1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
※以下、冗談。
「官邸崩壊」 上杉 隆
安倍政権迷走の一年を描いた作品。
金持ちボンボンの安倍ちゃんによる貴種漂流譚の物語。
しかし、あまりに絵に描いたような迷走ぶりに、
このような方々の手に我々日本国民の運命が委ねられていると思うと、
背筋が寒くなる思いを禁じえない。
本に対して8点、安倍ちゃんに対して1点(同情票で+1点)。
何を意図しているのかさっぱりよめないのだが。
これがKYってやつ?それを実演してるの?
いやKYじゃなくて、スレに対する意図的な嫌がらせだよ。
糸冬
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/21(金) 22:45:26
>>1 乙。
前すれ落ちるの速いな、もう読めないよ
8 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2007/09/22(土) 14:37:51
加藤徹「怪力乱神」 5点
黒い風呂敷を被って「ダークマターでおま!」とか叫びながら闊歩している
アホなSF&ホラーオタを見かけることがある。
少壮気鋭の学者(東大文学部・同大学大学院卒、現明大准教授)の手になる本書は、
いささか(注 伊佐坂先生ではない(w )ペダンティックなきらいはあれど、
このような者に突き付けて読ませたい。
一押しは、第5章「宇宙に吹く風」、チャイニーズSOFに富んだ逸話が満載、
(この世は気に満ちている)、トンデモ過ぎて魅せられる中国人の宇宙観が紹介
されている。
ただし、原文の引用が多過ぎでありもっとコンパクトに纏められると思われること、
本書のような中国奇談集はわりと高齢の研究者により著されることが多いためか、
これらに比較して63年生れの著者の筆致がやや饒舌過ぎる感があるのが気になった。
以上、各人、心して読め!
>いささか(注 伊佐坂先生ではない(w )
>伊佐坂先生 ぶっ!
お笑いのセンスすら寒いミス住親方w
これで68歳というのだからな・・・
やれやれだな
>饒舌過ぎる感があるのが気になった。
( ゚Д゚)y―┛~~ バカジャネーノ
>>黒い風呂敷を被って「ダークマターでおま!」とか叫びながら闊歩している
>>アホなSF&ホラーオタを見かけることがある。
ミス住が通院している精神病院で目撃したそうだw
またしても読売新聞で書評が出た本。毎度のことながら読売新聞で書評が掲載され
なかった本は「読んだ」といわないのなw
またアホが気違いに大量に釣られてるのか
宇宙のランデブー
クラークは2001を高校のとき読んだきり。そして今回これが2冊目となる。
ちなみに2001は、私の当時の読解力では全く文章が追えず、途中で挫折した記憶がある。
そんなトラウマもあり、各レビューを読み、クラークの中でも読みやすそうかつエンターティメント性の
ありそうな本作を選ぶことにした。
感想としては・・・
なかなか自分の受け入れ範囲が狭いためだろうか、引き込まれるものが感じられなかった。
本作の要はひとえにラーマという謎の人口天体だけど、その謎に迫りきっていないからだろうか。
謎の部分でワクワクくるものがなかった。
続編でこのあたり解明されていくこととしても、本作だけでもあっと言わせてくれるような、
次に読み進めたくなるような、インパクトのある仕掛けをして欲しかったように思う。
全体として、ラーマの構造が明るみになっていく過程が描かれていくだけで、
そのほかの部分に印象に残るものが少ないのが残念だった。
ところで謎の天体ものといえば、先にリングワールドを読んだけど、あれは登場人物や設定、仕掛け、
総合的に満足させてくれるものだった。やはり自分の好みの問題かもしれない。
キム・ハリスン「死せる魔女がゆく」
ストーリーは特になし。唐突さには目をつぶり、シチュエーションを楽しみましょう。
衝動で行動するヒロインが、特に理由もなく仲間に恵まれ、敵を作り、
そのうち何人かに日常的に貞操を狙われる話。
同居人の女吸血鬼は(ヒロインの主観では)常に彼女を押し倒す機会を
狙っており、しかもエロ本を読むことを強制する・・・
偶然出会った美青年は、彼女のために危険も省みず戦うが、何か後ろ暗い
秘密があるらしい・・・
最大の敵はドSの大金持ちの独身美青年企業家、ヒロインの命を狙いながらも
その才能にほれ込んでたらしこむ気満々・・・
他にも、「同じサイズになってみたら惚れ惚れするような美男子だった」とか、
「M男だが外見だけはいい」とかそういうのが満載。
合間合間に流血とヨダレと料理のシーンが入ります。
オレだけじゃなく、みんなにも読んでほしいな!
それと、エロ本は人前で読むな! あらぬ誤解を招くからな!
>>17 好みの問題、たぶんその通り。
あれは本当にラーマの異質感だけで脳汁出る人向けだから。
ここ最近チープなアニメ調の表紙ばかりで嫌んなってくるよな
確かにそういう表紙多いけど、自分的には大歓迎だったり・・・w
変な抽象的な絵を描かれたりするよりずっとマシだ。わかりやすい。
女描くにしても、加藤直之とか天野くらいのクォリティがいいんだが
萌え〜♪じゃとても店で買えねえ
たった冴えたもしかたないから通販で購入した
>>22 なんという気の弱さ なんという意気地なし
あ〜ら、純真なボクちゃんに、そんなこと言っちゃ可哀想よ、ホホホ
↑アニヲタがおむづかりのご様子w
27 :
18:2007/09/23(日) 19:03:23
キム・ハリスン「死せる魔女がゆく」
(続き)
SF的には、魅力的な謎がたくさん散りばめてありますが、「頭脳は子供、子宮は大人」
「この事件、いただきます(性的な意味で)」な主人公のせいで、その全てが
ホッタラカシだ!
続巻では解決されるんだろうか・・・?
出ても買うかは微妙だけどな!
ところで、私は、表紙は内容にあってると思います。
なんか書店の新刊コーナーみると、分冊同時発売が多い気がする・・・。
>>20 SF,FTなんて昔からそうじゃん。
世間的な認知は今も昔もアニヲタと同類みたいなもんだ私道でもいいよ
いや、店頭で買うのも別に恥ずかしいことじゃないよ、っていいたいだけなんだが。
これまでずっと買ってこれたのなら。
たったひとつの冴えた方は、40年前の初版当時からあのデザインですが何か?
40年前w
ボケ老人あらわる
さ、そろそろ感想行ってみようぜ
ジェイムス・ティプトリー・ジュニア「たったひとつの冴えたやりかた」
表紙買いしたけど、これは詐欺。
全然面白くなかった。1点。
表紙買いしたけど、
表紙買いしたけど、
表紙買いしたけど、
何を期待したのだ?
39 :
37:2007/09/23(日) 21:21:17
萌えを期待したにキマットルだろうがヴォケ
なにをやっとるのだ、なにを・・・。
ふざけた37がおちょくられてマジギレw
まあ要するにみんな仲よくアニメ絵に萌えてると言う事ですね。
「たったひとつの〜」って川原由美子のイラストだよね?
あれのどこがアニメ絵?
つかどこにアニメ絵と書いてある
>>47 よくわからんけど、「女の子のイラスト」表紙ってだけでアウトなピュア(笑)な人がいるみたい
ちょっと頭のおかしい萌えヲタ
>>21が暴走してるだけだからw
52 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/24(月) 12:02:19
キム・ハリスン「死せる魔女がゆく」
>18,27じゃないですが
表紙が地雷気味なので喜々として購入w
あらゆる謎がほったらかしなのは仕様ですか、そうですか
しかも、タイトルからして微妙に嘘っぽい
てっきり主人公のレイチェル(魔法使い)が
相棒の吸血鬼アイヴィに血を吸われて
吸血鬼化するんじゃないかとか期待してたんですが…
結局死にかかりはするものの死んでないしw
表紙絵と内容とは非常に良くマッチしてると思います
次回作への期待も含めて 7点
もういっそライトノベルレーベルを出すべきじゃないかね>ハヤカワ
ハヤカワってすでにライトノベルのようなもんじゃない?
ラノベファンって海外ラノベに興味なさそうな気がするんだが
海外ラノベって、ハリポタや指輪なんかのこと?
ロードスや聖刻よんでたほうがまだましだ。
え〜このくらいで死ねって言われても〜〜
いや遠慮するなってw死んどけよw
エディングスとかが海外ラノベに相当するんじゃないのか。
しない。
ハリポタと指輪を一緒にして語られてもw
指輪はファンタジーのセミクラシック
ハリポタは日本で言うワンピースあたりのポジションだろ
レナルズの火星の長城、あとはダイヤモンドの犬だけになった。
とりあえずウェザーに萌えた。普通に萌えた。というかよくある綾波・長門他タイプに近い。
これは翻訳家の仕業か?それとも原文でもこの雰囲気なのか?
気になるなら原文を読め。
糸冬
火星の長城 ハヤカワ文庫SF 2007年
アレステア・レナルズ 中原尚哉訳
人類の派生と、その設定が面白い世界観。
特別難解でもなく、すらすらと読める。このアタリは翻訳家の手柄?
ウェザーは特に良かった。萌えた。まぁネタは読めた上に、隔絶されてるのに仲間の記憶全部
持ってるって言ってのけるのは無理があるだろとは思ったが。いくら情報を抽象化して圧縮
するにしても。
「ダイヤモンドの犬」と「エウロパのスパイ」は、どうにも・・・。
物語を凄惨なほう、凄惨なほうに持っていこうという性質がある作者なのか?
特に前者は、反吐が出る気分。本当に気分が悪い。
7点
この分では、2巻に手を出すかどうかは微妙なところ。
>>66 10点満点なら、7点は及第点なんじゃないか?
俺は買って見ようかな、と。
「エウロパ」はアンソロジーで読んだことあるけど、面白かった。
長編は分厚いけどサクサク読めて、マズマズだったし。
>>67 二つ以外が引っ張ってる分が大きい。設定もなかなかに緻密だし。
でも無駄に凄惨な話が読みたいわけじゃない。後味が悪すぎるのを
読むのはいやだ。出版されて評価を一通りみてから、買うかどうか
決めようかと思う。
エウロパは、対立中だし工作員の非情さを出したかったのかもしれんが、
そんなものは裏に回してしまって、別の話を展開して欲しかった。
犬はもう本当にどうにもならない内容。一人死んだ時点でもう話の
流れはわかった。二人目が死んだ時点でかなり気分がいらついた。
とりあえず何かで口直ししてから寝る。
そんな個人の我を通しまくるようなこと言われてもねぇ…。
読者があーだーこーだ言っても何か変わるわけでもなし
作者が差し出したものをある程度は黙って受容できるような度量がないと…。
うむ、素直に合わないと思って諦めろ
>後味が悪すぎるのを読むのはいやだ
w
気持ちはわからんでもないがw
>>69 駄目だと思うわ
読者あっての作家なわけだし、読者を心地よくさせないといけないと思うの
口直しに家畜人ヤプーを読むことにするわ
それでいいわよね?
作者は読者の奴隷じゃなくてよ女王様。
そこんとこ履き違えてるわ。
そんなに言うなら自分で自分を満足させるオナニー小説を書けばいいじゃないか。
74 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/27(木) 01:14:56
レナルズ短編集は一番面白い
銀河北極が二巻に入っちゃったからなあ
・・・?
ここは、読者側からの感想を書くスレじゃないのか?
合わないと感じる話もあったし、気に入った話もあった。
だから次はどうしようかと迷ってる。それでいいんじゃないの?
それでいいんじゃね
読者にとって作者がひとりじゃないように
作者にとっても読者は一人じゃないだろうから
うちら読者は合う作家見つけてけばいい
作者は読者を心地よくさせないといけないってのは
読者が心地よくさせてくれる作者を探せばいいわけで
アルベール・ロビダ著/挿絵 「20世紀」
6点(出版史的には8点とか9点ぐらい?)
脳内異世界(って未来か)描写が続くとこは
岩波 「ユートピア旅行記叢書」を読んでたころを
思い出しました。特に筋とかも無いし。
けどところどころでギャグがヒットしたりもするので
読んでて楽しいと言えば楽しいし、横組みがこんな
読み易いものだとは。本が全部横書きになれば
読書スピード確実に上がるのでは?
147 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/09/26(水) 22:05:44 ID:loWIESfZ
評価という問題で思い出すのは、清張先生のキャノン機関に関する記述。
これは過大評価とする声が多い。
清張説に従えば「ミッション・インパサブル」まがいの凄い謀略機関なのだがw
148 :名無しのオプ:2007/09/26(水) 22:12:00 ID:a9L6xwK7
>>147 あーあ、またお得意のw
149 :名無しのオプ:2007/09/26(水) 22:30:59 ID:lZ76rrUG
ミッション:インポッシブル Mission:Impossible (スパイ大作戦)ですよ
書斎のだんな
わざわざ余所から持ってこんでよろし
ゴメ〜ンね
uraaaaaa!
,,,,,,,,,,,,
[|,,,★,,|,]
ミ゚Д゚,,彡
┯==∩=⊂ン~ )ニヌ
 ̄ ̄ ̄ i==|=[]j
/_/ヽ___i
し' \)
シベリア自警団
「チャパーエフと空虚」ヴィクトル・ペレーヴィン 群像社
この作者のを読むのは初めてだが、予想以上に凄かった。
精神病患者が治療のため精神病院で互いの幻覚を共有体験する、
というのが中核アイデアなのだが、主人公プストタ(空虚)
が体験する軍人チャパーエフをめぐる幻覚(?)体験の中で
展開される自我・意識の本質に関する哲学的議論が面白い。
ロシア社会やロシア人、諸外国(日本もあり)の文化に対する
風刺的ギャグも満載で、ロシアネタに関しては
素材自体になじみが薄いこともあり一部ピンと来ないものもあるものの、
終始ニヤニヤしてしまうような面白さに満ちている。
特に日本人の会社に面接に言って腹切りをさせられるくだりは
抜群に面白かった。
そして、次第に何が幻覚で何が現実だかわかんなくなる・・・
というディックとかプリースト、あるいはドグラマグラ的な
流れになり、ラストでどんでん返しの連発でした。
プリーストの「双生児」が良かったという人にはお勧めできる本。
9・5点
ほほう、これは食指がうごいた
チェックだな
おいらも食指にょろにょろだ
む・・・哲学なんて大嫌いだが、そんなの関係無しに読めそう?
>>85 深く考えるのが苦手なら、自分にあったものを探して読んではどうかな。
関心に合わないものに無理に手を出さんでいいわけだし。
しかし、食わず嫌いということはある。
あえて苦手そうなものにチャレンジするのも選択肢のひとつではある。
個人的には、哲学もわからんようではちと寂しいという気がする。
>>85 哲学って言っても、「私は誰?」という非常にシンプルなテーマなので
全然難しくはなかった。
イーガンが面白く読めれば大丈夫な程度です。
88 :
ミステリ板住人 ◆iyLCFWuASU :2007/09/30(日) 17:45:02
石森章太郎「変身忍者嵐」 5点
今回は少々毛色が変った作を紹介しておこう。
特撮ドラマ化もされ、知名度はそこそこありながら、
アニメ化もされず、長く絶版状態にあった石森作品中では不遇な作である。
父の仇、宿敵魔神斎が実はハヤテの父親だった(しかも、無意識のうちに魔神斎に
なりきりになっていたという悲劇)という真相に至る父殺し、
そして兄弟殺しというトラウマ満載のラストまで一気に読ませるSF忍者漫画の
力作、収録作品中では、中島敦の「山月記」を想起させる第2巻収録の「虎落笛の遠い夏」が私のような読書人をニヤリとさせるところか。
前述したとおり、信じていたもの、守るべきはずだったものに裏切られ主人公が精神的な
業を負うという石森作品(ただし、映像化されたものではなく原作に限る)に特有の
テーマが色濃い。
明日あたり、本作を読んだアホなSFオタが近所の縁日で買った変身忍者嵐のお面を被り、
ボロきれによる自家製のコスプレを纏って「変身忍者嵐見参!!」とか叫びながら、
アキバを徘徊するやもしれぬ。無惨なり…としか言いようが無いものがある。
なにこの人?
おちょくってるの?
信じられない
>>89 毎週こんなくだらねえ自称論考w書いて喜んでいる基地害ジジイです
ほっておいやりましょう
>>88はウサギさんなんだよw
かまってくれないと死んじゃうの。
ま、叩かれても叩かれてもやっていけるしぶとさは凄いと思うけどなw
単に不感症なだけか?
こうやってあれたらそれでいいってだけなんだから
荒らし見参ってっことだろ
ってことで
--------以下スルーで-------------
この後アゲで自演入りまーす
95 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/30(日) 19:15:25
ミス住の着眼点はさすがだね。ユーモアも相変わらず冴えわたっているし。
ひとつ上で予想されてるのに
本当にバカだなコイツ
97 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/30(日) 19:30:10
「こんなあさましいミステリ板住人と成り果てた今でも、己は、己の詩集が長安風流人士の
机の上に置かれている様を、夢に見ることがあるのだ。
岩窟の中に横たわって見る夢にだよ。嗤ってくれ。
詩人になりそこなって虎になった哀れな男を」 ―― 中島敦 「山月記」より
「こんなあさましいミステリ板住人と成り果てた今でも、己は、己の詩集が長安風流人士の
机の上に置かれている様を、夢に見ることがあるのだ。
岩窟の中に横たわって見る夢にだよ。嗤ってくれ。
詩人になりそこなって虎になった哀れな男を」 ―― 中島敦 「山月記」より
99 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/30(日) 19:49:38
「こんなあさましいミステリ板住人と成り果てた今でも、己は、己の詩集が長安風流人士の
机の上に置かれている様を、夢に見ることがあるのだ。
岩窟の中に横たわって見る夢にだよ。嗤ってくれ。
詩人になりそこなって虎になった哀れな男を」 ―― 中島敦 「山月記」より
ネタバレすな、と言う程の作品でもないしな、今はファンですら、石ノ森と言うのに、
石森と書いた方が、通だと思い込んでるのは片腹痛い、映像化作品の方を下に見てるのも、
痛い初学者の特徴と言える、それよりも、
明日あたり、本作を読んだアホなSFオタが近所の縁日で買った変身忍者嵐のお面を被り、
ボロきれによる自家製のコスプレを纏って「変身忍者嵐見参!!」とか叫びながら、
アキバを徘徊するやもしれぬ。無惨なり…としか言いようが無いものがある。
本気で言ってるなら、きちがいだ、精神病院へ行け。
ネタのつもりとしても痛々しいだけだな
センスなさすぎ
釣られすぎ
103 :
支持者:2007/09/30(日) 20:15:31
さすがはミステリ板住人さんです、今度は、希望の友版・石川賢版について
解説して下さい
何が支持者だ
いい加減にしろ基地外
ここまであからさまな自演するバカも珍しいな
もうほんとうにやめてほしい
不愉快だし、汚水を人前で垂れ流す行為にも等しいです
同感
狂人がよだれや糞尿撒き散らしてるのと一緒だな
噂だと60過ぎのいい歳した爺というじゃないか。
なんでこんなことするかね。
きちがいだからね
ミス住君、まじで希望の友版・石川賢版について 解説してみたまえ、
無理かな?
とにかくレスさえつけば嬉しい、無職のみじめなオッサンなんだろうな
人間こうはなりたくない
レス乞食に対しては、スレでは完全に無視して、必要に応じて削除依頼を出せば良い。
まあ世の中にはこういうバカもいるってことでw
★改訂版★
「こんなあさましいミステリ板住人になってしまった今でも、
ボクチンは、ボクチンの論考集が
神田の書店に置かれているのを、夢に見ることがあるのでちゅ。
せんべい布団に横たわって見る夢にでちゅ。笑ってくだちゃい。
作家になりそこなってミステリ板住人になった哀れな老人を」 ―― 書斎駄人 「浜豚記」より
作家になるつもりだったの?
あんな下手糞な文しか書けないくせに?
いやーバカって凄いなw
SF板ってスルーできない馬鹿が多いよな
気違いも嬉しいだろう
作家になるには別に文章が上手い必要はない。
強烈なパワーのある作家は「小説が下手」という中島梓の名言(迷言)もあるし。
たかが栗本薫(中島梓)如きが笑止、と思うのは自由。
現在の栗本薫はダメダメになっちゃったから。
いや人を感動させる文=上手いだから。
幻滅させたり、もう読みたくないと思わせるものが下手なわけで。
下手でも感動する文章ってのは存在するだろう。
むしろ、下手だからこそ感動するってのもあるだろうし。
だから感動させる文を下手とは言わない。
上手いんだよ。
これを上手に(悪達者に)書いちゃったら魅力半減という作品は数多い。
そからそれは上手いとは言わないw
下手だろ。
どうやら教科書どおりを上手いと定義してるようだが、ガツンと伝わるものが上手いの本質じゃないかね。
こぎれいにまとまっていても、何も伝わらんものを下手というだろ。
うん、だから強烈なパワー・存在感がある作家は、
文章とか小説作法の上手下手の次元なぞ超越しているんだよ。
だからそれを総じて上手いという。
上手い:(多く「上手い」「巧い」と書く)技術・技量などがすぐれている。腕前がいい。上手だ。巧みだ。
技術:(1)物事を巧みにしとげるわざ。技芸。「運転―」
(2)自然に人為を加えて人間の生活に役立てるようにする手段。また、
そのために開発された科学を実際に応用する手段。
技量:物事を行ううまさ。腕前。手なみ。
とういわけで、例えば野口英世の母の手紙なんかは「下手」。
そして、「下手」だからこそ、感動する。
「いや、だからそれを総じて上手いと(ry」という物言いは、「上手い」という
語の意味を拡大しすぎ。
それでは、「下手」も「上手」となってしまって、会話が成り立たなくなるよ。
どのみちミス住は、作家になれんと言う事ですね。
>>127 英世の母も感動を伝えているという意味で、やはり上手いのだよ。関心する。
つまり「技量:物事を行ううまさ。腕前。手なみ。 」に当てはまるわけだよ。
しかもそれを無意識でやってしまってるところがすばらしい。
そういった観点から
>>127は
>>121を肯定しているにすぎない。
つか確かに下手でも作家にはなれるだろうけど、売れないw
下手で売れっ子なんていないw
そうすると人を不快にするのも上手い文章ということになるな。
下手な文章とは人に何の情感をも起こさせない、読んだ側から忘れるような空気のような文章。
荒らし本人の自己正当化↑
上手い下手を超越した印象的な文章というのはあるよ。
2ちゃんのガイドライン板のネタにされるようなコピペの元ネタ。
ああいうのは、どっちかっていうと下手な文章なのかもしれないけど、
企まずして味があるというのか。
最近では、才能があれば、ネットにアンテナをのばしてる出版社が、
ほっておかない、俗っぽい例になるが、電車男、ラレコ氏、蛙男氏など、
どっちにしろ、いまだにデビューできない書斎に未来は無い。
くやしかったら、ここで、くねくねしてないで、メジャーデビューしてみたまえ。
無能w
まぁ書斎はとっくにデビューしてるわけだが
そのことはスレ違いの話題だ
で書斎は売れない作家なわけね^^
>>132 読者が不快を求めてる場合に限って言えばだけどな。
まぁ書斎はとっくに前科者デビューしてるわけだが
そのことはスレ違いの話題だ
いつまでやってんだおまえらは
下手で感動する小説を例示すればすむだけだろ。
抽象論ばっか交わしてどうするよ
何が言いたいのかよく分からんが、書斎とやらの文章が下手だということは分かった
何が言いたいのかよく分からんが、書斎とやらが無名だということは分かった
何で文章が上手い下手の話になってんだ?と思ったら
>>115を読んで基地外が
発作を起こしたのか
常識的には、教養のない田舎の老婆のたどたどしい文章を、上手いとはいわないよなあ。
朴訥な文章でもでも息子を思いやる気持ちが伝わってきて、読むものの心を打つ。
でもそれを上手いと表現するのはおかしいな。下手だけど心を打つ文章、それで良いのに。
いや、そういうのはやっぱり上手いんだ、としても、文豪の上手い文章とは異質な、
全く次元の異なる上手さだ。一括りに「上手い」で片づけられるようなものではない。
「上手い」と言うからには、良くも悪くも「作為」がなければ。
英世の母が、効果を計算して、わざと下手な字で、たどたどしい手紙を書いたのなら
「上手い」といえるが、どうみてもそうではないだろ、あれ。
もうやめようぜ
153 :
150:2007/10/03(水) 11:09:04
でもでも
だって、変になっちゃった。
でも
一回でいいのに。
>>150 つうか馬鹿かお前?
小説家の話から英世の母の話に摩り替えんなw
それにな、作為がなくとも気持ちを文章にきちんと反映できるってことは上手いんだよ。
それができない奴が下手。
お前は脳タリンのようだから付け加えるとだな、コミュニケーションの上手い下手で言えば、
人に伝えるこのできることを上手いという。これも作為がなくとも上手いという。
プロでもそういった気持ちの入ってない下手がいるって話だろ。
えらく遠回りな議論になってるが、
つまり言いたいのは
>>88が「下手だけど心を打つ文章」ということかね?
笑止w
お前ら気違いに釣られてのスレ違いな議論もほどほどにしてくれw
循環論法だねぇ。
上手い文章とは?→人に気持ちを伝えられる文章
人に気持ちを伝えられる文章とは?→上手い文章
なんとしても某の文章は下手ということにしたいらしく理屈が破綻しまくってら。
循環論法だねぇ。
下手な文章とは?→英世の母
英世の母→下手な文章
なんとしても英世の母は下手ということにしたいらしく理屈が破綻しまくってら。
下手で舌を打ちたくなる文章。
うほっ。うまいこといっちまったぜ、俺。
下手だけど感動する文章を書く人をあげればいいだけだってるだろ
いいように一人の荒らしに振り回されてるな
どうでもいいじゃねえか
めんどくさいなw
この話は、書斎がプロになるつもりだったのを、笑った所から始まったんだから、
最初は、上手い下手でなく、書斎がメジャーデビューできるか?
と言う点に焦点を絞る。
結論から先に言えば、「なれない・できない」 彼の文書は、読むと不快だ。
世の中には、太宰治(津島修治)のある種の作品の様に、読むと気分が暗くなるものもあるが、
太宰治の全作品が、そうだというわけではない、普通に書けば普通の文章になる、
ラヴクラフトのようにホラーとして完成度が、高ければ文体の違和感は問題ない。
書斎の文書は、どんな内容であっても不快で気分が悪くなる、彼自身の人格が、
卑しいからだ、見栄っ張りで、浅はかで、わがままで、無教養だ、
なによりも、彼は、自分にしか興味が無い、2ちゃんねるという、簡単に
書き込める掲示板で「私をほめろー!ほめたたえよー!」と叫んでるのだ、
そんな文書は、どんな形をとっても不快なだけだ、ましてプロデビューなど、
ヒキガエルが宇宙飛行に行こうとするのと同じくらい不可能だ。
文書の上手い下手で言えば、野口シカさんのような広義の意味でも下手だが、
一般的な意味でも下手だ、基本が意思伝達の道具としての文書でなく、
ようするに自慢話ばかりなのだから、上手い下手以前の心構えの問題だ、
以前にも別の住人さんが指摘してたが、
簡潔に内容を伝えれば十分な内容を、ごてごてと修辞語で飾り付け、
持って回った言い回しをしたあげく(かっこつけすぎ・しかも古臭い)
主語と述語が支離滅裂になってしまう典型的な悪文で、
ものすごく古い時代のハヤカワポケミス・その解説等の影響がみられる、
文体としては、花田清輝のぶっこわれ、という感じがする、花田は、
その読みずらさ、韜晦癖(都合が悪くなるととぼける)等のせいで、
今日では、ほとんど忘れられた評論家だ、白昼の決闘という対談集を
読むと、古臭い文体と態度(韜晦癖)を持つ作家が落ちぶれていくのが
よくわかる、まあ書斎の場合は、地下1000メートルに埋まっている
ハードルの下でくねっているので、すぐにはこれ以上落ちぶれられないだろうがw
>>163 気違いにかまうなよ
そんな下らないスレ違いの長文書くなら感想書け
ああっ重大な間違いだ、
ましてプロデビューなど、
ヒキガエルが自力で宇宙飛行に行こうとするのと同じくらい不可能だ。
と修正しますw
うへへーい申し訳ありませぬ、感想を書けばよろしいのですね?
