艦から通信が入る。

「――船内探索は、ユン・ロー隊が行っています。休息と補給の為に帰艦してください」
「――こちら、アスラン・ザラ!酸素もエネルギーも充分残っている。そのまま捜索を続行する!」
「――アスラン・ザラ!帰艦してください!」

 アスランは帰艦指示を無視し、シルバーウインドに取り付こうとすると、再度、指示が来る。
 帰艦した処で、落ち着かないのは分かっていた。それなら捜索をしていた方がマシだし、ラクスを見つけない事には、気が落ち着くとは思えず、指示を無視をした。
 
「――アスラン、艦に戻れ!」
「――しかし!」

 捜索隊の隊長であるユウキの声がジンのコックピットに響く。
 アスランは戸惑いながらも反抗するような声を上げるが、ユウキの諌めるような声がスピーカーから響いて来る。

「君は、ここに着いてから良くやっている。モビルスーツに乗り続けて、休みも取ってないだろう」
「――まだラクスが……ラクスが見つかってないんです!お願いします!」
「……分かった。好きにするといい」
「――はい!」

27898 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:22:03 ID:???

 ユウキも、ラクスがアスランの婚約者なのは当たり前のように知っている。婚約者がこのような事態に巻き込まれているのだ。懇願するアスランに同情し、頷いた。
 アスランは返事をすると、シルバーウインドに取り付き、ジンを離れ、船内へと入って行く。
 船内も酷い状況で、所々で生きていた者の亡骸やその一部だった物が漂っていて、アスランは、あまりの光景に目を背けそうになるが、吐き気を堪えながらもラクスを必死に探す。
 そうしてる間に、先に船内の捜索を行っていたユン・ロー隊のパイロットのオープン通信が入ってきた。

「――駄目だ、全員死んでる!――生存者ゼロだ!」
「――なっ!」

 そのパイロットの言葉は、ラクスを必死に探すアスランを絶望の淵に追いやる物だった。
 アスランは崩れるように両膝を着いた。

「――了解!乗船していた人数と合っているか?」
「――いや、この有様だ。そこまでの確認は無理だ。……外に放り出されてたり、体が無くなっててもおかしくないからな……」
「――脱出した形跡は?」
「――荷物用のハッチも酷くやられていて確認は不可能だ」

 パイロットと船とのやり取りは、そんなアスランを更に打ちのめす物だった。

「――そ、そんな……ラ……クス……うっ、うう……」

 アスランは両膝を着いたまま、両手を着き泣き崩れる。涙の粒が珠になり、ラクスの記念日ごとにプレゼントしたハロのようにヘルメットの中を漂っていた。

27998 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:22:59 ID:???

 プラントにあるザフト軍本部の一室。照明は薄暗く、不気味な程だった。
 革張りに椅子に腰を掛けたパトリックは、アークエンジェルを見失い、アルテミスの周辺宙域を探索していたガモフと捜索隊からの報告を聞いていた。

「捜索隊ですが、シルバーウインド号は何者かの攻撃を受けた模様で、生存者は今のところ……ゼロとの事です」
「そうか。捜索隊は引き続き、生存者の捜索と遺体の収容に当たらせろ。で、ガモフは何と言って来てるのだ?」
「ユニウスセブン宙域より離脱した地球連合軍ユーラシア連邦所属のドレイク級艦二隻を拿捕したとの事です。もう一つなんですが、地球軍艦艇が新型艦を捜索している模様との報告が入っています」
「…それで?」
「現在、ガモフは敵艦のデータの洗い出しを行っているとの事です」
「分かった、下がれ」

パトリックは一通り報告を聞くと少し考えるような仕草をすると、壁に目線を向けた。

「攻撃を受けたと言うが……どう思うクルーゼ?」
「当てがあるとすれば、ロストした新造戦艦か、ガモフが拿捕した地球軍艦艇のどちらかかと思いますが」

 目線の先にはクルーゼが直立不動で立っていた。不気味にも、暗闇に白い仮面が際立って見える。
 パトリックはクルーゼの意見が、自分の考えと同じだったのか、頷くと、理由を聞く為に口を開く。

「……どうして、そう思う?」
「アルテミスが近い事を考えれば、巡視艇などがいてもおかしくはありません。新造戦艦にしても機密保持の名目で攻撃した可能性も考えられます」
「やはりそう考えるか。貴様なら、この事態をどう乗り切る?」
「シルバーウインドが攻撃を受けてから、大分時間が経過しています。もしも、攻撃を行ったのが、あの新造戦艦ならば、今から追撃した処で、捕捉するのは不可能です」
「……かと言って、見す見す逃がす訳には行くまい」

28098 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:23:11 ID:???

 クルーゼの言葉に、パトリックは何かを考えながらも、良いアイデアが浮かばないようだった。突き刺すような視線がクルーゼに向けられる。
 クルーゼは二歩程、前に出ると口を開いた。

「それならば、帰るべき箱を壊してしまえばいいだけの事です」
「……どう言う意味だ?」
「向かう先は月基地」

 パトリックがクルーゼを睨みつけるが、臆する事無く攻撃目標を口にした。
 クルーゼが示した攻撃目標に一瞬、絶句するが、あまりにも馬鹿げた話に声を荒げる。

「攻めろと言うのか!?今は、それだけの部隊が展開してはおらんではないか!」
「足つきの追撃に失敗したガモフ、地球周辺に展開している巡視艇及び捜索隊を衛星軌道上に囮として集結させ、敵艦隊を引っ張り出し、手薄になった月基地を足の早いナスカ級とモビルスーツ叩く形となりましょう」

 クルーゼは淡々と自らの考えを言ってのけた。その言葉は、自信に満ち溢れた物だった。
 パトリックは疑うような目つきで、厳しい視線を投げた。

「……貴様、本気で言っておるのか?」
「既に、シルバーウインドが攻撃を受けた事で、名目は立ったと思いますが?」
「……勝算は?」
「……我らがアイドルと兵士の士気……次第かと」
「……」

 クルーゼは口を歪ませるように微笑む。
 パトリックはクルーゼの意図する事が理解出来たのか、無言で考える。
 ――危険な賭けにはなるが、確かに、それならば兵士や国民に戦意高揚を謳う事が出来る……。

「……パトリック・ザラだ。最高評議会議長に繋いでくれ」

 パトリックは緊急で最高評議会のメンバーを招集させる為にシーゲル・クラインに電話をしたのだった。

28198 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:23:51 ID:???

 キラはストライクのコックピットの中で、懸命にジンを追っていた。攻撃しても、そう簡単にビームは当たらず、四苦八苦する。
 マーカーがジンを捕捉すると、間髪入れずトリガーを引く。

「――当たれ!」

 ビームが当たるとジンは爆発を起こす。キラは、すぐにストライクの方向を次のジンへと向ける。
 その時、スピーカーを通じて、アムロの声が響いた。

「いい感じだ。欲を言えば、相手の攻撃に対処するだけではなく、相手の攻撃を読んで回避しつつ、攻撃を仕掛けるんだ。出来るだけ視野を広く持て。キラ、出来るか?」
「はい!やってみます」

 アムロのアドバイスに頷くと、ストライクのコンソールを弄り、シュミレーターを再起動させる。
 モニターが一度、ブラックアウトすると、再び宇宙空間が映し出され、ジンが、襲い掛かってくる。
 キラは牽制でビームを撃つと、ジンは左右に振りながら回避する。単調な回避行動を繰り返すジンに、本命のビームを撃つと、今度は違う回避行動に入り、意図も容易くビームを避けて行った。

「――避けられた!?」

 キラは自らも大きく回避行動に入り、相手の動きのパターンを読み取りながら、マーカーがジンを補足するのを待つ。

「――そこ!」

 マーカーがジンを捉えると、タイミングを見定め、ジンに向かってトリガーを引いた。 

「――あ、当たった!」

 敵機が爆発するとモニターが消え、ストライクのコックピットカバーが開くとアムロが顔を覗かせる。
 アムロの顔を見たキラは、大きく息を吐いた。

「ハァ……。こんな感じ……ですか?」
「まだまだだが、初めてなら上出来だ。こう言う事は経験が物を言うからな。今は仕方がないさ」
「経験ですか……」

 アムロは時折、笑顔を見せる。身を乗り出すようにして、上半身をコックピットの中に流し込んだ。
 キラはそんなアムロを見ながら、汗を拭った。
 キラに巧く伝わるようにと、アムロは少し考えると、言葉を選んで、感覚的な物を伝える。

「ああ。そうだな……感覚的には、装甲ごしに殺気や気配を感じるような物だな」
「……装甲ごしに?そんな事、出来るんですか?」

 キラは想像が出来ないのか、不思議そうな顔をした。
28298 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:24:24 ID:???

「フラガ大尉も出来るから、生き残っているんだろう。キラも経験を積めば分かるようになるさ」
「……はぁ。……僕なんて、まだまだですね」
「キラは、まだ経験も浅い。訓練も受けてなかったんだ。そう焦る必要はないさ。キラ次第ではあるが、ストライクの特性を巧く生かせれば、今以上の戦い方が可能になる」
「僕次第……ですか?」

 アムロやムウと比べる事自体、間違っているのだろうが、キラは自分が未熟なのを実感する。
 そんなキラを見て、アムロは気を落とすなとばかりに、肩を叩くと身を乗り出した状態で、コンソールのスイッチを押し、ストライクの機体データをモニターに表示させる。

「ああ。SP装甲は実弾を無効化出来る優れ物ではあるが、反面、エネルギーの消費が激しい。被弾率を下げればエネルギーの節約にも繋がる」
「要は当たらなければいいって事ですね」

 今度はストライクの戦闘データを表示させると、キラはモニターを見ながらアムロの言いたい事を理解する。
 アムロは頷くと、ストライクのキーボードを引き出すと、器用にも逆さの位置でキーを叩く。

「そうだ。戦闘に慣れれば、被弾しそうな時だけSP装甲を展開させる事も可能だろう」
「はぁ……自信がないです」
「実際、出来るかは俺も分からないが、要は慣れだ」
「慣れ……ですか」

 キラは大きく溜息を吐き、少し肩を落とす。
 アムロは、そんなキラを見て元気を出せと促すと、キーボードを叩く手を止めた。

28398 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:24:41 ID:???

「それにしても、何回か戦闘をして感じたのだが、こちらの世界のモビルスーツは射撃をする時に、わずかだが動きが止まるようだな」
「待ってください。……はい。確かにプログラムされていますね」
「……無駄な動きは命取りになる。今は、狙いも全てオートにしているだろうが、細かい狙いはマニュアルでコントロール出来るようになるのが理想だな」
「マニュアルでですか!?」

 アムロの言葉に反応するように、今度はキラがキーボードを凄いスピードで叩き、射撃プログラムを開いて内容を確認する。
 モニターにプログラムが表示され、アムロも確認する。
 アムロは少し考え込むとキラを見据えながら言うと、キラは驚きの表情を見せた。
 
「そうだ。オートでは避けた相手を追う事しか出来ないが、細かい射撃が出来るようになれば、相手の動きを予測した箇所にピンポイントで撃ち込める。分かるか?」
「はい。無駄弾を使わなくて済みますね。やってみていいですか?」

 キラはアムロの言う事に頷くと、気分を切り替え、再度、シュミレータープログラムを起動させる。

「相手を捕らえてトリガーを引く前までは、オートで構わないからな。……キラ、気負い過ぎるな」
「はい!ありがとうございます」

 アムロはアドバイスをすると、気負いすぎてると感じたのか、心配そうな表情をしながら、コックピットから離れた。
 キラは心配してくれるアムロに礼を言うと、コックピットカバーを閉じ、シュミレーターをスタートさせた。
 アムロがストライクの足元に降り立つとムウがやって来る。

「どんな調子?」
「まだ、始めたばかりだからな……」
「気長にってとこかな?」

 アムロとムウは、キラが乗るストライクを優しげな目で見上げた。
 微笑みながらアムロは口を開く。

「素質は十分過ぎるくらいだ。そのうち物にするだろう」
「そりゃ、俺達もうかうかしてらんねえなぁ」

 アムロの言葉にムウは、茶化すように笑う。
 二人は、教えを請う弟子に色々と戦う術を伝授していくのだった。
28498 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:25:29 ID:???

 アークエンジェルのブリッジでは、正規のブリッジ要員に交じって、休息を取っているクルーの変わりに少年達の姿があった。
 CICの席に座るミリアリアが分からない事があるのか、困った顔をしながら、チャンドラ二世に助けを求める。

「あ、すいません。ここの見方が良く分からないんですけれど」
「ん?どれ、見せてみろ。……ここは、こうすれば分かりやすいだろ。どうだ?」
「あ、なるほど!ありがとうございます」

 チャンドラ二世は、ミリアリアの前にあるモニターを覗き込むと、手早く画面を切り替え、画面内に別ウインドウを表示させ、操作手順を教える。
 ミリアリアは納得すると礼を言った。
 その時、ブリッジの扉が開き、休息から戻って来た、ノイマンとCICのジャッキー・トノムラが入って来た。
 
「アーノルド・ノイマン、ジャッキー・トノムラ入ります」
「お願いね」

 二人はマリューに敬礼をすると、それぞれの自分の持ち場に着く。
 ノイマンは隣に座るトールに声をかけた。

「おい、休憩入っていいぞ」
「はい!」

 トールは元気良く答え、席を立った。
 トノムラも、ノイマン同様にミリアリアに声をかける。

「君も休憩に入るといい」
「はい。ありがとうございます」
「ゆっくりして来ていいからな!」

28598 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:25:42 ID:???

 ミリアリアが頷き、席を立つと、代わりにトノムラが席に座ると、チャンドラ二世がミリアリアに向かって、片手を上げながら言った。
 周りのやり取りを見て、ナタルは微笑を浮かべ、サイとカズイにも他の少年達同様に指示を出す。

「……アーガイル、バスカーク、休憩に入れ」
「いいんですか?」
「パル伍長もいるからな。気にするな」

 サイがナタルに聞き返すと、安心しろとばかりの表情で答えた。

「はい。それじゃ、失礼します。行こう、カズイ」
「うん。失礼します」
「おう、二人共、お疲れさん」

 サイとカズイが席を立つと、ロメロ・パルが労いの言葉をかけると、少年達は全員、ブリッジを後にした。
 ナタルはマリューを見ると、何故か疲れているように見えた。少しだけ考え、マリューの前に立ち口を開く。

「……艦長もご休憩に入られたらどうですか?」
「……ありがとう。それじゃ、代わりお願いね」
「はい、了解しました」

 ここ数日の色々な出来事で、マリューは疲れていた。未だ問題は山積みで、気苦労は絶えない。
 マリューは、ナタルの言葉に感謝をしつつ、好意に甘える事にして席を立つと、キラとアムロが気になったのか、足を格納庫へと向けるのだった。

28698 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:26:38 ID:???

 プラントのアプリリウス・ワンでは、パトリックの要求により、緊急で最高評議会のメンバーが呼び出され、シルバーウインドに関する報告と話し合いが執り行われていた。

「なんて酷い……」
「……許せん!」
「……」

 議員達は報告を聞き、眉間に皺を作りながら、口々に何者かが、民間船であるシルバーウインドを攻撃した事。そして、船内には誰も生存者が居なかった事に、怒りと落胆を隠せなかった。
 議長である、クラインも己の愛娘が乗った船の報告に青ざめていた。

「……軍としては、現在も捜索を続けていますが、問題は、何者が攻撃をしたかです」

 間を見て、パトリックは厳しい表情をしながら、口を開いた。言い終えると、そこにいる全ての人を見回し、再び、口を開く。

「……シルバーウインドの報告とは別に、ガモフがユニウスセブン宙域より離脱した地球連合軍ユーラシア連邦所属のドレイク級艦艇二隻を拿捕しました」
「……拿捕ですと!?」
「拿捕した艦艇のデータは、現在、解析を行っております。ユニウスセブン宙域を航行していた敵艦艇は、此れのみだったので恐らくは……」

 パトリックはガモフからの情報を元にした推測を口にする。今の段階では事実ではないが、それ以外は考えられなかった。

「……やはり、地球軍か!」
「……だからと言って、まだ決まった分けでは……」
「軍としては、事が事だけに公にするのを控えておりますが、報道や民衆は知りたがっている様子です」

 議員の一部から地球軍への非難と、冷静な判断を求める意見が分かれて出て来た。
 パトリックは、厳しい顔つきで、報道関係者や民間人から多数の問い合わせがあった事を伝えると、しばしの静寂が支配した。
 それを破るようにクラインが、パトリックに向かって質問をした。やはり娘を心配しているのか、あまり落ち着かない様子だった。

「……脱出した者は誰もいないのか?」
「……報告通り、今の処は。被害からして脱出すら不可能だったのではないでしょうか」
「……ラクス……」

 パトリックは、落胆をしたかのように振舞い、同情の視線で向けながら答えると、クラインは俯きながら、娘の名前を呟いた。
28798 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:27:00 ID:???

 その時、扉が開かれ、軍の制服を来た男性が、パトリックの傍にやって来た。

「何だ?」

 軍人はパトリックに耳打ちして立ち去って行く。パトリックは、口を歪ませると、一瞬、引きつるように微笑むが、すぐに険しい表情をすると口を開き、議会場にあるモニターのスイッチを押した。

「……どうやら、報道が嗅ぎ付けたようです」
「――続報です。非公式ではありますが情報によりますと、追悼一年式典の慰霊団派遣準備の為、ユニウスセブンへ向かっていた視察船、シルバーウインドは地球軍の攻撃を受けた模様です――」

 議員全員がモニターに釘付けになった。どこから情報が漏れたのか?と、各々、驚きの表情をしていた。

「もう、一つですが……、拿捕した艦艇の解析報告が入りました。やはり敵艦が攻撃した事が判明しました。この事実、どういたしますか?」

 そこに追い討ちをかけるように、再びパトリックが静かに声を上げ、クラインを見つめた。

「――!」
「――地球軍め!」

 パトリックの言葉に全員が絶句し、口を揃えたように地球軍の卑劣な行為に怒りを露にした。
 クラインは頭の中で、情報の流出と地球軍が攻撃した事実を、どう処理すればいいのかと悩む。
 ――事実を公表すれば、世論は戦争推進に傾く……。かと言って、戦闘行為を避ける為に隠蔽する訳にも行かぬ。どうすればいいのだ……。
 クラインに追い討ちをかけるように、議員達はクラインに公表を迫る。

「――議長!」
「……事実の公表を……行う」

 苦しむような声でクラインは決断を下した。その表情は、苦汁に満ちた物だった。
 パトリックは頷くと、全員を見回しながら己の方針を口にする。

「分かりました。では、もう一つ。軍としましては、報復も止む無しと考えております」
「――報復だと!?」
 
 クラインはパトリックの言葉に驚きを隠せず、声を上げた。

「発表で抗議声明を出した処で、民衆の怒りは収まりますまい。事を、どう収めるつもりですかな?お聞かせ願いたい!」
「――!」

 パトリックは、淡々とクラインの目を見据えながら言うと、クラインは机の上で拳を固めるだけで、反論すら出来ずにいた。
 ――どう言う形であれ、事実を隠す事など出来ないのだよ。
 議場から出てくるパトリックの表情は、冷たい笑みを湛えているようだった。
28898 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:27:39 ID:???

 ブリッジを後にした少年達は、部屋に向かって歩いていた。仕事から解放されてか、みんな嬉しそうな顔をしている。
 歩きながらサイが全員を見回し、口を開く。

「何だかんだあっても、俺達、この船に慣れてきちゃってるな」
「僕達、軍人じゃないのにね」
「最初は怖かったけれど、みんな良い人で良かったじゃない」
「そう言えば、キラは?」

 カズイやミリアリアが納得するように頷くと、トールが食事以降、キラを見かけなかったの気にしていた。
 
「パイロットなんだし、格納庫なんじゃないか?」
「折角だし、格納庫行ってみないか?」

 サイが思い当たったかのように答えると、トールがにやけながら提案をしてきた。

「え!?……いいのかな?」
「怒られるわよ!」
「そうだな」

 トールを除く全員が反対の意見を表明する。
 
「ちぇっ!モビルスーツ見たかったんだけどなあ。なら、メシにしようぜー」
「ああ、そうするか」

 トールは舌打ちをすると、ぼやきながらも部屋に向かうのを止め、食堂に足を向ける。
 そんなトールを可笑しそうに笑いながら、サイは頷いた。
 食堂に着くと、淡いピンク色の髪をポニーテールした女の子が、テーブルを拭いていた。
 少年達は、今まで艦内見かけた事がない女の子を見て、全員が「こんな子いた?」と、言う表情になる。

「皆さん、ご苦労様です」
「――えっ!?」

 その女の子――ラクスが少年達に気付き、ニコニコしながら挨拶してきた。
 少年達は、驚きのあまり表情が固まった。
 フリーズが一番最初に解けたミリアリアが目を丸くしながら聞く。

「……どうしたの、その格好?」
「お手伝いをしていましたの。……似合いませんか?」
「――ラクス!エライ!エロィ?」
28998 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:28:02 ID:???

 ラクスは、いつもの如く柔らかく微笑み、制服の胸の上辺りを指で摘みながら、ミリアリアに聞いた。
 その後ろでハロが呑気に飛び跳ねる。
 男性陣はラクスの仕草に、やや顔が赤くなっていた。

「ううん、似合うよ。手伝ってると思わなかったから驚いちゃったのよ」
「お食事ですか?今、用意しますね!」

 ミリアリアが微笑みながら答えると、ラクスは嬉しそうに厨房へと入っていった。
 カズイが顔を赤らめながら、ぼそりと言う。

「……なんか、凄い事になってるね」
「……ああ」

 サイとトールも同じように赤くなりながら頷くしかなかった。
 厨房の中に入ったラクスは、少年達が来た事を伝えると、食事を盛り付けを手伝い、カウンターに並べて行った。
 すると、スタッフの女性がやって来て、気を使ってくれる。

「あなたも、あの子達と一緒に食事をして来るといいわ。――いいですよね?」
「ああ、構わん」

 女性の言葉に、年配の男性スタッフが頷く。

「――ありがとうございます!」

 ラクスは笑顔を湛えながら深々と礼をすると、厨房を出て、カウンターの所で食事を待つ少年達の元にやって来た。

「お待たせしました!あのー、お食事、ご一緒しても宜しいですか?」
「え!?私は構わないわよ」

 ラクスの言葉にミリアリアは驚きながらも、断る理由も無いので了承すると、男性陣に視線を向けた。
 男性陣もミリアリアと同意見なのか頷く頷く。

29098 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:28:12 ID:???

「――皆さん、ありがとうございます!」

 ラクスは本当に嬉しそうな顔した。
 そこに、格納庫での訓練を終えたキラ達とマリューがやって来た。

「あ、みんな、どうした――のぉ!?」
「おー!こりゃ、結構、似合うじゃないか!」
「――ラッシャイ!マイド!」

 まずは、キラがラクスの姿に目を丸くし、驚きのあまり、言葉を亡くす。
 ムウが驚きながらも笑顔で褒めると、ハロが、どこぞの店の店員のような口調で飛び跳ねた。
 飛び跳ねるハロを見たアムロは、ハロを読んでみる。

「ハロ」
「――ハロ!ハロー!」
「ハロが良く懐いているようですねぇ」

 ハロは跳ねながら、アムロの手に納まるとラクスは優しく微笑む。
 アムロは手の中でクルクル回るハロを見ながらラクスに質問をした。

「君が作ったのかい?」
「いいえ。プレゼントとして頂いたのですわ」
「そうか、大事にするといい」
「はい!ハロは大切なお友達ですから」

 アムロはハロを差し出すと、ラクスは嬉しそうに答えながらハロを受け取った。
 そんなラクスを見ながら、マリューが申し訳なさ気に口を開く。

「ラクスさん、済まないわね」
「いいえ。私が好きでしているのですから、お気になさらないでください。あ、皆さんのお食事、ご用意しますね」

 ラクスは顔を横に振ると、微笑みながら答え、厨房の中へと入って行った。
 この食事は、以外にも会話が弾み、楽しい時間を過ごす事となるのだった。
29198 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:28:45 ID:???

 アマルフィ家のリビングでフレイは、二時間程前に最高評議会から発表されたシルバーウインドに関する報道番組を見ていた。
 発表された事実は、同じナチュラルであるフレイですら、地球軍の行為に怒りを覚えた程だった。
 悲惨な事に、生存者は今の処ナシ。時間が経つにつれ、更に助かる確率が下がって行く。
 その中、フレイが気がかりだったのは、アスランと、その婚約者の事だった。軍の見解では婚約者は死んだ可能性が非常に高く、既に絶望視されていた。
 婚約者の事も、そして、捜しに行ったアスランの事も心配になる。
 そうしてると、ザフト軍の赤い軍服に着替えたニコルがアルミ鞄を持って入って来た。
 お茶を飲みながら、TVモニターを見ていたフレイはニコルの姿に戸惑いながら立ち上がる。

「フレイ……僕にも出撃命令が出ました」

 ニコルはフレイの前に立ち、鞄を床に置くと、軍人らしい真剣な表情で言った。
 フレイは突然の事に驚きながら、寂しそうな顔をする。

「えっ!?……行っちゃうの?」
「……はい。後の事は母が面倒見てくれます。評議会や軍も、フレイの事をどうにかしようとは思ってないようですから、安心してください」
「……私……」

 ニコルの言葉に、フレイは自分が何も出来ない事に不甲斐なさと申し訳なさを感じて、それ以上、言葉が続かない。
 そんなフレイを見て、ニコルは口を開く。

「発表、聞きましたよね?」
「……ええ」
「僕も軍人なんです……。もしも、あなたの友達やお父さんを……殺す事になったら……ごめんなさい」
「……ニコル」

 ニコルは悲しそうな表情で言った。
 フレイには、ニコルがそんな事をしたがってるようには見えず、どう答えたいいか分からなかった。
 ニコルは鞄を持つと、悲しそうな表情をしながらも、フレイに微笑みかける。

「約束、忘れないでくださいね」
「……うん」
「……また、会いましょう。お元気で……」

 フレイが頷くと、ニコルが軍人らしく敬礼をしてリビングを出ていった。
 その後姿は、悲壮な決意をしたようにも感じられる。

「……うっ……うっ……」

 フレイは、知り合った人達が、戦場に向かうのを見送る事しか出来なかった。アスランやニコル、カレッジの友達、そして、アスランの友達であるキラの顔が頭の中で過ぎった。
 ――知ってる人達が……友達同士が戦うなんて……。
 フレイは泣きながらも、何が出来る事を探そうと思い始めるのだった。

29298 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:29:05 ID:???

 船に戻ったアスランは、ユウキに呼ばれ隊長室に来ていた。
 捜索中の命令無視で怒られるのかと思っていたが、話された事は全く違って、アスランは、あまりの内容に怒りすら隠せない程だった。
 アスランが両手で、机を叩き、身を乗り出しながらユウキに迫る。

「――捜索中止!?そんな!まだ、ラクスが……生きている人が脱出しているかもしれないのに、何故です!?」
「……軍本部からの命令だからな」
「――しかし!」

 捜索時間が短いのはユウキにも解せない話だった。ユウキ自身、軍本部に捜索を続けるよう抗議もしたが、地球軍艦艇のデータと軍の見解を理由に、すぐに突っ返され、新しい命令を伝えられたのだった。
 不本意であろうとも、軍人である以上、命令は遂行しなければならない。
 ユウキはアスランの目を見ながら、真剣な表情で口を開いた。

「――アスラン・ザラ!自分の目で、船の中の状況は見たのだろ?……君の気持ちは痛い程分かるつもりだが、これは命令だ。君も軍人なら分かるだろう」

 ユウキの見せる表情と言葉に、アスランは息を飲んだ。それは、まだ正式に軍に入る前にも見た事無い程、厳しい物だった
 アスランは自分が軍人である事を思い出す。それ程、頭に血が昇っていたのだった。

「――!……りょ、了解……」

 アスランは自分に戸惑いながらも、踵を返し隊長室を後にすると、一人部屋に閉じこもり、婚約者を探し出し、助ける事が出来なかった自分の不甲斐なさに涙した。

29398 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:29:28 ID:???

 軍港に停泊中のヴェサリウスのブリッジでは、モビルスーツ隊を中心とした、ミーティングが行われていた。
 クルーゼは、全員の前に立ち厳しい表情ながらも、淡々とした口調で話していた。

「作戦の概要は把握したな。要はラクス・クライン嬢の弔い合戦だ。国民も我々が勝つ事を望んでいる。負けられない戦いだ。分かるな?」
「は!」

 全員が気合が入った声で返事をすると、クルーゼはマスクの下で微笑み、言葉を続ける。

「それでは、我々がどう動くかだが、隊を二手に分ける。イザークはアスランと合流してガモフに移り、敵艦隊を衛星軌道上で叩け。ディアッカとニコルは私と共に地球軍月本部に強襲を掛ける」
「えっ!?」

 ニコルが思わず驚いたような声を上げると、クルーゼは冷笑を湛えながら言う。

「どうしたニコル?作戦に不満があるのか、それともアスランの事が心配か?」
「あ……いいえ」
「ニコル、怖くなったのか?」
「……違いますよ、ディアッカ!」

 ニコルは、クルーゼに図星を衝かれ、不味いと思ったのか濁しながらも返事をすると、ディアッカが冷やかす。
 イザークはニコルの様子がおかしい事に疑問を持ち、厳しい目を向ける。

「ニコル、アスランが心配なのか?」
「イザークまで……」

 ニコルの表情は冴えた物では無く、明らかにアスランを心配しているように見えた。
 イザークはイラつくように表情をすると、一歩前に出て、クルーゼに告げた。

「隊長、私が月へ向かいます。ニコルがあれでは、作戦が失敗してしまいます!」
「しかしな……。正確には機体の特性で配置を決めたのだ。乗り換えをする事になるが、いいか?」

 クルーゼは渋い表情をすると、イザークに聞き返した。
 イザークはニコルを見ると、反論は許さんと言わんばかりの強い口調で言う。

「……ニコル、貴様の機体を使わせて貰うぞ。いいな!」
「イザーク……!」
「俺の機体を壊すなよ」
「はい!ありがとうございます!」
「決まったようだな。各員の奮起に期待する!準備を急げ!」

 ニコル嬉しそうに答えると、クルーゼは苦笑を漏らしつつも全員に激を飛ばした。
 プラント、そしてザフト軍の報復のシナリオが、今、静かに幕を開けようとしていた。
29498 ◆TSElPlu4zM :2006/11/27(月) 04:30:43 ID:???
以上で今回は終了です
毎回、至らぬ点はあるとは思いますが、平にご容赦ください
295通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 04:31:55 ID:???
乙カレー
296通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 08:50:39 ID:???
乙。
ラクスがなんだかかわいらしく思えてきてしょうがないんだ。
……そういえば、放映当時も、このあたりだったら不思議ちゃん程度の認識だったなぁ
297通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 08:54:01 ID:???
GJ!
フレイがいないってだけでなんて円滑なアークエンジェル内部(w
まあ、当のフレイの表面上は悪い状態じゃないですし、今のところは問題ないんでしょうが…

アムロとムウのキラ育成計画
最終的には種割れしなくても種割れレベルの力が常時出せるようになったりして
経験と努力に裏打ちされた力なら、気持ち悪さもないですし、このまま育っていってほしいものです
298通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 09:16:54 ID:???
GJ
まさかそんな時間に投下されるとは。
299通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 09:31:59 ID:???
ほのぼの全開のAAサイドに対して、見るからに不憫なプラントサイド・・・
つーかマジでアスランに同情したくなるSSが現れるとは思わんかったwww

キラは健全に成長していくし(アムロとムウというエースの指導という過程
があって納得できる。今回対比でアスランにもユウキ教官がでたが)、
ラクスは健康的だし(ここのラクスとキラなら応援したいくらいw二人とも双方で
充実していて忙しそうだが)
フレイも人の痛み(コーディでもナチュでも「人間」であるのに変わりない)
理解しているしで良いことづくめなのに素直に喜べない私が居ますよ。
いや、逆境は撥ね退けての主人公ですから、アスランの飛躍に期待したいところですが
この流れだとキラ→努力と工夫で乗り切る
アスラン→逆境乗り越え覚醒?って流れになりそうな・・・存外棲み分け出来てるなw
GJ
300通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 10:31:11 ID:???
GJ!
ムウが本来の役割果たしているよ。
キラもラクスもフレイもちゃんと成長しそうだし
ニコルがますます漢になってるし楽しみだ。
ニコルは元々愛国心はあれど偏見とかあまり無いタイプ(原作でもそういう設定)だし
しかもここでは軍人であろうと苦悩する様子まで追加されて本編での
まともゆえに空気化というのは避けられそうだ。
301通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 10:42:59 ID:???
98氏キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
今回もGJです
アムロ教官の指導・ラクスのポニテ&料理・イザークの熱さw
萌えと燃えがいいバランスですごい(・∀・)イイ!!
こんな時間に新作を読めるなんて、今日は気分よく仕事にいける
楽しませてもらってるのに、細かい所で申し訳ないですが
SP装甲→PS装甲じゃないですか?
これからもお体に気をつけて頑張ってください( ・ω・)ノシ
302通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 11:07:34 ID:???
GJ!すごく面白かった
ってかラクスってこんなに可愛かった?って感じだw
キラもなんかかっこよくなってるし
続き楽しみに待ってます!
303通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 11:49:00 ID:???
GJ。

ただ、あえて言わせてもらうとシュミレーション→シミュレーションだと思いますが。
304通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 11:58:08 ID:???
GJ!実にイイ!
こういうのをTVで見たかったよ
305会社からですが、98です:2006/11/27(月) 12:15:35 ID:???
皆様、ありがとうです

>>301 >>303
ご指摘ありがとうございます
また、ミスがあったかぁ…orz

まとめ、保存庫に入れる時に修正してもらえるとありがたいっす
すいませんがお願いできますでしょうか?
お手数かけますがお願いします(ノA`)モウシワケナイッス
306通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 14:36:17 ID:???
GJ!
まさかラクスを可愛いと思える日が来るなんて思わなかったよ
307通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 14:55:32 ID:???
これはまさか……伝説のラクスルートか!!?
GJ!!!

