1 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:
軽やかに2get
マウンテン・ティムにまつわる怖い話は
ここでは聞けそうにないですね。
ヤマのようなティムコですか・・・
では、名古屋の有名な「山」の恐怖体験を語るのはアリでしょうか?
7 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/21 00:52 ID:iGwZ4qJH
爺さん(既に死亡)が昔炭焼きをしてました。
嘘かホントか山で不思議な体験をかなりしたそうです。
怖さ低めですがUPしま
>7
期待していま
知り合いの話。
地区の子供会でキャンプをおこなった時のこと。
炊事担当であった彼女は、夕食のカレーを支度していた。
灰汁をすくっていると、不意に胸騒ぎがした。
顔を上げて、河原で遊んでいる子供たちを確認する。
中に一人、理由はわからないが、なぜか気になった子がいた。
しかし異常は見られず、彼女は内心首を傾げながらも、調理を続けた。
そのまま何事もなく、キャンプは無事に終了したという
山から帰って二日後に、キャンプに参加した子供が一人、急死した。
交通事故だった。彼女が気になった、正にその子だった。
葬儀の後しばらくしてから、子供会の会合が開かれた。
ついでだったのか、その席でキャンプの記録ビデオが上映された。
亡くなった子も元気な姿で映っており、皆の涙を誘ったそうだ。
やがて画面が夕食の準備風景に変わる。
それまでばらばらに動いていた大人たちが、不意に同じ動作をした。
一斉に顔を上げて、河原の子供たちをじっと見つめる。
皆の視線が一つにまとまり、すぐに奇妙な顔をして持ち場に戻っていく。
ビデオを見ていた人たちは、彼女を含め、全員が凍りついたようになっていた。
それ以上キャンプが話題になることはなく、会合は終了したという。
同僚の話。
以前、彼は山奥のゴルフ場で開かれたコンペに参加した。
残念ながらブービー賞だったが、缶ジュースを一箱獲得したそうだ。
帰宅する前、車の助手席に賞品を置いておき、小用を足しに行く。
車に帰ってくると、驚いたことに缶ジュースは箱ごときれいに失くなっていた。
慌てて助手席側のドアを開けると、シートにべっとりと泥が付いている。
駐車場に残っていた者に尋ねて回ったが、誰も知らないと言う。
がっかりして帰宅した。
家に帰り、ゴルフバッグを下ろそうとトランクを開けた。
ゴルフバッグの脇に、こんもりと盛り上がった生乾きの泥山がある。
よく見ると、掘り出したばかりの蓮根が、山のように盛ってあった。
・・・ジュースと物々交換ってことか。
なぜかふと、そう思った。
新鮮な蓮根は、天婦羅や煎り鳥に入れて食べたという。
彼曰く、非常に美味しかったそうだ。
友人の話。
夏山に単独入山していた時のこと。
その時の彼は体の調子がいまいちで、くしゃみがひどかったのだそうだ。
夜も更け、そろそろ寝ようかと片付けている頃。
特大のくしゃみが一発、山の静けさをかき乱した。
やれやれと鼻を擦っている丁度その時、近くの藪から音が聞こえた。
ホッホッホゥ
まるで梟の鳴き声のようだ。何やら喜んで笑っているらしい。
彼が身を硬くして黙り込むと、藪の中の声は不満そうな調子に変わった。
なぜだか彼は、くしゃみをせがまれている気がしてならなかったという。
我慢しきれなくなり、新たなくしゃみが一発出た。
ホッホッホッホゥ!
間違いない、藪の中の何かは喜んでいる!
彼は慌ててツェルトに潜り込んで、寝袋にくるまった。
もうそれ以上、くしゃみをせがまれることはなかったが、その夜起きている間中、
彼のくしゃみに続いて「ホッホゥ」という声が響いていたそうだ。
翌朝、藪を確認したが、もう何も発見できなかった。
ー二三ヘ( ゜∀゜)ノホッホッホッホゥ!
13 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/21 01:58 ID:iGwZ4qJH
炭焼き爺さんの昔話
山では片足のはねるモノが出る。
それを見た日は小屋(炭焼き中に使う山小屋)から出ちゃならん。
ワシは一本足のはねる猿を何度か見たことがある。
そんときは酒と食い物を山の神様に供えて寝ちまうんだ。
片足のはねるモノは山神様の使いだからな。
見たら片目がつぶれちまう。
ここ何日間か、ボランティアで海外に行ってきました。
東南アジアの山の中。
無事に帰れてホッとしているところです。
なかなか面白い体験でしたが、個人的には、NGO?団体の方々から
面白い話を何本か聞き出せたのが、一番の収穫かも(笑)。
またボチボチ書いていきます。
このスレでも、ま、一つよろしく。
雷鳥さん、深夜におつです。
>>9 その子、もしかしてキャンプにこなければ死ななかったのかも・・・。
大昔はいけにえがささげられていたのに、最近誰もいけにえにならないから
その川の「モノ」が手当たり次第に、いけにえに適合する人を選んだのかも・・・。
逆に近いうちに死にそうな人がいることをみんなに教えて注意してくれたのかも。
なんにせよ考えさせられますね。
>>13 一本だたらを思いだす・・・
>>14 乙です。東南アジアでなんかありませんか?
それはともかく蓮根がうらやましいです。
17 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/21 02:03 ID:iGwZ4qJH
炭焼き爺さんの昔話
山ではあやかしがよく出る。
それは動物だったり、木や草や石の時もある。
しかし会えば必ず分かる。いいモノでも悪いモノでもなぜか分かるものだ。
いいモノはいたずらする程度だが、悪いモノは危険だ。
目玉ほじくらたり、落ちるはずのない谷に落とされたりして死んだ仲間がいる。
>>13 うおぅ?
次回にUPしようかとたくらんでいた話とかぶってるよ、ママン!
いや、一本足の山神様のエピソードなんですが。
偶然とはいえ、驚いたハンニャハラミタです。
・・・偶然だよね、ママン?
>>13 それって以前話にあったミツのことでは・・・
雷鳥一号さんと炭焼き爺さん、たのしみに読んでま〜す。
10分に1回ぐらい更新しながら(^-^;...
21 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/21 02:21 ID:iGwZ4qJH
>>19 たぶんそういう存在のモノと同一だと思います。
22 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/21 02:24 ID:iGwZ4qJH
炭焼き爺さんの昔話
山では必ず刃物を持ち歩け。
あやかしや山に化かされないためにだ。
握りに近い部分を一寸ほど刃引きをしておくこと。
刃引き部分は鬼切口といってあやかしを斬る部分だ。
>>9 映像を想像して((;゚Д゚)ガクガクブルブル
>>炭焼き爺さんの昔話
淡々とした語り口が(・∀・)イイね!
おー!なんて快調なスレスタート♪
楽しい楽しいー^^
かぶってるという雷鳥さんの話にも興味があります。
ぜひうpしてくだちい。
かぶるなんて信憑性が増してきますね、ホントにいるのかもしれないですねー。
>>11 「ハクション!」
「ホッホッホゥ」
「クシュッ!」
「ホッホッホゥ」
「ぶわっくしょい!」
「ホッホッホゥ」
多分、彼の様々なバリエーションのくしゃみが楽しかったのだな。
26 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/21 06:17 ID:YhzBQ0sG
加トちゃんを呼んで来ればいい
27 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/21 06:30 ID:8o0uRZuH
クシャミをすると魂を抜かれるってむかしなんかの童話に出てたけど。
「いっきし!」
「ガン!」
なにもないはずの樹上から金ダライが落ちてきたと言う
保守終わり?
炭焼き爺さんの昔話
山に限ったことじゃないが、やっちゃいかんことは必ず守れ。
川にションベンするやつは逸物を切っちまうぞ。
ワシはもうちょっとで爺さんに切られるとこだった。
炭焼き爺さんの昔話
山にいるとな、あやかしが目の前に現れることがあるんじゃ。
そん時は左目だけであやかしを見ろ。
悪いモノと思ったら包丁でも鉈でもいい、刃物の背を目に当てろ。
刃をあやかしに向けて目を守るんじゃ。鬼切口が切ってなくてもいい。
じゃないとほじくられるぞ。
あやかしってなんでしょうか?
妖?
親に紹介したい人がいると告げ、帰省した。
よそ行きの服着てケーキ買って待ち構えてた親に、1/8榊さんの
フィギュアを紹介した。
もともとマンガ好きであずまんが大王も漏れのを読んでたおふくろは
「そんなことだと思った」と笑ってたし、親父はちょっとがっかりした
感じだったけどやっぱり笑ってた。で、親子でフィギュアを眺めながら
和やかにお茶して終了。
ただ、帰り際に「本当に榊さんのような娘さんが来てくれるといいわね」と
嫌味言われたけどな。つまらん話でスマソ。
35 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/21 13:59 ID:th+wel6d
以前、陸上自衛隊のレンジャーだった人が話していたが、
「山の中では、幻覚・幻聴などしょっちゅうのこと。人間とは
生理的にそういう生き物であり、怪異でも不思議でも何でもない。
だから、真夜中の御巣鷹山だろうが、雫石の慰霊の森だろうが、
怖いことなど何もない」
また、広報班の写真担当の陸曹も
「怪奇現象や心霊現象には興味はあるものの、全く怖くない」
と言っていた。
自衛隊には、基本的にそういう人が集まってくるのか、訓練などにより
そういった人間に変化していくのか、ちょっと知りたい所だ。
>>32 >>33 まさに「妖」です。
爺さんの口調では水木チックな妖怪ではなく、
なんとなく異質な雰囲気を持った存在って感じでした。
妖怪らしい妖怪にもあったことあるらしいけど。
炭焼き爺さんの昔話
山が哭くことを知っちょるか?
一ケ月も山に籠もってみろ。あれはすごいもんじゃ。
山が笑うこともあるんだぞ。あれは驚いた。
どちらもワシら人の心をざわつかせる奇妙な響きじゃ。
喋ることもあるらしいがワシは聞いたことがないな。
確かアマゾンの密林の中にも一本足の神様がいるんじゃなかったかな。
サッシペレレっての。
片足ってのは地球レベルで神聖なニュアンスがあるのでしょうか。
炭焼き爺さん期待!楽しませてもらってます。
39 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/21 16:44 ID:YhzBQ0sG
前のほうで
炭焼きのお爺さんが窯に落ちて焼け死んで
息子が人を呼びに行って戻って来たら
焼けた上半身だけ骨になってたというのがあったね
その前に息子が1人で作業してた時に
誰か話し掛ける者があったと
そいつが爺さんを食べたような内容だった
あれはいったい何者なんだ?
40 :
名無し:04/06/21 16:47 ID:7f+GffQH
41 :
39:04/06/21 16:57 ID:YhzBQ0sG
まとめサイトの01「祖父の死因」っていう話しね
42 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/21 17:39 ID:L8L+0aoX
炭焼き窯での死亡事故が、家の近所で実際にあった。
その方の葬式にも行った。
おばあさんが焼けあがった炭を釜から出そうとして、釜に入った。
おばあさんは体が小さかったので、道具だけでは奥の炭は取れないのだ。
危険は承知だったようだが、おじいさんに先立たれてしまってからは、
ひとりでやるしかなかった。釜の中には一酸化炭素。
身をかがめて入ったおばあさんは、油断か体の衰えか、
不注意にも中に長くいすぎて、それをもろに吸ってしまったらしい。
おかしい!と思った時は既に遅かったようだ。
おばあさんが朝に炭焼き小屋に登っていって、
夕方になってもなかなか戻ってこないのを不審に思った
麓の畑で働いていた人が、心配して見に行った時には、
おばあさんの半身は人間の形をしていなかった。
じわじわと焦げて燃えていたそうだ。
おばあさんは苦労して息子三人を都会の大学に行かせた。
その息子達は皆いい暮らしをしていると聞くが、
三人ともあまり帰省していなかったらしい。
田舎のじーさんばーさんは、山の不思議な物に対して
素直に受け入れてるよね
いて当たり前って感じで
狐狸狢の類も、怖いというより人を化かすから憎いって感じだし
山自体への畏怖はあっても妖怪とかそんなのは怖がってなかったな
こことenigmaスレが漏れのお気に入り
山の方がネタが多けどenigmaとかぶりそうなのもあるね
45 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/21 18:35 ID:HDwRKLxx
>43
昔の方が人どうしの付き合い方も人以外の物に対しての付き合い方もよく心得ていたんでしょうね
...ある意味退化やん orz
炭焼き爺さんの昔話
ワシが子供の頃は狸に化かされたっちゅう話はよく聞いたもんだ。
肥溜めにおとされたっちゅう話は聞いたことはないが、
井戸に落とされたっちゅう話は聞いたことがある。
犬のいる家はよかったが、あの頃はみんな貧しくて犬のいる家なんか珍しかった。
獣よけに犬をもらいたがってる人は多かったな。
狐の嫁入りもよく見た。あの火は本当の狐の仕業でもワシは信じるね。
>> 前スレ 994
>> この話、前に書いた“ミツ”の後日談と、なぜかダブる・・・。
らっ雷鳥さんってば、さりげなくすごいこと書いてないかい?
ミツの話に後日談なんて、本当にあるん?
まさか、正体判明したの?
48 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/21 19:31 ID:G0nKC3SD
片目一本足はタタラ師の隠喩ですよ
山…に似たようなもので峠のことなんだけど。
テケテケさんって妖怪の発祥地(?)が大垂水峠だって話、
本当なのかな?
>22
日本昔話の「うしおに」の話みたいだ
鬼刃がかけたっていっちゃなんねえぞっていうやつ。
みんな乙!
いゃぁ〜最近オカ板覗いてなかったけど
ここだけははずせないですね!
あいかわらすの良すれだわ
52 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/21 22:15 ID:XS+kLsB6
小学生の頃、夏休みにグランドでキャンプ1泊というのがありました。
夜中目を覚ますとテントを開けて覗いている人がいます。
見回りの教師か父兄かなと思って、起き上がると、
その人が月明かりの逆光で見えました。
小学生くらいの、猿?
でも、毛が薄くて、人間みたいなんです。肌色。
毛がふわふわ揺れてます。
黒目がちな大きな目。
なにか言いたそうに口を開いた瞬間、私は叫びました。
それから大人達が集まって見回りして、
みんな体育館で寝ました。
みんな寝ぼけたんじゃないの?って言ってましたけど、
次の朝私たちのテントに白っぽい毛がいっぱい散らかって荒らされていたので
大人も信じてくれました。
2学期も始まって、一緒のテントの子からこう話されました。
私もその猿を見た。英語…アップルだとか、スキップだとか、ペンシルだとか
そういう英単語をブツブツ言ってた…
私は聞こえませんでした。
次の年から体育館に泊まってました。
どのへんが山なのかと
テント?キャンプ?=山
炭焼き爺さんの昔話
山で不思議な男に会ったことあったな。
こしらえは猟師のように見えたが鉄砲も持ってなかったし、犬もおらんかった。
怪我しちょったようで顔の半分に布を巻いていたな。
炭焼きしとったワシの所にいきなり現れて一晩一緒にいたわ。
天気の話や山の獣の話。薬草なんかの話をした。
ワシも結構物知りじゃと思っておったけどあの男にはかなわんだ。
酒をうまい、うまいと言ってよう飲んじょった。
次の日の朝に山に登って行ってしまったわ。
いなくなってから思ったんじゃが、ワシら持ってきた以上の酒のんじょったわ。
その年の天気はその男の言う通りよう当たったわ。
>>52 山の怪異ではないけれどヨウコウを連想してしまった。
こわいよー。
山で思い出したけど、
ロシアの民話に「石の花」ってのがあって、
山(孔雀石の鉱山)のあねさまって呼ばれる
人が出てくる。鉱山の主で、ものすごい美人さんだけど、
怒らせるとすげ〜怖い。
短編でいろいろな話あるから読みやすい。
バジョーフ作。
面白いからお勧め。
ロシアのお話といったらイワンのばかしか思いつかん
>「山の中では、幻覚・幻聴などしょっちゅうのこと。人間とは
>生理的にそういう生き物であり、怪異でも不思議でも何でもない。
>自衛隊には、基本的にそういう人が集まってくるのか、訓練などにより
>そういった人間に変化していくのか、ちょっと知りたい所だ。
同じ事は、禅の修行でも何百年も前から言われている。
苦行の最中に、いろいろなものを見てしまうんだよね。
神様だったり仏様だったり、鬼や悪魔だったり、世の理を悟った気分に至ってしまったり。
…で、そういうものは全て、人の弱い心(脳)が生み出して見せているものだから、
惑わされんなよ、と一蹴しているわけだ。
現代医学では、その多くが生理現象で説明がつけられるようになったけど、
ずっと以前から同じ事を言い当てていた点は興味深いよね。
で、泥臭い話だけど、実際に修行の途中で見ちゃったものに惑わされて、
オレ宗派(今で言う新興宗教)を始めてしまうドロップアウト組のような、
禅僧くずれで胡散臭い連中も、禅の周辺にはゴロゴロいる。
要するに、苦行の最中にそういうもんに出会って赦しを得たとか徴をもらったとか、
神や宇宙との合一を見たとか言ってる奴はまだまだハンパ者だよ、と暗に言っている訳だ。
修行の最中についに惑わされず、己の弱さや都合のよさを自覚した上で現実に立ち帰った
釈迦は一人前の哲学者だけど、40日40夜の修行中ずっと悪魔を斥けておいて、
その最後に神の使いに会っちゃったつもりのキ○ストなんてダメダメじゃん、みたいな感じ。
さらに世の中には、もっと安っぽい教祖や預言者なんかいくらでも居るって事だし。
で、まあ若くて精神力も理性も充実しているうちは、現実と対峙するストレスにも耐えられる。
しかし年とって耄碌してくると、唯物的であった筈の禅僧や医者、軍人なんかでも、
やっぱり自分の感覚に惑わされてしまったりする奴が出てくる。
人というのはこのように弱く、すぐに救いを求めてしまい、さらにそれを自分自身で妄想して
生み出してしまう生き物だ…という事ですな。
>修行の最中についに惑わされず、己の弱さや都合のよさを自覚した上で現実に立ち帰った
>釈迦は一人前の哲学者だけど、40日40夜の修行中ずっと悪魔を斥けておいて、
>その最後に神の使いに会っちゃったつもりのキ○ストなんてダメダメじゃん、みたいな感じ。
その解釈初めて聞いた。面白い。
いや、良く聞くだろ
炭焼き爺さんの昔話
川にな、何とも不思議な足跡を見たこともある。
大きさと形は人のものとよう似ていたんじゃが、どう数えても指が7本ある。
見つかる場所はいつも川の土が剥き出てる所じゃ。
河童かと思ったが、ひれはなかったな。
あれは足跡だけで姿はついぞ見なかったわい。
炭焼き爺さんの昔話
ワシは冬の間は炭は焼かなんだ。
釜の口を閉じて山には入らん。
春にな、釜を開けるんじゃがなんかおかしい。
釜の中に何かおるような怪しい気配があるんじゃ。
ワシはとっさに鉈持って釜ん中に飛び込んだんじゃ。
そしたら糞バッタ(便所コオロギ、カマドウマ)が壁一面にはりっついていてな、
ワシが飛び込んだのに驚いたのか跳ねまくってな、何匹か食ってしまった。
泡食って飛び出したんじゃが、出てくるわ、出てくるわ。
あんな量の糞バッタ初めてみたわい。
カマドウマこわい(´Д`;)カマドウマ(゚д゚)ウマー
カマドウマ、蛆虫
昔はよく見ましたな
お釣も来るしw
今思えばよくあんなトイレに入ってたと思うよ
前スレの白花タンポポのお礼がわりに1話
伯父の話
前スレに何話か同じ島の話があるが、瀬戸内海の大きな島の話。
本土から橋を渡り車で1時間程走ったあたり
国道から山を見上げるとみかんの段々畑が続いている。
国道から数段上の農道に、昔「こーだけ」と呼ばれていた道がある。
彼が子供頃、「こ〜だけ〜」とつぶやく女の幽霊が出るといわれていた。
女の幽霊は赤ん坊を抱いていて「こ〜だけ〜」と言いながら、子供を抱かせようとするという。
残念ながら子供を抱いてみた猛者の話は聞けなかったが、戦後しばらく、彼女は出現していたらしい。
道の舗装をしなおしたところ、彼女は出現しなくなったそうだ。
自分が小学生の頃、同級生に「こーだけー」の話をしたところ、彼女の親御さんの出身地呉市にも「こーだけー」が出るそうだ。
子供を抱いてみた猛者がいたそうで、子供に腕を噛まれて流血した者。
また、ある若者は子供の攻撃を交わしながら、「返さない」と言い張って子供を抱いたまま自宅に帰ったところ、おくるみの中に入っているはずの赤ん坊は木の葉になっていたそうだ。
71 :
70:04/06/22 14:08 ID:RilK0UPy
もう一話。ちょっとスレの趣旨からはずれてしまいますが、本来なら山で出会う確立の高いものなので。
友人の話。
彼女の家は新幹線駅の隣の駅から歩いて15分程の下町にある。
12年程前、早朝2時ごろに原稿を仕上げた彼女は、自転車に乗って、最寄のコンビニに原稿のコピーに出かけた。
作業を終え、部屋に帰り彼女は眠りについたそうだが、翌朝、朝食時に母親から、
「あんまり夜中に出歩かんのよ。変な人おるかもしれんし、熊でるらしいよ」
都市部なのに熊がでるという言葉に半信半疑の彼女に、母親は朝刊を渡した。
そこには、川一つ向こうの高級住宅地で、夜中に寝床で読書中のおじいさんを熊が襲ったという記事が載っていた(実話)。
72 :
70:04/06/22 14:24 ID:RilK0UPy
前スレに白花タンポポの話を書き込んだ直後、戸河内で通夜真っ最中の民家に熊が乱入したという記事が中国新聞に載り、可部線の先日廃止された区間のさらに奥のの山深い集落に先祖がおったらしい友人にその記事を送ったところ、
「昔、市内でも熊でたじゃん。戸河内で民家に入り込んでも不思議じゃないよ」と言われ、この話を思い出しました。
襲われた読書中のおじいさんは怪我をしたそうです。筆者は当時同じ市内の山を削った新興住宅地に住んでいましたが、熊に襲われる恐怖より、住処をおわれた熊に同情しました。
白花タンポポの情報ありがとうございました。大倉山まで結構距離がありますが、探しに行ってみます。ちなみに買ってきたピンクのタンポポの種とはクレピスのことのようです。
うちの死んだじいさん曰く、前スレ853さんの話に出てくる大畠瀬戸(バス停名は東瀬戸付近)でうちの先祖がとんでもないものを網で引き上げたらしいです。石くらい飛んでくるかも。
863さんの「焼け牛」の話は聞いた事がないので、よろしければ教えていただけませんか?
しかし、こんなにこの島がルーツの人がスレにいるとは。
件の島は過疎化が進み、橋で陸続きになったとはいえ、12年前の時点で島の高校を卒業しても島に残る人が1人もいないという状況で、車で島一周しても3時間かかる広さにもかかわらず、人口は現在2000人弱しかいないそうです。
本籍を置いている人は島の人口の軽く百倍も居るのでしょうが。
昔、ルポライターをちょっと齧ってた頃、この板でも度々話題になる某有名殺人事件の犯人の本籍がこの島の同じ町内でどうも遠縁の可能性があるとわかったとき世間は狭いなと思ったものです。でも血が繋がってたらちょっと複雑。
個人的に焼け牛情報待ってます。
どうでもいい事をとりとめもなく書いてる所に恐怖を感じた
74 :
70:04/06/22 19:07 ID:RilK0UPy
>>72 RCCだったか広島の放送局に
この島出身で某氏と同じ苗字のアナウンサーがいるね。
旅先で聞いた話
冬の終わり、日当たりの良い山の斜面で植え付けのための地拵えをしていた。
昼までに一仕事終え、休息をとる。火を熾し、腰を下ろして弁当を拡げた。
頭上には晴れ渡った空。南中の太陽から降り注ぐ日差しに目を細める…
パンッ
突然、目の前で柏手が一つ打たれた。
いわゆる猫だまし。驚くと同時に我に返った。
見上げると陽光が少し傾いている。まるで午睡から覚めたような気分。
掌を打つ乾いた音が、まだ耳朶に響いていた。
見ると、焚き火は土を被せて消されており、そこから細い煙が一筋立ち上っている。
地面には空になった弁当箱。その隣に水筒と並んで見慣れない湯飲みが置かれていた。
荒々しい造りのごつい湯飲み。持ってみると、ほんのり温かった。
仕事を再開したものの、無性に腹が減ってきたので早めに切り上げることにした。
例のごつい湯飲みは持って帰ることにした。弁当の駄賃という気持ちだった。
納屋にある作業棚の上に置き、ヤスリやワイヤーブラシなどを突っ込んでおいた。
かれこれ5年ほどになるが、今のところ何も異常は起きていない。
ただ、目の前で打ち鳴らされた両の手の映像は、今でも目裏に焼き付いている。
ごつい湯飲みには似合わない、真っ白い女のような手だったそうだ。
杣人に聞いた話
二人組で山へ入った時のこと。
お互いに離れた所で下草刈りをしていたのだが、
しばらくすると、不意に背後から拍手の音が聞こえた。
パンパンパンパンパンパンパンパン…
相方の仕業だと思い振り返ったが、どこにも人の姿はない。
不審に思いつつ作業を再開すると、また同じ音が聞こえてくる。
パンパンパンパンパンパンパンパン…
そんなことが数度繰り返されるとさすがに気味が悪くなり、
作業を中断して相方を探すことにした。
だが、姿が見当たらない。大声で呼ばわったが返事もない。
周囲の山林を探したが、相方の姿はどこにもなかった。
(さては勝手に山を下りたのか?)
そう考えて相方の家へ向かった。
家に着くと、ちょっとした騒動になっていた。
話を聞くと、山中の工事現場で作業員が相方を見つけた、とのこと。
そのまま現場に向かった。
到着したのは、相方と山に入ってから2時間ほどが経過した頃だった。
着いてみると、そこはさっき草刈りをしていた山中から尾根を三つほど越えた谷底だった。
歩けば、ゆうに数時間は掛かる場所。
そんな所で、相方は自分の内股を草刈り用の鎌で切り裂いて失血死していた。
その谷はすっかり涸れ上がって一筋の水も流れていない。
にも関わらず、遺体の周囲には血液がほとんど残されていなかった。
小学校の頃、学校から200段以上昇り、更に20分山登りしないと帰れない高台に家があった。
8月に入り、登校日があった。
毎年原爆や空襲等悲惨な戦争体験を映画化したものを見るのだ。
低学年は怖いと泣き叫ぶものがでるが、高学年になると見慣れる。
一度家に戻り、午後からまた学校の体育館で、今度は子供会の映画鑑賞会があった。
こちらは戦争ものではなく、ナウシカかトトロだったと思う。
上映が終わり、外に出ると奇麗な夕焼けだった。
階段を昇りながら友人の弟が着いてきているか気になって振り返ると
8月だというのに昼間あった入道雲はどこにもなく、海の方向に奇麗な形のきのこ雲がでている。
あまりにも奇麗なので友人達に声をかけ、しばらく眺めていたが
ふと、我に返って恐怖がこみ上げて来た。
とても奇麗な雲だったが、今にして思えば午前中登校日で見た原爆映画よりよっぽど怖かった。
村役場の職員に聞いた話
山菜を採りに山へ入った夫婦がいた。
山中を彷徨ううちに、大きな岩の近くにワラビが沢山生えている場所を見つけた。
喜んだ二人は、夢中になってワラビを採り続けた。
夫が何気なく顔を上げると、大岩の足元で妻がワラビを採っているのが見えた。
その方向に向かって、岩の陰から白い女のような手が二本すぅっと伸びている。
手はそのまま妻の髪を掴むと、声を上げる暇もなく岩陰に引っ張り込んだ。
驚いた夫が大岩の陰に回り込んだが、そこに人影はない。
慌てて周囲を探し回ったが、妻の姿はどこにも見当たらなかった。
後に消防団や警察によって捜索がなされたが、遂に彼女の消息は絶えたままだった。
捜索の際、夫は「あの大岩のところで妻を見失ったのだ」と地元の人々に説明したが、
「このあたりの山中にそんな大岩はない」ということだった。
久しぶりに、このスレへ書き込みさせていただきました。
遅くなりましたが
>>1さん、ご苦労様です。
>>76と
>>78の話はずいぶん前に採取していたのですが、纏めるのに苦労していたのと、
内容が比較的「ありがち」ではないかと思ってストックしていたものです。
ところが、最近になって
>>75の話を聞き、先の話と繋がるのではないかと考えたので、
書き込んでみることにしました。
今年の分の植林も終え、補助金の申請も済ませてようやく一息ついたところです。
いろいろと仕入れた話もあるので、ぼちぼち書いていこうとは思うのですが…
最近どうも筆?が重いです。
とても面白い話でした。是非がんばって書いてください。
聞いた話タソ乙です ペース気にせずマターリ気が向いたら...がベストだと思います
聞いた話さん乙!
今回も大変興味深いおはなしでした。
しかし、山で弁当取られたらムカつくやろなぁW
マターリでいいのでまたお話UPしてくださいね!ノシ
83 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/22 22:36 ID:LrS7I2oY
>>35
硫黄島に勤務していた、激戦地だった。まだ遺骨がでる。
勤務当初は、怖かった。でも1年もしないうちに誰もいな真っ暗な
夜道をジョギングしている自分がいた。星がきれいだった。
幽霊ではない、英霊だと思った時から怖くなくなった。
俺は、英霊の眠る地に勤務している。その時から怖くなくなった。
むしろ、突然目の前に出現する、同じく駆け足をしている人に驚く
5m先まで見えない夜道では、びっくりする(ぶつかりそうになるので)
>>83 まぁ自衛隊員は英霊にとっては可愛い後輩だろうしな。
おっさんになると怖いと思う感覚が無くなるのだよ、普通。
おっさんが怖いのは、おばはんだけですから
聞いた話さん乙です!
手しか姿を見せないのがよけい想像力をかきたてられて怖っ
天才バカボンの一話にあった、手だけの友達一家の話を思い出しますた。
手っちゃんか 思い出したぞw
手の幽霊に猫だましされたのか……
>>72 「焼け牛」というのは怖い話ではないので恐縮なのですが…
神様とは違うようですが、まあそんなものの一種のようです。
焼け死んだ牛か何からしく、草をお供えすると皮膚病を治してくれるんだとか。
ほこらがあるわけでもなく、何の目印もないただの茂みの一カ所のことをそう呼んで、
顔にあばたが出来たりするとそこへ草を一束投げてお参りするという話です。
宮本常一(東和町出身)の「忘れられた日本人」の中にもこの話は出ていますが、
こちらでは「牛舎が火事になって…」といったような由来が語られていました。
父に聞いた焼け牛は特に由来も語られておらず、「牛だから草をお供えする」ぐらいの
感覚だったようで、場所も違うようなので(父は大島町出身)たぶん先に「焼け牛」に
対する信仰があって、それに由来が後付けされたんじゃないかなと思ってます。
ただ、まるっきり正体不明(焼けた牛ってことしかわからないし、それが何で皮膚病を
治すのかもわからない)なところが不気味といえば不気味かも…
>92
「焼け牛」の下り、読んでいてふと高橋克彦氏の「龍の棺」を思い出して
しまいました。龍種と牛種というやつですね。
最初、自分でも何故思い出すのか分からなかったのだけど、正体不明の
「焼けた牛」という存在と、「皮膚病を治す」=因幡の白ウサギ、で、
そういう連想になったみたいです。
…読んだ人にしか分からない連想の話ですみません。しかも「山の話」じゃないし。
焼け牛様かぁ
お参りしてみたいの
>94
昨日の夜8時頃我が家のテーブルの上に御光臨なさいました
最近、「焼け豚さん」「焼け鶏さん」ばっかりで
焼け牛様を拝んでないなあ
我が家のテーブルでは最近「焼け魚さま」しか降臨していない。
「焼け豚さん」「焼け鶏さん」でもありがたらないと
炭焼き爺さんの昔話
ワシも長い間山の仕事しとるから大抵の動物の骨は見れば分かる。
しかし、何回か見たこともない骨を見たこともある。
猿に似たモノに羽根がある。
猿の腕のある部分に羽根が生えているようじゃった。
気持ち悪うてよう見なかったが、おなじ所で猿と鳥が死んでたようには見えんかったわ。
炭焼き爺さんの昔話
タラの芽が出る頃じゃったわ。
獣道すらない斜面を登りながらタラの芽を採っちょった。
そういやあの頃は腰にビク下げてたの。
結構採ってな、さて帰ろうっちゅうときに変なモン見つけたんじゃ。
最初は麻袋に見えたんじゃが、よう見れば猿の毛皮じゃった。
猿の毛皮が木に引っかかっちょってな、ひらひらゆれとる。
ワシはそれ見たとき心底肝が冷えたわ。
毛皮に傷がないのに中身だけないんじゃ。
一番大きな穴は口じゃろうが、そこから中身なんか全部出せるもんかね。
そん時な、なんかに見られとると感じたんじゃ。
怖くなってなワシは逃げた。
そいつはついてきおってな、ワシは腰の鉈抜いてな、振り回しながら逃げたわ。
何とか小屋に逃げ込んだんじゃが奴は次の日の朝まで小屋の周りをうろついておった。
あんときはもうだめじゃと思ったわ。
炭焼き爺さんの昔話
山じゃな不思議なことはよくおこるもんだ。
ある日いつも通ってる沢筋に降りる道に一抱えもある木が生えておった。
昨日までは確実になかった。
これは何か意味があると思って沢には降りなんだ。
木は次の日には無くなっとったよ。
山ではな無意味なことは一つとして起きん。
どんなに不思議なことでも意味はあるもんじゃ。
その意味が分かるようになりゃ一人前かの。
炭焼き爺さんの昔話
女人禁制の山はそれなりに理由があるもんじゃ。
山の神様っちゅうのは嫉妬深くて惚れっぽい。
女神岳に女連れてきゃたいがい怪我じゃ
男神岳に女連れてきゃ魅入られてボケちまう。
どっちにしても悪いことが起きるな。
よく手伝いに来ていた嫁が竹の切り株踏み抜いた、沢に落ちたなんて話きいたな。
神隠しにあって出てきたら頭おかしくなった嫁もあったわ。
炭焼き爺さんの昔話
山はな、意外と子供には優しいんじゃ。
迷子になったときなんかは不思議な力で里に戻してくれるんじゃ。
ワシもな、子供の頃山で迷ったら綺麗な着物着た女の人に手を引いてもらったわ。
あんな山ん中なのにポックリみたいな下駄掃いててな。
たいして歩かんのに里が見えてな、気付いたときには誰もおらんかった。
99の話ってヒサルキ…
過去ログにあったキヒサル・ヒサルとか言われる奴だな。
enigmaスレに最近ヒサルキっぽい話あったよ
2m位ある大きな猿だって
>>92 ありがとうございました。亥の子祭りなら知ってましたが、焼け牛は初耳でした。
由来は不気味ですが、現代風に解釈するとアトピーにご利益あるなら町おこしにいいかも。
子供の頃、家の周りの山を駆け回って遊んでいた。
女の子の癖に直線距離で山手線の半分はあろうかと云う距離を尾根伝いで歩いていた。
電話局の基地局のある山頂に上れば、三角州の向かいにあるテレビ塔のある山から雲が流れるのが見え、もうじき雨が降るとわかる。
岩のごつごつした山の山頂に登れば眼下に美しい海が広がる。
ある日トンネルの上の登山口の公園で友人と遊んでいた。
段々日が傾き、野犬が降りてくるといけないので帰ろうかと自転車の方へ歩いていると女の人が犬を連れていた。
それも崖の方に向かってだ。その先には道はないはず。
眺めていたら岩に体が隠れて見えなくなったので心配して見に行くと、姿はない。
その日を境に時たまその崖の方向に散歩する大人が出没するようになった。
決して同一人物でもなく、服装も現代的だ。
そのような人物が出ると決まってその崖の方から生臭い匂いがする。
最初は向かいに見える海側の山中にある焼き場の匂いだろうと思っていたが、消える人の出現と相成って恐怖を覚え、まるで野犬に追われているかのように友人と全速力で自転車をこいで逃げた。
数年後新聞記事で、その山はあの「黒い雨」が降った場所だと知った。
また一人、炭焼き爺さんという語り手を加えたこのスレ。
ROMばかりしてる自分がもどかしいよ。
山の怪異ってなんか惹かれる。
山に囲まれた場所に住んでいるのに
一度もそういった体験がない。
狸も狐も鹿も猪もいるのに
化かされたとか、そういう話はまったく聞かない。
水木しげるが「妖怪のメッカ」と言った街の
隣に住んでいるのに。
>>108 黒い雨って原爆の?