感想
終了w
あまりマジに怒らないで下さい
なんだこの気持ち悪い輩は…。
人間か?
うちわもめしてると書斎が喜んじゃうよ、気違いにかまうより感想の方が大事だろ。
死ねクズ共が。
社会のゴミめ。
感想文書きましょう
ここはSF板だから板違いではあるけど、ミス住についてだからミステリーでいえば、
文章が下手な作家もいる。
例えば江戸川乱歩の文章はお世辞にも名文とはいえない。ひどく拙い文章だ。
まあ大正〜昭和初期の大衆小説のとか戦後の子供向け小説とかの文章を、
現代の基準で評価するのもシビアに過ぎるかもしれないが。
175はあれか、文豪=名文 大衆小説=稚拙 と言いたいわけか。
だったらいっそのことSFなんてジャンルそのものが稚拙と言ってしまってもいいんじゃね?
いい加減スレ違いの話は止めろ
感想を書きましょうよ
SFだけしか呼んでいない 人間 は幼稚といわれてもしかたないけどな
もうすぐ星虫読み終わるが、これラノベだしな・・・どうみても。
>>179 呼んでいない=×
読んでいない=○ WWW
ああ、ずれた
>>179 呼んでいない=×
読んでいない=○
ハハハ
あれこれ言う前に、小学校の国語からやり直そう!w
なんで草でかいの?
あぼーん
あぼーん
WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
あぼーん
図星だったか
図★
書斎魔神’参上!!
粘着!
あぼーん
>>175 乱歩は数冊読んでるが、なかなか面白かったぞ。
それほど拙い文章だとは思わない。無駄なことは書かない良心的な作家だと思った。
スルーしろって
ミス住「計画通り」
あぼーん
198 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/05(金) 18:56:05
今振り返ってみれば、クソ味噌に言われた
>>3の書評も
書評に関係ない現在のスレの流れに比べれば、
まだしも書評と言う意味でマトモだったのが、何とも悲しいものだ……。
あぼーん
神狩り読んだ
つまんなかった
そりゃ今の時代に読むもんじゃないわな。
2まで一気に読むと、めくるめくgdgd体験が味わえるぞ。
量産が利くけど駄作も多い。
「ヴァイブ」完結編のひどさときたらもう。
完結してくれたなら、それでいいじゃない
影が行く
ホラーSF傑作選。モンスターの種類もさることながら舞台や時代もバラエティーに富んでいる。かなりの良バランス。総評は8点ぐらい。
以下は個別の感想。
「消えた少女」と「悪夢団」は心臓の弱い人向けのジャブ。前者は善人、後者は悪人をいたぶる。4点
「群体」はモンスターの脅威が対岸の大火事めいた文体で描かれている。素直に楽しみましょう。8点
「歴戦の勇士」は一般人がヒーローの手助けをするという構成。シリーズは気になるがホラーとしては微妙。4点
「ポールターのカナリア」は科学者と怪奇現象の対決。ゴーストバスターズ的な味がある。6点
「影が行く」には知性派モンスターが登場。後になるほどモンスターが有利になるという設定で緊張感が最期まで持続する。9点
「探検隊帰る」はディック節の利いた短編。7点
「仮面」は人間だったモノの苦悩が描かれる。ラストシーンにご注目。7点
「吸血機」は吸血鬼と吸血機械の友情を描いた名作。長さ的にも話的にも何回でも読みたくなる。9点
「ヨー・ヴォムビズの地下墓地」は宇宙時代のクトゥルー神話。お約束に則り手記タイプである。7点
「五つの月が昇るとき」はありきたりだが妙な風景が楽しい。5点
「ごきげん目盛り」は殺人ロボットが題材。ごちゃごちゃしている割によくまとまった作品。9点
「唾の木」怖さに加えてスケール感、娯楽要素、文明論、SFパロが盛り込まれている。
トリを飾るのに相応しい神作品。しばらくはマイベスト中篇になりそう。10点
書斎さんと会話しろ! 書斎さんをほめたたえろ! わかったか!住民ども!
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人の好みはそれぞれだからしょうがないんだが、
「影が行く」は好きな短編集だけど、「唾の木」のどこがいいのか分からん…
それ以外の作品はかなり楽しめたのに…
これが合わない人は、オールディスのほかの作品も避けたほうがいいかな?
>>205 個人的には科学万能主義な19世紀人に襲い掛かったモノの正体は……っていうところが面白かった。
いつもは退屈で意味不明な作品ばっかり書いてる人だからちょっと贔屓目が入ったかも知れない。。
>>205 おれも「影が行く」のなかでは「唾の木」がいちばん面白かったけどな。
人間は栽培されてるところとかがたまらん。
208 :
支持者:2007/10/08(月) 01:14:14
書斎さんにレスをつけてくれ!
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火星の長城/アレステア・レナルズ
個人的にこの人の持ち味は「キャラクター小説」と「物量作戦」だと思うんで、そのどちらも投入しにくい短編だと、
アイデア面での弱さ(新鮮味の無さ)や人物造形の漫画的な薄さなどの欠点ばかり目立っているように思えた。
特に「ウェザー」は、これ小説の上手い人が書いたらもっと泣ける感じになるんだろうな、と……。
そういう意味では、中編「ダイヤモンドの犬」はダラダラ感が出ていて割と良かった。
書斎さんにレスをつけてくれ!
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>>209 ウェザーは泣く話じゃない。萌える話だ。
殺虫剤もってこい。
俺たち支持者は書斎さんを応援します、書斎さんばんざーい!
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支持者軍団、支持者軍団、支持者軍団、支持者軍団、支持者軍団
ミス住、変なAA貼るな!
>>209 あの厚さにしりごみしてレナルズまだ読んだことないんだけど、「アイデア面での弱さ」って
SFにとっては致命的じゃないのか?
面白い短編が書けないってのはSF作家としてはNGのような気がする。なんとなく。
俺がディックとかシェクリイとかが好きなせいかも知らんが。
∴
∧ ∧ ∴∴
( ゚Д゚) ∴∴∴
∪ ⊃自
〜| │ プシュー
U U
仮面ライダー電王が面白い。
だが俺様が力説したいのはコハナである。
幼女!幼女!!幼女〜!!! を犯したい!
白倉Pが俺様のためにキャスティングしてくれたのだろう。
これからも感謝しながら鑑賞しよう。
誰か書斎さんにレスをしてくれ! 支持者軍団
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>>215 批判するならまず読んでから。
俺は別にレナルズのアイデアが弱いなんて思わない。
少なくともディックやシェクリー程度で満足ならば、
大丈夫だと思うよ
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幼年期の終わりを読んだ
明らかな過大評価だな
3点
いま地球の長い午後を読んでいる
こっちは面白い
今きのこ頭だ
9点
つうかクラシックを今の基準で語られてもねえw
むしろ今の基準の方が緩い
>>223 俺も一週間くらい前に読んだぞ
ずっと持ってて積んでたんだが確かに過大評価
ラストの変革まではまあ良かったんだがその後の超展開で唖然としたよ
幼年期の終りていうか人類がオワットルw
都市と星はおもしろかったのに
5点
幼年期の終り、人類の進化の仕方が笑える
あんな進化はないだろう
3次元の個というものを軽視している
正直、30年前に読んだ俺も
幼年期は何が面白いのか分からんかった。
都市と星ははまったが幼年期はただの凡作にしか見えなかった。
ストーリーは単調だし、進化進化とおおげさだし。
オーバーロードがどんだけぇ〜?って感じ。
普通はそこからストーリーが始まるもんだろうがよ!
当時、都市と星と幼年期とどっちが好きかで
SFファンの体質が2つに分かれると堀晃か誰かが言っていたけど
それ以前に小説としてダメじゃんと思ってた。
30年後に俺の勝利が決まったようでうれしい。
一番過大評価だと思うのはクラークの「太陽系最後の日」ってやつ。
アレは酷すぎる。中学生の作文並だ。
俺も幼年期は最低だと思う。
みんなそう思ってるんだな。
自演である可能性も考慮して
「みんながそう思っている」かどうかは保留しておくが
俺も苦手です幼年期。
というのも俺の場合、スタートレックTNGでSFに目覚めたクチなので
「人類は進化(進歩)するんだ!」みたいなネタにはもううんざり。
退化退化と大げさなウェルズ先生のほうが好きです。
永劫/グレッグベア
超科学に政治に軍隊に世界の破滅に平行宇宙に異星人との戦争
面白すぎ
科学に関してはわけわかんなかったけど・・・
未来人のちょっと違うけどあんまり変わってない感じが良かった
パトリシアがゲートを空けるところとミルスキーの最後の語りは感動する
9点
>>230 「普通」を求める人はSFを離れるべきだと思うよ。
クラークは明らかに、人類(の子供)が超精神的オーバーマインドに吸収されて、
人類や地球自体が滅びてしまうことを、仕方がないことだが、ある種の悲劇、として描いていて、
決して肯定的ではないことは読めば分かりそうなもんだが。
で「個」としての存在の希望は、オーバーロードにこそ委ねられる。
現行の早川から出てる『幼年期の終り』じゃなく、以前出てた東京創元社の『地球幼年期の終り』の方が、
それがより分かり易い訳になっている。
>>230 >30年後に俺の勝利が決まったようでうれしい。
どこで決まったんだ?
そんな幼年期大嫌いなお前ら的には、その再来と言われた
「ブラッド・ミュージック」はどうなんだ?やっぱ嫌いか?
『ブラッドミュージック』は人間以外の動植物はどうなったのか一切言及がないけど、
あの「菌」は人間以外には感染しない?
オーバーロードが悪魔そのもので
毎日100人人間を食えばよかったんだよ
えっ?幼年期のいいところって、ラストのあの絵じゃないの?
俺は「都市と星」は凡作としか思えんかったが
「都市と☆」もワクワクしながら読み始めたがまったくの期待はずれだった。
遠い日の記憶がある。
クラーク被害者の会のスレになってるのかw
そうクラークなるなよ
SF者はクラークを共にしないとな
都市と星はダイアスパーが美しいから許す。
幼年期は何もとりえなし。
「幼年期」今度新訳が出るのになんだかもうw
そんな幼年期が光文社古典新訳文庫から刊行されますよ
やだ、被っちゃった
幼年期がこんなに評判悪いとは。
まあ、実は俺も読む前に内容全部知っていたため、まったく衝撃を受けなかったんだが・・・
都市と星のほうは好きだったな。
地球の長い午後読み終えた
こっちも地球消滅ものだがこっちの方がありえそうに思えました
最後昔の仲間に「お前は聞き分けがない」ってホントは大きく成長してるのに
相変わらずでホロっと来たな えがったえがった 進化だったな
「都市と星」はおれのワースト5に入ってたような。
「幼年期の終わり」は一部と二部を楽しむものだと思ってたおれがいる。
幼年期をオールタイムベストに選ぶやつって、
テレビに出たうまくないラーメン屋に行列するヤツと似てると思ってた。
それぐらい理解できんよ。
30年前ならいざ知らず、90年代でもまだ上位なんだよな・・・
おれも「幼年期」はそれほど面白いとは思わんかったが
趣味なんて人それぞれだからオールタイムベストに挙げても別にいいんじゃないの
むしろそれをそこまで嫌う255の方がわからん
ラーメン行列のたとえはわかりやすいな
ま、そんな感じじゃないかな
ホントにおいしいと思って食べてるんですか、とか
ふだんジャンクフードばかり食べてるじゃないでしょうね
などと、思わず余計な心配したくなるような・・・
たとえそれでも
「夏への扉」をオールタイムベストに推す連中よりはマシだけどな
若いころの記憶ってあるからなあ
子供の頃読んで面白いと持ったものはなかなか否定できんし
今読み返してみると…ってこともあるだろうけど
思い出になってしまっているような本はとりあえずベストに挙げるもんじゃないの
傑作と言われてる作品を貶す人に限って、
じゃあ貴方が現時点でベスト5と思う作品を列挙してくださいとか聞いても、
まずまともに返事が返ってきたためしが無い。適当に誤魔化される。
要するに単なる貶し屋さん。
俺も「ソラリス」とか「砂漠の惑星」をベストに入れる奴の気がしれん。
ここは通な皆さんが集うスレなんですね^^
死ねキチガイ共ww
>じゃあ貴方が現時点でベスト5
マジに答えていいのか?
1. ハイペリオン
2. 雪風
3. キノの旅
4. 攻殻機動隊
5. 無常の月
>>261 なんだと!
ソラリスはどうでもいいが砂漠の惑星はいいじゃないか
無敵号つえー
惑星にいるよくわからんロボットもっとつえー
「無常の月」は短篇集としては優れものだが、表題作単独ではやや弱いな。
超能力に目覚めて偉大な脳細胞の一部になり地球はドッカーン!って
近年の糞アニメも真っ青な展開ですね
万物理論読み終えた。点数はまた今度。
今日からゲイトウェイ読み始めた。かなり古いからか・・・日本語として読みにくい上に内容も・・・
50Pくらいは読んだが、なんか疲れた。しばらく放置しようかな。
270 :
ミステリ板住人 ◆iyLCFWuASU :2007/10/11(木) 23:00:22
SFオタ同士で揉めているようだが、あえて他板住人でこのスレの常連である俺から
苦言呈させてもらうこととする。
そもそも本格ミステリとは異なり、SFの場合にはシノプシスが400字詰め原稿用紙
1枚に悠々と納まってしまう程度のものが大半と言い得る。
「地球幼年期の終り」「ソラリスの陽のもとに」、本邦の例では「果しなき流れの果に」等
の古典的傑作と称されるものもこの例外ではない。
では、これらの作品が読み継がれる理由はなんであろうか?
それはSFとして以前に、サスペンスフルで非常に優れたエンタメとして完成されている
からであり、偏狭なSFオタには不満が多かろうが、「一読巻を置かせない面白さ」
さえあれば、一般の読書人には問題視されることはないのである。
SFオタが萌えまくっているグレッグやテッドちゃんが一般からはスルー状態、
逆に、半世紀近くに渡ってベストセラー作家の位置にあるマイクル・クライトンが
SFオタからは無視されがちという現況を見ると、オタと一般との「ずれ」といったものを感じざるを得ない。
ちなみに、あのトゥイン・タワーが登場する「ブラッド・ミュージック」は期待して
読んだが糞であった。最近では、「火星縦断」が面白かったけど、
俺って結構本格派なんだろうか。
全SFオタに告ぐ、「心して生きろ!」と。
(俺ってSFオタにとってオーバー・マインド的存在だったりして(w )
はい、スルー
意味不明の妄言が現れたw
妄言ハルクwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>「一読巻を置かせない面白さ」
ああん?w
>>SFオタが萌えまくっているグレッグやテッドちゃんが一般からはスルー状態、
幼年期やソラリスが一般で読まれているとは知らんかったなあw
840 名前:ミステリ板住人 :03/08/31 19:58 ID:XwSn+BQ5
>>839 私も同じような経験がある。
仕事を辞めて無職になった直後は非常に居心地がいいのだが、
やがて無職であることに焦りを覚えはじめ、禁断症状に近い
苦しみが押し寄せてくる。毎日同じことの繰り返し、
家族の目も怖い、何にも無いことにまで気を使うようになってしまう…
277 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/11(木) 23:52:07
>>(俺ってSFオタにとってオーバー・マインド的存在だったりして(w )
オーバー・マインド=基地外って意味だったっけ?w
>>276 なるほど
それで部屋に引きこもり、2ちゃんに逃避して論考ごっこをするようになったんですか
働けカス
ある男の恥ずかしい過去
> 451 名前:**** 投稿日:03/02/08 00:24
> 荒らしをされている方へ
> いい加減にお止め頂けないでしょうか。
>
> あまりしつこくされるようでしたら、今までの削除ログを添えてアクセス規制の
> 申請をさせて頂くことになります。どうか、節度を持ってご利用してくださるよう
> お願い申し上げます。
> 453 ::名無シネマ@上映中 :03/02/08 01:16
> >> 451
> お仕事御苦労様です。御迷惑をおかけしてすいません。了解しますた。
> スレの人には何の恨みも無いのですけど、
> スレを入れる気持ち良さ、これは射精と同じものがあり病みつきになってしまったです。
> もしかしたら、ぼくは病気なのかもれないですがきっとそうです。
> スレの人も削除人さんもぼくの話しを聞いてくれませんか
846 名前:ミステリ板住人 :03/08/31 20:15 ID:XwSn+BQ5
>>844 スーパーのバイトは慣れるまでが大変だぞ。
上司がドキュソの場合、もっと厄介だ。
私も裏事情板にスレが立つ某大手スーパーで働いたことが
あったが、疲労と忍耐の3年間だった。
茶髪ではダメ、ということは、同じ場所ではないようだな。
私のところは茶髪でもOKだったからな。
また自分でコピペしてるのか
氏ねやカス住
ある男の恥ずかしい秘密
487 名前:※以下引用 投稿日:2005/03/27(日) 23:49:01
ミス住さんを無視するな!
彼の支持者がこの板に宣戦布告の徹底抗戦しても責任は取れないぞ。
住人が心を開いてミス住さんを迎え入れてあげようよ。
そうすればスッパーハカーな支持者も怒りを納めてくれると思われる。
※解説※
「宣戦布告の徹底抗戦」「スッパーハカー」
そして何より「良コテ指定しないと荒らしてやるぞ」というレス内容、
自作自演。
幼年期をはじめ各作品に対する評価は分かれても
M住はアホだという評価だけは全会一致だね
まあ当然っちゃあ当然だがw
アホ通り越してどう見ても心の病だろ
入院した方がいいんじゃね?
>>269 ゲイトウエイは訳文もさることながら
内容が暗いからな。
メンヘラーのリハビリ小説だし。
>>285 ああ
そうか。なんか妙な感じだなあと思ってたんだが「リハビリ」小説ってのはなんか得心
287 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 00:18:41
みんなミステリ板住人さんの大ファン
お花畑に住んでる基地外って幸せだねえ、嘲笑が声援に聞こえるんだから
ちっともうらやましくないけどw
お花畑住人って改名したら?
ぶっちゃけ精神病院住人だろガチで。
おい、10月21日NHKのETV特集で
日本SF史やるぞ、大御所5にんが出演だって!
292 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 00:27:56
みんなミステリ板住人さんの書いたものを読みたくてこのスレを覗いている
福島正実の声、初めて聞いた!!!
教育テレビで21日夜10時だって。予約録画セットしよう、
筒井康隆・小松左京・眉村卓が出演するらしいのは知ってるんだが
ほかの大物といったら柴野拓美か
霊媒師使わないと呼べないような人しか思いつかない
豊田有恒と・・・
あれ、もう一人いたっけ? すまん、4人だったかも
今スポットCMの録画見たら上の4人だけでした、すまん
栗山千明が出るのかw!
千明様は、以前スタジオパークで濃いオタぶりを披露して絶賛を浴びたからな。
エヴァオタのだが・・・。
304 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 02:01:10
このスレ、すっかり荒しに占領されたな。
>>304 ミス住のチンポしゃぶりどもに占領されたんだな。
306 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 03:34:21
840 名前:ミステリ板住人 :03/08/31 19:58 ID:XwSn+BQ5
仕事を辞めて無職になった直後は非常に居心地がいいのだが、
やがて無職であることに焦りを覚えはじめ、禁断症状に近い
苦しみが押し寄せてくる。毎日同じことの繰り返し、
家族の目も怖い、何にも無いことにまで気を使うようになってしまう…
全く無関係の板に延々とゴミ屑を撒き散らして
正常なコミュニケーションを妨害するこういうダニをいつになったら駆除するのかね? > 管理者
お仕事御苦労様です。御迷惑をおかけしてすいません。了解しますた。
スレを入れる気持ち良さ、これは射精と同じものがあり病みつきになってしまったです。
もしかしたら、ぼくは病気なのかもれないですがきっとそうです。
スレの人も削除人さんもぼくの話しを聞いてくれませんか
ぼくはだめんぼ、だめおくん ありゃあれいてん とっちゃった そして共に語るにゃ(w
846 名前:ミステリ板住人 :03/08/31 20:15 ID:XwSn+BQ5
スーパーのバイトは慣れるまでが大変だぞ。
私も裏事情板にスレが立つ某大手スーパーで働いたことが
あったが、疲労と忍耐の3年間だった。
65 名前:ミステリ板住人 :03/09/07 01:05 ID:3bJhnVU1
今後の人生についてナンニモ考えたことの無いDQNがw
ここの連中に多い傾向だが、今後の人生について考え過ぎるだけ
お前たちも、何かに向かって必死になってみろよ。
今のお前たちは、県内随一の馬鹿の高校を卒業したやつよりも下だぞ。
予備校に行って、10ヶ月集中して勉強すれば、有名大学には入れる。
まして、私立文科系は3科目ないしは2科目である。
俺様のフィアンセこなたタンに見せたら感動のあまり泣き出しそうだな。
「サイコーだよ〜、ありがとう、ありがとう、こんないいものを見せてくれて〜」
「わかるか、こなたタンもわかってくれるのか!」
泣きながら、抱き合う俺様とこなたタンの姿が目に浮かぶ
こんな糞スレでリーダー気取ってる場合じゃないかな。
愚民諸君、心しておけ!
>>225 地球の長い午後なんて出来損ないじゃねーかw
想像力の限界とかで誤魔化してるだけw
>>285 それそれ。なんか初っ端から、AIに向かって懺悔させられてるうえに、
その内容も脱力させられるような記述でグンニョリ。
訓練が始まっても、なんか読んでて疲れた。これは翻訳が悪いのかな。
古いししょうがない気もするけど。もしくは原文があまりに・・・?
なんかこのまま回顧録で終わりそうなんで、しばらく放置かなぁ。
頭の中には、米村孝一郎のミッシング・ゲイトがあったんで、もっと
興奮させられるような冒険譚を期待してたorz
万物理論はかなり読みやすかった。理論のやり取りは半分くらいしか
理解してないけど。点数はまたあとで。
>>308 最後までその調子なんであんまり期待しないほうがいいぞ。
ニューウェーヴの影響を受けてシリアス路線に走った作品だから。
それを矢野さんがハインライン訳すのと同じような
荒っぽい文体で訳してるから更にアンバランスな感じがする。
>>309 ・・・マジですか。当分放置確定('A`)
中古だが、2も、外伝(?)も買ったのに・・・
あー、ゲイトウェイ微妙なのか
マンプラス読んだんだがこっちも俺的にはいまいちだった
ポールだと他に何かある?
22世紀の酔っ払いってタイトルに惹かれるが
マンプラスがダメなら、合わないからあきらめるべし。
多分アレが最高傑作
地球の長い午後
前半 ウヒョーおもしれー
後半 グレンがウザすぎ
自分がポンポンを虐待する→あいつらはトロイからいいんだよ
ソーダルが畑作りを虐待→なんて酷いんだ!許せん!
グレンの「自分の価値観が絶対」というような言動と行動が気持ち悪い
本能だけで生きてるから、しょうがないっちゃしょうがないが
しかし、アミガサが取れたあとでも何も変わってないように見えるのは気のせいか
あとサンドイッチ人という絶妙なネーミングには笑った
そういや地球の長い午後も放置してたな。昔読み始めて、天辺目指して
動き出した人たちがボロボロ死んでいって('A`)ウボァって感じになった。
ちゃんと読んでみるかな・・・
その前に疲れたんで、一水の郵便ラノベで肩の力抜く。
315 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 19:22:24
>>270 論点がズレすぎているうえ絞り込めていないので
非常に散漫な意味のない駄文になり下がっています。
どうやら古典的名作を詰まらないといっているレスに反論しているようですが、
それは普段からお前がやっていることじゃないのかよw
>それはSFとして以前に、サスペンスフルで非常に優れたエンタメとして完成されている
>からであり、偏狭なSFオタには不満が多かろうが、「一読巻を置かせない面白さ」
>さえあれば、一般の読書人には問題視されることはないのである。
でもこのスレはSF板であるし、
おまえ自身そういう観点からものを言ったためしがないだろアホw
自分のことを棚に上げるといいますか、酸素欠乏症にかかって・・・といいますかw
>>313 虐待シーンはどっちもいらないな。
でもぽんぽんがバカ過ぎてイライラするのは分からんでもなかったw
>>269 ゲイトウェイ、個人的にはあのスタイルにはまったけど、嫌いな人もいるだろうな。
50pいってダメならダメかも
>>19 俺だなあ。
個人的には、バイオットが動き出したあたりで大興奮した。
「なんか状況説明が延々と続いてるみたいな感じだな」などと思いながら
読んでたんだが、そういう感想とは裏腹に作品にはかなり熱中してたのが
不思議だ。
物語上の数々の謎を投げっぱなしにしてるのに、最後の一行で何か
上手いこと誤魔化されたような気分(というのも言い過ぎかw)になったのを
思い出した。続編を読んでみようかな。
>>313 サンドイッチねえさんだろ、SEXばっかりしてるからそんな名前になったんだっけ?
がんばれ〜♪ がんばれ〜♪ 書斎さん〜!
\/
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373 :ミステリ板住人 :2007/10/12(金) 01:05:44
だが俺様が力説したいのはコハナである。
幼女!幼女!!幼女〜!!!
白倉Pが俺様のためにキャスティングしてくれたのだろう。
これからも感謝しながら鑑賞しよう。
322 :
ミステリ板住人 ◆iyLCFWuASU :2007/10/12(金) 23:03:08
半可通やSFオタを気取るのでなければ、オールタイム必読の10冊(長編)は以下で
決まりかと思う。
地球幼年期の終り
ソラリスの陽のもとに
宇宙の戦士
鋼鉄都市
星を継ぐ者
結晶世界
アンドロイドは電気羊の夢を見るか
宇宙船ビーグル号
果しなき流れの果に
火の鳥
この10冊で本流に関しては「SF」というジャンルは極まり、そして終わったと
言い得る。
また、夏への扉、アルジャーノン、火星年代記…この辺をセレクトする輩は
少女趣味の厨房に過ぎない。(逝ってよし!)
「地球の長い午後」はSF仕立ての冒険ファンタジーと解するのが妥当であり、
内容を厳密に精査すればジャンル違いの作と言える。
323 :
ミステリ板住人 :2007/10/12(金) 23:04:52
幼女!幼女!!幼女〜!!!
324 :
ミステリ板住人 :2007/10/12(金) 23:06:41
俺様をしきりに挑発する愚民がいるようだ。
いつもなら笑ってすませるが、こうまで書かれては黙っていられない。
では反論しよう。
愚民はつかさの為なら死ねる、と書いた。
だが俺様はこなたタンの為には死ねない。
なぜなら、俺様が死んだら誰がこなたタンを幸せにするのだ?
こなたタンを一生守って幸福な人生を送らせる人間は、俺様をおいて他にはない。
つまり、俺様が死ねばこなたタンは不幸になるのだ。
俺様は決してこなたタンをおいて死なない!
これが俺様のこなたタンへの愛だ!
軽々しく「死ねる」などと、知った口を聞くな!「らき☆すた」サーバントが!
愚民諸君、心しておけ!