(説明・伝説のラクスルート)
:第二ヒロインであるラクス=クラインの真ルート、
 ヘリオポリスで脱出ポッドがザフト側に回収されたらフラグがたって入れる
 なお、本編の話はフレイルートのバッドエンドです
308通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 15:16:11 ID:???
ナタルルートでお願いします
309通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 16:11:56 ID:???
ブルーコスモスルートでお願いするお( ^ω^)
310通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 16:19:26 ID:???
GJ!!
まだまだ、草の根レベルの相互理解で吹けば飛ぶような段階だが、本編ではそれすら無かったから充分過ぎるほどだな。
ラクスがこれからどうなるかわからんが、実地経験から現実を見据え具体的な事を考えられるような人間になってくれることを望む。
311通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 17:12:06 ID:???
ナタルルート→ナタルはキラでは攻略できないのでルートとか無い
ブルーコスモスルート→オープニングでコペルニクスに止まればコペルニクスの悲劇に巻き込まれてブルーコスモスルート
312通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 17:16:35 ID:???
>>311
大丈夫
今は2周目で主人公にアムロを選択してるからナタルも攻略可
313通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 18:32:45 ID:???
とてもクルーゼの作戦が稚拙でとても成功するとは思えないんだけど...
314通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 19:01:16 ID:???
>>313
この時点では連合宇宙軍はMSを保有してないから、案外うまくいくんじゃない?
仮にMSがあったとしても、OSが未完成のはずだし。
315通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 19:29:16 ID:???
>>313
上層部は報復という名目の嫌がらせ程度に考えてるとか
316通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 19:34:53 ID:???
憎悪の殲滅戦のはざまで異種族間でも人の和を育んでいけるかどうか、という点では
TV種より各ガンダムよりむしろイデオンに近い印象を感じる…続きWktk!!
317通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 19:42:16 ID:???
>>314
MS抜きに、こんなあからさまな陽動に引っかかるとは...
318通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 20:50:46 ID:???
>>「――ラクス!エライ!エロィ?」
激しく萌えるんだが、エロカワイイラクスがどうしても想像できんw

>>男性陣もミリアリアと同意見なのか頷く頷く。
野郎共必死すぎワロス
319通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 21:14:58 ID:???
>>317
それがあの世界なんだよw
まぁ、あれだ。狂うぜは軍人でも、評議会は素人ばかりと言うことで。
320通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 21:52:05 ID:???
>>319
原作の「恥将」ハルバートンがあの体たらくだからなぁw
この作戦でも充分だなw
321通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 22:22:47 ID:???
98氏GJ!
ラクスとフレイの描き方がいいなあ
こういうのが見たかったんだ本編でも
322通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 22:31:51 ID:???
この流れならば是非ハルバートン提督には連合のレビル将軍になっていただきたい。
っていうかアムロが無事に済むためにはこの人が関わってくれないとヤバスでは・・・。
323通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 23:03:28 ID:???
>>322
それはジ○ン公○スレでガイシュツだよ。

おハルさんは後方での軍政型(盟主王と組んでMS開発とか)で前線での指揮官型ではなかった、と思ってる。
アレで智将なんてとても言えないよ…
324通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 23:06:52 ID:???
関係ないかもしれないけど、ナタルってマチルダさん的ポジション?
325通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 23:11:33 ID:???
>>324
そんなんだったら全力で落としにかかるぞ、アムロは
326通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 23:29:57 ID:???
15のアムロだったらね
327通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 00:21:51 ID:???
リンクスさん待ってますよ!
328通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 00:46:37 ID:???
>323
あのスレはクルーゼがラクシズに入りそうになったり
ニコルがお持ち帰りされたり。
アスランがいきなりエースパイロットになったりといろいろとカオス
な状態になっているからなあ。
329通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 00:47:01 ID:???
>>327
思わずリンクス氏を探してしまったジャマイカ
…いなかったよな?>リンクス氏
330通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 00:50:17 ID:???
>>328
まあアスランがエースパイロットっていうのは人違いだから大目にみてあげようぜw
331通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 00:57:06 ID:i7FvO3aS
だれもSP装甲には触れないのは何でだ?
それはともかくGJです
332通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 00:58:42 ID:???
333通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 00:58:46 ID:???
334通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 00:59:06 ID:???
335通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 00:59:29 ID:???
結婚乙
336通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 01:01:11 ID:???
複雑な婚姻関係だなw
337通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 01:02:13 ID:???
俺はどれだ?つーかジェットストリームアタック?
338通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 01:10:59 ID:???
>>332-334
ハゲワロタwww
おめでとうwwwww
339通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 01:18:09 ID:???
>>332>>333>>334>>331にジェットストリームアタックを仕掛けるぞ」
>>333>>334「「了解!」」

こうですか?
340メビウス・リンク:2006/11/28(火) 15:38:03 ID:???
「な、なにやってんの?あんた達…」
ミリアリア・ハウは目の前の光景に眩暈を覚えずには居られなかった。なぜなら・・・・
「や〜あ、誰かと思えば」
「あら、ミリアリアじゃない」
「・・・・(ムスッ)」
行方を眩ませた<アークエンジェル>のクルーと、誘拐された筈のオーブの国家元首がザフト基地の目前の浜辺で、暢気に店を開いているのだ。
正直、我が目を疑った。

「じつは、『かくかくしかじか』…というわけなのよ。世知辛いわね、世の中って…」
「あの、私が聞きたいのは…」
「いや〜、始めてみるといいもんだねぇ。客商売っていうのも」
「あの〜」
「お前は嵌まり過ぎだ。全然違和感がないぞ」
「聞いてる?」
「実を言うとねぇ、昔から憧れていたんだよ?自分の店を開く、って。でもほら、戦場でそんなこと言っちゃったら死んじゃうからねぇ」
「わかるわぁ、馬鹿に出来ないものね、ジンクスって」
「私にはさっぱりだ」
「・・・・こっちはもっとサッパリよ」

結局、すったもんだの末になんとか理解はした(納得はしてないが)ミリアリアは辺りを見回す。
「そういえば、キラは?マードックさん達もいないようだけど…」
「ああ、彼にはちょっと軍のコンピューターにハッキングしてもらってるの。あの子、得意だから」
「技師長なら自分の発明品を向こうで売りつけてるよ、他のクルーも似たようなもんさ」
「……最初のは聞かなかったことにしとく。それで?ラク…」
「ああ<お姫様>かい?彼女ならコンサート見に行ってるよ。そろそろ帰ってくると思うが…」
「私もお姫様なんだぞ・・・・ブツブツ」
「ちょっと、本気なんですか?いくらなんでも・・・・」
「だ〜いじょうぶ、ばれやしないわよ。ちゃんと変装させてるし、世の中にはアイマスク付けるだけで正体を看過されない偉人がたくさんいたのよ?」
「世の中そういうもんさ」
ちょっと不安になったのかミリアリアはカガ…失礼、<リオンヌ>に耳打ちする。
「・・・・・ねぇ、大丈夫?暑さで頭が…」
「さあな。大体、それを言うなら私はどうなるんだ?全っ然ばれないんだぞ」
「まぁ、誰も一国のトップが焼きそば売ってるなんて思わないし…(それに凄く手馴れてるし)」

「あらあら?もしかして、ミリアリアさんじゃありませんか?」
噂をすればなんとやら、当の本人がノンノンっと、日傘にハロの形をした帽子を被って現れた。
「ひ、久し振りね」
なんでばれてないの?なんて思いつつ挨拶を交わす。
「あら?あらあら?」
何を思ったのか、ラク…<お姫様>はミリアリアの周りをぐるぐると回りながら眺める。
「な、なに?」
それには答えず、背後に回った<お姫様>はおもむろにミリアリアの腰を両手でさわさわ撫で始めた。
「ひゃっ!?な、なんなの?」
「ミリアリアさん…なんだか腰周りが豊かになられたような…」
「なっ!なによ急にぃ…」
「そうそう!私もそう思ったわ。なんていうかこう…カラダがオトナっぽくなったわね」
「ああ、それならボクも同意見。いやはや、これはもしかして…」
<マリア・ベルネス>と<タイガー>がニヤニヤ笑いつつ顔を見合わせる。
341メビウス・リンク:2006/11/28(火) 15:39:02 ID:???
「い、言っときますけどっ、アイツとはもう別れたんですからね!?」
顔を赤らめながら必死に誤魔化そうとするが・・・・・
「ほぉ〜〜、ならば新しい恋を見つけたってことかい?いやいや実に結構だね」
「そうよ、ミリィ。若いんだし、恋愛はシタ者勝ちなんだから」
「だ、だから」
訳知り顔でウンウン頷く二人に反論しようとするも所詮年季が違うのか良いようにあしらわれてしまう。それに…
「うらやましいですわ、ミリアリアさん。きっと、素敵な殿方なのでしょうね」
「う〜ん、言われてみれば…。少し尻が大きくなったか?」
と<お姫様>に<リオンヌ>まで参戦するからミリアリアはまな板の鯉状態である。そこへ・・・・・

「フーー、やっと終わった」
とキラが何か『ひと仕事やり終えた』って感じの爽やかな顔で現れた。このチャンスを逃すミリアリアではない。
すかさず・・・・・・・・・
「あ!キラっ!!」
「…あれ?ミリアリア?」
やあ久し振り、ってな具合に話題変更を試みて、ことのついでとばかりに皆で記念撮影を撮りましょう!?と提案する。
これには全員が賛成の意向を示し、即座に浜茶屋をバックに記念撮影と相成った。

「はぁ〜い、それじゃあ撮るわよぉ」なんて言いつつファインダーを覗き込む。

(う〜ん…『不沈艦アークエンジェルの艦長』に『砂漠の虎』、『プラントの歌姫』、『オーブの国家元首』、おまけに今や伝説となった『フリーダムのパイロット』…か。
カメラのレンズがヒビ割れそうな凄い構成よね、考えてみたら…)

そんな集団がザフト軍基地を背景に、にこやかにポーズを取ってるんだから恐ろしい。この写真をザフト軍に見せたら・・・・宣戦布告以外の何者でもない。
ぶるっ
自分の想像に寒気を感じたのか、早く終わらせようとシャッターを切った・・・・瞬間!!

パシャっ!!!
「え、アムロさん!?」
慌てて顔を上げて見る。
ほんの一瞬だが、背後の人混みの中にアムロ・レイの姿を見たような・・・・
「気の・・・せいかな」
と、ちょっとがっかりしながら視線を感じると…。
「あ…」
先ほどの面々が(事情のわからないキラを除いて)、にやにやしながら自分を見つめていた。
「あっええっと、じゃ、じゃあ、私はこれで…」
ガシッ!
「おおっと水臭いじゃないか。折角会えたんだ、この後打ち上げ会をやるから是非参加してくれたまえ」
「そうよ、ミリィ。ふふっ、今日は徹夜で騒ぐわよぉ」
「あらあら、まあまあ」
「いったいどういうこと?」
「まったく…これで今日の稼ぎは全て消えるな」

(う、恨むわ、アムロさん・・・)
342メビウス・リンク:2006/11/28(火) 15:41:13 ID:???
自分のホテルの部屋に戻ったアムロはソファにドッカと座り込む。

「ふう」

あの後、ラクスをザクからステージに降ろしたアムロは落ちたハロを探した。
落下した衝撃か、不規則に飛び跳ねて回るハロを捕まえるのは人でごった返す会場では困難だった。
結局捕まえたのは夕方近くである。
コンサートを終えたラクスに、故障しているかもしれないから修理したほうがいいと告げたら、その場にいたサラに
「あら、それでしたら直していただけません?」
と言われて…彼女らも自分たちと同じホテルに泊まると聞かされたので引き受けたのだが…。
ちらりと赤いハロに目をやるも、先ほど電源を切ったのでうんともすんとも言わない。
(色々と確かめたいこともあるが、約束もあるし…明日にしよう。ラクス嬢も明後日までは滞在するそうだし)
洗面所に向かい顔を洗って身だしなみを整えると、アムロは部屋を後にする。

ブンッ……カチ…カチッ…

『・・・・・・・・・・・・』


「今日はご苦労様…疲れたでしょう?」
「そうでもないさ。普段に比べれば楽なもんだよ」
タリア・グラディスの泊まってる部屋をノックすると、軍服を少しはだけさせたタリアが出迎えてくれた。

「軍服を着てないとなんだか落ち着かなくて…」
と言いながら微笑むタリアの締まった腰を抱き寄せ、軽く唇を被せる。
「…アムロ」
「駄目かい?」
そうじゃないけど、と言葉を濁すタリアだったが、その様子がいつもと違うようにアムロは感じた。
「座って話しましょう」
とアムロをソファに誘い、腰掛ける。
「・・・・正直、戸惑ってるわ。自分に・・・」
「自惚れて言えば、僕のせい…かい」
アムロの言葉にくすっと笑うと彼の額をチョンと突っつく。
「ふふ、そうよ。その自惚れ屋のせいよ。・・・隠さずいうわね、私は・・・ここまでの関係になるなんて全然思ってなかったわ」
「・・・・・」
「貴方と初めて過ごした夜は、同情を多分に含んでたと思う・・・今思い返すと、ね・・・。それからも何度か肌を重ねて、貴方を知るほど…自分の定めた境界が曖昧になっていったわ」
「…駄目なのかい、それじゃ」
「そうね、駄目なのかもしれないわね…。公私の両方に貴方が深く関わっている以上、線引きは必要だわ。私は艦長、貴方はパイロット。本来ならそれだけの間柄だった。
でもね、最近になって…いえ、違うわね…今日、気付いたわ。貴方が艦を離れてからほんの半日のあいだよ?ふと気を抜くと貴方のことを考えてしまう私がいたわ。
まるで…昔の恋を知ったばかりの頃みたいに、ね」

その頃を思い出したのか、遠い目をするタリアをアムロはじっと見つめる。
やがて、覚悟を決めたのか・・・目に力を込めてタリアはアムロの膝に置かれた手を握る。

「今日で、終わりにしましょう?」

(続く)
343メビウス・リンク:2006/11/28(火) 15:48:29 ID:???
久し振りなうえに寸止めで申し訳ない

忙しくて忙しくて

次回こそはアダルトムンムンでいきますんで平にご容赦
と言っても15禁にも満たないと思いますが

未熟なわたしでは皆に満足のいくエロなんて無理無理です

次は明後日にはなんとか

どっとはらい
344通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 16:14:35 ID:???
GJ!
345通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 16:37:06 ID:???
>>343
本人キタ━━━━━(。A。)━━━━━ッ!!
346通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 16:47:21 ID:???
グラヴィスキタ━━━━━Σm9っ`・ω・´)━━━━━ッ!!
347631:2006/11/28(火) 17:41:57 ID:???
「アッシュ?」
「ああ、データでしか知らんがね。あれは最近ロールアウトしたばかりの機種だ」
バルトフェルドが彼独自のルートから仕入れた情報を皆に伝える。
「だが、まだ正規軍にしかないはずだが・・・」
「それがラクスさんを・・・と言う事は・・・」
マリューの言葉に皆が一様に考え込む。
正規軍にしか配備されていない機体。何故ラクスが命を狙われたかは依然として不明だが、そこに何らかの形でザフトが関わっていることは明白だ。プラントに引越しを考えていた矢先の出来事だけに全員の気が重かった。
「なんだかよく分からんが、プラントにお引越しってのも止めておいたほうが良さそうだって感じだな」
「確かにな。正規軍配備の機体まで使って、プラントの上層部が知りませんでしたってことはないだろうし・・・」
アムロもバルトフェルドに同意する。
「しかし、上層部といってもどの当たりまで関わっているかは気になるところだ。本来ならトップも疑ってかかるべきだろうが、議長のギルバート・デュランダルは穏健派で通っている上に、他の者が画策したラクス襲撃を止められない張子の虎でも無さそうだ。
となると、議長には話を付けず下の者が単独で動いたか、それとも穏健派の議長というのは表の顔で、裏で今回の襲撃の指揮を取っていたか・・・」
シャアはブラウン管や本を通してしか会ったことのない、デュランダルの顔を思い浮かべる。
ユニウスセブン落下後の誠実な対応、核を撃たれ開戦を声高に叫ぶ強硬派議員を押さえ込む政治手腕など、シャアはデュランダルを買っていた。
無論、政治の世界において、酸いも甘いも噛み分けたシャアである。単純に議長は白であると結論付けたりはしないが、同じく人の上に立つものとして、ある種のシンパシーは感じていた。
「ですが、何故私を・・・」
不安そうに俯くラクス。
キラはそんなラクスの元に近づき、肩をそっと抱いた。
シーゲル・クラインの娘にして、先の大戦の平和の歌姫と認識されているものの、現在のラクスはオーブの一市民に過ぎない。そんなラクスを狙う意図が掴めなかった。
「無論、狙うからには何か理由があるのだろうが・・・おそらくは『ラクス・クライン』と言う『名』が残っていると不都合な者の仕業だろう」
そんな折、全員の緊張感を削ぐような間延びした声が聞こえてきた。
「まあ、まあまあこれは・・・」
子供たちに手を引かれて、恰幅のいい女性が近づいてきた。マーナである。
破壊された家を見渡して、驚きを隠せない様子だ。
「マーナさん」
「キラ様。このたびは本当に大変な目に合われて。ですが、お怪我も無いようでマーナもお嬢様もホッとしていたところでございます」
マーナが全員を見渡し、安堵の表情を浮かべた。
「それで、ここに何をしに?」
「あっ、そうそう、忘れるところでございました。お嬢様からこれを・・・」
マーナはカガリから受け取った手紙をキラに手渡した。
「カガリから?」
「お嬢様はご自分でもうこちらにお出かけになることすら適わなくなりましたので、マーナが預かってまいりました」
348631:2006/11/28(火) 17:43:02 ID:???
「えっ、来れないって?」
「何かカガリさんにあったの?」
「お怪我でもされたのですか?」
マリューとラクスも、カガリの身を案じ口を挟む。
カガリの性格を知る者からすれば、何を置いても駆けつけてくるであろう彼女がここに来れないというのが、とても気にかかった。
「いいえ、お元気ではいらっしゃいますよ。ただ、もう結婚式の為にセイラン家にお入りになりまして・・・」
「「「「ええっ」」」」
アムロとシャアを除く全員が、寝耳に水の言葉に驚きを隠せなかった。
「結婚って・・・僕たちは何も聞いていない」
「今回のことはご両親のいらっしゃらないアスハ家に代わり、セイラン家が主導で取り仕切っておりまして、何でも先日の痛ましい事件で被害を受けた方々に少しでも希望を持ってもらおうとセイランが急ピッチで事を進めまして、もう1週間後には・・・」
「1週間って・・・そんなに早く・・・」
「アスランはカガリさんの結婚について、何もおっしゃられていないのですか?」
「アレックス様は現在プラントに行かれておりまして、お嬢様のお側にはいらっしゃらないのです」
「プラントに!?」
またもや寝耳に水の言葉がマーナから飛び出した。
「何でもプラントの情勢が気になるとかで。本来なら、アレックス様がお嬢様を守らなければならない立場にあるものを、みすみすセイランに隙を見せるような行動にマーナはとてもじゃありませんが―――――――――」
カガリを会ったときもアスランに対し憤慨していたマーナであったが、ここに来てもそれは収まっていないようだ。
やれアスランの不甲斐なさをトクトクと、セイランのやり口はクドクドとヒートアップしていき、バルトフェルドに詰め寄り鬱憤を吐き散らしていく。
そんなバルトフェルドは「うっ、えっ、ああ」と詰め寄るマーナの迫力にたじろんでいた。
キラはマーナの鬱憤も半ばに、カガリの手紙を開けた。
封筒の中には、いかにも急いで書きましたといったカガリの手紙と、指輪が入っていた。
内容も至ってシンプルだった。
こんな状況に陥ったキラ達の下にいけなくて辛いということ。
結婚の話を自分の口から話せなくて申し訳ないということ。
オーブが世界安全保障条約機構に加盟する今、しっかりした代表が必要な為、結婚を決意したこと。
アスランに貰った指輪を返してほしい、そしてすまないと伝えてほしいということ。
書いているカガリも感情が溢れ出たのか、所々震えて書かれた箇所が見られる。カガリの現在の心情が如実に伝わった。
「キラ、私たちは何もして上げられないのでしょうか?」
一緒に手紙に目を通していたラクスがキラを見上げる。ラクスに目を向けると、そこには悲しさと悔しさを含む表情が見て取れた。
そんなラクスにキラは何も言わず、遠くを見つめながら唇をかみ締めた。
349631:2006/11/28(火) 17:44:35 ID:???
時刻はマーナが来た頃よりおおよそ2時間後、今後の対応を協議していた孤児院の大人達面々の下に、数台の黒塗りの車とワゴンが来訪した。
そのうちの1台の運転手が後部ドアを開けると、初老の男性が車から降りてきた。その周りには、人目で格闘術を持っていますといった黒スーツにサングラスを掛けた男たちが囲んでいる。
キラ達の下に近づき、男は一礼をするとおもむろに切り出した。
「この度は大変な目にあわれましたようで、しかしお怪我がなく何よりでございます」
「あっ、はい、ありがとうございます・・・それであなたは?」
キラが聞き返す。
「申し遅れました、私、ユウナ・ロマに使わされたものでございます」
そう言って男は名詞を渡す。名前と役職の隣にセイラン家の家紋が書かれている。
「ユウナ・ロマって・・・カガリが結婚相手の?」
「はい、ユウナ様もこの度の襲撃に大変心をお痛めになられまして。何しろ、キラ様は代表の弟君〔おとうとぎみ〕で在らせられますし、お二人が結婚した暁にはユウナ様の義弟に成られるわけですので、無事の知らせに一同安堵していたところでございます」
「そうですか。それはそれは・・・」
正直、キラは不快感を隠しきれなかった。
カガリやアスランから聞いていたユウナ像は、3Kを象徴するような政治家であると聞いていた。今回の結婚話も、国民の為などというのは口実で、自分の発言力を増したいがために推し進めたことは火を見るよりも明らかであった。
「つきましては、皆様の今後の処遇についてユウナ様より仰せつかってまいりました。皆様には仮の宿としてホテルをご用意させていただきましたので、そちらに移っていただくようにと」
キラは全員の顔を見渡した。
ここに居る皆が皆、ユウナという人物に対し何かしら不快感を持っている。そんな人物の言うことを聞いてもいいのかどうかを迷っていた。
そんな雰囲気の中、シャアが皆の気持ちを代弁するように口を開いた。
「それは、ユウナ殿のみの考えなのかね?仮にも代表の弟がこのような目に合われた以上、代表からも何らかのご対応があっていいと思うのだが」
「確かに私どもはユウナ様から仰せつかいましたが、そこにカガリ様の意思が無いわけではありません。むしろ、この指示に関しましてはユウナ様と同じ気持ちで御座いましょう。よろしければ、カガリ様からの指示と訂正させていただきます」
「そうですか、それを聞いて安心しました」
言葉ではそういったものの、完全に疑いを無くしたわけではない。
全員に目配せをし、再びどういった対応を取るかを考え始める。
350631:2006/11/28(火) 17:45:34 ID:???
「それに、ここには大勢の子供も居りますゆえ、住む場所が決まらないというのは子供達にとっても辛いことで御座いましょう」
全員が痛いところをつかれた。
確かに、大人だけなら自分たちでこの状況を打破することも可能だろうが、この大勢の子供達も引き連れてとなると簡単な事ではない。
全員の顔が仕方ないと物語っているのを見るや、ラクスが代弁した。
「それでは、お言葉に甘えてその申し出受けさせていただきますわ。」
「おお、助かります。それでは、車にお乗りください」
ワゴンの運転手が子供達を車の中に押し込んでいく。
子供全員が乗車したのを確認すると「大人の方はこちらへ」と、黒塗りの車に誘導する。
そんな中、初老の男がアムロとシャアに近づいてきた。
「あなた方は、我々の方にお乗りください」
二人は顔を見合わせる。他の者が乗った車は、まだ二人が乗るには十分なスペースがあるように見えたからだ。
「まだ、開いているように見えるが・・・?」
アムロが率直に聞き返す。
「車内で今回の事件についていろいろと聞きたいことが御座いまして。お見受けしたところ、あなた方お二人が一番の年長者のようですし・・・」
男の言葉には、先ほどのようなハキハキした対応が見られず、語気に力が無い。二人をどうしても乗せなければならない理由でもあるのか、アムロの手を引いてくる。
「いや、俺達も今後のことについて協議しなければならないし、その話は後でも・・・」
「アムロ、もう遅いようだ。他の車はすべて出てしまった」
シャアがアムロに言う。
アムロが目をやると、他の車はすべて出発していた。後に残ったのは、一台の車のみだった。
「ふう、仕方ないな」と残しながらアムロは車に乗り込んだ。シャアもそれに続く。
二人をがっちり固めるように、両隣に体格のいいスーツ男が腰を下ろす。何か重罪を犯した犯人のような送迎に、二人の心象はどんどん悪くなっていった。
車内で今回の事件について聞きたいといってきた男は、車中では何も語りかけてこなかった。前を走っていた車もいつの間にか姿を消している。
こうなってくれば、感のいい二人である。おそらくホテルには向かわないであろうことは明白であり、その行き先を男に聞き出した。
しかし男は、「大丈夫で御座います、お静かにしていればもう少しで到着なさいますので」と言うや、口を貝のように閉ざしてしまった。
男の言葉は、暗に静かにしていないと無理やり黙らせるぞと言う意思表示であり、隣に座り込んでいる男たちの拳にも力が入っている。
二人は目を合わせ、おとなしくしていろと互いに意思疎通を図った。
沈黙が支配する車内。そんな車が目的地に着いたのは、それから1時間もした頃であった。
351631:2006/11/28(火) 17:46:43 ID:???
「ようこそ。まあ、楽にくつろいでくれたまえ」
ユウナは部屋に入ってきた二人に、椅子を勧める。
アムロとシャアは少しばかり逡巡しながらも、勧められるままに腰を下ろす。
ユウナは二人を連れてきたSPに合図を送り、部屋から追い出した。現在、部屋には3人を除き誰も居なかった。
「いきなりこんなところに呼びだして申し訳なかったね。一応、自己紹介が必要かな。知っていると思うけど、僕はユウナ・ロマ・セイランだ」
「無論、承知しています。この度は代表とのご結婚おめでとうございます」
「おや、知っていたのかい!」
「ええ、と言っても先ほど聞いたばかりですが・・・・・・それで、そろそろ我々をここに呼びつけた理由をお聞かせ願えるとありがたいのですが」
シャアがユウナの目を真っ向から見ながら返す。
そんな毅然としたシャアの態度に感心するかのように、目を細めるユウナ。しかし、すぐにいつものにやけ顔に戻すと、椅子を立ち、戸棚からアルコールとグラスを持ってくる。
「まあ、焦ることはないだろ。君たちも一杯どうだい?年代物でね、そうそうお目にかかれる物じゃないよ」
二人の返事を聞くまでもなく、グラスを置き、アルコールを注いでいく。
しかし、二人は目の前のグラスを取らないでいた。正直、対応に窮していた。
車を降りるや、問答無用でユウナの政務室に案内された二人が、不審に思うのも無理は無かった。
一応、ここに連れてこられるまでいろいろな憶測を立てては見たが、まさかいきなり国の最高権力者の一人の下に連れてこられたことは予想外であった。
「大丈夫、毒なんか入っていないよ」
一向にグラスに取ろうとしない二人に、ユウナは同じビンから注いだグラスを口に付ける。
「ねっ、大丈夫だろう」
「・・・確かに毒などは入っていないでしょうが、今は飲む気にはなれないので遠慮しておきます。この際ですからはっきり申しましょう、今回のやり方が気に入りません」
シャアの言葉にはアムロも同意だった。
二人が連れてこられた背景には、昨夜の事件と関係あるのだろうと考えていた。おそらく目撃者か何かがいて、3人の戦闘を見たものがユウナに情報をもたらしたに違いない。それで、フリーダムにも劣らない戦闘を見せた二人のことが気になって呼びつけたと、アムロは推測した。
しかし、それなら真っ当から出向けばいいだけの話だ。オーブ国内でMS戦になれば、当然調査するのは当たり前であるし、探られたくはないが、アムロたちを尋問するのも不自然なことではない。何も、住居云々にかこつけて強制的にこんなところに連れてくることはないはずだ。
「それについては素直に誤るよ。ただ、こっちにも事情があってね」
「事情?」
「君達二人だけと話がしたかったんだよ。他の連中は入れないでね」
「それならば我々だけを呼べば済むことでは?」
「いや、もしかしたら君達と共にいた者達が許さないのではないかと思ってね」
ユウナはそう言うやグラスに口を付ける。たっぷりと舌に絡ませながら飲み干した後、切り札を切ってきた。
「なんせ君達が異世界から来たということは秘密だろうしね」
ユウナの言葉に二人は唖然とした。
アムロは大きく目を見開き、シャアは軽く口を開けて驚いた。
アムロは、何故この男が知っているという風にシャアの方を向くが、シャアもこの男にしては珍しく狼狽を見せており、分からない様子だった。
352631:2006/11/28(火) 17:48:29 ID:???
二人が異世界から来たということを知っているのは孤児院の大人達以外では、カガリとアスラン、マーナを除いて他にはいないはずだ。それに、この者たちはユウナに対しあまりいい感情を持ってはいない。それ故、ユウナが事情を知っていることがあまりにも不可解だった。
一方ユウナはというと、仕掛けた先制パンチが思いのほか効いたことにとても満足そうであった。二人の驚きを肴に、アルコールをグラスに注ぐと、一気に飲み干した。
ユウナからすれば異世界など未だ半信半疑であったが、効果的な意味合いも含めカマをかけてみたところ、ものの見事に引っかかってくれて、今後の展開も楽になったというものだ。
「ふふっ、その顔を見ると僕が知らなかったとでも思っていたのかい。でも、残念ながら僕はそれほど無能じゃなくてね」
カガリからそれとなく聞き出したことは二人には言わなかった。あくまで独自に調べた結果を強調し、プレッシャーを掛け続ける。
「言っておくけど、今更何のことですってのは無しだからね」
アムロはどう取り繕うかを考えていたが、先に予防線を張られ、唇をかみ締めた。
「なるほど、知っているなら話は早い。それで、事情を知った上で我々をここに呼んだということは一体どういう訳だ?」
「シャア!!」
アムロはシャアが自分達のことを認めたことに驚愕した。
「アムロ、今更隠し事もあるまい。我々の態度が全てを物語ってしまった。もはやこの男に隠し事をする意味がない」
シャアはもはや止む無しという感じで淡々と答えた。ユウナに対して使っていた敬語も、もう必要ないと捨て去った。
アムロもすでに引き返すことは不可能と悟ったのか、憮然たる面持ちでグラスに手を付けると、勢いよく口に流し込んだ。
「ふふっ、どうやら開き直ったようだね。君達が認めるならこちらも話が早い。なら単刀直入に言おう。どうだい、僕と取引をしないかい?」
「取引だと?」
「そう、取引いかんでは、それなりの厚遇を与えよう。君達の身分の保証に住まい提供、高給優遇、高い地位など望むがままだ」
「なるほど、なかなか魅力的な案件だが、取引条件は何だね?」
「ふふっ、それは君達のオーブ軍入隊とMSの譲渡だ」
「MSの譲渡だと!!それは、νガンダムを渡せということか」
アムロが声を荒げる。
「へえ、νガンダムって言うのかい?情報によれば、白と黒でカラーリングされた機体という話だけど、まあ君のMSというのならそれだね」
「ふざけるな!俺の愛機を渡してたまるか!!」
「まあ待て、アムロ。いくつか聞きたいことがある」
自分の愛機の危機に我を忘れるアムロに対し、シャアは冷静にユウナに問いかける。
「まず、νガンダムをどうするつもりだ。我々がオーブ軍に入隊した場合、修理してアムロに返すのかね?」
「そうだね、返そうと思っているよ。データを取りつくした後でね」
「やはり、データ入手が目的か」
「それはそうだろう。なんせ、あのフリーダムすら軽く凌駕するとあってはね。しかもそれを操縦するのがナチュラルなのだから。ナチュラルでも操縦できる超高性能機、興味を持たないはずがないだろう」
353631:2006/11/28(火) 17:50:07 ID:???
高性能の機体を扱うには、やはりパイロットもそれを引き出せるほどの者でなくては意味がない。そうなると、自然とナチュラルよりコーディネーターに軍配が上がってしまう。無論、ナチュラルにもそんな者がいないでもないが、極一部の者に限られてしまうのが現状だ。
質のコーディネーター、数のナチュラルと言われる所以である。
しかし、そんな状況を打破できるかもしれない機体。ナチュラルでも扱うことのできる高性能機はユウナにかなりの衝撃を与えた。
2年前、キラやアスランといったコーディネーター達が戦況を変えていく様を見て、特化した強さを持つMSとそのパイロットは戦況すらを変えてしまうことを学んだ。
奇しくも、デュランダルも同じコンセプトの元、2ndシリーズの開発に着手していて、ユウナの考えは満更絵空事というわけではない。
量産することは不可能だろう、しかし、数体でも製造できてそれを乗りこなす者がいれば、オーブは今まで以上のアドバンテージを得ることができる。ユウナはそう考えていた。
だが、それはアムロとシャアが並みのパイロットならばの話だ。
UCでおそらく最強のパイロットであり最高のNTの部類に入る二人が乗ってこそ真価を発揮するものであり、並みのパイロットが乗っても機体に振り回されるのが落ちだろう。しかしユウナにそんなことが分かるはずも無かった。
「なるほど、では2つ目だ。我々が断った場合はどうなる?」
「ふうむ、その場合は強行手段に出ちゃうしかないかな。君達は不法入国者な訳だし、νガンダムとやらも接収という形になっちゃうね」
「問答無用だな」
「それもこれも国を思えばこそさ。僕は夢想家ではないからね。使えると思ったものを使わない手はないだろう」
「夢想家ではない・・・か。なるほど、だからオーブの理念を捨ててでも、連合と手を組めるというわけか。そんな信念も解さない人間について来いと言うのかね」
シャア自身も、ユウナの立場なら理念などを捨て同盟を結ぶだろうが、ここはあえて理念を押し出しユウナを牽制をする。
「君達も理念に陶酔する人間なのかい?まあ、確かにすばらしいものだと思うよ、オーブの理念は。でもそれは、国や国民を守れて初めて意味を持つものだと思うけどね。
国や国民を守れないくせに、理念だけを守ろうだなんておこがましいにもほどがある。政治に必要なのはロマンチストではなく、広い視野を持ちえるリアリストだと、僕は思うよ。まあ、君達みたいな一般人に言っても仕方がないけどね」
ユウナは少しばかり苛立ちを込めて言い放つ。しかし、その言い方は二人に言ったというより、この場にいない誰かに言っているような気がした。
シャアは、少しばかりユウナを見直した。
初対面でのユウナの印象は、ナヨナヨした頼りない跡継ぎという印象だった。正直、政治家としてのカリスマ性は乏しいものの、資質は捨てたものでは無いらしい。
シャア自身、全人類をNTにし宇宙に上げるという理想を掲げるも、夢半ばに敗れ、地球人類の排除を目論んだ男である。理想の実現の為には、何かを切り捨てなければならないことも重々承知していた。
しかしシャアは、自分をリアリストと評したユウナに対し、一抹の不安が過ぎった。
「では最後の質問だが、我々以外の者達はどうしているのかね?」
「我々意外のって言うと、孤児院の連中のことかい?もちろん、ホテルに送りつけたよ。彼らには用はないしね」
354631:2006/11/28(火) 17:51:17 ID:???
「それはキラやラクスもかね?」
「んっ・・・それはどういう意味だ?」
ユウナが怪訝は顔を見せる。
「率直に聞こう。あそこにいる3人のコーディネーターについて、どういった処分を考えている?」
シャアの言葉にユウナのにやけた顔が凍りつく。
「シャア、それはどういう事だ!?」
シャアの「処分」という不穏当な言葉とユウナの態度を見て、アムロが口を挟む。
アムロは生粋の戦士であり、政治家ではない。シャアの交渉手腕を信じ、口を挟まぬようにしていたが、慣れ親しんだ3人の処遇が問題とあっては口を出さずにはいられなかった。
「この男は自分をリアリストと言い切った。ならば連合の一員になるこの大切な時期に、代表のスキャンダルの種であるキラを放っておくというのは考えにくい。
もしこれが露見すれば、結局オーブはコーディネーターと切り離せないと思われ、連合内での地位も信用も失うことになる。最悪、プラントとの二重条約も疑われかねない」
痛いところを付かれたユウナは、苦々しい顔をシャアに向ける。
これまでユウナのペースで進んでいた交渉が、瓦解した瞬間だった。
「・・・君はなかなか状況が見えているようだね。政治家に向いているんじゃないかな?」
ユウナが皮肉紛れに返す。
これまでユウナはシャアを一パイロットと侮っていた。彼がUCの世界で最高の政治力とカリスマを持つなどとは露と知らず、軽く飴と鞭を使い分ければすんなり事はすむと考えていた。
「ほめ言葉と受け取っておこう。それで、返答を聞きたい。彼らの扱いをどうするのかね?」
「・・・どうやら隠し事は出来ないようだね。分かった、こっちも腹を割ろう。君の言う通り、彼らにこのままオーブに留まっていられることは非常にまずい。そのため彼らにはオーブ国内からの退去を検討している」
「ふっ、やはりそうか。政治家は本心を語らないから始末が悪い」
「だけど、この件と君達の件は関係が無い。これは高度は政治判断だ、部外者の君達にはどうでもいい話のはずだ」
「どうでもいい話ではない。彼らは立場的には亡命者のはずだ。いったん受け入れた以上、オーブは彼らを最後まで保護する義務がある。自国の都合で追い出すというのは如何なものだ?
そして、それはそのまま我々にも当てはまる。彼らとは状況は違うがオーブに保護されるという意味では変わりはない。νガンダムだけ取られて、我々は用無しと言われない保障がどこにある?」
シャアの言葉に、ユウナは苦虫を噛むような顔でシャアを睨み付ける。
「・・・それは取引には応じないってことかい?」
「別に応じないといっているわけではない。が、この状況ではオーブ政府を信じきれないのもまた現状だ」
「・・・・・・」
ユウナは机に頬杖を付くと、真剣な顔で何かを考え始めた。
数分後、考えがまとまったのか、ユウナが顔を上げる。
「よし、分かった。本当はこの場で決めて欲しかったけど、少し時間がかかりそうだね。君達にしばらく猶予をやろう、よく話し合って考えをまとめてくれ。最善の道を選択してくれると信じているよ」
ユウナは机の上のベルを鳴らす。すると、間を置かず、SPが部屋に入ってきた。
「彼らを客室へ」
ユウナの言葉にSPは「こちらへどうぞ」と二人を促す。二人も素直に客室に付いていった。
355631:2006/11/28(火) 17:52:15 ID:???
二人が連れてこられた部屋はかなりの広さを誇り、右側にあるドアの先にはトイレ、シャワー完備、左側には寝室と生活する為の装備が一通り揃っていた。
二人を部屋に入れると、SPは外からドアの鍵を閉めた。
「我々が取引に応じるまで監禁というわけか」
ドアノブを回し、内からでは開かないことを確認する。
シャアは備えてあったソファーに腰を下ろす。アムロもシャアの向かいのソファーに座った。
「シャア、本当に取引に応じようとしていたのか?」
アムロはシャアの本心を探った。
アムロは、ユウナの拉致めいた連行と愛機の危機とあって、取引など受ける気はさらさら無かった。
「無論、それはお前しだいだ。νガンダムは私の機体ではない。それを、私にどうこうする権利は無い。向こうもサザビーのコックピットだけでは物足りぬだろうしな」
「ではガンダムがお前の機体なら受けていたのか?」
「今後の視野の一つとしては十分考えられるな。今の我々には後ろ盾が無い。そこにオーブという大国が味方に付けば、これほど心強いものはない」
「その割には、随分と否定的なことをまくし立てていたが?」
「お前もそうだろうが、奴のやり口が気に入らなかったのでな。それと・・・」
シャアは口ごもる。アムロに言うか言わないかを迷っているようだ。
「それと・・・なんだ?」
「ユウナ・ロマはキラやラクス、アンディを国外退去させると言ったが、本当にそれだけで済むのかを考えていた」
「どういうことだ?」
「キラの力を知る者が国外退去などさせると思うか?
もし、他国に行ってその国の兵士にでもなられたら、オーブとしてはみすみす庭にトラを放つようなものだ。さらには、他国でキラがオーブ代表の実弟であることを暴露しないと誰が言い切れる」
「た、確かにそれは・・・・・・・・・それじゃ、まさか!!」
アムロは最悪の予想を想像した。そしてそれを、シャアが口にする。
「おそらくユウナ・ロマはキラ達を生かしてはおくまい」
アムロは開いた口が塞がらなかった。
確かにキラを国外に出すというのは、相応の危険を伴う。それならいっその事、始末したほうが早いのは明白だが、あのナヨナヨとしたユウナからはその考えは浮かばなかった。
しかし、自分をリアリストと言ったユウナがわざわざオーブの枷になりかねないキラ達を放出するのは考えにくい話だ。
「私の考えすぎならばいいのだがな」
シャアも厳しい表情を崩さない。
「だが、奴がキラを殺さないという可能性にかけている場合ではない。くそっ、こんなところにいる場合では!!」
アムロはテーブルを両手でガンと打ちつける。その衝撃の余波がシャアにも伝わった。
アムロとは対照的にシャアは冷静に何かを考え込む。そして、おもむろに口を開いた。
「アムロ、ここから出るのに手を貸せ」
「ここから出るだと!だがどうやって?」
先ほどのシャアが回したドアノブを思い出す。開かないのはシャア自身も分かっているはずだった。それに、外にはSPが待機しているはずだ。
「ここの兵士がアクシズ並みならいいのだが・・・」
シャアの言葉がアムロには理解できなかった。
356631:2006/11/28(火) 17:53:15 ID:???
今回はここまでです。