上の文とどうつながってるの?
炭焼き爺さんの昔話
ワシはな、不思議な遠吠え聞いたことがある。
高い笛の音のようじゃったわ。
きれぇーな声でな、シリの穴に響く声じゃったわ。
あの声聞いてたら夜の山ん中ふらふら出ていっちまってな。
気づいたときは真っ暗な山ん中じゃ。自分の手の平さえ見えん。
さすがに動けんから地べたに座っちょると何やら変な感じになってくるんじゃ。
座った地べたごと浮いてふわふわしちょる感じじゃ。
斜めんなったり、横になったり、裏返ったり変な感じがしてな。
それに獣だか何だかわからんもんがぎょうさん歩くような音も聞こえる。
ありゃぁ怖かったが。
広島人大杉の予感。そんな私も広島人。
中国山地って低い割りに、意外と山が深いのね。うちの婆さん(比婆郡出身)
曰く、昭和30年頃まではサンカさんが里に下りて来ていたそうです。
元広島人
ネタないのでROMばっかです
自転車で走りに行く山があるのですが、何年か前その山の中腹の開けたとこで車での排気ガス自殺があった事を聞いてガクブルしました
特に何か見た訳でもないです
川口名物たたら音頭じゃー
たったらたたら たったらたたら 踊り出す
>>103 私も書いててヒサルキを思い出しました。
爺さんから話を聞いた当時は怖い話だと思ってただけですが。
>>118 鵺という言葉は爺さんは使っていませんでしたが、鵺は薄気味悪い声らしいですね。
>>112 広島県のミステリースポットはいまだに原爆関係のいわくのあるところが結構あるんです。
黒い雨が降る位爆心地から近い山にある公園なので、山越えで避難する途中に命を落とされた方も少なくないかと。
最近の調査で黒い雨は結構広範囲に降雨したそうで、現在の安佐北区沼田近辺まで降ったらしいですね。
昔は道路が整備されてなくて、獣道に毛が生えたようなものだったし、山越えで避難した人、大変だったろうなあ。。。。
>>112 人が崖に消える
↓
消えた人物は一見違和感ないが、幽霊かも・・・・
↓
その公園黒い雨が降った地域らしい。
(爆心地から近いからその手のいわくあるかも・・・)
ってことです。
>>119 炭焼き爺さん 返レスありがd
ヌエと鵺がいてどっちかだけ本当に確認されている鳥だったはずだよ
お爺さんはヌエの声を聞いたことあるのかな?
炭焼き爺さんの昔話
山じゃな、白い生き物は大事にされる。
まあ、里でも同じだがな。
今まで蛇と猿の白いの見たの。
お盆近くに夕立きての、小屋の中におったら開けっ放しの戸から白い子猿が入ってきおった。
ワシは肘枕で寝ころんじゃったが猿はおかまいなしじゃったな。
土間で体振ったらそのままちょこんと座りおった。
まあ当然っちゅうような顔しておったわ。
ワシが「かあちゃんおらんのか?」ちゅうたら分かったんかのう、首を振っちょった。
しばらくして雨はまだやんどらんのに出ていってしまったわ。
白蛇は藪ん中を這っとった。
白いイノシシ見たっちゅうやつもおったな。
鵺の声とされるのはトラツグミじゃなかったっけ。
うる覚えなので違っててもご愛嬌w
友人の話
独り山奥でキャンプをしていた時のこと。
夜寝ていると、何者かの息づかいが聞こえる。
彼はシュラフにくるまり息を殺していたが、とうとう耐えきれなくなり、
枕もとのランプに火をともし、外へ出てあたりを見回した。
なにもいない。
ほっとしてテントに戻ろうとして、立ちすくんだ。
ランプに照らされ、テントの中に女の影がいる。
彼は硬直した。
テントには戻れない。
彼が冷や汗を垂らしていると、髪の長い女の影が動いた。
ふっ
ランプが吹き消された。
ビニールがこすれる乾いた音。
何者かがテントから這い出してこようとしているのに気付いた彼は、
悲鳴を上げて夜道を転びながら下山したそうだ。
山岳隊でリーダーを務めていた男の話。
雪山でキャンプをし、朝、外を見るとひとつの足跡が山頂へと続いている。
やれやれ、寝すぎて誰かに先を越されたか。
彼は苦笑いをした。装備をまとめ、足跡をたどって歩き出す。
いきなり雪原を踏み抜いた。
腰まで埋まった彼を、慌てて仲間がつかまえる。
クレバスの上に柔らかい雪が積もっていただけだった。
歩いていったのは人間ではない。
そう判断した彼は、迂回して頂上を目指したという。
知り合いの話
湖に遊びに来た彼は、ボートを借り友人と乗り込んだ。
なかほどまで漕ぎ出した時、オールに何か当たった。
湖の真ん中に障害物?? と怪訝に思い、水の中を覗き込むと、
馬鹿、よせ!
友人に襟首をつかまれ、ボートに引き戻された。
若い女が水の中に浮かんでいた。
彼の目を見ると、女は微笑み、ゆっくりと沈んで消えた。
129 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/25 05:23 ID:eFPDlbKo
テントの女「たけし!」
131 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/25 11:26 ID:mgALccCa
息ふきつけた程度じゃランプ(ランタン)は消えないとマジレスしてみる。
132 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/25 11:28 ID:wd77owCV
テントの女「村からズラを盗んだサル」
133 :
でらえもん調査局ヽ(`Д´)ノ ◆CJMS06S/xs :04/06/25 11:35 ID:UZzBuU3B
吹っ消し婆
>>130 藁 Gianかyo
>>123 私の実家の蔵なんですが、
蔵から白い蛇が出てきて、追っ払ったという話を祖母から聞いたことがある。
今、うちの家が昔ほど栄えていないのはそのせいか・・・
135 :
ともチャン:04/06/25 12:58 ID:8msQ9l6l
ヒサルキって言うの初めて知った。
なるほど猿の化け物?をヒサルキっていうのか。
ではヒサルキ話をひとつ。
今は茨城県、昔は常陸国の那珂に戸村義広という武士がいた。
天文二十年(1551)というから戦国時代真っ只中の話だな。
この戸村氏は戦国時代の守護大名佐竹氏の一族で豪力で知られていた。
ある雨の降る夜、義広が親類の法事から帰る途中に山頂にある自分の城への
石段を登っていると、突然差している傘に非常な重みを感じた。
義広は少しも騒がず太刀抜きざまに傘の上を払うと
「ギャース」という声とともに何かがドスンと落ちてきた。
義広が灯をつけてみると、それは大きな猿の腕だった。
いきなり腕を落とされた猿はひさくって、腕を拾ってどこか山の中へ消えていった。
その後、この大猿が恨みからか戸村の村々に放火して回ったので、
村人は真言密法をもって妖怪を調伏し、社を造って祭ってやったという。
それ以来、この地域ではこの事件を契機としてサッペイ(猿っぺい?)という祭が
行事となり、村人の安全と災難除けを祈っている。
ちなみに切り落とされた妖怪の腕は夜な夜な光を放ち、那珂川の周辺を
ふらふらと飛び回っていると聞く。
とびまわるといえば、どっかの地方に、馬の首が飛び回る、
って怪談があったよな
>>135 すんません。
>いきなり腕を落とされた猿はひさくって
「ひさくって」ってどういう意味ですか?
これがヒサルキの語源だったりして。
自分の地方じゃ「ひさく」って言葉使わないので、ちと興味がわきました。
そこら辺で育ったけど、俺も「ひさく」って言葉知らないよ。すごい気になる。
135ではないが九州南部ではひっさるく = 徘徊するの意味で使われたりします
>>123 山だけでなく、日本って白い生き物(アルビノ)を神格化して大事にする傾向がありますよね。
山口県の岩国では白蛇が天然記念物になり、祭られてますし、
広島の宮島には白い狸が居て、大事にされてます。
一度宮島の包が浦でキャンプした事がありますが、
夜半件の白い狸君がやってきました。
一見でかいペルシャ猫にしか見えませんでした。なかなか可愛いですよ。
>>134 >蔵から白い蛇が出てきて、追っ払ったという話を祖母から聞いたことがある。
あらら、惜しかったですね。
そのままうまく蛇と付き合って抜け殻を貰って財布に入れれば、さぞご利益があるかと。
うちはみかん畑の倉庫にアオダイショウがいるので、よく抜け殻を拝借し、金運のお守りにしてますが、まだご利益ありません。
いつ誰に聞いたかも憶えていないけど
白蛇が出たときには
「神様のお使いがこんなところをウロウロして 人目につくようなことを
してはだめじゃないですかぁ〜〜〜〜!」と軽く叱る事。
あまりに人の目にさらされすぎると神格(?)が落ちちゃうんだそうな。
>>137 たぶん九州のほうの方言で「びっくりした」というのを「ひさくった」という。らしい。
ヒサルキとは関係ないかも。
>>139さんの「ひっさるく = 徘徊する」が、今まで一番、ヒサルキの語源っぽい感じがするなぁ
>>140 しかし人間のアルビノは見世物小屋にだされるという理不尽な話
今はそんなことないだろうけど
てゆーか135はヒサルキとは少々違うような……
ヒサルキのまとめサイトもあったはずなので読んでみては?
携帯だから誘導できなくて申し訳ないが。
茨城で「ひさく、ひっさくる」って方言は聞いたことがないなあ。
>>139 >>143 137です。
さんきゅーです。
九州に親戚&友人居りますが、初めて聞きました。
みんな北側だから使わないのかなあ?
地元の事を書いた古書を探していたときに見つけた話です
引越しの際、無くしてしまいましたが「遠山紀行」と言う本です
大正の初めに教育者の有志が現長野県南信濃村を訪れ、土地の風俗や自然、伝承などを聞き取りました
明治の初め(何年か記載があったが失念)遠山谷に二人の猟師が入り、鉄砲にて狩猟を行っていた
(猟師の氏名、住所が書いてあったが失念)
しばらく猟をしていると突然篠(竹)の藪からから六尺余りの上身を現した山男と出会った
山男は赤松の皮の色をした毛が総身に生え揃い、猟師を見るとニヤリと歯を見せた
猟師は恐ろしくなって鉄砲を放つと山男は崖を転がり落ちていった
考察
このあたりで篠と呼ばれる竹は笹が多く、およそ1.5mほどの高さ
山男の身長は3メートル程と思われる
南信濃村を一山越えれば静岡県磐田郡
しっぺい太郎のヒヒ退治の伝説の残る地域
書かれた時期から見ると事件発生から20年ほどで聞き取っている
これもヒサルキなのでしょうか?
昔話にありがちな誇張が入ってると思う。
実際は180〜200くらいの方でしょ
全身に毛というのは外国の血が入ってる方かも知れませんね。
天狗話もこの手の見間違いだとおもぅ
>148
北部九州と南部九州では言葉けっこう違いますよw
南部の出なんですがそれでもじっちゃんの言葉をばーさんに通訳してもらった記憶がw
俺が住んでいる団地の壁に白いトカゲがいるのだが、金は出ていく一方だ。
保護色で白くなってるだけか・・・。
155 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/25 21:21 ID:HFdsUcIt
子供の頃、白い蛇は2〜3回ぐらい見たことあるなぁ。
一回は自分家で。
同級生も見たことある奴はザラだった。
俺、富山県富山市の農村の者。昭和30年代生まれ。
156 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/25 21:46 ID:FrPXS4A8
>>153 そいつがいなかったらもっと金が出て行ったのかもしれんとおもうと
それはそれで愛しい相手になるぜw
>153
団地の場合部屋までこないとご利益がないと思われw
四国高知だけど
ひせくる = あせる あわてる
みたいな感じで使ってるな
使用例 免許取得が禁止されている高校生(けっして過去の俺じゃない)
原チャで走っちょったら、先生おってよ、ひせくって逃げたが
訳
原付で走っていたら先生がいて、あわてて逃げた
炭焼き爺さんの昔話
山じゃ目立つ格好しとった方がええ。
ワシも一回猟師に尻ぶたれたわ。
あれはな、弾ぶたれるより取り出すときのほうがいてえぞ。
焼いた小刀でえぐり出さんといかんからの。
炭焼き爺さんの昔話
山の雨はな、なんちゅうんじゃろ、落ち着かん雨じゃな。
釜の上に雨よけの屋根つくってあってな、その下で火を見ながら座っとる。
雨が屋根や下生えの上に落ちる音を聞いてるとなんか落ち着かん。
なにかワシの周りに忍び寄ってくるようでな。
背中に虫がはっちょるような気分じゃ。
仲間も同しような気分らしいわ。山の雨はなんかあるんかのう。
昔、某都立高校山岳部に所属していたときの話
山行のとき年に何回か顧問の先生とは別に○○先生が一緒に来てくれた
○○先生は近くの私立高校の山岳部顧問
うちの顧問とはプライベートでも一緒に冬山を登る仲だった
○○先生の高校は山岳部員が少ないのでうちの高校にアドバイザーとして同行してもらっていたのだ
ある日、同じ山岳部のやつが顔色変えて教室に飛び込んできた
「おい!○○先生が死んだぞ!」
きくと、先生は自分の高校の山行で下山途中に滑落死したという
信じられなかった。経験豊富なあの先生が・・・何かの間違いではと疑った
葬儀に行っても実感が湧かなかった
何日かしてうちの顧問の先生が話してくれた事故のこと
その事故は生徒の引率中に起きた
道は緩やかな下り坂、右が壁で左は崖の細い一本道。霧が濃かったという
○○先生は生徒たちが下山する姿を正面からカメラで収めようと
小走りで先回りしカメラを用意した・・・と思われる
その後、生徒が霧の中にかすかな悲鳴のようなものを聞いた
そしてその悲鳴のようなものを最後に先生の姿が見当たらなくなってしまった・・・
まさか・・・そんな・・・
おそらくこの道の先にカメラ片手に笑って待ってる先生が居るはず・・・
だがそんな生徒の期待とは裏腹に、一行はついに下山してしまった
駅まで行って先生がいないことを確認し
生徒たちは地元の警察に行ったそうだ
あ、炭焼き爺さんとかぶっちゃった・・
明日続き書こう・・・
知り合いの話。
彼は数年前に脱サラし、山村に移り住んで稲作農にいそしんでいる。
その最初の年のことだ。
そろそろ苗代の準備をしようかという時期だった。
朝、彼が自分の田圃に行くと、田の中に奇妙な物を見つけたという。
足跡だった。
しかし、おかしなことに、その足跡は真っ直ぐ一列に連なっていたのだ。
まるで、一本足の何かが土の上を駆け抜けて行ったかのように。
奇妙な足跡は山の中から彼の田圃へ飛び入り、そのまま横切って、再び山の中へ
と消えて去っていた。
しげしげと足跡を眺めていると、近所の小父さんが通りがかった。
足跡に気がついて、彼の肩を叩く。
「神様が通った田は豊作になるというが、新参者の所を通るとはね。
お前さん方は気にかけて貰っているよ。良かったじゃないか」
どう反応していいか分からず、はぁそうなんですか、と彼は返した。
小父さんの予言通り、一年目にして彼の田圃は豊作であった。
「会社での人間関係が嫌になってここに来たんだけどね。
付かず離れず見守ってくれている存在がいるっていうのも、存外悪くない。
子供のアレルギーも治ったしね」
そう言う彼は、急速に村に馴染んでいる。
後輩の話。
ツーリングで森林公園に止まった時のこと。
街灯傍の芝生の上に一人用のテントを張ったのだそうだ。
いざ寝ようとして気がついた。
街灯に照らされて、テントの壁に影ができていた。
横向きで座っている女性の影だ。線が細く、髪が長い。
驚いて確認したが、テントの外には誰もいない。
中から見ると、相変わらず身動きしない人影が映っている。
おっかなびっくり話しかけてみたが、反応はなかった。
どうしようと悩んでいるうち、いつの間にか眠り込んでしまったらしい。
明け方近くに目を覚ますと、影は既に消えていた。
外には何の痕跡も残っていなかったという。
知り合いの話。
彼は猟を趣味にしており、血統の良い猟犬を飼っている。
ただ、この猟犬がかなりのうっかり者で困っているのだそうだ。
鴨撃ちをしようと、近場の山へ出かけた時のこと。
彼が見事に鴨を撃ち落とすと、間髪を入れず愛犬が獲物を拾いに走り出す。
しばらくして無事帰ってきた犬は、咥えた物を彼の前で落とした。
どこで何をどう間違えたのか、それは鴨ではなかった。
強いて言えば、子供の上腕部に似ていた。
緑色で、水掻きみたいな膜がついていたが。
何かで斬り落としたかのように、断面はきれいだった。
それを見た彼は、後も見ずに車まで走って逃げた。
犬が嬉しそうに尻尾を振りながら、彼の後をついてくる。
その得意げな顔を見て、思わず悪態をついた。
今怒っても、何で怒られているかわからないだろうなぁ。
聞くと、十回に一度は、獲物の代わりに変な物を拾ってくるらしい。
その拾い物のせいで、大変な目にあったこともあるという。
しかし、彼は愛想を尽かすこともなく、今もその犬を連れて猟に出かけている。
アロハ、久しぶりのサンダーバードです。
>>164は
>>13の話とよく似ておりますな。
一本ダタラみたいな山の神様の言い伝えって多いようです。
確かに、フイゴを踏み続けて片足になったタタラ氏の暗喩でも
あるのでしょうが、こういう話を聞くと、やはり一本足の何かが
いるのではないかという気がしますねぃ。
>>38さんが『サッシペレレ』という神様の話を上げられていますが、
私、現地で仕事したことある人から『サッシー』って妖怪の話を
聞いたことがあります。
やはり一本足なんだそうですが、何やら怖い存在らしく、人死にも
出るようなお話でした。
やはり海外物は、日本産とは、ちとノリが違いますな。
>>165 影女と呼ばれる妖怪が、この現象?に当てはまるのだとか。
このお話と同じような話がもう一本あります。
山寺で合宿したら、障子に女の影が映ったのだとか。
仕方がないので、障子を全開にして寝たそうで。
蚊に食われて苦しんだそうです。
ま、やはり何も悪さはしないみたいですけど。
>>92 牛はもともと疱瘡に対して抵抗があったことが知られていたらしいです。
牛痘なんて治療法も開発されましたしね。
これがいつしか転じて、疱瘡の跡つまり皮膚病に効く、となったのでは
ないかというヨタ話を聞いたことがあります。
私自身は民俗学には詳しくないので、本当かどうかは不明でつ。w
>>114 そんな私も広島県人。w
仲良くしませう!
しかし、中国山地ってのは不思議なところです。
特に裏日本との県境の方。
私の話も、ここら辺で採集したものが多いんですヨ。
しかし、このスレになってえらく伸びがイイですね!
ちょっと覗いていないと、すぐ置いてけぼりにw
ちゃんと山話で進んでいるのも嬉しいところでし。
オマージュさん、炭焼き爺さん、これからも面白い話を
聞かせてくださいまし。
私もネタが尽きるまでは、このスレに登場しますでつ。
それでは。
雷鳥さんドモー♪
猟犬の話、イイ!!
谷川岳って死者が多い割りに怖い話は聞かないね。
こないだも登ってきたし。
173 :
かえる:04/06/26 06:05 ID:z29BhYdC
>>136 馬坂:摂津豊能郡桜井谷村柴原→刀根山に行く途中の坂でよるここを通ると馬の首が転がってくる
ウマノクツ:鹿児島県の妖怪で大きい木に馬の首がぶら下がる
あとは岡山に馬の目玉だけの妖怪がいますよ
>>164 そんなニュースありませんでしたっけ?
人間のものではない足跡が
畑の上を一直線に・・・っての。
一本足って2次元の生き物だって聞いたことある
あと目も1つで指が3本だとか
↑こういう生き物絵で見た事あるでしょ?
177 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/26 11:12 ID:s8C0hGvb
>>173 ウマノクツって水木しげるの妖怪集かなにかで見たことあるな。
確か、その本では「さがり」って名前で紹介されてた。
目がいくつも付いてるグロい馬の首から腕が生えてて、木の幹をつかんでる
イラストだった。
>>174 ニュー速+に出てたね
タケウマみたいな足跡が一直線に伸びてた
リンク先の写真で見ると片足で跳ねて行ったような跡だった
友人の話。
顔見知りの家族と一緒に、キャンプに出かけた時のこと。
夕食を食べ始めると、娘が藪をじっと見ているのに気がついた。
「どうしたの?」と尋ねると、神妙な顔をして娘が答える。
「いただきますだって」
大して深く考えずに「そうだね挨拶しなくちゃね」と、娘の頭を撫でてやった。
娘は「ふうん」と答え、黙々と御飯を食べだした。
食事を食べ終えると、藪に向かって「ごちそうさま」と手を合わせる。
すると、彼女の耳にも確かに聞こえた。
藪の中から「ごちそうさま」と返す、小さなかすれた声が。
その時初めて、先ほどの娘の発言が、本当に理解できた。
慌てて亭主陣を呼び集め、藪の中を調べてみる。
半分土に埋もれた、古びたアルミ食器がそこに見つかったという。
他に怪しい物は、何も見つからなかったそうだ。
友人の話。
家族で実家の里山を散策していた時のこと。
買ったばかりのデジカメで、子供のスナップを取り捲っていた。
ひとしきり歩いて、そろそろ帰ろうかという頃合。
なぜかポケットの中でカチャカチャという音がする。
カメラを引っ張り出したところ、一緒に電池がこぼれ落ちた。
蓋が外れたかと思ったが、見ればしっかりと閉まっている。
電池を入れ直そうと蓋を開けると、中には不似合いな物が納められていた。
ちょうど電池の太さくらいの、団栗が六個。
いつの間に入れ替わったのか、まったく気がつかなかったそうだ。
友人の話。
彼は学生時代、山道を自転車で通学していた。
ある日、考えに没頭しながらペダルを漕いでいると、何かが肩に当たって落ちた。
慌てて我に帰り、自転車を停めて地面を確認した。
大きな蝙蝠が、ひっくり返ってもがいていた。
それまで見たことがない大きさだったので、思わずまじまじと見てしまった。
やがて起き上がった蝙蝠は、じろりと彼を見上げた。
不思議に、どことなく人間臭い顔をしていたそうだ。
「やれやれ、言葉の一つもなしか。この郷も人気(じんき)が悪くなったもんだ」
いきなり蝙蝠が滑らかに毒づいた。
呆然とする彼を残し、蝙蝠は林の中に飛び去ったという。
「“じんき”なんて言葉、その時まで全然知らなかったよ・・・」
蝙蝠に馬鹿にされたことで、彼はひどく落ち込んでしまっていた。
どうやって慰めれば良かったのか、いまだにわからない。
ところで、俺の話も聞いてくれよ。
不思議な話って感じなんだが、ちょいと喋りたくなったんだ。
俺がまだ中学生だった頃、地元じゃ、まだ自然がいっぱい残ってた。
川に竹筒を沈めとけば、でかいウナギが取れたし、
山にいけば、自生してるビワを勝手に取って食えたわけよ。
当時、俺は悪ガキだったから、まあ、ホントはやっちゃいけない事も
結構平気でやってたのね。
例えば、人様んちの山に勝手に入って作物を泥棒したりとかね。
で、ある日、竹の子が欲しくなって、夜中、家族が全員寝たのを
見計らって、明け方こっそり抜け出したのよ。
まだ辺りは真っ暗だったけど、俺は全然平気。ポケットライトを持ってたけど、
家族に気づかれちゃ困るから、それも消して山へ出かけた。
そこら一帯は遊びつくしていたから、自分の庭みたいなもんで、
俺にとっちゃ星明りで十分なわけ。
そんで、かねてから目をつけてた竹林に行って、いよいよ竹の子探し。
そこの竹林の所有者ってのが、また怖いジジイでさぁ、見つかったら最後、
鎌もって追いかけてくんだよ。いや、もうすんごい剣幕でさ。
夜中でも見張ってるから、ありゃ一種の病気だね。
で、そこでライトを初めて点けたのね。明かりが漏れないように手の平で隠して。
地面を這いつくばって微妙な土の盛り上がりを探すの。
竹の子は土の上にまだ顔を出さないうちに掘り出して、生を醤油で食うのがうまいのよ、
これ最強。俺の頭はもうその事だけしかないのね。はあ〜竹の子食いてー!って。
そんで、見つけましたよ。竹の子。かすかに土が盛り上がってんの。
俺はもうにんまりしちゃって、ライトを消して、もちジジイに見つからないようにね、
いそいそとスコップで掘り始めたわけよ。
掘ってると、竹の子のとんがりの部分が出てきました。
でも、ちょっとおかしいのよ。
手触りっつうのかな、形が妙なのね。ごつごつしてるっつうか。
なんか俺、嫌な気がして、掘るのやめたのね。で、ペンライト点けた。
そしたら、それ・・・爪があるのよ。もろ、人間の爪。指だったのね、それ。
人間の手が、指先すぼめたようになって、埋まってたの。
指の色は黒くなっちゃって、もう相当時間たってる。
俺、悲鳴上げた。
死体だ、死体だ、死体だ! って、もう頭ん中パニック。
俺、その時わかっちゃったんだ。
なんで、ジジイがいつもここを見張っているのか。
殺したの・・・ジジイだ。・・・俺、ぞっとした。
そん時の俺は、とにかくばれない様に、ここに来た証拠を消す事しか頭になかった。
もういっぺん死体を埋めて、逃げ出す。ただそれだけ。
だけど、埋める前に、ほんとに人間の手だったかどうか、
確かめなくっちゃって思って、怖いの我慢してもう一度ペンライトを当てたの。
だけど、どっからどうみても死人の手。
でもそん時、突然手が動いた。蛇みたいにすばやく、シュシュッ!!って。
あっと思ったら、俺、右手をつかまれてた。
俺叫んだ。うわあーーーーっ!って。たぶん泣いてたと思う。
無理やり腕ひっぱった。このまま捕まったら、殺されると思ったから。
そしたら泥で滑って、絡みついてた指がはずれたんだ。
指は、俺が持ってたペンライトをつかんで、穴にひっこんだ。
明かりで、ペンライトが穴に吸い込まれるのが見えたんだけど、
次の瞬間、「ベキベキッ」ってすごい落として、ペンライトひしゃげちゃった。
そのまま、真っ暗になった。
俺逃げました。よく知ってたはずの山なのに、どこをどう走ってるんだかわからない。
気づいたら、沢ん中に座り込んで泣いてた。水で尻までびちゃびちゃになってた。
顔くしゃくしゃにして、声上げて泣いてた。
そしたら、急に体をつかまれた。「がしっ」て、わしづかみにされた。
俺、ひーーって、かすれるような声出して、死に物狂いで抵抗した。
そしたら、「大丈夫だ、大丈夫だ」って声がしたの。
それ、ジジイだった。俺、近づいてくる水音さえ気がつかなかったらしい。
ジジイ、すげえ優しかった。よかったな、よかったなって、何度も俺を抱きしめた。
ジジイに送られて、俺、家まで帰った。
お袋はすげえ怒ったけど、親父はなんも言わなかった。
>>184-187 その指は人の死体ではなかった。
そしてじいさんはその「人ではないもの」から他の人を守るため
人を竹林に入れないようにしてたってことかな?
>>184-187 それ、他の場所の竹林にもいる可能性アリですかね?
だったらコワー(´Θ`;)ロードオブザリングのオークみたい。
>>184-187 その後で「髪の毛切られて塩と酒で清め」になれば
ヤマニシさん系の話になるな
>>183 雷鳥一号さんいつもいい話ありがとうございます。
爺さんも人の顔した獣を見たことがあるって話してました。
爺さんはそれをヒトヅラって呼んでました。
国道を外れて山に入ってしばらく行った所に心霊スポットで有名な場所があった。
山に囲まれたそこには沼があり、そのほとりに鳥居だけ立っている。
うわさ曰く、「鳥居をくぐるとマジで死ぬらしい」
友人たちと酔った勢いで見に行ったが、沼が滑らかに陸と地続きになり
足が水に入るまで沼が目の前にあることに気がつかなかった。
とにかく頭痛、肩こりが酷くなり、その日は早々退散となった。
へたれハンターです。怖い話が続いていますね。
雷鳥さんの猟犬の話・・・怖すぎました。なんちゅうワンコや!
猟をやる人は拾い喰い・・いえ 採集生活をも得意としますので筍も
怖かったです。
感想だけかくのもなんですから、怖くない話を。
静岡の山中で鳥猟をしている時。
移動中に植林された杉林を突っ切ることになりました。
杉林って凄く暗いんです。個人的にはとっとと通過してしまいたいの
ですが。
途中、ナニカの雰囲気を感じました。斜め左から敵意?殺気?のような
気配が押し寄せてくるのです。
気のせいだ!と暫く足を止めてじっとしていても、収まるどころか、
どんどん気配が濃くなります。
持っている銃に二発の散弾を装填し、怖いのを押し殺してそっちに足を
向けました。(怖がりの癖して好奇心はありますw)
『だれかいますか?』と山の手入れしている人でないことを確認しながら
歩いていきますが・・・・返事はありません。安全を外しました。
(熊?猿?と思っていたのです)
気配は其処から出ている!と思われる場所が見えても、何も見えません。
(杉の梢近くの部位でした)
『エイクソ!何者だ?!』と思ったその瞬間 殺気の塊が押し寄せてきました。
思わず腰ダメでドドン!と2連射。
その直後 ガサガサ!ヅンッ!と見えないものが杉の枝を突き破って
落ちてきました!(落ちた音がした が正解ですか)
銃を折って薬莢をはじき出し、熊用の1粒弾を慌てて装填して駆け寄り
ましたが・・・・やっぱりなにもありません。
ゾゾーッとして弾を装填したまま慌てて其処から離れました。
雉用の3号弾を喰らったあのナニか・・・・いったいなんだったんでしょうね。
↑
プレデター
↑
に一票
↑
さしあげる
ドングリクレ 電池型のw
>>168 怪力男一本足のサッシーなら知っている。
中央付近のアフリカによく出没するらしい。
とっても怪力で人を握りつぶすというやんちゃなところがあると聴きましたよ。
見たことないけどね。
>>201 とっても怪力で人を握りつぶすというやんちゃなところがある
スマン やんちゃで済むのか?
炭焼き爺さんの昔話
ヒトヅラっちゅうモンをしってるか?
獣なんじゃが人間のような顔しとる。
まるっきり人の顔ってわけじゃないがな。
ワシも見たことがあるわい。
山ん中歩いちょったら犬みたいな獣がおる。背中をワシの方に向けて座っちょった。
どこぞの家から逃げてきたんかと思ってな、口笛を吹いてみたんじゃ。
そしたらその獣がこっち向いたんじゃ。
犬じゃなかった。
妙にのっぺりした顔で、犬ような鼻面じゃあなくて鼻筋が人のようじゃった。
唇はなかっと思うんじゃがな、口が不機嫌そうな形してたわ。
人みたいにつるんとした皮じゃなくてな、短い毛が生えとった。
あそこで奴に何か喋られたら腰抜けてたかもしれんなぁ。
奴はすぐに藪の中に入っていってしまったわ。
あれが話に聞くヒトヅラかと思ったわな。
狛犬とか人面犬とかもその類なのかなあ
206 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/27 20:35 ID:yRSV+4cg
俺はヒゲづらだ
うわーなんて生き物なの? 子供まじで人みたい
ヨーダじゃないの?