325 :
ミステリ板住人 :2007/10/12(金) 23:08:42
35 :ミステリ板住人 :2007/10/12(金) 22:50:32
私は無職だが、それがなんだというのだ!
愚民諸君、心しておけ!
36 :ミステリ板住人 :2007/10/12(金) 22:51:35
中卒が、そんなに可笑しいか!
愚民諸君、心しておけ!
37 :ミステリ板住人 :2007/10/12(金) 22:52:30
私は、世界の支配者だ!
愚民諸君、心しておけ!
38 :ミステリ板住人 :2007/10/12(金) 23:01:29
hpibteqahjrbohvgqrwdfojrdnv
i2hvgip2ehfip90hbygvf98いwけhふぃ2hふぃおqfくぃ:hふぁls
ヴォエwjヴォghくぃehvoqjへ尾9vy九dhoqpirftg8qyrh/
俺をもっと ののしって!くれえ!
hうぃjhvくg;qgfc 今までのは、冗談だ!
忘れろ
民諸君、心しておけ!
326 :
ミステリ板住人 :2007/10/12(金) 23:10:32
840 名前:ミステリ板住人 :03/08/31 19:58 ID:XwSn+BQ5
全く無関係の板に延々とゴミ屑を撒き散らして
正常なコミュニケーションを妨害するこういうダニをいつになったら駆除するのかね? > 管理者
お仕事御苦労様です。御迷惑をおかけしてすいません。了解しますた。
スレを入れる気持ち良さ、これは射精と同じものがあり病みつきになってしまったです。
もしかしたら、ぼくは病気なのかもれないですがきっとそうです。
スレの人も削除人さんもぼくの話しを聞いてくれませんか
ぼくはだめんぼ、だめおくん ありゃあれいてん とっちゃった そして共に語るにゃ(w
327 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 23:15:50
840 名前:ミステリ板住人 :03/08/31 19:58 ID:XwSn+BQ5
仕事を辞めて無職になった直後は非常に居心地がいいのだが、
やがて無職であることに焦りを覚えはじめ、禁断症状に近い
苦しみが押し寄せてくる。毎日同じことの繰り返し、
家族の目も怖い、何にも無いことにまで気を使うようになってしまう…
全く無関係の板に延々とゴミ屑を撒き散らして
正常なコミュニケーションを妨害するこういうダニをいつになったら駆除するのかね? > 管理者
お仕事御苦労様です。御迷惑をおかけしてすいません。了解しますた。
スレを入れる気持ち良さ、これは射精と同じものがあり病みつきになってしまったです。
もしかしたら、ぼくは病気なのかもれないですがきっとそうです。
スレの人も削除人さんもぼくの話しを聞いてくれませんか
ぼくはだめんぼ、だめおくん ありゃあれいてん とっちゃった そして共に語るにゃ(w
846 名前:ミステリ板住人 :03/08/31 20:15 ID:XwSn+BQ5
スーパーのバイトは慣れるまでが大変だぞ。
私も裏事情板にスレが立つ某大手スーパーで働いたことが
あったが、疲労と忍耐の3年間だった。
65 名前:ミステリ板住人 :03/09/07 01:05 ID:3bJhnVU1
今後の人生についてナンニモ考えたことの無いDQNがw
ここの連中に多い傾向だが、今後の人生について考え過ぎるだけ
お前たちも、何かに向かって必死になってみろよ。
今のお前たちは、県内随一の馬鹿の高校を卒業したやつよりも下だぞ。
予備校に行って、10ヶ月集中して勉強すれば、有名大学には入れる。
まして、私立文科系は3科目ないしは2科目である。
俺様のフィアンセこなたタンに見せたら感動のあまり泣き出しそうだな。
「サイコーだよ〜、ありがとう、ありがとう、こんないいものを見せてくれて〜」
「わかるか、こなたタンもわかってくれるのか!」
泣きながら、抱き合う俺様とこなたタンの姿が目に浮かぶ
こんな糞スレでリーダー気取ってる場合じゃないかな。
愚民諸君、心しておけ!
328 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 23:16:48
373 :ミステリ板住人 :2007/10/12(金) 01:05:44
だが俺様が力説したいのはコハナである。
幼女!幼女!!幼女〜!!!
白倉Pが俺様のためにキャスティングしてくれたのだろう。
これからも感謝しながら鑑賞しよう。
329 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 23:17:41
俺様をしきりに挑発する愚民がいるようだ。
いつもなら笑ってすませるが、こうまで書かれては黙っていられない。
では反論しよう。
愚民はつかさの為なら死ねる、と書いた。
だが俺様はこなたタンの為には死ねない。
なぜなら、俺様が死んだら誰がこなたタンを幸せにするのだ?
こなたタンを一生守って幸福な人生を送らせる人間は、俺様をおいて他にはない。
つまり、俺様が死ねばこなたタンは不幸になるのだ。
俺様は決してこなたタンをおいて死なない!
これが俺様のこなたタンへの愛だ!
軽々しく「死ねる」などと、知った口を聞くな!「らき☆すた」サーバントが!
愚民諸君、心しておけ!
330 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 23:18:20
840 名前:ミステリ板住人 :03/08/31 19:58 ID:XwSn+BQ5
全く無関係の板に延々とゴミ屑を撒き散らして
正常なコミュニケーションを妨害するこういうダニをいつになったら駆除するのかね? > 管理者
お仕事御苦労様です。御迷惑をおかけしてすいません。了解しますた。
スレを入れる気持ち良さ、これは射精と同じものがあり病みつきになってしまったです。
もしかしたら、ぼくは病気なのかもれないですがきっとそうです。
スレの人も削除人さんもぼくの話しを聞いてくれませんか
ぼくはだめんぼ、だめおくん ありゃあれいてん とっちゃった そして共に語るにゃ(w
331 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 23:19:18
35 :ミステリ板住人 :2007/10/12(金) 22:50:32
私は無職だが、それがなんだというのだ!
愚民諸君、心しておけ!
36 :ミステリ板住人 :2007/10/12(金) 22:51:35
中卒が、そんなに可笑しいか!
愚民諸君、心しておけ!
37 :ミステリ板住人 :2007/10/12(金) 22:52:30
私は、世界の支配者だ!
愚民諸君、心しておけ!
38 :ミステリ板住人 :2007/10/12(金) 23:01:29
hpibteqahjrbohvgqrwdfojrdnv
i2hvgip2ehfip90hbygvf98いwけhふぃ2hふぃおqfくぃ:hふぁls
ヴォエwjヴォghくぃehvoqjへ尾9vy九dhoqpirftg8qyrh/
俺をもっと ののしって!くれえ!
hうぃjhvくg;qgfc 今までのは、冗談だ!
忘れろ
民諸君、心しておけ!
332 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 23:21:28
32 :ミステリ板住人:2007/10/12(金) 20:16:26
俺様をしきりに挑発する愚民がいるようだ。
いつもなら笑ってすませるが、こうまで書かれては黙っていられない。
では反論しよう。
愚民はつかさの為なら死ねる、と書いた。
だが俺様はこなたタンの為には死ねない。
なぜなら、俺様が死んだら誰がこなたタンを幸せにするのだ?
こなたタンを一生守って幸福な人生を送らせる人間は、俺様をおいて他にはない。
つまり、俺様が死ねばこなたタンは不幸になるのだ。
俺様は決してこなたタンをおいて死なない!
これが俺様のこなたタンへの愛だ!
軽々しく「死ねる」などと、知った口を聞くな!「らき☆すた」サーバントが!
愚民諸君、心しておけ!
333 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 23:22:24
322 名前: ミステリ板住人 ◆iyLCFWuASU 投稿日: 2007/10/12(金) 23:03:08
半可通やSFオタを気取るのでなければ、オールタイム必読の10冊(長編)は以下で
決まりかと思う。
(中略)
この10冊で本流に関しては「SF」というジャンルは極まり、そして終わったと
言い得る。
ならそれ以外の作品の「論考」書いてたお前は何なんだよ
わざわざ終わったジャンル作品の「論考」書いてたのかよ
レス欲しさに煽りたいだけで、足りない頭で矛盾だらけなこと書くからアホだと言われるのに、
何年経っても何故気がつかないのか
で、煽っておいてその上住民から賞賛して欲しいという甘ったれぶり
もはや完全に狂ってますなあw
334 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/12(金) 23:29:46
>>322 ならそれ以外の作品の「論考」書いてたお前は何なんだよ
わざわざ終わったジャンル作品の「論考」書いてたのかよ
レス欲しさに煽りたいだけで、足りない頭で矛盾だらけなこと書くからアホだと言われるのに、
何年経っても何故気がつかないのか
で、煽っておいてその上住民から賞賛して欲しいという甘ったれぶり
もはや完全に狂ってますなあw
>>322 >この10冊で本流に関しては「SF」というジャンルは極まり、そして終わったと
>言い得る。
ふーん、じゃあ「論考」は終わりなのね
バイバイ
二度と来るなよ
はい釣られた
どーせほとんどコピペと自演だよ
基地外はほっとけ
やいやい何だよこの流れで300突破かよ
文句は既知害ミス住に言えよ
343 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/13(土) 02:20:05
いまや感想よりミステリさんの文章を見たくてこのスレを見ている人の方が
多いからな。
|(゜Д゜〓゜Д゜)
|(゜Д゜)<それはない
345 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/13(土) 05:29:11
>この10冊で本流に関しては「SF」というジャンルは極まり、そして終わったと
>言い得る。
この物言いこそ半可通の極みと言わずして何といおうw
この物言いこそ親方自身の視野の狭さ、狭量さを示していると言わずして何といおうw
346 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/13(土) 05:29:48
270 名前:ミステリ板住人 ◆iyLCFWuASU 投稿日:2007/10/11(木) 23:00:22
そもそも本格ミステリとは異なり、SFの場合にはシノプシスが400字詰め原稿用紙
1枚に悠々と納まってしまう程度のものが大半と言い得る。
「地球幼年期の終り」「ソラリスの陽のもとに」、本邦の例では「果しなき流れの果に」等
の古典的傑作と称されるものもこの例外ではない。
では、これらの作品が読み継がれる理由はなんであろうか?
それはSFとして以前に、サスペンスフルで非常に優れたエンタメとして完成されている
からであり、偏狭なSFオタには不満が多かろうが、「一読巻を置かせない面白さ」
さえあれば、一般の読書人には問題視されることはないのである。
322 名前:ミステリ板住人 ◆iyLCFWuASU 本日の投稿:2007/10/12(金) 23:03:08
また、夏への扉、アルジャーノン、火星年代記…この辺をセレクトする輩は
少女趣味の厨房に過ぎない。(逝ってよし!)
昨日言ったことをもう忘れている鳥頭・・・いや鳥に失礼かw
347 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/13(土) 05:32:01
>そもそも本格ミステリとは異なり、SFの場合にはシノプシスが400字詰め原稿用紙
>1枚に悠々と納まってしまう程度のものが大半と言い得る。
これはあまりにも異常な文言。
本格ミステリーこそ概略なら「400字詰め原稿用紙1枚に悠々と納まってしまう」だろ。
だいたい概略なんてその気になれば引き伸ばしも短縮も可能だしw
シノプシスが原稿1枚に収まらないなんてペとグくらいなもんよ。
348 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/13(土) 06:00:37
ミス住さんのことしか考えられない!!
「人類は悪魔のような姿の宇宙人の導きにより、世界平和が達成されるが、
やがて神のごとき超越的精神的存在と合一し、個体としての人類や地球は滅びる」
「幼年期の終り」を二行でまとめたぞ。
350 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/13(土) 06:31:27
>>347 それって、ミス住は文章の書き方を全く知らない、ということを
ミス住自身が認めちゃっている、ということなんですよね。
ミス住はいつも頭に思い浮かんだのをそのままズラズラ書いているだけ。
書く前にこれから書くことの要旨を明確にしておいたり、
それをどのような展開にするかを考えたり、ということをやっていない。
だから、いろいろなスレで見かけるような、スッキリしていない文章になってしまう。
ミス住は、小学校高学年の国語の授業で習うようなことさえ知らないということです。
351 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/13(土) 06:41:54
ああ……ミス住さま……
いちいちこっちまで貼り付けるなよ・・・邪魔くさい。
いい加減コピペと自演止めろカス住
旧来のこのスレが好きだったんだが、あんまり酷いと別スレ立てるぞ?
これじゃ感想入れる気が全くおこらん。
無駄な事するなよ
気違いが喜んでそっちも荒らすだけだぞ
スルーして淡々と感想書いていけばいいだけのこと
>355
無駄だよ
>343>348
>>351の自演を見ろよ
完全に基地害だぜ
NGワードに
ミステリ板住人
ミス住
とすればすっきりするぞ
ん?だからそう言ってるんだが?
359 :
ミステリ板住人 ◆iyLCFWuASU :2007/10/13(土) 14:24:32
石森章太郎「新変身忍者嵐」 3点
前記した「変身忍者嵐」の「続篇」ならぬ「新篇」。
同一キャラを主人公とした完全なアナザー・ストーリーとなっている。
主人公ハヤテを含む変身忍者群が地球に漂着したエイリアンであったという
トンデモな結末(魔神斎はアンドロイド、骸骨丸は完成した宇宙船によりハヤテとは
対決せず地球を去る)に至るまで、正編以上に変身忍者とハヤテとのバトルが正面から
描かれ、仮面ライダー(原作よりもむしろテレビシリーズの旧1号ライダー編風だが)
の時代劇バージョンとでもいった展開、変身に関するトンデモ科学とでも称すべき
薀蓄も散りばめられている。
ゆえに、娯楽性には事欠かないものの、最後にギリシャ古典劇やシェークスピア劇にも
通じる父殺し、兄弟殺しがモティーフだったとわかる重厚なタッチの正編と比較すると、
全体的に軽さが否めないものとなっている。
新キャラとして登場した隠密親子(父と姉弟)も、なぜか第7話でフェードアウト。
前述したトンデモなラストといい、どこか適当に投げてしまった感がある作とは言い得る。
明日あたりには、アキバの街を「新変身忍者嵐見参!」とか絶叫しながら疾走する
アホなSFオタの姿を見ることになるのであろうか。
(「新」はいらねえよアホが(w )
なお、ドラマでもおなじみだった変身の際の決め台詞はこの「新」で登場するもの
である。なぜか最終話だけ「変身忍者」でなく「化身忍者」となっている。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? P・K・ディック 10点
先日映画板で主人公がレプリカントか否かという論争が勃発して、その延長で作品のテーマは何かということになった。
そこで原作にまで話がおよび、では読み返してみようという流れに。
本は手元になかったので、ブックオフまで買いに行ったw
再読したのは20年ぶりくらいかもしれない。内容はすっかり忘れていた。
「こんなに面白い話だったか」と、一晩で一気読みしてしまった。
アンドロイドはいかに精巧につくられようとも、人間の持つ「察する」「勘」「あいまいさ」「無意識」
の境地に到達することは不可能ではないか、という境界線をきっちりと提示し最後まで描いてるように思えた。
アンドロイドと対比することで、人間とは何か、を問いているような。
このあたりの対比については、宗教のエピソードあたりで、とくにはっきりと示されているように思う。
アンドロイドは信じるという概念を全く理解できない。
映画の話と混ざって申し訳ないが、テーマは原作と映画ではすいぶん違う印象を受けた。
(映画はアンドロイドの人権?について言及しているように思う)
主人公は仕事を終えて、妻の待つ自宅に帰るのだけど、そこにはささやかだが暖かい何かがある。
物語全体に漂う荒廃した世界観の中で彷徨う人々が求めているものは、その暖かさなのだろう。
一人では生きていけないのだというような。
話の中では、ペットは価値として扱われているけど、本物でないといけないというのは、
やはりそこに生きているからこそ得られる何かがあるから、ということに繋がっているのだろうね。
というわけで、アンドロイドは電気羊の夢は見ない。ということではないだろうか。
>359
基地害は消えろ
362 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/13(土) 15:28:29
ミス住のユーモアたっぷりのレスがないと始まらないスレだね!
363 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/13(土) 15:58:00
>>270 そもそもこの言い方自体ミステリーオタクの中華思想に基づく妄言∴ネ外の何物でもないし。
普段自分で「文学をはじめありとあらゆる分野の本を読破している」
と寝言をほざいているんだからその設定を使って騙れば良かったのにw
こういうところで地金が現れるんだよな
「実際に読んでるのは殆ど全てがミステリー、しかもナナメ読みでちっとも理解できてない」
という真実の姿がw
>>360 > 話の中では、ペットは価値として扱われているけど、本物でないといけないというのは、
> やはりそこに生きているからこそ得られる何かがあるから、ということに繋がっているのだろうね。
?? 本当に読んだのか? 自分の考えに合致する部分だけ抽出したってやつか?
ミス住の書き込みにいちいちケチつけるなら、自分でそれを凌駕することを書けばいいだけなのにな。
ミス住がいなくなれば、一番すっきりするよ?
ミス住以下のものを書くのは不可能だ
はいはい釣られた
プロの作家
 ̄|〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アマチュア
::::::|
::::::| __
::::::|8848m ヽl ノ ヽ l ヽノー―
::::::|//ヽ ヽ ー|― ヽ _/エ/_
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オランウータン
ミス住(最底辺)
371 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/13(土) 19:08:25
ああ……ミス住さま……
372 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/13(土) 19:14:32
ああ……ミス住さま……
紋切り型の慣用表現が重んじられるのは漢詩漢文の類いであって、
現代文は個性ある自由な表現で構わないんだ
14 :書斎魔神:2007/09/23(日) 21:34:24 ID:yFAquFhz
らき☆すたの泉こなたタンは小生の奥さんである。
さっきもエッチタイムを楽しんだ。
小生のイチモツをこなたタンは本当に嬉しそうにしゃぶってくれる。
お礼にマンコに精子をプレゼントすると涙を流して喜んでくれる。
これからアナルセックスで第2戦をするよ、羨ましいだろ。
118 :ミステリ板住人 :2006/01/11(水) 21:15:37
まじめにハナウタやります!
ん〜んんん〜 んんんんん〜んんん〜
んんんんんん〜んん〜
んんんんんん〜んん〜
んんんんんん〜んん〜
わわわわわわ〜わわわわわわわ わ〜わわわわわわわわ
とりゅるとりゅるとりゅるとりゅるとりゅ
とりゅるとりゅるとりゅるとりゅるとりゅ
わ わ〜わらわらわ〜わら〜わら〜〜
まじめに大岡越前、ハナウタしたであります、押忍
>>369の図式だと、価値観を上下反転させた世界ではミス住はほとんど神の位置にいるわけだ。
確かに現在は自ら名乗っているように魔神だから逆転させれば神になるわな。
反転させてもザザ虫=ミス住は、ヨトウ虫になるのが限界だ、
372みたいなこと書き込んでる、フナ虫には無理だな、
大体、現実世界では、みじめな老年だし、山田AGと同じような末路になるね。
はいはい。発狂コテの話題はこれにて終了!
以降はスレの趣旨にそった話題に徹しましょう。
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「いばらの旅路」 ロバート・シルヴァーバーグ 7点
SFにしなくてもいいようなストーリーで、派手な展開は何も無いが心に残った
378 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/14(日) 17:21:35
さあ、この状況で荒らしているのは果たして誰なんでしょうねえ。
少なくともミス住じゃないことは確かだが。
ゲス住荒らすなよ
380 :
377:2007/10/14(日) 17:29:05
>>378 うるせーバカ
せっかく感想書いて流れ戻そうとしてるのにくだらねえ自演するなカス
381 :
377:2007/10/14(日) 17:39:57
>>380 偽者死ねよ
人の名前騙って楽しいか?クズが
382 :
377:2007/10/14(日) 17:59:30
うんこちんちん
「いばらの旅路」 ロバート・シルヴァーバーグ がれすたれの点
くぁっとりゅってれっつてれー! つかっっつのっっぺれけせなってか!
そんねーてなてゅるものすけて!
ミス住露骨に荒らし始めたな
いい加減氏ねよ
スレではスルーに徹し、必要に応じて削除依頼を出すことで対処しましょう。
386 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/14(日) 19:19:42
と、アホ論考で恥をかきまくっているバカが喚いております
388 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/14(日) 20:16:11
>>387 具体的な指摘が何一つできないアホなアンチの典型的レス。
救いがたいね。
たしかに「いばらの旅路」はSF的設定にあまり依存していないね。
もっと評価されてもいい作品だと思う。
ニュー・シルヴァーバーグ期の開幕を告げる記念碑的長編なのに、
残念ながら未文庫化なので、初刊本の銀背で読むしかないのが現状。
この時期のシルヴァーバーグ作品の再評価を求めたいところだ。
>>388 あんな恥ずかしい「論考」書いておいて、さんざんバカにされて、
それなのに恥をかいているという自覚がないアホな狂人の典型的レス
救いがたいね
スルーできない馬鹿も気違いと同レベル
392 :
377:2007/10/14(日) 21:46:41
>>389 今シルヴァーバーグがちょっとしたマイブームなんです
「禁じられた惑星」「大地の下降」「確率人間」などを入手してあるので、
順次読んでいくつもり
まだ1作も読んでない作家も多いなぁ・・・どれから手をつけて良いかもわからん。
千の脚を持つ男 7点
モンスター小説アンソロジー。
読み始める前に「アウターリミッツ」のイントロを聞くとテンションが上がる。
YouTubeに新旧両方とも転がっているのでお試しあれ。前半五篇は「アウターリミッツ」後半は「新・アウターリミッツ」がマッチする。
ラストを飾るキース・ロバーツの「スカーレット・レイディ」がやや冗長。
その前に微妙な出来の色物が二編あるので順番に読むと盛り下がるかも知れない。
解説は「ウルトラQ」トークがキモ過ぎて引いた。贔屓し過ぎだろ。
395 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/14(日) 22:40:43
>>391 よくも悪くもミス住は最早トリックスター。
馬鹿にしてすむレベルではないよ。
シルヴァーバーグは今年のワールドコンで「マジプール年代期」持っていって
サインしてもらった。
表紙絵みながらキャラ名をあてはめる姿が印象的だったな・・・
マジプールは復刊しないのかな?
>393
とりあえず入手可能な代表作を読めば?
トリックスター[trickster] (三省堂「大辞林 第一版」より)
(1)詐欺師。ぺてん師。
(2)神話や民話に登場し、社会の秩序をかき乱す愚者。
399 :
ミステリ板住人 ◆iyLCFWuASU :2007/10/14(日) 23:17:41
マイクル・クライトン「NEXT」 5点
「気候温暖化は俗説に過ぎない」という思い込みを前提として書かれたかのような
前作「恐怖の存在」は、明らかに氷山の減少が確認出来る北極の衛星写真や
ツバルの現況等を見るにつけ失望を感じざるを得ないものがあり、
また、環境問題というヘビーなテーマを取り扱いながらB級アクションまがいの展開
にも頂けないものがあった。
本作には後者の傾向は見られるものの、バイオビジネスに関する斬り込みは
前作ほどには外してはおらず、作者の現状認識や主張も極めて妥当なものとは思える。
ラストは少々ビターなハッピー・エンディング、訳者による解説では好意的に評価
されているものの、「ジュラシックパーク」の頃のような文学的な感さえある
シニカルな味わいからは程遠いのが残念、全盛期のマイクルであれば、
遺伝子絡みの事件のラスボスであるBioGen社の大口出資者ジャック・ワトスンが
自身の遺伝病により倒れる(遺伝子で富を築いた者が遺伝子で身を滅ぼすという皮肉)
エピで筆を置いたのではなかろうか。
ストーリーに関連付けて挿入された事実ねたは面白いものの、
最近のマイクル作品は、お色気、アクション、ハッピー・エンディング等大衆に迎合した
「創り」を強調し過ぎなのである。
冒頭に登場するアニメ風のタフな私立探偵コンビ(屈強な大男ヴァスコと助手のドリー)
が活躍するかと思いきや、終始、脇で敵役に回り、終盤には遺伝子導入チンパンジーの
デイヴにぼろぼろにやられまくる展開は意外だったが、漫画ちっく過ぎるとも言い得る。
(これは人語を解す鸚鵡ジェラールのエピにも同様な感あり)
なお、個人の細胞の対する所有権を遺伝的に同一の細胞を持つ家族(子や孫)からも
身柄拘束して採取出来得るという主張(しかも、第三者である私立探偵により可能)は、
まさに法律トンデモねたではあるが、違憲(奴隷的拘束の禁止、日本国憲法にも同趣旨の規定あり)
とするオチは説得力はあり面白くはある。
400 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/15(月) 00:34:26
アタイこそが400げとー
巽教授が無理やり「恐怖の存在は地球温暖化を否定したわけじゃないんだ不都合な真実は正しかったんだ!!」と
自説を熱くぶちあげる文庫解説が面白かったです>恐怖の存在
>>392 「大地への下降」は異様な説得力をもつ傑作なので乞うご期待!
『幼年期の終り』は全体主義批判が究極的テーマだよ。
個より全、というファシズムや共産主義に対する批判をああいう形で描いて見せた。
共産主義を歴史の必然とするなら人間進化の行き着くところはああなるぞ、ということ。
>>404 そんなくだらんテーマなんだ
オールタイムベストからとっとと外して欲しいな
ああなっても別にいいと思うが
>>405 お前という人間のほうがくだらん。
とっととこの世から外れて欲しい。
優れた小説ほどテーマは簡明で普遍的なもの。
なぜ
>>405そこまでオールタイムベストにこだわるのかがわからん
小説のランキングなんてどれも万人が納得するようなもんじゃないだろ
釣りだと思うが
404の強引な解釈にウケタ
褒めてる奴もけなしてる奴も同一人物ですけどね
保守
『火星の長城』を読んでいる(感想は後日)。
今日、映画『エクスマキナ』を観て来たが、
『火星の長城』と似てる仕掛けがあってニヤリとした。
(有り触れた仕掛けなんで、深みは無いけど)。
ものすごい作品だ。
・ 男女の役割が逆転したシチュエーションコメディ
・ 王家転覆の陰謀をはらむ宮廷劇
・ ボーイ・ミーツ・ガール(ズ)のラブコメディ
・ 極秘裏に建造される新兵器
など、まあありがちなネタが、それぞれ、やや物足りない分量で配合されてるのだが、
・ 男女比が異常に偏った世界での社会学SF
このファクターのせいか、全編異様な迫力に追い立てられるように読んでしまった。
同じ作者の「ティンカー」よりずっと面白かった。
表紙は、女の子多すぎじゃないの? と思われるかもしれないがとんでもない。
誰が誰だかわかるし、この倍くらい絵にして欲しい人物が出てくる。それくらい
描き分けられている。(荒れるかもしれないが、イラストレータの人も見事に
特徴を捉えてると思う。でもコレルが描かれてないのはどういうことだっ)
傑作だろうか? わからない。ただ、読んで圧倒された作品だ。
ああっ、先を越されたorz
ハーレムエンドだったら褒めてやろうと思ってました
火曜日にフラゲして途中で読むのを止められなくて
結局徹夜して読んでしまいました
いわゆる「ハーレムアニメ」を本気でSFにするとどうなるかと言う見本みたいな内容
帯の煽り文句は間違いなくギャルゲーのそれであるのに中身はガチでSFしてる
>・ 男女比が異常に偏った世界での社会学SF
まさにおっしゃるとおり、社会学の思考実験として十分成立していると思います
面白いかつまらないかで言えば断然面白い
ハーレムエンドだったのでべた褒めします
逆の意味で表紙絵に騙されました せっかくだから9点上げちゃう
その本、本屋で見かけてちょっと読んでみたけど
面白くて10何ページか立ち読みしちゃったよ。
設定が最高すぎるなw
好評なようなので買おうかな。
↑ 書名が分からん……。
419 :
416:2007/10/26(金) 11:58:17
名前欄参照
本屋で見かけたら見てみる。
読まずに護身してたのに大好評で俺涙目w
ついでに長らく護身してた「モンゴルの残光」の感想。
「モンゴルの残光」豊田有恒
あとがきが凄いことになっている。テーマがテーマだけに解説から読むとドン引きすること請け合い。
しかし、いざ本編を読み始めると意外とスイスイ読めた。
読んでいる途中で思ったことは3つ。
本当にあとがきの人物が書いたのかと思いたくなるぐらい控えめな感じがする。SF色もかなり薄い。けど面白い。
オールディス風に言うと「主人公シグルト・ランセンの苦悩と成長が駄作になるのをかろうじて防いでいる」といったところ。
けど面白い。ほんと面白かった。
9点
>>415 これはおもしろかった。そしてエロス
だれるところがないね。スイスイ読めたわ
テレ朝あたりで同じ設定でドラマを作って欲しいな。
エロOKの深夜枠でw
424 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/27(土) 17:01:42
タカがラノベで笑止
欧米か?
