1 :
BSE :
01/11/23 03:54 ID:YxfQ1siG
2 :
BSE :01/11/23 03:54 ID:YxfQ1siG
3 :
BSE :01/11/23 03:55 ID:YxfQ1siG
4 :
:01/11/23 03:55 ID:ajVad62z
ここはどこ?
5 :
BSE :01/11/23 03:58 ID:YxfQ1siG
6 :
肥飼料検査 :01/11/23 04:09 ID:YxfQ1siG
7 :
MBM(肉骨粉) :01/11/23 04:10 ID:YxfQ1siG
8 :
BSE :01/11/23 04:44 ID:YhtTdOta
9 :
BSE2 :01/11/23 04:52 ID:YhtTdOta
11月22日日本農業新聞より 原因究明しやすく OIEアジア太平洋地域事務所・小澤義博顧問 BSE感染の源である汚染飼料の流通ルートが、これまで以上に追跡しやすくなる。 感染原因の白黒を、今こそはっきりさせるべきだ。今回、初発牛と同様に北海道の 牛で、月齢もほぼ同じ。しかも移動の経歴がない。汚染飼料のルートが共通してい る可能性もあり、飼料の出所を絞り込みやすいはずだ。 今後もBSEが発生する可能性はあるが、食肉処理場の検査で肉の安全性には問題 ない。 5,6歳以上の牛が発症しやすいのは確かで、今後も廃用牛で発症する可能性は他の肉 牛以上に高い。廃用牛を食肉として利用し続けるためには、EUのように発症牛を 廃棄するだけで、全体の安全性を保証できる流通システムの確立が肝心だ。
□BSE対策を決める人たち ●BSE対策委員、連合審査会名簿ほかと責任追及 発言4.5.6,132,168,187,192 226,272,281 313 404 →470,471,472 11月19日調査検討委員会概要 必見? ●現行の農水省幹部名簿 □BSE対策の現状 ●検査精度、検査方法 検査結果 88,201,205,219,253,261,292,294,299,384 417 453 ●品川森一先生の検査法文献 430 ●と畜場で汚染を拡大させない処理(こっちのほうが大事なんだけど)303 ●検査についての世論の信頼度 190 191 201,205,219,412 ●現行の検査検出下の感染ネズミと擬陰性の文献(最新2001年11月発表) 発言11 ●背割り、スタニング(脳天杭打ち問題)44,78,85,86,87,88,264,273 289 295 303 450 (トピック 450はWHOの見解) ●「危険四部位」以外の危険部位 (ミルク、MRMは別項目) 69,31,34,98,99,170,202,203,260 286 ●MRM(骨からこそげ取った肉)問題 255,256,257,258,259,260 480 ●血液と尿の汚染問題 31,34 ●ミルクの安全性について 14,16,49,104,106,163,253,265,411 ●食品 「特定危険部位を含む可能性のある食品一覧」126、127,128 ●BSEリコール情報 477 ●化粧品リコール問題と各社対応 12,67,76,93,246,319 ●鳥類のダチョウの感染について 発言7,8,155,236,272 ●豚の感染について 発言9,10,80,81,82,83,94,95 ●野菜は蛋白質を取り込むか 234 ●試験管の中で異常プリオン蛋白が正常蛋白を感染させるか問題(これがそうだと医、化粧品なんか大問題) 63,134、136,137,266,267,280 ●血液によるCJD感染・輸血問題 224 225 ●肉骨粉を完璧に食べているとわかった牛5100頭を焼却処分予定414,415 424,425 427 ●二頭目の牛は4型の異常プリオン蛋白(品川先生)418 ●二頭目の牛の発生場所で70年代にヘタレ牛の話題 361 ●感染率は低いですよーという記事だけをあつめたもの 199 449 ●EU HACCPの対策 475 □給食 ●若年者の給食問題 37,46,130,172,233,241,265,274 ●牛の感染年齢(若年が罹患しやすい) 130
ごめん、農水省幹部名簿は発言179にあります。 □肉骨粉問題 ●輸入肉骨粉の禁止と流入、追跡調査(各国から)242,243、41,164,165,166,177,182,184,213 296 ●肉骨粉の在庫、焼却問題 肥料化、飼料化問題 (土壌、地下水、水道などの環境汚染問題) 13,23,24,26,27,28,36,48,79,107,115,117,135,140,149,156, 158,160,162,167,168,173,175,177,180,183,245,283,289 ●過去の肉骨粉使用問題を追う 110,115,41,164,165,166,175,186,241 296 ●肥飼料検査所の業務概要 479 ●未検査病死牛の素埋め問題と各国の対応 19,91,92,123,131,143,173,247,249 317 ●海外の肉骨粉の使用と処理状況(英仏) 221 227 230,240,243 317(海外問題の項目にもあるかも) ●海外輸入肉骨粉の商社保留在庫 22 ●セメントの安全性について 17,18 ●不活性化していない場合目からの感染の危険性 196 ●肉骨粉とは何か、何故使うか、そして作り方 175,176,178,181 ●蒸製骨粉の作り方(ちゃんと作ってればね) 198 ●350度で焼却してもだめ 222 238 □肉骨粉以外の汚染源? ●動物に与えている医薬品 102,241(このほかツベルクリンがウシ由来) 263 □海外問題 ●米国ダウナー牛問題 29,33,243 263 438 ●海外との「安全性」との比較と研究機関 45,46,91,92,96,240 ●ドイツ政府の新型ヤコブ発生予測 223 ●世界の汚染状況・FAOの見解「100カ国の汚染」30,174,214,219 ●国別汚染度と発生率、発生年齢 42,43,46,50,219 285 ●英国の羊4000万頭焼却処分検討問題 97,100,101 ●牛→羊対策 320(フランス) ●ドイツでは、獣脂も飼料化禁止 再生肉も販売禁止 240 ●2001年2月時点でのEUの状況 抗議、消費現象、輸入禁止措置など 277 ●EU牛の戸籍 367 ●フランスの対策 375 □統計 ●日本の牛の総数と牛肉生産量、輸出先統計 60 ●国別汚染度と発生率、発生年齢 42,43,46,50,219 285 ●牛食べてるかの世論統計と消費者の対応 129,206,209 ●発生者数予測 120 また変わったらどうするんだろ。 □市場状況と世論、安全PR ●市場状況と安全PR、風評、在庫処分52,90,118,141,208,211,216,274、279,291 ●牛や加工品を食べてるかの世論統計と消費者の対応 129,206,209,268,269,275 279 402 ●こういう肉や加工品なら食べたい 150,151,159,211,212 ●まじめにとりくむ企業情報 84 145 148 371 ●各地方での市民や農協の会 114,115,122,139 145,148,207 ●安全なものを作る努力をする企業への圧力 211 ●いい加減な企業 ひとたち 265 289 295 296 429 ●正しい知識とは何か 279 ●薬害ヤコブ 114,122 ●病死肉流通についての警察白書 429
□政府、公的機関 ほか ●武部発言とメールマガジン 38 39 40 58 144 252,276 ●参議院議録 68 ●汚職、嘘問題 89 312 ●狂牛病対策予算 124 ●熊澤農林水産事務次官 131 ●たけべさんの御意見募集(武部氏農水掲示板)188 408 ●安全なものを作る努力をする企業、研究者ほかへの圧力 211,237,254 ●揺れる安全宣言(撤回した武部氏) 全頭検査前の肉の扱いほか、 187 194,276,282,284 ●言論統制のよーな 262 □異常プリオン蛋白の伝播について ●ウシ→ヒト どうやって人間が感染するか 122 171 231, 235,236 239 250 253 310 ●ヒト→ヤギは移るね。232 ●ウシとヒトのアミノ酸配列 61,62,64 ●感染しやすいヒトとしにくいヒトの文献 103,105 ●マウスの実験で陰性であることについて 253 □その他 ●1100度耐性、母子感染、性感染、種の壁低い、破壊不可? 228 229 230 □その他 ●変異性ヤコブ患者の疑い記事(日本)53,57,133 ●擬陽性だった牛 54,108,109,138,217 ●マックの原価と工場公開 73 385 2頭目については発言300以下にずらずら出ているのでそちらをご覧ください。2頭目が発見された後の市場状況、消費者の対応についてもそちらをご覧ください。 気になるのはね、361の発言 「1970年頃、北海道宗谷地方でウシに腰抜け病と言われた病気が発生していた」 と、生産者の証言 463、464 間違いあるかも。ごめんなさい。
□肉骨粉問題から、 283を追加 ●蒸製骨粉の作り方(ちゃんと作ってればね) 198 これに追加 283 基準をクリアしたレンダリング工場が何カ所あるかについて疑問を投げかけている。
17 :
どうも。 :01/11/23 11:07 ID:K2YDCFf7
すみません。蓄積版3ではなくて、蓄積版その4の索引でした。 ばかですみませーん。。
559 : :01/11/23 11:49 ID:+yHGSs6J
関係ないけど、例のスズカンの別海町と、最初の佐呂間町と、今回の猿払村を地図で結ぶと、見事に一直線になるね。
560 :無意味な「安全宣言」 :01/11/23 11:52 ID:vKp9FnRD
>>276 ここの記事読んだけど
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20011122KIIAKA01410.htm つまりこれは、農水省が肉骨粉類を食べた牛は、検査を行って「安全」だと判断
されたとしても、焼却処分にしなければならないほど、危険なモノだと認めたって
事だ。
現行の検査では、異常プリオンが存在しない事を、証明出来ないのだから、これ
は正しい判断だと思う。
だが、それなら10月十八日の「安全宣言」は一体何だったのだ?この一ヶ月間に
どれだけの「肉骨粉牛」が、市場に流通しただろうか?
安全宣言を信じて、給食に牛肉を復活させた学校もあると言うのに・・・
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/23 11:59 ID:4fEMRuiM
22 :
過去ログ倉庫番 :01/11/23 12:27 ID:YxfQ1siG
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/23 13:16 ID:YxfQ1siG
肉骨粉等の当面の取扱いについて
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/sakkyo/kairyou/einou/koutei/prion/esa_tuta.html ○反すう動物の組織を用いた飼料原料の取扱いについて平成8年4月16日 8−5
農林水産省畜産局流通飼料課長から 飼料関係団体の長あて
4月2日及び3日に開催された世界保健機関(WHO)における伝染性海綿状脳症の公衆衛生問題に関
する専門家会合において、すべての国は反すう動物の飼料への反すう動物の組織の使用を禁止
すべきである旨を勧告とすることが決定されたので、御了知の上、反すう動物(牛、羊、山羊
等)の組織を用いた飼料原料(肉骨粉等)については、反すう動物に給与する飼料とすることの
ないよう、貴傘下会員(組合員)に対し周知を図られたい。
農林水産省畜産局流通飼料課長から 北海道農政部長あて
4月2日及び3日に開催された世界保健機関(WHO)における伝染性海綿状脳症の公衆衛生問題に関
する専門家会合において、すべての国は反すう動物の飼料への反すう動物の組織の使用を禁止
すべきである旨を勧告とすることが決定されたので、御了知の上、反すう動物(牛、羊、山羊
等)の組織を用いた飼料原料(肉骨粉等)については、反すう動物に給与する飼料とすることの
ないよう貴管下関係者に対し周知を図られたい。
○英国産反すう動物を原料とした飼料及びペットフードの輸入について 平成8年4月16日 8-6
農林水産省畜産局流通飼料課長から 飼料関係団体の長あて
我が国への牛海綿状脳症の侵入を防止し、飼料等の安全性確保に万全を期すため、当分の間、
英国産反すう動物(牛、羊、山羊等)を原料とした飼料及びペットフードの輸入を行わないよう、
貴傘下会員(組合員)に対し、周知を図られたい。
○反すう動物の組織を用いた飼料原料の取扱いについて 平成8年6月14日 8−7
農林水産省畜産局流通飼料課長から 飼料関係団体の長あて
このことについては、平成8年4月16日付け流通飼料課長通知により、反すう動物の組織を用い
た飼料原料については、反すう動物に給与することのないよう、関係者に対して自粛の要請を
行い、飼料の安全性の確保に万全を期しているところである。
こうした中、本年6月10日、北海道においてめん羊のスクレイピーの発生が確認されたことか
ら、反すう動物の組織を用いた飼料原料を反すう動物に給与することのないよう、再度貴管下
関係者に対し周知徹底方お願いする。
(続く)
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/23 13:17 ID:YxfQ1siG
肉骨粉等の当面の取扱いについて
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/sakkyo/kairyou/einou/koutei/prion/esa_tuta.html (続き)
○飼料及び飼料添加物の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令の施行について
13生畜第3166号 平成13年9月18日
農林水産省生産局長から
都道府県、地方農政局、肥飼料検査所、動物衛生研究所
畜産草地研究所、関係団体あて 別紙参照
○反すう動物等由来たん白質を含む飼料の牛への給与禁止の徹底について 平成13年9月24日
農林水産省生産局畜産部飼料課長から都道府県農林水産主務部長 あて
今般、複数の都道府県の農家において、牛に反すう動物等由来たん白質を含む飼料を給与して
いた事例が発見された。
飼料及び飼料添加物の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令(平成13年農林水産省令
第123号)が平成13年9月18日付けで公布され、牛海綿状脳症の発生防止に万全を期するため、
反すう動物等由来たん白質(肉骨粉等)を含む牛用飼料等は基準又は規格に合わない飼料として、
飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律に基づき製造等が禁止された(法第2条の3)。
このことについては、同日付けで、関係者に対し、これらの基準又は規格を厳守するよう通知
したところであるが、今般、牛に反すう動物等由来たん白質を含む飼料を給与していた事例が
あったことを踏まえ、改めてこの趣旨をあらゆる機会をとらえて農家段階にまで周知徹底を図
るようお願いする。
また、反すう動物等由来たん白質を含む飼料の給与が明らかになった場合は、告発等の法的手
続の検討と併せて直ちに給与を中止させるようお願いする。
○肉骨粉等の当面の取扱いについて 13生畜第3388号 平成13年10月1日
農林水産省生産局長及び水産庁長官から各都道府県知事 あて
今般、我が国において牛海綿状脳症(BSE)が初めて発生したことに伴い、国民の牛肉消費に
対する不安が増大しており、国民の食生活や畜産業、食品産業などにさまざまの影響が生じて
きている。
肉骨粉等を反すう動物(牛)以外の家畜(鶏・豚)等に給与することは、科学的に問題がなく、
資源の有効利用の観点からも合理的な方式と考えられる。一方、これまでも、肉骨粉等の使用
に当たっては、その安全性の確保を図るため、反すう動物由来の肉骨粉等を反すう動物に使用
させないよう適正使用の指導等を行ってきたところである。
しかしながら、一部農家において不適切な使用事例が見られたこと等肉骨粉が誤って反すう
動物に給与される可能性も否定できず、また、これにより食肉全体の円滑な流通・消費に支障
を来すおそれがある。
このため、肉骨粉等の牛への誤用・流用を防止するとともに、鶏肉・豚肉を含め食肉全体の
円滑な流通・消費を確保するため、緊急的な措置として、下記のとおり、飼料用・肥料用の肉
骨粉等及び肉骨粉等を含む飼料・肥料の製造及び工場からの出荷の一時停止の要請を行うこと
とするので、貴管下関係者に対して周知徹底を図られたい。
記
1 対象品目 飼料及び肥料に係る肉骨粉、肉粉、臓器粉、骨粉(1000℃以上で灰化処理され
たものを除く。)、血粉、乾燥血漿、その他の血液製品、加水分解たん白、蹄粉、角粉、皮粉
、魚粉(製造工場において魚粉以外の動物性たん白を使用していないことが確認されたものを
除く。)、羽毛粉、獣脂かす、第2リン酸カルシウム(鉱物由来のもの並びに脂肪及びたん白質
を含暮しないものを除く。)、 ゼラチン・コラーゲン(皮由来のもの及び一定の処理がなされ
たものを除く。) 等及びこれらを成分とした飼料又は肥料となる可能性があるもの
2 期間平成13年10月4日から当分の間
25 :
配合飼料 :01/11/23 13:19 ID:YxfQ1siG
▽ 佐呂間町の当該酪農家が給与していた配合飼料(平成8年1月〜10年4月※1まで)
ホクレン ホクレンくみあい 飼料(株)釧路西港 工場 ミルフードB フレーク
ホクレン ホクレンくみあい 飼料(株)北見工場 幼牛グリー ン
ホクレン ホクレン〈みあい 飼料(株)北見工場 若牛リード
ホクレン ホクレンくみあい 飼料(株)北見工場 北見特配18
ホクレン ホクレンくみあい 飼料(株)北見工場 ニューリード 18
ホクレン ホクレンくみあい 飼料(株)北見工場 新着牛リード 24
ホクレン (株)科学飼料研究 所高崎工場 ミルフードAスーパー
森永乳業 (株) 日本農産工業(株) 小樽工場 スーパー ゴールド18
※1 千葉県で発生した疑似患畜牛とされた牛が購買されるまでの期間
詳細はこちら
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/sakkyo/kairyou/einou/koutei/prion/esa1.html
26 :
ドイツでは? :01/11/23 13:58 ID:YxfQ1siG
英患者数は最高でも約200人?=狂牛病由来のヤコブ病−仏キュリー大など 狂牛病の牛を食べたのが原因と考えられる新型クロイツフェルト・ヤコブ病の 英国内の患者数について、ピエール・マリー・キュリー大など英仏の研究グループ は、最高でも現在確認されている患者の2倍の200人程度との予測をまとめ、 23日付の米科学誌サイエンスで発表した。 (時事通信) [11月23日7時2分更新]
29 :
発見続く可能性高い :01/11/23 17:47 ID:Al0WtdNV
▽狂牛病汚染、今後の展望は 発見続く可能性高い (読売新聞・解説)
http://www.yomiuri.co.jp/kyougyu/ky20011122_04.htm ◆不安解消へ一層の情報開示を
国内2頭目の狂牛病が見つかった。欧州で拡大した経緯に照らし合わせると、今後も次々と
発見される可能性が高い。(科学部 佐藤 俊彰)
2頭目は、9月10日の1頭目の発見からほぼ2か月たった今月19日に北海道天塩町の食
肉処理場で見つかり、21日、感染が確認された。小野寺節・東大教授は「2頭目の発生は時
間の問題だった。欧州の発生状況と似ており、3、4頭目も覚悟しておいた方がいい」と指摘
する。
欧州では、99年から狂牛病の発生数が急増、消費者にパニックが起こった。エライザ法や
プリオニクス検査など、食肉出荷前の簡易検査が相次いで導入され、水面下の汚染の実態が明
らかになったためだ。欧州連合(EU)では今年1月―8月の簡易検査によって、15か国全
体で「2万8000頭に1頭」の割合で狂牛病が見つかった。
単純な比較はできないが、日本は現時点で約9万3000頭に2頭の頻度となる。これは、
ポルトガル(6000頭に1頭)、イタリア(1万1000頭に1頭)、フランス(3万50
00頭に1頭)を下回っている。
この汚染度は低いように見えるが、そもそも日本は同じ頭数を調べても、感染牛が見つかり
にくい。欧州では原則的に病原体プリオンが蓄積する生後30か月以上の牛が対象だ。
一方、日本は、消費者の不安を払しょくするため、技術的にプリオンが検出しにくい30か
月未満も対象にしており、その30か月未満がこれまでの検査実績の6割前後を占める。
実際、今回見つかった2頭目と1頭目は、いずれも生後5年以上経た乳牛だ。さらに北海道
での飼育歴がある点も共通する。小野寺教授は「同じ地域で同じ時期に、同じ肉骨粉飼料を食
べて感染したと考えるのが自然」と推測する。
今後の経過を占うためにも、病原体の異常プリオンの感染経路の特定が急務だが、“有力容
疑者”とみられる欧州産肉骨粉は少なくとも8万トンが輸入されている。
狂牛病の平均潜伏期は約5年。牛への肉骨粉使用を禁じた96年に生まれた2頭から相次い
で狂牛病が確認されたことから、今後、30か月以上の牛の出荷が増えれば、発生数も増加す
ることが容易に想像される。
問題は食肉出荷前の簡易検査だけではない。欧州では、単純な病死とされた牛の検査で、1
700頭に1頭の割合で感染牛が見つかっており、簡易検査も含めた全体の狂牛病発生率は、
4600頭に1頭の割合となる。だが、日本では16日、ようやくこうした病死の牛も全頭検
査することが決まったばかりで、汚染の全体像の把握はこれからだ。
では、消費者はこうした状況をどう受け止めるべきか。今後、狂牛病が欧州同様に増加した
としても、感染牛が市場に出荷されることはないし、万一、検査をすり抜けても、感染力の強
い脳など「特定危険部位」は取り除かれる。「人に感染する恐れは限りなく低い」という点で
専門家の意見は一致しており、消費者は冷静に受け止めるべきだ。
だが、狂牛病はなぞが多く、科学的に100%の安全を保証することが難しいことも事実だ。
消費者自身が最終判断せざるを得ない側面が残る。
国立精神・神経センター神経研究所の金子清俊部長は「消費者自身が安全と判断することが
重要で、国が一方的に安全だから食べろと言っても消費者は納得しない。徹底した対策と同時
に、隠し立てをしない十分な情報開示が求められる」と指摘している。
(2001年11月22日)
▽危険部位40キロ焼却せず 狂牛病 大津市と滋賀県で食い違い
(京都新聞 2001.10.19 News)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2001oct/19/M20011019MHB1S000000006.html 狂牛病感染のリスクが高いとされる牛の特定危険部位について、滋賀県が国の通達を受けて、
「今月九日に県職員が立ち会い、危険部分の焼却まで確認した」と記者発表していたにもかか
わらず、実際は、焼却処分も立会いも実施していなかったことが、十八日分かった。また県は
「その後、、危険部位約四十キロを大津市の施設で焼却した」としているが、大津市は「一切
受け入れていない」と全面否定、双方の説明が大きく食い違っている。
狂牛病問題では、不信感を招かないよう行政の正確な情報提供が求められているだけに、県
の姿勢が問われる。
厚生労働省は九月二十九日、全国の都道府県に特定危険部位(牛の脳、脊髄、眼球、回腸の
一部)を除去し、焼却処分を確認するよう全国の都道府県に通知した。滋賀県生活衛生課の目
方勇課長は十日、記者会見し、「大津市内の食肉処分場には焼却施設がなく、処分先確保に時
間がかかったが、大津市が危険部位の処分を受け入れ、九日以降は県職員立会いのもと、焼却
を確認している」と発表した。
ところが大津市は十八日、「これまで危険部位は受け入れていなかった」とし、同日から危
険部位を受け入れ、二十日から焼却処分を実施することを明らかにした。
発表が食い違うことについて県生活衛生課は「実際は九日には、処理された牛がなく、焼却
処分はなかった。十一日から二日間で二十九頭分約四十キロの危険部位が出たが、十五日に大
津市・志賀町行政事務組合クリーンセンターで焼却処分した」と説明。しかし、市側は危険部
位約四十キロの処分を否定しており、危険部位の行方は宙に浮いた形になっている。
▽牛の危険部位 既に焼却 (京都新聞 2001.10.19 News)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2001oct/19/M20011019MHB1S000000044.html 大津市 クリーンセンター、報告怠る
狂牛病感染のリスクが高いとされる牛の危険部位四十キロの処理について、焼却したとする
滋賀県と、処理していないという大津市の説明が食い違っていた問題で、実際は既に焼却処理
されていたことが、十九日になってわかった。
大津市によると、問題となった危険部位四十キロは、業者が大津市・志賀町行政事務組合ク
リーンセンター(大津市)に持ち込み、十五日に焼却していた。同組合の田井中勲施設管理課
長は「報告が必要だと思わず、忘れていた」という。
この件については、「大津市内の施設で焼却した」とする県に対し、大津市は十八日の「市
狂牛病対策連絡会議」で、相井征夫環境部長が「危険部位は国の指導に沿って、十八日から受
け入れを始める」と報告。同部ごみ対策課も取材に対し「これまでは一切燃やしていない」と
説明していた。
組織内の連絡の不備から危険部位の行方が宙に浮いた形となっていたことについて、相井部
長は「報告を徹底するよう指示していなかったために連絡が行き届かず、申し訳ない」と話し、
佐藤賢助役も「市民の関心が高い重要な問題であり、今後は正確な情報を市民に提供できるよ
う徹底したい」と述べた。
▽狂牛病 追跡調査せず (京都新聞 2001.10.11 News)
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2001oct/11/M20011011MHB1S000000017.html 危険部分処分 滋賀県「問題ない」
狂牛病感染のリスクが高いとされる牛の特定危険部分を焼却処分するよう厚生労働省が先月
通知したところ、滋賀県を含む三自治体が今月五日の時点で食肉処理段階の除去を実施してい
ないと回答していたことが、十日、わかった。滋賀県は同日、記者会見し「危険部分は自主的
に廃棄するよう業者に指導していた。市場に流通した可能性がゼロとはいえないが、九日以降
は県職員が立ち会い、危険部分の焼却まで確認している。対応に問題はない」と述べた。
厚生労働省は九月二十九日、全国の都道府県に特定危険部位(牛の脳、脊髄、眼球、回腸の
一部)を除去し、焼却処分を確認するよう全国の都道府県に通知した。県生活衛生課は二日、
県内二カ所の食肉処理場に対し、自主廃棄を指導した。同課によると、うち大津市にある食肉
処理場は焼却施設がなかったため、処分先の確保に時間がかかり、危険部分の焼却廃棄が県内
で完全実施できたのは九日だったという。
また県は、業者が危険部分を自主廃棄していた間、どこへ危険部分を廃棄したかなど、廃棄
方法を追跡調査していないことを明らかにした。
追跡調査をしない理由について目方勇・生活衛生課長は「廃棄の態勢づくりで精一杯で、確
認する余裕がなかった。廃棄先を追い回して目くじらを立てることだとは思っていない」と話
した。
一方、狂牛病対策で決められた処理段階での危険部分の除去が行われていなかったことにつ
いて、厚生労働省の食品保健部監視安全課は「安全対策が徹底されなかったのは問題だが、そ
れだけでただちに危険性があるわけではない。狂牛病発生の可能性が高い生後三十カ月以上の
牛の出荷停止や肉骨粉の流通停止などで安全性は保たれている」と説明した。除去を始めるま
での処理頭数や処理後の追跡調査などの報告は求めないという。
33 :
南日本新聞 :01/11/23 20:54 ID:YxfQ1siG
▽狂牛病関連・牛せり回復の兆し見えず/鹿県内 (南日本新聞)
http://www.minaminippon.co.jp/2000picup/2001/11/picup_20011123_11.htm 国内で2頭目の狂牛病感染が確認された翌日の22日、鹿児島県内では指宿中央家畜市場
(開聞町)で子牛、肝付中央家畜市場(鹿屋市)で成牛のせり市があり、どちらも前回より平
均で数万円安かった。
生産者や市場関係者からは「2頭目の影響か」との見方があった一方、「牛肉消費が回復し
ないことにはどうにもならない」と抜本的な不安解消を求める声が強かった。
指宿中央は子牛341頭が入場し250頭を売却。平均29万9000円と前回の9月21
日より4万1000円下がった。「前回はまだ狂牛病が響いていなかった。前回並みあればい
いと思っていたが…」といぶすき農協肉用牛課の下拂広重課長。
2頭出荷した山川町成川の福崎忠さん(62)は「今日の相場からいけばまあまあの値。こ
れから上がってくると期待していたが、2頭目の発生で回復が鈍ってくるのではないか」と話
した。
成牛の肝付中央は入場頭数116、売却は90。平均17万円で、前回より約2万8000
円安。市場担当者は「2頭目が出たから安くなったというより、最初の発生からの影響が続い
ている」と分析。「消費地の市場がさえない。食べてもらわないことにはどうしょうもない」
と訴えた。
34 :
東奥日報・社説 :01/11/23 20:59 ID:YxfQ1siG
▽東奥日報・社説 :感染牛2頭目ルート解明を 狂牛病に感染された牛が新たに見つかった。北海道の農家が飼育していた乳牛で国内二頭目。 予想通りとはいえ安全宣言が打ち出され牛肉消費が回復基調に向かう矢先だっただけに衝撃だ。 北海道から子牛を導入している県内畜産・酪農家にも影響は少なくない。 二頭目の発見は狂牛病が広範囲に及んでいるとも考えられる。しかも千葉県で見つかった一 頭目の感染ルートが依然として分からないままだ。消費者の不安を一刻も早く取り除くために も政府は感染経路を徹底的に解明すべきだ。 注目したいのは一頭目との共通項。どちらも生後五年以上の乳牛北海道で育っているという 点だ。病原タンパク質のプリオンが感染して増殖するまでに二−八年かかる。潜伏期間を考え ると北海道で使われていた飼料に病原プリオンが混入して狂牛病が発生した疑いがやや強まっ た、ともいえる。 今回の二頭目は狂牛病の感染経路をたどり国内での汚染実態を探るのに重要な手掛かりとな ろう。迷宮入りとなりかかっている一頭目の追跡調査も洗い直せば二頭目と交錯する感染源が 浮かび上がるかもしれない。その際、過去の牛の飼料に狂牛病が大流行した英国産などの肉骨 粉が紛れ込んでいなかったか、五年以上さかのぼって丹念に調べ直すことが必要だ。 狂牛病は感染症である。狂牛病になった牛の脳が肉骨粉に〇・一グラム入っただけで牛一頭 が感染するくらい感染力は強い。感染源や経路が不明のままである限り、消費者の不安が消え ることはない。 全頭検査を国が始めた一番の目的は狂牛病の牛を必ずチェックして食肉流通に入り込ませな いことだ。検査が始まり、まず生後三年未満と比較的若く狂牛病の危険が少ない肉牛が出回っ た。生後五年を超す乳牛は感染の危険がより高いとみられていたが、発見を恐れて出荷されな い傾向があった。 だが頭数が増えるほど、こんな選別はできない。狂牛病がどれほど広がっているか確かめる ためにも高齢の乳牛の出荷を作為的に抑えてはならない。感染経路や実態が分かれば、より適 切な対策がとれる。感染実態を明らかにするためにも全頭検査を活用したい。 高齢の病死牛のプリオン検査も全頭で実現すべきだ。病死牛は年間約十六万頭と推計されて いるが検査は、ごく一部だけだ。実態調査に空白があってはならない。 特に二頭目が見つかったからといって事態が変わったわけではない。既に全頭検査に加えて 脳など感染危険部位を取り除いて食用に回らないようにしている。家畜飼料への肉骨粉使用も 全面停止されている。狂牛病の感染が深刻な欧州に比べても全体としては厳しい対策だ。牛肉 をいたずらに危険視しないよう冷静に対処したい。 政府は信頼を取り戻すため検査などに手抜かりがないよう引き続き努めるべきだ。飼料に肉 骨粉などが含まれていないか抜き打ち検査も検討していい。風評被害を防ぐにはその積み重ね しかない。 二頭目の牛は一頭目と違い立ち上がれないなど狂牛病特有の症状はなかった。だが症状がな くても狂牛病だったのは重大な問題をはらむ。過去に見逃して食肉市場に出回った可能性を示 すからだ。 農水省などは飼料への病原プリオン混入に甘い評価をして狂牛病の発生を水際で食い止めら れなかった。その間にも、ここ数年、狂牛病の牛が食卓に上がった可能性がある。政府の責任 は重大だ。 懸念されるのは人への感染。致死的な新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病になることだ。 英国では一九八〇年代に狂牛病が広がり約百十人の新変異型ヤコブ病が発生している。新変異 型ヤコブ病になる危険はごく低いが完全にゼロと言い切れない。牛だけでなく人の病気の監視 も強めるべきだ。
35 :
中国新聞・社説 :01/11/23 21:01 ID:YxfQ1siG
▽中国新聞・社説 :2頭目の狂牛病 漏らさぬ体制が肝心 '01/11/22
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh01112201.html 国内で二頭目の狂牛病に感染した牛が北海道で見つかった。先月十八日から全国で始まった
食肉処理用の全頭検査で確認された。九月十日に千葉県で見つかった狂牛病の牛が、決して例
外的なものでなく、感染の広がりが裏付けられた格好だ。一頭目で確認できていない感染源の
特定を、今度こそ確実に行いたい。
二頭目が出たことで、さらに複数の感染牛が出回ってくる可能性が高まった。農水相と厚生
労働相の「安全宣言」のもとになった全頭検査は、約三十の手順を正確に行わないと、感染牛
を見逃す恐れもある、と専門家は指摘する。急ごしらえだけに、網から絶対に漏らさぬ体制に
なっているか、厳しく確認したい。
年間百三十万頭もの多くの牛を検査しなくてはならないのである。しかも、狂牛病の潜伏期
間は何年にもわたる長さである。長期戦を覚悟しなくてはならない。作業に慣れるに従って、
安易に流れる可能性も出てくる。国民の信頼を得るには、持続的な緊張感が求められている。
二頭目の感染牛は五年七カ月の雌のホルスタインである。感染源と思われる肉骨粉飼料を食
べたと思われる。肉骨粉は牛に食べさせないよう指導している、とした農水省だが、実際には
この十月に全面的に禁止されるまで、多くの牛に食べさせていたことが判明したからである。
この二月、薬害エイズ訴訟で活躍した、衆院議員の川田悦子さんが狂牛病を心配し「牛の精密
検査をきちんとやるべきだ」と要請した。厚生労働省は「十分対策を取っているから大丈夫」
と答えていた。しかし、現実は狂牛病を上陸させてしまった。
これまでの政府の対応への国民の不信感が払拭できぬ限り、「安全宣言」も生きてこないだ
ろう。二頭目が見つかったのは、確かに検査体制が働いているからである。しかし、国民は網
から漏れている恐れはないか、疑念を抱いている。
中枢神経症状など異常が見られる牛などは農水省が農場検査でチェックを強化していた。と
ころが全頭検査で感染が見つかったということは、農水省のチェックをくぐりぬけた牛がいる
ことであり、最初のチェックの意味も問われることになる。
全頭検査から一カ月余り、感染牛が見つからぬまま、やっと懸念が和らいだときだけに、消
費へのマイナスの影響があらためて問題になりそうだ。畜産農家や関係業界の憤りや悲痛な叫
びは察するに余りある。行政は「安全宣言」を繰り返すだけでなく、こうした苦しみにも最大
限の配慮を忘れてはならない。
さらに二頭目の確認で、全頭検査体制発足までに、感染牛が市場に出なかったとの保証はで
きない情勢にある。それだけに人間への感染への監視も怠ってはならない。
今後の問題は全頭検査体制への国民の信頼をいかに得るかである。これまでのような行政の
怠慢や、隠ぺいめいたものがあってはならない。長期戦の間に、なれ合いや手抜きが生じない
とも限らない。いつまでも緊張感を保つためには、第三者による検査体制チェックと情報公開
も必要かもしれない。牛肉への信頼を取り戻すための知恵と工夫を政府に求めたい。
36 :
山陰中央新報・社説 :01/11/23 21:04 ID:YxfQ1siG
▽山陰中央新報・社説 :狂牛病2頭目/冷静に感染経路を見極めよ (11月22日掲載)
http://www.sanin-chuo.co.jp/ronsetu/2001/11/22.html 北海道の猿払村で飼育されていた乳牛が、国内二頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)と確認され
た。千葉県で九月に見つかった一頭目の感染源はまだ分かっていない。二頭合わせて感染経路
を徹底的に解明すべきである。
厚生労働省は十月十八日から、食肉処理される牛の全頭検査(年間約百三十万頭)を実施し
ていた。狂牛病は感染症である。いずれは二頭目、三頭目が見つかると予想されていた。一カ
月余り経過し、全国で約九万頭を検査したところで二頭目が発見された。
一頭目と共通点があるのに、まず注目したい。どちらも生後五年以上の乳牛で、北海道で育
った。病原タンパク質のプリオンが感染して増殖するまで二−八年かかる。その潜伏期を考え
ると、北海道で使われていた飼料に病原プリオンが混入して、狂牛病が発生した疑いがやや強
まった。
二頭目の存在は、感染経路をたどり、国内での感染実態を探るのに重要な手掛かりである。
迷宮入りになりかかっている一頭目の追跡調査も洗い直せば、二頭目と交錯する感染源が浮か
び上がるかもしれない。
その際、過去の牛の飼料に、狂牛病が大流行した英国産などの肉骨粉が紛れ込んでいなかっ
たか、五年以上さかのぼって丹念に調べ直すことが必要である。狂牛病になった牛の脳が肉骨
粉に○・一グラム入っただけで牛一頭が感染するくらい感染力は強い。感染源が不明のままで
ある限り、消費者の不安は消えない。
狂牛病の牛を必ずチェックして食肉の流通に入り込ませない。これが全頭検査の第一の目的
だった。全頭検査が始まってからは、生後三年未満と比較的若く、狂牛病の危険が少ない肉牛
がまず市場に出回った。生後五年を超す乳牛は感染の危険がより高いとみられていたが、発見
を恐れて出荷されない傾向があった。
しかし、頭数が増えると、こんな選別はできない。狂牛病が国内でどれぐらい広がっている
か確かめるためにも、高齢の乳牛の出荷を作為的に抑えてはならない。感染経路や実態が分か
れば、より適切な対策が取れる。感染実態を明らかにするためにも全頭検査を活用したい。
一方、年間約十六万頭と推計されている病死の牛の検査は、ごく一部しか実施されていない。
実態調査に空白があってはならない。高齢の病死牛のプリオン検査も全頭で実現すべきだ。
狂牛病の二頭目が見つかったからといって、事態が変わったわけではない。既に全頭検査に
加えて、脳など感染危険部位を取り除いて食用に回らないようにしている。家畜飼料への肉骨
粉使用も全面停止されている。全体としては、狂牛病の感染が深刻な欧州に比べても厳しい対
策だ。牛肉をいたずらに危険視しないよう、冷静に対処したい。
政府は信頼を取り戻すため、検査など対策に手抜かりがないよう、引き続き努めるべきだ。
飼料に肉骨粉などが含まれていないか、抜き打ち検査も検討してよい。風評被害を防ぐには、
その積み重ねしかない。
日本の狂牛病はせいぜい数十頭だろう。人が新変異型ヤコブ病になる危険はごく低いが、完
全にゼロとは言い切れない。新変異型が発生していないか。牛だけでなく、人の病気の監視も
強めるべきだ。
37 :
きちんと洗浄されている? :01/11/23 21:08 ID:YxfQ1siG
▽2頭の感染牛に同じ会社の飼料=肉骨粉混入の可能性調査へ−北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011123-00000798-jij-soci 国内2頭目となる狂牛病の牛が北海道宗谷管内猿払村から見つかった問題で、この牛を飼育
していた農家が使っていた配合飼料の一部が、1頭目の感染牛が生まれた網走管内佐呂間町の
農家で使われていたのと同じ会社の製品だったことが、23日までに関係者の話で分かった。
同社の牛用飼料は原材料に肉骨粉を含んでいないが、製造工場で鶏・豚用飼料の肉骨粉が混入
した可能性も否定できないため、道庁などは今後、慎重に調査する考え。
この会社は道内に4工場を持ち、一部で牛用飼料と、肉骨粉を含む鶏・豚用の飼料の製造ラ
インを共用していた。同社は「鶏・豚用飼料の後に牛用を製造する際は、大豆かすなどを流し
て肉骨粉を除去している」と説明している。
これについて、農水省飼料課も「きちんと洗浄されていれば、同一ラインの使用自体には問
題ない」としている。しかし、関係者からは「洗浄の程度には各工場で差があった可能性もあ
る」として、混入の恐れを指摘する声も出ている。 (時事通信)
日本農業新聞に 牛のカルシウム剤に輸入骨粉がつかわれているものを業者が サンプルとして薦めていたとの記事があった(詳細は忘れた) この手の業者が営業でサンプルを配ることはあると聞いたことが ある。おそらく、それか、ホクレンでの他飼料混入が原因か?
39 :
河北新報・社説 :01/11/23 21:58 ID:Al0WtdNV
▽河北新報・社説 :2頭目の狂牛病/今度こそ感染源の特定を
http://jyoho.kahoku.co.jp/shasetsu/2001/11/20011122S.HTM#NEWS01 2頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)感染牛が見つかった。北海道猿払村の酪農家が道北食肉セ
ンターに出荷した5歳7カ月の雌の乳牛。解体後の検査で陽性が疑われ、帯広畜産大で感染を
確認した。
感染牛の肉や骨はすべて焼却される。同じ食肉処理場で直後に解体された30頭の枝肉につ
いても流通をストップさせている。
国が先月18日から行っている全頭検査が機能した結果と言えよう。食肉の流通を安全面か
ら監視している厚生労働省の役割は果たされた形だ。
それにしても、農場での検査を受け持つ農水省のチェックは、またもや感染牛に突破されて
しまった。「水際で止めてくれないと、どうにもならない」。厚労省の幹部からこんな批判の
声が出ていることを、農水省は厳しく受け止めるべきだ。
生産農家や食肉業界は、9月に見つかった最初の感染牛のショックからようやく立ち直りか
けていた。お歳暮シーズンを控え、これからばん回のチャンスという時期に出はなをくじかれ
たのは痛いだろう。
北海道の感染牛は、農水省が9月に指示して実施した狂牛病緊急調査でも異常は見つからな
かった。飼育していた酪農家は、感染源として最も疑われている肉骨粉もエサとして牛に与え
たことはないと言っている。
感染源を特定することが防止対策として最も重要なのに、今回も原因が分からないでは済ま
されない。
農水省や北海道は、一緒に飼育されていた70頭近い牛を厳重に検査するのはもちろん、感
染牛から生まれた子牛の移動も徹底的に追跡して不安の広がりを断つべきだろう。
これまで北海道では、狂牛病に似た症状が羊に出る「スクレイピー」感染が50頭近く報告
されている。輸入した羊からの感染が原因とされているが、スクレイピーの発症地帯と狂牛病
を重ね合わせながら、原因を探ることも必要となっているのではないか。
2頭目が見つかったことを考えれば、可能性を1つずつつぶしていく姿勢が農水省にとって
は何より重要だ。「ないはずだ」という予断が、禁物なのは言うまでもない。
一方で厚労省は、感染牛が持ち込まれた食肉処理場の除染措置を情報公開し、2次感染防止
策が十分取られていることを示すべきだ。「安全な肉しか市場に出ていかない」ことを消費者
に理解してもらう対応が求められる。
狂牛病の原因物質の異常プリオンが蓄積しやすい脳やせき髄などを適切に除去していれば、
牛肉は安全なことが分かっている。
食肉処理の過程で十分な対策が取られていることが分かれば、消費者も安心できよう。解体
時の汚染を防止するため、フランスなどで導入されているせき髄吸引装置なども国内で普及さ
せる指導を急ぐべきだ。
狂牛病対策は、感染ルートの究明とともに、国の農場検査と食肉検査によるダブルチェック
が働いていることが大切だ。ポイントは感染牛の発見にとどまらず、狂牛病をなくすことだ。
健康な牛だけが生産される体制を早く固めてもらいたい。
40 :
肉骨粉輸入業者名 :01/11/23 22:40 ID:Al0WtdNV
第153回国会 衆議院農林水産委員会 第 3 号 平成13年10月31日(水曜日) ○小林政府参考人 去る十月十七日の農林水産委員会で山田正彦委員から御質問のありました 肉骨粉の輸入業者名の件に関して、お答えいたします。 平成十二年におきまして、飼料用及び肥料用として我が国に肉骨粉を輸入した業者の数は二 十九社であり、このうち、業者名を公表することについて同意したものの数は二十三社となっ ております。 具体的な輸入業者名でございますが、飼料用の肉骨粉の輸入業者が、株式会社カーギル・ジ ャパン、大丸興業株式会社、伊藤忠商事株式会社、兼松株式会社、喜多組商事株式会社、丸紅 株式会社、三菱商事株式会社、ミツワ商事株式会社、ニチメン株式会社、住友商事株式会社、 テイーエムシー株式会社、株式会社トーメン、トミクラ産業株式会社、株式会社東食、株式会 社豊田通商の合計十五社となっております。 また、肥料用の肉骨粉の輸入業者が、株式会社エフワイシー、兼松株式会社、久栄物産株式 会社、九州交易株式会社、丸紅株式会社、ミツワ商事株式会社、中原物産株式会社、日本オー ガニック株式会社、大平良、住友商事株式会社、トミクラ産業株式会社、広商株式会社、株式 会社中村商会の合計十三社となっております。 これらのうち、飼料用、肥料用の両方の輸入業者が五社となっております。 以上、御報告申し上げます。 ======= 業者名の公表を拒んだ会社って何なのよ?
>>40 結局、商社って農水省じゃ手は出せないのよ。
あそこは経済産業省が縄張りだからさあ・・・
だから、役所に任せないで政治家が強権発動すりゃ良いんだよ。
それがいちばん手っ取り早いんだけど、具体的なことは役所まかせ。
役所は法律以上のことやれないんだから、ねえ・・・
43 :
米国の対応 :01/11/23 23:31 ID:TK07Lj5a
米、日本などの牛製品輸入禁止も
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?i=2001102704283p2&c=4 【ワシントン26日=共同】日本や欧州での狂牛病発生を受け、米食品医薬品局(FDA)の
専門家の諮問委員会は26日、牛などの家畜の脳や脊髄(せきずい)を使った食品や化粧品など
の輸入や販売を全面禁止することを含めた狂牛病対策を検討するよう求める勧告をまとめた。
医学者や産業界などの専門家でつくる委員会は、これらの製品の中に病原体プリオンが含ま
れ、人間が新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病にかかる可能性が否定できないと指摘。FD
Aに詳しい調査の実施と水際での検査体制の強化などを求めた。
FDAは、日本で狂牛病の発症が確認された直後に、日本からの牛肉や牛のエキスを調味料
として含む食品などの輸入を禁止する措置を取っている。〔2001/10/26 共同〕
>>43 一月前の記事貼ってどーすんの?
皆、もう解ってるだろ。
http://www1.odn.ne.jp/toukei06/4gen_jyo/gj00/gj0006.htm 食品廃棄物のリサイクル飼料で豚・牛がスクスク育つ[山形:天童市]
−養殖魚の餌にも期待−
現地情報24巻第9号(平成10年12月25日公表)で「厨芥から優良な飼料生産」という見出しで天童市の
(有)A社が厨芥を飼料化するプラントを稼働させたことを紹介したが,現在は,このリサイクル飼料
「エコフード」100%でスクスク育った豚の良質な肉の評判が良い。A社グループでは市内で豚肉のしゃ
ぶしゃぶや,すき焼きを出す会員制レストランを経営したり, 生肉や加工商品の全国配送をしたり事業
は順調に伸びている。 このリサイクル処理プラントで出来た「エコフード」は,養豚業の利用ではなく,
現在は上山市のB食品会社において肉牛の飼料に栄養補助剤として混ぜ与えている。B社でも栄養価が高く,
牛本来の食味が増したと好評である。 また,A社グループでは試験的に牛についても,リサイクル飼料
「エコフード」100%で飼育を始めてみたが,成長度合いが非常に良く獣医さんも驚いており, 肉質につい
ても期待がもてると話している。 さらに,養殖魚の餌として利用できないかどうかも現在研究中である。
---------------------------------------------------------------
肉骨粉の焼却試験実施へ 大分のセメント工場で (共同)
狂牛病の感染源となり得る肉骨粉の焼却試験が大分県津久見市の太平洋セメント
津久見工場(森紀雄工場長)で近く実施されることが二十二日、決まった。岩崎泰
也津久見市長が住民の安全対策を条件に試験の実施を了承した。肉骨粉の大量処分
を目指すセメント工場での焼却試験の実施が決まったのは初めて。日程は今後協議
して決める。
焼却試験では、脂肪分は燃料に、カルシウムはセメント材として活用する予定だ
が、セメントの品質が維持できるか、有害物質が残らないかなどの実験データと炉
への投入時の安全対策を確認するのが目的。同工場は試験実施の条件として、市と
住民の了解を得るのが前提としていた。
岩崎市長は区長や商工会議所などとの会合で「試験中や輸送の際の周辺住民への
安全策を二重三重に取り組むこと」として了承し二十二日、九州農政局(熊本)に
伝えた。太平洋セメントは「安全性が確認され、地域住民の理解が得られれば本格
的な焼却処分にも協力する」としている。
農政局によると、肉骨粉は全国に約六万三千トンあり、うち三万トンが九州に貯
蔵されている。(了) 11/22
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011122-421.html
最近,オランダから英国に輸入した牛肉の一部に脊髄が積み込まれているのが発見された.
オランダでのBSEの発生頭数はまだ少ないとは云え,EUにより使用の禁止されている臓器が
未だに闇ルートで流れているという事実は消費者にとってショックである.
欧州の食肉業者の中には,味をよくするために内密に危険物を使用する業者が,
未だに残っていることは甚だ残念である.このような不正業者の存在がかえって牛肉の
消費量の減少を招く結果となっている.食肉業者の加工過程の透明性は消費者の信頼性を
高める上で重要なことである.欧州内外での食肉業者や貿易業者の厳しい監視が必要である.
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/bse/bse2.html
49 :
他スレ :01/11/24 00:37 ID:kpvqtw50
ttp://www.maff.go.jp/work/011026bse-dai1.pdf の8ページ目
----------------
牛肉在庫緊急保管対策事業
1 事業の目的
10月18日以降、と畜場においてBSEに感染していないことが
証明された安全な牛以外、と畜場から食用として出回ることはなくなった。
しかしながら、10月17日以前にと畜解体された牛肉も安全なものであるにも
かかわらず、10月18日の新たな検査の開始に伴い、BSE検査を受けて
いないということを理由に、消費者等から厳しく峻別される懸念がある。
このため、これらの牛肉を市場から隔離し、国民の不安を念には念を入れて
払拭し、市場における牛肉の滞留を解消して円滑な食肉の流通を確保する。
2 事業の内容
全国に会員を有する団体が、10月17日以前にと畜解体処理されて生産された
国産牛肉であってその会員等が所有する在庫を、と畜月日等で特定し買い上げ、
それを冷凍保管し、冷蔵倉庫から搬出させないこととし、
最終処分は国の責任において万全を期す。
3 事業実施主体
農業協同組合連合会、
全国食肉事業協同組合連合会、
日本ハム・ソーセージ工業協同組合
4 所要額(補助率)
9,194百万円(定額)
担当課:生産局畜産部食肉鶏卵課
03-3502-8111 3965 代表内線
伏見・木下(夜間)直通担当者03-3501-3776
-------------
武部メンバーのBBSにも書いたけど、この対策は多分検査実施後に始めている。
理由は10/10の文書にはなくて、10/24の文書にあるから。
ttp://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/OldTaisaku.html あと、事業実施主体が上の3団体なのも気になる。
がいしゅつかもしれないが、これらの団体に属さない業者はいるのか?
いたとしたらどのぐらいか?
上の2つのリンクの親はここ
ttp://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/bse_j.htm
51 :
武部会見 :01/11/24 00:44 ID:7eaOCzro
武部勤農水相会見要旨 11月22日 BSEについて
http://www.takebe.ne.jp/kisya1122.htm Q: 昨日2頭目の狂牛病の感染が確認されたわけですが、大臣昨日、食肉の安全性というこ
とを強調されておられましたが、今回2頭目が出たということで消費者の安心感ですか、そう
いう意味ではなかなか戻らない部分があると思うのですが、今回2頭目が出たこと、その辺り
含めて、大臣はどうのようにお考えですか。
A: 誠に残念なことではありますが、私も以前から申し上げておりましたように、今後BS
E感染牛が発生する可能性は否定しておりません。それだけに人の健康に影響を与えることの
ないようにということを優先して取り組んで参りました結果、何が一番大事かということでは
、検査体制を徹底することだということで私ども全頭検査体制を10月18日から実施するこ
とに漕ぎ着けたわけであります。このことによってと畜場から安全な牛以外の食肉等が出回ら
ない体制になったということを消費者の皆さん方に申し上げた次第でありまして、今度の牛も
これまで新たに特定危険部位は除去して焼却するという手続きをとっておりますし、また、中
枢神経症状などがなかったわけですが、外見的にはBSEを疑うようなことは見受けられなか
った。しかし、5歳7ヶ月ですが廃用牛としてと畜場に持ち込まれてそこでエライザ法による
検査結果が陽性であった。そして更にウエスタン・ブッロット法で陽性と出まして、昨日5時
からの専門家会議でBSE患畜という決定がなされたということでございます。1つには検査
体制が機能しているからこそ、そういうBSEを疑い得ないような当該牛のような牛
いうことがわかったわけですから、1つは全頭検査体制というものを何よりも優先したという
ことが非常に機能していると意味で我々はほっとしています。全頭検査をとってよかったなと
いうことですね。それと一番心配しているのは、総理も18日以降は、安全な牛による食肉等
しか、安全証明された食肉等しか市場に流通しないということが今度のことで少し時間が経て
ば国民の皆様方が分かってもらえるのではないかとこのように私ども期待しております。とい
うのは、全頭検査、全頭検査といっても我々は具体的に分かりますけれども、一般の国民の皆
様方は、全頭検査、全頭検査と言っているけれど、何をどのようにやっているのか、何のため
にそういうことが行われているのか、そこのところがまだ不明確なんだろうと、不確かな印象
だと思うのです。昨日も、ある方が全頭検査の意味がよく分かりました、本当にこれから18
日からと畜場から出てくる肉は大丈夫なんですね、その意味が分かりましたとこう言っていま
した。これは名前は上げませんが、ある政治家ですよ。政治家ですから結構意識情報を意識の
高いと言いますか様々な情報を持ちうる方々ですが、そういう方でも私どもが一生懸
たからと畜場から安全な肉以外は出回らない体制になったのですよと我々はそう説明していて
も、一般の人達はそれはどういう実態かということがあまり理解できていないのではないかと
思います。 (続く)
52 :
武部会見 :01/11/24 00:45 ID:7eaOCzro
武部勤農水相会見要旨 11月22日 BSEについて
http://www.takebe.ne.jp/kisya1122.htm (続き)
A: その意味で今度のことで少しでも理解が深まるきっかけになって欲しいと思います
し、私どもそのことを消費者の皆様方のために更に分かり易く徹底して理解していただくこと
が大事ではないかと思います。更に、感染原因、感染経路、こういったことは農林水産省とし
て、徹底的に進めていかなければならないと思っていまして、昨日、担当官を現地に派遣いた
しました。この牛はいうまでもないことですが、全て適切に焼却処分したことになっておりま
すので、市場に出回ることはないということも皆さん方の報道を通じても正確に伝えていただ
いておりまして、このことには感謝したいと思います。更にそのことをよろしくご協力お願い
したいと思います。またこれも梅津審議官から説明させていただいておりますが、当該牛がエ
ライザ検査の陽性となった段階から家畜保健衛生所において当該農家が飼養している同居牛を
監視下において、それらの移動・出荷の自粛を徹底するように要請しているところで
断を受けまして家畜伝染病予防法に基づいて移動の制限が実施されたところであります。直ち
に同居牛等の追跡調査や給与飼料の調査等に着手にしておりまして、感染原因や感染ルートの
徹底究明に努めて参りたいと思います。なお、農林水産省としても、いうまでもないことです
けれども、引き続き厚生労働省や都道府県との連携というものを緊密にしていかなければなら
ないということと、食肉等の安全の確保と、国民の皆様の不安解消に万全を期して参りたいと
いうのが私の考えでございます。
(続く)
53 :
武部会見 :01/11/24 00:45 ID:7eaOCzro
武部勤農水相会見要旨 11月22日 BSEについて
http://www.takebe.ne.jp/kisya1122.htm (続き)
Q: 最後に大臣の方からおっしゃられた、その消費者の安心をどうやってこれからさらに確
保していくかという辺りで、むしろ感染、発症していなかった牛が感染したことが分かったこ
とが、若干不安感を高めることにも繋がりかねないのかなという声もありますが、どうでしょ
うか。
A: いや、それは一時的にそうなるでしょう。というのは、そのまたそういう牛が流通して
るんじゃないかというような、そういう思い込みというものを持つ人もいますから。昨日、号
外まで出たそうですから、号外が出たということで、さあ大変だと、こう思う人もいるかも知
れません。しかし逆に、今前段申し上げましたように、と畜場から安全なことを証明された肉
以外は市場に流通しないんだと、そういう意味が今度の件で分かったんじゃないかと思います
。それから私どもは、もう心配な肉が外に出てくることはないですか、出てくる心配ありませ
んかと言われた時に、私がどういう答をしているかというと、BSEに感染している牛が、今
後出てくる可能性はありますと、しかしどんな牛が出ても、と畜場で全頭ダブルチェックする
わけですから、エライザ法で検査して陽性であれば、今度はウエスタン・ブロット法で検査す
るという二重三重の病理組織のこともやりますから。二重三重の検査体制を取ったと、しかも
EUは30ヶ月齢以上ですけれども、日本の場合は、全頭、若い牛も全て元気な牛もどの牛も
検査するということだから大丈夫なんですと、こう言ってたことが、しかし我々は言
る方は、まだその辺のところは良く具体的に分からなかったんじゃないかと思います。
今度のことで、「なるほどと」、そのBSEに感染する牛が出ても、ここできちっと検査さ
れるから心配な牛が食肉等で出回ることはないんですね、ということの理解が、私は深まって
いくのではないかと思ってます。例えば、この間の東京と場における一次試験のエライザ法の
陽性で大騒ぎになりました。その大騒ぎになった状況が余りにも大きかったものですから、一
次検査で発表すべきかどうかということがまた大議論になったんですよ。しかしその後、これ
が二次検査で陰性と分かった後、みんな小さくなり、「あそうかと」、一回目だけじゃないん
だと、二回もきちっとやるんだと、その結果、その大丈夫なものしか出てこないということで
、あの大きな騒ぎがごく短い時間に収束してっいたわけです。ですから私ども党からもいろい
ろ言われましたけれども、ある程度時間が経ったら一次検査で発表してもまだ一次検査じゃな
いか、ということで平静に二次検査を待つということになるだろうから、私はあんまり心配し
てませんとこう言ったとたんに、党の方からも怒られましたけれども。それと類似した反応と
言いますか、対応というものが、消費者や国民の皆さん方に出てくることを期待して
私どもが、全頭検査の中身を説明するよりも専門の方々に、分かりよく、直ぐ解説してもら
うような努力、PRです。PRの仕方も、研究してやっていきたいと思ってます。
(続く)
54 :
武部会見 :01/11/24 00:46 ID:7eaOCzro
武部勤農水相会見要旨 11月22日 BSEについて
http://www.takebe.ne.jp/kisya1122.htm (続き)
Q: 狂牛病なんですけれども、感染した牛2頭とも96年に北海道で生まれて、乳牛でホル
スタインなんですけれども、今後発生が予想されるであろう感染牛も同じような共通項を持っ
たものが中心になるんではないかと、いうふうに考えることも出来るんですが、これは大臣は
どうお考えですか。
A: いろんな考え方があると思いますけれども、私どもとしては、予断を持って予め、こう
いうことではないかというようなことを想定して調査をするという段階ではないと思います。
前回の1頭目の感染牛に対する感染経路等の追求も、御承知のように英国やデンマーク、イ
タリアあるいはアジアのかなりの数の国々にも職員を派遣して、肉骨粉がどの様に集荷されて
どの様に輸出され輸入され、どの様にこれが販売され給飼されているか、ということが今調査
を付け合わせをして、今月中には中間的な取りまとめをしたいと思っているわけでございます
。今の時点で、まだある方向性を予断して、どうこうすべきだと、そういう段階ではないと思
っております。ですから、あらゆることを最大漏らさず、考えられることは全て調査の対象に
していかなくちゃいけないと、このように思っております。
(続く)
>>42 さんの抜粋
出典:『情報・知識 imidas2000』ISBN4-08-100014-X
その2(本題です)
項目:化学
監修:竹内敬人(神奈川大学理学部教授)・吉岡甲子郎(東京
大学名誉教授)
P880
プリオン〔prion〕
脳がスポンジ状になり、死に至るウシ海綿状脳症(bovine
spongiform encephalopathy 通称狂牛病<mad-cow disease)を
引き起こすのは、感受性の、しかも遺伝子を含まないたんぱく
質である。発見者であるアメリカのS.B.プルシナーはこの病原体
をタンパク質性感染粒子(proteinaceous infectious particle)
とよび、プリオンと略称した。プリオンは252個程度のアミノ酸か
らつくられ、たんぱく質としては簡単なほうである。無害な正常
型と病原体となる異常型(スクレイピー型)があり、両者の一次
構造は等しいが、正常型の高次構造がらせん状のα-へリックス
であるのに対し、異常型はヒダ付きシート状のβ-シート構造である。
正常型は動物の生体内にもともと存在するが、異常型との接触に
よって高次構造が変換され、連鎖的に異常型へと置き換えられる。
この変換に関与する物質をつくる、変異した遺伝子もあるらしい。
しかし最近、日本の化学者が、罹患したマウスの脳と脾臓の細胞
を分析して、マウス自身のものではない、ウイルスの核酸の一部
と見られる塩基配列の断片4個を見いだした。プルシナーがノー
ベル賞を得、すでに「たんぱく質プリオン病原体説」が定着して
いるだけに、論議をよびそうである。
・・・でも、全然話題になってない気がするので、
完全否定されたんですよね、きっと。
もしかして「激しくガイシュツ」?