炭焼き爺さんのお話は、良い意味で法螺話っぽい。
「孫の奴め神妙な顔つきで聞いていやがるわっはっは」って感じで。
漏れにもこういうおじいさんがいれば良かったのにな。
>207
なんかどっかのサイトで見たな
>207
アートです。この作品、人毛とか使って、すんごいリアル。
213 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/27 21:55 ID:rh48PGDf
山ってほど山じゃないと思うんだけど、一応首都圏の中でも緑濃い地域で、山の上に住んでた中学生の頃、ヒトヅラ?なのかな。見た事ある。
人面××みたいなのが世間で流行るちょっと前。
中学校に行こうと、友人との待ち合わせ場所まで坂道を下って走っていたら、短毛の子犬(豆芝ぽいかな)が
下る方に向かって逆立ちをするような感じで後ろ足を蹴っていた。
えぇぇぇぇ???何してんの????と思って走るのをやめてゆっくり近付いたら、
その子犬が振り返った。
まるっきりおっさん面だった。
もう、すんげーびっくりしてダッシュで友人との待ち合わせ場所まで走って行って、
「今、今人面犬がっっ!!」って訴えたのに、「○○ちゃん(自分)はすぐ嘘つく」って
軽くスルーされた13歳の初夏。純子ちゃんは私のことをそんな目で見てたんですか_| ̄|○
狼少年だったんだな
>>215 嘘ついてないよぅ。。。
ただ、その頃少し霊感ぽいものがあったので、正直に話してただけ。
友達は霊とか怪奇現象は信じない人だったんだね。。。
この坂で白ヘビも見た事ある。
ヘビ穴Aからヘビ穴Bへ移動中だったので、横っ腹しか見えなかったけど。
218 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/27 23:36 ID:Uc8yFh+t
なんかこのスレを読んでると独特のふいんき(←なぜか変換できない)を感じるね。
これが山岳信仰、神道の源流になったのかな
志村ぁー!後ろ後ろ!
『ふいんき』じゃなくて『ふんいき』だ、『ふんいき』!
タライが落ちてくるぞw
>>216 あなたのおかげで、ユン・ピョウを思い出すことができました。
ありがとう。
良スレハケーン(・∀・)
>221
まぁまぁ、ここならねらー暦短い香具師がいてもおかしくないし
(・∀・)ニラニラ
遅レスですが。
>>196 >感想だけかくのもなんですから、怖くない話を。
むかし悩まされた悪夢に出てきたモノとそっくりで、めちゃ怖かったです。
偶然とはいえ、鉄砲で仕留めたへたれハンターさんが勇者に思えますた。
ここのスレのみなさんが書き込んでくださってる話はすべて実話ですか?
それとも創作ですか?
まあどっちとしても怖いですが・・・・((;゚Д゚)ガクガクブルブル これから一人でキャンプは行けない
>>196 こんどありったけのバックショットを持っていくんでご一緒しませんか・・・?
1人で行ってスイカに遭ったら怖いねw
どこか忘れたけど山にあるダムの龍神の祠に冗談で
「雨降りますように」と祈ったらしばらくして本当に降ってきた。
偶然とは思うがそれまで炎天下だったので驚いた。
あとからぞっとした山の話を。
私は小学生の時、山梨県と長野県の境にある別荘地(八ヶ岳)に毎年夏になると塾の合宿に出かけていた。
合宿とは言ってもひたすら勉強するような類いのものではなく、大自然のまん中で
のびのびと自然を学び、自然を体験しよう。と言うようなものでした。
小学校6年生のときもやはり同じように八ヶ岳に塾仲間と来ていた。
その日は別荘地のまわりの散策ということでてんでばらばらにあたりの森の中に分け入りました。
もともと危機管理が薄い塾だったので(^_^;)集団行動はあまりとりませんでした。
ただ、一つだけ責任者がこれだけは守るように。と言ったことがありました。
「この辺には怪しい新興宗教の団体がいるから出会ったら、そっと逃げてくるように」
というものでした。
うわ、気持ち悪!と思いながらも教えてもらった山菜や花を求めてみな思い思いの
薮の中へ消えてゆきました。
私ともう一人仲間で入って行った薮は思ったより深く、必死になりながら進んで行きました。
途中でこけたり、薮で腕を切ったりといろいろありましたが30分ぐらいでぽかんと広い
草地に出ました。
-続き-
その草地にはぱらぱらとマツムシソウが咲いていたり立ち木にはヤマブドウがあったりと
なかなか美味しいスポットでしたが違和感があるのは自分たちの立っているどん詰まりの奥に
建てられた粗末な小屋でした。
「新興宗教の小屋?」「まさか、別荘だろ?」「なかでギシキやってたりしてなw」
などと口に出しながらマツムシソウを二人で摘んでいたりしました。
夢中になりすぎたのか、気がつくと小屋の真横に来てました。
「うぉ!やべぇ!」と小声でびびりながらも馬鹿でしたから二人してカーテンもかかっていない
小屋をこっそり覗いたんです。
白いシーツが敷き詰められただけの簡素な小屋。
なにやらよくわからない機械。
薪の山。
写真。
そんなものが無造作に配置されている小屋は少し奇妙で怖かったのを覚えています。
ふと、私だけ森の奥に目をやるとそこに白い服を着た男性二人とTシャツの女性がこちらを
見ていました。
-続き、これにて終了-
「新興宗教の団体には気をつけるように」
この言葉が蘇った私は、仲間を引っ掴んで慌ててその草地をあとにしました。
途中湧き水のぬかるみに足を突っ込んだりといろいろありましたが、無事に
宿泊所のあるところまで帰ることができました。
泥だらけの二人を見て責任者は大笑いをしていましたが二人とも笑えなかったのを
覚えています。
結局、その小屋と奇妙な人物に関しては秘密にしておこう。と言うことになりました。
何となく口に出しては行けないような気がしたからです。
というより、晩ご飯のバーベキューですっかり忘れてしまった。と言うのが正解です。
数年後、某宗教団体によるテロが起こり彼らの本拠地があの別荘地の近くにあったことを
知りました。
たびたび放映された道場の内装、信者の服装、教祖の写真。
かちりとあの時の記憶が合わさって改めてぞーっとしました。
-了-
↑違う意味で恐い話だね。
でも、そういうリアルな恐さもいいかも。
232 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/28 10:32 ID:iJlx3sTU
>>230 ひょっとしてこんな感じの写真だった?
■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■ 〜〜 ■■■■■■
■■■■■■〜〜〜〜〜〜■■■■■■
■■■■■ 〜〜〜〜〜〜〜〜 ■■■■■
■■■■■ ■■〜〜■■ ■■■■■
■■■■■ ■■■■〜〜■■■■ ■■■■■
■■■■ || ■■■■
■■■■■ 〓〓〓〓||〓〓〓〓 ■■■■■
■■■■ 〓〓 || 〓〓 ■■■■
■■■■ // \\ ■■■■
■■■■ //( ●● )\\ ■■■■
■■■■ // ■■■■■■ \\ ■■■■
■■■■■ / ■■■■■■■■ \ ■■■■■
■■■■■ ■/〓〓〓〓〓〓\■ ■■■■■
■■■■■■ ■ /▼▼▼▼▼▼\ ■ ■■■■■■
■■■■■■■■■ ▼▼▼▼▼▼ ■■■■■■■■■
■■■■■■■■■ ■■ ■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
233 :
名無し:04/06/28 11:03 ID:qDGAYyQ4
高尾山での話
二月に高尾山に登った。
シーズンオフだから人気もほとんどなくて山頂には雪が残ってるような始末。
なんか急にかったるくなってきたんで
「山頂の茶屋みたいなところで蕎麦と熱燗呑んで下山しようや。」
と友人と話していた。
約束通り、山頂で温かいそばと熱燗で体をあっためて下山しようと登山道を
下って行った。
途中、分岐点があって片方は正規の登山道もう一方は林道。
当然林道の方を下って行った。
始めは手つかずの自然!ビバ大自然!!とか頭悪いことを大声で話し合っていたが
だんだん静まり返って行く林道の空気に負けたのか二人とも口数が減って行き、最終的には
無言で下って行った。
途中から気温が下がって行き、高尾山なのに霧も出始めた。
「やばいなぁ。おい戻ろうか?」
と声をかけたが返答が無い。
「おいT!戻るか?」
と大声で語りかけるがTは無言で先頭を歩き続けている。
「おい、どうするんだよ!?」
と俺は声をかけるがTはひたすら歩き続ける。
「変なやつ。もしかして怒ってる?」
とか思いながらも渋々あとを追いかけて下山した。
235 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/28 12:21 ID:eL0fpnvX
黙々と下山する途中、Tの様子がおかしいことに気がついた。
何かをぶつぶつ喋っている。
言葉にならないそのつぶやきは何かただならないことが起こっている証だった。
急にTが立ち止まって、沢の向こうの杉林を指差した。
つられて俺もその指差す方向を見た。
最初は何が何だか分からなかったが、どうも緑が渦巻いているようなそんな光景
が朧げに見えていた。
杉の木々がくねっている。そんな感じだった。
やがてその木々が「顔」を形取った時、俺はこれはヤバいものだ!と直感し、
「おい!T!!急いで下山するぞ。」
と無理矢理山道をダッシュで駆け下りた。
途中で何回かつまずいたが気にせず一気に駆け下りる。
横目でちらちらと「顔」を見るがあちらも平行移動でついてくる!
石を投げながら必死に駆け下りた。
どれだけ走ったか分からないがコンクリートの道に出た瞬間もう安心だ。
と思った。
「顔」はもうついてこない。
二人ともへたり込んでリュックに入ってたお菓子を分け合った。
5月にも高尾山に登ったが二人とも正しい登山道を降りるようにしたのは言うまでもない。
>>134 私の従兄は神社で白ヘビを殺してしまったそうな。
偶然でしょうが、その後すぐに白血病で死んでしまいました。
ウソのような実話です。
>>229 >「新興宗教の小屋?」「まさか、別荘だろ?」「なかでギシキやってたりしてなw」
ごめん 「なかでギシギシやってたりしてなw」に見えた
240 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/28 14:48 ID:gt9bMQ3Q
241 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/28 14:53 ID:CCI3eT/p
>>236 高尾山はデルって30年前にも聞いたことがある。
その話しは、君が書いてある内容どおり。
動物が送ってくれるって話よくあるんだなぁ
教訓「動物を見たら送ってもらえると思え!」
でもかえって迷子になったりする事もありそう
送ってもらった人の話の印象では
純粋に素直な気持ちで付いて行ってるような気がする
そういう時に動物に気持ちが伝わるのではないだろうか?
と漏れは思う
それとひょっとしたらと思いつつも変に期待してない感じ
期待してる時ってクジ運も当らないからね
>>241 まじっすか!?
高尾山は楽しい良い所!山頂で飲むビールがオイシー!!
って所だと思っていたが。
やっぱり下手な林道には入らない方がいいですね。
そういえば薬王院も独特の雰囲気があるなぁ。
今から三年位前かな?怖い思いをしました。
当時高校三年生だった私(男)はGW中に一人で
キャンプに行きました。
マウンテンバイクに装備一式を積んで
さあ出かけよう!
と思った瞬間にタイヤがものすごい音をたててパンク
出鼻をくじかれて半泣きになりながら修理をして出かけました。
今でもパンクした時あきらめときゃよかったと思います
私は海沿いの道まで出ると海沿いに北上しました。
しかし十キロほど走ったところでまたパンク
私の修理の仕方が悪かったのか?
と思い三キロほど歩いてやっと見つけた自転車屋でなおしてもらうと
私が修理したところとは別にもう一箇所パンクしていたようです。
気を取り直してまた走り出し15キロほどいったところで
山道に入る分かれ道にきたので海に背を向け山を目指しました
二時間ほど山道を登ると某公園があり中にキャンプ場を発見
しかしGWはシーズンではないため閉まっていました。
仕方なくもう少し進み小川を見つけたのでそこに泊ることにしました。
245 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/28 16:11 ID:ucfI05lk
246 :
244:04/06/28 16:25 ID:WWgN1yuu
↑の続き
その小川は杉林の中にあり熊笹が近くに茂っていました
そこで熊笹と川辺の境にテントを組み立てシチューを作り
その日は早めに寝ました。
その夜私は突然ガサガサという変な物音で目が覚めました
だいたい深夜一時半ぐらいだったと思います。
その夜は満月ではありませんでしたが
月明かりでテントに熊笹の影がしっかりと映っていました
その熊笹の影が音と共に揺れています。
私は「狸でもきたのかな?」
と思ったのですが違いました。
その音はテントのまわりを犬が走るぐらいのスピード?
で回っているんです。
熊笹を揺らすガサガサという音と
川原の石を蹴る音が交互に聞こえてきます
しかもそれは段々テントに近づくように回っています
そしてそれはまた別の音を出し始めました。
うぃ〜うぇ〜 うぃ〜うぇ〜 ぽっきゅん
248 :
244:04/06/28 16:39 ID:WWgN1yuu
↑の続き
その音は
クタクタクタクタクタ
っという変な鳴き声?でした
私は恐怖でどうする事も出来ず
テントの外の熊笹が揺れるのを見ていました。
その音がテントにさらに近づいたとき
音の主らしき影がテントに映りました
小さな人のような二本足の動物で
全身に毛が生えているらしいことが影から
確認できました。
そしてその影はまさにテントに触る直前の距離で突然
バシュッ
と音をたてて消えてしまいました。
私はその後大声で歌い怖さを紛らわせて
明るくなると同時に荷物を片付けて山を下りようとしました
鍋に半分残しておいたシチューが洗ったかのように無くなり
マウンテンバイクはまたパンクしていました
>248
小さな人のような二本足の動物で
全身に毛が生えているらしいことが影から
確認できました
それチュパカプランだって
250 :
244:04/06/28 16:49 ID:WWgN1yuu
↑の続き
ちなみに自転車はパンク修理せず簡易ボンベで
空気だけ入れて何とか走るようにしました。
シチューの鍋は何故か近くの杉の木の
4メートルぐらい上の枝に引っかかっていました。
どうやって家に帰ったかは覚えていませんが
やっとこさ家に帰りテントを洗うためにもう一度広げると
テントの天井にペットボトルの蓋ほどの小さな赤茶色の
手形がびっしりとついていました。
あれは何だったのでしょうか?
今でも思い出すと怖いです・・・・
251 :
244:04/06/28 16:52 ID:WWgN1yuu
>>249
プエルトリコのチュパカブラですか?
もっと人っぽかったです
人って言うより猿かもしれませんが
それに手形は5本指でした
パンクっていうのは虫の知らせみたいなので
「行くな!」って意味があるんじゃないの?
昔から下駄の鼻緒が切れたら良くないっていうのみたいな
最近下駄を履かないから言わなくなったけどさ
だからそういう時は止めるか
人が沢山居て安全そうな所に逝った方がいいよ
おまいの為だ
河童でしょ
チュパカプランってのは始めてきいた
チュパカブラは知ってるけど。
>>255 そう思う根拠は何ですか?
特徴が全然違いますよ
猿を正面から見たら二本足
猿を正面から見たらチュパカプラ
「天狗の助力」
小田原の大雄山には天狗の高下駄がたくさん奉納してある場所がある。
ミニサイズから巨大な鉄下駄まで境内をいろんな高下駄が埋め尽くし
参拝者を楽しませてくれた。
子供の時の話だが鮮明に覚えている奇妙な話がある。
祖父母に連れられて大雄山に登って高下駄のある場所まで行った。
物珍しくていろんな高下駄に足を入れてはしゃいでいたのを覚えている。
その内、祖父母の「頑張れ!」とか「お!強い強い。」と言う声に混じって
別の声が聞こえて来た。
「御主にはまだこの下駄は履けはしまい」
「よし、もう少しじゃ。力をこめい」
「このワラシは面白い。どれ、少し力を貸そ」
全然知らない人の声だった。
するとまず動かないであろう30センチサイズの鉄の高下駄が一歩前に出た。
「天狗に気に入られた者」・・・その後のあなたの人生が気になるw
263 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/28 19:48 ID:ucfI05lk
>>258 ただの G T S が好きだった東北の卒会者でした。
毎回楽しく拝見させていただいております
すれ違いでした。すまそ
> 厨房の頃、俺はDQNだったw
いきなりの書き出しにワロタ
>>264-
>>265 ほっとけ!w
そんなわけで、天狗に気に入られたあとはDQNになりましたよ。
あのときの天狗さんはどう思っているのだろうかw
267 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/28 20:53 ID:CCI3eT/p
下半身の一部が天狗様になりませんでしたか?
おまえらおもろいな
>>267 下半身の一部が天狗様になったのは小学校4年生の夏休みの終わりでした。
最初は驚きました。
病気かと思いました。
って、そろそろ真打ちが来る時間なので心して待とうよ。
>>245 おぉっ、ひょっとして貴方も例の関係者?w
実は雷鳥って私らの顔見知りなのかな。
271 :
161:04/06/28 21:54 ID:rtJR+k2E
わぁ!続き遅れた(;´д`)
某都立高校山岳部員時代の話の続き
○○先生が奥多摩の某山で滑落死した
じつは新入部員が数名入り、やっと来年度からインターハイに出れると
喜んでいた矢先の事故だったと後から聞いた
うちの顧問は○○先生とはプライベートでも一緒に山を登るほどの中だったので
そのときの落ち込みようといったら無かった
○○先生のご遺体は地元の警察だか消防だかが発見したが
すぐ引き上げられるような場所ではなかったので
後日、都岳連(高体連だったかも)と地元の人たちとで
共同で引き揚げ作業をすることとなった
だがうちの顧問は、それがしっくりこない
山で分かり合えた一番の親友、
どうしても自分の手で引き上げたいという思いがこみ上げてきた
そして、決定した前の日に単独で引き上げる計画まで立てた
だが直前になって他校の先生に止めるよう促され
結局、予定通りの日程で引き上げに行った
その引き止めた先生曰く
「こんなときに一人で山に登るなんて自殺行為だ
あんなことがあったばかりのや山なんだ
先生、絶対呼ばれちまう
悪いことは言わないから私らと一緒に行きましょう」
とのことだった
272 :
161:04/06/28 22:34 ID:H1QQ9qsG
突然老人の体が光りだしたかと思うと、その弱弱しかった体がみるみる太くなっていき
ついには上着を脱ぎ捨て、ボディービルダーと間違うほどのマッチョになってしまった。
俺は思わず3mlほどちびってしまった。
老人は兄ちゃんに「だめだよ、席はみんなで使うものだから。」というと、脇の荷物を
持ち上げると、右手で握りつぶしてしまった。
そしてそのまま兄ちゃんの顔をつかむと、「悪い子はおしおきだよ。」といいつつ
電車のドアに兄ちゃんの頭を叩きつけた。
一回、二回、三回・・・十回ほど
宇宙ヤバ
>>161 は一体どうしたんだ。IDも変わっているし。
(;゚Д゚)?
年寄りに聞いた話。
若かかりし頃、木橋のたもとで昼寝をしていると、頬に何かが落ちてきた。
指先で触ってみると土くれ。払いのけてもまた落ちてくる。
誰かが悪戯しているのか、と仰向けになり目を開けた。
覗き込んでいる顔が2つ。
異様に青白くふやけた肌。
口や鼻の穴、本来なら目があったはずの空洞にまで
みっしりと詰まった土が、ポロポロと降ってくる…
悲鳴をあげ、後ろも見ずに逃げた。
村の長老にそのことを話すと、しれっとした顔でこう答えた。
「あそこにはだいぶ埋まっとるからな。あいつらまだ諦めていないとみえる…」
何を諦めていないのか、それがひどく気になったそうだ。
同級生に聞いた話。
夏のある日、恋人と二人でキャンプに行き河原でテントを張った。
寝る前にテントの中で喋っていると、どこからか子供の泣き声が聞こえてくる。
ゾワっと鳥肌が立った次の瞬間
ドサッ!
上から何かが落ちてきてテントが潰れた。ランプが消えて辺りは暗闇に。
布地越しに、小さな子供のようなモノが居る感触。手足をバタバタと振り回している。
パニクった恋人が大声で泣き出すと、そいつは唐突にフッと姿を消した。
そのまま一睡もできずに二人で夜を明かした。
翌朝、外に出てみると、テントの入り口に花が数本置いてあった。
人柱か・・・
親父の知り合いに聞いた話。
山道を歩いていた時のこと。
前方の路肩に子供がしゃがみ込んで地面をじっと見つめているのが見えた。
追い越しざま、子供の肩ごしに覗き込んでみる。
巨大なヒルがミミズを襲い貪り食っている光景が目に飛び込んできた。
生理的な嫌悪感に顔を背けようとすると、いきなり子供が振り返った。
「もうすぐ、お前もこうなるんだ」
野太い声。その顔は皺くちゃの老人のそれだった。
気味が悪くなって山道を引き返した。
あれから十年あまり、今のところ健康に暮らしている。
炭焼きをしていた頃、寝ずの番をしたことが何度かあった。
そんな時、早朝に妙な気配を感じることが多々ある。
辺りの空気圧が少し上がったような圧迫感と、無数の気泡が弾けるようなざわめき。
振り向いても首を巡らせても、不審なものは見当たらない。
親父にそのことを話してみた。
「そりゃ朝は樹が太るからな。その音を躰で聞いてるんだ」
そう答えると、親父はグラスにビールを注いでくれた。
(`・ω・´) スゴク イイ !!
このスレパート1から読んでるがほんといいね。
語り部の人たちありがとう。ROMしかできない自分がはがゆい。
いつものように近所の子達と、裏山の神社で遊んでいた時のこと。
ツレの一人が「面白いもん見つけた」という。そんじゃあ、その子の案内で
その面白いもんというのを見に行こうかという話になった。
神社の参道の両脇には3,4軒づつ家が立ち並んでおり、その片側の家の裏手に
登り口があった。
そこを上るのは初めてだ。いつも神社で遊んでいて、山ん中だって駈けずりまわって
いたのに、そげな登り口があったとはその時まで知らんかったし、気づきもせんかった。
たいして登らん内に、お墓が三つ四つばかり並んで建っとる平らなところに出た。
山の中ほどの斜面を削り取って作った場所らしい。剥き出しになった赤土の上には
一本の下生えもなく、削られてから そげに日数は経ってないように思われた。
すみません、実話ですか?
>all
「あれ、あれ」ツレが上方を指差す。見上げてみると、削り取られた山の赤土の断面、
2mばかりの高さのところに壷というか瓶の形をした横穴が三つきれいに並んでいた。
その下周辺には穴からこぼれ落ちたと思しき素焼きの鉢ようなものの破片が
無数に散らばっている。
大人でも充分入ることが出来そうな大きさだな、(読んだばかりの遺跡関係の
本を思い浮かべ)もしかして埋葬跡?…なんてことを思っていると、
ツレ曰く「僕たち(兄弟)が最初見たときには骨もあったんだけどなぁ」
……ヤッパリですかい orz
そこの隅に竹だったか木だったか古げな柵がしてあった。覗き込んでみると山道が
続いている。「そこまだ行ったことないんだ、行ってみようよ」というツレ達。
ええー!!それを必死で止める私。
いけんでぇー(いけない)、本当にいけんって!こげな柵がしてあるのはなぁ、
いけんだぁで!!
…なんでかこげなことを口走っておりました。(ちなみにこの当時小二)
私の剣幕に圧されたのか、たんに白けただけなのか。結局、先に進むことなく
そこで皆引き返したのでした。
以来、そこには行っていない。
いや…一回、それから何年か後、散歩の途中にふと思い出して登り口まで行ってみた。
入り口には○○家墓所と刻まれた腰位の高さの石が建てられていたけど、石畳も
墓所に通じる石段も草に覆われ墓所として手入れされている様子がない。
やっぱり、ここはようないな(良くない)と、登ることなく回れ右して帰ったのでした。
あの瓶の形をした穴、もう一度見てみたい気はする。もう残っとらんだろうけどね。
墓所にみだりに足を踏み入れてはいけないよ
炭焼き爺さんの昔話
ワシの釜から沢をいくつか越えた山は有名な御山じゃった。
山伏がいつでも修行してたわ。
ワシも何度か会ったことがあるが面白い連中じゃったわ。
中でも10年近く里に下りておらんちゅう奴がいてな、面白い奴じゃった。
何でも天狗のような神通力を身につける修行しとるらしい。
恐ろしく身が軽くて猿みたいに木に登ったり、ガレ場走り歩いていたわ。
奴が言うには、子供の頃天狗を見てからどうしても天狗になりたかったらしいわ。
最後に会ったときは崖の上に立っちょうてな、なんとかーってでかい声出してな、
ひょいと崖を飛び降りおった。
ワシはあわてて崖の下にまわったんじゃがな、なんも無かった。
よっぽど運が良くなけりゃ死んじまうような場所だったんじゃがのう。
落ちたような跡も、血の跡もなかったわ。
それっきり奴とは会っとらん。
炭焼き爺さんの昔話
炭泥棒がよう起きた時あってな、小屋に駐在さん来たことあったわ。
里に下ろすために炭詰めた俵を盗む奴がおるってな。
ワシはやられんかったが他の奴がやられた。
そんでもって駐在さんが待ち伏せするちゅうて来たんじゃ。
あん頃は仕事中でも駐在さん一緒に酒飲んどったの。
結構な夜中にの、ドスンって音がしたわ。
駐在さん泥棒じゃと思ったんだろうの、止める前に外に飛び出てしまった。
炭俵なら一緒に炭の音がする。じゃけんどそんな音はせんかった。
どうせ真っ暗で何もわからんはずじゃと石油ランプ持っていこうとしたら
駐在さんのでかい悲鳴が聞こえたわ。
こりゃいかんと思ったら駐在さん駆け込んで来ての、泡吹いて卒倒してしまったわ。
ワシは外を覗いたんじゃがなんもみえん。
狸か狐にでも化かされたんじゃろうと思うてな、味噌汁の凍豆腐幾つか投げてやった。
そんで駐在さん寝かしてワシも寝てしもうたわ。
朝になってワシが釜に入れる木を割ってたら駐在さん起きてきおった。
じゃけんど夕べのことはなーんも覚えとらんちゅうとった。
聞いた話さんキテター!
炭焼き爺さんも乙!
最近 話の密度が濃いですね。満腹、満腹
289 :
名無し:04/06/29 14:39 ID:iMTbU4BX
へたれハンターです。どもです。
>>197・198・199さん
プレデター!? 間違いなく返り討ちになっているかと・・・(苦藁
ドスンという落下音 結構重量あるものの音でしたよ〜
>>224さん
いいえ。怖さに負けて発砲してしまいました。現代マタギを目指す私
としては、まだまだ肝が練れていないなと反省しきりです。
生まれて初めて腰ダメで撃って当たったことは、少し嬉しいかもw
>>225さん
( ̄ω ̄;)!!またアレとぶつかりたいとは思いません。
正直に書きますと。少しちびっちまいました。
でも、三号よりは九粒のほうが効きますよね・・・・。
こうしませんか?私がライフルでアンカーやりますので、225さんが
ポイントマンということで(爆
私の話は創作ではありませんよ。創作でしたら、もっと怖い内容に
なるのかな?でも、文才ありませんもの。
次は たぬき囃子 でも書きますか?<ぜんぜん怖くないw
...たぬき囃子カモーンw
ばあちゃんちの裏山で見たなめくじが怖かったなあ
それ以来なめくじのいた林の方には行かなくなったよ
12cmはあったと思われるなめくじ、今、思い出してもゾッとする
>292
私も見たー
西宮市の甲山に登ってたら…
あれは「山ナメクジ」というやつらしいね…海にいるアメフラシみたいだった。
違う場所だったけど、巨大なカタツムリも見たな。
外来種が入ってきてるんだろうか?
それとも元から日本にああいうでかい種がいたのか?
しかし、甲山といえば「くだん」だな。このスレ的には。
>>228のクワズイモたん、そこと同じ別荘地かわかりませんが、
あの辺の別荘地には出るんですよ>落武者の霊。
管理会社の社員が言ってたのでマジだと思います。
どっちも怖いですね(((( ;゜Д゜)))。
295 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/29 20:59 ID:jFwUkvVg
巻機山(マキハタヤマ)のドッペルゲンガー(1)
高校時代に経験した話です。
ある心霊HPに音大くんの名前で投稿したものに手を加えて再発表致します。
僕は山岳関係の部活動をやっていました。
3年の夏休みに受験勉強の息抜きをしようと、後輩達の企画した山行に参加しました。
目的地は巻機山、群馬県と新潟県の堺にある標高1900m程度の山だったと記憶しています。
8月のある朝上野を出発して、上越線の六日町駅へ行き、そこから登山口まではタクシー
という行程だったと思います。
山登りを少しでも経験された方は分かると思いますが、登山口には「訊ね人」の貼り紙
が結構あるものです。
×月●日 何時 頃山に入る、2日後下山予定だが連絡なし。
1人用カマボコ型テント 青色 その他携行品 XXXX等
なんてポスターが写真付で貼ってある。
それを見ただけでけっこうビクビクしながら、山を歩くことになります。
そこここに張ってある1人用のテントを見る度、1年生が見に行く事になるのです。
実際には遭難者に遭遇したことはありませんが、張ってから随分時間の経ったテントも多数あり、
荷物が散乱していたりして、死体なき遭難事件てなことになりかねないテントもないわけではありません。
幸い事件になりそうなこともなく、順調に行程をこなし、頂上を踏破した後、
少し下がった場所にある「巻機聖地(名前もけっこう怖い)」という場所で夕食を済ませ、
4つのテントに別れて寝る準備を終わったのがだいたい18時頃だったと思います。
296 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/29 21:04 ID:jFwUkvVg
巻機山(マキハタヤマ)のドッペルゲンガー(1/5)
読み辛いのでもう一度やります
高校時代に経験した話です。
ある心霊HPに音大くんの名前で投稿したものに手を加えて再発表致します。
僕は山岳関係の部活動をやっていました。
3年の夏休みに受験勉強の息抜きをしようと、後輩達の企画した山行に参加しました。
目的地は巻機山、群馬県と新潟県の堺にある標高1900m程度の山だったと記憶しています。
8月のある朝上野を出発して、上越線の六日町駅へ行き、そこから登山口まではタクシー
という行程だったと思います。
山登りを少しでも経験された方は分かると思いますが、登山口には「訊ね人」の貼り紙
が結構あるものです。
297 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/29 21:04 ID:jFwUkvVg
巻機山(マキハタヤマ)のドッペルゲンガー(2/5)
×月●日 何時 頃山に入る、2日後下山予定だが連絡なし。
1人用カマボコ型テント 青色 その他携行品 XXXX等
なんてポスターが写真付で貼ってある。
それを見ただけでけっこうビクビクしながら、山を歩くことになります。
そこここに張ってある1人用のテントを見る度、1年生が見に行く事になるのです。
実際には遭難者に遭遇したことはありませんが、張ってから随分時間の経ったテントも多数あり、
荷物が散乱していたりして、死体なき遭難事件てなことになりかねないテントもないわけではありません。
幸い事件になりそうなこともなく、順調に行程をこなし、頂上を踏破した後、
少し下がった場所にある「巻機聖地(名前もけっこう怖い)」という場所で夕食を済ませ、
4つのテントに別れて寝る準備を終わったのがだいたい18時頃だったと思います。
298 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/29 21:06 ID:jFwUkvVg
巻機山(マキハタヤマ)のドッペルゲンガー(3/5)
真夏といっても高地のため、夜中の気温は0度以下に下がることもあるので、
上級生の特権として4人用のテントの一番奥で早々と眠りに就きました。
深夜0時頃テントの周りを歩くような音(テントの張られている場所は、直径20cmほどの
石を敷き詰めたような場所で、その上を登山靴で歩く音と同じような音がします)で起きてしまいました。
遂に来たか? それとも悪戯か?
テントの上に張る雨避けのフライシートの下を風が通る音だと思うようにして、30分ほど我慢しましたが、
原因がはっきりしないため眠りに就けず、出入口の一番近くに寝ている山中(仮名・1年生)
に外を見るように頼むと、「どうせ他のテントの連中がいたずらしているんだと思うんだけど」
と言いながら、渋々外に出て行きました。
299 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/29 21:07 ID:jFwUkvVg
巻機山(マキハタヤマ)のドッペルゲンガー(4/5)
1〜2分して戻ってきた山中は「誰もいませんよ」と言い、さっさと自分の寝袋に入ってしまいました。
しかしその後も周りを歩くような音は止まず、10分ほどの我慢の後、再び山中に「外を見てくれよ」と頼みました。
もう寝てしまったのか、寝たふりをしていたのか彼は返事をしません。
業を煮やした私が、「早く見てこいよ!」と命令口調で怒鳴ると、彼は「嫌ですよ!怖いっすよ!」
と私以上の大声で返事をしました。
その声に只ならぬものを感じた私達は、それ以上強いることはせず、
外気温以上(以下だな)の肌寒さを感じながらいつのまにか眠ってしまいました。
翌日は何事もなく下山し、来たときと逆の道順をたどって、それぞれが家路につきました。
300 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/29 21:08 ID:jFwUkvVg
巻機山(マキハタヤマ)のドッペルゲンガー(5/5)
1週間くらいしたある朝、山中がバイクの事故で死んだという連絡があり、あわてて仲間と共に通夜にかけつけました。
その帰り道、あの晩同じテントに寝た1年生が「先輩、ちょっと」と言って耳打ちした言葉に私は凍りつきました。
「山中はあの晩、テントの外を歩き回る自分自身を見たらしいんです」
・ ・ ・ ・ 山中の死んだ今、事の真偽は分かりません。
301 :
295〜300:04/06/29 21:11 ID:jFwUkvVg
302 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/29 21:39 ID:wScy9wcB
自分はヘタレなので、そんな恐ろしいことが起こりがちな山に
あえて進んで登ってみようという方々にエールを送りたいです
(((( ;゜Д゜)))(((( ;゜Д゜)))(((( ;゜Д゜)))(((( ;゜Д゜)))
(((( ;゜Д゜)))(((( ;゜Д゜)))(((( ;゜Д゜)))(((( ;゜Д゜)))
(((( ;゜Д゜)))(((( ;゜Д゜)))(((( ;゜Д゜)))(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
主人公本人が見に行ってたら本人が歩き回ってたのかもしれんな・・・
゚Д゚)エッ
305 :
山中:04/06/29 22:16 ID:+lZ87fMC
>>295〜300
あんたが見て来いなんていうから・・・・・・。
あんたのせいだぁぁぁぁぁーっ!
306 :
295〜300:04/06/29 22:18 ID:jFwUkvVg
>>山中
ごめん
本当にごめんな
本気で思ってるんだよ
今も登山をするのか・・・
するとしたら同じような事があった時には
やはり自分より弱い立場の者に強制的に行かせるのか・・・
そこが気になる
でも山中くんはもうすぐ死ぬ運命だったから
見たんじゃないの?
309 :
295〜300:04/06/29 23:17 ID:jFwUkvVg
>>307 俺も1年の時は下っ端だったからやらされてたよ。
でも今度同じことがあったら、行かせられないと思うな。
あんたちょっと挑戦的な物言いだけど、
この件に関しては、自分自身が一番後悔してるし、怖いんだよ。
山でテント泊まりはしないって心に決めてます。
この事件以来山には行ってないけど、
それまでに経験した不思議なことあるから、後日アップするね。
以前テレビの再放送で
「姥捨て山」があったんですが
あれは怖かったですね。冬になって村の食料が乏しくなったのに、その村のある一家の主人が家族食わすために近所の家々に
盗みに入り芋やらなんやら盗んで家に隠し持ってたんですが、村のみんなにバレて一家六人?七人?全員スマキにされて生き埋め!!