案外そういうやつに限って読んでる
427 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/27(土) 21:26:31
「サムサーラ・ジャンクション」
数年前にSFMで紹介されたジョン・コートニー・グリムウッド。
惚れ込んで原書を買ってしまったこの人の出世作、"redRobe"が青背で出てるじゃねーか!
それも6月に! 教えてくれよみんな!
しかし、邦題「サムサーラ・ジャンクション」……いつもながらセンス悪いですね。
ついでながら表紙も下の上ですね。
絵柄のBLっぽさとかは別にしても単純にへたっぴです。
2000年前後のエレクトリカ全盛期をしのばせる原書版のスピーディなデザインはどこへ行った。
誰も買わねーよこれじゃ。
メキシコ帝国、強大なヴァチカン(「パヴァーヌ」とかね)といった
やっぱり改変小説の基本アイテムを押さえつつ、
日系少女娼婦、喋る銃、ヤバイ系神父、チベット仏教的転生/人格転送テクノロジー、
女教皇ヨハンナにIMF/世銀の世界支配に軌道上巨大マニ車ともう大盤振る舞い。
中でもキーになる最初の二つの要素はマルドゥックなんたらを想起させるんだけど、
悪いけどマルドゥックなんたらとは格の違いを見せつける抑制された語り口とソリッドな展開、
会話はあくまでブリットノワール全開で飛ばしまくりで非常によろしい。
なにげに現実の3歩先を行ってるテクノロジーがさりげなくさりげなく
混ぜ込まれている手腕が、なんつーか近未来SFの筆致として一級品なんだわこれが。
428 :
続き:2007/10/27(土) 21:27:05
正直、どうしてこれがヴィレッジブックスではなくハヤカワ青背から出ているのか
首をひねりたくなるような良作です。(ハヤカワの人ごめんなさい)
「パシャザード」「エフェンディ」「ファラヒーン」という
アラベスク三部作*がこの人の主要作であり、
この本が売れるかどうかでこの三部作も出るかどうか決まりそうな気がするので
まあみんな買ってくれ。
さいわいハヤカワの中表紙はクールなミントグリーンなので、表紙を外して読むのがお勧めだ。
アラベスク三部作*
SFMの紹介とこの本の後書きによると、
第一次大戦が起こらずオスマン帝国が強大なまま残った世界の話で、
タンジールとかフィウメ、ダンツィヒみたいな国際自由都市となったアレクサンドリアが舞台。
ロレンス・ダレルのエスピオナージュ/ミステリ/恋愛小説のアレクサンドリア四部作がネタ元らしい。
俺はそのうち二つしか読んでないけど、こっちもねっとりこってりしてて面白いよ。
「ファラヒーン」刊行後のインタビュー(英語)
http://www.sfcrowsnest.com/sfnews2/03_aug/news0803_5.shtml スペイン風邪などの疫病が世界大戦と同じくらいのインパクトを持つことへの指摘や、
創作上の努力(現地での旅行、料理、音楽など)、バックグラウンド、
暴力描写や児童キャラの扱いについての考え、イギリスにおけるSFとノワールの関係、
SFを書こうとする人たちへのアドバイス(笑)など、興味深い記事がたくさん。
>>421 >本当にあとがきの人物が書いたのかと思いたくなるぐらい控えめな感じがする。
豊田有恒は確かにそんな感じのが多いねw
>427-428
えーっと……「作者乙」?
ま、確かにあの表紙は酷かったなw
このスレで面白く紹介されてなかったら買わなかったよ。
まだ読んでないけど。
ぼくもあまりに投げやりな表紙に手に取って見ることもしなかったクチだわ。
ジャップが海外SFを受け入れるわけがない
434 :
427:2007/10/29(月) 00:40:39
>>431-432 だろ? だろ?
俺も「あ、新刊か」と思って手に取って
無言で棚に戻して
背表紙の著者名見てもう一回手に取って
また表紙見て棚に戻して
それから苦々しい顔でもう一回手に取って
2分くらい立ち読みして
ようやくレジに持っていったんだからな。
グリムウッドのあの本の表紙は本当に酷い。
読むなら原書を手に入れたほうがいいと思うぐらい酷い。
こういう本の装丁デザインってさ、いちおうターゲット層とか意識してるんだろうけど、
読者をナメてんのかと言いたくなるようなセンスの悪いのが増えてきた。
表紙絵も予算が5マンくらいしかなくて高校生のアルバイトに描かせているとか。
加藤直之みたいな絵ばかりでいいのになあ。
>>434 等身に吹いた。リアルな絵柄ならちゃんとそう描けよとw
いうなれば、半端にリアルに書いたドラえもんのような印象だった。
ま、密林で買ったから、買うときは表紙ろくに見てなかったがな。
到着したら後の祭り。
表紙なんて無地でいいのにな
つうかなんでアラベスク先に出さないんだろう。
アラブ舞台のしかも改変歴史ものだから日本でなじみがなくて
受けないと思ってるのかな?
ヴーダーインが全く売れなかったからな
小松左京 果てしなき流れの果てに を読み終わったが、
正直なんでみんなあんなにもちあげるのか不明だというのが感想。
執筆された当時としては斬新だったのかもしれないけど、
いまとなっては特に面白くはない。
ストーリーの詳細も意味不明だし、特に野々村が失踪後いきなり反乱組織に
いるとことかw
古典に斬新さを求める時点で間違っとる。
歴史改変もののイラストを描くのって難しそう。
古代や中世から分岐してる世界だと服装や小道具がどうなってるのか
イラストレーターにも歴史の知識がないとどうしていいか分からないだろう。
だから海外でも「WWU風の戦車のハッチから古代ローマそのままのレギオン兵が
つっ立ってる」とか適当に組み合わせただけの表紙が散見されるw
アラベスクものは絵はいらないんじゃない?
渋い無地か、じゅうたんの模様wの上にカッコイイ文字だけのほうがいい。
フェラヒーンだけ持ってるけど、原書も表紙も渋くてかっこよかったよ。
SFマガジンで連載してた(今はしらない)世界の偉人変人大集合なカオスSF(?)の挿絵を思い出した。
というかあの内容は苦情とか来なかったのかと。
スペースオペラ大戦争?
>>448 たぶんそうです。
田中啓文「罪火大戦ジャン・ゴーレ」
この枕詞は覚えがありますから。
さっくり読み飛ばしてましたよ。読もうとして登場キャラの奇天烈具合に
頭が痛くなってねw
太陽爆発で他の星にジャンプする奴は好きだったな・・・随分SFM自体
読んでないけど。また調べてみよう。
田中というと異形家とかのぐちゅぐちゅ具合が最高にキモくて笑えたな
451 :
415:2007/11/01(木) 21:05:17
絶望した!
Googleで軽くあさっただけだけど、「ようこそ女たちの王国へ」の感想が、
エロとハーレムと表紙以外まるでスルーされていることに絶望した!
絶妙な時代設定とか歴史ネタも評価してくださいよ皆の衆よ。
絶望した!
買って袋のまま放置してて、ようやく袋から出して本棚にしまう前にパラパラ読んで巻末も読んで
あまりのSF要素のなさに絶望した!
まぁ作者も開き直ってるから、こういう作品・作家といえばそれまでなんだろうけど。
たまに気楽に読むにはいいかな。今読んでるの終わったら読もう。
つーか、どの辺がSFなのよとw
たぶん買ってもいない自分が勝ち組。
>415以下の方々
いま読了。
レビュ読んでなかったらスルーしてたよ。thx.
面白かったです。
でも、こういう作品を拾ってくるのが早川の役割なのかどうかは微妙。
SFじゃないよね。
内容とか、作者の経歴とか、腐女子の匂いがする。
腐女子じたいがSFってことでいいのかな。
まあ腐女子SFばっかりになると嫌だけど、
積極的に排除すべきもんでもないような。
「たまにはこんなのあってもいいよね」的な扱いでいいんじゃね。
SFではないとおもうが。
一つ二つ設定加えるだけでSFに持っていけたはずだが、それはやりたくなかったらしい(巻末より)
クリプトノミコンみたいなもんだろ
スローターハウス5 電気毛布の中で射精してしまうぐらい素晴らしい点
ぼくもぽにーになりたいとおもいました
なに、そんなにエロい本だったのかアレは
460 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/04(日) 01:11:02
『ドレスデンファイル』ジム・ブッチャー ハヤカワ文庫 760円
シカゴを舞台に活躍する魔法使いの私立探偵のお話。
意外にまじめに、ハードボイルドしてる。
ファンタジーより、ハメット、チャンドラー好きの人向け。
タフな主人公に感情移入できるかどうか。
こういうキャラクターを嫌いな人も多いと思う。
7点。
『ニュースレター』コニー・ウィルス SFマガジン12月号
クリスマス特集の巻頭の作品。
軽く読める、すっきりした侵略SF。
クリスマスに、いい人になる人なんていない・・・。
まったくもって、その通り。
8点。
スター・ウィリス
ブルース・ウィリス
俺の得意技はウィリーッス
URYYYYYYYYYYY?
ニコニコにこの前バイクの奴がランクインしてたな
ベルガリアード物語
敵の親玉が自分は父に愛されていない要らない奴扱いされてると思いながら死ぬけど
親父はそんなこと無かった不詳のバカ息子でもそれなりに愛していた
という最後のくだりは良かった
マロリオン物語
前作のラスボスはやっぱり手違いで生まれてきた要らない子だった
という血も涙もない展開にビビる
あらすじを書くだけの感想は小学生までにしようぜ。
まぐろ鬼
闇社会に入り込んだ男が体験する宇宙的恐怖の世界
ディープワンの亜種のような奇怪な生物が犠牲者を貪り食う終盤の残虐描写は圧巻
というような作品を期待していたら箸にも棒にも引っかからない三流犯罪小説でした
どこが暗黒小説やねん
>>401 最近イギリスの裁判所から突っ込み入ってたあれだね
「ダイヤモンドの犬」(『火星の長城』)/アレステア・レナルズ
素数が壁に刻まれているところ、2が抜けてるんですけど……!
あと1は素数じゃなかったような……。
こういう味がこの作者のいいところかもしれない。
8点
『時砂の王』/小川一水(早川書房)
時間を遡り人類を殲滅しようとする増殖型機械群とそれを阻止するために戦う人工知性体たちの攻防の物語
いくらでもダラダラと大長篇にできそうな話を300ページに満たないコンパクトな分量で終わらせたのは偉い
ところで最後の騎兵隊展開は某ドラえもんみたいだったw
適度に敵が弱いのでKUF系のゲームにしたら面白そう
7点
ウィリアム・ゴールディング「蝿の王」
島で孤立状態となった少年たちのサヴァイバル小説。
物語では詳しく語られることはないが、大きな背景として、近未来と思われる世界で大きな
戦争が起こり、そこから脱出する途中で飛行機が撃墜され、少年たちだけが島に不時着
という設定になっている。
この、背景となっている戦争と、島での少年たちの行動、結果が対比するように
書かれておりとても興味深かった。
背景となっている戦争がマクロの状況で、少年たちの島での生活がミクロの状況となっている。
そして戦争と少年たちの行動を見据えて、人間はなぜ対立し、殺しあうのか、
という普遍的な問いかけが物語の中に含まれている。
答えはないが、団結しようとした決意が崩壊して、混沌とした状況に追い込まれて
いくさまは、背筋がぞっとする。
理屈を越えた、人間の原理とでもいうべき憎悪の芽生え、そして憎悪に飲み込まれ
理性を失い獣と化していく様子が克明に描かれている。
私たちの日常は、法というものに守られ保たれているわけだが、いつなんどき、
憎悪が表面化して法などいとも簡単に消し去り崩壊が起こってもおかしくはない
というようなことを予感させるものがある。
10点
おれは「蝿の王」つまらなかったな。
いや、わざわざいうことじゃないんだけどさ。
迫力不足というか、あまりたいして背徳的でないというか。
読みながら「これは腐女子に読ませてはいけない本だ」と強く感じた>蝿の王
ケッチャムに蝿の王書かせれば完璧。
生きたまま火あぶりにされて食われる子供。
『蝿の王』は、えらい衝撃を受けて「読め読め」と友人知人に
押し付けて回った本のひとつだ。
無限のリヴァイアスの元ネタの一つだったか
偶然テレビで観てはまった記憶があるなあ
480 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2007/11/10(土) 16:56:28
中村融編『怪物ホラー傑作選 千の脚を持つ男』 6点
あとがきにもあるとおり、活字で読むウルトラQを意図したという本邦オリジナル・
アンソロジー、グロいものが多く、卓越した作はないものの、割り切って読めばそれなりに
楽しめる作品集となっている。
それでは、大好評の収録作品全話講評いってみよう!
ジョゼフ・ベイン・ブレナン『沼の怪』
湿った沼の情景がリアルな『人喰いアミーバの恐怖』に代表されるB級SF映画を
彷彿とさせる怪物談。
この手の話が好きな者にはたまらないものがあろうが、反面、嫌いな者にも
逆な意味でたまらないものがあろう。
デイヴィッド・H・ケラー『妖虫』
大乱歩かよ(w、なタイトルだが、かなりウルトラQ的な世界が展開される。
製粉所の臼の音に惹かれ200年の時をかけて地底から謎の妖虫がやって来る・・・
無事にモンスターが退治される前収録作『沼の怪』とは対照的なバッド・エンディングが
印象的だ。
P・スカイラー・ミラー『アウター砂洲に打ち上げられたもの』
冒頭の作品紹介の項に、ウルトラQのあるエピを連想する、とあるが、
『海底原人ラゴン』であろう。
ただし、スマートでハートウオーミングな展開のQにおけるエピとは対照的に
腐臭漂うかのようなグロい展開が読ませどころか。
シオドア・スタージョン『それ』
シオドア作品中でもグロい作と言える。
モンスターは自滅(10−4−10−10のエピを想起させる)する一応の
ハッピー・エンディングながら、グルーミーなテーストのラストが印象深く、
この辺は、ただでは終わらせないシオドアらしい。
481 :
misuteri:2007/11/10(土) 16:58:43
フランク・ベルナップ・ロング『千の脚を持つ男』
これも相当にグロい。モンスター退治(処理か)の際の、お楽しみはここまでだ、
の台詞は笑えるものの、表題作に冠されたわりにはそれだけという感も強い作である。
アヴラム・ディヴィッドスン『アパートの住人』
それなりにグロいが、アヴラム作品にしては少し迫力不足の感がある作。
もっと淡々とした語りの作風の作者の方が活きるネタではないか。
ジョン・コリア『船から落ちたおのこ』
主人公はシーサーペントオタ、
2ちゃんねらーを富豪にしたら(あり得ないことだが(w )、さもありなんという
逝っちゃてる面があるキャラである。
結局、シーサーペント目撃のチャンスを逸してしまう間抜けぶり、
UFOオタへ転身するオチは軽いが楽しくはある。
R・チェットウィンズ=ヘイズ『獲物を求めて』
ヒロイン(霊感がある主人公の妻)が骸と化してしまう凄惨なラストまで、
これもまたグロい描写が多く、セクシャルなイメージさえ伴う吸血怪談として
迫力ある作に仕上がっている。
ジョン・ウィンダム『お人好し』
雌(蜘蛛)は人間に化身しても雄を食らうというオチ。
しかし、グロさはなくあっさりとした展開が英国人作家らしく、
これはこれで読ませるものがある。
キース・ロバーツ『スカーレット・レイディ』
自動車怪談(車中の怪異談ではなく自動車そのもの)、
期待しないで読むとかなり面白い。
自動車の正面ボデーが人の顔に見立てられるところから発想されたのであろうが、
法螺話をここまでリアルに面白く書ければたいしたものである。
やばいなんか面白そうw
相変わらず情け容赦なくネタばらしをする男だ
スルーしろ
485 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/10(土) 21:42:55
さすがミス住。読者をまた増やしたね!
昨日だが、
ハーラン・エリスンの「世界の中心で愛を叫んだけもの」の中の「聞いていますか?」を読んだ。
主人公は序盤から妻や知人にシカトされまくってて、透明人間になっちまったのかと思ってたら、最後のSF的なオチにまんまと騙されたw
どうせならハッピーエンドで終わらせて欲しかったな〜。でもそれだとこの短編集の趣旨がズレちまうか…。
487 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/10(土) 22:49:31
>>480 しかし前に我々が予想した「千の脚」投下するかねw
488 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/10(土) 22:54:10
予想どおりというよりも、あれで親方に知恵をつけてやったんだろ
こういう内容なら別にいいんじゃない?
短編の結末バレされたら後に何が残るんだか
>>489 ネタバレ容認する馬鹿は気違いと一緒に死んでくれ
489って本人だって
コピペ含めて連投だろ
相手するなよ
この程度でネタバレって、どんだけ想像力豊かなんだ。いや、乏しいのか?
お前がいくらそうやってネタバレを正当化しようが、お前の行為は迷惑行為
2ちゃんの長文なんてフツー読まんだろ。
それに、なんかなげぇな、と思ってコテ見てスルーが自然だな。
いや長文面白いよ
仮にも本好きが、長いからスルーじゃもったいない、
ただししかるべき人間が書き込んでればね。
だから「最初にコテ名見てスルー」が正解。
俺のレス以降読んだ本書いてください
499 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/11(日) 20:47:36
>>497 それも勿体無い話しだよね。
実際、ミス住の評論を読んで影響を受けた人もいるんだから、食わず嫌いは損だよ。
短編のオチばらしが評論wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
おしい。一個ずれてる。
別に結末がわかる寝たばれでもないんだしいいんじゃないの。
そこまで神経質になるとそれこそ「面白かった」「つまらなかった」だけの
実のないスレになるぞ
結末しか書いてないのも多いけどなw
つーか「あれ」は結末だけ書いて
「面白かった」「つまらなかった」だけの実のないレスなんだけどw
本人が名無しでネタバレを正当化(というか気にするおまえらがアホウといいたいだけ)
しにきてんだから相手にしない方が・・・
「面白かった」「つまらなかった」しか書いてないんだから、粗筋書く必要もないだろ
もういい加減スルーしようぜ
気違いの思う壺だ
508 :
でへ:2007/11/13(火) 00:32:32
忘却の船に流れは光 田中啓文 ハヤカワJA
これでもかというぐらいのエログロ描写がありますが、
全体としてはまじめなSFです。
最後はオチがつけてあるし。
8点
内容についてネタばれしない程度に知りたければ、
巻末の解説を読んでください。
私が書くよりずっとうまく説明してあるので、、、
で、気に入ったら買って読むのが正解
「今日読んだ」じゃないけど。
御茶ノ水駅前の古本屋にハヤカワ文庫が積んであって。
漁ってたら、「そっちまだ整理してないよ」と制止されてしまった。
ざっと見る限りでは、「まあいいか」と言いたくなるラインアップだったので、まあいいか。
ポール=クック、ウォルター=ジョン=ウィリアムズ、ティモシー=ザーン・・・
「禅銃」はちょっと欲しかった(持ってるけど)。
幼年期の新訳版読んだ人いる?
1章が書き直されてるらしいのだが。
>>510 幼年期は現代人にはきつい
訳がどうあれ
いや、1章が今風にアレンジされてるそうだから
具体的にはどう変わってるんだろうと気になって。
全体のプロットやアイデアが古いのは
直しようがないと思うけどさ。
幼年期は今でも読めると思うけどなぁ。
フレームシフト/ロバート・J・ソウヤー、ハヤカワSF文庫
とりあえずナチを悪役にしとけば色々楽だろ、という米娯楽小説特有の手抜き設定が感じられたのがマイナス。
あとクライマックスで、あんたが操縦しなくてもいいだろ、という過剰なサービス精神もちょっと……。
他はまあまあ良かった。結構泣けるし。
7点
光文社の幼年期呼んでみたけど、ふつうに読めたけどなあ。ちなみに初読。
きついってどういう意味?
気にするな
本を読めない人のたわごとだから
ジャーンジャーン
「げぇっ、長女!」
痛快で面白かったです。
あと、シェリ・S・テッパーの「女の国の門」を思い出した。
似たような題材なのに、こうまでちがうとは…
これも面白いですよ。
あの表紙でこの内容は、
ほとんどブービートラップの域だと思うんだ>ようこそ〜
邦題からして詐欺。現代は「弟売るよ」(意訳)なのに。
あの絵師って莫迦のの人か
「玩具修理人」4点
短編「玩具修理人」はいったい何が面白いのか、さっぱり理解できなかった。
どこかでまちがって過大評価された凡作なのであろう。
「酔歩する男」は期待していたのとは少しおもむきが違った。
数秒単位で酔歩しているのだと思ったのだ。それならば、傑作であった。
しかし、数日単位で酔歩する本作で描かれているのは、容易に想像できる世界のようで、
平凡な印象を受けてしまう。集束と発散をくり返すというアイデアは非常に面白いので、
改良の余地のある作品だと思った。
玩具はグロを楽しむ話だった気がする。俺は結構楽しんだ。
酔歩の方はかなり理屈っぽいSFじゃなかったけ?量子力学がらみの。
ようこそ女たちの王国へ
やっと読みましたよ。ただの時代物FTと思えばなかなか読みやすく良作でした。
あの幼子以外は一族郎党死刑になるのかな、やっぱり。
で・・・肝心のいじめっ子は、ちゃんと分家を率いることができるほど成長したの?
彼女の性病検査まだだったような・・・。
ただどうみてもSFではなかった。7点
その後ディアスポラに挑戦しようとするも100P足らずで挫折。巻末にも「がんがん読み飛ばせ」と
推奨してたけど、もうしばらく塩漬けしておこうかと。万物理論とか宇宙消失は本当に楽しめたのに。
やっぱさ読むタイミングってあるよね。
気分的なものとか年齢的なものとか。
自分も最近何年も前に読むの止めてたのを楽しく読めた。
>>522 ワンの絨毯は面白いのでそこだけ読むのもあり。
ライトジーンの遺産
アダルトウルフガイを思い出した漏れはオサーン
>522
正直、イーガン作品中ディアスポラは最高の難易度だと思う。
最後まで読み切ると感動が待ってるんだけど。
527 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/08(土) 12:17:44
アレステア・レナルズ 『火星の長城』
どこかで見たような小ネタが満載の中短編集。
でも話は巧いことオチが付いてるんで、定価以上の満足感あり。
一番好きなのは、表題作の『火星の長城』。
ちなみに中編の『ダイヤモンドの犬』は、元・2ch中毒者として身に詰まされた……。
ダメと分かってても、突っ込むのが人間なんだよねぇ。
俺も何度痛い目に合ったことか(泣)。
評価:8点
ダイヤモンドの犬ののめりこみ具合から
2chを連想するのは凄い。感動した。
ウェザーかわいいよウェザー。
続刊は今月だっけ?
530 :
ミステリ板住人:2007/12/08(土) 17:07:43
星新一『ちぐはぐな部品』 4点
S・Sの大家の手になる長年に渡って版を重ねている作品集のひとつである。
作者あとがきにもあるとおり、旧版が存在しこれを読んだ記憶がある。
和田誠氏の表紙イラストの本書を、新古書店で久々に手にした俺はイカれた
(注 イカしたではない(w )SFオタが憑依したかのように叫んだ。
『星新一本ゲーー―――――――――――――――――――――――ット!!』と。
内容的には、わりと長めで地の文が多い作品が多く、書き込んであるせいか、
シニカルでヘビーな印象の作が多く収録されている。
解説の尾崎秀樹氏は『いじわるな星』『凍った時間』『神』といったSFテーストが濃い作
を推しているが、動物を使ったシニカルな寓話『陰謀』、洒脱なオチが効いている『夜の音』
といったS・Sの見本(3頁程度)とでも言うべき作品にこそ、やはりこの大家の本領が
十二分に発揮されているやに思う。
各人、心して読め!。
厨房の頃とっくに読んだし
何言ってんだこのオヤジ
精神が分裂しているジジィのことはスルーしとけ
てめえで4点つけておいて心して読めとかばかじゃねえか
死ねよキチガイジジイ。
いい年してポケモンですか?
てゆーか、おまいらレビューちゃんと読んでるんだな。
よく読む気になるよ。感心した。
スルーできないアホばっかりことじゃねえかw
×ばっかりこと
○ばっかりってこと
「時砂の王」 小川一水
梶尾真治とか藤子Fとか。
本作も御多聞に漏れずメロメロ。
まあ、SF者は実はそういうの好きだから。
タイムパラドックスの扱いは、
「タイムリーパー」(大原まり子)+「仮面ライダー電王」。
あとは「プロテウス・オペレーション」(話忘れた)とかかな。
論理的に整合しているとは思えませんが、きっとそれでいいんでしょう。
「時間的無限大」以後、その点でのつっこみは無効なのかね。
けっこう楽しめますが、ラストがバタバタなのはいつもの小川一水。
ほとんどページが残ってないのに終わるのかよこれ、とか思うと、
デウス・エクス・マキナ的展開で強引にけりがつく。
またかよ。許すけど。
別に点数つけなくてもいいんじゃね
感想読めばどれぐらいの評価か解るし
途中まで、絶対あの小説書いてる人か
相棒AIが元凶だと思ってたのに、普通すぎたなー>敵の正体
ああ、わりい。
点数はまあまあふつうってことで、6点で。
546 :
540:2007/12/12(水) 23:17:53
書き忘れた。
俺も6点ってことで。
時間ネタは手垢がついたアイデアが多いから。
やっぱ梶尾真治のほうが料理の仕方が上手いね
新鮮なネタってなんかあるかな・・・あんまり利用されてないようなの。
レナルス『銀河北極』
期待通りの面白さだった。
かなーりスプラッタ色の強い作品が多くて、
「グラーフェンワルダーの奇獣園」と
「ナイチンゲール」は強烈。
特に、ナイチンゲールのオチは凄かった。
小説としていちばん愛せるのは、個人的に「ターコイズの日々」。
レナルズ版「ライアへの讃歌」って感じの作品。
全般に、ドライな人間観・世界観に基づく、
皮肉なバッドエンドが多いのもこの作者らしい。
コンスタントに良作ぞろい、8点で。
レナルズ出たのか・・・
1はエグい描写がいやで、ウェザーにいろいろ救われたんだが・・・
>>548みるかぎり、2を買うかどうかは微妙なところだなぁ。
でもこの人の描写って、小林泰三みたいに生理的にクルものはないから読みやすいよ。
>>549で買うかどうか微妙とかいいながら、店頭で手にとって巻末みたら
「スーパー豚」とかかいてて、そのままレジに持って行きましたよw
552 :
ミステリ板住人:2007/12/16(日) 22:22:02
おれの新作『デストロイ・ロボ』(仮題)の話題がまだ出ていないようだな。
ニュー・ドリーム・アイランド(*夢の島がモデルと思われ)に遺棄されたアンドロイド型産業ロボ
(通称『彼=ヒイ』)が分別を誤って混入した生ごみに生息していた微生物の複雑な作用により
再起動、インストゥールされていたロボット3原則も化学作用により無効となっており、
その暴走はとどまるところを知らない。
ヒイは総攻撃をして来た湾岸警察隊を本部ごと壊滅させ、
最強と言われていた日本国軍東京部隊も、口から怪光線さえ放つヒイの前にはなすすべも
なく、犠牲者は増加するばかりだった。
花乃木学園1年生科学部筆頭顧問であるアンチャン(通称『シー』)は天才少女として知られて
おり、国家最高本部からヒイの撃退研究の依頼を受けるが、母がアンドロイドであるため
いまいちのらないものがあった。
安易にヒイを放擲した巨大文明社会に問題が無いとはいえないのではないか。
そんなある日、シーが密かに想いを寄せていた現役2ちゃんねらーでもある売れないSF作家
亜山遊児が『ヒイ』の襲撃を受け瀕死の重傷を負う。
異能の才ばかりで構成された倶楽部仲間(通称『ゼアー』)と共に、今、シーのヒイに対する
日本王国の明日の運命を賭けた戦いが始まろうとしてしていた。
どう?