前回の話で、カガリが自由の秘匿を知っていたことで結構問題になったようだけど、実際どうだったんだろう?
俺は原作で自由やAAについてカガリが何も追求しないことから、知っているものと思って書いちゃったけど・・・。もしかして原作では知らなかったのかな?
まあ、このSSでカガリが秘匿を知っていたのは、カガリの馬鹿さと身内に対する甘さのせいと考えてください(ちなみに俺はカガリを嫌いではありません、好きでもないけど)。
ただ、自由の秘匿を知っていたからって訳じゃないが、今後、カガリには辛い目にあってもらうのでカガリファンはご容赦のほどを。

それとメビウス氏、GJ!
357通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 18:12:40 ID:???
ウホッ、いい仕事!
358通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 18:17:45 ID:???
メビウス・リンク氏
631氏
ともにGJだ

631氏の

>「ふっ、やはりそうか。政治家は本心を語らないから始末が悪い」

ってアンタ自分のことですよww
359通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 18:19:32 ID:???
>>356
乙カレー。カガリは自由やAAについては知っていた筈。
ユウナが恰好良くなり過ぎもせず、本編後期ほどお馬鹿でもなく、
初期のイメージで面白かったよ。GJ!

ただちょいと突っ込むと、アムロが全体的にエキサイトしすぎだ。
冷静なシャアとの対比にしたいのかも知れないが、1st時代ならまだしも、
CCAアムロは表面を取り繕う事が出来る人間だと思う。
あとアムロは愛機とかそういう事を言うタイプではない。
νの譲渡を渋るのはUCの技術の流出を恐れて、とかのほうがよかったなぁ。
360通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 18:35:00 ID:???


>>359
ちょっとエキサイトしすぎとは思うが、愛機に関しては譲れない思いがあるんじゃない
一年戦争の時から「僕がガン(ry」だし、νに至っては自分で設計したMSだし
361通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 18:46:27 ID:???
>「ここの兵士がアクシズ並みならいいのだが・・・」
きっと数段練度が低いよ
362通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 19:03:44 ID:???
投下乙です。
知らぬこととは言え、UCの二台巨頭を前にユウナがんばってるなあw
363通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 19:08:26 ID:???
gj
364通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 19:12:25 ID:???
普通に考えてアムロの性格おかしいだろ・・・
365通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 19:49:52 ID:???
メビウス氏も631氏も投下乙です。
連チャンで来たからびっくりしたw

>>360
僕がガンダムを〜発言、
アムロはMSをあくまで物として扱う人間だから、
あれは機体への執着より自尊心から来た言葉だと思うんだがどうだろう。

俺も愛機云々は無いと思うな
使いやすい道具であるνに対するちょっとした執着はあっても、
それより現状を見て、たとえば>>359のようにUCMSの危険性を考えて
νガンダムの引き渡しをためらうと思う。
366通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 19:52:33 ID:???
>>356
……そろそろつっこませてもらう
ブレイクザワールドを舐めちゃいかん、全世界のライフラインがエイプリールフールクライシス以来再びボコにされたよーな物理災害だ、
具体的な被害で言うと地球の一部地域とかでは、例えば人口1500万人の北京が一瞬で消滅だ(血のバレンタインデーでは20万人死亡)

そんな状況下で、各地で一斉蜂起して地球全土及び宇宙へのテロ敢行出来るくらいにザラ派は入念に準備しとった
この時点で「そりゃ、最新鋭機でもプラント内の潜在的ザラ派から横流しされとるわい」って事になる。

しかもこの時点で原作では、“ラクス達は自ら、ザラ派より周到な手法でザフトからドム横流しして自分らで運用”している
これで、「アッシュは正規軍にしか(ry」とか言われても説得力が無い。
蜂起したザラ派による襲撃だって方がよほどありうる(そして福田発言と照らし合わせた場合こちらがむしろ正しいようにも思える)。

というかね、そもそもラクスクラインの「名」によってターゲッティングされたってよりも、
「歌姫の騎士団」って言われてるくらい有名なキラ達三隻同盟が前大戦でやったザフトのジェネシスへの奇襲攻撃
アレだけで「ザラ派」にとっちゃラクス達は不倶戴天の第一ターゲットとして名前が挙がるだろ? 
(なお、神の視点である俺等視聴者視点なら福田による“議長ではあり得ない”ソースが既に有名ではある)
劇中のキャラ視点で考えてなお、そりゃ最高のターゲットとしてブレイクザワールドに前後して奇襲かけられてもおかしくない。
それだけの事はキラ達はやっているんだよ。

この作品が、そういう可能性を微塵も匂わせていない(というか、考慮すらしていないしプラント側の攻撃である事に疑念もない用に描写している)のは、正直致命傷だと思う

そもそも、連合って可能性だって無いわけじゃない
奴等だって数が多い分、中にはあっさりプラントの最新鋭機RGX-00を奪取出来るくらいの兵はいるし
頭が悪いわけじゃないから「ザフトによる攻撃」に偽装して水中用MSでギガフロートにちょっかいをかけるくらいはやってのける
むしろ、そっちの可能性だって「有り得る」。
367通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 19:56:09 ID:???
まあそうは言っても、この作品ではこの先どう言う展開に出るかわからんわけだが、
それでもコレだけは覚えておいてほしい

CEにおいて、「血のバレンタイン」での「20万人虐殺」以前に連合が何故開戦を決めたかというと
コペルニクスでプラント側と理事国のプラントトップへの釈明会議の現状に対してプラント過激派が仕掛けた、
理事国首脳陣虐殺テロ、通称「コペルニクスの悲劇」があったからこそだって事

つまり、CEだろうとリアルだろうと世界の出来事は常に行動として繋がっていってるって事を、
「戦争の根を学ぶ」っつーのはつまるところ、こういう辺りを突き詰めて理解してく事なワケ

例えば、UCの一年戦争では連邦は確かにスペースノイドに軋轢加えたが、それに反発してコロニー落としたのはジオンなわけだ
コレで地球環境は激変して人口は激減「人は自らの行いに恐怖した」

この流れを、ファーストガンダムはこの辺を上手く視聴者に説明するが、
種の場合は視聴者に説明するどころか地球側に加えられた攻撃に対してプロパガンタをかける。
具体的に言うと「コペルニクスの悲劇」と「エイプリールフールクライシス」の、作中描写での隠匿がコレにあたる。
これはファーストで言うと「コロニー落とし」とその後の「人は自らの行いに恐怖」してこの世界での戦争の根っこに当たる部分。
だがこれを削ったお陰で種は後半連合やブルーコスモスっていう「地球の大多数」に正等性が与えられないまま、
結局上層部の悪役(それですら、「らしい」だけで実際は悪役であるわけではない)描写のままで終った。
368通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 19:56:59 ID:???
メビウス・リンク氏、631氏、GJ!!
またいいところで寸止めですね。続き楽しみにしています
369通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 20:00:24 ID:???

これを踏まえたうえで、
この作品で「コーディとナチュラルの確執は思ったよりも深い(ry」って主張を匂わせるなら、

なおさら
「血のバレンタイン」とそれに伴って、「愚かな地球連合、賢いコーディやプラントを妬んで攻撃をしかける」という一方的描写ではなく
「エイプリールフールクライシスで地球人口10億人無差別虐殺 (地球在住のナチュラルコーディ問わず)による
 “プラントと地球諸国家”の軋轢」って事をキチンと描く事が大切になってくる、
双方の意見をありのままに提示しなければ作らなきゃホンモノの軋轢も確執も見えてこない。


そしてココからが最大の違和感なんだが
正直に言わせていただければ、この作品はそういう意味でアムロやシャアの性格がおかしい
奴等はニュータイプでありかつ「大人の考え(オールドな感性)」兼ね揃えている人格なのに、
ここのSSではあまりにもCEに対する見方が一方的に原作での「ラクスたち」寄り過ぎる
いくらなんでもコレは描写としておかしい。

そもそもナチュラルであるアムロ達が同じナチュラルである連合の考えを洞察できない辺りなんて
まさにキャラクターとして致命的な用に思われる。
同様に、連合やプラントの組織としての「大人の理屈」をキチンと感情と分割して整理できないのもおかしすぎる

そういう部分においてこの作品は違和感が物凄い。
だから、まさにラクシズの都合の良い理屈だけを取捨選択して与えられる洗脳受けた俺キャラみたいな印象を受けてしまう
「シャアやアムロってそういう人格じゃない、本質を洞察する上に組織の一員としての経験だって一人前なんだからもっと大人だ」
というような違和感を感じてしまう
そこは、気をつけたほうが良いと思うよ
370通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 20:06:54 ID:???
GJ!
自由はカガリのポケットマネーwで改修したって設定だったはずだから
カガリが自由の事知ってた、でいいと思うよ。
371通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 20:12:51 ID:???
もうそろそろこっちで語った方がいいんじゃないか?
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1162295743/

いずれにしてもアムロもシャアも神視点で物事見れないんだし、CEに来て日が浅い(ラクシズ以外との接触がほとんど無い)
から、この時点で色々悟ってろよNTなんだから、って言っちゃうのは酷だろ
372通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:08:22 ID:???
>>366
言いたい事は分かるけどこの時点ではUC組にそれを求めるのは酷過ぎる
CEに来て日も浅い二人に世界の深いところまで分かるはずがない

あと「アッシュは正規軍しか」は原作でバルトフェルドが言ったのをそのまま書いただけでは?
確かTVで言ってなかったっけ
それにザフト製のモビルスーツが襲ってきて連合や他の組織からの攻撃とは普通思わないのでは
373通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:11:37 ID:???
いや、CEといえども舐めてはいけない、凡人のジャーナリストやジャンク屋組合ですら一秒で
「これ、ザフトの攻撃か連合の欺瞞工作のどちらかなんじゃね?」と二通りの可能性を頭に思い浮かべる世界ですぜ?
374通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:17:41 ID:???
>>373
この際襲ってきたのがどこかは問題にしないが、
シェルターに入ってマリューが「コーディネーターだ」と言っている。

そこから考えても連合とは考えづらい。
375通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:23:47 ID:???
>>374
つ1.コーディの傭兵
 2.元サーカスの奴等
 3.ザラ派の連中
 4.エイプリールフールクライシス後にブルコスに入った生まれ育ちが地球の連合軍所属コーディ兵。
376通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:25:42 ID:???
>>374
×:3.ザラ派の連中
○:3.ザラ派の連中(裏で支援しているのはジェネシスαに襲撃かけたザラ派支援してる例の地球連合軍某部門)
377通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:31:49 ID:???
>>375勝手に追加
つ5.極限まで鍛え抜かれたナチュラルは生身で1G下で10メートル以上の距離を跳躍しMSのメインカメラを蹴り壊し腕を切断しビームサーベルを切り落とす
  そしてMSを素で撃墜しアンチマテリアルライフルの直撃を受けてなおかすり傷程度の超耐久ポテンシャルすらも誇る(種公式です)
  つまり極限とまでは行かぬまでも、鍛え抜かれたナチュラルの特殊部隊はコーディネイターや普通のナチュラルの常識を超えた技量と体力程度は余裕なのです
378通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:34:23 ID:???
まあバカでうといキャラ登場させて「なんだと!?」とか「どういうことだ!?」っていわせりゃ展開の説明するのに楽だからな
作者に力量がないってこった   
379通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:37:15 ID:???
コイツCCA見てないだろ
380通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:38:00 ID:???
>>378
あ、それだ。
631氏のSSは、シャアは概ね格好良く描かれているから安心して読めるんだが、
その分アムロが引き立て役にされてるように感じてしまうんだよ。
な、なんだってーっ!要員というか。
381通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:38:43 ID:???
正直、それならシャアスレ池とは思う
382通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:44:42 ID:???
今のところ政治絡みの局面が続いてるんだからしかたがないだろう。
憶測や妄想や独断だけで政戦両略すべて強引に正解にして事足りるテレビ種とは違うんだから。
383通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:47:11 ID:???
こりゃ職人がいなくなるはずだよ
IF物は「原作と違う!」と叩かれて、ちょっと設定が微妙なところがあると鬼の首をとったように叩く
月厨以上だな
384通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:52:26 ID:???
TS物も「気持ち悪い」って叩かれてたしな
385通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:52:28 ID:???
っつか単に設定把握度が深度低くて、
考察スレとかで突っ込まれる部分を突っ込まれてるだけだろ
叩きというには甘すぎるんじゃね
386通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:52:38 ID:???
GJ
漏れは普通に面白かったよ
確かに違和感を感じるところはあるけど騒ぎ立てるほどかなぁ

たぶん631は戦闘での主役はアムロ、政治面ではシャアって考えているんじゃない
いや想像だけど・・・
387通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:54:08 ID:???
こうして423に続き631も消えるのでした
388通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 21:54:26 ID:???
631氏GJ!!
今回もいい展開でした(*´Д`)
次回も楽しみにしています
389通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:05:40 ID:???
> 471 名前:ひろゆき@どうやら管理人 ★[] 投稿日:2006/11/28(火) 13:15:42 ID:???0
> >>451
> 除夜の鐘が鳴り止むまで過去ログ含めて全部fusianasanする予定。
> ●買ってくださいです。。。
390通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:06:14 ID:???
>>387
止めてくれ
お気に入りの職人なんだから

631氏気にしないでどんどん投下してくれ
オレはいつでも待ってるぜ
391通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:06:20 ID:???
お前ら職人さんがいなくなるようなことをするのはヤメレ
392通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:06:47 ID:???
>>381
こられても困るんだが
393通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:12:35 ID:???
ようはSS内にラクスのシンパがいないか、いても原作の規模じゃないってことにしとけば問題なし。
394通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:15:28 ID:???
そだね
そんで無力感とか後悔とかキラ達の言動からにじみ出てると尚GJ!!
395通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:18:12 ID:???
>>393-394
しかしいざそうなるとラクシズ厨が大挙して荒らし潰しに来るというわけで…
396通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:20:33 ID:???
>>383
ほとんどのレスは「ちょっと気になったところを指摘」をしているだけで、
叩いているわけじゃない。よく嫁。

631氏の話、アムロの性格に違和感を感じるのも確かだが、
おおむね楽しく読めているのでこれからも投下を続けてほしい。
397通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:24:06 ID:???
>>396に同意

叩かれてるなら消えろ失せろ氏ねとか言われるよ
ちょっとツッコミいれてるだけでしょ
無批判マンセーのレスばかりなんて気持ち悪いだけだし
>>383>>387とかは真性の荒らしだろうけど

398通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:24:24 ID:???
>>396
つ【マッチポンプ】
399通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:25:39 ID:???
>>366氏のようなツッコミストが「俺の言うとおりにしろー」とか騒ぎ始めなければ無問題
400通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:27:56 ID:???
指摘はともかくなんつーか感謝の気持ちがないやつがいるな。
俺は普通に面白いと思うがな。
政治面でもしゃしゃってるアムロとか想像つかないし。
401通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:35:27 ID:???
おそらく今回のメインである政治面でシャアを際立たせようとした結果、
>>380が感じたようにアムロが「なんだってー!!」要員になってしまったのだろう。

少し残念な結果だが、今回の場合ある意味仕方ないな。
402通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:37:28 ID:???
シャアとアムロが共同開発したらどんなMSができるんだろ
ふとそんな言葉が頭をよぎった
403通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:39:09 ID:???
>395
一番の癌はラクシズ厨じゃないんだなこれが。
ラクシズが本編ラクシズから遠ざかるとこんなのラクシズじゃないとか言い出して、
ラクシズは散々酷い目にあって惨めに虫けらのように氏ぬべきと騒ぐアンチさ…
404通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:42:04 ID:???
>>402
赤くて角つきのモノアイMSにしようと主張するシャアと、
白を基調とした色合いのツインアイ、V字アンテナのMSにしようと主張するアムロとで、
口論のちリアルファイトが発生します。
405通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:46:32 ID:???
631氏の文章や改行の仕方が、大炎上した0083スレの職人に似てるから、変な奴が流れてきたんだろ。
406通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:49:00 ID:???
>>396-397
同意だ
オレもSS職人だが本物の叩きはこんなものじゃない
文才がないオレは消えろ失せろ氏ね死ねなんて日常茶飯事だ

レスを読めばもっともな意見もあるし>>631氏にも譲れないこともあると思う
これをバネにさらなる研鑽を積んでくれ

GJ
407通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:50:36 ID:???
アムロの扱いが気に入らないだけだろ
突っ込みどころならメビウスリンクのほうが満載だし
408通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:52:13 ID:???
メビウス氏、631氏、GJ
おれも、シャアは政治面、アムロは戦闘といった感じになるんだろうと思う。
アムロが的確に政治を語って世をおさめられる人物だったら
シャアがあまりにもカワイソス(´・ω・`)
409通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 22:54:45 ID:???
>>407
あれはギャグだから。良い意味で
410通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 23:00:53 ID:???
 #辛らつな言葉でも、最後に「いい意味で」とつけると、
 #何故かことばが柔らかくなる法則です。

 「あの人、不器用だよねぇ、、いい意味で。」

 「変な顔だよねぇ、、いい意味で。」

 「天然だよねぇ、、、いい意味で。」

ソース(ひろゆき日記@オープンSNS)
http://www.asks.jp/users/hiro/14644.html
411通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 23:05:25 ID:???
職人さん御二方GJです
>>631
ユウナとシャアの化かしあいに手に汗握りました
続き楽しみにしています
412通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 23:11:31 ID:???
このSSの重大な弱点が分かった。
原作にそって進むと前半はあまりにも戦闘シーンが少ないことだ。
だから>>380のような感じを受けるんだな。
413通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 23:11:40 ID:???
この流れで思い出したが423氏は本当にもう続きを書かないんだろうか・・・
414通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 23:12:51 ID:???
>>404
紅白のカラーリングのモノアイガンダムにブレードアンテナを追加すればいいじゃないw
415通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 23:12:53 ID:???
>>407
>>408
これまでのレス読む限り、
政治にしゃしゃりでるとかじゃなくて
基本的に(シャアを相手にしている時以外)冷静なキャラと思われてて、
政治家とのつきあいや対応で苦労も味わった(ハイスト&CCA参照)いい大人なアムロ29歳が
若造相手にさしたる理由もなくエキサイトしてるのが違和感あるっていわれてるんだと思うが
416通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 23:17:59 ID:???
>>414
ついでに右腕にでっかい杭と肩に指向性地雷を取り付けたくなるな
417通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 23:19:50 ID:???
>>412
なるほど
アムロの見せ場が少なすぎるわけか
418414:2006/11/28(火) 23:22:20 ID:???
あ、一箇所訂正。
モノアイだけだとアムロ希望のツインアイが入ってないので、
頭部はゴールドフレーム天ミナ方式で・・・
419通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 23:22:31 ID:???
>>404
間を取って後期ツインアイ仕様の百式が・・・・

まてよ、オーブには金色汎用機の暁にモノアイ+ガンダム+金色のゴールドフレーム天ミナが有るではないか!
420通常の名無しさんの3倍:2006/11/28(火) 23:43:39 ID:???
同居人のグラサンが幼女に手を出したときの大人の対応…
421通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 00:07:07 ID:???
>>404
そこでシンメトリカルドッキングだっぜ!
422通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 00:07:39 ID:???
メビウス氏も631氏も乙!

それぞれのSSでアムロの性格が微妙に異なるのがまた面白い
メビウス氏はハイストアムロ、631氏は少年アムロ(&シャア少佐)、
373氏はCCAアムロ、98氏はベルチルアムロですな
それぞれどんな結末を迎えるのか楽しみです
423通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 00:12:00 ID:???
で、ガンダムさんアムロの登場はまだかな?(´・∀・)
424通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 00:13:41 ID:???
>>421
そういえば、アストレイには、ゲルググが変形してガンダムになる、という、アムロもシャアもハッピーな脅威のマシンがあるそうだな
425通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 00:24:24 ID:???
>>422
あ〜なるほど、納得w
426通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 00:58:25 ID:???
本当にプロトアストレイ系列はパーツをちょいちょいと付け替えるだけで
アムロからシャアから分の悪い賭けが大好きなカブト虫機体乗りにまでオールラウンドに対応できるナイスな機体ですね
427通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 01:18:55 ID:???
>>426
ゼンダムかよっ!?
428426:2006/11/29(水) 01:36:11 ID:???
>>427
そこでそう返すか!!
しかしおお、そういえばそうだったな改造すれば出来るんだったな正直忘れてたよすっかりwww
>>404-416の流れで言っただけだったんだが、、、それにつけてもゼンダムとはテラナツカシス
429通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 02:04:44 ID:???
ゼンダムは種死編が絶賛連載中だぞ懐かしいにはまだ早い。
430428:2006/11/29(水) 03:11:06 ID:???
>>429
マジかよ!! と反応して見てきたお陰で
あいも変わらず胸焼けするかのような熱さ満点の展開に深夜だというのに目が冴えてしまいますた
謝罪と賠償を(GJ
431428:2006/11/29(水) 03:13:03 ID:???
うん、まあ
そんな感じで今見てきたよ(混乱気味)

これはすごい、
あの頃と同じく興奮がすごい

お陰で眠れない
困った
432通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 06:36:51 ID:???
>>369にアスランしく同意。

いくらなんでもシャアとアムロがラクシズについて物分かり良すぎる。
二人ともそれなりに常識ある大人なんだから、かつての大戦でラクシズがやった
行為の数々が立派な犯罪であることくらいわかる(特に自由永遠の強奪あたり)だろうに、
それを咎めないにしても、ラクシズのいうことを全て鵜呑みにしていないか?
433通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 07:18:56 ID:???
>>432
自演乙
434通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 09:09:48 ID:???
雑談、考察スレでやれ
435通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 11:08:15 ID:???
>>432
消えろ
436通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 11:21:50 ID:???
>>432
^^;
437通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 13:49:36 ID:???
>>432
一つ言いたいんだが、そこまでSS否定してなんになるってんだ?
一言言えばすむことだろうが
連続した批判や指摘は作者のモチベを落とすだけのものにしかならん
最悪、連載停止につながるんだよ。それぐらいのことわかるだろ

自分の意見が正しいと、そんなに認めてもらいたいのか?
スレのことを考えて、少しは周りと協調してくれ
438通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 13:59:03 ID:???
>>437
いや、作者さんかて何ぼなんでもそこまで虚弱じゃあないだろ
っつか、お前こそ無闇に過保護すぎだ、批判指摘までも認めないってのはやり過ぎ
「作者死ね糞が」レベルの雑言ならともかく、この程度で過剰反応するな、少しは自重しろ。
439通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 14:01:09 ID:???
>>438
あ、あほすぎて言葉にならん
なにこいつ・・・・・
440通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 14:02:14 ID:???
>>433-437
さっきから一人で意味の無い連投ウザイよ
それこそ考察論議スレでやれ
441437:2006/11/29(水) 14:02:15 ID:???
>>438
えーっとな。俺からおまえに言えるのはただ一つだ


自分でSS書いてみろ。でなきゃ多分、おまえは一生馬鹿のままだ
442通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 14:03:35 ID:???
>>441
……ひょっとして、厨に見せかけたアンチさん?
まさか作者本人だとは思いたくはない。
443通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 14:06:01 ID:???
>>441
それもそれで極端だと思うが。
正直料理葉作れなくても、料理の良し悪しはわかるよ
結局判断するのは、作る方じゃなくて喰う方なワケで

っつか作る奴がどんだけ苦労したからって、
その苦労を読者側に提示して「だから無意味にマンセーしろ批判指摘すんな」
ってのはおかしい
444通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 14:14:19 ID:???
盛り上がってるな


どっちも馬鹿、これでいいじゃん
445通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 14:16:46 ID:???
>>437
お前はその程度で諦める人なんだね
残念ながらこの作品の作者さんはお前ほど甘ったれ野郎じゃないとから。
ってか、2chで連載してこの程度の批判指摘は優しいくらいだぞ
むしろ批判指摘だけに止まってる時点で認められてる証拠、

普通は問答無用でボロカスにけなされる事もままある
そんな最低板状況でスレにある程度の量を投下出来て
しかも内容だって反応が指摘批判オンリーって剛の者だ
やってくれるさ、お前と違ってなwww
446通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 14:18:43 ID:???
だからラクスの傍にジェスがいれば
「いや、そのりくつはおかしい」って突っ込んでくれるというに
447通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 14:19:27 ID:???
どうして過剰反応するかねぇ。
厨そのものじゃないか。
批判にしても指摘にしても、きちんとした理屈で話してるってのに。
448通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 14:33:54 ID:???
考察スレでやれよ。
449通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 14:37:13 ID:???
いっその事、虎はプラントに返ってアイシャと家庭もって
マリューは連合に返ってアクタイオン辺りにでも入社して
ラクスとキラはオーブから離れて、アマゾン辺りでコーディとナチュラルが共存する
シーゲルの遺産である“あの”村とか管理していればよかったんじゃね?
450通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 14:48:36 ID:???
>>449
なぁに? そのラスト間際にアマゾンに不時着して彷徨っていたアスカ=シンを
シアワセな家庭築いたダイゴ、、、ゲフンゲフン!! もといキラが助けそうな初期設定はwwww
451通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 15:56:24 ID:???
こうしてまた職人が一人減るのでした
452通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 16:04:46 ID:???
夢を信じられる限り、光はここにあるので別に平気です
453通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 16:06:20 ID:???
俺は職人の作品が読みたいんだ。お前らのカスみたいな議論に興味はない。
話合いがしたいなら考察スレ池
454通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 16:09:17 ID:???
>>453
アホかお前、もしくはバカか
そういう煽りとか、それこそ本スレじゃなくて考察スレでやれ
455通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 16:12:29 ID:???
うるさいねお前は
そんなことしたら本スレが荒れないだろ?
456通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 16:15:06 ID:???
>>453
じゃ流れを変えるためにお前が作品書けばいいんじゃね?
457通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 16:16:39 ID:???
ただ面白ければいい。たかが娯楽だ。
俺だってこれは違うだろうと思うのがあってもある程度読み進めて
不快だなと思ったら読むのやめるだけだし
楽しみに見てるやつもいるわけだから穏便に・・自分の感想だけを押し付けちゃいかんよ

458通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 16:35:14 ID:???