56 :
武部会見 :01/11/24 00:47 ID:7eaOCzro
武部勤農水相会見要旨 11月22日 BSEについて
http://www.takebe.ne.jp/kisya1122.htm (続き)
Q: ある方向性を打ち出す時というのは、農水省としてそういうふうに考えていると い
う打ち出し方があるのか、あるいは技術検討会みたいなところで「このくらいの 傾向が今
出ていますがどのようにしますか」という形になるのでしょうか。
A: それは、やはり専門家の方々のご意見というものが非常に大きいと思います。農林水産
省にも専門的な職員がいますけれども、ただ、私は政治家として常に起こり得ないと思うこと
が起こり得るというのが21世紀を象徴することではないかということですから、専門家の皆様
方のご意見を尊重しなければなりませんが、政治家としては更にもっと幅広く、ありとあらゆ
ることを想定しながら、頭に入れながら仕事を進めていくことが大事だと思っております。こ
れは職員にはそのことを絶えず申し上げております。
(続く)
57 :
武部会見 :01/11/24 00:48 ID:7eaOCzro
武部勤農水相会見要旨 11月22日 BSEについて
http://www.takebe.ne.jp/kisya1122.htm (続き)
Q: 現在、中枢神経症状が全くない状態で感染していることが確定されたわけですけれども
、そうすると、これまで検査をする前に出荷されていた牛でも、同じような牛がいたという可
能性は否定できないということになるんですが、そうすると、日本の人達は、症状は出ていな
いけれども狂牛病に感染していた牛の食肉を食べていた可能性も、これは否定出来ないという
ことになるのではないでしょうか。
A: 私は絶対ということはないんだと、起こり得るはずのないということが起こり得るとい
うのが、少なくとも私が常々最も重視していることです。絶対なんていうことは絶対ないと、
絶対ないということは絶対ないというときだけは絶対という言葉を使うというふうに言ってい
るわけですから、色々なことは想定できますが、そこのところだけを見ると心配になってきま
す。ただ、英国の例で同居牛が同じエサを食べていても、感染している確率は3%ということ
なんです。それから種の壁というものも当然あるわけです。そういったことを根拠にして専門
家が、英国の場合は人間に感染する確率は500万人に1人だろうと、こう言っているわけです。
そして英国の場合は18万頭も出ているわけです。英国を除くヨーロッパでも2,200頭以上出て
いるわけです。私どももやはり、そういう早く発生したところの対策を学んで色々と我が国の
対策を急いでやってきました。皆さん方からすれば、後手後手に2転3転と言うけれども、私ど
もは当初、初期段階から色々と批判されたことが多々あったと思いますけれども、結果として
2カ月くらいの間に全頭検査の体制もとっているわけです。それから、人の健康に影響として
優先してやってきたわけですし、絶対ということはないんですから、それはおっしゃるとおり
だと思いますが、これは専門家の話です。私の考えで言っているわけではありません。皆さん
方もそうだと思いますが、私も心配ですから色々な先生方の話も聞きましたし、色々なものも
読みましたし、いずれにしましても日本においては牛由来のBSEの人への感染というのは絶対
ないとは言えないけれども、ごく少ないんだということが一つの拠り所だと思っています。で
すから、今後、それこそ絶対ない体制を目指してやっているわけでありますので、17日以前の
牛肉も完全に隔離しているわけですし、その後の対策というのきちっとやっているわけでござ
います。それから、もう一つ大事なことは、もともと食肉、牛乳・乳製品は、これは100%安
全だという、これはOIEの評価がそういう事なんですから、これは私が言うわけではありませ
んので、そういう様々なことを考えて、私は今まで絶対ないということは絶対ないということ
だけは言えますけれども、消費者の皆様方や国民の皆様方が心配されるようなことは考えられ
ないという、そういうふうに思っております。
(続く)
58 :
武部会見 :01/11/24 00:49 ID:7eaOCzro
武部勤農水相会見要旨 11月22日 BSEについて
http://www.takebe.ne.jp/kisya1122.htm (続き)
Q: 肉骨粉は使用はしていなかったというように報道されていますが、肉骨粉は絶対に使用
されていなかったと今の段階で大臣はお考えでしょうか。また、96年に遡って禁止していれ
ば今回の事態は生じなかったのではないでしょうか。行政指導で不十分だったのではないでし
ょうか。
A: 過去の事は、第三者委員会、調査検討委員会であらゆるデータ、要求されるデータをこ
ちらから出して検討していただいているところです。私は専門家ではございませんので、詳し
いコメントは差し控えますが、私は何度も申し上げているとおり、「起こり得ないと思うこと
が起こる」ということがおうおうにしてあり得るというのが今の時代だということで、職員に
徹底しています。ですから、人を疑うということは決して良いことではありませんけれども、
「これでいいということはない」という気持ちで徹底してやってもらうということです。です
から報告、連絡、相談、点検と確認ということを言っているのはそういうことです。また、過
去に遡っての話は、国会での決議などもあったり、それは行政指導よりも法的規制の方がベタ
ーであったと思います。思いますが、その時点に遡って考えた場合に、それが適切であったの
か、不適切であったのか、責任が問われることなのかどうなのかということについては、先程
も申し上げたとおり、第三者委員会、調査検討委員会が19日から始まっているわけですから
、そこで専門の先生方に「客観的にありとあらゆることを御議論していただいて、御
い」と申し上げている次第です。そこでの御検討を待つことにしたいと思います。
(続く)
59 :
武部会見 :01/11/24 00:50 ID:7eaOCzro
武部勤農水相会見要旨 11月22日 BSEについて
http://www.takebe.ne.jp/kisya1122.htm (続き)
Q: 厚生労働省の所管かも知れないんですけれども、焼却する予定の特定危険部位について
、どんな焼却する前に調査を行うのか、異常プリオンがどの程度含まれているとか、そういう
ような客観的な科学的データに関しての調査とかそれを公表することとかは、どういうふうに
なっているんでしょうか。つまり、異常プリオンが感染して脳とかから見つかっているわけで
すけれども、特定危険部位にはそれが蓄積される可能性があるとされているから焼却するわけ
ですよね。それについて実際にどの程度そこにそういったものがあるのかというような科学的
な研究とか調査みたいなものはなさるんですか。
A: いや、危険部位を除去して焼却するというのは、一にかかって消費者の皆さん方に、安
全なもの以外は出回りませんよということですから、直ちに除去して焼却するんです。それが
目的ですから。これを除去したものを分析して調査して結果、「どうですこうです」と言うこ
とではないですよ。これはもうそんな暇はありませんから。これは1頭1頭検査してその結果
を見てやるとか何とかというのはね。そういうことではない。もう直ちに危険部位は除去して
焼却すると、あるいは直ぐにできない場合は、冷蔵庫に入れたりしてやっているでしょうけれ
ども。それは危険部位の除去、焼却というのは調査とか研究のためにやるわけではありません
ので、これは安全性の確立のためにやっていることですから。今回の場合も全部焼却してしま
っているのかな。まあ焼却していなかったら研究の余地もあるかも知れませんけれども。ただ
そのための除去、焼却ではないですから。
60 :
熊澤事務次官が19日まで言っていたこと :01/11/24 00:59 ID:7eaOCzro
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月19日(月) 14:02〜14:27 於:農政クラブ )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011119jimujikan.htm ○へい死牛の全頭検査体制について
Q: 全頭検査の件なんですけれども、2頭目が出ないことに関して、農水省は死亡牛に関し
ては全頭検査をしていない、その中に2頭目というものがいたかも知れない可能性はあるんじ
ゃないかと思います。農水省が死亡牛に対して全頭検査をしていないから2頭目が出ていない
のではないかというような指摘をする声もあるんですけれども、現状として今できないという
状況があるというのはよく分かるのですが、そういう現状を次官ご自身はどういうふうに思わ
れていますか。
A: 先程申し上げましたように、まずはと畜場で全頭検査をする、従ってBSEに関しまし
て、安全な食肉のみが出回る体制を確立しているということ。それから同時に今申し上げまし
たように、と畜場に入るまでの段階としてのサーベイランスの検査体制を強化しております。
当然その中で重点を置くのはやはりBSEを疑う症状とか、あるいは中枢神経症状を呈する牛
、BSEだけではないんですけれども、中枢神経症状というのは出る場合もございますので、
まずはそのような牛を重点的にサーベイランスの対象にしようということで、検査体制の強化
を図っているわけでございます。実際に通常の病気で死ぬ場合というのも含めて、死亡牛は年
間16万頭ということですので、現に直ちに16万頭を検査できるかといえば、体制としては
実際には困難ですので、私どもとしてはまず、と畜場における全頭検査の体制を確保し、その
前の段階でのサーベイランス検査の強化という現状の下で最大限の検査体制の確立、確保とい
うことでやってきているわけでございます。方向としてはできるだけそうしたサーベイランス
の強化をしていくことが望ましい方向であるということは、それはその通りだと思い
力の拡充と、現場での対応能力の拡充、そうしたことを踏まえながら検査体制の拡充強化の方
向で検討を進めるということであります。
Q: 現状では、今のところはやむを得ない部分があるんだけれども、それを何とか変える方
向でということですか。
A: はい。拡充の方向で検討したいと思います。
========
そんなに死亡牛の検査をされたら困るのか?
おいおい、農水省HPより武部HPの方が情報早いの? (農水HPには22日会見はまだUPされとらん!) 何、考えてるんだ?仕事しろ、農水! それで、よく情報公開とか言えるな。
>>61 いつも農水省HPより武部HPの方が会見要旨の情報は早く掲載されています。
農水省のHPでは、事務次官の会見要旨の内容について事前検閲のチェックが
厳しいので、更新がどうしても遅れるのでしょうか?
64 :
6〜7割が輸入原料 :01/11/24 02:39 ID:7eaOCzro
▽狂牛病感染の2頭、ホクレン系の配合飼料で飼育と判明 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1123/021.html 北海道佐呂間町で育てられた国内初の狂牛病感染牛と、感染2頭目となった北海道猿払(さ
るふつ)村の乳牛は、いずれもホクレン農協連合会系の飼料会社が製造した配合飼料を与えら
れていたことが地元農協の調査で23日、わかった。ホクレンは「配合飼料に感染源とされる
肉骨粉を入れていない」としており、道庁は配合飼料に肉骨粉が混ざる可能性などについて調
べる。
猿払村の農協によると、1歳ごろまでの成長期、猿払村の感染牛に与えられていた配合飼料
と、佐呂間町の感染牛の飼料が同じだったという。猿払村の感染牛の飼料は同農協が一括購入
しており、飼料の伝票などを照合した。
佐呂間町の感染牛は96年3月26日、猿払村の牛は同年4月4日に生まれた。飼っていた
酪農家はそれぞれ「肉骨粉を食べさせていない」と話している。
一般に、汚染された肉骨粉を1歳までに食べると、狂牛病を発症する可能性が高くなるとさ
れる。道庁は、2頭が同じ時期に汚染された肉骨粉を食べた可能性を否定できないとして、2
頭の飼料や飼料の製造過程などを調べる。
道内で生産される配合飼料はホクレン系が約35%のシェアを占める。だが、1頭目の確認
の際に実施された肥飼料検査所の検査では、ホクレン系4工場で作る牛用の飼料からは肉骨粉
は見つかっていない。
ホクレンによると、配合飼料の輸入原料は6〜7割を占め、すべて全国農業協同組合連合会
(全農)から仕入れている。主に米国やカナダから、トウモロコシ、コーリャン、ライ麦を輸
入し、それらの国では、穀物と肉骨粉の流通ルートに接点はなく、飼料の製造過程でも肉骨粉
が混入することはないとしている。
(20:28)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20011124ic01.htm 狂牛病2頭は同工場の代用乳使用?飼料は同銘柄か
国内2頭目の狂牛病と確認された北海道猿払村の乳牛と、北海道佐呂間町で
生まれた1頭目の感染乳牛が、ともに子牛のころ、道外の飼料会社の同じ工場で
製造された代用乳を与えられていた可能性が強いことが23日、関係者の話で
わかった。
代用乳は脱脂粉乳などを含んだ牛専用の粉ミルクで、生後3か月まで水に
溶かして与えられる。銘柄が同一かどうかは確認されていないが、1頭目に
与えられた代用乳には、動物性油脂のほか、先月4日に流通禁止となった
豚の血しょうたんぱく(今月1日禁止措置解除)も含まれていた。
また、猿払村内の酪農家の飼料購入記録を保管している東宗谷農協幹部
は、「2頭が食べていた配合飼料は同1銘柄だった可能性が高い」との
見方を示した。この配合飼料は道内の大手飼料会社が同じ工場で製造した
ものであることがすでに判明しており、農水省や道では、2頭に共通する
これらの飼料を中心に分析を進め、特定を急いでいる。
(11月24日03:07)
699 名前:乳腺炎の件なんだけどさ :01/11/24 09:12 ID:6Lu0O74m 牛乳の歴史の本に、超高温殺菌法について書いてあったのね。 牛乳の生産の96%がその方法で行っている(いつの統計かわからんですまん) 超高温(某メーカーは130度2秒殺菌)でやると、 滅菌状態に近いって書いてあった。 なんでそこまでする必要があるのかな、と思ったりもするよね。穿った見方をするとね。 長持ちさせる必要もあるんだろうけれど、 逝印の食中毒事件もあるでしょう。あれはなんで細菌が繁殖したのか? あとから保管状態が悪くて細菌が繁殖したのではなくて、 もとのミルクに入っていたという可能性はないわけ?
69 :
:01/11/24 09:26 ID:uDjQqPdQ
食品廃棄物のリサイクル飼料で豚・牛がスクスク育つ[山形:天童
市]
−養殖魚の餌にも期待−
現地情報24巻第9号(平成10年12月25日公表)で「厨芥から優良
な飼料生産」という見出しで天童市の(有)A社が厨芥を飼料化す
るプラントを稼働させたことを紹介したが,現在は,このリサイク
ル飼料「エコフード」 100%でスクスク育った豚の良質な肉の評判
が良い。A社グループでは市内で豚肉のしゃぶしゃぶや,すき焼き
を出す会員制レストランを経営したり, 生肉や加工商品の全国配送
をしたり事業は順調に伸びている。このリサイクル処理プラントで
出来た「エコフード」は,養豚業の利用ではなく、現在は上山市の
B食品会社において肉牛の飼料に栄養補助剤として混ぜ与えている。
B社でも栄養価が高く,牛本来の食味が増したと好評である。また、
A社グループでは試験的に牛についても,リサイクル飼料「エコフ
ード」 100%で飼育を始めてみたが,成長度合いが非常に良く獣医
さんも驚いており, 肉質についても期待がもてると話している。さ
らに,養殖魚の餌として利用できないかどうかも現在研究中である。
http://www1.odn.ne.jp/toukei06/4gen_jyo/gj00/gj0006.htm
71 :
ホクレンスレッド :01/11/24 09:35 ID:uDjQqPdQ
72 :
BSE清浄国までの道のり :01/11/24 11:26 ID:YUcIX3Vg
OIE基準による BSE 清浄国の条件は以下のとおりです。
(1) 以下に示した全ての危害要因に対し、適切な基準で分析され、実施されていること
・ 反芻動物由来の肉骨粉、 greaves(獣脂かす)の牛への給餌
・ 伝達性海綿状脳症 (TSE) 汚染の可能性のある肉骨粉、 greaves (獣脂かす)、飼料の輸入
・ TSE感染の可能性がある動物、胚、卵の輸入
・ 国内での全ての動物に対する TSE の疫学的状況の把握
・ 国内における牛、羊、ヤギの頭数構成比に対する理解度
・ 動物屑の起源、レンダリング製造条件、動物への給餌方法
(2) 以下のことが、 7 年以上適切に実施されていること
・ 生産から流通にかかわるものへの教育の実施、獣医師への教育の実施
・ BSEと疑わしい症例の強制的届出と報告の体制整備
・ ガイドライン (
http://www.oie.int/eng/normes/mcode/A_00154.htm ) に従った、 BSE サーベランスと監視システムを構築し、結果は少なくとも 7 年間記録保管
・ サーベランスシステムに従った、脳その他の組織の認定検査所での検査
(3) 自国での BSE 発生から 7 年間以上発生がないこと。
(4) 反芻動物由来の肉骨粉、 greaves(獣脂かす)が、飼料として使用禁止となって 8 年以上経過していること。
これらの条件に合致する様、対策を講じていくことが、 BSE 清浄国までの道のりです。
( OIE: International Animal Health Code 10th edition-2001 Chapter2.3.13より抜粋
http://www.oie.int/eng/normes/mcode/A_00066.htm )
73 :
出荷された疑似患畜? :01/11/24 16:33 ID:9iN0f2lg
▽狂牛病2頭目とエサ・牧場同じ牛が300頭 調査急ぐ(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1124/011.html 北海道猿払村の牧場から出荷された牛が狂牛病と確認された問題で、この牛と飼われた
期間が重なり、同じえさを食べ、狂牛病にかかった可能性のある「疑似患畜」となり得る牛が
約300頭になることが24日、道庁や地元の農協の調べでわかった。すでに、かなりの牛が
全国に出荷されたとみられ、農水省や道庁は追跡調査を急いでいる。
この牧場は乳牛を飼育して生乳を出荷するほか、子牛を育て、乳牛として多い年には
数十頭を全国の酪農家に売っていた。
家畜伝染病予防法では
(1)1歳になるまで感染牛と同じ牧場で飼われ、同じえさを食べていた可能性がある
(2)感染牛の誕生日の前後1年間に生まれ、同じえさを食べていた可能性がある
(3)感染牛が発病する前2年以内か発病後に生まれた牛
を「疑似患畜」としている。疑似患畜となると、食肉処理や売買はできない。
猿払村の感染牛は96年4月に生まれていることから、道庁などは95年4月まで
さかのぼって調べたところ、同じ牧場で育った牛は計300頭を数えた。
この中の一部が「疑似患畜」に当たる。現在、牧場にいるのは77頭で、出荷された牛の
行方を調べている。(15:12)
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/24 17:28 ID:qjEzpLUd
▽狂牛病2頭、飼料に血しょうタンパク ホクレンが全道で回収
2001/11/24 15:39 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011124&j=0044&k=200111244280 狂牛病(牛海綿状脳症)の感染が確認された網走管内佐呂間町の牛が食べていた配合
飼料に、今年十月の飼料安全法に基づく農水省の省令改正で、牛に与えることを禁止された
「血漿(けっしょう)タンパク」が含まれていたことが、二十四日までに分かった。国内二頭目の
宗谷管内猿払村の農家も同じ飼料を使っていた可能性が高い。販売元のホクレンは十月、
全道の農家からこの製品五千袋(一袋二十キロ)を回収した。道は、これらの飼料が二頭の
狂牛病感染と関連がないか、分析を急いでいる。
この飼料は、生後一カ月前後まで牛に与える代用乳で、全農などが出資する科学飼料研究所
(本社・東京)が製造した「ミルフードA」。この原材料の中に、省令改正で使用が禁止され
た豚の血しょうタンパクが含まれていた。二頭の牛が生まれた一九九六年当時から含まれてい
たという。
またこの飼料には牛や豚の動物性油脂も含まれていた。
ホクレンは「血しょうタンパクは米国製の豚から取り出したもので、狂牛病感染の恐れはないが、
法律で禁じられたので回収した。他社の製品も同じ成分構成だと聞いている」と説明している。
回収の際には、血しょうタンパクの代わりに鶏卵の粉末を入れた代替製品と現品交換した。
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/24 17:30 ID:qjEzpLUd
▽狂牛病の2頭、飼料3品目が共通 同じ工場での製造も
2001/11/24 16:14 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011124&j=0044&k=200111234035 国内二頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)の感染牛が宗谷管内猿払村で見つかった問題で、
この牛の飼育農家が使っていた飼料が、一頭目の感染牛が出た網走管内佐呂間町の
農家の飼料と、少なくとも飼料会社二社の計三品目で同じだったことが、二十三日までの
道や東宗谷農協の調べで分かった。このうち一品目は道内の同じ工場内で生産されていのた。
道などによると、両社はいずれも農業団体系統で、これらの配合飼料は道内で幅広く
使われているが、いずれの飼料にも感染源とされる肉骨粉は使われていないという。
ただ、このうち一社の工場内では、この二頭が道内にいた時期が重なる一九九六―九八年の
間、肉骨粉を含む鶏、豚用の飼料も生産しており、この製造ラインが牛用飼料のラインと一部
が重なっていた。同社は「鶏、豚用の飼料を生産した後は、大豆かすなど他のえさをラインに
流して洗浄しており、牛用飼料に肉骨粉は混入していないと思う」としている。
道は「道内ではエリアが重なれば、同じ種類の飼料を使っているケースがほとんど。
共通点があるからと言って、即座に感染と関係があるとは言えない」としているが、
何らかの事情で肉骨粉が混ざった可能性がないかどうかも含め、慎重に調査を進める方針だ。
76 :
化粧品 :01/11/24 17:47 ID:qjEzpLUd
▽化粧品原料、魚へ切り替え 狂牛病問題で各社(11/24) (朝日新聞)
http://www.asahi.com/life/health/kenko/1124a.html 国内での狂牛病問題を受け、化粧品業界で動物原料離れが進んでいる。
使用が禁じられた脳やせき髄、国産牛にとどまらず、鶏や豚を素材とする原料も魚などに
切り替える動きが出始めた。
すでに牛原料の使用をやめている業界トップの資生堂は、魚類を除く動物原料の使用を
やめる。
同社は昨年12月に胎盤などの使用を禁止する通知が出た後、牛由来のコラーゲンは
魚由来の成分に切り替えるなどしたが、今後は販売中の全商品を調べ、牛以外でも鶏や
豚などから抽出した原料があった場合にも、魚や植物由来の原料に切り替える方針だ。
成分や原産国がはっきりしない素材は使用をやめるという。
カネボウは昨年12月の通知後、牛の胎盤から抽出していた美白成分のプラセンタ
エキスを、豚の胎盤やビタミンCの利用に切り替えた。さらにすべてをビタミンCへ
再切り替えすることも検討している。広報担当者は「危険と認識してはいないが、
消費者の『植物志向』が加速しているため」と説明する。
ただ、日本化粧品工業連合会によると、化粧品原料の流通過程は複雑で、原料が動物
由来か植物由来か特定するのが難しいケースもあるという。
77 :
参考資料 :01/11/24 18:55 ID:qjEzpLUd
78 :
:01/11/24 19:04 ID:qjEzpLUd
1996年6月10日
農水省、ヒツジ海綿状脳症(スクレイピー)の発症確認、
法定伝染病指定後初めて同居ヒツジを殺処分
http://biotech.nikkeibp.co.jp/BSE/NS96610.html 農水省は6月10日、北海道でスクレイピーが発症したことを確認、発表した。同省はスク
レイピーを家畜伝染病予防法の法定伝染染病として4月27日に指定、牧畜家に発症の届け出
を義務付けした。今回の報告は指定後初の発症例となった。英国政府が3月20日に「狂牛病
と新型クロイツフェルト・ヤコブ(ヒト海綿状脳症)との関連を否定できない」と発表したこ
とを受け、4月に全国の飼育場を立ち入り検査し、5月に「現在はスクレイピーの発症はない
」と発表したばかり。専門家は2年連続の発症ゼロの報告を疑っていたが、今回の結果は同省
の調査能力の限界を証明した結果となった。スクレイピーに感染したヒツジの臓器や肉を飼料
に添加した餌を与えたことが英国での狂牛病と北米でのミンク海綿状脳症の発症原因であると
いわれている。わが国でも狂牛病発生国からのウシ関連製品の輸入禁止の水際防止作戦に加え
て、国内での飼料原料の監視体制をさらに強化する必要がありそうだ。
法律に従い、同じ牧場で飼育されていた残り23頭のヒツジは殺処分後に焼却された。また、
牧場も消毒が施された。これによって感染防止を図っているが、スクレイピーの病原因子であ
るプリオンは通常の消毒法では無毒化できない。牧場に散乱しているはずの、ヒツジの組織や
胎盤などの焼却処分も必要かもしれない。
==========
BSEの乳牛2頭が生まれた時期とスクレイピーの発生が非常に近いのが気になります。
距離的にも非常に近接しています。
146 : :01/11/24 11:47 ID:e649I5sJ 今さっき、朝日ニュースターのパックインジャーナルで 横尾和博がすごい事言った。 狂牛病の母子感染について、ミルクから感染する可能性を否定 できないって。
149 : :01/11/24 11:58 ID:e649I5sJ パック・イン・ジャーナル田岡元帥が肉よりエキスの方が ずっと危険だと言う事を行政はちゃんと発言すべきだと。
148 :日本人は100%逝ってしまう可能性がある :01/11/24 11:57 ID:8kld1Xkk
遺伝子型の違いによる感染率の差についての引用
http://nikukoppun.tripod.co.jp/#0005より 今まで新型ヤコブ病に罹った患者のアミノ酸配基列はほぼある型であることがわかっている。
プリオンの129番目の配列がバリン〜メチオニンがヘテロ、メチオニン〜メチオニンがホモ。
異常プリオンは正常プリオンのこの部分がβシートという構造に変化してしまったものだが、
ヘテロ型は変化しずらい構造でホモ型は非常に変化しやすい構造。ホモ型の人間が異常プ
リオンを体内に取り込んでしまったらほぼサヨナラ状態。
ちなみにイギリス人はヘテロ50%、ホモ50%。日本人はホモ100%。
イギリス人は最悪50%が生き残る可能性があるが、日本人は100%逝ってしまう可能性がある。(鬱だ
完全に100%ではなくておおよそ大部分の日本人って言うのが正確。(1億人全て同じなどあり
得ない)あとホモ型も異常プリオンを取り込んだら必ず発症する訳じゃなくて、ヘテロ型に比べて
感染率が高いと推定される と言うこと。
…それで、先ほど私が強調しました129番目のことをお話しします。これは、ユナイテッド・キング
ダムのノーマル・ポピュレーションでこれぐらいの割合だと。つまり、シナプスにたまるメチオニン
/メチオニンタイプは37%なんです。それで、恐らくプラークになるだろうとしているのは60%な
んです。それで、実際にクロイツフェルト・ヤコブ病が起こっているのは実はこのメチオニン/
メチオニンのタイプなんです。日本は、残念ながらこのメチオニン/メチオニンが90%以上いる
んです。だから、もし日本に入ってくるとすればものすごくかかりやすい。
そして、一番問題のコドンの129 メチオニン/メチオニンという日本人に最も多いシナプスにたま
るタイプであるにもかかわらず、10例が10例プラークになっている訳です。細胞外にアミロイド斑
としてたまっている訳です。こんなことは普通のスポラディックのCJDでは考えられないというの
で問題になった訳です。
83 :
代用乳の件 :01/11/24 21:14 ID:CVxrOSdi
84 :
過去ログ倉庫番 :01/11/24 21:40 ID:IR0AhUQe
▽過去ログ倉庫にスレッド12本を追加しました。
http://bse.omosiro.com/ http://members.fortunecity.com/nikukoppun/ ミラー
狂牛病の牛から取っていた牛乳は安全なの?(232)
【速報】北海道で国内2例目の狂牛病確認!!(32)
牛に続いて豚も危険!?(28)
☆牛乳って本当に安全なの?☆(52)
他の牛もみんな検査のため殺します(11)
【狂牛病】病気の牛は埋めて隠蔽!170頭!(272)
牛を屠殺する機械を武部の額にあてて(36)
狂牛病2頭目の牛に名前をつけよう。(83)
【衝撃】元来牛肉は体に悪い食べ物だった(35)
牛、焼却処分するぐらいなら食わせろって奴→(21)
薬害エイズ、狂牛病の真実!(10)
☆国内狂牛3頭目!!(10)
牛海綿状脳症(BSE)の現状と問題点
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/bse/bse2.html -----過去の安全性テストの信憑性
過去に英国その他の国で行われたBSEの牛の体内における分布の検査には
二つの問題が含まれている.第一は,BSEの感染後間もなく或いは症状の出る
以前のBSEプリオンの体内における分布はよくわかっていない.
羊にBSEを感染させた実験によるとBSEプリオンの体内分布状態は,牛の場合
とかなり異なっており,血中にもBSEプリオンが発見されている
最近のイスラエルの研究によるとBSEのプリオンもしくはその断片が,発症する
以前にも,尿中に排出されることがわかってきた.これは牛の血液中にBSEの
プリオンがある時期に出ることを意味しており,プリオンの存在は否定できない.
今日までの牛の臓器の安全性についての検査結果は再検討する必要性が高い.
第二の問題は,今までの安全性のテストはほとんどがマウスに接種して行われてきたが,
マウスの感受性は牛の感受性に比べ約500分の1であることがわかっているので,陰性でも
絶対安全とは言えないものが多く含まれている.しかしながら牛を使ってのBSEプリオンの
濃度を調べることは,時間と費用がかかるので極めて難しい.新しい検査方法の開発が必要である.
87 :
過去ログ倉庫番 :01/11/24 22:02 ID:IR0AhUQe
88 :
追跡調査 :01/11/24 22:22 ID:osvGzwvT
▽年間約30頭出荷 感染牛確認の酪農家 道が追跡調査へ
2001/11/24 21:45 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011124&j=0044&k=200111244812 国内二頭目の狂牛病感染が宗谷管内猿払村で確認された問題で、この牛を飼養していた
酪農家が、年平均で三十頭前後の牛を全国に出荷していたことが分かった。道は出荷された
牛のリスト作りを今月中にも終え、現在の健康状態や感染牛と同じえさを食べたかどうかなど
追跡調査をする。
調査対象は、感染牛と一緒に飼われていた七十七頭と、感染牛との同居の経験のある牛で、
約三百頭に上る見通し。
調査の結果、一歳までの間に感染牛と同じえさを食べていた可能性がある―などのケースを
絞り込み、狂牛病に感染している恐れがあるとして、家畜伝染病予防法で定めた「疑似患畜」
に指定、と畜して病性鑑定をする。
道は「同居経験があっても同じえさを食べていないなど、疑似患畜に当てはまらない牛もおり、
最終的な指定頭数がどのくらいかは分からない」としている。
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/24 23:27 ID:xOsoMuC8
>88 30頭じゃなくって、300頭じゃなかったか? 朝日は、300頭と報じているが・・・
90 :
2頭の関連性 :01/11/24 23:33 ID:7eaOCzro
▽2頭の関連性に注目 狂牛病 複数の飼料が共通
2001/11/24 21:18 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011124&j=0044&k=200111244811 国内二頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)の感染牛が宗谷管内猿払村で確認された問題で、道な
どは網走管内佐呂間町産で千葉県で見つかった一頭目の感染牛との関連に注目、二十四日も休
日返上で、二頭に共通する飼料の調査などに取り組んだ。いずれも感染源とされる肉骨粉使用
の裏付けは得られておらず、感染ルート解明の先行きは不透明だが、道は「予断を持たず、あ
らゆる可能性を検討したい」としている。
佐呂間町産の一頭目の牛は、千葉への出荷前の一九九六―九八年の間、同町内で八種類の配
合飼料(三製造業者)を主要飼料に、補助飼料、粗飼料など合計二十種類の飼料を与えられて
いた。一方、猿払村の農家は少なくとも六種類の飼料を使っていた。
佐呂間町の農家も猿払村の農家もホクレン系の飼料がメーン。ホクレン系の飼料は、地域に
よって違いはあるが、成長過程の各段階で与えられる飼料の内容は似通ってくる。二頭の牛は
いずれも九六年生まれで、出生日はわずか九日違い。成長時期が重なっていることもあり、複
数の共通の飼料を食べていた。
ただ、佐呂間町の農家の飼料には、調査の結果、いずれも肉骨粉は含まれていなかった。こ
のため、いくら共通点があっても感染源の特定には結びつかない。工場によっては製造、運搬
過程で国内の豚、鶏用肉骨粉が混入した可能性も推測されるが、「過去の状態は確認しようが
ない」(酪農畜産課)という。
二頭に共通するとみられる「ミルフードA」(代用乳)には、十月の農水省令改正で使用を
禁止された豚の血漿(けっしょう)タンパクが含まれていたが、二頭が道内にいた四、五年前
に、牛の血漿タンパクが混ざった可能性を調べるのは極めて困難。しかもこの血漿タンパクは
非感染国の米国製であることが分かっている。
また配合飼料の内容の半分以上を占めるトウモロコシなどの輸入穀物や、魚粉などの外国製
の飼料原料は、製造、運搬状態など把握できていない部分も多い。一頭目の感染源調査のため、
欧州やアジア各地へ専門家を派遣した農水省も、英国製肉骨粉の各国への流通ルートなど、
確認作業は難航している。
91 :
:01/11/24 23:35 ID:7eaOCzro
>>89 年平均の出荷頭数 30頭
感染牛と一緒に飼われた牛の数 77頭
感染牛と同居の経験のある牛 約300頭
92 :
:01/11/24 23:58 ID:xOsoMuC8
300頭か、当分断牛しよう。 北海道のみなさん、本土に牛は、持ち込まないで下さいね。
93 :
疑似患畜 :01/11/25 00:45 ID:Kfx4KVW0
▽狂牛病「疑似患畜」が流通の可能性 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/top/20011124it12.htm 国内2頭目の狂牛病の乳牛が見つかった北海道猿払(さるふつ)村の酪農家で飼育、全国の
農家に売却された牛が、過去6年間に少なくとも200頭いることが24日、わかった。農水
省と道庁では、このうち感染牛と同じえさを食べ、感染した可能性がある「疑似患畜(かんち
く)」の特定を急いでいるが、一部はすでに食肉として市場に流通している可能性が強い。
この酪農家では現在、77頭の牛が飼育されているが、これとは別に、感染牛が生まれる1
年前の1995年4月以降、全国の農家に売却されていた牛は200頭以上に上る。ほとんど
は生後間もないオスだったという。
同省などの追跡調査で生存が確認された牛は、家畜伝染病予防法上の「疑似患畜」に認定さ
れ、狂牛病の感染検査を行ったうえで焼却される。
疑似患畜は、感染牛が生まれた前後1年間に生まれ同じ場所で同じ飼料を食べていた牛や、
1歳になるまで感染牛と同居し同じ飼料を食べていた牛――などが対象で、飼育中の77頭の
一部も該当する。
(11月25日00:13)
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/25 01:10 ID:p0Mf1zAI
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?c=0 年間30数頭の牛出荷・北海道猿払村の酪農家
北海道猿払村の牛が国内で2頭目の狂牛病と確認された問題で、同じ農場から毎年30数頭の牛が
出荷されていたことが24日、酪農家の話で分かった。
出荷先は全国各地とみられ、同農場では現在約75頭を飼育している。このため道は、感染牛が
生まれた前年の1995年にさかのぼり、売却分も含めた約300頭を対象に、出荷先や健康状態の追跡
調査を実施中。1歳になるまで感染牛と同居して同じえさを食べたなど、一定条件を満たした牛は
「疑似患畜」に指定し、病性鑑定の上、焼却処分する。
酪農家によると、出荷した牛の内訳は、生まれたばかりの雄牛が年約20頭、妊娠牛同7-8頭、搾乳
をやめて牛肉として解体する雌牛が同5-6頭。また、感染牛が産んだ子牛3頭はすべて雄で、
1998,99,2000年にそれぞれ売却した。
感染牛は「妊娠前に広い放牧地で運動させるため」として、生後13-19カ月と23-26カ月の
計2回にわたって村営牧場に預けていたという。えさは牧草が主体で、道は感染源とされる
肉骨粉を食べた可能性は薄いとみている。
また牛に与えていた配合飼料は、すべて東宗谷農協猿払支所を通じて買い、ほかの商社な
どからは買っていないという。
酪農家は「感染は事実。泣き言は言わない。これから何年かかるか分からないが、今まで
以上にこの農場を立派にしていきたい」と繰り返した。
狂牛病騒動も 「神戸ビーフ」好調です。京都の専門店
国産牛の「安全宣言」から約一カ月。国内二頭目の狂牛病がみつかり、消費回復の動きがいまだ鈍い中、客足
の絶えない精肉店もある。その一つ、神戸ビーフ専門店「中勢以」(京都市)。ここ十年来、販売牛のエサや
飼育法など「生産者情報」を店頭に示す販売法を貫いてきた。一連の騒動の中でも「売り上げへの影響はほと
んどなかった」という。顧客との信頼関係をどう築くか。兵庫県はこのほど、生産者の“顔”が見える流通の
仕組みづくりを支援する狂牛病対策を打ち出した。関西のモデル店を訪ねた。(辻本一好)
中勢以は同市伏見区、JR六地蔵駅近くの商業地にある。神戸ビーフなど但馬牛をもとにした牛肉だけを販売
してきた。
経営者の加藤中謙さん(50)は、自分で安全を確かめた牛しか買い付けない。農家へ日参し、エサや育て方
を調べる。情報を集め、京都から神戸西部市場(神戸市長田区)まで出かけ、意中の枝肉を競り落とす。
狂牛病は一九八六年、濃厚飼料を主体とする欧州で発生した。「安全をどう消費者に示すことができるか。そ
こが食品販売の大切な要素になると痛感した」と加藤さんはいう。生産者の情報公開に踏み出したきっかけに
ついて「日本でも飼育の仕方が不透明になってきたから」と振り返る。
草食動物の牛は元来、稲わらをエサとしてきた。しかし、価格競争の激化や経済性を追求する中で、手間と経
費がかかる稲わら飼育が次第に遠ざけられた。業者から仕入れたタンパク系の濃厚飼料を、子牛から与える飼
育へシフトしたという。
成長に応じ使用も必要だが、加藤さんは「業者任せにしている点が問題」と指摘する。稲わらに加え、大豆か
すなどを素材とした濃厚飼料を自ら配合し、成分を説明できる農家こそ「安全な生産者」と言い切る。
篠山市の飼育農家木村善孝さん(54)は、その一人。十一月一日、神戸西部市場に出した牛は一キロ三千五
百四十五円と昨年の自己最高を更新した。味とともに安全性が評価される時代に入った。
「神戸ビーフの強みは信頼できる生産者が多いこと」と加藤さん。「生産から販売まで、流通を透明化し、消
費者に公開する仕組みをつくれば、ブランド力はさらに高まる」と提案する。
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/011124ke30860.html と畜の際の汚染がちょっと気になるけど。
ここのブランドだけのと畜場があるといい。
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/25 01:31 ID:Ywg3WMDr
アレルギー表示及びBSE(いわゆる狂牛病)に関するセミナーの開催について
拝 啓 秋冷の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
日頃当センターの事業運営につきましては、種々ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、このたび当センターでは、下記によりセミナーを開催することと致しました。
つきましては、ご多用の所恐縮ですがよろしくご参加の程お願い申し上げます。
なお、ご出席の際は、FAXにて11月16日(金)までに会社名・住所・氏名・電話番号等を明記の上,ご返信くださいますようお願い申し上げます。参加証をお送りします。 敬 具
記
1. 日 時 平成13年11月21日(水)13:30-16:30(開場 13:00から)
定員(400名)になり次第、〆切らせていただきます
2. 場 所 北トピア(南北線・京浜東北線王子駅5分)
東京都北区王子1−11−1
3. 講師及び演題
(1)BSE問題の現状について
農林水産省生産局
厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課
(2)牛由来副生物の処理経路における主要な理化学的操作(仮題)
東京農工大学名誉教授 白井 邦郎氏
(3)アレルギー物質を含む食品の表示について
厚生労働省医薬局食品保健部企画課
4.参加費 1名 5,000円(テキスト代等)
当日会場に会費と参加証を持参ください。
5.問合せ先
食品産業センター 企画調査部 鷺,廣井
〒107-0052 東京都港区赤坂1−9−13三会堂ビル7階
TEL: 03-3224-2373
FAX: 03-3224-2398
==========
財団法人食品産業センターのセミナーだけど参加費が高くないか?
http://www.shokusan.or.jp/center_osirase/arerugi_index.htm
OIE基準による BSE 清浄国の条件は以下のとおりです。
(1) 以下に示した全ての危害要因に対し、適切な基準で分析され、実施されていること
・ 反芻動物由来の肉骨粉、 greaves(獣脂かす)の牛への給餌
・ 伝達性海綿状脳症 (TSE) 汚染の可能性のある肉骨粉、 greaves (獣脂かす)、飼料の輸入
・ TSE感染の可能性がある動物、胚、卵の輸入
・ 国内での全ての動物に対する TSE の疫学的状況の把握
・ 国内における牛、羊、ヤギの頭数構成比に対する理解度
・ 動物屑の起源、レンダリング製造条件、動物への給餌方法
(2) 以下のことが、 7 年以上適切に実施されていること
・ 生産から流通にかかわるものへの教育の実施、獣医師への教育の実施
・ BSEと疑わしい症例の強制的届出と報告の体制整備
・ ガイドライン (
http://www.oie.int/eng/normes/mcode/A_00154.htm ) に従った、 BSE サーベランスと監視システムを構築し、結果は少なくとも 7 年間記録保管
・ サーベランスシステムに従った、脳その他の組織の認定検査所での検査
(3) 自国での BSE 発生から 7 年間以上発生がないこと。
(4) 反芻動物由来の肉骨粉、 greaves(獣脂かす)が、飼料として使用禁止となって 8 年以上経過していること。
これらの条件に合致する様、対策を講じていくことが、 BSE 清浄国までの道のりです。
( OIE: International Animal Health Code 10th edition-2001 Chapter2.3.13より抜粋
http://www.oie.int/eng/normes/mcode/A_00066.htm )
▽ 佐呂間町の当該酪農家が給与していた配合飼料(平成8年1月〜10年4月※1まで)
ホクレン ホクレンくみあい 飼料(株)釧路西港 工場 ミルフードB フレーク
ホクレン ホクレンくみあい 飼料(株)北見工場 幼牛グリー ン
ホクレン ホクレン〈みあい 飼料(株)北見工場 若牛リード
ホクレン ホクレンくみあい 飼料(株)北見工場 北見特配18
ホクレン ホクレンくみあい 飼料(株)北見工場 ニューリード 18
ホクレン ホクレンくみあい 飼料(株)北見工場 新着牛リード 24
ホクレン (株)科学飼料研究 所高崎工場 ミルフードAスーパー
森永乳業 (株) 日本農産工業(株) 小樽工場 スーパー ゴールド18
※1 千葉県で発生した疑似患畜牛とされた牛が購買されるまでの期間
詳細はこちら
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/sakkyo/kairyou/einou/koutei/prion/esa1.html 感染2頭に同じ配合飼料 狂牛病で2社3品目
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=GIF&PG=STORY&NGID=AMAN&NWID=A0022310 北海道猿払村で生産された乳牛が、国内2頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)と確認された問題で、
同村の農家で使われていた飼料が、北海道佐呂間町で生産された1頭目の感染牛の農家の飼料と、
少なくとも飼料会社2社の計3品目で同じだったことが、23日までの道庁の調べで分かった。
道などによると、両社の配合飼料は道内の酪農家で幅広く使われているが、いずれも感染源と
される肉骨粉は使用されていないという。うち1社の道内4工場では、肉骨粉を使用する鶏、
豚用の飼料も生産しており、牛用飼料の生産工程と一部ラインが重複しているが、同社は
「鶏、豚用飼料を生産した後はラインを洗浄していた」としている。両農家で与えられて
いた飼料のうち2品目は、それぞれ同社の同一工場で生産された可能性が高いという。
134 :メイク魂ななしさん :01/11/23 12:22 ID:bK91MCwG
情報蓄積スレで次の情報を拾ってきました。
医薬品機構の回収リストをメーカー別、ブランド別に引けるよう
転載されています。見やすいです。更新もマメです。
BSE化粧品リコール情報
http://www.bekkoame.ne.jp/~ktosh/bse/cosmetics.html ちなみにこちらはCaloric Dietというカロリー計算シェアウェアを
販売・サポートする個人?の方のサイトのようです。
====
逆にひろってきちゃったよ。活用してくれているので嬉しい。
情報流さないって罪だね。ほんと大罪。 きのうスーパーにおさかな見にいったら、カップラーメン類すべて98円で ものすごい大きなかごにメーカーや製品の別なく、山盛りにして、投げ売りのように売ってた。 ある意味ショックだった。 きのう、きょうの話じゃないけどね。 最近はそれが普通。しゃしん撮るべきだったかも。 71 :こてっちゃん ★ :01/10/03 02:02 ID:??? でもね…スーパーで他の人をよく見ていると、牛肉そのものを買わなくても 特売になっているシューマイやら餃子やらは結構買っていくんですよね。 おばちゃんに多いのですが… 挽肉加工品こそ、何が入っているかわからないのに、おばちゃん達は 「牛肉じゃなければ大丈夫!」と思っている人が相当数いそうで、 見ているこっちの方がはらはらします。 ちなみに夕食スレでも書きましたが、うちの子はイシイのミートボール 好きだったのですが今は我慢してもらって、シーフードハンバーグなどを 代わりに弁当に入れてあげてます。 まあ…加工品って(シーフードとうたっていても)何が入ってるか わからないけどね…
▽給食に「牛骨粉」ふりかけ、大騒ぎに 肉骨粉とは違い問題なし? ZAKZAK 2001/10/03
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2001_10/3t2001100308.html 静岡市内の中学校の給食にカルシウム成分として「牛骨粉」が混ざったふりかけが出され、
学校側から給食センターや同市内の製造業者に問い合わせが相次ぐ騒ぎになっていたことが2
日、分かった。
農水省は1日、狂牛病の感染源とみられる肉骨粉の国内流通禁止を発表。業者は「肉骨粉と
は処理方法が異なるので問題ない」としているが、同市は2日、「紛らわしい」と給食メニュ
ーから除外、業者も材料を帆立て貝に変えるなどの措置を検討中だという。
業者などによると、9月末から同市内の一部の給食センターが給食に使ったところ、学校側
から問い合わせが業者などにあった。
肉骨粉は解体された牛の脳や内臓などを130度以上で加熱処理し、圧縮乾燥した上で粉状
にしたもので、主に家畜の飼料用。
これに対して、牛骨粉は牛の骨を高熱処理したもので、カルシウムを補う健康食品として広
く販売されている。今回のふりかけに混ざっている牛骨粉は、狂牛病の感染源とされる異常プ
リオンが破壊されるといわれる1000度以上で焼いて炭化していたため、同市は「問題ない」
と判断している。
業者は「仕方がないと思うが、思わぬ影響に迷惑している」と話している。
802 :牛祭り開催中 :01/11/25 09:59 ID:kGc/AEe0
▽狂牛病で低迷、全道の焼き肉店が参加し「牛肉祭り」(読売新聞)
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/news/news.htm#2news 狂牛病の影響を受け低迷する道産牛の消費を拡大しようと二十四日、全道の焼き肉店
百七十五店が参加して「どっこい!元気だ。全道牛肉祭り」が開かれた。
道牛肉消費拡大推進会議が行っている「安心はおいしさ、ガンバレ道産牛キャンペーン」の
一環。それぞれの店のメニューの中から「店長のお奨(すす)め品」として一品が半額で提供
される。子供連れのお客には、半額メニューがさらに一つ増える。
このうち札幌市西区の「味覚園西野店」では、午後六時過ぎに家族連れなどで満員の状態。
香ばしい香りと、ジュウジュウという食欲をそそる音が店内にあふれていた。家族四人で来た
同区八軒三、会社員岡本至剛さん(48)は「市場に出ている肉は安全と聞いています。
おいしいですね」と笑顔を見せ、店長お奨めのサガリをほおばっていた。
このイベントはきょう二十五日も行われる。
=======
道産牛の9割が乳牛で3割以上の牛にホクレンの飼料が与えられているけど、大丈夫なの?
佐呂間牛でも猿払ビーフでも、牛肉狂信者は美味しいから安全と思っているんだよね。
●試験管の中で異常プリオン蛋白が正常蛋白を感染させるか問題(これがそうだと医、化粧品なんか大問題)
蓄積スレその4の発言 63,134、136,137,266,267,280 に追加して読んでね。
セメント版から抜粋
596 :勝手にしきるな、不勉強 :01/11/24 23:28 ID:RWuk7xUL
>>595 立石潤著「プリオンとプリオン病」読め。ページはめんどくさい。
完全実験成功1例、ほぼ成功1例。
プリオンは増殖ではない。正常プリオンを変異させるんだ。
だいたい、生物ではないのにそもそも
「増殖」ということばは適切かどうか不明。
間質性肺炎、肺がん起こす=細胞を変異させるアスベストと、
「対象物を変異させる」点で一緒。
595が考える増殖法についてソース付で出してみろ。
ったく、なに勉強してるんだ。
これも同じ著作か、小野寺の本にも、死の病原体プリオンにも・・。
もうおまえ、1冊も読んでねぇだろ。
フェノールで(感染性を失わないほど)
変異しないたんぱく質はプリオンしか知られていない。
だいたい、感染性たんぱく質なんて
プリオンしか知られていないほど未知なたんぱく。
ということで、かなり特殊な蛋白。
ふつうの有機物と同じようにみなすのは非科学的。
「1500℃で病原性失わず」は誰も反証できていない。
年々、実験的不活化温度は上がっている。
セメント製品は安全であるとの実験結果は、全く無い。一つでもソース出してみろ。
「1分子でも」は理論的には当然ありうる。
物理的接触せず、排出されれば理論的には今のところ平気な可能性はあるが、
プリオンの自然排泄なんて誰も証明できてない。
デンマークが狂牛病が発見されたら、すべてのウシ由来製品の販売を 即停止するって決めたっていう話をだれか投稿していたんだけれど、 これが本当なのであればソース希望。 日本ではスーパーで米国ほかに輸出拒否されてる肉エキス入り食品が 投げ売りされてるからね。
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/25 12:34 ID:26u8EhuM
狂牛病信者がウヨウヨいるスレだな。
109 :
過去ログ倉庫番 :01/11/25 15:39 ID:sT5H7OBO
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/25 16:01 ID:s04Dp6z6
111 :
過去ログ倉庫番 :01/11/25 16:34 ID:ZAzwwVSs
112 :
農林水産大臣談話 :01/11/25 22:10 ID:XC4V7V9r
新たな牛海綿状脳症(BSE )陽性牛の発見と対応について
平成十三年十一月二十一日
農林水産大臣談話
一 先月十八日以降、と畜場に搬入された全ての牛について、BSE 検
査が実施されているところですが、これらの牛のうち、今月十九日に
北海道のと畜場に搬入された一頭につきまして、本日開催された「牛
海綿状脳症に関する専門家会議」において、BSE であるとの確定診
断の結果を得られた旨厚生労働省から報告を受けました。
二 この牛につきましては、BSE 感染性のあるとされる特定危険部位
である脳、脊髄、眼、回腸遠位部はもちろんのこと、全ての部位につ
いて、適切に焼却処分されることとなっており、決して市場に出回る
ことはないよう措置されておりますので、ご安心ください。
三 農林水産省といたしましては、当該牛がエライザ検査で陽性となっ
た段階から、家畜保健衛生所において当該農家が飼養している同居牛
を既に監視下においており、それらの移動・出荷の自粛を要請してき
ております。本日の確定診断を受けて、家畜伝染病予防法に基づき、
移動の制限を実施しているところであります。
四 また、直ちに、同居牛等の追跡調査や給与飼料の調査等に着手して
おり、感染原因や感染ルートの徹底究明に全力を上げてまいります。
五 なお、今回、新たにBSE 感染牛が食用として出回ることなく発見
されたことは、先月十八日以降のBSE 全頭検査体制が有効に機能し
てきたことを示すものと言えます。
農林水産省としては、引き続き、厚生労働省や都道府県と連携しつ
つ、食肉等の安全の確保と、国民の皆様の不安の解消に万全を期して
まいります。
http://www.maff.go.jp/work/press011122-04.pdf
671 :最近のまとめ :01/11/26 03:20 ID:u+/oMomq 畜産業者&酪農家たちの言い分 「ニクコップンなんてものも知らなかったし、配給されている飼料しか使ってないよ」 ↓ 彼らは、生産業として無知であった責任はあると思う。 酪農家団体、畜産家の団体と飼料製造メーカーの言い分 「国がしっかりやってもらわないと」 ↓ 彼らは、あれほど問題になったヨーロッパの情勢を無視してきた責任がある。 ニクコップンの輸入禁止後に畜産業者、酪農家たちに 団体として指導してこなかった責任がある。 農水省、厚生省の言い分 「日本ではこれからだし」 ↓ 彼らも、ヨーロッパでの騒動を「他人事」にとらえ、輸入禁止しただけで 日本での調査、監視などまったくする事なく、今年夏になるまで 対策をまったくしてこなかった責任がある。
韓国で「狂牛病」とおぼしき患者が発生
http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/asia-pacific/newsid_1145000/1145838.stm 要訳
韓国の保健当局は、30歳の男性が「ヒト狂牛病」に罹患した疑いがある、と発表した。
この男性の病気が、目下問題になっているクロイツフェルト・ヤコブ病と
類縁関係があるあの“脳の消耗性疾患”だと判明すれば、欧州以外の場所で
の初の発症例ということになる。
Wednesday, 31 January, 2001, 08:14 GMT
Korean mad cow disease case suspected
The health authorities in South Korea say they suspect that a thirty-year old man
is suffering from the human form of mad cow disease.
If he is found to have from the brain-wasting disease variant Creutzfeldt-Jakob disease,
it would be the first reported case outside Europe.
Doctors say the man is being treated as an outpatient for dementia.
But the man's family has refused to allow any tests to be carried out.
Since 1997 South Korea has banned imports of beef from countries where
mad cow disease has been found, but it continued to import dried cow and pig blood
from Europe until last year. The World Health Organisation says that eighty-seven
cases of the disease have been reported so far, most of them in Britain.
From the newsroom of the BBC World Service
うん、ウシの他、豚の血にも触れるBBC。。
116 :
名無し :01/11/26 07:52 ID:3TwD+kmo
age
4 名前: 卵の名無しさん 投稿日: 01/09/29 13:31 ID:??? デンマークでは狂牛病が万が一1頭でも発生すれば すべて牛由来の製品は販売停止の準備ができているらしいです。 (今週号 テーミス)
11 名前: イギリスでは 投稿日: 01/09/29 15:34 ID:??? ゼラチン含有菓子類などはすべて販売停止で一時期大混乱だったらしいです。 菓子会社もかなり倒産があったようです。 薬ではカプセル剤のカプセルと同様に錠剤の中の乳糖も牛由来です。 これ以外にも薬に使われている牛由来のものはかなりありそうです。
肉エキス系の入った加工品の投げ売りはやってるけど、 イオンはその後どうなんだろう。 22 名前: 対応はこうでないといけない 投稿日: 01/09/29 16:53 ID:??? >大手スーパーのイオン(旧ジャスコ)は29日、牛エキスなど牛由来 の成分を使った自主開発商品「トップバリュ」や店内で加工する総菜の 原料に、狂牛病に関する安全の自主基準を設けたことを明らかにした。 安全が確認されていない産地の牛や部位を使った商品計612品目を 同日、売り場からすべて撤去した。狂牛病に関する安全基準を定めたのは流通 業界で初めて。イオンの自主基準は業界の統一基準が示されるまで運用 する。同社の産地に関する基準は欧州連合(EU)にならい、オースト ラリア、ニュージーランドに限定した。頭部などの感染度の高いとされ る部位一切使わない。 例えば、ビーフ味のポテトチップだと、原料と して使っている牛エキスの産地が確認されない場合、確認がとれるまで 商品を売り場から撤去し販売を中止する。
121 :
過去ログ倉庫番 :01/11/26 09:07 ID:OCFtVWl+
607 :追加 :01/11/25 14:29 ID:uNs11ZUz
1500℃、1100℃、800℃はさんざん既出ですが、
600℃もあったので、
追加しときます。
スクレイピー感染源の耐熱性についての研究 :01/11/24 02:17 ID:Z4oI7e5s
スクレイピー感染源の耐熱性についての研究
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=10716712&dopt=Abstract >スクレイピーの脳組織をカバーグラスにとって、5〜15分、150〜1000度の範囲で加熱。
>それをハムスターに接種して10ヶ月後に脳をウェスタンブロットで検査しTSEの発現をチェックした。
>加熱前の感染価を基準とすると、150度で1000分の1、300度で100000分の1になった。
>600度の灰でも感染力はゼロにはならず、35匹中5匹に感染した。
>1000度になるとハムスターに感染しなかった。
>異常の結果から600度近くの温度でスクレイピーの感染力が分解されると考えられる。
紹介者注:
この実験の信頼性はよくわからないのですが、
実験方法や加熱による感染力の低下が具体的に書いてあり興味深いので紹介しました。
誤訳してたら指摘をお願いします。
608 :607の英文 :01/11/25 14:32 ID:uNs11ZUz
New studies on the heat resistance of hamster-adapted scrapie agent:
threshold survival after ashing at 600 degrees C suggests an inorganic template of
replication.
Brown P, Rau EH, Johnson BK, Bacote AE, Gibbs CJ Jr, Gajdusek DC.
Laboratory of Central Nervous System Studies, National Institute of Neurological Disorders
and Stroke, National Institutes of Health, Bethesda, MD 20892, USA.
[email protected] One-gram samples from a pool of crude brain tissue from hamsters infected with the 263K
strain of hamster-adapted scrapie agent were placed in covered quartz-glass crucibles and
exposed for either 5 or 15 min to dry heat at temperatures ranging from 150 degrees C to
1,000 degrees C. Residual infectivity in the treated samples was assayed
by the intracerebral inoculation of dilution series into healthy weanling hamsters,
which were observed for 10 months; disease transmissions were verified by Western blot
testing for proteinase-resistant protein in brains from clinically positive hamsters.
Unheated control tissue contained 9.9 log(10)LD(50)/g tissue; after exposure to 150
degrees C, titers equaled or exceeded 6 log(10)LD(50)/g, and after exposure to 300 degrees
C, titers equaled or exceeded 4 log(10)LD(50)/g. Exposure to 600 degrees C completely
ashed the brain samples, which, when reconstituted with saline to their original weights,
transmitted disease to 5 of 35 inoculated hamsters. No transmissions occurred after
exposure to 1, 000 degrees C. These results suggest that an inorganic molecular template
with a decomposition point near 600 degrees C is capable of nucleating the biological
replication of the scrapie agent.