553 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/16(日) 22:44:51
傑作の予感‥。
554 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/16(日) 23:05:02
あそこの板は雑談スレがないんだからしょうがないだろ。
>552
名作「おなり〜ボロッ殿だい」に同じような設定が。
キャラはどんな名前だったっけ・・・「ゴミロボ若大将」だったかな。
あっちのほうが面白いよ。
この程度の幼稚なSF観だからああいうアホな論考とやらが書けるんだろう
>>555 こんなの相手にするなよ
install
ケン・マクラウド
「ニュートンズ・ウェイク」
前に久しぶりにSF読みたいと思って
あらすじが一番意味不明だったから買った
感想
SF的ガジェットが沢山詰め込んであり、小ネタもあちらこちらに
分かればニヤリとできる
話が次々展開していき飽きず最後まで読めるエンタメ的な要素の強い作品
SF的な雰囲気は存分に楽しめる
が、いろいろな要素を詰め込みすぎでどこに比重がかかっているのか若干読み難かった
最近のSFてこんな感じなのかな?
決してそんなことはない、人によるし作品にもよる
おれはその作品は全く楽しめなかった。
内容バラバラすぎて。
>>559 笑っていいのか迷うような微妙なネタ満載でしたね。
AOLとか。
殺人マシーンのOSにMSのパッチがあたってるとか。
結局最後のほうは力尽きて、読んだけどラスト忘れた。
562 :
ミステリ板住人:2007/12/18(火) 00:05:27
>>555は、シノプシスを読んだだけとはいえ、勘違いも甚だしいものがある。
『デストロイ・ロボ』(仮題)は、あくまでシリアスなハードSF足ることを主眼とし、
これにゴミ不法投棄問題、ロボットの社会生活への導入等のカレントな社会問題を盛り込み、
愛の問題(男女間から愛国心、人類愛まで及ぶ)を通じて、人類の有り得べき未来まで描き
だそうとする壮大なスケールの作品を意図したいと作者も語っている。
グレッグ・イーガンにロバート・A・ヤングのテーストを加えたような作品をイメージしてもらえば
わかり易いかと思う。
一読すれば自明なとおり、アンチャンが遊児にみずからの「アンドロイドの命」(詳細は本文を
参照されたし)を与えるシーンは、「恋空」に感動した読書家なら涙無しには読めないと
思われだ。
563 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/18(火) 00:36:40
銀河市民読んでるけど
まあまあおもろいっす
>>562 あ〜あ。
「シノプシス」とはどういうものか知らないってことを
自分からさらけ出しちゃっていることに気付かないんだから、
どうしようもないバカだね。
『緑の瞳のアマリリス』 ジェイン・アン・クレンツ ハヤカワSF文庫
最近のSFをあまり読んでいないので、近頃の俺は比較的最近発刊されたSFを
ブックオフでみかけると内容も見ずについつい買ってしまう。
ハーレクインロマンスを言われるようなジャンルの小説を読んだことがないので
はっきりと言いかねるが、多分この小説からSF風味を引いた小説がそれに近いのだろう。
タフで有能だがちょっと過去を引きずっている男と、これまた有能だがお堅い美女の取り合わせで、
ある理由により二人が将来的に幸せな関係を築けるわけがないと周囲から言われ、
かつその自覚もお互いあるのに惹かれあう・・・みたいな。
上記のような恋愛要素に殺人事件等のミステリをストーリーの主軸にし、
かつSF的ガジェットとして地球から隔絶された殖民惑星での結婚観や超能力が
舞台装置になる。
超能力の味付けはなかなか面白い。
いかに大きな超能力を持っていてもその持続時間はわずかで、同等のレベルをもつ
「プリズム」能力者と協力することではじめてその能力を持続的に使える。
SF読者としてはこの辺ふくらましてほしかったが・・・。
まあ、たまにはこんな小説を読んでみるのもいいかもしれん。
感想スレで批評とか言っちゃうってことは、もしかしてアホ魔神さんですか
なにその涙目(ry
天外魔境−FAR EAST OF EDEN 全3巻 あだちひろし:レッドカンパニー 角川書店
今は亡き家庭用ゲーム機ゲーム機PCエンジンCDロムにて発表されたRPGシリーズ第一作の原作である
アメリカ人PHチャダ氏の執筆した中世の日本を彷彿とさせる架空の国ジパングを舞台にしたファンタジー小説
「FAR EAST OF EDEN 」の翻案、という体裁をとったジュブナイルファンタジー。
ジパングの東「坂東」(関東と東北がモデル)を舞台に異国からやってきた邪教「大門教」によるマサカド復活の野望を阻むため
「火の勇者」である主人公ジライヤとその仲間たちが冒険を繰り広げるという設定は同名ゲームと同じであるが、
マサカドがかつて坂東に生きる民を大和の侵略者から守るために戦った英雄である点(ゲームではジパングを滅ぼそうとした魔王)
敵である大門教の行動自体が中央政権(人間族)によって住むべき土地を奪われ虐げられてきた
まつろわぬ民の蜂起という側面を持っているなど(無論、大門教の支配者はそれを利用しようとしているだけなのだが)
単純な勧善懲悪ものと割り切れないところが面白い。
ゲームでは超人的な強さで成長しついにはマサカドを再び封印する火の勇者たちも小説では普通の人間よりは強い
という程度の存在でしかない。それは敵も同じである。
大門教の大義を信じて戦い死んでいくものたち、運命の変転により家族すら手にかけ魔物へとなり果てるもの、
己の野心のためだけに人々を争わせ野望に邁進しながら実は自らも異国の魔神に操られる駒に過ぎなかったもの、
その最期はどこか哀しみを感じさせるものになっている。
主人公は最終的にマサカド復活(小説ではマサカドと大門教の神の融合)を阻止することに
成功するが全然幸せそうに見えないのが印象的。
後日談にてこの戦いで漁夫の利を得たある人物によって坂東の土豪勢力は滅ぼされ、結局征服されてしまうことが語られるなど
終わり方も物悲しいものである。
などと書くと全体的に辛気臭い雰囲気の小説に思われるかもしれないが
インチキ日本の風俗描写や章の終りに訳者による注釈がつくなど嘘翻訳本らしい遊び心もなどもあり読後感はそれほど重くない。
日本風の世界を舞台にしたファンタジー小説というのは割と少ない部類なのでそういうのを試しに読んでみたい人にはお勧め
なお、作者は同名ゲームの第2作の小説版、というか今作の設定を引き継いだ続編小説を執筆すると3巻あとがきにて
発表しているが2007年12月現在まで未だ出版されていない。
天外魔境2が初めて買ったRPGだったな
「順列都市」 グレッグ・イーガン
発想は凄いがどことなくインチキっぽい
仮定だけで話を進めてる気がする
8点
>>573 ずいぶん前に読んだので記憶が定かでないが、
言わんとしてることは何となく分かるw。
しかし順列都市をイーガンが刊行したのって91年だっけ?
あの当時にこんなブッ飛んだ小説をリアルタイムで読みたかったよ……。
ディアスポラに挫折して半月、順列都市なら読めるかなと、読みたいウズウズ感がわいてきて困る。
>>575 順列都市は読み易いよ。
ディアスポラはイーガン翻訳を全て読んでる自分もキツかったし。
>>576 もちろん原書でという意味だよ。
確か原書で91年だったと思うが、俺が91年にあの話を読んでたら、
大衝撃を受けて人生が変わってたのかも……とか思う。
575だが・・・
今読みたい。すぐ読みたい。でも地方の地方なんで売ってない。
30分くらい車で行ったところの書店にでも在庫聞いてみるかな・・・
なんかそわそわして落ち着かないwこうなるともうだめだw
といいつつ、買ったら買ったで積んでしまいそうでいやだw
順列都市ってどういうのだったかなぁ。読んだのは確かだが。
>>578 そんなあなたにアマゾン。なに、そこらの本と一緒にすればあっと言う間に
全国送料無料。最近積ん読になってる洋書wはたいていアマゾンから買ってる。
俺は地方の中核にいるけど、SF/FTなんてダメだよ。はっきり言って10年前の
東京の丸善日本橋店でもダメ。ペーパーバックはネット通販が広まって、
店頭販売はその後さらに壊滅的に衰退したと言っていい。丸善なんか無残なもん。
ま、あのボッタクリ換算価格で、注文すれば船便で納期2ヶ月、洋書の店頭販売は
壊滅しない方がおかしい。
本日の本
早川SF1646「超人類カウル」 エール・アッシャー
ちなみに、カウルは主人公ではない。数十世紀未来の遺伝子操作技術の
末に作られた文字通り超人類で、すでに人間とは呼べず、体内に生体
タイムマシンを持ち、謎であり恐怖の的。
主人公はポリー。22世紀の少女。オープニングはウルトラダーク。11歳で
処女を失い、キリスト教主義者の母親にとっ絞められた上、母を刺殺して
家出、14歳、職業売春婦。ケミカル漬け。友人はAIDS死。ポリーが安楽死
ボタンを押した。堕ちるところまで堕ちたって感じ。
この少女にひょんなことからカウルがバラまいた過去に遡る一方の生体
タイムマシンが寄生したところから冒険が始まる。旅は先カンブリア代の
ある一点へと。その生体タイムマシンの目的は?行き着いた先で何が?
えぐい設定を思いつくままに重ね置いたって感じだなぁw
>>580 えぐいのは最初の1/5くらいかな。
>>581 感想っていってもいろいろ切り口ありますから。
結構面白いアンチテーゼもありましたよ。ちょっと感心した。医学の
進歩によって「本来生きられない人まで生きて子孫を残す」ようになり、
人類の遺伝子プール自体が弱体化してそれがついに破綻して文明が
壊滅するくらいの厄災を起こし、2000年にわたって人類は停滞したとか。
スゲェ暗いビジョンだと思った。
この作品で神のごとく振る舞い、カウルを作り出し、結果それに恐怖
しているのはこの厄災をくぐりぬけて科学技術を再構築した人類です。
タイムトラベルは生体にしかできないって設定はちょっと不自然かな。
パラドックスに関してはあまり細かくは突っ込んでないけど、「過去に
自分の親を殺したらどうなるか?」に関する記述はある。けど、これって
多世界解釈理論などとは相容れないな。時間旅行に関わるあれこれ面倒な
ことは考えずに楽しむのが吉でしょう。
ウルトラダークに始まる物語ですが、sad endじゃないのでご安心を。
>>582 エンディング期待しながら読むんだから、sadとかbadとかgoodとかあんま言うな。
582のせいでマジに読む気無くした。。
じゃ、読むな。俺は別にかまわん。
なに逆ギレしてんだこのバカは
二度とくんな
これで終わったと思うなよ。
別に具体的な終わりかたが書いてあるわけじゃないのにそこまで目くじら立てなくても…。
なんというか器が小さいねぇ;
カウル読みはじめてみた
おもしれーじゃんこれ
これで終わったと思うよな。
なんかおまいらおもしれーぞw
>>582 優生思想そのままのビジョンだね。
いまさら目新しくもないな。
実際作中人物も「連中の優生思想に比べればナチやスターリン主義者など物の数ではない」っていってるしな
それは酷いw
作者がそういう思想の持ち主なのかね
持ち主かどうかはわからないが、関心をもっていることはたしかだ。
読んでないのかー
>>466に笑うおれ。そんな話だったのか。
長すぎて読む気になれなかったが、参考になった。
未読の奴がウダウダ言うのは解せない。
まぁ、おまいには解せんだろうなw
俺にも解せない。
603 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2007/12/30(日) 22:22:30
横山光輝『兵馬地獄旅(上・下)』 5点
Sf漫画も描くマエストロの手になる成人向き忍者漫画だが、
(大ヒット作「伊賀の影丸」を代表作として、忍者漫画はSF漫画と並ぶ横山作品の主流
なのは言うまでもない)
その忍法合戦はトンデモSFそのもので予想外に楽しめ、読み応えがあるものになっている。
また、九の一によるお色気シーンが多いにもかかわらず、この作者がエロが描けない人だったと
再認識させる作でもあった。(とにかく、裸がエロくない)
ストーリーは、服部家家臣であった主人公兵馬がフィアンセを自害に追い込んだ
服部家二代目当主(半蔵正就)を討ち果たすまでの顛末が、半蔵が放つ忍者群との対決を
メーンに描かれてゆく。白土作品なら「あり得ない」展開だろうが、ラストは兵馬が彼を慕う
九の一と共に新天地を目指して旅立ってゆくというハッピーエンディングである。
Sf小説の読み過ぎで、「ワレワレハウチュウジンダ」とか呟きながら、町を徘徊するアホな
Sfオタは枚挙に暇がないが、本作に影響されたオタがマジで忍びの者になった気分で、
箪笥の奥から引っ張り出した風呂敷でセルフメイドした忍者装束に身を包み、
縁日の夜店でゲットした玩具の刀を持って、「たあー!伊賀忍者群参上!!」
(「群」って喪前はひとりだろう(w )とか絶叫しながら師走の町を走り回る悪夢がよぎる・・・
解せなくていいじゃないか。
人間だもの
| ワレワレハウチュウジンダ
| けつまん星カラヤッテキタ!!!!1、地球人ョ、友好ノ印トシテ
| 君ノ紅葉ノヨウナ手首ヲぼくちんノ尻ニ挿入シテクレナイカ!!!!!11
| ソレガ「怪物01」ト「怪物02」カラ君達ヲ守ル…ハァハァ …ウッ!
\____ _____________
V . ◎
___||__ ヽ、_人_人_人_人_人_人_人
( ( ( /禁治産命\ ( ( フゥフゥ <
) ) ) ミミミ γ ⌒ ⌒ヽ ) )徹平キュン浮気 ) だれかたすけてー!
( ( ( ミミミ(三三三三三)ヘ ( ( シテゴメンネ < .臭くてキモイ爺がー!
) ) )(9 ●⌒)(_ _)(⌒●) ) ) ∞〜〜〜 .)
ハァハァ ( .∴)^<ロロロロロロフ^)( ( γ'⌒ヽ γ⌒Y⌒Y⌒Y⌒
ノ.( J u ヘnmmノlu )^ヽ プゥーーーン ∨
/ 彡 ヽ___`u^U`‐-J'ノ ミミ\ ,rー- ,,-ーーーーー、-ーつ
/ ,',',' ,ィ -っ、 人 ',',', ヘ と、 , ´ ・("▼)・ ヽノ
| / 、__ うミ巛巛彡 ●) ヘ Y⌒‐'--っ .> ,,,-ーーー-、.<
",-‐ー-| 彡巛/ ',',',',',', ゝ、彡巛ミ(⌒Eヨ( /i| l'> <〈リ ))
(  ̄ ̄ヽ リル( X )リルγ ⌒) ̄ ̄ ヘ ヽ、ゝ(从|l;_ヮ_ノ从<
\ ,',', ヽゞ、■■■ζ ',',',',' ./ ゝ、〆``--ー‐ー-(⌒)
\,',', □■■■ ( ,',', / ( ヽ、
〉 ィ、 ■□□□ 〉 | .ゞ,r、__,l^l_ノ
/ ::| `ー‐.■□□ー‐'(_ヽ \、 /,/ γ`‐-'⌒)
(。mnノ `ヽ、_nm (⌒ ^) ゝ‐-―'"
 ̄ ̄~~
いまごろ、兵馬地獄旅を読んだと自慢してるアホにあきれるw
俺、中学の時読んだぞ
ヽ、_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ノ/
) (
< たあー!伊賀忍者群参上!! >
) (
'⌒Y⌒Y⌒Y⌒Yl /Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ
-----------------------/ヽ .|/
=========____|Y|_________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~.|.|.| ̄ ̄ ̄~/ 50歳児\
二二二二二二二二二二二ニ|.|.| ミミミミ γ ⌒ ⌒ヽ
−−−−−−−−−−‐0=|==|=0‐−ミミミミ/ー‐◎-◎ー-ヘ l^E三)
(三ヨc) (9 ●⌒)(_ _)(⌒●) (_人__)
――――――――───/彡ミ/ ( .∴)^<ロロロロロロフ^ .)ノ´ミミノ
(川ミ( γ( J u ヘnmmノlu )巛 /
ゞ',',',ヘ,..r' 彡ヽ___`u^U`‐-J'ノ ノ
ΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞΞ\,',',' ゚ 。 ` 、 ヽノ
`゙''ー‐ァニ、__● ミ巛巛彡u) 〜〜〜∞
o ゚<ヽ/l| 神 |\_',',',',',',__)
--------------------------γ|lll||lll|| 奈 |lll|lll/⌒⌒ヽノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄〃《ヾ|lll|lll| 川 |\(( ,. ヘ .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
ζ⌒γ⌒ヽ/《《ヘ\| 新 ||ノノ( 。巛ヘ O00o | |
三三三三三三三 / 彡巛 ミ .:.:. ゞ|lll|.| 聞 |ノ,r-‐'ゞ、 ミuミ( ).| 鶴ヶ峰本町公園 |
( ノ ゙̄''ー--―''"´ `‐---‐'"´ \ノ / | .|
______οο0O (__ノ . |________|
Y氏の終わり読んだ人いたら感想キボン。
面白そうだけど単行本なんで迷ってます
609 :
でへ:2008/01/01(火) 20:08:08
銀河北極 アレステア・レナルズ ハヤカワSF
火星の長城に続く短遍集
表題作をはじめ質の高い作品がそろっています。
表題作は9点、他は7-8点くらい
久しぶりに、本当に久しぶりに、どの作品も面白いなあ
と思わせる作家にあった
レナルズ良いわ
啓示空間を読んでその思いを打ち砕かれるがいい
「面白いなあ」だけなら小学生でも書ける感想文だよなぁ・・・
>>611 じゃ、小学生にかけないレベルの感想文をお願いします。
読んでもいない本の感想を書けとは・・・
読んだことのあるのを書けばいいじゃないか。
コテハンはランドセルの中に忘れてきたのかい?
>>609 俺も月末の試験が終わり次第、近日中に取り掛かる予定。
今から楽しみだよ。
読んでないなら読めばいいじゃないか
「砂漠の惑星」読んだ
こういった主人公の吐息を感じられる作品は大好きだ
やっぱ生身でヤバイ惑星ウロウロして、昼の光景、夜の光景
地形、地層とか描写する作品好きや〜
戦車対ハエの神々しいバトルかっこええ
底辺には重厚な文学性があるが
やっぱ発想と肌身に感じるような表現だな・・傑作です
銀河北極 アレステア・レナルズ
「おぉ、そういう世界観か!」という新鮮さは、前巻で出尽くしてるようで、
ごく普通のSFという印象。でも十分良作。
オチをエグい方向にひねてるのがこの人の特徴?
でも描写がしつこかったりしないから、残酷な描写も全然読めるけど。
7/10点
620 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/13(日) 15:11:08
621 :
◆GacHaPR1Us :2008/01/13(日) 23:59:54
622 :
◆GacHaPR1Us :2008/01/14(月) 00:00:17
>>621続き
自分の人生を円環に例え、殺し、殺し、殺し尽くして最後に殺されるロシアのクソ餓鬼の半生を描く、本作品、素敵だ。
とにかく素晴らしい。美しい。自分もガキの頃にはこんな理想郷を描いていた・・・。
だからこそ、「軍隊」にすら入隊したのに…。アレは軍隊ではなかった。公務員なんざクソッタレの集まりだスザケンナ!!
―――、そんなこんなで大人になった。ああ、素晴らしいかな大人。毎日毎日フライパンのような日常に焼かれて嫌になる、
打たれ頭を竦めてより強いモノに這いつくばって生きる、それが「大人」の人生ってもんだ。クソが。素敵だよな。
そんな若かりし甘い夢を思い出してはため息を付いて、また行間を読むのだ。
思うんだが、女性のほうが女性の扱い酷いと思うんだ。とにかく素晴らしいくらい酷い。
木の又にも劣る存在にしか描かれない。本来、男がこうゆう表現するべきなのに。文学の限界なのかね?
こうゆう「ロシア文学」を、日本人の、しかも女性が、描くという奇跡、
そしてそういう文学を普段あるような装飾も煽り分もまったく無い装丁本で出版する講談社という存在、いいね。
こ れ は ロ ッ ク だ ♪
大好きだ、早川には未来永劫できないね。これは。
SFがどれだけ「文学」に近づこうとも、決して超えられない壁を築いた本作品はSF板でこそ紹介されるべきだろう!
死 ね ! 日 本 S F 死 ね ! !
・・・なんかミス住に似てきてるな俺。
ところでSFじゃないので0点。
オオアリクイの夫の最高傑作沢蟹はいつになったら復刊されるのか
オートン軍団の襲来!!
4点
ドクター・フーのノベライズ。
BEM系統のエイリアンの癖にやたら回りくどい作戦を展開していたのが印象的だった。
正直な話、倍ぐらいの長さだったら投げてた。
替え玉作戦で指揮系統を混乱させたり量産されたオートンが覚醒するシーンは良い。でもそこまでのプロセスが長過ぎる。
あとドクターの容姿が変わったことについてやたら尺が割かれている上に全然面白くない。
解説もしっくり来ないし「大人の事情」だらけでホント酷いノベライズだった。
キム・ハリスン「死せる魔女がゆく」 (今さらだけど)
いやあ……豪快に投げっぱなしだw
正直主人公の行き当たりポックリの行動パターンにうんざりさせて
いただきました。設定も嫌いじゃないし、キャラクタもいいとは思
うのだけど、行動線がなんかよくわかんないや。
全体に悪くないんだけど、いろんなものが解決される快感がなかっ
たんでもう……。
続編刊行されるのか!? 出たらオレは買うのか!?
「ようこそ女たちの王国へ」 (こっちも今さらだけど)
まだ明確な支配層が確立しない世界における西部開拓風アクションFT。
最初いろんなことに戸惑うけど、男女が逆転してて、男子がすっげー
お宝と考えると理解が進んだ。男子が産まれない家計はある意味自然淘汰
されてくのもちと面白い。
男女の恋愛感情がいまいちわからん世界でしたが、楽しかった。
全体にまとまるし。お姉さん'sはかっこいーし。
日本で漫画化したら、すっごい受けそうな気がする。
アイあむレジェンド今読んでるけど原作のほうがずっとおもろい
てst
「彼等」 ラドヤード・キップリング ?点
盲目の婦人と、彼女の屋敷に居る子供たちとの交流を描いたホラー
なにやら素敵なお話だということなので読んでみたら、わけわかめ
読解力の無さ…今はただ悔いるのみ
キプリングはよく噛んで読むと含蓄あるのよ。
「チャパーエフと空虚」ヴィクトル・ペレーヴィン 9点
真面目に読んでいると笑えてくる。
この本を、どこでもない場所でくりひろげられるとか、
禅問答のような考案とかいって紹介しているやつらは、たぶんみんな確信犯。
読者が笑うために、お笑い本であることを黙っているのだ。
ただ、SFじゃねえや。幻想文学だろう。幻想とかで衝撃を受けるかっていうと、疑問。
衝撃を受ける角度が予想外。日本風刺も効いている。
切腹するのがカワバタかミシマかなど、ささいな問題だ。
とりあえず、読んでよかった。満足な気分なので、9点。
で、結局何に満足したの?
>>616を書いたものだが、ようやく試験が終わった。
2ch解答版で自己採点したら合格してたし、これでやっと『銀河北極』が読める。
お茶断ちして勉強してたんで、欲求不満が溜まっている。
バリバリ読むぜ。
ちなみに受けた試験は電気通信主任技術者試験。
サイバーパンクを地で行くために勉強して来ました。
マッドな主任技術者を目指して頑張ります。
感想は後日。
別にいいじゃん。過疎ってるんだし。
>>631 ハラキリも笑ったが、
シュワルツネッガーの妄想も最高に笑った。
あのセンスは英米圏ではあまり見かけない気がする
アラスター・グレイ『哀れなるものたち』
19世紀の英国、天才外科医が作り上げたのは大人の肉体に無垢な幼児の精神を持つ美女だった。
「これなんてエロゲ?」という発端から、しかし物語は一筋縄ではいかない方向に暴走していく。
重厚長大なデビュー作『ラナーク』に比べればはるかにシンプルで、筆運びもこなれていて読みやすい。
SF的には、訳者あとがきでも解説されている通り『フランケンシュタイン』の批評的パロディとしても読める。
8.5点。
640 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/09(土) 00:09:09
冷たい方程式 トム・ゴドウィン 0点 (SFマガジンベスト1収録)
「燃料や食料、酸素に余裕のない航行中の宇宙船に密航者が紛れ込んでいた。
密航者のために人員超過となり宇宙船は目的地へ行けなくなる。どうするか?」
という設定のもと、密航者の処遇を中心にストーリーが展開される。(wikiコピペ)
他人の死を感情の欠けた冷静な眼で見ることのできる訓練を受けたパイロットがグチャグチャ迷うな
ババアや男なら死んでいいのか?くだらん
無知は罪であり、この娘はその代償を支払ったというだけの話
それを、延々と身の上話を聞いて「どうしようどうしよう」か?
そんな可哀想ならお前が死ね
この短編集の中で最もつまらなかった作品、と断言できる
ソリトンの悪魔を思い出すなぁ。
登場人物の糞っぷりで。
あからさまに中二b・・・いや、なんでもない
冷たい方程式ってのは、出会う時期によって評価が変わるタイプの作品なんだと思うな。
倫理的にまだ、まっさらな少年時代にこそ出会うべき作品なんだよ。
そういう意味で日本の英語の教科書に載っててもおかしくないんだと思うな
>>643 僕もそう思う。読む時期って大事だよね。
僕自身、歳をとってから読んで 640 みたいに感じた。
でもこの作品の偉大さは、多くの「方程式もの」が続いたことで証明されていると思う。
そっちの方が面白いもの多いし。
若い連中ラノベ意外にこんなのも読んでくれんかな。
頭空っぽの連中は、山田某の作品みたいなのしか
読めないんじゃないか?
さあ、SFのベテラン様たちが、またSFのハードルと敷居をあげて
くれてますよー♪
めずらしくがちゃがいいことを言った
冷たい方程式はアンソロジー自体が良質だから、
「接触感染」とか「大いなる祖先」とか面白いのが多いからね。
649 :
猫飯 ◆CATFooDY1k :2008/02/09(土) 20:03:49
>>640 お前厨二病を引きずりすぎじゃねえ?