福田「ラウ・ル・クルーゼはシャアを意識したものではありません。
僕の中では、シャアに当たるキャラクターはアスランだと思っていたからです。
そもそもアスランに赤を着せて、赤い機体に乗せていますからね。
どう考えても『ファースト』のファンの人たちなら、こいつがシャアだなって直感的にわかるような記号を入れてますから」
459通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 16:41:08 ID:???
富野「ただ赤く塗っただけでシャア専用を名乗るような商品は、どこか間違っていると思います。
誤解を恐れずに言いますが、赤いだけという志の低い商品は、ぼくの目の前からなくなってほしいと思っています」
460631:2006/11/29(水) 16:48:48 ID:???
なんか俺のSSで本スレ・考察スレ共に荒れかけて申し訳ない。
本当はあまり作者自身が出ることは良くないと思い自粛していたが、見るに見かねて顔を出します。

先にこれだけは言っておきますが、俺はラクシズ派ではありません。むしろ大嫌いです。ただ彼らの容姿は好きなので、あいつらがこんなだったらなーというものを出したくてこれを書き始めました。
そしてアムロとシャアのどちらに愛があるかといえば、間違いなくアムロと断言できます。
それでは問題の検証に移ります。

《アムロが「何だとー!!」「どういうことだ?」といった聞き要員になっている》
これは1話から書いている俺もそう思いました。俺のコンセプトでは、いくつかレスの通りアムロを戦闘での主役に、シャアを政治での主役にと考えていました。
アムロも世事に疎いとは思いませんが、シャアほど政治力はないと思っています。
シン達ザフト側と違い戦闘シーンが少なく、本来キラ一人が戦うアッシュとの戦闘に苦肉の策として二人を加えたくらい戦闘がありません。
本来ならここで、3人で脅威的な連携を見せる様を書きたかったのですが、アッシュを何体出そうと、3人にとって烏合の衆以外の何者でもないよなあと、結局アムロの見せ場なくして終わってしまいました。
政治的な問題が続いていた為、シャアが主役、アムロが引き立て役という構図になってしまったというわけです。

《アムロの性格がエキサイト過ぎる》
アムロがはっちゃけ過ぎる性格という指摘がありました。
俺もアムロは普段は冷静で、「チャーミング」なんて大人の台詞を吐ける人物だと思っています。しかし、シャアとの戦闘では冷静さを忘れるのもアムロだと考えています。
なら何故、今回あんなにエキサイトしていたのか?
一つはνガンダムです。
俺の中で、アムロとνガンダムは切り離せないものと考えていました。アムロは“ガンダム”に対し執着があると思っていたのです。
そのため、愛機の危機に際し、感情が高まったという解釈でした。
二つ目は冷静なシャアに対する、対比のつもりでした。
今回はシャアをメインと捉えていたため、元々アムロの活躍は少ない場面でした。シャアを際立たせる為取った策が裏目に出てしまったというわけです。
三つ目は人間味を出そうとした結果です。
キラ達が危機にあって、それをなんとしても助け出さねばという、人間味を出そうとしました。ここでも冷静に対応しようとしているシャアとの差別化を図ったわけですが、それが返ってアムロの性格の相違に繋がったわけです。
461631:2006/11/29(水) 16:49:52 ID:???
《二人があまりにもラクシズより過ぎる》
これについてはこちらもいろいろと言い分があります。そもそも、自分ではラクシズよりに書いたつもりはありません。
まず分かってほしいのが、二人はこの世界に来てまだ日が浅いことです。二人が来てから一月も立っていないのです。
しかもその間、出会った人間がラクス、キラ、虎、マリュー以外にもいないのです。
情報といえばラクシズ以外ではTVや新聞、ネット、雑誌などでしか取りえません。これらだけで一月のうちに世界の裏の裏まで分かるかといえば激しく疑問です。
例え二人がNTだとしても、かなり厳しいのではないでしょうか。

アッシュについてもいろいろな指摘がありました。
俺も襲撃は“議長ではあり得ない”ソースは知っています(知っているといっても、いろいろなスレを回って、たまに見かける程度の知識ですが)。ただ、今回のSSは原作の虎の台詞に、チョコチョコとアムロとシャアを加えたに過ぎません。
前述の通り、二人もこの世界の世辞に疎い以上、一方的な考えは仕方がないかという認識です。
襲ってきたのがコーディネーター、しかもザフトの新型とあれば、まず疑うべきはザフトそして上層部だと思います。その意味合いで書いただけであり、決してザフト・デュランダル=悪の定義に持ち込もうとしたつもりはありません。
ただ、俺の稚拙な文章でそこが書ききれていないことは申し訳なく思っています。

最後にラクシズより過ぎることですが、前述の通り、ラクシズよりのつもりはありません。これは政治的な意味でのことです。
つまり、二人にはこの時点でラクシズ、ザフト・デュランダル、オーブ、連合といった組織のどれが正義でどれが悪といった解釈はありません。今回のことで、ザフト・デュランダルに多少の不安感を抱いたのは事実ですが、そこはシャアの説明で補っているつもりでした。

>「しかし、上層部といってもどの当たりまで関わっているかは気になるところだ。本来ならトップも疑ってかかるべきだろうが、議長のギルバート・デュランダルは穏健派で通っている上に、他の者が画策したラクス襲撃を止められない張子の虎でも無さそうだ。
>となると、議長には話を付けず下の者が単独で動いたか、それとも穏健派の議長というのは表の顔で、裏で今回の襲撃の指揮を取っていたか・・・」
>シャアはブラウン管や本を通してしか会ったことのない、デュランダルの顔を思い浮かべる。
>ユニウスセブン落下後の誠実な対応、核を撃たれ開戦を声高に叫ぶ強硬派議員を押さえ込む政治手腕など、シャアはデュランダルを買っていた。
>無論、政治の世界において、酸いも甘いも噛み分けたシャアである。単純に議長は白であると結論付けたりはしないが、同じく人の上に立つものとして、ある種のシンパシーは感じていた。

というように、例え今回のことはザフトが仕組んだものだとしても、そこにトップの意思が反映されているかは謎だ、これはザフトの総意なのか?というテイストに仕上げたかったのです。
ただ、ここでも俺の稚拙文章が理解させにくかったのかもしれません。
462631:2006/11/29(水) 16:50:53 ID:???
それから、今回のユウナとの取引。これをご破算にしたこともラクシズよりと取られたのかも知れません。
前述の通り、アムロは今回引き立て役のつもりだったので、受ける気はなかったのですが、シャアに関しては総括的に物事を捉えさせたつもりでした。

>「シャア、本当に取引に応じようとしていたのか?」
>アムロはシャアの本心を探った。
>アムロは、ユウナの拉致めいた連行と愛機の危機とあって、取引など受ける気はさらさら無かった。
>「無論、それはお前しだいだ。νガンダムは私の機体ではない。それを、私にどうこうする権利は無い。向こうもサザビーのコックピットだけでは物足りぬだろうしな」
>「ではガンダムがお前の機体なら受けていたのか?」
>「今後の視野の一つとしては十分考えられるな。今の我々には後ろ盾が無い。そこにオーブという大国が味方に付けば、これほど心強いものはない」
>「その割には、随分と否定的なことをまくし立てていたが?」
>「お前もそうだろうが、奴のやり口が気に入らなかったのでな。それと・・・」

“奴のやり口が気に入らなかったのでな”という言葉はシャア本来の言葉ではありません。シャアは取引に私情を挟むとは思いません。これは、単にユウナが気に食わなかったことをアムロに言ったに過ぎません。
取引に応じなかったのは、ラクシズの連中が気にかかったからというのを出したかったのです。
それこそがラクシズよりってことじゃないかと思うかもしれませんが、意味合いが違います。
政治的な意味ではどの組織にもついてはいないのですが、こと私生活においてはそうではありません。
仮にも命を助けてもらい、住まいを提供してくれた恩人に対しての情はもちろんあると思います。
これにもさまざまな言い分があると思います。
シャアはもっと淡白だとかドライだとか、情より実を取る主義だとか思う人もいると思いますが、それではあまりに救いがありません。シャアとて人間ですし、そういった情は持ち合わせていると思ったのです。それを出してみたかったのです。
実は情や人間性が今回のSSのコンセプトなのです。政治的な意味合いの強いガンダムですが、ここに人間の心を入れてみたいと思って書き始めたものでした。
そのため、冷静に物事を図ろうとするシャアに対し、心の温かさを見せたいアムロが青臭い熱血漢に見えるのかもしれません。

以上が俺の意見です。
重ね重ね、俺の拙い文章力のために誤解を招いて申し訳ありません。
今回のさまざまなレスはとても勉強になりました。中にはおおっと言う意見も多く見られました。
励ましのレスも見られますし、皆さんの意見も真摯に受け止め今後も書き続けたいと思います。お目汚しになるかもしれませんが、今後も読んでくだされば幸いです。
463通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 17:16:30 ID:???
>>460-463の作者631さん
ああ…なんとも気を使わせてしまってむしろ申し訳ありません。
まだ序盤なんだし、状況によって身の振り方をどうするかまだまだ未知数で、
しかもきちんと拝読すればわかりそうな事を先さき口出しし過ぎて気を悪くされても
仕方ないところを、継続を表明していただき恐縮です。
どうかじっくり思い通りに続けてください。
楽しみにしている者は決して少なくはないのです。
464通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 17:18:10 ID:???
>>458>>459
これ実際にあったコメント?(特に459)
465通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 17:26:28 ID:???
466通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 17:43:39 ID:???
アンチラクシズもラクシズ信者も同質だって
まぁラクシズさんは電波だとは思うけどさ
ラクシズが??だったからこそラクシズをしっかり描写してもらって
筋の通った存在にしたい人もいるわけだし、信者、アンチともに落ち着け
アンチ巨人VS巨人信者みたいなもんだな。第3者から見れば両方とも熱くなりすぎだ
現実も物語もみーんなハッピーな良い子には行かないわけで・・
467通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 17:44:32 ID:???
>>465はツンデレ。
それはそうと、俺も631さんについて行くぞ。
468通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 17:57:50 ID:???
つーか631氏
別に文章下手じゃないぞ

こんなんよく人に見せられんなってなヤシは2chにたくさんいるし
オレはむしろうまいと思うよ
これからもガンガレ
469通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 18:11:29 ID:???
631氏
あのさ、いくら職人さんでもさ、わるいんだけどさ
雑談、考察スレに書けよ。何で本スレに反論だか言い訳だかを書くんだよ。
470通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 18:12:51 ID:???
作者が出張ると荒れるのがセオリー。
なるべくは表に出ないでスルーするのが吉よ。
471通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 18:21:04 ID:???
>>466
信者とアンチの罵り合いって作者が潰れるときによく見るパターンだしな。
気をつけて欲しいわ。
472433:2006/11/29(水) 18:30:00 ID:???
>>440
帰ってきてみれば、あらあらあらあらw
少なくとも、俺は>>433しか書き込んでないよ。
連投・自演してるのはそちらでしょうに、何を馬鹿なことを。

それに、他のレスをつけた人も多分それぞれ別の人なんじゃないかな。
みんなそれだけ君のことが嫌いってことだよ。
少しは自覚した方がいいですよ。
473通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 18:30:29 ID:???
かっこいいキラを見たいただそれだけなんだ
474通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 18:30:48 ID:???
まだ下らない言い争いを続けるつもりか
475通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 18:43:42 ID:???
雑談、考察スレでやれ
476通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 18:50:49 ID:???
【考察】CCAアムロin種・種死【雑談】part2

http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1162295743/l50
477通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 18:52:27 ID:???
また、0083スレの悲劇が繰り返されようとしてるのか?
478通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 19:07:23 ID:???
コーヒースレの悲劇にするかい?
479通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 19:36:55 ID:???
ここは俺が脱ぐから。だからもう言い争いはヤメレ
何事もなかったように続きドゾー↓
480通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 19:40:29 ID:???
>>469
おまえもう読まなくていいんじゃね?
481通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 19:49:17 ID:???
>>469
お前みたいな奴がいるから職人さんは安心して意見もいえないんだよ!
消え去れクズ
482通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 19:52:09 ID:???
何このキモイ流れ
483通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 19:59:04 ID:???
はーいはーいはーいはいからさんが通るー
484通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 20:02:08 ID:???
【考察】CCAアムロin種・種死【雑談】part2

http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1162295743/l50
485通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 20:06:37 ID:???
>>483
オジサン乙
486通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 20:19:43 ID:???
   ∧_∧
   ( ´Д`)
  /    \
  | l    l |     ..,. ., .,
  | |    | _|。.:_::゜。-.;.:゜。:.:;。
  ヽ \_ .。'゚/   `。:、`;゜:;.::.。:.:。
   /\_ン∩ソ\    ::..゜:: ゚。:.:.::.。.。:.
.  /  /`ー'ー'\ \  ゜: ::..゜:: ゚。:.:.:,。:.:.
 〈  く     / / ::..゜:: ゚。:.:.:,.:.:.:。:.:,
.  \ L   ./ / _::..゜:: ゚。:.:.:,.:.:,.:.:.:,
    〉 )  ( .::旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦.
   (_,ノ    .`ー'旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦.
487通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 20:23:02 ID:???
>>466に同意。
信者も”極端な”アンチも同質だって何故分からんのかね。
そりゃ多少の好き嫌いは有るのは当然だが、他に迷惑をかけてまで貫き通していいはずが無い。
ここが2chであってもな。

>>469
>>460の最初の2行を読め。

631氏。
荒らしは無視して是非頑張って下さい。
応援してます。
488通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 20:37:05 ID:???
なんでもかんでも荒しっていう奴ってほんと糞だな
489通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 20:38:07 ID:???
631は0083スレの◆hfGQ1C/H02だろ?
490通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 20:44:57 ID:???
>>479の裸画像まだぁ?
491通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 21:04:18 ID:???
>>479
うp!うp!
492通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 21:04:54 ID:???
おまいらはマターリすることもできないんですねw
493通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 21:08:06 ID:???
スレのびてるから投下あったか来てみたら
中2病が暴れてるだけかよ…orz
494通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 22:22:28 ID:???
495通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 23:11:44 ID:???
>>460-462
作者自らの解説、乙であります
感想は長くなるので考察スレに書いときますが
続き楽しみにしてます
496通常の名無しさんの3倍:2006/11/29(水) 23:54:57 ID:???
631氏、ガンガレ!超ガンガレ!!
497通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 07:52:12 ID:???
他の作者サンも勿論応援してますよ〜!
498メビウス・リンク:2006/11/30(木) 15:45:11 ID:???

「今日で、終わりにしましょう?」

タリアの声が二人だけの室内に木霊した・・・ようにアムロには感じられた。
アムロは自分の膝にそっと置かれたタリアの手を優しく握り返す。

「君がそう言うなら……僕にとって、否やはないな…」
あくまでも穏やかに…タリアの目を見つめながら返すアムロ。
その言葉にタリアは軽く目を見開くと、もう片方の手を重ね合わせる。

「アムロ……私はアナタに酷い事を言っているのよ?」
タリアにはその自覚があった。
自分から彼に…アムロ・レイに近づいておきながら、己のエゴで彼を突き放すのだ・・・・・ヒドイ女だと自分でも思う。
なのに、何故・・・・?

「タリア…僕は君が与えてくれた温もりに何度も救われた。君と寝物語で語り合った色んな話に心が晴れた。
僕の腕枕で眠る君の寝顔を見るだけで…余裕が生まれた。君の暖かい胸に顔を埋めて眠るだけで…全てから開放された気になった」
正直、感謝しても…し足りない位だよ・・・そう言ってアムロも両手で握り返す。

「アムロ・・・・」
言葉が出なかった。押さえつけていたナニかが…胸から溢れてくるのがわかる
でも…駄目……私は

「タリア」
そっと彼女の身体を抱き寄せると…アムロは己の膝の上に乗せる。
至近距離でタリアが見下ろすカタチになる。
・・・・・彼女の揺れる瞳が見える・・・・・・・・・

アムロの…どこか少年らしさを残した瞳に自分の顔はどういう風に映っているのだろう…
(多分、ウブな少女みたいに動揺した顔が一杯にひろがってるんでしょうね…)
どこか客観的に己を分析しつつ、自覚せずにはいられない。
これ以上…彼に喋らせない方がいい……さもないと私は……

白い指揮官の服に包まれても、彼女のカラダからはオンナの微香が漂っている…そんな彼女の身体をぐっと引き寄せると、アムロは耳元で囁く。

自分が言うことは繰り言でしかない……これを未練と言わずして何と言うのか…
それでも…止まれなかった
「いま、この時だけ……お願いだ、愛させてくれ」


酷いことを言ってくれる……自分がさっき言ったことなど生温いほど…

(天性ね、ここまでくると……最初からそうだったわ。意識せずにこちらの情を掴み込んで…一度掴んだらもう離さない、離れられない)
499メビウス・リンク:2006/11/30(木) 15:46:05 ID:???
目をそっと瞑ると自分の全てに反芻する……もう答えは決まっているようだ…もうカラダのどこを探しても…ワタシを構成する全てのパーツに迷いはなかった。
「フゥ…」
耳にタリアの吐息が触れた…頬に彼女の掌が添えられた。
「本当、しょうがないヒトね…」
そう言う彼女の目に揺らぎは最早なかった。
微笑み半分、苦笑い半分といった表情をしたタリアは目を瞑るとゆっくり…アムロの唇に自分のそれを上から覆うように重ね合わせた。
タリアの両手はアムロの顔を包み、アムロの両手は彼女の腰に添えられて…そのまま暫しの静寂の後。

唇を触れるかどうかの位置に戻すと、囁きながら言の葉を出す。
「…覚えてるかしら?ン…前回の作戦会議の時に貴方に言ったこと?」
「…ああ、自殺願望があるのかって言われたよ」
喋りながらも二人は啄ばむようなキスをしていく。
タリアはアムロの上唇を挟んでみたり、アムロは触れた拍子に軽く舌を縺れ合わせたりしながら…。


ガルナハンでの作戦会議の後、アムロはタリアの目配せを理解し、ある廊下の片隅で向かい合った。
アムロが土壇場で加えた作戦要項は誰の目から見ても、無謀なものだった。
死地に飛び込むとはこういうこと・・・と思うほどである。
だからタリアは艦長として問い詰めた…「貴方は死にに行くのか」と。


「ぅ…〜っ…貴方は否定しなかったわね。…私は思ったわ、『ああ…このオトコは死を望んでる』ってね」
「…だが…僕は」
「ええ、貴方は無事に帰ってきた。敵の基地に侵入して、無力化してみせた。でもね、それでも…疑念は尽きなかったわ」
「今でもかい?」
「うっ…んぅ……ええ、だから…」

次第に口付けにも熱が篭もってき、アムロは手を上にやってタリアの制服の前を開くとシャツの下から潜り込ませた。
すべらかな肌を登って、ブラジャーに包まれた豊かな乳房に到達する。
手に少し余るソレを…ゆっくりと揉みしだく。

「証明っ…し、なさい、アムロ・レイ。自分はオンナ一人夢中にさせておいて、ぇっ…勝手に死んだりしないっ…て」
「俺に……その資格はある、のか?」
「私の傍にはあなたしか、いな、いわよ?そうさせたのも他でもな、いっ、ぁあ!……貴方、なんだから」
「あ…が…とう、そう言っ…てくれて」

オンナとして、牝としての甘露を舌をくねらせながらアムロの口内に流し込みつつ、悶える。

(嗚呼、ワタシは自分に酔っている……前の夫にも、ギルバートにも見せなかった己の全てを!…このオトコになら喜んで曝け出してしまえる自分に…)

タリアはこれから訪れるであろう至福のひとときを思い浮かべ、既に役目を果たさなくなりつつある下着の奥に隠された『オンナ足らしめる部分』が開くのを実感し、宙に喘ぎ声を発散させた。
500メビウス・リンク:2006/11/30(木) 15:46:56 ID:???

「ねえ、お姉ちゃん。明日の休暇、どうする?」
「…ん〜、そうねぇ」
ホーク姉妹は相部屋で取ってもらったホテルの部屋で、ラフな格好で思い思いに寛いでいた。
タンクトップにショートパンツという出で立ちのルナマリアは、その若鮎のような肢体をベッドに伸び伸びと横たえらせ、思案深げに中空を睨んだ。
「明日の朝食にでも誘ってみようかな…」
「誰を?」
「アムロさんに決まってるでしょ」
何を決まりきった事を、と言ったふうに返す姉をメイリンはほっぺに人差し指をやり「う〜〜ん」と唸っていたが、やがて…
「ねぇ…お姉ちゃん?」
とさっきとは幾分控えめに話しかける。
「今度はなによ」
「・・・・・ホントのところ、アムロさんのこと…どう思ってるの?」
「・・・・・そうねぇ」
言葉を選んでる風の姉を見つつ、メイリンは勝手に妄想する。
(憧れてる…かな、やっぱり。好き…ってことは…まぁ有りうる、かも?)

「抱かれたい、って思ってるわ」

「だよねぇ、やっぱり……って……へ?」
姉はなんて言った?抱かれ…?…げ、幻聴…かな、…い、いや聞き間違いだよね?
「ご、ごめん。もっかい言ってくれないかな」

「抱いてほしい、って言ったの」

「さ、さっきと言ったことが違うぅ!!」
「なによ、意味は同じでしょ。それに聞こえてたんじゃない」
「だだだだだって!!!」
まさか自分の姉の口からこんな言葉が出てくるなんて…ルナマリアのアホ毛が無くなるよりもメイリンにはショックだった。
慌ててダイブするかのように姉のベッドに飛び込むと寝転がってるルナマリアに詰め寄る。
「ま、まさかっ、もう…なんてことないよね!?ああん、ていうかそれ以前の問題だよ!!わたしたちまだ…っ!!」
「私は17、あんたは16でしょ。別におかしくないわ」
「で、でもでも!!!」
更に詰め寄る妹に、髪をガシガシしつつ起き上がると胡坐をかく。
「はぁ……別に、まだキスもされてないわよ…手を握ったことはあるけど」
「ああうう…、っ…!!すぅ、はぁ!!ええぇっと…な、なんでアムロさんなの?」
必死に落ち着こうと努めて深呼吸。
501メビウス・リンク:2006/11/30(木) 15:48:58 ID:???

「なんでって?」
「だ、だって…アムロさんって30歳だよ!?私たちとは10歳以上も違うんだよ!!?」
「頼り甲斐があるわ」
「そ、それにアスランさんとかレイとか…シンだっているのに!!」
「友達以上の感情は持ち合わせてな、い。アンタもオトコは顔じゃないって学びなさいよっ」
「け、経歴不詳!!」
「超一流のパイロット。これさえあればこの先は安泰でしょ」
「と、時々ワケわかんないこと言ってるぅ!!!」
「普段の何気なさに渋さとユーモア、なによりも優しさを兼ね備えてるんだから言うことナシでしょ」
「う、うう……わ、判らないよ、お姉ちゃんがどうしてアムロさんのこと…」
「判らなくていいのよ」
「えっ、どうして…?」
「判ったらきっとアンタも好きになっちゃうから」

(も、もしかしてワタシって惚れ気られてる?)
興奮のせいかゼイゼイ息を吐きながらメイリンは思う…と、
「…ねえ、メイリン」
少し声のトーンを変えて姉が一声を放った。
「今は戦争中でしょ?そして私たちはその最前線で戦ってるわ。ひょっとしたら次の作戦で死んじゃってもおかしくないのよ?」
「あ……」
「……ワタシはオンナとして生まれた以上、オンナの喜びを知らずに死ぬのだけは真っ平ごめんだわ。
だったら、わたしの一番好きなあの人にワタシの『初めて』を…全てを捧げたい。そして………」

そこまで言うとルナマリアは自分の下腹部を両手でそっと触れる。
「叶うことなら、その人との子供を授かりたいって……そう思ってるわよ?」

「お、お姉ちゃん・・・・・・・・」
言葉が出なかった。
いつのまにか、自分の姉が…1歳しか違わない姉が…ここまで考えてるなんて。
「なぁんて、ね……まず無理だろうけど」
「え?な、なんで?」
「だってアムロさん…ナチュラルだもの」

「・・え!?・・えええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!??」
「なによ、知らなかったの?」

この後、ルナマリアは妹のさらなる執拗な説得にかなりの時間を費やされることになる。

(続く)
502メビウス・リンク:2006/11/30(木) 15:58:08 ID:???

これ位までならボーダーラインと踏んで、UP。

これでOKならば次回にもちょめちょめシーンを入れますが、
駄目なようなら事後のシーンからにします。

週末にUPできるかは正直ビミョー。

質問を幾つか。
1、タリアの夫ってどうなっているか?
2、これは今後を左右するので答えて欲しいんですが
 ・ルナマリア
 ・メイリン
 ・ミーア
 ・サラ
 以上のキャラでこのキャラだけはアムロとくっついて欲しくない!!
 というのがあったならお答え下さると幸い

 出来る限り考慮します

草々
503通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 16:01:08 ID:???
イイヨーイイヨー
504通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 16:06:18 ID:???
サラはちょっと嫌かも
505通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 16:16:31 ID:???
ウヒョー!GJ!
少年誌におけるリビドーですな。
想像を掻き立てるセリフがなんとも、イイ!

タリアの夫って本編中まったく描写されませんでしたから、わかんないですね。
サラは要らないかな。
506通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 16:16:57 ID:???
ルナに関してはステラの生死による、
サラはキャラクターがあんまり確定
されてないから別にくっついても
構わない。
507通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 16:31:09 ID:???
タリ夫の出番って回想シーン位しかなかったからなぁ……夫婦関係は上手く行ってなさそうではある。

サラってだれだっけ?と一瞬思ってしまった。
まあ、誰を食うwかはメビウス氏のハートとソウルで判断してくれればいいんじゃね?
508通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 16:33:28 ID:???
正直誰ともくっついて欲しくない俺ガイル
俺のアムロが汚れる。
509通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 16:39:00 ID:???
GJww
なんかアムロがそんなことを言ってると思うと、はずかしくなるな。
510通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 17:18:31 ID:???
GJ!
タリ夫は素で離婚してると思ってたのオレだけ?

アムロは皆食っちゃってもいいw
511通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 17:20:19 ID:???
>俺のアムロが汚れる。
>俺のアムロが汚れる。
>俺のアムロが汚れる。
>俺のアムロが汚れる。
>俺のアムロが汚れる。
512通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 17:30:46 ID:???
>>508
アッー!
513通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 17:40:14 ID:???
>>510
一瞬タリホーに見えた
514通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 17:40:51 ID:???
>>508
ここ初めてか?力抜けよ
515通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 20:27:12 ID:???
しゃぶれよ。
516通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 20:43:46 ID:???
>>508
            _  -───-   _
            ,  '´           `ヽ
          /                 \
        /                    ヽ
      / __, ィ_,-ァ__,, ,,、  , 、,,__ -ァ-=彡ヘ  ヽ
       ' 「      ´ {ハi′          }  l
      |  |                    |  |
       |  !                        |  |
      | │                   〈   !
      | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
     /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ ! 
     ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
    | | /ヽ!        |            |ヽ i !
    ヽ {  |           !           |ノ  /
     ヽ  |        _   ,、            ! , ′
      \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
        `!                    /
        ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
            |\      ー ─‐       , ′ !
           |  \             /   |
      _ -‐┤ ゙、 \           /  ! l  |`ーr─-  _
 _ -‐ '"   / |  ゙、   ヽ ____  '´   '│  !  |     ゙''‐- 、,_

517通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 20:54:28 ID:???
俺はアムロになら掘られてもいいしむしろ掘りたい
ぽっと出の女どもに寝取られるのはいやだぜ
518通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 23:35:47 ID:???
>>501
ちょっと気になったので突っ込ませて頂く。
ナチュとコーディでも普通に子供は出来るぞ?
子供が出来にくいのはあくまでコーディ同士のみで世代を重ねるとさらに出来にくくなる。
(特に描写が無いだけでナチュとの間でもある程度妊娠しにくくはなるかも試練が)

婚姻統制なんてものがあるのはコーディ同士の間で世代を重ねていくための苦肉の策のようなもので、
ぶっちゃけプラントや世間一般のコーディネイターがハーフコーディ等を受け入れられれば、
多少の能力の低下は起きるとしてもプラントはもっと長い間存続できる。
519通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 23:38:02 ID:???
>>508が一番アムロを汚してると思うのは俺だけか?
520通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 23:47:34 ID:???
>>518
ハーフコーディを受け入れる。
…本編見てるとわかるが、無理というか不可能だな。
だって、あいつら差別意識が酷いもん。
プラントじゃ、すごい選民思想が蔓延してるんじゃないかな。
521通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 23:50:04 ID:???
プラントって被害者意識が強い割りに差別意識と階級社会でできてるからなあ。
って書くと某半島みたいだなと思ってしまった。
522通常の名無しさんの3倍:2006/11/30(木) 23:50:12 ID:???
フェロモンアムロキタ―――――!
エロも読みたいけどエロパロ板がある以上、露骨なエロは
ここでは避けた方が無難かと
しかし相変わらずのモテぶりだw

ところでコーディネイターから見た場合、結婚相手としては
アムロは理想的なのでは?
コーディネイター同士の婚姻で起こる出生率低下の問題も無いし
コーディネイター以上の才能の持ち主
しかも表面的には穏やかな性格だからナチュラルだと知れたら
結婚の申し込みが殺到するかも
523通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 00:01:04 ID:???
ふと思ったんだが負債はハーフコーディが嫌いなのか?
地球と宇宙に加え人種間の対立を描いている種シリーズにとって、
その狭間にあり対立そのものを内包している存在として使い勝手のいいキャラを作れそうなものなのに、
本編に登場したハーフというとほんの一瞬だけ映ったエリカの息子くらいのものだし・・・
524通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 00:23:09 ID:???
>>523
ヒント
忘れてる...
525通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 00:25:44 ID:???
嫁「ハーフコーディ? スーパーコーディが活躍するほうが大事でしょ」
526通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 00:48:18 ID:???
>>525
嫁は馬に蹴られて地獄に落ちろ!
527通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 01:14:32 ID:???
>>515
ああ!?シャアぶれだぁ!?てめえがシャアぶれこの野郎!
528通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 13:12:28 ID:???
>>527はツンデレ
529通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 13:13:05 ID:???
>>527
汚い穴ハイムだなあ
530通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 16:36:19 ID:???
>>520
ドラゴンボールみたいに、混血は優れた戦闘力を持っているって設定にすればいいのさ。
つーかシンがハーフコーディって設定だったらもっと目立ててたかも。
531通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 18:14:21 ID:???
>>527
「これが若さというものか」
シャア ぶってみました
532通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 21:41:02 ID:???
>>518
そら無理だ、プラントじゃナチュラルへの回帰は口に出すのもヤバイ禁忌なんだからな。
はっきり言ってハーフコーディはナチュラルより嫌われてる。
533通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 10:49:42 ID:???
>>532
ハーフってのは実際にどっちの陣営にも受け入れられないって事は実際にあるし
それで「二つの祖国」なんつー名作も一本書けるほど美味しいネタなのにねぇ…
534通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 11:11:52 ID:???
片親がナチュラルってのは結構いるんじゃないか?
結局子供の遺伝子いじるんだろうから、ハーフコーディとは呼ばんだろうけど。
535通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 14:45:06 ID:???
>>534
何故か片親ナチュラルで遺伝子操作した、そういうのはいない。
536通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 14:47:47 ID:???
>>532
禁忌だったらクライン派のラクス人気が謎だが
537通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 14:48:23 ID:???
>>536
なんで?
538通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 14:51:58 ID:???
ナチュラルへの回帰はラクスの父シーゲルの思想だし
ラクスも自分たちコーディネイターには未来がないと認めていたが
539通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 14:53:40 ID:???
人前で大々的に言ってるわけじゃないから
540通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 14:58:04 ID:???
>>536
ラクスは作中一言もナチュラルへ戻りましょうなんて言ってないし、
そのための活動も何一つしてない、ナチュラルと仲良くさせようとすらしていない。
戦いを止めて道を探しましょうと言ってるだけ。
541通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 15:58:48 ID:???
それこそ嫁補正
542通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 16:17:16 ID:???
ラクスがまともに話してるナチュラルって、導師と魔乳とカゴリくらいだ
…意外といるねw
543通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 16:31:52 ID:???
導師:人を見る目が無いという意味で始末に終えないメクラだが、何故かカリスマなのでスピーカーに使える
魔乳:キラを説得する道具になる・アークエンジェルの使い方知ってる
カゴリ:バカだがオーブ代表なので予算をいくらでもくれる
544通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 16:31:54 ID:???
>>542
マルキオと会話なんかしてたか?
545通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 16:39:07 ID:???
バカだなあ、行間を読めっていってただろ、俺もさっぱり意思疎通ができないカルトテロ集団
にみえるけど地球中の人たちが力を合わせて悪の議長をやっつけたじゃないか、しかもザフト
の中にも正道に戻るものを現れる位の説得力、俺はまだまだ修行が足りないよ
546通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 16:43:21 ID:???
読む行間がありません
547通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 16:50:00 ID:???
バカだなあ、行間を読めっていってただろ、俺もさっぱり意思疎通ができないカルトテロ集団

にみえるけど地球中の人たちが力を合わせて悪の議長をやっつけたじゃないか、しかもザフト

の中にも正道に戻るものを現れる位の説得力、俺はまだまだ修行が足りないよ
548通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 19:42:01 ID:???
だからと言って改行するなw
549通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 19:42:46 ID:???
>>540
お前、人の上に立ったことないだろ。
時には、道を示すことも大切だが、示さないで意見を聴きまとめることも大切。
たかがアニメで、ちょっときにいらないからと、文句ばかり言ってる行為が
君たちが批判してるラクシズの行為と何ら変わらないと、そろそろ気付いて欲しいものだ。
550通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 20:00:34 ID:???
>時には、道を示すことも大切だが、示さないで意見を聴きまとめることも大切。
どっちも種じゃ縁のない行為ですよw
551通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 20:17:35 ID:???
俺が!ボクが!私は!・・・・・・・・・・・・・ホント、負債は最低人種だなw
552sage:2006/12/02(土) 20:39:39 ID:5Yu+ATHk
早く種死のほうも続きを書いてほしい・・・
553通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 21:59:10 ID:???
>>552
2ch新人さん?