怖かったのは家族が村人に謝ってるのに村人聞く耳もたず。スマキにされて山奥に連れていかれると、すでに家族全員が埋められるでかい穴が
村人によって掘ってある。。。
あの映画みたら山って人が不条理で死んでるなんて事がザラにあるんだろうなと思いました。
でもこれは実話なんですかね?
>>309 どうもありがとう、スレにいる人間はみんな楽しみにしていると思います。
たまに跳ねっ返りがいますが、そこは2ch、ご愛敬と言う事で(w
また書いてくださいね。ROMより
「楢山節孝」自体は実話じゃないと思う。
313 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/30 06:29 ID:yxvdZGnQ
今年に入り
赤倉〜宮崎町の間
UFO多発地帯
田代峠林道を通った人いますか?
体験談を
楢山節孝を見て三日間程ド〜ンヨリと落ち込んだ。
伊豆での話し。
バイクで山道をツーリング中
下りのヘアピンでブレーキング中いきなりフロントタイヤがロックしてしまい
あっと思った瞬間、転倒してしまった。
そんなにきつくブレーキングしたつもりもなかったのだが....。
幸い後続車も対向車もなく、自分でバイクを起こして路肩へ運んだ。
自走できるか不安だったので車体を点検していると
バイクの下に折れたステップとブレーキベダルが落ちている。
まいったなー、家までどうやって帰ろうかと思って
もう一度バイクを見ると、自分のバイクにはステップもついており
ほとんどカウルの傷以外は損傷はなかった。
つづく
316 :
315:04/06/30 13:00 ID:uoNP8dqu
つづき
あれっと思い、ふと5m位先のガードレールの下を見ると
そこには花束とビールが置いてある。
その付近には割れたウインカーやバイクの備品が
細かくちらばっていた。
そうやら最近ここで誰かが事故死したようだ。
そしてガードレールの外側を除いてみると、そこは20m位の崖になっていた。
もちろん下りヘアピンで事故が多い場所なんだろうけど
最初は俺も事故死した人の魂に呼び込まれたのかと思っていたが
最近は逆にがけ下に落ちるのを助けてくれたのかもと思っている。
事故死した方に合掌
炭焼き爺さんの昔話
ある時炭焼いてたらな、どこからとくなく糞の臭いが届いてきおった。
山ん中では糞やら死骸はそうそう臭わん。
ワシはてっきり糞を踏んだかと思って足の裏みたけんどなんも付いとらん。
釜のまわりを見てみたがなんもない。
じゃが臭いはだんだんきつくなってきてな、どうやら山ん中から臭ってきおる。
しょうがないんでシャベル持って見に行ったんじゃ。
いやぁ、あれには驚いたの。
バケツ一杯くらいの糞みたいなのがひってあった。
白っぽい半透明で、形は人のモンに似とったけど臭いは強烈じゃったわ。
ワシはそれに土をかけて草や木の枝なんか乗せたわ。
それでやっと臭くなくなったが、いったいあの糞は誰がひったのかのう。
炭焼き爺さんの昔話
鬼の足音ちゅうのがあるんじゃ。
本物の足音じゃなくてな、山ん中で突然でかい足音みたいな音が鳴りおる。
山から降りてきてな、そんで別の山に登って行きよる。
姿は見えん。音だけじゃ。
ワシは3回しか聞いたことがないの。
3回ともちょっと足音が違ってたようじゃ。
あの音がすると天気が急に変わることが多いわ。
320 :
271:04/06/30 16:03 ID:u+zD6Dxs
>>272 うわぁ〜!びっくりしたよ!!誰だよ?
なんで161で打ってるんだよ?
ハッ!?・・・もしやドッペルゲんdrftgyふじこlp;@・・・・・
>>319 胃の検査した後で山登りしなくてもいいだろw
>309
一つずつ経験を重ねて、成長して行けると良いね。
ただ、「自分もやらされていたから」と言うのは免罪符と成らないことを
>307は言っているんじゃないかな。
一つ成長する為に、その都度一人の山中クンが必要とされ、生贄になるんじゃ、
周りは迷惑だ。
なんでも他人にやらせるんじゃなくて、自分で率先して動くと言うのを
教訓にして、且つ実践できれば山中クンへの言い訳の一部に・・・なるといいけど。
>>爺さん
バケツ一杯くらいの糞みたいなのがひってあった。
白っぽい半透明
これってコレラ菌感染者の便では?
325 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/30 22:21 ID:J9QX9kVY
>>324 Yokaiの???って、九十九(つくも)神のたぐひって書くべきだと思うんだが・・・
ちなみに九十九神っていうのは道具が妖怪化した物らすぃ。
326 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/30 22:51 ID:XvNLvbDw
>>322 馬鹿じゃないの?
そこへ行かせたら死ぬって分かってたら行かせる訳ないでしょ。
ちゃんと元の文章読んでからコメントしてくれよ。
テントに寝た事ないだろ。
一番奥の人間が出ようと思ったら、少なくとも入口の人間は出なければ
ならないんだよ。
俺が入口に寝てたら、自分で見にいったよ。
おまえは知らないだろうけど、山中を一番可愛がっていたのは俺なんだよ。
以後大荒れ
だから言ってるじゃない
山中くんはもうすぐ死ぬ運命だったから見てしまったって事もあるでしょう?
それにクラブっていうのは後輩にやらせるところあるからね
それが絶対的に正しいかどうかわからんけど
普通にクラブしてただけじゃんね
329 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/30 23:07 ID:XvNLvbDw
>>382 ありがとう
先輩後輩の関係が彼を見回り役にしたわけではなく、
入口は下級生が寝るのが普通だったんだ、俺も1年の時は入口だった。
あんな事が起こるなんて予想が出来るわけないんだから、しょうがない。
もうこの件についてはコメントしないから。
人づての話。
ある人が修行として山にこもっていたとき、殺気を感じたそうな。
動物や人の気配かと思ったが、どうやら幽霊?らしかった。
気配はあちこちからしたが、血気盛んな年齢もあって
ことごとく「バズーカを撃ち(本人談)」まくったそうな。辺りの空気がふっと軽くなり、
そしてまた現れる。そんなことを繰り返すうち、修行の期間が
終わり、山を下りた。
四国の霊能者に山の中での話を聞かせたところ、ほろほろと涙を流し、
「南無阿弥陀仏、3回で上がったものを…」と。もはや微塵と散り、
「なくなって」しまったそうな。
幽霊にとっての「山にまつわる怖い話」。
…ごめんなさい(´・ω・`) 上手く語れなかった…。
ある地方の特産品を作っている一族の末裔の方のお話。
その山深い寒村もまた、ごたぶんに漏れず日々の食べ物にも事欠いていたそうな。
ある日、京都のお坊様がこの村で一夜の宿を頼んできた。
話をしてくれた方のご先祖様が泊めてあげたそうですが、お坊様は大変感謝して
そのご先祖様に「特産品」の工法を伝授してくれた。
「これは金になる」そう思ったご先祖は、峠へと去っていったお坊様を追いかけると
「特産品」の作り方がこれ以上広まらないようにお坊様を山中で打ち殺してしまった。
「最後の一人まで、お前の一族を呪ってやる!!!」お坊様はそう叫んで絶命した。
江戸時代は藩の特産として、今日では工業製品に押されていたものの、「伝統工芸」として
その筋ではメジャーになった「特産品」を作っているのは、今もまだ話をしてくれた方の一族のみ。
その方のお父上は幼くして養子に出たのでこの工法については知らず、公務員になった。
話してくれた人もむろん知らずに会社員をやっている。
上の逸話は、里人なら誰でも知っている事で、村の歴史書みたいなものにも明記されていたが
本家筋が「ウチのイメージが悪くなる。そもそも、その坊さんがうちの先祖だという話を聞いた。
改訂しろ」と、役所や郷土史家に捻じ込んでいるらしい。
「俺が離婚したのも、その呪いだと思うんだよ。歴史を改ざんしても、呪いは解けない」と
その方は言ってました。 ・・・呪いなのかな?
332 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/01 00:33 ID:ix9dryJa
離婚の原因が早漏なら呪いかもしれん
333 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/01 00:52 ID:JBtc+dW5
>>330 面白そうな話の気もするけど、理解できない。
もう少しやさしく話してくださいますか?
または解説お願いします、エロイ人。
適切なスレが見つからなかったのでここに書く。
俺は田舎出身で、小学校時代は近くの山の沢の滝で遊ぶのが日課だった。
その滝は25メートル四方ぐらいの滝壺に注ぎ込んでいて、
そこには「お滝」という大ヤマメがいると言われていた。
お定まりの滝に住む大動物は神様の使いとか言う…。
俺が高校に上がったころ、渓流釣りにはまり、「お滝を釣り上げよう」と考えて、いざその滝に行った。
ところが待てど暮らせどかからない。いるのかいないのかも不安になってきた。
帰ろうとした矢先、目の前で一瞬水面が弓なりに持ち上がり、
でかい鯉かとも思うようなヤマメが飛び跳ねた。1メートルはあったかと思う。
月日は流れ、俺が社会人になったとき、滝の上流にゴルフ場が出来ると聞いた。
俺が滝に駆けつけた時にはすでに遅く、沢の水は重機にかき回されて茶色く濁っていた。
あちこちに藻が発生し、滝自体がドブのような臭いになっていた。
そして滝壺のほとりには巨大な魚の死骸が…。
俺は泣いた。腐って死臭を放つ頭を抱いておいおい泣いた。
高校生の腕には余る相手だったけども、いつか俺が釣ってやると決めていたのに。
滝の神様ならこんな風に腐臭を漂わせながら死んで欲しくなかった。
俺は亡骸を引き上げて、滝の近くに埋めた。水の生き物を陸に葬るのは
どうかとも思ったが、そうしなければいけない気がしていた。
<続き>
その晩夢を見た。
老人ホームの前で、頑固そうな白髪白ひげのおじいさんが倒れているのに誰も助けないとか言う、そんな夢。
俺は「フラワーエッセンス」というのにもはまっていたので、「レスキューレメディ」というのを
おじいさんに飲ませたところ、
「とりあえず楽になった。有り難う」
そしてしゃんと立ち上がり、「お前、俺と勝負するか?どのくらい強くなったか試してやろう」
…というところで目が覚めた。
俺は翌日さっそく滝に行ってみた。臭いがかなりきつかったので、動物に掘り返されでもしたら
大変だから、念のため。
ところが俺がお滝を葬った場所には、昨日と違って何の臭いもなかった。
その代わり、不思議なことにフラワーエッセンスの箱の中の甘い匂いがした。
フラワーエッセンスは保存料としてブランデーやコニャックを使うので、
スポイトのゴムを通して箱の中が甘いいい匂いに満たされるんだけど、そのいい匂いが強く薫っていた。
気にしすぎなのかもしれないけど、夢のおじいさんはお滝だったのかなと思う。
ええ話や・・・。
君はずっとお滝さんに守られるね。
そしてそのゴルフ場はバブリーにあぼんするんだろうな。
337 :
330:04/07/01 01:56 ID:FFRItE15
>333
わかりにくくてすいません。
Aさんが修行の一環として、山篭りをしていたときのこと。
夜が更けるにつれて、(Aさんに対する)殺気らしきものが
あちこちから伝わってきた。人や獣といった実体を持ったもの
ではなく、いわゆる「幽霊」などと呼ばれるような、気配だけの「モノ」からの敵意。
普通なら九字切とかで対応するんだけれども、
血気盛んだったAさんは「売られた喧嘩は十倍返し」とばかりに、
封印とか避けとかではなくて、幽霊という存在自体を滅殺する方法をチョイス。
滅殺すると、成仏や輪廻転生はならず、ちり芥となって抹消されてしまうとのこと。
「みじんと散れや」という感じがバズーカ砲に似ているので、ご本人が「バズーカ砲」
と命名したらしい。
そのことを四国の霊能者さんに話したら、「幽霊は南無阿弥陀仏3回唱えれば成仏
したのに、やり直しもできないなんて可哀相に…」と泣かれた、ということです。
例えるなら、繁華街歩いていたら因縁つけられそうになったので
迫撃砲とか対戦車砲とか対空機関砲とか30mmバルカン6門束にして
人間撃っちゃったようなもんでしょうか。
やっぱり雷鳥さんを始め、語り部さんたちはすごいなあ…。
ところで炭焼爺さんって福井とかそのへん?
広島じゃろ?w
340 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/01 02:28 ID:JBtc+dW5
>>337 すんごい良く分かった。ありがとー
でもその筋に詳しい人なら
>>330でも
充分に分かってたのかも。
もし広島県東部の山奥なら……黄泉比良坂の入り口とされとる場所がありますのぉ。
>>337 私もそんな力が欲しいのですがどこで、修行してくれるんですか?
>334-335
いい話をありがとう。朝から心が洗われた。
あなたみたいな人がいてくれて良かったけど、いろんな場所で
誰にも知られずひっそり消えていく「お滝さん」がいるんだろうな・・・。
>>337 ええ!?何だって!?全く別の解釈してた!
戦時中、修行中に殺気を感じたので、
持っていた野戦重砲か迫撃砲あたりで霊に対してやたらめったらぶっ放しまくったら
霊が消えて、それを四国の霊能者に話したら、「大砲を3回ぶっ放すだけで良かったのに」
と言って泣いた。
霊が砲撃で木っ端微塵に吹っ飛んだ。
・・・という解釈
霊が物理的に倒せるのかとビックリしてたのにw
344は馬鹿。同じことを思ってた俺も馬鹿。
346 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/01 08:02 ID:s122QllO
>344−345
ええ話しや
>>342 何にも知らない俺が言うのもなんだけど
そういった輪廻に逆らうような業は知らない方が言いと思う。
九字でも何とかなるし
霊にだってそこに在る理由があるだろうし。
絶対そんなの効かないようなヤバいのもいるだろうし
348 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/01 09:59 ID:9HYb6Jx+
しかし、輪廻転生までコントロールできるなんて、すごいね。
仏法を学ぶ根本の目的を達成していると思うけど。
そんなこと、仏陀でさえ出来な(略
あんまり恐くないんで煽られるかと思った(藁)
今から10年ぐらい前の、バブル華やかなりし頃の話。
その後社長が行方不明になったとも、ゴルフ場で首吊りがあったとも言われ
結局オープンしないでだだっ広い荒れ地になっただけだったんだよね。
バブルって罪が深いよねぇ。
>>348 ハゲド。
俺もあの話、リアルで聞いたら多分顔がにやけてきてたと思う。
プッってかんじで。
修行が足らずに、迷える霊へ成仏への道筋つけてやれずに、
疲れてきていっそ霊魂消滅させる術を全国ネットでやろうとしたのは…
陰陽師の石田チャン
>351
その人って、霊体さえ見えてなかったんじゃない?
353 :
1/3:04/07/01 13:11 ID:h0hgZQ/4
いつもROMってばかりなのもアレなので…。
知人Aが若かりし頃、夏休みを利用して悪友Bとキャンプに行った時の話。
それぞれ女の子(C、D)を誘っており、カップル×2で盛り上がろうという魂胆だ。
キャンプ場には他に人はおらず貸し切り状態だったらしい。
夜になり、焚き火を起こし、メシを食い酒を飲み、
さてどうやって女の子を口説き落とそうかという算段になったところで
少し登ったところに古びたお寺(神社)のようなものがあったのをAが思い出した。
「肝試ししようぜ」Bが言い出したのも自然ななりゆきだった。
ルールは単純だ。
2組に分かれ、それぞれ坂を登って入り口まで行き、懐中電灯を振って着いた事を合図して帰る。
肝試しと言ってもただそれだけの、往復10分もかからないような簡単なものだ。
4人はランタン型の大型懐中電灯を持ってひとまず建物が見えるところまで移動した。
それとは別にAとBがそれぞれ小型の懐中電灯を持つ。これで合図を送るのだ。
まずはBがDを連れて先発した。待っている間、Aは自分とペアの女の子Cと楽しくトーク。
合図の懐中電灯が振られ、数分後戻ったBが首をひねりながらおかしな事を言い出した。
「なぁ。さっき合図した時さ、誰かここ来てなかったか?ナイショで他の友達でも呼んでたのか?」
聞くと、一緒に行ったDも同じような事を言っている。もう一人居た、と。
354 :
2/3:04/07/01 13:13 ID:h0hgZQ/4
そんなワケは無い。自分はCと喋っていただけだし誰も呼んでない。
他に誰も来なかったし周りに人も居なかった。自分たちだけだ。
大体キャンプ場には自分たちしか居なかったではないか。
幽霊なんじゃないかと怖がるBとDをなだめ、Aが言う。
「ハァ?何言ってんだ。幽霊なんているわけないって。見間違いかなんかだろ。
そんなに言うなら俺らもあそこ行って確かめてきてやるよ」
AはCを連れて出発した。
ちなみにCも「あの2人、怖がりだよね〜(笑)」とか言って信じなかったらしい。
歩く事数分。別段何事も無く建物に辿り着く。
だが懐中電灯で合図を送ろうと振り返ったとき、2人は凍りついた。
ランタンに照らされてBとDの姿が見える。その横に─────もう一人誰か居る!?
男か女かはハッキリしない。だが横に並んだ人影は確実に人間のものだ。
そ こ に 何 か が 居 る の は 間 違 い な い
「うわああぁぁぁ!」
AとCは転がるように坂を降りた。戦々恐々と待っていたBたちもその様子をみてすぐ走り出す。
結局4人で逃げるようにキャンプ場から撤退したという。
355 :
3/3:04/07/01 13:15 ID:h0hgZQ/4
それ以来、Aはオカルトがダメになった。テレビの怖い話もNGだ。
特に何があるわけではないのだが、
オカルト話を聞くとそばに誰かが居るんじゃないかという気がして怖いんだそうな。
「あれは絶対見間違いなんかじゃない。誰かが居たんだ。Cも見たって言ってた。
でも俺たちが行ってる間、やっぱり誰も来なかったってBも言ってた。
…少し離れた場所からはあんなにハッキリ見えたのにな、
すぐそばに居たのに、俺たちには全然見えなかったんだよ…」
今このスレを見てるあなたの横には、見えない誰かが居たりしませんよね?
後日談:
その後、CとDには見事フラれてしまったそうです。
肝試しで男がガクガク((((;゚Д゚)))ブルブルするのはダメですかそうですかorz
…でもそれって、本物が出ても?
いやぁ、自分らからやろうと勇んで言い出しといてガクブルする勇姿が
あまりにカコワルカッタんではないかと・・・
別れた理由を「肝試しでガクブルだったから」だと思ってるような
香具師だから、フラれるのではないかと。
358 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/01 17:20 ID:mP3mVSQa
そもそも肝試しなんてやろうって男が(ry
356〜358
なんて厳しい奴らだ(笑)
自分がどの程度の人間なのか自覚できれば、相応の相手はどの程度かも想像(諦め?)つきそうなものだが。
…まあ、若い奴はどうしても増長しがちだからな。そして自分の実像を悟る頃には、適齢期は終わってる。
・・・と、独身歴47年Aさん(仮名)はつぶやいたのであった
362 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/01 18:27 ID:AgLf77pr
・・・と、童貞歴38年Bさん(仮名)はつぶやいたのであった
・・・どうでもいいと、童貞の俺が呟いた。
>>345 素で
今の世の中にバズーカ持って修行とは、外国はやっぱり凄いな〜
とか考えてた、おれの読解力にはかないますまい。
>>364 バズーカ≒「俺のビッグマグナム」だと思ってたのに……
>>366 俺も_| ̄|○
つーか、ションベンまき散らしたのか、精液まき散らしたのかで迷ってた('A`)
>367
俺も
激しいオナヌーだとオモタ
バズーカはバイオハザードみたいなもんかと納得してしまってた俺・・・
良く考えたら有り得ないもんなぁ。
>>368 毎日部屋で霊を吹き飛ばしてるんですかい?w
炭焼き爺さんの昔話
山で子狸を助けたことあるんじゃ。
何をやったのか木の股に首引っかけて首吊り寸前じゃった。
助けたちゅうても、木から下ろしただけじゃけどな。
それから何日かしてな、小屋の扉をひっかく音がする。
なんじゃと思って外に出てみると茸とでかいイワナが置いてあったわ。
ありゃ狸の恩返しかの。
炭焼き爺さんの昔話
沢で魚でも捕まえようと思ってな、手の空いたときにすぐそばの沢に降りたんじゃ。
そしたら水の中の人の頭っくらいの石の下から空気が湧いちょる。
近寄ってみると水が湧くみたいに空気がボコボコしちょる。
興味持ってな、石を持ち上げて見たんじゃ。
そしたらでかい笑い声が石の下から聞こえてな、びっくりして石落としてしもうた。
そしたら痛そうな声がしてな、空気も止まっちまった。
知り合いの猟師に話したら「そりゃカワウソじゃ」と言われたわい。
>>360 自分を過大評価してる人って多いよね。
で身の程を指摘されると怒る。
素で怒るんじゃなくて陰湿に。
<バズーカ
その修行者は問題ありありだな。
やられたのは人外のものの気がする。
山の霊場をかき乱す傲慢な修行者に
山の住人が怒ったんじゃないか?
そんなことしてその修行者が心配だ。
相当悪いカルマがたまってると思う。
>372
炭焼き爺さん乙です ホノボノとした話好きです
>372
ええ話やわ。
山の上に、舅が亡くなって以来放置したまんまになってる畑があって、
手ぇ入れて自給自足を目差そうかいなどと考えているんだけど…。
たまに猪が走りまわっとるくらいで、なぁんも怖い話のない所だけど
このスレ読んでると一人で山ん中入るのは、やっぱ怖い。
つか、確かに330の文章は、「上手い」とか「素直に読める」には今一つ届いていないかも知れんが、
あの程度が読んで分からないなら、2ちゃんの書き込みの半分は「分からない」って程度の読解力じゃねか?
ハゲド てか終了。
380 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/02 00:41 ID:fWH9bLL6
>>372 似たような経験ありますよ。迷い込んできた犬をしばらく飼ってたら、ある日狸を生け捕りしてきた。そして数日後、また犬はどこかへ去っていった。あれも恩返しのつもりだったのかも。
>330
次はパンツァーファウストかパンツァーシュレックで。
ていうか、ここって軍板の住人もいるの??
友人の話。
先日久しぶりに、学生時代の仲間と山に登った。
昔よく利用したキャンプ場のバンガローを借りる予定だった。
現地に着いて受付をしている時に、ふと気がついた。
バンガローの通し番号が一つ少なくなっている。
管理人に聞いてみると、記憶違いだろうという。
気にせず楽しむことにした。
キャンプが終わり、山を降りる途中で、仲間の一人が口にした。
バンガローの数は自分たちの記憶通りで合っていたと。
ただ、一番端にある目立たないバンガローだけは、扉が厳重に打ちつけられており、
利用はおろか立ち入ることもできなくなっていたという。
気になったのは、その扉の隅に、山ではまず見られない物があったということだ。
誰がこしらえたのか、真っ白い盛り塩が一つ。
そこで何が起こったのかは不明のままだ。
噂によると件のバンガローは、どうやら解体されてしまったということだ。
同僚の話。
仕事で仲間数人と山にこもっていた時があるそうだ。
日中しか執りかかれない仕事だったので、日没後は焚き火の周りで酒を飲んでいた。
そんなある夜のこと。
仲間が演歌を歌っているのを聞いていた彼は、ふとおかしなことに気がついた。
いつの間にか頭上に、明るい月が二つ出ている。
慌てて先輩に知らせたが、「狸だろ」あっさりと答えられた。
他の同僚たちも皆、平然としている。
自分だけが狼狽しているのが少し悔しく、彼は黙って月を見ていた。
と、その時。一つの月が、いきなり落下して消えた。
彼は遠近感が狂ったような感覚を受け、頭を二、三度振ってみた。
「ありゃあ、足を踏み外したな」
「あまり見てやるなよ。狸だって自尊心があるだろうし」
先輩たちは、やはり泰然自若としていたという。
それから仕事が引けるまで、二度とそんな現象は起こらなかったそうだ。
知り合いの話。
彼の祖父は棚田で米を作っていたのだが、山中で妙な物を見たらしい。
田植えの終った日、畦に座って一休みしていた時。
背側の藪から、ピィピィと何やら小動物が鳴くような声が聞こえた。
はて、狸でも怪我をしているのかな。
そう思って藪をかき分けると、まったく奇妙な物が目に入った。
短い毛が全身に生えた、一見何かの堆積物のような物。
思わず毛の生えた海月を連想したのだそうだ。
何だこりゃ、生き物か?
手近な枝を拾って、持ち上げてみる。
濡れた雑巾を持ち上げるかのような感触がしたという。
ひっくり返すと、顔が出た。赤い日本猿の顔だった。
その時、急に理解した。
理由はわからないが、この猿は骨がなくなっている。
なぜ生き長らえているのか不思議だった。
全身がぐんにゃりとした猿は、またピィピィと哀れっぽく鳴いた。
骨がないので、身動きすることが出来ないようだ。
殺すのも忍びないので、そこに置き去りにしたという。
家に帰ってから父に知らせると、こう注意を受けた。
“骨抜き”にやられたな。しばらくはお前も気をつけろよ。
言われるまでもなく、彼は藪には絶対に近寄らないことにした。
猿のかすれた鳴き声は、それから数日間聞こえていたという。
>>384 え〜、不覚にも憶えていないのですが、どこかの県の民話で、
『骨を抜かれた猿の話』があったように思います。
この話を聞いた時にふと思い出したのですが、詳しい内容は
全然記憶にないのです。うむ。
誰か知っている人いませんか?
しかし、骨抜きって何なのでしょうね。
マイナーでローカルな妖怪なのかなぁ。
それでは、オヤスミナサイ。
雷鳥さんおつかれさまでした、おやすみなさい
「死んだら生き返らない」 正しく回答できた小中学生わずか3割だk
NEVADAの回答は?
生き返らないよう死ぬのを見届ける。
>>381 わかりますよ!
今更ながらGSの「鋼鉄の騎士」やってます。
>387
ある意味輪廻の死生観が浸透してるとも言える…
むしろ死んだらどうなるという質問に、
マジメに答える小学生は不気味だ
>>385 猿に騙されて骨をなくしてしまうクラゲの話なら知っているが
生き返らないように石を抱かせて縄でぐるぐる巻きにして葬るんだよね
>>392 「しばらくして死後硬直が始まります」なんて書かれていたら、なあ。
>>373 ・・・・・・ブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブク
(ばちゃっ)
わははははははははははははははははははははははは!
(ぼちゃ!)
おご!
先生シリーズの前のファンタのCMみたいですな。
ハタで聞いてておもしろげーな出来事でも、
辺りに誰もいないところで、自分一人でそういう目に合うのは、
なかなかに気味悪いもんです。
>>385 >
>>384 > え〜、不覚にも憶えていないのですが、どこかの県の民話で、
> 『骨を抜かれた猿の話』があったように思います。
> この話を聞いた時にふと思い出したのですが、詳しい内容は
> 全然記憶にないのです。うむ。
> 誰か知っている人いませんか?
全然民話ではないのですが、レイ・ブラッドベリの短編「骨」の顛末そっくり…
あっちじゃ骨を抜かれてクラゲになったのは、サルではなく、人でしたが…
> しかし、骨抜きって何なのでしょうね。
> マイナーでローカルな妖怪なのかなぁ。
海外にも、ブラッドベリのインスピレーションの元になったような「存在」が在るのかも…
別にワールドワイドでなくてもいいのに
もし、骨抜きにされた若い女性がいたら連れて帰ってしまうんだろなと思ってしまった・・・_ト ̄|○
それを着グルミにして、自分であれやこれやとお楽しみになりますか?
何気におまいらのレスが怖いように思うのは
気のせいですか?
きっと何もかも夏のせいだね・・・。
夏の暑さが、僕等の蝋で出来た羽を溶かしてしまい
僕等は地上に落ちていったのさ。
ナンチャッテ
>402
薄馬鹿下郎のように儚い運命だね…
404 :
否猿:04/07/02 19:36 ID:JoA/BUnv
ところで、俺の話も聞いてくれ。
俺の実家は山あいの村で、昔は猿がキュウリやらトマトやら
畑に盗みにくるくらい田舎だった。
小学校3年の夏、四つ上の兄貴と一緒に、友達んち遊びにいった時のこと、
すっかり日が暮れて、夕飯まで御馳走になってしまった。
帰る時、友達のおかあさんは、懐中電灯貸そうかって言ってくれたんだけど、
兄貴は、月がでてるから大丈夫ですって言って、断ったんだ。
その夜はいい満月で、雑木林の中でも暗いって思う事はなかった。
で、ジャリ道歩いてたんだけど、俺、急につまずいた。
手も膝小僧もすりむいちゃって、ちょっと涙目になったけど、
起き上がって、なんにつまずいたんだろ?って眺めると、
兄貴が「おい!お前・・・」って言って俺の足もと指差した。
最初兄貴が何言ってるのかわからなかったけど、しばらくして俺も気付いた。
兄貴の影はひとつ。俺の影、ふたつあった。
405 :
否猿:04/07/02 19:39 ID:JoA/BUnv
その時、変な声が聞こえた。囁くような、いやらしいしゃがれ声。
見ると、影がますますおかしい。
俺は動いてないのに、右側の影だけ震えてる。
肩を震わせて、まるで笑ってるようだ。
兄貴が小さく叫んだ。「おい、走るぞっ」
だけど、俺は動けない。見たくないのに、すごい嫌なのに、
影から目が離せなくなってる。まるで金縛りだ。
「何やってんだ!行くぞ!」兄貴が怒鳴って俺の手つかんだ。
地面の上の兄貴の影が、俺の影をつかもうとした時、
一瞬早く、変な影は、腕を伸ばして俺の影をグイッて、ひっぱった。
変な影は俺の影をひきずったまま林ん中へぱたぱた逃げてった。
現実の兄貴は俺の手をしっかり握ってるのに、
地面の上の兄貴の影の先には何もない。
406 :
否猿:04/07/02 19:43 ID:JoA/BUnv
なにか取り返しのつかない事が起きた気がした。
俺は泣き出した。急に怖くなって大声あげて泣いた。
兄貴も青ざめていた。
だけど、行動は早かった。
お前ここにいろ、絶対に動くなって言ったがはやいか、
兄貴は林の中を掻き分けて飛び込んでいった。
俺、行っちゃ嫌だーって叫んだんだけど、
動くなよっ
兄貴の最後の声が薮の中から聞こえてきて、それっきり静かになった。
ずいぶん待ったけど、二度と兄貴が帰ってくる事はなかった。
兄貴の言いつけを守れず、俺は泣きながら家に帰った。
両親は俺が独りで帰ったのでびっくりしていた。
俺は一生懸命説明したが、理解してもらえなかったらしい。
親父は兄貴を探すため、家を飛び出していった。
何度も本当の事だといったが、お袋はなだめるばかりで、
俺はとうとうかんしゃくをおこした。お袋は困った顔で言った。
でも、ほら、あなたの影はちゃんとあるわよ。
畳の上をみた。俺の影はあった。
407 :
否猿:04/07/02 19:48 ID:JoA/BUnv
最悪の事態を予想していた両親と俺だったが、
次の朝、兄貴はひとりで帰ってきた。
そのまま倒れるようにして眠ると、夕方、目を覚まして俺に言った。
「お前、本物か?」
何言ってるの?と俺が聞くと、兄貴は難しい顔をした。
影を追って森の中を走っていると、草むらで大きな猿にであったらしい。
その猿は俺の顔をしており、俺の声で笑ったそうだ。
逆上した兄は、ポケットにあったベーゴマをわしづかみにすると
猿にむかって投げつけた。
ひとつが額に命中し、猿はぎゃっと悲鳴をあげて顔を覆った。
猿が振り向いた時、その顔は渦を巻いたようにねじれており、
もはや、目も口もわからなかったそうだ。
化け物は兄に飛びかかり、すごい力で兄の首を締め上げた。
かなわないと思った兄はその手に思いっきり噛みついた。
兄は突き飛ばされ、木に頭をぶつけてそのまま気を失ってしまったそうだ。
そこまで話すと兄貴は黙りこくった。
俺はおそるおそる尋ねた。「お兄ちゃんこそ本物なの?」
むっとした顔で兄は俺の頭を殴った。「ふざけんな、この野郎。」
いつもの優しい軽いゲンコツだった。
俺は泣きながら笑った。兄貴も笑った。
兄貴に影あったか?!
良スレだここ。お気に入り登録っと
>>400 掛け布団にすると蒸し暑い夜でもぐっすり眠れそうですな。
>406-407
なんつー勇敢な兄貴タソでしょう 漏まいは幸せ者でつ
山とは離れてるけど、ここ好きだから貢献してみる。
近くの公園での出来事。
この公園は今までの開発を止めて、自然な環境に戻そうって取り組みがされている。
公園の中には川が流れてるんだけど、散歩の途中でふと川辺に寄ってみた。
すると草むらから、何やら黒い毛の生えた生物が、水の中に音も飛沫も立てずに消え
ていった。見間違いかと思って辺りを探してみたが、隠れるような穴などは一切無かった。
>ずいぶん待ったけど、二度と兄貴が帰ってくる事はなかった。
>次の朝、兄貴はひとりで帰ってきた。
結局帰ってきたんだな・・・
近くの神社での出来事。
祭りを見に行って、ふと神木を見ると、水色の神主の装束(腕しか見えなかった)が
木の後に消えていった。神様かな?と思った。
>>409 漏れが登録しているお気に入りは新着なしでほとんどがError:このスレッドは見つかりませんでした_| ̄|○
>>415 最近、鯖の移動が活発だからその影響だな。
スレタイ検索でガンガって探せ。
死んだ爺さんに聞いた話。
裏の山には蛇がいっぱい住んでる
古い浄化槽跡があるから、近づくなって言われた。
水の代わりに蛇がいっぱい居るんだそうな。
山に入って遊んでたけど、見たことはない。
もいっちょ。
うちの家は小高い丘(?)の途中にある。
一番てっぺんは神社が建ってます。
でも、裏側から入る人には家があるとは
考えないんだろうね。
よく裏山でガサガサ音がすると思ったら、
でかい猟犬と、その後ろから
銃を持ったおっさんが出てくることがあった。
そういう時は外に出てなくてよかった、
と思っていたけど…うちの山、猟禁止なんですが。
(爺さんが警察に掛け合って禁止にさせた)
神社の敷地内ってこともあるけど、家があるのも
知らないおバカに撃たれるのも困るからだろうな。
バカは警察に連絡してしょっぴいてもらえ
私もバカなのでいっしょにしょっぴいてください。
私はマゾなのでいっしょにしょっぴいてください。
私は祥子さまとキュアホワイトが好きなアニオタなのでいっしょにしょっぴいてください。
(・∀・)通報しました
>>406 こわい。
南無阿弥陀仏は通用しないのかなそうゆうのには
426 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/03 12:06 ID:JGYKEILb
鮭の新巻つくったので、塩ひいてください。
全然怖い話じゃなくて申し訳ないんだけど
うちの近所に尾無しヶ原っていう所があって。
なんでも、昔悪さばかりしてたキツネを捕まえて
尻尾を切ったとか・・・・その後大人しくなったかどうか知らないけどネ。
似たような話で河童の話が他所の地方でありますね。
こういう地名が昔からあるって事は、何かしら由縁があるんでしょうけど
自分の身近にそういう場所があるってのは感慨深ものですね。
429 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/03 14:39 ID:YYwzow5/
て
430 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/03 15:35 ID:fwcgGkW7
山の力!!