PMID: 10716712 [PubMed - indexed for MEDLINE]
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=10716712&dopt=Abstract
614 :607では :01/11/26 10:02 ID:x54iWzlx
1000℃で焼却すると感染は認められなかったということで。
1500℃は否定されたということですね。
615 :1,500℃とは関係ない :01/11/26 11:16 ID:mgecFk70
>>614 そう言うやつが必ず出ると思った(w
1.1,500℃は火力発電所での実際の炉での実験。
この文とは、実験環境、前提が全く違う。
2.ハムスターの感受性は牛の200分の1って書いたでしょ。
牛やヒトへの感染性が無くなったとは、まだ証明できない。
3.ハムスター使用の数が少ない。
温度環境で感染性が10万分の1オーダーで下がるものに、
さらに下がっているであろう感染性を証明するのに不適当。
4.素直に「600度でもまだ感染性がある!」という脅威に驚く。
60度で変性するのが多くのタンパク質のはずなのに、
いかに立体的にコンパクトに縮合し、固く分子結合がなされているかを
想像するだけで恐ろしい。
正確なものの言い方は。
「この実験では、1000℃で、牛より感受性の鈍い
限られた数のハムスターには、感染に成功しなかった」
でしょう。
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/26 12:16 ID:SqdHiiGu
<狂牛病>高崎と北海道の2飼料工場に立ち入り 農水省検査所
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011126-00000117-mai-soci 北海道猿払村の牛が国内2頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)と確認された問題で、農林水産省
所管の独立行政法人・肥飼料検査所は25日、感染牛に与えていた飼料の一部を製造したとみ
られる「ホクレンくみあい飼料釧路西港工場」(釧路市)と「科学飼料研究所高崎工場」(群
馬県高崎市)を、緊急立ち入り調査した。調査では、事情聴取のほか、売買の伝票などを確認
。農水省飼料課は「与えられていた飼料を早急に特定し、流通実態を確認するために調査を指
示した」と話している。
釧路西港工場は離乳食、高崎工場は代用乳を製造している。いずれも1頭目の佐呂間町産の
感染牛にも与えられていたとみられ、道が確認を急いでいる。
同検査所は9月にも両工場を検査をしたが、製造ラインなどで狂牛病の原因とされる肉骨粉
の混入などは確認されていない。 【江口一】(毎日新聞)
[11月26日3時31分更新]
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/26 12:18 ID:SqdHiiGu
▽共通飼料の2工場を調査 狂牛病2頭目で農水省 (河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20011126KIIAEA20300.htm 北海道猿払村の酪農家が生産した牛が国内2頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)と確認された問
題で、独立行政法人の肥飼料検査所(さいたま市)は26日までに、この酪農家が使用してい
た飼料と、1頭目の狂牛病感染牛が生まれた北海道佐呂間町の元酪農家が共に使用していた飼
料を生産していた釧路市と群馬県内の飼料メーカーの2工場を、立ち入り調査した。調査は農
水省の指示に基づき実施した。
釧路市の工場では、生後1週間ごろから与える配合飼料を生産。肉骨粉の使用が認められて
いた鶏、豚用の飼料生産ラインと一部製造工程が重複していた。このメーカーは「鶏、豚用飼
料製造後はラインを洗浄しており、肉骨粉は混入しない」としている。
(11/26 10:07)
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/26 12:20 ID:SqdHiiGu
▽狂牛病2頭の代用乳と飼料 同一銘柄と判明 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyougyu/ky20011126_01.htm ◆農水省、製造工場に立ち入り検査
国内2頭目の狂牛病と確認された北海道猿払(さるふつ)村の乳牛に、北海道佐呂間町で生
まれた1頭目の乳牛と同じ銘柄の代用乳と配合飼料が与えられていたことが25日、2頭目の
感染牛を生産、出荷した酪農家の話で分かった。農水省関連の肥飼料検査所は同日、この代用
乳を製造していた関東地方の工場と、1頭目に与えられていた配合飼料を製造していた道内の
工場を立ち入り検査した。
これまで、2頭が子牛のころに飲んでいた代用乳は、東京に本社を置く飼料会社の関東地方
の同じ工場で製造されていたことが関係者の話で判明している。この代用乳には、動物性油脂
のほか、先月4日に流通が禁止された豚の血しょうたんぱく(今月1日に牛向け以外の飼料へ
の使用は解禁)が含まれていた。
一方、配合飼料は生後3か月以内の離乳期に使用される種類の製品で、道内の大手飼料会社
が複数の工場で製造していた。関係者によると、2頭目が食べていたものも、立ち入り検査を
受けた工場で製造されていた可能性が高いという。道農政部は飼料を販売していた農協が保管
する記録などから、裏付け調査を進めている。
配合飼料には狂牛病の感染源とされる肉骨粉は使用されていないが、同じラインで肉骨粉の
入った豚・鶏向け飼料を製造していた。
(2001年11月26日)
128 :
不信感 :01/11/26 12:24 ID:SqdHiiGu
▽牛肉消費の回復、原動力は若者 消費傾向に若者と中高年で差 2001/11/26 08:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=0044 国内二頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)の牛が道内で発見されたことで、牛肉消費への影響が
心配される中、道内の消費者の対応が年代別で大きく分かれている。札幌など道内のスーパー
関係者によると、食べることに前向きなのは、ハンバーガーや牛どんなど牛肉を使ったファス
トフード文化で育った二十代以下を中心にした若者たち。一方、中高年世代には「警戒感が色
濃い」という。
「狂牛病騒動は気にしない。普通に牛肉を食べている」とは、旭川市内の保健婦(29)。先
日、同市内の韓国料理店に行った際、骨付きの牛肉がスープに入っていたが、「皆で『平気、
平気』と話しながら食べた。骨までしゃぶる先輩もいた」。
札幌市白石区の美容師西川ゆささん(26)も「騒動があってからも、牛肉のハンバーグを作
って食べた。二頭目が出てもその気持ちに変わりない。脳などの危険部位を食べているわけじ
ゃないんだから」と話す。
「食べる量がむしろ増えた」「半額セールがうれしい」。十、二十代のこうした声の背景に
は、「いまさら騒いでも仕方がない」という共通認識がある。札幌市中央区の二十代の男性会
社員は「牛肉のせいで病気になるとしたら、危険性は騒動前に牛肉を食べた人皆が同じはず。
神経質になり過ぎでは」。
これに対し、三十代以上の反応は…。同市東区の主婦佐藤洋子さん(67)は「九月から牛肉
は食べていない。二頭目が出てやはりおっかない」と話し、同市中央区の主婦(38)も「安全
と言われても。あまり神経質にはなりたくないが、子供もいるので…」と言う。
中高年が牛肉を敬遠する理由には、感染ルートが解明されていない点や、国などに対する根
強い不信感があるようだ。
旭川市の女性事務職員(44)は「何が原因なのか。それがはっきりしないうちは、牛肉を食
べないでおこうと思う」と慎重だ。
道内チェーンスーパーでは、牛肉の売り上げが前年同期並みに回復している店舗もある。こ
うした店は、深夜まで営業を続けている点や札幌ならば地下鉄の駅に近いという特徴があり、
担当者は「牛肉を買っているのはやはり若者が多い」と指摘する。
札幌市内の百貨店の担当者も「ハンバーガーや牛どん、焼き肉など、若ければ若いほど牛肉
に慣れ親しんでいる。食べないでいられるのは長くて一、二カ月」と指摘、「牛肉の消費回復
は若者が原動力になる」との見方を示している。
▽狂牛病2頭の飼料、豚・鶏用の肉骨粉混入か 製造工程で(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1126/020.html 北海道で飼われていた狂牛病の牛2頭が、それぞれホクレン系の同じ飼料を与えられていた問題で、
この飼料を作った工場は今年6月まで、牛の飼料と、肉骨粉を使う豚・鶏の飼料の製造工程が重なるラインで、
十分なクリーニング(洗浄)を実施していなかったことが26日わかった。ホクレン酪農事業本部は、
豚と鶏の飼料に入れる肉骨粉が「牛の飼料に混入しなかったとは言い切れない」としている。
同本部によると、感染牛の飼料はいずれも、ホクレン系4飼料工場のうち釧路西港工場で作られていた。
同工場には保管タンクから原料をかくはん機に運ぶベルトコンベヤーが4本ある。このうち2本は、
牛用の穀物とともに、豚や鶏の飼料に入れる肉骨粉を流していた。
現在は、豚と鶏の原料を流した後、牛の飼料を製造する時は、加工後の大豆やトウモロコシの残りかすを流し、
肉骨粉などをそのかすに付着させるクリーニングをしている。だが、今年6月以前は、このような洗浄をせず、
数分間、空運転させるだけだったという。
このため、同本部は2頭の感染牛に与えた飼料を製造した当時も、空運転だったとみている。
肉骨粉は全国農業協同組合連合会(全農)を通じて北海道産を買い入れていたという。
同本部は「北海道産の肉骨粉だったので感染することはないと認識していた。今となっては肉骨粉が完全に
取り除かれていたという確証は持てない。当時の飼料が残っていないため、(肉骨粉が混入していたかの)
確認も難しい」としている。
専門家によると、肉骨粉は0.1グラム混入しただけで牛1頭に感染が起こるとされている。
農水省は今年6月、肉骨粉が牛の飼料に混入しないよう、豚や鶏の飼料と製造ラインを別にするか、
大豆の加工かすなどで設備を洗浄するように求める指針を製造業者に出した。このため、同工場も残りかす
による洗浄を始めたという。
(14:33)
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/26 21:03 ID:tbs8sdF3
▽過去6年間・219頭を追跡調査へ−感染2頭目と同じ農場が出荷(北海道新聞)
http://www5.hokkaido-np.co.jp/syakai/cow/167.html 宗谷管内猿払村で国内2頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)に感染した牛が確認された問題で、
道は26日、この牛を飼育していた酪農家が過去六年間に出荷した牛で、現在までに確認できた
のは219頭と発表した。農水省と道は今後、これらの牛を追跡調査し、このうち感染牛と同じ
えさを食べ、感染した可能性のある牛(疑似患畜)を特定する。
追跡調査の対象となる219頭は、感染牛が生まれた1年前の1995年4月4日以降に出荷され
た。大半の出荷先は調査中だが、このうち少なくとも34頭が道外に出荷されたことが分かって
いる。一部はすでに食肉として市場に流通している可能性が高い。
また、この酪農家が所有する牛は、現在、農場で飼育している77頭のほか、同村内の預託
牧場に預けてある5頭と合わせ82頭であることが分かった。このため、疑似患畜の調査対象は、
出荷された牛と合わせて301頭となる見通し。感染牛の母牛は89年5月1日生まれで、98年3
月に廃用牛として販売されており、産んだ子牛については調査中。
疑似患畜は
《1》1歳になるまで感染牛と同じ農場で飼育され、同じえさを食べていた牛
《2》感染牛が生まれた前後1年間に生まれ、同じえさを食べていた牛
−などが対象。疑似患畜に認定後は、狂牛病の感染検査を実施した上で、焼却される。
(2001年11月26日夕刊)
131 :
名無し :01/11/26 22:35 ID:ruRnrgH9
age
797 :施設の洗浄は大変! :01/11/26 21:29 ID://GknF/d
>>778 BSE汚染されたレンダリング施設の洗浄は2週間がかりで大変です。
▽レンダリング施設の洗浄消毒について 11月10日
http://www.maff.go.jp/work/press011112-02.pdf 農林水産省 生産局畜産部衛生課
BSE 感染牛を処理したレンダリング施設(滑ヨ東ケミカル茨城県鹿島郡波崎町)において、
国、茨城県及び千葉県の協力の下、清浄化のための洗浄消毒を実施する。
これに先立ち、清浄度の測定試験を11 月8 日(木)より実施している。
洗浄消毒については、11 月12 日(月)より約2週間の予定で実施する。
洗浄消毒の実施後、牛海綿状脳症(BSE )に関する技術検討会を開催し、
その効果について評価を行う。
問い合わせ先
生産局畜産部衛生課 担当:大石
電話:代表03-3502-8111
内線 4045
直通 03-3502-8388
全頭処分、農家の同意得るのに数年必要
狂牛病:
肉骨粉食べた牛5129頭を買い上げ焼却へ 農水省
農水省は26日、狂牛病(牛海綿状脳症)の発生と関係が深い肉骨粉
が混入した餌を与えられていた5129頭の牛について、生産者の同意
を得て全頭を買い上げ、狂牛病研究のための検査を行った後に焼却処分
する方針を正式発表した。
処分は検査を担当する各都道府県の獣医団体、家畜畜産物衛生指導協
に対する全額助成事業の形で行う。対象は9月に行った全頭調査で判明
した肉骨粉入りの餌を食べた全国5129頭の牛で、現在は出荷停止に
なっている。同省は出荷価格と同程度の価格で買い上げて検査・焼却処
分とし、一切食肉市場に出さない考え。ただ、農家の同意を前提にする
ため、全頭処分には数年かかるという。 【荒木功】
[毎日新聞11月26日] ( 2001-11-26-19:26 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20011127k0000m010054001c.html
135 :
コンタミ :01/11/27 00:04 ID:VOwD0kfi
136 :
狂牛病検査 過半数の主婦「信頼できない」 :01/11/27 00:08 ID:VOwD0kfi
▽狂牛病検査 信頼「できる」「できない」ともに48% (朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2001112603304.html 国内で2頭目の狂牛病発見を受けた本社全国世論調査によると、国が先月から始めた食肉用
の牛すべてを対象とする全頭検査について「信頼できる」「信頼できない」ともに48%だっ
た。
全頭検査で危険な肉が食卓に上がるのを防いだのは評価できるという見方の一方で、この検
査で本当に牛肉の安全が確保できるのか、との不安も残り、評価が相半ばしたようだ。信頼派
は男性の50代以上で5割を超える。女性は50代、60代で不信派が多い。主婦層では52
%が「信頼できない」と答えた。
狂牛病に対する不安を少しでも感じると答えた人は85%と高い。ただ「大いに」感じる人
は前回10月調査の46%から37%に減り、主婦層でも6割から5割弱になった。
2頭目が見つかったことで牛肉を食べる回数や量を変えるかどうかも聞いた。24%の人が
「これまでも食べていない」と答え、33%が「減らす」、13%が「やめる」と答えた。不
安はやや減ったが、牛肉を控える動きはまだおさまっていない。
(11/26)
137 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 00:12 ID:VOwD0kfi
【狂牛病】狂牛病響き焼き肉ファミレスの売上高46%減 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2001112602940.html 日本フードサービス協会が26日に発表した外食産業の10月の売上高によると、長引く狂
牛病騒動の影響で、ファミリーレストランのうち焼き肉店の売上高は前年同月比(既存店ベー
ス)で46%減に落ち込んだ。新規出店分を含む全店ベースでも、焼き肉店やステーキなどの
洋風店は大幅な前年割れだったが、中華は23%増、和食は10%増だった。
ファストフード部門では、牛どんなどの和食は9月、低価格競争の効果で売上高を伸ばして
いたが、10月分は既存店ベースで約15%減に落ちた。協会は「ファミリー系の店では主婦
に牛肉への慎重な姿勢が目立つため、中華や和食へのシフトが進んでいる」と話す。
(11/26)
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 00:16 ID:VOwD0kfi
【狂牛病】狂牛病2頭の飼料、豚・鶏用の肉骨粉混入か 製造工程で(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2001112601041.html 北海道で飼われていた狂牛病の牛2頭が、それぞれホクレン系の同じ飼料を与えられていた
問題で、この飼料を作った工場は今年6月まで、牛の飼料と、肉骨粉を使う豚・鶏の飼料の製
造工程が重なるラインで、十分なクリーニング(洗浄)を実施していなかったことが26日わ
かった。ホクレン酪農事業本部は、豚と鶏の飼料に入れる肉骨粉が「牛の飼料に混入しなかっ
たとは言い切れない」としている。
同本部によると、感染牛の飼料はいずれも、ホクレン系4飼料工場のうち釧路西港工場で作
られていた。
同工場には保管タンクから原料をかくはん機に運ぶベルトコンベヤーが4本ある。このうち
2本は、牛用の穀物とともに、豚や鶏の飼料に入れる肉骨粉を流していた。
現在は、豚と鶏の原料を流した後、牛の飼料を製造する時は、加工後の大豆やトウモロコシ
の残りかすを流し、肉骨粉などをそのかすに付着させるクリーニングをしている。だが、今年
6月以前は、このような洗浄をせず、数分間、空運転させるだけだったという。
このため、同本部は2頭の感染牛に与えた飼料を製造した当時も、空運転だったとみている。
肉骨粉は全国農業協同組合連合会(全農)を通じて北海道産を買い入れていたという。
同本部は「北海道産の肉骨粉だったので感染することはないと認識していた。今となっては
肉骨粉が完全に取り除かれていたという確証は持てない。当時の飼料が残っていないため、
(肉骨粉が混入していたかの)確認も難しい」としている。
専門家によると、肉骨粉は0.1グラム混入しただけで牛1頭に感染が起こるとされている。
農水省は今年6月、肉骨粉が牛の飼料に混入しないよう、豚や鶏の飼料と製造ラインを別に
するか、大豆の加工かすなどで設備を洗浄するように求める指針を製造業者に出した。このた
め、同工場も残りかすによる洗浄を始めたという。
(11/26)
139 :
疑似患畜 :01/11/27 00:24 ID:VOwD0kfi
▽千葉、岡山県に各2頭出荷 北海道猿払村の酪農家 (共同通信社)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011126-429.html 農林水産省は二十六日、国内二頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)の乳牛を飼育していた北海道
猿払村の酪農家が一九九五年四月以降に道外に出荷した三十四頭のうち、千葉、岡山両県に二
頭ずつ販売されたことが分かったと発表した。
千葉県によると、同県に持ち込まれた二頭は九五年生まれで、一頭が食肉処理され、もう一
頭は隔離されたという。
同省によると、岡山県の二頭は九六年と九八年の生まれで、二頭とも隔離された。
また道によると、猿払村の酪農家は現在、七十七頭の牛を飼育しており、ほかに五頭を村営
牧場に預けていることも判明。感染牛は生後十三―十五カ月と二十五―二十八カ月の二回、計
五カ月間にわたって村営牧場に預けられていたという。村営牧場でのえさは牧草が主体とみら
れ、道が調査中。(了) 11/26
===========
千葉の1頭とか岡山の2頭だけの隔離でいいのか?
ダニがBSEを媒介する場合があるとの説に従えば、同居した全ての牛は疑似患畜では?
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 00:27 ID:VOwD0kfi
▽感染牛の牧場から219頭出荷 食肉として流通も
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/disease/2001-6/1127-1.html 北海道猿払村の牛が国内2頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)と確認された問題で、感染牛が生
まれた牧場から95年4月以降、計219頭が出荷されていたことが26日、農水省と道の調
査で分かった。道内が185頭、道外が34頭で、うち千葉県と岡山県に2頭ずつ出荷されて
いた。219頭には現在生きている牛もいるが、相当数が既に食肉として市場に流通したとみ
られる。
同省と道によると、千葉県の2頭はいずれも95年に、岡山県の2頭は96年と98年に、
感染牛の生まれた猿払村の牧場で生まれた。また、219頭には、感染牛が98〜00年に産
んだ雄3頭が含まれているが、出荷先は分かっていない。
問題の酪農家は現在、77頭を飼育中のほか、村営牧場に5頭を預けている。同省は今後、
この82頭に219頭を加えた計301頭から、狂牛病に感染している可能性のある「擬似患
畜」を絞り込んでいく。82頭には獣医師の臨床検査で今のところ、狂牛病の症状はみられな
いという。
同省によると、1歳になるまでに感染牛と同居したり、感染牛の生まれた牧場で前後1年間
に誕生した牛は、感染牛と同じ餌が与えられた可能性があるとして擬似患畜に指定。家畜伝染
病予防法に基づき殺処分し、感染の有無を調べる。 【井上英介】
[毎日新聞11月27日]
142 :
第2回BSE問題に関する調査検討委員会 :01/11/27 03:22 ID:sPzHaoV6
平成13 年11 月26 日 農林水産省・厚生労働省
第2回BSE問題に関する調査検討委員会の開催及び傍聴について
第2回委員会を下記のとおり開催することとしたのでお知らせします。
1 日時平成13 年12 月7 日(金)17 :00 〜19 :00
2 場所農林水産省(千代田区霞ヶ関1 −2 −1 )
(会議場)「第一特別会議室」(3 階)
(傍聴室)「講堂」(7 階)
3 議題英国におけるBSE 発生後の各時期における我が国の対応とその検証について
4 公開(別室でのモニター映像及び音声による傍聴)
(一般傍聴者)
(1 )事前に登録いただいた方のみ傍聴可能と致します。
(2 )申込要領
・はがき・封書、FAX 又は電子メールにてお申し込みください。(別紙を御参照ください。また、電話でのお申し込みは御遠慮ください。)
・申し込み締め切り日は12 月3 日(月)(必着)です。
(報道関係者)
受付にて社名等を記帳してください。
(参考)報道関係者による会議冒頭のカメラ取りは可能です。
※傍聴・取材に当たっては、別紙の「傍聴される皆様への留意事項」をお守りください
【問合わせ先】
農林水産省大臣官房企画評価課加藤 TEL :03-3502-8111 (内線2083 ) TEL :03-3501-3722 (夜間直通)
厚生労働省医薬局食品保健部企画課大重 TEL :03-5253-1111 (内線2450 ) TEL :03-3595-2326 (夜間直通)
==========
URL
http://www.maff.go.jp/work/press011126-02.pdf 地図
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=139/45/17.664&scl=10000&pnf=1&uc=1&grp=all&nl=35/40/14.251&size=500,500
143 :
外食産業市場動向 :01/11/27 03:29 ID:sPzHaoV6
日本フードサービス協会加盟会員社による外食産業市場動向調査
平成13年10月度結果報告(抜粋)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=13538 ●BSE騒ぎの影響で焼肉FR、和風FF、ディナーレストランが売上大幅ダウン
既存店ベースでの全体の売上は前年同月比で93.9%と前年を大きく下回った。9月後半からのBSE騒動の影響が
10月に入りさらに拡大、とくに焼肉ファミリーレストランは53.7%と売上が大幅に減少した。牛丼の和風ファーストフード、
焼肉やステーキ店が加わるディナーレストランも2桁の落ち込みとなった。BSE騒動の影響による売上ダウンは10月第
3週が底で、その後、徐々に戻しつつある状況にある。全体の客数は7月以降前年プラスが続いていたが、休日が昨年に
比べ1日少ないことやBSE騒動の影響で98.2%と再び前年割れとなった。客単価はメニューの低価格戦略により95.6%と
マイナスが続いている。
ファーストフードの業態は、全体の売上は前年同月比92.8%と大きく下げたが、とくに低価格化で客数を大幅に伸ばして
いた和風ファーストフードの売上が84.8%にとどまり、BSE騒動の影響を受けた恰好となった。全体の客数は98.7%で
あったが、持ち帰り米飯・回転寿司は105.6%と大きく伸びた。客単価は94.0%であった。
ファミリーレストランの業態は、全体の売上は94.4%と前年同月より5.6%減少した。
洋風と焼肉の分野でBSE騒動の影響を受けたが、とくに焼肉は客数が54.7%と激減、売上も53.7%の大幅減となった。
ファミリー層の牛肉離れが大きい。反面、和風と中華のファミリーレストランは客数が増え、売上も前年を上回っている。
パブ/居酒屋の業態は、売上が98.5%と前年を若干下回った。客数は100.7%と前年を上回ったものの、客単価が
97.8%に下落した。ディナーレストランの業態は、売上が前年同月比88.0%と2桁のマイナスになった。焼き肉、ステーキ、
しゃぶしゃぶなどの専門店がBSE騒動の影響を受け、5割〜3割減と落ち込んだ結果だが、逆に和食店舗などでは前年を
上回っているところもあり、業種によってバラツキが大きい。
喫茶の業態は、客単価が99.8%とほぼ前年並みであったが、客数が97.8%と減少し、売上は97.6%にとどまった。
関連リンク 日本フードサービス協会 オフィシャルサイト
http://www.jfnet.or.jp/index.asp 参考資料1
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0013538_01.pdf 参考資料2
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0013538_02.pdf 参考資料3
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0013538_03.pdf
144 :
動物性油脂 :01/11/27 10:41 ID:sPzHaoV6
▽飼料に動物性油脂 狂牛病感染の2頭 精製度低ければ危険
2001/11/27 07:00 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011127&j=0044&k=200111276137 狂牛病(牛海綿状脳症)感染が確認された網走管内佐呂間町産や、宗谷管内猿払村産の牛に
与えられていた配合飼料の計四品目に、牛や豚から抽出した動物性油脂が含まれていることが、
二十六日に道が公表した成分リストなどで明らかになった。動物性油脂そのものには問題は
ないとされているが、タンパク質が含まれる油の搾りかすが残った場合、狂牛病感染の危険性
が指摘されている。
動物性油脂が含まれていたのは、二頭共通の飼料「ミルフードAスーパー」(科学飼料研究
所製造)のほか、猿払村の牛に与えていた「ぴゅあミルクH」(同)と「ミルフードBグリー
ン」(ホクレンくみあい飼料製造)、佐呂間町の牛に与えていた「ミルフードBフレーク」(
同)の四品目。いずれもホクレンが販売していた。
動物性油脂は家畜の解体時に発生する副産物。この油脂を精製する段階で得られる「獣脂か
す」は、今年十月の飼料安全法に基づく農水省の省令改正で、牛に与えることが禁止されてい
る。
帯広畜産大の松岡栄教授(家畜栄養学)は「タンパク質のプリオンは、本来、油に混ざり込
むはずはなく、一般的に危険性はないと言われている。しかし、精製度合いが低く、獣脂かす
が残っている可能性もゼロではない」と指摘している。これに対し、販売元のホクレンは「油
脂はいずれも国産で、きちんと精製しているので、かすが残る可能性はない」と説明している。
一方、「ぴゅあミルクH」には、既に判明している「ミルフードAスーパー」と同様、十月
の省令改正で牛の飼料として禁止された豚の血しょうタンパクが含まれていたことも分かった。
ホクレンは全道の農家から「ぴゅあミルクH」約九百袋(一袋二十キロ)を回収。「非感染国の
米国製で豚由来なので、狂牛病感染の恐れはない」と説明している。
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 10:49 ID:sPzHaoV6
▽97年に5頭が宮城県内へ 北海道・猿払村産の乳牛 (河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/NEWS/2001/11/20011127J_12.HTM 宮城県は26日、国内2頭目となる狂牛病(牛海綿状脳症)の牛が見つかった北海道猿払村
産の乳牛が、1997年に県内4戸の農家に計5頭、買い入れられていたことを明らかにした。
このうち4頭は、既に廃用処分されたか、死亡している。残る1頭については、現在も県内
の農家が搾乳用に飼育している。県が26日にこの牛に実施した臨床検査では、「狂牛病を疑
う症状などの異常は見られなかった」(畜産課)という。狂牛病と診断された乳用牛を飼育し
ていた農場と、県内に導入された5頭との関係については分かっていない。
2001年11月27日火曜日
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 10:51 ID:sPzHaoV6
▽狂牛病飼料への肉骨粉混入否定できず・ホクレン(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20011127CCCI172626.html 北海道猿払村の農場で生まれた牛が国内2頭目の狂牛病と確認された問題で、26日に釧路市
内の系列飼料メーカー工場の立ち入り調査を受けたホクレン農業協同組合連合会は同日夕、記
者会見した。ホクレンは「牛の肉骨粉の使用が認められていた鶏、豚用の飼料製造ラインから、
牛の肉骨粉が混入した可能性は否定しきれない」と述べた。しかし、「この肉骨粉はすべて
北海道産の牛と確認している」として、混入していたとしても安全性に問題がないとの認識を
示した。
ホクレンによると、4系列のうち2系列が、鶏、豚用と牛用の製造行程が重複している。製
造を切り替える際、混入を防ぐため、当時の農水省のガイドラインに沿って、クリーナーと呼
ばれる装置を使って洗浄作業を行っていた。これまでの道などの調べで、佐呂間町で生まれ育
った国内1頭目と、2頭目の牛に与えられていた飼料の中に、ホクレン系の工場が製造した配
合飼料が含まれていたことが分かっている。
147 :
4年遅れ :01/11/27 10:54 ID:sPzHaoV6
▽肉骨粉混入防止策、米より4年遅れる 農水省またも後手(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1127/006.html 肉骨粉を使う豚・鶏の飼料用製造ラインと、牛の飼料用のラインが同じ場合に、混入防止を
図るガイドラインを農水省が全国に通知したのは今年6月だった。参考にした米国がガイドラ
インを設けたのは97年で4年遅れの対応だった。国内の感染牛に与えられていた飼料をつく
っていた工場も、これを受けてラインのクリーニング(洗浄)を進めた。同省は96年に肉骨
粉を牛に与えないよう行政指導したが、飼料の製造段階で混入する可能性は見逃されてきた形
だ。
同省飼料課によると、省内で飼料工場での肉骨粉混入防止について本格的な議論が始まった
のは、欧州で狂牛病が再び流行した昨年末ごろだったという。
その際、参考にしたのが、狂牛病の発生がない米国のガイドラインだった。これをもとに
(1)牛などの反すう動物用飼料専用製造工程では肉骨粉などを使用しない
(2)輸送時の混入防止
(3)牛用と豚・鶏用などの原料受け入れ口や製造工程の「専用化」が難しい場合には
(大豆やトウモロコシの残りかすなどの)クリーニング基材を用いて洗浄する、
ことなどを定めた。
ガイドラインは6月1日付で各都道府県に通知された。同省は「欧州の事態を受けた適切な
対応だった」(飼料課)とする。だが、米国がガイドラインを設けたのは97年で、4年遅れ
の対応だった。
同省のガイドライン通知文は、食肉処理場から出る副産物について「適切にリサイクル利用
を進めることが重要」と指摘。「循環資源として有効利用を推進しつつ」狂牛病の発生防止を
求めており、「リサイクル重視」の姿勢が前面に出たものになっていた。(10:08)
148 :
:01/11/27 10:56 ID:sPzHaoV6
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 11:00 ID:sPzHaoV6
▽安全な牛肉を 呉で最新鋭の処理工場稼働 '01/11/27 (中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn01112709.html 呉市東片山町の食肉処理業「ミート田尻」(田尻富男社長)が、衛生や品質の管理を徹底し
た処理工場を稼働させた。狂牛病問題で、風当たりが強い食肉業界。「こんな時期だからこそ
安全な肉をアピールし、食卓に届けたい」と、食品製造の安全管理基準HACCPの取得を目
指している。
今月上旬に本格稼働した工場(約百平方メートル)は、製造部門のスライスやカット、こん
包のラインが確立し、室温管理も行き届き、安全な加工出荷ラインが出来上がった。
毎分三百回転し、三百枚を薄切りできるスライス機は、コンピューター制御で厚さ二〜三十
ミリまで対応できる。まな板のある作業台や壁面、床、天井はすべて抗菌仕様。作業員の帽子、
衣類はすべて除菌処理して着用し、ゴム手袋を義務づけている。
同社は、国産と輸入肉をブロックで買い付け、工場で処理して年間百トンを官公庁や病院、
学校給食、料理店を中心に出荷している。
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 11:01 ID:sPzHaoV6
▽エコパークで肉骨粉焼却へ(新潟新報)
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=200111266627 県など出資の第3セクター、県環境保全事業団が運営する産廃最終処分場「エコパークいず
もざき」(三島出雲崎町、山本進一所長)の地元、同町稲川の地区住民は26日、牛などの肉
骨粉をエコパークが焼却することに同意した。住民代表が同日、山本所長に伝えた。
エコパークは今後、焼却試験を経て、来年3月31日までの期限付きで焼却処理する。1日
当たりの搬入量や手数料などは未定。エコパークが肉骨粉とともに焼却への同意を求めていた
特定危険部位(小腸の一部や脳など)については、住民側は結論は出さなかった。
[新潟日報 11月26日(月)]( 2001-11-26-18:22 )
151 :
脊髄除去装置 :01/11/27 11:03 ID:VOwD0kfi
▽汚染拡大防ぐ脊髄除去装置 横浜食肉市場あすから導入(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20011127/mng_____sya_____008.shtml 横浜市は二十六日、狂牛病対策で、危険部位の脊髄(せきずい)を特殊加工ノズルと真空
ポンプで吸引して完全に除去する装置を開発したと発表した。
狂牛病の牛の脊髄は、原因タンパク質の異常プリオンを多く含む危険部位。感染した牛を解
体する際、背割り時に脊髄が飛散し、他の部位や作業員を汚染する危険性があるが、この装置
だと脊髄が完全に除去され、安全が確保されるという。同市は横浜食肉市場に二十八日から導
入する。
同市によると、装置はウレタン製の吸入ノズルの先端を頭部から挿入し、脊髄を高圧で吸引。
約一分間で腰部の脊髄まで除去できるという。一台の製作費は百万円台の見込み。
国内では全頭検査後に、大阪府松原市で牛の腰部から高圧の空気を送り込んで頭部から脊髄
を取り除く装置が開発されたが、空気が肉の品質を落とす課題があった。
152 :
仏の肉骨粉 :01/11/27 11:06 ID:sPzHaoV6
▽仏の肉骨粉 在庫40万トン 狂牛病 禁止から1年 (西日本新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/today.html#025 【パリ26日坂井政美】狂牛病(牛海綿状脳症)の感染源とされる肉骨粉の処分が日本で問
題となっているが、肉骨粉飼料の使用を一年前に全面的に禁止したフランスでは、処分が追い
つかない肉骨粉が倉庫に四十万トンも積み上がっていることが分かった。“汚染物質”を焼却
できる廃棄物処理場が不足しているためで、当局は増え続けるストックに頭を抱えている。
フランスでは昨年十一月、狂牛病に感染した疑いのある牛肉がスーパーで販売されたことか
ら、政府が規制を強化。それまで認めていた豚や鶏など牛以外の家畜にも肉骨粉飼料を与える
ことを禁止し、三百カ所の廃棄物処理場で毎月約三万トンを焼却処分している。
しかし、牛のくず肉や内臓、骨などを廃棄する際にいったん肉骨粉に加工するため、供給量
は焼却施設の処理能力を上回っており、国内二十一カ所の倉庫に毎週八千トンの肉骨粉が新た
に運び込まれているという。
肉骨粉の保管は、土壌汚染などを防ぐため、専用の飼料倉庫などを使っているが、各倉庫と
もほぼ満杯状態。軍施設を代替利用する案も浮上したが、アフガニスタンへの軍事行動が始ま
り、棚上げとなった。
焼却処分を進めるため、政府は国営火力発電所で肉骨粉を焼却する計画を発表したが、環境
への影響を懸念する住民の反対運動が起き、実施のめどは立っていない。
産業界にも、肉骨粉を燃料に使うよう協力を要請。セメント業界では、一部の工場で肉骨粉
燃料を導入したが、鉄鋼、電力、ガス、製紙などの業界では「工場の周辺住民の合意をとりつ
けるのが困難」として消極的な姿勢だ。
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 11:10 ID:sPzHaoV6
▽焼却処分牛、宮城は1095頭 狂牛病で農水省(河北新報)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011127-00000013-khk-toh 狂牛病の感染源とされる肉骨粉などを与え、全国15道県で飼育されている牛計5129頭
の焼却を決めた農水省は26日、すべての焼却が終わるのに5年ほどかかるとの見通しを発表
した。東北関係では、10月25日現在、岩手県50頭、宮城県1095頭、山形県118頭
となっている。
5129頭のうち約4800頭は乳牛で、牛乳が搾れなくなった牛から順に狂牛病の検査を
して処分する。[河北新報 2001年11月27日](河北新報)
154 :
34頭を道外へ出荷 :01/11/27 11:13 ID:sPzHaoV6
▽猿払の農場、34頭を道外出荷(読売新聞)
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/news/news.htm#8news 宗谷支庁猿払村の農場の乳牛が国内二頭目の狂牛病と確認された問題で、この牛が生まれた
一年前の一九九五年四月以降、この農場から出荷された牛は二百十九頭で、このうち少なくと
も三十四頭が道外に出荷されていることが、二十六日までの農水省と道の調べでわかった。ま
た、この牛は、これまでに三頭の雄を出産していたこともわかった。
これらの牛は、狂牛病に感染した疑いのある「疑似患畜」と認定される可能性があり、同省
などは出荷先を引き続き調査している。
また、感染牛に与えられていた配合飼料は判明しただけで八銘柄あり、一頭目の感染が確認
された網走支庁佐呂間町の牛とは二社三銘柄が一致した。このうち二社二銘柄は同じ工場で製
造されていた可能性が高いことが、読売新聞の調べでわかっている。
猿払村の感染牛は酪農家の牧場のほかに、九七年五―七月と九八年五―八月まで村営牧場に
預けられて飼育されていた。感染牛の母牛は九八年に廃用牛として販売されており、ほかに出
産した子牛がいないか調べている。
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 11:15 ID:sPzHaoV6
▽函館市も肉骨紛焼却開始(読売新聞)
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/news/news.htm#9news 狂牛病で処分方法が問題となっている肉骨粉について、函館市は二十六日、同市日乃出町の
日乃出清掃工場で焼却処分を始めた。自治体の肉骨粉受け入れは、札幌市の篠路清掃工場に続
き道内二か所目。一日最大十八トンを処理する。
この日最初に持ち込まれたのは、函館市内の業者が製造した二トン。二十キロ・グラム入り
の紙袋百袋に小分けされ、一般ごみと一緒に焼却炉で850―900度で約二時間かけて焼却
された。脂分が多いため、この日は炉内の温度調整をしながら計六トンを処理する。焼却後の
灰は、一般ごみと同じ同市東山町の市営七五郎沢廃棄処分場に埋め立てられる。
函館市は、陰性と判明した牛の肉骨粉のみを受け入れるが、同市内の業者が抱える肉骨粉が
約四百トンあり、来年四月中旬ごろまでに在庫を処分する方針だ。
藤原司工場長は「以前から職員間で狂牛病問題の情報は共有しており、市民にも職員にも安
全な方法で処分している。技術的にも問題はない」と話している。
156 :
補助資料も同一銘柄 :01/11/27 11:16 ID:sPzHaoV6
▽狂牛病の2頭、補助飼料も同一銘柄 (読売新聞)
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/news/news.htm#7news 国内二頭目の狂牛病と確認された宗谷支庁猿払村の乳牛に、一頭目の網走支庁佐呂間町産の
乳牛と同じ二銘柄の補助飼料が与えられていたことが二十六日、二頭目を生産、出荷した同村
の酪農家の話で分かった。
酪農家によると、共通の補助飼料は、ともにカルシウムなどを補うために使われる固形状の
もので、それぞれ四国地方のメーカーの本社工場と、東京都内に本社のあるメーカーの道内工
場で製造されていた。
四国の工場製の補助飼料は牛が生まれた一九九六年以降、常時使用し、道内の工場製は、景
品として受け取ったものを一時的に使用したことがあるという。
両社は「肉骨粉など動物由来の原料は一切使用してない」としている。
二頭については、これまで同銘柄の代用乳と配合飼料が使用されていたことが分かっている。
157 :
脊髄100%除去 :01/11/27 11:19 ID:sPzHaoV6
▽狂牛病対策 せき髄100%安全除去(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news002.htm 横浜市食肉市場と同市食肉開発公社は、牛の解体作業で、狂牛病感染の危険性が高いとされ
るせき髄を安全に抜き取るための独自の「せき髄吸入除去装置」を開発し、二十八日にも実用
化する。解体作業では従来、背骨を裁断する「背割り」の方法が採られていたが、せき髄が飛
散し、他の食肉を汚染する恐れが指摘されていた。
せき髄吸入除去装置は、牛のせき髄の大きさに合致するよう特殊加工したノズルと、市販の
高圧吸引装置を組み合わせたもので、ノズルの先を背骨の中心部に差し込み、せき髄を吸引す
る。吸引型の装置はフランスで使用され、国内でも一部で導入が予定されているが、除去でき
るせき髄は六―七割程度とされる。
これに対し、同市場は「開発した新装置なら、ほぼ100%の除去が可能」とPR。価格も
フランス型が一台四百万円に対し、市販の機材を利用するため一台百万円程度で済むという。
158 :
問題ないはず・・はずばっかり :01/11/27 11:21 ID:9G52c0Jo
▽狂牛病飼料への肉骨粉混入否定できず・ホクレン(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20011127CCCI172626.html 北海道猿払村の農場で生まれた牛が国内2頭目の狂牛病と確認された問題で、26日に釧路市
内の系列飼料メーカー工場の立ち入り調査を受けたホクレン農業協同組合連合会は同日夕、記
者会見した。ホクレンは「牛の肉骨粉の使用が認められていた鶏、豚用の飼料製造ラインから、
牛の肉骨粉が混入した可能性は否定しきれない」と述べた。しかし、「この肉骨粉はすべて
北海道産の牛と確認している」として、混入していたとしても安全性に問題がないとの認識を
示した。
ホクレンによると、4系列のうち2系列が、鶏、豚用と牛用の製造行程が重複している。製
造を切り替える際、混入を防ぐため、当時の農水省のガイドラインに沿って、クリーナーと呼
ばれる装置を使って洗浄作業を行っていた。これまでの道などの調べで、佐呂間町で生まれ育
った国内1頭目と、2頭目の牛に与えられていた飼料の中に、ホクレン系の工場が製造した配
合飼料が含まれていたことが分かっている。
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安全で問題ないはずはずはずはずばーっかりだけど、それなら狂牛病になぜ牛が
感染しちゃったか説明してくださーい(藁
自然発生でイギリスと同型の狂牛病の牛が出るとでも?
159 :
脊髄飛散防止装置 :01/11/27 11:22 ID:sPzHaoV6
▽脊髄飛散防止装置を開発 (神奈川新聞)
http://www.kanagawa-np.co.jp/news/nw01112773.html ◆横浜市が28日から食肉処理市場へ導入
国内で二頭目の狂牛病がみつかった問題で、横浜市は牛の食肉処理の際に危険部位とされる
脊髄(せきずい)の飛散防止のための吸入除去装置を独自に開発し、二十八日から市中央卸売
市場食肉市場(鶴見区大黒町)で導入する。
市経済局によると、牛の解体は体を背骨に沿って二つに切断する「背割り」と呼ばれる方法
が一般的だが、脊髄の一部が食肉部分に飛散し、汚染を広める可能性があると指摘されていた。
従来は背割り後に脊髄をかき出す作業を行っていたが、市は市食肉公社とともに「せき髄吸
入除去装置」を開発。背割り作業前に、先端を特殊加工したノズルと高圧吸引装置を組み合わ
せせき髄を吸い出す仕組みで、ほぼ100%除去することが可能になったという。費用は一台
約百万円台で、まず一台導入する。
市はこれまでに先端を加工したワイヤを刺しこんでせき髄を引き抜く方法や、食肉衛生検査
所の全頭検査で陰性が出た後に背割りする方法などを試行した。しかし、効率性が悪く年末の
増頭期に対応できないため、新たな装置の開発に取り組んできたという。
また、他自治体の一部が実施している空気を送り込んでせき髄を押し出す方法や、ヨーロッ
パ方式と呼ばれる吸引方法もあるが、いずれも確実性や肉質の保持に問題があるという。
市は今回の開発装置を「ヨコハマセイフティー」と名付け、他自治体にも広げられるか検討
する。
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 11:26 ID:sPzHaoV6
▽農家への補償、国に要請へ 狂牛病感染で東宗谷農協 2001/11/27 06:54 (北海道新聞) 【浜頓別】宗谷管内猿払村で狂牛病(牛海綿状脳症)に感染した牛が確認された問題で、東 宗谷農協(本所・同管内浜頓別町)は二十六日、感染牛を飼育していた農家に対する十分な補 償措置などについて国に求める方針を決めた。二十七日に同農協猿払支所で開く対策本部会議 などで、具体的な要請内容を詰める。 現行制度では、感染牛と一緒に同じえさを食べていたなどとして、感染の疑いのある疑似患 畜の指定を受けた牛は、市場価格の八割を補償した上で焼却処分となる。 同農協は「狂牛病の影響で市場価格自体が落ちている現状では、感染牛を飼育していた農家 が事業を再開するのに十分な補償が得られない。疑似患畜以外に自主的に処分した牛の補償も、 予算措置が確定していない」と指摘している。
161 :
生産農家の立場 :01/11/27 11:37 ID:sPzHaoV6
162 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:36 ID:VOwD0kfi
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm 私の方から、本日、BSEに感染されている疑いのある牛が確認されたことについて御説明
を申し上げます。
11月19日に、北海道で出荷された2頭のうちの1頭が、本日21日ウエスタンブロット
検査で陽性になっております。この当該牛は、北海道宗谷郡猿払村の酪農家が飼養した牛でご
ざいます。ホルスタイン種のメスの5才7ヶ月、平成8年4月4日に生まれております。自家
産の牛と聞いております。と畜場所は、北海道畜産公社上川事業所の東北食肉センター、検査
機関は北海道留萌保健所の天塩支所ウブシ駐在所ございます。
確認の検査をしたのは、帯広畜産大学でございます。これまで得ている情報では、肉骨粉等
の給与された牛の約5,000頭の中には入っていないということでございます。なお、2頭出荷
されたうちの他の1頭は、エライザ検査で陰性ということでございます。
本日、厚生労働省の専門家会議が17時に開催されまして、そこで確定診断がなされると聞
いております。なお、この当該牛の危険部位と頭部は既に焼却済みでございます。と体等は、
現在保管されておりまして、確定診断でBSEが確認されれば焼却されることになるものと考
えられます。この酪農家は現在77頭飼養しているというふうに状況報告を受けております。
現在、この農場に対しまして、出荷の自粛要請を致しております。5時からの専門家会議でB
SEと確定診断をされた場合には、千葉県でBSE感染牛が確認されたケースと同様に、当該
牛の同居牛の追跡調査、移動制限を実施することになります。また、当該牛の飼養農場におき
ます飼料の給与実態の調査等を、早急に行うことに致しております。
以上、取りあえず今私が報告を受けていることについて御説明致しました。
163 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:36 ID:VOwD0kfi
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: 今狂牛病のお話がありましたので、狂牛病のお話で聞かせて頂きます。2頭目出てしま
ったわけですけれども、今後、隔離をしてということになるんですが、具体的にはどういう形
で、どういうふうに追跡調査等々、進められて行くことになるんでしょうか。もう少し詳しく
お聞かせ頂けませんでしょうか。
A: これは千葉のBSE感染牛の場合と同様でございますけれども、まず、当該牛の同居牛
の飼養状況、エサの給与実態、補助用材の給与の実態とか、そうした飼養実態を調査する。同
時に、当該牛との同居牛につきましては、移動制限もございます。また、その農場の出荷牛に
ついても調査をすることになります。
Q: そうすると前回の千葉の場合は、全てと畜の上検査というようなことになったのですが、
そういうことも含めて同じようになるのでしょうか。
A: そこはまだ検討中でございますけれども、5時の専門家会議で、BSEの確定診断がさ
れれば患畜ということになりますので、そうするとその患畜の関係で疑似患畜の確定が行われ
ると思います。疑似患畜につきましては、検査の上、焼却と、そういうことになると思います。
Q: この牛、出産をしているというな厚生労働省の方の報告であるんですけれども、出産し
た牛に関しては、何か対応を執られますか。
A: 出産をしているという報告も受けております。出産牛についての、取扱いについては検
討中となっております。
164 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:37 ID:VOwD0kfi
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: この件の追跡調査なんですけれども、1頭目と2頭目で生年月日が近いというものがあ
って、その感染ルートの究明に関しても、あしがかりとしては本当なのかなと思いますけれど
も、その当たりは、どう見ていらっしゃるのですか。
A: ご質問の趣旨は分かりますけれども、科学的な知見、分析が重要だと思いますので、ち
ょっとそうした点については、専門家の意見を聞いた上で、お答え申し上げたいと思います。
Q: 北海道生まれということは分かっているのですか。
A: はい。私が得ている報告は、北海道宗谷郡猿払村の酪農家で、そこの自家出産というふ
うに聞いております。
Q: 他に移動歴はないということですか。
A: この牛自体、私が得ている情報は自家産ということで、自家産の牛はその農場で生まれ
て、育って、と場に出したと聞いております。
Q: この農場から他に出荷されているというふうなことはないのでしょうか。
A: これから調査です。ただ、今申し上げましたように、17時から厚生労働省で専門家の
会議がございます。そこで確定診断をされて、いわば法律あるいは規則に基づく手続きをする
ことになります。ただ、現時点で、既に農場からの同居牛の出荷自粛の要請を致しております。
165 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:38 ID:VOwD0kfi
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: 1頭目が出て以降、農水省としても考えられる限りの対応を行って、厚労省も全頭検査
を始めて1カ月が経って、ようやく沈静化というような感じの中で2頭目がついに出て、確定
してしまいましたが、次官としての率直なご感想を聞かせて頂きたいのですが。
A: 今、丁度ご指摘のございましたように、私どもは1頭目が発見されて以降、厚生労働省
と連携を密にしながら、サーベイランス検査の強化、そして、と畜場における全頭検査の実施
ということで、安全な食肉が食卓に出回る体制を確立したところでございます。サーベイラン
スの検査の強化、あるいは酪農家、育牛農家での検査等につきましての指導強化も行っている
ところでございます。そうした意味で、消費者の皆様方に安全な食肉を供給できる体制を確立
してきたところでございます。段々と、そうした体制について消費者の御理解も、皆様の御協
力も得ながら得つつある状況だというふうに考えております。しかしながら、これまでも申し
上げてきましたように、消費者の食卓に安全な食肉をお届けする体制は確立したわけでありま
すけれども、現在飼養されている牛について、BSEの感染牛が出る可能性については否定し得
なかったところでございます。私どもとしては、2頭目が出ないことを願っていたわけであり
ますけれども、今回、大変疑いの強い牛が確認されたということで大変残念に思っております
し、確定は今日5時からの専門家会議で確定診断が行われますけれども、そのような汲閧ワす
ましては真摯に受け止めております。私どもとしましては、現在確立されている厚生労働省を
中心としますと畜場における全頭検査、更に私どもが力を入れておりますサーベイランスの強
化、あるいは農場における牛の飼養についての指導の強化、そうした点に更に力を入れまして、
そして、皆様方に安心して牛肉を食べて頂けるように、これまで以上に全力を尽くして参りた
いというふうに考えております。
Q: それでは今までの対策とか対応を何か変更されたりするようなことは、今の時点ではな
いと、今までの、従来の体制を強化するという方向付けでいくということですか。
A: はい。基本的に農場段階での指導の強化、サーベイランスの強化、そして、と畜場にお
ける全頭検査、そうした体制によって安全な肉が食卓に出回る、市場に出回るという、そうい
う体制は確立されたというふうに考えております。そうした検査体制の中で今回の2頭目の感
染牛が確認されたということであると思います。私どもとしては、そうした市場に出回る、あ
るいは食卓に届く牛肉の安全性につきましては御理解を頂きたいと思います。同時に、現在の
体制について、更に十分注意をし、留意をし、安全性の確保に全力を挙げていきたいというふ
うに考えております。
166 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:39 ID:VOwD0kfi
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: 2頭目が出たということで、1頭目が決してたまたまではないと言いますか、蔓延とい
う可能性も非常に色濃くなってきたわけなんですけれども、先程、「真摯に受け止めており、
残念だ」というコメントがありましたけれども、6月の段階では「日本は狂牛病に感染しない
んだ」と次官ご自身がおっしゃっていて、改めて今日になって振り返ってどのようにお考えで
しょうか。
A: 第1頭目に発見された牛についての飼養形態、あるいは同居牛の飼養形態等について、
これまで相当検査、調査をして参りましたし、また、科学的にはその原因であろうというふう
に考えられております肉骨粉の輸入状況等について、現在全力を挙げて調査をし、1頭目の感
染の原因究明について全精力を挙げているところでございますけれども、なお原因が解明でき
ていないという状況にございます。この2頭目につきましても原因の究明を、先程申し上げま
したように当該牛の飼養形態、同居牛の飼養形態等に全力を挙げて調査をしていかなければな
らないというふうに考えております。そういう意味で言えば、現時点でこの2頭についての科
学的な関連性等について、私がお答え申し上げるだけの情報、知見がある状況ではございませ
んので、今後のそうした調査の結果で更にご説明できる状況になればご説明させて頂きたいと
思います。
Q: この2頭目は、肉骨粉は全く使用していなかったという確認はとられているのですか。
A: 北海道から連絡を受けておりますのは、これまでの調査で肉骨粉を与えていたという5
,000頭の牛の中には、当該牛は入っていないというふうに報告を受けております。
Q: そうしますと、1頭目が出た後、農水省として全国の農場に対して飼われている牛の検
査、調査をされていますけれども、今回の牛はその時点では全く異常がなかったということな
んですか。
A: はい。当該牛については、生存していた時に中枢神経症状等は確認されていないという
ふうに報告を受けております。
167 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:40 ID:VOwD0kfi
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: そうなりますと、農場に対する指導を強化するという先程のお話がありましたけれども
、なかなか生存している時点で判断をするというのは難しいというふうに思われるのですが、
具体的にその指導の強化について何かお考えになられている点はございますか。
A: 今回の検査体制の強化、指導の強化の中で、特に中枢神経症状を呈している牛について
は、相当注意深く観察をして参っております。その中で、何頭か検査をすべきであるという、
そうしたサーベイランス検査の結果として検査対象になった牛もございます。今までのところ、
サーベイランスによって検査対象となった牛がございますけれども、これまでのところは全て
陰性でございました。今後もそうしたサーベイランスの強化、指導、立入検査というのはしっ
かり力を入れて参りたいというふうに考えております。
Q: つまりやり方そのものについては、何か新しいのもを加えるとか、変えるというのは今
の時点ではないと。
A: はい。農場での指導あるいはサーベイランス検査に従事している方は、獣医の専門家の
方々でありますので、そうした牛の病気については、十分な知見をお持ちの方々でありますの
で、そうした方々による検査を私どもは信頼して参りたい。
Q: 今回の牛の肉骨粉を食べていた可能性が高いという気がしますが。2頭目の牛も感染源
は肉骨粉の可能性が高いというふうに次官は思っていらしゃいますか。
A: いや、そこは私が現時点で推断するのは、差し控えたいと思います。
Q: 他に可能性が考えられるのでしょうか。
A: そこは専門家の原因究明、分析を待ちたいと思います。
168 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:41 ID:V7l+ZGgu
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: それは、1頭目は肉骨粉を食べたことが原因だという可能性が高いというふうな形で大
臣もおっしゃっているんですが、2頭目と何が違うのですか。
A: 第1頭目の原因究明がまだなされていないということが一つであります。同時に科学的
な知見として、BSEの原因が肉骨粉ではないかという科学的知見が有力であるということは
私どもも承知をいたしております。そういう意味で言えば2頭目につきましても、原因の究明
はこれからでありますけれども、一般的な科学的な知見のもとで肉骨粉が有力な原因となりう
るという点については同じだと思います。
Q: 1頭目、2頭目ともホルスタインの雌牛で出たのですが、今後その傾向として黒毛和種
の肉牛から出るという可能性よりもホルスタインの雌の廃用牛から出る可能性が高いという分
析はできるのでしょうか。
A: 現時点では科学的に確率論だろうと思いますけれども、その1頭目は確かにホルスタイ
ンで、2頭目もホルスタインという事実はそのとおりですけれども、そうした点も科学的な分
析について、私はお答えできません。
Q: 現時点というのは、圧倒的に牛肉の消費低迷で被害を受けている肉牛飼育農家の方たち
で肉骨粉を食べさせていただろうというのは、おそらく乳牛の出をよくするために酪農家の人
たちがやってきたことだろうという意識は彼らも生産者側も強く持っていて、この傾向を分析
して仕分けができないと、いつまでたっても全ての肉が悪いというふうに思われても困るとい
うことは言われるかと思うのですけれども、その自然科学的な知見がどれくらいのタイミング
で早く検出されるのかという点については。
A: 今ご指摘された件についてのご意見があることは承知をいたしております。しかしなが
らさきほど申し上げましたように、第1頭目についての原因究明と、それから今回確認された
極めて感染の疑いの強い牛との科学的な因果関係についてもこれからの調査を待たざるをえま
せんので、現時点で私がそうした点についての推論を申し上げるのはできません。
169 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:41 ID:V7l+ZGgu
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: 2頭の因果関係というのは敢えて聞きませんが、今後の傾向というのですか、2頭とも
同じ傾向の牛であるのであれば、今後どうなんでしょうか。
A: そこは私は現時点ではお答えできません。
Q: そもそも科学的な因果関係を調べるということは可能なんでしょうか。事実1頭目、2
頭目はホルスタインであった、ホルスタインに可能性が高いではないかということに対して、
その理由を含めて指摘があると。そういう中で科学的な原因究明とおしゃっるんですが、どう
いうことが実際行われるのか、それによって何がより確かになるのでしょうか。
A: それは今後調査をいたします、2頭目の牛についての飼養状況、エサの与え方或いは同
居牛との関係、更には、エサ以外の補助栄養剤の状況等もあります。そうした点について科学
的な分析を待った上でないとお答えできません。
Q: 96年に肉骨粉規制、行政指導に求めていたことについて、今回2頭目の疑いのある牛
が出たことを踏まえて、改めてそれが適正であったかどうか次官にお聞きしたいのですが。
A: 96年当時、英国でBSEが人へ感染をするだろうという点が報道された際に、国内で
は厚生労働省と農林水産省が連携をとりながら、外国における対応の状況、或いは英国・EU
での発生状況、それに対するEUの対応、或いはその他の外国の対応状況、そうしたものを見
つつ、農林水産省においてもBSEの権威の方々による専門家会合を開催して検討いただき、
また同時に厚生労働省においても食品衛生調査会において御議論をいただいたというふうに承
知をいたしておりますけれども、そうした状況の中で、イギリスからの輸入の禁止、或いはE
U諸国からのOIE基準による加熱基準を満たした肉骨粉の輸入というような規制を強化する
と同時に、国内については、そうした状況、或いは専門家のご意見ご指導をいただきながら、
国内での牛由来の肉骨粉の使用禁止を指導したということであります。そうした中で指導通達
を出したわけでございます。その後引き続いて家畜伝染病予防法を改正して、法定伝染病に加
え、そうした対応をして参ったわけであります。そうした行政の対応につきましては、BSE
に関する調査検討委員会、先日19日に第1回が開催しておりますけれども、そうし
の資料も提示しております。
170 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:42 ID:V7l+ZGgu
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: たぶん96年の時に禁止をしていれば、2頭とも今回感染していなかったのではないか、
感染牛が出ていなかったのではないかという指摘に関してはどういうふうにお答えになられま
すか。
A: そうしたご指摘について、私がこの場でお答えするのは差し控えたいと思います。調査
委員会でのそうした点についての議論もあろうかと思いますので、私がこの場でコメントする
ことは差し控えさせていただきたいと思います。
Q: ただその時に止めていれば、この2頭は感染していなかった可能性が高いというのは、
客観的事実としてはお認めになられますか。
A: その点についても、ちょっと私はこの場ではお答えすることは差し控えさせて下さい。
Q: それは輸入を止めていても感染していたかもしれないという可能性があるからですか。
A: そうした科学的知見あるいは政府としての対応についての議論については、この場で私
がお答えすることは差し控えさせて下さい。
Q: 「科学的知見」ということをおっしゃられますと、結局は「肉骨粉が輸入されてたから
といって、狂牛病に感染する牛が出てくるわけではないのだ」というふうにおっしゃっている
ように聞こえるのですが。
A: そのように申し上げているつもりはございません。行政上の対応あるいは科学的な知見
に基づく議論につきましては、調査検討委員会で御議論いただけると思います。そうした御議
論も見させていただきたいと思っております。
Q: 農水省としては、今のところ見解を持っていないということでよろしいですか。
A: はい、現在農林水産省としてというよりも、広くデータについても調査検討委員会にお
示しをいたしております。調査検討委員会では専門の皆様方もメンバーとして入っております。
幅広い御議論、御意見をいただきたいと思っております。
171 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:43 ID:V7l+ZGgu
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: 原因が完全に国内に由来するという可能性があるというお考えもお持ちなのでしょうか。
A: その点については、私は現時点で申し上げる知見はございません。
Q: 以前のご会見で、96年当時を振り返って、反省すべきところは反省したいとおっしゃ
っておられましたが、そのご所見は今でも変わらないのでしょうか。
A: 農林水産省と厚生労働省との連携につきましては、特に今回BSEに感染した牛が発見
されたという大変大きな事実がございます。私ともはそれを踏まえまして、農林水産省と厚生
労働省は連携を取りまして、安全な食肉を市場に出回るようにするあるいは食卓にお届けする
というそうした体制の確立は、もっとも優先されるべきだという考えの下に、厚生労働省と農
林水産省が十分に連携を取りまして、全頭検査の体制の確立、そしてサーベイランスの強化、
そういった点に全力を注いできたわけであります。それに関連する対策も、補正予算を含めて
対策を講じたわけであります。これから対策の着実な実施ということも必要でございます。私
どもはそうした点に全力を挙げて参りたいと思っております。
Q: 96年当時の話ですが、振り返られて前回の会見で「反省すべき点は反省したい」とお
っしゃられたわけですが、そのお考えは今でも変わっておられないのかどうかお伺いしてよろ
しいでしょうか。
A: 基本的に、農林水産省と厚生労働省の間でより連携を取って、安全な食品を消費者の皆
様におとどけするというのは、大変重要な責任だと思いますので、これまで以上に厚生労働省
とは十分に連絡を取りながら、食品の安全性について責務を果たしてまいりたいと思っており
ます。
172 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:44 ID:V7l+ZGgu
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: 96年当時、その責務は果たされていたのでしょうか。
A: 行政の対応については、当時の議論の状況及び各国の状況等につきましても、資料をお
出しして調査検討委員会で御議論をいただけるものと考えております。
Q: 検討委員会は議論は別として、当時畜産局長であった次官が、そういう通達を出したの
ですから、次官ご自身は当時の判断を今どのように思っているのでしょうか。
A: その点について、私が現時点でコメントすることは差し控えたいと考えております。
Q: 先程96年の対応のところで、「専門家の会議を開きました」ということでしたが、こ
の会議の中では「公的規制は必要なし」というふうな結論だったと理解してよろしいのでしょ
うか。
A: その点については、調査検討委員会に当時の検討委員会の御議論について、データをお
出ししておりますので、その点についてはそれを正確にお読みいただいて御判断いただいた方
がいいかと思います。
Q: 今回の感染源の特定についてですが、「その農場で生まれ育った」と、「肉骨粉は与え
ておりません」ということですね。一方で科学的知見として原因は肉骨粉が有力であるという
ことですと、かなり厳しい状況であると思いますが。
A: いずれにしましても、現在私どもが北海道等から得ている情報を基にご説明をしており
ます。私どもは、これから当該牛への餌の使用状況等について調査をいたしますので、その過
程でまた得られた情報についてはご説明申し上げたいと考えております。
173 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:45 ID:V7l+ZGgu
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: 今回の牛は、96年4月に生まれているわけですが、96年に行政指導が出たとしても
、すぐに行政指導が農家に行き渡るわけではありませんから。しかも、この牛が肉骨粉を食べ
た可能性については、96年に遡らなければ否定はできないわけで、今回は5歳7カ月の牛で
したが、もっと年取った牛がいるでしょうし、それに関してはどうでしようか。
A: 当該牛の飼養の形態については、これから調査します。
Q: 肉骨粉を使用していないという情報ですが、それは何に基づいた情報なのですか。農家
がそういう風に言っているということですか。
A: 北海道の調査では、肉骨粉を与えたかということについて調査をしたわけですが、肉骨
粉を与えたという牛の中にこの牛が入っていなかったという報告を受けていたということです。
Q: 何を証拠にそういうことが言っているのでしょうか。それは北海道の調査ですか。
A: 北海道が農場に行って調査をした結果です。
Q: それは、その農場では今まで肉骨粉を使ったことがないということですか。
A: そのように確認しております。
174 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:46 ID:VOwD0kfi
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: 簡単に言えば過去は感染した牛が出回っていたかも知れない。その可能性は否定できな
いと。
A: そこは、私が断定的に申し上げることはできません。そこのコメントは差し控えさせて
いただきたいと思います。
Q: 可能性についてもお話はできないと。
A: そこについてはコメントは差し控えさせていただきたいと思います。
Q: 過去の肉骨粉ですが、過去にEUから333トン輸入していたんではないかと。結果的
にそれはフェザーミールであったということで、「数字も違いますね」ということにはなった
のですが、こういったエサ関係の貿易の実態が正確に把握されていなかったということについ
てどういうふうにお考えなのでしょうか。
A: これまで肉骨粉を輸入する際には、BSEの未発生国、あるいはOIEの国際基準を満
たした肉骨粉のみ輸入をするという体制できたわけでございます。しかしながらBSE感染牛
が発見されたと、そういう中で千葉で発見された感染牛の原因解明がまだなされていないとい
うことと、同時に肉骨粉がBSEの感染の有力な原因であるという化学的な知見を私どもも承
知いたしておりますので、これまでの肉骨粉の輸入の実態、それから国内への流通への実態、
そういった点について追跡調査をし、明らかにする必要があるということで、かなり過去に遡
った時点まで調査を行っております。調査自体なかなか難しい点もありますけれども、なお私
どもとしては輸入の実態、そして国内への流通の実態、その解明にできるだけ全力を上げたい
と思っております。
Q: 国内統計に基づいた判断というものが、正しかったのか、正しくなかったのかというこ
とについても見解は伺えないんでしょうか。
A: 統計自体についての信頼性という点について言えば、私どもの動物検疫の統計、あるい
は財務省の貿易統計について、信頼は致しております。しかしながら現実にBSEの感染牛が
発見されているという事実、同時にそのBSEの当該牛の感染源がまだ解明できていないとい
う事実の上で、肉骨粉が原因の有力な原因のひとつではないかと言われていることを踏まえて、
遡って肉骨粉の輸入実態と国内の流通実態まで含めて調査中であります。
175 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:47 ID:VOwD0kfi
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: 肉骨粉が原因でないかというのは96年当時から言われていたわけですが、それが分か
っていながら今そういう形での調査をしないと把握できていないという現状はどうお考えです
か。
A: それは結果的にBSEの感染牛が発見されたという事実を真摯に受け止めまして、私ど