名前欄にsageいれても意味ないぞ。
554age:2006/12/02(土) 22:32:16 ID:???
よくあるミスじゃないの
555通常の名無しさんの3倍:2006/12/02(土) 22:59:42 ID:???
名前欄のほうには要らんぞw
メル欄だけでおk。
556通常の名無しさんの3倍:2006/12/03(日) 11:57:44 ID:???
>>553,>>555
情報サンクス!
557通常の名無しさんの3倍:2006/12/03(日) 22:12:21 ID:???
ホンマに新人だったんかい!!
558通常の名無しさんの3倍:2006/12/03(日) 22:19:51 ID:???
釣りじゃないのかよっ!(`・ω・´)/
559通常の名無しさんの3倍:2006/12/03(日) 23:01:16 ID:???
そんな奴おらへんやろー
560通常の名無しさんの3倍:2006/12/04(月) 00:56:34 ID:???
>>559
俺も昔やっちゃった
561通常の名無しさんの3倍:2006/12/04(月) 01:38:05 ID:???
とりあえず>>366死ね
562通常の名無しさんの3倍:2006/12/04(月) 08:29:26 ID:???
>>561
お前も消えろ。むしかえすな
563通常の名無しさんの3倍:2006/12/04(月) 18:52:45 ID:???
こんな時こそ、メビウスリンクさん待ってますよ
564通常の名無しさんの3倍:2006/12/04(月) 22:58:06 ID:???
最近職人さんきてくれない(´・ω・`)ショボーン
565通常の名無しさんの3倍:2006/12/04(月) 23:21:50 ID:???
最近スレの雰囲気悪いからなぁ(´д`)
566通常の名無しさんの3倍:2006/12/04(月) 23:34:50 ID:???
黙々と書き溜めしてる俺が来ましたよ

まだ十話、最終話予定が六十話
話の都合で更に一話増えた
なんてこったい/(^o^)\
567通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 00:11:04 ID:???
あ、貴方はまさかーっ!?
568通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 00:11:54 ID:???
職人さんいたー!
しかも大作宣言、待ってるぜ!
569通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 09:02:15 ID:???
ちょっと疑問なんだがファーストでのアムロ作のハロとストライク
エネルギーゲインだけで言ったらどっちが高いんだろう?
570通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 09:23:45 ID:???
>>569
聞くまでも無ぇ。
ストライクだろ、さすがに。
571通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 09:31:30 ID:???
俺もUC厨だが流石にそれでハロの方が高いといえるだけの度胸は無いな
572通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 09:59:12 ID:???
ハロだけならGジェネから引っ張ってこれたのに知能プレイだなwww
573通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 10:13:29 ID:???
ハロは移動+2だから、正直ストライクより使える
574569:2006/12/05(火) 11:38:08 ID:???
ファースト原作で『すごい数倍のエネルギーゲインがある』
ってガンダムのこと言っていたけど
アムロが普段いじっているメカって言ったらハロしかないから
RX−78>核融合の壁>>ハロ>(RX−78の数分の一の壁)>ストライク
って形になっちゃうんじゃないかな…などと思ってしまっていた漏れがいたわけだったのだが
そうだよな…いくらバッテリーとはいえおもちゃに負けるなんて無いよな
575通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 12:10:59 ID:???
>>574
お前はアムロが他の機械の性能を何一つ知らないとでも思ってるのか?
つか、自分で直接弄った機械の性能しか知らないのかよwww
今時の小学生よりアムロが馬鹿だってか?
576通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 12:12:22 ID:???
ザクと比較してるんだろ
常識的に考えて・・・
577通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 12:20:02 ID:???
連邦の戦車かもわからん
ザクのスペックって手に入るもんだっけ
578通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 12:30:59 ID:???
>>577
ヒント・テムパパンのパソコン盗み見てた
579574:2006/12/05(火) 12:44:16 ID:???
>575>576>578
失礼した…とんちんかんなこと考えてた
なるほどねザクと比べてか…納得
アムロもハッカーだったんだよなそういえば
580通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 12:49:24 ID:???
アムロみたいなオタクで引きこもりで、友達も碌にいないような15の少年が
人を殺して、初恋の人に死なれて、仲間を失って、わかりあえた人を殺してしまって、それでも頑張って成長をしていくんだぜ
悲しすぎる
581通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 13:15:23 ID:???
>>580
だが、キラよりはマシだ。
582通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 15:14:48 ID:???
(▼∀▼)ノ<キラ君も私の様なよきライバルに巡り逢えれば違ったかもな
583通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 15:18:05 ID:???
そういえば、キラって終始無敵だったな
584通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 17:56:07 ID:???
>>573
ちょwwwそれスパロボwww
585通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 19:00:20 ID:???
>>582
お前、シャアだろ?
(´,_ゝ`)プププ
586通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 22:54:56 ID:???
アムロのライバルって言うか目標はラルおじさんだよね。
後はララァも入るのか。
587通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 23:20:01 ID:???
今日も職人さんこないの?(´;ω;`)ウッウ
588通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 23:25:47 ID:???
今は耐えるときなのだよ
589通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 00:53:27 ID:???
>>587
あんまし言うとプレッシャーになるから
やめれ。
590通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 01:47:38 ID:???
12月は何かと忙しいからねー仕方がない
591通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 02:55:38 ID:???
スレの雰囲気からして新職人が来そうに無いから減る一方なんだよな
592通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 10:38:24 ID:???
>>590
でも僕等は12月忙しくないよね!!・・・・・・・・・・・('A`)
593通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 10:47:04 ID:???
俺は忙しい
免許とったり、受験の準備したり
でも此所にはくる
594通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 11:00:01 ID:???
>>593
オマイ・・・12月っていったらあの悪魔のイベントしかないだろうに・・・('A`)
595通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 11:34:21 ID:???
大佐、12月だけアクシズ落としてください
596通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 12:10:17 ID:???
そういえば、νガンダムってジェネレータ出力低いけど
直結してるビーム兵器ってサーベルとライフルだけなんだな
シールドもファンネルも独自にジェネレータ持ってるんだなあ
597通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 12:44:06 ID:???
>>594
天国へ行く道。まさに煉獄。すばらしい!
598通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 14:40:35 ID:???
>>596
UCMSのビーム兵器のエネルギー源?は、MS本体には頼ってないよ
599通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 14:45:12 ID:???
出力も別に低くはない
600通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 15:05:45 ID:???
フリーダムの「あの」データを見て、出力が低いとか思ってないか?
フリーダムのは、キャパシティなんだけどな……
601通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 15:58:13 ID:???
いつも思うんだけどMSのジェネレータ出力に関してはエネルギー変換効率とかもあるから低くてもあまり問題にならないんじゃないかな。
それに例えスペック上低出力でも、ビームライフルなんか直撃すれば大抵一撃死させられるんだから当てられる腕があれば問題ないと思う。
特別硬い装甲を持つ機体以外ではジムUのビームライフルだろうがνのビームライフルだろうがあまり変わりはなさそう。
602通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 19:48:49 ID:???
「当たらなければどうと言うことは無い!」  (#▼△▼)
603通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 20:10:01 ID:???
まあ、そうなんですけどね。
ていうか大佐、旧シャアから抜け出しちゃ駄目です!
さあ、帰りますよ。
604通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 20:17:37 ID:???
確かに
ジェネレーター出力=強さだったら、V2ですらZZに勝てない、ってなっちゃうし
605通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 20:48:39 ID:???
ジェネレーター出力=強さだったら、∀は逆立ちしてもターンXに勝てないことになるな
606通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 21:38:55 ID:???
ジェネレータ出力だけみればν<RX-78-2だよな
607通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 21:53:07 ID:???
>>606
wikiによるとガンダムのジェネレータ出力は1,380kW
νガンダムのは2,980kW

これが正確かどうかは知らんが、出力だけ見たってRX-78>RX-93て事は流石に無いんじゃね?
608通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 22:58:00 ID:???
6万5千馬力のことか
609通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 23:15:23 ID:???
>>606
ちょっとググるだけで嘘っぱちだと判るようなネタを何処から持ってきたんだよ。

あ、ウリジナルな機体の事ですか?
610通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 23:16:40 ID:???
たぶんRX78とSRXを間違えたんだよ、スパロボの
611通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 23:28:53 ID:???
RX-7かもしれない
612通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 23:45:57 ID:???
RX-8にしとこうぜ
613通常の名無しさんの3倍:2006/12/06(水) 23:46:04 ID:???
彼は、仮面ライダーBLACK・RXと比較してるんだよ。
614通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 19:51:42 ID:???
>>612
レーバティンか?
615通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 20:29:37 ID:???
レーバンテインはARX-8じゃね?
616通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 20:36:54 ID:???
車だろ。
617通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 20:56:23 ID:???
むしろレーバティンの方がわからんちゃ
618通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 21:16:01 ID:???
>>617
お前相良軍曹殿に爆破されるぞ
619通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 21:23:47 ID:???
>>618
相良軍曹は普通に流しそうだけどむしろアルがチェーンガンを炸裂させそうです
何しろ、自分が自分で自分の体に名付けたというナルシストっぷりwww
620通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 22:23:08 ID:???
最近読んでなかったがそんな事になってたとは。

実在のボウガンから神々の長の一人の持つ炎の魔剣にバージョンアップか・・・
それだけのパワーアップを果たしたという自負ゆえかはたまた・・・

って気付けば思いっきりスレ違い棚。
621通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 22:30:51 ID:???
剣じゃなかろう
622通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 00:20:17 ID:???
レーヴァンテインは剣だぞ
物によっては形は杖ともいうが、それでも杖の型の剣って事らしいし
623通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 00:35:17 ID:???
いや、単純にレーヴァンテインのテインってのが、杖って意味なんだよ。
直訳すると、害をなす真の杖とかいうらしい。
これ以外にも、ガンバンテインとか、北欧神話には、魔力を持つ武器にテインって名前がつくことが多いよ。

因みに、これはロキが作ってスルトの妻シンマラが保管してる記述があるだけなんで、実際にスルトがラグナロクで使ったかどうかは謎。
また、ラグナロクでスルトが世界を焼き払ったのは松明なんで、炎の魔剣ってのもただのイメージでしかない。
まあ、剣の煌きを松明に喩える事もあるんで、実際に炎の魔剣なのかも知れないけど。
624通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 00:57:45 ID:???
レーヴァテイルにしたらどうだろう
625通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 03:26:26 ID:???
鞘を連結させると弓になるよ!
626通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 05:14:07 ID:???
>>625
はいはい、大人しく白い悪魔スレに帰るぞ。
627通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 06:16:05 ID:???
>>624
セイ!セイ!セイ!
628通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 07:00:29 ID:???
>>624
あなたが星詠みか?
629通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 08:57:55 ID:???
全てのモビルスーツ<<<《岸和田の壁》<<<デギン
630通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 09:53:41 ID:???
>>626
ここも一応白い悪魔スレなんだが…
631通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 12:59:31 ID:???
>>630
誰が上手い事言えとwww
632通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 18:43:34 ID:???
連邦の白い悪魔 VS 管理局の白い悪魔

管理局の白い悪魔 VS キラは簡単に決着がついてしまったからなwwww
633通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 19:27:14 ID:???
問題はなのはの攻撃が当たるかと、νの攻撃が効くかだな
634通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 20:06:36 ID:???
だれか無知な俺に>>362を説明してくれないか?
635通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 20:08:11 ID:???
>>362じゃなくて>>632だった
636通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 20:23:57 ID:???
>634
魔砲少女もとい魔法少女リリカルなのはの主人公なのはのこと
白い服を着ており、「悪魔め!」と言われ「悪魔でいいよ」と開き直ったりする魔法少女w
小説版ではもろに「白い悪魔」と書かれているらしい・・・
637通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 20:32:09 ID:???
>>636
サンクス
638通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 20:56:34 ID:???
>>633
νは飛べないので大気圏内では勝負にならない。
流石のアムロも飛べないνでは飛んで逃げられたら追いつけないだろうし、距離を置かれた後に魔砲ぶちかまされたらどうにもならないだろう。
なのは達が宇宙でも戦えるなら宇宙戦では有利そうだが。
639通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 21:02:40 ID:???
アムロならどちらかが疲れ果てるまで決着つかない気がする。




キラとハイネは負け、シンは負けた後ペットにされたが
640通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 21:33:40 ID:???
>>638
直撃しなくてもビームの粒子で死にそうではある
641通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 23:21:18 ID:???
>>640
どっちのビームだ?
なのはのビームならνに乗ったアムロなら直撃どころかかすりもしないだろうし
νのビームだったらなのはに直撃させても装甲で全部とめられるだろう
642通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 23:25:45 ID:???
当たらないと効かないの勝負だからνのENか弾が切れて撤退じゃね
643通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 23:28:36 ID:???
>>638
ある程度の空中戦はできるだろう。
644通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 23:30:12 ID:???
>>643
ある程度の空中戦じゃ無理だと思うぜ
645通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 23:31:17 ID:???
フィンファンネルも大気圏内だと性能低下or使用不能だしなぁ
646通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 23:31:19 ID:???
>>641
本当に止められるの?
647通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 23:34:34 ID:???
νのビームだったら余裕だろ
闇の書のフォトンランサー・ジェノサイドシフト止めれたんだし
648通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 23:35:54 ID:???
直射型だったら当てれないだろうが誘導操作弾だったら・・・
無理か、ファンネルをビュンビュン避けてるしな
649通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 23:38:46 ID:???
アムロに当てようと思ったら範囲攻撃魔法しかないんじゃねぇの?
それか空間攻撃魔法か
650通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 23:41:56 ID:???
スーパー系とリアル系どっちが強いと一緒で決着つかないと思うぞ
スパロボだと少なくとも10のダメージはいるから時間やればリアルが勝つが
651通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 23:46:56 ID:???
>>647
っと、するとビームサーベルかファンネルを使った多角攻撃しかないか。
球面型のシールドなら防御力下がるし。
>>648-649
宇宙空間ならそれも可能かもしれないが、大気圏内で完璧な回避を続けるのは流石に無理だと思うんだが。
実際ファーストの頃も盾や装甲の防御力に結構頼ってたし。
652通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 23:47:48 ID:???
そういえばさ、ハイストリーマーアムロは、ジェガンよりも旧式のジェダってモビルスーツに乗って
装備も通常のとまったく変わらない普通の武器のはずなのに
ビームライフルを散弾として撃てるらしいな
νでもできるとは思う
てかマシンガンのように撃つのも、散弾のように撃つのもどっちもやりかたわかんねぇよwwww
でも凄い、すごすぐる
653通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 23:49:49 ID:???
>>651
ラウンドシールド使わなくてもバリアジャケットと防護フィールドで余裕で止められると思うぞ
んで大気圏内でもアムロなら余裕でよけれるだろ
特に固定砲台のなのはさんは発射ディレイがくそなげぇし
654通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 23:50:33 ID:???
まだフェイトの方がリアル系同士で勝負になると思う
655通常の名無しさんの3倍:2006/12/08(金) 23:57:04 ID:???
なんでなのはさんでこんなに盛り上がってるんだwwwww



オレもまぜろ!
656通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 00:00:16 ID:???
つーかあの世界の魔法使いは戦闘に傾斜しすぎwwwww
もっと平和利用しろよwww
657通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 00:05:21 ID:???
658通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 00:11:50 ID:???
まぁまず間違いなく言えることだが、フリーダムよりは強いよ
659通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 00:16:20 ID:???
>>657
>速度記録を目指したミグ25か何かの記録写真ではありません。
吹いたwwwwwwwwwwwwwww
660通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 00:34:28 ID:???
なのはさんならどこまで耐えれるかね
661通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 00:39:40 ID:???
耐えるだけならツインサテライトも耐えられそうだ
662通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 00:54:26 ID:???
なんだよ。伸びてるから投下あったかと思えば、くだらない雑談かよ…
663通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 02:20:23 ID:???
664通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 02:23:07 ID:???
>>663
おまけ、ゴルゴ13の方が強いかもな
665通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 02:27:26 ID:???
>>663
・゚・(ノД`)・゚・シン・・・
666通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 03:28:16 ID:???
http://stage6.divx.com/members/91755/videos/1013504
じゃあこれおいておきますね
667通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 03:50:30 ID:???
>>663
なのはさんマジ外道ww
668通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 03:55:20 ID:???
>>663
フレイ二度撃ち吹いたw
669通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 04:21:07 ID:???
>>663
流石なのはさん!
俺たちに出来ない事を平然とやってのける!
そこに憧れるぅ!痺れるぅ!
670通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 09:27:32 ID:???
そろそろマジでスレ違いだから管理局の白い悪魔スレにいこうぜ。マジで。
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1163678370/l50
671通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 10:08:57 ID:???
5時間以上レスが続かなきゃ自然収束しただろうに・・・
672通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 11:58:32 ID:???
>>661
Xだからって馬鹿にしてんのか!
67398 ◆TSElPlu4zM :2006/12/09(土) 16:52:17 ID:???
仕事が入ったり、プロットの見直ししたりで投下が遅れています
明日中くらいには投下出来ると思いますので、しばしお待ちくださいまし |・∀・) オクレテゴメンネ!

それにしても今回の仕事は賞取り物だから、実製作までこぎつけないと
この三週間の働きがタダになっちゃうのがキツイっすよ・・・orz
674通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 17:07:46 ID:???
ヲヲ98氏!ひさしぶり!!
忙しそうっすね。年末だもんなぁ…
焦らなくてよいのでがんがってください
期待して待ってますぜ!
675通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 18:33:12 ID:???
年末だからなー
職人のみなさんもそれぞれの事情で忙しくて余裕なくても当然だもんな
投下はいつでもいいっすよ!
676通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 07:24:16 ID:???
98氏お疲れ様です。
こちらはただ待って読ませてもらっている身
投下が遅れることぐらいは気にしないで下さい
677通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 18:54:09 ID:???
定期age
678通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 23:16:22 ID:???
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
679通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 23:27:55 ID:???
マダァァァァ-!!!?(`Д´)っ/凵⌒☆チンチンチンチンチン
680通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 23:41:25 ID:???
落ち着け
681通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 01:03:56 ID:???
ttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/871392.html
ビームライフル連射っぽい画像でも見て落ち着け。
682通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 01:27:35 ID:???
>>678-679
年末なんだからさ、察しろよ。
683通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 02:01:17 ID:???
全く関係ないが>>666のMADで流れている曲の詳細誰か解らんか
イニDだとは解るんだが
68498 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:33:58 ID:???
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1163351883/293 の続きです

 月の地球連合軍プトレマイオス基地の第八艦隊司令官用の一室では、小太りの男性、ホフマン大佐が椅子に座り、上官を待っていた。
 扉が開くと、ホフマンは立ち上がり、敬礼をする。
 入って来た男性は、軍人としては結構な年齢だろうが、それを感じさせない引き締まった体をしていた。何よりも蓄えた髭と、その堂々した態度には貫禄を感じられた。

「ホフマン、おはよう。アークエンジェルからの連絡はあったかね?」
「閣下、おはようございます。アークエンジェルはおろか、先遣隊、捜索隊からも発見の報はありません」
「未だ連絡はなしか……」

 ホフマンの上官である地球連合軍第八艦隊司令官デュエイン・ハルバートン准将は挨拶をすると、自ら推し進めたG兵器開発計画の母艦であるアークエンジェルの行方を気に掛ける。
 しかし、返って来たのは、彼の望むような朗報ではなかった。
 呟くハルバートンに、ホフマンが一歩前に出て口を開く。

「……閣下、申しにくい事ではありますが、アラスカでは、この度の事で閣下に対して良く思わない者達が不満を上げております」
「……だが、モビルスーツと艦が無事あれば、いずれ必ず、我ら地球軍の利となる」
「アラスカは、そうは思ってないようですが……」

 ハルバートンの力強い声に対して、やや冷めたようにホフマンは答える。

「ふん!奴等に宇宙での戦いの何が分かる!地上から見上げているだけの連中には、何も理解など出来ぬのだよ。モビルスーツと艦が無事あれば、問題にせねばならぬことは何もない」
「……閣下……」

 ハルバートンの言葉は、多少、怒りを含んでいながらも自信に満ち溢れたものだった為、それ以上、ホフマンは何も言えなくなる。
68598 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:34:08 ID:???
 その時、扉が開き、下士官が入って来た。

「失礼します。地球衛星軌道上にザフト軍と思われる艦艇が集結している模様です」
「ザフト軍がか!?」
「ふむ……。規模はどのくらいなのだ?」

 ホフマンが驚くと、ハルバートンは顔色を変えず、冷静に状況報告を求めた。

「数は多くはないようですが、巡回中の艦艇が多数、報告をしてきております」
「そうか……。変化があれば報告せよ」
「は!」

 ハルバートンは頷くと、下士官を下がらせ席へと腰を落とした。
 ホフマンが、席に座るハルバートンを見すえながら質問をするように口を開いた。

「どう言う事でしょうか?」
「分からぬよ。位置からすれば地球降下でも企んでいるのであろう。かと言って、数は少ない。今、我々が自ら、赴く程でもなかろう。何かあれば、アラスカが喚きおるだろうがな」
「それでは、その時の為に出撃体制を整えるよう、伝えておきます」

 アラスカで机上の空論しか展開出来ない将校達を皮肉るようにハルバートンは言うと、ホフマンは頷き、自ら進んで対応の準備を口にする。
 考えの違いは有れど、ハルバートンに取っては、ホフマンは有能たる部下だった。

「うむ。アークエンジェルが先遣隊と合流出来ていない以上、万が一、現れた場合の為に補給が出来るよう、物資を積み込んでおけ」
「はい。分かりました」 

 ハルバートンは、行方知れずのアークエンジェルが帰還するのを信じて望みを掛けていた。
 ホフマンとしては、アークエンジェルが生き残っているとは思えなかったが、尊敬する上官であるハルバートンの命令であり、拒否するような内容でも無かった。
 ホフマンは敬礼をすると踵を返し、司令室へと向かうのであった。
68698 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:34:36 ID:???

 アークエンジェルの格納庫では、日課となったキラの戦闘訓練が行われていた。
 キラは、飲み込みがいいのか、少しづつだが着実に腕を上げて行く。そんな姿に、指導をしているアムロとムウは嬉しくもあった。
 その三人が休憩がてら、話している時に、マードックが寄って来て、声を掛ける。

「大尉さん方、ちょっとすみません。おい、坊主!いいか?」
「マードックさん、なんですか?」

 キラが何事かと言う表情でマードックに聞き返すと、マードックは頭を掻きながら言った。

「ストライクの武装でな、相談があるんだ」
「ストライクの武装?」
「なになに?なんか、面白そうじゃん」

 アムロがマードックを見ながら口を開くと、ムウが興味有り気な表情をする。
 マードックは三人を見回しながら口を開く。

「νガンダムにアグニを持たせちまったから、ランチャーストライクの武装が余っちまっただろ?どうにか使えねえかと思ってな」
「機体バランスが悪くなるんじゃないのか?」
「地上ならまだしも、無重力空間ならバーニアの推力バランスでどうにかなりませんかね?あのパーツにもバッテリーが積んであるし、稼動時間は稼げますよ。ただ、エール装備で使うなら、機動性は落ちますが……」
「稼動時間と武装が強化されるのは確かに魅力だが、機動性が落ちてはな……」

 マードックのアイデアにアムロが渋い表情で考え込むと、ムウが疑問を口にする。

「だとしても、そんなの出来んの?同時使用なんて、システムに組み込まれてないだろ?」
「確か、出来ませんよね?」
「だから、そこらへんをクリアする為に、OSをいじくれる坊主に声をかけたんだよ」

 キラがムウに向かって頷くと、マードックがキラを見ながら、諦め半分の感じの表情になる。
 ムウの指摘は間違いではなかった。ストライクのシステムには、武装を同時に扱うプログラムは実在しなかった。
 マードックも分かっていながらも、キラならプログラムの書き換えが可能かと思い、聞いてみたのだった。

「……軍事用のOSですからね。ゼロからだと、流石に無理だと思います」
「……そうか」

 キラは少し考え込むと、マードックを見上げるように答える。
 マードックは諦めの表情を浮かべつつ、納得しながらも肩を落とした。
68798 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:35:33 ID:???

 プラント本国を数隻の戦艦と共に、攻撃の第一陣として出港したヴェサリウスは、奇襲を掛ける敵に気取られないように静かに地球連合軍基地へと向かっていた。
 イザークとディアッカは、自分達の母艦であるヴェサリウスの通路で移動していた。

「なあ、イザーク。作戦、うまくいくと思うか?」
「成功させるのが俺達の仕事だ」
「だとしても、宇宙での敵の重要拠点だぜ?早々、落とせるとは思えないんだけどさ」
「そんな弱気でどうする!隊長も負けられない戦いだと言っていただろう!」

 淡々と答えるイザークに対し、ディアッカは作戦に疑問があったのか、否定的な言葉を吐いた。
 イザークは、ディアッカの言葉を弱気と捉えたのか、怒ったように睨みつける。
 ディアッカは、分かっているとばかりに、うんざりとした表情をしながらも、自らの思いを口にする。

「そりゃ、そうなんだろうけどさ。いくらなんでも無謀だろ?」
「だとしても、成功させるんだ!」

 イザークもディアッカに近い考えを持っていたのか、そんな言葉が吐き出されたが、口調は、赤服のプライドなのか、怒りを含んだ物だった。
68898 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:35:43 ID:???
 丁度、曲がり角の所で、隊長室へと向かうクルーゼが姿を現した。

「どうした、二人とも?」
「あ、隊長!……いいえ、なんでもありません!」

 イザークとディアッカは、クルーゼが現れた事に慌てながらも、今の会話を聞かれていまいかと、内心焦りながら敬礼で誤魔化す。
 クルーゼは、二人を見透かしたかのように、不適な笑みを湛えながら口を開く。

「作戦が無謀だとか聞こえたが?」
「――やべっ!」
「――!け、決して、そんなことは!」

 クルーゼの言葉に、ディアッカはバツの悪そうな表情をすると、イザークは慌てながら、否定しようとした。
 そんな二人を見てか、クルーゼは苦笑しながらも本音を言う。
 
「まあ、いい。私も、完全に潰せるとは思ってはいない。泡良くば、基地としての機能を停止させればと思っている」

 イザークとディアッカは目を丸くすると、クルーゼの口調は重みのある物へと変わる。

「だが、これだけの作戦だ。出来る事なら成功させたい。今回は、その為にブリッツをここに投入する事を決めたのだ。慣れない機体だろうが、イザーク、君に作戦の成否は懸かってると思ってほしい」
「――は!全力を尽くします!」

 クルーゼの話に自分の役割の重さを感じたのか、イザークは背筋を伸ばし、敬礼で返した。
 クルーゼは頷くと、今度はディアッカを見据えながら言う。

「ディアッカ、もちろん君にも期待をしている」
「――は!」

 ディアッカも、イザークと同じように敬礼で返すと、クルーゼは、その場を離れた。

「どの道、囮がうまく立ち回ってくれなければ、どうしようもないのだがな」

 一人、移動するクルーゼは、自らが提案した作戦を皮肉るように、仮面の下で微笑んだ。
68998 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:36:20 ID:???

 アークエンジェルの食堂では、いつもの如く、数人のクルーが代わる代わる食事を取っていた。
 そこに、ストライクの武装強化案が不可能になった事で、肩を落としているマードックがやって来た。自分のアイデアが駄目だった事で、気落ちしていても人間なのだから、やはり腹は減る。
 マードックの気落ちした姿を見て、食堂の手伝いをしていたラクスが声をかけた。
 
「どうかされたのですか?」
「……コーディネイターの嬢ちゃんか」
「はい!でも、私にはラクス・クラインと言う名があります。出来れば、名前で――」

 柔らかい微笑を湛えるラクスに、こうもニコニコしてられるのかと、マードックは毒気を抜かれた気分になり、溜息を吐くと、口を開いた。

「……はぁ。ラクスの嬢ちゃんよ、とりあえず、メシ貰えねえかな?」
「――はい!少し、お待ちいただけますか?」

 ラクスは、変わらぬ笑みで答えると、厨房へと向かって行った。
 そこへ、マリューが食堂へと入って来て、挨拶がてら声をかけた。
「あら、マードック軍曹。お疲れ様です」
「ああ、艦長。どうしたんですか?」
「ええ、ブリッジに行く前に飲み物でもと思って――」

 マリューは今から勤務に入るらしく、少し苦笑いを浮かべた。
 マードックは、マリューの顔を見据えると、思い出したように口を開く。

「――あっ!そういや、艦長、技術系だったよな?」
「――え!?ええ、そうですけれど……」
「そりゃ、都合がいい!ストライクの事で相談があるんですが、いいですかい?」
「……ストライクの事で……?」

 マリューはマードックの視線に困惑したような表情をしたが、ストライクの話と聞いて、表情が真剣な面持ちへと変わる。
 マードックもアイデアを捨てきれていないのか、格納庫でキラ達に言った事を繰り返すように話し始めた。
69098 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:36:47 ID:???

 ニコルを乗せた戦艦は、ヴェサリウスよりも早く出港し、多数の艦と共に地球衛星軌道上に向かっていた。
 兵士達の士気は、ラクス・クラインの暫定的な死亡報道で、異常な程に高く、艦内は熱気に溢れ返っていた。
 そんな中、デュエルのコックピットでは、イザークに合わせられた設定を変更する為、ニコルが自らキーボードを叩いていた。

「設定はブリッツと同じで大丈夫みたいだ。壊さないようにしないと」

 独り言を呟きながら、ニコルはキーボードを叩き続ける。そんな中、ブリーフィング時のイザークを思い出す。
 ニコルは、イザークの事が嫌いではない。イザークは口が悪いけど、そんな処が不器用なだけで、イザークなりの優しさがあると分かっていた。

「イザークが気を使ってくれたんです。絶対に勝たないと……」

 ニコルはイザークに感謝しつつ、キーボードを叩く。
 こうしてると、色々な事を思い出す。家族や、仲間。そして、フレイとアスランと過ごした数日間。本当に色々あったと思った。
 その中、思い出すのは、アスランとフレイの最後の会話だった。

『キラとは……お前とは戦いたくない。って……伝えてほしいんだ』
『――えっ!?……戦いたくないって……どう言う事……?』
『キラは戦う事が嫌いなのに……そのモビルスーツにキラが乗っているんだ……』
『……友達……同士で……戦ってるの……?』
『……そう……なる……な……』
『そんなのおかしい……おかしいわよ……。友達なんでしょう……どうして戦わなく
ちゃいけないのよ!』
『……俺も戦いたくないさ!だから、君に伝言を頼むんだ……頼む、キラに伝えて欲
しい』
『……うん……必ず伝える』
『……ありがとう。……それじゃ、元気で……。次に会う時には、戦争が終わってい
る事を願うよ』
『……うん、アスランも元気で……』

 キラがアスランにとって、とても大切な友人であるのが理解出来た。で、なければ、いつも冷静なアスランの様子がおかしいなんてないのだから。
 キラに対して、自分よりも大切にされている事への嫉妬なのかもしれない。
 もしも、キラではなく、ニコルがアスランの敵になっていたら、アスランはあそこまで、思ってくれたのだろうかと少しだけ考えてみた。
 アスランは、掛け値無く、友達を大切にするのが分かっている。そこで考える事を切り替え、友達となったフレイの事を考える。
 アスランの婚約者であるラクスも好きだが、話した事がほとんど無い為、あまり身近には思えなかった。ナチュラルとコーディネイターの壁はあっても、遥かにフレイの方が身近に思えた。
 ラクスには悪いが、アスランとフレイは美男美女の組み合わせだし、何よりも、ナチュラルとコーディネイターの壁を取り払えるような気がしたのも事実だった。
 出来る事なら、フレイにアスランとの約束を守ってほしいし、キラとアスランが戦わなくて済む近道なのかもしれないと思った。しかし、知ってしまった以上、悠長な事は言ってられなかった。

「アスラン……あなたとキラさんは戦わせません」

 ニコルは、アスランの顔を思い浮かべた。
 戦場でキラに会う事があれば、まずは、キラを説得してみようと思った。それでも駄目なら仕方がない。アスランとフレイには、悪いとは思うが、守るべきは自らの友達なのだから。

「キラさんが、アスランと戦うと言うのであれば――!」

 ニコルは決意も新たにすると、OSの認証キーを押し、ブリッツの調整を終了させたのだった。
69198 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:37:42 ID:???

 キラ、アムロ、ムウは、マリューに呼び出され、アークエンジェルのブリッジに集まっていた。
 マリューの話は、マードックが話していた事と大して変わらない物だったが、艦長として、ストライクを守ろうとする熱意が伝わって来る物ではあった。

「――と、言う話なんですが、不可能でしょうか?」
「いや、無理では無いだろうが、やり始めれば、それなりに時間が掛かる。それだけの余裕がある訳ではないだろう?」
「……ええ」

 アムロが渋い表情をしながら反論をすると、その通りなのか、渋々とマリューは頷く。

 アムロとムウは、ストライクは現状で、問題がないと思っている。それならば、あまり効率の悪い事をするよりも、純粋にキラの腕を上げる事が先決だと思っていた。
 ムウが畳み掛けるように、言葉を続ける。
 
「しかも、出来るのはキラだけなんだろう?余裕も時間も無いなら、無理だろう」
「しかし、我々はストライクをどうしても守らなければなりません。その上で、戦闘にも投入しなければならない……。少しでも、守る手立てが有るなら講じるべきかと……。キラ君、無理かしら?」
「……流石に、僕一人で、プログラムを組むのは無理ですよ」
「……そう」

 マリューの熱意に、キラは困りながらも否定の言葉を言うと、マリューは諦めたかのようにうな垂れた。
 それを聞いていたトールが、立ち上がり声をかける。

「あの、すみません!今の話って、ストライクのパワーアップの話ですよね?」
「……パワーアップと言う程の物でもないけれど、似たような物ね」
「それで、うまく行けば、キラの帰って来れる確立が上がるんですよね?」
「……ええ」

 マリューは頷きながらも、何故、トールがそんな事を聞いたのか不思議に思った。
 トールは真剣な面持ちで、サイの方に顔を向ける。

「なあ、サイ!」
「ああ。……その、プログラム組むの、僕達にやらして貰えませんか?キラ程じゃないですけれど、僕達も、それなりに勉強してますから」
「それで、キラが俺達の所に帰って来れるなら、がんばりますよ!」
「……あなた達」
「……みんな」

 サイは、トールの呼びかけに頷くと立ち上がり、マリューへ向かって協力を申し出る。続くように、トールが言うと、マリューは感慨深げに二人を見つめた。
 周りの者達も、申し出に目を丸くしていたが、特にキラは、驚きが大きかったようだった。
69298 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:37:53 ID:???
「はあ……。こりゃ、やるしかなさそうだな」
「ああ。人の想いと言う奴だな……。仕方がないが、受け入れる以外なさそうだな」

 ムウとアムロは、キラを想う彼らの友情に白旗を揚げたのか、苦笑いをする。
 アムロやムウ、マリューや友人達にしても、キラを心配する気持ちは同じだった。
 サイは、アムロとムウのやり取りを聞いて、視線をキラへと向ける。

「流石に俺達だけじゃ、時間、掛かり過ぎるから、キラにも手伝って貰いたいんだけど……」
「……うん、手伝うよ」
「キラ、訓練はどうする?」
「やります!今まで通りでお願いします」

 ムウの問いかけに、キラは今迄と変わらぬ真剣な表情で応えると、指導している二人は頷く。 
 そのやり取りを見ていたナタルが、キラに対して口を開く。

「ならば、プログラムを組みやすいように、我々がサポートしよう。彼等がブリッジに居る時間を、なるべく少なくするなり、ここで作業出来るようにするなり、考慮しよう」
「……バジルール少尉」
「……ナタル」
「頼んだぞ、キラ・ヤマト。それから、みんなも……」

 キラとマリューは、ナタルの申し出に驚きながらも、その他のクルー達を見回す。彼等もナタルの申し出に賛同するかのように、頷いたり、親指を起てたりとアピールをしていた。

「決まったようだな」

 それを見たアムロが、マリューに向かって告げた。
 マリューは何を思ったのか、目を瞑ると立ち上がる。引き締まった表情で少年達を見回した。

「……キラ・ヤマト、トール・ケーニヒ、サイ・アーガイル、ミリアリア・ハウ、カズイ・バスカーク。あなた達を臨時ではありますが、志願兵としてアークエンジェルに迎え入れます」
「「「「「えっ!?」」」」」
「例え、非常事態でも、民間人が戦闘行為を行えば、それは犯罪となる。それを回避する為の措置だ」
「……みんな、ごめんなさいね」

 少年達はマリューの突然の言葉に驚きの声を上げると、ナタルが少年達を見つめながら言った。
 マリューは、申し訳なさそうに少年達に謝罪をした。

「……いいえ。これで、みんなを守れるのなら!」
「「「「……キラ」」」」

 キラは少し目を臥せるが、顔を上げると、はっきりとした口調でマリューに告げる。その表情は、少し大人びて見えた。
 友人達もキラの言葉を聞いて覚悟を決めたのか、表情が引き締まる。

「……全員、地球連合軍の兵士として、恥ずかしくない行動をするように。あなた達が、誰一人、欠ける事の無い事を願います」
「「「「「――はい!」」」」」

 マリューは、凛々しく少年達に告げると、少年達は声を揃え、返事をするのだった。
69398 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:38:52 ID:???

 アムロとキラは、共にブリッジを後にすると格納庫に向かう。その途中、ナタルがアムロを追い掛けて来たらしく、声を掛けてきた。

「――アムロ大尉!」
「ん!?どうした、バジルール少尉?」

 アムロは振り返ると、何ごとかと聞き返した。
 ナタルは少し沈んだ表情で、言いにくそうに口を開く。

「……この前の話なんですが……」
「ああ、その事か……。キラ、先に行っててくれ」

 アムロは思い出したように答えると、キラを格納庫に向かうように告げると、キラは頷き去って行った。
 キラが見えなくなると、ナタルがアムロを見つめる。

「……艦長に相談してみました。でも……どうするかは決まっていません……」
「……そうか。そう、気を落とさないでくれ」
「……しかし……」

 ナタルには、アムロの言葉が強がりに聞こえたのか、悲しそうな表情になった。
 アムロは、そんなナタルを見てか、彼女に気を使うように微笑む。

「まだ、どうなるとも決まってないんだ。それに、君達が僕を擁護してくれるんだろう?」
「……はい」
「僕も、この艦に愛着が沸き始めている。……出来るならなら、裏切るような真似はしたくはない」
「……はい。私も、大尉を……ニュータイプの可能性を信じてみたいのです」

 ナタルは、やや頬を染めつつ、「裏切るような真似はしたくはない」と真顔で言ってくれたアムロを見つめる。
 アムロも一介の男性として、ナタルが自分を慕ってくれているのは感じていた。
 本来なら、拘束されても可笑しくはないのだ。何処の馬の骨とも知らない自分の為に、親身に気を使ってくれる。心苦しくも有り難いと思った。

「……ナタル、君には苦労を掛けるな。すまない」
「――いいえ!そんな事は、ありません!」

 ナタルは首を振ると、アムロに名を初めて呼ばれた事で、染まってた頬が更に赤くなるが、軍人らしい姿勢は崩していなかった。
 アムロは、そんなナタルを見てか、彼女らしいと思いつつ微笑む。

「ありがとう。……少し、肩の力を抜いた方がいいぞ」
「はぁ、そうでしょうか……?」
「君はチャーミングなんだ。その方が、もっと魅力的に見える」

 アムロはナタルの肩を軽く叩くと、格納庫へと向かってナタルに背中を向けた。
 ナタルはアムロの言葉に、自分の顔に熱を帯びて行くのを自覚して焦ったように声を上げた。

「――ア、アムロ大尉!?」

 ナタルは頬を染めながら、格納庫へと向かうアムロの背中が見えなくなるまで、見送るのだった。
69498 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:39:18 ID:???