あんなもんを読んでアツくなるなよw
僕は25年前の中学のときに読んで640と同じように感じた。
あの少女がむしろ不快キャラなんだよな。作者の筆力のせいだと思う。
ただ模範的な極限シチュエーションを提示したという意味では
ワンアンドオンリーの作品だと思う。
俺は高校くらいのときに読んだが同感
バカ女が乗ったおかげで一生トラウマが残りそうな処置をしなければならない
パイロットがひたすら気の毒だった
652 :
633:2008/02/09(土) 21:54:49
『銀河北極』 アレステア・レナルズ
面白かったなぁ。
短編集『火星の長城』、長編『啓示空間』、長編『カズムシティー』よりも好きだ。
レナルズの短編はしっかりオチを付けてるくれるので、短編ならではの良さを楽しませてくれる。
まだレナルズの作品を読んだことが無い人にもお勧めできるが、
『銀河北極』以外の作品の人物などが登場してくるので、
他の作品群を読むとより本作品を楽しめると思う。
同作品集のタイトルにもなった『銀河北極』だか、
傑作短編『遺伝子戦争』(ポール・J・マコーリイ)みたいな作品で面白かった。
他の作品も甲乙付け難い出来で、非常に満足できました。
ちなみに作品の評価とは関係ありませんが、初版本P354の6行目、
>ニコロシは銃を手のなかで展開させた。
は、ニコロシではなくノルベルトだと思います。
評価9点
ちょっとアレな方向にひねてくるけどな・・・オチ。
繰り言先生のパロディの方が面白かった>冷たい
変態の方程式は吾妻ひでおの挿絵が最高だった
SFイズムにのったんだったっけ
wikiの方程式もの解説には何で恐竜たちの方程式が載ってないんだろう
原題には方程式の語はないけど、作者がオマージュだと明言してるのに。
他にも海外ものでも結構あった気がするがなあ
Wikiってそういうもんだし
気づいた人が書き足していけばいいだけ
659 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/02/10(日) 20:34:21
アルフレッド・ベスター『ゴーレム100』を読んだ。
俺は本書を新古書店でゲットした時、カウンターでアホで常軌を逸したSFオタの如く叫んだ、
「遂に『ゴーレム100』ゲーーーーーーーーーーーーーーーーット」と。
加藤夏希似のキャッシャーが微笑んで見ていた記憶がある。
趣向は面白いが、全体的にはあまりに狙い過ぎた感じの作ではある。
舞台は22世紀の荒廃したNY、これぞ有閑倶楽部的な女性たちの集合的無意識により
生み出されたゴーレム、これに対する嗅覚エスパーの香水会社勤務の天才科学者、
視覚エスパーの美貌の黒人女性精神工学者(ていうか探偵役)、
そしてクールなインド人捜査官・・・
まさに「新世紀エヴァンゲリオン」と「攻殻機動隊」をミックスしたような雰囲気なアニオタ好みな
要素満載(注 野村萬斎ではない(w )
(アルはコミックも書いているので無問題とも言えるが)
ラリって書いて(描いてもある)のではないかと思われなオフビートな展開と文体ながら、
これにフィットした思い切った翻訳の効(やはりラリ気味)もあって、
ゴーレムがインド人捜査官に成り済まして現世に現れ、ゴーレム101を名乗るラストまで多数の
グラフィックもまじえ、会話文も多いとはいえ500頁近くを一気読ませるだけのものはあるかと思う。
各人、心して読め!
本買うたびに何やら叫んでいるM住って、
脳のどこかに障害でもあるのか?
ついに自分が叫んでいることをゲロッたかw
おまけになんという中身のない感想・・・
当たり前ジャン
だって読んでないんだもん
読んでないからこの程度
読んだけれどもこの程度
どっちが悲惨だろうかw
ていうかドラマとアニメの見すぎだろw
>加藤夏希似のキャッシャー
>有閑倶楽部的な女性たちの集合的無意識
>「新世紀エヴァンゲリオン」と「攻殻機動隊」
お前らなんでスルーできないの?
669 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/11(月) 06:29:37
ミス住の論考はいつもながら冴えているな。
>>667 なんだかんだと言いながら、みんな結局好きだからだろ。
ある意味、ここのアイドル。人気者だ。これだけレスが返るんだから。
しかもちゃんと長文を読んでるときてる。
中には待ちわびてるやつさえいそうだな。
>>670 そういう皮肉を書くと本気でスレのアイドルだと勘違いするから止めとけw
皮肉ではなく、現状を見るにつけ、そう感じるんだよねぇ。
しっかりコミュニケーションが成り立ってるだろ。
ボケとツッコミみたいに。
だいたい書き込みに目を通してやってる、っていうのは、どこかにひきつけられるところがあるからだろ。
でなきゃ、コテ見てスルーするわな。
ここの住人はやつのことが好き。
これは結論。
>>672 ミス住を喜ばせていることについてはお前も同類
スルーしろ
ってかこのバカ名無しで自演で荒らすのが手口だから
672は気違いの自演だろ
以後スルーで
プププ・・・敏感に反応してやがるな。
おもろいわ、ここのアホ住人どもはwww
罵倒や嘲笑でもレスがつけば嬉しいのか
完全にクルクルパーだな
またアホががまんできずに書き込んだ。
やめられんわ^^
ハイハイ面白い面白い
680 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/11(月) 17:30:11
ミス住さんがスレに溶け込んで何よりだなあ
狂人ハルクwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
とりあえずID導入して欲しい・・・
>>659 > 俺は本書を新古書店でゲットした時、カウンターでアホで常軌を逸したSFオタの如く叫んだ、
> 「遂に『ゴーレム100』ゲーーーーーーーーーーーーーーーーット」と。
いつもいつも叫びながら本を買ってるのかよお前は。
> 「新世紀エヴァンゲリオン」
> 要素満載(注 野村萬斎ではない(w )
内容もワンパターンで少しも進歩してないし。
>>659 少なくとも「ゴーレム」については読んでいないことが確認できる部分があります。
>>670>>672 これもあなたのおかげです。本当にありがとうございました。
220 名前: 奥さまは名無しさん [ ] 投稿日: 2008/02/11(月) 19:38:14 ID:???
SF板住人がついにミス住を認めたね。
ここのアホもいい加減本音でミス住を認めたらいいのに。
アンチに気を使って言いたいことも言えないでは問題ありでしょ。
だから自演も含めてスルーしろって
とりあえずNGName設定で終わり
688 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/02/11(月) 21:26:47
『ゴーレム・・・』は採点不能作品かと思われ。
『ゴーレム・・・』ネタで盛り上がれないところがSFオタの限界という感がある。
感慨余ってウィンドーを開け、あたかもゴーレムとなったが如く、「ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーレム!!」
と絶叫するぐらいの「熱さ」があれば、それなりの社会的認知もされるであろうに・・・
(ただし、キティとしてだが(w )
必死になって基地外本人が来たw
はいスルー
>(ただし、キティとしてだが(w )
まさに今のお前じゃんw
>>690 そうやってレス入れてる時点でスルーになってない。
一切反応しない。それが正しいスルー。
>>692 ならお前もレスつけるな
スルー呼びかけるくらいいいだろが
659 名前: ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE 投稿日: 2008/02/10(日) 20:34:21
アルフレッド・ベスター『ゴーレム100』を読んだ。
俺は本書を新古書店でゲットした時、カウンターでアホで常軌を逸したSFオタの如く叫んだ、
「遂に『ゴーレム100』ゲーーーーーーーーーーーーーーーーット」と。
感慨余ってウィンドーを開け、あたかもゴーレムとなったが如く、「ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーレム!!」
と絶叫するぐらいの「熱さ」があれば、それなりの社会的認知もされるであろうに・・・
(ただし、キティとしてだが(w )
自分が基地外で、基地外だと認知されているという自覚は基地外なりにあるんだな
>>694 その他にも何度も何度も叫んでいるな
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1102856546/ 495 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/04/21(木) 21:53:57
読破後、僕は身体の中から湧き上がって来る感動を抑えきれずに、部屋の窓を開けて
思わず絶叫した。「これがサイエンティフィック・フィクションだ!!」と…
588 名前:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 投稿日:2005/04/30(土) 15:10:54
トイレットにて本書を読了した後、正面の窓を全開にして俺は思わず叫んだ、
「ユーレカ!!これは神の誕生を描いた物語だ!」と。
このスレ
530 名前:ミステリ板住人 投稿日:2007/12/08(土) 17:07:43
和田誠氏の表紙イラストの本書を、新古書店で久々に手にした俺はイカれた
(注 イカしたではない(w )SFオタが憑依したかのように叫んだ。
『星新一本ゲーー―――――――――――――――――――――――ット!!』と。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1169870022/ 885 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w 投稿日:2008/01/27(日) 22:57:36 ID:aoD230QD
古書店で本書を手にした俺はアホなミスオタの如く思わず勝利の雄叫びを上げた、
「ゲーーーーーーーーーーーーーット!」と。
本人も既知害だと自覚があるようだし、これからはミス住じゃなくてキチ住でいいんじゃね?
人気者と勘違いされても困るしさ
ベスタ―の『ゴーレム^100』ってば、今風だと仮想空間からの侵略モノになるんだけど、
当時、そういう発想を知らないまま多次元項悪魔を創造したんだろうか?
はたまた、知っててわざわざ別のネタとして作り挙げたんだろうか?とちょっち気になった。
どっちゃにしても、マンコでチンコ喰い千切るのは勘弁しておくれよ・・・・
あ、あと今、アランー・コッペパン著「波乱の時代」前巻を読み終えて、激しくSF的考察したいんだが
ここは不適切なんだろうかと?
キチ住に比べるとガチャが良コテに見えるw
>>698 どうぞ
基地害ミス住とその自演に比べりゃ多少スレ違いだろうが可愛いもんだ
ぶっちゃけ、がちゃよりミス住のが好きな俺。
がちゃは馬鹿な上につまらん。ミス住は笑える。
>>703 その気持ちはわかるがレスはつけずに見て嘲笑うだけにしといてくれ
>>693 オレは別にこのスレが荒れようが一向に構わないんだが。
住人のバカっぷりを眺めるのが好きなだけ。
いい加減感想を書いてくれないか。
707 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/12(火) 06:27:06
これだけ人気者が揃っているんだから無理でしょ。
>703
ミス住さんのユーモアが光っていることが認知されて何よりだなあ。
>705
同意。ミス住さん以外はバカばかりだね。
>707
人気者はミス住さんだけですが?
糞コテつながりで思い出したんだが、クネクネって最近見ないな。
死んだか?
710 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/12(火) 13:20:55
>709
アンチミス住は不明を恥じて消えたんだろう
何だよクネクネって
お前みたいなゴミの事だよ
ミス住さんをゴミ呼ばわりするな!!!
ミス住のレスに出てくる加藤夏希って?
新人の女優かなんかか。
女優だが大して人気はない。
いま、テレ朝の一桁ドラマに出ている。
花より男子2に出てたのが唯一の勲章。
たまに伸びてるかと思うとこれだもんな
暇な人は月は無慈悲な夜の女王大賞の投票でもしてくれば? 明日までだお。
投票が少なすぎてやばそうだよ。海外部門以外規定得票数に達した部門がない。
オフスレの兄者や長文レスの人たちの感想文は取り上げる本が面白くて好きだ
こっちに感想文を書いてくれればいいのにな
721 :
第7回集計人:2008/02/14(木) 23:01:53
「ジョージ」 George (Pulp House 1993/10)
著:テリービッスン
訳:中村融
S-Fマガジン(S-F Magazine)1994/11 No.459 Ill:米田仁士(Hitoshi Yoneda)
テリービッスン暫定処女作品。
ある普通の家庭で普通の男女が普通に結婚して子供が出来ました。
それは普通の一家となるはずでした、ただ一つ、違っていたのは、
生まれた子供には翼が生えていたのです・・・。
医師、神父、マスメディア。世間というものが持つ「不具者」という認識。これは、その奇形が
それぞれの常識に合わない、というただそれだけで批判の的となる。
そんな中でただあるがままを、ただ変わらない、ただ変われないその姿を認め、受け入れていく、
そんな優しさがどれだけ必要か、を理解できているかのリトマス試験紙として読むことができます。
こんな短いのに、こんなに美しい・・・
ああ、やっと見つけた、ああ、よかった。ほんとによかった・・・。
10点。
>720
オフスレの兄者はSFの感想じゃないからなぁ
最近はSF読んでないと思うぞ、たぶん
SFを読むのではない、読んだものがSFとなるのだ
ツマンネー
>>724 SFをコンスタンスに読めるのは羨ましい。
俺も頑張って読むよ。
SFも萌えも、考えるんじゃない、定義するんじゃない。感じるんだ。
SOWを感じたらそれが扉を開いた、って事なんだ。
てな感じなんだと思う。サイバーパンクムーヴも従来のSF定義から
は外れてたけど、SOWに溢れてた。
今SOWに溢れているジャンルは何処にあるだろうね。
意外とインド映画とかにあったりして。
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ボッボッボクチン♪ ミス住たん! プ〜
お、クネクネか?
『月は無慈悲な夜の女王』 ロバート・A・ハインライン
「たまにはオールタイムベスト系も読まねば……」と思って手に取りました。
ハインラインは『宇宙の戦士』やその他短編を数編読んでいる程度でしたが、
とにかく読んでいて文章のテンポになかなか乗れずに苦戦。
途中で飽きて半年以上放置したりと、何度も途中で本書を放り出した挙句、
なんと読み切るのに1年以上かかったのだから恥ずかしい限り。
で、結局前回までの挫折分で全体の55%は読んでいたので、
残った分は意を決して2日で読み切ってみました。
読後感としては、「あれっ? 何でこんなに放置してたんだろ」って感じですね(笑)。
面白かったなぁ。
何か無責任な感じだけどw。
最後に教授とマイクがああいう風になってしまったのは、
「老兵はただ消え行くのみ」という確信犯的な覚悟があったような気がして、それに感動。
ちなみに話の序盤にあった細胞組織の話、誰か分かり易く説明してもらえませんか?
評価7点
どう解説してもその脳細胞では・・・
ていうか飽きて半年以上放置のほうが正常な感覚だと思うわけだが。
よくあれ読み通せたねw
フィクションに対する「正常な感覚」なんて存在しないんじゃないのか
てst
『虎よ、虎よ!』 アルフレッド・ベスター
世評に名高い同作品を古本屋で購入して、遂に読むことに成功。
これは凄い本だぁぁぁぁー。
オールタイムベスト系の本を読むと、「何が凄いの?」と思うことが有るが、
これは本当に評判通りの素晴らしさに感服。
ダシール・ハメットのようなハードボイルド文体から紡ぎだされる、荒唐無稽なストーリー。
たまに見られる御都合主義な展開も、これだけ激しく話が転がり続ければ気にする暇もない。
それにしても、これを素面(しらふ)で書いたんだとしたら凄い。
まるでヤク中の禁断症状下でみる悪夢のような話の展開を
全て理性で書き切ってるんだとしたら、ベスター真に恐るべしw。
SFというジャンルに限らず、今まで読んで来た小説全てと比べても、
この本作に匹敵する展開力を持った小説というのは、ちょっと自分の記憶に見当たらない。
ジョウント、電撃急加速などのアイデアは、漫画の『ジョジョ』を観ているようだった。
おまけにこの本が発表されたのが、今から50年以上前の1956年とは……。
こういうブッ飛んだ小説が有るから、SFを読むのを止められないんだよなぁ〜。
評価≒10点
虎虎読んだか。
石川賢の「5000光年の虎」も読むといいかも。
どういいかは秘密。
分解された男は読んだ?
>>739 あれも甲乙つけがたいと思うんだが。個人的には分解派
>>740 紹介ありがとうございます。
機会が有れば読んでみます。
>>741 『分解された男』はまだ読んでないので、早く読んでみたいです。
ただし図書館で『ゴーレム100』を予約してるので、読むのはその後になりそうです。
ちなみに『虎虎』が終わったので、今は『蝉の女王』に取り掛かっています。
個人的には『スキズマトリックス』≧『ニューロマンサー』なので、内容には非常に期待を寄せていますが、
今後の読書の予定は『蝉の女王』⇒『ゴーレム100』⇒『分解された男』の順番になりそうです。
743 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/02/23(土) 23:09:29
宇月原晴明『安徳天皇漂海記』 1点
本書を手にした時、俺は気が狂ったSF&ファンタジーオタの生霊が憑依したが如く、
加藤夏希似のキャッシャー(余談ながら、彼女は夜シフトに変わったらしい)の前面で
叫んだ「文庫化以前に『安徳天皇漂海記』ゲーーーーーーーーーーーーーーーット!!」と。
安徳天皇、源実朝、そして南宋最後の皇帝趙昦と日本史と世界史をまたがり
人気がある悲劇キャラをメーンに使ってファンタジーを書いてみますた、という感じの作である。
第1部は実朝の死による源氏に対する粛清、第2部はこれも歴史人気キャラであるマルコ
(注 「母をたずねて三千里」の主人公ではない(w )の目を通して、
元寇の失敗によりモンゴル王朝に暗雲が立ち込めることを示唆して終わる。
歴史の悲劇の主であった安徳天皇や趙昦の「呪い」は正に成就されたのである。
昨年度「SFが読みたい!」ランキング上位に入った作だが、
その内容を見ると、SFとファンタジーのランキングを峻別すべしという識者の見解に同意せざる
を得ないものがある。
ファンタジーとして読めば、琥珀の玉中に浮かんだ安徳天皇とか、アニメ的でもある美的イマジネーションはそれなりに良いのだが、SF的要素(歴史SFという観点から見ても)は皆無である。
本作を読んで「漏れだけの安徳キター!!」と絶叫しているアホなSF&ファンタジーオタ
(戦前なら不敬罪ものである)に対して、私は声を大にして言いたい、
「喪前が壇ノ浦に沈め!!」と。
744 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/23(土) 23:14:03
あんとく様お許しを!
M住が壇ノ浦に沈むと聞いてとんできました。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/sf/1203148835/7 ■■■雑談・質問@SF/ファンタジ-/ホラー板 65■■■
7 :ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/02/16(土) 22:14:03
「Sfが読みたい!2007年」のランキングを見た。
俺は他板住人ではあるが、Sfオタに苦言を呈しておく必要があるかと思う。
早川書房という存在が無ければ、「SF」というジャンルそのものが日本では最早成立し得ないのではないかと。
(商業出版としてはだが)
先ほどもNHKラジオの番組で岡田氏が、SFの一般化とSF小説の衰退(読者数の減少)に
関して少し触れていたが、昨年度のランキングを見ても、ファンタジーオタの組織票があった
のやもしれぬが、「安徳天皇漂海記」をランキングするようでは駄目でしょ(w
(なお、本作に関する論考は近日中に「今日読んだSFスレ」に掲載する予定であるから、
各人、心して待て!)
とにかく、本邦におけるここまでのSF小説の衰退は、ひとえにSFオタ諸兄の怠慢にあるのは
間違いなかろう。
********************************************
40歳代後半にもなって、こんな書き込みしか出来ない動物を
人間の醜悪さを凝縮した、最低最悪のクズと言います
岡田ってオタキングの事か? これから言うコトワザをよ〜く・・かみしめろやw
メクラが、メクラを導くと、溝に落ちる
ベスターがこんだけ出るならコンプータコネクションも
いい加減復刊しろよと。
こんだけってw
749 :
書斎魔神 ◆fhWrjfNc9w :2008/02/24(日) 00:53:52
俺はロビーナちゃん(加藤夏希)の大ファンである、
せんずりのおかずは、いつもナッキー(生徒諸君や、榊原郁恵ではない(w
である、愚民諸君! 心しておけ!
榊原郁恵って誰ですか?
歴史上の偉人??
コンプータコネクションもそんなに面白いわけではないぞ。
不死にならなきゃなんちゃらとか、ちょっと面白いところもあったが。
752 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/24(日) 09:26:00
>>743 > 宇月原晴明『安徳天皇漂海記』 1点
> 本書を手にした時、俺は気が狂ったSF&ファンタジーオタの生霊が憑依したが如く、
> 加藤夏希似のキャッシャー(余談ながら、彼女は夜シフトに変わったらしい)の前面で
> 叫んだ「文庫化以前に『安徳天皇漂海記』ゲーーーーーーーーーーーーーーーット!!」と。
本買うたびに「ゲーーーーーーーーーーーーーーーット!!」と叫ぶばかりでなく
そういう異常な自分の行動を嬉々として書き込んでいる君は間違いなくキチガイだよ。
ミス住よ、
君の家や近所にたびたびお巡りさんが巡回に来ているんじゃないかい?
>>750 榊原郁恵
元祖巨乳アイドル、ナッキーはつむじ風、愛Loveナッキーというドラマに主演していた
生徒諸君
古典的名作少女漫画、主人公は、北城尚子(なおこ)通称、ナッキー
加藤夏希(なつき)
燃えろロボコンのロビーナ役でデビュー、
ナッキー! ナッキー!とミス住が絶叫しており、うるさいw
ミス住(書斎)のオナニーのズリネタ
以前は岡本夏樹が、ミス住のマスターベーションのおかずw)
754 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/24(日) 18:01:15
> 加藤夏希似のキャッシャー(余談ながら、彼女は夜シフトに変わったらしい)の前面で
> 叫んだ「文庫化以前に『安徳天皇漂海記』ゲーーーーーーーーーーーーーーーット!!」と。
しかし50過ぎにもなってこんな幼稚極まりないことを2ちゃんに書く男ってw
生きる価値ないねw
某コテは、相変わらず人気者だな。
これだけ反響があるんだから。
ヒント
コピペと自演
2ちゃん脳乙
中二病乙
ベスターは人気あるねえー。
でもそれならばナゼ絶版になった?
760 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/24(日) 20:00:22
>>743 >本作を読んで「漏れだけの安徳キター!!」と絶叫しているアホなSF&ファンタジーオタ
>(戦前なら不敬罪ものである)に対して、私は声を大にして言いたい、
>「喪前が壇ノ浦に沈め!!」と。
いねえよ、そんな奴。連れて来いよ、顔見たいからw
761 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/24(日) 20:05:19
おまいら、なんで強姦魔が辞められないか知ってる?
経験者から聞いた話なんだが、レイプしようとすると大抵の女は始めは嫌がるんだが、
暴れて疲れるとほとんど身動きも出来なくなる。もう好きにして状態になる。
そして驚く事に、女はレイプされるともの凄く感じる。
普通にセックスした時よりも、比べ物にならないほど激しくイクらしい。痙攣してイキまくる。
それは大量のアドレナリンとドーパミンが順番に分泌されるからである。
吊り橋効果と似ていて、レイプ魔に襲われて恐怖を感じた時に、
アドレナリンが大量に分泌され生理的に極度の興奮状態に陥る事により、自分が恋愛をしていると脳が錯覚して、
脳が快感を与えるドーパミンを分泌してしまう為、体が快感を覚えて反応し、挿入からしばらくすると、
膣が充血する事で、クリトリスや膣内の性感帯が過敏になり、
膣が刺激される度にピストン運動にあわせて脊髄反射で腰を振ってしまったり
痛みに対して悲鳴を上げるように、快感に対してよがり声をあげてしまうわけなのです。
女性というのは、そういう風に出来ているのだそうだ。
(動物学者の真面目な研究で霊長類・特にオランウータンとチンパンジーは
同意婚よりレイプ婚がむしろ多いってのと関係してるかもしれない。)
だから強姦はクセになって、しまうのだそうです。
ついでに言うと、強姦被害者がよく自殺なんて話があるが、あれは強姦されたことが嫌で死ぬわけではなく、
強姦されて激しく快感を覚えた自分の体に嫌悪して死ぬのだそうですよ。
ちなみにこれは知り合いの弁護士が連続強姦魔から聞いた話です。
強姦魔の話では、強姦をするときに女性が自分が感じてしまっている事への戸惑いと
快楽に身を任せる表情とが入り混じってたまらないと言います。
どんな美人でも最後には泣きながら自分から腰を振るそうです。
嫌だとは思いながらも体は感じすぎてしまい拒絶できない。むしろ自分から求めてしまうそうです。
強姦魔によると、美人が泣きながらも苦悶の表情で、「イク」と言うのがたまらないと言います。
一度知ったら誰であろうと絶対に辞められるわけないとも言っておりました。
※女がオナニーするとき8割がレイプを想像するという調査結果が出ています。
>>760さんへ 一人だけいました、絶叫してる馬鹿が、
こんな顔ですw
____
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|::::::::::::::::: 書斎 |
|;;;;;;;;;;ノ ヽ
|::( 6 ー─◎─◎ )
''| (∵∴ ( o o)∴)
| < ∵ 3 ∵> 「漏れだけの安徳キター!!」
\ ヽ ノ
\_____ノ
あっ! 760お前の正体は!
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|;;;;;;;;;;ノ 760 ヽ
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| < ∵ 3 ∵> 「漏れだけの安徳キター!!」
\ ヽ ノ
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|;;;;;;;;;;ノ 760 ヽ
|::( 6 ー─◎─◎ )
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| < ∵ 3 ∵> 「漏れだけの安徳キター!!」
\ ヽ ノ
\_____ノ
「汝の正体見たり! 前世魔神 林 博士!!!」
767 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/02/24(日) 21:29:47
野尻抱介『沈黙のフライバイ』 5点
全体的に見れば予想外に楽しめた作品集であった。
今年度の「SFが読みたい!」の上位ランキングも、まずまず納得がゆくところか。
大好評な全話講評をいってみよう!
「沈黙のフライバイ」
ファースト・コンタクト(*コンタクトが一方的に過ぎるが)ものだが、
エイリアンはその姿どころか地球人に通信さえせず完全スルーしてゆく・・・
SF的アイデアは豊富な作者だが、御三家ぐらい小説創りも巧ければ、
本作などは凄い面白い作になったと思われなのが残念。
既に地球の遥か彼方へと探査船が去った後も、
人々は宇宙人たちが通信を寄越さなかった理由について喧喧囂囂であった。
ある者は「宇宙の何処かで遭難した仲間の救助のために一刻を争っていたんだろう」と好意的に
解し、ある者は「応答して来なかったのは悪意の表れで、侵略のため大船団で再来するんでなければよいが」と心配し、
またある者は「地球側のメッセージを解読出来なかった可能性がある。惜しいチャンスを逃した」
と残念がっていた。
そんな中でエフ博士がぽつりと呟いた。
「宇宙人たちは我々に何の興味も無かったから・・・でなければよいが・・・」
(終)
野嶋は探査船が去った星空の彼方に、彼が学生時代に恋焦がれながら、
遂に一顧だにもしてもらえなかった女性の後姿を見た気がした。
「結局、そういうことなんやろうか」
空に満天の星が輝き続ける中、ふと漏らした溜息が白くなった。
(終)
768 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/02/24(日) 21:31:50
「轍の先にあるもの」
Sfの題材になり難いと思われる地味な小天体探査をテーマにした作だが、
衛星画像が捉えた惑星エロス上の轍のような跡、その先にあるものは何か・・・
ミステリ的な興趣を惹き巧く読ませるのに成功している。
謎解きはメテオロイドとの衝突を示唆して終わるが、これも渋い。
「片道切符」
米・日共同の火星飛行は帰還船に対するテロ(実はクルーのひとりウォレンの工作)
によりいったんは中止と決定するが、4人のクルーは火星行きを強行する。
その後の4人(老年と中年の二組の夫婦というリアルな設定、そのわりにはセックスの方は現役)
の動向も読みたくなって来る宇宙旅行ネタのSFらしいSFと言える。
「ゆりかごから墓場まで」
まさに究極のひきこり空間というか、人間植物化というか、
インド人が発明したモビルスーツならぬC2Gスーツというトンデモなアイデアが面白い。
これを装着して南米大陸縦断を試みた日本人が、スタートした途端に物盗りに襲われ。
文字どおり身包み剥がれてしまうという皮肉なエピ(第2部)も物語にスパイスを効かせている。
地球上のアイデアストーリーにとどまるかと思いきや、ラストには火星上での生命(微生物)登場を
目撃するまでにスケールアップするストーリーが楽しめ、H・G以来SFが持っていた魅力が
凝縮された感がある作だ。
スーツの装着によりインド人の火星大量移住が可能となり、
「途方もないコストをかけたアメリカ・EU・日本の共同計画はたった四人の探検隊を火星に送り込んだに過ぎない」
前収録作品である「片道切符」の世界観を否定するかのような記述が見られるのも、
これもまた面白い。
769 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/02/24(日) 21:32:23
「大風呂敷と蜘蛛の糸」
パラグライダー式の巨大凧で中間圏へ突入するというこれもSFらしい真面目なトンデモ話である。
主人公はJD、となるとアホなSFオタなら「JDキター!!萌え〜〜」となるところだろうが、
「萌え」も書く作者ではあるが、本作に関しては主人公榎木沙絵はアイデアマンで度胸も満点
なものの、本質的にはクールな工学部生であり、「萌え」な要素は皆無、
そもそも彼女の容貌に関する描写さえない。
(それどころか、食べていたチャーハンを半径二メートルに撒き散らしながらフライトを志願
するような輩だ)
フライト中に雷の発生により危機に陥る沙絵だが、彼女が冷静な判断により脱出するで
あろうことを示唆して物語は幕を閉じる。
今日はどっからパクってきたんですか?