もとしては、BSEの感染の原因を究明するということが最大の重要な事ですから、そこはも
う全ての考えられるルート等を調査すべきであるというふうに考えております。
Q: 千葉の1頭目が出てからもうかなりの時間が経ちますけれども、先程からおっしゃられ
ている原因究明について見通しは、いつ頃までには原因究明ができるというふうにお考えにな
られていますか。
A: ちょっとそこはなかなか申し上げにくいところです。現在有力な原因が、少なくとも当
該牛についての飼養の状態についての調査、あるいは同居牛等の追跡調査を相当行ったわけで
ありますけれども、なお原因が確定できない、更に広げて肉骨粉の輸入状態、国内への流通状
態も含めて現在調査中でございますので、現時点で確定的に、いつの時点でこれが原因だと確
定できるかという点については、ちょっと私も現時点ではコメントできかねる状況です。
Q: いつまでということではなくて、いつ頃までにというような目標というのも全く掲げて
らっしゃらないのですか。
A: これは肉骨粉の輸入状況、あるいは国内への流通実態、これは確かに大変困難な調査作
業を伴う作業でございますけれども、これは大臣が国会でも答弁されておりますけれども今月
中にも、中間的な取りまとめ、その時点での取りまとめの報告ができるようにしたいと考えて
おります。
Q: どのあたりまで報告していただくことが出来ますか。
A: 現時点の状況です。
176 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:48 ID:VOwD0kfi
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: 今日、疑いがある牛が出てきたということで午前中に厚生労働省と北海道が、その時点
で分かっている事実関係に関して会見を開いて説明していただいたのですが、感染ルートの特
定、あるいは感染牛の拡大の可能性について調べるべき農林水産省が、次官会見まで何らそう
いうことに関して説明していただけなかったわけですけれど、これはどうしてなんでしょうか。
A: 北海道、厚生労働省からの報告を受けております。また厚生労働省は会見をされたこと
も承知致しておりました。農林水産省としては、私の記者会見が2時に定例記者会見としてセ
ットされておりましたので、それまでに私どもとして収集し得る情報を得たうえで、私からご
説明したいということに致しました。
Q: 午前中の厚生労働省の会見で、先ほど次官がご説明いただいたように農林水産省 関
連の話しも、発生農場が猿払村であるとか、全部向こうで説明が出ているんです。 だった
ら同じ情報はあの時点で分かっていたんだから、速やかに迅速に情報開示す べきじゃでは
ないかと、担当畜産部の衛生課はこちらの期待には応えないというつ もりだったのか、「
わからん」ということで取材できなかったんですよ。それに対 してはどうお考えですか。
A: そうした皆様方のご指摘に対しては、私は真摯に受け止めたいと思います。ただ私の定
例記者会見が設定されていましたので、その時点で私にとっては、収集し得る情報を皆様方に
お示ししたいということで、私からご説明しようということに致しました。
Q: 2頭目が出たという事態は、定例の記者会見で発表すればいい内容であるという理解で
いらっしゃるということですか。緊急に会見を開くべきものではないというふうな判断ですか。
A: いえ、必ずしもそういうふうに考えたわけではございません。北海道からの情報、それ
から検査の結果について厚生労働省が11時半にご説明をされるということは聞いておりまし
た。農林水産省としての会見のセットの問題もございますけれども、今日は次官会議の定例記
者会見があるということで、この場で私からご説明をさせていただくことにいたしました。
177 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:49 ID:VOwD0kfi
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: そうしますと農林水産省の対応として、迅速に行動する必要はないというご判断だった
というふうに聞こえるんですが。
A: 私はそのような趣旨で申し上げたのではございません。
Q: 私どもは会見をお願いしたんですけれども、出来ないというお話でした。我々とすると
感染経路の特定ということに関して第一義的に責任を持つ農水省として「どういう情報を把握
されて、これからどういうふうに対応されていくのかということを出来るだけ早く伺いたい」
というふうにお願いしたんですけれども、そういことからすると「やはり2時でいいだろう」
と「それより早く判っている範囲内で判っていることを公表する必要は無いだろう」というふ
うに判断されたというふうに受け取らざるを得ないんですけれども。
A: 私は必ずしもそうは考えておりません。ご指摘は重々判ります。そうした指摘について
は重々私も受け止めさせていただきたいと思います。ただ、2時の私の定例の記者会見が設定
されていたということもございます。そこで私からそれまでに得られた情報を皆様方にお話す
るということにさせていただきました。
Q: その判断というのは、次官自身がなさったのでしょうか。それとも畜産部がそうして下
さいと言ったんですか。
A: 2時の定例の記者会見で、私からそれまでに得られた情報を、私から皆様方にご説明す
るというふうなことについては、私の判断でございます。
Q: それ以前に会見をしないというのはどなたの判断ですか。
A: その点についてはコメントを控えさせていただきます。
Q: それは次官ご自身で無いということですか。
A: そこは、コメントを控えさせていただきます。
178 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/11/27 12:50 ID:VOwD0kfi
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月21日(水) 14:03〜15:02 於:農政クラブ )
○牛海綿状脳症(BSE)を疑う2頭目の牛の確認について
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011121jimujikan.htm Q: 今日次官会議があるということは、厚生労働省も定例の次官会見があるわけですよね。
厚生労働省はその定例会見で発表するということではなく、11時半に、当初は午後5時の専
門家会議を受けてということだったんですけれど、問題の緊急性に合わせて11時半にやると
いう判断は農水省はまったく働かなかったということですか。
A: 私どもは常にいろいろ皆様方からご質問がございますので、情報開示については出来る
だけ速やかに情報開示をするという姿勢には変わりはございません。ただ今回の件につきまし
ては、「11時半に厚生労働省が検査の結果として説明をする」ということは私は連絡を受け
ております。私は12時からの次官会議ということでございます。2時の定例の記者会見とい
うことで皆様方に説明するということにさせていただきました。その点だけはご了解していた
だきたいと思います。
(BSE関連の質疑は以上)
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 13:12 ID:sPzHaoV6
▽焼肉屋さかいが全従業員の賞与半額 (中日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011127-00000013-cnc-l21 【岐阜県】焼肉屋さかい(岐阜県各務原市)は二十六日、二頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)
が確認されるなどで経営の先行きが一層不透明になったとして、約四百二十人の全従業員のこ
の冬のボーナスを平均で半額カットするなどのリストラ策を発表した。
全従業員のボーナス分の総人件費を半額にし、各従業員の業績に応じて配分する。狂牛病の
風評被害が長引いた場合、来期以降のカットも検討する。
坂井哲史社長を含む八人の役員も、十一月分から役員報酬を一割から二割削減。本部の間接
人員は十人程度を配置転換によって減らし、中途採用も抑制する。
一方、店舗については来年度以降の直営店出店契約を当初の約二十五店から半減。来年四月
までに八−十店の不採算店を退店し、不動産の売却も進める。
同社は狂牛病のあおりを受けて二〇〇一年十月中間決算(単独)の業績予想を、一九九三年
に焼き肉事業を開始して以来初の赤字に下方修正している。(中日新聞)
180 :
英国の専門家に聞く :01/11/27 13:17 ID:sPzHaoV6
▽政府は正確な情報提供を BSE対策で英国の専門家に聞く(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash01112702.html 安全な食と環境について活動している日本の非政府組織(NGO)の招きで来日している、
牛海綿状脳症(BSE)など伝染病研究の専門家、英国のリチャード・ノース博士は二十六日
、日本農業新聞のインタビューに答え、「BSEはまず風評被害を食い止めることが重要。英
国では政府が安全というほどパニックが広がった」と指摘。英国での教訓をもとに「今、必要
なのは正しい情報を隠さずに国民に提供することだ」と強調した。インタビューの概要は次の
通り。
−−今の英国の畜産農家の状況は。
BSEの発生以来、英国では出荷時の規制が厳しくなり、牛の登録費などすべてが農家負担
となった。このため、英国では百人以上が自殺した。BSE禍で自殺する農民の数は、新型ヤ
コブ病で命を落とす人より多いほどだ。離農した農家も昨年で六万戸に上り、五戸に一戸が離
農したことになる。いかに農家にとって打撃が大きいかを知ってもらいたい。
−−現在、英国での牛肉の消費量は。
一九九六年に英国政府が「新型ヤコブ病はBSEと関連がある」と公表したとたん、消費量
はわずか二日間で80%落ち込んだ。しかし、その後、消費者が自分の意思で牛肉の安全性を
評価しはじめ、一週間で消費は回復した。英国では政府が安全だと言うたびに、国民はパニッ
クに陥った。今、日本の政府に必要なのは情報を隠したり、操作することなく、正しい情報を
国民に流すことだ。
−−日本は今後、BSEとどうつき合っていくべきか。
日本の場合、島国で畜産の規模も小さい。このため、BSEの追跡調査がしやすい。肉骨粉
だけでなく、あらゆる角度から検証する必要はある。BSEが地球上に存在することは明白だ。
日本で二頭の発生があるといっても、それは決して異常なことではない、とプラスに考えるべ
きだろう。
181 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 13:20 ID:sPzHaoV6
▽BSE診断の猿払村の農場調査 95年以降219頭を出荷(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews02011127.html 農水省は二十六日、国内二頭目のBSEと診断された北海道猿払村の牛の分べん状況と農場
の飼育状況を明らかにした。当該農場から出荷された牛は、確認されただけで一九九五年四月
以降二百十九頭で、このうち三十四頭が道外に移動していることが確認された。同省は、これ
らの牛の出荷先などを調べている。
同省によると、BSE感染牛は、九八、九九、二〇〇〇年の三年間に三頭の雄牛を出産。す
べて、肥育に回ったものと見られ、追跡調査している。また、当該農場から道外に出荷された
三十四頭のうち、これまで千葉県に二頭(九五年生まれ)、岡山県に二頭(九六年、九八年生
まれ)が確認された。
一方、当該農場では、「ミルフードAスーパー」「ぴゅあミルクH」「ミルフードBグリーン」
「ニューサンラッキー18」「ニューリード18」「パワーコーンS」「パワーエース75W」「お産前21」の
八銘柄の配合飼料などが給与されていた。千葉県で発症した一頭目の牛が北海道に居た時に
与えられたものと一致する代用乳一銘柄と配合飼料一銘柄が含まれていたことが分かった。
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 13:20 ID:sPzHaoV6
▽国産牛肉安全です ポスターやはがきでアピール(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash01112701.html 全頭検査を受けて流通する国産牛肉は安全――と、牛海綿状脳症(BSE)の風評被害をく
い止め、消費拡大を図るPRが各地で展開されている。九州ではJR駅などにポスターを掲げ
、知人らに訴えるはがき作戦も繰り広げられる。
■JR駅にポスター 福岡県
福岡県はBSE問題を受け、二十六日から県内の九十二のJR駅構内で県産牛肉の安全性と
消費拡大を呼びかけるポスターを張り出した。このPR作戦は、牛肉消費安定緊急対策事業で
取り組んだ。ポスターは七百枚を製作。福岡市営地下鉄、私鉄、バス、モノレールの駅舎にも
張る。電車、バスの中づり広告も五千七百枚製作し、順次張り出して牛肉の安全をPRする。
JR博多駅では中央改札口近くに「福岡県産の牛肉は安心して食べられます」と書かれたポ
スターが張られた。宗像市から来た塚本一貴さん(19)
は「このポスターで牛肉は食べても安全ということが良く分かる」と話していた。
■はがきでPR 長崎のJA
長崎県のJA壱岐郡は、BSEで風評被害を受けている国産牛肉の信頼を早く回復させよう
と、全国の消費者五千人にはがきを送る運動に取り組んでいる。畜産農家千四百人とJA職員
が知人ら三人をリストアップし、国産牛肉の安全性を訴え、壱岐牛をPR。二十六日までに十
件の注文や多数の問い合わせが届いている。
BSEの影響で、同郡市場でも子牛や成牛価格が前年を下回っている。JA管内では一九九
一年から肉骨粉を一切使わず、九月に家畜保健衛生所などと全頭立ち入り検査をし、十月に安
全宣言が出ている。農家の不安と消費者の不信感を払しょくしようと、安全性を呼びかける運
動を始めた。
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 14:15 ID:VOwD0kfi
飼料への肉骨粉混入の可能性否定しきれず 武部農相
北海道佐呂間町と猿払村の2頭の乳牛が狂牛病と確認された問題で、
武部勤農相は27日の閣議後会見で、猿払村の1頭が食べていた配合飼料を
製造したホクレンくみあい飼料釧路西港工場について、「牛用飼料への
(肉骨粉の)混入の可能性を完全に否定し切れなかった」と述べた。
武部農相は、1頭目が狂牛病と確認された後に独立行政法人「肥飼料検査場」が
実施した立ち入り検査で、「牛用と(肉骨粉を使っていた)豚・鶏用の製造ラインが
共用されており、各製品の切り替え時に十分な洗浄が行われていたことを
確認するに至らなかった」と述べた。
2頭は「ニューリード18」という同一銘柄の配合飼料が与えられていた。
一方、同社は同苫小牧工場でも十分な洗浄を行わず、牛用飼料への肉骨粉の
混入の可能性があることが分かった。同日、工場側が認めた。
農水省は6月に配合飼料工場での洗浄方法などを示したガイドラインを作ったが、
以前は業者の自主性に任せていた。
[毎日新聞11月27日]
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/disease/2001-6/1127-5.html
184 :
岡山県 :01/11/27 14:34 ID:VOwD0kfi
▽狂牛病確認の農場、県内に2頭を出荷 (朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=1410 県は26日、国内2頭目の狂牛病の牛が確認された北海道猿払村の農場から、県内の農家に2
頭が出荷されていたと発表した。2頭はいずれも乳牛で、移動自粛を要請したうえで監視を続
けている。感染の疑いが認定されれば処分され、感染の有無が検査される。
県畜産課によると、確認された乳牛は3歳と5歳のメスで、それぞれ異なる農家で飼育。ほ
かの牛とは隔離され、県家畜保健衛生所の生体検査では狂牛病特有の神経症状はないという。
2頭からの牛乳は出荷を自粛しているが、同居牛からの出荷は感染の恐れがないとして続いて
いる。
県では、独自調査で確認した2頭を農水省に照会。同日、同省から連絡が入った。今後は北
海道による追跡調査で、感染牛との同居の有無や同じエサを食べていなかったかなどが調べら
れる。結果は近く県に報告され、陽性の場合、同居牛についても同居の時期や期間、同じエサ
が与えられていなかったかなどが調査される。
県の調査ではこれまで、北海道猿払村から84頭の乳牛が県内に出荷され、66頭が生存。
確認されたのは、問題の農場から道外に出荷された34頭のうちの2頭だという。
(11/27)
185 :
岡山県 :01/11/27 14:38 ID:VOwD0kfi
11月27日 読売新聞・岡山支局
狂牛病確認の牧場出荷乳牛
県内農家で2頭飼育 県が移動自粛要請 乳の出荷は停止
国内二頭目の狂牛病の乳牛が確認された北海道猿払村の農場から、ほぼ同時期に生まれた乳
牛が三十四頭以上、道外に出荷され、県内でも飼育されていることがわかった問題で、県畜産
課は二十六日、「二頭いるが、いずれも神経症状は見られず、冷静に対処してほしい」と呼び
掛けている。
同課によると、生後三十八か月と六十二か月の雌の乳牛で、現在は別々の農家で飼育され、
他の乳牛と隔離されている。県は飼育農家に対し、この二頭の移動の自粛を要請。農家も消費
者感情に配慮して、二頭の乳の出荷を停止している。
二頭は国の検査対策マニュアルに基づき、家畜伝染病予防法上の「疑似患畜」と認定される
可能性があり、認定されれば焼却処分される。「疑似患畜」は感染牛が生まれた年の前後一年
に生まれた牛や一歳になるまで感染牛と同じ飼料を食べていた牛などが対象。同課は「まだ疑
似患畜と認定されておらず、他の牛とも隔離されているので冷静に対処したい」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news002.htm
186 :
岡山 :01/11/27 14:43 ID:VOwD0kfi
狂牛病発生農場から岡山に2頭 [2001年11月26日(月)]
北海道猿払村の農場から国内2例目の狂牛病に感染した牛が発生した問題で、岡山県はきょう、
猿払村から県内に出荷された牛のうち、2頭の牛が狂牛病が発生した農場から搬入されてい
たことが、国の追跡調査で分かったと発表しました。
県の調査では、猿払村からは過去6年間に県内の29戸の農場に84頭が出荷されています。
県家畜保健衛生所の調査では、2頭に神経症状などの異常は認められていないとのことですが、
移動を自粛して慎重に状況を監視しています。
岡山日日新聞
http://www.okanichi.co.jp/cgi-local/news/news.cgi?vew=1
187 :
川口順子環境相発言 :01/11/27 14:50 ID:VOwD0kfi
188 :
十勝毎日新聞 :01/11/27 14:55 ID:VOwD0kfi
肉骨粉焼却 豊頃町が受け入れ 新得町内の業者製造分 早ければ月内にも
【豊頃】豊頃町は国や道の要請を受け、肉骨粉の焼却処理を町の一般廃棄物焼却施設「町清
掃センター」で行うことを決めた。26日の町議会臨時会で、西本安志町長が行政報告した。
同センターの周辺住民とは今月初め、受け入れについて協議を終了している。西本町長は「
地域住民の理解も得られ、酪・畜産業が重要な産業の町として応分の責任を果たさなければい
けないと考えている。あくまで暫定的、緊急的な措置」としている。焼却処理を受け入れるの
は、新得町内の狩勝産業で製造された肉骨粉の予定。
受け入れを始める時期は未定だが、早ければ今月中にも焼却が始まる。同センターの焼却能
力は最大で1日6トン。毎日、5トン前後の一般ごみを焼却しており、受け入れられる肉骨粉
の量は1日500−600キロになる見込み。
焼却される肉骨粉は、袋詰めされたものをピットに投入した後、クレーンでつり上げて炉へ
入れる。町では、投入手順や炉の温度変化などを調べながら焼却処理を進めていく。
(十勝毎日新聞・平田幸嗣)
http://www.tokachi.co.jp/WEBNEWS/011126.html
189 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 15:00 ID:VOwD0kfi
190 :
北海道農政部 :01/11/27 15:06 ID:VOwD0kfi
牛海綿状脳症の患畜に関する情報(続報)
(BSE関係第45報)
本日「BSE関係第42報」でプレスリリースしたこのことについて、
当該牛に給与されていた飼料に関する続報をプレスリリースします。
記
1 当該牛に給与されていた配合飼料8銘柄の原材料等は、別紙のとおり
(BSE関係第42報で、当該8銘柄の商品名を公表していたもの)
2 別紙の8銘柄以外に当該牛に給与されていた補助飼料は、次のとおり
(この18銘柄の原材料等については、引き続き調査中)
販売元 商品名
・日本甜菜製糖株式会社 ニッテンニューカルチャー
・ホクレン 加熱大豆三種混合、エナジーキューブ、キャトルソーダ、
パイオニア1188、パイオニア11F25
・日本全薬工業株式会社 ビタラップA、ビタラップAED、カウカルシウム、
スーパーマグ55、グローウェル、
パワフルヘルポ、プロピレングリコール、フットビオ、
ニュートリトップ、モラリックス
・(調査中) 道産パルプ、ブドウ糖
※ 平成8年4月に患畜が生産されていることから、当該農場で平成8年1月以降に
購入された飼料を対象として調査
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/sakkyo/kairyou/einou/koutei/2tome/a45.html
191 :
北海道農政部 :01/11/27 15:18 ID:VOwD0kfi
192 :
北海道農政部 :01/11/27 15:48 ID:VOwD0kfi
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 15:55 ID:VOwD0kfi
194 :
補助飼料 :01/11/27 15:59 ID:VOwD0kfi
▽ 補助飼料1品目も共通 農水、新たに1工場を検査 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011127-430.html 農水省は二十七日、北海道猿払村で飼育されていた乳牛が国内二例目の狂牛病(牛海綿状脳
症)と確認された問題で、補助飼料一品目が一例目の感染牛と共通していることが新たに分か
ったと発表した。これで二頭に共通するえさと補助飼料は三品目になった。
補助飼料は、家畜に必要な栄養分を補給するために与えるもので、製造工場や原材料などの
調査を進めているという。
また、同省は独立行政法人である肥飼料検査所がこの日、一部飼料を生産していた北海道内
の工場に新たに立ち入り検査を実施すると発表した。検査を受ける工場は計三カ所目で、二例
目の牛に与えられていたえさの製造実態を調べるのが狙いだ。(了) 11/27
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 16:26 ID:sPzHaoV6
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 17:24 ID:V7l+ZGgu
▽97年に5頭が宮城県内へ 北海道・猿払村産の乳牛 (河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/NEWS/2001/11/20011127J_12.HTM 宮城県は26日、国内2頭目となる狂牛病(牛海綿状脳症)の牛が見つかった北海道猿払村
産の乳牛が、1997年に県内4戸の農家に計5頭、買い入れられていたことを明らかにした。
このうち4頭は、既に廃用処分されたか、死亡している。残る1頭については、現在も県内
の農家が搾乳用に飼育している。県が26日にこの牛に実施した臨床検査では、「狂牛病を疑
う症状などの異常は見られなかった」(畜産課)という。狂牛病と診断された乳用牛を飼育し
ていた農場と、県内に導入された5頭との関係については分かっていない。
2001年11月27日火曜日
197 :
疑似患畜ミルクは、いかがですか? :01/11/27 17:25 ID:V7l+ZGgu
▽焼却処分牛、宮城は1095頭 狂牛病で農水省 (河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/NEWS/2001/11/20011127J_13.HTM 狂牛病の感染源とされる肉骨粉などを与え、全国15道県で飼育されている牛計5129頭
の焼却を決めた農水省は26日、すべての焼却が終わるのに5年ほどかかるとの見通しを発表
した。東北関係では、10月25日現在、岩手県50頭、宮城県1095頭、山形県118頭
となっている。
5129頭のうち約4800頭は乳牛で、牛乳が搾れなくなった牛から順に狂牛病の検査を
して処分する。
2001年11月27日火曜日
198 :
個体”管理” :01/11/27 18:22 ID:VOwD0kfi
狂牛病対策:DNA指紋で牛の個体管理 Daithi O hAnluain 2001年11月6日 2:00am PST アイルランド、コーク発――アイルランドのある企業が、DNA指 紋を用いて牛の個体識別を行ない、それを応用する新しい方法を開発した。 まるで、漫画『ザ・ファーサイド』の1コマを思わせるような話だが、この技術は、ゲリー ・ラーソン氏が描くおかしな牛のキャラクターの奇抜な行動とは似ても似つかない、現実的な 分野に応用される――「品質管理」だ。 『トレースバック』と名づけられたこのDNA指紋技術は、ヨーロッパにおける牛海綿状脳症 (通称、狂牛病)の発生を受けて開発が進められた。狂牛病の発生により、イギリスをはじめと するヨーロッパ諸国の牛肉産業は、壊滅的とも言える打撃を被った。世界の多くの国が、ヨー ロッパ諸国からの牛肉の輸入を禁止してしまったためだ。 狂牛病がパニックを引き起こしたのは、新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病という人間の 病気に関連があるとされているためだ。狂牛病発生以降、牛肉の小売業者や生産者にとっては 品質保証が最優先事項となっている。 トレースバックを用いることで、食卓にのっているステーキがどこの牧場で生まれた牛の肉 かということを追跡できる。 トレースバックの仕組みは次のようになっている。まず、牧場か屠殺場で牛の血液、肉など のサンプルを採取し、それらが保管される。サンプルは1本の体毛でもいい。加工された牛肉 がスーパーマーケットの店頭に並ぶ際に、肉の産地を追跡するために再度別のサンプルが採取 される。そしてそれらが保管されているサンプルと照合され、肉の産地が証明されるというわ けだ。 このアイディアは、アイルランドのダブリン大学トリニティー・カレッジの遺伝学研究所に おける牛の遺伝子に関する研究に端を発している。このアイディアをもとに、トレースバック を開発する企業、アイデンティジェン社が立ち上げられた。同社の創設者であるシアラン・ミ ーガン社長は次のように述べる。 「われわれは何年もの間、家畜の分子遺伝学を研究していた。そのとき(1996年)、大々的に 狂牛病の恐怖が広まった。 (続く)
199 :
個体”管理” :01/11/27 18:22 ID:VOwD0kfi
狂牛病対策:DNA指紋で牛の個体管理 Daithi O hAnluain 2001年11月6日 2:00am PST アイルランド、コーク発――アイルランドのある企業が、DNA指 紋を用いて牛の個体識別を行ない、それを応用する新しい方法を開発した。 (後半) そして当時、ほとんどの識者が、牛肉の流通経路の追跡を可能にすることが重要だと提言し ていた。これがトレースバックのアイディアが生まれたきっかけだった」 アイルランドでスーパークイン社が展開するスーパーマーケット向けに出荷される、DNAサ ンプルを採取した9万5000頭の牛を対象にトレースバックのテストが行なわれた。アイルラン ド議会の上院議員でもある同社のファーガル・クイン最高経営責任者(CEO)は、「トレースバ ックのおかげで、スーパークインの店頭に並んでいる牛肉は、産地の農場だけでなく、その農 場のどの牛の肉かということまで追跡調査できる。 この情報は、われわれが顧客に約束する品質を裏付けるうえで、何よりも必要なものだ」と 話す。 追跡が可能になることで得られるメリットは大きい。「食肉を購入する際に最も大事なのは 信頼だ。消費者は商品を見ただけでは肝心なことは何も判断できない。買う商品を信頼するし かないのだ。そして消費者が自分たちの信頼が裏切られたと気づくとき、恐怖がはじまる」と 話すのは、アイルランドのコーク大学で食品経済学を教えるメアリー・マッカーシー氏。「追 跡が可能になることで、消費者は安心を得られ、畜産農家や小売業者は保護される」 この考えが正しかったことは、スーパークインで実証された。「当社の牛肉の売上はここ数 年で着実に増加している。 2000年の売上は、1999年に比べ11%増加した」とクインCEOは言う。この数字は、欧州連合 (EU)の状況と比較すると驚きに値する。EUが公式に発表した最近の統計では、今年4月までの 牛肉の総消費量は、前年と比べ約18%減少したと試算されている。 トレースバックの用途は、食肉の産地を保証するだけにとどまらない。アイルランドでは来 年から、新しく生まれるすべての子牛の毛をサンプルとして提出することが、畜産農家に義務 付けられる予定だ。アイルランドでは今年、口蹄(こうてい)疫が発生したため、牛の密輸が頻 発するようになったが、サンプルは密輸を防止するためにも使われる。 採取した肉や血液などのサンプルはまた、家畜の健康状態を認識するために利用できるかも しれない。さらにアイデンティジェン社のミーガン社長は、「理論的には、使用禁止薬物や病 原菌、食肉の品質の特性などの検査にも用いられる。だが、検査にかかる費用とそれによって 得られる付加価値とを、個々のケースごとに見極める必要がある」と話す。 現在、最も緊急にトレースバックのシステムが求められるのは牛肉の分野だが、このシステ ムが牛以外の動物の調査にも利用されることもあるかもしれない。「たとえば、同じシステム を用いて豚の追跡も可能だろう」とミーガン社長。 ざっと計算したところ、仮に各国で一律に家畜個体管理が行なわれれば、トレースバックの 市場規模は、牛肉の分野だけで、ヨーロッパで1億ドル、米国で4億ドルに達する可能性がある 。これほどの需要が生まれるのはまだ先のことになるだろうが、このところ、あらゆる種類の 食品加工業が材料の原産地の証明を行なう傾向にある。 「耳にした例では、香料のバニラの分野で、ある企業が、原料の仕入れ先として検討してい る企業の原産地国規制、加工業者による抽出プロセス、そして水質にも注意を払っていた」と 話すのは、米シリカー社(イリノイ州シカゴ)でマーケティングと市場開拓の責任者を務めるC ・J・レイノルズ氏。同社が、米国でトレースバックを販売する予定だ。 「品質保証の分野ではまさに、原材料ひとつひとつの出処が評価されようとしている」とレ イノルズ氏は述べた。 [日本語版:河原 稔/多々良和臣]
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/27 18:53 ID:7+mq5Wto
北海道の牛肉は、当分本土へ持ち込まないように。
201 :
牛海綿状脳症の患畜に関する情報 :01/11/27 22:50 ID:V7l+ZGgu
猿払村で確認された牛の生産農場調査等 北海道農政部
牛海綿状脳症の患畜に関する情報(BSE関係第42報)
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/sakkyo/kairyou/einou/koutei/2tome/a0042.html 1 これまでに講じた防疫措置
現在まで、次の防疫措置を講じている。
(1) 当該牛が確認検査に回された11月20日、出荷農場の飼養状況を調査するとともに飼養
牛の移動の自粛を要請。
(2) BSEと診断された21日夜、同居牛77頭について、家畜伝染病予防法第14条第3項
の規定に基づく移動の制限を指示。
(3) 22日、BSE患畜の発生を告示。
(4) 22日に患畜の枝肉等の焼却を開始し、24日夜完了。
(5) 22日に同村内の預託牧場に預託されていた5頭について、家畜伝染病予防法第14条第
3項の規定に基づく移動の制限を指示。
2 BSE患畜の出荷農場の調査
患畜出荷農場の調査を行い、現在までに次のことが確認された。
(1) 患畜
ホルスタイン種、雌、5歳7か月齢(平成8年4月4日生まれ)で、当該農場で生産、飼育さ
れていた。 廃用理由は「乳頭のろう管形成による漏乳」で、BSEを疑う症状は認められて
いない。また、これまでに3産しており、すべて雄である。
なお、当該牛は平成9年5月20日から7月23日及び平成10年5月11日から8月4日の
間、猿払村の預託牧場へ預託されていた。
(2) 患畜の母牛
平成元年5月1日生まれで、平成10年3月に廃用牛として販売されており、産子等について
は調査中。
(3) 当該農場
ア 現在の飼養頭数
77頭(すべてホルスタイン種)で、72頭は自家産牛、5頭は導入牛である。
この他に、同村内の預託牧場に5頭(平成13年生まれ4頭、11年生まれ1頭)が預託され
ている。
イ 移動(出荷)牛
当該農場から平成7年4月4日以降出荷(移動)した牛で、現在確認されている頭数は219
頭、この内34頭が道外に移動している。出荷先等については引き続き調査中である。
(4) 給与飼料
当該農場で平成8年以降に購入されていた飼料については、現在調査中である。
なお、患畜に給与された配合飼料であって、現在までに判明したものは以下の8銘柄であり、
製造工場や原材料等の調査を引き続き実施している。
「ミルフードAスーパー」、「ぴゅあミルクH」、「ミルフードBグリーン」、「ニューサン
ラッキー18」、「ニューリード18」、「パワーコーンS」、「パワーエース75W」、「
お産前21」
(5) 動物用医薬品
現在調査中であるが、これまでに当該農場では5品目の動物用医薬品の購入が確認されている。
また、患畜に使用されていた治療薬は診療記録から7品目が確認されている。
(6) その他に飼養されている動物
平成10年以降現在まで、鶏を通年2羽、平成8年以降、犬1頭を飼養しており、鶏には牛用
飼料、犬には残飯が給与されている。
202 :
メルシャン :01/11/27 22:56 ID:V7l+ZGgu
北海道におけるBSE 患畜に関する情報(第3報)
http://www.maff.go.jp/work/press011127-06.pdf BSE の患畜に係る北海道猿払村の飼料については、ホクレン農業協同組合連
合会(ホクレン)の販売に係る配合飼料8 銘柄及びホクレン等の販売に係る補助
飼料18 銘柄が供給されていた。
このため、ホクレンに対し、当該8 銘柄の製造工場及び銘柄別の原料を至急調
査の上、報告するよう指示したところ、その結果は以下のとおり。
また補助飼料18 銘柄については製造工場や原材料の調査を実施中である。
なお、平成8 年からの製造量、出荷先等についても、現在調査中である。
(1 )当該酪農家が給与していた配合飼料及びその原料
別紙1 のとおり。
(2 )当該酪農家が給与していた補助飼料
別紙2 のとおり
(3 )独立行政法人肥飼料検査所は、本日から、メルシャン(株)苫小牧工場に
対して立入検査を実施する予定である。
問い合わせ先
生産局畜産部飼料課
担当者:濱本、功刀
電話03-3502-8111 内線4003,4005
夜間直通03-3501-3779
203 :
名無し :01/11/28 00:16 ID:LkMg8NwE
WHOの勧告の中に 2.4.1 Identification of persons for whom special precautions apply(要注意者の同定) TSE 確定患者と疑い患者は最も危険性の高い患者である.本Section と次のSection で述べる ような特別な注意を払って接しなければならない.この報告書の本文で推奨されている全ての注意 点はTSE あるいはその疑いのある人のケア,また患者から摘出した組織の取り扱いに適用される. 確定診断されている患者と疑いの患者の間には,違いはない. 実際に症状は呈していないが,「TSE の危険性のある患者」の概念は感染防御に有用である.次 にあげる人は,TSE に進行する危険性がある.()内は,このような感染経路で発症したCJD の発 生数である. ・ 硬膜移植を受けた人(11 0 症例) ヒト由来の下垂体ホルモン,特に成長ホルモンの投与を受けた人(1 30 症例) 角膜移植を受けた人(3 症例:確定1 例,疑い1 例,可能性あり1 例) 脳外科手術を受けた人(6 症例) 遺伝性TSE の家族(全TSE の5-1 0%に遺伝性があるが,各国で家系数は異なる) と言うのが在りました。 日本国内では下垂体ホルモンや角膜移植や脳外科手術をを受けた人はどれだけの数になるのでしょうか?
204 :
遺族が政府とEUに損害賠償を訴える :01/11/28 01:08 ID:YkjX8oEZ
狂牛病:フランス人遺族が政府とEUなど訴え
狂牛病(牛海綿状脳症)と関係があるとされる新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病で死亡
したフランス人男性(19)と女性(36)の遺族が、同国政府、欧州連合(EU)などに総
額600万フラン(約1億円)の損害賠償を求めていることが27日、分かった。同日付のフ
ランス紙フィガロが報じた。
2遺族はフランス首相府、大統領府、EUに賠償を求める書簡を既に送付、2カ月以内に返
答がない場合、訴訟を起こす方針。
2遺族は昨年、傷害致死容疑などで政府を告訴。捜査当局が外務、農業水産両省などから家
宅捜索で押収した資料から、90年時点で政府が「人間の健康被害への懸念」を認識しながら
約6年間、対策を放置したことを示す証拠が見つかったとしている。
フランス政府は英国で多くの患者が顕在化した後の96年、英国産の肉骨粉飼料の全面回収
を義務付けたが、それまでは公式には「人間に感染する証拠はない」と表明。EUも輸出入禁
止と解除を繰り返した。
フランスではこの2人を含む4人が発症し、うち3人が死亡した。(パリ共同)
[毎日新聞11月27日] ( 2001-11-27-23:23 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20011128k0000m030131000c.html
205 :
スロベニアでも狂牛病! :01/11/28 01:11 ID:YkjX8oEZ
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/28 01:15 ID:YkjX8oEZ
207 :
危険部位の焼却場設置 :01/11/28 07:48 ID:YkjX8oEZ
狂牛病対策 危険部位の焼却場設置 県が肉骨粉施設を再整備 (西日本新聞)
県は、狂牛病(牛海綿状脳症)の感染源とされる肉骨粉の製造施設を再整備するとともに、新たに特定危険部位を焼却するための処理場を造ることを決めた。
二十八日に始まる十二月県議会に一般会計補正予算案の狂牛病対策として、整備・建設費を盛り込んだ十一億千七百万円を計上する。
県内で製造されている肉骨粉は、現在、周東町の業者が牛、豚、鶏の解体後に出る肉、骨などを一括処理している。
今回の施設再整備は、感染源とされる牛の肉骨粉と、感染源の疑いのない豚、鶏の肉骨粉をそれぞれ分別処理する製造ラインを整える。
牛の肉骨粉については、狂牛病の原因物質のプリオンが消滅するという三気圧、百三十三度で二十分煮ることができる滅菌処理施設も完備。
整備費は十五億六千万円。県はこのうち、十億四千万円(国補助が約七億八千万円)を計上する。
特定危険部位は、県内の処理場五カ所のうち二カ所で処理施設が決まっておらず、約七百キロが冷蔵庫に保管されたまま。
このため、周東町の食肉センターに隣接して焼却処理場を建設する。県は事業費の四分の一に当たる三千三百五十万円を助成する。
流通禁止になっている肉骨粉は、同製造業者の倉庫に約六百五十トンが保管されており、セメント材としての活用を視野に業者と折衝中だ。
情報開示は迅速に 県狂牛病連絡会議が確認
国内で二頭目の狂牛病に感染した牛が北海道で発見されたことを受けて、県狂牛病対策連絡会議が二十七日、県庁内であった。
同連絡会議は、先月十二日以来三回目。北海道の発生状況を確認し、今後の対応を協議するのが目的で、冒頭あいさつした清弘和毅県農林部次長は
「年末に向けて風評被害が心配される。安全対策を円滑に進め、牛肉の安全性をしっかりPRしてほしい」と要請。
協議では、住民の誤解を招かないように、県が入手した情報の迅速な開示に努めることを申し合わせた。
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-local/yamaguti.html
208 :
スロベニアでも狂牛病 :01/11/28 07:54 ID:YkjX8oEZ
http://www1.odn.ne.jp/koyama/bse.htm 01/1/25(17)(日経朝)フランス各地のマクドナルド、狂牛病の影響で売上が低迷した。
ライバルチェーンのクイックではハンバーガーの宣伝イラストが子豚に変わった。
フランス国内の各自治体はエイズに次ぐ薬害事件になるのを恐れて、子供の給食から牛肉を
一斉に排除した。病院などの公共機関も率先して止めた。
牛肉離れのきっかけは、フランスの食肉仲介業者が納入した牛の中に、狂牛病の伝染の
恐れのある大量の牛が含まれていたことが判明したこと。テレビは狂牛病との関連が指摘
されているクロイツェルヤコブ病患者の闘病生活を放映、やつれた患者の妹は語った。
「兄はファストフードとステーキが大好きでした」。パニックは欧州全体に広がり牛肉
販売はフランスでは4割減、ポルトガルでは5割減、・・この1ヶ月でドイツ、イタリア、
スペインで狂牛病が見つかった。欧州の牛肉製品を輸入制限する国は日本、ロシア、中国、
アフリカ諸国と現在も増加中だ。
210 :
肉骨粉混入車 :01/11/28 09:49 ID:ylGu3Onv
▽鶏、豚用飼料が配送車で牛用に混入も 車内に残留 肉骨粉の危険性知らず
2001/11/28 09:18 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=0030 北海道内生産の2頭の牛が狂牛病(牛海綿状脳症)に感染していた問題で、農水省や道は感染源とされる肉骨粉が牛の配合飼料に
混入したルートの特定を急いでいる。これに関連し、飼料を製造工場から専用輸送車で農家に配送する過程で、肉骨粉を含んでいる
こともある鶏、豚の飼料が、牛の飼料に混入していたことが、複数の道内農家の証言で27日までに分かった。道側も強い関心を寄せて
おり、感染ルート解明の焦点に浮上しそうだ。
配合飼料は、工場で袋詰めして出荷するケースもあるが、問題となっているのは、袋に詰めず「バルク車」と呼ばれる専用車で配送
する方法。搭載した数個のタンクに種類の違う飼料を積むが、共通のパイプで飼料を下ろすため、パイプに残留した別の飼料が混入
する可能性が否定できない。
道北のある酪農家(52)は昨夏、バルク車の運転手から「鶏のえさが混ざっても良いか」と聞かれて承諾。その際、牛用の固形のえさに
鶏用の粉状の飼料が混ざっているのを確認した。「当時は分からなかったが、今考えると大きな問題」と話す。
道央の酪農家(43)は「十年ほど前、鶏のえさに含まれる魚粉が混じると牛の食いが悪いので、何度か配送会社に文句を言った」と指摘。
これを裏付けるように、胆振地方のバルク車の元運転手の男性(58)は「牛と鶏の飼料の混入を確認したこともある」と話す。
国内二頭目の感染牛が見つかった宗谷管内猿払村では「袋詰めしか扱っておらず、混入はありえない」(東宗谷農協関係者)としている。
ただ、問題の牛が生まれた五年以上前にさかのぼっての全道的な飼料の運搬状況にはなお不明な点もある。
配合飼料の道内販売量首位のホクレンは、バルク車の配送を約四十社に委託。農水省が肉骨粉の混入防止指針を出した今年六月
から、牛用を専用車とし、鶏、豚用と区別した。しかし、以前は一部地域で、一台の車で輸送していた。
飼料輸送の作業マニュアルは、各工場ごとだったものを九八年に統一、「飼料を下ろした後にパイプ内のスクリューを空運転させ、
残留物の排出を確認する」などと混入防止策を定めた。同社は「適正に運送してもらっていたと考えている」とするが、現場の調査を行った
ことはなかった。
道農政部もこうした証言に注目、「仮にそうなら(飼料業界が)肉骨粉の危険性を認知していなかったことになり、不適切な扱いだった」
(麻田信二次長)と話している。
=========
当初から疑いのかかっていたコンタミネーションの懸念ですが、やはり確定的となったようです。
「不適切な扱いで申し訳ない」と謝罪して済む問題なのでしょうか?
つくづく行政指導はザルだなぁと感じました。
663 : :01/11/28 10:04 ID:1zafmxgI
>>406 超遅レスれす。
酪農家も”農家”のうちなので、後継者に悩んでます。
2代目、3代目(見たこと無いけど)までやってる人は兼業が殆ど。
機械だって、地区で共同購入。
乾燥草作りやトウモロコシ刈りの時期の機械は週末フル稼働。順番待ち。
食べ物板の 美味しい「牛乳」教えて
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/food/984483604/ の328で説明されるような低温殺菌乳の原乳出荷者は、
ほぼ上記の様な小規模かつ後継者不足で、じじばばだらけ。
いつ離農してもおかしくない酪農家が多いです。
(北海道の次位の酪農地帯の現状。
北海道基準で話す場合は当てはまらないけどね。)
------
日本の「食」は一体どうなってしまうんだ?
若い世代では、ブランドや格好などにうつつを抜かす人間が持てはやされ、食に対する危機感や真面目な関心を持っている
人間は「少数派」とされてしまう風潮があるし、上の書き込みで言う所の「じじばば」がいなくなったらどうなる?後継者は?
狂牛病問題は、社会の歪みや、命を支える基本の食を考える問題でもある。
212 :
牛は贈答用には不適切 :01/11/28 11:06 ID:qcQA5yeY
▽お歳暮売れ行きに変化 狂牛病の影響 魚介類人気 (京都新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011128-00000010-kyt-kin 滋賀県大津市内の百貨店や専門店の「お歳暮コーナー」が、狂牛病問題や不況の影響で売れ
行きに変化が出ている。
西武百貨店大津店(におの浜二丁目)は、ほとんど売れない牛肉に代わり、タラバガニや数
の子など産地直送の魚介類の売れ行きが前年同時期の二割近く増えている。同店販売促進課の
米澤寿海さん(36)は「牛肉の代わりに、なべやおせち料理用に人気を集めている」と分析する。
市中心部にある大手の近江牛販売店では、昨年はひっきりなしに届いた注文のファクスが、
今年はさっぱりという。社員は「国の安全対策が信頼されるまでは、どうしようもない」とこ
ぼす。
不況で財布のひもが固くなる中、他店より早めの購入をと、お歳暮セール開始時期も以前よ
り早くなる傾向。西武百貨店大津店、平和堂坂本店(坂本七丁目)ともに、今年は十一月一日
から始めた。平和堂では「昨年より一割売り上げが伸びた」という。
また、テロ事件の影響で海外旅行をせず年末年始を自宅で過ごす家庭が多いと見て、おせち
の高級食材や有名ホテルの料理をそろえる大手スーパーもあり、冷え込んだ消費の打開に各店
は知恵をしぼっている。(京都新聞)
213 :
元々業績が悪かった? :01/11/28 11:09 ID:qcQA5yeY
▽狂牛病響き人員3割削減 プリマハム、工場閉鎖も (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011127-432.html ハム業界三位のプリマハムは二十七日、狂牛病の影響による食肉部門の販売不振や、デフレ
による販売単価の下落などを受けて、二○○四年度末までに社員を三割程度削減することや、
四国工場(愛媛県西条市)の閉鎖を柱とする経営再建計画を発表した。
狂牛病の牛が確認されて以降、上場食品メーカーが大規模なリストラに踏み切るのは初めて。
○四年度末までに、社員数を現在の約二千二百人から三割、七百人程度を減らす。この一環
で本年度内にも三百人の希望退職を募る。○二年度から○四年度まで定期採用を中止、出向者
には転籍を促す。これにより○四年度までの三年間で、六十六億円の人件費を削減する。
四国工場の閉鎖は○二年七月ごろ。○二年四月には秋田工場(秋田県本荘市)を別会社化す
る予定で、これらの結果、直営工場は六カ所から四カ所に減る。
同社は「狂牛病を機にどんな環境でも収益を上げられるような体質に改善したい」としている。
同日発表の○一年九月中間連結決算は、売上高が前年同期比2・9%増の千四百二十三億円、
当期純損益は銀行株の評価損計上が響き、六十億円の赤字だった。(了) 11/27
214 :
未検査の牛肉は危険!! :01/11/28 11:20 ID:qcQA5yeY
▽未検査の牛肉焼却へ 江戸川の食肉組合(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo/news006.htm 狂牛病による消費者の不安を解消するため、江戸川区内の都食肉生活衛生同業組合小松川、
小岩の両支部は二十七日、組合加盟の小売店が保存しているすべての未検査の牛肉を回収し、
処分することを決めた。二十九日に区内の清掃工場で焼却する。区も協力し、焼却費用を負担
する。
区保健所によると、区内の精肉小売店は計百十七店で、七割以上の八十四店がどちらかの支
部に加盟している。両支部の調査によると、先月十八日に始まった全頭検査前の牛肉は、十店
で計約九十キロが保存されている。保健所では「今回の焼却で、区内にある未検査牛肉は、ほ
ぼ処分できる」としている。
狂牛病問題を巡っては、全頭検査の開始とともに国が安全宣言を出したが、今月二十一日、
北海道で二頭目の狂牛病感染牛が確認され、消費者の不安は広がるばかり。区内でも、売り上
げが例年の半分から三分の一という店が少なくない。
小岩支部の武田清二支部長(66)は、「消費者の不信感は予想以上。検査前の肉を処分す
ることで、江戸川区内の小売店で売っている肉は、すべて検査に合格した安全な肉ということ
をアピールしたい」と話している。
両支部では近く、牛肉を無料で提供するイベントも開く予定だ。計百キロの牛肉を焼き肉や
すき焼きで振る舞うという。
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/28 11:25 ID:qcQA5yeY
11月28日 来月の小中学校給食 牛肉まだ様子見 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news005.htm 狂牛病の検査体制が整い、国は“安全宣言”を行ったが、来月、小中学校の給食に牛肉を使
用する県内自治体は、35市町村のうち14市町村にとどまることが27日、県教委福利保健
課の調査でわかった。学校数で見ると、全体の59.5%にあたる。11月は6市町村、32
.5%だったのに比べると増えているが、感染源がはっきりしないことや2頭目の感染牛が確
認されたことが影響していると見られる。
給食で牛肉が使用される頻度はもともと低いが、狂牛病問題が起こる前の九月は、三十五市
町村のうち三十二市町村が牛肉を使用していた。ところが、感染牛が見つかったことで不安が
広がり、牛肉使用の自治体は、十月は十二市町村、十一月は六市町村に減少していた。
牛エキス、カレールー、ゼラチンなどの牛加工品の使用も、十一月が十四市町村だったのに
対し、十二月は二十二市町村で、完全な回復には至っていない。
十月から牛肉使用を自粛し、十二月も自粛を続ける砺波市学校給食センターは「二頭目の狂
牛病感染牛が見つかったりしており、もうしばらく様子を見たい」と話している。
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/28 11:32 ID:qcQA5yeY
▽狂牛病問題で県が農家7戸の意向調査へ(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news004.htm 狂牛病の感染源となる肉骨粉などを与えられ、現在も飼育中の牛について、農水省が買い上
げて処分することを決めたことを受け、九州で唯一、対象牛を抱えている県でも対応に乗り出
した。しかし、まだ農水省は大枠の方針しか示しておらず、手探りのスタートとなった。
処分されることになった牛は全国で五千百二十九頭。このうち県内では七戸が飼育する計百
三十四頭が対象となっている。県の調査では、肉牛四頭が肉骨粉を、牛の血液を加熱して粉末
にした血粉を乳牛百三十頭が与えられていた。
消費者の不安を解消するため、農水省は二十六日までに、生産者の同意を前提に、乳牛の場
合は乳が出なくなった時点で焼却処分する方針を決めた。しかし、細部については、まだ国か
ら県に指示が届いておらず、畜産農家からの問い合わせにも県では答えられないことが多い。
県内の対象牛は現在、各地の家畜保健衛生所の監視下に置き、移動を禁止して獣医師が体調
などを観察している。ほとんどは乳牛だが、牛乳は感染の恐れがないため、現在でも牛乳を出
荷し続けている。乳牛は通常、七―十年近く乳を出し、乳が出なくなった時点でミンチ用など
食肉とし出荷されているという。
県畜産課では「対象牛の買い上げ単価をいくらにするのか。どの団体が、どこでどう処分す
るのか、など細かい点が示されていない」と戸惑っており、取りあえず、七戸の意向調査を行
うことを検討している。
217 :
税金の無駄遣い :01/11/28 11:37 ID:qcQA5yeY
▽給食に牛肉 県が補助 (朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=1693 県農林水産部は26日、狂牛病の影響で消費低迷が続いている県産牛の消費回復を図るため、
来月から県内44市町村の公立小・中学校と、ろう・盲・養護学校などの給食に対して、牛肉購入費の
一部を補助すると発表した。
すでに38市町村が12月中旬にすき焼きや牛どん、芋煮など牛肉を使う献立にする方針で、
残り6市町村も1月以降に実施するとしている。
同部によると、補助は各学校1回に限るが、対象となる児童や生徒は約10万2千人。すべ
ての学校で実施した場合、約4トンの肉が必要になるとみている。購入費は1千万円ほどで、
県が3分の1を負担することになるという。
(11/27)
218 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/28 11:45 ID:qcQA5yeY
▽狂牛病確認の農場、県内に2頭を出荷 (朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=1410 県は26日、国内2頭目の狂牛病の牛が確認された北海道猿払村の農場から、県内の農家に
2頭が出荷されていたと発表した。2頭はいずれも乳牛で、移動自粛を要請したうえで監視を
続けている。感染の疑いが認定されれば処分され、感染の有無が検査される。
県畜産課によると、確認された乳牛は3歳と5歳のメスで、それぞれ異なる農家で飼育。ほ
かの牛とは隔離され、県家畜保健衛生所の生体検査では狂牛病特有の神経症状はないという。
2頭からの牛乳は出荷を自粛しているが、同居牛からの出荷は感染の恐れがないとして続いて
いる。
県では、独自調査で確認した2頭を農水省に照会。同日、同省から連絡が入った。今後は北
海道による追跡調査で、感染牛との同居の有無や同じエサを食べていなかったかなどが調べら
れる。結果は近く県に報告され、陽性の場合、同居牛についても同居の時期や期間、同じエサ
が与えられていなかったかなどが調査される。
県の調査ではこれまで、北海道猿払村から84頭の乳牛が県内に出荷され、66頭が生存。
確認されたのは、問題の農場から道外に出荷された34頭のうちの2頭だという。
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/28 11:49 ID:qcQA5yeY
▽畜産農家に計640万 (朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news02.asp?kiji=817 狂牛病による全国的な牛肉価格の低迷を受け、芦北町は町内の畜産農家に総額640万円の
価格補てんをすることを決めた。県畜産課によると、県内の市町村で初めての措置ではないか
としている。
価格補てんを盛り込んだ補正予算案は26日の臨時町議会で可決した。対象は国内で狂牛病
の牛が見つかった9月10日から11月末までに出荷した牛約760頭。昨年の価格と比較し、
損失額の1割を補てんする。限度額は肥育農家の場合は1頭当たり1万〜2万円、繁殖農家
では4千〜1万円。
町内では40戸の畜産農家が約4千頭を飼育。町は「国の補償は年明けになるとされ、少し
でも早く農家を支援したかった」としている。最近発覚した2頭目の狂牛病に関する対策は、
今後の価格推移を見て考えるという。
220 :
猿払の牛、3頭は食肉処理! :01/11/28 11:54 ID:qcQA5yeY
▽猿払からの牛に「異常なし」 県畜産課 (朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=1360 全国で2頭目の狂牛病の牛を飼育していた北海道猿払村から県内に入った牛について県畜産
課は27日、生存している牛は50頭で、いずれも外見上異常がなかったと発表した。同課は
問題の牛を飼っていた農家も非公式に把握しており、県内に入ったのはこの農家の牛ではない
ことも確認した。
県畜産課は22日の段階で、98年から今年までに59頭が導入されていると発表していた
が、その後の調べで1頭増え、60頭になった。これらの牛を調べた結果、50頭は県内で生
存し、6頭は死亡、3頭は食肉処理され、1頭は熊本県の家畜商に売却されていた。同課の栫
哲郎課長は「こちらが把握できないルートで猿払村や当該農家から牛が県内に入っている可能
性は残るが、極めて低い」と話している。
ただ、猿払村の牛も生存中は狂牛病を疑わせる症状はなく、解体後の検査で感染が明らかに
なった。同課では「今回の調査は現時点で可能な範囲のもの」としている。
==========
調べれば調べるほど頭数が増えるので調査打ち切り?
222 :
牛肉投げ売り! :01/11/28 13:18 ID:CeaQj3dW
▽A5等級、2000円割れ−県牛枝肉共進会 (山形新聞)
http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20011128/0000009630.html 山形肉牛協会(会長・高橋和雄知事)が主催する第24回県牛枝肉共進会が27日、県食肉公社
(山形市中野)で開かれた。最高級のA5等級の1キロ当たり単価が2000円を下回り、入賞した
牛でも生産費割れする異常事態。上場した黒毛和種160頭の平均単価は1580円と前年から3割近
く落ち込んだ。
1キロ単価はA5等級が1947円(前年2735円)、A4等級が1453円(同1944円)、A3等級が1
068円(同1635円)だった。チャンピオン牛(去勢)は4710円で、前年の5510円から大きくダ
ウン。チャンピオン牛は天童市内のホテルが競り落とした。
協会主催の共進会は同公社最大規模の大会で、県内各地の生産者がこの日に照準を合わせて
自慢の肉牛を出品。公社は「北海道で国内2頭目の狂牛病感染牛が見つかり、一時は回復傾向
だった消費が再び減退し始めた。在庫のだぶつきがそのまま価格に反映した」と分析している。
5頭を出品した生産者(52)は「狂牛病問題が発生する前の価格は望みようもないが、何と
か赤字にならないような水準まで回復してほしい」と話していた。
223 :
牛肉コロッケは廃棄物! :01/11/28 13:25 ID:CeaQj3dW
▽焼却食品は400万円分 県学校給食会、牛肉コロッケから処分 (北國新聞)
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20011128003.htm 石川県学校給食会は二十七日、牛肉を使った給食用のコロッケなどの冷凍食品十五万個の焼
却処分を開始した。牛の全頭検査が始まった先月十八日以前に調理された製品で、販売価格の
総額は約四百万円とされる。給食での牛肉使用再開の見通しが立たない中、同会では在庫を一
掃し保護者らの不安を解消したいとしている。
この日は、同会関係者らが金沢市佐奇森町の全農石川県本部畜産部の倉庫に保管されている
コロッケをトラックに積み込み、金沢市西部クリーンセンターに持ち込んで焼却した。約一週
間かけて解凍された食品から順次処分する。
冷凍食品は同会が製造したもので、コロッケのほかハンバーグ、ミートボール、ミンチカツ
の四品目。国産牛や豪産輸入肉が使われている。価格は一個二十―三十円。
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/28 14:14 ID:mXIKZV3q
◆消費の判断は「弱含み」を維持、様子見必要=10月商業販売統計で経産省
[東京 28日 ロイター]
経済産業省幹部は、10月の商業販売統計について、消費の判断を今年5月以来「弱含み」
としているがこれを維持するとし、様子見が必要との見方を示した。 統計発表の席で述べたもの。
同幹部は、10月の商業販売が各項目で大きく落ち込んだにもかかわらず、判断の「弱含み」
を維持した背景について、消費行動は人間の行動なので実態がすぐにはつかみづらく、「消費
は厳しい状況にあるが、慎重に様子を見たい」と説明した。
《中略》
また狂牛病の影響に関して同幹部は、百貨店で牛肉の売り上げが3割から5割程度落ちたが、
その分、他の肉や魚などの需要が増え、全体としては影響はない、と述べた。(ロイター)
[11月28日10時39分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011128-10060551-reu-bus_all 経済産業省幹部が、「牛肉が売れなくても、消費には影響なし」だって。
225 :
牛肉使用の再開は未定! :01/11/28 14:36 ID:XoZE5llg
▽ 千歳と恵庭は自粛継続方針 学校給食での牛肉使用 2001/11/27 17:05
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011127&j=0040&k=200111276349 【千歳、恵庭】狂牛病(牛海綿状脳症)に感染した牛が国内でも確認された問題で、学校給
食での牛肉使用を控えている千歳、恵庭の両市は二十六日までに、当面は使用自粛を継続する
方針を決めた。
千歳市は、保護者に不安を与えないといった理由で、九月十八日の給食から牛肉使用を控え
ており、すでに使用が決まっていた献立については豚肉や鳥肉に差し替えていた。
二十六日開かれた同市の教育委員会議では、今月二十一日に二頭目の感染牛が確認されたこ
ともあり、委員側から「保護者間の不安が十分には解消されていない」との意見が出され、牛
肉使用自粛の継続を決めた。
使用再開時期は未定で、同市教委は「今後の推移を見て検討したい」としている。
一方、恵庭市は九−十一月の給食献立では元々牛肉が含まれていなかったが、十月中旬、同
市内のPTAや教職員などでつくる献立原案検討物資選定委員会で、十二月分の牛肉使用を見
合わせた。
さらに今月二十日、同委員会で来年一月と二月も牛肉を使用しないことを決定。
恵庭市給食センターは「使用再開は早くても来年三月以降になる」としている。
(北海道新聞)
226 :
:01/11/28 14:48 ID:CUvRt619
狂牛病の原因は日清製粉の100%子会社日清飼料だった?
227 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/28 16:24 ID:iL1HNPB3
▽道、飼料運送過程での混入の可能性も調査へ 狂牛病の感染経路解明目指し
2001/11/28 15:30 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011128&j=0044&k=200111286952 狂牛病(牛海綿状脳症)の感染ルート解明問題で、道は二十八日、感染源とされる肉骨粉を
含んだ鶏、豚用の飼料が、牛の飼料を農家に配送する過程で混入していた可能性について、調
査する方針を決めた。
飼料を製造工場から農家に配送する際、複数のタンクに違う種類の飼料を積んだ「バルク車」
と呼ばれる専用輸送車を利用するケースがある。道内ではバルク車は飼料の各配送会社で一
般的に利用されているが、共通のパイプで飼料を降ろすため、パイプに残留した別の飼料が混
入する可能性も指摘されている。
道農政部の東修二・酪農畜産課長は「別の飼料が混入した可能性はあるが、(国内二頭目の
感染牛が出た)猿払村近辺では鶏、豚を飼う農家はないため、直接の感染経路になったとは考
えにくい」とした上で、「いずれにしても、あらゆる可能性について、予断を持たずに調査し
たい」と話している。
一頭目の感染牛が生まれた網走管内佐呂間町では「子牛の代用乳は袋詰めで配送しているが、
その他はバルク車と袋詰めを併用している」(サロマ農協)、宗谷管内猿払村では「袋詰め
しか扱っておらず、混入はあり得ない」(東宗谷農協関係者)としている。
228 :
土井党首ら現地調査 :01/11/28 16:27 ID:iL1HNPB3
229 :
牛価格が大幅下落 :01/11/28 16:30 ID:iL1HNPB3
▽豊富家畜市場で牛価格が大幅下落 十勝ではホルスタイン雌がやや反発
2001/11/28 08:00 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011128&j=0044&k=200111276727 【豊富、幕別】国内二頭目の狂牛病感染牛が見つかった宗谷管内猿払村の隣町、同管内豊富
町のホクレン豊富家畜市場で二十七日、週一回の牛の競りが行わた。乳を搾り終えた廃用牛の
平均価格は、二頭目の感染確認前の前回と比べ51%下落するなど、ホルスタインを中心に大
きく値を下げた。一方、十勝管内幕別町の市場では値がやや反発した。
猿払村内の酪農家らが加入する東宗谷農協(本所・同管内浜頓別町)では「価格低下が続け
ば農家経営に響く」として、同日の理事会で、経営資金の貸し付けや利子補給など支援策を検
討することを決めた。
この日、豊富市場の競りに掛けられたのは、前回より30%少ない四百五十六頭で、猿払村
内からは十三頭が上場した。売買が成立したのは四百四十四頭。廃用牛は上場した全三十五頭
が成約、平均価格は一万八千円で、三万七千円だった前回の半値以下に落ち込んだ。
来月六日には同市場で、商品価値の高い初妊牛の競りも行われる。農家が農協から借り入れ
た営農資金が年末にかけて精算期を迎えるため、この時期に牛を売って償還資金に充てる酪農
家も多く、価格低下は期末の資金繰りに影響する。
これに対し、十勝管内幕別町の十勝中央家畜市場で二十七日に行われた競りでは、廃用牛が
主体となる生後三十六カ月以上のホルスタイン雌の平均価格が、前回の二十二日に比べて70
%上昇、三万七千五百八十円となった。二十一日に道内で二頭目の狂牛病感染牛が確認された
直後に暴落した前回からは反発したが、十万円前後だった狂牛病発生前の価格にはなおほど遠
い水準だ。
230 :
バルク車 :01/11/28 16:42 ID:iL1HNPB3
>>227 参議院農水委員会(2001年10月25日)
【狂牛病問題・参考人質疑】
http://www.monjiro.org/hokoku/iinkai/nosui/011025.html ☆木下政夫 那須野農業協同組合肥育牛部会部会長(参考人)
当栃木県においては、栃木くみあい飼料というものがありますから、その中で回答いただい
た内容等は、鶏、豚等のえさとは全然ラインが違いますので、そういう途中のバルク車や配合
の機械の中では肉骨粉というものは一切混合するような経過は見られないというようなお話で
ありますので、私たちはそれを信じて使ってもいますし、多分ラインが全然違いますからそう
いうことはないものと思っておりますが、今回、先ほど岩本先生から出ました感染経路の件も、
生産現場の中では突然異変もあるんじゃないか、あるいは脱ぷんの中から出たのではないか、
いろいろな憶測が飛んでおります。
小沢先生の話では肉骨粉が非常に有力説のようでございますが、北海道からの牛が千葉に
行って出たとしても、よそからはまだまだ出ていないということは、その農場で出ていないという
ことは、やはり何らかのそういう原因も考えなくちゃならぬということで、やはり調査機関に
おいては原点に戻って、あくまでも肉骨粉という調査一本的じゃなくて、違う観点からやはり
調査研究をしていただきたいなと思っております。
========
国会の答弁では、「バルク車での肉骨粉混入はあり得ない」って…?
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/28 20:10 ID:YkjX8oEZ
「肉骨粉一切使用せず」
メルシャンは二十八日、国内で二例目の狂牛病が確認されたことに関連して同社の飼料製造
工場が立ち入り検査を受けたことについて「(感染源とされる)肉骨粉は一切使用していない。
狂牛病の原因につながる可能性はない」とするコメントを発表した。
同社は、一九八三年から乳牛用の配合飼料を作っているが肉骨粉は使用せず、鶏や豚用の飼
料も製造していないという。
独立行政法人の肥飼料検査所は二十七日、二例目の狂牛病の乳牛に与えられていた飼料の一
部を作っていたとして、メルシャンの北海道内にある飼料製造工場を立ち入り検査。これを受
け同日、メルシャンの株は10%以上値を下げた。
(了) 11/28
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011128-434.html とすると、問題があるとしたら、ホクレンくみあい飼料か日清飼料か?
232 :
過去ログ倉庫番 :01/11/28 21:01 ID:wGV8B7JT
233 :
本スレッドから :01/11/28 21:36 ID:1ojGEqi1
833 名前:飼料の血漿タンパクが感染ルートか? 投稿日:01/11/28 21:33 ID:xn5Mcrkj
▼飼料に牛の血漿タンパク 猿払の狂牛病感染牛
2001/11/28 21:20 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011128&j=0044&k=200111287 367
国内二頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)感染牛が宗谷管内猿払村で見つかった問題
で、道は二十八日、この牛が食べていた補助飼料に、今年十月の飼料安全法に基づ
く農水省の省令改正で、牛に与えることが禁止された「牛の血漿(けっしょう)タ
ンパク」が含まれていたと発表した。この飼料は今後、独立行政法人の肥飼料検査
所(本部・埼玉県さいたま市)でさらに詳しく調べる。
道によると、この飼料は兵庫県小野市の丸紅飼料小野研究所が製造した補助飼料
「パワフルヘルポ」で、下痢予防のため子牛の代用乳に混ぜて使っていた。血漿タ
ンパクは米国製で、牛や豚から取っていたという。
国内初の狂牛病発生を受けて施行した改正省令は、国際基準に従い、動物性タン
パクや肉骨粉を飼料として牛に与えることを禁じている。
家畜伝染病に詳しい小沼操・北大大学院教授は「これまでに血漿タンパクから感
染源の異常プリオンは発見されておらず、完全に安全とは言い切れないが、これが
感染原因の可能性は低いと思う」と話している。
一方、道は、猿払村の感染牛に与えられた飼料が新たに二品目判明したと発表し た。
これで感染牛の飼料は、配合飼料九、補助飼料など十九の合計二十八品目となった。
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/28 21:37 ID:IhaEM8rx
235 :
サルモネラ :01/11/28 22:02 ID:1ojGEqi1
▽丸紅飼料の製造設備の説明文
http://www.marubenishiryo.co.jp/Profiles/Mill/Mill.html 「飼料は食品」 FA化飼料工場の意識は大きく変わりました。丸紅飼料では効率的な製造よりも安全衛生を重視した「サルモネラフリー」
工場への対応などを着々と進めています。(引用終わり)
・実はサルモネラフリーというのはセールスポイントになると思う人も居るかもしれませんが、その一方でとんでもない陥穽に嵌ることがあります。
▽輸入肉骨粉の調査難航 国内ルート複雑 (日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash01112801.html 牛海綿状脳症(BSE)の感染源と疑われている輸入肉骨粉に対する農水省の追跡調査が難航している。輸入した商社などの特定はできたものの、
国内での流通状況が複雑で、全容解明に手間取っている。
(中略)
デンマークは二〇〇〇年に日本への肉骨粉輸出を増やした矢先に、国内で初めてBSEの牛一頭が発生、イタリアも〇一年に一頭が初めて発生した。
いずれも「英国の汚染肉骨粉が横流しされた」との見方が一般的だ。
欧州連合(EU)からの肉骨粉が急増した背景には、農水省が九八年六月に飼料業界に出した、サルモネラ菌のない飼料製造を求める通知が関与している。
(以下略)
・つまりサルモネラフリーを追及した結果が肉骨粉輸入の急増に繋がったということです。更にサルモネラに対する抗生物質の使用も大きな問題を孕んでいます。
▽抗生物質の乱用でサルモネラ菌に耐性 WIRED 2000年4月26日 11:50am PDT
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20000428308.html 20日付けの『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』に掲載された研究報告によると、抗生物質『セフトリアキソン』に対する耐性を持ったサルモネラ菌が
発生し、その原因はどうやら畜牛に抗生物質を与えていることにあるようだという。(以下略)
・牛を牧草で育てれば、初めからこんな問題は起こらないんだよね。
237 :
栃木の牛の消息は情報隠蔽で非公表 :01/11/28 22:34 ID:kpAni+tj
感染牛の酪農家から栃木県に7頭出荷 (毎日新聞)
北海道猿払(さるふつ)村の牛が2頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)と確認された問題で、
栃木県は28日、感染牛が生まれた酪農家から同県内に7頭が出荷されていたと発表した。
農水省から同県に対し27日夜、7頭の性別、月齢、出荷先などについて連絡があった。
同県は個別データは公表せず、今も飼育されているか、すでに食肉として処分されたかも
明らかにしていない。同県畜産振興課は「風評被害を防止するため、7頭の所在を確認する
まで、詳細は公表しない」と説明している。
農水省と北海道の調査では、2頭目の感染牛がが育った猿払村の酪農家からは、
道内に185頭、道外に34頭が出荷されている。 [毎日新聞11月28日]
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/disease/2001-6/1128-2.html ========
食肉になって出荷されたか公表しないって酷いと思わない?