 アマルフィ家にリビングでは、フレイとニコルの母のロミナ・アマルフィがソファに座って、モニターを見つめていた。
 ロミナ・アマルフィを一目見れば、ニコルが母親似と分かる程、可愛らしい女性だった。しかし、その可愛らしい顔は、微かに眉を顰めていた。
 原因はモニターから流れて来る、ニュースが原因だった。内容は地球軍批判の放送だった。
 ロミナとて、今回の事件で怒りは有れど、戦争を長期化させるような事をすべきでは無いと、自らの伴侶が言う事と同じ考えを持っていた。それに息子のニコルが軍人でもあるのだから、心配なのだ。
 フレイは、そんなロミナの表情を見て、ニコルの心配をしているのを感じたのか、気を使うように声を掛けた。

「おばさま……」
「フレイさん、何?」

 ロミナは、フレイの方に顔を向けると微笑んだ。
 フレイにはロミナの表情が痛々しく感じられた。そして、そんな心配をしてもらえるニコルが羨ましく思える。

「……ニコルもアスランも行っちゃいました……。このままじゃ、みんな……」
「……あなたは心配しなくてもいいのよ」

 フレイの悲しげな表情に、ロミナは母親の貫禄なのか、彼女を勇気付けるように気丈にも微笑んだ。
 しかし、フレイにもロミナの優しい心遣いが感じ取れるのか、薄っすらと瞳を潤ませながら言葉を続ける。

「……でも、二人とも私の事、ナチュラルの私を友達って言ってくれたんです。私だけ、何も出来ないなんて……」
「……そう」
「私、地球に戻ったら、パパに戦争を止めるようにって、言います」
「……ええ」

 フレイの言葉に、大人の世界はそんな甘い物ではないと知りつつも、ロミナは自らの息子と、その友達を心配してくれるナチュラルの少女の想いを知り、フレイを抱きしめた。

「約束したんです……。それから、戦争が終わったら、また会おうって……。こんなの間違ってる……」
「……早く戦争が終わって、平和な時代が来ればいいのにね……」

 自分の胸で頬を濡らすフレイの呟きに、ロミナも瞳を潤ませた。
 母の言葉は、戦場に赴く者の家族や恋人の願いその物だった。
69598 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:39:47 ID:???

 アークエンジェルの格納庫の片隅では、戦闘訓練をしているキラを除いた少年達がコンピュータを使い、ストライク用の仮プログラムを組む為の作業が行われていた。
 端末でストライクから抽出した、エールのプログラムのチェックを行っているトールが、サイに声をかける。

「なあ、サイ!そっちの進み具合はどうだ?」
「まだ時間が掛かる。待ってくれ」
「それにしても、大変だね」
「だって、軍事用のプログラムですもの」

 サイはランチャーのプログラムをコピーし、プログラムのチェック作業を行っていた。
 サイをバックアップするような形で作業を手伝っているカズイとミリアリアは、同じ姿勢を続けて取ってる為か、体を伸ばす。
 エールのプログラムは、あまり弄る必要が無いと思われたので、トール一人で済ませたが、ランチャーに関してはアグニのデータを削除する為のチェックがあるので、エール以上に時間が掛かっていた。
 サイは二人の言葉を実感しながらも、少し作業の手を止め、自らも一度体を伸ばすと、口を開く。

「それでも、元からある、エールとランチャーのプログラムを基礎にして組み直せばいいんだから、大分、助かってるよ」
「そうだな……」

 トールは作業の大変さに頷きつつ、呟いた。
 そこへ、訓練を終えたキラがやって来た。

「――みんな、お待たせ!手伝うよ!」
「おっ!キラ、お疲れさん!」
「キラ、お疲れー」
「お疲れ」
「キラ、お疲れ様。もう少し、ゆっくりしてていいのよ」

 それぞれが、キラに声を掛けると、最後にミリアリアが気を使うように言った。
 キラはミリアリアの気遣いに、感謝しながらも悪い気がして、濁すように口を開く。

「でも、みんな頑張ってるし……」
「キラ、たまには僕達にも活躍させてよ」
「カズイの言う通りだ。まずは、シャワーでも浴びて来いよ」

 キラの言葉を聞いたカズイが、珍しく自己主張をすると、サイが頷く。

「……うん。みんな、ありがとう」
「ほら、行ってこいよ」

 キラは、みんなの気遣いに心が暖かくなり、感謝した。
 トールがキラの背中を叩くと、キラは訓練でべとついた汗を流す為にシャワールームへと向かうのだった。
69698 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:40:27 ID:???

 軍本部の命令により、生存者の捜索を打ち切った、レイ・ユウキ率いる捜索隊とユン・ロー隊は、ユニウスセブン宙域を離れ、一路、地球衛星軌道上を目指していた。
 部屋で泣くだけ泣いたアスランは、そのまま眠りに落ちていた。目を覚ますと、艦は既にユニウスセブン宙域を離れていた事に気付き、ブリッジにやって来たのだった。

「ユウキ隊長、我々は、どこに向かっているのですか?」
「アスランか。我々は地球衛星軌道上を目指している。補給と敵将兵の移し替えの為に遅れているガモフと、じきに合流する手筈だ」
「……敵将兵?……ガモフと合流?」

 ユウキはアスランの姿に、一先ず安心したのか、少し安心したようだった。
 何も知らないアスランは、ユウキの言葉に困惑した表情になると、ユウキが躊躇いがちに事実を告げる。

「……君は知らないだろうが、ガモフが拿捕した地球軍艦艇がシルバーウインドを攻撃したと言う事だ」
「――!」

 アスランはユウキの言葉に愕然としながらも、地球軍に対して、どす黒い程の憎しみが湧いて来る。拳を硬く握り締め、怒りに肩を震わせながら口を開く。

「……それで……命令の内容は、そのような物なのですか?」
「我々に下されたのは、衛星軌道上での敵艦隊、迎撃の命令だ」
「……敵艦隊の迎撃!?……父上は、なぜ、このタイミングで?」

 アスランも、地球軍が衛星軌道に展開していない事は知っている。何故、このような作戦を取るのか、父の真意が分からなく、困惑する他無かった。
 ユウキは作戦の内容を把握している為、アスランのような事は無かったが、渋い表情を見せる。

「些か、事を焦り過ぎている気がするが、今回の一件で、プラントでは地球軍に対して、感情が爆発してとの対応らしい」
「……」
69798 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:40:40 ID:???

 プラントの人民達が、このような行為に及ぶ地球軍に対して、アスランと同様の感情を持つのは納得するしかなく、アスランは言葉も無く頷いた。
 そんなアスランの様子を見てか、ユウキは心配するように声をかけた。

「……大丈夫か?」
「……はい。ご迷惑をおかけしました……」

 アスランは、ユウキの心遣いに、改めて探索中の命令無視を詫びた。
 ユウキもそれを受け入れ、アスランを勇気付けるように言う。

「……そうか。……辛いだろうが、自分を見失わぬようにな」
「……はい」

 アスランはユウキの心からの言葉に感謝の想いを抱きつつ、神妙な面持ちで頷いた。
 ユウキは、この話は此処までと区切るように表情を切り替えると、モニターにマップを映し出す。
 マップには集結ポイントと思われる箇所が赤く点滅していた。
 ユウキは点滅している箇所を指差すと口を開く。

「衛星上集結ポイントで、君のモビルスーツを持ってニコルも合流するそうだ」
「ニコルが?ヴェサリウスも来るのですか?」
「いや、クルーゼ隊は、二手に別れてヴェサリウスは、他の隊と共に月に向かう」
「月!?地球軍月基地ですか!?」

 予想以上の作戦の規模に、アスランは驚愕の表情に変わった。
 父が最高評議会のメンバーであり、自身がザフト軍の赤服と言う立場で、少しは他の兵士よりは核心に近い場所に居ると思っていたが、自分か末端の兵士でしかない事を改めて感じる。
 自分の知らない処で、何かか大きく動いている事に恐ろしいと思った。
 
「互いに引く事の出来ない戦いになるな……」

 ユウキは苦渋を含んだような感じで言葉を吐いた。
 アスランはユウキの言葉から、この戦いで予想以上に多くの戦死者が出るのを感じ取るのだった。
69898 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:41:23 ID:???

 ハンガーに立っているストライクのコックピットからは、何本ものケーブルが延びていた。
 コックピットでは、キラとアムロがエール装備でランチャーのショルダーパーツを取り付けた際に生じる、機体バランスの調整を行い、ストライクの足元では、少年達が端末を使い、プログラムを組んでいた。

「ランチャーのアグニのデータは、本当に切り捨てていいんだよな?」
「ああ。必要ないから、削除してかまわない」

 ランチャーの仮プログラムを組んでいたトールが、確認の為にサイに聞き直すと、サイは頷いた。

「ねえ、操縦系のプログラムさ、こんな感じでいいの?」
「ん?見せてみて」

 サイの傍では、エール、ランチャーの同時使用の為に、操縦系プログラムの見直しを手伝っていたカズイがミリアリアに聞いたりと、作業は大変な物だった。
 コックピットの中にいるキラがキーボードを叩き終えると、チェックしてもらう為にアムロを呼ぶ。

「アムロさん、機体バランスなんですけれど、こんな感じでどうですか?」
「ん……。まだ、バランスが悪いな。駆動系とバーニアをもう少し弄くって、エールやランチャーとは別プログラムとして使い分けるしかないか……」
「……そうですね。やっぱりエールのプログラムだけじゃダメですから、新しい兵装として登録します」

 身を乗り出しながら、コンソールのモニターを見るアムロの言葉に、キラは頷くと、再びキーボードを叩き出す。
 アムロは、キラのキーパンチの早さに苦笑しつつ助言をする。

「その場合は、どちらかの装備を切り離した時に、すぐにプログラムが切り替わるようにしておけ」
「分かりました」

 キラはキーを叩きながら頷くと、アムロはコックピットから離れる。
 丁度、その時、ストライクの足元から、サイがキラを呼ぶ。

「キラー!仮組みしたプログラム送るから見てくれ!」
「うん、分かった!いいよ、送って!」

 キラが大声で答えると、組まれた仮プログラムがコンソールモニターに表示され、凄い勢いで画面がスクロールされる。
 画面を見つめながらキラがチェックをしていると、サイがコックピットにやってきた。

「どうだ、キラ?」
「うん。……まだ、弄くらなくちゃいけないけれど、大体いいと思うよ」
69998 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:42:02 ID:???

 サイは、キラ言葉を聞くと、ストライクの足元に居る仲間に向かってOKの合図を送ると、確認したトールが嬉しそうにガッツポーズをした。

「おっしゃ!」
「でも、まだ仮組みだからね」
「カズイ、喜びを削るなよぉー」
「フフフ――」

 カズイがニヤニヤと笑いながら水を差すような事を言った為か、トールは疲れたように文句を言うと、ミリアリアは苦笑した。
 ストライクの足元では、そんなやり取りがされていると、ナタルがやって来た。

「調子はどうだ?」
「バジルール少尉!」
「いや、敬礼はいい。全員、食事もしてないのだろう?パイロットルームに食事を用意させた」

 突然の来訪に驚いたのか、トールは直立不動で敬礼をすると、ミリアリアとカズイもそれに倣おうとするが、ナタルは、それを制して真面目な顔で言った。
 丁度、ストライクのコックピットからアムロが降りて来て、ナタルに声をかける。

「気を使ってもらってすまない」
「――いいえ!……アムロ大尉もどうぞ」
「ああ、ありがとう。みんな行こう」

 ナタルはアムロの顔を見ると、通路でのやり取りを思い出したのか、頬が赤く染まる。
 アムロは素直に頷くと、コックピットに居るキラ達を呼び、パイロットルームへと向かうように指示を出す。
 トールが我先にと、駆け出して行くのが見えた。
 通路に出てパイロットルームに向かうと、扉の脇に食料運搬用のコンテナカートとラクスが待っていた。
 ラクスは少年達を見つけると、優しく微笑む。

「皆さん、お疲れ様です」
「もしかして、そのコンテナ、一人で運んで来たの?」

 コンテナカートは、女の子一人で運ぶには少し大きかった。
 トールは、コーディネイターであるラクスが一人で運んで来たのかと疑問に思い、聞いてみると、ラクスは首を振り、嬉しそうに答える。

「いいえ、バジルール少尉に手伝っていただきましたわ」
「へー」

 トールとカズイが感心したように声を上げると、ラクスがコンテナを開けて中からトレイに盛られた食事を手渡して行く。
 その脇では、ハロが飛び跳ねながら、楽しげな声を上げていた。
70098 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:42:28 ID:???
「さあ、どうぞ」
「マイド!ヘイ、オマチ!」
「ありがとう」

 少年達は、食事を受け取ると部屋の中に入って行く。
 ミリアリアは食事を受け取ると、ふと、立ち止まってラクスを見つめる。
 ここ最近は、ラクスと共に食事を取る事が多い為、一人で食べるのは寂しいのではと思い、ラクスに聞いてみた。

「……ねえ、戻って食べるの?」
「いいえ。皆さんと一緒に、ここで食べるのを許可をして頂きましたわ」

 ラクスは本当に嬉しそうに満面の笑みを湛えながら答えた。ラクスにとっては、ミリアリア達と共にする食事は、とても楽しい時間なのだ。

「本来なら、このブロックは彼女は立入り出来ないからな。だから私が着いて来ている」

 ラクスの言葉を補足するように、後ろに居たナタルが口を開くとミリアリアはナタルを見つめると、ナタルが不思議そうな表情をした。

「……なんだ?」
「……バジルール少尉。やっぱり、優しいですね」
「私も、そう思いますわ」

 ミリアルアが嬉しそうに言うと、ラクスも同じように微笑みながらナタルに言った。
 ナタルは少し恥ずかしそうにしながら、口篭る。

「……これは、艦長が許可を……」
「と言う事は、バジルール少尉も一緒にするのだろう?」

 アムロは楽しそうに彼女達を見つめつつも、ナタルに助け舟を出す。
 ナタルは助かったとばかりに、アムロの方を向く。

「あ、はい。ご一緒させていただきます!」
「なら、食事にしよう。君も、早く入るといい」
「はい、ありがとうございます!」

 アムロはナタルに微笑みながら言うと、ラクスにも声を掛け、食事を受け取り、ナタルと共に部屋へと入って行く。
 ラクスは微笑みながら、最後尾にいたキラの目の前に優しくトレイを差し出した。

「はい、どうぞ」
「うん、ありがとう。良かったね」

 キラはトレイを受け取ると、嬉しそうにラクスに微笑む。
 心の中では、同じコーディネイターであるラクスに、みんなが寛大で居てくれる事に、とても感謝した。

「はい!」

 ラクスはキラに嬉しそうに返事をすると、可愛らしく微笑む。
 キラはラクスの愛らしく、柔らかい微笑みに見とれたのだった。
70198 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:42:55 ID:???

 アークエンジェルのブリッジでは、ナタルの代わりに、キラの指導を終えたムウが席に着いていた。
 ムウは手持無沙汰からか、マリューの方にやって来て、穏やかな表情で声を掛けた。

「なんかさ、静かだな」
「そうですね」

 マリューも微笑みながら、頷く。
 実際、ユニウスセブンでの戦闘以降、艦内ではラクスの事以外では、少年達を正式にクルーとして受け入れた事位で大事に至るような出来事は無かった。

「なあ、いい感じで艦内が纏まって来たと思わないか?」
「ええ」

 ムウの言葉に、マリューは、ふと、ナタルからの相談事を思い出す。
 彼女の微妙な表情の変化を見抜いたムウは、マリューを正面に見据えると口を開く。

「その割には、まだ問題山積み。って、感じの顔してるぜ?」

 マリューは、顔に出てしまったのかと、手で少し頬を撫でると、溜息を吐いて頷いた。

「おいおい、溜息吐いてると、幸せ逃げちまうぜ」

 そんなマリューの姿に、ムウは茶化しながらも微笑む。
 マリューは、少しでも肩の荷を下ろそうとしてくれる、ムウに感謝しながらも苦笑いを浮かべた。
 ――彼ならアムロ大尉の事も知ってるし、相談しても構わないかしら……。

「……ちょっと、いいですか?」

 マリューは、耳打ちでナタルからの相談事を打ち明けた。

「……ああ、そう言う事か……。俺も忘れてたぜ……」

 ムウは苦々しい表情に変わると吐くように呟いた。
 このまま基地に着けば、νガンダムの事も有り、アムロは確実に拘束され、尋問を受ける事になる。自白剤や拷問紛いの行為も考えれる。
 いくらアークエンジェルを守ったからと言って、軍は甘い場所では無い。ましてや、損得勘定をしている連中が多い軍上層部が、アムロのような存在をそのままに置くのは有り得なかった。
 マリューは、目を伏せながら、困ったように口を開く。

「……あれだけ助けて貰ってますから、どうすればいいのか、分からなくて……」
「……ああ。俺も、ここまで世話になって、あの人を裏切る真似はしたくねえよ。……もしかしたら、お姫さんよりも厄介な問題かもしれないな……」

 ムウも同じ戦場で共に戦った事で、アムロの事を仲間だと思っていた。出来る事なら助けたいと心から思い、マリューと共に、思案を廻らすのだった。
70298 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:43:12 ID:???

 地球連合軍プトレマイオス基地は数分前から慌しく動いていた。
 第八艦隊司令官用室に扉をノックする音が響く。

「うむ、入れ」

 ハルバートンが返事をすると扉が開く。案の定、ホフマンだった。
 ホフマンは敬礼をすると、部屋に入り扉を閉め、ハルバートンの前までやって来る。

「失礼します。閣下、アラスカから出撃要請が出ております」
「やはり、泣きついてきおったか。準備は済んでおろうな?」
「は!抜かり無く」

 ハルバートンは地上の将校達に呆れながらも、ホフマンに聞き返すと、ホフマンは力強く答える。

「うむ。では、乗員が乗り込み次第、出撃する」

 ハルバートンは頷くと立ち上がり、命令を発するのだった。

70398 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 04:44:06 ID:???

今回はここまでです
お見苦しい点があるとは思いますがご容赦ください

ストライクのエール、ランチャー同時装備仕様ですが、
公式ではそんな設定はありませんが、仕様として有りえるのではないかと思っています
理由はデュエルがバスターの武器使ったりもしてたし、色々追加装備もありましたからね
かと言って、おいら自信、オリジナルの武装なんかは考えてません
基本はある武装をフル回転させていこうかと思っております
突拍子もない事なので、荒れたりしないと良いのですが・・・
今回の装備を使用すれば、確実に機動性落ちるからなぁ・・・(w

あと、日曜中に投下出来ると踏んでたのですが、予想以上に時間が掛かってしまいました
待ってた方、ゴメンなさいね |・∀・) スマソ!

704通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 04:45:35 ID:???
GJ
705通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 04:55:58 ID:???
GJ!
今回も楽しませていただきました
どんどんナタルさんが可愛くなっていくなぁ
原作と違い、ナタルやフレイが嫌な女というか過度の軍人調だったりヒスだったりしないので全体的な雰囲気が良いですね
その分、ダークサイドを一身に背負ってるクルーゼがなんか浮いてますが(w

しかしアムロの処遇はまったくもって回避策が思い浮かばないなぁ
精々思いつくのは、戦力不足なのでフリーランスの傭兵を雇ったってとこですが…
706通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 05:03:32 ID:???
GJ!!!
チャーミングキターーー!!!
やはりこの男、天性の誑し、いや、天然の誑しだ!
707通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 05:14:02 ID:???
ナタルよ、ハマーンにはならないでおくれ…
708通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 07:03:24 ID:???
GJ!!
忙しいなか投下お疲れさまです。
709通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 09:28:41 ID:???
GJ!
>>690
志村ー!デュエルデュエル!
エール+ランチャーの右ショルダーユニットの組み合わせは他のスレであっさりやってたけど
ここでは裏方の仕事をしっかり書いていこうって事ですね?そういうの結構好きなんで期待してます。
710通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 09:45:36 ID:???
GJ
右肩にだけ装備を追加するからバランスが悪いんだぜ?
いっその事左肩にソードの肩パーツを(ry

そうすると今度は剣が余るわなorz
711通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 09:48:46 ID:???
>>710
常に両肩に装備して、バックパックだけエールとソードを使い分ければいいんじゃね?
712709:2006/12/11(月) 09:51:42 ID:???
>>710
別スレでそれ+右腕にパンツァーアイゼンっての提案したんだけど素のエールorデュエルの方がいいって結果になった。
713通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 10:04:33 ID:???
まあ昔から万能は無能とか言われてるしな
714通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 10:38:30 ID:???
つうか器用貧乏って感じかねぇ
715通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 10:58:37 ID:???
SDのプラモデルでは
エール、ソード、ランチャーを同時に装備したスーパーストライクなんてのが発売されてたらしいな
ttp://www.geocities.jp/kuroganesoul/sss.html
ttp://iyashiguma.hp.infoseek.co.jp/bb-strike-sws.htm
正直カッコイイ、が、重くて遅いんだろうなあとは思った(ノ∀`)

ふと思った。 武装がデスティニーに似てる、と
716通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 11:40:23 ID:???
似てるっつーかまんまだな
71798 ◆TSElPlu4zM :2006/12/11(月) 13:14:31 ID:???
みなさんどうもです

装備の組み合わせは他のスレでやられてたですか・・・ |ノA`) アチャー
実際は次の戦闘の演出の為と友人達の活躍の場を作るのが目的だったので・・・
ストライクそのもののパワーアップとは思ってないっす

>>709
すいません、ミスってましたね・・・orz
ありがとうです

まとめ中の方、倉庫の中の方、
大変申し訳ありませんが修正をお願いできますでしょうか
本当に申し訳ないっす・・・orz
718通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 14:33:06 ID:???
>>717
乙ですの

まあ、プラモデルとかを買った人ならば誰もが一度はやるだろうって感じですなw
俺の部屋のストライクは、ソード、ランチャー、エールを同時に装備したスーパーストライク状態で飾ってあるし(*´д`)
719通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 14:54:59 ID:???
連ザプレイヤーとしては肩バル装備のエールなんて恐ろし杉て(ry
720通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 19:57:13 ID:???
ニコルの漢化まではありえると思ってたが
フレイが普通の女の子になる過程は少し新鮮で
ラクスがきちんとヒロインやっているのには予想の斜め上(褒め言葉です)だった
721通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 21:05:22 ID:???
98氏、GJ!!
技術系の学生だったという設定が生きている!!!!
すーばらしい!!


>エールにランチャーのガンランチャー追加
機動性に関しては、エールの推力を考えれば、さほど問題にはならないかと思います。
問題になるのは、右腕の反応が鈍くなることではないでしょうか?
左腕にシールドを装備するなら、ビームライフルとサーベルは右腕で振るうことになります。
ガンランチャーは右肩に追加されるので、邪魔になる可能性があります。
また、ガンガンランチャーやグレネードは腕を下に下ろさないと前方に撃てないので、
サーベルやライフルを手に持ったままだと使いにくいのではないかと思います。


この装備のときは左利きモードにしちゃえば問題ないといえば問題ないんですけどね(w
シールドも右に持つとますますバランスが悪くりそうだいけどね(汗

ソードのマイダスメッサー装備は完全にデッドウエイトになるかと思います。
ビームライフル&グレネード&ガンランチャーと射撃武器が豊富な上、ビームサーベルも2本あるので、
この装備のときはビームブーメランは無用化と思います。

722通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 21:09:43 ID:???
推力的に問題ないなら、とりあえずウェイトバランス取るため「だけ」に
マイダスメッサーつけとけ! とかマードックさん言い出してくれないかな。

それが意外なところで味方のピンチを救ったりするとたまらんです。
723通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 21:45:30 ID:???
エールにガンランチャー付ける最大の利点は実弾武器の使用によって稼働時間が増えるって点だな
Xナンバー以外には依然として実弾有効なので強敵にはビームライフル
雑魚には実弾ばら撒きでいくってのは以前SS書いた時に考えてたな
あとサーベルもってガンランチャーで攻撃すればライフルの時みたいな武器持ち替えの隙が無くなるから
射撃戦から速攻で格闘戦に移行できなおかつ間合いが離れたときにガンランチャーで攻撃できるし良いとこずくめじゃないか?
724通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 22:17:04 ID:8Z6ANOgM
ビームブーメランは付けたらどうかな?
サーベルよりバッテリーは食わなさそうだし、ビームナイフ的に使えばソコソコ使えそう
725通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 22:26:30 ID:???
そもそもビームブーメランの存在価値が疑問だけどな。
726通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 22:32:25 ID:???
ソードストライカー自体の存在価値に疑問を感じるわけだが
727通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 22:35:36 ID:???
長ドスに萌える
728通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 23:38:55 ID:???
>>726
ゼンガー・ゾンボルトのような漢が乗る予定だったんだよ、多分。
729通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 23:43:14 ID:???
それってもしやスウェン?
730通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 23:50:01 ID:???
あの世界はMSの存在価値に(ry
731通常の名無しさんの3倍:2006/12/11(月) 23:51:43 ID:???
キラの(ry
732通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 00:14:46 ID:???
負s(ry
733通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 00:19:36 ID:???
よ(ry
734通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 00:57:06 ID:???
(ry
735通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 00:58:57 ID:???
(
736通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 01:23:32 ID:???

737通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 02:20:35 ID:???
劇・終
738通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 02:22:48 ID:???
>730-736
おまいら、いい加減にしとけよw
ま、安易にオリジナル武装を出さずにあるものを使っていく姿勢には拍手を送りたいな。
739通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 09:13:08 ID:???
メビウスリンクスさん待ってます

>>688
GJ!
740通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 10:29:23 ID:???
ガンランチャー、ブーメランを盾に装備させれば攻盾のできあがり。ついでに長すぎるソードを半分にして二本にする。火力面を補うためにメビウスゼロのレールガンを二門装備。
あれ?何処かで見たような…。
741通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 10:46:19 ID:???
いい事考えた!
背中から射出されてパイロットによってコントロールされる移動砲台をつければいいんじゃね!?
742通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 11:00:27 ID:???
その移動砲台同士の間にバリア貼れたら完璧じゃね!?
743通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 11:58:15 ID:???
背中から射出されたパイロットによって
に見えた
744通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 17:24:26 ID:???
>>743
新兵器「回天」
745通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 17:37:40 ID:???
こんな時こそ不可能を可能にする男
746通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 18:22:35 ID:???
フラガ「ちょwwwwいくら不可能を可能にする俺でも人間魚雷は勘弁してくだしあwwwwwww」
747通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 18:38:11 ID:???
じゃあノイマンで
748通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 18:56:12 ID:???
バレルロールでビームも、ミサイルも、敵さえもかわす人間魚雷
749通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 19:06:37 ID:???
>>746
じゃあ、桜花は?
750通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 21:04:45 ID:???
>>717
乙です。
98氏の作品のキラとラクスは、主人公とヒロインらしくていい感じです。
この二人がこのまま健やかに成長した場合は、種死はどんな物語になるんだろう。
読んでみたいです。
751通常の名無しさんの3倍:2006/12/12(火) 21:31:12 ID:???
キラもラクスもニートにならずに色々やって、種死の戦争の原因自体起こらないだろうな
てかあの世界的に種死は無い方が幸せ
752通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 00:04:20 ID:???
>751
釣りキチ三平乙
753通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 00:08:09 ID:???
♪地球の魚と戦うぞ〜
754通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 00:28:25 ID:???
種死ってキララクのせいで戦争始ったんだっけ?
ユニウスセブン落ちたせいじゃなかったっけ?
755通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 00:58:44 ID:???
>>754
キララクが何かしたから戦争が始まったというより、キララクがヤキン後に何もしなかったのが
問題なのでは?
756通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 01:40:48 ID:???
健全化は構わないんだが、自由や永遠の強奪をするとしたらどうやって責任取らすんだ?
あいつらが嫌われてる理由の1つはやったことの責任を何一つ取らないことだし。
(今度のスペエディも、代償なんざあいつらは何一つ払っちゃいねえからふざけたたいとにしか思えん)
757通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 04:13:16 ID:???
強奪しなきゃいいんじゃね?と論点を逸らしてみたり。
758通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 05:32:14 ID:???
>>757
たとえばこんなかんじ?
クライン派が議長になったパトリックを追い落としたものの、
強硬路線を貫こうとするパトリックがザラ派を率いてクーデターを敢行。
窮地に追い詰められたラクスとクライン派はパトリックの手に落ちる前にと建造中のプロヴィデンスを置いて、
エターナル、フリーダム、ジャスティスを持って脱出を図る。

これならラクスたちは正統プラント政権残党となり、正当性も確保できるかと。
759通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 11:53:24 ID:???
いっそのこと強奪しなくていいんじゃね?
敵としてでてくるとか
760通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 12:40:36 ID:???
>>758
上がゴミダメじゃあ下のザフトの抵抗が最低になると思うんですが
761通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 16:11:46 ID:???
>>758
なるほど、パトリックをさらにファビョらせる訳ですね。
負債が種死で議長をファビョらせたのと、どう違いがあるのですか?
762通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 16:29:26 ID:???
>>761
ちゃんとファビョる原因と辻褄が合う説明があれば構わんと思うが。
負債はそれができないからなw
763通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 16:43:50 ID:???
なんだこのスレ?ようはアンチの巣か?
764通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 17:39:53 ID:???
>>759
その場合フリーダムのパイロットはイザークになるんかな
アスランとのコンビネーションアサルトは絶対無理そうだw
765通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 18:34:27 ID:???
適性を考えれば自由はディアッカじゃないか?
イザークは正義が相性良さそうだし。
766通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 19:08:50 ID:???
自由→痔
正義→イザ
神意→凸

このコンビは強いぞ
767通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 19:09:39 ID:???
凸は神意を扱えるのか?
768通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 19:24:50 ID:???
>>763
まぁそうだな
769通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 20:08:10 ID:???
>>767
ムリだな
770通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 20:37:17 ID:???
変態天帝、凸正義、遺作自由、痔バスターを相手に
アムロν、キラストライク、ムゥガンバレルダガーで戦う訳だな
かなり燃えるんじゃねえのこれ?
771通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 20:56:54 ID:???
正直、アムロνだけで十分な気が
772通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 20:58:05 ID:???
変態天帝、凸正義、遺作自由vsアムロν、キラストライク
痔バスターvsムゥルージュ
773通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 21:18:59 ID:???
>>767
ムリ
狂うぜかコート膝でなきゃザフトは扱えん
774通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 21:46:16 ID:???
天帝複座にして片方がデータ解析とドラグーン制御、
もう一方が機体制御すればアムロ相手でも見せ場の一回ぐらいは作れるんじゃね?

まあ、クルーゼとレイぐらいしか組み合わせないような気がするが……
775通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 22:03:15 ID:???
>>774
それなら機体制御する側は別に能力者じゃなくてもいいだろ。
気心が知れてるという意味ではクルーゼとデュランダルなんかいいかも試練。
まあデュランダルが多少なりともMSを扱えるのかという問題はあるが・・・
776通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 22:07:23 ID:???
コートニーと誰かでいいよもう
もしくはレイと新米の誰か
777通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 22:14:54 ID:???
>>767
埼玉なしでもクルーゼより強そうな気はする
778通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 22:25:33 ID:???
>>775
いや、解析したデータを受け取って機体を動かすから(接近したらサーベルとか使う必要あるし)
やっぱそれなりの奴がいいんじゃないかと
779通常の名無しさんの3倍:2006/12/13(水) 22:26:45 ID:???
いやあ、天帝はさいたまが無いと貧弱な装備しか無いらしいぞ
780通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 00:04:43 ID:???
出力は高そうだけどね
781通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 03:55:04 ID:???
天帝のさいたま以外の装備はというと…
取り回しの悪そうなビームライフルに、盾にビームサーベルを着けた欠陥兵器か。
これでは駄目だな。
つーか、何で盾自体にビームサーベルを取り付けてるんだ?
782通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 04:48:36 ID:???
>>781
かっこいいから by福田
783通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 08:14:18 ID:???
まぁカッコイイから!というのは確かに重要な理由ではあるんだが・・・・
784通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 08:47:38 ID:???
種死って連結武器多いよな。
連結前と連結後の両方にそれぞれ動作プログラム設定しなきゃいけない様な気がするけど、
そこいら辺どーなってるんだろ?
785通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 08:47:52 ID:???
さいたまってドラグーンのことだよね…
何でさいたまなの?
786通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 09:08:35 ID:???
>>785
さいたまのAAの太陽みたいだから

                \ │ /
                 / ̄\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ─( ゚ ∀ ゚ )< さいたまさいたま!
                 \_/   \_________
                / │ \
                    ∩ ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\∩ ∧ ∧ \( ゚∀゚)< さいたまさいたまさいたま!
さいたま〜〜〜!   >( ゚∀゚ )/ |    / \__________
________/ |    〈 |   |
              / /\_」 / /\」
               ̄     / /
787通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 09:56:12 ID:???
キラストライクなのか…もうちっと強いの乗せれないの?
788通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 11:27:42 ID:???
I.W.S.P付ければパイロット能力次第でザフトガンダムにも遅れはとらんと思うからいいんじゃね?
789通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 11:48:55 ID:???
>>787
ここにいる連中は、性能の劣る機体でもパイロットの腕や戦い方の工夫で最新鋭機と互角以上の勝負をする
っていう状況に燃えるヤツが多いと思うんだが?
790通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 12:00:12 ID:???
そうか?
どうしてもアムロが戦力のバランスを崩しちゃうからなぁ
その状況は無いだろ
791通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 14:17:50 ID:???
>>790
アムロが別行動で「我々に逃げ場なし」
これが、状況だ!!
792通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 15:57:32 ID:???
>>787
じゃあ、黒いのとか赤いのとか?
793通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 15:59:31 ID:???
フリーダムストライカー付きストライク
794通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 16:00:40 ID:???
テスタメント……もザフト製だしNJCついてるしなぁ。
795通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 16:36:32 ID:???
もうさ、それなら
連合製ストライクE型とテスタメントの予備パーツで二個一の
連合製アウトフレームでいいんじゃね正直?
796通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 16:40:16 ID:???
なんかアムロが入った主人公陣が不利になるなんて無さそうだな
アムロがいる時点で原作より格段に戦力UPだし、少なくても原作よりは有利な筈
アムロがキラ陣営に居れば凸が居ようが居まいが激強
アムロがミネルバに居れば凸が裏切らず、パイロット達の地力が上がるしで、やっぱ糞強
アムロが別行動しても戦力自体は上がってるから原作よりも楽だろうな
797通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 16:44:28 ID:???
その分キラもテンパらずに済むから心に余裕が出来る
798通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 19:07:40 ID:???
やはりいい大人がいないと
子供はダメになると言うことだな
799通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 22:44:32 ID:???
>>798
ゆとり教育を惨状を表してるな
800通常の名無しさんの3倍:2006/12/15(金) 01:48:56 ID:???
ゆとり教育よりも、ちょっとした事で騒ぐ親立ちのが害悪だがな
801通常の名無しさんの3倍:2006/12/15(金) 01:57:08 ID:???
>>799
まったくだ。すぐにゆとりゆとりと騒ぐ馬鹿が
量産されている
802通常の名無しさんの3倍:2006/12/15(金) 08:15:36 ID:???
νガンダムも強くて好きなんだが、どうせならHi-νガンダムに乗ってやってくるアムロはいないものだろうか。
あ、勿論シャアはナイチンゲールでな。
803通常の名無しさんの3倍:2006/12/15(金) 11:05:23 ID:???
         _
    ィ ´       `ヾ丶
  ./´ドラグーン?   ゙.      '
 "   切り払ってやんよ '.、从_,/
       ∧_∧    .l!  |´ ̄ヾて
       ( ・ω・)   ノ  ,バシッ .て
       (っ  (_ノ    ,/ 、._ノゞ,´д`)
       / __// /  " `YY⌒\   /
       ( / //_)
         |/
804通常の名無しさんの3倍:2006/12/15(金) 11:19:35 ID:???
>>802
厨くせえ
種が踏み台にしかなりそうにないじゃん
そんなクロス糞だろ
805通常の名無しさんの3倍:2006/12/15(金) 12:30:21 ID:???
別に最強主人公、TS、オリキャラ、設定改変、性格改変、厨設定でも書き手の技量しだいで面白くはなるんだぞ
806通常の名無しさんの3倍:2006/12/15(金) 12:50:45 ID:???
>>803見て「エリート兵がCEに来たら」とか考えた俺スパ厨。
807通常の名無しさんの3倍:2006/12/15(金) 12:57:41 ID:???
>>806
完結編のDC兵だったら実弾兵器に対しては最強じゃないか
808通常の名無しさんの3倍:2006/12/15(金) 15:48:57 ID:???
>>805
まあどんなSSも作者の力量次第、俺は面白ければなんでもこいだが
灰νどころかナイチン&シャアなんて、出したら活躍させないとうるさい厨がわきそうじゃん?
信者が多いしさ
ムダにスレが荒れて他の職人にまで負担かかるの嫌だし
そもそも職人に力量を要求しすぎるのも酷じゃね?