>>425 うちは浄土真宗の寺なのだが、
「南無阿弥陀仏」というのは
「阿弥陀に深く帰依します」とか
「衆生をお救い下さる阿弥陀への報恩感謝」
という意味で唱えるから、魔を追い払うというものではないかも。
おれは全然詳しくはないのだが、聞いた話では、仏法の世界では魔というのは
世の理からちょいと外れてしまった、つまり理に乗せなおしてやれば自然と滅する存在らしい。
で、「衆生」ってものに「魔」も含まれるとするなら、
>「衆生をお救い下さる阿弥陀への報恩感謝」
まあ、ちょっとは効果あるんじゃない?
>>432 あれ?漏れの聞いた話と全然違うぞ。・・・っていうか漏れも詳しくは無いんだが
>仏法の世界では魔というのは 世の理からちょいと外れてしまった、
>つまり理に乗せなおしてやれば自然と滅する存在らしい。
そう簡単に滅するものじゃないと聞いた覚えがある。わかりやすく言うと魔は、人を堕落させようとする力らしい。
・・・っていうか、魔の統括は第六天魔王っていう事しか覚えてないんだがw
>>「衆生をお救い下さる阿弥陀への報恩感謝」
>まあ、ちょっとは効果あるんじゃない?
仏法の話を信じてる人は、間違ってもそんな事は絶対に言わないはず。
他の宗派や宗教を徹底的に敵視してるからね。
層化人が嫌われているのはそこにある。
まぁ、宗門・層化・顕彰が本尊を巡って三つ巴になってるらしいから
どれが正しいのかよくわからんのだがなw
>>433 ここは山の怪異についてマターリと語るスレだから、
そういった内容のレスはしないでほしいな。
でも為になるから興味はある。
移動して欲しかったら誘導するのが礼儀ですよ。
山にまつわる怖い話どぞー
↓
>432-433
邪険にするつもりはないが寺社スレへドゾー
438 :
434:04/07/03 18:58 ID:CVM03w+Y
>>435 このスレに宗教論争を持ち込んでほしくないと思ったんだ。ごめんね。
へたれハンターです。遅くなりましたがタヌキ囃子を。
3年前の冬、山梨で巻き狩りをしておりました。
私はライフルチームとして、じぃーっと動かず猪が追い出されるのを待ちます。
無線のイヤホンを耳に嵌め、寒さを忘れようと風音や鳥の鳴き声を聞くこと
一時間ちょっと・・・。
山中に似合わない音が聞こえます。運動会の実況中継・・・・・w。
曲名忘れましたが、某カステラメーカーの『カステラ一番電話は二番三時の
オヤツは文○堂』の軽快なメロディにのって、実況中継が・・・。歓声まで
聞こえます。混乱して少し聞き入っていましたが、慌ててシカリ(責任者)
に無線を飛ばしました。
私『山頂方向から人の声が聞こえます!』
シカリ『ハァ?! なんだってぇ?おーい!皆聞いたな!トマレトマレ!』
仲間『○○の横にいるけど何も聞こえませーん!』
仲間『私もでーす。どうしたんですかぁ?』
シカリ『ともかく銃から弾抜け!○○!(←私) 音を探れ!イケィ!』
正直嫌だったんですが・・・・責任者の言うこと逆らえないのが猟の掟。
しぶしぶ登っていきました。次に続きます。
続きです。
が。どんなにゼェゼェいいながら登っていっても音が近くなりません?
その内、仲間から私が視認できるとの無線報告が・・・・。
シカリ『どうだー?』
私『なにもいませぇーん!(ゼーゼー)音も近くなりませーん!』
シカリ『でも聞こえるんかぁー?』
私『ハァーィ そですぅー』
シカリ『おめーそりゃぁーむじなだろー!テッポ派手に鳴らせ!』
なんのこっちゃ?と思いながら弾倉入れて手近な木の根元に向けて
ドンドンドンドンドンッ!と5連射しました。
耳鳴りが消えたら・・・・例の音楽聞こえません。
報告入れるとシカリ一言
『○○が騙されたから、この山やめるぞー!皆降りてこーい!』
一番疲れたのは、私でした。
ゴメンナサイ。読み直してみたけどホントつまらないですね。
私はこれで体験談尽きました。常連様がんばってください!
結構面白いと思ったよ。『カステラ一番』な狢
ハンタータソいろんな意味で乙ですーw
うちの田舎の椰子らもそうですがヤパーリげんかつぎしますよね またなんかあればヨロシコです
ハンターさん乙!
めちゃめちゃ面白いですよ!! もっとお話キボン。
子狸小学校の運動会だったのかな?
♪ チーャンチャンチャンチャン チャチャチャチャチャ
※カステラ一番 電話は二番 三時のおやつは文明堂
(※繰り返し)
\\ //
∩_∩ ∩_∩ ∩_∩ ∩_∩ ∩_∩
((`∀´) ) ((`∀´) ) ((`∀´) ) ((`∀´) ) ((`∀´) )
⊂ ´x ) つ ⊂ ´x ) つ ⊂ ´x ) つ ⊂ ´x ) つ ⊂ ´x ) つ )))))
⊂_ ノ ⊂_ ノ ⊂_ ノ ⊂_ ノ ⊂_ ノ
し' し' し' し' し'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
||| ||| ||| ||| |||
__ __ __ __ __
∩_∩ヽ ∩_∩ヽ .∩_∩ヽ .∩_∩ヽ ∩_∩ヽ
⊂( ,─、 )つ ( ,─、 )つ ( ,─、 )つ ( ,─、 )つ ( ,─、 )つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.
(( ∩ )) (( ∩ )) (( ∩ )) (( ∩ )) (( ∩ ))
_ノノ_ _ノノ_ _ノノ_ _ノノ_ _ノノ_
∩_∩ヽ ∩_∩ヽ .∩_∩ヽ .∩_∩ヽ ∩_∩ヽ
⊂( ,─、 )つ ( ,─、 )つ ( ,─、 )つ ( ,─、 )つ ( ,─、 )つ
うひゃー!!すごい懐かしいー!
尻尾の振りまで再現されていてちょっとうれしい。ありがとん。
炭焼き爺さんの昔話
夢の中で仙人を見たっちゅうてな、わざわざワシの釜まで来た仲間がおったわ。
牛に乗った仙人が山のてっぺんを順番に回っていたらしいわ。
その順番も聞いたんじゃが、そんときは面白い夢だと思っていただけじゃった。
その年の秋も深くなった頃な、山に雪がかぶるようになった。
そんときにな、奴の夢の話思い出したわ。
仙人が回った山の順番に雪がかぶっちょる。まあ近場の山は一緒に雪かぶるんだが。
山の中に長くいるとそんなこともあるモンだ。
炭焼き爺さんの昔話
でかい星が流れた時あってな、炭焼きの仲間や猟師の間で騒ぎになったことあったわ。
ホントにな、空の端から端までこうビューっと流れおった。
ワシら炭焼きは気味悪い位にしか思わなかったんじゃが猟師共は違ったの。
獲物が全然捕れなくなったちゅうとった。
それどころか獲物になるような動物が全く見えなくなったちゅうとった。
猟犬も不安そうにしとるらしい。
結局一月ぐらいで徐々に元に戻ったらしいわ。
449 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/03 23:43 ID:Yuv4Mzn1
>>428 えっ?ほんとにそんな地名があるの?
奇遇というか・・・
うちの近所にも丸鍋ヶ原という地名があって
その昔いたずら好きの河童が村人に捕まって甲羅ぁ(ry
・・・親父ぃ冷酒ある?
日本で3連発以上できるライフルって許可されてたっけ?
スキーヤーの話
山岳スキーで、吹雪に包まれた。
全く視界が効かないうえに、仲間ともはぐれた。
寒さに凍えながら足を休めていると、目の前を大きな影が横切ってくる。
まさか、熊か? 彼は思わず身をこわばらせた。
ゴーグルを手でぬぐい、影をそっと見つめる。
樹氷が歩いていた。
彼は、あんぐり口を開けた。
木は、雪を掻き分け斜面の端まで動くと、何事もなかったかのように静止した。
彼はおそるおそる滑り降り、そばに寄ってみた。
ず ず ず ずどおーーーーーっ
凄まじい音にびっくりして振り向くと、
さっきまで彼と樹氷が立っていた斜面が、雪崩で跡形もなく埋もれていった。
膝の震えが止まらなかったが、雪崩が彼に届くことはなかった。
彼は思わず、その樹氷に敬礼してしまったそうだ。
測量士の話
山登りの最中、大雨になった。
ポンチョをはおり、登り続ける。
道の先に人が歩いていた。
革靴を履き、黒い傘を肩に差している。
この暴風雨に傘とは、と彼は苦笑いした。物好きな人だ。
お先に失礼します、と声を掛けて、傘を追い越した。
ふと振り返る。
傘の下には、首がなかった。
胸元からあいたシャツの中身はがらんどうだ。
やあ、と声でも掛けるかのように、それは傘をちょっと上に上げた。
地元の民話
斧を持って山を登っていると、途中、首輪をした犬がいた。
どこの犬だろうと彼が不審がっていると、犬が口を開いた。
「お前は誰だ。」
彼は驚いたが、日焼けした浅黒い彼の肌のせいで、表情が表に出ることはなかった。
彼は自分の名を名乗った。
犬はいらただしそうに首を振った。
「そうではない。お前は何だ。」
男はいやぁな感じがして、思案したあげく、こう答えた。
お前と同じだ、と。
「そうか。皆待っているぞ。急いで来い。」
犬はたちまち巨大な影と化し、長い胴体をのたうたせて森を這い上がっていった。
しばらくして、隣村の猟師が山から誰も戻ってこないという噂を聞いた。
猟犬も行方不明だと聞き、彼はぞっとした。
その日から彼は人を避けるようになり、同村の者とも口をきかなくなった。
晩年、偏屈となった彼は、あばら小屋で独り寂しく死んでいたという。
へたれハンターです。お世辞有り難うございました。
ライフルは弾倉内5発まで 散弾銃は弾倉内2発まで。
薬室分を入れると+1発でございます。
m(*‥*)m
へたれハンターです
>>445さん
かわいいAA有り難うございます。
和ませていただきました。
連続カキコすみません
へたれです。
私が声かけられた犬?が
>>457さんのお話のような
存在でなくてよかったです(汗
俺もわからない・・・・
だれか謎明かしを
>>463 こんな話なのではないかと思う。
山中でとっさの機転で化け物をやり過ごした「彼」は、麓に戻って化け物の習性を知った。
化け物が猟師や猟犬をとって喰う存在であること。
化け物は喰った相手の姿に変身できること。
そして、何より化け物は自分を人間ではなく、同類だと判断したこと。
彼は思った。「…鬱だ。」
すっかりヒッキーになった彼は、独り寂しく生涯を終えましたとさ。
なんだか人ごとじゃないなあ。_| ̄|○
465 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/04 17:51 ID:C2phaFkA
つまり、寄生獣って事か。
もしかしたら周りの村人の中に奴らの仲間が居るのでは!と勘ぐってしまい、
秘密を見た事がバレたら、自分も殺されると思ったんだろうね。
悲しい。
467 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/04 17:54 ID:O2xPbFXh
468 :
デュビン・ジョンソン:04/07/04 18:19 ID:p+w48gbk
>>457 >犬はたちまち巨大な影と化し、長い胴体をのたうたせて森を這い上がっていった。
この犬、絶対ガンダムに違いない。
●児童買春
●詐欺まがいのマルチ
そして、そのキチガイじみた犯罪者とは・・・
↓
2ちゃんねる幹部●夜勤こと●中尾嘉宏● だった
http://jsimin.at.infoseek.co.jp/opinion/newrich.html 共同通信ニュース速報 1997 05/06 18:17
北海道警生活環境課と札幌・中央署は六日、インターネットを利用し
不特定多数の人から金を集めていたとして、出資法違反(預かり金の
禁止)の疑いで札幌市厚別区もみじ台南七丁目、パソコンソフト開発
販売会社社長中尾嘉宏容疑者(37)を逮捕した。
調べによると、中尾容疑者は同社の事業として一月六日から
二月二十五日まで三度にわたり、インターネットに開設した「
新春特別企画 ネット成金への道 オーナー募集」という
ホームページでダイヤルQ2の共同オーナーを募集し、利用者十七人から
二十五口計七十五万円を会社の銀行口座に振り込ませた疑い。
470 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/04 18:52 ID:0CbrJDCw
471 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/04 19:08 ID:nKcKR/mV
首がもげる 誰もこない 首がもげる 首がもげる 首がもげる
誰もこない 首がもげる 首がもげる 首がもげる 誰もこない
首がもげる 首がもげる 誰もこない 首がもげる 首がもげる
首がもげる 誰もこない 首がもげる 首がもげる 首がもげる
誰もこない 首がもげる 首がもげる 首がもげる 誰もこない
首がもげる 首がもげる 誰もこない 首がもげる 首がもげる
>>466 射精すればいいのか?
なぜにこんなとこで?w
473 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/04 19:39 ID:tSALKDuJ
いや、要するに遊星からの物体Xだろ?
474 :
シャア:04/07/04 20:40 ID:p+w48gbk
だからあれはガンダムだって
友人に聞いた話
山の頂上付近にある神社で遊んでいると、夕方になって雪が降ってきた。
鈍色の空を背景に大きなボタン雪が落ちてくるのを見つめていると、
自分の体が天に昇っていくような錯覚を覚える。
そんな感覚に夢中になって見上げるうちに首が痛くなってきた。
頭を下げて視線を水平に戻す…
トン
軽い着地の感覚。
「やれやれ、やっと戻って来た。早う家に入らんかね」
祖母の声で我に返り、辺りを見回した。
いつの間にか自宅の庭先に立っている。
薄く降り積もった雪の上には足跡一つなかった。
山持ちに聞いた話
久しぶりに入った山で、カラマツが一本枯れ上がっていた。
切り倒そうと、チェーンソーを片手に枯れ木に歩み寄る。
踏みしめる地面は、カラマツの黄色い落葉に覆われて絨毯のようだった。
と…足下を何かが通り過ぎた。
落葉の絨毯が畳半畳ほどの大きさで数センチ盛り上がったのが、
枯れたカラマツの方へ滑るように移動して行く。
やがて、ソレが根元にぶつかると、幹全体がユッサユッサと揺れ始め、
ついにはメリメリと音を立てて倒れてしまった。
数日後、見回りに行くと倒れたカラマツはびっしりと茸に覆われていて、
半年もすると、すっかり腐って土に還ってしまった。
山持ちに聞いた話
梅雨の合間のある日、山林の見回りを終えて山道を下っていた。
前方から同じ村の知人が登ってくる。
こちらに気付くとなぜか不審そうな顔をするので、尋ねてみた。
「どうした?」
「お前、いつの間に戻って来たんだ?」
「なんだって?」
「さっき、下の橋のところですれ違ったじゃないか。挨拶も交わしたぞ」
そんな覚えは全くなかったが、知人が嘘を吐いているとも思えない。
互いに首を傾げていると、ふもとの方から大きな地鳴りが聞こえてきた。
ゴォォォォォ・・・・という低音が腹に響く。
慌てて下ってみると、橋を通り越したあたりで大量の土砂が道を塞いでいた。
長雨で地盤の緩んだ山肌が、道の方に崩れたらしい。
数名が慌ただしく土砂を掘り起こしていたが、こっちを見ると一様に驚いた顔を見せた。
「お前、無事だったのか?」「信じられん…」「いつのまに這い出したんだ?」
矢継ぎ早に問うてくるのを遮って、事情を聞いてみる。
どうやら、山道を下ってきた自分が崖崩れに巻き込まれるのを目撃したらしい。
急いで救出しようと土砂を掘り起こしていたところで、
埋もれたはずの本人が何食わぬ顔で山を下って来た、と。
その後、重機によって慎重に土砂の除去作業が進められたが、
結局、土砂の下に埋もれている人はいなかった。
すっかり土砂が取り除かれた道を眺めながら、知人がポツリと漏らした。
「あいつ、お前の身代わりになってくれたのかもなぁ…」
どちらからともなく、手を合わせて目を瞑った。
杣人に聞いた話
よく晴れた夏の昼時、山で働く数人でバーベキューをした。
仕事を早めに切り上げ、持ち込んだ肉や野菜、山で採った茸などを焼く。
美味そうな匂いが辺りに漂いだした頃、急に雨が降り出した。
慌てて肉を皿に移し、作業小屋の軒下へ避難する。
空を見上げると、雲一つない青空に夏の太陽がギラついていた。
「お日さんが涎たらしよるわ」
年嵩の作業員がそう呟くと、皆が笑った。
聞いた話さん乙です。
なんとなくほのぼのする話でいいですね。
>478
狐かな。よくみると肉が減ってたり。
481 :
シャア:04/07/05 00:51 ID:f9Nf1si9
いや、ただのソーラーレイシステムだよ
>>477 すこしドッペルゲンガーの話によく似てる。
>>483 そうかもね、出会っていたら土砂崩れで死んでいたかもしれないし。
ボクの中の半分が死んでしまった。
486 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/05 12:48 ID:sLnRPV1L
>475―478 文章がヘタ。読みにくい。
488 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/05 13:13 ID:sLnRPV1L
読みにくいから読みにくいって書いただけだろ。 だいたいカップ麺って何?喩え分かりにくすぎ。 社会にでたら苦労するぞw無理かもしれんがw
489 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/05 14:11 ID:tKTUXEZ+
490 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/05 14:24 ID:SXwDiU9Q
>>488 聞いた話氏には申し訳ないことになるが
チミが
>>475-478のどれか推敲してうpしてください。
どれだけ読みやすくなるか非常に興味深い。
491 :
488:04/07/05 14:59 ID:sLnRPV1L
>>490 今は携帯だし仕事中なんで夜にアップするよ。
ずっと前にもどこかに書いたけど。
小学生の頃、近所にあった神社の山(古墳の跡らしい)を探検しようと
友達とその山の横を流れる小川を遡って行った。
しばらく歩くと回りに木が鬱蒼と茂り頭上も枝で覆われ、薄暗くなって
きた。なんとなく怖かったけどまあそこは子供のこと。平気な顔で
喋りながらどんどん川の上の石や横の土手みたいなとこを歩いて行った。
しかしいつまでたっても同じような景色。さすがに心細くなって
二人とも口数が少なくなり、ふと頭上を覆う木を見上げたら、小さな
猿のような影がびっしり。恐ろしくなってあわてて走って川を下って
行った。
田舎の山里みたいなとこだったけど、そのあたりの山には猿は
いないし、ニホンザルよりもかなり小さな生き物という感じだった。
>>490 同じ話が何個もあってもつまんない。
できれば
>>488氏にはこのスレに貼ってない話をうpして頂くことを希望する。
>>492 もののけ姫に出てくるやつみたいのでつか?
>>494 もっと毛があって動物っぽい感じでした。
>>495 ちょっち異界にもぐりこんだのでつね。
妖精、妖怪スレをみると、異界も含めるとかなりの種がいそうでつよ。
もののけの木霊も見たそうでつ。
かなり遅いレスですが
>>55 それは「山爺」と呼ばれているモノではないでしょうか?
片目の存在が山にはいて、樵や猟師にいろいろ悪さや助言をするそうで。
テントや障子に影を映すモノとしては「影女房」などと呼ばれるものがいます。
それ自体は悪さをしませんが、ペアになっているものが悪さをするようです。
仕事中に2ちゃんねるやってるひとに,社会人になったら苦労するヨとか言われてもお〜。
確かに聞いた話の文章は,ああいう文体を無理に作ろうとしてて,だから
読みにくい部分もあるけどさ。
文章が上手かろうが,性格悪くて社会で苦労するタイプだろ
>>488
「自分は社会に出てる」ぐらいしか誇りになるものがないんでしょうな
>>247 山に一人で行くとそうゆう音とザワザワって音と見えないしゃべり声が聞こえるのは定番だよな
というか雷鳥や聞いた話の創作(ごめんね)はあの文体だから味があって面白いんだと思うよ。
わかりにくいからこそ想像力を掻き立てられるんだよ。
社会とかは関係ないよ。
良く言えば「ちゃんと行間がある文章」かと。
叔父の話
夏山で一人でキャンプしてたらテントの周りが提灯みたいな灯りに
取り囲まれ、しかも笛や太鼓のお囃子まで聞こえて、その提灯が
ぐるぐる回りだしたそうだ。
叔父も分かった人で、いきなりテントの入り口開けて、
「こら!このくそ狸!!さっさと帰らんと焼いて食うぞ!」と
怒鳴ったら、サッと静かになり、朝まで何事もなかったとか。
>>503 そうだね。読みやすくても記録みたいな文章だったら面白くもなんともないし。
厨3の時、毎年恒例だった学校の登山が中止になった。
別に楽しみにしてたわけではないんだが、ないとつまんないな〜、という話になって
3年の男10名くらいで近場の山に登った。
その日はどんよりしてたけど、真で雨は降ってなかったしその日以外はみんな都合が悪いと言うことで決行することに。
でも中腹から上はすごい霧。5メートル先も見えないくらいの濃霧だった。
でもみんなでワイワイいいながら登って、「卒業アルバムに使おうぜ〜」とか言って写真とったりして、普通に下山。
家に帰ってリュックを開けると、入れてた折り畳み傘が無い。
2〜3回しか開けてないし、列の中ほどを歩いてたから歩いてて落としたら誰かが気づいたはずだけど、傘だけがリュックの中から消えていた。
それと、山上で撮った写真を現像したらなぜかバックが夜中みたいに真っ暗。
昼間に登ったのに、なんだか不思議だった。
>>457 誰とも口をきかなかったのに
こんな話が残っているのが謎だ
>>502 んー、あの人たちの文章って、わかりにくいかなあ。
簡潔にまとめられていて、読み易くてイイと思うんだが。
俺っちが、最近、長文を読む根性がなくなっただけかしら?
ま、一日の終わりにはこのスレで短篇怪談。
これでよいではありませんかw
>>507 そういう合理性を装った突っ込みは不粋なり。
>>501 え!漏れはてっきり野球というイメージで有名な外国の歌かと思った。
最初に手拍子らしきものがある歌。
夏房の季節だ みんな備えるだ!
>>507 マジレスすると、主人公は隣村の猟師の噂を聞く前に誰かに話していたかも知れないし、
死ぬ前に文書で記録を残していたかも知れない。
でもそんな理由をいちいち説明すると、くどくてつまらない話になるんだよね。
自分が今書いているこのレスみたいに。
山人とか山窩とかって今でもいるのかな。
某都立高校山岳部員時代の話
うちの顧問の先生は妻子持ちだ(ちっちゃい子2人)
そんな先生は心底山が好きなので
家族旅行なんか行ったときには凄いことになる
昼間家族と観光→夜早めに就寝→深夜起床→明け方1人で登山開始
→昼前に宿に帰り着く→また家族で観光…のくり返し
そのタイムスケジュールを聞いたとき、
家庭なんか持つもんじゃねぇなぁと高校生ながらに思ったもんだ
そんな先生が、ご友人の○○先生を山で亡くされてから初めて行った東北での家族旅行のお話
先生はそのときも例によって観光先の山を早朝登山しようとしていた
いつもどうり深夜に起きて、身支度を整えて、静まり返った宿を発った
車で登山口まで来るとそこでエンジンを切り、外が明るくなるのを待つことにした
室内灯を点け地図を広げる。真っ黒なフロントガラスに室内が映りこむ。
まったく静かな車内・・・・・と、そのとき
「ガチャ、バタン!!」
先生はとっさに振り向いた「誰かが入ってきた!?」
いや・・・誰もいない・・・が、確かに今、ドアを開けて・・・
だいたい、今どこのドアから音がした?車内を確認したがロックは全部掛かってる。
と、先生は思ったそうだ
「あぁ、○○先生、来てくれたんだ・・・・・一緒に登りたかったんだなぁ」
こうして先生は外が明るくなってから予定通り山を登ったそうだ。2人で。
乱文スマソ
実際体験したらガクブルだろうけどいい話だね
先輩から聞いた話です。
仕事でとある山中の川に行きました。
船着き場から小さな手こぎボートで少し下流に下ったところに作業場所があり、
先輩と現地の案内要員のおじさんと現場を担当する営業さんの三人で向かったそうです。
その日は前日に大雨が降ったこともあり、それこそ足下も見えないような深い霧に
覆われていたそうな。都会育ちの先輩はそんな霧の山中に分け入ったことは当然のこと
初めてであり、何とも言えない不安感にさいなまれていたそうです。
で、川に到着して用意してあったボートに乗り込み、霧の中をえっちらおっちら
進んでいくこと数十分。
「まだ着かないんですか?」
「うーん、おかしいな、もうすぐのはずなんだがなあ」
心細い会話を交わしつつ、目の前の霧の中になにやら浮かび上がる影。
勇んで接近してみたら、なんとそれは先刻離れたばかりの船着き場ではありませんか。
「なんでやねん!!」
驚愕する一同。そりゃそうだ、川を下っていったはずなのになんで逆戻りしますか。
先輩と営業さんは心底震え上がってもう帰ろうと言い出しますが、地元民である案内の
おじさんが聞きません。「こんな馬鹿なことがあるか、何かの間違いだ」と言い張って
再度川へどんぶらつんぶら。先輩と営業さんは心細さに思わず手を握り合う始末w
しかしながら再び川の流れに身を委ねること数十分。霧の中に見えて来たのは・・・
「やっぱり元の場所だ!!」
そこでさすがにびびった一同、諦めて山を下り宿に帰ったそうです。
翌日、綺麗に腫れ上がって霧も晴れたのでおそるおそるまた同じ場所に行ってみたのですが、
今度は苦労もせず現場にたどり着くことができたそうです。
「あの霧がなにか隠そうとしていたのかねえ」
先輩は10年経った今も、折に触れてぽつりと話してくれます。
それでも、後輩の自分が数年後、某ダムで沼御前に間違えられそうになるとは想像もしなかったでしょうねw
>>508 ごめん。。俺の表現が稚拙でした。
わかりにくいってのは文章がじゃないからね。
詳しく言わない。
故に人それぞれ感じ方が違ってくるということ
ごめん
寝不足で頭パッパラパーだ・・・
519 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/05 22:47 ID:SwyTs0bs
(((( ;゚Д゚)))
文章の表現論はいいから、もっと山話聞かせれ。
(((((((((((((((( ;ΦдΦ))) ))) ))) ))) )))
522 :
515:04/07/05 23:00 ID:FUlkxt13
ごぢつだん
先生曰くそのとき登った山では、
自分の進む道の2、3メートル横の笹薮の中を
「誰か」がずーっと並んで付いてきていたたそうだ
「○○先生が見守ってくれてたんですね」って自分が言ったら
「そういや今日の山でも来てたよ」とか言われて心底ガクブルさせられた・・・
そんな先生♪
>>516 でも先生は、驚きはすれど怖いとは思わなくて
「幽霊より生きてる人間のほうがよっぽど怖い」
といつも言ってます
そんな発言できるくらいの余裕が持ちてぇ(;´д`)
>>515 過去ログに似たような話無かったっけ?
シリーズものなの?
ネタねーからラスト
炭焼き爺さんの昔話
そういや変な奴に会ったこともあったな。
紙芝居に出てくるような日本の神様みたいな格好しとった。
髪の毛を頭の両側でちまきみたいに結んで、大黒様みたいな白い着物着とった。
あと袋背負ってたな。
そいつがな、大したことない斜面を肩で息しながら登ってきおった。
子供でも駆け上がれるような斜面じゃ。
ワシは「大丈夫か?」って聞いたんじゃが頷くっきりで返事もできんようじゃった。
だいぶ疲れているようじゃったから小屋で休んでけて言うたんじゃ。
そしたら深々お辞儀してな、背負ってた袋の中から一掴みワシに何かかけおった。
なにやら白い粒でな、ポン菓子みたいなもんじゃったわ。
そんでまた歩いていってしまってな。おかしな奴じゃったの。
炭焼き爺さんの昔話
ワシが一人で炭を焼くようになった頃にな、大きな山崩れで人死にが出た。
2つ3つ離れた町の御大尽が山を買ってな、材木用の木を切り出したんじゃ。
山には山神様の祠があったんじゃがな、きこり達は心得たもんじゃ。
山に入る前に山神様を祀ってな、山神様の斜面には手を付けなんだ。
木もまだ育たんやつは残してな。
じゃけんど御大尽はそれが気にくわんかったらしい。
大した賃金も払わんできこり衆に暇だしてな、新しい人足どもを集めてきよった。
そいつらがまた木の切り方もろくに知らんような奴ばかりらしかった。
そんで山を丸ハゲにしよってな、木を運び出そうとしたときじゃ。
大雨じゃ。風呂桶の底を抜いたような雨じゃった。
2時間も降った頃、人足が入った斜面が崩れたんじゃ。
20人近く犠牲になりおった。
きこり衆は山神様の祟りじゃと騒いでいたわ。
御大尽の方は20人も犠牲出したからな。
警察が入りおってな、何か見つかったんかの、捕まったらしいわ。
>>524 和風サンタクロース??w
なんの神様だろう?それとも俗人のコスプレ?
>510 もしかしてWe Will Rock You のことか?
野球のイメージの意味がわからんが…
うぃ〜うぃぃるうぃ〜うぃぃる一休♪
……ごめん、許して。
Rock You だったのか。。。
fuck you だと思ってた
山窩はどうやって人でも生物でもないものと付き合ってきたんだろ
神はいいとして魔とか霊とかドッペル君とかヤバイ系のとさ。
気合
友情、努力、勝利。
534 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/06 20:20 ID:M0+mWtgP
山に慣れ親しんでる人は皆そうみたいだけど
特殊なものとして見ないで
当たり前にあるものとして受け止めてたら
怖くも不思議でもないような気がするよ
>524
大きな袋を肩にかけ だいこく様が来かかると
そこに因幡の白うさぎ 皮をむかれて赤はだか〜♪
友人の話
彼は来週にせまった山登りのために自宅で準備をしていた。
妻は毎度の彼の行楽に少々あきれていたようにみえたが、
一緒に荷造りを手伝ってくれたそうだ。
登山二日目、彼は水にあたったのか、ひどい下痢に見舞われた。
脱水になり、疲労困憊、救急セットの中に何か使えるものはないかと
あさっていると、入れた覚えのない整腸剤が入っている。
服用するといくぶん楽になり、歩きだす事ができた。
家に帰って、妻にその事をいうと、自分が入れたと言う。
「なんとなく、必要になる気がしたの。」
彼の細君は、たびたびその妙な勘の冴えを発揮し、家にいながら
彼の窮地を何度も助けているそうだ。
同じ友人の話
いつものように山登りの準備万端ととのえた夜、
彼が地図を眺め明日のルートをおさらいしていると、玄関で物音がした。
そっとドアを開けて覗くと、寝ていたはずの妻がごそごそ何かしている。
彼「な、なにしてんの?・・・」
妻「ん・・・なんとなく。入れといた方がいいかな〜って思って・・・」
寝ぼけ眼の妻が、ザックに包帯やらガーゼやら詰めていた。
一体いくつ入れたのか、ザックはぼこぼこに変形し膨れ上がっている。
これが必要な事態って、いったいどんな状況なんだ?
ぞっとした彼は、その登山を取り止めたそうだ。
538 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/06 21:07 ID:M0+mWtgP
感の鋭い奥さんだね
本人も素直に感に従ってるから
えらい事にならないんだと思う
逆らって行ってたら本当に逝ってしまいそうだ
おまけ(その細君の話)
彼女曰く、勘の働く時は常に「なんとなく」なんだという。
漠然と、こうした方がいいかなぁと思うだけなんだそうだ。
残念ながら、子供を産んだ後、その能力は徐々に弱くなったそうで、
今ではほとんど、その力が働くことはないという。
しかし最近、彼女は不思議な体験をした。
ベビーカーを押しながらスーパーへ買い物に行っていると、携帯が鳴りだした。
彼女が出ると、相手は市内の病院の看護婦であると名乗り、
彼が交通事故にあい手術が必要になるので、至急病院へ来て欲しい、と言った。
動転した彼女は大慌てで病院に駆け付けた。
幸い、命に別状はなく足の骨折だけであり、手術も無事に終わった。
手術室から出てきて照れくさそうに笑った彼を見て、
彼女は思わず泣いてしまったという。
ところで彼女はひどい機械音痴である。
携帯も苦手で、主婦になってからは家に置きっぱなしだそうだ。
だが、その着信音はベビーカーから聞こえてきた。
1歳にならない娘が、にこにこしながら、よだれだらけの手で携帯を持っていたという。
子供にその能力が移ったのかな
541 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/06 21:35 ID:CDqJRWj7
>539
いやいや面白い
娘がリュにック魔除けやお札とか入れ出したら違った意味で怖い……
543 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/06 21:51 ID:8NpTvQlM
オマージュさん、乙。
良い話しだ。
その細君とは夫婦喧嘩できませんな。
そういう子供が口がきけるようになった頃、「もう落とさないでね」
とか言ったら、(((゜Д゜)))ガクガクブルブル
さっぱり怖くないが、行くと絶対憑かれる場所でもいいのかな?