誰かの口に入ったかも知れないんだよ。
238 :
鹿児島の50頭 :01/11/28 22:39 ID:kpAni+tj
狂牛病感染問題 北海道猿払村から導入の牛、飼育中50頭「異常なし」 /鹿児島
県は27日、国内2頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)感染牛が確認された
北海道猿払(さるふつ)村から導入された乳用牛について、県家畜保健衛生所が
立入検査をした結果、「異常牛は確認されなかった」と発表した。
県畜産課によると、猿払村からの導入牛は、98年〜今年で、酪農家34戸に計60頭いた。
うち50頭が現在、県内で飼育されている。他の10頭のうち、6頭は産後の肥立ち
不良などで死亡して焼却処分に、3頭は乳の出が悪くなったため廃用牛として食肉処理
されていた。残る1頭は今年6月、熊本県の家畜商に売却されている。
いずれも飼料に肉骨粉は使われておらず、飼育中の50頭については、歩行困難など
狂牛病特有の神経症状は見られないという。60頭の中に狂牛病の感染牛が飼われていた
農家から導入した牛がいるかどうかは不明。【吉田博治】(毎日新聞)
[11月28日21時41分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011128-00000005-mai-l46 ========
鹿児島では疑似患畜が食肉に!
情報を隠す栃木よりは鹿児島の方がいいけど。
239 :
名無しさん :01/11/28 22:47 ID:p4Le+KmC
板違いですので削除依頼を出してきました。 ここはニュース議論板であって、ニュースサイトの記事を ひたすらコピペする場ではないはずです。考えを改めてください。
>7頭の所在を確認するまで、詳細は公表しない これがなぜ“情報を隠す”“公表しない”となるのだ。 まだ、正確な情報が分からんのなら公表はできんだろ。 これが永久に公表しないというなら酷いが、明らかに 恣意的に自治体をクサすのは確実に酷い。
242 :
過去ログ倉庫番 :01/11/29 00:38 ID:9BdFEU98
▼過去ログ倉庫に本スレッドのprat67を追加!
http://bse.omosiro.com 【狂牛】2頭目ハケーン!脳衰・荒逝省氏ね!part67(1001)
議論板におかしな人達のスレッドが立っていますけど、
dat落ちしても過去ログに収録する必要はありますか?
変な人達が居るという記録のためには保存した方が
いいのかな?
243 :
告発? :01/11/29 01:43 ID:2ir3UZy3
http://ton.2ch.net/test/read.cgi/agri/1006482959/63 ホクレンはBSEの責任認めろ
63 :名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/29 00:02
>>54 に禿同!! ついこの間まで肉骨粉入りの飼料回収してました
因みにバルク車にも助手で乗った事あるんだけど
鶏、豚、牛の飼料も混載して走り
タンク内に残った違う飼料はそのまんま降ろしてました。
狂牛病が問題になってから、
バルク車を鶏豚専用、牛専用と分けていたみたいだけど
はっきり言ってもう遅すぎます。
被害のあった畜産農家に謝罪してください
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/29 07:47 ID:2ir3UZy3
狂牛病:鶏・豚肉骨粉入りペットフード「注意書き国産だけ」
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20011129k0000m040160000c.html 狂牛病(牛海綿状脳症)の感染源とされる肉骨粉類のうち、鶏や豚を原料とするものはペッ
トフードへの使用が解禁されたが、今月末から出回る国産品には「牛に与えないこと」と表示
されるのに対し、米国やオーストラリア産の輸入品にはこの表示が見送られることになった。
狂牛病未発生国の両国が異議を唱えたためで、国内メーカーから「農水省が外圧に屈した。国
産品が不利になる」と反発の声が上がっている。
農水省は狂牛病発生を受け、肉骨粉類の製造・流通を10月4日に全面禁止。今月1日から
は鶏・豚を原料とするものに限ってペットフードや肥料への使用を解禁した。
関係者によると、解禁の条件として同省が牛への誤用や流用を防ぐための表示をするよう業
界団体のペットフード工業会(会長・椎野雅博日本ペットフード社長、会員27社)に要請し
た。ところが、外資系企業が反発、米・豪両大使館の担当者も10月下旬に農水省に説明を求
めるなどしたため、国産品に限って表示することになったという。
同工業会は「米・豪は狂牛病未発生国なので表示は必要ないという結論になった」と説明。
米国系業者も「あくまで業界の自主的判断で、義務ではない。輸入品はもともと問題ないのだ
から表示の必要はない」と話す。
一方、国内の業界関係者は「『牛に与えていけないものをペットに食べさせて大丈夫か』と
いう不安を消費者に与えるので、できれば表示はしたくない」と、不公平感を募らせている。
農水省飼料課は「ペットには法律の規制が及ばないので、業界が決めること。両国大使館の
担当者が来たのは事実だが、抗議や圧力という認識はない」と説明。豪州大使館は「農水省の
説明を聞いた上で『賢明な選択をされると思う』と期待感を伝えた。文書で要請などを行った
わけではない」と話している。
肉骨粉を使うのは乾燥タイプのペットフードで、国内では8社が製造。99年度で国産品2
3万5000トン、輸入品22万トンの販売実績がある。 【松田真、行友弥】
[毎日新聞11月29日] ( 2001-11-29-03:05 )
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/29 08:06 ID:2ir3UZy3
狂牛病2頭目の補助飼料の原料に牛の血液成分混入
国内二頭目の狂牛病と確認された宗谷支庁猿払村の乳牛に、現在は販売・流通が禁止されて
いる牛の血漿(けっしょう)たんぱくを含んだ補助飼料が与えられていたことが二十八日、道
の調査で分かった。感染原因となった可能性もあるとみて、農水省は流通ルートや感染との因
果関係の解明に乗り出す。
この補助飼料は、丸紅飼料技術研究所(兵庫県小野市)が一九九八年十二月まで製造し、全
国に出荷していた「パワフルヘルポ」で、猿払村の感染牛の飼育農家には、日本全薬工業(福
島県郡山市)が販売していた。
同研究所によると、この補助飼料は一袋五キロで、全体量の一割が牛か豚の血漿たんぱく、
ほかに全脂粉乳や乳酸菌、ビタミンなどを配合していた。五百グラムずつに小袋包装し、牛に
は少量ずつ飼料などに混ぜて与えるものだという。
道によると、猿払村の酪農家は感染牛が生後一―三か月のころ、使用が禁止されていた豚の
血漿たんぱくが含まれる代用乳「ミルフードAスーパーミルク」と「ぴゅあミルクH」に混ぜ
て与えていたという。
牛の血漿たんぱくは、肉骨粉とともに狂牛病感染の可能性があるとして、今年九月に飼料へ
の使用が禁じられた。農水省と道では、今回初めて、牛を原料とした飼料の使用が判明したこ
とに強い関心を寄せている。
これに対し、製造元の丸紅飼料技術研究所では「原材料の血漿たんぱくには、非感染国の米
国産との証明があり、問題ない」としている。
道はこのほか、補助飼料十七品目と、放牧先で与えていた配合飼料、牧草添加剤の計二品目
を発表した。(読売新聞)
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/news/news.htm#2news
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/29 08:11 ID:2ir3UZy3
▼全頭検査前の牛肉 国に保管依頼、わずか2社(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news003.htm 買い戻し敬遠、在庫を選ぶ
狂牛病問題で、国は全頭検査前に処理された牛肉を一時的に冷凍保管して市場から隔離する
「牛肉在庫緊急保管対策事業」を行っているが、県内で保管を申し入れた業者は二社にとどま
っていることが二十八日、わかった。同事業では保管のために食肉販売業者団体に肉を買い取
ってもらう。団体によっては、保管終了後に買い取り値での買い戻しを義務付けているために
敬遠する業者が多い。“売れない”在庫を抱える業者の苦悩が続いている。
県内で同事業を利用しているのは、高崎ハム(高崎市)と冨士ハム(東京都)の加工工場の
み。高崎ハムは約十二トン、冨士ハムは約十トンの検査前牛肉の保管を申し入れた。長期間冷
凍保管した肉は酸化して鮮度が落ちるなどして生肉より価格が下がるという。しかし、冨士ハ
ムは「在庫を抱えていても売れず、リスクは承知の上」という。
高崎ハムも「消費者の不安が強いため、精肉店も売れないものは(卸売業者から)買わない
ので仕方ない」と話す。
県食肉事業協同組合連合会には、食肉販売業者約三百社が加盟するが、一社も同事業を利用
していない。
農水省は、保管期間を欧州連合(EU)で狂牛病の風評被害が沈静化した八か月を目安にし
ている。その後は保管した肉を焼却するか、食肉販売業者に戻すかはまだ未定だ。仮に市場に
戻す際には、食肉販売業者団体が買い入れた時と同じ価格で業者が買い戻しを迫られる可能性
がある。
県内のある業者は「八か月後といえば来年の夏。肉の消費が落ちる時期で、品質が低下した
肉は今より売れないのではないか。それを同じ値段で買い戻すのは……」と首をかしげる。
また、群馬郡の食肉卸業者は「買い戻すなら自分で保管した方がまし。冬はすき焼きなどで
牛肉が売れる季節で、多少安くなっても、売れる時に売った方が良い」と話す。「ただ、売れ
る見通しは無い」とため息を漏らした。
佐波郡内の精肉店は「検査前牛肉在庫が四キロぐらいあったが、売れないので家族で食べた」
という。
農水省は「検査前に解体された肉も安全です」と強調するが、風評被害を恐れる食肉販売業
者は、頭を抱えたままだ。
肉骨粉混入防止策、米より4年遅れる 農水省またも後手
肉骨粉を使う豚・鶏の飼料用製造ラインと、牛の飼料用のラインが同じ場合に、混入防止を図る
ガイドラインを農水省が全国に通知したのは今年6月だった。参考にした米国がガイドラインを
設けたのは97年で4年遅れの対応だった。国内の感染牛に与えられていた飼料をつくっていた工場
も、これを受けてラインのクリーニング(洗浄)を進めた。同省は96年に肉骨粉を牛に与えない
よう行政指導したが、飼料の製造段階で混入する可能性は見逃されてきた形だ。
同省飼料課によると、省内で飼料工場での肉骨粉混入防止について本格的な議論が始まったのは、
欧州で狂牛病が再び流行した昨年末ごろだったという。
その際、参考にしたのが、狂牛病の発生がない米国のガイドラインだった。これをもとに(1)牛
などの反すう動物用飼料専用製造工程では肉骨粉などを使用しない(2)輸送時の混入防止(3)牛用
と豚・鶏用などの原料受け入れ口や製造工程の「専用化」が難しい場合には(大豆やトウモロコシの残り
かすなどの)クリーニング基材を用いて洗浄する、ことなどを定めた。
ガイドラインは6月1日付で各都道府県に通知された。同省は「欧州の事態を受けた適切な対応だった」
(飼料課)とする。だが、米国がガイドラインを設けたのは97年で、4年遅れの対応だった。
同省のガイドライン通知文は、食肉処理場から出る副産物について「適切にリサイクル利用を進めること
が重要」と指摘。「循環資源として有効利用を推進しつつ」狂牛病の発生防止を求めており、「リサイクル
重視」の姿勢が前面に出たものになっていた。
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2001112700244.html
狂牛病感染問題 下落した損失額の1割、畜産農家に補てん−−芦北町 /熊本
芦北町は狂牛病問題で下落した牛の価格の損失分を畜産農家に一部補てんする。26日あった町議会臨時会
で、総額640万円を計上した一般会計補正予算案が可決された。
町によると、対象となるのは、国内で狂牛病の牛が見つかった9月10日から11月末までに出荷される牛
759頭(11月は出荷予定分)。市場に出荷した昨年の価格と比較して、損失額の1割を補てんする。
肥育農家の場合は枝肉価格を比較し、1頭当たり黒毛和種と褐毛和種1万円、交雑種2万円、ホルスタイン
種1万6000円の限度額を設けた。繁殖農家は子牛価格を比べ、黒毛和種去勢1万円、同メス4000円な
どを限度額とした。
町内の畜産農家は40戸で、約4100頭の肉用牛を飼育している。99年度の肉用牛の農業粗生産額は
7億4250万円で果樹や米と並ぶ町の基幹産業となっている。
町は「1頭目の狂牛病による影響を受け、今回の措置を準備してきた。2頭目が見つかったことで、今後に
ついては市況の動きを見て検討したい」としている。【井上秀人】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011128-00000004-mai-l43
OIE基準による BSE 清浄国の条件は以下のとおりです。
(1) 以下に示した全ての危害要因に対し、適切な基準で分析され、実施されていること
・ 反芻動物由来の肉骨粉、 greaves(獣脂かす)の牛への給餌
・ 伝達性海綿状脳症 (TSE) 汚染の可能性のある肉骨粉、 greaves (獣脂かす)、飼料の輸入
・ TSE感染の可能性がある動物、胚、卵の輸入
・ 国内での全ての動物に対する TSE の疫学的状況の把握
・ 国内における牛、羊、ヤギの頭数構成比に対する理解度
・ 動物屑の起源、レンダリング製造条件、動物への給餌方法
(2) 以下のことが、 7 年以上適切に実施されていること
・ 生産から流通にかかわるものへの教育の実施、獣医師への教育の実施
・ BSEと疑わしい症例の強制的届出と報告の体制整備
・ ガイドライン (
http://www.oie.int/eng/normes/mcode/A_00154.htm ) に従った、 BSE サーベランスと監視システムを構築し、結果は少なくとも 7 年間記録保管
・ サーベランスシステムに従った、脳その他の組織の認定検査所での検査
(3) 自国での BSE 発生から 7 年間以上発生がないこと。
(4) 反芻動物由来の肉骨粉、 greaves(獣脂かす)が、飼料として使用禁止となって 8 年以上経過していること。
これらの条件に合致する様、対策を講じていくことが、 BSE 清浄国までの道のりです。
( OIE: International Animal Health Code 10th edition-2001 Chapter2.3.13より抜粋
http://www.oie.int/eng/normes/mcode/A_00066.htm )
251 :
脊髄吸入は横浜だけ? :01/11/29 09:25 ID:7gacPYp6
252 :
県庁食堂が牛肉を安値で買い叩く :01/11/29 09:38 ID:7gacPYp6
▽500円のステーキ定食 県庁食堂が2日間限定(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news002.htm 低迷する牛肉の消費回復の一助になればと、阿波牛を使った五百円の「ステーキ定食」が二
十八日、県庁の食堂にお目見えした。県畜産課と食堂を運営する県職員生協が協力して企画し
た「特別メニュー」で、県職員らは「安くておいしい」と話していた。
阿波牛のロース部分百三十グラムとご飯、みそ汁などのセット。同課が「県が率先して県内
産牛肉の安全性をPRしたい」と、同生協にメニューの追加を依頼。購入先の協力も得られ、
「通常なら最低でも八百円」(県職員生協)のところを、二十八、二十九日の二日間に限り五
百円で提供することにした。
同課や生協によると、当初は、二日間で二百食の見込みだったが、二十八日の一時間で完売。
行列ができるほどの人気に、急きょ、二十九日用に二百三十食分を追加したという。
ステーキを食べた職員の一人は「安くて得した気分。とってもおいしかった」と笑顔。別の
職員も「友人を招いてすき焼きパーティーでもしたいですね」と話していた。同課は「全頭検
査で安全性は確認できている。多くの皆さんに、県内産牛肉を利用してほしい」とPRしてい
た。
食堂の利用は午前十一時から午後二時まで。県職員以外でも利用できる。
これ読むと歯の治療受けた人も疑いがかかってます。
「歯科用材料は狂牛病と無縁か」と題した新聞への歯科医師の投稿が話題に!!
昨年12月16日(土)の朝日新聞朝刊17面「論壇」に,小宮山彌太郎氏
(ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センター所長)によ
る投稿「歯科用材料は狂牛病と無縁か」が掲載され,話題を呼んでいる.
氏はこのなかで,わが国の一部の歯科医療機関では,諸外国の公の機関
で認可され臨床で多用されているということだけで,感染症を完全に否定
できない材料(ウシから採取した骨を原料)が,骨欠損を再建するための
骨移植材として日常的に使われていることに警鐘を鳴らしている.
これは諸外国での臨床応用で好成績を収めたとはいえ,臨床経験が短い
ことを指摘.クロイツフェルト・ヤコブ病は発症までの期間が長いとされ
ることから,原因とならないとはいいきれないとの見解による.そして,
他家骨である脱灰凍結乾燥骨を認可しない厚生省に敬意を表したいとして
いる.
現在,骨移植材には,ヒト海綿骨,脱灰凍結乾燥骨,人工骨,異種骨があ
るが,今後の厚生労働省の認可にも影響が及ぶのではないかとの声も聞か
れている.
http://www.quint-j.co.jp/cgi-bin/paper.cgi?file=62&no=48
乳牛は5〜6産くらいとって、廃用になります。もちろん、固体差もあって、早くに廃用になった場合は、肥育しなおして、肉牛として出荷することもありますが、普通は肥育の効果が見込めないので、そのままの状態で出荷されます。
乳牛全体の頭数が多いので、こうした廃用牛の出荷数は多いのですが、とても食べられるようなものではないので、全部加工用にまわることになります。
枝肉になったのを見ても、すぐにわかるほど違いますので、この廃用牛の肉を消費者が買うことはまずありません。また、レストランなんかでも使いません。
それでは何に使うのか、というと、いろいろな加工食品やエキスの原料になるわけです。加工食品には「ネズミ」だの「ミミズ」だのを使っている、などというウワサが絶えませんが、おそらくそんなものの方が高価でしょう。
とすると、やっぱり牛肉そのものより、加工食品の方がやばそうな気もしてきますね。これから、1996年に北海道で生まれた乳牛が順次廃用になっていきますので、こうして検査にひっかかる牛はまだ出てきそうです。
私としては、ちゃんと検査をしている限り、検査にひっかかった牛が出る、ということに一々過剰に反応することはない、と思います。出るものは出るのですし、騒ぐことによって、廃用牛を通常の出荷ができず、闇のルートができてしまったりすることの方が怖いですね。
http://homepage1.nifty.com/why/food18/food1810.html
255 :
過去ログ倉庫番 :01/11/29 11:07 ID:zmdd+eSo
▼過去ログ倉庫にスレッド12本を追加!
http://bse.omosiro.com/ 狂牛病テロはグレイの仕業だ!@ちくり裏事情板(42)
マクド食べて腹痛起こしたもん集合@ちくり裏事情板(276)
★ 仙台発 牛タン食っても大丈夫なのかよ!! ★@国内旅行板(10)
牛タタキ食いたい@食べ物板(2)
◆ あっくん=牛 ◆ 病理解剖 ◆@病院・医書板(183)
キミは狂牛病を見たか!?@身体・健康板(13)
牛肉二度とくわねーゾ♪@転職板(20)
★ 狂牛病騒動で漁夫の利を得た人・会社 ★@ニュース議論板(7)
狂人病@ニュース議論板(2)
■■■狂牛病はアメリカのテロって本当?■■■@ニュース議論板(2)
断末魔の吉野家・・・。@ニュース議論板(21)
【速報】狂牛病感染源判明か??@ニュース議論板(19)
なお、Fortunecityに作ったログ倉庫のミラーですが、
FTPが繋がるようになるまで暫く更新は停止中です。
http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jsvs/bse/bse.html 国際獣疫事務局(OIE)小澤義博氏の「1.牛海綿状脳症の歴史的背景」にある文章です。
肉骨粉の処分の方法、肉骨粉を与えられていた可能性のある牛の処分の方法
しかし,問題は1996年8月までに残っていた肉骨粉を与えられていた可能性のある牛の摘発である.
英国は1996年4月から30ヶ月齢以上の牛を殺処分することに決め,最初の12ヶ月間で通常の年間淘汰数
75万頭に加え35万頭の成牛が淘汰された.この例外的な殺処分は高価につき持続することが出来なかった.
1999年11月にEUは英国の牛のうち30ヶ月齢以上の牛を全頭殺処分する30ヶ月法(OTMS)を決めた.
この大量殺処分は2000年1月から始まり,6月までに425万頭の牛が殺処分された(うち40万頭は焼却処分され,
残りは化成工場で処理され,その産物である46万トンの肉骨粉と21万トンの獣脂は焼却処分中である).
この殺処分と焼却には膨大な補助金と施設が必要でEUの農業関係の予算を殆ど使っても足りないほどで
深刻な問題となってきている.しかし最近では30ヶ月齢以下の牛にBSEが2〜3例発生している.
EUは上記の対策を実施したことにより英国の牛肉の安全性を認め,近々牛肉の輸出を許可する予定であったが,
最近英国に口蹄疫が発生したため解禁の時期は再び延期されることになった(2001年2月末現在).
上記に挙げたやつの前文
牛海綿状脳症(BSE)の現状と問題点
http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jsvs/bse/bse.html このページはガイシュツかもしれませんが、狂牛病の経緯・問題点と対策がよくまとめられていると思います。
特に、「6.牛におけるBSEの発生状況と対策」にある文章
------------------------------------------------
1996年3月から英国では肉骨粉を食糧生産のためのいかなる動物にも使用を禁止することが決められた.
(対象動物には牛,羊,山羊,豚,鶏,鳥,魚などが含まれている.)
そしてEUの委員会で決めたことは1996年8月1日までにすべての農家や飼料メーカーなどの倉庫に
残っている肉骨粉やそれを含むすべての配合飼料を検査官が調査,摘発し,配合飼料用の機械や
肉骨粉の置かれていた倉庫を洗浄することであった.また1996年8月からは配合飼料のサンプル中に
含まれる動物蛋白の有無をELISA法などで検査することも決めた.その結果2000年6月までに約6万件の
試料が検査された.この調査によって初めて英国における肉骨粉が完全に農家から消えることになった
と考えられ,1989年と1990年に施行された特定危険材料(SRM)の食糧としての使用禁止を含め,
危険な飼料や食糧の流れを99%以上止めることが出来たはずである.
616 名前:牛に与えている医薬品投稿日:01/09/30 23:04 ID:3Jh/KC5k
○ 有害化学物質の安全対策
病畜獣等の動物用医薬品等残留検査を強化し、未然に流通防止を図ります。
・検査対象物質:抗生物質、合成抗菌剤、農薬、内寄生虫剤、成長ホルモン剤
(進捗状況)
○ 検査状況
・抗生物質 133検体(計画275検体)
・合成抗菌剤 72検体(計画155検体)
・内寄生虫剤 39検体(目標 50検体)
・農 薬 0検体(目標 5検体)
・成長ホルモン剤 0検体(目標 10検体)
http://www.pref.gifu.jp/s22513/syokuniku/kyoutei2.htm →googleのキャッシュでないとだめかも。
牛由来はないですか? 誰も触れていないんですが。
ゼラチン製造のFDAのBSE対策ガイドライン
http://www.fda.gov/opacom/morechoices/industry/guidance/gelguide.htm 神経症を疑われる牛はどの国のものであれすべて排除していること。
BSE発生国、もしくはOIEのBSE関連標準を達成していない国の
牛から精製したゼラチンは注射、眼科用、体内インプラントなどに
使用しないこと。
現時点では(限定表現)化粧品、経口用は
BSEの感染牛を出していない群れの「トサツ直後」に頭部、
背骨、脊髄を取り除いた牛の骨から精製した場合には
利用を妨げるものではない。
現時点では(限定表現)化粧品、経口用は脳、
眼組織、脊髄に汚染されていない牛の皮から精製した場合には
利用を妨げるものではない。
http://www.medical-tribune.co.jp/mtbackno/3007/07hp/M3007041.htm そのなかで,立石氏はまず,プリオン病の大部分を占めるクロイツフェルト‐ヤコブ病(CJD)の病原体不活化法として,現在,試薬として使われているsodium dodecyl
sulfate(SDS)の 3 %液による10分間煮沸が有効かつ安全,安価な方法であることを示唆した。
さらに,プリオン病の感染予防においては「角膜などの臓器移植に際しては,(1)提供者の選別を厳密に行う(2)脳硬膜製品は代替品を用いる(3)脳下垂体製剤などの臓
器製剤は遺伝子工学的手法による薬剤に切り替える−などの対策が必要になる」と指摘した。
828 名前:大丈夫とは思えない投稿日:01/10/06 19:03 ID:Y6d3Pm4k
ゼラチンだけど、厚生労働省の指示で健康食品のカプセルは使用禁止
になって例えばファンケルとか小林製薬は健康食品のカプセル剤を全
面販売中止にした。でもここで素朴な疑問なんだけど、なんで健康食品
のカプセルだけなんだろう?
医薬品のカプセルも同じでしょ?
医薬品のカプセルは販売禁止にしなくてもいいのか?
それとも健康食品と医薬品では同じカプセルでも違うものなのか?
829 名前: 投稿日:01/10/06 19:30 ID:GEYleMa6
>828
>厚生労働省の指示で健康食品のカプセルは使用禁止
>になって例えばファンケルとか小林製薬は健康食品のカプセル剤を全
>面販売中止にした。
ソースきぼんぬ。
830 名前: 投稿日:01/10/06 19:38 ID:TINCU7BY
>>828 >>829 欧米では、ゼラチンを使わないカプセルに移行する傾向。
http://www.dotfinechem.com/manchem/sections/manfeat/august99/gelatin/index.htm
268 :
鑑定結果 :01/11/29 16:27 ID:vGs06fOT
842 名前: 投稿日:01/10/07 07:01 ID:E140tp9U
狂牛】ニクコップンで狂牛病!脳衰省氏ねPart35のPDF資料をこっちのほうにものせておきますね。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%81i%8A%94%81j%89%C8%8Aw%8E%94%97%BF%8C%A4%8B%86%8F%8A++%93%F7%8D%9C%95%B2&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5&lr=lang_ja これってなに
Googleキャッシュの威力ですかね。
PDFから出てくる固有名詞は、北見市の小西畜肉、花巻市の大田油脂産業、広島市の萬谷商店。
このPDF資料で「試験結果の概要」「鑑定-肉骨粉」とかいてあるのは、花巻市・秋田市・八戸
市の北日本くみあい飼料、茨城県の東日本くみあい飼料、茨城県のヤマコ山一飼料、苫小牧
市の印種苗、北海道遠軽町の吉川産業、北海道のホクレンくみあい飼料北見工場、八戸市の中
部飼料、新潟県の信越くみあい飼料、碧南市の中日本飼料、半田市の杉治商会、姫路市の豊橋飼料、
笠岡市の中国物産、倉敷市の中部飼料、倉敷市の日本農産工業、北九州市の門司飼料、鹿児島市
の丸紅飼料、鹿児島市の日和産業でした。
「鑑定-肉骨粉」とかいてある製品名をみますと
くみあい配合飼料の「乳牛用N」「「ビーフスター肥育前期M」「ビーフスターM」「繁殖用かぁー
ちゃん」「肉牛用雪国完結編」「新和牛繁殖用」「くみあい標準配合飼料肉牛用T」「くみあ
いモーレット」
雪印配合飼料の「スノービーフ」、門司飼料の「和牛肥育用」、中国物産の「新スーパー前期」
、日本農産工業の「養牛用配合飼料スーパーエリート」、カネニ印配合飼料の「ニュービーフ
マンナ」「ニューハイ18」、マルベニ印配合飼料の「乳用牛飼料用ミルククイーン」「肉牛繁殖
用M」「ビーフレーク後期」、ニチワ印の「肉牛用配合飼料ニュービーフ」マルナカ印の「乳用
飼育用配合飼料アルファミルクロード」「肉用牛肥育用配合飼料アルファ和牛らんど仕上」、マ
ルトの「肉牛肥育用う配合飼料特セルアップ」
以上
623 名前:牛投稿日:01/10/01 00:54 ID:9FseE2d2
http://www.foodesign.net/kousi.html 「牛を年齢で分けると、3年以上の長期肥育は、日本での和牛や、
国産牛肉。2年程度が、米国やオーストラリアで一般的に行なわれ
ているグレンフェッドビーフで、最も効率のよい肉用牛肉の生産期間
だと言われている。これ以下、12カ月から18カ月程度が、オーストラ
リアやニュージーランドで行なわれているグラスフェッドビーフで、
「イヤリングビーフ」とも呼ばれている。そして12カ月未満が仔牛で
あるが、仔牛肉として出荷されるのは9〜10カ月未満である。」
「しかし、低価格で、効率がよく、そして脂肪交雑もある程度ある、
一般的に気軽に食べられるグレンフェッドビーフは、
大体24カ月程度のものが多い。米国の牛肉はほとんどこれである。」
270 :
:01/11/29 18:16 ID:C4AhIr+e
13. 日本に存在する羊スクレイピー病原体の多様性
品川 森一 帯広畜産大・獣医公衆衛生
日本に存在する羊スクレイピー病原体(プリオン)の多様性について検討した。1987年から1
996年に日本で発生した羊スクレイピー野外例8例と実験感染例3例を使用した。ICRマウス(P
rnpa/a)へ400日程度あるいは230日程度の潜伏期で伝達可能なもの、および伝達できないもの、
の3種に分類された。ICRマウスに伝達できなかったものは、I/LnJマウス(Prnpb/b)へも伝
達できなかった。マウスへ伝達可能であった羊スクレイピーはPrPScのPK抵抗性により2種に分
類可能であり、この分類と伝達性による分類は一致した。今回使用した羊プリオンは調べた諸
性状から3群に分類され、日本における複数の羊プリオンの存在が明らかとなった。マウスへ
の伝達性を指標とした羊プリオンの多様性は、英国における多様性と類似している。
従って日本に存在する羊プリオンがBSEを起こしうる可能性は否定できない。
http://www.nanbyou.or.jp/kennkyuu/k_12/13/13-13.html
313 :だから英国は腸全体禁止なのか :01/11/29 22:04 ID:AjM3hmgi 49 :モルホン屋テッちゃん :01/10/11 18:58 966:KANIさん 回腸は小腸40mのうち最後の1m程度だよ。 切ると判らないよ。 昨日、臓物&肉屋の会議に出てきたんだけど、 やっぱりモルホンは危険度がすごく高いから 各店自粛して下さいとの話しだった。 日本でも狂牛病感染者らしき人が見つかった事も影響してるらしい。 これからさらに感染者の発表が増えるってことだよ。 今はパニックになるから発表控えてるんだって。 半年以上は安心して出せる臓物仕入れること不可能そうだから モルホン屋のプライドで店閉めることにしたよ。 俺としては今まで自信がある臓物しか出さなかったつもりなんだけど…心配。 モルホン屋として最後にみんなに少しは役立つマジ話し。 一応、ヤバいと言われているとこ以外は それ程危険じゃないらしいんだけど、 牛を潰す時って、ヤバいところと 安全とされているところを全く付着させずに行うって 実際には不可能なんだ。 血とかも付くし。 そうなるとどこも疑惑アリってことになっちゃう。 必要以上にビビる必要は無いと思うけど、 これを仕事としている業界でここまで心配しているんだから、 それなりに各自で注意した方がいいよ。 ホントこんなに脳衰&更正賞の言う事がいいかげんとは思わなかった! 当分眠れないよ。
275 :
過去ログ倉庫 :01/11/30 09:15 ID:UiLraidT
▼過去ログ倉庫にスレッド15本を追加!
http://bse.omosiro.com/ 【狂牛】今年2月、既に2chで狂牛病発生予告が!(64)
北海道で狂牛検査で陽性反応(30)
★がんばれ!牛肉大使、松山千春★(52)
★狂牛病 農水省幹部が警告の学者に圧力★(254)
▼狂牛病 4頭目▼(17)
【危険】狂牛病患者が急増!(17)
狂牛病2頭目part2(745)
【速報】今日の夕食で和牛を食べてしまった!(35)
:■牛全頭処分、農家の同意得るのに数年必要■(31)
【狂牛】2頭目ハケーン!脳衰・荒逝省氏ね!part67(重複)(51)
【狂牛】焼き肉店の店員、客を刺し殺す(24)
【速報】狂牛病3頭目(22)
★★国内での羊の「狂牛病」はすでに57棟★★(4)
【狂牛病】「疑似患畜(かんちく)」が既に流通中(22)
【マジ】狂牛病犯人は民主党議員の弟か?(14)
276 :
疑似患畜は293頭 :01/11/30 09:21 ID:qTMAEoUb
▽猿払村の農場からの出荷頭数は293頭に 2001/11/30 07:38(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011130&j=0044&k=200111298059 宗谷管内猿払村で国内二頭目の狂牛病感染牛が見つかった問題で、道は二十九日、この農場が
一九九五年四月四日以降に出荷した牛が、新たに七十四頭いたことが分かったと発表した。
これで農場からの出荷頭数は計二百九十三頭となった。
このうち道外に出荷したことが分かっているのは三十四頭。残り二百五十九頭は道内に出荷
されたが、その後に道外へ売られた可能性もあるため、引き続き追跡調査している。
狂牛病に感染した可能性がある疑似患畜は、この二百九十三頭と農場が現在所有している
八十二頭を合わせた計三百七十五頭が調査対象。道は、この中から来週中をめどに道内分の
疑似患畜を認定する考えだ。
277 :
過去ログ倉庫番 :01/11/30 09:45 ID:yAvcIk4n
▼過去ログ倉庫にスレッド3本を追加!
http://bse.omosiro.com/ ΨΨΨ 狂牛病スレ ΨΨΨ@オカルト板(57)
【経済】マクドナルドが製造工場初公開 安全性をアピール[11/21]@ニュース速報+板(48)
「狂」牛病は牛の権利を侵害? 民主・鳩山代表@ニュース速報+板(150)
278 :
脊髄除去 :01/11/30 09:54 ID:2RGnrcDn
▽背割り前にせき髄除去 横浜市食肉公社が新手法(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash01112907.html 横浜市の食肉公社は二十八日から、牛のせき髄を取り除いてから背割りする処理を始めた。
先がやや細くなったウレタン製のノズルと真空ポンプを使って「ほぼ100%のせき髄を除去
することができる」(同市食肉市場)という。
装置は食肉公社と市が共同で開発。「ヨコハマセイフティー」と名付けた。牛の大きさによ
って、ノズルの長さや口径を替えて使う。これにより、これまで処理しにくかったしりの部分
(仙骨部)までの除去を可能にした。同市は「輸入されている吸引装置や、押し出すタイプの装
置に比べて、せき髄が残る割合は極めて低い」としている。
作業は、吸引しながらノズルを奥に入れていく。一頭あたり掛かる時間は一〜二分。背割り
前に一工程余分に入ることになるが、この日も九十頭を順調に処理した。
ただ、作業効率は作業する人の技量に左右されるため「初めて導入するには慣れやマニュア
ルづくりが必要になる」とみられる。
========
この手法を導入した横浜食肉公社以外の牛肉は脊髄まみれですか?
ほぼ100%を除去しても、わずかに残った脊髄に感染性があります。
279 :
牛肉が同57.4%減 :01/11/30 09:57 ID:2RGnrcDn
▽10月の消費、7カ月ぶり増加=牛肉と海外旅行は激減−サラリーマン世帯
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011130-00000036-jij-pol 総務省が30日発表した10月のサラリーマン世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消
費支出は33万1546円で、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1.6%増加した。
前年実績を上回るのは7カ月ぶり。ただ、同省は「大学授業料の支払いが前月からずれ込むな
ど特殊要因があり、今後も伸び続けるとは思えない」と分析している。
また、狂牛病と米テロ事件の影響が本格化し、牛肉が同57.4%減、外国パック旅行が同
30.5%減と大きく落ち込んだ。 (時事通信)
280 :
化粧板より :01/11/30 10:15 ID:MrI69bD/
281 :
汚染肉骨粉輸入 :01/11/30 12:26 ID:Z8wFnBV0
▽汚染肉骨粉輸入の可能性も 狂牛病問題で武部農相 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20011130-453.html 武部勤農相は三十日の閣議後会見で、農水省が進めている狂牛病の感染ルートの調査に触れ
「病原体に汚染された肉骨粉が日本に輸入されていた可能性が排除できない」と述べ、政府の
対応が必ずしも十分ではなかったことを初めて公式に認めた。
政府はこれまで、一九九○年に輸入肉骨粉の処理基準を設けたほか、その後も狂牛病汚染国
からの輸入を停止するなどの措置を取っており、「狂牛病の感染源となる危険のないものが輸
入されていた」(同省)としてきた。
しかし、農相は会見で「国内初の狂牛病確認後に欧州などで実施した現地調査の結果をみる
と、適切な処理が行われていたかという点で問題がなかったとは言えない」としており、関係
者らの責任追及の動きが活発になる見通しだ。
国内で狂牛病と確認された二頭の感染源の特定作業については「欧州の先例をみても、解明
に手間取っている。かなり時間が必要」との認識を示した。
海外製の肉骨粉は、第三国を経由して狂牛病の汚染国からう回輸入される恐れもある。この
ため、関係者らは早くから「病原体を日本に侵入させる運搬役になる危険性がある」と指摘し
ており、農水省の危機管理の甘さがあらためて批判を浴びそうだ。
(了) 11/30
282 :
配合飼料に牛の肉骨粉が混入した恐れ :01/11/30 13:33 ID:bzDkyLX5
283 :
牛肉は前年同月比57・4%減 :01/11/30 13:40 ID:jODNdNzY
北海道訓子府町 ホクレンくみあい飼料(株)北見工場
飼料又は飼料添加物の区分 乳用牛飼育用配合飼料
飼料又は飼料添加物の名称 くみあい配合飼料 TM75
製造(輸入)年月 13.5
試験結果の概要 鑑 定 − 肉骨粉
http://www.ffis.go.jp/sub8/obj/kohyo1304.pdf http://www.ffis.go.jp/sub8/obj/kohyo1305.pdf http://www.ffis.go.jp/sub8/obj/kohyo1306.pdf 地図
http://map.yahoo.co.jp/html/map/web/admi01b.html 「鑑定-肉骨粉」とかいてある製品名をみますと
くみあい配合飼料の「乳牛用N」「「ビーフスター肥育前期M」「ビーフスターM」
「繁殖用かぁーちゃん」「肉牛用雪国完結編」「新和牛繁殖用」「くみあい
標準配合飼料肉牛用T」「くみあいモーレット」
雪印配合飼料の「スノービーフ」
門司飼料の「和牛肥育用」
中国物産の「新スーパー前期」
日本農産工業の「養牛用配合飼料スーパーエリート」
カネニ印配合飼料の「ニュービーフマンナ」「ニューハイ18」
マルベニ印配合飼料の「乳用牛飼料用ミルククイーン」「肉牛繁殖用M」
「ビーフレーク後期」
ニチワ印の「肉牛用配合飼料ニュービーフ」
マルナカ印の「乳用飼育用配合飼料アルファミルクロード」「肉用牛肥育用
配合飼料アルファ和牛らんど仕上
マルトの「肉牛肥育用う配合飼料特セルアップ」
以上ですが。それにしても、ずいぶん飼料の種類があるのに、
「使われていない」という調査になっているものですね。
不思議-----
>409
その手のPDF見たことあるけど、同じ「くみあい飼料」つっても資本比率違うせいか、
作ってる製品は工場により内容がかなり違うっぽいぞ。
頭につく部分→「○○○くみあい飼料」までちゃんと入れないとまずい。
ちなみに俺の知ってる製品(脱紛)は鑑定=肉骨粉だったが、
詳しく検索してみたら、鶏のものだったらしい(宣伝文句が残ってた)
「うちのは牛肉骨粉じゃない!」等の言い逃れもあるのかもしれない。
国内レンダリング工場で混入の可能性もあるけど。(DIASの記事参照)
輸入原料も多いから事実は不明。
横浜以外は背割り+30秒の洗浄です。横浜方式がんばれ
▼脳など危険部位の食用禁止も 狂牛病対策で厚労省が方針 9月24日 朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0924/003.html 狂牛病が国内で初めて確認されたことを受け、厚生労働省は23日までに、人への感染を防ぐため、
食肉処理方法の見直しのほか、感染の危険が高いとされる脳、眼球、せき髄の食用禁止を検討する
ことを決めた。同省の薬事・食品衛生審議会乳肉水産食品部会で具体的な方法を検討し、可能なも
のは年内実施をめざす。
日本の食肉処理場では、内臓などを取り除いた牛の体を背骨に沿って電動ノコギリで二つに切断
する、「背割り」と呼ばれる処理をしている。約30秒間、洗浄した後、せりにかける。
食品企業は「行政からお達しがくるまでは販売」 524 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:01/09/28 13:45 ID:RqJtco2w 某食品会社3社にカレールーに含まれるビーフエキスの 安全性について聞いてみました。 「ほとんどが豪などの輸入牛の牛骨を利用しているので 大丈夫」と言っていたが、「国産牛は全く使用していなのですか?」 の問いにはNO。 「食用として安全かという検査を通った牛しか使用していない」 と言っていたが、その検査の項目に狂牛病の検査は入っているのか の問いにはNO。 「詳しい事はただいま調査中」の言葉で逃げているが、 過去の販売例から安全と認識しているので、製造、販売中止などの 予定は全くなし。 行政からお達しが来るまでは今まで通り販売するとの事。 「安全性の確認はしているけれども、100%安全とは言えないんですね」 と聞けば「・・・・・・」
289 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/30 15:37 ID:AjmsnHq8
▽狂牛病問題で回収指導の化粧品・医薬品、回収進まず
http://www.asahi.com/national/update/1130/005.html 狂牛病対策として厚生労働省が、店頭や医療機関からの引き揚げ回収を
指導している化粧品、医薬品など865品目のうち、回収が完了したのは
142品目と、16%にとどまることが29日、同省のまとめで分かった。
回収対象の計865品目のうち、同省が「狂牛病発生国の牛の脳やせき髄
などの危険部位を原料にしている」として回収を最優先するよう指導した
46品目の医薬品と医療用具は、回収が完了した。残る819品目の医薬品や
化粧品のうち、回収完了したのは96品目だけだ。
また同省は、米国、インドなど非発生国の牛の危険部位を原料とする化粧品
など3137品目についても、早期に原料を切り替えるよう指導している。
切り替えが終わったり、自主的に店頭から回収されたりしたのは86品目で、
対象品目のわずか3%だった。(07:09)
272 :食品メーカーさんにお願い :01/11/29 15:17 ID:QIqGACdB 肉骨粉で育った動物由来フリーの製品を早く販売してほしい。 とりあえず、思いつくだけ。 豆腐→消泡剤のグリセリン脂肪酸エステルとか、カゼイン 除いて! 加工品→アミノ酸系、蛋白加水分解物、発酵調味料、肉エキス系全部除いて! コンビニ(上に上がってたやつ)お弁当のゼラチンコーティング、止めて! コンビニ ご飯のつや出し 必要なし! 何にでも、アミノ酸(等)入れるのやめて!由来がわからん。 頼みます。よろしく。
http://www.bpro.or.jp/contents/japanese/pages/o_news/2001/0103_nature0208_bse.html 海外の報道↑
要約
●2月8日のNature誌が動物の血液を分析する簡単な試験が研究されていることを伝える
●研究者達は、食物を通してのBSEの汚染拡大の可能性を阻止する方法を、検討している。
→スペインでは、牛への飼料および牛肉製品中の動物質(animal matter)を測定する方法を
開発したと、2月20日にReuter誌が行った。(これファルコバイオがやっている検査かな?)
→最も重要なことは、獣医が骨または毛、或いは他の蛋白を含む物質のサンプルを採って、
動物を殺すことなく、摂取したものを知ることが出来ることである。
→スーパーマーケットでも、冷凍室で肉についてこの試験を行うことが出来る。しかし、BSEについては、測定できないという。(?)
●BSEの蔓延は、国際関係にも影響し、2月24日のLancetは、カナダがブラジルからの牛肉を輸入するのを、
2月2日に禁止したとする記事を掲載したが、これは、ブラジルにはBSE発生の報告がないにも関わらず、
蔓延防止の対策がとられる前にヨーロッパから牛を輸入したことによるものである。
また、これには米国およびメキシコも追随したという。
→しかしこれはブラジルの非難によって一度米国とカナダは措置を取り下げたが
カナダは輸入する牛に注文をつけた
●オーストリアでは、BSEが発生していないにも関わらず、オーストリアの
Innsbruck University Clinicでは、30才以上の女性の母乳についてのプリオン
の検査をすることを決定したと、Reuterが2月26日に報じた。
ここまで略。あとは本文。
・スペインでは、1997年11月にvCJDで亡くなったドナーから集めた血漿を輸血された人が、
政府の保健機関に対し、この病気への感染の危険性への関心を表明するよう、要求したと、
2月24日のLancetが報じた。
スペインでは、20の病院が、汚染された可能性ある製剤を受け取り、通知を受けるまでに
757人の患者が、この血漿の供与を受けたという。スペインの保健省は、各々の地方政府機関が、
患者に通知するよう勧告し、医師が手紙で患者に知らせるように示唆をした。しかし、1つの
地方コミュニティのGaliciaのみが行い、これによって、35人が法廷に訴えることになったと
記事は伝えた。
一方、Cataloniaの保健部局は、患者に通知はしなかったと言い、vCJDが血液を介して感染する
というはっきりした証拠がなく、感染者への治療法がないことから、通知は、患者に、過度の心配を
与えると述べた。
デンマーク及びオーストリアの保健省は、汚染された可能性のあるアルブミンを投与された全ての患者に
通知することを決定した。しかし、英国の保健省は、医師に通知しないよう勧告し、Cataloniaの保健部局の
理由を挙げた。
295 :
MRM :01/11/30 16:39 ID:fIDlmRLS
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011129&j=0044&k=200111297434 草地用肥料に肉骨粉 牧草通じて感染の可能性 道が調査へ 2001/11/29 08:30
狂牛病(牛海綿状脳症)の感染源とされる牛の肉骨粉や骨粉が草地用市販肥料の一
部に使われていることが二十八日、道などの調べで分かった。汚染肥料が付着した
牧草を牛が食べた可能性があるため、道は近く実態調査に入る。肉骨粉や骨粉入り
の肥料は、大半が野菜や果樹用で、国と道は牛への誤用を避けるため既に使用自粛
を要請しているが、牧草はほとんどの農家が牛に食べさせており、関係者は新たな
対応を迫られそうだ。
ホクレンによると、道内で流通している草地用肥料は五百種類以上。うち、肉骨粉
や骨粉入りは、ホクレン取り扱い分だけで年間(昨年七月―今年六月)十三種類、
計千七百tある。
複数の専門家と流通業者は、肥料に使われる肉骨粉などの一部がOIE(国際獣疫
事務局)の加熱処理基準(一三三度、三気圧、二十分以上)を満たしていないと指
摘している。
こうした肥料が草地にまかれた場合、病原体の異常プリオンは土壌中で徐々に分解
される。三年間で異常プリオンの99%が不活化し、残る1%は感染力を持つとい
う米国人研究者らの報告がある。道によると、牛の肉骨粉や骨粉入り肥料について
は、イギリスとデンマークが使用を禁止している。
道農政部は「北海道の場合、草地は放牧地にもなる」として近く、肥料の使用状況
などについて実態調査を始める。
どんな不活性化をしたのか聞いてみたいけど。
==============
茨城の加工工場は危険性なしと判断…農水省検討会(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyougyu/ky20011129_02.htm 国内初の狂牛病感染牛を肉骨粉に加工していた茨城県波崎町の飼料原料加工工場について、農水省の技術検
討会(座長・小野寺節東大教授)は28日、「製造ラインが十分に洗浄されたため、汚染の危険度はない」
とし、2か月半前から停止している操業を再開しても問題ないとの見方を示した。
298 :
徳島 肉骨粉試験焼却開始 :01/11/30 17:42 ID:seX+4Fzj
<徳島>肉骨粉を清掃センターで試験焼却
狂牛病の発生から流通が禁止となり処分できない肉骨粉が増え続けていますが、29日徳島県
内の施設では試験的に肉骨粉の焼却を始めました。
肉骨粉の試験焼却を始めたのは徳島県池田町の三好郡行政組合清掃センターです。29日午後
、徳島市内の業者から持ち込まれた肉骨粉は一般のゴミに10パーセントの割合で混ぜられて
焼却炉に投入されていきました。また肉骨粉は燃え残しをなくすため粉上のままでなくブロッ
ク状にして焼却されました。この清掃センターでは今回の試験焼却で環境面などで問題がなけ
れば1週間に6トンのペースで焼却を続けていくことにしています。
徳島県によりますと現在もおよそ5千トンもの肉骨粉が倉庫に保管されたままになっていると
いうことで、他の施設でも焼却できるよう引き続き要請することにしています。(朝日放送)
[11月29日19時32分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20011129-00000015-abc-l36
299 :
ビーフエキスは?蛋白加水分解物は? :01/11/30 17:43 ID:seX+4Fzj
ハウス、レトルト製品に豪州産牛肉を使用・狂牛病不安に対応(日経産業新聞)
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?i=2001112807102bs&c=0 ハウス食品は12月3日、コンビニ向け専用のレトルトカレー「贅沢ビーフカレー」を発売する。豪州産のや
わらかい牛肉をたっぷり使用した、レトルトでは高級タイプ。“贅沢”シリーズには9月に発売したビーフ
シチュー、ミートソースがあり、両製品とも神戸牛を使用していたが、狂牛病の余波で今回は国産の使用を
回避した。
210グラム入りで300円。圧力なべを使った製法でうまみを閉じこめた牛肉を大きめにカットし、1袋50
グラムと多めに使用した。ソースにはカルダモン、コリアンダー、クミンなどの香辛料を効かせながら、乳
製品を入れてマイルドな中辛味に仕上げた。
贅沢シリーズは実売価格の低下に対応するため、相対的に可処分所得の多い若年単身者向けに新たに創設し
たレトルト食品のブランド。高級な食品や材料を使う前提で、牛肉については当初は国産の有力ブランドで
ある神戸牛を使っていた。ただシリーズ発売後に国内で狂牛病が発生が確認されたことで、流通からの要望
もあり、豪州産に切り替えることにした。
300 :
全頭検査前の精肉はまだ全部回収されていないよ :01/11/30 17:45 ID:seX+4Fzj
▼全頭検査前の牛肉 国に保管依頼、わずか2社(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news003.htm 買い戻し敬遠、在庫を選ぶ
狂牛病問題で、国は全頭検査前に処理された牛肉を一時的に冷凍保管して市場から隔離する
「牛肉在庫緊急保管対策事業」を行っているが、県内で保管を申し入れた業者は二社にとどま
っていることが二十八日、わかった。同事業では保管のために食肉販売業者団体に肉を買い取
ってもらう。団体によっては、保管終了後に買い取り値での買い戻しを義務付けているために
敬遠する業者が多い。“売れない”在庫を抱える業者の苦悩が続いている。
県内で同事業を利用しているのは、高崎ハム(高崎市)と冨士ハム(東京都)の加工工場の
み。高崎ハムは約十二トン、冨士ハムは約十トンの検査前牛肉の保管を申し入れた。長期間冷
凍保管した肉は酸化して鮮度が落ちるなどして生肉より価格が下がるという。しかし、冨士ハ
ムは「在庫を抱えていても売れず、リスクは承知の上」という。
高崎ハムも「消費者の不安が強いため、精肉店も売れないものは(卸売業者から)買わない
ので仕方ない」と話す。
県食肉事業協同組合連合会には、食肉販売業者約三百社が加盟するが、一社も同事業を利用
していない。
農水省は、保管期間を欧州連合(EU)で狂牛病の風評被害が沈静化した八か月を目安にし
ている。その後は保管した肉を焼却するか、食肉販売業者に戻すかはまだ未定だ。仮に市場に
戻す際には、食肉販売業者団体が買い入れた時と同じ価格で業者が買い戻しを迫られる可能性
がある。
県内のある業者は「八か月後といえば来年の夏。肉の消費が落ちる時期で、品質が低下した
肉は今より売れないのではないか。それを同じ値段で買い戻すのは……」と首をかしげる。
また、群馬郡の食肉卸業者は「買い戻すなら自分で保管した方がまし。冬はすき焼きなどで
牛肉が売れる季節で、多少安くなっても、売れる時に売った方が良い」と話す。「ただ、売れ
る見通しは無い」とため息を漏らした。
佐波郡内の精肉店は「検査前牛肉在庫が四キロぐらいあったが、売れないので家族で食べた」
という。
農水省は「検査前に解体された肉も安全です」と強調するが、風評被害を恐れる食肉販売業
者は、頭を抱えたままだ。
301 :
奈良の鹿は食べさせてないでしょうね :01/11/30 17:48 ID:XaKSHpFU
まだ全頭検査前の精肉流通している可能性あるじゃん。卸も。
▼全頭検査前の牛肉 国に保管依頼、わずか2社(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news003.htm 買い戻し敬遠、在庫を選ぶ
狂牛病問題で、国は全頭検査前に処理された牛肉を一時的に冷凍保管して市場から隔離する
「牛肉在庫緊急保管対策事業」を行っているが、県内で保管を申し入れた業者は二社にとどま
っていることが二十八日、わかった。同事業では保管のために食肉販売業者団体に肉を買い取
ってもらう。団体によっては、保管終了後に買い取り値での買い戻しを義務付けているために
敬遠する業者が多い。“売れない”在庫を抱える業者の苦悩が続いている。
県内で同事業を利用しているのは、高崎ハム(高崎市)と冨士ハム(東京都)の加工工場の
み。高崎ハムは約十二トン、冨士ハムは約十トンの検査前牛肉の保管を申し入れた。長期間冷
凍保管した肉は酸化して鮮度が落ちるなどして生肉より価格が下がるという。しかし、冨士ハ
ムは「在庫を抱えていても売れず、リスクは承知の上」という。
高崎ハムも「消費者の不安が強いため、精肉店も売れないものは(卸売業者から)買わない
ので仕方ない」と話す。
県食肉事業協同組合連合会には、食肉販売業者約三百社が加盟するが、一社も同事業を利用
していない。
農水省は、保管期間を欧州連合(EU)で狂牛病の風評被害が沈静化した八か月を目安にし
ている。その後は保管した肉を焼却するか、食肉販売業者に戻すかはまだ未定だ。仮に市場に
戻す際には、食肉販売業者団体が買い入れた時と同じ価格で業者が買い戻しを迫られる可能性
がある。
県内のある業者は「八か月後といえば来年の夏。肉の消費が落ちる時期で、品質が低下した
肉は今より売れないのではないか。それを同じ値段で買い戻すのは……」と首をかしげる。
また、群馬郡の食肉卸業者は「買い戻すなら自分で保管した方がまし。冬はすき焼きなどで
牛肉が売れる季節で、多少安くなっても、売れる時に売った方が良い」と話す。「ただ、売れ
る見通しは無い」とため息を漏らした。
佐波郡内の精肉店は「検査前牛肉在庫が四キロぐらいあったが、売れないので家族で食べた」
という。
農水省は「検査前に解体された肉も安全です」と強調するが、風評被害を恐れる食肉販売業
者は、頭を抱えたままだ。
すまん、二重投稿。
304 :
既出? :01/11/30 18:12 ID:97a0Z5je
305 :
既出? :01/11/30 18:18 ID:97a0Z5je
306 :
既出? :01/11/30 18:26 ID:97a0Z5je
焼き肉店の売り上げややダウン、2頭目の狂牛病感染牛確認で 2001年11月29日 (日経BP)
http://bizns.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/nsearch/show.cgi?ID=157372&FROM=LYCOS 11月21日、北海道で2頭目のBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)感染牛が確認された。
この影響で、10月末から少しずつ売り上げが回復し、11月半ばにはBSE騒動前の7割強の
水準まで戻していた焼き肉店の売り上げが、わずかながら再度ダウンしたことが全国焼肉
協会の調べで分かった。
同協会では、9月第2週以降、BSE騒動直前の9月第1週(9/3〜9)を基準に、焼き肉店の
売り上げがどう動いているかを週毎に集計している。これによると感染牛が確認された
直後の9月第4週(9/24〜30)に97.7%から74.9%に急落。その後、下がり続けて、10月
第3週(10/15〜21)には46.3%まで落ち込んだが、10月末から回復基調になった。57.4%
(10月第4週)、64.2%(11月第1週)、63.7%(同2週)、74.9%(同3週)と、行ったり
来たりしながらも緩やかに上向いていたが、2頭目感染牛の発覚後(11月第4週)に70.6%に
ダウンした。
ただ、落ち込んだのはわずか4.3ポイントで、1頭目の時ほどではない。同協会では、
「1頭目の時はいったん急落した後もじわじわと下がり続けたが、今回はどうなるか。
11月第5週(11/26〜12/1)の動きが、今後を占うカギとなる」(中井孝次事務局長)と
みている。
307 :
北海道BSE対策研究者会議(11月29) :01/11/30 18:33 ID:97a0Z5je
北海道BSE対策研究者会議に係る記者説明の概要
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/sakkyo/kairyou/einou/koutei/pri_kaigi/kenkyu/131129k.html 1 日 時 平成13年11月29日 13:30〜14:00
2 場 所 道庁記者クラブ
3 内 容 (説明者:酪農畜産課長 東 修二)
(1) 会議の内容について
○ 本会議において新たな事実の判明や公表をした事項はなく、会議の趣旨、これまでの経過や対策、
猿払村の生産農家における防疫措置、疫学的調査の内容及び判明した結果について説明。
○ 道としての疫学調査の進め方等を説明し、先生からの質問や意見交換を行った
○ 意見としては、
・ 飼料の安全プログラムや個体識別は今後の安全確保に極めて有効なので、速やかに実施するべきである
・ 新たな発生原因を作らないためには、飼料給与に関する指導が重要であり、飼料の混入検査の実施など実効ある措置が必要
・ 疫学調査については、原因究明も大切だが、ヨーロッパの事例でも個別に一頭一頭の感染原因について、
突き詰めても判明できないのが通例で、調べればわかるというというものではなく、こだわるべきではない
・ 全体の状況を把握した上で、対応した予防措置を取ることが重要
・ 各種調査に当たっては大学等研究機関との連携が重要
○ また、これを契機に飼料給与のあり方など北海道酪農のあり方を見直すべきではないかとの意見もあった。
・ その結果、例えば自給飼料に立脚した酪農を推進するとすれば、面積当たりの飼養頭数を規制するなどの対応が必要となってくる
・ 飼養方法が変わることでコストが上がる分は、安心・安全な畜産物を生産するための費用として消費者に理解してもらう必要がある
○ 死亡牛等の調査では5〜6歳の牛を中心に調査してはどうかとの意見があった
道としては、国のサーベイランス調査で年間1,100頭程度調査することとなっており、その中で、5〜6歳の牛を中心に調査しても良いか国と協議した
先ほど連絡があり、特定の年齢層に偏りが出るのは標本調査上、問題があるとの回答を得ている
○ 死亡牛の調査は、所有者の協力がなければできないため、困難さがある
○ 中枢神経症状が見られる牛などは全頭検査するため、トータルでは1,500頭近くになるかもしれない
308 :
北海道BSE対策研究者会議(11月29) :01/11/30 18:35 ID:97a0Z5je
北海道BSE対策研究者会議に係る記者説明の概要
http://www.agri.pref.hokkaido.jp/center/sakkyo/kairyou/einou/koutei/pri_kaigi/kenkyu/131129k.html (2) 質疑応答
○ 個別の感染原因の究明は困難としても、「ここに着目して調査すべき」という話は?
→ 基本的には飼料が重要との意見で、汚染国等から輸入業者を通じて飼料工場に肉骨粉等が
どのように流れたかの確認が必要であるとの意見
飼料工場の特定は道で調査中、飼料工場及び輸入に関することは国や肥飼料検査所が調査中
→ また、多くのサプリメントが使われており、買う側が中身を良く知らずに使っていることから、
流通飼料のデータベースを構築し、それにより農家が確認して飼料給与できるようにする必要がある
○ 会議の今後のスケジュールは?
→ 年度内に1回は実施したい
○ 疑似患畜の指定は難しいのか?いつ決まるのか?
→ 国の検査マニュアルがあるので、これに沿って判断するが、国の検査マニュアルが出されてから
初めてのケースなので、前例となることを想定して国と十分協議する
なお、農家も早く再建したい意向なので、なるべく早く進めたい
○ 疑似患畜は道が決めるのか?官報に載るのか?
→ 現場の獣医師が、疑似患畜の発生を知事に届け出、知事が公表する
ただし、必ずしも公表してからと殺するわけではない
○ 疑似患畜の指定、と殺は少しずつやるのか
→ 農家の心情を考えて、指定、と殺は、一度の作業でやりたい
他県に移動した家畜は、移動先の知事の権限で行う
○ 全国的な足並みはそろわないのか
→ そろわないかもしれない
○ 10月にできた「北海道BSE対策畜産関係研究者会議」との関係は?