俺は書きたいんだ!つ−なら止めはしないし応援するが
809通常の名無しさんの3倍:2006/12/15(金) 22:41:06 ID:???
>>806
間合いが足りん!
810通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 00:08:53 ID:???
>>809
踏み込みが足りん!
811通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 00:17:03 ID:???
>>809
>>810
気合が足りん!
812通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 00:25:39 ID:???
>>811
修行が足りん!
813通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 00:42:21 ID:???
魂をかけたフィンファンネル!?
踏み込みが足りん!
814通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 00:58:20 ID:???
>>813
射程距離外からだと?意外とセコイ手を使う奴だ
815通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 01:12:22 ID:???
パ、パワーが違いすぎるぅ!
816通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 05:05:30 ID:???
エリート兵相手だとファンネル使うの躊躇しちゃうんだよな。
安牌でビームライフルとかw
アムロがだぜ?








エリート兵恐るべし。
817通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 05:07:01 ID:???
>>813
ハマーン様の乗ったキュベレイに魂がけのハイメガ粒子砲撃ったら30しか与えられなかったのは良い思い出です
818通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 05:46:09 ID:???
Fですか?
819通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 06:53:51 ID:???
スーパーイナズマキィィィィィィィック!!!!

をエリート兵に踏み込みが足りんと切り払われたのもいい思い出です
820通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 07:09:14 ID:???
「俺のこの手が真っ赤に燃えるッ!勝利を掴めと轟き叫ぶッ!ばぁぁぁぁく熱ッ!・・ゴォォォッド!フィンガァァァァッ!!!」

「踏み込みが足りん!」

これも良い思い出だった

821通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 09:32:31 ID:wh1eLEWc
「踏み込みがアッー!!」

今ではいい思い出です。
822通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 10:01:58 ID:6RHY4gXQ
ファンネルの踏み込みって何だろ?
823通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 11:34:36 ID:???
たとえ敵の射程外からのリスクゼロ攻撃の場合でも、
頭の中で俺はコイツを倒す為にあえて危険な間合いに踏み込むんだとか妄想する事かな?
824通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 22:29:59 ID:???
プロローグ書き終えて思ったんだけどさ
これ、逆襲のシャアの時点から少し手を加えちゃってるんだけど、ありなんだろうか?

いや、駄目って言われたらそれはそれで困っちゃうけど(´・ω・`)
825通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 22:36:03 ID:???
別にかわまんよー
826通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 22:46:45 ID:???
別にベルチル世界観でもでもハイストまで含めた世界観でも、それはそれでいいんじゃないかと
827通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 22:54:22 ID:???
だが、ここでは設定改変モノは叩かれる傾向にあるな
量産型νとか・・・
828824:2006/12/17(日) 22:59:12 ID:???
いや、そこまで設定は変えてないのよ
ああ、でももっと変えてるかもしれん……

えと、イボルブ5をベースに、劇場版逆シャアとベルチルとその他小ネタを足した感じ
だからベルトーチカがサイコ・フレーム持ってたり、アムロはνガンダムに乗ってるけどシャアがナイチンゲールだったり
一応全部意味があるからそうしたものなんだけど、不安はあるのよね……
駄目って言われてもそれしか思いつかなくなっちゃったけど(ノ∀`)

じゃあここに書くなよって言われそうな気がするけど、許して(ノ∀`)
でも、種の世界に行く人はアムロだけだから……こう、アムロの人格を設定するために、そうしたって感じが近いかなあ
829通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 23:15:59 ID:???
とりあえず投下して下さい待ってます
830通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 23:16:03 ID:???
>>817
あのキュベレイは本当にMSだったのだろうか?
831整備班班長:2006/12/17(日) 23:17:29 ID:???
必要なのは、愚痴じゃねえ、
仕上がった物でしか良し悪しはわからん。
取りあえず投下してみ
832828:2006/12/17(日) 23:24:21 ID:???
828は逃げ出した!

待って、後48話で完結するから、待って(ノ∀`)
それに、プロローグだって今書き終えたばかりだから、寝かせて冷静になって見直さないと……

完成したら投下するね(´・ω・`)
833通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 23:32:28 ID:???
書いたものを時間おいて見直すってのはいい事だ
そのほうが投下後に後悔したりせず間違いなんかも減らせるしな

納得できたらいつでも投下するといいぜ
834通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 00:34:45 ID:???
がんばれ−
835通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 02:52:13 ID:???
>寝かせて冷静になって見直さないと……
こう考えるあんたはきっといい職人さんになれるよ。
無理せず頑張れ。
836通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 03:42:02 ID:???
そういえば改変ってどの程度までOKなのかね?
住人一人一人の差があるからなぁ…

88艦隊所属のジムIIIがこっそりジェガンカラーとかのレベルがギリか?
個々のパーツがクラップっぽいサラミスとか。
837通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 06:02:17 ID:???
俺個人の意見で言わせてもらえばどんだけ改変しようがOKなんだけど
>>828>>836のや、前に量産型νだして叩かれてたのは勿論、死んだはずのキャラがいたり、ある程度性格が変わってたり、オリジナルキャラ・オリジナルMSがでようがな
結局の所、糞になるかは作者の技量しだいで設定改変するとそれが難しくなるってだけだし
だけどここの住民はまず設定改変の段階で拒否反応を起こすのが多いからな
838通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 06:13:04 ID:???
>>836
あれ?88艦隊のジムVってみためは改修型ジムVと同じに見えるけど、
実際ベースはヌーベル・ジムVで改修型とパーツ共有を高めたものなんだっけ?
839通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 08:21:11 ID:???
設定改変するなら導入部でその説明を入れとかないとね
量産型νが叩かれたのはあるはずの無いものが当然のように出てきたからで
その煽りでオリキャラも叩かれた感じかな
MSVにオリキャラという組み合わせでも373氏の方はGJの嵐だったのは
それまでの積み重ねがあって必然的に登場したからだと思う
840通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 08:49:49 ID:???
量産型νが叩かれて373氏が叩かれなかったのはスレの流れの違いだと思うんだが・・・
841通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 08:52:45 ID:???
>>840
同意
842通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 08:56:06 ID:???
馬鹿が423氏のを脊髄反射で叩く→423氏がいなくなる→馬鹿に限らず住民全員自重→373氏が設定改変を→うはおkに

こんな感じじゃね?
843通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 10:36:45 ID:???
作品内で相応の理由が語られるor読み取れれば改変ぉk?

量産νのやつはいきなりオリが主役っぽくでてきたからってのもあると思う
オリ嫌いって多いし
844通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 10:55:36 ID:???
それじゃ
オリキャラ出していいかな?
845通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 11:26:01 ID:???
オリキャラ出すんなら現実にある名前にしてくれ。
846通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 11:35:11 ID:???
オリキャラだすなら一番最初で明言しておけば良いだろうな
オリ嫌いな奴は無理して読まなくていいんだから自分の価値観を押し付けないで欲しい
847通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 11:38:16 ID:???
>>843
別にスタート地点でいきなりオリ設定が出ててもいいと思うけどな
極端な話、アムロが種世界に言ってるなら別の奴(原作キャラ・オリキャラ問わず)が主人公でもいいと思う
勿論、「アムロが種世界に来てるだけ」だったらいかんと思うが
848通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 11:48:03 ID:???
>>847
アムロを一切直接描写せず、第三者視点からの描写のみって手法もあるんだぜ
果たして素人にできるかは解らんが
849通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 11:58:10 ID:???
主人公が、アムロ介入のおかげでマリュー以外にも生き残った技術士官(女)で、機体整備がほとんど不可能なUCのMSを温存する為に不慣れな種世界のMSを操縦するアムロをサポートする内に恋仲になる。
原作登場人物は概ね原作登場人物同士でくっついて、内容自体はやや好転……とかだったら、普通に受け入れられそうな気がする。
勿論、オリ主がそれだけ魅力的であることが前提だが。
850通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 12:06:06 ID:???
>>848
プロでもサードパーソンノベルなんてそうできねぇよ
851通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 12:09:00 ID:???
>>849
オリキャラが魅力的という前提条件ならどんな内容でも普通に受け入れられるよ
852通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 12:34:13 ID:???
>848
前にそれをやろうとしてギャグにされたよ
853通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 12:40:40 ID:???
オリキャラ使うくらいなら
ザフトならラスティにミゲル
連合ならばカナードやハルバートンを使うぜ
854通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 09:13:41 ID:???
メビウスリンクさん、待ってますよ
855通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 10:07:43 ID:???
俺は待ってない
856通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 10:43:47 ID:???
なんか荒らしが居るな
職人さんが消えていくのもしょうがない雰囲気だ
857通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 12:00:15 ID:???
批判批評も許されずひたすらマンセーしてるだけの糞スレよりマシ
858通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 12:10:28 ID:???
コーヒーに外部に逃げおおせられて、その上自分らの隠れ蓑にしてたヲチスレも
本来の住人にケジメとして埋め立てられて居場所のなくなった突撃厨荒らしが
今度はここに目をつけたんだろう。
ハッキリ言っとくがお前らの居場所はない。死ぬまで同人アニメだけ見返してろ。
859通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 14:06:54 ID:???
なんでそんなに皆攻撃的なのかなぁ。
860通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 14:18:58 ID:???
>>857
荒らしと批評批判は全く別物だからな
それは全く正しいとは言えない

つーか荒らしは最底辺
自分達の中だけで楽しむ信者スレの方が他人に迷惑を掛けない分何倍もマシ
861メビウス・リンク:2006/12/19(火) 14:33:54 ID:???
ガチャッ
バスルームのドアが開き、ガウンに成熟した肢体を包んだタリアが出てきた。

「はぁ…、凄くスッキリしたわ」

そう呟きつつタリアはソファーに座る彼・・・アムロ・レイに目をやる。
もう身支度を済ませていたアムロはどうやら自分が出るまで待っていたようだ。

「タリア」
「駄目よ、アムロ」

なにか言いかけたアムロをタリアは制する。
彼が何を言いたいかは判るが・・・それは自分が言わなくては・・・

「後悔はしないわよ、今も…そしてこれからも」
「・・・・・」
「…勘違いしないでね。私は貴方を受け入れることは出来ても…一緒にはなれないわ」
「?」
「私は、こうしてアナタに身体を開くことしかできない。それはあくまでも一時的な慰めにすぎないわ。それは多分、これからも変わらないでしょう」

言葉を発しながらアムロに近づき、座っている彼を跨ぐ形で膝の上に乗る。
アムロの鼻腔に石鹸の香りと、微かなオンナの残滓が入ってくる。
目の前にはほんのすこし上気したタリアのふくよかな胸の谷間。

「…アムロ。貴方、ルナマリアのこと、どう思う?」
「え?」
「貴方も朴念仁じゃないんだから、気付いてるでしょう」
「身近な年上の異性に憧れるのはよくあることじゃないかい?」
「逸らそうとしたって駄目。今が平和で、私たちが普通の立場だったらそれでもいいけど、生憎といまは戦争の真っ只中で私たちはその最前線。ここまで言えばわかるでしょ?」
「しかしね」
「……想いも遂げられずに戦場で死ぬなんてことは、常に身近に孕んでるわ。だから…ね?」

これは艦長としてのお願いでもあるのよ、そう言って軽くアムロに唇を触れさせる。

「今すぐどうこう、と言ってるんじゃないの。その時がきたら…抱いてあげて頂戴」
「タリア、それは…」
「オンナを甘く見ちゃ駄目。あの子は結構一途だから、そうしないとずっと先に進めないわ。一度の関係で終わるならそれはそれでいいのよ、オンナにはね」
「・・・・・・」

「覚えておきなさい、『オンナは情に流されやすい生き物だけど、オトコは情に縛られやすい生き物』だってね。どっちが始末に負えないと思うかしら?」
「オトコとして否定したいが…」
「できないでしょう?男のほうが立ち直りが遅くて次の恋を見つけられない間に…オンナはどんどん先を行ってるのよ」
862メビウス・リンク:2006/12/19(火) 14:35:35 ID:???
深夜の薄暗いホテルの廊下を歩きつつ、アムロは反芻する。

(だから…ね、貴方と経験するのはルナマリアにとって、結果がどうあれいい思い出になるわ)

そう言って自分を送り出したタリアの微笑んだ顔が脳裏から離れない・・・そういえば、自分は昨晩から一睡もしてなかった気がする。これでは考えもまとまらない。
とりあえず、眠りたいな…いまは…
とりとめもない事を考えながら、廊下の角を曲がった刹那、
『ハロ?』ゴツッ!
『イテ』
・・・・・・ん?
足に何か蹴った衝撃があって寝惚けまなこの視線を下げると、そこには…ころころと転がってる『赤いハロ』がいた。どうやら自分はコレを蹴ったらしい。

「変だな、電源は落とした筈なのに…」そう呟くとおもむろに拾い上げる。ハロは目をチカチカと点灯させながら掌の上でくるくると回っている。
ああそうか…修理は少し寝てからにしよう、そう思いつつ愛着があるハロに声を掛ける。

「何しに出て来たんだ?」
『キミヲワライニキタ』

また…か。
このハロは…<あの男>かもしれない、と今なら認められる…か?

「…そうかい」
そう言い返し、小脇に抱えると自分の部屋に向けて歩き出す。
・・・・・思考能力が落ちたあの時だからこそ為せる瞬間だった・・・・・後にアムロはこう語る。

それから暫しの事、朝方の廊下…

「え〜〜っと」
アムロが泊まってる部屋のドアの前で入念に自分の身嗜みをチェックしているルナマリア・ホークの姿があった。
昨夜、妹に言ったとおり、アムロを朝食に誘いに来たのだ。

(考えてみたら、自分から誘うなんて初めてのことよねぇ)

柄にもなく緊張しながら、コホンと一息はいてからドアをノックする・・・コンコン・・・・?
ひょっとして寝てるのかな?なんて思いつつもう一回ノックしようと腕を上げた瞬間、がちゃっと小さくドアが開いた。

「あっ、おはようございま…す?」
『ハロ?』
なんと目の前(とは言っても目線は下だが)に居たのは、球形をしたロボット?だった。

「・・・・・・」
『・・・・・・』

暫しの間、少女とソレはお互いを見つめていたが…
「なに?このちんちくりん。あれ、でもどっかで…そうだ、アムロさん?」
そう言いつつ、恐る恐る部屋の中に入ろうとする・・・が、

ぱっくんちょ
863メビウス・リンク:2006/12/19(火) 14:37:21 ID:???
「・・・ん?」
なにか自分の右手にむず痒い感触が走ったと思えば・・・あの『赤いちんちくりん(ルナマリア評)』が噛み付いていた(?)。
「・・・・ちょっと、放しなさいよ」
『・・・・(かぷかぷ)』
腕をブンブン振っても全く放す気配はない。全然痛くはないのだが、少し鬱陶しい。
「放しなさいってばっ」
『・・・・!!』

そんな感じで騒げば広くない部屋の中、いくら熟睡しようが覚めるもので、
「…何してるんだ?ルナマリア」と言いつつ上半身裸のアムロが眉間を揉み揉みしつつベッドから起き上がった。

「あっ!?ああっと、その…ちょ、朝食でもご一緒にいかがかなと思って」
顔を真っ赤にしながらあたふたと弁明するルナマリア。
…右手に『赤いハロ』を噛ませながら手を上下させるルナマリアは傍目から見て…結構シュールだ。

「ああ、もうそんな時間か。すぐ支度するよ、外で待っててくれ」
「は、はい!」
そう言うや否や、普段の<1.3倍のスピード>で部屋を出て行くルナマリア。ガチャッ、バタン!

(ああ、もうドキドキしたぁ!!それもこれも……)と未だに自分の右手に食らいついた?ままの『ミョーちきりんなモノ』をキッと見据える。
「あんたねぇ」
と文句の一つや二つ言ってやろうとした瞬間…
ポロッ、と今まであんなに放れなかったのに…何があったのか手を開放すると、コロコロと心なしか元気がない様子で反対の壁まで転がり呆気に取られるルナマリアに背を向けた。
しかも、俯き加減(?)でどんよりとした雰囲気を発散させているのだ。
『・・・・・・・・・・・・』ズ〜〜〜〜ン

そんな擬音が聞こえそうなほど落ち込んでる(?)物体を流石に見かねたのか、ルナマリアが声を掛けようとしたら…がちゃっ、と背後のドアが開いた。
「あ、アムロさん」
「ん?どうしたんだ?」
「それが…」
なんと説明したものか、とルナマリアが言いあぐねていると・・・・・

「「あ」」

となにかを吹っ切ったのか、『赤いハロ』がいきなりテーンテーンと跳ねだし廊下を進んでいく。
それを不思議そうに見つめるアムロとルナマリア。
そして8メートルほど進むと、あるドアの前でぴたりと止まる。
「あそこって…」
「ああ、たしかアスランの部屋だったと思うが…」
そんな二人を尻目に、ハロは両脇からマジックハンドを出すと鍵穴を弄くりだした。
そして、それを仕舞うとポーンと跳ねてノブを銜える?とガチャッと開けた・・・その間、実に五秒足らず!!
この手際の良さに思わず、

「「お見事……」」と二人して呟くアムロとルナマリアだった。

そしてこの後に起こった騒ぎは、アスランにとって忘れたい一幕になったそうな。

(続く)
864メビウス・リンク:2006/12/19(火) 14:44:23 ID:???
ぎりぎり次スレまでには間に合った。
遅くなって申し訳ない、10日ぶりに家に帰ってこれたもので。

中途半端だが、次回はもっと早めにUPしますんでご容赦を。
今週末には大丈夫な筈。

蛇足
『赤いハロ』はルナマリアのあほ毛を角(ツノ)と勘違いしてます。
なんせ彼女は『赤くて角付き』ですから、コイツが嫉妬するのもむべなるかな。

草々
865通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 14:46:20 ID:???
ってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
GJ!
866通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 16:16:53 ID:???
マジでキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
アホ毛ワロスルナマリアスゲー
GJ!
職人さんのペースでこれからも頑張ってください
867通常の名無しさんの3倍:2006/12/19(火) 22:00:04 ID:9hXJ3zF6
GJ!!なんかタリアの言葉が的確に的を射ていた。
868通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 00:03:08 ID:k/AEju9W
アムロさんの歳は29歳なんだぜ
869通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 01:22:29 ID:???
なんかアムロが意志薄弱つか脱け殻かロボットみたいだ
女キャラ視点じゃない時も女側ばっかり喋るわ動くわってのが悪いんじゃないかな?
もう少しアムロの言動か描写を増やしてみてはどうだろう
870通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 01:26:38 ID:???
「メビウスリンクは女の物語なので男について語る事は(ry」
871通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 01:41:34 ID:???
何その逆スクライドw
872通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 08:26:12 ID:???
そろそろメビウスはエロパロ板逝け
873通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 08:51:50 ID:???
行かなくていい
874通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 10:45:07 ID:???
なんかメビウスに粘着してる荒らしがいるな
875通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 10:53:29 ID:???
アムロと種キャラのカプ厨SSなんて、荒れないと思ってる方がどうかしてると思うが。
876通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 11:15:34 ID:???
見たくないなら普通はあぼーんだろ
どんな内容でも荒らす奴は最底辺
877通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 11:24:31 ID:???
荒氏を庇護する奴は自演か?
荒れそうなネタを扱っていたとしても、悪いのは普通に荒氏だろ
878通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 11:32:59 ID:???
メビウスはそんなに悪い作品ではないと思うが

よくよく考えてみたら、全身全霊で地球救ったと思ったら別世界に飛ばされて
孤独に苛まれたアムロが女の肌に救いを求めるのはおかしな話ではない。
むしろ人間臭くて好感が持てる。アムロは完璧超人ではないのだから。

平然としているほうがおかしいと(私は!)思う。
879通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 11:39:49 ID:???
俺のヒーローアムロが種の雌豚共と寝るなんて許せねえ!
って火病ってるだけだろ
880通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 11:46:17 ID:???
スルー汁!
881通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 11:52:53 ID:???
アムロはバランスブレイカー

例、一年戦争=連邦の劣勢を覆す立役者
  シャアの反乱=戦力差をνガンダム1機でカバー
882通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 13:26:50 ID:???
>>881
1年戦争=アムロがいなくても、MSの量産に成功した連邦が遅かれ早かれ勝つだろ。
シャアの反乱=アムロは一部のエース級(ギュネイ、シャア)とMSを数機撃墜しただけ。
やはり最後はMSの数と戦い方できまる。



戦争は数だぜ兄貴。エース1人の働きなんてたかが知れてる・・・・種なら別だがな!
883通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 13:32:19 ID:???
>>882
まあ、その通りだろうな
アクシズ押し返したのも、アムロ個人の力じゃなくて、人々の意思だもんなあ
アムロとνガンダムがいなければそれは起こらなかったとは思うけど、アムロ一人じゃあ無理だったろうし
ただ、民間人ばっかりの種初期に来るアムロなら・・・

         なんというベテランパイロット・・・
         彼の技量を見ただけでワクワクしてしまった
         この男はは間違いなくバランスブレイカー
                
            / ̄\
           | ^o^ | 
            \_/
884通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 13:40:07 ID:???
MS1機で戦局が変わる世界だしな
885通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 13:42:58 ID:???
戦局は変わらないだろうが、一部隊の戦闘能力を飛躍的に上げることができるんじゃないか、とは思ったな
アムロなら

どうでも良いけど、デニムって結構強い人らしいねw
886通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 14:57:03 ID:???
曹長ってことは兵卒からの叩き上げだし、シャアの配下ってだけでもそれなりのパイロットだったのは確か。
887通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 15:19:55 ID:???
あくまで小説版だから、どこまで本編と同じかはわからないけど
シャアも、デニムとなら良い連携ができるかもって考えたほどらしい
ただ、人が良すぎるみたいだ
888通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 16:10:46 ID:???
現実でも軍隊は10%もやられれば壊滅と言われる
100機単位で生産されるMSにおいて10機単位で撃墜するパイロットは戦局を十分左右すると思うぜ
889通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 16:43:16 ID:???
その論理でいくとキラや凸は、アムロなんかが到底敵わない程の超戦略級スーパーエースってこと?
シンなんかインパルスでウィンダム30機だぜ・・・・・
890通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 17:06:02 ID:???
CE比較では一般兵の技量が総じて低いからそうかもね
UCに来るととたんに一般兵にも勝てない低技量を晒してくれるけどねwww
891通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 17:53:46 ID:???
    カオス→・ ・←フリーダム
           ・
           ↑セイバー


● ●
 ● ●
  ● ●     ・     ●←ミネルバ
 ● ●      ↑インパルス
● ●
 ↑地球軍&オーブ艦隊


トダカ「敵の守りが厚くてムラサメ隊がミネルバに攻撃できません」

. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    . . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::: CEの軍隊って……
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄
892通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 18:53:07 ID:???
>>890
マジレスすると
福田が監督、嫁が脚本の種にアムロを入れるとなれば、アムロなんて一瞬でキラに殺されるだろうな
だって、脚本書いてるのがそういう人なんだもん
それどころか、嫁が書けば、アムロもシャアも、それこそガンバスターだとかイデオンだとかゲッターエンペラーだとかそういうのにも、キラは無傷で勝てる


ああ、なんかどうでもいいやみんなうんこうんこ
893通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 20:12:06 ID:???
>>892
雇われ監督と脚本の分際でそんな馬鹿晒したら
その時点で逆に上層部に即座に更迭されて、逆に自分たちが黒歴史になるに決まってんだろ
894通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 20:16:56 ID:???
>>892
問題はそんな真似をを上が許すかどうかだな。
やらせて貰える可能性は万に一つもない思うがね。
895通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 20:21:48 ID:???
そんな妄想どうでもいい
896通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 20:45:19 ID:???
>892
大人しくスパロボやってれば?
897通常の名無しさんの3倍:2006/12/20(水) 23:35:36 ID:???
じゃあ、好きにやっていいよと言われ、上も視聴者も納得するとなると...

ガラット(デフォルメタイプ)あたりなら納得できると思うんだ...
898通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 00:41:57 ID:???
とりあえず>>881はウッディ大尉に説教されてこい
89998 ◆TSElPlu4zM :2006/12/21(木) 05:29:18 ID:???
皆様、今週も仕事の都合で投下予定の半分しか
書きあがっておらず予定よりも遅れております
日曜までには何とかしたいなぁ・・・(;'A`)
今しばらくお待ちくださいませ

>>864
GJ!
仕事大変ですな、乙です
900通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 08:47:52 ID:???
>>864
焦らないで、負けるわッ!
901通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 09:58:18 ID:???
>>899
ぉk気にすんな
無理せずに仕上げてくれ
のんびり待ってるぜ
902通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 22:54:47 ID:???
上等の鰻丼が焼き上がるのに時間がかかるのと同じ事です。
しかも年末でもあってお忙しいのも当然の事、
いくらでも待ちますわさ。
903通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 01:23:53 ID:???
最近投下こないね
904通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 01:27:47 ID:???
>>903
良いのか悪いのかはわからんが文句言う奴が多いからな
905通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 09:54:01 ID:???
年末は学生とニート以外忙しいもんだぜ?
906通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 13:05:29 ID:???
>>904
文句も作品の技量や表現や文法にいうならともかく、それ以前の「俺はこういう設定は嫌いだ!」「こんな話は嫌だ!」と趣味嗜好の段階で叩くからなぁ
907通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 13:52:23 ID:???
そりゃしょうがない
嫌いなものは嫌いだ。
908通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 14:10:57 ID:N7eGWStH
好きになれとはいわないがそれで文句たれるなよ・・・
909通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 17:27:13 ID:???
きめえ
910通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 18:05:40 ID:???
アンチコーヒーの荒らしの残党どもいいかげん氏ンでくれないかな…
911通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 18:39:13 ID:???
嫌いだって言うならスルーすればいいだけなのにな
912通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 20:42:18 ID:???
そっくりそのまま返されるぞ
913通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 20:57:28 ID:???
>>912
914通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 22:48:55 ID:???
スルーだって言うなら嫌えばいいだけなのにな か?
915通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 23:37:17 ID:???
なにのなけだいいばれすールスらなう言てっだい嫌
916通常の名無しさんの3倍:2006/12/22(金) 23:56:29 ID:???
>910
仮想敵を無理矢理作って攻撃するのはラクシズのお家芸ですね
917通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 01:12:49 ID:???
http://may.2chan.net/b/res/31681274.htm
アムロ(Vガンダム)vsクェス(アルパ)

以前にも紹介したけど、
なんだか画質が綺麗になっているのでもう一度
918通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 01:15:00 ID:???
http://www.youtube.com/watch?v=kUsijakrIDA

すまん、間違えた。
こっち。アムロ(Vガンダム)vsクェス(アルパ)
919通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 09:17:38 ID:???
98氏のナタル&真・ラクスに萌えつつ、373氏の復活&各職人のSS投下されるまで・・・


俺のレスで、このスレを保守するんだよっ!
920通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 09:50:47 ID:???
サイコフレームどうぞ

つT
921通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 10:39:56 ID:???
>>915-916
荒しはもういいって
922通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 10:41:05 ID:???
>>914
日本語でおk
923メビウス・リンク:2006/12/23(土) 18:01:20 ID:???
アスラン・ザラはつくづく思う

最悪だと・・・・

久々に気持ちよく目が覚めたと思ったら何故か隣にはラクスを偽る<ミーア・キャンベル>がいたのだ。
あまりのことにベッドから転がり落ちてしまった。
しかも、当人はそ知らぬ顔で「朝のキス」をねだってくる始末。

厚顔無恥というか、天真爛漫といおうか、<あの>本物のラクスもここまで非常識じゃなかった・・・と、思う・・・た、多分・・
渋面を作って追い返そうとしたら、何故かロックした筈の入り口のドアが開いて(そもそも彼女はどうやって入ったんだ?)、見覚えのあるペットロボットがテーンテーンと跳ねながら入ってきたのだ。

「あら?」

彼女…ミーアは入ってきた赤いハロに目を丸くしていた…かくいうこっちも目を丸くしていただろうが・・・・。

「たしか、あの人に修理をお願いしたのだけど…もう済んだのかしら」

いや、驚くのはそこじゃないだろ
なんであのハロは部屋のロックを解除して入ってくるんだ。
それ以前にどうしてこの部屋に?

などと考えているのがいけなかったんだ。
ミーアは開け放たれたドアに気付くと「あら」とドアに近づいていった・・・・ネグリジェの格好で。

「あ、ちょっ、ミーア!」

その格好はまずい!!もし、万が一、部屋の前をクルーの誰かに通られでもしたら!!
慌てて彼女に追いつこうと飛び出した…まさにそのタイミングだった、これ以上はないというほどのタイミングで

「アスラン?」

と顔を出したのは・・・アムロ・レイ大尉とルナマリアだった・・・・。


(これは…まずい時に出くわしたな)

目の前には目をパチクリさせているネグリジェ姿のラクス・クライン嬢に何故か彼女に追い縋る格好で固まってしまっているアスラン・ザラ。
この状況を鑑みれば・・・どうやら自分たちはお邪魔虫のようだ。

「ああ、すまない。僕たちは邪魔のようだな、直ぐに退散するよ」

同じく自分の横で固まっているルナマリアの肩を抱いて退散しようとすると

「ち、違いますッ!!アムロ大尉、これは」
「まあ、アムロ様ではないですか。昨日のコンサートではお世話になりました☆」

何事か喋ろうとするアスランを遮るようにラクスがにこやかに声を掛けてきた。
924メビウス・リンク:2006/12/23(土) 18:04:05 ID:???
「任務で同行したまでですよ」
「でも、とてもお上手でしたわ。お陰で安心してコンサートを行えたんですもの」

ネグリジェ姿でする会話じゃないな、と思いつつタイミングを見計らっていると、今まで蚊帳の外だったルナマリアが右腕を抱え込んできた。

「…アムロ大尉、そろそろ失礼したほうが」
「あ、ああ。それじゃ…」
「失礼します」

唖然としているアスランを尻目に、にこやかに手を振るラクス嬢にこれまたニコヤカに敬礼するルナマリア.