その本買ったときなんて叫んだんですか?
“読破”したあと、窓を開けてなんて叫んだんですか?
>>770 ・作品名でぐぐってみて、ヒットしたサイトを読んでみる
・アマゾンで作品名で検索をかけて、その本に対する「カスタマーレビュー」を読んでみる
この2つをやればだいたい分かると思うよ。
あらすじと感想をちょっと読んで言い回しかえるだけだで完成。
>>739 俺も偶然おととい読んだんだけどさ(古本屋にて1000円で購入)
今日本屋行ったら新装版が……orz
776 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/25(月) 00:28:21
>>775 マジで……。
近所の図書館にも置いてなくて、やっと苦労して手に入れたんだが。
まぁでも、あれだけ素晴らしい本が絶版ってのは悲しいことだから、
新装版が出たのは良しとしなければいけないのかもね。
ただし表紙はやっぱり変ってるのかな?
旧版だと、スティーブン・セガールみたいな顔に刺青だったけどねぇ。
779 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/25(月) 07:44:11
ドモかと思った。
>>778、
>>779 サンクス。
うーん、微妙な感じだけど、まぁこの絵柄で手に取る人が増えることを願うのみ。
もう二度と絶版にならないようにね。
俺は新しい絵のほうが好き
というか前の絵が嫌い。
何より紙質がよくなり活字が今風になったのがうれしいけど。
これだからガキは…w
>>778 ・・・寺田克也知らんとはどんだけゆとりだよ
ガメラは子供の味方なんだぞ。子供は既成概念に捉われず、目の前にある物を肯定できるのだ。
「ぼくのガレージには竜がいるんだ・・・」
僕の大嫌いなガチャが、僕の大好きなカール・セーガンの台詞をパクっていて
もの凄く気分が悪いです。
だから気違いと荒らしはスルーしとけって
>>783 40過ぎですが、若く見られて光栄です
ありがとうございました。
>>782 寺田克也も悪くはないが、それはちょっと物を知らな過ぎなのでは・・・?
生頼範義の仕事抜きに日本の書籍装画は語れないっすよ。
いやまあ装画語るスレでもなかろうて
>>790 生頼は知ってるけど(幻魔の絵なんかは好き)
何でもかんでも褒めなきゃいけないなんて、そりゃおかしい。
虎虎の絵は私は好きじゃない。それの何が悪いんだ。
幻魔ね・・・(笑)
あっちの方がやっつけ仕事だと思うけど・・・
別に誉めろとはいってない。
寺田克也の方が性にあってるというなら それはそれでいい。
ただ貶すのはちょっといただけないな。
「嫌い」って一言個人的感想書いただけなのに
何でそんな大げさに反応するんだろう
そういう好みって人によるでしょ?
べつに貶したつもりはないですよ。その程度の言論の自由もないの?
まあ生頼さんに凄い信者がついてることはわかりました。
つーか私も基本的には好きなんですが。
清水一行の角川文庫のも結構描いてたけどあれは結構好きだった。
>>796 > 「嫌い」って一言個人的感想書いただけなのに
> 何でそんな大げさに反応するんだろう
おまえが泡を吹いて踊る様子が嗤えるからダヨ。
>>795 「悪い」と書けば、貶めることになるかもしれんけど、「嫌い」は違うだろ。
なんでこの程度の日本語も理解できない奴が、本の感想スレにいるんだろうな?
銀河市民読んでるけど
おもろいな
コレ
ハインラインはジュヴナイルがめちゃくちゃ面白いんだよ
カタカナ言葉わかりません><
ハインラインの「パパと息子」系の話は、確かに面白いな。
女性や平和主義者に不快な内容も少ないし、
割と万人向けじゃないか。
>>803 あー、「人形つかい」とか。
いいよね、あのへんの微妙な心情。
G・イーガン「宇宙消失」
SFは普段はあまり読まないけど、今、量子力学の解釈問題に関心があるので
フィクションでこのネタはどう扱われているかと
JPホーガン「量子宇宙干渉機」バクスター「時間無限大」とともにこの本を読んで
みたが話としてはこれが一番面白かった。
安っぽいハードボイルドタッチなのが映画「ブレードランナー」っぽくてナイス。
ただ、脳をコンピューターのように使える技術が実用化普及しているのに、
脳に匹敵するコンピューター・人工知能・それを搭載したロボットが出てこない
存在していないらしいのは、この作品のテーマである人間の意識の問題にからめて
人間以外の知性を出しちゃうと話がややこしくなるためだろうが、
そっち方面にも言及してればもっと興味深かったように思う。
量子力学の観測問題については別に新しい知見をあたえてくれるものではなかった、
むしろ、観測というより予言じゃないか、とも思ったけど、話全体が面白かったから
この辺は些事だけどね。
>>805 感想サンクス。
イーガンは面白いよね。
ちなみに点数を付けるとすれば何点でしょうか?
805じゃないが感想読めば大体わかると思うんだが・・・
評文から推定するに7点ぐらいか?
基準がわからないけど
5点 並
6点 可
7点 趣味の合う人ならオススメ
8点 だれ彼かまわずオススメ
9点 オールタイム級のケッサク
10点…とかありえないから、
な感じでどうですか?
20年くらい前のオールタイムベスト見ると
やっぱオールタイムベストなんて無いんだよね、みたいな。
時代によって、人によって機軸価値が違うんだから
不可能概念だと思うよ
まあ、たまにベストランキングを見て
「なんでこれがベストなんだ」「なんであれが入ってないんだ」
というような事を本気で言ってる人がいるがあれは無粋以外の何ものでもないな
814 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/03/01(土) 15:20:16
デイヴィッド・ブリン「キルン・ピープル」 5点
「ゴーレム100」と同じく本作もゴーレムねた、「SFが読みたい!!」で
アルフレッド作品は2位だが、本作は10位、もっと高くランクされても良かったように思える。
陶土よる人間の複製(キルン・ピープル)が可能となった世界での
陰謀を追う探偵アルバート(とその複製たち)を主人公としたミステリ仕立ての作。
終盤には、狡猾な犯罪者ベータはユニバーサル・キルン社長秘書で
大株主(ヨシル・マハラル博士の娘でもある)リツ・マハラルの別人格が複製化により具現化
したものであり、これにはリツの父ヨシル・マハラル博士の人体実験が影響していたこと、
マハラル博士の究極の目的はみずから「神」となることであり、
ユニバーサル・キルン創立者カオリン(なんと本体も生存していた)の目的は「不死」だったと
謎が次々と判明、カオリンの手になる文字どおり魂の出会いサイトという最新ビジネスのスタート
というオチで物語は幕を閉じる。
815 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/03/01(土) 15:21:26
オートマトンというワードも見え、あのグレッグの短編を想起させるものもあり、
終盤まで出番は少ないもののタフな美人ソルジャー(階級も少佐(w )クララというキャラも
登場したりと、「攻殻機動隊」等が好きなアニオタにも好まされそうな多彩なキャラと
SF的ギミック満載の作で、カルテックで天文学、カリフォルニア大サンディエゴ校で応用物理を
修め、宇宙工学の博士号を取得、研究所顧問や大学講師等も勤めたデヴィーだけあって、
ギミックを使った科学的法螺話の語りは実に巧みである。
恐竜バス(お前はジブリかディズニーか(w )、複製のフランケンシュタイン化(自分探しの旅に
出るフランキーことグリーンのアルバート、なんかこのエピは「わたしは慎吾」風)等々、
この辺は素直に笑えるのだが。
物語のキーともなる霊子工学による霊魂複写機となると、最早、苦笑するしかないオタしか理解
し得ない世界である。
とはいえ、日本贔屓な作者の手になるものだけあって、ハヤカワショボウやアンパンマンの名が
唐突で出て来たりして楽しいものはある。
翻訳面では、わりと大部の作のわりにはテンポ良くこなれて読み易いものではあるのだが、
(「ローマの休日」のオードリーとグレゴリーの如き)「ヴェスパで・・・ラッタッタ」というのは、
通じない年代の読者が多いであろう無理な洒落であり、
「ネタ」というワードを辞書的意味でなく2ちゃんねる的意味合いで使用(嘘の意)している部分
があること等が気にかかった。
みなさ〜ん、先生のお出ましですよ〜。
たくさんレスして、スレを盛り上げましょう〜^^
いつもの得意げなオチばらしとどっかから盗んできた文章だろ
死ねよ自演
以下無視で
先生、さっそく釣れてますな。
ここは入れ食いなんですなぁ・・・いや、先生の御尊名の為し得る技というところですかw
ていうかさ、みんなミス住さんと同じ名前にすればよくね??
ちなみに、
>>820の名前欄は『ミステリ板住人#bakayaro』ですw
こちらは『ミステリ板住人#doahou』です。
いや、あとageないとな
あと
本買うとき「ゲーーーーーーーーーーーーーット!」と叫んだ
と書かないとな
824 :
ミステリ板狂人 ◆8ll0DtPXyM :2008/03/01(土) 20:56:57
今週も何故かミステリ板では筆者の論考は相手にしてもらえなかった。
よってレス乞食の筆者としては今日も週刊パクリ論考を連載し、SF板住民を煽るものである。
心してレスしろ!!!!
はあ、こんな事して面白いと思ってる奴がいるのか・・・
KYってレベルじゃねえな
どうせならこれ使え
,, ―- 、_
/ '' - ,,
/ '' - ,,
/ ヽ
i / /ヽ !
,i ./ / ''―、 !
i ,、 n て'' ノノ ヾ !
i ノノノ ノ ノ ''´ ! /
U j ' ´ ノ ( ヽ |
>-,, / ,,=━━・!' ,ノ━== ! ノ
!・ ヽ | ’ニンniii、 :::::i/ィ7iii= i )
\(てi iヽ ^' ~ -' /}
`i_ 、 \ i_ l_j
`┐ i /(,,, ,n 〉 /\\ KYってレベルじゃねえぞ!
 ̄ ̄へ ! ' T'' l | \
| ! i ン=ェェi) i ソ )
| i´\! ,, -ェ`、_ン ノノ 〈
| | \\,, `―''´// |
| つ !、_''''''''''''' / 7
827 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/03/02(日) 21:36:54
ジョージ・R・R・マーティン「タフの方舟1 禍つ星」 5点
昨年度の「SFが読みたい!!」ランキング作品ではあるが、一見、SFアニメ風のストーリー展開が
イメージされ、シリアス嗜好なミステリ板の住人としては手に取らずにいた作であるが、
意外に面白く読めた。
腰が低いスキンヘッドな大男、宇宙商人ハヴィランド・タフというメーンキャラがなんとも魅力的
なのである。
タフに近年本格的に作品翻訳紹介がされ始めた執事ジーヴスの姿をかいま見るのは、
読書人である俺らしい見解であろうか。
表題作である第1話「禍つ星」は、200頁強のボリューム、舞台も巨大とはいえ宇宙船内に限定
されながらも、クローン生物、サイバネティックス等のSF的ギミックを多彩にぶち込んだ
読み応えあるSFサバイバル・アクション、アニメ化したいところだが、
ネヴィスのアニッタス殺害、タフ男泣きの愛猫マッシュルーム殺害(後にクローン作製となるが)、
襟巻きドラキュラのリオン襲撃等々・・・グロいシーンが多く脚色無しの映像化は厳しいところか。
途中までタフと組むのかと思われた屈強な女用心棒リカも死に、見事にサバイバルしたタフが
方舟こと巨大宇宙船を手に入れる。
第2話「パンと魚」のメーンキャラは、タフが船舶補修のため立ち寄った惑星ス=ウスラムの
老ポートマスター、トリー・ミューンであると言える。将来の人口爆発に備えタフの方舟を
手に入れようと画策するス=ウスラム政府、間一髪信念の人トリーの機知により危機脱出と
相成るのであった。
有名なミヘルスの論を使ったシニカルな締め、あくまでポジティブ思考の商人に徹するタフ、
地味だが、これも前作とは別テーストの面白さを持つ作と言い得る。
828 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/03/02(日) 21:37:27
第3話「守護者」は、これも趣向を変えた怪獣退治というテーマで読ませる作、
海洋が舞台ということもあってか、ウルトラセブンの「ノンマルトの使者」を想起させるものがある。
海の惑星ナモールに次々と現れた謎の怪獣(海獣でもある)軍団、
被害続出の中、自称環境エンジニアとして赴いたタフが対策に立ち向かう。
御目付け役の女性保護士クェイとの確執の中、食用に供されていた壺牡蠣が惑星の先住種属
であり、彼らによるテレパシーを使用した反攻だったことが判明するのであった。
報酬をけちるナモール政府に対して、方舟の威力を示唆し、やんわりと強迫し要求を通すタフ
というのがオチ、まさに「タフ」な輩である。
思うたのは、R・Rの良さは萌えを廃し、ストーリーとアイデアで読ませることに徹した点にあるの
だと。アホでスケベなSFオタに迎合した作家なら、リカやトリー、クェイを美形の萌えキャラに
してしまったかと思われ。
ふはww
コピペ元はどこかな?
とりあえず、こいつの感想文には必ず結末のネタバレが
含まれているので、目の焦点の合わさずスルーするが吉。
パクリ論考と煽りとネタバレ嫌がらせでしか自己主張出来ない上に、もういい年の男って・・・・・・
『オドの魔法学校』パトリシア・A・マキリップ
『妖女サイベルの呼び声』は自分的オールタイムベストに入るほど好きなので、
久しぶりのマキリップ新作だし「魔法学校」だしと、わくわくしつつ読んだ。
うーん…どうなんだ、これ?
主人公の庭師は最後まで隠れっぱなし逃げっぱなしだし、
物語の視点が主人公以外の多くのキャラの間でふらふらするので感情移入もできないし、
壮大そうだと思ったらなんだかただのラブストーリーみたいになっちゃって、
やけにちんまりしたところにオチるし…。
都の様子や物語の雰囲気、序盤の主人公の心の喪失描写はすごく好きなんだが…。
評価 5.5点
(マキリップの作品が好きな人にはまあオススメする)
そういえば、『影のオンブリア』は雰囲気は好きだがストーリーは微妙だったなあ…。
『イルスの竪琴』シリーズは未読。こっちは面白いのかね。
素直につまらなかったと言え
好きな箇所もあるので、一概につまらんと切って捨てられないんだ…。
>>833 イルスはあんまり印象に無い。
俺もサイベルはオールタイム級ランクだけど
イルスはサイベルに比べるとプロットがぼやけてて弱く、牽引力に欠ける。
とはいえ、幻想文学スレなんかでは特別評判悪いわけでもないので
復刊でもしたら読んでみてはいかが。
少なくとも自分は古本屋で探し回って買っただけにがっかりしたから。
>833
俺はサイベルよりもイルスのほうが好きだな。
主人公が男で感情移入しやすかったという点もあるかも。
あと脇役のデスがかっこいい。
でも、イルス2部のメインは女女女だぜ。
『尖塔の影』ロバート・ブロック著(訳:岩村光博)、70点
ラヴクラフトのリアリズムや雰囲気が感じられないし、ブロックらしさも感じられない。
『闇をさまようもの』の後日譚としてもありきたりな感じ。
ひとにぎりの異形
ショートショートがテーマの異形シリーズ。81名分の作品を強引にテーマ分けてしてある。
デラックスな発明:
ショートショートの華と言えば発明ネタ……の筈があんまり華が無い。
「隠者」はオチには期待せず世界観を楽しむつもりで読めば面白い作品。
謎とひみつと犯罪:
全体的に面白い作品が多かったと思う。作品ごとに違った味が楽しめる。
「ベルリオーズに乾杯」「怪人 影法師」は独特の雰囲気とアッと驚くオチが両立された神作品。
闇の種族あれこれ:
素直に短編でやれという作品多数。某映画を見ていると少しだけ楽しくなれるかも知れない。
「どこかの」は悪魔と契約モノとしては結構斬新だと思う。
未来からのノック:
全体的に良くも悪くもレトロな臭いがする。
特にかんべむさしは人間的にも20世紀の遺物になってるのが伺えて暗い気分になれます。
「最初と最後」「地球人が微笑む時」
つねならぬ日常:
世にも奇妙な物語群。「カワウソ男」はストーリー的にも絵的にも不気味でオススメ。
妖夢のような・ひとにぎりの人生:
語ることなんて一つもねぇよ!
地雷原の恐ろしさを身を以って知る事ができた。特に後半はヒマ人でもオススメできない。
5点
>>839 >ラヴクラフトのリアリズムや雰囲気が感じられないし、ブロックらしさも感じられない。
「ブロックらしさ」とは何かを語らないかぎり何の意味のないマスターベーションだね。
842 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/04(火) 20:37:41
『鉄の夢』 ノーマン・スピンラッド
もしくは『鉤十字の帝王』アドルフ・ヒトラー著。
構成で楽しむSF、という話だったけれど、原作ナウシカ+北斗の拳チックな世界観がツボにはまったため
個人的には作中作だけで結構楽しめました。
あと、ナチス幹部っぽいキャラクターが出てきてニヤニヤしたり、『あとがき』にかかれたアドルフ・ヒトラー氏の様子に笑ったり、
ナチ党について多少知識のあるSF好きならまず間違いなく楽しめると思います。
が、おそらく読み手を選ぶ作品で、かつ『鉤十字の帝王』がそれ自体としては実に超展開ぶりを見せ付けてくれるため、
二点割り引いて8点にしておきます。
『高い城の男』 フィリップ・K・ディック
WW2において枢軸側が勝利した世界の話。
入れ子構造の物語でナチスねた、と言う点では鉄の夢と同系統かな、と思いました。
ただ、鉄の夢と違ってこちらはナチスがネタにはなっているけれど、
ただ単に『史実とは違う世界』を演出するためのガジェットとして使用している感じでした。
本来SF読みではないため深いところは良く分からなかったのですが、
どんな世界であっても一生懸命生きろっていうのがテーマでファイナルアンサーなのでしょうか。
…と、なんだかんだ言っておいてあれですが、
第三帝国治下のアメリカの様子だとか所々に出てくるナチ党幹部連中に関する記述だけで
十分ニヤニヤできて満足できたと言うのが本当の感想だったりします。
総合点…7点(内訳:世界観萌え度+田上氏の格好よさ+ニヤニヤ度−結局そのオチは何やねん度)
『邪神帝国』 朝松健
クトゥルフ神話とナチスを融合させた連作短編集、と言うことですが、クトゥルフ物はこれが初読。
『伍長の肖像』
題名からオチが想像できるのが難点ですが、こういう話は好物です。星新一っぽいとも思いました。
ただ、SS党はないだろうと小一時間(ry
『ヨス=トラゴンの仮面』
ナチ党幹部が魔術で大決戦。ナチスとオカルトの食い合わせは抜群であるらしいと悟りました。
それでも、ヒムラーやヘスが『いあいあ』とか唱える場面では笑ってしまったのですが…
『狂気大陸』
連作のなかで一番ホラーらしい展開ではないでしょうか。
姿の見えない『何か』が迫ってくる恐怖だとか、百パーセントこちらが無力であることとか、最後のオチまで含めて。
『1889年4月20日』
これも題名がオチなんですが、オチに至るまでの展開がすばらしい。
ホラーサスペンスちっくな展開で、どこか夢野久作を髣髴とさせるものがあります。
『夜の子の宴』
HELLSING。いや、だってね、この組み合わせはね。吸血鬼だし、人狼とか出てくるし。
ストーリーは何か腑に落ちない部分が所々ありますが、HELLSINGだと思いながら読めば何か得した気分になります。うそです。
『ギガントマキア1945』
ストーリーは狂気大陸に似てるけど、こちらはよりミステリー色が強くなった感じです。
というか、完全に<伝説>氏の正体ありきの話かと思います。
『怒りの日』
大戦末期のドイツ本国で、原理は分からないけれど人が段々人以外のものになっていくっていう話。
メインのストーリーはそれとは関係ないのですが、どちらかと言うとその状況がメインの話かと思いました。
主人公の周囲が異質なものになっていく恐怖と赤軍が近づいてくる恐怖とファシズム体制の恐怖が全部ごった煮になって
何ともいえない恐怖感が出てていい感じです。主人公も段々狂っていくような描写がなおいい感じ。
総合して、やっぱりナチスとオカルトの食い合わせはいいようです。
総合点…7点(内訳:ニヤニヤ度+ナチ党の怪しさ×作品数-これ正直ホラーじゃないだろ度)
2ちゃん脳乙
>>844 和製クトゥルフだったら秘神界がオススメだぜ。
>>849 おお!
「現代編」がとくにいいな。「歴史編」も悪くない。
>>848 おまい仕事ないのか?
『蝉の女王』 ブルース・スターリング
『スキズマトリックス』≧『ニューロマンサー』が好きな自分としては、
「『蝉の女王』の方が『スキズマトリックス』より面白い」との世評は無視できなかった。
ただし絶版本のため入手ができなかったので、
隣の市の図書館に蔵書が有ったので、
わざわざ新しい図書カードを作って読んでみた。
結論としては、俺は『スキズマトリックス』の方が好きだ。
(インプリンティングの影響のような気もするけど……)。
とはいっても、短編『巣』は良かった。
これは傑作短編SFだと思った。
元々、人類が自らを改変して進歩していく話が好きなので、
(ジョン・ヴァーリィとかアレステア・レナルズの宇宙史etc)
<工作者>・<機械主義者>の二大勢力とかの分類は最高 。
俺もどちらかの陣営に参加したいものだw。
ただしスターリングの小説を読むといつも感じるのだが、
文章の表現に詩的な表現と飛躍があるので、
読み辛いと思う個所が何箇所かある。
これはスターリングの問題か、それとも翻訳の問題なのだろうか?
評価7点
読み手の能力の問題
翻訳のせいもあると思うよ
小川訳は時々すごく硬い文体で訳すことがある。
基本的に文体を読みやすくするっていう意識はない人っぽいので。
まあ、原文に逐語的ならば原文のせいでもあるが
読みにくい訳者なら黒丸だろ。
まぁでも普通はわかるよな
856 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/03/09(日) 23:40:13
アルフレッド・ベスター「分解された男」 3点
「虎・・・」が文庫されるまで入手難の時期があり、ベスター長編といえば「コレ」という時代が
あった。俺もアホなSFオタの如く、初読時には本作に惹き込まれたものだが、
新装版「虎・・・」やゴーレムと比較しながら、今回冷静に再読してみると、
SFデビュー長編ということもあってか、アルらしいはじけ方、逝きっぷりが足らない感が強く、
評点はこんなもんであろう。
エネルギッシュで魅力的だが、ビジネスのためにはライヴァル企業社長の謀殺さえ躊躇しない
企業家ベン・ライク、エスパーでもあるNY市警捜査官リンカン・パウエルが、
仲間のエスパーたちの協力を得てライクを追い詰め、分解の刑に処す(死刑ではなく、
一旦、精神崩壊させ反社会性を無くし、社会に役立つ人材に改変するという、
ちょっと恐い展開である)までの顛末が、ロケット・タクシー、テレビ電話等々のベスター得意の
Sf的トンデモ・ギミック=物語の小道具を散りばめたうえ、犯人ライクはガイシャであるクレイの
実子であり、犯行の目撃者となったクレイの娘バーバラは義妹と判明、
(バーバラの精神症患の因には父子相姦等の悲劇が絡んでいるのはと思うたのだが、
これは現代的解釈過ぎたようである)
ライクを夢で悩ます顔のない男=実父クレイとわかる等の謎解きも行われる。
この辺のミステリ的筋立ては、専門家の俺から見れば御都合主義に走っているし、
リンカンとバーバラが結ばれるハッピー・エンディングはアル作品にしては、
安手のSFアニメ風のお約束に過ぎるという感があり、
また、敵役ライクがエスパーではないため、終盤の展開がエスパー集団による「いじめ」
のように見えてしまい後味はいささか(注 伊佐坂先生ではない (w )よろしくない。
こうして見てゆくと、このスレで、本作を虎と比肩して語っているような輩がいたが、
正に2ちゃんらしい糞なトンデモ野郎と言い得る。
857 :
ミステリ板住人 ◇22RAaWR.nE :2008/03/09(日) 23:56:49
感想待ってます^^
伊佐坂先生ではない (w )
アマゾンで、ジャンルを[洋書]、キーワードに[分解された男]を設定してサーチする。
「分解された男」(創元SF文庫)の「カスタマーレビュー」を読む。
>>858 孤独な中年に多いよね
詰まらんギャグを何度も繰り返して自分だけ笑っているのって
>(注 伊佐坂先生ではない (w )
うわ、極寒。
ネタでないオヤジギャグって本当に存在するんだね。
「順列都市」グレッグ・イーガン 9点
塵理論がめちゃくちゃ面白かった。予想外の面白さ。
イーガンの評判の高さは嘘ではなかった。これぞSFという感じ。
今までイーガンを敬遠してきたが、それはまちがっていた。
読んでよかった。かなりの高評価。33位/118作品中
たった118作品w
それはいいけど
その中で33位は高いのか?w
どうでもいいな
妙なる技の乙女たち
小川一水 著 ポプラ社
前にも書いたけど、本作品は 菅 浩江女史の「博物館惑星」と対を成す良作品だった。
「博物館惑星」が女性的世界を観る男性を、女性の視点で描いた作品だとすれば、
この作品は男性の世界に生きる女性を、男性の視点で描いた作品として。
・天上のデザイナー
宇宙服デザインコンペに果敢に挑戦する新人デザイナー 京野 歩(すすむ)の物語。
本作品群のコンセプトとして、『日本人女性』の『未来の多民族都市』における
アイデンティティの追求という姿があるけど、その短編集を飾る一品。
んでもって今回の隠れコンセプトとして「日本人男性は使えないモボ」というのもしっかり確立されている。
ベドウィン青年ハキム君がいい味だしてる。ヒロインのイメージはアニメ版「時をかける少女」の紺野真琴か。
・港のタクシー艇長(スキッパー)
歌島水央は小型交通艇のシングル・スキッパー。
ツいてない日によりにもよって強面後見人メッツェラー将軍(こっちのほうが正しい発音のように思える)を乗せてしまう・・・。
オムニバス第二弾はタクシーの運ちゃん。
水央の人生観だとかメッツラー将軍の行動規範だとかにちょっと違和感があるにある。
それに、バーストストゥームだとかなにやら、やたらアクシデントが人為的なので
「こんなに一日で船半壊させてたらやってられねーんじゃねーの?」
などということは言ってはならない。小説なんだから。でもいっそのこと海賊だせばよかったんだ。
続く
>>866より
・楽園の島、売ります
幡守 香奈枝とルクレース・マッキンデール。
片や実務的な不動産デベロッパー、片や偏屈一歩手前の昆虫学・環境学の学者。
彼女らが売り物にしてるのは『委託型自然保護計画』だった。そのはずだったのだが。
小川さんの弱点がちょっと出てるはいるが長所も出てる小品。
彼の弱点は「邪悪」が描けないという点。残酷になれないという点では「天涯の砦」で失敗しているとおり。
基本的に人間が優しすぎるんだろう。
でも、おそらく同年代だろう女性作家の佐藤 亜紀があれだけ酷薄なことと比較しても、これはどういうことかと。
でもでも、場面転換と物語のスムーズさ、つまり沖方あたりがよくやる「小難しさ」というか
フレデリックポールあたりが新人作家に指摘したという、「屁理屈はわかった、わかったから物語を進めてくれ」という
SF作家独特のクドさを消化してるあたりは小川氏の面目躍如というところだ。
・セハット・デイケア保育日誌
ある日、日本から出稼ぎ(笑)に出た保育士 阪奈 麻子が出会ったのはちょっと不思議な「星の王子さま」だ。
いっちゃん好きな作品。ヒロインがあずまんが大王の大阪っぽいのが素敵すぎる。
自分の家の裏にも保育園あって、聞き耳立てただけでも実際の保育士ってかなりの激務ちゃうんかな?って感じるんだが。
一つ一つのエピソードの発想、組み立て、さらに出てくるキャラクターの活かせ方などなど、実はかなり高難度で本作品群でもトップの物語だ。
他の物語との関連性をまったく無視したエピソードという点でもかなり高得点かと。
ところで、”THE Roids”じゃ株屋思い出すから「フューチャーメン」とでもしたほうが良かったと思う
さらに続く
>>867からそれからそれから?