太閤道を金竜寺にあがる道に小さな神社ってか社。
蛇神を祭っていて社の周りには常に蛇がいて、絡まって玉になってることもある。
裏が霊場になっていて、下手に入ると憑かれると言われてる。
子供の頃そこで遊んでて、近く土地持ってる爺さんに頭から塩ぶっかけられた。
霊場は不動明王で結界が張ってあるが、爺さんはなんでか知らなかった。
蛇が憑くからと、古くから地に住む人は参らない社だったりする。
ちなみにちゃんと神主がいて休日4時ごろに来て滝に打たれて帰る。
神無になると泊り込みもやってる古いタイプの神主さんで、少々不気味。
知らない登山客が、さい銭あげてるのをたまに見る。
知人の話。
願掛けをして、山の上のお社で百度祓えをした帰り。
緊張感を持続させるべく、大ぶりのナイフを刃剥き出しに持って
夜中の山道を駆け下りていた。
行く先に、人影が見えた。
老人と、女の子が二人。
お社にお参りに行こうとしたが、老人が足を痛めてしまったらしい。
彼はナイフを腰にしまい、老人をおぶった。
真っ暗な夜の山道、木の根やら何やらに足を取られそうになりながら
下山したら、ふもとの辺りでふっと背中が軽くなったらしい。
見渡せば今までついてきた女の子達も居ない。
不思議なこともあるものだ、と首をひねりながら家に帰った。
後日。街中で、車に乗っていた時の事。
信号待ちの女子高生たちが見えた。「風が吹けばなあ…」と思った、
その瞬間に突風が吹き、スカートがいっせいにめくれた。
「もしかしたら、あの老人と女の子達のお礼かもしれない。」
と彼はまじめな顔で語っていた。とっぴんぱらりのぷう。
>>546 実は願掛けの内容が『女子高生のスカートがめくれればいいなぁ』だったりして。
(´-`).。oO(今日は静香ですね )
(´-`).。oO(そうだね... )
(´-`).。oO(そうだよそうだよソースだよ )
554 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/07 23:20 ID:le9ihtdq
>553
(´-`).。oO(年配の方ですね... )
チョオォォォコ、ベェエエエェェ〜
(´-`).。oO(チョトワロタ
)
558 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/07 23:44 ID:khR2aECL
うちの田舎は瀬戸内海に浮かぶ島なのね。
で、小さいながらも一応、山はあるのね、名前は知らないけれど。
昔は3年に一回大甕に酒を一杯入れて山中の祠にささげてたんだって。
何のためかというと・・・大きな蛇がいてそれを飲むんだって。
で、供えて3年後に行くとちゃんと空っぽになってたんだって、ま、みんな
「蒸発してる。」って思ってたらしいけどね、で、ここからが本題。
ある日、農作業をする為に一人のお爺さんが山に登ったそうな。
一生懸命働いたおじいさんはお腹がすいたので昼ごはんを食べたそうな、そして
食後の一服を始めたそうな。なかなか晴れた良い日だったそうな。
で、煙管の灰をポ〜ンと落とした、、、グラリ、、、、。
「ん?地震かの?」
もう一度、残った灰をポ〜ン、、、グラグラグラ、、、、、。
どうやら、腰をかけていたコケだらけの大木は大きな蛇だったそうな。
とっぴんぱらりのぷう
(´-`).。oO(3年も経てば蒸発するかと…)
488さん、話はまだですか?
友人から聞いた話。
田舎の祖父が若い頃、野草探しに入った山奥で、珍しい花を見つけたそうだ。
とても綺麗だったので持ち帰ることにしたが、途中で何故か道に迷ってしまった。
いくら歩いても堂々巡りで山の祠の辺りに出てしまうので、くたびれた祖父は、
祠の前で横になったそうだ。
うとうとするうちに、祖父は奇妙な夢を見た。
夢の中で、祖父は一面の花畑を前にして立っていたそうだ。
妙に見覚えのある地形に不審を抱いて目を凝らすうちに、祖父はここが
自分の村だと気が付いた。
人気のない家々の屋根を覆い尽してあの花が咲乱れていたのだ。
目を覚すと、祖父は大急ぎで道を引返して花を元の場所に戻してきた。
今度は道に迷わなかったそうだ。
(´-`).。oO(聞いた話タソいつもありがとう)
563 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/08 02:50 ID:yqfCqjeg
>>559 (´-`).。oO(その旨の記述はあるかと・・・6行目に。)
564 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/08 03:47 ID:B8N4EPdo
人づてに聞いた話。
Aという奴が子どもの頃、夏休みに祖父の田舎へ行った時の事。
ある日、自由研究の虫捕りをするために山へ入ったそうなんだが、何人かの
山伏みたいな人達が一列になって「迎えにきた迎えにきた」みたいなこと叫び
ながら山を登って行くのを見たんだそうだ。
子供心に気味悪く感じたAは急いで祖父の家に帰って親にその話しをすると、
横で聞いてた祖父が「えらいこっちゃ。ミサキ様に会いおった!」って青ざ
めて、わけがわからないAに酒と塩をぶっかけると近くの神社に連れていっ
たらしい。
これを聞いた俺は漫画の孔雀王にでてくる七人ミサキを思い出したんだが、
あれって本当にある話しだったのかな?
ミサキ様ってヤバイもの?
はぐれはおらんか 迎えに来たぞ
>>564 ヤバイものだよ。連れてかれるとかなんとか。
はぐれはおらんか 迎えに参った
はぐれメタル?
はぐれ刑事
570 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/08 15:17 ID:wka7BURt
Yahooチャットで元ワンゲルの奴から聞いた話。
富士登山中に後ろで悲鳴があがった。
見ると下で知り合ったグループの内2人が落ちたらしい。
助けに行ったものかどうか状況を確認していると
「あははははははははははは」
と耳の後ろで女の笑い声が響いた。
驚いて振り返った瞬間、突風で飛ばされ本人も落ちた。
先に落ちた2人は死亡、本人は骨折だったらしい。
Yahoo元ワンゲル話
八ヶ岳で吹雪に遭い、山小屋に足止めを食っていた。
日が暮れかけた頃山頂の方を見上げると、6つの光の玉が
列をなしてゆっくりと登っていった。
Yahooチャットでよくネカマをやってるおじさんから聞いた話。
山の名前は失念。
霧の中尾根を登っていると、上から数人のグループが下りてきた。
全員俯いて生気がないうえに足元から火花を散らしている。
これはおかしいと感じ、脇によけて目を伏せた。
すれ違う時足元を見たらふわふわ浮いていた。
火花を散らしながら飛んでるってロボット?
火花を散らしてるんじゃなくて
そう見えただけ臭い。山火事なっちゃうよ
自分の話
昨年役場から地籍調査の要請があり、久しぶりにうちの山に入った。
一日がかりで杭打ちを終わり沢を下っていると鹿の角が落ちていた。
立派なものだったので置物かナイフの柄にでもしようと拾い上げた。
角を手に下っていると、
「おー、よか鹿の角ば拾ったねぇ」
という声がした。
見回しても誰もいない。
「ばってん、一本じゃ縁起の悪かばい」
声の主を探してキョロキョロしていると、カランという音がした。
音のした方を見ると、もう一本角が落ちていた。
とりあえず大きな声でお礼を言い、鹿の角2本を手に山を下りた。
九州弁の神様キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
>>564 7人ミサキというのはあるよ。
だけど、この話の場合オサキとも呼ばれるミサキじゃないかな。
簡単に言うと「魔」と呼ばれるような存在。
地方によっては祖霊信仰とごっちゃになっているところもある。
ヒグマ 民家侵入、冷蔵庫内のハム食べる 北海道
7日午前6時40分ごろ、函館市、****さん宅で、
勝手口のガラス戸が破壊され、外の冷蔵庫が倒れているのを妻の○子さんが
発見した。冷蔵庫の外側にはヒグマの足跡(長さ25センチ)が残り、屋外の別の中古の冷蔵庫にも足跡がくっきりと残っていた。
**さんによると、倒れた冷蔵庫の中にあった贈答用のボンレスハムが
なくなっており、ヒグマが食べたらしい。
ボンレスハム……
580 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/08 20:47 ID:zaS4vIUP
熊必死だな。
581 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/08 20:50 ID:eLlf3DXv
以下熊AA禁止↓
冷蔵庫開けたのか…
熊美食家だな。
584 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/08 21:06 ID:gts9YT2Z
\ ∩___∩
. \ | ノ ヽ ちょっ! ちょっと待つクマ!
\ / ● ● |
\| ( _●_) ミ 釣り方間違ってるクマ!!
彡、 |∪| ,/..
ヽ ヽ丿/ /⌒| この吊り方は、やばすぎるクマー!!!
/ \__ノ゙_/ / =====
〈 _ノ ====
\ \_ \
\___) \ ====== (´⌒
\ ___ \__ (´⌒;;(´⌒;;
\___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザ
( ̄ ̄)
( ハ )
( ム )
( へ )
(__)
||
食べたか?美味しかったか??
586 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/08 22:00 ID:AEE+XZ9b
函館市内でも、ヒグマが出るのか、こえー。
もっとも、ウチの畑も猪や鹿のファミレスと化しているが
むしゃくしゃと喰った。
贈答用のハムでもよかった。
まさかこんなことになるとは思わなかった。
588 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/08 22:09 ID:GuM1+pnU
鹿って厚かましいな
道の真ん中でたむろ、クラクションならすと俺の車の前をノロノロ蛇行運転
珍かよ
>>564 確か7人揃っていれば連れてかれる可能性は低いが、
揃っていなかったら連れてかれるって聞いたことがある。
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● | 「はるばる来たで函館クマー」
| ( _●_) ミ
彡、 |∪| 、`\
/ __ ヽノ /´> )
(___) / (_/
| /
| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
確か7人ミサキの人数が減る時は、
その中の誰かが生前に犯した罪と同じ事をされると成仏して人数が減る
って何かに書いてあったような気がする
七人ミサキか…
ぬ〜べ〜のエピソードでトラウマになったなあ…
最後の、悪人二人組みが七人ミサキに加わって去って行くとこが恐くて恐くて…
ぬーベーは怖いよ。トイレの花子さんとか。
見開きであんなの描くなよ…
夜中に読んでて心臓が止まりかけたw
七人ミサキは常に七人。一体が成仏すると
欠員補充するという、マメさがある。
うちの会社も欠員補充してほしいよ…。
会社にまつわる怖い話スレにゴーw
七人御行って書くんだっけ?
残ってる話のディティールからすると、普通に人さらいっぽいよね。
七人御魂。
>>595 見開きのヤツは赤いチャンチャンコでなかったか?
ぬーべー怖杉だろ、普通にw
消防のとき読んで以来トラウマになって怖い系の話全体的に苦手になったぞ
ちょっと久しぶりに読んでみたくなったな・・・y古本屋で全巻まとめ買いしてみようかな
ぬーべーエロ杉だろ、普通にw
厨房のとき読んで以来ヤミツキになってエロい系の話で抜けるようになったぞ
ちょっと久しぶりに抜いてみたくなったな・・・y古本屋で全巻まとめ買いしてみようかな
>>579 10数年前に、ヒグマが冷蔵庫内のビールだかなんだかの
缶を食い破って中身を飲んだとかいう記事があったような
>>576 その後その鹿の角はどうしたんですか?
なんかいいこととかあった?
数年前、東北の方だったかで熊が栗林を荒らしたから射殺された。
死体を解剖したら胃からは栗しか出て来なかった。
その辺りの山林は森林伐採の後に杉だけを植えていたから、雑木林のように
食料となるドングリなどの熊の餌となるものがほとんどなかったらしい。
ちょっと熊タン哀れ……
こういうのは全部人間が悪いんだ
607 :
576:04/07/09 15:51 ID:NhGLJiOz
>>604 よく洗って磨いてPCの隣に飾ってます。
とくにこれといって良いことはないけど悪いことも起きてません。
608 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/09 15:55 ID:MMiYbL6x
>>607 >とくにこれといって良いことはないけど悪いことも起きてません。
ご利益あるのかもね
>605
何故DBのクリリンが出てくるのかと思った私はもうだめぽ
18年ほど前の話だが、友達といつも遊びに行ってた近くの山なんだけど、
当時の俺は一人で「秘密基地」を作っていた。
その山は元々「洞穴」とまでは言えない、「くぼみ」の多い山で、
その中にはよく動物の死骸が落ちていたりした。猫が多かった。
いつもの如く、基地を作る為に山に入った俺は、近道の為に茂みをかき分けて
進んでいた所、見た事の無い場所に出た。
その山は小さい山で、知り尽くしていると思っていた私は、「ココは俺だけ
の場所にしたいなぁ」何て思った。でも結局兄貴にバレてしまった、
「林の中に丸い広場(木が生えてない)所が有って、真ん中に細い木が
一本立ってる」と俺から聞き出した兄貴は、ソコに行こうとしたが、
たどり着けなかったらしい。
兄貴は「穴の横に道なんて無いぞ!」と話していたが、私は3回ほど
「ソコ」に行った事が有り、今でも道を覚えている。
不思議と落ち着く場所で、日が暮れるまでソコでボーっとしていた
記憶が有る。
中学生の頃、その山が切り崩されて、道路が出来るという話を聞き、
「もう一度」との思いから、何度かソコに行こうとしたが、
最後までたどり着く事は出来なかった。目印の洞穴も見つからなかった。
そうゆう穴ってガスがたまってるからボーっとできるよね
613 :
611:04/07/09 18:26 ID:TOeAlRBu
後日談だが、兄貴は祖父にその事を話していたらしい、
「弟が一人で知らない所に行くのは危ない」と言っていたそうだ、
祖父は先祖代々、山地に住む家の人で、「山に悪させんかったら
辺な所に釣れて行かれる事も無いし、聞く限りは心配要らないだろう。」
と話していたそうだ。
兄とは結構、祖父の山で不思議な体験をしたが、私はこの体験も
「不思議」な体験の一つだと思っている。母などは「子供の思い過ごしだ」
などと言うけど、このスレ見てて私も書きたくなりました。
長文失礼しました。
トトロだ!
615 :
611:04/07/09 19:18 ID:ms3xMub/
>>612 叔父さんと同じ事言う人が居るんですね、ちょっと焦りました。
>>614 だったら良かったんですが、、そういうモノには出くわしませんでした。
ぬ〜べ〜は
ある意味、微ロリエロっぽいシーンも多かったな
>>613 後日談と聞いて御実弾を思い浮かべてしまうトリヲタの漏れはもうだめぽ・・・
昔、山の中にある神社によく遊びに行ってた。
ある日、ふとそこのご神木の影を山の上の方から見た。
山の中腹にあって、かなり神社の周辺だけ開けたような感じになってたから、見る事が出来たのだ。
その神社には神主が時折来てたし、普通の神社だとばかり思ってた。
そして俺は見てしまった。影が大きな人の影をしている事を。
しかも、頭のところに角が生えていた事を。
今でもその神社で鬼を見た事は、俺の秘密。
鬼桜みたいなもん?たしかこのスレに出てたよね。
>622
サトリハケーン!!
629 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/11 01:57 ID:/H1OjRNb
山怖も、もうぼちぼち種切れだな。
いやいや、まだまだ続くよ!
631 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/11 03:18 ID:Q1APlKQN
┌─┐
|も.|
|う |
│来│
│ね│
│え .|
│よ .|
バカ ゴルァ │ !!.│ プンプン
└─┤ ◎ ◎
ヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ (`Д´)ノ ( `Д)
| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─□( ヽ┐U
〜 〜  ̄◎ ̄ . ̄◎ ̄  ̄◎ ̄ ◎−>┘◎
632 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/11 04:56 ID:Et40u16Z
小さい頃生まれた場所が田舎だったんで近くに山があった。
そのふもとに森にかこまれた神社があって、たまにそこで一人遊びをしていた。境内の隅にお地蔵さんがあり、おもちゃが三個ほど供え?てあった。
気になって近づいてふと神社のほうを見た。 すると神社の裏から神社ほどの大きさの鬼だったか海坊主だかの頭がこっちをのぞいていた。 あわてて泣きながら家に帰った。
人に話した事ないし幻だったかもしれない…似たような書き込みがあったので書いてみた。 言いようのない不気味さがあった…
いつもいく山があるんだが、一般の登山道の他に獣道みたいな険しい裏道がある。
その道をしばらく登ると6畳ぐらいの小さな小屋が斜面に建っている。
一昨年ぐらいの春だったろうか、その小屋からちょっと行ったところにカモシカの
屍骸の残骸みたいなものを見つけた。
獣脂で地面のそこだけ染みがついていて、その染みを囲むように短い毛が残っていて、
そしてなぜか前足の蹄と思われる黒い塊が二つだけ残っている。
骨が見当たらないなと周囲を探ると、少し離れた斜面に散乱していた。頭蓋があれば
オブジェに持って帰ろうと思ったのだが、見つからなかった。
もしやと思い件の小屋を窓から覗いたら、案の定、カモシカの頭蓋骨が飾られていた。
>632
山だってのに海坊主を連想するんだから、よほど慌てたんだろうね
きっとおとろしが632を脅かそうかと様子を窺ってのさ
狸が多いとこならおおかむろかもしれんね
>632
だからそれはガンダムの頭部の見間違いなんだよ。
ガンダムが見えたということは、おぬしもきっとニュータイプに違いない。
636 :
シャア:04/07/12 00:48 ID:gSTDuJGv
>619 あ、これもガンダムだな。きっと。ガンダムも頭に二本ツノ生えてるし。
夏
厨の季節
日本の夏、厨房の夏。
639 :
歩く霊:04/07/12 07:53 ID:yMGLczct
日本の夏。 禁厨の夏。
勝ち負けの問題か。
で、シャアは勝ったのか、負けたのか。
?…シャアな
ガンヲタキモイ...
普通のサラリーマンですが先月辺りから狂おしいほど山に行きたくなってきてしまい
来週の連休に山へ行く計画を立て宿もとってしまいました。
そして今なんだか部屋の整理もしたくなってきました。
これはやばいのではないか?
と思っていますがどこかでその感覚を客観的にみようとしてる自分がいます。
元々家の家系は山に住んでいた家系なので(苗字も山系)ろくでもない予感がします。
こんなに山に行きたくなったのは生まれてはじめてです。
山に行ってなにをしたいのかも解らんのに山に行きたくなる理由がありません。
気にしすぎかもしれませんがとりあえず後付けの理由で温泉でも入ってくることにしました。
646 :
645:04/07/12 23:07 ID:kv69e7KC
後何故か熊野那智大社にも行かなければならんような気が去年からしています
仕事の都合と遠距離なので結局行っていませんが。
那智大社のある場所は生まれた土地でもあるのでこの点も気になっています。
もしかして順番を間違ってるような気もします。
デンパと思われるかもしれませんが今までこのような非現実的な感覚に囚われたことはありませんでした。
もう駄目なのでしょうか?orz..
なんで草薙の剣スレで?熱田神宮がらみ?
>>647 報告が無い時には…(((( ;゚Д゚)))
>645
でも無性にある行動をしたくなる時ってあるからね 変にきばらず楽しんでこいyo
漏れもたまに山と弁天様に呼ばれまつw
>>645 おれも日曜日、狂ったように奥武蔵の山の方に寺を見にいってしまった。
山歩きはしろーとだから、雨と雷怖かったずら。
ちなみに2ヶ月くらい前に那智にもいった。
どーしても滝が見たくて、狂ったように軽自動車で車中泊30時間の旅w
たぶん、毎日がちょっと息苦しいだけ、俺の場合。
濃い空気が吸いたくなる。
気をつけていってきてね。
>>645 わしも衝動に駆られ、東北に旅したことがある。岩手の遠野とか。
柳田邦男の遠野物語にある、オシラさま信仰に興味を抱いたのも原因の一つだ。
>>653 遠野物語はおもしろいねぇ。何度読んでも飽きない。
ここみたいなスレの原型だね。
山に縁のある家系で急に山に行きたくなったのなら、逆に今の住居の方がやばいのかも。
ご先祖が山に避難しに来るように
>>645 を呼んでいるとか。
…いえ単なる思いつきです。済みません。
狂ったように山に行きたくなって恐山に行ったことがある
>>653あなたもですか、
オイラもなぜか無性に遠野に逝きたくなるときがあります
瀬織津姫が早池峰でオイラを待ってる夢をよく見ます
現在遠野の東の山に巨大風車群を建設中。
完成すれば日本最大規模の風力発電所になるとかで
見に行ったらそれはそれは壮観な眺めで圧倒されてきたのだが
このスレなどを読むとああいう巨大構造物を山の中にいくつも
(計画では四十数基とか)作るってのはどうなのかなあ、と考えさせられた。
別に俺は建設反対派とかではないんだけどね。
なんとなく心配。
何かこう、「呼ばれてる」って感じることがあるな。
と思っていくと死ぬんだよな
最寄の書店まで片道40kmあるような山奥に住んでいたけれど、
一度も「呼ばれた」と感じた事が無い。
山で育つとそういう感情が希薄になるのか?w
>661
その時がまだ来ていないだけかもなー
子供の頃、経験したちょっと不思議だった話。
いつも遊んでた山で、友達といつもより奥の方に探検してみようと
山道をずっと歩いて行った。
いつの間にか道も道だかどうだか分からないような感じになっていたが
まだ日も高く元気にどんどん歩いて行った。
しばらくいくと急に開けた場所に出て、そこにすっかり灰色になった
古い大きな鳥居があった。こんなとこに神社でもあるのかと思いながら
その鳥居をくぐってしばらく進むとその先に小さな祠とその祠の
後ろには巨大な滝が。嬉しくなって友達とその滝の傍で遊んだ。
後日、その滝にもう一度行こうとしたがそれ以後たどり着けない。
というか、そんな滝があるならそれなりの川があってもいいのに
そんな川すら無いんだよなぁ。
その山に滝があることは近所の人も誰も知らなかったし。
>>665 マヨヒガですな。茶碗のひとつも持って帰っていれば今頃大金持ちに・・・
いやでも祠から持ってきたんじゃなんか逆に祟られそうかな?
ところでスレ違いかもしれませんが、面白いサイトを見つけました
林業に対する誤解と、誤解したまま展開されるエコロジー論が山をダメにしていく
ってな話が載ってるんでいちおう「山にまつわる怖い話」ってことで…
きこりのホームページ
http://webclub.kcom.ne.jp/ma/yamasho/
>>661 その感じなんかわかる。
私も山が日常になってるから。
でも吉野から熊野にかけては
他の山系にはない、特別な感情があるなあ。
かつて、チベットかヒンズークシュのどっかに
行きたいななどと思っていたら
偶然に知人からチベットに行く話がもちかけられて
まんまと行けてしまった。
そういう時機っていうものは確かにあるかもね。
大規模な住宅団地の後ろに有る山で、
ハイキングコースからかなり離れたところで茸を獲っていた時のこと。
ふいに前方の薮が激しくざわめいたので、
獣かと護身用の棒を握りしめその場所を見据えると、
白い影が薮を掻きわけ現われた。
見ればなんと全裸の女。
腰を抜かさんばかりに驚いたが、
相手も小さくあっと声を出しただけで凍り付いている。
その様子を見てこれは怪異ではなく、生身の人間がそこに居るのだと判った。
両足にスニーカーだけ履いている、二十歳になるかならないかの少女だった。
私が腰を抜かした姿勢のまま動かずに話し掛けたのがよかったのか
少女はわずかに落ち着き、観念もしたようで少しだけ事情を語った。
極度に内気な性格から友達と共有することも出来ず、勿論解消させる相手も居ない、
自分のエッチでナルシスティックな衝動を、自らの裸体を屋外の空気に晒すこと、
誰も来ないはずの林の奥を全裸で歩き回ること、そんな自分自身に萌えることで
満足させようと度々このようにしてきたらしい、
と理解した。
私の方から先にその場を去ったが、なかば冗談で少し離れた位置から
来週また来るがカメラを持ってきたら写真を撮ってあげる。
こんなことを言った私が怖かった。
次の週、前回と同じポイントで茸を獲っていると、
その少女は本当に現われた、カメラを持って。
お互いある程度の間隔をおいて立ちすくむようにしている、
少女はおそらく学校指定であろうジャージの上下姿だった。
準備をする、と微かに喋るとカメラを地面に置き薮を掻きわけ姿を消した。
そのカメラを手に採り呆然としていると、
再び薮が大きくざわめき、変身したその少女が現われた。
まさに変身だった。
ファンタジーアニメやゲームによく出てくる女戦士の格好。
半裸というよりももっと露出の多い、紐のような胸当てとボトムに
身体を隠すには全く無意味な装飾品で構成された衣装を見に付けていた。
少女は隠れコスプレマニアだった。
しかし多用されるフリル、恥丘を完全に覆い隠すことも出来ない程浅いボトム。
更に両脚の間に有るべき布が無く、代わりにほんの小さな傘、
というか皿ネジを大きくした物の柄を差し込んでいた。
自分の感性のみでデザインしたのであろう、
男の私の萌のポイントを微妙に外す具合が怖かった。
その後が激しく気になるZE
672 :
661:04/07/14 01:15 ID:AJSDQwMl
同化もしてないし多分まだ生きてるw
山奥に住んでた頃、よく都会(←比較的w)の奴が遊びに来てた。
自販機すらろくろく無いようなところで、夏場は虫の多さに、
冬場はあまりの寒さに戦慄してたけど。
生活に山成分が足りないと、補給したくなるのかもしれないね。
673 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/14 01:29 ID:07i7y5O2
>>645さん、魂が甦りを求めているのかも。
俺が初めて、熊野大社にお参りしたときも、ちょっと面白い経緯でした。
俺も和歌山の出身だけど、実家は那智熊野からは、かなり遠い。
大学生のとき、悩みがあった俺は、東京から帰省ついでに、大阪のとある
占い師に手相を見てもらったのです。
いろいろアドバイスを受けたあと、占い師さん曰く、「あなたは熊野の神様
がここへ導いてくれたのよ。だから、出来るだけ早く、お礼にお参りに行き
なさい」
その後、実家に帰省して、三日も経たないうちに、父が突然「一回、熊野神社
に行こうか。。」と言い出したのです。ちなみに父は無神論者で、地元では
有名な共産主義者で、それまでそんなことを言ったことは一度もない。
結局、手相師に会って一週間以内に、親父の車で、熊野三山を巡ることが
出来ました。
これ、実話です。神様に畏れ多くて、ネタなんか書けませんよね。。
行きたいと思ったら行くべきだ
675 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/14 01:40 ID:5JexLa0n
ええ話や
676 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/14 01:42 ID:c7hbdX2m
裏山に熊が出た。実に40年ぶり。
りんご農家が色気を出してミツバチの箱を置いておいたのがいけなかった
らしい。箱は全壊していた。
熊は本当にプーさんのように蜂蜜を食うのだと初めて知った。
近所の小学生も普通に遊ぶような山なので、すぐに注意喚起の立札が立て
られた。「ラジオ等携帯して事故の防止につとめてください」だと。
でも、あるお馬鹿な子供は、「何故ラジオなのか」を考えずに、MDウォーク
マンを持って山に遊びにいったらしい。お前にだけ音が聞こえていても意味
ないじゃん。
>>668 露出女だな。
いいなぁ。運が良すぎ。
おまいにはきっと利益があるぞw
678 :
もぐら:04/07/14 04:21 ID:fZ5kCx8y
消防低学年の頃(かな?)山奥で育ったオイラですが
その日も飼い犬の散歩に出発
『よし今日はオマエの好きな所に行こう』なんつって綱外して
犬(ポチ)の自由を尊重ツア−に ポチの後をてくてく歩きつつ…
どのくらい歩ったんでしょう…
気が付いたらナウシカのラストシーンばりの金色ススキ野原!!
『こんな所初めて知った!でかしたポチ!』
と散々(一人&一匹で)遊びまくって陽も暮れて帰ってきたんですが
二度と行けなかったなぁ…ナウシカ野原…ポチも連れてってくんなかった…
親も『そんな場所この辺にあったっけ?』って
似た様な話よく聞きますので自分も綴りました、長文失礼しました
一回 わけてもらっただけでもありがたいと思え。
たぶんオレらは知らない いっちゃいけないような
彼らしか知らないような特別なトコだったんだよ。
・・・ポチくん キミも楽しかったんなら
ケチらんともっぺんくらい。ね?
ファンタジック
いいわあ
山にまつわるエロい話 もっと聞きたい
>667
チベットやヒンズークシュのどっかに行きたいなんて思うような人には
チベットへ行く話しを突然持ちかけるような友人がいるものなのだろう、
なんて思ってしまった。
でもそれが機であることに違いはない、なんて自分でも何を言ってるんだか。。
随分前に何かで読んだけど、山に行くと開放感からハイになってしまって、
一時的に強い錯乱状態になってしまう人がいるそうだ。
ある人が山を登っていると、頂上側から女の人が走るように降りてきた、
『ナイフを持った男に追われている、助けて欲しい』
という、うしろを見ると、
遠くから上半身裸の男がこちらの様子を伺っているのが見えた。
慌てて下山しようと山を下り始めたが、しばらくその男は後を付いてくる。
道が大分平坦になった辺りに着くと、突然その男が奇声をあげて駆け寄ってきた、
と思ったら、横を通り抜けて、そのまま走り去っていったという話。
怪異も怖いが、やっぱり生きてる人間の怖さは一味違うな。
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
> 一時的に強い錯乱状態になってしまう人がいるそうだ。
・・・君ねぇ 年間どれぐらいの人数が山に上ると思ってんだ キータコトネーヨw
山で一時的に強い錯乱状態になるのではなく
錯乱状態の人が一時的に山に来てたんだろうな
>>669 相手の格好を想像したら確かにゾッとしますた。
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
昔、家の近所の山に粗末な山小屋があって、そこにオナガさんって人が住んでいた。
めったに山から降りてこなくて、なんの仕事をしていたのか分からない。
オナガっていうのもどんな字か知らないし、もしかしたらオオナガだったかもしれない。
俺と友だちで、オナガさんの山小屋に遊びに行ったことがある。
その時、俺は「どうしてこんなところに住んでいるのか?」って意味のことを聞いた。
その時の話がスゲエ怖くて、しばらくは夜一人で寝れなかった。
オナガさんは、ちょっと前まで普通の家に住んでた。
家はちょっとした山持ちで、代々受け継いだ山がいくつかある。
そのうちの一つに、妙な言い伝えがあった。
「その山で鏡を見てはいけない」
いかにも、いわくありげな口伝だったが、
オナガさんは親父さんや山守をしている飯橋のじいさんに聞いたらしい。
ある時、その山の奥で木を切ることになって、
飯橋じいさんの孫でトシカズって人が、そこまで道を通すことになった。
土建屋で借りて来たパワーショベルで山を切り開いて道にしていく。
その日、オナガさんは作業の様子を見に行った。
ちょうど例の山に差し掛かっていたらしい。
パワーショベルに乗っていたトシカズさんが、急に作業の手を止めた。
怪訝な顔でバックミラーを覗いている。
「…どないした?」
オナガさんが近付くと、トシカズさんはミラーを指差して言った。
「や、ここにね、何か変なモンが写っとるんですよ」
オナガさんがミラーを見ると、自分とトシカズさんの背後にポツンと白い点があった。
ジッと見つめいていると、僅かに動いている。
振り向いたが、近くにそんなモノは見当たらない。
「さっきから、ちょっとずつ近付いとるみたいなんですわ…」
気味が悪かったので、その日はそこで作業を切り上げ、二人で飲みに行った。
その日から、トシカズさんの様子がおかしくなった。
あきらかに何かに怯えている。
オナガさんも気付いていた。
家でも外でも、鏡を覗くたびに背後に見える白い点。
「あいつどんどん近付いてくるんですわ」
近付くにつれ、オナガさんにもソイツの姿がハッキリと見えてきた。
胎児のように白い皮膚、短い手足。
丸い頭には、切り裂いたかのように大きな口だけがついている。
見ためは人の口。まったく血の気のない白い唇がしっかりと閉じられている。
トシカズさんは、もう作業ができないくらい精神的に参っていた。
「もう、すぐ後ろにおる…」
数日後、トシカズさんが閉じ篭った自宅の部屋で死んでいるのが見つかった。
後頭部に一口大の穴が開いていて、脳みそが全部無くなっていた。
「トシカズはあいつにやられたんや。あいつがおるのは鏡の中だけやない。
ガラスや光る物にも写る。見るたびにどんどん近付いてくる…」
「せやから、俺はこんな山小屋に住んでいるんや」
山小屋には、ガラスや光沢のある金物など、何かが写り込むようなものは何もなかった。
「…それでも、時々水面とかを見てしまうことがある。俺、もう半分食われとるんや。
こないだ、とうとう口を開けよった。米粒みたいな歯がびっしり並んどったわ」
そう言ってオナガさんは腕まくりをして見せた。
手首の辺りに、細かい点の並んだ歯型があった。
それからしばらくして、オナガさんが死んだ、と聞いた。
死に様は分からなかった。
寝れない夜が、またしばらく続いた。
>>689 ハングドマン?
マン・イン・ザ・ミラー?
693 :
683:04/07/15 01:05 ID:0YmXeuUW
>>685 うん、俺も読んだ時に、開放感はともかくそんな錯乱する奴はいねえと思ったよ。
多分
>>686が正しい。w
まあ俺もあの話に似たような体験があるのだが、
俺は昔、小学生の頃ボーイスカウトの幼年部、カブスカウトというのに入っていたのだけど、
夏休みに2泊3日で自然の家という宿泊施設に泊まりに行くイベントがあった。
それは一日中山にハイキングしに行くというガキの時分には酷く面倒な事をずっとやらされたのだけど、
1班6人くらいで山道を歩いていた時、結構な急勾配の山側から
ブリーフ一枚のオヤジが駆け下りて来たのを見たことがある。w
そのオヤジとは10mくらいは離れてたと思うけど、こわばったように無表情だったのが印象深かった。
山での怪異沙汰にはついに遭遇した事がなかったが、事故とか事件は結構多かったなあ。
696 :
山盛るだ:04/07/15 15:51 ID:n0G8mJbA
山深い林業の町に暮らしています。
面白い地元誌の記事・手記からの抜粋をちょこちょこウプしたいと思います。
(具体的な地名等はこちらで編集させていただきまつ)
手記1−1
前回、見慣れない物、という投稿がございましたが私の体験もそれに類するのでしょうか?