「・・・・・」
彼の部屋を後にして、二人して会話のないまま廊下を進む。ちなみにまだ右腕は開放してもらってない。
歩く振動に合わせて彼女のふくよかな胸が振動するのが微かに伝わってくる。

「不機嫌だね、ルナマリア?」
「…そうですか?あ、食堂につきましたよ」

・・・・これも「女心と秋の空」ってやつかね?
などと思いながら彼女と向かい合わせに窓際のテーブルに腰掛けた。周囲を見てみると朝の9時を少し回っている時間のせいもあってかちらほらクルーの姿が見える。

十数分後

「じつは、かくかくしかじか…というわけでね」
「へ〜え、そうだったんですか」

昨日の事の顛末を端折りながら説明すると、サンドイッチをつまみながら相槌を打つルナマリア(・・・・どうやら機嫌を直してくれたらしい)

「でも、凄い幸運ですね」
「え、なにがだい?」
「ラクス様とライブ・コンサート用ザクに一緒に乗るなんてこれから先ないようなシチュエーションですよ」
副艦長にヨウラン、ヴィーノが聞いたらすっごく悔しがるわ…なんて言いつつ笑う。

「そんなもんかい?」
「…アムロさんは興味ないんですか?」
「どうだろうね。今までアイドルとかそういうのには無縁の生活だったからな」

なんて久しぶりに和やかに、スクランブルを気にするでもなくルナマリアと談笑していると横から声をかけられた。

「ちょっと失礼するよ」

その人物は、ザフトの赤い軍服に身を包み、胸には<FAITH>の紋章を付けたおそらくはまだ若い黄金色の(俗に言うハニーブロンドか?)髪の青年だった。
「あ」と彼女もソレに気付いたのか一緒に立ち上がって敬礼しようとするが、彼が押しとどめた。

「構わないさ、そのままで」

そう言うと空いた席に腰かけ、含みのある目でこちらを見詰めながら挨拶してきた。
925メビウス・リンク:2006/12/23(土) 18:07:36 ID:???
「俺はハイネ・ヴェステンフルス、本日よりミネルバ隊に配属になった者です。お会いできて光栄ですよ、アムロ・レイ」
「…?」
「勿論、知ってますよ。プラント本部ではよく貴方のことがウワサされてるんでね」
「………」
「この御時世、コーディネーターに味方するナチュラルで、しかもソイツは並大抵のパイロットが裸足で逃げ出す程の技量を持つってんだからそれも当然だ…な?」

なんて言いつつ、ルナマリアをチラリと見る。ルナマリアは口を開きかけたが、結局は仏頂面で噤んだ。
それを見てこらえきれなくなったのか、「ぷ、はははははっ!」といきなり笑い出した。

「はは、悪い悪い。別にからかうつもりじゃなかったんだが、初々しい二人を見てるとつい、な」
「なっ!?」咄嗟のことにルナマリアは頬を赤く染めるしかない。クックックと軽く笑った後、改めてアムロに手を差し出す。

「ま、よろしく今後ともお願いしますよ、戦争なんてくだらないことはさっさと終わらせたい」
「ああ、同感だ」
アムロも笑いながら握手を交わす。

「さて、肝心のもう一人のフェイスの奴は何処に・・・・へえ・・・噂をすればって奴だ」

レストランの入り口の方で何かしらザワザワした雰囲気があり、その視線の先にはアスランとラクスの姿があった。
パッと見では二人は寄り添いながら仲睦まじそうだが、心なしかアスランはゲッソリしているような・・・・
そのうち、向こうがこちらに気付いたのか、ラクスがアスランを引っ張りながら近づいてきた。

「あら、アムロ様。ご一緒してもよろしいかしら」
「俺は構わないが、どうしたんだ?アスラン。元気がないようだけど」
「いえ、別に…」
そんなアスランの様子に首を傾げるアムロ達三人だったが、どこからともなく・・・・

『坊ヤダカラサ♪ 坊ヤダカラサ♪ ボ・オ・ヤ・ダカラサ〜♪』

などと極めて不愉快な(アムロにとって)声が聞こえてきてた。その発生源はというと・・・歌いながらアスランの周りをテーーンテーーンと跳ね回っていた。
アムロはおもむろに立ち上がると、がしッ!とアイアンクローの要領でその<赤いハロ>を掴み、呆気にとられているラクスに

「すまない、このバカ…いやアホ…いや<赤いハロ>はまだ直っていない様だ。もうちょっと待ってもらえるかい」
などとにこやかに言いつつもハロを掴んだ手はギリギリと握りつぶさんとするかのように締め上げた。

「え、ええお任せしますわ」
「じゃ、おれはこれで失礼するよ」そう言って目を丸くする彼らを残して歩き去っていった。
「・・・結構、面白そうな人だな」
「ええ、まあ…見ていて飽きないし」

さもありなん

「…なんで歌った?」
『…イイジャン、ベツニ』
続く
926メビウス・リンク:2006/12/23(土) 18:11:24 ID:???
多分、今年はここまで。

次回、ルナマリアにグフ・クラッシャーが与えられる予定
   ついでにアムロにはノクティルーカ・ウィザードを。
   

少し、早いけど…メリークリスマス!
927通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 18:21:27 ID:???
おおお!!
神がおりてきなすったぁ!!!
928通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 18:58:08 ID:???
GJ!!!
今回も笑わせていただきましたwww
もはやこのハロは完璧に奴に乗っ取られているようですねwww
929通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 19:41:58 ID:???
おおGJ!
不機嫌ルナマリアが可愛いなぁ
930通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 20:18:11 ID:???
ハロ楽しそうだよハロw
931通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 21:04:01 ID:???
>ノクティルーカ・ウィザードを。

ザク・スプレンダー、ミーア・ザクに続いてソレですか
とことんゲテモノMSばかりですなw
932通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 21:12:51 ID:???
GJ!
ハロ面白!アムロに魔改造されないうちに逃げろwww
ありがとうございました。よいお年を!
933通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 22:45:56 ID:???
この戦場で 後に残れば 地獄に落ちる〜
のリズムで坊やだからさが脳内再生された
GJ!
934通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 23:26:23 ID:???
投下乙です!
ハロの中の人、口調やテンションがおかしいのはハロに侵食でもされてるのか?w
935通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 23:32:48 ID:???
赤い人の人格とピンクハロの思考を足して2で割ったのが赤いハロなんだよ。多分、きっと
936通常の名無しさんの3倍:2006/12/24(日) 01:11:40 ID:???
いや、これが赤い人の素≠ネんだよ、多分。
937通常の名無しさんの3倍:2006/12/24(日) 01:14:23 ID:???
ああ、赤い人は黄色いロリっ子と生活してるとこうなるのか
938通常の名無しさんの3倍:2006/12/24(日) 11:33:37 ID:???
何気に赤い人は楽しそうだ・・・
実は満喫してね?
939通常の名無しさんの3倍:2006/12/24(日) 13:26:33 ID:???
>>925
赤ハロとアムロの会話の流れがガンダムさんだwww
940通常の名無しさんの3倍:2006/12/24(日) 13:53:35 ID:???
そーいやガンダムさんの二巻出てたな・・・
狩って来よう。
941通常の名無しさんの3倍:2006/12/24(日) 17:29:23 ID:???
>>940
ちょw
どこで狩ってくるのさwww
942通常の名無しさんの3倍:2006/12/24(日) 17:34:22 ID:???
無論逝きつけの本屋で。
ついでにげんしけんとswリプレイも刈ってこようっと・・・
943通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 15:55:22 ID:???
キラ・ヤマトことスーパーコーディネイターとはッ!
ひとつ 無敵なり!
ふたつ 決して老いたりせず!
みっつ 決して死ぬことはない!
よっつ あらゆるキャラの能力を兼ね備え
しかも その能力を上回る!
そして その形は腐女子の妄想のように美しさを基本形とする。
944通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 21:36:19 ID:???
テラカーズwwwwwwwwwwww
945通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 21:42:10 ID:???



































946通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 21:52:24 ID:???


























947通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 22:19:13 ID:???
373氏は1ヶ月も投下ありませんねぇ。結構好きなのに。
948通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 22:20:16 ID:???
>>926
遅くなったが乙!
投下ごとに赤ハロがものすげー存在感を増してくなw
949通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 22:39:01 ID:4wH+0ptL
                 / /_________________________
                 / / __     __        n     _____    /
                 / / |   |     /  /      / /    /       |   /
                / /  |   |    /  /      / /   . /        .|   /
               / /  |   |.   /  /    /⌒ヽ/     /   / ̄ ̄|  l  /
         .      / / . |   |  /  /    ( ^ω^ )     /   /.  / /  /
  .          . / ./   |   |  /  /     ノ/ /  ノ   /    ̄ ̄ /  . /
             / /  . |   |. /  /   // / ノ     /   / ̄ ̄ ̄ .   /
             / /    |   |/  /  ⊂( し'./    /   /         /
            / /     |     /     | ノ'     . /   /         /
            / /     |    /.     し'      ./   /        /
           / /      ̄ ̄ ̄              ̄ ̄         ./
           / /_______________________/
   /⌒ヽ    (  ̄)
  ( ^ω^) / /
/⌒  _ / /./
 \    //_/\
    ̄ ̄ ̄(_二_)
950通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 22:41:35 ID:???
                     ''';;';';;'';;;,.,    ブーン・・・
                       ''';;';'';';''';;'';;;,.,   ブーン・・・
                        ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
                        ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
             rっ        vymyvwymyvymyvy、
             ||       mVvvMvyvmVvvmvyvmVvv、  VIPからきますた
 VIPからきますた  |/⌒ヽ /^ヽ (^^) /^ヽ (^^) /^ヽ(^^)/^ヽ
             (^ω^ )(ω^ )/⌒ヽ(^ω^)/⌒ヽ^ω^)  ( ^ω)-っ
       /⌒ \   |   _二二二つω^ )(\ ( ^ω^ )二⊃ /⌒ヽr 
   ⊂二(^ω^ )二ノ   /( ^ω^ )  ⊂二\\_/⌒ヽ二二( ^ω^)二⊃
       ヽ    | (´ ._ノ ヽ   /⌒ヽつ  \( ^ω^)  |    /
        ソ  ) \\⊂二二二( ^ω^ )二二二⊃ ⊂_) ( ヽノ
       ( < \  レ’\\   ヽ   /   i ) ノ     ノ>ノ 
        \|\|      レ  (⌒) |   /ノ ̄     レレ
                      ⌒| /   '´
951通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 22:47:30 ID:???
            /⌒ ヽ              /\  /ヽ
             / ^ ω ^ ヽ        ヽ、 lヽ'   ` ´   \/l
          ,ノ      ヽ、_,,,      ヽ `'          /
       /´`''" '"´``Y'""``'j   ヽ     |  ヽ /   V   l
      { ,ノ' i| ,. ,、 ,,|,,. 、_/´ ,-,,.;;l     .l    V    I   |
      '、 ヾ ,`''-‐‐'''" ̄_{ ,ノi,、;;;ノ      l   ┬    ・   |
       ヽ、,  ,.- ,.,'/`''`,,_ ,,/     ヽ.   │    ・   .|
        `''ゞ-‐'" `'ヽ、,,、,、,,r'       |.   ┴    ・    レ
          ,ノ  ヾ  ,, ''";l         |   r―、      l
         ./        ;ヽ       .|.   |― '      l
        .l   ヽ,,  ,/   ;;;l       |   r―、      |
        |    ,ヽ,, /    ;;;|      .|.   |― '       |
        |   ,' ;;;l l ;;'i,   ;|      |.   ┌―      |
        li   /  / l `'ヽ, 、;|      /    |―       l
       l jヾノ ,ノ  ヽ  l  ,i|     /    └─      ヽ
       l`'''" ヽ    `l: `''"`i     `l    | ̄)      l
       .l ,. i,'  }     li '、 ;;' |       |   | ̄\     ヽ
        l ; j / _, -― ' ̄ ̄`ー‐-、_   |           /´
 , .--、,,__,,-' ̄;;"`´ ;; __  __, -―- 、;; ̄`l ┌┐┌┐     |
 ;;  ,__   ;;'    r ' ´;;; ヽ_ゝ_;;|    lヽ, / .| | .| |     |
;, Y´| l  __  /`'| |   | l  l;|     l ヽ l └┘└┘    /
  | |.;;l_,-'l | V | |.l .|   .|    l  i i   | ;lヽ| ○  〇    l/
;; i /   .il /| |.| |  |   i  |   | l i  '`i l / ̄\/    ヽノ











952通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 22:49:41 ID:4wH+0ptL
   ∩___∩
   | ノ      ヽ/⌒)  あばばば
  /⌒) (゚)   (゚) | .|
 / /   ( _●_)  ミ/   ∩―−、
.(  ヽ  |∪|  /    / (゚) 、_ `ヽ
 \  ιヽノ /      /  ( ●  (゚) |つ
  /      /      |  (入__,,ノ   ミ   あばばばば
 |   ∩  /       、 (_/    ノ
 |  /\ \       \___ ノ゙ ─――、
 | /    )  )       /\       _  ヽ
 ∪    (  \    (⌒0 /\     ヽ (_ノ
       \,,_)    `ヽノ   /  、   )O 
953通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 22:50:34 ID:???
>>947
確か氏のPCが逝ってしまったとかなんとか
954通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 22:51:14 ID:4wH+0ptL
*   ___      ___
.   (    )     (    )          +
     ̄|  |      |  | ̄   +    。       。     *
     |  |      |  |
     |  |.     |  |
  +  .\ \__/ /     イヤッッホォォォオオォオウ!
       \    /
       /|.    |ヽ   +    。     +    。   *     。
      / ⊃   ⊂.\
    / /|     |\ \            。
    ( <  |     |.  > ) *     +        +   。 +
    \ \|     |/ /
  __ \__  ___/
  ||\  .:;Σ;:|  |:;て;:. \               *       
  ||\\   """""    \ +    。     +    +     
  ||  \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
     .  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||        。
955通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 22:54:29 ID:4wH+0ptL
    ___
  .//⌒___ \
 //_/    \\ \
          \\ \
           ((   |    イヤッッホォォォオオォオウ!
           |  ∩     
           |  | |    
           |  | |    
           |  / |   ._
      \ ̄ ̄〜/   /〜 ̄ .\
      ||\  〜^〜^〜^〜      \
      ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
      ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
         .||              ||
956通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 22:57:08 ID:4wH+0ptL
        おっぱい!おっぱい!
  −=≡   _   ∩ _   ∩    ≡   _   ∩
 −=≡   ( ゚∀゚)彡 ( ゚∀゚)彡  ≡   ( ゚∀゚)彡 <おっぱい!
−=≡   ⊂  ⊂彡 ⊂  ⊂彡  ≡   ⊂  ⊂彡 <おっぱい!
 −=≡   ( ⌒)    ( ⌒)    ≡    ( ⌒)
  −=≡  c し'    c し'       ≡  c し'         
957通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:00:16 ID:4wH+0ptL
             ノ      ヽ
             /  ●   ● |    スカイフィッシューーー!!
      ____|     ( _●_)  |
     )   __/     |∪|  / ̄ ̄ ̄〜〜)
     (       /      ヽノ / ̄ ̄〜  (
    ) ̄〜 __ /         /〜〜 ̄ ̄ _)
   )_ __ /       :  /〜__ __ )
   ) '  _/         /    __)
  (____/        / ̄__(
       /         / ̄〜        
       |       /          
       \_____/
958通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:03:04 ID:4wH+0ptL
     ∩___∩
     | ノ      ヽ
    /  ●   ● |   ・・・・
    |    ( _●_)  ミ
   彡     |∪|   \_
  /     ヽノ  ヽ |/\
  | /______,,∪  /
/|∪         |\/|
  |  VIP VIP !  | /     
  |____________|/      
959通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:05:53 ID:4wH+0ptL
     ,へ、        /^i
     | \〉`ヽ-―ー--< 〈\ |
     7   , --  , --- 、  ヽ
    /  /''''''     '''''  ヽ  ヽ
    |  (●),   、(●)  |
   /  <  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   >   、
  く彡彡  `-=ニ=- '  ミミミ ヽ
   `<    `ニニ´    ミミ彳ヘ
      >       ___/   \     
     /         7      \    
     |        /
960通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:09:26 ID:4wH+0ptL
                     _____
    / ̄ ̄ ̄ ̄\,,      /−、 −、    \
   /_____  ヽ    /  |  ・|・  | 、    \
   | ─ 、 ─ 、 ヽ |  |   / / `-●−′ \    ヽ
   |  ・|・  |─ |___/   |/ ── |  ──   ヽ   |
   |` - c`─ ′  6 l   |. ── |  ──    |   |
.   ヽ (____  ,-′   | ── |  ──     |   l
     ヽ ___ /ヽ     ヽ (__|____  / /
     / |/\/ l ^ヽ    \           / /
     | |      |  |     l━━(t)━━━━┥   
961通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:12:33 ID:4wH+0ptL


    _, ._
  ( ゚ Д゚)   ガシャ
  ( つ O. __
  と_)_) (__()、;.o:。          
          ゚*・:.。        
962通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:17:02 ID:4wH+0ptL
                  /  ̄ ̄ ̄ ̄\
                 /          ヽ
                 /           ヽ
                 | 人_____________     |
                 |●  ●  |     |
                 /       /   / |
                /|▼     ./  /  |
     ____________     |___|┴―   /__/ |  丿
     \〜〜 /       |  ̄        |__/ )
      \ /___       (\___    /  )―――
      ( つ(__/ \      (  |   /   )
      (__フ|    \  / (  |  /    )
      ⊂―||―、   | /
963通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:19:02 ID:4wH+0ptL

      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
/⌒ヽ  / ''''''     ''''''   ヽ
|  /   | (●),   、(●)   |
| |   |    ,,ノ(、_, )ヽ、,,     |  
| |   |    `-=ニ=- '      |
| |   !     `ニニ´      .!
| /    \ _______ /
| |    ////W\ヽヽヽヽ\
| |   ////WWWヽヽヽヽヽヽヽ
| |  ////WWWWヽヽヽヽヽヽヽ
E⊂////WWWWWヽヽヽヽヽヽヽ
E////WWWWWWヽヽヽヽヽヽヽ
| |  //WWWWWWWヽヽヽヽヽヽヽ
964通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:20:24 ID:4wH+0ptL
    ∩___∩ ∩_/)__∩ ∩_/)__∩ ∩_/)__∩  /)
    | ノ      ヽ  ( i ))    ヽ  ( i ))    ヽ ( i ))    ヽ ( i ))
   /  ●   ● | / /   ● | / /   ● | / /   ● | / /    クマー!
   |    ( _●_)  |ノ /( _●_) |ノ /( _●_) |ノ /( _●_)  |ノ /
  彡、   |∪|    ,/ |∪|    ,/ |∪|    ,/ |∪|    ,/
  /    ヽノ   /´   ヽノ  /´   ヽノ  /´   ヽノ   /´
965通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:23:40 ID:4wH+0ptL
              ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
             /": : : : : : : : \
           /-─-,,,_: : : : : : : : :\
          /     '''-,,,: : : : : : : :i
          /、      /: : : : : : : : i     ________
         r-、 ,,,,,,,,,,、 /: : : : : : : : : :i    /
         L_, ,   、 \: : : : : : : : :i   / 働いたら
         /●) (●>   |: :__,=-、: / <   負けかなと思ってる  
        l イ  '-     |:/ tbノノ    \    
        l ,`-=-'\     `l ι';/      \  ニート(24・男性)
        ヽトェ-ェェ-:)     -r'          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ヾ=-'     / /  
     ____ヽ::::...   / ::::|
  / ̄ ::::::::::::::l `──''''   :::|
966通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:25:44 ID:???
クズ共が大挙して押し寄せてきおったか...!
967通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:27:34 ID:4wH+0ptL
    。 ° 。c| ̄|
        丶(゚(T)゚)ノO   。    。 ° 。 o
    。  ∩___(_____)_∩
      i  ⌒   ⌒ ヽ    O   。    。 ° 。
 o 。○ /  ●   ●  ,| ∩て
      |    (_●_)    |  i  ̄ヽ メリクマ! 。 ○  o    ○
 。 ゚0 彡゙゙゙  ヽノ  ゙゙゙ ミ/ (_i
     ミ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ミ  /   o   。 ○  o    ○
o。   /゙゙゙゙ミ゙i゙i゙ミ゙゙゙゙゙゙゙/゙゙゙゙゙ / ○       。    。 ° 。
○ 。/    ミ i i ミ V  /               。    。 °
    i   ,r,レ⌒    |    。    。 ° 。
 .o  i   ,|      |       。 ○  o       ○    。 ○  o
    ヽ_ノ      | 。 ○            。 ○

 
968通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:28:50 ID:4wH+0ptL
                    ∧_∧
               ___(´Д` )_____
           .__/___     _____, )__
         〃  .//    /    /     / /    〃⌒i   
         |  ./ /     /    ./     / /    .i:::::::::::!  
   ____|  .しU /⌒\./   /⌒i     / | ____|;;;;;;;;;;;!
  [__]___|    / /-、 ヽ  / , |   Uし'[_]    |
   | ||     |    / /  ヽ      |  |        .| ||      |
   | ||____|____/ /_____ヽ、_,ノ|  |______.| ||      |  
   |(_____ノ /______|  |________.| ||      |  
   | LLLLLL./ __)LLLLLLLLLL(_  iLLLLLLL| ||_____」
   | ||    (_/             ヽ__)     | ||    | ||
   | ||    | ||                      | ||    | ||
969通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:29:52 ID:???
>>966
1人だろ
970通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:30:08 ID:???
      ,.-‐''^^'''‐- ...,
    ; '          ' ,
   .;'    uvnuvnuvn ;
    ;    j        i
    ; .,,  ノ ,.==-    =;
   ( r|  j.  ーu 、  ,..uf     
    ': ヽT     ̄  i  ̄}
    ': . i !     .r _ j /   それがVIPクオリティ
    '; | \  'ー-=ゝ/   
     人、 \   ̄ノ
-‐  ̄    ' ーイ ̄ー-- 、
        ヽ | ;'     ヽ
971通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:32:07 ID:4wH+0ptL
         ,,―‐.                  r-、    _,--,、
     ,―-、 .| ./''i、│  r-,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,―ー.    ゙l, `"゙゙゙゙゙ ̄^   \
    /   \ ヽ,゙'゙_,/   .゙l、         `i、   \ _,,―ー'''/  .,r'"
.,,,、.,,i´ .,/^'i、 `'i、``     `--‐'''''''''''''''"'''''''''''゙     `゛   .丿  .,/
{ ""  ,/`  ヽ、 `'i、                        丿  .,/`
.ヽ、 丿    \  .\                      ,/′ 、ヽ,,、
  ゙'ー'"      ゙'i、  ‘i、.r-、      __,,,,,,,,--、     / .,/\ `'-,、
           ヽ  .]゙l `゙゙゙゙"゙゙゙゙ ̄ ̄     `'i、  ,/ .,,/   .ヽ  \
            ゙ヽ_/ .ヽ_.,,,,--―――――ー-ノ_,/゙,,/′     ゙l   ,"
                 `             ゙‐''"`        ゙'ー'"

972通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:32:52 ID:???
糞VIPERUZEEEEEEEEEEEE!!!!!!! 暇さえありゃ他板に出張までして荒らしか?
973通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:34:21 ID:4wH+0ptL
       ,;r''"〜 ̄^'ヽ,
      ./       ;ヽ 
      l  _,,,,,,,,_,;;;;i  
      l l''|〜___;;、_y__ lミ;l 
      ゙l;| | `'",;_,i`'"|;i | 
     ,r''i ヽ, '〜rーj`c=/ 
   ,/  ヽ  ヽ`ー"/:: `ヽ 
  /     ゙ヽ   ̄、:::::  ゙l, 
 |;/"⌒ヽ,  \  ヽ:   _l_  彡
 l l    ヽr ヽ | _⊂////;`)  ナデナデ
 ゙l゙l,     l,|  彡  l,,l,,l,|,iノ∧ 
 | ヽ    ヽ   _ _ ( ´・ω・)
  "ヽ     'j ヽヽ, ̄ ,,,,,U/"U,, 
   ヽ    ー──''''''""(;;)   ゙j
   ヽ、_   __,,,,,r-'''''ーー''''' 
974通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:35:17 ID:???
>>972
vipperでもないだろ、変な子供が独りで頑張ってコピペしてるだけじゃね
それより次スレ
975通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:36:59 ID:4wH+0ptL
あばばばばばば      うほほほほ
   おチンチンびろーん ∩___∩
   ∩___∩      | ノ  ○─○ヽ_∩__∩ あばばっあびゃばびゃばば
   | ノ      ヽ/⌒)  /  /3   3 |      ヽ
  /⌒) (゚)   (゚) | .|   |    ( _●_) |o⌒  ⌒o|
 / /   ( _●_)  ミ/∩―−、   |∪| /⌒(_●_)⌒ ミ
.(  ヽ  |∪|  / / (゚) 、_ `ヽ ヽノ |   |∪|  /
 \    ヽノ /  /  ( ●  (゚) |つ  ∩.  ヽノ∩
  /      /  | /(入__ノ   ミ   | ノ⌒  ⌒ヽ
 |   _つ  /    、 (_/    ノ  /  (。)(゚)|
 |  /UJ\ \   \___ ノ゙ ─ー|  (⌒_●⌒)ミ
 | /     )  )    \       _彡、/ |U  UU_/
 ∪     (  \     \     \   | |     ||
        \_) あびゃばばばだーん . .| |nn _nn||  ぐへへへへへへ
                          \___)
976通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:37:20 ID:???
>>974
そんなもんか・・・・・・・


次スレ? おk、任せろ。
977通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:38:16 ID:4wH+0ptL
      ./       ;ヽ 
      l  _,,,,,,,,_,;;;;i  <いいぞ ベイべー!
      l l''|〜___;;、_y__ lミ;l  逃げる奴はラウンコだ!!
      ゙l;| | `'",;_,i`'"|;i |  逃げない奴はよく訓練されたVIPERだ!!
     ,r''i ヽ, '〜rーj`c=/ 
   ,/  ヽ  ヽ`ー"/:: `ヽ
  /     ゙ヽ   ̄、:::::  ゙l, ホント VIPは地獄だぜ! フゥハハハーハァー
 |;/"⌒ヽ,  \  ヽ:   _l_        ri                   ri
 l l    ヽr‐─ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| |                   / |
 ゙l゙l,     l,|`゙゙゙''―ll___l,,l,|,iノ二二二二│`""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l
 | ヽ     ヽ   _|_  _       "l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |二;;二二;;二=''''''''''' ̄ノ
 /"ヽ     'j_/ヽヽ, ̄ ,,,/"''''''''''''⊃r‐l'二二二T ̄ ̄ ̄  [i゙''''''''''''''''"゙゙゙ ̄`"
978通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:40:20 ID:???
>>976
すまんな、俺は無理なんで頼んだ!!
でも次も来たら困るなコレ
979通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:40:27 ID:4wH+0ptL
    lヽ、            /ヽ
     i! ゙ヽ、    ,,,..-'"/  ゙i!⌒ヽー-、.,,.-イ''⌒ヽ >
     l    ゝ-─‐-/'    i!  ヽ、     i,  ,ノ
   ,/"             i!  .... ゙'';;..   Y"
  ,/'              〈  :::::.  '';;...  'i- 、,,
  i'                'i,  ::::::::   ::::  'i!   ゙"ヽ、
  i! ー- (⌒   ,,_        'i  :::::::::  ''':;;;  ヽ、  ゙)
  'i,:::::  ( ̄,      ̄    ,/ヽ ''''        'i,-‐'"
 /⌒ヽ、   ̄    :::::,,-‐    ゝ   .............    ヽ、
(    ヽ    ,,.-‐''"       ,)  :::::::::      '\
  ヽ、,,  ノ,.-‐''"      ノ-‐''"´( :::::::::::          )
    "〜 (       ,. -'"     ヽ、    _,,... -‐─'''"
       ヽ、,,.. -‐'''"           ̄ ̄
      
980通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:42:20 ID:4wH+0ptL
                        ─
 、   l   _,                  -‐-、
  ヽ/⌒ヘ〜    ,ヘ        ,rァ       l
  ., 't,_,ノ丶   / '、     ,/ ,i       '’
 /  !   '`  |   '──--'  {       つ
        ,/ ● L_/    'i,
       /     l ,/  ●   i,    -っ
       'i      しii     丿     / ゝ-
      |`:、\     'ii   __,/      `‐′
      'i、 ̄〜〜     ij  乙__ノi       ├
       ^-ァ        __,ノ       σ‐
     r^〜"i'        'l
     !、 !         l          ─‐
      〜^''!,   ,_    ,!_        ー〜'ヽ
         \ l,〜^''‐--::,,⊃ ) ) ) )       )     
            `'‐’                ノ   
981通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:44:16 ID:4wH+0ptL
   ∧∧
  (  ・ω・)
  _| ⊃/(___
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  ∧∧   シュッ
 (  ・ω・)
 Σ⊂彡_,,..i'"': 
     |\`、: i'、
     \\`_',..-i
       \|_,..-┘


  <⌒/ヽ-、___ シコシコ
/<_/____/
982通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:46:09 ID:4wH+0ptL
     /\___/ヽ
   / -‐'  'ー-  \
  . | (●),(、_,)、(●) ::|
  |    /,.ー-‐、i  :::::|
  |    //⌒ヽヽ  .::|   それもVIPクオリティ
  |    ヽー-‐ノ  :::::|    http://ex7.2ch.net/news4vip/
   \    ̄   ...::/
   /`ー‐--‐‐―´\
983通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:47:36 ID:4wH+0ptL

     /\___/ヽ
    /''''''   '''''':::::::\ 
   . |(●),   、(●)、.:| + 
   |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|    +
.    |   `トェェェイ ' .:::::::| +,,; ,  
    \  `ニニ´  .:::::/(,;'";,"`;,;`;;、
      / `- 、  /|ヽ  | ̄ ̄ ̄|,;      
    /  \  介 ノ \ ||'゚。 "o ||ー、           
   / ヽ、  \| |/    || o゚。 ゚||ニ、i      
   /   ヽ       ヽ ||。_0_o_||ー_ノ\ 
  l     ヽ        |___|`-'_ノ
984通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:49:19 ID:???
スレ立て成功。
まとめのほかにWikiも加えてみたんだが余計だったか?


もしも、CCAアムロが種・種死の世界にいたら6
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1167057938/l50
985通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:50:07 ID:???
いやいや、超GJ!!!
986通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:50:06 ID:4wH+0ptL
            ______
            \        \
             |,.\        \
           /   \        \  
          /    ,. i \_______\
          |    /.| |\||_______||〜
          | .|   | | |  ||          ||
  _./⌒..───' | / | | .||          ||
  __/⌒ 二二ニニ ノ  U  ||        ||
987通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:51:25 ID:4wH+0ptL
         ∧_∧
         (´Д` ) 
         /   /⌒ヽ
      _/⌒/⌒/ / |__
     / (つ /_/ /\ |  /\
   /  (_____/  ヽ/   \
  /| ̄ ̄         ̄ ̄|\   /  
/  |   かまって     |  \/     
    |   ください     |/
988985:2006/12/25(月) 23:51:40 ID:???
お、>>985-986の時間がwwwww
989通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:53:31 ID:4wH+0ptL
      ______.______.__
    , '"――――‐, '"――――― ヽ`i1
   ./ ∧_∧   //'〜 ̄ ̄|.|.| ̄ ̄〜|.||::||  
   .i (・∀・ .)  i !  _,._|.|.|  .   |.l|::||                 
 [;].!_っ⌒'と _0[;],l |  f _..┘|:. ̄ ̄〜 .|| ||._________,
  〜l!=;:,...二二....,:;=iヨ.'ー''"〜 . __ !    __.|| ||i リンゴジュース  ̄i1
  li..,._.  ̄。 ̄. _.,..!.|   ........〜ノ..............〜 || !|i,,___,,___,,___,,__,,!|
  il_`}≡≡{´_E|..::' /⌒ヽ'ヽ_____/l|!=イ二/_/ ⌒ヽヽ(ニ(]
.  {=i:::::::[二]:::::::i=i::」  |i.(*).i;;;;|i□□ー‐! ::::::::::|;;;;;;|ii.(*) i;;;|二l]
   ̄ ̄ゞ三ノ  ̄ ̄ ̄ゞ_ノ ̄  ゞゞ三ノ    ̄ゞゞ_ノ〜    ≡3
990通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:56:44 ID:4wH+0ptL
               _
              /  \―。
            (    /  \_
             /       /  ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ...―/          _)  < ちんちん シュッ! シュッ! シュッ!
        ノ:::へ_ __    /      \_____
        |/-=o=-     \/_
       /::::::ヽ―ヽ -=o=-_(::::::::.ヽ
      |○/ 。  /:::::::::  (:::::::::::::)
      |::::人__人:::::○    ヽ/
      ヽ   __ \      /
       \  | .::::/.|       /
        \lヽ::::ノ丿      /
          しw/ノ___-イ
           ∪
991通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:58:14 ID:4wH+0ptL
     ┌┌┌┌┌┏━━━┓
    ┌┌┌┌┌┏━━┓ ┃  
    │││││┃━┏┃ ┃ 
    │││││┃  ┛┃ ┃   
    └└└└└┗┳┳┫ ┃
  ┌┌┌┌┌┏━┻┻┛ ┃
  │││││┃         ┃
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  └└└└└┗━━━━━┛
   │││││┃     ┃
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   │││││┃  ┃ ┃ 
   │││││┃  ┗━┓
   │││││┃      ┃        
   └└└└└┗━━━┛       
      │││││┃  ┃         
      └└└└└┗━┛
992通常の名無しさんの3倍:2006/12/25(月) 23:59:52 ID:???
死ね。
氏ねじゃなくて死ね。
993通常の名無しさんの3倍:2006/12/26(火) 00:02:12 ID:???
ぜんぶ違うAAな所に変な頑張りを感じる・・・

>>984
乙です!
994通常の名無しさんの3倍:2006/12/26(火) 00:03:35 ID:4wH+0ptL
  |l  |l l |l | |i
   |i  l |i l| li  |
        ∩
    _,,..,,n,r'゙ <⌒つ
   ./ ゚ 3  ヽ )´   
 ) l ゚ ll ∩ ノ そ
Σ `'ー---‐''  (
  ⌒ヽ/V⌒v、/⌒ ビダァァァン!!
995通常の名無しさんの3倍:2006/12/26(火) 00:03:46 ID:???
>>992
基地外には言うだけ無駄だよ、無視しとく方がいい
996通常の名無しさんの3倍:2006/12/26(火) 00:04:57 ID:???
997通常の名無しさんの3倍:2006/12/26(火) 00:10:42 ID:???
職人さん方、次スレもよろしく!期待して待ってます!
998通常の名無しさんの3倍:2006/12/26(火) 00:14:15 ID:???
 / ̄ ̄/_7_7 __/ ̄/_/_7_7__/ ̄/_/_7_7__/ ̄/_/_7_7__/ ̄/_/_7_7__/ ̄/_/_7_7
..  ̄ .フ ./  /__  __  / ./__  __  / ./__  __  /  /__  __  / /__  __  /    _
 __/  (_ _./  //  /  ._./  //  /  _./  //  /   _./  //  / . _./  //  / _7_7 / /
/__.ノゝ_/ |_ノ |_/.    |_ノ |_/  . |_ノ |_/   |_ノ |_/   . |_ノ |_/    ノ_/
             \\\              //
             \ \ \\\  r'⌒⌒ヽ    ///  //
              \ \  (⌒\ ( rνyy'ソ⌒レm)/// ハロも貴様もこのスレも、まとめて埋めてやる!!
             \\ (mJ \ ヽヽヾ#゚Д゚ノ/ レm)レm)/    
             \\ \\(mJ(mJ∩]¶[ イレm)レm)レm)/     
           (´⌒;; \\ (mJ(mJ(mJ| .|/ノハλ) //レm)/;;⌒`) ;;⌒`)
 (´⌒;;   (´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;/(mJ(mJ#Д▼||l レm)/;;⌒`);;⌒`)       
  (´⌒;; (´⌒;; \从从从从从(___へ_ノ ゝ__ノ从从从从从//;;⌒`);;   人様の持ち物(ハロ)を埋めるなど!
999通常の名無しさんの3倍:2006/12/26(火) 00:20:10 ID:???
 
1000通常の名無しさんの3倍:2006/12/26(火) 00:20:26 ID:???
1000なら次スレもSS豊作
10011001
゚・ *:.。. * ゚
      +゚
 。 .:゚* +     このスレッドは1000を超えました。
     ゚      新しいスレッドを立ててくださいです。。。
    ゚  /ヾー、
       r!: : `、ヽ
      l:l::..: :.|i: 〉
      ヾ;::::..:lシ′       新シャア専用板@2ちゃんねる
         `ー┘          http://anime.2ch.net/shar/