・Life me to the Moon
「臨時」のアテンダーとして乗り込んだ犬井 麦穂。彼女には秘密があった。
英語のタイトル嫌い。「Fly〜」と掛けたんだろうけど。
それはともかく、小気味のいいサスペンス物として進む物語。案外、推理モノもイけるんじゃない?小川先生。
読み手としては、機長なんぞにそんなに大幅な権限があるのか?と疑問に思う向きもあるだろうから書いておくけど、
初期、航空機の機長なんかもかなり大幅な権限を持っていた。
現代では、一部民空機パイロットなんかは生活保護受給できるくらいの権限しかないが。
この流れは別にそれは独裁権の打破、というよりも、一人の人間がそんな重い責任を背負えるわけではない、ということだから。
・あなたに捧げる、この腕を
新進気鋭のアーティスト、鹿沼 里径はArmArtすなわちマニュピレーター式倍力装置による彫刻家。
本人も自覚のないほどの芸術思考者だったが、そんな彼女にも「恋する惑星」が接近していた。
人間不信の否めない彼女が採った行動とは。
脇役として、第一話の京野 歩とハキム君が出てくるが、このキャラクターの扱いが巧み。
里径の行動規範である「人間不信」を芸術家的天才の性向だけで抑えるのはちょっと難があるにはあるが、
他のエピソードで補完するのもちょっとやりすぎな気もするので、これはこれでいいのだろう・・・。
まだ続く
869 :
◆GacHaPR1Us :2008/03/14(金) 23:20:48
>>868からこれで最後
・the Lifstyles Of Human−begings At Speace
第二話の主人公、歌島水央の娘、歌島美旗の物語。
だから英語のタイトル嫌い。書き込みしにくい。俺は英語が苦手なんだよ。
小川一水氏と幸村誠氏の対談のなかで、宇宙開発の限界点、という問題が話されてて、
たしか超える宇宙開発ではあらゆる場面でのハードルが高すぎるため、その一歩を踏むのが難しい、
という趣旨の話題があったげな。
本作品はつまり、「宇宙コロニー」を作るモチベーションになにを据えるか、という問題なんだろう。
そこの解決に女性らしい独善さを持ってきたのは、なにげに良いアイディアであり、また悪いアイディアでもある。
男が同じ独歩的な発想で事を進めると、プラネテスのロックスミスになってしまうだろうし、
しかし、ハービンジャーCEOのような独善さを持ち出すと、今度は詩を朗読するときのル=グィン女史のようになってしまうだろうからだ。
しかし、この作品が最後に来てくれてよかったと思う。
総じて、いくつかのSFガジェット、
CNTフライ・ホイール・エレクトロニックだとか月面の極開発だとかについては、「一見さんお断り」感があるけど、
まあそのくらい許そうよ、もっと敷居の高い文学なんかザラなんだしさ。
ポプラ社はいい仕事したと思うんだ。10点。
長すぎてなんがなんだか分からん。
2ちゃんでわざわざこんな長文に付き合わないよな、フツーは。
これだからゆとり世代は・・・
そもそも長文は2ちゃんの文化だっただろうと
総じて、いくつかのSFガジェット、
CNTフライ・ホイール・エレクトロニックだとか月面の極開発だとかについては、「一見さんお断り」感があるけど、
まあそのくらい許そうよ、もっと敷居の高い文学なんかザラなんだしさ。
ポプラ社はいい仕事したと思うんだ。10点。
コレだけでよくね?
あとは蛇足って言うかゴミっていうかオナニーだよね、ただの。
ガチャの方がよっぽどゆとり世代に見えるんだが
最後の三行読めばOKってのは長文ネタの基本だ
ネタはいいから感想書けよクズ
カスがなにクズってるんだ?
このくらい殺伐してるのが2chらしいかもな
ふつうの神経なら後で読んで自己嫌悪に陥るだろうけどw
本当に書斎と変わらないレベルになってるな>がちゃ
がーん
「ハゲ」って言われる次くらいにショックだぞそれは。
>>880 気が済んだんならもう寝てください。邪魔です。
>>882 そんな毛嫌いすんなよミス住、同じ穴のガチムチパンツじゃないか
流れたし、もう誰も読まないってことで。
がーん てのにワロタ
「がーん」って昭和の佳織だよなw
ナウッチイ平成キッズはなんて言うんだよw
>>887 マジで?!チョッ、マジありえねーんすけどwチョベリバーww
「ありえない」って表現、自分の無知をさらしてるとしか思えないんだよなw
890 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/15(土) 11:25:14
無知判定師の登場ですっ!
>>883 お前のウザい感想を批判してるのはミス住みたいな気違いだけじゃないけどな
「もう書きません」とか偉そうに宣言してから何回書いてるんだか
ミス住なんて、まだいるの?
もう暗い部屋に閉じ込められてるころだろw
伊佐坂先生ではない (w )
暗い部屋ではサザエさんも見れないからイラついてるw
「失われた世界」コナン・ドイル 7点
ネットで誰かが「僕にとってのいちばんの娯楽小説だった」といっていたので
読んでみた。不朽の名作と呼ばれるだけあって、無駄な場面のない冗長さを
いっさい感じさせない充実した物語だ。「緋色の研究」を読んだ時も思ったが、
コナン・ドイルは魅力的な登場人物を描くのがうまい。本作でも、登場人物は
魅力的に描かれている。しかし、やはり、今さら恐竜を発見したでは、
読んでいてあまり興奮しない。ジェラシックパークを見てれば充分だと思えてしまう。
最後の、まさかのバッドエンドも、おれにはいただけなかった。
小説としてはたいへん面白いのだが、SFの名作たちの衝撃を味わいたいおれには
古びた作品としてうつった。64位/119作品
警戒警報発令中
ビッグ3が全員あの世に・・・合掌
899 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/22(土) 09:44:42
アジモフ、クラーク、もう一人は?
グレッグ・ベアだよ。
>>899 そんなことも知らないのか。SF読者として恥ずかしい奴だな。
小松左京だろ
お前らウソばかりつくな
ディックに決まってるだろ!
905 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/23(日) 00:21:33
>>901 誰?
まさかハインラインとか言い出さないよね?
わーおもしろーい(無表情)
908 :
◆GacHaPR1Us :2008/03/23(日) 23:04:33
アーサー王宮廷のヤンキー
作:マーク・トゥウェイン
訳:小倉多加志
(ハヤカワ・SF・シリーズ 3042)
http://www.amazon.co.jp/dp/4150401187/ 「この物語に出てくる過酷な掟や習慣は歴史上のことであって、その説明に用いられた挿話もまた同様である。
わたしはこれらの掟や習慣が六世紀のイギリスに実在したと言っているのではない。
いや、そうしたものがずっと後代のイギリスその他の文明社会にあったとすれば、
六世紀にもあったと想像してもべつだん侮辱したことにはなるまいと言っているのにすぎない・・・」
いきなり各所にケンカ売ってますトゥウェイン叔父さん。
トマスマロリーやらTHホワイトとかの「円卓の騎士」を想像して読むと凄い勢いでガッカリするくらい野蛮な、
そう、もう帝国ローマ期のゲルマン人がヤカン被ってるに過ぎないような原始人間ゴーンの世界が展開されていきます。
人種間の差別だとかヴィンランド・サガに出てくるような侵略騒ぎが起きていないのは、調査不足なのではなく、
そういう物語だからだ、と読んでいくうちに納得いくことでしょう。
なぜなら、これは古き善きアメリカ人を描く物語だから。
古い版でよかったと思える、旧字が各所に使われているのもかなり時代を感じさせて言い感じでした。
10点
つうか、早川銀背でも出てたのね。知らんかった。
『ゴーレム100』 アルフレッド・ベスター
これだけムチャができたら、
小説を書くのも楽しそうだなぁ、と思ったw。
とにかく荒唐無稽な話。
ここまでぶっ飛んだ小説を書く人は、
SF以外のジャンルを含めてちょっと記憶にないな。
翻訳者の人は本当に良く頑張った。
凄い!!
評価:うぅ〜ん8点くらい?
(本当は評価不能な小説なんだけどw)。
『ぼくらの 1〜2巻』鬼頭莫宏
全てが作者の頭の中で考えられた物語。
ある意味全てが予定調和。
一体こっから何が生まれるんだろうか。
引きが上手いので続きも読むだろうけど、なんとなくこのまま終わりそうな予感。
6点
「ぼくらの」は「なるたる」への贖罪のように思えたがな
贖罪で子供戦場に立たせていけにえにすんのか
「イリヤの空、UFOの夏」秋山瑞人 9点
SFに対する見聞を広めようと、試しに読んでみた。予想外だった。
読む前は、べたべたな中学生ラブストーリーがつづくのだろうと思っていた。
しかし、太陽系電波新聞などが出てきて、予想以上の喜劇調で物語りは進む。
面白い。脳天をガツンとやる衝撃はないのだが、物語のどこをとっても無駄がなく、
充実している。ところどころ、おれの予想の一歩上を行く展開。
かなりの傑作だった。読んでよかった。もっと早く読んでおくべきだった。
5位/全日本語小説109作品中
キモッ
まあ、そういうな。読んでみたか。面白いぞ。
面白いことにはそんな異論ないのだが
109作中5位とはまたえらい高く評価したなとは思う
よほど残りの108作に地雷ばかり読んでいるのか
読み終わったばかりで、高評価なんだと思う。
時間がたつにつれ、少しだけランキングが落ちるのはよくあることだ。
だが、少なくとも、二十位以内に入るのは確定している。
なんだったら、ランキングを全部のっけようか。四十位ぐらいまでのっけようか。
ええい、ものは勢いだ。荒らし同然の覚悟で、109作品ぜんぶのっけるぜ。
1位 甲賀忍法帳
2位 魍魎のはこ
3位 戦争を演じた神々たち
4位 ドグラ・マグラ
5位 イリヤの空、UFOの夏(全4巻)
6位 ハイブリッドチャイルド
7位 姑獲鳥の夏
8位 SFマガジンセレクション’87
9位 墨攻
10位 狂骨の夢
11位 絡新婦の理
12位 塗仏の宴(全2巻)
13位 どすこい仮
14位 0の殺人
15位 斜陽
16位 晏子(全4巻)
17位 ブギ―ポップは笑わない
18位 SFマガジンセレクション‘81
19位 江戸川乱歩集
20位 日本SFの逆襲
21位 はこの中の失楽
22位 ウロボロスの偽書
23位 十角館殺人事件
24位 後宮小説
25位 封神演技
26位 宮本武蔵
27位 ノルウェイの森
28位 第四間氷期
29位 水車館殺人事件
30位 迷路館殺人事件
31位 X電車で行こう
32位 鉄鼠の檻
33位 残像に口紅を
34位 処女少女マンガ家の念力
35位 人間そっくり
36位 孤島の鬼
37位 8の殺人
38位 百器徒然袋・雨
39位 スレイヤーズすぺしゃる(〜5巻)
40位 グッドバイ
41位 閉じ箱
42位 堕落論
43位 銀河英雄伝説(全10巻)
44位 コインロッカーベイビーズ(全2巻)
45位 蜘蛛男
46位 人間失格
47位 魔界水滸伝(〜11巻)
48位 地球はプレインヨーグルト
49位 ロードス島戦記(全7巻)
50位 時代小説
51位 時をかける少女
52位 魔界転生
53位 人形館殺人事件
54位 八つ墓村
55位 黄金仮面
56位 卵王子カイルロッド(〜4巻)
57位 タイムリーパー
58位 邪魅の雫
59位 猫の地球儀(全2巻)
60位 犬神家の一族
61位 スレイヤーズ!(1巻だけ)
62位 時計館殺人事件
63位 笑壷
64位 妖星伝(3巻まで)
65位 果てしなき流れの果てに
66位 グインサーガ(〜5巻)
67位 太陽風交点
68位 天空の舟(全2巻)
69位 VSイマジネーター(全2巻)
70位 百億の昼と千億の夜
71位 黒い家
72位 忍法八犬伝
73位 ミミズクと夜の王
74位 SFマガジンセレクション‘80
75位 SFマガジンセレクション‘82
76位 SFマガジンセレクション‘83
77位 SFマガジンセレクション‘84
78位 SFマガジンセレクション‘86
79位 SFマガジンセレクション‘88
80位 SFマガジンセレクション‘89
81位 SFマガジンセレクション‘90
82位 陰摩羅鬼の瑕
83位 妖異金瓶梅
84位 クビキリサイクル
85位 戦闘妖精雪風改
86位 日本以外全部沈没―パニック短編集
87位 玩具修理人
88位 一人で歩いていった猫
89位 銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ
90位 霧越邸殺人事件
91位 ヴィーナスシティ
92位 宝石泥棒
93位 黒猫館殺人事件
94位 メビウスの殺人
95位 言壺
96位 伊賀忍法帖
97位 黒死館殺人事件
98位 虚無への供物
99位 ガダラの豚(全3巻)
100位 ルーガルー
101位 削除ボーイズ0326
102位 巷説百物語
103位 戦争を演じた神々たち2
104位 蹴りたい背中
105位 日輪の遺産
106位 ウロボロスの基礎論
107位 独白するユニバーサル横メルカトル
あれ? ぜんぶのっけたら、107作品しかないや。数えまちがえてた。
まあ、これくらい「イリアの空、UFOの夏」が面白かったということだ。
「世界SF全集 星新一」をのっけるのを忘れてた。
入れるとしたら、20位だな。
かんべむさしも入れるの忘れてた。
29位 言語破壊官
48位 社長室直属遊撃課
60位 トロッコ
これで、全部で111作品だね。
>>919 104位に蹴りたい田中が入っている事だけは同意せざるを得ない
>>919-925 君、面白すぎるよw
自分に正直でよろしい。
虚無への供物がビリから10位にお茶吹いたw
こういう面白いランキングは大歓迎。
ウロボロスの基礎論ビリから2番には激しく同意だな。
あれは酷い
>83位 妖異金瓶梅
十代かな?
古いのもちょこちょこ入ってるから
25歳ぐらいと予想
しかし、京極好きだねえw
それじゃ俺も・・・
と思ったけどこのランキングはきっとビリッケツまで載せてるのが面白いんだろうな
ということで断念
1位は新しい太陽の書
妖異金瓶梅83位は納得いかーん
カスのランキングに納得いくもいかないもないだろw
ラノベ読んでる時点で終わっとる。
ラノベ差別イクナイ!
俺も読まないけどな・・・
オレもラノベの評判のいいやつを読もうとしたが、どうも馴染めなかった・・・。
読まないというか、読めないって感じなんだな。
昔はソノラマ読んでたオヤヂなんだがなぁ。
過日のジュブナイルとは、やっぱ違う気がするよラノベは。
>>938 「ストーリーが良いんだよ」の半分は言い訳で出来ています。
ついでに今日読んだサーリングの「ミステリーゾーン1」の感想。
「メープル通りの怪」と言い「怪力ディングル」と言い宇宙人観がパルプ雑誌で止まってるのがちょっとツライ。
話も物凄いベタ。でもオリジナルだけが持つ魔力(少なくともテレビでは)みたいなモノのお陰で十分楽しめた。
「歩いて行ける距離」なんてただの現実逃避なのに中々クるものがある。
7点
「アウターリミッツ」の日陰モノっぷりは異常。
トワイライトゾーントワイライトゾーンてSF界ですらこの扱い!
940 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/29(土) 06:13:30
>>938 ラノベってのは口の端に嘲笑を浮かべつつ読むものなのだぞ。
じゃなければ読めんよ。
30でこれならもうダメかもな
お疲れ。
つれないなぁ〜♪
SF以外も含めたランキングだったのか
本当に終わってるな
946 :
930:2008/03/29(土) 22:11:22
人のをけなすだけなら誰でもできるよね。
さあ、みんな自分のランキングを晒そう〜♪
いちいち読んだ本のランキングなんて付けてる奴は、そうはいないだろうよ
ランクを付けてる人は、ランク付けされていることが多い
NV はどこで語ればいいんだ?やっぱラノベ板?
いつからのランクだ?
ランク付けする意味が分からん。
内容・ストーリー・読後感なんかでポイント付けしてるのか?
いきなり全体の感想だけで何位ってやるのか?
>>951 今思いつくトップ100くらい載せたらいいんじゃない?
基準なんかそれこそ個人の自由で。
ここでやるのはまずいけど
スレ立てたら面白いかもね。
饒舌なクソコテに汚染されて〜終了〜臭いけど。
今まで読んだ小説にランクなんて付けてる時点で相当痛い
そんな痛い人は滅多にいないだろうな
同感。ランク付けなんてどこのアホゥがやるんだか。
痛い人でごめんよう。大学の途中ごろからずっとランク付けしているんだよ。
読書記録を付けるのに、いちばん最適な方法だと思ったからね。
小学生の頃に読んだ本はさすがにランクにのってないね。
「ルドルフとイッパイアッテナ」とか「ズッコケ三人組」とか面白かったのに。
小学生の頃を入れると、もう30冊ぐらい増えるんじゃないかな。
今読むとまた異なる順位づけになるだろう
どうやってランク付けしてるんだ?
エクセルかなんか使ってるの?
もうスレ違いのランク気違いの話はいいよ
ランク付けは、どっちかというとオールタイムベストスレ向き。
俺もSF100冊ぐらいの頃(高校〜大学程度)までは、
時々自分の好みの傾向を認識するために
やってたけど、700〜800冊の量に達した現在では、
上位20作ぐらいで止める。
ただ922にみたいにオールジャンルの順位付けは
やろうと思いついたことすらない。だって基準が違うだろ
922だけど、オールジャンルっていうか、
まず、翻訳SF長篇ランキングと短編集ランキングがあって、
その残りを日本語全部ランキングとその他海外小説ランキングに分類して、
ぜんぶで四つにカテゴリーされてるんだって。
922はこのスレにはランク外なので、移動してください
と言わない961はやさしいなぁ。
963 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/03/31(月) 22:47:23
ベストセレクションの件は、この辺で、一応、結論を出してまとめておきましょう。
SF長編に関しては、(つまりファンタジー、ホラー系統のものは除く)
「幼年期の終り」(「地球幼年期の終り」)
「ソラリスの陽のもとに」(当時はこの邦題のバージョンのみ刊行)
「果しなき流れの果に」
前記したとおり、俺は「あの熱い夏」にこの3冊を手にし、
読後、ウインドーを全開にして、
「これがサイエンティフィック・フィクションだーーーーーーーーーー!!」
と絶叫する日々であった。(いわゆる「高級住宅地の中心でSFへの愛を叫ぶ」ってヤツである)
以後、SF長編に関してこの3作に匹敵するものは目にしていない。
つまり、この3作を読めばSF長編に関しては卒業と言っても過言ではないのである。
964 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/31(月) 23:43:23
星空の二人 谷 甲州 6点
いや、面白いんだけどさ。
あの表紙と煽りでこの内容は無いだろうと。
オサーンの漏れはかまわないが、娘があの表紙に騙されて
これ買ってきたら……と思うとちょっと複雑。
早川編集部はちったぁ考えて欲しいとオモ。
965 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/01(火) 00:09:38
>>954 ランク付けやってみると面白いよ.
己の意外な好みがわかったりする.
ハードSF好みを自認していた自分は実は
高斎正と荒巻義雄(ビッグウォーズの頃ね)が
好きだったなんて再認識できた.
>>964 そういう層にも売り込む対策でないの。
気に入らないとは限らないぞ、人外協は女性隊員率高いし。
ミステリ板住人さん、「果てしなき流れの果に」のストーリーを説明してください。
おれにはストーリーがさっぱり読みとれなかったのです。お願いします。
>>963 キチガイキャラなんだからもっとぶっ壊れてくれないと飽きられるよ。
969 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/04/01(火) 22:32:27
>>967 意外だが、SOW要素満載の作でありながら、
核にあるのは「時空を超えた愛の物語」だったりする。
つまり「果しなき流れの果に」 に存在したのはエターナルな「愛」であったということ。
この辺が、セカチューや恋空、砂時計等を愛読するアホなSFオタの琴線にも触れる
ところであろう。
ちなみにミステリだったらあの2人の老人に関するプロローグとエピローグが逆になるかと思う。
>セカチューや恋空、砂時計等
なにそれ?
さすが、変わったミステリを読んでらっしゃるんですねwww
971 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/02(水) 19:49:14
>>セカチューや恋空、砂時計等を愛読するアホなSFオタの琴線にも触れる
いっこもSFじゃないし
アホか
972 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/04(金) 17:21:36
次スレは?
なし
975 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/04/12(土) 22:04:28
ダン・シモンズ「ザ・テラー 極北の恐怖」 4点
あえてジャンル分けすれば冒険小説の要素が濃い作ではあるが、
「ハイペリオン」の作者でもあり、怪獣小説=ホラーの要素もあるので、
あえてこの板で紹介しておきたく思う。
フランクリン卿率いる北極探検隊遭難(全滅したと言われるが、本作ではテラー号艦長の
クロウジャーのみイヌイット娘に助けられてサバイバルする)という歴史的事実をネタに
迫り来る極寒、壊血病の蔓延、食料不足によるカニバリズム等々血生臭いリアルな描写が
積み重ねられると共にダン作品らしいホラー&ファンタジーの世界も展開されている。
ただし、食料不足、反乱等のリアルな問題の前に売り物であるはずの探検隊を襲う謎の
極北の怪物(イヌイット伝説に登場する怪物、この辺のファンタジックなオチがダンらしい)
の存在感がじょじょに薄れてゆく感があるのが惜しい。
また、主要登場人物の過去をハイペリオン・シリーズ等でもおなじみの濃厚なエロ描写有りの
色事等をまじえて挿入しているのは、スケベでアホなSFオタへのサービスの意図もあろうが、
話がやたら長くなる上に、肝心の冒険談のテンポが落ちるという弊害が見て取れるのも
頂けないものがある。
結果的にアリステア・マクリーンの「北極戦線」のような迫力ある冒険談、あるいは、
「影がゆく」の如きサスペンスフルなホラータッチの作等を期待すると、
長いわりに非常に中途半端な印象の作に終わっていると言い得る。
まあ、「イヌイット娘のエロキター!!」とか「イヌイット娘のエロまたキター!!」等々、
いちいちウインドーをオープンにして絶叫しているアホなSFオタの長い夜のための読物と
しては最適かもしれぬ(w
またその程度に評価しておけばよろしい作かと思う。
976 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/04/12(土) 22:05:15
ロバート・J・ソウヤー「フレームシフト」 2点
俺はSFオタの言うことなど滅多なことでは信用しないが、質問スレで紹介されて読んだ
「ゴールデン・フリース」は本当に面白く、今まで読んだベスト15に入れることも差し支えない
ものであった。
だが、行きつけの古書店(例のナッキーに似た子がいるショップである)で同じ作者ということで
ゲットしてみた「ターミナル・エクスペリメント」はネビュラ賞作品のわりには、いまいちという感が
強く、本作では更にその感を強くした。
「ターミナル・・・」以上に舞台設定が現実に即し過ぎSFの魅力のひとつである飛翔感が弱いこと、
メーンのネタが刊行当時はともかくヒトゲノム解読が終了した現時点ではやや時代遅れなものと
なりつつあること、ネオナチとこれに絡む戦犯追跡(保険会社会長ダニエルスンの正体、
多額な保険金支払いが必要となる遺伝病患者の抹殺を指示している)のエピが
メーンなネタとのミスマッチ感があること等弱点ばかり目立つ。
人工受精によるネアンデルタール人のクローン(アマンダ出生の秘密)作成という発想は
今でも十分に面白いのだが、育ての親(借り腹でもある)母モリーもテレパスという異端者で
あることから、無理やりなハッピー・エンディングには白けるものを感じざるを得ない。
この作者は「ゴールデン・・・」の悲劇・鬱エンド志向を、なにゆえ放棄してしまったのであろうか?
977 :
ミステリ板住人 ◆22RAaWR.nE :2008/04/12(土) 22:05:48
筒井康隆「ダンシング・ヴァニティ」 採点不能
世紀末の5年間(90年代後半頃)にはやや低迷した感があった鬼才筒井堂であるが、
新世紀に入るや「恐怖」(2001年)「ヘル」(2003年)「銀齢の果て」(2006年)
「巨船べラス・レトラス」(2007年)とエンタメとしても面白い作を連発、
まさに衰えを知らないものがあり、
「新世紀」への突入が筒井堂にとって作家としての回春剤となったかのような感がある。
本作は、あえてエンタメ性を捨て(ゆえに、タイトルから全盛期の超ドタバタぶりを期待すると
外すので注意)、
美術評論家であるおれ(渡真利)の日常を取り巻く絶え間ない反復と混迷・・・
かなりの読書人をも苦闘せしめるプルースト、ジョイス、フォークナー等の作に列なる
人間の記憶・意識の世界を筒井流のドタバタと嗜虐性をスパイスにして描いた作ゆえ、
難解、かつ、読み難いものとなっている。
物語終盤ではシミュレーション技術発達による虞犯罪というSF的ギミックは登場するものの、
(ミステリ的趣向としては、義息の元愛人殺しの犯人は渡真利の娘である妻の凱子だとわかる
ネタがあるが、犯行の詳細は無く作品の軽いスパイス程度)
「文学性」といったものには無縁なまま、宇宙船、レイガン、半裸の美女等々に
萌えなアホなSFオタが、果たしてこの作を読了し得るか否か、非常に気がかりではある。
放置ヨロ>ALL
>>979 おつ!
10冊も今日は読んでしまったのか
>(例のナッキーに似た子がいるショップである)
ストーカー発見!通報した。