平成7年の秋も深まった暮れに私は普段は踏み入れない○○山を2つ越えた山に茸採りに出かけました。
そこは広域林道の整備された山の裏筋にあたる西側の場所でカラマツ林になっています。
下草は芝生のような背の低い草が生えている程度です。
私はそこでショウゲンジなどの茸を探していましたが
そこでふとカラスの屍骸を見つけました。別に珍しくもないのですが不思議な事に
バラバラとカラスの羽が散乱するあたりの下草が丸く枯れているのです。
続く
697 :
山盛るだ:04/07/15 15:54 ID:n0G8mJbA
手記1−2
大きさは2m程度の範囲でしょうか。円形にそこだけが茶色く変色しその中央に屍骸があるという感じでした。
(人もめったに立ち入らない山深い場所で農薬でも使ったのでしょうか?)
更にその近くで見慣れないキノコ?を見つけました。
それは茶色く干からびた脳、といった感じのもので大きさは10センチから20センチ程度
半分下草に覆われた状態でシャグマアミガサタケにも良く似ていますが柄がありません。
ひっくり返すと中身は空洞で乳白色でパサパサと脆く、キノコとも違うムッとした異臭がしました。
目を凝らすと周囲にも同じキノコ?が生えておりふとみると足で一つ踏み潰しており
恥ずかしながら思わず飛び退いたのを覚えております。
長年山に入っておりますがこのような種類のものは見たことがありませんでした。
その後しばらくこの体験は忘れていたのですが
○○山の話題を聞き投稿させて頂きました。
以上が地元誌(10頁程度の白黒印刷地元情報誌)のかいつまんだ内容です。
(今年のキノコ自慢みたいな記事に紛れていた)
折をみて面白そうなのをUPします。
>>695 「もっけ」という漫画の「オクリイヌ」の話を読むといいよ
(多分1巻だったと思う)
>686タソ期待してまつyo
そうだね、期待して待つよ、sage
>>697 ノウタケかと
汁にするとダシがでて(゚д゚)ウマ-
>>688-689 似たような?経験があるんでちょっと書いてみるわ。
夏に山登りしてて、途中で雨が降ってきた。
合羽とか持ってきてなかったんで、どうしようかと思ったんだけど
ちょっと手前に、山小屋っちゅーかあばら屋みたいなのがあったなぁ〜
って思いだして、そっこー引き返した。
あった。
道のそばにワリと新しめの小屋が、崖へ張り出すように建てられていた。
とりあえず軒先借りようとしたんだけど
屋根があんまり出っ張ってなくて、降り込んでくる雨で濡れてしまう。
とっさにサッシのドアを引っ張ると開いた。んで中に入った。
ガランとして殺風景な感じで、空気が埃っぽかった。
隅の方に低い棚があって、工具や木切れや段ボールなんかが置いてあった。
殺虫剤みたいな臭いがして、それと埃っぽいのでイヤーな気分になったけど
しょうがないんで、床に直接座った。
そのまま、雨やまねーかな〜って考えながら
ドアに背を向けて窓から外をぼんやり見てた。
気が付くと、窓の隅に女の子が顔がのぞいていた。
中学生くらい?目が大きくて色白で日本人形をバタ臭くしたような顔だった。
ベッキーが前髪揃えてる感じかな?ちょっと違うな。まあいいや。
とにかくその偽ベッキーがこっちを見てる。
なんだよ、小屋に入りたいのかよ、なーんて思ってドアの方を指差した。
すると、こっちを向いたままの顔がスーっと窓枠の下側にそって横に動いて
そのまま、向こう側に姿を消した。
その動きに、なんか凄い違和感を感じた。
窓の外を歩くにしたって、フツーこっち向いたまま横に歩くか?
それに頭がぜんぜん上下に動かないで、なにか滑るような感じだった。
と、そこで気がついた。
窓の外に人がいるはずがない。
その小屋は崖に張り出すように建てられている。
だから、ドアの反対側にある窓の外はやっぱり崖だ。
人が立って歩けるような場所じゃない。
ギッ・・・
背後でサッシのドアが開く音がして、とっさに立ち上がった。
振り向きたいんだけど、怖くてできない。
窓の方を向いて目だけで後ろを見ようとしたけど
自分の肩までしか見えない。
スス・・っていうかカサカサ・・っていうか
とにかく人の足音じゃない、大きな虫が這うような音が近寄ってきた。
もうガクブルなんだけど、震えるばっかで一歩も動けない。声もでない。
音は足元まできて止まった。
「 … … … 」
小さな声が聞こえたような気がした次の瞬間、ふくらはぎを何かに噛まれた。
(その日は半パン姿で、ふくらはぎは剥き出しだった。)
「!!?*@*っpっt¥=!$%!?!!」
ワケの分からない叫び声を上げて、噛まれた足をメチャクチャに振り回した。
サッカーボールくらいの何かが、後ろに向かって放り出されたような感覚。
振り向くのも怖いし、かといってこのまま小屋にいるのはもっと怖い。
だから、片足を後ろに蹴りだしながら、けんけんで後ずさりしてドアに向かった。
今考えるとスゲエみっともない格好だけど、その時は必死だったんだ。
やっとドアに辿り着くと、思いっきり片足ジャンプして外に出た。
道に出た時転んだけど、すぐに起き上がるとダッシュで山道を下った。
ふもとの駐車場みたいなところでやっと止まると、さっき噛まれたふくらはぎを見た。
ノコギリの歯を押し当てたみたいに小さな穴がいくつも開いている。
それが歯形みたいに並んでた。
下山してすぐに医者に行った。
一応、化膿止めもらって塗ってたけど、傷はすぐに直った。
今は何ともない。
コエー んが脳内変換して>705が固まったまま小狸がカプカプしてる図を想像してなごんだw
708 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/16 00:07 ID:Th1FI3rh
頭だけのベッキーが噛み付いたのか・・・
飛頭蛮ってやつか?
>>705 まあ、慌てて動いたからビックリした動物が噛み付いたのだろうな。w
でも、野生の動物とか見慣れてないから、実際見て焦るというのはあるな。
キャンプ場で生ゴミを荒らしていた猿とか、
山道を歩いてて突然出てきたイノシシとか、結構焦る。
確かに小動物が恐る恐る
>>705に近づいてるとこ想像するとかわいい。
712 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/16 00:51 ID:RGaRLuLk
つーか変わりやすい山の天気知っててカッパとかポンチョ持っていかないのが
腑に落ちない。普通ありえないだろ?
漏れが餓鬼の頃は近くの山逝くのにそんなもんもっていかんかったよ
朝から雨でもない限り山師のとっつあん達もカッパきてるの見た事ナカータ
714 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/16 01:45 ID:fGq+u759
もう二十数年前の幼少のころの話。
当時近所のお兄さんが夏になるとかぶとやクワガタ採取のため
午前三時ころに迎えにきて、裏山に入っていた。
明け方たまにポインターを連れた猟銃を持ったちょっとおかしな人と
遭遇。
おっさんから逃げる為、お兄さんが、「あっ、はとだ」と言ったあと
ダッシュで逃げた思いであり。
未だに百一匹ワンちゃんがトラウマと夢で山から何かが追いかけてきて
必死に玄関を閉める夢を見る。
今は開発され、道路になったが・・。
最近、運動不足でお腹がたるんでしまい、少し運動しなければと思っていた矢先のこと。
そのとき唐突に近くにある山に登りたくなった、今まで生きてきてそんなこと思ったこと無かったのに。
家族からは「唐突過ぎる」「近くのジムに行け」といわれながらも決行、とたん土砂降りに。
こんなことがすでに三回起きている、普段の休みには雨なんて降らないのに山に行こうと
すると雨、それも決まって行こうと思った日。
ちなみに今日も午前中だけ雨。
まだ・・・その山には登っていない。
雨男指数が高い人ですな。
ゴルフやハイキングなどで仲間内から「あいつが来ると雨が降る」と
囁かれるタイプです。
おそらく前世は雨フラシではないかと……
>>715 うちの市に来てくれませんか?雨雲と一緒に。
718 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/16 11:40 ID:XayMsK82
>>703〜706
みんなちょっと待て!そんでそのニセベッキーはどうなったのよ??
窓の外に見えたんでそ?
ベッキーみたいな顔の小動物タソがいるんですか?w
諸星大二郎のマンガみたいで非常にコワイよ〜。・゚・(ノД`)・゚・
諸星大二郎が書いたベッキーの似顔絵を想像すると、かなり怖いな
721 :
山盛るだ:04/07/16 13:45 ID:zpqSAo2c
改めて読み返すとあまり「恐い」と言うものは無く「山の怪異」という
雰囲気のものでてスレ汚しかもしれないのですがもう一つ。
手記2−1
「たまし」の炎
昭和最後の年、息子夫婦の帰省の時の話です。
混雑する列車と夜行バスに揺られ町の駅についたのは夜も11時を回った頃でした。
町の知り合いのタクシーの運転手にお願いをし迎えに行って頂きました。
息子夫婦の到着した駅からはタクシーで峠を越えて40分ほどかかります。
運転手さんを含む3人は真っ暗な山道を進みました。
途中、細い川にかかる橋の袂で息子は不思議なものを目にします。
それはオレンジ色に揺れる「炎」でした。
まるでキャンプファイヤーのようなゴウゴウとした炎が川沿いに揺らめいていたそうです。
「こんな時間に誰か焚き火でもやっているのか?それとも山火事か?」
タクシーを橋の欄干に停め「気味が悪い」という妻を残して運転手さんと2人で
欄干から30メートルほど離れたところに揺れる炎を観察しました。
炎の高さは身の丈ぐらいあったと言います。
722 :
山盛るだ:04/07/16 13:50 ID:zpqSAo2c
手記2−2
しかし目を凝らしても火の番をしていると思われる人もおりません。
(焚き火には付き物の火の粉も舞っていなかったそうです。)
山火事なら無線で連絡をしなければならないと2人は車に戻ろうとしました。
すると突然炎はスゥーと横に動きフッとかき消すように消えたそうです。
3人はが家に戻った時「狐火を見た!!」とかなり青ざめた様子でした。
その話を翌日町外れの薬屋のおじいさんにすると(50年以上ここで商売をしている)
「その炎はどんな色だった?」と聞いたそうです
息子夫婦は丁度その箱のような・・とオレンジ色のカゼ薬のパッケージを指差しました。
「あぁ、だったらそれは、たまし(魂?)の炎だ。狐火は青い。」とさらりと答えたそうです。
そしてその炎を見たあたりの話をしてくれたそうです。
なんでも昔から落人伝説等の曰くのある土地柄で
昔から現代に至るまでいろいろな怪異を体験した人が多いのだそうです。
>>721 よく読んだら「昭和最後の年」なんだけど、
なんとなくノスタルジックな語り始めの雰囲気がいいですね。
昭和も遠くなりましたね。
>>721,722
分かりやすい幽霊話よりこういう自然現象なんだか超自然現象なんだか
曖昧な不思議な話のほうが、おいらは好き。まだあったらよろしく。
725 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/16 20:55 ID:Hna+X5jL
来週、ワンダーフォーゲル部の合宿として穂高に一週間逝ってくるのですが、
何か気をつけることはありますか?
・・いや、滑落とか実際のアレ以外にも・・・幽霊とか・・
>>725 ゴミを持ち帰る。
高山植物は採らない。
ものをなくしたら性器を出して探すと見つかる(振りながら探すとという人もいる。)
727 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/16 21:06 ID:XvJF5Spa
山の神は女性だから、男性器を喜ぶのだと聞いたが?
山ノ神=女性、なので自分の奥さんのことを「山ノ神」
と言ったり、大峰山などが女人禁制を解いていないのだそうだ。
729 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/16 21:29 ID:f0t1CMdC
>>714 ディズニーのアレはポインター(イギリスまたはドイツ原産)ではなくて
ダルメシアン(ユーゴスラビア原産)なので、これからは安心してご鑑賞ください。
八坂えりこってなんなのさ
>>726 >ものをなくしたら性器を出して探すと見つかる(振りながら探すとという人もいる。)
あ、それ水木先生の妖怪本で読んだことある。
733 :
通りすがり:04/07/16 23:09 ID:yyIe6sE2
面白い、それでいてなんか田舎を思い出させる話がおおいですねぇ。
東京暮しが長く、子供、学生の頃の感覚というか、田舎の感覚が薄れていってたが、
初めてこのスレみて、急に懐かしい昔を思い出した。
何で、いい話し見たついでに私も何個か話をしましょう。
不思議な体験もあるが、その前にひとつ、このスレとは関係ない話し。今の政治家に一言。
四国の愛媛が母の実家。もろ山のなか。今は悲しいかな、昔は全域川の水がそのまま飲めるような
場所だったんだけど、今は人のこない遊歩道とか、洗剤垂れ流しの場所がおおくなった。
道路族議員はマジで神聖な山の神の天罰を受けれって感じ。
ちなみにそこで子供の頃、虫取りをしてた時、「昔とんぼ」を見つけた。本当に。
その頃、図鑑なんかを読みあさってて、昔とんぼは四国にはいないって知ってたから、びっくりした。
不思議な話はまた今度。ちょっとこのスレ見てる。
734 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/16 23:15 ID:9n4yOT0q
ああ、田舎に道路が出来たりすると「得る事は失う事」を実感するよね。
ハイ!しませ〜ん
>>734 オレの家の前の道も去年まで砂利道だったんだが、今年になっていざ舗装されたらなんか味気なくなってしまってねえ…
家もど田舎の山の中の、ほとんど交通量のない場所に、立派な二車線の道路が長々とできました。
すぐ隣りに、ちっちゃいけどちゃんとした道があるのに。
血税の無駄遣い
恐ろしい
オフロードバイクに乗ってたころ、道路が舗装されるのが悲しかった
誰か道路族頃してくれ
景観破壊されまくりだよまったく
投票に行かない40%近い人間も悪いんだけどね・・・
血税は国債と言う名の借金で、未来に脈々と残され、にっちもさっちも行かなくなるのが来年・・・
みんなお金は逃がした方が良いよ。アフリカ並の日本の銀行に預けてる場合じゃない。
スレと関係ないけど。
でも民家もほとんどないような凄い山ばっかの所に、道路だけ立派なのがガンガン出来てるのは、凄い違和感ある・・・・
地元民も、イラネ・・・・と言ってるし。
新ネタが到着するまで、マターリ待っていよう。
前スレのどれかにあった話だと思ったけど、この話が薄気味悪かった。
山で道を見失って、何日か捜索されたうえ、発見された人がインタビュー
されて、「山の中で、女性に会った」という。
街中で見るようなごく普通の格好で、こちらに話しかけるでもなく通り
過ぎた、とのこと。数年まえの話とのことなので、古くとも平成に入って
からのことかと思う。
>>741 山の話集めるとそういう話よく出てくるよね。
柳田邦男の本の中にも似たようなあったかも。
山の神様?(w
>山の神様?(w
俺もそう思ったんです。山の神様は女性だと、上のレスで出て来るし。
柳田邦男の「山の人生」で出て来そうな話ですよね。
俺の亡くなったおじいちゃんも、ド田舎で鉄砲打ちでした。山の不思議
な話、何か聞いておけばよかったな。こんど母に、いろいろ聞いてみよう。
744 :
741:04/07/17 02:24 ID:G8s37d/p
「柳田國男」が正しいみたいですね。。
浅間様とか此花サクヤとか山の神様だよね
神様は、上位にいくほど大きいらしいね
最近このすれ発見して、やっと全部読みきりました。
怖い話っていうより、昔話を聞くような懐かしい感じになりますね。
自分もあまり怖い話でもないけど一つ。
俺の祖父母は九州にあるかなり田舎の山の麓に住んでいるんだけど、
深夜に外からすーはーすーはーって、2人が目を覚ますほど激しい獣の息遣いが、2枚の引き戸を通して聞こえてきたらしい。
二人とも何十年も牛やらヤギやら飼ってて、猪なんかともよく遭遇するけど、それらとはぜんぜん違う迫力だったと。
その獣が部屋の中をうかがうように留まってた為、じいちゃんが見に行こうとしたが、
普段から第6感の強いばあちゃんが、これは絶対普通じゃないからって懇願するようにしてとめたらしい。
次の日の朝確認しても足跡とかなにもなかったらしいけどね。
一応九州には熊はいないはずなので、思い当たる動物がいないそうです。
小泉が首相を続ける限り、無駄な公共事業は無くなるよ。
748 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/17 11:03 ID:CKN67mJR
あぁ、なんかこのスレみてたら思い出したのでありがちな話を一つ。
自分の親父の実家はかなりの山奥なんです。
それでですね、あるときじいちゃん(まだ生きてる)が山に入って
祠かなにかの木を刈っちゃったんです。それでですね、その木が
どうやらご神木だったようで、じいちゃん山から帰ってきたら
突然どっちか忘れたけど片足が痛みだしたんです。
例の如く病院に行っても原因不明。ばあちゃんがきっとご神木を切り倒した
からだっていうけどじいちゃん聞く耳持たず。それで仕方なくばあちゃんが
その祠にお神酒とお供え物をして許して下さいって祈ったそうな。
それで帰ったら足の痛みは引いてたとさ。
山の神様は優しいんですね。
752 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/17 19:14 ID:aR+Jy2U5
他人の山の木、
勝手に切っちゃ法に触れるよ。
無粋なマジレススマン。
753 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/17 21:24 ID:f+/iUVUN
↑
関係無い事書かないの(´▽`*)
最近、雷鳥さんとか炭焼きじいさんとか聞いた話さんとか来ないな〜
夏休みなのか?ちょっと寂しい。
村の下の田んぼに仕掛けた猪の檻に熊がかかってたそうで、今夜 村の男衆は
熊鍋を肴に酒宴を楽しんでまつ。
ゴムを噛んでるみたいで旨くないと言っとたが、そりゃしごしたばかりじゃ
どげな肉だって旨くないんじゃないかと…。w
「昔は狸や狢を鍋にして喰っとった」そうで、狸と狢って同じもんだと思ってたが
うちのだんな曰く、狸と狢は違うらしい。
どう違うのか訊いてみたが、ダンナもよう説明出来んみたい。
狸と狢の違いって何だな???
mujinaと言えばsobaman!
>757
うわぁ、ありがとうございます。
実は、最近うちげの裏に狸が姿を見せるようになったんですが、紹介されたサイトで
見ると、顔はもろ狸(白い部分なぞなく)なんだけど 尻尾の具合はハクビシン。
(スラリと長い尻尾が印象的だった)ウーン、混血ってアリ?
炭焼き爺さんの昔話
たまーにじゃが赤い月が出ることがある。
たいてい山に近いところの月が赤くなるんじゃがな。
そんな時は夜の山には入っちゃならん。
ワシの親父はよう言うとった。
赤月の日は山の神様がいない日じゃと。
山神様のいない夜は人を喰うあやかしがよう出るとな。
ワシは赤月の夜、山の中を走り回る笑い声を聞いたことがあるわ。
炭焼き爺さんの昔話
ある日ボロボロの服を着た中年の男が大きい犬の死体を担いでやってきおった。
中年の男は犬の死体を乱暴に釜の前に下ろしてな、死体を焼いてくれと言う。
火葬場じゃないと怒鳴りつけたらな、やつは舌打ちをしおった。
ワシはカチンときてな、奴と怒鳴りあいになった。
そしたら奴はだんだん泣き顔になってな、ぎゃあぎゃあ泣き出しおった。
で、奴はな「夜になると生き返るんじゃ」と言ったんじゃ。
ワシはぎょっとしてな、犬を見おったら目が開いておる。
じゃが体はどう見たって死んどる。息だってしとらん。
最初から開いておったかもしれんがの、目はまるで生きているようじゃった。
ワシが固まっているとな、奴は死体を背負って泣きながら帰っていきおった。
気味の悪い出来事じゃったな。
狸、可愛い・・・
>>754 期待してもらってありがとうございます。
仕事が忙しくて最近書き込めません。
次回は爺さんの話ではなく、付き合いのある役場の課長さんの話の予定です。
>>760 お疲れ様です、そしてコワー
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
お久しゅうございます。雷鳥です。
・・・えー、この一週間、ちょっと洒落にならない目に会っていたものでして。
いや、他の人から見たら大した事じゃないのかもしれませんが。
小ネタとは言え、マジで夜、碌に眠れなかった。(泣)
変に怖い話、奇妙な話をよく知っているもので、どうしても悪い方に連想して
しまうんですよねぇ。
怪談を聞き集めるのは好きなのですが、自分がその体験者になってしまうと、
はっきり言ってそれ所ではなくなることを実感いたしました。
怖い話なんてものじゃなくて、自分の勘違い・・・だと思いたいよなぁ。
今週は何も起こらなかったので、解決はしたのでしょう・・・多分。
えらく疲れました。
文章にまとめる気力が湧いたら、明日以降書き込みますです。
それでは、オヤスミナサイ。
765 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/18 04:33 ID:vgOzYWR4
おお!
小さい事でも大歓迎!
楽しみにしてます!
雷鳥さん、体調不良でしたらあまり無理なさらないでね。
雷鳥さんそういうネタで居なくなったりしたら
承知しないよ(ハアト
768 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/18 09:06 ID:0XfDn+VH
>>688-689 ツルテカ液晶だけはヤメとけ。
ちょっと前の話になるが、
夜中自室で間接照明だけ灯けてネットをやっていたら
なんか液晶にデブオタヒッキーのような人の顔が映り込んでたんだ。
オレは独り暮らしだし「アレッ?」と思って振り返ると誰もいない。
画面に目を戻すとやっぱりデブオタヒッキーが映り込んでる。
表情まではわからなかったが絶対デブオタヒッキーの顔だったと断言出来る程はっきり写り込んでた。
「こりゃヤベェな…」と思い取りあえず液晶パネルの角度を少し上向きにしたが、やっぱり写ってる。
俺が右手をあげると、液晶の中のデブオタも向かって右側の手をあげる。
俺がニヤリとしてみせると、そいつも寸分たがわぬタイミングでニヤリとする。
恐ろしくなって液晶を閉じたよ。
そのツルテカ液晶ノートはソッコー手離して非光沢液晶ノートに買い換えた。
ツルテカ液晶だけはヤメとけ
↑この話と似てませんか
>>769 それは自分の顔が反射して写っていただけでは。と素でレスをつけてみる。
ΩΩ Ω ナ、ナンダッテー
>>760
ある日ロボロボの服を着た中年の男が大きい犬の死体を担いでやってきおった。
あっ、これ新しいモビルスーツのことだな。 ロボロボ。
連邦軍め!また新しいモビルスーツを造りおって!
夏ですから
>>774 なんというか、かなりガンダムに造詣のあるオカルティストですね。
きっと日常茶飯事にガンダムの存在を感じることが出来る方なのでしょう。
と、自作自演してみる癌ヲタ。
末期癌はモルヒネを使って疼痛ケアをすることも考慮するべきであると思います。
すい臓がんはグリベック!
では、雷鳥さんがいらっしゃるまでの間、ささやかながら小話を。
これは先輩から聞いた話ですが、その方、いわゆる、話をつくるのが上手い方。
本当かどうかはさておき、そのおもしろさが私の文章で伝わるかどうか・・・
先輩の話
山で大雨に降られた。たまらず廃小屋に避難する。
寝袋にくるまり、その日は早々と寝る事にした。
次の日、雨音で目が覚めた。
やれやれ、今日も足止めか。ため息をついて扉を開けた。
雲ひとつない晴天だった。
えぇ? 彼は頭の中が疑問符で一杯になったが、
とりあえず、荷をまとめようと小屋に戻った。
扉が閉まると共に、天井からどしゃぶりの雨音がひびいた。
扉を開けると、音は止む。
閉めると雨音がする。さらには雷が鳴り出した。
まあ、小屋も寂しくて、俺にもう少しいて欲しかったのかもしれんね。
彼は一宿の礼に、小屋の周り持っていた焼酎を少々撒いてきたそうだ。
さらに先輩の話
山でテントを張り、独り夕食を済ませた。
ぼんやり、たき火をみていると、火の中で何か動いている。
目をこらして見ていると、炎をまとった小人が踊っていた。
驚きつつも、その軽快な踊りに見とれていると、
最後にその小人はぺこりと彼にお辞儀をし、ぴょんと火の外に飛び出た。
すたたたっ
火のついた小人は一目散に薮に駆け出した。
彼はびっくりした。山火事になっちまう!
幸いにも、あと少しで逃亡成功、というところで小人は転び、
あえなく水筒を持った彼に消火されたそうだ。
可愛く見えても、山にでるやつらにゃ注意せにゃならんぜ?
彼はにやりと笑った。なんせ、人間じゃないからな、何しでかすかわからんよ。
さらにさらに先輩の話
彼が親戚引き連れて、富士登山の案内をしていた時のこと。
山頂まで登り詰め、やれやれと彼が一息ついていると、甥っ子が麓を指差し叫んだ。
「ねぇ! あれ何!?」
見下ろす大地に見事に広がった雲海に、一ケ所だけ、不自然な切れ目ができていた。
まるでそこに見えない巨大な柱があるかのようだった。
さらにその切れ目は風の流れに逆らい、西へ西へと広がっていく。
親戚一同に説明を求められた彼だが、今までこんな現象は見た事がない。
知らないと言うのは簡単だが、それでは彼のプライドが許さない。
目を白黒させながら、苦し紛れに彼は言ったそうだ。
「だいだらぼっちが歩いてるんですよ」
我ながら馬鹿げているとあきれたが、親戚一同、深くうなずいたそうだ。
でも、言われりゃ俺でも信じるしかないような雲だったぜ?
彼は頭をかいた。
まあ、でもホントにそうだとすると、
その下にある町は踏みつぶされちゃうだろって話になるんだけどな。
まだ夏休みでもないのに、気の早い厨房もいたもんだ
gSTDuJGv=+8Kw9myXか?
>>758 エスパー魔美に出てくるペットのコンポコという名前の犬だったりしてw
この板はIDが表示されることを知らない夏厨が出るスレはここですか
すげー、本当にそこだけ丸い。
写真でも感動した。
>>780、784感謝。
>>780 スティーブン・キング氏の著書に、「暗黒の塔(未完)」っていう彼にしては
すさまじいほどの名作があるんだが、同じような現象がのってた
ビームが出てるんだってよ
787 :
癌:04/07/19 20:16 ID:sP/iSxZ6
>>780 だいだらぼっちは、古代人のモビルスーツなそうな。
とっぴんぱらりのぷう。
オマージュ 君は阿部にも雷鳥にもなれない、逝ってよし。
つまんない。
>>788が真のオマージュというものを見せてくださるそうです。
790 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/20 01:18 ID:ZvBiYwf2
オマージュ氏おもしろいと思うけど。
まぁ
>>788に期待age
私もオマージュ氏の書き込みを楽しみにしている一人ですが、
オマージュ氏よりもおもしろいものを提供してくださるとは、
大変に嬉しい限りです。
お待ちしております
>>788
>784
Hole Punchの中の雲が
鳥人戦隊ジェットマンのエンブレムに見えた。
Hole Punchはいったい何がどうなってああなってるんだ?
英文の中に説明ある?
「大気は非常に乾いたおよそ5,000〜2万8000フィートでした。」 空が強い西寄りのジェット気流風に関連づけた
いわし雲('最高の冷やされた'水滴と氷晶の混合物)侵入のかなり大規模なデッキがありました。
しかしながら、'穴あけ器'の特徴は並べられた北/南でした。 これは、上昇しているか傾いている空気連句を
もたらしていた大気にはある種の'波'があったのを示します。
これは波の下る部分の氷晶を最高の冷やされた(液体)雲層に落ちさせるでしょう。 これが起こると、
氷晶は成長します(液体小滴を犠牲にして)。 したがって、穴はいわし雲のデッキで開きました。
この過程は雲の粒子をより大きくして、降水量を生産するのに雲の種まきで使用される原則と同様です。
高いところに(気象学の用語は'尾流雲'である)、足は2万8000の下で乾いた空気中に下りました。この場合、
降水量、蒸発させられます(実際に、この過程のための適切な用語は'昇華されます')。
尾流雲は絵のいくつかで雲の穴の中心から離すのにおいて明白です。
「これは高く大気における円錐の形をしている雲をもたらしました」
暖めた牛乳に張った膜の真ん中をスプーンで押し込んだ感じ?
雲の丸い穴あきなら、たまに見るけどなぁ(当方、信州人)
山での不思議な体験もなくはないが・・・書くほどのものでもないが。
しかし、雲の中の人も大変だな。
「でいだらぼっち」のでかさは数十キロ・・・
山を持ち上げるナイスガイだ!
そんなナイスガイは、夜は一体どんなポーズで寝ているのだろう?!
高速道路の高架を枕にでもしているのかしら・・・ドキドキ。
801 :
794:04/07/20 15:46 ID:pTTt6Q98
>795
翻訳トンクス
とりあえず超常現象でないことは理解できた
>>788・・・今夜も待ってるワ♪夜語り、聞かせてネ・・オマージュさんより面白いやつを。
>>799 夜はシシ神様の姿になっているのでコンパクトな寝姿です。
(;´Д`)あっ逆だ シシ神様は昼の姿だっけ
>>797 オレも長野県だけどまったく見たこと無いよ
住まいはどこら辺ですか?
805 :
797:04/07/20 20:54 ID:xxN/igX7
>804、折れは、八ヶ岳のすそのだが、アンタは?
見たのは近くの山の上からだったけど、折れの見たのと話題になっているのが同じとは限らないけどね。
でも・・・神秘的だったよ、・・・木の影から手が出てきて、おいでおいでされた事もあったなぁ。
>>805 それは人間の手?
やっぱり女なのでしょうか?
809 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/20 21:33 ID:HicZAjOk
810 :
804:04/07/20 21:34 ID:y+qwqja2
>805
松本近郊です
そんなに綺麗ならニュースで取り上げてくれてもいいのになあ
811 :
809:04/07/20 21:34 ID:HicZAjOk
ageちゃってスミマセン
812 :
805:04/07/20 21:53 ID:xxN/igX7
>806、白っぽい手でした。
ちなみに、同じ山で昔、名前を呼ばれた事もあります。振り向いても誰もいないし、誰も呼んでないし。
でも・・・その山が好きなんですよ。まあ、日頃はCRM50で走るのとたまに芝刈り。などの山の手入れ。
>810、まあ、アレは見たもん勝ちと言う事で、折れも2回位しか見てないし。
ほかの現象なら良くみるが
813 :
805:04/07/20 21:58 ID:xxN/igX7
ごめん、話題になっている現象を見たのは、別々の山で、十数年の開きがあった。
しかし、このスレ、面白いなぁ、たまに出る雑談が何とも・・・トンボやら懐かしの清涼飲料やら、懐かし
おいでおいでしてる手のあとに付いて逝ったら、松茸とか埋蔵金とかに
遭遇したりして(w
ではその白い手の名前はポチということで。
816 :
813:04/07/20 22:39 ID:xxN/igX7
>814、冗談に思えんのだが・・・まぁ、その山はだ!
金山後やら抗夫の墓やら罪人の処刑場やら・・・
でも・・・白いタヌキや白い鷹も見てるんだよなぁ
817 :
癌:04/07/20 22:41 ID:R06l4Lm7
>>803 ???でいだらぼっちって古代人のガンダムじゃなかったの
そうかわかったぞ。シシ神さまはガンダムだったのか!
>>788 素晴らしい話、期待しています。
>814
漏れもそうオモタw でも白って聖の色だからね
本当に「癌」だな。お前さん。
そのくだらない煽りがスレをダメにするんだよ。
百済ねぇ香具師は逝けや。
夏真っ盛りの香具師がいますねw
でいだらぼっちの正体は山そのものだって子供の頃聞いた気がする
822 :
クレブス:04/07/20 23:17 ID:R06l4Lm7
>>819 残念ながら、あなたの脳にも既に転移していますw
>788、誰にも負けない身の毛もよだつ怖い話まだ〜
かわいそうだからもう放置汁w
(゚д゚ )・・・*
(:) 殺(:) ミミミ
<(::)ヽ二ゝ ミミミミミ
/ ̄ヽ二二二二ーー、
ヽ_ノ三三二二ニニ′三二ニゴ――
いま
>>788の所に
世界一の殺し屋“桃白白”が向かっています
827 :
癌ダム:04/07/21 01:08 ID:uCn3MQJn
まあ、
>>788タソを虐めてもしかたない。
だれか新鮮なクネクネの話でも提供しる。
828 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/21 01:39 ID:LWhZg16F
悪禁解除されたかな・・?
まあなんだ・・・やまが、好き
え〜、遅くなりましたが、何となくまとめて見ました。
つい先日のことですので客観的に見られず、文章もおかしいかも
しれません。ご容赦を。
では次のカキコから。
私の体験した話。
ある資格試験を受けた帰り道、車で山中を走っていた時のことだ。
考え事をしていたせいか、どうも曲がる道を一本間違えたらしい。
カーナビが自動で家への経路再検索をかけ始める。
やがて表示された道筋は、いまだ通ったことのないものだった。
面白い、新しいルートの開拓と行こうか。
何気なくそう考えて、指示されたままに走り出す。
道はどんどんと深い山奥へ進んでいく。
妙だな、どんなに遠回りしても、もうそろそろ町に着く頃なんだが。
到着予定時刻を確認すると、家まで二時間と表示されていた。
・・・道を間違えた時点では、家まで三十分足らずだったはず。
そこから二十分しか走っていないというのに、一体どういう道のりだ?
(続き)
やがて、道は舗装もされていない狭い野道に繋がる。
慌ててカーナビ画面を確認すると、おかしなことに気がついた。
画面地図に表示されている道は、あくまでも舗装されているところまでだった。
それなのに、ルートの太いラインだけは、そこからもしっかりと伸びている。
地図登録もされていない細い道を、どうやって検索したというのだ?
その時点で、到着予定時刻は四時間にまで伸びていた。
気持ちが悪かったが、勢いでそのまま走ってみた。
真っ暗な山道を登りきった所で、ルートの表示は終っていた。
ナビは再検索に入ったまま、応答が帰ってこなくなってしまう。
到着予定時刻は、すでに八時間を超えていた。
八時間?そんな馬鹿な!と思い車を停めた。
もう一度最初からルートを探そうとしたが、カーナビの操作が効かない。
ここはどこだろう?道脇を見回す私の目に小さな影が映った。
明かりはヘッドライトしかなかったが、それでも微かに見えた。
車を囲む草むらの間に、沢山の黒い何かが覗いている。
(続き)
目を凝らしているうち、唐突に理解が訪れた。
墓石だ。朽ちかけている。
いつの間にか、山奥の無縁墓地に迷い込んでいたのだ。
いきなり悪寒に襲われて、パニックに陥りかけた。
窓を閉め、車を矢鱈滅法に走らせた。
どこをどう走ったのかは、よく憶えていない。
気がつくと、私は薄暗い外灯の燈った、神社の側に来ていた。
慌てて車を停めると、ナビの電源を入れ直す。
すんなりと検索が始まり、家まで二十五分と表示された。
ルートに従い走ると、直ぐに見覚えのある国道に出る。
その後は何も起こらず、無事に帰宅することができた。
道を間違えてから、二時間近くが経過していた。
あの間、自分は一体どこを走っていたのか、気になって仕方がない。
とまぁ、これが発端だったわけですが・・・
これだけでは終らなかったのです、これがまた。
続きます。
その日の夜。
寝ていると、いきなりガラリッ!と音がした。
驚いて目を覚ますと、寝室の網戸が引き開けられていた。
とっさに身を起こし駆け寄ったが、近くには誰もいない。
窓の下には砂利が惹かれていて、音も立てず歩き去るのは不可能だ。
一体誰が開けたんだ?