→ その研究者会議の代表として北大の大久保先生に入っていただいている
○ 座長は誰がやるのか
→ 農政部長が主催して、先生方にご意見やアドバイスをいただく形で取り進めるので、
先生のどなたかに座長をお願いする形ではない
何かをまとめていただくとか、諮問して答申などといったことは考えていない
○ 施策に反映するということか
→ 必要に応じて検討するということ
− 以上 −
309 :
感染源はイタリア産肉骨粉? :01/11/30 21:28 ID:iEwqkUXD
▽イタリア産に汚染の可能性 狂牛病感染源調査で農水省(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/20011130KIIAKA02310.html 農水省が30日発表した狂牛病(牛海綿状脳症)の感染ルートに関する調査の中間報告による
と、イタリアから輸入された肉骨粉の消毒が不十分だった可能性のあることが判明、立ち入り
調査した国内の飼料工場のうち3工場で牛のえさに肉骨粉が混入する恐れがあったことなどが
明らかになった。輸入肉骨粉はこれまで、狂牛病の感染源とならないよう133−136度で
加熱処理したものに限って輸入されてきた。しかし、同省が欧州に専門家を派遣して調べた結
果、イタリアで肉骨粉を製造している工場には1998年6月まで、この温度を得るのに必要
な施設がなかったことが分かった。同省が最終確認を急いでいる。
310 :
:01/11/30 21:38 ID:iEwqkUXD
▽イタリア産に汚染の可能性 肉骨粉 消毒不十分か(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/html/1130side097.html 農水省が30日発表した狂牛病(牛海綿状脳症)の感染ルートに関する調査の中間報告による
と、イタリアから輸入された肉骨粉の消毒が不十分だった可能性のあることが判明、立ち入り
調査した国内の飼料工場のうち3工場で牛のえさに肉骨粉が混入する恐れがあったことなどが
明らかになった。
輸入肉骨粉はこれまで、狂牛病の感染源とならないよう133−136度で加熱処理したものに
限って輸入されてきた。
しかし、同省が欧州に専門家を派遣して調べた結果、イタリアで肉骨粉を製造している工場
には1998年6月まで、この温度を得るのに必要な施設がなかったことが分かった。同省が最終
確認を急いでいる。
国内で見つかった感染牛のえさの流れをさかのぼる調査では、ホクレンくみあい飼料の釧路
西港工場と北見工場、日本農産工業の小樽工場で、肉骨粉を使う豚や鶏用のえさの製造設備が
牛用と共用になっており、肉骨粉混入の可能性があったという。
ただ、最終的な感染源の特定には、かなりの時間を要する見通しだ。
311 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/30 21:41 ID:iEwqkUXD
平成13 年11 月29 日プレスリリース 生産局畜産部衛生課/飼料課
輸入肉骨粉等の取扱いについて
http://www.maff.go.jp/work/press011129-04.pdf 平成13 年10 月4 日以降、全ての国及び地域からの肉骨粉等について、輸
入が一時停止され、併せて国内での製造・出荷が一時停止されたためにその流
通が停止しているところである。今般、これらの輸入肉骨粉等について、以下
取り扱うこととし、その旨を本日付けで動物検疫所等関係機関に通のとおり
知した。
(1 )未通関のもの
従来どおり、仕向国の政府機関が当該肉骨粉等の受入れを認めるものにつ
いては、仕出国への返送又は第三国への転送を行うことは差し支えない。
(2 )通関済みのもの
平成13 年10 月3 日以前に通関された輸入肉骨粉等のうち、輸入検査時
と同等の衛生状態が維持され、かつ、仕向国政府機関が当該肉骨粉等の受け
入れを認めているものについては、家畜防疫官が輸出検査を行った上、輸出
検疫証明書を交付することは差し支えない。
なお、以上の条件を満たさないものについては、飼料用に使用されること
のないよう、飼料用肉骨粉適正処分緊急対策事業を活用し、焼却処理を図る
こととしている。
連絡先
農林水産省生産局畜産部 衛生課 担当:杉浦、鎌田
電話:03-3502-8111(内線4045 、4051 )03-3502-8388 (直通)
飼料課 担当:杉崎、茂木
電話:03-3502-8111(内線4007 、4008 )03-3501-3779 (直通)
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/30 21:42 ID:iEwqkUXD
平成13 年11 月30 日 生産局畜産部
北海道におけるBSE 患畜に関する情報(第5 報)
http://www.maff.go.jp/work/press011130bse.pdf 北海道猿払村の農場から出荷(移動)した牛が新たに74 頭判明し、当該農場からの
出荷等が確認された牛は合計293 頭となった旨の報告が北海道よりあった。
また、道外に出荷された34 頭のうち、新たに2 頭(平成10 年生まれ1 頭、
平成11 年生まれ1 頭)が宮崎県に移動し、生存していることが判明した。
なお、これらの牛については、臨床検査で異常は認められていない。
連絡先
農林水産省生産局畜産部衛生課 担当:杉浦、小野寺
電話:03-3502-8111 (内線4045 、4035)
313 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/30 21:46 ID:iEwqkUXD
▽「対策の必要ない」 廃用牛問題で農水省 (日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash01113002.html 農水省は二十九日、自民党のBSE対策本部で、市場に出荷しにくくなっているホルスタイン
廃用牛の補償対策について、「対策を行う必要性はない」との見解を示した。二十七日の
参院農林水産委員会では、遠藤武彦農水副大臣が補償を含めて検討することを示唆していた。
自民党議員からは「廃用牛はすべて国が責任をもって買い上げるべきだ」との声も挙がって
おり、今後の動きが注目される。
搾乳を終えたホルスタイン廃用牛は、ほとんどが五歳以上の高齢牛。研究者からは、英国な
どでの発症例をもとに「BSE発症の危険度が高い」と指摘されている。廃用牛価格は、一頭
当たり平均三万円程度と、「今年の春先に比べて三分の一程度」(市場関係者)まで暴落して
いる。
「廃用牛を出荷しても採算がとれない」と、乳量が落ちても搾乳を続ける酪農家も出てきた。
このままいけば、牛の更新が滞り、生乳生産に影響が出てくる恐れもある。
同省は「と畜に回さず焼却すれば、外国産に牛肉のシェアを奪われる」(畜産部)として、
新たな対策を行うことには否定的な姿勢を示している。
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/11/30 21:47 ID:iEwqkUXD
▽ 輸入肉骨粉の他国転送 農水省が認める (日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash01113001.html 農水省は二十九日、BSE発生に伴う十月四日以降の全面的な輸入禁止で、港や倉庫などに
滞っている輸入肉骨粉を、輸出国側に返送することや、他国に転送することを認めると発表した。
すでに通関を済ませた肉骨粉は、国内産との混入がないなど、輸入検査時と同水準の衛生状
態が保たれていれば、輸出検査を行った上、再輸出を認める。同省では「すでに各国から(肉
骨粉の)引き合いがきている」(衛生課)という。
一方、すでに国内産と混ざった輸入肉骨粉は、事実上輸出できないため、焼却に回す。
飼料用肉骨粉適正処分緊急対策事業で、焼却費用の二分の一を助成する。
港のコンテナヤードや倉庫、飼料メーカーのサイロなどに滞留している輸入商社手持ちの
輸入肉骨粉は、約七千三百トン。オーストラリアや、ニュージーランド、アルゼンチンなど
BSE未発生国からのもので、一月から輸入を止めている欧州産は含まれていない。
ただ、農水省の肉骨粉使用停止の措置に伴って荷が動かないために、輸入商社の港の使用料
や倉庫代などの経費がかさんでいる。このため商社などからは、「BSE感染の心配のないも
のばかりで、なんとか肉骨粉を輸出させてほしい」との要望が相次いでいた。
315 :
読売新聞 :01/11/30 22:57 ID:cE+8tI/F
▽狂牛病3頭目を確認、群馬で飼育 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/00/20011130i113.htm 群馬県内の酪農家で飼育され、埼玉県内の食肉処理場で解体処理された乳牛1頭が、
検査機関で行われた狂牛病感染の1次検査で強い「陽性」の反応を示し、30日、より精度の
高い2次検査(確認検査)でも陽性となった。厚生労働省は、2日にも専門家による検討会を招集し、
最終判定する。千葉県白井市、北海道猿払(さるふつ)村の乳牛に続いて国内3頭目の感染
牛となる。
同省などによると、この乳牛は群馬県内の酪農家で飼育されていたが、5歳8か月と高齢と
なったため、廃用牛として埼玉県内の食肉処理場に出荷された。解体前の検査では特に異常は
なかったが、埼玉県中央食肉衛生検査センター(さいたま市)で29日、エライザ法による1
次検査を行ったところ、2回とも極めて強い陽性反応を示した。
このため、同省・横浜検疫所などでより精度の高いウエスタンブロット法で確認検査した結果、
陽性と判明した。
この乳牛は、最終結果が出るまで処理場に保管され、市場へは流通しない。
一方、農水省は、この乳牛の出生地や食べた飼料の調査など、感染ルートの解明に着手する。
これまで見つかった2頭の感染牛はいずれも北海道産の乳牛で、ともに5歳と高齢だった。
飼料の一部が共通するなど、類似点は多いが、感染ルートは特定できていない。
(11月30日22:24)
316 :
中国新聞 :01/11/30 22:59 ID:cE+8tI/F
317 :
朝日新聞 :01/11/30 23:01 ID:cE+8tI/F
▽狂牛病、国内3頭目は96年3月ごろ出生の群馬の乳牛 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1130/033.html 群馬県の牧場で飼育されていた牛が、狂牛病であることが30日にわかった。厚生労働省は
12月2日に専門家会議を開き、狂牛病であることを正式に確認する。
厚労省によると、この牛は96年3月に、群馬県の牧場で生まれ育ったメスの乳牛で、29
日にさいたま市食肉中央卸売市場の食肉処理場で処理された。9月10日の千葉県白井市の乳
牛、11月21日の北海道猿払村の乳牛に続き、日本で3頭目の発生になる。3頭ともメスの
乳牛で、96年3月前後に生まれていることなど、共通点が多い。同じ時期に国内で流通して
いたえさを食べて感染したかどうかが、今後の原因究明の焦点になりそうだ。
今回、1次検査の結果が出ると同時に、厚生労働省はこの牛の枝肉の流通を止め、食肉処理
場の消毒を終えている。農林水産省はこの牛と同じ牧場で飼われていた牛の移動を禁止し、え
さや飼育状況を調べる。
1頭目の狂牛病が発見されたあと、厚生労働省は10月18日から、食肉処理される牛全頭
を対象に狂牛病の検査を開始、30日までに全国で約12万4000頭が検査を受けている。
全頭検査で発見された感染牛としては2頭目になる。(22:17)
318 :
日経新聞 :01/11/30 23:03 ID:cE+8tI/F
▽埼玉県で3頭目の狂牛病感染牛 (日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20011130CCCI165030.html 狂牛病の全頭検査で、埼玉県内で解体された乳牛1頭が狂牛病に感染している疑いが強いこ
とが30日、分かった。自治体が実施した簡易検査で陽性となったことから厚生労働省が確認検
査を実施したところ、陽性反応が出た。同省が近く開催する専門家会議で確定診断されれば、
9月10日に千葉県内で初めて見つかった牛と、11月19日に北海道で見つかった牛に続き、国内
3頭目となる。
厚労省は検査で非感染(陰性)と確認されるまで食肉を保管しておくよう指導しており、肉
は市場に出回っていないという。全国の117カ所の食肉衛生検査所で食肉処理する際に実施し
ている全頭検査は10月18日に始まり、30日午後6時までに全国で12万4916頭が検査を受けて、
陰性と診断される。全頭検査で陽性が確認されたのは2頭目。
319 :
毎日新聞 :01/11/30 23:05 ID:cE+8tI/F
▽狂牛病:群馬県産の牛が感染 国内3頭目 (毎日新聞)
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20011201k0000m040142000c.html 食肉用牛を対象にした厚生労働省の狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査で30日、埼玉県の
食肉処理場で解体処理された牛が2次検査のウエスタンブロット法検査で陽性と判定された。
同省の専門家会議(座長・品川森一帯広畜産大教授)で「クロ」と確定する見通しで、国内3
頭目の感染牛となる。1、2頭目は北海道で生まれた乳牛だったが、今回の牛は群馬県産で、
狂牛病の感染ルートが複数にわたり、汚染が全国的に拡大していることが裏付けられた。
同省によると、この牛は5歳の雌の乳牛で、群馬県の酪農家から廃用牛として出荷された。
起立不能になるなどの神経症状はなく、埼玉県大宮市の食肉処理場で29日に解体処理され、
1次検査を受けた結果、陽性反応が出た。このため、30日に脳組織の検体を横浜検疫所に送
り、2次検査を行った。
この牛の特定危険部位を除いた肉や内臓は処理場内で保管されており、焼却処分される。感
染牛と同じ農場で飼育されている牛は、農水省が移動を禁止した。
国内では9月に千葉県の牛が狂牛病に感染していることが判明。11月21日には北海道で
2頭目の感染牛が見つかった。いずれも96年に北海道で生まれた乳牛だった。狂牛病の感染
源とされる肉骨粉が飼料に混入したルートの解明が進められているが、今回は群馬県で生まれ
た牛で、2頭とは別のルートで感染したとみられる。
農水省は、欧州などに職員を派遣して輸入肉骨粉が汚染されていなかったかどうか調べる一
方、感染牛の感染経路を調べているが、新たな経路から感染したと見られる牛が出たことで、
狂牛病汚染がさらに拡大する恐れが強まった。
[毎日新聞11月30日] ( 2001-11-30-22:57 )
320 :
河北新報 :01/11/30 23:06 ID:cE+8tI/F
321 :
中日新聞 :01/11/30 23:09 ID:cE+8tI/F
▽国内3頭目の狂牛病 厚労省、確定診断へ (中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/00/detail/20011130/fls_____detail__048.shtml 狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査で、埼玉県内で処理された乳牛が国内3頭目の狂牛病に
感染していたことが30日、分かった。厚生労働省は近く専門家会議を開いて確定診断する。
感染の広がりが広範囲にわたる可能性が強まったことになり、感染防止対策で後手に回ったと
指摘されている国の責任が厳しく問われそうだ。農水省は1、2頭目との関連性など感染ルー
トの特定を急ぐ。埼玉県などによると、問題の牛はホルスタインで、さいたま市内の処理場で
解体された。国内では千葉県内の牛が9月、初めて狂牛病と確認され、11月には全頭検査か
ら北海道で2頭目が見つかった。いずれも北海道産の乳牛で、出生時期も1996年春と共通
しているが、感染ルートは判明していない。
322 :
神戸新聞 :01/11/30 23:10 ID:cE+8tI/F
▽国内3頭目の狂牛病 厚労省、確定診断へ (神戸新聞)
2001/11/30 22:43
http://www.kobe-np.co.jp/kyodonews/news/20011130KIIAKA02510.html 狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査で、埼玉県内で処理された乳牛が国内3頭目の狂牛病に
感染していたことが30日、分かった。厚生労働省は近く専門家会議を開いて確定診断する。
感染の広がりが広範囲にわたる可能性が強まったことになり、感染防止対策で後手に回ったと
指摘されている国の責任が厳しく問われそうだ。農水省は1、2頭目との関連性など感染ルー
トの特定を急ぐ。埼玉県などによると、問題の牛はホルスタインで、さいたま市内の処理場で
解体された。国内では千葉県内の牛が9月、初めて狂牛病と確認され、11月には全頭検査か
ら北海道で2頭目が見つかった。いずれも北海道産の乳牛で、出生時期も1996年春と共通
しているが、感染ルートは判明していない。
323 :
西日本新聞 :01/11/30 23:13 ID:cE+8tI/F
武部農林水産大臣記者会見要旨
( 平成13年11月27日(月) 9:10〜9:20 於:国会連絡室 )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011127daijin.htm ○BSE感染牛の発見等に関する対応について
Q: 大臣として、7分野の中で「特にこういう辺りを」というお考えは、今ございますか。
A: 例えばBSE関連で、食肉センターにおける牛の特定危険部位の焼却施設の整備などにつ
いては非常に要望も多いわけでありますので、BSE関連ではそういったことを前向きに検討さ
せております。
Q: BSEに関しまして、ホクレンが鶏・豚用のラインから肉骨粉が混じった可能性は否定し
きれないという話をしているのですが、これについてのご見解をお伺いしたいのですが。
A: 当該工場においては、牛用の配合飼料原料としての肉骨粉の使用はなかったということ
ですが、鶏用・豚用等の飼料が製造されていたことから、牛用配合飼料の製造段階及び配送段
階における肉骨粉の混入の可能性を調査するため、既に肥飼料検査所が10月9日に立入検査を
行っております。製造飼料の種類、原料購入簿、原料受け入れ口、製造ライン、各製品の製造
順位、各製品の製造切り替え時のライン等の洗浄状況、当該飼料の配送状況を調査致しました。
この調査の結果、当該工場において、豚用飼料又は鶏用飼料を製造しており、その原料とし
て肉骨粉を使用していたこと、製造ラインが共用されていたこと、各製品の切り替え時に十分
な洗浄が行われていたことを確認するには至らなかったことから、牛用飼料への肉骨粉の混入
の可能性は完全には否定できなかったということでございます。
武部農林水産大臣記者会見要旨
( 平成13年11月27日(月) 9:10〜9:20 於:国会連絡室 )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011127daijin.htm ○BSE感染牛の発見等に関する対応について
Q: 輸入肉骨粉の流通実態も含めた中間報告というものの進展状況について、教えて頂けま
すでしょうか。
A: はい。以前にも今月中に中間報告をするということを申し上げておりますが、BSEの感
染経路の調査については川下からの調査と、今ご指摘のありましたように輸入肉骨粉を起点と
する川上からの調査の双方から鋭意行っているところです。現段階では感染経路を特定すると
いうところには至っておりませんが、2例目の発生を踏まえまして、現在とりまとめの作業を
急いでいるところでございまして、いつ、どのように発表するかについては、まだ決めており
ませんが、例えば、プレスリリースや記者会見といった形で広く周知されるように致したいと、
このように考えております。
Q: 先程のホクレンの件なんですけれども、混入を完全に否定できなかったということです
が、これを受けて農水省として、何らかの指導なりの強化ということはあるのでしょうか。
A: 予断をもって調査するべきではないと思っております。否定し得なかったということで
、そこに集中してどうこうするというのではなくて、今申し上げましたように川下、川上から
あらゆる想定される事実関係というものを今調査しているわけですから、局部的にどうこうと
いうことではなくて、そういったものの全体を、輸入肉骨粉の問題から、輸入商社等への立入
調査もやっておりますし、これは具体的には中間とりまとめ的なものを30日までに発表したい
と思っております。そういうやり方はいけないと思うのです。どこかに共通性がある、否定で
きない、だからそこにすべて集中してやるというのではなくて、色々なことを、全体を見て絞
り込んでいくということが必要ではないでしょうか。
Q: ホクレンの方の説明によると、否定はしきれないけれど肉骨粉は北海道産の牛を鶏、豚
用にしか使っていないと、肉骨粉の使用を否定しているということなんですけれども。
A: だからそういったことを全部含めて事実関係を調査していくということです。
326 :
サンスポ :01/12/01 00:07 ID:cs1+kbAT
【社会】狂牛病国内3頭目、埼玉で処理の牛が疑陽性 (サンスポ)
http://www.sanspo.com/sokuho/1130sokuho68.html 狂牛病の全頭一次検査で埼玉県内で食肉処理された牛が疑陽性反応を示していたことが30
日、分かった。厚生労働省の横浜検疫所検査センターでの確認検査に回された。埼玉県などに
よると、ホルスタインの乳牛で、「さいたま市と畜場」で解体された。
狂牛病の牛は9月、千葉県内で初めて確認され、全頭検査が始まって約1カ月後の11月21日
には、2頭目が北海道で確認された。
327 :
四国新聞 :01/12/01 00:09 ID:BE/XIVih
▼国内3頭目の狂牛病/厚労省、確定診断へ 2001/11/30 22:43 (四国新聞)
http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.asp?id=20011130000640 狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査で、埼玉県内で処理された乳牛が
国内3頭目の狂牛病に感染していたことが30日、分かった。厚生労働省は近く
専門家会議を開いて確定診断する。感染の広がりが広範囲にわたる可能性が
強まったことになり、感染防止対策で後手に回ったと指摘されている国の責任が
厳しく問われそうだ。農水省は1、2頭目との関連性など感染ルートの特定を急ぐ。
埼玉県などによると、問題の牛はホルスタインで、さいたま市内の処理場で解体された。
国内では千葉県内の牛が9月、初めて狂牛病と確認され、11月には全頭検査から
北海道で2頭目が見つかった。いずれも北海道産の乳牛で、出生時期も1996年春と
共通しているが、感染ルートは判明していない。
328 :
熊本日日 :01/12/01 00:12 ID:BE/XIVih
▽熊本にも3頭出荷 県、所在調査乗り出す 狂牛病 (熊本日日)
http://www.kumanichi.co.jp/dnews/20011130/kiji2_0000005351.html 北海道猿払村で国内二頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)感染牛が見つかった問題で、感染牛と
同じ牧場で生まれた乳牛三頭が熊本県内の生産者にも出荷されていたことが三十日、明らかに
なった。農水省の連絡を受けた県畜産課が、所在の確認や生育状態の調査などに当たっている。
結果がまとまり次第、公表する方針。
同課によると、県内に出荷されたのはいずれも雄の子牛で、一九九六(平成八)年に一頭、
九八年に二頭が肥育用に導入された。
農水省などによると、この牧場から出荷された牛は全部で二百九十三頭。このうち、北海道
内に二百五十九頭、道外に三十四頭が出荷されたとみられる。
道外では栃木、千葉、岡山、愛知、宮崎の五県で計十八頭が確認されており、生存中の牛は
家畜伝染予防法に基づき移動禁止などの措置がなされている。
329 :
スポニチ :01/12/01 00:17 ID:BE/XIVih
▽群馬県産…国内3頭目の狂牛病 (スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/20011130231438.html 狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査で、埼玉県内で処理された乳牛が
国内3頭目の狂牛病に感染していたことが30日、分かった。厚生労働省は
近く専門家会議を開いて確定診断する。感染の広がりが広範囲にわたる
可能性が強まったことになり、感染防止対策で後手に回ったと指摘されて
いる国の責任が厳しく問われそうだ。農水省は1、2頭目との関連性など
感染ルートの特定を急ぐ。埼玉県によると、3頭目の狂牛病の牛と確認さ
れた乳牛は群馬県で生産され、出荷された生後68カ月のホルスタイン。
330 :
:01/12/01 08:14 ID:ldaTEWRR
速報版の本スレがどこにあるのか、この板で、ちゃんとガイドしてください。 それと、三頭目対応タイトルでの新スレ誰か立ててください。
331 :
名無しさん@お腹いっぱい :01/12/01 08:25 ID:o/I0hajT
すでに処理されていたってんだから、ほんと、ズサンだよね、管理体制や検査態勢。
332 :
:01/12/01 10:10 ID:ldaTEWRR
333 :
ニュース速報板について :01/12/01 10:21 ID:jtAWeC9x
334 :
3頭目の詳報 :01/12/01 13:02 ID:n4kntHYS
▽群馬県産の牛が感染 国内3頭目
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/disease/2001-6/1201-3.html 食肉用牛を対象にした厚生労働省の狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査で30日、埼玉県の
食肉処理場で解体処理された牛が2次検査のウエスタンブロット法検査で陽性と判定された。
同省の専門家会議(座長・品川森一帯広畜産大教授)で「クロ」と確定する見通しで、国内3
頭目の感染牛となる。1、2頭目は北海道で生まれた乳牛だったが、今回の牛は群馬県産で、
狂牛病の感染ルートが複数にわたり、汚染が全国的に拡大していることが裏付けられた。
同省によると、この牛は5歳の雌の乳牛で、群馬県の酪農家から廃用牛として出荷された。
起立不能になるなどの神経症状はなく、さいたま市の食肉処理場で29日に解体処理され、1
次検査を受けた結果、陽性反応が出た。このため、30日に脳組織の検体を横浜検疫所に送り、
2次検査を行った。
この牛の特定危険部位を除いた肉や内臓は処理場内で保管されており、焼却処分される。
感染牛と同じ農場で飼育されている牛は、農水省が移動を禁止した。
国内では9月に千葉県の牛が狂牛病に感染していることが判明。11月21日には北海道で
2頭目の感染牛が見つかった。いずれも96年に北海道で生まれた乳牛だった。狂牛病の感染
源とされる肉骨粉が飼料に混入したルートの解明が進められているが、今回は群馬県で生まれ
た牛で、2頭とは別のルートで感染したとみられる。
農水省は、欧州などに職員を派遣して輸入肉骨粉が汚染されていなかったかどうか調べる一
方、感染牛の感染経路を調べているが、新たな経路から感染したと見られる牛が出たことで、
狂牛病汚染がさらに拡大する恐れが強まった。
[毎日新聞12月1日]
335 :
4,5頭目発見も早そう! :01/12/01 13:04 ID:n4kntHYS
▽狂牛病:月齢30カ月以上での発見率は3万頭に1頭
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20011201k0000e040011000c.html 3頭目の狂牛病の牛は、2頭目からわずか9日で見つかった。ペースが早まったようにも見
えるが、10月18日に始まった全頭検査が定着するにつれ、出荷頭数が増えてきたことも一
因だ。
日本の検査での発見率は海外に比べてどうか。欧州連合(EU)の15カ国で今年1〜8月
に外見上、健康な状態で処分された415万4659頭の牛のうち、狂牛病と診断されたのは
145頭だった。発見率は約3万頭に1頭。発見率が最も高いのは約6200頭に1頭の割合
で見つかったポルトガルで、次いでスペイン、ギリシャとなる。
一方、日本では、全頭検査開始から11月30日までに約12万5000頭の牛を検査し、
このうち2頭がクロと診断された。約6万頭に1頭の計算になるが、欧州との単純な比較はで
きない。欧州と異なり、日本は、狂牛病がほとんど見つからない月齢30カ月未満の牛も全部
検査対象にしているためで、これを除外して、欧州と同じ月齢30カ月以上の牛だけでみると、
ほぼ3万頭に1頭と同じペースと推定される。 【田中泰義】
[毎日新聞12月1日] ( 2001-12-01-10:12 )
336 :
3頭目も肉骨粉を使ってない? :01/12/01 13:05 ID:n4kntHYS
▽狂牛病:「まさかと思った」3頭目の感染牛を育てた酪農家
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20011201k0000e040027000c.html 3頭目の狂牛病感染牛を育てていた群馬県宮城村の酪農家は1日、「狂牛病のことは聞いて
いたが、自分の農場から出るなんて、まさかと思った」と毎日新聞に語った。餌については「
地元農協から買っていたし、肉骨粉は使っていない。特別、よその酪農家と違うような飼育は
していないのに」と困惑した表情。また、飼育中この牛に変わった様子などは全くなかったという。
県中部農業総合事務所家畜保健衛生部の職員3人は1日午前8時45分ごろ、この酪農家に
立ち入り検査に入った。乳牛に使用していた餌の種類や飼育方法をはじめ、飼育環境や流通な
どについて酪農家に質問。現在飼育中の乳牛についても、異常がないか目視で調べた。
[毎日新聞12月1日] ( 2001-12-01-11:13 )
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/01 14:15 ID:bYEVkcUH
▽狂牛病3頭目確認 群馬産、埼玉で処理 厚労省が専門家会議召集へ
2001/12/01 07:00 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011201&j=0044&k=200112018908 厚生労働省の狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査で三十日、埼玉県さいたま市の同県中央食
肉検査センターで検査したホルスタイン牛一頭が狂牛病に感染していたことが分かった。同省
は二日に「牛海綿状脳症の検査に係る専門家会議」(座長・品川森一帯広畜産大学教授)を開
き確定診断する。狂牛病の牛は国内で三頭目の確認となり、感染の拡大が浮き彫りになった。
農林水産省によると、三頭の生まれた時期は一九九六年春に集中している。これを踏まえて
同省は、今回の牛に与えられていた飼料の調査や同じ飼料を食べた可能性のある牛の追跡調査
などを行い、感染ルートの特定作業に着手する。
狂牛病に感染していたのは、二十九日にさいたま市と蓄場で解体された百三十頭のうちの一
頭。エライザ法と呼ばれる一次検査で感染を示す数値が異常に高かったことから、横浜検疫所
と帯広畜産大で確認検査が行われ、三十日夜、精度の高いウエスタンブロット法検査で陽性と
判定された。
この牛は群馬県宮城村で生まれた生後六十八カ月のホルスタイン牛の雌。牛は焼却処分され。
肉が市場に出回ることはない。同じ牧場で飼育していたホルスタイン牛五十七頭は移動停止
措置がとられた。
千葉県白井市で九月十日に見つかった牛の狂牛病感染に伴って十月十八日から始まった全頭
検査では、これまでに約十二万五千頭の牛が検査を受け、十一月二十一日に宗谷管内猿払村の
生後六十七カ月のホルスタイン牛一頭の感染が確認されている。
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/01 14:16 ID:bYEVkcUH
▽「一刻でも早く感染源解明を」 佐呂間の元酪農家
2001/12/01 07:00 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011201&j=0044&k=200112018907 「国の対応の遅れが狂牛病を生んだと思っているが、最近では感染ルートの解明も後手に回
り、不信を感じる」。国内一頭目の狂牛病の乳牛を生産した網走管内佐呂間町の元酪農家は三
十日夜、三頭目確認の知らせに声を荒らげた。
自分たちが生産した牛の感染が確認されて以降、心臓に持病のある妻の具合がすぐれない。
「あなたのせいだ」といういわれのない中傷も受けた。元酪農家は「原因解明なしに、安全宣
言など意味はない。一時間でも早く感染ルートを調べてほしい」と話した。
道農政部酪農畜産課では、三十日午後十時半ごろ、残っていた二十人ほどの職員が「狂牛病
確認」を知らせるニュース速報を流したテレビの周囲に集まった。
道の狂牛病問題の対策本部長である磯田憲一副知事は「北海道ばかりの問題ではなくなった。
感染牛の肉は流通させない体制を整えてあるので心配ないが、同じ年齢なので感染源究明の手が
かりになり得るかもしれない」と話した。
339 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/01 14:18 ID:bYEVkcUH
▽狂牛病3頭目 出生時期が集中 ルート解明手掛かりか
2001/12/01 07:00 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011201&j=0044&k=200112018908 三頭目の狂牛病感染牛は、網走管内佐呂間町産の一頭目と同じ一九九六年三月二十六日に生
まれていた。宗谷管内猿払村で同年四月四日に生まれた二頭目とも九日間しか離れていない。
農水省は、三頭の出生時期が短期間に集中していることに注目しており、感染源解明に重要な
手がかりになると位置付けている。
二日に開かれる専門家会議で感染が最終的に確定しだい、同省が着手する感染ルートの特定
作業は、三頭目が群馬産だったため、飼料の追跡調査の範囲が広がる見込み。この中では、三
頭が相次いで生まれた九六年春前後の肉骨粉の輸入状況などが焦点になりそうだ。
農水省は既に、感染が確認された道内生まれの二頭について、過去にさかのぼり飼料の流通
経路などの絞り込みを進め、二品目の飼料のほか、補助飼料一品目が共通していたことを突き
止めた。
これら三つの飼料に関し、関係者らは一様に「病原体の混入が疑われる肉骨粉を使用してい
ない」としているが、同省の担当者は「三頭の共通点が判明すれば限りなくクロに近い『容疑
者』が浮かび上がってくる」と今後の調査の進展に期待している。
340 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/01 14:23 ID:bYEVkcUH
▽狂牛病の検査体制の整備進み、出荷頭数増える (朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1201/002.html 3頭目の狂牛病の牛の確認は、2頭目の確認からわずか9日後だった。背景には、
食肉処理センターでの検査体制の整備が進むにつれて出荷頭数が増加し、それに伴って
高齢牛や乳用の廃用牛の出荷も徐々に増えてきたことがある。そして結果的に、
廃用乳牛から2頭目と3頭目が出た形となった。
全頭検査が始まった10月18日に、全国の食肉処理場で処理された牛は1740頭で、
前年同期比のわずか32%まで落ち込んだ。
しかし、その後は少しずつ増え始め、約1カ月後の11月19日には、5400頭(前年同
期比91%)まで回復した。
全頭検査が始まる前に農水省から生産者側に、当分の間、出荷を抑制するようにという要請
が出ていたが、検査体制の整備に伴い、その要請も自然消滅となった。当初は「手探り状態」
だった生産者が、全頭検査体制が整った後の消費の回復に期待して出荷量を増やしてきたとみ
られる。
さらに、年齢の高い廃用乳牛などの出荷を抑えていた生産者が、エサ代がかさむことなどから、
徐々に出荷し始めた面もある。(04:27)
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/01 14:24 ID:bYEVkcUH
▽「肉骨粉使っていない」 狂牛病3頭目、群馬の農家 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/1201/007.html 国内3頭目の狂牛病と確認された乳牛を出荷した群馬県宮城村の酪農家は1日、「飼料はす
べて県経済連から買っている。ビタミン剤を混ぜているくらいで肉骨粉は一切使っていない」
と苦悩の表情を浮かべた。
乳牛57頭を飼育している。狂牛病の乳牛は96年にこの酪農家で生まれた。「県や農協の
指導でやってきただけなのに、なぜこんなことになるのか」と酪農家。家族の一人は「昨夜は
一睡もできなかった。神経症状などはなかった」と目を充血させ、疲れ切った様子だった。
酪農が盛んな赤城山ろくに広がる宮城村(人口約8300人)は、約2300戸のうち畜産
農家が120戸を占める。肉牛、乳牛合わせて9570頭いる。
桜井敏道村長は「村の農業生産額の8割以上が畜産。非常にショックだ」と沈痛な表情で語
った。村はこの日午前、「村牛海綿状脳症(狂牛病)対策本部」を設置し、今後の対策を協議
し始めた。
群馬県牛海綿状脳症対策本部によると、酪農家が使っていた飼料は農協系など3社が製造し
たもので、成分などを調べている。県内では30日までに約3700頭を検査、和牛3頭が国
の2次検査に回されたが、いずれも「シロ」。本部長の高山昇副知事は、30日深夜の会見で
「結果は非常に残念だが、感染経路の詳細は調査を待つしかない」と話した。(11:25)
194 名前:危険部位 投稿日:01/12/01 13:26 ID:n4kntHYS 坂口も厚生官僚も、WHOやEU医薬品審査庁の危険度の分類を恣意的に使いすぎ! 1)高度感染性 2)中等度感染性 3)低感染性 4)検出可能な感染性無し 今のところ、食品の特定危険部位を(1)及び(2)の回腸遠位部だけに限定しているけど, 他も全て感染性が確認されている部位なんだよね. 分かりやすく言い換えた方がいいと思わない? 1)激しく危険部位 2)カナーリ危険部位 3)そこそこ危険部位 4)もしかして危険部位かも 今の検出技術ではタプーリの異常プリオンじゃないと検出しないから, (4)の部位だって絶対安全とは言えないんだし.
343 :
米農務省 :01/12/01 14:50 ID:LltoaOXs
▽米農務省、狂牛病対策を強化・検査頭数倍増など (日経新聞)
http://health.nikkei.co.jp/bse/child.cfm?i=2001120101359bs&c=0 【ワシントン30日=安藤淳】米農務省は30日、狂牛病が米国内で発生するのを防ぐための検
査体制や規制の強化を発表した。同省と厚生省がハーバード大学に委託し、同日公表した分析
調査は米国で広範囲に病気が広がる危険はないと結論づけているが、予防策を徹底させるとい
う。米国内で狂牛病の報告はまだないものの、日本などで病気の牛が複数見つかっているため
国民の懸念は強い。
農務省は歩行障害などの異常がある牛を中心に、畜産農家での検査頭数を現行の年間5000頭
から倍以上の1万2500頭に増やす。ラベル表示などを条件に食品中に微量を認めている脳やせ
き髄、中枢神経組織の使用禁止も検討する。高圧空気で骨から肉をはがす装置を使った場合な
どに、こうした組織の断片が製品に入り込みやすいという。
ハーバード大の調査は統計的手法で危険度を予測。仮に狂牛病に感染した牛が米国内に10頭
入っても早期の検出、処分で新たな感染は最大でも20年間で11頭で済むとしている。感染した
牛から食品を通じて人体に入りうる危険な神経系組織などは微量で、実際に病気を起こす確率
は極めて低いと分析している。
トンプソン厚生長官は調査報告について「これまでの努力の成果が認められたが、規制を守
らない飼料業者などもあり厳しく監視を続ける必要がある」との声明を出した。
==========
「規制を守らない飼料業者を厳しく監視」するのは、行政として当たり前の仕事だよね。
344 :
(●´ー`●) :01/12/01 14:55 ID:ZL0eN2ma
(●´ー`●)<牛はもう食べられないべ
345 :
:01/12/01 17:20 ID:GzUz21Hm
国内3頭目の狂牛病、共通する餌は? 群馬県、感染原因の調査をスタート
群馬県宮城村の乳牛が国内3頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)に感染していた問題で、県は1日、
北海道産だった1、2頭目と共通する餌の有無を中心に感染原因の調査に乗り出した。
1、2頭目の牛に共通する代用乳を生産していた飼料メーカーの工場が群馬県内にあり、県は
3頭目がこの代用乳を与えられていたかどうかを調べる。
これまでの調べでは、3頭はすべてホルスタインで、1996年春の同時期に生まれている。
生産、飼育に携わった酪農家はいずれも「(狂牛病の感染原因とされる)肉骨粉を与えていない」と
話している。
2頭目までは北海道産だったのに対し、3頭目は群馬県産と地域的には離れている。出生時期が
同じことや潜伏期間を考慮すれば、子牛の時に与えられた代用乳や離乳食などが原因だった可能性も
あるとみられる。
ほかにも3頭に共通する飼料や栄養剤などがないかどうか確認作業を急ぐ方針だ。
同じ農場で一定期間に飼育されていた牛についても出荷先や健康状態などを追跡調査する。
ZAKZAK 2001/12/01
http://www.zakzak.co.jp/top/top1201_2_10.html
346 :
sage :01/12/01 19:05 ID:3DW6NbrH
群馬県宮城村の酪農家から埼玉県に出荷された乳牛が狂牛病(牛海綿状脳症)の2次検査で陽性と判定された問題で、同県は1日朝からこの酪農家の立ち入
り検査を行った。北海道産の1、2頭目の感染牛と、与えられた餌や代用乳など共通す点の有無などを重点的に調べ、感染源の特定を急ぐ。
群馬県によると、この牛は96年3月26日生まれ(5歳8カ月)の乳牛で、佐呂間町で生まれた1頭目の感染牛と同じ日。猿払(さるふつ)村で生まれた
2頭目の感染牛は同年4月4日に生まれており、誕生時期は近接している。群馬県の感染牛は、乳が出な
くなったため、廃用牛として出荷された。
群馬県の酪農家は、感染原因とされる肉骨粉を与えたことを否定。また、成長促進のため生後直後に与える代用乳については、酪農家は「使っていない農家はない」と、毎日新聞に使用を認めた。
北海道の感染牛はいずれも、群馬県高崎市内にある工場で製造された代用乳を
飲んでいた。この代用乳には、今年10月になって牛の飼料に使用することが禁じられた豚の血しょうたんぱくが含まれていたことが判明しており、群馬県は酪農家の使った代用乳についても聞き取り調査をしている。
県の調べでは、同農家で使用していた配合飼料などのえさの購入先は少なくとも3社あった。
この感染牛はこれまでに3頭を出産しており、群馬県はこれらの牛の居場所についても調査している。
[毎日新聞12月1日] ( 2001-12-01-12:10 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/newsml/20011201k0000e040048000c.xml
347 :
過去ログ倉庫番 :01/12/01 21:24 ID:PZmNP8ch
すげぇ、パート5まで逝ってる。。。 皆さんありがとう。 そしてこれからもよろしく(なんつったりして)
350 :
過去ログ倉庫番 :01/12/02 18:48 ID:Huf71vKC
▼過去ログ倉庫にスレッド36本を追加しました!
http://bse.omosiro.com/ http://members.fortunecity.com/nikukoppun/ ミラー
《関連スレッド》
三頭目の狂牛病の会見も11時からだぞ!(10)
大発見!└・ω・┘狂牛病(6)
猿払村ってどんなとこ(131)
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・今回は少し古いスレッドも加えました。
《狂牛病 in EU 関連スレッド(古い過去ログを収録)》
プラセンタ注射がよくないという医学的根拠(408)
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狂牛病で人類は滅亡するのか(63)
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狂牛病のこと、質問@ニュース議論板(137)
牛肉は危険!フランスで狂牛病大流行!(944)
《牛由来の成分が入っている化粧品@化粧板》
ついに、日本でも狂牛病発生 in 化粧板(159)
《関連スレッド》
衝撃、日本でも狂牛病発生!?@身体・健康板(15)
衝撃、日本でも狂牛病発生!?@医歯薬看護板(30)
351 :
上毛新聞 :01/12/03 03:46 ID:qqsgUI/m
▽「肉骨粉使ってない」 (上毛新聞)
http://www.raijin.com/news/sun/news04.htm 宮城村の酪農家が生産した乳牛が国内三頭目の狂牛病に感染していた問題で一日、この酪農
家は「(感染原因ともされる)肉骨粉は見たこともない」とした上で、「牧草とトウモロコシ、
配合飼料を与え、代用乳も使っている。えさは農協から仕入れている」と説明した。県などは
与えられた代用乳にも注目。二日以降も立ち入り調査を行う方針で、感染源の特定や風評被害
の防止に懸命だ。
「真面目にやってたんだけどね。気付いたら、こんなことになってる…。わかんないよ」。
感染した牛を生産した酪農家の男性は疲れきった表情に悔しさをにじませた。「肉骨粉は一切
使っていない。見たこともない。農協の指導通りやってきただけで、何も変なえさは与えてい
ない」と話し、困惑した様子だった。
同日早朝から、この酪農家の農場周辺に詰めかけた報道陣は、県の立ち入り調査が始まると
一時約二十人にふくれ上がった。午前八時四十五分、獣医四人を含む県畜産課と県家畜保健衛
生所の職員五人が酪農家の農場に入り、夕方まで、目視で狂牛病の発症がないか一頭一頭点検
したが、特に異常はみられなかった。
農水省のこれまでの調べで、一、二頭目に共通する飼料三品目のうち、生後間もない子牛に
与えられる代用乳は、東京に本社がある飼料メーカーの高崎市内の工場で生産されていた。県
などの調査で、三頭目を生産した酪農家も同じメーカーの代用乳を使っていた可能性も高く、
県などは今回の感染との関連を慎重に調べている。
しかし、この代用乳に関し、同メーカーが「原料に肉骨粉は一切使っていない」としている
ほか、高崎の工場以外にも全国数カ所で代用乳を生産しているため、県などは感染原因を幅広
く調べている。県の対策本部は一日の記者会見で、今後の調査によって、この酪農家で使用さ
れていたえさの品目や牛の出荷状況を確認。国と連係して販売元やメーカーへの立ち入り調査
を行う方針を明らかにした。
◎「原因究明一日も早く」宮城村
宮城村役場は一日、早朝からあわただしい動きをみせた。午前九時過ぎには、一頭目の発生
後つくられた村牛海綿状脳症(狂牛病)対策本部(本部長・桜井敏道村長)を緊急招集、村役
場、村議会や村農協の関係者が役場二階に集まり、善後策を協議した。
赤城南面の同村は県下有数の畜産地帯。酪農家五十四戸を含む百五十六戸の畜産農家があり、
一九九八年度の統計で、農業総生産の八割にあたる六十一億円を生産している。村の基幹産業
でもあるだけに、関係者はいずれも沈痛な表情で役場に入った。
会議終了後、記者会見した桜井村長は「戸惑っている。一日も早い原因究明を国や県にお願
いしたい」とし、「対策本部はいつでも開ける状態にある。農協と協議しながら生産者対策を
進めていきたい」と、充血した目で語った。
九月の狂牛病発生以来、出荷したくても牛を出せない、出荷しても価格が安いという状態が
続き、経営的にも青息吐息の状態。「暮れの需要期にわずかな期待をかけていたが…」と、村
関係者はがっくりと肩を落としていた。
352 :
上毛新聞 :01/12/03 03:46 ID:qqsgUI/m
▽「肉骨粉使ってない」 (上毛新聞)
http://www.raijin.com/news/sun/news04.htm ◎県に4項目緊急要望 宮城村長
宮城村の桜井敏道村長は一日、県の狂牛病に関する対策本部長の高山昇副知事を訪ね、
(1)発生農家の保護の協力
(2)風評被害除去への積極的対応
(3)発生農家への経済的支援
(4)経産牛の出荷自粛の廃止―の四項目を緊急要望した。
◎やり場のない怒りと衝撃 宮城の生産農家
狂牛病の牛が確認されたニュースに、宮城村内の生産農家ではやり場のない怒りと衝撃が
走った。酪農を営む四十代の女性は「すべての農家が被害者。感染経路を早く解明して対策を
とらないと」と対応の遅れを指摘。「全頭検査により、流通している牛肉、牛乳は安全なことを
消費者は理解してほしい」と訴えた。
百頭ほどの肉牛を育てている五十代の女性は「この三カ月で一頭の価格は四十万円から十万
円以下に。国にできる限りの援助をお願いしたい」と困り果てた表情。
また、五十代の肉牛肥育農家の男性は「あと二、三カ月、この状態が続けばうちは倒産する。
この騒ぎで長年培ってきた信用もつぶれてしまった。国が生ぬるいことをやっていれば、生産
者は全滅する」と怒りをぶちまけた。
村農協会議室では一日、村と県乳販連などが出席して経過説明会が開かれた。会場でも、出
席した酪農家ら四十人余りから原因究明と農家の保護を求める声が相次いだ。
353 :
上毛新聞 :01/12/03 03:47 ID:qqsgUI/m
▽宮城村の酪農家調査 (上毛新聞)
http://www.raijin.com/news/sun/news03.htm 宮城村の酪農家が国内三頭目の狂牛病の牛を生産していたことが判明してから一夜明けた一
日、県による酪農家の立ち入り調査が本格化し、JA群馬グループや同村が緊急の会議を開く
など対応に追われた。県は国とも協調し、調査を続け、感染源や感染ルートなど原因の確認を
急ぐ。
県によると、感染した牛は生後五歳八カ月のホルスタイン。二十五日に前橋家畜市場に出荷
後、二十九日にさいたま市で食肉処理された。
一日の県家畜保健衛生所などの職員五人の立ち入り調査の結果、酪農家は六十八頭を飼育。
現在、出荷が制限されている。飼料給与状況やこれまでの同居牛の出荷状況などの聞き取りや
確認は進んでいないが、酪農家は「(感染原因と指摘される)肉骨粉は使っていない」と話し
ているという。
北海道産以外の感染が明らかになったのは今回が初めてだが、これまでの調査で、三頭の出
生時期は一九九六年春と一致。さらに、三頭目は一、二頭目で共通使用されていた代用乳と同
じ、高崎市内に工場を持つ飼料メーカーの代用乳が与えられていた可能性も高いが、感染との
因果関係などを含め、慎重に調査を続ける。
県畜産課は「あらゆるものを調査範囲にいれ、最後に感染原因まで行きつきたい」としてい
る。二日も引き続き、立ち入り調査を続ける。
354 :
経済産業省 :01/12/03 04:03 ID:qqsgUI/m
ウシ等由来物原料に関連する経済産業省所管品目の状況について
平成13年10月29日 経済産業省
http://www.meti.go.jp/topic/data/e11105aj.html 1.関連する所管物品
経済産業省所管の品目でウシ由来の原料が用いられている可能性がある品目としては化粧品、
石けん、歯磨き、ゼラチン、香料、合成洗剤、脂肪酸、グリセリン(8品目)があります。
2.安全対策の状況
(1)化粧品、石けん、歯磨きおよび医薬品原料のゼラチンについては、厚生労働省所管の薬
事法により規制されております。これらについては、平成8年4月10日、昨年12月12日
および本年10月2日の厚生労働省からの通達により安全性を確保するための措置が打ち出さ
れております。
(2)ゼラチンおよび香料のうち食品原料として用いられているものについては、厚生労働省
所管の食品衛生法により規制されております。これらについては、本年10月5日の厚生労働
省からの通達により安全性を確保するための措置が打ち出されております。
(3)化粧品、石けんの中間原料である脂肪酸、グリセリンについては、ウシ由来原料から製
造されるものの物理的・化学的処理を施し、高度に精製されるものであることから上記(1)
の措置が必要な品目とはされておりません。
ただし、念のため別途プリオンを不活化できると認められる処理条件の下で物理的・化学的
に処理を施しているものであることを自主点検するよう厚生労働省から指導がなされております。
また、薬事法対象外の石けん、合成洗剤に用いられる脂肪酸、グリセリンについても厚生労
働省からの指導(国立医薬品食品衛生研究所 厚生労働省関連情報−審査管理課関係通知)と
同様の措置が取られるよう経済産業省から関係業界に注意喚起(ウシ等由来物を原料として製
造される製品の品質及び安全性確保について:H13.10.17 (PDF形式(6kb)))を行っております。
3.主な所管品目の現在の状況
(1)化粧品については、厚生労働省の指導に基づき危険部位である胎盤由来のプラセンタエ
キス等が使用された製品について、市場から回収しております。
(2)その他の品目(石けん、歯磨き、ゼラチン、香料、合成洗剤、脂肪酸、グリセリン)に
ついては、大きな影響は見られておりません。
4.今後の対応
化粧品業界等は中小企業比率が高く、今回の狂牛病問題で相当な影響がでる企業があった場
合には、中小企業庁が行っている中小企業者対策(平成13年10月3日報道発表)の活用を
促すなどの対応を行って参りたい。
【問い合わせ先】 ○製造産業局生物化学産業課 電話:03−3501−8625(直通)
355 :
会議録 :01/12/03 04:14 ID:QNNcVtY+
http://www.appliedbiosystems.co.jp/website/SilverStream/Pages/pg33A1.html?NTNEWSCONTENTSCD=37390 医学:英国の狂牛病犠牲者は200人? 潜伏期間は17年?
英国での変異型クロイツフェルト・ヤコブ病患者は、約200人にとどまるかもしれないことが、
新たな研究で示された1。この退行性の脳疾患は、牛海綿状脳症(BSE、いわゆる狂牛病)
になった牛の肉から、異常に折り畳まれたプリオンたんぱく質が感染して起こると考えられている。
一方、別の研究は、英国の羊に牛海綿状脳症の大流行が起ころうとしているかもしれないと警告して
いる。
フランスと英国の研究者のチームは、英国での変異型クロイツフェルト・ヤコブ病のまん延を予測す
る新しいモデルを作った。これは、患者の年齢分布がかたよっていることを考慮に入れた最初のモデ
ルである。変異型クロイツフェルト・ヤコブ病患者の平均年齢はわずか28歳なのである。
研究者たちは、もっとも発病しやすいのは15歳未満で、また、感染はすべて1980年から1989年
までに起こったと仮定した。当時、英国では約50万頭の牛が感染し、流通にのっていたからだ。
この結果、平均的な潜伏期間は約17年という結果が得られた。
さらに、このモデルによると、感染の広がりはすでにピークに達しており、まもなく衰え始めるという。
もっとも可能性の高い患者総数は約205人(現在、すでに111人が変異型クロイツフェルト・
ヤコブ病と診断されている)、患者が403人までである可能性は95%と見積もられた。
ロンドン大学のカレッジ「ロンドン・スクール・オブ・ハイジーン・アンド・トロピカル・メディス
ン(衛生・熱帯医学)」のSimon Cousensは「患者が400人を超えることはないだろうと、彼らが
それほどの確信を持って言えることに驚いている」と話す。Cousens の研究チームは最近、患者は数千
人になる可能性があると見積もった3。さらに以前のモデルでは、患者は数十万人にのぼるかもしれ
ないとしていた。
英国・ウォリック大学の疫学者Graham Medleyは「患者数の見積もりが減ることに驚きはない。
なぜなら、かつて予想されたほど報告される患者数が増えていなかったからだ。しかし、感染規模の
予測は慎重に行わなければならない。もととなるデータがあまりに少ないからだ。正確な予測を行う
ことは不可能だ」と警告した。
今回の研究は、流行が続くと年齢分布も変化することを初めて予測した。研究チームの一員である、
フランス国立健康・医学研究所(パリ)のAlain-Jacques Valleronは「もっと年齢の高い人の感染は、
これから明らかになるかもしれない」とほのめかした。
というのは、もし、年齢の高い人が感染しにくいとしたら、1980年代後半になるまで感染しなかっ
たかもしれないからだ。1980年代の後半には、同年代前半よりも、さらに多くの感染した牛肉が市
場に流通していた。 (つづく)
357 :
つづき :01/12/03 12:22 ID:QTjdUpY6
羊から羊へ 牛海綿状脳症のまん延の原因となったと考えられている牛の肉骨粉を、羊も食べていたので、羊も牛海 綿状脳症に感染したかもしれないと恐れている専門家もいる。そうだとすれば、羊の牛海綿状脳症は大 流行の初期段階にあるのかもしれないと2番目の研究が示唆している。 羊は以前から、牛海綿状脳症とは別の伝染性海綿状脳症であるスクレイピー(羊海綿状脳症)になるこ とがあった。スクレイピーは人間には感染しないと考えられている。牛海綿状脳症とちがって、スクレ イピーは羊から羊へ直接感染するので、牛海綿状脳症も羊にまん延するかもしれないという可能性が出 てきた。 この研究を行ったチームの一員である、オックスフォード大学のRowland Kaoは「牛海綿状脳症は羊か ら羊へ直接感染するかもしれないので、羊に肉骨粉を与えるのをやめても感染が広がるのを防げないか もしれない。それこそが、みんなが心配していることなのだ」と話す。 牛海綿状脳症が羊から羊へ直接に感染可能であれば、感染した羊の数は現在はきわめて少数でも、将来、 急激に増えることがKaoらの研究で分かった。「パニックを起こす必要はないが、楽観していてよいと いう理由もない」とKao は話した。 CousensはKaoと同意見で、Kaoのモデルを「賢明なアプローチ」と評価し、「もし、Kaoらのシナリオが 正しく、牛海綿状脳症が羊に広がっているなら、何らかの対策を取らなければならない」と述べた。 牛海綿状脳症の症状は、羊にしか見られないスクレイピーの症状と似ているので、羊が牛海綿状脳症に 感染しているかどうかは分かっていない。英国の羊が感染しているかどうかを調べる研究がここ5年間 にわたって行われたが、先月、誤って牛の脳を調べていたことが明らかになり、失敗に終わっている。
358 :
週刊文春 :01/12/03 16:59 ID:VZoq/ph6
「週刊文春」 2001/12/06
元船員の告発!『私は疑惑の肉骨粉を闇ルートで北海道まで運んだ!』 から。
農水省の管理体制の杜撰さも、改めて指摘されている。最近も、飼料としての輸入肉骨粉の
輸入量すら正確に把握していなかったという事実が、明らかになったばかり。さらに小誌は、
肉骨粉輸入の実態について、関西在住で船員歴三十二年の鳥田太郎氏(仮名)から驚くべき証言
を得た。島田氏が極秘書類を元に説明する。
「肉骨粉は、だいたい一トンパックの袋づめになって船に積まれていることが多かった。臭い
からすぐに分かるんやけど、品目は『肥料』になっていたり、『フェザーミール』になってい
たりと、いろんな品目に化けていた。『ミート・ボン・ミール』とハッキリ明記してあるもの
は、実に少なかったわ。品目なんて、いい加減に書いても、税関ではほとんどノー・チェック
やから。僕は、三十年余り船に乗っていましたが、一度も荷物の中身のチェックを受けたこと
なんかありません」
こうして肥料などに化けた肉骨粉を、島田さんは中国や台湾、香港などから日本に運んだ。
その肉骨粉を商品として扱うのは、主に、中国や日本の商社。日本では、倉庫を持っている中
規模の商社が多かったという。
「当時は私たち以外にも何百隻という船が運んでいましたよ。その数は半端じゃない。税関に
申告する量なんて、ほんの一部や。うちの船でも、七千トンの荷物を積んできて、申告するの
は三百トンなんていうこともザラやった」
島田さんは、北海道にも、釧路、苫小牧、函館、小樽などの港によく荷物を運んだ。特に、
一頭目の狂牛病感染牛が育った佐呂間町に近い釧路の港は、船から荷物を放りあげると、すぐ
そばに倉庫があったので、運びやすかったと語る。
「倉庫がすぐにあれば、運びやすいだけじゃなくて、荷物を隠すことも容易なんや。だから、
荷揚げしたら、あっという間にほとんどの荷物は運ばれて行ってしまう。そして、ごく一部だ
けがその場に残されて、申告されるわけや。税関や検疫の人間は、その書類を見て、ただチェ
ックするだけ」
台湾、香港から石垣島経由で
さらに、肉骨粉に関しては、.中国や台湾、香港から運ばれるものは、どこからきたものか
分からたいと言う。
「ウチの船でも、台湾から運んだ荷物を一度沖縄県の石垣島に入れて、そこで原産地名や表示
を変えて日本産の商品にしてから、他の港に運んだこともあったわ。日本では、石垣島は、簡
単に出入国ができる。まして、イギリスとのつながりの深い香港などでは、何でもありでしょ
う。香港なんて、実際には狭い土地で牛もいないし、肉骨粉など出来るわけがないのに、かな
りの量の肉骨粉を運んでいました。もちろん品目を変えてやけどね。
台湾にも、イギリスからかなりの量の肉骨粉が運ばれておりました」
英国関税局のデータを調べても、八九年から九六年まで、確かに肉骨粉が輸出されている。
このようなルーズな貿易管理下で肉骨粉が日本に入ってきていたなら、感染経路を探るのは、
不可能に近い。
http://www6.plala.or.jp/X-MATRIX/data/bunsyun20011206s.html
359 :
週刊文春 :01/12/03 17:01 ID:VZoq/ph6
「週刊文春」 2001/12/06
元船員の告発!『私は疑惑の肉骨粉を闇ルートで北海道まで運んだ!』 から。
農水省には、さらに重大な落ち度がある。
まず、羊の「狂牛病」であるスクレイピーの続発実態を、まとめて一般に知らせていない事
実だ。スクレイピーの羊肉を食べた牛が狂牛病を発症したケースは、すでに欧州で確認されて
いる。
日本でのスクレイピーの発生は、農水省の数字では五十七頭となっている。しかし、前出の
松井教授は「実際はその数倍に達するのではないか」と見る。さらに深刻なのは、羊のスクレ
イピーが、日本で家畜伝染病予防法の定める家畜伝染病とされたのが、わずか四年前の九七年
ということである。
「それまでは、スクレイピーの羊が見つかっても、その処理は農家まかせにされていました。
そのため、ほとんどの羊はレンタリング業者に運び込まれ、豚や牛と一緒に肉骨粉になってし
まいました」(松井教授)
品川教授の「家畜のプリオン病・スクレイピー早期診断法の開発」というレポートの中にも
「牛海綿状脳症(狂牛痛)発生は羊のスクレイピーの特殊なプリオン株が飼料を介して牛に感染
したと考えられる」とあり、スクレイピーが狂牛病を引き起こした、というのが専門家たちの
定説だ。だが、農水省は驚くべきことに、スクレイピーのことには触れないように研究者たち
にクギを刺していた。
農林水産省の”隠蔽工作”
厚労省の諮問機関「BSE問題に関する調査検討委員会」委員長である、日大生物資源学部・
高橋正郎教授は、十一月十九日の同委員会初会合で、農水省の”隠蔽工作”を次のように暴いた。
「英国を中心にBSEが問題になっていた一九九一年、国内の研究者が狂牛病について警告する
講演をした翌日、農林水産省の横浜動物検疫所の所長が『狂牛病に関する話題は、今後触れな
いでほしい』などと、同研究者にクギをさしていた」
高橋教授の語によると、農林水産省からクギをさされたのは、同じ日大の畜産経済学を専攻
している研究者。食肉関係の業界団体が主催した研究会の場で、当時、羊の病気スクレイピー
の発生が増えていたシカゴから子牛を生体で輸入する危険性を指摘した。すると、講演の翌日
、当時の横浜動物検疫所の所長から研究室に電話があり「今の時点では、狂牛病の原因物質は
不明で、治療法や予防措置がない上、狂牛病の広がりが日本におよぶかどうかは分からない。
狂牛病に関する話題は今後触れないでほしい」と語したという。
これに対して農水省畜産部は「事実関係を確認したいが、研究者に対して、発言しないよう
に求めることは通常ない」としているが、これまで食言をくり返した同省の言葉を、にわかに
信じることはできない。
もう、日本の農水省、厚労省には何も期待できない。
http://www6.plala.or.jp/X-MATRIX/data/bunsyun20011206y.html
360 :
牛脂とBSE感染 :01/12/03 17:28 ID:yJ9jbARM
公衆衛生審議会成人病難病対策部会議事録 平成8年7月31日
http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s0731-1.html >それから、硬膜移植例については、既に日本で文献で報告されてありますので、
>その4例を加えまして、28例について硬膜移植を受けた手術の年代を横軸にとりまして、
>縦軸に発症年代を並べてみますと、先ほど申し上げましたように95年に10例と
>非常に多く発症しておりますが、手術年代をご覧いただきますと、横軸になりますが、
>85年の手術を受けた人が5例、84年が7例、83年が3例でございまして、
>83年から86年にわたって主に硬膜移植の手術を受けた症例が
>95年に発症のピークがあることが分かりました。
362 :
武部農林水産大臣記者会見要旨 :01/12/04 11:13 ID:LE5zEkg9
武部農林水産大臣記者会見要旨 ( 平成13年11月30日(金) 9:24〜9:49 於:農政クラブ )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011130daijin.htm 主な質疑事項 ○BSEの原因究明調査について
(大臣より)
BSEの原因究明については、今月中に何らかの報告ができるよう取りまとめを急いでいた
ところでありますが、本日、これまでに収集したデータに基づく分析検討結果を、中間報告と
してとりまとめ報告できることになりました。
現段階では明確な感染ルートは解明されいません。しかし、感染原因の究明について可能な
限りの徹底した調査分析を行っており、今後、更に掘り下げた調査を進めていきたいと考えて
おります。
詳細につきましては、のちほど事務方から説明させることと致したいと思います。
Q: 狂牛病の原因究明に関する中間報告ですけれども、中間という形で取りまとめれれると
いうことですが、次の節目というか、また年内、年度内に最終的な取りまとめを何かやろうと
お考えでしょうか。
A: そのことは今特段考えておりませんが、引き続きこれまでにもBSEの感染源、感染経
路の調査というものが極めて重要でありまして、発生農家を起点とする川下からの調査、それ
から輸入肉骨粉を起点とする川上からの調査を相互から実施してきているわけでございまして
、調査事項、調査対象は多岐にわたっております。確認作業を含めまして相当時間を要してお
りますが、はじめての発生が確認されてから2ヶ月を過ぎたところでありますので、これまで
に収集したデータに基づく分析結果を中間的に取りまとめたという形で報告することにしたも
のでありますが、引き続き、したがってこの究明には全力を挙げて参りたいとこのように考え
ております。今すぐデータを配布できないのでありますが、夕方になることと思いますけれど
、これは11月21日の2例目も踏まえて取りまとめることにしておりまして、この点につい
ては現在最終的な情報の確認と作業を行っているところでございます。これはもう刻々、新た
な情報が入ってきておりますので、できるだけそういったものを少しでも最新のデータにして
発表したいということでございまして実際に今度のいわゆる発生農家を起点とする調
場への立ち入り検査の結果、原因として肉骨粉は使用されていなかったけれども、製造段階に
おける肉骨粉の混入を完全に否定するに至らなかったということが1つ分かったわけです。こ
れまでの調査では、配合飼料工場で使われていた肉骨粉は国産又はBSE非発生国の豪州・ニ
ュージーランド産であるとされておりましたが、更に調査を進めていきたいというふうに考え
ておりまして、感染経路の究明にはかなり時間を要すると思います。ヨーロッパにおきまして
もなかなか解明できてません、長い経験があるヨーロッパもなかなか原因の究明というのは、
欧州のBSE発生国においてもその調査に相当な時間、期間を要している、それにもかかわら
ず明確に特定されていた事例は報告されておりません。なかなか大変だと思います。したがい
まして、今後のことについて、いつまでかかるのかとか、最終段階の報告というようなことを、
今予断をもって、いついつやれるというようなことは困難なことでございますが、逐次今まで
もやって参りましたように、分かったことはプレスリリースもしておりますし、また、私ど
もの会見を通じて皆様方にお知らせしたいとこのように思っております。
363 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/12/04 11:16 ID:LE5zEkg9
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月29日(木) 14:01〜14:25 於:農政クラブ )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011129jimujikan.htm ○肉骨粉のセメント焼成試験の実施について
Q: 狂牛病に関してですが、肉骨粉の焼却処理というのがずっと言われていますが、明日、
九州でセメント協会の方で焼却実験をするということなのですが、肉骨粉の焼却処理の進捗状
況を農水省はどうお考えなのでしょうか。
A: 具体的な進捗状況については、今手元に数字等は持っておりませんが、それぞれの県あ
るいは市町村と十分に連携、協力を取りながらできるところから焼却を開始をしていただいて
おります。ただ、やはり施設の能力あるいは地元との調整ということでなかなか厳しい状況に
あるところもございます。他方で、以前からセメントの焼却材料として使用できないかという
ことを、私どもとしても要請をしてまいりました。今お訊ねがございましたように、一部でセ
メント焼却に使用するという状況も出てまいりました。御承知のとおり、セメントの原料とし
て使用していただけるということになれば、かなり量としては吸収できると思いますので、大
変期待しております。
○牛用飼料運搬段階での鶏・豚用肉骨粉の混入について
Q: 質問がだぶっていたら申し訳ないのですが、エサを運搬する途中に鶏・豚のエサ、つま
り肉骨粉が含まれている可能性のある豚のエサが、牛の飼料に混ざっていたことがあるという
複数の証言があるとのことですが、これが本当であれば肉骨粉がそれは正に構造的に混入して
いたことを示す重要な例ではないかと思いますけれども、このことについてお聞かせ頂けます
か。
A: そういう報道は私も承知しておりますので、そうした点も含めて現在調査をしておりま
すし、十分そうした点は視野に入れて注意深い調査をしたいと考えております。
364 :
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨 :01/12/04 11:17 ID:LE5zEkg9
熊澤農林水産事務次官記者会見要旨
( 平成13年11月29日(木) 14:01〜14:25 於:農政クラブ )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011129jimujikan.htm ○牛の血しょうタンパクの飼料への使用について
Q: 猿払の農家で、与えられた牛のエサの中に牛の血しょう蛋白を原料とするものが含まれ
ているということで、今日立ち入り検査をやっているのでが、これが感染ルートにつながる可
能性、今後のそういったような調査の見通しをお聞かせいただければと思います。
A: このこと自体が、感染原因の解明に寄与するかどうかは、ちょっと私も現時点でお答え
できる知見はございません。ただこの牛の血しょう蛋白が使われていたという点について少し
補足してご説明申し上げますと、1996年4月のWHOの専門家会議の勧告は、反芻動物の
飼料や反芻動物の組織を使用することを禁止するということで、これを受けて農林水産省も反
芻動物についての組織を用いた飼料原料については反芻動物に給与をする飼料とすることと、
しないように指導を行ってはございます。
このWHOの勧告におきます反芻動物の組織というのは、これはruminant tissuesいう用語
だそうですけれども、これはいわゆる反芻動物の組織ではなくて、血しょう蛋白の場合は体液
に属すると、それからこの体液、あるいは血液自体はBSEの感染性が小さい第4カテゴリー
に分類されているということで、血しょう蛋白については規制の対象には含まれないというこ
とで対応をして参ったところですが、本年の9月18日からは飼料安全法に基づく牛用飼料へ
は血しょう蛋白等も含めて、使用の禁止を致しております。
Q: 要するに今おっしゃったことを、要するに96年当時というのは行政指導の形で出され
ていたと思うのですけれども、要はどれが肉骨粉等にあたって、どれが肉骨粉等にあたらない
のかという指導を農水省の方からは、紙1枚で4、5行のいわゆる何がという詳しい説明がな
されていなかったのではないかと、そういう何がそういうふうにあたるのかというのを細かく
農家の方に知らせてあげるためには、そういう細かいところまで指摘して、もし指導で規制す
るならそういうふうにすべきではないのかという指摘もありますけれども、それについては如
何でしょうか。
A: その当時の指導通達と、それに基づく指導については肥飼料検査所による立ち入り検査
あるいは農家への指導ということをやっていたと報告を受けておりますけれども、今ご指摘の
点についてはお答えできる資料を持ち合わせておりません。
365 :
へほわよ :01/12/04 11:30 ID:oYrJ2mty
366 :
民主党 :01/12/04 15:09 ID:LE5zEkg9
367 :
第1回BSE問題に関する調査検討委員会議 :01/12/04 15:13 ID:LE5zEkg9
01/11/19 第1回BSE問題に関する調査検討委員会議事録
◆横浜検疫所所長からの圧力「今後決して触れないでほしい」(抜粋)◆
1991年6月、日本畜産副産物協会、現在は日本畜産副生物協会主催の研究会で、この
問題の危機を訴えたそうです。その内容は、また後で後半に書いてありますが、そうし
たら講演の翌日に、横浜動物検疫所の所長から、「BSEに関する話題については、今
後触れないでほしい」という電話が研究室にかかってきた。その理由としては、現時点
ではBSEの原因物質が不明であることから、治療、あるいは予防措置がないこと。そ
れから、BSEの蔓延が日本に及ぶことが不明であることなどでした。
この同僚が話題として取り上げた理由は、当時、アメリカから子牛の生体輸入をして
いた。その購入先がシカゴ周辺でした。そのシカゴ周辺ではスクレイピーの発症密度が
高かった。感染牛が輸入される危険性を感じていたからである。当時の知見では、よだ
れから経口感染するのではないかといわれていたということも背景にあったようです
が、「このような情報というのは、今後決して触れないでほしい」といわれるのではな
くて、むしろそれを生かしながら官民一体で危機管理に当たる必要があるのではない
か。これにもいろいろ事情があろうかと思いますが、その辺も今後の話題にしていきた
いと思います。
◆全文はこちらにあります◆
http://www.mhlw.go.jp/shingi/0111/txt/s1119-1.txt
368 :
過去ログ倉庫番 :01/12/04 15:59 ID:4w8gNhtQ
▼過去ログ倉庫にスレッド20本を追加しました!
http://bse.omosiro.com/ http://members.fortunecity.com/nikukoppun/ ミラー
《狂牛病 in EU 関連スレッド(古い過去ログを収録)》
マクドナルドの激安ハンバーガーは安全か? - PART2@ニュース議論板(794)
狂牛病で人類は滅亡するのか@生活全般板(14)
《関連スレッド》
狂牛病と粉ミルク@育児板(86)
『牛丼大盛と味噌汁! プリオン抜きでね!』@食べ物板(14)
★狂牛病-危険なのは牛肉だけじゃない!!★@既婚女性板(873)
【肉骨粉】セメントの原料に向いている?@土木・建築板(19)
アメリカ産の牛肉もヤバイ!!(15)
【速報】雅子様が狂牛病に感染!(34)
牛丼旨いね@化粧板(2)
【狂牛病国内発見!】牛骨系ラーメンはどうなる?@ラーメン板(839)
「牛骨ラーメン紅醍醐」が改名!@ラーメン板(36)
狂牛病でカルビーは@B級グルメ板(289)
もう牛肉は食ったらダメ?@B級グルメ板(82)
牛肉を扱う店を経営してる方、行く末を考えませう@B級グルメ歌(7)
お願いだから牛肉食えゴルァ!!!!!!@ニュース議論板(872)
【決定】牛肉の正式名称は「あひゃ肉」に変更!@ニュース議論板(22)
狂牛病!2頭目!さーって牛肉を食べよう!@ニュース議論板(120)
【狂牛肉エキス】貧乏人は狂牛肉エキス飲んで氏ね!@ニュース議論板(9)
【避難所】狂牛病3頭目!!@ニュース議論板(10)
【狂牛】若年性健忘症は初期の変異型ヤコブ病か?@ニュース議論板(5)
369 :
猿払出荷の病気の牛2頭が食肉に! :01/12/04 16:18 ID:LE5zEkg9
>>739 ▽兵庫にも2頭、食肉処理 北海道・猿払出荷の乳牛(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/html/1204side061.html 兵庫県畜産課は四日、国内二頭目の狂牛病の乳牛が見つかった北海道猿払村の酪農家から、
同県内の酪農家に乳牛二頭が出荷され、いずれも食肉処理されていたと発表した。
同課によると、一頭は一九九六年九月生まれで、九八年十一月に県内に出荷された。熱射病
にかかって搾乳できなくなり、九九年七月、県内の食肉センターで処理された。
別の一頭は九八年四月生まれで、昨年九月に県内に出荷され、肺炎の症状が悪化したため同
十一月に食肉処理された。
いずれも狂牛病の牛と二年以上一緒に飼育された可能性があるが、畜産課は「一般疾病と確
認しており、狂牛病の可能性は極めて低い」としている。
===========
重要だと思うから記事全文を紹介するけど、「熱射病」とか「肺炎」というのは、信じていい?
病気の牛を食肉として処理するのは、どこでも当たり前に行われている?
370 :
:01/12/04 16:21 ID:u+CZlD2y
>369 信じてよし。
371 :
共同通信社記事 :01/12/04 18:28 ID:yZIc3U6O
高齢の乳牛、食用とせず 農相、全頭検査を検討 武部勤農相は4日の閣議後の記者会見で狂牛病問題に触れ、「高齢となった乳 牛は牛乳を取れなくなった時点で全頭検査する方向で検討している。食用に流 通させないことが前提だ」と語り、検査体制をさらに強化する一方、高齢の乳 牛を食用としない考えを示した。国内で狂牛病感染が確認された3頭が、いず れも高齢の乳牛だったことを受けた判断だ。国内で狂牛病感染が確認されたの は、いずれも1996年春に生まれた高齢の乳牛ばかりで、消費者団体などか ら食肉としての流通を制限する声が上がっていることに配慮する。この検査は 厚生労働省が10月中旬から実施している食肉処理場での全頭検査とは別に、 全国の家畜保健衛生所が実施することを含めて検討を進めている。ただ対象と なる乳牛の数が多いため、具体的な時期や方法は今後詰める。 (了)
372 :
TBSニュース :01/12/04 22:22 ID:1iFqL4xI
「高齢の牛は流通させない」発言に波紋
狂牛病問題で、武部農水大臣が「今後、高齢の牛は食用に流通させないのが前提」だと
発言したため、その真意をめぐって波紋が広がっています。
国内で見つかった3頭の感染牛が、いずれも高齢だったことを受けてのものですが、本
当に流通がストップした場合、対象となる牛が全体の4分の1に達しかねないため、畜産
関係者からは戸惑いと反発の声が相次いでいます。
3日、農水省が立入調査を行った群馬県大間々町の飼料工場。国内3頭目の感染牛に与
えられていた配合飼料は、この工場で作られていました。ところが、その飼料に、狂牛病
の感染源とされる肉骨粉が混入していた疑いが浮上しました。牛のエサ用と同じ製造ライ
ンで、肉骨粉を混ぜた鶏や豚用のエサも作っていたことが、関係者の証言で明らかになっ
たのです。あらためて、対応が後手に回った農水省に批判が集まりそうです。
こうしたなか、さらに火に油を注ぐことになりかねない発言が、武部農林水産大臣から
飛びだしました。
「廃用の段階で、全頭検査を逐次やっていく考えで、今、検討している」(武部農水相)
武部大臣は、従来の狂牛病検査に加えて、すべての「廃用牛」、つまり高齢で乳が出にく
くなった乳牛などを対象とした新たなチェック体制を確立する考えを示しました。これは、
国内で見つかった狂牛病の牛が、3頭とも5歳を超える廃用牛だったことを受けてのもの
です。
ところが、大臣が続けて口にした言葉が関係者に大きな衝撃を与えました。
「食肉として流通させないということが前提です」(武部農水相)
大臣の発言は、今後、廃用牛を食用として流通させないという考えを示したものと受け取
れます。
ところが、1年間に食肉として出荷される廃用牛は、乳牛だけでもおよそ30万頭。食
肉処理される牛全体のおよそ4分の1にも及ぶのです。このため、ただでさえ牛肉の消費
低迷に苦しめられている畜産関係者からは、驚きと怒りの声が吹き出しました。
直後から、農水省の事務方が、「あれは大臣の言い間違いだ」として火消しに回るなど、
武部大臣の発言の真意をめぐって混乱が広がっています。
一方、この武部発言と同じころ、民主党など野党4党は合同集会を開催しました。
「狂牛病対策を政府に任せてはおけない」として、今後、畜産農家らの救済法案成
立などを目指す決議を採択しました。(4日 17:43)
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline52706.html
皆さん、いつもありがとう! ところで、一つお願いがあります。 もう既出と思われる情報はコピーしないで欲しいな。 (重くなるし、情報のありかが不鮮明になるのです。。) 皆さんのご協力をよろしくお願いします。 そしてこれからもよろしく(なんつったりして) まりちゃんより
374 :
肉骨粉規制 :01/12/04 23:33 ID:WZY+Lavz
▽肉骨粉規制、農水省の「甘さ」際立つ (日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash01120405.html 牛海綿状脳症(BSE)の拡大を防ぐため、世界保健機関(WHO)が肉骨粉の牛への給与
禁止を求める勧告を出した一九九六年以降、米国やオーストラリア、カナダでは、二年以内に
相次いで肉骨粉給与の法的禁止に踏み切っていたことが三日、明らかになった。日本は国内で
BSEが発生した以降の、今年十一月に法規制をとるまで、「行政指導」にとどめており、危
機管理意識の低さ、対応の違いが際立っている。
行政指導にとどめた理由について農水省は、「国内のBSEの権威ある専門家による助言を
踏まえて(指導を)決定した」(熊沢英昭事務次官)と強調するが、同省の不作為の責任を追及す
る声は、一段と強まりそうだ。
肉骨粉の牛への給与禁止は、九六年四月、伝達性海綿状脳症についてWHO専門家会議が「
国民の健康保護のための勧告」の中で提言した。特にBSEについては「各国は、BSE物質
を含む可能性のある組織が、いかなる食物連鎖にも入らないようにする」「すべての国は、(
牛など)反すう動物の飼料に、反すう動物の組織を使用することを禁止する」の二項目を付け
加えた。
これを受けて、米国はただちに自主規制を行い、九七年八月に法的禁止に踏み切った。カナ
ダも九七年八月から法的に禁止。オーストラリアも自主規制を行った後、九七年十月に州法で
給与禁止を決めた。少し遅れたニュージーランドも、二〇〇一年一月から法的に禁止した。
この間、日本政府が行ったのは九六年四月の「行政指導」だけ。法的に禁止したのは、国内
でBSEが発生してからの対応となった。
このため、野党議員の中からは「肉骨粉の給与禁止の法規制が遅すぎる。国内でBSEが発
生したのは農水省の不作為によるものだ」と、同省の責任を厳しく追及する声が挙がっている。
375 :
過去ログ倉庫番 :01/12/05 01:01 ID:H+sGByFW
376 :
>>373 「まりちゃん」より :01/12/05 06:59 ID:tbAjvJeX
>>373 はあ? 「まりちゃん」を騙る人間が出てきたよ。勘弁してほしい。
本当の「まりちゃん」は、いま政府に公開質問状を作成して送ってみようかなーと思っていたので、
(こうやって、誹謗中傷する人もいるし、生活も忙しいし、面倒くさいし、本当にできるかわかんないけれど)
最近は、記事を情報収集してコピーしている暇がありません。ということで、情報収集
してコピペくださっているみなさん、ありがとうございます。活用させていただいて
おります。
最近こういうスレッドで、情報収集している人のことやら、ゼロリスクを探求する
人の発言を全て「まりちゃん」のせいにしたがっている人が1名か2名暴れてます
けれど、挙げ句の果てに騙りまでして、涙ぐましい。。。
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/news2/1007348133/ なんか、変な意味で偶像化されちゃったね。名前が一人しか出てないからって
全部押しつけちゃうのね。狂牛病関連のスレッドは全て「まりちゃんの自作自演」
とかやってるもんね。そんなスーパーマンだか暇人な人がいたらお目にかかりたい。
ネットの中だけにいて、あなた方が主張されるところの世論操作!の連中を非難してたって、
世の中変えられないと思うよ。本当におかしいと思うなら、例えば政策を決めるBSE対策委員会
の人間に直接働きかけるなり、公共のメディアに訴えるなりしてくださいね。
ちなみに、私は近々ヨーロッパの某国に遊び。。じゃない、狂牛病の実態調査?に
いく予定ですし、ほんと暇じゃないのよ。
スレ汚し失礼。では。
377 :
飼料に骨粉 知らなかった!? :01/12/05 09:15 ID:DwXD+l1q
▽道内3戸骨粉飼料使用 9月検査でつかめず−狂牛病問題
2001/12/05 08:19 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011205&j=0044&k=200112051547 狂牛病(牛海綿状脳症=BSE)問題で、感染原因とされる動物性飼料の一種である骨粉を、
十月初めまで牛に与えていた農家が道内に三戸あったことが、四日までに分かった。使用して
いた農家は飼料に骨粉が含まれていることを知らなかったという。道は、このようなケースが
ほかにないか、調査する。
三戸が与えていたのは、牛や豚の骨を二百八十度前後で蒸気加熱した蒸製(じょうせい)骨
粉。骨に付いたタンパク質が残り、感染の危険性があるとされる。この三戸の場合、飼料製造
業者の届け出のない会社が販売していた微生物発酵調整品に骨粉が含まれており、十月初旬、
道農業改良普及センターの巡回指導で使用が分かった。
九月に道が実施した農家への立ち入り検査では、肉骨粉や血粉の使用は十九戸で、骨粉はゼ
ロ。検査は自己申告により、1)飼育牛に狂牛病を疑う症状がないか、2)現在、動物性飼料
を使用していないか―の二点を調査。過去の使用や飼料の成分を知らずに与えていたため、分
からなかった。
肉骨粉や骨粉などの動物性飼料は一九九六年、牛に与えないよう行政指導され、今年九月の
飼育安全法関連の省令改正で法的に規制された。国はデータ蓄積のため、九月の検査で肉骨粉
を食べた道内の千五百八十一頭を含む全国の五千百二十九頭を買い上げることになっている。
この問題は五日、共産党の新野至都子氏が、開会中の定例道議会で質問する。同党は「業者
などへの独自の聞き取りなどから、複数支庁の七市町村以上で、三千頭に与えられている」と
し、新たなケースがさらに出る可能性を指摘している。
===========
これまでの検査はデタラメで、調べればいくらでも出てきそうですね。
378 :
:01/12/05 09:17 ID:DwXD+l1q
▽狂牛病「まだまだ出る」と発言 武部農相 2001/12/05 08:19(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011205&j=0044&k=200112041394 武部勤農水相が四日、国内三頭目の狂牛病感染が見つかったことに関連して、民主党の横路
孝弘副代表に対し「まだまだ出ますから、驚かないでください」と発言、消費者の不安をあお
りかねないとして、内外の批判を浴びている。
国会内の廊下で行き合った横路氏が「また新しいのが出て大変ですね」と声をかけたのに答
えた。武部氏は同日夕、首相官邸で記者団に対し「(新たな感染発見の)可能性があるという
ことだ」と説明した。
これについて小泉純一郎首相は「それだけきちんと検査しているということだ。市場には出
回らないという自信の表れだ」と、武部氏を擁護する一方、軽率な発言との指摘に対し「誤解
されないように、良く説明する必要がある」と述べた。
379 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/05 09:21 ID:DwXD+l1q
▽留辺蘂で牛の危険部位の試験焼却を開始 名寄では焼却場建設へ
2001/12/05 08:19 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011205&j=0044&k=200112041464 【留辺蘂、名寄】狂牛病(牛海綿状脳症=BSE)問題で焼却処分が義務付けられた、牛の
脳や脊髄(せきずい)などの特定危険部位について、産業廃棄物処理場の野村興産イトムカ鉱
業所(網走管内留辺蘂町)は四日までに焼却試験を始めた。また、名寄市は同日、焼却施設を
年度内に建設する方針を固めた。
食肉に回る牛の危険部位は、食肉処理場内などの焼却施設で処理されているが、同鉱業所は、
焼却施設のない北海道チクレンミート北見食肉センターの依頼で、焼却方法の検討を開始した。
約二十キロ詰め段ボールに小分けされた特定危険部位を、焼却時間や温度、他の廃棄物との
混合割合などを変えて試験焼却を続けている。一日一t弱を焼却でき、問題がなければ十日に
も受け入れを決める。
また、名寄市の焼却施設は同市日進にある市立の食肉処理場敷地内に建設し、来年四月の稼
働を目指す。施設の規模などは未定。
食肉処理場から出る危険部位は年百五十t。現在は同市大橋の市清掃センターで焼却処理し
ているが、この施設は来年十二月以降、ダイオキシン類排出規制強化で使えなくなるため、施
設の確保が迫られていた。
380 :
加工食品が危ない! :01/12/05 09:49 ID:pp5Benll
▽米国向け加工食品、原料は牛以外に・各社、輸出再開急ぐ (日経新聞) 食品メーカー各社は米国に輸出する加工食品で、牛関連の原料の切り替えに動き出した。米 国が狂牛病が発生した日本の国産牛を使った商品の輸入を一律禁止しており、既存のカレール ウや即席めんなどが輸出できなくなっているため。各社は日本国内では狂牛病感染の可能性が 高い特定危険部位の除去などで対応しているが、米国向けは牛以外への原料転換を急ぐ。 明星食品は年間約100万食を輸出する袋めん「中華三昧(ざんまい)」のスープに使用する 牛エキスを鶏などのエキスに切り替えた試作品を、国内より先行して米国での販売代理店に送 った。試作品について米農務省からの許可が得られれば、輸出を再開する。国内で販売する製 品も「米国の基準に従って見直す方針」(明星食品)だ。 エースコックは、カップめん「スーパーカップ」などに使用する原料を魚介エキスなどに切 り替え、このほど輸出を再開した。 ハウス食品は対米輸出用のカレールウ「バーモントカレー」に国産牛から作った牛脂などを 一部使用しているため、9月中旬以降の輸出を見合わせている。牛関連の原材料を早期にパー ム油などの植物性原料に切り替え輸出を再開する方針。エスビー食品も年間約450万個輸出し ているカレールウ「ゴールデンカレー」で原料見直しの検討に入った。 国内では狂牛病の発生を受けて、厚生労働省が10月に約8900社の加工食品メーカーの約13万 品目を対象に特定危険部位の使用の有無を調査。9社、22品目で自主回収や販売中止となった。 国内で販売する製品では特定危険部位を除いた国産牛や、狂牛病発生国以外の牛関連の原料は 使用できるが、米国は1989年に狂牛病発生国で育った牛を原料に使った加工食品の輸入を全面 禁止していた。 [2001/12/5 日本経済新聞 ===== 日本で販売されている加工食品は、米国では販売できないような危険物のようですね。 米国の消費者は大事でも、日本の消費者なんかどうでもいいと思っている?
381 :
代用乳 :01/12/05 12:16 ID:TK04xfxv
382 :
:01/12/05 12:34 ID:Nhvzsx4p
まだまだでるぞ! 武部談
383 :
:01/12/05 13:01 ID:LIy1hw+Z
危険性のある「肉骨粉」食べてた牛、国内5000頭! 終わったな・・・
384 :
魚粉もだめらしい :01/12/05 14:51 ID:BRtkbv8s
肉骨粉入り魚粉が広く流通 狂牛病感染源の可能性も(共同 12/5 14:01)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MYZ&PG=STORY&NGID=AMAN&NWID=A0120510 狂牛病(牛海綿状脳症)に感染した乳牛3頭が北海道と千葉、埼玉両
県で見つかった問題で、狂牛病の感染源となる肉骨粉と、魚の原料など
を配合した飼料用の原料「調整魚粉」が広く国内で流通していたことが5
日、明らかになった。農水省は既に、調整魚粉が出回っていた事実を把
握しており、3頭が食べたえさに含まれていた成分との関連などを調べ
ている。同省は、全国の農場などを対象に鶏用などの肉骨粉を与えてい
た牛の調査を実施。感染の有無を調べた上で全頭を焼却処分する方針
だが、調整魚粉を食べた牛は調査対象から外れていた。これを含める
と、肉骨粉を口にした牛がさらに増える恐れもあり、同省が対応の見直し
を迫られる可能性もありそうだ。(了)
385 :
:01/12/05 17:53 ID:hHeBnNSB
英国vCJD患者と日本人に遺伝子の共通項が
英国では39%の人がプリオン蛋白遺伝子コドン129 メチオニンホモの
遺伝子型をもっているが、vCJD患者では87名全員がメチオニンホモの遺伝子型。
(2000年末までで遺伝子データのある英国の症例について)
英国で50%をしめるヘテロの人にvCJDが確認された例は無い。
日本人は98%の人が英国vCJD患者と同じ、コドン129メチオニンホモの遺伝子型である。
http://www.sapmed.ac.jp/~isogaih/infect/shikkan/0807kuro_2.html ソースは↓より
英国国立CJD監査班 2000年監査結果
http://www.cjd.ed.ac.uk/2000rep.html >2.4 Molecular Genetics
>Codon 129 distribution in vCJD
>All cases for whom genetic data are available (87) were
>methionine homozygotes at codon 129 of the PrP gene.
合衆国疾病管理予防センター(CDC) BSEとCJD
http://www.cdc.gov/ncidod/eid/vol7no1/brown.htm >All 76 vCJD patients tested have been homozygous for methionine, and the apparently
>single infecting strain of BSE may not be able to replicate in any other human genotype.
>However, it is also possible that (as in the analogous oral infection of kuru and
>in peripheral iatrogenic CJD infections) heterozygotes are comparatively resistant
>to disease and become ill after longer incubation periods than those of homozygotes.
上記のリンクによると、
英国人では、メチオニンホモ39% バリンホモ11% メチオニンバリンへテロ50% で
傾向としては、ヘテロの人は孤発CJDの発生率も他の遺伝子型の人に比べて低くなっています。
メチオニンバリンへテロの人が本当にvCJDにならないのか、
それとも潜伏期間が長いだけなのかは、まだわかっていないようです。
日本人のメチオニンホモの人の比率は資料によっても異なりますが、
大体90%〜98%位の範囲でかかれています。上記リンクでは98%となっていました。
プリオン蛋白遺伝子に変異、欠落があると家族性CJDの要因にとなるので、
その家族性かどうかの判定の為に遺伝子が検査されて、データが蓄積されているようです。
既出ネタですが、サンプル数等の資料は初出だと思いましたので、アップいたしました。
387 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/06 13:35 ID:axXD3Ird
▽骨粉使用、道が確認調査へ すでに3戸は確認 (読売新聞)
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/news/news.htm#6news 狂牛病の感染源の可能性がある肉骨粉類の一つ、骨粉入りの飼料が与えられていた牛が、道
内で確認されたことについて、道は五日、同様のケースについて酪農家などから確認調査に乗
り出すことにした。
道によると、骨粉入りの飼料は、網走管内の三戸の農家で牧草飼料などに交ぜて使われてい
た。農業改良普及センターが十月初旬の巡回指導で確認し、使わないよう指導した。飼料を販
売していたのは、道に飼料業者として届け出していない未登録業者だった。
道は一頭目の感染牛が確認された直後の九月中旬、肉骨粉類の牛への給与状況を調べたが、
酪農家の自己申告だったため、細かい成分までわかりにくかったこともあり、今回のケースが
判明するまで骨粉使用はゼロとなっていた。
この問題に関しては、共産党道議会議員団も独自に調査しており、骨粉使用は道内で少なく
とも七市町村で三千頭以上になると指摘している。
【知事が国の対応批判】
堀達也知事は五日、肉骨粉類の輸入が昨年十二月まで続いていたことについて、「結果とし
て海外からの狂牛病感染を招いた」と国の対応を批判した。定例道議会で土田弘氏(民主・道
民連合)の一般質問に答えた。
国は英国などの狂牛病の状況を踏まえ、一九九六年に牛など反すう動物の肉骨粉類を用いた
飼料を、同じ反すう動物のえさとして与えないよう指導。昨年十二月には欧州連合(EU)諸
国での狂牛病多発を踏まえ、肉骨粉などの輸入停止措置を取った。しかし、知事は輸入停止措
置までの間続いた肉骨粉などの輸入が、結果的に国内への感染を招いたとの認識を示した。
388 :
宮城村の牛、門前払い :01/12/06 13:37 ID:axXD3Ird
▽12月6日 宮城村の牛、門前払い 前橋家畜市場 (読売新聞・前橋支局)
確認後の初競り 風評被害、怒る農家ら
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news001.htm 前橋市元総社町にある前橋家畜市場で五日、成牛と子牛の競りが行われたが、国内三頭目の
狂牛病が確認された宮城村産の牛が、事実上、門前払いとなった。同村の肉牛飼育農家による
と、市場関係者から家畜商を通じて、出荷を控えるよう要請があったという。この日午後に開
かれたJA宮城村の会合でも取り上げられ、「差別としかいいようがない」と怒りの声が上が
った。
この日の競りは、同村の五歳八か月の乳牛が狂牛病と確認されて以降初めて。同村産の肉牛
が一頭も上場されなかったほか、先月三十日には搾乳ができなくなったホルスタインの雌は二
十二頭上場されたが、今回は七頭に激減した。
JA宮城村の肉牛飼育農家は「市場関係者から、家畜商らに対して『問屋から宮城村産の肉
は受けつけないと連絡があった。出荷は控えてくれ』と話があった」としている。JA宮城村
の会合では、農家の間から「こんな状況では来年春まで経営が持たない」「国が売れない牛を
買い上げてくれるなら、きっぱり仕事をやめたい」などの意見が相次いだ。
一方、ホルスタインの競りを見に来ていた同村の肉牛飼育農家の男性(54)は「大口のバ
イヤーがホルスタインの雌は買わないという情報が流れたためだろう」と、こわばった表情で
話していた。
価格も、ホルスタインの雌の平均価格は、先月三十日は一頭二万千二百円だったが、五日は
一万六千八百円。最低価格は一万五百円だった。昨年同期は平均価格は十七万七千二百円だっ
ただけに、この男性は「けたが違う」とため息を漏らしていた。
また、同市場を運営する県家畜商商業協同組合(鳥山晃理事長)は、これまで電光掲示板に
牛の年齢を表示していたが、今回の競りからホルスタインの雌に限って生年月日を表示した。
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/06 13:41 ID:axXD3Ird
▽12月6日 狂牛病3頭目 県内でも同工場の代用乳 (読売新聞・新潟支局)
県、安全性を強調
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news001.htm 国内で見つかった狂牛病の乳牛三頭すべてに群馬県高崎市で製造された代用乳が与えられて
いたことが判明したが、同じ工場で製造されている代用乳を県内農家も使用していることが、
五日までに県畜産課が全農県本部へ実施した聞き取り調査で判明した。同課などは「代用乳の
原料については、今も昔も肉骨粉は一切使っていない」として安全性を強調している。
同課と同本部によると、代用乳は生後一週間―約五十日の子牛に与える、脱脂粉乳を主体と
した人工乳。使用農家数や使用量は現在調査中だが、ほぼ県内全域で使用されているという。
一連の狂牛病問題では、感染ルートが解明されておらず、感染した三頭の生産・飼育をした
酪農家はいずれも肉骨粉の使用を否定している。一方で、三頭の感染牛に与えられていた代用
乳が、同一工場で製造されたものと判明したことにより、感染ルート解明のかぎを握る可能性
があるとして注目されている。
◆肉骨紛、きょう焼却開始
狂牛病の感染源とされる肉骨粉の焼却が、試験焼却も含め、きょう六日から県内二施設で行
われる。中之島町の肉骨粉メーカーに保管された四百三十トンの処理が、ようやく動き始める。
小出郷広域事務組合事務局(小出町)は六日、二トンの搬入を受け、広神村の施設で焼却を
始める。先月末に二回に分けて計三百キロを試験的に焼却した結果、他のゴミとの配合率を9
・6%、含水率を24%にすると燃焼状況が良いと判明した。準備が整えば一日五トンを受け
入れる。
県などが出資する第三セクター廃棄物処理施設「エコパークいずもざき」(出雲崎町)でも、
試験的な焼却が六日から二日間行われる。五日には、二十キロ入り段ボール五十箱に詰められ
た一トンの肉骨粉が搬入された。他のゴミに4%の割合で混ぜて焼却し、問題がなければ混合
率を10%にして本格焼却に入る。
県廃棄物対策課によると、二施設での処理は来年三月末までの期限付き。現状では処理能力
は足りないと言い、他の焼却施設管理者に対しても協力を求めているという。
390 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/06 13:42 ID:axXD3Ird
▽12月6日 県産牛履歴を店頭表示 (読売新聞・甲府支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news007.htm ・来月から生産者名、検査日など
狂牛病問題で牛肉の消費低迷が深刻化する中、県は来月から、県産牛肉の小売り段階で生産
者名や肉骨粉を使用していない確認などの情報を表示する独自の制度をスタートさせる方針を
決めた。安全性をアピールすることで消費者に安心感を与える狙い。県畜産課では「消費者の
信頼を回復させ、消費拡大につなげたい」と話している。
表示する情報は、〈1〉食肉処理施設〈2〉生産者〈3〉品種・性別〈4〉銘柄〈5〉産地
や飼料〈6〉肉骨粉を使用していない確認書〈7〉肉質の格付け〈8〉狂牛病検査日――など。
国は、畜産農家が報告した牛の生年月日や出生地、移動歴などをデータベース化して番号付
けする識別管理システムの導入を進めており、来年三月にはすべての牛の両耳に個体番号を装
着する方針。だが、国の番号表示が食肉処理される段階までにとどまっているのに対し、県が
導入する産地情報の表示は証明書が店頭にも出るのが特徴だ。
県畜産課は「いくら安全な牛肉しか市場に出回らないとアピールしても、消費が伸びない原
因は情報不足にあり、生産者はより多くの情報を伝える義務がある」と話している。
391 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/06 13:45 ID:axXD3Ird
▽12月6日 肉骨粉 半田市が本格焼却へ(読売新聞・愛知県内支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news001.htm ・在庫50トン 今後は知多全体で処理
狂牛病を巡る肉骨粉の焼却問題で、半田市は五日、同市乙川末広町の市クリーンセンターで、
八日にも本格的な焼却を始めることを明らかにした。県によると、肉骨粉を試験焼却している
のは、県内三自治体の三施設だが、本格的に焼却するのは半田市が初めて。
焼却するのは、同市内の肉骨粉製造業者の在庫約五十トン。一日約三トンずつ焼却する。知
多半島で生産された牛は、半田市食肉センターで食肉処理した後、同市内の業者が肉骨粉にし
ている。このため、今後出る肉骨粉の焼却処理については、基本的に知多地区全体で広域的に
処理することにし、知多地区の六焼却施設のうち、知多市を除く五施設が週一回、三トンずつ
焼却し、残量は半田市が処理する方向で協議している。
県廃棄物対策課によると、県内にある肉骨粉の製造業者は半田市の一業者を含む八業者。う
ち焼却対象の肉骨粉を製造しているのは七業者で、焼却処理が必要な肉骨粉の在庫は十一月末
現在、約二千二百トンという。
392 :
牛の値段が10分の1 :01/12/06 14:19 ID:jINu95k9
▽和牛の価格が1キロ126円に 群馬、昨年の10分の1 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/life/food/1206b.html 狂牛病の感染牛が育った群馬県の食肉卸売市場(群馬県玉村町)で5日、
同市場が肉牛の市況動向の目安としている大衆向け和牛A2(去勢)の
平均価格が1キロ当たり126円となった。
昨年11月の同じ等級の平均は1189円で、約10分の1に下落。
同市場は「市況が100円台になったのは記憶にない。過去最安値では
ないか」としている。 (12/06)
393 :
マクドナルド、牛の販売を見限る :01/12/06 14:23 ID:jINu95k9
▽首都圏マックに喫茶のメニュー シナモンロール・サラダ・コーヒー6種 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/life/food/1206a.html 日本マクドナルドは、ハンバーガー類などの全国統一メニューを掲げていた創業以来の方針
を改め、シナモンロールやサラダなどの喫茶・軽食類のメニューを増やした都市型の店舗展開
を東京23区内で加速させる。関西や名古屋など全国の大都市圏への導入も検討する。コンビ
ニエンスストアやコーヒーチェーンとの競争激化に加え、狂牛病による売り上げ減少に対応する。
既に10月以降、東京23区内の約370店のうち都心部の既存店123店に新メニューを
導入し、店舗には「マックトーキョー」の看板も置いた。新メニューは、パン類5種、スープ
類3種、サラダ類2種を置いたほか、コーヒー類もカフェラテ、カプチーノなど6種類に増や
した。新型店舗の売上高は、既存店平均よりも4.3%高い伸びを確保し、「2.5%上乗せ」
という計画を上回っている。
マクドナルドは、他業態との競争激化のほか、「都市部では時間帯によって客層や利用の仕
方、求められるメニューが違い、それぞれに対応する商品で顧客をつかむ」(青木一夫マーケ
ティング本部長)必要性から、今年8月以降、全国統一メニューの変更を検討してきた。
そこへ、9月に入って狂牛病の牛が国内で見つかってハンバーガー類が落ち込み、同社の1
0月の既存店売上高は前年同月比約17%マイナスという「過去最大の落ち込み」(八木康行
副社長)となった。牛肉以外に重点を置いた新メニューが、結果的に狂牛病被害の穴埋め役も
果たしている。
同社は11月に入り、横浜市内でもマックトーキョーと同じメニューを試験的に提供するな
ど、首都圏での新メニュー導入を加速させるほか、大阪市などの首都圏以外の都市部でも「ど
んな時間帯にどんな味のメニューを求めるのか」という調査を進めていく。 (12/06)
394 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/06 14:37 ID:jINu95k9
▽畜産農家の借り入れ支援 狂牛病で十和田 (朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=1903 十和田市は、狂牛病問題で経済的に影響を受けた畜産農家が農協から運転資金を借り入れる
場合、利子補給の割合を増やして農家の負担を軽減することにし、開会中の市議会12月定例
会に報告した。
報告によると、農家が農協から借り入れる資金の利子は年2・85%で、うち国、県、市町
村がそれぞれ利子補給することになっている。それでも0・24%の利子が残る。この分を市
が負担することにした。
市の負担分は、すでに実施している利子補給分と合わせて計0・83%となるが、農家が支
払う利子はなくなる仕組みだ。
農家が借り入れることができるのは、肉牛・乳牛の場合、一頭あたり10万円となっている。
同市はこの措置を既に専決処分している。
十和田市内では、乳牛と肉牛が計8500頭、飼育されている。狂牛病の発生以来、市場価
格の低迷で、深刻な打撃を受けた畜産農家が少なくないという。 (12/6)
395 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/06 19:21 ID:gB4mHKNU
396 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/06 19:22 ID:gB4mHKNU
▽小売店への普及に壁 県産牛肉個体確認シール(信濃毎日新聞)
http://www.shinmai.co.jp/news/2001/12/06/007.htm 県や食肉流通関連団体でつくる県食肉消費対策協議会が、狂牛病(牛海綿状脳症)問題で落
ち込んだ牛肉消費を回復する狙いで導入した「県産牛肉個体確認シール」の一般小売店への普
及が進んでいない。商品パッケージのシールに記された個体番号を、店頭に掲げられた牛肉の
「履歴書」と照合すると、産地や生産者、品種が分かる仕組み。だが、小売側はシール導入を
評価しつつも、パック詰めが煩雑で作業効率が落ちたり、シールを張り間違える懸念などから、
始まって二十日がたっても、実際に使う店はまだ一部にすぎない。
シールは、出荷前に県内で三カ月以上肥育された牛で、県内の食肉処理施設で処理され、検
査で陰性を確認した肉に発行。加工や小売りの段階でパックに添付する。
しかし、県内に五十四店舗を展開するアップルランド(松本市)はシールを扱っていない。
同社はほぼ全店分の牛肉を松本市の自社工場でパック詰めしており、一日に複数の牛の肉を扱
う。ラインを流れる肉を個体ごとに管理すると、現在の生産能力を維持できないという。精肉
担当者は「(全パックにシールを張ると)牛の個体が変わる度にラインを止める必要がある」
と説明。当面工場で扱うパックにシールを張る予定はないという。
エス・エス・ブイ(長野市)も十一月二十日以降に入荷した牛について、各卸元から履歴書
とともにシールを取り寄せているが、陳列品へ添付していない。パック詰めは各店舗でするが、
一日に複数の牛を扱う。協議会は、シールの悪用を防ぐため、あらかじめ保管した肉のサンプ
ルと店頭の肉とのDNA鑑定を抜き打ちで行う方針で、「仮に別の牛との張り間違えがあれば、
消費者の信頼を失う」と懸念。一部の店では練習もしたが、年内の添付開始は難しいという。
マツヤ(長野市)も継続的にシールを張っているのは一店のみ。近く対象店舗を広げる予定
だが「『肩』など部分の特売時には店頭に牛の履歴書を何十枚も張らなくてはならない」と心
配する。
ただ、「生産者と消費者をつなぐシールの意義は大きい」(アップルランド)など、取り組
みそのものへの評価は高い。協議会は七日に長野市で開く会合で、業者や消費者団体から意見
を聞き、普及への課題を検討する予定だ。
397 :
クローズアップ現代 :01/12/07 05:11 ID:J3s6cDPU
NHK クローズアップ現代 [狂牛病・信頼をどうとり戻すか] 2001/12/06 20:00 放送 (要約) ドイツやフランスではどうか? 畜産農家から店頭まで、牛の出所を追跡できるシステムを完成させ、 牛肉についての安心できる情報を開示している。 その結果として、消費者の信頼回復に成功している。 狂牛病による消費低下は90%まで戻ったという。 日本の農水省は、 2002年3月までに、牛の番号付けを終える予定だが、 肝心な追跡システムのほうは、農場から食肉処理場まで・・ 法律による義務化も考えていない・・ システムを作るなら、きちんと作ってほしいですね。 国谷裕子キャスター 「消費者が情報を得たいと感じている事を忘れてほしくないですね。」
398 :
NHK :01/12/07 05:18 ID:J3s6cDPU
12月6日(木)放送予定
狂牛病・信頼をどう取り戻すか
(放送 午後8時00分〜8時43分)
牛の全頭検査が始まってから1か月あまり。
2頭目、3頭目の狂牛病の牛があいついで発見された。
小売店、スーパー、生産者、それぞれの場で
消費回復のための模索が始まった矢先のことだった。
去年、牛肉消費低迷に苦しんだ欧州では、
店頭のパック詰めの肉に添付されたバーコードから
牛まで瞬時にたどれるシステムを導入するなど、
徹底した牛肉の管理と情報公開を行い、
消費者の信頼を取り戻すことに成功しつつある。
先進地欧州の経験を参考に、
いま日本が何をしなければならないのか考える。
(NO.1515)
スタジオ出演: 谷田部 雅嗣(NHK解説委員)
味田村 太郎(NHK科学文化部記者)
http://www.nhk.or.jp/gendai/index2.html
399 :
:01/12/07 05:46 ID:u5DGq0jY
なんだかシールを貼ってない店はヤバそうだな(貼ってても同じ?) 結局、貼ってしまうと、在庫の処分もできないし、 だからといって、在庫分にシールを貼って、それがバレたら倒産 だもんな。在庫を吐くには総てに貼らない方が、嘘付いてる事にも ならないし、都合いいもんな。 生産者も骨粉は使って無いとか知らなかったとか被害者だとか、 言いたい放題だしよ、自分の牛に何を与えてるか知らないなんて 平気で言えるものなのか?安全で良質な肉を提供する為日々勉強 してて当然だと思うぞ!大半は己の利益の為に知ってて使って たんだろうな・・・己の利益の為に消費者を犠牲にしたんだから、 被害者ではなく加害者だろう? いい大人なんだら知らないじゃ済まないだろう? 因みに一般企業なら知らなかったじゃ済まないだろうよ! 結局、作る方も売る方も信用できないな グチってスマソ
400 :
:01/12/07 06:06 ID:y3qf5U4D
肉、牛の全部が日本になくなるまで肉屋、畜産家、所管役人に 自家消費させれば良い 人に食わせようとしてるのだから 自分でもくえるだろう
401 :
CNN :01/12/07 13:30 ID:qRd6YDuM
狂牛病で移植手術ができなくなる?厚労省の作業班で議論
2001.12. 4
Web posted at: 5:30 AM JST (2030 GMT)
「狂牛病のために臓器移植ができなくなるかもしれない」−−。
3日開かれた厚生労働省の臓器移植委員会腎移植作業班で、こんな懸念が示された。
狂牛病が報告された英仏など7カ国に半年以上いた人からは
臓器の提供を受けない決まりになっている。
しかし日本でも3頭が確認され、このルールに当てはまる恐れが出てきたからだ。
臓器提供を受けないのは、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病が
狂牛病の牛から人に感染する疑いがぬぐえないため。
委員会が6月、献血でのルールに準じて決めた。
その後、献血のルールにベルギー、オランダ、イタリアが加えられ、
作業班は同様の措置をとるかどうか議論した。
しかし、オランダでの狂牛病感染は21頭(9月末現在)。
人への感染の報告はない。
メンバーから「日本でも増える恐れもある」
「汚染国として移植手術ができなくなるのでは」
「欧州で移植をやめたという話は聞かない」などの意見が出された。
12日の委員会で再度検討される。
作業班長の大島伸一・名古屋大教授は
「感染の危険性は十分に議論されてこなかった。
一律に提供を受けないと決めるのはおかしい。
危険性のデータを公開し移植を望む人の意見を聴くべきだ」
と話している。
http://www.cnn.co.jp/2001/JAPAN/12/03/asahia3022.asahi/index.html
402 :
:01/12/07 13:51 ID:P1pKJInP
403 :
:01/12/07 14:53 ID:qy02FE+b
っていうか、アンチシフトしたころから、やたらうるさい削除人が登場していない? 政府の火消しスパイがボランティア運営の削除人にばけてやしないかな?
404 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/07 18:36 ID:twErtcYn
▽12月7日 狂牛病 猿払村の農場から県内に乳牛1頭出荷 (読売新聞・福島支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news006.htm ・98年、肉用に処理
県は六日、国内二頭目の狂牛病感染牛が飼育された北海道猿払村の農場で一九九六年に生ま
れた乳牛一頭(ホルスタイン種、雄)が県内農場に出荷され、九八年、県内で肉用に処理され
ていたと発表した。県が同村から県内に出荷されたと先に発表した乳牛十頭とは別の牛で、道
庁の調査で判明。農林水産省を通じて五日、県に連絡が入った。
この牛は生まれたその日に同村内の別の農場に移されており、問題の農場で感染牛と同じえ
さを食べた可能性はほとんどなく、解体時も健康と診断されたという。県はこの牛を仕入れた
肉用牛肥育農場を立ち入り検査し、ほかの牛に異常がないことを確認した。
この牛は、二頭目の感染牛が生まれてから約半年後の九六年十月に出生。九七年五月、仲介
業者を通して県内農場が買い入れた。九八年六月、二歳弱で肉用に処理されたが、流通経路は
記録がないため不明。
猿払村の問題の農家からは九五年以降、道外に計三十四頭出荷されている。県はJA経済連
など三団体の記録を基に、同村からの入荷は十頭としていたが、今回の一頭を確認できなかっ
たことについて「県外の仲介業者を経由して買い入れたため。県内団体を通さない場合は調べ
ようがない」と説明している。
405 :
:01/12/07 18:39 ID:twErtcYn
12月7日 給食、業界 続く混乱(読売新聞・前橋支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news001.htm ・確認から1週間、原因調査難航
宮城村の酪農家で飼育された乳牛が国内三頭目の狂牛病と確認されて一週間がたった。この
間、感染原因と同居牛を特定するため、農水省と県が調査を進めているが、いずれも難航して
いる。また、学校の給食現場では、いったん再開した牛肉の使用を再び中止するなど混乱が広
がっている。
◆原因究明◆ 農水省関連の肥飼料検査所は六日、飼料安全法に基づき、茨城県神栖町の飼
料工場を約六時間にわたって立ち入り検査した。きょう七日には、前橋市の製粉工場など二か
所を検査する予定だ。
三工場の飼料は感染牛に与えられていないものもあるが、農水省は「原因として考えられる
ものはすべてつぶす」(畜産部)との方針で、あらゆる可能性を想定している。その分、資料
が膨大になって調査が長期化する懸念も出ている。
感染牛三頭に共通するのは、出生時期が一九九六年春であること、生後三か月程度の間に飲
んだ代用乳が全農系の科学飼料研究所高崎工場で作られた二点。
宮城村の感染牛はほかに、県経済連系の関東くみあい化成工業赤城工場(大間々町)の配合
飼料を与えられていた。
この工場では当時、感染源とされる肉骨粉を混ぜた豚鶏用の飼料を製造していたうえ、牛用
飼料との製造ラインの一部が重なっており、肉骨粉が牛用飼料に混入する恐れがあった。
◆同居牛の特定◆ 県は、感染牛が生まれた一年前の九五年までさかのぼって、酪農家で飼
われた牛の追跡調査を継続中。対象は三百頭にのぼり、「年末年始も吹き飛ぶ」(農政部)忙
しさだ。酪農家は乳牛中心の経営で、雄牛が生まれた場合、繁殖用以外は肥育用に出荷してい
た。肥育牛は通常、二年程度育てられた後に食肉処理されるため、市場に出回った牛は相当数
にのぼる見込みだ。
406 :
:01/12/07 18:40 ID:twErtcYn
12月7日 給食、業界 続く混乱(読売新聞・前橋支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news001.htm ◆学校給食◆ 学校給食の牛肉使用について、もともと牛肉を使っていない前橋市や藤岡市
など六市町村を除く県内六十四市町村のうち、「当面、牛肉の使用を見合わせる」としたのは
六十一市町村に上ることが、読売新聞社の調べでわかった。牛肉の使用を一時再開した伊勢崎
市は、今月から再び中止、宮城村は今月の再開予定だが対応は不明。唯一、長野原町が「検査
体制がしっかりしている」として来年一月から使用を再開する予定だ。
牛肉のほか、調味料に含まれる牛脂、牛エキスなどについては、業者から成分表の提供を受
け、牛関連の成分を抜いた調味料を使っている市町村が多い。
◆市場◆ 玉村町の県食肉卸売市場では、肉牛の取引価格が低迷している。一般向けの和牛
(去勢)枝肉A2は六日、一キロあたり二百八十二円で取引された。過去最安値となった五日
の百二十六円は上回ったが、昨年十二月の平均価格(千百八十五円)の四分の一となっている。
こうした状況を受け、全国農業協同組合連合会(全農)と県経済連は六日までに、価格の暴
落を防ぐため市場で牛を買い上げる調整保管を開始した。調整保管は石油ショックの影響のあ
った一九七三年以来、過去二回目。経済連は「しばらく続ける」という。
対象は和牛(去勢)枝肉のB2とB3で、買い上げの上限(一キロ)はB2が三百五十円、
B3が五百円。一日に十頭まで買い上げできるが、五、六日はそれぞれ四頭ずつだった。
407 :
:01/12/07 18:41 ID:hSnTSl2W
12月7日 給食、業界 続く混乱(読売新聞・前橋支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news001.htm ◆学校給食◆ 学校給食の牛肉使用について、もともと牛肉を使っていない前橋市や藤岡市
など六市町村を除く県内六十四市町村のうち、「当面、牛肉の使用を見合わせる」としたのは
六十一市町村に上ることが、読売新聞社の調べでわかった。牛肉の使用を一時再開した伊勢崎
市は、今月から再び中止、宮城村は今月の再開予定だが対応は不明。唯一、長野原町が「検査
体制がしっかりしている」として来年一月から使用を再開する予定だ。
牛肉のほか、調味料に含まれる牛脂、牛エキスなどについては、業者から成分表の提供を受
け、牛関連の成分を抜いた調味料を使っている市町村が多い。
◆市場◆ 玉村町の県食肉卸売市場では、肉牛の取引価格が低迷している。一般向けの和牛
(去勢)枝肉A2は六日、一キロあたり二百八十二円で取引された。過去最安値となった五日
の百二十六円は上回ったが、昨年十二月の平均価格(千百八十五円)の四分の一となっている。
こうした状況を受け、全国農業協同組合連合会(全農)と県経済連は六日までに、価格の暴
落を防ぐため市場で牛を買い上げる調整保管を開始した。調整保管は石油ショックの影響のあ
った一九七三年以来、過去二回目。経済連は「しばらく続ける」という。
対象は和牛(去勢)枝肉のB2とB3で、買い上げの上限(一キロ)はB2が三百五十円、
B3が五百円。一日に十頭まで買い上げできるが、五、六日はそれぞれ四頭ずつだった。
408 :
:01/12/07 18:46 ID:hSnTSl2W
▽12月7日 肉骨粉焼却始まる (読売新聞・新潟支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news003.htm 狂牛病の感染源と疑われる肉骨粉の焼却が六日、試験焼却も含め県内二施設で始まった。
県などが出資する第三セクターの廃棄物処理施設「エコパークいずもざき」(出雲崎町)で
は試験焼却が行われ、段ボールに詰めて前日搬入された一トンの肉骨粉が、午前九時過ぎから
一箱(二十キロ)ずつ三十分置きに、医療用廃棄物専用の投入口からベルトコンベヤーで焼却
炉に自動投入された。この日は他のゴミに5%の割合で混ぜて焼却したが、きょう七日は混合
率を10%に引き上げる方針。
一方、小出郷広域事務組合(事務局・小出町)の広神村にある焼却施設でも本格的な焼却が
始まり、この日は約二トンが焼却された。
409 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/07 18:49 ID:hSnTSl2W
▽12月7日 値つかない牛枝肉も (読売新聞・奈良支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news004.htm ・大和郡山で共励会
県内産の肉牛のブランド化を目指し、畜産農家らが枝肉の品質を競う「第十一回県肉牛枝肉
共励会」(県肉用牛農協主催、県後援)が六日、大和郡山市の県食肉流通センターで開かれた。
参加者は自慢の牛を出品し品質と安全性をPRしたが、狂牛病の影響による需要低迷を反映し、
競り値は厳しかった。
出品資格は県内で六か月以上飼育された牛で、黒毛和種で雌なら六百八十キロ以上が目安と
なっている。今回は十数戸の農家が計五十四頭を出品。枝肉に解体され、獣医師や格付け員ら
五人が、締まりやきめなどを審査し、賞を決めた。
この後、卸売り業者や小売り業者が参加して競りが行われ、最優秀賞の枝肉はキロ当たり約
三千九百円と例年並みの値がついた。しかし、競り値がつかない枝肉が八本も出るなど例年に
ない厳しい結果となった。
入賞した五條市の男性(48)は「賞をもらっても気が晴れない。消費者に安全性を理解し
てもらい、早く需要が回復してほしい」と話していた。
同センターには現在一日平均約三十頭の牛が持ち込まれているが、卸値は厳しい状態が続き、
中には狂牛病の発生前の三―五割安となるケースもあるという。
410 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/07 18:52 ID:hSnTSl2W
▽12月7日 肉骨粉焼却 県、新居浜で処分の方針 (読売新聞・松山支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news002.htm ・地元説明会 住民反発、結論持ち越す
狂牛病問題で、国が使用を禁止し、産出した都道府県に求めている肉骨粉の焼却処分につい
て、県は、新居浜市磯浦町の第三セクター「県廃棄物処理センター東予事業所」を中心に処分
する方針を固め、五日夜、周辺住民を対象に説明会を開いた。県は、安全性などを訴えて理解
を求めたが、出席した約三十人の住民から不安や反発の声が相次ぎ、結論は持ち越された。
県畜産課によると、県内では、県内産食肉残さを加工している徳島県内の業者保管分の約五
百五十トンと来年三月末までに加工される見込みの約三千トンの計約三千五百五十トンの肉骨
粉の処分が必要となっている。来年四月以降は未定という。
説明会で、県は、現在焼却施設を持つ県内三十三市町村に受け入れを求めているが、構造上
の問題などで難しく、処分される肉骨粉は、狂牛病の原因となる牛の部位を取り除いているこ
となどを話し、理解を求めた。
住民からは、受け入れを不安視する声や、センター設立時に結んだ協定書で東予二十六市町
村から排出されるものが焼却対象となっていることから「なぜ新居浜が中心なのか」などの意
見が相次ぎ、結局、結論は見送られた。
磯浦連合自治会の大西彪会長は「再度協議する機会を持ち、年内に結論を出したい」として
いる。
411 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/07 18:57 ID:hSnTSl2W
▽12月7日 肉骨粉在庫膨らむ 焼却追い付かず (読売新聞・鹿児島支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news002.htm 狂牛病の感染源とされる肉骨粉の十一月末現在の焼却量は百四十トンで、逆に製造業者が抱
える在庫は一万九千トンに膨らんでいることが六日、分かった。
同日の県議会代表質問で福元紘農政部長が明らかにした。福元部長は「(市町村の)一般廃
棄物焼却施設での処理には限界がある」として、今後、国に産業廃棄物処理施設での焼却を特
例的に認めることと、セメント工場での焼却など広域的な処理体制の早急な確立を求めていく
考えを示した。
また、全頭検査が始まった十月十八日以前にと畜、解体され、市場から隔離された牛肉が六
十トンにのぼることも判明。福元部長は「これらの肉が市場に放出されることはない」とした
うえで、「最終処分の方法については今後、国の責任において決定されることになっている」
と述べた。
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/07 19:15 ID:hSnTSl2W
413 :
プリオン病肉骨粉が流通!! :01/12/07 19:17 ID:hSnTSl2W
▽肉骨粉加工、流通か スクレイピー感染羊の内臓
2001/12/07 09:30 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011207&j=0044&k=200112072903 【北見】一九九一年に羊の伝染病スクレイピー(羊海綿状脳症)の感染が判明し、北見市内
の処理場で解体された羊一頭の内臓などが道内の肉骨粉加工業者に引き取られていたことが六
日、分かった。感染羊の内臓が肉骨粉加工され、市場に流通していた可能性が高い。道内でス
クレイピー感染羊の死体の一部が肉骨粉業者に回ったケースが確認されたのは初めて。
道網走家畜保健衛生所などの記録では、感染羊は北見市の農家から出荷されたサフォーク種
六歳のメス。農水省家畜改良センター十勝牧場(十勝管内音更町)が払い下げた一頭で、九一
年四月十五日に当時の北見市食肉センターに搬入された。
解体前検査で起立不能などの疑わしい症状があり、脳をサンプル採取。同家畜保健衛生所な
どに鑑定依頼し、同十八日に感染が確認された。
当時の国のスクレイピー対策は、農水省畜産局長通達だけで、感染羊の処理方法は「死体は
焼却する」とされていた。だが、解体現場では感染羊の内臓などの危険性の認識はなく、「不
要な内臓や眼球などは十五日のうちに肉骨粉加工業者が引き取っていた」(当時の処理場関係
者)。食肉検査員も同じ証言をしており、焼却処分は脳と枝肉だけだった。処理場では十勝、
上川、網走各管内から一社ずつの肉骨粉加工業者が内臓を荷受けしていたが、感染羊の内臓を
受け取った業者は特定されていない。
帯広畜産大の松井高峯教授(家畜病理学)は「スクレイピーが法定伝染病になる九六年以前
は、感染羊の管理は徹底されていなかった。狂牛病との関連も否定できず、スクレイピーも問
題視し、調査すべきだ」としている。
スクレイピー(羊海綿状脳症) 狂牛病と同じプリオンと呼ばれるタンパク質を病原体とす
る羊の病気。脳が海綿状になり死に至る。英国ではスクレイピー感染羊の肉や骨を加熱処理し
て飼料にしたことが、狂牛病の大量発生につながったとする学説も根強い。
414 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/07 19:19 ID:hSnTSl2W
▽疑似患畜牛の殺処分撤回を 東宗谷農協が首相らに要請へ
2001/12/07 09:30 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011207&j=0044&k=200112072808 【猿払】国内二頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)感染牛が見つかった宗谷管内猿払村で東宗谷
農協(杉本義一組合長)は六日、対策会議を開き、疑似患畜牛を殺処分しなくて済むよう、家
畜伝染病予防法の改正か特例措置を国に要請することを決めた。近く杉本組合長らが上京して
小泉首相や武部農水相らに直接要請する。
同農協は会議に先立ち、同村内で地区懇談会を開催。生産者からは「狂牛病は牛から牛へは
感染しないのに、疑似患畜に指定後、牛を殺さなければならないのはおかしい。補償金の問題
ではない」との不満が集中し、これを受けて要請活動を決めた。
415 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/07 19:24 ID:hSnTSl2W
【狂牛病】大衆牛ほど大幅下落 狂牛病余波 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2001120600034.html 狂牛病発生で牛肉の価格が下落しているが、高級和牛より一般的な肉の方が大きく下がって
いることが農水省の調べでわかった。
牛肉の最高ランクはA5で、銘柄牛といわれる高級和牛。家庭や飲食店でよく使われるのは、
B3やB2だ。
東京市場では、A5は、9月の平均が2252円(1キロあたり)で昨年に比べ6%の落ち
込み。10月が1984円で、同19%、11月は2138円で12%の落ち込みだった。こ
れに対し、B3は、9月の平均が1134円で9%、10月は882円で28%、11月は8
48円で35%と下落の幅は拡大している。
4日の取引ではA5は2083円だったが、B3はさらに503円まで下がった。
農水省は「高級な肉は供給量が少なく、一定の需要があり、影響は少ないが、肉のランクが
下がるほど、消費者の買い控えがひびく」とみる。
一方、全国の食肉処理場で処理される牛の数は、全頭検査が始まった10月18日は174
6頭だったが、11月中旬から毎日4600〜5600頭と前年並みの処理頭数に回復しつつ
ある。12月は例年、牛肉需要が高まる時期で処理頭数もさらに回復すると見られる。
(12/06)
416 :
誰か、このニュースの続報を知らない? :01/12/07 19:37 ID:hSnTSl2W
今度は羊、狂牛病と似た症状を示す羊の海綿状脳症が発生。 茨城県は10月16日、羊が狂牛病と似た症状を示す海綿状脳症(スクレイピー)が発生したと発表した。 発症したのは、食用ではなく、茨城大農学部で飼育していた実験用の羊1頭。 9月中旬に検査を行なったところ狂牛病同様に脳の一部が海綿状(スポンジ状)になっていたので、 帯広畜産大で確認検査をしたところ、スクレイピーと診断されたという。 国内初の事例としてスクレイピーが見つかったのは1984年で、北海道内で3頭確認された。 スクレイピーは、その後これまでに日本国内で57頭確認されたが、99年以降は発生が確認されていなかった。 農水省は、「これまで発症した羊は全部適切に焼却処分されており、食肉、肉骨粉として販売されている事実はない」としている。 ちなみにスクレイピーはヒトには感染しないとされているが、狂牛病同様に定かではない。(10/16)
417 :
416さんへ :01/12/07 19:47 ID:FGnNpOEb
418 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/07 19:50 ID:hSnTSl2W
419 :
:01/12/07 22:01 ID:P1pKJInP
420 :
肉骨粉混入 :01/12/08 09:59 ID:n3IN/RpH
▽飼料輸送車で肉骨粉混入も…3頭目狂牛病 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20011208ic02.htm 群馬県宮城村の乳牛が国内3頭目の狂牛病と確認された問題で、
狂牛病の感染源とされる肉骨粉の入った鶏豚用飼料を排出した
輸送車のパイプを十分に洗浄せずに、同じ車に積んだ乳牛用の
配合飼料も排出していたことが7日、わかった。
混入した肉骨粉を牛が食べた可能性を否定できないという。
車のタンクから飼料を排出するパイプの洗浄方法に詳細な規定が
ないためで、農水省が今年6月に示したガイドラインにも飼料
輸送車の混入防止策は盛り込まれていなかった。
(12月8日03:11)
421 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/08 10:04 ID:n3IN/RpH
▽12月8日 肉骨粉の焼却可能 一般廃棄物と一括処理へ(読売新聞・山形支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news004.htm ・酒田地区クリーン組合
県は七日、酒田市の酒田地区クリーン組合(一市六町)で今年十一月下旬に実施した肉骨粉
の試験焼却の結果を発表した。焼却炉の温度、排ガス中の一酸化炭素の濃度、燃えがらの量な
どすべて基準値を満たしており、技術的に焼却可能と結論づけた。県は、肉骨粉を排出された
地域の自治体が処理する一般廃棄物(家庭ゴミなど)と同じと見なしており、今回の結果を踏
まえ、肉骨粉は製品を作った土門化製(廃業)があった酒田市が属する同組合で一括して焼却
処理される見通しとなった。
土門化製の肉骨粉は約五百七十トンが敷地内に保管されており、同組合だけで燃やしきれな
い場合は、県がほかの市町村にも焼却を依頼するという。同組合は、「技術的に焼却は問題は
ないが、実際に燃やす前に、費用の負担などを一市六町と相談したい」と話している。
土門化製の廃業後、県内の食肉公社が骨やクズ肉の処理を依頼している岩手県花巻市の業者
から出る肉骨粉についての対応は決まっていない。
422 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/08 10:08 ID:n3IN/RpH
▽12月8日 県産ブランド牛肉、苦境(読売新聞・前橋支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news002.htm ・首都圏で取引停止も
宮城村内の酪農家が飼育した乳牛が国内三頭目の狂牛病と確認されたことで、東京都内など
のスーパーで、本県産牛肉の取り扱いを中止する動きが出ている。ブランド名を付けて県外で
の消費拡大を狙って売り出したものの、これまで掲げてきた“看板”を降ろすわけにもいかず、
関係者はジレンマに陥っている。
渋川市の鳥山畜産食品は「赤城牛」のブランドで、全国農業協同組合連合会(全農)を通じ
て都内や神奈川県内のスーパーに県産牛肉を卸している。ブランド名は一九九一年から打ち出
し、九四年には商標登録。イメージ作りと知名度アップに力を入れてきた。
ところが、宮城村の乳牛が狂牛病と確認された後の今月三日、取引先から「群馬県産という
だけで消費者に与える印象が良くない。仕入れを見合わせたい」と連絡を受けたという。
十月十八日からは狂牛病の全頭検査が行われており、同社は「市場に出回る牛肉の安全性は
他県産と何ら変わらない。末端の反応はシビアだ」「自信を持って育ててきたブランドをここ
で捨てるわけにはいかない」と覚悟を決めている。
県経済連は、「上州牛」のブランド名で都内のスーパーなどに卸している。消費者から「群
馬県産の牛が感染していたと聞いたが、上州牛は本当に安全か」などの問い合わせを受けてお
り、「状況は厳しい」と話す。
こうした中、県産牛肉の信頼回復に向けた取り組みも始まっている。県経済連は、県産牛の
安全性をPRする文書を作成し、近く取引先に配布する。「どれくらい効果があるかはわから
ないが、何かやらなければ」と必死だ。一方、県は、広報誌などで県民に県産牛肉の安全性を
PRする予定だが、今のところ県外の消費者を視野に入れた取り組みは「特に考えていない」
と話している。
【宮城村が給食に国産牛肉使用へ 「安全なので」】
宮城村は、学校給食に国産牛肉を取り入れて消費拡大の一翼を担おうと、十三日に開会する
村議会に五十五万四千円の購入補助予算案を提出する。
同村教委などによると、同村内の小中学校各一校では、月二回、外国産の牛肉を使ったハヤ
シライスなどを給食メニューに取り入れていた。国内で狂牛病が見つかった九月以降は使用を
中止したが、十月十八日からの全頭検査で国産牛の安全性が確認されたとして、来年三月末ま
での期間、従来の外国産牛との差額分を予算化する。
同教委は「国産牛肉はしっかりと安全が確認されており、子どもたちもおいしい給食を喜ん
でくれるのでは」と話している。十四日には各学校で試食会を予定している。
423 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/08 10:12 ID:n3IN/RpH
▽12月8日 価格最安値 苦境の農家 1頭7万円(読売新聞さいたま支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news001.htm ・「もし3か月続けば立ち行かなくなる」
狂牛病問題で牛の出荷価格が低迷する中、県内では最大の肉牛生産地を抱えるJAふかや櫛
挽支店が扱った出荷牛が七日、一頭当たり平均七万円という最安値を記録した。一時は回復傾
向を見せた出荷価格が、県外からさいたま市の食肉処理場に持ち込まれた国内三頭目の狂牛病
感染牛の発見でダメージを受けた形となっており、肥育牛農家は、先行きの見えない深刻な状
況に不安を募らせるばかりだ。肥育牛の飼育頭数で県内の三分の一を占める岡部町で、農家の
現状を見た。(朝来野 祥子)
「国の安全宣言が出て、元に戻るかとホッとしていたのに」
二百四十頭の牛を育てている岡部町内の肥育牛農家男性(58)は、落ち込むばかりの出荷
価格にがっくりと肩を落とした。
同町では、県内の約三分の一にあたる八千二十頭の肥育牛を飼育しており、この農家の飼育
規模は、町内農家の平均的な姿だ。肥育牛農家は、子牛を二十五万円ほどで購入し、約二年間
飼育して成長させ、出荷する。一か月間のえさ代は一頭につき約一万円で、経費だけでも約五
十万円かかる計算になる。
国内で狂牛病感染牛が見つかる前の取引価格は、平均六十―七十万円だった。一頭目の発見
直後から約一か月間、食肉卸売市場への出荷がほぼストップした後、十月十八日の国の「安全
宣言」で、ようやく市場は動き始め、十一月十二日には取引価格が五十五万円にまで回復して
いた。
ところが同二十一日、二頭目の発見で事態は急変。この日、男性が出荷した六頭は、一頭当
たり三十万円でしか売れなかった。「悪い時に当たってしまった」。さらに、三十日に三頭目
がみつかると値崩れは加速し、ついに一けた台にまで落ち込んだ。
「なんと言ったらよいのか――」。男性は語る言葉を見つけられなかった。
生き物を扱う肥育牛農家に、休みはない。毎朝八時には牛舎に行き、ふんの片づけや掃除を
始める。配合飼料などを配り、一頭一頭の様子をみる。「牛は赤ちゃんと一緒。いつ具合が悪
くなるか分からない」という、気が抜けない毎日だ。
男性は、この二年で二百四十頭の牛をすべて和牛に切り替えた。「借りた資金の返済もあり、
やめるわけにはいかない。しかし、この状態が三か月も続けば、立ち行かなくなる」と険しい
表情で話した。
櫛挽支店では、えさ代の支払いに行き詰まった農家の支払いを一時的に見送ったり、狭まっ
た市場の枠を広げる交渉をするなど、対応に追われている。
ある肥育牛農家は「検査が済んだ牛は百パーセント安全。風評に惑わされず、安全でおいし
い牛肉を食べてほしい」と切実に訴えていた。
424 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/08 10:15 ID:n3IN/RpH
▽12月8日 西多摩衛生組合 肉骨粉受け入れへ(読売新聞・都内支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo/news001.htm ・周辺住民理解示す 15日にも焼却開始
狂牛病問題のあおりで行き場がなくなっている肉骨粉の問題について、羽村、福生、青梅市
と瑞穂町のごみを処理している西多摩衛生組合(管理者・並木心羽村市長)は七日、受け入れ
る方向で検討を始めた。周辺住民が理解を示したためで、早ければ十五日ごろから焼却を始め
る。多摩地区の各焼却施設での受け入れを求める声も上がっている。
この問題は、同町の肉骨粉製造会社「富士化学」が十月十日、同組合に焼却要請をしたこと
から表面化。組合は公害防止協定を交わした焼却場周辺住民(羽村市と瑞穂町の十六町会)に
配慮し、「国や都が焼却の安全性を確保するまでは焼却できない」としてきた。
しかし、都は十月末に「肉骨粉は焼却場で燃やせる一般廃棄物。公害は出ない」と回答。組
合も焼却炉は最新式で、公害の心配はないとしている。
瑞穂町の周辺七町会は先月、受け入れを表明、羽村市の九町会は六日夜の役員会で、他の焼
却施設にも焼却させる、などの条件付きで焼却を了承した。同組合では、「正式に回答を受け
、焼却を早期に始めたい。一日二十トン程度は受け入れられる」としている。
都環境局によると、同社の肉骨粉は、品川区の業者が約二十トン、二十三区清掃一部事務組
合の千歳工場(世田谷区)も約二十トンを処理。同工場が週明けから保守点検に入るため、新
江東清掃工場(江東区)がその分を引き受ける。
瑞穂町や羽村市の町会関係者からは、「大量なので、関東一円の焼却場でも受け入れてほし
い」といった声が上がっており、富士化学の福間壤(ゆたか)専務も「受け入れてもらえるこ
とは歓迎しているが、生産量は一日七十トン以上。量的には根本的な解決になっていない」と
訴えている。
425 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/08 10:17 ID:n3IN/RpH
▽12月8日 未処理「肉骨粉」県内1100トン(読売新聞・静岡支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news004.htm ・焼却施設なく毎日5トン増
牛を処分した後に出る骨やくず肉を粉状に加工した「肉骨粉」の県内の在庫量が、十一月末
現在で千百十トンにのぼっていることが七日、県議会での県の答弁で明らかになった。
国は肉骨粉を産業廃棄物として処理するよう指導しており、県は十月から市町村や民間の焼
却施設に処分を依頼しているが、狂牛病の感染源と指摘されていることもあって交渉は難航。
今も焼却場所は見つからず、肉骨粉は毎日約五トンずつ増えているという。
肉骨粉は、狂牛病騒動の前は、飼料や農作物の肥料などに使われていたが、現在は製造・販
売や、農家での使用が全面的に禁止されている。
また、県は七日、豚などの血を原料にした「血粉」をエサとして食べていた県内の牛三百三
十一頭を国が買い上げ、県が処分して狂牛病検査に回す作業に入ったことを明らかにした。七
日までに三頭が処分され、狂牛病に感染していないことが検査で確認された。
426 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/08 10:20 ID:n3IN/RpH
▽12月8日「半田産ビーフは安全」 知事や県議ら牛どん試食(読売新聞・愛知県内支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news003.htm 狂牛病問題で消費が落ち込んでいる牛肉の安全性をPRしようと、自民党県議団は七日、半
田市産の牛肉を使った牛どんの試食会を議会棟の同党会議室で開いた。議員団五十八人のほか、
神田真秋知事ら県幹部も出席し、「この通り、安全でおいしい」とはしを進めていた。
かとう南団長が「牛肉を食べて元気を出そう。そして市場を活性化しよう」と呼びかけた後、
試食が始まった。一杯あたり百五十グラムの牛肉が乗った牛どん九十食が用意されたが、団
員らは「うまい、うまい」と十数分で瞬く間にたいらげた。
報道陣からは、「消費者が狂牛病のことを思い出し、マイナス効果では」などとの質問も飛
び出たが、神田知事は「酪農家の方々も大変困っている。本来、十二月は最も牛肉が消費され
る月で、誠にタイミングのいい試食会だ」と笑顔を見せていた。
【写真】「誠にタイミングのいい試食会」と話しながら牛どんを試食する神田知事
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/img/news003_2.jpg
427 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/08 10:27 ID:n3IN/RpH
▽規制求める意見を黙殺 96年の農水省審議会 肉骨粉使用問題で
2001/12/08 09:00 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011208&j=0044&k=200112083505 狂牛病(牛海綿状脳症)の感染防止のために一九九六年四月に農水省が出した法的拘束力を
伴わない行政指導に関連して、当時の同省の審議会で一部の委員から「肉骨粉の使用は法的に
禁止すべきだ」との意見があったにもかかわらず、この意見が取り上げられずに黙殺されてい
たことが、七日、明らかになった。
同日開かれた狂牛病問題の原因究明のための調査検討委員会(委員長・高橋正郎日大教授)
の中で同省が報告した。より強い規制を求める専門家の意見を放置したことが国内の狂牛病発
生につながった可能性もあり、調査検討委はさらに経緯を調べる方針。
報告によると、世界保健機関(WHO)が九六年四月三日、「牛などの反すう動物の飼料に、
肉骨粉など反すう動物の組織を与えることを禁止する」との勧告を決定。これを受け同省は、
同十六日の行政指導で肉骨粉の使用を制限する一方、同二十四日には農業資材審議会飼料安
全分科会の家畜飼料検討委員会を開き、専門家の意見を聞いた。
その際、複数の委員から、法的に肉骨粉の使用を禁止すべきだとの意見が出たが、その時点
ではWHO勧告の詳細が不明だったことなどから審議は先送りされた。しかし、同年九月にも
う一度審議会を開いた後は、昨年十二月までこの問題で審議会などは開かれず、四年以上も法
的規制の検討を放置していた。
同省は「九七年ごろから病原性大腸菌O157や遺伝子組み換え食品の問題などが頻発し、
論議が優先されなかったのではないか」と説明している。
428 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/08 10:30 ID:n3IN/RpH
▽狂牛病、疑似患畜62頭移動 猿払の農家別れ惜しむ
2001/12/08 09:00 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011208&j=0044&k=200112083514 【猿払】国内二頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)感染牛が見つかった宗谷管内猿払村浜猿払の
農家の同居牛八十二頭のうち疑似患畜とされた六十二頭は七日、村内の村営牧場に移された。
農家は長年育てた牛を万感の思いで見送り、村営牧場では東宗谷農協職員らが牛の体を洗い、
搾乳した。処分は道内の家畜保健衛生所で分散して行われるが、数日かかる見込み。
同日午前十時半ごろ、宗谷家畜保健衛生所職員と同農協職員がこの農家を訪問。了承を得て
六十二頭の移動、隔離を行った。村営牧場では牛舎一棟を借り、猿払村や宗谷支庁職員も加わ
り終日、牛の体をお湯で洗い、最後の別れを惜しんだ。写真を撮るなどの個体確認作業は夜ま
で続いた。
一方、浜猿払の農家には子牛二頭と母牛の計十数頭が残った。牧場経営者の家族は「指示が
あるまで残った牛の搾乳をする」と話した。
疑似患畜牛の殺処分見直しを求めていた円丁辰夫芦野酪農振興会長は同農家を「力を落とさ
ないで」と見舞い、「処分はこれで最後にしてほしい」と訴えた。また、同農協の阿部富夫参
事は「とうとう殺す時が来たのか。みんな最後の化粧と思いながら(疑似患畜を)一頭一頭洗って
いるのだろう」と話した。
430 :
:01/12/08 10:42 ID:Ol0jia3Y
まりあさんの
アンチ前スレ
http://web.archive.org/web/20011018111601/ http://nikukoppun.tripod.co.jp/ アンチ後スレ
http://nikukoppun.tripod.co.jp/ との、主な変更点
アンチ後、削除された個所
金子清俊氏の見解シリーズ、自民党、各自治体リンク、草壁氏リンク、異常プ
リオン関係、アミノ酸配基列、検査方法、プリオン病とクールー病、牛乳によ
る感染、鶏卵の安全性についての金子氏の見解、異常プリオンの体内蓄積、30
ヶ月以上の牛100万頭、尻たたき検査、9月19日農林水産省検査結果、焼却処分
と異常プリオン、発症率についての論議、日本牛肉輸入禁止地域、欧州からの
輸入肉骨粉、アルツハイマー症との関係、解体と背割り、食肉処理方法、高級
和牛-乳牛は肉とみなさないとの記事、プリオン病の治療、「金子先生の説が
正しいとしたら、日本の安全はとんでもないことになる」との部分、「肉骨粉
を豚・鶏飼料に使うことは厳禁」との部分、感染予防対策、牛の安全性につい
ての金子氏の見解、輸入肉骨粉についての金子氏の見解、豚鶏卵魚の安全性に
ついての金子氏の見解、肉骨粉のコンクリート使用についての金子氏の見解、
母子感染についての金子氏の見解、日本政府の安全宣言、英国のCJD発症統計
アンチ後、加わった点
化粧品情報、コープながのの対応、舌は危険との見解、畜産副生物の用途、肉
骨粉の遺伝子レベル調査の京都新聞記事、
以上ですが、なお、金子氏の名前が「豚・鶏・魚の安全性」の根拠として、唯
一、残っていました。
>>430 これも抜けてます。 アンチ後加わった点、というやつも、前に更新されてたときに、
追加されてたやつと思う。
▼プリオン研究者・金子清俊氏の信頼できる見解シリーズ
▽いわゆる安全宣言と今の日本の牛製品の安全性について [2001年10月21日発表] NEW!!