気になってしまい、その夜は碌に眠れなかった。
翌朝、眠い目を擦りながら歯磨きをしていた。
髭を剃ろうと、電動剃刀を探す。
すると背後から、洗面台の上に剃刀が押し出された。
私の肘のすぐ下に、黒くて細い、人の手のようなものが一瞬見えた。
弾かれたように真後ろを振り向いたが、そこには何も見当たらなかった。
その日の仕事は、山中で井戸給水の配管修理をするものだった。
二人で組んで仕事をしていたのだが、相棒は途中で材料を買出しに出かけた。
しばらくは一人きりだ。
のんびりとスコップを使っていると、いきなり肩を叩かれた。
誰?振り向いてみたが、背後には棚田が見えるだけだった。
急に朝の出来事を思い出し、仕事どころではなくなった。
やがて帰ってきた相棒は、仕事が進んでいないと文句をつけた。
ホッとしたが、少し複雑な気分だった。
その日、冴えない気分で帰宅すると、猫が玄関前で長くなっていた。
家で飼っているわけではないが、居付いている猫だ。
いつもは餌にありつこうと甘え声を上げる猫なのに、その日の反応は違っていた。
じっと私を見ている。警戒しているかのように。
側まで近づくと、全身の毛を逆立て、次の瞬間逃げ出した。
・・・何もしていないのに・・・
私は少し傷心したが、気を取り直し飼い犬の所へ向かった。
散歩の当番なのだ。
犬は私を認め、尻尾を振り跳ね回ってまくって喜んだ。
まったく散歩に出る前の犬というのは、嬉しくて仕方がないらしい。
と、いきなり犬が跳ね回るのを止めた。
そればかりか、近づいた私に向かい、牙を少し剥いて唸り声を上げ始めた。
ショックだ、何で犬まで?
一瞬情けなくなったが、すぐに気がつく。
犬は私ではなく、私のすぐ背後に向かって唸っていた。
後ろに誰かいる!?
身動きできなくなった。誰かなどいる筈がないのだ。
それなのに、確かに犬は何かを認め、牙を剥いている。
膠着状態が続いたが、しばらくすると犬は唸るのを止め、また尻尾を振り回し始めた。
早くしろと急かすように、一声鳴く。
恐る恐る振り向いたが、やはり後ろには何もいなかった。
それからも時々、犬は私の背後に向かい低く唸っていた。
昨晩のこともあったので、その日は雨戸を閉めて寝ることにした。
そうは言ってもさすがに暑いので、寝る前に少し冷房をかけておいた。
内側のサッシ窓にもしっかりと鍵をかける。
少し神経質になっていたかもしれない。
やはり、夜半過ぎに目が覚めた。
小さいが、やはりガラリという音が聞こえたのだ。
窓を確かめると、サッシ窓も雨戸もしっかりと鍵が下りたままだった。
しかし、その間に挟まれた網戸だけが、半分ほど引き開けられていた。
無言で網戸を戻すと、つっかえ棒を強引に噛ましてから、寝た。
今宵はここまでにしときますです。
続きと結末は、また明日にでも・・・。
オヤスミナサイ。
雷鳥さんキター!
やばい、やばいってそれ、マジで怖いんですけど;
ガクガクしながら続きを待ってます。
842 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/21 05:44 ID:e8CFnr6b
雷鳥さんの話恐っ
>>840 怖い話だ……。
思わず周囲を見回してしまったよ。
>>838 犬猫にハートブレイクな雷鳥さん。w
うむ、動物好きにしてみれば、確かに一番のショックかもしれない。
雷鳥さんもしかして○○施工管理技士の試験ですか?ご苦労様でした。
それにしても今回の件が二次の実技試験に差し支えなければ良いですね。
私は事務屋なのに無理やり受検させられ数年前二次で敗退したきりあきらめましたが。
がんばってください。話の続きも期待しています。
雷鳥タソ... お祓い受けてねマジで
自己体験ってどこにも書いてないぞ。
雷鳥の話が全部自己体験だったら生きていないだろうな
848 :
847:04/07/21 13:03 ID:u6gzyRii
はい 自己体験って書いてましたね。わかってますよ逝ってきますね
夏っぽい!なんて流暢な事本人なら言えないよな。
なんとかいい方向に転がる事祈ってます。
>>848 俺も、こないだ、別のスレでそれやった(w
まあ、強く生きれ。
つまらんこと、得意になって書いているから。呪われたのね。
ガクブル
そうか夏休みか。
雷鳥さん大丈夫なんですか?
近くの神社いって軽くおまいりしたほうが…。
とりあえず結末があるみたいだから、今はもう
収まってるってことね((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
855 :
リベリオン:04/07/21 23:35 ID:TO3t8hBu
雷鳥さん、スダマを連れて来ましたね。
古い土地に住んでいるようだから、
近くに庚申供養塔くらいはありそうですね。
丁度土用だから、強力な土用の庚申に頼んで、
追っ払ってもらうといいですな。
>気がつくと、私は薄暗い外灯の燈った、神社の側に来ていた。
憑いたもん「落としていけ」という思し召しかと思ったんだが、考えすぎか…。orz
>856
>憑いたもん「落としていけ」という思し召し
いや、何かソレ納得だよ。
でも本当に今回の話怖いよ、雷鳥さん…ガクブル
結末が気になって仕方ないっす。
オカ板の過去の傾向だと、
雷鳥さんはこのまま行方不明だね。
>858
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
身に迫った怪現象の後、行方不明か…
以前、他スレでカキコしてた葬儀屋さんのことを思い出した
雷鳥さん無事でいてほしい(´・ω・`)
信じようと、信じまいと―
葬儀屋さん?何となくカキコ読んだ記憶があるけどどこのスレか覚えてないけど
いなくなっちゃったの?
863 :
山盛るだ:04/07/22 15:07 ID:8gTHcsP2
>>723,724
遅レスで申し訳ありませんが、感想有難うございまつ。
というわけで前段の怪火を目撃した峠を流れる川絡みの話です。
手記3−1
「カラカサお化け?」
つい5年程前の話です。(投稿が平成六年でした)
夜釣り好きのSさんと役場の会合の席で釣り談義になり、お伺いした話です。
○○川沿いの峠を越え△△湾に出ると小さな△△漁港があり
そこから岬を回りこむように移動すると○○川の流れ込む河口の岩場があります。
そこはちょっとした秘密のポイントとなっているそうです。
夜釣りの好きなSさんはいつものように深夜12時程に家を出て山深い峠を越え
現場に到着したのが午前1時半、人気も無いしんと静まった暗い時間帯
対岸の漁港の明かりが水面に揺れていたそうです。
Sさんはしばらくタバコを吹かしながら仕掛けを準備していたそうですが
信じられないものを目にしたそうです。Sさんの言葉を借りるなら
「○○川の川面に沿ってフワーーーと上流から赤銅色のカラカサが3つ
水銀灯みてーに光ながら2メートルぐらいの高さで並んで浮かんできたのさ。
<続く>
864 :
山盛るだ:04/07/22 15:14 ID:8gTHcsP2
手記3−2
風の無い雲の多い晩で、ムッと生暖かかったな。
最初視界に入った時は何がなんだかわからなかったけども
兎に角ゾワワーーーと背筋が凍りついたさ。
丁度あれだ、
赤提灯?アレを濃くしたような色の傘が
気味の悪い橙色の光をぼ〜ぅと放って、下には青い蒸気?のような柄のようなものも
ぶら下っていて・・丁度カラカサお化け?みたいに見えたんだな」
大きさは本当に傘程度だったそうで数十メートルほど先の水面を
等間隔に3つ並んで川から海の上にスススーーーーと滑るように音も無く動いていて
最後は岬の木々の陰に隠れたというのです。
この時代にカラカサお化けでもあるまい、とからかうと
「そういって笑うが、あの気味の悪い光を見たらだれでも肝を冷やすぞ・・」
10数年夜釣りをしていたがあんなモノを見たのは初めてだと
いつもは強面のSさんが青い顔でいっておられたのが印象的でした。
865 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/22 19:19 ID:jSHwBKsT
スマタ ですか?
866 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/22 19:29 ID:ny63y2IW
雷鳥を待つ夕べ
まあ、雷鳥さんって
一人百物語してるようなもんだものねえ。
雷鳥さんが書いた怖い話って全部で何話なんだろう。
>>867 今回の話がちょうど百話目だったりしたら……
869 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/22 20:17 ID:8aFmHgeV
おまいらサンダーバードに釣られ杉。
870 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/22 20:27 ID:Mwc/wdyy
>>849 流暢ではなく悠長ね。
夏厨が間違えて覚えて、これ以上日本語を乱れさせたくなかったので、訂正させていただく。
夏厨日本語講座
彼は不法滞在の外国人だが、流暢に日本語を話す。
てめぇケツに火が点いてるのに、なに悠長なこと言ってるんだよ!
応用講座1
悠長な不法滞在外国人は流暢に日本語を話す。
('A`)
今夜雷鳥さんはくるんだろうか・・・。
いつもは何時くらい、とか決まってたっけ?
・・・いつもは丑三つ時を過ぎるとやって来ていたw
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブリュブリュ
(´-`).。oO( もう逝ってたりして...)
j
ら
hふ
>838
犬や猫には何か見えるんだろな・・・
>861
昨年の夏のあのスレの方、あのあとどうなったんだろ。
>>861 懐かしいな〜
そういや、雷鳥も間接的に影響受けてるワケだし…
あんな風に消えちゃったらイヤだなぁ
ただ単にアク禁なだけなんじゃないの?
ワロタ
アク禁級の恐ろしい事を投稿しようと(゚Д゚;∬アワワ・・・
884 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/23 03:36 ID:8m+c2X/R
マジで心配だな
霊もちょくちょくカーナビ使うんだな
家まで8時間の距離ってどこに居たんだろうね
885 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/23 05:36 ID:UTB/nFYO
え?雷鳥タソまだ来てないでしか…(汗)
憑かれたというか魅入られてというか、雷鳥さん、大丈夫なんだろか?ホントに心配だな。
いろんな山の話を聞いてらっしゃるんだから、一緒に「魔よけ」のやり方とか聞いていて、実行できる状態だといいんだが…
来たと思ったら、なんだかバイオハザードのゾンビになりつつある研究員の手記みたいな文章だったら怖いな・・・・。
888 :
電烏:04/07/23 09:49 ID:TFSj3ro4
かゆ
うま
889 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/23 12:50 ID:P40gbkY8
>887
ごめん、それ知らん。
例えばどんな感じになるの?
>889
>888の様に、段々知能が足りなくなる文章になってゆく。
生きたままゾンビになってくから。
雷鳥さんってずっと毎晩来てたわけじゃなかったよな?
雷鳥タンまだー?チンチン(AA略
(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル
まぁ、悦にでも入ってるんだろう。
尊勝陀羅尼
お化け屋敷ゲーム
897 :
癌:04/07/23 19:59 ID:6cBz4m3g
まあ、藻前ら腫瘍戦士ガンダムの話でもきいてまったりしる。
「腫瘍戦士癌ダム」
シャアが「連邦軍の癌細胞は化け物か!」と叫びながら、腫瘍を取っていく話。
ちょっとワロタ。
癌よ 明日かもしれない。数年後かもしれないが、
お前が、今日のギャグを病床の中で思い出して、すすり泣くように祈っている。
願をかけておいたよ。フフフ
900 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/23 21:39 ID:umbnjDe+
900げとー
901 :
リベリオン:04/07/23 22:20 ID:Pfx+moSq
>>865 いまいちよくわからん、という意味では似てますな。
え〜、無事に生きております。サンダーバードです。
色々と心配していただいたようで、申し訳なひです。
この二日間、ただ単に起きていられなかったというだけなのです。
先週の反動が出たのか、家に帰ると、いつ寝たのか自分でも
わからないくらいの早さで寝付いていたようです。
とりあえず、先週の日曜以降、異常現象は起こっておりません。
では、その続きの顛末をば。
>>839の続き
つっかえ棒をした次の夜。
ふと目が覚めた。コンコンという小さな音が聞こえていた。
誰かが窓を叩いている。
無視していたが、しつこく叩かれたので、段々と腹が立ってきた。
おもむろに起き上がり、窓まで歩いて一発張り手をかましてやった。
その夜は、もう音はしなかった。
異変が起こり始めて三日目、仕事で外回りをしている時のこと。
後ろからパッシングしてくる車がいた。
誰かと思えば、消防団の仲間だ。
近くのコンビニの駐車場に入ると、彼も後を着いて来た。
手を上げて挨拶をすると、向こうも挨拶を返してきたが、
「あれぇ?」
いきなり素っ頓狂な声を上げる。
何事だ?と尋ねると、
「いや、後部座席に女が座っていたから冷やかそうと思ったんだけど。
見間違えかな。確かに見えたんだけどなぁ」
見間違えだ。そう言い切って、それ以上話題にはしなかった。
閑話休題。
うーむ。
冷静に見返すと、この辺からキレかけているかも。
>>903なんて、もう怒り狂っていたからなぁ。
その夜は、何も起こらなかった。
気持ち良く朝を迎え、もう解決したのかなぁ、とのんびり考えた。
ホッとしながら外に出て、新聞を取りに行く。
戻る途中で嫌な物を見つけてしまった。
鼠の頭だ。猫の食べ残しらしい。
丁度、私の部屋の窓の下に落ちていた。
顔をしかめ、火箸で取り除く。
いつの間にか猫が現れ、私のすることをじっと見ていた。
狩りは結構だが、こんな所に捨ててくれるなよ。
猫にそう語りかけて家に入った。
それからも何回か、鼠の残骸が窓の下に落ちていた。
そのうちに、私は妙な思いに捕らわれた。
鼠が捨てられている時は、窓を叩く音がしない日と、不思議にも一致していたのだ。
これはひょっとして、猫なりの魔除けとして置かれているのではないか。
我ながら馬鹿々々しいとは思ったが、どうもそんな気がしてならなかった。
しかし、この今朝も、鼠の死骸がうち捨てられていた。
・・・やはり、単なる偶然だったのかもしれない。
睡眠不足でも、変な物に憑きまとわれようと、人間、欲望というものは有るようだ。
夜遅く自分の部屋で、知人から貰ったDVDビデオを引っ張り出した。
ラベルには「世界名作全集」などと下手な字で書かれている。
ここでは、内容について詳しくは語らない。
いそいそとプレイヤーの準備をしている手が、不意に止まった。
まだスイッチを入れられていないテレビのディスプレイに、部屋の様子が映っていた。
テレビの前に座った私。
そして、私の後ろに立っている誰か。
直視するようなことはせず、おもむろに手近なDVDに入れ替え、スイッチを入れた。
始まったのは「キャプテンスーパーマーケット」だった。
しまった! ドリフを選んだつもりが、よりによってホラーなぞ選んでしまった!
焦っていると、背後の障子がタン、と音を立てた。
理由はわからないが、何かが部屋から居なくなったことは理解出来た。
スプラッタホラーはお気に召さなかったらしい。
何となく、ざまあみろ、と思った。
私の仕事業務は営業も兼ねているので、携帯電話をよく使う。
ある下請け業者と話している時に、相手が奇妙な指摘をしてきた。
「あれ、今どこにいますか?」
新築の現場だけど。釘打ちの音が聞こえるでしょう?
「やっぱりそうですよね。じゃあ電話が混線でもしているのかな」
何のこと?
「いや、誰か女性が一緒にいるのかと思って。
時々クスクスって笑い声が聞こえるんですよ。」
この辺は、電波状態が悪いみたいだからね。
そう答えて、電話を切る。
既に、何人かに同じことを言われていた。
努めて気にしないことにした。
そんな中、商工会の会合に参加した。
途中、電話を受けたので抜け出し、ついでにトイレに行くことにした。
会議所のトイレは電気が消されており、誰も居ない。
夜も遅いので、当然と言えば当然だ。
用を済ませ手を洗っていると、すぐ背後から声が聞こえた。
微かだが、間違いなく女性の声だ。
♪フンフフ〜ン♪と、鼻歌をハミングしている。
ゆっくりと振り返る。
予想はしていたが、誰も居なかった。
しかし、ハミングは楽し気に続いている。
出来るだけそっと、トイレを出て電気を消した。
席に戻りしばらくして、先輩が「トイレ」と言って部屋を出た。
帰ってきた先輩に、何か妙なことはなかったと、思わず尋ねてしまった。
「いや、」と先輩は苦笑いして言った。
「なぜか嫌な雰囲気を感じたんでね。結局行かずに、我慢することにした」
ポツポツと、自分の今の状況をかい摘んで説明した。
自分でも何が起こっているのか、本当はよくわかってはいないのだが。
「何か拾ったんじゃないか。注意しろよ、本当に」
気にかけてくれて嬉しかったが、一体何をどう注意すれば良いのだろう。
まったく見当もつかない。
猫の魔除け?のせいか、窓が音を立てることは少なくなっていた。
しかし、事態は更に悪くなっていたようだ。
その頃、私は左半身を下にして寝るようになっていた。
丁度、壁と向き合うような格好で寝ていた。
うっかり右を向いてしまうと、目の前にぼんやりと見えることがあったからだ。
こちらを向いて揃えられている、裸足の爪先が。
もっとも、見えるというだけで、別に何も起こりはしなかったのだけど。
その夜は、地元の祭りの前日だった。
この数日の寝不足が祟ったのか、布団に入るとすぐに寝てしまったらしい。
明け方、気がつくと畳の上で寝ていた。
寝ている間に、涼を求めて布団から畳の上に転がっていったのだろう。
頭が、コツンと畳に落ちたせいで目が覚めたのだ。
誰かが頭の下の枕を抜き取ったらしい。
寝ぼけ眼で身体を起こすと、すぐ横の布団上に枕があった。
もう一眠りしようと引き寄せたのだが、その枕に違和感を覚えた。
冷たい。これは今まで頭に敷いていた物じゃないぞ。
では、一体何を自分は枕にしていたのか。
だれが枕を引き抜いたのか。
寝惚けた私はそこまで考えるのが限界で、またすぐに眠ってしまった。
翌朝起きてから、このことを思い出して悩むことになる。
久しぶりに熟睡できたことは救いだったが。
嫁にしてやりな。
地元の祭りがおこなわれた日。
神社から御輿が出て、町の中を練り歩くという祭りだ。
御輿に神様が入られて、町中の氏子に福を授けに降りていく、ということらしい。
私は氏子の一人として、御輿の担ぎ手に参加した。
親戚が子供を連れて見物に来たのだが、終った後に妙なことを言う。
「お前さんの後に、誰かが見えたんだ。
いや、見えたような気がするだけなのかもしれないけど。
それがさ、祭りの跳ねる頃には、まったく見えなくなっていたんだよ」
気のせいですよ、気のせい。そう言い切って話は終わった。
しかし、この祭り以降、私の身に何ら怪しい現象は起こらなくなった。
祭りの前に受けた禊で浄化されたのか、はたまた誰かについて行ったのか。
後者ではないことを望んでいる。
神社の神様GJ
雷鳥さん乙! ご無事のようでなによりです。
しかし、
>>907 ここでその…最初に見ようと思ったDVDを見ていたら、
一発で逃げてったんじゃあ…w
という訳で、これで一応終わりです。
この前の書き込みに比べて、今回の書き込みを見ると、明らかに
私の言動は投げ遣り気味になっていますな。
週の後半は、怖いのが半分、うざいのがもう半分といった感じでした。
寝不足になると攻撃的になるのかも。
あれだけ(まぁどちらかと言うと小ネタの範疇かもしれませんが ^^;)の
ことがあったけど、終わりは意外とあっさり解決したみたいな。
祭りの次の日、「え、本当にもう何も起こらないの?」てな心理状態の私。
祭りの前に、禊の行事は氏子皆で受けましたけど。
いや、本当に特別な御祓いを受けたわけでもないのに・・・。
一週間経って見ると、ひょっとして全部違う出来事で、たまたま連続して
起こったために、一つの出来事として捉えてしまったのかなぁ、とも
思えます。
>>906で書いたように、全部が偶々なのかもしれませんです。
今は何となく、まったりとしております。
明日から所属団体の行事で、横浜の方へ出かけてきます。
新ネタは帰ってきてから、ということで。
次回からは、これまで通り“人から聞いた話”ベースに戻りますです。
それでは、オヤスミナサイ。
雷鳥タソ乙です! いや大事なくてヨカータヨカータ
山 は?
>>845 >>雷鳥さんもしかして○○施工管理技士の試験ですか?ご苦労様でした。
ズバリそうです。応援どうもありがとうございます。
あぁ、やはり同士がいましたね(嬉)。
今回の騒動、試験の後で本当に良かったです。
今でこそ冷静に文章になんぞ起こせますが、当時はかなり神経質に
なっていましたし。
やはり、怪談というものは他人のを聞くのが一番なのであって、怪談を体験
するというのは勘弁してほしいものです。
>>918 ま、発端が山だったということで、ここは一つ。w
921 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/24 01:02 ID:XC8/1SVi
もうネコはネズミの残骸持ってこなくなった?
>>921 今はもう持ってこなくなっていますね〜。
毎日のように窓の下に置かれちゃ溜まらんです(涙)。
しかし、本当に関係があったんですかねぇ、どうなんでしょう。
猫の魔除けってな言葉を思いついてからは、鼠の死骸をどけようか
どうしようか、しばし悩みました。ハイ、愚かな悩み事ですが。
結局、毎朝どけたんですけどね。
幽霊?と鼠の死骸、どっちが嫌かと言えば、私にとっては後者なの
かもしれません(汗)。
雷鳥さん乙&無事で良かったです
友人からもらったDVDって、例の「青か・・・
うわぁなにをする、やめ・・・
畳の上で爆睡したときって、幽霊に膝枕されてたとか
萌え要素満載のユーレイなんだけど、当事者はただただ
恐怖でしかないと。
やばいマジ怖かった
無事で何より。終わったからこそ「怖かった」とか言えるわけで。
>幽霊に膝枕
客観的な絵が今脳裏に浮かんでちょっとガクブル・・・
いや、なんにしろ雷鳥氏乙です。
なんかとてつもなく乱暴な人と、とても気がきいて怖がりで優しい人と
二人いるような気がする。
だって、膝枕してくれる人が網戸バンバンって想像つかない。
>>922 きっとあれだよ、ほら
猫が褒めて欲しくて持ってきてたんだよ
というかそう思わないと怖くて今日寝れないよ(´д`)
931 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/24 02:44 ID:O6uzsSwZ
>>929 それって本当にやるらしいね
知り合いの人が言ってたよ
捕まえた鼠を家族が帰って来るたびに玄関まで持って行って見せるんだとw
ゴミ箱に捨てても取り出して持って行くらすぃ
>>931 だとすると、ネコが賞めてもらいたい相手は雷鳥さんではなく
窓の外にいた だ れ か ・ ・ ・
933 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/24 02:53 ID:m2xScuca
まだまだ幾夜!!
ねこねこナース!
ねこねこナース!
はったあjふぃじっっfっt
えーん、サンダーバードがブチ切られて、惑い人になっちまったよー!!!
猫が狩の獲物をもってくるのは、想い人への
贈りものらすい
世界名作全集ワラタ
ネコ板へどうぞ。
ネコが獲物をもってくるのは、狩の練習をさせようとしてだよ。
犬と違ってネコは、人間を対等の存在とみなしてるからね。
ふと思ったんだが…
キャプテン・スーパーマーケットってホラーだったっけ?w
938>> どうして、そんなことが判る?
エサやっていた野良猫が、どっかで産んだ自分の子供を
持ってきたのも。褒めてくれ、責任取ってくれ、だからエサくれ
のどれかなのかね。
ネコ板逝ってきます。
獲物見せに来るのは、犬も同じだよ。
少なくとも、それを「食べ物」と認識していない場合は。
942 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/24 10:04 ID:alv3EUXc
┌─┐
|も.|
|う |
│来│
│ね│
│え .|
│よ .|
バカ ゴルァ │ !!.│ プンプン
└─┤ ◎ ◎
ヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ (`Д´)ノ ( `Д)
| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─□( ヽ┐U
〜 〜  ̄◎ ̄ . ̄◎ ̄  ̄◎ ̄ ◎−>┘◎
>>940 >エサやっていた野良猫が、どっかで産んだ自分の子供を
持ってきたのも。褒めてくれ、責任取ってくれ
おまいは遂に、ねこにまで手をだし(略
雷鳥一号さん、御無事でなによりです。
私はそういう(洒落にならないくらい恐い)経験がないのですが、
そんな時にも欲望や本能を失わない雷鳥さんは逞しいというか…
個人的にはフルリスペクトですね(笑)
|ハ,_,ハ
|´ω`';/^l
|u'''^u;' |
|ω ` ミ ダレモイナイ・・・
| ⊂ :, ネズミオクナラ イマノウチ
| ミ
| 彡
| ,:'
|''~''''∪
>>945 ミタヨー
それにしても、雷鳥さんが無事で何より。
怖くもあり興味深くもあるお話でしたな。
(怖いという思いのほうが強いが)
ネコは産んだ子供を自慢しにつれてくるらしいよ。
以前いた派遣先の、倉庫で働いてる人が言ってた。
倉庫の裏で子猫を数匹産んだ母ネコが、
子猫をくわえてきては、倉庫で働いてる人に見せて巣に連れ帰って
また一匹連れてきては巣に連れ帰ってを何度も繰り返して
全部の子猫を見せてくれたって笑ってた。
すいませんペット好き板行ってきます。
>ラベルには「世界名作全集」などと下手な字で書かれている。
>ここでは、内容について詳しくは語らない。
詳しくは聞きませんが、異性格闘技戦ですね?
949 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/24 18:02 ID:gYs9fWKO
雷鳥さん、ご無事でなによりでした。
怖くて一寸切ない話もGJです。
でもキャプテン・スーパーマーケットってどんなストーリーでしたっけ。
お化けさんが、好きな又は嫌いなビデオタイトルを調べてみたら面白そう。
>キャプテン・スーパーマーケットってホラーだったっけ?w
古きよきスプラッターホラーの名作だ。文句タレる前に正座して見とけ。
951 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/24 18:11 ID:gYs9fWKO
俺は車に伊勢神宮と鹿島神宮と寒川神社のシールと初心者マーク貼ってあるから大丈夫
神様どうしのこんふりくとが発生してアボーンw
冬の山頂で仕事をしているのは、レーダー基地の隊員くらいだ。
その山は、レーダー基地でも標高が高く、冬期間、麓の基地からの
勤務交代は、2〜3日に一回 小さな局舎には、風呂もある。
ドンドン 夜、その人は、入浴中に窓を叩かれたような気がしたって言っていた。
もちろん、外は大吹雪、窓も凍り付いて開かない。 人は上がって来れないはず。
京都じゃないけど岐阜の犬山城近くの鉄橋の脇にある
鵜沼城跡(一応山)にあったけど潰れてそのままのこってる城山荘の
事誰かしらね? 入り口封鎖されて入れないし、異常な数の
監視カメラがあってすごい気になってるんだけど
957 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/25 00:06 ID:RACV6gFc
雷鳥さんご無事でなにより!又、お話期待しております。
この夏、久々に山へ泊まりで行く予定。
何か書き込めるネタでも拾えたらいいんだが・・・
ま、期待はすまい
>>958 なにかあればよろしく。
でもご無事で。
ところで
>>645 はその後どうなったんだろう。先週の三連休は大雨の場所もあったし、ちょっと心配。
>952
神様同士で仲良くないのもあるそうです
反発して喧嘩になって持ってる人にとばっちりとかあるみたい。
あちこちに頼んではいけないみたいですよ
962 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/25 04:58 ID://hcz/du
くれぐれも雷鳥タソのネタで沼御前的な祭をおこさないことを心からキボンヌ。
964 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/25 08:45 ID:MfqywdDg
>>955 あのあたりのでっかい土地関係はほとんど成瀬さんの持ち物でしょ
でも唯一の個人持ち国宝の城・犬山城は今年になって手放しちゃったんだよなぁ
965 :
元山屋:04/07/25 10:06 ID:H71tjH3I
以前山の中の小さな池で珍しい植物を見つけ、地面を滑るように近づいてくる靄に追い返され
車に乗るまで監視されていた話を覚えている方いますでしょうか?
先週何年かぶりに同じところに行ってきました
周りの木々は当時と全く同じ、モリアオガエルの卵が枝についていました
当時あったヤマシャクヤクなどの珍しい植物は掘り取られたようで
いくらさがしても見つかりません
心無い人が持っていってしまったのでしょう、寂しい思いがしました
当時意思を持っているかのように自分に近づき、寒気やめまいを起こさせた靄は現れませんでした
奴も花守りの仕事が終わってしまったんだな、そんなことを思いながら山を降りました
「発々と工業用扇風機持ち込んで対抗じゃ!!」、ってな欲深業者orマニアでもいたんでしょうね。
>>950 言い方が悪かったかな。気に障ったならすまん。
キャプテンは嫌いじゃないです。むしろ好き。
そろそろ次スレの季節ですかね
曖昧な記憶なんだが、世にも奇妙な物語の話で、都会生活に疲れた男(以後、疲男)が
山に行ってスカっとしようと思い立って、山の中に入ってくのがあった。はず。
疲男は迷った?のか忘れたけどウロウロして(このへんは覚えてない・・・)
話の後半あたりで、木と同化しちゃった、疲男と同じ境遇の人(以後、木男)に会うんだな。
木男は、じきにアンタもこうなるよ、ってな事を疲男に言った。かな?
疲男はさすがに木になるのはイヤなのであわてて下山。
やっとアスファルトの道路にたどりついて、町ダ、ヤッター、と思ったら
町中に木が生えまくってて日本総緑化、逃げ場なし!ってなかんじのおはなし。
私の文じゃワケワカランけどテレビで見た人はインパクト大だったと思う。よ。
・・・知ってる人居なかったら山行って仙人になります・・・・・・。
うわぁリアルで見たかったなぁ
でも奇妙な物語って微妙に怖い話があるからあまり見ないんだよね
去年か一昨年くらいにやってた雪山の話とか
ずんどこべろんちょしか覚えてない
>>970 「峠の茶屋」だと思われます。
ただ、主人公は女。都会の生活に疲れていた女は、一人でバイクを駆って、
峠の茶屋で一休みする。
そのとき、女が「山はいいわねえ」みたいなことを言うんです。
すると女は、山から出られなくなる。どこをどう行っても、もとの峠の茶屋に
戻ってきてしまう。
峠の茶屋の主人は、女に、普段は町に住んでいるくせに山に来たときだけ山は
良いなんていうから、山の怒りを買ったんだ、てなことを言う。主人自身も、
そうやって山の怒りを買い、山に囚われ、仕方なく茶屋をやっているのだ。
女はあきらめず、バイクを捨て、道なき道を行きなんとか山から脱出しようとする。
この時に確か木男と会ったと思う。山全てが、生き物のように女の行く手を阻む。
あとは
>>970氏の通りです。必死の末、何とか道路に出られた女は、通りかかった
車をヒッチハイクし、車中で眠りにつく。
運転手のおじさんが「ほら、東京だよ」と女を起こす。が、目覚めた女の目には
全てが緑、緑、緑…。
はっきり言って、めちゃくちゃ怖かった。世にもの中でも最高に好きな話の一つです。
>>970 >町中に木が生えまくってて日本総緑化
幼いころにこの場面だけを目にした記憶が。
そういう話だったのね。
>>955 城山荘は殺人事件があったんで潰れたんですよ。
事件は漏れ(22歳)の生まれる前に起こったから詳しいことは知らんけど。
ちなみに現在あの場所を管理してらっしゃるのは893さんです。
探検はおすすめできません。
主人公より先に木と化した女の人の
「私はこれで満足している」的なセリフが妙に印象深かったな
977 :
970:04/07/25 21:00 ID:KeipLWki
>>973 補完に感謝します。
・・・私の記憶はハチの巣ですねチクショウ。
しかも、かなり昔の話なのに覚えてる人がいてくれて感激。
仙人にならずに済んだ・・・
978 :
975:04/07/25 21:09 ID:wOJiWkDb
>>970 >町中に木が生えまくってて日本総緑化
幼いころにこの場面だけを目にした記憶が。
そういう話だったのね。
違う違う。
原作では最後の森は、東京もビルも森という皮肉。
確かに東京は森ビルだらけだ
峠の茶屋か
伊藤かずえが主人公だったね
なつかしい、結構怖がってた気がする。
ヒートアイランド現象もこれで解決
間違えた。
ヒートアイランドとか屋上緑化とは関係ない時代の作品なのです。
>原作では最後の森は、東京もビルも森という皮肉。
原作では最後の森は、東京もビルの森という皮肉。
985 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/25 23:15 ID:jy9I+IBp
>>973 それってまた元の場所に戻されたのかと思ってたけど
トラックの運転手に騙されたみたいな感じで
非申鬼(ひさるき)は木製の武器か隠し弾丸でしか
仕留められないという伝承は本当なのだろうか?
987 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/25 23:42 ID:RM/uWxmb
988 :
1000:04/07/25 23:46 ID:39FJwbQ1
いや954を漏れは待っているんだよ('A`)
989 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/26 00:00 ID:qS8qEBFr
折れは>788、の誰にも負けない凄い話しをまっているのだが。
次スレには是非、沼御膳のイラ、再アップよろ。
あの時、見れなかった(´・ω⊂
角煮住人はカエレ!
991 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/26 00:03 ID:VKk5Cu/i
もうすぐ1000だね。
0092
993 :
あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/26 00:14 ID:Uflzs99X
('A`)
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
(´゚∀゚` )
(゚Д゚) キシャッ (ノ゚Д゚)ノ クワーー
(´-`).。o必死に埋めてるのかなぁ・・・
999 :
あ?:04/07/26 00:29 ID:0tT3ffQl
'`,、(ノ∀`) '`,、
めがね壊れた
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。