▽「食生活変える必要ない」コメントの真意 [2001年10月16日発表] NEW!!
432 :
Dr George A Venters さんの説に対する否定的見解 :01/12/08 23:21 ID:1Wr40Sxa
http://www.alzheimers.org.uk/cjd/news.html#news CJD Network response to Dr George A Venters theory about vCJD
In an article in the British Medical Journal (13 October 2001) questioned
the causal link between the bovine spongiform encephalopathy prion and new variant
Creutzfeldt-Jakob disease. Go to BMJ website:
http://www.bmj.com The CJD Support Network is very sceptical of the proposal that the link between
BSE and vCJD is open to question.
We understand that the pathological evidence available indicates that the brains
of people who have died from vCJD have distinctive florid prion protein plaques
surrounded by spongiform changes. These are very similar to the pathology of BSE.
The time period of infection of people with vCJD (mid 1990s) can be closely
correlated with the period 10 years earlier (mid 1980s) when the UK population
would have been most exposed to BSE in contaminated food.
These ideas need to be considered by epidemiologists and neuropathologists and responded to.
Many families of people who have died from vCJD will view these theories
with disbelief and possible offence.
433 :
ふりかえってみよう :01/12/08 23:26 ID:hXeCztMA
英国の政府がどのような過ちを犯したか
-------------------------------------
アラン・アンダーソン氏の発表
国際科学技術ジャーナリスト会議 2001-10-27
狂牛病について英国の政府がどのような過ちを犯したか。
何が間違っていたか。
UKでの狂牛病について、国民の信頼を破壊することになった。
遺伝子組み替え食品などに対する信頼性も同様に失った。
政府のあるいは科学者が間違えた良い例ではないかと思われる。
フィリップス委員会から狂牛病の対応がどこがおかしかったのかの報告が出た。
2000年 24名死亡。
将来は、死亡者は2万人になるだろうと言われている。
官僚主義によって許しがたい遅れがでた。
政府は国民の動揺を押させることに集中して、良いことだけを報道した。
政府は”リスク”を理解できない。
歴史:
1970年代 牛に狂牛病が発生。
1985年9月 情報は統制された。
1987年 MBM(肉骨粉)が危険。しかし、健康省に伝達されなかった。
1990年 牛肉は完全に安全だ。農林大臣がハンバーガーを食べた。
1994年 政府の科学者は、人に感染する可能性は微々たるものだ、と言いつづけた。
肉骨粉が使われなければ。政治家はこれを誤解して、牛は安全だ。
1996年 新変異型ヤコブ病は人に伝染する。
政府の犯した間違いは、人への伝染には証拠は無いとした。
証拠が無いということが起きない訳ではない。
証拠というものは、将来を保証しない。もしも評価が間違っている。
不合理に行動しているのは、政府であって、
国民は科学に対して確実性を求めているという人もいるが、
一定程度のリスクがあることがあるということには全く問題はない。
現在の状況では、フィリップス報告書で、リスクを発表しなければならない。
マスコミはBSEに対しては良くやったと思われる。
http://plaza13.mbn.or.jp/~yasui_it/Journalist.htm --------------------------------------------------------------------------
アラン・アンダーソン
イギリス人
1978年英国オックスフォード大学で博士号を取得.
1987年4月よりネイチャー誌ワシントン編集局長
434 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/09 02:58 ID:52G3921l
◆武部農林水産大臣記者会見要旨 ( 平成13年12月7日(金) 10:09〜10:52 於:農政クラブ )
○BSEに関する対応について
Q: 先日4日国会内で横路議員に対して、大臣が「どんどんこれからも出る」と。
Q: 「まだまだ出る」というふうにおっしゃっていると伝えられていました。状況から判断
しまして、この問題では生産者、流通各段階及びその省内の担当の課長補佐レベルまで連日連
夜皆さん不眠不休で努力なさっているわけです。そういう状況を踏まえて、大臣のような発言
が不適切であったのではないかという指摘が一部でなされていますけれども、大臣自身はどの
ようにお考えかお聞かせ下さい。
Q: その発言は、私は初めて聞きました。議員の方々からのそういう話が質問が大臣に出さ
れるということは、伝わっていないということですがどうですか。
Q: 国民に対して、2頭目ないし3頭目が出たときに、「出る可能性があります」と、「出
ることはマイナスではないのです。感染源の究明のためには必要なのです。」という形で、緊
急の大臣発言というのですか、そういう形で国民に理解して頂いて、納得して頂くような方策
が取られる前に、そういうようなことを言われることについてです。
これらのQに対する武部農水相の回答を読みたい方は、こちらで確認できます。
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/011207daijin.htm
435 :
イタリア産肉骨粉 :01/12/09 10:10 ID:svDPYRSA
12月9日発売、読売新聞朝刊1面「狂牛病汚染<上>」より 農水省は十月、欧州やアジアに職員を派遣、日本に輸入された肉骨粉の 現地製造工場を調査した。その結果、イタリアの工場だけは一九九八年六 月まで、病原体の異常プリオンを除去するのに不可欠な「加圧器」を導入 していなかったことが判明、処理が不十分なままの肉骨粉が600トン輸入 されたことがわかった。にもかかわらず、九五年から、今年一月に欧州から の肉骨粉輸入を全面禁止するまで、五万トン以上も日本に輸入されている。 「安全な処理が施されている」とイタリア産肉骨粉に太鼓判を押していた農 水省幹部は調査結果を目の当りにして、「イタリア産の肉骨粉は汚染され ていた可能性もある」と見方を一転させた。イタリアのケースは、狂牛病に 対する農水省の危機意識の甘さを象徴している。
436 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/09 10:12 ID:9xXV5UH5
▽疑似患畜の23頭、家畜保健衛生所などに移送(読売新聞)
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/news/news.htm#3news 宗谷支庁猿払村で国内二頭目の狂牛病感染牛が出た問題で、同村の酪農家で飼われ疑似患畜
となった六十二頭のうち二十三頭が八日午前までに、家畜保健衛生所など道内の各施設へ運ば
れた。道は、処理施設の受け入れ態勢が整い次第、順次、村営牧場から疑似患畜を動かす方針
でいた。七日深夜に準備が整ったため、八日未明から移送を開始した。東宗谷農協によると、
計二十三頭が同支庁浜頓別町の宗谷家畜保健衛生所などに運び出されたという。
これらの疑似患畜は、狂牛病検査のために殺処分され、その後、焼却される。
437 :
コンタミ :01/12/09 10:16 ID:9xXV5UH5
▽12月9日 豚鶏用と牛用の飼料現在も半数同じ車で(読売新聞・前橋支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news001.htm ・全農系 輸送会社、体制整わず
国内三頭目の狂牛病となった宮城村の乳牛に与えられていた配合飼料の輸送をめぐる問題で、
大間々町にある全国農業協同組合連合会(全農)系列の「くみあい化成工業赤城工場」から
の飼料輸送車は、現在も約半数が鶏豚用飼料と牛用飼料の両方を積む配送をしていることが八
日、わかった。
全農は、今年六月に農水省が示した肉骨粉混入防止のガイドラインを準用し、同九月以降は、
牛、豚、鶏用の専用車化を図り、共用した場合には小麦かすをパイプに流して洗浄する方法を
飼料輸送会社に要請していた。
ところが、全農広報室によると、同工場から各農家への配送を担っている約百台の輸送車の
うち、専用化できたのは約半数。残りは配送体制の問題から牛用と鶏豚用の両方の飼料を運ん
でいるうえに、小麦かすによる洗浄も、タンクが空になった状態で工場に戻ってからでないと
できないという。このため、出先でパイプから排出する飼料を切り替える際には、パイプ内の
スクリューを逆に空回りさせる従来通りの方法で対応している。
同工場から飼料を購入したことがある宮城村の六十代の酪農家男性は「以前は牛以外の飼料
が混じることが何度かあった。タンクの底に残っていたものだと運転手から説明された」と証
言。勢多郡の男性(74)も「五年ぐらい前に豚のえさに牛のえさが混じって問題になった。
県経済連には『もっときれいにして欲しい』と要請した」と話している。
さらに、別の酪農家も「運転手がサイロに移し替える際に間違って豚用のえさを入れたこと
があった」「農協に『鶏や豚の飼料を配る車と牛の飼料を配る車を別にしてくれ』と申し入れ
たことがあるぐらい、かつては頻繁にえさが混じることがあった」と指摘する。
一台の輸送車で飼料を同時に輸送すると、牛用飼料に鶏豚用飼料が混入する可能性が否定で
きないため、全農は、先に牛用飼料を配送するようにしている。
438 :
イタリア産肉骨粉 :01/12/09 10:24 ID:svDPYRSA
>>645 一番重要な部分が抜けたので訂正。
12月9日発売、読売新聞朝刊1面「狂牛病汚染<上>」より
農水省は十月、欧州やアジアに職員を派遣、日本に輸入された肉骨粉の
現地製造工場を調査した。その結果、イタリアの工場だけは一九九八年六
月まで、病原体の異常プリオンを除去するのに不可欠な「加圧器」を導入
していなかったことが判明、処理が不十分なままの肉骨粉が600トン輸入
された疑いが出てきた。同国は今年になって四十頭をこす感染牛が出て
汚染国だったことがわかった。にもかかわらず、九五年から、今年一月に
欧州から の肉骨粉輸入を全面禁止するまで、五万トン以上も日本に輸入
されている。 「安全な処理が施されている」とイタリア産肉骨粉に太鼓判を
押していた農 水省幹部は調査結果を目の当りにして、「イタリア産の肉骨
粉は汚染され ていた可能性もある」と見方を一転させた。イタリアのケース
は、狂牛病に 対する農水省の危機意識の甘さを象徴している。
読み直したらこの部分が抜けていた。
「同国は今年になって四十頭をこす感染牛が出て汚染国だったことがわかった。」
439 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/09 10:25 ID:9xXV5UH5
▽12月9日 狂牛病影響 大洲で県見本市共励会(読売新聞・松山支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news006.htm ・枝肉競り値伸び悩む
畜産農家の生産意欲を高めようと、県肉畜見本市共励会(県農えひめなど主催)が八日、大
洲市の県農えひめアイパックスで開かれた。県内の六十六人が肉牛などを出品、年に一度の枝
肉の競り市が行われたが、狂牛病の影響で例年より競り値は伸び悩んだ。
黒毛和種、交雑種、乳用種が出品され、競りには県内外の購買人約四十人が参加。古角義勝
・県農えひめ畜産部長が「牛海綿状脳症で業界が受けた打撃は想像を絶する。信頼を回復し、
消費拡大を図りましょう」とあいさつ。購買者らは「厳しい時だからこそ、しっかり作って下
さい」と生産者を激ました。
競り場につるされた枝肉六十六品が順番に運ばれると、競り人が「千円、千百円、千五百円
」と威勢よく値を上げていった。黒毛和種で一番の高値は宮城産の二百三十一万円。平均価格
は七十万千九百円で昨年より約二十万円安となった。
河井一夫・県農えひめ畜産販売課長は「市場価格が安く、競り値も下がった。それでも購買
者は、農家を励まそうと良い値を付けてくれた」と話していた。
440 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/09 10:27 ID:yZp7mxXl
狂牛病、EUで規制が不徹底 汚染源の飼料の使用が横行 英国をはじめEU諸国において頻発している狂牛病に対する国内の予防措置は 果たして十分なのか。 食の安全と農の自立をめざす全国連絡会は四月十八日、狂牛病の予防措置を テーマに農水省及び厚生省の担当官を交えた集会を開催した。 なかで、市民団体・健康情報研究センター代表の里見宏氏から、EUにおいて 禁止措置が生産者によって十分に守られていないという、ショッキングな報告 がなされた。
441 :
敗色濃厚 :01/12/09 10:31 ID:9xXV5UH5
▽12月9日 「狂牛病に負けない」と宣言(読売新聞・佐賀支局)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news001.htm 狂牛病(牛海綿状脳症)問題について考える畜産農家の研修会が八日、佐賀市の佐嘉神社記
念館で開かれた。約二百五十人の畜産農家の代表が「消費者に安心して食べてもらえる畜産物
の生産に努める」と述べ、「打倒狂牛病」を宣言した。
県は、大阪市場に出荷される和牛の四分の一を占めるなど、全国有数の食肉牛産地。研修会
では、関西方面の食肉流通に詳しい榎本健蔵・全農近畿畜産センター食肉部長の講演が行われ
た。
榎本さんは、狂牛病問題前後の食肉市場の動向をグラフを用いながら説明。落ち込んでいる
消費を回復させるには、どこの生産者がどういう飼育をしてきたか――など、流通過程のすべ
てを開示して、消費者に安心してもらうことが重要と訴えた。
畜産農家を代表して伊万里市大川町農協の本田豊太さんが「これまで培ってきた技術をさら
に高め、狂牛病に負けない畜産経営を確立する」と、宣言を読み上げた。
442 :
adamo :01/12/09 11:57 ID:yrk2u/sO
443 :
ビデオ録画し (=゚ω゚)ノ ぃょぅ :01/12/09 18:35 ID:5IkcfgsO
日テレ(関東では4チャンネル)夜07:58〜08:54 特命リサーチ200X! ▽食生活を脅かす狂牛病の恐怖…我々が知っておくべき正しい知識▽ツチノコ緊急報告ほか(予定) (社のスポンサーに有利な御用番組になる可能性はある) 子供たちは脳関門が未熟だから 異常プリオンはモロに脳へ侵入する。
444 :
ビデオ録画し (=゚ω゚)ノ ぃょぅ :01/12/09 20:00 ID:wgXpmGxk
日テレ(関東では4チャンネル)夜07:58〜08:54 特命リサーチ200X! ▽食生活を脅かす狂牛病の恐怖…我々が知っておくべき正しい知識▽ツチノコ緊急報告ほか(予定) (社のスポンサーに有利な御用番組になる可能性はある) 子供たちは脳関門が未熟だから 異常プリオンはモロに脳へ侵入する。
445 :
:01/12/09 20:01 ID:A5oQmTXh
みてるぜぇ
446 :
プリオン :01/12/09 20:03 ID:rs3hAKEG
俺も見てるぜ
447 :
:01/12/09 20:32 ID:7a9NwIHK
もしかして、まりあさんのスレから、金子先生の発言がいっせいに 消えたことと、このテレビ番組で、金子先生が一問一答に答えてい ることは、関係していることと思われ。 まりあさんイコール日テレなの?
448 :
ZENON1719 ◆Yc0X7/sg :01/12/09 20:36 ID:e9wwMaUR
結局、豚、鶏でも感染するということ。ただし、潜伏期間が前に処理すれるから安全。 なにが、安全だ。プリオンはたまり続けているじゃないか。やはり、肉骨粉は全面禁止だな。
449 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/09 20:36 ID:M0b2E6ra
狂牛病っと騒がれる前から 20年くらい前から、足腰がたたなくなって死んじゃう牛って結構いたよ。 おれはの家は酪農カー
450 :
:01/12/09 20:37 ID:ZSXgjRV8
さっさと肉コップン禁止しろよな。 使っている間は説得力無し!!
451 :
消えた「まりあ」の謎 :01/12/09 20:39 ID:IDinsK2H
>>447 どうだろう。金子氏の発言はこれまでも、随分違った風に
報道されていたから、この程度はかわいいほうかも。
ところで、金子氏の元の発言が見れるサイトがオープンした模様。
2chニュース速報板・狂牛病情報スレ用データページ「ニクコップン」オリジナル版(
http://bse.kiss1.net
452 :
ZENON1719 ◆Yc0X7/sg :01/12/09 20:42 ID:e9wwMaUR
>>449 それって重要情報じゃないの。
それが、本当なら感染ルート解明なんて、まるっきり意味がない。
国益のために、情報を公表すべきだ。
453 :
:01/12/09 21:06 ID:7a9NwIHK
>>451 まりあさんイコールまりちゃんともかんがえられ。
200X年にも放送されたことだし、タイムリーなので これもう一度再掲しておきます。 10月18日の全頭検査開始以後にもらった金子先生の見解です。 ▼いわゆる安全宣言と今の日本の牛製品の安全性について △ 国立精神・神経センター神経研究所 金子清俊氏の見解です。 この見解は、2001年10月1日現在の、狂牛病先進国イギリス、ヨーロッパの状況と、 最先端の研究をされている金子さんの最新研究結果をもとに構成してくださっています。 しかし、この病気は、ほんとうに新しい病気ですから、まだ全容が掴めていないのが、全世界の研究者の実状です。 ご自身にて、日々の、あらゆる情報の更新にご注意ください。(toya) いわゆる安全宣言と今の日本の牛製品の安全性について さる10月18日、いわゆる安全宣言が出されました。その言葉が適当かどうかはさておき、 今の日本の牛製品に対する私の考えを述べさせていただきます。現在の検査は、処理される 牛すべてを対象とするいわゆる全頭検査です。それに用いる検査法はELISA法です(検査に 携わる方々が慣れるまでは若干の混乱があるでしょうが)。 狂牛病に対する対応を考える場合、科学的な証拠に基づいて方針を決定していくことが重要 ですが、科学的に100%を追い求めていった場合には、実生活に即した形での対応はまず不可 能です。例えば、食肉の汚染の問題なども突き詰めていったらきりがありません。終いには牛肉を 食べないと言う結論しかあり得なくなってしまいます。では、どうしたらよいのか?私の答えは、 「まず先達の経験に学ぶ」、というものです。狂牛病は日本では初めての経験ですが、英国、 ヨーロッパでは過去16年間に及ぶ失敗の教訓を含めた戦いの歴史があります。まず欧州の対応に 即した形でのきまりを作り、そこからスタートすることが現在取り得る最善の方法と考えます。 その点から見て、今回の行政の対応はその資格を満たしています。全頭検査と言う点では欧州以上です。 背割りの問題につきましても、以前私は1995年以降英国では背割りが禁止されたと記載いたしました。 しかし、本当にそうかどうか、いろいろな方に伺っても定かでありません。この点につきまして、深く お詫び申し上げます。少なくとも現時点では、英国を含めた欧州で背割りは行われています。つまり背割り と言う観点からも、現時点で一応欧州並みとは言えます(しかし、近々、スペインとフランスで背割りに よらない方法が試験的に開始されるそうです。このことは、欧州も背割りについての懸念を持っている 可能性を示唆します)。 しかし、以上のように欧州並以上の体制が確保されたといっても、これによって最低限の安全は確保 されたと認識した方がよいと考えます。今の対策で本当に十分かどうか、あるいは逆に過剰ではないか、 これから継続的にモニターをしていく必要があります(場合によっては、昨日まで正しいと言われていた ことがくつがえる可能性すらあり得ます)。これらはあくまでも一里塚であって、これからもおそらく 年余にわたって狂牛病問題と付き合っていく必要がある、という認識が必要です。「安全宣言でもうすべて 解決」ではなく、これからが始まりであるとの認識が必要と考えます。 また、今の対策が適切かどうかのモニターは、行政と独立した中立の立場(第三者機関) による客観的な評価が理想と考えます。行政が施した対策に対して自ら評価するのではなく、 中立の立場のものが安全かどうかを判断するのが理想的です。消費者の信頼回復のためには この点が一番重要だと思います。行政側が行った対策を行政側が自ら評価して、「安全です」 と宣伝するよりも、誰もが納得する中立機関の安全評価の方がはるかに信頼されやすいと考えます。 最後にもう一つ重要な点がございます。今回の検査体制によって、これから処理される牛製品 に関しては上記の見解が適応されますが、それは既に市場に出回っているものの安全性を保証しません。 既に市場に出回っている牛由来の製品の安全性は不明です。種の壁、経口摂取による減弱効果等により、 感染の危険は極めて低いとしても、どなたかが感染する可能性がある場合は、これは決して見逃せない問題です。 患者さんなどいるはずがないと考えていて、万が一患者さんが発生した場合の混乱は今の狂牛病騒動の比では ありません。異型CJD発生の可能性を念頭に置いて、今から準備を進めるべきです。それが私どもの仕事と考えています。 金子清俊 拝 (このコメントは2001年10月21日頂戴しました。toya)
455 :
wr :01/12/09 21:08 ID:Ek4ZS45J
ごめんなさい、つい先ほど
>>454 にUPした金子先生の見解に一部抜けているところがありましたので
再々掲します。さきほどのは削除依頼したいんだけれど、どこに出せばいいかな?
背割りのところで、その文を使って反論するときに原文からコピーしたつもりが、抜粋しちゃった。
ごめんなさい。
457 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/10 00:09 ID:FoKq0WIw
▽牛枝肉の調整保管 下支え効果見られず(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash01120806.html 低迷している牛枝肉価格を下支えする、国の調整保管頭数が七日現在、予定数量の5%に相
当する四千頭強となったが、外食需要の落ち込みや消費不振が著しく、調整保管の効果が価格
に現れていない。
七日、東京と大阪のB2・B3加重平均価格は今年の最安値となる一キロ三百五十一円に下
落。先月の十五日以降、安定基準価格割れが続いている。農水省は「価格を見極めながら効果
的に事業を進める」(畜産部食肉鶏卵課)としている。
調整保管は去勢牛B2・B3が対象だが、枝肉価格が牛海綿状脳症(BSE)三頭目の確認
後は再び下落している。
調整保管は安定基準価格(一キロ七百八十円)割れが深刻化した十月二十六日に事業を発動。
JA全農などの団体が、東京、大阪の食肉市場、産地食肉センターで買い支えている。
市場隔離の規模は来年五月まで八万三千頭を予定しているが、これまで四千頭強の去勢牛を
買い支えている。
458 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/10 00:11 ID:FoKq0WIw
▽行政指導に疑問 農水省BSE問題調査検討委 (日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash01120803.html 農水省は七日、第二回牛海綿状脳症(BSE)問題に関する調査検討委員会を開いた。
肉骨粉の牛への給与禁止を求めた世界保健機関(WHO)の勧告を受け、一九九六年四月に
農水省が出した行政指導が、適切だったかどうかが焦点となった。
委員からは「九六年当時、牛由来の飼料について検討していた審議会にBSEの専門家を
呼ばなかったのはなぜか」「二〇〇〇年になるまで肉骨粉の規制が再検討されなかったのは、
間隔が空きすぎではないか」など、厳しい意見 が相次いだ。
肉骨粉の牛への給与は、英国が八八年七月に法的に禁止、欧州連合(EU)全域でも
九四年六月には法的に禁止した。EU域外の国では、米国の生産者団体が九六年三月、
オーストラリアの業界も五月、自主的に禁止していたが、後に米国は九七年八月、
オーストラリアは十月に法的に禁止を決めている。
同委員会は来年三月末までに、今後の畜産・食品衛生行政のあり方について提言を
出す見通しだが、どこまで行政責任に迫れる かが焦点となる。
、と思ったら抜けてませんでした。よかった。 寝ぼけていたみたいです。失礼しました。おやすみなさい。
460 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/10 01:39 ID:M5oJ7Whs
461 :
肉骨粉の処理に関するドイツのガイドライン :01/12/10 01:40 ID:M5oJ7Whs
462 :
過去ログ倉庫番 :01/12/10 14:53 ID:AGfBaFXk
過去ログ倉庫ですがメインの方が今年最後のサーバのメンテ中で
3日ほどFTPが繋がりません。
その間、ミラーの方については更新を続けております。
▼過去ログ倉庫にスレッド33本を追加!
http://members.fortunecity.com/nikukoppun/ 【狂牛】3頭目ハケーン!脳衰・荒逝省氏ね!part70(1001)
《狂牛病信者増殖中@ニュース議論板》
■■■■狂牛病信者増殖中・その3■■■■@ニュース議論板(970)
《関連スレッド》
緊急投票!あなたは牛の脳みそを食べられますか?@食べ物板(4)
狂牛病騒動で食卓から消えた食べ物は。@食べ物板(19)
肉骨粉を食べてみたくはありませんか?@食べ物板(29)
ゲテモノ食いが一番狂牛病でビビッてる?@食べ物板(10)
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【狂牛病】移植手術ができなくなる?厚労省の作業班で議論1204@ニュース速報+板(7)
【社会】牛肉価格、狂牛病発覚以来の安値[12/ 3]@ニュース速報+板(3)
何故にいま?今狂牛病3頭目??@ニュース速報+板(169)
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【殺人】徳島の食肉センターで男性2名刺されて死亡@ニュース速報+板(123)
【狂牛病】イギリスの死者は最高でも200人@ニュース議論板(38)
★狂牛病生産者の責任追及★@ニュース議論板(14)
【狂牛】2頭目ハケーン!脳衰・荒逝省氏ね!part67@ニュース議論板(108)
【狂牛】議論板に移動!脳衰・荒逝省氏ね!part68@ニュース議論板(147)
牛肉製品のお歳暮の意味は@ニュース議論板(8)
■■狂牛病!馬鹿マスコミを晒すスレ■■@ニュース議論板(5)
【狂牛】脳衰・荒逝省氏ね!《統一避難所》@ニュース議論板(35)
おい!みんなマクドナルドに聞いてみようぜ@ニュース議論板(300)
狂牛病は代用乳から感染の可能性?乳製品は大丈夫?(185)
武部農相、狂牛病の牛「まだまだ出る」発言(77)
【北海道牛肉大便】松山千春、「打倒狂牛病」(17)
◆◆武部脳葬「狂牛病まだ出るよーん」発言◆◆(9)
【狂牛】4頭目ハケーン!関係者全員氏ね(13)
【狂牛】3頭目ハケーン!脳衰・荒逝省氏ね!part71《フライング》(19)
【狂牛】3頭目ハケーン!脳衰・荒逝省氏ね!part70.5《予備》(51)
★牛★九州でも狂牛病発覚★牛★(130)
【祝】ねぇ?を讃えるスレ Part2(19)
463 :
よみうり :01/12/10 15:23 ID:42i118FX
狂牛病の牛への代用乳、欧州産動物性油脂が含有
http://www.yomiuri.co.jp/00/20011210i405.htm 狂牛病の感染が確認された北海道産の乳牛2頭と群馬県産の乳牛1頭に与え
られていた代用乳の原料に狂牛病発生国のオランダから輸入された動物性油脂
が含まれていたことが10日、農水省の調査でわかった。同省は、同国の工場
でこの動物性油脂を製造する際に、感染性のある牛の危険部位が混入した可能
性がないかどうか、輸入していたと見られる東京都内にある全国農業協同組合
連合会(全農)の子会社を立ち入り検査した。また、オランダに専門家を派遣
して詳しく調査する方針。
3頭の牛に与えられていた代用乳は、いずれも全農系の科学飼料研究所高崎
工場で製造されていた。
この代用乳の成分には米国産の豚の血しょうたんぱくのほか、国産の牛の動
物性油脂が含まれていることがわかっていたが、同省の調査で、感染国のオラ
ンダのほか、非感染国のアメリカの動物性油脂が含まれていることが新たに判
明した。同省では、動物性油脂の原料には、牛と豚が使われたと見ている。
オランダは97年に狂牛病の発生国となり、これまでに、21頭の感染が確
認されている。(12月10日14:46)
464 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/10 17:01 ID:MX+9B9/k
465 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :01/12/10 18:43 ID:q0S3Mwmd
狂牛病の牛と同じえさ食べた「擬似患畜」3頭処分 岡山
http://www.asahi.com/national/update/1210/019.html 岡山県は10日、国内2頭目の狂牛病の牛が確認された北海道猿払村の農場か
ら県内に出荷された乳牛3頭が、狂牛病の牛と一緒に飼われ、同じ飼料を食べ
ていたことが分かったとして、「疑似患畜」と認定したと発表した。3頭は処
分され、病性鑑定のため延髄部分が動物衛生研究所(茨城県つくば市)に送ら
れる。
県畜産課によると、3頭はいずれも1歳になるまで狂牛病の牛と同居し、同じ
種類の人工乳と代用乳を食べていたという。うち2頭は狂牛病の牛が生まれた
前後1年間に生まれていた。3頭は延髄を採取後、焼却される。
県は11月30日までに、猿払村の農場から出荷された3頭を確認。その時点
から、各農場が自主的に隔離し、生乳の出荷も自粛していた。(13:44)
466 :
:01/12/10 20:56 ID:YV4oPy3Z
「狂牛病に対する疑問を直接役所にぶつけよう」〜市民団体の緊急集会に民主党も協力
http://www.dpj.or.jp/news/200112/20011203_usishukai.html 「狂牛病に対する疑問を直接関係省庁に質そう」と、4つの市民団体が超党派の国会議員に呼
びかけた「緊急院内集会〜BSE発症の責任と明日の畜産・酪農を考える」が3日、議員会館
で行われた。主催したのは、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会、生活協同組合連合会グ
リーンコープ連合、日本消費者連盟、大地を守る会。
この集会に先がけ、11月13日に民主党狂牛病問題対策本部と市民政策議員懇談会は、これら
の団体から「BSE問題に関する消費者からのヒアリング」を行っていた。今回の集会はその
4団体が超党派に働きかけ、合同主催する形で実現した。
生産者・消費者・マスコミ関係者のほか、超党派の国会議員も多数参加。民主党からは、菅
直人幹事長はじめ対策本部メンバーの筒井信隆・鮫島宗明両衆議院議員ほか16人の議員が顔を
揃え、会場は200人を超える人であふれかえった。
冒頭、菅幹事長が挨拶し、政府の危機管理体制の甘さと、第1頭目の感染牛が発見された際
の対応の大幅な遅れを指摘。政府の不作為ぶりを改めて指弾した。
集会では、大地を守る会の野田克巳事務局長の司会のもと、まず11月27日に農林水産、厚生
労働両省に提出した事前質問と、それに対する両省からの回答を紹介。
質問書では以下の3つの基本骨子を提示し、7つの質問を行った。
(基本骨子)
(1)日本におけるBSE発症の原点に立ち戻り、行政の本質的怠慢と基本的な判断ミスの責任
を明らかにする。
(2)感染拡大防止のために、「入り口」としての畜産のあり方から、「出口」の食品衛生のあ
り方まで、危機認識をもって、総合的な、省庁横断的な新規部署を設置し、諸施設の実施を徹
底した情報公開を伴って実施する。
(3)今回の事態を契機に、日本の畜産振興のあり方を抜本的に見直し、5年後、10年後を見据
えたビジョンを構築する。
(質問)
(1)行政責任の自覚に関する質問、(2)安全性確保に関する質問、(3)安全性確保に関する質問、
とりわけ検査法について、(4)行政指導のあり方に関する質問、(5)今後の食品安全行政に関
する質問、(6)国内畜産の振興に関する質問、(7)アメリカ牛肉の安全性に関する質問。
ところが、両省から提示された回答は、まさしく官僚答弁の最たるもの。それらに対して、
参加者たちはそれぞれの不安・疑問・憤りを両省の担当官にぶつけ、解決への問題提起を行っ
た。
北海道から参加した生産者は「今後は二の舞を踏まないように対処するといいながら、政府
は一部の肉骨粉の使用を許可した。肉骨粉への不安が解消されてないなか、その使用を認めれ
ば、消費者の不安が消えないのは当然」として、相変わらずの危機管理意識の甘さを追及した。
また、「肉骨粉が危険だとした政府指導は今回狂牛病が発生するまでまったく届いていなかっ
た。市町村・行政のどこへ、どんな形で指導したのか」と、政府の指導の手ぬるさを指摘した。
英国でコンサルタント会社に関わっている参加者からは、食品添加物として扱われている牛
脂の存在について「食品添加物基準で判断して輸入されるため、政府はその危険性を見逃して
いるのではないか。飼料会社で使われている例がある」と指摘があり、厚生労働省の担当官も
その存在を知らなかった事実を認めた。
また、栃木県の生産者は、「消費者の不安は行政が消してくれるものと思っていた。しかし
、行政が指導しても生産者が罰則規定をかいくぐって、牛を密殺するケースがあり、そこまで
は管理しきれないと行政は言う。ならば、罰則規定を強化してでも、生産者を罰してくれ。私
たち生産者は、消費者を裏切り、不純なものを食べさせてまで農業をやりたいとは思っていな
い」と、切々と重い言葉で訴えた。
さらに、感染牛はすべて焼却処分するとしている政府の対応について、「発生原因を探る上
では、研究資材として残しておく必要もある」との研究者からの指摘もあった。
牛等由来原料を用いて製造された医薬品、医療用具等の自主回収についても、企業からの報
告に頼っているため、その不徹底ぶりが明らかになった。
2時間に及んだ消費者、生産者、飼料流通業者、食肉・食品流通業者それぞれの立場からの
問題提起からは、この後に及んでも不十分な政府の対応が浮き彫りになった。
467 :
公開質問状 :01/12/10 21:33 ID:YV4oPy3Z
468 :
行政責任の自覚に関する質問 :01/12/10 21:35 ID:YV4oPy3Z
1.行政責任の自覚に関する質問(農林水産省および厚生労働省の両省に共通した質問)
たとえば、昨年11月に最初の感染例が発表されたドイツでは、今年1月の段階でBSE対策
の遅れの責任をとって農相ら閣僚2人が辞任した。さらに、組織の改組、名称変更なども行な
った。そして、大量生産農業が「狂牛病」を招いたとの反省から有機農業への転換を方針化す
るなど、行政としての責任と今後果たすべき責務を明確にすることで、国民の信頼を確保しよ
うとしている。ひるがえって、わが国はどうか。9月のBSE発症後において今日にいたるま
で、役所の機構を改めてでも対策を強化・深化させようとの気概は感じられない。1986年
のイギリスにおける最初の発症に遡り、今日国内でBSEの発症を生じせしめた行政としての
責任(国境措置および国内措置)をどう自覚しているのか、質問する。
また、総合的な行政対応のあり方について、どう検討しているか。これらの観点においては1
1月19日に「BSE問題に関する調査検討委員会」がすでに開催されているが、第三者にそ
の検証を求める前に自らの責任の所在について自らの自覚を表明すべきであると考えるが、見
解を求めたい。
こうした問題点が現状の法的、行政的体系の中で解決可能であると考えているのか、また解決
でいないとすれば、どこに欠陥があると考えるのか、質問する。
回答
http://www.daichi.or.jp/kijun&kenkai/kyougyuu4-1.html (農林水産省の回答)
1) BSEの侵入防止を図るため、これまで、肉骨粉の輸入停止措置、飼料の適正利用の推
進、家畜伝染病予防法の改正によるBSEの家畜伝染病への指定とサーベイランスの実施等、
各種の措置により、リスクを最小限に抑え、BSEの発生防止を図ってきたところですが、今
般、我が国においてBSEが発生したことは、大変残念なことです。
2) また、今回の事態の発生に際し、省内及び省外との連絡体制が十分に機能しなかったこ
と等から初期段階で対応に混乱が見られたこと等、国民の行政に対する不信を招いたことに対
し、各方面から厳しい御批判をいただいたことは重く受け止めているところです。
3) 今回のようなことが二度と起こらないように、今回の教訓を今後の行政に生かしていく
ことが重要であると考えており、今後とも厚生労働省や都道府県と連携しつつ、食肉等の安全
の確保と国民の皆様の不安の解消に万全を期して参りたいと考えております。
4) なお、BSEに関するこれまでの行政対応上の問題については、先日スタートした厚生
労働大臣と農林水産大臣の私的諮問機関である「BSE問題に関する調査検討委員会」におい
て、客観的、科学的な立場から検証していただくこととしております。
(厚生労働省の回答)
1) 厚生労働省では、BSEの人への感染性が指摘された平成8年3月以降、その時々の科
学的知見等に基づき、EU諸国等からの食肉等の輸入の禁止、と畜場におけるサーベイランス
体制の導入等、必要な対策を講じてきたところである。
2) それにもかかわらず、国内でBSEが発生したことは、誠に残念であるが、今般、緊急
対策として、@ BSE全頭検査の実施 A 食肉処理時の特定危険部位の除去・焼却の法令
上義務化などの措置を講じ、安全な牛肉等のみがと畜場から出回る体制を確立したところである。
3) 一方、今般のBSE問題に関する当初の対応について、関係者間の連絡体制が十分に機
能せず、混乱が見られ、食肉の安全に対する消費者の不安を招いたことに対し、各方面から厳
しい御批判をいただいたことは重く受け止めているところである。
4) こうした事態が二度と起きないよう、今回の教訓を今後の行政に生かしていくことが重
要であると考えており、今後とも、農林水産省等関係省庁と連携を図りながら、食品の安全と
国民の安心の確保に万全を期してまいりたい。
469 :
安全性確保に関する質問 :01/12/10 21:39 ID:YV4oPy3Z
2.安全性確保に関する質問(農林水産省、厚生労働省の両省に共通した質問)
10月18日には、両省は早々と「安全宣言」を発したが、さて、日本は本当に安全であると
「公言」できるのか。9月10日に農林水産省は疑惑の牛を「頭以外を焼却した」と発表した
が9月14日には徳島の飼料加工業者に渡っていたことを発表するという顛末であった。今日
において、どのように総合的な「危機管理対策(マニュアル)」を確立しているのか、そのポ
イントを両省に質問する。簡潔に回答されたい。
回答
http://www.daichi.or.jp/kijun&kenkai/kyougyuu4-2.html (農林水産省の回答)
牛海綿状脳症(BSE)の検査及び発生時の対応を的確にすすめるため、
「牛海綿状脳症(BSE)検査対応マニュアル」を定めています。
(以下略)
(厚生労働省の回答)
1) 9月10日に千葉県においてBSE感染が疑われる牛が発見されたことを受け、厚生労
働省の緊急対策として、10月18日より、食肉処理段階においてBSE全頭検査を実施する
とともに、食肉処理時の特定危険部位の除去、焼却を法令上義務化したところであり、これら
により、同日以降、BSEにり患した牛由来の食肉等が流通することはなくなったものと考え
ている。
2) さらに、加工食品についても、牛の特定危険部位を含む可能性のある加工食品の製造・
加工業者に対し、自主点検及び販売の自粛などの措置を講じたところである。
3) 10月18日のいわゆる「安全宣言」は、これらのことを受け、同日以降、BSEにり
患した牛由来の食肉等がと畜場から市場に出回ることのないシステムを確立した旨のメッセー
ジを出したものである。
470 :
安全性確保に関する質問、とりわけ検査法に :01/12/10 21:41 ID:YV4oPy3Z
3.安全性確保に関する質問、とりわけ検査法について(厚生労働省に対する質問)
BSE検査法として、病理組織学的検査、ウエスタン・ブロット法、免疫組織化学的検査、
エライザ法などが行われている。厚生労働省は、果たして現行国内で実施している検査法は
万全であると考えているか。もし問題があるとすれば、その問題点をどのように自覚して
いるか、質問する。
回答
http://www.daichi.or.jp/kijun&kenkai/kyougyuu4-3.html (厚生労働省の回答)
1) 厚生労働省が現在採用しているBSEスクリーニング検査の検査法については、検出感
度が高く、簡便でかつ短時間で検査結果が得られ、多数の検体を検査する場合に適した方法で
あると承知している。
2) 今般、全国の食肉衛生検査所において、BSEスクリーニング検査を実施するにあたり、
専門家の御意見を伺い、最も効率的かつ効果的に検査を実施する観点から、今回スクリーニン
グによる検査とウエスタンブロット法による確認検査を行うこととしたものである。
471 :
行政指導のあり方に関する質問 :01/12/10 21:42 ID:YV4oPy3Z
4.行政指導のあり方に関する質問(厚生労働省に対する質問)
各論になるが、以下の点について質問する。
10月5日、厚生労働省は危険部位使用と国際的基準に則った加圧・加温殺菌を施していない
ビーフエキス等関連加工食品等の製造自粛・自主回収を業界向けに指導したが、それ以前に、
危険部位使用と加圧・加温殺菌等のあり方に関して、業界等とりわけビーフエキスメーカーに
対してどのような調査、情報提供、行政指導等を行なってきたか、質問する。
回答
http://www.daichi.or.jp/kijun&kenkai/kyougyuu4-4.html (厚生労働省の回答)
1) 今般、我が国においてもBSEに罹患した牛が新たに発見され、国民の間に牛由来原材
料を用いた食品に対する不安が急速に広がったため、厚生労働省としては、食品の製造・加工
業者に対し、緊急的に自主点検を実施し、特定危険部位を含む又はそのおそれのある加工食品
について、原材料の変更、販売の中止や回収を行うよう都道府県等を通じ指導したところであ
る。
2) 今般、自主点検の対象とした牛由来原材料を使用した食品は、広範に市場に流通してい
るものであり、個々の製品における特定危険部位の混入の有無について、行政側ですべて検査
することはできないことから、10月5日の通知発出以前においても食品衛生法上の廃棄命令
等の行政処分を行うことは、実質上困難である。
3) 上記の結果については、11月2日に取りまとめたところであり、8,980の製造・
加工者から報告のあった13万2,645の食品のうち、22の食品について、特定危険部位
が使用されていた、又はその可能性があるため、回収措置等が行われたところである。
4) 各都道府県等においては、これらの取組が確実に行われるよう、必要に応じ、製造・加
工者の施設に立ち入る等適切や指導を行うよう通知したところであり、今後とも指導に万全を
期していきたい。
472 :
今後の食品安全行政に関する質問 :01/12/10 21:44 ID:YV4oPy3Z
5.今後の食品安全行政に関する質問(厚生労働省に対する質問)
食品衛生法等の食品衛生に関する現行の法体系だけでは、BSEの発症等に対する抜本的な対
処がむずかしいとの指摘がある。厚生労働省は、今後食品安全を確保するに足りる法体系の確
立に関して、どのような見解を持っているか、質問する。
回答
http://www.daichi.or.jp/kijun&kenkai/kyougyuu4-5.html (厚生労働省の回答)
食品の安全確保については、食品衛生法を始めとする現行法の枠組みの中で、予防的な措置も
含めて迅速な対応に最善を尽くしてきたところである。しかしながら、近年、遺伝子組換え食
品など食の安全をめぐる新しい課題に対応するため、食品衛生法全般を見直すべきではないか
との御意見を各方面からいただいているところであり、今般のBSE問題への対応を検証した
上で、現行法に何か改めるべき点がないかどうかも含めて、検討してまいりたい。
473 :
国内畜産の振興に関する質問 :01/12/10 21:45 ID:YV4oPy3Z
6.国内畜産の振興に関する質問(農林水産省に対する質問)
イギリスではBSE事件後、多数の小規模酪農家・畜産業者が廃業に追い込まれたが、このま
までは日本でも同様の事態が予想される。
今回のBSE発症を契機に、農林水産省は畜産等の行政の展開等をどのように考えているか、
質問する。端的に言えば、5年後、10年後の畜産の再建・振興に向けて、検討すべきポイン
トはどのようなものであると理解しているのか、農林水産省自らの見解を明らかにされたい。
回答
http://www.daichi.or.jp/kijun&kenkai/kyougyuu4-6.html (農林水産省の回答)
1 今回のBSEの発生を踏まえ、10月18日から、と畜場において全ての牛にBSE迅速
検査が実施されたことにより、安全な牛肉だけが店頭や食卓に届けられるシステムが確立され
るとともに、肉骨粉などの輸入の一時停止及び製造・出荷・使用の法的規制など、BSEの感
染経路を遮断する体制が整備されたところです。
2 これに加え、我が国における安心・安全な牛肉の生産・流通を確保する観点から、
(1)農場段階でのサーベイランス検査の強化
(2)飼料への肉骨粉混入防止のための検査体制の強化
(3)牛の個体識別システムの構築(牛の総背番号制度の導入)
の他、
(4)現行の肉用牛肥育農家の経営安定対策事業(いわゆるマル緊事業)では対応できない大
幅な収益性の悪化に機動的に補てんする事業や子牛価格の低下への対応
(5)枝肉価格が安定基準価格を下回った場合の調整保管
(6)牛肉流通の円滑化を図るための10月17日以前に処理された滞留在庫の市場隔離
(7)BSEに関する知識の普及、国産牛肉についての安全性のPR
等の対策を10月26日に公表したところです。
3 また、
(1)国産粗飼料の利用拡大を図るため、昨年策定した「飼料増産推進計画」に基づき、関係
者一体となった飼料増産運動を展開するとともに、飼料作物の生産基盤の整備に対する助成を
行うほか、
(2)生産性向上に資する家畜改良・新技術開発を推進すること、
等により、「食料・農業・農村基本計画」に沿って自給率の向上を図っているところであり、
今後ともこれらの施策を推進してまいる所存です。
474 :
アメリカ牛肉の安全性に関する質問 :01/12/10 21:47 ID:YV4oPy3Z
7.アメリカ牛肉の安全性に関する質問(厚生労働省に対する質問)
日本におけるBSE発表後、米国食肉輸出連合会と米国農務省、米国大使館による広告が全国
紙各紙に掲載された。そこでは「米国では、BSE(狂牛病)は一例も発生していません」と
主張しているが、米国におけるBSEの検査状況について信頼できる検査制度と判断している
のか、またその根拠について質問する。
また「米国の20%の食肉が抗生物質耐性菌で汚染されている」という論文が、『ニューイン
グランド・ジャーナル・オブ・メディスン』(10月18日号)に掲載されたが、厚生労働省
は米国産牛肉の安全性についてどのように評価しているのか明らかにされたい。
回答
http://www.daichi.or.jp/kijun&kenkai/kyougyuu4-7.html (厚生労働省の回答)
1 輸入食肉等については、欧州諸国におけるBSE発生の増加を踏まえ、本年2月に食品衛
生法に基づき、EU諸国等からの輸入は全て禁止し、併せてそれ以外の輸出国に関しては、政
府機関が発行したBSEにかかり又はその疑いがない旨の証明書の添付を義務付けたところで
ある。
2 米国や豪州等については、EUにおいてもBSE発生リスクの低い国と評価されているこ
とから、現時点で我が国のみが輸入の規制を行うことは考えていないが、今後、国際的なリス
ク評価の動向を踏まえながら、対応を検討すべき課題と考えている。
3 「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」の10月18日号には、米国の
スーパーマーケットからサンプリングした鶏、牛、七面鳥、豚肉の約20%に抗生物質耐性サ
ルモネラ菌が認められたとする文献が掲載されている。サルモネラ菌は食中毒菌であり、耐性
の有無に係わらず、防止対策が必要と考えている。抗生物質耐性菌は抗生物質に耐性を持って
いるが、毒性等の特性は通常の細菌と変わらないため、適切な加熱により健康影響は防止でき
ると考えており、食中毒対策の一環として、適切な加熱調理の実施等を指導しているところで
ある。なお、耐性菌の問題については、我が国では国立感染症研究所で薬剤耐性菌サーベイラ
ンスを実施しているほか、WHO等の国際機関でも議論されているところであり、今後とも国
内外の情報の収集に努めて参りたい。
モーいらねーよ、こんなスレ